節足動物の謎

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406521です
>>403
全体で言えば向いていないと言っているだけで、部分的には認めています
>>402の最後の行はそう言う意味です
蝶類の幼虫は毛やトゲを生やしたり、迷彩や威嚇パターンを装ったり
腹脚や運動力を発達させて自活の道を歩んでいます
ほとんど動こうとしないカブトムシの幼虫に較べれば
木を葉を食べ尽くして次の木を食べにいくアメリカシロヒトリの移動力は驚異的です
確実に外界での生存能力を高めて来ていると思います
407521です:2008/09/02(火) 00:05:48
>>404
自分も色々考るのですが
具体的な種の特定は材料が乏しくまだまだ無理と思います
既知の種とも限りませんし
まずはコンセンサスの取れた精密な系統樹の完成を待ちたいところです

私が考えているのは抽象的な事で、もういっぺんまとめ直すと

1、木の内部に寄生して幼体時代を送る食植生の不完全変態類
          ↓
2、その生活の中で幼体の芋虫化と終令幼体の蛹化が進行
          ↓
3、完全変態システムの獲得
          ↓
4、完全変態システムによって幼虫のデザインは自由になり寄生最適化が進む
          ↓
5、木部寄生に最適な芋虫型の幼虫と有翅昆虫の親子が出来上がる
 (完全変態祖先虫の誕生)
          ↓
6、色々な種に放散

というような事です
初め動物寄生も考えていたのですが、話を簡単にする為に省きます
まだ木の中に寄生する昆虫がいなかった時代だと思いますし
免疫系などの問題で植物寄生よりハードルが高いと思いますので
動物寄生や様々な種への分化は多分は6以降かなと考えています
408521です:2008/09/02(火) 00:06:16
>>405
その通りだと思います
ただ芋虫型の体は一足飛びには手に入りません
芋虫化が外界で起こったとすれば、途中の過程は利点より欠点が勝って
進行しない可能性が高いと思います