ストライクウィッチーズでレズ百合萌えpart2

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1名無しさん@秘密の花園
守りたいから私は飛ぶ!!パンツじゃないから恥ずかしくないもん!

●スタッフ
監督・アニメキャラデザイン:高村和宏     キャラクターデザイン原案:島田フミカネ
シリーズ構成:ストライカーユニット        助監督:八谷賢一
世界観設定・軍事考証:鈴木貴昭        メカデザイン・メカ総作監:寺尾洋之
キャラクター総作監:山川宏治・平田雄三   美術監督:小倉宏昌(小倉工房)
美術設定:松本浩樹(スタジオイースター)    カラーデザイン:甲斐けいこ・池田ひとみ
3D監督:下山博嗣                  撮影監督:江間常高
編集:三嶋章紀                   音響監督:吉田知弘
音響制作:楽音舎                  音楽:長岡成貢
音楽制作:コロムビアミュージックエンタテインメント
アニメーション制作:GONZO
原作:島田フミカネ&Projekt Kagonish(プロイエクト カーゴニッシュ)

●キャスト
宮藤芳佳(みやふじ よしか):福圓美里     坂本美緒(さかもと みお):千葉紗子
ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ:田中理恵   リネット・ビショップ:名塚佳織
ペリーヌ・クロステルマン:沢城みゆき      エリーカ・ハルトマン:野川さくら
ゲルトルート・バルクホルン:園崎未恵     フランチェスカ・ルッキーニ:斎藤千和
シャーロット・E・イェーガー:小清水亜美    エイラ・イルマタル・ユーティライネン:仲井絵里香
サーニャ・V・リトヴャク:門脇舞以

●放送局
福井テレビ:07/03(木) 25:20〜    テレ玉:07/03(木) 25:30〜
奈良テレビ:07/03(木) 25:30〜    チバテレビ:07/03(木) 26:30〜
KBS京都:07/04(金) 26:00〜     信越放送:07/04(金) 27:00〜
岐阜放送:07/05(土) 25:00〜     テレビ神奈川:07/05(土) 27:30〜
群馬テレビ:07/06(日) 25:30〜    サンテレビ:07/07(月) 26:10〜
東京MXテレビ:07/07(月) 27:00〜  三重テレビ:07/07(月) 27:00〜
TVQ九州放送:07/09(水) 27:38〜  熊本放送:07/14(月) 26:25〜
BS日テレ:07/28(月) 27:30〜

●関連サイト
公式サイト:http://s-witch.cute.or.jp/
まとめwiki:http://www37.atwiki.jp/strike_witches/
人物呼称表:http://www37.atwiki.jp/strike_witches/pages/50.html
百合SSまとめサイト:ttp://lilystrikewitches.web.fc2.com/

●前スレ
ストライクウィッチーズでレズ百合萌えpart1
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1215392227/
2タイトル 「ごめんナ」:2008/08/17(日) 00:44:47 ID:6n1F2c15
 ぼやりと微睡む意識、半覚醒の状態でぼうとする……
 耳の端でガチャと部屋の扉が開く音を拾う。
 微睡んだ瞼を押し上げ、目を薄く開くと、ぼやり部屋の景色が瞳に映る。
 扉の方に目をやれば、ふらふらとぬいぐるみを抱えた少女が、私のベッドに向かってくる。
 眼は半分閉じており、口は微かに開いている。
 手に抱えたぬいぐるみを丁寧にベッドに置き、着ていた衣服を脱いで捨てたと思うと、そのまま私のベッドにぱたりと倒れ込み、すやすやと眠りについた……

「わっ、サーニャ…!」
 私はとなりで眠りについた少女の名を呼ぶ……

「んーっ……」私は思案する
 しばしの逡巡の末――
「もーっ…本当に…今日だけだかんナー……」ひとり呟きを漏らす。
 そんな私の気を知ってか知らずか、少女はすやすやと眠る。
 無邪気な寝顔を覗くと、私の事を信頼しているのか、単に自分の部屋と思いこんでいるのか、安心しきって眠っている。
「私の隣…だからカナ……?」そう小声に出してみる……うぬぼれだろうか…?
 ときおりサーニャは寝ぼけたまま私の部屋でそのまま眠る。
 その都度、私は同じ独り言を漏らす。

3タイトル 「ごめんナ」:2008/08/17(日) 00:45:31 ID:6n1F2c15
「むにゃ……」少女の喉から可愛らしい声が漏れる。
 その声につられ視界に入れた少女の口元に私の意識は釘付けになる。

 少女の唇はふわりと柔らかそうで、少し潤みを帯び、白い肌の上にほんの一筆、桜の花の淡薄紅をなぞったような淡い色をしている。
 
 少女は多分、何をしても起きないだろう…… 以前、肩を揺すっても全く起きる気配がなく、ただふらふらと身体が揺れただけに終わったこともある……

 そんな事を考えていると、私の目線は無意識に少女の顔と同じ高さの位置に、また唇は少女の唇に触れそうなほど近づいていた。
 バッ――
 私は思わず飛び退き、自らの胸に手を当ててみる。
 どくん…どくん……
 ふわりと柔らかく沈む感触の奥で、脈打つ心臓は信じられない勢いで早鐘を鳴らしている。
 少女の無邪気な寝顔を間近で見つめてしまったせいか、頭の芯が一気に熱くなり、自分でも頬が赤くなっているのが分かる。

 私は何を…… サーニャに……キスしようとしタ?
「ゴメン…サーニャ……」私は眠ったままの少女に向かって呟く。
 ぴくりと少女が動く気配を感じる。

「んっ……」
 少女はもぞと動き、ころんと体勢を変えて仰向きになる。
 下着の下にはほんのり膨らんだ乳房が小さな丘をつくり、その白い肌を伝って少女の顔を覗くと、薄く閉じられた瞼が、可愛らしい少女の瞳を隠す。
 ほんの少し口元が開かれ、微かな呼吸の音が漏れる。唇は変わらずぷるんと潤み、柔らかそうで……

「ゴメン……サーニャ……」
 再度、私は少女に向かって呟きながら、少女の顔――唇に自らの唇を近づけていく……

 私は少しづつ少女の寝顔に近いていく……
 どくん…どくん……
 あぁ……あとほんの5cm程、しかしそれ以上はどうしても近づけずに止まってしまう……
 目前にはすやすやと眠るサーニャの唇から寝息が漏れる。
 そのまま、しばし逡巡して、ふっと顔を離す。
 私はベッドの上にあぐらをかき、窓の外に目をやる。
 先ほどまで暗く、星が瞬いていた空には白みがかかってきている。
「何やってんダロ……」
 そう呟き、私はガクリと肩の力を抜き…
 
 はぁ……と溜息を漏らす……


 ギシッ
 ふとベッドが揺れる。私は何だろうと思い少女の様子を確認しようと顔をくると後ろに向けた。
 可愛らしい目をぱちと開けた少女が、のそと起きあがり私のほうに倒れかかる…
 瞬間、少女の柔らかな唇は私の唇に重なっていた――
4名無しさん@秘密の花園:2008/08/17(日) 01:05:57 ID:wvzNlEWx
>>1乙!

SSから始まるってのはいいな、ていうか鼻血出たよ
5名無しさん@秘密の花園:2008/08/17(日) 09:11:16 ID:q9rqMQf1
いきなりのSS!
そして立て乙
6名無しさん@秘密の花園:2008/08/17(日) 13:04:40 ID:gNEObljU
>>1乙

やはりベットの上ではエイラ受けダナ
イイ!
7名無しさん@秘密の花園:2008/08/17(日) 20:06:10 ID:Ubsl/ymD
8名無しさん@秘密の花園:2008/08/17(日) 20:09:59 ID:l8AK73JJ
エイラの喋り方ツボった
可愛すぎる
9名無しさん@秘密の花園:2008/08/17(日) 22:05:27 ID:FnJ9clPm
>>1 乙です
 
とりあえずトゥルーデさんはエーリカに盗んだズボンを返して
皆に謝った方がいいと思うんだ
10名無しさん@秘密の花園:2008/08/17(日) 23:12:36 ID:06yKjgwU
未だに誰も真相にたどりつけてないようなのでそろそろ俺の推理を披露していいだろうか。

さてそれでは問題の7話だ。
エイラーニャな人は狂喜乱舞、
ゲル芳な人はまさかの展開(未遂だが)にきたああああああああああってなり、
今までくすぶっていた坂ペリな人も声をあげて喜んだことだろう。

反面、ルキシャリな人はどうしてシャーリーはズボン貸してあげなかったんだろうと不思議に思い、
リネ芳な人は絡みがなくてがっかりしたことだろう。
ではなぜこれらのことが起こったのだろうか?
俺の推理が正しければ、実はこの2つのことと、
エーリカのズボンがいくら探しても見つからなかったことは関係している。

注目すべきは朝歯をみがいてるシャーリーにミーナが挨拶をする場面だ。
この時のシャーリーの下着の色はピンク、つまり薄めの赤。
赤といえば赤ちゃん、赤ちゃんといえば子作り、
つまりこれは前の晩にシャーリーがエッチをしていたという隠れたメッセージだったのだ。
もちろん相手はルッキーニだ。
そしてその時、シャーリーは誤って自分のズボンを濡らしてしまったのだろう。
濡れたズボンをそのまま貸すなんてことできるはずはない。
シャーリーが貸したくても貸せなかったのは仕方のないことだ。

そしてこの場面、注目すべき点が実はもう一点ある。
シャーリーにあいさつするミーナがなにか怒っているようなところだ。
なぜミーナはシャーリーに怒っていたのか?
おそらくそれは嫉妬ではないだろうか。
つまり仲むずましいシャーリーとルッキーニへの嫉妬。
人は自分にないものを持っている人間に意識するしないにかかわらず嫉妬してしまうものだ。

ではなぜミーナは嫉妬したのだろうか。

それはおそらく自分たちがうまくいかなかったからだろう。
そしてその相手はエーリカ。エーリカが眠そうだったのも夜の営みが長かったためだろう。
そしてエーリカはズボンをミーナの部屋に忘れてきてしまった。
これではいくら自分の部屋を探したところで見つけられるはずはない。

ではなぜミーナとエーリカはうまくいかなかったのか?
それはミーナの心が、エーリカでない誰かに行っていたからではなかろうか。
そしておそらくこれにはリーネは関係している。

実は7話どころか6話でも、芳佳とリーネの絡みは少なかった。
なぜだろうか? 偶然? いやおそらく何者かの力が働いたためだろう。
そして7話、主にリーネは誰と行動を共にしていただろうか。
ミーナだ。
この流れ、偶然と言い切るにはあまりにも不自然ではないか。
もちろんミーナが地理に詳しくないというのは嘘、本当は精通している。
上官の誘いとあればリーネが断れるはずはない。
もちろん権限を利用して二人きりになるなんてこと、ミーナも罪悪感を感じたことだろう。
そんなことはミーナにもわかっている。
しかし次回予告でミーナは言っている。
「だけど人の心は縛れない、それは私も同じ」

ここまで書けばもうわかったよな?

つまりミーナ×リーネってことだったんだよ(AA略
11名無しさん@秘密の花園:2008/08/17(日) 23:41:05 ID:8B3NBm/Y
>>10
な、mなんだってーwww
12名無しさん@秘密の花園:2008/08/17(日) 23:48:01 ID:8B3NBm/Y
「あなたの心に、そっと触れて」zgdRiItO(お誕生日おめでとう記念)

1/5

エーリカの一件があった夜。私が自室に帰ると、サーニャがベッドに
腰かけて私を待っていた。眼はいつも通りの無表情。

だけど私にはわかる。その奥にうっすらとした怒りの色がある事を。

「あ、サーニャ。どうしたんダ?」

私は努めて平静を装おう。
サーニャは私の眼を見つめ、ベッドで自分の隣をポンポンと叩く。
…あぁ、ここに座れってこと、なんだよなぁ…。
サーニャの気持ちがすぐにわかってしまう自分が少し恨めしい。

私はおとなしくサーニャの隣に座る。
サーニャの温かな体温が伝わってくる。サーニャは今、布団から出てきた
ばかりのように、下着姿だった。ドキドキしちゃうよ…。

「あのね、エイラ。今日の事なんだけど…」

13名無しさん@秘密の花園:2008/08/17(日) 23:48:54 ID:8B3NBm/Y
2/5

「私のズボン。どうして持って行ったの?」
「だって、それはルッキーニが悪いんダロ…」
反論も力がでない。わかってる、いくら適当に脱ぎ散らかしたって、
サーニャの下着はサーニャのものだし、それに…。

それに、借りて履いた時に背徳的な気持ちを抱いたのだ。
あぁ、私は変態なんだ。サーニャの目をまっすぐ見られない。

「だったら起こして欲しかった…」
「だって!哨戒で疲れて寝てるサーニャを起こすなんて出来ないよ…」
これは私の本心だ。大事な大事なサーニャ。
私がそう言うと、サーニャはクスリと笑う。
「そうね、そう言ってくれると思った」

「なっ…」
サーニャが私を試したような事を言うから、私はちょっと焦った。
だけど次の言葉にはもっと焦った、いやそれどころじゃない。

「ねぇエイラ…キスしても良い…?」
「ばっ!えぇ!!な、なにを…」
14名無しさん@秘密の花園:2008/08/17(日) 23:49:33 ID:8B3NBm/Y
3/5

言うが早いがサーニャは私の首に両腕を回す。サーニャの控えめな
胸の柔らかさと体温が右腕に伝わってくる。私は硬直してしまう。

「…っ!」
「あのね、私はいつも、そうやって私の事を大事にしてくれる
エイラがすごく好きで、すごく感謝したの」

サーニャが私の耳元で囁く。月の光のような優しい声。

「今日ね、エイラが私のズボンを履いた時の顔を見てね、感謝の
気持ちを返す方法が見つかったの。こうやってね」

そう言うとサーニャは私の耳をついばむように口づける。最初はそっと、
次第に耳たぶを唇で挟むように。

「んっ…はっ、く、くすぐったいよサーニャ…」
「ダーメ、やめてあげない。たくさんシテあげるんだから」

薄暗い室内、私とサーニャが体をこすらせる音だけが響く。
サーニャの唇から洩れる吐息が私の耳をくすぐる。吐く息も吸う息も
全てが伝わってくる。

15名無しさん@秘密の花園:2008/08/17(日) 23:50:19 ID:8B3NBm/Y
4/5

「エイラ、エイラ、大好き…っ」

サーニャの両腕に力が入り、唇が耳から下に動く。首筋に、鎖骨に、
顎に、何度も何度も口づける、優しく、そして優しく。

「エイラの肌、きれい…」

サーニャのうっとりとした声が響く。両腕は私の腰にまわされ、
私は逃げられない。眼の前にはサーニャの唇。
私たちは眼が合う。サーニャは視線を逸らせない。

「エイラ…来て」
「こ、こんな時だけ…」
さっきまで好きなだけ攻めておいて、こんな時だけ誘うなんて
卑怯ダゾ、と思ったけど声は出ない。
視界がすごく狭く感じる。心臓がオーバーヒートしそうなほど
早く脈を打つ。

目の前にはサーニャの唇。閉じた瞳。寄り添った二人の身体。
サーニャの胸からサーニャの鼓動を感じる。それは私と同じくらい
早く脈打っていた。

サーニャも…サーニャもドキドキしてるんだな…。

私は腕をサーニャのあげて両頬に手を添える。
少しずつ、顔が近づいてくる。私は首を傾げてサーニャに近寄る。
16名無しさん@秘密の花園:2008/08/17(日) 23:51:06 ID:8B3NBm/Y
5/5

そっと、軽く、触れただけのようなキス。唇は震えていた。
その時、サーニャの両腕が私の背中にまわされ、サーニャが口を開いた。

「はぁっ…、ずっと、ずっとこうしたいと思っていたの…
 もうっ、許してあげないんだから」

今度はサーニャが私に口づける。私なんかよりずっと積極的で強いキス。
サーニャの唇が私の唇を挟むように、包み込むように動く。
小さな舌が私の唇をそっと嘗める。

サーニャが私から少し顔を離して言う。
「こう言うキス、できる…?」
私は頷く事しかできなかった。

三度唇を合わせる。湿ったサーニャの唇と私の唇が触れ合う。

私は初めてキスに音がある事を知った。ひどく純粋なようで、なぜか
いやらしく聞こえる音。耳がしびれてきそうだ。

「エイラ…大好き…はぁ」
「わ、私もだぞ」

唇が絡み合い、二人の手は互いを離さぬよう、身体中を縛り付けるよう、
強く抱き締め合っていた。

窓から洩れる仄かな月明かりで二人の姿が浮かびあがる。
夜はまだ始まったばかりだった。
17名無しさん@秘密の花園:2008/08/17(日) 23:59:59 ID:6n1F2c15
誕生日おめでとう、サーニャ

前スレ誕生日SS
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1215392227/995-999

18名無しさん@秘密の花園:2008/08/18(月) 00:44:16 ID:Y8DAk2hj
このスレは職人さんが多くて素晴らしいです
19名無しさん@秘密の花園:2008/08/18(月) 00:49:09 ID:eAkhDmZC
神だな、実に神だな
20名無しさん@秘密の花園:2008/08/18(月) 00:56:12 ID:oYKE+gre
襲い受けの妖精様イラッシャッタ〜
21名無しさん@秘密の花園:2008/08/18(月) 00:56:38 ID:7bxY7Kx4
エイラーニャ祭りだな、いいよいいよー
22名無しさん@秘密の花園:2008/08/18(月) 01:12:29 ID:cq9i/22a
おつ
23名無しさん@秘密の花園:2008/08/18(月) 01:52:52 ID:oYKE+gre
カラダのカンケイになっちゃうのも時間のもんだいだナ。
24名無しさん@秘密の花園:2008/08/18(月) 02:01:46 ID:7bxY7Kx4
エイラさん乙
25名無しさん@秘密の花園:2008/08/18(月) 02:02:02 ID:DS/tInDn
エイラのへたれボイス可愛いぜ
26名無しさん@秘密の花園:2008/08/18(月) 03:41:33 ID:hfk3orx5
控えめなサーニャも積極的なサーニャもいいね
27名無しさん@秘密の花園:2008/08/18(月) 07:24:18 ID:KV4Ty8Ui
一行修正。

「あなたの心に、そっと触れて」zgdRiItO の 4/5

誤:私は腕をサーニャのあげて両頬に手を添える。
正:私は腕をあげてサーニャの両頬に手を添える。
28名無しさん@秘密の花園:2008/08/18(月) 15:31:21 ID:l3og6rpU
芳佳&サーニャ誕生日おめ。流れにのって自分もSS投下します。
記念日なんで全員出演。もう誰がメインかわかりませんが。
タイトルは「ペロペロするの」です。


「宮藤さん、サーニャさん、一日遅れだけどお誕生日おめでとう」
 とみんなを代表してミーナが言うと、主役の二人は27本のろうそくを吹き消した。
 まわりからはおめでとうの声とともに、ぱちぱちと拍手がおこる。
「さ、それじゃケーキを食べましょう。でも私、こういうの切るの苦手なのよね」
 部屋に電気がつくと、ミーナはそう言った。
「あ、私やります。そういうの得意なんです」
 と芳佳が手をあげて言う。
「そう? 誕生日の次の日なのに悪いわね。じゃあお願いできるかしら」
 ろうそくを抜いたケーキに芳佳は包丁をいれていく。
(えっと、まず半分に切ってから……)
 切られたケーキが皿にのせられ、それぞれの前に配られていく――のだが。

「あれ?」

 とペリーヌが声をあげた。
「ちょっと宮藤さん、わたくしのケーキは?」
 語気を荒げてペリーヌは訊いた。
 芳佳はペリーヌの方を向いた。ペリーヌの前にだけケーキが置かれていないことに気づく。
「えっ!? 私、最初半分に切ってそれを五等分に……」
 しばし考え込む芳佳。ハッとそのことに気づく。
「すいません! 間違えて十等分にしちゃいました」
 深く頭を下げて芳佳は言った。
「すいませんで済む問題じゃ……」
「本当にごめんなさい。あの……私の分でよければ代わりに……」
 そう言うと芳佳はおずおずと自分のケーキをペリーヌの前に差し出す。
「わかれば――」
 芳佳のケーキを受け取ろうとするペリーヌ。

「でも今日は宮藤の誕生日の次の日なのにな」

 と、エーリカがぽつりとつぶやく。
 あたりでかわいそう、とか、それはないよな、といった言葉が飛び交う。
「今日はあなたの誕生日の次の日でしょ! これはあなたが食べなさい!」
 ペリーヌは自分の手元にまで引き寄せていたケーキをつき返した。
 ペリーヌの前から、再びなにもなくなった。

「じゃあ私の分を食べるか? 私は甘いものはあまり好きではないし」
 と美緒はそう言うと、ペリーヌの前に皿を差し出す。
「いえそんな! めっそうもない。それは坂本少佐が召し上がってください」
「そうか? じゃあいただくとしよう」
 恐縮そうに断るペリーヌにそれだけ言うと、美緒はさっさとケーキを食べ始めた。
 他のみんなもフォークを手にとってケーキを食べ始める。
 ペリーヌはじっと座ってそれを見ていた。
29名無しさん@秘密の花園:2008/08/18(月) 15:32:41 ID:l3og6rpU
「あ、シャーリー! 口のまわりにクリームがついてる」
 とルッキーニが声をあげた。
 すっと立ち上がってシャーリーの元に行くと、頬についたクリームをぺろっとなめた。
「ありがと……ん? ルッキーニにもついてるぞ」
 今度はシャーリーがルッキーニの頬についたクリームをなめる。
 そのやりとりに場が一瞬静まり返る。
 が、それはのちにくる嵐の予兆だった。

 エイラはサーニャを見た。
 リーネとゲルトは芳佳を見た。
 ペリーヌは眼鏡をふいていたので美緒を見るのが一瞬遅れた。

「よ、芳佳ちゃん! ほっぺたのところに――」
「宮藤、お口のまわりに――」

 次の瞬間、リーネとゲルトが同時に口を開いた。
 芳佳に向けられた視線を越えて、リーネはゲルトを、ゲルトはリーネをキッと睨んだ。
 ハブとマングース、武蔵と小次郎よろしくお互いに相手を威嚇しあう二人。
 どちらも譲る気配は微塵もない。
 互いの視線が芳佳を素通りして、ばちばちと激しい火花をちらす。

「バルクホルン、宮藤さんがどうかしたのかしら?」

 と、それを遮って、ミーナが穏やかな口調でゲルトに訊ねた。
 ゲルトはリーネをとらえて離さなかった視線をおずおずとミーナの方に向けた。
 ミーナはとてもにこやかに微笑んでいた。
 笑っているけど、笑っていない。
「……いや……宮藤の口のまわりに……」
 おずおずと口をひらくゲルト。
 ――と、
「そういうトゥルーデこそ、口のまわりまっ白だよ」
 誰も気づかぬうちにゲルトのすぐ横に来ていたエーリカが、頬についたクリームをぺろっとなめた。
 いたずらっこの笑みを浮かべるエーリカ。
 いつの間にか食べかけだったはずのゲルトのケーキがなくなっていた。

 その隙をついてリーネは芳佳に近づき、芳佳の頬をぺろぺろと丹念になめた。

 そのころ。
 エイラは横目でちらちらとサーニャを見ていた。

 少し時間をさかのぼって。
「さ、坂本少佐っ!」
 とペリーヌは裏返った声をあげ、美緒の方に顔を向けた。
「どうかしたのか?」
 と訊き返す美緒。
 美緒はすでにケーキを食べ終え、ハンカチで口元をぬぐっていた。
30名無しさん@秘密の花園:2008/08/18(月) 15:34:38 ID:l3og6rpU
 場の喧騒がようやく静まり、いつもの雰囲気に戻った。
 エイラは已然、横目でちらちらとサーニャを見ていた。
(サーニャのほっぺたに……)
 なにか言いたげな様子だが、なかなか口を開こうとしない。
「サ、サーニャ……」
 意を決して声を出すエイラ。が、それを遮って――

「あれ? サーニャちゃんのほっぺにクリームがついてるよ」

 そう言うと芳佳はサーニャの口のまわりをハンカチでふいてあげた。
 恥ずかしそうにありがとうと言って、うつむいてしまうサーニャ。
 一連の流れを見ていたエイラは、そのまま石のように固まってしまった。
 エイラは、2度と現実へは戻れなかった……。
 恋する乙女とセクハラおやじの中間のキャラクターとなり、永遠に妄想の世界をさまようのだ。
 そして妄想のなかでもサーニャになにもできないので――そのうちエイラは考えるのをやめた。

 そんなエイラの様子を、隣に座っていたサーニャは心配そうに見つめていた。
 と、あることに気づく。
 サーニャはエイラの服の袖をぐいっと引っ張った。
 エイラが死人の目をサーニャの方に向けると、サーニャはゆっくりと顔を近づけてきた。
 サーニャの舌がぺろっと軽くエイラの頬に触れる。
「…………クリーム、ついてた」
 そう言うとサーニャは、赤くなった顔を隠すようにうつむいてしまう。
 しばし呆然とするエイラ。
 ようやくなにが起こったのか理解すると、その顔はサーニャよりもずっと真っ赤になってしまった。

 ――こうして、一部波乱の誕生会は幕を閉じた。



以上です。
全員に見せ場があるよう配慮したつもりですが……主役なのにサーニャの影が薄いか?
あと保管庫の管理人様、入れるときは作者をOsqVefuYのとこにおねがいします。
31名無しさん@秘密の花園:2008/08/18(月) 16:32:43 ID:JqydxAO4
全エイラが泣いた
32名無しさん@秘密の花園:2008/08/18(月) 16:34:42 ID:UD8dCo7c
うぉぉぉおお!!なんだこの甘々百合時空は!!俺を悶えころがす気ですか!!!!

芳佳・リーネ・ゲルトの三角関係とか、もう本気で俺はしんだぜ
GJ!あまりにもGJ!
33名無しさん@秘密の花園:2008/08/18(月) 16:40:46 ID:WGy5MtPs
(・∀・)イイヨイイヨー
果てしなくGJ。
34名無しさん@秘密の花園:2008/08/18(月) 17:23:24 ID:UD8dCo7c
それにしても全員出演は素晴らしいなぁ・・・夢が広がるでござる
35名無しさん@秘密の花園:2008/08/18(月) 18:17:23 ID:Y8DAk2hj
素晴らしいSSが次々と・・・ここが楽園か
36滝川浜田 『中身の無い話〜誕生日編〜』:2008/08/18(月) 20:13:08 ID:a5jIGVDd
そうか、今日は芳佳とサーニャの誕生日なのか。じゃあhappybirthdayの意味も込めてリネ芳のSS投下します。
中身が無い上にメチャクチャ短いです。即興で書いたので何か変ですが、あまり気にしないで下さい。


「芳佳ちゃん、お誕生日おめでとう!」
「ありがとう、リーネちゃん」
「で、ちょっと謝りたい事があるんだけど…」
「なに?」
「実は…プレゼントを用意するのを忘れてたんだ…。ごめんなさい」
「あっ…いや、別にいいよ、誕生日を祝ってもらえるだけで嬉しいから」
「それで…代わりと言ってはアレなんだけど…これ」
「…『1日リネット・ビショップを好きに出来る券』…?」
「芳佳ちゃんに命令されれば、私、何でもしてあげる…よ…?」
「……何でも……?」
「…うん…」
「……」
「……」
「…じゃあ、ベッドに行きたいんだけど…良いかな…///」
「…うん…///」




終わりです。うわぁ、本当に短いなあ…。もっと練りたかったけど、時間が無かった…。
ま、何はともあれ、芳佳&サーニャHappy Birthday! って事で。

では、爺はおいとまさせて貰うかのう。

37名無しさん@秘密の花園:2008/08/18(月) 20:21:21 ID:ncCHEsPz
寸止めとはなんという鬼畜、この人は間違いなくドS

だがGJであります
38名無しさん@秘密の花園:2008/08/18(月) 20:57:19 ID:Vy59PDU4
なんという楽園www
みんなGJ!ケーキも良いし、寸止めもww続きwかけww

シャーリーのおっぱいの上にケーキが落ちるフラグを誰か立ててくれww
39名無しさん@秘密の花園:2008/08/18(月) 21:27:58 ID:oYKE+gre
よしかがリーネのおっぱいとかをどういうふうに好きにしたのか....
>>36続きプリーズ!!
40名無しさん@秘密の花園:2008/08/18(月) 21:41:51 ID:IF9+7OJN
じゃあはい続き


「好き…ちゃんと、好きって言って、芳佳ちゃん///」

「好き…大好きだよ、リーネちゃん!!」



「…おっぱいじゃなく私に言って欲しいの〜!><」
41名無しさん@秘密の花園:2008/08/18(月) 21:43:26 ID:IB7gpnNm
皆さん乙であります。
本スレにレスした妄想ネタを載せさせてもらおうかと思いましたが
こちらのSSが力作で気がひけました。

>>30
ペリーヌのハブネタは胸が痛みますわ・・・
42名無しさん@秘密の花園:2008/08/18(月) 21:43:31 ID:gxC5459n
即興で書き連ねていくリレーSSとかもあると面白いですよね
前スレ最後のも併せるとたった40のレスに5つほどSSがw ここは天国ですか
43名無しさん@秘密の花園:2008/08/18(月) 21:58:24 ID:FdZTWBwD
投下します。
誕生日記念でエイラーニャです。
あといちおう誕生日なので宮藤おっぱい芳佳も友情出演。


あまり長くない、はず
44夢のまた夢:2008/08/18(月) 22:00:37 ID:FdZTWBwD
 宮藤はベッドに正座して向かいのサーニャに手をのばした。
「ほ、ほほ、ほんとに、いいんだね、サーニャちゃん?」
「うん。宮藤さん、わたしのともだち……でしょう?」
「も、もちろん」
「それなら……、いいよ……」
 サーニャの肩におかれた宮藤の手を、そっと自身の胸もとに下ろしていく。
 指が小高い丘のふもとにさしかかると、宮藤が確認するように問いかけた。
「あ、あのね、でもサーニャちゃんはエイラさんのこと、好きだよね? なのに、いやすっごくうれしいんだけど、やっぱり、その……エイラさんに悪いかな、なんて、思ったり……」
 うれしいくせに困ったような顔でサーニャの気持ちをうかがう。
 遠慮しているようにみえて、そのじつ、さわりたくてたまらないのが宮藤の本性だ。
 でもサーニャはなぜか優しくほほえんで、
「宮藤さん、いまはエイラのことは抜きにして、さわってほしいの……」
「さささ、さわってほしいの?」
 宮藤の指がぷるぷると震えている。
 目のまえに干し肉をつるされた野獣のような瞳をしていた。
45夢のまた夢:2008/08/18(月) 22:02:26 ID:FdZTWBwD
 こんなこと、許されていいはずがないのに。
 サーニャは宮藤にかぎらず、こんなことをしちゃいけないのに。
「宮藤さんの好きなように、わたしの、さわって……」
 サーニャの手が、宮藤の指をさそって、そのやわらかそうで、ふれてはならない胸に近づいて――――

「サーニャっ!」
 わたしは大声をあげて飛び起きた。
 どくんどくんと心臓がうるさい。
 全身にびっしょりと汗をかいていて、まっくらな部屋にひとりぼっちのベッドを確認すると、わたしはそれが夢だったのだと悟った。
「サーニャ……」
 呼吸の乱れが少しずつ落ちついていく。
 大きく息を吐くことで、こんがらがった心の線が一本また一本と整列されていく。
 わたしはなんて夢を見てしまったのだろう。
 先日の夜間哨戒でちょっとだけ、あくまで"ほんのちょっとだけ"なかよくなった宮藤がなぜサーニャとあんなことをしている夢を見たのだろう。
 宮藤はまだしも、サーニャはけっしてあんなことを言ったりしないし、そんな気持ちを抱くこと自体、ぜったいにありえないというのに。
 さきほどの信じられない光景が脳裏によみがえってきた。
 かってに登場させておいて悪いけど、宮藤も宮藤だ。
 あんな簡単にサーニャの、む、む…………に、さわろうとするなんて、信じられない。
 サーニャはそういう下品な目でみていい子じゃない。
 あの子はおとなしすぎるけど、本当はすごくけなげで、優しくて。
 いつかぜったい報われないといけない子なのだ。
 なのに宮藤ときたら、このまえだっていきなりサーニャの手をにぎったりして。
 べつにそれだけなのだけど、どこかくやしくて、やるせない。
46夢のまた夢:2008/08/18(月) 22:03:50 ID:FdZTWBwD
「は〜あ、わたしもなんなんだろうナ……」
 ベッドに仰向けに倒れこんだ。
 視界のすみに月の光がさしこむのが見える。
 まだ夜も明けていない。
「わたしは、サーニャのこと……」
 どう思っているのだろう。
 女の子どうしで手をつなぐのって、ふつうに考えればぜんぜん変なことじゃない。
 なかよしの友だちならなおさらだ。
 だけどわたしはサーニャの……、それはおろか、手をにぎることもままならない。
 そういう友だちのあり方だってアリだとは思う。
 でも、わたしはサーニャと手をつなぐことに、ちょっとだけ抵抗を感じている。
 つなぎたいと思う気持ちがある一方で、どこかそれを避けたいと思う気持ちもあって。
「ほんとに、なんなんだろうナ……」
 自分がわからなかった。
 きらいなはずはなくて、むしろ大好きでいつもそばにいたいけどあんまり近寄りすぎるとなんだかそわそわして落ちつかない。
 親友だと思うし、サーニャのためならなんでもしてあげたいのに、ときどき胸がくるしくなる。
 好きなのにくるしくなるなんて、この気持ちはいったいなんなのだろう。
 そこまで考えたところで、わたしの部屋のドアが開いた。
47夢のまた夢:2008/08/18(月) 22:04:47 ID:FdZTWBwD
 こんな夜中にノックもなしで、いったい誰がなんの用で入ってくるのか。
 身を起こし、誰何の声を飛ばそうとして、わたしはその訪問者の姿に固まった。
「サーニャ……」
 今夜はたしか夜間哨戒のない日だったからもうとっくに寝ているものだと思ったのに。
 ふらふらと頼りない足どりでサーニャが近づいてくる。
 ベッドのわきまでくると窓からさしこむ月明かりがただでさえ白いサーニャの肌をいっそう白く照らしあげた。
「えい、ら……」
 小さな声がした。
 いや、ふだんからあまりはっきりと大きな声は出さないけれど、それとはちょっとちがう。
 よくよく見ると衣服のところどころが乱れていて、ほっぺたもほんのりと赤かった。
「え、サーニャ、まさかお酒かなにか飲んでるのカ?」
「えいら……」
 ベッドに乗っかると四つ足でのそのそとわたしに近づいてきて、吐息がかかるところまで顔を寄せてきた。
「う、酒くさい……」
 リベリオン製の酒にこんなにおいのものがあったはずだ。
 容疑者二人のあっけらかんと笑う顔が浮かんできた。
 あの二人にはいずれお返しをしないといけない。
 まったく、ウィッチとはいえ仮にも未成年のサーニャにこんなこと――――
「えいら」
 視界いっぱいにサーニャの顔があった。
 いつの間にかわたしの両脚をまたいでサーニャが座っている。
「え?」
「えいら、すき」
 さらりと髪が揺れて、目を閉じたサーニャが近づいてきて、ちょんと突きだした小さな唇がわたしのそれに重なった。
48夢のまた夢:2008/08/18(月) 22:06:05 ID:FdZTWBwD
「んむっ!」
 なにがなんだかわからなくて、サーニャを引き剥がそうとしたくてもサーニャの肩に触れないといけなくて、でもそんなことするのはなにかいけない気がするから事態はいっそうひどくなっていくばかり。
 慣れない口づけは強引で、ただ唇を押しつけるだけの雑なものだったけれど、わたしには天と地がひっくりかえるようなできごとだった。
「あつい……」
 ぶっきらぼうな、それゆえに一途なキスを終えると、馬乗りになったサーニャは洋服のボタンをひとつずつ外しはじめた。
 目のまえでじょじょに白い肌が広がっていく。
 首もとから鎖骨、わきにかけての綺麗なラインについうっとりと見惚れてしまう。
「あ、さ、サーニャ、なな、なにやってるんだヨ!」
 わたしがなけなしの理性を総動員して抗議しているのに、サーニャの耳には届かないらしい。
 これだからよっぱらいはイヤなんだ。
「サーニャ、まって、ダメだってい――――」
「わたし、えいらのことがすき。えいらは、わたしのこと……きらい?」
「そんなこと、あるわけないにきまってるダロ!」
 とっさに言い返していた。
 考えるまでもない。
 わたしはサーニャのことが好きだから。
 きらいになるなんてありえないから、すぐ言葉に出せる。
「わたしは、サーニャのこと好きだヨ!」
 自分の耳が熱くなっていくのがわかった。
 面とむかってこんなこというのはさすがに恥ずかしい。
 目のまえのほっぺたの赤い、いつもと雰囲気のちがうサーニャはうれしそうにほほえんだ。
49夢のまた夢:2008/08/18(月) 22:07:54 ID:FdZTWBwD
「うれしい……。わたしも、えいらのことすきだから……」
 ボタンをはずす手がとまらない。
 上着も白シャツもすでにはだけて、両手のひじにぶらさがっていた。
 その無防備なだけでなく、どこか背徳的な姿に色っぽさを感じてしまって、わたしは自分を責めた。
 サーニャをそんな目で見てはいけない、そんなことを考えてはいけない、
 穢してはならないのだ。
「えいら、もっとわたしを、みてほしいの……」
 月の光がサーニャの笑顔を極上の笑みに変えた。
 ヴィーナスだかアフロディーテだか忘れたけれど、美の女神もいまのサーニャのまえでは裸足で逃げ出すにちがいない。
 でも、ダメなのだ。
 理由ははっきりとわからないけど、たぶんダメなのだ。
「サーニャ、ごめん。服を、着てほしいナ……」
「どうして……?」
「サーニャのこと、好きだから……」
 好きだけど、好きだからこそ、軽はずみにそういうことはぜったいしちゃいけない。
 気持ちが強ければ強いほど、あとになってぜったい後悔するから。
 わたしは自分のなかでふつふつと煮立っていた正体のわからない気持ちを無理やり抑えこんだ。
 サーニャはふと寂しそうな顔をして、すぐに笑顔にもどり、酔いの抜けたいつもの口調でささやいた。
「エイラ、わすれないで。わたしはあなたのこと、すき、だから」
 ちゅ、とわたしのおでこに簡単なキスをすると、細い腕がわたしの頭に巻きついた。
 そのまま優しく抱き寄せられ、わたしは猛烈な眠気に襲われて目を閉じることにした。
 ちからもなく、線も細くて頼りないはずなのになぜか遠い記憶にしずむ母のように優しくて。
 わたしはただただやすらかな心地に包まれて、深い眠りに落ちていった。
50夢のまた夢:2008/08/18(月) 22:09:30 ID:FdZTWBwD
 目を覚ますと朝になっていた。
 窓からうっすらとさしこむ朝日がまぶしい。
 体を起こしてぼんやり横に目をやると、そこにはまた部屋をまちがえたらしいサーニャが静かな寝息を立てていた。
 きのうの夜のできごとが思い返されて、わたしは首をかしげる。
 あれは本当にサーニャだったのだろうか。
 サーニャがあんなこと言うはずがないし、いくらいたずら二人組とはいえ無理やりお酒を飲ませたというのはさすがにやりすぎだし。
 わたしはそっと、寝ているサーニャに気づかれないようにそっと、サーニャの髪の毛に顔を近づけた。
 ……アルコールのにおい、なし。
 いつもとおなじサーニャのにおいだった。
 宮藤が出てきたのはどう考えても夢だったけど、そのあとのアレはいったい……。
 あんなサーニャは夢だったと思いたいけれど、決定的な証拠も記憶もないのでどうしようもできない。
 わたしがうんうんうなっていると、
「エイラ……」
 眠たそうな目をぱちぱちさせながら、サーニャがわたしの手に自分のそれを重ねてきた。
51夢のまた夢:2008/08/18(月) 22:11:52 ID:FdZTWBwD
 いつの間に目を覚ましたのだろう。
 まさか、わたしがサーニャの髪のにおいを嗅いでいたときには、すでに……。
「おはようサーニャ。……て、いつから起きてたんダ?」
「いま、起きたよ。エイラが、なにか考えていたから」
「ああ、ごめん、起こしちまったかナ?」
「ううん、気にしないで」
 わたしはとりあえず髪の毛くんくんがバレていないことにホッとしつつ、けれど重ねられたサーニャの手がやわらかくてそのことばかり気になっていた。
 逃げたりはしないけど、自分から近づいてくることなんてめったにしないのに。
 やっぱりこのサーニャは、きのうの夜の"あのサーニャ"とおなじなのだろうか。
 そんなことはないと思いたい。
 だけど夢なら夢でそんな夢を見てしまった自分が許せない。
 でもいまはそんなことより重ねられた手がどうしようもなくあたたかくて、不思議と胸が高鳴っていくのをとめられなかった。
 けっしていやらしく、汚らわしい気持ちなど抱いていないというのに、サーニャの手のぬくもりがわたしのこころを掻き乱していく。
 好きだという気持ちに変わりはない。
 守ってあげたい、優しくしてあげたい、いつか家族に会わせてあげたい。
 一番の親友でありたいし、できればみんなともなかよくなってもらいたい。
 サーニャに幸せでいてほしいと願う気持ちはなにひとつ変わらないのに、わたしのこころは嵐の海のように荒れていく。
52夢のまた夢:2008/08/18(月) 22:14:01 ID:FdZTWBwD
 友だちなら手をつなぐことくらい、なんてことないはずなのに。
 重なりあった手を通して、このうるさい鼓動が伝わってしまうのではないかと心配になった。
「エイラ」
 重ねられた手に少しだけちからが込められ、包みこむようににぎられた。
 ただそれだけのことで、なぜだろう。
 こころが凪いでいく。
 水平線にむかって風が吹いていくように、こころの波が静まっていく。
 横になったままのサーニャを見ると眠たそうな瞳でじっと見つめ返され、
「いっしょだよ」
 含みのない、サーニャの本心だった。
 それ以上の言葉はなかった。
 サーニャにとって、その言葉が気持ちのすべてなのだろう。
 ただ、いっしょにいたい。
 とても簡単な、それだけのこと。
 わたしは痛くならないようにサーニャの手をにぎりかえした。
「うん、いっしょだナ」
 きのうのことが夢だったかどうかはわからない。
 まずまちがいなく夢だったと思うし、万が一にそうじゃなかったとしてもどうでもいい。
 サーニャが望むのなら、そしてそのときわたしの気持ちに整理がついているのなら、受け入れればいいだけのことなのだから。
 いまはまだ、わからない。
 わたしのなかで小さな芽を出しているこの気持ち。
 こいつがどんな花を咲かせるのか、いったいなんていう名前の気持ちに成長するのか。
 それがわかるのはたぶん、もうちょっとさきの話。
 いまはただ、つないだ手から伝わるぬくもりだけで充分だった。



 おしまい
53名無しさん@秘密の花園:2008/08/18(月) 22:15:40 ID:FdZTWBwD
以上です。読んでくれた人に感謝。
楽しんでもらえたら幸い。

そして誕生日おめでとうサーニャ、芳佳。
54名無しさん@秘密の花園:2008/08/18(月) 22:19:36 ID:mdsQBrgG
すごく良いです・・・・・GJ
55名無しさん@秘密の花園:2008/08/18(月) 22:20:24 ID:fPbLlyxU


エイラの可愛さに泣いた
56名無しさん@秘密の花園:2008/08/18(月) 22:27:04 ID:Vy59PDU4
これは良い、味わい深いなぁ…。GJ!!

なんか心理描写が丁寧できゅんきゅんするよ。いいなぁ。。
57名無しさん@秘密の花園:2008/08/18(月) 22:41:11 ID:ncCHEsPz
>>40
ありすぎて困る

>>43
これはよいですな、実によいですな
なんていうかもうエイラ大好き
58名無しさん@秘密の花園:2008/08/18(月) 23:04:46 ID:eAkhDmZC
萌えた、感動した
良いSSをありがとう
そしてエイラーニャに乾杯
59保管庫”管理”人 ◆YFbTwHJXPs :2008/08/18(月) 23:29:08 ID:+SBDbBJ9
おいおいおい、予想はしていたが何だこの祭りはww
興奮しすぎてまともに編集できないジャマイカ

でまあ、>>28のおかげでSS一本も無いキャラがなくなったので記念に私も投下しておこうかな。
とは言ってもリネ芳とエイラーニャは一通り出尽くしたようなので、
読み終わった瞬間ティンと来た>>28の補足話を即興で勝手に書かせていただきました。
ミーナ×トゥルーデで「Erster Kuss」(カールスラント文字出なかったorz)
60Erster Kuss ◆YFbTwHJXPs :2008/08/18(月) 23:30:11 ID:+SBDbBJ9
「トゥルーデ。」

芳佳とサーニャの誕生会も終え風呂から上がった私は、
部屋のドアの前でミーナに呼び止められた。
「ちょっといいかしら?」
やけに眩しい笑顔を振りまくミーナは、目が笑っていない。怒っている証拠だ。
「どうした、ミーナ。何か────」
「しらばっくれても無駄よv」
氷のように冷たい声が私を威嚇する。ああ、まずいな……。

実のところ、ミーナが何故怒っているのかは顔を見た瞬間わかった。
ついさっきの誕生会で知らず知らずのうちにハイテンションになってしまった私は、
その場の空気に便乗して芳佳にヨカラヌコトをしようとしてしまったのだ。

「ねえ、トゥルーデ。妹想いなのはいいことだけど、時と場合ってものがあるんじゃないのかしら?」
「ぐ……し、しかしだな、その……」
「言い訳する前に何か言うことがあるんじゃなくて?」

笑顔を崩さずに迫ってくるミーナは下手なネウロイよりよっぽど怖い。

「す、すまん、ミーナ。つい……」
「ソレが上官に対する謝罪の仕方!?」
「ひっ、申し訳ありません、中佐!!全て自分の過失であります!!」

ミーナの罵声が廊下いっぱいに響く。遠くのざわめきが一瞬静かになる。勘弁してくれ。
ミーナもそれを察したのか、私の後ろにあったドアノブを乱暴に引っつかんで、
私の許可も無しに部屋の中に入って私を引きずり込み、ガチャン!!と鍵を回した。
61Erster Kuss ◆YFbTwHJXPs :2008/08/18(月) 23:31:14 ID:+SBDbBJ9
「ここ最近、ちょっとたるんでるんじゃないの?」
「はい、中佐。」
「クリスに会えなくて寂しいのはわかるけど、限度ってものがあるでしょう?」
「はい、中佐。」
「宮藤さんは確かにいい子だけど、だからってあなたの気持ちを押し付けていい理由にはならないってことくらいわかるでしょう?」
「仰る通りです、中佐。しかし、芳佳は……」
「何が『芳佳』よ!!本人の前じゃ『新人』とか言ってごまかしてるくせに!!」
「申し訳ありません!!」

ミーナの厳しい追及が続く。
あまりの勢いに一瞬酒でも入ったのかと疑ったが、アルコールの匂いはしなかった。
だが、それにしては今日はやけに厳しい。

「大体ね、あなたは私の事実上の副官なのよ。私の言ってる事、わかる?」
「全くもってその通りです、中佐。」
「本当はね、常に二番機に据えて置きたいくらいなのよ。人手が足りないから無理だけど。」

そう思った矢先、ミーナの表情が急に影を落とした。

「は、それはどういう……?」
「ねえ、もっと……」

瞬間、
あたかも鋭いナイフを喉元に突きつけるかのような勢いで、私の唇が塞がれた。
62Erster Kuss ◆YFbTwHJXPs :2008/08/18(月) 23:31:58 ID:+SBDbBJ9
「ん……っ!?」

それがミーナの唇だと気付いた時にはもう、両手が背中に回されていた。
両手の動きを封じられ、私はなすがままに立ち尽くすしかない。

触れ合ったままぴくりとも動かない。そんな間が幾分か続いた後、ミーナは腕の力を緩めて唇を離した。

「もっと、私を頼って?」

頬を緩めてにっこりと笑顔を作るミーナの表情に、もう毒気は残っていなかった。
超至近距離で見るその笑顔に、思わず胸がどきりとする。

「……ミーナ」
「寂しくなったら、私が構ってあげるから。だからもう、宮藤さんばっかり贔屓にしないで。ね?」
「……すまない。」
「わかればいいのよ、わかれば。」

今、私は気付いた。
寂しいのは、ミーナも一緒だったのだ。
家族同然の隊員達。その絆の強さを見せられた直後だから、余計に深く考えてしまうのだ。
自分の本当の……血の繋がった家族のことを。

「それじゃ、おやすみ、トゥルーデ。」
「ミーナ。」

部屋を出ようとするミーナを、私は衝動的に呼び止めた。
「何かしら?」

この気持ちを伝えなければならないと思った。
咄嗟のことで沈黙してしまった私を、ミーナはただ黙って見ている。
混乱する頭を無理矢理回転させ、言葉を探す。

「うまく言えないが……隊員たちはみんな私の家族だ。だから全員同じくらい好きだ。これは譲れない。
 だが、私の相棒として心から……その、愛しているのは、お前だけなんだ、ミーナ。それをわかってくれ。」
「わかってるわよ。」

私の渾身の科白をミーナはさらっと流し、それから小さく呟いた。

「私も愛してるわ、トゥルーデ。」
「え?」
「おやすみなさい。よい夢を……。」

半開きになったドアの隙間から、夜の涼しい風が吹き込んでくる。
身体をベッドに投げ出して天井を見上げ、火照った頭を冷まして漸く、私は今起きたことの重大さに気が付いた。

「ああ、なんてこった。今のは私のファーストキスじゃないか……」


ENDIF.
63名無しさん@秘密の花園:2008/08/18(月) 23:36:45 ID:gxC5459n
百合SSまとめの管理人さん、前スレ最後のSSが抜けてます
64名無しさん@秘密の花園:2008/08/18(月) 23:38:29 ID:c7uoskRb
>>60-62乙です やっぱええわ バルクホルンと隊長は。
65 ◆YFbTwHJXPs :2008/08/18(月) 23:40:18 ID:+SBDbBJ9
以上です。何か、誕生日SSと程遠い感じになってしまって申し訳ない。
とりあえず誕生日おめでとう、芳佳!!
あと、С днём рождения(ズ ドゥニョーム ラジヂェーニヤ/誕生日おめでとう)、サーニャ!!
本スレと避難所に書いてあって知った。何でオラーシャ語は出てエスツェットは出ないんだww

これだけ一斉に集まると保管庫作ってよかったって思えるよ。
みんなみんなGJ!!どっちを向いてもGJ過ぎてどこに向かってGJといえばいいかわからない!!

>>38
リーネのおっぱいで同じこと想像してた。同志よ!!
66名無しさん@秘密の花園:2008/08/18(月) 23:42:35 ID:cSmgY5j4
リアルタイムきたぁー!!
ミーナ×トゥルーデが俺のジャスティスだったので本当に嬉しいです。
それにしてもトゥルーデはミーナに尻に引かれてばっかりだな・・・ドMだからかw
67名無しさん@秘密の花園:2008/08/18(月) 23:45:22 ID:ncCHEsPz
スレが始まっていきなりクライマックスなんだが、なんだこれは大丈夫なのか
68名無しさん@秘密の花園:2008/08/18(月) 23:57:10 ID:lZhEe202
GJ!!
ミーナ×トゥルーデは大人な雰囲気がたまらなく良いね
69名無しさん@秘密の花園:2008/08/18(月) 23:59:05 ID:Vy59PDU4
>>60-62
いいねぇいいねぇ。大人の恋っぽいようで子供のようで。
このフラフラした感じが心地よし。GJ!!

ルッキーニ「あ、イチゴがシャーリーのおっぱいにおちちゃった!」
ルッキーニ「ふひひ、私が取ってあげる!」
ルッキーニ「あれ、クリームで滑って取りにくいよ!どんどん奥に逃げちゃう!」
ルッキーニ「あ、これ別のイチゴ…」

キターwwww
70名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 00:00:17 ID:zSZWKoJx
64年前の今頃はネウロイと戦ってる真っ最中なんだろうな
71名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 00:14:08 ID:K+ZY1/ev
ここか…祭の場所は

純情でへたれで天然なエイラが好きだ
純粋でけなげでちょっと小悪魔なサーニャが好きだ
真面目で変態でニブチンなゲルトが好きだ
綺麗で怖くて誰よりも優しい隊長が大好きだ

ああ俺はストライクウィッチーズを、職人の皆を愛してる


'`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、<お前らよくがんばった! めちゃくちゃ褒めてやろう!!
72名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 00:18:29 ID:rnheVQEL
>>60
28ですが管理人様、あなたは神か。まさかあんな話に続きを書いていただけるとは。
俺の場合、ミーナ×ゲルトはアホなネタしか思い付かないからこんなのとても書けません。
73名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 00:19:22 ID:1s2PDGCk
みんなGJ!!
74名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 04:26:33 ID:we0UV5E+
>>60-62GJすぎて眠れなくなった
75名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 05:12:27 ID:+B0stihS
なにこの・・・なに?
本気出しすぎ!皆GJ!
76名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 12:19:02 ID:VUqHgzsR
公式で少佐×隊長決まりましたな。
77名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 12:49:14 ID:fcaq3IAP
それ以上に芳佳×リーネが
78名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 13:26:37 ID:OD0fl2a2
少佐は天然ジゴロだから皆を優しく抱いてあげるよ。
79名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:05:43 ID:MvykeNzX
SSとかのエイラの「〜ダナ」とか最後がカタカナになる感じがたまらなく好き
本編の中居さんの声が忠実に再生されるから素晴らしいw
80名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 14:30:51 ID:TSm5pNxh
>>77
今回の基地来訪もすごく…飛ばしてました
81名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 15:21:00 ID:we0UV5E+
ところで7話でエーリカ×ゲルトコンビに萌えた奴はいないのか
82名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 15:32:38 ID:ZyOZIriy
ノシ

はいてないエーリカを見たときの狼狽ぶりからみて恐らくトゥルーデは初心
だけど経験ないなんて言えなくて虚勢を張るトゥルーデだけど経験豊富なエーリカにはお見通し
結局エーリカに翻弄されるしかないトゥルーデでした的な展開が好き
83名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 15:35:46 ID:f77knkOO
ハルトマン姉妹を自分の妹(スール)にしようとするゲルトさん。
だけど気づいたら、二人のペットになっちゃってたゲルトさん。
84名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 15:42:02 ID:6XPDRZQe
やっぱりトゥルーデがいないとね!

なっ……!!!!////
85名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 16:48:19 ID:P6qc8cP6
少佐と芳佳の赤城での濃厚な一ヶ月が気になるわー
86名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 16:55:20 ID:UBWT1YDY



【ためして】「メロンパンを食べると乳首の感度が良くなる?」【ガッテン】
女子高生6人が 【さいたま】 のパン屋で公開実験へ
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/bake/1218880775/


87名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 19:38:58 ID:d/04H2fD
基地探訪、これは良い嫁入りフラグ
88名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 20:57:18 ID:euz/Mjnk
啄ばむような軽いキスとかいいよね。
軽く触れるだけのキスを何度も何度もやるのって。
89名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 23:56:25 ID:dA21XD/X
>>87
見てきた

どうやらミーナさん公認になりそうだ
90名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 23:58:01 ID:we0UV5E+
>>82のせいで変な電波を受信した


『恋する気持ちはドーナツの中』


「トゥルーデって、キスしたことある?」
「ぶはっ」



それは真上で燦々と輝いていた太陽が、そろそろ西に向かおうかとしていたティータイムでのできごとだ。
リーネお手製らしいドーナツの輪っかをみながら、
なぜ穴があいているんだろうなんて思案して紅茶を啜っていたときの、事故だ。
そう、これは事故だ!
でなければ空耳に違いない。

「きたないよ」
「ハルトマン、私はどうやら耳が悪くなったようだ」
「ねぇ、トゥルーデってキ」
「復唱するなっ!!!」

聞こえてたんじゃないなんて微笑みながら言うハルトマンをみて、
なるほどこれが悪魔の笑みかと思ったかどうかは置いておくとして、だ。
ネウロイも当分こない、このうららかな昼下がりに、
この、黒の悪魔は可愛らしくドーナツを咀嚼しながら何を言うんだ。
その、何だ、き、きききキ…

「キス?」
「心を読むなっ!!」

オーライ、落ち着け。
状況は芳しくないが私はまだ冷静だ。
しかし皆して私たちの方を見ているのは、よろしく、ない。
おちおち説教もできやしない。

「ハルトマン、部屋に行こうか」
「わたしの?」
「私のだ!お前の部屋は汚すぎる!」

だって掃除キライなんだもんなどと
説教の種が1つ増えるようなことをいう悪魔の腕をぐいと引っ張り部屋へと進む。

91名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 23:58:59 ID:we0UV5E+

部屋にはいるなりハルトマンに正気かという目を向けるが向こうは至って正気なようだ。
ますます質問の意図がわからない。

「何を考えているんだお前は!」
「ふと気になって」
「唐突にもほどあるだろう!」
「トゥルーデ、顔真っ赤」
「っ!」

にっこり微笑んで迫ってくるハルトマンに気をとられて背後のベッドに気がつかなかった。
何てことだ!自分の部屋だというのに
少しずつ後退していた足がベッドに触れて、ぴたりと立ち止まる。

しまった
逃げ場がない

尚も距離を詰められる。
気づいたら脈の音が非常に五月蝿い。

「…そういうハルトマンは、あるのか」
「ナイショ」
「………あるさ」
「ん?」
「私だって、したことくらいある!」

信じてない顔だ。
この顔は信じてない顔だ。
内緒の形のままである手の、その近くの口に、
どうしても目が行ってしまう己が嫌になる。

「本当?」
「…っああ」

こい。
きてくれ。
今なら私はネウロイ撃墜に喜び勇んで真っ先に飛び出そうじゃないか。
こい、ネウロイ!

「じゃあ、して?」

祈りも虚しくその気配すらありはしない。
今日も平和だこの基地は。
特にこいつの頭とかが。
92名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 23:59:48 ID:we0UV5E+

「は?」
「キス」

艶めかしく笑うハルトマンの目は笑っていない。
私はさっきから笑っていない。
言うなら笑える冗談にしてはくれないだろうか。

「やっぱりトゥルーデには無理だよね」
「?」

両頬が包まれて
次の瞬間にはハルトマンの長い睫毛がよくみえた。



ほんのり甘い後味を残して唇が離れる。
思考は働かない。
ああさっき食べたドーナツの味だな、これは
なんてどうでもいいことなら考えられた。

「ドーナツに穴があいているのってね」

「熱が通りやすいからなんだってさ」

とんと肩を押され、軽々とベッドに沈む。
座った私を見下ろすようにしてハルトマンが笑う。

――ああ、悪魔だ。
それもとっびきり性質の悪い。

ハルトマンが耳に唇を寄せる。
囁かれた言葉に、私の思考はもう、完全にとまってしまった。

93名無しさん@秘密の花園:2008/08/20(水) 00:02:26 ID:we0UV5E+


私の身体には穴でも開いているんだろうか
だから熱が冷めることなく全身を支配しているんだろうか
なんて、
過りそうになった甘い考えさえ、二度目の口づけに遮られた。




君の瞳うるんで
そっと I love you なんて
言うから本気だね
Do you Do you love me?
恋する気持ちはドーナツの中

そしてBaby 俺は
甘い想いを のみこんだ


Fin.


初挑戦、ウルトラエース×隊長、
以上です。己の頭が異常です。お粗末さまでしたm(_ _)m
ある機会があって、恋する気持ちはry聴いてから
あの曲が頭から離れない。みんな聴くといいよ。
94名無しさん@秘密の花園:2008/08/20(水) 00:45:48 ID:w3JR3jeQ
待ち続けてたエーリカのSSがついに投下された!
95名無しさん@秘密の花園:2008/08/20(水) 00:49:28 ID:vovItRG4
やっぱエーリカはSだよな
GJ
96名無しさん@秘密の花園:2008/08/20(水) 01:10:15 ID:6NljeBwe
>>90
フッフーゥGJ!!
エーリカ悪魔過ぎる。だがそれがいい。
でもってどう転んでも受けなトゥルーデかわゆすv
私はミートゥル派ですがこれくらい悪魔なエーリカならトゥルーデを譲ってもいい……!!

ちなみに歌詞に突っ込むのもあれですが、カールスラントではI love youを
Ich liebe dich(イッヒ リーベ ディッヒ)と言うそうです。
恐らくプライベートでは三人とも祖国語で喋っているであろうと妄想。
エーリカの性格なら扶桑語やブリタニア語よりこっちで言われた方がしっくり来る。
と、言語フェチが垂れております。

「Hoer auf, Hartmann. Ich bin...」
「Trud...Ich liebe dich......Ach!! Es gibt nicht die Sorge, Ich fuehre Sie!!」
「Hoer!!」

……すいません。もうしません。あと微妙に違うかもw
97名無しさん@秘密の花園:2008/08/20(水) 01:46:26 ID:n7Fxjxw7
>>90
GJ!!!!!!
だがしかし!トゥルーデは『副官』で隊長はミーナでスよ。
98名無しさん@秘密の花園:2008/08/20(水) 04:24:05 ID:aVV2blPf
>>90からさらに電波を受信したので投下します。
リーネ視点のドーナツなお話。


短めです。
99ドーナツに恋して:2008/08/20(水) 04:24:58 ID:aVV2blPf
 ドーナツの輪っかにはおまじないがある。
 それを教わったのはわたしがずっと幼かったころの話だ。
 兄にホットチョコレートを飲まれて泣いてしまったわたしに、おばあちゃんがドーナツをつくってくれたことがあった。
 揚げたてのドーナツはサクサクしていて、ちょっと熱いけど甘くておいしかったのを憶えている。
 わたしはさっきまで泣いていたことなどすっかり忘れておばあちゃんにたずねた。
『おばあちゃん、なんでどーなつって、あながあいてるの?』
 お行儀が悪いことに、もぐもぐとドーナツを頬張りながらしゃべるものだから食べかすがポロポロとこぼれてしまっていた。
 おばあちゃんはそれを拾いながらこう答えてくれた。
『ドーナツにはね、すてきなおまじないがあるのよ』
『おまじない?』
『ええ、とってもすてきなおまじない』
 ミルクで口のなかのドーナツを流し込むと、わたしは興味津々にたずねかえした。
『おしえておしえて!』
 きっと小さな孫にせがまれるのがうれしかったのかもしれない。
 おばあちゃんはいいかい、と指を立ててそのおまじないを教えてくれた。
100ドーナツに恋して:2008/08/20(水) 04:26:01 ID:aVV2blPf
『ドーナツの穴はね、そこから見えるものをみんなすてきなものに変えてしまうちからがあるのよ』
『みーんな、すてきなもの?』
『そう、みーんな、すてきなものに見えるの。空や海はもちろん、いろんなものが特別になるのよ。たとえば、好きな人とかもね』
 食べ終わったわたしの手と口をナプキンで拭いてくれると、頭に手をのせて優しく撫でてくれた。
 しわくちゃだけど、やわらかくてあたたかい手が心地よかった。
『いつかあなたにも好きな人ができるわ。そのときは、ドーナツの穴からのぞいてごらんなさい。きっと、すてきに見えるからね』
『うん……』
 幼かったわたしには好きな人とか、すてきに見えるという意味がわからなくて、あいまいに返事をした。
 それがわたしのドーナツにまつわる昔話。
101ドーナツに恋して:2008/08/20(水) 04:27:05 ID:aVV2blPf
 今日のティータイムにはおばあちゃん仕込みのドーナツを用意することにした。
 ブリタニアの料理はいまいちみんなのお口に合わないらしく、これからもっと勉強が必要だとは思うけれども、とりあえず紅茶とセットのお菓子くらいはおいしいものをごちそうしてあげたかった。
「みなさん、今日もリーネさんと宮藤さんがおいしいお菓子をつくってくれました。またいつネウロイが現れるかはわかりませんが、せめてこのティータイムだけでもやすらかな時間を楽しみましょう」
 中佐の言葉を皮切りに、わたしたちの数少ない平和な午後のひとときが始まった。
 それぞれのテーブルで紅茶のカップを、ドーナツを手にするみんなをそれとなく観察する。
 中佐は紅茶の香りを楽しんでから口に含み、満足そうに嚥下していた。
 そのとなりで少佐がなかなかいけるな、とドーナツをぱくぱくお口に放りこみ、ふと視線が合ったわたしに笑顔でうなずいてくれた。
 ルッキーニちゃんとシャーリーさんはいつもと変わらず、おいしそうに食べてくれているみたいだった。
 エイラさんたちのテーブルからも、うまいナ、うん、おいしい……、との声が聞こえてホッとする。
 みんなにおいしいと言ってもらえるお菓子がつくれて、わたしは少しだけみんなとの距離が縮まったように思えた。
102ドーナツに恋して:2008/08/20(水) 04:29:14 ID:aVV2blPf
「うわぁ、リーネちゃん、これすごくおいしいよ!」
「ちょっと宮藤さん! 食べながらしゃべるなんて下品にもほどがありましてよ!」
「うう、ごめんなさい」
「まったくあなたは何回いっても何回いっても……」
 わたしの両隣に座る二人にもお気に召してもらえたようだ。
 芳佳ちゃんは見たままに、ペリーヌさんも紅茶を楽しみながらドーナツを小さくちぎって上品にお口に運んでいた。
 みんなに喜んでもらえてうれしい。
 ネウロイとの戦いではいつも足手まといになってしまうわたしだけれど、こうやって少しでもみんなのためにできることがあるのなら、ここにいてよかったと思うことができる。
 ほんのひとときでもみんなにやすらぎを与えられるなら、わたしもここにいていいのかもしれない、と。
 そんな気分に浸っているとカールスラントペアのテーブルから風に乗って声が聞こえてきた。
103ドーナツに恋して:2008/08/20(水) 04:30:01 ID:aVV2blPf
 なにやらバルクホルンさんが慌てているような、そんな気配だけは感じられた。
 けれどはっきりとなにを話しているかは聴きとれないし、わざわざ耳をすますのは盗み聞きしているようでよろしくない。
 そう考えていたらバルクホルンさんがすっくと立ち上がり、ハルトマン中尉の腕をひっぱって屋内にむかって歩きはじめた。
 みんなの視線を集めるなか、ハルトマン中尉だけがわたしに振りかえり、ドーナツおいしかったよ、リーネ、と言ってくれた。
 そのまま二人は建物のなかに入っていってしまった。
 しんと静寂が生まれ、みんなしばらく二人の消えたほうを見ていたものの昔からの連れ合いである二人のことだから、と特に心配することもなく、ささやかな談笑の声が少しずつ戻ってくる。
 たぶん、おおげさな"なにか"が起こったりはしないだろう。
 それよりも、ハルトマン中尉にもちゃんと気に入ってもらえたようでなによりだった。
 言葉にして「おいしかった」と伝えられる喜びの大きさに、わたしはもっともっとおいしいドーナツをつくりたいと思った。
104ドーナツに恋して:2008/08/20(水) 04:31:53 ID:aVV2blPf
「あれ、リーネちゃん、ドーナツ食べてる?」
 横から割り込んできた元気な声。
 わたしとおなじ新人でありながら天賦の才能をもつ親友は、両方のほっぺたをリスのようにふくらませていた。
 ぷんぷくりんのほっぺたを指でつついてみたいな、なんて思ったり。
「あなたと同席しているだけで、頭が痛くなってきますわ……」
 となりでため息をもらす金髪の優しい人。
 なんだかんだときつい物言いをするけれど、その分だけ相手のことを想っている不器用な女性だった。
 少佐のことを敬愛しているのはわかるけど、そのために芳佳ちゃんのことばかり意識するのには少しだけ妬けちゃうかもしれない。
 わたしには真似できない付き合い方ができてしまうのは、正直、うらやましかった。
「リーネちゃん?」
「あ、ごめんね。わたしもちゃんと食べてるよ。芳佳ちゃんもいっぱい食べてね」
「うん!」
 わたしはおいしそうに食べてくれる芳佳ちゃんにならい、自分もひとつドーナツをつまみあげて端っこをかじってみた。
105ドーナツに恋して:2008/08/20(水) 04:33:26 ID:aVV2blPf
 油は少なめ、外はサクサクで中身はふわっと甘く、口いっぱいに幸せが広がるような感覚。
 われながら会心の出来だと思う。
 また一歩、おばあちゃんの味に近づけた気がした。
 みんなにも喜んでもらえたし、なにより芳佳ちゃんの笑顔を見ることができて、わたしはそれだけで満足だった。
 まっすぐで元気で、誰とでもすぐ仲良くなれるわたしの一番の友だち。
 彼女がいてくれるから、手をとって導いてくれるから、わたしはいままでも、そしてきっとこれからもがんばっていける。
 ずっといっしょにいたいと思う。
 手をつないで笑いあって、おなじ時間を過ごしていきたい。
 いつまでもいつまでもそばにいて、お互いを感じあっていたい。
 芳佳ちゃんのとなりにわたしがいて、わたしのとなりに芳佳ちゃんがいるような。
 心のどこかを溶けあわせて、どこまでも二人三脚で歩いていきたい。
 この願いがどれだけ儚く、叶えるのが困難だとしても、彼女がいるかぎりわたしは祈りつづけるだろう。
106ドーナツに恋して:2008/08/20(水) 04:35:34 ID:aVV2blPf
 わたしは新しいドーナツを手に取ると、口もとにもっていくように見せかけてさりげなくその輪っかに芳佳ちゃんの顔をおさめた。
 すぐに口へ運んでぱくぱくもぐもぐ、ごくんと呑みこむ。
 たぶん、誰も気づかなかったはず。
 でもわたしにはちゃんと見えた。
 ほんの一瞬だったけど、しっかり見えたのだ。
 ドーナツのすてきなおまじないにかかった、とってもとってもすてきな、わたしの好きな人の笑顔が――――



 おしまい
107名無しさん@秘密の花園:2008/08/20(水) 04:38:25 ID:aVV2blPf
以上です。読んでくれた人に感謝。
楽しんでもらえたら幸い。

それと>>90氏に謝罪と感謝を。
かってにインスピいただいてしまって
ごめんなさい&ありがとう。
108名無しさん@秘密の花園:2008/08/20(水) 06:01:16 ID:BYDo+m48
魔女め! 魔女どもめ!!



大好きだぁっ!!!!
109名無しさん@秘密の花園:2008/08/20(水) 08:06:27 ID:Le/1mxBw
もっさんと隊長スレにエイラさんが投稿してるぜ
110名無しさん@秘密の花園:2008/08/20(水) 09:20:57 ID:O6a/kEZZ
>>99-106
GJ!!すっごい可愛い!!!
おっぱい抜きのこういう芳リネも良いものです。

(でもリーネのところの姉妹って全員女だったような…自分の記憶違い?)
111恋する気持ちはドーナツryの人:2008/08/20(水) 09:22:12 ID:6eRCn7Wi
>>95
エーリカはSであり時たま誘い上手だと信じてr

>>96
プライベートでは祖国語で喋る2人はいいな!
みなさんそういう方向で脳内変換よろs

>>97
すまんかったorz
未だにごっちゃになる。あるかどうかわからんが次は気をつけます(´・ω・)

>>98-107
GJGJ!
むしろインスピ大感謝www
悪魔が降臨していた裏にこんなほのぼのがあったと思うとにやにやするww
112名無しさん@秘密の花園:2008/08/20(水) 12:30:31 ID:VjYIx++F
>110
八人姉妹の真ん中だぜ。
113名無しさん@秘密の花園:2008/08/20(水) 12:40:12 ID:1SBRiV8+
お姉ちゃんにも妹にもなるのね
114名無しさん@秘密の花園:2008/08/20(水) 12:51:46 ID:6TtmK6kR
>>113
宮藤さんに甘える事もあれば、甘えさせてあげる事もあるということですね。
115名無しさん@秘密の花園:2008/08/20(水) 15:01:12 ID:kHrHUwt1
なんだこの素敵ドーナツ展開!

もう果てしなくGJ!!
116名無しさん@秘密の花園:2008/08/20(水) 16:04:09 ID:n/KwITI1
8話の予告を読んでちょっと不安になったけど
坂本×ミーナさん話なんだろうね
117名無しさん@秘密の花園:2008/08/20(水) 16:09:01 ID:A5d1MU3O
このスレ住人的に芳佳がフラグをへし折るかどうかだな
118名無しさん@秘密の花園:2008/08/20(水) 18:13:07 ID:aVV2blPf
感想どもー

>>90氏の広い懐に感謝しつつ、(スレ的に)致命的なミスをやらかした自分は土下座いたします
リーネは「お姉ちゃん」にホットチョコレートを飲まれたという感じで
脳内補完よろしくです
119名無しさん@秘密の花園:2008/08/20(水) 19:17:04 ID:NvAoRio9
これ、リーネの腕と聞いてちょっと萌えた
http://s-witch.cute.or.jp/cgi/2008/COCC-16171.jpg
120名無しさん@秘密の花園:2008/08/20(水) 19:31:55 ID:pQ4pbK/I
>>119
なんて公式カップル!
SSを投下する前にこの画像を堪能させて貰おう
121名無しさん@秘密の花園:2008/08/20(水) 19:36:54 ID:mgebVmKq
あれ、リネットだったのか?!
親父か整備員の親父だと思ってたんだがw。
まぁ、宮藤リーネ好きとしては嬉しい限りだ。
122名無しさん@秘密の花園:2008/08/20(水) 19:50:17 ID:5zkKQbdW
>>119
アングル的に考えて、芳佳はおっぱいを物凄い勢いで見てるように思われる
123名無しさん@秘密の花園:2008/08/20(水) 20:53:49 ID:m7CQm2IW
これもいい
ttp://shop.broccoli.co.jp/item_detail.php?product_id=11467

本編にもこの勢いを還元してくれ
124名無しさん@秘密の花園:2008/08/20(水) 21:25:43 ID:BbbNJSIE
これは芳佳が押し倒したのかな。
それともリーネが引き込んだのか。
125名無しさん@秘密の花園:2008/08/20(水) 21:42:06 ID:abFulOlL
「サ、サササ、サーニャッ……!」
「なに?エイラ」
「た、たまには一緒に寝ないカ……?」
「……」
「そ、そうだよナ……夜勤哨戒でもないのに一緒に寝るなんて変だよナ……」
「いいよ、エイラ」
「いいのカ!?」
「うん……けど、ちゃんと満足させてね」
「へ?満足って……」
「ふふ……じゃあ、また後でね」
「ちょ、ちょっとサーニャ!満足ってどういう意味ダヨー!?」
126名無しさん@秘密の花園:2008/08/20(水) 21:51:06 ID:kk0PumHa
>>125
一応転載元は書いておこうな

これでリレーSSとかあると面白いんだが……
127滝川浜田 『JEALOUSY BLUE』:2008/08/20(水) 22:16:29 ID:pQ4pbK/I
空気も流れも読まずにSS投下と参ります。 CPは芳佳×リーネ(こればっかでスマン)。
注意事項…途中ちょっとあの行為を思わせるシーンが入ります。嫌な人はスルーで(それほどでもないけど)
前半は芳佳のセリフほとんど無し
あと、リーネが前半若干黒いです。

それでもOKって方はどうぞ。


芳佳ちゃんと両想いになって、口付けを交わして、身体を重ね合って…
私はそれだけで満足していた。幸せだった。

…でも私は自分でもよく分からない感情に襲われていた。
そして気付いた。これは“嫉妬”なのだと。


―――JEALOUSY BLUE―――


「はあ…私今、結構満たされてるハズなんだけどなあ…」

とぼやいてると、私は愛しい恋人――芳佳ちゃんの姿を見つけた。

「あっ、芳佳ちゃ―――」

「よくやったぞ、宮藤」
「えへへ…」

芳佳ちゃんが坂本少佐に頭をナデナデされて喜んでる…。

…なんか、面白くない…


と、私が黒いオーラを出してると、後ろから誰かに肩に手を置かれた。

「はっ…!…シャーリーさん…」
「なんだなんだ、怖い顔なんかしてー」
「お腹痛いのー?ニヒヒー」
「あっ、いや、別に…」
「んー?あーっ、芳佳かー…なるほど」

坂本少佐と嬉しそうに話してる芳佳ちゃんと面白くなさそうにしている私を見て、シャーリーさんは何かに気付いたらしく。

「芳佳が誰かと話してるのがイヤなんだろ?」
「えっ…いやっ…そのっ…」
「アハハー、リーネのヤキモチ焼きー」

横からルッキーニちゃんが楽しそうに茶々をいれる。

128滝川浜田 『JEALOUSY BLUE』:2008/08/20(水) 22:18:13 ID:pQ4pbK/I
「…シャーリーさんは嫉妬したりとかしないんですか?」
「んー…私はしないけど、ルッキーニはスゴいね。私が誰かを見ただけですぐにむくれるんだよ?」
「…だってシャーリーを見張ってないと、いつ私から離れていくか分からないんだもん…」
「ハハハ、バカだなあ、私がルッキーニから離れていくわけないだろ、かわいいなあもう!///」
「シャーリー♪私もシャーリーから離れなーい♪」

「…はあ…この二人は本当にバカップルだな…」

なんかどっと疲れた…。


その夜、芳佳ちゃんの部屋

「それでね、今日、坂本さんに褒められたんだ!そしたら坂本さん、私の頭を撫でてくれて―――」

まただ。芳佳ちゃんったらまた坂本少佐の話だ。私がどれだけ複雑な気分かも知らないで。

そう思った瞬間、私の口はとんでもない事を発していた。

「…芳佳ちゃん…」
「ん?なに?」
「芳佳ちゃんは私と坂本少佐、どっちが大事なの?」
「えっ…」
「だって、芳佳ちゃん最近、坂本少佐の話ばっかり…」
「リーネちゃん…」
「芳佳ちゃんの恋人は…私のっ…ハズなのにっ……」

今までたまっていたものが全部噴き出したように。
私は芳佳ちゃんの前でみっともなく泣き出していた。

「ううっ…芳佳ちゃんは…私が嫌いにっ…なったのっ…?最近、キスもしてくれないしっ…私は…こんなに…芳佳ちゃんが好きなのにっ…!」
「…違うよ…リーネちゃん」

芳佳ちゃんの優しい声が響く。

「確かに坂本さんも大切な人だよ。だって坂本さんが誘ってくれていなかったら、私は…」

芳佳ちゃんは顔をちょっと赤くして。

「リーネちゃんと…こうして逢えなかったし…///」
「よっ…しかちゃんっ…」

一瞬、涙が吹き飛んだ気がした。

129滝川浜田 『JEALOUSY BLUE』:2008/08/20(水) 22:20:27 ID:pQ4pbK/I
「それともリーネちゃんは私に逢えて、嬉しくない?」

…芳佳ちゃんは意地悪だ…。
そんな事言われて私が何て答えるか分かってるクセにそんな事を聞くんだもの…。

そんなの…


「嬉しいに決まってるよっ…芳佳ちゃんっ…」

私は勢い余って芳佳ちゃんに抱き付いてしまった。すると芳佳ちゃんはさっきよりも更に優しい声で…。

「…良かった。リーネちゃんならそう言うと思ってたから」
「芳佳ちゃん…」
「ほらほら、泣きやんで…そうだね、しばらくキスしてなかったね。じゃあ、はい」
そう言うと芳佳ちゃんは唇を私に向けて来た。

…やっぱり、芳佳ちゃんは卑怯だよ…。

「芳佳ちゃん…んっ…」
「リーネちゃん…っ…」

芳佳ちゃんは私の心をいとも簡単に絡め取ってしまうんだ

「よっ…しかっ…ちゃ…」
「リー…ネちゃんっ…んんっ…」

長い長い口付けを終えた私達の間には銀色の糸が繋がっていた。

「っていう事で…リーネちゃん…久しぶりに…する…?」
「…優しくしてくれるなら…///」
「アハハ、自信は無いなあ///」
「芳佳ちゃん…ベッドに連れてって…?」
「…リーネちゃんの仰せのままに♪」


――――――

「よしかっ…ちゃんっ…好きっ…だよ…っ」
「私もっ…リーネッ…ちゃん…っ…可愛いよっ…」

私達は繋がった。前よりも深く、激しく。
――――――


130滝川浜田 『JEALOUSY BLUE』:2008/08/20(水) 22:23:59 ID:pQ4pbK/I

「芳佳ちゃん…」
「ん?」
「私、心配だったんだ。芳佳ちゃんがいつか、私の前から消えちゃうんじゃないかって」
「どうして?」
「だって芳佳ちゃんモテるから…。私なんか必要じゃなくなっちゃうのかなって…」

と、芳佳ちゃんは私の頬を軽くつねって、ちょっと怒ったように。

「私はリーネちゃんが好きだから、リーネちゃんの告白を受けたんだよ?今更他の人に動くわけないよ」
「うっ…嬉しいよぉっ…!!芳佳ちぁゃん…!!」
「もう、泣き虫だなあ、リーネちゃんは」
「好きっ!好き好き大好き!芳佳ちゃん大好きっ…!!」
「うん…うん…私も好きだよ…リーネちゃん…!!」

気付けば外はもう明るかった。
気のせいか外の雲が私達を見守っていたように感じた。




「なあ、宮藤、ちょっと時間あるか」
「はい、なんでしょう」

「あれ、リーネ、嫉妬しないのか?」
「え、ああ、もう嫉妬なんかしませんよ」
「おっ、なんか吹っ切れたな」


だって、私が嫉妬なんかしなくても芳佳ちゃんは私の芳佳ちゃんだから。
今度は芳佳ちゃんが嫉妬するくらい、私が芳佳ちゃんを愛してあげるから。

今日は、良い日になりそうだ。






以上です。俺って芳佳×リーネかシャーリー×ルッキーニしか書いてないな…。
他のCPも書きたいなあ…。

さて、爺はここらでお暇させて貰うかのう…。
131名無しさん@秘密の花園:2008/08/20(水) 22:29:51 ID:BbbNJSIE
>>130
GJ!!
ラブラブすぎて吹いたwww。
流石、公式認定のヤキモチ焼きだなw。

ちなみに俺は宮リネもシャッキーニもエイラーニャも大好きですぜ。
132名無しさん@秘密の花園:2008/08/20(水) 22:51:39 ID:RU1Df755
このスレは定期的に良いSSが書き込まれるからいい。
スレの半分以上が保守になっているスレもあるというのに、職人には感謝してもしきれない。
133名無しさん@秘密の花園:2008/08/20(水) 23:45:32 ID:Jyq8iZqw
それにしてもSSラッシュが続くなぁ、最高すぎる
134名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 01:11:17 ID:5O4XIPDr
135名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 01:13:24 ID:Wz2qEwN/
>>134
グイッ!までは男前なのにw
136名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 01:13:39 ID:dFFc9dCX
芳佳とサーニャにあんな甘噛されたらゲルトさん溶けちゃうよね
しかしpixivからの転載早すぎじゃないか?

137名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 01:28:46 ID:FI+27F59
アニメ本編の製作関係者も言ってたけど
閉じた場であるpixivで盛り上がっても
ネット上では全体としてそんなに影響力がないから
色んな意味でつまんないし作品を広めるという意味でも
良い影響がないよね。
138名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 01:39:07 ID:PYThMT4M
芳佳!芳佳!芳佳!芳佳ぁぁぁあああわぁああああああああああああああああああああああん!!!
あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!芳佳芳佳芳佳ぁぁぁぁわぁああああ!!!
あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん
んはぁっ!宮藤芳佳たんの黒色ブラウンの髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!
間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!
訓練中の芳佳たんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!
戦闘も慣れてよかったね芳佳たん!あぁあああああ!かわいい!芳佳たん!かわいい!あっああぁああ!
ズボンはいてないところも見れて嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ
ぐあああああああああああ!!!芳佳って家族じゃない!!!!あ…よく考えたら…
芳 佳 ち ゃ ん は 妹 じ ゃ な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!
そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!カールスラントぁああああ!!
この!ちきしょー!やめてやる!!ウィッチーズなんかやめ…て…え!?見…てる?写真の芳佳ちゃんが私を見てる?
ぬいぐるみの芳佳ちゃんが私を見てるぞ!芳佳ちゃんが私を見てるぞ!刺繍の芳佳ちゃんが私を見てるぞ!!
壁紙の芳佳ちゃんが私に話しかけてるぞ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!
いやっほぉおおおおおおお!!!私には芳佳ちゃんがいる!!やったよクリス!!ひとりでできるもん!!!
あ、隠し撮りした動画の芳佳ちゃああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!!
あっあんああっああんあぁあ!!し、少佐ー!!ミーナぁああああああ!!!エーリカぁあああ!!
ううっうぅうう!!私の想いよ芳佳へ届け!!挟桑の芳佳へ届け!
139名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 01:58:23 ID:lm0ve0v8
ゲルトさん自重
140名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 02:32:13 ID:wOyB65Dv
ゲルトさんはタイヘンだな
141名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 02:56:36 ID:zchisBYi
タイヘンタイヘンタイヘンだ、って曲を思い出した
142名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 05:48:01 ID:RmvHZeNe
このスレの甘ぁ〜いSS読んでたら頭が糖尿病になって、
意識がブラックアウトしかけたけど
>>138見たら正気に戻れました。ありがとうございます。
143名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 10:12:29 ID:YgCNaKix
俺が以前書いたSS思い出して吹いた
↓こんなやりとりが延々続くやつ

「それにこれはなにかしら?」
 と、ミーナは私のベッドの下に大切にしまってある盗聴機の受信機を取り出してくる。
「なんだそれは? 私はなにもしら――」
 ミーナはまた私の頬を思いきりビンタする。しっかりと腰の入ったいいビンタだ。
「本当になにも――」
 ミーナはまた私の頬を思いきりビンタする。しっかりと腰の入ったいいビンタだ。
「信じて――」
 ミーナはまた私の頬を思いきりビンタする。しっかりと腰の入ったいいビンタだ。
「ごめんなさい……」
 そう言うとようやくビンタが止まった。
「これで夜な夜な宮藤さんの寝息を聴いてハァハァしていたわけね。汚らわしい」
「大切な妹の眠りを心配するのは姉として当然の行為だろ」
 はン、とミーナは鼻で笑った。
「それは本当に宮藤さんの寝息だったのかしら?」
「なにを言ってるんだ? 牛や豚の寝息だったとでも言うつもりか?
 それともまさか私の幻聴だとでも?」
 私は精一杯の虚勢をはった。後者に関しては実はいささか私も自信はなかったが。
「ええ、牛や豚の寝息じゃないわ。幻聴でもたぶんない」
「じゃあ一体なんだと言うんだ?」
 たぶんというところにひっかかりながらも私は訊き返した。
「あなたが宮藤さんの部屋に盗聴機を仕掛けたそのすぐあと、私が盗聴機を仕掛け直したの。
 ――ペリーヌさんの部屋に」
「ちょ、一体なんてことしてくれたんだ!!」
144名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 12:11:06 ID:zchisBYi
続きが超気になるんですがw
145名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 12:15:03 ID:YkPSBhYh
ペリの扱いにw
146名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 12:36:44 ID:l4zPvX2P
ながいながい規制がやっと解けたので、今の内にこちらにも貼らせていただきます。
4話のその後。書き上げたのは5話放映前です。
上の方々のようなロマンチックなモノでもないし、さほどエロくも無いです。
キャッキャウフフ系というか、微ギャグ系?

たまにはこのようなモノでも……ってやっぱダメかなw?
147第4話その後 1/3:2008/08/21(木) 12:40:39 ID:l4zPvX2P
「あら、指先も怪我していたのね、ふふ」
入室して間を置かず茶目っ気のある声でミーナがそう言って、ゲルトルートの指先に触れた。
先程の戦闘でネウロイの攻撃を受け、銃が暴発してしまったのだ。
右手人差し指と中指の先が浅く裂けていたが、出血する程ではなかった。
「こんなもの、皮膚がちょっとささくれ立っただけだよ」
日もすっかり暮れ、一人自室でリラックスしていたゲルトは、触れるか触れないかのミーナの指の暖かさを感じながら声色も明るくこたえた。
「あなたの休暇申請が受理されました。明後日からでいいのよね、トゥルーデ」
ゲルトは室内灯も点けず、出窓のそばの椅子に腰掛けていたが、昨夜とは違ってその心の内は暖かい感情で満たされていた。
今夜は満月だった。青白い光が二人の姿をはっきりと浮かび上がらせていた。

出窓の上に載せられた二人の指先はまだ触れあったままだった。
「ミーナ、隊のみんなには迷惑掛けると思うけど……ひゃん!」
ゲルトは素っ頓狂な声を上げてしまった。
出窓にのせられていたゲルトの右手を、ミーナは両手で包み込むようにしながら自分の口元に寄せ、
舌先でつつくように舐め始めたのだ。
「んちゅっ、迷惑って、まだそんなこと言ってるのトゥルーデ? ふふふっ、ちゅっ」
「こ、こらっミーナ! 怪我は別に酷くないだろ? くすぐったい! くふっ」
立ち上がって腕を引こうとするゲルト。それを離さずにいるミーナの顔がいたずらっ子のように輝き始めていた。
「逃げちゃダーメ。自分の事を大切にしない人はお仕置きです」
「指っくわえるな、はわっ、噛むなったら」

窓際に追いつめられた形となっているゲルトは、首をすくめて指を甘噛みされる刺激に耐えた。
「んっ、実は、宮藤さん程でも無いけど私だって治癒魔法ぐらい使えるのよ? はむ、力を抜いて」
「はは、嘘だよ、そんなの初耳だ。包帯だってろくに巻けないクセに、ふふふ」
「いいじゃないの、もう。信じる心こそが魔法に最大の効果をもたらすのよ、じっとしてなさい」
「やれやれ。では隊長直々の治癒魔法とやらをありがたく受けさせてもらいますか」
共に戦いの空を舞うようになってかなりの月日が流れていた。そんな二人だからこそ言える台詞。
ミーナは膝をつき、ゲルトの手を取りつつ熱心にその指先をしゃぶり始めた。
立ったままのゲルトは抵抗することをやめ、少し熱のこもった目付きでミーナを見下ろした。
「どう? しみない? それともくすぐったいかしら?」
ミーナの舌が探るように、時折くすぐるようにゲルトを刺激した。
「くっ、大丈夫だ。頭がぼうっとして……い、いや、すごく満ち足りた気分になる。くはっ」
ゲルトの身体が軽く跳ねた。
彼女は空いているもう片方の手を自分の口元に寄せていたが、やがて無意識に前歯で噛みしめた。目を閉じ、肩をすくめて声を抑えている。
「ふう、トゥルーデの指、細くてしなやかでスベスベしてて美味しい。んふ」
ミーナは横顔に掛かりつつあった自身の髪を片手で耳へと掻き上げた。
もはや彼女は夢中になってゲルトの人差し指と中指を根本まで口にくわえ込んでいる。
んんっ、ふっ、くぅ。
しばらくの間、ゲルトの微かな声と、ミーナが指をしゃぶるピチャピチャという音が青白い室内に静かに響いた。
148第4話その後 2/3:2008/08/21(木) 12:44:22 ID:l4zPvX2P
「ああっもうっ! やめやめ、やめてくれ!!」
ゲルトがいきなりぶっきらぼうに言った。
彼女自身もよく理解できなかったが、とにかくこの行為はやめさせるべきだという危機感が瞬間的にわき上がっていた。
ゲルトの言葉が耳に入らないのか、ミーナは大胆な舌使いでまだゲルトの指を愛し続けている。
やーめーてーくーれー。
ゲルトはいたずらの笑みを浮かべながら大きめの声でそう言って、空いている方の手でミーナの髪の毛をくしゃくしゃとやった。
「あ? ふえ、ふええ?」
彼女に相応しくない間の抜けたイントネーションで言葉を口にしながらミーナが我に返った。
しかし、伊達にウィッチーズ隊を束ねてはいない。彼女はすぐさまいつもの調子に戻った。
「あらあら! 私ったら夢中になっちゃって。うふふ、トゥルーデの指、いっぱい食べちゃった」
「ご賞味中のところ恐縮でございますが、わたくしの指めがそろそろふやけ始めましてね。今日のところはご勘弁願いますかな?」
どこぞの紳士のような口振りでゲルトはそう言うと、左手で脱帽するフリをしながら戯けてお辞儀をしてみせた。

静かに立ち上がったミーナが言った。
「やっと柔らかい顔をするようになったのね、トゥルーデ。これも宮藤さんの治癒魔法のお陰かしら」
宮藤芳佳が入隊して以来、思い詰めたような表情をすることが多かったゲルトだったが、いまやその面影は完全に消え去っていた。
「ミヤフジには胸のキズ以外にも、大切な部分を治してもらったような気がする」
「宮藤さんにはちゃんとお礼を言ったのよね?」
「い、いや、実はまだなんだ、彼女には辛く当たってしまったのに」
ゲルトは初めて少しだけ目を伏せた。
まあっ、まあまあまあ!
ミーナは目を見開きながらそう言うとゲルトに触れんばかりに顔を寄せた。
「このかわいいお口は”ありがとう”っていう言葉が言えないのかしら?」
彼女はゲルトの右頬を軽くつねった。その瞬間、ミーナの思いもよらない程ゲルトの身体が大きく反応した。
「っつ!」
つねるというよりはほんの僅かに指先で頬をつまんだだけなのだが、それにしてはずいぶんな痛がりようだった。
「……ごめんなさい。私が思いっ切り引っぱたいちゃったものね」
「魔法のシールドを解いた瞬間にあれだったから、結構効いたんだ」
ゲルトは照れながらそう言った。

ふたりは身を寄せ合ってベッドに腰掛けた。深く親密な雰囲気になると良くそうやって語り合う。
「そぉ〜いえば、胸の傷はどうなったのかしらん? ケロッとしてるものだからすっかり忘れていたわ」
「ふふっ、今ドクターチェックを受けたばかりじゃないか。もうどこを負傷したのか分らない程に治っている」
「ああ〜ッ、まだ制服を替えてないのね。穴が空いたままよ!」
これは確かめる必要性を認めます!
ミーナが興味津々の顔で更にそう言ってゲルトの胸元へ手を伸ばした。
固いクッションのベッドが一瞬大きく波打った。
「ひっどいなぁ、ボタンが全部飛んで行ってしまった。いくら廃棄するからってあんまりだ、ははは」
ゲルトはボタンを引きちぎらる形で制服の胸元をはだけさせている。その勢いでミーナに押し倒されてさえいた。
「ふふんッ、思った通り。こっちまで裂けるちゃってる。ほらっ」
暴発の破片がゲルトのスポーツブラまでも裂いていたが、そこの裂け目へミーナは無造作に指を差し入れた。
「はひゃ、ひゃひゃっ、くす、くすぐったいよ、ミーナ、くすぐったいってぱっ、くふッ」
「んもう、相変わらず素っ気ない下着よね。トゥルーデも年頃の女の子なんだから、もっと可愛らしいのをお召しなさいな。えいっ」
ミーナは懲らしめるかのように指先で刺激したかと見るや、更に乳房にまで手を掛けてきた。
149名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 12:44:59 ID:fdObtQgg
ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ中佐は俺の嫁
150第4話その後 3/3:2008/08/21(木) 12:48:31 ID:l4zPvX2P
ゲルトの左の乳房を下から持ち上げるかのように優しく揉みしだく。
「いやッ、そこっ、そこ違うから! そこ違うからぁっ!!」
初めは負傷した左乳房だけであったが、ゲルトの反応にすっかり興に乗ってしまったミーナは、両手で二つの乳房をゆっくり押し開くように掴んだ。
あらぁ、傷口が見当たらないわぁ。傷口が見当たらないのよトゥルーデぇ、ここかしらぁん?
鼻息も荒くわざとらしいことを言いながらミーナの揉み込みは強くなるばかりだ。
「くは、ダメッ……ダメぇっ! これ以上は、そんなっ……でっ、出ちゃうからっ、出ちゃうよぉっ!!」
ビクンっと仰け反ったゲルトの身体から何かが勢いよく飛び出した。
「やん、これこれ! ジャーマンポンターの耳とシッポ、感じ過ぎちゃうと出ちゃうんでしょ!? この垂れたお耳が最高にカワイイのッ」
ミーナは新たに飛び出したゲルトのもうひとつの耳を噛むともなく、舐め回すでもなく、撫でるのでもなく、好き放題に愛撫し始める。
隊長命令とやらの触診が、ゲルトの意向を当然のごとく無視して、しばらくの間繰り広げられた……。

窓から差し込んできたまばゆい朝日と天使の歌声でゲルトは目を覚ました。
最近感じていなかったこの充足感はミーナのお陰なのだろうか、そう考え始めた刹那、ゲルトは自分が何も着衣していないことに気付いて血の気を失った。
ま、まさか、ミーナのヤツ、私の身体をどこまでも?
そんな考えが彼女の頭をよぎったが、馬鹿げた妄想だとすぐに追い払った。
身体のどこにも違和感を感じなかったし、ミーナとふたり裸で抱き合って寝ることは、実はしょっちゅうなのだった。
ゲルトは声を出さずに苦笑いしてベッドの上で身を起こした。

ミーナは朝日を浴びて窓辺に立っていた。
彼女も一糸まとわぬ姿だったが、窓枠に両肘をついているのでご自慢のお尻をゲルトに向ける形となっている。
微かな声で歌を口ずさんでいて、まるでゲルトを誘うように形の良いお尻を小さく揺らしていた。
みんなが笑ってるぅ〜。お日様も笑ってる〜。
悟られることもなくミーナの背後を取ったゲルトにはその歌が酷く呑気に聞こえた。
「……んがッ!? ぐッ! ぐッ?」
ミーナはまるでひきつけでも起こしたように硬直して細かく震えだした。悶絶して歯を食いしばり、白目まで剥いていて普段の清楚さは微塵もない。
ゲルトの指がミーナのどこよりも敏感なお尻の窄みを容赦なく突き上げていたのだ。
ゲルトルート乙女のリベンジ、刻は、来たれり。
「魔導エンジンスタート! 今日は一日フルスロットルだよ? ミーナ隊長」
ゲルトは突き込んだままの指をイグニッションキーよろしく九十度ほど捻った。

その日、ネウロイ襲来が無かったのがせめてもの救いだったが、ミーナの異常テンションはウィッチーズ隊全員を震撼させた。
ただ、ゲルトだけは休暇を一日前倒しにするという裏技を用いてこれを回避した。撃墜王はたとえ戦闘以外であろうともやられっぱなしでは済まさないのである。


(糸冬)
151名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 12:51:28 ID:l4zPvX2P
お気づきの方もいらっしゃるかも知れませんが、このSSは本スレの方にも分割して載せてしまいました。
丸三ヶ月アク禁されていて18禁板に書き込みが出来ず、いつ解除されるかも見当が付かなかったので。

今後もSSは書いていこうと考えていますが、今度書き込めるのはいつになるのでしょうw
DIONは今年の初めから断続的に18禁板のアク禁が続いているので。

では、ご縁があればまた。
152名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 12:54:50 ID:fdObtQgg
乙でした 
153名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 13:49:02 ID:v2w8DnlE
乙かゲルトオオオオオオオオオオオオオオオオオ
やっぱりみーなさんじゅうはっさいはお尻だよね、尻尻尻。
ミーナ×ゲルトが一番好きかも。
お疲れ様でした。
154名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 16:46:33 ID:Ju1UUs9S
GJすぎてにやけが直らんwww外にでられんじゃないかwwww
155名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 17:06:00 ID:8pEdKukN
魔道エンジンスタート!

だめだ、笑いが止まらねえwwGJ>>146
156名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 17:12:11 ID:M09lOMnY
もしかしたら昨日某所で読んだという人がいるかもしれないけど、若干手直ししたので投下。
話自体は6話というより、乙女ノ巻の影響受けてます。




珍しく起床のファンファーレの前に目を覚ました芳佳。
坂本少佐との早朝稽古のためでもなければ、今朝の料理当番だからでもない。
単に目覚ましの設定を間違えただけだ。
二度寝しようかとも思ったが、今度は寝過してしまうのが目に見えている。
「うぅっ…まだ4時間しか寝てないのに…」
あまりの眠さに目覚ましの確認を怠った昨夜の自分が恨めしい。
とりあえず顔を洗いに行って、頭をすっきりさせてこよう。
そう思って、ベッドからはい出し、部屋を出ようとした芳佳だったが…
ドアを開けるとそこには焼きたてほかほかのお好み焼きが鎮座していた。
わけがわからないものの、とりあえずお好み焼きを持って部屋の中に舞い戻る。

お好み焼きを前にして、「う〜ん」と唸り声をあげている芳佳。
送り主は誰か、起きたばかりでいまいち調子の出ない頭で必死に考えているのだ。
普通に考えれば前科のあるサーニャの仕業だろう。
茸スープのパイ包み、ボルシチの鍋といった具合に、
今までも部屋の前の廊下にサーニャの手作り料理が置かれていることは度々あったのだ。
とはいえ、彼女のレパートリーにお好み焼きが入っているのか若干の疑問は残る。
ここにあるお好み焼きは見栄えがよく、漂ってくる匂いも一級品だ。おそらく味も悪くないだろう。
扶桑の人間でもない彼女にこんなに完璧なお好み焼きが作れるだろうか。

サーニャの件は後回しにして、他の候補を考えてみる。
基地内に芳佳と同じ扶桑出身者は一人しかいない。彼女をブリタニアに連れてきた張本人でもある坂本少佐だ。
しかし、あの坂本少佐がお好み焼きを作るところはちょっと想像できない。
よしんばそんなことがあったとしても、
坂本少佐ならば「どうだ宮藤!さぁ、遠慮せず食え!」といった感じで直球で進めてくるはずだ。
間違っても寝ている間にドアの前に置いておくなんて真似はしそうにない。
これは芳佳の親友であるリーネのおっぱいがでっかくてふにふになのと同じくらい確実なことだ。
そのリーネも料理好きという点では可能性はある。
現に親睦会の翌日、彼女とは一緒にお好み焼きを作っている。
その時は2人でわいわいとお喋りしながらお料理していたら作り過ぎてしまい、
夕食当番のシフトをぶち破って、隊のみんなに食べてもらったのだった。
「あっ、そっか!そういうことだったんだ!」
お好み焼きをみんなにふるまったのは夕食の席だ。
朝食の席ならいざ知らず、夕食の席にはサーニャもちゃんと座っていた。
みんなががやがや騒いでいる中、彼女はエイラの隣でもくもくとお好み焼きを食べていた。
そして、珍しいことにおかわりまで要求していたのだ。
「サーニャちゃん、お好み焼きが気に入って、それで自分なりに研究して、私に作ってくれたんだ…」
送り主の想いに気づき、さっきまでの小難しい表情とは打って変わって笑顔を浮かべる芳佳であった。

翌朝、いつものようにサーニャが夜間哨戒から帰ってきた。
疲れのあまり間違えてエイラの部屋で眠りこけてしまうことも多い彼女だが、今日は無事に自分の部屋へのコースをたどっていく。
欠伸をしながら部屋の前までたどり着くと、そこにはボルシチの鍋が置かれていた。
「……?」
混乱しながらも、鍋のふたに張られていた付箋を見るとそこにはこう書かれていた。
『サーニャちゃん、お仕事ご苦労様。昨日のお好み焼きとってもおいしかったよ!
今度はリーネちゃんと三人でなにかお料理作ろうね!
P.S. ボルシチ作ってみたよ。サーニャちゃんほどうまくは作れなかったけど、よかったら食べてね。
                                            芳佳』
「宮藤さん…」
鼻歌を歌いながら、お鍋を抱えて自室にっていくサーニャであった。


同日午後、サーニャと芳佳の距離が縮まったのを感じ、エイラが芳佳につめよる一幕があるのだが、それはまた別の話。
157名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 17:28:00 ID:8pEdKukN
>>156
いやっほぉぉおおおうGJ!!
だがこれは芳佳×リーネととるべきなのか
芳リネ前提のサーニャ小話ととるべきなのか……。
あと鉄板の前でヘラを両手に悪戦苦闘するサーニャを想像してニヤッとした。
エプロン姿のサーニャとかエイラが見たら大変なことになりそうだ(鼻血的な意味で)

小説版といえばいらんこ中隊とかのSSまだ0なんだよな……。
誰かビューリングかルーデルのデレを書いてくれ!!
158名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 17:51:05 ID:meIL/hrZ
>>156
いいなぁこのほんわかとした雰囲気…
小説版だとサーニャ→芳佳みたいな面もあるのか。
ちょっと小説読んでくる。
159名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 18:24:49 ID:BSJC3Xz8
ビューリングは誰とでも絡ませられそうな気がする。


ルーデル大尉は実はロ○コンだそうです!!
160名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 19:51:13 ID:F9h62Z/P
>>159ああ、だからウルスラを見てエーリカを重ねたのか…
161名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 20:03:08 ID:uTeou31I
ルーデル大尉は年下しか駄目で、それ故に年上の
アーデルハイドのアプローチに応えられない、とか?
162名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 20:28:15 ID:htH3wt+T
エイラーニャ(サーニャイラ?)SS投下します。
前半ちょいギャグ、後半は甘め・・・・・・のつもりです。
色々おかしい点があると思いますがご了承ください。


『Greeting?』

事の発端は、シャーリーのある行動だった。

「やーおはよ、ルッキーニ」
「おはようシャー……んっ!?」

キスだ。リベリオンじゃキスは挨拶レベルで頻繁に行われると聞いたことはある。
けど……全く、皆が見てる前でいきなり何をやらかしてるんダヨ。このバカップルめ。

「な、何すんのさーっ!?み、みんな見てるじゃん!!」
「あはは、ただの挨拶だって……そうカッカすんなよルッキーニ」
「みんなの前じゃ、は……恥ずかしいよバカーッ!!」

そう叫び、ルッキーニは走り去って行った。
当然、周りの空気が一変する。特に宮藤なんか顔が茹でダコみたいに真っ赤ダナ。

「し、シャーリーさん……今の、挨拶…なんですかぁ〜っ!?」
「ん?リベリオン(ウチ)じゃ割と普通だよ。こんな風に、友達とかにもさ」

そう言うと、シャーリーが宮藤の頬に口づけた。
おい、大胆すぎるダロ……その勇気、少し私にも欲しいくらいダ。
もっと勇気があれば私だってサーニャと……!!
おっと、今ので確実に皆の間に変な空気が流れ始めたゾ……。

「シャッ、シャッ、シャーリーさんっ……今っわたしのほっぺにっ!?」
「まあこれくらいリベリオンじゃよくあること♪もっとも唇にするのはルッキーニぐらい親密になってからだけどさ」
「うう……恥ずかしいですよぅ……」
「そうか?う〜ん、扶桑の感覚ってよく分かんないな〜」

宮藤は恥ずかしさのあまりにうつむいてしまった。
一方シャーリーはあっけらかんと笑っている。リベリアン恐るべし。
163名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 20:29:45 ID:htH3wt+T
一方周りでは……

「よ、芳佳ちゃんに……キスを……」

うつむきがちにそう呟くリーネから何か黒いオーラみたいなのを感じる。
ありゃ完全に嫉妬ダナ……正直怖い。

『挨拶にキスか……私もこう、宮藤と……ああ、でもあくまでリベリオンの風習だし……でも頬くらいなら……』

横でバルクホルン大尉がカールスラント語で何かブツブツ言ってる。
何を言ってるのか分からないが、顔が赤い。それに……微妙にニヤニヤしてる?…内容が気になるナ。

「あら、随分と楽しそうね。トゥルーデ、後でゆっくりお話しましょうか……」
「ミッ、ミーナ……いつの間に!?」
『まるで変態よ、貴方は』
「……orz」

いつのまにか現れた中佐は、ニコニコしてるけど目が笑ってない……。
最後のカールスラント語、意味は分からないが大尉がすっごい落ち込んでる。何を言ったんダ中佐。

そして他のメンバーはというと……

「うわ、シャーリーだいたーん」

相変わらずマイペースなハルトマン中尉。

「わたっ、わたくしも坂本少佐とあんな事……」

あー、ペリーヌは妄想中か。

「はっはっはっはっ……」

その坂本少佐についてはもはや何も言うまい。

そして、サーニャはいつもと変わらず私の横で眠そうにしていた。
何か、騒がしくなってきたし部屋に戻るカナ。

「サーニャ、部屋に戻るか」
「……うん」

いつもと変わらないおとなしい返事。
サーニャはさっきの事、気にしてないのカナ……?
164名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 20:31:01 ID:htH3wt+T
サーニャの部屋に行き、いつもの様にベッドに腰かける。
さて、これからどうしよう……。
あんな事があった後では、なかなか平常心を保てない。

「……エイラ」
「ん?」

サーニャが私を呼んだので、振り返る。

「挨拶……まだだったね」
「え、何言ってんダ━━」

それ以上の言葉は、サーニャに唇を塞がれて発せない。
え、今キスされた……!?
ほんの一瞬、本当に軽いキスだったけど、私の意識が吹っ飛ぶには十分すぎる破壊力で。

「ササササササーニャッ!?な、な、な、何を」
「さっきシャーリーさんがしてた挨拶……嫌だった?」

なんだかんだでサーニャもさっきの…気にしてたのか!?
それに、上目遣い……反則すぎるダロ!
とにかく落ち着け私!!

「い、嫌なわけ……ないダロ!!……嬉しかったヨ」

そう言うと、サーニャは優しい笑みを浮かべて呟いた。

「あのね、私……エイラが…好き」

こ……これは夢なのか!?
その言葉に心臓が破裂しそうになる。ああああ落ち着け私!!

「わ、私も……ダゾ」

今の私にはこれが精一杯の返事だった。
一応頬をつねってみたけど、ヒリヒリ痛いのでちゃんと現実のようだ。
私のそんな様子を見てサーニャは、クスリと微笑んでいた。

165名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 20:32:23 ID:htH3wt+T
「もう……エイラったら」
「ごめん……なんか本当に夢なんじゃないかって……」
「……ねえ、エイラ」
「な、何だヨ……」
「あのね、もう一回……キス、したいの……」
「え、ええええええっ!?」
「……嫌?」

サーニャは眉をハの字にしてこちらを見上げてくる。
う……駄目だ、サーニャには一生敵わないなァ。

「い、嫌じゃない……ちょっと、ビックリしただけダ」
「そう……あのね、エイラ」
「ん? サーニャ何を…!?」

サーニャは私の右手を自分の左胸に当てさせた。
控え目だけどやわらかな彼女の胸からは、私と同じくらいテンポの速い鼓動が伝わってくる。

「サーニャ……?」
「わたしね、ドキドキしてるの……」
「う、うん……そうだナ」

今度は、サーニャの手が私の左胸に伸びる。

「エイラも、おんなじだね」
「そ、そりゃあ私もさっきからドキドキだヨ……」
「エイラ……」
「サ、サーニャ……」

ぎこちなく互いの顔が近付き、その距離が0になる。
さっきのような一瞬だけ、というようなものではなくじっくりと時間をかけたキスだ。
そんな夢のような感覚に、思考がドロドロに溶けてしまいそうになる。

私は口付けを交わしながら、今回ばかりはシャーリーに感謝ダナ…と考えていた。

(おわり)


以上です。スレ汚し失礼しました…。
166名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 20:46:36 ID:qdmQ+GMg
>>162-165
イイヨイイヨー
167名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 20:47:10 ID:xXGrEger
>>162
GJ!やっぱサーニャ上位は鉄板だ!ww
168名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 20:55:04 ID:dFFc9dCX
>>164
やっぱりサーニャから軽いキスするのが良いよね
その一瞬は本当に一番甘くて綺麗な場面だよ
169名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 21:05:27 ID:sN4amjo7
少佐×芳佳投下します



 丑三つ時を回った頃。
 坂本は赤城の艦内――自室にて夜の鍛錬に励んでいた。
 腹筋、スクワット、腕立て伏せ、背筋、大臀筋の強化まで基本的な筋力トレーニングは毎日欠かさず行う。健全な精神は健全な肉体に。強靭な肉体は一朝一夕にして成らずが坂本のモットーである。
「……さん。……坂本さん」
 矢庭に雑音の混じった報せが入る。
 ゆくりない交信に坂本は意識を集中させた。
「ふぅ――――なんだ宮藤。何かあったか?」
 非常事態の外に必要以上の交信は禁じている。部下の身に徒ならぬ事態が発生したかと、一心にインカムへと神経を注いだ。
「いえ……なんでもありません」
「そうか。ならいいが」
 芳佳の声音に一応の無事はみてとれたが、心なしかいやに動揺しているようだ。
 住み慣れた故郷を離れて久しく、里心がつくのも詮無い。とはいえ元はといえば半ば強引に引き入れた自分にも責任の一端はある。
 坂本は落ち着かないときの癖のように中指で眉宇を掻いた。
「もしかして、腹でも減ったのか?」
「いえ、ちがいます」
「遠慮するな。飯なら好きなだけ食わせてやるぞ」
「ちがうんです。ただ…………眠れないだけなんです」
「……そうか。では、私の部屋へ来るか? ……何なら、私の方からお前の部屋へ行ってやってもいい」
 思いあぐねた坂本は、自省の念も込めて純粋な気持ちから提案した。
 芳佳がなるたけ気後れせぬように、優しい声色で囁きかける。
「それは……。で、でも……ほんとうにいいんですか?」
「構わん。遠慮は無用だ」
 思えば宮藤のような青侍を一人にしておくのは気が揉めるものだ。なぜすぐに気がついてやれなかったのか、不甲斐なさすら沸いてくる。
「じゃ、じゃあ、今から行きます!」
 さっきまでの消沈ぶりと打って変わり、太陽が笑ったように一変した芳佳の声を聞いて、坂本は胸を撫で下ろす。一方で、芳佳の何ともいえぬいじらしさに面の綻びを隠せずにいた。
 はは……これは一杯食わされたかもしれんな。
「坂本さん……開けてください」
 程なくして現れた芳佳を迎え入れる。
 胡坐をかき相好を崩す坂本をみて、芳佳は戸惑いに眼を逸らした。
 すっきりとした部屋の中には、草いきれの如き熱っぽさがたちこめている。それは先ほどまで肉体を苛め抜いていた坂本の汗であり、弛まぬ努力の結晶でもある。さりとて不快感が募るどころか、その充溢に包まれていると、なんだか不思議と懐かしい心地がした。
170名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 21:06:39 ID:sN4amjo7
「どうした? ぼうっとしてないで座ったらどうだ」
 坂本はぽんぽんとベッドの上を叩いた。
 芳佳は気もそぞろがちにおずおずと歩み寄る。
「さて、生憎だがこの部屋にはお前の退屈を紛らすような面白いものがない。明日の朝も早いんだ、お前はもう寝た方がいい」
「そんな……」
 坂本は自ら呼び寄せておいて寝ないというのだ。
 芳佳は申し訳なさに恐縮すると同時に、僅かな気勢を削がれたことから言いようの無い虚しさに暮れた。
「さ……坂本さんも、寝なくちゃだめです! そ、その……いっしょに」
 ……寝ませんか?
 芳佳は尻すぼみに言いよどんだ。
 もじもじとぎこちなく身体をくねらせる芳佳をみて坂本は破顔一笑する。
「はっはっは!――――宮藤をみていると飽きないな。よし、いっしょに寝てやろう」
 但し、今夜だけだぞ――と触れ込んでのことだった。
 坂本は背中を向けて横臥する。やや角ばった硬質な肩と引き締まったくびれの醸しだす絶妙な輪郭の結び。その美しさを想うと芳佳は今にも取り縋りたくなるような衝動に駆られる。
 この気持ちは……なんだろう。
 不思議だ。坂本さんといると訳もなく笑顔がこぼれて、傍にいるだけでこの上ない安心に包まれる。……殊にこの懐かしい香りはなんだろうか。それは同郷である扶桑人にしか感ぜられぬもの。
 芳佳はまるで昔日の父の面影を映すような、些か由々しき思考を廻らせていた。
「宮藤…………起きているな」
 坂本が気配を察する。研ぎ澄まされた神経は、始終休まることを知らず、一見して人目の届かぬところまで、鋭敏な神経は行き渡るのであった。
「あの……坂本さん」
 たとえば芳佳の呼吸音。衣擦れの音。あるいは微細な空気の振動一つとっても、尋常な者にはない微かな震え、ひいては陶酔を思わせる何かが窺える。
「どうした宮藤」
「あ……あの」
 芳佳は当惑を隠せない。どうしてよいかわからず、暫く膠着状態が続いた。
171名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 21:10:54 ID:5LgmRuCZ
「手を繋いでも……いいですか」
 ふっ――とこみ上げる微笑を堪えて坂本は応える。
「しょうがないな。ほれ」
 横たえた半身を翻し、手をさしのばした。
 あったかい……。
 芳佳はその手をぎゅっと握って黙考する。
 骨ばっていて且つしなやかさを備えた拳は、芳佳のものより一回り大きい。とかく坂本の身体には余分な贅肉というものがない。それでいて女性らしさを残した柔らか味があるものだから、これに惑わされない女はいないと思われる。
 おまけにその手は暖かい熱を湛えている。こんな手で触れられてはひとたまりもないだろう。想像して芳佳は思わず背筋をびくつかせた。
 しかし、突然に自分の手が意思とかけ離れたように浮ついて、軽薄にも坂本の胸を鷲掴みにしたのである――!!
「――なんのつもりだ!」
 坂本は咄嗟に芳佳の腕を掴み返し、組み伏せ、その場の形勢を逆転させた。
 坂本の顔を仰ぎ見る。その眦は怜悧な威厳を放ち、鋭い切れ味で射抜く。芳佳はふるふると戦慄の涙を浮かべた。
 緊迫した間も、芳佳は首筋に落ちた一筋の髪束を想う。欲の炎を唆すように耳朶のあたりをくすぐるそれを、さぞかし怨んだ。
「坂本さん……抱いてください」
「甘ったれるな。私はそんなことに現を抜かすためにお前をこの船に乗せたわけじゃない」
 一方でそんな坂本も、平静を装うつもりでその実、心中穏やかでない。さっきまで幼子にしかみえなかった芳佳が、別のもののように急に愛しくなって、その肌に触れたいとまで思う。坂本はこれを魔が差したと信じて疑わなかった。
「あ……あんまりからかうものではないぞ」
 とは言いつつも、一度入れられたスイッチを易々と切ることはできず、坂本はその手を芳佳の頬に伸ばした。
 そうして、耳元で甘く囁きかける。
「いいか、これはおしおきだ」
 坂本は芳佳の目蓋をゆっくりと閉ざして、優しく接吻を施す。小さな頤をつまんで、長い舌を唇に挿し込む。かち合わぬように絶妙な角度で舌先を這わせ、歯茎の裏、下の裏まで丹念に味わい尽くす。
「ん…………んっ……」
 ざらついたそれは、あちこちを隈なく点検するように蠢いた。
 静謐の裏側で甘い疼きが膨れ上がる。その夥しさに眼が眩む。キスだけで気が触れそうな思いになる。心の秘芯を貫かれたといっても過言ではない。
 その間じゅう、芳佳はうっとりと熱に浮かされたような陶酔に浸っていた。
「今日はここまでだ」
 芳佳は薄目をぼんやりと開いて、坂本の尊顔を確かめた。
 切れ長の黒瞳、長い睫毛、意志の強い眉。惚れ惚れする。
「しょ……しょうさは、いつもこんな……」
 絶技の巧みさに芳佳は呆然としていた。
「お前は知らんでいいことだ」
 ……正直なところ、坂本はかなり自制心の強いほうだ。その坂本がここまで理性を揺さぶられた相手は久しくいない。
 坂本の胸裏には隙が生まれている。一瞬の逡巡に負けてしまったのだ。宮藤芳佳には、軍人と一般人の垣根を越えた感情を抱きつつあることを、このときはまだ自覚していなかった――。


《了》
172名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 21:13:31 ID:xXGrEger
>>169
GJ!描画うめぇwww
もっさんカッケェっつーか、芳佳大胆だなw
173名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 21:21:09 ID:bhgT6mj1
流石海軍にはこっちの趣味の人が多いんでつね。
GJ!
174名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 21:40:56 ID:KIYni1Mx
相変わらず、少佐は扶桑一の男前やで!
175名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 21:44:33 ID:BSJC3Xz8
>>160
いや、モデルの人がそうだったらしいから言ってみただけなんだが・・・そうだったのか・・・。

エイラーニャも扶桑の変態たちも最高ですね。
176名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 21:52:44 ID:If/8DIIA
>>171
くそっこの後の展開が気になるじゃないか!
このカプが好きなもんで読めて嬉しいよGJ
177名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 21:58:48 ID:gJgXwdi9
うおおお!少佐ああああ!!

少佐×芳佳は素晴らしいなぁ、GJ!!
178名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 22:00:39 ID:5LgmRuCZ
>>176
続きは気が向いたらエロパロで
ほのぼのが浮かんだらあっさり目にしてここに投下するわ
いらんところで描写しつこくしすぎた。反省
179名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 22:08:28 ID:RQkM1gOz
エロエロはレズ百合板でも全然おkですよ
180名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 22:17:45 ID:1ITH4r7q
寧ろこっちに投下を頼む・・・。
エロパロは名無しの男にされてるのとかがあって見てて凹む・・・
181名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 22:22:12 ID:8pEdKukN
>>169
GJ!!この組み合わせありそうで無かったからヒャッホーって感じです。同志よ!!
「抱いてください」で一瞬ハルカを思い出したのは内緒な。
182名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 22:26:49 ID:hUwUGPPt
仕事から帰って来たらゲルミーナともっさん淫獣のすごいSSきてたぁ〜〜〜〜〜〜
183名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 22:28:44 ID:5LgmRuCZ
>>179-180
お察し致します
しっかし保管庫みたら少佐×芳佳×ペリーヌの絡みがないんですのね
少佐とペリーヌがオールキャラの括りしかないことが泣けてくる
由々しき問題だ。一刻も早く解決せねばなりません。誰か書いてくれよ…

>>181
ふっそぉーのむっすめーはみそしるのあじー
184名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 22:35:52 ID:hUwUGPPt
>>178
こちらも18禁の板だし濃いい描写もばっちこーい!です。
というかあなたの描写さいこうですわ。格調高いエロ。
少佐から醸し出る健康的な裏に潜む淫媚な魅力が伝わって来て
キスまでなのにドギドギしまくりです
185名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 23:00:59 ID:YaiDm4Lh
>>98-106
いかん!ドーナツが食べたくなった!

しかし軍隊物でドーナツと言うと、FMJを思い出した。

あとブリタニアの料理と言うと元ネタ的に不味いイメージが…。
186名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 23:05:09 ID:S+uc26RB
ドーナツといったらアメリカの警察
187名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 23:05:51 ID:RQkM1gOz
たしかに少佐×ペリーヌが無いなぁ・・・
188名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 23:27:58 ID:hUwUGPPt
189名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 23:29:58 ID:YaiDm4Lh
>>186
アメ帝では取り調べのときにカツ丼の代わりにドーナツがでるのか?
190名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 23:32:43 ID:jjz/d913
太った警官が食べてるイメージだな>ドーナツ

あとリーネの料理は美味しいらしいぞ(芳佳談)
191名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 23:33:16 ID:xXGrEger
>>188
こいつは良くできてるなぁ。本職っぽいぜw
最後にオチができてるのも救いがあってよかった。
192名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 23:33:27 ID:YaiDm4Lh
>>188
もっさんはこんな事しないよ〜(泣)
193名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 23:39:03 ID:NpzgY3kw
>>192
もっさんの器はもっとでかいはず
「ほどほどにな・・・(溜息)」
程度で済むよきっと、それもペリ犬にとってはつらいがw
194名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 23:41:47 ID:4HRMD5s0
このスレが勢いでトップになってる、SSラッシュで盛り上がってていいね
195名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 23:42:11 ID:MH66Pl2e
サーニャと結婚した!俺はサーニャと結婚したゾ!!
196名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 23:42:59 ID:FI+27F59
>>195
エイラさんおめでとう!
197名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 23:43:19 ID:4HRMD5s0
エイラさん乙
198名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 23:44:38 ID:dFFc9dCX
>>195
エイラさん、信じてたぜ!
199名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 23:54:52 ID:5KNPk3hk
残業残業残業残業…

疲れ果てた俺を癒してくれるのは、いつだってこのスレと魔女の皆さ!!
200名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 00:01:04 ID:TecodJir
さて、2時間後にこのスレ住民は笑っていられるかな・・・
恐怖のラブレター週スタートッ!
201名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 00:10:57 ID:GktHpVOG
>>200
心の準備をしつつ、もしもダメージを受けるような展開になったら、
芳リーネのネタでも投下するよ。
202名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 00:14:23 ID:0C7q3P5M
俺もみっちゃんネタでなんか書くわ
203名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 00:18:44 ID:imxogfRL
最速組は安全確認の報告を
204名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 00:19:38 ID:M1Pkpw2m
ところでラブレター週ってなに?
205名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 00:22:57 ID:L2IAqFgV
空気読まずにエイラーニャSS投下します。
前置きちょっと長いかも&鬱展開あり

ううううううんんん!ううううううんんん!

基地内にネウロイの出撃を知らせるサイレンが鳴った。

「今回のネウロイは大型三機、中型と小型も確認されてるだけでそれぞれ10機よ。今までよりかなり多いわ。こっちも総力戦よ。全員でかかるわよ。」
ミーナ隊長はそう命令し、ウィッチーズは全員出撃した。むろん、さっきまで夜間哨戒をしていたサーニャも例外でなかった。

ドッカーン!!!  「サーニャ!!!」

エイラがサーニャにそう声をかけた時には既に、ネウロイの一撃がサーニャの右足に被弾してしまった。大型から小型まで数十機のネウロイの攻撃をうまく避けきれなかったようだ。夜間哨戒で力を消耗していたことに加え、眠気もあって判断力も低下していたのだろう。

「うわあああ!!」サーニャは両脚のバランスを崩し、海まで落下してしまいそうだった。
「わたしの手を掴んで!サーニャ!!」
エイラはそう言うと、武器をもってない左手をサーニャの元まで伸ばし、海に落下する直後にサーニャを救い出した。サーニャは気を失ったのか、エイラの呼びかけには応じない。
エイラの目には涙が溜まっていた。

 「くっ!エイラはサーニャを基地まで送り届けしだい、すぐに戻ってウィッチーズの援護とネウロイの撃退を頼む!」 インカムを通じての坂本少佐の指示が飛ぶ。
エイラにとってはサーニャの様子が一番心配だったが、今はネウロイ撃退に力を注ぐべきだ。そうしなければ自分たちの基地も失ってしまう。そうするとサーニャも…。

 「うおおおおおおおおお!!!」
エイラはネウロイの攻撃を巧みにかわしながら、怒りをこめて機関銃をぶっぱなした。
他の隊員も触発されたのか、ネウロイを次々に撃墜し、戦闘は終了した。

戦闘終了後、エイラは真っ先にサーニャの元へと急いだ。
206名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 00:24:21 ID:L2IAqFgV
サーニャは右足を包帯で吊るされながら、眠っていた。
エイラはその姿を見ると、安心したのか不安になったのかわからないがサーニャのベットの横で泣き崩れた。
しばらくするとミーナ隊長が病室に入り、
 「サーニャさんは右足の損傷がひどいようです。命に別条はありませんが、しばらくは任務につけないようです。」
このような本部からの報告をエイラに伝えた。

「サーニャ。。。」
エイラは言葉を失くした。

「エイラさん、サーニャさんのお見舞いをよろしくね。」
ミーナ隊長はそう言うと病室を出て行った。

そして数週間後、サーニャはやっと意識が戻った。と同時に、エイラにも笑顔が戻った。
いつものように、エイラはサーニャを裸にし、濡れタオルでサーニャの身体を拭いているとあることに気付いた。
 (サーニャ、胸が大きくなった?)

「エイ…ラ、どうしたの?」
サーニャが珍しく口を開いた。

「なっ、なんでもないよ、あっ、これからミーティングなんだ。ちょっと外すから。」
そう言うとエイラはすぐに病室から出て行った。
サーニャは ? といった様子だった。
(言えない、言えないよ。サーニャの胸が大きくなったかなんて、、、)
エイラはドアの前で顔を火照らせながらもじもじしていた。


 「どうだ?サーニャの様子は?」
シャーリーがそう尋ねてきた。

「順調だよ。胸のほうもね。」
ルッキー二がそう答えた。
「どうしてそんなこと知ってるんだよ〜」
エイラは嫉妬が混ざったような口調でルッキー二に問う
207名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 00:25:07 ID:L2IAqFgV
「えとね、ミーティングなんか眠いだけだからね、サーニャの様子をみてきたんだ。」
「ええええ!」エイラは驚いた。と同時に怒った。私のいない隙にサーニャと二人きりになるなんて、しかもミーティングをさぼって。

「こら、ルッキー二!」坂本少佐も怒号が飛び、ルッキー二は逃げ出した。

 「なあエイラ、揉んでみればいいんじゃないか?サーニャの胸」
シャーリーがそう言う。
「そんなこと、できないよ。」
エイラは照れる。



次の日、エイラはサーニャに手作り料理を食べさせてあげていた。同じ北国の料理だったから、サーニャの口にもあっていたようだ。
「おい…ひい…」
サーニャはそう答えた。

「ねえ、サーニャ、胸大きくなったよね?」
サーニャの機嫌がいい今しかないと思った。この話題を切り出すのは。

「揉んで…みる…?」
「ええええっ、いいの?!」

ずっと寝たきりだったからか、サーニャは少しふとってしまったようだ。同時に、胸もおおきくなった。
「じゃあ…」  ムニュムニュ (やっぱり大きくなってるかも…ってか、サーニャの胸を揉んだのはこれがはじめてじゃないか!)
エイラは一人ノリツッコミをした。

扶桑からきた某隊員のように、エイラはサーニャの胸を揉んだ
「ハァ…ハァ…」
サーニャは明らかに興奮していた。そしてそれはエイラも同じだった。
二人はそのままの勢いで互いの唇を重ね合わせた。

「ん…ん…」 チュチュ
208名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 00:26:25 ID:L2IAqFgV
二人は舌を絡ませる。また、互いの唇を噛みあったりもした。
「ハァ…ハァ…わたし、、こんなの、、始めて。。。」
「エイラもだよ」
二人は初めての情事を交わした。

次にエイラはサーニャの秘部をロックオンした。
「サーニャの、舐めるよ?」
コクリ サーニャは頷くだけだった。
ぴちゃぴちゃ、ぴちゃぴちゃ、ぴちゃぴちゃ、
エイラはしばらくサーニャの秘部を舐め続けた。サーニャのはどうにかなりそうだった。

「サーニャ、…サーニャのあそこに擦りつけていい?」
「…う、 うん…」
エイラは自分の秘部とサーニャの秘部を腰を使い擦りつけた。
ピチャ、ピチャ 「ああっ!いいっ」
エッチな音と同時に、サーニャは恍惚の表現をした。 
「あたし、イク!!」
サーニャはそう言った。
「わたしもイクよ。」

「ああああああっ!」
二人は気持ち良すぎて昇天し、そのまま朽ち果てた。

「おーい、サーニャ、元気か〜?」
坂本少佐がドアを開けた。と同時に、びっくりした表情に変わった。
そこには激しい契りを交わした後の二人の姿があったからだ。
「あーはっはっはっ!もうサーニャの怪我は完治したようだな」
                           
                          (完)
209名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 01:09:33 ID:MWICEP/P
>>205
少佐の器のでかさに脱帽www
210名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 01:56:57 ID:MWICEP/P
8話
ミーナ×美緒のヤンデレフラグにみえた自分のおめでたい脳内にまいった
211名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 01:59:03 ID:73vFil2x
なにがおこったというのだ...
212名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 02:03:00 ID:OwsftwLB
少佐がシールドに穴あけたの怒ってんじゃね?
213名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 02:07:57 ID:cDWcjaVf
今週も見事な百合展開でしたね
214名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 02:09:53 ID:scKLDbMA
結局百合的にはどうだったん?
YES?NO?
215名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 02:11:36 ID:eZZrP3nP
>>201
よくわからんが回避したみたいだ!
でも投下してくれるの待ってるぜ!
216名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 02:11:43 ID:MWICEP/P
百合的には然程響かなかったろ
結局GJ百合展開だし
217名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 02:12:51 ID:sIlQJ/Nm
隊長が構えてたのって以前芳佳が受け取らなかったPPKか?
218名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 02:17:27 ID:cjj1ADhf
隊長は過去にゴニョゴニョあったけど、同様に少佐を失いたくは無いんだろう。
自分の中では隊長→少佐は友情っつーか既に愛情にまで昇華していますけど何か問題でも?
219名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 02:19:01 ID:73vFil2x
173 :風の谷の名無しさん@実況は実況板で:2008/08/22(金) 02:01:12 ID:3K3rTy76
坂本さんが戦死するくらいなら引退して欲しいってことか

220名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 02:20:19 ID:AKobTCrB
なんだ、結婚フラグか
221名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 02:21:03 ID:DgvgcbF+
隊長の昔のはあれは女だな、間違いない!
芳佳に手紙を渡そうとしたジャリは「俺、女っすよ」ってオチだな。
222名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 02:21:51 ID:AKobTCrB
なるほど、小説版のアレみたいなアレか
223名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 02:25:09 ID:MWICEP/P
>>218
愛情以外に何があると

>>221
その発想はなかったwwww
224名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 02:28:42 ID:cjj1ADhf
今回の話で「貴女まで失ったら私は…!」みたいな、そのまま押し倒して
貪りつくように求め合うミーナ×少佐のSSが増える事を願うぜ…
225名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 03:32:41 ID:MWICEP/P
226名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 03:33:33 ID:H+5BjGz0
>>205
最後の少佐が素敵すぎるw
あと果てるのはいいけど朽ちちゃらめええええ!!
227名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 03:35:00 ID:VtLQ0RI3
うーん、リネ芳的にはあんま面白くない回だった
女主人公の萌えアニメにこういうのは要らんです
228名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 03:38:30 ID:Czx7Y9Lv
女子高出身だから女しか愛せないのって頬赤らめながら告白してたじゃないか
十分すぎるほどガチ百合を発揮してたと思う
芳佳の背中を押したのも失敗する算段があってだよ

しかし風まで操るとはな
229名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 03:42:16 ID:cDWcjaVf
ここの百合好きはよく訓練されてるな、感心だ
だが風を操るは吹いたwww
230名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 03:45:49 ID:9qMfMARD
>>228
そこまで明言してねーよwそんな感じをにおわせてはいたが
231名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 03:48:19 ID:P66Fp+P5
リーネは八人姉妹に加え兄弟までいるのか
なんという大家族

芳佳の学校も女子校っぽいけど
232名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 03:50:35 ID:MWICEP/P
この目にはちゃんと明言してみえたよ…
風をも操るリーネ最強すぐるwww
233名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 04:00:35 ID:eZZrP3nP
個人的には戦闘終了後の
「芳佳ちゃん、すっごーい!」って抱きついてくるくる回るところがツボ
234名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 04:55:24 ID:girddKZs
まあ百合的にはイマイチな回だったわな。どう贔屓目にみてもw
ミーナの過去は覚悟してたからしゃーないにしても、芳佳にラブレター受け取れと勧めるリーネとか。
外部との関わりに厳しいのも恋愛禁止だからみたいだし。そうなると百合は眼中にないってことか?ってなる。
まあこれはミーナがノンケだったから百合という発想がなかったと思うこともできるか。
何にしても来週は期待できそうだからまあいいか。
235名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 05:01:03 ID:Czx7Y9Lv
少佐を元彼に重ね合わせてるとかどうみても百合百合でんがな
男を失った腹いせに自分の配下にある部隊は百合部隊に染め上げようって魂胆よ
まあ百歩譲ってもノンケじゃなくてバイだねあれは
236名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 05:05:31 ID:0C7q3P5M
もう芳佳がガチならそれでいいです
237名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 05:09:54 ID:girddKZs
たくましいなぁw
でもまあ今回のミーナの外部との関わり厳禁な設定はある意味役立つな。
この設定があるとゲームとかになる際に男主人公とかはほぼ無理になるw
238名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 05:32:56 ID:JlmWGh73
自分が脚本家なら、あそこはリーネに嫉妬させるのになぁ…(芳佳は渡さないという意味で)
ここを間違えさせなければ凄く面白くできたのに勿体無い
239名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 06:21:24 ID:soPgcMri
>>237
甘いね!大甘だね!スパイスになりこそしても、キャラゲーに障害なんてあるはずがない…
何度!何度絶望したか、思い起こすがいい!!
そもそも原作百合なんだから大事にしてくれよナ 脚本
240名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 06:59:13 ID:XORlk8Eh
まあ今回ダメでも次が百合的に期待できるからいいやww
脚本がエイラーニャの人で何よりペリーヌ回だからすごく楽しみだ
241名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 07:38:33 ID:ctEAtIv5
なんか、8話からちょっとづつ雲行き怪しくなりつつあるなぁ・・・
GONZO特有の悪い癖が出ないことを祈りたいが・・・
242名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 08:55:02 ID:RjAfgaXS
>>238
公式サイトの歴史講座での反応からするとそんな感じだよな。
243名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 09:35:38 ID:DgvgcbF+
>>242
8話にいかされなかったのは残念な限り

ミーナが銃を向けたのは、少佐にシールドの衰えを自覚させるためかと最初思ったけど
「美緒、貴方のシールドはもうすぐ消える。そうすれば貴方は空中機械化歩兵ではいられなくなる。
そうしてこの基地を去っていく。そして行った先で別の女の子達に手をだすわ!
そんなのは嫌よ!貴方を殺して私も死ぬわ!
いつ終わるかもわからないネウロイとの戦い・・・、明日には死ぬかもしれない・・・
どうせ死ぬなら私は貴方と一緒に死にたい!」
ってことかもしれんね。
244名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 09:43:02 ID:+D3ZdsMZ
緊迫するはずのシーンでのあの二人の落ち着きぶりは、心が通じあっているから
としか思えん
245名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 09:47:54 ID:cjj1ADhf
>243
>そして行った先で別の女の子達に手をだすわ!
マテ
246名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 09:49:39 ID:+ryToSeC
今回はヴィルケ中佐好きとしては 泣いた
247名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 09:50:51 ID:UWQ5vNAM
とりあえず、ミナゲル好きな俺には今回のはきつ過ぎた。
ミーナには元彼がいるわ、百合フラグへし折っておきながら少佐とはビンビンに立たれるわ・・・

ゲルトオオオオオオオオオオオオオオオオオ
248名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 10:14:32 ID:P3Z3cC2c
>>234
外部と関わり合いがなくなるなら余計に百合になるんじゃないか?
恋愛禁止と言ってもあの時代に同性カップルを恋愛と認めるかどうか怪しいし。
何が言いたいかったらつまりはリネット×宮藤最高!!でもリーネはもうちょっと病んでくれ!!

最後のシーンに関しては>>219に同意しよう。
本当はトゥルーデとにゃんにゃんして欲しかったが……隊長は少佐が一番大事なんだな。認めよう……。
249名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 10:18:28 ID:soPgcMri
>>247の悲しい叫びが三宅健太ヴォイスでw
250名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 10:21:23 ID:cDWcjaVf
>>247
俺は本編であんなことやられても尚ミナゲル妄想だぜ
隊長の過去の男の存在を複雑に思いつつ
それを忘れさせようと頑張るトゥルーデ
251名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 11:11:47 ID:P3Z3cC2c
>>250
お前のせいで隊長を取り合って喧嘩するトゥルーデと少佐を想像しちまったじゃねーか。

ちょっとSS書いてくる。
252名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 11:14:37 ID:9HWKQejh
しかし、人形まであるとは結構戦果上げたんかねえw>いらん子の智子w
253名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 11:22:57 ID:UWQ5vNAM
俺のこれからのストパンは251に託された・・・・
後は頼むぞ、いやまじでお願いします。
254名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 11:47:47 ID:Ji8o7T+k
なにが有効でなにが失策か何回アニメを作ってもわからないからゴンゾは売れない。
255名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 12:00:57 ID:UWQ5vNAM
小説とかである程度ファンの層とかは分かっているから大丈夫!!って思っていたんだがなあ・・・
エーリカの回といい今回といい、メインの回で素直に出させてくれない所をみると
カールスラント組は嫌われているのかと思ってきた。
256名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 12:02:02 ID:+ktn5OLJ
内容はともかく、前半の芳佳の作画が妙に可愛く見えた。
8話に関してはやっぱり芳佳可愛い少佐漢前で終了…
257名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 12:07:06 ID:scKLDbMA
ま、妄想で飯が食えるうちはまだ大丈夫だろ
完全に妄想の余地がへし折られたとかじゃなければまだイケる
来週はたまった鬱憤を晴らせてくれる話らしいじゃないか
そこに期待しとく
258名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 12:20:10 ID:KycSb73k
隊長が未亡人で現在は脅迫してまで少佐を無くしたくないとまで思ってるならステキな事じゃないか
259名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 12:28:14 ID:soPgcMri
少佐「あなたもひっくるめてミーナさんを貰います」
260名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 12:30:39 ID:Czx7Y9Lv
少佐のハーレムエンドになれば世界の恒久平和が実現可能なのに!!!
261名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 12:32:39 ID:MlK30Rg7
大人組は別にいいんだけどさ。リーネの反応には正直ガッカリ
原作は百合だと聞いて、妄想に頼らんで済む公式ガチを期待してたのに
262名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 12:44:53 ID:H+5BjGz0
いやリーネはあんなもんじゃね?
公式でガチなのはペリーヌくらいだろう
芳佳はおっぱい好き、エイラはそこはかとなくサーニャ好きなだけだし
263名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 12:52:00 ID:eZZrP3nP
安易にヤンデレに走るよりは、あんな感じがいいかな
264名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 12:54:37 ID:MlK30Rg7
うちが期待し過ぎてたか(´・ω・`)
公式でがんばってくれる作品の何と少ないことよ
265名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 13:05:12 ID:SmnHxLoO
でも今回の内容って隊長が大切な人をもうなくしたくない→少佐
にする為の前置きみたいなものだろ?
百合的に問題ない気がするが・・・。
てか本編でリーネが本気でやきもちなんてそんな性格じゃないしw
その位置にはぺり犬がいるじゃんw
そういうのは同人でやればいいと思うし本編のキャラクターはこのままでいいと思う。
266名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 13:08:52 ID:UWQ5vNAM
うーん・・・・確かにそうなのかも
>>うちらが期待しすぎてた

そう思うとちょっと冷静になってきた。
こうなったら何があっても大丈夫な小説版を読み返すか!
ビューリング×ゲルトとかどーよ!!
・・・・・絶対気が合わないな。
267名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 13:34:51 ID:Jo+EVOg8
元々今週は期待してなかったからダメージは少なくて済みそうだ・・・
しかしスタッフは男絡ませたら人気落ちるというのも予想できなかったのかね
268名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 13:37:29 ID:+/pQgjNl
あの格好に誰も突っ込まないで話が進むというのが良かったのに、
男が出てきたら、やはりあの世界でも異性として意識して
ある種エロい目で見ている奴もいるんだなあということが分かり
途端に今までのシュールさが消える。
269名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 14:07:25 ID:DgvgcbF+
>>268
ご存知のようにアニメの世界にパンツを見られて恥ずかしいという概念はなく、普通の男はズボンをはいてるウィチに興奮せんでしょ。
まあこの世界にも女のスカート姿とかホントのズボン姿に欲情する人もいる訳で。例外はあるだろうけど。
そういえば、わしも中学の時は上ブレザー、下ブルマで掃除してる女をエロいとは思わんかった。

>>266
ゲルトの前では頬を染めてしおらしくなってるビューリングを想って萌えた。

>>261
リーネは芳佳が根はがち百合なのに気付いていて手紙を差し出したジャリをライバルとは見なさなかったのかもね。
取り敢えず男とお喋り禁止の規則に異を唱えてた芳佳に合わせてイイ子を演じた可能性もある。
270名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 14:11:50 ID:dFjfwGfK
やべえw
こっちは日曜放送だから話題についていけねえw
271名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 14:27:56 ID:Xt0vzeRd
じゃあ妄想検定3級の俺が8話をうまいこと脳内補完しとこう

手紙を受け取るよう勧めたリーネの一連の態度は実は演技
移り気で最近自分とベタベタしてくれない芳佳におしおきしたくて
男との付き合いを煽るような言動をとった
つまりわざと自分への愛情を疑うような態度をとることで芳佳を不安にさせたかった
芳佳に蔑ろにされて不安だったと伝えたくて意地悪をしたかったというのが本心だった

ところが予想に反していい雰囲気になりだして大慌てのリーネ
だが神風+隊長が通りかかったおかげでなんとか事態は非常に曖昧な形ではあるが収束する
しかし芳佳は彼が気にいってしまったのか話しかけても上の空で不安は拭いきれない

苦悩の末、相手の気持ちを試すために気持ちを遠ざけるような真似をした自分の軽率さを恥じるリーネ
もう二度とこんな惨めな思いをしないため自分の感情をを正直に伝えられるようになろうと決心する
そしてリーネは思い切り芳佳に抱きつくのであった、芳佳が大好きなんだと伝えたくて
もう二度と馬鹿な真似はしないと誓って、もう二度と離れたくないと伝えたかったからである

うん、こんな感じだな!俺の中では8話はリーネ主役のこんな話だったという事にしておこう!!
272名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 14:44:59 ID:UWQ5vNAM
天才過ぎて惚れたwww
じゃあ、頼むからこのままミーナさんのフォロー話も考えてくれw
おまいならきっと何とかしてくれるはずだ
273名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 14:45:11 ID:MWICEP/P
風はやっぱりリーネが操っていて、
実は隊長も先生ー!芳佳ちゃんがー!みたいなノリで呼んだんじゃなかろうか

で中佐と隊長の夫婦で終わりと
274名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 15:03:39 ID:fkpy5/9K
まあ……覚悟してたほどじゃなかったよ。
ラブレターはちょいきついけど、隊長のはもう終わった話だし、もっさんとの絡みも悪くなかった。
戦闘かっこよかったし、ペリーヌ活躍したし、話的にも面白かった。

でもまあ、DVD買っても8話はもう観ないだろうな。
275名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 15:06:22 ID:DgvgcbF+
8話見返してみたけど、ミーナの昔の相手の顔、眉も細いし肌も綺麗で顔の中に男特有の雑な部分がまるでない。
マジで女だねあれは。
ミーナが名前を呼ばなかったのは相手が女だってばれちゃうからかも。
制作者は「キュキュキュ、視聴者どもが騒いどるわ騒いどるわ」ってほくそ笑んでるかもナー
声が低いのはハスキーボイスとか喉を痛めてるとか。
まー昔に男がいてもいいけど今回は隊長は昔からガチだったという解釈も十分に出来る。
276名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 15:09:23 ID:hXto92rC
こーなるとシャーリーには当然男いるだろうし
エーリカなんかは二人ぐらいキープしてるだろうし
ペリ犬にはあんまり好きじゃない婚約者がいるだろうし
もっさんには女でいられる男がいるだろうし

嗚呼 しかしエイラーニャだけは誰にも侵されない
277名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 15:14:10 ID:KQXBz4Up
TVK組だからまだ見てないけど、何か色々有りそうな回だなw。

個人的には、芳佳→リーネは"友情"だけど、リーネ→芳佳は"友情以上告白未満"って感じがするな。
リーネだけは芳佳に特別な感情を抱いているというか何というか。
某漫画の台詞を引用すると"芳佳にだけ向けられるリーネの気持ちは差別"で、
"皆に平等に向けられる芳佳の気持ちは愛"みたいな。
278名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 15:15:57 ID:scKLDbMA
ええい、男なぞどうでも良いわ!
そんなもん脳内でデリートじゃあ!


と言ってみる
でも百合妄想する時は出来るだけ男を消去した方が個人的には萌えるけどな
279名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 15:17:11 ID:P66Fp+P5
ちょっと藻前ら、最後にミーナさんがもっさんのことを「美緒」と呼んでいたのはスルーですか

恋人と死に別れたのも含めて今の坂本夫婦があると考えれば無問題
もっさんはもっさんで、昔の恋人が忘れられなくて時折悲しそうな顔をするミーナさんにヤキモキしてるよ
しかしこれでもっさんに野郎がいたら死ぬぜ…
280名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 15:28:48 ID:DgvgcbF+
最初はいきなり沢山出てくるのにイラッとするけど
繰り返して見ると芳佳×リーネとか坂本ミーナ夫婦とかペリーヌとか色々いい所ばかり目について満足度が高くなったよ。
ミーナ隊長の過去はもう女同士にしか見えないし。
281名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 15:30:12 ID:DgvgcbF+
>>280訂正
いきなり男が、でした
282名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 15:30:54 ID:MWICEP/P
ところでこれ日曜放送で話ワカメだこのやろうって人もいるんだよな
8話を元にしたssは日曜の放送終了後まで自重した方がいいかな?
283名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 15:32:41 ID:f6mL8eJN
手紙を受け取るように言ったのは、自分の気持ちを悟られないようにするためじゃないの?
そして後ろに隠れてたのは>>273の言う告げ口があったからに思えてなりません。

>>269
18歳のビューリングが当時13歳のゲルトさんの前でしおらしく・・・だと・・・? いいぞもっとやれ。
284名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 15:34:28 ID:P66Fp+P5
注意書添えればいいんでない?

うーむ、このもやもやを吹き飛ばすためにも坂本ミーナ夫婦で一筆書くか
285名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 15:36:06 ID:scKLDbMA
>>282
そうだね、その方が無難かも
でも俺なんかの一存じゃ決められないからある程度みんなから意見聞いてみてそれから判断した方が良いのでは?
いずれにせよ投下待ってます
286名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 15:37:05 ID:Jo+EVOg8
別に放送後に来るような人はネタバレ覚悟済みだろうからいいんじゃない?
287名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 16:07:11 ID:N8AyNzhZ
甘々な宮リネがみたいです・・・。
288名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 16:30:55 ID:MWICEP/P
>>287
ごめん、暗いもの投下する…

えー、youやっちゃえよ!みたいな意見の方をとっちゃいます
でも注意書きは添えます。

*8話の超個人的補足解釈です。
まだ放送をみてない人は意味わからんと思われ
ミーナ×美緒とも美緒×ミーナともとれる上にシリアス風味。
シリアスとシリアルって似てるよな。どっちもおいしくないよな。
289つきになく  +少佐視点:2008/08/22(金) 16:32:26 ID:MWICEP/P

今日は風が少し冷たいなと思っていた。

ミーナの部屋の窓際に立ちながら、そんな冷たい風の中にぽつりとひとり浮かぶ月が、
何だか泣いているように
私にはみえていた。


  『つきになく』


けれど風以上に冷たい銃口の感触が私の額には感じられている。

銃を突きつけながら、グリップを握るその細い指が密かに震えているのがみてとれた。
それはきっと自分でも気づかないような小さな小さな震えだったろう。

撃てるはずがないのだ。
彼女には。
ひどく優しい、彼女の手では。
290名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 16:32:57 ID:lBH87l/D
今まで生きてきたんだし恋愛経験くらいあるだろうさ
昔の話だからもーいーや。誰それ?
みたいな冷たい反応の中佐も違うだろうし。

つまりまあ、むかしはどうあれ、今は中佐と少佐は夫婦。
ついでに無線かなにかで中佐にチクって、レター現場に急行させたのはリーネ
291つきになく  +少佐視点:2008/08/22(金) 16:33:00 ID:MWICEP/P

「撃てるのか?」
「馬鹿にしないで」

いやに真摯なミーナの視線に、けれど私は気圧されずつかつかと歩みよる。
突きつけられた銃へ静かに手を伸ばし
バレルを掴んでゆっくりと、
己の額に銃口を押し当てた。

「撃てるのか?」

先程と同じ質問をぶつける。
彼女は動じない。
震えは止まっていた。

強い眼差しは泣いているようにみえた。

「…あなたがそんなに死にたがりだと思わなかったわ」
「ミーナは撃たないよ」
「大切な人をもう一度失うくらいなら、私は…っ!」
「信じてる」

密かに、一瞬目を見開いた彼女は長い睫毛を伏せて、
重々しい金属音を立てながら銃を手放した。


「私はここにいるよ」


この右目は、遠くまで、或いは内部まで、良く見通せるけれど、
人の心は全くもってみえないな

呟いた言葉は目の前の華奢な女性に届いただろうか

私を見つめる彼女は涙を流さず、
けれど確かに泣いていた。


かの人の面影は月に無く



292つきになく  +隊長視点:2008/08/22(金) 16:34:13 ID:MWICEP/P




「…ははっ」
「?」

そっと空を見ていたら、唐突に笑い声をきこえたのでそちらに目を向ける。
彼女は――美緒は、笑っていた。
その様子があまりに綺麗で、私は、
ああ彼女に恋をしていると
再認識してしまった。
一時の感情などではない。
若気の至りというわけでもない。
正真正銘彼女に恋してる。気づいてなかったでしょう?

あなたがもう戦場に出れないように、撃とうとするまでは。
銃を突きつけながら、想いを打ち明けるまでは。

「ミーナがそこまで私を好きだなんて、知らなかったな」

でも違ったの
私は、あなたの勇ましく、されど美しく舞い、戦う姿に洸然としました。
凛々しく剣を振り、仲間を信じ、共に勝利しようとする姿に、隣に立ちたいと思っていました。
あの人とでは感じられなかったであろう感情。
憧れを超え、友情を超えた、愛情以上の何か。

ねぇ、リリー・マルレーン

 Kam'rad, ich komm sogleich
 Da sagten wir auf Wiedersehen
 Wie gerne wollt ich mit dir geh'n
 Mit dir Lili Marleen.

けれど私は貴女と共に往ける。

293つきになく  +隊長視点:2008/08/22(金) 16:36:21 ID:MWICEP/P
 
「あら少佐、私の愛の告白は受け取ってくれなかったのですか?」
「銃を突きつけながらの告白に、ロマンも何もあったもんじゃないな」

ご尤もと二人で笑う。
甘く切ない魔女たちの笑い声は夜の闇に溶けだして、
影はゆっくりと、ひとつに重なる。


死なない約束はできないけれど
今はあなたと共に生きよう


互いの体温を確かめ合いながら、囁かれた言葉を何度も何度も反芻する。


あなたの腕の温もりがひどく痛くて
私は 月に泣く

Fin.


歌詞参考ttp://rasiel.web.infoseek.co.jp/mil/lilimarleen.htm
お読み頂いた方ありがとうございました。
自分なりの解釈。
明日死ぬかもしれない恐怖は私にはなかなかわかりませんので難しかったです。
話も上手くまとまりませんでしたが…。
リリーマルレーンはきいてると段々泣けてくる。
しかし暗いなぁオイ…
誰か…!誰か砂糖吐くほどの甘々をくれ…!!!
294名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 16:39:42 ID:lBH87l/D
GJです!

そしてぶった切り申し訳ありません
避雷針に抱きついてペリ犬の雷撃に討たれてきます
295名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 16:40:35 ID:AmImvESf
ミーナ×少佐はもう最高!
気がつけばいつも二人でいることが多いような気が…
296名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 16:43:05 ID:9HWKQejh
>>293
砂糖吐くほどの甘々じゃないが、どうみても普通に夫婦です。ありがとうござ(ry
297名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 16:47:58 ID:MWICEP/P
感想ありがとう
ぶった切りなんて気にするな。むしろ一緒にうたれたry
これから出かけるけれど、帰ってきたら砂糖の塊とかが投下されていますように…
298名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 16:55:48 ID:gsPnVrEB
このヤロウwww。
カッコつけたの書きやがってw。
少佐×ぺリスキーだけど、隊長×少佐の夫婦もありだな・・・。

ちなみにシリアルフレークは甘さ控えめだけど俺は好きだな。
299名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 17:10:08 ID:lSeiLT9M
隊長のリリーマルレーン聴きながら読んでたら涙出てきたw
ミーナ×ゲルト好きだけど、この二人も良いよな。GJ
300滝川浜田 『修羅(場)の炎』:2008/08/22(金) 17:37:04 ID:scKLDbMA
GJ!こういう雰囲気のもいいなあ。自分には書けないな。
というわけで自分もSS投下します。
…ただ甘々な作品ではありません…。
基本的にはオールキャラですが、メインはペリーヌ→坂本→芳佳←ゲルト(リーネ)←ミーナで。
最後にちょっとエイラーニャ有ります。
では、ゴートゥーヘル。


それはある日突然起こった。

「…宮藤」
「どっ、どうしたんですか、バルクホルンさん」

私が晩ご飯の用意をしていたら、バルクホルンさんが私の後ろから話しかけて来た。ボソッと話しかけるから、ビックリしちゃったよ。

「実はな私はかなりの寂しがり屋なんだ。一人で寝ると汗が滴り落ちるくらい怖いんだ。そこでだ宮藤。今晩は一緒に寝てくれないか?いや、何もしないと約束する。私がお前にそんな事をすると思うか?思わないだろ?というわけで今晩私の部屋に来てくれ。約束だぞ?宮藤」

…バルクホルンさんは私に反論する隙も与えないくらいに早口でまくし立てた。

「…あの、バルクホルンさん…」

私がバルクホルンさんに断りを入れようとすると、横から白い影が私達の間にスッと割って入った。

「ゲルト」
「坂本さん!」
「…なんですか、坂本少佐」
「私の宮藤を軽々しく誘わないで欲しいな」


…『私の』宮藤…?
あの、坂本さん、言葉変じゃないですか…?


「…宮藤が坂本少佐のモノだって言う確証はあるんですか?」
「確証?ハッハッハッ、そんなの愛し合っていれば必要ないだろう、なあ、宮藤?」

…私、坂本さんとそんな関係になった事はないです…。ああ、それよりも焼き魚が焦げるぅ…。

「私はただ夜一人だと寂しいから、宮藤と一緒に寝たいと言っているだけです。坂本少佐のように疚しい気持ちで言っているわけではありません」
「いやいや、(眼帯を外して)お前からは宮藤に×××な事や〇〇〇な事をしたいと思う欲望のオーラが見えるぞ」

…その魔眼、人のオーラも見えるんですか…?
ああ、これは本格的にマズい…。いわゆる“修羅場”ってやつなのかな…。

301名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 17:38:32 ID:QlEBzHaJ
百合スレの避難所での協力をお願いします。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/39455/1198670526/l50

ここの>>220-221に賛同し、>>219を叩きましょう。
>>219は荒らしだから叩かれて当然。

協力してくれたら専ロダに何かうpがあるかも。
302滝川浜田 『修羅(場)の炎』:2008/08/22(金) 17:38:36 ID:scKLDbMA

「坂本少佐、どうしたんですか?」
「ああ、ペリーヌか、私とゲルト、宮藤の恋人としてどっちが相応しいと思う?」
「…っ…………」

あ、ペリーヌちゃんが石になった。と思ったら私につかみかかってきて。

「みみみみ宮藤さんっ!貴女っ…坂本少佐と…そんな関係だったんですのっ!?」
「ええええっ!?違う違うっ!あれは坂本さんが勝手に言ってるだけでっ…!」
「許しませんわよっ…!坂本少佐とそんな淫らな行為に耽るなんてっ…!……はっ…でも……///」
「ペリーヌちゃん…?」
「…宮藤さん、私と性行為しませんことっ!?…宮藤さんと淫らな行為をすれば間接的に坂本少佐に抱かれた事になりますわよねっ!?」
「ならないっ!絶対ならないっ!っていうか私坂本さんに抱かれてないから!」
「ではまず口づけから…///」
「ちょっ…ちょっとペリーヌちゃんっ…」

こっ…これはマズいっ…! こうなったら…!

「リーネちゃぁぁぁぁぁん!!」

程なくしてリーネちゃんがヒョコッと現れた。

「なに?芳佳ちゃん」

私はリーネちゃんの手を引いて

「皆さん聞いて下さいっ!実は私……リーネちゃんと恋人同士なんですっ!」

固まる人。
一気に顔色が良くなる人。
私の視界にはいろいろ映ったけど、今はこの場稼ぎの嘘しかない!

「宮藤…それは本当なのか…?」
「本当ですっ!もうリーネちゃんとは〇〇〇な事をしたり、×××な事をする関係なんですっ!」

あ、坂本さんが砂になった。

「ふふ、やっぱりそうでしたのね、貴女みたいな豆狸と私の坂本少佐がそんな関係のハズありませんもの。あーあ、心配して損しましたわ」

…一番テンパってたのはペリーヌちゃんだけど。
ってペリーヌちゃん、坂本さんをどこに連れて行こうとしてるの…?

303滝川浜田 『修羅(場)の炎』:2008/08/22(金) 17:40:14 ID:scKLDbMA
「…みんなで何しているのかしら…?」

騒ぎを聞きつけたミーナ隊長がやってきた。笑顔だけどアレは絶対怒ってる。
そして急に慌て出すバルクホルンさん。

「あっ、いや…コレはっ…」
「話に聞く所によると、もともとの原因は貴女らしいじゃない?ゲルトルート・バルクホルン大尉?」
「………はい……」
「…そんな悪い子にはお仕置きが必要ね。…こっち来なさい」

ミーナ隊長はバルクホルンさんの服の襟を掴んで自分の部屋へと入っていった。
数秒後、悲鳴とも喘ぎ声ともつかない声が聞こえたけど、気にしない気にしない。

さて、いろいろあったけど、全て片づいたし(焼き魚は真っ黒だけど)、晩ご飯を作り直さなくちゃ。

ガシッ

私の腕に物凄い強い力を感じた。

「リーネちゃん…?」
「…芳佳ちゃん…意外と大胆だね。こんな所で告白だなんて」
「あっ…いや、アレはあの空気を沈静化させるための嘘で…」
「嘘でも一度言った事には責任を取らなくちゃ、芳佳ちゃん」
「リ、リーネちゃん…?」

ア、アレ、これヤバい?
さすがの私にも分かる。私、もしかしたらリーネちゃんの押しちゃいけないスイッチ、オンしちゃった?

「芳佳ちゃぁん!」
「うっ…痛っ…リーネちゃん…っ…!いやアレは嘘なんだってばっ…」

私はリーネちゃんに押し倒された。その弾みで私は床に頭をぶつけた…ってリーネちゃん服を脱ぎ始めてるんですけど――――!?

「あ、あのねリーネちゃん、私晩ご飯作らなくちゃいけないから、放してくれない…?」
「…晩ご飯はいらないよ。そのかわり」
「…そのかわり…?」
「芳佳ちゃんをいただきます」
「えっ……リーネちゃん…?リッ…リーネちゃぁぁぁぁぁ……!」





304滝川浜田 『修羅(場)の炎』:2008/08/22(金) 17:43:33 ID:scKLDbMA
〜オマケ〜

「シャーリー、お腹すいたー」
「おっかしいなぁ…ご飯の時間なのに誰もいないなんて。確か今日の当番は芳佳だったっけか。呼びに行くか」


「おーい、芳佳ぁー。いないのかぁー?おーい、よ…しか……」
「芳佳いたー?…ってなんで私の目隠すのー?」
「…ルッキーニにはまだ早いよ…。まあ簡単に言うと、芳佳は……リーネとお楽しみ中だ……」
「お楽しみちゅー?どーゆー事?ねえシャーリー、教えてよー!」


〜オマケのオマケ〜

「…ご飯はどうしたんダ?」
「…眠い…」
「っていうかもう夜の12時だよ…? もう寝よ…」
「…サーニャ、私と一緒に寝るか…?」
「…エイラは激しすぎるから…今日はイヤ…」
「………」




こうしてウィッチ達の長い夜は更けていく…。


END




以上です。本当は甘々なやつが書きたかったけどそれはまた別の日にでも。
しかしあんな綺麗なSSのあとにこんな欲望丸出しなSSを投下してスマン…。

さて、爺はここいらでお暇させてもらうのかのう…
305名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 17:48:56 ID:QlEBzHaJ
>>301の応援の件、よろしくお願いします。
306名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 18:22:56 ID:jUiFVTy3
シャーリー「ファッキンジャップ」
リネット「ジェリー」
307名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 18:35:54 ID:lt5uKXlE
やっぱ宮藤は全方位フラグが似合う!
好きです、GJ!
308名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 18:50:29 ID:L2IAqFgV
>>304
みんなガチだなww
309名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 20:17:52 ID:fYJdsbz4
8話を見た後だけになんかこう心が和んだ。ありがとう。
310名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 21:26:11 ID:f5RT1vxs
8話みたけどミーナ×少佐ですね
311名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 21:56:30 ID:CHyYAtR/
>>304
これくらいコミカルだと和むわ―www
面白かった!

ペリーヌのSSが少ないのがさみしいのぅ。
どんなシチュならぐっとくるかなぁ。。。
312名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 22:09:38 ID:MWICEP/P
>>298
さーせんwww
そうか。前に食べたやつが不味かっただけかな、今度挑戦してみる。
>>299
あの上手いんだか上手くないんだかわからん歌声が
余計に涙誘うよなww大変なんだろうなぁ軍人って

>>300
ゴートゥーヘヴンしてきた
GJ!和むよwwwありがとうww

日曜組の8話の感想が楽しみだな
313名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 22:36:16 ID:WwjEB+pe
俺まだ8話見てないんだけど、なんか住人の心が荒んでるようなんで、
気分転換にでもと思って俺もSS投下します。
あ、でもリーネちょい黒いめです。全然空気読んでねえや。
タイトルは「鏡像」


「リーネちゃん、入っていい?」
 と、ノックの音とともに扉の向こうから芳佳ちゃんの声。
 朝ごはんの準備にはまだ少し早い時間だけど、私のこと迎えにきてくれたのかな。
「うん、入って」
 私がそう言うと芳佳ちゃんは扉をあけて私の部屋に入ってきた。
「ごめんね、まだ朝の支度終わってなくって。ベッドでよかったら座ってて」
 私はいつもの三つ編みをほどいて、鏡の前に座っていた。
「ううん、私が早すぎただけだよ」
 芳佳ちゃんがベッドに座ったのを、私は鏡ごしに見た。
 と、鏡に映った芳佳ちゃんと目と目があう。
 そのまま吸い込まれていってしまいそうな深いまなざし。
 芳佳ちゃんのどこかぼうとした表情は、まるでお酒を飲んで気分がいいみたい。
 そんなにじっと見つめられるとなんだか息がつまりそうになる。
「どうかしたの?」
 おずおずと私は訊いた。
「ううん、ただちょっと、リーネちゃんがかわいいなぁって」
「そ、そんなことないよ」
「そうかな、すごく女の子って感じだよ。おだやかでやさしくって。
 料理も上手だし、お裁縫もできて――」
「もう、おだてたってなにも出ないんだからね」
 たとえ嘘でもその言葉がとても嬉しくって。
 こうしている今がずっとずっと続けばいいのに。
314名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 22:37:46 ID:WwjEB+pe
 ベッドから腰をあげ、私のすぐ後ろに芳佳ちゃんは立つ。
「ねぇ、私が髪編んでいい?」
「う……うん」
「ありがと。じゃ、前向いて」
 芳佳ちゃんは慣れた手つきで私の髪に櫛を入れていく。
「私、くせっ毛だから髪伸ばせなくって。だからリーネちゃんみたいな長い髪に憧れてるんだ」
「そんなことないよ。長いと洗うのも乾かすのも大変だし……。
 それに芳佳ちゃんは今の髪型がすごく似合ってるよ」
「えへへ、ありがと」
 照れくさそうに笑う芳佳ちゃん。
 お世辞と思われたかな。本当にそう思ってるのに。

「でもこうしてると扶桑にいたころのこと思い出すな」
 ……扶桑。
 そっと口のなかでその言葉を繰り返す。
 ブリタニアからは地球の反対側と言っていいくらい遠い国。
 芳佳ちゃんの生まれ育った国。
 どんなところなんだろう。ぜんぜん想像できない。 ふと、私は思った。
 私と出会ってから今までよりも、ずっとずっと長い時間を芳佳ちゃんは扶桑で暮らしてきたんだ。
 私が芳佳ちゃんの知らない時間をブリタニアで過ごしてきたように。
 それは私には知りようのない芳佳ちゃんの時間なんだ。
 私がそんなことを考えている間に、芳佳ちゃんは私の髪を三つ編みにしていく。
「ずいぶん慣れてるみたい」
「よくこんな風に友だちの髪を触らせてもらってたの。だから結構得意なんだ」「へえ……」
 私はとりあえず相づちだけはした。
 聞きたい。
 でもそれはなんだか私の踏みいっちゃいけないことな気がして、なにも言葉にできない。
「とっても仲良しの友だちだった」
「ふぅん」
 私とどっちが?
 訊けるはずのない質問が頭の中に取り憑いて離れない。
 他の人にもこんな風にしてたなんて思うと、胸がぎゅっと締め付けられる痛みに襲われる。
 それは声にできない痛み。なんで私はこんなに痛いんだろう。
「……扶桑が、懐かしい?」
「まあね」
 鏡に映った芳佳ちゃんが、少し寂しそうな表情をしているのがわかった。
「そうだよね……」
 それだけ言うと、私の口からはもうなにも言えることはなかった。
315名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 22:39:30 ID:WwjEB+pe
「――――ちゃん!」

 その声に私の意識が戻る。
「リーネちゃん! どうかしたの!?」
「いや、なんでも……ちょっとぼーっとしてて」
 いったいどれくらいの時間が経ったんだろう。
 私は自然とうつむいていた顔をあげた。
 鏡に私の顔が映る。
 私はぎょっとした。
 今私はなんてイヤな顔をしてるんだろう。
 こんな顔してちゃ芳佳ちゃんに嫌われちゃう。
 私は鏡から顔を背けるように、再びうつむいた。
「ごめん、私何か気にさわること言った?」
 ううん、違うの。
 悪いのは全部私の方だ。
「なんでもないから。気にしないで」
 精一杯声を絞り出して私は言った。
「なんでもなくなんてないよ。だってリーネちゃん泣いてるじゃない」
 その言葉にハッとして、私はまぶたに手をやった。
 たしかに、私は涙を流している。
「あれ? 私、おかしい。本当になんでもないのに……」
 一度自覚してしまうともう涙は止めらない。
「ねぇ、話して。一人で抱え込まないで」
「……放っておいて」
 私は懸命に首を横に振った。
「そんなことできるわけないよ。だって私たち――」

「言わないで!」

 芳佳ちゃんにとっての私が、たとえその言葉のとおりだとしても、
 私にとっての芳佳ちゃんはもうそんな言葉ではごまかせない。
 だからお願い、その言葉を口にするのはやめて。

 私は立ち上がって芳佳ちゃんと向き合った。
 せっかく編んでくれた髪がばらばらと宙を舞う。
 そして、芳佳ちゃんの唇を塞ぐように、私の唇を重ねあわせた。
 それはほんの数秒間の出来事。
 でも私には、今まで経験してきたどんな時間よりも長く感じた。
316名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 22:39:53 ID:9HWKQejh
>>305
投下中に割り込んだ上に、ここに火種持ち込むなw
脳みそ膿んでるのか?
317名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 22:41:34 ID:WwjEB+pe
「私すごくイヤな人間なの。芳佳ちゃんが言ってくれたような女の子じゃ全然ない」
 芳佳ちゃんをとらえていた唇を離し、私は言った。
「私は芳佳ちゃんとずっとこうしていたい。離れたくない。
 でも芳佳ちゃんは扶桑のことが恋しいんだよね。
 私にもその気持ちはわかってるつもりだよ。
 でもずっと芳佳ちゃんと一緒にいたい――そう思うと自分で自分が抑えられなくって。
 ねぇ、芳佳ちゃんは戦いが終わったら扶桑に帰っちゃうの?」
 芳佳ちゃんはなにも言わなかった。
「……ごめんなさい。私の気持ちを一方的に押し付けちゃって。
 それにあんなこと――気持ち悪いって思ったよね。私のこと嫌いになったよね」
 私は自分がしてしまったことの重さを実感すると、そのまま押し潰されそうになる。
「そんなことないよ。いきなりだったからちょっとびっくりしたけど」
 芳佳ちゃんの声はいつものようにやさしい。
 でもそれは嘘。
 やさしい言葉をかけてくれるのも嘘。
 私は嫌われてしまった。
「ね、顔あげて」
「イヤ」
「お願いだから、さ」
 うつむく私の顔を芳佳ちゃんは強引にあげて、そして――

 そっと、再び、唇と唇が重なりあった。

「どうして……?」
 どうしてキスしてくれるの?
「だから言ったでしょ、イヤじゃないよって。
 私も、リーネちゃんとキスできて、その……嬉しかったから」
 顔を赤らめて芳佳ちゃんは言った。
「ほんと?」
「うん。リーネちゃんと、何度だってしたい」
 芳佳ちゃんは恥ずかしそうに微笑みを浮かべる。
「……じゃあもう一回キスしていい?」
 芳佳ちゃんはうなずいた。

 どちらともなく近づけあった唇が、もう一度重なりあう。
318名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 22:42:55 ID:WwjEB+pe
「髪の毛ばらばらになっちゃったね。ねぇ、また私にさせてくれない?」
「うん、ありがとう」
 私は再び鏡の前に座った。
 芳佳ちゃんの手は丁寧に私の髪に触れていく。
「ねぇ、リーネちゃん言ったよね。扶桑に帰りたいかって。
 うん、いつかそういう日がきたら、私は帰りたい」
「そう……」
「扶桑はすごくいい国だよ。
 みんないい人だし、食べ物も美味しいし。……ペリーヌさんは嫌いって言うけど」
 あんな人の言うこと、気にすることないのに。
「私は好きだよ。納豆もお味噌汁も」
 そう言うと芳佳ちゃんはよかった、となんだかホッとみたい。
「扶桑かぁ……きっとすごくいい国なんだろうね。
 だって芳佳ちゃんの生まれた国だから」
「うん。だからね、リーネちゃんに見せてあげたいの。私の生まれた国を。
 もっと知ってほしい、扶桑のことも、私のことも。
 それでみんなに紹介したい――私の一番大好きな人だって。
 ……もしリーネちゃんがイヤじゃなかったらだけど」
「ううん、とっても嬉しい……!」
「よかった」
 芳佳ちゃんが今まで私にくれたもの、その一つ一つの大きさを思い出す。
 とてもこの胸だけに閉じ込めておけない。
 伝えなきゃいけない。そう強く思った。

「さ、できた」
 と芳佳ちゃんの手は私の髪をそっと離した。
「どうかな?」
 私は立ち上がって鏡の前でくるっと回ってみる。
「うん、すっごく上手」
 いつもと同じ髪型なのに、なんだかいつもと違って見える。とっても素敵。

「ねぇ、もう行かないと。大遅刻だよ」
「うん」
 走り出す芳佳ちゃんに私はついていく。
 とその前に、私は振り返ってもう一度鏡を見た。
 泣きはらしたその目は真っ赤に染まり、まるでウサギのそれだ。みんなにはなんて言い訳しよう。
 ええいままよ。なるようになれ。
 前をいく芳佳ちゃんの背を追いかけ、私は今日も、新しい一歩を踏み出す。
 戦いのない世界、いつかきっと、そうなる日が来ると信じて。



以上です。
俺にしてはかなり真面目。苦手です。
少しでも楽しんでいただけたのなら幸いです。
あと保管庫の管理人様、入れるときは作者をOsqVefuYとこにお願いします。
319名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 22:47:09 ID:DWXDTJq1
8話見た

リネ芳佳だが
某神無月の宮様を連想したら納得した

愛しい人の幸せのために敢えて仲を取り持とうとしたんだね
自分のこの想いとは裏腹に思わず応援してしまった
表情からは窺い知れなかったけど心の奥底では泣いてたんだよリーネちゃんは
でも心配になって壁からこっそり覗いてた
いざ男がとんでもないことをしでかそうなら出て行ってジャンクにしてやるって

そう思うとせつないね。。
想いがかなうといいなぁ・・本当に・・
320名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 22:53:44 ID:Ybz5buzR
GJ。やっぱり芳佳リーネだな。
321名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 22:55:48 ID:P3Z3cC2c
>>288
>>300
>>313
GJ!!
8話見終わった直後のグルグルした感情が神SS達によって安らいでいくのを感じる……
とにかくよくぞ書いてくれた諸君!!メチャア!クチャア!ほめたい。
322名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 23:00:24 ID:4Z+qfQNx
それにしても芳佳と少佐はいろんな相手とフラグ立ち過ぎwww。
扶桑組は人気だな〜。
323名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 23:11:00 ID:MWICEP/P
316の自爆投下にうっかり噴いたが
>>313超GJ。めっさ和んだ。やっぱ甘いのがいいよな!
大丈夫黒くないよ、恋する女の子ってそんなもんさ。

そしてそうか、id変わってると作者増えることになって
保管庫管理人さんがめんどくさいんだなこれ。
「つきになく」はwe0UV5E+でお願いしますorz
324名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 23:14:44 ID:KQXBz4Up
いい作品投下されすぎw。GJが追い付かないぜ。
芳リーネ好きのTVK組としては早く8話が見てみたいなぁ。

>>311
隊長×少佐×ペリーヌみたいな変則はダメだろうか。
隊長と少佐が同棲してる所にメイドとしてぺリが押し掛けるみたいな・・・。
イメージとしては少女セクトの最終話で。
325名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 23:17:09 ID:fd/TQtHF
初めてここに来ましたが素晴らしいssばかりで
ニヤニヤが止まりません
職人さんありがとう!
これからも期待してます

しかしエイラの語尾をカタカナにすると完璧にあの棒で再生されて素晴らしいっすね
エイラかわいいよエイラ
326名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 23:17:38 ID:eZZrP3nP
>>313-318
これは非常に良い芳リネ!!GJ!!
この二人は応援してあげたくなるなぁ
最後は本当にリーネを扶桑に連れてくEDだといいのに
327名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 23:20:36 ID:IMzVPpND
wikiにエイラが百合と書いてあるけど
どっかにそんな紹介あったの?
328名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 23:22:32 ID:ROJwMw5E
公式のタロット占いで女の子にもてたいとか言ってたからじゃね?
329名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 23:24:07 ID:SmnHxLoO
てかwikiを信じちゃダメだろw
まあ俺の中では完璧にサーニャとくっ付いてて百合だが・・・
330名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 23:25:50 ID:MWICEP/P
>>326
いや、ここはブリタニアで式を挙げてからだろう
>>327
いや、なんつーか…本編が…
331名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 23:29:45 ID:IMzVPpND
いやまぁwikiになんて書いてあっても
エイラとサーニャがいちゃいちゃしてくれるだけでご飯四杯はいけれるからいいんだけどね
でも個人的にはトゥルーデとハルトマン分が欲しい
332名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 23:30:47 ID:TYTBUOsn
3レス分だけの短い作品なんだけど、投下しても良いかな??
333名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 23:32:27 ID:4Z+qfQNx
すごいssラッシュ続くな!自分も書いてみたくなる!!!
334名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 23:34:20 ID:TYTBUOsn
じゃあ人気もなさそうなので投下を。
八話見てから凹んでいた俺に元気をくれた297さんへ。
感謝の気持ちを込めて。
八話が終わって、坂本さんとミーナがひと悶着あったあとの時間系列でゲルト×ミーナです

その晩、ゲルトはなかなか寝付けなかった。
それは、久々にネウロイのスコアお稼げた事、自分を助けてくれた新人の少女の
成長が喜ばしかった事
そして何よりミーナが過去を吹っ切る事が出来たからだ。
扶桑の船を見送る時の彼女の麗しい歌声と姿が、未だに頭から離れなかった。
その反面、彼女の身を包んでいたあのドレスを送っていた男子に対して多少嫉妬
している。
もう何年も前の話だし、今の恋人は私だ、と自分に言い聞かせてもこの情けない
感情は消えない。
三度目の寝返りを打った所で、扉がノックされた。
反射的に直ぐ上体を起こして構え、ゆっくりと開く扉を睨み付ける。
時刻は深夜。
こんな時間にゲルトルートの部屋を訪れるのは、ミーナ位しかいないのに一体誰
が!!
と緊張で身を強ばらせ、入ってくる相手を睨み付けると
――――ミーナだった。しかもあの深紅のドレスを纏ったままである。

いや、確かに夜私の部屋に来るとしたらミーナくらいしかいないけど、でも今日
は色々有って疲れていただろうし、
正直もう寝ていると思ってたし、って言うか何で彼女はドレスのまま?
しかも、然り気無く拳銃持っていらっしゃるし、私何かやったけ〜、うわ、心当
たりが有りすぎ(ry
とパニックになりかけたゲルトだったがミーナの頬に涙が伝っているのが見えて
一瞬で頭が醒めた。
335名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 23:34:38 ID:MWICEP/P
>>331
気が合うな

youたち、やっちゃえよ!!
336名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 23:35:41 ID:TYTBUOsn
「ミーナ、何があった?」
私の質問に彼女は答えなかったが、多分想像通りだと思う。
「坂本少佐の事―――か。」
彼女の名を出すと、堪えていたものが一気に溢れてきたのだろう。
ミーナは嗚咽をもらし始めた。
私は裸のままゆっくりと近づいていき、抱き締めた。
細くて、柔らかくて、そして小さい。
この身体で彼女はウィッチーズの全てを背負っているんだ。
そんな彼女を、これ以上、泣かせたくない。
「ミーナ、泣かないで」
そう言って私は彼女に口付ける。
上唇を啄み、次に下唇を。
そして上唇と下唇を同時に舌で舐め上げながらゆっくり吸う。
・・・美味い。
でもやっぱり簡単には泣き止められない。時々唇から彼女の息と泣き声が溢れて
くる。
じゃあ逸その事、泣き声の代わりに鳴き声を上げさせよう。
右手を後頭部に回し、左手を頬にあてさせて逃げれないように固定する。
そして、ミーナの唇を食べた。
遠慮なく舌を彼女の口腔内に滑り込ませる。
歯は閉じられていたが、一本一本丹念に舐めしゃぶりながら歯茎を刺激するとゆ
っくりと私の舌を受け入れてくれた。
彼女の舌を見つけ直ぐ様絡める。
吸い上げながら甘噛みをして、唾液をすすり上げる。
丹念に唇を味わいながら、後頭部に回していた手でうなじを、頬にあてた手で耳
を刺激する。
そうすると、彼女の身体がふるふると震えながら甘い悲鳴が上がった。
「・・んっ・・・・んふぅ・・・ふぁ・・」
チュバチュバと少々下品な音を立ててしまっているが、そんなことを気にしていられない。
嗚咽はとっくに止まっているのに気が付いていたが
―――十二分に彼女の唇を堪能させてもらった。
337名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 23:36:34 ID:TYTBUOsn
息苦しさを覚えてキスを一旦止める頃には、ミーナは私にもたれ掛かってくる状
態だった。
お互い息も荒く、私の熱が移ったのかミーナの身体も熱くなっている。
「ミーナ・・・大丈夫か?」
「・・あっ・・・・はぁ、トゥルー、デ・・・あっ」
ミーナは私にしがみついて何とか立とうとする。
一方、私は首筋に頭を埋めて彼女の匂いを胸いっぱいに吸い込みながら、ドレス
を脱がせてベッドに押し倒す。
・・・やはり彼から送られたドレスを纏ったまま抱くのは気が引ける。
昔の話だからといっても、嫉妬するものはする。
するんだ。
だけど、きっと今一番苦しいのは、ミーナだから。
私のちっぽけな感情はどこかに置いて

今夜は思いっきり
優しく
今だけは忘れるように
何も考えられないように

私が愛し尽くしたい。




以上です。
読んでくださった人はありがとうございました。
一応ベッドシーンもプロットとか考えたんですが
初投稿なので、文章力点に自信も有りませんし
皆さんのお目汚しになってしまうかと思い、今回は自粛させてもらいました。
もし不評で無かったら続きを書くかもしれません・・・多分。
とりあえずこれだけは―――ミーナ×ゲルトは我が正義!!
338名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 23:40:56 ID:fNV3P7PL
>>297
凄く切なくて素敵な作品ですね
もしかして、こいとたわむるというSSを書いた人ですか?
339名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 23:42:28 ID:MWICEP/P
感謝されといて…ぶった切り…マジですみませnあああorz
ちょっと少佐に斬られてくる。
GJっした!!!
340名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 23:46:14 ID:eZZrP3nP
本当に次から次に良作が投下される…
職人様方に感謝!
自分も何かネタを考えないとな〜
341名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 23:49:33 ID:ZQbxPCSK
>>327
エイラの出身地はスオムス。
スオムスにはアホネン率いる飛行第1中隊・・・
エイラはエース・・・
これ以上は言わなくてもわかるな?
342名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 00:12:21 ID:BWrYP9hH
エイラもアホネンの毒牙に・・・
343名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 00:15:17 ID:MAQC/fYr
軽い未来予知能力があるからアホネンさんの毒牙にかかりそうになる前に寝床を移動して難を逃れまくるエイラ
344名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 00:16:42 ID:Bro8ibHA
ふぅ・・・かまわん、続けろ
345名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 00:20:23 ID:5t7sUcSS
>>338
あ、ありがとうございます。いや、あのでも
わっかるだろー♪おっれはシャーイなボーイ♪なんてアホみたく歌いながら
上の方の恋する気持ちはドーナツry書いた輩です。さーせんw

>>343
噴いたwww
346名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 00:33:35 ID:LOAGKuji
このスレはやすぎてついていけねえw
347名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 00:37:39 ID:ggLrkpwq
ネタを思いつく→かきはじめる→後半になるにつれ失速→投稿できない

何処とは言わんがどこぞの会社の作るアニメみたいだ…
そうならないようがんばってくれよ股間督
348名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 01:44:34 ID:zcNHgVXM
8話を見てスタッフに裏切られたような気持ちになった、このモヤモヤを9話で解消してくれることを願う
あーあ、芳佳×リーネのガチ百合ルートの線はこれで消えたなぁ、ネタ的に百合を散りばめるだけで終わりそうだ

>>265
>でも今回の内容って隊長が大切な人をもうなくしたくない→少佐
>にする為の前置きみたいなものだろ?

そうだろうな
もしこれで少佐×ミーナでガチ百合やってくれたら8話は俺的にGJになるんだけど

無いとは分かってても、8話の少佐見てるとなんか期待しちゃうんだよな・・・
349名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 02:01:07 ID:XB9NU6iC
GONZOじゃなくてシャフトとかだったらしっかり百合百合させてただろうに
350名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 02:03:07 ID:5t7sUcSS
まぁGONZOにしてはがんばってる方じゃないか?
とは言いつつ9話への期待はとまらない
351名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 02:04:27 ID:ylmp4ika
まあ、今更それを嘆いても仕方あるめえよ
俺たちに出来る事は妄想する事だけだよ
フィルターがあればなんでも出来る
352名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 02:06:36 ID:Y8Zwo5KQ
ブルードロップでは凄い頑張ってたんだけどな>>GONZO

まぁ、本スレやキャラスレやエロパロの反応見てると「男出せ」「男絡ませろ」って意見もあるから、
今ぐらいが限界なんだろうな。
353名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 02:07:44 ID:ToQMFA3i
>>350
ハゲド、8話のラストからの流れであの予告はマジで期待できそう
>>351
そうだな、嫌なものは妄想で吹き飛ばすべきだよな!

ところで最近ペリーヌへの愛が溢れて止まらない俺はどうすればいいんでしょうか
354名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 02:09:00 ID:5t7sUcSS
ああすげーがんばってたなwwww
まぁGONZOだからこその作画の崩れなさは賞賛せずにはいられない
355名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 02:16:23 ID:ToQMFA3i
>>352
ブルードロップはマジで頑張ってたなぁ、あれは良い物だ

ストパンも突き抜ける程のガチレズ的な展開にすれば良かったのにな
男絡ませるよりそっちの方がDVDの売り上げとか上がりそうだけど、俺が百合好きだからそう思うだけかね
356 ◆KnEcFMJouM :2008/08/23(土) 02:27:59 ID:5AcLQg7l
SS投下しまーす。ゲルト→芳佳です。
とりあえず果てしなくトゥルーデさんがぶっ壊れているのでかっこいいトゥルーデさんが好きな人は注意。
あと文章がgdgdです。


 −0−

 朝起きたら芳佳になっていた。何をいっているかもちろんわからないと思う。
 安心しろ、私もわからない。はっはっはっ!

 いや、坂本少佐のように笑っている場合ではない。現実逃避してもなんにもならないな。
 鏡を見る。そこにはゲルトルートバルクホルンの姿はなく、あるのはパジャマ姿の可愛い宮藤芳佳だ。
 されど、その鏡を覗いているのは間違いなく私ゲルルートバルクホルン。

 ……これはあれか、つまり『精神が入れ替わった』という状況なのだろうか。昔はよく映画やテレビで使われていたが…。
 現実にこんなことが…いや、しかしいま現実に、確実にそういうことが『起こって』しまっていることを否定はできない。
 自分の頬をつねる。やぁらかい芳佳の肌をムニっとする感覚と痛みに二つの意味で興奮する。
 少し強くつねり過ぎてちょっと赤くなってしまった頬を摩りながら、これが夢でないことを確認。

 …こうなった原因はわからない。昨日は特に出撃もなく普段の待機時と変わらぬ一日を過ごした。
 しいていえばペリーヌが坂本少佐になにやら飲ませようとしていた謎のジュースを間違えて私が飲んでしまったくらいだが…。

 いや、それか。確実にそれだ。もしくは愛だ。私の多大なる愛だ。というか愛でいい。うん。

 しかし愛によって芳佳と入れ替わったのはいいがそうなると芳佳はどこにいってしまったのだろうか。
 こういう場合は大抵私の体に芳佳が入っているはずだが…。

 ええい! とにかく、もうこんな超常現象にいちいち考えていては埒があかない。カールスラント軍人たるもの1に行動2に行動3に行動456789も行動なのだ。ゆえにとりあえずパジャマを脱いでその光景を脳内に焼き付けておこう。
357名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 02:28:07 ID:X1ikh9xY
8話見たけど普通にガチ百合回に見えたんだが俺の頭は煮えてるんだろうか
とりあえず美緒っていうだけでおなかいっぱい
358名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 02:28:24 ID:AG/0gVSX
ブルドロ大好きっ子が結構いるなw
あれはよかった。続編もありそう……?
359 ◆KnEcFMJouM :2008/08/23(土) 02:29:45 ID:5AcLQg7l
 −1−

 思い出すと妄想の永遠ループにハマってしまうので詳しくはいえないが、とりあえず芳佳の体を堪能した後私は私の部屋の前に来ていた。部屋の扉をノックする。さて、この中にいるのは果たして誰か――。
「今行く」
 中から聞こえたのはいつもの聞きなれた自分の声。…しかし、この声の張り方といい普段の私と変わらない。ということは――。
「誰だ、こんな朝早くに――み、宮藤!? ど、どうしたんだ?」
 ……私だった。そこにいるのは間違いなくゲルルートバルクホルン、私そのもの。ふむ、何事もセオリー通りには行かないということか。すると芳佳の精神は一体どこへ……。
 いかん、何か心配になってきた。これはペリーヌにも話を聞かなければならないようだ。
 とりあえず、私の体に芳佳が入っておらずなおかつ私自身そのものであり、芳佳の体に私が入っているという美味しい状況を利用しない手はない。
「バルクホルンさん――。いえ、お姉ちゃん! ずっと前から好きでした! 姉妹を前提に付き合ってください!」
 まあとりあえず、告っておく。
 こういうことは本物の芳佳がやらなければあまり意味はない。しかしだからといって私から告白するにしても自分でいうのもなんだが私はこういったことには奥手だ。ゆえに予行練習というか、なんというか。
 まあ早い話芳佳にプロポーズされたかっただけだが。うん、羨ましいぞ私の体の私。
「……………………」
 どうやら完全にフリーズしてしまってしまったようだ。私のことながら情けない。それでもカールスラント軍人か。
 目の前で手を振ってもまるで反応がない。しかたない。取り合えず確認も済んだしペリーヌにあのジュースのことでも聞きにいこう。
 それにしても、本当に情けない。告白一発でこれとは。これでは告白した芳佳が困るじゃないか。
 いつか、本物に言われても取り乱さないよう、訓練訓練――だな。
 
 つづく
360名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 02:34:56 ID:X1ikh9xY
割り込んでスマン
続き正座して待ってるついでにできればゲル宮ものを何か捻り出してくる
361名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 02:36:29 ID:5AcLQg7l
続きはしばらくないのでゲル宮たのんだぜ。

というかなんかゲルルートって誰だーーーー!!?
畜生、睡魔が…。
362名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 02:48:10 ID:pNsqJtIb
>>357
安心しろ、俺にも神回に見えた

>>361
俺より頭おかしいのがいるw(誉め言葉)
さっさと続き書け、いや書いてください
363名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 02:51:28 ID:5t7sUcSS
>>357
同士すぎて焦った

>>356>>359
GJ!ちょっと眠気飛んだんだぜ!
明日朝早めに起きなきゃいけないのによwww
364少佐×隊長 その1:2008/08/23(土) 03:09:51 ID:WX2cZ8Dw
ちょっと長くなるかもしれんが皆に触発され書いたやつ投下します。
少佐×ミーナで8話見て考えたやつ。シリアスかも。

6話で宮藤達を待つ二人です。少々ネタバレありッス。

「今回もなんとか無事戦闘終了ね...。」
「ああ。」
エイラ、サーニャ、宮藤の戦闘が無事に終わった事に胸を撫で下ろし、暗闇の中、展望台から司令室に戻る。
「あの恥ずかしがり屋のサーニャさんとこんなにすぐ打ち解けれるなんて、さすがね、宮藤さん。」
「ん、人懐っこいとこがいい所だなアイツは。本当に犬みたいな奴だ。」
ミーナは少し苦笑した。二人にとって何気ない会話だが、少し美緒の様子が気になる。
ふと隣の美緒の顔を覗き込むと彼女は少し難しそうな表情で遠くの星空を見つめている。
彼女のこうゆう表情を見ると胸が少し苦しくなる。
原因は分かる。自身の魔力の低下を少しずつ自覚しているのだろう。
長年最前線で戦い続け、軍人として誰よりもウィッチーズに誇りを持っている彼女の事だ。
もうすぐなくなるであろうウィッチとしての力の事を考えると相当辛いに違いない。
いや、根っからの軍人である美緒の事だ、きっとなんとかして戦い続けたい、そう考えているのだろう。
「...美緒」
そんな彼女が少し心配になり、思わず声をかける。
「ん?」
「何を考えてたのかしら?」
「...いや、いかん、少しぼーっとしてしまったな!」
あっけらかんとした笑顔で答える美緒を見て、やはり胸が苦しくなる。
彼女は強い。いや、そう見えるだけなのかもしれない。
誰にも弱さを見せはしない。ミーナにはそれが苦しくてしょうがなかった。

薄暗い司令室に戻ると二人は向かい合ってソファに腰掛け、今回のネウロイについて話をした。

「...今回の敵に関しては、さすがに報告書の作成に悩みそうだわ。」
「ああ、上の奴らの動きも気になる。」

何て事ない会話、いつもの二人の時間が流れる。
しかしミーナの心は穏やかではなかった。
先刻の美緒の表情が頭をよぎる。
彼女の支えになってあげたいが、この問題ばかりはどうしようもないし、
これはウィッチーズの宿命でもある。
それに美緒自身、人に弱みを見せたり、頼ったり、ましてや甘えたり出来る性格ではない事はよく知っている。
せめて相談でもしてくれたらどんなに楽だろう。
何も出来ない自分が悔しくなる。
365少佐×隊長 その2:2008/08/23(土) 03:10:57 ID:WX2cZ8Dw
「ミーナ?...報告書が大変なら私も手伝うが...」
あまりに浮かない顔をしていたミーナを心配そうに美緒が覗き込む。
「い、いえ大丈夫よ。」
少し驚き、いけない、逆に心配されてどうする!と自分に言い聞かす。
「あまり無理はしない方がいいぞ、ミーナ中佐。何かあれば部下であるこの私にどんと頼っていいのだからな、わっはっは!!」
とても部下とは思えない態度で笑う。
美緒はすっかりいつもの豪快にして気さくな坂本少佐に戻っていた。
ずるいな、と心底思う。自分は人に甘えたり頼ったりしないくせに、それなのに名目上、上官であるミーナに私に頼れとサラッと言えてしまうのだ。
ミーナにとって今一番大切なのは目の前の美緒。それを自覚していても過去の別れを引きずってしまう弱い彼女を美緒は横で支えてくれる。
その優しさにミーナは甘えてしまうのだ。心の寄り所として。

「...そうね、じゃぁ...少しだけ...」
「ん?何だ?」
「...キスして欲しいわ」
ミーナは恥ずかしそうにそう言うと、立ち上がり、目の前に座っている美緒の太ももへ向き合ったまま腰を下ろす。
二人の距離が一気に縮まる。美緒はミーナが後ろへ落ちないように彼女の腰へ手を回す。
ミーナも少し下にある美緒の頭を抱きかかえる。
「そんな事でいいのか?」
押し付けられたミーナの胸元からスッと顔を出し、美緒が優しく微笑みかける。
普段豪快な喋り方をする分、優しい口調なのがやたらとドキドキさせてくる。
自分から言い出した以上、この異常に高鳴る鼓動を悟られたくなくて、ミーナは自分から美緒に口付けた。
何度も何度も優しくキスをする。背中に回った美緒の手の動きがなんだかくすぐったい。
「...ん...はぁ...!」
急に強く抱きしめられたと思ったら、今度はゆっくりと美緒の舌がミーナの口内に侵入してくる。
勿論それを拒む思考などとっくに停止してしまっているし、どこで誰と覚えたのか美緒はこうゆう事に関してひたすら上手かった。
ふわふわと美緒の髪の香りがただよい、とても心地よい。ミーナは夢中で美緒との口づけを欲した。
頭のどこかでいけないな、いやらしいな、と感じているが、どうにも美緒の唾液にはそうゆう思考回路を溶かしてしまう成分が入っているらしい。
いや、そうゆう事にしておこう。
二人きりの司令室は激しいキスと衣服が擦れる音が静かに響く。
熱い。体はもうとっくにキス以上を求めている。
ミーナは体の火照りを少しでも納めるため、堅苦しくきちりと止められた制服のボタンをはずす。「...はぁ!...美緒!!」
美緒もミーナの要望に答えるように少しはだけた胸元に吸い付く。
暖かい快感がミーナを襲う。
だんだんと息もあがって、ますます盛り上がってきた所で
「ん?」
366少佐×隊長 その3:2008/08/23(土) 03:11:33 ID:WX2cZ8Dw
美緒が急に唇を離す。急にキスを止められたミーナはポカンとして美緒を見つめる。 
「どうしたの?」
「あの三人、帰ってきたみたいだぞ。」
「っえ!?....ええ!?」
人一倍気配を察知するのが得意な美緒の言う事だ、間違いない。
慌てて我に返ったミーナは自分の行動が心底恥ずかしかったのか急いで立ち上がり美緒に背中を向けた。
隊長である自分が、いくら無事戦闘を終えた後だからって、部下が疲れて任務から帰ってきている中こうゆう事をするのはまずかった。
耳まで真っ赤になり、あわあわとしているミーナを見て美緒はわっはっは!と豪快に笑う。
さっきまでの優しい囁き声が嘘みたいだ。
「まぁその様子だと皆と顔も合わせられんだろう。報告は私が聞いてこよう。」
美緒はスッと書類を取り、三人を迎えに司令室を出ようとする。
「美緒!」
ミーナは慌てて呼び止める。
「悪かったな。心配させたみたいだ。」
美緒には全てお見通しだった。
「...そんな事ないわ、私あなたに甘えてばかりで、今だって...」
「いや、それは私の方だよ。」
以外な言葉だった。美緒に何かしてあげたくて、でも上手く出来なくて、あげくの果てに
今回のように美緒に何かを望んでしまう。自分が心地良くなるための逃げ場所にしてしまっている。
ずっとそんな自分が卑怯な気がしていた。
「私はいつもミーナを頼りにしている。そうは見えないかもしれないがな。この先何があってもそれは変わらない。
だからプライベートな事でくらい、もっと素直に私に甘えていいのだぞ。
とりあえず今はとても報告を聞けるような状態じゃないだろう?わっはっは。」
美緒は笑いながら司令室を出て行った。

そうか。私は頼りにされているのか。ほっとしたと同時にまた胸が切なくなる。
いつまであの豪快な笑い声が聞けるのだろうか、この先この人を失うような事があれば...。
考えるだけであの悲しみが蘇る。いや、きっと2度目はもっと辛い。
ミーナはスっと息を吸い、ウィッチーズの隊長として、一人の女として、どんな事をしてでもこの人を守ろう、そう心に強く誓った。



ふと制服に目をやると制服のボタンははだけ、くしゃくしゃになっていた。
「...ふぁ、ああ!!」
さきほどまでの羞恥心が倍になってこみあげてくる。
ウィッチーズの隊長として、一人の女として、だらしない自分の格好にいたたまれなくなりへなへなと地面に倒れ込むミーナであった。
367少佐×隊長 :2008/08/23(土) 03:14:59 ID:WX2cZ8Dw
終わりっす!!
なんか上手く出来なくてスイマセン!!
読んでくれた人感謝!!!
とりあえず8話見てこの二人の関係が気になったんで!
個人的には少佐×ペリーヌが一番好きだけど書けそうになかったwww
誰か投下してくれる事を期待してます!!
368名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 03:20:40 ID:nhC9RUmT
激しくGJ!
実はまだ8話見てないんだが、いろいろダメージが軽減される気がするぜ!

そういえば最近シャキッーニSSを見てないな。
誰かやってくれ
369名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 03:29:16 ID:5t7sUcSS
GJ!やっぱり奴らは夫婦です。
次は逆でも挑戦してみてくれよ!
370名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 04:02:23 ID:KhaiSBbe
今気付いたんだが>>1のテンプレ、「エーリカ」が「エリーカ」になってるな
次立てる時修正しないとな
371名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 05:04:59 ID:XZF9jJ8p
予想通りテンション下がり気味なのがちらほら見えるな

だが待って欲しい、この後にカタルシスが待っているはずだ!
少佐×ミーナは必ず来る!
372名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 07:48:37 ID:xDERA2MC
>>352
あれ、確かCGの仕事だけでしょGONZOは
373名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 08:05:51 ID:HBHpcvdV
>>334
ありがとう。ゲルミーナは俺にとてもジャスティスだ。
8話のおかげでスレのミーナ率が上がってるなwww
374名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 08:16:58 ID:XZF9jJ8p
そうでもしなきゃりゃやってらんない的な感じだな
375名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 09:11:10 ID:5t7sUcSS
百合的にもなんら問題ない回だったと思うんだけどなぁ…
ただ隊長少佐ペアが夫婦すぎたからじゃないのか>ミーナ率

さーて今夜の日曜組の反応が楽しみだなw
376名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 10:36:36 ID:xDERA2MC
まあ、もうちょっと上のものを期待してたからなぁ
"妄想すれば百合に見えるよ"程度の作品は山ほど有るもの
377名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 10:48:27 ID:ylmp4ika
でもそういうのを覚悟の上で百合を追っかけてるワケだからなー
ある程度は仕方ないんでない?
378名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 10:50:33 ID:ecGOaI9M
残り4回で奇跡が起きることを信じる
379名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 10:53:01 ID:UFnOB91j
4回は少なすぎる
380名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 10:53:39 ID:5t7sUcSS
本編の展開がどんなのでもそれより残り4回ってきくと凹むな
381名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 11:08:22 ID:ZmL4Kcn7
いや2期があると考えればあと16回もあるわけで。
382名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 11:11:06 ID:ecGOaI9M
DVDの売り上げによってはOVAくらいはあるかも
383名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 11:12:24 ID:ylmp4ika
>>381
なんてポジティブシンキングw
まあでも…二期は絶対希望だな
384名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 11:30:44 ID:ZmL4Kcn7
二期はもっさんの代わりにみっちゃんが入りそうだな。
もっさんが抜けるのは悲しい事だがこればかりは難しいようだし。
385名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 11:31:44 ID:5t7sUcSS
抜けても基地で何かしらの仕事してると思う
という希望むしろ願望
386名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 11:46:48 ID:wXo2fLp7
離脱は勘弁してほしい

小説版にはコアとかなかったよな?もっさん抜けたらもう敗北じゃね?
387名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 11:47:54 ID:K9TKfOeH
こんなご時世、これだけ流行って2期がない方が不自然
388名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 11:53:48 ID:pNsqJtIb
流行ってと決めつけるのは早計だろう
2ちゃんで盛り上がったけどDVD爆死したアニメなんて結構あるし
389名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 11:55:40 ID:5t7sUcSS
追い討ちかけんなって…
390名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 12:02:07 ID:9LlufvFE
ゴンゾこれ売れなきゃやばいんじゃないの?
秘めごとボイスだっけ?あれが卑猥な百合百合の世界だったら俺は買う
391名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 12:08:49 ID:MphHUYUa

秘め声CDってBLCDみたいなやつの女版でいいの?
392保管庫”管理”人 ◆YFbTwHJXPs :2008/08/23(土) 12:19:44 ID:npS74W46
ちょっと出遅れた……。

>>334
>>356
>>364
とにもかくにもGJだ!!
更新終わってさー寝るかと思って最後のチェックすると新作が投下されてるとかGJ過ぎて泣けてくるw
あとみんなだんだんエロスを自重しなくなってきて読んでると何かに洗脳されていく気がする。

でまあ、>>251は実は私だったのさー!!というわけで予告通りトゥルーデ×ミーナ投下します。
8話Aパートで少佐がミーナの部屋を出てから朝になるまでの補完話ということで。

本当は少佐と本気で喧嘩するトゥルーデが書きたかったのですが、
少佐が男前過ぎて気付いたらめっちゃいい人になってました。
おかげでトゥルーデ×ミーナを書いた筈なのにミーナが一瞬たりとも出て来ないというあまりにもな結果に……。

タイトルは「Parabolische Liebe」(放物線を描く恋/元ネタ知ってる人は同志)
393Parabolische Liebe ◆YFbTwHJXPs :2008/08/23(土) 12:21:05 ID:npS74W46
近頃ミーナの様子がおかしい。
常時忙しそうなのはいつも通りなのだが、それに加えて何やら考え事をしているようなのだ。
食事中にもほとんど会話しなくなったし、芳佳達の前でもあまり笑ってない気がする。
それともう一つ。どうも坂本少佐の行動をやけに気にしている。
先日の出撃でも一緒に上がったが、いつもならハルトマンがいない時は私とロッテを組むのに、
ミーナは何故か坂本少佐と組んで、私はペリーヌを任された。

私はそういう事に関しては鈍感という自覚はあるし、
正直何が起きているのか全く把握できないというのが本音だが、
威勢よく攻撃に転じる坂本少佐を見るミーナの目は、
昔"あの人"を前にした時のそれに似ていた。


────────


「ねえ、バルクホルンさんはどう思いますか?」

夕食が終わって穏やかな談笑ムードが流れる頃、珍しく芳佳の方から話しかけてきた。

「私、絶対変だと思うんですけど……」

話によると、芳佳がこの基地に来る時世話になった艦の誰かが規則を破って手紙を渡そうとしたらしい。
そしてそれを止めたのが、ミーナだったというのだ。

「ふむ……確かにお前の気持ちはわからんでもないが、しかしこれは規則だ。規則は守らねばならん。」
「でも……」
「いいか、新人。規則が作られたという事は、それを破った時、起きてはならん事が起きるという事だ。
 何故そんな規則がなくてはならなかったのか、自分でじっくり考えてみろ。」

私の同意を得られなかった芳佳が少し悲しそうな顔をした。
いつもならぎゅっと抱き締めてやりたい衝動に必死で抗うところだが、
今の私は自分の言った事を思考回路が勝手に反芻していた。

『何故そんな規則がなくてはならなかったのか?』

やはりミーナは昔の事を思い出しているのだろうか。
394Parabolische Liebe ◆YFbTwHJXPs :2008/08/23(土) 12:21:59 ID:npS74W46
────────


その日の夜。
そんなことばかり考えていたからかどうかはわからないが、タイミングの悪いところに出くわしてしまった。
たまたま通りかかったミーナの部屋の前から、何故か坂本少佐が出てきたのだ。

「ああ、バルクホルンか。」

軽く敬礼してすれ違おうとする少佐を、私は咄嗟に呼び止めた。

「少佐、ちょっとよろしいでしょうか?」
「ん?何だ、言ってみろ。」
「その……ここではちょっと」

私はミーナの部屋のドアを見てそれとなく促す。
案の定少佐はすぐに察知し、近くにあった自分の部屋へと案内した。


「ミーナ中佐の部屋で何を?」
「何と言われても……ちょっと話をしただけだが。」
「ならいいんですが……。」

坂本少佐の部屋は綺麗に掃除されていた。というより、ほとんど何も置いていなかった。
まるでいついなくなってもいいと言っているようだな、と私は感じた。
だが、今はそんなことを気にしている時ではない。
促されるまま椅子に座ると、少佐はそのままベッドに乗って胡坐をかいた。
そういえば扶桑に椅子は無いんだった。微妙に居心地の悪さを感じながら、私は話し始めた。

「実は、ミーナ中佐のことなのですが……」

真剣な眼差しが私を貫く。何かを試されているような気分だ。

「最近、どうも何かを一人で抱え込んでいるようなのです。
 確かに何かと苦労が絶えないのは前々からなのですが、近頃は一層酷くなったというか……
 みんなの前でも作り笑顔しかしなくなったし、あまり眠れないようなことをぼやいているのも聞きました。
 私には、……何か重大な秘密を抱えて思いつめているように見えます。
 私に話してくれれば力になれるかもしれないのに、何も話してくれないし……。」
「それは……」

少佐は何故か少しばつの悪そうな顔をした。
395Parabolische Liebe ◆YFbTwHJXPs :2008/08/23(土) 12:22:51 ID:npS74W46
「何か知ってるんですか!?」
「あ、ああ、いや……何でもない。なんだ、ミーナの事は私もうすうす感じてはいた。
 ただ、ミーナはそのことを自分から話そうとはしないのだろう?」
「ええ、まあ……。」
「だったら、好きにやらせてやれ。これはあいつ自身の問題だ。時がくればわかるだろう。」
「…………。」

やはり少佐は何かを隠している。そんな科白では鈍感な私からでもみえみえだ。

「話はそれだけか?」
「まだこの話は終わっていません。少佐は何を隠しているんですか?
 それは私にも話せないようなことなのですか!?私はミーナの……!!」
「ミーナの……何だ?言ってみろ。」
「……っ」
「ミーナのことが大切なら、なおさらあいつの意思を尊重すべきじゃないのか?
 少なくとも私は────」
「私はミーナの恋人だッ!!」

衝動的に口走った。

「何だと?」
「ミーナの傷は私が癒すと決めたんだ!!だから誓ったんだ!!隠し事はしないって!!
 なのにあなたはミーナが苦しんでいるのをこれ以上黙って見ていろって言うんですか!?
 今ミーナを救ってやれなかったら、私は何のためにいるんですか!?」

思わず立ち上がってしまった腰を下ろしてから、息を整える。
少佐は、そんな私を見て鬼の形相で怒鳴りつけ……


……るのかと思ったら、意外にも穏やかな表情をしていた。

「だったら、その科白、そのままそっくりあいつに言ってやれ。」
「は?」
「残念だが、それを私に言われても私の力ではどうにもならん。
 しかし、だ。私にできなかったことをお前がやってみるというのなら、私には止める理由が無い。」
「少佐……。」
「お前の叫び、私にはビシッと届いたぞ。だがこれを聞くべきなのは、私ではなくミーナだ。そうだろう?」
「……はい!!」
396Parabolische Liebe ◆YFbTwHJXPs :2008/08/23(土) 12:23:28 ID:npS74W46
この方はやっぱり凄い方だ。
階級では一つしか変わらないが、その人間性の格の違いを見せ付けられた気がした。

「では、これにて失礼します。ありがとうございました。」
「ああ待て。一つ言っておくことがある。」

私が部屋を出ようとすると、今度は少佐の方からストップがかかった。

「何でしょうか?」
「その……いつからなんだ?」
「は?」
「だから……いつから、あいつとそういう関係になったんだ?」

どういうわけか、あの少佐が言い淀んでいる。しかも微妙に顔が赤い。

「つい先日からです。」
「そうか……」

少佐は急に何か考え込むような素振りを見せ、それから視線を上げて呟いた。

「私はてっきり、私と付き合っているものだと思っていた。」
「なっ……!?」

なんだって──!?

「そうか、私の勘違いか……お前たち、もうキスはしたのか!?」

なんて質問するんだ。

あの時のことは今思い出しても恥ずかしい。
きっと今時分の顔は真っ赤になっていることだろう。

「もっ……黙秘権を行使します。それでは!!」
「あ、おい、ちょっと待て!!」

少佐の制止を振り切ってドアから飛び出す。
廊下に誰もいなかったのが唯一の救いで、真っ直ぐ自分の部屋までダッシュしてそのままベッドに潜り込んだ。
冷静になってみれば別に逃げるほどのことではなかった気がする。
ただ、頭が醒めてくるにつれて、私の思考は再びミーナの方へと向かうのだった。

予報が的中すれば、明日はミーナも少佐も、そして私も出撃だ。
何事もなく終わってくれればいいが……。


ENDIF.
397名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 12:24:15 ID:BglEXmw0
>>388
キマシタワー、地球温暖化、実写EDで一世を風靡したあの名作百合アニメとかな・・・。

>>391
最近流行りのヤンデレCDとか妹CDみたいなヤツじゃなかろうか。
398Parabolische Liebe ◆YFbTwHJXPs :2008/08/23(土) 12:26:21 ID:npS74W46
以上です。とりあえずトゥルーデはさっさと結婚指輪買えばいいと思った。
そうすれば少佐のミーナに対するナニやソレも信じてスルーできるというものを……。

ところで2期やるんだったら今度は1939年のカールスラント戦線の話をやって欲しいと思っていた私は異端でしょうか。
1期では戦争の終結を描いて、2期では1期で語られなかった衝撃的真実を明かす……とか。だめか。

あと自分のコテハンに見覚えの無い""が付くんですがこれ何なんです?ここでする話じゃありませんが……。
399名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 12:28:03 ID:5t7sUcSS
>>393
リアタイktkr!!
GJすぎて鼻血でそうだ
ていうかミナゲルでも少佐隊長でもおいしいとかお前ら結婚してしまえ
400名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 12:29:01 ID:BglEXmw0
>>392
乱入してごめんなさい・・・。
そして、いつもありがとうございます。
しかし、保管庫整理しつつ、SS書くとかオールラウンドプレーヤーすぎですね。
401名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 12:34:30 ID:0Bdq5vJh
>>398
ゲルミーナktkr
言わせてくれ・・・激しくGJと

トゥルーデは気持ちとかに不器用そうなところが良いよな
ミーナに対してはヘタレ化しそうなトゥルーデが好きなんだぜ
402名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 13:07:57 ID:wAJQcQAD
>>398
保管庫更新お疲れ様です。
今回のSSもニヤニヤさせてもらいました。
次はミーナも交えた修羅場も見たいかも…
 
コテハンの""は騙り防止の為、運営以外が管理人を名乗ると付くようです。
403名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 13:08:39 ID:ASNFofK0
>>341
アホネンは部下をレズに調教するんだよねw
404名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 14:04:38 ID:VZZb/K7U
>>398GJ!
ネウロイとの戦争の終結は描いてほしいね
>>384
他に少佐みたいなキャラはいないし何より少佐でウィッチーズ好きになったから
スタッフの宣言通りにフラグ折って終戦まで頑張ってほしい
405名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 14:35:40 ID:5t7sUcSS
>>404
果てなく同意。

ところですごくアレな疑問なんだが…
これでも自重しようかどうか迷ったんだけど
あのさ、ウィッチたちって生理どうなってんだ?
406名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 14:49:52 ID:uFsSiyK1
>>403
だが俺はエイラは御手付きになってないと信じるぜ…、むしろ

エイラ「っわ、ヤメロヨー!なにすんだこのヘンタイ!!」
アホネン「あらあら、わたくしの「いもうと」になるのがそんなにお嫌かしら?
     でも照れなくっていいのよ、あなたが「そう」だってことは判ってるんですもの」
エイラ「だっ、だからそうじゃなくって!」
アホネン「だけど「そう」でしょ?」
エイラ「そんなんじゃなくって!!そういうコトはその…、すっ、好きな人とするモンだろ!!」
アホネン「好きな人!? ぷっ!ふふ…ははは…、あはははははは!!」
エイラ「なっ!何がおかしいんダヨ!ホントのコトダロー!!」
アホネン「あはは、ごめんなさい、あんまり可愛い意見だったものだからついね…ふふ」
エイラ「むむむ」
アホネン「あん、そんな恐い顔しないで、笑ったのは失礼でしたわ
     わたくしもネンネのころはそんなものだったわよね…
     今日のトコは見逃してさしあげるわ、…好きな人、見つかるといいわね」
エイラ「ヨケイなオセワだー!!二度とヘンな真似スンナー!!」

的な妙な師弟関係(?)があったと予想しとこう
407名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 15:05:27 ID:ASNFofK0
>>406
それでアホネンの部下達にも虐められる羽目に
しかしエイラの予知能力によりそれも不能に
それでストライクウィッチーズに派遣されたと
408名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 15:12:38 ID:uqjO4ROz
>>405
魔法でなんとかしてる。
ってばっちゃがいってた
409名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 15:20:10 ID:8oPTP8v+
>>406
エイラ可愛すぎるだろ・・・
で今の純情片思いにつながるわけだな
410名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 15:24:37 ID:hdQyEm5O
>>406
エイラはやっぱり可愛い!! 好きな人できてよかったね…
411名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 15:28:08 ID:ASNFofK0
ちょww
412名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 15:42:54 ID:ggLrkpwq
俺はとんでもないことに気づいてしまった
まずは8話の前半、洗濯物のシーンの後を見返してみてくれ


リーネは男接触禁止の命令があるのを知っている
おまけに全然気にしてない


つまりだ…ジャリボーイとのフラグが折れることを事前に知っていたんだよ!
そのため余裕ぶっこいて「もらってあげたら?」というセリフの裏で「どうせゴミ箱行きだけどな!」と考えていたに違いない
間違いないっ!
413保管庫 ◆YFbTwHJXPs :2008/08/23(土) 15:51:10 ID:npS74W46
昼間なのに反応いっぱいで吹いたw

>>401
トゥルーデの最大の魅力はその不器用さにあると私は読んでいる。
きっと言いたい事を要領よく言えなくて悶々としてるに違いない。

>>402
そうなのか……情報提供thx。見にくいので短くしてみた。
あの二人の喧嘩にミーナ本人が割り込んだら、少佐が何かと勘違いを招く発言連発しそうだ。
そしてそこへ颯爽と芳佳&ぺリ犬が現れて事態は大根RUNですね、わかります。


>>406
アホネンの喋りが自然過ぎて感動した。これ公式設定?w

>>412
やはりリーネはこうでなくてはな!!
414名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 16:12:47 ID:5t7sUcSS
>>408
wwwwww

>>412
リーネの黒さに惚れた
415名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 16:19:44 ID:ylmp4ika
>>412
さすがリーネ!

ちょっと質問なんだけど、SSを投下したいんだけど、二日連続投下ってOK?
416名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 16:19:49 ID:hdQyEm5O
青い慟哭キターーーーーーーーー
417名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 16:21:14 ID:hdQyEm5O
すみません、誤爆です……

>>415是非是非!
418名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 17:12:14 ID:uqjO4ROz
>>415
どんとこい!いやお願いします

>>417
気にすんナ
419滝川浜田 『Thunder Trap』:2008/08/23(土) 17:42:39 ID:ylmp4ika
んでは、ある程度了解を得たようなので投下開始です。
の前に注意事項。

〇長い
〇軽い性描写有り

これを覚悟した方はどうぞ!


その日、ブリタニアは近年稀に見る激しい雷雨に襲われていた。
当然、私達は外に出ることも出来ず、部屋の中で待機したままだった。

ピカッ

「ひっ、また光った…」

ゴロゴロゴロゴロ…ドーン…!

「うにゃああああっ!!!怖いよっ!シャーリーィィッ!」
「ハハハ、怖がりだなあ、ルッキーニは。よしよし」

ルッキーニの頭を撫でながら、私は心の底から幸せを噛みしめる。
私はもうだいぶ長い事、ルッキーニに片想いしている。ただ、その分だけ、告白出来ずにいる時間も長いワケだけど。恋愛沙汰に関する自分のチキンっぷりにほとほと呆れる。

「だって、雷怖いんだもん…」
「大丈夫だよ、私がいるからさ」
「…シャーリーの手、気持ち良い…」
「おいおい、なんなんだよ、あんなに怖がってたのに」
「シャーリーのそばにいるとなんか安心出来るんだよね…。なんでだろ…」
「私もルッキーニと一緒にいると、安心するよ…」
「ヘヘヘ、シャーリー///」

ルッキーニが猫みたいにじゃれついて来た。そんな事したって私の胸の鼓動を早くするだけなのに…
…はっ…これって、告白のチャンスなんじゃ…!?
覚悟を決めろ…シャーロット・E・イェーガー…!!

「ルッキーニ…」

私は恐る恐るルッキーニの体に触れる。

「どうしたの?シャーリー…?」
「私…ルッキーニの事が…」

ピカッ ゴロゴロゴロゴロ ドーン

「にゃああっ!シャ、シャーリー…!!」
「ちょ、危なっ…!」

私は雷に驚いたルッキーニに半ば押し倒される形となってしまった。
…っていうか、ルッキーニの顔がこんなに近く…///

「ご…ごめん…シャーリー…」
「ハハハ、別に良いよ」
「ところでさ、シャーリー」
「ん?なに?」
「私になんか言いたい事があるんじゃないの…?」
「えっ…」

よく見ると、ルッキーニの顔は仄かに紅潮している。自分がこれからどうなるか分かっているのか、それともこの状況のせいで赤くなっているのかは分からないが、とにかく今まで見た事ないくらいにルッキーニの顔は赤く染まっていた。
420滝川浜田 『Thunder Trap』:2008/08/23(土) 17:45:13 ID:ylmp4ika
「…ルッキーニ、顔メチャクチャ赤いよ…。もしかしたら、私になに言われるか…分かってんじゃない…?」
「…っ…///」
「ルッキーニ…」

私はルッキーニの頬に手を添えて…

「私…ルッキーニの事、前から好きだった…。私、ルッキーニの事考えただけでスゴいドキドキするんだよ…?…ルッキーニはどうなの…?」
「…私は……///」

フフフ、やっぱりルッキーニは可愛いなあ…。そんなんだから、私はルッキーニをもっと好きになっちゃうんだよ…

「ルッキーニ、はっきり言ってくれないと、ここから進展しないよ…?」
「……り………き………………」
「ん?聞こえないよ、ルッキーニ」
「……私も…………シャーリーの事……好き………///」

うおっ、恥ずかしそうにしながら好きって言うルッキーニは想像以上に破壊力がスゴい…///

「アハハ…両想い…だね…ルッキーニ…///」
「…………ばか……///」
「さて、ルッキーニ。私達は晴れて恋人同士になったわけだ。それでやる事は決まっているんだよ」
「……まさか」
「そのまさかだよ。キスの流れのエッチだよ♪」
「なっ…///…何考えてるんだシャーリーのエロ!アホ!タコ!」
「ちょっ…叩くなって!恋人同士と言えばこれが当たり前でしょうが!」

と、私はルッキーニと自分の位置を逆転させた。

「ちょっ…と…シャーリー…///」
「やっぱこの体勢がしっくり来るね♪さあ、覚悟しろルッキーニ!」
「やだやだやだぁ!シャーリーのア…」

私は騒ぎ立てるルッキーニの口を自分の唇で塞いだ。
今の今まであれだけ騒いでいたルッキーニは途端に静かになり、顔を真っ赤にしていた。

「んんっ…ふぅっ…」
「んっ…しゃ…り…っ…」

私はルッキーニの口内を自らの舌で犯し抜く。その度にピチャピチャという淫靡な音が部屋中に響く。

そして長い長いキスが終わる。二人の間には銀色の橋がかかる。
ルッキーニは目を潤ませてこっちを見ている。その表情は普段のルッキーニには無い、とても扇情的で私を更に興奮へと導いた。

421滝川浜田 『Thunder Trap』:2008/08/23(土) 17:46:59 ID:ylmp4ika
「……ルッキーニの唇、物凄い甘い♪」
「…シャー…リー…」
「ルッキーニ、火が点いたんじゃない?…ベッド行く?」
「シャーリー…私……キスされただけなのに……体が…熱い…」
「ヘヘヘ、どんどん私色に染まってきたな♪……でも、大丈夫だよ…今からルッキーニを私なしじゃ生きていけないようにしてあげるから……」

私はルッキーニをベッドに押し倒した。
そして再度深いキスをする。キスだけで感じているのか、ルッキーニは時折ビクンビクンと跳ねる。
そして焦らすようにすぐ唇を離す。

「シャ…リ…やめちゃうの……?」
「大丈夫だよ…これから、もっとイイ事してあげるから…」

私はルッキーニの首筋からまだまだ小さな胸へ唇を滑らせる。
ルッキーニの胸を舌で苛め抜く。

「んああっ…!!シャッ…リィッ…すごい…っ!…うんっ…ああっ…!」
「ルッキーニ…可愛いよ…大好きっ…ルッキーニ…ルッキーニ…!」


―――――――――――――――――――
「…まだ雨降ってる…」
「まあでも雷は鳴り止んだし、マシになったんじゃない?」

暫くの沈黙のあと、ルッキーニが顔を赤くしながら呟いた。

「……シャーリー、激しすぎ…///」
「んあ?だってルッキーニが可愛すぎるのがいけないんだよ?ルッキーニがこんなに可愛くなかったら私だって手出さなかったのに」
「…どういう言い訳だよ…」
「言い訳じゃないよ。だって両想いなんだよ?別に無理矢理犯したワケじゃないんだから」
「……///……責任、取ってよ」
「なんの?」
「なんのって…。私をこんなにした事!」
「ハハハ、分かってるって」

私はルッキーニの手を握って。

「ルッキーニのこの手、何があっても離さないから…ね?」
「あっ…///…っ…うん……///」
(照れてる照れてる!ルッキーニったら可愛すぎ〜♪)
「おっ、ルッキーニ、晴れてきたよ」
「本当だ。…でもそう考えるとさ」
「うん?」
「…私達の想いが通じたのって…雷のおかげ…なんだよね…///」

ルッキーニは恥ずかしそうに、でも笑顔で言い放った。

「ぅぅ〜…」
「ど、どしたの?シャーリー」
「もう〜可愛いぞっ!可愛すぎるぞっ!ルッキーニ〜♪」
「あっ…ちょっと…///…いきなり抱きつくなぁ〜!」
「いいじゃんいいじゃん♪」

422滝川浜田 『Thunder Trap』:2008/08/23(土) 17:49:48 ID:ylmp4ika
するとドアの向こうから坂本少佐の声がする。

「シャーリー、ルッキーニ!訓練を始めるぞ!早く準備をしろ」
「えっ…ちょっと、服どこ?シャーリー」「わかんない。脱がしてそのままどこかへやっちゃった」
「ええ〜っ!シャーリーのバカ――――――――ッ!!」

一方部屋の外では

「…?…あいつら何してるんだ?」
「………………///……………」

何も気付かない坂本少佐の横で、何も言わずに俯いたままのミーナ隊長がいた。




END



以上です。数日前まで自分の住んでいる地域では雷雨が凄かったのでそこから思いついたネタです。

あと二日連続投下すんません。

さて、爺はお暇させて貰うかのう…。
423名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 18:17:57 ID:cZF0X1cz
GJ。ラストの隊長ワロタw
424名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 18:24:59 ID:e6HJyzgy
GJ萌えた
425名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 18:35:04 ID:npS74W46
>>419
君は一体あと何回我々をシャッキーニで悶絶させれば気が済むというのかね?ええ?
GJだ!!シャーリーはしゃぎ過ぎてこっちまでテンション上がりまくってきた!!
426名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 21:13:21 ID:e6HJyzgy
ハルトマンだハルトマン分が不足しているぞ
427名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 21:28:07 ID:MphHUYUa
またアオイシロネタがw
428名無しさん@秘密の花園:2008/08/23(土) 22:39:53 ID:vSSdH7ro
久しぶりのシャーリーとルッキーニGJ

ハルトマン不足解消のために、Mゲルト好きとしては
エーリカがゲルトを罵り倒すのが見たい
ゲルトがエーリカにイかされるとこが見たい
429名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 00:13:49 ID:e6LSI2V+
即興でエーゲル書こうとしてるんだけど、ちょっと意見ほしい。
ゲルトは無神論者か宗教もってるかどっちだと思う?
430名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 00:15:38 ID:M/OD4QZw
あの世界にキリスト教無い設定じゃなかった?
431名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 00:16:58 ID:JN1FFu3l
キリスト教は無いらしいね。
十字賞はあるみたいだけど。
432名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 00:17:27 ID:e6LSI2V+
じゃあ無神論者か有神論者かってことで
433名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 00:19:12 ID:SUSJ5j8v
無神論者かな
信じてるなら501入るどころか毎日クリスの前で祈ってそうだし
434名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 00:19:43 ID:TLyVrfKl
>>432
期待してる
完成するまで寝ない
435名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 00:26:11 ID:e6LSI2V+
夜更かしは身体によくないんだぜ!

よしじゃあ無神論者でいきます。放送までには間に合え妄想!
436名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 01:01:14 ID:PVDmLnO5
誰か保管庫のURL貼って下さいorz
437名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 01:07:42 ID:VuxD47Qs
438名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 01:19:19 ID:PVDmLnO5
>>437
ありがとうございます!
439名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 02:21:38 ID:e6LSI2V+
真夜中です眠くなってきましたこんばんわ脳内お花畑です
即興エーゲル短文投下。we0UV5E+
毎度のことですが何がしたいのかわからん話となりました。
タイトルが最後までどーしても浮かばなかったんだ。誰か考えてくれy
ちなみにこの短文の作業BGMはアメイジング・グレイスwww
口ずさむと考える手がとまるし書いてるものは悪魔だし
ていうか恋する気持ちはryだったりリリー・マルレーンだったり忙しいなこの味噌は



おかしい。
この状況はどう考えたっておかしい。
私は、
―――私は、

悪魔に捧げられし生贄にでもなった気分だ。


 『悪魔のメロディ』


実際問題私は生贄の羊などではないし(耳は生えるが羊のそれじゃない)、
そもそも生贄でもない、…のだ。傍から、みれば。
可愛く幼い顔の可憐な少女が、姉にでもじゃれている姿にでもみえるのだろう、
事情を一切知らない者には。ああ、何という悲劇。

「ハルトマン、ちょっとそこから退こうか」
「いや」
「退いてくれ」
「いーや」
「退いてください」
「い・や・です」

にこっ、と首を傾けながら微笑むその姿
…これが純粋無垢な齢16の少女の笑みに見えますか、天よ。
そうじゃない。そうじゃないんだ。

悪魔だよ。
こいつは正真正銘の。
だって私はその微笑にぞくりと、背筋が凍りつく。

440名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 02:23:26 ID:e6LSI2V+


「――ハルトマン、いい加減に」

しろ、と言いかけたところで首筋にキスが降りる。
唐突な行動に思考がブラックアウトしかけてすかさず我に帰る。
っていやいやいや
いま、この人、何しました?

「ハ、ハルトマンっ!!?」
「耳元で大きな声ださないでよ」
「あ、すまな…いやそうじゃなくて!いったい何のつもりで――っ!」

ハルトマンの顔が至近距離にある。
真顔でこちらを見下ろすその瞳から何だか逃れたくて、ふと視線を逸らす。
ただし、視線をずらしたとして左右にみえるのは見慣れた我が部屋と、
顔の両脇についたハルトマンの腕だし、
上をみればベッドの掛け布団が目にはいる。
ちらりと下を見やれば、風呂上りらしいハルトマンの
いつもより開けた服の隙間から胸が見えそうで見えない光景を目の当たりにしたりして。
…結局目のやり場に困るのだ。
やはり大人しく前を向く。
私は、静かにゆっくりと呑みこまれそうな、このハルトマンの眼に弱い。

…よし、落ち着いて話をしよう。
悪魔にも人の言葉が通じると信じて。

「…ハルトマン中尉、貴女はこんな夜更けに、しかも風呂上りで、
 そしてわざわざ私の部屋に、何をしにきたんだ。寝首でも掻くつもりだったか?」
「Ja. 夜這いです、バルクホルン大尉」

…もう嫌だ。勘弁してくれ。今なら私は信じてもいない神に祈ってもいい。
それで救いがあるのなら。

「頼むハルトマン。こういう冗談は…」
「ジョークでも何でもないよトゥルーデ。わたし、本気だもの」
「…っ」

笑っているとも真摯だともとれない表情でそんなことをさらりと言ってのけるから、
――だから、悪魔だというんだ。私は、どうしたらいい。
441名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 02:25:12 ID:e6LSI2V+

「…トゥルーデ」
「んぁっ!?」

告白かどうかもわからないような言葉を
受けてからずっと開いていた私の中へ入ってきた舌の感触に、思わず声をあげた。



長い長い口づけのあと、再度みたハルトマンの眼に影がさしたようにみえて瞬間ドキリとした。
なぜそんな顔をするんだ

「なんで泣いてるの?」

言われて気づいた眼に溜まっていた水は生理的なものであって、
決してファーストキスが云々とかそういう問題じゃないんだ。
ただ嬉しいんだかなんなのか、不思議な気持ちだった。ふわふわする。

「…泣きたくて泣いたんじゃない。ハルトマンが嫌なわけでもないし、…キスが長すぎるんだ」

とはいえそんな顔をみられたくなくて、その黄色の髪をくしゃくしゃにしてやる。

何となく、いつも読めないこいつの心の中がみえた気がした
満たされてるみたいに胸がいっぱいになったんだ
だから、
442名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 02:30:58 ID:e6LSI2V+

だから――、

「ちょっと待てハルトマン、ボタンに手をかけるのをやめろ」
「どうして?」
「いやどうしてって。私はもうお腹いっぱいだ。そして明日は早い。わかるな?わかったら――」
「名前で呼んでくれたらやめるかも」
「…エーリカ、やめろ」
「やっぱりやめない」

嬉しそうに笑うその顔は。

やはり悪魔のそれだった

ただし私は騙されたりしない。
その無邪気に目一杯笑う姿に少しだけ、少しだけ、見惚れたとしてもだ!


 ◇


私は無神論者だけれども、もうそんなのはどうだっていい。
きこえていますか、神よ!
みえているのならこの悪魔をどうにかしてください。

でないと私は、
この浮ついた熱に
どうにかなってしまいそうなんだ。

Fin!


読んでくださりましたら感謝!
エーリカに夜這いですって言わせてみたかっtうわなにをするやめry

エーゲルって何となくお互い好きなくせにいたちごっこしてるイメージ。
ていうか自家発電じゃ自分のハルトマン不足補いきれないから頼む誰か書いてk

さて1時間後に迫ってきましたね、日曜放送。
エーゲルスキーには一部にやつきを抑えられない場面がry
…すみませんでした。(色々と)
443名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 03:28:16 ID:AOc0RQGT
ウィッチーズこそ俺たちの女神!
444名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 03:32:35 ID:4s1LR15f
>>439
あなたには私からこの言葉を贈ろう。

GJ!!

夜更かししてた甲斐があったよw
445名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 04:33:15 ID:hZDdETEg
皆、マジGJ
今、折れそうな俺の心を支えてくれているのは間違いなくこのスレ



そう、8話見たんだよ…正直今回はキツかった…

隊長はいいんだ、あくまで過去の話だし
今ある少佐との絆も描かれてたから
トゥルーデルートの妄想がしにくくなったのはアレだが

リーネのあの反応がなー…こっから先よっぽどの描写が無いとフォロー効かんわ俺的に


そいや、読子の過去はおkだったけどロゼッタのケン後押しはダメだった
「今」の反応はやっぱ重いよ畜生…

未来…未来に託すっ…!!
この先、リーネがやっと自分の気持ちに気付く系描写してくれたら
誓おう、DVD3セットっ…!!
446名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 04:40:35 ID:IiIT77dA
>>445
やっぱりあのリーネの反応はショックだよな・・・。
あれはどういうことだよ・・・。

結局百合はネタ程度にしか思っていないってことだよな。
芳佳×リーネのガチ百合への道は閉ざされた。
447名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 04:45:07 ID:6aIzBkOA
個人的に8話の雰囲気から少佐への期待がかなり高まった
リーネに関しては残念だった、としか

もしここからヘテロ押しが始まったら、やっぱりGONZOはGONZOだったと思って見限る
448名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 05:01:37 ID:XAFceZSs
フィルターかけずに冷静になって見ちゃうと8話はキツい
リーネは男に免疫が無いだけで(ry

これ以上は心がへし折れて灰になっちまうから考えられない

ていうかなぜ百合方面に突っ走らないのかが分からない
このままじゃいつも通りの凡作になりますぜ?ゴンゾさん
449名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 05:03:19 ID:fMpE+JsZ
ゴンゾはやれば出来る子なのにやらない子
450名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 05:06:17 ID:XAFceZSs
>>449
まさにそれだ

なんなんだろうな
やれば出来る子っていうのは結局出来ない子なのかね
451名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 05:06:32 ID:jpiqTOEr
作画は嫌いじゃないんだけどなぁ
452名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 05:15:26 ID:XAFceZSs
作画だけは安定して高くて崩れないから最高なのにな
453名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 05:19:00 ID:nhlJDk/R
>>446
えー、あれは「規則を破ってまでラブレターを渡しに来るなんて…あぁ、さすが私の芳佳ちゃん♪」てゆう反応じゃないの?
454名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 05:35:01 ID:1kerUB8J
スカイガールズに百合度プラスしました的なアニメにしか見えなくなった
百合好きはマイノリティだからってことで最初からガチ百合はやらないって決めてたのかな

9話以降でなんとかしてくれればいいけど、もう話数無いよorz
455名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 05:45:02 ID:tJsePJic
ガイナ主導で作ってれば空気読んでガチ百合路線でやってくれたかも知れない、と言っても仕方が無いことを言ってみる

まぁ後4話あるんだし、悲観的にならずにテンション上げて行こう
456名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 05:47:09 ID:14T4ejDo
8話のリーネのあの対応はさ、正直3話直後くらいだったらそんなにダメージは大きくなったと思うんだ。
公式の基地探訪で期待感を煽られちゃったからショックなんだ。
457名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 06:40:22 ID:4I9FIkUz
ストパンは脚本家が何人もいるから分かってない奴が勝手に書いただけと思ってるよ
歴史講座の反応からして絶対リーネはガチだよ
458名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 07:16:00 ID:1IvIwjDe
むしろ結果知ってて言わないって、普通に勝者の余裕だろw>リーネ
459名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 07:17:26 ID:BRJRSTAB
それに比べてエイラーニャのなんて高値安定なことよ。
460名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 08:14:45 ID:TLyVrfKl
>>439
マジGJ
461名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 08:35:04 ID:J4PJQZIE
スタッフの中ではっきりと『百合』って定まっているのがエイラーニャだけな感じもするからな
言い換えるなら、ストパンの百合的な最後の良心ってわけで

でも、ガチ百合要員なのにベタな路線に行かず、わざわざ初々しいのにしたから
高値安定になったわけだし
三連続でエイラーニャ入れるあたり、スタッフはなかなかわかっているんだとおも
ただ、ガチ百合路線で行って外すとヤバイから、微妙な感じになってるんだろうな
462名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 08:39:37 ID:SUSJ5j8v
>>412の設定でいけば全く問題ないのにおまえらときたら
463名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 08:44:39 ID:yW2ojsGT
>>458
余裕っての見てCandyboyの雪ちゃん思い出した。
芳佳が他に行くはずないって余裕だったけど、もしあれで受け取っていい感じになってたら泣きながら告白したに違いない。
464名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 08:45:23 ID:4s1LR15f
そうだな、あんまりガチだの違うだの言ってたら、この後SS投下し辛くなるしな
議論白熱するのもいいけど、ほどほどに、だな
465名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 08:51:13 ID:TLyVrfKl
艦長が芳佳に近づいた時ミーナな間に割り込んだ形を取ったのはなんで?
466名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 08:54:55 ID:1IvIwjDe
>>465
事前にプレゼントの内容見て「こいつ変態だ」と思ったんでわw
467名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 09:03:40 ID:JN1FFu3l
おっさんが少女にフィギュアをプレゼントとか
確かに変態だな。
468名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 09:09:01 ID:TLyVrfKl
確かにあんな物送るとか変態だよな

今更だがミーナが間に
だな打ち間違いスマン
469名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 09:41:01 ID:3HZOtSow
誰かみっちゃんのフルネーム知らん?
みっちゃん→芳佳←リーネで書いてみたいので
470名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 09:54:39 ID:Z+IREhla
>>465-468
あの智子フィギュアには艦長の「これから異性に興味をもったりするかもしれんがそれは一時の気の迷い、
精神疾患の一種だ。穴拭智子少尉のように自分の本質に気付いて立派なガチ百合に育っておくれ」
という願いか込められてるのだよ
その願いを受けたからこそ戦闘後のリーネの態度の真意がわかるってもんだ

ミーナが箱の中身を予想できたのは恐らく過去に同じ扶桑出身の少佐にもフィギュアが送られたからであろう
俺の予想だとハルカフィギュアだな「立派な百合ジゴロに育ってほしい」という願いが込められた

だが少佐が立派な百合ジゴロに育ってしまったせいでミーナは迷惑を被っていた
「なにが百合ジゴロよ!美緒はわたしだけの美緒だったのに今じゃいろんな女の子を行ったり来たり…」
そしてどうせ今回も碌なモノ送りはしないだろと思って上官である艦長にあんな無礼を行った

一方少佐はというと「あなたのおかげで今では立派な百合ジゴロです、嫁もできました、
今歌ってるのがそうです、どうか聴いてやってください」と、感謝の気持ちを伝えた
本編では語られなかったが「世話になった」というのはそういう意味があったんだよ!!
471名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 10:00:15 ID:nttiHFS5
>>470
成る程、お前が天才だとゆうことは分かった。
472名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 10:22:58 ID:Km5sPkKB
>>453>>470はもっと評価されていい。
これでこの話はチャラだ。
473名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 10:23:32 ID:yW2ojsGT
>>470
少佐より年下で格下のハルカの人形が贈られるのはおかしいだろう。

>>465
ウィッチーズに男を近づけたくなかったから。
474201:2008/08/24(日) 10:38:41 ID:7PVWsoJi
>>469
名前の「みちこ」っていうのしか出てないよね・・・。

噂の8話見た。
フィルター機能が弱いせいか、何かモヤモヤした回だったね。
ヤキモチ焼くリーネさんが見たかった・・・。

で、一ネタ投下しようと思うんだけど、大丈夫っすかね?
475名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 10:44:59 ID:4s1LR15f
>>474
やっちまえYO!
476名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 10:50:17 ID:o3lPF5Nu
父親以外男にほとんど面識ないということを頬を染めて告白

私女にしか興味がもてないのということを暗に告白

芳佳ちゃんならいつでも準備OK

遠まわしに告白になっちゃってると気づいて頬を染める


芳佳「リーネちゃん大胆><」
477名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 10:57:28 ID:7PVWsoJi
じゃあ、置いてきます。
イチャイチャしてるだけの芳リーネで3レスほど。
冒頭部がえっちぃので苦手な人はごめんなさい・・・。
478幸福論:2008/08/24(日) 10:58:23 ID:7PVWsoJi
「んっ・・・やっあん!!」
窓から差し込む月明かりが彼女の白い肢体を仄かに照らす。
小さな部屋の中に響くベッドの軋む音と粘着質の絡まりあう音。
そして、情欲を含んだ彼女の鳴き声が私の理性を壊していく。
「リーネちゃん、可愛い・・・」
「よ、しかちゃん・・・そんなとこ、や、だぁ・・・」
汗ばんだ肌に指を滑らすと、鳴き声が更に上擦った。
泉のように潤ったそこを舐めあげると、甘酸っぱい聖水がとめどなく溢れ出してくる。
飲みきれなかったそれと私の唾液の混じったモノが滴り落ちて、真っ白いシーツに大きな染みを作っていく。
「リーネちゃんって胸だけじゃなくて、こっちも感じやすいんだね」
「いや、らぁ!・・・い、じわる・・・しな、いでぇ・・・」
「もっとリーネちゃんの可愛い声が聞きたいな」
「んっあ!!っやぁあっん!・・・よし、かちゃっ・・・ら、らめぇ!」
ハァハァという荒い息遣い。
さっきより掠れて、短くなっていく声が彼女の絶頂が近い事を教えてくれる。
もっともっと、乱れた姿が見たくて、私は彼女の弱い部分を少し乱暴に攻めた。
「リーネちゃん、大好き。世界で一番大好きだよ」
「あんっ!・・・わ、たしもぉ、よっ、しかちゃっ!! はぁ、あぁッ!ん、ぅ、あ、あぁぁぁっ!!」
白い咽喉を反らせて、彼女は大きく身体を震わせる。
飛び散った大量の愛液の生温かい感触が私の顔を濡らした。
「んはぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・もぅ、芳佳ちゃんのえっち・・・」
肩で息をしながら、彼女は上目遣いで私を睨み付ける。
餌をおねだりする猫みたいなその仕草が凄く可愛い。
「だって・・・リーネちゃんが可愛過ぎるからイケナイんだよ?」
私は顔に掛かったそれを軽く拭ってから、ちょっぴり拗ねている彼女に何度も何度もキスの雨を降らせた。
479幸福論:2008/08/24(日) 11:02:07 ID:7PVWsoJi
開け放った窓から吹き込む夜風が火照った肌に心地よい。
空には雲一つ浮かんでいなくて、まん丸のお月様がぽっかりと浮かんでいる。
聞こえるのは海岸に打ち寄せる波の音だけ。
とっても、綺麗で、静かで、平和な夏の夜。
「平和だね。毎日、戦ってるのが嘘みたい」
「うん・・・」
私の言葉に頷く彼女の頭を優しく撫でる。
彼女はくすぐったそうに身を捩ると私の腕の中で小さく丸まった。
「ねぇ、芳佳ちゃん。私、今、すごく幸せだよ・・・」
私の顔を見上げながら、彼女はぽつりと呟く。
曇りの無い、優しい眼差しが心地よい。
「ふふ。どうして幸せなの?」
そっと彼女の手を取ると、しなやかな指が絡まってくる。
小さいけれど温かい感触が愛しい。
「芳佳ちゃんが居てくれるから・・・」
「もぉ〜、何それ?」
顔が赤くなっていくのがよく分かる。
面と向かってそんな風に言われると何だか恥ずかしい。
私のそんな気持ちを知ってか知らずか、天使の様な笑顔を彼女は浮かべる。
「私ね、ここに来た時は辛くて仕方なかったの。毎日毎日、厳しい訓練ばっかりだし、戦闘では皆が頑張ってるのに、私は何も出来ないし・・・」
ふと、初めて彼女に逢った時の事を思い出す。
彼女はいつも、自信が無さそうな、居心地が悪そうな、とても暗い表情をしていた。
私が話し掛けても全然返してくれなくて、嫌われちゃったのかなと不安でしょうがなかったのも、今ではいい思い出だ。
「だけど、芳佳ちゃんがここに来て、私と仲良くなってくれた・・・」
握った手にきゅっと力が込められた。
「一緒にお話して、一緒にお料理して、一緒に訓練して、一緒に出撃して。芳佳ちゃんがいつも一緒に居てくれたから、そういう気持ちはどっかに飛んでいっちゃったんだ」
「リーネちゃん・・・」
今まで見た事のないような極上の微笑みを彼女は私に向ける。
「芳佳ちゃん、ありがとうね。私、芳佳ちゃんに逢えて本当に良かった・・・」
480幸福論:2008/08/24(日) 11:03:13 ID:7PVWsoJi
優しい言葉と笑顔をくれる彼女をぎゅっと抱き寄せる。
「お礼を言いたいのは私の方だよ。私だって、リーネちゃんが居てくれるからこうやって、頑張れるんだから」
ここに来るまでの私は、昔の彼女と一緒だった。
口では誰かの力になりたいと言っている。
だけど、実際は何も出来なくて・・・戦う事が怖くて・・・結局はただ見ているだけだった。
そんな自分に自信が持てなくて、自分自身があまり好きではなかった。
でも、今は違う。
皆の為に・・・彼女の為に・・・そう思うと不思議と力が湧いてくる。
それに自分は一人じゃない。
自分の事を支えてくれる大切な人が傍に居てくれるのだから。
「リーネちゃん、ありがとう。私もリーネちゃんが居てくれるから、とっても幸せだよ」
感謝の気持ちと愛情を込めて、可愛らしい唇に優しく口付けをする。
蕩けそうなキスを交わすと、幸福感で胸が一杯になった。
重なった唇を離すと、自然と笑みがこぼれる。
私達は見つめ合いながら、クスクスと笑いあった。
「ふふ。そろそろ、寝よっか? 明日も朝早いし」
「うん。芳佳ちゃんが寝坊しないように、起こしてあげるね」
「あはは。お願いします」
指をしっかりと絡めあって、一緒に布団に潜り込む。
彼女の大きな胸は柔らかくて、温かくて。
まるでお母さんに抱かれているみたい。
「ねぇ、芳佳ちゃん・・・これからもずっと一緒に居てくれる?」
「うん。勿論だよ」
「私がおばあちゃんになっても?」
少し心配そうに訊ねてくる彼女に、私は心から答えを返す。

「うん!ずっとずっと。いつまでも一緒にいようね」
481名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 11:07:09 ID:7PVWsoJi
おしまいです。
あんま深いネタじゃなくてごめんなさい。

>>保管庫の管理人様
いつもお疲れ様です。
前スレでも芳リーネを投下した「DlYSXlr+」と同一人物ですのでお願いいたします。
482名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 11:14:06 ID:BRJRSTAB
>>481
えっちぃくて面白かったです!
リーネかわいいかわいいww
483名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 11:15:43 ID:4s1LR15f
>>481
君は天才かね!
GJ!
484名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 11:17:51 ID:Km5sPkKB
>>481
GJ!!GJだ!!やはり芳リネは甘々に限る。
「おばあちゃんになっても」はベタだけどキュンと来る科白のひとつだよね。
485名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 12:12:24 ID:L7uD5WbC
>>481
えっちぃのは大好きです!
激しくGJ!
486名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 14:28:55 ID:JKbZLwne
>>481
GJ!!幸せな気分になったぜ!

関係ないがなんか最近エーゲルにハマってきたぞ・・
たじたじになるトゥルーデ萌え
487名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 14:33:03 ID:M/OD4QZw
一週間で24本とか恐ろしいペースですねw しかもクオリティが全く落ちない
ここ天国すぎる
488名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 15:28:10 ID:TLyVrfKl
ミ『あの人を失った時本当に辛かったわ
こんな思いをするなら好きになんてならなければよかったってね
でも、そうじゃなかった』
 
美『そうか』
 
ミ『でも失うのは今でも恐ろしいわ
それなら失わない努力をすべきなの』

今思うとこれって完璧にフラグだよな
489名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 15:50:44 ID:M/OD4QZw
え? 何のフラグ? 肉体関係フラグ?
490名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 15:57:03 ID:yW2ojsGT
間接的な告白に聞こえるのはフィルターのせい?
491名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 16:16:12 ID:e6LSI2V+
完璧な告白にきこえたらそれで合ってる
492名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 16:35:16 ID:VuxD47Qs
失うのが怖い→一緒に死んで→ゴールイン
つまり結婚前提に付き合えということかと
493名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 16:36:24 ID:M/OD4QZw
今は貴方が一番大切な人です という意味に聞こえた
494名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 16:38:42 ID:6utdDVt6
完璧な告白にしか思えません!

>>481GJ!甘甘です!エロでありながら胸に染みます!

ちなみに美緒に銃を向けるミーナを見て↓のネタが浮かびました。
元小説あり、オチナシ、エロ無しですみませんです。

ミーナが振り返って美緒を見た。その手には拳銃が握られていた。
美緒がにっこり笑った。
「私が組織の現役だったらおもしろいジョークだったろうな」
「ジョークだったら私も笑っているわ」
ミーナが引き金を引いた。弾は美緒の左耳すれすれをかすめた。
「これでジョークかどうかわかったでしょう?」
「いっぱい食わされたってわけだ」
美緒は憎いほど落ち着いている。澄んだ瞳で静かに真っすぐミーナを見つめている。
二人が向かい合ったまま何秒かが過ぎた。ミーナは引き金に指を当てたまま凍りついたように動かなかった。
「大将たちからの依頼か?」
ミーナが小さくかぶりを振った。
「どうせ私は死ぬんだ。きみは俺の頭か心臓をぶち抜く。
だから本当のことを教えてくれ。依頼人は誰なんだ?」
「・・・・・」
それを明かすのはむごすぎるとミーナは思った。同時に知らせないでこのまま殺すことにもためらいがあった。
「教えてくれ。頼む」
「依頼人はあなたの言う救世主。あなたが最も信頼している人」
「・・・?!」
美緒の顔にパニックが走った。
「そんな馬鹿な!」
「そう、宮藤博士よ。断腸の思いだと言っていたわ」
美緒の顔が苦痛に歪んだ。この世でただひとり信じていた人間に裏切られたのだ。
彼女にとってはもう生きる意味はなくなっていた。その手から扶桑刀が落ちた。美緒は両手を広げた。
「殺ってくれ。逝く潮時のようだ。さあ心臓でも頭でも」
しかしミーナの指は動かなかった。
殺される前に命ごいをした人間は多かったが、自分から殺してくれと言った者はこれまでいなかった。
しかも自分は目の前にいる女と心情的に底無し沼にはまり込んでしまっている。
こういう場合の対処方法を軍と組織は教えてくれなかった。
「どうした?それでもプロか?じゃあやりやすいようにしてやろう」
美緒が上着を広げて服を引き裂いた。綺麗な肌を見せて一歩ミーナに近づいた。
「さあここを狙え!」
心臓を指して美緒が言った。
ミーナの目から涙がこぼれ落ちた。
「情けない。組織もやきが回ったもんだ。獲物を前に涙をこぼすなんてプロ失格だ」
しかしいくら挑発しても、彼女の指は動かなかった。
ミーナは突然銃を持った手をおろし、その場にしゃがみこんだ。


どーもすみません
495名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 16:48:03 ID:e6LSI2V+
おまwwwwでも好きだぜこういうのwwwwww
496名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 17:36:56 ID:5rm2OATE
>>494
ワロタwww

8話でちょっぴり傷心してたんだけど、Pixiv覗いてきたら
ニヤニヤなゲルトルート×ミーナ絵があったから復活した
彼氏の死で苦しんでたミーナ隊長はトゥルーデが慰めてたんだよな?
つーか彼氏を助けに行こうとするミーナを必死で止めるトゥルーデ萌える
497名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 17:41:11 ID:J3A2Wf6z
8話後のスレの伸びがすごいな
498名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 17:41:30 ID:M/OD4QZw
8話見てミーナ×美緒しか想定できなかったけど、死を乗り越える時に慰めたのはトゥルーデの可能性が高いんだよな
盲点だったよ
499名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 17:55:21 ID:e6LSI2V+
ああ、でもな、よく考えてくれ。
考えなくてもいいからみてくれ。8話のED
歌ってるの隊長少佐ペアなんだ…さっき気づいて盛大に噴いたんだ…
500名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 18:01:53 ID:5rm2OATE
隊長と少佐もいいけど少佐にはペリ犬がいるからちょっと可哀想だ

4話の平手打ちんとこでミーナがトゥルーデに「あなたまで失ったら」の「まで」には
彼氏のことも含まれてたんじゃないかとゲルミーナ好きが申してみる
501名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 18:03:03 ID:M/OD4QZw
そういえば、こんな素晴らしい一文も本スレか避難所スレで見たよ
"おまえらは引退して髪をおろし、清楚な格好した少佐を見たくないか?”

この一文のおかげで美緒×ミーナのイメージが滝の周りの空気のように清々しく、清浄なイメージになった
502名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 18:06:20 ID:UNBIQvOH
>>496
お前とは気が合いそうだ
同郷で、同い年。これだけでも十分妄想できるというのに
503名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 18:12:44 ID:Km5sPkKB
>>496
Pixivは帰れ……と言いたい所だがその意見には同意せざるを得ない。
ミーナが501の隊長にまで上り詰めたのはトゥルーデが陰で支えてたからなんだよ……!!

エーリカには到底できない芸当だな。
504名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 18:27:43 ID:FbYkSm2a
エーリカは精神的に不安定なトゥルーデを妹プレイで立派に支えているじゃないか!
505名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 18:44:48 ID:nttiHFS5
ゲルミーナも辛い過去、同郷同士で理解し合ってていいんだが8話はやっぱ少佐ミーナだったな。
2話で宮藤が博士のお墓の前で泣いたとことか今回のミーナが車から出てくるまでとか、
ただ黙って待っててあげる少佐がもの凄くかっこいいんだが...。
豪快わっはっは!かと思えばあの落ち着き、男女関係なく惚れるわ。
ゲルトを支えるのがミーナ、ミーナを支えるのが少佐、って感じか。
506名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 18:56:05 ID:nd9qw3kz
少佐×隊長→夫婦
トゥルーデ×隊長→愛人

ゲルトと隊長が好きな俺だがなぜかこの図で満足しているw
507名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 18:58:20 ID:WLWgtxBB
ゲルト×芳佳×クリス→禁断の愛
508名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 19:19:20 ID:UaFMG9G7
8話は恋人が亡くなったショックで女に走ったとしか認識できないんだけど俺だけか?
509名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 19:20:05 ID:RLKnP/LM
なんかそれ嫌だな、立ち直ったらまた男に行くじゃないか
510名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 19:22:29 ID:e6LSI2V+
ていうか男が亡くなったのはいつのことなんだ?
511名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 19:36:00 ID:1IvIwjDe
>>508
それでズボンが紫に変わったと思うw
ムラサキはゲイの色w
512名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 19:36:02 ID:IdzL1aGr
男の次に好きになったのがたまたま女だったと解釈してる
513名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 19:50:46 ID:VnBqTazL
8話見た限りだと中佐×隊長なんだが
ゲルト×隊長派な俺はどうしたらいいんだorz
514名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 19:56:55 ID:nrBkHQWu
>>510 8話の戦闘でたどり着いたのがガリア(この世界で言うフランス)のパ・ド・カレー地域

で、8話はこっちの世界で言う「ダイナモ作戦」をモデルにしたっぽい
(簡単に言うとみんなでイギリスに撤退しよう作戦w)

この作戦は1940年実施だから
ストウィチのほうでもこの年あわせているのであれば、青年が死んだのも劇中から4年ぐらい前あたりでは
まあ、劇中の隊長はとても14歳ぐらいには見えな(ry

515名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 20:01:43 ID:nd9qw3kz
…隊長の実年齢っていくつよ?w
516名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 20:06:00 ID:5rm2OATE
>>513
おまいの仲間はここにいるよ
とりあえず次回は予告的にペリ犬×少佐な気がするし
あまり悲観的にならずに動向を見守ろうぜ
517名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 21:04:19 ID:UaFMG9G7
>>512
このスレ的には「たまたま男が好きだった」の方がいいんでね?
518名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 21:09:49 ID:OFwz3wBd
男が好きだ、そんな風に思っていた時代が私にもありました…
でおk
519名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 21:12:31 ID:UNBIQvOH
>>508
隊長「やっぱり時代は百合よね。そうね、私が間違っていたわ。
――ということなのでウィッチーズは男性との接触禁止にします!
今日から此処を私思い通りの百合軍隊にするわ!!」
こういうことですか
520名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 21:13:03 ID:0TT+HjV9
というかあれは男だったんだろうか?
糸河もどきという裏設定がありそうななさそうな。
521名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 21:14:23 ID:JKbZLwne
あの人を好きになったのは、・・・女顔だったからよ・・・。
でおk
522名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 21:27:12 ID:yW2ojsGT
ノンケが百合に目覚めるとかってのは普通に萌えると思うんだが。
>>512も性別を超えるほどの特別な思いって感じで非常に萌える。
523名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 21:28:18 ID:SUSJ5j8v
ttp://humikane.asablo.jp/blog/2008/08/24/3708976
>9話、坂本に注目が集まると思いますが、お姉ちゃん
>モード全開のトゥルーデもお楽しみに。

股間督さんミーナ隊長に彼氏がいるとかどうとか騒いでどうもすみませんでした…
524名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 21:39:30 ID:bahbcST2
俺も隊長の昔の思いは否定したくないなあ
いいじゃん「次に好きになった人がたまたま女性でした」で
525名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 21:50:20 ID:fG/i1092
お姉ちゃんモードwwww
526滝川浜田 『MISTAKE ECSTASY』:2008/08/24(日) 21:57:06 ID:4s1LR15f
空気読まずスマン。今日のうちに投下しておきたいSSがあるので投下します。

バルクホルン×芳佳で。
長い上に軽い性描写有り。




私は今、非常に混乱している。
私としては何があっても出来るだけ混乱しない腹積もりは持っているつもりだ。
それは軍人としては至極当たり前の事だ。

しかし今のこの状況は混乱せざるを得ない。

……何故、宮藤が私の隣で、しかも全裸で寝ているんだ…?


―――MISTAKE ECSTASY―――


いやいや、昨晩の出来事をなるべく鮮明に思い出すんだ。


確か昨晩私は宮藤をお茶に誘った。私達は普通に楽しくお茶を飲んでいた。
…ところが私の飲んでいたお茶には微量のアルコールが含まれていた。
酔っ払った私は宮藤を押し倒し、そのまま事に及んだ…


こ れ は ま ず い


何がまずいってこの事がミーナに知れたら多分私は半殺しじゃ済まないだろう。
それに確か宮藤はリーネと付き合っていた筈だ。この事がリーネにバレてもどっちみち私の命は無いと思われる。

うう…どおりで頭が少しガンガンするわけだ…


…どうする…ゲルトルート・バルクホルン最大のピンチだ…

「んんっ…おはようございます…バルクホルンさん…」
「みっ…宮藤っ…!…ああ、おはよう…」
「…あっ…あのバルクホルンさん…」
「なんだ、宮藤」
「昨晩のアレ…どういう事だったんですか…?///」
「あっ…アレはっ…」
「…バルクホルンさんが私の事、好きだって、本当だったんですね…」
「なっ…なんでそうなるっ…?」
「…だってバルクホルンさん、譫言の様に好きだ、愛してる、って…」
「………スマン、宮藤にはリーネがいると分かっておきながら…酔っていたとは言え、非常に軽率な行動だった…」
「バルクホルンさん…」
「スマン、本当にスマン…!!」
「あっ…いや、別にそれに関しては怒ってませんから…それより…」
「それより…?」
「バルクホルンさんとのエッチ…意外と気持ち良かった…です///」

…ヤバい。これは間違いがもう一度起こりそうだ。スマン、ミーナ、リーネ。
私は…

527滝川浜田 『MISTAKE ECSTASY』:2008/08/24(日) 22:00:32 ID:4s1LR15f
「宮藤…そんなに良かったのか…?…それならば、もう一度、もう一度だけしよう」
「バルクホルンさん…///」
「なぁに、ミーナとリーネにバレなければどうと言う事は無い」

…私は今、非常に私らしくない事を口走っている。…だが、今は宮藤が欲しい。
嗚呼、私もただの人間だ。欲望には忠実だ。これが人道に背く事だと知っていても、目の前の欲には勝てない…。

そして、私達は再び、ベッドの上で重なり合った。

「ハァッ…宮藤…っ…可愛い…可愛いぞ…宮藤…大好きっ…だっ…」
「バルクッ…ホルンさんっ…ああっ…んんっ…バルクホルン…さんっ…」
「もっと…もっと声を聞かせてくれっ…宮藤っ…!私の為に鳴いてくれ…っ…!」
「ああっ…バルク…ホルンさんっ…激しすぎっ…ですっ…バルクッ…ホルンさんっ…ハァッ…ハァッ…」

…数分後

私達は手を固く握り合っていた。

「宮藤…やはり…お前は…可愛いな…」
「バルクホルンさんも…キレイです…」
「…しかし、こんな所をミーナに見られでもしたら…私は間違いなく殺されるな…」
「私も…リーネちゃん、ただでさえ嫉妬深いから…これがバレたら多分しばらく口利いて貰えないかもしれないです…」
「いいか、宮藤。これは私達だけの秘密だ。分かってるかもしれないが、他言無用だぞ」
「分かってます…。…バレないように、頑張ってみます…」

そうして私達は先程よりも更に固く手を握り合った。


しかし、この後、私達にはそれぞれの地獄が待っている事なんて私達は、まだ知らない。




続く



以上です。見ての通り、この話は続きます。
深夜辺りに芳佳のその後、明日の夕方辺りにバルクホルンのその後を投下したいと思います。
連続投下申し訳ない…。

さて、爺はここらで…。
528名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 22:01:10 ID:e6LSI2V+
>>514
なるほど。すげーわかりやすかった。ありがとう。
4年あればどれだけ死別で傷ついたって時間が解決しそうだし
女の子って案外別れる別れないのってことにさっぱりしてるもんなぁ…良い意味で。

もう大切な人はつくらないわ!→暫くして少佐就任→このきもちはなんーだろー♪
な展開が過去あったりすると萌えるのは自分だけですかそうですか

ていうかそうなるとその時既に基地にいたエーリカとか12なんだがwwww
529名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 22:02:15 ID:x7TVMh8E


バルクホルンは酔って事に及んだのではなく
事に及ぶために酔ったような気がw
530名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 22:05:42 ID:J3A2Wf6z
昔男がいて今女とってのは別にいいんだが、そこまでいくには描写が足りないぜ・・・
531名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 22:23:56 ID:TLyVrfKl
今日いらん子小説買ってきたけど良いね
フィルター掛けなくてもガチだから
五回も撃墜とかテクニシャン過ぎだろうw
532名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 22:37:17 ID:ddLL7/br
鈴木氏の脚本はいろんな意味で描写不足
533名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 22:39:20 ID:e6LSI2V+
>>526 GJ
地獄楽しみにしてるww
534名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 23:15:00 ID:n21xXgvo
迫水ハルカは何故かうざく感じる
容姿が似ていても芳佳は平気だが
535名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 23:31:28 ID:dsuoxPXw
北欧の百合.─┬─ エイラ×サーニャ派
         │    │
         │    ├─ 年上が攻めだよ派(基本派)
         │    │
         │    ├─ エイラには頑張って欲しいよ派(応援派)
         │    │    ├─ 下手でもサーニャは受け入れてくれるよ派(真実の愛派)
         │    │    └─ 攻めるけど素直になりきれなくてツンしちゃうよ派(乙女心派)
         │    │
         │    └─エイラもやるときゃやるよ派(恋は勢い派)
         │          ├─ でも最初はサーニャに攻められちゃうよ派(挽回派)
         │          └─ サーニャのためならエイラは覚醒するよ派(少年漫画派)
         │
         ├─ サーニャ×エイラ派
         │    │
         │    ├─ 年下攻めのが燃えるよ派(背徳派)
         │    │    └─階級が上であることを利用するよ派(軍規派)
         │    │
         │    └─ ヘタレのエイラよりサーニャのが上手いよ派(快適派)
         │          ├─ でも最初はエイラ攻めだよ派(逆転派)
         │          └─サーニャは夜はすごいよ派(夜の女王派)
         │
         ├─ 受け攻め無関心派
         │    │
         │    ├─ どっちも攻めるまでには至らないよ派(純情派)
         │    │    └─ どちらからともなく目が合うよ派(見つめ愛派)
         │    │
         │    └─受け攻めは一日交代だよ派(日替わり派)
         │
         │
         └─ 芳佳も混ぜて3P派
               │
               ├─エイラと芳佳でサーニャを攻めるよ派(王道派)
               │    ├─ サーニャが芳佳を誘ったよ派(骨抜き派)
               │    ├─ 自然と3人集まったよ派(チーム派)
               │    └─ 芳佳が乱入してきたよ派(KY派)
               │
               ├─サーニャと芳佳でエイラを攻めるよ派(調教派)
               │    └─ 芳佳が乱入してきたよ派(援軍派)
               │
               ├─エイラとサーニャで芳佳を攻めるよ派(主人公総受け派)
               │
               └─3人だし受け攻めは特に決めないよ派(臨機応変派)
536名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 23:33:43 ID:TLyVrfKl
なんぞこれw
537名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 23:34:35 ID:x7TVMh8E
夜の女王派です
538名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 23:35:49 ID:oMXCrS5a
エイラとサーニャでペリーヌを攻めるよ派の俺はどこに入れば良いんだ
539名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 23:36:16 ID:EnOZTo15
今8話見たが覚悟したほどじゃないな・・・
いやむしろリーネの行動→「好きな人のことだから応援しなくちゃ・・・ううっ。」
とかエイラ「サーニャが宮藤のこと気になってるみたいだしナ・・・くそう、宮藤め・・・」
という風に脳内補完されてた
540名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 23:38:53 ID:e6LSI2V+
おまwwなんつーもんつくってるwwwwGJだwww
541名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 23:41:22 ID:M09X/vm5
日替わり派って一見てきとうだけど、当番決めしてるシーンを思い浮かべるとちょっと萌えるよな
542名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 23:47:18 ID:UNBIQvOH
ツンデレ最燃派が消えてるなw
543名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 23:52:49 ID:x7TVMh8E
>>541
エイラ「今日は私が攻めだヨナ?」
サーニャ「エイラ・・・昨日あんなに激しく攻めたの忘れたの?」
エイラ「そういえば・・・まあいいジャナイカ、二日連続私攻めでも」
サーニャ「やだ・・・今日は私がエイラをいっぱいいっぱい気持ちよくさせてあげたい
       そのためにいろいろ考えてきたんだよ」
エイラ「そ、そんなに言うならやってもらおうジャナイカ・・・」


こんな感じかね
     
544名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 23:57:04 ID:M09X/vm5
そんな感じだナ
芳リネもそういうの合いそう
545名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 23:57:35 ID:43oLZhFt
(*´Д`)はぁ〜ん
546名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 00:28:29 ID:UkcATRbG
>>542
>>535はエイラスレでの最初の反応見て、あーこれいらなかったかなと思ってツンデレ最燃消してこないだ避難所に投下した第2版なんだ
でも昨日になってツンデレ最燃の話になってて笑った、残して置くべきだったな・・・
547名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 00:45:39 ID:zRw5Qlx2
>>546
はふぅぅぅぅぅん!だなw
あれは残すべきw
548名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 00:49:02 ID:Rei3TIQA
流れにのってエイラーニャも一部のせたが、
ゲルト×ミーナです 百合エロ有り
タイトル 「クリスへの想い」


[1]
ミーナ「はーい皆さん、今日は俸給の支給日ですよー」

隊員一人一人に支給袋が渡され、ゲルトの番になる

ミーナ「あら、今回も全てクリスの元に送るの?」
ゲルト「ああ、すべて頼む。衣食住すべて支給されてるのだから問題ない」
ミーナ「はいはい」
ミーナの表情が硬くなった。

その夜、ゲルトは自室のベットでいつものように股の疼きにうなされていた

ゲルト「うう…」

ゲルトも軍人である以前に一人の人間だ。だから雌の本能からは逃れられない
ましてや思春期で、雄を求める股間の「疼き」を鎮める事などできはしないのだ

ゲルトだって本当は他の隊員のようにバイブやローターを使いこの疼きから逃れたい。そうすれば毎晩うなされることもないだろう
しかし、ゲルトにはかけがえのない妹、クリスがいる。そのクリスにはまだまだ治療が必要だ
現場の病院は満杯で、治療順位はお金の多い人間からだと言われている。だから1ドルでも多く送金しなければならない
「早くクリスの元気な姿がみたい…」 これがゲルトの考えだった。

コンコン
ちょうどその時。ゲルトの部屋のドアがノックされた。


それから、ゲルトはミーナのなすがままになった

549名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 00:49:51 ID:Rei3TIQA
[2]
「誰だ?こんな遅くに」
「ミーナよ。入るわね。」
「ミーナ、どうした?」

「トュルーデ。あなただけよ。」
「何がだ?」
ミーナはそれとなく下の話題を振ろうとした

「あなただけなのよ。バイブやローターを買ってはいないのは」
「なっ、なぜそんなことを!?それに、わっ、わたしはそんなものはいらん!」
ゲルトはすぐさま否定した

「あらあら、軍の諜報部を舐めちゃだめよ。ウィッチーズ隊は強大な力と権限が与えられてるのよ。もちろんお金も。
だからこそ監視も必要なの。それに、『ネウロイに操られたウィッチ』が過去に存在した例も報告されてるわ。その場合、人間としての基本的な行動ができてないことが多いの。」

「人間としての基本的な行動だと?どういうことだ?」
ゲルトがだんだんと不安になっていく。
「例えば性欲もその一つよ。あなたぐらいの年頃なら他の隊員みたいにバイブやローターを買って欲求を解消するのが普通なの。言いたいことはわかるわね?」

「まさか、私もネウロイに操られてるだと?」
「率直に言えばそういうことね。上層部もあなたがそうではないかと疑ってるの」
「それで確かめに来たということか?」
「そうね、それでこれを持ってきたわ」
ミーナはポケットの中からバイブとローターを取り出した

「私がそのようなモノを買わないのはクリスの治療費に充てるためだぞ。私はネウロイに操られてるわけでは決してない!」
「あなたならそう言うと思ったわ。だからこそ確かめたいの。」
ミーナはそう言うとゲルトにキスした。
「…!」
ゲルトは初めての口づけをミーナに奪われ、言葉を失った。
「初めてのことだったの?だったら私が優しくしてあげるわ」
「た…頼む…」
550名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 00:51:46 ID:Rei3TIQA
[3]
ミーナはゲルトの左胸を揉み、右胸の乳首を赤ん坊のように吸う。
チュパ…チュパ…といやらしい音が深夜の部屋に響くと同時に、ゲルトの喘ぎ声も響いた
「きっ、気持ちいい…どうしてこんな…」
ゲルトが喘ぐようにして問う

「美緒との訓練よ〜」
ミーナは恥じる様子もなく淡々と答えた

「おーい、ミーナ、ゲルト、はいるぞー」
その時、ちょうどよく坂本が二人の部屋にはいってきた。
「しょ、少佐…まで…」
ゲルトは驚いた。
「言ったでしょ、今まではあなたのこと疑ってたのよ。いや、『疑う必要があった』の」

今月もゲルトが俸給の全てをクリスの元に送ったら、ゲルトを徹底的に洗い出せとの命令が上層部からでていたのだ。
そのためにミーナが性欲の話題を振る必要があり、なおかつ頑固なゲルトを納得させるためにネウロイの話題も出す必要があった。
しかしネウロイ=ゲルトだった場合は、本当の姿がばれてしまったネウロイ=ゲルトがミーナと交戦状態になることも予想されたため、
念のため坂本もドアの外で待機していたのだ。ミーナにとっては、まさに『火中の栗を拾う』命がけの行動だったのだ。もちろんミーナは否定した。
長年の戦友がネウロイだったなんて、想像したくもなかった。しかし命令は命令だ。色々と矛盾点があるが、従うしかなかった。
そして、命令に従いゲルトへの疑いを晴らすことが、戦友、そして隊長としての役目だった。

[4]
「そろそろ十分だろ?ゲルトはネウロイなんかじゃない」
坂本が言った。
「いや、徹底的にとの命令よ。美緒、あなたも手伝って」
「うむ。じゃあそれを」
そう言うと坂本はミーナのローターを手にし、スイッチを入れゲルトの両胸の乳首に置いた。
ウーーーーーウーーーーーとローターの回転音が響く。ちなみにこれは扶桑製だ。こういうミクロの難しい技術を用いる技能製品は、扶桑産のものが世界で一番優れている
「ふわああ、ああああ」
「あーはっはっはっ。感度がいいなあ」
「そう?あなただっていつもこうじゃない」
まるでおもちゃで遊ぶかのように、二人はゲルトを弄んだ。
「トュルーデ、あなたのアソコ、ずいぶん湿ってるわよ?洪水みたい」
ミーナはゲルトの股間をジュルジュルといやらしい音をたてながら舐める
「ん…」
もはやゲルトは快楽に身をゆだね、返答もままならない。今までダムにたまっていた水=性欲が一気に放出されている瞬間である
「一応ローションももってきたが、必要ないみたいだなァ。ミーナ、バイブを入れるタイミングじゃないか?ゲルトも欲しがってるみたいだしなあ。なあゲルト?」
「…入れてくれ、、、ミーナ…」
いつものゲルトとは正反対のか弱い声で応答した
「入れるわよ」
ミーナはまずはスイッチをいれずにゲルトのマンコにいれた
「うわおおお、はあああああ」
ゲルトは獣のような声をだした。

551名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 00:53:23 ID:Rei3TIQA
[5]
その夜から早朝までゲルトは何十回も《撃墜されていた》。
数時間の仮眠の後、ゲルトはシャワーを浴びてから朝食をとった。
朝食後、食器を片づける間にゲルトはミーナに話しかける
「ミーナ、その、言いにくいことなんだが。。。」
「なぁに、トュルーデ」
「昨日の俸給の一部を返してくれないか?だめなら来月分のを一部、前借りしてもらってきてくれ」
ゲルトは恥ずかしさを乗り越えてこう言った
「わかったわ。経理にそう伝えておくわ。」
「スマン。頼む」

ゲルトが食堂から部屋に戻ると、部屋の前になにかがあった
それは、色々なローターやバイブであった
ゲルトはそれを見て唖然としていると、ハルトマンがやってきてこう言った
「昨日のトュルーデ、声すごかったねー。全員が起きちゃってたみたいだよ。
サーニャは夜間哨戒だったけどね。で、そっちのほうに目覚めたかと思ってさ、
隊員のみんなからのプレゼントだって。さっきのミーナとの会話で、みんな笑い
をこらえるのに必死だったんだから。サーニャはキョトンとしてたけどね。
あっ、そういやサーニャの分はエイラがもってたから、全員分揃ってるってさ。
それぞれにそれぞれの良さがあるから、一通り試してみたら?ちなみにあたしは扶桑のが一番だけどねーw」
「なっ、何を言うかー!」
ゲルトが怒ったのを見て、ハルトマンは逃げ出した。
恥ずかしさで赤面せずにはいられなかったのだ
(こんなことになるなら、わざわざ忙しいミーナに手間をかかせてまでお金をおろす必要はなかったじゃないか!
それに、隊長と少佐とのことがみんなにばれてたなんて!あの時は夢中で気付かなかった…私としたことが、一生の不覚…)

「みんなもあなたと同じように、クリスちゃんを心配してるのよ。私たちは家族だもの。やっぱり、お金おろさないでしょ?」
再びミーナが現れた。
「そうしてくれ。ありがとう、みんな」
ゲルトはミーナを抱き、嬉し泣きをした。
                                                        (終)
552名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 00:57:16 ID:LIM9nDCp
うおおおお!ゲルトおおおおお!!

なんか小説版思い出した、イイヨイイヨー
553名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 01:37:32 ID:1yBtvEDd
芳佳がディルド使って犯すのってあり?
554名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 01:48:07 ID:WV3uGaCI
六話のあとの展開を妄想して書いてみた




夜間哨戒でのネウロイとの戦闘で疲れ果て、自室でウトウトしていると――

「エイラ、起きてる?」

サーニャが部屋を訪れてきた。
サーニャも疲れてとっくに寝てると思ってたんだけどなナー。何の用ダロ?

「起きてるヨー。ハイッテー」

部屋に入り、ベッドに腰掛けるサーニャ。
アー、サーニャはいつ見ても可愛いナ〜。

「それでどうしたンダ?こんな時間に」
「うん……エイラ、さっき私が宮藤さんにラジオのこと教えたとき、嫉妬してたでしょ?」

うっ……確かにサーニャがミヤフジに二人だけの秘密を教えたときは悔しかったケド……。

「別に嫉妬ナンカ――」
「ごめんね、エイラ。けど大丈夫だよ、これから新しい二人だけの秘密をつくればいいんだから」

ヘ?今ナンテ――

「ふふっ、エイラ真っ赤になっちゃって……可愛い」

気付いたら私はサーニャに押し倒されていた。
月明かりで妖しく光るサーニャの身体……なんてエロいンダ……って、そんなことよりこの状況は一体!?

「ちょ……サーニャッ、なンッ、んん」

なんでサーニャの目がこんな間近に見えるンダ……?
も、もしかして私、今サーニャとキスしてるのカ!?

暫くして、糸を引きながら唇を離すサーニャ。
けど私の顔を押さえる手は一向に離れる気配がない。
その熱い手は、私の心をさらにサーニャに惹きつけていく……。

「私達、キスしちゃったね……」

そう語りかけるサーニャの瞳には、驚愕の表情を浮かべる私が映っている。

「なんでいきなりキ、キス、な……んて……」
「だって、二人だけの秘密をつくりたくて」
「そ、そりゃ二人だけの秘密があったら嬉しいケド、でも、急にこういうことは、ソノ……」
「でもね、私キスだけじゃ物足りない」

キスダケジャモノタリナイ……そ、それってつまり!?

「もっとすごい秘密、つくろう?私、エイラにだったらいいよ……エイラはどう?私じゃダメ?」
「バカッ、ダメなわけアルカ!」

ハッ!今のはもしかしてうまく乗せられたのカ?

「そう言ってくれると思った。じゃあ『しよう』、エイラ……」

この夜、改めて実感したヨ。やっぱりサーニャには適わないナ……。
555名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 02:52:34 ID:PeL6SGqd
サーニャ攻め・・・というか誘い受けは似合いすぎるな
556滝川浜田 『MISTAKE ECSTASY AFTER〜芳佳編〜』:2008/08/25(月) 03:03:56 ID:MkjrslEk
…じゃあ、予告通り、『MISTAKE ECSTASY 』の芳佳編を投下いたします。

リーネ×芳佳です。





バルクホルンさんとエッチした後、私はリーネちゃんの部屋にいた。
リーネちゃんはいつも通りかと思いきや、少し違っていた。

「………」
「どうしたの?リーネちゃん」
「…芳佳ちゃん、夜何してたの?」
「えっ…よっ…夜は…えっと…あっ…そうそう、一人神経衰弱やってたの!これがつまらなくてねえ〜アハハ〜…」
「…そう。そうなら良かった」

リーネちゃん、確実に何か疑ってる。
…まあ疑ってるも何も悪い事したのは私なんだけど…。
と思ったらリーネちゃん、今度は私の匂いを嗅ぎ始めた。

「ど、どうしたの…?」
「…ねえ芳佳ちゃん、夜、本当は何してたの…?…バルクホルンさんの匂いがするんだけど……」

…ヤバい…リーネちゃんの目に怒気が宿ってる…。でも顔はニッコリ笑顔…。余計に怖い…

「こっ…これは…」
「正直に言って?怒らないから☆」

私は覚悟して、夜あったありのままの事を話した。
するとリーネちゃんはますます笑顔になって…

「…芳佳ちゃんはモテるから。仕方ないよ」
「……怒らないの…?…私、成り行きとは言え、バルクホルンさんと…」
「正直に言ってくれたから。私、正直な芳佳ちゃんは好きだよ?」
「リーネちゃん…」

良かった…。私の恋人がリーネちゃんで…。私のこんな愚行を許してくれるなんて、まるで女神様の様…!

557滝川浜田 『MISTAKE ECSTASY AFTER〜芳佳編〜』:2008/08/25(月) 03:06:51 ID:MkjrslEk
「…でもね、芳佳ちゃん。私やっぱり悔しいのは悔しいんだよ。私の知らないうちに誰かとエッチしてたと考えると…。そこで、私は芳佳ちゃんに一つ罰を与えるよ」
「罰…?」

すると、私はベッドの上に押し倒されて…

「今日一日中、私の相手をする事。それが罰だよ」
「い、一日中…?」
「そう、一日中。…休む事なんて許さないから。バルクホルンさんの匂いが取れるまで愛してあげる☆」
「えええっ!?」

そして私は耳元でリーネちゃんに囁かれる…。

「芳佳ちゃん…メチャクチャにしてあげるね…♪」


《翌日

「よし!!訓練を始める!…ん?宮藤はどこ行った?」
「芳佳ちゃんは腰を痛めているそうです」
「あの歳で腰痛か…まったく…」


《芳佳の部屋

「…リーネちゃん……激しすぎ……」

私はリーネちゃんが激しすぎるせいで腰を痛めてしまった…。

…リーネちゃん、ごめんなさい…。



END




以上です。リーネが若干黒いですが、お許しくだされ…。
バルクホルン編は夕方に投下予定です。

では、投下も終わりましたので、爺はもう寝たいと思います。おやすみなさい…
558名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 03:18:24 ID:m6LBdVlZ
>>548
>>554
>>556
一体何なんだこのSSラッシュは……!!
3本投下の間に3レスしか挟まないとかまさに降り注ぐ銃弾の如し!!

ぐふっ……チクショウ……血がとまらねえ……Good……job……(ドサッ)
559名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 05:12:11 ID:qNJzOxJx
>>558 に噴いたwwwwだが代弁ありがとうと言いたい
Gj!!!
560名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 11:19:02 ID:PmCySM3J
>>548
個人的に道具は好きではないのですが、それでも大変よろしかったですGJ!

ゲルトさんの地獄の方も楽しみですノシ
561名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 11:29:44 ID:ZtWT2Q5E
地獄?
562名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 11:47:47 ID:CpMPKOiQ
道具で思い出したが少佐位の人になると黒檀だの椿だので出来た張型をベッドサイドの引き出しに忍ばせてそう
563名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 12:32:56 ID:W+Vp7S+Y
ttp://www2.imgup.org/iup675282.jpg
9話予告。
なんでこの二人はまたそろって寝巻き姿なんだろう…?
やっぱり…
564名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 12:36:08 ID:IGXr1L7y
>>563
イルマタルさんの左肩ははだけてて
リトヴャクさんの電波はビンビンで
なんかやらしい
565名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 12:36:16 ID:cjfpVpyE
はいはい、事後事後。
566名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 12:37:44 ID:zUX29KYV
>>563
明らかに行為中に召集されてます、ありがとうございました
567名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 12:44:54 ID:W+Vp7S+Y
避難所で指摘があったけど、
エイラがルッキーニに対抗してか縞パン。
568名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 12:51:49 ID:qNJzOxJx
どうでもいいが芳佳とペリーヌが大人しくED曲歌ってる様が想像できん
569名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 13:21:17 ID:PmCySM3J
「宮藤さん、貴方には負けなくってよ」と不適に笑うペリーヌと
「私だって負けませんから」と気合いを入れる芳佳、
二人がしばし見つめ合ったあと、ニコッと笑ってから仲良く一緒に歌うところが思い浮かびました。

>>561
>>557さんが投下予定しているバルクホルン編の事ですな。
570名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 13:30:49 ID:W+Vp7S+Y
【坂本少佐の歴史講座 第4回】より

少佐「八岐大蛇伝説も、ひょっとするとネウロイの出現だったのかもしれないな」

リーネ「山田の…オンチ?」

芳佳「ヤマタノオロチ、だよ。リーネちゃん」

少佐「ああ、扶桑に伝わる伝説で、次々と少女を毒牙にかける怪物を、
酒を飲ませた隙に退治するという話だ」

リーネ(次々と少女を毒牙に…?それってまるで…)

芳佳「リ、リーネちゃん、なんで私のことじっと見てるの?」

リーネ「芳佳ちゃん、ウィスキー飲む?」

芳佳「え? え?なんで?」
571名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 13:39:05 ID:ZtWT2Q5E
>>569
ドモドモ
572名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 13:57:13 ID:7/KPU4GK
バルクホルンの地獄編を正座して待ってるところだぜ!

>570
リーネさんはウィスキーで酔わせた隙に芳佳を退治…もとい撃墜するおつもりか
573名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 14:38:07 ID:0pLFxp1A
>>570
ワロタw
リネ芳フラグか、はたまた酔った芳佳×ウィッチーズ全員的なフラグか・・・

おっぱい星人宮藤としてはやっぱり後者だろうかw
574名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 16:13:24 ID:+pHp5qUj
適当に書いた
「胸への傾向と対策」

「まったく、誰も食事に来ないとはどういうことだ」
「いいじゃん。平和ってことだろ」
食堂でははシャーロットとゲルトルートの二人がいた。
「なにを言う。軍人は常にどんな事態にも対処できるように備えておくものだ。そもそもだな…」
「あーまた説教が始まった」
そんな会話をしながら、二人はテーブルの上に置かれた大量の芋を食べる。
食事が終わって、シャーロットが立ち上がろうとした。
「話は終わってないぞリベリアン」
「ん?まだなにかあるのか?」
「最近のルッキーニについてだ。あいつはだらしなさすぎる」
「だらしないのはいつものことだろ。どうしようもないんじゃないの」
「私はそうは思わない。お前にも、特にその胸に責任があると考えている」
ゲルトルートはシャーロットの胸を指差して言った。
「え?あたしのが?」
「そうだ。ルッキーニはそれを触りすぎておかしくなったと私は読んでいる」
明らかにおかしな理論だが、シャーロットは疑問に思うこともなかった。
「ふ〜ん、それでどうするんだ?」
「私が触って確認する。抵抗は無駄だぞ」
「はいはい、逃げないよ」
シャーロットは面倒くさそうにしながらも、協力することにした。

「よし、触るぞ」
そう言ってゲルトルートはシャーロットの豊かな胸に手を伸ばした。
手に収まりきらないくらいの大きな胸をゆっくりと揉みしだく。
「やわらかいな」
「ルッキーニからも同じことを言われるんだ」
「なるほど。つまり私はルッキーニの感覚を掴みつつあるということだな」
バルクホルンはさらに激しく胸を揉み始めた。
「いたっ!もうちょっとやさしくしてくれよ」
「すまない。つい力んでしまった。気持ちよくてつい…」
「なんだって?」
「いや、なんでもない。しかしこれは癖になりそうだ」
「だからなんだって?」
「なんでもないと言っている」
そんなやり取りをしつつ、かれこれ三十分が過ぎた。
「なぁ、まだかぁ?」
「まだだ」
ただ揉むだけではなく、形を変えてみたり、揺らしてみたりする。
「なんか変なことしてない?」
「失敬な。私は真面目にやっているんだぞ。しかしわからんな。ルッキーニはこれにどう影響されたというのだ」
「ルッキーニに直接聞いたら?」
「いや、自分の目で確認するほうが効率が良い。」
そう言ってバルクホルンは胸から手を離した。
「もういいか?」
「この場はな。後で私の部屋に来るように」
「まだやるのか!?」
「隊の規律に関わることだ。協力してもらうぞ」
少し困った顔をするシャーロットを置いて、バルクホルンは食堂を後にした。

The End
575名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 16:46:04 ID:GGXBIfCd
久々に「むっつり助平」という言葉が頭を横切った…

大尉同士も乙なものやね…
>>574
GJ!ゲルトまでおっぱい星人にw

さて、例のバルクホルン編を投下します。…まあこれが地獄と呼べるほどのものか分かりませんが…
ミーナ×ゲルトです。




宮藤との行為を終わらせた後、私は言いようのない罪悪感に苛まれていた。
恋人がいる宮藤に酔った勢いとは言え、あんな事をしてしまった事。更にその後、第2ラウンドを始めてしまった事、そして何より、ミーナに合わせる顔が無い。

そんな事を考えながら廊下を歩いていると、タイミングの悪い事に、向かいからミーナがやってきた。
ミーナには後で謝ろう。とりあえずこの場は素通りでやり過ごす事に決めた。

ミーナに近付く。ただそれだけなのに鼓動が早くなる。


そして私とミーナは素通りをした。

良かった…と思ったら…

「トゥルーデ」
「……!!」

声と同時に肩に手を置かれた。しかしその手の力は肩がミシミシ言うくらい力が込められていた。しかし声は務めて優しい。それが私の恐怖心を余計に煽る。

「昨日の夜は宮藤さんとお楽しみだったわね」
「なっ…何を言って…」
「その上、朝起きたばかりだと言うのに、またヤっちゃうなんて。お盛んなのね?」

…冷や汗が止まらない。ミーナの声は笑ってるのに、ミーナの顔は見られない。見たら私は多分石になるだろう。

「………様子を見ていたのか……?」
「イヤだわ、私は他人様の性行為を覗き見るほど落ちぶれてはいないわ」
「…なら、どうして…」

と、ミーナは私の目をジッと見て…

「目の動き、よ。トゥルーデは顔に出やすいからすぐ分かるの」
「……スマン、ミーナ……私はどうにかしていたんだ……」
「謝って済む問題じゃないわ。私に対しては百歩譲ってもいいとして、リーネさんという相手がいる宮藤さんに手を出すなんて、ウィッチとしても、人間としても……私の恋人としても相応しく無いわ」
「…………」

ミーナはハァと深いため息を一つ吐いて。

「…宮藤さんにはちゃんと謝ったのかしら?」
「…ああ…」
「…なら、良いわ。私より、宮藤さんとリーネさんに迷惑がかかる事が一番ダメな事だから」
「……」
「トゥルーデ…いいわ。許してあげる」
「本当か!?」
「…ただし、私に本気のキスをする事」
「そんな事ならいくらでも」
「私が満足するまで続けて貰うわよ?」
「あ、ああ…!」

…目がマジだ…。これはかなり覚悟した方が良さそうだ…。



《30分後

「んんっ…んふっ…ん…」
「ぷあっ…ミーナ…っ…もういいだろ…っ…?」
「…まだ足りないわ。もっとしましょう…?…私のトゥルーデ…」
「いやっ…やはりっ…限界という物が…」
私が抗議の声を上げると、ミーナは恐ろしく冷たい声で…

「…浮気したのは誰かしら…?」
「ひっ……!!」
「浮気したのは…」
「…私……」

そしてミーナは私に囁いた。

「そうよね?トゥルーデは私に全力を持って謝罪してくれるのよね…?」
「はい……」
「よろしい」

そう言うとミーナは再び私の唇を塞いだ。キスが終わった後、私はミーナの部屋に連れて行かれた。

「ちょっ…ミーナ、キスだけの約束だろっ…」
「あら、キスしたら当然その後は…でしょ?……大丈夫、離さないわ…?…一生…ね…☆」

ミーナはニッコリして答えた。

「さあ…しましょう…?」
「うっ…うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!」

多分私は今日、この部屋からは出られないだろう…

END

以上です。はあ…疲れた…。とりあえずこのシリーズは終わりです。
書き終わってみるとゲルトがやけにヘタレ化してるな…。あとミーナが黒い…。

さて、爺はここらでお暇させて貰うかのう…。
578名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 17:01:59 ID:7/KPU4GK
GJ!お疲れ様っした!
ゲルミーナ最高っす!
しかしゲルトは真面目な顔して浮気者な設定多いなあ
いや、単に流されやすいのか
579名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 17:07:21 ID:Rei3TIQA
>>577
隊長こわすぐるwwww
580名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 17:21:19 ID:xjmevZKf
>>574
>>576
どっちもGJ!
ゲルト×シャーリーはひそかに考えてたカプだったのでまさか先越されるとは驚きだ
581名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 17:26:19 ID:1yBtvEDd
ゲルトとシャーリーはお互いに名前呼び合ってないから難しいな。
582名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 17:44:52 ID:qNJzOxJx
>>581 誰もみてないところで呼び合ってたら萌えるがな
ていうか>>574のせいでドマイナーカプにハマリかけたww危ねぇww

>576 GJ!
ギリギリまで待ってた甲斐があったwww
ミーナとリーネは気が合いそうだな。黒い仲間で
583名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 18:12:05 ID:PmCySM3J
>>577
イイ!貴方天才だよ〜
妄想がビンビンに刺激されたヨー!GJ!
501フリーSEX妄想を別スレにレスしたりしたけど間違ってなかったヨー

>>574
イイ!これいいヨー!GJ!揉み揉み
トゥルーデとシャーリーも妄想膨らむねーイイねー
ルッキーニに欲情するも自省したシャーリーと、
ミーナの部屋の前まで行くもミーナと美緒がアンアン言ってるのを聞いて引き返したトゥルーデが出会って
「これはただの性欲処理だからな!」
「ああ、分かってるよ」
と言いつつアンアンしてるところを妄想してたヨー
584名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 18:53:34 ID:9bQFS6Ac
>>578
トゥルーデは浮気者?だけど最後に辿り着くのはミーナだと思えば萌えるじゃないか
萌えるじゃないか
585名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 19:29:25 ID:0pLFxp1A
>>584
大事なことなので二回言ったわけだな!確かに萌える!

なぜだか放出しておきたいブツを投下。軽くスルーしてくれて結構だ。
でもコレ公式で本当にあるんだよな・・?

芳佳「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!」
少佐「はっはっは、パンツじゃないから恥ずかしくないぞ!」
隊長「パンツじゃないから…恥ずかしくないわよ?」
リーネ「ぱ、パンツじゃないから恥ずかしくないもんっ!」
ぺリ犬「パンツじゃないから、恥ずかしくなんて…あり‥ませんわょ…」
シャーリー「パンツじゃないから恥ずかしくないもんな、ルッキーニ?」
ルッキーニ「ふふん、パンツじゃないから恥ずかしくないもん♪シャーリーv」
ゲルト「パ、パンツじゃないからな。恥ずかしくなんかないぞ。……いや、…な、ないもんっ!」
エーリカ「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!…べつにパンツでも恥ずかしくないけどね〜」
サーニャ「…パンツじゃないから…恥ずかしくないもん…」
エイラ「ん?パンツじゃないから恥ずかしくないゾ。…だからってサーニャをそんな目で見んナーーー!!」

急に妄想してしまった。下にいくほど暴走(?)してる
ちょっと滝に打たれてくる
586名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 19:41:43 ID:N73ZnXfl
ゲルトさんwwww
587名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 20:41:35 ID:7/KPU4GK
一生懸命なゲルト吹いたwww動揺しすぎwww

>>最後に辿り着くのはミーナ
雰囲気に流されていろんな子(年下)に手を出しまくる→ご、ごめんミーナこれにはわけがぁあ、…んぁんっ!

つまりゲルトは隊長におしおきプレイされたくて、無意識に浮気してるってことだな!
588名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 20:42:57 ID:zUX29KYV
ゲルトさん可愛いですねw
589名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 21:17:55 ID:YVD1uVRm
癒されたので転載

781 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/08/24(日) 20:26:59 ID:M8jLrMsq
チュッ
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org16509.jpg
590名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 21:28:11 ID:WV3uGaCI
エイラ(今日こそサーニャに告白するゾ!)

エイラ「サーニャッ!」
サーニャ「どうしたの?顔赤いよ、エイラ」
エイラ「ス・・・ス・・・」
サーニャ「・・・す?」
エイラ「スッ・・・スコンブ食べたことあるカ!?」
サーニャ「スコンブ・・・?食べたことないよ」

エイラ(こんなはずじゃ・・・!あの上目遣いは反則ダヨ・・・)
591名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 21:50:20 ID:eKO4K5Ih
今日明日パソコンに触れたい俺はこのスレで萌えを補給するしかない
592名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 22:11:18 ID:4E/RDN+o
唐突ですがペリーヌのSSです。
ペリーヌって考えようによっては可愛いんです。
(や、普通にも可愛いですけどね

zgdRiItO「薔薇の蕾」

-------------------------------------
(1/3)

ガリア貴族の朝は早い。


夏の太陽が水平線を跨ごうとする頃には、そっと目を覚ます。
今はウィッチーズの一員として、戦争に身を投じている彼女の名前はペリーヌ・クロステルマン。れっきとしたガリア貴族である。

空気まで眠ってしまったかのような寝室で、ゆっくりと彼女はまぶたをあける。
いつもと変わらない毎日。そっと身を起こし、毛布を脇によける。

ペリーヌはベッドから出ると、鏡台に歩み寄る。

貴族と平民を分けるもっとも大きな違いは、貴族は人の上に、人の前に立つ立場であると言う事。
であれば、身だしなみがいかに大切か分かるだろう?

ペリーヌは祖母にそう言われて今日まで来た。そして彼女はそれを忠実に守る。

それが自分と故郷の家族をつなぐ儀式だと言わんばかりに丁寧に髪をすく。金色に輝くこの髪はペリーヌの自慢だ。
少佐のような漆黒の髪も、吸いこまれるように美しいと、ペリーヌも思う。しかし、祖母と母から受け継いだこの髪は、私が私である証なのだ、とペリーヌは信じる。

少佐…。

窓際に目をやる。空はいくらか青ずんで来た。窓際には無理を言って取り寄せた測距儀が陣取っている。隊員には秘密裏に運び込んだ逸品だ。
彼女は窓から外を眺める。基地の緑は太陽に照らされ、朝の呼吸をしているようにも見える。

「…っ!」

緑の中から小さく鋭く輝く点が見つかる。確かめる必要もない、少佐の扶桑刀だった。
593名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 22:13:06 ID:4E/RDN+o
(2/3)

ペリーヌは測距儀を輝きの方向へ据え付け、覗き込む。緑が滲んで見える。フォーカスを合わせ、測距儀をゆっくりと動かす。
しばらくするとフォーカスに少佐の姿をとらえる。ペリーヌの身体に云いようの無い感情が充満していく。眠気など全くどこかに行ってしまったように、測距儀を握る掌が汗ばんでくる。

少佐は良く鍛えた鋼のように、時に水のように刀を操る。躍動する動き、それ自体が芸術品のようで、ペリーヌの心を強く打つ。

美の都だって、これほど美しい物は見たことがなかった。

ペリーヌは思う。
少佐、少佐、あなたのそばに居られる時間を私は愛します。
ネウロイも、詰まらぬ豆狸も、軍規も、あらゆる因縁さえ、私にとってはなんの障害ではないのです。
あなたの百合のような佇まい、菫のような瞳、夜桜のような髪、美しさは千の言葉でも尽くせないのです。
594名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 22:14:25 ID:4E/RDN+o
(3/3)

フォーカスの中の少佐は一心不乱に刀を振るう。汗がきらめきとなって宙を舞う。

「ああぁ…」

ペリーヌは身体から力が抜け行くのが分かる。それはまるで薔薇の花びらをゆっくりと解きほぐす様に、四肢に小さな震えが起きるように。

同時に、ペリーヌは身体の奥底が熱を持ち始めるのも、自覚するのだった。

「…はぁっ…」

測距儀を左手で抑え、右手を身体の膨らみに沿って下していく。
下着と肌がこすれるわずかな刺激でも、昂ぶった身体では大きな快感となって、ペリーヌの芯を揺らすのだ。

彼女の右手は首筋、鎖骨、双房、腹、そて太腿を撫で上げ、そこへ到達する。
もはやペリーヌに躊躇いは無かった。下着の中へ指を滑り込ませる。

「っしょ…少佐ぁ…っ!」

酷くいやらしい水音が室内に響く。だがペリーヌの耳にそれは届かない。

そこにガリア貴族はいなかった。
ただ、想い人への届かぬ気持ちを、自らを慰める事でしか抑える事が出来ない、少女が居た。

−おしまい−
595名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 22:31:02 ID:m6LBdVlZ
>>594
ペリ犬キター!!GJ!!
オールキャラ以外の初出で一人きりとか可哀想過ぎるww
だがそれでこそペリーヌ。
596名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 22:35:55 ID:rmOoLhTc
え、ペリ犬のSSって初なの?
あんなに百合百合してる子なのに?
597名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 22:49:54 ID:R6bboGhD
グッジョブだぜ!!
片思いっていいよね。
もうぺリさんを不人気なんて言わせないぞ。

そういやペリ犬の中の人って百合キャラも多いよね。
598名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 22:53:56 ID:IqTUNqGN
ブックマーク・アヘッドの後半の歌詞で妄想がかきたてられる・・・なにかでそうだ
599名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 23:10:31 ID:ibBfoz4c
愛されたい愛して会いたいアイタイシタイ


したい…だと…
600名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 23:22:20 ID:BQx6RJPS
  マ´   `マ
  ! ill i! i! i! )
  リ !|(.゚)ー゚ノ|  そのペリ犬は偽物ですわん!!
 c(,_U_U
601名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 23:22:43 ID:MkjrslEk
妄想しろと言わんばかりの歌詞…。
参ったぜ全く…

だがそれがイイ!
602名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 23:37:17 ID:zb6yzNw6
>>592
ペリーヌはかわええのー

って、SSでも報われないペリーヌかわいそす
だがそこがかわいいから困る
603名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 00:31:36 ID:h7S5Pz4N
初ssかwww人気ないわけじゃないと思うんだけどなぁ
なんでだろ
604名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 01:11:35 ID:BC7HEPj0
公式が既にガチだから妄想の余地が少ない
605名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 01:20:58 ID:LPw8ODSm
と言うか、何を考えてもきっと妄想じゃない
606名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 01:22:21 ID:Zy/t2R+Y
>>445
安心しろおまいら。

リーネは”バイ”なんだぜ?!
607名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 01:24:07 ID:PyZM7e2q
リーネは自分がレズだと気付いていないだけさ
608名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 01:58:02 ID:HaQh+OT6
エイラって、おふざけで女の子にモテたいとか言ったり、リーネにセクハラ発言したりしてるけど
基本、本命以外にはそういう意味で興味なさそうだし、
肝心の本命には全く手出ししない、というか手出しする気はあまりない感じで
言う程レズっ娘って感じじゃないよなあ…

まあ、そんなプラトニックな感じが大好きなんだけど
609名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 02:01:14 ID:u2r2el2e
基地探訪はじめタロットの文章も同じ人が書いてるんだとしたら疑問はない
610名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 02:02:47 ID:S6O1JPiY
そもそも手の出し方がわからないんだよ
そして自分自身の感情に戸惑うエイラ
プラトニック、いいじゃないか
まあ発展したら尚いいんだが
611名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 02:03:31 ID:h7S5Pz4N
それはそれで視聴者が困る
色々と
612名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 04:01:18 ID:m7b2SGSf
リーネは単純に告白とかキスとかそういうのに反応するレベルなだけで男女どうじゃないと思うよ。あれが女でも反応はたいして変わらなかったと思う。

公式な百合アニメというわけでもないし、例えそうでも男性が絡む場合は結構多いですからね。アニメや漫画を現実レベルで語ったり混同させる必要はないと思うけど、実際のビアンの世界なら男が絡まないなんてありえないし。過去なんて特に。
だからまぁそれはそれで良いんじゃないかなぁ。男エンドなら反乱軍を募るけど。
613名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 04:02:13 ID:PyZM7e2q
>男エンドなら反乱軍を募るけど。

参加させていただいでもよろしいでしょうか
614名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 04:13:41 ID:xXBfS60m
その時には私も参加させてもらうぜ!

>>594
GJペリーヌ!
まあ女の子はみんなオナニーくらいしてますから、気にすることはありませんわ。


ちなみにエイラは頬を染めて芳佳のことも優しい眼差しで見とったね。
レズの脳は男に近いそうで、男は大好きな娘がいても近くに別の可愛い娘がいれば少なからず引かれるから
自然な反応だと思うのですよ。
615名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 04:29:52 ID:s0IQKcuS
8話のリーネに関しては公式サイトと性格がかなり食い違っていて
そこの点で悶々としてしまうなぁ。どっちやねん、と。
公式サイトでガチユリっぷりを見せられちゃったから
8話でかなりのダメージをくらったよ…
616名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 04:31:45 ID:98u/4uVo
なんかストライクウィッチーズ関連のスレであちこち変な奴が湧いてて悲しいっす
617名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 04:32:40 ID:PyZM7e2q
ここまで来なきゃいいけど
618名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 06:46:54 ID:xXBfS60m
8話は普段からどうするのが芳佳の為になるかもんもんと悩んでいたリーネが
男の話を芳佳から振られた後に芳佳に手紙を渡そうとするジャリが現れて
「うん、ここで後押しするのが芳佳ちゃんの将来のためよ」と健気に振る舞って、
手紙を追い掛ける二人を「私も普通の女の子っぽく振る舞わなきゃ」って思いつつ
「わー!わー!」ってはしゃいでみたけど悲しくてしょうがなくなって眉も下がってきて、
「ああ嫌!、やっぱりそんなの嫌よ芳佳ちゃん!」ってなって追い掛けて行ったように見えたんですが。
もしくは風を操る微黒リーネなど。
全く失望とかしませんでしたよ。
619名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 06:56:21 ID:BfiKjhwj
>>608
そんなこと言ってるからサーニャにツンツンされてたり
620名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 08:38:21 ID:0sUKGfuc
病みまくったウィッチーズの修羅場想像すると楽しいよ修羅場。特に略奪愛とか調教とか。
621名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 08:47:16 ID:dLO6dn/C
そういう観点で見るとカールスラント三人組は絡み合ってそうだな。
622名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 09:51:29 ID:+Lz4casi
今日は少佐の誕生日だというのにお前たちときたら……

というわけで一番乗り。坂本少佐、誕生日おめでとうございます!!
で、昨夜は誰と寝たんです?
623名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 09:52:05 ID:PyZM7e2q
じゃあ2番乗り!

ハッピーバースデー!少佐ー!
624名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 10:10:00 ID:qr5Mxgih
少佐は二十歳になったから最終話で引退?
アリシアさんみたいに寿退社?
監督がフラグは折るためにあると言ってたみたいだけど、
百合フラグを折っちゃうの?
625名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 10:15:43 ID:Kzl1Rr6m
誕生日おめでとうございます少佐!
626名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 10:44:04 ID:UstNgUPn
固い話は言いっこなしで、坂本少佐お誕生日おめでとうございます!
627名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 11:11:09 ID:utIlmel+
>>624
それは多分芳佳の男フラグのことかと
名前すら出してもらえなかったのは百合板住民でもちょっとかわいそうに思えたw
628名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 11:12:23 ID:MjCRcBxW
んじゃ便乗
少佐、お誕生日おめでとうございます!!
いくつになっても素敵な笑顔でいてください!
629名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 11:19:10 ID:x1iTe/qc
小説版はいらん子レベルでガチで行ってほしい
630名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 14:31:41 ID:+Lz4casi
とんでもないことに気付いてしまった……。

少佐の歴史講座の八岐大蛇のくだりでのリーネの科白、

少佐「八岐大蛇伝説も、ひょっとするとネウロイの出現だったのかもしれないな」
リーネ「山田の…オンチ?」

これ、文脈から察するにリーネは「大蛇(オロチ)」という単語を「音痴」と聞き間違えたと考えられるよな。
しかし、英語に「音痴」に該当する単語はなく、通例「tone deafness」と言ったり、
「she can't sing」のように直接指摘したりする。
そしてそのいずれも、「orochi」という単語とは発音が全く類似していない。つまり間違えるはずがないのだ。

ということは、だ。
少佐の歴史講座は"扶桑語で"行われていたという事になる。
しかしご存知の通り、501での共通語はブリタニア語という設定になっている。
そうでなくてもリーネはブリタニア人なのだから、扶桑の言葉を知っているのはおかしい。


そう、つまり、リーネは芳佳との「親に挨拶→結婚生活」に備えて扶桑語をマスターしていたんだよ!!!!
631名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 14:34:23 ID:9KB0e8tA
深く考えすぎだろ
632名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 14:45:31 ID:h7S5Pz4N
>>630
な、なんだってーww
633名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 15:06:54 ID:MFeslK/m
夜遅くまで勉強してるから、隊長と出かける時に遅刻しそうになってたのか!
634名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 15:42:28 ID:NzDpKJi7
>>630
ブリタニア人のリーネの料理を「美味しいよ?」と芳佳が擁護するのもおかしい
つまりリーネが作っていたのは嫁入りに備えての扶桑料理だったんだよ!!
635名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 15:46:46 ID:NSsFVIs/

ヤマタノオロチは名称だから単に音をとり違えただけだと思うよ
だがリーネがいずれの日に備えて扶桑の事を学ぼうとしているのはガチだろう
636名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 16:14:27 ID:jo6p9tDD
そもそもブリタニア語で講義が行われていて、Webに載せる際に
ブリタニア語でのやりとりを扶桑語に翻訳する時にオロチ→音痴という訳にした、と考える事もできる

いずれにせよリーネはマジだけどな
637名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 16:17:08 ID:6/XP3tIo
歴史講座のリーネはアニメとは別人
638名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 16:28:21 ID:h7S5Pz4N
そうだな、歴史講座は別人にみえるほど素がでてるな
639名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 16:31:58 ID:UstNgUPn
アニメでは素を押し殺してるんだな
640名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 17:21:30 ID:20YyBuYk
…さすがだな俺たち
641名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 18:05:44 ID:s0IQKcuS
うむ、よく訓練されておる。
642名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 18:34:21 ID:ZsEuHqAQ
先生、いまだにエーリカ×シャーリーの組み合わせが妄想できません
どんな訓練が効果的ですか?
643名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 18:38:20 ID:+Lz4casi
>>642
「枕にするにはおっぱいが一番」という芳佳の垂れ流した妄想を
たまたま耳にしたエーリカがシャーリーに乳枕させようとする。でどうだ。
エーリカは午後の惰眠のためならルッキーニの嫉妬だって厭わないのさ……。
644名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 19:06:39 ID:OJrTfttz
7話の「私のを貸してやろう」でトゥルーデに惚れた

ところでトゥルーデは履かなくても恥ずかしくないのだろうか
645名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 19:08:53 ID:qkl9Sbba
今のところ、あのときは芳佳の穿いてない状態にトゥルーデさんの心の中では錯乱していたという説が
646名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 19:09:54 ID:Az3PlEs2
(私の妹が何もつけてないだと・・・!)
647名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 19:15:01 ID:eo6Yda+1
カールスラント軍人は穿かなくても平気なのだろう
ミーナ隊長もきっと・・・
648名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 19:18:10 ID:HaQh+OT6
妹に自分の下着を付けさせての、間接貝合わせが目的だった、
というのが主な見解らしい
649名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 19:36:45 ID:xXBfS60m
可愛い妹がズボンを履いていなくて恥ずかしい思いをしていたら、
自分のを履かせてあげるのは姉として当然のことでしてよ
おほ! おほ! おっほっほ!
650名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 19:38:12 ID:i+gmN5gH
俺、前までは「ゲルトさんはロリコン何かじゃない! 誇り高きカールスラント軍人なんだ!」
って思ってたけど、あれ見てから擁護出来なくなった・・・。

多分、生真面目な性格はカモフラージュなんだろうなぁ。
何故か裸で寝てるし。
651名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 19:41:29 ID:txoDen67
トゥルーデさんは真面目な馬鹿
シャーリーは不真面目な常識人
ルッキーニは不真面目な馬鹿
652名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 19:42:32 ID:dLO6dn/C
ハルトマンは?
653名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 19:53:16 ID:ES9ekIOq
かわいぃ小悪魔
654名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 19:56:35 ID:MFeslK/m
不真面目な天才?
655名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 20:00:47 ID:xXBfS60m
黒く可愛く頭が切れるけど、それを周囲に悟らせない悪魔
ん?これは百合ネタか?
656名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 20:09:45 ID:i+gmN5gH
某漫画で消火器で殴られた先輩みたいな感じか。
657名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 20:10:35 ID:qkl9Sbba
誰?犬神先輩?
658名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 20:10:37 ID:x1iTe/qc
誰かハルトマンで書いて〜!
659名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 20:29:04 ID:6/XP3tIo
話ごとに性格変わってて、一貫性がないから難しい。
これはエーリカに限ったことじゃないけど。
660名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 20:40:00 ID:MjCRcBxW
なんか今無性にSSが読みたい。
百合ならなんでもいい!
661名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 20:57:44 ID:PjY91WHg
「エイラ・・・」
「サーニャ?どうしたンダ?こんな遅くに」
「トイレ・・・一緒にいこ・・・」
「幽霊なんて出ないって言ってンのに・・・ったくぅ、サーニャはしょうがないナ〜♪」
662名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 21:07:49 ID:KkDHqsfn
待て、それはサーニャの罠だ
663名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 21:28:06 ID:h7S5Pz4N
ちょっと話ブッチギリでごめん。
少佐の誕生日だから、
フラグ立っている全員とのssを書く無茶をやらかしてみた。
しかも少佐受けに挑戦する自分は常にマイナーしか書いていない。やっほぅ。
全部短文だけど愛はこもってる!!少佐ハピバ!

『坂本少佐ハピバSS』we0UV5E+

○おっぱい星人と少佐

「坂本さん!お誕生日おめでとうございます!!」
「ん、ああ。ありがとう。よく知ってたな?」
「はい!ミーナ中佐に教えてもらったんです。あの、それで私、
 私が住んでいた扶桑の地域ですごく珍しいって言われてたものを持ってきました!」
「…これは、何だ?」
「イモリの黒焼きです」
「へぇ…。私のいた地域ではこんなものみかけなかったなぁ。食べるのか?」
「いえ、この粉をこう、かけるんです。えいっ」
「そうなるとどうなるんだ?」
「…わたしのこと見て、ドキドキとかしませんか?」
「ドキドキ?いや、別に」
「おかしいなぁ…」

664ハピバss:2008/08/26(火) 21:29:28 ID:h7S5Pz4N

○犬と少佐

夜の帳が空に溶けだす頃

微かに空が明るみ始めたそんな早くに、
わたくしの敬愛する凛々しく美しいその人は訓練を始めます。
いつもなら遠くから見つめる程度に留めるのですが……今日という日だけは。

「少佐!」

訓練が終わる頃を見計らって声をかけると、
毅然と汗を煌めかせながら振り返るその姿に
わたくしの心はこの爽やかな朝に負けぬほど清々しく―――…そうじゃありませんわ。
今日はぼんやり見惚れている場合ではないのです!

「ペリーヌ!何だ、こんな早くに。訓練か?」
「い、いえ!あの…少佐!お誕生日おめでとうございます!!」
「…もしかしてそれを言いにこんなところまできたのか?」
「はい。どうしても一番に、言いたくて…」
「そうか」

 ありがとう

朝の柔らかな光のなか、そう優しく微笑む坂本少佐はそれはそれは美しく、わたくしは、
うっかり天に昇りそうになりました
ああ、大好きです少佐…!!

665ハピバss:2008/08/26(火) 21:31:06 ID:h7S5Pz4N
○隊長と少佐

コンコン、と軽やかに扉を叩く音がきこえ、
もう寝ようと布団に潜らせかけていた足を床についた。ひんやりとして気持ちいい。

「誰だ?」
「ミーナよ」

普段、こんな夜にミーナはやってこない。
私が早く寝ることを知っているから、来るとすれば何か急な用事があったりするのだ。
神妙な顔をしてなるべく急いで扉をあける。
何かあったのかと問おうとしたら目の前に花を差し出された。

「センニチコウ?」

それはセンニチコウらしい花を基調にした小さな花束だった。

「の、園芸品種の一種でね。ストロベリーフィールドっていうのよ」

言いながらミーナが部屋にはいってくる。

「どうしたんだ?」
「もうすぐで誕生日でしょ?一番に言いたかったのよ」
「あぁ…そうか。ありがとう。
 いや、しかしもうすぐも何も…。まだ2時間はあるし、0時前には寝ているぞ?」
「ええ、だから」

花をみていたら不意に肩を押され仰向けにベッドに倒れこんでしまう。
すぐに目の前にミーナの顔が現われて私は嫌な予感が止まらない。

「…毎日の朝の鍛錬は怠りたくないんだが」
「たまに怠ってるじゃない」
「誰のせいだと…だいたいそういう日には午前午後の訓練で挽回しているから問題ない」
「じゃあ大丈夫ね」
「…いや、わかった。0時まで起きていよう。だからそれで――」

不敵に笑う上官に私は勝てる気がしていなかった。
案の定さっきから人の話は聞かずに首筋に顔を埋めながら喋るのでくすぐったい。

「…っミーナ」
「強情ねぇ。それなら上官命令、…と言ったら?」
「…職権濫用という言葉をご存知ですか、中佐どの?」
「あら、心外だわ。…じゃあ、ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケという
 私個人のお願い、ならいいのかしら」
「…お戯れを」
「ふふ」
666ハピバss:2008/08/26(火) 21:34:27 ID:h7S5Pz4N

私もまだまだ訓練が足りないな

そんなことを頭の隅で考えながら
ゆっくり、身体を委ねた。

   ◇

「あら、0時まわったわね。誕生日おめでとう、美緒」
「そっ…んなこと…!言ってる場合じゃ……っ」
「ねぇ、ストロベリーフィールドの花言葉、知ってる?」
「?」
「”変わらない愛情を永遠に”」
「ー―っ」
「可愛いわね。好きよ、美緒」

変わらないものなどないと、私は思う。
不変のものなんてきっとない。
戦争はきっと終わるし、みんないつかは散り散りになるんだろう。
けれど、想いはどうだろうか。
気持ちという何ものでも計り知れないものは――――、

今以上をいつも求める人間は、それでも変わらない愛がほしいと願う。

私は、どうだろうか。


Fin!



愛のこもり方が違う?気のせいだr
読んでくださった方いましたらありがとうございました!

ちなみに「変わらない愛を永遠に」はセンニチコウの花言葉です。
ストロベリーフィールドは確か「永久の愛」とかその辺だったかなぁ。
まぁ派生だし意味ほとんど同じだしいいかみたいなノリです。
しかし>>659に同意。未だにキャラをつかめていません。あしからず。
667名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 21:38:52 ID:PyZM7e2q
>>649
アホネンさま自重
668名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 21:39:35 ID:+Lz4casi
リアルタイムktkr!!!!!!!!GJ!!!!
こういうちょっとした小話が私は大好きだ!!

花言葉ってロマンですよね。
669名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 21:59:29 ID:OJrTfttz
>>667
だが理由としては一番しっくりくる気がする


>>663
いい話だ
普段の少佐の鈍さとのギャップもいい
670名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 22:18:28 ID:utIlmel+
pixvのストライクウィッチーズタグがハンパないな
一ヶ月半で1000超えてる
百合絵も多いしエイラーニャ多いしいいことだ
671名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 22:38:18 ID:lLmnuXgQ
まったく、ストウィチ関係のフォルダがパンパンだぜ

>>663 GJ
672名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 22:48:24 ID:MjCRcBxW
>>663
GJ!!やっぱ隊長と少佐はいい。しかも少佐受けという萌えるシチュエーション。
ついでに花言葉でロマンティックな香り‥‥
あんた最高だ
673名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 23:15:14 ID:1U/bftH9
三重TVでも8話放映。あの手紙のシーンはやはりリーネがミーナ中佐を呼んできた
ように見える…。煽っておいて落とす、リーネ、恐ろしい子…
674ハピバss:2008/08/26(火) 23:18:47 ID:h7S5Pz4N
感想さんくす!
少佐受けは大丈夫なんだろうかとドキドキしながら投下したんだ
ちなみに私は少佐受け大好きですが何かー!!!
しかし隊長誘いの美緒ミナもいいと思ry
花言葉とか誕生花とか、曖昧な感じが大好きなんだ。
ロマンがあるようにみえるのは書いてるやつの百合へのロマンティックがとまらないからさ。
675名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 00:34:41 ID:wZP5tvp4
エイラのイルマタルをユーティライネンするサーニャって響きが好きすぎて困った
676名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 00:46:50 ID:bLj1CaQ4
激しくGJ
677名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 01:29:23 ID:AE/EaGGt
ユーティライネンって「勇気無いねん」って聞こえる
678名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 02:12:22 ID:CfIsOWbj
>>677
それ少佐がギャグで言ってて笑ったw

そういえば、日本からヨーロッパに芳香をつれてくのに3ヶ月くらいかかってんだよな…
芳香が眠れない時は少佐とインカムで通信し合いながら眠りについたのだろうか(*´Д`*)ムフー
679名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 02:15:09 ID:wZP5tvp4
その妄想は寝る前にやりだしたら止まらないわ
680名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 02:17:51 ID:CfIsOWbj
ダメだ…妄想してたら目が覚めてきた…
681名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 02:18:28 ID:KfrUZpy2
インカムって性能にもよるけど遠いと聞こえづらいからな
やっぱりそこは一緒の部屋で寝ry
682名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 02:20:31 ID:wZP5tvp4
それだとインカムの意味なくないかw
壁越しに一枚隔たってるぐらいがいい
683名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 02:39:42 ID:CfIsOWbj
話せるくらい近くにいるのに恥ずかしくてインカムを使う芳香と美緒…
ペリーヌが知ったら怒り狂いそうな状況だ
684名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 02:40:27 ID:XxMGpMUb
ttp://zip.4chan.org/a/src/1219765497013.jpg
4chのやつらときたら……
685名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 02:52:37 ID:JxtaHl5O
そのフィギュアをどうする気だw
686名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 03:50:25 ID:3Z3tzfZq
歴史講座4回を今見たけど、あのキャラを公式にしてほしいわホント
8話を書いた糞脚本家は公式を百万回見るべき
687名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 04:00:20 ID:61JyP8bI
>>678
その3か月のうちの序盤がコレ→ >>169-171

作者様には是非とも続きの展開を望むところ。

688名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 04:06:56 ID:MinFkITL
>>687
janeのポップアップがウィンドウ埋め尽くしてフイタw
これは続きがあるなら読みてーわ
689名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 04:13:13 ID:Q8ZykzFd
>>686
同じだろ
690名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 04:19:39 ID:hCx1ewCA
>>677-678
「アホやねん」もふくめるとスオムス軍人は
扶桑軍人のネタにされやすいのかもしれないね
691名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 10:14:15 ID:RLM0YcMU
ウィッチーズの女の子達は皆仲良しで良きかな良きかな
しかし、あまりに平穏すぎると刺激を求めるのが人の常で
もっとバイオレンスというか女同士の争いというか、つまるところキャットファイト的な何かを見たい今日この頃
692名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 10:33:45 ID:NntW7IX7
何を争うか甚だ疑問だけどとはらあえず野上氏の同人をオヌヌメしとく
>>691
693名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 10:37:43 ID:wZP5tvp4
争うっていったら恋の鞘当てしか浮かばんかった
694名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 11:02:24 ID:snX4oo/g
見方によっては芳香とペリーヌは既に争ってるな
695名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 11:51:50 ID:2mp99Gyg
芳佳を巡ってのリーネとトゥルーデの争いは流血沙汰になりそうだw
696名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 11:54:10 ID:jrThXEzp
その流血というのはもしや……ゴクリ
697名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 11:57:51 ID:NntW7IX7
林家志弦ばりの……
698名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 12:17:11 ID:A1/abyoP
シャーリーとゲルトの芋の奪い合いならすぐ浮かぶんだがw
699名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 12:20:43 ID:SCvDWplV
大量の鼻血を吹くゲルトですね
700名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 12:43:11 ID:4VvgHBtc
>>687
呼んだ?

えっちなのって読むのは得意だけど書くのは難しいよね
なかなか恥ずかしくて…
蜜月日記はお待たせしない内になんとかします。エロは期待しないでね
701名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 12:50:19 ID:XxMGpMUb
>>700
wktkして待ってる。
702名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 13:23:03 ID:cafVR0wg
ゲルト的にはリーネも芳佳も両方おいしくいただけると思うが

ゲルト「妹が増えたところで私は一向にかまわん! 妹は多ければ多いほどいい」

けれど、芳佳を独占したいリーネはゲルトの行動を隊長にチクリまくると
703名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 14:14:02 ID:UThLLnyO
トゥルーデは年下キャラを全員妹にしそうな勢いだなw
「お前もろうn…じゃなかった妹にしてやろうか!?」的なノリで
704名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 14:29:17 ID:KfrUZpy2
>>703
閣下のメイクしたトゥルーデ想像してちょっとテンション落ちたじゃねえかwww
705名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 15:49:13 ID:D5D7rVcD
706名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 16:31:28 ID:0cpjX3W5
>>705
見れないんだけど、なに?それ
707名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 16:38:51 ID:Wz9J3HDv
>>706
m.nicovideoのm,をとればPCで見れる
mは携帯用
708名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 16:39:54 ID:nokumIkJ
ニコ◎◎の芳佳×トゥルーデMADだな
っていうかモバイルのアドレスで貼るなよ
709名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 16:44:40 ID:snX4oo/g
「非対応端末です」だとorz



ところでさっき7話見直したらペリーヌの
「あなたって人は…ありがと」と「す、擦れる〜」に
ドキリとさせられた
710名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 17:28:38 ID:pCiL2V6y
>>709
擦れてるところはしゃべり方、表情、動きでご飯3杯はいける
711名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 17:46:51 ID:Jriae9sC
俺の予想では最終話終了時点でキャラ人気投票を行った場合、ペリーヌがダントツトップに躍り出る。
間違いないっ!

ところで、携帯からSS投下してるような強者って存在するんだろうか…?
712名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 17:46:56 ID:tlIq7Sf/
>>709
ようつべにも上がってるから携帯でも見れるぞ
713名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 17:58:51 ID:43B0fUan
転栽
ttp://rainbow.sakuratan.com/data/img/rainbow82935.jpg
コレは、お互いどうなんだろ?
714名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 18:18:48 ID:XxMGpMUb
>>713
サーニャイラ派の私から見てこれほど微笑ましい光景はない。
多分エイラは最初は予想、もとい妄想と違う展開に困惑気味だけど、
半日も経たないうちにサーニャにすっかり調教されて馴染むとみた。
715名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 18:31:50 ID:tlIq7Sf/
上官には逆らえないのサ
716名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 18:39:07 ID:r8GZG9eL
>>711
ここじゃ専ら読み専だが、他スレでは投下してる。
717名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 18:41:04 ID:jrThXEzp
>>711
携帯だと文章の全体図の把握が難しくない?
718名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 18:43:23 ID:JxtaHl5O
>>711
俺携帯から投下してるよ
え 別にいけない事じゃないよね?
719名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 18:56:52 ID:D5D7rVcD
>>708
すまない
ちょうどパソコンをいじれなかったんだがこの胸の高まり故携帯からはっつけてしまった。
こんどからは書き込み自重するよ
720名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 19:03:23 ID:bLj1CaQ4
投稿してくれるなら少々読みにくくても構わない
721名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 19:05:04 ID:Jriae9sC
>>716-718
なる、結構いるわけか
じゃあ俺もある日突然こっそり投下とかしてみようかな・・・?
722名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 19:05:27 ID:XxMGpMUb
私の場合、
1.寝る前に布団に潜って携帯で一気に書き上げる
2.翌朝、ハイテンション過ぎて文章おかしいところを校正
3.夜、パソコンに送ってもう一度校正と原作と照合しての検証を行ってから投下

いいとか悪いとかじゃなくて携帯電話からだと構造的に難しくね?
まさか書きながら投下するわけじゃないだろうし、コピペするにしても長いと変なとこで分割させられるし。
あと一行が長いのに気付かなくてブラウザの端で折り返すのがあまり好きじゃないという極めて個人的な理由もあったりする。

自分語り失礼しました。何にせよSS有志がいらっしゃるのはいい事だ。
723名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 19:07:17 ID:3EZKKIIk
ttp://www.biwa.ne.jp/~kyogoku/sw02.jpg
> エイラーニャで百合に目覚めた人は多いと聞きます。
724名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 19:57:22 ID:EAffBEMy
>>661に似てるな
725名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 21:22:34 ID:ukyg0O9o
>>713
うわ、サーニャイラの首輪ネタやられたw
まさかこんなネタが被るとは
726名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 21:23:33 ID:lcZdWodJ
ここってエロ禁止なの?
727名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 21:25:02 ID:QwBrIu34
>726
pink板で今更何をw
728名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 21:34:59 ID:qIUVKWaH
>>723
詳細kwsk
729名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 21:38:31 ID:cEL7SKP7
>>723
ニヤニヤ
730名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 21:38:31 ID:jrThXEzp
>>728
pixiv
731名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 22:28:16 ID:N3+dT9w+
SS投下します。俺もケータイから。
一人称の語り手がレスごとに交代していきます(サーニャ→エイラの順)。
わかりにくい上に表現したかったことがうまくできているかとても不安ですが。
あとエロはないです(胸揉むけど)。エイラーニャでそんなこと考えんナ。
タイトルは「NとN」です。


 眠りにつくのが怖い。目覚めてしまうのが怖い。
 眠りにつく前と、目覚めた後と、果たして世界はちゃんとつながってるだろうか。
 今までわたしが見てたのが全部夢で、現実は実は全然違ってたなんてこと、ないだろうか。
 暗闇が怖いなんてこと、今までなかったのに、
 今はまぶたを閉じることがこんなにも不安になる。

「ねぇ、エイラ。今からすごくヘンなこと訊いていい?」
「なんダ?」
 寝ころんでタロットをしていたエイラは、顔をあげてわたしの方を見る。
「あれから少しずつ、みんなともお話できるようになってきたけど、
 まだ他の人と喋るのは苦手。
 こんなこと訊けるのは、エイラだけ」
「それで訊きたいことってなんダ?」
「……他のみんなって、よく胸を触ったり揉んだりしてるよね」
「ああ。前からそうだったけど、宮藤がきてから特にそうだナ」
 エイラは再びタロットカードに手を伸ばした。
「エイラもよく触ってるよね」
 そう言うと、エイラの手からタロットカードがこぼれ落ちる。
 塔の絵が描かれたカードはさかさまだった。
 少しの間、無言の時間が流れた。
「まあ、あれダ」
 エイラは両指でマルをつくった。
「女同士だから問題ナシ」
「わたしも女……」
 エイラの耳には届いていなかったのか、えっ、と声をあげた。
 エイラは再びわたしの方を見た。視線が交じりあう。
「――わたしのこと、ちゃんと見えてる? 透けたりぼやけたりしてない?」
「あのツンツンメガネにまたなんか言われたのか? キニスンナって。
 アイツなんているのかいらないのかわからないんだぞ、必要性的に」
 眉をつりあげてエイラは言った。
「本当に、ちゃんと、見えてる?」
「当たり前ダロ。……私にはいつも見えてる」
 そう言いながらもエイラは、わたしから視線をはずして横を向いてしまう。

「じゃあどうして、わたしだけ、揉んだり揉まれたりしないの?」
732名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 22:30:11 ID:N3+dT9w+
「ナ、ナ、ナ、ナ、ナ、ナニを言ってるんダ?」
 そんなこと、私の口から言えるはずないダロ。
 というか、私だからこそ言えるはずないことダ。
 それは私が誰にもサーニャにそんなことさせないようにしているからです、なんて、
 そんなこと口が裂けたって言えるはずない。
「胸がないから?」
「ちげーヨ。そんなことない」
 今はまだ小ぶりだけど、形はいいし、肌も綺麗だからきっと最高ダ。
 私が言うから間違いない。
 なんせサーニャの胸に関してはオーソリティだからナ、私は。
「じゃあどうして?」
 だから、私には答えられないってノ。
 それにしてもなんでサーニャはそんなこと訊くんダ?
 ……まさかサーニャは揉んだり揉まれたりしたいのか? 私に揉めと言っているのか?
 なに考えてんダ、私は。現実舐めんナ。
 そんなはずあるわけないダロ。
「それよりサーニャ、夜間哨戒で帰ってきたばっかダロ。もう寝ろヨ」
「いや」
 サーニャがはっきりと拒否する。
 見た目に反してサーニャはかなり頑固だ。一度こうなると折れるのはいつも私の方だ。
 だからって私にどうしろって言うんだ?
「ねえ、どうして? ちゃんと話して」
 サーニャの視線が本当にチクチク刺されるみたいに痛い。
「しらねーヨ。今日のおまえなんかヘン――」
 なかば投げやりに口から出た言葉が止まる。
 キッと私をとらえて離さなかったサーニャの視線はそのまま下にいってしまう。
 なんてこと言ってしまったんダ、私は。
 サーニャは「私にしか訊けないこと」ときっとすごい勇気を出してした質問なのに、
 なんで私は自分の勝手な虚栄心を守るためにそんなサーニャにこんな言葉が言えるんダヨ。
「ごめんナ……私、自分の部屋に帰る」
 なに逃げてんダ、私は。やっと口から出た言葉がそれか?
 自分で自分を殺したくなる。
「待って――」
 ベッドから立とうとした私の手をサーニャは掴もうとする。
 私は思わず手をあげてそれから逃れた。
 サーニャの右手は空を切り、行き場を失ったそれはまるで自由落下するような自然さで
 ――私の胸にぶつかった。
733名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 22:31:43 ID:N3+dT9w+
 ぺたっ、とわたしの指先がエイラの胸に触れる。
 そのまますぐ放してしまえばよかったのに、わたしはなぜかそれができなかった。
 指先がゆっくりとエイラの胸に沈み込んでいく。
 やわらかい。
 それになんだかあたたかい。
 こんな気持ちいいことをみんなはしているんだ。
 エイラの心臓の鼓動が指先から直に伝わってくる。
 ドクドクドクドクとまるで早鐘を打つような激しさ。
 その音に共鳴するようにわたしの心臓までドキドキしてくる。
「――ごめんなさい」
 ようやくわたしはエイラの胸から手を放し、そのままうつむいてしまった。
「怒った……よね」
「そんなこと、ナイ」
「本当に……?」
「うん……びっくりはしたケドナ」
 ちらちらとわたしはエイラの顔を覗き込むように見る。
 耳まで真っ赤になった顔を横に向けていたエイラも同じようにわたしの方を見る。
 ときどき、視線がぶつかるとまたそれをそらす。
 お互いとても目が合わせられない。
「エイラのいうとおり。今日のわたし、本当にヘン」
「そんなこと……」
「最近、眠るのがなぜだかすごく怖いの。きっとそのせい。
 よく眠れなくて、起きてからもなんだかうつろで……」
「ごめんナ、気づいてあげられなくて」
「ううん」
 それはわたしが誰にも心配させたくなくて抱え込んでいたことだから。
 エイラのやさしさにいつも甘えてしまう自分がいやだったから。
「ねぇ、どうしたらわたしのこと許してもらえる?」
「だから怒ってないったら……」
 わたしは首を横に振った。
 ねぇ、わたしはどうしたらいい?
 たとえその言葉が本当だとしても、わたしはエイラになにかしなくちゃいけない。
 こんなわたしのそばにいつも一緒にいてくれたエイラ。
 どれほどのごめんなさいとありがとうを積み重ねても、この気持ちのすべてを伝わるなんてできない。
 なんでもいい。わたしもエイラのためになにかさせて。

「ねぇ、エイラ――――」

 わたしは勇気を出してその言葉を口にした。
 こんなこと、エイラにしか言えない。
 エイラにだから言えたことだ。
734名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 22:32:55 ID:N3+dT9w+
 心臓の鼓動はまだおさまらない。
 サーニャの温度の低い声のひとつひとつが、私のなかを素通りしていく。
 胸を触られた。
 もちろんそれは全然イヤじゃない。
 でもそのことが、私の体をまるで別物に作り替えられでもしたようにしてしまう。
 それは突然のアクシデントとか、相手がサーニャだったからとかそういうこともあるけど、
 だって私、胸触られるの生れてはじめてだったから……。
 だって私、揉む側だからナ。

「ねぇエイラ。今度はエイラがわたしの胸、触って」

 なに言ってんダ! そんなことできるわけねーダロ!
「イヤなの……?」
 臆する私におずおずとサーニャは訊いてきた。
「そんなはずないダロ。でも、その……だけどサーニャはいいのか?」
「うん。みんなも普通にしてることだよね」
 こくりと頷いたサーニャは私の正面にすっと立った。
「でもわたしはじめてだから……」
 サーニャはぎゅっと固く目をつぶった。
「はやくして」
「うん」
 臆する私をうながすサーニャの声に、思わず私はうなずいてしまった。
 なんだこのシチュエーションは。私は本当に触ってしまってもいいのか?
 サーニャの胸の前に私は両手をかざし、ゆっくりと手を伸ばしていく。
 20センチ、まるでそこに透明な壁があるかのように、そこから先に手が進まない。
 いやたしかに壁はあった。私にとってとてもとても厚い、精神的な壁が。
「どうしたの……?」
 薄目をあけたサーニャと目が合う。
「他の人にはしてるんでしょ? 他の人と同じようにしてくれればいいから」
 同じ? 違う、同じなはずない。
 フザケンナ。
 他の誰かと同じような、他の誰とでも代えのきくような、そんなもんであるはずネーダロ。
 サーニャの代わりになるヤツなんて宇宙の果てまで探したって見つからネーヨ。
 この手を伸ばしていってサーニャの胸に軽くタッチ。
 そしていつものようにべーと舌を出して言ってやればいいのか?
 気持ちよかった、ありがとナ、って。
 きっとサーニャはそのことを望んでいる。
 でもそんなの、私にとってサーニャは他の人と同じですって言っちゃうようなもんダロ。
 チームのなかの一人、みんなのなかの一人――
 きっとそれはサーニャにとって優しい嘘だ。
 でもそんなことできるわけない。
 だって私はサーニャのことが――

「ごめんナ」

 私はサーニャになにもしてあげられない。
 ほんとに、ごめんナ。
「……やっぱりできない。でもそれはサーニャが悪いんじゃない――悪いのは私の方ダ」
735名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 22:34:41 ID:N3+dT9w+
「私にとってサーニャは大切で大切で、だから宮藤みたいに気軽に手をつなぐこともできなくて……
 誰にも触らせたくなくて……
 サーニャはみんなと仲良くなりたいって思ってるの知ってたのに、
 それでもこの気持ちは抑えられなくて――ずっと私が遠ざけてたんダ。
 悪いのは全部私……」
「そんなことない!」
 エイラはいつもそばにいてくれた。
 話しかけてくれた。
 たくさんのものを無くしたわたしに、エイラはたくさんのものをくれた。
「わたしのこと大切って言ってくれるのが嬉しくて」
 嬉しくて、嬉しくて。
 なのになぜかすごく泣きたくなった。
「――なぁサーニャ、私はこれからもサーニャのこと、こんな風に思ってていいのか?」
 わたしは何度も何度もうなずいた。
 エイラがやさしい微笑みを返してくれた。
「でも胸は触って」
「だから触れないって……」
「今じゃなくて、いつかでいい」
「うん」
「待ってる」
 その日のために、これから朝の牛乳をおかわりするようにしよう。

「わたし、疲れてるしもう寝るね」
 本当は全然眠くないけど、わたしはベッドに寝そべって毛布をかぶった。
 あといくつ眠ればその日がくるだろうか。
「眠るのが怖いって言ったよね。なんでだかわかった。
 それはきっと、今がとても幸せだから」
 エイラがいて、宮藤さんがいて、みんながいて――わたしがいて。
「だから眠って、目が覚めたら、実はそれは全部夢だったなんてことないかって、それが怖かったの」
「じゃあ、私がずっと手をつないでてやるヨ」
 エイラはベッドに腰をおろすと、そっとわたしの手を握った。
 そうだ、わたしはこうして誰かに触れていてほしかったんだ。
「手をつないで寝て、サーニャが目覚めたときにも私と手がつながっていたら、 ちゃんと眠る前と後とでつながってるってことダロ?」
「ありがとう」
 わたしはエイラの手をそっと握り返した。

「なぁサーニャ。実は私、胸触られるのはじめてだったんダ」
「そうなの?」
「これは二人だけの秘密だからナ! 宮藤にだって言っちゃダメなんだからナ!」
 何度も念押しするエイラのことを、なんだかかわいいと思ってしまった。
736名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 22:36:09 ID:N3+dT9w+
「ごめんね、実はまだ眠くないの」
 私の顔を見上げてサーニャは言った。
 こういう時ってどうするんダ?
 羊を数えたり、昔話をしたり……。
「歌、うたって」
「私はサーニャみたいに歌うまくないゾ?」
「いいから」
 私はサーニャにうながされるままに、ヘタクソな子守唄をうたった。
 サーニャはゆっくりとまぶたを閉じる。
「今日のわたし、ほんとにヘン。すごくわがままでごめんね。
 でも、眠って、また目が覚めればきっといつものわたしだと思う」
「わがままなままでもいいよ」
 たとえ世界を敵に回したって私だけはサーニャの味方ダ。
 どこにいたってサーニャを見つける。サーニャをひとりぼっちになんかさせない。
 サーニャが悲しんでいたら私が涙をぬぐってあげる。
 サーニャが寂しいときは、またこうして手をつないであげる。
 サーニャにいつも笑顔とたくさんの幸せを送ってあげたい。
 私の手をぎゅっと握り返す小さな手。
 サーニャを知らない人が見て、誰がフリーガーハマーを巧みに操る姿を想像できるだろう。
 この手にそっと触れているだけで、今の私にはきっとなんだってできる、そんな気がしてくる。
737名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 22:37:50 ID:N3+dT9w+
以上です。
書きはじめて三週間、もうムリ('A`)と何度も挫折しましたが、
なんとか形だけにはしたいなと書き続けて、やっと書き上げられました。
今ではエイラが一番好きなキャラです。
手を加えすぎて自分ではもう客観的に見られない代物ですが、少しでも楽しんでいただければ幸いです。
あと保管庫の管理人様、入れるときは作者をOsqVefuYのとこにおねがいします。


あと続きというかおまけ。

「宮藤、ちょっとこっちこい」
「え、うん……それでエイラさん、なんの用?」
「実はお前の胸を揉ませてほしいんダ」
「えっ、そんな……でも私には――」
「勘違いスンナ」
「いたっ、なにもでこぴんすることないじゃない」
「頼む、実はこれには深い事情があるんダ」
「そんなこと言われても……」
「私にできることならなんだってするから」
「じゃあ私もエイラさんのおっぱい揉ませて」
「それはムリダナ」
 私は両手の人差し指でペケをつくって言った。
 だって私、揉む側だからナ。
「じゃあサーニャちゃんのでいいや」
 フザケンナコノヤロー。
「いたっ……ただの冗談なのに……」
 お前が言うと冗談に聞こえないんダヨ。
「この通りダ、頼む宮藤」
「……うんっ、わかった。おっぱいに飢える苦しみは私にもよくわかるし」
 なんかヘンな勘違いをしているようだが、まぁいいか。
「いくぞ」
「うんっ」
「サ……サーニャ」
「?」
「キニスンナ、なんでもない」
 こういうのはより本番に近い想定でやった方がいいんダヨ。
 宮藤の胸の前に手をやった。20センチ。
 19、18、17……3、2、1、0。
 …………なんか違う。
「ごめんナ、宮藤」
738名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 22:56:30 ID:VTNGFylR
GJ

エイラーニャはなんていいんだろうか・・・
739名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 22:58:26 ID:tCgJEI+R
チクショウ、、ニヤニヤがとまらないじゃないか
740名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 23:15:59 ID:GbwR7yO3
GJ!!
エイラーニャいいわー・・・
741名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 23:40:48 ID:AE/EaGGt
GJ
エイラーニャはお互い純粋でほんといいなー
742名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 23:56:56 ID:trYyCpjP
エイラーニャってほんと癒されるよな―…
743名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 23:59:12 ID:4VvgHBtc
エイラーニャのほのぼのさに和んだ
744名無しさん@秘密の花園:2008/08/27(水) 23:59:36 ID:hVcNUJiH
GJです
エイラーニャは心の支えじゃ…
745名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 00:00:37 ID:jrThXEzp
エイラーニャはニヤニヤできるね〜
746名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 00:02:04 ID:EAffBEMy
エイラ「サーニャ、今日一緒に・・・や、やっぱなんでもナイ・・・」
サーニャ「・・・一緒に寝よ、エイラ」
エイラ「サ、サーニャがそこまで言うなら一緒に寝てやるヨ・・・///」


こういうのいい
サーニャの気遣いとエイラの照れぷっりが

こんなの誰か書いてくれないかな
747名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 00:32:00 ID:sR3bLopp
自分で書こう、
書けば分かるさ
ありがとうおおおおおおおおおお
748名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 00:41:36 ID:1rF13SMI
エイラーニャの文字がゲシュタルト崩壊してきたw
お前らエイラーニャ大好きだな
俺もだが
749名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 00:59:02 ID:ECK6pQ+c
サーニャの胸に関してオーソリティネタここでくると思わなかったwwGJww
しかし何故かほのぼのみた後は甘いのか暗いのみたくなるのは病気だろうか
750名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 01:06:44 ID:6R4pLNH/
(((((((((((*´Д`)))))))))
751滝川浜田 『想いを言葉にする方法』:2008/08/28(木) 01:28:55 ID:oShk+T5T
深夜ですが、SSを投下したいと思います。シャーリー×ルッキーニです。
では、投下GO。





―――これが恋、なんだ…。

私がそれに気付いた時、私はルッキーニとキスしていた。


―――想いを言葉にする方法―――


それは遡ること数時間前。

「シャーリーさん、ちょっと話良いかしら」

ミーナ隊長が私に話しかけてきた。

「なんですか?ミーナ隊長」
「最近、ルッキーニさんの元気が無いみたいなの。もしかしたらシャーリーさんなら何か知っているかも知れないから、聞いてみたいんだけど」
「いや…私は知らないですね」
「そう…ごめんなさい、時間を取らせて」
「いや…別に…」


ルッキーニの元気が無いのか…。それはちょっと心配だな。
…どれ、ちょっと原因を探るか。


《ルッキーニの部屋の前

「ルッキーニー。起きてるー?ちょっと話したい事があるんだけどー」
「…何?」

おっ、起きてた。だけど元気が無い、というよりは声が若干震えているようだけど。

「最近、ルッキーニの元気が無いからさ。なんか私にしてやれる事は無いかなあ」

するとしばらく間を置いてルッキーニが声を出す。

「…入って」
「じゃ、遠慮なくー」

私はルッキーニの部屋に入った。私は早速、ルッキーニの元気の無さの原因を探る事にした。

「どうしたんだよ、ルッキーニ。最近元気無いじゃん。ミーナ隊長も心配してたよ?」
「……」
「何、なんか心配事とかあんの?それなら私に相談してよ!私達の仲じゃない」

ルッキーニはしばらく黙ったあと、静かに口を開いた。

「…シャーリーに相談してもムダだよ」
「…おいおい、いくらなんでも私を見くびりすぎだよ、ルッキーニ…」

私はルッキーニの言葉に軽くショックを受けつつ話を続ける。

752滝川浜田 『想いを言葉にする方法』:2008/08/28(木) 01:30:26 ID:oShk+T5T
「いいから、力にはなれなくても、話だけは聞いてあげるよ」
「いや…やっぱりダメだよ…」
「なんでダメだなんて最初っから諦めるんだよ!話さなきゃ分かんないだろ!私はルッキーニの事が心配なんだよ!」

ルッキーニのあまりの強情さに私はつい語気を強めてしまった。すると、

「うるさいっ!」
「おうっ!…枕を投げるな、ルッキーニ…」

ルッキーニの投げた枕は私の顔にクリーンヒット。怒ろうとしたけど、次の瞬間のルッキーニの表情を見て、それが出来なくなってしまった。
今にも泣き出しそうな表情をしていた。

「私の悩みがシャーリーを好きになっちゃったって言ったら、シャーリーはそれを解決してくれるの!?」

ルッキーニは涙目、真っ赤な顔で叫んだ。ルッキーニの突然の告白に私はただ呆然とするばかりで。

「えっ……それ、私の事が…好き…って事…?」

私の言葉に対してルッキーニは黙って頷いた。そして言葉を続ける。

「最初は変だと思ってたよ…。これは絶対に許されない恋だから、シャーリーを好きになっちゃいけないって…。でも…」
「ルッキーニ…」
「シャーリーを見ると、恋をしちゃいけないハズなのに…余計にシャーリーの事、好きになっちゃうんだよ…」

……ヤバい…ルッキーニ、メチャクチャ可愛い…。こっちがドキドキしてくるじゃない…。

次の瞬間、私はルッキーニを抱き締めていた。

753滝川浜田 『想いを言葉にする方法』:2008/08/28(木) 01:31:52 ID:oShk+T5T
「シャッ…シャーリー…///」
「どおりでおかしいと思ったよ。だって最近私の胸に顔うずめてくんないんだもん」
「シャーリー…やめてっ…///」
「…私が好きならちゃんと言葉にしなくちゃ…」

ルッキーニの顔を見ると、まだまだ真っ赤だ。

「…ルッキーニー…キスする?」
「やっ…///…なっ…なにいきなり…///」
「や、私が好きならキスしたいのかな、って…。……どうする…?」
「…………する///…………」

私はルッキーニの頬に手を添えて。
ルッキーニの唇に私の唇を近付ける。

この数秒の間に私はいろんな事を考えていた。今日の晩ご飯はなんだろう。今日もペリーヌはやかましいんだろうな、とか。

……あれ、おかしい。いろんな事を考えているハズなのに、ルッキーニの事が邪魔して他の考えがすべて吹っ飛んだ。

ルッキーニの笑顔、ルッキーニの怒り顔、ルッキーニの泣き顔、ルッキーニの声…。私の記憶しているルッキーニが頭を巡る。


…ああ、分かった。そうか、ルッキーニはこんな思いをしてたんだ。なるほど、これは確かに苦しいよ。



―――これが恋、なんだ…。




私達の唇は合わさった。最初は軽いキスだったのが、どんどん深いキスへ。私はルッキーニの背中に手を回して、ルッキーニの口内の更に奥へ舌を挿し込んで行く。

「んんっ…んっ…ふぅっ…ん…」

ルッキーニから熱い吐息が漏れる。よっぽど気持ち良いのか、私の背中を掴むルッキーニの手の力が強くなっていく。

754滝川浜田 『想いを言葉にする方法』:2008/08/28(木) 01:34:33 ID:oShk+T5T
「んんっ……ん…」
「ふぅっ…ん…」

お互いの舌を絡め取って、丹念に愛し合う。
ぴちゃぴちゃと響く音が、とても扇情的で私達の理性を壊すには十分過ぎた。

しかし、そんな時間が続くハズもない。
やがて、息の限界が訪れる。

長く、私達にとっては数秒とも思えるキスは終わる。
私達の間には、銀色の橋が出来ていた。

私を見つめるルッキーニは、今まで見た事がないくらい、エッチな顔をしていて、目がトロンとしていた。

「なあ、ルッキーニ、私気付いたよ」
「…何に…?」
「…私もさ、ルッキーニの事好きだったんだ」
「シャ…シャーリー…」
「…でも自覚は無かったみたいでさ、キスする瞬間に気付いたんだ。ああ、私、ルッキーニの事が好きなんだ、って」
「…シャーリー……」
「なあ、ルッキーニ…。言葉にしなきゃ想いは伝わんないよ。今度から悩みがあったら、真っ先に私に言いなよ。だって…」
「?」
「…私は、ルッキーニの恋人、なんだから…///……アハハハ、自分で言っといてアレだけどなんか照れるなあー///」
「バッ、バカ!そんな恥ずかしい事を堂々と言うな!」
「アハハハ、やっといつものルッキーニが戻ってきたな♪うん、私はやっぱりいつものルッキーニの方が好きだよ」
「…ありがとう、シャーリー…」

私達はお互いを見つめ合って。

「…ルッキーニ…。好き、だよ…」
「…私も…シャーリーの事、愛してる…」

私達はもう一回、キスをする事にした。


《数日後

「はあ…」
「お、どうしたリーネ」
「ニヒヒ、なんか悩みー?」
「……実は、芳佳ちゃんに告白したいんですけど…勇気が出なくて…」
「だって、シャーリー。あの名言言ってやりなよー」
「名言言うな。…あのな、リーネ。想いってのは、言葉にしなきゃな…」





END




以上です。こんなド深夜に失礼いたしました。脳内から垂れ流した妄想をそのまま文にしたような作品ですが…

さて、爺は寝るかのう…

755名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 01:38:28 ID:QsvxZd1R
こんな夜更けにGJ
756名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 01:41:43 ID:ECK6pQ+c
すっかり目が覚めちまったじゃないかGJ
757名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 01:55:27 ID:nB9IjW7J
なんか黒いミーナ書きたくなったから書いた。

皆が寝静まった深夜、私はミーナの部屋に向かっている。
なぜこのような状況になってしまったのか。
事の発端は十日前に上る。

寝室へ向かうために廊下を歩いていると、ミーナの部屋から何か声が聞こえてくる。
不思議に思った私は、ためらいもなくドアを開けた。
「ミーナ、どうした?」
そこにはミーナに裸で尻を突き出すリネットというのがあった。
ミーナの様子もおかしい。
珍しく制帽を被っているが、なによりも手に持った鞭とろうそくが目に付く。
「なにをしている!?」
私は気が動転しそうだった。
「あ…バルクホルンさん」
「はぁはぁ、あら、トゥルーデじゃない。どうしたのかしら?」
二人とも激しい運動をした後のように息を切らしている。
「わ、私は何も見ていない!見ていないからな!」
私はドアを閉めて即座にその場を去った。
しかしそのままうやむやにできるはずもなく、翌日ミーナから出頭命令が出され、そこで私は深夜にミーナの部屋に来るように言われた。
そしてその日の深夜、私はミーナの部屋に向かった。
ただ部屋に来いと呼ばれただけで、何をするのかは聞いていない。
やはりあの鞭とろうそくで何かされるのだろうか?などと考えているうちにドアの前に来ていた。
軽くドアをノックする。
『入っていいわよ』という声が聞こえてきたので、私はドアを開けた。
「!?ミーナ、その格好は一体なんのつもりだ!?」
裸のミーナに私は慌てふためいた。
「慌てなくていいのよ、トゥルーデ。たっぷり可愛がってあげるから」
「ふざけているのか!?」
ミーナは手に持った鞭で床をバシッっと叩いた。
「ふざけてなんかないわ。これが私のストレス発散法なの。隊員を毎晩一人づつ呼び出し、私の言うとおりになってもらうのよ」
昨晩のリネットのことを思い出す。
「彼女にしたようなことを私にもするのか?」
ミーナは私に近寄ってくると、そっと頬を撫でた。
「あなたは旧知の仲ですもの。悪くはしないわ」
そう言ってミーナは私の胸元のリボンに手をかけ、服を脱がし始める。
ミーナの前でなぜか私は抵抗できなかった。
やがて服を全部脱がされ、下着だけにされる。
そんな私をうっとりとした表情で私の体を見つめるミーナ。
「そ、そんなに見ないでくれ」
「ふふ、トゥルーデったら本当に恥ずかしがりやさんなのね」
うふふ、と笑いながらミーナの手は私のパンツを下ろそうとしていた。
「待て!それは!」
「嫌なの?」
「そ、そこは…」
恥ずかしくて言葉が続かない。
「言うことを聞きなさい!トゥルーデ!」
急にさっきとは打って変わって、口調が荒っぽくなった。
さらに睨みつけるように私を見る。
「それと、私のことはミーナ様と呼びなさい」
「わ、わかった」
「返事は『はい』でしょ!」
「ひ!はい!」
いつもと全然違うミーナに私は驚きを隠せなかった。
そもそもこんなミーナを見るのは初めてだ。
「よろしい。では下着も脱ぎなさい、トゥルーデ」
「は、はい…ミーナ様」
私はしぶしぶ下着を脱いだ。
これで部屋に裸の女性が二人。
何をするかは想像もつかない。
758名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 01:57:19 ID:MI9lRoFq
GJ

それはそれとして、このスレは本番はNGなのか?
投下作品、寸止めばっかなんだけど。
759名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 01:59:27 ID:nB9IjW7J
>>757

裸の私を上から下までじっくりと見るミーナ。
「トゥルーデの体って綺麗でうらやましいわぁ」
ミーナが私の胸を触ってきた。
「ひぁ!」
恥ずかしさで私はもう爆発しそうだった。
「昨日ね、リーネさんが私の胸を垂れてるなんて言ってたの」
胸を触りながら、ミーナは一人語りだした。
「許せないわ!隊長である私を侮辱したんですもの!だから夜は激しくしちゃったわ」
「そ、そうだったのか」
「トゥルーデは私の胸のことどう思う?」
私はミーナの大きな二つの乳房を見た。
昨日偶然見えたリーネの胸もかなり大きかったが、ミーナもそれに匹敵するくらいの大きさだ。
「き、綺麗だと思うぞ」
「そう…でもどうせお世辞でしょ?」
途端ににこやかな笑顔が崩れる。
「そ、そんなことはないぞ!」
本心だった。
「嘘よ。みんな同じこと言うもの。あなただって同じよ」
「私が信用できないのか?ミーナ!いえ、ミーナ様」
『様』を付け忘れたので慌てて訂正する。
「無理をしなくていいのよトゥルーデ」
今のミーナには何を言っても無駄なようだ。
「すぐに私の虜にしてあげるわ」
760名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 02:03:52 ID:6R4pLNH/
>>758
ただ単にウィッチーズが本番してるところを想像しづらいんじゃないか?
っていうか俺は本番無い方が(((((((((((*´Д`)))))))))
761名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 02:06:29 ID:nB9IjW7J
>>759

裸の私を上から下までじっくりと見るミーナ。
「トゥルーデの体って綺麗でうらやましいわぁ」
ミーナが私の胸を触ってきた。
「ひぁ!」
恥ずかしさで私はもう爆発しそうだった。
「昨日ね、リーネさんが私の胸を垂れてるなんて言ってたの」
胸を触りながら、ミーナは一人語りだした。
「許せないわ!隊長である私を侮辱したんですもの!だから夜は激しくしちゃったわ」
「そ、そうだったのか」
「トゥルーデは私の胸のことどう思う?」
私はミーナの大きな二つの乳房を見た。
昨日偶然見えたリーネの胸もかなり大きかったが、ミーナもそれに匹敵するくらいの大きさだ。
「き、綺麗だと思うぞ」
「そう…でもどうせお世辞でしょ?」
途端ににこやかな笑顔が崩れる。
「そ、そんなことはないぞ!」
本心だった。
「嘘よ。みんな同じこと言うもの。あなただって同じよ」
「私が信用できないのか?ミーナ!いえ、ミーナ様」
『様』を付け忘れたので慌てて訂正する。
「無理をしなくていいのよトゥルーデ」
今のミーナには何を言っても無駄なようだ。
「すぐに私の虜にしてあげるわ」

私はベッドの上でリーネと同じようにミーナに尻を向けて四つん這いにするように命じられた。
「なにをするんだ?かなり恥ずかしいんだぞ」
「綺麗なお尻よ、トゥルーデ。鞭で叩くのがもったいないくらい…」
「鞭!?叩く!?」
「そうよ、こうやってね!」
ミーナは手に持った鞭を大きく振りかざすと、それを私の尻に思いきり打ち付けた。
「ひぁあ!」
バシン!と硬い皮が尻を叩く。
「どぉ?気持ちいいでしょう?」
「うぅ…痛いに決まってるじゃないか!」
「なら気持ちよくなるまでやってあげるわ!」
「ちょ、ちょっとまっ!あぁん!」
ミーナは幾度となく私の尻を鞭で打った。
「はぁはぁはぁ…どうかしら?まだ気持ちよくならない?」
「はぁはぁ…ミーナ…痛い…」
しばらく時間が経過して、私たち二人は体力を消耗しきっていた。
私の尻は赤く腫れており、まだ打たれた痛みが残る。
「はぁはぁ…ミーナ様でしょ!」
またもやミーナは鞭を振り上げる。
「あぅ!」
「さすがトゥルーデね。リーネさんとは違って調教しがいがあるわ」
ミーナは鞭を置いて、今度はろうそくを取り出した。
すでに準備してあったのだろうか、ろうが解け始めている。
「さぁトゥルーデ、これでもっと気持ちよくなるわよ」
762名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 02:07:47 ID:nB9IjW7J
>>761

ミーナは解けるろうを私の尻に垂らした。
「あ、あつい!」
「そんなに気持ちよかったの?ならもっとしてあげる」
さらに数滴ろうを垂らす。
「ひぃぁあ!あぅ!」
その時私は痛みや熱さの他に別の感情が湧き上がってくるのを感じていた。
「あら?トゥルーデ感じているの?」
「な!バカなことを言うな!」
「でもあそこはもう濡れてるわよ?」
口では誤魔化したが、体は正直なようだ。
戒められて感じてしまう自分が憎らしい。
「さあトゥルーデ。もっとおねだりしないの?」
「…」
「我慢しなくていいのよ」
「…って」
「声が小さいわよ」
「ぶってください、ミーナ様ぁ!」
私は恥ずかしいと思う感情を押し殺して言った。
「ふふ、はっきり言えたわね」
ミーナは再び鞭で私の尻を叩き始めた。

それが十日前のことだ。
あの日を境に私の体になにかの火がつき、毎晩のようにミーナの部屋へ通うことになった。
その度に私は戒められる快感に酔いしれ、ミーナは狂ったように鞭を振るい、お互いの欲を吐き出した。
そして私は今日もまたミーナの部屋に向かっている。
あの快楽を思い出すだけで狂いそうになるが、普段の私は冷静を装っているのでそんな姿は見せられない。
私がすべてをさらけ出すのはミーナ様の前だけだ。

763名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 02:09:36 ID:ko8J2ORI
764名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 02:14:06 ID:ko8J2ORI
http://apple.mokuren.ne.jp/loader_1/src/apple012550.bmp

ごめん↑直リンできなかった。
765名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 03:58:46 ID:ie5sBhH6
>>757

やっぱりミーナ隊長はこういうキャラが似合うなw
766名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 05:34:24 ID:PJ+GjB3R
投下します。
遅れてしまいましたが坂本少佐の誕生日記念です。
でも視点はなぜかペリーヌです。


ちょっと、長いです…
767信じるツヨサ:2008/08/28(木) 05:36:19 ID:PJ+GjB3R
 八月二十六日。
 それはある方の誕生日で、わたくしにとっても特別な意味をもつ日だった。

 今朝も少佐は訓練をおこたらなかった。
 たとえ誕生日であろうと、ふだんと変わらない一日を送るおつもりなのだろう。
 誰よりも軍人らしい少佐ならさほど不思議なことではない。
 あの方はわたくしたちを厳しく指導される以上にご自分を厳しく律するのだから。
 部隊の誰よりも厳しく、ゆえに優しい御心をかねそなえたお方なのだ。
 自室からこっそり確認したかぎりではジョギングの時間と素振りの回数が昨日より二分八秒と五回だけ、それぞれ多かった。
 すこし大雑把なところも、少佐の魅力のひとつだと思うことにした。
768信じるツヨサ:2008/08/28(木) 05:36:56 ID:PJ+GjB3R
 昼には新人二人の訓練に付き添われていた。
 体力の乏しい二人(とくに宮藤さん!)がへとへとになり、目に見えて走るスピードが落ちるとすかさず厳しい表情で叱咤の声を飛ばすお姿がとても凛々しい。
 わたくしなら軽々とノルマを果たし、「よくやったぞ、ペリーヌ」とお褒めいただくこともできるのに……、と想像したら、わたくしとしたことがはしたなくも口の端からよだれが垂れそうになったのであわてて拭き取った。
 あぶないあぶない、こんなところを万が一にも少佐に見られるわけにはいきませんわ!
 少佐たちのほうへ視線をもどすと、地面にへたりこんだ二人を見下ろす形で少佐がため息をつかれていた。
 やはり宮藤さんごときでは少佐のお眼鏡にかなうことなど――――、と思っているとなぜか少佐はお笑いになられているではありませんか!
 けっしていつもの豪快な笑いではなかったけれど、仕方ないなという声が聞こえてきそうな苦笑いだった。
 たとえ苦笑といえども、よりにもよってあの宮藤さん、あの豆狸に笑みを向けられるだなんて……。
 わたくしは悔しさのあまりハンカチを噛みちぎってしまいそうになったものの、理性という名のブレーキのおかげでなんとか踏みとどまることができた。
 あんな小娘のためにわたくしが頭を悩ませるなんて、まちがっているとしか思えない。
 そもそも入隊したての宮藤さんなど取るに足らないのだから、わざわざわたくしが心配する必要なんてあるはずがないのだ。
 少佐ならいずれ宮藤さんなどではなく、わたくしのほうを振り向いてくださるにちがいない。
 そういえば今夜は少佐へ日頃からの感謝を込めてお祝いをするのだ。
 ひょっとしたら感極まった少佐が、わたくしに……。
 そう思うと宮藤さんのことなど頭から抜け落ちて消えてしまった。
769信じるツヨサ:2008/08/28(木) 05:38:15 ID:PJ+GjB3R
 夕食にあわせて少佐の誕生日パーティーが催された。
 口々にお祝いの言葉を告げるみなさんに負けじとわたくしも声をかけようとして、やめた。
 べ、べつに恥ずかしいわけではありませんわよ!
 少佐のためでしたらどのような恥辱にまみれようと、なんでもこなしてみせる自信がある。
 ただそうではなくて、わたくしの少佐をお祝いする気持ちをみなさんの声のなかに埋もれさせたくなかったのだ。
 少佐にはちゃんとした形で思いの丈をぶつけ、しっかりと受け取っていただきたい。
 そう思ったのだ。
 シャンパーニュでお祝いを済ませ、それぞれが料理を楽しんでパーティーも終わりに近づいたころ(少佐いわく、扶桑では"宴もたけなわ"というらしい)、少佐が席をお外しになった。
 わたくしはこれを機会とみて、間を置いてから席を立つことにした。
770信じるツヨサ:2008/08/28(木) 05:39:30 ID:PJ+GjB3R
 すっかり暗くなった廊下に白い月明かりが差し込んでいた。
 食堂から出てすぐの角を曲がろうとしたところ、その先にすでに花を摘み終えたと思われる少佐が窓の外をご覧になっていた。
 ……なにを見ていらっしゃるのかしら。
 あそこから見渡せる景色に少佐の気を引くようなものがあっただろうか。
 それとも、眼帯の奥に秘められた瞳でも見通せない何かに想いを馳せていらっしゃるのだろうか。
 月明かりのせいもあって、少佐の凛々しいかんばせは神々しさをも感じさせる。
 わたくしはうっとりと、そのお顔を目に焼きつけていた。
「そこにいるのだろう、ペリーヌ?」
 予期しない問いかけにわたくしの心臓が大きく脈を打ち、ショックのあまり一瞬だけ魔力が漏れて耳としっぽが生えてしまいましたわ!
 まさかずっと、気づいておいでだったのかしら……。
「ペリーヌ、出てきてくれないか」
 少佐はほんの少し低いトーンでそうおっしゃった。
 そんなふうに言われたら、わたくしが逆らえるはずがありませんのに。
「あ、あの……」
 のぞき見していたことを叱られるかもしれない、と怯えを隠しきれないわたくしに、
「なにをもたもたしている。私はただこっちに来いと言っただけなのだがな」
「は、はい! ただいま!」
 少佐のご機嫌を損ねるほうがよろしくないと判断し、わたくしは脚が震えないようにちからを込めて一歩ずつ窓ぎわまで近づいていった。
771信じるツヨサ:2008/08/28(木) 05:40:29 ID:PJ+GjB3R
 少佐の隣に立つ。
 それは対等を意味する立ち位置。
 いつかそうありたい、と憧れていた状況のひとつだった。
 それが思いもよらぬ形で実現してしまったことにわたくしは興奮を抑えきれなかった。
 もしかしたらこの喜びが顔に出てしまっているかも、と思うと少佐に気味悪がられたくない思いが勝り、こころが静まっていく。
 横目でちらりとうかがうと、少佐は窓を通して遠い海のむこうをじっと見つめていた。
「ペリーヌ、パーティーは楽しんでいるか」
 落ちついた声がわたくしの耳から頭のなかへ入り、アルコールのように理性を酔わせる。
 またも魔力が漏れそうになって、うずうずしている耳としっぽが出てこないように自分を叱咤した。
 気をしっかり持つのです、ペリーヌ・クロステルマン!
「え、あ、はい! もも、もちろんですわ!」
「そうか」
「少佐の誕生日をお祝いしているのですもの。これが楽しくないはずありませんわ!」
「……そうだな」
 わたくしの気持ちをこめたはずの言葉は、しかし苦笑いに掻き消されてしまった。
772信じるツヨサ:2008/08/28(木) 05:43:40 ID:PJ+GjB3R
 いつもの少佐ではない。
 さすがのわたくしでもそれくらいは感じ取れた。
「あの、少佐、なにか煩いごとでも……?」
「ん、いや、そういうわけではないが……」
 少佐の顔にいつもの笑みが浮かんだ。
 けれどそこにあってしかるべき覇気がごっそり抜け落ちているように感じられた。
 なにか、悩んでいらっしゃる……。
 失礼ながら、豪放磊落にして明朗快活な少佐が歯切れの悪い話し方をなさる姿など似合わないにも程がある。
 ましてや、こんな意気消沈しているとも取れる態度はまったくもって少佐らしくない。
 もしも悩みごとがあるのなら微力ながらもお力添えしたいところだけれど、たぶんそれは無理だろう。
 少佐の判断は合理的、ゆえに妥協がない。
 言いよどんだすえに話をにごしてしまわれたのなら、それでおしまいなのだ。
 少佐はきっと、どんなに説得したところでご自身のお悩みを打ち明けてはくださらないだろう。
 それが少佐の優しさであり、強さであり、わたくしの憧れるところであり、そして苦しみの種なのかもしれない。
 静かに月明かりに照らされている少佐は神秘的でいつも以上に美しかった。
 でもそれは、本当に少佐らしいお姿なのかしら。
 さんさんと照りつける太陽の下、元気な声でお笑いになられている少佐こそ、日の本の国、扶桑に生まれし坂本美緒の本来のお姿なのではないでしょうか。
773信じるツヨサ:2008/08/28(木) 05:44:40 ID:PJ+GjB3R
「少佐……」
「ん?」
 いまこそ、そのときだと思った。
 少佐の懊悩をダシにするわけではないけれど、いましかないと思った。
「さきほど言えなかったので、いま、お伝えしますわね」
「……なんだ?」
 心の中までのぞきたいわけではない。
 話してくださらないのならそれで構わない。
 だけど一人で苦しまれるのだけは、ぜったいダメ。
 せめて二人で分かちあえれば、苦しみも半減されるはず。
「まず、お誕生日おめでとうございます」
「うむ、ありがとう」
「そしてもうひとつ。わ、わたくしは、し、少佐のことが……」
 おとなりに立たさせてくださいな。
 そして心が苦しいときは遠慮なく寄りかかってくださいまし。
 どんなに体重をかけられようとも、わたくしはビクともしませんから。
 少佐のためを思えば、わたくしはトゥール・エッフェルのように頑丈にもなりますし、ときには最高級のベッドよりもやわらかく少佐をつつみ込んでみせます。
 だから、どうか、お一人で悩まないで、
「す、好きなんですの!」
 わたくしを、頼って――――
「知っていたよ」
「…………え?」
 わたくしは耳を疑った。
774信じるツヨサ:2008/08/28(木) 05:46:26 ID:PJ+GjB3R
 知っていたというのは、その言葉の意味は、どこまで――――
「おまえが私に好意を寄せていたこと、毎日毎日、朝から晩まで、それこそ一日中私を見ていたこと。ずっと前から気づいていたし、他のみんなもそれとなく感づいていることだろう」
 わたくしの気持ちは、筒抜けだった、と。
 しかも当の本人である坂本少佐に素知らぬふうに振る舞われていた、と。
 それは考えようによっては、まるでわたくしが道化のようではありませんか?
 ひとり胸を躍らせて、周知の恋を自分だけが秘めているつもりでかってに浮かれて、かってに落ちこみ。
 さぞや滑稽だったことだろう。
「少佐は、わたくしの気持ちをご存知の上で、ずっと知らないフリ、を……?」
「ああ、そうだ」
「わたくしが、か、か、陰でみなさんの笑いものになっているかもしれないと、ご存知の上で――――」
「その通りだ」
 カッと目頭が熱くなって、わたくしは己の身を窓から投げ捨てたい衝動に駆られた。
 おそらく耳が真っ赤になっていただろう。
 手が震え、脚にちからが入らず。
 一歩でも動こうとすればきっと崩れ落ちてしまう。
 汗を流してようやくゴールまでたどりついたと思った直後にすべてが茶番だったと知ったときの虚脱感のように。
 体の中身がぽっかりなくなってしまった気がした。
775信じるツヨサ:2008/08/28(木) 05:47:11 ID:PJ+GjB3R
 なんなんですの、これは……。
 ぜんぶ嘘ですわ。
 そうでなければ夢に決まっています。
 わたくしがいままで恋い慕ってきた気持ちはずっと前から少佐に見抜かれていたあげく、みなさんの話のつまみにされていたと言うんですの?
 冗談じゃありませんわ!
 悔しさと恥ずかしさと、なによりも少佐に裏切られたような気持ちがあふれそうで、でも少佐に悪意を向けたくない思いがせめぎあう。
 怒りに少量の失望を混ぜあわせた感情が爆発しかけたせいで耳としっぽが顔を出していた。
 『屈辱』なんて言葉は貴族の子女たるわたくしにもっとも縁遠い言葉であるべきだというのに、いまのわたくしほど似つかわしい者はいないだろう。
 わたくしは目の前にたたずむお方にどんな目を向ければいいのかわからなかった。
 少佐は月の光を浴びて悠然と、月の女神のようにぼやけた夜闇のなかでうっすらと浮かび上がっている。
 そのお姿が美しくて美しくて、いまの惨めなわたくしにはあまりにやるせなかった。
 わたくしの胸を焦がす太陽のように快活な少佐。
 わたくしの胸を濡らす月光のように麗しい少佐。
 いったい、どちらが本物の少佐なのだろう……。
776信じるツヨサ:2008/08/28(木) 06:24:03 ID:PJ+GjB3R
 混乱した理性がようやく落ちつきを取り戻しはじめ、興奮から顕現した耳としっぽはすでに消えてなくなっていた。
 胸に染みこんでいく事実がわたくしの気持ちを削っていく。
 すべてを受け入れていくにつれて目じりに涙がたまっていった。
 あまりの仕打ちに汚い言葉を吐きかけたくて、けれど愛する少佐だけは悪者にしたくなくて。
 複雑にうねる感情を必死に抑え込みながら、わたくしは少佐を見つめた。
 ふと、そこで気がついた。
 月明かりに浮かぶ少佐の顔はなお美しく、しかしそこにあるべきはずのものがなかった。
 少佐のご尊顔には、これっぽっちも嘲るような色が見られなかったのだ。
 それどころか、どこかニガいものを噛みつぶしたような、シブいものを食べられたような歪みがかすかに見受けられた。
 わたくしの頭を電気のようなものが走り、すぐに理解が及んだ。
 誰よりも少佐を慕っていた分際で、少佐のお気持ちをなにも理解していなかった自分をののしりたい気分だった。
777信じるツヨサ:2008/08/28(木) 06:27:13 ID:PJ+GjB3R
「少佐、もう我慢なさらないでください」
「……話を聞いてなかったのか?」
「それとも、弱さを見せることに怯えておられるのですか?」
 あくまで挑発とはいえ、わたくしの口から出たとは思えない、不遜にもほどがある言葉だ。
 それでも少佐の口からは答えが返ってこなかった。
 この優しくも厳しいお方はわざとわたくしの告白を無下にされたのだと確信した。
 少佐は、なにも悩みを打ち明ける弱さそのものを否定してはおられないのだろう。
 けっして弱さを認めることを恐れていらっしゃるのではない。
 少佐とて人間であるかぎり心身を患って弱音を吐きたくなることくらいあるはずだ。
 一時だけでもお酒を飲んで気分をまぎらわせることだって、あるはずなのだ。
 でも、そうではなくて。
 少佐が忌避されているのはそういうことではなくて、頼ることを覚えることでいつしかその延長でずるずると堕落していきかねない自分を、その惰弱さが心のどこかに存在する事実を極限まで嫌っておいでのようだった。
778信じるツヨサ:2008/08/28(木) 06:29:15 ID:PJ+GjB3R
 一夜かぎりの慰めならまだしも、取り返しがつかなくなるほどに自身を見失いかねない自分を嫌悪しているように見えた。
 たぶん、堕ちてしまった自分を許せなくなるだろうから。
 だからあまりに心地よい安らぎには近づかない。
 そのため、わたくしの気持ちに気づいていてなお知らない素振りをつらぬいたのだろう。
 ウイと答えれば甘えあう関係になりかねず、ノンと断ればわたくしを傷つけることになるのだから。
 ……でもそれはわたくしであろうと少佐であろうと、きっと誰しもが持っているものですわ。
「少佐、人に心をゆだねるのはいけないことではありませんわ。弱さのない人間など魅力がありませんし、そんな人、存在するはずありませんもの」
 太陽のように笑う少佐は優しすぎるのだ。
 そして月のように憂える自分に厳しすぎるのだ。
 でも本当は、どちらも本物の少佐なのだから、
「ですから、あとは信じればよろしいと思いますの」
「信じる、か……」
 少佐は噛みしめるようにつぶやいて、まぶたを閉ざした。
779信じるツヨサ:2008/08/28(木) 06:30:17 ID:PJ+GjB3R
 たとえ慰めあう関係になろうとも相手に溺れることで痛みをごまかすのではなく、傷痕を癒しあい、肩を貸して支えあうような関係を志せばいい。
 そうして一歩、また一歩と互いに足を前へ踏み出せばいい。
「己を信じることほど難しいことはない」
「大丈夫ですわ」
 わたくしなら添え木のように役に立ってみせます。
 少佐が大きな声で笑っていられるように陰から支えてみせます。
 ですから少佐はご自身を信じて、弱さにからめとられないご自身を信じてください。
 少佐なら大丈夫だとわたくしが保証します。
 だって少佐は、わたくしの愛する人なのですから――――
「わたくしが信じているのですから、少佐はぜったいに大丈夫です」
 さきほどの告白よりも愛をこめて。
 ひんやりとした空気にも負けない熱い気持ちを乗せて、思いの丈をぶつけた。
780信じるツヨサ:2008/08/28(木) 06:33:20 ID:PJ+GjB3R
 少佐のまぶたが上がる。
 魔力もなにもこめられていない左の瞳がわたくしに向けられる。
 綺麗な黒髪とおなじ色をした、深い黒の湖面。
 わたくしは少佐の瞳に吸い寄せられ、閉じ込められてしまうような錯覚をおぼえた。
 少佐の前髪がさらり、と揺れた。
「――――ありがとう」
 視界がふさがって、あたたかい感触につつまれる。
 なにが起きたのか理解できず、わたくしの体にまわされた腕にぎゅっとちからが込められたことだけはわかった。
「えっ、あえ……?」
 間の抜けた声をあげても少佐は腕をほどいてくれない。
 縛られた黒髪の束が頬に当たってこそばゆい感触。
 わたくしは頭が爆発しそうになるのを必死に食い止め、少佐の求めるがままに体をゆだねた。
 抱きしめたいと願われたなら、抱きしめられよう。
 愛の契りを求められたなら、それに応えよう。
 わたくしの愛は献身の愛だから、愛する人が幸せならばそれでいい。
 こんがらがった思考をかいくぐって本能がそう結論を出した。
 理性が働かない。
 だから素直な感情が想いのままに動いた。
 より少佐のこころを軽くするために、わたくしのエゴが独りでに言葉をつむいでいた。
781信じるツヨサ:2008/08/28(木) 06:35:55 ID:PJ+GjB3R
「少佐、わたくしはわがままな女ですから、少佐の御心が安らかでないとわたくしも幸せになれないのです」
 少佐さえ幸せなら、わたくしはいくらでも泥をかぶりましょう。
 押しつけがましくやかましいわたくしに、すべておまかせください。
「つまり、これは自己満足なのですわ。わたくしが幸せを感じたいがために少佐を利用している、と。
 万が一のそのときは、少佐を引き込んだわたくしにすべての原因がありますの。
 べつに人から腫れもののように扱われるのは慣れておりますから、遠慮などなさらなくても結構ですので、くれぐれもご自分を責めるなどとスジのちがったことは――――」
「よせ、ペリーヌ」
 わたくしの出すぎた配慮に制止の声が飛び、しかしそれは弱々しく揺れていた。
 上背のある少佐の体がわずかに震えているのを悟り、わたくしは気づかないフリをする。
「それ以上は、甘えてしまう……」
 血を吐くように、かすれた声がこぼれた。
782信じるツヨサ:2008/08/28(木) 06:38:32 ID:PJ+GjB3R
 じっと抱きつく少佐はまるで母親にすがりつく子どものように小さかった。
「少佐……」
「…………」
 言葉はなくとも体温が伝えてくれる。
 少佐の心から翳りが消え、空っぽの心がぬくもりを求めている、と。
 悩みの種はわからずじまいでも構わない。
 いつか話してくださるならそのときを待ってさしあげたい。
 ただ、いまはわたくしの言葉を信じてくださっただけで充分だった。
 これからは少佐のことを思う存分に支えてあげられる。
 それがうれしくて、うれしくて。
 こみあげてくる喜びを抑えきれず。
 音も動きも失った愛する女性の背中にそっと腕をまわし、ちからいっぱい抱きしめた。



 おしまい
783名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 06:41:59 ID:PJ+GjB3R
以上です。読んでくれた人に感謝。
楽しんでもらえたら幸い。

そして誕生日おめでとう、坂本少佐。


        _
      マ´   `マ
       ! ill i! i! i! ) カタカタ…
       リ !|(゚)ー゚ノ| / ̄ ̄ ̄ ̄/.   …めでとう、しょうさ、まる、と…できましたわ!
      ((i!つ芯つ/ Perrine /   
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  \/____/
784名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 06:54:02 ID:+TvAbBpa
>>783
果てしなくGJ!
ペリーヌの心理描写が細かく丁寧に描かれてて読み応えがあったよ、力作をありがとう
 
本編でもペリーヌの思いが報われるといいね
785名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 08:30:29 ID:M6PFQpuW
>>783
GJ!ペリーヌ切ねぇ・・・
献身の愛、ってのに感動した!
786名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 08:32:21 ID:mJeQL4tu
>>764
まさにゲルトwww
>>783
最近SS増えて良かったなペリ犬!
787名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 09:00:58 ID:gP5M8c5e
朝起きたらSSが3本投下されていたという状況、普通なら喜びのあまり暴走しかねないところなのに、
このスレにいると何故かそれが普通のことのように思えてしまうから恐ろしい……。
ここの職人たちQuality高過ぎる。GJと何回言っても足りない。

さて、トゥルーデがエーリカの部屋を掃除するSS書き始めたら
掃除が大変すぎていつまで経っても百合モードに突入できなくなったわけだがどうすりゃいい。
788名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 09:54:10 ID:EwSPREJ9
俺も未来予知でサーニャが撃墜されることがわかってそれをかばうエイラを書いてたら
予想以上に戦闘描写がむずくて泣いた
789名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 11:24:09 ID:sqdKL+jZ
>>783
GJすぎて最高です
790名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 12:12:35 ID:qESQ5Apa
俺も薬を飲まされて体が縮んだ見た目は子供、頭脳は大人のミーナがゲルトの妹になるSS書いてたら、
なぜか途中から殺人事件が起こってそれをサーニャが推理する展開
(ネタバレだが実はサーニャは寝ているだけで実際に推理しているのは声色変えたミーナ)
になってしまったんだがどうしたらいいだろうか?

>>783
激しくGJ!
やっぱペリーヌはかわいすぎるだろJK
791名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 12:14:36 ID:IRTxhrOR
>>790
かまわん、続けろ
寝ているサーニャとか可愛いすぎだろ
ちっちゃいミーナがその裏で変声機使ってるとか
792名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 12:44:01 ID:bgktYO2Y
>>790
是非投下してくれw
小さいミーナさんとかたまらんだろうな
793名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 13:14:57 ID:btFzSpAz
>>787-788 790
もちろん書いてくれるよな?

794名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 13:51:57 ID:xfxNnDX6
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org3041.jpg
避難所からエイラーニャ甜菜
795名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 15:15:54 ID:Gk7cl+rc
>>783
ッッッ激しくGJ!!!!!!!!!感動しますた!!!
あんた最高だよ!!!少佐×ペリーヌやばすぎる!!
この続きをもの凄く妄想してしまう!!!!
ってゆうか続き書いてくれぇぇぇ!!
ペリーヌはいい嫁になるよこりゃ!!!
796名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 15:20:53 ID:M6PFQpuW
>>790
ちょw
それ絶対投下してくれ!幼女ミーナ超見たい!
797名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 15:43:53 ID:ECK6pQ+c
>>783
ちょ、出遅れたけどGJ。愛してると叫びたくなった。
心理描写うますぎんだろ!ペリーヌ良妻すぎて困ったwwww

>>790 >なぜか途中から殺人事件が起こって
ちょっと待てこらwwww
798名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 16:20:29 ID:gP5M8c5e
ttp://www.kuvalauta.fi/a/src/121932761542.jpg
ttp://www.kuvalauta.fi/a/src/121932748016.jpg
ttp://www.kuvalauta.fi/a/src/12193285582.jpg

アレやソレの英訳版。海外の百合紳士たちも積極的に布教活動を行っているようだな……。
501での会話はブリタニア語だからこっちの方がより実際の場景に近いと考えるとちょっと萌える。
799名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 17:21:57 ID:67FwharJ
このスレのおかげで本気でリーネの固有魔法が風操作だと思えるようになりました。
ありがとうございます。
800滝川浜田 『涙色、闇に、浮かんで』:2008/08/28(木) 17:54:26 ID:oShk+T5T
一日に二回も投下スマン。8話見直してたら無性に書きたくなった。坂本×ミーナ。
若干暗め。





ミーナがあの夜、私に言った。

「私は、貴女を失いたくない」

ミーナは涙を浮かべながら、私にキスをしてきた。

「大丈夫だ、ミーナ。私は、お前から離れたりはしない」

私の言葉には嘘偽りは無い。
だが、迫る時間は、私達を待っては、くれない。


―――涙色、闇に、浮かんで―――


あの夜以来、ミーナは考え事をする回数が増えた。私が話しかけても上の空だ。

「大丈夫か?ミーナ、疲れてるんじゃないか?」
「えっ…あっ、ごめんなさい、少佐」
「二人きりの時は、美緒、だろ」
「…ごめんなさい、美緒」
「…それにしても宮藤の成長は著しいものがあるな。本当に頼もしい」
「…ええ」
「あれなら、いつかウィッチーズを引っ張っていけるかもな」

私が冗談抜き混じりで吐いたこの言葉にミーナは少し眉間に皺を寄せた。

「…ウィッチーズには私と…美緒、貴女がいるわ。…冗談でもそういう事は言わないで」
「…ミーナ…やはり気にしてるのか…?」
「…何の話かしら…?」
「私があの時…ネウロイの攻撃を受けてシールドが壊れた時…何故お前が気に病む?…あれは…私に魔力が薄れてきた証だ…これは…私の問題だ」
「分かってるわ……だから私は昨日の夜、貴女を失いたくないと言ったの」
「…例え魔力が薄れてきたとしても私はまだウィッチを辞めるつもりは無い。それに私はネウロイに殺されるつもりも毛頭無い。…死ぬなら…この世界に平穏が訪れた時だ」
「…正直言うとね、私は今すぐ貴女にウィッチを辞めて欲しいの。貴女がネウロイに殺されるところは見たくないの」
「……」
「…でも、貴女は言い出したら聞かないものね。なら…」

ミーナは立ち上がり、頬に軽くキスをした。

「私に…貴女を守らせて…?」
「ミーナ……フフッ、私はあまり守られるのは得意では無いんだがな」
「あら、私は得意よ?守るのは」
「…そうだな、せっかくだからお願いするよ、ミーナ」
「…任せといて」

ミーナは頼りなく笑う。思えば私はこの時点で気付くべきだったのかもしれない。
ミーナが、何を考えているのか…


801滝川浜田 『涙色、闇に、浮かんで』:2008/08/28(木) 17:55:56 ID:oShk+T5T
程なくして、ネウロイの襲撃によるシールド崩壊により、軽傷ではあるが、私は傷を負ってしまう。

私はこの時、自分の不甲斐なさと、ミーナへの疑心で心が壊れそうだった。




「ミーナ、ここにいたのか」
「…月が綺麗ね」
「…ミーナ、お前はやはり私にウィッチを辞めて欲しいんだな」
「……」
「確かに能力の衰えは私の責任だ。そしてそれをカバー出来なかった私も十分悪い」
「……」
「…だが、お前は私を守ってはくれなかった。やはり…お前は…」
「…美緒が怪我をすれば、私が言わなくても、ウィッチを辞めてくれるかな、って思ったから…」

ミーナの気持ちは痛い程知っている。しかし私は世界が平穏になるまで、戦っていたい。たとえ魔力がなくなっても。

なのに、ミーナは私の思いを、裏切った。

そして怒りに支配された私はいつの間にかミーナの胸ぐらを掴んでいた。

「ミーナ…!私はお前に裏切られた…!…あの時、私を守ってくれると言ったのは嘘だったのか!?」
「…嘘じゃないわ。私は貴女を失いたくない。それは本当よ…だから貴女をネウロイから守らなかったの。貴女が怪我すれば前線から退くと思ったから…」
「ミーナ…お前が私を守ってくれなかったのはショックだ。…だが問題はそこじゃない。…何故…何故私の気持ちを汲み取ってくれない…?」

ミーナの表情が一瞬曇る。

「私はこの世界に平穏が訪れるまで、ウィッチとして戦っていく覚悟は出来ている。例え魔力が衰えようとも私はここで死ぬ覚悟も出来ている」
「……」

少し頭が冷えた私はミーナの胸ぐらを解放する。

802滝川浜田 『涙色、闇に、浮かんで』:2008/08/28(木) 17:58:48 ID:oShk+T5T
「…すまん…ミーナ…お前はどう思っているんだ…?…お前の言葉で聞かせてくれ」

「…美緒、貴女を助けなかったのは、貴女にウィッチを辞めて欲しいから。それは変わらないわ。…でも、本音を言うと、あの時…足が動かなかったの…」
「…」
「また大切な人を失ってしまう…そう思うと…」

ミーナから大粒の涙が零れた。

「…そうならないようにお前は私を守ると言ってくれたのか?…それとも私にウィッチを辞めて欲しいから、そんな事を言ったのか?…もしそうなら私はどっちにしても、あの時点で死んでいたかもしれなかったんだが」
「私はっ…美緒にはウィッチを辞めて欲しいっ…でも、美緒を守りたくもあってっ…ううっ…」

こんな弱気なミーナは初めて見た。涙で顔を濡らし、いつもの勇壮なミーナは今、ここにはいない。
私は小さな笑みを一つ落として。

「ミーナ、それじゃ矛盾してるぞ。私が怪我でウィッチを辞めて欲しいから守ってくれなかったのに、やっぱり私を守りたい……ミーナ、お前の本当は、どっちなんだ…?」

ミーナは叫ぶ。

「…っ…私は……貴女を守りたい……大切な貴女を…守りたい…っ!!」
「…その言葉に嘘偽りは無いな?…今度私を守ってくれなかったら、私はお前の事を嫌いになるぞ?」
「そっ…それは…勘弁して…」
「アッハッハッ!…だったら、私を守ってくれ…お前のすべてで、私を守ってくれ」
「ええ、命をかけても貴女を守り通すわ…もう、嘘はつかないわ」
「じゃあ、仲直りのキス、だな」
「…ええ」

私達は月の下で、キスをした。


《ネウロイと戦闘中

「くっ…こいつ…多方向からレーザーを撃ってくるのか…!」
「気をつけろ、バルクホルン!」
「あっ…危ないっ…坂本さんっ…!」
「なっ…」

ダメだっ…!シールドも間に合わないっ…!もう、ダメだ…!


あれ…私、生きているのか…?


「大丈夫?少佐」
「ミーナ…」
「約束通り、貴女を守ったわよ?」
「フフッ、何を偉そうに言ってるんだ。仲間を守るのは当然の事だろうが」
「あら、私は貴女にウィッチを辞めて欲しくないから守ったのに、その言い草。あんまりだわ」
「今は愚痴ってる場合では無いぞ。宮藤達が頑張っている。私達も行くぞ」
「ええ……美緒」
「ああ…それと、ミーナ」
「何?」


私がもしいつかウィッチを辞める時は、お前も道連れだからな、ミーナ。

END


803滝川浜田:2008/08/28(木) 18:00:54 ID:oShk+T5T
以上です。なにせ初書きのCPなので勝手が分からず…。なんかよく分からん作品になっちゃいました…。

爺はもう去りますかのう…。

804名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 18:38:14 ID:btFzSpAz
激しくGJ!
805名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 18:58:44 ID:M6PFQpuW
>>803
gj!個人的に弱ってる隊長がすごい好きなんだ。

お、このスレももう800まできたか・・
806名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 18:59:12 ID:Gk7cl+rc
少佐と隊長はガチだな!!!!!
この夫婦最高だ!!
807名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 19:05:09 ID:gP5M8c5e
ギャー少佐来た──GJ!!
こんな不器用なミーナは即刻少佐と結婚するべき……はっ!!トゥルーデはどうした!?

ていうか1日2本とかあなたって人は一体どんな生活してるんですか。
808名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 19:14:34 ID:1Q8D89qF
もしかして...年金受給者????

809名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 20:03:45 ID:hzJcCqhF
こらこらww
810名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 20:09:10 ID:btFzSpAz
サーニャ「・・・・・」
サーニャは眠い目を擦りながら、大いに不満そうだ。
エイラ「ほれほれ、土産、たくさん持ってきてやるから」
エイラに髪を撫でながらそう言われ、ようやく笑顔になるサーニャ。

別にたいした事じゃないけど萌えた
811名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 20:14:13 ID:qESQ5Apa
SS投下します。ちょい長いめです。
>>790のとは違います。すいません。こっちも大概ですけど。
あとアニメの時代設定から外れたものが出てきますが、気にしないでください。
タイトルは「発売日は9月26日」です。


 その夜、私はいつもよりずいぶん早くベッドに入った。
 どうも最近寝つきが悪いらしく、あまりよく眠れないせいだ。
 といっても、やはりこんな早くに眠れるはずもない。
 私はイヤホンから流れてくるそれに耳を澄まし、ぼーっと天井を眺めていた。
 ――と、突然部屋の扉が開き、誰かが入ってくる。
 部屋の電気を消していたものだから、それが誰なのか私にはわからない。
 ああ、こんなことならブルーベリーをもっと食べておくんだった。
 もちろん、ここで「誰だ?」と一言言えばよかったのだろうが、私はそうはしなかった。
 なぜなら私の女の勘が、それが誰なのかはっきり告げたから。
 そう、芳佳だ。芳佳に違いない。
 しかしなぜこんな時間にノックもせずに芳佳は私の部屋にきたのか……。
 やはりこれはあれか?
 いつの間にかフラグが立ってたのか?
 ついにルートに突入か?
 いやまて。落ち着け、ゲルトルート・バルクホルン。重要なのはここからだ。
 選択肢ひとつのミスではいバッドエンドなんてことになりかねん。
 こういう時こそ気を引き締めてかからなければならない。
 と、芳佳は無言ですたすたと私のベッドに入ると、そのまま私のすぐ隣に寝てしまった。
 私は思わず寝返りをうって芳佳に背を向けた。全神経を背中に集中させる。
 あまりにいきなりな展開に私の脳の処理速度ではとても追い付かない。
 私はひとまず狸寝入りすることにして、これから起こりうることをシミュレートすることに努めた。

「おねえちゃん、芳佳、今日はおねえちゃんといっしょに寝ていい?」
 ぎゅっと私の服の袖を握る芳佳。
「ハハハ、まったく芳佳は甘えんぼさんだなぁ。いいよ。でも今日だけだからな」
 ううん、嘘。本当は毎日でも一緒に寝ていいよ。

 うんそうだ。きっとこうに違いない。
 しかし問題は芳佳が一向になにも話しかけてこないことだ。
 これは私から話しかけた方がいいのか? しかし一度狸寝入りを決め込んだ以上、なかなか口を開くことができない。
 私がじっとタイミングを見計らっていると――芳佳の胸のない胸が私の背にぴたんと引っついた。
 今しかない!
 私は再び素早く寝返りをうち、両腕で強く芳佳のことを抱き締める。
「ハハハ、まったくよ――」

「トゥルーデ、痛い」

「なぜお前がここにいる?」
 そこにいたのは芳佳――ではなく、ハルトマンだった。
812名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 20:15:26 ID:qESQ5Apa
 私は部屋の電気をつけ、ベッドの上におんなのこ座りするハルトマンと対峙した。
「今日はトゥルーデの部屋で寝させて」
 とハルトマン。
 なんだこれは? 知らぬ間に別ルートに入っていたのか?
「自分の部屋はどうしたんだ?」
「片づけてたら逆にちらかっちゃったの」
 本当だろうな。おそらくベッドの上にすら眠るだけのスペースがないのだろう。
「なにも私の部屋でなくたっていいだろう」
「トゥルーデの部屋がよかったの」
 どういう意味だ?
 ……いかん、あまり考え込むな。
「いつも言ってるだろう。いらない物は捨てろと」
「だって全部いる物で、なのに部屋が狭すぎるの。
 トゥルーデの部屋は物が無さ過ぎるからそんなこと言えるんだよ」
 ハルトマンは私の部屋を見回す。
「でも、なんかだんだん物が増えてきてないか」
 ハルトマンは私の本棚から本を一冊取り出した。
「『週刊わたしのおねえちゃん』……?」
 本のタイトルを読み上げると、そのままぽいと床に投げ捨てた。
「投げるな! 折れたりしたらどうするんだ!」
 私は『週刊わたおね』を拾い上げ、本棚に戻した。
 まったく……鑑賞用の方だからまだよかったものの。
「仕方ないから今日は私の部屋で寝させてやる」
「ありがとうトゥルーデ」
 そう言うとハルトマンは私に抱きついてきた。
「……ほら、いいからさっさと寝ろ」
「えー、まだ眠くない」
「お前は何しにこの部屋に来たんだ!?」
 私はハルトマンの腕を掴むと、ベッドに倒れこませるように投げた。
「きゃっ、大胆」
 と甘い声でベッドに寝そべるハルトマンは言った。
 ……ああ、調子が狂う。
813名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 20:17:14 ID:qESQ5Apa
 再び部屋の電気を消し、私たち二人は同じベッドに入った。
 一人用のベッドだから、二人で寝るには少々狭い。
 私の肩とハルトマンの肩が軽く重なりあう。
 電気スタンドのぼんやりとした光だけがその場を照らし出している。
 私は外していたイヤホンを再び耳に入れた。
「ねぇトゥルーデ、なに聴いてるの?」
「ああ、これか? これは『秘め声CD』だ」
 正しくは『第501統合戦闘航空団 秘め声CD』と言う。
「9月26日に発売される私たちの活躍を収録したDVDの限定版についてくるんだ」
「うん、それ知ってる。なんでトゥルーデがそんなもの持ってるの?」
「是非にというので試験用のを焼いてもらったんだ」
 私がどれほど頭を下げてまわったことか。
「こうやって気を静めて、ぐっすりと眠れるように、ここのところ毎日聴いてるんだ」
「その割に息が荒いのは気のせいか?」
 なにを言っているんだ? そんなはずないだろう。
「ふぅん」
 と、ハルトマンは私の耳からイヤホンを抜き取って、
自分の耳に入れた。
 ちなみにその時、私は芳佳のトラックをリピート再生して聴いていた。
「なにこれ、すごく恥ずかしい」
「だろう? あんなことやこんなことを言っちゃうんだ。
 ……なぁ、そろそろ返してくれないか?」
「枕がない」
 ?
「いや枕はひとつしか……」
「これと交換」
 ハルトマンは自分の耳のイヤホンを指差す。
「お前に枕は必要ないだろう」
 ベッドから落っこちても平気で寝てるんだから。
「なぁハルトマン」
「これと交換」
 頑として言うことを聞いてくれそうにはない。
 たしかに枕がないと寝づらいが、ここのところの寝苦しさを考えればイヤホンを返してもらうしかない。
「仕方ないな」
 私は起き上がって枕を掴み上げた。
 が、ここであることを思い出す。
 私は急いで枕をベッドに叩きつけたが、それより一瞬早くハルトマンの手がそれに伸びた。
「なにこれ」
 と、ハルトマンは枕の下に敷いていた芳佳の写真を凝視する。
 へぇ、となんともとらえどころのない声をあげるハルトマン。

「トゥルーデは宮藤のこと好きなのか?」
814名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 20:19:25 ID:qESQ5Apa
「そ、そんなことはない」
 私は努めて平静にその言葉を返した。
「じゃあこれは?」
 ハルトマンは、ピラッ、と指に挟んだその写真を私に見せる。
 ああ、芳佳。なんて愛らしいんだろう。
「……その写真、ずっと無くしてたんだ。まさか枕の下にあるなんてな」
「どうしてトゥルーデが宮藤の写真持ってるの?」
「妹の写真がひとつふたつあるくらい普通だろう」
 アルバムのひとつふたつくらいなら。
「宮藤はトゥルーデの妹じゃないでしょ」
 な、なんてこと言うんだ。いくら旧知の友でも言って良いことと悪いことがあるだろう。
 いや落ち着けゲルトルート・バルクホルン。
 これではハルトマンの思うつぼではないか(たぶん)。
 努めて平静に対処するんだ。
「たしかに私と宮藤に血のつながりはないが、それはあくまで血縁的なもので……
 (中略)
 つまり私と宮藤とは霊的な次元において……
 (中略)
 ……というわけだ。わかったか、ハルトマン?」
「トゥルーデは年下が好みなの?」
「違う、けどまあいい」
 これ以上話しても埒があかない。
 ここはとりあえず芳佳から話がそれたことをよしとするべきだ。
「じゃあリーネは?」
「家庭的で女の子らしくてよし! 潜在的な妹の力は相当なものと見た! 私より胸が大きいのはなんだが」
「サーニャは?」
「その姉性をくすぐるルックスと恥ずかしがり屋さんという内面! ある種一番妹らしい妹ではないだろうか!」
「ルッキーニは?」
「手のかかるわんぱくっ娘だが、だからこそかわいさ100倍と言えるだろう!」
「エイラは?」
「一見つかみどころのない不思議ちゃんだが、充分私の守備範囲だ!」
「シャーリーは?」
「私より背が高いし……胸も……階級も同じだし、妹って感じではないな」
 無論、良き友、良き同僚ではあるが。
「……あ、そだ。ペリーヌは?」
「なにを言っているんだ?」
 ハルトマンはたまによくわからないことを言う。
 ペリーヌが妹? そんなはずないだろう。
 たしかに私より年下で背も低ければ胸もぺったんこで階級もひとつ下だが。
「じゃあ――」
 ハルトマンは意味深なまなざしで私の顔を覗き込んだ。

「じゃあ、私は?」

 不覚にも私は一瞬、ハルトマンをかわいいと思ってしまった。
815名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 20:22:07 ID:qESQ5Apa
 ハルトマンが妹だと!?
 たしかにハルトマンは私より二つ年下だが。
 それに、見た目はそれよりずっと幼く見える。
 客観的に見て、非常に可愛らしい少女と言えるだろう。
 内面にしても私が放っておくと飢えて死ぬくらいのぐうたら、
 しかしそれは庇護欲を際限なく刺激するいう意味ではハルトマンの強烈な個性と言えるだろう。
 たしかにかなりいい線をいっている気がする。
 しかし……
「なにを言ってるんだ。ハルトマンはハルトマンだろう」
「えー、つまんない」
 別に面白い回答をする必要はないだろ。
「ほら、もう寝ろ。明日は早いんだ」
「まだ眠くない」
「いいから早く寝ろ」
 私はハルトマンを力付けで寝かせつけ、毛布を被せた。
「トゥルーデってばおかあさんみたい」
「私はまだそんな年ではない」
「じゃあおねえちゃん」

 お、お、お、お、お、お、お、お、お、おねえちゃん!?

「どっちでもいいけどね」
 そう言うとハルトマンは向こうを向いてしまった。
「ちょっと待て、今なんて言った!?」
「『どっちでもいいけどね』」
「その前だ!」
「『おねえちゃん』」
 なんと甘美な響きなことよ。
 私の視界に一面の花畑が広がる。
 ここは楽園か?
816名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 20:24:15 ID:qESQ5Apa
「ハルトマン、いやエーリカ。今から私のことを姉と思ってもらって構わない」
「どうかしたの? トゥルーデ」
 背を向けていたエーリカが私の方に再び顔を向けた。
「『トゥルーデ』じゃない! ちゃんと『おねえちゃん』と呼びなさい!」
「いや、意味わかんない」
 なんだその反抗的な態度は。かわいいやつめ。
「そうだ――ほら、これを」
 私は寝ているハルトマンを起こして、柏葉剣付騎士鉄十字章をハルトマンの首にかけた。
「いらない」
 ハルトマンは柏葉剣付騎士鉄十字章をはずすとぽいっと投げ捨ててしまった。
「なんてことするんだ! 貴様それでもカールスラント軍人か!」
「だって寝るのにじゃま」「そういう問題ではない! これは神聖な儀式で――」
「ねむい……おやすみ」
 ついさっき「まだ眠くない」と言ったのは誰だ。

「お・き・ろー!!」

 私が大声をあげると、エーリカはむくりと起き上がった。
 焦点の定まらぬ目で私を見つめる。いや、睨んでいるのか?
「トゥルーデが」
「『おねえちゃん』だ」
「『おねえちゃん』があんまりうるさいから目が冴えちゃったじゃない」
「そ、それはごめんね」
 いくら神聖な儀式とはいえ、それが妹の大事な睡眠を邪魔していいはずがない。
 私はなんてことしてしまったんだ。
「そうだね、おねむの時間だもんね。
 おねえちゃん、羊を数えようか? それとも昔話をしてあげようか?」
「こういうときはあれをするもんなんじゃないのか?」
 あれと言うとまさかあれか……?
「お……お……」

「おやすみのキス」

 口に出して言うな。照れちゃうだろ。
817名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 20:26:13 ID:qESQ5Apa
「うん……そうだな」
 私は寝そべるエーリカに顔を近づけた。
 おでこだろうかほっぺだろうかとしばしの間熟考していたところ、エーリカはすっと頭をあげて、

 私の口とエーリカの口がぶつかり、そのまま一分を越えようかという長い口づけを交わした。

 ようやくエーリカの唇が離れると、ゴホッゴホッと私は激しくせき込んだ。
 満足げな顔でぺろっと舌で唇を舐めるエーリカ。
「なぜ舌を入れる?」
「えー、私のうちではこうだよ。妹ともずっとこうだったもん」
「そうなのか!?」
 まあこういうことは各家庭である程度差異があるのは当然といえば当然だが。
 私の家庭がどうだったと言って、エーリカが同じとは限らない。
「もう眠れそうか?」
「え? まだこれからでしょ?」
 そう言うとエーリカは私を押し倒し、私の上に乗っかってしまった。
「これからこれから♪」
「ちょっと待て。なぜ胸を揉む?」
「だって姉妹が同じベッドに寝ればこうなるものなんじゃないの?」
 そんな話未だかつて聞いたことない。
「妹とはずっとこうだったよ」
「そうなのか!?」
 いや、いくらなんでもそんなはずないだろ。
「もしかして怒っちゃった? 『おねえちゃん』」
「そ、そんなことはないよ」
 私はほがらかな作り笑顔をうかべた。
「じゃあどんどんいくね。服を脱がせなくちゃ」
「ちょっと待て、それは……」
「はーい、上。次は下ね」
 なされるがまま素っ裸にされた私の体に、指先で、舌で、歯で、エーリカは侵略してくる。
 それはまるでおもちゃを与えられた子供のような無邪気さで。
「どう? トゥルーデ、気持ちいい?」
「気持ちいいが……いや待て、私のことは『おねえちゃん』と……」
「それ飽きた。だってトゥルーデはトゥルーデでしょ」
「だから『お――」
 私の言葉を塞ぐように、エーリカは再び長い口づけをした。
 だからなぜ舌を入れるんだ!?
 私の視界に一面の花畑が広がる。
 ここは死後の世界か?

 エーリカが疲れ果てて眠るまで(いや、エーリカが満足しきって飽きるまでか?)
 こうしたやり取りが真夜中まで続いた。
818名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 20:28:21 ID:qESQ5Apa
 翌朝、目を覚ますとベッドからエーリカ、いやハルトマンの姿は消えていた。
「なにをやっていたんだ、私は……」
 ぽつんと私一人取り残されたベッドの上で私はひとりごちた。
 どれほど過ちを悔いても、もう取り返しがつかない。
 ハルトマンが妹? そんなわけないだろう。
 やはりハルトマンはハルトマンだ。

 その日は一日なにも手につかず、ついに夜になってしまった。
 私は気を落ち着かせるために『秘め声CD』を聴くことにした。
「あれ?」
 ない、ない、ない、ない。
 どこを探してもCDが見つからない。
 もしやと思って私はハルトマンの部屋に向かった。
 私が部屋に入るとハルトマンは既に寝る体勢に入っていた。
「今日も私の部屋で――」
 なぜ私はこんなことを言う?
「ああ、部屋片づいたからもういいや」
 私にはベッドの上にあったものを、そのまま下に落としたようにしか見えないが。
「じゃなくて、私の『秘め声CD』を知らないか?」
「ああ、今朝借りて帰った。たぶんその辺にあるから」
 ハルトマンの指す方向にはゴミがうず高く山脈をつくっている。
「じゃあトゥルーデおやすみ」
 そう言うとハルトマンはそのまま眠ってしまった。
「起きろ! 起きてくれ! ハルトマン!」
 私がどれだけ叫んでも、結局ハルトマンは朝まで目覚めることはなかった。
 仕方なく私一人、徹夜でCDを探すはめになった。
 そしてもちろん、CDが見つかることはなかった……。

 もっとも、私はちゃんと限定版を予約しているので、発売日には届くのだが。
 備えあれば憂いなしとはまさにこのこと。
 ちゃんと5枚(鑑賞用、保存用、芳佳に貸す用、ハルトマンに持っていかれる用、予備の5枚だ)
 予約しておいて本当によかった。

 あとこれは余談なのだが、なんでも私たちの活躍が収められたDVDは、
 売り上げ如何によっては続編が製作される可能性があるらしい。
 現在好評予約受付中とのこと。
 発売日は9月26日だ。
 たくさん売れるといいなぁ。



以上です。
えーと社員じゃないです。ただのニートです。
でも二期やってほしいので、DVDがたくさん売れるといいなぁ。
みなさまはもう予約しましたでしょうか。
あと保管庫の管理人様、入れるときは作者をOsqVefuYのとこにおねがいします。
819名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 20:35:41 ID:bvVnQ2Kk
>>811GJ
週間わたしのおねえちゃんワロタ
820名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 20:36:23 ID:F1AHUiSQ
乙、ゲルト好きだ
本当に、二期が出来ると良いよね
821名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 20:46:16 ID:Gk7cl+rc
ワロタ、GJ!
しかしペリの扱いカワイソウ...涙
822名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 20:53:16 ID:zhGjggdo
なんかもう書こうと思ってもネタがねえや
823名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 21:00:10 ID:hzJcCqhF
>>811ハルトマンのキャラを「つかめてる」と思える。そんなうまさだった。GJ
824名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 21:12:47 ID:bh4Lq0Ie
このトゥルーデの静かな壊れ方は良いw
825名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 22:06:58 ID:JWLLhE+N
あの、レズでも百合でもない、なんだかわけのわからない物を書いてしまったんだけど
投下して良い?

一応、シャーリーとルッキーニとゲルトです。性格は満遍なく破綻してしまった…orz
826名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 22:08:21 ID:VqS5V1Ek
俺はいいよ
827名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 22:12:14 ID:gP5M8c5e
>>811
ぬああ、GJ過ぎて自分の書いてたSSのエーリカがなんか違う気がしてきた。
あなたの書く洗練された文章に惚れた。トゥルーデ万歳!!

>>825
                                  ____
                                ,..:´::::::::::::::::::::::::`丶、
                             /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、
                               ィ:::::::::::::::::::i:::::::i::::::::::::::::ヘ::::::ヽ
                            i:::::::::::::イ::::j、:::::ト、::::::::::::::|::::::::|
                            イ::::::::::/ |ト;::ト ヾ、,ノヾ::ト、:}::::::::ト    _
                            ノイハト!,ィ!ト、ヾ  イ!ハトヾ リハ::j!   ,´:/`ヽ  <いっけええええ!!
  rー――--、  ____             リノヾ 弋ソ   ゞ''   ,ンイソ:::::::::::ノ
  `¨¨7T ヽ  `ーヽ::::::::::::::::::` ̄ ̄`ニヽ、______ト.   '__    イミ_ ` ̄ ̄
     i l | Y_) ,j_|:::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ;:::..:::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ. V__} / /::::`7ミ≧T⌒ヽ
     `^^´`ー"!:::ノ三ミ≧ュ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::三≧ト--イ  ///::/::::::ヾ7:::::::ノ>--,,、__
          Y三三三三三三三三三三三三ミ≧、::::::::Yヾ|::::::ミ!__//:Y:/::::::::::::/:::/::::::,ィ::::::::::::::::ヽ
                            ` ̄ヾ三ミl:::|::::ノ::トイ:ヾ:/:::::::::::::yー--<:::::::::::::::::::/
                                  !::レ:::::ノ::::ゞ::::::::::::::::::! { { { y ):::::::: /
828名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 22:14:09 ID:JWLLhE+N
じゃ、投下します。作者はzgdRiItOで。

―はじまり―

(1/5)
エーリカの件から数日後。また私とゲルトだけが食堂でジャガイモを食べていた。

最初は穏やかに皮肉の一つも言いながら食べていた。
ただ、どーもカールスラントとはウマが合わない。

ゲルトは相変わらず電撃戦だなんだと言いながら、大きいジャガイモを独りで食べていたのだ。
わたしはここは一つ灸を据えてやろうと立ち上がった。


<幻のWW2〜じゃがいもは冬の便り〜>



「電撃戦だと?そんなものリベリオンの物量作戦の前では無駄無駄無駄ぁぁぁ!」
私の両手には合わせて8本のフォークが握られていた。

「はぁっ!くらえサンダーボルトォーー!」

朝日を受けてギラリと光るフォークがジャガイモに迫る!!
刹那、ゲルトが動くとジャガイモの皿を覆い隠すような金属の蓋が!
全てのフォークが蓋にやすやすと弾かれてしまう!

「な、なぁにぃ!!」

「カールスラントを舐めて貰っては困る。ティーガーの装甲をお忘れか?」

「ぐっ、ぐぬぬぬ」

「火力しか取りえの無いファイアフライなんて使ってるリベリオンにはわかるまい」

そう言うとゲルトは易々とジャガイモを口に運ぶ。
良い度胸だ、最高に良い度胸だ。わくわくしてきたじゃないか。
829名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 22:14:42 ID:JWLLhE+N
(2/5)

「ふふふ、8本じゃ失礼だったな…やられたら2倍にやり返すのがリベリオン流だ」

私はこんな事もあろうかと準備しておいたフォークを、胸の谷間から取り出す。

「届け!レンド・リース船団!」

私は16本のフォークをジャガイモの山へと投げつける。

「はっ!利かぬと言ったら利かぬ!北海に沈むがいい!」

ゲルトはまた蓋に手を伸ばす!かかった!

「甘い!CAMシップ!!」

私はポケットの中に仕込んでおいたスイッチを握る。即座に1本のフォークが弾け、蓋を吹き飛ばす!
ゲルトが驚愕の声を上げる!
「なぁにぃ!!フォークの1本に火薬を仕込むだとぉ!」

15本のフォークがジャガイモに突き刺さる。あまりに作戦がきれいに成功するので、私の顔はいくらかニヤけてしまう。

「備えよ常に、だよ。カールスラント」

私は得意げにゲルトの格言を言い返してやる。ふふふ。ゲルトのやつ相当頭に血が上ってるな。
わなわなと震えるゲルトを横目にジャガイモを食べていると、ルッキーニがやってきた。私は声をかける。

「おい、ルッキーニ!ジャガイモ食べよーぜー」
830名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 22:15:14 ID:JWLLhE+N
(3/5)

ルッキーニは嬉しそうに私に駆け寄る。いや、正確には駆け寄ろうとした。
ゲルトが圧倒的な威圧感を持って口を開いたのだ。

「おはよう…ルッキーニ。たまにはこっちのイスで朝食なんてどうかな?」

言葉は冷静だった。
いや、冷静なのは言葉だけだった。
声は割れ、目線は烈火のごとくルッキーニを射抜き、肩は震えていた。

「ウェ、フシュフルフルフル…」

「やめろよ!ルッキーニが怖がってるじゃないか!」
私は少し怒気を込めてゲルトに抗議する。

「いや、すまなかったな…、ルッキーニが自分で選ぶがいい」
ゲルトは冷静さを取り戻してそう言った。そして一言。
「“あの件”、忘れた訳じゃないよね…」
取り戻してなんかいなかった!目が本気のままだ!

「アウアウゥ…ごめんシャーリー…隊長にバレたら…」
そう言うとルッキーニは申し訳なさそうにゲルトの側に座った。
「ははは、ルッキーニ。二人でジャガイモを山分けしようじゃないか。同盟と言うわけだ」
くそっ!ゲルトめどんな弱みを握ってやがるんだ!ルッキーニもどんだけ悪事を隠してるんだ。

831名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 22:16:02 ID:JWLLhE+N
(4/5)

「戦線は膠着状態だな…」

ゲルトは私の心理を揺さぶろうと、そんな事を言う。

ここで頷いてはゲルトの思うつぼだ。私はことさら胸を張り、
「いや、無尽蔵の攻撃力こそリベリオンの真骨頂。まだまだだぁ!」
そう言うが早いとフォークをジャガイモめがけて突き刺す。
同時にゲルトもあらん限りの力でフォークを突き刺す。

「フギャァァ!!」

二人の力でジャガイモの山が吹き飛び、ルッキーニが悲鳴をもらす!ジャガイモがテーブルの上空に舞う!

「空中戦なら負けないぞ!リトルフレンド!カモン!」
私は次々に空中のジャガイモを突き刺していく!しかしゲルトは自分の軍服のポケットをまさぐっている。
「怖気づいたか!ノースリベリオンを舐めるなよっ!」
私がそう言って笑ってやろうとした瞬間、ゲルトの両手には見慣ぬ形のフォークが握られていた。

「ふふふ、今次大戦には間に合ったのだよ!ドルニエ・ザ・プフィール!!」

両端に三つ又のついたフォークをゲルトは握り、光のような速度で振り始めた!次々に空中のジャガイモが突き刺されていく!

「忘れるな!一撃離脱はリベリオンの専売特許じゃなぁないんだぁ!」
「マスタングが負けるものかぁぁ!」

テーブル上空で二人のフォークが激しく火花を散らす!
「ははは!これだ!戦争ってのはこうでなくっちゃなぁ!リベリオン!」
「ほざけ!カールスラント!」
「フギャァァ!たーすーけーてー!!」
832名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 22:16:40 ID:JWLLhE+N
(5/5)

二人のフォークに弾かれたジャガイモがテーブルの隅へと飛んでいく」
ゲルトが叫ぶ。
「漏らすか!V-2ロケェェット!業火に包め!」
ゲルトは大振りなフォークをジャガイモめがけて投げつける!
私はその瞬間を待っていた!

「ぬかったな!本国ががら空きだぁ!」
私はルッキーニの目をみて、こう言った。
「ルッキーニ!お前は私がミーナ隊長から守る!そのジャガイモをこっちによこすんだ!」
「シャ!シャーリー!!」

ルッキーニは目を輝かせると、ゲルトの皿に山と盛られた確保済みのジャガイモを、皿ごと私の方へと動かした。

「なぁにぃ!ロマーニャが墜ちるだとぉぉ!!」
ゲルトが絶叫する。私は自信たっぷりにこう言い放つ。

「ヘタロマーニャを忘れたのが敗因だな。はっはっは」
「ルッキーニはヘタレじゃないもん!ガルガル」
ルッキーニはがっくりと肩を落とすゲルトの横でそう言って怒った。

「ははは、ごめんごめん。ジャガイモもいっぱいあるし食べよう?」
「もう食べてるの!おかわりっ!」
「はいはい♪」

こうして朝食の平和は守られたのだった。

―おしまい―
833名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 22:18:19 ID:JWLLhE+N
軍事小ネタを挟みたくて書いたのは内緒ですww
サーセンww
834名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 22:27:14 ID:JoXSVnbu
>>833
百合じゃないけどおkw
GJだなw
835名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 22:28:08 ID:NVBlSWOS
GJ!w
このあと弱みを握られてゲルトさんにいいようにされるルッキーニ想像して鼻血出そうになった
836名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 22:32:16 ID:gP5M8c5e
>>833
百合フィルターをかけまくった私の目にはシャッキーニにしか見えない(ルッキーニの処分を巡ってシャーリーとミーナが戦争的な意味で)。
笑い過ぎてにやけが止まらなくなったぞ。どうしてくれる。
837名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 22:35:23 ID:mKfcqaVq
>>833
すばらしいとしか言いようがないwww
838名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 22:37:45 ID:qESQ5Apa
>>833
激しくGJ!
あんたすげぇよ、俺もこんなの書いてみたい

>>823
別につかめてないッス
強いていえば「キャラがつかめてない」ということがつかめてるのかもしれませんが
839名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 23:26:25 ID:MNisbzg4
>>803
GJ!!!!
いよいよ今日が放送日か…
障壁が無くても平穏が訪れるまでウィッチーズとして戦うってのは本当に少佐に言ってほしい台詞だ。
11人でウィッチーズなんだし1人も欠けてほしくない…フラグは折るものって言葉を信じてる!
>>818GJ!!!!!トゥルーデの壊れっぷりが最高すぎる!
>>833GJ!!!!
この後は競い合ううちに3Pに(*´Д`)ハァハァ

つか作品の投稿がかなり有るなw嬉しいことだが俺の感想長すぎるとウザがられそうで怖いんだぜ。
840名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 23:29:07 ID:IRTxhrOR
長い感想は書き手にとっては色々と参考になって有り難いことがある
841名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 23:35:50 ID:M6PFQpuW
>>811
乙!いいエーリカだ。そしておねえちゃんなトゥルーデ最高。シチュ的にも好きだ

>>833
GJwすげえおもしろかった!
フッ、なにもいちゃこらするだけか百合じゃないんだぜ・・・?
842名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 23:46:02 ID:MNisbzg4
>>840そうなのか!
感想長すぎると悪いかなとか思ってたけど安心したよ。
843名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 23:59:10 ID:QYkm0UtT
6話見直してみるとサーニャって結構おっぱい大きいよな
エイラも乳比べサイズよりちょっと上ぐらいだし
844名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 00:04:26 ID:7r1eTWRK
よしかフィルターにも引っかかってるみたいだしな
845名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 00:11:23 ID:WCloxsZ7
胸のサイズは11人中エイラ6位でサーニャ7位か…
外見に関しては、地味というか影薄い感じだよな、この二人
846名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 00:12:29 ID:lKLxJQvK
けどエイラは美乳適乳超かわいい♪
847名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 00:18:38 ID:28BAq1D+
何だこのssラッシュは。GJ追いつかねぇええぇえええ

いよいよ1時間後か。
隊長少佐夫婦が好きな自分としてはそのフラグだけは折ってほしくないな
848名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 00:21:20 ID:X6hgZ2ZI
ふぁえsw
849名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 00:28:20 ID:X6hgZ2ZI
すいません、まさか規制が解除されてるとは・・・。
ついでに、>>811>>818>>833職人さん方GJです。
850名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 00:32:04 ID:I0vFzHnB
>>846
美乳さならゲルトだってまけないもん!
・・・とかいいつつエイラがかわゆすぎてもう超大好きなんだぜ。
851名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 00:38:51 ID:SF0oKJXh
最速地方の人 9話の報告待ってます
どうなるのか…
852名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 00:54:40 ID:ncNcuRtK
報告はネタバレスレで聞けばいいんでないかい?
853名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 02:00:55 ID:IIdQ79wD
もっさん…………
854名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 02:01:12 ID:XPWROOcc
ゲルトォォォォ
........

妹好き過ぎだろこれわ。
855名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 02:01:51 ID:c1mmlETJ
もっさん orz

夜中なのに叫び散らしてしまったジャマイカ…
856名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 02:05:42 ID:QROX4eq1
姉バカなゲルトに吹いた
そしてもっさん……
857名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 02:06:52 ID:vtE4LneE
俺は信じてるよ、もっさんを…

それにしても中佐もっさんのこと愛しすぎだろ
こりゃもう夫婦でいいよね?
858名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 02:08:43 ID:EV52hhqM
まごうことなき妻婦だな
859名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 02:08:51 ID:IIdQ79wD
来週のミーナの芳佳に対する態度が怖いなぁ
860名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 02:10:53 ID:QROX4eq1
>>857
でもなんか愛し方が不自然に見えるんだよな
過去になにかあったのだろうか。とても気になる
861名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 02:10:56 ID:T97twsPN
本スレだと元ネタの人的にも復活するのが妥当じゃないかっていう話はあるけど
まぁそうじゃないと面白くないよね
862名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 02:11:12 ID:0IZb1DLl
もっさんの漢っぷりに泣いた……

しかし宮藤はネウロイのおっぱいにまで手を出そうとするなんて、とんだおっぱい魔人だな
これからはおっぱい魔人×ネウロイもいけるんじゃね?
863名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 02:11:26 ID:c1mmlETJ
ミーナ目が死んでたよな…
864名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 02:24:18 ID:tNXQy764
このまま病まなきゃよいが…
865名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 02:25:27 ID:28BAq1D+
ミーナがもっさん好きすぎて叫びたくなった。何だあの夫婦。
しかしミーナの一歩間違えるとヤンデレルートな態度がこわい…
866名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 02:30:33 ID:vtE4LneE
>860
過去に一度恋人を失っているから過剰になったんじゃない?
もっさん快復でこの夫婦のSSで猛爆撃される様が眼に浮かぶぜ
867名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 02:36:30 ID:QROX4eq1
>>866
やっぱりもっさんに過去の恋人を重ねてるのか
そうなるとミーナはヤンデレっぽいな・・・w
868名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 02:39:57 ID:28BAq1D+
もっさん優しすぎるからマジでヤンデレへの引き金を引き兼ねんなww
869名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 02:41:56 ID:2/5j3btc
ヤンデリーネもいいが、ヤンデミーナもアリだな・・・。

おかしくなったっていいじゃない。恋愛だもの。
870名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 02:42:38 ID:EV52hhqM
なんかマリオみたいだな
871名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 02:42:49 ID:8b5m+vZI
俺のミーナ隊長がヤンデレなんてやめてくれよ。
薔薇のようにちょっと棘があるくらいでいいよ。
872名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 02:56:52 ID:ThWI+Aop
前半かなり百合ん百合んしてて良かったな!
後半は雷で停電して俺涙目
くそっ、ペリーヌめ!
873名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 02:59:54 ID:WCloxsZ7
しかし、もっさんももっさんで芳佳に固執し過ぎじゃないか?
874名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 03:01:32 ID:28BAq1D+
今回のでペリーヌ少佐フラグべきんべきんだったからなwww
流石ペリーヌ
875名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 03:02:28 ID:c1mmlETJ
ん〜今日の見た感じだと

芳佳×もっさん←ミーナ

って感じなんだよな
876名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 03:05:33 ID:p01imkt4
いやいや
おっぱい←芳佳←少佐←ミーナ
だろ
877名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 03:06:20 ID:D/daFVfY
芳佳「これからも色んなこと教えてください!」
少佐「びしびししごいてやる」
萌えた

少佐は芳佳のこと愛しすぎ
隊長は少佐のこと愛しすぎ
ペリーヌは少佐のこと愛しすぎ
芳佳は乳離れできなさすぎ

あああああ

エイラ寝乱れすぎ
878名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 03:06:58 ID:lBCao9kZ
ようやく8話見たが、なんでここのスレ住民が戦々恐々としてるのか分からないなあ。
ミーナのお父さんの話だろ? 百合的にはまったく問題外だと思うんだが。
え? リーネ? バカだなビショップ家は8人姉妹なんだぜ?
リーネラブな妹だか姉だかがマイラブシスターと芳佳を引き離すために
潜り込んでたに決まってるじゃないか。
決まってるじゃないか。
879名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 03:07:05 ID:XPWROOcc
もっさんはよしかに固執してるがしょせん師弟百合レベル。
ミーナ隊長とは夜にネチョネチョな関係ですぅ。
880名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 03:08:21 ID:D/daFVfY
>>879
師弟百合の感情がいつしか……って展開がいいんです

あー、スピードうpして完成させよ
881名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 03:10:38 ID:WCloxsZ7
他カプを貶る言い方は止めなさい
芳佳の公式カプ相手は人型ネウロイなんだよ!
882名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 03:10:45 ID:c1mmlETJ

>>876

おっぱいwww

しかも全員一方通行wwww
883名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 03:12:32 ID:D/daFVfY
全員一方通行百合ってどっかで見た気がするな
まあ自分は少佐×芳佳でハァハァし続ける
ただ隊長×少佐の明らかに肉体関係済みさが尋常じゃない
どうみても過去に(ry
884名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 03:12:36 ID:ZhGPKvlN
>>878
そういう逃避嫌いっつか、別に戦々恐々とはしてない
ただ異物混入が残念だっただけ
885名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 03:17:33 ID:28BAq1D+
>>878
 お と う さ ん w w
886名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 03:23:08 ID:hK8CaYo6
同じ男を愛した仲
887名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 03:23:58 ID:X6hgZ2ZI
ネウロイは死者なんじゃなかろうか
今回のネウロイは芳香の父で、だから芳香はネウロイとすぐ仲良くなった
芳香本人も「なんでこんなに私笑ってるんだろう」みたいなこと言って戸惑ってたし
888名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 03:24:42 ID:zOw3PnCp
雷で寝れないから見てきたよ…
9話まとめ

・前回の男のことなんてなんら覚えていない様子
・前回からの続きは予想通りでした
・おっぱい星人、シスコンは健在
・本当に擁護のしようがない命令違反
・リーネが殆ど空気です…
・雷で映像が多少ノイズかかって保存版とは言えない録画orz
889名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 03:26:45 ID:zOw3PnCp
おっと大事な事を忘れてた
>>888追加

・今日だけダカンナー!
・ネウロイであれそこにおっぱいがあるのなら!
890名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 03:30:52 ID:ZhGPKvlN
8話は制作側の間違いでした、ってほどのリネ芳が残り話数でありゃいいけど、もう時間が無いかなぁ(´・ω・`)
891名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 03:47:01 ID:xH8GYk++
892名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 03:56:28 ID:csx+Mb7/
芳佳はおっぱいを襲ったか?
893名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 03:56:33 ID:28BAq1D+
むしろレッツゴー!とばかりに張り切り勇み車から乗り出すトゥルーデと
あーもーしょうがないなーぐらいの勢いだけど楽しそうなエーリカに
にやにやがとまらなかったのは私だけですかそうですか
894名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 04:42:23 ID:82w5dWsK
病室での突っ込みといい、トゥルーデはエーリカにうまく操縦されてる気がする。

しかし今回の芳佳は行動があれ過ぎて次回どんな目に合おうと同情できん……。
895名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 05:31:38 ID:D/daFVfY
ペリーヌが聞き耳立ててるところで
「ひぃいいいー、わかりました」
「そうだ、それでこそ扶桑の撫子だ!」って言ってたのがツボ

少佐、扶桑の撫子って言葉好きだなw
896名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 05:53:44 ID:0w++jZ6N
とりあえずアイキャッチも素晴らしかったと思うんだ
ttp://up2.viploader.net/pic2/src/viploaderf136116.jpg
897名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 06:15:24 ID:van/sZEF
もうAAもできてるよねw
898名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 06:29:48 ID:9+tgH3Yg
ペリ犬さんの脳内における天敵三人組はこんなイメージなんだな
坂本少佐にいたっては何故かお姫様だしw
899名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 06:51:04 ID:lUgMoKh4
>>897
これだっけ?
                        _
             , 、         \ ` -、_
           //            ゝ:::::::::|__
         __ノ::/    //      |ヽ \::::ヽ:::\
         |::::::|   /:::l       |:::::|_ゝ::::▽:::〉
        /::::::`ーノ:::::l        \__:::::::::::::::/
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             `ニ=`:::::`^"~:::::':::/ ̄ ̄
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         ⊂二ノ                 //
                           //
                          /:/


とりあえずアイキャッチのペリーヌがかっこよすぎる
かすみ二段とかサザンクロスとか使ってくれそうな雰囲気
900名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 07:58:51 ID:r2PTYgbe
つーかもし死者がネウロイとか鬱展開もいいとこだぞ
901名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 08:12:24 ID:f+Me7PYQ
アイキャッチw
しかしちょっと意外だな
ペリ犬は少佐のことを王子様的にみているのかと思っていたんだが・・・
てか、上にある黒枠はなんだ?と思ったら宮藤の手かw
902名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 08:18:15 ID:2TrG3CZD
       ∧´::::::::::::::::::::::`∧_-;;、   /  /  /
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./::::;  {.l :::::::::::::::::::::::::::::::゙ ソ   r ≠=  ヾ:::::::ノ
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    ノ:::::::::::::::::::::::::::::::::::レ

職人が作ってくれたルッキーニもよろしく
903名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 10:29:08 ID:ihcmM5up
やっぱサーニャって誘ってたのかw
904名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 10:45:48 ID:y8RqVCPd
今回でハッキリしたな
サーニャは絶対わざとエイラの部屋に入ってる

そもそも倒れこむ直前にも半目な時点でベッドで寝てるエイラに絶対気付くはずだし
エイラが「いてっ」って言ってるということはサーニャもどこかぶつけてる
なのに気にせず就寝
そしてお決まりの「今日だけだからなー」
905名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 10:57:53 ID:SKdXUCjV
あれって位置的にエイラのくるぶし当たってるよね
つまりサーニャも倒れこんで「いたいっ!」って思ったはず
でも寝続けてるってことはやっぱりわざとだナ
906名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 10:59:54 ID:EV52hhqM
ふとんをかけてあげてるのが、もう堪らないね
907名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 11:13:35 ID:xH8GYk++
そして、自分はベッドから押し出されてしまうという…
908名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 11:19:49 ID:tNXQy764
>>896
これを見る限りペリーヌにとって坂本少佐は王子様とゆうより、麗しの姫君だったんだな
909名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 11:26:04 ID:UkoHv7l2
>>901
そうなんだよ!バスルームでエロイ目で見てたときに見過ったことを悟ったね
910名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 11:30:03 ID:9qRjHQoT
>>896何度見ても素晴らしいwww
これの少佐とペリーヌのAAもほしいな…できてる?
911名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 11:31:21 ID:SKdXUCjV
まだだね
912名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 11:33:40 ID:sDUqejeN
俺はこのペリーヌのフィギュアが欲しいわ。後ろのSDもっさん付きで
913名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 11:46:28 ID:28BAq1D+
>>912
そんなフィギュアができたら迷うことなく机に飾ってくれるわwww
914名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 12:07:38 ID:yQqAdzdP
近いうちどっかのDが就寝エイラーニャ作ってきそう。
そしたら…
915名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 12:22:04 ID:3ZrtkKg9
9話見た。ペリーヌ相変わらず可哀想...。ちょっとくらいいい思いさしてあげたい...。
あと芳佳にお礼言われてジンときてる少佐が切ない。
隊長はガチ。少佐に浮気されるとヒステリックになりそう。
916名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 12:30:27 ID:28BAq1D+
やっぱり誰がみても隊長はガチにみえるんだなw
917名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 12:32:22 ID:D/daFVfY
元々バイだったけど少佐と出会ってから本格的にガチ百合に
918名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 12:42:21 ID:dzO6pgnC
隊長は危険な香りがする
919名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 12:53:51 ID:3ZrtkKg9
今回の隊長は少佐の事しか頭にない、って感じだったしな
920名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 12:54:02 ID:+f5W31iI
だがそれが良い
921名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 13:01:55 ID:28BAq1D+
ここまで公式ガチだと気持ちに気づいた隊長ssとか投下しづらいな
922名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 13:04:56 ID:LfQE5mr0
>>921
公式とは違うパラレル展開こそ我々の妄想で補うべき。

というわけで投下よろ。
923名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 13:05:39 ID:8b5m+vZI
このスレじゃ寸止めで終わるから行為までは行かんだろう
924名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 13:31:22 ID:28BAq1D+
行為どころかプラトニックでごめん
>>922の一言で目覚めた。帰ってきたら投下できるようにしとく!
925名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 13:37:13 ID:LfQE5mr0
>>924
いいってこと

ttp://zip.4chan.org/a/src/1219977013243.jpg
早くもネウロイの乳が揉まれてしまったようだ。
926名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 13:40:37 ID:xH8GYk++
芳佳は乳牛牧場に就職すればいいと思う
927名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 13:51:38 ID:mAodvkZf
おっぱいまくらをしてもらって幸せそうな芳佳。
恥ずかしがってるけど、まんざらでも無さそうなリーネ。
928名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 13:53:52 ID:o6FoRDBu
>>927
むしろ寝ぼけてエイラに体を預けるサーニャと「今日だけだかンナー」と言いつつ満面の笑みのエイラだな
929名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 14:03:47 ID:WCloxsZ7
隊員全員の命を預かってるようなもんなんだから
冷静に戦局を見れない部隊長は抹殺されるべきだ


て事で、ミーナ隊長はウィッチーズからの性的なお仕置きが必要だな
930名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 14:22:17 ID:c1mmlETJ
うぉー!

夢にもっさん×ミーナがリアルに出てきたwww


夢の中でもアニメみてたんだが昨日のエレベーターの所で「心配するな」って漢見せたシーンでミーナの頬を撫でそしてそのまま…チュッ




グハァッwww
931名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 14:24:23 ID:EV52hhqM
>>930
夢に見たときはこんなところに書き込んでないで
そのリアルな感覚、高ぶった感情を元にすぐに紙に書き綴るんだ!
932名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 14:27:41 ID:c1mmlETJ

>>931

おぉ!そうだよな
いざっゆかん!w
933名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 14:38:21 ID:tNXQy764
>>931
ガンバレィッ


ちょいと8話を観かえしてたんだけど、戦闘中のやりとりから
もしかして芳佳が来るまではペリーヌ×リーネだったんじゃないかと思ってみたりしたり
934名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 14:39:31 ID:tNXQy764
安価ミスだよorz
×>>931→〇>>932
935名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 15:01:14 ID:3ZrtkKg9
>>930
絶対だかんな!!期待しちゃうからな!!!

それにしても8話以降このスレはパラダイス化してんな。
実に嬉しい事だ。
936名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 15:14:17 ID:s8lUDbyP
8話は必要悪だったということか・・・
937名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 16:11:44 ID:I0vFzHnB
過去(八話)があるからこそ今の隊長のガチっぷりが引き立つ、って感じもある。

ああ…隊長の泣き顔ほど好きなもんはない…
938名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 16:16:15 ID:c1mmlETJ

>>930

もっさん×ミーナ
エロ無しで、何かグダグダ orz
初めて書いたのでどうか多めに見てやってください(;´д⊂)


『美緒っ!』


そういい、美緒と呼ばれた少女がエレベーターを待っている所に走ってきたのは、ウィッチーズ隊長のミーナだった。

先ほどペリーヌと宮藤から連絡が入り、ネウロイ発見との事。
だが、宮藤は、それを聞かず一人向かったとの事。

それを援護しに向かおうのしていた美緒だった。

『……』

ミーナは何か言いたげな目をして美緒を見つめてきた。

『…行くのね』

「…あぁ」

『ダメよ!この間だってあなたのシールドは機能していなかった!あなたの能力は薄くなっているのよ!』

「…ふっそんな事、自分が一番わかっている。私も、もう二十歳だからな」
939つづき:2008/08/29(金) 16:18:00 ID:c1mmlETJ


そういい、寂しそうな表情を浮かべ美緒は、エレベーターの扉に背中を預けもたれかかった。

『…やっぱり、宮藤さん?』

「あいつには、まだ教えてやらないといけない事がある」

『宮藤さんなら!…宮藤さんならいずれ立派にウィッチーズを背負って立つわ!だから…だから!』

そう叫ぶとミーナは、拳をギュッと握りしめ俯いてしまった。

そういい、寂しそうな表情を浮かべ美緒は、エレベーターの扉に背中を預けもたれかかった。

『…やっぱり、宮藤さん?』

「あいつには、まだ教えてやらないといけない事がある」

『宮藤さんなら!…宮藤さんならいずれ立派にウィッチーズを背負って立つわ!だから…だから!』
940名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 16:18:17 ID:dn+SWB2P
ふぅ、しかし最近リネ芳が少なくて寂しいぜ
俺は鉄風雷火の限りを尽くし三千世界の鴉を殺す嵐の様なリネ芳展開を望んでるが難しそうだ
ネウロイに関しても 芳佳→仲良くなれるかも リーネ→故郷を侵略する化け物 だから
話を信じてもらえなくてもリーネちゃんだけは信じてくれる展開とかないだろうしなぁ
941つづき:2008/08/29(金) 16:20:00 ID:c1mmlETJ

そう叫ぶとミーナは、拳をギュッと握りしめ俯いてしまった。

「ミーナ、心配するな」

──スッ


美緒は、俯いているミーナの頬を撫で顔を持ち上げた。

『っ…行かないで…美緒』

そういうとミーナは、涙を流した。

「…ミーナ、泣くな」

美緒は、指で優しく涙を拭ってやった。


──ギュッ


そして、ミーナを力強く抱き寄せた。
942つづき:2008/08/29(金) 16:20:54 ID:c1mmlETJ

『み…美緒?』

ミーナは、驚いて目を丸くした。


「ミーナ…信じてくれ、私は、必ず帰ってくる。」

美緒は、抱き締めたまま耳元で囁いた。

『っ…ふ、でも美『んっ』』

何かいいたげだったがそれを唇で塞いだ。

『っ…ふっ…ん』

ミーナは、美緒の服にしがみつき口付けに酔いしれた。

それは、けっして深い物ではなかった。
だが、美緒の思いがひしひしと伝わってきた。

『ふぁ…ん』

「はぁ…」

お互いに、唇を離して見つめ合い…微笑んだ。

「ミーナ…私を信じてくれるか?」

『…えぇ、わかったわ』
そうしてまた、短く口付けを交わしてして美緒は、ネウロイの元へ飛び立った。


──美緒 信じているわよ


END
943名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 17:25:37 ID:I0vFzHnB
>>942
GJ!仕事はやいなw
もっさん、優しすぎるよ・・・
944名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 17:35:00 ID:s8lUDbyP
少佐マジ惚れるわ
945名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 17:57:31 ID:CcudkLHd
>942
退役後は宝塚歌劇入り確実ですね!
あの世界にあるかどうかわからんがw
946名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 18:12:20 ID:tNXQy764
>>945
なんの因果か魔と戦う秘密部隊に…
947名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 18:19:58 ID:02eB2KKy
看護婦も穿いてないことはスルーですかそうですか
948滝川浜田 『Innocent Injury』:2008/08/29(金) 18:24:01 ID:SF0oKJXh
こんなタイミングでSS投下。
『涙色、闇に、浮かんで』のミーナ視点です。


私は、華麗に空を舞う貴女が好きだった。

「私は、貴女を失いたくない」

私は泣いていた。そんな私に貴女は優しく語りかけてくれる。

「大丈夫だ、ミーナ。私は、お前から離れたりはしない」

…でも貴女は優しすぎる。
その優しさは、時に私を、傷付ける。

―――Innocent Injury―――

あの夜以来、私は何かを考える事が多くなった。
何を考えている、という訳ではない。
ただ、何かがポッカリ空いたように、ボーっとしているだけ。

そんな時に、美緒は優しく話しかけて来る。

「ふぅっ…」
「大丈夫か?ミーナ、疲れてるんじゃないか?」
「えっ…あっ、ごめんなさい、少佐」
「二人きりの時は、美緒、だろ」
「…ごめんなさい、美緒」
「…それにしても宮藤の成長は著しいものがあるな。本当に頼もしい」
「…ええ」
「あれなら、いつかウィッチーズを引っ張っていけるかもな」

…美緒は冗談半分で言ったかもしれないけど、私には、その言葉がやけに癇に障った。

「…ウィッチーズには私と…美緒、貴女がいるわ。…冗談でもそういう事は言わないで」
「…ミーナ…やはり気にしてるのか…?」
「…何の話かしら…?」

私は何も考えていないつもりでも、美緒には何かが伝わったみたいで、呟く様に話し始める。

「私があの時…ネウロイの攻撃を受けてシールドが壊れた時…何故お前が気に病む?…あれは…私に魔力が薄れてきた証だ…これは…私の問題だ」
「分かってるわ……だから私は昨日の夜、貴女を失いたくないと言ったの」
「…例え魔力が薄れてきたとしても私はまだウィッチを辞めるつもりは無い。それに私はネウロイに殺されるつもりも毛頭無い。…死ぬなら…この世界に平穏が訪れた時だ」

美緒らしい。でも私は…

「…正直言うとね、私は今すぐ貴女にウィッチを辞めて欲しいの。貴女がネウロイに殺されるところは見たくないの」
「……」
「…でも、貴女は言い出したら聞かないものね。なら…」

私は静かに立ち上がって、美緒の頬に優しくキスをした。

「私に…貴女を守らせて…?」
「ミーナ……フフッ、私はあまり守られるのは得意では無いんだがな」
「あら、私は得意よ?守るのは」
「…そうだな、せっかくだからお願いするよ、ミーナ」
「…任せといて」

949滝川浜田 『Innocent Injury』:2008/08/29(金) 18:25:50 ID:SF0oKJXh

…ごめんなさい、美緒。
私、やっぱり、貴女を失いたくない。

…これくらいの嘘、許してくれるわよね…?





それから数日して、ネウロイは美緒のシールドを突き破って襲撃。
幸い、美緒は軽傷で済んだ。

…でも、その時の私を見る美緒の目は、今まで見た事無いくらい、冷たく、寂しそうな目をしていた。


サァァァァッ…

「気持ちいい風…」

私が夜風に当たっていると、後ろから誰かが来た。

美緒だった。

「ミーナ、ここにいたのか」
「…月が綺麗ね」
「…ミーナ、お前はやはり私にウィッチを辞めて欲しいんだな」
「……」
「確かに能力の衰えは私の責任だ。そしてそれをカバー出来なかった私も十分悪い」
「……」
「…だが、お前は私を守ってはくれなかった。やはり…お前は…」
「…美緒が怪我をすれば、私が言わなくても、ウィッチを辞めてくれるかな、って思ったから…」

…これが今の私に言えるすべて。美緒には理解されないだろうけど、これが私が美緒に捧ぐ愛だから。

すると美緒は激しく私の胸ぐらを掴んできた。

「ミーナ…!私はお前に裏切られた…!…あの時、私を守ってくれると言ったのは嘘だったのか!?」

美緒に胸ぐらを掴まれた時、私の視界は美緒に染まった。
…凛々しい顔。でもその顔は私への怒りと悲しみで溢れていた。

「…嘘じゃないわ。私は貴女を失いたくない。それは本当よ…だから貴女をネウロイから守らなかったの。貴女が怪我すれば前線から退くと思ったから…」
「ミーナ…お前が私を守ってくれなかったのはショックだ。…だが問題はそこじゃない。…何故…何故私の気持ちを汲み取ってくれない…?」

私は美緒から顔を背ける。

950滝川浜田 『Innocent Injury』:2008/08/29(金) 18:27:10 ID:SF0oKJXh
「私はこの世界に平穏が訪れるまで、ウィッチとして戦っていく覚悟は出来ている。例え魔力が衰えようとも私はここで死ぬ覚悟も出来ている」
「……」

少し冷静になったのか、美緒は私の胸ぐらを放す。
そして、美緒はいつもの美緒に戻る。
私に優しく話しかける。

「…すまん…ミーナ…お前はどう思っているんだ…?…お前の言葉で聞かせてくれ」

「…美緒、貴女を助けなかったのは、貴女にウィッチを辞めて欲しいから。それは変わらないわ。…でも、本音を言うと、あの時…足が動かなかったの…」

美緒は黙ったまま、俯く。


「…」
「また大切な人を失ってしまう…そう思うと…」

…私はまた、美緒の前で泣き出してしまった。
そして、美緒は静かに口を開ける。

「…そうならないようにお前は私を守ると言ってくれたのか?…それとも私にウィッチを辞めて欲しいから、そんな事を言ったのか?…もしそうなら私はどっちにしても、あの時点で死んでいたかもしれなかったんだが」
「私はっ…美緒にはウィッチを辞めて欲しいっ…でも、美緒を守りたくもあってっ…ううっ…」

あれ、おかしいな…。こんなに泣く事じゃないのに…。涙が止まらない…。

私は、ただ、美緒にウィッチを辞めて欲しいだけなのに、守りたい、だなんて、おかしいにも程がある。

すると美緒は小さな笑みを浮かべた。

951滝川浜田 『Innocent Injury』:2008/08/29(金) 18:32:43 ID:SF0oKJXh
「ミーナ、それじゃ矛盾してるぞ。私が怪我でウィッチを辞めて欲しいから守ってくれなかったのに、やっぱり私を守りたい……ミーナ、お前の本当は、どっちなんだ…?」

私は、美緒の言葉で壊れた様に叫び出す。

「…っ…私は……貴女を守りたい……大切な貴女を…守りたい…っ!!」

…そうか、これが私の本当なんだ。
自分でも気付かなかった私の中の本当を、美緒は、暴き出した。

…やっぱり、美緒には、勝てない。

「…その言葉に嘘偽りは無いな?…今度私を守ってくれなかったら、私はお前の事を嫌いになるぞ?」
「そっ…それは…勘弁して…」
「アッハッハッ!…だったら、私を守ってくれ…お前のすべてで、私を守ってくれ」
「ええ、命をかけても貴女を守り通すわ…もう、嘘はつかないわ」
「じゃあ、仲直りのキス、だな」
「…ええ」

私達は月の下で、キスをした。

…美緒…私、もう迷わないから…。

《ネウロイと戦闘中

「くっ…こいつ…多方向からレーザーを撃ってくるのか…!」
「気をつけろ、バルクホルン!」
「あっ…危ないっ…坂本さんっ…!」
「なっ…」
「少佐っ…!!」

私は誰より早く美緒の元へ駆けた。

そして私は、激しいレーザーの嵐の中へ飛び込んで行った。

美緒…愛しい貴女を守るために。

「ん…?…生きている…?」
「大丈夫?少佐」
「ミーナ…」
「約束通り、貴女を守ったわよ?」
「フフッ、何を偉そうに言ってるんだ。仲間を守るのは当然の事だろうが」
「あら、私は貴女にウィッチを辞めて欲しくないから守ったのに、その言い草。あんまりだわ」
「今は愚痴ってる場合では無いぞ。宮藤達が頑張っている。私達も行くぞ」
「ええ……美緒」
「ああ…それと、ミーナ」
「何?」

美緒が小さな声で言ったそれは、私の耳にはしっかり届いていた。

そして、私は、笑顔で、美緒に返した。

望む所よ、美緒。

END

以上です。二日連続投下スマン。
先に『涙色、闇に、浮かんで』を読んでからこっちを読んだ方が良いかも。
分かりづらかったらごめんなさい。
さて、爺はこの辺で…。
952名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 18:44:54 ID:LfQE5mr0
>>951
確かにタイミングは"よりによって"だなww
だが内容はGJだ!!少佐本当渋過ぎる。
953名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 18:52:59 ID:c1mmlETJ

>>942

グダグダ作品ですがお言葉ありがとうございます!!

また思いついたら投下します(^^)
954名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 20:08:01 ID:Ohakwja5
消化ペース速すぎ
まぁその分SSが大量なんだろうけど・・・
955名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 20:08:38 ID:EV52hhqM
次スレもSSからスタートとかだと面白いな
956名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 22:07:16 ID:N/jbdO0m
ナチス親衛隊ですね
957名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 22:30:42 ID:X6hgZ2ZI
ここは平和でいいな・・・。リーネスレがなんか荒れてるが。
958名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 22:36:35 ID:IITQ0yO6
ゲルトが壊れてないと違和感がでるようになった。どうしてくれるw
959名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 23:19:49 ID:VlTxW9zN
最終話、病院を退院した美緒が基地のみんなの元へと帰ってくる。
誰よりも早く、帰還した美緒の姿を目に留めたミーナ。
嬉しさのあまりに我を忘れ、美緒に飛びつき、隊員たちの目の前である事もはばからずに熱いベーゼを交わす・・・。
きっと交わす。

・・そんな電波を受信した。
960名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 23:30:23 ID:BhEFz7l1
慌ててサーニャの目を隠すエイラが見えた。
961名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 23:30:58 ID:8b5m+vZI
MGS4の雷電みたいに機械化
962名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 23:34:46 ID:I0vFzHnB
驚きすぎて声の出ないペリーヌ
赤面あわわなトゥルーデ
横でニヤリとするエーリカ
まで受信した
963名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 23:44:55 ID:28BAq1D+
そしてリーネの胸を見つめる芳佳
ほのかに顔を赤くしベーゼを見つめるリーネ
唖然ルッキーニ
私達もやるかとシャーリー
まで受信した
964名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 23:58:06 ID:IP90qVt3
オレは遅延しまくってる電車の中で、
芳佳に膝枕してあげるリーネと、
リーネの膝に頬をスリスリする芳佳というのをずっと受信していたんだ・・・。
965名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 00:01:05 ID:BonKGwtW
>>964
問題ない
SSを書く作業に取り掛かるんだ
966名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 00:05:16 ID:eq+jQ8R6
芳佳に膝枕・・・それは最後までやっちゃったってことですね?!
967名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 00:06:10 ID:j6UgeIa3
>>964
OK、すぐにSS書いてくるんだ
968名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 00:10:36 ID:RbdsPElp
リーネ「私だって芳佳ちゃんの彼女になりたかった!」

かーなーしーみのーむーこーをーえとー
969名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 00:13:10 ID:Rh5GJ394
>>959
ハッとするゲルト、エイラ、よしか、リーネ、
グ〜となるハルトマン、シャリルキ、

その時、ペリ犬は!
970名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 00:19:04 ID:XnrKLoAO
>>969
一人足りない件
971名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 00:24:42 ID:zwmMJeOP
>>907
サーニャならエイラの部屋で寝てるよ
972名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 00:26:13 ID:zwmMJeOP
間違えた
>>970
フリーガーハマーで撃たれてくる…
973名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 00:31:18 ID:LMPmd5tW
>>963
シ「じゃあ私達もやるか?」
ル「ええっ…!? い、いやっ私はっ…」
シ「いいじゃんいいじゃん、私達の仲じゃないか♪(ルッキーニを押し倒す)」
ル「にゃあああああああ!」

こういう事ですね
974名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 00:42:08 ID:pMYe3Shy
ミーナには美緒が辞めるなら私も一緒についていってくらい言ってもらいたいな
975名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 01:05:49 ID:jiv5+/so
今日ね、秋葉原に行くために電車に乗ってたんですよ。山手線ね。
そうしたら目の前にヨーロッパ系のかわいい子と隣に扶桑のかわいい子が座ってるわけよ。
どうやらヨーロッパ系の子に扶桑の観光を頼まれたらしく、ニコニコしながら地図とか一緒に見てるわけよ。
でも、なんかしばらくしたら扶桑の子がうとうとし始めてさ、
「ごめん、リーネちゃん、ちょっと寝かせてくれない?」とか言ってるわけよ。
そのあと、このリーネちゃん?が許したらしく扶桑のこは寝ちゃったわけね。
で、単に寄りかかって寝るのかと思いきやこの二人の場合は違って、
扶桑のこがリーネちゃんに膝枕してもらっちゃってるのね!
確かに承諾した場面は俺も見たよ!?でも何これ!和む。つか羨ましい。
その膝で俺にも膝枕してくれよ!!リーネちゃん!いやマジで!!

で、なんか膝枕してもらった扶桑の子も眠いはずなんだけど膝スリスリしちゃってるわけね。
しかも「くすぐったいよぉ」とか言いながらリーネちゃんもまんざらじゃないみたいで、
頭ナデナデしちゃってるのね。俺もナデナデしてくれよ!!つか眠いんじゃねーのか扶桑っ子よ!!
結局、扶桑の子は寝ちゃったみたいなんだけど、
リーネちゃんは寝顔見ながら微笑んで
「芳佳ちゃん……かわいい……」とかちょっと照れながら言ってるわけ!!
何それ恋人かよ!!!甘い!すっげー甘い!!!
さっきから思ってたけどさ!もうお前ら付き合えよ!つか付き合っちゃってるのか!!
とか一人テンション上がってたあたりで俺は現実を見るわけよ。
ああ……俺が乗った駅じゃねぇか……。
というわけで、今日はちょっと用もあったしラジオの部品はお預けとなりましたとさ。
(乗車駅直前で気づけたのは幸運だったけどね……)
あれ、でもよく考えたら二人組もとっくに目的の駅に着いてるはずだよな。。。。
・・・
・・


やるな、リーネちゃん!!
976名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 01:07:11 ID:jiv5+/so
という電車ネタを>>964から微妙に受信した。
977名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 01:14:20 ID:Rh5GJ394
>>974
一瞬『美緒が舐めるなら』って読んでしまい
いきなり69とは飛躍したもんだとおもってしまっタ
978名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 01:18:14 ID:J4xgnWaJ
GJすぎて言葉がでんwwwwwww
979名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 01:18:54 ID:XgRaEkG6
>>974
>美緒が舐めるなら私も一緒についてイクっ!!


卑猥すぎじゃね?
980名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 01:21:19 ID:85vi9gUO
>>979
だが事実だな
981名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 01:21:25 ID:xzIVm1tb
吹いたwエロすぎるw
982名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 01:22:16 ID:XgRaEkG6
http://up2.viploader.net/pic/src/viploader764836.jpg

少佐スレにあったけどこれはなんですか
983名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 01:27:01 ID:xzIVm1tb
どう見ても入ってます
984名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 01:31:31 ID:XgRaEkG6
腰といい太ももといい脚といい
がっちり抱いた腕といい
この密着度は異常だと思うんだ
985名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 01:39:22 ID:BonKGwtW
>>975
これはいい、よくやったwww
本編でこういうやり取りやってくれー!!
986名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 01:43:11 ID:LMPmd5tW
そろそろ次スレの事、考えた方が良くない?
987名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 01:49:04 ID:kBhqJB6c
>>982宮藤が「んっ…すごいぃっ!!!!」って言ってるダロ?
つまりそういうことダナ!
988名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 01:49:11 ID:hgauWdL5
>>982
これ少佐じゃなくて、無名のモブキャラじゃなかったっけ?
989名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 01:50:23 ID:XgRaEkG6
>>988
どうやらそのようだけど、
髪型といい格好といいどうみても少佐だよな
990名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 02:07:37 ID:SeLZHtPp
ttp://ranobe.com/up/src/up293727.jpg
ミーナとゲルトもやっぱりいいなあ
991名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 02:14:13 ID:hgauWdL5
>>990
エロいwww。
隊長さん、何してんだよw。

ところで、新スレ立てます?
よければ自分、立てちゃうけど。
992名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 02:15:52 ID:LMPmd5tW
>>991
是非ともお願いします
993名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 02:19:00 ID:wnnEIqkJ
994名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 02:23:44 ID:hgauWdL5
許可も頂いたんで立ててきた。
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1220030408/

テンプレミスっちゃってスマン。
新スレも百合百合して欲しいナ。
995名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 02:28:32 ID:J4xgnWaJ
おっつー
996名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 02:29:27 ID:uZ3ah5fF
この板でこんな速いスレ奇跡だな
中身も良SSばっかだし
997名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 02:30:47 ID:LMPmd5tW
乙ですー

さてSSのネタを練ろうかね…
998名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 02:36:06 ID:+/tdA4/c
はやくてついていけないぜw
999名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 02:37:57 ID:F7+twC6t
おしまい
1000名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 02:38:03 ID:+/tdA4/c
1000?
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