1 :
イラストに騙された名無しさん:
なぜか、ライトノベルには後書きが不可欠。
後書きが作品を引き立てたり(例 司馬遼太郎「播磨灘物語」…ライトノベルじゃないけど)、
作品よりもむしろ後書きで嫌われたり(例 雑賀礼史「龍炎使いの牙」)、
軽いエッセイになっていて単体でも楽しめたり(例 上遠野浩平「ブギーポップシリーズ」)、
一つの芸になっていたり(例 新井素子の後書き連載)、いろいろあるものです。
良くも悪くも印象に残った後書きって、ありませんか?
ちなみに自分が一番笑った後書きは菊地秀行「外谷さん無礼帳」。
2 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/12 21:39
スレ立てたならしっかり盛り上げてくれよ>1
ライトノベルであとがきで、最近話題になったのといえばやはり
キノの旅4、5だな。
>3
あ、dat落ちとはいえ、類似スレがあったんだ。
ご足労をかけて申しわけない。わざわざありがとう。
「外谷さん無礼帳」、今はもう手に入らないかなあ。
たった一行の後書きなんだけど、菊池さんの後書きのフォーマット
(「○○を見ながら」)を知ってると死ぬほど笑えるんだけど。
5 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/12 22:04
スレイヤーズの巨大あとがきはヨカタ。
6 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/12 22:12
大塚英志はあとがきの方が小説より面白い
7 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/12 22:22
ウィザーズブレイン2のあとがきはどうよ?
特に最後のBGMは?
漏れぁ、アレで萎えた。
8 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/12 22:53
後書きしか読まないのは赤城毅だな。
人によっては寒いかもしれないが本文より面白い。
だから立ち読みで済ますことが出来る。
あ、あえてライトノベルでない「播磨灘物語」を挙げたのは、
この作品が「後書きのために作品がある」稀有な例だから。
作品自体は、司馬遼太郎作品としては凡作(十分面白いんだけど)だけど、
作品の後に読む「後書き」がたまらなく、良い。
>9=1
イヤ、言い訳しなくてもイイよ、
誰もそんなことにツッコミなんか入れてないから(w
小林めぐみのあとがきも連載形式だったな。最近なくなったけど。
12 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/13 00:42
ブラッドリンクの後書きは不要だとヲモタ。
作品がいいだけに、作者の戯言は残念。
漫画よりWEB日記の方が面白い漫画家みたいな
あとがさ
おとがそ
15 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/13 01:43
>>12 「次巻に続く」つー作品って、あとがきいらないよね。
>>15 漫画の場合は最終巻にだけあとがきがあるほうが多い気がする。
なんでだろ?
しかし一般小説みたいに解説つけられるのもなんかやだな。
>16
漫画の場合は・・・
単に忙しいから、
もしくはめんどいから、
あるいは後書きに原稿料出ないから、
のいずれかと思われ。
後書きも作品の一部だと思う。
書きたくないだの書くことがないだの駄文で誤魔化す作家はどうかと。
本全体で読者を楽しませようとするキノの旅の姿勢は評価できる。
内容の是非はともかくとして。
吉岡平のあとがきを読んでいると、心苦しいものがある。
いや、『俺の小説なんか読んだって面白くないッスよ』などと言われても困る
が、あそこまで自信満々で言われても…。
20 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/13 23:23
後書きは作品の一部なんかでないよ(w
あんたバカ?>18
21 :
ペンネームC:02/01/13 23:34
いや、作品の一部であるタイプの本もあるんじゃないか。
メタフィクション的手法で作者を作中の語り手だということにして
あとがきと物語を融合させている。
サイコとかな。
ブレアウィッチやろうとしてたわけでしょ、大塚英志。
23 :
ペンネームC:02/01/13 23:37
21の続き。
具体的には秋山完とか。
あと、あとがき座談会やっちゃうタイプのも、
作品のおまけであり、一部と言えないこともないのでは。
|Д`) 後書キデ作品ノテーマニツイテ語ラレテルト萎エタリシナイ?
|⊂
あとがきは作品の一部ではない場合がほとんどであるが、
商品の一部となっている場合がほとんど。
>20
秋山完の作品なんかは、後書きまで作品の一部になってるよ。
後世の小説家の立場から、過去を展望して書いている事になっている。
おまけに最新刊では、とんでもない方法で現実とのリンクまで行なっているし。
バカってのは言い過ぎだな。
たしかに、作品の一部じゃないかもしれないけれども、
買おうか買うまいか微妙な作品は
あとがきが判断材料になりうる(私の場合は)ということで、
ある意味、作品の一部…?
28 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/14 00:46
少なくても後書きで、やる気がない、書く気がしない、等
言ってる奴の本は買う気がしないな。
29 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/14 00:46
漏れは、痛いアトガキが大部分だと思うから、作品の一部つー考えには全面的には参道しかねるけど、
ごく希に、作品にプラスになっているものもある・例外アリ、つー意見は正かろうと。
基本としては、アトガキは90パーセントつまらんよ。
30 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/14 00:52
後書きで秀逸なのは乙一もだと思うが。
後書きというよりコメントがおかしいのか。
漏れはあとがきではしゃいでる奴の本の方が買う気しねぇ。
32 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/14 01:30
高畑京一郎の後書きって読んでて嫌な気分になんねぇ?
33 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/14 01:39
>>30 「Z−一」の話はかなり笑った覚えがある。
あの人ギャグ小説は書かんのかな?
創竜伝のあとがき座談会って読者の評判いいらしいね。
俺はあんまり好きじゃないけど。
34 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/14 01:43
山本弘や友野祥の後書きを好きな方はいませんか?
35 :
ペンネームC:02/01/14 02:19
山本弘はいろいろな意味で誠実なあとがきを書くので、
まあ嫌いじゃない。
36 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/14 07:06
あとがきで売れる売れないなんてホントのところあるのか?
37 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/14 07:21
友野のあとがきは「笑い声がウザイ・・」が一般的な意見だとおもうが、逆にオレは笑い声がないとなんかしっくりこないな。
無いとアレ?ってな気分になりなんとなく物足りない(w
>36
トータルとしての傾向はないと思うが、痛い後書きで買う気が失せた事はあるから
全く影響は無し、といったところだと思う。
つか、俺は絶対あとがきはあとから読む派だけど。
先に読む派のほうが多いのかね。
あとがきが面白かったら、次の購買意欲がなんぼかプラスされるわな。
昔、前田珠子はあとがきの方が面白かったと記憶してる。今はどっちもつまんねーけど。
42 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/14 16:08
>>20 本てのはあとがきを含んだ全体が作品だよ。
著者略歴なんかと同じで、完全にフィクションて事も珍しくない。
作家ってのは嘘つくのが仕事なんだから。
>42
25の見解の方がしっくりくると思うがな。
あとがきが必須なんてのはライトノベルだけだし
>43
あとがきのないライトノベルだっていっぱいあるし、
あとがき必須の一般書籍出版社も多いんでないかい?
作者がやだと言わない限り書かせる編集も多いみたいだし。
講談社ホワイトハートの流星香の後書きは男が読むと胸焼けを起こす。
いやまぢで(うぇ
47 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/15 02:18
>>44 いっぱいつーか・・・・あとがき付きのライトノベルのほうが多いでしょ。
あとがき無しのもののほうが珍しいよ。
電撃でも富士見でもファミ通でもさ。
そりゃ、あるけどさ、あとがき無しも。
今日、乙一の『疾走HOLIDAY』読んだんだけど、なかなか面白い
後書きだった。
今まで後書きを読んできた自分と、今、後書きを読んでいる読者をしっ
かり意識して書いている。というか、それをネタに後書き書いてる(笑)。
>>42 >本てのはあとがきを含んだ全体が作品だよ。
読者の側からそこまで決め付けてしまうのはどうかと思うけど。
要は書いてる人の意識の問題だと思うのだわ。
49 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/15 04:00
>本てのはあとがきを含んだ全体が作品だよ。
「作品」ではなく「商品」やろ。
全体が「作品」だとしたら、カバーデザインはもちろん、イラスト、イラストがそれが入る場所、行間や書体のフォーマット、紙質やノンブル位置やページ数や定価まで「作品」になるやん。
極端な話やけど。
作者の「作品」は、本文だけやろ?
後書きは単なる「フロク」や「オマケ」や。
あってもなくてもええ。
50 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/15 04:23
十数年前の少女ノベルのあとがきはト●ーパーだのシ●ラトだのに
萌え萌えなあとがきが多かった
あの小野不由美もアニメについて語っていたし
流行りアニメについて書くべしという決まりでもあったのかねえ
あれはウザかったな…
乙一の書くようなあとがきが好きだ〜
51 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/15 04:55
だから田中哲哉が一番面白いに決まってるだろ!
>>49 本てのは作者、編集、デザイナー、イラストレーター等、複数で作るもの。
作者が書いた原稿は本の一番重要な素材だが、すべてではない。
本と作品は別。
作家が作家としての名前で発表する物を作品と呼ぶ。
53 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/15 23:57
>>52 あんた何言ってんの?
作家が本を作るとでも思ってんの?
知ったか厨房は出入り禁止。
( ´,_ゝ`)プッ
>53 そっとしといてやれよ…
あんまりいじめるな。
漏れらは、面白い作品が読めればそれでよし。
文字化けスマソ。
コテではないです。
58 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/16 15:54
おれはあとがきは最後まで読まないでいる。
本編後のおまけっていうかクリア後のエンディングというか、
そういう風に位置付けているから。
なもんであとがきで本編についてあれこれ書いてあっても抵抗はないけどな。
例えば「猫の地球儀」とか「鉄コミュニケーション」とかはいい意味で
本編を補完できてると思う。ガリレオの話は本編では出せないし。
まあそれを「やりすぎ」と感じる人もいるだろうけど。
乙一の「失踪HOLIDAY」にしても本編を読んでおかなきゃ「これはもう断じて…」
のところで笑えないしな。
ともかくその作家ごとの「個性」が出てるから作家のみなさんにはぜひ書いて
頂きたい。
長文スマソ。
あの〜、
>>52にたいしてどうして
>>53のレスになるのか分からないんですが、
どなたか解説していただけるでしょうか……?
>>本てのは作者、編集、デザイナー、イラストレーター等、複数で作るもの。
とあるのに
>作家が本を作るとでも思ってんの?
とつくのが分からないのです……。
読解力がない厨房ですみません。
>>59 俺もそう思ったが必死に自作自演している奴に
つっこむと暴れ出すので放置しておいた。
あーオレ正直、ブギポの後書きウゼェんだけど。
少数派? んー……。
62 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/16 16:42
テスト
>>59 あーつまりだな、53が出入り禁止ってことじゃないかな……。
今のところ一番笑ったのは「あとがさ」かな・・・
古橋も捨てがたいが
66 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/16 17:05
三雲は後書きがねちっとしてるというか愚痴が入ってる事が多いのでいやん
茅田はSF云々とその後の愚痴で安っぽさを印象づけてしまったのでいやん
乙一のは内容がホラーなだけにノリが際立ってて○
秋山瑞人の後書きは何気に学ぶ事があったりして○
前者は水を差された−の後書き、後者は+αの後書きですた
67 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/16 17:06
>>61 あ、俺もあの人嫌い。したり顔が見えてきそうでイヤ。
大塚英二ほどではないけど。
エアショーやロケットの取材記事になってるあとがきについて誰も触れないのは
あげるまでもないということなのだろうか(笑
上矢張り最後は(苦笑にするべきではないのか
したり顔だってよ(プ
尻ダリ顔
なんか高そうだな
73 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/16 22:07
>>29、
>>31あたりに同意。
ムカつくあとがきのなんて多いことか。
腐ったあとがき読むともう次買う気しなくなる
よ。
つーか実際最近買ってないけど。
三雲あたりは作品の内容自体は普通なんだけど
後書きと著者近影のせいで読む気がうせた
後書きも結構重要なファクターだなと言ってみる
嵩峰龍二の後書きのインパクトは未だに漏れの中で薄れていない
76 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/16 23:45
あとがきで次作が買いたくなったりしたなんてないけどな。
最近のはグチか自慢ばかりだしな。
読まないことも多い。
逆説的というかここ見て思ったことなんだが。
後書きに価値を見出す読者って案外多いんですな。
「この作者の後書きが嫌」というのは、つまりそこに何かを求め
ていたから出る感想なわけで。
つまらなかろうが寒かろうが面白かろうが、後書きは所詮後書き
とか思ってたけど私。
後書きを読んでしまったがために、不快な思いをしたことが多々ある。
文字があると、つい読んでしまう悲しい習性ゆえかしらん。
所詮、後書き、されと後書き。作者には、愚痴、作品の言い訳、
他作品への悪意ある否定などなど、謹んでほしいことが多々ある…。
すべての読者が、作者の信者ってわけじゃないんだからさ。
大塚はあとがきが本編。本文は前書き。
80 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/17 11:02
例えば「千と千尋」の最後のスタッフロールで、
宮崎監督やジブリの面々がバカさらけ出してたらどう思うよ?
映画の余韻まで台無しだろ。
腐ったあとがきはそーゆー感じ。
>>80ジャッキーのスタントNGはいい後書きになるわけか
スタッフロール見ないで帰る人も多いけどね。生真面目に見る
奴には気になるもんなんでしょ>あとがき
>>83パンフに近いかも。パンフに監督が今回の映画は失敗しでした、と書いてていたら
その映画はみたくないな。
84 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/17 14:14
んにゃ、気にならない奴は気にならないんでしょう。
俺は気になるけど。
ライトノベル界はあとがきが定番ってことは、
ライトノベルの読者には気にならない人間が
多いってことか。
(もちろん1も言うように作品をさらに高める
あとがきなら俺も歓迎だが)
>>84つうか、ライノベの読者はあとがきを深く考えずに読む場合が多い
ってことでないかな。
「作者様の考えが分かってうれC〜」
程度で。
86 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/18 02:02
ロードス島戦記7巻の後書きはじ〜んときました。
後書きで感動を味わったのはあれが初めてでしたね。
逆にルナル・サーガ完結編の後書きはもう最低最悪でした。
物語が完結した後に、これからの作品展開だの次回作の構想だの他作品の紹介だの・・・
感動もへったくれもあったもんじゃないです。
87 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/18 14:05
しかしそもそもなんで、ライトノベルにはあとがき、っていうのが定番になってるんだろう?
少女漫画の広告欄の単行本化時の穴埋めと同じではないかと。
キャラクター商売。
>45
亀だけど同意。
というか>1読んでまっさきに浮かんだのがそれ(笑)
作者の身内の愚痴とか自己陶酔的な文章とかばっかりで。
しかも本文同様無駄に長いとおまけ付き(汗)
後書きは作家のたわごとより
作品解説の方がうれしいなっと
91 :
イラストに騙された名無しさん:02/01/20 20:52
新城は?
神坂一のクロスカディアの後書きは、あれを後書きにして良いのか…
おもしろかったけど。
なんかあったんか?って思った。
93 :
イラストに騙された名無しさん:02/02/02 01:39
「キノの旅」の3〜5巻がほんのりと変わりダネでわ?
あとがきだけ激しく面白くて、本文どーでもってゆーのがあるよな、たま〜に。
本文がつまんなくって、あとがきがイタいってのもありますぜ。
96 :
イラストに騙された名無しさん:02/03/10 10:12
後書きで自分の他作品を宣伝しまくる作家は好きになれない。
97 :
イラストに騙された名無しさん:02/03/10 11:36
本編がムチャつまらなくてタイトルも作者名も内容もよくおぼえて
いないが、あとがきの「現在入手可能なすべてのガンプラを購入す
る」という話は面白かった。
バンダイに電話しても入手可能ガンプラのリストがなかったとか、
玩具屋で注文したときの店員の反応とか……。
ぎぐりんだな
後書きっつったら雑賀だろ。
デビュー作の後書きで「今のファンタジーはウンコ」を
連発…コイツ大丈夫なのか?と本気で思った。
100 :
イラストに騙された名無しさん:02/03/10 11:45
∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ゚Д゚) < ムーンウォークで 100ゲットォォォオオオ!!
./ つ つ \_______________
〜(_⌒ヽ (´⌒(´
.)ノ `J≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
(´⌒(´⌒;;
ズザーーーーーッ
ていうかあとがきなんか読んでなかったよ
102 :
イラストに騙された名無しさん:02/03/10 11:57
志村のあとがきが結構記憶に残ってるんだよな。
なんか1巻とそれ以降で性格変わってないか?
>99
全然大丈夫じゃありませんでした。
パクリと使いまわししかできず、オリジナリティは皆無。
マルチメディア展開で尻叩いても筆は止まったまま。
次のあとがきでは、うんこちゃん作家呼ばわりした諸先輩方に謝罪してほしいものです
104 :
イラストに騙された名無しさん:02/03/10 14:37
>99
自分の精神状態を後書きで語られるのは、精神病の患者のカルテを見せられるようで、余り気持ちの良いものではない。
というか、自分のただの怠け癖を高名な心理学者等の学説で解こうとしても何の問題の解決にならないと思う。
後、天国の隆慶一郎先生に勝手に心の師匠にしてしまったことを詫びてください。
105 :
イラストに騙された名無しさん:02/03/19 20:56
小野不由美ぐらいが丁度いいです。
温帯のは毎回楽しみです
75巻からの一連の(まだ終わってないらしいが)あとがきで購入組引退しました。
上遠野のホンって、「見るからに弱っちい人が書いてる」感が強いんだけど
あとがきは、したり顔で凄く偉そう。
アレが「軽いエッセイになっていて単体でも楽しめたり」(>1)すんの?
「グイングインサーガ」は、あとがきだけ一気に読んでみたい。
日常のなんでもないことについて普段とはすこし違った視点から眺める事ができたりして
俺は結構面白いな。
こういう考え方もあるのか、ってなぐあいで。
・・・ことあるごとにあんな考え方してたらストレスたまりそうだが。
クセの強いあとがきではあるな。
110 :
イラストに騙された名無しさん:02/04/16 14:14
秋山は、あとがき悪くないとは思うが、内容にちょっと負けてるね。
だって物語のときの文章、すげえ面白いから、
あとがきになると、まじめな事書けないっぽい。
時雨沢の、キノのあとがきはひねりがあって好きだな。
でも俺は鉄コミの1巻の後書きの犬の話で、泣いた。
>>61 禿同
作者自身のネガティブさが出まくってて、
非常に萎える。
あれだったら、寧ろ無い方が良い気がする。
>>111 俺もドキッと来た。
2巻で「犬」が凄く重要だから、読み終わってからだから一巻で長々と書いたのかと気がついたよ。
あと秋山は後書きの最後に次巻の宣伝をするが、あれは完結しているのを連続で読むばやいはとても効果的。
鉄コミュや猫、EGでドキドキしながら次の巻に行ったものだ。
しかしその続編がなかなか出ないと、おあずけされた犬状態で非常に辛い。
EGがその最たる例……
114 :
イラストに騙された名無しさん:02/04/18 06:34
友よ!!!
EG、早く出てホッスィーなあ。
あと、イラスト変えてホッスィーなア。
115 :
イラストに騙された名無しさん:02/04/18 07:00
雑賀が次のあとがきをどうするのか少し楽しみだったりする。
一年以上休んでいた言い訳をどうするのか。
アニメに対してどういう態度をとるのか。
お
お?
今一番楽しみなあとがきは
ろくごの闘病奮闘記。(ワラ・・・えねぇ
119 :
イラストに騙された名無しさん:02/08/16 03:53
後書きじゃないが創竜伝の座談会は本編よりおもろい。
120 :
ベルゲ中佐の副官(故人):02/08/28 13:09
都市シリーズのあとがきは、かなり面白いと思うのですが…。
121 :
イラストに騙された名無しさん:02/08/28 13:32
亀レスだけど、私もブギーの後書き気持ち悪いです。青臭い自分に
酔ってる感が何とも・・・。
逆に好感を持ったのは猫の地球儀のガリレオの話。
両者の違いは、作品世界の価値観にどっぷり浸かったままか、そこから
一旦離脱して、客観的に眺めて面白がってるか、ってとこでしょうか。
主観的な感想ですが、なんか、子供と大人の違いって感じがする。
ブギーの世界感にとことんはまれる人なら、ああ言う後書きはむしろ
快感になるんでしょうけど。
>>121 とりあえず他人のことを青臭いだのなんだの言ってるうちはオマエは餓鬼だ
で、こんな事に反応するお前は厨。
ブギー信者ってやっぱり餓鬼が多いな。
125 :
イラストに騙された名無しさん:02/08/28 21:50
円山夢久「リングテイル 4」のあとがきのNG集がなぜか印象に残ってる。
この人、他はかなり簡潔なあとがきしか書かないのに…
(書いていないのもあるし。)
127 :
イラストに騙された名無しさん:02/10/09 02:05
後書きを使って連載されてた東京忍者はすげえと思った。
128 :
イラストに騙された名無しさん:02/10/09 12:09
後書き……。私は、買ったことのない作家の本を買う際、購入前に読みます。(要するに立ち読み)後書きの面白さ、つまらなさではなく、著者の為人を知る為に読みます。それで買う買わないかを決めますね。
129 :
イラストに騙された名無しさん:02/10/10 21:32
あとがさとおとがそはイイと思うが
正直『後書き』ではないな
130 :
イラストに騙された名無しさん:02/10/10 21:59
TRAIN+TRAINなどはどうだ?
作者本人がおもしろいとか書いてておもいっきり萎えた。
131 :
イラストに騙された名無しさん:02/10/11 08:44
やっぱり、あとがきで著者が自作を自画自賛するのって、
作家の「営業活動」なのかね。
>>128や俺みたいに、あとがきから読む香具師もいるわけだし。
好きな作家(夢枕獏なんだけど)が「この作品は面白い」て
書いてあったから、買ってみたりしたことある。
菊池秀行も自賛してるぞ。
俺の評価は自賛>>>>>>>>>>>>謙遜かな。
自分で素晴らしいと思ってない作品を書くな。
逆に胸を張って自賛している作家は高く評価するよ。
エンターティメントの提供者として自分の作品を
つまらない、自身が無いとは言ってはいかんよ
読者への冒涜さね
つまらないとか言われると確かに萎える
まぁ謙遜だとしても
「拙作を手にとって頂きありがとうございます」くらいなら問題はないけどな。
うぉ、自身じゃなくて自信だ
半日たって誤字に気付くとは。吊って来ます
136 :
イラストに騙された名無しさん:02/11/30 03:37
不要だ。
自賛されてもムカつくし、謙遜されても阿呆かと思う。
うっさい
(^^)
とりあえず、あとがきで泣き言とか言い訳とか
マイナスの事をつらつら書き連ねてるのはプロ作家としてどうかと。
プロなら金を払ってる読み手に対して、たとえそれが詭弁でも
ベストを尽くしたと書かねば失格ではないかと。
久々のマジレスなのでついでにage
俺もそう思う。
例え時間がなくて満足いけるものが書けなくても、
出す以上は「これは不満です」なんて意味のことは読みたくないし
知りたくない。へたな謙遜だったら余計要らない。
マイナスのベストを尽くすプロもいる。
うざいと思うあとがき。
電撃のイラストレイターへの過剰な感謝。
都築がフェチ指向をダラダラと書くこと。
きっと同じ電撃三大賞で選ばれた者が多い中、
リップサービスは必要不可欠なんだろう。
俺はむしろ不憫に思うこともしばしば。
でもさ、自分の小説にイラストがつくと舞い上がるのも分かるがなぁw
電撃は装丁や口絵、レイアウトにも凝ってくれるし。
オーフェン無謀編のあとがきが出ないな。
あの担当さんかなり好きなんだが。
先生! 夢枕獏は後書きだけで1冊の本出しているのですが!?
(^^)
(^^)
ツモリトキオの後書きを初めて読んだときにはちょっと驚いた。イラストレーターさんの
後書きもあったから。
しかし近頃のセンセの後書きは…。
150 :
イラストに騙された名無しさん:03/03/18 22:44
黒田洋介著「魔法少女プリティサミー」の最終巻の後書きは本編より泣ける。
あとがきはイランと言う人はいるが、
あとがきが入った16ページ分の金を返せという人は見ないな
俺は広告もあとがきもいらん
広告は2ページまではかろうじて許そうと思うが、
5ページ超えると、足下見やがって! という気分になる
他人のあとがきで連載されてた「東京忍者」は本になったね。
(^^)
あぼーん
156 :
イラストに騙された名無しさん:03/05/18 13:12
???
???
>>151-152 広告は折りの関係上、ページ数合わせのために入れられるもんだから仕方あるまい。
俺は秋田禎信のあとがきなんか好きだけどな。
妙にテンパってる感じがして笑える。
あぼーん
しかし、どの作家も売れてくると
「どうやって作家になるんですか」
「(自作の中で)どのキャラが一番好きですか」
「人気投票やってください」
がくるのね。大変だな。
1年半ぐらい前のに話しかけてしまうが。
>>58にはキノの旅7のあとがきを、是非呼んで貰いたいと思った。
あれは不意打ちだYO!
保守
164 :
イラストに騙された名無しさん:03/06/18 00:28
age
架空戦記(はライトノベルじゃないのかな?)荒巻義雄
巻数を増すごとに本編よりも後書きが長くなってる・・
>>161 もし好きな特定キャラがいた場合、執筆に支障を来たしかねないと思われる
ストーリーやプロットをそいつに合わせるようになったら終わり
読んだ数は少ないのだが、そのあとがきのほとんどは
客観的にキャラクターたちを見つめ、見守っている感が強い作家が多い。
とくに田中芳樹(アルスラーンのあとがきなんて、いつもそうだし)
あぼーん
ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。
貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。
黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。
(黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。
また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。
「○ドルでどうだ?(俺を買え)」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。)
彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。
∧_∧ ∧_∧
ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
= ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
猫の後書きは後書き自体の意味を踏まえて
もう一度本文を読み直すと面白くなる
が、その感触を本文だけで味あわせられなかったのは
ちょっと問題かなとは思うのだ
角川スニーカーから出てるガンダムの小説
『宇宙、閃光の果てに…』のあとがきは乙一以来のデキだと。
新人のくせにその正直なことと言ったら……。
洩れにとっては期待の新人。
スレ違いならスマソ。
上遠野浩平のあとがきは、にやにやしながら色々と心の中でツッコミつつ読むのが楽しい。
小説内の「どこまで本気で書いてるんだ?」と首を傾げたくなるような部分の判断もつくし(藁
でもジンクス・ショップの、なんだか利己的遺伝子について壮大に勘違いしてそうな後書きは
さすがに……。
ゴールデンブラジャー最強。
緒雪たん(;´Д`)ハァハァ
鬱だ…。
tesu
tesu
打率本塁打根拠
鳥谷,250 7 内角が打ててない。ペナントになったらさらに苦しむと思う
赤星,300 0 去年と同様いい感じ。もっと打率残すかも
キン,300 20 打撃はかなりの物。でも怪我で故障の離脱する可能性が高そう
金本,285 30 打つっしょ
檜山,275 15 これぐらい打ってくれると信じてます
アリ,270 35 去年打つコツをつかんだ感じ。
藤本,300 0 去年と同様いい感じ。
矢野,300 10 例年通り打は信頼できる
今岡,310 10 調整不足の予感。これだけ残せれば御の字
濱中,275 20 調整不足の予感。怪我だけはしないで
片岡,280 15 地味ながら地味な仕事はやってのける
関本,245 13 微妙
野口,230 5 こんぐらいだと思う
*本塁打数=レギュラー換算
防御率根拠
井川2,65 昨日の投球を見てばっちり調整してきたと信じて去年以上の働き。
福原3,00 好調。去年の登板からずっといい
やぶ3,60 なんだかんだ言っても藪
下柳4,00 なんだかんだ言っても下柳
伊良4,00 なんだかんだ言っても伊良部
久保田3,50なんとなく。怪我の影響心配
安藤2,50 去年以上に使われる予感。
リガン3.00これぐらいは残すと思う
ウイリ3,50これぐらいには修正してくると思う
吉野3,30 これぐらいは残すと思う。怪我の影響もなさそう
金沢3,50 心臓強くなれば化けるかも
打率本塁打根拠
鳥谷,250 7 内角が打ててない。ペナントになったらさらに苦しむと思う
赤星,300 0 去年と同様いい感じ。もっと打率残すかも
キン,300 20 打撃はかなりの物。でも怪我で故障の離脱する可能性が高そう
金本,285 30 打つっしょ
檜山,275 15 これぐらい打ってくれると信じてます
アリ,270 35 去年打つコツをつかんだ感じ。
藤本,300 0 去年と同様いい感じ。
矢野,300 10 例年通り打は信頼できる
今岡,310 10 調整不足の予感。これだけ残せれば御の字
濱中,275 20 調整不足の予感。怪我だけはしないで
片岡,280 15 地味ながら地味な仕事はやってのける
関本,245 13 微妙
野口,230 5 こんぐらいだと思う
*本塁打数=レギュラー換算
防御率根拠
井川2,65 昨日の投球を見てばっちり調整してきたと信じて去年以上の働き。
福原3,00 好調。去年の登板からずっといい
やぶ3,60 なんだかんだ言っても藪
下柳4,00 なんだかんだ言っても下柳
伊良4,00 なんだかんだ言っても伊良部
久保田3,50なんとなく。怪我の影響心配
安藤2,50 去年以上に使われる予感。
リガン3.00これぐらいは残すと思う
ウイリ3,50これぐらいには修正してくると思う
吉野3,30 これぐらいは残すと思う。怪我の影響もなさそう
金沢3,50 心臓強くなれば化けるかも
このスレいつの間にか最下層か…
あげちゃおうか?
age
ません
あげるよ
今度こそageてやる!
agaった!クララが agaったよ!
時雨沢に勝るあとがきはありません
時雨沢は文庫数に比べてあとがきを書いている割合が低いのでだめです。
というか個人的に著者近影の方が好きだ。成田に突っ込むとこまで含めて。
あとがきじゃないけど、ドラゴンノベルズの解説書いてるのはロクなのがいなかった。
・作品そっちのけで萌え萌えしてるだけの腐女子
・作品そっちのけでファンタジーにおける武器の蘊蓄を延々と垂れ流すだけのTRPGヲタ
・作品を褒めるのは良いけど、対比のために他シリーズに対してきつい罵倒を入れまくり
上から順に、ひかわ玲子・水野良・安田菌
あとがきで有名なのって平井和正がいたな。なんでも「あとがき作家」とかいわれて、ファンレターに本編よりあとがきの方がおもしろいと書かれてて、キレタとか。
188 :
イラストに騙された名無しさん:04/05/07 18:42 ID:TK1K1K2e
時雨沢最高。
>>187 そうそう確かに有名だった。ライトノベルの後書で作者がプライベートを話したりして読者を楽しませる、ってのは香具師からの伝統だろな。
多分時雨沢はライトノベルの後書界を一新してくれそうだ‥‥。
とりあえずアリソン3のあとがきは最高。
>>190 そんな世界は一新しなくて結構です。
とりあえづかどちんの後書き最高、といってみる。
谷川流のあとがきに一票
時雨沢もいいけど
いや、むしろ上遠野
後書きを変に面白くしようってしてる奴は
本編に自信がないか、出しゃばりの自己顕示欲バリバリ野郎か、のどちらか。
川上稔のあとがきは毎回笑わせてくれる。友人とのトークとか
197 :
イラストに騙された名無しさん:04/08/12 05:55 ID:7mvz71DN
あとがきでネタバレしたらいけないこと?いいんだよね?
ラノベから後書きとイラストを抜き取ると売り行き落ちますかね?
上がることはあり得ない
200 :
イラストに騙された名無しさん:04/08/15 21:20 ID:wMBoHhgK
自然に面白い感じになるのは良いが、キノとかの後書きは哀れで見てらんない。一生懸命になりすぎだってのw
なんていうかコロコロコミックで「うんこー!」ってやって小学生が笑ってるのと同じ感じかな。
平井和正がすごかったな。
徐々に後書きが多くなっていって、気が付けば全体の6分の1ぐらいが後書きになってたし。
203 :
イラストに騙された名無しさん:04/08/16 23:29 ID:LIWtWM/n
川上の後書きも好きなんだがな。
本編で笑ってまた笑う、一口で二度美味しい。
>>151 金返せはいくらなんでも馬鹿すぎるからでしょう。
致傷じゃない限りそんなことは言わないよ。
上遠野のあとがきは、馬鹿にしても評価をしても
本人にニヤニヤされそうだ。
>>201 後書苦手な作家にとっては憎い相手だろな。
ライトノベルは後書付き、しかも%8繽曹ナも読者を楽しませなくてはならないってのをデフォのした作家だし。
205は上遠野
後書きおもしろいのは桜庭和樹。
本編読まない人でも楽しめるかも。
でも最近ページ数がやたら多いのは営業的な理由なんだろうなあ。
後書きの駄目出しとかもあるらしいし。なんだかなあ。
逆に洋書なんかに多い巻頭の謝辞とかは見ないね。こっちは売上に影響しないだろうし。
最近好きなのは桜坂洋。
桜庭も好きだ。
桜ってつくとあとがきがいいのか?
他に誰かいるか。
閉鎖のシステム(秋田禎信)のあとがき結構面白かったな。
ところで秋田がキャラと対話しなくなったのはやはり
その形式が軽く恥ずいことに気づいたからだろうか。
瀬川貴次。
212 :
イラストに騙された名無しさん:04/10/11 22:12:55 ID:Hd/6vO/T
200
見てみてそうかとおもた
っていうかそんな書くなら後書きじゃなくてほかに本でもだしてらや、と
桑島由一の神様家族5の後書きで思ったが、担当にも問題があるのかもしれないが
実際あとがきとはなんぞや。
長文スマソ
でもって揚げ。
213 :
イラストに騙された名無しさん:04/10/12 00:40:15 ID:pjfK1ElR
時雨沢最高
あとがきを最初に見るのが習慣になる
後書き最初に読むのはふつーにデフォだろ。
俺は時々そのまま本のラストから読んじゃうけどな。
キノ八巻までくると面白さや意外性を通り越し、
「好きにしろや」と思ってしまう
あとがきと言えば、佐藤友哉のクリスマステロル
後書きは巻末にあるから最後に読むのが普通。最初に読んで欲しけりゃ巻頭に持って来い。
時雨沢はフォーマットに凝ってはいるけど内容はどんどんつまらなくなってると思う。
個人的に今一番面白いあとがきは桜庭一樹だな
時雨沢はあとがきよりも中身を頑張れよといいたくなる。
桜庭はゴールデンブラジャーとか確かに面白いね。
平井和正のあとがきでは、『狼男だよ』とかの改竄の対照表とかついてて、恨みつらみが
延々と書かれていてちょっと引いた。
高千穂遙は、「本編とはまったく関係ない話」を繰り広げるのが芸になってるな。
いつだったかは新人賞の考査で原稿を書く際のアドバイスを展開していた。
221 :
イラストに騙された名無しさん:04/11/02 14:31:31 ID:QgIg59i3
希代の天才マジシャンが存在したとして、
彼は如何な方法を用いてマジックを行っているのだろうか。
人間がやる事を人間が解き明かせない筈が無いとするならば、
彼のはまさしくその例外に当てはめる事が可能であるかも知れない。
トリックの存在すら無いように思わせるその手捌きは、
並大抵の努力では築き上げることの不可能なものであろう。そんなわけで。
ぼくも一つマジシャン目指して修行してみようかと取り出したるは一組のトランプ。
これをまぁまずは華麗にシャッフルなんかしてみたり――
「……秋田くん?」
……指切った。うう、紙で作った切り傷って痛いんですよね。
あ、ほら、滲んだ血でハートの4が5に。
「えーと、秋田くん、聞いてる?」
しかしまぁ、トランプだけでもこんなに痛いのだから、
本業のマジシャンなんてのはもっと痛いのだろう。
多分、ステージ衣装を脱げばそこには幾重にも刻まれた戦いの歴史が――
「それは多分間違った認識だと思うんだけど」
うん、実際の所は失敗イコール死とかそういう環境だろうからして、
マジシャン修行終了。健康が一番。いつもの秋田です。
「まぁ、本気でマジシャン目指されてもそれはそれで困るけど」
おや、今までわざと無視してきた事はあえて気にしないそんな大らかな心を持った担当さん。
「……わざとだったの、やっぱり」
気にしちゃいけません、男の子なんだから。
それはともかく担当さんもどうですか?マジシャン修行。
取り敢えずぼくとしては火の輪くぐりあたりからどうでしょうって担当さーん。担当さーん?
瀬川貴次のあとがきが秀逸。作品について語ってる場合はまじめだし、
日常生活については笑えるし。
バードウォッチングについて書いたのが特におもしろかった。
スティックシュガーをマラカスがわりにしたり、ほんとに飽きない人だ。
>216
あれは作品の後半から既に後書きが始まってるな・・・
まさにテロル。あれがトラウマになって友哉の本は話題になっていても手に取る気がおきねえ。
時雨沢のはもう後書きじゃないですから。
だがそれがいい
今頃になって突然このスレを見つけたので。
他作品を貶す、自作を褒める、どうでもいいプライベートを語る、
それも嫌だがそれだけならまだ・・・
批判的である(盲目的信者でない)からと、まぎれもないその作品の読者を
その作品のあとがきで叩く温帯を見て
トマトになった遠い――20巻ほど前の――日。 orz
228 :
イラストに騙された名無しさん:05/01/14 07:42:41 ID:dQZxq2Wf
>>227 温帯とあるんだからグインの温帯でそ。
話題に出てないが、後書きだけなら川上でも川上亮(ぎぐりん)の「僕らA.I.」を推す。
あれは本編以上に面白かった。
後書きでその作品と全く関係無い事書いてる奴居るけど、意味が解らん。
>>228 同意。
始めは長いあとがきだなと思ったけど
本編とは段違いに中身があった。
既出かもしれないけど、
乙一の「失踪HOLIDAY」にはクスリとくるものがあった。
231 :
イラストに騙された名無しさん:05/02/15 15:47:18 ID:i8zGpvDJ
age
>>230 スニーカーの乙作品のあとがきは笑えるよね。
糸くずじゃありません、は激ワラ
>>229 出版社に無理やりあとがき書かされるけど、
作品の外じゃ何も語りたくないって人もいるんじゃね?
それでも読者を楽しませようと作品に関係ない小話引っ張ってくるなら、
オレは逆に好感持つ。
吉岡平のあとがきのウザさに勝てる香具師はいるのでしょうか。
確かにウザイ
自分酔いして自己完結
最悪
緊張感を煽りに煽って「次巻に続く」となったのに
いきなりのほほんと近況報告とかされると萎える。
『あんまりシリアスにはしないつもりですから』とか書かれても萎える。
フルメタの作者が2ちゃんネタ使ったのと
エヴァ批判してうちのソースケマンセー!!
とあとがきに書いた時点ですごくすごくすごく冷めてしまった。
もう読む気もおきない…
>>238 2ちゃんネタは良かったと思うけどね。
知ってる人(キャラ)が何も知らない人々に好き勝手言われることの
不愉快さが良く出てたと思ったよ。
普段2ちゃんになれてる人ほどこういう感覚はマヒしてるようで
単なる一発ネタとしか受け取れ無かったようだけど。
不愉快さというか、匿名大衆社会の恐ろしさの演出として効果的だと思ったが。
>>240 別に恐ろしいとは思わなかったけどなぁ、ただ厭なだけで。
人のあとがきにサムいだのと抜かす桜坂洋もなかなかのモンだと思う。
偉そうなあとがきも確かに鼻につくけど、
他人のあとがきにケチつけるあとがきが一番うざい。
何にせよ自分の作品世界やキャラクターに没入しきってるあとがきは萎えるな
>>243 作中キャラ同士の会話形式はどうか?
さらにそれに作者本人が混ざってるのはどうか?
逆に、うざくないあとがきってどういうの?
作家でいうと誰?
>242
他人のあとがきへの批判ではなく、
そういうあとがきを作家に書かせていた編集部への苦言だろ。
247 :
イラストに騙された名無しさん:05/03/15 05:27:25 ID:7uR3o0fL
リアルバウトハイスクールの後書きがうざいんですけど。
EX-1なんか最悪。古本屋でまとめ買いして損した。
ここに、二名ほどの、某作家のあとがきについて、触れられてないのが不思議だ(w
作者スレでさんざん触れられているからか?
249 :
イラストに騙された名無しさん:2005/04/22(金) 18:14:14 ID:KRBfJli2
age
250 :
イラストに騙された名無しさん:2005/04/30(土) 02:09:59 ID:HzcucmjM
本編はぶっ飛んだ内容なのに、後書きは至極まともなのってある?
>>250 スターダストラプソディ
悪の江ノ島大決戦
高橋弥七郎のあとがきテンプレート
あとがきもそうだけど、プロフィール、
つまんねえこと書いてあるよな?
>>253 アレはあとがきではない
あれは作者が書いたんじゃなくて
知ったかぶりのお偉い先生様が書いたんだよ
あとがきと言えば白人萠乃と世界の危機。
260 :
イラストに騙された名無しさん:2005/08/16(火) 09:31:49 ID:KuDz3NX6
VS5巻の後書きは悲しかった
麻生は今後干されても仕方が無いという後書きだったな。
もう小説書く気がないんでしょう。
262 :
イラストに騙された名無しさん:2005/09/29(木) 00:26:32 ID:CRx0UF3h
なんでわざわざアンチを作るようなあとがきが多いんだろうな
263 :
イラストに騙された名無しさん:2005/09/29(木) 00:35:18 ID:bj8fFoBA
上遠野のBGMって何のために書いてるの?
これ聞きながらこのあとがき書きましたってこと?
読者にも同じ音楽聞いてほしいの?
>>263 かどちんに始まったこっちゃないが、作家がどんなオサレさんなのか
知りたい読者もけっこういるらしい。ンでもって作者は
期待に答えるそれなりのブツを持ってくるとゆーしあわせなサイクル。
ま、最高なのは結局日日日ってことで。
266 :
イラストに騙された名無しさん:2005/10/03(月) 13:57:55 ID:gXlO1jFe
某所で「絵師のあとがきは必要かどうか」ってな話題で盛り上がってるんだが
最近はわりと絵師のあとがき増えてるじゃん、何を今更ってオモタ
>>266 どの某所?
俺が見た某所では必要かどうかの話じゃなくて、必要だ!という主張をしていたね。
たぶん同じところだろう。
須賀しのぶはいつも笑わせてくれる。
作品を振り返ったり近況報告したりするだけなのに。
あとがきなんてなくてもいいって考えてる著者もいるはずなのに
書きたくないから書きませんってのが通らないのは出版社の意向(強要)が働いてるからなんだろうな。
とりあえずライトノベルのあとがき常備が定着したのはスニーカーとか角川系に右ならえした結果だと思う。
角川は角川文庫の創刊時からどの文庫にも後書きを付けてたけど、
それが元々どういう意図だったのかは当時の関係者のみぞ知る
しかし余ったページを広告で埋め尽くすのも味気ない罠
このスレ的にろくごの新刊は注目だと思う
なんでラノベってあとがきばっかで解説がないの?
富士見の新人作品とかエリアルにはついてたぞ
>>275 解説したくもないような作品ばっかだから。
というのは置いといて、
完成してそれを解説のためだけに誰かに読ませてそれ書き終わるの待ってってそんな悠長なことやってらんないだろ。
銀英伝とか再出版されるくらいの作品なら普通に解説もついてる。
>>275 一般文芸の文庫版に解説が載るのは,作家同士なんかの縁故とか貸し借りに
よるものが多いそうだ。
村上春樹は,他人とそんな貸し借りをしたくないから解説を書かないし
人に頼まないと,何かのコラムに書いてたな。
やる気のない小学生の読書感想文ばりにあらすじ全開な解説とかあるよね。
本編よりあとがきの方が面白い人もいる
解説って必要か? 読めばわかることと、解説者の好みで
関連があると思われるジャンルのうんちく語ってるようにしか思えん。
空の境界の話はやめろ
284 :
イラストに騙された名無しさん:2006/02/17(金) 19:32:34 ID:LCytMcp8
やっぱ今一番熱いのはそれかw
286 :
イラストに騙された名無しさん:2006/02/17(金) 23:32:58 ID:9xJ1qIP9
ドラグネットミラージュのあとがき(?)には
ニヤリとさせられてしまいました
>>284 元のネタがわからなかったんで検索してみたんですが、
どう見(ry
ありがとうございました
後書き書くのが嫌でしかたないとかいうのはやめて欲しい。
書くネタが全然ない、どーしよーみたいなこと書き連ねて、
なんとか埋まった…とか言ってるやつ。
嫌なんじゃなく、本当にネタが無いだけだろう、それは。
ネタがなくても創作するのがプロの小説家だw
作品だけ書いてるわけにはいかないのよね。
俺いつも後書きから見るから、神坂の後書きタイトル(メル欄)には吹いたぞ
あとがきってのは本来、作者像を読者にアピールして覚えてもらうためだったり
作品執筆の舞台裏を披露することで読者に親近感を湧かせるものなんだろうけど、
基本的に短い(数ページで終わる)から、ちょっと立ち読みしたいときに最適なんだよな。
だからあとがきから読んじゃう人も多いw
でも、筆者が悪乗りしてどうでもいい友達の話とか単なる日記を書き出されると萎える。
嬉野秋彦のシャイニングウィザード最終巻、あのあとがきはヒドイ。
熱く語る内容じゃないだろう…。
今日読んだ「僕らA.I.」の後書きは結構珍しかった。
作者がおばあちゃんと旅行に行った話をエッセイ風に書いてあるというそんな後書き。
しかも本編よりそっちの方が感動するから困ったもんだ。
後書きとは少し違うが、ドクロちゃん2巻の巻末には笑わせてもらった
そういや時雨沢ってドクロちゃんでも後書き書いてたな
どれだけ後書きに貪欲なんだよ
時雨沢は自分で自分を追い詰めているようにも思える
あとがき一切読まないなー。
若い頃は読んでたし、無いと不満だったりしたけど。
でも、戯言シリーズの最終巻の分だけは読んだ。
完結巻のものだけは読んでいきそうな気がする。
西尾の後書きは結構好き。
キャラに言わせてもいいようなネタまでいうし。
>>273 どんな感じに最高に最低なのか、非常に気になる…
303 :
イラストに騙された名無しさん:2007/04/03(火) 16:41:48 ID:r6qIagWk
おまえらしね
俺ならあとがきで10ページくらいどうでもいい小学生が悪戦苦闘して
必死にマスを埋めたかんじの世間話書くけどな
305 :
イラストに騙された名無しさん:2007/04/03(火) 18:03:59 ID:bBq+tNoo
日日日の後書きがスキ
306 :
イラストに騙された名無しさん:2007/04/03(火) 19:23:03 ID:Hpj8Yf0G
日日日は高2病だろ
名前からして高2病だし
LastKissの後書き読んで
本編で泣いた自分が馬鹿みたいに思えた
308 :
ライトノベル板自治会公民館にてローカルルール変更議論中:2007/06/15(金) 22:53:00 ID:ypExaGGr
age
>>1にある「播磨灘物語」を読んだ。この作品でのあとがきは「解説」って感じか。
あとがきで愚痴ならべられるよりはこういった解説の方が読む気にはなるな。
司馬がどれだけ主人公のことを気に入っているかもよくわかったし。
自作解説みたいな後書きって少ないよね。
照れくさいのか?
近況やらの雑文書くのが、あとがきの本筋だと思われてるフシはある。