松江城大茶会 島根
城下町の秋を彩る「松江城大茶会」(山陰中央新報社主催)が六、七日
の両日、松江市殿町の松江城山公園二の丸下の段で開かれる。五日に
は大型テントが設営され、各流派が茶席や飾り付けなどの準備を完了。
来場者を待つばかりとなった。
二十四回目の今年は、三斎流、素心流、羽楽流、武者小路千家、小笠
原流、表千家、不昧流大円会、方円流の八流派が参加。
開幕前日の五日は、茶席や待合室に使われるテントが立ち並ぶ中、各
流派の関係者がいすやテーブルを運んだり、季節の花を生かした飾り付
けをしたり、作業に追われた。
日本三大茶会として知られる松江城大茶会は、茶どころ松江ならでは
の文化行事として定着。
特に、松江開府四〇〇年祭の開幕年となる今年は「お茶と和菓子の
フェスタ」と銘打ち、天守閣で抹茶を楽しむ「開府!天守茶席」を初開催す
るほか、二の丸公園でも二十八日までの毎週末「ご縁茶会」が開かれ
る。山陰中央新報
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