☆脱進化論−新説募集中☆

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658649:01/12/15 18:54
>>657
evみたいなクソ野郎と一緒にしないでくれる?(w)

>>656の問いは不正確だったので言い直すと、他の細胞からの制御を受け
ない、一般に独立な細胞の大きさはなにで決まっているのだろう?
これは生命の誕生という文脈に沿った問いなわけだが。
>>649
君のやってる
「俺の知ってる事だけが正解。真実。でもすぐに教えちゃ有り難みがないから小出しにして考えさせよう。」
というのはevと同じ行動パターンだよ。
660649:01/12/15 23:17
>>659
すまない。私だけの考えではないことが分かったから、以下のリンク
http://www.moriyama.com/sciencebook.96.3.htm#sci.96.3.04
の「生物の複雑さを読む-階層性の生物学」団まりな著のレビューをを読んでくれ。
66159:01/12/16 10:42
>>660
 私は、たとえ 649 さんと同じ意見の人が居て、その人が情報発信している
としても、659 で述べられている事は的を得てると思います。私個人としては、
「自ら保持するもの以外の情報物質を用いることなく自己複製しうるもの」
みたいな事を考える。この場合、細胞である必要も無いし、むろんその大きさも
関係無い。自己複製するリボザイムが生命の起源としてはもっともらしいと考え
ています。
66259:01/12/16 10:43
「sage」ぬくの忘れました。あげます。
663649:01/12/16 12:00
>>661
いや、私はでたらめに大きな細胞がないのは理由があると思う。
つまり、>>660のリンクに書いてある「高分子複合体の活動が維持されて
いる状態、それが『生命の本質』」であるためには高分子群やその複合体は
互いに近い場所にあって反応の連鎖を継続させている必要があると思うのだ。
664はふ:01/12/16 17:20
ev が抜けてかなり良くなってきたみたい...

「進化に関わる遺伝子」に関しての情報なのですが、ミューテート遺伝子というのが
発見されています。これは、遺伝子の変異率を変化させる作用があるそうです。どの
あたりの生物が持っているかについては、残念ながら忘れてしまいました _._

遺伝子の自己複製を考えたとき、二重螺旋構造になっているものは、複製点から
フォークが発生して、下図のような感じて別れていくのですが、
-------
---< >-----
-------
DNA の合成は 5'→3' へと進むので、一方は順方向なのでそのまま行くのですが、もう
一つの側では、 3'→5' への合成ではなく、断片的に 5'→3' に合成が進む現象が見ら
れます。これを「岡崎フラグメント」といいますが、逆方向へ断片的に合成が進むので、
複製エラーが多くなるだろうと、予想されています。

これは、親遺伝子対から娘遺伝子対が2本作成されるのですが、片方は変異率が少なく、
もう片方は大きいものが得られることから、現時点での遺伝子を残したまま、可能性を
チェックするような構造になっているのではないか、と言われています。
665はふ:01/12/16 17:31
グールドが紹介されているということは、大進化の説明として、進化が断続的に生じる
ということに触れているのかと思います。これを引き起こすような特定の遺伝子の存在
については、私は否定的です。形態の大きな変化は、ホメオ遺伝子の変化による、遺伝
子発現カスケードが大きく変わることによるものか、遺伝物質の空間配置が変わること
による、段階的な変化が蓄積した結果のように考えています。

例えば、指の本数は、昔をさかのぼって見ると、魚の鰭の骨格部分が進化したものと考
えられています。そして、この骨が形成される要因となるのが、二つの物質の空間パター
ンによるものであることが示されています。ここから、骨を形成する誘導体となる物質
生成において、片方の物質の濃度が少し高いか低いかしたために、生じる空間パターン
が変化し、5本指が3本指になったりします。指の本数の変化は、分類学的には門のレ
ベルの違いとされていますが、実際には、遺伝子の小さな変化で十分、起こり得るので
す。
666名無しゲノムのクローンさん:01/12/16 18:38
>>665
イクチオステガには足指が7本あったそうだしねsage。
667名無しゲノムのクローンさん:01/12/16 19:19
>>666
そのちょっとまえのアカントステガは8本だったそうで。
不思議なのは指は減るだけで、どうも増えたりしなかったらしいこと。
脊椎骨は増えたりしてるのに、なんででしょうね?
668はふ:01/12/16 20:53
生命システム(というよりは「個」)の最小単位については、>>661 の意見に同意します。
細胞の大きさがやたらと大きくならないのは、反応が細胞表面で起こるので、内容量を
多くするよりも、襞を作って表面積を増やす方が効率的だからでしょう。物理的な制約
といえるかも知れません。

やたらと大きな陸上生物がいないのと同じでしょう。こちらは、大きすぎると、内部構
造を支えるための骨格重量が多くなってしまうという制約があります。

細胞膜は「内外を分けるもの」という機能を有します。RNAワールドを想定した世
界を想定して見ます。細胞膜による自他の分離が無いとき、近くにある蛋白質を使っ
て自己複製していると、自らがより多くの複製を作れるようなコードを偶然手に入れ
たとしても、それが散逸してしまう率の方が大きかったのに対して、細胞膜による分
離が生じたとき、他に横取りされることなく、多様な変化の方向を獲得することがで
きたのでしょう。

なんか、まとまりがないですね。私としては、「自他を分けるもの/機構」がそのシステム
内に存在する場合、それを「個」として見る、という立場を取りたいと思います。こうすれ
ば、多細胞生物の場合にもそのまま適用できると思います... と書いたはいいけど、共生系
はどうなんだろう ^^;

>>666-667
なぜ、減る方向へ向かいやすいのでしょうね。馬の進化において、爪の数が3→1
になってますよね。他にもあるのかなあ。
669名無しゲノムのクローンさん:01/12/17 12:34
馬のひづめについては、接地面積を減らすことで高速走行を推進しているものと思われ。
670はふ:01/12/17 13:32
>>669
疑問に思うのは、馬のひづめの進化もそうですが、一方向への進化が速やかに
起こることです。あと、マンモスの牙などの場合、伸びる方向へあったものの、
結局、絶滅してしまったというのがありますよね。

「環境への適応」がネガティブ・フィードバックによるものであれば、ある安
定点へ落ち着くものと思うのですが、それを超えて変化してしまうところに、
ネオ・ダーウィニズムの限界を感じることがあります。
67159:01/12/18 10:07
>>670
 いわゆる、定向進化ってやつですね。私が、「進化に関する
遺伝子」の存在を支持したい理由の一つでもあります。単純に
牙の長いオスがモテるってのも考えてみた事もあります。メスが
オスを選ぶポイントが、種によって違うんですね。で、マンモスの
場合、メスがオスを選ぶ基準として、キバの長さを見たのかもしれ
ない、とか。

>>664
>これを「岡崎フラグメント」といいますが、逆方向へ断片的に合成が進むので、
>複製エラーが多くなるだろうと、予想されています。
 これ、ホントですか?DNA 複製酵素は同じ物が使われているはずなんですが。
なぜエラーが多くなるのか、良く分かりません。RNA プライマー部分を置き換
える時に別の複製酵素が絡むからですか?
672はふ:01/12/18 12:35
>>671
1:
前半部分の「定向進化」については、形態変化レベルでの安定点と、物質合成レベル
での安定点との違いによるものと考えています。つまり、一度滑り出したものは、そ
の安定点に至るまで動きつづけるわけで、それがときには形態レベルにおける「環境」
に対する安定点(適応)を越えて変化を続けてしまうというものです。

後半部分の説明は性選択ですね。ネオ・ダーウィニズムの範疇には入らないとされて
いるものの、十分に認知されている話だと思います。雄の孔雀の尾羽の進化が良い例
とされています。「パートナーから選ばれること」という評価軸における圧力への適
応と、自然環境それ自身からの「生存のための圧力」がずれているということと理解
できると思います。つまり、何を「環境からの圧力」と見るかの差だと、私は認識し
ています。
673はふ:01/12/18 12:44
>>671
2:
私が示したものは一つの説なので、実際に変異率が上がっているのかどうかについては、
残念ながら知りません。説明としては、断片上にDNAが合成されるので、その断続部分
を繋ぐために、DNA修正系が作用します。この際に、修正時エラーが発生することにな
ります。遺伝子を修復する際に起こりうるエラーですね。そして、DNAを切ったり貼っ
たりする機会が多いがために、もう一つの塩基対に比べて、修正時エラーが混入する確率
が高くなる、というものです。

あと、重要な蛋白質をコードする遺伝子(ハウスキーピング遺伝子など)が、DNA上に多
く複製を持っていることから、変異に対する安全性の確保のため、という考えと、2本以
上あるのだから、一つは保険で安定化させておき、その他については、変異率を大きくし
て、より有用な蛋白質を合成できるかどうかのテストをしているのだ、という説もありま
す。後者の例としては、ヘモグロビンとミオグロビンの類似性を指摘していたようです。
結果については、どうなったのか、追いかけていません。
67459:01/12/19 05:15
>>672
>安定点(適応)を越えて変化を続けてしまう
 ここなんですね、わたしが、進化に関する遺伝子の存在を考える理由は。
いわゆるダーウイニズムでは、これが説明できない。安定点で変化が止まる
はずです。

>>673
 前半に関しては、私は反対の意見です。岡崎フラグメントの長さがたしか、
千ー数千 bases で、断続部分は千ー数千に一回です。断続部分をつなぐ DNA
複製酵素も、proof-reading のメカニズムを持っていると思いますから、それ
が数千に一回しか使われないとすると、トータルの proof reading の効率は
leading 鎖合成の場合と殆ど変わらない気がします。さらに、proof
reading でもれたミスマッチには、別の修復系が関与しますから、結果的に
変異率は全くといっていいほど変わらなくなると思います。いずれにせよ、ここ
の部分は真核生物で現在 hot な分野ですから、近々何か分かるかもしれません。

 後半部分ですが、paralog の話ですね。多くの場合、paralogs が、良くは
似ているけれども、違った働きをしているように思います。ただ、効率は悪い
けれども paralogs 間で機能の相補が見られますから、
>変異率を大きくして、より有用な蛋白質を合成できるかどうかのテストをしているのだ
と言うのは、ありえる話だと思います。
675はふ ◆X1Y3Y762 :01/12/19 12:54
>>674
前半:
おー、大枠においては同意が取れましたね。ただ、私は「進化に関する遺伝子」という
実体があるわけではなく、物質の空間パターンに対する安定点の問題や、ホメオ遺伝子
の変化による、非連続的変異(大進化の要因ではないか、と言われている)などの複合に
よるものと考えています。「進化遺伝子」という実体があったら、怖いよ。先に挙げた、
ミューテート遺伝子くらいなら、わからんでもないですが。DNA 合成か修復プロセスに
関わる蛋白質の立体構造を少し変化させるような作用があれば、それが実現できそうで
すから。

後半:
岡崎フラグメントに関しては実験の結果を待ちましょう。本当かどうかについては、よく
分からない部分です。paralog については、私もそんな感じと思っています。

ほぼ、同意が取れたので、次の議論の中心をどこにしましょうか?
大進化あたりを攻めてみますか?

ev 隔離スレは盛り上がってますね ^^;
http://cheese.2ch.net/test/read.cgi/life/1008130471/
67659:01/12/20 06:53
>>675
>ev 隔離スレは盛り上がってますね ^^;

 今回のは、気に入って頂けましたか?前の「宇宙考古学質問」では
見事にかわされましたけどね。今ageると、くっついちゃうんで、sage
ときます。本題については、またあとで。
677はふ ◆X1Y3Y762 :01/12/20 11:46
そうですか、あれはあなたでしたか。
ああいうふうに論理展開すればいいのか、と感心していました。
ということで、sage
678はふ ◆X1Y3Y762 :01/12/20 12:03
話題提供を一つ。種分化についてです。

種分化の一番ポピュラーな説明は住み分けです。ある植物が山の麓から頂上にかけて分布
していたとします。また、交配はその近くの同種の間で起こるものとします。このとき、
山麓と山頂付近の気候条件が異なることから、それぞれの地域での適応が進み、ある時期、
稔性が無くなって、2種(以上)の種に分化するというものです。

ダーウィンが用いたものは、連続している地域で起こったというのではなく、それぞれが
それなりに近くにあるが、島を越えて繁殖するにはリスクが高い場所において見られる、
鳥、ダーウィンフィンチに関して、食性の違う種を見つけ、それに応じた嘴(形態)の変化
を指摘したというものです。

(少し下調べをしないといけないので)そのうち、ある湖で見つかった、適応拡散例につい
て、遺伝子変化を考慮した見解を述べて見たいと思っています。
67959:01/12/21 12:12
>>678
 カールセーガンがダーウィンフィンチの説明をする時に、自らの腕を
食べさせていた映像は、ビックリしました(笑)。稔性が無くなるのは、
地理的な隔離以外にも、交尾時期の違いなどが原因になりうるようです
ね。他にどのような原因が考えられうるでしょうね。
680はふ ◆X1Y3Y762 :01/12/21 15:36
哺乳類の場合、犬のように形態が大きく違っていたりすると、生殖器の形(大きさ)が
異なってしまうために物理的に不可能になるというのもありますし、母体が雄より小
さいと、安全な妊娠(分娩)ができないということも考えられます。
あと、染色体が3倍体になるなどして、減数分裂が起こらない状況になるというのも、
稔性を失う原因になりますし、もっと直接的に、卵子が精子を受け入れない(膜蛋白質
の認識によるもの)状態になって、稔性を失うというのもあるでしょう。

あと、ないかなあ〜
68159:01/12/23 08:01
 はふさんの挙げて頂いた話題と少しそれますが、犬の形態の話が出たので
少し。ダックスフントの足ですが、あれはどうやって短くなったのかご存知
の方いらっしゃいますか?勿論、掛け合わせで作られた種類なのですが、問
題にしたいのは、

1)ある日突然短足の犬が現れたので、狩猟に便利だから保存した

のか、

2)短足の犬を得るために、少しでも足の短い犬を選択して掛け合わ
せていった結果、最終的にあの短さになった

のか、どちらでしょうね。もし前者なら、良くいうミッシングリンクなんて
考える必要無いなと思うんですが、どうでしょう。ダックスフントの足の短
さは、キリンの首の長さに相当すると思うのですが。
682はふ ◆X1Y3Y762 :01/12/25 10:54
「ブリーディング」でどこまでできるかという話ですよね。

ブリーディングだと、その種が形成する遺伝子プールの大きさに依存するように思うのですが、
どうなのでしょう。例えば、青いバラは、これに該当する遺伝子が無いので、他種由来の遺伝子
を導入する以外に、作ることはできないといわれています。

でも、足の長さだったら、足の骨を形成する遺伝子群はもとからあるので、これらの発現量が変
化することによって、長さが変化することは十分に考えられます。三木成夫の本なんかを見てい
ると思うのですが、形態変化の多く(というかほとんど)は、それに先立つ種にある骨の形状が変
化し、元の機能を果たすと共に、新しい役割への適用がなされ、新しい機能へ向かうアトラクタ
(非線形非平衡系/カオス参照)領域に移行することによって、その中間状態が残されるより早く、
変異が定着してしまうようにも思えてきます。耳の中にある3つの骨の形態変化と使用目的の変
化を追いかけてみると面白いと思います。
683はふ ◆X1Y3Y762 :01/12/25 11:06
>>681
の問いには、もう一つの側面があって、「遺伝子は変化する。しかし、連続変化するのか?」
というものです。私は「連続変化」は探索空間内で小規模な変異によって局所的に安定な解を
求める戦略、つまり「適応進化」と、合成量の変化などによる骨格や内蔵の変化と、それに伴
う新機能の(偶然的な)発見→適応戦略が共存しているように思っています。後者において、稔
性がなくなった場合、遺伝子プールが分かれることから、その変化のスピードは速いものとな
ると考えられます。これが「大進化」なのでしょう。

「ブリーディング」に話を戻すと、犬の形態変化において、足の短い方向というのは、連続的
な変異では得られないように思うことから、突然変異種を保存するように思います。蘭の栽培
などもそうなのかなあ。でも、蘭の場合、他種由来の遺伝子を導入することがそれほど難しく
ないようだから、突然変異を待たなくてもいいのかも知れません。

答えになってないなあ〜
684はふ ◆X1Y3Y762 :01/12/25 15:51
年末年始にかけて、遠出予定。
コンピュータは持っていかないので、1月中旬頃アクセス予定です。
スレって、何日間、アクセスが無ければ沈むんでしょうか。

それでは良いお年を。
685しばらくアゲ禁止。:01/12/26 10:32
はふたんが帰ってくるまでデムパが書き込みませんように。
68659:01/12/27 12:30
>>685
あ、そうなの?
687はふ ◆X1Y3Y762 :01/12/28 10:08
今日はちょっと覗きにきました。
会社はほとんど人がいなくて、お休みモードになっています。
68859:02/01/10 07:27
 あのあとダックスフントに付いて少し調べましたが、古代エジプトの時代から
居たそうな。提起した問題についてはデータ無しのようです。残念。
689はふ ◆X1Y3Y762 :02/01/15 10:37
石川に行ってました。雪すさぶ土地でした…

休み期間中、本を読んでいてふと思ったのですが、酸欠状態の脳において、UFOアブダクション
や臨死体験時に見たと報告される幻視を起こす部分が側頭部に見つかっています。また、対外離脱
幻視? を誘発させる部位も見つかっています。

ヒトの脳において、このような幻視? を誘発する機能部位が生成したことについての理由付けは
できるでしょうか。まっとうな意見としては、ヒトが「死」を思い、恐れるがゆえに、安全装置
として発達したという見方です。臨死体験に現れるビジョンが、各人の持っていた信仰心等の違い
によって異なることから、長期記憶ともなんらかのつながりがあるのであって、特定の宗教で示さ
れるものが真実であるという話には行くことはないと考えていますが、ふと、デムパが横切って、
もしかすると、あの世(異次元でもいいが)に相当する場所が本当にあって、脳のこれらの部位の
存在が実証であったということになるのかもしれないと思ってしまうこともあります。

コスモアイル羽咋に行ったせいかも ^^;
69059:02/01/15 10:55
 おお、久しぶりに上がってきたと思ったら、はふさんではありませんか。
お久しぶりです。>>689 ふむふむ。なるほど面白そうですね。私自身、なぜ
UFO に連れていかれた人が見た宇宙人の姿がすべて人間の形をしているのか
不思議でしたが、そういう事なら納得出来ます。
 コスモアイル羽咋って、何ですか?羽咋での何かのイベント?羽咋って
半島の先っぽでしたっけ?
691はふ ◆X1Y3Y762 :02/01/15 11:35
コスモアイル羽咋
http://www.city.hakui.ishikawa.jp/ufo/index.html

羽咋は能登半島(中ほど)に位置しており、UFOの目撃が多いことから、地元の若者の
手によって、UFO資料が集められ、UFO博物館として公開されていました。これが、
のちほど、コスモアイルとして拡張され、市民ホールもかねるようになったようです。

ヴォストーク帰還用宇宙カプセル(本物)がよかったです。
69259:02/01/18 06:07
新スレは電波が激しいので、こちらに少し書き込みます。

 目の話になっているので話題提供を少し。はふさんがイカの目の話を
していたので思い出したのですが、軟体動物を始めとする前口動物と脊
椎動物を始めとする後口動物で、目の発生の仕方が異なります。イカの
目と、ヒトの目は、機能・構造共に非常に似通っているのですが、確か
由来する肺葉が異なっていたと思います。そこからくる違いとしては、
例えば、イカの目では盲点がありません。昆虫などの甲殻動物では、
これらの動物とは異なる目の構造をしているのはご存知の通りです。
 従って、軟体動物と、脊椎動物とでは、進化の途中で個別に目を形成
していったと言えます。それでやはり不思議なのは、どうして両方とも目が二
つかという事です。

続きは後ほど。
693みみずの神様:02/01/18 09:04
>>689
>まっとうな意見としては、ヒトが「死」を思い、恐れるがゆえに、
>安全装置として発達したという見方です。

どうなんでしょうか。このお話だと、何の、何に対する安全装置かが
解らないのですが・・・これを進化的に説明するなら、こういった機能
が進化することによって、子孫を残せる可能性が高くならなければ
ならないのではないでしょうか。

なお、臨死体験などで共通してみられる「光のトンネル」などの幻覚を
見ているとき、脳の活動が低下していく過程で視覚野に見られる
のと類似の活動パターンが現れるそうです。(うろ覚えですが、手持ちの
本の記述にあったと思う。)私としてはこれらの幻視は脳の機能低下に
伴う構造的な誤動作で、特に進化的、適応的な意味はないのでは、
と考えます。

生物の表現型は進化によって作られますが、同じ進化によって
作られてきた発生上の制約により、必ずしも適応的であるとは
限りません。

# ちなみに人間の高度な脳も、宇宙論や進化論を考察するの
# に有利だから進化したわけでは無いですよね。(^^;)
# 有る意味、人間の抽象思考や文化は、生存のために巨大化
# した脳の機能の「余録」かもしれません。(汗
69429:02/01/18 09:16
まず、なぜ1個でなく2個なのか。

 第一の理由として、新スレで既出ですが、2個だと遠近感が出るという事です。
特に、捕食性の生物の場合獲物との距離を測る事は重要な情報です。逆に草食動
物などの場合、2つの目が別々の方向をむく事によって、広範囲を見る事が出来
ます。
 第二の理由として、多くの生物に見られる左右対称性が挙げられます。左右対
称性のある生物にとって、進化の途中で1個の目を新たに作り出すのに必要な遺
伝子の変化と、2個の目を新たに作り出すのに必要な遺伝子の変化は、ほぼ同じ
です。むしろ、2個の目を作り出す方が容易だったかもしれません。左右対称で
ない生物、例えばヒトデは、外界からの情報を得るセンサーが、対称性の数(あ
る種のヒトデなら5)の倍数だけあります。ヒトなどはこの対称性の数が2なの
で、目は2個という事です。
695はふ:02/01/18 10:43
まっとうな議論ができそうで嬉しいです ^o^

でも、急ぎの仕事があって、一週間くらいは内容の濃い? レスができません ;_;
目や生物の代謝から見たときの物理的制約に即した対象性の破れなどについては、
亀レスになるかと思います _._


>>693
酸欠状態による脳機能の低下による幻視体験という見方は、TIME などで紹介されたもの
だったと記憶していますし、私自身、納得している説明だと思っています。しかし、ここ
で、私は「神モジュール(刺激すると宗教(神秘)体験? が生じる)」という局所構造があっ
たということが不思議だと感じています。

そこで、先の話では「メメント・モリ(死を思う)」が脳内機能モジュールの分化に何らかの
淘汰圧を生み出したのではないか、という私見を述べました。ミーム(ないしは文化遺伝子)
が脳内モジュールとして定着した、という見方を取ったのですが、先走りすぎでしょうかね。

あと、「神モジュール(と言っていいのか?)」の存在を類人猿で測定するという検証方法が
考えられます。もし、存在しない、もしくは明らかな機能差があるのであれば、ヒトと他の
生物との違いとして考えることもできるかと思います。
696はふ:02/01/18 11:06
さげちゃったので、もう少しレスします。

>>694
私の進化論における考え方では、大進化時においては、骨格を例に挙げると、それを
構成する物質の合成量によって、その形状が変化することがあり、その変化した形状
がもたらす機能がその前の形状で果たしていたものとは異なるものに偶然あたり、そ
の機能を(淘汰から)保存することによって優位になる(カオス理論で言うならアトラ
クタントが変わる)場合、その遺伝子プールを有する集団がもとの集団とは異なる体躯
を持った種(ここでは稔性の有無は問わない)として分化すると考えています。

このことから、目が2つであることの理由というのは、その種が分化するもとの種に
おいて目が2つであったためであり、2つが1つになったり、4つになったりする遺
伝子の変異と比べて、より起こりやすかったにすぎない、という意見になります。

第一の理由に述べられているように、目の位置が前方向に移動することによって、遠
近感を得ることができるという「新しい機能」が偶然発見され、これが淘汰を通して
保存されたという見方が先に述べた一例に相当すると考えています。実証できるよう
な証拠の提示ができないのが悔しいのですけれども。

対象性に関しては、発生を絡めて、後ほどレスしたいと思います。
69759:02/01/18 12:32
>>696
>このことから、目が2つであることの理由というのは、その種が分化するもとの種に
>おいて目が2つであったためであり、2つが1つになったり、4つになったりする遺
>伝子の変異と比べて、より起こりやすかったにすぎない、という意見になります。
 とすると、軟体動物と脊椎動物の両方で目が2つというのは、どういう風に考えま
しょう。私はやはり、2つ目というのが生存に有利である事が淘汰圧になっている気
がするのですが。

 遅れましたが、692 以降の書き込みは新スレッド「進化はどのように起こるの?」
から来ています。
http://cheese.2ch.net/test/read.cgi/life/1011073041/1-104
698名無しゲノムのクローンさん:02/01/21 11:26
もともと脊椎動物は魚型(ナメクジウオ型)だったから、
からだの右側と左側を見張るために左右にそれぞれ目ができたんじゃないかと思われ。
69959:02/01/22 09:12
>>698
 では、なぜ4つ、6つでなく、2つなのでしょうね。一つは既出ですが、
色々な意味でのコストの問題だと思います。画像を認識できる目からの情
報は相当な量です。かなり網膜細胞で情報処理をしているようですが、
多くの情報は脳で処理されているようです。だとすると、2つより多い目を
持とうとすると、それに伴って脳の機能を良くする事が必要だったかもしれ
ません。脳を複雑にするよりも、2つの目で得られる情報をいかに活用す
るかという事の方が、より単純な遺伝子の変化で行い得たのではないかと
思いますが、いかがでしょう。
700はふ:02/01/22 09:45
>>699
仕事疲れの一服 ^^;

ヒトや鳥類などでは、目からの情報をかなり高度に処理しているのですが、カエルの目
の場合、受光部の性能が高いにも関わらず、脳(神経節)内での情報処理に用いられる際
に、一次情報の多くを捨ててしまっているとのことです。受光部に接続しているニュー
ロン数が少ないことから、推測されています。

この事例から、たくさんの目を持っていても、その情報を総て処理しなければよいだけ
という見方ができます。そして、目を多く持っていれば、不慮の事故で無くしたときの
予備としてや、視野を広くすることができるなどのメリットも生まれてくるでしょう。
これに対するコストは、受光部を形成するための遺伝子群をサブモジュールとして複製
できるような遺伝子があればそれでよいので、改めて一から作り直す必要もないでしょ
う。もしくは、発生時に受光部の配置に関わる遺伝子が変異することによって、多数の
受光部が形成されるようになることも考えられます。

単純に、多数の受光部を持つものが奇形として忌避された結果、配偶者を得られなかっ
たというのが本当のところかも知れません。
701名無しゲノムのクローンさん:02/02/02 23:42
>>515
「ウイルス進化論(中原英臣・佐川峻 著)」では、
「進化はウイルス性の伝染病である。そして、ウイ
ルスこそが進化のためのオルガネラであり、メディ
アなのである。」
と語ってます。
「ウイルス進化論」ってトンデモですか?
(ボクは専門知識がないんですが、たまたま本屋で
見かけたので読んでるんですが)
ほとんどトンデモです
ウィルスの痕跡がDNA上に発見されることからきたものでしょうが、
それを無理矢理進化に結びつけてしまった完全な勇み足です。
進化については実験で実証することが難しいので、逆に言うと
何でもありになりがちです。これを上回るような悪書がちまたには
あふれかえっているので気をつけましょう。
こういったスレで聞いた方がよっぽどましでしょう
>702
ウイルス進化論の場合、系統樹的に大きく離れた種において、同じ機能を有する器官
が生じていることを説明しようとしたものであって、そう言うルートもあるのではな
いか、というくらいでは考えられている説と私は認識しています。

酸素を運ぶ機能を持つ「グロビン」(ヒトの場合、ヘモグロビン)は、種を越えて非常に
似た構造を持っています。

とはいえ、繰り返し見つけてきたというだけなのかも知れません。
704名無しゲノムのクローンさん:02/02/07 10:47
age
7057:02/03/02 21:19
人類の発祥は半島ニダ!
706名無しゲノムのクローンさん:02/03/06 23:36
なんでもいいんだけど、evって宇宙なんたら説を信じてる
NASAの高官を知ってるわけだよね

ということはその多くのNASAの高官はそれを明言している
もしくはNASAの高官とあって話をしたことがあるの?
>>703
ヘモグロビンと葉緑素は構造がよく似てるって知ってた?