1 :
イラストに騙された名無しさん:
妙な説明口調の会話、ちぐはぐな描写、断定的で性急過ぎる表現、おたく臭い(そしてあまり上手くない)表紙、痛々しい読者。
いいところ無し、と私には見える。
とはいえまがりなりにミステリや文学の方面のアカデミズムにも注目され始めたライトノベル(およびライトノベル的なもの)。
(ただの勘違いということも十分有りうるだろうが)いいところが無くしてこれだけの地位向上がありうるはずもない。
そんなわけでライトノベルの読者が一般小説(一応便宜的にこう呼ばせてもらう)には見られない、
ライトノベルの魅力はこれだ! というのを語ってもらいたいと思う。
うまく言葉にできない、というお方なら気に入った場面を箇条書きにするもよし。
ご協力お願いしまーす。
2get
3get
4 :
イラストに騙された名無しさん:04/01/02 02:41 ID:QS2/22pk
表現の一種としての価値
ライトノベルっていう定義が実ははっきりしていないから、
今までに存在していたどんな物語とも違うモノを作り出せそうな可能性。
自分個人としては、電撃文庫に期待。
1が長文だと痛々しいよな。文章変だし。
っていうか注目され始めてたんだ。
オタ文化の最前線はライトノベル及びエロゲなんです。
最近のアニメ化するライトノベルの多さなんかを見れば一目瞭然でしょう。
コバルト文庫の小説までアニメ化される日が来るとは思いもよりませんでしたが
“活字を楽しむ”ことのスタートラインとしての存在意義は大きいと思う。
その場合、一般小説と対比されて欠点とされる事柄は利点となる。
簡単な単語しか使われていないのはとても親切ですよね。
小学生の中学年程度の語力があれば
読めるというのは重要な魅力ですよ。
・・・10年前の話ですが
エロゲーのノベライズを読む人の意味が良くわからないのですが、
あれを買う人は、パソコンを持ってないから、
小説を買うのでしょうか?
とりあえず、エロ小説が読みたくて、
何でもいいから買うのでしょうか?
それはそのゲームに出ているキャラクターが好きで
終わってしまうのが哀しいから、続きをみたくて、という普通のシリーズものの読み手とかわんないです。
以上ギャルゲオタ(?)の意見でした。
13 :
イラストに騙された名無しさん:04/01/02 10:45 ID:/z0cvAPw
>>9 (´Д`)ソレダ!
でも高校生にもなって教室で読むのはどうかと思う…。いや、俺の友達の話なんだが。別に俺はそんな気にしないが(自分がオタだから)、少なくとも彼女はできなくなる。
折れみたいな坊にピタリ
>>1 ネタスレは1が責任をもって盛り上げろ。ラインは100.
16 :
イラストに騙された名無しさん:04/01/03 22:38 ID:jvtwMqlb
無理でしょ。
>>11 それは、つまりグッズとしてでしょ、存在意義は。
でも、ライトノベルって、昔で云う、ジュブナイルとは違うよね。
どうも、アニメ的表現を文章に変換したものっていうイメージがあるんだけどな。
口パクパクだけで、微妙な表情の変化が見られないところとか、
お約束の展開、お約束のキャラのやりとり、などなど。
小説はこういうものだといって、これに慣れちゃうと、
ライトノベルしか読めなくなるかもしれないな。
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━
キタ━━━━━(゚∀゚)━━
キタ━━━━━(゚∀゚)━
キタ━━━━━(゚∀゚)
キタ━━━━━(゚∀゚
キタ━━━━━(゚∀
キタ━━━━━(゚
キタ━━━━━(
キタ━━━━━
キタ━━━━
キタ━━━
キタ━━
キタ━
キタ
キ
k
なとこ
一般小説も同程度読んでる再入門組の、個人的嗜好に基づいた例だが。
・気軽に読める。疲れてる時でも読める(バカ小説など)
・一般小説ならトンデモになってしまう設定のお話が読める
(高い自由度、またそれに伴って派生する、一般小説にない種類の面白さ)
・見え見えの展開を安心して楽しめる(予定調和ハッピーエンド嗜好)
・エンターテインメントに徹した話が多いのでカタルシスが得やすい
・キャラ萌えが出来る
寧ろ中高時代の方が無理に背伸びして「文学」に手を伸ばしてたがなぁ。
そういう人間も多いと聞くし、読まない人間はライトノベルすら読まないんだから
殊更ラだけの弊害を憂えることもないような気がするなぁ。
面白い。
>>20 本気で、いま流行りのライトノベルの自由度が高いと思っているのですか?
>22
「いま流行り」ってのが今イチよくわからんけど、一般小説との対比なら。
まぁ境界が曖昧になってるとこもあるけど
あのね、ライトノベルは、
それ以外の小説に比べてはるかに縛りが多くて自由度が無いんですよ。
多少の読書量があれば普通に気づくと思うけど…
>>20でも
>・見え見えの展開を安心して楽しめる(予定調和ハッピーエンド嗜好)
っていってるし。
ライトノベルライターがどれほど編集から規制を受けて悔しい思いをしていることか…
>24
あぁ、それは多分「自由度」の意味が違うんだと思う。
>24を見た感じだと「書き手のやりたいことをやれる」という意味?
>20は、ファンタジーだとかトンデモといった題材の自由度 …では?
ライトノベルじゃない小説で、
ファンタジーやトンデモをあつかってるものが
どれほどあるか知らないのですか?
27 :
イラストに騙された名無しさん:04/01/04 23:41 ID:74YhFWFe
またなんか頭悪そうなのが来たな
エロ業界には昔から二八の法則という、八割エロなら
二割は何やっても自由というのがあるが、八割エロだ
から、自由なんてないに等しいという意見は聞いたこ
とがない。
まあ確かに、エロ本とか18禁PCのほうが、
ラノベ業界より設定は多種多様だし、自由にやってると思う。
お子様が見るかもしれないということを考えなくても済むからな。
レスろうと思ったら既に違う方向に…。
うーん確かにエロとかは見てないから、自分の読むのは結構偏ってるかもな。
明日早いんでこの辺で
>>28 そうなってしまうと、
小説の体裁として面白くできるのかあやしくちゃうとは思いますが、
それでも、エロを求めるニーズを満たしてるんならいいと思いますよ。
わたしは、ラノベを否定する気も、バカにする気も無いです、
面白いものは、面白いと評価したい。
気軽に読めるのはこのジャンルの長所で
それを軽いとかリアリティがうんぬんとか言うのは、的外れな批判だしね。
ただ、
>>20 の『自由度が高い』って意見は、錯覚もしくは、幻想です。
ゲームだと話は違うかもしんないけど、
小説は、元々自由度高いメディアなんでって、
言いたかっただけです。
それは食ってくのに不自由ない富豪の息子系文士か、上手くヒモになれ
た文士の話だろう?
自力で食ってくということを考えれば、ライトノベルほど自由度の高い
ものはないと思うが?
自由度が高いってのは、つまりジャンルの縛りがないってことじゃないのか?
ファンタジーでも現代でも時代物でもミステリでも、それこそなんでもござれだろ。
編集側から受ける縛りなんて「女の子を出すように」くらいのものだと思うけど。
>>33 宮部みゆき、椎名誠、村上春樹、
大沢在昌だって、かなりぶっ飛んだ設定の小説を書いてる。
ラノベの設定の方が、
ステレオタイプでありがちな世界観(ファンタジーだろうが、時代劇だろうが)
じゃないと受け入れられない縛りの中で書いてるんです。
それが、自由に見えるのは、
軽いノリで設定の説得力を無視しても
ステレオタイプの世界だから読者から疑問を持たれずに
受け入れてくれるだけ。
ラノベでその世界を破った設定に挑戦するのはかなり冒険になります。
まず、編集からダメだしくらいます。
>>32 いまいち、言ってることがわかりませんが、
もしかして、
ラノベ作家の方がもうかってると思ってるってことですか?
だとしたら、絶対ありえねないっすね。
35 :
電撃信者:04/01/05 02:19 ID:hlcko38x
電撃なら自由度高いよ。
確かに、斬新なアイデアや挑戦的な作品を出す作家や
出版社もありますね。
そういうのを読むとライトノベルの存在意義は、
やっぱり十代の人の欲求とか現実のいらだちを解放するためもんだと思えます。
(世代的に外れたおっさん、おばさんも引いた目線ではあるけど
その時代はあったので楽しめる)
一般小説では、青臭かったり単純に見えたりして受け入れられないことも
堂々とやれる。(その点で言えば一般小説の自由度が低いとも言える)
年取ってもそういう青臭いこととか純粋なものを求めたくなる心はどこかに残ってるはずで、
それをやれるっていうのは、
ライトノベルでしかできないことで良さなんだと思います。
おお、なんか良スレに変化してるな(w
んじゃ俺もマジレスしよう。
俺はもともとSFの人なんだが、そうだな…25過ぎあたりから本格的に
ライトノベルを読み始めた。
最初の理由は単純。 刊行速度が早川とか創元なんかとは比べ物に
ならないほど早いから。
月にコンスタントに10冊程度の刊行がある、SF・ファンタジー系文庫なんて
ものは、富士見か電撃しか無い。それにスニーカーやソノラマを加えれば、
収拾選択したとしても、月に15冊程度は読める。飢えをしのぐための
代用食として、ライトノベルを選んだわけだ。
最初は文章になってない小説群に面食らったりもしたけどね。
もちろん主食はハヤカワや創元の翻訳SF。
しかしそのうち、この玉石混交でやたらエネルギーのあるライトノベルという
分野自体に興味を持ち始めた。おそらくパルプマガジン全盛時代のアメリカ
スペースオペラもこんな感じだったんだろうと思う。
即ち90%はどーしようも無いんだが、残り10%に光るモノがある。
それを探す楽しさと、90%のしょーもないゴミがいつのまにか化けるという面白さ…
そして、化けた作家をデビュー時から追っていけるという楽しさ。
つまるところ、俺がライトノベルを読む理由ってのは、「発見の楽しさ」これに尽きる。
思いもしない才能の開花をリアルタイムで見られるところ。
さあ、ワナビの諸君早くデビューして(煽りじゃないぞ)俺を楽しませる話を書いてくれ。
貶すときは思いっきり貶すけどな、誉めるときは思いっきり誉めるぞ。
>>34 いや、「世界観」という用語自体が、特有の業界用語だとは大塚英志が『キャラクター小説の作り方』で指摘してたじゃん。
正確には、ライトノベルからファンタジーからゲーム(RPGなどストーリー主体のゲームの源流はファンタジー小説)の用語ね。
文学業界では「世界観」という用語は、ライトノベルやファンタジー的な意味ではまず使われないはず。
民族学や文化人類学なんかでは微妙に違う意味で良く使う。ジャングルの奥地のなんとか族の神話や魔法の「世界観」みたいな意味で。
だから「世界観」を必要とする小説=ライトノベル
「世界観」の無い小説=文学
と言えると思うな。
ライトノベルに存在する自由とは、作品の「世界観」を共有することによって読者側が色々妄想できる自由のことだと思うな。
文学にはそういう自由は存在しない。読者の妄想は文壇の書評から現代文テストの設問に至る圧倒的な「権威」によって束縛されている。
その意味で読者が「文学」から「世界観」を持つ作品に逃げ出すのは必然だと思う。
そしてどのような作品であれ、大家が「自由」を持っているのは当然のこと。小説だけじゃ無く漫画もそう。宮部みゆき、椎名誠、村上春樹、大沢在昌はみんな大家。
もちろん新人が自由に書いた斬新な作品がいきなり受け入れられることもある。だが大家じゃないうちは、そのような自由は持てないのも事実。ライトノベルに限らず。
とまあ、「自由度」という言葉に関してニュアンスの大きな違いを感じたのでコメントしてみた。
書く側の「自由度」を強烈に意識するのは、物書き志望のワナビと、あるいは言論の自由がどうとか考えてる人だけなんじゃないかな。
純粋に書きたい物があるなら、今の時代はインターネットやコミケで発表するという自由がある。旧来の同人誌(本来の意味の文学同人誌)や、自費出版という自由もある。
40 :
33:04/01/05 08:27 ID:Ufonl12v
>>34の言う「ステレオタイプな設定・世界観」って具体的にどういうもの?
ちょっと考えてみたんだが、「異能力者が出てくる」くらいしか思いつかん。
でもそれにしたって絶対的な縛りじゃないしなあ。キノの旅とか。
……ま、アレの銃技・剣技も異能といえば異能か。
全てを新しく造りおこし目新しい独自の創作物で埋め尽くさなくても
既存の概念を使いまわして作品世界を構築しその中に1ポイントの独自性をいれる
そんな造り方が基本になっているのが多くのライトノベルだろ。
だから、1ポイントのアイデアと全体的な面白さがあれば全てを1から造れなくても
作品を送り出す事ができる。
反面、全てを新しく造りおこそうとすると読者がついてこないととめられる。
それを自由と感じるか不自由と感じるかは作り手の捉え方しだいだろ。
こういったジャンルが存在する事で、既存のSFや文学といったジャンルと
合わせて選択肢が増え、ライトノベルがなければ生まれなかった才能が世にでた
ことに大きな価値があるんじゃないかな?
>>34 儲かってない?
お前馬鹿だろ。もしくは学生か?
一万売れるか百万売れるか解らん本より、確実に一万だけ
売れる本の方がはるかに扱いやすい。
ここまで言えば解るだろ?
だから二八なんだよ。
>>38 その理論だとSF=ライトノベルってことになるぞ。
作家が構築した珍妙な世界観を楽しむのがSFの特徴だからね。
>>44 その発祥としてSFジャンル(ファンタジーも通常含まれる)に由来するのは
事実。ライトノベル黎明期の元になってたのは
ソノラマ文庫→スニーカー文庫やファンタジア文庫だから
これらはSFの少年向けレーベルだったんだから、ライトノベルの現状は兎も角
発祥においてはSF的なものだったのは間違いのない事実。
現状を表す表現としては不十分でも、
>>38の言い分が間違いとも言い切れないと
思う。
47 :
38:04/01/06 10:31 ID:fhjzSynW
>>44 いや、ならないと思う。その証拠にファンタジーとは違ってSFでは「世界観」という言葉はほとんど使われないじゃない。
民族学や文化人類学の用語に準じるなら、「世界観」というのは神話や魔法の体系のこと。それぞれの部族の神や精霊や、薬草を練って作った魔法の薬とか。そして色んな形の世界創世神話。
それをファンタジー小説に当てはめれば、例えば「ロードス島戦記」なら大地母神マーファや破壊神カーディスや、古代語魔法なんかのことになる。そして始源の巨人の死から始まる世界創生神話。
こういうのの集積が「世界観」
SF、特にハードSFでは完全に「世界観」とは「科学」のこと。部族や古代文明の神話や魔法ではなく、近代科学文明の「世界観」。世界創生神話はビッグバンとか紐宇宙とか色んな仮説。
SFにおいては作者は「世界観」を構築したりしない。「科学」という「世界観」の延長上に、奇天烈な世界(ニーブンの小説なんかには多いね)を構築することはあるが。
48 :
イラストに騙された名無しさん:04/01/06 12:00 ID:tzUbbAGS
>>43 500円の文庫印税が10%で50円
10000×50=500000
一冊書いて50万にしかならねーよ!
これで、年収500万ポッチでも儲けること考えてみろよ
ちなみに一般書籍の初版は、普通3万から刷るよ
これくらいの計算できる頭を持ってから発言しろよな
小生は
ライトノベルの初版は平均して25000から30000部
ノベルス(新書版)の初版は20000部前後。
ハードカバーの一般書籍の初版は15000部。
と、編集部から示されていますが。何か?
50 :
イラストに騙された名無しさん:04/01/06 13:15 ID:tzUbbAGS
残念ですが、それは、数年前の古いデータですね。
51 :
イラストに騙された名無しさん:04/01/06 13:17 ID:lkO65MQt
>>48 残念ながら新書などは1万部が初版の標準。
純文学の中には初版2700部という、大手系ライトノベルの最低増刷部数(3000部)未満の作品もある。
52 :
イラストに騙された名無しさん:04/01/06 13:33 ID:tzUbbAGS
ああ、一般書籍は一般の文庫と言う意味で言いたかったのだ
>>47 その反論は的を外していると思うな。
ファンタジーで使われる『世界観』は『神』『魔法』などで表される世界の根本法則と
その世界の住人が受け止めている受け止め方をして『世界観』と称している。
SFでは、『科学』によって表される世界法則(時間移動ができるかとか、超高速航法は
とか、地球外知性体はとか)が『世界観』として捉えられている。
だから、SFとファンタジーは『科学』と『魔法』という異なる言葉で表されていても
同じ様に独自の世界観を語っているものだという点で共通しているだろ。
54 :
49:04/01/06 16:54 ID:fUa6m64O
>>50 昨年の末に、俺が今年の出版スケジュールを編集者と組んでいるときに
示された数字なのだがね。
そうか、もう二週間も古い数字だから通用しないのか。
光陰矢のごとしだなあ(w
55 :
イラストに騙された名無しさん:04/01/06 17:55 ID:tzUbbAGS
だとすると
なかなか実績のある作家さんですね。
それともアニメかなんかのノベライズですか?
で、
生活は苦しくなくできてるんですかね?
何かいてるか、できれば教えてほしいところではあるけど
>55(tzUbbAGS)
>これで、年収500万ポッチでも儲けること考えてみろよ
いまの世の中年収500万かせぐのも大変ですよ
ええ、漏れは年収300万にもみたない負け犬ですが。
57 :
イラストに騙された名無しさん:04/01/06 19:42 ID:tzUbbAGS
いや、男性サラリーマン平均年収程度という意味で言ったのよ
ってそんなところ突っ込むか?
悲しいこと言うなよ(w
>>55 実績も何も、デビュー4年に満たない新人です。
複数のシリーズを持ってるから、なんとか食って行けていますけどね。
編集さんからハードカバー一般向け小説を書かないか? と言われて、今書いているんですけどね
いわゆるライトノベルの「縛り」が無いぶん「社会」を書くのが楽であるのは事実ですね。
ライトノベルの持つ自由さと不自由さというのは、同じものの裏表じゃないのかな?
>>59 あ゛ー ネタかマジか知らないけど、プロの作家さんがこういうとこに
出張ってくるのは良く無いよ。何度か見たけど大荒れの元だよ。
ましてや騙ってるのだとしたらよけいマズイ。
ご配慮頂きたく一筆啓上。
了解しました。撤収します。
そうだね2CHにはまって仕事しなくなった森〇浩〇の例もあるし(w
おいおまいら
>>1を良く読んどくれ。
ここはライトノベルの読者が一般小説(一応便宜的にこう呼ばせてもらう)には見られない、
ライトノベルの魅力はこれだ! というのを語るスレだぞ。
作家や出版事情の話は自粛しる、というかスレ違いだ。
イメージに反さなければだが、イラストがあったほうが入りやすいのは事実だよな。
しかしラノベのイラストはずいぶん適当というか、文章で描写されたものとは全然ちがうのがあったりするだろう。
>>65 だから、イメージに反さなければといったし、
そのような事態がそんなに頻繁にあるとは思わない。具体例をキボン。
バブリーズ・リターン。
あの絵師付けた編集は氏ね。
宇宙戦艦ムサシ
戦艦武蔵がなんで似非ディスカバリー号に化けるねん
>>65-68 まあ落ち着け。
ここは悪いライトノベルをあげるスレじゃない。
一般小説になく、ライトノベルにある良さをあげるスレッドだ。
(多くの)ライトノベルがイラストでイメージ補完されて良い
という意見に対して、例外があるだろって言うのは話がそれる。
もし(殆ど)全てのライトノベルでイラストが邪魔になるというなら
スレ趣旨に違わない範囲での反論だ。しかし、そういう意見じゃないんだろ?
良いイラストは本当に良いからな。
十二国記の山田画伯とかな。
古くは、火星シリーズの武部本一郎画伯だな。
不夜城の畑正憲さんがライトノベルを書いていた頃は
縛りが多くてキツかったってインタビューで言ってたね。
ライトノベルの良さといえばあとがきに決まってるでわないか
俺が読む最大の理由は、疲れている時でも読めて、布団に入った状態で暇つぶしができることかな。
ゲームは少数の比較的ハードなのしか買わないし、マンガはあっという間似終わって間が持たないし。
テレビと違って時間に縛られないで利用できるしな。
疲れている時にためになる本を読むほど酔狂でもない。
ぶっちゃけ、難しい本は疲れる。
ラノベのよさひたすら読みやすいこと。
でも、最近、ライトノベルにも小難しい文章が目立つような気がする。
75 :
イラストに騙された名無しさん:04/02/19 20:17 ID:b0FarUQ3
小難しい文章目立つか?
あれだけ改行多いのにリーダビティで村上春樹より劣りそうなのはマズイだろうけど。
よくぅ、オーフェンとかロードス島とかを「文が難しくて読むの疲れる」って言う人いるけどぉ、そういう人って、きっと小学校の国語ちゃんとやってなかったんだろ〜ネ☆
>>74ちゃんみたいに♪♪♪
>>75-76 古い人だね?
改行が多い?
いつの話?
最近のラノベ読んでないだろ?
>>77 確かにライトノベルを沢山読んでいるというわけじゃないが、古いものばかりだとも思われない。
一応あげておくと「悪魔のミカタ」「パラサイトムーン」「キノの旅」「ブギーポップ」はあたりを読んだ。
まあ書いた人の意図を自分成りに汲もうとする場合、小難しいというか、
谷川流の「ハルヒ」はいわゆる「日本語練習帳」にダメな文章の手本として紹介されるくらいの悪文だと思ったことが、
それらしいライトノベル体験だろうか。
>>77 つい最近終わった作品と現在進行形の作品を古い小説なんて言ってるようじゃ、流石にどうしようもないカナ★
キミにとって新しい小説ってのは一体どんなのなのっ???
もしかして、まだ発売していないものを編集部に乗り込んで読んで来いとでも?
あぁぁん、気持ち悪い人だねっ♪♪♪
メル欄直し忘れた。
鬱
特異なキャラ作れば認知されると思ってんじゃねーぞ!
ラウンジか物質に行って帰ってくるな!
うん。ちょっとスレの空気を読まないでマジ話してみようか。
アレは俺が中学二年くらいのとき、蓬莱にハマりこんで、家に帰ったら蓬莱、蓬莱と言いまくってた頃のことだ。
飯食うときもNPCとか考えてたし、初恋とか魔獣は当時十回以上は読んでた。暗記とかしてた。
あんまりうるさいもんで、ウチのお袋が呆れて。
「なんにのめりこんどるの」
とか言ってきた。勢い込んで「蓬莱です!」とか言ってる俺は、当時厨房ヲタ。最悪だw
ネットゲームとかよくわからんだろうから、小説だけ見せてやった。ジュブナイル、という言葉を知ったのはその時だ。フランスだかイギリスだかから発祥したんじゃなかったかな、と齢50の母は語った。
「お母さんのころは、明治大正の文豪たちだったけどなぁ」
「日本文学全集、ってやつですか」
太宰病、とかがあった時代だ。それを考えると、蓬莱も急にしぼんだように思えた。中一の時に安部公房を読破していたから、余計になんつーか、「軽さ」みたいのを感じた。
が、お袋は笑って言った。お母さんは、それと別に神話にハマッタ。ゼウスのやつがね、エロイやつなんだよ。
厨房ながら、さすがにお袋が話を合わせようとしてくれるのが分かった。ちょっと感動した。
で、お袋の結論はこうだ。
「こういうのも、いいんじゃない?」パラパラと「犯罪!」をめくる。うわ、挿絵が多い。漫画みたい。
「今の子は、ゲーム世代だからね」
「本当に字を読まなくなったよ」
「あんただって、お母さんに言われなきゃ安部読まなかったでしょ。漱石もだけど」
「だから、こういうのもいいかもね。漫画感覚で読める。内容がどうであれ、字に接する機会を設けられるからね」
さすがに自立している俺は、今は月に一冊買うか買わないかだが。
なんつーか、そういうところにもライトノベルの良さってあるんじゃないかな。
長い上にまとまってなかった。スマソ。……ちなみにお袋は生きてるぞw
83 :
イラストに騙された名無しさん:04/02/20 02:53 ID:MIv8wiXZ
小難しいラノベの文章ってなんだ? まさか西尾維新?w
85 :
イラストに騙された名無しさん:04/02/20 13:26 ID:XeBlBC06
作家の立場から言わせてもらうと、ライトノベルほど扱いやすい品物は無いと言える。
400×250ならプロの作家の場合1週間で上げる事も難しくない。
私は仕事の気分転換に短編を書く事があり、すでに何作か出来あがっているのだが、
以前小説家志望の友人に出来上がった作品をみせる機会があり、友人の名前で賞に応募したいとい言われ、私はOKと言ってしまった。
その遊びで書いた作品があっさり受賞したのは思わずワロタよ。
実名はまずいが・・・しゃべる小物と乗り物が出てくるお話だよ。
PS、作品がわかってもそっとしていてあげて欲しい。後週マガに私の話の物があるよ。
86 :
イラストに騙された名無しさん:04/02/20 13:27 ID:FXoizO6E
ふつう小説には小説的な側面と物語的な側面の二つがある。
ここで1があげているようなライトノベル「いいところ無し」に見える個所は、
小説的な側面に位置している。
他板のライトノベル叩きなどは
小説を物語的な面しかよむことの出来ないライトノベル読者(=ラ豚)に向けられているものだろう。
漫画と同じ、だってさ。
>>85 週マガに面白いマンガってあったっけ?
オタク向け以外は激しく衰退してる印象しかないんだが。
自己顕示欲にまみれてるなー。
まずいとかそっとしといてとか書いてるが、
わざわざわからせるように……
しかも、どの流れからつけたレスなのだろうか。
ジャンプとか好きな奴が好きな内容だから。
学校やらで読んでる奴を見かけるが「本を読んでてまじめそう」なんて間違った評価も付く
俺は個人的にラノベは小説として認めてないが
>>89 固いな。認めれば楽になるのに。俺は逆に小説はラノベだと認める。
大体どっからが小説だ。ハリーポッターはラノベでいいか。マルドゥックスクランブルもラノベ?
シャーロックホームズはラノベ以外の何者でもないな。富士ミスで出ないのが残念だ。
罪と罰もラノベだ。学問のススメは同人誌でよかろう。話が闘争も同様だ。
92 :
91:04/02/20 17:23 ID:bRdv1XFg
話が闘争は、我が闘争だ。失礼。
この際書籍は全部ラノベという風にすれば大分手に取りやすいと思うんだがな。どうだろう。
思想本は同人誌ということで。良い感じな距離感だと思うがどうだろう。
「イラスト付の小説」でいいよもう。
小説として認めないなんて言うのは時代遅れな気がするし、
かといって文学=ラノベなんてアホなこと言う馬鹿にもしょんぼりだ。
>>81 認知してもらおうなんて思ってないよ〜だ、べ〜っ!
赤ちゃんができたって、女手一つで育ててみせるんだからぁ♪♪♪
こんな板でネ釜やってるのがキモ居
>>95 暖かく見守りましょう。
というよりも、見てると心が落ち着いてきませんか。
どんな香具師がキーボードの前であの文章を考えているのかと思うと楽しい。
近年まれに見る癒し系の煽ラーです。
不毛な言い争いしてるスレだな
そういや、ラノベの女子ってキモイ口調が多いよな。特に十代なんか、
男の喋りをを少し女性的にするだけでいいのに。
リアルの腐女子などに萌えるほど
病んではいませんが何か。
>>100 つまり98はリアルの女が大好きで、99はラノベの伽羅が大好き。
ネカマだの煽りだの、何の根拠をもってそんな妄想じみたことを言ってるのやら★
この板には分裂症患者がい〜っぱいいるみたいだねっ♪
あぁぁん、可愛い人達だよぉ♪♪♪
持ち運びが楽。サイクルが早い。
娯楽の一種の一言で終わるかと。
ライトノベルだけが良いとかそういう感じはしないがな
105 :
イラストに騙された名無しさん:04/02/23 02:21 ID:4K/oQEr3
そんなものはない、という結論に到達しつつあるのかな?
自由度が高いっていう意味だったら、「キノの旅」
みたいな、残酷なのは普通の小説としては出せない。
あまり普通の小説読まないけど村上龍の「インザミソスープ」はすごく残酷だったぞ。
>>106 ライトノベルだけではなくいろんな本を読んでからものをいえ
キノの旅ごときで残酷って・・・
キノで残酷だったらバーカーのミッドナイトミートトレインなんかどうなるんだよ
106がバトルロワイヤルとか模倣犯とか読んだらショックで3日は寝込みそうな予感
「ライトノベルは自由度が高い」って幻想はどこから出てくるんだ?
(一般常識からすると)むちゃくちゃな設定から。
まあその実、それほど自由でもないけどな。
現実原則に縛られることがない代わりにラノベ特有の商業的原則に縛られます。
>>112 何を持って一般常識とするかにもよるがな
んなこといいだしたらファンタジー、SFの全てがむちゃくちゃだといわれてしまう。
ファンタジーはともかく、もともとSFというものはその作品の中で
その作品で起こる現象を説明する架空の理論を書いてたんだよ。
少なくとも、宇宙戦艦やらライトセーバーやらが出てるだけの作品は
『サイエンス・フィクション』じゃないと思うんだが。
設定はむっちゃ自由だが執筆に際して一定の様式が求められるって所で
SFよりもスペースオペラと近似っぽい。
幼馴染の出撃回数が半端ではないところかな。
アレはみんな好きで書いてるのかと思ってた>幼なじみとかぱんちらとか
それでもラノベは自由度高いと思う。
SFはぶっちぎりで自由度の高いジャンルだが、ミステリはかなり自由度低い。
低いというか、狭い。
アレより狭いのは、架空戦記物くらい。
ん?架空戦記物は、ラノベ?
ジャンル毎に、自由度の高い部分と低い部分が違うから、一概には言えないけど。
いや、言えないと思うけど、かな?
ヒロイン出さなきゃ売れる可能性がガタ落ち、っつーのは足枷だよな。きっと。
よく考えるとぉ、そもそも「ライトノベルの良さ」が何かなんて今更考えてるようじゃ、読書家として恥ずかしいんじゃないかなぁ☆
キモ…
ヒロインいなくても、美少年、美青年が3人ほどいれば問題なしです
ダメダメな1がいるスレはここですか?
刊行ペースが速い
127 :
イラストに騙された名無しさん:04/03/03 00:41 ID:4+63GwfH
>ヒロインいなくても、美少年、美青年が3人ほどいれば問題なしです
ラノベにまでボーイズ持ち込まれたら堪らん。
ボーイズはライトノベルじゃないなんて言ってたら金と銀の旅は読めませんよ?
なんかこの系統の小説、暫く見ない内に10代の少年少女しか主人公にならなくなってるのな。
飯島健男風主人公はもうウケんのかあ。
「しか」、ねえ・・・♪
カワイ〜イ、人だねっ・・・♪
132 :
放浪者:04/03/06 18:00 ID:u5vdB7R/
>>130 漫画やアニメの延長にある分野だからなぁ。。
>>130 まぁラノベの対象が10代〜20代中盤くらいだからな。
主人公がそれに近い方が読者も世界にのめりこみやすいだろ。
>>133 まあ、この業界ではそれが定説らしいな
逆に敵役や憎まれ役中年のおじさん世代あたりが良く起用される
主人公の青臭さはラノベのいいところだよ・・・
136 :
名無し物書き@推敲中?:04/03/17 12:20 ID:2uWbLOL0
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
/ \
/ ヽ
l:::::::::. |
|:::::::::: (●) (●) |
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ヽ:::::::::::::::::::. ノ
萌える
でいいんじゃないの?
「萌え」嫌い
気楽に読める読みやすさ、刊行ペース、漫画的面白さ
ここらへんが自分がライトノベルを読む理由
それに、一般小説にも文章が稚拙なものや面白くないものは一杯あるしね
正直、俺にとってはその辺りに関しては一般小説もライトノベルもあんま変わらん
141 :
吾輩は名無しである:04/03/25 12:07 ID:z61+8fmp
はあ(;´Д`)ハァハァ
142 :
イラストに騙された名無しさん:04/03/26 15:39 ID:/yrNb5E0
刊行ペースが速い=手抜きの粗製品
出ないよりはマシ
まさにlight novel、軽く読める小説って事が醍醐味なんでしょ。
ファストフード感覚で楽しめる。
現実のファストフード業界でも健康志向や差別化があって、
一定の制約の中にも自由度がある。
ファストフードだけ食べていく人生でもそれなりに楽しめるが、
病気になりやすいし深みが得られないと。
深見なんていらん。
漫画は400円で30分も楽しめない。
ライトノベルは600円くらいするのだと3時間くらい楽しめる。
147 :
イラストに騙された名無しさん:04/04/05 21:06 ID:r0PYwm7W
ライトノベルって一生懸命書いてるみたいで悪いけど笑える。笑っちゃう。
英語が不自由な日本人が一生懸命話してる英語みたい。
ネイティヴから見れば悪い冗談にしか見えない。
藻前の文の方が、よほど日本語として不自由で笑える。笑っちゃう。
でもさ、軽く読めるって言うけど(割合から言ったら)ラノベって文章
下手な人が多くないですか?文章がどうしてもひっかかっちゃって軽く読めない。
ブギーポップとかはすっと読めちゃうんだけども。
文学的基礎を踏まえずともいいのがライトノベルのある意味いいところなわけだから、
売る以上日本語として間違えてるのは問題だが、文章の下手な奴がいてもそれはそれで、
他の部分で秀でているところがあれば良いんじゃない?
152 :
149:04/04/06 13:14 ID:7BJdgnBW
>>150 確かにその通りです。でも、こと「軽く読めるかどうか」と言う事に関して言えば
(文章が下手だと)読みにくくてどうしても軽く読めないのです。
ん?漏れがおかしいのかな?
>>151 そうかもしれません。でもライトノベル自体は別に嫌いじゃないですよ。
よく電車の中で読んでる。
内容が漫画のノリをまんま持ち込んだような感じなので、
途中でしおりを躊躇することなく挟める。
こういう気軽さがいいところだと思う。
本格推理とか読もうとするとどうしても
土日に一気に読むってスタイルになっちゃう。
妙な説明口調の会話、ちぐはぐな描写、断定的で性急過ぎる表現
↑
割合から言ったらラノベより普通の小説の方が多い気がするがどうか?
>154
多いね。むしろライトノベルの方ががんばって状況説明しようとして努力してる
分だけ気を使っってる。一人称な小説なら説明口調はしょうがないし。
そもそも説明しなければいけない特殊な舞台設定が多いから、どうしたって状況
説明がくどくなてしまう傾向は否めない。
「普通の小説」が「現代だ」で済ませられる。ミステリーで殺人の動機は説明す
るけど、現在日本の刑法では殺人は重罪であってなんて説明する小説はない。
「ここは剣と魔法の世界なんだけど東洋テイストが入ってて魔法も万能ではなく
魔物もいるけど、魔王はいなくてえーとえーと」と説明しなけりゃならんわけで、
しかも設定ミスを指摘して喜ぶタイプの読者も多いし、大変だよなぁ。
今のライトノベルは、言うなれば「記号の文学」なんじゃないかなと思う。
メディアミックスなんかで作り出された「記号」化された描写を使う事で、書き手も作品を書きやすくなるし、読者も記号さえ心得ていればストレスなく読む事ができる。
記号に依存しているため大きな変化が望めないのは問題だが、パターンを楽しむ者には良い点と言っていいだろう。
>156
はまりやすい罠なんだが、その記号云々ってのは思考停止キーワードなんだよ。
一見、よくわかったつもりになるけど、だったら記号を並べてあれば良いのかと
ちゃんと考え直す必要がある。
古典落語がなぜ面白いのかは、落語家それぞれに語り口が違っていて、その表現
する世界が違うから、知ってるはずの話も新鮮に笑える。
記号と乱暴に言ってしまえば、ライトノベル以外の小説も全て同じようなもん。
歴史小説とて「江戸時代、貧乏侍が事件を解決」でなんとなく話が始まってしま
うだろうし、青春小説「少女が両親の離婚をきっかけに」で十分に記号として成
立した舞台設定となる。
「記号があるから」ではなく「新しい記号を定義されるのを理解出来れば」であ
るかもしれない。これは昔、SFが通った道で、なにもライトノベルだけのもので
はないね。
記号に依存しているって、どんな小説も依存してるよ。
ただ、その記号要素が現代オタクの求めるものに最適化してあるだけ。
159 :
イラストに騙された名無しさん:04/05/30 12:26 ID:4QNa94lC
130 名前:吾輩は名無しである :04/05/30 11:48
東浩紀が提唱する「メタリアル文学」は筒井康隆の言う「現代文学」の突出ヴァージョン。
筒井康隆はラノベ・メタリアル文学の隠れ支持者。
メタリアル文学は単なる幼児退行の萌え小説ではない。
なにしろ、ラノベ・メタリアル文学こそ脱構築を経て生み出された文学の新しいかたちなのだから。
記号云々いいたい人はちゃんと記号論勉強してからにするべきだと思います。
純文学を名画としたらラノベは漫画。
名画と漫画を比べて名画の方が絵が上手いとかわざわざ言うアフォはいないだろう。
そもそも表現媒体として異なっているのだから。
とはいえ片方の観点からもう一方のものを語ることは出来るし、
実際、たとえばミステリの視点から中上健次を語る、みたいなスタンスの批評もある。
漫画と名画のように表現媒体は違っても、遠近法や人体デッサンが名画による技法であるように、
古典純文学や学問に由来する文学理論・批評理論をもちいてライトノベルズを語ることは可能だろう。
ただラノベなんか批評しても、新しい発見とかはなさそうだけどね。
ライトノベルの良さを上げるスレなのに
文学とか小説とか定義がポンポン出てくるのでgooで調べてみた。
-小説-
(1)文学の一形式。散文体の文学で、一八世紀以後、
近代市民社会の生活・道徳・思想を背景に完成した。
作者が自由な方法とスタイルで、不特定多数の読者を対象に
人間や社会を描く様式。〔坪内逍遥が「小説神髄」で novel の訳語として用いた〕
(2)もと中国で、日常の出来事に関する意見・主張。また、それを書いた文。
-文学-
(1)〔literature〕言語表現による芸術作品。
詩歌・小説・戯曲・随筆・評論など。文芸。
(2)詩・小説・戯曲など文学作品を研究する学問。文芸学。
(3)文芸学・語学・哲学・心理学・史学などの総称。
(4)律令制で、親王家で経書を教授することをつかさどった職。
-大衆文学-
大衆の興味や理解力に重点を置いて書かれた文学。
時代小説・推理小説・ SF ・風俗小説・家庭小説・ユーモア小説・少年少女小説などの類。大衆文芸。
-純文学-
(1)大衆文学・通俗文学に対して、読者に媚(こ)びず純粋な芸術をめざした文学作品。
(2)哲学・史学を含む広義の文学に対し、美的形成を主とした詩歌・小説・戯曲などの類。
>>161 表現媒体はどちらも小説だろうから同様の気が。
ジャンルは違うけれども。
なんか、書いてて思ったけど
古典音楽=純文小説
現代音楽=大衆小説
ロック・ポップ等=最近の大衆小説やライトノベル等
こんな分類するとしっくり来るな。
音楽も個々のジャンル間で確執あるし。
てか、これだけじゃ完全にスレ違いなので
ライトノベルの良いところは、
読者に媚び媚びで、嗜好をピンポイントに突いてくるところかなぁと。
何ていうか、とても選び易い。絵や煽り分読んでパパっと買える。
他の大衆向け小説よりも、的を絞ってるというか。
そこがライトたる所以なのでしょうが。
読みやすい、手に取りやすい、つまり絶対に気取りなく読めてしまうということ。
ご大層な作家の本だとどうしても本が楽しいのか、
ご大層な本を読めてしまう自分の能力が楽しいのか、その辺はっきりしなかったり、
たとえ「つまんない」と思っても、自信持って「これはつまらない本だ」などと言葉にできなかったりする。
そのへんライトノベルはご大層どころか読んでると馬鹿にされるようなものだから、
自分が本当に好きなのかどうか、どんな本よりもはっきりと解るし、
面白いかつまらないか、その判断しても知的なヒエラルキーに組みこまれることはない。
ただこんなものは
>>1がいっているようなランクの高い批評家が目をつけることじゃないとおもうのですよ。
てか、そのランクの高い?批評家の評価をまず見てみたい。
1は、自分が悪いと思ってる点を羅列しただけだし
対比になってる一般小説の魅力については全く書いてない。
あと、一般小説って何処から何処までを指すのかなと。
大衆向けの小説のこと指してるなら、ライトノベルも1の言う一般小説の範囲内じゃないのかな?
何か馬鹿らしくなってきたので、ノベル読んできます。
バカ、ラノベの良い所は萌える所だろ。
ライトノベルってのは雑誌的感覚で作られ、そして読まれている小説のことだと俺は思うね
雑誌の評価は、どこで決まるかと言えば「売り上げ」以外に無い
読者が望むもの、読者の指向と嗜好をより早くつかみ、それを取り上げることで雑誌は部数を伸ばす
そして部数が伸びることによって雑誌の評価は決まる
「売り上げ」つまり「読者の評価」だけが、モノサシ。
批評家も評論家も必要としない、読者の望むものだけが与えられるリアルタイムな小説。
それがライトノベルだろうね。
171 :
イラストに騙された名無しさん:04/05/30 23:09 ID:Uiq27P57
「売上がすべてだ」みたいなスタンスなのに、売れてないんだよね(w
ライトノベルのいいところはわかりやすいところだろうな。
とは言っても、わかりやすいって言うのは状況なんかが細かく書いてあるってことだな。
一般小説は情景描写とかで心情とか表すのを多用するからね。
そう考えると、一般小説と言われているものの中にもライトノベル的なものはいっぱいあると思われ。
角川スニーカーとか電撃とか富士見ファンタジアという名前だけでライトノベルをくくるのはどうかと思うね。
一般小説は作者の自分に酔ってる言い回しで文法を無視してるのも多い。
最近のライトノベルにはそういうのもあるみたいだけど。
ろくに日本語を知らないようなやつがそういうのを読んで、ファッション感覚で「雰囲気が好き」とか言ってるとイライラするね。
そんなやつはライトノベルをけなす権利はないな。
まあ、ライトノベルにせよ、一般小説にせよ、それぞれの楽しさがあるね。
小説でもイラストつけてカバー変えたらこれラノベじゃん?てのいくらでもあるからなー。
シャーロックホームズとか果てしない物語とか俺の目にはラノベに見えるんだけど。
つーか最近ほとんどの小説がラノベにみえる……。
「文法を無視して」云々っていう、規範言語学的な発想はかなり時代おくれ。
意味のコードはアポステオリに見出されるのであってアプリオリなものではない。
だからこういった問題において、誰の落ち度があるかといえば、
「そういうの」を汲み取れない「文法」を作った側に落ち度がある。
175 :
38:04/05/31 05:15 ID:G00nFFRk
数ヶ月ぶりにこのスレ読んだ(藁
ま、結論というか勝手にしめさせてもらうか。
現実に傑作と言えるライトノベル作品が確かに存在しているのが「ライトノベルのよさ」だろうね。
文章力はそこらの純文に全く劣らず、思想として時代の最先端を走り、古い意味でのジュブナイル小説としてもとても出来が良く、娯楽性は抜群。
そういう奇跡のような作品が、現にいくつも存在しているわけなんだから。荒れるとイヤなのであえて題名は言わないが。読む人の方で「うんあれだな」と思ってくれ。
そしてそういう傑作が、これからも生まれると期待できるところだ。
素晴らしいよ。ラノベ万歳。
もちろんゴミも多いけどね。荒れるとイヤなのであえて題名は言わないが。
ま、純文だってゴミだらけだ。
文章力はあかほりさとる以下で、思想として完全に時代遅れで、悪い意味で中高年読者だけが喜ぶ自慰用で、娯楽性は皆無。
そういう作品が確かに存在するわけだから。
>>175 「よいライトノベル」を語っているだけで「ライトノベルのよさ」は語ってないな。
その文脈だと、
「ゴミ作品があるからライトノベルは悪い、傑作があるから純文は良い」
と言い換えることもできる。
そうだね。漏れはラノベ擁護派だけれども、
>>175の意見は他の人を納得させるものではないと思う。「傑作がある」という大前提が個人の主観だし。
自分が納得する為にその考えを拠り所にするのはいいと思うけど。
175がラノベに対して希望を感じてるのは伝わってくるし、いい事と思うが・・
勝 手 に し め る な !
178 :
イラストに騙された名無しさん:04/05/31 21:41 ID:CXpGRawZ
傑作ねえ……。
ラノベとしてではなく小説として評価されてるのなんて秋山瑞人くらいしか知らないんだけども。
電車の中でも軽く読めるってのがいいのでは
表面的な見解スマン
183 :
イラストに騙された名無しさん:04/06/04 00:14 ID:Ew+lqR4P
秋山瑞人は笠井潔に批評書いてもらってたし、東浩紀の対談でも名前がでてきてたし。
セカイ系を引き出すために、秋山入谷で評論しましたってな感じで
決して、そこまで誇れるもんでもないだろと思ったり。
俺自身は秋山はラノベの一番ラノベらしい部分の濃い塊だと思う(がそれ以上だと思わない。)
今日は、潮の流れと釣り針に身を任せたい気分。
個人的には、作者が若いことだと思う。
小・中学生のころから一般の小説を読んでいて、ラノベは高校からだが、
一般小説は作者との年代差からか価値観が違いすぎて納得いかない。
なんというか、感性が古い。
閉鎖的な環境での仕事だろうし、流れる時代についていけてないんだろう。
現代の小説より、ファンタジーのラノベの方が出てくるキャラがリアルに思える。
186 :
イラストに騙された名無しさん:04/06/04 22:28 ID:r81AMSNK
こういうのは俺だけかもしれないけど。
俺は「いい文章」が読みたくてライトノベルを買っている.
ライトノベルで何がいい文章だよといわれるかもしれないが
秋山瑞人とか時雨沢恵一とか西尾維新とか佐藤友哉とか(ライトノベルか?)
ライトノベル界にもすごくいい文章を書く人がいる。
独特のリズムというか、詩情というか。そういったものがある。
逆に一般小説のほうが、表現が味気なかったり、文章のリズムが悪かったり、
いい文章を見かけることのほうが少ない気がする.
というわけで、ライトノベルの良さは、「いい文章にめぐり合える」
ことにあると思う。
ちなみに俺の好きなライトノベル以外の作家は、レイモンド・チャンドラーと
ウイリアム・アイリッシュ。
蛇足だね。スマソ。
維新とかって「いい文章」なのかなー。
いや、大好きなんだけど。
決して「いい文章」とは一般には呼ばれないものだからこそ、惹かれて読んでる部分もある。
秋瑞も西尾もいい文章とは言えないと思うがなぁ。
あえて言えば癖のある文章。
合う奴には合うが合わないやつにはとことん合わないという。
悪いけど、時雨沢恵一は率直に言って文章かなり下手ですよ。
どこが悪文なのか引用して指摘しても良いくらい。悪文な上スカスカという希に見る文体という点では貴重かもしれませんが。
他三名は少なくとも下手では無い。そこそこ巧いと思います。
俺も時雨沢だけは下手だと言い切れるわ。
他の3人は欠点もあるけど上手いとか文章が好きだという気持ちは分かる。
時雨沢って文章下手なのか・・・
俺は大好きなんだけど。あの淡白で冷酷な語り口とか。日本語もちゃんとしてるし。
ところで、「いい文章」っていうのは語弊があるかもしれないね。
なんか教科書に載ってる文章みたいで。
というわけで、前の文は「独特の味がある文章」に改正したいと思います。
192 :
186:04/06/05 06:12 ID:VsIkHs1Q
191は186ね。ごめんなさい。
>186は「いい文章」を「独特の癖が魅力的な文章」に置き換えると
完全同意だな。
もっともライトノベルに留まらず、筒井康隆や森鴎外の舞姫あたりも
同じ理由で好きだったりする。
それはともかく一般小説は出てる数が多すぎて自分に合う作品を見
つけ出すのが難しい上に、ミステリー以外は書評や紹介サイトを見て
も自分に合うのかどうかよく判らないことが多いが、ライトノベルならば
書評サイトを一通り目を通せば自分に合うか合わないかを判別すること
ができるというのが、ライトノベルにばっかり手を伸ばす理由だったりする。
つまりいい作品を探す判断材料が多いというのが自分にとってのライト
ノベルの良いところ・・・単純に高尚な書評を使いこなすだけの読解力が
自分に欠けてるだけなのだが(w
いや、イメージをつかみやすいのは大事なことだ。
大半のライトノベルはイラスト見てあらすじよんでパラパラとめくれば
なんとなくは分かる。だから合わなかったら次々と矢継ぎ早に取っていくことが出来る。
ところが小説ときたら全然わかんねえ。タイトルと表紙でほとんど勘で決めるしかねえ。
これじゃあ手にとる気もおこさねえぜ。
>>9の言ってる事に同意。
漏れはいわゆる活字ものに入ったのは厨房の頃に読んだフォーチュンクエストからです。
一般小説からラノベに入った緒先輩方からすれば「手軽、気軽に読める」、とか「刊行ペースが早い」
とかいった理由なのもよく分かります。けど活字離れが激しいこの時代、やっぱり消防、厨房が
ワクワクして読めるものってのはかなり貴重だと思います。
話は少しそれますが、だからこそはラノベがオタク系(というかエロ系ロリ系ちょいグロ系)に走り
過ぎるとその価値は消えちゃうモノなんだろうし、かといってその要素が全然ないラノベなんざ
今となっちゃ読みたいなんて自分は思わないし。微妙なところなんですよね。
こんなところですか。
◆表紙をパラパラめくるだけで内容があらかたつかめる。手に取りやすい。
◆漫画など「売れている」メディアとの互換性(?)があって物語がわかりやすい。
一部が言うところのまんが・アニメ的リアリズム(?)。
◆萌えキャラがでてくる。
◆一般小説の感性は古い気がしてイヤだ。
>>196 大体同意。
あと◆イラストが多め、もあるかと。
それと萌えキャラが出てくる。じゃなくて、萌え特化でも出せる。ぐらいじゃないかな。
ブギ―やキノとかDクラとか、人気あるけど萌えキャラが出てくるってわけでもないし。
あの程度なら小説にゴロゴロいるよ。
イラストが本文をちゃんと読んだ上で書かれていることが多いっての
は良さの一つではあるよね。
多少髪型や服装が違うのはご愛嬌として、本文中の説明ではどうしても
想像し難い形状のものがイラストでわかりやすい。
昔のSFやファンタジー、スペースオペラの挿絵なんかひどいもんで、
どう考えても10P前のシーンのイラストがあったり、全く関係ない絵や
模様でしかない絵なんてのが平気で入ってたりした。
ライトノベルでお気に入りつったら時雨沢恵一と西尾維新だね、もう断トツで。
秋山瑞人や上遠野浩平も評論家としては外せないでしょ。
しぶいところでは大塚ケンヂなんかもきっちり押さえてますよ。
ラノベ以外でもいろいろ読んでるなあ。舞城王太郎とか佐藤友哉とか好きだし。
乙一も京極夏彦も両方好きだし。意外に思われるかもしれないけど、
麻枝准とか元長柾木のテキストなんかもたま〜に読んでる。
評論はねえ、東浩紀と斎藤環がメインかな。
でも近頃は佐藤心とかも好きになってきた。
あと落ち込んだ時なんかには滝本竜彦とか読んだりして・・・
うわ、マニアックだな俺(笑
まあ国産ファンタジーしか読まない糞ラ豚と文学の話はしたくないね(笑)
ふーん評論家なんだー
なるほどー
ミステリ板住人ですかぁ? 相変わらずですねー
ミステリ板住人(書斎魔神)とは?
ミステリー板で発生し、蝗式に他の板・スレを食い荒らしながら成長を続けています。
活動範囲は広く、これまでミステリー板、一般書籍板、文学板、映画板、アニメ板、
アナウンサー板、オカルト板、 芸能有名人板、特撮板、海外テレビ板、時代劇板、
無職・だめ板、SF板、実況板、批判要望板、運用情報板、漫画板、地理お国自慢板での出没が
確認されています。
この広域荒らしが目をつけたスレッドでは、小説や映画に関する深い知識(と本人は思っている)を
背景にしたラディカルな言説がガンガン投下されます。
爆撃を受けたスレッドでは、住人たちによる挙国一致の無視運動が展開されますが、結局は
徒労に終わってスレが廃墟化してしまうようです。
使用ハンドルは、ミステリ板住人、書斎魔神、ウルトラマンコスモス、グリフォン、
ミスター・ミステリ、ミステリ、平塚原人など。
なお、名無しでの自作自演も多用しているので観察には注意が必要です。
ライトノベルか…まぁ、疲れている時なんかにはちょうどいいんだけどね。
漫画感覚で読めるところも中々良いと思うよ?
…ただ、イラストがあると何だか本当に漫画と同じ様な感じなんだよ、
仮にも小説であるのならば『絵』ではなく『文章』で表現して欲しいねぇ。
なんで漫画と同じようだといけないのか……。高尚さが、小説>漫画と言ってるようにも聞こえる。
>仮にも小説であるのならば『絵』ではなく『文章』で表現して欲しいねぇ
その言い方だと、ほとんどのライトノベルがそれに該当するように聞こえるねぇ
まー数Pのイラストで漫画にしか見えなくなる人には、本質を見抜くのは無理かもしれないけどねぇ
>高尚さが、小説>漫画と言ってるようにも聞こえる。
別にそんな事は露とも思っていないよ、
ただ、『漫画』と『小説』は結局のところ別物なんだから
混ぜこぜにしない方がいいんじゃないかと、そう言いたかっただけなんだけどねぇ。
まぁ、『小説』と『ライトノベル』も別物なんだと言われたら何も言えないんだけどねぇ。
>ほとんどのライトノベルがそれに該当するように聞こえるねぇ
すいませんねぇ、まだ余りライトノベルというものを読んでいないものでねぇ、
まぁ、古本屋で安売りしていたら買うといった程度なんですよ。
だからライトノベルに対する偏見とかそういうものが残っているのかも知れないねぇ、
そこらへんはすいませんねぇw
>本質を見抜くのは無理かもしれないけどねぇ
はい、多分私には無理でしょうねぇw
「絵」で表現できないことを「文章」で描き出す
「絵」で表現できないことを「文章」で描き出したものをなおも絵で表現しようとする
この繰り返しが奇跡を呼ぶのだとカンフーファイターを読んで悟ったね
208 :
イラストに騙された名無しさん:04/06/17 19:58 ID:BhYJ6UYt
誤爆スマソ
210 :
イラストに騙された名無しさん:04/06/26 16:52 ID:URs1H7sX
ライトというようにかる〜〜く読めるのが長所じゃないの?
もともとが子供を対象にしているものなんだから表現が突飛で
面白いだけでも十分のはず。
子供に読書の習慣がつくだけでも存在価値はある。
211 :
yufgbvbzpodfdjk:04/06/26 19:22 ID:C6MPX2jo
>>210 同意。やっぱ利点は気軽に読めることだろう。
212 :
イラストに騙された名無しさん:04/06/27 02:56 ID:N2oVroFy
読みやすい、扱いやすい、売れやすいものが
良く言えば表現の厚み
悪く云えばいけ好かない一見さんお断り雰囲気を
出さずにいつまでも続くわけではないねぇーなと。
ここはねぇばっかのインターネッツですね(・∀・)
>>214 ぶっちゃけ159までスクロールさせるのが辛いんだが・・・
10分位かかりそうで・・何を言ってましたか?
159 名前 : Yukiharu 投稿日 : 2004年06月27日(日) 21時16分23秒
どうもはじめまして。俺もライトノベルファン。一言書かせてくれ。
ライトノベルのライトが「軽快」「軽妙」だという意見はいいね。俺も大賛成。
でも俺は「軽薄」でもいいと思うんだよね。
社会的な価値観から逃避するって人間には必要じゃない。
駄菓子には駄菓子の魅力があるんで、バカにする奴にはバカにさせておけばいいと思う。
みんな美食家気取りのエセ評論家なんだよ。たいして文学なんて知らないくせに。
それでミステリだのSFだの大騒ぎしても、そんなもんしょせん大衆小説でしかないじゃないかと。
大衆小説なんて大人の読物じゃない、そんなものは恥ずかしくて公言するような趣味じゃない、
そんな大人の価値観すら崩壊してしまった。
同じ駄菓子食いのくせに美食家を気取るエセ読書家からバカにされるのは結構なことだよ。
その昔、中島梓が、
SFはSFというだけで、少女マンガは少女マンガというだけで価値があるのだ、と言ったことがあった。
そのうちの99パーセントがクズであったとしても、そのすべてに価値があるのだと。
その伝で言えば、ライトノベルはライトノベルというだけで価値があるのだ、ということだと思うんだ。
俺が腹が立つのは、ライトノベルをなかったことにしようとする一部の人間。
すぐれた小説とそうではない小説があるだけで、ジャンル分けなど無意味だと。
だったら最初からジャンル論なんてやんなよって思うよ。
作品論とジャンル論という違う次元の話をゴチャ混ぜにして考えるからおかしくなるんでさ。
ライトノベルのジャンルとしての特性を考えると、逃避主義ってのがあると思う。
もちろんそれはすべての駄菓子、すべての大衆小説の特性であったはずだけど、
前述の勘違いしたエセ文学者やエセ読書家のおかげで、
大衆小説までがなにやらエラソーな読物になってしまった。
それに対する反動として登場したのが、どう誤読したって価値のないクズとしてのライトノベルだった。
80年代といえば、SF小説がエセ文学者によって文学的価値観に組み込まれた時代。
その時代に、SF小説と入れ替わるように登場したのがライトノベルなわけだな。
だからこそ、ライトノベルをエセ文学論で権威化したり地位向上を図ったりする一部の人間には、
俺は嫌悪感をいだかずにはいられない。
ライトノベルはクズでいて続けてほしいね。ロックンロールがそうであるように。
ハマショーが好きってちょっと恥ずかしいじゃない、人に言うには。
でもその恥じらいが大事だと思うんだよね。そういうもんなんだよ、大衆芸能なんて。
マイケル・ムーアが好きなんて鼻の穴ふくらませて言っている場合じゃないって。
最近ヤバイと思うのは「ハリポタ」以来のハードカバーの翻訳ファンタジー。
あれなんか、昔ならライトノベルのお客さんじゃないのって思うんだよ。
90年代以後、ライトノベルが成熟したのか、妙にナイーブな作品が増えた気がするんだ。
ほとんど男性作家の作品で、海燕さんのいう、
「男性性の失墜」「肉体性の失墜」「現実性の失墜」って傾向があるわけ。
でもこれっていまにはじまったことじゃなくて、70年代末あたりからある傾向でさ。
『〈美少女〉の現代史』が参考になると思うけど、ようは、男オタクの傾向ってだけ。
失墜っていうのは誤魔化しで、ほんとは男オタクってのが男のリアルから逃げているだけなんだ。
異世界ファンタジー全盛の頃のライトノベルって女性も多かったと思うんだよね。
作家にしろ読者にしろ。
ブギーポップよりゴクドーくんの方が売れたって話でさ、その頃に較べると今はどうなのって。
あきらかにいまのライトノベルは男オタク化してんだと思うよ。
間口が狭まっている。エロゲーライターなんてデビューさせている場合じゃないって。
エセ思想家に評論なんて書かせている場合なのかよってマジ思う。
ある人が最近の翻訳ファンタジーはクズだ、あれ読んでいる奴は精神年齢はガキと一緒だ、
とか言っていたらしいけど、上等だぜ、高級なエンタメがあるとか思っているエセ読書家に言われたかないって。
このテのエセ美食家のおかげで、大衆小説のなかにすら、高級で売れないものがあるという勘違いが生まれる。
まったくロックンロールじゃねーよ。
ライトノベルはいまけっこうヤバイって俺は思っている。
男オタク化によってフツーのお客さんが別の分野に流れていってるって感じがするんだ。
男オタクの失われた男らしさを高級ぶることで補償してやるために、高級ぶって冬を迎えるのか、
それともエセ読書家にバカにされながらも、駄菓子屋の本分を貫くのか、その岐路に立っているんじゃないか。
80年代にエセ文学者によってSF小説がエセ文学論にとりこまれて、売れなくてもいい作品があるんだとか言い出して、
結局SF冬の時代を迎えたのと同じことが、いまライトノベルでおきようとしているって感じるんだよ。
エセ読書家にバカにされることが大事だ。クズだと言われることが大事だ。
やつらのエセ批評なんて知ったことかよ。
ライトってのはそういうことじゃなかったのか。
苔にまみれた小石ならば俺はそいつをライトノベルとは呼ばないよ。
理系だな、こいつってのは
まぁ、いいとして
駄菓子ね
言いえて妙かもな
222 :
イラストに騙された名無しさん:04/06/29 09:29 ID:QmXtSeUo
よくわからん。昔より女の数や割合低いとは思わないし。マリア様とか12国とかキノとかMISSINGとか
女性読者多いし、というかブギ―も多いし。昔の作品の方がよっぽど人選ぶ。
ラノベが高尚だってつってる奴らが鼻につくってのは分かる。
ま、俺がラノベはいい方向に進んでると思ってる派だから相容れんだけかもしれんが。
>222
完全に逆だなぁ
単純明快勧善懲悪娯楽小説は人選ぶとか思ってたりする?
224 :
イラストに騙された名無しさん:04/06/29 09:48 ID:QmXtSeUo
思うにきまってる。正確には「は」ではなく「も」だが。どんな名作でも合わん人にはあわん。
単純明快勧善懲悪だったらどんな人にでも受けるといいたいのか?
ならば、阿智作品はブギ―を遥かに超えて金字塔を打ち立ててるはずだがな。
>224
基本的にはそうだな
今の路線よりはよっぽど
ただ、今のおたく層に受けるかっていったら疑問だけどね
ブギー系と阿智系だったら、金字塔打ち立てる可能性あるのは
阿智だと思うよ
226 :
イラストに騙された名無しさん:04/06/29 11:23 ID:LSwgfV+s
ライトノベルに哲学入れば純文学になるっちゃ。
227 :
イラストに騙された名無しさん:04/06/29 14:55 ID:rqm4N2gP
漫画は30分で読んだら終わりだが
ラノベだとドトール行くときに50ページくらい読むだけなので
CPが良い。1冊で1週間はもたせる
一時間(30分)で読み終わるようなラノベは嫌だ。
頑張って三時間は楽しませて欲しい。
学校行く途中で読み終わるともうやってらんない。
学校に行くのに3時間もかかるのか。
>210
2chでのライトノベルの定義はあ(ry。
で、あんたの言うとおり軽いというのが名前からの特徴なんだが、
そもそも物体の重量は持ち手の肉体年齢に応じて軽量感が異なる。
そしてライトノベルは読み手の精神年齢に応じて軽量感が違う。
BLOODLINKだっけ、あれが重厚だと思っちゃう人もいれば
高校生の精神的自慰と同等の不快感を感じる人もいると。
一方ライトノベルの軽さの中にかつてクリスタル世代が望んだような
茫漠たる空虚を勝手に感じ取ってしまう人もいるw
結局は「漫画よりも読書感が多くて一般小説よりも解像感が強い」
というジャンルのものなんだろう。
231 :
イラストに騙された名無しさん:04/07/01 20:35 ID:msEB/gx1
>>230 「手軽に読める」というのが意義。
内容をどのように感じるかは読み手それぞれ。
そりゃスレイヤーズ読んで重いと思うものもいるだろうし、
ロードス読んで軽いと思うものもいるだろう。
しかしそんなものはライトノベルだけじゃない。
「罪と罰」を読んで軽いと思うのも、重いと思うのもそれぞれ。
しかし子供にとって文学とライトノベルのどちらが「手軽」かといえば、それは
ライトノベルの方が手軽だろう(例外もあるんだろうが)。
だから子供が読書の習慣を身につける事が出来るかもしれない、
という価値はある。
umu.ラノベは一般に娯楽と言われようと子供にとっては立派に文学。
何年かして読み返すとその単純さに愕然とするが
それでも子供の時に読むことに意義はある。
233 :
イラストに騙された名無しさん:04/07/02 01:43 ID:6J6aOjhB
うむ、なんにせよ助走は必要だよな。
いくら年を取って子供より語学力が上がったとしても、
本を読みなれてない人は分厚いのを見ただけでクラクラしてくるからな。
スレイヤーズ程度でも読み終わるのに2時間とかかかったりするし。
スレイヤーズ程度の文章でも読んでいたほうがいいよ
俺のように、大人になってからもライトノベルばっかだと得るものは楽しさしかないけど、
中高生だと、読解力、文章力に多少なりともプラスになる。
本をまったく読まない奴が最近増えてきたらしいんで心配だよ
今の子供は本を読まない、と嘆く声は多いが
なぜ本を読まないことが嘆かれるべきなのか、子供に納得させられる説明は少ない。
だって本読まなきゃ読解力身に付かないジャンか
なぜ読解力が身に付かないことが嘆かr(ry
-`).。oO(・・・読解力なんて糞ヘタな文読んでた方がよっぽど身につきますよw?)
-`).。oO(・・・特に電波文法から読み取る時は・・・)
239 :
イラストに騙された名無しさん:04/07/07 10:13 ID:DX56Y0j/
>>237 「言ってることが分からない」、「伝えたいことが言えない」、「言葉の背景を理解できない」など
即ち想像力の欠如と、コミュニケーション能力の欠如につながるからです。
人類の知識は文章によって継承されているから
それがないと人間はサルにも劣る
本能とか弱いし、個体能力も弱いし
社会的には問題かも知らんが、そんなん個人にとってどれほどの意味があるんだ?
242 :
イラストに騙された名無しさん:04/07/07 11:15 ID:XjVcnJcE
…ラノベ以外のジャンルでも下手な文章書きの人はいっぱいじゃない?
逆にラノベの中でも文章が上手い人はいると…
残念ながらそのケースは希少だ。そもそもラノベの文章を他と比べようってところに無理がある。
だって……擬音とかすげーじゃん。カテナイカテナイラノベニャカテマセンヨw
「エンターテイメントの漫画小説=ライトノベル」に社会的な影響を求められても困る気がする。
スレイヤーズに「文章」なんてもんないでしょー。ありゃー伽羅でしょー。
井伏鱒二とか、己の「文章」に生涯と命賭けてる人の文章は読んだ方がいい、ってか親、そういう風に教育しろ。
PS&ネットやらせるの許容する前に本読ませろ、無理やり。日本人には純文。
ある程度文章から得た教養が出来れば、少しなりとも先人が抱いてきた人間の悩みみたいなもんが見えてくる、はずだ。
なんにも知らない、教養のない人間が短絡的で阿呆な事件を起こす。親の教育に「文学」って結構必要な気がするぞ。
もっとも教養あっても莫迦なことやらかす香具師はいるが。。。
? はて。なんでこんなこと長文やってんだ俺。お邪魔しましたね……
P・S でもスレイヤーズは悪くないです。
今も昔も教養人とやらはアホなことしかしてないような気がする
というか教養人なるものが率先してアホなことしてるような気がする
俺は30近くなってもランボーやボードレールにハマってるけど、キモい事だと自覚してるぞ。
逆に30で漫画アニメゲームラノベにハマってたって別に恥じゃない。
娯楽を楽しむ事に恥は無いけど青臭い文学にいい年してのめり込むのは恥。
文学=無条件に高尚、なんてのはイメージでしか知らない奴の言う事。
気軽に買えて
気軽に読めて
格好良い話で興奮したり
感動する話で涙できる
最近は内容酷いの多いけど。
内容のよしあしとかレベル以前に、
ほんとうに全然まったく本とか読まない奴もいるからなぁ
それよりは読んだほうがましだろう
が、
楽しいから読むで、いいと思うけどね
文学も新聞も娯楽小説さえ読まない?
もじを学びたくないならべつにいいんじゃない放っとけば
ひとりで先史時代に戻ってまんもすでもつっついてりゃいいのだ
俺はそういう奴を引き止めて「もっと本を読め」などと言う気はないが何か?
>241
読解力が無い、というのは不利になりこそすれ有利にはなりえないと思うが、個人でも。
>249
俺だってそうは思うが、だから何?って言われたら終わりだろ、それ。
>248
釣りか?
読書量なんぞ、あくまで付加価値でしかないぞ、はっきりいって。
特に理路整然としていて分かりやすい文章書くのに、読書はあんま意味ねぇ。あくまで付加価値。
理論的な文章書けるようになりゃ読解力も自然とつくしな。
251 :
イラストに騙された名無しさん:04/07/08 23:52 ID:J7rypKzD
ひょっとして「読書」を勘違いしていませんか?
「読む」ということは「読まない」ことよりはまし「だろう」
というものでしかないんですよ?
それも漫画を「読む」より、となると何の差もありません。
ラノベだから、じゃなくて何でもです。
何もしないよりはまし、でしかないんですよ。
そもそも俺はラノベやら一般小説やら、一くくりにまとめる事自体が不可能だと思ってる
文章がどうのこうの言っている奴は、翻訳物の悲惨さや、純文のやたらと
凝っているだけ文章の作品の多さはどーなんだよ。
それに、ライトノベルは口語的であるのが重要なんだから、日本語として
おかしいのはどうでもいいんだよ。
254 :
イラストに騙された名無しさん:04/07/09 00:32 ID:t23p8OF4
・・・別に誰が本読んでようが別にどうでもいいような気もするが
なんつーか流れを無視したと言うか、微妙にずれてるレスが多くないか?
もうちょっと考えた方が良いかと・・・。
>>250>>251 そういう言い方をするとさも重要度が低い行為に思えるな…
じゃあ俺は「何もしないよりずっといい」って言い張ってやる
どうやって読書せずに語彙力つけられる?
それに、温故知新っていうだろ。先人の文章を知らないでそこに追いつくのは難しい。
文章を書くスキルを全て自分で編み出したというなら何も言わないが。
だから読書量は文章力に関わってくる。と言い張ってみるがべつに釣ってない…
偏ったジャンルだけの読書は、
どれだけ量を読もうがいかんと思うぞ。
鎌池和馬のような作家を生む。
それはそうと
ライトノベルの良さを語ってくれ・・・
258 :
イラストに騙された名無しさん:04/07/09 04:46 ID:n1upjUO9
冒険物ファンタジーやボーイミーツガールを読みたかったらラノベしかないので読んでいる。
文学とやらが素晴らしいなら、同等のカタルシスを持つファンタジーを出して欲しいものだ。
ガキも特撮に熱くなり老人も水戸黄門に飽きない中、その中間層だけが興味がないなどありえん。
SFは嫌いだけどSF的なイメージが好きな人には最適
>259
うーんSFもライトノベルという人もいるしな・・・・
言いたいことはわかるけど
>256
そりゃ何もしないよりはいいよ。語彙を増やすなら読書はかなり効果的だと思う。
温故知新はまぁ分かるが、それはあくまで文章書く指導をちゃんと受けた後の話だし、
それ以前に藻前のいう文章と俺の言う文章はおそらく違う。俺のは
>>248に対する意見なので。
ライトノベルでも読んでるのとそうでないのとでは
結構差があると思う
ただし、高校生ぐらいまでかな
ずっとライトノベルだけってのも飽きそうだ。
ライトノベルから入って他のジャンルにも手を出せば、
それはそれで良いんじゃない?
>262
何故か知らないがともかく国語の成績は上がるな。
>>261 藻前いうな。
どうおそらく違うのか小一時間
265 :
イラストに騙された名無しさん:04/07/10 01:19 ID:L6+67ECQ
しかし、ミステリーもライトノベルなどという人はまずいないなぁ。
なんでだろー?ライトノベル寄りミステリーだとほとんどろくな物がないとか?
流水大説とかはライトノベルだと思っているが
>264
俺のいう文章って言うのは小説とかは除いた範囲内での話。
話は変わるが、国語というか現国の成績は確かに上がるな・・・。
ハリーポッターは、イギリス初の富士見ファンタジア文庫的ラノベ
外人はラノベの楽しさを知らない。
試しにドイツあたりでコバルト文庫の名作を片っ端から翻訳出版すれ角川
もちろん挿絵も忘れるな
中学の頃からラノベを買い漁る。
↓
活字中毒+金欠。
↓
C/Pの良い一般書籍(古本や図書館メインで)も読むようになる。
これは自分の例だけど、
読書の習慣を身に付けるいい取っ掛かりにはなるんじゃないかな、と。
ラノベに出会う前から、読むこと自体嫌いじゃなかったけどね。
この前掃除してたら小6の時の読書感想文が出てきたよ。
「ガダルカナル 学ばざる軍隊」について……。
>>267 俺は小説なら何でも読むけど(今はフォークナーの八月の光読んでます)
国語力なんてまったく向上しません!
英語もそう。HM/HRを山ほど聴いているけど
英語はさっぱり分かりません!スワヒリ語よりかは多少理解できる程度です。
>271
俺の場合は上がったので、個人差とかあるんだろう。当たり前か。
まぁ学校の勉強なんぞ出来なくても気にするな。
ただ、英語については、音楽聞いててもあんま効果ないと思う。
ていうか、読めば読むほど国語力が確実に低下する文章もあるだろ。
フォークナーとか、その典型に思える。
>>272 そうかも。テスト勉強なんて一切しないから。
けどトーマス・マンすら読んでないような奴より
点が低いってのはなぜだろう?
>>273 うん、すっごく読みにくい。
いきなり改行なしで時間が飛ぶし、
カギ括弧閉じずにその人物の内的科白が挟まるし。
>274
模試とかは別だが、定期考査とかは勉強しないんじゃそりゃ点取れないだろう。
しかもテスト勉強まったくしないってことは、授業とかもあまりまじめに受けてないだろ。
読書によるいろいろな効果を否定するわけではないんだが、それが読書でなければダメなのかと言うと疑問。
ラノベはテスト(国語かなんだか知らないけど)の役に立つか?
間違いなく役に立たない。勉強に替わるものではない。
ラノベは高尚か?
そんなものが目的ではないでしょう。高尚なんて思い上がった考えは文学しか
文じゃないという年寄りに言わせておけばよいのです。
ラノベは楽しいか?
人それぞれ。最高と言うも、クソと言うも等しき。
ラノベは読みやすいか?
読みやすい。気構えがそれほど必要でない。
今のところこんなところが挙がっていますね。
>>272 >トーマス・マンすら読んでないような奴より
>点が低いってのはなぜだろう?
そんなものを読んでいるからです。
自分らが若いと思い上がっているライトノベラーとか下から突き上げが起こりそうだな。
自分らが若いと思い上がってるライトノベラーという時点で
結構痛い。
「下からの突き上げが起こってる。如何し様・・・」とか思っちゃうと
もっと痛い。
279 :
イラストに騙された名無しさん:04/07/12 09:34 ID:T1mF7j/U
奈須きのこは伝奇シーンに新しいパラダイムを拓いた天才であるような批評が書かれてしまったわけだが、
いつかの、「ラノベはクズばっかりだけど、秋山瑞人は笠井とかに批評を書いてもらってるたから、
秋山だけは別格」みたいなことを言っていた彼は、
一体どんな顔をして「空の境界」の解説を読んだことだろう。
読書による国語力の向上なんて副次的なもので、
それこそ大学生とかになれば意味はない
ようは面白いから読むわけだよ
やっぱり簡単に読めることと、想像力を補完してくれるイラストが多数あり、
展開も王道的で心地いい。
ギャグやファンタジー、SF、ミステリー、恋愛物、現代伝奇物
などジャンルも多岐にわたるし。
漫画の良さ、水戸黄門的良さがあるな
>>279 秋山瑞人ってどのぐらい有名なんだろう。
家の近くにヲタを目の仇にしたようなくそ真面目な本屋があるんだけど
そこに「イリヤの空、UFOの夏」だけ全巻揃ってた。いかにも特別扱いだったよ。
それ以外の電撃文庫やラノベは一冊も無いくせにイリヤだけ。
282 :
イラストに騙された名無しさん:04/07/12 15:44 ID:plzakJKT
違う、きっと店長はラノベオタなんだけど、人間関係の悲喜こもごもで
周りが萌え絵超否定人間ばかりでオタってばれて凄い寒い仕打ちを受けた経験があるんだよ。きっと。
そこでこうイリヤを置いてだな、こうパンツはいてないだけが
見所じゃないんだぜってのを売上や中身で示してからラノベを入荷しようと。
そういう計画なんだよ。
少年少女向けのジュブナイル小説から地続きで読んでいるので、
ライトノベルと言うとどうしても、ジュブナイルっぽいものを
期待してしまう。
自分には実行できない空想世界、冒険、新しい発想、そういったものに
わくわくしたものだ。
大人になって読んでもライトノベルには、そういうわくわく感があった。
それは、ほんの5年か10年前まではあったと思う。
いつのまにか、ワンパターンの設定、知恵より力の優位、まんが的
すぎる分かりやすさ、イラストの過剰な使用、エロ描写の氾濫…
そういったものがライトノベルを侵食していった。
今のライトノベルのよさは何かと聞かれたら、それはごく一部の
まだ、わくわくする作品を書ける作家のための受け皿であると
いうことにすぎないと思う。
284 :
イラストに騙された名無しさん:04/07/12 17:23 ID:X03+iUNC
まあプレイステーションの普及の時と一緒で
いいものが出てくるためには、それに数倍する粗悪品が出ることも覚悟しないと
ワンパターン化ってのは確かにしているんだろうけど、
基本的に昔はよかったの類の意見は、絶対に過去美化フィルターがかかっているので
あんまり信用できないけどな。
そもそも歳をとれば感性も変わるし、それに今のラノベが合わないからといって全部屑扱いするのはおかしいだろ。
まあなにしろ284に同意。
>>285 すぐそうやって人の意見を枠にはめて解釈する…
昔の本を読んだ上での意見だよ
それに全部屑扱いしているわけではない。
ごく一部の良い作家のための受け皿と言っている。
これは284が言ってることと本質的に同じこと
だと思うのだが?
284に同意するなら、多くの粗悪品があることは
認めているわけだよね?
その粗悪品の基準が俺とあんたで同じ方がおかしいだろ。
俺は俺の基準を言ったまでのことだ。
>昔の本を読んだ上での意見だよ
今の本と昔の本、両方のことですよね?
あのさ、あの書き方じゃあ明らかに、昔>今と書いてるようにしか見えないだろ?
昔は良い物が沢山あったのに、今はほんの一握りしかないって言ってるようなものだろ?
それが過去の美化じゃなくてなんなのさ? ってことを言いたいだけ。
289 :
イラストに騙された名無しさん:04/07/13 03:43 ID:WwRcGOWN
過去レス見たが、結局
ラノベと通常の小説との違いが良くわからん?
作家個人の力量(どちらも上手な奴は上手だし、下手な奴は下手だ)
と書いているテーマ以外何が違うんだ?
購読する主力読者年齢層の違い。
あと良くわからんの後ろに?を付けるのはおかしい。
最近ハヤカワ文庫読み始めたが多少ラノベより難しい言い回しが増えてるくらいで
中身自体に娯楽性が強いことは共通してるような気がした。
それとも俺の勘違いでハヤカワもライトノベルだったりする?
292 :
イラストに騙された名無しさん:04/07/13 18:25 ID:usx1kQuX
私見ですが、夏目漱石の
「坊ちゃん」「我輩は猫である」等は
世が世ならラノベに分類されると思う。
>291
人による
私は古くは横溝から江戸川は間違い無くライトノベル
夏目もそうだな
松本清張もそうだし時代小説もそうだな
まぁ、あ(ryだ
294 :
イラストに騙された名無しさん:04/07/13 19:30 ID:hmJ06miH
「モモ」とか「果てしない物語」とかあれも今新作として出たらラノベだよねえ。
エンデはいいよね
>>293 乱歩も初期の明智短編ものや陰獣あたりは違うんじゃない?
後期の明智長編はラノベっぽいのもあるけど…。
それに横溝は絶対ラノベじゃないよ。獄門とか本陣、読んでる?キが違ってるんだよ?
ひょっとしてジュブナイルもののこと?
>296
だから、人によるのさ
私は小松も半村も菊池も平井も全部ライトノベルだと思ってる
ジュブナイルも伝奇も時代も全部だな
あ(ryと言うのは言いえて妙だな
>>294 ドイツからの児童文学の翻訳はラノベあつかいされないだろう
ハリポタでさえされないんだから。
>298
この板にあるんだが>ハリポタスレ
>>289 これってラノベ以外の本を知らないと答えられないだろ。
以下のレスが言葉を濁してるように見える。まあ、俺のも混じってるが
>>299 一般書籍板にもあるぞ。
世間的にはラノベ扱いされてないと思うけどなぁ。
ライトノベルが無かった頃、幼児向けの絵本、小学生向けの児童文学、
大人向けの一般文芸書って分布に目をつけた一部の出版社が、ちょうど
隙間になってた中高生をターゲットにしたのが、今で言うライトノベル
なんじゃないの?
ライトノベルをジャンルや内容で定義しようとして毎回混乱してるけど、
出版社が狙ってる年齢層で分類すれば、すっきりするんじゃないかな。
だから一般文芸書でも、あまり本を読まない層を狙った超お軽い作品もあれば、
ライトノベルでも活字中毒者向けの重厚な作品もある。
海外出版物のハリポタなんかは、国内では一般文芸書の扱いで出してるから
内容が、いわゆる”ライトノベル”っぽくても一般文芸書になるんでしょう。
303 :
イラストに騙された名無しさん:04/07/14 19:33 ID:nYHn4gCo
ミステリ板、SF板の住人に眼の敵にされる理由は?
近親憎悪。
あと、お手軽にSFなりミステリなりの要素をおいしいとこ取りされる憤りとか。
ミステリ+ボーイミーツガールとかSF+バトル少年少女とか多いからね。
憤り?
306 :
イラストに騙された名無しさん:04/07/14 22:16 ID:nYHn4gCo
>>304 サンクス
遠慮せずに読めば良いのに。^^
307 :
イラストに騙された名無しさん:04/07/15 06:42 ID:ys0rcAHJ
漫画と比べると1冊買ったときの充実感がある
これで1週間は時間がつぶせるなという
ライトノベルのライトの部分を単純に”お手軽に読める”
とした場合、
SF、ミステリー、ハリポタや指輪、エンデ
などでそこそこ文字数も多く難しい言い回しなどもある奴は
ライトノベルでないと言えるだろうけど
ほら、読みなれていれば、そんなに読む時間が変わらなくても、
慣れてない人にとってはかなりの差ってことはあるだろうし
309 :
イラストに騙された名無しさん:04/07/15 11:09 ID:NLE6ADDW
>>308 それだったら、ライトノベルは物凄く少数派になると思う。(w
特に、某山田悠介大先生の言い回しなんかとってもヘビー。
ライトノベルの良さは比較的安い事かなぁ。
値段が同じなら、同じストーリーの小説一冊よりも、
違うストーリーの物をいっぱい買った方が面白いと思うのよ。
これってただの貧乏症かな…。
ステーキ一枚よりも、ジャンクフードを20個買った方が満足感があります、ハイ。
あとは散々言われていることだけど、
イラストが多くて読みやすいとか
文庫なので安くて、持ち運びしやすいとか
312 :
イラストに騙された名無しさん:04/07/15 17:50 ID:NLE6ADDW
イラストに関しては、変なイラストを挿入されるぐらいなら
いっそない方が良いんだけどね。
その分、安くしてくれると更に嬉しい。^^
文庫本の利点であってライトノベルの利点とは違うんじゃない?>安さ
イラスト云々はさ、個人の好みだし。
結局、イラストが作品のイメージを壊してる。
つまり文章とマッチしてない場合を除けば、
「この本を読んでる自分は他人にどう思われているんだろう」
っていう自意識過剰な点で嫌がってるだけかと。
読みたいから読むんだろ?イラストが萌えイラストでもええやん
ってのが個人的な意見だが。
そもそも、萌えイラストな作品は文章も萌え系では?
最近はそうでもない。
意味なく萌えイラスト。
>>310 ライトノベルは安いって…大抵下半分は白いじゃん。
翻訳物と文字数にして比べるとコストパフォーマンスは高いでしょ?
>316
いちおう釣られておくけど、おまいはいつの時代のラノベ読みだ。
俺ってひょっとしてオールドタイプ?
けど手近にあったドクロちゃんをぱらぱらと捲ると
やっぱ下、白っ!
>318
よりにもよってドクロちゃんか
貴様は間違い無くオールドタイプだ
>やっぱ下、白っ!
これだけ読むと――エロいw
パンツはいているのかいないのか
微妙なせりふだな
「ぱんつ」をカタカナで書く人がこの世にいる限り、
ライトノベルの良さが分かってもらえる時代は来ない。
バッカお前使い分けなきゃ!
おぱんつ様には幾通りもの殺し名が付けられてるんだから
つまり西尾の作品は、ライトノベル的だが、
一応ミステリー系ではあるし、文章多いし、ドクロちゃんよりは読みにくいし
厚さもそこそこだし、値段もそこそこ。
イラストもまあある。
これをどう判断するか?
えーとミステリ系ミドルノベル?
西尾は新青春エンタ(だったっけ?)でしょ?
まあこのカテゴリーには西尾ひとりしかいないけど…。
ミドルノベルって微妙な響きだなw
おっさん向けみたいだ。
単に名前をつければジャンル分けしたことになるってのも妙な話だなー。
とか思いつつ、実際ジャンル分けなんてそんなものか、とも思う。
はてさて、どうなんだろうな。
イラストノベル
捻りも何もない^^!
最近のゲームみたいなわけのわからんジャンル作るのはやめてほしいな。
ラノベ業界にはいいかげん、10年以上読み続けてる古い読者のためのレーベルを用意して欲しいね。
20代も半ばに差し掛かると新しいのに付いていかれんで、メインが移り変わっちまう。
でも俺は、もっとラノベが読みたいんだよ。
いやメインが自然に移り変わるのは別に良いんじゃないのか?
そんな無理にライトノベル固執して読もうとせんでも。
もともと若年層向けのレーベルなんだし。
自分に合った本を読もうよ。
普通に創元とかハヤカワとか徳間とかに行ったらどうだ?
多分、今のについていけないって事は
おっさんおばさんマニア向けのそっちに合って来てると思うが
断っておくと、まだ未成年。だが
ラノベより難解だったり、難解なラノベだったりすると
読解力不足を棚に上げて自分に非が全く無いかのように
おっさん向けだとか、退屈だとかわけわからん難癖つける奴が癇に障る。
一定のパターンを踏襲し続けるラノベというジャンルには2年ほどで飽きた。
ラノベ以外がおっさんくさいんじゃないんだよ。ラノベが乳臭いんだよ。
この板に浸かってればそうなるのもわかるが自分らを多数派と履き違えるな。
335 :
333:04/07/19 20:12 ID:O7y+3qri
>334
よくわからんが、私に言ってるのか?
何を言いたいのかよくわからん
ライトノベルが乳臭い?
だから、どうした
狙ってるんだからかまわんだろ
ライトノベル以外がおっさんくさい?
しかも、多数派?
支離滅裂だな
創元とかはSFの基本やらファンタジーの約束事がわからないと
楽しめないためにどうしてもおっさんおばさんマニア向けに
なってきてるのだが
それから、難解な本は読まないは私の個人的気持ち
読解力なんぞ要求する本は娯楽じゃないよ
あのさ…何を言いたいのかよくわからんのは俺のせいじゃないよ。
だからどうしたって、そういう問題を言ってるんじゃなくて…
俺は読書歴=ラノベ歴だけど十分楽しめてますが。
どうにも話が通じないな。それとお前だけに言ってるわけじゃない
337 :
333:04/07/19 20:32 ID:O7y+3qri
>336
だれもあんたのせいとは言ってない
それとも334か?
抗議の方向性自体、間違って無いか?
文脈からいって334に決まってるだろ。っていうかな、ID見ろ。
がんばれ。
340 :
333:04/07/19 20:39 ID:O7y+3qri
おお、そうか
めんどいから見ないんだ
で?
何が問題だと思ってるんだ?
楽しめてるならいいだろ
文章にクセあれば好き嫌いあるし、読解力なんぞくだらん
難解ってんなら、その人間に読ませる力が無いんだよ
読者に問題はこれっぽちも無いな
まあどっちに問題があるかは個人の考えだろう。
俺のほうも「おっさん向け」に怒ったのはともかく
「退屈」はお前が言ったわけじゃないから半分は八つ当たりだ。
けどそういうのって正当な批判か?なんか嫌な感じのレッテル貼っただけじゃないか?
どんな良いところがあるかわかった上で批判されるならわかるがそういうのは読者として許せない。
伝わった?
>341
わからんでもないが、自分が好きな本を難解だって言われて
読解力不足っていうのも、正当ではないな
どれだけ読みやすいか、わかりやすいかで本の価値を決めるのも
正しい事だ
まぁ、あ(ryだがな
許せないんならそれでいいんじゃないの?
別に非難はせんよ
>どれだけ読みやすいか、わかりやすいかで本の価値を決めるのも
>正しい事だ
本の価値を決めるのはわかりやすさじゃない。
それだと英語がわからない人間が洋書をクズだと豪語しても許されることになる。
俺が非難されないで済むにこしたことはないが、俺が非難してるわけなんだが
>343
許されるよ、もちろん
言論統制じゃあるまいし、言ったって構わんだろ
当然、人間性が疑われるがね
非難はされなくても、馬鹿にはされるわな
御自分を馬鹿とおっしゃってますが
>346
ふむ
まぁ、あなたがそう思うなら構わんぞ
で、納得したか?
決着がついてなくて悪いけど、言いたいことは全部言いました。
お風呂はいってきていいですか?
かぶった
真面目に話を聞いてくれてありがとう。知恵熱が出たけど嬉しかったです。
そりゃ、良かった
まぁ、あんまり人のいう事気にすんな
なんだこりゃ
かみ合ってるようで、かみ合ってない議論が展開されてたのね・・・・
まあ、あなたが(ry
だし、
面白い物は、難解だろうが、簡単だろうが評価される。
面白さなんて人それぞれだからね(w
ところで、ラノベを否定してる方々ってどんな本読むの?
岩波新書オンリーだったらある意味、否定するのも納得できるけどw
教えない。気が向かないから
ズレてないか。ラノベを否定するしないとか難解・簡単の話じゃなかっただろう。
「おっさん」「退屈」などの批判の軽薄さを指摘しているというように見えない?
>>354 ライトノベルを否定はしていないけど、最近のは週間漫画やTVアニメで
代替できそうなレベルの作品が多いと思ってる。
まあ、リアルでおっさんだし、
>>333に言わせりゃ他所へ行けってことに
なるんだろうけどね。
(笹本、小川、秋山完がライトノベルで書いてるから読者を続けてるだけかも)
自分家の本棚を見ると、ロケット・衛星関係、艦船・航空機関係、
戦略・戦術論関係、第一次・第二次大戦の戦史関連、その他日経サイエンスの
書評で取り上げられてるような科学関連書籍など。
小説だとハヤカワ系とソノラマ系が多いかな。
>356
333だが、別によそに行けとは言わんよ
私は333に書いてあるのもライトノベルだと思ってるし
ただ、今の方向性に向かないと思ってんなら
おっさんおばさんマニア向けのものもあるぞと言ってるだけだ
>355
批判に軽薄も糞もあるわけないだろ
面白いかつまらないかだけ
根拠はあ(ryで充分
358 :
355:04/07/20 12:33 ID:BfkDhTmT
批判に軽薄も糞もないと思うなら結構。
ネット上での発言には責任がないから言いたい放題だろうな。
でも軽薄で問題ないと思うような奴にはちょっと失望した。まあいいけどさ。
おっさんくさいとか言うのもどうかとおもうが、
それに反応していちいち乳臭いとか反応するのもよくない。
と、両ジャンル好きな俺は思うのであった。
ラノベって対象としてるのは中高・若年層向けだけど、
読んでる人って若い人だけじゃないしな。
面白い物語はどのジャンルにも存在する。
おっさんおばさんマニア向けって書かれてた部分を
大人・専門知識のある人、好きな人向けと解釈するとそう悪い気もすまい。
小学生のとき、友達が一生懸命書いた作文にぐしゃぐしゃに落書きされてヘコんでた
落書きしたのは小さい弟とか妹で、つまり全く悪気はなかったのだろうが
やっぱりヘコむと思う
…仲裁役にまわる359に萌え
>>335 >創元とかはSFの基本やらファンタジーの約束事がわからないと
>楽しめないためにどうしてもおっさんおばさんマニア向けに
そういう認識が娯楽の幅を物凄く狭めていると思うよ。
たぶん表面的なキャラの言動、かっこいいとかかわいいとか、
本能で処理できる面白さしか感じられてないんじゃないかな。
スポーツだってルールを知らないと面白くないでしょ?
>読解力なんぞ要求する本は娯楽じゃないよ
読解力を要求しない本ってなんだろ?
そんなのライトノベルにだって無いよ。
>361
333だが、私自身はドラゴンノベルズのドラゴンランスとかから入って
いるおっさんノベラーだよ
人に薦める本はビジョルトとかアスプリンとかが多いし
SFでも読みやすくて面白いのは多いな
まぁ、ある程度ファンタジーとかSFがわからんと厳しいがな
後、面白い本はわかるように作られている
読解力が足りないから楽しめないんだってのは本末転倒だって事だ
まぁ、言葉自体が分からん このぎみっく何? えせ科学が納得行かない
妖精なんて存在しないものを書くなんておかしいってのもあるから
333の言葉が出てくるわけだ
>>361 普通、興味を持ったら知らないことでも調べないか?
本能的な興味すら惹けないのは駄作だと思うが・・・。
>読解力を要求しない本ってなんだろ?
>そんなのライトノベルにだって無いよ。
禿同
>>362 >面白い本はわかるように作られている
エセ科学でも現実には存在しないものでもその作品の
世界の中においては真実だし、作品を面白くするため
の調味料みたいなものだろう?
そのことが楽しめないのは、おそらく貴方の読解力が足ら
ないのではなく感性に合わないだけだと思う。
もっともフィクションと現実を一緒にするのは
どうかと思うが。
>362
私自身は大好きだと言ってるつもりだが
単に読解力で片つけるのがおかしいと言ってるだけさ
まぁ、大筋で同意する
わkった。自分の読解力に合う本を読めば間違いないよ。
で、それ以外の理解不能な本のことはそっとしておく。
これが正しい書痴の在りかたなんだろ。
ぶった切って悪いけど、ラノベってどんな意味がある?
慰安?暇つぶし?勉強?おかず?夢?人生?何?
俺は他の本とか映画とかと一緒で娯楽だなぁ・・・・
ジャンルごとに特色あるし。
面白い本に出合えた時は嬉しくてたまらん。
367 :
イラストに騙された名無しさん:04/07/20 22:44 ID:c1JqX/Qm
ライトノベル以外にも娯楽小説はいっぱいあるけど何でそっちは見ないの?
アニメ絵がついてないから? ファンタジーならコルネーリア・フンケなんて楽しいと思うけどなぁ
「どろぼうの神さま」はとても楽しいよ。翻訳ながら味のある良いセリフがたくさんあるし。
アクションだと大沢在昌。「天使の牙」は緊張感溢れるアクション物でもあり、素敵なラブストーリーでもある
推理小説ならパーシヴァル・ワイルドがオススメ。特に「探偵術教えます」
通信教育で探偵術を学ぶ人の話しなんだけどその人の行動はとてもおかしくて思いっきり笑わせられる。
ちょっと考えただけでもライトノベル以外で面白い娯楽小説はこれだけあるし、もっと考えればもっとある。
こんなこと書かれて戸惑っているかと思いますが、なんだかライトノベルが娯楽小説の王様のように書かれているような気がして
それが裸の王様を見るようで悼まれない気持ちになったのでペンを握った次第です
ペンを握る?
直上のレスにすら他ジャンルの本の話が出てるのに、いったいどこを見てるんだ?
>365
実際はわかってないだろ?
おやくそくを楽しめるのと
読解力は別物だと言っているんだぞ?
読みもしないで、合うか合わないかわかるか?
読解力なんぞ、本を読むのにいらんよ
言葉の意味がわからないとかは別問題だが
>>367 >ライトノベルが娯楽小説の王様のように書かれているような気がして
どこらへんで、または何番の誰が言ってるのかはっきりしてくれ。
じゃないと根拠のない言いがかりに受け取られても仕方ないよ。
それと、ラノベ以外も読んでるのはお前だけじゃないんだよ。
CMは頼まれたときにすれば?
>370
さっぱりわからん…要点がわからん。ごめん、もういっかい分かり易く言ってくれない?
>372
ああ
もともとの主張が
難解だのなんだの言うのは自分の読解力が足りない事に原因する
薄っぺらい批判だってのに対して
よく出来た娯楽作品ってのはわかるように書かれてるんだ
読者に読解力なんぞいらない
難解だと思われたんなら、その程度の力しかその本には無い
ってのが私の主張
これとは別にSFとかファンタジーでは基本説明をはしょって
ギミックの説明をしなかったりするのも多いし
描写の濃さもなれないと、意味不明の言語に押されたりする
だから、まぁおっさんおばさんマニア向けになってたりするもんもあるが
読解力とは別に人を選んじまうな
こんな感じか
>>372 「お約束がわかる能力」てのがあるんだけどー。
これを「読解力」と一緒にすんじゃねーよ( ´∀`)ノ
じゃないかな?
・ワンパターン・マンセー、45分頃に印籠が来る、キタ――(゚∀゚)――!!
というのと。
・この物語りはどのような意図をもって描かれたか、というのを理解する能力。
は違うという意味だったら、まあ、納得かもしれない。
なんでこんな話になったのかはよく読んでないけど。
>>371 >誰が言ってるのか
うちの兄です。
>言いがかり
あなたのことです…。
>ラノベ以外も読んでるのはお前だけじゃないんだよ
お前だけじゃないんだよ。
>CMは頼まれたときにすれば?
天の邪鬼だから頼まれたらしません。
おわっと、使用概念は間違ってないけど、組み立て違っちゃった(;´∀`)
>>375 >うちの兄です.
ってお前・・・(;´∀`)
>よく出来た娯楽作品ってのはわかるように書かれてるんだ
それは同意する。ふと思ったんだが、
お前と俺にとっての娯楽の範囲がそもそも違うんだよな。
だからお前にわからない娯楽と、俺にわからない娯楽とがあるんだろう。
しかし、俺にしかわからない娯楽要素を無価値だと言わないでほしい。
俺もお前の好きな「お約束」を馬鹿にするつもりはない。
>>375 ハァ?俺が言いがかりをつけているという根拠を述べよ。
うちの兄って誰だよ。なんだこいつ…迷子?
>378
あ(ryの精神だな
了解
あ(ryって何?
>381
ローカルルールに書いてある、
★「ライトノベルの定義」。あなたがそうだと思うものがライトノベルです。
ただし、他人の同意を得られるとは限りません。
の略。
383 :
イラストに騙された名無しさん:04/07/20 23:55 ID:c1JqX/Qm
>>379 レス自体が言いがかりじゃないですか。
これも言いがかりですね。あー釣られちゃった…
あ(ryってそれか。つか、今日は賑やかで面白い。
>383
>379のレスは確かに言いがかりだと思うが、
>371はどこら辺がいいがかりなのか俺もわからん。
レス自体とかいわれてもな・・・。
386 :
379:04/07/21 00:01 ID:xeCoY3rV
あーくだらな…。明日も学校なので失礼
学生はこれだから・・・。無視すりゃ良いのにムキになりやがって
>388
オマエモナ
てかさ、本当にライトノベルを嫌悪したり、見下してるなら、ここに来て
んなことをグダグダくだ巻いてるなと言いたい。
ライトノベルが低俗?かもしれない。ライトノベルが無駄?かもしれない。
だが。
それでも好きで読んでいる。読みたいから読んでいる。
それをとやかく言われたり、非難される謂れはない。
ライトノベル以外の魅力を伝えたい?
大きなお世話だ。
ライトノベル以外の魅力を知りたければ勝手に
ぐぐるなり、他板にとんでいる。
もう一度言おう。
大きなお世話だ。
価値観の押し売りと、ライトノベルは屑教の勧誘はお断りだ。
演説ならよそでやってくれ。
…と、キツイことを言ってみる。
さて、スレ汚しすまなかった。何事もなく次を頼む。
誰に言ってるんだ?
読みやすさ、かな。アニメやマンガと同じ感覚で読めるし、楽しめる。
中学の頃からずっと宇宙大作戦やらムアコックやら吉川英二やら読んできたけど、
三十過ぎた今頃になってラノベむさぼり読んでます。
読みやすさってのは確かにあるね。
でもそれ以前に
新人が非現実を根幹とする小説をやりたいと思ったら
ライトノベルしか受け入れ先がないってのがある気がする。
筆力はあるのに編集に(ラノベ向けに)方向修正されたり挿絵入れられる。
そうなったらもう色眼鏡でしか評価されないわけだ。
色眼鏡で見なければ面白い作品もあるよ。
>>392 文章が上手くて(美味くて/巧くて)読みやすいっていうのはあるけど、
それってライトノベルに限ったことじゃないし…
”アニメやマンガと同じ感覚で読めるし、楽しめる。”
っていう感覚がわからないです。
絵が主体のマンガなら「分かりやすさ」は必須条件なんですけど、
文章はイメージを頭の中に展開する、想像する、って部分が面白いと
思うんです。
マンガやアニメだと、そのあたりの思考が絵で代行されてる。
絵が主体の作品と文章主体の作品が同じライン上に並ぶって
感覚がわからないです。
>>394 確かに、絵はラノベ作品そのものの想像の余地を狭めている。
特に好きな文章と嫌いな絵柄がコンビ組んだときは俺もむかついてカバー捨てたことがあるし。
392が言ってるのはアニメやマンガのように
比較的親しみ易く、気楽にはいっていけるってことなんじゃないだろうか。
そのことに絵が一役買っていると思わないか?
想像できなくなるという点だけを見れば欠点だけど、
絵がある小説も悪いことばかりじゃないと思うよ。
イメージぴったりの絵だったら、文章との相乗効果でますます好きになれる。
それの弊害が
途中で気に入っていた絵師が変わっちゃうと
読む気半減することなのよね。
脳内変換必須になる。
>>395 アニメ絵が逆に敷居を高くしてるんじゃないの?
一般人の彼女とかに見られたら普通に恥ずかしいでしょ?
世界の中心で〜の表紙がアニメ絵だったら、こんなにヒットしてないと思う。
>>397 だろうね。にしても、お前はアニメ絵支持者に喧嘩売ってんの?
「恥ずかしい」なんて思うのは自由だが、共感を求められてもな。
作家側がアニメ絵に文句つけてない以上、周りが売れ行きを心配する必要はないんじゃない。
寧ろ、絵をなくして得る消費者より失う顧客のほうが多そうな気が。
俺自身はアニメ絵を全面的には肯定してない。単に394の質問にレスをつけたんだ。
「絵が欠点ばかりじゃない」と主張した張本人が言うのもなんだけどどっちかというとああいう絵は苦手。
正直、絵のないラノベがあってもいいのに、とは思う。
>>394です。
どうやら絵という単語を入れたせいで、絵の是非って方向に話しが
行ったようで申し訳ないです。
少し硬い表現になりますが、視覚情報主体のマンガ、アニメと文字情報主体の
ライトノベルという、媒体のまったく異なるもの(少なくとも自分はそう認識
している)を”同じ”に扱う感覚がわからない、ということです。
確かに
>>395さんが言う
>アニメやマンガのように比較的親しみ易く、気楽にはいっていけるって
>ことなんじゃないだろうか。
というのはなるほどと思ったのですが、我が身で考えると一度も
ライトノベルをマンガ感覚で買ったことがないんで、やっぱり
よくわからなかったりします。
ライトノベルの絵そのものについては、内容を反映してない萌え絵は
店頭で見た瞬間に買う気が無くなるんで勘弁して欲しいですけど、
絵があった方が得した気分になるのであった方が嬉しいです。
電車で読むときはカバー&大きな栞で隠しますけど…。
400 :
イラストに騙された名無しさん:04/07/21 19:59 ID:jTsXhMus
>>397 世界の中心で〜がアニメ絵だったらここまで売れないかも。
と言うのには同意しよう。
しかし、かなりの運と宣伝力が無くては全く売れない諸刃の剣にもなりかねんぞ。
>>399 >ライトノベルをマンガ感覚で買ったことがないんで、やっぱり
>よくわからなかったりします。
はあ・・・あなたのような人もいるのね・・俺も
>>392と同じで漫画やアニメと同じ
感覚で読むなあ。根本的に、登場人物が好きになるか、ストーリーが
面白いかという点は同じだと思うから。それに視覚情報主体とはいっても結局頭の中で
視覚的なイメージを描いているわけだし(しかもそのイメージは過去の漫画だったりすることが
俺の中では多いんで)。ちなみにアニメ絵はあった方が頭の中でイメージを作りやすくて楽。
イメージを制限されるという意見も多いけど俺のような貧困な頭の人間にはあった方が楽、というかその方が
より話にぴったりのイメージで描けるので良い。
絵についてだが、アニメ絵がある限り年食った保守的な方々、あとあんまりアニメに興味ない方々
からはキモイというか変な目で見られ続けるだろうなあとは思う。だが、アニメ絵がないと主力
購買層には受けないかもとは思うから、ラノベの主力購買層が中高である以上それにあった商品を作るのは当然と思う。
文字媒体には、マンガでは絶対描けないような繊細な表現ができる可能性がある。
という点には同じ扱いをする限り気付かないだろうな。
どっかのスレで、ライトノベルは脳内ジェネレータの入力ファイルだってのを
見たが、だれかアレ貼ってくんないかな。
そうすれば、多少は判ってもらえるかも。
>403
方向性が明らかに違うから無理じゃないの?
例えば中身ぱらぱらめくって字が詰まっていないのが購買意欲に
なる奴を知ってるし
私は字が詰まってるのが購買意欲につながる
もちろん内容にもよるが
描写が無いと嫌だって人間もいれば9割会話で問題なしもいる
本当に何をいいいとするかはあ(ryだよ
>>402 >文字媒体には、マンガでは絶対描けないような繊細な表現ができる可能性がある。
>という点には同じ扱いをする限り気付かないだろうな。
同じ感覚で読むというのがワカランという意見があったから、漫画も小説も
どっちも大雑把にいえば「物語り」を楽しむという感覚で読んでいる奴もいると書いただけだが。
つうか、漫画と小説の長短なんてのは当たり前でしょ、それこそ媒体の違いってもんだ。
>>405 気付かないだろうな、じゃなくて、頓着しないだろうなというべきだったようだ。
しかし実際気付かない人もいると思う。
実際作品書く人でなけりゃ
頓着する必要ないでしょうと思う。
読者は物語が楽しめればいいわけだから。
その媒体に合った最高の表現をしてくれたらいい。
ライトノベルが漫画と同じような感覚で読めるっていうのは、
キャラクターのほうに重点おいてるものが多いから、という気がする。
話もファンタジーやSFが圧倒的に多いですし。
頓着する必要があるなんて言ってないだろ…
なんかさっきから必死で俺の揚げ足取るな>396,407
怨まれてるようで怖い
別に揚げ足取ってるつもり無かったんだけど
そんな風に見えたんなら謝る。
>>396については
>>395の
> イメージぴったりの絵だったら、文章との相乗効果でますます好きになれる。
ってのに同意した上でイメージぴったりの絵が
途中から変わったりするといやだねぇと言いたかっただけだし、
>>407についても
>頓着しないだろうな
ってのに「頓着しないだろうね」と同意したつもりだったんだけど。
410 :
イラストに騙された名無しさん:04/07/21 23:25 ID:Gg9NsS/r
>>1 さて、そろそろラノベの意義とやらも出尽くしたろ?
上記のまともな書物の読めない腐れオタクどもでもなんとか眺められる
文字(絵文字?)を提供するのが意義だ。
じゃ、結論も出たしこのスレは終了〜〜
>410 腐れヲタども
自分は違うとでもいいたげだな(藁
>>411 禿同
腐れヲタでない人間が此処に来るとは思えん(w
飽きちゃった
昨日
>>399を書き込んだ後、電車ん中でボーッと考えてて
例え話としてマンガと同じといっているか、
娯楽という大枠でとらえて、マンガもアニメもライトノベルも
同列に扱ってるか、どっちかかなぁと思い至ったんですが、
>>401や
>>405を読んで、どうやら2つ目の娯楽という大枠で
とらえているってのが正解だったみたいですね。
なんとなく理解できた気がします。
>>407 キャラクター小説という単語を何かの本で読んだ気がします。
ライトノベルとは親和性が高そうですね。
ただ個人的にはキャラクターに重点を置いてるのはSFってより
スペースオペラだと思う。
>>414 すぺおぺはガジェットノベルというレベルじゃないか?
キャラクターすらも道具立ての一つって感じがあるが。
> 話もファンタジーやSFが圧倒的に多いですし。
>>407 SF風ライトノベルというらしい
セカチュウに文字媒体ゆえの繊細な表現があるとは思えないけどな。
それに、漫画やアニメには繊細な表現は無理ってことか。
>417
あれ、題名がパクリだから読んでないや・・・・
あんだけ売れてるんだから、シンプルで読みやすく、
かつ感動させる名作なんだろうが。
>>418 非SF・非ファンタジー・非ミステリー系ライトノベル
と呼ぶべき存在・・・w
420 :
イラストに騙された名無しさん:04/07/24 01:10 ID:pAH5AveE
ライトノベルは単行本ではまったく売れないが(上遠野でさえ「ブギーポップ」全部あわせて200万部弱)、
「ザ・スニーカー」や「ドラゴンマガジン」などの雑誌になると
「群像」「文学界」といった純文学系文芸誌は言うにおよばず、
「小説現代」や「小説新潮」といった一般文芸誌が束になっても敵わないくらい売れている。
421 :
イラストに騙された名無しさん:04/07/24 03:32 ID:URnyfe1U
>>420 売り上げを例にとるならば、購買層のことも言わないと平衡を欠くぞ。
雑誌系統は海外版もあるのだろうか?。
423 :
イラストに騙された名無しさん:04/07/26 22:49 ID:6jD+G+WH
ライトノベル読本って本読んでみたが、
ネットからの情報源に2ch全く含まないんだな。意図的に無いものとして扱ってるように見える。
思ってるほど2chの影響力は強くないよって言われるかも知れんが
ラノベの情報源としては相当に有ると思うよ。
無視できるLVじゃないと思う。このラとかとりあげるなら避けて通れないと思うんだが。
俺は新刊情報とか作家の別出版社の作品予定とかここ頼りだし。
2chの影響力を認めてしまうと紙媒体の沽券に関わります。
ま、アレだ。2chは良くも悪くもアウトローだと思ってるんだろうな。
「一般的ではない」ものはデータとして扱い難い、と。
実際、売り上げと2ちゃん人気が一致しない時点で偏ってるわけだし。
427 :
イラストに騙された名無しさん:04/07/27 00:42 ID:z7THzeFw
>>426 完璧に一致するはずは無いが、大体はあってないか?
基本的に人が多いほどアンチや厨が入りやすいし、
それが入れば入るほどスレが伸びるからな。
まあ、荒れなくてもネタが濃い作品だと住人の数が少なくても伸びるが……。無論逆も。
逆に、絶対公平なアンケートってのはとれないとも思う。
アンケート記録媒体の時点で、回答者の種類を限定してるし。
2chは、釣や煽り、荒らしを取り除く必要があるので
統計が取り難い。そしてスレの信憑性も審議する必要が
ある。
情報源として活字媒体に載せるには不適切な表現も多々
用いられている為、出版社としては避けたい所だろう。
もっとも水面下では重要な情報源として扱っている可能性は
あるが・・・w
2chには口を挟む五月蝿い奴が多いので
ここさえ納得させるようなもの出せば、恐い恐いクレームは来ないからねぇ。
その時点である程度の偏向がおこるしw
431 :
392:04/07/27 02:40 ID:n/4iD2zY
>>394 イリヤの鉄人定食とか、ドクロちゃんのトゲトゲバットとか。
ラノベ童貞にとっては「こういうマンガみたいな話が活字でも出来るのね。しかもマンガの
ノベライズよりも活字の良さが生きてるし」と新鮮な驚きとともに写ったわけで。
432 :
イラストに騙された名無しさん:04/07/27 07:25 ID:z7THzeFw
2chは確かに人気の信憑性については薄い、し売上と比例するのか?といえば確かに疑問だが
情報の速さや品質の評判については他に比類ないと思う。
まあ、評判を見極めるのはどこのスレをみるかってのと、
厨アンチや狂信者の存在を理解してからじゃないと思いっきり外すので慣れが必要だが。
でもそこらへんを踏まえれば、大体発売1ヶ月以上たった商品なら
滅多に外さないな。自分の好みを理解してればなお外さない。
まあ……とはいえ、表で取り扱い辛いのは分かるんだがw
でもこのラや他サイトとりあげるぐらいならこっちも取り上げてはどうかな。
まあ、あんまり大挙してこられても公平なラ大賞とか維持できんかも知れんが。
>432
それはあくまでマニア好みではある
なんと言うか電撃HPだのドラゴンマガジンだのに目を通すぐらいの人
実際の所、本当に売れてる作品の評判が良かった事がほとんど無い
それだけでも2chに期待するのは間違ってるよ
434 :
イラストに騙された名無しさん:04/07/27 10:29 ID:z7THzeFw
>>433 別に2chに期待してるしてないという話はしてないぞ。
>実際の所、本当に売れてる作品の評判が良かった事がほとんど無い
キノとかブギ―ポップとかオーフェンとかフルメタとかDクラとか
各レーベルのエースは普通に評判いいと思うが。
スレイヤーズとかのそれ以前の年代になると古くて今はあまり語られないけど。
そりゃ、まあ、2chでも世間でも
評判取れるような作品だからこそ
レーベルエースになれるわけであって。
時雨沢・上遠野と秋田・賀東を比べちゃダメ。
秋山(瑞)・高橋(876)と清水(文)・築地とかいう比べ方にしないと。
専攻が富士見Fなんで、富士見Fの築地に
いろんな意味で相当する作家を電撃では思いつかなんだ。
志村とか挙げればちょうど釣り合ったのかな。
orz
ここは所詮便所の落書きと思っておいたほうが無難だし妥当。
表に出るとろくなこたーない。
暗黙の影響力、暗黙の共通理解。
これでおっけー。
参考ソースとして有意義に活用できるけど、
何かの統計とか分析に使うにはなかなか単純でなくて難しいんじゃないの>>2ch
いち編集が、自分の担当作家のスレ読んで
そこでの感想・意見を抜き出して作家に伝える事ができれば
多少役に立つかもしれない。
でも
そもそも労力が大変だし、偏った層の意見でもあるし・・・。
>>438 >そもそも労力が大変だし、偏った層の意見でもある
確かにそうだね。
けれども、欠点の指摘に関しては非常に的確で率直だと思うよ。
2chに集う人々の意見は、専門家と違って媚や遠慮がないからw
2chの難点は長所を褒める意見が殆どない為、長短比較が
困難な点にあると思う。
特に売れ筋の作品についてはw
>439
更に言えば読者層と言う意味では
小中高生を狙いたい富士見にはほとんど役に立たない
現実には20から30ぐらいの狭い層のおたくに向けての指針だったら
多少は役に立つかもしれんが
>>439 的確かどうかは知らんが、「率直」というとちょっと違わんか?
どうも、肩肘はって悪い意味で評論家気取りで書いてる奴も多いと思うが。
>>441 >肩肘はって悪い意味で評論家気取りで書いてる奴
そういう連中の意見は戯れと思って良いと思うw
けれども、時々、こういう見方も出来るのかという意見にも
遭遇する。
評論としては、長所の指摘がないのでアレだけれどもw
つまりあれだ。キラリと光る書評があるけれど、
ぞれをサルベージするにゃ、泥の中に足と手をつっこまにゃならんと。
444 :
イラストに騙された名無しさん:04/07/27 23:00 ID:z7THzeFw
2chの中の人の分析はあまり当てにならんが、
2chの書かれた感想や戯言をもとに分析するのはアリだと思う。
ラ板に限らないが、まれに本職っぽい人の意見があってびびる。
2chの人たちは、とにかく「揚げ足取り」や「自分の気に入らない箇所」
を強調してスレするか、「萌え所」を議論する傾向にあるw
だから購買に迷った時の参考程度にはなるかと思う。
ところで「ラノベ=アニメ絵」ってこだわりが多過ぎないか?
多分「キャラクター小説の書き方」から引用読したか、或いはその引用を孫引きして語ってるだけで、
自分自身の意見や見解が少な過ぎると思う。
実際に購入する時って、何を参考にしている?
イラスト?それとも作者名?、作品名で買う人は居る?雑誌やガイドブック等の書評は見てるのかな?
あるいは友達の紹介は密かに影響力大なのかな?
売れ行きに対して、イラストはどの位の影響力が有るのだろう。
俺は好きになった作家は名前買い。
新規開拓はランダムに選ぶ。
あたりはずれが多いけど。
イラストはやっぱり綺麗だったり
自分好みの絵だったりすると目を引くと思うから
影響力は良い意味でも悪い意味でも影響はあるかと。
イラストがいいから無いよう糞でも買い続けると
内容がいいからイラスト糞でも買い続けるのは
圧倒的に後者だろうな
まぁ、最初に手を出すのに影響は同意
萌え系は作家買い以外は問答無用で却下
作家買いが基本かな。
参考にするのはSFMと某作家のサイト。
ネットの書評は時々見る程度。
新規開拓は、イラストとあらすじで判断していたけど
外れ過ぎるのでやめた。
読者の口コミや書評が出るのを待つようになった。
>>448同様、萌え系イラストは却下
経験的に表紙イラストは作品の内容を表している場合が多いので
萌え系はそういう内容だろうと判断してパスしている。
(たまに茶目っ気で買って痛い目に会うことがある…)
ライトノベル完全読本だと、
基本的に作者買いだけど、20%ぐらいの読者はイラストも考慮してるらしいね
逆に言うと、売り上げが25%延びる計算に成る。確かに影響は大きいな。
それはマイナス要素を考えてないな
448-449のような読者も又、考慮していることには違いないぞ
453 :
イラストに騙された名無しさん:04/07/31 00:26 ID:jNQbzFIo
かといってタイトルのみの地味な背表紙のみだと
ほとんど買う気が起きんな。
一見の場合、まさしくどの本も同じに見える。
>>452 アンチ萌え系の数なんて、誤差の範囲内です。
文の質だけを考えて買う人はイラストを脳内削除すればいいわけで…
またイラストのみ(表紙買い)だと”まぶらほ”みたいな悲惨な結果になる
俺の場合は両方合わせての質で買うけどな
>455
悲惨って何が?
読者もついて
富士見お得意のアニメ化、ラジオドラマ化も成果が悪くなくて
ドラマガの柱にもなっている
アンチがぐだぐだ言ってるだけで別に問題は無いんじゃないの?
良し悪しは別にして結果は出してるよ
同時にまぶらほは
特定の読者以外の読者を富士見から追放しているようにも感じるが
>457
その為に風大、スレスペがあるし
EMEも伝勇伝も方向は違う
後、新連載したのも明らかに方向が違う
全てがまぶらほ色になって読者追放までいってないよ
>>457 まぶらほでへこたれる奴はそもそもDMなんて読まないよ。
460 :
yufgbvbzpodfdjk:04/08/02 10:27 ID:YlAjM/4t
ライトノベル読本購入。
細かいデータがあり、思ったより内容濃かった。
>>454 アンチ萌え系に対する、萌え肯定系ってのは存在するの?
アンチ萌えに対する反論は、イラストそのものの肯定って形で
行われることが多いんだけど、アンチ萌えがイラストを否定して
いるわけでもないし、その辺で噛み合ってない気がする。
>>461 アンチ萌えなんてのは「俺の方が上だ」と自己顕示欲をむき出しにした
だけの事で、相手にする必要はない。
アンチ萌えって派閥があること自体知らなかった・・・
現実で飢えてない人達なのだろうか
>>463 アンチは「何かを否定していないと自分自身の立脚点を失って
しまう、自我の発達に不自由な人々」の総称です。
簡単に言うと精神的子供。本物の子供と違って今後の成長が見
込めないところが哀れです。
アンチ萌えねぇ
単純に萌え絵が嫌だってだけだろ
萌え絵が楽しめない人間はおかしいってのはあまりにとっぴ過ぎると
思うが
で、意外といるんだ
こういう人が
少なくとも絵師で小説を買う人ぐらいには
普通に好き嫌いぐらいあるよなぁ・・・
萌え絵は現実の女性にたとえるとキャバレーに勤めてる人っぽいな
媚びてるのが嫌いという人もいれば色っぽくて好きという人もいるだろうし
現実の女性にたとえるとアニメ声の足が太い中学生だろう。
二十一世紀にキャバレーですか……
470 :
>469:04/08/04 21:42 ID:+XYQ6v44
ラノベ購入者の平均年齢は22歳
でも2chでラノベを熱く語る年齢層はもっと高い気がする
キャバクラって今無いの?
キャバレーとキャバレークラブは違う。
キャバクラってのは、キャバレー並みの料金でクラブみたいなサービスって意味。
Σ(´Д`; 知らなかった・・・・となるとクラブのほうが高級って事か?
>>473 クラブってのはパブの対義語だねぇ。
クラブ(会員制)サロンとパブリック(公衆)サロン
>>470 平均22歳?
大半は中高生だと思ってたが
ラノベというジャンルが出来た時から読んでる読者層が
そのまま読み続けてる感じかね。
まぁ中高生も読者層としては多いはずだけど。
ラノベが出来た頃は学校でラノベ読んでるとどんな反応された?
どんな中高生が読んでた?
萌えあった?
今26になるけど
別に普通に読んでたがなぁ・・・
まぁうちのクラスは女子が三分の一占めてたので、
少女マンガも小説も借り放題というか面白いから読みなさい的だったから
一般的ではないな。
薔薇も百合も女の子の読むモノのほうがエロいなぁと知った。
萌えは・・・言葉自体が無かったにせよそれに準ずるものはあった。
×三分の二
○三分の二
でした。
26って、意外と歳近いよ…
ラノベってそんな最近の物だったのか。
ネットでとったアンケートは基本的に年齢高くなるよ。
ラノベ読本には
30年史ってあるけど、
ラノベって言う括りが出来たのは
そんな昔ではないと思われ。
1987年以降の話だね
484 :
742:04/08/30 23:41 ID:07U+P5Xx
でもほんとにライトノベルの評価が急上昇してるね。
読本とか入門書とかいろいろでてきてるし、
西尾維新や秋山瑞人を中心に主流文学の批評家からも注目を得るようになった。
ああ、ライトノベルよ、おまえはこれからどこへいくのか。
俺は瑞っ子じゃないけど、やはり秋山は特別優れたラノベ作家だと思うよ。
え?
瑞っ子ぐらいだぞ そんなこというのw
特別優れたってほど売れてないし
フォロワーがいっぱい出るわけでもない
一線に何年もいるわけでもない
今となっては中堅以下だw
でも大森望等SF方面や笠井なんかから批評を受けて評価されているし、
最近のすばる新人賞作品のクロスレビューや
東浩紀の対談のなかなんかでも名前がでてくる。
「ライトノベル」であることを超えて「小説」として注目され、
かつ評価されてる作家といったら、
いまのところ秋山くらいしかいないんじゃないか。
まあ「空の境界」が異常に売れていろんなところに奈須きのこの名前が出たり、
西尾がユリイカで特集されたりしたけど、
両者よりも秋山が達者なのは素人目にも明らかだから
ああいうのは実力によるものだとは思えないし。
……と、考えてみるとやはり秋山が抜きんでているのは
瑞っ子ではなくともある程度認めざるを得ないのではないか。
>488
「ライトノベルも」書いている作家で評価されているのは小野不由美
とかがいるわけだが、「ライトノベルのみ」で評価されているという
のが凄いことなんだよね。
SFを書いていた頃の筒井康隆が「たかがSF作家」と呼ばれていたよう
な、ジャンルによる迫害の中にあるだけではないかと思う。
>487
簡単に数名でいいから秋山よりも上と思われる作家を教えてくれ。
中堅以下であるならかなりの人数がリストアップできそうだな。
楽しみだ。
>489
電撃なら阿智だろう まずはな
それから時雨沢
この辺は5年以上最前線にいる上に出せば上位だ
そもそも新刊が出なければ中堅以下になるのは仕方あるまい
後、上下はあくまで売上な 内容の差なんぞ趣味の差だ
論じる価値は無いw
×論じる価値は無い
○論じる能力が無い
>491
ん?
本の内容に高低があるとでも?
自称文化人ですか?w
煽りとはいえ、言葉の上では
「趣味の差」というくらいだから趣味のなかだけなら、
高低が発生することくらいは認めるんだろう?
そうだね
そう言う意味では確実にあるでしょう
中身は何でもいいなんて人は電話帳でも読んでりゃいいんだしな
その上で、客観的なものさしってのは売上ぐらいしかないわな
どれだけ受け入れられてるっていうさ
それが娯楽の基本だろ
娯楽というのはそれほど幅のせまいものじゃないでしょう。
ミステリやSFといったいわゆるエンターテイメントと呼ばれるジャンルの中でも、
確実にコアなものはあるし、
またジャンル自体がさびれているものが娯楽じゃないかといえば、
もちろんそんなことはない。
だいたい売れてる=受け入れられてるでいうと、ライトノベル自体が売れてない。
評価の基準っていうのはそれこそさまざまだけれど、
ただ近代以降それらを一つにまとめあげるような「大きな物語」が失われた、
どの価値観を優先すべきなのかというきっかりした儀式が失効した、
というのが批評を読んだりする人にとってはある程度常識だし、多かれ少なかれ意識していること。
これはもちろん売上も例外じゃない。
だから作品の高低などというときは、
いまや「それでもあえて」の意識からのがれることができないわけだ。
>495
漫画以外の出版物で売れてないとでも言うの?
ふぅん
で、何が売れてるんだ?
小説でライトノベルより売れてるのなんてミステリーだけだぞw
そして「あえて」作品の受容の面をメタ物語から考えるならば、
アニメや漫画を知らないものにとっては読むに耐えないと言われているライトノベルを書きながら、
ライトノベル本来の層をこえて支持され注目される秋山はすごいわけだ。
>498
そこが勘違いだな
本来の層を超えてって言うからにはほかの業界も動いてこそだ
注目されるってのはそう言う事だ
で、現状ライトノベル出身で動かしたのは神坂ぐらいしかいない
映画4本は伊達じゃない
正直、おおあまに甘くして現状で可能性あるの時雨沢ぐらいだろう
>>486に釣られすぎ
ライトノベルの評価のベクトルなど複数あるもので、しかも一人一人それぞれの評価の比重が
違うのだからどっちが上とは言えんだろ。
この評価の比重を客観的に決まったとき、ライトノベルの終焉は来るだろうな。
>>499 勘違いというよりも論点がすれちがっているだけだよ。
よするに批評基準というのはいろいろあるわけで、
例えば、ミステリーの定石的なトリックを編集するだとか、
オブジェクトレベルとメタレベルを短絡させて感情移入させるだとか、
社会学の資料になるだとか、精神分析のサンプルだとか、
モダンホラーの細部として清新だとか、
小説理論になるような瑣末が技術もふくめてさまざまなわけだ。
どれに傾いても評価されるだろうし、おのおのの技術があるだろう。
しかしどれがどれよりも優先されるべき評価基準なのか、
ということ決定する儀式を失ってしまった時代にわれわれは生きている。
これはつまり、その評価じたいが誰かに「くだらない」と思われてしまったら、
それまで、ということ。これは売上もそうで、
作家がどれだけ売れたかなんてどうでもいい人にはどうでもいい。
村上隆がオタク系文化をグロテスクに編集してみせているように、
われわれが娯楽だエンターテイメントだと当たり前のように、
うけとめているものは実はけっこうキワモノ的な性格をもっていて、
偏狭なわけだ。それは映画がいくらつくられたところで変わらない。
で、ここで重要なのは秋山がいままでのラノベ作家にはないくらい、
いろんな基準から支持をうけているということ。これを「受容」として提示したわけ。
例えば、秋山を評価した大森望と豊崎由美は対談のなかで
時雨沢を、これの何が今の若い人にうけてるんだかわからないと言っているし、
西尾維新はいたっては「これははたして小説なのかな?」って感じで理解できないそうだ。
そう言う中にあって秋山だけは普通に名前がぽんぽんっとでてくる。すごい。
>501
そのあなたが思うところのいろんな基準自体に価値が無いがねw
どいつもこいつもメタ視点を持たない変人な上に
現在の流行にのれない偏人じゃん
いろんな視点なんてちゃんちゃらおかしいわな
凄いってのはどれだけ膾炙するかだよ
マニア受けってのは終わった作家の最後の勲章だ
つまり、秋山瑞は終わったわけだ おめでとさんw
>>502 マニア受けだ、と言ったんじゃない。むしろ逆、
秋山瑞人の作品は流行に左右されることなく支持されている、
という例でもちだしたんだよ。ちゃんと読んでくれ。
まあしかし、メタ視点をないのは大森等ではなく。
流行を分母的背景としてとらえられないナイーヴなラノベ読者であろう。
>503
そりゃ、全く逆だ
あなたの言ってるのはマニア受けで何が悪いって理論だよ
流行に左右されずに支持されてるってのは
名作とは言わんがグインとか
十二国とかDとか阿智とかどんな小さな本屋でも一応置いてあるぐらいじゃないと
でかい本屋でも無い事が出てきた秋山瑞にはあてはまらん
>>504 だからどれだけ膾炙するか論点においているわけではなく、
読まれたなかでどれだけ理解されるか、という話なわけ。
読書にももちろんその分母となるような背景がある。
われわれは一時それを共有しているから西尾や時雨沢を読むに耐えるものだと受け止められるけれど、
いっぽうそれを共有しない大森等には理解することができない。
しかし秋山瑞人はわれわれはもちろん大森等にも理解される。
なぜか? といったら先に上げたさまざまな評価基準を網羅していたから、
SFプロパーにも評価されるストーリーをくみ上げられ、
文芸批評家をそれなりにうなされる文章を書けているからだ。
そして分母はあっさりと変わってしまう。流行がすこし違う道へそれたらそれまで。
特定の分母(=評価基準)に依存しすぎた時雨沢や西尾の作品の寿命が短いだろうことは、
簡単に想像がつく、と、こういうはなしだ。
>505
不思議だな
理論自体は間違って無いのに結果が明らかに違う
秋山瑞こそ分母がなくなってしまって終わりかけてる作家だがw
大森に評価されるのと地上波全国でアニメ化される
どっちが生き残れるほどの広いものを持つかと言えば自明の理だ
文芸なんぞ評価に価せんぞw
いや秋山は残るね。間違いない。
俺はミニマムな形とはいえ文芸の力に信頼を置くよ。
秋山は同時代的ラノベオタク的モード的な分母を超えて鑑賞に耐える作品になっている、ということだ。
アニメ化され映画化されても、その分母は誰も超えていなかった。
この分母を超えた作家は秋山の他にいたか? いや、いない。
>508
釣りとしてもイマイチ
他ジャンルの文芸評論家の批評に耐えるというのは、秋山瑞人の個性や味といったものであって、
他のライトノベル作家と比して秋山瑞人が優れているかどうかとは全くの無関係だと思うのだが。
もしこの間に関係を認めるとすれば、他ジャンルのほうが優れているという事を認めることになり、
そうすると、秋山瑞人はライトノベルというサル山からちょっと頭を出しただけの、おサルの大将
ということになるんじゃないかね。
>510
普遍性のことでしょ。
あんまりひねくれて解釈してもしょうがあんめぇ。
>511
いや、だから
それを普遍性なんて考えるのおかしいだろって言ってんだろ
他の方向で認められるってのはあくまでその方向で認められる味であって
ライトノベルとして認められるってのとは無関係
しかも、それこそが他の作家とは違う素晴らしさの理由なんて理論だと
おいおい、向こうに認められなきゃ素晴らしくないのか?となる
というか瑞っ子の頭のなかでは秋山瑞人は筒井康隆と肩を並べる作家だったんだな。
そこに愕然とした。
秋山瑞人が評価されたのは実力で
西尾維新や奈須きのこは実力じゃないっていうのも一〇〇パーセント信者目線だし。
>512
ああ、あんたは真面目な人だな。いや、俺が不真面目ってわけでもなく
ちゃんと話が出来そうってことだ。
社会に出るとはそう言う事なんだよ。如何に素晴らしい物でも、違う価値観
に放り出して凄いか、欲しいと思わせるかってのは別の指標が必要になる。
いや、視点を変えさせ、誤魔化してまで読ませてしまえばこっちのものだと
言わせるだけの実力があるかという話なのかもしれない。
たとえば寿司ロボットは素晴らしいがラーメン激戦区では不要の性能なわけ
だ。認めさせるには素晴らしい寿司を作ってラーメンから目を向けさせると
いう方法もあるし、ラーメンロボットを作るという発想もある。
普遍性とはロボットによる調理は衛生的で品質が安定しているという面であ
ったりするわけだな。これはロボットを導入すれば入手可能な特性、つまり
個性だ。普遍性とは個性とも言い換えられる。
つまり、秋山瑞人の凄さにはヲタ萌えに留まらない普遍性を兼ね備えるから
で、その普遍性に気がつけばヲタ萌えを非ヲタが自然に親しみ理解できると
いう相親和状態を作り出せるから、ライトノベルの一般浸透の急先鋒として
利用可能な逸材といえる。
いうなれば「便利な存在」なんだな。便利だから凄い。今はね。
>513
筒井康隆と似ているとしたら、読者の心の動きを完全に読み切った上での
作品作りという点でしょうかね。
はっきり言えば秋山瑞人は筒井康隆の足元にも及ばないわけですが、「作
品の作り方」に通じるものを感じさせる。
このまま書き続ければ何十年後には凄いのを書きそうだという期待をさせ
ます。「秋山は読者の斜め上と行く」という感想が如実にあらわしている
と思いますよ。読者の想像はここにあるだろうと予見し、裏切るわけでも
なく予想通りでもない絶妙な所に落としてくる。
筒井康隆の場合はその「読者の想像」を作品に投影し、読んでいるうちに
「私はこのような読者でなければならない」という作品中にどこにも読者
像などは描かれていないのに、何故か努力して作家の思い描いた読者像に
近づく努力をし始める。簡単に言い換えればそれは作家の貫禄や信頼感と
いうものなのかもしれない。
秋山瑞人にはそれがまだ足りないのだが、「瑞っ子」という人々が存在す
るという事を冷静に考えれば、彼らは秋山瑞人を信頼し、秋山瑞人の理想
の読者像となれば作品から多くの恩恵を受けることが出来ると理解したと
いうことではないだろうか。
信者という言葉は如何にも下卑た嘲りに満ちた言葉ではあるが、本を読む
とは作家と読者の信頼関係であるから、その関係を作り上げられたという
ことは作家の才能であって、これは評価しなければならないと思う。
奈須きのこは読んだことはないから言及はしないが、西尾維新は才能ある
作家だと思う。しかし、今は作品の方向性が偏っていることもあり、もし
100冊の本を書くとして、全てが同じ作風になりそうな雰囲気を持っている
というのは誰もが実感するところで、その点において心配になる。
ただし、現在のライトノベルの勢いからすれば、次々に良い作家があらわ
れているので、西尾維新をも消費してしまえばそれでいいのかもしれない。
無理に別の作風を期待しないでも読者としては困らない。
うわ、なげぇ。すまん。
>>514 だからその普遍性という特性が、他の特性と比べて優れているというではないだろうと言ってるわけ。
「ライトノベルの一般浸透の急先鋒として利用可能な逸材といえる。」としても、ライトノベル作家として
特に抜きん出た存在であるというわけではない。それを好むか好まないかは個人の趣味の問題だ。
>516
秋山が特に優れているとは俺が書いたわけではないのだが、それを
書いた人はある意味、勘違いをしているのだろうと思う。
しかしその勘違いは秋山瑞人には才能がないのにあると思ったという
勘違いではなく、自分が秋山を持ち出した意味に気がついていないと
いう意味での勘違いだ。
所有している特性に優劣をつける必要はなく、ここ最近のライトノベ
ルが認められつつあるという時代背景に秋山の特性が有利に働くであ
ろうということが言いたい。
要するに俺は、抜きん出た存在なのかというあなたの意見と秋山の存
在を持ち出した彼の意見が同時に成立するという立場だ。
>>517 ふむ。ではあなたと私の間には争点はなさそうですな。
たしかに文芸方面からのライトノベル評価という観点からならそうですね。
まあなんだ……秋山完はどうなのだ?
↑スレストッパー
521 :
吾輩は名無しである:05/02/28 01:17:57 ID:Rvd3iDEq
p
活字離れといわれる現在ではライトノベルの存在は大きいと私は思います。
いきなりそれなりのページ数の本を渡されてもたいていの子供は読まないと思うけど、
薄くて、ちょくちょく挿絵もあるライトノベルだとどんなキャラクターなのか、
どんな世界なのかってのが容易に想像できるから楽しく読めると思う。
活字の世界に目覚めるためのひとつのきっかけとなれる存在がライトノベルなのではないでしょうか?
何も本を読まないより、気軽に読めるから文字の世界の楽しさを知るきっかけになれるのではないかと思います。
萌え路線をどうにかしていただきたい。
ラノベ読まなくなった理由がこれ。
ドクロちゃん? めがねのこころ?
タイトル見ただけで萎えた。
今まで熱心に読んでた本がこーゆーのといっしょに積んでるのかと思うと…って感じで、引退した。
昔はラノベちょくちょく読んでて、普通に面白いと思ってた。
特に上遠野やキーリは結構はまってました。
…が。
上記の理由で現在徹底敬遠。
漏れみたいな人、いないですか?
あれのせいでラノベ変えなくなりました。
本格(狙ってないやつ)と萌え(狙ってるやつ)はレーベル分けてほしい。
そうすりゃまた買い出すかもなのに。
>523
おおざっぱに分ければ
狙ってる度が強い順に電撃 富士見 スニーカー
弱い順にハヤカワ ソノラマかな
創玄というのもあるが
>>523 一般人引かないけどね。
いや正確に言うと上遠野やキーリと区別つかないと思うよ、とても残念ながら。
>>523 逆にドクロちゃんは一般人の間でカルトチックに人気上昇中だ
>>523 ライトノベルというのは、非常に自由なジャンルであって、
萌え系もシリアスもグロもギャグも許容するからこそ面白いのではないか。
萌え系以外の作品が全くなくなってしまったというならば、危機感を抱かねばならないだろうが。
2chという非常に便利なツールがあるんだから、こまめにチェックして自分にとって良作足りえるものを
選別して買えば何も問題ないではないか。
過剰な自意識と変な美学と無意味な先入観に取りつかれて、全て読まないなんて
もったいないだけだと思うぞ。
>>523 その意見だけ聞いたら、萌は自分の趣味に合わないから分別汁、みたいな感じですが、
元々ライトノベルには萌え要素は大目に含まれてるんでそりゃ無茶ですよ。
まーそれに、狙った萌”だけ”しか見るところの無い作品は今でもさして高評価は受けてないと思いますよ。
ドクロちゃんにしても、昨今の萌えブームを揶揄したような、独自の突き抜けた設定・展開が人気の元と
なってるわけですし(オタ界隈を狙った内輪向け作品なのは間違いないですが)。
特にイラストに関しては、内容とは完全に切り離して考えることをお勧めします。イラストに於ける萌え作品比率の
上昇よりは、小説自体のそれはおとなしいと思いますよ。
>523
例に挙げた作品がよりによってソレってのが愉快。
ドクロちゃんは既に解説が入ってるから、めがねのこころの方を解説すれ
ば、あれはファンの言うところの「作者の黒いところがでた」作品であり、
「偽看板」とファンが名づけた裏切りの一本。
ちょっと見ただけでは狙い澄ませた萌え路線に見えるんだが、読めば欝展
開。しかもヒロインが死ぬとかそんな「スッキリ」したもんじゃない。
ええもう、ヒロイン生きてますけど、それってちょっと。という展開が目
白押しですよ。
同じ意味でヴァルキュリアの機甲もお奨め。巨大美少女戦隊物かよ、なん
でも属性くっつければ済むってモンじゃねぇだろ。と突っ込みを入れたそ
の顔が次第に青ざめます。いや、途中までは予想通りなんだけどさ。
作者自らが「萌えろちっく」と名づけたファラオ様シリーズとて、ヒロイ
ン(主役?)イプネフェルってのが父親の王様に地下宮殿に閉じ込められ
てそのまま死んだという設定から始まるわけでねぇ。
最近の小説は表面だけ見たらわかんないって事ですかね。
いやまぁ、実際には大量に読んでるとピンと来ますけどね。コイツは萌え
だけだ、こいつは裏に何か仕込んでやがる、とかね。
すんません……ラノベ読めなくなりそうなのでそろそろ勘弁下さい( ノ∀`)
富士ミスは表に何かしこまれています
>530
言ってる意味がわからない。
>>532 このスレを読んでいると俺はこんなジャンルの本を読んでいたのか・・・orz
という気分になってしまってこれ以上ライトノベルが読めなくなってしまう。勘弁してくれ。
ってことを言ってんだと思われ。たぶん。
534 :
イラストに騙された名無しさん:05/03/03 05:23:29 ID:1FMtum35
「空の鐘のなる星で」これ結構お勧め。皆が言ってる萌え?なるものは無いように俺には思えるしファンタジーだから入りやすいかと…どうだろうか、これ見て買ってみた方は感想などをカキコしてくれると嬉しい。なにぶん自分の評価だけじゃよく分からないもんだし
自分が好きなら他人の評価なんか気にせず読めばいいだけでしょう。
みんなが面白いと言ってれば自分も面白いのか(面白いと思わないとダメなのか??)
1作品として自分が楽しめればそれで良いでしょう。
小説だからラノベだからというジャンルに縛られる必要は全く無い。
小説だろうがラノベだろうが面白いものは面白いし、つまらないものはつまらん
(面白い・つまらないは個人の価値観などによる)
ラノベのよさを指摘してるレスのほとんどが気軽さだな。
ほんと重要なことだなってきがするよ。
純文学なんかは「読者を楽しませよう」としなくて、ただ「読者に伝えたいこと」が書かれているだけ。
だからおもしろくない。
ラノベは純粋にエンターテイメントだからおもしろい。
それだけのこと。
面白さの性質が違うだけだとは思うんだがな<純文学とか
イラストやタイトルが受け付けないという人は離れていくんだろうと予想。
俺個人は523に近いけど、分けるとかどうとかは別にどうでもいいと思っている。
ただ一緒に積んであるだけで萎えるとかいうのは視野が狭いのではないかな。
と言うか、ここじゃよくライトノベルと純文学を対比させてどうこう言うが、
ラノベをラノベとひとくくりにする以上に純文学というくくり方が無茶だと思われる。
純文にだってラノベ臭いのはぼこぼこあるしなー。
まぁラノベ嫌いにしろ純文嫌いにしろ、かなり広義のカテゴリだから、一を知っただけで見限る
のはきっと損。
541 :
吾輩は名無しである:05/03/16 12:05:37 ID:BvwMUw4g
pu
ライトノベル読んでる人間より、純文学読んでる人の方が高尚なの?
極端な例とかじゃ無くて、教えて欲しい。
>542
高尚だよ。
ある程度以上の文章読解能力があり、内容も上品だからね。
だけど、それが評価の全てではないってだけさ。
高尚な人間とはライトノベルや純文学、実用書や哲学、子供向け学習冊子にも分け隔てなく価値や面白さを見出せる人間のこと。
その道の第一人者なら、自分のジャンルへの意地とか誇りとか愛着があるから区別してしまうのはともかく、
所詮ワナビの癖にラノベだから云々、純分だから云々といっている間は、まだまだ視野狭窄な小物に過ぎん。というか、それにすがり付いてないと自己をかくりつできないような餓鬼。
まぁ確かに真に高尚な人は作品自体に評価を下すんであって、
その作品のカテゴリがなんでるかなんてのは気にしないわな。
いまどきのライトノベルの多くは(純文学の多くも)ジャンルを意識せずには読めないぞ。
撲殺天使なんて典型的。
純文、純文っていっている人達も、ラノベ読みも、本読むの好きなんだろ?
なら根底にあるのは、「面白い本が読みたい」って欲求なんだから、
無理して「ライトノベル」っていう一ジャンルを叩かなくてもいいと思うんだが。
俺の考えるライトノベルの良さは、まだまだ可能性があること。
本好きなら、面白い本が出るまで見守って行こうじゃないか。
撲殺天使は純(粋に頭がおかしい)文学
どこにライトノベル叩いてる純文学好きがいるんだ?
逆ならいるが
ライトノベル板だから当たり前だけどさ。
550 :
吾輩は名無しである:2005/03/21(月) 13:45:15 ID:Tqrhvg56
小説自体が低俗だと言う人もいるくらいだから
そういうやつに限って映画1000本そろえてたりする
552 :
イラストに騙された名無しさん:2005/03/22(火) 11:10:22 ID:YAuIiPVf
>>547 純文学好き=知識をつけたり、考えたりするのが好き。
ライトのベル好き=面白ければそれでいい。
って感じだと思う。
>>549 純文学を叩くライトのベル好きも見た事ないよ。
ライトノベルが好きな奴はあんまし純文学を読まない。
ところで、ライトノベルを叩いてる純文学好きは、
その辺のサイトを探せばすぐ出てくるけど。
純文学でも小説で知識を付けちゃあ不味いだろう……。
むしろラノベのほうが問題少ない気がするが、ちゃんと調べるだろうから。
考えることが好きってのはあるかもね。
なぜ小説で知識を付けてはまずいのかね。
作者が嘘を書けなくなるだろう。
挙げ句に、真実と違うと馬鹿を言い出す人間が出てくる。
物語のために嘘をつくのが許せないのならば、資料を読むべきだ。
>>555 その資料が事実を語っているという確信はどうやって得ればいいの?
思い違いをしただけで馬鹿にされるの?
どうも君の周りは殺伐してるね。
小説を鵜呑みにしないのと小説から知識を得ないのはイコールじゃないだろ。
小説はフィクションだから、という一点の根拠のみで小説内の全知識を否定するのは
勿体ないよ。取捨選択しませう。
流石に”間違った内容の含まれる小説は、それを完全に鵜呑みにする人間に失礼だ”とかいう主張は
本読みとして恥ずべきだと思うし……タマにいるけど。
小説はフィクションという大ウソをつくために現実感を演出する事実を語る。
何処までが事実で何処からがフィクションなのかの線引きができない人は困るよな。
>558
まぁな。
世にある「株で儲ける」系の本やら、成功する上司云々とかのHOWTOモノって
のもフィクションで「役に立ちそうな気がする」という爽快感を得るための
もの。あれらを読んで「勉強になった」と思う人は多い。
だが、それの何が悪い?
フィクションを役に立ててしまう人がいるならそれは良いことなのさ。
フィクションと現実の線引きなんかいらない。そもそも現実ってのも自分の
頭の中にあるフィクションでしかない。
他人のフィクションを自分のフィクションに織り込むのが「読書」というも
のなんだよ。多少の取捨選択はあるにせよね。
一般的なことをいうと細部がリアルであったほうが虚構がいきてくる、ってなる。
その傑作的な事例が「薔薇十字団」の件で、
ヨハン・アンドエーレの創作であるローゼンクロイツは
どんな実在した人物よりもずっと実在性のある人物として歴史を歩んだ。
そしてそれを可能にしたのが「いかにもありそう」な細部の数々だったわけだ。
薔薇十字問題に関心を払う奴なんて
>>558からすれば困った人たちなのかもしれないが、
このなかにはデカルトやコメニウスやライプニッツやゲーテを含めて
多くの神学者・哲学者・化学者が歴史的に歴史的にまきこまれた。
まあ現代では小説がそこまで大きな力を持つかどうかはべつとして、
よするに「小説はフィクションという大ウソをつくために現実感を演出する」ための技術は、
「何処までが事実で何処からがフィクションなのかの線引き」をやらせない技術と近似する。
それを分別つけたポーズとったり、なんでもかんでも自己卑下してごまかすのは、うまくない。
たまーに書き手が、書き手としてではなく生活者としての矮小なプライドをまもるために
作品を犠牲にしまでそういうポーズをとることがあるけど、
ああいうのはほんとうに馬鹿馬鹿しい。
>560
前半と後半の関係がちょっと弱いな。
>560
「しましまパンツ」まで読んだ。
読みにくい
>>560 なんらかのポーズをとっていることは伝わってきた。
565 :
吾輩は名無しである:2005/04/06(水) 13:27:12 ID:Z52THP98
t
ラノベのよさ…ちょっとずれた話題かもしれないけど、あと
素人考えなんだけど、他ジャンルの小説に比べデビューが簡単…
…ってことある?
昔ゆうきまさみの「エロ漫画はデビューが簡単」って言を思い出したんだけど。
小説書きとしてプロになるのに一番門戸の広いジャンルってなんだろう?
569 :
吾輩は名無しである:2005/04/19(火) 12:41:01 ID:danbyKg9
]
ラノベのよさね・・・
挿絵かな?
最初に設定絵とかあるから物語を漫画、アニメ的に見やすい
内容クソでも絵だけで満足できる奴がいるみたいだし
オタクには最適だと思う
特に萌えオタク
このごろ露骨に、萌え絵多いし
571 :
イラストに騙された名無しさん:2005/05/05(木) 19:44:42 ID:OUP+UgED
今日、近所の電器店でアレに使う大容量HDDなどを物色しておりましたら、
「萌えー!萌えー!」と叫びながらフロアをうろつくおっさんを発見いたしました。
ああ、春だな。
ああいうおっさんの存在を根本から抹消したらさぞかし楽しいだろうなとバッファローの
200GBHDDを凝視しながらレジへと並びました。
ふとおっさんに目をやると、いつのまにやらおっさんが幼女に寄り添っているではありませんか。
これはいけませんと、買い物かごにあった唯一武器になりそうなUSBケーブルを握り締めていると、
おっさんと幼女の会話が聞こえてまいりました。
「もえ。お父さんから離れたらダメじゃないか」
「ごめんなさい」
ああ、アレだ。親子だ。もえって名前のお子さんですか。利発そうなお嬢さんですね。
抹消されるべきは私ですね。
無理なところ、無理
>>571 おまいに罪はない。そのおじさんにもない。
悪いのは社会だ。
そのコピペいろんなヴァージョンがありますね
最高のラノベって何?
激突!カンフーファイター
ラノベを読む感覚は漫画を読む感覚にかなり近い。
ただ、漫画より1冊あたりの物語の展開が速い(ことが多い)。
1冊読みきるのにかかる時間も長い。
>>577 ラノベの方が文字量が遙かに多い。
ラノベの方が(大抵)完結までの巻数が少ない。
んだから当たり前かと。漫画でも二〜三巻ないし単巻で終わる漫画は展開速いよ〜。
579 :
吾輩は名無しである:2005/05/17(火) 12:25:42 ID:ZZV6b4HY
0
ラノベの良さ。コストパフォーマンスの良さと手軽さじゃないの。
コストパフォーマンスは文庫の良さなんじゃあないかな、イラスト含むと解からんが
582 :
吾輩は名無しである:2005/05/30(月) 12:51:30 ID:rGH+dcPr
f
さっさと新刊が出る。
続編シリーズものが多い。
キャラクターの魅力に大きく寄っている。(その極端な形が萌え)
気軽に読める。
軽妙浮薄。
挿絵というかイラスト。
ライトのベルの特徴を挙げてみました。
585 :
イラストに騙された名無しさん:2005/05/30(月) 20:45:49 ID:WKoYuXWG
いんや、このスレは永遠に不滅だね。
絵がオタク向けで、文章が稚拙で、内容が薄い
俺はライトノベルは単なる作者の妄想の披露だと思ってる
一般小説にもそういうものはあるが、ラノベは特に二番煎じが目立つから嫌い
587 :
吾輩は名無しである:2005/06/16(木) 12:13:31 ID:sZcezAX+
i
588 :
イラストに騙された名無しさん:2005/06/16(木) 21:55:32 ID:YRhdDCHj
ライトノベル
〔(和製) light+novel〕
10代の若者を主な読者層に想定した気軽に読める小説の総称。
会話の多様やアニメ-タッチの挿絵などが特徴。
三省堂提供「デイリー 新語辞典+α」より
>>586 自分の不勉強というか視野の狭さを露呈して楽しいのかねぇ。
>>589 いや、下段はともかく概ね当たってると思うが
当たってるのはオタク向けの部分だけで、あとは偏見だろ。
それ以外は一般小説や純文学と大差ない。
イラストに目を引かれたとき、
ああ駄目もとで買ってもいいかな、という気分にさせる程度の値段。
それがライトノベルのよさ。
値段がふつーの本みたいに千円以上してたらぜったいに買ってない。
時間の方がもったいない
読むのに一時間かかったら3000円ぐらい損している
そう思うんだったらそれでいいんじゃないか?
娯楽ってのはそういう性質を持つもんだ
595 :
イラストに騙された名無しさん:2005/06/18(土) 12:10:44 ID:DqQk7RZA
そうか? 俺は一時間読んじゃったらつまんなくても読み通すよ。
どこにもまったく面白いところがない、っていうのはまずありえないから、
すこしは面白がれるわけで、最終的には損したのか得したのかわからなくなってる。
で、ラノベは安いからまたイラスト買い。
>>593 金の方がもったいなくて、どんな本も最低2回は読む僕はどうすれば・・・
597 :
イラストに騙された名無しさん:2005/06/19(日) 20:09:39 ID:skczNP6z
598 :
イラストに騙された名無しさん:2005/06/19(日) 20:26:30 ID:jLIx2hDB
なんか小説として通用するのは秋山瑞人だけだ、みたいに言われたけど、
じっさいのところ上遠野のほうがプッシュされてるじゃん? みたいな。
上遠野は特集組まれたし。
ドクロちゃんだけは本気で中身のないラノベだと思う
601 :
イラストに騙された名無しさん:2005/06/19(日) 22:44:31 ID:TiUruos0
>600
だがそれがいい。
世の中、あれだけ中身のない物ってのはそうは存在しないぞ。
情報過多で破裂しそうな現代人の脳を、一時的であれ真っ白にしてくれる。
「考えたり悩んだりしても無駄なことがある。もっと我々は自由になってよい」
ドクロちゃんで我々は原始に戻れる。
理屈を捏ね回し過ぎて、いつの間にか我々は考えないことの素晴らしさを忘れ
てしまっていたのだ。
とりあえず、桜くんの耳からピンクと白の粒粒がぽろぽろ零れ落ちるのを白痴
のようにえへらえへらと笑ってみよう。それでいいんだ。ほら、楽になっただ
ろう?
これはもはや「禅」の世界だ。
603 :
イラストに騙された名無しさん:2005/06/19(日) 23:00:12 ID:/NTb5ObS
やっぱりカップめんのふたに使えることだろ
>>603 普通の一般小説でもふたに使えると思うが…
むしろ本のサイズ的には一般を使うのが普通だな
オクで一般小説より高く売れる
607 :
イラストに騙された名無しさん:2005/06/20(月) 05:10:08 ID:B1rzUyVA
行方不明とか犬とか猿とか鹿にされたクラスメイトの今後の人生を想像して笑うに笑えません。こんなおれはどうすれば
609 :
602:2005/06/20(月) 09:46:28 ID:MaQXCOzZ
あ、東とか元長とかが上遠野をとりあげてた、って意味ね。
小説として通用するのは秋山くらじゃない? みたいな話は上のほうで何回かでてるように見えた。
ラノベがある意味ヲタの先端という見解に同意しつつもあの文体とかが受け付けられない。
しかし、ヲタたとしてのロートル化を防ぐべく、ブギーポップ(最初のやつ)、NHKへようこそ、あと
ファウストとかも購読してみたが、あの説明会話主体の文章とか無理、頭が受け付けない。
漫画は好きなのに、漫画っぽい設定もダメみたいだ。
上記の悩みを持つ漏れがラノベの良さを実感できるおまいらのお薦めを教えてください。
漏れのスペック
・早川、創元の翻訳SF好き。
・早川JAの星界シリーズ、マルドゥックスクランブルはいけた。
・かとおもえば「おもいでえまのん」は20ページで放棄した。
・マリみては何かもう別物と頭を切り換えて楽しめる。
・世代が違うのであれだが火浦功は面白いと思った。
・漫画は大好き、商業同人会わせて5桁行くと思う。
竜剣物語
>>610 >・早川JAの星界シリーズ、マルドゥックスクランブルはいけた。
ライトノベル読めてんじゃんw
後はジャンルとか作家の文体と会うかどうかの問題でしょ。
あえて上げるならギャグ物手出してみてないから、阿智とかおかゆとかゆるゆるの読んだら?
613 :
610:2005/06/23(木) 01:47:43 ID:aJfEzgcr
>611
漏れへのお薦めすか?
>612
>ライトノベル読めてんじゃんw
あれはライトノベルという認識でええんかなやっぱり。
マルドゥックスクランブルはヒロインが萌えキャラなだけで、普通にSFだと思った。
後半の展開はギャンブル小説ですがw
星界は、いまのところ本当ににぎりぎり許容ライン。
お薦めぐぐってみた、おかゆというとどくろちゃんですか。
ちょっと読んでみる、ありがとう。
>>610 ある程度硬めの文体が好みっぽいから、
『十二国記』とか『デルフィニア戦記』とか読んでみたらどうよ?
あと、秋山瑞人とか乙一とか壁井ユカコとか高畑京一郎とか古橋秀之とか、
その辺の作家も案外合うかも知れない。
>>610は古いのを片っ端から調べてみれば好みそうなのが見つかるかもしれないよ。
最近は昔の作品にイラストつけた再販も多いからね。
最近の本はキャラ萌えとかシチュ萌えや定番シチュエーション
がメインなのがほとんどだから合わないかもね。
616 :
吾輩は名無しである:2005/07/01(金) 11:58:14 ID:0sOoG3NB
6
SF村の人間はラノベ村にはこないほうが
お互いに幸せだと思うけど。
>>613 えーマルドゥックのアレ萌えキャラか?
あれを萌えキャラと認識できるとはよほど萌えの道に生きてるんだな。
まそれはそれとして、貴方に向きそうなライトノベルらしいライトノベルということで、
マルドゥックの同作者の、「カルドセプト戦記 ストームブリングワールド」(MF文庫)
「カオスレギオン」(富士見ファンタジア)を読んでみてはいかがだ。
熱い戦いが好きなら「BLACK BLOOD BROTHERS」(あざの耕平/富士見ファンタジア文庫
や同作者「Dクラッカーズ」(富士見ミステリー)完結済もオススメしておく。
万人が読んでるものとして「キノの旅」をちらっとみておくのもいいかもしれない。
ライトノベルと小説の中間だと「復活の地」がオススメ。SFだし。
あと「銀河英雄伝説」は避けて通れないか。既読だとは思うが。
619 :
吾輩は名無しである:2005/07/14(木) 15:38:52 ID:lu/ska4D
@
ライトノベルは小説よりも現代言葉を反映している
文章なので伝えたい物語を漫画よりも簡単に表現できる
映像技術の発達により、妄そ …想像が得意な人種が増えたため挿絵から物語を映像化できる
想像に馴れてくると自分好みの展開を創造して愉しめる
楽しんだら自分の作った物語を誰かに見てもらいたくなる
2chでネタとして投下する
ぼろ糞に叩かれる
<もう二度と書くもんか!> <クソッ…次こそはワラって言わせてやる!>
オレがラノベ読んでる理由はジャンルなんだよな、逆説だけど。
普通のレーベルだと人が死ぬ話かセックスしてる話か仕事してる話しか見当たらないから。(某所店内オレ適当調べ)
むしろそれ以外はラノベっていうジャンルで総称してもいいと思う
ただし純文は除きます。ウジウジしていて古臭くて読む気がうせたからオレが理解できてない
boy meets girlな話が読みたい人は児童文学終わるとラノベかアドベンチャー系のゲームしか受け手が無い
ラノベは萌えを前面に出しておにゃのこ描写してるから好きです
戦闘シーンやそれ以外の日常描写を我慢して読めばおにゃのこ描写のご褒美がもらえるのです
623 :
イラストに騙された名無しさん:2005/07/26(火) 12:39:20 ID:HRU5T4pG
0i
ライトノベルって要するに内容が簡単な純文学だろ?
違うの?
625 :
市川:2005/07/26(火) 16:23:31 ID:ov8PV57n
お前らみんな死ね史ね市ね詩ね氏ね誌ね士ね師ね詞ね資ね紙ね子ね
子ねシネシネシね誌ね氏ね!!
市川さんでも楽しめる。
70年代のSF小説の挿絵見たいに抽象的なイラストにすれば良いんだよ
萌えキャラの絵とかがあればそれはライトノベルとは認められず
エロ絵絵本とでも呼べば良い
おれはあのゾンビーハンターみたいなレンズマンより
こっちの方が好きだ
630 :
イラストに騙された名無しさん:2005/09/02(金) 12:45:52 ID:H//I9h0h
uy
631 :
名無し物書き@推敲中?:2005/09/15(木) 12:03:54 ID:zFapGjiC
u
632 :
イラストに騙された名無しさん:2005/09/20(火) 04:18:35 ID:o76DuuKY
文字ばっかで疲れた目を挿絵が癒してくれる点
633 :
イラストに騙された名無しさん:2005/09/22(木) 11:54:43 ID:0owZKEuU
日本文学は内面描写を注視する余り、社会構造などの関係性、システム的なものを扱いきれない。
ラノベはキャラの記号性ゆえ、上記の欠点を越えやすい。
これは私小説を中心とする日本文学が「平凡な個人」を主対象とすることの構造的欠陥。
日本文学は大人を相手にしてるから、社会構造などは知ってるものとして描かないんだよ。
だけど、そのせいで時代が変わると次の世代には伝わらないんだよなあ。
それに対してラノベはまだ社会構造を知らない子供が相手だから、多少なりと描写してある。
ただ、記号化した部分が流行だから、乗り遅れや門外漢には伝わらないんだよなあ。
どちらも一長一短があるなあ。
635 :
イラストに騙された名無しさん:2005/09/22(木) 12:50:09 ID:eXqPd3Ow
ちまたにあふれる一般小説が半端なくつまんねぇ
→新書以外ほとんど読まない
→夏休みで色々疲れる
→なんか物語よみたい
→相変わらず一般小説はつまんねぇ
→ラノベいってみるか
→うぉ…ハルヒおもしれぇw
→次々と
ってなった。
消去法
軽い感じで日常を凌駕する出来事が起きまくるのがおもしれぇ
自分が面白いと感じる
ライトノベルの良さなんて、それで十分だろ
637 :
イラストに騙された名無しさん:2005/09/22(木) 18:27:55 ID:Bsccga6A
でも、正直ラノベしか読まないやつ見ると引く…
ラノベすら読んだことない奴には更にヒく…
641 :
イラストに騙された名無しさん:2005/09/28(水) 02:00:33 ID:lojFwrMe
赤川次郎の死者の学園祭を読んだ。
イラストがなかった。
つまり、昔は「小説」の下位ディレクトリとして「ラノベ」があったが、
今は「オタク」の下位ディレクトリに、「漫画」「ゲーム」と並んで
「ラノベ」がある。
642 :
イラストに騙された名無しさん:2005/09/28(水) 02:10:26 ID:KVQ5ZWyl
ラノベしか読まない奴よりラノベすら読まない方が一般的には普通
一般的でない普通は普通ではない。
いわゆる、白い白馬的表現だな。
644 :
イラストに騙された名無しさん:2005/09/28(水) 02:46:05 ID:syijDZUQ
やっぱり常に刺激を求めてるからこそ
ラノベは面白く感じるんだろうな、
撲殺とか読んでると
はっなんだこれくだらねぇで終わらせることができると
思うからな
だからその点では人間の感覚の問題だと思う
645 :
イラストに騙された名無しさん:2005/09/28(水) 05:51:38 ID:A2PL7nr+
しょせんは価値観の問題だろ。
646 :
一休:2005/09/28(水) 11:11:07 ID:tIjt45UQ
>>639 >>640 まあ、いい太鼓とは分かる
ライノベだけ読んでて、普通ずらするやつはウザイし
いうにことかいてライノベは普通だと言い張る奴がいるのはもっと
腹立つ
647 :
イラストに騙された名無しさん:2005/10/01(土) 15:03:04 ID:8Jgq51D5
妄想しやすい
>>628 それは具体的過ぎる。
昔は幾何学模様だけだったはずだけど。ミステリなんかも。
正味、オーフェンも鬼平も、フルメタも極大射程も、西尾も大藪も、変わらないだろ。面白い本という点では。
いやその本は面白くないだろ、っていう反論はアリだと思うけど。
俺は普通に生きてたら絶対にありえないような展開とか台詞に燃えるからライトノベルが大好きだー。
651 :
無名草子さん:2005/10/14(金) 10:41:34 ID:Oc3uvojr
t
>>649 >俺は普通に生きてたら絶対にありえないような展開とか台詞に燃えるから
ラノベに限った話じゃねえと思うが
>>652 それはまあ、小説は物語だからその通りなんだけど。
魔法とかロボとか宇宙人とか擬人化とか、ありえなささのスケールというか。
登川みたいなスナイパーは世界のどっかにいるかもしれないけど、魔術師オーフェンはありえない。そんな感じ。
654 :
イラストに騙された名無しさん:2005/10/30(日) 11:17:02 ID:BwmNEhaV
u
655 :
イラストに騙された名無しさん:2005/11/06(日) 20:03:22 ID:BGBFUUJv
ラノベはキャラ萌えとして読んでる。ラノベはレポートで疲れた脳に効くよ。
ライトノベルばかり読んだ頭で夏目漱石などを読むと、差が解らない
逆だとラノベをまともに読めない
>>657 未だに消費し尽くされていない夏目漱石の小説と、10年後には本屋に置いてあるのかも怪しい作品ばかりのラノベでは重みが違うんじゃね?
権威主義的な考えだけど、現実を見るとな・・・
将来残るかどうかは、社会よりも権威が認めるかどうかだからな。
文学ではなくクラシック音楽の話だけど、
あのバロック音楽で有名な大バッハですら、
死後100年後にメンデルスゾーンが発掘しなかったら
歴史に埋もれてたらしいよ。
クトゥルー神話は偉大だ
単純に面白さで見ると、夏目漱石の「坊ちゃん」とか「我輩は猫である」とかはかなり高得点だと思う。
今のラノベの傑作でもあそこまで面白いのは数えるほどかなと思ってる。権威とかそういうの関係なくね。
だから、長く生き残るんじゃないかな。
青臭い青春のお話なら宮本輝の「青が散る」が傑作だと思う漏れ。
663 :
無名草子さん:2005/11/16(水) 12:01:58 ID:BDxpAtUn
同じ世界観だ
>>662 それ読んで気付いたんだけど
思春期向けの根拠の無い全能感を満たすのがラノベで
挫折を知った大人向けの小説が非ラノベってとこかねぇ
宮本輝は好きだったけど、創価と知って素直に読めなくなりました。
665 :
吾輩は名無しである:2005/11/21(月) 14:00:55 ID:8utNATs3
平安朝の女性たち
666 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/06(火) 12:16:16 ID:+KGeFGss
e
667 :
イラストに騙された名無しさん:2005/12/06(火) 22:34:44 ID:7CR6FrrE
ほしゅ しまーす
668 :
イラストに騙された名無しさん :2005/12/20(火) 12:46:37 ID:i0RSJa/L
ほしゅ しまーす
669 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/04(水) 13:34:06 ID:hRzGHLEL
ヒロイン
ラノベはテキトーに買ってテキトーに読める、ある程度ビッグタイトル選んでりゃハズレも少ない、ハズレても流し読みできる
一般小説は作者で選んでも好みに合わないとアウト、テキトーに読むには重い物がチラホラ、流し読みしたらワケワカンネ
一般小説の作家で、買った(借りた)本全部読めたのは今のところ重松清、只一人
671 :
イラストに騙された名無しさん:2006/01/04(水) 19:24:51 ID:FAs1MXtk
昨今のライトノベルブーム(笑)とやらの分析。
「若い世代が自意識に目覚めて批評したくなったのだけど、
おっさんたちに漫画とかアニメ批評とかは全部やられて、
手垢まみれだしなんかオタクのマチズモな歴史とか理論がなんか違和感あるので、
残ったのがこの業界」というのが、いわば批評バブルの正体ではないかと思います。
※マチズモオタさんの見分け方は「○○も知らないのはダメだ」とか「○○の歴史を知れ」とか
「○○は間違っているからいけない」みたいな他人にはどーでもいい
オタクピラミッドや正誤をやたら尊重しちゃう人ね。
672 :
イラストに騙された名無しさん:2006/01/04(水) 19:40:29 ID:CnkXrLxj
今のラノベは小説のカテゴリより“ヲタ”のカテゴリにいる感じが強いな。
昔の奴はSFとか西洋のファンタジーとかに近い感じだったけど最近のは
いわゆる“萌え”を前面に押し出したやつだけにしか感じないし。
673 :
イラストに騙された名無しさん:2006/01/04(水) 19:58:38 ID:8OBZZPb4
漫画家になりたかったけど絵が描けなくて漫画家になれない、という人間が簡単に自分の書きたい事が描ける。しかしそれの大腿がオタクにしか受けない内容になる。
674 :
イラストに騙された名無しさん:2006/01/04(水) 20:20:08 ID:EmX7AyHS
まともな小説、ていうかそれ以前にまともな文章も書けない奴らの掃き溜め。
文章としての完成度が低いから、雑誌の特集だの、アニメ化だの、別の切り口から助けてやらないと、モノそれ自体の存在が危うい。
それ、よさか?
元々ジャンクカルチャーであることなんて分かりきってるのにいちいち書くやつは何がしたいんだろう・・・
677 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/18(水) 13:33:12 ID:DtLZgweV
レポートで疲れた
一般小説は読むのに時間かかるから、はずしたときのダメージがでかい。
休日丸1日潰して結局つまらなかったときなんか、しばらく本なんて
読みたくなくなる。
ライトノベルは2〜3時間で読み終わるから、損害軽微。
ライトノベルがいいところ無しに見える
なんて事を言うだけで何も理解できない馬鹿は
「何故ライトノベルが売れているのか」を
真面目に考察してみるといい。
「読者層が馬鹿だから」「ヲタ趣味の一種だから」「安いから」
どんな理由でもいいから真面目に何故売れるのか考えれ。
それがライトノベルの「良さ」だし、
ソレはライトノベル読者じゃなくても分析可能なはずだ。
ライトノベルの方が手を出しやすいのは、イラストだけでもある程度
内容を判断する材料になるところが大きいと思う。
実力のある作家にはそれに見合った実力の絵師がつくことが多いからね。
少なくとも見ただけで方向性が分かるのは大きい。
まあ、まぶらほとイリヤの絵師が同じだったりもするんだけど、
イリヤの方がシンプルな装丁で内容で勝負している印象を受けた。
>>680 >イラストだけでもある程度内容を判断する材料になるところが
じゃあこの『イラストに騙された名無しさん』ってのは……
まぁ、イラストだけの内容はないよう文章がかなりの割合を占めるのが現状。
その中からごく一部の名作を探し出すという意味ではラノベも一般小説も変わ
らんわな。
名作ね。
ラノベは名作探しよりも
「自分に合った一冊」を探す方がいいと思うんだが。
全ての人に感動をもたらす名作もいいけれど
自分を含め極々少数の人にしか通じない文章ってのも
ありだと思う。
んで、ラノベはそういうのが多い。
>>682 しかし
>自分を含め極々少数の人にしか通じない文章
これは売れない。
売ることが至上目的であるラノベ業界とは基本的に相容れないわけで……
結局、「自分を含め極々少数の人にしか通じない文章」という幻想を提供する
ことが人気シリーズの秘訣になるんじゃないだろうか。いささか穿った見方だが。
正直一般小説の良さがわからない。
一般小説は外側から話が全くつかめないのが困る。どれもコレも同じに見える。
一々開いて、しかも数十ページ読まないと分からん。
ラノベは表紙とあらすじで大体わかるし、最初のカラー見開きと
数P読めばまあ分かる。
>>683 >これは売れない。
対象者が少数=売れる量も少数 という意味で?
極々少数っていうのは何も作者を含め
2〜3人が対象の本(いわゆる内輪ネタだな)と言うような話はしてないぞ。
ヲタ向け&16〜18歳くらい対象&女性向け&精神系向け
とコレだけの縛りを入れれば、普通の人種層には売れないが
対象層には良く売れる。
>売ることが至上目的であるラノベ業界とは基本的に相容れないわけで……
売ることが至上目的であれば、万人向けのモノを作る というのはおかしな話だろう。
ミリオンセラーなんて幻想を追い求めずに、
若手の作家を使ってそこそこ、でもそれなりに売れる内容のものを
大量に作って確実に売る。それがライトノベルなんだろう。
>ことが人気シリーズの秘訣になるんじゃないだろうか
おまいの言っているのはラノベの中で何が売れるか って話だろう。
俺が言ってるのはラノベ自体の話だ。
おまいが言うとるのは「対象層を狭めすぎると売れなくなる」という事であって
俺の言っていることと別に違うことではないはずだ。
作者の力量だの本屋の戦略だのを無視して考えれば
単純に考えれば
1. [対象層の拡大]∝[売れ行きの増加]
しかし
2. [対象層の拡大]∝[同じ対象層を持つ本の増加]
そして
3. [同じ対象層を持つ本の増加]∝[売れ行きの減少]
まぁこうすると対象層を広くしても狭くしても売れる量は変わらない事になる。
が、ここで作者の力量を考えると、
1での増加率が下がり、3での減少率が上がる事になる。
つまり [対象層の拡大]∝[売れ行きの減少]という残念な結果に。
さて、出版社的には売れっ子作家さんには万人受けする本を書いて欲しいわけで
趣味で「南極秋彦の妖怪辞典〜第参巻〜」みたいな本ばかり書かれると
困るわけですな。いいからシリーズの次の奴を出せ と。
逆に若手に関しては、才能がないならバッサリ切り捨てるしかない。
が、例えば「過渡川ジーパン文庫」とか作って、対象層を狭めれば
売れない事もない。それがラノベなんじゃないかね。
対象層を狭めた場合、作者の力量よりも、いかに読者の
流行に合わせるか が鍵になってくるので、編集者パワーが強い。
売れた本はなんとしてでも続編を書いてもらう。
こうして生まれた作品は、特定層を狙い撃ちにして、
対象層からは狂信的な支持を得られる。最近だとグッズも売れてウハウハ
これ今流行のラノベ商法なり
上で「作者の力量を考えると」は「作者の力量が低い場合を考えると」に修正
690 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/03(金) 12:51:46 ID:Wp4GlgRB
買う気になれず
40 イラストに騙された名無しさん sage 2006/01/26(木) 18:34:21 ID:nBEfAa6V
『僕らはどこにも開かない』御影瑛路
2005年、衝撃的なアナウンスが電撃文庫よりなされた。
――この新人の作品にはイラストが付いていない。
作者である御影瑛路は、自作についてこう述べた。
――あまりにも問題作。
猛者どもは期待に胸を躍らせた。いったい如何ほどに過激な作品なのだろう。
そして発売日。
店頭に並べられた作品は――「問題作ではなかった」。
なんという発想! まさにコペルニクス的大転回! ゼノンの如き矛盾を内包した小宇宙!
「問題作ではないことが問題作」!!
自然と、御影スレの住人たちは語尾に「御影」の二文字を付けていた。
誰かが強制したことではない。
作品に対する純粋な敬意が、彼らをその行為へと駆り立てたのだ。
――『御影瑛路』の名が伝説となった瞬間だった。
>>691がホントなら2月の新刊と便乗させて買うんだが。
693 :
イラストに騙された名無しさん:2006/02/03(金) 19:08:13 ID:zcxiVSgr
考えてみるとイラストがない、ってのだけでで興味示す自分は
かなり飼いならされてきてるよーな。
694 :
イラストに騙された名無しさん:2006/02/05(日) 15:38:33 ID:qUQZgTju
ageage
逆に文芸が面白いのか?というと、そういう訳でもないじゃないか
文芸的な面白さは、面白いんだけど淡々とした面白さ。しかも後味悪いのが多い
恋愛もんなんて、大概が微妙なラスト。記憶には残るが苦いのが多い
後味さほど悪くなく、ハッピーが多いし、とにかく色々な要素突っ込んでるのがラノベの良さだと思う
安い
それなりに面白い
ウケやすい寸止めエロ描写
かな?
>>695 面白い、にも色々あるんだよ。
後味の悪さを楽しめる作品だってあるし、予定調和のハッピーエンドなんぞ読んでて
嬉しくも何ともない。
いい年してお子様向けのレトルトカレー甘口で舌が止まってるようなら、バカにされても
仕方ないぞ。
馬鹿にされても仕方ない、を自分が人を馬鹿にする事の免罪符にしてる人ハケーン。
>697はまだ嗜好が一周するほど本を読み漁っていないようだな。
この流れ見てると、つくづく議論スレってのは言ったもん勝ちだよなぁ。と思える。
>>698 一周したのならいいよ。そもそもトラックを走る気もなく、いつまでもスタート地点で
じっとしてる奴らばっかりなのが問題なんじゃないか。
で、そのスタート地点の連中にいつまでもデッドコピー品ばかりが供給される。
それは仕方ないと思う。「楽」なのがラノベの良さなんだから。
だから読者だってより「楽」を望むし、それに応えていくのがラノベ。
ファンに対しては何よりエンターテイメントに徹しているし。
だからラノベだけを読んでいても幅広い意味での目は肥えないさ
>>701 そうやって歯応えのない甘いものばかり食ってるから、簡単に歯が駄目になってしまう。
エンターテインメントに徹すると言えば聞こえはいいが、ようはただの迎合。
「読者を人間と思うな、サルと思え。どうせ鍵カッコの中の台詞しか読まない」
「心情描写や状況描写なんか理解できないから書くだけ無駄」
こんな方針で書かれたものばっか読んでりゃ、そりゃ読解力の『ど』の字も身につかないさ。
>>697 俺は予定調和なハッピーエンドが大好きだッ。
>>702 本人がそう望んでるんだから良いじゃん。
ラノベに何かしら使命があるわけでなし、責任を負わなきゃならないほどメジャーでもなし。
義務教育受けてんだから最低限の能力はあるはず。
それを伸ばすかどうかは本人次第。
バッティングセンターに行って
「捕球も出来なきゃレギュラーになれないぞ」
と叫ぶくらい無意味なご意見有難うございました
バッティングセンターで打てたから、といってプロになった選手ばっか集めた
チームの応援に誰が行くよ?
そういうレベルの低い人たちが作る側になって、どんどん質が低下して行って
るのが今のラノベ業界の現状。
成長を放棄したジャンルに未来はない。
すまぬ >705は>702宛て
なければないで良いじゃん。ラノベだけが世界の全てじゃあるまいし。
需要が無いなら廃れるし、需要があるならまた別の何かを売り出すよ。
ちなみに
>>702ってどこのレーベルが打ち出した方針よ。
まさかソース無しの脳内ではないとおもうが……。
それによほど地雷つかんでるようだが、単に見る目がないのか、それとも十傑集なのか。
十傑集がこんなこと言うわけないでしょ
愛に溢れた人たちだぞ ありゃ
712 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/20(月) 13:58:14 ID:ojYQ6Fm1
本人次第。
ラノベの良いところね〜、途中で1ページだけ漫画が入ってあきない所かな?
普通の小説は文字だけで、途中に漫画とか何か絵が入ってないから想像しにくいんだけどな
ライトノベルの良いところ?
お手頃価格で金と時間を無駄にできる。
贅沢だな。
よいところ? そんなものはないな
キャバクラのような感じ
ラノベでも読み続けりゃ国語力つく。
…と国立受験を前にしてこんなことやってる場合じゃない
国語のみ全国偏差値71の俺が言ってみる。
つくかもしれんが、スラングばっかで英語の試験には全然使えねー的な感じになる伊予柑
ラノベでつけた国語力がなんの役に立とうか
じゃあ国語力ってのは何を読めばつくものなのかと。
ラノベだろうと何だろうと、良書を読めばついてくるもんじゃないか?
それがラノベには少ないものであることは確かだが、「ラノベだから」国語力がつかない/役に立たない、は間違いだと思う。
少ないどころか皆無じゃない? だから間違いじゃない。
古典以外はどれも似たり寄ったりだとは思うから、読めば国語力のつく小説ってのは
ないような気がするな。広く多く読むしかない。
古典っていっても、宇治拾遺物語とか枕草子の文章で生活してるわけじゃないしさ。
広く多く読む、というなら、やっぱりラノベのレーベルもその中にあっていいと思うよ。
重箱の隅つつくようなこと言って悪いけどw
まぁそりゃラノベ読んでもいいけど、それで国語力云々というのは効率悪すぎると思わない?
あと古典といえば普通、森鴎外とか夏目漱石とかだと思うけど。
枕草子とかって小説なの?
ラノベは、雑誌と同じく、長距離の移動時間の暇つぶしに便利だし、
風呂で読んで、ボロボロになっても抵抗無く捨てられるし
良いこと尽くめ。
古典を読んで付けた国語力は
日常生活じゃ逆に不便だと思うがね。
年寄りでもないのに若者に言葉が通じない。
・・・ていうか森鴎外とかって古典なのか?
ラノベ読むのでも文章読む癖は付くと思うから
悪くは無いと思う。
>>725 >年寄りでもないのに若者に言葉が通じない。
言文一致したまま会話するのは、国語力がない証拠だぞ。
言語の構造化に不備があるから、言語と文語が区別して使えないんだ。
相手のボキャブラリーレベルに合わせて単語を選べないのも、
コミュニケーション能力という国語力が足りない証拠。
思いやりに欠けすぎ。
まぁ、おれも17-18くらいのときは、世の中が稚拙に見えたので恥ずかしい限りだが。
>>725 じゃあ2chやってるだけで十分じゃない?
実際ある程度鍛えられるし。
ライトノベルは行間を全部書いてしまうぐらい平易に書かれてるのが基本だから、
読解力という観点から言うとそれほど力はつかない。何も読まないよりはましだけど。
なるほど。ラノベ作家は一般作家の恐怖することとは無縁ですか。
ちなみに一般作家の恐怖することとは、入試の試験問題に使われること。
悪文でないと読解の試験に使えないからとか。つまり「使われた=おまえの文は悪文」。
使われて喜んでるのは朝日新聞ぐらいだ。しかもCMで能天気に公言してるしw
>>729 あれ、多分中学入試かわからないけど何かの試験で芥川のトロッコ
が使われたような気がするのだけど。それも悪文?
>726コミュニケーション能力と言語能力は必ずしもイコールにはならないだろ。
平安時代の貴族が庶民と言葉を交す能力を持っていなかったのがいい例。
>>731 十分な読み書きが出来ないのにケースに合わせて自在に論述するなんて無理でしょ。
ボディランゲージだって手話だって言語。
それに、それだと読みだけじゃなく、書きとコミュニケーション能力も鍛えられるから2chの
方がはるかにマシという結論になるよ。
そもそも高尚であればそれが文学だ、
そうでないものは低俗だ、
なんて思い込んでるのは
ただの受験知識でしかないんだよ。
文学史ってのは大衆に届く言葉を
探し続けてきた歴史だぜ。
有難がられる夏目や森鴎外だって
当時の感覚からすりゃライトなノベルだよ。
夢十夜やロンドン塔のような幻想小説に
舞姫のような萌え恋愛小説を、彼らは
わかりやすい口語で描いたわけだからな。
文学は難渋な顔つきで人生や世の真実を問うべきである、
なんてのは後付けの、かつ一時期に
流行し支配的になっただけの言説に過ぎないわけ。
そこらへんをラノベ馬鹿にするやつはわかってるのかな?
わかりやすく伝えるのが文学の役目なのか へえぇ
そのわりにはラノベからは何も伝わらんな 娯楽要素は感じるけど
いや、ID:/MHYTG/Aは文学の役目とか伝えるとか言ってないじゃん?
そもそも伝えたいなら史書でも書けと俺は思うが。
要はレーベルに囚われるな、問題はわかりやすくて面白いかどうかだ、って事だろ。
電撃文庫だからクズばっかりってこたないし、講談社文庫だからって良書ばっかりじゃない、ってことではないか?
なんだ、犯罪者にも良い人はいる的な話か。
737 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/08(水) 13:23:23 ID:gpuKVKfY
一人称よりの三人称だ
小説ってどんな内容なの?
学校の推薦図書とかでしか見たことがない。
ただ内容的にはラノベのが好みなんだよな。漫画の延長みたいなかんじで。
まともに読んだことないのに言うのもあれだが小説は別に読みたいとは思わないな。
あくまで今のところはだけれども。
「いわゆるマンガ的な世界を文章という入力で味わえる」ってのが一番単純なラノベの解釈
で、ラノベの良さは小説のそれと同じで文章で入力されるから情景を自分の想像力(妄想力)で補完するため絵や映像など視覚に頼るメディアより迫力のある臨場感が味わえることだと思う。
マンガを小説化したものだからマンガ的な世界観が受け入れられない人には受けないのだと思う
まぁ文章力が決定的に欠如している作品もないわけではないが・・・
740 :
イラストに騙された名無しさん:2006/03/08(水) 18:23:08 ID:0BNtgtRG
>>732 ライトノベルってのはキャラクターに萌えないと読めない
キャラクター小説でしょ、言わんとしてる事は大方理解できるんだけど
鴎外の舞姫なんかと一緒にするのは無理があるなぁ・・・
それに平易で単純な文章で書く物が必ずしも開かれてるとゆうわけじゃないんですよ
特にラノベはイラストが挿入されてたり表紙もおたく臭いからね
好きになれる人は読めば全然いいと思うけど俺は評判良い西尾維新ですら挫折したよw
741 :
738:2006/03/08(水) 22:26:21 ID:KTpebOCD
>>739 やっぱり漫画の延長線みたいな感じですよね。
今じゃ漫画なんか20代じゃ当たり前に読んでるご時世だけど
その延長線であるはずのラノベは
>>740氏の言うように表紙がオタ臭いのをはじめ
漫画よりもはるかに買いにくいんだよね。
まあメジャー度の問題であってラノベはマイナー→深い→オタみたいな感じなのかな。
いつまでもラノベじゃなく普通の小説も読まないといけないとは思ってはいるけど
無理には読まない方がいいのかもね。
確かに小説に読み慣れるとラノベの文章が稚拙に見えてしまうかもしれないから………
>>740 センセー
ラノベキャラに萌える事が1〜5%ぐらいの割合でしかないんすけど、これってどうなんすかねー?
あとっすねー、一般小説?のキャラも1%ぐらいの割合で萌えるんすけど、これってどうなんすかねー?
まーなんつーんですか、あんたが萌えの為にラノベ読むのはいーんすけど、それを一般論にしないでいただけますー?
そーそー、西尾維新は合う人と合わない人の差が激しいっすよ?もうちっとモノ読んでから意見言いましょーや
>評判良い西尾維新ですら挫折したよw
せめて「撲殺天使」とか「カンフーファイター」とかから始めないと
>>740 >西尾維新ですら挫折したよw
西尾がまるでラノベ入門用のように語るのは如何なものかw
>743
もっと人選ぶしw
745 :
イラストに騙された名無しさん:2006/03/09(木) 00:20:57 ID:LLGxnpA8
746 :
740:2006/03/09(木) 08:01:47 ID:jkHS6soJ
>>742 そうゆうラノベ読者がいるとは知りませんでした
でもラノベ作者はやはりキャラ萌えさせる事に重点を置いてるように思えるのですが
この認識も間違ってるのでしょうか?
>>744 入門は片山憲太郎の電波的〜シリーズですが
これはどれも問題無く面白く読めた
だから西尾とか清涼院みたいに文章から自意識が透けて見える
タイプのものが嫌いなのでしょうか
>>746ラノベ作者の「多数」がキャラ萌えに重点を置いてるってなその通りだろう
なんつかさ、ちょっと一般化しすぎな。まぁ遠くから見てればそうだろうが
私見を述べる
ラノベはエンターテイメントの領域だから、読者が楽しめる(=売り上げが上がる)なら良いわけな
その中で大抵有効な手段がキャラ萌え、だからそういうラノベは確かに多い
だが流石にそれだけじゃあ飽きられちまうってんで、色々詰めたり出したり混ぜ合わせたりしていくわけさ
その中で当然キャラ萌え度外視のラノベも出てくるし、敷居を低くした文学的な要素を入れて味わいを増す、なんてのも出てくる
だから、ラノベは結構(1カルチャーとしては)幅の広い分野なんだと思う
まぁ結局なにが言いたいかっつーと、遠くからチラチラ覗いただけで全部見た気になってんじゃねーよ馬鹿野郎
文芸どうこう偉そうに語るはいいがそのドギツイ色眼鏡を捨てやがれ、馬鹿にしたいだけですか?脳の程度が知れますよhahahaha
って事で
つか、別に「ライトノベル」が好きなわけじゃないし
好きな作品が、そういうレーベルから出てるっつーだけで
純文学だろうがエンターテイメントだろうが、別にジャンルや出版社じゃなくて、作品や作者のファンになるわけだし
ミステリのよさとか、J-POPのよさとか、そんな漠然としたもの語れないでしょうに
749 :
イラストに騙された名無しさん:2006/03/21(火) 11:06:02 ID:mNb4tw1S
言っておきたいのは、野球やサッカーを熱心に観ている人たちは何も
贔屓チームの勝利を自分の勝利と勘違いしている「心理的代償行為」のためだけに見ているわけじゃない。
例えば、親会社の人事異動があってチームに影響あるかなー、とか裏事情で楽しむ人や
チームの勝ち負けで株価の影響受けるデイトレーダーや
技術面やシステム面から見て自身の勉強や仕事に生かす理系タイプや、
選手を操る監督の気持ちになって見てるサラリーマンの管理職や様々ですよ。
漫画やラノベオタクだって作品に接するときはそーいうメタ視点で楽しんでるわけでしょ。
それがただ、野球なりサッカーなりに対象が変わるだけですよ。
何々が面白くないっていうことはそういう文脈の知識がないってことでしょ。
スポーツ観戦する人はバカだって頭ごなしに否定しないで、ちょっと見方を変えれば視野が広がり、
ゆくゆくは仕事や恋愛にも好影響与えていくんじゃないでしょうか。
購買層の読者にひたすら優しい世界
結局はコレじゃないかね
好きな人はコレが好きで、嫌いな人はコレが気持ち悪いわけだ
どっちの意見もよく分かる。
購買層の読者に優しくないエンターテイメントってどんなだ。
たまには骨のあるもん食わないと顎と歯がダメになるぞ、と
754 :
名無し物書き@推敲中?:2006/04/02(日) 16:34:47 ID:mF7T0+/5
変人さ。
756 :
名無し物書き@推敲中?:2006/04/14(金) 13:14:06 ID:0lzj09kN
読むしかない
実際、読んだりする力をつけるなら最低百冊の小説や評論を読み、思想や読み方のかたよりなくすためには、三百ほどは読んで欲しいな。
月10冊として3年か。
物心ついてから始めても義務教育中、遅くても高校卒業までには終ってるはずだな。
759 :
イラストに騙された名無しさん:2006/04/14(金) 18:34:24 ID:xjBdKaSI
>>757 ラノベを何百冊読んだ所で、高が知れてるだろよ(汗
それに、読解力と読破数は大して関係は無い。
760 :
イラストに騙された名無しさん:2006/04/14(金) 18:47:49 ID:REio4kcI
ラノベって頭が軽い人が読むモノだよね?
問題はラノベすら読めない人が多い現実だよね
762 :
イラストに騙された名無しさん:2006/04/14(金) 18:49:57 ID:REio4kcI
そうそうそれとラノベ読んで、
読書とか小説好きとか言うのやめろよな
恥ずかしいから
>>760 ラノベとかに関係なく本は「読みたいから読む」物だと思う。
そういう事言うなら作家さんと読者に謝れ。
>>762 本を読む事を読書と言うんだし、ラノベというジャンルの小説が好きなんだから
小説好きと言っても問題無いと思う。
あと、そういうこと言うからには君はラノベ以外も読んでるんだよね?
>>761 先日本屋で目撃したよ。
友達に無理矢理連れてこられたらしいが
「マンガ以外は読む気がしね〜」(ちょっとキレぎみ)
とか言って思いっきり拒絶していた。
シャナを読ませようとしていた、
友達の悲しそうな表情が印象的だった…。
765 :
イラストに騙された名無しさん:2006/04/14(金) 19:24:24 ID:REio4kcI
>>763に気に入られてしまったらしいwww
>ラノベというジャンルの小説
表記に間違いがあるようだね
>>765 ジャンルとして成立しているかはともかく、小説であることに変わりはないから。
まあ、あんな事書いてなんだけど、ラノベ以外で読むのも
・宮部みゆき<「模倣犯」「ブレイブストーリー」>
・ダイアナ<「ハウルと火の悪魔」「クレストマンシー・シリーズ」>
・ラルフ・イーザウ<「パーラ」「ネシャン・サーガ」>
とかだから、ファンタジーに偏り過ぎかも・・・・・・
×ラノベすら読めない
○ラノベは読む気がしない
なんじゃね?他人に勧める事は無いから知らんけど
>>760東工大卒の同僚がラノベスキーです、本当にあr(ry まぁ頭使って読むものでは無いだろうがな
>>762そういう事言うとビジネス書とか読んでる奴らに、お前まで怒られるぞ?
>>765ガキですか
768 :
イラストに騙された名無しさん:2006/04/14(金) 20:38:23 ID:REio4kcI
>>767 ラノベ読みが厨ばっかってのはよく分かったよ
頭が重くなる本を読み続けた結果、ID:REio4kcIのような攻撃的な人格になりました。
みんな、たまにはラノベよんで頭ほぐそうNE!
知らん領域の専門書や技術書は面白いが
本によって言ってることが全然違うんだよな
771 :
イラストに騙された名無しさん:2006/04/20(木) 00:11:24 ID:rFMTfg9/
う〜ん どうでしょう
教科書と専門書は違うからねー。どこでも前衛は
擦った揉んだのてんやわんやな訳だし、学説じゃなくて
技術に対する態度が違うだけな分マシと取るべきかな?
筒井康隆の「大いなる助走」なんか面白いよ
このスレ(というか2ch)みたいで
普通の作家だと当たり前だけど
キャラクター毎に思想や受け売りの噛み砕き方や癇癪の起こし方
妬み方なんかがキチンと書き分けてあって
それに議論させてるとことか。
え、そもそも筒井康隆ってライトノベルなのか?
775 :
名無し物書き@推敲中?:2006/05/01(月) 13:18:26 ID:M3pf9K6F
買う必要がある。
たぶんみんな「面白そうか否か」で選んでるんだと思います。
ただ、なにが面白そうか、という基準に「ジャンル」を持ち出すことはあると思います。
ジャンルは別にランダムに決められているものではなく、その中に内包している属性に
よって決められているのだから、その属性に惹かれたりその属性を嫌ったり
ということは十分にありえるでしょう。
777 :
無名草子さん:2006/05/13(土) 12:43:37 ID:vc1xoIm4
へえぇ
778 :
無名草子さん:2006/05/24(水) 13:03:07 ID:LP7S5fGq
メタ視点
やっぱ面白ければ何でもアリだと思うよ。
780 :
イラストに騙された名無しさん:2006/05/24(水) 13:32:47 ID:mROW3wFI
「七瀬ふたたび」もラノベでいいんだよな?
やっぱ「文学」と呼ばれるような作品と比べて色んな部分で読みやすいってのが大きいかな。
ちょっと余った時間でサクッと読めるし文庫サイズなら持ち運びにも困らないし、それに値段だって安くて読み始めやすい。
オレは休日:純文学、平日:ラノベって感じかな。
んなわけねーだろwwwww
萌え絵と萌えストーリーに決まってんじゃんwwwそれ以外答えたやつの八割は嘘だなwwwww
エメタンテラモエスwwwwwww
個人的には活字読むことの敷居が低いことかなぁ。もちろんラノベというジャンルが出来る以前にもあったわけだけど、
そういうのをわかりやすく一箇所に集めてくれたので多々ある小説から軽めのものを選ぶ必要が無くなって楽だ♪
783 :
名無し物書き@推敲中?:2006/06/06(火) 13:46:02 ID:d5rq92Uf
良い人はいる
784 :
楾:2006/06/08(木) 03:58:06 ID:ZTn3xfZ9
良いところは
活字慣れしてなくても読みやすいところ。と、
「教科書に出てくる本くらい読んでおきな」とかの教養目的で使われないところ。大体物語なんて好きで読むもんだから
教養とか複利目的でそれを読む事は作品に対する冒涜にしか思えない。
そういう事へのアンチテーゼとしてラノベが定義されるなら俺は嬉しい。
実際はラノベ好きにも「ラノベにも凄い作品があるんだからバカにすんなよ」みたいな、権力を使ってそれを擁護しようとするのがいて嫌だ。
純粋に自分が好きなものをけなされるのが嫌だから嫌なんであって、他の価値基準に依存してそれを擁護すんのはそれを好きな気持ちに自信が無い証拠だろ。
長くてすまんが要するに、ラノベはそれを読むのが作品そのものであって下手な複利主義や、教養目的に使用されない点で評価できる、という事。
ハリポタは教科書に載る可能性はあるが、イリヤとかにはそれがない(この例えも微妙なんだけど)
785 :
イラストに騙された名無しさん:2006/06/08(木) 10:01:54 ID:FfTEDqMP
純文学だって出た当初は今のラノベのような扱いだった。 だから純文学を引き合いに出すのはおかしい
あと3〜40年すれば、トチ狂ったどっかの編集者が中・高の現代文の教科書に載せてくれるかもしれんぞ。
788 :
イラストに騙された名無しさん:2006/06/09(金) 15:36:12 ID:5xsQ0g5K
そうなったら何が載るのかね?
ゴルゴ13の「海へ向かうエバ」だろうな
790 :
イラストに騙された名無しさん:2006/06/09(金) 19:49:39 ID:K2pmjb5j
ラノベの表紙は、例外なく漫画のイラストで彩られている。
でも考えてもみろ。おかしくないか?
どうし小説にイラストなどをつける必要がある?
漫画じゃあるまいし、ラノベとは言え、何故活字で勝負しない?
答えは簡単だ。つまり誰が望む望まないにかかわらず、
ラノベは萌オタどもに向けて書かれた小説だからだ。
何回も言っているように、ラノベとは内容よりも、心よりも、
見た目の刺激のみを優先させた小説だ。
漫画にもアニメにも小説にもまったく同じスタンスで接して
スイッチの切り替えというものをしない連中だから。
791 :
イラストに騙された名無しさん:2006/06/09(金) 19:55:32 ID:0p8Y90FD
>>790 とりあえず、表紙をああいうのにしとけばある程度売れるからじゃねーの?
いい作品だろうと、売れなかったら儲からないんだからな。
とりあえずそこで一定量の売れ行きを確保して、後は中身で勝負。
中身が良かろうと悪かろうと、一定の売り上げが見込めて安定する。
取ってつけたようなエロシーンしかないエロゲと同じ理屈
>>788 小学校の教科書に銃とチョコレートとか。
電撃だと香辛料がありえそうだ。
妙な設定や超能力が出てくるようなのはさすがに無理だろう
>>790 確かにそれも理由の一つかもしれんが、ライトノベルの特徴として
(純文学にと比べて)「読みやすく、手に取りやすい」があるからな。
漫画だけ読んでる人でも興味をひけるし。(逆に手に取りづらくさせてもいるがな……)
というか、あなた他のスレでもソレ書いたな?
メディアミックスをある程度見込んでるから絵にも気を使うだけだと思うけど
絵がよくないとは思わないが、いつの間にか主従逆転して絵が前面に押し出され
る売り方ばかりになってしまったのがなぁ……
だから「読者はどうせイラストと台詞しか見ない」っていう方針になってしまうんだ。
798 :
イラストに騙された名無しさん:2006/06/12(月) 02:19:20 ID:W7gHM2mW
>>791 >とりあえず、表紙をああいうのにしとけばある程度売れるからじゃねーの?
ラノベ以外の小説は、表紙がああいうのでなくても売れる事実
>>798 ラノベ以外の小説がラノベ並に売れてるの?
「話題作」でも「人気作家の作品」でもない小説が?
それなら出版業界は安泰だねw
>>780 「七瀬ふたたび」はラノベ。
「家族八景」は大衆文学。
「エディプスの恋人」はトンデモSF
801 :
イラストに騙された名無しさん :2006/06/26(月) 14:13:37 ID:uioOvOek
安泰だ
>>800 家族八景はある意味ホラーかもしれん。
火葬場で生きながら焼かれたじっさまだかばっさまが居た気はする。
七瀬レーダーがその心の悲鳴をキャッチ。
ラノベの利点はアレだろ、書き手が参入するための敷居が(純文/エンタメよりも)低いから、
新しい人間とアイデアが投入されやすい。
また、版元としては、マンガのように「雑誌」→「単行本」の連携を考えなくていいから
生産コストが安上がり(であるから、「メディア・ミックス」の基点になる)。
内容に関しては珠玉混交だわな。
×珠玉混交
○玉石混淆
805 :
イラストに騙された名無しさん:2006/06/29(木) 21:55:11 ID:jIZm4XyH
萌え萌えの挿絵が武器に決まってんだろタコ
ヲタクとその萌え萌えの挿絵について熱く語るんだよな。
でも特定の挿絵について「萌え」って言うのあんまり無いんだよね。
挿絵そのものよりもキャラクターデザインのような気がする。
まあ、文章からしてただの煽りなんだろうけど。
>>802 エンタメよりもってどゆこと?
ラノベってエンターテイメントじゃないの?
808 :
イラストに騙された名無しさん :2006/07/23(日) 11:33:43 ID:eqK/2mn1
アンチテーゼ
809 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/23(日) 20:16:20 ID:IX67fbb9
むしろラノベと一般小説の違いってイラストの有無以外にあるのか?
とりあえずマスコミが「話題作」と煽っておけば売れる世の中だし、
もう古いがセカチューやら今会いとか辺りがその例だと思う。
ラノベは角川書店の商売です。
良さは一般書店で買うのがちょっと恥ずかしいので
晩熟な僕達にとって修行となることです。
ラノベの良さは何度も出てるが気楽に読めることだな
約50-60ずつで章がわかれているのが多いから
寝る前にちょっとだけ読むのにいい
先が気になる作品がほとんどないので
続きがきになって眠れない!
なんて事がないのも体にも優しい
退屈な話が多いので眠気を誘うし
睡眠薬やアルコール類を飲むよりこれまた体に優しい!
いろんな意味でやさしいのがライトノベルだ!!
813 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/31(月) 01:44:46 ID:JhLfn9Oc
ライトノベルのよさは「デフォルメ」じゃない?
イラストも、現実をデフォルメするためにある。
ああ、あるよね、という共通了解を、物語全体として簡単に作り上げ、
その中で、デフォルメしきれないこと描くことができる。それがライトノベルの良さ。
「お約束」の中にあって、デフォルメされない複雑さが際立つようになっている。
例えば「ツンデレの幼馴染」というのは一種のデフォルメで、
読む側としては、そのお約束が分かればすっと入っていける。
でも、そこで、そのキャラクターがお約束では回収しきれない葛藤をしたりする。
「ツンデレ」で終わってしまえば何も生み出さないジャンクだけど、
そういうものが生まれてくればそれは良作と呼べるし、
そういう風に使うのがライトノベルのよさを活かす方法だと思う。
言うなれば、物語を語るための「言葉」というか。
逆に、デフォルメされない感を煮詰めたのが純文学、
デフォルメを煮詰めたのがミステリではなかろうか。
純文だってデフォルメだよ、そんだけ広義に概念当てはめると。
カタカナ語一言をあんまり過大に扱うと意味が薄く広がり、消失する。
概念に名前付けただけでわかった気になるという罠だな。
とりあえず純文学もミステリもよく読んでから何か言おうな。
>>813 遠まわしに言い過ぎて何が言いたいか良く分からない
自分でも漠然としていてよくわかってないんだ(´・ω・`)すまない
夏厨のタワゴトと思って忘れてくれ
817 :
イラストに騙された名無しさん:2006/08/07(月) 06:02:34 ID:9IkrxET6
ラノベの良さって、「吉野家コピペ改変」みたいなもんじゃないの?
「ああ、吉野家ね」と思って安心して読めてそこそこ面白いけど、
本当に面白いのは、改変のネタが、
「吉野家」とぴったりしっくりくるネタだった時、という。
漫画よりボリュームある
絵の上手い下手を気にせずに読める
バリエーションが豊富で趣味に合ったものを選べる
ファンタジーモノが多い
面白い言い回しや、効果的な間の取り方等、文章の奥の深さを楽しめる
全部漫画との比較になってしまうけど、こんなもんかな
819 :
イラストに騙された名無しさん:2006/08/07(月) 17:55:06 ID:MXcXPPHN
面白くないと言われたとき
「どうしてこんなに尽しているのに私を愛してくれないの?」
て泣くのがラノベ。
「俺の良さが分からん貴様に用はない!」
て出ていくのが一般小説。
つまり漫画と一般小説の境界で愛を叫んでるのがライトノベルか
821 :
イラストに騙された名無しさん:2006/08/07(月) 19:02:14 ID:cOTZ3biH
30という歳になってまたラノベ読みはじめましたよ。
ラノベは商品的な印象があるね。アニメの脚本用の文章と見てもいいんじゃないか。
それは若者に受け入れられる文章として進化してきた結果なのかもしれんけどね。
ラノベといえばなんといっても表紙絵だよなあ
山本周五郎の『さぶ』さえもラノベにされてしまったorz
まあ若い読者が手にとってくれるならそれもよしか
823 :
イラストに騙された名無しさん:2006/08/07(月) 22:26:31 ID:MXcXPPHN
「さぶ」マジで?
小説の何が面白いの?ピカソの絵がうまいって言ってるくらい分かんないんだけど。
>>824 おまえが本を読まないことだけはわかった。
ピカソの抽象画は確かにわけわからんが
小説をピカソに例えるのも仰々しいぞ
>>824 知ったかぶりしない所だけは誉めてやる
誉めてやるから早く夏休みの宿題を終せ
830 :
イラストに騙された名無しさん :2006/08/25(金) 12:22:50 ID:dE+2M9Ea
分かんないんだけど。
831 :
イラストに騙された名無しさん :2006/08/26(土) 00:00:02 ID:T+tWwJr+
絵に惹かれるやつがほとんど
832 :
イラストに騙された名無しさん:2006/08/26(土) 00:44:43 ID:FCL3bxPA
一切頭を使わなくて感覚で読める所。
娯楽に徹していて、敷居も低い所
沢山ある所
設定が難解でなく、予定調和的に良い意味でほとんど予想を裏切らない所
絵がかわいい所
筆者と読者に、一般小説ほど距離を感じない所
無駄に、インテリぶる筆者があまり居ない所
馬鹿な俺にはラノベの良さがわからない
キャラ絵があると場面が想像しやすくていい。
アンナカレーニナとか困る。
擁護するわけでもないが良さを述べてみる。
ラノベ読者って読む文章の質は確かに低い。でも読書量は他のどのジャンルにも劣らないと思う。いや、むしろ一番多いかもしれない。シニカルな意味じゃなくて。
836 :
吾輩は名無しである ::2006/09/10(日) 11:02:28 ID:Qc0SiIEC
かもしれない
持ち運びが便利。
このスレタイで真っ先に頭に浮かんだ一言。
文字媒体でギャグをたれ流しているところ
他に無くね?
839 :
イラストに騙された名無しさん ::2006/09/26(火) 12:31:33 ID:6PudFrC7
子さん
>>834 でも下手な挿絵だと逆効果の場合も・・・
安い
売れる物しか残らない
秋山 小説を書こうとしている人たちのサイトを見ていると、
マーケティング論みたいな話をしているんですよ。
この人たちは編集者になりたいのかな? と思ってしまいます。
(中略)
賀東 最近目にする「ライトノベル批評」ってのは、
本来の読者層の視点と乖離しまくってるような印象があります。
(中略)
結局、アンケートとネットと出版の先行きの話は編集者視点なんですよ。
むしろ、ファンにマーケティングをそそのかしている点で悪質。
845 :
イラストに騙された名無しさん:2007/02/06(火) 16:08:21 ID:GFht/UWo
読みごたえ
846 :
イラストに騙された名無しさん:2007/02/06(火) 18:23:09 ID:P1ICDJ/b
一部例外ありだが、テンポのよさ
読みごたえのあるラノベってないのかね
「終わりのクロニクル」で得られる「総ページ数」的読みごたえ なのか
「激突カンフーファイター」で得られる「日本語感覚への打撃」的読みごたえ なのか
「ブロークンフィスト」で得られる「常識的な展開の打破」的読みごたえ なのか
「陰陽師は式神を使わない」で得られる「ウンチク至上主義」的読みごたえ なのか
>>848 奇をてらっているんじゃなくて、普通に面白いのをお願いします。
なら「戦う司書と恋する爆弾」から始まるシリーズを薦める
ただし一巻は後半になるまで陰鬱で不快で不可解な文体・人物・展開ばかりだから
そこで諦めないように
どうして、娯楽で不快な思いしなくちゃいけないんですか。
個人的には終わクロとか都市シリーズとかは結構内容に読み応えあったと思うぞ。
あとはウィザーズブレイン、され竜(一巻しか読んでない)とかかな。
ラノベは売れる、されど地位は低い。
ラノベはイラストが良い、されどイラストで馬鹿にされる。
ラノベは分かりやすい内容が多い、されどそれは駄目なことらしい。
ラノベは出版が早い、されど誤字脱字が多い。
ラノベを愛する者たちよ、私は思う。私は感じる。私は叫ぶ。
何をもってラノベを定義するかは分からないが、
とにかく本を読め!萌えを読め!熱血を読め!哲学を読め!愛を読め!
迷うな!真に好きならば、読みまくればいい。
オタク?いや違う!断じて違う!まったく持って決定的に絶対に違う!
そう、私はまだまだその域には、ほど遠く、頂は遥か先で
オタクと言われるようになるには、まだまだ読み足りないと言えるだろう。
夢追い人であるのならば、時間を無駄にしてはならない!
さあさあさあ!!今日も地雷を踏もうじゃないか!!
ちなみに、今日激突カンフーファイターを読みました。・・・・いや、すごいねコレ
別にラノベそんな好きじゃないんだけど
>>854 片足突っ込んで何を言う。
極めることは叶わず、だが、避けて通ることもできまい
険しいなw
とりあえず、ラノベの全体的な文章能力の水準が低すぎるから、
手に取る気も起きなくなる。
出版のレベルを上げろ。糞過ぎるのでもポンポン出す今のラノベ業界じゃお先真っ暗だ
そもそもラノベは、
出版業界の品格を損ねるような糞をポンポン出すだめの隔離レーベルの総称。
>とりあえず、ラノベの全体的な文章能力の水準が低すぎるから、
みたいに、本職の作家が書いた文章と比較すること自体が、
当初は論外だった。
ラノベはマンガの原作シナリオを本にしただけだからな
マンガになる前のシナリオが読めると思えば
シナリオ書きの書いた本って全然ダメじゃん。
高屋敷英夫とか横手美智子(の中の人)とか。
基本的にラノベ書いてる作家は底辺だからな。
そんなに主張しなくたってわかってるって。
こういうスレが伸びること自体が(ry
862 :
イラストに騙された名無しさん:2007/04/19(木) 13:12:59 ID:IN+tomy1
頭がすっからかんのキモヲタでも楽しめる
頭がすっからかんのキモヲタでも楽しめる
頭がすっからかんのキモヲタでも楽しめる
頭がすっからかんのキモヲタでも楽しめる
頭がすっからかんのキモヲタでも楽しめる
頭がすっからかんのキモヲタでも楽しめる
頭がすっからかんのキモヲタでも楽しめる
……これで満足か?
863 :
イラストに騙された名無しさん:2007/04/19(木) 14:30:01 ID:1chzic1t
ライトノベルの方が一般の小説より表現力が豊か
今の脳が硬化した人間が読む本より余程教養が求められるしな
864 :
イラストに騙された名無しさん:2007/04/19(木) 17:07:12 ID:mk6oWj2R
ところで「内容のある文章」ってなに
だれか教えれ
>>864 抽象的な表現で、読者が勝手に深読みしてくれるもの
866 :
イラストに騙された名無しさん:2007/04/19(木) 17:59:51 ID:mk6oWj2R
>>863 そのレスこそがお前の教養の無さと視野の狭さを示しているとは思わんのかね
868 :
イラストに騙された名無しさん:2007/04/19(木) 18:33:23 ID:p/irQX7j
>>863 表現が豊かって……。お前今のラノベ見てみろよ。ほとんど似たような展開に似たような文脈だぞ?まず表現力が豊かはありえない。
>868
『アリフレロ キス・神話・Good by』 スーパーダッシュ文庫 著:中村九郎
偏見小僧を相手にするなってw
874 :
868:2007/04/21(土) 01:12:14 ID:EBKgbD1M
いや、ごめん。中村九郎は別だわ。
ただ、最近のラノベはほとんどキャラモノに偏ってるからどれも同じに見えてしかたがない。
>>843みたいな感じだけど、ラノベの定義をある一定方向に持っていこうとする考えのせいで一つの本を改編、増刷して別のタイトルをつけたモノを出版しているようにしか思えない。
別の言い方をすれば、ポテトチップスはどれもジャガイモから出来てるけど、加える化学調味料でコンソメやのり塩にもなるみたいな。
まあ、俺も本は好きだからラノベ偏見をするようなことはしない。
だが中村九郎は氏ね。あれは文じゃなく言葉の羅列だ。妄想を吐き出しただけで人に共有できないただの異物だ。
875 :
870 :2007/04/21(土) 02:21:15 ID:P5Ss4pMU
共用できる人が居るから人気が(極一部に)あるんですが
もちろん買ったさアリフレロ
( ゚д゚)ポカーン
「アリフレロ―キス・神話・Good by (文庫)
絵がよかったです。, 2007/4/9
レビュアー: nama "suha" (埼玉県) - レビューをすべて見る
イラストがすごくよかったです。
内容は正直間にいろいろなものを読んだりしながらだったので上手く把握できなかったですが
絵はよかったですよ本当に
」
>>874 よくぞ言い切った
俺はお前を肯定するよ
ラノベが本来あるべき小説に比べて低俗だとか似たようなものばかりだとか批判するのって
マックに乗り込む海原雄山みてーな感じだな。
ハリポタが累計2189万部、
グインサーガが2600万部、
ラノベ1位のスレイヤーズが1200万部
キノとシャナはそれぞれ累計400万部
いぬかみが累計130万部。
市場規模が違い過ぎる件
「タンタンの冒険旅行」ってのは聞いたことが無いな。。。
グインてそれだけ売れてたんだ・・・以外
100巻超えている作品だから一巻20万強ぐらい
>天使九階級だの座天使、能天使、力天使、権天使だの四大天使だの、なんという厨設定^^
聖書自体にはこんな事何も書いていない罠。
殆ど後世の別途後付け設定。
ユークリッドの『原論』が乗ってないからこのランキングはいんちき
>>885 聖書というかキリスト教の存在そのものが
後付けみたいなもんなんだがな
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( lll u )Σ
⊂ ヽ ←ネラー
> _ ノ
(__ノし'
889
オタク文化って町人文化みたいな、いわゆる下衆の低級風俗だからねえ。
江戸だって上方には上級娯楽はあったんだよ。
華道やら茶道やら短歌やらさ。
ダメだよ。なんでも遊郭やら浮世絵やらに分類で誇りにしちゃ。
そんなの当時の民衆も卑しんでたんだよ。
つねに高い文化を目指すべきです。
短歌は「道」じゃないから、藝術じゃなくて大衆文化に分類すべきだと思う。
絵画だって音楽だって一般には「道」じゃないだろ
>>892 そもそも絵画だって音楽だって一般には「藝術」じゃないだろ
a
896 :
イラストに騙された名無しさん:2007/06/17(日) 13:42:17 ID:uNLd6ler
中村九朗
897 :
イラストに騙された名無しさん:2007/07/05(木) 08:24:01 ID:73hf7o3F
897
898 :
イラストに騙された名無しさん:2007/07/05(木) 11:24:43 ID:73hf7o3F
898
女の子は魔法なんだよ
ラノベファンって馬鹿だから、
どんなにウザいキャラ設定にしても女の子にすれば
萌える人が出るからね
>>899 女の子ではない。その認識は間違っている。
正確には「女の子の姿」だ。
よって無生物だろうがオカマちゃんだろうが萌えるヤツが出てくる。
>>900 厳密には、それも間違いだ。
女の子姿でない男キャラに萌えてる奴の数も決して少なくない。
もちろん腐女子じゃないぞ
903 :
イラストに騙された名無しさん:2007/07/15(日) 09:48:15 ID:+DJIyaGK
普通の小説だと難しくて飽きちゃう
ライトノベルなら簡単だしおもしろくて読みたくなる
ラノベというジャンルに飽きはこないかも知れんがひとつひとつの作品は風化していくのが早い気がする
>>903のようなレスは他の板なら、まず間違いなく嘲笑され卑下されると思う。
それを許容するジャンル、という意味で「敷居が低い」「敷居がない」のが魅力かも。
907 :
イラストに騙された名無しさん:2007/07/20(金) 00:35:39 ID:AC7URb2O
ラノベの良さ
「軽い」こと。
でも萌え系は嫌い
読みやすい
912 :
イラストに騙された名無しさん:2007/07/30(月) 19:08:11 ID:W54ywXHX
ラノベが幼稚か、といえば、まあ、幼稚なものもあればそうでないものもある、
という、ごく当たり前のことしか云えない。
ただ、幼稚なものが多いか少ないか、という話を、ジャンル別に切り分けると、また別の話になる。
ジャンルの約束ごとに縛られているがゆえに生ずる幼稚さ。
これは、ミステリや時代小説等、他の「ジャンル小説」と比較しても明らかにラノベは幼稚。
まぁ本来対象としてるのが中高生だしな
ラノベは好きだけどアニメは嫌いとか、その逆(活字嫌いは別)って人もいるんかな?
アニメだとキャラがバカな事やっても楽しく見られるが、
厨房工房の1人称小説は読むに耐えないオレが通りますよ。