1 :
イラストに騙された名無しさん:
スレタイそのまんまのスレッドです。
過去に発表された作品の中で主要な作品、または主要な作家を選び出し、
年代順に並べていき(作家なら活躍した年代)、最後にまとめます。
ライトノベルを一望に見渡す企画なわけですが、当方自分ひとりでやりたくても、
過去の作品、近頃の作品とあまり知っているとはいえません。
皆様のお力添えをお願いいたします。
申し訳ありませんが私用で午後8時ごろまで帰ってこれません。
帰ってきたら、自分の知ってる作品だけでもあげていきます。
ラ典によればライトノベルの起源は遠く前世紀の1977-8年、
氷室冴子、高千穂遥、新井素子、栗本薫 等のデビューに始まる…とある。
>>3 筒井康隆とかはどうなの?『時をかける少女』はジュブナイルに分類されるのか?
>>4 ジュブナイルSFという分野はかなり昔に確立されているから、あれを含むとなると
大変なことになるが……。ラ板でNGとされている不毛な議論を避けるためにも
原点は
>>3あたりにおいて、それ以前に関しては軽く言及する程度にしたほうが
良いかと……。
とりあえず、叢書創刊時期まとめるとか。
個人的には挿絵のウエイトが大きくなってきた当たりを起源とおきたい。
7 :
イラストに騙された名無しさん:03/01/30 09:17
>>7を中心の参考文献として、後は作家デビュー時期と主要作品の出版時期かな。
他には関連する事件とか…角川御家騒動か?(w
9 :
イラストに騙された名無しさん:03/02/02 12:56
l
狭義のライトノベルは富士見の創刊・・・というかスレイヤーズから始まった。
まずソノラマとスレイヤーズの断絶をはっきりさせろや。
アニメ化を軸にな。
その間にロードスなどのスニーカー陣があると思うのだが・・・
コンプティーク創刊、ドラマガ創刊は何時だったかのう?
コンプPRGとザ・スニは創刊号からあるので発見できたら報告します
ぼうやーよいこだねんねしなー
の時代の物語ははいりまつか?
15 :
イラストに騙された名無しさん:03/02/02 22:26
筒井康隆もだけど、山田風太郎とかもライトノベルには多大な影響を
与えていると思うので入れてくだちい。
アンチか信者が入り込んできた途端に崩壊しそうなスレだ...
つまり確実に崩壊するスレか?
つまり、スピードが命ということだ。急げ!
とりあえずソノラマとスニーカーの有名どころを古い順に並べてみればなんか見えてくるんじゃなかろうか。
だー、出版年が昭和になってるー!
とりあえず、計算ミスがなければ、
1988 魔獣戦士ルナ=ヴァルガー初版
1990 スレイヤーズ文庫初版
まずレーベルの興廃を大枠にした方がいいんじゃないかな?
例えば少女レーベルの元祖であるコバルト文庫は76年創刊。
そのなかから、
氷室冴子(78年)、久美沙織(80年)、新井素子(80年)
といった作家が出てきて潮流を作った。
ttp://alisato.cool.ne.jp/book/cobalt/index.htm ソラノマ文庫も75年発刊で、この辺りが今のライトノベル(ジュブナイル)の起源と
言っていいかと思う。
現在の男性向けの主流レーベルが出てきたのは、富士見(85年)、スニーカー・電撃(93年)。
富士見の初期は海外翻訳やエロ系で持っていたらしい。
それがスレイヤーズのヒットで流れが変わったというところかな。
DM発行も影響あると思うんだけどちょっと調べられなかったので、フォローきぼん。
富士見ファンタジア文庫の創刊はいつだ?
確か、風の大陸の1巻が創設にはいっていたはず。
売ってしまって、手元にないので、フォローキボン。
>22
昭和63年=1988年ということか。
確か、スニーカーはもう少し古かったな。
Zガンダムのノベライズなどが出ていたような…。
間違っていたら、スマソ。
24 :
イラストに騙された名無しさん:03/02/07 10:35
1982年 銀河英雄伝説初版
フランス書院がナポレオン文庫を出したのは93年ですた。
大陸書房倒産は92年で正しいでつか?
概ね他人の同意を得られるレベルの最古のライトノベルって何だろう。
ARIELは?
クラッシャージョウとか
ダーティペアは?
狼の紋章(ウルフガイシリーズ)――1971年発行 注:デビューは1961年
クラッシャー・ジョー――1977発行 注:高千穂遥デビュー
魔界都市<新宿>――1982/9/30発行 注:菊地秀行デビュー
狼の紋章(ウルフガイシリーズ)――1971年発行 注:平井和正のデビューは1961年
クラッシャー・ジョー――1977発行 注:高千穂遥デビュー
魔界都市<新宿>――1982/9/30発行 注:菊地秀行デビュー
あ、キャンセルかかってなかった。スマソ。
黄表紙の「里見八犬伝」とか芥川龍之介の「蜘蛛の糸」とかは入れちゃだめ?
連投すまん
>34
ダメ。
新井素子 1977年「あたしの中の・・・・・・」でデビュー
ソノラマだと小林信彦のオヨヨ大統領シリーズ(1970〜)とか
辻真先の青春殺人事件シリーズ(1972〜)とかがあるわけだが…
幻魔大戦…はウルフガイより後か。
>39
ライトと言うにはあまりに一般認知されていないタイトルではなかろうか
>39
はじめて聞いた。
とりあえず、厨にも分かる文学史を作ろう(w。
そこらへんは、別巻でまとめるということで。
とりあえず歴史に残す作者or作品を出してみようよ。(解説突きで)
まあどちらにしてもスレイヤーズははずせないかね。
ライトノベルをライトノベルたらしめたのは神坂の功績だか功罪だかは確かだよな。
解説は他の誰かにまかした。
スレイヤーズの出版社にとって美味しいところは贋作が可能な所なんだよな。
富士見Fは、スレイヤーズと似たようなタイプの作品を出版して、それでも稼いでいた。
(その多くは似て非なるものであって、スレイヤーズの半分も面白くないのだが)
十二国記を出したホワイトハートだが、あれは贋作は難しかったようだ。
1 スレイヤーズ (神坂一 富士見ファンタジア)1990/01
2 ロードス島戦記 (水野良 スニーカー)1988/04
3 ブギーポップは笑わない (上遠野浩平 電撃)1998/02
4 フォーチュン・クエスト (深沢美潮 スニーカー)1989/11
5 魔術士オーフェン (秋田禎信 富士見ファンタジア)1994/05
6 創竜伝 (田中芳樹 講談社ノベルス)1993/02
6 銀河英雄伝説 (田中芳樹 徳間書店)1982/11
8 フルメタル・パニック! (賀東招二 富士見ファンタジア)1998/09
9 星界の紋章 (森岡浩之 ハヤカワ文庫JA)1996/04
10 アルスラーン戦記 (田中芳樹 角川文庫)1986/08
ライトノベルファン度調査の1位から10位まで。アマゾンで検索して調べてみた。
11位以下も調べようかとおもうけど、誰か手伝ってくれませんか。
ソードワールドRPG ルールブック 1989/04
ドラゴンランス戦記 1巻 1987/05
ドラゴンクエスト(ファミコン) 1986/05
風の大陸 竹河聖 1988/11
80年代厨房な漏れにとっては
キマイラ・シリーズ(夢枕獏)
エイリアン/D・シリーズ(菊池秀行)
あたりがライトノベルだと思ってた。
>>47 スレイヤーズ以前のライトノベルとして
歴史の軸線上にあっていいと思う
とりあえずスレイヤーズの登場とそのTVアニメ化は
歴史的転機として重要だよな。
その直前にいるのが秋津か。
俗に言うアニメ絵、漫画絵が表紙を飾り始めたあたりをライトノベル元年にするのはいかがなものか。
賛否はあるだろうが、出版社が明確に中高生をターゲットにしはじめたことの証左だと思うんだが。
>45
しかし、こう見ると、やっぱり90年代がライトノベルの全盛期だったんだな…。
アニメ絵かあ。ガンダムとかのノベライズまで遡ればかなり昔になるが。
クラッシャージョーや、ダーティペアもアニメ絵といえばアニメ絵だし。
とりあえず、魔獣戦士ルナ・ヴァルガーだな。
あの頃ファンタジーといえばゲドかナルニアだと思っていたんだが、
あの挿絵に怒り狂った記憶がある(w。
読んで見たら、むちゃくちゃ面白かったし、挿絵も合っていたが。
渡邉由自がスニーカーで書いてなかったっけ。
挿絵がアニメ絵だった。
まだ地雷と言う言葉はなかった頃だが…。
>50
そうか? 何を以て全盛とするかによると思うぞ。
ライトノベルの源流はSFから生まれ、
新井素子あたりから生まれ始めたのではないか。
とりあえずブレークポイントたりえる作家と作品を上げてみよう。
197?年 グインサーガ発行
1983年 クラッシャージョー・劇場公開
1986年 角川ファンタジーフェア開催
なんとなく、70年代後半から80年代初頭あたりがスタート地点っぽい。
翻訳のユーモアファンタジー系とかは入るのか?
ジュヴナイルとラノベを繋ぐ存在だと思うんだが。ちなみに『魔法の国ザンス』
の一巻は1981年に早川書房から出版だ。
…ただなぁ、ユーモアファンタジー入れると系列的に指輪も入れなきゃいけなく
なるんだよなぁ。問題あるよーなないよーな…。
オヨヨ大統領シリーズは赤川次郎とか中島らものほうに
流れていった・・・・・・と、聞いた。
>53
確かに。
新井素子の素子節というか、あの文体の影響は大きかった。
SFと並ぶ大勢力だったTRPGが輸入された時期を調べるべきか。
TRPGブームの素地はゲームブックが作ったと思う
>>60 となると。ウォーロックも入れなきゃイカンね。あとタクティクスもいるか。
11 イリヤの空、UFOの夏 (秋山瑞人 電撃)2001/10
12 無責任艦長タイラー (吉岡平 富士見ファンタジア)1989/01
13 キノの旅 (時雨沢恵一 電撃) 2000/07
14 魔法戦士リウイ (水野良 富士見ファンタジア) 1993/2(*1998/10)
15 猫の地球儀 (秋山瑞人 電撃) 2000/01
16 [卵王子]カイルロッドの苦難 (冴木忍 富士見ファンタジア) 1992/07
17 十二国記 (小野不由美 X文庫ホワイトハート) 1992/06
18 宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ (庄司卓 富士見ファンタジア) 1993/07
19 タイム・リープ (高畑京一郎 電撃) 1996/12
20 ルナル・サーガ (友野詳 スニーカー) 1992/07
やっぱり水野良せんせいはリウイがまずかったのでしょうか?
水野先生はTRPGその後小説、という手続きで書いてたよね。昔は。
ノベライズというのは微妙な分野だが、水野先生に限って言うなら良かったんだろうな。
話がずれた。スマソ。
>>59 つーかSFが大勢力であった時期なんてねーだろーが。
背伸び小学生〜中学生を読者基準としてみると、↓がそれぞれ時期を重ねて存在してるからな
a.ちょっと奇妙な日常、ずれた社会、変な生徒
SFから人が流れ始める 筒井、星
社会・超能力ジュブナイル 平松、眉村、宗田 / 赤川
---------------------------------------------------
b.日常に異常生物・魔物、非日常でスーパーヒーロー
SFベースファンタジー 高千穂、栗本
エログロ・退魔ヒーロー 菊地、夢枕、半村
---------------------------------------------------
b'.非日常の歴史、軍隊戦闘
スペースオペラ 田中
---------------------------------------------------
c.非日常でのエネルギー理論(魔法)
TRPG導入期と魔法理論普及期 SNE(水野、友野)
---------------------------------------------------
d.魔法・宇宙・未来を前提とした作品群 宇宙・未来物は魔法に押され縮小
ハイファンタジー輸入量産期 世界描写から始まる剣と魔法、宇宙
コミカルファンタジー量産期 スレイヤーズ以降のキャラ物
ブギー以降 生活密着型
ギャルゲーおよび葉鍵の流入
あとこれに高千穂・新井が加えた語り口調の変化と、ボーイズラブの流入度合いも入れないとな
どうみても年々レベルが落ちているような気がするのは気のせいか!?
レベルは下がるばっかりではないとオモワレ。
あかほりさとるに代表される下が白い本は以前よりは減ったような気がする。
ただ、かつてのラノベが筒井康隆だったのかと思うと…。モニョ。
>>67 本来ターゲットが狭いから、何年も読んでいると自分の方が面白さの基準から
ずれていくんだろうな。
その証拠に月花は売れている。
というのはまあ散々いろんなとこでキシュツだろうが。
全体の文章レベルは確実に上がっている。
銀英伝は「架空歴史モノ」というジャンルのはじまりじゃないかな。
質以前に完結した作品が少ないというお寒いジャンルだが、挑戦した人は結構いる。
個人的に、紺碧の艦隊は別ジャンルだと思っています。
グインサーガ、アルスラーン戦記、デルフィニア戦記、神狼記、最近では双色の瞳や遠征王なんかも。
小沢淳とか、井上裕美子なんかも挑戦してたような。他にも潰れたレーベルに残骸が…。
>>70 銀英伝と具殷じゃ、具殷の方が古いんだが……
架空歴史物は海外ではそれこそ星の数ほどあるね。
指輪なんかまさにどんぴしゃなわけだが。
72 :
イラストに騙された名無しさん:03/02/21 21:46
age
富士見スレに面白いものが載ってました。
コピーさせて頂きました。
年度 富士見 電撃 スニーカー
2000 52 31 19
2001 37 50 12
2002 39 57 9
2003 11 23 4
(富士見ミステリー文庫・電撃ゲーム文庫・G/S文庫除く)
(※期間は前年10月から年度9月まで)
>73
各文庫の盛衰、つーか、たぶん売上比率。
>73
ニッパソのランキングで20位以内に入った作品数。
>73
それ書いた香具師がその年度に購入した冊数。
21 風の大陸 (竹河聖 富士見ファンタジア) 1988/11
22 ぼくらは虚空に夜を視る (上遠野浩平 デュアル) 2000/08
23 クリス・クロス (高畑京一郎 電撃) 1994/11
24 天高く、雲は流れ (冴木忍 富士見ファンタジア) 1995/07
25 吸血鬼ハンターD (菊地秀行 ソノラマ) 1983/01
26 ラグナロク (安井健太郎 スニーカー) 1998/06
27 月と貴女に花束を (志村一矢 電撃) 1999/06
28 召喚教師リアルバウトハイスクール (雑賀礼史 富士見ファンタジア) 1997/01
29 スクラップド・プリンセス (榊一郎 富士見ファンタジア) 2002/11
30 薬師寺涼子の怪奇事件簿 (田中芳樹 講談社ノベルス他) 1996/10
31 ダブルブリッド (中村恵里加 電撃) 2000/02
32 妖魔夜行 (山本弘、友野詳、他多数 スニーカー) 1993/09
33 風の歌 星の道 (冴木忍 スニーカー) 1992/10
34 R.O.D (倉田英之 スーパーダッシュ) 2000/07
35 アップフェルラント物語 (田中芳樹 徳間書店) 1990/03
36 僕の血を吸わないで (阿智太郎 電撃) 1998/02
37 都市シリーズ (川上稔 電撃) 1996/12
38 ザ・サード (星野亮 富士見ファンタジア) 1999/01
39 なんて素敵にジャパネスク (氷室冴子 コバルト) 1984/01
40 天国に涙はいらない (佐藤ケイ 電撃) 2001/02
41 蓬莱学園 (新城十馬 富士見ファンタジア) 1991/09
42 デュアン・サーク (深沢美潮 電撃) 1996/09
43 悪魔のミカタ (うえお久光 電撃) 2002/02
44 星の大地 (冴木忍 スニーカー) 1993/06
45 未来放浪ガルディーン (火浦功 スニーカー) 1986/8
46 星虫 (岩本隆雄 ソノラマ) 2000/06 ※新潮社版 1990/07
47 空の境界 (奈須きのこ) 1998/10
48 E.G.コンバット (秋山瑞人 電撃) 1998/06
49 グイン・サーガ (栗本薫 ハヤカワ文庫JA) 1983/01
50 エリアル (笹本祐一 ソノラマ) 1987/03
ライトノベルがジュブナイルでなくライトノベルの形を取り始めるのは、80年代より後ぐらいからみたい。
と、ガルディーン、エリアルを見て思う。とすると、スレイヤーズは80年代の総括みたいな意味を持つのかな?
スレイヤーズが出てきたとき、なんというかとてもショックだったのをおぼえている。
面白いことはまちがいないんだけど、こんな小説の書き方があるのか、と思った。
今は全く違和感がない。
ジュブナイルの定義がまずわからないんだけど。
誰か教えてくれませんか?
ttp://onigiri.s3.xrea.com:8080/index.php?%5B%5B%A5%E9%A5%A4%A5%C8%A5%CE%A5%D9%A5%EB%5D%5D >ライトノベル(らいとのべる)
>かつてはジュブナイル小説またはヤングアダルト小説と呼ばれた、青少年向け娯楽小説の類。
>ライトノベルという名称はニフティにおいて生まれた。
>1977年に氷室冴子、高千穂遥、新井素子、1978年に栗本薫がデビューしており、このあたりがライトノベルの始まりであるという説もある。
>ライトノベルの定義論については、ライトノベル板の初期において何度も荒れた経緯があり、現在はローカルルールで禁止されている。
>最近の共通見解はこんな感じ
>→あなたがそうだと思うものが(以下略
>最近は あ(略 とまで略されている。
時代的に言えば、宝島とか若草物語はジュブナイル、
角川ファンタジーフェア前後の青春系物語はヤングアダルト、
それ以降のファンタジー・SF・その他ごった煮はライトノベル
源氏物語は?
初期の読者は十代の少女(孝原孝標女)だったりしたのだが。
>90
起源としては充分にアリ。が、
ライトノベルというものが「ジャンル」となった歴史を探るスレだから、
数十年前までの近現代のみでいこう。
オラ、アニメージュ文庫の 永遠のフィレーナからこの世界にコロんでしまた、中間半端な人なのだが。
(なんか女神転生で抜いた記憶があるのだが、どうでもいい話で)
アニメ絵というか萌えを感じた(?)、こう大人に媚びない、大人が眉をしかめる
(そういやDM創刊号からのコスプレは、あの当時のライトノベルの対象が編集部もつかみきれてなかったというか)
イラストが載った作品(で、なおかつオリジナル作品)というと、どこらへんが最初なのだ?
ライトのベルは絵も命だと思うので、イラストレイターも同列に語らねばならぬような・・・
で、どうでもいい話なんでスマソだが、SFとライトノベルの違いというのは、挿絵の様な気がするのね。
もともとSFつーのは絵が(オタク)から見れば、どうしようもなく萌え(当時に萌えなんてないけど)ない。
と、オタクに向けたノベルが発行されてくる。ヤマトやイデオン、マクロスやファーストガンダムに狂喜した
オタクの趣向にあう、望むべき絵が添えられているのだが、その当時は肝心の話が稚拙で満足できない。
例えるとシャリの拙い寿司。
SFがなまじ大人向けに出版社側が向いていたため、オタクからして見ればネタの鮮度が拙い寿司状態で、
ライトのベルの源流の(というか読者層が重なる)SFには下手すると星海ぐらいまで萌え絵が入ってこず、
最初から挿絵と文章の、どちらもオタク専用で始まったノベルという分野は・・・
SFファンから見れば憎くて憎くて殺したほど憎くてたまらんのじゃないだろうか?
それが当時、ヨチヨチ歩きの赤ん坊状態でも。
>>93 何を言っているのかよくわからん。
が、SFとライトノベルの違いが挿絵というのは激しく違うだろうよ。
少なくとも2001年に萌え絵を入れてもライトノベルにはならんだろう。
>>93 言っておくが、SFの挿絵も結構エロかった。ロリじゃなくて
ゴイスバディ系だが。コブラみたいな感じ。
でも、イラスト書きもまとめるというのは面白いんじゃないか?
大塚英志の『キャラクター小説の作り方』では、
いわゆるライトノベル(その本の中では「スニーカー文庫のような小説」って読んでるけど)
の成り立ちについて三つの流れを挙げていた。(p.122-124)
・ジュブナイル小説(筒井康隆『時をかける少女』、眉村卓『ねらわれた学園』etc)
・少女小説(氷室冴子、久美沙織、折原みと、新井素子etc)
・ファンタジー小説(『ロードス』etc)
それから、最初の方で新井素子が奇想天外新人賞を受賞した際の
「ルパンみたいな小説を書きたかった」という発言を受けて、
それまでの「現実」を写生しようとする小説に対して、
彼女の小説が初めて「アニメ」や「マンガ」を写生しようとしたので
エポックメイキングな出来事だ、見たいな事が書いてあった。(p.25あたり)
それから、イラストに関してはいのまたむつみの『宇宙皇子』が最初なんじゃないか、
とも書いてあった。まぁ、参考までに。
かるーく100ゲト!
富士見ファンタジアはその前に『くりぃむレモン』シリーズのノベル化を
していた富士見文庫の下地があるよ。
発行開始は86年6月に『旅立ち−亜美・終章−』
バブルガムクライシスのノベル(文:松枝蔵人)や吉岡平も2冊出してる
(『e・tude 由梨香・思春譜』、『マイナス43 時空のロマンサー』)
ちなみに93年以降新刊はこのシリーズでは出ていません。
俺が、中高生だったころ良く読んでいた作家を挙げておこう。
平井和正…幻魔大戦、ウルフガイ
高千穂遥…クラッシャージョウ、ダーティーペア
栗本薫…グインサーガ、魔界水滸伝
菊地秀行…吸血鬼ハンターD、エイリアン、魔界都市
夢枕獏…キマイラ、闇狩り師
水野良…ロードス島戦記
田中芳樹…アルスラーン戦記、銀河英雄伝説
荒俣宏…帝都物語
当時は「ライトノベル」なんて言葉は無かったな。
俺は、マンガっぽい小説と呼んでいた。
103 :
イラストに騙された名無しさん:03/03/05 19:57
SFの中でも総じてスペオペはライトっぽいんだが
だからといって、=で括ってはいかんだろうね
個人的ライトノベル起源は「妖精作戦」
「ハレーションゴースト」は衝撃だったなぁ
おいおまいら、起源だけでなくて、他の歴史的作品についても語ってください
>>103最初は平野の絵じゃなかったよな。ハレーションからか、ラノベ化したのは(w
確かにこの時代からかな、アニメ絵師をつけたアニメっぽいSF。
微妙に良スレ?
107 :
イラストに騙された名無しさん:03/03/05 23:10
ライトノベル黎明期から活躍しているイラストレーターの天野喜孝・加藤直之・安彦良和らは
皆アニメ業界の出身だよなぁ。
源流のひとつとしてポプコムは外せまい
ラノベ界はそれ単独で成立しているんじゃない、つーことだね
じゃあ平行して歴史に残すべき作品についても語ってゆくか。
えーっと、まあブギーやキノあたりが電撃を本格的に押し上げた功労者だろうか。
「歴史に残る作品」ではなく「歴史に残すべき作品」ですか?
信者が群がりそうですが。
とりあえず、
歴史に残る作品:スレイヤーズ
歴史に残すべき作品:ザンヤルマの剣士
そういうランキングは別スレがあるからいいよ
ここはどっちかというと発生論だろうな、マイナー作含めた
つまり、昔学校で使ってた文学史の資料集みたいなのを目指しているんだろ。
>歴史に残すべき作品についても語ってゆくか。
なんか究極のラノベを追求する話になって来たな(w
至高のラノベはまだか!
厨房が集まりそうなスレになってきたな。
>歴史に残すべき作品
・新しい切り口を開拓した
・販売数が累積何部を越えるベストセラーとして
この分野の一般認知に貢献した
等、ライトノベル史で重要な意味を持つ作品ならいいが
歴史に残すべき名作とかいうのならそういうスレ他にあるからやめてくれ。
それやり始めたらこれまでの流れが台無しになる。
何気に難しいのが、宗田理なんだよな。とくにぼくら〜シリーズがライトノベル
に与えた影響は無視できない。
>118
並列的に系統樹を考えていけばいいと思われ。
SFから、児童書から、アニメから、和製ファンタジーから、……、
そういうジャンルが別だったものの並列複数起源であり、
それらが干渉し合って初期作品が生まれ、
メディアミックス的展開によって商業的ジャンルとして発展したものが、
ライトノベルの「おおまかな流れ」だと思う。
宗田理(そうだ・おさむ)
1979未知海峡(サスペンス) これは除外
1985 僕らの七日間戦争 角川文庫(映画化1988、宮沢りえ)
以後シリーズ化される
テーマ:大人との戦争
時代背景:バブル前夜
社会風物関連:古館伊知郎プロレス実況、写真週刊誌、写真週刊誌、たけし城(1986/5)
・非常に多くの中学生を当時本屋に引きずりこんだものの、
その後に後継作品(パクリ作品)は生まれなかった
・社会批判を多量に含み、田中芳樹の創竜伝(1987.8〜)と共通する
こんな感じかな…。
写真週刊誌がかぶってた…スマソ
ジュブナイルとライトノベルの違いをどこかで見たんだけど、それによると
ライトノベルは精神的に同年代の作者と読者を結び、
ジュブナイルは精神的な大人から精神的な子供へ書かれている。
となってた。ライトノベル論争する気は無いから、是非はおいておく。
ともあれ、この論に従うと宗田理は完璧なジュブナイル作家なんだよな。
ライトノベルのミッシングリンクに該当する、ある意味では外せない存在。
テンプレ風なのつくってみた
【作家名称および別名義】
宗田理(そうだ・おさむ)
【代表作品およびシリーズ】
ぼくらの七日間戦争(角川文庫) および ぼくらシリーズ
【作品内容・テーマ】
大人との戦争
【知名度ピーク】
1985(七日間戦争出版)〜1988映画化(宮沢りえ主演)
【時代背景】
プロレス中継、写真週刊誌、たけし城(1986)
TVゲーム普及期、大人と子供の接点があった最後の世代?
【活動時期】
1979〜
【大別ジャンルおよび傾向】
ジュブナイル、大人が語る「少年がやれること」
【関連ジャンル】
特撮× アニメ× 実写○ TRPG× 家ゲー× 伝奇× SF× ファンタジー× 児童文学△
【他ライトノベルとの関係】
社会批判の傾向が強く、創竜伝(田中芳樹、1987.8〜)と共通部分あり
作家名を頭に持ってきたら、【作品内容・テーマ】という項目は書きにくいと思う。
(^^)
132 :
イラストに騙された名無しさん:03/04/11 01:03
age
(^^)
あぼーん
135 :
イラストに騙された名無しさん:03/04/28 20:25
ライトノベルの起源は何かを考えるよりも
今あるものをジャンル分けして、
それぞれ徐々にさかのぼっていく方がいい気がするが如何。
137 :
イラストに騙された名無しさん:03/04/29 02:55
ある程度リアルタイムで見てきた三十代年寄りの立場で言わせてもらうと、
ライトノベルの起源はやはり、
「ソノラマ文庫(75年11月)とコバルト文庫(76年5月)の創刊」
と断言するしかない。(読売記事もこの見方。おそらく出版界の定説)
理由は専門レーベルの創刊、及びライトノベル専業作家の登場をもって、
ジャンルの草創と見なすべき、と考えるため。
もともとライトノベル(出版業界で一般的に言うヤングアダルト)は、
児童文学、少女小説(今のではなく森鴎外の娘が書いてたようヤツ)、
子供向け冒険小説、SF小説(のジュブナイル)の四者から派生し、
独自レーベルという舞台を得て、統合的に発展したものといえる。
専門文庫の創設がなければ、今もジャンルは確立していなかったかも知れない。
138 :
137のつづき:03/04/29 03:06
ライトノベルの最初期は、SFなり純文学なり大衆文学なり冒険小説なりで
実績のある作家が、あえて「中高生向けに書いた作品」(普通のジュブナイル)
が多かったが、レーベル設立後まもなく(主にコバルトで)専業作家が続出する。
その代表が氷室冴子。同時期の新井素子は「口語ひとりごと文体」
(つまり、今のスレイヤーズっぽいやつ。基本は同じ)を発明し、
革命的センセーションを巻き起こしたが、本質は旧来のSF作家指向。
これに対して氷室は「コバルト作家」たる立場を貫いた。
このジャンルの作品専業者が出たのはやっぱりコバルトだよな
ソノラマはその他レーベルとのスペオペやファンタジーとかけもち多かったし
140 :
イラストに騙された名無しさん:03/04/29 15:05
中村うさぎ
極道君漫遊記 アニメ化されたライトノベルとして記憶に新しい
発行部数 百万冊 だっけか?
と、言うか俺がラノベの世界に入り込むきっかけをくれた作品。
>>140 そういう個人的なのはこのスレ的にはNG。
「俺が」で始めるとロードスやスレイヤーズやブギーなどの
危険な単語がいくらでも出てくるからな
中村うさぎでやるなら
>>127みたいにやってくれ
危険最右翼「アキヤマミズヒト」
このスレの基本路線は
>>116ということらしい。
まあ、スレイヤーズとロードスは
>>116的解釈でも十分に可だと思うが。
>142
ロードスもスレイヤーズもブギーも全然危険じゃないし
どれもそれなりに歴史的意義があると思うぞ。
危険なのは「俺が」という単語が呼び込むモノだな。
ブギーはイラストに緒方を起用し、いわゆるオタ層以外にもアピールして受け入れられた、
電撃文庫隆盛のきっかけとなった作品。でいいだろうか。
エヴァから連なる思春期テーマとでもいうべき系譜を受け継いでると思われ。
若者の悩める心情を大げさに描くというか。
辿るとサリンジャーとか思春期系の作品に行き着く流れだね。
それを「セカイ系」と呼ぶ
148 :
イラストに騙された名無しさん:03/04/30 03:14
直接ライトノベルではないが、萩尾望都とか竹宮恵子らの少女漫画家が、
当時タブーだった「少女漫画へのSF導入」に踏み切ったことが、
のちのライトノベル誕生に大きく貢献していると思われ
軽いSFという意味であれば、わざわざ漫画に関連を求めなくても
ジュブナイルSFという分野が有った訳だからなぁ。
少女漫画のライトベルへの影響という意味なら、SFよりファンタジー分野の
方が大きくないかね?
150 :
イラストに騙された名無しさん:03/04/30 04:56
ファンタジーというか
それを下地にした ベタ甘恋愛物系ストーリーの影響が大きい気がする。
異世界迷い込み系の恋愛物も けっこー多い気が…
あぼーん
152 :
1ではない:03/04/30 05:30
153 :
1ではない:03/04/30 05:31
【ライトノベル前史】
◆1954 映画「ゴジラ」
小説「The Lord of The Rings(指輪物語)」(トールキン)
◆1959 「SFマガジン」(早川書房)創刊
◆1961 平井和正デビュー
◆1966 小説「Flowers for Algernon(アルジャーノンに花束を)」キイス
テレビ特撮「ウルトラQ」
◆1967 小説「時をかける少女」
◆1968 小説「A Wizard of Eearthsea(ゲド戦記)」(ル・グウィン)
映画「猿の惑星」
映画「2001年宇宙の旅」
アニメ「太陽の王子 ホルスの大冒険」
竹宮恵子デビュー
(少女漫画にSF、ファンタジー、歴史物等を取り入れ、
革命を巻き起こした「花の24年組」=萩尾望都、大島弓子
木原敏江、山岸涼子らの……時代へ)
◆1969 アポロ11号が初の有人月面着陸
萩尾望都デビュー
◆1970 《ハヤカワ文庫SF》発刊
〈SFマガジン5月号〉特集:ファンタジィ・ファンタジイ
◆1971 小説「狼の紋章」(平井和正)。ウルフガイシリーズ始まる
テレビ特撮「仮面ライダー」
◆1972 日本語訳「指輪物語」(トールキン、評論社)刊行
少女漫画「ベルサイユのばら」(池田理代子)連載開始
漫画、テレビアニメ「デビルマン」
◆1973 映画「エクソシスト」
◆1974 SF誌「奇想天外」(盛光社)創刊
テレビアニメ「宇宙戦艦ヤマト」
少女漫画「ポーの一族」(萩尾望都)
少女漫画「ファラオの墓」(竹宮恵子)
TRPG「D&D」TSR社より発売
154 :
1ではない:03/04/30 05:35
【ライトノベル史 70年代版】
◆1975 ★★★★★ライトノベル誕生★★★★★
《ソノラマ文庫》(朝日ソノラマ)発刊
国産初のテレビゲーム「テレビテニス」(エポック)
ビル・ゲイツがBASIC開発&マイクロソフト社設立
◆1976 《コバルト文庫》発刊
日本語訳「影との戦い ゲド戦記1」(岩波書店)
小説「幻魔大戦」(平井和正)シリーズ始動
アップル社設立
◆1977 ★★★★★ライトノベル第一次ビックバン★★★★★
新井素子、氷室冴子デビュー
小説「クラッシャー・ジョー」で高千穂遥デビュー
少女漫画「妖精王」(山岸凉子)連載開始
漫画「銀河鉄道999」(松本零士)連載開始
映画「スター・ウォーズ」「未知との遭遇」
米で本格的なパソコン登場
雑誌「月間ASCII」創刊
テレビゲーム「テレビゲーム15」(任天堂)
155 :
1ではない:03/04/30 05:36
◆1978 《サンリオSF文庫》発刊
栗本薫デビュー
雑誌「アニメージュ」創刊
テレビアニメ「未来少年コナン」
映画「スーパーマン」「指輪物語」
ゲーム「スペースインベーダー」。大ブームで社会問題化
日本初のワープロ専用機開発
口裂け女騒動はじまる
◆1979 雑誌〈SFアドベンチャー〉創刊
《ハヤカワ文庫FT》発刊
「グイン・サーガ」(栗本薫)連載開始
テレビアニメ「機動戦士ガンダム」「ドラえもん」
アニメ映画「ルパン三世 カリオストロの城」
映画「エイリアン」
イラストレーターめるへんめーかーデビュー
テレビドラマ「3年B組金八先生」
NEC「PC-8001」発表。日本もパソコン時代に
うわあ、セカイ系とか言っているバカがいるよこのスレ
あぼーん
すまん。何故PCが関係するのかが良くわからんのだが……。
アニメ、映画、漫画関連はもっと絞ったほうが良いんじゃないか?
小説にもっとスポットを当てるべきだろう。
歴史を語るなら当時の時代背景はあったほうがいいだろ。
実際よく調べられている。
今はアニメのノベライズがメインの時代までだね。
ここからTRPG関係>角川スニーカーの時代>富士見ファンタジアの時代>・・・
と移り変わっていくのかな?
映画・アニメ・漫画をもうちょっと絞るとすっきりするかも。
1950年 われはロボット(アシモフ)を加えたい。
ファンタジー源流としてコナンとエルリックいれたいね。
ラブクラフトも加えたいけど年代が・・・。
紀元前
北欧神話、エッダ〜旧約、新約聖書
古代
源氏物語
あたりも加えておこう
ならば思想的流れも必要かと
ゲーデル、ウィトゲンシュタインあたりはおえておこう。
>>161 洋モノは日本に紹介された時間が重要だろうな。
165 :
1ではない:03/05/01 04:49
>>158 日本におけるファンタジーが基本的にPCゲーム(APPLE2用)から始まったので
>>159 >アニメ、映画、漫画関連はもっと絞ったほうが良いんじゃないか?
>小説にもっとスポットを当てるべきだろう。
サブカルチャーといわれるライトノベル、アニメ、漫画、ゲーム、特撮などは
互いに強い影響を与えあっているので、書いた方が親切かなーと。
>>161 小説部門と、その他部門を分けた方が読みやすいですか?
>>161 歴史的名作とは思いますが、ライトノベルへの影響はやや少なそうな気が?
漫画にはたまにロボット三原則が出てきていましたが
予言してあげるけれどつきつめると最終的にはオタク文化論になるので極めて不毛ですよ
まあそれがサブカルチャーってものの良さなんだけれど
不毛でもいいので、ラ典にまとめさせてもらうわけにはいかないのかな。
誰にでも手が入れられて、時系列も整うと、わかりやすいと思われ。
>165
ちょっと詰め込み過ぎた感があるので
整理できればもっと良くなると思います。
そういえばライトノベルにロボット物ってすくないか・・・。
>167
ちょうど同じこといおうと思ってた。
年・カテゴリ・タイトル・著者あたりを入力できると(・∀・)イイ!!
時系列にまとめるのならば事件じゃなくて一度純粋に本の出版年度のみの
年表をまとめて、そこに注釈や考察を付け加えていく方がいいと思うよ。
まずは内容より量が大切だと思う。
>>169 その内容ならば、どこぞのサイトのこぴぺで済むわけだが…。
スタイルを決めておく事は必要かと
これはどっちかというと掲示板よりMLやWiki向きだな>>年表
考察は現在からさかのぼるよりも過去からやったほうがいいと思うよ。
ポップカルチャーは現在入れ込んでいる人に冷静な考察させるの難しいから。
172 :
イラストに騙された名無しさん:03/05/01 18:05
ファンタジーではドラクエが非常に重要だと思う。
剣と魔法はドラクエで完全に市民権を得たという印象だ。
それ以前にパソゲーでRPGが普及していたが、ファミコンに本格進出したのがドラクエ。
>>172 そんな誰でも知ってることを言われてもって感じですな
ラノベ文学史的にはかなりどうでもよさげな事。
一応それ以前のファンタジーの流れの続きだから。
むしろドラクエノベライズによる読者人口の低年齢化、一般化が重要。
いや、確かにあたりまえなんだけど、パソゲー、ドルアーガ、ゼルダ、ドラクエと続く流れがリアルタイムでは印象的だった。
後追いだと良くも悪くも順番がごっちゃになるからさ。
スレイヤーズだって下地があった上でのパロディなんだし。
>>175 ドラクエよりウィーザードリィだと思うけどなぁ
ライトノベルはコンピュータRPGよりゲームブック、TRPGからの影響の方が大きいんでない?
ロードスなんかまんまだし。
ゲームの影響は書き手より読み手に強かったのでは。
求めるものがだんだん変化してったというか。
ここでは電撃や富士見、角川とかの各会社の方針や衰勢などは
取り扱うのか?できればそっちも見て見たい。
>>178 方針つーかね、例の御家騒動は必須かと。
>>177 そうだね。それの方が古くから影響を与えてるね。
D&Dあたりからだな。
一時期ゲームブックブームがあったねぇ…
>>178 もともとSFの一形態だったころはある程度現実を基盤においていたと思うですよ。
現実とかけ離れたところにはきちんと論理考証を行って、それなりの説得力を持たせてみる。
そういうリアリティが求められていた。
ところがゲームが普及するにつれてそういう説得力が要求されることが減った。
逆に、読者と作者が共有する、自己愛に満ちた妄想をどれだけ本当っぽく実現していくか、
言い換えると、妄想と見切られることなく受け入れられるリアリティが
読者側に徐々に求められるようになったのだと思う。
それこそシンナーを吸いすぎた人が見る幻影のような指からビームの世界で、
遠くは車田先生の作ったアレみたいに主人公が「必殺技」の名前を叫ぶと
理屈はともかくどかーんと何か起きて敵を打ち倒す、と。
それこそ、当時の未発達だった少年・少女漫画を発展させたような小説。
最近ではいろいろバリュエーションが増え、ジャンルの越境も行われるようになった。
しかし、幼い頃に見た幻想を刺激してくれる小説、という点では本質的に何も変わっていない。
そしてそのことこそがライトノベルが魅力的である一因であると思う。
それは文学史というより文学論だな。
183 :
イラストに騙された名無しさん:03/05/03 01:26
>>177 >>180 日本でファンタジーRPGは、
パソコンゲームから火がついた気がするのですが。
「ブラック・オニキス」とか「夢幻の心臓」とか。
あぼーん
ちょっと気になったのだが、なぜ誰も妖精作戦の四部作を
言及してないんだ?
アニメ絵表紙を条件というなら「妖精作戦」初版は
ライトノベルの定義からは外れるのだろう。
だが内容的にはジュヴナイルとライトノベルを繋ぐミッシングリングに
相当するのではないかと思うのだがいかがなものだろうか。
誰が「アニメ絵表紙を条件」にしたのか知らんけど
朝日ソノラマ、っていうレーベルからでてたのだから
ジュヴナイルとライトノベルの中間点とはいえんだろう
(出版社的にすでにレーベルのカラーについて明確な答えがでてたってことだから)
まぁ、劇画調からアニメ絵的な表紙への転換
という意味では確かにその場所にいるな。妖精作戦。
簡単にいうと本屋で平積みしたときに、
ヲタが手に取る確率が高くなる表紙傾向なわけだが。
妖精作戦は表紙絵の変遷が一番わかりやすい例だな。5回も変ってるし
5回も変わってたのか。3回だと思ってたよ。
それぞれ持ってる人がいたらスキャニングしてもらって
繋げて資料にできないだろうか。
あぼーん
あぼーん
教えて君で恐縮だが新参者なので
角川の御家騒動の詳細求む
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ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。
貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。
黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。
(黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。
また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。
「○ドルでどうだ?(俺を買え)」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。)
彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。
∧_∧ ∧_∧
ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
= ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
200 :
イラストに騙された名無しさん:03/09/07 22:35
しかし、削除って以外とされないもんだね
だからこそ、安易に書き込んじゃいけないんですよ。
自治厨
_,,-―=''' ̄ ___,,-―――='' ̄ __,-―='' ̄ /
_,,-―=''' ̄ _,,-―='' ̄ ヽ / +
 ̄ ̄ _,,-―=''' ̄ \ / . . . .
,,-='' ̄ ヽ / . 。. ★ ☆
,,,-'' ノ ノ ヽ/ 。. .
-―'' ̄ (;;;) |___,/ (;;;) | -┼- 丿~~~| |~~~~~| __ ■ ■
. | ..::::::::::::... | / ..:::::::... | . -┼- /~~~~/ 丿 | 丿 ▼ ▼
| | / | . | 丿 / 丿 ● ●
ヽ γ´~⌒ヽ. | / /
――ヽ / ヽ | / /⌒ヽ、
\/ | |_/ / ヽ
203 :
イラストに騙された名無しさん:03/09/24 17:45 ID:MEJNV+FZ
204 :
イラストに騙された名無しさん:03/09/27 10:01 ID:Os5bdAK4
天野喜孝つながりというか、初期のファイナルファンタジーと田中芳樹の熱烈なファン層はかなりかぶってたよ。
ファイナルファンタジー1,2,3,4とアルスラーン戦記、創竜伝のイメージイラストね。
9
jj
207 :
イラストに騙された名無しさん:04/01/28 23:21 ID:kH7Z+bes
クラッシャージョーかな。ソノラマ文庫。
もっとも、やっさんの絵が目当てではあったが。
どうでもいい上にスレ違いなんだが、ラノベ史って洋楽史によく似てる希ガス
とりあえず90年代初頭は70年代パンク。ブギー以降はシューゲイザーみたいな
(スレイヤーズがクラッシュ、オーフェンがピストルズで、ブギーがエコバニ、キノがジザメリ、イリヤがマイブラ)
新青春エンタはグランジかな・・・ちょっと違う気もするが・・・
分かりにくい上に禿しくキモいな・・・
209 :
イラストに騙された名無しさん:04/02/02 20:09 ID:4EHqUEMB
agegege
≫208
舞城がニルヴァーナ、西尾がスマパンかな・・・
以下
うえおがレモンへッズ、滝本がベック、浅井ラボがダイナソーjr、上田志岐がR.E.M
、谷川がティーンエイジ・ファンクラブといってみる
ついでに乙一がソニックユースあたりで
何言ってんだかわかんねーよぅ ヽ(`д´)ノ
212 :
イラストに騙された名無しさん:04/02/16 02:04 ID:Y15q29AV
よし、あげてやろう
213 :
イラストに騙された名無しさん:04/02/16 18:23 ID:3SY541El
西尾維新や乙一はラノベ作家としては特殊だよな。
ラノベ作家とミステリ作家の中間のような存在というか。
実際、2chでも二つの板にスレが立っているしな。
元々ファンタジーやSF、歴史もか、ラノベと一般を行き来する作品はあったよ。
西尾はそれがミステリーだったというだけで、特殊というほどじゃないような。
小林信彦や都筑道夫みたいにジャンルが多岐に渡ってる作家もまた多いしな。
ん?作品?
ドン・キホーテなんてどう?
17世紀刊にして、すでに騎士道をパロディ。
大ボケ主人公に、名ツッコミ役のパンチョ。
麗しのマドンナに、適役の魔法使い。
すでに、ライトノベルの常道をいってると思うよ。
ライトノベルの文学史上重要な作品について書いてみます。
作品名:スレイヤーズ
作者:神坂一
作品概要:ライトノベル界においてたびたび重要な役割を果たした富士見
ファンタジア小説大賞第一回入賞作品(準入選)。
コンピュータゲーム的呪文名や少女の一人称というスタイル、最後の敵が魔王など
は対象読者の層を大幅に広げたものと思われる。
小説自体の構造は主人公が巻き込まれ→事件のなぞと敵との戦闘→最後に強敵
を倒して事件解決と、それまでもあったゲーム・ジュブナイル小説の構造から大きく
逸脱したところはないが、この構造は以降ライトノベルにおけるテンプレートの一つ
となる。
バスタードもライトノベルへの影響がでかいな。
88年開始か。
( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェー
約2ヶ月ぶりに文学史スレに書きこんだにも関わらず、3分後に糞コテ野郎に糞レスをつけられている・・
>>218が不憫でなりません。
ドンマイ (´・∀・`) ドンマイ
お願いだからもうやめてくれ
他力本願(・A・)イクナイ!!
やめてくれやめてくれやめてくれやめてくれやめてくれやめてくれやめてくれやめてくれやめてくれやめてくれやめてくれやめてくれ
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やめてくれやめてくれやめてくれやめてくれやめてくれやめてくれやめてくれやめてくれやめてくれやめてくれやめてくれやめてくれ
重箱マジ死なねえかな・・・
>216
ドンキホーテが好評だったので次々に贋作が書かれ、セルバンテスは次回作で
「偽物がAに行った、頭に来たから自分はAは止めてBに行く」と、
ドン・キホーテに言わせている。
スマンが地名は忘れた、マドリードだったかバルセロナだったか。
更には貴族からファンレターもらったセルバンテス、ドン・キホーテをその貴族の
領地に向かわせたりもする。
読者参加型のメタ・フィクションを、オスマン・トルコの時代に先取りするとは!
>226
そりは初耳。久しぶりに読み返してみるかなドン・キホーテ。
ソースを教えていただけると幸いです。
228 :
イラストに騙された名無しさん:04/09/28 22:29:08 ID:U9NgOHTX
ジュール・ベルヌの「十五少年漂流記」とか
江戸川乱歩の「少年探偵団」とか
大正・昭和初期の「少年倶楽部」等の科学小説とかは?
230 :
イラストに騙された名無しさん:04/11/30 19:13:59 ID:nGpvkpkg
age
なんか、ライトノベル通史みたいな本が出る(出た?)らしいな。
233 :
イラストに騙された名無しさん:2005/03/21(月) 17:10:02 ID:dtCvNlHF
今、書店に並んでいる「小説トリッパー」と言う本によると
そろそろ「ポスト・ライトノベル」だそうです。
山田風太郎とかの娯楽小説なんかもライトノベル的
だな。
236 :
イラストに騙された名無しさん:2005/11/08(火) 20:29:58 ID:pBvEoJiQ
キノもライトノベルの立役者だ。
237 :
Tレックス:2006/01/15(日) 13:34:23 ID:+NGEwhqZ
少女小説史、みたいなのは時々見かける
吉屋信子の「花物語」から語られることが多い、まあ後はなんだか忘れたけど
最初に雑誌に掲載された頃の書き手はむしろ年配の男性が多かった
氷室冴子や新井素子、久美沙織がどれだけ画期的だったか
その後のコバルト文庫で活躍した作家が一般小説のほうに移っていくという現象
あんましよく覚えてないけど
でもラノベの中ではむしろ傍流なのかな、少女小説というのは
馬鹿野郎、少女小説からラノベが始まったんだよ
今から見てライトノベルに分類されるような内容の書物ってのは遥か太古からあるが、
今の源流になったのは確実に少女小説のラインだろうな。
241 :
:2006/04/20(木) 02:13:25 ID:i8LON3JV
そうか
「ライトノベル=コバルト」という認識だった(少女小説しか読んだこと無くて)のが
ラノベ版に来て他にもこんなにライトノベルと呼ばれる小説があったのかと
非常に驚いた口なので、少女小説=ラノベの中で意外と傍流
というような印象を受けてたからね
242 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/03(月) 21:33:35 ID:Xt0RtHkr
age
ずいぶん古いスレだな
日本最初のラノベ作家=滝沢馬琴
話のデタラメ具合なら確かにそうかもな。
二次創作が多かったってのもアレだ。
246 :
イラストに騙された名無しさん:2006/07/04(火) 08:36:09 ID:t34XCQXI
h
源氏物語、いや古事記や日本書記かな。内容も恋愛、戦争、英雄とかまで含むファンタジーだし。