ADHD (注意欠陥多動性障害) とは?
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文部科学省「特別支援教育の在り方に関する調査研究協力者会議」今後の特別支援教育の在り方について(中間まとめ) [2002/10/21] からの抜粋です。
転載もと
http://www.mext.go.jp/b_menu/public/2002/021004d.htm ADHDの定義と判断基準(試案)
1. ADHDの定義
ADHDとは、年齢あるいは発達に不釣り合いな注意力、及び/又は衝動性、多動性を特徴とする行動の障害で、社会的な活動や学業の機能に支障をきたすものである。また、7歳以前に現れ、その状態が継続し、中枢神経系に何らかの要因による機能不全があると推定される。
※ アメリカ精神医学会によるDSM−IV(精神疾患の診断・統計マニュアル:第4版)を参考にした。
2. ADHDの判断基準
以下の基準に該当する場合は、教育的、心理学的、医学的な観点からの詳細な調査が必要である。
1.以下の「不注意」「多動性」「衝動性」に関する設問に該当する項目が多く、少なくとも、その状態が6カ月以上続いている。
○ 不注意
学校での勉強で、細かいところまで注意を払わなかったり、不注意な間違いをしたりする。
課題や遊びの活動で注意を集中し続けることが難しい。
面と向かって話しかけられているのに、聞