お疲れ様です〜
前スレで今後の予想をという話でしたが、誰が書いてくれましたが、今月来月は
変わりません。
どうも、はしの氏、御無沙汰でした。
早速のテクニカル解釈ありがとうございます。
テクニカルでも似たような結論に着地しているのは心強いことです。
>結論としては、
「中長期では戻りを叩け」
「ただし、値動きの振幅がここ数年と比較して格段に大きくなる可能性に気をつけろ」
全く持って同意で、問題は戻り高値のレベルですね。
私としては113円台が有望と見ています、114円は今回の下落ではサポートになったレベルと合わせて
114円は超えられないのでは?とも見ています。
はしの氏の指摘の113円〜114円台から売り上がりという手口が基本と見ていますね。
私的には116円台が最大も戻り高値と見ていますが、114円はブレイク出来ずに終わる可能性が強いと見ています。
来年のネタは、やはりSIV発の信用収縮がメインシナリオ、それと平行してのサブプライム(実体)からの実体経済の停滞もしくは
後退がどの位出て来るか?と言うところでしようか。
特にSIVはサブプライム(市場)最終章とも言える場面です。
先送りしていた全ての負債がここに集中していると見てよいでしょう。
このカタストロフィには恐らくはFRBは手だてを持ち合わせては居ないでしようね。
少し、いや、大変怖いですよ。
後半は少し変化していますので、後ほどでも書き込みしますが、値動きとしては大きく変わらないと見ています。
113.60p付近まで来ましたが、この上は糞重と見ています。
上昇を促すとすれば、今週のGSの決算がネタにされると見ています。
但し、それまでに112.50pを割り込んでいけば、トリプルトップと見ています。
俺はたとえ長期ドル安でも今のドル円は難しいから売りも買いもやらないな。
かわりにドルスイスを買うぞ。
>>4 フェレンギ氏のおっしゃる通り、113.50~60が相当重いようです。
昨晩のGSの決算も既知であったこともあってかこれといった反応はありませんでした。
ただ下げる材料でもなく狭いレンジ内で行ったり来たりしているのみです。
今日、明日と更に決算が続きますがどう反応するか楽しみです。
http://online.wsj.com/article/SB119805649734239175.html?mod=hps_us_whats_news Morgan Stanley Swings to Loss Amid Mortgage-Related Woes
モルガンスタンレーはQ4に$9.4Bの損失計上で赤字に、中国資本$5Bを受け入れ
By ANDREW EDWARDS
WSJ:December 19, 2007 8:10 a.m.
モルガンスタンレーはモーゲージ関連の損失$9.4Bを計上、Q4が赤字決算となったが同時
に中国からの$5Bの資本を受け入れると発表した。
Q4の最終的損益は株あたり$3.61の損失(総額$3.59B)となった。
アナリスト予想は株あたり39セントの利益であった。
中国のChina Investment Corp.はモルガンスタンレーの株式9.9%を取得する。
CICは総額$200Bを有する中国国営投資機関で先にプライベート・エクイティグループのブ
ラックストーンに$3Bの出資をしている。
外国の欧米の金融機関への投資はベア・スターンズへの中国のシティック銀行の$1B、シ
ティグループへのドバイ国富ファンドの$7.5B、シンガポール国富ファンドのUBSへの$9.72B
などが最近発表されている。
10 :
Gunners:2007/12/20(木) 00:01:46.13 ID:oz0LNuvh
いけね、また名前忘れてマスタ
http://ftalphaville.ft.com/blog/2007/12/19/9752/morgan-stanley-turns-to-china-as-writedowns-melt-its-capital-position/ Morgan Stanley turns to China as writedowns melt its capital position
FT Alphaville:Wednesday Dec 19 2007
FT Alphaville によれば、中国CICのモルガンスタンレーへの投資は先のシンガポール国富
ファンドのUBS AGに行なったのと同じ方式で転換社債発行による普通株式取得になるよう
で、パッシブな投資といっており、少なくとも表面上は中国人経営幹部を取締役会に受け入
れたりするようなものではないようです。
中国は先に、南アフリカのアフリカ最大規模の民間銀行に出資してますが、そちらは資本出
資と共に人も送る、口も出すという方式のようです。
モルガンやUBSのようなケースは出資者が大口の株式保有者になるだけで、それ以上の
権利関係がないようです。(公表されてる限りではありますが)
国富ファンドのようなファンドであれば、この条件でも良いのかもしれませんが普通の民間金
融機関では$5Bの投資で、株式を保有するのみというのはちょっと決断しにくいものではな
いかと思いますけどね。
11 :
Gunners:2007/12/20(木) 00:03:16.85 ID:lI2fB4xA
13 :
Gunners:2007/12/20(木) 23:23:02.03 ID:pLBopjp6
14 :
Gunners:2007/12/20(木) 23:35:22.26 ID:pLBopjp6
15 :
Gunners:2007/12/20(木) 23:41:40.27 ID:pLBopjp6
16 :
Gunners:2007/12/21(金) 11:16:08.22 ID:/n50xVKl
http://money.cnn.com/2007/12/20/news/companies/benner_ACA.fortune/?postversion=2007122011 Downgrades of bond insurers like ACA could have damaging ripple effects throught
the financial system.
債券保障会社、ACAの格付けの引き下げで、新たな金融波紋の起こる可能性
By Katie Benner, writer-reporter
CNN Money:December 20 2007: 11:43 AM EST
格付け会社S&Pが昨日、債券保障会社であるACA Financial Guaranty Corporationの債券
格付けをAからCCCにと劇的に引き下げ、このためにACAの危機が囁かれている。
ACAの保障していた債券が、この格下げの為に不良債権化する危険がある。
このACAの保障していたCDOに関連して、CIBC(カナダ)、メリルリンチ、ベア・スターンズな
どが被害を受ける恐れがある(後略)
Merrill Lynch (MER, Fortune 500), one of the biggest banks with exposure to ACA's
woes, may have used credit default swap contracts with the insurer's parent company
ACA Capital to hedge market risk on $5 billion in CDOs, according to a Nov. 5
analyst report by Lehman's Roger Freeman. If ACA Capital (ACAH) defaults on its
contracts, Freeman said Merrill Lynch could immediately take a $3 billion loss.
----------------------------------------------------------------------
この事件について金融ブログFelix Salmonから
http://www.portfolio.com/views/blogs/market-movers/2007/12/19/aca-reminds-the-markets-of-the-importance-of-counterparty-risk I'm sure that's only the beginning. ACA has been writing a lot of credit
derivatives, and the most important thing in any derivatives contract is that your
counterparty doesn't go bust. If it does, you're buggered. For many years,
counterparty risk was not priced in to CDS contracts - a mistake that many traders,
I'm sure, are beginning to regret. That, and trusting what the ratings agencies
were saying about the degree to which one could rely on ACA being around in future
ACAは多くのクレディット・デリバティブを発行していて、重要なことはデリバティブ契約におい
ては相手が破産しないことが前提になっているという事である。
もし相手が破産すれば、その契約相手もオシャカになってしまう。
この「カウンターパーティ・リスク」はCDS契約に織り込まれてきていないのだが、それは取引
の誤りである。
それを後悔することが始まりそうな気配なのだが、格付け会社のACAへの格付けを信じたこ
とも後悔することになりそうである。
17 :
Gunners:2007/12/21(金) 17:54:33.31 ID:/n50xVKl
WSJ-メリルリンチ、テマセクによる資本注入で交渉=関係筋
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071221-00000021-dwj-biz http://online.wsj.com/article/SB119820871223144425.html?mod=hps_us_whats_news Merrill May Get Capital Infusion
メリルリンチは外部資本を受け入れる可能性
By Jason Leow and Randall Smith
WSJ:December 21, 2007
In a worst-case scenario, Ms. Katzke said, Merrill could write down as much as $12
billion to $15 billion. She said Mr. Thain faces "some painful housecleaning."
Other analysts project Merrill may write down $3 billion to $11 billion in the
fourth quarter.
Another analyst, David Trone of Fox-Pitt Kelton, estimated Merrill's fourth-quarter
write-down at $8.6 billion. He added that the toll could rise by another $2
billion if Merrill's hedge agreements with bond insurer ACA Financial Guaranty
Corp., which was downgraded to junk-bond status Wednesday, become worthless.
WSJの記事ではメリルリンチは今後に$3B〜$11B規模の損失計上がありえて、ACA関連
の追加の損失計上の可能性も有り、外部からの資本受け入れが必要。
ACAなどヘッジを引き受けてきた会社が損失の大きさで破綻しそうなので、その影響を受け
る可能性がある。
Merrill and other financial-services firms had hedged some of their mortgage
exposure with contracts with bond-insurance companies, but some of those insurers
have been stretched to the breaking point by the widespread downturn in mortgage
-asset prices that has generated losses approaching $100 billion.
WSJ記事の最後のパラグラフで言っている、新たに発生しそうな損失というのは、
>16の「カウンターパーティ・リスク」で、この言葉は今週の金融ブログの流行語のような。
メリルリンチなど投資銀行はモーゲージ債券のヘッジの為にACAなどの保障会社とデリバ
ティブ契約で損失を蒙らないような仕掛けをしてきているけれど、保障会社の業界が余りの
損失の大きさ($100B=10兆円)で潰れてしまうと、ヘッジが無くなって投資銀行が被害を受
けてしまう。
18 :
Gunners:2007/12/21(金) 18:31:13.92 ID:/n50xVKl
>12
フェレンギさんが紹介してくれた、金融保証(モノライン)業界の概要
P15に、モノライン保険・再保険会社リストがあります。
20 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2007/12/22(土) 12:36:18.41 ID:RQ4MjAVI
どうも、ガナ氏。
モノラインの件、補強ありがとうございます。
これも露見してくれば深刻な問題ですね。
深刻と言えば、モルスタ。
1兆の損失!
モルスタでこの有様です。
来月の銀行はどうなるのか?
シティもそうですが、パンアメの方がやばそうです。
新基準採用後ですし、怖さ半分期待半分。
>>19 御協力感謝です。
WSJの他にも引っ張ってきました。
大手米銀、財務省主導のスーパーSIV計画取りやめ−WSJ紙
ttp://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003017&sid=aJlmw.vpMIeY&refer=jp_japan 12月21日(ブルームバーグ):米経済紙のウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は21日、
複数の関係者による情報として、米財務省の主導でバンク・オブ・アメリカ(BOA)とシティ
グループ、JPモルガンが資金調達を進めていたストラクチャード・インベストメント・ビークル
(SIV)救済計画が取りやめになったと報じた。
SIVはコマーシャルペーパー(CP)の発行収入をサブプライム(信用力の低い借り手向け)
住宅ローンが担保に組み入れられた証券などに投資。信用収縮の影響でCPの買い手が
つかず、資金繰りに苦しんでいた。
WSJによると、上記3行に加え、SIVの資産を買い取るスーパーSIVの運用企業に指定
されていたブラックロックは24日、救済計画取りやめの声明を発表する可能性が高い。
ただ、金融市場の環境が将来悪化した場合、同計画をあらためて始動させる可能性はあるという。
原題:Banks Decide Not to Go Ahead With Super-SIV Fund, WSJ Reports
(抜粋) {NXTW NSN JTF23X076GHU <GO>}
基本的には、資金繰りが付かなかったというのが直接原因ですが、取りやめとは何を意味するのか?
金融環境が落ち着いてきたと解釈していいのか?
ぼちぼち、解かるでしょう。
>>19-20 このニュースを市場はどうとらえるのでしょうかね。
とらえかたによっては嘘といえども、スーパーSIV計画の必要がなくなった
ということは当面のリスク回避という構図ができ、期間は別として、ドル円上昇
という形になりえるかと思いますがどうでしょう?反対に市場がこのニュースを
マイナス要因と判断した場合は再度ドル売りが考えられますが・・・。
年末年始の相場とサブプライム問題ということもあって、自分の分析でも自信が
もてないのが正直なところです。114台に乗せ、自分の中では最大戻り天井と
見ている115円台中もこの年末あたりには超えていくのではないかと思っています。
(テクニカルでは円安相場に転換したといってもいいかもしれません)
そうだとすると来年1月の決算までこのままドル高(円安)が続くのでしょうかね。
フェレさん、みなさん、意見伺いたく。
>>21 リスク回避されたと言うのは、私は誤りと見ています。
確かに、各金融機関はSIVの損失は結果的には、各自外国からの増資等で補っているかに見えていますし、
中央銀行連合の常識を超えた資金供給(ここまでしないとコールが凍る訳ですから)
けっして、金融市場は落ち着いているというわけではありません。
問題は、来年。
銀行の決算ですね。
現在、「不良債権」どの位あるのか解からないSIVと言うパンドラの箱を抱えたままですね。
今回、114円にはとどかずに反転と見ていましたが、時間的余裕を考えても115円まで届くかな?
と言うところです。
上で予想しているように、私の最大戻り高値は116円台です。
そこまでは戻れないでしょうね。
今回の114円乗せは、ドルのレパトリに乗った思惑筋の仕掛けの域を超えていないと見ています。
風向きが変われネコの眼のように変わると見ています。
今回の相場は、ファンダ、テクニカルよりもセンチメントがより大きなファクターを演じると見ています。
いつ、参加者の心に「絶望の神」が舞い降りるのか、何がキッカケになるのか。
注目していきましょう。
ローストビーフの肉を買いに行って来ます、では。
>>22 リスク回避はされていないしょうね。ただ、市場は嘘と知りながらもとりあえず短期でドル買い
しとくか、みたいな空気のような気がします。ただ問題はこのドルの戻りがどこまでなのか、
ということですが、私は当初は115円位と思っており、フェレンギさんの予想戻り高値116円と
似たようなものでした。ただ12月にはいって米系証券会社決算が悪くても同時にどこかが支援
しているので悪材料感がなく市場でも安心感の方が強まっています。(嘘としりつつも)
暴落なら来年1月の決算時期あたりが望みが高いと思いますが、それまでの期間の戻り高値は
ひょっとして118円前後もあるとは思いませんか?このドル高はあくまでもレパトリ+投機筋なら
限定的かもしれませんが。
24 :
Gunners:2007/12/22(土) 19:26:50.42 ID:+zhuyWZX
25 :
Gunners:2007/12/22(土) 19:28:35.02 ID:+zhuyWZX
サブプライム波及、モノライン問題について
アンバック格下げ方向で見直し フィッチ
http://www.gci-klug.jp/fxnews/07/12/22/post_2737.php 大手格付け会社フィッチ・レーティングスは21日、金融保証保険会社アンバック・
ファイナンシャル・グループの格付けを引き下げ方向で見直すと発表した。アン
バックは保証する金融商品の減価などで「トリプルA」格付けを維持するのに資本
が10億ドル程度不足していると指摘した。今後4−6週間以内に10億ドルの資本
増強を図るか再保険が獲得できなければ、現在「トリプルAマイナス」の格付けを
「ダブルAプラス」に一段階下げるという。
米SEC、モーゲージ債の評価をめぐり大手金融機関を調査
http://www.gci-klug.jp/fxnews/07/12/22/sec_1.php 米証券取引委員会(SEC)は、大手金融機関によるモーゲージ債の価格評価や
投資家に対する情報開示をめぐり調査を開始した。21日付の米ウォール・ストリ
ート・ジャーナル(WSJ)紙が関係筋の情報として伝えた。
これまでに報じられたメリルリンチやベアー・スターンズに加え、UBSやモルガン・
スタンレーも対象としている。SECは作業グループを設立。調査は約30件に及び、
初期段階という。また、金融機関が、自社で保有する証券を投資家に販売したも
のよりも高く評価した可能性についても調査している。
26 :
Gunners:2007/12/22(土) 19:30:25.46 ID:+zhuyWZX
米MBIAの株価が急落、保証CDOの詳細開示でリスクが再燃(2)
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003015&sid=aSa1UXk9gJoQ&refer=jp_europe 12月20日(ブルームバーグ):20日の米株式市場では金融保証大手MBIAの株価が1987
年以来の大幅安となっている。同社が19日夜にホームページ上で保証証券の詳細を開示。
これによると住宅ローン関連証券や債務担保証券(CDO)を基に再組成した新たなCDO、
いわゆる「CDOスクエアド(2乗)」を81億ドル相当保証していることが明らかになった。
モルガン・スタンレーのアナリスト、ケン・ザーブ氏は19日付のリポートで「MBIAの経営
陣がこの情報をこれほど長く開示しなかったことに驚いている。MBIAは投資家にCDOの中
でも最もリスクの高いとみられるものを開示してこなかった」と非難した。
格付け会社はMBIAやアムバック・ファイナンシャル・グループなど金融保証会社の格付
けの見直し作業に入っている。保証する証券の格下げで損失が発生した場合、補てんする
のに十分な資本がないかもしれないとの懸念が理由。金融保証会社が格下げを受ければ、
保証している2兆ドルを超える資産も「AAA」の格付けを失う可能性が高い。
MBIA株は午後1時47分現在、前日比7.20ドル(27%)安の19.82 ドルで推移している。
モルガン・スタンレーによると、サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローンの返済
遅延の増加により、11月だけでも2007本のCDOが格下げを受けた。
米社債調査会社ギミー・クレジットのアナリスト、キャシー・シャンリー氏はリポートで、
MBIAの開示が「将来の損失に対する懸念を再燃させた」と指摘。CDOスクエアドは一般の
投資家には知られておらず、最もリスクの高いCDOであるとの認識を示した。
信頼の喪失
S&Pは19日、MBIAとアムバックの信用格付け「AAA」について、いずれもアウトルック
を「安定的」から「ネガティブ」に引き下げた。
S&Pは19日付のリポートで、MBIAの債券保証部門であるMBIAインシュランスが保証
する住宅ローン担保証券(RMBS)を基にしたCDO 300億ドル相当を列挙。S&Pは20日、
投資家からの求めに応じ、CDOスクエアドがこのリストに含まれることを確認した。ムーディ
ーズ・インベスターズ・サービスの広報担当者も電子メールで、14日付のリポートで分析した
CDOにはCDOスクエアドが含まれることを明らかにした。
ヘッジファンド会社サンノ・ポイント・キャピタル・マネジメントのアナスト、ピーター・プラウト
氏は「このように驚くような出来事が続く中、どうやって資本市場への信頼が回復するのか
疑問だ」と語った。
クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場ではMBIAの社債保証料が急上昇。
CMAデータビジョン(ロンドン)によると、CDSスプレッドは一時145ベーシスポイント
(bp、1bp=0.01ポイント)上昇の625bp と、これまでで最大となった。
その後、570bpまで縮小した。
27 :
Gunners:2007/12/22(土) 19:43:19.88 ID:+zhuyWZX
欧米の金融機関が相次いで危なくなってきて、シティ、UBS、モルガンと相次いでSWFから
金融支援を受けました。
ただこの金利は、10%前後という非常に高いものになってます。
中東や中国にとっては美味しい投資ですね
この美味しい投資を積極的に行うべく、とんでもない話が出てきました。
http://www.ft.com/cms/s/0/412752ae-afa4-11dc-b874-0000779fd2ac.html Saudis plan huge sovereign wealth fund
サウジアラビアが巨額の国富ファンドを計画中(らしい)
By Henny Sender and David Wighton in New York and Sundeep Tucker in Hong Kong
FT:Published: December 21 2007 09:23
サウジアラビアはアブダビの$900B(100兆円)規模の国富ファンドを超える、世界最大の
国富ファンドを設立することを計画している。
シンガポールの国富ファンド、テマセク(Temasek)のメリル・リンチへの出資などが話題を
呼んでいる中、サウジアラビアの動向が注目を集めている。
UBSやモルガンン・スタンレーもテマセクに出資の打診をしたとされる。
サウジアラビアの国富ファンドが出資を行なう場合、政治的影響などが議論されるかもし
れない。
従来、サウジアラビア・マネタリー監督庁(SAMA)の投資方針は保守的でアメリカの財務
省債券などへの投資が主なものであるが湾岸諸国の金融当局は最近とみに高いリター
ンを指向するようになって、プライベート・エクイティ・グループやヘッジファンドへの投資が
増えている。
そうした動向は欧米の問題を起こした金融機関の買収や再建への出資を積極化させる。
サウジアラビアのAbdullah王は来年度予算で野心的なインフラ開発を計画しており、サ
ウジアラビの投資戦略の鍵はAbdullah王の考え方であるとされる。
サブプライム問題で巨額損失を計上した金融機関は、メリルリンチがシンガポールのテ
マセクの株式10%相当の出資をうけ、モルガンスタンレーは中国のCICの$5Bの出資をう
けUBSはシンガポールから$10Bの出資を得てシティグループがアブダビ政府の$7.5Bの
出資を得ている。
これらの投資の決定で、中東やアジアの国富ファンドの影響力が重みを増している
(後略)
28 :
Trader@Live!:2007/12/24(月) 18:27:50.63 ID:R7zV/5vN
ほしゅ
29 :
Trader@Live!:2007/12/26(水) 19:39:29.06 ID:Z19bSnww
誰かが保守してくれていたのですね。
ありがとうございます。
刑務所の食事は良いと言うのは事実で、これから大晦日元旦に向かいますが、なんと、口取り、年越し蕎麦
御節もどきの料理が出ます。
その他にも、別にお菓子果物等のおやつも出ます。
食事に関しては、シャバにいるよりもいいのは事実です。
税金を使って、犯罪者に三度三度のそれなりの食事、少し憤慨を覚えますね。
最近の学校給食は格段にレベルが落ちています。
未払いが影響しているのは間違いないです。
将来を担う子供たちにこのような食事、犯罪者にあのメニュー、逆転すべきでしょうが、そうすると
暴動が起きるそうです。
まぁ、ざまぁ見ろ的に言えば、堀江、村上は何れあの食事で三年位過さなければならないことぐらいでしょうか。
さて為替。
アブラマンはいい視点していますね。
自分達のアメリカへの影響力を強めようとすれば、この手段は有効と思います。
経済だけではなく、安全保障にも直結していますから、一粒で二度美味しいと言ったところでしょうか。
我々、日本にとっては中華が入るよりも大変ありがたいことと言えます。
返す返す、我国に政府系ファンドを設立していないことが悔やまれます。
この辺は、床屋にも名無しで書いたのですが、理解者は少なかったですね。
現在、ドル円は114円台で抑えられています。
さて、このまま115円台までブレイクできるかはかなり微妙と言えるでしよう。
大きく動くのは来年待ちですね。
>>30 フェレンギさん、115円台ブレイクできるか微妙というのはなぜでしょうか?
テクニカル的には124→107の半値戻しの115中を狙ってるという見方が強いようです。
私もフェレンギさん同様、円高を首長くしてまっているのでこのまますぐにでも円高
に振れてほしいのですが、念には念をいれてまだまだ円が売られるリスクをあれこれ
考えています。
また、中東がファンドを設立したことが話にもでていますが、為替にいかに影響しえると
思われますか?素人考えでは、ああ、またドルを支えるのかという考えになってしまいます。
大きく動くのは来年・・・早く年を越したいですね!
32 :
Trader@Live!:2007/12/26(水) 20:47:11.42 ID:Z19bSnww
>>30 フェレたんは堀江・村上はキライだったのか
刑務所の食事は正直ウラヤマシイ
ちなみに床屋とはどこでしょう?隠語かな・・・。
>>31 どうも、こんにちは。
115円も有りでいいとは見ています。
狙って、115.50−60pと言うところでしょうか。
私的には、113.60p〜114円でかなりのエネルギーは使ったと見ています(王様風)
この上は重いですよ。
107円台より押し目らしい押し目を入れていないところも気になっていますね。
歪なチャートになっています。
ここまで駆け上がれば、上はそんなに高くないと見ています。
この上の高みを目指すのであれば、それなりの調整は必要と見ています。
アブラマンのファンドは、これからの波乱に対する良いつっかえ棒になると見ています。
最後の最後でのドル防衛はアブラマンが担いそうです。
しかし、現状すぐに支えてくるのではなくて、底を見極めた後でしょうね。
まだ、設立されている訳ではありませんから。
>>32 インサイダーの行儀の悪い乗っ取り豚と、嘘吐きグリーンメイラ。
とてもではありませんが、同じ空気は吸いたくないですね。
>>33 私とガナ氏が名無しで逢瀬をかさねている場所ですね、多分。
>>34 即レスどうもです。
そうですね、いっても115中がいいところだといいです。
さあ、暴落開始の第一声は何になるでしょうか?
年初早々か、銀行決算か、はたまた予想もしない不意打ちか。
フェレさんはどう思われます(期待します)?
36 :
Trader@Live!:2007/12/26(水) 21:17:08.43 ID:Z19bSnww
>>34 そうだね、長期保有いっときながら利益がでるとさっさと売っぱらってたからねえ
アブラマンの新設ファンドは多分、ドルの底打ち後ね急速な秩序を取り戻す役割を担うと見ています(確定ではないですけど)
ですから、ドルの戻し、若しくはドル高への回帰はね大変足の速いものになると見ています。
乗り遅れないように気をつけていきましよう。
ところで、ここでずっと議論していた状況と、これからのリスクを、私が尊敬する当代随一の為替分析者の森さんが
今日のコメントで、端的にまとめています。
こういうところへの転写は宜しくないのは承知ですが、今回限りということで御了承ください。
>『森レポート』では、波乱要因として年明け1月下旬に発表される米新会計基準「FAS157」に基づく銀行決算と、
>モノライン(金融保証専門会社)の格下げに伴う新たな経路からの信用収縮を挙げたが、
>このほか欧米金融当局による8月以降の流動性供給に伴うインフレ高進リスクや、中国経済の北京オリンピック前のガス抜き的なバブル調整なども想定されよう。
>いずれも市場のリスク・リダクション(⇒ほとんどの場合は急激な円高)をもたらすマグニチュードを伴う要因であり、それだけ売買チャンスが増えるという解釈にもなってくる。
現状を地雷原を進んでいると称しています。
大変同意で、タイムスケジュールとしては多少の誤差はありますが、同じ方向性で見ていますね。
>>37 >アブラマンの新設ファンドは多分、ドルの底打ち後ね急速な秩序を取り戻す役割を担うと見ています(確定ではないですけど)
>ですから、ドルの戻し、若しくはドル高への回帰はね大変足の速いものになると見ています。
>乗り遅れないように気をつけていきましよう。
乗り遅れ、いや、下手に逆に乗ってしまったら生から死に転落する恐れがあるので要注意ですね。メモメモ
39 :
Gunners:2007/12/27(木) 02:08:54.69 ID:RuyQ52EN
40 :
Gunners:2007/12/27(木) 02:10:41.36 ID:RuyQ52EN
ただちょっと懸念材料も拡がってはいますね
http://online.wsj.com/article/SB119862576458749597.html?mod=hps_us_whats_news Credit Downturn Hits the Malls Centro Properties' Woes Underscore the State
Of Commercial Market
クレディット危機が商用不動産の市場に影響、ショッピング・モール運用大手のセントロ・プロパティの経営を悪化させ、CMBS市場に陰り。
By KEMBA J. DUNHAM and JENNIFER S. FORSYTH
WSJ:December 26, 2007; Page C1
住宅用不動産市場のサブプライム問題に端を発したクレディット危機が商業用不動産の
市場に影響を及ぼし始めている。
全米5位の規模を持つショッピングモール運用企業で
あるセントロ・プロパティはNew Plan Excelの吸収合併に伴う$6.2Bの費用をまかなう短
期の負債のリファイナンス(ブリッジ・ローン)に苦慮しており、株価が2日で90%下落した。
月曜日の同社(オーストラリアが本社)の株価はA$1.13で、年初来の下落率は88%に達し
ている。
セントロ・プロパティは商用不動産の担保付債券(CMBS、Commercial mortgage-backed
securities)の市場でブリッジ・ローンを支払うべく長期債券を売ることを計画していたが購
入者の不在で苦慮している。
これまでCMBS市場ではディフォールトの問題などは発生していない。
別のケースでニューヨークに基盤を置くデベロッパー、Harry Macklowe$7.1Bの短期負債
のリファイナンスに苦慮している。
同社は今年、マンハッタンの7個の建物を購入し、その負債の処理に悩んでいる。
商用不動産市場はこの数ヶ月で状況が悪化しファイナンシングが枯渇してきている。
大型不動産の売却は半減し、低迷した状態が続くことが危惧されている。
CMBS市場は過去数年の商用不動産のブームを支えてきたもので、銀行がそれを利用し
てバランスシートに及ぶリスクを回避する事を可能にし、プライベート・エクイティグループが
大型の商用不動産を取得することを可能にしてきた。
2002年から2007年の間にCMBS市場は$52Bから$225Bに急成長しいている。
銀行は大型の買収案件のコストをブリッジ・ローンで購入者に供給し、購入者がその後に
売却するという仕組みが出来ていた。
しかし今では銀行がバランスシートに多量のCMBSを抱えこむ事が起こっている。
リーマン・ブラザーズとクレディ・スイス、およびワコビアなどがその例でリーマン・ブラザー
ズは$79Bのモーゲージ債券の半分がCMBS関連といっている。
商業用浮動産市場の価格は住宅用不動産のような明瞭な下落は現れていない。
しかし多くの関係者は価値が低下すると見ている。
商用不動産では購入者と売却者が価格で一致しない時は取引が行なわれないので市場
価格は明確ではない場合がある。(後略)
41 :
Gunners:2007/12/27(木) 02:12:20.85 ID:RuyQ52EN
その他、原油市場については
http://www.csmonitor.com/2007/1226/p01s01-usec.html Oil prices may go down in 2008
2008年の石油価格は下がる可能性
By Ron Scherer
CSM:Staff writer from the December 26, 2007 edition
2008年の石油価格について多くの専門家は現在のバレルあたり$93より低下すると見ている
予想の理由は、アメリカの景気後退、OPECと非OPEC諸国の強い増産意図、イランとの緊張の
若干の緩和、イラク北部の石油増産、エタノールやバイオディーゼルの増産などである。
マサチューセッツ州ウェイクフィールドのエネルギー安全保障アナリスト、Rick Muellerは
「来年の石油価格は、おそらく$80から$85のレンジ」と見ている。「更に、アメリカ
が景気後退に陥るなら、石油価格は更に下がるだろう」
石油生産は来年、需要を上回るだろうとマサチューセッツ州レキシントンのグローバル・インサ
イトのアナリストKevin Lindemerがいう。今年の場合生産は日量8500万バレルで需要は
8570万バレルだが「来年は生産量が日量8700万バレルから8800万バレルになるだろう」とい
う。
増産はサウジアラビアの能力向上などによる。これに加えて大型のプロジェクトが進行中で、メ
キシコ湾岸、ブラジル、ロシア、カザフスタンなどがある。バイオ燃料は今年の
6-7Bガロンが来年は9Bガロンに増加すると予想される。ガソリン価格はアメリカ国内の精製
施設の能力不足が問題になったが、来年はサウジアラビアとインドの欧米向精製施設が稼動
し、サウジアラビアは日量100万バレルのガソリンを、インドは60万バレルを追加生産する。
石油価格に与える中国の石油需要は大きく、年率6-7%でエネルギー需要が増大している。
しかしアメリカの景気後退があれば中国のエネルギー需要も低下することが予想される。
アメリカの景気後退がエネルギー価格に与える影響の事例としては1998年のスランプが石油
価格を50%低下させたことがある(後略)
42 :
Gunners:2007/12/27(木) 02:13:10.90 ID:RuyQ52EN
来年の予測として、
http://www.morganstanley.com/views/gef/index.html#anchor5947 Global: 2008: The Year of Recoupling Global Economics Team
2008年はリカップリングの年
MSGEF
世界の主要産業国の成長を2008年に1.4%の低い成長と予測する。
アメリカ経済はクレディット危機からの余波でマイルドな景気後退(credit-cum-housing
-induced mild recession)を予測する。
日本、英国、欧州の経済は活気を欠いた(sluggish)ものとなりそうである
中国、メキシコ、カナダ、日本、アジア諸国の内需による成長がどの程度世界経済の成
長に寄与することになるかは、今のところ不明である。
中国が経済引き締めに向かっている事もネガティブ要因である。
2007年にはグローバル経済の“decoupling”がいわれ、アメリカ国内のクレディット危機を
よそに新興経済諸国の好調が続いた。
2008年は“recoupling”の年になるかもしれない、金融を取り巻く諸条件がタイトなものに
なり、新たなインフレの到来の恐れが言われるなどブームを続けてきたアジアやラテンア
メリカの状況も変化している。
--------------------------------------------------------------------
この特集(2008年経済予測)のなかでMSロンドンのManoj Pradhanが債券市場の見通し
について書いていてまして
Real Yields for Now, Breakevens Halfway Through 2008
FEDや中央銀行がクレディット危機対応で流動性追加に動き市場がインフレを懸念すると
いうシナリオになるのなら、今は債券のロングが魅力的になる。
それを転換するタイミングは、2008年中旬の、アメリカ経済の回復の始まると予想される
時期であろう。
43 :
Gunners:2007/12/27(木) 02:25:35.40 ID:RuyQ52EN
44 :
Gunners:2007/12/27(木) 10:52:30.29 ID:xlUnkDcn
アメリカの不動産市場についてですが、かなり下がってきました。
http://online.wsj.com/article/SB119867779499850669.html?mod=hps_us_whats_news Home Prices Fell 6.7% in October As Market Remains 'Grim'
Miami Metro Area Leads Declines
S&P/ケース・シラー指標で10大都市の住宅価格は6.7%下落、マイアミは12.4%下落
By KATHY SHWIFF
WSJ:December 26, 2007 10:39 a.m.
S&P/ケース・シラーの発表した、シングルファミリーの既存住宅価格の指標は10大都市で
前年比6.7%の下落、マイアミで12.4%、タンパでは11.8%、デトロイトが11.2%、サンディエゴで
11.1%となった。シャーロットとシアトル、ポートランドは前年比価格が増加した。
今後アメリカの住宅価格は更に値下がりすることも予想され、2桁の値下がりがありえると
いう。
ただ前から書いてますが、アメリカの不動産市場は一律では無いので
http://www.nytimes.com/2007/12/21/realestate/21condo.html?_r=1&ref=realestate&oref=slogin New York Condos Lure Deal-Seeking Europeans
By CHRISTINE HAUGHNEY
NYT:Published: December 21, 2007
12月のこの時期はマンハッタンの不動産市場は動きが鈍くなりますが、今年は、ヨーロッパ
からの投資家が殺到していて、かなり盛況なようです。
ある調査では、 8割以上のヨーロッパ人が現在のドルは安すぎとおもっているので、ドルの安
いうちにマンハッタンのコンドを仕込もう、という流れですかね。
代表例としてNYを取り上げましたが、もちろんNYだけではないです。
45 :
Gunners:2007/12/27(木) 11:20:49.44 ID:xlUnkDcn
Moody's Economy.comが「アメリカの不動産はどこまで下がる?」を大掛かりな予測を発表
したので、ここで紹介しときます。
まず、ピークの時期から下落率が20%以上の都市のランキングで、「底」はいつかを予測し
たものです(9:02=2009年第二四半期)。
ランク エリア 下落率 「底」四半期
United States -12.6 9:02
1 Punta Gorda, FL -35.3 9:02
2 Stockton, CA -31.6 9:02
3 Modesto, CA -31.3 9:01
4 Fort Walton Beach-Crestview-Destin, FL -30.4 9:03
5 Naples-Marco Island, FL -29.6 9:02
6 Merced, CA -29.1 9:02
7 Sarasota-Bradenton-Venice, FL -27.4 9:02
8 Reno-Sparks, NV -27.2 9:03
9 Miami-Miami Beach-Kendall, FL -26.7 9:04
10 Carson City, NV -26.1 9:03
11 Santa Barbara-Santa Maria, CA -25.6 9:02
12 West Palm Beach-Boca Raton-Boynton Beach, FL -25.5 9:02
13 Riverside-San Bernardino-Ontario, CA -25.1 9:02
14 Ocean City, NJ -24.9 9:02
15 Fort Lauderdale-Pompano Beach-Deerfield Beach, FL -24.7 9:03
16 Phoenix-Mesa-Scottsdale, AZ -24.7 9:02
17 Lake Havasu, AZ -24.5 9:03
18 Las Vegas-Paradise, NV -24.4 9:02
19 Hanford-Corcoran, CA -23.9 9:02
20 Salinas, CA -23.1 9:02
21 Bakersfield, CA -23.0 9:02
22 Cape Coral-Fort Myers, FL -22.6 9:02
23 Vallejo-Fairfield, CA -22.3 9:01
24 Orlando-Kissimmee, FL -22.0 9:04
25 St. George, UT -21.8 9:03
26 Vero Beach, FL -21.4 9:02
27 Tampa-St. Petersburg-Clearwater, FL -21.3 9:03
28 Port St. Lucie-Fort Pierce, FL -21.3 9:02
29 Fresno, CA -21.0 9:02
30 Sacramento--Arden-Arcade--Roseville, CA -21.0 8:04
31 Visalia-Porterville, CA -20.4 9:02
32 Pensacola-Ferry Pass-Brent, FL -20.4 9:02
33 Deltona-Daytona Beach-Ormond Beach, FL -20.1 9:02
簡単にまとめますと
まず、このデータはをMoody's Economy.comの前回の予測と比べてみると、以前の予測は
かなり甘かったようで、今回の予測では下落率、底の時期ともかなり悪化させています。
アメリカ全体ではピーク時から不動産は12%下落し、「底」は2009年の第2四半期だそうで
すね。
ランキングの上位には、バブル4大エリア(フロリダ、アリゾナ、ネバダ、カリフォルニア内陸
部)のオンパレードです。
一番の問題点としては空物件の多さで、現在75万件の「過剰在庫」抱えている(空物件適
正水準が135万に対し、210万件の空家がある)。
また、今回の不動産バブルがはじけてアメリカ全体の成長率を2008年で1.5%の下落インパ
クトがあると推測しています。これに加え、「信用収縮」によるローンの組みにくさなどがある
ので、これらが複合的にからまり「予想以上」の市況の悪化がおこっているようです。
このランキングには入っていませんが、Salt Lake CityやBoiseなど、最近まで調子よかった
エリアでも、-10.3%、-15.1%の下落が予測されています。
46 :
Gunners:2007/12/27(木) 11:29:00.01 ID:xlUnkDcn
銀行については、以下のWSJの記事をご参考に
WSJ-大手銀行の収益見通し、ビジネスモデルの変化で暗雲
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071226-00000013-dwj-biz ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)大手銀行にとって向こう数年間は、より簡素
で、場合によっては収益性のより低い時期への回帰となりそうだ。
サブプライム危機とその後の信用収縮は、極めて収益性の高かった銀行のビジネスモデル
を台無しにした。そのビジネスモデルとは、ローン債権を投資家に売却する一方、簿外の事
業体を通じた資金調達をアレンジすることで資本コストを抑えるといったやり方だ。
今や銀行は数年前と同じように、提供したローンのより多くをそのまま抱えるようになってい
る。また、簿外の事業体を通じた貸し出し事業は活動不能になった。こうした状況がどのくら
い続くか、現在の市場危機に対応して銀行のビジネスモデルが今後どのように進化していく
かなどは不透明だ。はっきりしていることは、これまで収益性が高い部類に入った銀行事業
の一部は、一時的あるいは恒久的に閉ざされたということだ。
つまり、銀行の収益成長が 2007年の落ち込みから急回復すると期待する投資家は失望さ
せられる可能性が高い。シティグループ(NYSE:C)、バンク・オブ・アメリカ (NYSE:BAC)、JPモ
ルガン・チェース(NYSE:JPM)などの大手行では、減速が特に顕著となるとみられる。
収益成長がどの程度まで減速するかを予測するのは難しい。変化は、いくかの異なるレベ
ルで銀行に打撃を与えるためだ。証券化が減ることは手数料収入の減少につながり、バラン
スシート上の融資が増えることは資本コストの増加につながる。より大きなバランスシートは、
新規融資を行う余力が減ることを意味する。
しかし全般的な影響はマイナスとなる見込みだ。データ提供会社のキャピタルIQによると、大
手3行の年間利益の平均は2006年までの3年間で約20%の伸びをみせた。
これに対し、一部のアナリストの予想では、3行を合わせた利益は2006年の水準から2009
年までに5.5%の伸びにとどまる見込み。
銀行調査会社インスティテューショナル・リスク・アナリティックスのマネジングディレクター、
クリストファー・ファーレン氏は「新しいビジネスモデルについて、銀行は真剣に考える必要が
あるだろう。(簿外の事業体を)設立して、そこにいろいろと詰め込めばよかった時代は終わ
った。これまでは(簿外の事業体の利用により)バランスシート管理で無限の柔軟性が与
えられていた」と指摘する。
投資家はまた、もうひとつの不安な事象に耐えなければならない。四半期ごとに銀行の利益
が激しくぶれる可能性があるといったことだ。これは帳簿上の資産のより大きな部分につい
て、銀行が時価を使うようになっているためで、株価のように価格が変化することを意味する。
これは銀行の幹部にとっても投資家にとっても、適応するのは大きな仕事となる。債券の価
値について、今日売却する場合につく価格よりも、長期的な本来価値について考えることに
慣れているためだ。こうした問題は、シティグループやUBS(NYSE:UBS)などの大手による繰
り返しの資産評価損の計上につながった。
銀行をフォローしている市場関係者がみな弱気なわけではない。オプティーク・キャピタル・マ
ネジメントの株式アナリスト、ビル・フィッツパトリック氏は「証券化市場全体が衰えていくと
いった見方や、長期にわたって利益が低迷するといった見方には同調したくない」と述べた。
オプティークはシティグループ、バンカメなどの銀行株を保有している。
また、銀行はここ数十年間、収益をあげる新しい方法を見つける弾力性が優れていることを
証明してきたとの声も聞かれる。証券化への過度の依存から脱却することで、銀行がより健
全な姿になるといった良い面もありうる、とRBC キャピタル・マーケッツのアナリスト、ジェラー
ド・キャシディー氏は言う。
47 :
Gunners:2007/12/27(木) 11:29:15.64 ID:xlUnkDcn
ローンを組成して販売するといったビジネスモデルは、現在の住宅ローン問題の泥沼につな
がった「無謀な貸し出しを助長した」とキャシディー氏は指摘。銀行がローンを帳簿上にとどめ
ることは、数年分の利益が消えてしまうような危機に再び陥るのを避けるうえで助けとなる、
と述べた。
一方、銀行のビジネスモデルにもたらされている変化は、早くも現れている。IRAのデータに
よると、シティグループでは、在庫として保有し、投資家に販売する予定のないローンとリー
スの残高が9月末時点で約6970億ドルと、6カ月間で約9%増加した。
シティグループのローンとリースのポートフォリオのうち、売却する予定であるものの、まだ売
却していないものの残高は9月末時点で約420億ドルと、6カ月間で2倍以上に膨らんだ。
またIRAのデータによると、9月30日までの6カ月間で、在庫として保有するローンとリースの
残高は、JPモルガン・チェースでは11%、バンカメでは9%増加した。
連邦準備制度理事会(FRB)のデータによると、米国の商業銀行の商業・産業融資は今年初
めから今月までに約20%増加、約1兆4300億ドルとなった。
この増加は、銀行が立ち上げた簿外の事業体の発行するコマーシャルペーパー(CP)の減
少と時期が重なっている。こうした事業体は、企業の売上債権、住宅ローン債権、自動車
ローン債権などを買い取るために短期のCPを発行し、その利率の差から利益を上げている。
こうしたCPの残高は12月19日時点で 7630億ドルと、1兆2000億ドル近かった8月のピーク
時から急減している。
(12月26日付のHeard On The Streetより)
48 :
Gunners:2007/12/27(木) 11:44:51.31 ID:xlUnkDcn
以上、まとめにはなっとりませんが、来年に向けて参考材料になったでしょうか?
米国の不動産市場は来年も下落傾向は続くと思いますが、米国の経済は来年、
どこかの時点で、再び復活に転じる可能性が高いと思っています。
逆に欧州経済はやや下向きになると予想しています。
特に英国経済は、来年早い時期から落下する事になると思いますよ。
フェレンギさん、来年は床屋でももっとやりましょうね(笑)
49 :
Gunners:2007/12/27(木) 17:57:53.70 ID:MFI8yXLx
地味にNYダウ反転か
スマソ誤爆しますた
52 :
Gunners:2007/12/28(金) 13:55:12.70 ID:dHw75mG7
WSJ-欧米の大手銀、資本増強のため資産売却を来年は検討か
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071228-00000013-dwj-biz ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)信用危機を受け、銀行は外国人投資家によ
る出資の受け入れ、中央銀行からの貸し出しの利用など、財務基盤強化のために非常措置
を取ってきた。
次に来そうなのは”ヤードセール”だ。
欧米の銀行は、支店から部門全体に至るまで、資産の売却を検討している。これは厳しい
時期がさらに待ち受けていると銀行が予想していることを示唆する。売り手として予想される
のは、米シティグループ(NYSE:C)や英HSBCホールディングス(NYSE:HBC)など。事情に詳し
い筋によると、シティグループはいくつかの中堅規模の部門の売却あるいは閉鎖を検討する
可能性があり、HSBCは130億ドル規模の自動車金融事業から一部あるいは全面的に撤退
する可能性があるという。
数日前には、メリルリンチ(NYSE:MER)が中小企業向け融資を手掛ける完全子会社メリルリ
ンチ・キャピタルの大部分をゼネラル・エレクトリック(NYSE:GE)傘下のGEキャピタルに売却す
ると発表している。
モルガン・スタンレーのロンドン在住の銀行アナリスト、ヒュー・バン・スティーニス氏は「来年
前半、(資産売却に向けた)本格的な動きがみられると思う」と予想する。HSBC、シティグ
ループの広報は資産売却の可能性について、いずれもコメントを避けた。
一部の業界幹部は、シティグループがいわゆる非重要資産を最大120億ドル相当売却する
可能性があるとみている。候補とみられるものには、シティグループが 80%保有する上場企
業のスチューデント・ローン(NYSE:STU)、北米自動車金融部門、24%出資するブラジルのク
レジットカード会社レデカード、日本の消費者金融事業など。
多くの金融企業が困難に直面する中、買い手を見つけるのは難しい可能性がある。それで
もアナリストによると、売りたいとの意欲は強いもようという。
理由のひとつは、銀行にとって借り入れが難しいこの時期に、資産売却で直ちに現金を調達
できることだ。また、減配などの厳しい措置に頼らずに、資本増強が可能となる。
デロイトの米金融機関グループのヘッド、ジェームズ・ラインバック氏は「多くの金融機関は、
資本増強の手段として、必ずこれを検討するだろう」と述べた。同氏はそうした協議は1月に
活発化すると予想する。銀行が1月に発表する10−12月期決算は、ここ数年間で最悪の四
半期決算となると予想されている。
(12月28日付のHeard On The Streetより)
53 :
フェレンギ ◆DkXB9UGIz2 :2007/12/29(土) 23:32:27.48 ID:YdsfnclI
どうも、ガナ氏、大量の情報、いつもありがとうございます。
来年も、ガナ氏の負担にならない程度でお願いします。
私も頑張りますので、一緒に儲けましょう。
ここを見ている人達も、来年は一緒に儲けましょう。
上手くすれば、大変な年になるかもしれません。
では、私なりの今年のまとめとして。
今年は前半と後半がクッキリと別れた年は珍しいと思います。
しかも、天から降って来たような爆弾で。
まさに青天の霹靂、私達市場参加している者にとって、たった一つの単語とともに世界がガラリと変わりました。
パラダイム・シフト、非常に稀な物を目撃しました。
そして、来年は10年ぶりの大きな動きを孕んでいます。
ガナ氏がここにアップしてくれている記事は来年の暗澹たる未来を暗示しています。
市場はいまだに「サブプライムの囚人」で、しかも叩けば叩くだけ埃にまみれた状態です。
何時「絶望の神が支配する」市場になるのか、来年はアップル・ジャックで望みましょう。
私としては、尊敬する森氏がまだサブプライムに気づく前に、予測ができたということは、儲けとは別の喜びで
自分が今まで勉強してきたことが、運良く市場と同調したのは少し自信が持てたと感じています。
金曜日のNY終値は予想以上に、ある意味予想通りに112円Lowで引けました。
115円はとどかず、113.50-80p、112.50pのサポートをブレイクしていきました。
月曜日、今年最後の営業日は下へのバイアスが強いと見るのが自然で、戻しがあっても限定的であり、戻り売りの好機と捉えられるでしょう。
今回の自立反発とそれに乗った思惑筋の演出した高値攻めは終焉、再度こたびの底を目指した動きに転換しています。
では来年、皆さんと一緒に為替相場に首まで浸かり、共に怯え、喜び、泣き、笑いましょう。
良い年を迎えてください。
ガナ氏、どうも、床屋ではリアルタイムで居合わせていたようですね。
来年も、床屋で大いにやりましょう。
ガナさんフェレさん良いお年を
来年もよろしくね
55 :
Trader@Live!:2007/12/31(月) 13:48:54.03 ID:ZHWx7XmC
スイス氏はマダカナーw
あけましておめでとうございます。
皆様にとって幸多き年となりますように・・
58 :
フェレンギ ◆BlgH.rJvAg :2008/01/02(水) 14:04:59.77 ID:MXT8gBKu
荒れましておめでとうございます。
もとい、明けましておめでとうございます。
しかし、荒れましてと言っていいぐらいの年末でしたね。
取れあえずは、114円丁度より進んだ急角度の売り圧力は一旦沈静化していますが、
既に戻り売りがワークする状態に移行しています。
しかも、今週はアメには重要指標が続きますし、サブプライムは収まる気配すら見せていません。
何かの予感が強まる今年。
皆さん、頑張って儲けましょう。
59 :
Trader@Live!:2008/01/02(水) 14:58:09.65 ID:3UT0t2BW
60 :
Trader@Live!:2008/01/02(水) 17:42:23.01 ID:3UT0t2BW
61 :
フェレンギ ◆BlgH.rJvAg :2008/01/02(水) 18:56:46.34 ID:MXT8gBKu
当別のスェーデンハウスですか。
冬場、八甲田山を味わいたかったらどうぞ。
私的に、住めるのは太美付近までですね。
住宅分譲地としては成功したとは言えないでしょうね。
札幌周辺でしたら、新札幌付近と小樽、手稲、発寒付近の新造成地が狙い目でしょうね。
後、マンションが安いですよ。
63 :
Trader@Live!:2008/01/02(水) 19:29:10.52 ID:3UT0t2BW
>>61>>62 あ、ありがとフェレたん。晩飯いってたもんで
マンションずいぶん建ってるのかな。地方も建築ラッシュって聞く
さげー
65 :
Trader@Live!:2008/01/02(水) 20:12:52.55 ID:3UT0t2BW
66 :
Trader@Live!:2008/01/03(木) 05:22:24.65 ID:+4Kkwakv
ユーロも後追いでポンドみたいに下げないだろうか。。
67 :
Trader@Live!:2008/01/03(木) 19:45:55.81 ID:9Hsbg4dC
68 :
Trader@Live!:2008/01/03(木) 20:08:57.12 ID:9Hsbg4dC
ご無沙汰しております。
明けましておめでとうございます。
70 :
Trader@Live!:2008/01/05(土) 08:32:27.84 ID:tUpzW8jd
わっ!スイスタンおめっ!
71 :
sage:2008/01/05(土) 08:35:16.38 ID:tUpzW8jd
ごめんなさい上げてしまった。。。
…
真打ちキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
おつかれさまです
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-29618320080105 米ゴールドマンとJPモルガン、1月FOMCで50bpの利下げを予想
GSの予想通りに進めば、年央には3%となります。
円キャリーの最低条件の金利差を割り込むことになりますね。
ミセス・ワタナベはますます活動は制限されることになります。
それと
>>75なのですが、S&Pが格付けの見直しに入ってきたことは、他の大手格付け会社も
それに習うことになります。
格付け会社にしても、マゴマゴしていれば「お前達が高い格付けするから安心して買ったのに」などと裁判沙汰になりかねませんから
問題が発覚した時点での格付け変更は致し方ない動きと言えますが、これはCODの益々の毀損に繋がります。
(既に現時点でも将来格付け会社が訴えられる可能性は濃厚ですが)
この動きが加速した場合、シニアクラスの格付けの引き下げがありえますし、プライム層への波及も可能性があるともいえます。
現状は、米金融機関決算に向けて、センチメント悪化が進んでいるのは間違いないところですね。
77 :
Gunners:2008/01/07(月) 12:41:03.40 ID:oNy0yny+
遅くなりましたがあけましておめでとうございます。
実家で飲んだくれているうちに12月の上げ戻しを帳消しにする急落で始まった2008年ですが、
このタイミングで、また上げ戻しが114台止まりで下落に転じたことにより、
「10月の117からの下落に対する日足レベルでの戻り局面はひとまず終了」
ということになりますか。
ここから先のポイントは、
「6月の124からの下落に対する、週足レベルでの戻り局面に入るかどうか」
=「11月末の107.2が当面の底となっての、数ヶ月程度の長い上げ戻しor幅の広いレンジが来るかどうか」
それを踏まえての現時点での重点注目事項は
「現在の下げ局面において107.2を割り込むかどうか」
となります。
割り込んできた場合、日足のMACDラインパターン(≒週足のMACDヒストグラム)が
強気の乖離を形成することになり、6月からの下降局面が一息となる可能性を示唆するため、
短中期のLを視野に入れつつ、数ヶ月〜半年程度かけて118〜120くらいまで上げ戻してくるか、
あるいは108〜118あたりで広めのレンジを形成するケースを考えておきたいところ。
割り込めずに反転した場合は、107.2が当面の底としての下げ止まり(ただし「トレンド反転」とは限らない)と考え、
ひとまず107-115の間でのレンジを想定して戻り売り主体で考えつつ、その次のポイント
「115を明確に踏み越えてくるかどうか」に注目しておきたい。
(ここから115までも戻せずに収束していくようだと、
戻りらしい戻り無しでさらに100を窺いにいく展開もあり得る)
「中長期では戻りを叩け」
「ただし、値動きの振幅がここ数年と比較して格段に大きくなる可能性に気をつけろ」
という基本方針については変化無しですが、
戻りのタイミングと期間、戻り高値の水準に関しては少々波乱含みといいますか、
ここから先1ヶ月程度様子を見ながら柔軟に対応したいところです。
>>77 解かりました、ここを使い切ったところで、仮設は打ち切り、本スレの内之浦の10に戻すと言うことで
いきましよう。
>>78 明けましておめでとうございます。
はしの氏の予想通りの展開でしたね、113.114円まで届きました。
私も、戻りを丁重に売れました。
今年も宜しくお願いします。
さて、現状118円Mid足止めを食らっているドル円ですが、短期の戻しとしては110.20−30p付近が最大と見ています。
そこのブレイクがあったとしても、日足の雲の中で力尽きると見ています。
何れは近い内にファンダから爆弾投下とも見ていますし。
フェレ氏の100円割れ、オーバーショートも含めての80円割れというのは
どのうらいのスパンで見てます?他のプロの方には今年はせいぜい100円、
100円を割るのは来年以降、という見方もいるようですが。
フェレ氏の言う稀に見るエンジェルフォールというのが近い将来≒短期という
意味合いならものすごいことになりそうで、考えるだけでも・・・。
82 :
Gunners:2008/01/08(火) 16:23:09.24 ID:vZ7BYaWq
WSJ-米銀、預金獲得競争で利ざや縮小
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080108-00000026-dwj-biz ニューヨーク(ウォール・ストリート・ジャーナル)米国の銀行は信用収縮、住宅市場の低迷
による影響などに直面しているが、もうひとつの問題が待ち受けている。預金を集め、貸し
出しを行うといった基本的な事業の収益性が低下していることだ。
米銀は向こう数週間で2007年10−12月期決算を発表する予定だが、多くの銀行は正味の
利ざやが縮小したことを明らかにする見込み。銀行の収益性の主要な指標である正味利ざ
やは、すでに1991年以来の低水準にある。
正味利ざやが縮小している主因は預金集め競争が激しいことだ。米連邦準備制度理事会
(FRB)は政策金利を引き下げているものの、銀行の多くは引き続き、預金者にとって魅力
的な金利を提供している。シティグループが先週発表した四半期調査によると、譲渡性預
金(CD)やマネーマーケットファンド(MMF)を通じた「新しい預金の獲得競争」は「依然として
激しい」という。
この調査によると、FRBの利下げを受け、一部の銀行は金利を引き下げたものの、4.25%
のフェデラルファンド(FF)金利をかなり上回る水準の金利でのプロモーションを行っている銀
行もあるという。
困難に直面し、融資や資本増強にこうした預金が必要な銀行がこれに当てはまる。信用収
縮による打撃を受けている住宅金融大手カントリーワイド・ファイナンシャル(NYSE:CFC)や
オンライン証券大手のEトレード・ファイナンシャル(Nasdaq:ETFC)は、CDなどの金融商品で
業界で最も高い水準の金利を提供している。1年物は約5%。これは他行にも金利を高水
準に据え置く圧力となっている。預金する消費者にとっては喜ばしいことだが、銀行の収益
性には響く。
こうした状況を最近の融資の強い伸びが増幅させている。
FRBの利下げを受け、銀行は融資から得る利息が減少している。そうした中でも、預金者に
はこれまでと同様な利息を支払っている。
投資家は、銀行による多額の評価損計上につながっている信用収縮のほうに目を向けて
きたため、利ざやの縮小は新たなサプライズとなる。
サンドラー・オニール&パートナーズのマネジングディレクター、ジョセフ・フェネック氏は「10
−12月期について、みな信用の質のほうに注目しているが、二次的な問題は利ざやだ」と
述べた。
利ざや縮小の影響は、利益の大きな部分を貸し出しに頼っている小規模の銀行に最も大き
く響くとみられる。これらの銀行は、大手行がつまずいたサブプライムローン(信用度の低い
借り手への住宅融資)問題をほとんど避けてきた。
調査会社SNLファイナンシャルによると、正味利ざやの業界平均は3.78%と、1991年以来
の低水準。4%程度だった2006年の初めから縮小が続いている。
大手行が投資銀行業務などからも収入を得ているのに対し、中小規模の銀行は利子差益
が全体の利益に占める割合が大きい。
バンク・オブ・アメリカは7日発表したリポートで、銀行業界の正味利ざやは10−12月期に
0.05−0.15ポイント縮小するとの見通しを示した。
(1月8日付のHeard On The Streetより)
83 :
Gunners:2008/01/08(火) 16:23:54.44 ID:vZ7BYaWq
84 :
Gunners:2008/01/08(火) 16:28:50.12 ID:vZ7BYaWq
>83
個人的に気になった記事を貼っちゃいました.........スンマソン.....orz
>80
では、ということで継続させましょうかね
>80
フェレさん、100円割れなんて予想だしてましたか?
それはちょっとどうでしょうか
85 :
Gunners:2008/01/08(火) 16:48:56.00 ID:vZ7BYaWq
今年はユーロと言う通貨の真価が問われ、ひょっとすると統合通貨が崩壊に向かう最初の
年になるのでは無いかと思っています。
そういう意味で、その始まりを告げる記事のように思います。
http://www.telegraph.co.uk/money/main.jhtml?xml=/money/2008/01/08/cceuro108.xml Spain and Italy threaten EMU stability
スペインとイタリアが揺さぶるEMU
By Ambrose Evans-Pritchard, International Business Editor
Telegraph:08/01/2008
ユーロ圏内で高まっている緊張感で、今年はイタリア、スペイン、ギリシャ、ポルトガルの国
債スプレッドが急激に広がって、この地域全体で政府は政策を大きく見直すことを余儀なくさ
れるぞ。
そう、フランス銀行の幹部が警告している。
BNPパリバは、10年に亘るヨーロッパ南部のちんたらしたパフォーマンスのせいで、この地
域は北部と競争する能力もなくなってしまった、と語った。
低実質金利に煽られた不動産ブームは今の今までこの没落を誤魔化してきたが、結局トラ
ブルをより大きくしただけだった。
「インフレ、単価、経常収支がバラバラ。景気が良い間はこの緊張もカムフラージュ出来たけ
ど、右肩下がりになれば表面化する。これまでに失敗に終わってきた通貨統合が全部、経
済的に厳しい時に放り出されたのは偶然なんかじゃないよ」
と『EMU懸念』と題されたレポートは記された。
「市場は間違いを罰しようとしている」
と同行の通貨戦略国際部門長ハンス・レデカーは言った。
「ドイツ国債のスプレッドはイタリアでは50-60ベーシス・ポイントに上昇するかもしれないと
思ってる。スペインでは住宅市場のリスクがあるから、多分もっと凄いね」。
こんなスプレッド・ショックは、ユーロ発足以来見たこともないほどだ。
上昇する負債コストが更に財政赤字を蝕む中、連鎖反応の危険性を高める、EMUの過酷な
再評価となるだろう。
昨年の金融バブルのピークにおいては、スプレッドは非常に小さく圧縮されており、スペイン
ではたった2ベーシス・ポイント、イタリアでも18ベーシス・ポイントになっていた。
その後、投資家が慎重になるにつれて、地中海クラブ諸国の殆どの国では、更に8-10ベー
シス・ポイント押し上げられた。
「どれほど自分達の問題が根深いものか、イタリアやスペインの政治家はよくわかっていな
いようだ。市場は彼等に対応を迫るだろうと我々は思っている。実質賃金を削らされるかもし
れないね。これはキビシイだろうな」
とレデカー氏は言った。
「これらの国は自分達が逃げるために、ドイツでもっとインフレが酷くなれば良いと思うだろう
ね。でもボクはドイツにその備えがあるとは思わない。これはユーロ圏内でいざこざを生み出
すだろう。その止むを得ない結果はユーロ安だ」。
86 :
Gunners:2008/01/08(火) 16:49:19.10 ID:vZ7BYaWq
1998年以来、南部諸国はドイツに対して労働競争力を30%も喪失している。
各国それぞれ異なった問題に直面しているのだ、とアナリストは言う。
イタリアはGDPの108%にまで膨れ上がった公的債務を抱えている。
ユーロ導入資格を取得すべくほんの一時的に引き締めを行った後は上昇し続けているのだ。
支出削減は中途半端で、FitchとS&Pに国債格付を引き下げられてしまった。
60ベーシス・ポイントものスプレッド急上昇は、イタリアの借入コストを急騰させ、借金悪循環
のリスクをもたらしている。
スペインの借金の額はもう少し小さいものの、その経済は住宅価格が爆発的な上昇を見せ
た後は、ブームからバストへ移りつつある。
この国の経常赤字はGDPの10%近く(ギリシャは13%)…危険水域を遥かに越えている。
BNPパリバはユーロ圏のフリーサイズ型金融システムは根本的に不安定なものだ、としたも
のの、EMU破綻までは予測しなかった。
「1871年に第二帝国建国の基盤を敷く、1818年のドイツの関税同盟設立のような政治統合
がそれに続かない限り、一般的に通貨統合など一時的なものだ。ダウンターン中の経済的
乖離によって、ラテン諸国とスカンジナビア諸国の通貨統合、そして金本位制は木っ端微塵
にされた」
とレポートは記されている。
対照的に、ユーロは政治的統合に先駆けて急ごしらえされ、地域全体の波を緩和するため
の中央銀行もなければ社会保障制度もないままとなった。
同行は、金融政策は現時点では何の解決策にもならないだろうし、今は事態を悪化させる
だけだと述べた。
「経済的乖離が進むほど、金融政策はますますそぐわないものとなるだろう。EMUの中で、
一部の地域にとって厳し過ぎるかもしれないものが、他の地域にとっては生温過ぎるという
ことになるかもしれず、それによって経済的乖離が更に進む」。
州の間でスプレッドが大きく広がった、1990年代初頭のケベック不況に見舞われていたカナ
ダを髣髴とさせる、とレデカー氏は語った。
カナダは団結していたものの、投資家不安のおかげでカナダ・ドルは急激に値下がりした。
これまで、EMU崩壊を予測するレポートを発表した大手銀行は、ユーロ圏には一行もなかっ
た。
モルガン・スタンレーの元ヨーロッパ・エコノミストは3年前、このシステムが分裂するかもし
れないと示唆するレポートを出して嵐を巻き起こした。
一方、HSBCは2005年、イタリアがユーロを放り出すことで利益を得るか否かを論じて、タ
ブーを破った(「多分」とレポートは記している)。
この研究の後、イタリアの大臣2名がリラ復活を唱えた。
はい、出していますよ。
以前はオーバーシュート込みで70円台〜80円台。
最近は時間的経過と材料から見てオーバーシュート込みで80円後半〜90円前半。
この予想は連休前まで賞味期限切れ。
年央からはガナ氏も言っているように米経済が立ち直ると見ています。
私的には非常に強い悲観のセンチメントが市場を支配した場合、この辺は見ておくべきと見ています。
まずは100円、ここは本当に分水嶺でここを割れば、総悲観に繋がると見ています。
>>81 ということで、私の現在描いているシナリオは、連休前まで、最大80円中盤から後半まで
ドル安円高が進むと言うものです。
連休以降は寧ろドル高に回帰していくと見ています。
今年一杯のドル安は想定していません。
>>85 >>96 と、ユーロの歪の記事ですね。
遅かれ早かれ出てくる問題ですね。
こう言ったことも含めて、いつまでもドル安は続いていかないと感じますね。
ドルの正念場の次はユーロの正念場。
やはり、チャートは波ですね。
連休前はGW?
それとも盆?
>>80 どもです。
予想通りと言うか、
「124からの下落はまだ終わってなくて、かつ117からの下落の戻り局面に入ったのであれば、
117を超える前に再度下落に入る可能性が高い」
という、想定されるシナリオの一つに該当しただけのことで、
戻り高値が113〜114あたりまで、というのはどちらかというとまぐれ当たりの部類です。
実際115近くまで突き抜けてますしw
>さて、現状118円Mid足止めを食らっているドル円ですが、
>短期の戻しとしては110.20−30p付近が最大と見ています。
>そこのブレイクがあったとしても、日足の雲の中で力尽きると見ています。
先月の114.6を起点とする下降局面を想定し、それが107.8で一旦底打ちとなり反発してきた場合、
>>78で言う「107.2を割り込めずに反転」に該当し、
>ひとまず107-115の間でのレンジを想定して戻り売り主体で考え
る、具体的には110を超えてきたところから戻り売りの仕掛け時を探りだすことになりますが、
そのケースにおける比較的弱気のシナリオとして
「110を踏み越えてくるも反発は一時的で再度下落」という展開も十分あり得ると思います。
前にも書いたように、モメンタム要素を使わないで
サポートとレジスタンスを基準とする本来のスタイルですと、
「短期の戻り高値は行って114〜115までの可能性が高い
(超えてきた場合は中期での反発上昇に注意)」
とまでしか言えす、このあたり過度にディフェンシブになってしまう原因でもありますが、
その辺はおいおい様子を見つつ年単位で徐々に改良していこうかと・・・というのは本筋にあまり関係ない余談でした。
いずれにせよ、現状としては
「新規(あるいは追加)Sはとりあえず110を越えてくるまで待て。戻ってこなかったら潔く見送れ」
「だからといってLは早計」
といったところですかね。
67 Trader@Live! sage New! 2008/01/08(火) 20:59:30.94 ID:QLSyqybZ
ジム・ロジャーズ氏:米国は最悪のリセッションに(7日シンガポールでのテレビのインタビューから)
●米経済はリセッション(景気後退)に向かっているとの見方を示すとともに、世界の通貨に圧力がかかっており、
投資家はドルを売るべきだと助言した。
●近年では最悪のリセッションの一つとなろう。というのも非常に多くの行き過ぎが見られるからだ。
●通貨は一段と圧迫され、世界的にインフレが高進しているなかで、われわれすべてにとって悪い状況になろう
●米国と英国政府はこれまでインフレに関してうそをついてきたと指摘するとともに、ドルとポンドに売りを出
したと明らかにした。
●「私は今年末までにドル建て資産を解消したい。ドルには非常に大きな欠陥があり、今後何年間にもわたり強い
圧迫にさらされよう」と付け加えた。
▼原油については前週、1バレル=100ドルを超えたため、「買わない」
92 :
フェレンギ ◆BlgH.rJvAg :2008/01/09(水) 02:24:35.43 ID:3pu41Edh
一旦、上げ
>>85 >>96 ニヤニヤ…そのときが思いっきり売ってやるからな。
>>91 ジム・ロジャーズ氏:
この人は最近よくスタンドプレーに走りますよね。
市場より早く予測して当たることをうれしがる様では,焼きが回ったのかな。
でもEMU崩壊で検索したら、2005年頃にもその類の話が出てたみたいだよ。
そのときが果たして、いつごろになるのか…。
カントリーワイドのキャプター11の噂はやりすぎのような・・・・
ついでにこんなのも、
米シティ、10−12月期に160億ドルの評価損を計上か−メリル
1月8日(ブルームバーグ):メリルリンチのアナリスト、ガイ・モスコウスキー氏は8日付の
顧客向けリポートで、シティグループが2007年10− 12月期(第4四半期)に160億ドル
(約1兆7526億円)の評価損を計上する可能性があると指摘。純損失の見通しを1株当たり
で1.43ドルと、従来予想の73セントからほぼ2倍に引き上げた。
モスコウスキー氏は会計年度末がシティよりも1カ月早く、昨年11月に迎えたベアー・スターンズ
とリーマン・ブラザーズの評価損が「担保証券価値とヘッジ損失の大幅悪化」を示唆していると
述べた。さらに「11月を年度末にする企業のほとんどで債券トレーディングは壊滅的な結果と
なったため、12月を年度末にする企業ではさらに悪化する可能性が高い」との見解を明らかにした。
4Q決算(11月15日を決算期に含む)から、ルール157が適用され、金融セクターの保有資産評価
の厳格化が求められている。
ttp://blogs.yahoo.co.jp/daitojimari/26302923.html また、ABCPなど住宅担保を前提とする債権だけでなく、クレジット債などのデフォルトリスクも台頭
モノライン(債権保証会社)の破綻リスクが上昇したことで、民間債権全体の評価見直しが進んでおり
その複合債権であるCDOの評価をめぐり、意見が対立。
シティ、UBSなどは、高評価のCDOを80%前後で評価してきたのですが、モルガンスタンレーは
これを20%で評価、監督当局がこれを認めたことで他社も追従を要求されることになる模様。
シティのニュースは来週の決算を睨んだリークとも見られますが、この地合いが悪化していく中で
織り込んでくれるかどうか?疑問ですね。
この地合いの中で、来週地獄の決算ラッシュに突入。
無事で済むとは到底思えませんね。
モルスタは正直と言えば正直ですが、他の金融機関を地獄へと誘う行為。
これで、モルスタは膿を出し切ったということで、一番抜けが出来るかもしれません。
しかし、後進の連中は顔面真っ青と言う状態。
私的には、シティもさることながら、バンアメに注目。
>>97 来週ナイアガラですか?それともコロニー落としになるんですか?
100 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/01/09(水) 17:31:11.88 ID:3pu41Edh
コロニー落とし(笑
何か、先にあるのは滅亡しかない表現ですな。
現状、来週のナイアガラの可能性は高いと見ていますが、バーナンキ議長も1.2月が最悪との認識は
持っていますので、何らかの手は打って来ると見ています。
時間のズレはあると想定して望みましょう。
来週以降は、常にアップルジャックと言うことで。
しかし、カントリーワイドのキャプター11の噂、単発の仕掛けなのか、今晩も影響するのか?
リセッション入りは濃厚と言うセンチメントの中であると仮定すれば、第二、第三の噂ね仕掛けがあると見ているのが
自然かいな。
スノーマンが平時
レモンジュースが警戒態勢
アップルジャックは戦闘態勢
陸自の区分です。
しかし、少し古い話です。
私的に好きなので使っていますが(笑
交戦手前で理解しています。
現状はレモンジュースが最終アンカーのアップルジャックにバトンを渡そうとしているところでしょうか
「アップル・ジャック」で川原泉を思い出してしまった。
来週といわず、今週中に何か大きな仕掛けがありそうな気がします。
ユロドルのボラが徐々に小さくなっているのが不気味。
>>102 おおおそうでした
思い出した
さっき必死で考えてたんです。
ユロドル、今日のでリバ終了だと思ってましたw
赤い星のついたツボレフやミグに向かって使う、空軍系のみの用語かと思ってました>アップルジャック
>>96 >また、ABCPなど住宅担保を前提とする債権だけでなく、クレジット債などのデフォルトリスクも台頭
>モノライン(債権保証会社)の破綻リスクが上昇したことで、民間債権全体の評価見直しが進んでおり
>その複合債権であるCDOの評価をめぐり、意見が対立。
景気減速、失業率増大となると、
クレジットカードや車のローンを担保とするABSも要注目でしょうか。
これまたサブプライム扱いされてる層のクレカの返済状況を知りたく検索しまくってるんですが、未だ見つからず。
英語力の不足を思い知らされてます。
http://www.profitscore.com/downloads/ProfitscoreIQ_2007-Jul-27.pdf わざわざpdfですみません。
ここのpage6,figure3-4にあるサブプライム証券(AAA、BBB-)のチャートのような形で、
各種ABSの価格をチェックできれば非常にうれしいのですが。
>>90 まいどです。1点質問です。
上記pdf、page6,figure3のAAA格証券の下落をスタート地点とすると、
上値124、7月上旬が今回の下落の基点に。
ただあえてfigure4のBBB-格の下落時期である2月下旬。
仮にここを今の円高トレンドの基点と見なした場合、
テクニカル的解釈にはどのような変化がありますか?
ナイアガラ周期がざっと6ヶ月>3ヶ月>1.5ヶ月と収束に向かっている点が非常に気になりまして。
ついでに私信失礼します。>はしのさん
再開しました。現在今後の活動方針から考え中です。
http://live27.2ch.net/test/read.cgi/livemarket2/1199290957/
108 :
フェレンギ ◆BlgH.rJvAg :2008/01/09(水) 22:15:55.34 ID:3pu41Edh
>>103 既に、アップルジャックと見ていますよ。
>>105 おお、「食欲魔人シリーズ」ですね。
丁重な取材、気の効いたジョーク。
私の娘もファンです、私の本棚を片っ端から食い荒らしていますよ(笑
ところで、川原泉には反応してくれた方がいましたが、「絶望の神が支配する」には
誰も突っ込んでくれない・・・・・・
>>108 ほほお。
来週決算後から暴落として、一気に休む間もあまりなくがっつりいくとおもいます?
それとも昨年7月から現在のようにがつんと落ちて大きく戻り、時間を経て、再度がつんと。
ワクワクドキドキ
110 :
フェレンギ ◆BlgH.rJvAg :2008/01/09(水) 22:24:58.82 ID:3pu41Edh
>>107 私もクレカ層には気にしています。
AT&Tの件も一過性の事かどうかもも、この先のリセッションを占う良い材料と見ています。
>>109 私は、一気のパターンが可能性が高いと見ていますね。
悲観に次ぐ悲観と言う連鎖を想定しています。
1.2月を凌げば地合いの変化に移行していく可能性も見ています。
>>108 残酷な神の萩尾望都先生ですか?
彼女の構成力はものすんごいですね。
重いですが、傑作ばかり。
>>112 それです。
私としては、有名な作品と思っているのですが、そうでもなかったのかな?
因みに、今回の底付近で書き込む予定の書き込みは「マージナル(辺境)」を
入れる予定です(笑
さすがフェレさん大胆だw
ところでフェレさんは本スレで120台、110台それぞれもってると言ってましたが
今回のような大きく動く、取れる、かつ自信ある相場でも低レバでやってます?
ちょっとポジトークになってしまってすいません。
このへんで〆。
例えば一気に仕掛けるにしろ、問題はその時期ですよね
近日中なのか、または少し戻して油断させ月末、来月あたり決行なのか、悩ましい
来週はダウのSQがありますね
>>105 フェレさんは間口が広いですね。
「食欲魔人シリーズ」や萩尾望都が出てくるとは思わなかった。
『アップル・ジャック』に衝撃を受けて川原泉にのめりこんだので印象的だったのです。
スレ違いすみません。
よく見るとこのスレには貼られてませんね。
うっかり飲みの予定を入れないよう皆さんお気をつけて。
米大手金融第4四半期決算発表予定日
1月15日・・シティグループ
16日・・・・・ウェルズ・ファーゴ
17日・・・・・JPモルガン
18日・・・・・メリルリンチ
22日・・・・・バンク・オブ・アメリカ
22日・・・・・ワコビア
30日・・・・・カントリー・ワイド・ファイナンシャル
しかしこのスレで少女マンガの話題が出てくるとは思いませんでした。11人いる!は傑作ですね。
>>114 今回の相場は7月の段階で大まかな予想がついていましたので、数ヶ月単位の逆ピラミッテッングを
構想していました。
予定通りの動きに伴って、低レバも今や高レバのポジになってしまいました。
>>115 時間だけは解りません、ですから常時のアップルジャックで臨む必要がある訳ですね。
>>117 11人いる イイヨイイヨー(・∀・) 横レス失礼
>>116 たまには、脱線も良いかと(笑
それから、川原泉はいいですよ。
>>117 予定表、感謝です。
11人いる!も名作ですが、続11人いる!もいいです。
♪フェレンギ商会の詩をお聞き
ドルの暴落 円の暴騰 ユーロの上昇
ノーザンロック 1/24
ドイツ銀行 2/7
USB 2/14
BNPパリバ 2/20
HSBC 3/3
ユロ円スレのコピペですけどついでに
122 :
Gunners:2008/01/10(木) 02:12:10.92 ID:jnMV1nxd
123 :
フェレンギ ◆BlgH.rJvAg :2008/01/10(木) 03:16:18.30 ID:lLKCAQzK
どうも、ガナ氏。
私も実は同意見です。
旧正月明けは注視しています。
時間的なタイミングを見ても最大でも4月まで切り上げを行わなくては、次はオリンピック後になってしまいますし、
オリンピックに向かって、国内消費も増え、インフレ率も上がってくると仮定すれば、いい時期ですし、
切り上げ後、株価の急落も、オリンピックを餌にすれば大きな混乱は避けられるとも見ています。
ただ、ドル急落の要因が揃い踏みしている今、元切り上げはドルを崖に突き落とす意味もありますし、キッカケにならなくても
ドル下落の谷をかくする可能性もあります。
しかし、先日のポールソン財務長官の発言を鑑みる限り、アメリカは容認しているようですし。
潜在的には、ドル安の潜在的ですが強烈な因子があると想定しておくべきと見ています。
ち、川原泉話に乗り損ねた。
悔しいので『空の食欲魔人』から『ブレーメンII』『レナード現象には理由がある』まで
全部(もちろん『バビロンまで何マイル?』は花とゆめコミックスと文庫と両方)持ってますぜ、
と自慢になってない自慢をしておきます。『笑う大天使』と『美貌の果実』がお気に入り。
あと萩尾望都は短編『半神』も一押ししておきます。
>>107 >ただあえてfigure4のBBB-格の下落時期である2月下旬。
>仮にここを今の円高トレンドの基点と見なした場合、
>テクニカル的解釈にはどのような変化がありますか?
以前本スレで話したことがあるかと思いますが、
テクニカルを「現状認識ツール」、より正確に言えば
「過去の値動きにより現状を一意に解釈するツール」と位置づけた場合、
円高トレンド(そもそもこの「円高トレンド」の定義が問題だと思いますが、ここでは一応
「週足以上のタイムスケールにおける、チャートパターンの高値安値双方の切り下げ」としておきます)
の基点は7月の124にしか“置くことができない”、
「BBB-格の下落」というファンダメンタル要素は、2月の時点では週足レベルでのトレンドを
転換させるには至らなかった、ということになり、
>仮にここ(2月下旬)を今の円高トレンドの基点と見なした場合
という前提自体が成立しない、したがってテクニカル的解釈が変化する余地は無い、となります。
・・・が、それでは身も蓋も無いので
「2月の時点でトレンドが転換した」と解釈できる、チャートパターンによる高値安値切り下げに変わる
「トレンド」の定義を持ち込み(例えば週足のMACD12-26-9に目をやると、2月の時点でMACDラインパターンに
弱気の乖離発生の兆しが見えており、2005年初頭を基点とした円安ドル高基調が一息つく可能性を
示唆していると考えることは可能)、それに基づいて現状を認識してみると
「8月にEMA12がEMA26を下回り、週足MACDラインパターンによる弱気の乖離が完成。
それ以降はほぼ一方的な下落基調であり、半年以上の長いスパンにおいては依然弱気の見通し。
ただしMACDヒストグラムに強気の乖離が形成される気配があるため、一時的な反発に注意」
結論は
「中長期では戻りを叩け」
「短中期的な反発に注意」
となり、結局チャートパターンによるテクニカル分析と殆ど変わりません。
なお
>ナイアガラ周期がざっと6ヶ月>3ヶ月>1.5ヶ月と収束に向かっている点が非常に気になりまして。
についてですが、「上下動の周期が短くなる」というのは、一方的な値動きが一段落しつつあることを示し、
その状況は日足のMACDラインパターン(週足のMACDヒストグラム)にも現れていますが、
それはあくまでも「ここ半年続いた下落が一息となり、戻しがあるかもしれない」という、
短中期(概ね半年未満程度)の見通しを生むにとどまり、それ以上の長いスパンでの
トレンド転換を示唆するものではないと考えますので(「日足レベルのテクニカルで週足レベルのトレンドを
読むことは出来ない」とでも言いますか)、ここでも結論は同じです。
>私信
了解しました。
125 :
Gunners:2008/01/10(木) 15:37:40.48 ID:87wCVuz3
126 :
Gunners:2008/01/10(木) 15:38:15.21 ID:87wCVuz3
127 :
Gunners:2008/01/10(木) 15:42:45.15 ID:87wCVuz3
128 :
Gunners:2008/01/10(木) 15:43:32.77 ID:87wCVuz3
決算の帳尻あわせ先を今一生懸命探してるみたいですね。
130 :
Gunners:2008/01/10(木) 17:09:59.74 ID:87wCVuz3
http://online.wsj.com/article/SB119993470776680093.html?mod=hps_us_whats_news PAGE ONE:Citigroup, Merrill Seek More Foreign Capital
シティとメリル、外国から資本を追加調達へ
By DAVID ENRICH, RANDALL SMITH and DAMIAN PALETTA
WSJ:January 10, 2008; Page A1 12:25 a.m.
ウォール街の大手2社、米シティグループとメリルリンチは、再び外国からの資本注入を受けよう
としている。
米住宅市場の混乱の影響で最高経営責任者(CEO)が交代したばかりの両社は、最近、外国
の投資家から数十億ドルを調達した。現在は、外国政府を中心に追加の資本注入を受ける方
向で交渉している。
メリルは30億−40億ドルの調達を目指しており、その大半は中東の政府系投資ファンドから調
達する見込み。
シティは最大100億ドルを調達する可能性があり、全額を外国政府から調達するとみられる。
こうした多額の出資を受けるのは、両社が財務基盤を安定させるために資本増強を急いでいる
ことの表れ。メリル、シティ、モルガン・スタンレー、スイスのUBSはすでに外国政府から総額270
億ドルの出資を受けている。
シティとメリルは来週の決算発表の前に契約の詳細を決めたい考え。この決算では、住宅ロー
ン関連投資へのエクスポージャーによる損失拡大が予想されている。こうしたさらなる損失は両
社合わせて最大250億ドルに達するとみられている。
シティは決算発表の前日に当たる来週14日に取締役会を開き、高水準の配当を半減させること
について話し合う予定。この減配が決まると年間50億ドル以上の支出削減になる。
シティは繰り返し「配当は問題ない」としてきた。だが昨年12月にCEOに就任したビクラム・パン
ディット氏は、前任者に比べ迅速な行動をとる意向だとみられている。また同氏は大掛かりなレ
イオフを発表すると予想されている。
両社の広報担当者はコメントを避けた。
アブダビ投資庁(ADIA)は昨年11月、シティに75億ドルを出資し、株式4.9%相当を受け取った。
メリルは12月、シンガポールの政府系投資会社テマセク・ホールディングスなどから56億ドルの
出資を受け株式約12%を割り当てた。ただテマセクの持ち分は10%を下回っている。
今回、メリルは中東から、シティは中東とアジアからの資本注入を受けるとみられている。
シティの新たな資本調達先の1つに、シンガポール政府投資公社(GIC)が予想されている。
パンディット氏はGICとすでにかかわりがある。同氏が運営していたヘッジファンドのオールド・
レーン・パートナーズは、発足当初にGICから出資を受けており、昨年7月に約8億ドルでシティ
に買収されたのに伴い同氏もシティに移籍した。
メリルが来週17日に発表する10−12月期決算では、債務担保証券(CDO)など住宅ローン関連
投資による約100億ドルの評価損を計上するとアナリストは予想している。この種の評価損は、
7−9月期には79億ドルと、当初予想を大幅に上回った。多額の評価損を新たに計上すること
で、メリルはウォール街最大の赤字となる可能性がある。
シティが15日に発表する同四半期決算では、住宅ローン関連の評価損が最大150億ドルに上
る可能性がある。これは最大110億ドルとのシティの予想を上回る水準。7−9月期に計上した
評価損は22億ドルだった。また米景気の減速が消費者金融の損失拡大につながるとみられ、
シティにとってはさらなる打撃となる。
131 :
Gunners:2008/01/10(木) 17:17:35.36 ID:87wCVuz3
>>124 どうも、はしの氏。
はしの氏もカーラ教授のファンですか(笑
私の娘は「レナード現象には理由がある」が一番のお気に入りで、今は「メイプル戦記」を
読んでいます。
最近の口癖が「神様、神様、○○の神様」です(笑
>>125 どうも、ガナ氏。
中共は食料輸入国になってしまったのが、政権にとっては一番の読み違えと思っています。
食料を自国内で調達できて、管理することが出来ればある程度はインフレをコントロール出来たでしょうが、
現状、それは出来なくなっています。
確実に外部からの力に影響される状態です。
アメもコントロールしやすいとも言えますが、コントロールを誤ると壊滅的な動きに繋がる可能性も出てきました。
資本主義を覚えこませる→贅沢の甘美な味を覚えこませる→その継続には国際社会との共存を覚えさせる。
(人権感覚を覚え込ませる これ失敗)
現状は成功しているとも見ていますが、まぁシナのことですからどうなることやら。
さて、リセッション。
少なくとも3月位までは引っ張れそうなネタですね。
実際のところは、まだ不明、悪いのは金融セクターのみと言っていい状態ですから。
ただ、AT−Tの件は気になる要因、低所得層がギリギリなのは今始まったことではないですから
一過性で終わるかどうか?
注視していきましよう。
シティ、メリルともに案の定の動きです。
来週の決算まで話はまとまるか?
こと、シティにしてみればこの週末は胃の痛くなる週末でしょうね。
問題は、バンアメです。
めぼしい記事が見つけれません。
ガナ氏も見つけたら御教示ください、お願いします。
私はねバンアメが今回の決算ラッシュのキーになると見ています。
>>126 ここまで煽っておいて、リセッション回避ということになったら
それはそれで面白い相場になりそう。
そのときは俺は大損ですが。
134 :
フェレンギ ◆BlgH.rJvAg :2008/01/10(木) 21:10:09.84 ID:lLKCAQzK
ドル売りです。
ガナ氏毎度情報ゲット乙です。頭下がります。
>>132 シティ、メリルの件がプラス材料になりえますかね。
それでも後々続く決算がありますがw
来週に向けてドル円にはちょっと上がってほしいところでもありあすが、
110midくらいが限界かな?111つけるのはどうでしょうか・・・。
フェレンギ氏はどう見まつ?
ここんとこ充実してるな、さすがフェレンギのファンダが入ると違うな
138 :
フェレンギ ◆BlgH.rJvAg :2008/01/10(木) 22:32:47.98 ID:lLKCAQzK
>>135 でしたら、今回の底でドッテンでこの底ロング作れるでしょう?
上で書いているように、今回のリセッション懸念は2〜3ヶ月くらい引っ張るネタの域を出ていません。
ある程度でリセッション懸念払拭と言う事になると見ています。
>>137 同然、上げ材料ではないですが、適切な手当てが実行されると言うことは、マーケットのセンチメントを落ち着かせるという
効果はあります。
110円Midをブレイク出来たら、111円の芽はあると思いますが、如何せん雲の中です。
来週からの決算ラッシュ、リセッション懸念、可能性は低いと見ています。
やはり、今晩のNY終値、明日のNY終値を丹念に検証していくしかないですね。
139 :
Gunners:2008/01/11(金) 00:04:52.03 ID:VdyXW8Nl
フェレンギさん、了解しました。
それと、バンカメ(バンカメに統一しませんか、こっちの方が通りが良いと思います)について
は、情報ありしだい、アップします。
ただ、やはりシティやメリルの方が決算が早く、金額がでかいだけに、隠れてしまってます
ね。おっしゃるように、その分バンカメは不気味ではあります。(笑)
リセッション懸念についても、フェレンギさんと同じような意見です。
アメリカの金融機関は、かつてない程の危機を迎えているのは事実ですが、シティにしても
メリルにしても新興国から資金がどんどん還流されてきていています。
もちろん後々高金利に苦しむことにはなるのでしょうが、なんとか切り抜けられるのではない
でしょうか、ただその場合、>82であげたような新たな懸念材料も存在しますが・・・
問題は、債権に対する格付けの引き下げが止まらない事で、その為に問題がどんどん悪化
していることです。
これが収まらない間は、リセッション懸念は完全に拭い去る事は出来ないと思います。
ようするに、以前にも紹介しましたが、↓これが上向かない限り、リセッション懸念にあると
言うことですね。
Current Markit ABX Indices
http://www.markit.com/information/products/abx.html
140 :
Gunners:2008/01/11(金) 00:05:24.28 ID:VdyXW8Nl
http://ftalphaville.ft.com/blog/2008/01/09/10036/25-cdos-to-meet-their-maker-billions-poised-to-liquidate/?source=rss 25 CDOs to meet their maker; billions poised to liquidate
25種類のCDOがAcceleration、数十億ドル相当が清算対象に
FT Alphaville:Thursday Jan 10 2008
ムーディーズの発表した50種類の問題を抱えるCDOの中の半分、25種類がAcceleration
の対象になっていることがわかった。
Accelerationは通常、清算手続きに先行するプロセスで債券の想定した期間を短縮し返済
を可能にし、資産価値(の下落分)を確定させる。
ロイターの報道では、今後数日以内にCDOの清算が有り得るという。
http://uk.reuters.com/article/marketsNewsUS/idUKN0848850020080108 対象になるCDOは$5B相当で、月曜日にオークションが行なわれ、火曜日にもオークション
が行なわれた。
この記事にくわえて水曜日に$1.56Bの「Carina CDO」の清算の為のオークションがあり、木
曜日には「TABS 2007-7」の$2.3BのCDOのオークションがあった。
それはTricadia ($500m) Vertical ($1.5bn) および Adams Square Funding ($507m)の保有
したCDOの清算の為である。
急に起こり始めている問題CDOのAccelerationや清算の動きが、今後どういう展開を見せ
るか注目に値する。
問題の多いCDOのAccelerationは他の証券の資産価値を守る為に有効とムーディーズは
いっている。
しかし、これらの今後の成り行きの深刻さは様子を見ないと判断できない。
清算手続きの中でCDOの処分費用を織り込むことは合成CDO(これはCDO市場の75%)の
価値に影響を与えるためAAA格付けの証券にまで影響が及びかねない(後略)
141 :
Gunners:2008/01/11(金) 00:06:46.33 ID:VdyXW8Nl
今後の展開については、ちょっと難解ですが、FTの編集者でもあり,主任エコノミストの
Martin Wolf 氏の社説をご覧ください。
http://www.ft.com/cms/s/9a62eaa8-be14-11dc-8bc9-0000779fd2ac,Authorised=false.html Challenges for the world’s divided economy
分裂した世界経済の挑戦
By Martin Wolf
FT:January 8 2008
去年1月、私は世界経済の展望について楽観的な見解を記した(グローバライゼーションの
将来は一大長期的問題、1月9日)。
しかし次の2つのコントラストを強調することもした。
一つ目は、この楽観と世界経済の大部分で貯蓄が投資を上回ることによって生み出される
リスクの比較。
そして二つ目は、経済的楽観と政治的将来の悲観の比較だ(経済的に成功し政治的に混
乱する分裂世界、1月31日)。
経済的リスクが確かに大きなものだったことは、もうわかっている。
また、経済が政治に収束するのであってその逆ではない、ということもわかっている。
しかし昨年は、新たな矛盾も生み出された。
つまり、富裕国、特にアメリカの短期的展望についての悲観と、発展途上国の将来につい
ての楽観である。
では、2008年、我々は再びこの2つの傾向の悪い方への収束を見ることになるのだろうか?
はたまた、発展途上国のダイナミズムが世界経済の拡大スピードを維持するのか?
過剰貯蓄と金融脆弱性のつながりは明確だった。
前者は、流入資本吸収に要する水準まで家計に借金をさせた、世界的不均衡と金融政策を
生み出した、と私は主張した。
住宅価格の急騰と家計の借金急増を通じて、政策は機能したのだ。
メリーランド大学のカルメン・ラインハートとハーバード大学のケネス・ロゴフが、素晴らしい新
たな論文に記しているように、これは1980年代の債務危機以前に行われた、発展途上国に
対するオイルマネーのリサイクルと似たようなものである。
彼等の言を借りれば、今回過剰貯蓄は「アメリカ国内に存在する発展途上国にリサイクルさ
れた」のだ。
つまり、サブプライムな借り手である。
銀行がその結果被った結末も、気味が悪いほど似ている。
サブプライム・ローン、証券化、SIV、そして金融市場メルトダウンのつながりに関する詳細
を、私はとばした。
しかし「リスクの低過ぎる価格設定と低金利と急速成長の組み合わせは、ほぼ確実に経済
的大失敗を招く」と確かに指摘した。
私の過ちは、世界屈指の金融機関が自らドツボにはまる能力を過小評価していたことだった。
だが私は良い仲間だったのだ…彼等の。
問題は、アメリカで民需低迷が長引くかどうかだ。
その確率は高いだろう。
これこそ、ラインハート教授とロゴフ教授の論文から私が導き出した結論だ。
アメリカが陥ったドツボは、過去に他の富裕国が苦しんだもっと深刻な金融危機に似ている、
と彼らは主張する。
しかしこの混乱を巡る注目すべき事実は、新興国が避難場所として台頭しつつあるというこ
とだ。
これらの国々で、成長は維持されている。
また、クレジット・スプレッドも殆ど変わっていない。
アメリカ経済鈍化に対する新興国の明白な抵抗力は特記に値する。
従って、世銀の最新版『世界経済展望』にはそのように記された。
142 :
Gunners:2008/01/11(金) 00:07:06.40 ID:VdyXW8Nl
『世界経済展望』はこれに3つの説明を提示している。
第一に、ユーロ圏の繁栄もあり、富裕国の昨年の予測年間成長率は約2.6%だった。
第二に、新興国と大国の勢いは止められないもので、中国とインドはそれぞれ11.3%と9.0%
の経済成長率が予測されている。
第三に、2007年の国際貿易成長率は9.2%で、経済統合はどんどん続く。
発展途上国で急速成長の拡大ぶりは驚くべきものだ。
例えば2007年、世銀は東アジアの成長率を10%、南アジア8.4%、東欧および中央アジア
6.7%、サハラ以南アフリカを6.1%、ラテン・アメリカを5.1%、そして中欧および北アフリカを4.9%
と予測した。
石油その他の価格の急上昇は、このような広範に共有される成長の様相を、より一層特筆
すべきものとしている。
これらは世界の成長には殆どなんの影響も与えていない。
成長継続への邪魔というよりも、これは成長の結果と考える方が余程理にかなっている。
更に、商品価格の急上昇のインフレ率への影響も、驚くほど僅かである。
例えば2007年、石油以外の商品価格は15%も急上昇したが、それにも拘らず(確かに値下
がり中の)ドル建にして、主要な高収入7カ国における平均CPIはたったの1.7%だった、と世
銀は記している。
同行は今年もインフレ率は同程度と予測。
インフレ管理成功、更にインフレ期待管理成功で、中央銀行は少なくとも、住宅価格下落と
金融市場混乱に対応する若干の余地を得た。
では次はどうなるのだろう?
更に似たようなことが期待されているようだ。
アメリカでは成長低迷(かなりの確率で不況)、その他多くの高収入国でも成長低迷はする
が、その他は拡大。
従って、世銀は今年の高収入国の成長率をたったの2.2%と予想。
しかし発展途上国は平均7.1%の成長率とされ、中国は10.8%、東アジアは9.7%、インドは
8.4%、そして南アジアは7.9%としている。
そしてこれは、新興国が高収入国を引きずる、という素晴らしい新世界となるだろう。
私はそれほど素敵な結果になるとは思っていない。
しかし、大型新興国の成長プロセスが十分に自主的であることは確かであり、これらの国々
の政府にはこの見解をまんざらでもないものにするには十分な行動の自由もある。
例えば、中国の輸出成長率が鈍化したとしても、中国政府は容易に国内支出を増やせるだ
ろう。
これはもうキャパの問題ではない。
意志の問題である。
世界経済にとって、現在の金融問題は決定的ではないかもしれない。
しかし重大な警告が含まれている。
つまり、どこまで政治が悪化する可能性があるのか、ということだ。
この一年間、これといった悪化は見られなかった。
アメリカ大統領選挙後に、世界は多くの分野で重大な改善を目にすることすらあり得るかも
しれない。
しかし世界経済の健康状態は、平和的、協力的、そして開放的な世界が生き残ることを要
求している。
それでも市場や原材料、特にエネルギーのアクセスを巡る摩擦は増えているようだ。
現在の金融危機が一時代の中断または終わりを示すかどうかは、結局、オープンさがスロ
ーダウンを生き延びられるかどうかにかかっている。
それこそが、一大チャレンジだ。
*Is the 2007 US Sub-Prime Financial Crisis so Different? An International Historical
Comparison?
http://www.economics.harvard.edu/faculty/rogoff/files/Is_The_US_Subprime_Crisis_So_Different.pdf
143 :
Gunners:2008/01/11(金) 00:27:38.51 ID:VdyXW8Nl
それと、フェレンギさん
>131
ヘッジファンド07年成績:ゴールドマンとルネッサンス下落-平均は10%
これ、笑えますでしょ
天は二物を与えず、Global AlphaはGSの巨大にして旗艦のヘッジファンドです。
どうも、ガナ氏。
パンカメ、もし見かけたらお願いします。
何か、象徴的ですね、GSの旗艦が被弾とは(笑
今回のアクシデントが本当に深刻且つ、不意打ちだったと言う事ですか。
現状、出口が見えない手探りの中、疑心暗鬼でセンチメントも悪くなっています。
その中で来週の決算ラッシュ、その最中にFOMC、旧正月。
さてどうなりますか。
米カントリーワイド株が急騰:BOAによる買収交渉進展との報道で
1月10日(ブルームバーグ):10日の米株式市場で、
住宅金融米最大手のカントリーワイド・ファイナンシャルの株価が上場来最大の上昇を演じた。
米銀バンク・オブ・アメリカ(BOA)による買収に向けて交渉が進展しているとの
米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)の報道を受けて急騰した。
カントリーワイドは株価が一時74%高と急騰したことを受け、
コメントしないとの発表文を出した。WSJ紙は事情に詳しい複数の関係者の話を基に伝えたもので、
BOAの広報担当者、ボブ・スティックラー氏はこの報道についてコメントを控えた。
カントリーワイドのアンジェロ・モジロ最高経営責任者(CEO)
は同社が破産申請するとの市場の懸念を払しょくできずにいる。
BOAは2007年8月にカントリーワイドに20億ドル(約2200億円)を投資しており、
買収によりこの資金が失われることを防ぐ可能性がある。BOAはカントリーワイドの資金繰り難を救済するため、18ドルで同社への普通株に転換される優先株(固定配当率7.25%)を購入した。
ファースト・パシフィック・アドバイザーズで運用に携わるトム・アテベリー氏は、モジロCEOは「カントリーワイドの運営能力を失った。
規制当局と監査法人の考え次第という段階に来ているようだ」として、「現段階でモジロCEOにはあまり発言権がないだろう」と述べた。
ニューヨーク時間午後4時(日本時間11日午前6時)現在のカントリーワイド株は2.63ドル(51%)高の7.75ドル。
同社は2007年7−9月(第3四半期)に25年で初の赤字を出した。
モジロCEOは単体での存続を望む考えを示していた。
米社債保有リスクが低下−カントリーワイド身売り可能性の報道で
1月10日(ブルームバーグ):10日のクレジット・デフォルトスワップ(CDS)市場で、
米社債の保証コストが低下した。住宅金融米最大手のカントリーワイド・ファイナンシャルが、
米銀バンク・オブ・アメリカ(BOA)に買収される可能性があるとの報道を受けてリスク意識が後退した。
BOAによるカントリーワイド買収交渉が進んだ段階にあるとの米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)の報道を受け、カントリーワイド債の保証コストは低下した。
JPモルガン・チェースによると、カントリーワイドを含む北米の投資適格企業125社で構成するマークイットCDX北米投資適格指数は
ニューヨーク時間午後2時48分(日本時間11日午前4時48分)現在、6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の93bp。
カントリーワイド債の保証コストは8%の前払いプラス年5%に低下した
(フェニックス・パートナーズ・グループのデータ)。
報道前は前払い部分が 29%超だった。
5年物のCDSの買い手は、カントリーワイド債1000万ドルにつき80万ドルの前払いに加え、
年50万ドルの保証料を支払う。
BOA債のCDSスプレッドは8bp上昇し80bp。
CDSスプレッド上昇は信用リスクが高まったとの認識を示唆する。
FRBがジャブジャブに供給したドルを回収するときって、どういうふうに動くんですか?
英ノーザン・ロックの身売り失敗も、株主は投資毀損の覚悟を−財務相
1月10日(ブルームバーグ):ダーリング英財務相は10日、
英銀ノーザン・ロックの救済に向けた資金が調達されない可能性があるとして、
同行株主はノーザン・ロックへの投資が無駄になる恐れがあることを認識しておいたほうがよいと述べた。
イングランド銀行は昨年9月以降、ノーザン・ロックに対し250億ポンド(約5兆3700億円)以上の
緊急融資を実施した。英政府はノーザン・ロックからの融資回収を目指しているが、
民間企業によるノーザン・ロック買収が実現しない場合は、同行を国営化する可能性もある。
ダーリング財務相はロンドンで、「株主の権利は重要だ」としながらも、
「預金者を保護し、イングランド銀による融資回収を確実にするというわれわれの基本原則は明確だ」と言明。
「株主は常に株式が上下に変動することを認識すべきだ」と語った。
英政府:ノーザン・ロック売却先にSWFも−ゴールドマン支持なら
1月10日(ブルームバーグ):英政府は10日、英中堅銀行ノーザン・ロックの売却先に関して、
米証券大手ゴールドマン・サックス・グループの推薦を条件に、
政府系投資ファンド(ソブリン・ウェルス・ファンド、SWF)も対象とする余地があるとの考えを表明した。
ブラウン英首相のマイケル・イラム報道官は記者団に対し「英政府はノーザン・ロックの取締役会の求めに応じ、
同行売却のための最適な方法の決定をゴールドマン・サックスに要請した」と語った。
SWFがかかわることに政府が反対する可能性はあるかとの問いに対し、
イラム報道官は「それはゴールドマンの問題だ」と答えた。
日経はせいぜい1300円台か突っ込んでも1200円台であとは上昇基調だと思ってたんですが。。
NY原油(10日):反落、日米の景気失速懸念で−93.71ドルで終了
1月10日(ブルームバーグ):ニューヨーク原油先物相場は反落。
2週間余りぶりに1バレル=94ドルを割り込んだ。
ゴールドマン・サックス・グループが日本のリセッション(景気後退)入りリスクを指摘したため、
エネルギー需要が減少するとの見方から売りが優勢になった。
ゴールドマンの山川哲史チーフエコノミストらは10日付のリポートで、
日本の景気後退の確率を「50%前後の『危険水域』まで上昇している」と指摘した。
ゴールドマンは9日、米国のリセッション入りを予想していた。日米の石油消費は世界全体の約30%を占める。
MFグローバル(ニューヨーク)のエネルギー・リスク管理担当バイスプレジデント、
マイケル・フィッツパトリック氏は「景気失速の兆候がエネルギー相場を圧迫している。
小売り大手の売上高は消費者がエネルギー高の影響を感じ、財布のひもを固くする恐れを示唆している」と述べた。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で取引されている原油先物2月限は前日比1.96ドル(2.1%)安の1バレル=93.71ドルで終了した。
一時は 93.25ドルと、昨年12月24日以来の安値を付ける場面があった。今月3日には100.09ドルと過去最高値を更新している。過去1年の上昇率は74%。
151 :
Gunners:2008/01/11(金) 10:59:09.42 ID:LdSERtt6
http://online.wsj.com/article/SB119999250189581559.html?mod=hps_us_whats_news Bofa in Talks to Buy Countrywide
バンカメ、カントリーワイド買収で交渉が進んだ段階に
By DAMIAN PALETTA, VALERIE BAUERLEIN and JAMES R. HAGERTY
WSJ:1、10, 2008 3:25 p.m.
米バンク・オブ・アメリカは、米住宅金融大手カントリーワイド・ファイナンシャルの買収に向け
た交渉が進んだ段階にある。事情に詳しい筋が明らかにした。カントリーワイドは、住宅市場
の落ち込みにより、苦境に立たされている。
合意までどの程度の時間がかかりそうかは不透明なものの、事情に詳しい2人の筋は非常
に近いうちに成立する可能性もあると語った。一方、合意の遅れや交渉決裂の可能性もあ
るとした。
カントリーワイドの時価総額は、約30億ドルに急減している。これはバンカメの約2カ月分の
利益に相当する額。バンカメは昨夏、シカゴのラサール銀行を現金210億ドルで買収した。
住宅価格下落や景気後退懸念の高まりを背景に、カントリーワイドなど住宅ローン各社を悩
ませている焦げ付きや差し押さえの急増に対する警戒感が投資家の間に広がり、カントリー
ワイドの株価はここ数日で急落していた。
昨年8月、バンカメはカントリーワイドの転換優先株20億ドル相当を引き受け、同社を支援し
た。この優先株は、カントリーワイドの普通株約16%に転換できる。
それ以降もカントリーワイドのローン焦げ付き問題は大きくなる一方で、経営破たんの観測も
浮上していた。カントリーワイドは今週8日、株価急落を受け、連邦破産法の適用を申請する
のではないかとのうわさを否定する声明を出すことを余儀なくされた。
バンカメはカントリーワイドの優先株を引き受けて以来、買収候補とみられてきた。
バンカメは、うわさや思惑についてはコメントしないとの従来方針を指摘し、コメントを避けた。
カントリーワイドの関係者からもコメントは得られていない。
米バンク・オブ・アメリカ:カントリーワイド買収で交渉中−関係者
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003002&sid=agBhFSnli_4k&refer=jp_bonds
152 :
Gunners:2008/01/11(金) 11:29:04.56 ID:LdSERtt6
153 :
Gunners:2008/01/11(金) 13:35:04.98 ID:OYJintaW
154 :
Gunners:2008/01/11(金) 13:58:41.66 ID:OYJintaW
155 :
Gunners:2008/01/11(金) 14:21:57.71 ID:OYJintaW
http://online.wsj.com/article/heard_on_the_street.html?mod=2_0033 Bank of America Bets on a Recovery
回復に賭けるバンカメ
By David Reilly and Peter Eavis
WSJ:As of Friday, January 11, 2008
米バンク・オブ・アメリカが、苦境に立つ米住宅金融大手カントリーワイド・ファイナンシャルの買
収に向けて動いていることは、当然ながらリスクを伴うものの、ケネス・ルイス最高経営責任者
(CEO)がバンカメの将来および疲弊した金融システムに対し、強気の賭けに出たことを示して
いる。
ルイスCEOの行動は、バンカメのバランスシートをめぐる懸念を少なくとも一時的には払しょくさ
せる可能性がある。バンカメは、外国からの資本注入を受けたライバルのシティグループのよう
に厳しい状態にあるとみられたことはないが、投資家の間では、住宅ローン絡みの多額の損失
によって、どのような金融大手でも外部の投資家に出資を求めるか減配するかで資本増強する
必要に迫られるとの懸念があった。
こうした懸念により、バンカメの株価はほかの金融株とともに下落していた。今週に入り、バンカ
メ株は52週安値を更新。2004年前半以来の安値をつけていた。
しかし、バンカメはカントリーワイド・ファイナンシャルの買収に向けた交渉が進んだ段階にあると
報じられたことを投資家は好感し、10日の取引でバンカメ株は上昇。
終値は前日比56セント(1.45%)高の39.30ドルだった。
実現すれば、金融業界全体にとってポジティブとみられ、このところ売り込まれていた金融株が
買われた。ワシントン・ミューチュアルは1.82ドル(14.75%)高の14.16ドル、債券保証引受会社
のMBIA )は71セント(5.30%)高の14.11ドル。
ルイスCEOの行動は、今月22日に10−12月期決算を発表するバンカメが、住宅ローン絡みの
証券で予想を上回る評価損を計上して市場にショックを与える、といったことはないと示唆してい
るもよう。アナリストらは、バンカメが40億−60億ドル相当の評価損を計上すると予想している
が、さらに大きな額となる可能性も排除していなかった。
バンカメは昨年8月、カントリーワイドの議決権のない転換優先株式20億ドル相当を取得した。
この優先株は1株18ドルでカントリーワイドの普通株約 16%に転換できる。カントリーワイドの株
価は最近、5ドルを下回っており、ルイスCEOが少なくとも過去に1回、カントリーワイドについて
判断を誤ったことを示している。
バンカメによる買収の可能性が伝えられる前の10日午前の取引では、カントリーワイド株は9月
末時点の純資産のわずか20%に相当する価格で取引されていた。バンカメによる買収で合意し
た場合、どのような買値となるかは不明だが、現水準に近ければ、バンカメは純資産を大きく下
回る価格で買収することになる。
買収が実現した場合、それが成功となるかどうかはカントリーワイドが実際にどの程度病んでい
るかにかかる。一部の投資家は、主に信用収縮による資金不足で同社が苦戦しているとみて
いる。しかし他の市場関係者は、カントリーワイドの問題は資金繰りにとどまらず、営業赤字、評
価減による多額の損失、訴訟問題、当局の調査などにも直面しているという。
カントリーワイドは07年7−9月期に信用関連の評価損などで27億ドルを計上した。新しいロー
ンを提供するための資金を調達できず、追加的な損失で資本がさらに損なわれる可能性から、
同社が連邦破産法の適用申請を余儀なくされるのではないかとの懸念が強まっていた。
カントリーワイドは今週8日、そうした観測を否定する声明を出している。
156 :
Gunners:2008/01/11(金) 14:48:15.32 ID:OYJintaW
フェレンギさん、バンカメについては評価損については、まだよくわかりませんが
今のところむちゃくちゃに大きな評価損は出ないのではないですかね?
可能性があれは、WSJ書きそうに思いますけど、どう思われます。
ちょっとメリルの方が気になってます。
158 :
Gunners:2008/01/11(金) 19:14:00.10 ID:OYJintaW
159 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/01/11(金) 21:03:37.44 ID:TFv9aJuf
ガナ氏、どうも。
バンカメ情報ありがたく読ませていただいています。
どうも、まだ追い詰められていないような物腰ですね。
ただ、カントリーワイドとの話はよく読めば、何時どうなるか解からないという感じですね、現状。
何と評価すればいいのか、不明と言えば不明です。
幾らなんでも、悪い決算内容の眼くらましと言うことは可能性として低いでしょうし。
バンカメはそれほど被害は出ていない?これも俄かに信じがたいところです。
>>157 私も、読んでから考えています。
森さんが着目しているのは、イールドカーブ逆転から拡大に向かう際はドル高に振れると言う事と
大統領選挙の年のシーズンサイクルについてです。
実は、これはかなり同意すべき点が多く、早期にサブプライム問題の灰汁抜けは私のシナリオの中にあります。
バーナンキ議長も、最悪期は1.2月と認識わ持っていますし、今回の決算を乗り切れば、金融セクターの不安定も
解消できるのではとも見ています、結果アメリカの大手金融機関がアブラマンの紐付きになったとしてもです。
金融が解決すればねリセッション懸念もある程度は解消できますし、リセッション入りも回避できるのではとも見ています。
今回、悪いのは金融セクターのみなのですね。
そう意味で言えば、今回の下攻めの残り時間は限られてきていることになります。
私も、早い時期の下攻めを予想していたのは、賞味期間は割りと短いのでは?と言う感覚があったせいです。
少し、予想を変える事にします。
来週より、2月中盤までが最終章、この認識は前年から示していたはずですね。
この下攻めが失敗した場合は、80円台は無く、90円台に飛び込めれば良しと言うことで。
現状は、下のへのバイアスが強く、マーケットは疑心暗鬼ですが、次々と材料が投下され、先週よりも
センチメントが改善されています。
今晩のNY終値で判断することになりますが、場合によっては、月曜日のウェリントンから戦闘態勢を強いられる
可能性がありますね。
21:04- 米バンク・オブ・アメリカ、米カントリーワイドの買収を発表
162 :
Gunners:2008/01/11(金) 21:41:17.38 ID:OYJintaW
163 :
Gunners:2008/01/11(金) 21:48:52.05 ID:OYJintaW
http://www.economist.com/finance/displaystory.cfm?story_id=10498541 Banks and the credit crunch:Stepping beyond subprime
銀行とクレジット・クランチ:サブプライムの向こう側
Economist:Jan 10th 2008 | NEW YORK
最悪の時は脱した、なんて思ってるのは能天気だけ
初日の出といえば希望である。
だがバンカーの心を支配し続けているのは恐怖だった。
今週、彼等がクレジット・クランチの影響に囚われる中、更なる瀉血が繰り広げられた。
バークレーズ・キャピタルとCIBCが幹部バンカーの首切りを行う、長たらしい貸付業者リスト
に加わった。
ついでに、誰も驚かなかったが、昨年6月に危機の始まりを印したとされるヘッジファンド問題
が発生したウォール街の銀行、ベア・スターンズのジミー・ケインが辞任した。
$19億相当のモーゲージ評価損(同行にとって史上最大の四半期損失につながった)と、市
場での銀行の地位よりも自分のブリッジとゴルフの腕前を上げる方に熱心だったとの批判の
せいで、ケイン氏は物凄い追い出しを喰らっていた。
信頼する右腕のアラン・シュワルツがCEO職を継いだ後、彼は非常勤会長として居残り、8桁
の報酬をもらい続ける。
ケイン氏のしぶとさを見て、或るオブザーバーは彼を「会議室の魔術師」と名付けた。
ベア・スターンズの問題は一撃だけに留まらない。
フランチャイズの重要部分は、クライアントの大脱走(プライム・ブローカレージ)や完全消滅
(ストラクチャード・クレジット・プロダクツ)に見舞われている。
合併の噂はある…とはいえ、ベア・スターンズの落下し続けるアメリカ住宅市場への馬鹿で
かいエクスポージャーやら、サブプライム関連訴訟騒動を考えれば、少なくともベア・スターン
ズの西側にいる同業者の中にそんな勇者がいるかどうか…。
ケイン氏の(部分的)辞任が発表された後も、株価は下がり続けた。
バンカーの自信はボロボロだが、状況はもっとやばいかもしれない。
中央銀行がたんまり出してくれた資金で潤い、銀行はとりあえず年末まで分解せずに済んだ。
銀行間貸出金利は未だに高いとはいえ下がりつつあるし、資産担保証券市場も、20週連続
で下がり続けた末、1月3日にちょっと戻した。
$270億(増加中)もの資本がソブリン・ウェルス・ファンドから同セクターに雪崩れ込み、大銀
行が破綻するリスクは減った。
受取人はメリルリンチ、シティグループ、モルガン・スタンレー、そしてスイスのUBS(愉快な
連中はシンガポール・ユニオン銀行と呼んでいる)。
これらの資本注入は、自分達の持株は薄められた、と既存の株主を不愉快にしたかもしれな
いが、大手銀行がよろめいても一行も破綻しないことを約束した。
ま、少なくとも今のところは
アメリカ最大のモーゲージ貸付会社は即時破綻の噂を再び否定させられて、カントリーワイド
の株価は1月8日、更に28%も下がってしまった。
(金はたっぷり持っていると言い張っている。)
回復からは程遠く、銀行は年明け以来株式市場を引き摺り下ろしている。
これまで比較的無傷だったゴールドマン・サックスですら苦戦中だ。
この陰鬱さの理由の一つは、銀行の住宅ローン苦境がまだまだ終わりには程遠い、というこ
とだ。
銀行は既にかなりのサブプライム・モーゲージを処分しているが、更なる打撃には弱いので
ある。
世界中に残っているサブプライム・ローンへのリスクといったら(帳簿外のビークルを除く)
$3,800億にもなる。
それでもモーゲージがらみの損失勘定は未だ2/3ほどしか終わっていないだろう、などとアナ
リストは考えている。
164 :
Gunners:2008/01/11(金) 21:49:46.34 ID:OYJintaW
シティグループやメリルリンチのようなのが1月15日と17日に各自発表する第4四半期決算
は、これまでで一番恐ろしいかもしれない。
予報師連中は2行の追加評価損総額を$260億としている…これまでに溶かしてしまった
$150億に加えて。
市場の噂じゃ、もっと酷いと言っているが。
JPモルガン・チェースのモーゲージ関連の傷はもっと浅いと思われ、$20億もいかないだろう。
が、ここにはここの心配がある。
というのも、同行は莫大な「hung」レバレッジ・ローンやらボンドやらを抱えているのである。
殆どはクレジット・バブルの時の買収関連だ。
帳簿には$2,500億分もの売れ残り債券がたんまりと残っており、これが酷い頭痛の種だ。
会社の借金返済能力に基づく契約、CDS市場屈指のディーラーとして、JPモルガン・チェース
は自分が更なる大混乱に引きずり込まれるのを気付くだろう。
これらのクレジット・デリバティブは近年爆発的に増加して、$43兆などというとんでもない額
に至った。
企業倒産が歴史的に少なくなっているので、これまでのところ、これらの売り手は殆ど支払を
せずに済んでいる。
が、倒産も急増しようとしている、と格付機関のムーディーズは言っている。
そうなれば、市場には入り込んだものの自分達のリスクを適切に処理しなかった銀行が損を
する、という可能性が高くなる。
モーゲージ市場がガイドなら、山ほどこんなことは起こるだろう。
CDS契約は、投資家が根底にあるボンドを買うことなく、クレジット・リスクを取ることを可能に
する。
しかしその便利さを皆が納得したわけではない。
巨大ファンド・マネジャーPIMCOの創設者ビル・グロスは、これは銀行がやらかした史上「最
もとんでもない」策謀かもしれない、と考えている。
社債のデフォルトが歴史的な平均値まで戻れば、$5,000億相当の契約を償還しなければな
らなくなる、と彼は今月指摘した。
また別の影響力のある投資家であるジョン・モールディンは、特に既にやばくなっている債券
発行会社は市場でも大規模なので、CDSにおける取引相手のリスクは2008年の大ニュース
の一つとなるだろう、と考えている。
1月8日、この手の巨大保険会社MBIAは、格下げを回避するために資金調達を行うとした。
アメリカ不況突入の恐怖が高まるにつれ、クレジットの全般的な悪化への心配も募っている。
商業用不動産は日を追う毎にやばさを増すわ、マイカー・ローン、学生ローン、クレジットカー
ド・ローンもご同様だ(カード会社のキャピタル・ワンは1月10日に予想利益を下方修正した)。
これらの全てがマイホーム用モーゲージのように、ウォール街で固まったままの証券化マ
シーンにフィードされているのである。
今では大勢が、似たような怪しい格付がつけられた複雑な商品を塩漬けにしている。
銀行が心配しなければならないのは、何もこの手の資産担保モノだけじゃない。
無担保ローンの損失も予想を超えるスピードで増えている。
アメリカの銀行の平均準利子差益(銀行が預金者に払う利息と借主から徴収する利息のス
プレッド)は、1991年以来最低に落ち込んだ。
銀行が大急ぎで預金者に提供する金利を引き上げて、気まぐれなホールセール市場への依
存を減らそうとしたからである。
165 :
Gunners:2008/01/11(金) 21:50:05.27 ID:OYJintaW
一方投資銀行は、合併指南から株式発行まで、多くの事業が失速する事態に直面している。
一部は未だ元気だが(例えば商品やら新興市場)、山ほど建て直しが控えている。
今週、シティグループは部門を幾つかくっつけて、新しい住宅ローン事業をつくり、UBSは投
資銀行を切り離そうとしているという噂を否定させられた。
今後数ヶ月間、多くの銀行が注目するのは、(株式発行、配当額の引き下げ、資産売却など
を通じた)資本の温存かその強化となるだろう…自分達のレバレッジを減らし、SIVのような
欲しくもない資産を帳簿に再び載せるのだから。
これで貸付にはもっと慎重にならされるだろうし、利益への圧力もかけられるだろう。
ヨーロッパの銀行がレバレッジを10年前のレベルにまで戻せば、エクイティのリターンは現在
の21%から14%に落ちるなあ、とシティグループのサイモン・サミュエルズは白状している。
銀行株は更に下がるかもしれない。
モルガン・スタンレーのベッツィー・グラセックが指摘するように、具体的な帳簿価格と比較し
てみれば、1989-91年のクレジット・クランチの最低レベルよりはまだまだ高いのだ。
先物市場は不動産価格は最悪30%落ち込むだろう、とか、痛みがモーゲージを超えて広がる
ぞ、とか予測しているのだから、ドン底に至るのはまだまだ何ヶ月も先のことかもしれない。
アメリカ銀行業界規制当局の某氏が言うように「今はどこを見ても気が滅入る」のだ。
あなたがマッケイン氏レベルの魔術師じゃなきゃね。
>>117 JPとメリルは一日早いです。
http://biz.yahoo.com/research/earncal/20080116.html http://biz.yahoo.com/research/earncal/20080117.html 拙ブログのを貼り付けます。
Citi Group: 2008/01/15
Wells Fargo & Company: 2008/01/16
JP Morgan Chase: 2008/01/16
Merrill Lynch: 2008/01/17
Bank of America: 2008/01/22
Wachovia Corporation: 2008/01/22
Northern Rock: 2008/01/24
E*TRADE Financial Corp.: 2008/01/24
MBIA Inc: 2008/01/31
Deutsche Bank: 2008/02/07
Credit Suisse: 2008/02/12
UBS: 2008/02/14
Barclays PLC: 2008/02/19
BNP Paribas: 2008/02/20
Lloyds TSB: 2008/02/22
Royal Bank of Scotland: 2008/02/28
HSBC: 2008/03/03
167 :
Gunners:2008/01/11(金) 23:13:13.99 ID:OYJintaW
体力あるな〜
と言う事は、決算そんなに悪くない?
俄かに信じがたいな。
169 :
Gunners:2008/01/12(土) 01:53:50.82 ID:5GjSVjYo
ドル円が100を切る大暴落前にいったん115まで上がるという人もいますが
いかがおもわれますか?皆さんのご意見をうかがわせください。
>>171 ドル円100円を切る前に115、っていう質問はわかるけど難しい
例えば、いま、109として→105→110→100割れの可能性あるし
109→105→115→100割れの可能性もある
現時点では109→105割れが濃厚
ごめん、答えになってないな・・・・
どちらにしてもショートしとけば同じ
今晩は、さて、運命の週、大変な時間が始まりますね。
とは言っても、どうも週の初めは派手には動かないかもしれませんね。
予想通り、シティ、メリルともに手を打ってきました。
シティの方は、かなり良い手を打ってきていると思いますが、まだどうマーケットが判断するかは不明です。
モノラインの格付けが下がってきていますから、これも将来的には不安要素ですね。
今回のサブプライム問題での損失額が、おおよそ100兆円を超えると言われてきていますが、その辺で見ても
各金融機関の損失額が少なすぎるのが気になりますね。
シティで1兆5千万くらい、前回を合わせても2兆ほど、今回は傘下のSIVを7つほど連結した損失があると見ても
1兆5千万程度なのか?と疑問を持っています。
取り合えずは救済策を出した上で、膨大な毀損を出してくるのか?
今回からのルール157適用で行けば、傘下のSIVの毀損を計上しなければならず、その場合で1兆5千万程度で済んでいるのか?
疑問が残っていますね。
メリルの方はシティよりもより明快な救済策が出ていない上、毀損も多いとされています、台風の眼としてはここがキッカケになりますか?
注目したいた、バンカメの動きは正直驚きました、当座の損失の糊塗に走るかと思っていましたが、カントリーワイドの買収と言うプランを打ち出してきました。
これは、目先ではなく将来を見据えた動きです、流石業界を牽引していく大手としての責任ある動きです、拍手を送りたい行動です。
しかし、既にカントリーワイドには2千億ほど入れているはずですから、その回収手段としての行動も含めています、その為に更に4千億突っ込む訳ですから
マーケットの判断は賞賛だけではないでしょう。
ただ、私が期待していたような、大変悪い損失は期待できないかもしれませんね。
インパクトのある数字は出てくるとは見ていますが。
さて、金曜日は119円維持出来ずに、かと言って大きく崩れて終わったわけではないですね。
ダスの崩れ方から見れば、妙に底堅い動きでした。
こうなると、東京はあまり動かないと言う可能性もあります、しかし、東京不在の時間の仕掛けが
年末より続いています。
先週末からの格燃料投下で、マーケットのセンチメントは大変悪いと言う状態からは回復はしていますが、
悪いと言う意味では悪いですね。
この状態では仕掛けがあってもおかしくは無いと見ています。
そういうことで、今日の祭日はやはり警戒態勢には変わりなく、仕掛けがあれば乗りたいと見ています。
175 :
フェレンギ ◆DkXB9UGIz2 :2008/01/14(月) 03:10:59.18 ID:qSU5iXEv
一旦、上げ。
176 :
Trader@Live!:2008/01/14(月) 03:14:26.20 ID:N43Ibnhv
ターリーホーー
フェレたん、ショート・ホールドでOK?
なんか決算発表まえに下げすぎって感じなんで、どうなのかな、と。
リバに注意しながらショートホールド。
緊急利下げもありですし、有った場合は追加利下げも匂わすはずです。
リバッたところは狙い目戸見ています。
無い場合は、シティが化けの皮が剥がれてきており、やはり下向きでしょうね。
やはり、シティはこのままでは済まないですね、メリルも有りますし。
やはり怖い週です。
>>178 ありがと。じつはさっき離隔した。仕込みなおしとくわ
180 :
Gunners:2008/01/14(月) 19:35:41.90 ID:dM5RxF9m
どうも、ガナ氏。
>米金融当局:リセッションにより大きな「保険」提供へ−スタンス変更
中身を読む限り、連続大幅利下げも辞さないように読めますが、確かにFRBが出来うる対応は
先ずは金利なのは理解できますが、ここにきてのこの対応はドツボに嵌りそうにも感じます。
何というか、事前に何かやりようがあったのではないか?と思ってしまう私は前グリースパン議長の
市場との対話に慣れすぎているのではないでしょうか?(笑
まぁ、昨年夏、この問題が露見した際の認識が甘かった事から始まることですから、どうしょうも無いと言えばどうしょうも無い事です。
>ユーロ圏当局者、ユーロ高に懸念表明−現レートでは生き残れない
ユーロの悲鳴ですね、何と心地よい(笑
これで、ドル安の次なるシフトが見えかけてきています。
しかし、シティの損失はまだありそうですな。
面白くなってきたねえ(´ー`)y-~~
184 :
Gunners:2008/01/14(月) 22:15:27.09 ID:dM5RxF9m
フェレンギさん、いよいよ今週ですが、ほんとどうなるんでしょうかね
バーナンキ議長の発言の最大のポイントは、これまでFRBは、景気下降リスクとインフレ加
速リスクは、どちらのリスクが大きいというのではなく、バランスが取れているという立場で
したから、見方を大きく景気後退リスクの方向へシフトさせましたものね。
むしろ、インフレについては、同議長は、原油価格の高騰が全体の消費者物価を上昇させ、
さらに、コアインフレ率の上昇に広がる可能性はあるが、インフレ期待は適度に抑制されて
いる」と述べています。
さらに、同議長は、住宅需要は、住宅ローン市場の問題により、今後ますます悪化する見
通しで、加えて、原油価格の高騰や株価の下落、住宅価格の低下など多くの要因により、
今年は個人消費を圧迫する可能性があるとしています。
景気後退の懸念の方を重視する以上、利下げ以外に方法はないのですが・・・
FRBは1930年代の致命的なミスから教訓を学んでいる、とベン・バーナンキ議長は言い張
っております。・・・・お手並み拝見
スイスちゃん、もうちょっと書いてっててよ
>ユーロの悲鳴ですね、何と心地よい(笑
ユーロは、高値掴みの連中を引き連れてナイアガラ前にもう少し上がってほしいですね。
なるべく高いところで売りたいから。
>景気後退の懸念の方を重視する以上、利下げ以外に方法はないのですが・・・
利下げは結構続くから、ドルスイスの金利差がなくなる方向でしょうけど、ISMとか小売売上高と
かが6月あたりに期待を裏切ってあげてくるのををこれまで何度か見てきたから、ドル安が底なし
とはいえないでしょうね。
最近のバーナンキは就任したてのときのようにはっきりと言い過ぎて、市場がどう動くかについての
想像力にかけているようだなあ。はっきり言ってうぶである。
186 :
Gunners:2008/01/15(火) 11:25:37.78 ID:TRFLUOgQ
http://online.wsj.com/article/SB120030610310488191.html?mod=hps_us_whats_news China Balks at Pumping Fresh Capital to Citigroup
中国政府首脳はシティグループへの出資を拒否
By RICK CAREW, JASON DEAN and DAVID ENRICH
WSJ:January 14, 2008 11:41 a.m.
中国政府は(銀行当事者間で)計画されてきた数十億ドル規模の、国営中国開発銀行のシ
ティグループへの出資を拒否した。この事実から中国政府がバランスシートに問題を抱えた
欧米の銀行の求める出資に対する姿勢に、拠出の制限のあることが推定される。
事情に詳しい関係者によれば中国政権首脳部がシティへの出資を拒否したという。中国は
暫く前にそのSWFのモーガン・スタンレーに対する$5Bの出資を行なっている。シティグルー
プは中国開発銀行(CDB)に対して$2B相当の新株発行で資金を調達しようとしていた。
関係者によれば中国の出資は拒否されたもののシティグループは依然$10B近くの資金調
達が可能で「出資申し込みに事欠かない」という。
中国のシティグループへの出資拒否の理由は明きらかにされていない。
中国側がそのSWFが目立ちすぎることを嫌ったのかもしれないし、中国側が経験の少ない
国際金融面で先行き不透明ななかでの巨額投資の継続を避けたいのかもしれない。
中国のSWFの行なったブラックストーン・グループへの投資やバークレィズ銀行への投資は
現状では大きな損失を出している。中国開発銀行の所有するしティック証券はさきごろベア・
スターンズに$1Bの出資をしている。
しかしながら、これらの中国の欧米金融機関への出資は政権首脳部の進めている政策では
ない可能性があり、首脳部は背後にいて拒否権を保持していると言う事なのかもしれない。
他国のSWFに比べて中国は今回のような巨額の金融機関への投資の経験が無く、またさ
まざまの政治的考察があるのかも知れない。アメリカは中国の国営石油会社CNOOCの米
国石油会社ユノカルへの投資を2005年に拒否したことがある。昨年の中国によるブラックス
トーンへの投資は現在その価値が31%減少している。中国開発銀行はシンガポールのSWF
とともにバークレイズ銀行に投資したが、その後でバークレイズの株価は三分の一近く下落
している。(後略)
187 :
Gunners:2008/01/15(火) 11:26:10.26 ID:TRFLUOgQ
http://online.wsj.com/article/SB120035073183189649.html?mod=hpp_us_whats_news Citigroup to Unveil Cost-Cutting Plan
シティグループ、減配・資本注入・人員削減を発表へ
By David Enrich and Robin Sidel
WSJ:January 15, 2008
米シティグループは15日の2007年10−12月期決算発表時、大幅な減配、100 億ドル以上
の資本注入、住宅ローン関連投資による最大200億ドルの評価損を計上することなどを発表
する見通し。関係筋が明らかにした。
ビクラム・パンディット最高経営責任者(CEO)はさらに、大掛かりな従業員削減を含む経費
節減策も発表するとみられる。これは同氏による財務基盤強化策の一環。
事情に詳しい筋によると、14日の取締役会では、パンディット氏が提案する四半期配当の削
減を承認する見通し。減配幅ははっきりしないが、アナリストや一部の投資家は、現行の1株
当たり54セントから約半分に減少するとみている。50%の減配となれば、年間50億ドル以
上の支出削減になる。
関係筋によるとシティグループは増資の引受先となる投資家を確保した。シティに資本注入
するのは、筆頭株主になるとみられるシンガポール政府投資公社(GIC)、クウェート投資庁
(KIA)、長年シティの株主であるサウジアラビアのアルワリード王子。さらに少なくとも米国
のファンド1社も出資するとみられる。
大掛かりな人員削減は、同社にとって過去1年で2つ目の大幅な経費節減策となる。事情
に詳しい筋によると、2万人以上が削減される見通しで、これに伴う支出はリストラ費用とし
て計上される。人員削減は投資銀行部門で最も多く、約6500人のレイオフが予想されるとい
う。シティは昨春、全従業員30万人以上の約5%に相当する1万7000人を削減する方針を
明らかにしている。
188 :
Gunners:2008/01/15(火) 11:26:42.95 ID:TRFLUOgQ
189 :
Gunners:2008/01/15(火) 12:08:41.91 ID:TRFLUOgQ
http://www.ft.com/cms/s/194b2e2c-c2d7-11dc-b617-0000779fd2ac,Authorised=false.html Sterling pounded
社説:ポンド暴落
FT:January 14 2008
「安定した実行為替相場の通貨をお探しならポンドが一番」
とBoEのメルヴィン・キング総裁が11月14日に言った。
身の程知らずめ…。
以来、実行為替相場は6%も下落し、英ポンドの安定の10年は突然幕を下ろした。
イギリスは、小さな、オープン・エコノミーである。
金融および財政政策立案者等は、ポンドが再び弄ばれ、もっともっと値下がりするかもしれ
ない、ということに注意しなければならなくなるだろう。
購買力平価のようなファンダメンタルな指標においては(短期的な為替相場予想がどれほど
怪しいものであろうが関係なく)、英ポンドはドルやその他多くの通貨に対して過剰評価され
たままである。
アメリカの経常赤字がGDPの5.7%であることを示し、更に純資産収益がマイナスになってい
る補正データは、驚くべき新事実だった。
ポンドのこれまでの水準は持続不可能だ。
経済が余りにもオープンであるがために、英ポンドの値下がりは、ドル安がアメリカに与える
影響よりも、遥かに大きなインパクトをイギリスに与える。
ポンド安はイギリスの輸出にとっては、かなりの刺激になるだろう。
一方において、これはグッド・タイミングである。
経済が大きく依存してきた消費者需要は弱まっている。
たとえこれが成長を支えることにならなくても、輸出へ向けた経済の建て直しは歓迎すべき
ものだ。
他方、輸入品の価格が給与と物価の値上りサイクルを起動すれば、または、輸出への需要
が経済を過熱し過ぎれば、ポンド安はインフレの引き金をひきかねない。
これまでのところそうなる可能性は殆どないが、ポンドが値下がりするということは、値下が
りしなかった場合よりも、金利を高く保ち続けるということを意味する。
ドルの場合と同じく、危険なのは外国人投資家がポンド投売りを決断することだ。
これは穏やかかつ良性なポンドの値下がりを、不愉快なインフレをも引き起こす大騒動に変
身させるかもしれない。
この国は未だ広がる経常赤字に資金調達を行わなければならないし、国際的な投資家は
安定した通貨を好むのだ。
ポンドの危機は、イギリスがもうおざなりな経済運営をしていられないことを意味している。
経済サイクルにおいて、公共支出と投資の差額は収入を上回ってはならない。
信頼が損なわれてしまった財政の黄金率は、再び築かれなければならない。
それは不況を前に増税を行うということではない。
財政的枠組の徹底的改革を意味している。
ポンドの変動がより激しくなることは、ユーロに対する素晴らしい安定を享受してきたイギリ
ス企業にとっても、厄介なことになるかもしれない。
この値下がりは、英ポンドが統一通貨に参加するのなら、また、参加する時は、適切なレー
トでそうしなければならない、ということを思い出させるものだ。
191 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/01/15(火) 13:38:35.39 ID:UD/lk0mi
本スレにあったので貼っておきます。
米国系金融機関2007年決算発表日時と予想をまとめてみた。*1
金融機関名 発表時間*2 予想 前年
(米)シティグループ 01/15 20:30 -1.00 1.03
(米)ウェルズファーゴ 01/16 BMO 0.41 0.64
(米)JPモルガン 01/16 21:00 0.93 1.09
(米)メリルリンチ 01/18 02:00 -4.57 2.41
(米)バンク・オブ・アメリカ 01/23 02:00 0.20 1.19
(米)ワコビア 01/23 02:00 0.33 1.19
(米)カントリーワイド 01/29 BMO -0.05 1.01
*1 転んでも泣かない人だけ参考にしてください。ソースはThomson。
*2 BMOは取引開始前なので、19:00〜23:00頃。全部日本時間。
どうも、ガナ氏。
シティはここに来て、中国本土が手を引いたようですね。
しかも、損失は拡大するのみ。
どうなるのか?私もハラハラドキドキですよ。
森さんは、灰汁抜けと見ているようですが、本当にそうなるのかは現状は不明です。
アメリカの次はユーロ圏に金融機関の決算はバトンタッチ、ここでも波乱は予想されますし、クロス円の動向もあります。
唯一の幸運はユーロとアメリカの決算がアメリカ先行だと言うことでしょうか。
もし逆なら、クロス円主導で暴落後、本土でまた・・と言うこともありえたでしょう。
どうも、まとまりません、また後で。
192 :
Trader@Live!:2008/01/15(火) 13:43:08.11 ID:8vQ/zsO8
〜から資金提供の予定とか噂レベルで誤魔化す気みたいですねw
194 :
Gunners:2008/01/15(火) 17:15:42.60 ID:TRFLUOgQ
昨年の最安値11月30日週の安値107.22円を下抜いて下落が加速するリスクが付きまとう。
同安値を下抜けると、05年1月の安値101.69円までチャート上では大きな節目がない。
やはり買いを入れるのは、安値更新時の値動き、あるいは105円など心理的な節目で
底堅さを確認してからが無難かもしれない。
196 :
Gunners:2008/01/15(火) 20:00:24.19 ID:TRFLUOgQ
http://online.wsj.com/article/heard_on_the_street.html?mod=2_0033 MBIA Eludes Downgrade but Not Danger
MBIA、格下げの危機回避もハードルは残る
By Karen Richardson
WSJ:January 15, 2008
債券保証引受会社のMBIAは先週、信用格付けの引き下げを回避するため、大型の社債発
行に成功した。これにより、MBIAの株式を保有する投資家は数週間ぶりに一息つくことがで
きた。
MBIA 株は、わずか5日前につけた52週安値から50%以上上昇しているものの、投資家は
安心しきる前に、まだ残っている問題について考えるべきだろう。これらは、住宅ローン担保
証券絡みの損失急増や資本調達コストの高騰に加え、著名投資家ウォーレン・バフェット氏
が率いるバークシャー・ハザウェイ・アシュアランスなど資本の充実した新規参入組が新しい
顧客を獲得するなど、中核の地方債保証引受事業の環境が厳しくなっていることなどだ。
UBS証券のクレジット・アナリスト、デビッド・ヘイベンズ氏は「今回のクレジット・サイクルの底
はどこか、最終的な損失はどのような規模となるのか、誰も知らない」と述べた。
投資家が歓迎すべきことがないわけではない。トリプルA格付けが格下げに危機にさらされ
てきたMBIAは先週、10億ドル相当の社債を私募の形で発行した。同社によると、これに対し
ては募集額を超える応募が寄せられたという。14%の利率に引かれたとみられる。
また、株式取得と将来の株主割当増資を支持することを通じて最大10億ドルをコミットすると
していたプライベートエクイティ会社のウォーバーグ・ピンカスは、MBIAを引き続き支持すると
表明した。ウォーバーグのマネジングディレクター、デビッド・コールター氏は14日、「われわ
れはこの取引の締結に 100%コミットしてきており、依然としてそうだ」と述べた。
MBIAはまた、配当を62%削減し、年間8000万ドルの現金を節約するとしたほか、ポートフォ
リオの一部を再保険にかけることで必要資本を最大1億5000万ドル減らすとした。
MBIA の株価はバリュエーション面で割安にみえるようになっている。9日の10億ドル規模の
社債発行の前には、MBIA株は取引時間中の52週安値となる 11.11ドルをつけた。これは純
資産の3分の1程度の水準。これまでにMBIAが報告した損失をすべて織り込むと、MBIAの
12月31日現在の純資産は1株当たり32ドル。
その後の回復により、MBIAの株価は現在、純資産の半分強程度の水準で取引されている。
14日終値は前週末比46セント(2.77%)高の 17.05ドル。年初来では8.5%安となっている。
MBIAをカバーする11人のアナリストのうち6人は、株価が65ドル以上の時から「バイ」あるい
は「ストロングバイ」を維持していた。
ただ、現在の市場情勢では、純資産は動く標的だ。1株当たり32ドルの純資産は、さらなる
損失が将来発生しないことを前提としているが、これは可能性の薄いシナリオ。米国経済が
リセッションに陥った場合、特にそうだ。
MBIA がこれまで報告した損失の種類は、高リスクのサブプライムローン(信用度の低い借
り手への住宅融資)から、リスクは比較的小さいとされていたプライムの住宅ローンに至るま
で、住宅金融における信用の質の幅広い劣化を示している。これは今年1−3月期にさらな
る損失が発表されることを示唆している。
MBIAは07年10−12月期に7億3700万ドルの損失を被ると見込む。UBSのヘイベンズ氏によ
ると、これはMBIAが1971年に創業してから被った損失総額の約75%に相当する規模。
MBIAの広報はコメントを避けた。
197 :
Gunners:2008/01/15(火) 21:47:50.97 ID:TRFLUOgQ
198 :
Gunners:2008/01/15(火) 23:42:06.44 ID:TRFLUOgQ
199 :
Gunners:2008/01/15(火) 23:49:44.60 ID:TRFLUOgQ
乙です。ROM専でしたが
何の仕掛けもなくただ順調にドル安ですね。
こりゃ銀行ヤバいどころかホントに潰れそうな…
201 :
Gunners:2008/01/16(水) 00:37:18.80 ID:yQUbQsHD
203 :
Gunners:2008/01/16(水) 09:31:49.00 ID:jCK0jaEB
204 :
Gunners:2008/01/16(水) 09:32:29.99 ID:jCK0jaEB
http://online.wsj.com/article/SB120042975465292145.html?mod=hpp_us_whats_news Intel's Profit Jumps 51%, But Investors Disappointed
インテル10−12月期は51%増益、予想は下回る
By Don Clark
WSJ:January 15, 2008
半導体最大手の米インテルが15日発表した2007年10−12月期決算は51%の増益となっ
た。米国のパソコン需要が軟化する兆しにもかかわらず、マイクロプロセッサーとチップセット
の出荷数量は10−12月期、2007年通期とも過去最高となった。
ただ、決算は市場予想を下回ったため、インテルの株価は時間外取引で大きく下落してい
る。インテル株の通常取引終値は前日比39セント(1.69%)安の22.69ドル。時間外では通
常取引終値比12.74%安の19.80ドルで取引されている。
10−12月期の純利益は22億7100万ドル(前年同期は15億0100万ドル)、1株利益は38セ
ント(同26セント)。リストラおよび資産価値の減損にかかわる費用が、1株利益を2.5セント
押し下げる要因となった。
売上高は前年同期比10.5%増の107億1200万ドルと、同社が10月に示した見通しレンジ
(105億−111億ドル)の中間点を8800万ドル下回った。
インテルによると、コンピューティング関連製品の売り上げは予想通りだったものの、平均販
売価格(ASP)の下落により、NAND型フラッシュメモリーの売り上げは予想を下回った。
トムソン・ファイナンシャルが集計したアナリスト平均予想は1株利益が40セント、売上高は
108億4000万ドルだった。
粗利益率は58.1%となった。出荷数量の増加、単位原価の減少などが寄与し、7−9月期
と比べ6.9ポイント改善した。同社が10月に示した見通しは「57%の上下数ポイント」だった。
1−3月期については、売上高が94億−100億ドル、粗利益率は「56%の上下数ポイント」と
の見通しを示した。また、リストラおよび資産価値の減損にかかわる費用として約1億ドル、
「株式投資・利息・その他」による利益として約1億7500万ドルを見込んでいる。1−3月期
売上高のアナリスト平均予想は 99億7000万ドル。
2008年通期の粗利益率は「57%の上下数ポイント」との見通しを示した。
(投資家はこの結果に失望し、引け後の市場で株価は10%以上下落)
205 :
Gunners:2008/01/16(水) 09:32:54.53 ID:jCK0jaEB
http://online.wsj.com/article/SB120040067882491109.html?mod=hps_us_whats_news Investors Back Away From Risk
By PETER A. MCKAY
WSJ:January 15, 2008 5:27 p.m.
WSJは円の急騰は、キャリートレードの解消の為と書いています。
Many hedge funds and other deep-pocketed players borrow the low-yielding Japanese
currency to invest elsewhere at times when they are feeling confident those bets
can pay off. But when such "carry" trades dry up, as was the case Tuesday
afternoon, the yen's value rises against foreign denominations, including the
greenback.
206 :
Gunners:2008/01/16(水) 14:38:41.71 ID:/gVgsb28
207 :
Gunners:2008/01/16(水) 17:50:35.90 ID:/gVgsb28
http://online.wsj.com/public/search/page/3_0466.html?KEYWORDS=heard%20on%20the%20street For Financial Stocks, Is It Another False Bottom?
By David Reilly and Karen Richardson
WSJ:January 16, 2008
Companies Featured in This Article: Citigroup, UBS, Morgan Stanley, Bank of America, Merrill Lynch
幼い子供が自動車の後部座席で身動きできないのと同様に、投資家も金融業界の危機を
乗り切るためのドライブが永遠に続くのではないかと嘆いている。金融各社がそれぞれ数十
億ドルの評価損を計上するたびに、危機はついに終わるとの期待が高まるが、そうした期待
が続くのは前回を上回る額の損失が新たに計上されるまでのことだ。
米シティグループの15日の発表は、状況が変わっていないことを証明した。10−12月期決
算では、サブプライムローン(信用度の低い借り手への住宅融資)関連証券にかかわる180
億ドルの評価損を計上した。シティは昨年11月に75億ドルの資本注入を受けたが、さらに損
失が拡大し、少なくとも145億ドルの追加増資を求めるに至った。40%の減配、非中核資産
売却の方針も発表した。
住宅ローン市場の混乱とそれに続く信用収縮に関連する銀行や証券会社の中で、シティは
最も大きな打撃を受け続けている。計上した評価損の額は、スイスのUBSの100億ドル、モ
ルガン・スタンレーの94億ドルを大幅に上回った。
弱気筋はさらに悪いニュースが続くとみている。つまり、金融銘柄の中から安値拾いをしよう
とするのはまだ早いという見方だ。こうした投資家によると、シティ自身も事実上同じ見方を
しており、危機が去った場合には必要以上の水準になる規模の資本を調達しようとしてい
る。
トクビル・アセット・マネジメントのポートフォリオマネジャー、トーマス・バンデベンター氏は
「金融各社はまだ安心できない。弱気相場で小幅に反発する以外は、現時点で金融株を買
うための説得力のある理由はない」と語った。
シティの投資家向け電話説明会で、ゲーリー・クリッテンデン最高財務責任者(CFO)は「調
達しようとしている資本は、必要な場合、さらなる悪材料をうまくかわすために役立つ」と述
べ、シティが直面しているさまざまなリスクについて説明した。ほかの金融各社についても、
サブプライムローン関連証券にかかわる損失が拡大する恐れ、クレジットカード保有者の延
滞の増加、一部の債券・住宅ローン債権の保証会社が契約を履行できなくなるリスクなどに
言及した。
ただ、今後の見通しが明るくなった場合、シティは新たに調達する資本によって好位置につ
くことができる。クリッテンデン氏は「好機を生かすため、あるいは下降リスクから防御するた
めに足場を固めるのは正しい方法だ」と語った。
とはいえ、市場は状況がさらに悪化すると予想している。シティの増資計画発表を受け、大
半のアナリストは当初、株価の上昇を予想した。だが15日の終値は前日比2.12ドル(7.30%)
安の26.94ドルとなった。その後の時間外取引でも一段安となり、26.57ドルで取引された。
先週後半、米バンク・オブ・アメリカ(NYSE:BAC)が米住宅金融大手カントリーワイド・ファイ
ナンシャルを40億ドル相当の株式交換方式で買収する計画を明らかにし金融セクターに薄
日が差したものの、暗雲は同セクター全般に広がった。シティの追加増資発表を受け、KBW
銀行株指数は4%以上下落し2003年以来の低水準となった。
17日(訂正)の決算発表で多額の評価損計上を明らかにするとみられるメリルリンチも、66
億ドルの増資計画発表後、株価が下落した。15日終値は前日比2.96ドル(5.29%)安の
53.01ドル、その後の時間外取引では一段安となり52.50ドルで取引された。メリルは7−9
月期に79億ドルの評価損を計上しており、12月後半、第三者割当増資で62億ドルを調達す
ると発表した。
208 :
Gunners:2008/01/16(水) 17:50:56.31 ID:/gVgsb28
株価の反発をすべての投資家があきらめているわけではなく、金融株に悪いニュースを織り
込みすぎとみる向きもある。プゼナ・インベストメント・マネジメントのリチャード・プゼナ氏はシ
ティについて「さらに評価損を計上しても気にしない」と述べた。「シティの実力と資本市場か
らの資金調達能力を考慮すると、長期的な通期1株利益見通しは約5ドルと考えられるが、
このところ株価はシティの業績が悪化し続けるかのような水準になっている」と指摘してい
る。プゼナは金融セクターに関して極めて強気の投資姿勢をとっている。
また、銀行や証券会社は、歴史が示すように夜明け前に最も暗くなる。金融銘柄は、業績
が上向く数四半期前に、投資家が業績改善を期待し株価が底を打つことが多い。またビリ
ニー・アソシエーツによる過去38年間の調査によると、銀行株は景気が上向きに転じる4カ
月前に底を打つことが多い。
市場が前例のない不透明感に覆われているため、金融各社の経営状態を予測するのは難
しい。また、現在計上している評価損は過去の損失の反映なのか、それとも今後の損失を
予想したものなのかもはっきりしない。シティが計上している評価損の要因である投資商品
は現在、市場での取引が成立しないため、評価額は科学的ではなく芸術的なもので、この
ことも懸念要因になっている。「シティによる最高格付け債券の市場価値の見積もりは低す
ぎる。これを勘案すると評価損は約210億ドルになっていたはずだ」との見方もある。
こうした批判に対しクリッテンデン氏は「評価損の算定は適正」と反論し、「サブプライムロー
ン利用者が保有する住宅の価格は今年から来年にかけて6.5−7%下落すると想定して債
券の価値を評価するモデルを採用している。地域間での住宅市場の差も考慮している」と付
け加えた。
さらにシティを含む金融各社では、住宅ローン市場のさらなる悪化に加え、消費者がクレジ
ットカードや自動車ローンでデフォルト(債務不履行)を起こすことによる損失が拡大するので
はないかと懸念されている。こうしたことから投資家は引き続き慎重な姿勢を維持している。
209 :
Gunners:2008/01/16(水) 18:00:32.11 ID:/gVgsb28
210 :
Gunners:2008/01/16(水) 18:09:29.34 ID:/gVgsb28
メリルリンチの決算発表予定日を16日から17日に訂正するそうです。
211 :
Gunners:2008/01/16(水) 18:21:20.36 ID:/gVgsb28
メリルの延期はみずほの出資を入れるためかな
どうも、ガナ氏。
色々と面白い記事ありがとうございます。
楽しませていただきましたよ。
モルガンは波乱は無かったですね、まあここは強い動きは無いと見ていましたので。
ある程度堅実に業務を行っていたということですか。
やはり、メリルですか今週は。
昨晩の指標は、絶好の仕掛け要因になった訳ですが、今晩は対米証券投資が要注意ですか。
最近は、あまりネタにされにくい指標ですが、現在の地合いを考えると油断は出来ませんね。
さて、107.20pをブレイクしてしまった時点で、遅かれ早かれ下攻めが来るでしょう。
そしてこのサポートは強いレジストラインに変化することになると想定しています。
少し早いですが、今回の金融混乱で一番得を下のは誰か?
やはり、アブラマンでしょうね。
私的には、中共が最後に手を引いたのは印象的で、その直後に日本の金融連合が入ると言うのも面白いことです。
やっと腰を上げてくれましたね、上手くハゲタカになっていただきたいところです(笑
指標ですね。また後で来ます。
アブラマンでググったら、このスレがトップに出てきたw
>>217 フェレたん107.20は超えないよね?w
強いレジストと見ています。
私は超えないと見ていますが、やはり神のみぞ知るですよ。
220 :
Gunners:2008/01/16(水) 23:42:26.92 ID:/gVgsb28
221 :
Gunners:2008/01/17(木) 02:16:28.32 ID:2bn2siJx
107.22こえたけど底打ち?
一旦109〜110あたりまで戻してから月末に向けて105→100割れをめざすのかな?
224 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/01/17(木) 10:43:37.02 ID:4HzWuvNw
それまでのパワーは無かったですな。
昨晩はあくまで調整の域。
キッカケはユーロから。
一旦上げ。
1/17(木) 〔予想〕 (前回)
メリルリンチ、第4四半期決算発表 〔1株当たり損益▲4.479ドル〕 (1株当たり損益▲2.850ドル)
13:30 11月鉱工業生産・確報値 (▲1.6%) (▲1.6%)
18:00 1月ECB月報
19:00 ユーロ圏11月貿易収支 〔55億ユーロの黒字〕 (61億ユーロの黒字)
22:30 米12月住宅着工件数 〔114.5万件〕 (118.7万件)
22:30 米12月建設許可件数 〔113.5万件〕 (116.2万件)
22:30 米新規失業保険申請件数 〔33.1万件〕 (32.2万件)
23:00 トリシェECB総裁、講演
翌0:00 米1月フィラデルフィア連銀製造業指数 〔▲1.0〕 (▲1.6)
翌0:00 バーナンキFRB議長、「短期経済見通し」について下院予算委員会にて証言
翌0:30 米週間原油在庫(前週比) 〔?〕 (▲674万バレル)
翌2:30 フィッシャー米ダラス連銀総裁、「世界の貿易や保護主義」について講演
翌3:15 ロックハート米アトランタ連銀総裁、「経済見通し」について講演
フェレさん戻しはもう終了とみてるの?
今週はアゲなのかと昨夜思ったのだが。
227 :
Gunners:2008/01/17(木) 11:16:01.64 ID:mbZem4nu
228 :
Gunners:2008/01/17(木) 11:21:34.27 ID:mbZem4nu
最近、中国関連でよくないニュースがあちこちで見受けられますけど、
そろそろ弾けますか?
231 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/01/17(木) 12:41:50.20 ID:4HzWuvNw
>>229 森さんも悩んでいるね。
現状で、底入れ、調整どちらとも判断の付かない状況ですからね。
解からないと言うのが実体なのですが、森さんも何も書かないと言う訳には行きませんし、
長年の森ウォッチャーの私としては大変だなと思う次第です。
>>230 中国に関してはまだ持つと思っていますよ。
ただ、旧正月明けは注視です。
何らかの経済政策を打って来るには、時期的にはいい時期ですから。
232 :
Gunners:2008/01/17(木) 12:56:08.63 ID:mbZem4nu
233 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/01/17(木) 13:07:41.42 ID:4HzWuvNw
また、水か。
水列島の住人としてはやな話。
水を輸入品目にした場合、相手国は東南アジアかな?
内陸部ではリアルに北斗神拳の世界かいな(笑
人民元が急落、預金準備率引き上げでドル需給ひっ迫の見方=上海外為市場
53 名前: kak 投稿日: 2007/12/11(火) 10:02:02.37 ID:35tclsqR
俺はフェレたんと違ってドル高相場に転換だと思ってる
特にドルカナだけは徹底的にロング
欧州景気が思ってたほど強くないからね
秋までは指標が弱くてもユロドルは無理矢理上げてきたけど
最近のユロドルはそうでもない
454 名前: Trader@Live! [sage] 投稿日: 2008/01/09(水) 21:33:08.19 ID:weLInJT5
クロス円と言っても欧州はしょんぼり、オセアニアはお元気なんだな
463 名前: kak ◆xuXDUDlt.A [sage] 投稿日: 2008/01/09(水) 21:35:51.89 ID:4rIEBkNW
>>454 羊ちゃんは出てくる指標出てくる指標絶好調だしねえ
逆にユーロの出てくる指標がボロボロなのに耐えてるのが
俺の中では異常に見える
467 名前: Trader@Live! 投稿日: 2008/01/09(水) 21:36:38.70 ID:xnGN0LMN
>>463 ひょっとするとユーロがアレかもしれんねえ
474 名前: kak ◆xuXDUDlt.A [sage] 投稿日: 2008/01/09(水) 21:39:18.88 ID:4rIEBkNW
>>467 今は資金の待避所になってるけど
いつまで続くか・・・
フェレたんは今年後半までと言ってたけど・・
923 名前: kak ◆xuXDUDlt.A [sage] 投稿日: 2008/01/17(木) 07:45:39.35 ID:aG2jUP1B
おはようおまいら
キウイと羊わらたが
何よりユロドルわらた
ドル高相場始まるかな
275 名前: kak ◆xuXDUDlt.A [sage] 投稿日: 2008/01/17(木) 14:44:30.99 ID:aG2jUP1B
欧州早朝で1.46割れるかな
なんにせよ時間の問題だろう
20 名前: kak ◆xuXDUDlt.A [sage] 投稿日: 2008/01/17(木) 10:24:54.53 ID:aG2jUP1B
>>1おちゅ
フェレたんの予想はな
切り口が面白いんだ
当たるかどうかなんかはテクニカルやオカルトとおんなじようなもんだ
>>224 フェレたん、キッカケはユーロからって、
ユーロ円の下落からキャリトレ巻き返しが再燃するって意味?
それともユーロドルがまた反発するって事?
238 :
Gunners:2008/01/17(木) 17:42:36.06 ID:mbZem4nu
中共の指導部に自覚はないようですが、中国の不動産市場は、あきらかにバブル潰しで、
ピークつけたと思います。
今後、時間がたつに連れて経済面への影響が出てくると思います。
まぁオリンピックまではなんとか持たすんでしょうが・・・・・
中大恒基 元社長逮捕、会社幹部十数名も
http://big5.cctv.com/gate/big5/news.cctv.com/society/20080117/100268.shtml 要約
1月10日、大量の店舗を閉鎖したと報道された北京最大規模の不動産ブローカー「中大恒
基」はその後も店舗閉鎖を続け、会社内部の情報によると約50件の店舗を閉鎖するもよう。
行方不明だった元社長は、昨日になって会社幹部十数名とともに検察に逮捕されていた
ことが記者によって確認された。
罪状は、強引な商売によって、北京の不動産市場を独占したこと。
昨年、2007年8月公安部から北京市に指示があり、北京警察は秘密調査を展開していた。
239 :
Gunners:2008/01/17(木) 17:43:13.83 ID:mbZem4nu
240 :
Gunners:2008/01/17(木) 17:47:55.93 ID:mbZem4nu
>235
シティへの出資を拒否したのは、国務院の上層部だったのか
相変わらず投資のセンス無いないなぁ・・・逝ってよし
241 :
Gunners:2008/01/17(木) 18:28:02.58 ID:mbZem4nu
http://online.wsj.com/article/SB120053144325596083.html?mod=hps_us_whats_news Dimon May Be Hunting
J.P. Morgan CEO 'Open' to Deals
In the Credit-Crunched Jungle
JPモルガンのダイモンCEO、好業績を背景に買収を目指す可能性
By ROBIN SIDEL
WSJ:January 17, 2008; Page C1
米JPモルガン・チェースのジェームズ・ダイモン最高経営責任者(CEO)や、そのほか信用収
縮による深刻な打撃を回避した金融大手のトップにとって、買収の好機が訪れたといえるか
もしれない。
ダイモン氏は、このところの金融市場の混乱を乗り切った金融大手が、買収や、ライバル企
業が撤退した分野への積極的な進出によって、果敢に事業拡大を目指していることを示そう
としている。JPモルガンのバランスシートは健全なうえ、株価上昇によって同社の時価総額
は米シティグループを追い抜き米銀2位に浮上した。
JPモルガンは一部の同業他社に比べはるかに好ましい状態と考えられるが、それでも10−
12月期決算は34%の減益となり、金融サービスセクターを襲った困難の影響が全くなかった
わけではないことを示した。純利益は29億7000万ドル(前年同期は45億ドル)、1株利益は
0.86ドル(同1.26ドル)。総収入は7%増の174億ドルだった。
同四半期には、住宅ローン関連投資による評価損を13億ドル、住宅ローンやクレジットカード
事業を中心とした貸倒引当金を23億ドル計上した。それでもこれらの数字はシティなどに比
べるとはるかに小さい。
通期では純利益が154億ドル(前年同期は136億ドル)と15%の増益、1株利益は4.38ドル
(同3.82ドル)。総収入は714億ドル。いずれも過去最高となった。
投資家はJPモルガンがさらなる買収を手掛けることをほとんど懸念していないようだ。同社
株の16日終値は前日比2.26ドル(5.77%)高の41.43 ドル。同日午後には時価総額が約
1440億ドルとなり、シティの1320億ドルを抜いて米銀2位となった。首位はバンク・オブ・アメ
リカの1717億ドル。
JPモルガンは10−12月期、引受基準を厳格化したものの、住宅ローン実行額は前年に比
べ約3分の1増加した。マイケル・カバナー最高財務責任者(CFO)によると、多くの金融会
社が住宅ローンの実行を手控えたため、JPモルガンの米住宅ローン市場でのシェアは6カ
月前の6%から約11%に拡大した。
ただ、真に喜べる時期にはまだ入っていないとみられる。同社は3年にわたり、経費節減の
ほかハイテク化や中核事業への投資を続けてきた。ダイモン氏は16 日、打撃を受けた金融
業界の展望について、アナリストや投資家が広く予想しているとおり「JPモルガンが買収を
手掛ける可能性が高まる」との見方を示した。
同氏は詳細には言及していないが、同氏が買収交渉をまとめる場合は大規模なものになり
そうだ。同氏は、住宅市場の低迷の影響が顕著であってもカリフォルニア州や米南東部など
成長率の高い市場で個人向け事業を拡大したいと考えている。
同氏は長年、アトランタに本拠を置く地銀のサントラスト銀行やシアトルに本拠を置くワシント
ン・ミューチュアルの買収を望んでいる。両社の株価は、信用収縮が始まった昨年8月以来、
大幅に下落しており、割安な標的になる可能性がある。
さらにはモルガン・スタンレーやベアー・スターンズなどにも目を向け、特定の資産の取得に
も関心を寄せるかもしれない。ただダイモン氏やその他のJPモルガン幹部はかなり前から、
投資銀行業務部門の買収の可能性は低いとしている。
07年11月期に過去最高益を上げたゴールドマン・サックス・グループは、住宅ローン関連の
買収を数件実施した。
242 :
Gunners:2008/01/17(木) 18:28:20.20 ID:mbZem4nu
地銀大手のウェルズ・ファーゴは過去6カ月で小規模の銀行3行を買収し、さらに買収を進め
る意向を示している。
難局で最も強い抵抗力を示した企業でも株価は下落しており、52週高値に比べると、ゴール
ドマンは21%、JPモルガンは22%、それぞれ値下がりしている。このため株式交換方式によ
る買収では自社株の価値が縮小してしまうが、買収対象になりそうな企業の株価はもっと大
幅に下落している。
米住宅金融大手カントリーワイド・ファイナンシャルを40億ドルで買収することで先週合意した
バンカメのケネス・ルイス会長兼CEOは 15日のインタビューで、「この買収には長年関心を
持っていたが、これまでは高すぎた。カントリーワイドの株価が急落したことでチャンスが訪
れた」と語った。
243 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/01/17(木) 19:18:21.01 ID:4HzWuvNw
>>240 センスがあったらこちらが困りますよ。
それと、不動産に関しては同意です。
ただ、夜逃げした会社、北京でトップの不動産屋だったのでしょう?
脆いと言えばあまりにも脆いですな。
顛末を見ていれば地上げ屋のような会社。
こういった会社が公にもトップだったということは、他の会社も似たようなものと想像します。
となれば、日本とは違う形で破綻が波及すると考えます。
245 :
Gunners:2008/01/17(木) 22:20:48.19 ID:mbZem4nu
246 :
Gunners:2008/01/17(木) 22:22:16.76 ID:mbZem4nu
247 :
Gunners:2008/01/17(木) 22:27:32.43 ID:mbZem4nu
困ったな、予想変えちゃおうか(笑
実際、少し100円割れが揺らいできましたね。
各大手金融機関はバンカメ以外は何とか無事に決算を終えています。
来週、バンカメが無事に終われば、アメリカ国内での波乱要因は一旦は収束する形になります。
次は2月からのユーロ圏の金融機関の決算と旧正月明けの中国の動向が注視ですか。
ユーロ圏からの火の手は十分考えられる事ですし、今回の決算を乗り切った後にも信用収縮は残っているわけです。
しかし、リセッション入りの可能性が強いといっても、金融セクターから波及している事ですので、金融セクターで
悪材料出尽くしで落ち着いてくれば、リセッションも回避若しくは早い時間で回復して行く可能性もあります。
そうなると、森さんのシーズンサイクルで2月からはドル高が気になるところです。
さて、もう少し様子を見ていくことにしましょう。
しかし、エヘラ最近完全に曲がり屋だからな、私も曲がるかも・・・・
>>248 オイラは今日の日経が予想以上に強くて慌てて買い戻しました。
サブプライムのアク抜きが予想以上に早い可能性が出てきたのでしょうか?
もしよろしければ、フェレたんが旧正月に注目理由を教えていただけますか?
250 :
249:2008/01/18(金) 00:01:03.87 ID:FSvvftZX
あ、日本語が変だw
「フェレたんが旧正月に注目している理由を教えていただけますか?」
です。
251 :
Gunners:2008/01/18(金) 01:15:19.32 ID:A08/Hy7L
252 :
Gunners:2008/01/18(金) 01:52:04.55 ID:A08/Hy7L
253 :
Trader@Live!:2008/01/18(金) 01:59:27.35 ID:wlVs0pei
>>252 タイトルの後の(2)とか(3)とかがそうですかね?
気になってました
254 :
Gunners:2008/01/18(金) 02:22:24.12 ID:A08/Hy7L
>253
はい、そうなんです。
ちょっと前までは大変だったんですよ・・・・
この指標なら(3)まで行くなとか、予想して待ってから記事を貼ってました。(笑)
スイスちゃんとか、私とかもこんな苦労話もあったりしますんでつ。
ロイターはUPDATE1になるんですが、・・・「さっさとこの仕様にせんかいゴラ !!」
20 名前: kak ◆xuXDUDlt.A [sage] 投稿日: 2008/01/17(木) 10:24:54.53 ID:aG2jUP1B
フェレたんの予想はな
切り口が面白いんだ
当たるかどうかなんかはテクニカルやオカルトとおんなじようなもんだ
当たるかどうかなんかはテクニカルやオカルトとおんなじようなもんだ
当たるかどうかなんかはテクニカルやオカルトとおんなじようなもんだ
当たるかどうかなんかはテクニカルやオカルトとおんなじようなもんだ
256 :
Trader@Live!:2008/01/18(金) 02:43:00.07 ID:wlVs0pei
>>254 実は(1)を見落としたかとか思って探したりしてましたw
バカkakが何言っても関係ないだろ
>>255 経済の流れ決まるのは一国や一人の要人だけじゃないんだから誰が予想してもそうだろ?
なので自分が納得できる考えに乗れば良い
フェレ氏の予想が修正されるかもしれないこのタイミングで、
テクニカルな見通しはどうなっているのか。
現在の状態は、
>>78で挙げたポイントである107.2を割り込んだところ。
今後の見通しとしては同じく
>>78で書いた
>割り込んできた場合、日足のMACDラインパターン(≒週足のMACDヒストグラム)が
>強気の乖離を形成することになり、6月からの下降局面が一息となる可能性を示唆するため、
>短中期のLを視野に入れつつ、数ヶ月〜半年程度かけて118〜120くらいまで上げ戻してくるか、
>あるいは108〜118あたりで広めのレンジを形成するケースを考えておきたいところ。
となります。
ただし、この見通しの出発点である
「日足のMACDラインパターン(≒週足のMACDヒストグラム)が強気の乖離を形成する」
については、現時点ではまだ確定しておらず、
ここから大きく下げていった場合、強気の乖離が形成されず、見通しが弱気寄りに傾きます。
結論としては
「中長期の“戻りを叩け”には変わりなし」
「短中期では下げが一息ついて反発してくる可能性がやや高まってきたので注意」
「ただし現時点ではまだ判断保留。ここから反発するかさらに下を狙うかによる。」
うーん・・・
>>78がなければ間違いなく
「お前それファンダの予想に合わせて作っただろ」
な代物だなあ・・・
260 :
Gunners:2008/01/18(金) 11:28:05.01 ID:6wgICfPa
261 :
Gunners:2008/01/18(金) 11:29:08.70 ID:6wgICfPa
262 :
Gunners:2008/01/18(金) 16:19:36.27 ID:6wgICfPa
http://online.wsj.com/article/SB120054012983095939.html Las Vegas Default Highlights
Commercial-Property Crunch
信用収縮問題が商業用でも始まっている
By JENNIFER S. FORSYTH, MICHAEL CORKERY and TAMARA AUDI
WSJ:January 17, 2008; Page A1
Yesterday, Ian Bruce Eichner, the developer of a twin-tower casino resort in the heart
of Las Vegas, defaulted on a $760 million loan from Deutsche Bank AG after he failed to get refinancing. The default on the loan supporting the $3 billion Cosmopolitan
Resort Casino is a signal of trouble for Mr. Eichner, who gained notice during an earlier
real-estate downturn in the early 1990s when he lost several projects in New York City.
昨日、ラスベガスのツインタワーカジノリゾートの開発ディベロッパーは破綻を宣言した、総額
7.6億ドルでドイツ銀行からの借り入れ分である。
ムーディーズは先週来、建設関係のデフォルト発生率を12%、ホテル、レジャー関係は6%に
達すると警告を発していた矢先のこと
信用収縮問題が商業用不動産についても影響を与えはじめると、問題はかなりやっかいな事
になります。
ただまだ始まったばかりですから、今後の推移を見守るしかないですが・・・
263 :
Gunners:2008/01/18(金) 17:03:41.97 ID:6wgICfPa
264 :
Gunners:2008/01/18(金) 17:05:14.23 ID:6wgICfPa
http://online.wsj.com/article/SB120061980722699349.html?mod=hps_us_whats_news Default Fears Unnerve Markets
By SUSAN PULLIAM and SERENA NG
破産の恐怖がマーケットの気力を奪う (概略、要旨)
WSJ:January 18, 2008; Page A1
The turmoil on Wall Street is beginning to rock a foundation of the financial
system: the ability of institutions to make good on their many trades with one
another.
ウオールストリートの不安が金融システムの基礎を揺り動かし始めている:金融機関が
トレーダーの間の取引の約束を確かに果たようにすること(が不安にさらされている)
債券保証会社(モノライン)のACA Financial Guaranty Corp.が苦境にあって、その$60B
の金融機関に販売した債券保証について、保証金額を支払うことができず契約の巻き
戻しに奔走している。その保証契約はウオール街の金融機関をモーゲージ債券やその
ほかの債権について保護する為のものであった。
問題は金融の世界での保証がぐらつくことからの影響である。幾つかの取引相手会社
はすでに保証金額の支払いが不可能になったとして損失計上をしている。昨日メリルリ
ンチはACAとの保証契約でヘッジ保護していた債券について$3.1Bの損失を計上した。
先にシティグループは$953Mの損失引き当てを準備している。
これらは銀行やヘッジファンドや、其他の金融機関が取引先の破産に対する保険として
契約しているものだが、生命保険や火災保険とは全く異なっていて、それらの連邦政府
が厳しく規制している世界とは異なる。それはCDS(クレディット・ディフォールト・スワ
ップ)と呼ばれる契約で、債券やローンが破産などによる被害を受けることからの保護を
行なう。この市場は$45Tと大きく、世界全体の銀行預金量と同じくらいである。
保証の為の金額は、その時点で観測されたリスクによって変動するので、その金額の
変動にスペキュレートする参加者もある。社債やモーゲージ債券にどのくらいの破産のリ
スクがあるかという賭けのようなものになる。破産が実際に起こらなくてもリスクが高ま
ると価格が大きく変動する。
モーゲージ債券市場が悪化し価格が低下しているので保証会社は苦境に陥っている。
CDSによって(破産)リスクがより広い金融世界に拡散されていると言う事が出来る。
ウオール街では、これをカウンターパーティ・リスクと呼んでいて、取引相手が(大きな損
失を出した為に)契約を履行できなくなるリスクをいう。通常はACAのような比較的知名
度の低い金融機関が金融世界の不安定性に大きな影響を与え得る事が認識されてい
ない。
金融規制当局は主に銀行などの取引のリスクをチェックしてきたがACAのような金融機
関のデリバティブ契約のリスクについて大きな関心が払われてこなかった。この分野の
金融規制については問題が多く、既存の金融規制法規がCDS契約などに何処まで適
用できるのか良く知られていない。基本的にそれらの契約は当事者間のプライベート契
約なので実態が良く知られていない。
CDS市場は2004年から現在までに4倍増になっている。CDS契約は公開されず価格も
知られていない。この市場は12年前に生まれたもので2005年以降にモーゲージ債券を
扱うようになった。ACAはシングルA格付けの会社で、トップタイアの企業ではない。
資本金は$425Mで、その保証している$69Bのクレディット保証総額に比べて遥かに小さ
い。
昨年12月19日にS&PはACAの金融状況が悪化しているとして格付けをAからCCCに変
更している。ACAの取引先はメリルリンチのほかカナダのCIBCやフランスのCalyon証券
などがありメリルリンチやCIBC($2B)、Calyon($1.7B)は既にACA関連の損失計上を行
なっている(後略)
265 :
Gunners:2008/01/18(金) 17:05:43.88 ID:6wgICfPa
クレディット・ディフォールト・スワップ(CDS)
これについてWSJ記事には画のついた漫画チックな解説がついていて:
CDSとはスワップの売り手と買い手の間に交わされる契約で、スワップの売り手は
該当の債券やローンなどの債務不履行が発生した場合に多額の補償金を支払うと
いう約束をする。この対価としてスワップの買い手は四半期ごとに保証料金を支
払う。契約当事者の両方とも、契約の為に該当の債券やローンを保有する必要は
無い。スワップ契約の保有者(買い手)はそれを再販売することも出来る。
266 :
Gunners:2008/01/18(金) 17:10:35.05 ID:6wgICfPa
http://online.wsj.com/article/heard_on_the_street.html?mod=2_0033 Under Review: Ripple Effects Of Much Harsher Debt Ratings
より厳しい格付けによる連鎖反応
By Aaron Lucchetti and Karen Richardson
WSJ:January 18, 2008
格付け会社は企業の信用力について判断を下す時、金融市場から聞こえてくる雑音を無視しようとする。しかし最近は、格付け会社自身がかなりの騒音を出しているようだ。
債券保証引受会社のアムバック・ファイナンシャル・グループの株価は17日、52%急落した。
ムーディーズ傘下のムーディーズ・インベスターズ・サービスが16日夜、アムバックの先行き
について懸念を強めていると発表したことがきっかけだった。こうした懸念により、ムーディー
ズはアムバックの債券を格下げの方向で見直すとした。このわずか1カ月前、債券保証業
界について徹底した分析を行った後、ムーディーズはアムバックのトリプルA格付けを確認し
ていた。
格付け会社の姿勢の変化は、信用危機がいかに急速に拡大しているかを示す一方、格付
け業界に対する不満を高める結果も招いている。ムーディーズや、米出版・情報サービス大
手マグロウヒル傘下のスタンダード・アンド・プアーズ (S&P)などは、住宅ローン絡みの債券
の格下げに動くのが遅いと昨年批判された後、今度は市場の不安定さをあおっているとの
批判を受けている。
調査会社クレジットサイツのアナリスト、ロブ・ヘインズ氏は「格付け会社の問題は、保証会
社に対してだけではなく住宅金融セクター全体に対して行動が遅れ、今になって追いつこう
としていることだ。公平かどうかは別として、格付け会社は周期的にルールを変えている」と
述べた。
ヘインズ氏は、 S&Pが今週、2006年に実行されたサブプライムローン(信用度の低い借り
手への住宅融資)の損失予想額を引き上げると発表したことを指摘。 S&Pはまた、12月中
旬の損失率に基づいて評価を出したにもかかわらず、債券発行者の資本水準を見直すとし
た。「1カ月足らずで前提を変えている。債券発行者に対して、より厳しくなっていることは明
白だ」とヘイズ氏は言う。
格付け会社は、住宅ローン担保証券の市場について信用危機発生前に楽観的過ぎたこと
を埋め合わせるために、今になって必要以上に厳しくしているとの指摘を否定している。S&P
の広報担当者は「当社の格付け意見は固定的なものではない。ある証券の担保となってい
る資産の信用パフォーマンスが、われわれの当初の想定から大きく外れた場合、われわれ
は当社の分析をアップデートするための行動を取る。これが市場がわれわれに期待すること
だ」とコメントした。
格付け会社は、行動が遅すぎても早すぎても非難を浴びることが多い。ムーディーズによる
と、アムバックを格下げ方向で見直すことを決めたのは、同社が16 日、クレジット・デリバ
ティブのポートフォリオの損失が直近四半期に税引き前で54億ドルとなる見込みと明らかに
したことが引き金だったという。ムーディーズのアナリストらはまた、アムバックのロバート・
ゲネイダー会長兼最高経営責任者(CEO)が突然辞任したことで警戒感を強めた。
ムーディーズのマネジングディレクター、ジャック・ドーラー氏は「住宅ローン関連の債務担保
証券(CDO)および住宅ローン市場全般にはかなりの不安定さがみられた。ここ数カ月間の
ニュースには改善がみられず、悪化している。当社のプロセスは、新しい情報が出る都度、
それを評価するものだ」と述べた。
債券保証引受会社の格付けの運命は、地方債から銀行株に至るまで幅広い市場に波紋を
投げ掛ける可能性がある。アムバック、MBIA、ファイナンシャル・ギャランティー・インシュア
ランス、セキュリティー・キャピタル・アシュアランスなど債券保証引受会社は、一般的に社
名がよく知られている企業ではないものの、これら企業は住宅ローン絡みの債券や地方自
治体が発行する免税債の支払いを保証している。これら企業が格下げされた場合、保証す
る債券の価値は減少し、投資家に大きな損失をもたらす可能性がある。
267 :
Gunners:2008/01/18(金) 17:10:55.89 ID:6wgICfPa
アムバック株の17日終値は前日比6.73ドル(51.89%)安の6.24ドル、MBIAは同4.18ドル
(31.19%)安の9.22ドル。
ムーディーズの発表を受け、アムバックは、16日に発表した10億ドルの資本調達計画は予
定通り進まない可能性があることを指摘した。
268 :
Gunners:2008/01/18(金) 17:58:52.25 ID:6wgICfPa
Bloombergのトップページから入って記事ってどうやってみるのですか?
カテゴリごとに5つしか見出しがないのですが
それ以前のものはどこにあるのですか?
270 :
Trader@Live!:2008/01/18(金) 18:57:36.88 ID:wlVs0pei
某証券のシステム屋ですが、うちのとこではCDSに関してクレジットイベントは全然発生してないです。
当局なり政府なりは、日本は大丈夫だよみたいな発言を積極的にするべきだと思う
今週で底打ち?あと旧正月って何月何日ですか?
>>272 旧正月はね、旧暦の一月一日だよ。
底打ちは調べてもわからなかったm(__)m
274 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/01/18(金) 21:00:08.60 ID:ThT7EsZx
>>272 いえ、まだ底打ちではないですよ、私はそう見ています。
現状は、114円からの下落の調整で見ていいと思います。
その調整が値幅調整になるか、時間調整になるかは判断がつかないところ。
現状は時間調整の可能性が高いですね。
107.20pを割って想定していたより走らなかったこと、106円が思いの他硬かったこと。
シティ、メリルでお祭にならなかったこと(それはそうですね、当局も想定していたのですからそれなりに手を打ちます)
森さんの分析が心に引っかかっていたこと。
少し、迷いかけました。
しかし、現在は調整中、何れ時期になれば100円割れを試しに行くと見ています。
旧正月明けのことは、このスレでガナ氏と話し合っていますよ。
275 :
Trader@Live!:2008/01/18(金) 21:05:13.69 ID:wlVs0pei
おれは、ユロドル、ポンドルが何時死ぬか楽しみでしょうがない
ユロドルは落ちるの早すぎだから戻すだろうけど
月曜日がアメリカ祭日で
週末の今晩は大きく動きそうな日柄ですが
今日は下攻めは無いのですかね?
プチエンダカ
279 :
Gunners:2008/01/18(金) 23:27:24.45 ID:6wgICfPa
昨年、WSJが格付け会社のサブプライム関連の格付けの甘さを批判する記事を書いてから、
ムーディーズの株価が急下降して、ムーディーズやS&Pの格付けの甘さが指摘されるように
なり、その後に格付け会社に非難が集中しました。
今回、WSJは逆に厳しい格付けに、市場の不安定さをあおっているとの記事を書きましたが、
これによって ムーディーズやS&Pがどんな反応をしめすか、ちょっと見ものではあります。
今のように格付けが際限なく見直される状況では、信用収縮は収まる筈もなく、銀行の損失
は膨らむばかりになってしまいます。
おそらく厳しすぎる格付けに対しても、少し見直される方向に動くのではないでしょうか?
>271
面白いとは思いますが、そういうことではないような・・・・
280 :
Gunners:2008/01/19(土) 01:19:37.94 ID:CTDxYvNi
http://ftalphaville.ft.com/blog/2008/01/18/10294/cds-report-nerves-still-a-jangle-over-credit-contagion/ CDS report: nerves still a-jangle over credit contagion
CDSレポート、クレディット危機の感染に対する憂慮は高まる
FT Alphaville:Friday Jan 18 2008
欧州のCDSのコストが高まるばかりで、一向に安定化しない。
欧州のCDS市場はモノラインの大手が何時、格付けを下げられることになるかといった話
題で満たされている。
iTraxx Crossover指標は殆どがジャンク格付けの社債についてのCDSのインデックスでリ
スクに対する許容度を示す数字としてヲチされているが、金曜日の朝の取引で一時的に始
めて450をつけ、その後446に戻り、9ポイントの上昇となった。これは1000万ユーロのジャン
ク債を5年間デイフォールトから保証するコストが年間44.6万ユーロになったことを意味する。
欧州の投資適合格付けの125種類のCDSの指標であるiTraxx Europeは72.5ベーシス・ポ
イント拡大している。木曜日には70.1ベーシスポイントであった。
木曜日にムーディーズはモノラインのAmbac と MBIAがAAA格付けから降格される可能性
が高まったとした。これに関連してリーマンブラザーズのDavid Brickmanは「誰もがモノラ
インの格下げの可能性に注目している。これは最大級の脅威だ。格付けが下がると保証さ
れてた債券を保有していた人がそれを強制的に売りに出さざるを得ない事になりかねず、
大きな影響が生ずる」という。
そうした事が起こる場合、モノラインの(CDS契約の)カウンターパーティが大幅な損失計上
を迫られる事になる。メリルリンチは投資格付け以下に格下げされたACAの債券ヘッジにつ
いて、木曜日にそれを行なっている。
ドレスナー・クライオートのWillem Selsは「数ヶ月前には人々はサブプライムについて語って
いた。その後急速にモーゲージの全ての種類やABS、CDOなどは損失計上される必要が
あることが明確になってきた。シティやウェルズ・ファーゴの決算の示すところでは、我々が
思うに、クレディットカードや自動車ローンが次の損失計上の可能性である。
CDSによるヘッジは、この(損失計上の)サイクルの最後のステージであろうと我々は思う」
アメリカでは昨夜からAmbac と MBIAのスプレッドが高騰してアメリカ市場のハイグレードの
指標であるMarkit CDX IGが108ベーシスポイントから史上最高の111ベーシスポイントに
なった。アジア市場のCDSは投資適格のものについてMarkit iTraxx Asia ex-Japanが4ベ
ーシスポイント拡大して202ベーシスポイントになった。
281 :
Gunners:2008/01/19(土) 01:20:23.66 ID:CTDxYvNi
284 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/01/19(土) 15:21:54.89 ID:WBVWZD0e
ttp://online.wsj.com/article/SB120070247843301883.html?mod=opinion_main_commentaries The Panic Stage January 19, 2008
(WSJ米国版社説)(我々は金融危機の)パニックのステージにあるわけだが (主旨、部分)
経済史家のCharles Kindlebergerは「マニア、パニック、そしてクラッシュ」という金融
ブームとパニック、そしてクラッシュの三段階を説明・解説する本を書いている。アメリ
カの現今のクレディット危機はパニックのステージに有る。これは酷い話だが、クラッシ
ュを避けることが不可能であるわけではない。政治と経済の指導者達が機敏に振る舞い、
正しい政策を選ぶのであればクラッシュを避けることができる。
クレディット危機のこれまでの歩みを振り返ってみれば、アメリカ経済で今や破裂してい
るバブルが生まれたのは2003年で、その主な原因はFRBが金利を余りにも低く、また長く据
え置いた為である。 (以下にバブル成長過程の解説が有るけれど省略)
[...]
クレディット危機がパニックのステージに入って、負債を追い求めていた人々は質への逃避
に忙しく財務省債券に殺到している。2003年当時にアメリカの景気回復シナリオを信じよう
としなかった(経済メディア論壇の悲観論の)一派は、今では景気後退のチェアリーダーのよ
うに振舞っている。銀行の損失計上や資本注入の動きは、それは治癒に向けてのプロセスで
あるのだが、ため息と共により悪いニュースが待っているものと解釈される。
政治家は経済刺激策として政治主導でお金をばら撒くことを唱えている。FRBのファンド・
レートは財務省の3ヶ月物国債のイールドが実質上ネガティブのレートになるべく引き下げ
られるべきだとの主張も聞こえてくる。コモディティ相場の高騰などは一向に気にならない
ようだ。現時点で危険であることはパニックが自己増殖的で予言実現的なクラッシュにと発
展することである。
クラッシュが起こるとすれば、それには二種類のタイプがあって、第一のものは不良債権の
増大から金融機関が破滅し、それがトリガーになって金融のシステミックな破綻の起こるこ
とである。第二のタイプはドルとアメリカの金融システム管理への信頼が失われ(ドル暴落
の起こ)る事である。これらの発生は阻止されなくてはならない。
285 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/01/19(土) 15:22:38.80 ID:WBVWZD0e
>>533 (続き)
第一のタイプのクラッシュへの対策は既に始まっていて、銀行やモーゲージ企業がオフバラ
ンス事業をバランスシートに組み込み、損失計上を行い、資本注入を求めている。参入する
外部資本には不足するという事が無いように見えて、それは健全性のサインである。FRBは
ディスカウント・ウインドウを準備して金融機関が必要な資金を得られるように従来とは異
なる担保をオークションで受け入れるとした。この仕組は昨年、一時高騰したクレディット
・スプレッドを抑制することを助けていて融資市場を沈静化させている。
これらの修復プロセスにおいて我々は現在、初期の段階に有るので今後一部の企業が破綻す
るであろうことに疑いの余地はない。金融管理当局にとって重要なことはサプライズがより
多くのパニックを呼ぶことを防ぐことでシステミックな感染を防ぐことである。ウオーレン
バフェット氏は問題を起こしている債券の保証業界に参入しようとしているがマーケットが
自らを助けるサインとして歓迎できる。もし真実のシステミック・リスクの有る場合には政
府はFDIC(連邦預金保証機構)を通じて金融機関の救済に動かなくてはいけないだろう。そう
した危険のない場合は株式保有者が株式の価値を失い、マネジメントが一掃されて清算され
るべきであろう。全体としてのゴールは金融システムを機能し続けさせることである。
第二のクラッシュ・シナリオについて言うならばWSJはFRBが今も国際的な信頼を失っていな
いことを願うものである。ウオール街や(不動産業界の)ドナルド・トランプ氏の望むような
速度で金利を下げるほうが良い時や場合もあるのかもしれない。しかし物価が上昇傾向でド
ルが弱い現状ではFRBには許されるオペレーションの余地が小さい。
金利低下への期待が、既に石油やコモディティの相場をおし上げている。それは低金利が経
済を刺激する効果を奪っているといえる。石油や食品価格の値上がりは消費者の消費を抑制
する。最悪の場合、ドルが暴落すればFRBは国内の景気を無視して金利を劇的に上げなくて
はならない事態に追い込まれる。
286 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/01/19(土) 15:23:16.67 ID:WBVWZD0e
>>534 (続き)
そういうわけで、当面の政策はどうあるべきであろうか?減税法案は直ちに議会で承認され
るべきである。FRBは少ないオペレーション許容余地の中で最大効果を求める努力を続ける
べきであり、出来るだけ少しずつ緩和を行い、ゆっくりとマネタリ・クレディビリティを回
復するようにすべきで、それは1980年代に苦労してなされたことである。
以上のレシピは景気後退を招くかもしれないし、招かないかもしれない。我々は現状の経済
指標から見れば景気後退よりは成長減速の可能性が高いことを記しておきたい。この政策の
求めるところは現在のパニックが取り悪質なものに変化することを防止することである。
287 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/01/19(土) 15:37:11.12 ID:WBVWZD0e
ttp://blogs.wsj.com/marketbeat/2008/01/18/fitch-downgrades-ambacothers-to-follow/ Fitch Downgrades Ambac…Others to Follow?
Posted by David Gaffen January 18, 2008, 3:07 pm
(WSJ、マーケットビート)格付け会社フィッチは、債権保証会社大手のAmbacを格下げ
フィッチはAmbac Financial Groupの格付けをAAAから格下げしてAAとした。Ambacが格下げ
になるのではとの推測はここ暫く囁かれてきたこおであるが、S&Pやムーディーズは依然と
してAAA格付けを維持している。(しかし両社ともに見直し中である)
格付け会社の3社のうち1社だけが格下げした事になるが、他者が格下げに習うなら影響は
大きい。AmbacとそのライバルのMBIAとで保証している債権の総額は$2.4Tになる。格付け
会社の債権保証会社の格下げは、その保証された債権の格下げを意味するので損失が発生
する。
シティグループのアナリストKeith Horowitzは今日発表した報告書の中で「クレディット
保証会社が格下げされることになれば、保証されている債権の格下げにつながる。もしも
Ambacの格付けがAAになれば、保証のお陰でAAA扱いであったBBB格付けの地方公共債の格付
けはAAに下げられる。その結果、市場価値が下がるので、債権保有者の損失が発生する」と
している(後略)
288 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/01/19(土) 16:11:30.91 ID:WBVWZD0e
やはり、WSJはいいですね。
ところで、ガナ氏が
>>279心配していた方向とは逆にフイッチは舵を切っているようです。
恐らくは、ムーディズ、S&Pも同じ方向を向くと思われます。
そうなると、
>>284の危惧が現実性を帯びてくると言う訳ですか。
昨晩のブッシュ大統領の経済政策は、どこまでも実体経済に向けてのことであり、失望が生じてもおかしくなかった内容です。
現在、一番も問題であり、全ての元凶は市場経済にあり、それに対する有効なアプローチはありませんし、
実行した場合はモラルハザードに繋がります。
>>283でWSJで提唱していることも、厳密にはモラルハザードに引っかかる訳で、自己責任を突き詰めれば金融機関の破綻もやむ終えなしになる訳です。
しかし、その場合、個人、国家が被る影響は甚大すぎ、ならば少し目を瞑って救済策を取ることになる訳です。
しかし、そうして目を瞑って差し出した救済策も果たして有効な手段であるかは終わってみなければ解からない訳です。
五里霧中の相場展開、来週はどうなることやら。
ここを参照させてもらってます。
>>255みたいなこと言う奴は、脳ミソ足りないと言うか
相場で勝てないんしゃないかと思いますが・・・
テクニカルやオカルトとは失敬な話です
基本的に、オカルトも当たる時もあれば当たらない時もあります。
テクニカルも機能するときもあれば、機能しないときもあります。
ファンダもその条件に沿って動く時もあればも動かない時もあります。
ファンダ通り動くこともあれば、テクニカルに忠実に動く事もあります。
当然、オカルトが発現することもあります。
色々な考え方があり、様々な理論があってもいいですし、多種な見方があっていいのだと
私は考えます。
と言う事で、私はkak氏は否定しませんよ。
相場に向かうという行為は、私は大げさに言えば神へと向かう道と考えています(笑
夢を食みながら歩んでいこうと考えていますよ(笑
サブプライム問題に限らず相場においては支配側と転がされる我々では同じ問題を同じ時間に捉えるのは無理な話しです。
また、素直にファンダを見て自分が円高ドル安と解けた時に張っても相場の時期を見ないと去年の大物さん(部長も好きだが)のようにとんでもな逆張りになります
できうる限り様々な材料をオカルトでも注視。気持ち逆張りに構えて今回のようにヒットしたら打って出るってのは理想的です。
あとよそからの記事でアメは最大対外債務国。
サブプライムと共に債券も墜ちる。波はアメから世界へ
アメの損<世界の損
ならば債務は減る。またドル高時に売った諸々。安く買い戻し
以下アメが戦略的ドル安続けたと妄想。債券は券に売った諸々はただ同然でまた手に入れる?
まだ自分詳しく勉強出来てないけど
ttp://www.ft.com/cms/s/0/a1305146-c5f7-11dc-8378-0000779fd2ac.html Help! The credit crunch is finished Published: January 18 2008 19:22 |
(FT社説)HELP!クレディト・クランチは終わったのに
2008年になってインターバンクの流動性や、3ヶ月物LIBORや、オーバーナイト・スワップ
インデックスはほぼ正常化していて2007年にみられた銀行間の融資の滞りやマネーマー
ケットへの圧力が緩和されている。地震で地面の揺れ動くことは止まった(少なくとも今
のところは)のだが、地震の影響で壊れやすい金融の構造に悪影響がでている。
それらの悪影響の中でも重要であるのは構造化証券の保証をしているAmbac や MBIAに
対する被害である。これらの金融機関のビジネスモデルは破綻しているように見え、そ
れらの債券保障機関の格付けが下げられる可能性が有る。それは銀行や投資家の損失の
更なる拡大につながる。
より長期的なリスクは、そうした保証会社のビジネスが復活できないとなれば、その結
果、資本調達コストの永続的な上昇が起こることである。
クレディット・スクィーズの結果、実体経済にも悪影響が出始めていて、2008年のアメリ
カの経済成長を鈍化させそうである。今年に入ってS&P500指数は8.5%下落している。
欧州やアジア(例えば香港とか)でさえ同じような傾向が見られ、財務省債券とリスキー
な会社の社債のイールド・ギャップが拡大している。殆ど全てのリスク資産が同時期に下
落し、殆ど全ての世界各国でそれが起こっている。この事実の示す事は投資家が中央銀
行に充分なキャッシュが有るかどうかを心配しているのではなく、彼らの心配はアメリカ
の景気後退、あるいは世界レベルの景気後退である。
現在の短期的な悲観は行き過ぎの面もあって、クレディット市場に多くを依存しないよう
な会社は依然として吸収合併に前向きで、Heineken と CarlsbergはScottish & Newcastle
に7.8Bユーロの買収を仕掛けている。中国や中東の産油国のSWFはアメリカの金融機関に
資本注入していてシティグループやメリルリンチがそれを受けている。アメリカの保護主
義者によって阻止されるとか、中国の人民元が大きく切り上げられない限り、それらの
資金のアメリカへの流れはアメリカの株式市場や経済にとってプラスである。
>>715 (続き)
しかしながら西欧諸国のマーケットの資産評価値は依然として高すぎる。株式市場は経済
のサイクルのピークに有る企業の高い利潤を反映している。アメリカと欧州の不動産価格
は土地の貸し賃に対比した歴史的な平均値からみて高すぎる。2008年のアメリカの景気後
退は依然として可能性であって蓋然性ではないのだが、もし景気後退が起こるならば資産
の価格は更に大きく低下する。
潤沢な投資資金を持つ人には、これはグッドニュースで、年金資金は株式購入を増やし、
債券や不動産を買うであろう。しかし短期的には痛みがもう少し続きそうだが。
クレジットクランチは終わったという表現は妥当ではなく、モノラインの動揺を
含めた動乱状態をクレジットクランチと言うのでは?
確かに、2008年になってインターバンクの流動性や、3ヶ月物LIBORや、オーバーナイト・スワップ
インデックスの異常をクレジットクランチを呼び、モノラインの動揺を違うと分類されるのなら
分けてもいいのでしょうが、サブプライム問題によって始まった金融波乱という人災はまだ収まっておらず
最終局面にて、深刻な問題が出てきたということになります。
真打登場、若しくは荒れ犬は最後に現れるでしょうか。
モノラインの問題については、昨年末に森さんも言及していました、サブプライムはここに集約しつつありますね。
>>291 今回のサブプライム問題については、支配者側(私はこの表現は妥当とは思えませんが)も
予期していないアクシデントだったと認識しています。
しかし、これは以前より予見されていたことで、時間の問題以外のものではなかったか、と認識しています。
解ったいたが本当に来るとは、この時期に来るとは、という今回の騒動を見る限り支配者側と称される側にも
多種の見解があり、決して一枚岩でないと言えます。
無意識の集合体である証左がサブプライムという事が言えます。
基本的には、私は支配者が有り、被支配者がいるという考え方には賛同できません、それは陰謀論に繋がっていくからです。
陰謀論を持ち出してくれば、予測が外れたりした場合、それに原因を持っていてしまいかねません。
それでは、自分の分析の反省は出来ないでしょう。
既に、私もガナ氏も次の世界経済のテーマについては、幾つかピックアップしています。
そのネタはこのスレにあります。
私は、ファンダに措いては次のテーマの予測は可能と思っています。
全貌を捉えることができないほど巨大化した、世界というシステムの中で
支配者的に見える部分はあるのだろう。
しかし、個々の人間は、それぞれの役割をこなしているだけで
特定の意思が支配しているということではない。
と思っている。
>>297 同意です。
私もその通りと思っています。
>>123 この予想は変わらず?旧正月明けって2月7日のあとですか、元切り上げは?
もともと綺麗な市場なんてなかったから
相場に対しては奴ら(だれだ?)的な見方でいいとおも
まあ、陰謀論になるんだが。。w
でも陰謀妄想オカ等として、かたずけるには便利で軽いな。
>>299 あくまで、予想ではなく、潜在的要因として見ておくべきと議論している訳です。
旧正月明けに頭の隅に入れておくという事で。
ガナ氏の記事、解説によって、ドル安が進めば中国のインフレ率の上昇に繋がる、となれば
人民元の切り上げは国内インフレ率の抑制に繋がります。
時期的に見ても、この時期の切り上げは理論的にも正当性が有り可能性はあると見ています。
まぁ、中国次第ですが。
>>300 それはそうです。
マーケットには何らかの勢力は存在します。
だから、投機筋、思惑筋と言う形容詞がある訳です。
当然ながら、トレンドのキッカケになったり、維持したりと、意思を持った勢力はありますね。
短期、中期、長期とその場面のパワープレイヤーはいますし、それに追従するコピーファンド等があります。
しかし、それはあくまで
>>297の指摘するような存在でしかないのですね。
支配者と言える様な、統一した意識を持った絶対者的存在ではないと言う事です。
陰謀論など論外ですね、映画の中でしょう。
私は考えませんよ。
でっこの話はここまでにいたしましょう。
うん。この辺にしとかないと俺が気になってずっとロムってましたw
来週も良いトレードをノシ
ところで、スイス氏は年始の挨拶依頼姿を見せないけど、また遠出なのかな。
スイス氏については、スイス氏が出てくるまで待っているつもりです。
仕事も有りますし、無理は言いません。
ガナ氏ばかりに頑張ってもらっていますし、私も頑張るつもりです。
出来れば、皆さんのご協力もお願いしたいです。
でも、このスレはここで終りにします。
次のスレは内之浦に戻ります。
305 :
Gunners:2008/01/21(月) 13:57:59.17 ID:cH7/Ubyz
フェレンギさん、ども
お休み中にご苦労様です。・・・全然ココ見てませんでした...orz
WSJやFTはアムバックの格下げで、モノラインのクレディット危機に与える影響を、今週何度
も書いていますが、モノラインの格下げは、保証する債権の格下げに繋がり、 地方債の50%
ABSの20%がモノラインの保証を受けていますので、現状のAクラスの米国地方債などが投
資不適格に変化して、年金など安定性を重視するファンドは投売りになり、債権発行ができず
に地方自治体が破綻、さらに損失が拡大 と言うことも十分に考えられます。
モノラインの破綻で最大2000億ドル約21兆円の損失が発生するとも言われています。
これは、債権の保有者である欧米を中心とした金融セクターを崩壊に導く可能性があるという
ことですね。
この結末は格付け会社が握っていると思います。・・・・
先週、ユーロの長い長い滑り台がスタートしたと見ています。
地中海クラブが演じる、ラテン・クライシスの始まりですよね(笑)
たまには、こっちにも乗っかりませんか(笑)
最終到達地点は、ユーロの通貨統合危機ですよーん。
306 :
Gunners:2008/01/21(月) 13:58:21.81 ID:cH7/Ubyz
307 :
Gunners:2008/01/21(月) 14:16:31.61 ID:cH7/Ubyz
308 :
フェレンギ ◆dyJXYqGEJk :2008/01/21(月) 14:57:56.03 ID:5nmX79fy
どうも、ガナ氏。
>先週、ユーロの長い長い滑り台がスタートしたと見ています。
>地中海クラブが演じる、ラテン・クライシスの始まりですよね(笑)
>たまには、こっちにも乗っかりませんか(笑)
>最終到達地点は、ユーロの通貨統合危機ですよーん。
それは、現状困る〜
ユーロにはもう一山超えて欲しいところです。
今は、ドル安の主導を取ってもらわなくてはいけません。
統合通貨崩壊の危機はその後の材料にしたいのですよ。
309 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/01/21(月) 15:00:04.33 ID:5nmX79fy
このパソはこのトリップか、全部変更しよう。
たぶん,今の値動きはもうユーロ下落を織り込み始めているかなあ。
311 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/01/21(月) 15:01:15.39 ID:5nmX79fy
このトリップに統合。
312 :
Gunners:2008/01/21(月) 15:17:03.47 ID:cH7/Ubyz
http://online.wsj.com/article/SB120087596539004087.html?mod=hps_us_whats_news Property Crunch Deepens Aegon Slaps a Freeze On U.K. Redemptions
As Investors Cash Out
英国の不動産市況が悪化、不動産ファンドに資金引き出し停止措置をするものも
By VICTORIA HOWLEY, MOLLY NEAL and RAGNHILD KJETLAND
WSJ:January 21, 2008
オランダのAegon NVは英国の不動産ファンドについて出資者の資金引き出しを停止すると
発表した。英国の商用不動産の価格が下落しており、これを受けてファンドの資金引き出し
ラッシュを避ける為と見られる。この$3.9B規模の不動産ファンドの129,000の出資者は資金
引き出しを1年停止される。
同じような措置はFriends Provident PLCが行なっており、6ヶ月の資金引き出し停止を発
表している。New Star Asset Management Group は金曜日に2008年の利益が2007年に
比べて大幅に減少する見込みと発表した。
[...]
クレディット・クランチの影響を受けて商用不動産の価格は世界各国で下落している。金融
コストが増加する一方で経済の成長鈍化から売り上げが伸び悩んでいる為で商用不動産を
基にしたファンドにとって厳しい状況が現れている。
英国のプールド不動産ファンドの収益は17年来の低い値に有る。昨年末の時点で英国の
プールド不動産ファンドのリターンは四半期で-9.1%、2007年度で-6.7%である。(後略)
313 :
Gunners:2008/01/21(月) 15:44:44.05 ID:cH7/Ubyz
314 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/01/21(月) 18:29:05.09 ID:5nmX79fy
315 :
Gunners:2008/01/21(月) 19:28:41.02 ID:cH7/Ubyz
316 :
Gunners:2008/01/21(月) 19:29:21.04 ID:cH7/Ubyz
明日?から世界経済フォーラム(ダボス会議)らしいですが、これって今まで為替に影響あった事ありますかね?
318 :
Gunners:2008/01/21(月) 23:25:48.77 ID:cH7/Ubyz
http://ftalphaville.ft.com/blog/2008/01/21/10327/cds-report-what-we-saw-in-july-was-just-a-precursor-it-could-get-much-worse/ CDS report: “What we saw in July was just a precursor - it could get much worse.”
CDSレポート:昨年7月の暴落は前兆だった、事態はもっと悪化し得る
FT Alphaville :Monday Jan 21 2008
クレディット・デリバティブ市場は月曜日に禿げしく揺れていて、昨年夏のサブプライム・ パ
ニック以来のブラックなムードで覆われている。
The issue rocking the market was the fate of the monoline bond insurers ― and thus
the $2,400 billion of debt they guarantee. Analysts said further downgrades in the
sector, after Fitch cut Ambac’ AAA rating to AA on Friday, could trigger systemic
problems within the financial system.
モノラインの債券保証機関が、つまり彼らが保証している$2,400 billionの負債の運命が問
題になっている。フィッチが AmbacのAAA格付けを格下げしたのだがアナリストはこれ以上
の格下げがあれば金融システムのシステミックなトラブルの切っ掛けになりかねないという。
ドイツ銀行のJim Reidは「最大の近未来のリスクは全てのクレディットの、つまり世界の全て
のアセットクラスの債券がモノライン業界の格下げによって混乱する可能性があるということ
だ」という。「最初のAAA格付けのダウングレードが起こって、その悪影響のニュースが流さ
れ、今週その波紋が広がっている。ダウンサイドのリスクは極度に大きいので、何がしかの
企業の救済や支援措置が講じられるかもしれない」
iTraxx Crossover指標は金曜日の447bpが朝方に480bpにジャンプしている。この指標は昨
年夏に500bpを超えたことがあるが、モノラインの破綻があれば700bpに達し得るという。
(後略)
319 :
Gunners:2008/01/22(火) 00:01:34.94 ID:3XLni+FO
>317
加盟する企業のトップ、政治家・学者・ジャーナリストなどの招待客3000人以上が参加
するんですが、今年は温暖化対策でしょうかね(日本はそうしたいようですが・・・)
ダボス会議で、公式に発表されることに為替が動かされると言うことはないと思います。
ただこの会議への参加費用ってかなり高いんですよ(彼らにははした金でしょうが)
世界のエグゼクティブが、金と時間の無駄をする為だけに集まってくる訳もありませんの
で、そこには美味しいお話もあるんじゃないでしょうか
2002年より、会員会社は、年間基本会員費$12,500(アメリカドル)と、$6,250年間会議費を払っている。
さらに、年次会議と地域会議の提言作成に関与する財団パートナーや知識パートナーになるために
$250,000、年次会議パートナーになるために$78,000を払う。
たけーなー
>>319 レスどうもです。CNN見てたら特集するとかゆってたので気になったのでした。
いつも貼りごくろうさまです。
322 :
Gunners:2008/01/22(火) 09:11:43.72 ID:RNX+rR+c
http://www.ft.com/cms/s/0/604d71dc-c853-11dc-94a6-0000779fd2ac.html Panic sparks plunge in global markets
パニックがグローバル・マーケットの暴落を呼んでいる
By Joanna Chung and Robert Orr in London and Andrew Wood in Hong Kong
FT:Published: January 21 2008 19:12
アジアとヨーロッパの株式市場は月曜日に911以降最大の暴落となり、アメリカの景気
後退や金融システムに対する増大する不安からパニックに近い売りを呼んでいる。
インド株式は11%近く下げた後で戻し、-7.4%で引けた。香港株式は5.5%下落し911以降
の最大の下げ幅を記録した。日本の日経225は4%下げて2年来の安値となった。
中国の株式市場は5.14%と6ヶ月来の下げ幅を記録し、中国株式がアメリカの金融トラブ
ルに無縁と思われてきたことを打ち消した。中国の銀行がアメリカのサブプライム関連
のモーゲージ証券を保有し、従来想定されてきた以上の損失を計上するとのニュース
が株価を直撃した。
ヨーロッパの株式市場でも911以降の最悪の下落が起こり、Xetra Daxが-7.2%、CAC40
が-6.8%、マドリッド株式が-7.5%となった。ロンドンのFTSE100は-5.5%となり、1983年
に指数が作られて以降の一日の最大の下げ幅を示した。
投資家の反応は、部分的には先週アメリカに起きたフィッチによる債券保証の業界二
番手のAmbacへのAAA格付けの格下げの為である。スタンダード・ライフのストラテイス
ト Frances Hudsonは「ドミノがまたひとつ崩れるたびに投資家は神経質になる」という。
アメリカの経済刺激策について投資家の信頼が殆ど見られないわけだが、それは企業
の利益成長の低下見通しや銀行が更なる損失計上を迫られるかもしれないという恐れ
がクレディット危機問題に影を投げている為である。Absolute Strategy Researchの取
締役 Ian Harnettは「過去数週間、マーケットはバブルの後始末に追われてきたのだが
本当の痛みが今日になって現れた」という。彼は現在の暴落が1989-90の金融危機に
近いという。大きく傷ついた金融機関の痛みが金融機関以外のセクターに悪影響を与
え始めた。
彼によれば「Ambacが格下げされ、更に同じような事が続くとの恐怖があることは、より
大きなものの徴候(symptomatic)である。実体経済を支える金融システム構造への脅
威があるのだ」
ローヤルバンク・オブ・スコットランドのMichael Coxは「モノラインが追加の資本を集め
ることの出来るオープン・マーケットは存在しないと思う。我々の考える唯一の解決策は
AAA格付けを維持させるべく、銀行や政治家による緊急の協調融資の実現だと思う」と
いう。
323 :
Gunners:2008/01/22(火) 10:23:53.81 ID:RNX+rR+c
324 :
Gunners:2008/01/22(火) 12:58:33.83 ID:RNX+rR+c
http://www.ft.com/cms/s/0/413d0ea2-c839-11dc-94a6-0000779fd2ac.html A crash is China’s chance for reforms
クラッシュは中国の改革チャンス
By Minxin Pei and Wayne Chen
FT:January 21 2008
この2年間の中国株の驚くべき急上昇は、古典的な資産バブルを生み出した。
株式市場がそう遠くない将来クラッシュする可能性は、最近増えた。
国内ではインフレが上昇し世界的には経済が鈍化しているからである。
中国の株式市場は既に調整し始めている…主要株式指数はピークよりも15%も下がってし
まった。
だが、中国株の価格水準が1989年のバブル崩壊前の日経に気持ち悪いほど近付く中、中
国市場は妥当な評価に達するまでには遥かに大きく値下がりしなければならなくなるのだ。
殆どのアナリストは、このような破綻は実体経済には微小な影響しかもたらさないだろう、と
主張している。
そうかもしれない。
だがこのような考え方は、いざ中国株式市場クラッシュとなれば、深刻な政治的結末が生
み出されるだろう、という事実を無視している。
公式データは、1億人以上が株式投資を行っており、その殆ど先日のブル・マーケットの真っ
最中に投資した、と示している。
大規模セルオフは家計を襲うだろう。
中国政府は同国株式市場の積極的な推進者だと見なされてきたので、数千万人の個人投
資家、都市部に生活する裕福な中流階級は、怒りを政府に向けるだろう。
更に悪いことに殆どの上場企業は国営企業だ。
従って、株価大暴落は政府の責任だ、と投資家は考えるのである。
経済パフォーマンス、そしてひいては好況な株式市場が共産党を正当化するのを助けてい
るのだから、株価の破綻は有能なテクノクラートとしての指導者の信頼性に深刻なダメージ
を与えるだろう。
従って中国政府は、投資家の信頼回復を目指した金融セクター改革を押し通すチャンスとし
てこれを利用しながら、市場破綻の政治的余波を封じ込める政治戦略を練らなければなら
ない。
怒った個人投資家がバブルが弾けた後で、政府に賠償を迫るか企業の不正行為の調査を
要求する、と予測してもおかしくない。
世間の大規模抗議という可能性もある。
昨年5月に取引税を0.2%増税した翌日は、数千人の激怒した投資家が財務省でデモを繰り
広げ、即座に大暴落を引き起こした。
中国政府は投資家救済要請に抵抗するだろうが、バブル時代に違法取引に関わった企業
や個人を処罰せよ、との世論の圧力には応じなければならない。
政府は投資家用の損害賠償基金を設立すべく、彼等が違法に手に入れた利益を差し押さ
えるべきだ。
中国証券監督管理委員会は調査経過を公表すべきだ。
このような措置は企業やその幹部をスケープゴートにする為の安っぽい手口に見えるかもし
れないが、それは政治的に必要なことであり、また、確かに興奮する世間を落ち着かせるた
めに役立つだろう。
信頼回復と市場復活のためにも、中国政府はこの危機を、コーポレート・ガバナンスを改善
し、CSRCを本当に独立させ、競争を増やし、そして株式市場の透明性を上げる、構造改革
を実施するためのチャンスに変えなければならない。
金融商品の増加や機関投資の拡大といった、特定の改革提案の多くはよく知られている。
しかし2つの提案は特別注目されるに値する。
第一に、CSRCの組織的自律性は中国政府の危機後の改革において重要な指標だ。
今日のCSRCは、規制を執行するにあたって限定的な権威しか持たない、政治的任命者で
埋められた官僚機構だ。
優先すべきは、CSRCと共産党の利益誘導システムのつながりを断ち、金融規制当局での
経験を持つ外国人を含む、本当に尊敬される人物を真に独立した新CSRCに任命することだ。
325 :
Gunners:2008/01/22(火) 12:58:51.50 ID:RNX+rR+c
第二に、成長中の中国国内市場の経済的な安全性を護りたいという願望は、この分野にお
ける競争を深刻に限定してきた上に、多くは以前スキャンダルで名前が挙がっていた国営
証券会社の独占につながっていた(ほんの3年前、不正と管理不行き届きに付きまとわれた
仲介セクター全体が破綻寸前だった)。
中国政府は外資系企業の同分野参入許可プランを加速しなければならないが、それと同時
に、将来の中国での株式投資ブームのための状態を作り出さなければならない。
326 :
Gunners:2008/01/22(火) 13:08:30.85 ID:RNX+rR+c
http://www.marketwatch.com/news/story/market-crash-1987s-offing/story.aspx?guid=%7BC34E308D%2D1D8F%2D468C%2D98D4%2DC43B017EA6F9%7D Shall we do the time warp again?
Commentary: Several similarities between today's market and 1987 Crash
タイム・ワープしたかのような、現状と1987年の相似性(部分抜粋)
By Mark Hulbert,
MarketWatch:Last update: 7:26 p.m. EST Jan. 21, 2008
今起こっているマーケットの混乱と1987年のそれには、驚くほどの相似性があると思う。
あの当時にもドルが下落し、当時も今もアメリカ政府はドルの他通貨に対する下落にさほど
注意を払っていないかのように見える。
1987年のブラックマンデーに先立つ週末には外国の株式市場が下落し、それは今回も同じ
である。1987年10月19日、月曜日のマーケットの開始前にはダウが酷いことになると皆が
解っていた。そうして、そのとおりになったわけでDJIAは508ポイント下落した。
今回もアメリカの株式市場が下落すると予想され、今月曜日の夜だがDJIAの先物は520ポ
イント下落している。勿論、今日のDJIAは当時に比べて高いレベルにあるので1987年と同
じ比率での下落は、今では2700ポイントになる。
1987年との相似性というのは今回の危機も金融市場の問題から発生したものである事で、
経済の全体が、それによって影響を受ける。1987年には危機に続く景気後退は起こらなか
ったのだが。いまの経済成長の鈍化は景気後退になると結論付けるのは少し早計である
のだが、幾つかのニュースレターや分析はそういう結論を出している。(中略)
Norman Fosbackの書いているニュースレターは、ビジネスの後退の兆候はそれほど深刻で
はない」と言う。そのひとつの理由はグローバル経済の順調さだと言う。彼は景気後退がた
とえ起こるにせよ、比較的マイルドであろうと言う。彼のニュースレターを取り上げたのは、
同じニュースレターが1987年にも同じような経験をしていて、彼のアドバイスは信頼できるも
のであった為である(後略)
327 :
Gunners:2008/01/22(火) 14:04:14.83 ID:RNX+rR+c
328 :
Gunners:2008/01/22(火) 14:06:39.77 ID:RNX+rR+c
329 :
Gunners:2008/01/22(火) 14:42:10.23 ID:RNX+rR+c
330 :
Gunners:2008/01/22(火) 15:18:58.13 ID:RNX+rR+c
331 :
Gunners:2008/01/22(火) 17:08:58.64 ID:RNX+rR+c
http://online.wsj.com/article/heard_on_the_street.html?mod=2_0033 Now, U.K. Banks Are Facing Housing Storm on Home Turf
英銀、自国の住宅市場問題に直面
By Jason Leow in Beijing and James T. Areddy in Shanghai
WSJ:Tuesday, January 22, 2008
米国の住宅市場の混乱の影響を過去6カ月にわたりしのいできた英国の銀行各行は、自
国の住宅市場に迫っている危機を乗り切るという新たな課題に直面している。
英国の住宅価格は過去10年で3倍に上昇した後、下落に転じている。消費者は、英国は米
国に匹敵する危機のふちに立っているのではないかと懸念し始めた。英国では今年、約140
万件の住宅ローンの返済額が2007年の水準から52%増加する予定で、多額の債務を抱え
る英国の住宅保有者がローン返済に支障を来し、銀行や住宅金融各社がデフォルト(債務
不履行)の増加に見舞われる可能性がある。
景気の減速に加え、商業用不動産市場の鈍化や資金調達難のため、一部のアナリストは
英銀の利益見通しを下方修正している。このことは銀行の株価下落につながるとみられる。
悲観的な業績見通しは銀行の規模の大小を問わない。ロイヤル・バンク・オブ・スコットラン
ド、バークレイズ、ロイズ TSB、住宅ローン大手のHBOSはいずれも、住宅ローンと商業用不
動産融資の両方を手掛けており、貸倒引当金の積み増しが必要になる可能性がある。RBS
の米国部門は米市場の鈍化の影響を受けるリスクがある。住宅ローンでは比較的小規模の
アライアンス・アンド・レスターやブラッドフォード・アンド・ビングレーは、デフォルトの増加によ
る影響が大きくなり、事業運営資金の調達が困難になる恐れがある。これら各社は07年の
業績と08年の見通しを今後2週間以内に発表する予定。
アライアンス・アンド・レスターの広報担当者、スチュアート・ドーキンズ氏は「英国の信用度
の高い借り手への住宅ローン債権の質は健全で、同社の資産の質は業界平均を上回って
いる」と語った。そのほかの各社については、コメントが得られないか、決算発表前であるこ
とを理由にコメントを避けた。
ドレスナー・クラインオートの英銀アナリスト、ジェームズ・インバイン氏(在ロンドン)は「過去2
−3年は極めて順調な航海を続けていたが、状況は非常に厳しくなった。住宅ローンの実行
は鈍化し、銀行各行は預金金利を引き上げて預金の獲得を競っているため、利益率が圧迫
されている」と指摘した。
英国の住宅ローンのデフォルトはまだ顕著に増加してはいない。英国の住宅ローン問題は
米国ほど深刻ではないというのが大方の見方だ。米国では、ローン金利の更改時期を迎え
て多くの住宅保有者が住宅の資産価値を超える借り入れをしていることに気付き、デフォルト
が急増した。
英国の住宅価格上昇は新規住宅建設の急増を伴ったものではなかった。
米国では、住宅の供給が過剰になり今でも住宅価格を押し下げる圧力になっている。
最も重要なのは、英国ではサブプライムローン(信用度の低い借り手への住宅融資)が米国
に比べ、あまり広がっていないことだと考えられる。サンフォード・バーンスタインの見積もり
では、サブプライムローンが実行済み住宅ローンに占める割合は、米国では14%なのに対
し、英国では6%。
また英国では、住宅ローン返済に与える金利更改の衝撃度が必ずしも米国ほど大きくない。
サンフォード・バーンスタインのアナリスト、アントニー・ブロードベント氏によると、英国と米国
で典型的なサブプライムローン1種ずつを比較すると、英国のローンの金利は更改時に
0.59%上昇する。米国のローンの金利は初回更改時に1.5%上昇し、最終的に4.24%上昇
する。それ以外のサブプライムローンはほぼ同様の内容だということが分かった。
クレディ・スイスの英銀アナリスト、ジョナサン・ピアス氏(在ロンドン)は「英国の住宅市場に
は、米国と同じような規模の問題は起きないと考えている」と語った。
332 :
Gunners:2008/01/22(火) 17:09:12.63 ID:RNX+rR+c
こうした楽観論が正しいとしても、英銀の株価が全般的に割安であることを意味してはいな
い。英銀の株価は総じて、昨年8月に米住宅市場の危機が発生して以来、30%下落してお
り、21日に相場が大幅に下落する前の時点で予想株価収益率(PER)は7.2倍だった。
これは、新興市場で広範な事業を展開している英スタンダード・チャータード銀行の予想PER
(約14.6倍)の半分に満たない。
悲観論が市場を覆うなか、アナリストは一部の銀行株のパフォーマンスがほかを上回ってい
るとみている。ピアス氏は「バークレイズは住宅ローンへのエクスポージャーが比較的小さい
ものの、ここ数カ月、他行に比べ株価は大きな打撃を受けている」と述べた。
顕著な株価押し下げ要因が残っている。英住宅市場について弱気な見方をしているHSBCの
エコノミスト、カレン・ウォード氏は「住宅の需要は、米国と同様、住宅価格が上昇し続けると
いう期待に基づいたもの」と指摘した。
英国の信用度の高い住宅保有者でも、住宅ローン金利の返済額の増加以外の支出が増え
ている。同氏は「信用履歴に問題のない人々のなかで借り入れ過剰の人が増えている。
これが問題だ。住宅ローンの返済が困難になるまでは、可処分所得への圧迫感はあまりな
い」としている。
333 :
Gunners:2008/01/22(火) 17:24:30.54 ID:RNX+rR+c
334 :
Gunners:2008/01/22(火) 19:12:56.11 ID:RNX+rR+c
335 :
Gunners:2008/01/22(火) 21:56:04.61 ID:RNX+rR+c
336 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/01/22(火) 22:58:21.04 ID:zfoKQ6kO
流石、ガナ氏、本レスでも同じ方向を見ていましたね。
今日は、私は床屋で遊んでいました。
337 :
Gunners:2008/01/22(火) 23:18:17.63 ID:RNX+rR+c
338 :
Gunners:2008/01/22(火) 23:41:09.87 ID:RNX+rR+c
339 :
Gunners:2008/01/23(水) 00:09:35.87 ID:ZZpc1fPS
340 :
Gunners:2008/01/23(水) 16:50:00.40 ID:Bs1hzTuz
341 :
Gunners:2008/01/23(水) 16:50:40.88 ID:Bs1hzTuz
342 :
Gunners:2008/01/23(水) 16:52:29.44 ID:Bs1hzTuz
343 :
Gunners:2008/01/23(水) 16:53:09.15 ID:Bs1hzTuz
344 :
Gunners:2008/01/23(水) 16:55:47.95 ID:Bs1hzTuz
http://online.wsj.com/article/heard_on_the_street.html?mod=2_0033 Bank Shares Get a Reprieve But May Not Be in the Clear
米銀の株価、依然として先行き不透明
By Peter Eavis and David Reilly
January 23, 2008
ここ数週間、安値拾いを狙う投資家は、値下がりしている銀行株が買いだと声高に主張し
ている。米ワコビアなど大手を含む多くの銀行の株価は、住宅ローン関連証券の保有にか
かわる懸念から、半値近くに下落している。
米連邦準備制度理事会(FRB)が22日、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を緊急に
0.75%引き下げ年3.50%としたことで、銀行株が割安との議論はさらに説得力を増した。
金利の低下は銀行にとって、バランスシートの改善や増益の要因となる。投資家も同様の
考えで、この日のダウ・ジョーンズ・ウィルシャー銀行株指数は3%上昇した。レイモンド・
ジェームズ・アソシエーツのアナリスト、アンソニー・ポリーニ氏は同日発表した調査リポート
で「えり抜きの銀行株は今が買い時」と述べ、「銀行株に投資する最善のタイミングは、通常
であれば景気下降から半分程度回復した時点だ」と付け加えた。
こうした強気の発言の中で同氏は、「厳しい時期は過ぎ去ったのか、それとも痛みを伴う時
期が始まったばかりなのか」と投資家に問いかけた。「投資家が予想している景気後退が
緩やかなものであれば、銀行株は買い。景気後退が深刻でFRBの行動が小休止させてい
るだけであれば、銀行株はさらに下落し、少なくともしばらくは回復しない」との見方だ。
FRBの刺激策は今のところ効果を現していない。FRBは今回の利下げまでに合計1%の利
下げをしているが、銀行融資に直ちに大きな効果をもたらしてはいないようだ。このためフィ
ラデルフィアのドレクセル大学のジョセフ・メイソン教授(金融学)は「今回の利下げが刺激と
なるかは不透明」とみている。
銀行が直面している多くの問題のうち最大なのは、自動車ローンやクレジットカードでの貸し
倒れに備え、予想を上回る水準の引当金を積み増す必要があるとみられることだ。
こうした貸倒引当金は10−12月期に急増し、銀行幹部の予測を上回る可能性がある。
フリードマン・ビリングズ・ラムゼイの銀行アナリスト、ポール・ミラー氏は「損失が発生する可
能性について、銀行各行は完全に否定している」と述べた。同氏は「米銀大手は十分な引
当金を確保するために、今年と来年で1000億−1200億ドルの貸倒引当金を計上する見込
みで、この大部分は今年に引き当てる見通し」としている。
銀行監督当局も、銀行は引当金を積み増す必要があると考えている。米連邦預金保険公
社(FDIC)の主任会計官、ロバート・ストーチ氏は「銀行は今、融資の回収が難しくなってき
たと考えているため、引当金の水準は上昇するはずだ。現時点の引当金の水準は歴史的
にみて低い。融資額に対する引当金の比率は上昇するはず」とした。
さらに、銀行が保有しているサブプライムローン(信用度の低い借り手への住宅融資)関連
証券、中でも債務担保証券(CDO)の評価損計上額が十分なのかという疑問が残っている。
銀行や証券各社はこれらの証券について1000億ドルを超える評価損を計上したが、こうし
た証券の評価額が不透明なため、今後さらに損失が膨らむかどうかは分からない。いずれ
にしても、投資家の疑念は晴れていない。
バンク・オブ・アメリカが22日発表した10−12月期決算は、サブプライムローン関連の評価
損計上やトレーディング損失などで95%の減益となった。純利益は2億6800万ドル(前年同
期は52億6000万ドル)、1株利益は5セント(同1.16ドル)。引当金を積み増したほか、純貸
倒損失を 19億9000万ドル計上した。トムソン・ファーストコールがまとめた1株利益のアナリ
スト予想平均は18セントだった。
バンカメが同四半期に計上した評価損は53億ドル。アナリストは、他行の計上額はこれに
比べ少ないのではないかとの疑問を呈した。
345 :
Gunners:2008/01/23(水) 16:56:05.01 ID:Bs1hzTuz
バンカメ幹部は、電話による決算説明会で「住宅ローン関連証券の評価額は、原資産のほ
か、失われるとみられる価値に基づいて予測するモデルを使って算出した」と説明した。
ケネス・ルイス最高経営責任者(CEO)は「われわれはもちろん、他行の評価損も考慮する
よう最善を尽くした。だがそれは困難だ」と語った。
米連邦抵当金庫(ファニーメイ)や米連邦住宅金融抵当金庫(フレディマック)については、さ
らに大きな問題が待ち受けている。クレディ・スイスのアナリスト、モーシェ・オレンバック氏
は22日に発表した調査リポートで「フレディマックは、サブプライムローンを担保としたトリプ
ルA格の証券1050億ドル相当について、80億−110億ドルの評価損を計上する可能性があ
る」と指摘した。こうなれば、同社の時価総額の30−40%が失われ、住宅ローン債権の購
入能力に制約が生じることになる。同社の広報担当者は、「当社はクレディ・スイスの調査リ
ポートについてはコメントしない」とした。
帳簿価格はさらに低下する可能性もある。ヤルデニ・リサーチのエド・ヤルデニ社長は「われ
われが入手できる情報、投資家が意思決定の根拠にしている情報への信頼度が落ちてい
る」と指摘した。
株価が割安とされ強い買いシグナルを発している今、こうした帳簿価格への疑念が生まれ
ている。レイモンド・ジェームズによると、米銀上位10行(資産ベース)の株価は簿価の約1.2
倍。銀行株は通常、簿価の約2倍の水準で取引される。
多くの銀行が資本増強に動いており、このため既存株主価値が希薄化されることも、簿価
のとらえ方を難しくしている。
346 :
Gunners:2008/01/23(水) 17:05:27.37 ID:Bs1hzTuz
↑この記事は、WSJです。貼り忘れた
347 :
Trader@Live!:2008/01/23(水) 20:11:55.16 ID:FHQXx0WK
いつもありがとです。
とても参考になりまする・・・。
次は米連邦抵当金庫(ファニーメイ)や
米連邦住宅金融抵当金庫(フレディマック)の
爆弾がはじけるって事ですか??
いつなんだろ??
それにしても怖いですね。
まだまだ続きそーで。
348 :
Gunners:2008/01/23(水) 21:50:47.15 ID:Bs1hzTuz
ファニーメイやフレディマックは、民間企業と言っても、住宅政策支援機関として優遇措置がとられていることが
暗黙の政府保証とされ、主要な業務は、民間金融機関に対する住宅ローン債権の保障業務です。
これらの機関により発行される不動産担保証券は国債に次ぐ信用力を持つのですが、MBIAとアムバックと
同様に米サブプライムローン関連証券の保証で、評価損を計上する可能性があると言うことですね
349 :
Gunners:2008/01/23(水) 21:59:51.49 ID:Bs1hzTuz
350 :
Gunners:2008/01/24(木) 11:26:09.82 ID:s5KJcIAV
351 :
Gunners:2008/01/24(木) 11:26:56.63 ID:s5KJcIAV
352 :
Gunners:2008/01/24(木) 11:28:04.81 ID:s5KJcIAV
http://www.newsday.com/news/local/wire/newyork/ny-bc-ny--bondinsurance-reg0123jan23,0,7948389.story Regulators meet banks on bond insurance plan
NY州の金融規制当局は大手銀行と債券保証についての会議を開く
newsday:5:51 PM EST, January 23, 2008
The Insurance Department _ which regulates bond insurers _ this week said it is
working with the industry to increase the capital available to them, developing
measures to stabilize the market and developing new rules and regulations to
oversee the bond insurance market.
保険規制当局は債権保障について管理規制の権限があるが、今週、その業界に資本を
支援すべく作業中であるとしている。
マーケットの安定化、債券保証マーケットの新規規制のルールを作成すべく作業中である
としている。
Bond insurance company stocks surged amid a broader stock market rally Wednesday.
Shares of Ambac ended 72 percent higher at $13.70. MBIA closed up 33 percent at
$16.61.
債券保証会社の株価は水曜日に高騰していてAmbacは72%高、MBIAは33%高となった。
353 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/01/24(木) 13:02:51.90 ID:y6fmEdoO
ああ、ガナ氏がきていた。
出張して疲れているのに昨晩も活躍していた・・・・・・
私が本スレで遊んでいた時も、ここで頑張ってくれていたんだ・・・・・
ごめんなさい。
さて、昨晩はNY引け間際の
>>352でほぼ全戻しの格好で終わりましたね。
現状出ている記事を読む限りは、実体の救済策の方が色濃く、マーケットが望むような
救済策とは思えませんね。
キモとして注目は
>マーケットの安定化、債券保証マーケットの新規規制のルールを作成すべく作業中である
としている
この辺でしょうか。
詳しい内容が出てこないと判断できませんが、果たして、今回のマネーゲームの言わば胴元側を
救済するというモラルハザードにどこまで踏み込んでくるかが注目ですね。
354 :
Gunners:2008/01/24(木) 16:45:27.09 ID:s5KJcIAV
355 :
Gunners:2008/01/24(木) 17:06:38.02 ID:s5KJcIAV
http://online.wsj.com/article/heard_on_the_street.html?mod=2_0033 Where Have Buybacks Gone?
自社株買いはるかに
By Karen Richardson and Gregory Zuckerman
WSJ:January 24, 2008
過去に株式市場がつまずいた時、相場の安定化を支援するものとして、投資家は自社株買
いに期待することができた。
株価が大幅に下げていることに加え、金利低下で自社株買いのための借り入れコストが下
がっていることから、今回はそうした期待がさらに高まっている。
しかしほとんどの企業は飛び付いていない。多くの企業は近年、株価が現水準よりもかなり
割高だった時に買い戻しており、今になって買い出動する能力や余地は限られている。
スタンダード&プアーズ(S&P)のシニアアナリスト、ハワード・シルバーブラット氏は「自社株
買いで相場に逆らうことはできない、と企業は認識している。れんが壁をこぶしで殴るような
ものだ。いくらたたいても動かない」と述べた。同氏はS&P500種指数を構成する500社の自
社株買いを追跡している。
投資銀行筋によると、企業幹部らは、大規模な新しい自社株買いにコミットすることには慎重
になっている。短期的および長期的な世界経済の展望について、混乱があまりにも多いこと
が一因という。
ドイツ銀行のメディア・通信インベストメントバンキング担当副会長のフェーミ・ツェーコ氏は
「われわれがどのような経済の中にいるのか、景気減速がどの程度まで進むのか不透明な
ため、最高経営責任者(CEO)や最高財務責任者(CFO)は一時停止し、状況を把握しようと
している」と述べた。
過去3年間、自社株買いははやりだった。低金利を受け、企業は資金を借り入れて自社株
買いに充てていた。シルバーブラット氏の推計によると、S&P500を構成する500社による昨
年の自社株買いは5860億ドルと、配当に支払った金額の2倍を超えた。
石油大手コノコフィリップスなどの企業による積極的な自社株買いは、S&P500構成銘柄の
発行済み株数が1月18日現在で約 88億株に減るのに寄与した。ヤルデニ・リサーチの最高
投資ストラテジスト、エド・ヤルデニ氏によると、これは2000年12月以来の低水準で、2004
年9月に記録した過去最高の93億株を6.2%下回る。
しかし信用収縮が昨年夏に始まって以来、こうした自社株買いは鈍化している。
小売りチェーン大手ターゲットなど一部の企業は最近、大規模な自社株買いを発表している
が、まだこれを実行していない。11月に100億ドルの自社株買いプログラムを発表したター
ゲットの広報担当者はコメントを控えた。
また、アトランタに本拠を置くサントラスト銀行は、不動産市場の落ち込みによる打撃を受け、
年央まで自社株買いを保留にしている。
シルバーブラット氏によると、昨年10−12月期の自社株買いは1380億ドルと、前年同期の
1050億ドルから増加したものの、7−9月期に記録した過去最高の1720億ドルを20%下
回った。「企業が手控えるようになっていることは確かだ」と同氏は述べた。
企業の態度の変化を示す兆しとしては、ダウ工業株30種平均が22日朝、一時464ドル安と
なった後、主要企業による自社株買いの発表は1社もなかったことが挙げられる、とヘッジ
ファンドのラム・パートナーズのゼネラルマネジャー、ジェフ・マシューズ氏は指摘した。同氏
によると、1987年10月の株価暴落時には、「その週に自社株買いの発表が相次いだ」という。
356 :
Gunners:2008/01/24(木) 17:06:52.59 ID:s5KJcIAV
市場の混乱時に自社株買いの発表が相次いだとしても、それは必ずしも実際の自社株買い
にはつながらない。2001年9月11日の米同時多発テロ後、企業は相次いで自社株買いプロ
グラムを発表したが、実際の自社株買いはその後2四半期、減速した。それでも、自社株買
いを行うと公に宣言することは、市場に対する信頼と投資家に受け止められ、株価を押し上
げるのに寄与した。
今日、そのような元気のある企業は少ない。過去数年間の自社株買いは、信用市場での借
り入れが容易だったことが支援となった。しかし現在の信用市場では、自社株買いのために
企業が資金を借り入れることはより難しく、資本の利用では手綱を引き締めるよう経営陣に
圧力がかかっている。
357 :
Gunners:2008/01/24(木) 18:10:17.78 ID:s5KJcIAV
358 :
Gunners:2008/01/24(木) 18:11:02.85 ID:s5KJcIAV
http://online.wsj.com/article/SB120114739155612723.html?mod=hpp_us_whats_news Citi Prunes Its Branch Expansion
シティグループ、支店網拡大計画を断念・大都市圏に焦点
By David Enrich
WSJ:January 24, 2008
シティグループは、米国内で年間最大100支店を開設する計画を断念する。一部の地域で、
定着しているライバル行を市場から追い出せる可能性はほとんどないと結論づけたため。
この戦略を打ち出して約2年で、シティ幹部は、新規にオープンした支店を売却または閉鎖
しようとしている。この対象となる可能性が高いのは、フロリダ州タンパなど、ライバルの存
在のためシティの小さな事業規模を拡大できない地域。
シティは今後、ボストン、マイアミ、ニューヨーク市、サンフランシスコなど、預金シェアが大き
いか拡大している幾つかの米大都市圏に焦点を当てる方針。シティの米消費者向け事業グ
ループ責任者、スティーブン・フライバーグ氏は「われわれの経営資源を最大限に利用する
のが目的」と語った。
シティは時価総額で米銀3位。米国内に個人向け銀行業務の支店が1055店あり、2005年
末時点から18%増加した。米連邦預金保険公社(FDIC)によると、支店数では12位、預金
残高はシェア3.7%で5位。米銀最大手のバンク・オブ・アメリカは、昨年12月31日時点での
支店数が6149店、預金残高のシェアは約10%。
シティが支店網拡大戦略を見直していることは昨年、明るみに出た。同年12月にビクラム・
パンディット氏が最高経営責任者(CEO)に就任してからはその動きに拍車がかかった。同
氏は、住宅ローン関連の混乱で弱体化した自己資本の増強に取り組んでいる。
同氏は個人向け銀行業務やクレジットカード事業の経験が不足しているため、同氏にとって
シティの米消費者向け部門の立て直しは難問。同部門は昨年のシティの総収入の3分の1
強を占めたものの、米景気減速による逆風が強まっている。
支店網拡大戦略は、パンディット氏の前任者であるチャールズ・プリンス氏の下で始まった。
同氏は、シティがすでにクレジットカード、学生ローン、証券仲介などの事業を手掛けている
地域で年間70−100支店をオープンさせるよう指示した。プリンス氏やその他の幹部は、支
店網が大きくなれば預金関連費用が縮小し魅力的な融資ができるようになるとしていた。
359 :
Gunners:2008/01/24(木) 19:28:16.79 ID:s5KJcIAV
361 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/01/24(木) 20:13:55.47 ID:y6fmEdoO
どうも、ガナ氏。
モルガンの話、御紹介ありがとう。
理解できる展開で、こういうシナリオも有りかと見ています。
現状はやはり、モノラインの救済策ですね。
公金注入にはまだ暫し議論も必要ですし、それが決まるまでにマーケットが持つかどうか?
私も、最終的にはガナ氏の意見に同意でね救済されると見ています。
しかし、その前にはそれなりの贄か、混乱が必要とも見ています。
利下げ等の通常の政策とは違いますし、マネーゲームの胴元の1人を助けるのですからそれなりの理由が必要と見ています。
そういった面では、銀行団による救済をまず優先と見ていますが。
ところで、ユーロのトレーダーの不正行為とはどの様なものなのでしょう。
何やら面白いことをしでかしたようです。
私、ベアリングを連想しましたよ(笑
362 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/01/24(木) 20:15:37.76 ID:y6fmEdoO
スイス氏、お久しぶりです。
お待ちしていました。
そろそろ復帰していただけるのですか?
363 :
Gunners:2008/01/24(木) 20:21:08.80 ID:s5KJcIAV
そうです、しかし、何の不正をしたのかまだ公表されていないのです。
ベアリング時代ならいざ知らす、このチェック機構が有る時代に何のトレードで
であの数字を出したのか?興味ありますね。
ドル円、106円台のレンジでOK?
366 :
Gunners:2008/01/24(木) 23:51:27.59 ID:s5KJcIAV
367 :
Gunners:2008/01/24(木) 23:51:59.59 ID:s5KJcIAV
368 :
Gunners:2008/01/25(金) 00:43:22.53 ID:qKa6O3Mn
369 :
Gunners:2008/01/25(金) 09:47:22.56 ID:3qTcXpSK
370 :
Gunners:2008/01/25(金) 09:47:56.69 ID:3qTcXpSK
371 :
Gunners:2008/01/25(金) 10:13:23.33 ID:3qTcXpSK
372 :
Gunners:2008/01/25(金) 10:14:16.54 ID:3qTcXpSK
373 :
Gunners:2008/01/25(金) 10:30:09.48 ID:3qTcXpSK
モノライン処理のシナリオ:金融ブログ(24/7 WALL ST)から
http://www.247wallst.com/2008/01/goldman-sachs-v.html Goldman Sachs Values Bond Insurers (ABK, MBI, SCA)
ゴールドマンサックスのモノラインの株価予測のシナリオ
24/7 WALL ST:January 24, 2008
ゴールドマンサックスの出しているノートの中に、モノラインの代表的な三社の将来の
株価予測があって、3つのシナリオを想定し、それぞれの場合の予想株価を推定して
いる。
3つのシナリオと言うのは
1)「逃走シナリオ」モノラインはAAA格付け維持の為に必要な資本注入が出来ずにビジ
ネスの圧縮に向かう("run-off scenario")
2)「何とかやりくりシナリオ」損失と見合うだけの資本注入が何とか可能になる場合で
("ongoing concern scenario")ブックバリューが変わらない状態にやりくりした。
3)「救済シナリオ」ベストケースのシナリオで資本注入を受けて危機以前と同じように
ビジネスが可能になる場合("bailout scenario")
ゴールドマンによるモノライン株価の予測
モノライン シナリオ1 シナリオ2 シナリオ3
Ambac $15 $10 $35
MBIA Inc $5 $14 $48
SCA $0 $1.5 $13
昨日の引けのモノライン株価は三社それぞれが$13.7、$16.1、$3.79なので株価からみて
モノラインの処理がどういうシナリオになりそうなのかを、ある程度推測できる。
このブログの論じていることを極めて単純化していってしまえば、モノラインの代表と見な
せるMBIAをとれば、株価で$14くらいが現状で何とかオペレーション継続
できる水準で、これを下回れば危機が悪化、逆に$48に向かえば問題の解決が図られて
いる、ということになる。
374 :
Gunners:2008/01/25(金) 13:27:16.87 ID:3qTcXpSK
375 :
Gunners:2008/01/25(金) 13:29:48.46 ID:3qTcXpSK
http://www.ft.com/cms/s/0/46174da0-caa2-11dc-a960-000077b07658.html The Short View: What recession?
アメリカの景気後退は起こるのか?
By John Authers, Investment Editor
FT:Published: January 24 2008 20:01
欧州の株式市場はアメリカ株式の影響を大きく受けているので、ソシエテ・ジェネラルの大
規模な不正取引のニュースが報じられてもアメリカ株が安定化した様子を見てラリーになっ
ている。そのトレーダーたちは、週の前半には株を売りまくっていたわけだが。
マーケットに大きな影響を与えるのはアメリカが景気後退に陥るのか、それを避ける事が出
来るのかと言う点である。木曜日に発表されたイニシャルジョブレス数値は低下しているが
雇用関係の数字はブレが大きいことで定評がある。
でも景気後退の時期には通常この数値は増大する。
来週の金曜日に1月の雇用統計が発表されるわけだが、それは次回のFOMCの2日後にな
る。
もしも1月の雇用統計が予想より良いものになれば大いにボラタリティが高まりラリーも有り
得るだろう。欧州ではドイツの最新のIFO統計がドイツ経済が堅調であることを示している。
来週FRBが0.5%の利下げを行なうことが期待されている。
2年もの財務省国債のイールドは6ヶ月で5%から2%に低下している。もしも経済が不況を回
避できればこれは大きな影響を与える。水曜日に2年もの国債イールドは1.84%であったが
木曜日には2.35%に上がって債券が売られいる。そういう具合であるので、アメリカ経済の
良いニュースがでてくるなら債券市場の混乱も起こるかもしれない。その影響はパリの不正
トレーダーの影響よりも大きいだろう。
376 :
Gunners:2008/01/25(金) 17:11:03.73 ID:3qTcXpSK
http://online.wsj.com/article/SB120121256200214697.html?mod=opinion_main_commentaries Rogue Bankers
ならず者の銀行員(ソシエテ・ジェネラル事件)
WSJ:January 25, 2008
フランス第二の銀行、ソシエテ・ジェネラルは昨日、49億ユーロの損失計上を発表し
最近では銀行の巨額の損失計上には慣れているとはいえ、これはサブプライム関連の損失
ではなく「極度の不正行為」による31歳のトレーダーの取引のために発生したとしたので、
社会にショックを与えた。
ソシエテ・ジェネラルの株式資本の五分の一を吹き飛ばしたJerome Kervielは、英国のベア
リング銀行を倒産させたニック・リーソンに似(ry
(大幅に中略。そのあとWSJは他の評論とは一味違うことを書いていて)
国際的な銀行のカルチャーのシフトがあるのかもしれない。これは前リーマン銀行員であっ
たDoug Redickerの言っていることなのだが「ゴールドマンに習え、というシンドローム」があ
るという。ゴールドマンサックスはトレーディングでブリリアントな成果を上げていて、そのた
めに他の銀行が真似をしようとする傾向があるという。
しかしトレーディングなどの分野のマネジメントの経験を欠いたまま利益率を上げようという
のは危険である。商業銀行がヘッジファンドのような行動を始めている。
それらの行動が一部分に留まるなら、何か拙いことが起これば、彼等はならず者になる。
シティグループやメリルリンチは、ならず者のトレーダーは無しに、それでも巨額の損失を出
している。モーゲージや債券のビジネスで酷い目にあっている。
事実は、全ての銀行がゴールドマンを見習うべき、と言う事ではない。
商業銀行のカルチャーと投資銀行のそれは異なる。システムが完璧にフールプルーフという
事は無く、ゴールドマンも広く尊敬されるリスク管理を有しているが、それでさえ完全ではな
い。銀行にとっての教訓は透明性の確保や内部オーディットを含む適切な管理といったもの
が常に最良の資産であると言う事に尽きる(後略)
378 :
Gunners:2008/01/25(金) 18:51:30.57 ID:3qTcXpSK
http://online.wsj.com/public/search/page/3_0466.html?KEYWORDS=Heard%20On%20The%20Street Cerberus's Rocky Road
サーベラスの苦難の道
By Matthew Karnitschnig and Peter Lattman
WSJ:January 25, 2008
米投資会社サーベラス・キャピタル・マネジメントは、見捨てられた企業を再生する能力で
ウォール街の伝説となった。
しかし、サーベラスが買収したクライスラーとGMACの運命が下り坂にあることや、ユナイ
テッド・レンタルズを40億ドルで買収する計画を突如撤回したことから、同社が投資でつま
ずいたのではないかとの疑問が浮上している。
「私はストレスに苦しんでいない」-------。サーベラスのナンバー2幹部で、創業者ステ
ィーブン・ファインバーグ氏の側近であるマーク・ネポレント氏はこう話した。ファインバーグ
氏は現在、世界経済フォーラムに出席するため、スイス・ダボスを訪れている。
ニューヨークのパークアベニューにあるサーベラスの本部で、ネポレント氏は珍しくインタ
ビューに応じ、サーベラスが苦戦しており、非常事態に備えているのではないかといった観
測を一蹴(いっしゅう)した。ネポレント氏は、投資家にとって理にかなう取引を行う流動性は
十分確保しているとした。
サーベラスの運用資産は260億ドル。2007年は平均で約19%のリターンを投資家にもたら
した。ネポレント氏によると、ひとつの投資対象に運用資金を5%以上つぎ込むことはない
という。つまり、クライスラーあるいはGMACがもし破たんしても、サーベラスの運用するファ
ンドのエクスポージャーは限られる。ネポレント氏は両社が破たんする可能性は極めて小さ
いとしている。
しかしクライスラーとGMAC買収の構造は、サーベラスに投資している投資家にとってはそ
れほど単純ではない。クライスラーとGMACは合わせて約150億ドルの資本を必要とした。
そうした現金の大部分は、主に既存のサーベラス投資家の”共同投資”を通じて調達され
た。これは、サーベラス投資家が、サーベラスのファンドに当初コミットした額以上の現金を
支払うことを意味する。
サーベラスは、クライスラーとGMACの買収で共同投資家がどの程度の額を提供したのか
コメントを避けた。
サーベラスの投資家には、州の年金基金や大学の基金などが含まれる。
ネポレント氏は、サーベラスがクライスラー、GMACのいずれについても困難に直面し、同社
がつまずいたとの見方を払しょくするのは難しいことを認めた。
キャピタルIQのデータによると、サーベラスは2007年に十数件の買収を手掛けた。同社の
投資の中では、GMACの現状が最も厳しい。
GMAC の2007年7−9月期は、88年の同社の歴史で最大の赤字となった。住宅ローン部
門レジデンシャル・キャピタル(RESCAP)が23億ドルの損失を出したことが原因だった。投資
家やアナリストは、サーベラスとゼネラル・モーターズが、RESCAPを救済するためにさらな
る資本を注入することが必要となる可能性があるとみている。GMは2006年にGMACをサー
ベラスに売却したが、依然として49%出資している。
ネポレント氏によると、サーベラスはこれまでのところ、GMACに新たな資金を注入しなけれ
ばならない事態とはなっていない。また、株主資本も減少していないとした。
RESCAPをめぐる懸念はGMACおよびRESCAPの債券の価格下落につながっている。
379 :
Gunners:2008/01/25(金) 18:51:47.19 ID:3qTcXpSK
投資家ら、RESCAPが現金を燃焼し続け、同社の出資者がさらに資本を注入するか、ある
いは同社を破産申請させるしかなくなるのではないか、と懸念している。これに対し、ネポ
レント氏は、RESCAPはすでに住宅ローン関連のエクスポージャーを1330億ドルから750億
ドルに減らしていると指摘。企業立て直しで経験のある新しい経営チームが事業を運営し
ており、金融危機が過ぎ去るのを待って、弱体化あるいは破たんしたライバルから市場シェ
アを奪う計画だとしている。
クライスラーの苦戦も、サーベラスが同社に出資すべきだったかどうかといった疑問を生じさ
せている。クライスラーの新しい最高経営責任者(CEO)、ボブ・ナルデリ氏は昨年末、従業
員に対し、クライスラーは”経営上”破産していると述べた。この発言についてネポレント氏
は、ナルデリ氏は従業員を行動に駆り立てようとし、うまい言葉を選択できなかったもよう
だ、とした。
サーベラスは、クライスラーの流動性は潤沢であり、財務目標については達成できている
だけではなく、多くの場合、それを上回っていると指摘した。
サーベラスの戦略に対する懐疑的な見方が強まったのは、同社がここ数カ月、いくつかの
案件から手を引いたためだった。
中でも最も議論を呼んだのは、機器レンタル会社のユナイテッド・レンタルズ)を40億ドルで
買収する合意を破棄したことだった。
デラウェア州の裁判所の判事は先月、サーベラスが買収手続き完了の直前に合意を撤回
したことは、契約上の権利の範囲内の行動だったとの判断を下した。サーベラスはユナイ
テッド・レンタルズに1億ドルの違約金を支払っている。
ネポレント氏はユナイテッド・レンタルズ買収合意を破棄したことについて、「われわれは当
社の投資家にとって最善のことをする必要があった。交渉で得た権利を行使したことについ
て、われわれを非難することはできない」と述べた。
380 :
Gunners:2008/01/25(金) 18:54:40.30 ID:3qTcXpSK
http://online.wsj.com/article/SB120119406286813757.html?mod=hps_us_whats_news WSJ.com to Retain Subscription Component
マードック会長、「WSJ電子版の有料制は維持」
By EMILY STEEL
WSJ:January 25, 2008
米ニューズ・コーポレーションのルパート・マードック会長は24日、米紙ウォール・ストリート・
ジャーナル(WSJ)の電子版「WSJ.com」については、コンテンツ(情報の内容)の大部分を
引き続き有料にする方針を明らかにした。
同会長が有料制の壁を取り払うことを検討していると示唆したのを受けて、ここ数カ月、
ニューズがWSJ.comを完全無料サイトに変えるとの観測が広がっていた。ニューズは、WSJ
の発行元である米ダウ・ジョーンズを昨年12月に買収した。この買収手続きが完了する前、
同会長は、有料制廃止によってWSJのオンライン購読者が広がるため、失われる購読料収
入はオンライン広告収入の増加によって埋め合わせることができる、との見方を示していた。
今回の同会長のコメントは、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で質問に対して回
答したもの。
「われわれはWSJ電子版の無料部分を大幅に拡大・改善していく。ただ、依然として(購読
者にとって)強力なサービスがあるだろう。本当に特別なものはやはり購読サービスとなり、
申し訳ないが料金はより高くなるだろう」と、同会長は語った。
ダウ・ジョーンズは、ダウ・ジョーンズ・ニューズワイヤーズに加え、ウォール・ストリート・
ジャーナルとその欧州版・アジア版・電子版、バロンズ、ファー・イースタン・エコノミック・レ
ビュー、マーケットウオッチ、ダウ・ジョーンズ・インデックス、地方紙オッタウェイを発行してい
る。またファクティバを保有し、ハースト・コーポレーションと共同出資でスマートマネーを運営
している。さらに世界のCNBCテレビや米国のラジオ局にニュースを提供している。
トレンド転換したのですか?
382 :
Gunners:2008/01/26(土) 00:07:39.30 ID:3qTcXpSK
383 :
Gunners:2008/01/26(土) 00:30:43.67 ID:FClX0aO0
>381
トレンド転換ですか、してないと思いますよ
ただ、ここ見ていたらわかると思うのですが、モノラインの格下げ問題は救済策が出てきて
資金調達の目途がつきそうな所まで話が進んでます。
この問題は、モノラインの保証している地方債へと波及するのが最大の懸念材料であった
のですが、それに対する対応策が発表されましたから、暫くは様子見といった所でしょうか
米国の利下げもここで打ち止めにできる状態でもまだないですが、今のところ今回の利下
げのタイミングが非常に良かったので、こっちも市場は今後のFRBの動きをとりあえず見守
っていると言ったところですね
来週は指標が注目されると思いますが、この米国の第一四半期の指標はかなり悪いと見
ています。それが材料視されてさらに売られる可能性もかなり高いとは思いますヨ。
384 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/01/26(土) 15:54:56.47 ID:dUl8WO4F
どうも、ガナ氏。
ちょっと、ガナ氏にも考えてみて欲しいことがあるんです。
時間があれば、お願いします。
今回の、FRBの緊急利下げのタイミングは良かった、これは同意です。
しかし、パーセンテージが問題だったと見ています。
あの時点で、1%の利下げが有った場合、その後の対応もまた違ったのではないかと。
当然、今回の危機はまだ終わっていませんから、この先の手段を縛られるのをバーナンキ議長は
嫌ったと思いますし、妥当とも見ています。
しかし、彼は、今回の騒動を始めからコントロールが出来ていなかったと現状私は見ています。
当然と言えば当然ですし、前任者の置き土産と言うこともあります。
しかし、事前に予想は出来ていたはずですし、それに対する対処も想定できたと私は思うのですけどね。
私等ですら、想定できましたし、ここまでの流れも大きなズレなし、ほぼ実況に近い形で展開予想をしていましたでしょう?
天下の、情報が集約するところにいるFRBとしては些か少し不甲斐ない気もします。
私は、現在、バーナンキ議長は悪い形でグリーンスパンプットをオペレーション中と見ています。
私が、思うにグリーンスパンプットは、グリーンスパン前議長ではないと実行できない性質だったのではないか?と考えています。
難解なグリーンスパン語を駆使しながらる、マーケットを煙に巻き、誘導する。
ある種の職人芸と言えるものです。
私達が経験している金利操作はグリーンスパン体制化のもので、バーナンキ体制化では初めてのことであり、
グリーンスパン体制化の結果になるとは限らない。
バーナンキ体制化の金利操作に備えるべき。
うーん、ごめんなさい、考えがまとまっていません。
もう一度整理してから書き込みます。
ただ、私の現在考えているニァンスがこれなんですね。
385 :
Gunners:2008/01/26(土) 16:46:18.98 ID:95KOVQqI
フェレンギさんのおっしゃる事は大体わかります。
相場下落時にはFRB議長が必ず助けてくれるという「グリーンスパン・プット」は残った
のですが、肝心のグリーンスパンはもういません。
バーナンキ議長とFRBはこの置き土産に悪戦苦闘中ですが、問題はバーナンキ議長が
FRBの総意を重要視しすぎる為に、今回のような0.75%という中途半端な利下げに至っ
たのでは無いかと思います。
0.75%では、やっと市場に追いついたに過ぎず、1%だったらFRBが市場に先行する形
を作り出せていたと思ってるんです。
でもバーナンキ議長がグリーンスパン前議長のカリスマ性を身につける事は、おそらく
不可能でしょうし、彼は彼のスタイルで運営していくより仕方ないとは思います。
願わくばバーナンキ議長が、もっと自分の意見を明確にして欲しいとは思いますね。
歯医者さんに行ってきます・・・イヤダケド
37:Trader@Live! :2008/01/26(土) 16:43:58.43 ID:sUxM5XET
主要投資銀行の決算発表日程
2月7日・・・・ドイツ銀行
2月12日・・・クレディ・スイス
2月14日・・・(ス)UBS、コメツル銀行
2月19日・・・バークレイズ
2月20日・・・(仏)BNPパリバ、ING
2月21日・・・ソシエテ・ジェネラル、アリアンツ
2月25日・・・(独)ドレスナー
2月27日・・・HBOS(英・再大手住宅金融会社)
2月28日・・・(英)RBS
3月3日・・・・(英)HSBC
3月5日・・・・クレディ・アグリコール
3月13日・・・・ゴールドマン・サックス
3月14日・・・・ベアー・スターンズ、リーマン・ブラザーズ
3月24日・・・・モルガン・スタンレー
3月28日・・・・野村
387 :
Gunners:2008/01/26(土) 16:57:45.03 ID:95KOVQqI
ちょっと言葉たらずでした。
グリーンスパン前議長はFRBの意見に耳を傾けても、金利政策は自分で決定する。
バーナンキ議長はFRBをまとめてFRBで金利政策を行う。
こんなイメージで見ています。
>386
ありがと
歯医者はいいぞ、歯科助手がおっぱい押し付けるサービスがある
389 :
Gunners:2008/01/26(土) 20:16:58.24 ID:WPdVLE1T
>388
それを基準に病院を選んでおります。
おっ、ハーフタイム終了
http://www.marketwatch.com/news/story/us-stocks-decline-investors-rethink/story.aspx?guid=%7B4FD758F9%2DEF81%2D4441%2DADE5%2D2B3EAC0092B9%7D U.S. stocks drop amid reduced expectations for Fed
Positive profit reports fuel early rise, but worries about economy persist
来週のFOMCでの利下げ期待が薄れ、経済への憂慮から株価が低下
By Kate Gibson,
MarketWatch:Last update: 2:58 p.m. EST Jan. 25, 2008
金曜日のウォール街は午前中、幾つかの会社の好決算を受けてポジティブに推移したが
来週のFOMCで大幅な利下げが期待できないとの見方が浮上し、株価が下落している。
"The consensus is now 25; or the 75 basis points could have been an early jump and
they won't cut anything," said Owen Fitzpatrick, head of the U.S. equity group at
Deutsche Bank.
「現在の予測は0.25%のFFレートのカットだが、以前に言われた0.75%の利下げの見方は
遠のいて、まったく利下げなしという見方も」とドイツ銀行の米国株式グループのチーフ
Owen Fitzpatrickが述べた
"We still have fears of what will happen next week," said Art Hogan, chief market
strategist at Jefferies & Co. "This market is groping for a bottom."
ジェフリーズのチーフ・ストラテジスト、Art Hoganは「来週がどうなるのか、依然として
心配がなくなっていない。このマーケットはさらに底を付けにゆくかもという。 (後略)
390 :
Gunners:2008/01/26(土) 22:04:32.68 ID:WPdVLE1T
<の今週のマーケット・コメンタリー>
http://www.ft.com/cms/s/0/3b9e7386-cac4-11dc-a960-000077b07658.html S&P 500 returns to negative territory
By Michael Mackenzie in New York
FT:Published: January 25 2008 13:54
ウォール街は大変ボラタイルな一週間を終えたが、今週はベア・マーケットに近接遭遇して、
かろうじてそれからまぬかれた、といったところであろう。
金曜日のマーケットはネガティブに引けたものの、一部の市場は2008年に入って始めてポ
ジティブな週を〆ている。4週間連続の下落をくい止めた形になる。
S&P500は1.3%下落して1333.88となったが週間では0.7%の上昇になった。NASDAQは0.9%
の週間上昇となる。
火曜日の最悪の時点では、S&P500の先物市場は10月高値から21%の下落になり、これは
ベア・マーケットの定義に当てはまる数字である。NASDAQは2007年高値から21%の下落を
示していた。
今週のマーケットの混乱では、FRBが0.75%の緊急利下げを発表し、市場のボラタリティは昨
年8月にみた高いレベルに達した。S&P500のオプション・ボラタリティ(VIX)は水曜日に37.5を
つけ、その後急速に30以下に戻している。VIXが30以上を示すのは昨年8月以降3度目にな
る。
トレーダーの言う「極度の売られすぎの市場」にFRBの緊急利下げがあって、市場の投売を
止める事が出来た。
更に問題を起こしたモノラインへの資本注入の計画が報じられて金融機関の追加の損失計
上が避けられるとの思惑から、水曜日には市場がポジティブな領域に入った。
アメリカ政府の発表した$150Bの経済刺激パッケージもムードの好転に寄与した。
しかし金曜日の午後にはアメリカ経済への憂慮が再発してトレーダーは彼らの言う古典的
なベア・マーケットへの逆戻りを心配している。ベルカーブ・トレーディングのストラテジスト
William Strazzulloは「今後の2週間はたいへんクリティカルで、1Qと2Qの相当部分のトーン
を決めるものになるだろう」という。
彼によれば今週のマーケットの上昇は新規の株式購入ではなく、ショートカバーの起こして
いるもので、金曜日のネガティブなトーンは投資家が依然として待機しており、来週のFOMC
や雇用統計を見るまでは態度を決めていないことを示す(後略)
391 :
Gunners:2008/01/26(土) 22:05:22.44 ID:WPdVLE1T
http://www.ft.com/cms/s/0/02f4b5b8-cb78-11dc-97ff-000077b07658.html The start of the great unwinding
大いなる巻き戻しの始まり
FT:Published: January 25 2008 19:11
我々の今見ているものはハイパーファイナンスである。今週の5日間に株式市場は暴落し
そして回復した。FRBは金利を3.5%に下げた。モノラインと呼ばれる債券保証機関がその企
業規模や資本の小さなことにも関わらず金融の世界で大きな価値を左右することを証明し
た。ソシエテ・ジェネラルでは一人のトレーダーが僅かの期間に大手銀行を危うくさせること
が出来ることを示した。
アメリカが2008年か2009年に景気後退に陥るならば、それは産業活動の減衰の為ではなく
て、あるいは石油価格高騰のためでもなくて金融システムに端を発した景気後退である。
一般大衆は起こっている事態に混乱させられ、金融システムが日常生活に悪影響を与える
ことの計り知れなさに恐怖を感じる。銀行員やトレーダーでさえ彼らのビジネスの混乱に巻
き込まれ、金融システムが如何に巨大になったのかに畏敬の念を感じる。
基本的な事項が問われるべきで、それは(1)金融システムは機能不全で堕落しており、そ
れ故に改革が必要であるのか、それとも(2)金融システムは健全であるが、異常な圧力の
下にあり、それはマネタリな刺激策などであるとして、そうした状況の中で対応を誤ったので
あるのか、どちらなのだろう?この質問への解答が我々の高度に自由化された金融市場の
将来のあり方に関与する。
解答(1)は2001-2002年のグリーンスパンFRBがドットコムバブル破裂に対応する為に金利
を1%という低い値にしてデフレーションに陥ることを避けた事から、それが資産バブルの発生
の原因であり、住宅市場のブームを呼び、今までそれが適用され得なかったサブプライム層
への突然のローンの提供が行なわれて問題が摘み上がったとする。
これと同時期に1997年のアジア金融危機の結果中国などの国が通貨を米ドルにペグし、そ
れをアンダーバリューのまま長期間維持した。中国などは通貨を低く維持するために財務省
債券を購入し安価なクレディットがその需要にマッチした。
この見方の最後の部分は金融流動性の過剰が溢れ、それと共に金融工学の応用からの過
剰な商品の発明流通、つまりCDO、ABS、CDSなどが金融機関の適切な評価管理の能力を
超えて急速に広まったとする。ソシエテ・ジェネラル事件でさえ数年前には考えられなかった
規模なのだが、今日の先物市場の大きさや電子取引の匿名性のお陰で、それを数日で実
現できる。
この(1)の説明は金融市場について理解が不十分で、市場は作用を受ける側のもので作用
を自ら主演するものではない。そこで説明(2)では市場の失敗(欠陥)が今日の混乱の中心に
あるとする。
説明(2)の分析の中核部分は今日のハイパーファイナンスが余りに複雑化しすぎていること
に問題が有るとする。その昔、銀行というのは預金者から預かったお金を顧客に融資するも
のであった。今ではマネーマーケット・ファンドは担保付債券をブローカーから各種径路で買
う。それは銀行がローンを証券化したものである。このシステムのアドバンテージは誰もが
如何なる借り手にも知られることがない、というものである。
ディスアドバンテージはどの段階でも売り手は不良債権を買い手に押し付けようというインセ
ンティブが働くことである。
ハイパーファイナンスの複雑性は、その一部分が壊れた場合に被害が全体に及びかねない
という危険をもたらす。モノラインはその典型である。彼らの資本総額は小さなものだが、つ
まり株価総額で数百億ドル程度だが、その保証する債券は数千億ドルの規模であり、彼ら
の破綻は世界中の殆ど全ての銀行と保険会社に損害を与える。そのリスクの高さとモノライ
ンの規模の小ささから、民間での協調救済の努力が続けられている。
別の種類の問題は銀行の株主と銀行員の利害対立である。ソシエテ・ジェネラルに見られ
るように銀行員は大きな利益を上げるなら高いボーナスを得られる。銀行員が損失を出すの
であれば解雇される。ここにあるインセンティブは見習い行員から頭取までを含めて利益を
高めることを求めてより大きなリスクをとることである。
392 :
Gunners:2008/01/26(土) 22:05:34.15 ID:WPdVLE1T
この(2)の説明が正しいのであれば金融規制が失敗している、と言う事になる。規制のあり
方が見直されるべきで金融システムに内在する利害対立や矛盾を解消するべくルールを変
えるべきである。しかしルール改正の前に、ともかくも規制当局は金融市場がどの程度にど
ういう具合に自らの失敗をして、どの程度に外部からの刺激による失敗があったのかを明確
にする必要がある。
この数年間の金融市場のヤリスギの後で、大いなるまき戻しが始まる。それは必要で良い
ことである。しかし、その究極の目標がより良い、より大きな市場であるのであれば銀行始
め金融機関は彼らが信頼に足るものであることを示すべく行動する必要がある。
そして社会の得るハイパーファイナンスからの利益が少なくとも金融機関と同じようであるこ
とを示す必要がある。
週間予定 アジア・オセアニア圏
1/28(月)
シドニー市場休場(オーストラリアデーの振り替え)
1/29(火) 〔予想〕 (前回)
08:30 12月失業率 〔3.9%〕 (3.8%)
08:30 12月有効求人倍率 〔0.99倍〕 (0.99倍)
09:30 豪12月NAB企業信頼感指数 〔−〕 (+6)
09:30 豪12月NAB企業景況感指数 〔−〕 (+15)
1/30(水) 〔予想〕 (前回)
06:45 NZ12月住宅建設許可 〔−〕 (▲0.1%)
08:50 12月鉱工業生産 〔+2.0%〕 (▲1.6%)
1/31(木) 〔予想〕 (前回)
2年債入札(1.7兆円)
06:45 NZ12月貿易収支 〔−〕 (▲6億4600万NZドルの赤字)
08:50 対外及び対内証券売買契約等の状況(指定報告機関ベ−ス)
10:00 西村日銀審議委員、熊本県金融経済懇談会において挨拶(要旨公表は10:40頃)
2/1(金)
石油輸出国機構(OPEC)会議(於;ウィーン)
【欧州圏・南アフリカ】
1/28(月) 〔予想〕 (前回)
17:00 リーカネン・フィンランド中銀総裁、講演(於;ヘルシンキ)
18:00 ユーロ圏12月M3(前年比) 〔+12.2%〕 (+12.3%)
翌2:00 トゥンペルグゲレルECB理事、講演(於;ブリュッセル)
翌3:00 ハーレー・アイルランド中銀総裁講演
1/29(火) 〔予想〕 (前回)
スロバキア中銀、政策金利発表 〔据え置き、4.25%〕 (据え置き、4.25%)
英15年物価連動債入札(11億ポンド)
16:15 スイス12月貿易収支 〔−〕 (18億CHFの黒字)
18:00 ユーロ圏11月経常収支 〔−〕 (20億ユーロの黒字)
1/30(水) 〔予想〕 (前回)
ポーランド中銀、政策金利発表 〔25bp引き上げ、5.25%〕 (据え置き、5.00%)
15:00 南ア12月マネーサプライM3(前年比) 〔+23.43%〕 (+23.20%)
18:30 南ア12月消費者物価指数(CPIX、前年比) 〔+8.5%〕 (+7.9%)
18:30 英12月消費者信用残高 〔11億ポンド〕 (11億ポンド)
19:30 スイス12月Kof先行指数 〔−〕 (1.99)
翌0:00 南ア準備銀行(SARB)準備銀行、金融政策報告公表
1/31(木) 〔予想〕 (前回)
南ア準備銀行、政策金利発表 〔据え置き、11.00%〕 (50bpの利上げ、11.00%)
ジョーダン・スイス国立銀行理事、講演
16:00 英1月ネーションワイド住宅価格 〔▲0.4%〕 (▲0.5%)
17:15 トゥンペルグゲレルECB理事、講演
17:55 独1月失業率 〔8.3%〕 (8.4%)
17:55 独1月失業者数 〔▲3万8000人〕 (▲7万8000人)
18:30 南ア12月生産者物価指数(前年比) 〔+10.2%〕 (+9.1%)
19:00 ユーロ圏1月消費者物価指数(HICP速報値・前年比) 〔+3.1%〕 (+3.1%)
19:00 ユーロ圏12月失業率 〔7.1%〕 (7.2%)
19:00 ユーロ圏1月消費者信頼感 〔▲10〕 (▲9)
19:30 英Gfk1月消費者信頼感調査 〔▲12〕 (▲14)
21:00 南ア12月貿易収支 〔▲4億ランド〕 (▲6億ランド)
2/1(金) 〔予想〕 (前回)
17:30 スイス1月SVME購買部協会景気指数 〔−〕 (61.3)
2/2(土)
18:45 シュタルクECB理事、講演
【米州圏】
1/28(月) 〔予想〕 (前回)
米3、6カ月TB定例入札(440億ドル)
米2年債入札(240億ドル)
11:00 ブッシュ米大統領一般教書演説
翌0:00 米11月新築住宅販売件数 〔64.5万件〕 (64.7万件)
1/29(火) 〔予想〕 (前回)
22:30 米12月耐久財受注 〔+1.5%〕 (▲0.1%)
22:30 米12月耐久財受注(除輸送用機器) 〔+0.1%〕 (▲0.8%)
1/30(水) 〔予想〕 (前回)
米5年債入札(140億ドル)
21:00 米MBA住宅ローン申請指数(前週比) 〔−〕 (+8.3%)
22:15 米1月ADP全国雇用者数 〔4.0万人〕 (4.0万人)
22:30 米第4四半期GDP・速報値 〔+1.2%〕 (+4.9%)
翌2:00 グリーンスパン前FRB議長、投資フォーラムで講演
翌4:15 米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表 〔25bpの利下げで4.50%に〕 〔50bpの利下げで3.50%に〕
1/31(木) 〔予想〕 (前回)
21:30 米12月個人所得 〔+0.4%〕 (+0.4%)
21:30 米12月個人支出 〔+0.1%〕 (+1.1%)
22:30 米12月PCEコアデフレーター 〔+0.2%〕 (+0.2%)
22:30 米新規失業保険申請件数 〔−〕 (30.1万件)
22:30 米第3四半期雇用コスト指数 〔+0.8%〕 (+0.8%)
22:30 加11月GDP 〔+0.1%〕 (+0.2%)
22:45 米10月シカゴ購買部協会景気指数(PMI) 〔53.0〕 (54.2)
翌0:30 米週間原油在庫(前週比) 〔−〕 (+230万バレル)
2/1(金) 〔予想〕 (前回)
22:30 米1月非農業部門雇用者数 〔5.5万人〕 (1.8万人)
22:30 米1月失業率 〔5.0%〕 (5.0%)
翌0:00 米1月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値 〔78.7〕 (80.5)
翌0:00 米12月ISM製造業景況指数 〔47.5〕 (47.7)
翌0:00 米12月建設支出 〔▲0.5%〕 (▲0.1%)
397 :
フェレンギ ◆DkXB9UGIz2 :2008/01/27(日) 18:14:24.01 ID:AtPfWU66
どうも、ガナ氏。
ありがとう、かなり整理できました。
現状は、FRBが金利政策を制御している。
その通りです。
では、現状のFRBの政策は成功しているか?と言えばそうではないと言わざる得ませんね。
これからのFOMCの注意点は、肝心のところで抜けたことをする可能性を考えていなければならないかもしれませんね。
これこよりはFRB管理下の金利政策に注意していきましょう。
恐らく、専門家もこの点については考慮している人は少数派と思っています。
さて、
>>393ですが折角SPが、あの金額で十分と助け舟を出しているにも拘らず、強気な姿勢を打ち出しています。
業界としては、確かに公金を入れられれば、それなりのペナルティーを嫌った行動と言えますが、これを貫けば、SPは動かざる得ないでしょう。
また、マーケットに嵐が吹く予感がありますね。
398 :
Gunners:2008/01/28(月) 13:23:05.10 ID:fItK6y2H
399 :
Gunners:2008/01/28(月) 13:23:32.16 ID:fItK6y2H
400 :
Gunners:2008/01/28(月) 13:23:56.33 ID:fItK6y2H
401 :
Gunners:2008/01/28(月) 13:24:25.73 ID:fItK6y2H
402 :
Gunners:2008/01/28(月) 13:36:58.86 ID:fItK6y2H
>397
補足
フェレンギさんの言ってるのは、
http://www.reuters.com/article/gc06/idUSN2536256720080125 S&P says $15 bln may be adequate for bond insurers Fri Jan 25, 2008 3:42pm EST
REUTERS:Fri Jan 25, 2008 3:42pm EST
NEW YORK (Reuters) - A proposed government effort to inject an eventual $15 billion
in new capital into bond insurers could be enough to assure capital adequacy, a
Standard & Poor's analyst said on Friday.
ロイターは$15Bで充分とS&Pが言っている、というこの記事のことです。
403 :
Gunners:2008/01/28(月) 14:21:12.73 ID:fItK6y2H
404 :
Gunners:2008/01/28(月) 15:49:07.95 ID:fItK6y2H
http://online.wsj.com/article/heard_on_the_street.html?mod=2_0033 Countrywide Bonds Stir Angst As BofA Avoids Voicing Support
カントリーワイドの債券保有者、不安に直面
By David Reilly and Peter Eavis
WSJ:January 27, 2008
バンク・オブ・アメリカのケネス・ルイス会長兼最高経営責任者(CEO)が11日に米住宅金融
大手カントリーワイド・ファイナンシャルの買収合意を発表した時、カントリーワイドの債券保
有者は同氏を正義の味方だと思った。だが今では、同氏が本当に同社救済に乗り出すの
か懐疑的な向きもある。
時価総額で米銀最大手であるバンカメが、カントリーワイド買収によって同社の約250億ドル
相当の債券がどうなるのか、詳細について言及していないからだ。このため一部の債券保
有者は、同社の債務の全額は保証しない内容の仕組みでバンカメが合意に持ち込むので
はないかと懸念している。こうなれば、カントリーワイドの債券の価値はバンカメの債券によ
り近い水準には上昇しない可能性がある。
独立系格付け会社イーガン・ジョーンズ・レーティングスのマネジングディレクター、ショーン・
ジョーンズ氏は「カントリーワイドの債券保有者なら、バンカメが同社の債務全額を保証する
よう望むだろう。だがそうなるかは不透明だ」と語った。
カントリーワイドの株主にとっては、買収条件は明確だ。同社株1株につきバンカメ株0.1822
株が割り当てられる。バンカメ株の25日終値39.48ドルに基づくと、買収額は約42億ドル、
1株当たり7.19ドルとなる。これはもちろん買収が完了した場合。買収が完了するのかが懸
念されていることは、カントリーワイド株の同日終値が6.02ドルだったことが示している。
債券保有者も、買収が完了するのか懸念している。同社の債券が買収完了後にどのように
扱われるのかについて、さらに不透明な状況に直面している。ルイス氏は11日の買収合意
発表の電話会見で、カントリーワイドの債務が買収後の資本構造にどのように組み入れら
れるのかという質問にはっきり答えなかった。
同氏は「カントリーワイドは自らの義務を抱えた、当社とは別の法人組織だ。われわれには、
その組織にかかわる義務が追加されるわけではない」と述べた。
17日に提出された買収合意についての報告書では、暫定的な買収の仕組みについて概要
を説明しており、バンカメは新設する子会社レッド・オーク・マージャーとカントリーワイドを合
併させるとしている。合併ではしばしばこのような特別目的会社を利用し、債券保有者は、
債務を保証する子会社を暗に求める。だがバンカメは今のところ、債務保証を否定している。
銀行調査会社、インスティテューショナル・リスク・アナリティックスのマネジングディレク
ター、クリストファー・ウェイレン氏は「最初にペーパーカンパニーを設立するのは珍しいことで
はない。だが、会見に出席せず、債務を引き継ぐのかとの質問に答えないのは明らかに奇
妙だ。こうしたことが不透明感を生み出している」と語った。
バンカメの広報担当者は25日、設立予定の法人組織についての質問に「新法人組織への
移行計画を立て始めたばかりで、このことについて話すのは時期尚早」と答えた。バンカメ
は買収合意発表時、「買収は7−9月期前半に完了する見通し」としていた。
買収が完了しないのではないかとの懸念のほかに、買収金額について再交渉されるので
はないかとの懸念から、カントリーワイドの株価は買収予定額を20%下回る水準となってい
る。住宅ローン市場の混乱がカントリーワイドに与えた打撃が、現時点で外から分かるより
はるかに深刻なのかもしれないとの懸念がある。
債券保有者にとっては、買収額の変化は通常であれば関係ない。重要なのは、買収が完
了するということであり、しかも新たなオーナーが買収対象企業の債務の保証を約束するこ
とだ。
405 :
Gunners:2008/01/28(月) 15:49:19.14 ID:fItK6y2H
カントリーワイド買収合意が発表されると、同社のデフォルトに備えた保険の費用は急激に
減少した。だがそれ以降、この費用は急増し、金融データ大手の英マークイットによると、カ
ントリーワイドの債券1000万ドル相当の債務保証の年間費用は、買収合意発表時点の34
万2000ドルから約42万5000ドルに増えた。
ワコビア・キャピタル・マーケッツの銀行融資アナリスト、マシュー・バーネル氏は「この増加
は異常」と述べ、「この増加は、17日の報告書によって浮上した疑問が引き起こしたものだ。
取り立てて問題がないなら、バンカメは何かを明言すべきだ」と付け加えた。
カントリーワイドは29日に10−12月期決算を発表する予定だが、同社は先週、「買収を控え
ているため、アナリストや投資家向けの電話会見を開かない」と表明している。
バンカメは、昨年210億ドルで買収したシカゴのラサール銀行の統合が先決であるため、カ
ントリーワイドの事業を統合するのは09年以降になるとしている。懐疑論者は、このことも、
バンカメが問題のありそうなことから距離を置こうとしている兆候だとみている。
このほかの投資家は、カントリーワイドの事業統合が先延ばしされることになっても、バンカ
メがカントリーワイドに迅速に資金を注入して費用を軽減させ利益を向上させるよう期待して
いる。こうなれば、カントリーワイドの債務が暗黙のうちに保証されたと、市場に十分な信頼
感が生まれるかもしれない。
カントリーワイドの債券を保有しているパトナム・インベストメンツのファンドマネジャー、ケビ
ン・マーフィー氏は「本音を言うと、私は買収が完了すると予想している」と語った。格付け会
社ムーディーズ・インベスターズ・サービスの銀行アナリスト、クレイグ・エムリック氏は「買収
によってなにがしかの懸念が浮上するのではないかと考える前に、当社はまず、買収の最
終的な構造が明らかになるのを待つ」との姿勢を示した。
この問題が片付くまで、債券保有者は緊張状態が続くとみられ、カントリーワイドの債券は
引き続き圧力にさらされることになりそうだ。
406 :
Gunners:2008/01/28(月) 17:00:31.11 ID:fItK6y2H
407 :
Gunners:2008/01/28(月) 17:01:09.18 ID:fItK6y2H
408 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/01/28(月) 17:20:27.29 ID:sf2JkUHW
はい、ガナ氏。
当然でしょう。
利下げ幅に関しては、これからの催促相場次第と言うところでしょうか。
今晩、明日のダスの下落次第でFRBも判断するでしょう。
しかし、私的には0.25が良い所て見ています。
理由はガナ氏のアドバイスによる分析ですけど。
0.25でも、日米かんの金利差は3パー切ります、ますます円キャリを当て込んだ円売りは
影を潜めてくるでしょう。
私的には、SPの動きに注視しています。
409 :
Gunners:2008/01/28(月) 17:49:39.41 ID:fItK6y2H
411 :
Gunners:2008/01/28(月) 23:32:14.89 ID:fItK6y2H
412 :
Gunners:2008/01/28(月) 23:32:52.35 ID:fItK6y2H
413 :
Gunners:2008/01/29(火) 10:21:40.26 ID:9EyP/SkD
414 :
Gunners:2008/01/29(火) 10:22:26.64 ID:9EyP/SkD
415 :
Gunners:2008/01/29(火) 10:23:10.04 ID:9EyP/SkD
416 :
Gunners:2008/01/29(火) 10:37:43.34 ID:9EyP/SkD
http://www.telegraph.co.uk/money/main.jhtml?xml=/money/2008/01/28/bcnspain128.xml ECB aid to Spanish banks matches Rock rescue
ECB、ノーザン・ロック救済に匹敵する規模のスペイン銀行救済策発動
By Ambrose Evans-Pritchard, International Business Editor
Telegraph:28/01/2008
ECBに大量パークすべく、スペインの銀行はモーゲージ担保証券や資産担保証券を発行し
ている。
欧州中央銀行の公式融資窓口から、好ましい金利で資金を調達するための担保として利
用するのだ。
格付機関のムーディーズは、銀行は第4四半期には記録的な?530億という額の債券を発行
したが、ほとんど一枚も実際にオープン・マーケットには出されていないと述べた。
その殆どはECBに直行。
「レポ」オペレーション向けである。
「市場はシャットダウンしたよ」
と、この報告書を執筆したサンディー・アーレーン・フェルディナンデスが言った。
「(モーゲージ担保証券用の)RBMS市場での取引は9月以来、あったとしても、ほとんどゼ
ロ。一部の銀行は市場が扉を開くことを願っているけれど、殆どはレポとして使うためにひた
すらこの手の取引の準備を進めている。ECBがAAA格付証券は受け容れてくれるから出来
るんだけどね」と彼女は言った。
クレジット・クランチの痛みが感じられ始めて以来、発行された債券の総額は?630億に上る。
スペイン不動産市場の急激な衰退とこの種のビジネスに対する事実上の金融市場閉鎖に
も拘らず、ECB窓口への依存でモーゲージ・セクターはなんとか沈没を間逃れているようで、
イギリスのノーザン・ロックやアメリカのカントリーワイドのような苦境にスペインが見舞われ
ないようにしている。
このデータは、EU当局がスペインのモーゲージ銀行制度の密かな救済活動を実施した、と
の疑惑を確認しているようだ。
イギリスの税金によるノーザン・ロック救済に匹敵するかもしれないし、またもしかすると、ス
ペイン経済の全体的な規模を考えれば、相対的にはこれを超えているかもしれない。
主要な違いは、スペインでのECBの救済オペレーションは隠れ蓑をまとっていた、ということ
だ。
ユーロ圏には最後の望みたる貸付業者がはっきりとしていないので、隠密手法でなければ
ならなかったのだ。
IMFは統一通貨の仕組みにおけるこの真空地帯について、危機の際には深刻な問題だと証
明されるかもしれない、と警告していた。
トレーダー等は、スペイン当局はECB窓口の利用も黙って知らん顔で、幾つかのケースでは
銀行がフランクフルト(ECB)へ行けと煽られたかもしれない、と言っている…スペイン銀行は
これを否定している。
ムーディーズは、昨年スペインの銀行が発行した債券の総額は?1,430億に至っており、2006
年と比べると55%も増加したと述べた。
?620億以上がモーゲージ担保証券だった。
同格付機関は「住宅クラッシュ」の可能性への参加者の懸念は高まっており、貸倒率は高く
なりそうだとした。
モーゲージ担保証券の中には、既に準備金を引き出し始めたものもある。
417 :
Gunners:2008/01/29(火) 10:37:53.97 ID:9EyP/SkD
ヨーロッパ・ドレスナー・クラインオートのデイヴィッド・オーウェンは、10年に亘る好景気の行
き過ぎが遂に追いついて来るので、スペインは今年深刻な問題に直面するかもしれないと
語った。
「スペインの企業融資の焦げ付きったら、兎に角恐ろしい規模で、2007年は第1四半期に
10%だったのが第3四半期には14.5%だ。比較的大型の経済にとって、これは世界新記録に
違いないね。明らかにこんなもん続かないよ。コストの不均衡は巻き戻しって悪い癖がある
…素早くやってくるし恐ろしくイタイ」。
オーウェン氏は、スペインは利下げも景気後退を緩和するために通貨をスライドさせることも
出来ないから非常に脆弱だ、と述べた。
「数年間のゼロ成長。もう決まりだね。EMUの中でもう一回立ち直るってのは非常に難しい
だろうね」。
スペインの企業債務は現在GDPの112%。
経常赤字はGDPの10%。
両方とも真っ赤な警告ランプがしっかり点滅している。
この2ヶ月間にモーゲージ担保証券を発行した金融機関の中には、BBVA(?49億)、Caja
Madrid(?24億)、Caja Catalunya(?16億)、CAM(?14億)、そしてCaja Castilla la
Mancha(?8億)がある。
418 :
Gunners:2008/01/29(火) 10:42:28.29 ID:9EyP/SkD
※上記で単位のところが?になっている場合は、ユーロです。
419 :
Gunners:2008/01/29(火) 17:21:11.20 ID:c7/cg1pI
420 :
Gunners:2008/01/29(火) 18:31:15.25 ID:c7/cg1pI
IDを取らないとDLできないので中身は貼りませんが,対照的な二つのレポートがFitchRatingsからでています。
1/18: MBIA Wrapped RMBS Bonds Affirmed, Removed from Rating Watch Negative
1/22: ABS Ambac Wrapped Bonds Downgraded to AA, Rating Watch Negative
救済が必要なのは主にAmbacですよ。個人的には今からでもMBIAは買いです。
Ambacはつぶれないだろうから最後は利益が出るだろうが急激な戻りは???です。
422 :
Gunners:2008/01/30(水) 09:53:58.65 ID:S9sw7Rq/
423 :
Gunners:2008/01/30(水) 09:55:16.91 ID:S9sw7Rq/
424 :
Gunners:2008/01/30(水) 09:56:05.75 ID:S9sw7Rq/
425 :
Gunners:2008/01/30(水) 09:56:56.15 ID:S9sw7Rq/
426 :
Gunners:2008/01/30(水) 11:24:35.09 ID:S9sw7Rq/
427 :
Gunners:2008/01/30(水) 14:18:58.77 ID:S9sw7Rq/
http://online.wsj.com/article/SB120159405139225025.html?mod=hpp_us_whats_news Countrywide Posts $421.9 Million Loss For Quarter
カントリーワイド10−12月期、デフォルト増加などで引き続き赤字
By James R. Hagerty
WSJ:January 30, 2008
米住宅金融大手カントリーワイド・ファイナンシャルが29日発表した2007年10−12月期決算
は、デフォルト(債務不履行)の増加と住宅価格の下落が響き赤字となったものの、赤字幅
は縮小した。
この赤字は、同社を約40億ドル相当の株式交換方式で買収することで合意したと11日に発
表したバンク・オブ・アメリカの苦難を浮き彫りにしている。バンカメのケネス・ルイス会長兼
最高経営責任者(CEO)はニューヨークでの投資家会合で、「カントリーワイドの業績は当社
の予想と同水準だった。現時点では、同社買収完了に向かって順調に進んでいる」と述べ
た。買収手続きは7−9月期に完了の予定。
カントリーワイドの10 −12月期決算は、純損益が4億2190万ドル(前年同期は6億2160万
ドル)の赤字、1株当たりでは79セント(同1.01ドル)の赤字。トムソン・ファーストコールがま
とめた1株損益のアナリスト予想平均は30セントの赤字だった。カントリーワイドは10月後半
に「同四半期は1株利益が25−75ドルになる」との見通しを示し、それ以降は業績予想の
修正を発表していなかった。
07年7−9月期は12億ドル(1株当たり2.85ドル)の赤字だったのに比べると、業績は改善し
ている。融資基準を厳格化し、貸出債権を売却する際に利益が出るような融資を増やしたた
め、中核である住宅ローン事業での損失が縮小したことなどが要因。
同社は赤字にもかかわらず四半期配当を15セントで据え置くと発表した。四半期ごとの配
当費用は約8700万ドル。キーフ・ブリュイエット・アンド・ウッズのアナリスト、フレデリック・
キャノン氏は「配当を維持することは、1年前の時価総額の約20%で売却されることになっ
た同社に失望している株主へのささやかな譲歩と受け取れる」と語った。
同氏によると、カントリーワイドの最新のバランスシートでは1株当たりの簿価が22ドルと
なっている。バンカメの現在の株価に基づくと、買収提示額は、カントリーワイドの価値を1株
約7.64ドルと見なしていることを意味する。
キャノン氏は「バンカメがカントリーワイドを簿価に比べ安く評価しているのは、係争中の訴訟
費用などの偶発債務や、投資家が同社に不良債権の買い戻しを迫るリスクを考慮に入れて
いることも要因」と語った。
カントリーワイド株の29日終値は前日比0.36ドル(6.05%)高の6.31ドル。投資家はこの買収
が実現しない可能性や買収条件が再交渉される可能性を織り込んでいるため、同社の株
価は買収予定額を大幅に下回る水準で推移している。
同社は10−12月期、貸倒引当金を9億2400万ドル積み増した。前年同期は7300万ドル、
07年7−9月期は9億3700万ドルだった。また10−12月期には、「残りの」住宅ローン担保
証券(MBS)の評価損8億3100万ドルを計上した。
同社の貯蓄銀行部門は07年末時点で投資向け貸出債権を約860億ドル相当保有していた。
また同時点で、融資残高の3%が90日以上延滞していた。同年9月 30日時点では1.7%、
06年末時点では0.7%だった。不良債権比率は07年末時点で2.55%。06年末時点では0.63
%だった。
抵当流れの不動産や融資清算のために差し押さえた資産は07年末時点で総額8億0780万
ドルと、06年末時点の3倍超となった。
428 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/01/30(水) 15:17:33.89 ID:/Ob/89uy
どうも、ガナ氏。
バンカメは頑張っていますな、流石というべきですね。
さて、バーナンキ議長に注目が集まってきたようです。
それもそのはず、今晩が分水嶺ですしね。
注目は、数字、05か0.25か?はたまた0.75か?
0.75は無いだろう?可能性は有ると見ています。
後手に回っていると言う認識は、FRBにはあるはずですから、ポジティブサプライズを狙うと言う可能性も有るのでは?と見ています。
その動機が問題で、マーケットの予想を上回り、マーケットを主導していくと言うのと、現状を挽回すると言うもの。
後者だとやばいですけどね(笑
0.75があると同時に0.25もあるでしょうね。
失望売りになりますが、しかし、0.50でも、何れ売られますが。
何とも悩ましい展開、今日は夜中から朝まで起きていなければならないでしょうね。
0.25だったら凄い見世物がみれそう
430 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/01/30(水) 16:22:34.47 ID:/Ob/89uy
その通りと見ています。
その可能性があるから怖い。
グリーンスパンなら絶対にしない凡ミスも今のFRBには有り得ない事も無いのが、また怖い。
しかも、現在、自分達が実行しているグリーンスパンプットも、結果催促相場に押し切られてと考え違いしていたら尚更怖い。
グリーンスパンプットは事前にマーケットの先回りをすることでその意味が有ると考えています。
なし崩し的なグリーンスパンプットは結果は良くないことになりそうと考えています。
431 :
Gunners:2008/01/30(水) 16:24:07.56 ID:S9sw7Rq/
やはり、順当に見て0.5位の利下げに収まりそうに思えますが・・・・
米利下げなら株急落/ドル105円割れの声、サブプライム捜査が波乱
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-30052920080130 それと今日の予定なんですけど、なにやら嫌な並びに思えません?(笑)
22:00 ハーレー・アイルランド中銀総裁 議会証言
22:00 マコーミック米財務次官補 講演「米中関係」
22:30 グリーンスパン前FRB議長 講演(モスクワの投資フォーラムで)
23:00 ノワイエ仏中銀総裁 議会証言
31日
00:30 米週間石油在庫統計
04:15 FOMC(政策金利、声明発表)
04:30 ポールソン米財務長官 講演「景気刺激策」
05:30 ジェンキンスBOC上級副総裁、ムラリーBOC副総裁 講演「通貨高とカナダ経済
432 :
Gunners:2008/01/30(水) 16:28:18.37 ID:S9sw7Rq/
433 :
Gunners:2008/01/30(水) 16:36:37.64 ID:S9sw7Rq/
434 :
Gunners:2008/01/30(水) 16:37:45.16 ID:S9sw7Rq/
435 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/01/30(水) 19:58:32.43 ID:/Ob/89uy
確かに、やな並びですね(笑
0.5でも、折込済み、予想通りでクスリはすぐに冷めそうですね。
グリーンスパン、ポールソンが何やら怪しい。
シティは本当にヤバソそうですね。
モルガンのビックス氏の記事は面白く読ませていただきました。
でも、これでは、富を残すと言うよりも生き残るのみとも思えるような話ですね。
生きていてこその富と言えばそうですが、何とも(笑
実は、同じことを考えたことがあります。
はじめは、北海道の田舎の友人の農家に→南太平洋の小島→オーストラリアに近い大き目の島→メガ・フロート
個人のサバイバルが、都市計画に移行していました(笑
文明のレベルを維持して、最低限の文明生活を求めると個人では維持不能に行き着きました。
今、中国進出と言うのは・・・・
436 :
Gunners:2008/01/30(水) 23:18:10.84 ID:S9sw7Rq/
437 :
Gunners:2008/01/30(水) 23:30:48.51 ID:S9sw7Rq/
FOMCは、利下げは折り込み済みとしても、その後にどう言う発言があるかですね
バーナンキ議長がそれを意識しているかどうかわかりませんが・・・
それと、ADPは予想以上に良かったのですが、今月はISMがNFPの後に発表され
ます。私的にはこれ困るんですよね・・・(笑)
438 :
Gunners:2008/01/31(木) 09:37:33.42 ID:OqytMOTp
439 :
Gunners:2008/01/31(木) 09:38:07.59 ID:OqytMOTp
440 :
Gunners:2008/01/31(木) 10:10:20.84 ID:OqytMOTp
http://money.cnn.com/news/newsfeeds/articles/newstex/AFX-0013-22637467.htm ADP report says US added 130,000 private jobs in January
ADPの雇用統計は1月度に13万人の新規雇用
CNN Money:January 30, 2008: 08:41 AM EST
サービスセクターの新規雇用が14.1万人と好調で製造業の1.1万人の減少をカバーした。
ADPの雇用統計は民間セクターの雇用のみを対象にしている。政府の(金曜日に)発表する
雇用統計は政府公共の雇用(推計で約2万人)を含むのでADP雇用統計から推測すると1月
新規雇用が15万人になっても不思議ではない。(現在のコンセンサスは5.8〜6.3万人)
WSJはADPの雇用統計データについてコメントして、アップビートな話題と
http://online.wsj.com/article/SB120169697678028509.html?mod=hpp_us_whats_news Stocks' Post-Fed Rally Falls Apart
January 30, 2008 6:18 p.m.
On a more upbeat note, a report by payrolls giant ADP said U.S. private-sector jobs
rose by 130,000 in January, beating economists' forecasts by a big margin. ADP's
labor market reading comes ahead of Friday's government report on job creation in
January.
441 :
Gunners:2008/01/31(木) 10:11:46.88 ID:OqytMOTp
442 :
Gunners:2008/01/31(木) 11:38:23.23 ID:OqytMOTp
443 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/01/31(木) 12:45:23.98 ID:8o0l8OnC
>>443 アジア最大の民主主義国家(まあ異論はあるでしょうがw)と世界最大の共産主義国家でありますが
今後益々緊張が高まるのではないかと思うのですがどうでしょうかね
あらゆる面でバッティングする分野もかなり多いでしょうし
445 :
Gunners:2008/01/31(木) 15:23:01.70 ID:OqytMOTp
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-30082020080131 FOMCで相次ぐ反対票、先行きに不安も
[シカゴ 30日 ロイター] 米連邦公開市場委員会(FOMC)で反対票が投じられるケー
スが相次いでいることを受け、一部の市場関係者の間では、金融政策を転換する際に問題
になるのではないかとの懸念が浮上している。
29─30日のFOMCでは50ベーシスポイント(bp)の利下げが決まったが、フィッシャー・
ダラス地区連銀総裁は据え置きを主張して、利下げに反対票を投じた。
ゴールドマン・サックスは「フィッシャー総裁が据え置きを主張したということは、今回のFO
MCでは、多くの市場関係者が予想していたような『25bpか50bpか』という議論ではなく
『利下げか据え置きか』が焦点になったとみられる」と指摘した。
反対票が相次いでいることを受けて、バーナンキFRB議長がFOMC内で主導権を握り切
れていないのではないか、との見方も出ている。
パフォーマンス・トラスト・キャピタル・パートナーズのリッチ・バーグ最高経営責任者(CEO)
は「バーナンキ議長は反対票を投じることを容認しており、メンバーはその権利を行使して
いる。議長は、コンセンサスを重視するタイプで、ワンマンタイプではない」と述べた。
バーナンキ議長の就任後、1回のFOMCで2人以上が反対票を投じたことはない。ただ最
近のFOMCでは4回連続で反対票が投じられており、景気と物価の両面で課題を抱えるF
OMC内で、今後の政策の方向性について見解が大きく割れていることがうかがえる。
バンク・オブ・アメリカのエコノミスト、ゲーリー・ビッグ氏は「4回連続で反対票が出た。激論
が交わされているのだろう。今後もかなり激しい議論が行われるとみられる」と述べた。
市場の一部では以前から、FRB当局者の発言に統一感がみられないとの批判が出ていた。
2人のFRB当局者が、同じ日にタカ派的な見解とハト派的な見解を示すこともめずらしくな
い。
JPモルガン・チェースのエコノミスト、マイケル・フェロリ氏は「FOMCは、金融危機の際に
は一致団結する傾向がある。ただ市場が安定し、実体経済に目が向くようになると、自分
の意見を主張するメンバーが出てくるのかもしれない」と述べた。
<グリーンスパン時代との比較>
グリーンスパン前議長の時代も、FOMCで反対票が投じられることはあったが、18年間に
及んだ任期の終盤には、反対票は比較的少なくなった。全会一致の決定がFRBの信認を
高めるとグリーンスパン氏が主張したためだ。
2002年─05年のFOMCで、地区連銀総裁が反対票を投じたのはわずか2回(03年の
サンフランシスコ地区連銀、02年のダラス地区連銀)。この他にFRB理事が2回、反対票
を投じた。
ただグリーンスパン時代でも、政策転換の時期には反対票が増えた。01年の利下げ局面
では、カンザスシティー地区連銀が2回、セントルイス地区連銀が1回、それぞれ利上げを
主張した。
06年2月1日のバーナンキ議長就任後、FRB理事がFOMCで反対票を投じたことはない。
しかし、地区連銀総裁となると話は別だ。
タカ派のラッカー・リッチモンド地区連銀総裁が06年後半のFOMCで、4回連続で反対票を
投じて、利上げを主張したことは有名だ。
446 :
Gunners:2008/01/31(木) 15:23:14.44 ID:OqytMOTp
<4回連続の反対票>
昨年10月のFOMCでは、ホーニグ・カンザスシティー地区連銀総裁が利下げに反対。
昨年12月はローゼングレン・ボストン地区連銀総裁が50bp利下げを主張して、25bp利
下げに反対票を投じた。
今年1月22日の緊急利下げには、プール・セントルイス地区連銀総裁が反対し、今回は
フィッシャー・ダラス地区連銀が利下げに反対票を投じた。4回連続で反対票が投じられた
ことになる。
今年のFOMCで投票権を持つメンバーでは、比較的就任から日の浅いガイトナー・ニュー
ヨーク連銀総裁とピアナルト・クリーブランド地区連銀総裁が、反対票を投じた経験がない。
06年に就任したプロッサー・フィラデルフィア地区連銀総裁は、今回のFOMCから初めて
投票メンバーに加わった。今回は反対票を投じなかったが、市場ではラッカー総裁に劣らぬ
タカ派との見方が出ている。
今の地区連銀総裁のなかで最も経験が長いスターン・ミネアポリス地区連銀総裁は、96
年に3回の反対票を投じた(タカ派的な意見を主張)が、99年、02年、05年のFOMCでは
すべて賛成票を投じた。
フェロリ氏は「もしスターン総裁かプロッサー総裁がフィッシャー総裁の側につけば、つまり2
人が反対するなかで利下げが行われれば、FOMCは厄介な状況になる」と述べた。
447 :
Gunners:2008/01/31(木) 15:24:00.44 ID:OqytMOTp
<4回連続の反対票>
昨年10月のFOMCでは、ホーニグ・カンザスシティー地区連銀総裁が利下げに反対。
昨年12月はローゼングレン・ボストン地区連銀総裁が50bp利下げを主張して、25bp利
下げに反対票を投じた。
今年1月22日の緊急利下げには、プール・セントルイス地区連銀総裁が反対し、今回は
フィッシャー・ダラス地区連銀が利下げに反対票を投じた。4回連続で反対票が投じられた
ことになる。
今年のFOMCで投票権を持つメンバーでは、比較的就任から日の浅いガイトナー・ニュー
ヨーク連銀総裁とピアナルト・クリーブランド地区連銀総裁が、反対票を投じた経験がない。
06年に就任したプロッサー・フィラデルフィア地区連銀総裁は、今回のFOMCから初めて
投票メンバーに加わった。今回は反対票を投じなかったが、市場ではラッカー総裁に劣らぬ
タカ派との見方が出ている。
今の地区連銀総裁のなかで最も経験が長いスターン・ミネアポリス地区連銀総裁は、96
年に3回の反対票を投じた(タカ派的な意見を主張)が、99年、02年、05年のFOMCでは
すべて賛成票を投じた。
フェロリ氏は「もしスターン総裁かプロッサー総裁がフィッシャー総裁の側につけば、つまり2
人が反対するなかで利下げが行われれば、FOMCは厄介な状況になる」と述べた。
448 :
Gunners:2008/01/31(木) 15:27:16.62 ID:OqytMOTp
<4回連続の反対票>
昨年10月のFOMCでは、ホーニグ・カンザスシティー地区連銀総裁が利下げに反対。
昨年12月はローゼングレン・ボストン地区連銀総裁が50bp利下げを主張して、25bp利
下げに反対票を投じた。
今年1月22日の緊急利下げには、プール・セントルイス地区連銀総裁が反対し、今回は
フィッシャー・ダラス地区連銀が利下げに反対票を投じた。4回連続で反対票が投じられた
ことになる。
今年のFOMCで投票権を持つメンバーでは、比較的就任から日の浅いガイトナー・ニュー
ヨーク連銀総裁とピアナルト・クリーブランド地区連銀総裁が、反対票を投じた経験がない。
06年に就任したプロッサー・フィラデルフィア地区連銀総裁は、今回のFOMCから初めて
投票メンバーに加わった。今回は反対票を投じなかったが、市場ではラッカー総裁に劣らぬ
タカ派との見方が出ている。
今の地区連銀総裁のなかで最も経験が長いスターン・ミネアポリス地区連銀総裁は、96
年に3回の反対票を投じた(タカ派的な意見を主張)が、99年、02年、05年のFOMCでは
すべて賛成票を投じた。
フェロリ氏は「もしスターン総裁かプロッサー総裁がフィッシャー総裁の側につけば、つまり2
人が反対するなかで利下げが行われれば、FOMCは厄介な状況になる」と述べた。
449 :
Gunners:2008/01/31(木) 15:35:31.28 ID:OqytMOTp
すんまそん.....orz
450 :
Gunners:2008/01/31(木) 15:43:08.89 ID:OqytMOTp
451 :
Gunners:2008/01/31(木) 15:54:01.61 ID:OqytMOTp
http://online.wsj.com/article/heard_on_the_street.html?mod=2_0033 More Subprime Pain in Store
サブプライム関連のさらなる痛み、ウォール街を待ち受ける
By David Enrich and Peter Eavis
WSJ:January 31, 2008
ここ数カ月間で1000億ドルを超える住宅ローン関連損失を被った銀行および銀行株に投資
している投資家は、困難を脱したと期待していた。しかしそうではなかった。
スイスのUBSは30日、2007年に計上する評価損は1カ月前の予想よりも約40億ドル多くな
る見込みと明らかにした。米住宅セクターの混乱に対して依然として脆弱(ぜいじゃく)なウ
ォール街の銀行にとり、さらなる痛みが待ち受けていることを示唆した。UBSによると、40億
ドルのうちの約半分はサブプライムローン(信用度の低い借り手への住宅融資)関連。
残りが何かは明らかにしなかった。
一方、アムバック・ファイナンシャル・グループやMBIAなど、”モノライン”と呼ばれる金融保
証保険会社が直面する厳しさは、銀行にさらなる問題をもたらす可能性がある。
オッペンハイマーのアナリスト、メレディス・ホイットニー氏は30日、大手金融保証保険会社
の格付けがさらに引き下げられるか、あるいは破産申請に追い込まれれば、ウォール街の
企業は少なくとも400億ドルの損失に直面することになるとの試算を示した。
ホイットニー氏は「さらなる費用計上が差し迫っていることが明白となった時、市場は再び落
ち込むとわれわれは考える」とリポートで書いている。
こうした懸念をさらにあおったのは、スタンダード&プアーズ(S&P)の予想だった。S&Pは30
日、問題はより広範囲の金融機関に広がる可能性があり、住宅ローン担保証券による損失
総額は2650億ドルを超える可能性があるとの見方を示した。
次の評価損計上の波では、シティグループとメリルリンチが最も大きな影響を受けるとみら
れている。
シティとメリルは、債務担保証券(CDO)と呼ばれる複雑な投資商品の主要な発行者だった。
CDOは、住宅ローンの焦げ付き急増でその価値が急減している。シティとメリルは、CDOへ
のエクスポージャーにより、両社あわせて計450億ドル近い損失をすでに被っている。
これは両社で最高経営責任者(CEO)の交代と、外国の投資家から数十億ドル規模の資本
注入を受け入れることにつながった。
しかし両社は、CDOへのエクスポージャーが、まだそれぞれ数十億ドル残っており、これら
の価値は下がり続けるとみられている。S&Pは30日、モーゲージ債を担保とした2000近い
CDOについて、格下げしたか格下げの方向で見直すとした。クレディ・スイスのCDO調査担
当ヘッド、デビッド・イェン氏は「われわれは、CDO市場がまだ底を打っていないとみている」
と述べた。
現在、ウォール街がより強く懸念しているのは、金融保証保険会社の問題が銀行に及ぼす
影響だ。金融保証保険会社は、銀行が保有するCDOの価値を実質的に保護する契約を銀
行に販売していた。S&Pの金融機関格付けグループのマネジングディレクター、タニヤ・ア
ザークス氏によると、こうした保険は全世界で約1250億ドル相当のCDOをカバーしている。
問題はCDOの下方スパイラルが金融保証保険会社を窮地に陥れようとしていることだ。
フィッチ・レーティングスは30日、FGICの債券保証引受部門の格付けをトリプルAからダブル
Aに引き下げた。13億ドルの資本調達ができなかったことを挙げている。FGICは金融保証
保険業界4位。
モノラインの高い格付けは、保険契約の価値を下支えてきた。格下げの結果、銀行は保有
するCDOの価値を評価する際、保険契約の価値が減ったことを考慮しなければならない。
これは、四半期末でのさらなる評価引き下げにつながる。
452 :
Gunners:2008/01/31(木) 15:54:38.84 ID:OqytMOTp
業界の専門家によると、銀行はこれまで、金融保証保険会社が大幅な格下げに直面するこ
とはないとの前提で、保有CDOの評価を引き下げてきたという。これは楽観的過ぎた可能
性がある。
オッペンハイマーのホイットニー氏によると、最悪のシナリオでは、シティは最大103億ドル、
メリルは最大100億ドル、UBSは最大87億ドルの損失に直面する可能性がある。業界全体
では評価損は最大750億ドル膨らむ可能性があると同氏はみている。
453 :
Gunners:2008/01/31(木) 19:10:03.87 ID:OqytMOTp
ドル円しぶいねwww
エンジェルフォールね
455 :
Gunners:2008/01/31(木) 23:42:02.71 ID:OqytMOTp
456 :
Gunners:2008/02/01(金) 00:48:19.10 ID:4GVZ4d6Z
457 :
Gunners:2008/02/01(金) 01:19:38.79 ID:4GVZ4d6Z
458 :
Gunners:2008/02/01(金) 14:51:05.47 ID:jb55yZkM
459 :
Gunners:2008/02/01(金) 14:51:27.79 ID:jb55yZkM
460 :
Gunners:2008/02/01(金) 14:51:47.40 ID:jb55yZkM
461 :
Gunners:2008/02/01(金) 20:26:58.96 ID:jb55yZkM
どうも、ガナ氏
ジム・ロジャースは根本的に中国人を見誤っているようです。
何れは、痛い目に会うと思うんですがね。
ところで、どうも、二月の中旬が何やら怪しそうですね。
満身創痍の銀行ばかり集まっている(笑
本当に出来るのかな?
口だけのようにも思えますが、どの面子を見てもモノラインの格付けが下がれば
ただで済まない銀行ばかりと言うのも真実味があります。
助けなければ諸共地獄と言うような状態ですからね。
しかし、資金が集まるのか?ここが焦点でしょうね。
これが実現できなかったら、間違いなく手は無くなりますね。
おら,MBIAを8.5ドルで買ったから今日の17ドルで半分売ったよ。
あとは適当に上がってくれればOK。
467 :
Trader@Live!:2008/02/03(日) 21:57:35.89 ID:5/+BRLox
361 大物 ◆TwJker8gy2 sage New! 2008/02/03(日) 21:46:07.48 ID:WATLgtiH
ドル円は年内に94まで行くよ
468 :
Gunners:2008/02/03(日) 23:03:11.96 ID:Jo4pcyE7
フェレンギさん、ども
金曜日に貼ったつもりで、忘れてました。....orz
ジム・ロジャースは、むちゃくちゃにロングスパンなのでわからんです。
数年とかそれ以上で見ていることも多いですから
そりゃ中国共産党が崩壊してからの事まで視野に入ってるなら、それなりの・・・・
ADPに騙されるとこでした、ほんとにあの指標は扱いにくいですね(笑)
NFPは先月分が修正されているのでそんなに悪くはないんですけど
やはり引き続き、第一四半期の米国の指標は悪いと言う予測で良いと思うのですが、
ISM 製造業景況指数が50.7ですか、う〜ん50越えてきたならこの後の予想は難しく
なりますね
469 :
Gunners:2008/02/03(日) 23:03:36.49 ID:Jo4pcyE7
470 :
Gunners:2008/02/03(日) 23:03:53.32 ID:Jo4pcyE7
471 :
Gunners:2008/02/03(日) 23:04:37.97 ID:Jo4pcyE7
472 :
Gunners:2008/02/03(日) 23:05:03.37 ID:Jo4pcyE7
473 :
Gunners:2008/02/03(日) 23:06:07.68 ID:Jo4pcyE7
http://www.ft.com/cms/s/0/03341a90-d0f1-11dc-953a-0000779fd2ac.html Chaos in China
中国の混乱 (要旨)
FT:Published: February 1 2008 19:03
中国は大寒波で、交通やエネルギー供給の混乱に見舞われていて、それはアメリカがカテ
リーナ台風で大混乱したり、英国の交通機関が雪で混乱したりするのと似ている。
大雪の為に交通が遮断され、春節の帰省客が大混乱に陥り、中国政府は50万人の軍隊を
動員して人海戦術で対策にあたっている。
しかし、当面の大寒波だけではなく、中国のエネルギー政策には大きな問題があり、それ
が今回の混乱をも悪化させている。
中国政府はそのエネルギー政策の抜本的見直しが必要である。
第一に中国政府は中途半端な価格政策を見直すべきである。これは国内のインフレを抑え
る為になされているのだが中長期的に見て事態を悪化させる。石炭価格は自由化されたが
電力価格は凍結されている。電力会社は高騰する石炭価格と凍結された電力価格になや
み、石炭会社との交渉に明け暮れ、石炭不足と電力不足を起こしている。
第二に、中国政府は国内の低いエネルギー効率の改善に取り組むべきである。それはエ
ネルギー価格の自由化によって達成しやすくなるが、価格凍結の元ではインセンティブが働
かない。使用者や消費者が使っているエネルギーの真の価格を知ることは効率向上の第
一歩である。
第三に、中国政府は増大する国内の電力需要を満たす為に大掛かりな発電所の建設を計
画しているが、それらは主に石炭火力発電である。これは既に問題の多い道路と鉄道輸送
に対して石炭輸送の更なる負荷をかける。石炭供給への圧力も増大する。
中国政府は単に量的な拡大を図るのではなくて、産業や家庭のエネルギー効率の向上を
目指さなくてはいけない。そういう大胆な政策転換によって、はじめて道路や鉄道輸送の混
乱の問題や公害の問題、経済のバランスの問題を解決できる。
474 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/02/04(月) 00:06:33.36 ID:W1JkFZW/
どうも、ガナ氏。
素朴に何故、アムバックしか助けないのか?
何故、MBIAは助けないのか?
単に資金的な問題なのか?
銀行群にとってとんでもないものがアムバックにはあってMBIAにはないのか?
何にせよ、モノライン全体を救済という訳ではないようですね。
私が知るかぎり、アムバック、MBIAともに大手と言うイメージなんですがね。
様子を見て行きましょう。
銀行群も急がないとアムバックも格付け下げられてしまう可能性は有りですからね。
今回の銀行群の動きがアムバックだけは下げないでと言うメッセージとしても
MBIAだけ下げて、アムバックは下げない訳には行きませんしね。
ADPには久々に騙されましたな(笑
あそこはたまに今回のような数字の乖離が出ますね。
しかし、NFPは段々当てにならない、信用度が落ちて来た指標に感じます。
前回修正でトントン、うーん?
前は前々月の修正も出たような・・・
ISMはギリチョン50超えでしたからね、本当に解からないですね。
まぁ、実体も悪くなってきているはずですしね。
大統領候補の日本観は再度、我々にもマックで無ければならない、と言うことを再認識させられる話ですね。
その為には、民主党はヒラリーに来てもらわないとなりませんね。
オバマだと無党派層の浮動票が流れる可能性でありますし。
しかし、あの人、ロックシンガーのような候補ですな〜
>>474 >ロックシンガーのような候補ですな〜
レーガン…
476 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/02/04(月) 00:49:49.55 ID:W1JkFZW/
そうだった、あの大統領は正真正銘の俳優だった(笑
477 :
Gunners:2008/02/04(月) 11:41:19.90 ID:wuq7nF50
478 :
Gunners:2008/02/04(月) 15:47:22.75 ID:wuq7nF50
http://online.wsj.com/article/SB120206856800138831.html?mod=hps_us_whats_news Google Offers to Help Yahoo
Fight Off Microsoft
グーグル、ヤフーにマイクロソフトへの対抗策支援を申し出
By KEVIN J. DELANEY and MATTHEW KARNITSCHNIG
WSJ:February 4, 2008
米インターネット検索大手グーグルのエリック・シュミット最高経営責任者(CEO)は1日、同
業ヤフーのジェリー・ヤンCEOに電話をかけ、マイクロソフトによる446億ドルでの同社買収を
阻止するためにあらゆる協力をすると申し出た。関係筋が明らかにした。
グーグルはマイクロソフトにとって最大のライバル。ヤフーは同日、マイクロソフトから買収提
案を受けたと発表し、これに対する選択肢を検討しているところ。この日の買収提案発表は、
メディア・ハイテク業界を揺るがした。事情に詳しい筋によると、ヤフーの取締役会は同日、
電話で協議したものの、今のところ態度を明らかにしていない。また、マイクロソフトに対抗す
る買収提案が出てくる可能性があるが、今のところ、そうした提案はないという。
グーグル自身がヤフーに買収提案する可能性は低いとみられている。検索エンジンとオンラ
イン広告でのシェアが両社とも大きいため、反トラスト(独占禁止)規制にかかわる懸念があ
るためだ。だが同筋によると、マイクロソフトを上回る内容での他者からの買収提案において、
あるいはヤフーが独立企業であり続けるために、グーグルは何らかの役割を果たすとみられ
る。グーグルはヤフーと広告受託契約を結ぶ見返りに、現金を支払うか、ヤフーの収入を保
証する可能性があるという。ただ、グーグルがこのような契約を結ぶことについても、シリコン
バレーのインターネット大手2社間の競争が阻害される恐れがあるとして、反トラスト当局の
調査対象になる可能性がある。
グーグルの広報担当者はヤフーについて、またヤフーとの接触について、コメントを避けた。
グーグルは3日、ブログへの投稿で「マイクロソフトによるヤフーへの買収提案は、マイクロソ
フトが過大な影響力を持ちそれを乱用するのではないかという、厄介な問題を引き起こす」と
批判した。マイクロソフトはこれに対し、「(マイクロソフトとヤフーの組み合わせは)インターネ
ット検索とオンライン広告の分野で2位の企業が誕生することによって、市場の競争をより活
発にする」と反論した。
事情に詳しい筋の1人によると、1日以降、ハイテク、メディア、金融業界の多くの企業がヤ
フーやそのアドバイザーと、ヤフーへの買収提案に参加する可能性について話し合っている
という。だが今のところ、こうした話し合いの中から本格的な対抗買収提案は出てきていない
という。
米通信大手 AT&T、ニューズ・コーポレーション、メディア大手タイム・ワーナーはいずれも、
対抗買収に参加する可能性があると考えられているが、関係筋によると、対抗買収の準備
はしていないという。ただ同筋は、「可能性は低いものの、状況が変わる可能性はまだある」
としている。
ニューズは、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)を発行しているダウ・ジョーンズの親会社。
479 :
Gunners:2008/02/04(月) 15:54:29.23 ID:wuq7nF50
480 :
Gunners:2008/02/04(月) 17:35:05.13 ID:wuq7nF50
481 :
Gunners:2008/02/04(月) 17:36:01.13 ID:wuq7nF50
http://online.wsj.com/article/SB120208956362339677.html Ballmer Makes Big Bet To Get to 'Next Level'
マイクロソフトのバルマーCEO、ヤフー買収提案の正当性を主張
By Robert A. Guth
WSJ:February 4, 2008
米マイクロソフトによる446億ドルでのインターネット検索大手ヤフー買収提案は、さまざまな
人をテストすることになる。その筆頭が、マイクロソフトのスティーブ・バルマー最高経営責任
者(CEO、51)だ。
同氏は、オンライン広告の分野で同社の地位をより強固にするために積極的な戦略をとり、
この分野ではるか先を行っているグーグル(Nasdaq:GOOG)との競争力を強化しようとしてき
た。同氏は今、買収提案を受け入れるようヤフーを説得しなければならないだけではなく、買
収が実現した暁にはマイクロソフトの従業員8万人とヤフーの従業員1万4000人を統合しな
ければならない。
1日に買収提案を発表してから2日後の3日、同氏はウォール・ストリート・ジャーナルに対し、
自身の考えの概要を話した。抜粋は以下の通り。
WSJ:ヤフーへの買収提案は、人々の予想より景気の見通しが明るいと見込んでいることの
表れか。
バルマー氏:当社の事業のほとんどは投下資本の回収に1−2年以上かかる。ヤフー買収も
そうだ。投資の決断をする時に短期的な景気見通しを最重要視するのは賢明ではない。極
めてひどい状態に陥るとわれわれが考えているとしたら、おそらくすべて白紙に戻るだろう。
だが最悪の場合でも、人々は当社が数年間、経済の厳しい状態に直面すると考えるにとど
まるだろうと私は思っている。
WSJ:オンライン広告の成長が鈍化した場合、買収の見通しはどのように変化するか。
バルマー氏:長期的にみれば、オンライン広告の見通しについて今ほど楽観的になれたこと
はない。今後10年以内に、オフライン広告はすべてオンライン広告に変わる。すなわち、オン
ライン広告は大幅な成長が見込める。
WSJ:2年後、ヤフー買収はマイクロソフトにどのように貢献しているか。
バルマー氏:両社の研究開発スタッフがそれぞれ別の目標を持てば、新たな技術革新に投
資する機会が生まれる。広告主の観点から言うと、市場のトップに対抗する力をつけ、技術
革新が進めば、広告がターゲットとする人々に届きやすくなる。最後に大事なことだが、グー
グルは広告を手掛ける多くの企業の関心を集めているため今のところ競争相手がほとんどい
ない。われわれはソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の新興企業である米フェース
ブックへの出資を決めるなど成果を上げてきたが、ヤフー買収でさらに影響力を増す機会が
増える。
WSJ:オンライン市場では低成長と見なされている2社の合併で、マイクロソフトの成長を促進
させることができるのか。
バルマー氏:われわれは市場トップの座にいるわけではないが、素晴らしい才能の人材と素
晴らしい資産がある。
WSJ:そうした才能をうまく管理し商品をより迅速に発表していくことは難しいのではないか。
バルマー氏:両社とも、迅速に発表すべき商品が不足したことはない。グーグルが市場で首
位にあるのは、多くの商品があるからではなく、検索エンジンという1つの商品分野でトップ
だからだ。(買収後の)統合をうまくやることは大事だが、最も大きな望みは、検索エンジンと
オンライン広告の分野で画期的な前進をすることだ。これらの分野における両社の優秀な技
術者なら可能だという考え方には説得力がある。
482 :
Gunners:2008/02/04(月) 17:36:12.60 ID:wuq7nF50
WSJ:アナリストへのコメントのポイントは。
バルマー氏:第1に、売上高の面では今年は当社にとって、4部門いずれもが好調な年にな
りそうであり、それはこれまでの投資の反映だということを理解してほしい。第2に、当社の投
資は、これまでの他者のどのような投資よりも広範にわたるという事実を強調しておきたい。
第3に、将来、当社のすべての部門にわたり、投資が必要な事柄が数多くあることを理解し
てもらいたい。
484 :
Gunners:2008/02/04(月) 19:29:22.81 ID:wuq7nF50
485 :
Gunners:2008/02/04(月) 19:30:28.61 ID:wuq7nF50
このニュースばかりですんませんな
http://online.wsj.com/article/SB120208877110039501.html?mod=hpp_us_whats_news Microsoft Throws Time Warner a Curve
マイクロソフトのヤフー買収提案、タイム・ワーナーを不意打ち
By Merissa Marr
WSJ:February 4, 2008
米メディア大手タイム・ワーナーのジェフリー・ビューケス新最高経営責任者(CEO)は就任当
初からインターネット部門AOLの将来の構想に忙殺されていたが、ここへ来てその作業は厳
しさを増した。
米マイクロソフトが1日、米インターネット検索大手ヤフーに446億ドルでの買収案を提示した
ことで、AOLの競争上の位置取りが崩れ、明らかなパートナーである2社が市場から吸いだ
される恐れが浮上している。ビューケスCEOは新しく、一層不確かな地勢での舵取りを余儀
なくされることになる。
ここでの大きな疑問は、AOLの株式5%を保有するグーグルが、マイクロソフトのヤフー買収
計画に対し、AOLとの関係強化をもって対抗しようとすることを決めるかどうかだ。ビューケス
CEOにとって、それは魅力的な取引になるだろう。グーグルはコメントを避けた。
1月1日付でリチャード・パーソンズ前CEOの後任に就いたビューケスCEOは、低迷するタイ
ム・ワーナーの株価にてこ入れする思い切った対策を打ち出す必要に迫られている。同CEO
は6日に開く10−12月期決算の電話会見で投資家に CEOとして初めて話す際、AOLの展望
を含むタイム・ワーナーの戦略に関するたたき台を示す予定だ。
詳細は決定していないものの、同CEOは大まかな方向性を打ち出すとみられる。傘下のタイ
ム・ワーナー・ケーブルの持ち株比率を現在の約84%から50%以下に引き下げるのが優先
事項のひとつに挙げられる見込み。
AOLについて、同CEOは収益減少の続くインターネット接続事業を、成長性の見込まれるポ
ータル(玄関)サイト事業と広告事業から分割する方針を打ち出す見通し。分割はインター
ネット接続事業の売却あるいはスピンオフ(分離・独立)の前触れととらえられる。
事情筋によると、同CEOがAOLの長期的な選択肢として検討した構想のひとつである、AOL
のポータル・広告事業と他の企業との統合も進みやすくなる見込み。拡大するグーグルの勢
力にも対抗しやすくなるだろう。
1日まではマイクロソフト、ヤフーの2社が合併候補だった。タイム・ワーナーは過去に両社と
の間でAOLとの組み合わせについて話し合っていた。交渉が最も本格化したのは2005年。
当時はグーグル、ケーブルテレビ(CATV)大手コムキャストなど、数々の候補と協議した。
最終的に、タイム・ワーナーはAOLの時価総額を200億ドルと見積もった価格でAOLの株式
5%をグーグルに売却した。
マイクロソフトがヤフー買収に成功すれば、グーグルとの提携もAOLが市場で取り残されない
ようにするには十分でない可能性もある。広告業界関係者らによると、AOLのポータル事業
で広告募集が難しくなるだけでなく、傘下の広告会社であるアドバータイジング・ドット・コム、
タコダも市場から押し出される可能性があるという。
タイム・ワーナー、AOLともマイクロソフトとヤフーの取引によって予想される影響について公
には語っていない。幹部らは以前、両社が合併すればAOLに問題が生じるとの見方を一蹴
(いっしゅう)している。
T ロウ・プライスのポートフォリオマネジャー、ヘンリー・エレンボーゲン氏は「ここで本当の“ワ
イルドカード”はグーグルの出方」と指摘。また、AOLが圧倒的優位に立つが、グーグルはそ
れほど強くないディスプレー広告の分野で、グーグルがAOLとの提携強化を図る可能性があ
るとの見方を示した。ただ、別の買収候補が現れない限り、AOL買収の必要性をグーグルが
感じるかどうかについては疑問を呈した。
486 :
Gunners:2008/02/05(火) 01:27:31.20 ID:4/hKyVgs
487 :
Gunners:2008/02/05(火) 10:15:01.34 ID:AhIAcHlh
488 :
Gunners:2008/02/05(火) 10:18:34.54 ID:AhIAcHlh
489 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/02/05(火) 15:49:49.98 ID:TdpRT7HB
>>483 どうも、ありがとう。
よく解かった。
しかし、アムバックも格付け引き下げは免れないだろうな。
銀行群も足並みがあっていないようだし。
時間切れになるかな。
490 :
Gunners:2008/02/05(火) 17:16:41.78 ID:AhIAcHlh
491 :
Gunners:2008/02/05(火) 17:17:28.14 ID:AhIAcHlh
492 :
Gunners:2008/02/05(火) 17:19:20.68 ID:AhIAcHlh
http://online.wsj.com/article/SB120217347996142901.html?mod=hpp_us_whats_news Searching Yahoo for Value
A Delicate Deal Game:
Fight Off Microsoft
Or Jostle for Higher Bid?
ヤフー、マイクロソフトによる買収条件で微妙な駆け引きへ
By MATTHEW KARNITSCHNIG and KEVIN J. DELANEY
WSJ:February 5, 2008; Page C1
米インターネット検索大手のヤフーは、米マイクロソフトによる446億ドルでの買収提案を上回
る内容を提示する、信頼のおける買い手が表れない場合、マイクロソフトに提示額の引き上
げを迫るという定石の手段をとらざるを得なくなると考えられる。ただ、今はそのようなそぶり
をみせていない。
マイクロソフトはヤフーの取締役に代えて自らが用意する人材を取締役に推薦するという敵
対的行為に出る意向をちらつかせているが、ヤフーは反トラスト(独占禁止)問題を持ち出し
て買収合意を断る可能性があり、こうした方法はリスクを伴う。
対立の長期化を避けるために、マイクロソフトは提示額を引き上げ、ヤフーの協力を得ようと
する可能性のほうが高い。買収提案を受けた企業の取締役会は、少なくとも取引時間中の
52週高値を買い手に求めることが多い。ヤフーの52週高値は34.08ドルで、マイクロソフトの
提示額である31ドルを10%、ヤフーの4日終値29.33ドルを16%、それぞれ上回る水準。
ただ、ヤフーは提示額の引き上げを実現させるために、脅威、うわさ、周囲からの圧力など、
あらゆるものが買い手を追い込む瀬戸際政策をとる必要がある。
その第一歩は、最も基本的な、ヤフーの資産価値の評価。同社株主は、マイクロソフトの提
示額はヤフーの手元資金や保有しているヤフー・ジャパンの少数株式などを過小評価してい
ると主張している。これらの時価総額は167億ドル。一部の投資家は、これらの資産だけで1
株当たり12ドルの価値があるとしている。
ただ、この計算には課税にかかわる調整が含まれていない。また、大量の株式を一度に売
却することに伴う流動性の問題も考慮されていない。ヤフーはむしろ、株式関連報酬の費用
計上前のEBITDA(利払い前・税引き前・償却前利益)を基準にした計算が好ましいと考えて
いる。
ただ、多くの企業のように株式関連報酬を費用計上すると、数字は約30%小さくなる。2007
年のヤフーのEBITDAは株式関連報酬の費用計上前は19億3000万ドル、計上後は13億
6000万ドルだった。
合併・買収(M&A)の通例として、買収の標的になった企業は買い手の反トラスト問題を持ち
出すのではなく、提示額の引き上げを目指す。こうすると合意に達しやすい。ある銀行関係
者は、マイクロソフトが提示額を少し引き上げれば、ヤフーのジェリー・ヤン最高経営責任者
(CEO)は株主に「より良い条件を引き出した」とアピールできるうえ、ほかのすべての買い手
候補は円満に撤退できると指摘している。
ただ、そうなるには数週間かかるとみられる。ヤフーは4日、マイクロソフトの買収提案を「慎
重に検討している」と繰り返した。
ほかの買収提案が出てくる可能性はあるものの、多くの銀行関係者は、ほかの買い手がマ
イクロソフトの資金力に対抗するのは難しいとみている。
マイクロソフト側のある筋は、「同社の提示額はヤフーの主要事業(保有する少数株式を除
く)の価値を100%以上上回っている。またヤフーはここ数カ月、シェアを落としているうえ、全
般的な業績は多くの投資家を失望させている」と主張している。
オッペンハイマーのアナリストは「もう1つの重要な要素である相乗効果を適切に考慮してい
ない。両社の合併による年間の相乗効果は13億ドルと、マイクロソフトの試算を30%上回る
水準だ」と指摘している。「マイクロソフトのヤフー買収意欲はほかのどこよりも強い。提示額
を引き上げる意思はあり、1株当たり 36−40ドルまで引き上げざるを得なくなるだろう」との
見方を示した。
493 :
Gunners:2008/02/05(火) 17:36:25.10 ID:AhIAcHlh
494 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/02/05(火) 18:53:27.99 ID:TdpRT7HB
最終的にはネタでしかないと私は考えています。
問題は、そのネタにどれ程のインパクトがあるのか?どれぐらいの狼狽がそれにて発生するのか?
どれくらいの人間がそれに乗れるのか?
その意味でしかないと思います。
所詮、マーケットの中のことです、本当に命がとられるのは一部ですしね。
そういう意味では、局地戦もそうなります。
イラク戦争も、本当に国家の存亡、この一戦が全て、と言う訳ではないですしね。
当然、撤退と言うことになれば、大変な不都合が後々発生しますが。
モノラインのそういう意味では、致命的と言う訳ではないです、現実社会には。
より重要な要因としては、我々には東南海地震、富士山噴火ですし、世界的にはバードフルパンデミックでしょう。
これは、実体が揺るがされますから。
こと、バードフルパンデミックはね、今分析しなおしていますが、トレードなどしていられるかも怪しいですね。
本当にサバイバルの方が大変と考えています。
こと、娘のことを考えますとトレードどころではないですね。
時間切れ、底打ちは近いでしょうね。
個人はともかく、次なる機会に向け虎視眈々と狙ってる機関が多いこと。
496 :
Gunners:2008/02/06(水) 00:09:12.88 ID:ACwGwYTk
497 :
Gunners:2008/02/06(水) 02:06:19.28 ID:ACwGwYTk
498 :
Gunners:2008/02/06(水) 09:45:17.34 ID:bU9HbDHk
FRB緊急利下げの可能性、米ISM非製造業景気指数の急低下で
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-30174320080205 [ニューヨーク 5日 ロイター] メリルリンチは5日、この日発表された1月の米供給管理
協会(ISM)非製造業景気指数が予想よりかなり弱い数字だったことから、米連邦準備理
事会(FRB)は積極的な緩和姿勢を維持し、緊急の連邦公開市場委員会(FOMC)会合で
利下げを決定する可能性も高いとの見方を示した。
メリルリンチのエコノミストは顧客向けリポートで「景気は減速しているだけではない。1月
の自動車販売の大幅な減少や、前日のFRB調査が示した前例のないクレジット状況の緊
張に加え、ISMの報告で急激で大幅な減速が見られたことで、米経済は2001年よりもず
っと深刻な低迷に直面しているというわれわれの懸念が高まった」と述べた。
499 :
Gunners:2008/02/06(水) 09:45:49.20 ID:bU9HbDHk
500 :
Gunners:2008/02/06(水) 09:46:15.52 ID:bU9HbDHk
501 :
Trader@Live!:2008/02/06(水) 13:44:54.03 ID:MbGooI21
502 :
Gunners:2008/02/06(水) 14:13:45.53 ID:bU9HbDHk
悪い指標でますよ、と予想してましたので、一言
1日のISM製造業景気指数は50.7でビックリさせられたのですが、雇用は少し数字を落と
しています。そして同日発表された 1月の米非農業部門雇用者数の業態別雇用者数増減
の詳細を見る限り、このところサービス部門が雇用の受け皿となっているのがわかると思い
ます。
昨日のISMの内容が非製造業部門の低迷を示唆しており、将来的に悲観的な結果が出た
ことで、内需部門での雇用調整が進み、新たに失業者を生み出すこととなると思います。
今回の指数からは、米国のリセッションは確実視されることになると思うのですが、どうで
しょうか?
FRBの今後のかじ取りに注目が集まりますが・・・・
503 :
Gunners:2008/02/06(水) 15:36:36.38 ID:bU9HbDHk
http://www.ft.com/cms/s/478ca0e8-d427-11dc-a8c6-0000779fd2ac,Authorised=false.html Snub for US over stimulus package
刺激策を巡ってアメリカに冷水
By Chris Giles in London and James Politi in Washington
FT:February 5 2008
火曜日、アメリカは既に不況に入っているかもしれない、と示す新しいデータが出る中です
ら、同国が世界経済に刺激策を要請していることに、日本および主要ヨーロッパ諸国は仰
天した。
アメリカのサービス業が5年間で最も縮小していることを示すこのデータは、ヨーロッパで株
価を急落させ、その一方でアメリカではS&P500を昼の取引で−2.2%下落させた。
ユーロファースト300は−3.15%の1,313で引け、S&P500の後場中盤は−1.8%の1,356とな
った。FTSE100は−2.63%の5,868で取引を終了した。
このデータが出されたのは、週末に行われたG7会議が一斉刺激策で合意せず、信用市場
の混乱に対応するための包括規制についても合意出来なかった、と明らかになる中でであ
った。
デイヴィッド・マコーミック国際問題担当財務次官は、他の国々が「自らの経済の需要項目
を強化するために良識的対策をとること」は「特に重要だ」と述べた。
日本、ドイツ、そしてイギリスの財務省は彼の呼びかけに冷たい態度で、自分達はアメリカ
の財政出動にさっさと右へ倣えする意図が一切ないことをほのめかした。
また、この金融混乱に対応するために必要な規制手続についても、G7諸国間の総意は殆
ど存在しなかった。
しかし経済大国の緩和の兆しは、アメリカに限ったことではなかった。
供給管理協会の非製造業事業活動指数によって測定されたように、アメリカのサービス産
業の活動は1月は縮小したようで、経済展望を更に暗くした。
ISM指数は季節調整後でも12月は54.4から1月は41.9に落ち込んだ。
悲観的指数は予測されていた53よりも遥かに悪かった。
ISM指数の重要性を巡る不確実性を反映し、ゴールドマン・サックスのアナリストは「見直し
てもそのままなら、アメリカ経済における弱さが激しくかつ突然に広がったことを示している」
と記した。
「(1997年からの)短い歴史の中で、この調査は不況以外に50以下の数値を示したことは
滅多になかった」。
ユーロ圏では1月のサービス業購買担当者景況指数は12月の53.1から50.6に下がり、先
月末はセンチメントが急激に悪化し、15カ国からなるユーロ圏の重要サービス分野における
活動が殆ど成長していなかったことをほのめかしている。
米サービス業が低迷しているとのニュースが出されたのは、銀行業界融資担当幹部に対
するFRBの調査が、1月までの3ヶ月間に、商業用不動産ローンから消費者ローンやクレジ
ットカードまで、アメリカ経済全体で激しい信用収縮が起こっていたことを明らかにした一日
後だった。
504 :
Gunners:2008/02/06(水) 16:55:30.81 ID:bU9HbDHk
http://online.wsj.com/article/SB120225830283345881.html?mod=hpp_us_whats_news Yahoo Studies Alternatives to Microsoft
ヤフー、マイクロソフトによる買収提案への対抗策を模索
By Kevin J. Delaney and Matthew Karnitschnig
WSJ:February 6, 2008
米マイクロソフトから446億ドルでの買収提案を受けた米インターネット検索大手のヤフーは、
対抗買収提案の出現や、同業グーグルとの業務提携など、マイクロソフトによる買収を阻止
する方法があると期待を抱かせている。関係筋が明らかにした。
ただ、本格的な対抗買収提案は出てきていない。また反トラスト(独占禁止)法の専門家は
「グーグルとヤフーの業務提携は、規制面で懸念があるとみられるため、認められても最小
限にとどまる」との見方を示した。関係筋によると、マイクロソフトでは、対抗買収提案が出て
きていないため、1株当たり31ドルでのヤフー買収が実現するとの楽観論が広がっている。
同筋によると、ヤフーがマイクロソフトに回答する日程は決まっていない。ヤフーは、同社取締
役会による選択肢の検討は流動的で、かなり長い時間がかかるとの見通しを示している。同
社の広報担当者はこれまでの声明を繰り返し、「取締役会はマイクロソフトの買収提案を、当
社のあらゆる戦略的選択肢に照らして詳細に分析している」とした。マイクロソフトとグーグル
の広報担当者はコメントを避けた。
事情に詳しい筋の一部は「グーグルは、ヤフー全体の買収は規制当局の承認を得られない
と考えている」とみている。専門家は、両社が検索広告で提携するだけでも、競争を阻害する
という観点から、厳しい異議申し立てを受ける可能性があるとしている。
調査会社イーマーケッターによると、昨年、米国での検索広告収入におけるグーグルのシェ
アは71%だった。2位はヤフーで8.9%。また同年の米オンライン広告全体の収入では、グー
グルのシェアは28%、2位のヤフーは15.4%。以下、メディア大手タイム・ワーナー傘下のAO
Lが 6.6%、マイクロソフトのMSNが6.5%で続いている。調査会社ニールセンのニールセン・
オンライン部門によると、昨年12月の米国の検索問い合わせ件数では、グーグルのシェアは
56.3%、ヤフーは17.7%、マイクロソフトは13.8%だった。
505 :
Gunners:2008/02/06(水) 17:46:38.07 ID:bU9HbDHk
http://online.wsj.com/article/heard_on_the_street.html?mod=2_0033 Lennar's $800 Million Tax Refund
レナー、8億ドルの税還付
By David Reilly
WSJ:February 6, 2008
米住宅建設大手のレナーは、住宅ブームの際に土地に過剰投資したことで被った巨額損失
から何かを回収する方法を見つけた。
マイアミに本社を置くレナーは、モルガン・スタンレーとの共同出資会社に対し、昨年末に約1
万1000エーカーに上る宅地を5億2500 万ドルで売却した。帳簿上でこの土地の価値を約13
億ドルとしていたレナーにとって、この取引は一見すると惨たんたるものに思われた。
だが、レナーが1月末に発表した年次報告書によると、この取引の仕組みによって計上した
巨額損失を前年と前々年に支払った税金に適用することができ、結果として8億ドル強の税
還付を受ける見込みとなっている。
また、共同出資会社の出資比率はモルガン・スタンレーが80%、レナーが20%であるため、
レナーは事実上、売却した宅地の20%を保有している。レナーは共同出資会社の議決権
50%も保有していることから、宅地開発の方法にも発言権を持つことを意味する。
レナーは税負担を軽減しつつ、一方では引き続き宅地への権利を帳簿上に記載できることに
なる。税務会計コンサルタント会社ロバート・ウィレンズのロバート・ウィレンズ社長は「誰もが
渇望する目標。この会計方法は、実際には売却しない一方、税金面ではそれを一層形式的
にとらえるということだ」と語った。
こうしたメリットは、上院の景気刺激策が議会を通過すれば、そのほかの住宅建設会社にとっ
ても朗報になりそうだ。議会での投票を数日後に控える上院の景気刺激法案では、企業が
損失を適用できる期間は現行の過去2年間ではなく、過去5年間になる。
これにより、住宅建設各社は損失を計上するため土地を売却し、その後で2002年あるいは01
年までさかのぼって支払い税額に基づいて内国歳入庁(IRS)に還付を申請できるようになる。
遡及期間が長いほど、建設業界や住宅市場から一部の圧力を取り除くことができる見通しだ。
住宅市場調査会社ゼルマン&アソシエーツのアイビー・ゼルマン最高経営責任者(CEO)は
「(住宅建設業界に)一層の時間を与える。各社はより忍耐強くなり、現在の激安価格での土
地売却を減らすだろう」との見方を示した。
資金繰りが苦しく、信用逼迫(ひっぱく)によってさまざまな資金調達への道が閉ざされた住
宅建設会社にとって、税還付は切望していた短期資金の新しい源泉になる可能性もある。
ベアー・スターンズの推計によると、例えば米住宅建設最大手のDRホートンは、02−05年に
現金約 21億4000万ドルを納税に充てている。同じ期間に、同業大手のパルト・ホームズは
約17億ドル、レナーは約16億ドルを収めた。センテックスとNVRも含めると、これら住宅建設
各社が同期間に支払った税金は現金合わせて80億ドル近くになる計算だ。ベアー・スターン
ズの会計・税務政策アナリスト、クリストファー・センイェク氏は「損失を5年繰り戻し、支払った
税金の戻しを受けることができれば、08年に課税対象項目で損失を計上する誘引になる」と
指摘した。
ただ、遡及期間の延長が決まったわけではない。ブッシュ政権が賛同している下院の景気刺
激策にはこの条項は盛り込まれていない。
議会は02年の景気低迷時に同様の5年間延長を可決している。また、住宅建設各社は上院
の取り組みを支持している。
だが、延長が可決されても、それを十分に活用するには問題も生じるかもしれない。税還付を
受けられるような損失を計上するには、低迷する市場で大量の土地を売却する必要がある。
こうした投げ売りが一層の価格崩壊をもたらす恐れもある。さらに、買い手が非常に少ない一
方、住宅建設会社も格安での土地売却をためらう可能性がある。
506 :
Gunners:2008/02/06(水) 17:46:49.77 ID:bU9HbDHk
こうした理由から、一部ではレナーの取引を自身の指針としてとらえる向きがある。取引のさ
なかに共同出資会社を設立したことで、レナーはある意味、自らに宅地を売却したといえる。
市場をはんらんさせなかったのだ。加えて、同社は共同出資会社の株式20%を保有するた
め、上昇余地を維持した。レナーはまた、売却した土地での住宅建設やその他のサービスの
提供についても手数料を受け取ることになる。
507 :
Gunners:2008/02/06(水) 17:57:20.66 ID:bU9HbDHk
508 :
Trader@Live!:2008/02/06(水) 20:31:27.05 ID:MbGooI21
509 :
Gunners:2008/02/07(木) 00:38:06.83 ID:HtF+8fOJ
510 :
Gunners:2008/02/07(木) 11:31:37.86 ID:HtF+8fOJ
511 :
Gunners:2008/02/07(木) 11:32:05.31 ID:HtF+8fOJ
512 :
Gunners:2008/02/07(木) 11:32:29.40 ID:HtF+8fOJ
513 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/02/07(木) 12:30:13.36 ID:AXnBtrv9
どうも、ガナ氏。
>>502は流石でしたね。
しかし、あそこまで悪い数字が出るとは予想外だったのではないのですか?
先行指数で、この数字でリセッションは確実でいいと思います。
後は、その深度と期間の問題ですね。
FRBの舵取りですが、連銀総裁からインフレについて発言が出てきていますから、追加利下げも
やりにくいはずです、それでも後1%程度はあるかな?とは見ていますが。
問題は、その後インフレ懸念が強くなった場合ですが、これまたアップテンポな利上げを余儀なくされるのでは?とも見ています。
さて、天王山が近づいてきています、来週は波乱を期待していますよ。
ところで、そろそろ内之浦空間スレ作りますか?
リセッションなら円高ドル高債券高になるという話を聞きました。
でもドル円に関しては円が強くなっていくんですよね?
今後の展望が見えず、混乱しているんですが、
どなたか解説お願いしてよろしいですか?
今後の展望が見えないならファンダでトレードしないのが吉ですよ。
516 :
Gunners:2008/02/07(木) 18:01:12.47 ID:HtF+8fOJ
517 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/02/07(木) 18:33:49.43 ID:AXnBtrv9
一杯かな?
518 :
Gunners:2008/02/07(木) 18:37:45.15 ID:HtF+8fOJ
>513
フェレンギさん、ども
>しかし、あそこまで悪い数字が出るとは予想外だったのではないのですか?
はい、おっしゃる通りです。(笑)
ただ、ISMは米国の景気先行指標ですから、製造業景気指数は50を割るんじゃないか
と予想していましたし、非製造業部門の低迷もある程度想定していました。
まぁだから当たっているのは半分だけでしたんですけどね・・・
米国のリセッションが確実視されるなら、まず今月のISMの雇用とNFPにそれが具現化
されるれるとは思ってました。
だから、ADP見た時は、コケましたよほんとうに・・・
モノラインの問題がまだもたついてますが、NY州保険局も金融機関に対しモノライン救
済を促してますし、そろそろかなとも思います。
で、この後ですが証券化された資産担保証券、特にヘッジファンドが保有するCDOなど
が問題視されるのではないかと見ています。
本来銀行の保有するものとは違い、信用が劣悪化しているのは、こっちですものね
それと次回からは、★★内之浦為替空間観測所★★ に戻すことには、賛成です。
スイスちゃん、良いよね
519 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/02/07(木) 18:59:08.38 ID:AXnBtrv9
立てました。
520 :
Gunners:2008/02/07(木) 21:36:11.58 ID:HtF+8fOJ
521 :
Gunners:2008/02/08(金) 00:43:57.41 ID:BVpM2ZTR
522 :
Gunners:2008/02/08(金) 01:48:15.16 ID:BVpM2ZTR
フェレンギさんが、新スレ建ててくれてますから、ココには好きなこと書きこんで
くださいね
あっちが落ちちゃったらいけないんで、質問でもなんでもドゾ〜
もちろんニュースも貼りますが・・・
523 :
Trader@Live!:2008/02/08(金) 07:44:09.67 ID:fEou0xNU
もういないかもしれないけど、NYクローズ107.45って何か意味ある?底打ち?
524 :
Gunners:2008/02/08(金) 11:16:20.70 ID:VYby/GgT
525 :
Gunners:2008/02/08(金) 11:57:33.64 ID:VYby/GgT
526 :
Gunners:2008/02/08(金) 12:23:35.30 ID:VYby/GgT
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601087&sid=azu7haZC4x.M&refer=home Regulators May Limit S&P, Moody's Structured Business (Update3)
金融規制当局は、ムーディズやS&Pの構造化証券の格付けを制限する可能性
By John Glover
Bloomberg:Feb 07 21:43
国際証券評議機構(IOSCO、International Organization of Securities Commissions)は
証券の管理監査機関のフォーラムであるが、そのコミニティは月曜日にマドリッドでS&Pや
ムーディズなどの格付け機関の構造化証券の格付けに対する疑問を表明した。
IOSCOのテクニカル・コミティの議長でありフランスの証券監査機関のトップであるMichel
Pradaは、格付け機関はサブプライム危機の端緒となった、少なくとも$146Bの構造化証
券の損失に責任が有ると述べた。
格付け機関が、構造化証券の設計についてアドバイスしており、その構造化証券を格付け
機関が格付け評価していることについて行動規範(code of conduct)の上で疑問がある
としている。証券監査機構はさらに、金融機関が、その構造化ファイナンスの上でもつリス
クについて情報開示すべきとした。
投資家ではなく借り手が、それらの証券の格付け費用を負担していることについて格付け
機関と手数料を支払う銀行との間に利益相反の可能性が有るとECB総裁のJean-Claude
Trichet が昨年指摘している。アメリカ上院の銀行委員会の委員長であるChristopher
Doddも同じ 指摘をしている。SECは昨年8月に格付け機関の構造化証券の格付けのあり方
を調査すると している。
フランスのSECに相当する証券規制機関を率いるPradaは、格付け機関と投資銀行との間の
CDOをうみだす上での利益相反に注目している。「格付け機関は、そのビジネス開発におい
て、ますます投資銀行に依存するようになっている」と昨年9月に指摘している。
ムーディーズは2006年にその収益に43%に当たる$884Mを構造化証券の格付けから得て
いる。
アメリカSECのMichael A. Macchiaroli(associate director)は昨日ラスベガスで開かれた証
券化フォーラムのカンファレンスで格付け機関について、それが不良債権問題の展開におい
て「キィ・プレーアー」を演じたと述べている。
「格付け機関はCDOのようなパッケージ化された構造化証券について、その資産のオリジ
ネーターに関する適正検査(due diligence)をしなければならない」とパネル討論の中で指摘
している。「彼等格付け機関は、ある種の機能からは離れているべきである」
IOSCOのテクニカル・コミティは11月に「サブプライム危機タスクフォース」を設立しており5月
に提案書を発表する予定である。コミティは「現在の市場の混乱」に対する調査究明を行な
うとしている(後略)
527 :
Gunners:2008/02/08(金) 16:10:48.41 ID:VYby/GgT
http://online.wsj.com/article/SB120243762451152767.html?mod=hpp_us_whats_news China May Invest in J.C. Flowers Fund
中国のCIC、JCフラワーズの新ファンドへの投資に向けて交渉
By Rick Carew and Peter Lattman
WSJ:February 8, 2008
香港(ウォール・ストリート・ジャーナル)中国国有の投資ファンドが、米国の未公開株投資
会社JCフラワーズが立ち上げる新しいファンドに30億−40億ドル投資する可能性につい
て、交渉が進んだ段階にある。事情に詳しい筋が明らかにした。
2000億ドル規模の資産を擁する中国投資有限責任公司(CIC)による投資の可能性は、別
の未公開株投資会社である米ブラックストーン・グループへの投資で受けた批判が、CICに
投資を思いとどまらせていないことを示す最新例だ。
CIC は昨年、ブラックストーンの新規株式公開(IPO)直前に同社に30億ドル投資した。だ
が、信用収縮の影響でレバレッジド・バイアウト(LBO)が勢いを失ったのにつれて同社の株
価も下落し、投資価値は急減している。CICは12月には米モルガン・スタンレーの株式を約
50億ドルで 10%近く取得した。
先週のウォール・ストリート・ジャーナルとのインタビューで、CICの楼継偉会長(元財務次
官)は、同社が個別企業よりも、企業の「ポートフォリオ」への投資を検討していると述べて
いた。
JC フラワーズが運用するファンドへの投資は、この基準に合致する。米ゴールドマン・サッ
クスの元パートナー、クリストファー・フラワーズ氏が率いるJCフラワーズは、経営難に陥っ
た金融機関への投資で知られる。最近では、学生向け融資最大手の米SLM(通称サリーメ
イ)を250億ドルで買収することで合意しながら、買収から手を引いたことで紙面を騒がせた。
JCフラワーズが立ち上げる新ファンドへの投資によって、CICはさまざまな企業への間接的
な投資ができる。また、象徴的な米企業への直接投資によって予想される政治的反発から
自身を守ることにもつながる。
CICは、ブラックストーンには直接投資したのに対し、JCフラワーズへの投資は、JCフラワー
ズのファンドのひとつを通じ、リミテッドパートナーとして行う間接的なものとなる。
CICの広報担当者は、交渉については認識していないと述べた。JCフラワーズからコメント
は得られていない。
JCフラワーズとCICの交渉については先に、英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)が報じ
ていた。
528 :
Gunners:2008/02/08(金) 16:15:14.24 ID:VYby/GgT
http://online.wsj.com/article/SB120238420732050515.html?mod=us_business_whats_news D.R. Horton Swings to Loss
DRホートン10−12月期、特別費用かさみ赤字転落
By Andrew Edwards and John Flowers
WSJ:February 7, 2008
米住宅建設最大手のDRホートンが7日発表した10−12月期(2008年9月期の第1四半期)
決算は、住宅在庫・土地保有関連の特別費用2億4550万ドルを追加計上したことから赤字
に転落した。また、こうした厳しい事業環境は今後も続くとの見方を示した。
純損益は1億2880万ドルの赤字(前年同期は1億0970万ドルの黒字)、1株損益は41セン
トの赤字(同35セントの黒字)。前年同期は、住宅在庫・土地保有関連の特別費用を1株当
たり15セント計上していた。売上高は39%減の17億1000万ドル。
アナリスト予想平均は、1株損益が25セントの赤字、売上高は16億2000万ドルだった。
ドナルド・ホートン会長は「同四半期は事業環境が引き続き厳しく、新築・中古とも住宅在庫
水準が高止まりした。ただ販売価格は競争力を保っていた」と語った。また「前年に比べ融
資基準が厳格化する傾向が続いており、住宅の買い手はより慎重に決断するようになって
いる。われわれは、住宅市場の環境は厳しい状態が続くとみている」とした。
販売契約戸数は36%減の6549戸、受注残は51%減の8138戸。キャンセル率は44%、純
受注件数は52%減の4245戸。
営業収入は5億5000万ドル。在庫処分による4億7600万ドルの収入が大きかった。また同
社は、08年9月期に10億ドルの営業キャッシュフロー(現金収支)を目指すと繰り返した。
建設各社は、過剰在庫などによる住宅価格の下落に引き続き苦しんでいる。ドナルド・トム
ニッツ最高経営責任者(CEO)は11月、「住宅市場は今、底でないとしても、間もなくそうな
る」と話し、住宅価格が底打ちしそうな状況にあるとの見方を示していた。
ホートンは同月、08年9月期に土地の取得・開発に10億ドルを投じる方針を示した。07年9
月期は25億ドル、06年9月期は52億ドルを投じていたのに比べ、投資額は大幅に減少する。
同社は、債権者から借り入れ条件の緩和を認められ、一息ついた。
同社株の7日終値は、前日比0.23ドル(1.55%)高の15.04ドル。その後の時間外取引では
一段高となり15.28ドルで取引されている。
529 :
Gunners:2008/02/08(金) 16:33:28.23 ID:VYby/GgT
530 :
Gunners:2008/02/08(金) 16:43:06.34 ID:VYby/GgT
531 :
Gunners:2008/02/08(金) 18:45:04.25 ID:VYby/GgT
http://online.wsj.com/article/heard_on_the_street.html?mod=2_0033 Worries Ring Up at Sears
シアーズのキャッシュフロー、懸念を呼ぶ
By Peter Eavis
WSJ:February 8, 2008
賢明な投資家は企業を評価する際、特にそれが苦境にある企業の場合にはキャッシュフ
ローに注目する。彼らが米小売り大手シアーズ・ホールディングスのキャッシュフローをみ
れば、売却を検討し始めるかもしれない。
11 −1月期は大幅減益との見通しを先月発表したシアーズでは、業績が低迷する間もキ
ャッシュフローは潤沢だった。しかし今やその状況が危うくなりつつある。一部アナリストは、
売り上げの減少、利益率の低下などの苦難により、業績立て直しを難しくする水準までキ
ャッシュフローが落ち込むのではないかと懸念する。
エドワード・ランパート会長(45)率いる同社経営陣は、利益減少を傍観していたとして、批判
の矢面に立たされている。ナスダック市場で取引されている同社株は4月につけた52週高
値から47%も下落しており、7日終値は前日比5.01ドル(5.13%)高の102.68ドル。ランパー
ト会長率いるヘッジファンド、ESLインベストメントが同社株式を48%保有している。
シアーズが来月発表する11−1月期の中核事業によるキャッシュフローがさえない数字とな
れば、投資家の不満は高まると予想される。同四半期には年末商戦が含まれ、同社が通
常、現金を生み出す時期として依存しているからだ。懸念されているのは、キャッシュフロー
の減少が流動性の逼迫(ひっぱく)を招くといったことより、経営陣が売り上げと店舗へのて
こ入れに向けて大規模投資を行う能力を制限してしまうということにある。ランパート会長に
よる経営の特徴のひとつは、設備投資にあまり積極的でないことが挙げられるが、もしキャ
ッシュフローが乏しくなってくれば、戦略転換のための資金調達が困難になってくる。
シアーズは最近、自社を5つの事業部門を傘下に持つ持ち株会社に再編し、一部事業は同
会長の直属から外すと発表した。もし流入する資金が減少すれば、各部門のトップが自ら必
要と判断した事業目標を達成しようとしても、それに必要な資金を得られない可能性がある。
さらに、キャッシュフローの減少は今まで投資家を引きつけてきた自社株買いの継続を難し
くする。
シアーズの株価収益率(PER)は、2009年1月期の予想1株利益ベースで23倍と、同業他
社の12−14倍を大幅に上回っている。
同社は先月、米国事業の手元現金は11−1月期末時点で10億ドルとなるとの予想を示し、
これがこのところのキャッシュフローをめぐる懸念を呼んでいる。この数字は一部アナリスト
の予想を下回った。
「現金の水準が低い理由がはっきりしない限り、シアーズ株を保有する理由は見当たらな
い」とモルガン・スタンレーのアナリスト、グレゴリー・メリチ氏は述べた。同氏は同社株の投
資判断を「セル」と同等の「アンダーウエート」としている。モルガン・スタンレーはシアーズと
取引関係がある。
ランパート会長の広報担当者は、会長はコメントを控えると述べた。
532 :
Gunners:2008/02/08(金) 18:58:07.43 ID:VYby/GgT
http://online.wsj.com/article/SB120244312394153109.html?mod=hpp_us_whats_news Prosecutors Widen Probes Into Subprime
米連邦地検、メリルに関する調査の情報提供をSECに要請
By Amir Efrati, Susan Pulliam, Kara Scannell and Craig Karmin
WSJ:February 8, 2008
ウォール街におけるモーゲージ証券にかかわる活動について、米連邦検察当局が関心を強め
ている。
ウォール街の近くにあるマンハッタンの連邦地検事務所は、米証券取引委員会(SEC)に対し、
SECが米メリルリンチの調査で入手している情報を見たいと伝えた。事情に詳しい筋が明らか
にした。SECが調査でとりわけ重点を置くのは、メリルが保有するモーゲージ証券について、評
価が減少しているのを知りながら、水増しされた価格でそれを計上していたかどうかという点と
いう。
連邦地検による動きは、SECがメリルへの調査を正式なものに格上げしたことを受けたもの。
委員会の承認を必要とする正式調査に格上げされると、SECは企業や個人に情報提供を義務
付けることができる幅広い権限を手にできる。
連邦地検による関心は、まだ初期段階のもので、SECが情報を提供したかどうかは不明。た
だ、これらの筋によると、地検事務所による今回の要請は刑事捜査の前兆かもしれないとい
う。
マンハッタンの連邦地検事務所の広報担当者はコメントを避けた。メリルの広報担当者は、求
められた時には当局の要請には協力するとだけコメントした。
533 :
Gunners:2008/02/08(金) 21:28:25.48 ID:VYby/GgT
534 :
Trader@Live!:2008/02/08(金) 22:15:32.17 ID:fEou0xNU
535 :
Gunners:2008/02/09(土) 00:56:48.58 ID:1YLeWfpC
536 :
Gunners:2008/02/09(土) 02:36:30.49 ID:1YLeWfpC
>518
でも少し触れましたが、フェレンギさんと私が危惧する米国のリセッションについてです。
現在米国は、本格的なリセッションに入るかどうかの境目にあると思います。
もし米国が本格的なリセッションに入ると、ではどう言う事が危惧されるかと言いますと、ま
ず518にも書きましたが、資産担保証券、特にヘッジファンドが保有するCDOなどです。
銀行等と違いヘッジファンドは、ディスクロージャー(情報公開)の義務をほとんど負いません
から、現在ヘッジファンドが保有するCDOなどの評価は表に出てきていません。
しかしヘッジファンドが保有するCDOなどは、銀行が保有するAAAとかAAなんて格付けの物
である筈もなく、さらに酷い格付けであるのは明らかです。
しかもCDO市場は3兆ドルと言われてますが、ヘッジファンドは約1.5兆ドル保有していま
す。そしてCDOがらみでヘッジファンドが抱えている損失は、なんと、8600億ドル、約90兆
円とも言われています。(どうやってこの数字算出したのやら)
つまりこれは、パンドラの箱なんですね、米国が本格的にリセッションに入ると、これが開き
ます。逆にこれを封じ込められれば、「世界大恐慌」に至らないのではと思っています。
でも、「世界大恐慌」の可能性はかなり高いってこってすヨン。
鍵は、発端である米国の不動産価格の下げ止まりではないでしようかと思っています。
----------------------------------------------------------------------
すいませんが、2月、3月は確定申告やら決算やらで、あまりニュースの書き込みが出来なく
なると思います。ご了承ください。
つか、誰か代わってくれませんか・・・・フォローはちゃんとします。デス
ごくろうさまです。
ニュース張りの継続は大変です。代わりが居なくても休んでくださいです。
538 :
Trader@Live!:2008/02/09(土) 21:51:15.75 ID:5Px9Ebyv
817 Trader@Live! New! 2008/02/09(土) 21:47:00.62 ID:iuOyFota
2月12日・・・クレディ・スイス
2月14日・・・(ス)UBS、コメツル銀行
2月19日・・・バークレイズ
2月20日・・・(仏)BNPパリバ、ING
2月21日・・・ソシエテ・ジェネラル、アリアンツ
2月25日・・・(独)ドレスナー
2月27日・・・HBOS(英・再大手住宅金融会社)
2月28日・・・(英)RBS
3月3日・・・・(英)HSBC
3月5日・・・・クレディ・アグリコール
3月13日・・・・ゴールドマン・サックス
3月14日・・・・ベアー・スターンズ、リーマン・ブラザーズ
3月24日・・・・モルガン・スタンレー
3月28日・・・・野村
539 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/02/10(日) 12:55:35.85 ID:VnvZBnpc
私も、確定申告がありますが、妻と税理士に任せていますので、少し時間が有りますので頑張ります。
540 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/02/10(日) 12:58:40.81 ID:VnvZBnpc
541 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/02/10(日) 12:59:31.41 ID:VnvZBnpc
オプションARMは「嘘つき」ローン、支払い負担が爆発的に上昇
ttp://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003001&sid=aL1kGD8HKelA&refer=jp_commentary 2月7日(ブルームバーグ):ミネアポリスの塗装職人ジョー・リップリンガー氏(66)は2006年に
18万4000ドル(約2000万円)の住宅ローンを組んだ。以来、毎月返済をしているが、
現在の借金は19万2000ドルに増えている。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
同氏のローンはオプション付き変動金利型住宅ローン(オプションARM)だった。毎月の返済額565ドル
^^^^^^^^^^^^^^^^^^
は利子の1300ドルよりも少なく、差額は元本に追加されていく仕組みだ。そして元本が21万2000ドルに
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
達するか、5年が経過すると、月々の最低支払い額が2800ドルに急増することになっている。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
リップリンガー氏にはとても、払うことはできない。「今だってぎりぎりなのに」と同氏は言う。
米国では100万人がオプションARMを利用し、残高は5000億ドルと推計される。これらの住宅保有者は、
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長がどんなに利下げをしても救われない。
サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローンの借り手ですら、金利切り替え時の支払い増は平均で
8%以下だが、オプションARMの月々の返済額は2倍に跳ね上がる。
USエクスプレス・モーゲージ(ラスベガス)のブローカー、ブロック・デービス氏によれば、業者らはこれを
「中性子融資」と呼ぶ。「中性子爆弾のようだからだ。3年後に行って見ると家はまだあるが、
住人はいなくなっている」と同氏は説明した。
センター・フォー・リスポンシブル・レンディングの上級法務顧問キャスリーン・キースト氏はこのようなローン
について、「導火線の長い爆弾のようなもの」として、「今まで消費者に提供されたなかで最も複雑な商品だ。
まさに『嘘つき』ローンだ」と話す。 (続く 2の1)
542 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/02/10(日) 13:00:15.97 ID:VnvZBnpc
頭金ゼロでも融資
業界ニュースレターのインサイド・モーゲージ・ファイナンスによると、オプションARMは06年に米国で実行
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
された約3兆ドルの住宅ローンの8.9%を占める。UBSの1月22日付のリポートによれば、07年に住宅ローン
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
担保証券に組み込まれたオプションARMの20%は、融資額が担保物件価格の90%を超え、借り手の収入
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
証明も不要なローンだった。2%は頭金ゼロのローンだったという。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
住宅金融大手のカントリーワイド・ファイナンシャルが保有する06年のオプションARM債権で90日以上の
延滞となっているものの割合は07年10−12 月(第4四半期)に5.7%と、前年同期の0.6%から増えていた
(当局への届け出)。
調査会社インターナショナル・ストラテジー・アンド・インベストメント・グループのマネジングディレクター、
アンドルー・ラペリエール氏は、オプションARMの借り手の85%は負債額がローンを組んだ時点よりも増えて
いると見積もる。同氏は「オプションARMを30年物固定金利型ローンに借り換えても、金利5.5%で毎月の
返済額は150%増える」として、「これは厳しい」と指摘した。
前述のリップリンガー氏のオプションARMの返済額は2011年に跳ね上がる(それまでに元本が上限の
21万2000ドルを超えなければの話だが)。リップリンガー氏はオプションARMについて、「あれは最悪の
方法だった」と悔やんでいる。 (2の2)
543 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/02/10(日) 13:05:28.46 ID:VnvZBnpc
544 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/02/10(日) 13:08:45.73 ID:VnvZBnpc
銀行は追加評価損計上も、LBOローン売却で苦戦-BOAアナリスト
ttp://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003017&sid=aGDYJL1msBlc&refer=jp_japan 2月8日(ブルームバーグ):米銀バンク・オブ・アメリカ(BOA)のアナリストらは、銀行が抱える
1600億ドル(約17兆1700億円)ものレバレッジドローンの価値下落に伴い、評価損の追加計上を
余儀なくされる可能性があると指摘した。
ジェフリー・ローゼンバーグ氏らBOAのアナリストが7日付で発表したリポートによると、ローン担保
証券(CLO)には裏付けされている資産の価値下落にともない運用資産縮小の圧力がかかっている。
今週のクレジット・デフォルトスワップ(CDS)市場ではレバレッジド・バイアウト(LBO、買収先の資産
を担保にして資金を調達する買収)ローンが債務不履行に陥るリスクは過去最高水準を記録した。
昨年は企業買収規模が4380億ドルと過去最高だったが、リセッション(景気後退)懸念やサブプライム
住宅ローンに絡む損失で投資家が安全性の高い国債へと投資資金を振り向けたため、シティグループ
やゴールドマン・サックス・グループ、モルガン・スタンレーはLBOローンを売却できずに苦戦している。
同レポートは、「借り換えのオプションが不透明ななか、ローンスプレッドが実質的に拡大し、償還期限が
長期化していることでレバレッジが巻き戻される恐れがある」と記述した。
#債権全般の流動性が失われているといってよいでしょう。格付け基準の強化で近い将来債権格付けが
落とされる懸念もあり、銀行などが持つ債権がすべてジョーカーに変わった状況でしょうね。
545 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/02/10(日) 13:09:34.92 ID:VnvZBnpc
546 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/02/10(日) 13:16:13.72 ID:VnvZBnpc
547 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/02/10(日) 13:18:57.91 ID:VnvZBnpc
期待外れのG7だっと言う事がこの記事からも解ります。
しかし、手の平返しといいますか・・・
焦点〕世界的な市場混乱に直面し形骸化が鮮明になったG7、メンバー国チェンジの声も
http://jp.reuters.com/article/domesticEquities/idJPnTK008733820080209 欧州が米国に距離を置く姿勢は、今回始まったことではない。
「ここ10年ほど、G7を自分の都合に合わせて使おうという米国の意図があからさまで、欧州諸国は
G7会議に距離を置くようになった。今となっては、ほとんどの国が、真剣に議論して具体的な結論を
出すフォーラムだとは思っていないだろう」(国際金融筋)という。
米国はG7を含むさまざまな国際的フォーラムを利用して、アメリカ型市場主義を世界に広げたが
「現在は、経済、金融、外交面でアメリカの単独主義的行動が引き起こした多くの矛盾が清算
されている過程で、こうした流れにマッチしないG7が求心力を欠き、サロン化するのは当然」と
東海東京証券・チーフエコノミストの斉藤満氏は語る。
「米国の弱体化の中で、節度のない非道徳的(immoral)行動は、特に米金融界でまん延している」
と斉藤氏は続ける。
「アメリカは詐欺まがいのビジネスモデルを作り上げて、世界中に押しつけた。
そのモデルが馬脚を現したというのが、サブプライム問題の本質だろう」
と中山氏は指摘する。
「一国の非道徳的行動や金融節度の欠如が引き起こした国際金融市場の混乱に対して、
自分はすべき事をしたので、次は他国の出番だと言われても困る、というのが他の
G7メンバーの本音だろう」
(国際金融筋)という。
548 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/02/10(日) 13:22:20.92 ID:VnvZBnpc
>>541 固定金利期間中にに元本が減っていかないローンってオソロシスというかそんなのあり?って感じですね・・
貸し手は債務者のデフォルト確率が高いの解るはずなのに。
デフォルトで差し押さえになっても、貸し手は住宅価格が好調なら転売で儲けられると読んでたのかな?
毒饅頭でも証券化して世界中に薄くばら撒けば、日本のバブル崩壊のような直撃から間逃れると読んだのかいずれにしても謎です。
IMFのゴールド売却は、高値のうちに売って、SDRに置き換える予定なのかな・・
550 :
Trader@Live!:2008/02/10(日) 15:02:47.61 ID:JfBZ5pvX
>>543 ゆとりローンじゃなかったっけ?
あれは支払金額が明確だったけどね
551 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/02/10(日) 16:26:15.49 ID:VnvZBnpc
>>549 住宅価格が下落しないと言う前提で考えていたとしか思えませんね。
バブルの只中にいるとそういう思考に陥るのが常ですし。
毒饅頭についてはそういう思考が有ったとは思います。
結果、世界中を巻き込んだ結果になりました。
それは
>>547のコラムで現れていますね。
このコラムも問題が多く、鵜呑みできませんが(笑
INFのゴールド売却には、現在こう見ています。
まず、INFがアメリカの意向に沿っていると言う仮定で言えば、商品相場への干渉を考えています。
現状では、景気減速、後退が見えてきた米経済の手当ては、FRBの利下げは有効な手段です。
しかし、インフレ懸念が増大してきている現状では、追加利下げに踏み切るのは躊躇せざる得ない状況です。
しかし、金の上昇に歯止めをかければ、他の商品にも歯止めをかけるつもりではないかと見ています。
もし、その意味でのゴールド売却であれば、アメリカ当局はまだ追加利下げを繰りかえさなければならないという認識があると言う事になりまする
現状出でいるニュース、指標はアメリカのリセッションを強く匂わせていますし、妥当ではないかと見ています。
しかし、あくまで予想、この後はまだ解らないというのが本当のところですね(笑
>>550 ゆとりローンで間違いないです。
日本のは支払い金額が明確で利率も低く、比べるのは間違いですが、一定の機関後、支払いが二倍近くになるのは、
解っていても、衝撃だったと言う事ですよ。
第一段階の低い支払いでお客を誘導すると言う事で「おとりローン」と呼ばれました。
また、悪い事に、支払いがステップしたのがバブル崩壊後だったと言うのが最悪だったのでしょう(笑
552 :
Trader@Live!:2008/02/10(日) 17:19:20.08 ID:gg0Lm/PD
553 :
Trader@Live!:2008/02/10(日) 18:12:37.04 ID:gg0Lm/PD
554 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/02/10(日) 18:59:33.44 ID:VnvZBnpc
>>552 これは同意です。
ガナ氏も私も次のテーマとして見ているものです。
こと、ガナ氏曰くの「地中海クラブ」は要注意ですね。
タイミングの問題で、ドル安後になるか、ドル下落中に起きるかで、チャートの形が変わりますね。
私としては、ドル暴落後にお願いしたいところです。
555 :
Trader@Live!:2008/02/10(日) 21:00:28.03 ID:gg0Lm/PD
556 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/02/10(日) 21:59:26.42 ID:VnvZBnpc
ttp://www.nikkei.co.jp/news/main/20080210AT2M0901E09022008.html 信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)に端を発した金融不安が米実体経済に波及し
始めた。
金融機関の貸し渋り姿勢が強まり、雇用やサービス業の景況感などで事前予想を大幅に下回る「サプ
ライズ指標」が続出。市場関係者の間では一段の利下げが避けられないとの見方が広がっている。
「前例のない引き締めが起きている」。JPモルガンのアビエル・レインハート氏は米連邦準備理事会(F
RB)が最近まとめた1月の米銀の融資責任者調査を見て驚いた。「過去3カ月間で商業用不動産に対す
る融資基準を厳しくした」と答えた銀行が前回(昨年10月)の50%から80%へと跳ね上がったのだ。統計
を取り始めた1990年以来、最も高い。(ニューヨーク=発田真人) (15:12)
NINJAローンなるものまであったとは。。。
サブプラは際限ないですな。
どこかの誰かが予言している「201X年資本主義崩壊」の序章かも。
558 :
Trader@Live!:2008/02/10(日) 23:27:20.80 ID:gg0Lm/PD
すいません。ドル円スレできてみたんだけど、わかりませんでした。
ご存知なら教えてください。
12月に各国中銀が協調して資金供給しましたが、当時、償還は2月頃といってたような
気がするのですが、どんなもんなんでしょう。
これが事実ならユロの下落リスクは相当なもんと思うのですが。。。
561 :
Trader@Live!:2008/02/11(月) 19:50:15.91 ID:yY160UWb
今週いつ元爆?
562 :
Gunners:2008/02/12(火) 00:10:20.29 ID:hueAVF3F
563 :
Gunners:2008/02/12(火) 09:23:53.73 ID:JVViKs4s
564 :
Gunners:2008/02/12(火) 10:09:48.38 ID:JVViKs4s
565 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/02/12(火) 12:56:24.98 ID:AnXLz2Qj
クレジット・デフォルト・スワップ(Credit default swap)は、貸付債権の信用リスクを保証してもらうオプション取引です。従来の銀行保証をデリバティブに作り変えたもので、貸付債権にデフォルト(債務不履行)が起こった際に、その損害額を保証してもらいます。
信用リスクを回避しようとする者をプロテクション(保護)の買い手、保証を与える者をプロテクションの売り手と呼ぶことにすると、
クレジット・デフォルト・スワップは、プロテクションの買い手が、売り手にプレミアムを支払って、ローン債権の返済の保証を得る取引です。プレミアムの支払方法にスワップ(交換)の形式が利用されるところから、
一般にクレジット・デフォルト・スワップと呼んでいます。他に、デフォルト・プット(Default Put)、
とかデフォルト・プロテクション(Default Protection)ともいいます。
クレジット・デフォルト・スワップの具体例を取り上げてみましょう。
A銀行が、ある企業に貸付(期間3年・10億円・金利LIBOR+0.30%)をしているとします。
企業が倒産した場合に貸付金が返ってこないことを懸念するA銀行(プロテクションの買い手)は、
B銀行(プロテクションの売り手)と、貸付金の保証契約を交わします。これがデフォルトスワップです。
企業が倒産した場合、B銀行は企業のかわりに、10億円をA銀行に支払います。そのかわりにA銀行は、B銀行にプレミアムを支払います。プレミアムの支払いは、3年分を一括して払うのではなく、1年ごとの金利の支払いという形で行います
566 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/02/12(火) 12:59:57.80 ID:AnXLz2Qj
A銀行は、想定元本10億円に対して、LIBOR+0.20%の金利をB銀行に支払い、B銀行は、LIBORをA銀行に支払います。
つまり、B銀行は、1年間に0.20%のプレミアムを受取ることになります。
これは、B銀行からすると、企業に10億円の貸付をLIBOR+0.20%の条件で行ったのと同じ結果になります。LIBORで資金を調達し、
0.2%のスプレッド(利鞘)を上乗せして貸し出したのと同じになります。
B銀行は、企業が倒産しなければ、受取ったプレミアム0.2%が儲けとなり、保証というオフバランス取引で収益を得ることができます。
しかし、契約期間中に企業が倒産した場合には、B銀行はA銀行に10億円を支払わなければなりません。
実際にリスクが発生すると大きな損失となるため、企業の信用力がよくなければ、B銀行は、もっと大きなプレミアムを要求することになります。
567 :
Trader@Live!:2008/02/12(火) 13:55:08.45 ID:QIsUX6d8
03C145で1300枚大人買いw
569 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/02/12(火) 14:54:24.91 ID:AnXLz2Qj
ttp://www.ft.com/cms/s/0/2ec7e134-d8d8-11dc-8b22-0000779fd2ac.html Ratings reform Published: February 11 2008 20:02
(FT)格付け機関の改革
>>567 森氏は今回、先読みが強いと見ています。
モノラインすら片付いていない状況ですし、ファンダ的要因はヤバサ満載。
それと、これは以前から感じていたことですが、森氏はクリーンスパン体制下の状況で分析を進めているのではと?危惧しています。
現在は、バーナンキを含むFRB管理下です。
しかも、FRBは後手に回り、状況を目下制御し切れていないのですね。
大統領の景気対策も、FRBの利下げも、あくまで実体経済に対する対応で、市場経済、こと金融セクターの抱えている爆弾に対しては
何の対策もなされていない状況です。
今週、来週は天王山で、大底、若しくは当面の底を付けに行くと見ています。
570 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/02/12(火) 15:02:41.57 ID:AnXLz2Qj
それから、旧正月明けの警戒は以前よりここで、ガナ氏、私共に申し上げていることです。
この点は同意ですし、当然の警戒でしょうね。
私は、森氏の分析・予想を非難しているわけではありません。
森氏の分析は必ず読みますし、参考にもしています。
分析は正しく、今回はファンダ要因が無ければ同意するところですが、しかし、悪材料折込につき強気予想には
現状は同意しがたいですね。
571 :
フェレンギ ◆XilBHZLrTw :2008/02/12(火) 15:04:01.20 ID:AnXLz2Qj
と言うことで、ほぼ限界と言うことで、次のスレに移りましょう。
572 :
Trader@Live!:2008/02/12(火) 15:56:35.93 ID:QIsUX6d8
573 :
Trader@Live!:2008/02/12(火) 15:57:50.35 ID:ULXdArbj
梅
575 :
Trader@Live!:2008/02/13(水) 00:22:51.27 ID:VqTPGqT/
春節おわったよ。円高まだ?
これで終わりですか?
終
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え?