レズ声優出張所Part11

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1名無しさん@秘密の花園
ここは声優板「レズ声優」の出張スレです。

前スレ:レズ声優出張所Part10
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1195139967/

本スレ:レズ声優 Part36
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/voice/1202984307/

「この声優は絶対レズだ」とか「レズらせたい」という声優さんを
「エロ話中心で」思う存分マターリと語っちゃって下さい。
妄想捏造ドンと来い。
SSも書いちゃって結構です。っていうか、キボンヌ
執筆して下さると言う方はトリップだけは忘れないで下さいね。

それでは、思う存分楽しんで下さい。

SS保管庫
http://www.geocities.jp/le_lys_dans_la_vallee_sei_unica/ss-1.html
SS保管庫(改)
http://www.geocities.jp/re2sayyou/
出張所プラス
http://jbbs.livedoor.jp/music/17969/
第3の保管庫
http://voiceactorstory.web.fc2.com/
2名無しさん@秘密の花園:2008/03/18(火) 00:29:15 ID:gcE8U/dn
>>1
3名無しさん@秘密の花園:2008/03/18(火) 09:01:25 ID:13XFF0zh
4名無しさん@秘密の花園:2008/03/18(火) 12:21:34 ID:Cwnoeed4
5名無しさん@秘密の花園:2008/03/18(火) 13:48:47 ID:YpeWQkoR
>>1乙!
だれかあゃちー×さえぽん書いてくれないか?
6名無しさん@秘密の花園:2008/03/18(火) 19:40:42 ID:YW7msEfF
人にばかり頼らず
たまには自分で妄想して見れ
7名無しさん@秘密の花園:2008/03/18(火) 23:09:14 ID:0WqkkIvq
>>1
乙。

最近はどんなCPが人気なのかな?
なば×静×きみこが俺の中で熱い!
8名無しさん@秘密の花園:2008/03/19(水) 03:03:36 ID:MvTQl1h6
携帯から>>1乙です
俺の中では未だに野中x小林が熱いぜ(*´Д`*)
9名無しさん@秘密の花園:2008/03/19(水) 04:21:50 ID:zNvtNCAD
あみぺ、なばいと、智ます・・・
やっぱ王道は熱いぜ。佳奈様早く作れw
けどなばとみゆみゆは誰との絡みでも好きだw
10名無しさん@秘密の花園:2008/03/19(水) 11:55:30 ID:lMfsN5F9
まみ×あやちー萌えな私が通りますよっと


つか、どんなカプも好きな節操なしでございます
11名無しさん@秘密の花園:2008/03/19(水) 20:38:47 ID:XuvSSaMh
やはりしずかながジャスティス
ていうか、好きな人に一途な佳奈様が報われて欲しい
12名無しさん@秘密の花園:2008/03/19(水) 21:00:36 ID:7FIa15eJ
佳奈様は一途なのか?結構サイガーやら豊口やら遍歴はあるように思ったりw
あ、しずかなは自分も大好きなので否定というわけではないのです
13名無しさん@秘密の花園:2008/03/19(水) 21:48:44 ID:N7qAiRn4
ばりな×プロでしょ!
14名無しさん@秘密の花園:2008/03/19(水) 23:52:07 ID:FysWmhxn
智ます、ます智、ミンゴス&えりりんあたりが大好物です
15名無しさん@秘密の花園:2008/03/19(水) 23:59:57 ID:eoUeTh55
マイナーと知りつつも声高に宣言しよう!
○○×神田
つまり、神田さん総受け話が大好きだ!
16名無しさん@秘密の花園:2008/03/20(木) 00:12:54 ID:Mz9+Mn1h
おまえらまだ前スレあまってんだろ
17名無しさん@秘密の花園:2008/03/20(木) 00:14:36 ID:eGcSZ7R+
エサ受けならここ行けばいいんじゃね
http://m-pe.tv/u/page.php?uid=11221110&id=1
18名無しさん@秘密の花園:2008/03/20(木) 01:27:02 ID:EFx60P4G
tiarawayだってまだまだ熱いんだぜ
19名無しさん@秘密の花園:2008/03/20(木) 17:06:24 ID:yg3eX+SV
>>13
大好きな御前から微妙に避けられて凹んでるプロを、
しょうがないなーとばかりにばりなが抱きしめるような展開?
20名無しさん@秘密の花園:2008/03/20(木) 22:08:13 ID:DF9hsbRE
>>14
しょうがないなーって仕草を装いつつ
「なんでこんな近くにいい女がいるのに、気づかないのよ・・・ばか」
って心の奥では片想いしてるばりな、とかいかがだろうか?
21名無しさん@秘密の花園:2008/03/21(金) 00:27:13 ID:aZHXMBow
>>20
それいい!
麻里奈が片想いってのはあまり聞かないから新鮮だ。


みなきけ聞いて、残念なみのりんを率先して引っ張っていく麻里奈。
っていうシチュが脳内再生自分は相当異端なんだろうw
ゴメン、妄想が過ぎたな。吊ってくるよ。ノシ
22名無しさん@秘密の花園:2008/03/21(金) 12:53:33 ID:8ZnjMdBq
>>21
なっ…ナカマだ!!Σ(´Д`*)

マリナみのりん、このカップリングかなり好きだ…って俺やっばり変かな…
23 ◆AifBGOVido :2008/03/22(土) 03:14:43 ID:IApCNaKA
前スレ埋め終わってないけど、投下はこっちでよいのかな?
智ますのような、ます智のような微妙な感じのものですー

智秋語がうまく書けないので脳内補完お願いします……
24悔しいけど、私の負け ◆AifBGOVido :2008/03/22(土) 03:17:23 ID:IApCNaKA

今日の仕事が終わってほっと一息。
お疲れ様ですって挨拶をして、荷物を持って、さて帰ろう、の前にふと思い立って携帯をチェックする。
受信メールが一件。
誰かなっていうよりむしろ、彼女だろうなって思いながら差出人を見ると、ほらねやっぱり。

ちょっと緩みそうになった頬に軽く手を当ててひきしめると、メールを開く。

『真澄、会いたい』

あれ?

すごく、簡潔なメール。
簡素過ぎて、らしくない。
いつもだったら、顔文字とか無意味な上にちょっと使い方間違ってる英語とかが盛りだくさんな、
私にはちょっと真似出来ない派手なメールなのに。

なんだろう、何かあったのかな。
落ち込むことでもあったとか?大失敗しちゃったとか。
それとも具合でも悪いとか……
25悔しいけど、私の負け ◆AifBGOVido :2008/03/22(土) 03:19:24 ID:IApCNaKA

返信の画面を開きながら、でも文章が浮かばない。
むむむむむ、と悩んでるうちに、気がついたら周りの人たちがほとんどいなくなっていた。

あーもうっ!
ごちゃごちゃ悩むより直球だっ!

よしっ!と決意すると、返信画面を閉じて、リダイヤルから最近見慣れた電話番号を呼び出した。

数秒の呼び出し音のあと、

『ハァ〜イ』

相変わらずの、お前は何人だ!って突っ込みたくなるような返事が耳元から聞こえる。

「あ、智秋ちゃん?」
『お、真澄ジャン!おつかれぃ〜お仕事終わり?』
「うん。って相手確認してから出ろよ!」
『アハッ!いやなんかノリで出ちゃったぁ♪』
26悔しいけど、私の負け ◆AifBGOVido :2008/03/22(土) 03:19:48 ID:IApCNaKA

あぁもう、何のために発信者が表示されるようになってるのかなんてこと、きっと智秋ちゃんに言っても受け流されるだけで。
こういうのなんて言うんだっけ?暖簾に腕押し、糠に釘、馬の耳に念仏?
はぁ、と軽くため息をついてから、

「まぁ、それはいいけどさ。
どうしたの?何かあった?」
『え?何がー?』
「メール」
『あー……』

ちょっと言い淀むその反応に、目が泳いでどうやってごまかそうって顔をしてる智秋ちゃんが頭の中で浮かぶ。
それがちょっとかわいいのが小憎らしい。

『いやぁ〜別に深い意味はないんだけどね?
ホラ、最近あんまり会えなかったから会いたいなーって思っただけ〜』

ホントに?それだけ?

「……ふぅん。にしては、なんからしくないメールだったじゃん?」
『ン、そう?ほら、アタイのあふれるオモイをスレートに表現してみました!なんてね?』
27悔しいけど、私の負け ◆AifBGOVido :2008/03/22(土) 03:20:09 ID:IApCNaKA

あはは、らしくないかぁ〜なんて笑う智秋ちゃんの声は、なんとなく元気がないような気がする。
あくまでなんとなく、だけだけど。

「……智秋ちゃんさ」
『はいはいーなに?』
「明日仕事何時から?」
『え?う〜ん、明日は午後からかな〜』

なんで?って言いたげな声と共に、私の頭の中のデフォルメされた智秋ちゃんは目をまんまるくして首を傾げる。
あんたはアビちゃんか。

「じゃあさ、うち、来る?」
『え?』
「会いたいんでしょ?」

出来るだけ平静を装って、来たいなら来れば?なんて口調でさらりと言う。
……だって、私も会いたいから来てほしい、なんて口が裂けても言えない。絶対言えない。
28悔しいけど、私の負け ◆AifBGOVido :2008/03/22(土) 03:21:36 ID:IApCNaKA





そしてそれから。
行く絶対行く今すぐ行く!と即答した智秋ちゃんと時間を約束して電話を切り、家路を急ぎ。
たどりつくと、ドアの前には何故か妙に派手な物体が既にいて。
そしてソレは私の姿を見つけると、相変わらず子供みたいな顔で笑った。

「おっかえりぃ〜」
「……帰るの時間かかるよって言ったでしょ」
「待ちきれなくて、さ?」

あはは、と笑う智秋ちゃんはいつも通り無駄に寒そうな格好で。

「……真澄?」

無意識に冷えた手を掴んでいた。
29悔しいけど、私の負け ◆AifBGOVido :2008/03/22(土) 03:21:59 ID:IApCNaKA

「手、冷たくなってる」
「あれ?怒ってる?」
「何のために時間の約束したんだっつーの。
まだ夜は寒いんだから、風邪ひくじゃんか」
「心配してくれてるの?」

眉間に皺のよった私の顔を覗き込みながら言う。
あー、もう、わかってるなら口に出すな、ばかっ!

「いいから中入るよ!」

智秋ちゃんの視線から逃れるように顔を背けて、そのまま握った手をひっぱって我が家へと入った。
30悔しいけど、私の負け ◆AifBGOVido :2008/03/22(土) 03:22:34 ID:IApCNaKA

とりあえず寒そうな智秋ちゃんに一枚上着をひっかけて、その辺に座らせてからアビちゃんにご飯をあげたりと
帰ってからまずやらなきゃいけないことを済ます。
それを大人しく座って見ながら、やっぱりずっと嬉しそうに笑ってる智秋ちゃん。

「何ヘラヘラしてんの?」
「あーひどぉーせめてニヤニヤ」
「同じじゃん」

そっかなーなんて言いながら、それでも笑顔のままで。

会いたい、なんて言われて、私の顔を見た瞬間からそんな嬉しそうな顔されたら……ね。
こっちまでちょっと嬉しくなっちゃうじゃない?
それでつられて笑顔になったりしたら、なんか負けたみたいでヤダ。
だからきゅっと表情を引き締めて、智秋ちゃんの横に座った。

「終わった?終わった?智秋タイム突入!?」
「なにそれ」
「だって〜真澄が何かしてるときに邪魔したら怒るでしょー?」

そりゃ当り前だけどさ。
31悔しいけど、私の負け ◆AifBGOVido :2008/03/22(土) 03:23:06 ID:IApCNaKA

「だからこれからアタシが真澄分補給するの!」
「はぁ……?」

また何か変な単語作っちゃってるけど、私は栄養素かなにかなわけか?

「補給ってことは、足りなくなってるってこと?」
「オーイエス!真澄分が足りなくなるとねぇ〜元気がなくなる!ジューシーじゃなくなる!ポーリーじゃなk」
「はいはい、もうわかったからいいよ」
「まだあるってばーあとね、寂しくなる。アタイはサビシイと死んじゃうよ〜?困るでしょ?真澄」

アンタはうさぎか。うさぎはもっと静かだと思うよ。
……もちろん困ることは確かだけどさ。
つーか、元気のない智秋ちゃんも、寂しくなってメソメソしてる智秋ちゃんも、困る。
なんだかとっても心情的に、困る。

「じゃあそれはどうやって補給するわけ?」
「ん〜?もちろんこうに決まってるジャン!」

ぎゅー
32悔しいけど、私の負け ◆AifBGOVido :2008/03/22(土) 03:23:41 ID:IApCNaKA

私の肩口に顔をうずめるように抱きしめられてっていうか、抱きつかれてっていうか……
まぁ、智秋ちゃんのことだし、なんとなくはわかってたけどね。
顔は見えないけど、ぐりぐりと首筋あたりに顔をこすりつけてる智秋ちゃんは満足そう。

「真澄の匂いがするー」
「シャンプーの匂いでしょ」
「真澄の体あったかいー」
「……智秋ちゃんのがあったかいって」
「お肌スベスベー」
「…………どこ触ってんの」

えへへへ、とすっごく嬉しそうだから、なんとなく顔が見たくなって少し上半身を離す。
すると智秋ちゃんはきょとんとしたあと、

「真澄、大好き……」
「んっ……」

顔を寄せて、反射的に目を閉じた私に口付ける。
頬が熱くて、触れられてるところはそれよりもっと熱くて。
久しぶりに触れる智秋ちゃんの体温に、やけどしそう。
33悔しいけど、私の負け ◆AifBGOVido :2008/03/22(土) 03:24:02 ID:IApCNaKA

反則、だと思う。
あんな風に直球でこられたら、受け止めるしかないじゃない?
ううん、智秋ちゃんのボールだったら、きっと私は暴投でも取りに行ってしまうんだろうけど。

「あは、真澄、顔赤い」
「……うっさい」
「カワイイなぁ〜もう!」
「ちょっ、わっ……」

勢いよく抱きついてきた智秋ちゃんの体を支え切れず、どすっと背中から床に倒れこむ。
痛いし。

「真澄、好きっ大好きっ愛してる!アイラビュー!!会いたかったー!」

ああ、もう。耳元で大声で騒がれて、頭が痛いくらいうるさいのに。
詰まったみたいに息が苦しくて、胸から溢れた何かが涙になりそうで目元が熱くて。
囁くなんてもんじゃない、こんな騒々しい愛の告白で、どうしてこんなに。
衝動に耐えるみたいに、智秋ちゃんの背中にしがみつく。
34悔しいけど、私の負け ◆AifBGOVido :2008/03/22(土) 03:24:59 ID:IApCNaKA
「……なんか、悔しい」
「へ?」
「智秋ちゃんて、うるさいし騒がしいし鬱陶しいし、一緒にいると疲れるくらいなのに」
「ちょっ!真澄ぃー!?」
「……ずっと一緒にいたい、とか、すぐ会いたくなるのが、悔しい」

溢れないようにそっと絞り出した言葉に、智秋ちゃんは一瞬声を途切れさせて、それから肩口で笑ったのがわかった。
多分、さっきまでみたいに幸せそうに。

「それはアレっしょー愛!Love!もー真澄ってばアタイにメロメロ?」
「ばか」
「アタシはとっくに真澄にノックアウトされてるけどね〜♪」

いつの間にか、今度は胸の辺りで頭をぐりぐりしてる。
……犬みたい。それも尻尾をぶんぶん振りながら容赦なく飛びついてくる感じの。

何となくぐりぐりしてる頭を撫でながら髪を梳いていたら、ふと上目遣いの智秋ちゃんと目が合う。

「……あのさぁ〜」
「ん?」
「真澄は、騒がしいと疲れる?」
35悔しいけど、私の負け ◆AifBGOVido :2008/03/22(土) 03:25:47 ID:IApCNaKA

そっといたずらを告白する子供みたいにしょんぼりとして。

「……真澄が疲れるなら、静かにしてる」

そう呟いた。
私がさっき疲れるくらいなのにって言ったからか。
智秋ちゃんは意外と気遣いの人で、空気は読めないこともあるけど基本的にはそういうことをすごく気にする。
でもさ。

「いいよ、そのままで」
「……でも」
「そのままの智秋ちゃんが、いい」
「ん……アタシ、うるさくて騒がしくてうっとうしいよ?」

子供みたいに感情がそのまま顔に出る智秋ちゃんだから。
しょんぼりした顔に少し元気が出て、大きな瞳がちょっと期待に輝いてる。
期待通りのことを言うのもホントは癪なんだけど。


「それが私の好きな智秋ちゃん、でしょ」
36悔しいけど、私の負け ◆AifBGOVido :2008/03/22(土) 03:26:37 ID:IApCNaKA

笑った智秋ちゃんの頬は、多分赤くなってるであろう私の頬よりきっと赤い。

寂しがり屋な智秋ちゃんも、騒がしくて鬱陶しい智秋ちゃんも、私の一言を気にしてしゅんとしてる智秋ちゃんも、意外と照れ屋な智秋ちゃんも。
どうしようもなく愛おしいと思ってしまう私は、もうとっくにこの勝負に負けてる気がする。
そのことにまったく気付いてないこの勝負の勝者は、本当に幸せそうで。
まぁいっか、なんて表情を緩ませた私もきっと負けず劣らず幸せそうな顔をしてるんだろう。

さて、今度は私が『智秋分』とやらを補給させてもらおうかな。
覚悟してね?





37悔しいけど、私の負け ◆AifBGOVido :2008/03/22(土) 03:29:18 ID:IApCNaKA
以上ですー

ところで前スレで1レス32行までとか60行までとか見かけたけど
何故か21行までしか書きこめない……
何か設定がおかしいんだろうか

無駄にレス消費してすいません……
38名無しさん@秘密の花園:2008/03/22(土) 08:48:45 ID:cMAxlw/8
GJ
なんだかんだいって、智秋ちゃんにベタボレなツンデレますみんが好きです
39名無しさん@秘密の花園:2008/03/22(土) 12:15:14 ID:Et4aYT3n
乙です。智ますいいよーw
この二人の場合リアルにセリフが聞こえてくる感じなんだよなぁ。
40名無しさん@秘密の花園:2008/03/22(土) 17:26:42 ID:ZhAWNALY
うわーーー超GJ!!!!!!
なんかもう他に言葉が見つからないのだが、好きだありがとう
41名無しさん@秘密の花園:2008/03/22(土) 20:22:51 ID:80GENDnn
>>37
乙〜
他スレの他人のSSレスで申し訳ないが、余裕で32行以上
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1205507774/265
42名無しさん@秘密の花園:2008/03/22(土) 22:02:32 ID:IApCNaKA
>>41
あり

見てきたが、どうみても32行以上だな
ということは60行までなのかな
何故か俺の場合、22行以上で投稿すると書き込みが成功しないorz
専ブラの設定でも見なおしてきます
43名無しさん@秘密の花園:2008/03/24(月) 00:33:43 ID:MdopfZGX
智ますはやっぱえぇなぁ
GJでした!
44名無しさん@秘密の花園:2008/03/25(火) 19:47:53 ID:VzH6lf/f
>>37
テラGJ!!(゚∀゚*)
しょんぼり智秋がかわいすぎるww
45名無しさん@秘密の花園:2008/03/27(木) 01:05:27 ID:rEs0pFnM
水曜日のなばのブログによると、ハヤテの打ち上げでお酒を呑んで御前に甘えたらしいwww

一体二人で何をしたのか気になるところだww
46 ◆AIo1qlmVDI :2008/03/28(金) 22:07:14 ID:YCaH4CCV
過疎なので転載ですが智ます投下ー
47 ◆AIo1qlmVDI :2008/03/28(金) 22:07:42 ID:YCaH4CCV
犬なら犬らしく、飼い主なら飼い主らしく。
役割って、主従関係を築く上で一番大切。






***いぬとかいぬし






「……まぁ〜すみ〜ぃ」

独特の声色でへばり付いてきた通称エロ姉ちゃんを軽くあしらい、再度台本に目を落とす。
今期は少し忙しいから台本チェックに余念があっちゃならないのです。

「まぁ〜すみぃーぃい」

私の仕事を枯せる気でこうしてんじゃないのか、なんて勘繰りたくなる程うざったくさっきから背中にくっついてる犬属性。
無視したいのは山々だけど、この犬属性に私は滅法弱いと来たから困ったものだ。
ぱたん、と台本を閉じるとそれを犬らしく目敏く聞き付けた智秋ちゃんの声が色を変えた。

「なになに?おわり?」

「終わらない。誰かが邪魔で終わらない」

「なんだぁそれー。
原因アタイ?」

「他に誰がいるの」

やれやれ、と溜め息零してから台本を脇に置いた。

ここは私の家で、詳しく言うなら玄関入って右に曲がりちょっと行った先の部屋。
ベットがあるので一応寝室、って名前が付くのかな。
そこに智秋ちゃんと一緒に居る。
一緒に居ると言っても私は台本にカラーマーカー走らせたり折目を付けたりに忙しくて智秋ちゃんの相手は全くしていないからその言葉が与える印象とは少し違っているけど。
48 ◆AIo1qlmVDI :2008/03/28(金) 22:08:17 ID:YCaH4CCV
「何?」

「え?」

「何回も名前呼んだでしょ」

やや向合い気味に智秋ちゃんを見る。
……いつも思う。
このヒトは私のことが好きなんだなー……、って。
少し反応返しただけでその顔はなんだ?
温泉掘り当てた人よりも嬉しそうにされるとちょっと困る。そんなに相手、してあげられないから。

「やー……、呼びたかっただけ……かなー」

「そ」

最低限を確認すると脇に置いておいた台本を再度手に取る。
その手を慌てて掴まれた。

「……なに?」

「や、あはっ!うん!!いや〜、真澄色白いなぁ〜!」

「……なんだそれ」

「……う、うん。
じゃなくて、うん。
あの、うん」

「わかったよー……」

ベットの下に置いた鞄を取るとぎゅぅ、と台本を終い込む。

「はい。
これで、い?」

……………………。

形容しかねる表情を浮かべられると正直困る。
……なんか、口元が一文字で眉は八の字。
49 ◆AIo1qlmVDI :2008/03/28(金) 22:08:56 ID:YCaH4CCV
「をゎっ」

「……まーすみーぃ」

ぎゅぅううぅっとされて息が、思考が、詰りかける。
ぽんぽん、と頭を撫でるとごろごろ喉でも鳴らしそう。

「はいはい」

「だいすき〜……、
……なんですけどー…………」

「うん」

今更そんなことを言われても、と思うけど。
でも本当は嬉しい。
智秋ちゃんの真直ぐすぎる好意、私は好きだ。
言わないけど。

「構ってあげたいのは山々なんだけどね」

「真澄ヴェリー忙しいし」

「智秋ちゃんもそんな感じでしょ」

私んちに入浸ってていいの、なんて邪推な真似は今はもうしない。
智秋ちゃんがなんでここに来たがるのか、なんて小一の算数よりうんと簡単。

私のことが好きだから。

……あんまり好かれすぎてて、困る時があるけど。

「真澄」

「うん」

「好き」

「……分かってるよ」

「大好き」

「……知ってるってば」

こういうのが、困る。
分かってるからもういいよ。
はずかしくなってくる、智秋ちゃんの言葉は。
だってくすぐったくて仕方ない。このヒトはストレートにも程がある。たまには変化球投げたらどう?
智秋ちゃんがそんなだから唇が意思を無視しようとして、……困る。
50 ◆AIo1qlmVDI :2008/03/28(金) 22:09:30 ID:YCaH4CCV
「智秋ちゃん」

「?」

智秋ちゃんの形の良い唇に人差し指をちょん、と本当に軽く触れさせた。

「………………」

智秋ちゃんは犬だから。
だから耳がいいんでしょ?
私の声、必ず拾ってくれる。

小さい水音がして、智秋ちゃんの温度と匂い。

「…………ます、み、はさ」

「うん」

「飄々と?言うよね?」

「智秋ちゃんが言い過ぎなだけでしょ」

ぐぅの音も出ない、って顔をされた。
わしゃわしゃと髪を撫でると智秋ちゃんは喜ぶ。
というか、私が智秋ちゃんに何かすると智秋ちゃんは必要以上に喜ぶ。
そんなに感情出しっ放しで疲れない?ってたまに言いたくなるけど、本人曰くこれは普通なことらしい。

「智秋ちゃん毎日倒れるように寝るでしょって言われてたけどさ、私本当同意出来る、それ」

「倒れるようには寝ないよー?」

「でも不眠に悩んだってことは一度もないでしょ」

「それはないね!」

「即答な上断言?」

ふふ、と笑ってよく私と対比される肌をちら、と見る。
なんか……、エロ姉ちゃんの名に相応しいっていうか。
私が色白だから余計黒く見える。その内オセロとか言われそう。

「智秋ちゃん」

「?
なに?なになになに?」

「一人相撲な気はしてこないんですかー?」
51 ◆AIo1qlmVDI :2008/03/28(金) 22:10:05 ID:YCaH4CCV
「??」

「智秋ちゃん私に好き好き言い過ぎだから」

「あ、あ〜、
しないよ」

「お?割とこれも即答」

「だって真澄アタイのこと好きっしょ〜ぉ?」

「……すき」

「残念ながらその百万倍智秋のが真澄好きだけど!」

「全然残念じゃないからいい」

……もういいよ、なんて言いたくなってくる。
本当、少しは迷走しなよ。真直ぐ過ぎるよ、小休止は?ガソリン補給は?
この真直ぐさをそのまま受け止めるには私じゃまだまだ力不足。
だから飄々とした演技する。だって余裕ないの知られるのはプライドが許さないっていうか、智秋ちゃんが犬なら私は飼い主だもん。
うぅ、飼い主が飼い犬に振回されるなんて絶対ダメ、ダメダメダメ。

「真澄!!好き!!」

「わぁかってるよ」

鞄に手を伸ばしかけたら犬がタックルしてきてベットから落ち掛ける。

「ちょ、
危ないんですけど!」

「いや、うん、一回しまったモンをまた出すのは無駄な行動でしょ!」

「はぁ?」

またもまとわりついてきた智秋ちゃんを押し退けるか抱き返してあげるかの二捨択一。

……さて。

「真澄……冷たいぃ」

「気色悪い声出さなーい」

結局前者にした私は智秋ちゃんの肩をぐぐ、っとしてぽいっと放る。
背中向けてもう一度鞄に手を伸ばした。

……どすん。
背中に柔らかめの衝撃。
52 ◆AIo1qlmVDI :2008/03/28(金) 22:10:45 ID:YCaH4CCV
「……を」

「きょーは、さー?」

「なに」

「真澄と……こーしてたいんだけどー……なー」

「…………………」

馬鹿じゃないの。
今日は、じゃないじゃん。
あんたは四六時中そうじゃん。

「智秋ちゃんってさぁ」

「ん?」

「地味に気配り屋だよね」

「食後の爪楊枝的な?」

「あ、そこまで役には立たないけど。
っていうかおっさんかよ」

「アタイ爪楊枝以下?!」

「気が利くランキングに換算したら爪楊枝がやや上だね」

「あんなのに負けんの?!
クァァ……」

「あんなの言うな、作ってる人に謝れー」

「……え、……すいません」

「ばかでしょ」

いや、なんていうか……それしか思い当る言葉が出て来ない。
馬鹿な子程可愛いって、多分ほんとだ。

「よしよし」

普段は拒否するけど肩にあご乗せて来るの、今日は許してあげよう。
向かい合ってるから距離がとんでもなく近いんだけど、馬鹿なチワワと思えば心臓だってきっと騙せるし?
それにこれ以上ほっとくのもちょっぴり可哀相だから。

「ずっとはしないよ」

さっきの要望は軽く拒否。

「……5分位?」

「うざくしてこないなら延長、あり」
53 ◆AIo1qlmVDI :2008/03/28(金) 22:12:20 ID:YCaH4CCV
「智秋気を付ける!」

「耳元でうるさい。マイナス1P」

「基準何?!」

「私がうざいって思ったりしたら」

「わかりずらー……
挽回させろーぅ」

「智秋ちゃん次第です」

ぽんぽん、と頭触ってあげたら急に大人しくなったので少し困ってきた。
触ってくるでも話し掛けてくるでもない。

……しゃべれ、このやろ。
緊張……。すんじゃん、あほ。
だからKY言われんだ、ばか。

じりじりとした、数秒間。

「…………真澄?」

「……うん」

「………………接吻ぶちかましていいですか」

「………………」

ムードを作るという気はないのか、コイツ。

「……マイナス50P」

「え?!」

「言い方は選びなさい」

「前ちゃんとそう言ったら拒否られたから今回気ぃ遣ったのにそーなんの?!」

「智秋ちゃんの気の遣い方はなんかおかしい」

「じゃーどうすんのー……」

「や、そこが個人の力量が測られるとこっていうか……」

「……真澄?」

「うん」

おっきぃ目でじ、と見て来た。
……そう来たか。
…………と思ったら逸らした。はずかしくなってきたか?

「……なんだよぅ」
54 ◆AIo1qlmVDI :2008/03/28(金) 22:13:00 ID:YCaH4CCV
また見て来たりそっぽ向いてみたり、忙しない。
髪撫でて聞いてみる。
どうしたの?って。

「……普通に言っても言い方変えてもダメ、ならどうしたもんかと……」

「あ、そこ?」

「……それ以外に何があんだーぁ」

「あはは、ごめん」

う〜ん、別にね?ほんとは拘りなんかないんだよ。
智秋ちゃんは馬鹿正直に私の言葉実行しようとするけど、私は、……さ。

「……いい。んですか?」

「どうでしょう」

ちょっぴり迷ってるとも取れる表情浮かべてから智秋ちゃんが頬に触れてきた。
犬らしからぬ自信なさげな触れ方に少し、笑う。

「うそ。
いいよ」


55 ◆AIo1qlmVDI :2008/03/28(金) 22:13:24 ID:YCaH4CCV
*****


智秋ちゃんはバカっぽい。
どうバカっぽいかとゆーと、……とにかくバカっぽい。
それしか言い様がないのもどうかと思うんだけど本当にそうなんだから仕方がない。
そのバカの種類が猪突猛進的な好意のぶん投げだから受け止める方の私としては時々困ってしまうわけで。
コイツの好意を全部受け入れたとしたら私の小さい器はあっという間に満タンだ。
だから流す。流す。流す。
……でも時々、受け入れる。

「智秋ちゃん」

「オゥ!」

「調子乗んな」

「…………」

今私は一時間程前に『いいよ』と言ってしまったせいでコバンザメの如く張り付かれ、結果正直扱いに困ってる、という状況に陥っている。

「智秋ちゃん?」

「…………オゥ」

「臨機応変って言葉知ってるかな?」

「case-by-case?」

「分かってんじゃん」

「それが?」

「それが?
じゃねぇっつの!」

腰にがっちり回されてる腕を解いて智秋ちゃんに一言ビシッと言ってやる為に向かい合う。

………………。
56 ◆AIo1qlmVDI :2008/03/28(金) 22:14:02 ID:YCaH4CCV
「……む」

「case-by-case☆」

「意味違……くはないか。
いや、そうじゃなくて」

「?」

「今はそーゆうコトをしろって意味じゃないからね?!
もうされた後で言ってもほんと意味ないけど!」

「智秋脳は真澄仕様なのよぉん?」

「気持ち悪い言い方すんな!
っていうか勝手に手とか繋ぐノリでそーゆうコトしないで」

「そーゆうコト、って?」

「や、……だから、
智秋ちゃんが今したみたいな……そーゆう。コト。だよ」

「んん〜?そーゆうコトってどゆことぉ〜?」

「……っ。
マイナス3125!!!!」

「五の五乗?!」

「もー!!うるさいしうざいし意地悪いし!!あっち行け!!」

「あはは〜、真澄まっかっか〜?
アタイの熱い抱擁と共にあった接吻にそんなに感情を動かしてくれんなんて感激だぁね〜」

「うるっさい!!帰れ!」

「やぁーだー」

う"ー…………。離せ離せ離せ離せ離せ離せ…………
空気読めないくせに妙なとこ鋭いの大っ嫌い……

「まぁ〜すみっ?」

「…………なに」

ちゅ、と一回。小さく音が聴こえた。

「両想いっ!
だね?」

「……しんじゃえよ」

あはは、と今日最高の笑顔を振りまく智秋ちゃんの顔が今までで一番馬鹿っぽく見えた。


おわり
57 ◆AIo1qlmVDI :2008/03/28(金) 22:15:38 ID:YCaH4CCV
藍ゆう、あみぺ、Aice5と、あが先頭に付くものが好きらしいです><
では、お粗末さまでした。
58名無しさん@秘密の花園:2008/03/29(土) 00:50:33 ID:xIu6cpHy
◆AIo1qlmVDIさんGJです
私もあが先頭に付くもの大好物ですw
59名無しさん@秘密の花園:2008/03/29(土) 00:59:49 ID:z/vX6JCG
ここに、利奈ゆうの略奪物(藍ゆうから利奈がゆうを略奪)
を書くつわものはおらぬか・・・?


俺はそこまでの文才はない・・・
60名無しさん@秘密の花園:2008/03/29(土) 11:05:32 ID:ikEcdi7A
ツンデレ真澄と押せ押せだけど弱気な智秋は
王道だけどやっぱり良いな
GJでした!
61名無しさん@秘密の花園:2008/03/29(土) 12:07:28 ID:0+3bdUBN
智ますGJ!
ところでますみんBlog
ttp://masumin.exblog.jp/d2008-03-25
これって旗様のこと? 
ついに ますxかな フラグキタ!?
62名無しさん@秘密の花園:2008/03/29(土) 13:19:18 ID:IxWO63RP
>>59
◆AIo1qlmVDIさんの中で出てくる神田さんが書く小説の素材になりそうだが。
63 ◆AIo1qlmVDI :2008/03/29(土) 13:29:03 ID:pq42WLdo
>>59
えさ袋オチでいいなら出来るやもしれん
いっちょやってみるか…
64名無しさん@秘密の花園:2008/03/29(土) 14:23:16 ID:iodpvqCL
>>61
ます⇒旗様に憧れってこと?
最後読むと女の子なんだろうなとは思うが
なぜ旗様きた?kwsk


投下GJ
紫が常に幸せそうな小説見たことないな
65名無しさん@秘密の花園:2008/03/29(土) 14:35:32 ID:LB5V2Skr
逆に俺は利奈ゆうから藍ゆうになる話がほしいぜ・・
66名無しさん@秘密の花園:2008/03/29(土) 16:40:37 ID:0+3bdUBN
>>64
最近のシゴフミラジオでの「旗様にきゅんきゅん」発言ほか。
ますみんの口撃にグングン返してくる旗様に最後は納得&感心的な会話が多いぞ。
今週の冒頭にて、
ます:「あなたは私の夢、みたことある? あるよね、付き合い長いし...?」
のもじもじさにワロタ。

67名無しさん@秘密の花園:2008/03/29(土) 18:24:51 ID:iodpvqCL
>>66
GJktkr!!
ラジオこれからチェックするわ
旗ますかー・・・
両方好きだしハマりそうな自分がいるわ
68名無しさん@秘密の花園:2008/03/29(土) 22:33:58 ID:ikEcdi7A
強く出るくせに、なんだかんだで旗様にやり込まれてる感じが良いよな〉ラジオの旗ます
69名無しさん@秘密の花園:2008/03/29(土) 23:32:06 ID:XYn2wepT
なになに、旗ますとな?
旗様ついに悲恋系卒業か?(俺の中では、なばいと←旗の印象が強い)
それとも、智ます←旗 の幕開けか?

どれにしても、ここの住人としては新しいCPの誕生万歳!
正座して、神をまつことにする。
70名無しさん@秘密の花園:2008/03/29(土) 23:52:50 ID:iodpvqCL
呼称は旗ますでいいのか(笑)
ネ申期待してる、もちろん正座で
ますが全デレする相手はいないのか?
71名無しさん@秘密の花園:2008/04/02(水) 03:06:40 ID:14qu7T4V
小清水の日記、、、、
さんぺぇちゃん涙目
72名無しさん@秘密の花園:2008/04/02(水) 13:42:17 ID:LK8xFsIC
>>71
これだな
http://amisketch.exblog.jp/7766577/

あみぺ派な自分も涙目だが不覚にも少し萌えた。。。
73名無しさん@秘密の花園:2008/04/02(水) 14:03:36 ID:cLLn/GHd
三瓶ちゃんはこうゆう他の女の子と仲良しにゃんにゃんな写真見てどういう反応するんだろう。
ぺ→あみけのちゅう画像なんてあっても絶対日の目を見ることないだろうな…
金払ってでも見たいもんだわw
74名無しさん@秘密の花園:2008/04/02(水) 17:27:24 ID:fzG9Xm1a
>>72 d俺もだ

>>73
三瓶が嫉妬、小清水がorzからのにゃんにゃんな流れでFA
75名無しさん@秘密の花園:2008/04/02(水) 21:52:43 ID:sy8keVcd
「ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。」というのが、
三瓶さんからのメッセージに見えてしまう不思議
76名無しさん@秘密の花園:2008/04/03(木) 00:01:36 ID:RAv9koAK
三瓶に嫉妬してほしい小清水
しかし余裕の三瓶
orzな小清水が思い浮かんだ
77名無しさん@秘密の花園:2008/04/04(金) 14:50:16 ID:NOQzuWos
ぺも浮気に走るまさかの展開。
78名無しさん@秘密の花園:2008/04/04(金) 21:48:32 ID:SOakyA4z
恥をしのんで聞きます!
たかはし智秋さんがいつも言っている
『ジューシーポーリーイェイ』?
ってどうゆう意味なんですか?
しかも時々、ジューシーとポーリーを言い分けてますよね?
どうゆう意味なんですか?
誰か教えて下さい!お願いします!
79名無しさん@秘密の花園:2008/04/04(金) 22:33:30 ID:uf8yiDAg
智秋語は感じるもの!
本人もなんとなくで喋ってる感じだし。
でもポーリーはパーティーだと思うよ。
80名無しさん@秘密の花園:2008/04/04(金) 23:44:08 ID:xujNHlI2
アイマスレディオの第1回目とかでも詳しく説明してたかな。

ジューシーは確かクラブ仲間の男が言ってた台詞からじゃなかったかな。
ポーリーは>>79の言う通り
パーティーを英語で言うと智秋にはポーリーに聞こえるから、だったはず

まぁあまり気にしなくていいw
81名無しさん@秘密の花園:2008/04/05(土) 05:45:25 ID:U3ThzlqW
あみぺはお互いブログもってるからか話題に事欠かないな!
正直うらやましいぜ!

藍ゆうも何かブログ経由でネタになりそうなものこないかな・・・
俺の中で藍ゆう成分が足りない・・・。
82名無しさん@秘密の花園:2008/04/06(日) 03:02:49 ID:vfrk6wqc
>>81
俺も不足中だ・・暇さえあれば自由帳の絶望集会と9月5日の記事を行き来してる。
もはや藍ゆうでユニット組んでくれよorz
83名無しさん@秘密の花園:2008/04/06(日) 04:11:33 ID:bX83mZj4
>>78です。

>>79-80返答ありがとうございます!
そうだったんですか〜。
ポーリーがパーティー…。

結局、ジューシーにはあまり意味はないんですね…。
親切に教えて下さってありがとうございました!
84名無しさん@秘密の花園:2008/04/06(日) 07:28:26 ID:eEQ2c2J+
>>82
ユニットいいなぁ・・・
藍ゆうでラジオ番組とかしたらおもしろそうなんだが
85名無しさん@秘密の花園:2008/04/06(日) 08:17:31 ID:OwXspQKP
画伯は藍ぽん大好きだけど、藍ぽんが素っ気ないからなぁ。
らりるれでは、画伯ネタちょこちょこ出るけどね。
突っ込み役でもないし、カオスなラジオになりそう。
86名無しさん@秘密の花園:2008/04/06(日) 08:44:02 ID:+vETALD7
>>85
「素っ気ない」ではなく「照れてる」と解釈するんだ!
87名無しさん@秘密の花園:2008/04/06(日) 10:57:35 ID:4p1iPvIJ
>85
ここはあえて藍ぽんは「ツンデレ」と解釈。
88名無しさん@秘密の花園:2008/04/06(日) 11:20:20 ID:01cZwL47
両想いなんだけどゆうたんのほうが圧倒的に好きが大きい感じが一番萌える
所構わず好きですオーラを出す小林→そしてえさ袋にいじられ照れた結果、ツンデレになる藍ちゃま
89名無しさん@秘密の花園:2008/04/06(日) 11:45:46 ID:vfrk6wqc
>>88を筆頭にお前らとはいい酒が飲めそうだww

えさ袋にいじられてツンになる藍ぽん・・藍ぽんがツンになってもふにゃふにゃ笑ってるだけの天然ゆうちゃん・・
朝からnynyさせてもらったぜ(*´Д`*)
90名無しさん@秘密の花園:2008/04/06(日) 22:41:48 ID:eEQ2c2J+
>>89

控え室とかそんな感じの場所。

「ゆうちゃん、雑誌のここみて!!このシュークリーム屋、すぐそこみたい!」
「読者が選ぶスイーツ特集・・・?わぁ、おいしそうなシュークリームさんですね〜」
「行ってみよ!ね、今度さ!ゆうちゃんいつ休み?」
「藍ちゃーん、デートの約束はプライベートな時間にお願いしまーす!あつくて台本読めないんで」
「・・・っななな、何いってるんですか神田さん!!デート、なんて、ち、ちちがいますよぉ」
「しかも、藍ちゃんから誘って・・・。ラブラブだねぇ〜あー、あっつい」
「もぅ、何言ってるんですか!ゆうちゃんとデートとか!そんなわけないですよ!!あるはずないですよ!」
「照れなくてもいいのに・・・ デ ー ト 、でしょ?」
「ちがっ・・・っっ!!下見!下見ですっ!将来店をかまえる時のために!!」
「はいぃ!?藍ちゃん!パティシエにでもなる気!?」
「お菓子職人さんな野中さんもきっと、可愛らしいでしょうねぇ〜」

つまりこういうことですか?わかりません(><)
91名無しさん@秘密の花園:2008/04/07(月) 01:00:01 ID:GM5TbryU
>>90
そうですGJ!!!藍ぽんかわええのうww
92名無しさん@秘密の花園:2008/04/07(月) 01:26:11 ID:Ebxd1Cl9
そして神田さんは二人をからかいながらほっちゃんのことを考えてるんですね。わかります
93名無しさん@秘密の花園:2008/04/07(月) 01:42:54 ID:2vpIspyf
人がわかりえるスレはここですか?
94名無しさん@秘密の花園:2008/04/07(月) 02:13:17 ID:OQCz/JNG
>>92のレスを参考に続き

「いやいや・・・ゆうちゃん、そこは止めよう?藍ちゃん声優やめることになるし」
「そ、それは困ります!野中さんが声優やめられたら、お嬢様の声がなくなってしまいます!」
「それだけ・・・?ゆうちゃんの中のあたしの存在価値って木乃香の声だけってこと?」
「お嬢様と・・・可符香さんも大好きです!!!」
「キャラだけっ!?・・・うぅ・・・ゆうちゃんが大事なのはあたしじゃなくてキャラ達なんだ・・・」
「のなかさん・・・?」
「ゆうちゃんのばかーーー!!!」
「っぉぷ!?イタタ・・・ん?野中さんどちらへ!まってくださーい!」

「藍ちゃーん、ゆうちゃーん、時間までには帰っておいでよー!!って聞こえないか。
あーぁ、雑誌投げちゃって・・・
見事にゆうちゃんにヒットしてたけど、あの様子なら大丈夫かなっと・・・
えーっと、どれどれ・・・、あ、こっちの店、堀江さんチとうちのちょうど間なんだ・・・」
「かんち!呼んだ?」
「堀江さんっ!?」
「何みてるの〜?雑誌?珍しいね、かんちがこういうのみてるのって」
「雑誌は藍ちゃんがもってきたやつで・・・」
「あ、すごーい!スイーツ特集だって!おいしそ〜〜」
「堀江さんっ!あのさ・・・その・・・」

(言えない!藍ちゃんのことからかった手前、誘うのなんだか恥ずかしいっ!)
(かんちって考えてることだだ漏れなのに気づいてないんだよね〜可愛い)

こういうことですか、わか(ry
調子にのって続きを妄想してしまった。
会話分ばっかりって書きやすいけど、誰が誰かわかりづらいかな?
わかりづらいところは皆の妄想スキルでカバー頼むw
95名無しさん@秘密の花園:2008/04/07(月) 07:18:35 ID:m8knnSiH
藍ゆう祭だなwここらで一本SSを誰か投下しないかい?
96名無しさん@秘密の花園:2008/04/07(月) 10:12:23 ID:kdQAaddO
>>94
それを見ていた智ますが…と続くわけですね、分かります
97名無しさん@秘密の花園:2008/04/07(月) 11:32:04 ID:YKhsaS7Q
以前ななゆかりを投下した者ですが、ここ最近の藍ゆう流れで思わず妄想を駄文にしてしまいますた。

多分昼すぎ頃に投下出来ると思います。
98名無しさん@秘密の花園:2008/04/07(月) 12:15:43 ID:bTHzVYQZ
予告とかうざいからしなくていいよ
そんなに構ってちゃんになりたいかw
99 ◆VLlLCjUtyM :2008/04/07(月) 13:55:56 ID:YKhsaS7Q
>>98
すんません…気を付けます


では投下します。
トリップの記憶が曖昧なので間違ってたら申し訳ないっす。
100お花見 ◆VLlLCjUtyM :2008/04/07(月) 14:00:35 ID:YKhsaS7Q


─好きです。あなたのことが誰よりも。
世界中の何よりも。

例え自分の身を滅ぼすことになろうとも、私は私の全てをあなたに捧げる。

何も惜しくない。
あなたの為なら。
痛みさえも喜びに変えてしまうほどに。


─でも


この想いは
あなたに届いているのだろうか…?


101名無しさん@秘密の花園:2008/04/07(月) 23:16:47 ID:AZQNMtx5
止まってる?
102 ◆VLlLCjUtyM :2008/04/08(火) 00:43:43 ID:AAUyKZis
ずっと書き込めなかったorz…

では続き、いきます
103お花見 ◆VLlLCjUtyM :2008/04/08(火) 00:47:07 ID:AAUyKZis

「野中さん」

「んー?なに?ゆーちゃん」


私の声に雑誌を見ていた野中さんが顔を上げる。


「今度の日曜日空いてますか?」

「日曜?あーうん、多分空いてるよ。どして?」

「え、えと、天気もいいみたいですし、良かったらお花見に…その…行きませんか?」


104お花見 ◆VLlLCjUtyM :2008/04/08(火) 00:50:34 ID:AAUyKZis

私の言葉を聞いた野中さんは私の目を覗きこんできた。
野中さんはベッドに座って雑誌を見ていて、私はその前で正座をしているから必然的に私の方が見下ろされることになる。

普段野中さんの上目遣いに慣れている私にはなんだか妙にくすぐったかった。


「ふふっ、いーよゆーちゃん。お花見行こっ」

「ほ、ホントですか?」

「うんっ」

105お花見 ◆VLlLCjUtyM :2008/04/08(火) 00:53:37 ID:AAUyKZis

野中さんはとりゃっと声を上げるとベッドから飛び降りて私にダイブしてきた。

私はそれを受け止める。
野中さんの柔らかい感触と匂いに包まれ、頭が痺れた感覚になる。

「ゆーちゃんのばーか」

「なんでですか」

「あははっ」


野中さんが楽しそうに嬉しそうに笑う。
なんだかその甘い声が愛しくて、私は野中さんを抱いている肩に少し力を込める。

離れないように。
離さないように。


106お花見 ◆VLlLCjUtyM :2008/04/08(火) 00:57:57 ID:AAUyKZis


──お花見当日


「ゆーちゃんゆーちゃん!早くっ!」

「そんなに急がなくても桜は散りませんよ」


子どものようにはしゃぐ野中さんに苦笑しながらも、そんな様子を見ているとこっちまで嬉しくなってくる。


「桜…きれいだね」

「はい…」


あなたの方が綺麗ですよ、なんて言ったら野中さんは照れるだろうか、それとも照れ隠しに怒るだろうか。

107お花見 ◆VLlLCjUtyM :2008/04/08(火) 01:01:28 ID:AAUyKZis

「─ゆーちゃん」

「はい?」

「えと…ありがと…ね」


桜の中でそう微笑む野中さんは、周りの桜なんか気にならないほどに綺麗で、私の頬が熱くなっていくのがわかった。




それから二人で桜を見たり、お弁当を食べたり、野中さんは妙に上機嫌で、どこから持って来たのかお酒を飲んで酔いつぶれてしまった。

今はその帰り道。
私は酔った野中さんをおんぶしながら歩いている。
108お花見 ◆VLlLCjUtyM :2008/04/08(火) 01:04:00 ID:AAUyKZis

「んー…もぅ飲めないよぉ〜…ゆーちゃんのばかぁ…」

「だったらあんなに飲まないで下さいよ」

「…だって……嬉しかったんだもん…」


野中さんはそう言うと私の髪に顔を埋めてくる。
野中さんの温もりと、首にかかる息が直接伝わってきて、思わず心臓が跳ねる。


「ゆーちゃんが…さ、お花見に誘ってくれたのが…あたしすごい嬉しくて…」

まるで悪戯が見つかった子どものような声で話す野中さんの言葉を静かに聞く。
109お花見 ◆VLlLCjUtyM :2008/04/08(火) 01:07:35 ID:AAUyKZis

「最近ね、ほんのちょっと思うことがあって…。あたしはゆーちゃんのことが好きで好きで、どーしようもなく好きだけど、この想いは伝わってるのかなぁって…どうしたら全部伝えられるのかなぁって…」


その言葉にどきりとした。それは最近の私が感じていたこと。
野中さんといると胸が苦しくなるほどの想いは、本当に野中さんに届いているのか、と…。

「えと…ゆーちゃん?」

何も言わない私を不安に思ったのか、野中さんが心配そうな声で尋ねてくる。


110お花見 ◆VLlLCjUtyM :2008/04/08(火) 01:10:14 ID:AAUyKZis

私はそんな野中さんを下ろし、真っ正面から抱き締めた。
野中さんは少し驚いた様子で一瞬身を固くしたが、優しく頭を撫でると私に身を委ねてくれた。


「野中さん」

「…ん」

「私はあなたが思ってるよりずっとあなたのことが好きです。いえ、好きなんて言葉じゃ言い表せないほどにあなたを愛しています。誰であろうと何であろうとあなたに近づけさせはしない。譲るつもりなど微塵もありません。だから…」

「ちょ、ちょっと待った!」

「……へ?」


111お花見 ◆VLlLCjUtyM :2008/04/08(火) 01:12:50 ID:AAUyKZis

黙って聞いていた野中さんが突然声を上げる。
体を離して顔を見ると、野中さんの顔は真っ赤になっていた。

「……あ」

その顔を見て私は自分が言ったことが今さらになって恥ずかしくなってきた。
野中さんに負けないぐらい顔が赤くなる。

「その…ゆーちゃんの言葉はすごく嬉しいけど…あの…ちょっと恥ずかしいって言うか…」

「す、すいません…」

「…ばか…」

「あぅ…」


野中さんに上目遣いで睨まれる。
私は妙に恥ずかしくなってきて思わず目線をそらす。
112お花見 ◆VLlLCjUtyM :2008/04/08(火) 01:16:12 ID:AAUyKZis

「ゆーちゃん」

「……ぇ…」


名前を呼ばれると同時に唇に灯る体温。
柔らかい感触と甘い匂い、野中さんは私の袖を掴んで必死に背伸びをしていた。


「……ん」

「…の、野中さ…」

「…ゆーちゃんはさ、ドジだし、ヘタレだし、おバカだし、そんでもってたまに恥ずかしいことを平気で言ってくるし…」

「う…は、はぃ…」

113お花見 ◆VLlLCjUtyM :2008/04/08(火) 01:18:56 ID:AAUyKZis

「でも…あたしはそんなゆーちゃんだから好きになった。てゆーかもうゆーちゃん以外ありえない。これから先誰に出会っても、これ以上の想いを抱ける人なんて…絶対いない」


…今度は私が真っ赤になる番だった。

「…ぁぅ…の、野中さんこそ恥ずかしいです…」

「う、うん……って言うかそもそもゆーちゃんが先に言ってきたんじゃんっ!」

「そ、そんな…それはそうですけど…でも…その…」

「そーゆうとこがヘタレなのっ!」

「はぅ…すいません…」

114お花見 ◆VLlLCjUtyM :2008/04/08(火) 01:25:56 ID:AAUyKZis

…そんなやり取りをしているとなんだか可笑しくなってきて、二人で笑い合う。

─ああ、私は何を悩んでいたんだろう。
手を伸ばせば触れられる、触れられるところにいてくれる…。


「大好きだよ…ゆーちゃん」

「私もです…野中さん」




─野中さんの存在が
私の存在なのだから─




─終わり─
115 ◆VLlLCjUtyM :2008/04/08(火) 01:29:45 ID:AAUyKZis
…以上です。
途中かなり間を空けてしまいすみませんでした。

116名無しさん@秘密の花園:2008/04/08(火) 11:28:02 ID:lzQXF3Rx
GJ!!!!
ヘタレ王子大好きです(*´Д`*)
これからも期待してます。
117 ◆CXNOHqPc4E :2008/04/08(火) 15:56:40 ID:xIGoMGOp
GJです!!

いきなりですが自分もちょっと前に勢いで書いたあみぺ投下します。
いろいろ捏造しまくりですが。。では
118 ◆CXNOHqPc4E :2008/04/08(火) 15:58:33 ID:xIGoMGOp
「なっ...」
電車に揺られながら携帯をいじって、あたしは思わずそんな声を漏らしてしまった。

見ていたのは、あいつのブログ。

なんだかんだ言いながら更新は必ずチェックしてしまっている。
イヤ!別に気になるとかじゃなくて、ただ、なんか、どんなこと書いてんだろーっていうか...
あ、ホラ!あたしのこと、あることないこと書いてやがるとムカつくじゃん!?
...とにかく、それで、昨日の日記。

「ゆいにゃんと」

...小清水がいろんな人と仲良いのは知ってるし、別にどーでもいい。
でもなんだ?この、イラっとする感じ。
どうでもいいと思うのに、あいつのうれしそうな顔を凝視してしまう。
...嫁に欲しいってなんだよ...

119 ◆CXNOHqPc4E :2008/04/08(火) 15:59:37 ID:xIGoMGOp
そんなことを悶々と考えてると、駅名を告げるアナウンスで我に返る。
慌てて飛び降りて、約束の場所へ向かう。そこで待ってるのは――−

「さーんぺーちゃぁーん!!」
だから!ただでさえでかい背と声なんだから!!人が見てるから!!

改札を通ったあたしを発見して、ヒョロ長い手をブンブン振る。
あたしはなんだか恥ずかしくなって、うつむいて赤くなった頬を隠す。こうやって会ってしまうと、さっきまでのモヤモヤがウソみたいに晴れてくのがわかる。
そして、あぁやっぱり、あたしはこいつに惚れてるんだと実感してしまう。

120 ◆CXNOHqPc4E :2008/04/08(火) 16:01:28 ID:xIGoMGOp
「ぺー!!会いたかったよぅ!!」
「ごめ、待った?」
一応尋ねると、小清水はうれしそうに首を横に振る。
「ぜんぜんっ。ぺのためなら100万年という長い歳月も光の速さで過ぎていくものっ!!」
「あーはいはい」
「なーんだよう信じてないでしょー!!」
不満げな小清水をスルーして、あたしは目的地に向かって歩き始める。
今日は小清水の提案で、ちょうど満開の桜を眺めに来た。駅からちょっと歩くと、すぐに桜並木が見えてくる。
ここはいわゆる穴場ってヤツで、平日の昼間ということもあってそれほど見物客も多くない。天気も良くて、何より目の前に広がる桜色が...なんて言えばいいんだろう...。

「すごいねえ」
いつの間にか追いついた小清水が、そう言って笑う。
「...うん」

すごい。
満開の桜は、本当にそうとしか表せないくらい美しかった。
でも、子供みたいにキラキラした目で、ただそう言える小清水に、あたしは少し嫉妬した。
121 ◆CXNOHqPc4E :2008/04/08(火) 16:03:30 ID:xIGoMGOp
黙って桜を眺めていると、あたしの右手に何かが触れた。
小清水を見ると、真っ赤な顔で、その左手を出したり引っ込めたりしている。

「...何してんの」
「へっ!?あっ、その...」
丸い目を困ったようにくるくるさせて。しばらく口をパクパクさせたと思ったら、やっと言葉を絞り出す。
「.....手、つないでもいい?」

あたしたちが、その、恋人ってやつになってからもうけっこう経つってのに、こいつはまだそんなことを聞きやがる。
そんなところが、...かわいいとか思ってるあたしは、相当重症かもしれない。

でも、だから、そんな小清水に少しいじわるな質問をしてみる。
「“ゆいにゃん”とはちゅーまでしたんだろ?」

からかうつもりで言った言葉に、本当のキモチが含まれてしまったことに気付いて、あたしは慌ててつまらなそうに笑う。
これで、「ちょっとからかってみただけだよ」アピールに‥.なったか?
だってこれじゃあ、あたしがまるで、ヤキモチ、妬いてるみたいじゃないか。

122 ◆CXNOHqPc4E :2008/04/08(火) 16:05:13 ID:xIGoMGOp
小清水は一瞬驚いた顔をして、それから、最悪なことに...
「ぺーっ!!」
...抱きついてきた。

「なっ、おま、離せ...」
「見てくれたの?見てくれたんだっ!ヤキモチやいた!?やいた!?」
なんでそんなうれしそうにすんだよ。てか苦しいから。
「ぺーも亜美にちゅーしたいって思った?思ったよねっ?」

何言ってんだコイツ。なんとかその拘束から逃れて、目の前のバカを見上げる。
「...ゆいにゃんにね、相談したの」
「は?」
「どーしたらぁ、ぺーとちゅーできるかなぁって」
ベタな漫画みたいにモジモジしやがって。キモいんだけど。
「そしたらね、“じゃあブログにあたしとのちゅー載せてみよーよ!そしたらヤキモチやいてくれるかもよ”って」
「はあ!?」

123 ◆CXNOHqPc4E :2008/04/08(火) 16:07:21 ID:xIGoMGOp
つまり、なんだ。
そんなことのために公式ブログを利用したわけかこの野郎。
「ばっかじゃねーの」
「ぺー...」

....やばい。
やばい、安心して、それから...うれしくて、やばい。
耳が熱い。心臓が壊れそうなくらい速い。

「...ぺー?もしかして照れてる?」
小清水がヒョロ長い体を折って、あたしの顔を覗き込む。
その目は、いたずらが成功したガキみたいで。
てか近い!!顔近いから!!

「いーよ」
「へ?」
「ぺも亜美にちゅーしていいんだよ?」
そう言って目を閉じる。
えっ?ちゅーって...ここで!?てか口にか!?いやっ、ムリムリ!!
でも小清水は目をつむったまま、じっとしてる。
どうすりゃいいんだ、これ...。

その時、柔らかい風が吹いた。
桜の花びらがふわりと落ちてきて、小清水の髪に乗る。それを取ってやろうと髪に触ると、小清水の体がびくっと跳ねた。
...さんざん好き勝手言って、めちゃくちゃ緊張してんじゃねーかコイツ。

「小清水」
「...なに?」
それでも目を開けようとしない。...これはもう意地になってるな。
124 ◆CXNOHqPc4E :2008/04/08(火) 16:09:05 ID:xIGoMGOp
あたしは気付かれないようにゆっくりと深呼吸して、さっきからバクバクの心臓を少し落ち着かせる。
それから、少しだけ背伸びをして――−

ちゅっ

本当に、本当に軽く触れるだけのキス。
離れると、ゆっくりと小清水のまぶたが持ち上がる。

「...ぺー...」
何か言おうとする小清水の左手をぎゅっと握って、あたしはスタスタと歩き始める。
だってこいつのことだ、どんな勢いで騒ぎ始めるかわかったもんじゃない。
...あーちくしょう。なんでこんな心臓速くなんだよ。早死にさせる気か。
「ぺっ...え...ぺ、ぺー...」
「ぺーぺー言ってんじゃねえよ」

つないだ手から小清水の体温が伝わるから。
桜の花びらがゆっくり、ゆっくり降ってくるから。

ずっとこの手を離したくないなんて、思っちゃったじゃないか――−

「ぺー」
あたしの右手が、強く握り返される。そしてガラでもない小さな声で囁かれた。
「だいすき」

......知ってるよばーか。
125 ◆CXNOHqPc4E :2008/04/08(火) 16:10:41 ID:xIGoMGOp
ー後日ー
「ぺー!いつの間に牧野由依ちゃんとお花見行ったのー!」
「え?別に花見くらい行ったっていいじゃん」
「浮気はダメだからねっ!」
「だからそんなんじゃないって」
「おわびとして亜美にちゅー100回!!」
「するかバカ!!」
126 ◆CXNOHqPc4E :2008/04/08(火) 16:13:32 ID:xIGoMGOp
以上です。
二人が花見行ったとか妄想で書いた後に、ぺが牧野さんと花見に行ったと知り、軽くショック。。。
てわけでなんだか無理矢理ですが。

読んでくれた方、ありがとうございました。
127名無しさん@秘密の花園:2008/04/08(火) 17:45:02 ID:7QaAB9KY
>>126
GJ!ツンデレ最高。

今日はあみっけ落ち込んでるのを癒してるんだろうな。
辛いときそばにいるのはやっぱさんぺーちゃんなんだね。
128名無しさん@秘密の花園:2008/04/08(火) 18:43:15 ID:01wtvKXQ
>>115
GJ!!
小林さんの不器用だけど一生懸命想ってる感じが伝わってきた!

>>126
あみぺの二人はじゃれあう子猫のようだな!にやにやしたぜ!GJ!
129名無しさん@秘密の花園:2008/04/08(火) 23:38:33 ID:a53Q2KJ4
>>126
つまり、三瓶さんが牧野さんに、「小清水に変なこと提案するなよ」とか、
釘を刺す目的で、二人でお花見に行ったと解釈できるな。
130名無しさん@秘密の花園:2008/04/09(水) 01:45:32 ID:oKYw10Q/
初です。
至らない部分が多々あるかと思いますが・・・

あみぺ いきます。
131いいとも収録後:2008/04/09(水) 01:46:41 ID:oKYw10Q/
「ぺぇ…」
「…ん、お疲れ。まぁ取りあえず座んな」
「ん…」

今日はオフだったので小清水のいいとも出演の収録に付き合った。
…と言っても、わたしはアルタ近所の喫茶店でモンハンしながら待ってたんだけど。

小清水が現れたのは1時半過ぎ。
絵に描いたような「疲れきった顔」で私の隣に現れた。

「えと…どう…だった?収録は…」

いつもとは余りにもかけ離れた小清水の姿に、
わたしはいつも通りのテンションでは話しかけられなかった。
132いいとも収録後:2008/04/09(水) 01:47:07 ID:oKYw10Q/
「んー…周りがさ、ホントに大御所!って人ばっかりで、」
「うん」
「ほとんど…、あ、いや、全然…話せなくてさ…、」
「うん」
「すごく…緊張した…な…へへ…」
「うん…」

自嘲気味に笑う小清水を見て、何だか居たたまれなくなった。

ここが喫茶店じゃなく、小清水の部屋とかなら頭の一つも撫でてやりたいが、
そうは出来ないのが三瓶由布子。

「お疲れ。頑張ったじゃん」

そう言うのが精一杯。
133いいとも収録後:2008/04/09(水) 01:47:30 ID:oKYw10Q/
いつもはバカみたいなテンションで体当たりにわたしに愛?をぶつけて来る小清水。
だけど本当に辛くて傍に居て欲しいときは黙って傍に居てくれる小清水。

だから、私も小清水が辛いときは黙って傍にいるようにしてる。

でも、今日は。


「…小清水」
「なに?」

「モンハンしようぜ」
134いいとも収録後:2008/04/09(水) 01:48:48 ID:oKYw10Q/
「ぺーぺー!次はどこ連れてってくれるの?」
「は?もー帰るよ!」

一通りモンハンで遊んで店を出た。
小清水は元気になったのかいつも通りのテンションで私に

「ぺぇぇぇぇ!亜美、今日頑張ったんだよぉ…ご褒美はぁ?」
「あ!?何のご褒b」
「あ!!三瓶ちゃん!!!」

わたしが言い終わる前に耳をつんざくような声で叫んだ小清水。
うるせぇ何だこいつ…やっぱり多少しおらしい方がいいのか…

「何だよ」
「三瓶ちゃん!この近所に美味しいスフレがあるお店があるの!」
「あースフレ…いいね」
「でしょ!!三瓶ちゃん!!!ほら決まり!!!」
「何が決まr…っておい!!」

小清水がわたしの手を取って、たぶん「美味しいスフレがあるお店」に向かって走った。

なんつー自己中だ。
135いいとも収録後:2008/04/09(水) 01:49:28 ID:oKYw10Q/
何だかんだでやっぱり振り回される。
それでも嫌な気はしない。

だって、小清水が落ち込んでたって、すぐに笑顔に出来るのは
どーせわたししか居ないんでしょ。

わたしの手を取って、ばかみたいに笑う小清水の顔を見て、
改めて思った。


わたし、小清水が好きだな、って。
136名無しさん@秘密の花園:2008/04/09(水) 01:51:16 ID:oKYw10Q/
以上です。
皆様が書かれるあみぺの雰囲気とは全く違うので恐縮ですがorz
あみぺのブログを見てたら妄想が膨らんでしまいました><
137名無しさん@秘密の花園:2008/04/09(水) 10:39:57 ID:GqEd+N4O
タイムリーなネタでのあみぺ投下が多くてうれしいのう
GJです
138名無しさん@秘密の花園:2008/04/09(水) 20:08:37 ID:pdIbSR4F
あみぺGJ!です。
139名無しさん@秘密の花園:2008/04/10(木) 06:14:54 ID:c4d4BNRp
向こうだとスレチになりそうなのでこっちで
>>130さんの作品が2代目gaoにより転載されてました

867 名前:声の出演:名無しさん[sage] 投稿日:2008/04/10(木) 05:13:45 ID:zoRtCmgP0
ttp://blog.livedoor.jp/ultima66430/archives/753767.html

この二人ならほんとにこんな会話してそうだ


許せないですね。でも2chのレスはひろゆきが著作権持ってますから通報も出来ないし…
あとssという媒体を一般人も見るかも知れないサイトに載せるとか、何つーかもうほんとにデリカシーなさ過ぎだと思う。
140名無しさん@秘密の花園:2008/04/10(木) 15:47:51 ID:pRhL4dO/
2ch自体は確か転載おkなはずだよ
gaoさんが声優スレで叩かれてたのはその宣伝カキコミが多かったためで
それ以外では騒ぐ必要ないだろ
141名無しさん@秘密の花園:2008/04/10(木) 17:00:16 ID:0mfdD/6Q
転載OKかどうかが問題ではなくて、デリカシーがないと思うんだが
生モノの二次創作は、HPだったら検索避けタグを入れたり、人名を一部伏せたりするなど、こっそりと活動している人が多いジャンル
もしここに投下されたエロSSがあのブログに転載されたりして、それを声優業をやっている人が読んだら、その声優は少なからずショックを受けると思う
2chよりブログの方が世間の目に晒される機会はずっと多いし、やはりSSの転載は避けるべきじゃないか
142名無しさん@秘密の花園:2008/04/10(木) 17:55:45 ID:pRhL4dO/
わざわざ持ってきて騒ぐほどのことでもない
そのBLOGにメールアドレスがあったから141を言ってあげればいんじゃね?
143名無しさん@秘密の花園:2008/04/10(木) 18:16:42 ID:YLYBr2hB
SSを転載したブログを携帯から確認したのですが、
「本人とは一切無関係…」という表記はありませんよね?
転載されたSSの内容はエロではないですが
やはりもし本人様が見られた場合気持ちの良いものではないでしょうし、
削除して頂きたいとのメールを私からします。
一緒にSSの転載は止めて頂きたいとの内容も併せて。
何だかすみませんでしたorz
144名無しさん@秘密の花園:2008/04/10(木) 18:22:23 ID:xPftAL4i
2chのログを流用してるだけでも乞食感満点なのに、二次創作物であるSSまで流用したら、ねえ・・・
作者に断りを入れてから記載するのが最低限の配慮だろ
乞食やるなら仁義ぐらい守れっての
145名無しさん@秘密の花園:2008/04/10(木) 19:12:32 ID:c4d4BNRp
>>143
いやあなたが謝る必要ないよ。

すべて>>141に尽きる
gaoさんのモラルの問題になってくるが…今後二度とssの転載はやめていただきたい
本当に声優が好きならなおさらです
146名無しさん@秘密の花園:2008/04/10(木) 21:06:02 ID:g3OM7RWr
やるなって言ったらおもしろかってわざとやる奴だからねえ
147名無しさん@秘密の花園:2008/04/10(木) 21:25:53 ID:ed0bTJNj
あれはやっちゃいかん
148名無しさん@秘密の花園:2008/04/10(木) 21:37:40 ID:YLYBr2hB
ウォッチ声優の管理人さんにメールを送りました。
メールを確認次第、転載SSは削除して欲しいことも書いたのですが、
早目に対応して欲しいところです…
149名無しさん@秘密の花園:2008/04/10(木) 22:23:19 ID:luGP5tfZ
まぁ、しないでしょ。
150名無しさん@秘密の花園:2008/04/10(木) 22:36:41 ID:WXJDyPio
2chも一般人が見るサイトなんじゃないの?
151名無しさん@秘密の花園:2008/04/10(木) 22:45:38 ID:qiAeZkka
>>150
2chはキライで見ない人も多いがなw
152名無しさん@秘密の花園:2008/04/10(木) 22:51:51 ID:WXJDyPio
まあそんな人もいるんだろうけど、一般人が見るサイトという認識は間違ってないよね
デリカシーがないって↑で言ってるけどだったらここにSS公開してること自体がデリカシーないんじゃないの?
153名無しさん@秘密の花園:2008/04/10(木) 22:57:10 ID:qiAeZkka
>>152
悪いがスレ否定で荒らす気なら帰ってくれんかな、gaoさんw

154名無しさん@秘密の花園:2008/04/10(木) 23:00:34 ID:WXJDyPio
擁護する人はみんなgaoに見えるの?
155名無しさん@秘密の花園:2008/04/10(木) 23:04:53 ID:qiAeZkka
>>154
擁護は好きなだけどうぞ
スレ否定は荒らしにしか見えないのでやめれ
156名無しさん@秘密の花園:2008/04/10(木) 23:09:41 ID:DrPsHAyb
こういう流れになるから不用意に晒すなってことだよ
157名無しさん@秘密の花園:2008/04/11(金) 00:31:04 ID:KYNoBSQe
PINKは2chであって2chじゃないようなもんだけどな
年齢制限もあるし、一般的ではないと思うが
こんな事言っても、SS流用問題の解決にはならんがね・・・
158名無しさん@秘密の花園:2008/04/11(金) 10:50:04 ID:73pfcE68
あのサイトに載ったら基本的にロクな事がないな。
159名無しさん@秘密の花園:2008/04/11(金) 13:13:04 ID:iw56P4c9
ウォッチ声優が更新されたが、SSの記事を削除する気はないみたいだな
160名無しさん@秘密の花園:2008/04/11(金) 17:25:48 ID:PoqdfRWj
i反応せんで放置した方がいいかもしらんw
161名無しさん@秘密の花園:2008/04/11(金) 17:48:17 ID:n+cSJ5kR
旗ますSSまだかなーまだかなー?ルンルン
と久しぶりに覗きに来た俺、変な流れにびっくり
162名無しさん@秘密の花園:2008/04/11(金) 22:28:00 ID:byPi1p8x
旗ます希望
マルヒ日報聞きながらwktkしてるわ
とりあえずオープニングが 旗←←ます
すぎて萌える
163名無しさん@秘密の花園:2008/04/12(土) 10:46:19 ID:roRVyGrJ
第14回は全体的に旗←ますだった
164名無しさん@秘密の花園:2008/04/14(月) 12:42:35 ID:hfsE444g
とりあえずアレは本人に訴えるよりもアレが借りてるブログ運営会社に著作権侵害とかなんとか最もらしい理由つけて密告するのが一番よろし。
165名無しさん@秘密の花園:2008/04/14(月) 22:08:23 ID:XdYwNQGK
うむ・・・とりあえず、植田×浅野CP名は【旗ます】で決定だな。

・・・で、神の降臨はまだですかな?

166名無しさん@秘密の花園:2008/04/14(月) 23:15:39 ID:ZxeZZYmf
>>165
神がおらぬのならば、おぬしが神になるのじゃ!!
167麻里奈×利奈 ◆Na0E8ARrhM :2008/04/15(火) 23:26:48 ID:qC0Fn7wR
いつものように、利奈の部屋。
離れていったハイネの姿から、視線を外して……
キッチンで後片付けをしている利奈の後ろ姿をボンヤリ見つめる。


――そろそろかな?


心の中で呟いて、おばさんくさい声と共にソファから立ち上がる。

「利奈〜?」

一歩、二歩とゆっくりと近づいて。
利奈の腰に腕を絡めて、二人の距離をゼロにする。

「ん〜?どうしたぁ??」
「いやぁ。ちょっと、報告がありまして」

おちゃらけて、そう言うと
利奈の顔が柔らかく崩れるのを感じて、すごくすごく安心する。

そして、以前に「利奈の好きなとこは柔らかいトコ」って言って。
これまた柔らかく怒られたことを、ふと思い出した。

「なに笑ってるの?」
「んーん。なんでもない」
「ウソだぁ」
「ほんと、なんでもないから」

どうしても上がってしまう口角を隠すために、利奈の明るい髪に口づけて。
耳元で、報告すべきことを囁いた。


「利奈が先生をやってるアニメに出演することになりました」


ピクリと利奈の体が震えて。
ゆっくりと、後片付けをしていた手が止まる。

「先生って…某魔法先生?」
「あははっ。そう、某魔法先生。ちなみに私が演ずるのは、こたろーくん」

報告し終えると、腰に回していた腕を解かれて。
真っ正面から抱き合う形になり、恥ずかしさから身をよじる。

「…嬉しい?」

我ながら、意地悪な質問だなぁと思いながらも
いま、この言葉を聴いとかないと、次の言葉を紡げないから。

「うん。…うれしいよ」

優しい言葉を、胸に刻み込む。

「麻里奈…?」
「なーに」
「なんか変だよ?」
168麻里奈×利奈 ◆Na0E8ARrhM :2008/04/15(火) 23:30:35 ID:qC0Fn7wR
背中に回されてた手が、少し離れて…私の腕あたりの服をキュッと掴まれる。
二人の間に生まれた空間に、新しい空気が流れ込んで…

なんか、淋しい。

「ヘン、かなぁ?」
「うん」
「あはは。断言ですか」

クシャと断言した人の頭を撫でる。
そして、大きく深呼吸をして伝えることを声にした。

「あのさ、アタシ解ってるから」
「え?」
「利奈さんの好きな人。だから、つらくなったら伝えて?」

解ってても、アタシはきっと利奈さんから離れられないし。
そう全てを伝えて、自ら乱した髪をポンポンと直した…。

「麻里奈…」
「ん〜?」

真剣な声と裏腹に、いつもどおりのおどけた返事をすると。
コツンと、オデコに軽い衝撃。

「約束。」
「え?」
「付き合い出したときの…忘れた?」

感じる、いつぞやとは違う大好きな人の本当の怒り。
がらりと変化した雰囲気に少し戸惑いながら、アタシは懸命に発せられた言葉の意味を探した。

「利奈さん、じゃなくて、利奈!」

そんなアタシに、しびれを切らしたように大きな声でそう告げられ。

「あ、えっと…ごめん」

ただ呆気にとられて、アタシは謝るしか出来なかった。
169麻里奈×利奈 ◆Na0E8ARrhM :2008/04/15(火) 23:31:02 ID:qC0Fn7wR
「私、前に好きだった人の代わりに、麻里奈といるんじゃないんだよ!」
「…り、な?」
「麻里奈が好きだって言ってくれるみたいに、私だって好きなんだよ」

だから、いつもの麻里奈でいて…?
また二人の距離がゼロに戻って、堪えるような声が耳に届く。

そっか。そうなんだ。そうだよね。
優しい利奈だから、惰性で傍に居てくれるわけないよね。

「ごめん。本当にごめん…」
「…解ってくれた?」
「うん」

背中に手を回して、力いっぱい抱きしめる。
うなり声が聞こえた気がするけど、今は気にしな…

「苦しい」
「あはは…ごめん。」

パッと抱きしめる力を緩めて
アタシはいつもどおり、利奈の唇を塞いだ。



end.
170 ◆Na0E8ARrhM :2008/04/15(火) 23:37:39 ID:qC0Fn7wR
需要も流れも無視して、駄文を投下してスミマセン。
たぶん、このトリを覚えている人はいないと思うので、初めまして。

えと、12日にあった実写ネギのイベントに麻里奈が登場して…
やたら、利奈さんのことを口にするので、うっかり書いてしまいました。

二人ともかなりの偽者で、後半になるにつれぐだぐださが増してきますが
楽しんでもらえればこれ幸いと言うカンジです。では。
171名無しさん@秘密の花園:2008/04/16(水) 00:03:08 ID:51m8x045
GJ!!!!
初めて見たCPだが楽しめた(*´Д`*)
172名無しさん@秘密の花園:2008/04/16(水) 00:40:59 ID:BH4OBflT
>>170
まりなりなGJ!
需要ならある、需要ならあるぞ!
173名無しさん@秘密の花園:2008/04/16(水) 02:15:07 ID:pRdPuNYs
いいいいいいよ!GJ!!!!まりなもりなも大好きだからこのCPは嬉しいな
174名無しさん@秘密の花園:2008/04/16(水) 04:16:13 ID:ERfR0gdO
GJ!

しかし作品上ではショタカプで、中身は百合百合なまりなりなとは業の深い組み合わせだw
175 ◆Na0E8ARrhM :2008/04/16(水) 04:31:27 ID:VilSzPJE
うわぁ〜…たくさんのGJありがとうございます。
まりなりな、需要あったんですねw
えっと、前のSSの補足なんですが…
前のSSは、まりな×りな→ゆう?みたいなイメージでした。
今は麻里奈と利奈さんは上手くやってるけど、利奈さんは前にゆうさんが好きで。
麻里奈はその事を知ってて、不安になったみたいな。
完全に自己完結してて、SSに要素を詰めるのを忘れました。スミマセン。

普段はゆう藍ばっか書いてるので、次回投下するならそちらを投下するかと。
ではでは。長文失礼致しました。

あ、第三の保管庫みて吹きましたw
私の黒歴史がいっぱいで…軽く死ねましたよ。あはは、忘れてくださいorz
176名無しさん@秘密の花園:2008/04/16(水) 15:06:07 ID:D9J3g83r
何度も何度もCD聞きいちゃうほどうりょっちは藍ぽんが大好きなんだぜ!!!(語弊)
177名無しさん@秘密の花園:2008/04/16(水) 22:51:21 ID:YeYvcr91
うりょ→藍ゆう
の報われない恋心大好きだぜw
178名無しさん@秘密の花園:2008/04/16(水) 23:24:05 ID:0zKufhRG
うりょって「野中さんスキスキ!」ってアピール多いのに
なんか報われないイメージあるなぁ・・・なぜだ。
179名無しさん@秘密の花園:2008/04/16(水) 23:27:47 ID:pRdPuNYs
藍ゆう厨って利奈とかうりょを当て馬にすんの好きだよな
180名無しさん@秘密の花園:2008/04/17(木) 00:15:46 ID:ef111T6T
そりゃ藍ゆうは鉄板だしw
うりょ藍、りなゆうは引き立て役程度だろ?
181名無しさん@秘密の花園:2008/04/17(木) 04:04:34 ID:jiCkKlVU
利奈ゆう←歌姫ぽんが俺のジャスティス
182名無しさん@秘密の花園:2008/04/17(木) 21:23:53 ID:JmA7I52B
旗←ます

見たいヤツはこの板にどれくらいいるんだろうな
俺含め
183名無しさん@秘密の花園:2008/04/17(木) 21:32:11 ID:WTZElppQ
書いて投下して反応をうかがえばよい
184名無しさん@秘密の花園:2008/04/17(木) 22:42:11 ID:UOQLIkRF
>>96
よかったのか?ホイホイレスつけちまって
俺は智ますだって、かまわないで妄想しちまう人間なんだぜ

「Hi〜♪ますみ、スイーツ・・・」
「いかない。」
「はやっ!最後まで言ってないのに、即答デスカ!」
「どうせ、あっちで騒いでる件でしょ?人ごみ嫌いだから行かない」
「えー、行こうよ〜、スイーツ!スイーツ!スイーツゥ〜〜〜」
「うるさーい!あんたは壊れたレコードか!」
「スイーツ屋、一緒にいこうYO!」
「スイーツ屋て・・・屋台じゃないんだから・・・そんなに行きたいなら他の誰かといけば?」
「おっと、ますみsanのツンデレ一丁はいりましたー!」
「はいってないから!」
「アタイの前では素直になっていいんだYO!」
「足の指先から髪の毛の一本まで、素直です。行きません。」
「まーすーみぃ〜〜〜!行こうよぉ〜!」
「ちょ、抱きつくなってか覆いかぶさるな!!」
「甘いの食べたいYO〜、スイートなスイーツが欲しいYO〜」
「駄々っ子かっつの。甘いのだったら、飴もってるからこれでも・・・あ、ごめん、今たべてるのが最後だった」
「じゃ、それでいい。むしろそれがいい」
「はっ!?なに言っ・・・っっ!!」
「っん。スウィーティ味・・・?ジューシィーでおいすぃー!なんちって!」
「ば・・・っ!ばか!いいい、い、いきなり何すんの!」
「あ、ますみもまだ舐めてたかった?じゃあ、また口移しでますみに・・・」
「問題はそこじゃなーーーーーーーい!!!!」


過疎ってる時のネタ投下だったのが、ついノリにのって色々書いてしまった。
旗ますの人気に嫉妬!というわけでもなく大人しく神待ち正座に参列。
185名無しさん@秘密の花園:2008/04/17(木) 23:01:31 ID:WhghKuxd
>>184
智秋うざかわいい
GJとしか言いようがない
186名無しさん@秘密の花園:2008/04/17(木) 23:54:59 ID:XjQh9y82
智ますハァハァ(*´Д`)
187名無しさん@秘密の花園:2008/04/18(金) 21:47:48 ID:LXBJzldt
>>184
智ますサイコーGJ

俺は智秋かますみんどちらかがいれば
どんなカップリングでもうれしいぜ!
そのカップリングに妬く片割れを
妄想するから2度おいしいしね。
誰か旗ますを頼む
188名無しさん@秘密の花園:2008/04/19(土) 19:38:01 ID:ucNW//IH
みんな“智ます”ってなんて呼んでるの?
“ちます”?
189名無しさん@秘密の花園:2008/04/19(土) 21:32:51 ID:RbHbIFKc
「ちます」かなぁ。
どのカプにしても口に出して言う機会はさすがにないんだけどw
190名無しさん@秘密の花園:2008/04/19(土) 23:17:37 ID:iIcmkER2
>>188
無意識に「ともます」に変換されてたw
191名無しさん@秘密の花園:2008/04/20(日) 00:05:16 ID:1uvB7Brt
ちあきなんだから普通に「ち」でええんちゃうん
192名無しさん@秘密の花園:2008/04/20(日) 00:45:08 ID:xvVAwZ0T
193名無しさん@秘密の花園:2008/04/20(日) 02:02:52 ID:h32XZ7iV
オマイラと智ますについて生で語り合ってみたいぜ…

なんでこう同志ってのはうまく全国各地に分布されてるんだ?(´・ω・)
同じマンションで集合して生活したいよw
194名無しさん@秘密の花園:2008/04/20(日) 02:06:46 ID:y7e+oUKI
>>188
俺の中では「ちます」だと語呂がいまいちしっくりこないから
強引に読みに無い智秋のあをねじ込んで「ちあます」と読んでる。

195名無しさん@秘密の花園:2008/04/20(日) 02:23:53 ID:/brY02Ig
>>188
オレの中では「チンポ咥えます」と読んでる
196115:2008/04/20(日) 08:59:30 ID:wym/uTHC
>>116
>>117
>>128
遅レスですがGJありがとうですm(__)m
まだまだ精進しますw


…ちなみに自分は「ちます」派
197名無しさん@秘密の花園:2008/04/20(日) 09:51:41 ID:df7t6oTV
>>195
うますぎ吹いたww
198名無しさん@秘密の花園:2008/04/20(日) 17:42:04 ID:Ny9/hxNc
ちますかなぁ・・・ひらがなのときはあえて「あ」を入れて記述することもあるけど。
あとミンゴスと智秋の場合「チアミン」だな。
199名無しさん@秘密の花園:2008/04/20(日) 18:09:49 ID:1uvB7Brt
えりりんとミンゴスでリンゴ酢…
200名無しさん@秘密の花園:2008/04/20(日) 20:06:58 ID:MQnPu6Me
キンゴスだと思ってた…
201名無しさん@秘密の花園:2008/04/20(日) 21:17:01 ID:e0bjuKBD
今思い浮かんだのは同じくキンゴスだなぁ
202名無しさん@秘密の花園:2008/04/21(月) 10:22:00 ID:zuft1ReU
それ何てラスボス?
203名無しさん@秘密の花園:2008/04/23(水) 14:13:11 ID:38v6OJOA
ttp://ryo-ko-pentan.jugem.jp/?eid=408
野中さん大好きアピールのうりょっち
204名無しさん@秘密の花園:2008/04/23(水) 20:22:08 ID:z9dArtxQ
うりょ好きすぎだろwww
その後ゆうちゃんのブログ見たら何故か悲しくなったぜよ
205名無しさん@秘密の花園:2008/04/23(水) 22:19:53 ID:uLlryL38
うりょ・藍ぽん・かんち、の青ニ組は
いつも仲良しでみてて和むわ。
206名無しさん@秘密の花園:2008/04/25(金) 06:58:50 ID:kF2YOvP7
ヤングガン・カルナバルスゴいね…
百合声優にセクシー声優が集いまくり
207名無しさん@秘密の花園:2008/04/25(金) 20:48:06 ID:9Lw4mVsV
ばりプロ待ち
208名無しさん@秘密の花園:2008/04/25(金) 23:02:52 ID:3/3FRVSJ
なばのブログをみると
なばいとはほんと“夫婦”で安定してるな。
安定しすぎて妄想の余地がねぇぜw
209名無しさん@秘密の花園:2008/04/26(土) 14:31:31 ID:4rQHTnrU
アイマスレディオ聞いたか?
チアキンゴスがカオス
キングに名前呼ばれて照れるミンゴス

キング「今好きな人ここにはいないでしょ?」
ミンゴス「チアキ好きだよ」
の後の
キングの照れように萌えた
210名無しさん@秘密の花園:2008/04/26(土) 20:26:09 ID:rYWibE3f
再び。
ttp://ryo-ko-pentan.jugem.jp/?eid=417
タイトルが『独り占めの〜』になってる時点でもう色々と妄想がw
211名無しさん@秘密の花園:2008/04/26(土) 22:36:37 ID:wFOViM1R
>>209
あれはかなり萌えた
アレルギー持ちのミンゴスに触れないように
差し入れのマンゴージュースを
キングが一気に飲み干したってのも格好良かった

裏目にでてたけどw
212名無しさん@秘密の花園:2008/04/26(土) 22:50:01 ID:MOeg3FgG
さっき見て「これは!!」と思ってきてみたら案の定ww
>>210
どこまで横恋慕なんすかうりょっち!!ヨモギシフォン!ヤマギシパン!
213名無しさん@秘密の花園:2008/04/27(日) 01:32:02 ID:Q6CXxte/
うりょは藍ぽんのことどんだけ好きなんだw
214名無しさん@秘密の花園:2008/04/27(日) 09:04:51 ID:+vKhyLjw
うりょは藍ぽんのこと大好きだけど、どうしても前提として
うりょ→藍ゆう
がある希ガス…。でもうりょは「野中さん大好き」と思いながらも純粋に藍ぽんの幸せを願ってそうでもあるからなんか切ねぇ…。


誰かそんなかんじのSSをか か な い か
215名無しさん@秘密の花園:2008/04/27(日) 11:57:58 ID:1tZi9T34
そういや保管所に旗ますが1個あった
普段誰に対してもツンな真澄が旗様にだけ積極的チアキ涙目
216名無しさん@秘密の花園:2008/04/27(日) 13:24:15 ID:JCRUC1Wr
     ...| ̄ ̄ |< 利奈→ゆう藍略奪物はまだかね?
   /:::|  ___|       ∧∧    ∧∧
  /::::_|___|_    ( 。_。).  ( 。_。)
  ||:::::::( ・∀・)     /<▽>  /<▽>
  ||::/ <ヽ∞/>\   |::::::;;;;::/  |::::::;;;;::/
  ||::|   <ヽ/>.- |  |:と),__」   |:と),__」
_..||::|   o  o ...|_ξ..|:::::::::|    .|::::::::|
\  \__(久)__/_\::::::|    |:::::::|
.||.i\        、__ノフ \|    |:::::::|
.||ヽ .i\ _ __ ____ __ _.\   |::::::|
.|| ゙ヽ i    ハ i ハ i ハ i ハ |  し'_つ
.||   ゙|i〜^~^〜^~^〜^~^〜|i~
   ...||            ||
   ...||            ||

なんか久々にみたら
利奈→ゆう=藍←うりょ
の修羅場公式が・・・さあ、えさ袋の出番だ!
217名無しさん@秘密の花園:2008/04/28(月) 08:06:18 ID:1nxXFshB
藍ゆうって最近接触してんの?
218名無しさん@秘密の花園:2008/04/28(月) 10:08:53 ID:FYMeE0UK
信者の妄想の中ではいつもですw
これだから、藍ゆう信者はうざい。他カプは引き立てとしか思ってないんだろ
219名無しさん@秘密の花園:2008/04/28(月) 21:01:12 ID:D9yw//sZ
 ま た か
220名無しさん@秘密の花園:2008/04/28(月) 22:17:20 ID:1k3zlMhB
>>218
スレ荒らすなら信者もアンチもウゼエよw
どっちも死ねばいいよw
221ようこ" ◆4eqVTkonjE :2008/04/28(月) 23:40:04 ID:OBN4nmhC
テスト
222名無しさん@秘密の花園:2008/04/28(月) 23:43:46 ID:1nxXFshB
>>220
言い過ぎw
223肝井 ◆hC1yo3z59U :2008/04/30(水) 03:21:45 ID:NBPHE1v7
涼宮ハルヒの猥褻(1)
俺は『文芸部WithSOS団』と書かれたネームプレートが表示された部室の中でハルヒの要求を
聞いて、思わず凍りついた。
「ね。簡単でしょ?銀行の窓口でこの果物ナイフを出して『1億円程用意しろ!』と用件を告げて、
準備されたお金を部室へ持ってくるの。そうすれば一気に赤字を解消してお釣りがくるわ。」
神に近い全能の力を持ったバカ女は果物ナイフを差し出しながら、満面の笑みを浮かべてこちらを見ている。
「お、おい!それ犯罪教唆だぞ!!判ってんのかよ!!」
「この間の映画制作で予算を使い果たした上に、衣装のクリーニングで赤字に転落しちゃったんだから
仕方ないじゃない!!嫌なら最初のアイディアを認めて協力してくれるわけね!?」
「うっ・・・。」俺は言葉に詰まった。
確かに活動予算は払底し、クリーニング代を部員5人で折半している状態を解決するには思い切った
アイディアが必要ではあった。
しかし・・・。俺が目線を移した先には、怯えた目でこちらの様子を覗う朝比奈さんと、その傍らで
関心無さそうに読書に没頭する長門の姿があった。
ハルヒが最初に提案したアイディアとは、彼女達主演のビデオを作製する事だったのだが・・・。
俺は、極めて性的な内容に驚いて反対意見を陳述した結果、冒頭の銀行襲撃を提案されてしまったのだ。
「ちょうど機材もスタッフも映画制作の時のを流用できるしさ。いいでしょ?」
「ううっ・・直裁に犯罪になるよりはマシか・・・」
いつの間にか背後に立った古泉に肩を叩かれた。
「上手くすれば法の網を掻い潜れるかもしれません。ここは建設的な方向で考えて下さい。」
確かに宇宙人と未来人と超能力者がついていれば法の網を掻い潜るのは可能かもしれん・・。
しかし・・・。
「出演する女優とか、どうするんだよ?」自称超監督に尋ねると、
「ちょうど2人いるじゃない。」と、事も無げに答えが返ってきた。
(2)へ続く
224肝井 ◆hC1yo3z59U :2008/04/30(水) 03:22:36 ID:NBPHE1v7
涼宮ハルヒの猥褻(2)
俺の悪い予感は的中してたって訳ね・・・。と、嘆息してる場合じゃない!
朝比奈さん!長門!逃げろ!逃げてくれ!!
俺は必死に2人に向かってアイコンタクトで危機を知らせようとした。
が、天下に怖いもの無しの超監督の動きの方が早かった。
「みくるちゃん!有希!ビデオ撮影の打ち合わせに行くわよ!!」
呼びかけられた2人は、まるで呪縛されているかのように、ハルヒの言葉に従った。
まるでカルト教祖だね、まったく。
「ところで学校にバレたらどうするんだよ?不純異性交遊だぜ?これ。」
無駄と知りつつ、俺は最後の歯止めを試みた。
「同性ならいいんでしょ?今、そういうの流行ってるんだからね。」
と言い放つ超監督。
ええっ、旦那、レズビデオを作るつもりだったんですかい。
「じゃ、俺は用無しだよな。今日はこの辺で・・・」
非合法ビデオ作製の共犯者にされるのを避けるべく、俺は逃げを打とうとした。
「ちょっと!キョン!!待ちなさいよ!!雑用一般をこなすスタッフがいなけりゃ撮影が成り立たない
じゃない!あんた、前回の映画制作に参加した段階で共犯者なんだからね!!」
超監督は簡単に俺の退路を遮断した。
「まあ、こういうわけです。我々は一蓮托生なんですよ・・・。」
古泉が悟ったような諦めたような口ぶりで協力するしかない事を俺に告げた。
そして超監督と4人の哀れな下僕は放課後の校舎を後にして、いつも打ち合わせに使う喫茶店に向う。
テーブルを挟んだボックス席に陣取ったSOS団の面々は、エロビデオ作製の細かい打ち合わせを始めた。
と、言っても超監督1人が張り切ってレポート用紙に計画らしきものを書き殴っている、というのが
実情だったが・・・。
(3)へ続く
225肝井 ◆hC1yo3z59U :2008/04/30(水) 03:23:38 ID:NBPHE1v7
涼宮ハルヒの猥褻(3)
あらかたのストーリーをまとめたのか、ハルヒは長門のマンションへと移動するべく喫茶店の精算を
俺に押し付け、他のSOS団のメンバーを引き連れて店を出て行く。
違法ビデオ作製には巻き込まれるは、支払いを押し付けられるはで踏んだり蹴ったりの有様だ。
我儘すぎる神様にブチ切れそうになるのを押さえながら会計を済ませ、ハルヒ達の後を追う。
世界を消滅の危機から救うにも骨が折れるぜ、まったく・・・。
ようやく長門の部屋に到着すると、ソファーに陣取った超監督は手前にあるテーブルにモニターを置いて
正面から古泉がビデオカメラで撮影している画像を見ながら、膝の上に朝比奈さんを座らせ、制服の
上着の裾から右手を入れて胸を揉みながらインタビューを行っている最中だった。
もう超監督というよりエロ監督じゃないか・・・。
「で〜?みくるちゃんは感じてくると体がどういう風に変化するわけ?」
「あ・あの〜体が熱くなってですね・・・おっぱいが張ってきて・・・」
何聞いてんだ、この痴漢女!朝比奈さんも答えるなよ・・・。
長門はハルヒ達の痴態を見てキョトンとしている。それは宇宙人としてはコメントしようのない
展開だろうけどさ・・・。
ハルヒはさらに左手で朝比奈さんの左太腿を愛撫し始める。
朝比奈さんは一瞬ぎょっとした表情になったが、超監督の強引な愛撫に抗う事は出来なかった。
「質問の続きだけどさ〜、みくるちゃんは週に何回くらいオナニーとかするわけ?」
おい!ハルヒ!!それはセクハラだろうがッ!!
世界には、この邪悪な神の暴走を食い止められる人間はいないのか・・・!?
俺は絶望的な気分で唇を噛んだ。
そして太腿をまさぐっていた手は次第に内腿へと移動を始め、朝比奈さんの顔は強張ったもの
から、諦めの表情へと変化していく。
頬には赤みが差し、呼吸も乱れ始めている様だった。
(4)へ続く
226名無しさん@秘密の花園:2008/04/30(水) 04:49:11 ID:SdJ6cbq9
227名無しさん@秘密の花園:2008/05/01(木) 00:37:26 ID:yAB4H1/k
>>226
すいません、誤爆したようです。
228名無しさん@秘密の花園:2008/05/01(木) 07:54:32 ID:lKht32DE
まだ出てないのを挙げるとサエキトモと浅川とかサイガーとパクとか
229名無しさん@秘密の花園:2008/05/02(金) 20:21:29 ID:oXP0p6Un
最近『うりょ朱』にハマってるんだが、誰か此処で同志はいないか?もしいたら、駄文ではあるが、落とそうと思ってる。
230名無しさん@秘密の花園:2008/05/02(金) 20:30:46 ID:udQvwmCd
>>229
友よ、俺はお前を待っていた
231名無しさん@秘密の花園:2008/05/02(金) 21:03:49 ID:oXP0p6Un
>>230
マジッスか?!同志!!
あっ、でもめちゃくちゃ駄文なんだが、心が弱いから、叩かないで欲しい。
明日くらいに落とす。
232名無しさん@秘密の花園:2008/05/02(金) 21:35:04 ID:udQvwmCd
>>231
よし!友よ!
明日は全裸待機で待ってるよ!
233名無しさん@秘密の花園:2008/05/02(金) 23:06:50 ID:BEtpHUpT
>>231
俺もまぜてくれ!うりょ朱気になるぜ!
ワクテカしながら正座待機しとく!
234うりょ朱:2008/05/03(土) 11:12:47 ID:tgtfHIlb
本日も晴天なり。とは言えないけど……。

分かってます、分かってますって。さっきから何度も謝ってるじゃないですか。それに、これは流石に、私のせいじゃないでしょう?
「いや、うりょっちが悪い!」
「だーかーらー、雨なんて想定外ですって!」
私たちが痴話喧嘩を繰り広げているのは、本屋の軒下。目の前は、土砂降り。もういっそ、清々しいほどの、大雨。自然現象を私のせいにする彼女は、いつもの温厚さは微塵もなく、えさ袋を更に膨らましている。
今日は、久々の二人揃ってのオフだったから、買い物という名目で、デートに誘った。今日こそは、脱・ヘタレを目標に、色々とプランをたてていたのに、生憎の、雨。
嗚呼、神様は意地悪だ。なにも、こんなとっておきの日に、植物にサービスしなくたっていいじゃないか。
235うりょ朱:2008/05/03(土) 11:14:00 ID:tgtfHIlb
天気予報、見てなかったでしょ?!」
だから、それは言わないで下さいよ。確かに、ちょっと浮かれてて、見てませんでしたけど……。
なんにも言えない自分が情けない。だって、せっかくのデートなんだ。しかも、私がリードの、デートなんだ。雨なんかのせいで、この日をくだらない喧嘩で終わらせちゃったら、あまりにもつまらない。
「止みませんね。どうしましょう?」
そう思っていても、私はやっぱり、気のきいた言葉も言えず、途方にくれていた。私の鞄の中には、一応折り畳み傘が入っている。本来なら、次は映画を観に行くハズ。でもこれでは、移動するのさえ酷く億劫だ。
236うりょ朱:2008/05/03(土) 11:15:05 ID:tgtfHIlb
「……、DVD。」
「え?」
ぽつりと呟かれた、あなたの言葉。ザァザァと五月蝿いハズの雨音が聞こえなくなった。
「うりょっちの家で、DVD。」
膨れっ面で、そう、ちょっと怒ったように、私に言った。
私は、そんな愛しい彼女に、自分が出来る1番優しい微笑みを向けて、鞄の中から、少し小さい傘を取り出した。恥ずかしがる彼女の手を引いて、私の隣の空間に入れた。肩が少し濡れるけど、家に着いたらシャワーを浴びればいい。
私たちはゆっくり歩きながら、他愛のない話をした。その内に、彼女のご機嫌も直った様子。笑顔の彼女に私は言った。
「私たちには、雨、降ってませんね。」
237うりょ朱:2008/05/03(土) 11:15:34 ID:tgtfHIlb
さっきのを引きずるつもりはなかった。ただ、放っておくよりも、少しでも、
「そだね。此処だけ、降ってない。」
笑顔に、楽しくしてあげたい。悪戯っ子のように笑うあなたが、好き。思わず、私も笑顔になる。

今日も晴天なり。とはいえないけど、一日中雨、でもなかった。雨時々晴れ、だと思う。私たち、限定で。神様は、この狭い空間に、二人っきりにしてくれるために、雨を降らせてくれたんだ、なんて都合のいい考えまで、頭に浮んだ。
さぁ、家まであと少しだ。何を観よう?嗚呼、でも多分、あなたの好きそうな物を、無意識に選んでしまうんだろう。彼女色の傘をさして、私たちは、ゆっくり歩く。
私の右肩は濡れているけど、それでさえ、愛しい証に見える。とりあえず、ふやけてしまった雑誌を机に置いて、彼女にタオルを渡した後、触れるだけのキスをしよう。珍しく、雨音に合わせて、心が躍った。

『喧嘩時々、仲直り』
238名無しさん@秘密の花園:2008/05/03(土) 11:17:43 ID:tgtfHIlb
スマン!!本当に駄文でorz
239名無しさん@秘密の花園:2008/05/03(土) 14:57:15 ID:6aIkC8oQ
素晴らしい!!!
うりょ好きな俺にはそれしか出て来ない!!!
240名無しさん@秘密の花園:2008/05/03(土) 15:56:42 ID:ud/qS7qn
GJ!!!!
うりょ朱いいなこれw
次回作まで正座待機してます。
241名無しさん@秘密の花園:2008/05/03(土) 18:55:52 ID:M8Ln4hFW
GJ!
やっぱりうりょはヘタレてこそうりょだな。
怒ってる朱ちゃんはツンデレかわいいと思うんだ!
待ってた甲斐があったよ!
242名無しさん@秘密の花園:2008/05/03(土) 21:05:16 ID:lPdhMnI7
GJ!!!ヘタレだがそこがいい!
年上の彼女の尻にしれかてる風のうりょがいいな!
俺の中に新しい萌え提供してくれてありがとう!

次回作も期待してるのでトリップつけて投下を頼む!
243名無しさん@秘密の花園:2008/05/04(日) 04:28:03 ID:GrBqHeFY
>>90
スイーツ(笑)さえなければGJ
244◇uBR/FPYc6Y:2008/05/06(火) 02:35:09 ID:s4J9QfaJ
いまさら愛麻衣にはまったので投下。
愛ちゃんはソフトSで中原さんはソフトMだと思うんだけど、
作中では全然反映できなかったんだぜ。
いつかリベンジする。

トリ忘れた。出張所パート8・9あたりでゆかなな書いてた者です。
245◇uBR/FPYc6Y:2008/05/06(火) 02:35:48 ID:s4J9QfaJ




ただ、可愛いと思った。




246◇uBR/FPYc6Y:2008/05/06(火) 02:36:34 ID:s4J9QfaJ

他愛もない話に隣に座る愛ちゃんが、小さく笑った。
彼女はそのままソファの背凭れに、とん、と背中を預けて、
その拍子に揃えられた前髪がさらりと揺れる。

休日の昼下がり、我が家へ遊びに来てくれた愛ちゃんとソファに凭れて紅茶を飲みながら、
こんな風にお喋りをするのは一体どれくらいぶりだろう。
頭の中で指折り数えて、すぐに止める。だって、両手の指では足りなさそうだったし、
それになにより、会えなかった時の事を考えるよりも、今愛ちゃんといるこの時を楽しむ方がどれだけ建設的か。

思考を隣の彼女に戻し、

「もう、笑いごとじゃないんだよ?」

今までの会話の流れから形だけの不満の声を上げてみせると、
愛ちゃんはゆるゆると目を細めて微笑んだ。
そんな彼女を見て私も、ふふ、と笑う。

普段の愛ちゃんはとてもリアクションが小さい。
それは別に、人の話を聞いてないからとか、クールだからとか、そういう事じゃなくて。

穏やかなのだ。すっごく。
そして年の割りに落ち着いているから。
247◇uBR/FPYc6Y:2008/05/06(火) 02:37:19 ID:s4J9QfaJ

だから、まるで小さな子供の言葉を聞いてあげている母親みたいに、
ふわりと柔らかくいろんな物を包み込んでしまう、そんな反応をする。
(時々、スイッチが入ると機関銃のように喋ったりするけれど。まあ、それはそれ。)


そして、それは私の前だとより顕著になる、らしい。


らしい、と言うのは、少し前に愛ちゃんと共通の友人と3人でご飯に行った時に、
唐突にその友人が「愛ちゃん、いつもより落ち着いてるね」と言い出したことに起因する。

その席での愛ちゃんは、私にとっては“いつもの愛ちゃん”だったのだけれど、
友人にとっては“いつもと違う愛ちゃん”だったらしく、
食事中に突然真顔で、「落ち着いてるね」と彼女に言ったのだ。
当の愛ちゃんは「そんなことないよぅ」とやんわり否定していたけれど、
私は、心の中で一人、そんなものか、と納得していた。

人間、他人と関わる上で、相手によって多少はその方法が変わってはくるものだ。
上司だったり、ファンだったり、仕事上の先輩だったり、友人だったり、
相手に合わせ、状況に合わせ、コミュニケーションをとる。それは大人として当然のことだ。
だから、友人のその言葉には特に何も思わなかったのだけれど。

机の上に置かれたティーカップを持ち上げて、紅茶を一口含む。
248◇uBR/FPYc6Y:2008/05/06(火) 02:39:29 ID:s4J9QfaJ

そういえば、その食事の後に愛ちゃんにこっそり友人の言葉の意味を聞いてみた。
そうしたら、愛ちゃんは何故か少しだけ恥ずかしそうに、「麻衣ちゃんといると、落ち着くから」と答えてくれた。
その時の彼女の恥ずかしそうな仕草とその言葉が可愛くて、とても嬉しくなった記憶がある。

こくり、もう一口紅茶を飲む。

(―― あれ、)

不意に、脳裏を掠めた疑問。




どうして私は、あの時あんなにも嬉しくなったんだっけ?




カップを元に戻して、ちらり、と隣の様子を窺った。

そこにはティーカップを持ってちょこんと座っている愛ちゃん。
紅茶が熱いのか、ふう、と息を吹きかけて、恐る恐るカップに口をつけようとしていた。

長い睫を伏せたその姿に、何故だか体の奥の方がきゅうとなって、胸の辺りが熱くなって。


可愛いな、と素直に思った。


思考と連動するかのように、無意識に動いた右手。
それはカップを元の位置に戻した隣の彼女の頭の上へ落ち着く。
249◇uBR/FPYc6Y:2008/05/06(火) 02:40:43 ID:s4J9QfaJ

するり、と一つその髪を梳くと、愛ちゃんの体が驚いたように小さく震えたような気がした。
彼女がこちらを向いて、戸惑いの色を湛える瞳が視界に入る。

「…どうしたの?」

発せられた疑問に、逆に私が首を傾げてしまった。

だって、今のこの行動に理由なんてなくて、例えば、道端で猫の親子を見かけた時とか、
友人の赤ちゃんに会った時とか、思わず手が伸びてしまう、そんな感じで。

あえて言うならば、


「可愛かった、から?」


ひょい、と肩を竦めながらそう言うと、愛ちゃんの瞳が大きく見開かれた。
その反応の意味を考える暇もなく、今度は彼女の柔らかそうな頬に朱がさす。
視線が世話しなく動いていると思ってたら、最終的に明後日の方向へ逸らされて、
何故だか少しだけ寂しくなった。

「な、なに言って……」

困ったように眉尻を下げながら返された言葉。
それが震えているように聞こえるのは、私の気のせいだろうか。
250◇uBR/FPYc6Y:2008/05/06(火) 02:41:46 ID:s4J9QfaJ

右手で柔らかな髪をするりと梳くと、彼女の視線が一つ揺れてゆっくりと戻ってきた。
窺いを立てるかのように下から覗きこんできたその瞳が、濡れていて。


さっき感じた胸の熱さが蘇る。

同時に背筋を駆け抜けた、何か。


彼女の髪で遊んでいた右手が滑り降りて、頬を伝い、その下へ。

たどり着いた唇。
桜色をしたそれを親指で一撫ですると、愛ちゃんの瞳が更に見開かれた気がした。

湧き上がってくる感情。
その意味を考える余裕なんて、なかった。

ただ、その柔らかさに囚われて。





気づいたら、口付けてた。




触れた合わせたところから優しい温もりを感じて。

ずくり、と震える心。
そこが酷く熱くなって。

なんでだろう、涙が出そうだ。
251◇uBR/FPYc6Y:2008/05/06(火) 02:43:02 ID:s4J9QfaJ

ゆっくりと顔を離す。
瞼を押し上げると、顔を真っ赤に染めて今にも泣き出しそうな表情をした、愛ちゃん。
その姿を見とめて、私は、そこで初めて自分のしたことの重大さを認識した。


「………っ!」


何を、―――。

私は一体、今、何をした?


「ご、ごめっ」

焦って謝罪の言葉を口にしても、もう遅い。
愛ちゃんは、きゅ、と眉根を寄せ、くしゃりと表情を崩して、俯いた。

――― やばい。
やばい。どうしよう。
そんな言葉がぐるぐると頭の中を回る。

と言うか、私はなんでキスなんかしてるんだ。
確かに愛ちゃんとは仲良しで仕事でもそういうことしたことはあるけれど、
あれはあくまでも仕事であって、今とは状況が違うわけで。
今私がしたことは、愛ちゃんに平手を一発受けても文句は言えないような事なわけで。

(―――― 嫌われてしまったかもしれない。)

嫌な汗が背中を伝う。

「ご、ごめんね」

焦れば焦るほど、次に繋がる言葉が見つからない。
そんな自分に嫌悪しながら、仕方なくまた謝罪の言葉を口にしようとした、その時。

服の裾を弱々しく引っ張られた。

見ると愛ちゃんの手がそこにあって。




「謝らないで」




酷く震えた愛ちゃんの声に視線を戻す。
だけど彼女は俯いたままで。
252◇uBR/FPYc6Y:2008/05/06(火) 02:44:27 ID:s4J9QfaJ

彼女が今どんな表情をしているのか、私には想像するしかないけれど。
きっと、あの優しい瞳を歪めて、涙を堪えてる。


「ずるいよ……」


小さく呟かれたそれに、どんな感情がこめられているのか私には分からなかった。
けれど、彼女がとても苦しそうだということだけは嫌というほど伝わってきて。
自分の犯した事に対して遅すぎる悔恨の念に苛まれる。

「麻衣ちゃんは、ずるい」
「愛ちゃん…」

同じ言葉を苦しげに繰り返す彼女になんとかその名前を呼んでみたけれど、
彼女が顔を上げる気配はない。

名前を呼べばいつだって満面の笑みで応えてくれる、愛ちゃん。

でも今はその笑顔も私を呼ぶ声もしない。
状況を考えれば当然の反応なんだけれど、そうさせたのは他ならぬ私なんだけれど、
頭では分かってても、胸がじくりと痛くなるのを止められなかった。

やっぱり、嫌われたかもしれない。

本来笑顔があるべき場所にある、彼女の旋毛を見つめる。

プライベートで、そういう意味で好きでもない人からキスなんてされたら(しかも突然に)誰だって嫌になる。
私だって嫌だ。

そんなの分かってる。けど。

そう理解はしていても、私はどこか頭の片隅で、
愛ちゃんが顔を上げてくれる方法を未練がましく探してた。
253◇uBR/FPYc6Y:2008/05/06(火) 02:45:43 ID:s4J9QfaJ

だって、嫌だった。
もう愛ちゃんの笑顔が見れなくなるなんて嫌だ。
愛ちゃんに嫌われるなんて嫌だ。



だって。
だって、私は、―――。



――――、 私は?



ずくり、と胸の奥の方が震える。
何か今とても大事なものが、心を掠めた気がした。

それを掴もうとした瞬間、ぎゅう、と服を引っ張られて、意識が愛ちゃんへ集中する。





「私の気持ち、なんにも知らないくせに」





――― 気持ち?

苦しげに呟かれたそれ。
予想外のその言葉に戸惑う。

服を掴む手に更に力が込められて。
よく見ると、その手は微かに震えていた。


「どうして、こんなこと、するの?」


必死に何かを堪えているようなそんな声音で、愛ちゃんが私に問いかける。
酷く震えるその声にたまらなくなった。
254◇uBR/FPYc6Y:2008/05/06(火) 02:47:22 ID:s4J9QfaJ

胸の奥の方で、ずくずくと疼く何か。
熱い熱いそれが、私を叱り付けているようで。

は、と小さく息を吐き出した。

「……ねえ、麻衣ちゃん」

聞きなれた自分の名前が今日はどうしてだかとても特別な物に聞こえて。
どくり、どくり、と鼓動が跳ねた。

服を掴む彼女の手の力が少しだけ緩んで、また掴み直す。
それはまるで、何かに縋っているよう。

彼女の華奢な肩が小さく震えた。



「私、へんな期待、しちゃうよ」




小さな小さなその言葉。
だけど、私にはちゃんと届いた、それ。

どくり、どくり。
心臓が壊れそうなほど大きく跳ねた。

さっきキスする直前に感じた、高揚感にも似た感情に全身が支配される。

そして同時に、愛ちゃんの震える肩を抱き締めたい、と強く願っている自分に気づいて。




(――― ああ、そうか。)



愛ちゃんと友人と三人で食事をした時、
こっそり愛ちゃんが教えてくれた話に酷く嬉しくなったのは、
まるで彼女に「あなたは特別」と言われているようだったからだ。

さっきキスしたのも、今抱き締めたいと思ったのも、それは私が ―――。


ここにきてようやく私は、この感情の名を理解した。

255◇uBR/FPYc6Y:2008/05/06(火) 02:48:15 ID:s4J9QfaJ

私の服を掴む愛ちゃんの手に、そっと自分のそれを重ねる。
震えていた手が、びくり、と大きく跳ねた。



「愛ちゃん、顔、上げて?」



顔が見たい。できることなら愛ちゃんの笑顔が。
そして言わせてほしい。

突然のキスのごめんねと、そして、―――。

「…っや……!」

彼女が手を引こうとしたから、逃げられないように少しだけ強く掴む。



「愛ちゃん、……ね?」



自分に出来得る限り優しい声を出す。
256◇uBR/FPYc6Y:2008/05/06(火) 02:49:09 ID:s4J9QfaJ

頑なになってしまった愛ちゃんの心を溶かせるように。
彼女に私の声が届くように。



ねえ、愛ちゃん。
私たちの気持ちは、一緒なんだよ。



私の手の下の彼女のそれが小さく一度震えて。
彼女の頭がゆっくりと持ち上がる。



だから顔を見せて?
伝えたいことがあるんだ。



ゆるゆると現れたその顔は、見慣れた笑みを称えてはいなかったけれど。
やっと見れたその瞳に私が写っているのを確認して、無性に嬉しくなった。
感情のまま、ふふ、と笑い、彼女のもう一方の手もするりと取る。




ねえ、愛ちゃん。




「私ね、愛ちゃんのこと、――――」






大好きだよ。









おわり

257◇uBR/FPYc6Y:2008/05/06(火) 02:49:48 ID:s4J9QfaJ
これ、ぱっと見、麻衣ちゃん相当酷いやつじゃ(ry
お目汚し失礼しました。
258名無しさん@秘密の花園:2008/05/06(火) 07:31:36 ID:ysiCIVDx
>>257
朝からニヤニヤが止まりません!!
GJGJ!!!!11
いーよいーよーぜひまた書いてくれ愛麻衣を
はぁぁぁぁきっとこの後ふたりは………(*´Д`)
259名無しさん@秘密の花園:2008/05/06(火) 10:50:54 ID:VQckwGvL
GJ!!!!
愛麻衣久しぶりでかなり燃えた(*´Д`*)
260名無しさん@秘密の花園:2008/05/06(火) 14:22:28 ID:tsqlazPU
>>257 
GJ!!!!!
愛麻衣の生声が脳裏に聞こえるw
久しぶりの愛麻衣で激萌えw
261名無しさん@秘密の花園:2008/05/06(火) 19:29:28 ID:phsv3tyF
久々すぎてなんか読んでて照れる
262名無しさん@秘密の花園:2008/05/06(火) 20:41:11 ID:zsy+b1sh
>>261
何か分かるわw

激しく萌えた!
GJ!
263名無しさん@秘密の花園:2008/05/06(火) 21:59:24 ID:eDbRAwvb
僕子供だから、この後二人が何をするのかわかりませんが、
タイミング良く(悪く?)、話の中で出てきた共通の友人が訪ねてきて、
インターホンをピンポーンと鳴らせるという状況になることはわかります。

そして二人が服の乱れを整えて、何事もなかったように、
その共通の友人を部屋の中に入れるわけですね。
264名無しさん@秘密の花園:2008/05/07(水) 02:26:58 ID:4/Z8v+op
そしてさn(ry
265名無しさん@秘密の花園:2008/05/07(水) 04:40:26 ID:vo+6VcEp
そして真珠入りのどす黒いチンポをぶち込む
266名無しさん@秘密の花園:2008/05/07(水) 13:16:56 ID:zXmHjaEp
呼んだ〜? >('' ▽ '''_)
267名無しさん@秘密の花園:2008/05/07(水) 15:52:21 ID:Z7SPzdio
やっべ超GJ!!
愛麻衣はやっぱいいな!てかあなたの作品大好きだ!
ぜひぜひ他のカプも読んでみたい…あみぺとかtiaraとか…w
268名無しさん@秘密の花園:2008/05/07(水) 19:28:37 ID:2PcSCaV3
GJ!
愛麻衣大好きじゃーー!
269名無しさん@秘密の花園:2008/05/07(水) 21:57:17 ID:4/Z8v+op
ゆかりななが読みたいー!!
もうすぐなな様のDVDが発売されるので、それに触発された職人さんが多数きてくれることを祈る・・・
270名無しさん@秘密の花園:2008/05/07(水) 22:05:37 ID:YleW7HRH
ゆかりなな隔離されてるから、そっち行けば?
271名無しさん@秘密の花園:2008/05/07(水) 22:22:11 ID:VADeTc5K
昨日Aice5のパシフィコLIVE1周年記念で
DVDを見たら無性に智ますを読みたくなった。

誰かAice5なら誰でもいい頼む
智ますを(ry
272名無しさん@秘密の花園:2008/05/07(水) 22:32:25 ID:VADeTc5K
ヤバ最後、特にが抜けた…
273名無しさん@秘密の花園:2008/05/07(水) 23:19:03 ID:Z9Dqipd4
>>270
隔離スレどこ?
274名無しさん@秘密の花園:2008/05/08(木) 02:03:46 ID:OdJFGD4A
>>273
つ声優総合板
それか第3の保管庫の下の方から行ける。
275名無しさん@秘密の花園:2008/05/08(木) 05:22:36 ID:iA3EdQzg
>>271
書きたいけどネタがない
何かネタをくれたら努力してみる

そういえば書きかけの黄×青があったけど、あまりに自己満足なんで放置してたが……
それでもよければ手をつけてみるかな
投下出来ると確約はできないけど
276271です:2008/05/08(木) 05:38:54 ID:vGOJWjs0
>>275
Aice5が関わって書いていただけるのならば
どんなカップリングでもとても嬉しいです。

277名無しさん@秘密の花園:2008/05/09(金) 01:07:54 ID:tUTvoeCk
271ではないけど
8日は智秋の誕生日だったからそのネタとか。
278名無しさん@秘密の花園:2008/05/09(金) 02:01:04 ID:AtHtW8QE
最近投下が少ないな・・・みんな自サイトとかもってるのだろうか。
俺では文才がなくて・・・誰か神よ・・・!!
279 ◆CXNOHqPc4E :2008/05/09(金) 13:50:10 ID:xBe6Nxpx
Aice5神をwktkしながら、空気を読まずにtiaraway投下します。
千葉さんの嫁は侑香さん!てのが俺のポリシーなので、
拒否反応出る人は飛ばしちゃってください...

2人がこんな生活してたらいいなっていう
では
280 ◆CXNOHqPc4E :2008/05/09(金) 13:52:45 ID:xBe6Nxpx
   「しあわせの風景」


「ん…」
閉じた瞼の向こうにまぶしさを感じて、侑香は朝の訪れを知る。
でもまだこの心地良い時間を終わらせたくなくて、目を閉じたまま小さく身をよじる。
すると鼻先を何か温かいものにぶつけてしまった。
「うん?」
手を伸ばし、その何かを抱えるようにすり寄る。

―――あったかくて、それに、いいにおい…..

じわぁっと広がる安心感に侑香の頬が緩む。

「…ん……ゆぅか…」
自分が抱きつくようにしていた「何か」が突然言葉を発し、侑香は驚いて閉じていた目を開いた。

281 ◆CXNOHqPc4E :2008/05/09(金) 13:54:05 ID:xBe6Nxpx
まず視界に入ったのは、細くて白い腕。
だんだんと視線を上げて行きながら、頭も覚醒してくる。
たどり着いた先にあるのは、大好きな人の寝顔。侑香の方を向いたまま、穏やかな寝息を立てている。

ふたりで迎える朝はもう何度も経験しているのに、紗子が隣にいる目覚めに侑香はまだ、慣れることができないでいた。

あの日2人の道が突然分かたれたように、ふと気付いたら紗子がいなくなってしまうのではないかと、今でも侑香は怯えているのだ。

少し身体を起こし、朝の陽射しが陰をつくる紗子を眺める。


“ゆーか”

“かぁわい、ゆーか”

“大好きだよ”


昨夜このベッドの上で紗子から贈られた言葉が脳裏によみがえり、侑香の頬が朱に染まる。
最近はお互い忙しくて、あんなに激しく紗子に愛されたのは久しぶりだった。
身体はけだるいけれど、こんな風にのんびりできる朝もまた久しぶりで、だから???
侑香は軽く頭を振って、不安を追い出した。
282 ◆CXNOHqPc4E :2008/05/09(金) 13:55:40 ID:xBe6Nxpx
気持ち良さそうに眠る紗子の頬に手を伸ばすと、くすぐったかったのか
「ん....」
と頬を緩ませる。

その表情がなんだか幼い子供のようで、侑香も柔らかく口元をほころばせる。それからぼんやりとふたりの部屋に視線を移す。

この部屋にあるのは、カーテン越しの白い陽射しと、枕元の眼鏡、飲みかけの水と、
――−紗子の、寝顔。

侑香は胸の中が温かく満たされていくのを感じる。
どうしようもなく愛おしくて、泣きたくなるような......この感覚は一体なんだろう。

シーツの上に置いた手に紗子の指がきゅうと絡められる。
驚いて紗子を見るが目を覚ました様子はない。
無意識に握られた手と手。

283 ◆CXNOHqPc4E :2008/05/09(金) 13:58:21 ID:xBe6Nxpx
―あぁ、そっか…….

侑香は目を細める。

この感情は、この温かさは―


「しあわせ、だよ」


小さく呟くと、侑香は身体を折って紗子の額に柔らかな唇を落とした。

「う…ん…」
それでも起きる気配のない紗子を見つめる。

―紗子さんが目を覚ましたら……

侑香は「ほぅっ」と息を吐く。それは幸福なため息。

―この時間のこと、どんな風に伝えようか
   おはようの後で、ちゃんと聞いてね、紗子さん―

284 ◆CXNOHqPc4E :2008/05/09(金) 14:03:31 ID:xBe6Nxpx
 以上です。
>281の「???」は横棒です。なんか失敗しましたすみませんorz
ある曲を聴いてて唐突に思いついたので設定とかめちゃくちゃで意味不明な感がありますが...

神降臨までの暇潰しにでもなったら幸いです。
285名無しさん@秘密の花園:2008/05/09(金) 14:37:38 ID:T6UA0Ps2
gj!gj!
286名無しさん@秘密の花園:2008/05/09(金) 14:49:44 ID:R2YHlVhc
おまえらこの三文小説読みながらマンズリするのかw
287名無しさん@秘密の花園:2008/05/09(金) 16:41:56 ID:Qoc67vyc
GJ!!!
少しこの二人に興味が出てきましたw
288名無しさん@秘密の花園:2008/05/09(金) 17:57:44 ID:Ydc+0vOn
tiaraキテター!(*゚∀゚)
久々にtiara読んだけど、二人のふんわりした雰囲気って
やっぱり良いね
289名無しさん@秘密の花園:2008/05/10(土) 01:13:17 ID:kzu5Xd5i
今更智ます誕生日ネタ書いてたらtiaraきたぁぁぁぁぁ!!
GJ!!久しぶりにDVD見たくなったw
290ngr ◆vl/8vKr0Xk :2008/05/10(土) 01:20:42 ID:C5Nj/yxG
今まで見てるだけだったんですけど、初載せします!
自分のブログに置いてたものですが、こっちにも投下。
Aice5で「黄→紫」です。

もう、この2人が好き過ぎてしょーがない(≧д≦)
では、行きます。
なにぶん初めてなものでミスるかも。。。緊張!よろしくお願いします。
291こんなに近くで・・・ ngr ◆vl/8vKr0Xk :2008/05/10(土) 01:24:44 ID:C5Nj/yxG
―――――恋は“する”ものじゃなく、“落ちる”もの
誰かがそんな事を言った。
「する」ものじゃなく「落ちる」もの……、私はずっとこの言葉にピンとこなかった。
今までの人生で男の人に好きだと伝えた事、伝えられた事がない訳じゃない。付き合った事もちゃんとあるけど
……でも私は、彼らと本気の恋をしていただろうか?ちゃんと恋に落ちていただろうか?
……ううん、本当は分かってる。分かってしまったの。あれは、本気の恋だと勘違いしていたに過ぎないと。
だって私は知ってしまった。感じてしまった。その人の全てを知りたいと想う気持ち、その人の心を欲しいと切実に願う気持ち。
寝ても覚めてもその人の事ばかり考えて、目が合うだけで私の胸は切ないくらいに高鳴ってしまう、まるで初めての恋を知った少女のように。
……そう、私は恋に“落ちて”しまったのだ。


          《こんなに近くで……》


292こんなに近くで・・・ ngr ◆vl/8vKr0Xk :2008/05/10(土) 01:30:32 ID:C5Nj/yxG
「よ、よろしくお願いします……! 木村まどかです」


Aice5結成にあたっての初めての顔合わせの時の事は今でもよく覚えてる。
私は人見知りをしてしまう性質でその日も変に緊張してしまっていて、
挨拶も何の面白みもないような事を言ったと思う。

その後に「親しくなるにはまずは食事を共にしよう」ということになってみんなで食べに行った席でも私は相変わらずの人見知りで……。
由衣ちゃんやかんちとはとあるアニメで一緒だったからそれなりに普通に話せるけど、「ほとんど話した事ない人がいる」という、
たったそれだけで急に違う空間に放り込まれたような気分になって、何かを話そうとは思っても思うように言葉にならなかった。

だから必然的に聞き手に回る。そして由衣ちゃんに「まどかちゃんは?」とか「まどかちゃんはどう思う?」などと振られた時だけ
当たり障りのない事を少し喋る、そんな状態だった。

でも私以外はみんな初めから言いたい事はちゃんと言うし、話す話題も面白くて
……なんかまるで私とは別次元の人達のようで、私は萎縮してしまった。
どんどん打ち解けていく周りに取り残されているような感覚を覚えて尚、
オドオドしてしまってちゃんと話せない自分に悲しくなったし、苛立ちも感じた。

でもここで私が暗くなったらみんなに迷惑や心配をかけてしまうと思ったから笑顔だけは忘れないようにしようと精一杯で。
でもそんな私に明るく話しかけてきてくれた人がいたの。

「お酒の追加オーダーするけど、何にする〜♪ オススメはねっ、コレよ〜ん♪」
「まどかちゃんはバオバブの人だよね? ねー、前から気になってたんだけど、バオバブってどーゆー意味?」
「『まどか』ってキュートな名前じゃ〜ん♪ アタイこれから『まどか』って呼ぶからよろしく=36! なんつってぇ〜♪」
293こんなに近くで・・・ ngr ◆vl/8vKr0Xk :2008/05/10(土) 01:35:51 ID:C5Nj/yxG
私の隣に座っていたその人は一見話しかけ辛い雰囲気を纏っていて、
普通に生活していたら私とは絶対に友達にはなっていないタイプの人だった。
現に彼女とは「挨拶はした事がある」くらいの関係だったし。

でも見た目とは裏腹に人懐っこい笑顔で私に色々と話しかけてくれる彼女には、
まるで相手との壁を打ち壊す力があるみたいに
私も不思議と彼女と話していると緊張していたことなんて忘れて、いつもの私になれた。

彼女のとても明るくてコロコロ変わる表情や、
ついツッコミたくなるような絶え間ないおしゃべりが私達5人に笑いを絶えさせなかった。
そんな彼女が「まどかって可愛いよねぇ〜、絶対モテるっしょ?」とかそんな事を振ってきた事から
何故か私がみんなからの質問攻めにあう形になり、私もそれに返すのに必死で
気付いたら人見知りなんてすっかり忘れてた。

今までの時間が嘘みたいにそれからの時間はとても楽しかった。やっと私もみんなの輪に入れたような……そんな感じで。
私をあっさりと輪に引き込んでくれた美人で派手な服装の彼女の横顔をチラッと見つめると、
彼女も気付いてくれて猫のような大きい瞳をスッと細めて綺麗な笑みを返してくれた。


―――それが、智秋さんとの出会いだった。


294こんなに近くで・・・ ngr ◆vl/8vKr0Xk :2008/05/10(土) 01:42:41 ID:C5Nj/yxG
それからも智秋さんには何度も助けてもらった。

Aice5での曲収録を間近に控えても尚、音程が上手く飲み込めずに
どうしても途中で詰まってしまった時には私が理解するまで何度も教えてくれたし、
一緒にゲスト出演したラジオで私がテンパりかけた時は上手くフォローしてくれた事もあった。

そして2人だけで出たイベントで、緊張でアワアワする私の手をギュッと握ってくれて
大丈夫だと励ましてくれた事も。

智秋さんはいつも私をさり気なく助けてくれる。恩を着せたりしないし嫌味なんか全くない
……まるでそれをするのは当たり前のように私に手を差し伸べてくれる。
申し訳なさそうにする私に『まどかなら絶対出来るから心配ないわよん♪』と
いつもの口調でニカッと笑顔を返してくれる智秋さんに、いつからだったか心が波立って仕方なくなった。

心はザワザワと騒がしいのに、それでもずっと彼女の傍にいたい。
彼女の夏の太陽のような笑顔を見つめていたい。

だけど……私はこの気持ちと良く似てる感情に覚えがあった。
ただ違うのは、今のそれと比べると、その時の感情はあまりに陳腐なものだったけれど。
295こんなに近くで・・・ ngr ◆vl/8vKr0Xk :2008/05/10(土) 01:47:22 ID:C5Nj/yxG
智秋さんを尊敬しているし、仲間としても大切だと心から思う。
でも……それとは違う感情で彼女を想う。

だけど私はそれに気付かないフリをする。

きっとこれは何かの間違いだ! 
……どんどん膨らんでいくこの想いをそうやって必死に誤魔化して。

だってこんな気持ちおかしい、そうでしょう? 彼女は正真正銘、女の人。
しかも女の人の中でもとても女性らしさを持っている人。
顔はとても綺麗で華やか、スタイルも凄く良いし、胸だって私なんか足元にも及ばない程立派で、
どう見ても女性なのに。

それなのに私のこの感情はまるで……!

絶対おかしいの、こんなの間違ってるの……っ!!

智秋さんは……女の人なんだよ……。


何度も何度も自分にそう言い聞かせるしかなかった。
296こんなに近くで・・・ ngr ◆vl/8vKr0Xk :2008/05/10(土) 01:53:17 ID:C5Nj/yxG
私も声優だから、この業界では“百合”というものに需要があることは知っている。
そして実際に女性が恋愛対象な女性もいるって事も理解してる。
現にこの仕事してる人の中にも、私が知ってるだけでも数人はいたと思う。

でもそれは“理解している”んであって、
実際は私とは関係のない世界の話だ、と。そう思ってきた。

それなのにもしかしたら自分が“そう”かも知れないだなんて受け入れられなかったし、怖かった。

でも私の思いとは裏腹に、心や体は恥ずかしい程に彼女に反応する。
彼女の姿を無意識に追ってしまう目、視線が合えば赤く染まる頬、話しかけられたら痛いほどに高鳴る胸……。

どれを取っても他のメンバーとは一線を画していると自分でも思う。

「ははは……私……本当にどうしちゃったんだろうね……」

疲れて帰ってきてベッドに倒れこむように体を預けて最初に考えたのが智秋さんの事。
こんなにも彼女の事ばかりが自分の思考を占領している現状に自嘲気味な笑いが漏れた。

こんなのは間違ってる……これは違う……恋じゃない……恋じゃない……恋じゃ……ない。

そんな風に打ち消そうとしなければならない程だという事が、
すでにそれが恋であると証明している事、どこかで気付いていたの……でも、信じたくなかった。
違うと思いたかったし……怖かった。

だけど想う事をやめられない。彼女の事で胸がいっぱいになる。
297こんなに近くで・・・ ngr ◆vl/8vKr0Xk :2008/05/10(土) 01:58:03 ID:C5Nj/yxG

新曲発売が決まった時に知らされた事、それは今回のCDにはDVDが付くという事。
そしてそのDVDにはその曲のPVが入る予定だということ。

「えーーー? 本当ですか??」
「うん! マジらしいYO!! うふ〜ん、セクスィ〜且つキュ〜トなアタイを余す事無くファンに魅せる時が来たのね〜ん♪」
「うふふ、智秋さんならきっとどんな服もカッコ良く着こなしちゃいますね♪」
「あ! まどか良い事言った!!」
「えへへ///」

新曲のミーティングがあったその日、随分早く着いてしまったから絶対自分が一番乗りだと思って入ったミーティングルーム、
そこにはもう智秋さんがいた。

偶然訪れた2人だけの時間に私は浮き足立つような気持ちだった。
取りとめのない会話も私には凄く楽しかったし、何より今は智秋さんと一緒にいられる事が嬉しかった。

「まどか〜、歌&ダンス、一緒に頑張ろうゼっ♪」
「あう〜……ダンス苦手ですけど……でも頑張ります」
「おう! まどかなら出来るわよん! アタシも頑張るじょ〜! アタイらの歌で目指せ! 世界平和! だね♪」
「あはは! 智秋さん夢が壮大過ぎですよ〜。でも智秋さんが言うと叶いそうな気がしちゃうから不思議♪」

その日、私は今回の歌とダンスをいつも以上に必死に頑張ると誓った。
智秋さんと『頑張る』と約束したから。そして『まどかなら出来る』と言ってくれたから。

ただそれだけなのに苦手なダンスも簡単にやれてしまえそうな気がしてくるだなんて、結構私、単純だね。
298こんなに近くで・・・ ngr ◆vl/8vKr0Xk :2008/05/10(土) 02:05:22 ID:C5Nj/yxG

でも……当たり前だけど現実はそんなに甘くなくて……。

苦手なものがいきなり得意になる訳もなく、
歌の録りを終えた後から始まったダンスレッスンで、人一倍覚えるのが苦手なのも影響してか
なかなか歌詞と振りとが結びつかない。どうしても遅れてしまう。

このままじゃダメだと思って、振り付けの先生にお願いして
レッスン日以外にもスタジオの使用許可を特別に貰った。

みんなが帰った後や本来ダンスがない日にも1人必死に練習に励む。

真面目だね、なんて言われそうだけど、実際はそんなんじゃ全然なくて
本当に確実にみんなより出来てないだけなんだけど……。
昔から運動はかけっこ以外はてんでダメだったなぁ〜としみじみ思う。

そして今日も今日とて仕事終わりに直に来て、1人鏡に向かって練習開始。
でもどうしても合わないところが何ヶ所か。

「あーー……どうしてもここダメだぁ。1人でやるのも限界かなぁ……」

何回やっても同じ所でつまずく。ここが出来さえすればゴールは近いのにー……。
でも結局は今この場には私しかいないし、悩む暇があったら練習だ、練習! 
と自分に活を入れる。

それに、へこたれそうになった時、私には取って置きの魔法の言葉があるんだ。
ゆっくりと目を瞑り、智秋さんの言葉を思い出す。

『一緒に頑張ろうゼっ♪』 『まどかなら出来るわよん!』


「うん、智秋さん……頑張るよ」

そう呟いて目を開けると、気合を入れ直す様に、負けないぞー! と
ちょっと大きめに声を出して。

さぁ、再開だ! そう思った時、扉がキィと開く音が聞こえて私は鏡越しに扉を見る。
299こんなに近くで・・・ ngr ◆vl/8vKr0Xk :2008/05/10(土) 02:09:24 ID:C5Nj/yxG

「おー! やってるねっ♪ お疲れちゃ〜ん☆」

テンションの高い声と派手な格好でそこに入ってきたのは……、

「ち……智秋さん!!?」
「はぁ〜い☆ 智秋ちゃんだYO〜!」
「ど、どうしたんですか!?」

私が驚くのも当然だと思う。
だってレッスンの日でもないのに智秋さんが突然現われたんだから。
ビックリして口をポカーンと開けてる私に「実はね」と言いながら笑顔で智秋さんが近付いてきた。


…………話を聞くとどうやら街で偶然ダンスの先生に会ったらしく、
その時に私がここで1人でよく練習していると聞かされたらしい。
そして「今日も来てるはずだよ」、と言われたから来てみたら居た、と。

わざわざ智秋さんが私の為に来てくれた。……そう思うと泣けてきちゃいそうな程嬉しい。

300こんなに近くで・・・ ngr ◆vl/8vKr0Xk :2008/05/10(土) 02:15:06 ID:C5Nj/yxG

「練習頑張ってるまどかに差し入れよん♪ はい、これ♪」

そう言って私に差し出してくれた袋を開けると中には1つ250円(税抜き)するアイスが2つ入ってた。

「わー!! アイスだぁ〜♪ しかもハーゲンだぁ♪ 嬉しいーーー!」

「好きな方取っていいよ♪」と言われたから、私は迷わず大好きなチョコレート味のショコラクラシックを手に取る。
チョコレートには昔から目がないんだよね、これだけは絶対にやめられないと思うんだぁ。

「ウフ、やっぱり♪ まどかはそっち取ると思ったYO♪ チョコ好きだもんね〜」

ニカッと笑ってそう言う智秋さん。

えっと……じゃあ私がチョコ好きなの知って買ってきてくれたって事なのかな? 
……うわ、何だかすっごい嬉しいんだけど……/////

少し俯いてモジモジしてると智秋さんから「溶けちゃうYO〜?」と声がかかったので、
慌てて「ありがとうございます、いただきます!」とお礼を言って食べ始めた。

(ちなみに智秋さんが食べているのは「アフォガート」というバニラエスプレッソのアイス。
智秋さんはまた例によって「アタイはこれを食べてアホにならないように頑張ります! だってコイツはアフォガード!! なんつって♪」と
サムカワギャグを飛ばしていたからきっともうこのアイスの名前は忘れない気がするよ。
私サムカワなはずなのに爆笑しちゃったし)

クーラーが効いているとは言っても今は夏。
持ってきていた水もすっかり温くなっていたからアイスの冷たさが体に染みる。
それに横には智秋さん。つい嬉しくてニコニコしてしまう。
301こんなに近くで・・・ ngr ◆vl/8vKr0Xk :2008/05/10(土) 02:18:15 ID:C5Nj/yxG

「まどかは本当に顔に出るよね♪ そんなにアイス嬉しかったのか〜? 分かり易過ぎー!」

ハハッと笑って智秋さんは自分のアイスを頬張った。

ううん、智秋さん。半分当たってるけど半分間違ってるよ。
だって私がこんなになっちゃうのは智秋さんがいるから。
智秋さんがいなかったら大好きなアイスの差し入れを貰ったとしても
こんなに嬉しいと思わなかったと思うもん。

……でももちろんそんな事は口には出せないから「バレちゃいました?」と笑顔でおどけてみせた。

「さて、と。じゃあそろそろ……」

アイスも食べ終わり、少しお喋りをした後、そう言って智秋さんが立ち上がる。

あぁ、もう帰っちゃうのか……。

そう思って寂しくなるけど……仕方ないよね、
きっと忙しい中わざわざ来てくれたんだもん、それだけで凄く嬉しい。
引き止めちゃ迷惑になっちゃう。
302こんなに近くで・・・ ngr ◆vl/8vKr0Xk :2008/05/10(土) 02:20:35 ID:C5Nj/yxG

「今日はわざわざありがとうございました。智秋さんが来てくれて凄く嬉しかったです!」

そう言って無理矢理笑顔を作って頭を下げると、智秋さんが「ププッ」と笑った。
私はその笑いの意味が分からなくて「?」を頭の上に飛ばしていたと思う。

そしたら……、

「違う違う! そろそろ練習一緒に始めようゼィ♪ って事だYO〜!」

「え!!? い、良いんですか!?」
「うん。アタシも次の最後のレッスン日までに振り付け誰かと合わせたかったし」
「は、はい!! よろしくお願いします♪」
「ま、着替え持ってきてないからあんまり激しくは動けないけどね〜」

思いがけない智秋さんからの言葉に私はつい顔が緩む。
もし私に尻尾があったら思い切り振ってると思うくらいに
今の私は満面の笑みに違いないと思う。


ねぇ智秋さん……。
みんなにもこんなに優しいの? それとも……ううん、そんな訳……ないよね。

303こんなに近くで・・・ ngr ◆vl/8vKr0Xk :2008/05/10(土) 02:23:37 ID:C5Nj/yxG

1人じゃないというのはやっぱり思った以上に効率が良かった。

さっきまであんなにつまずいていた所も、智秋さんのアドバイスをもらって数回踊ってみただけで
取り敢えずだけど、出来るようになってしまった。1人の時は何回踊っても出来なかったのに。

2人で、ここはもうちょっと振りを大きくしたほうが……とか、目線をもっと高く……とか、
あれこれと試行錯誤を繰り返す。

そんなこんなで、気付いたら智秋さんが来てからもう2時間が経過していた。

そろそろ上がろうということになって、着替えを済ませて外に出たらもう辺りは真っ暗。
昼間の暑さとは打って変わって、夜風が体に気持ちいい。
そんな夏の夜風に吹かれながら智秋さんと駅までの道のりを歩く。
最近あった出来事やお互いの話をしながら。

そして暫く普通の話をしていたけど、不意に智秋さんが話の内容を変えた。
304こんなに近くで・・・ ngr ◆vl/8vKr0Xk :2008/05/10(土) 02:27:16 ID:C5Nj/yxG

「ところで〜、まどかは付き合ってる人とかいないの?」
「えっ……!! な、なんですか……いきなり……」
「え〜? だってまどかってモテそうじゃん? 彼氏はいるのかなーと思っただけよん」
「い、いませんよっ! モテませんもん、全っ然!!」

ち、智秋さんたら!! 何を言いだすんだか!! ビックリした……ビックリしたぁーー……。
モテそうなんかじゃないのにぃ……もう!

「んー。じゃあさ……好きな人とかはいんの?」
「え……!? な、なんで……?」
「ん? ……うん。いや、実はさ……」

少し考えるような素振りを見せてから、智秋さんが足を止める。
そして急にフッと真面目な表情を作る。


「あのさ、最近まどか何か悩んでない?」
「え?」
「まどか……たまに凄く辛そうな顔してるから。自分じゃ気付かなかった?」
「え……、は……い」
「だから……さ、もしかしたら恋愛関係かなって。ま、単なるアタシの勘なんだけどさ」

ドキリ、と私の胸が鳴る。
暑いからというのとは違う汗が背中を流れた。

「何言ってるんですかぁ智秋さん。そんな訳ないですって」

私は智秋さんに笑顔を向ける。でも、ちゃんと笑顔を作れているだろうか……。
真剣な表情そのままに私の顔をじっと見つめてくる智秋さんに心の中を読まれてしまいそうな気がして、
耐え切れなくてパッと目を逸らしてしまった。

智秋さんは風に揺れて少し乱れた髪を掻き揚げ、俯いてふぅ、と軽く一つ息を吐くと、また私に目を向けた。


「言ったじゃん。まどかはすぐ顔に出るって……」
305こんなに近くで・・・ ngr ◆vl/8vKr0Xk :2008/05/10(土) 02:29:09 ID:C5Nj/yxG

そのすぐ後、「でも……」と智秋さんは続ける。

「言いたくなかったら言わなくても良いよ。だけどさ……アタシで良かったら話聞くからさ」

そう言うと、智秋さんの手がゆっくり私に伸びてきて、優しく頭を2,3度撫でた。

“智秋さんが私に触れている” ……それだけで、もう本当にそれだけで、泣きたくなる。
智秋さんの優しさに、智秋さんの温もりに、胸がいっぱいになる。

不意に目頭が熱くなって、私は俯いた。

「何だかいきなりごめんYO〜。じゃあ帰ろっか!」

智秋さんはいつもの笑顔を向けるとクルッと踵を帰して先に歩き出した。
俯いたまま私は思う。


―――今しか、きっともう言えない、と。


306こんなに近くで・・・ ngr ◆vl/8vKr0Xk :2008/05/10(土) 02:32:19 ID:C5Nj/yxG

「その人の……」
「ん?」

智秋さんが私を振り返る。
その空気を感じて私は次の言葉を続ける。

「その人の全てを知りたいと想う、その人の一番になりたいと想う、その人の笑顔をずっと見ていたいと想う
 ……この気持ちは……何ですか……?教えて……ください」

私の声は震えていた。

ずっと抱えてきた気持ち、答えを出す事を恐れてきた気持ち……。
でも今、この場所で聞きたいと思った、智秋さんの口から。この気持ちの……答えを。


少しの沈黙の後、ゆっくりと近付く気配。
そして頬に優しい感触。智秋さんの手が触れたのだと分かると、私は反射的に顔を上げた。

智秋さんと目が合う。その瞳はどこか切なげで。

「泣いちゃうくらいの想いなら……まどか自身、もうその気持ちの答えは……出てるんじゃない?」

その瞬間、頬を伝い落ちる感覚。―――私は泣いていた。
智秋さんが何度も涙を拭ってくれたけど、それはもう止め処なく流れ落ちて。

どうしていいか自分でも分からなくて、唯々泣くだけしか出来ずにいると、
不意に私の腰に智秋さんの腕が回されてグイと引き寄せられた。

フワッと香る智秋さんの匂い。

何が起きたのか瞬時には理解出来なくて、それが智秋さんに抱きしめられているのだと気付くのに、
少しの時間がかかった。
307こんなに近くで・・・ ngr ◆vl/8vKr0Xk :2008/05/10(土) 02:34:35 ID:C5Nj/yxG

「まどか……」

私の名を呼ぶ智秋さんの声に、ドクンと心臓が跳ねる。
こんなにも近くに彼女を感じて、彼女の匂いに包まれて、煩いくらいに早鐘を打つ私の胸。

その瞬間に…………答えは出てしまった。

ううん、答えなんてもうとっくに出ていたんだ。でもその気持ちに蓋をしていた。
『これは違う!』と顔を背けて。

だけど―――――――もう誤魔化せないほど、気付かないフリなど出来ないほど……




―――この人が好き。堪らなく……好き。




「ちあ……き……さん……」

キュッと智秋さんの服を掴む。

「私……好きな人がいます。凄く好きな人が、います」
308こんなに近くで・・・ ngr ◆vl/8vKr0Xk :2008/05/10(土) 02:36:40 ID:C5Nj/yxG

やっと認める事が出来た自分の中の想いを、初めて口にしてみる。

認めてしまうまではあんなに苦しくて辛くて痛かった想い。
今もそれは変わりないけど、でもそれでもその中にキラキラと輝くような想いが生まれた気がする。
……幸せだ、と。

「……答え、出たんだね」

少しの間を置いて智秋さんが発した言葉に、私はコクッと頷いて。

「こんなにも誰かを好きになる事、今までなかったんです。その人は、凄く大切な人なんです……」

そう告げると、肩越しに智秋さんがフッと笑う息遣いが聞こえた。

「まどかはさ、いつも一生懸命で負けず嫌いで……でも繊細なところもあって健気で。
 そんなまどかをきっとみんな好きになる。だから……その恋の相手もきっとまどかを好きになっちゃうはずYO! 
 ……届くと良いね、その想い」
309こんなに近くで・・・ ngr ◆vl/8vKr0Xk :2008/05/10(土) 02:40:19 ID:C5Nj/yxG

あぁ……また泣いてしまいそう。


嬉しくて、そしてこんなにも愛しいのに切なくて。私の想いに気付いて欲しいけど……
でも気付かないで欲しい。そんな相反する想いが私の胸を締め付ける。

いつか伝える日が来るんだろうか……この想いを。

ううん、きっと伝える。伝わると……信じて。

でも今は。
今だけはこの時間が永遠に続けば良いと願いながら、そっと貴女への想いを言葉に籠める。


「はい……いつかきっと」


そして私は智秋さんの腕の中、ゆっくりと瞼を閉じた。



おわり
310ngr ◆vl/8vKr0Xk :2008/05/10(土) 02:44:53 ID:C5Nj/yxG
片想いですね、今んとこ思い切り!
やたら長くなってしまいましたが、お付き合いありがとーございました!
まど智も智まども大好きじゃ!

何か1つ投下するのにやたら時間かかっちゃってますね。
すんまへんです(;´Д`)
311名無しさん@秘密の花園:2008/05/10(土) 04:25:50 ID:twwJ7LJN
うわあぁぁぁGJGJ!!!!!
続きはあるんでしょーか!!?
これで紫→緑とかだったらテラセツナス(´Д`*)
文章読み易くてナイスでした!
ブログ…何で検索したら出てきますか
312名無しさん@秘密の花園:2008/05/10(土) 06:59:18 ID:5rimubN6
GJですGJ!!!!
切なめ読みたいと思ってたもんで、ありがたい限りです。
313名無しさん@秘密の花園:2008/05/10(土) 10:05:46 ID:YCfrlNZa
俺からもGJ言わせてくれ
片思いネタ結構好きだ
314名無しさん@秘密の花園:2008/05/10(土) 10:57:58 ID:6yIpcdG3
使い回しネタキタ―――――!!!!!
なんでフログあるのにわざわざ投下までするのかワカンネ。
315名無しさん@秘密の花園:2008/05/10(土) 11:18:43 ID:v+PLho5Q
俺らのリクに答えてじゃね?
そんな訳でGJです!!
316名無しさん@秘密の花園:2008/05/10(土) 12:39:39 ID:VFvZSAbR
さあ!
告白編を書く作業に戻るんだ!!
GJGJGJ――(*´Д`)
317名無しさん@秘密の花園:2008/05/10(土) 21:16:50 ID:SePkZxyQ
GJ!GJ!GJ!
心待ちにしたAice5ネタうれしいぜd=(^o^)=b
318名無しさん@秘密の花園:2008/05/10(土) 22:40:22 ID:sz6+jtGk
もうねGJ以外の言葉が見つからないですよ。
憧れとお姉さんの入り混じる感じがいいですねぇ
319名無しさん@秘密の花園:2008/05/10(土) 22:52:13 ID:GDGU7S86
前から智秋ってまどかに対してはちょっとお姉さんだな、って思ってたんだ!
GJ!すごくいい空気感だった!・・・続き期待していいか?
320名無しさん@秘密の花園:2008/05/11(日) 01:25:46 ID:m+37Wi+x
GJー!最高だっ!
今までROMってたがあまりの良さに思わず書き込んでしまったよ。
続き楽しみにしてます。
是非ブログの方も拝見したい…
321名無しさん@秘密の花園:2008/05/11(日) 02:03:09 ID:GdSHaxIe
322ngr ◆vl/8vKr0Xk :2008/05/11(日) 16:45:01 ID:Hj2Bwr8R
感想とかGJありがとうございました!!
続きはまだ書いてないんですが、これから書く作業頑張りたいと・・・
思います・・・多分(笑)

でもお願いだ、アゲないで〜〜(;´Д`)
323 ◆AifBGOVido :2008/05/12(月) 21:48:29 ID:aDRai9yU
神ssのあとに恐縮だが、智ますでネタくれたら書くと宣言したので投下します

今更な上に内容もgdgdだけど、一応智ます的智秋誕生日です
324 ◆AifBGOVido :2008/05/12(月) 21:48:58 ID:aDRai9yU

5月7日PM11:50。
目の前には『新規メール』とだけ表示された携帯電話。
文章を打ち込もうと指をボタンにかけて……やっぱり何も打たないまま指がおりる。
それを何度繰り返しただろう。
気がつけば、日付が変わる直前の時間になってしまっていた。

「……アビちゃん、何て書けばいいと思う?」

問いかけ、というよりは独り言に近い私の言葉に、アビちゃんは首を傾げるばかり。

「はぁー……」

ため息をついて、携帯を見て、時計を見る。
さっきよりもまた時計の針が進んで、8日まであと5分。
……あと5分で、彼女の誕生日だ。
このメールの宛て先の。

――智秋ちゃんの。
325 ◆AifBGOVido :2008/05/12(月) 21:49:28 ID:aDRai9yU

去年はAice5のツアー中にお祝いしたし、誕生日は前からちゃんと知ってた。
だから誕生日くらいはちゃんと祝ってあげようかなって、特に収録もなかったから当日休みにしてもらって、
プレゼントも早めに用意した。
なのになんで今更ぐだぐたしてるかっていうと……

「誕生日にうちに来て」って、そのたった一言が言えなかった、それだけのこと。
会ったときとか、電話とか、メールとか、タイミングはいくらでもあったのに、どうしても言いだせなくて。
結局、何の約束もないまま前日の夜を迎えてしまった。

それで今更ながらにメールをしようとしてるんだけれど。
これがまた、来てほしいわけじゃないけどせっかく誕生日なんだから祝ってあげてもいいよ的な雰囲気を出しつつ、
さり気なく自然なメールがなかなか打てない。
……さり気なくて自然なのを意識してる段階で、さり気なくも自然でもないのはわかってるんだけどね。
いっそ電話にしてしまおうかとも思うけど、時計の針が示すのは急用でもないのに電話するには遅すぎる時間。
智秋ちゃんならそんなこと気にしないだろうけど、日付が変わった瞬間に電話なんて高校生みたいで恥ずかしすぎる。

そんなことをぐちゃぐちゃ思い悩んでるうちに、無情にも携帯のデジタル時計が0:00を表示してしまった。

あー!もうっ!

「……寝よ」


326 ◆AifBGOVido :2008/05/12(月) 21:50:08 ID:aDRai9yU

「……っと……よし、送信……!」

――送信完了しました。――
その表示が出た瞬間、携帯を握りしめて硬直していた私はほっと息をついた。

結局、朝起きてからも携帯とのにらめっこを続け、やっとメールを送信した現在は既に昼といってもいい時間になっていた。
内容は……散々悩んだ末に、何のひねりもなく誕生日のお祝いを一言と仕事が終わったら時間があるかと尋ねるだけの簡潔なもの。
それだけでもきっと智秋ちゃんなら喜んでくれるんだろうな、なんて想像したらつい笑みがこぼれた。

ちょっと早いけど、ケーキでも買ってこようかな。
なんだか自分の誕生日でもないのに、柄にもなくうきうきしてくる。
おめでとうって言ったら智秋ちゃんはどんな顔するのかな?
あの子供みたいな幸せそうな笑顔が、早く見たい。




――そして、速いような遅いような時間が過ぎて。
少しずつ窓から入る日差しが弱くなって、橙をおびて。
気付くと窓の外の光は太陽光ではなく街灯の明かりだけになっていた。

「……こない」

智秋ちゃんが、ではなく。
……メールの返信が。

仕事かもしれない。
けど、でもさ。昼から今までずっとメールの返信する時間さえないなんてことないよね?
いや、あるかもしれないけど、そんなこと稀だと思う。
気付いてない、とか色々可能性はあると思うけど、浮かれていただけに気分が落ち込む。
なんていえばいいのか、不安と焦燥感が混ざりあったような気持ちが胸に影を落として。
昼間のご機嫌モードが嘘のよう。
客観的に見たら、多分拗ねてるとか不貞腐れてるっていうんだろうな、私の今の状態。

テーブルに突っ伏すと、無駄に朝早く起きてしまったせいだろう甘い睡魔が瞼を重くして――
327 ◆AifBGOVido :2008/05/12(月) 21:51:18 ID:aDRai9yU



ヴヴヴ ヴヴヴ

「ん……?」

うとうととしていた私の意識を戻したのは、ひそかな揺れと激しい振動音。
テーブルの上で震える携帯電話。

あ、電話だ、と覚醒しきらない頭で反射的に相手の確認もせず通話ボタンを押す。

「……はい」
『あ……真澄?えーと、アタシだけど……』

聞き覚えのある声、というよりは、ぼーっとした頭でもすぐにわかるくらい体に染みついた声がする。

「智秋ちゃん?」
『うん、ソーソー……えーと、あのー……』

珍しく言い淀む智秋ちゃんの声を聞きながら、段々意識がはっきりしてきて。
思い出した。メールの返信、きてない。
ちらりと時計を見ると、既に送信してからは10時間以上が経っていて、
夜のゴールデンタイムを過ぎたくらいになっていた。

「……なに?」

耳に届いた声は自分で思ったよりずっと冷たい。

『あ、やーその、ンーと』
「だからなに?」

智秋ちゃんの声を聞いてる内に、段々胸のもやもやがイライラに変わっていって。
私なんてどうでもいいんじゃないの?って、子供みたいな苛立ちでいっぱいになる。
328 ◆AifBGOVido :2008/05/12(月) 21:51:58 ID:aDRai9yU

『真澄……怒ってる?』
「別に」
『ぁー……』

恐る恐る、といった言葉に冷たく返すと、か細く泣きそうなため息が聞こえた。

『あの、もしかして今日連絡くれた……?』

もしかして?つまり、返信どころかメールすら見てない?
それってどういうこと?
って、考えるよりも先に、

「さぁ、知らない」

勝手に言葉が口をついて出てた。
言ってから、何か事情があったのかもって後悔するけど、だからって今言った言葉をすぐ訂正できるほど素直に出来てない。
一瞬電話の向こうが沈黙して。

『……あのね!』

早口で大きい声がすぐに飛んできた。

『今日、家にケータイ忘れてきちゃったの!
それでっ!ホラ、あのその、今日くらいは真澄も連絡くれてるかもしれないって思ったんだけどっ
でもコッチから連絡くれた?って聞くのも催促してるみたいで、その、もしかして覚えてないかもしれないし……
とか色々考えちゃって……あの……ウン……』

けいたいを、わすれた。
返信をしなかったわけじゃなくて、メールが着たことすら気付きようもなかったってことで。
らしいといえば、すごくらしい理由。

呆れたような……ほっとしたような。
智秋ちゃんの焦ったような声が、私の中に溜まったイライラをあっさりと溶かしていく。
電話しようかどうしようかそわそわしてる智秋ちゃんの図が浮かぶ。
携帯とずっとにらめっこしてた自分を棚にあげて、笑みがこぼれた。
329 ◆AifBGOVido :2008/05/12(月) 21:54:11 ID:aDRai9yU

「智秋ちゃんは、私が誕生日も忘れて連絡すらしないような薄情なやつだと思ってたんだ」

なんて、やきもきさせられたお返しにちょっといじわる。
ちょっと冷たい声で言ってみる。

『え、ヤ、チガッ!真澄も忙しいしっ……!それに……』
「それに?」
『……今まで全然まったくこれっぽっちも話に出なかったし……もしかしたら、忘れてるのかナ……なんて』

――あぁ、そっか。
智秋ちゃんを不安にさせてたのは、私、なんだ……

もっと早くに、一緒に誕生日お祝いしようって言ってあげればよかった。
智秋ちゃんのことだから、忘れてるんじゃないかって不安になりながらも言えずに一人でくよくよしてたに違いない。

「……ごめん」
『へ?なんで真澄が謝るの?』
「ん、ううん、なんでもない」

また静かになって、そして一呼吸おいて、

『……えっと、やっぱり真澄怒ってる?』

恐る恐る問う智秋ちゃんの声。
なんだか愛おしくて笑みがこぼれる。

「怒ってないよ」
『ホント?』
「本当」

出来るだけ柔らかい声を意識して言うと、よかったぁ〜なんて力の抜けた智秋ちゃんの声が返ってきた。
330 ◆AifBGOVido :2008/05/12(月) 21:54:58 ID:aDRai9yU

『それで、真澄、やっぱりなんか連絡くれてたんだよね?』
「うん、メールした」
『なんて?なんて?』
「秘密」
『ナンデッ!?』

教えてよー!ケチー!と電話の向こうが騒がしくなるけど、少し携帯を耳から離すことで回避する。
少し間をおいて、抗議が止んでから、

「で、用事あったんじゃないの?」
『え?』

メールなり電話なりがあったのを確認するだけなら家に帰ってケータイを見ればいいわけで。
だから電話をくれたのは、智秋ちゃんもきっと。

「どうして電話くれたのか、教えて?」

私と同じ、なんだよね?

『……んっとね、真澄が誕生日を覚えてくれてるかはどーでも――どうでもはよくないけど、いっそこの際どうでもよくて!
アタシが、今日、真澄に会いたかったの!』

「……うん」

私も。なんて言葉には出せなかったけど、伝わったらいいな。
あなたがくれる胸をあったかくするこの気持ちを、半分でも私からあげられたらいいな。
331 ◆AifBGOVido :2008/05/12(月) 21:55:22 ID:aDRai9yU

『だから……真澄の家行ってもいい?』

電話の雑音混じりでも、甘い声。
断れるはずもないし、断る必要もない。

「今、どこにいるの?」
『あー、んと、真澄のー……』
「私の?」
『家の近くのコンビニの前……』

そうか、これはあそこの公衆電話……って。

「私に聞くまでもなく来る気じゃない」
『う、ダッテ、どーしても会いたかったからぁ〜……』
「じゃあ」

しょうがないなぁってこっそり笑って。

「早く来たら?急がないと今日が終わっちゃうんじゃない?」

ちょっとからかうように言うと、電話の向こうで智秋ちゃんが笑ったのがなんとなくわかった。

『うん!今行く!走って行く!』
「歩け」

アハハっじゃすぐ行くからっ!と言葉が聞こえたと同時くらいにガチャッ!と勢いよく電話を切る音がして。
改めて時計を見ると、もうそれなりに遅い時間。
予定よりはずっと遅くなってしまったけど、でも。
332 ◆AifBGOVido :2008/05/12(月) 21:56:00 ID:aDRai9yU

これから智秋ちゃんが来る。
それだけで昼のうきうきが戻ってくる私も結構単純だなぁと、自分で苦笑い。

冷蔵庫に入れたケーキ出しておこうかな。
プレゼント……うん、大丈夫、ちゃんとある。
あ、クラッカーも一応買っておいたんだっけ。

そろそろ着くころかな?
よし、さっきは電話で冷たくしちゃったし今日は思い切り優しくしてあげよう。
本当に出来るかはちょっと不安なところではあるけど、そう決めた。
智秋ちゃんが来たら、最初に何て言おう?
うん、やっぱり……

誕生日おめでとう!智秋ちゃん。

……来年は、朝からずっと一緒がいいな。



333 ◆AifBGOVido :2008/05/12(月) 22:02:56 ID:aDRai9yU
あれ……誕生日なのに本人が電話越しにしか出てない……
不思議なこともあるものです

誕生日ネタってレスがあったから書いてみたけど、希望には沿えてない気がする
お許しを

では長文失礼しました
大分遅くなったけど、智秋さんJPHB!!
334名無しさん@秘密の花園:2008/05/12(月) 22:08:55 ID:6pqDBc1v
GJ!なんかほほえましくてウズウズした!
久しぶりの智ますをどうもありがとう。JPGJ!
335名無しさん@秘密の花園:2008/05/12(月) 23:10:17 ID:0AJAx22t
二人とも可愛かった
JPGJ!
336名無しさん@秘密の花園:2008/05/13(火) 00:25:07 ID:RoeI9Mzn
久々の智ますGJ!
優しい真澄に初め智秋は狼狽えるだろうけど、すごく嬉しがるだろうなw
337名無しさん@秘密の花園:2008/05/13(火) 03:04:52 ID:2L9FgkG0
GJ!
やっぱ智ますはサイコーですね。
是非ともこの2人でユニットを組んでほしいものです。

智秋スレでフライングちゃったからついでにここで
HAPPYBIRTHDAY 智秋!
338名無しさん@秘密の花園:2008/05/13(火) 21:54:14 ID:DMZjxtnB
>>333
おお!リクエストに応えてくれてありがとう!!
最高です!
339さしすせそ:2008/05/14(水) 22:04:08 ID:JPohtCxH
電波を受信したお。
料理の『さしすせそ』を知っているかという話になって、

川澄「知ってる?」
能登「うん。教えてもらった」
川澄「じゃあ言ってみて」
能登「砂糖、塩、お酢」
川澄「うん」
能登「えー、『せ』。あれ? 『せ』、なんだっけ?」
川澄「(笑)思い通りのところでつまづいたね、今」
能登「ちょっと待って。わかってたの。『そ』は味噌でしょ?」
川澄「うん」
能登「あ、醤油」
川澄「よかった(笑)」
能登「なんでわかるの、綾ちゃん?」
川澄「いや、なんか絶対『せ』でつまづくだろうなって」
能登「なんかちょっと悔しいんだけど」

川澄「じゃあ、能登麻美子の『さしすせそ』はわかる?」
能登「何それ?」
川澄「『さ』:サラサラの長い髪。『し』:シルクのように澄んだ瞳。『す』:透き通ったウィスパーボイス」
能登「ちょっと綾ちゃん?」
川澄「『せ』:切なげな接吻をくれる麻美の唇」
能登「ちょ、ちょ、ちょっと、綾子さん?」
川澄「そして、私が一番好きな『そ』:空のように綺麗な麻美の心」
能登「嬉しい! って、綾ちゃん、これ番組だから」

川澄さん、自重しると思ったお。
340名無しさん@秘密の花園:2008/05/15(木) 00:55:10 ID:qMymcb1h
ワロスw
後半神無月の巫女っぽいなw
341名無しさん@秘密の花園:2008/05/15(木) 21:52:43 ID:2AXPhAXT
ほんとだ神無月w
342名無しさん@秘密の花園:2008/05/16(金) 00:21:00 ID:xNxwq8Dt
川澄の中にあの台詞がずっと残ってたと考えるとプチ感動
343名無しさん@秘密の花園:2008/05/16(金) 21:21:52 ID:LM2CD92R
ハァハァ斬りw
344名無しさん@秘密の花園:2008/05/18(日) 04:38:03 ID:Lgas+Pcu
その素敵な電波はどうやったら受信できるんだ?
345 ◆CXNOHqPc4E :2008/05/19(月) 17:00:58 ID:wmNlem1S
久しぶりにtiarawayな18禁が読みたい...!
って思って勢いで作ってみました。
あまりエロくもないのですが、ダメな人は飛ばして下さい。

一応>280-283の続きっぽい流れです。
346 ◆CXNOHqPc4E :2008/05/19(月) 17:02:07 ID:wmNlem1S

窓の向こうから子供たちの笑い声が聞こえる、ありふれた朝。
侑香は紗子の髪を梳きながらその額にそっとキスをした。
離れることを惜しみながらゆっくりと瞼を持ち上げると、悪戯っ子のような笑みを浮かべた紗子の瞳にぶつかる。

「ぅあっ…え?しゃえこひゃん起きて…!?」
さっきまで規則正しい寝息を立てていたはずの紗子に、驚いた侑香が舌足らずに尋ねる。
紗子は、ふはっと楽しそうに笑って侑香の唇に人差し指を当てる。

「さぁ?いつから起きてたでしょう?」
「なぁにそれぇ〜!」
からかう紗子に、侑香は赤く染まった頬を膨らませる。

「ゆーかさん、ずっとあたしの顔見てたでしょー。何考えてたのー?」
その柔らかな頬をつつきながら紗子が尋ねると、侑香は恥ずかしそうに俯いてしまう。
「どしたの?…言ーえーよー」
「いひゃいいひゃい!!」
答えない侑香に焦れた紗子が両手で頬を引っ張る。軽くつまんだだけなのに大げさな反応を返す侑香。

347 ◆CXNOHqPc4E :2008/05/19(月) 17:03:29 ID:wmNlem1S

「で?」
しばらくそうして戯れた後、額と額をくっつけるようにして紗子は答えを促した。
「えっ…と…」
そんな風に至近距離で言われたら、もう侑香に抵抗する術などなかった。

「…..しあわせ、だなって…思って」

本当に小さな声で囁かれた言葉。
額は当てたまま、視線だけそらしている。

(かっわいー)

「…ゆーか」
「ふぇ?んっ…」
優しく名前を呼んでから、侑香の唇をふさぐ。

誰よりも愛しいと、思う。その想いを伝えたくて、口付けは段々と激しさを増す。
「んんっ!」
押し当てるだけだった唇の間から舌を挿し入れると、侑香の肩がびくりと跳ねる。
「ふっ…ん…」
昨夜の名残か、侑香の身体はそれだけで敏感に反応してしまう。

348 ◆CXNOHqPc4E :2008/05/19(月) 17:04:23 ID:wmNlem1S
「さえぽん...」
どうにか紗子の唇から逃れると、少しだけ距離をとる。息苦しさで、呼吸が荒い。
「もう起きよ?今日は、買い物に付き合ってくれるってゆったじゃん」
楽しみにしていた約束。

「んー…..」
何かを考えるようにしながら、侑香の首筋に付いた紅い痕を撫でる。
「やぁっ…なぁに?もう…」
くすぐったそうに身を捩る侑香。

(やば…)

「……どう…しよっかなぁ…」
「え?」
あまりにも侑香の反応がかわいくて、ついつい悪戯心が湧いてしまう。

「もうほら、起き…」
触れていた紅い痕に唇を当て、そっと舐めてみる。
「んんっ…や、さぇこさん、だめぇ……」

予想よりも大きな反応が返ってきて、紗子の中の『スイッチ』がカチリと音を立てた。

(そんなこと言われたら、余計に―――)
349 ◆CXNOHqPc4E :2008/05/19(月) 17:05:48 ID:wmNlem1S
  ※  ※  ※

「ひゃっ…」
昨夜付けた痕を辿るように、夢中で侑香の肌に唇を落としていく。

「ゆーか…」
「だ…もう、昨日だってあんなにぃ…」
ここまで来ても未だ抵抗をやめない侑香の両腕を押さえつける。

「やだ、待っ……」
愛おしむように柔らかな胸に頬擦りしてから、その先端を口に含む。
「さぇ、こさ……ひぁっ!」
優しい快感に侑香の表情が緩んだのを確認してそこに歯を立てると、侑香の身体がビクッと強張った。
その反応に構うことなく、舌でつつくようにしながら尖った胸の先を転がす。
「ひんっ…やめ…….あっ…」
侑香は紗子が舌を這わせる度に、こらえきれず甘い声をもらす。
350 ◆CXNOHqPc4E :2008/05/19(月) 17:06:52 ID:wmNlem1S
「はっ…ゆーか…」
やっと胸元から顔を上げた紗子は、侑香の潤んだ瞳と視線を絡める。
黙ったまま侑香の上気した頬や薄く開かれた唇を見つめていると、プイッと顔を背けられてしまった。
「…嫌?」
そんな仕草すら愛おしく思いながら、優しく紗子が問いかける。
しばらくの逡巡の後、やはり視線を外したまま侑香が口を開く。

「……ヤじゃない、けど」
「けど?」
できるかぎり優しい声で、紗子が先を促す。
その響きに誘われたように侑香も紗子を見つめ返す。
一層赤く染まった頬、上目遣いで向けられる濃い茶色の瞳。

「明るい、し……は、恥ずかしいよ…」
「……」

「だから、ね?」とはにかんだ笑顔を向ける侑香を組み敷いたまま、紗子は心の中でため息を一つ。

―――あぁ、もう無理。

351 ◆CXNOHqPc4E :2008/05/19(月) 17:07:56 ID:wmNlem1S

「さえぽん?」
突然黙り込んでしまった紗子に、不思議そうな侑香。
「…ごめ、ゆーか」
「え?何言っ……」

紗子は侑香の両腕を拘束していた手を離すと、柔らかくその腰を抱き寄せながら唇を奪う。
「ん、んぅ…」
そのまま右手で侑香の太腿を撫でる。
すべすべの感触を楽しみながら脚の付け根へと手を這わせ、目的の場所に辿り着く。そこは既にじっとりと湿っていた。
息苦しそうな侑香からやっと唇を離すと、腰を持ち上げて下着を剥ぎ取る。
「っあ…さえ、や、だめ……」

抵抗しようにも身体にうまく力が入らない。そんな侑香の両膝に手を入れ、脚を開かせる。
「やっ!…やだ、見ないで……」
侑香は耳まで真っ赤に染めて弱々しく首を振る。
朝の光が差し込む部屋で、一番大好きな人に一番恥ずかしいところを見られる。
羞恥と期待で侑香の身体が小さく震えた。

「ゆーかさん…すごいよ、ココ……」
トロトロと蜜を溢れさせているそこを眺め、紗子が囁く。
「そ…こと、言わないで……」
侑香の声はかすれて、今にも泣き出してしまいそうだ。
「うん、ごめんね…」
泣かせるつもりはなかった。紗子は侑香の緊張をほぐそうと、腰を撫でながら臍の横に優しく唇を落とす。
352 ◆CXNOHqPc4E :2008/05/19(月) 17:09:39 ID:wmNlem1S
「ふっ、ぅ…」
侑香がもどかしそうに甘い息を吐き出す。
触れてほしい、触れてほしくない―――
相反する感情が渦巻いて、胸が苦しくてたまらない。

「…さぇこさん……」
自らのお腹のあたりに舌を這わせる紗子の髪にそっと触れる。
侑香は黒くてまっすぐなこの髪が好きだった。いつまでも触れていたいと思ってしまう。

(ほんとに、きれい―――)

そんなことを考えてぼんやりしていると、いつの間にか紗子の舌はさらに下へと移り、侑香の秘部へと伸ばされる。

「やぁ!?ひぁ、ああっ!」
触れた瞬間、嬌声と共に侑香の腰がビクンと跳ねる。
「んっ……はっ、ゆーか…」
「ぁっ、ふぁ、そんな、やだ…」
必死で抗おうとするのに、そこはヒクヒクと痙攣し更に蜜を溢れさせてしまう。
紗子はそれをこぼさないよう、吸い付くようにして侑香を味わう。
甘くて、柔らかくて。紗子は脳が痺れるような感覚に陥る。
「さぇこさ、お願い…やめ…」
侑香の懇願する声が聞こえる。しかし今の紗子にとって、その響きは一層の情欲を煽るだけだった。

「んっ……ふ…」
荒い息を吐きながら蜜をすすると、ピチャピチャと水音が響いた。
「ひぃんっ」
その音がますます侑香を追いつめていく。
侑香は湧き上がってくる快感に耐えきれず、自然と逃げるように腰を引いてしまう。
それを許さず紗子は侑香の腰を両手で固定する。
「やっ、も、ゆるし、て……」
だんだんと霞みがかってくる頭を起こすと、自らの脚の間に顔を埋めた紗子が視界を占める。
あまりに淫猥なその光景に、侑香の体温は一気に上昇する。
353 ◆CXNOHqPc4E :2008/05/19(月) 17:11:01 ID:wmNlem1S
「ん…」
視線を感じたのか、紗子もゆっくりと顔を上げる。
濡れた口元をペロリと舌で拭うと、意地悪な笑みを浮かべた。
「気持ちいいの?ゆーか」
「……そんなこと、ないもん…」
「ふーん」
消え入りそうな声で答えた侑香を、やはり楽しそうに見つめる紗子。
「そっかぁ…」

(でも、そんな顔して言われても…ねぇ?)
そんなことを思いながら右手を侑香の秘部へと伸ばす。

「じゃあ、もっとしてあげなきゃね」
「えっ?なに…っあ!」
紗子の指が唐突に秘部を貫く。
「や、やぁっ……だめ、さぇこさ…」
「ね?ちょっとは気持ちいいかなぁ?」

先程まで存分に舌で愛されていたそこは、紗子の指を容易く受け入れた。
「やめ、ぁんっ…」
言葉とは反対に、侑香の内部は収縮しながら紗子をより深くへ引き入れようとする。
「ぁ、あ…さぇ、こさ……」
354 ◆CXNOHqPc4E :2008/05/19(月) 17:12:07 ID:wmNlem1S
「ゆーか、かわいい…」
苦しげに寄せられた眉、快感に濡れた瞳、ふっくらした唇から洩れる声、淫らに揺らめく肢体。
全てが紗子を誘い、そして理性を崩壊させてゆく。

「ゆーかぁ、もっと…きもちよくなって…」
挿入する指を増やし、内壁を圧迫する。
「ふぁっ、ん…あ、あぁっ」
もはや言葉も紡げずに声を上げ続ける侑香。紗子はその耳元にそっと唇を寄せる。

「ゆーかさん…」
いつもより低めの声で名前を呼ばれる。
それだけなのに、侑香の背筋をぞくりと何かが駆け抜けた。
「ぁ…あ……さぇこさん…」
必死に紗子の名を呼びながら、腕を伸ばす。
「ゆーか…?」
侑香は縋るように紗子の首をかき抱き、髪に指を絡める。

―――求めてくれている。
そう理解して、紗子は柔らかく微笑む。

「すき……さえぽん…大好きぃ…」
「あたしも…」
息苦しいほどの抱擁に喜びを感じながら、紗子の指は侑香の最奥を突く。
同時に、かわいらしい耳たぶをカリ――と甘噛みする。
「ひぁ!あ、ぁぁあっ!!―――」
強烈な快感に喉を反らせながら、侑香は絶頂に達した。

355 ◆CXNOHqPc4E :2008/05/19(月) 17:13:15 ID:wmNlem1S
 ※  ※  ※

「ごめんね、買い物…行ける?」

ようやく落ち着いた侑香を困ったような表情で見つめながら、紗子が尋ねる。
「…ムリぃ…」
枕に顔を埋めて侑香がくぐもった声で返す。
「…ゆぅ、楽しみにしてたのにぃ……」
「イヤ、その…ほんとに、ごめんね」
紗子はどうにか機嫌を直してもらおうと、侑香をぎゅうっと抱きしめる。

「……いいよ、もう」
しばらくそうしていると、少しだけ柔らかくなった侑香の返事。やっと紗子の方を向いてくれる。
356 ◆CXNOHqPc4E :2008/05/19(月) 17:14:55 ID:wmNlem1S
「…あたしさぁ」
「うん?」
愛おしくてたまらないといった表情で、紗子は口を開く。
「こやってゆーかを抱きしめてる時が……。なんでもなーい」
「なあにぃ?!気になるよぉ!」
「んふふー。教えてあげない」
ごまかすように、一層強く侑香を抱きしめて紗子は微笑んだ。

「さえぽんずるいっ!教えてよー!」
その拘束から逃れるためにじたばたと暴れる侑香。
「ゆーかさん、なんかヘンな生き物みたいになってるよ?」
「ヘンな生き物って何!?ていうか、教えてよぉ…」

このままではせっかく直した機嫌を再び損ねてしまいそうだと思い、紗子は苦笑する。
「いや、あのね」
「うん」
腕の中にいる、侑香だけに伝えたい。大切なこと。
「あたしは、こうやってゆーかを抱きしめてる時が…」


―――いちばん、しあわせだよ?



      終
357 ◆CXNOHqPc4E :2008/05/19(月) 17:16:51 ID:wmNlem1S
なんかほんと微妙で申し訳ない...

長々と失礼しました!
358名無しさん@秘密の花園:2008/05/19(月) 18:59:36 ID:8pWRI/SO
ちょww38度あった熱が39.6度に上がったじゃないか!!

超GJ!!
359名無しさん@秘密の花園:2008/05/19(月) 21:43:32 ID:/qYbTFE/
風呂上り+ビールの体温が更に上昇したぞ

GJすぐる
tiaraは安定してるよな
360 ◆7LU1F3Ymc6 :2008/05/21(水) 21:03:01 ID:tbB3Vrhw
>>357
ドキドキしました。

今さらですが、先月の清水愛ちゃんの舞台で、中原の目撃情報がなくて淋しかった。
なので、愛麻衣でいきます。
361縁側でお茶 ◆7LU1F3Ymc6 :2008/05/21(水) 21:06:30 ID:tbB3Vrhw

「せっかくの愛ちゃんの初舞台、見に行けなくてごめんね?」
「しかたないよ。麻衣ちゃんも忙しいんだし。」
「でも、ほんっとに!残念だったな。愛ちゃんの晴れ姿が・・・。」
「晴れ姿って・・・、結婚するんじゃないんだから〜。」

「結婚!?」
妙に強く反応する麻衣ちゃん。
「いや、しないから。」
「そ、そうだよね?・・・だ、だって、最近インタビューで、よく結婚とかいっぱい子供欲しいって言ってるから。」
イジケ気味にそう言ってくる表情が、なんだかかわいいと思う。

「あれは、私が一人っ子でって話から広がっただけだよ。
それに、子供の話しをしたら、必然的に結婚という言葉は出てくるものでしょう?」
「愛ちゃんは、子供欲しいの?」

「まぁ、もてるものなら。」
「それなら・・・、結婚しちゃうの?」
とても不安そうな顔で私を見つめてくる。急に胸の奥を締め付けられるような感覚がはしる。
362縁側でお茶 ◆7LU1F3Ymc6 :2008/05/21(水) 21:08:11 ID:tbB3Vrhw

「う〜ん。養子とか?なら結婚しなくてもいいよね?」
もしもできるのなら、麻衣ちゃんがいいに決まっている。
「・・・あぁ。そっかぁ。その手があったね。愛ちゃん、さすがだね。」

「それとも〜・・・。」
そう言いかけたけど、今言う事じゃない気がしたから途中でやめる。
「ん?なになに?」
「ん〜ん。なんでもな〜い。」

「えぇ〜、気になるな〜。」
「い〜のぉ。・・・ねぇ麻衣ちゃん。・・・もしも、養子をとることになったら、一緒に育ててくれる?」
ふいにそんな言葉が、口をついて出ていた。
もちろん驚いている麻衣ちゃん。

「・・・まぁ、そうなる事はないと思うけど〜。」
なんて、誤魔化してみる私。
だけど、麻衣ちゃんの答えもやっぱり気になっちゃって、麻衣ちゃんをチラッと見てみる。
363縁側でお茶 ◆7LU1F3Ymc6 :2008/05/21(水) 21:09:42 ID:tbB3Vrhw

さっきとは違う、とても嬉しそうな表情で私を見ている麻衣ちゃん。
「な、なに?」
なぜか照れてしまう私。

「いやね。だって、愛ちゃんの未来に、ちゃんとあたしは居るんだなって思って。嬉しいなって。」
「あ///。それは、ほら麻衣ちゃんと私だし。一緒にいると思うよ?」
「そっか。愛ちゃんとあたし、だもんね。じゃあ、もし愛ちゃんが〜、かぁいい養子をもらったら〜、
あたしもがんばるから、二人で育てようね?」
当たり前のように、そう言ってくれるのがすごく嬉しくて、もう私の顔は緩みっぱなし。

「うん!・・あ、インタビューとかでも言ってるけど・・・。」
「もちろん、いっぱいね?兄弟は多い方がいいんだよね?」
そんな、夢のような冗談を言って、笑い合っているのもとても幸せだから。

「うん。あ〜でも、ずっと麻衣ちゃんと二人っていうのも捨てがたいかも。」
「あ〜、愛ちゃん?なんなら縁側でお茶〜・・までいっちゃう?」
364縁側でお茶 ◆7LU1F3Ymc6 :2008/05/21(水) 21:12:26 ID:tbB3Vrhw

前にも同じセリフを言われた時は、もうちょっと手前で・・・って言ったけど、
「今はまだ、手前がいいけど(笑) 麻衣ちゃんと二人で縁側に座って、
かわいい湯のみを持って過す生活は、私の将来設計にちゃんと入ってるんだよ?」
なんて、真面目に言うのは、ちょっと恥ずかしいけど。

「ホントに?」
「もちろん。本当だよ?」

「なら、あたしと同じだね。あたしの将来にも、愛ちゃんはいるもの。
というよりも、絶対外せないから!」
そう言って私の手を取り、続けて。

「こうやって、二人一緒の時間を大切にしていこうね?」
「そうしていきたいね。」

私は、麻衣ちゃんと一緒なら、幸せになれる自信があるよ?
だって、私にとっては、もう、なくてはならない存在で、すごく大切で大好きな存在だから。
365縁側でお茶 ◆7LU1F3Ymc6 :2008/05/21(水) 21:14:18 ID:tbB3Vrhw

「あ、子供が欲しくなったら、ちゃんと言ってよ?色々準備しなきゃ。」
なんだか、待ち遠しいような感じの麻衣ちゃん。でも・・・。

「そういえば〜・・・」
「ん?」
「麻衣ちゃん、そんなに子供好きだったっけ?」
私の記憶だと、そんなに好きじゃなかった気がするんだけど。

そしたら、なんだか照れてる様子で
「そ、そりゃあ、まぁ、そうなんだけどさ・・・。なんていうの?愛ちゃんと育てるならいいかな〜って。」
その言葉で、思い浮かんだのは

「麻衣ちゃんと私の子供だから?」



366縁側でお茶 ◆7LU1F3Ymc6 :2008/05/21(水) 21:15:57 ID:tbB3Vrhw

私の言葉に、今までにないほど赤面して。
「そっ、そうとも言うかなぁ。」
声まで裏返っちゃってる。
そんな麻衣ちゃんを見て、またまた顔が緩んじゃう私。

「と、とにかく、愛ちゃんとだから!・・・だから、どんな事でも、楽しみに思えちゃうのぉ。」
「うん、それは、私も同じだよ。だって・・・。」
これに続く言葉は、麻衣ちゃんも同じだったみたいで、

『・・・大好きだから。』


二人でユニゾンする。

なんかもう、縁側でお茶でもいいかも・・・。
367 ◆7LU1F3Ymc6 :2008/05/21(水) 21:23:25 ID:tbB3Vrhw
〜完〜


以上です。
最後、閉め忘れてしまった・・・。
違う内容のはずが、「結婚するんじゃないから〜」の一言で、こういう流れになりました。
368名無しさん@秘密の花園:2008/05/21(水) 22:12:42 ID:VvOjugF2
GJGJ!!
自分も、清水さんの舞台に中原さん来てなかったのが
残念で仕方なかったし、
最近清水さん結婚だとか子供だとかの事言ってるのが
気になってたから、今回の超萌えました。
愛麻衣はやっぱり良いっすね!!
369名無しさん@秘密の花園:2008/05/21(水) 23:43:06 ID:SUw6pMj7

GJです!!

愛麻衣はほのぼのしてていいね!!!!
370名無しさん@秘密の花園:2008/05/21(水) 23:59:38 ID:JpEmPO+j
sageろカス
371名無しさん@秘密の花園:2008/05/22(木) 22:39:46 ID:zR2YsU2w
↑sageってメ欄に入れるダケ
漏れも最近知ったorz
372名無しさん@秘密の花園:2008/05/24(土) 13:30:54 ID:B47DOW5T
>>357
やばい、萌え散らかした!!
てかまだてぃあらを書いてくれる人が居たんだと感動した。。
超GJでした、また書いてください!


>>367
GJGJ!!
愛麻衣やっぱりこの二人いいな(´Д`*)
またの投下待ってる!




えろいの読みたい。
373名無しさん@秘密の花園:2008/05/24(土) 15:31:37 ID:okH35qrC
他に18禁の百合小説をうpしてくれorz
374名無しさん@秘密の花園:2008/05/25(日) 00:30:42 ID:IY581seO
最近奈々みのり、麻里奈みのりが好きな俺はとりあえずみなみけ観てくる
375名無しさん@秘密の花園:2008/05/25(日) 09:42:35 ID:8QdNLmR6
麻里奈実里→まりなみのりん→まりりん
まりりん推奨

376名無しさん@秘密の花園:2008/05/25(日) 22:18:54 ID:/Y1MeB0A
「この大バカヤロー」
「そんな生意気な口は私の口でふさいでやる」



「ムグッ、舌を入れるなーwww」
377 ◆CXNOHqPc4E :2008/05/26(月) 16:01:30 ID:ebAsF4/6
まりりんw俺も読みたい!
麻里奈は誰が本命なのか…みんなで争えばイイと思うよ!
って考えたけど自分には難しかったので、流れを読まずかんち×ほちゃ投下します。
神田さんはなんとなく片思いが似合うかなーと(いい意味で)

いまいちキャラが掴めてないんですが、見逃して下さい…
378 ◆CXNOHqPc4E :2008/05/26(月) 16:02:26 ID:ebAsF4/6
ずっと、友達だと思ってきた。
仕事仲間で、一緒にユニットも組んで、…大好きで大切な、友達。

でもいつからだろう?

あなたは勝手に私の中に入り込んで、なんだかテコでも動かないって顔をして居座って…

―――こんなはずじゃ、なかったんだけどなぁ……


  『あめがくれた時間』

379 ◆CXNOHqPc4E :2008/05/26(月) 16:03:31 ID:ebAsF4/6
ちょっとした打ち合わせを終えて外に出ると、天気予報の通り、雨が降っていた。
お昼ごろから降るって言ってたから、ちゃんと傘は用意している。
それでも雨は少しだけ憂鬱だから、私は小さくため息を吐いて傘を開いた。

「かーんちっ」

歩き出そうとした肩を、ぽんっと叩かれた。
振り向かなくてもわかる。
私のことをそんな風に呼ぶ人は少ないし、雨の日だっていうのにやたらと陽性な声だし、それに、えっと…

―――他の誰でもない、あなただから。


「堀江さん」
「かんちも来てたんだー」
「堀江さんは、何かの打ち合わせ?」
「うん。今度出るDVDの…」

小走りで来たのか、少しだけ上がった息を整えながらうれしそうに話す彼女。
私を見つけて、来てくれたのかな?
なんて考えて、思わず頬が緩む。
はっ!いけない、ますますえさ袋が膨らん…
「あ、雨?」
私の肩越しに空を見上げて、堀江さんが呟いた。
「今日降るって言ってたっけー?」
視線はそのまま、黒い雲を見ながら尋ねられる。

朝のニュースでしつこいくらい言っていたし、大体家を出る時から不穏な天気だったと思うんだけど、それでもこういう所で抜けているのが堀江さんの堀江さんらしいところ。
「駅まで、入って行きます?」
かわいいなあっていう気持ちを苦笑いで隠して、傘を差し出した。
「うんっ」
380 ◆CXNOHqPc4E :2008/05/26(月) 16:04:42 ID:ebAsF4/6

「傘持ってくるなんて、さすがかんちだねー」
「そうですか?」
「この傘かわいいねー」
「そうですか?」

歩き始めてから気付いたこと。
私が左側で堀江さんは右側。
2人で1つの傘。
これは、つまり……

気付いてしまうとやたらと意識してしまって、頬が熱くなる。
とりあえず、堀江さんが濡れないように精一杯傘を右に寄せて、それから傘を持つ手だけを伸ばすようにして自分の体をできるだけ左に寄せる。
だってこんなに近かったら、心臓の音とか体温とか、諸々がバレてしまいそうだ。
私の肩は…いやもう肩どころではなく、体半分以上がものすごく雨に打たれているけど、そんなことはどうでもいい。

「ねーねーかんち」
「はい?」
ぐるぐるした思考から我に返って堀江さんに視線を向けると、なんだか楽しそうに笑っている。
「これってさぁ」
「うん…?」
ニヤリと笑ったと思ったら、彼女の左手が素早く動いて、私の右腕に通される。

「えっ?」

「相合傘、だね」

腕を組んで、顔を寄せて、囁かれた。
381 ◆CXNOHqPc4E :2008/05/26(月) 16:05:53 ID:ebAsF4/6

「え…その…」
「くっついてた方が、濡れないでしょ?」
やたら慌てる自分が間抜けに思えるくらい、堀江さんはサラッと言って微笑む。
「……はい」

いや別に、Aice5をやってた時なんて腕組んで撮影したりもしてたし、2人で旅行に行ったりもしたんだから今さらこんなことで動揺するなんておかしいんだけれど。
…違う。
あの頃は、こんな気持ちは持っていなかった。
少なくとも、自分では気付いていなかった。
でも、今は―――。

「この間浅野さんのラジオでね――」
腕を組んだままいつも通りに話す彼女。でもその内容はほとんど耳に入ってこない。

この心臓のバクバクが伝わってしまうんじゃないか、とか
堀江さんって思ってたより体温高いんだな、とか
…こんな風に腕を組んで歩くなんて、堀江さんにとっては大したことじゃないんだろうな、とか…

いっぱいいっぱいでそんなことを考えながら、でも右腕だけにはやたら神経を注いで歩く。
緊張で右腕はガチガチになって、そのせいで段々と痺れてくる。
でも私は、この時間がどうしようもなくうれしくて、胸がつまるような息苦しさと同時に、スキップしたくなるような幸福感を覚える。
ずっとこうして歩いていたいと、思ってしまう。
382 ◆CXNOHqPc4E :2008/05/26(月) 16:07:33 ID:ebAsF4/6


「ありがとう、かんち」
「いえ…」
そんな願いは叶うはずもなく、すぐに私たちは駅に着いてしまった。
堀江さんと私は反対方向の電車に乗るから、ここでお別れだ。

「じゃあ、また」
ぐずぐずと引き止めては申し訳ない。
私はできるだけ自然な笑顔をつくって、痺れた右手を小さく上げた。

「あっ、かんち!」
「え?」
「…あ、えっと…」
なんだか慌てた様子で手に持ったカバンをごそごそと探る堀江さん。
何を探しているのか、荷物のたくさん入った彼女のカバンからはなかなか目的の物を取り出せない。
「あれぇ…?」とか呟きながらカバンに手を突っ込んで、一生懸命な姿。
かわいいなぁ…なんて思って眺めていると、
「あったあった!」
と彼女の目が輝いた。

「はい、お礼」
反射的に手を伸ばして、差し出されたものを受け取る。
小さな包み紙は、一粒の飴。

「雨の日の傘のお礼だけに、飴でーす!」

「…」
「……」

―――ええと、いや、反応に困るっていうか、コレ何て返せばいいんでしょうか。

「…あっ、じゃあ、あたし次の現場行かなきゃ!ありがとかんち!またねっ」
発言した本人は気まずそうに笑って、逃げるように改札を通ってしまう。

「ぁ…ほりえさんっ!」
我に返った私は、慌ててその背中を呼び止めた。不思議そうな丸い目が、私に向けられる。
何か、何か言わなきゃ…。
「その…」
ええと、だから……

「…ありがとうございます」

あぁ、なんだコレ。普通すぎるよ神田朱未…。

堀江さんは一瞬驚いたように見開いた目を、すぐにすぅっと細める。
照れくさそうに微笑むと、再びこちらに背を向けて雑踏の中に溶け込んでしまった。
383 ◆CXNOHqPc4E :2008/05/26(月) 16:08:54 ID:ebAsF4/6


電車に揺られながら、手の平に乗った小さな飴を眺める。

あなたはいつもそうやって、
何気ない仕草で、行動で、笑顔で、
私の心をさらっていく。

私は小さな包み紙をそっと握って、ゆっくりと息を吐いた。


―――ああ、またこうして、私はあなたに恋をしてしまうんだ。
384 ◆CXNOHqPc4E :2008/05/26(月) 16:10:03 ID:ebAsF4/6


一方その頃、同じく電車に揺られながら堀江由衣は…

―――あーあ、せっかく勇気出して腕とか組んでみたのに、かんちってばなーんか落ち着いてんだから…。
   どうすれば気付いてもらえるんだろ?
   …とりあえず、“雨だけに飴”は失敗だったな―――

などと思索をめぐらせていたという。



  終わり
385 ◆CXNOHqPc4E :2008/05/26(月) 16:15:27 ID:ebAsF4/6
なんだかグダグダでorz
でもこの2人好きなんです!

しばしばスレ汚して申し訳ないです。。。
386名無しさん@秘密の花園:2008/05/26(月) 17:29:36 ID:/wBVZtot
GJです!!!
なんか胸がきゅうってなった(´・ω・`)
ほちゃ朱大好きだ!次回作も期待してる!!
387名無しさん@秘密の花園:2008/05/26(月) 18:52:22 ID:zr6ZlYL/
スレ汚しだと思うのなら投下しなきゃいいのに
388名無しさん@秘密の花園:2008/05/26(月) 20:50:52 ID:Mbx5rBmn
ほちゃ朱なごませていただきました!
389名無しさん@秘密の花園:2008/05/26(月) 23:39:55 ID:0IvcI+wy
空気も読めず、あみぺいきまーす
390名無しさん@秘密の花園:2008/05/26(月) 23:40:21 ID:0IvcI+wy

「だぁってぇ〜帰ってきてぺがお出迎えとか最高じゃん!」








『写真の中の』
391名無しさん@秘密の花園:2008/05/26(月) 23:40:41 ID:0IvcI+wy

***************


・・・

・・・というわけで三瓶由布子。

部屋の主が不在のマンションの一室でワンコたちと戯れながらパスタ作って。。
時計を見ると10時半を廻ろうとしていた。

今日、小清水は丸一日仕事で、夜から飲み会。
で、今日は夕方で終わる私に「家で待ってて!」との指令が入ったのだ。

無論、夜遅くの帰宅でなるであろう小清水を待つために
仕事が終わって早々待ってるはずもない。
でも小清水宅に来たのは7時前だ。結構前から。

別にいいけどね〜二匹がいるし。超可愛いしwけしからん尻だしw

二匹にセクハラしまくって写メ撮りまくって、、
ま、そろそろモンハンでもしようかな…と思った矢先。

玄関がガチャガチャ。帰ってきやがったな。

お出迎えでもしてやろうと、パタパタと玄関に向かう。
392名無しさん@秘密の花園:2008/05/26(月) 23:41:07 ID:0IvcI+wy

「おー、おかえr」
「たっだいまぁぁぁぁぁぁぺぇぇぇぇぇぇ!!!」
「だっ…うるせぇ!!何時だと思っt」

小清水は履いてたミュールを脱ぎ捨て
荷物を放り投げて
私に抱きついてきた。

「あぁぁぺぇだぁぁぁ!!ぺぇがいるよぉぉ」
「あんたがいろっつったんだろが」

つか、離せ。うざい。

「ぺぇ〜いい子にしてまちたか〜?」
「はいはい」
「亜美の子供たちを苛めてませんか〜?」
「苛めてねぇよ」

セクハラはしたけどね。

ちょうど、小清水の首あたりに、私の顔。
なんか、食べ物やら酒やら香水やら、色んな匂いがする。

飲み会は楽しかったんだな。
小清水の匂いで、何となくそう感じた。

同時に、少し、ほんの少し、寂しさも。
393名無しさん@秘密の花園:2008/05/26(月) 23:41:40 ID:0IvcI+wy

「でもね、ぺぇ」
「なに」

「亜美はもう限界なのです。。」
「なにが」

「眠いの。。」
「・・・・・・・」
394名無しさん@秘密の花園:2008/05/26(月) 23:42:16 ID:0IvcI+wy

***************

本当に私は小清水のお出迎え「だけ」を待っていたんだろうか…
帰ってくるなり抱きついて、「眠い」とほざいた小清水は
そのままベッドイン。既に寝息が聞こえる状態。

せめて化粧くらいは落としてから寝なよ、との私の意見も聞かず、
「ぺ〜も寝るときベッド入って来ていいからね〜」とか言って。

ふざけんじゃねぇよ!帰るわばかが!!
一体、なんのために私は…


すーすー寝息を立てる小清水にタオルケットをかけてやって、
私は本当に帰るつもりで身支度をし出した。

すると、リビングに放り出したままの小清水のカバンから振動音が。
いいのかな。。思いながらもカバンを開け、振動の正体を取り出した。

ピコピコ光る画面には、【着信中:なば】の文字。
395名無しさん@秘密の花園:2008/05/26(月) 23:42:43 ID:0IvcI+wy

「小清水〜愛人さんから携帯に電話来てるよ〜」

リビングから小清水の寝ているベッドに向かって声をかけた。
すると「あー…出なくていいや〜」との声。

いいのかよ。微妙な気持ちで震える携帯を見ていたら電話は切れた。

やれやれ。携帯をパコンと閉じ、いよいよ本当に帰ろうか、としたとき。

「ぺ〜今日の写真見る?」

腑抜けな声が聞こえてきた。

「何の写真?」
「飲み会のー」
「どこにあんの」
「携帯のーデータフォルダー」
「…そんなん勝手に見ていいのかよ」
「いいよ〜ぺに見られて困るものなんかないもーーん」

そうかよ。

写真は撮るのも見るのも好きな私。
早速、さっき閉じた小清水の携帯を再び開け、データフォルダを覗く。
396名無しさん@秘密の花園:2008/05/26(月) 23:43:27 ID:0IvcI+wy
「……」

小清水の隣には、知ってる顔ぶれやら、知らない人やら。
焼き鳥の串を片手にピースしてる写真や、バカやってる写真。
さっき、着信のあった愛人さんもいる。

「……あれ」

いいじゃん、楽しそうじゃん、小清水。
なのに、何で私は。

「……っ…」

おかしい、変だ。写真の中の小清水は楽しそうなのに、
私、今、すごく寂しい。

普段は感じない、変な感情が降って沸いて出た。
397名無しさん@秘密の花園:2008/05/26(月) 23:44:24 ID:0IvcI+wy
あんたを待ってたんだよ、小清水。
なのになんで寝ちゃうの。

あんたが皆と楽しんでた間、私一人だったんだよ。

「…っ…ぅ…」

見てられなくて、携帯を閉じた。
写真は撮るのも見るのも好きな私。
だけど、今は。


友達を取られたような嫉妬?
違う。


何だか、気づいちゃいけないような気持ちに、気づいてしまいそうな。
そんな、長い夜だった。

【終】
398名無しさん@秘密の花園:2008/05/27(火) 00:11:16 ID:bozHrBgE
うおおお久々のあみぺ!!(*´Д`*)
GJGJ!!
399名無しさん@秘密の花園:2008/05/27(火) 00:36:51 ID:gpOarr1b
>>397
テンプレ嫁。
400 ◆xQeQRUInhw :2008/05/27(火) 00:57:24 ID:fgDiH7Q2
>>389です。

すみません!!
トリップいるんですね!!orz

前あみぺで「いいとも収録後」投下したときも何にもつけてませんでしたorz

保管庫の方、ご迷惑おかけしますorz
401名無しさん@秘密の花園:2008/05/27(火) 20:14:32 ID:lKO5LbLc
>>385
ほちゃ朱GJ!!!
かんちかわいい!初々しいな!
ほちゃの行動もなんかよかった!GJ!!!

>>400
小清水テラ小悪魔w
気にしてないそぶりで超気にしてるぺがいいな!GJだぜ!
402名無しさん@秘密の花園:2008/05/31(土) 20:26:12 ID:wasxbwQi
本日職場で某くすぐりフェチな女性声優さんが別の声優さんをくすぐり責めにしている光景を目撃しました。
スカートがめくれて軽くパンチラしてました。
私も混ざりたかった…。
403名無しさん@秘密の花園:2008/06/01(日) 11:28:41 ID:sKd+Wi5w
うりょっちのブログにやられた……
どんだけ野中さんのこと好きなんだろ、この子。
見てて和みます
404名無しさん@秘密の花園:2008/06/01(日) 15:11:44 ID:wbZnWP2L
ゆうたんとはらぶらぶ萌えだけどうりょとは仲良し萌えがある
そんな意味でネギ声優陣は偉大だ
405名無しさん@秘密の花園:2008/06/01(日) 16:13:59 ID:dZopfg/0
>>403
しかしなぜか一方通行に見えてしまう
406名無しさん@秘密の花園:2008/06/01(日) 16:20:57 ID:5czauVBg
これだなw
http://ryo-ko-pentan.jugem.jp/?eid=476


>>385
今さらだがGJ!!!
ほちゃ朱は読んでて和むから大好きだ(*´Д`*)
407名無しさん@秘密の花園:2008/06/02(月) 21:42:37 ID:jphdpMOL
保管庫って第3の保管庫以外更新停止あるいは消えてるんだな
408名無しさん@秘密の花園:2008/06/06(金) 21:52:01 ID://MSSny6
age
409名無しさん@秘密の花園:2008/06/07(土) 14:41:43 ID:t0JilBGA
藍ゆうツーショット久しぶりに見たァァ
410名無しさん@秘密の花園:2008/06/07(土) 18:49:36 ID:yhKOozUN
現実的に二人の仲はどうなんだろうと気になってたんだけど、あの集合写真見て安心したw
411名無しさん@秘密の花園:2008/06/07(土) 19:46:43 ID:SHkEzAMf
藍ゆうキタ――――(・∀・)―――!

あ…目からなんか出てきた…
412名無しさん@秘密の花園:2008/06/07(土) 20:18:56 ID:tBFZTnMr
すまないそのツーショットについてkwsk
413名無しさん@秘密の花園:2008/06/07(土) 20:32:13 ID:SHkEzAMf
野中さんブログへ行ってらっしゃーい。
414名無しさん@秘密の花園:2008/06/07(土) 21:07:31 ID:tBFZTnMr
トンクス!!!!!!

さて、久しぶりに会ったゆーちゃんが我慢できずに
あんな場所で野中さんにあんな事をしてしまう
というSSが降りてくるそうなので
正座して待つ修行に戻ります

415名無しさん@秘密の花園:2008/06/07(土) 22:13:23 ID:KRKicxF5
だれか利奈さんをかいてくれい
416名無しさん@秘密の花園:2008/06/07(土) 23:12:26 ID:ePgzdtty
>>414
一緒に修行します
417名無しさん@秘密の花園:2008/06/07(土) 23:55:12 ID:SHkEzAMf
>>414
私も修行させてください。
418名無しさん@秘密の花園:2008/06/08(日) 00:54:58 ID:gSwbByhz
>>414>>416>>417
修行とはかくも厳しいものじゃ
時は経てど経てども何も起きず、
それでも耐え続け耐え続けた先に見えるものを目指して励む
相応の覚悟を示した者たちに祝福あれ
419名無しさん@秘密の花園:2008/06/08(日) 18:12:26 ID:nqPgPCXY
「おおぉ、お久し振りですののの野中さん」
「わ、ゆーちゃん!うん、お久し振りー。1ヶ月ぶりくらい?」
「あのあのあの、た、……た……」
「た?」
「たんっ!じょびっ!おめ、め……」
「あー、野中さぁーん!!誕生日おめでとうございますー!!てなわけで受け容れは万全ですか?!」
「え、意味わかんないし無理だしうりょっちうざーい」
「そんな!野中さん!!」
「あたしうりょっち仕様じゃないもぉん」
「そんな!じゃあ誰仕様だって言うんですか!!」
「えー?さぁ、誰だろ?」
「……あぅぅぅ……」
「小林サン何泣いてるんスかー?」


こんな感じで仲良しやってるのも好きだ
気が付いてないふりしてゆうたんをいじめる黒野中もアリだな
SSは書けないので小ネタでした。
420名無しさん@秘密の花園:2008/06/08(日) 20:34:01 ID:KZC/RRJD
>>419
いい(*´Д`*)
421名無しさん@秘密の花園:2008/06/09(月) 02:14:28 ID:6GXi2oKC
>>419なごむ(´▽`)

ただ、うりょっちとゆうちゃんは「ゆうちゃん」「涼ちゃん」と呼び合う仲なんだぜ
422名無しさん@秘密の花園:2008/06/09(月) 02:26:05 ID:gSvxWjJz
>>421
419ではないが、二人がそんなくだけた呼び方をする仲とは!
ゆうさんが他人をちゃん付けで呼ぶってめずらしい気がする。
もしかしてうりょっちに対しては敬語も使ってなかったりするんだろうか?
423名無しさん@秘密の花園:2008/06/09(月) 02:27:09 ID:8z/doB1B
その二人は同い年だっけ?
424名無しさん@秘密の花園:2008/06/09(月) 05:01:38 ID:sKUDx/hn
ゆうちゃんってサトリナ相手だと、利奈さんとさん付けで呼びつつ、
ちょいちょいタメ口になるよな、あのかんじが好きだ。
425名無しさん@秘密の花園:2008/06/09(月) 05:34:39 ID:onRvMrEZ
>>419
おいおいその3人の立ち位置的っていうかキャラっていうか大好きだ(*´Д`*)
小ネタでもいいからどんどん期待してる!!!
GJ!!!!!
426名無しさん@秘密の花園:2008/06/09(月) 15:24:29 ID:gSvxWjJz
藍・ゆう・利奈だと、ゆうちゃん争奪戦
うりょっち・藍・ゆうだと、藍ぽん争奪戦
そんな感じがする。神田さんは傍観者でw
427名無しさん@秘密の花園:2008/06/09(月) 20:04:59 ID:Vrg0iMAr
>>419の5分後

「……う〜、野中さん冷たいので退散するでござる……」
「あ、うんばいばい」
「野中さん!!それはひどい!!!」
「うりょっちうるさいー」
「ああぁぁあの、の、ののののなかさん……」
「お?ゆーちゃん」
「あの、あの……、たん、た、たんじょ……」
「ん?」
「あのぅ!たんじょォびっ!おめ、で……とう……、
ご、ざいます……」
「え、あ……、あ、りがとう……。えと、あは、もしかしてさっきからずっと言おうとしてくれてた?」
「……う、はい……。すい、ま……せん」
「なんで謝るのー……、
あの、さ、えーと、ね?あたし、ゆーちゃんがゆってくれたのうれしいよ」
「……う、あ……。は、い」



「神田さぁーん、何スか、ここATフィールドでも張られてます?全然話入れないんすけど」
「入る必要ないから」
「ゆうたーん……、佐藤にもやさしくしてくださいぃー」
「うわ、またなんかめんどくさいの湧いてきた……」
「神田さん?『また』ってもしかして?!」
「ああもう勝手にやってくださーい……」


お粗末さまでした。
428名無しさん@秘密の花園:2008/06/09(月) 23:02:36 ID:onRvMrEZ
>>427
GJ!!!
そして藍ゆう、うりょ朱派の俺が続きを投下。

「うぅ・・野中さんひどいっすよーぶつぶつ・・」
「ゆうたーん・・しくしく」

「はいはいうりょっちも利奈ちゃんも諦めた諦めた!」
「神田さんも冷たいっすよ!他人事だからってー!」
「うりょっちしょうがないよ、朱ちゃんはそぉいぅ経験ないんだよ」
「なっ!あたしだって!」
「あたしだって?神田さんそーゆー経験あるんですかぁ?」
「げ、腹黒め!こーゆー時だけ現れやがる!」
「あは、大変ですねー熱血一途鈍感馬鹿に片思いすんのも♪」
「野中さん誰ですか、神田さんの好きな熱血一途鈍感馬鹿って?」
「わ、それ気になるっす!」
「さあ〜?意外と近くにいるかm「い、いくわよ、うりょっち!藍ゆうコンビになんか構ってられないわよ!ぷんすかぷんすか!」
「ぉわ、神田さん手!手もげるっす!」

「ほほえましいねえ〜」
「そうですね(*^_^*)ところで神田さんの好きな人って誰なんでしょうか?」
「え、ゆうちゃん本気で聞いてたの?!鈍感馬鹿がここにも・・」
「??」


「みなさん佐藤も構ってください〜(T_T)」

りにゃ派には申し訳ない。反省はしている。
429名無しさん@秘密の花園:2008/06/10(火) 00:26:57 ID:my8NeKBD
>>428
不覚にも、りにゃんに萌えてしまったwwwww
GJです!!!!!!
430名無しさん@秘密の花園:2008/06/10(火) 19:03:15 ID:cB0WYqug
お、おまえらのせいで……修行にならないじゃないか……
GJGJGJ!!!!!!(*´Д`)
さて、引き続き修行するゾ!
431名無しさん@秘密の花園:2008/06/10(火) 20:15:31 ID:PwjeSOeM
>>428
さみしがってる利奈を、麻里奈がなぐさめるんですよね。わかります。
432名無しさん@秘密の花園:2008/06/11(水) 20:59:19 ID:rLPEUMpa
>>431
お前は天才だ!!
433名無しさん@秘密の花園:2008/06/12(木) 01:05:46 ID:ic0Pot4k
超GJ!
最近藍ゆうに飢えてたからなー
434名無しさん@秘密の花園:2008/06/12(木) 02:04:24 ID:3zPkFzOj
419・427〜432の一連の流れにいい笑みを浮かべてしまった。
ここの住人は素敵すぎるよ…
435名無しさん@秘密の花園:2008/06/12(木) 08:20:08 ID:g1ihSo1x
もし私にラジオの枠を取れるだけの金とコネがあれば
「みゆの部屋」を企画したい
毎週みゆ好みの女性声優をゲストに招いてみゆがはあはあ怪しくなるラジオ…
436名無しさん@秘密の花園:2008/06/12(木) 17:04:37 ID:sjnt+Jki
anime3落ちで本スレがout
437名無しさん@秘密の花園:2008/06/13(金) 00:49:54 ID:jGcjdqQc
どうも下手すると本スレがそのまま死亡の可能性もあるそうだ
438名無しさん@秘密の花園:2008/06/13(金) 18:48:54 ID:8Xb7tD4I
本スレ直ったみたい
439名無しさん@秘密の花園:2008/06/14(土) 22:47:54 ID:yVH763s6
空気読まずにスマン いくらマイナーであろうと俺はほちゃますを投下します



Side Yui

私は浅野さんの事を軽々しく“真澄”だなんて呼べない。なんというか真澄と呼ぼうとすると拒否反応が出てしまうから。
それはもちろん浅野さんの事が嫌いだから、というわけではない。

──照れるから。
ただそれだけの理由で私は浅野さんを名前で呼べない。浅野さんは名前で呼んで欲しいみたいだけど、今の所は無理みたい。

でもね、浅野さん。いつか、いつか浅野さんを名前で呼んでみせるから。
浅野さんをドッキリさせてあげるから。
好きだよ、浅野さん。




Side Masumi

私はほっちゃんを名前で呼ぶ事が出来ない。長い間ほっちゃんって呼んできたから今更名前で呼んでも、というのもあるけど。
それより何より、

──照れる。
照れてしょうがない。一回ほっちゃんのいない所で由子って呼んでみたら顔が一瞬にして真っ赤になるのが分かった。

だから今はほっちゃんって呼ばせて?名前でだなんて今はとても呼べない。
でもいつか不意打ちで名前で呼んでみせるから。ほっちゃん?



440名無しさん@秘密の花園:2008/06/14(土) 22:51:32 ID:yVH763s6
空気読まずにスマン いくらマイナーであろうと俺はほちゃます投下をします





Side Yui

私は浅野さんの事を軽々しく“真澄”だなんて呼べない。なんというか真澄と呼ぼうとすると拒否反応が出てしまうから。
それはもちろん浅野さんの事が嫌いだから、というわけではない。

──照れるから。
ただそれだけの理由で私は浅野さんを名前で呼べない。浅野さんは名前で呼んで欲しいみたいだけど、今の所は無理みたい。

でもね、浅野さん。いつか、いつか浅野さんを名前で呼んでみせるから。
浅野さんをドッキリさせてあげるから。
好きだよ、浅野さん。






Side Masumi

私はほっちゃんを名前で呼ぶ事が出来ない。長い間ほっちゃんって呼んできたから今更名前で呼んでも、というのもあるけど。
それより何より、

──照れる。
照れてしょうがない。一回ほっちゃんのいない所で由子って呼んでみたら顔が一瞬にして真っ赤になるのが分かった。

だから今はほっちゃんって呼ばせて?名前でだなんて今はとても呼べない。
でもいつか不意打ちで名前で呼んでみせるから。ほっちゃん?





441名無しさん@秘密の花園:2008/06/14(土) 22:57:09 ID:yVH763s6
スマン…二重カキコしてしまった…



ごめんなさい…
442名無しさん@秘密の花園:2008/06/14(土) 22:59:40 ID:xQRy4zDk
いいよ

マンズリ2回できるし
443名無しさん@秘密の花園:2008/06/14(土) 23:08:44 ID:fWQSRXGM
>>439
そうか…名前で呼ばないのは
そんな理由があったんだな
んもー二人とも照れ屋さんなんだから!!
GJGJGJ!!!(*´Д`)
444名無しさん@秘密の花園:2008/06/15(日) 00:51:36 ID:cYwz1Lcf
>>439
GJ!
これからは2人が名前を呼び合うだけでニヤけそうだw
445臆病者のRainey Day:2008/06/15(日) 01:34:14 ID:d0rEsRrq
>>439でほちゃますを投下した者です。最近ほちゃます分が一騎当千くらいしかないのでもう一つ投下いたします。




今日はほっちゃんと遊びに行く日。私、浅野真澄は今日こそほっちゃんに告白しようと決めていた。が、天は我に味方しない。
今まであんなに晴れていたのに何故か急に雨が降り出したから。

「うっわ、傘持ってきてないよ」
「しゃあない、あそこの屋根に隠れよう」
「そ、そだね」

急場凌ぎっていう事で私達はとりあえず閉まっていた駄菓子屋の屋根の下で立ち止まる事に。


「アハハ、びしょ濡れだね」
「そう…だね…」

私はほっちゃんをまともに見られなかった。ほっちゃんの服はびしょ濡れになっていて、服越しに下着が浮かび上がっていたから。

(ほっちゃん…それ、絶対私を誘ってるでしょ…///)

そんな私の心情を知らないほっちゃんは私に話し掛けて来た。

「いつ雨止むのかな…?」
「…さぁね…天気予報でも雨降るなんて言ってなかったしね…」

しばらくの沈黙のあと。

「私ね…雨の匂いって好きなんだ」
「雨の匂い?」
「なんかさ、晴れの日とは違う切なさっていうか、物憂げな感じが好きなんだよね」
「物憂げな感じ…か…」


まさに今の私の心にピッタリ…かな。こんなに近くにほっちゃんがいるのに、私は触る事さえ出来ない。
はあ、私どんだけチキンだよ…。意識する前は普通に触れてたのに。

そんな事をぼやぼや考えていると、ほっちゃんが手を繋いできた。それだけで私の顔は赤くなって。


446臆病者のRainey Day:2008/06/15(日) 01:40:25 ID:d0rEsRrq

「ほっ、ほっちゃ…///」
「浅野さん…私…」

あれ、ほっちゃんの瞳、なんか潤んでない?心なしか息も上がってる…。

そう考える暇もなく、私はほっちゃんに、
――――キス、をされた。

それも小鳥がついばむような優しいものじゃなくて、奥まで入ってくる、深く、激しいものだった。
たった数秒なのに、私にはそれが永遠のようにも感じられた。

「ぷぁっ、」
「ほっ…ちゃ」

唇を放した二人の間には銀色の糸が架かっていて、それがどうしようもなく、私を乱す。

「キスした後で順序が変だと思うけど、浅野さん、好き、だよ」
「本当だ…」
「デートのし直し、だね///」
「…そう、かな…///」


そう言って私達は手を繋いでまた街へと繰り出した。雨は上がったし、今の私の心には不安はない。そして私はほっちゃんに心の中で誓った。


(ほっちゃんの心が雨の時は、私が、晴らしてあげる、から)





447名無しさん@秘密の花園:2008/06/15(日) 06:31:36 ID:7XSbxU2P
>>>838
>全力でいくか? 俺、百合板で有名コテやってるんだが
>向こうの連中に召集かけてくるか? 突撃時は待機させとく
なにこいつ
すげぇキメェ
448名無しさん@秘密の花園:2008/06/15(日) 07:26:13 ID:2K77REbz
ばあさん>>838なんて気が早いんだよ
449名無しさん@秘密の花園:2008/06/15(日) 10:37:04 ID:d0rEsRrq
おーいSS投下していいのかな―
450名無しさん@秘密の花園:2008/06/15(日) 10:41:07 ID:0RPIVDck
とりあえずsageて
451こんな私に誰がした:2008/06/15(日) 10:51:24 ID:d0rEsRrq
じゃあ投下いきます。 またもやほちゃますでスマン。俺の頭の中はほちゃますと愛麻衣とあやまみしか無いんだ。


某アニメの打ち上げ会場。

『お疲れ様でした─』
『お疲れ─』

スタッフやキャストの様々な声が聞こえる中、その娘は私の所へやってきた。

「浅野さん、お疲れ様」
「おっ、ほっちゃん、お疲れ様─」
「いやー、まさか私が浅野さんの妹役だなんて…マネージャーさんから聞いた時はビックリしたよ」
「それはこっちのセリフだっつの。まさかほっちゃんに“お姉ちゃん”だなんて呼ばれるなんて」
「わ、私達、恋人同士…なのにね…///」

ほっちゃんが顔を真っ赤にしながら呟いた。
うあっ…ほっちゃん、その顔は反則だよ…。可愛すすぎる…!!

「なっ…なに顔赤くして言ってんだよ!バッ…バカじゃないの…!?///」
「だって…///」

と、いつの間にか私とほっちゃんの距離は近くなっていて。

「…ほっちゃん、キス、する?」
「…ここ、打ち上げ会場…だよ…?」
「ほっちゃんの顔見てたらキスしたくなってきちゃった」
「…浅野さんのえっち」
「…えっちにしたのはほっちゃんだよ」

そして二人の距離は徐々にゼロに近付いて…。

「おいおい、こんな所でいちゃつくなよ〜♪」

私達の雰囲気をぶち壊す第三者の声が。

「なっ…生天目さんっ…///」
「どっ…どこから見て…///」

そうするとこの生天目仁美はニヤニヤしながら

「最初から♪っていうか全員注目してるよ〜♪」

そうすると生天目仁美の隣にいた河原木志穂が

「わっ…私達何も見てませんから…!」

…どうやら私達は自分達の世界に入り込み過ぎて周りが見えてなかったらしい。

「浅野さん…///」
「しゃあない…続きは…家でね…///」

私達の会話を聞きながら生天目仁美はまだニヤニヤしていた。

その後、私達の事は業界中に知れ渡る事となる…O│ ̄│_


終わりです。短くてスマン(┳◇┳)
452名無しさん@秘密の花園:2008/06/15(日) 11:40:08 ID:MRMzImaN
少し…頭冷やしながらROMろうか…
453名無しさん@秘密の花園:2008/06/15(日) 12:27:12 ID:rFSYYhMa
>>451
投下してくれるのは本当に嬉しいんだけど
>>1をきちんと読んでからにしてくれ
あと、sageが分からないならもう少しROMってた方がいいよ
454名無しさん@秘密の花園:2008/06/15(日) 12:32:57 ID:d0rEsRrq
スマン 頭を冷やしてくる
455名無しさん@秘密の花園:2008/06/15(日) 15:45:28 ID:hyN/Vyzr
.
456名無し:2008/06/15(日) 17:34:40 ID:rimx1B3H
だめだこりゃ
457名無しさん@秘密の花園:2008/06/15(日) 17:39:01 ID:O+9ko8PI
次、行ってみよう
458 ◆AIo1qlmVDI :2008/06/15(日) 18:04:06 ID:WKiif3kr
妙な空気なのでおもっきし転載ですが藍ゆう投下ぞよ
459 ◆AIo1qlmVDI :2008/06/15(日) 18:05:03 ID:WKiif3kr
いつになく天気のいいある日の午後。
こんなに天気がいいならどこかにいこうか、なんて上機嫌なあなたの笑う顔が見ていたくて、誘われるまま外に出た。
ふわりと頬を撫でた初夏の風はどこか優しい気がして、つい隣を歩く人の手を取った。






***6月7日






「あ〜、なんか眠くなるー」
「あはは」

せっかく来たのにいきなりそれはないでしょう。手のひらに乗るあたたかさと矛盾したその発言に苦笑した。まあ、せっかく来たとは言っても家からせいぜい2キロ圏内のおさんぽコースだから齟齬がしないでもないのだけど。

「春みたいですからねえ、今日の気温さんは」
「春眠なんたらをなんたらだよー」
「暁を覚えず、ですか?」
「そう、それ!度忘れた!」

本当は知らなかったんじゃないか、とは妙にお姉さんぶりたがるこの人には進言しない。

「あったかい。ね?」
「あったかいです」

空気が、手のひらが、そして……なにより。

「お?なんですかこばやしさん」
「……いえ」

いつもより野中さんが可愛く見えたから。そのせいで手をつなぐ、から指を絡めるに変更したことを指摘され体温が上がりそうになる。

「ゆーちゃん、コレは俗にいう恋人繋ぎですね?」

つないだ手を私の前まで持ってきてまでからかうように言うことですか?はずかしいからやめてほしいとも言えなくて、強がりを込める。

「……そうとも言いますね」
「そうとしか言わなくない?
なはは、ゆーちゃんそっぽ向かない向かない」

くすくす笑う声が耳をくすぐる。
出来れば今ここで腕の中に納めてしまいたいけれど、公道でそんな大それた真似は出来ないし、なによりその度胸が壊滅的に足りていない。だからそれを補うようにつないだ手にぎゅ、と少しだけ力をいれた。
正直こんなことをするのは慣れていないしはずかしくて仕方ない。それなのに出来てしまうのは私がこの人をどうしようもなく好きだから……なんだろう。
どこが好きかわからないくらい好きですよ。
そう言えたらいいのになあ、なんて手から伝わる36度の体温から考える。
それに明日は一緒に過ごす3度目のあなたの誕生日。だから普段は言えない言葉のひとつやふたつ、言ってあげたい気持ちは勿論胸のなかにある。
……あることは本当に間違いないのだけど。
460 ◆AIo1qlmVDI :2008/06/15(日) 18:05:53 ID:WKiif3kr
「野中さん」
「お?」
「明日、お誕生日ですね」
「うん。27ですー。三十路カウントダウンですー」
「……はは」

明日だっていうのに、指を折って数える様子はどうにも子供染みていて。もう十分大人な年齢のはずなのに、可愛くてしょうがない仕草が多いのはなんなんですか?
風に乗ってやってきた葉っぱがふわりと野中さんの髪に落ちる。空いた左手でそれをそっと取ったら、髪が指に触れて赤面しかけた。
……何年一緒にいるのか分かってないのかな、私の頬は。これくらいで赤くなっていたらこの人の相手なんか務まるわけもないのに。

「ゆーちゃんが」
「え?」
「ゆーちゃんがあたしのたんじょおび、おめでとーゆってくれんのこれで3回目になんだね」
「そう。ですね」
「でもさー、最初は言ってくれなかったよね」
「……う」
「ゆーちゃんが変なヤキモチ焼いたせぇで言われ損ないました」
「……すいません」

変なヤキモチ、か。
そういえばそんなこともあったよなあ、と今更ながら思い返す。思い出すとそれは酷く理不尽な感情で構成されているものだから、あの日の自分に叱責を加えたい気分になってしまう。
あの頃は今よりもうんと独占欲が強くて、しかも自制が利かなかった。だからというわけでもないけれど、少しは成長出来たかな、とも思う。
……なかなか手が出せないことに関しては何も言えないけれど。

「今年はぁ」
「?」
「うんと前からおやすみの予約入れといたからずっといっしょ。居れるね?」

……無邪気な笑顔は不意打ちで、全くもって予測していなかったもので。
予想の範疇に存在していなかったあなたが現れた時になら、私でもこんなことが出来てしまう。

「ぅ、を?ゆーちゃ、ん」

ブロック塀に、ふたつ影。
視界に一瞬入った日向ぼっこの白猫さん。
おさんぽコース唯一の絶対死角。
距離は、ゼロ。

……数秒間、そのままで。

名残惜しい感触から顔をそっと離すと野中さんは少し困った表情を浮かべてから抱き付いてきたので若干戸惑った。
461 ◆AIo1qlmVDI :2008/06/15(日) 18:07:00 ID:WKiif3kr
「……ばか」

背中辺りに回された手が私の服をちょっぴり引っ張ったのが分かった。

「い、いきなりそぉゆうこと……しないでよ」
「……あは、……すいません」

なんだか、あなたが好きで好きで仕方がなくて。
……心底湧いた感情を抑えることって、どんな人になら出来るんだろう?

「ゆーちゃん、は、さぁ。いっつもいきなり……だから、びっくりすんだよー」
「……あはは」
「もぉ……。ばかー」

とん、と10cm以上の身長差を利用して軽くその頭にあごを乗せて抱きしめる。
のどかな住宅街がすぐ近くに広がっているけれど、ここはなかなかの死角となった場所なので特に心配は要りません。
じわりと染みる感情を抑制することは可能でしょうか?
残念ながら私にはそれを習得することは難しいみたいです。

「野中さん」
「……うん」
「もうすぐ夏ですね」
「梅雨明けたらね」
「明けたら、夏なので」
「うん」
「いろんなこと、しましょう」
「…………うん」

毎年見せてくれる浴衣姿も、花火で照らされた表情も全部夏がくれるもの。
好きな季節は冬だけど、なんだかんだ言いつつどの季節も好きだなあ、なんて勝手なことを思う。うん、どんな季節にもこの人との思い出を散りばめることが出来るから。

「あたし暑いの苦手」
「夜は涼しいですよ」
「おまつりフラグ?」
「花火さんも」
「暑いのはヤダけどそれはいいよね」
「はい」

あと少ししたらうんと暑い季節がやってくる。そしてじきに涼しくなって、冬が来て。
そうやって巡っていく四季を一緒に過ごせることが嬉しいから、今こうして腕の中に閉じ込めているんだろう。

夏を先取ったような空がいつもよりきれいに見えたのは、全くの気のせいというわけでもなさそうだった。





462 ◆AIo1qlmVDI :2008/06/15(日) 18:07:54 ID:WKiif3kr
大切な人が居ることで何が得られるのか問われたなら、私はなんと答えるかな。
心の穏やかさ?
ゆっくり流れていく時間?

隣で何となく付いたままのテレビを見る野中さんの手に、偶然を装って自分のそれを重ねた。……重ねたとは言っても、接触部分は小指だけなのがあまりにも自分らしくて我ながら少し情けない。

「ゆーちゃん」
「は、い」
「ちゅーしようか」

時計の静かに時を刻む音と、テレビの少し騒がしい音とは共存しないはずなのに。
でも今だけは、ふたつが同時に響いている気がした。
返事が出来ずにいたら、野中さんがこっちを見てきたので逸らしそうになる。

「あしたはゆーちゃんがいっぱいしてくれる日にしてもらうから」
「う」
「だからきょうはあたしがゆーちゃんにいっぱいしとく」

テレビの音がぷつん、と消えて膝によく知った重みが加わり、よく知った体温の腕が首に回る。

「異論は?」

耳元で、内緒話みたいに。まるで小学生が秘密基地の場所を教えるみたいな口振りで。

「……ない、です」
「あは、よく言えました」

額同士が軽くぶつかり、柔らかい感触が数秒間。
それが何度も、何度も。
そのたびに、頬に野中さんの髪が触れる。

「……髪、伸びた」
「伸ばしてるの」
「可愛い。です」

指で梳くように触れる。
今では割と伸ばしている私よりも長いそれは、野中さんの匂いがした。

「いつまで伸ばそうかなあ」
「いつまでですか」
「んー……。ゆーちゃん決めて」
「私ですか」
「うん」
「長いのも短いのも可愛らしいので、えと」
「……むー。無難すぎー」

だって本当にどちらも好きですから。どんな長さでも野中さんならなんだって可愛く見えることになら太鼓判を捺したいです。

「……ま、いっか」
「なにがですか」
「ん?長さ。もちょっと伸ばす」
「そうですか」

小さな返事が聞こえたあとで、ついさっきの感触、もう一度。
触れたくて触れたくてしょうがなかったものに触れたならそこで気が済みそうなものなのに、実際のところは全く真逆。少しでも触れたらきっとずっと抜け出せない。
463 ◆AIo1qlmVDI :2008/06/15(日) 18:09:31 ID:WKiif3kr
「……ゆーちゃん、息できてる?」
「できて、ますよ」
「あたしからこーゆう風にするの……あんまない、から」

大丈夫ですよ。あなたになら何をされても平気です。
その意を込めて、ぎゅう、と強く抱きしめる。
前から別に太ったりしていたわけではないけれど、ライブの関係で減量した野中さんは随分腰が細くなった。
……なんだか折れてしまいそうですね。だからと言って弛められる余裕はないのだけど。

「ゆーちゃん」
「はい」
「……だいすき」

私も、全く同じ気持ちです。
その答えは明日まで取っておこう。本当は今言っておきたいのだけど、こういう言葉はとっておきだと思うから。

「ゆーちゃんだいすき。あたし」
「……はい」
「あは、……うん。
…………だいすき。だよ」

今日は野中さんが私にいっぱいする日、らしいのですが改竄してしまってもいいですか?
ちょっぴり赤いその頬と、少し高いその目線が可愛くて、なんだか。

「野中さん」
「なにー」

言葉にするのは明日の予定。だけど態度に表すのなら今日だって構わない。
そんな自分ルールがなんだかおかしいけど、これを遥かに上回る超理論を展開する人が目の前にいるのでそれはちょっぴり霞みがち。

「えっと、……ですね」
「うん?」
「ケーキさん。なにがいいですか」
「えー?
えっとね、えっとねぇ?うーん、定番とー、チョコー」

野中さんの言う定番とはイチゴショートではなくブッシュドノエルなので初心者は注意が必要です。
……なんでこれが定番なんだろう。聞こう聞こうと思いつつ、いつも何となく機を逃す。

「あたしさ?たんじぉび6月8日だけど逆の8月6日だったらハムの日だ!ハム!ゆーちゃん!」
「ハム好きだったんですか?」
「や、普通。何となく思い付いたの」
「そうですか」
464 ◆AIo1qlmVDI :2008/06/15(日) 18:10:04 ID:WKiif3kr
思い付きをすぐ口に乗せられるのは少し羨しい気もする。思ったことって案外言えないものが私の場合、多いから。
今だってさっき野中さんが言ったことをそのまま言いたいけど、やっぱりどこか気恥ずかしい。

「思い付き、ですか」
「うん。そういえばさ、あたしゆーちゃんの考えてることわかるよぉでわかんないよぉでわかるなあー」
「え」

ぎくり、と擬音が宙に浮かんだ気がして冷や汗が出そうになった。見透かされるのは慣れているものの、本音を言葉にされるのには慣れなんかない気がする。

「ゆーちゃんすぐ顔に出るからわかるのですー」
「……今も?」
「今はねぇ、……あは。
多分あたしとおんなじこと思ってる」

……降参です、ご名答。
そう言うのさえ気後れ気味な私ですが、少し近付けば、……ほら。





465 ◆AIo1qlmVDI :2008/06/15(日) 18:11:52 ID:WKiif3kr
明日はどんな日になるんだろう。
空が明日はどんな色を浮かべるかわからないのと同じように、明日の行く末も読めはしないことを理解していてもつい、思う。
だけどひとつ、確実なこと。

「野中さん」
「ん?」
「……えっと。
明日は……何時に起きますか」
「ねぼすけの台詞じゃないでしょー、あたしがまいんち起こしてあげてんのに」

……あはは。
本当は自分で起きられるのですが、朝一番に触れるのは好きな人でありたい、なんてワガママを通していることだけはばれないようにしたいもの。

明日はどんな日になる?
それを楽しみに出来るって多分すごく素敵なことです。だから私、毎日の中で貰っているもの、少しは返せる日にします。

そんなささやかな、決意をひとつ。



おわり



誕生日当日話は書けていないのが無念です><
6月8日の小ネタ共々お粗末さまでした。
466名無しさん@秘密の花園:2008/06/15(日) 19:39:05 ID:j2KAIIPo
藍ゆうキター!!!!!
超萌えた(*´Д`)ハァハァハァ
467名無しさん@秘密の花園:2008/06/15(日) 20:42:07 ID:TCAahPav
あーいーゆーうー!
GJっした!
468名無しさん@秘密の花園:2008/06/15(日) 20:45:11 ID:Mq8y4Q+q
藍ゆうああ!!!!
GJすぎる!なんか細かいとこまでリアルに最高だった!
GJ!!GJ!!!!
469名無しさん@秘密の花園:2008/06/15(日) 23:32:10 ID:D15cMvtR
転載ってかいてるけど、どっからの転載なんだ?
470名無しさん@秘密の花園:2008/06/15(日) 23:52:53 ID:tN4qID8k
嫌いな職人だーうえっ
471名無しさん@秘密の花園:2008/06/15(日) 23:58:42 ID:5rb5JnZ2
自分のどっかの作品じゃないかな?
472名無しさん@秘密の花園:2008/06/15(日) 23:59:31 ID:YSLMiUI7
著作権法違反ですね
473名無しさん@秘密の花園:2008/06/16(月) 00:40:20 ID:s4OIPHt6
毎回思うんだがよくもこう代わり映えの無い文章書けるな
こんな文なら自分のブログか何かだけにしとけばいいのに
474名無しさん@秘密の花園:2008/06/16(月) 00:57:06 ID:9BdXVFNP
こうして職人が減っていきます
475名無しさん@秘密の花園:2008/06/16(月) 01:13:49 ID:CPnhGSIy
嫌ならNG登録しろよ
トリップついてんだから
476名無しさん@秘密の花園:2008/06/16(月) 01:24:30 ID:0lWYQ8Vu
いちいちNG登録させんな
下手糞なSS書くのをやめればすむことだろ
477名無しさん@秘密の花園:2008/06/16(月) 01:28:41 ID:tXUqgoxx
ジャイアン乙
478名無しさん@秘密の花園:2008/06/16(月) 01:37:34 ID:HllrhSuK
とりあえずsageろ
439.445.453と同じ奴か?
479名無しさん@秘密の花園:2008/06/16(月) 01:45:55 ID:ht+oJ+gN
普通にGJです!
空気変えてくれようとしてくれたんだし、好きな人もいるんだから投下しにくくなる事言うのやめましょうよ。
嫌いなら見なきゃいい。上目線で職人さんを叩く意味が分かりません。
480名無しさん@秘密の花園:2008/06/16(月) 03:14:10 ID:tvqqqesg
今日はスルー検定の日だぞ、おまえら
481名無しさん@秘密の花園:2008/06/16(月) 06:36:43 ID:zym0C+rU
482名無しさん@秘密の花園:2008/06/16(月) 08:55:25 ID:tBBFgfk2
>>465です
賛美ばっかりなのも気持ち悪いしちょうどいい塩梅ですね。
転載というのは自分の過去作品を引っ張り出してるという意味でごわす
>>473
創作意欲湧くこと言ってくれますなw藍ゆうに見せかけたほちゃ朱とかどうでしょう?
483名無しさん@秘密の花園:2008/06/16(月) 10:10:49 ID:D8Pe3gxI
あなたの小説は好きなんだけど、
その後に出て来る藍ゆう信者が情熱的過ぎて引く。
個人的に水樹田村レベルで隔離したい。
484名無しさん@秘密の花園:2008/06/16(月) 10:28:34 ID:zO2BWD9G
ならゆかりななと一緒に全年齢板に隔離しちゃえばいいんじゃねーの?
作者も作者で、スルースキルの無い餓鬼みたいだからw
いっそpinkから抜けて中高生の藍ゆう信者と
和気あいあいするのがお似合いな気がする。

485名無しさん@秘密の花園:2008/06/16(月) 14:27:19 ID:xwbVAwkg
藍ゆうだから、叩かれてるのか
この職人さんだから、叩かれてるのか
どっちだろうね^^
486名無しさん@秘密の花園:2008/06/16(月) 14:40:14 ID:tS1ByRJM
メール欄にsageと入力しない→常連ではない
藍ゆうには異様に反応する→どちらかへの片思いを募らせてる

どこを見ても藍ゆうばかりで、自分の中に隠していた黒い部分がついに抑え切れなくなった
藍ゆうなんて作り物なんだから
本当は…本当は…

とか、ね。
487名無しさん@秘密の花園:2008/06/16(月) 14:46:15 ID:N+p/tF76
そういや別に混んでるスレでもないのにわざわざ水樹田村が隔離されてる理由もよくわからねぇが
こういうスレで一番偉いのは職人なんだから需要とか空気はあまり気にせずバシバシ落とせばいいと思うんだ
488名無しさん@秘密の花園:2008/06/16(月) 15:27:31 ID:D8Pe3gxI
声優の百合が好きだから、どの組み合わせの小説でもどんどんウェルカムだけど、
藍ゆうは好きな人が多くて必然的に目立っちゃうんだろうね。
GJとか雑談ネタが他より続いたりさ。
他の勢力も負けずに頑張れと思う
489名無しさん@秘密の花園:2008/06/16(月) 15:54:12 ID:I/ITedLt
田村水樹が隔離されたのは、一時期盛り上がりすぎてこのCPの話ばかりになり
本来は本スレで話すような内容すらここで話していてウザがられたため。
落ち着いたのならまたここに合流させてもいいと思うけど、
あっちで話していていたいならそれはそれでいいかと。

私の考えとしては、
藍ゆうは今のところ小説メインで盛り上がってるからまだいいと思う。
でも確かに投下後の反応が他の小説と違う気がする…
2chではないみたいと言えばいいかな、ちょっと低年齢な印象を受けるよ。

sageる、他のCPの話もできるよう盛り上がりすぎないよう自重する。
この2点が大切だと思う。
偉そうにすいません。
490名無しさん@秘密の花園:2008/06/16(月) 22:13:35 ID:/8PpJe/o
確かに藍ゆうに対しての盛り上がりは気が引ける部分があるな
>>489にはげど!

しかしななゆかりスレ・・・一時期の盛り上がりはどこへ!職人カム!
491名無しさん@秘密の花園:2008/06/16(月) 23:04:37 ID:ozHG8nCJ
ブログ持ってる人は来なくていいんじゃない?藍ゆう好きなら直接そこに通ってると思うし転載なんかされてもレスの無駄遣い。
藍ゆうが毎回うざがられんのはこの職人とその信者の所為。藍ゆう好きだったけどこの職人と信者のせいで嫌いになったんだよなー
492名無しさん@秘密の花園:2008/06/16(月) 23:14:08 ID:Ctjiv+mn
何か良く分かんないけど、とりあえずまつらいさんは皆の嫁って事でおk?
493名無しさん@秘密の花園:2008/06/16(月) 23:26:44 ID:azsVALO0
久しぶりに来たんだけどなんかあったの?
藍ゆう職人がなんかやらかしたって事はわかるけど
494名無しさん@秘密の花園:2008/06/16(月) 23:52:52 ID:6uLalyoy
>>492
皆が、まつらいさんの嫁
495名無しさん@秘密の花園:2008/06/17(火) 00:06:08 ID:z1NxRWEM
>>493
少し前のレスぐらい読め
496名無しさん@秘密の花園:2008/06/17(火) 00:08:41 ID:K7nexAcg
>>495
すまん 調子が悪くて正常に動作できなかったんだ
497名無しさん@秘密の花園:2008/06/17(火) 00:09:46 ID:lnIEf8v2
>>493
ageちゃだめ><
498名無しさん@秘密の花園:2008/06/17(火) 00:11:31 ID:GEfZ7Tpy
みんなー頭冷やせー
COOLに行こう。
499名無しさん@秘密の花園:2008/06/17(火) 00:14:17 ID:lnIEf8v2
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1212939034/
ここのIDと照らし合わせたら
スレ住人に成りすました板荒らしかどうかわかる
ID変えまくってるけど

とにかく変なレスはスルーで
500名無しさん@秘密の花園:2008/06/17(火) 00:48:18 ID:K7nexAcg
…この空気でSS投下してもいいの…?
501名無しさん@秘密の花園:2008/06/17(火) 00:55:35 ID:zS2rxoy7
俺は ◆AIo1qlmVDIさんの「藍ゆう」、「あみぺ」が好きです
いろんな人のSSが読めるから、このスレが好きです
502名無しさん@秘密の花園:2008/06/17(火) 01:09:02 ID:oAPedA4t
藍ゆうに罪はないぜ!
嫌いな職人さんのなら読み手が飛ばせばいいし
叩かれるのが嫌ならここに投下せずブログでやればいい話だ。

>>500
投下カモン!どんなCPでも大歓迎だ!
しかしながら>>1をしっかり読むことだけは頼む!

503unrequitedlove・age:2008/06/17(火) 01:17:58 ID:K7nexAcg
分かりました。では川澄×能登でいかせて頂きます。




『ねぇ、麻美、私に片想いしてた時の麻美ってどんな感じだったの?』
『えっ、何、いきなり』
『私は麻美に片想いしてた時はとても苦しかったのね。ああ、後輩、ましてや同性に恋するってこんなに辛い事だったのかって』
『…私は…よくわかんない』
『どういうこと?』
『…いつから綾ちゃんの事が好きだったか分かんないの。いつの間にか、っていう感じかな。気付いたら綾ちゃんを目で追ってたっていう…』

そういうと麻美は顔を真っ赤にして俯いた。

『あっ…綾ちゃんが悪いんだよ…。私をこんなにして…///』

と麻美が言い終わるより先に私は麻美を抱きしめた。

『麻美…』
『あっ…綾ちゃん…///』
『麻美がそうなってしまったのが私のせいなら…私が麻美にこんなにメロメロになっちゃったのは…麻美のせいだよ…?』
『…ごめんなさい…』
『麻美、麻美に片想いするだけの時は本当に辛かったんだよ…?…毎日、麻美を想っては夜も眠れなかった。…でも今は幸せなんだ。世界で一番好きな麻美とこうして、一緒にいられる。私はそれだけで良いんだ。…麻美、麻美はどうなの?』
『綾ちゃん…私にとっては綾ちゃんはただの先輩じゃなくて…本当に好きな人、心も身体も奪われたって良い…そんな存在で…』
『…麻美…っ…!』
『綾ちゃ…んっ…』



私は麻美を無理矢理押し倒した。もう麻美に触ってるだけで私の理性は崩壊しそうで、もうガマン出来なかった。



『麻美…んんっ…』
『綾ちゃ…ん…』


私は麻美の口の中に自分の舌を差し込み、唾液を流し込む。その行為だけで私の身体の火照りはより一層増してくる。


『麻美…キスだけで、もうこんなに濡れてる』
『綾ちゃんの舌が甘過ぎるから…だよ…///』
『舐める?指が良い?』
『…舐めて…私、綾ちゃんの舌が好きなんだ…///』
『フフッ…麻美ったら…』


麻美のソコはもうすでにビショビショに濡れており、私にはそれだけで十分な興奮剤になる。


『麻美…おいしい…舐めても溢れてくるよ…』
『言わない…っで…綾ちゃ…ん…///』
『可愛いよ…麻美…もっと麻美の声、聞かせて…?』

熱に浮かされた麻美が口走った。

504unrequitedlove・age:2008/06/17(火) 01:20:12 ID:K7nexAcg

『綾ちゃん…私…ひとつになりたい…』

『…麻美…いいの?』
『私、綾ちゃんとなら…なんでも出来る…///』
『わかったよ…麻美…重ねよう…』
『綾ちゃん…』


私達はお互いの秘部を重ね合わせて、擦り合わせる。すると、今まで味わったことのない快感が私達を襲う。



『まぁっ…麻美ぃ…っ…!これ…ヤバいっ…よっ…!!』
『あや…ちゃ…んっ…ああっ…私…もっ…ダメっ…だよっ…!!』
『まっ、麻美ぃぃ…!!』
『あやっ…ちゃっ…あああっ!』


私達は同時に頂点に達してしまい私は麻美の上に覆い被さった。




『麻美…私、今最高に幸せだよ…///』
『…綾ちゃん…私も…スゴい幸せ…///』
『私ね、麻美を好きになって良かったって思ってる。確かに片想いの時期は辛かったけど、その時があったから、今最高に幸せなんだって今は思えるの』
『綾ちゃん…私、嬉しい……ううっ…うっ…』
『えっ、ちょ、ちょっといきなりなんで泣き出すの、麻美?』
『…私、嬉しくて…今までそんなに誰かに想ってもらったこと無くて…』
『…もう…麻美ったら…///』
『綾ちゃん…もう一回キス…して…?』
『…麻美が望むなら何度だって…///』



今の私には麻美がいなくてはとても生きて行けそうにない。それだけ麻美が私の中で大事な存在になっているんだ。そう思いながら私は麻美の手を離れないように、いつまでもギュッと握った。




−END−







終わりです。これで少しでも空気を変えられたら…と思い、投下いたしました。

505名無しさん@秘密の花園:2008/06/17(火) 01:30:24 ID:EgALaTkx
>>503
せっかく>>502が注意してくれたのに…
ほんとに>>1ちゃんと読んだの?
一応聞くけど、トリップって何か分かる?
506名無しさん@秘密の花園:2008/06/17(火) 01:40:56 ID:K7nexAcg
>>505
…ごめんなさい。正直分かりません…。
書き込む事すら初心者なので…
507名無しさん@秘密の花園:2008/06/17(火) 01:54:13 ID:vcZKMe8p
508名無しさん@秘密の花園:2008/06/17(火) 01:56:47 ID:swc3qDcx
単発なら必ずしもトリップつけなくてもいいんじゃない?
他のスレでもトリなしで投下してる書き手はいっぱいいるし
つけた方がベターだとは思うけどさ
509名無しさん@秘密の花園:2008/06/17(火) 02:13:20 ID:Xm/nydfQ
>>508
>他のスレでも
ここのスレのルールだろ
トリップが分からなかったら聞けばいい話だろ
お前こそちゃんと>>1読んでるのかよ
510名無しさん@秘密の花園:2008/06/17(火) 02:13:37 ID:AaAcldU6
>>507
さすが我らが御前ww
まるでバックで突いてるみたいd(ry
511名無しさん@秘密の花園:2008/06/17(火) 02:17:37 ID:K7nexAcg
今、「トリップ」の意味を見てきました。今後投下する場合は使わせて頂きます。
迷惑をかけて非常に申し訳なく思っております。
512 ◆Y4YNQwIPlQ :2008/06/17(火) 02:20:07 ID:3aYlJEyh
>>506
トリップは名前欄に#と適当な文字を入れればおk
ちなみに俺が今付けてるトリップは#ピグミーマーモセット
513名無しさん@秘密の花園:2008/06/17(火) 02:29:54 ID:K7nexAcg
お詫びの意味でSSを一つ投下したいのですが、良いでしょうか…?
514名無しさん@秘密の花園:2008/06/17(火) 06:35:21 ID:BCQnzdh1
是非
515attack green catch blue ◆9VYdNm1b7g :2008/06/17(火) 10:47:56 ID:K7nexAcg

では早速…
一応ほちゃますです。

今日こそあの娘に想いを伝える…と決心したのに、あの娘はアフレコ現場のロビーでスヤスヤと眠っていた。そう言えば昨日はイベントだったって言ってたっけ。疲れてるんだな。…しかし裏を返せば、これはあの娘と一緒にいるチャンスだ。そうとわかれば、早速あの娘の隣に…

『すー−−−−…』
『本当に気持ちよさそうに眠ってる。…無防備過ぎだよ、ほっちゃん。…これなら襲われても文句、言えないじゃん…』

私の中の悪魔が今一瞬、牙を剥いた気がした。

『ほっちゃん…』

私はほっちゃんが眠っているのをいいことに身体中を触りままくる。ほっちゃんが起きていたらとてもじゃないが、出来ることじゃない。

『柔らかい…それに良い匂い…』

ほっちゃんの長い髪の匂いが鼻腔をくすぐり、あまりのいい匂いに意識が遠ざかりそうだ。

ヤバい。止まんない。ここでやめないとほっちゃんが起きてしまう。…でも、私の中の悪魔は牙を剥く事をやめなかった。

『キス…しちゃうよ…?』

私は、ほっちゃんにキス…してしまった。唇と唇が触れ合う程度の軽いキスならまだ良かったのに、何を思ったか私は、ほっちゃんの口の中にわずかだが、舌を差し込んでしまった。

(…熱い…)

私は熱に浮かされたように身体が熱くなっていた。私の舌がほっちゃんの口の中に入っていると考えただけで、私の頭はフラフラしている。

しかしそんな幸せな時間は長く続かない。

『あ…浅野さん…?』
『っ…!!ほっ…ほっちゃん…!?』
『なっ…何して…っ』
『あっ……ごっ…ごめんっ…!!』
『浅野さん…っ!!』

しまった。ほっちゃんが起きてしまった。もうダメだ。告白するどころか、嫌われてしまった。
そう思い、私はその場から逃げ出した。

浅野真澄 自宅

『ほっちゃぁん…』

私は悲しみを酒で紛らわせてていた。しかしそれくらいで紛らわせる事なんて出来るはずもなく、酒に酔いながら、愛する人の名を呟いていた。昼間の事を後悔しながら、私は酒と涙で溺れていた。

『ほっちゃん…好き…』
ピンポーン

私の呟きと被さるように、玄関のチャイムが鳴った。正直、そんな気分では無いが、一応客人は迎えねば。そう思って玄関のドアを開けるとそこには、

『あっ…こんばんは、浅野さん』


516attack green catch blue ◆9VYdNm1b7g :2008/06/17(火) 10:49:15 ID:K7nexAcg
仕事帰りなのか、メガネをかけたほっちゃんがいた。私はあまりにもビックリしたので一瞬にして酔いが醒めた。

『ほっ…ちゃん…?』
『あっ、昼間、急に逃げ出すから…。…来ちゃった。中、入っていい?』
『う、うん…』

なんでほっちゃんは私の家に来たのだろう。あんな事をされれば、誰だって嫌いになるはずなのに。ほっちゃんはいつもと変わらない、いや、いつも以上の可愛い笑顔で私を見つめていた。

『はい、コーヒー』
『ありがとう』

しばらくの沈黙の末、ほっちゃんが口を開いた。

『浅野さん…?昼間はさぁ…なんであんな事したの?』

あまりにストレートな聞き方に少しコーヒーを吹き出しそうになったが、私はほっちゃんに正直にこの想いを伝える事にした。

『ほっちゃん…。私は…ほっちゃんの事が好きだから…。あんな事しちゃったんだと思う。…でも私は真剣だから…』
『浅野さん…』
『あっ…でも、好きだからって昼間みたいな行動は無いよね、アハハハ』

…ああ、自分の笑顔が寒々しい。きっとほっちゃんは気味悪がっている。

『そんな事ないよ、浅野さん』

えっ、と思ったのもつかの間、私はほっちゃんにキスされた。その勢いで私は押し倒された。

『ほっちゃん…何、いきなりっ…』
『浅野さんが可愛いから。少しからかっただけ。浅野さんが私の事好きだって事なんて、とっくに気付いてたんだけどなぁ』
『っ…///』

ほっちゃんは悪戯な笑顔を浮かべて私を見ていた。私のその笑顔にゾクッとしてしまった。その笑顔は私の見たことのない、とびきり可愛くて、そしてどこか蠱惑的なモノだった。


『浅野さん…浅野さんから誘ってきたんじゃん。だから私が浅野さんに襲いかかっても文句は言わせないよ』
『ちょ…ちょっと…ほっちゃん…っ』
『浅野さん…浅野さんの口からもう一回言って…?…私のこと、どう思ってる?』

『…き…』
『聞こえないなあ』
『…好き…ほっちゃんの事、大好き///』
『フフッ、よく出来ました』

と言ってほっちゃんはもう一回激しいキスを私に浴びせてきた。

『ぷはぁ…浅野さんの唇、甘い…///』
『…バカ…///』


私達はその夜、手を繋ぎながら眠りについた。もう二度とこの手を離さないと誓いながら…。






517名無しさん@秘密の花園:2008/06/17(火) 13:19:27 ID:K7nexAcg
以上です。こんな駄文でも楽しんで頂けたら…。
518名無しさん@秘密の花園:2008/06/17(火) 23:21:55 ID:xalXYb5u
何か最近、声優板全体であちこち荒れてる気がするのは俺だけか?
厨の流入でもあったのか?
519名無しさん@秘密の花園:2008/06/18(水) 00:41:30 ID:7sob6b5A
投下が頻繁にあれば自動的に潤うんだが
前みたいに気軽に落とせない雰囲気だから悪循環になりつつあるな
そんな状況で書いてくれてる職人さんたちはありがたいが
520名無しさん@秘密の花園:2008/06/18(水) 00:43:37 ID:Qa56augR
>>518
ここは声優板じゃないぞ
18禁だしな
521名無しさん@秘密の花園:2008/06/18(水) 00:54:57 ID:7WH8gneN
>>517
とりあえず文章書きなら「」と『』の使い方の違いをちゃんと知っといたほうがいい
ほちゃますGJ!
522名無しさん@秘密の花園:2008/06/18(水) 01:18:56 ID:6Zkt/C+/
>>521
折角SS投下したのにいろいろ至らない部分が多くてすみません。精進します
523名無しさん@秘密の花園:2008/06/18(水) 01:48:47 ID:lI0e7r/X
>>517
個人的に“///”の活用はここでは合ってないような気がする。
トリも知らなかったようだし初心者さん・・というか若い職人さんか?
>>1にある保管庫で他の職人さんの過去作品よめるし、
好きなCPの作品読んだりするだけでも、文章書くうえで色々勉強になると思うよ。

何作も投下してくれる心意気が嬉しい。また頼む。
524名無しさん@秘密の花園:2008/06/18(水) 08:39:56 ID:IWke8P2G
>>522
投下してくれるのは嬉しいが
その前にどうやらおまえは半年ROMった方がよさそうだし
それ以前に子供はpinkに来ちゃいけない
おまえかなりのお子様だろ
525名無しさん@秘密の花園:2008/06/18(水) 13:12:48 ID:LfOYhqIf
自分で折角とかいっちゃうしなw
526名無しさん@秘密の花園:2008/06/18(水) 16:53:18 ID:gGLQkN+J
CNN.co.jp:カリフォルニア州、同性婚解禁 結婚証明書発行
ttp://www.cnn.co.jp/usa/CNN200806170006.html
527 ◆xQeQRUInhw :2008/06/18(水) 23:00:41 ID:kUP/AQXF
投下しにくい雰囲気が全開ですが…
空気も読まず投下します。

しかも長いです。

なば×御前
題名は「雨のひとしずく」です。
ほんの僅かにエロ有り。
528 ◆xQeQRUInhw :2008/06/18(水) 23:01:58 ID:kUP/AQXF

いや、別にさ。私らは女同士だし。
付き合って何かするってのも考えてたわけじゃない。

知識として「こーゆーことを、こーゆー風にする」ってのは知ってるくらいなもんで、
いくら普段の私が相方と引けを取らないセクハラ大王だとしても、
平気でキスしたり乳を揉んだり、本当に日常茶飯事に誰彼構わずセクハラしてたとしても!

好きな人と向かい合って真剣に「そーゆーこと」をするのは緊張するもんさ。

お互いに緊張してんのかな。静はどうなのかな。
それとも…そんなこと、リアルに女同士で「する」なんてこと、頭にもないのかな。
頭にあったとしても、するのが嫌なのかな。

・・・・・・。

付き合ってから1年が経とうかとしている現在、
私、生天目仁美はキスから一向に先に進まない恋人との
今後のあり方をけっこう真剣に思い悩んでいた。





[雨のひとしずく]
529 ◆xQeQRUInhw :2008/06/18(水) 23:02:28 ID:kUP/AQXF
***************


「仁美さん、仁美さん。雨が降ってるよ」
「うん…で、『迎えに来い』と」


携帯に電話が掛かってきたのは19時をちょっと過ぎくらい。
19時前には私の家に来る予定だったんだけど、傘を持ってない静は駅で立ち往生をしているらしい。


「え〜『迎えに来い』とは言わないけどさ〜。こんな美人が雨の中で立ち往生してたら声かけられちゃうよ〜」
「…走って来い」
「っだぁっ!!ちょっと待って!!少し濡れちゃったしホントに迎えに来てください!お願いします!!」

まったく…
少し酒が入ってんのか、いつもよりほんの少しだけハイテンションの静さん。
電話口の向こうからはザーッとかバチャバチャとか音が聞こえる。

携帯を持ったまま締め切ったカーテンを少し開けると、確かに結構振ってる。
こりゃ早く行かないと可哀想だ。

「…静さん、静さん」
「はぁい。。」
「10分で行くから、待ってて」
530 ◆xQeQRUInhw :2008/06/18(水) 23:02:59 ID:kUP/AQXF

***************


いや、これは甘く見てましたね。
結構振ってるけど大丈夫だろオラーって外に出るとあっという間に更に本降りになった。
大き目の傘を差してても関係ないくらいに濡れる濡れる。
左手にはもう一本の傘を持ってるんだけど…そっちも濡れる濡れる。

「タクシー……拾えばよかったかも…」

まぁ今更なんだけどさ。多大なる後悔のもと、駅に近づく。

今日は雨が降るなんて天気予報でも言ってなかったからか、
駅前にはかなりの人が立ち往生していた。

その中に。一際綺麗な髪の女性。

「あ、ひっとみさ〜〜〜ん♪」
「ごめん、待たせたね」
「うぅん、あ、傘!ありがとう〜♪」
「静…まずは濡れ鼠になってしまった私にかける言葉はないのかね」
「あらっ!やだぁ仁美さん!!すごい濡れてるじゃん!セクシー♪フー♪」
「……」

このやろう。

「あのさ、これだけ振ってたら傘差してもあんまり変わんない気がするんだよね」
「私もそー思う!でもね〜わざわざタクシーで仁美さんの家行くの勿体ないじゃーん」

いや、まぁそうなんですけどね。近距離だし。

「どうする?家着くまでにかなり濡れちゃうけど」
「んー、仁美さんずぶ濡れだし可哀想だけど、このままタクシー乗るのも失礼だしね」

いや、あなたを迎えに来たために濡れたんですよ。それを失礼て。
531 ◆xQeQRUInhw :2008/06/18(水) 23:03:22 ID:kUP/AQXF



「じゃあ…仁美さんと一緒に、私も濡れちゃおうかな♪」



……。


落ち着け、私。これは普通の言葉だ。
最近、「そーゆーこと」を考えているせいか、どうも静の言葉に変なフィルターをかけてしまう。

「じゃあ…、私の家に着いたら、シャワーでも浴びようか…?」

変なことを考えてしまったせいか、声が上擦る。
でも、静はそんな私の変化には全く気付かないようで。
ビチャビチャに濡れた私の左腕を掴んで、しかも上目遣いで爆弾を投げた。



「一緒に入ろうよ!いいでしょ?付き合ってるんだしさ」




落ち着け、私……!!!!!落ち着くんだ……!!!
532 ◆xQeQRUInhw :2008/06/18(水) 23:04:01 ID:kUP/AQXF

***************


案の定。二人ともどろっどろに濡れました。

「はぁっ…っ、冗談じゃない…何この雨は…」
「はは…ちょっと待ってて。バスタオル持って来る」
「んー…あ、ついでに湯船にお湯張ってよぅ」
「はいはい。じゃあちょっと待っててね」

『じゃあ…仁美さんと一緒に、私も濡れちゃおうかな♪』だとか
お茶目に言い放ってた静は玄関に入るなり、早速の悪態。

まぁこんだけの雨なら仕方ないよね。

靴下を脱いで、パタパタと脱衣所へ向かう。
廊下にはポタポタと髪や服から雨の雫が落ち、自分の濡れっぷりを表していた。

バスタオル、バスタオル…と。
あ、あとお湯も張るんだったね。


『一緒に入ろうよ!いいでしょ?付き合ってるんだしさ』


不意に、彼女の言葉が蘇った。
付き合ってる、って、ちゃんと静も分かってる。

付き合ってない時だってお風呂に一緒に入ることはあった。
でも、付き合いだしてからは、ない。

だから、今までとは意味合いが違うわけで。その辺のこと、静は分かってんのかな。

バスタブにお湯を流して、バスタオルで軽く髪の水気を拭いてから
別のバスタオルを持って玄関の静のもとへ向かう。

が。
533 ◆xQeQRUInhw :2008/06/18(水) 23:04:26 ID:kUP/AQXF

「…っ、ちょっ!!静さん何してんの!」
「え〜だって濡れた服着てたら風邪引いちゃうから…」

上に羽織っていたカーディガン、チュニックの下に履いていたジーンズは、既に足元。
チュニックの裾を捲り上げようとしている静を私は制した。

だってその姿がえらく扇情的で…ってゲフンゲフン。そうじゃない。

静はなんと玄関で服を脱ぎ始めていた。場所を考えろ!場所を!!
足元に脱ぎ散らかした衣服を取り上げて、静の顔にバスタオルを押し当てた。

「それはあるけど場所考えなよ!ほらバスタオル!髪の毛拭いて!」
「はぁい。仁美さん、お湯張れた〜?」
「そんなすぐ張れないし…あと15分くらい待って」

はぁい、と気の抜けた声で、静はサンダルを脱ぎ捨ててパタパタ玄関から廊下へ。

「ちょっと待て!足も拭きなさい!」
534 ◆xQeQRUInhw :2008/06/18(水) 23:05:25 ID:kUP/AQXF

***************

「仁美さん、私もお湯に浸かっていい?」

先に身体を洗って湯船に浸かっていた私に、静は尋ねた。

バスタブから静が身体を洗う様子をチラチラ見てたんだけど、正直…物凄く照れる。
関係が恋人に変わっただけで、こんなに緊張するものか。

だって、静の腕とか、足とか、動くのを見るだけで胸が熱くなる。

「あ、っ、うん。はい」
「ぷ。何よそれ、緊張してるの?」
「緊張…じゃないけど、…なんか、照れて…」
「ふーん…」

静はニヤニヤ、したり顔。

…何よ、やっぱり私だけなのかな…こんなこと意識してんの…

「入るよー」
「んー」

わざと、気のないような返事をした。
瞬間、バスタブに入ろうと足を上げた静の○○○な部分が目の前に来た。

「っ!!!!!!」
「え、なに?」
「……何でもない…」

向かい合うように、私と静は同じバスタブに身体を沈めた。


だめだ、だめだ。何で。静の顔が見れない。どうしよう、今の私、絶対に変な顔してる。
顔から熱が上がって、全身に広がっていくみたいな気がして、私は下を向いて目をぎゅっと瞑った。

「仁美さん……?」

心配そうに私に声をかける静。
チャポン…という音と共に、不意に静の指先が私の耳元を掠めた。
535 ◆xQeQRUInhw :2008/06/18(水) 23:06:01 ID:kUP/AQXF


「っ……やっ…」
「……え…っ、あ!ごめ…!」


急いで静は指を引っ込める。


時が。止まった気がした。


ちょっと待て…私は今、なんつー声を…

顔が見れない。静の顔が見れない。
顔を下に向けたまま、このまま消えてしまいたい衝動にかられた。

「…ひと…みさん」
「……」

静の優しい声。でも、私は恥ずかしくて顔を上げられないし、声も出せない。
何も言えずにいると、静はそっと、私の手を握った。

「し…ずか…、んっ…!」
「んっ…仁美さん…」

顔を上げ、静の名前を呼んだ瞬間、唇に熱を感じた。
キス…されてる…そう理解できたのは少し後で。

ここまでなら、今までだって何回もあった。
でも、お風呂でのキスは。お互いが裸の状態のキスは今までに無かったから。

胸が当たってる…どうしよう…どうしよう。

暖かいお湯や湯気だけのせいじゃない、今の私の身体は明らかに別の原因で熱い。
536 ◆xQeQRUInhw :2008/06/18(水) 23:06:26 ID:kUP/AQXF

角度を変えて、また、キス。
静はおずおずと腕を背中に回し、指先を滑らせる。
その瞬間、身体中に何かが走って。ゾクゾクしたものが駆け上がる。

「あっ、はぁ…っん」
「ふふ…可愛い…、仁美さん…」

堪らなくなり、目をぎゅっと瞑り、静の背中に腕を回す。
すると、静は唇を離し、私の顔をじっと見つめた。

恥ずかしくて顔を逸らすと、そっと顔を撫でてくれる。


「…ずっと、仁美さんと、こうしたかったの…」


静の声。慈しむような。

「…『こう』って…?」
「ん…キスしたり、触れ合ったり、まぁ…色々だよ…」

最後の方は静も恥ずかしくなったのか、言葉を濁しながら話してくれた。
その静の顔は真っ赤で。
537 ◆xQeQRUInhw :2008/06/18(水) 23:16:59 ID:dWJiic/i

泣きたくなった。


    好きな人と向かい合って真剣に「そーゆーこと」をするのは緊張するもんさ。

    お互いに緊張してんのかな。静はどうなのかな。
    それとも…そんなこと、リアルに女同士で「する」なんてこと、頭にもないのかな。
    頭にあったとしても、するのが嫌なのかな。


私だけじゃない。触れ合いたかったのは、私だけじゃないんだ。
だって。静も。『こうしたかった』って言ってくれた。

「ぅ…うぁ…、うぇぇ…」
「なっ、何!?ごめん、仁美さんは嫌だった!?」
「ち…ちが、…っ、そう…じゃなくて、」
「な…かないでよぅ…」

慌てて否定しようとするけど、涙で上手く声が出せない。
静は少し困った様子で、私の髪の毛を撫でる。

「私も…ずっと、静と、っ、こうしたかった…から…」
「…仁美…さん…」

改めて、静と向かい合った。
照れ以上に、嬉しさが込み上げて。

私はまた泣いてしまった。

「どんだけ泣くのよ…」
「嬉しいから…だってそんなこと私しか考えてないと思ってたし…」

私の言葉に静は鼻で笑って、涙をペロっと舐めた。
びっくりして思わず静の目を見ると、
まるでイタズラが成功した子供みたいな顔で、したり顔。
538 ◆xQeQRUInhw :2008/06/18(水) 23:17:56 ID:dWJiic/i

「ねぇ、仁美さん、今夜…泊まっていい?」
「…ダメだって言っても泊まるんでしょ?」
「えへへ…うん♪」

無邪気に笑う静がとても可愛くて、私も思わず笑みがこぼれる。
濡れた髪の毛を右耳にかけ、スッと耳元に口を寄せて。

仕事でも使わないような、甘い声で囁いた。


「優しく…しなさいよ」


END
539 ◆xQeQRUInhw :2008/06/18(水) 23:19:01 ID:dWJiic/i

以上です。
途中で規制かかって携帯から書き込みました。
お粗末様です。
540名無しさん@秘密の花園:2008/06/18(水) 23:30:10 ID:JXQjvhkP
リアル投下ktkr
いいですねえ大御所!!GJです!
さて、果たしてなばが攻めるのがいいか
いとが攻めるのがいいか
悩む修業に戻ります

541名無しさん@秘密の花園:2008/06/19(木) 00:42:51 ID:1VeRCbkH
GJ!!!
盛大にニヤニヤさせてもらいました!
なんかなばいとは読んでて落ち着くなぁ
542名無しさん@秘密の花園:2008/06/19(木) 10:26:37 ID:2EBdW0LV
GJ!!!
静さんが攻めってめずらしいな〜
自分からいけないヘタレなばが可愛い!
なばいと作品投下久しぶりだけど、やっぱこの二人は安定感がある!
職人GJ!ありがとう!
543名無しさん@秘密の花園:2008/06/19(木) 23:34:51 ID:F7c7g5Hg
544名無しさん@秘密の花園:2008/06/20(金) 02:21:51 ID:AEErpfSG
545名無しさん@秘密の花園:2008/06/20(金) 02:49:27 ID:hTN7c4N5
546名無しさん@秘密の花園:2008/06/20(金) 02:50:12 ID:hTN7c4N5
547名無しさん@秘密の花園:2008/06/20(金) 08:09:42 ID:r3pGSDee
anime3がまた落ちてる・・・
548名無しさん@秘密の花園:2008/06/22(日) 15:10:08 ID:T3OnobGz
.
549名無しさん@秘密の花園:2008/06/25(水) 03:35:24 ID:9doNtkzY
職人きてくれage
550AA職人:2008/06/25(水) 04:16:55 ID:YBXjpvqZ
    /∵∴∵∴\
   /∵∴∵∴∵∴\
  /∵∴//   \|
  |∵/   (・)  (・) |
  (6       つ  |    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |    ___ |   < とおさん イキそうだよ〜
   \   \_/ /   ζ \_________
     \____/   / ̄ ̄ ̄ ̄ \
  /⌒  - - ⌒\/\   / \|
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  \⊇  /干\| |    _||||||||| |  < うむ わしもじゃ
    |       |  \ / \_/ /    \_________
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パンパン|     丶/⌒ - - \
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551名無しさん@秘密の花園:2008/06/25(水) 08:34:55 ID:CezhLhFo
ageんなカス
552名無しさん@秘密の花園:2008/06/28(土) 00:13:46 ID:rTWLl0Li
誰もいない・・・
553v77:2008/06/28(土) 01:01:22 ID:Sw9l9AwU
554名無しさん@秘密の花園:2008/06/28(土) 19:13:42 ID:FXYqT9J3
うりょが新境地を生み出しました。
三つの繋がりを妄想できます。
555名無しさん@秘密の花園:2008/06/28(土) 20:41:04 ID:1y+x9rja
藍ゆうにうりょなのか、うりょ藍にゆうさんなのか……
556名無しさん@秘密の花園:2008/06/28(土) 22:45:40 ID:AeOQ+GL5
サトリナさんを忘れてはならぬ!!
557名無しさん@秘密の花園:2008/06/29(日) 04:10:43 ID:s+QCBgCg
558 ◆CXNOHqPc4E :2008/06/30(月) 10:08:26 ID:UtCNN8Uj
過疎っているようなのでこっそりとtiaraway投下します。
侑香さんが太ったとのウワサに、こんな妄想が発動しました


 『ダイエット大作戦!』

559 ◆CXNOHqPc4E :2008/06/30(月) 10:09:27 ID:UtCNN8Uj
「…あれ?」

風呂上がりの濡れた髪を乾かし、侑香は何気なく洗面台の鏡に目をやる。
そこに映るのは、見慣れた自分の姿…のはずだが……。
不思議そうに首を傾げた侑香の表情が、何に思い当たったか一瞬で曇る。
それから慌てた様子で、ここ最近すっかり存在を忘れていたある機械にスイッチを入れる。
目を瞑り、何かを念じるようにしながら、おそるおそるその上に足を乗せた。
緊張とともにうっすら瞼を開くと、小さなディスプレイに表示された数字が目に入る。

「……」
侑香は無言のまま機械から下りる。ディスプレイの数字がゼロになったのを確認して、
「えいっ」
小さなかけ声とともに、もう一度両足を乗せた。
しかし表示された数字は、やはり変化なし。
「ぁぁあ〜〜〜」
悲痛なうめき声を漏らし、侑香は頭を抱えた。思い当たる節がないわけではないようだ。

 “そ、そういえば最近さぇこさんばっかり働いて、ゆぅはずっと家にいるし…
  さぇこさんちの焼き肉おいしいし…。
  ……あぁでもコレはありえない!”

560 ◆CXNOHqPc4E :2008/06/30(月) 10:10:48 ID:UtCNN8Uj
「どしたの?ゆーか」
「きゃっ」
体重計に乗ったままぐるぐると思い悩んでいると、後ろから抱きつかれて侑香の肩が跳ねる。
「なんかヘンな声したけど」
紗子は侑香のバスタオル一枚の腰に手を回して、その肩に顎を乗せている。
「んー?体重計?」
「みっ、見ないでっ」
侑香の足下を覗き込もうとする紗子を抑えて、急いで体重計から足を下ろす。
紗子の目に入らないうちに数字が消えたのを確認して、侑香は安堵の息を漏らした。
「なぁにぃそんな慌てて。…あ、ゆーかさんもしかして」
「……」
黙って視線をそらす侑香。
「…。うりゃ」

プニッ。

左手は侑香の腰に回したまま、紗子は右手で侑香の二の腕を軽くつまんだ。
「…あぁ〜」
「“あぁ〜”って!」
納得したように深く頷いた紗子に、侑香が声を上げる。
どんなに心を許した相手でも、いや、大好きな紗子だからこそ、このデータだけはトップシークレットなのだ。
侑香の頬が少し赤くなっている。
「とっ、とにかく、ゆぅ今日からダイエットするから!」
「え?」
決意に満ちた表情で侑香が拳を握る。
 “とりあえず、夜ご飯を減らして…”

「ヤダ」
「へっ?」
気合いを入れて計画を立て始めたところで、背後から拗ねたような声がした。
「ゆーかさん痩せたらヤダ」
「な…なんでよぉ!」
「だって……」
紗子の意図がわからずに侑香が頬を膨らませる。
すると、それまで後ろから回されていた手が器用に動き、クルリと侑香の身体が回転した。
向き合う形になったと思ったら、今度は正面から抱きしめられる。
「だってあたし、ゆーかさんのぷにぷにの体、好きだもん」
「なっ……えぇ?!」

561 ◆CXNOHqPc4E :2008/06/30(月) 10:11:49 ID:UtCNN8Uj
“好きだもん”という言葉に反応して、侑香の頬が真っ赤に染まる。
そんな侑香をうれしそうに見つめて、紗子は一層強く侑香を抱きしめた。
肩口に顔を埋め、風呂上がりの柔らかな匂いを堪能する。
「んーきもちぃなー…」
幸せそうに呟く紗子に、なんだかドキドキしてしまう侑香。
しかし、次に続いた言葉は―――
「だからぁ、痩せちゃダメ」
 “…あれ?それって―――。
  …それって!”
紗子の言葉の意味を理解して、侑香は唇を尖らせる。
「もぉっ!そんな褒められ方しても、うれしくないも…ひゃっ」
しかし侑香の反論は紗子の行動に遮られてしまった。
「こことか…」
囁きながら、紗子の唇が侑香の頬に触れる。
柔らかな感触を楽しむように軽く吸うと、すぐにそこから離れる。
「こことか……」
同じように囁きながら紗子は侑香の手を取ると、その腕の内側に唇を落とす。
肘の辺りからゆっくりと、ほとんど舐めるように二の腕に唇を這わせていく。
「んっ…」
「柔らかくて…」
白く滑らかな肌を吸いながら上目遣いで侑香を伺うと、くすぐったいのか、それとも他の感覚か、ぎゅうっと目を閉じて耐えるようにしていた。
その様子に思わず紗子の口元がほころぶ。
「……食べちゃいたい」

562 ◆CXNOHqPc4E :2008/06/30(月) 10:12:55 ID:UtCNN8Uj
侑香の潤んだ瞳が紗子を捉える。
「そっ…そんなこと、言われても、全然…」
「ん?」
うつむきがちに呟く侑香に、紗子は優しく先を促す。
「…さぇこさんは細くてかっこいいから、ゆぅだって…
 ていうか、ふとってたらさぇこさんに嫌われちゃうし…」
「だから、嫌いになんかならないって」
さっきからそう言ってるのに―――。
でもそんなことを気にする侑香も、無性にかわいく思えてしまう。

「でも、やっぱり、ふとってたらかわいくないし…」
やはり自信なさげに視線を落とす侑香。
「…ふーん…。あ、わかった」
「え?」
名案(?)を思いついた紗子は満面の笑みを浮かべる。
「紗子さんが、ゆーかさんのダイエットを手伝ってあげよう」
「えっ、ほんとに?」
「うん」
心強い紗子の言葉に、侑香の表情がパッと明るくなる。
「ありがとう!!えっと、何すればいいと思う?」
「うーん、やっぱり、運動しなきゃねー」
「あ、そうだよね」
もっともらしく告げる紗子に、無邪気に頷く侑香。

563 ◆CXNOHqPc4E :2008/06/30(月) 10:13:46 ID:UtCNN8Uj

「じゃ、こっちこっち」
「ふぇ?」
驚く侑香の手を取ると、紗子は脱衣所を出る。
廊下を渡ってドアを開けると、そこは寝室。
「え?さぇこさ…きゃっ」
掴まれていた手をグイッと引っ張られ、侑香の身体はベッドに沈む。
状況が飲み込めず、侑香は丸くした目で紗子を見上げる。
「さぇこさん、え、何して……?」
紗子はにっこりと微笑むと、上から覆い被さるようにして侑香の両手を押さえつけた。
「う・ん・ど・う・しよっか」
キョトンとした表情の侑香は、やっとその意味を理解すると、ボンッと音がするほどの勢いで頬を染めた。
「えっ、えっ、…ええぇぇぇ〜〜〜〜!」

侑香の叫びもむなしく、紗子による「ゆーかダイエット大作戦!」は決行されたのだった…


  おわり

564 ◆CXNOHqPc4E :2008/06/30(月) 10:18:20 ID:UtCNN8Uj
コレは女子の永遠のテーマではないかと...
あと、ちょっとポッチャリしたゆーかさんも紗子さんにとっては大好物なんだぜ!
ということで

では、グダグダと失礼しました!

565名無しさん@秘密の花園:2008/06/30(月) 10:31:31 ID:Fqef00UY
鼻血吹いた
566名無しさん@秘密の花園:2008/06/30(月) 10:41:27 ID:KyDWZA3B
なばいともtiarawayもGJ!!
567名無しさん@秘密の花園:2008/06/30(月) 17:20:44 ID:FYg3xYGU
>>564
GJ!王道だがめちゃくちゃ萌えた
568名無しさん@秘密の花園:2008/07/01(火) 00:11:54 ID:e62FgVI3
ゆーかさんはあのぽっちゃりがかわいい
GJです!
569名無しさん@秘密の花園:2008/07/01(火) 13:57:40 ID:lc+Nw064
GJ!!!!
てぃあらうぇい、ほんと和むのうw
570名無しさん@秘密の花園:2008/07/01(火) 21:48:24 ID:QQ4VQ5xx
>>564
いやー、たしかにいい方法だね
二人で激しく運動すれば二人ともやせるし、
二人の仲も深まるし、一石二鳥だね

571名無しさん@秘密の花園:2008/07/01(火) 21:59:40 ID:sA8OXtEZ
ほっちゃん「ゆかりたん!ゆかりたん!ゆかりたん!ゆかりたぁぁあああんうわぁああああああああああああああああああああああん!!!
あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!ゆかりたんゆかりたんゆかりたぁぁあんわぁああああ!!!」
ほっちゃん「あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん
んはぁっ!ゆかりたんの茶色がかった黒色ウェーブの髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!」
ほっちゃん「間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!
ひぐらしの梨花たんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!」
ほっちゃん「アニメ3期放送決まって良かったねゆかりたん!あぁあああああ!かわいい!ゆかりたん!かわいい!あっああぁああ!
また梨花×羽入でからめて嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!」
ほっちゃん「ぐあああああああああああ!!!アニメのからみなんて現実じゃない!!!!あ…ドラマCDもアニメもよく考えたら…
ゆ か り た ん と の か らみ は 現 実 じ ゃ な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!」
ほっちゃん「そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!アイムぅぅうううううぁああああ!!」
ほっちゃん「この!ちきしょー!事務所やめてやる!!押し倒してやる!!現実にからめるわけじゃないならみなんかやめ…て…え!?見…てる?声優グランプリ表紙のゆかりたんが私を見てるの?
表紙のゆかりたんが私を見てるわ!ゆかりたんが私を見てるわ!巻頭のゆかりたんが私を見てるわ!!
アイムのゆかりたんが私に話しかけてるわ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!」
ほっちゃん「いやっほぉおおおおおおお!!!私にはゆかりたんがいる!!やったよ由子!!ひとりじゃしないもん!!!
あ、やまなこのゆかりたぁぁぁあああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!!」
ほっちゃん「あっあんああっああんあ苺たぁぁぁあん!!さ、さくらー!!なのはぁああああああ!!!梨花ちゃまァぁあああ!!
ううっうぅうう!!私の想いよゆかりたんへ届け!!キングレコードのゆかりたんへ届け!」

ほっちゃん「っていう夢を見たの」

ゆかり「…うん…ご飯作るね…」
572名無しさん@秘密の花園:2008/07/01(火) 22:02:55 ID:uR0AI20p
少し頭冷やそうか・・・
573名無しさん@秘密の花園:2008/07/01(火) 23:41:33 ID:dYHq0kDT
>>571
何故か笑ってしまった
574名無しさん@秘密の花園:2008/07/01(火) 23:42:24 ID:DQA1b3x3
盛大に吹いたwww
落ち着けwwww
575名無しさん@秘密の花園:2008/07/02(水) 00:17:18 ID:1ckA6qMh
吹いちゃった
576名無しさん@秘密の花園:2008/07/02(水) 00:18:53 ID:Ni89Kx2b
荒らしレスかと思って完全にスルーしてたわ
577名無しさん@秘密の花園:2008/07/02(水) 00:33:49 ID:OBypkQsH
自分も最初荒らしかと思った
我慢して最後まで読んだら吹いたw
578名無しさん@秘密の花園:2008/07/03(木) 02:26:48 ID:ZUotl/Tk
こんな時間に爆笑wwwwww
なんぞこれウケるww近所迷惑考えてくれよwww






画伯でもイケそうだな(*´Д`)
579名無しさん@秘密の花園:2008/07/04(金) 01:44:39 ID:88dHySaR
台本にこんなの書いてあったらどんだけ大惨事引き起こすことになるのやら>画伯
580 ◆7564h5uhPA :2008/07/05(土) 23:27:32 ID:nz+8GtcG
投下します。

CPは、まど朱

Aice5ラストDVDのネタ入りなので、みてない人はわかりづらいかもしれません。
気になった人はライブDVDをみてみよう!(宣伝w)

それでは、いきます。


///イエロー・ライト///

581 ◆7564h5uhPA :2008/07/05(土) 23:28:43 ID:nz+8GtcG
「パスタ、おいしかったね!」
「うん、デザートのピスタチオのケーキだっけ?あれも濃厚な味でさー、また食べたいなぁ」
「あっ、緑のやつ?」
「そうそう、あそこ藍ちゃんのオススメなんだよね『神田さん!あたしのケーキ激ウマですよ』って」
「藍ちゃんのケーキ?」
「うん、緑色してたかららしいけど、緑色してたら全部藍ちゃんのものなの!?って思うじゃない
思わず『藍ちゃん、ばっかじゃないの!!!』って言っちゃった」


あのコ、絶対わざと言わそうとしてると思うんだよねって呆れたようにため息ついても、
全然本気じゃないことが、ゆるむ頬からわかる。



「仲いいね、藍ちゃんとかんち」
「仲いいって言われると、なんか悔しい気がする…けど、まぁ、大事な後輩だからね」
「ふふ、かんちツンデレだー!顔赤いよ?」
「う、うるさいなぁ、もう!何、言ってるのまどかちゃん!」

582 ◆7564h5uhPA :2008/07/05(土) 23:30:03 ID:nz+8GtcG
髪をくしゃくしゃにしようとする手から逃れつつ想う。



私はかんちにとってどんな存在?


聞く勇気はないけれど、すごく知りたい。
ただの仕事仲間?妹みたいな存在?それとももっと特別な…


「まどかちゃん?どうしたの急にかたまって…さっきのワインまわってきたとか?」
「えぇ!?ちがうよーちょっと考えごとして意識飛ばしちゃって」
「ほんと?無理しなくていいよーワインも藍ちゃん好みでアルコール高かったし、ほらっ」


つい、と差し出された手とかんちの顔を交互にみる。
手の平がぐっぱーを繰り返してて、どうやら、手をにぎれってことみたい。

「ほら、駅にいくよ」

なかなか手をとらない私に痺れをきらしたかんちが強引に手をつかむ。
引っ張られるように歩きながら、ふと空を見上げると、ぽっかりとまぁるいお月様があって、
まるで舞台を照らすスポットライトのようにみえた。
583 ◆7564h5uhPA :2008/07/05(土) 23:33:21 ID:nz+8GtcG
「ふふ、あのお月様、舞台のスポットライトみたいじゃない?」
「舞台…横アリとか?」
「うん、星はペンライト」
「見事にまどかちゃんファンばっかだ…」
「あ、ほんとだ。ごめんねかんち!」
「笑いながら言っても反省してるようにはみえません!」
「あ、バレた?」
「こうなりゃ、あたしもバナナガールズに入る!」
「…へ?」
「じゃあ、あたしもあの黄色い光を受けれるし、まどかちゃんと一緒に!」


ね?と笑顔と共に繋いだ手をぎゅっとされて、あたしの心はポッと火が灯ったようにあたたかくなる。


「かんち、駅までゆっくり歩こうよ」
「うん、こんな優しい光のお月様なかなかみれないもんね」

月を見上げるその顔はとてもおだやかで、優しいのはかんちのほうだよって言いたくなったけど、
そうすると言葉以上の気持ちまで伝わってしまいそうだから、
臆病な私は、つながった手に少しだけ力をこめて、ゆっくりと駅へと歩きだした。

584 ◆7564h5uhPA :2008/07/05(土) 23:35:40 ID:nz+8GtcG
以上です。
バナナガールズとは智秋が思いついたまどかリーダーユニット(結成確率1%未満w)です。
まどかに対してちょっぴりお姉さんぶってるかんちとか萌える。
585名無しさん@秘密の花園:2008/07/06(日) 11:05:48 ID:S3wBrxwI
GJ!
思わせぶりで実はまどかちゃんとラブラブな神田さんに妬いちゃう藍ぽんがいるわけですね、わかります
586名無しさん@秘密の花園:2008/07/12(土) 13:14:11 ID:oggYaF62
おーいだれかー
587名無しさん@秘密の花園:2008/07/12(土) 20:50:47 ID:37oS2pPW
は〜い
588名無しさん@秘密の花園:2008/07/12(土) 21:57:07 ID:+IrOAO6t
ほーい
589名無しさん@秘密の花園:2008/07/12(土) 22:50:07 ID:dsgINj4D
へーい
590名無しさん@秘密の花園:2008/07/12(土) 22:57:35 ID:Vgm6S0Mc
\               U         /
  \             U        /
             / ̄ ̄ ヽ,
            /        ',      /     _/\/\/\/|_
    \    ノ//, {0}  /¨`ヽ {0} ,ミヽ    /     \          /
     \ / く l   ヽ._.ノ   ', ゝ \       <   ハーイ!  >
     / /⌒ リ   `ー'′   ' ⌒\ \    /          \
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      /   /             |  /      \
   /_ノ /              ,ノ 〈           \
    (  〈              ヽ.__ \        \
     ヽ._>              \__)
591名無しさん@秘密の花園:2008/07/13(日) 00:18:30 ID:1RwEkUAn
修行中だから
592名無しさん@秘密の花園:2008/07/18(金) 21:50:00 ID:aMOXaGWd
しょうへいへーい
593名無しさん@秘密の花園:2008/07/18(金) 23:07:31 ID:BvGffijm
SS職人さん召喚!!
594名無しさん@秘密の花園:2008/07/19(土) 10:11:33 ID:nPAsdnnw
君が主で執事が俺での打ち上げでベロンベロンに酔った静御前が共演者の女性声優にまたセクハラしてたらしい。
595名無しさん@秘密の花園:2008/07/19(土) 11:19:58 ID:WXkRNjag
まぁ、御前だからな
596名無しさん@秘密の花園:2008/07/19(土) 11:59:48 ID:LiOCQewk
そのうち訴えられるんじゃないのかw
597名無しさん@秘密の花園:2008/07/19(土) 15:14:28 ID:hMq0D3V5
>>594
その書き方から、ベロンベロンに酔った静御前が共演者の女性声優に
セクハラされてたらしいと、期待してしまったじゃないか。

いつもいつも揉まれてばかり
私たちだって本当は揉みたいんだからね
598名無しさん@秘密の花園:2008/07/19(土) 15:16:32 ID:nPAsdnnw
本人曰わく
『合意の上』
『ホントはやられて喜んでるはず』
だからなww
599名無しさん@秘密の花園:2008/07/21(月) 03:05:59 ID:INZacSsU
何そのレ○プ魔みたいな発言w
600名無しさん@秘密の花園:2008/07/21(月) 10:54:14 ID:kyU8HmQq
>>598
なんだその犯人の証言w
601名無しさん@秘密の花園:2008/07/21(月) 19:26:46 ID:Qx/wg68D
御前は女で本当に良かったよなw

いや・・・女でも逮捕すれすれかも・・・
602名無しさん@秘密の花園:2008/07/21(月) 19:49:09 ID:LEQQ6YfX
御前のブログをみたのだが、フォトの画像がすごいw
数ある(はずに違いない)なばとのツーショットでなぜベッド画像をww

誰か職人さんがこの画像みて創作意欲わかないかな・・・
603名無しさん@秘密の花園:2008/07/21(月) 21:22:51 ID:mzHKV30t
今飲んだくれ日記見てきたww
あの写真だけアップって…愛を感じるねww


しかし旦那様は浮気しすぎww
604名無しさん@秘密の花園:2008/07/21(月) 21:27:18 ID:+ZWq/m4D
ちょっwうわww
605名無しさん@秘密の花園:2008/07/22(火) 03:06:28 ID:JUlqeQxg
なばさんのほうはパジャマ(そなえつけの?)な気がするが
御前が着てるのはバスローブにみえるのは俺だけか?
606名無しさん@秘密の花園:2008/07/23(水) 00:16:12 ID:8+HFRe2L
どっちもバスローブに見える
607名無しさん@秘密の花園:2008/07/23(水) 01:08:00 ID:yvHTxAGI
その写真、もともと野望裏にアップされてるんだけど
題名が「禁断の夜」で、コメントに「ムフフ、いっただきま〜す」とか書いてあるんだよな
野望裏、なばいとが好きなやつは金払ってでも見る価値あるぞw
608名無しさん@秘密の花園:2008/07/23(水) 11:41:18 ID:0zNRgG4I
>>607
俺も野望裏の為だけに課金してるが、あれは不意打ちで凄い画像が来るから妄想が爆発してヤバイな。
609名無しさん@秘密の花園:2008/07/23(水) 23:49:34 ID:FFSHCiOZ
ちょwwうりょのブログw
また野中さん発言来たよww
相変わらず仲いいね
610名無しさん@秘密の花園:2008/07/24(木) 23:33:43 ID:dJKldXU7
>>609
ttp://www.juscli.com/uryocchi.html
↑の#3を聞くといいよ
611名無しさん@秘密の花園:2008/07/27(日) 04:26:25 ID:nd2VRjGJ
おまいら!!もちろん黒うさぎ聞いたよな!?
612名無しさん@秘密の花園:2008/07/27(日) 19:39:53 ID:zpSZZrpM
恋のゆかりなな職人舞い降りて 下さいw
613 ◆jqqPRu3olY :2008/07/30(水) 00:29:05 ID:dwb/XG3Z
ちょっと遅れたっぽいけど、
時代は伊藤静さんみたいなので、カップリング話ではないけど、ついついおふざけで書いてしまった。
タイトルは「声優裁判」
614 ◆jqqPRu3olY :2008/07/30(水) 00:29:42 ID:dwb/XG3Z
「これより開廷します」

 井上麻里奈裁判官の声が法廷に響き渡った。
 緊張の面持ちで被告人席に座っているのは、百合声優四天王との呼び声も高い伊藤静被告人。
 そして、その弁護に当たるのが、百合声優四天王の一人である生天目仁美弁護士。

 原告席に座っているのは、これまた百合声優四天王の一人である松来未祐検察官。
 被告人の度重なる乳揉みセクハラを見聞きし、被害者のためを思って公訴を決断したという。
 あくまでも、被害者のためを思っての公訴ということである。

 百合声優四天王同士の対決とあって、傍聴人席はすでに満席となっていた。
615 ◆jqqPRu3olY :2008/07/30(水) 00:30:26 ID:dwb/XG3Z
「検察としては、裁判官の交替を要求します。井上麻里奈裁判官が、伊藤静被告人の膝の上で
目を瞑って寝ていたという情報があります。被告人と利害関係のある人が裁判官を務めるのは
好ましくありません」

 検察官の初っ端の要求に、どよめく傍聴人席。
 百合声優四天王同士の対決だけあって、興味があるのか、傍聴人席には女性声優の姿が目立った。
 その中に、藤田咲と井ノ上奈々の姿もあった。

藤田咲「うそ、そんな」
井ノ上奈々「麻里奈だからね」

「静粛に」
 裁判官の一声で、傍聴人席は静まり返った。
「その要求を却下します。たとえそれが事実であったとしても、
被告人と利害関係があるとは言えません。利害関係があるというのは、
裁判官が被告人の家族である場合などです。よって、当てはまりません」

 傍聴人席で小声で言葉を交わす女性声優2人。
藤 田「よかった。肯定してないってことは、そんなことなかったんだよね」
井ノ上「肯定してないけど、否定もしてないよね。咲、現実に目を向けよう?」
藤 田「・・・」
井ノ上「これからは私が咲を――」
 咲の両手をとる奈々。見つめ合う2人。その後ろの後ろの列の席で2人を見つめる人物が一人。
酒井香奈子「(奈々ちゃん・・・)」

裁判官「そこの傍聴人2人、神聖な裁判の場で、イチャつかないように」

 結局、裁判官の交替は認められず、井上麻里奈裁判官のままで進行することになった。
 証人尋問の順番になり、被告人に証人が見えないよう、仕切りが設置された。
 証言台に立つのは、はたまた百合声優四天王の一人である能登麻美子証人。
 もちろん、被告人には証人が誰なのかは知らされていない。
616 ◆jqqPRu3olY :2008/07/30(水) 00:31:20 ID:dwb/XG3Z
弁護士「あなたは、静に胸を揉まれたことがありますね?」
証 人「はい」
弁護士「では、あなたは、静に胸を揉まれて、本当はイヤでしたか?」
証 人「イヤではなかったです」
弁護士「質問を終わります」

検察官「先ほど、胸を揉まれてイヤではなかったと答えていましたね」
証 人「はい」
検察官「では、胸を揉まれたいと被告人にはっきりと言いましたか?」
証 人「で、でも、イヤではなかったんです」
検察官「質問にだけお答えください。被告人に胸を揉まれたいとはっきりと言いましたか?」
証 人「・・・言っていません」
617 ◆jqqPRu3olY :2008/07/30(水) 00:31:58 ID:dwb/XG3Z
検察官「では、最後に、もうひとつ質問します」
証 人「はい」
検察官「同じ事務所に、一緒に旅行に行ったりするほど仲のよい女性声優がいますね」
弁護士「異議あり。本件とは関係がありません」
裁判官「本件と関係があるのですか?」
検察官「重要なことです」
裁判官「では続けてください」
検察官「その方には胸を揉まれたことがありますか?」
弁護士「異議あり。本件との関係性が見えません」
裁判官「異議を却下します。証人は検察官の質問に答えてください」
証 人「綾ちゃん・・・川澄綾子さんに揉まれたことはありません」
検察官「では逆に、その人の胸を揉みたいと思ったことはありますか?」
弁護士「異議あり。私の麻・・・証人に変な質問をしないでください」
裁判官「私情を挟まないように。検察官、続けてください」
検察官「これは重要な質問ですので、正直に答えてください」
証 人「思ったことはありません」
検察官「つまり、かなり親しい仲にあっても、胸を揉みたいとは思わないということですね」
証 人「・・・」
検察官「これで質問を終わりにします」
618 ◆jqqPRu3olY :2008/07/30(水) 00:32:55 ID:dwb/XG3Z
 ついに求刑の段階に入った。
 伊藤静被告人の背中に手をかけて励ましている生天目仁美弁護士。
 自信の面持ちの松来未祐検察官。

検察官
「伊藤静被告人の供述は、『合意の上』、『ホントはやられて喜んでるはず』
などと、全く反省の色が見られません。また、証人の『かなり親しい仲にあっても、
胸を揉みたいとは思わない』旨の証言は、女性として当然であり、被告人の行為は
とうてい正当化できません。よって、被告人に、乳揉み生涯禁止を求刑します」

「そんな」
 被告人席から声が漏れる。このとき、よく耳をすませば、聞こえていたかもしれない。
 被告人席以外からも、同じ声が発せられていた。

弁護士
「静は無罪です。静が女性の胸を揉むのは、自分にはない感触を味わいたいからなんです。
特に、おっきなやわらかい胸の感触を味わいたいだけなんです。静は、嫌がる子の胸を
揉むようなことはしません。見ず知らずの女性であれば、触りたいとは思っても我慢するんです。
無差別に手を出してるわけではないんです。静は、女の子の胸には夢が詰まってると
本気で信じているだけなんです」

裁判官
「判決は午後に言い渡します」
619 ◆jqqPRu3olY :2008/07/30(水) 00:33:32 ID:dwb/XG3Z
 井上麻里奈裁判官の下した判決は、乳揉み1週間禁止、執行猶予1週間であった。
 検察官の求刑した乳揉み生涯禁止からすれば、執行猶予もつき、被告人側の大勝利といえるだろう。
 
「仁美さん、ありがとう。仁美さんのおかげだよ」
 判決を聞いてすぐに抱き合う2人。裁判官はそれを制止しようとせず、淡々と理由を述べていく。
「どういたしまして。これでしばらくは他の女の子には浮気しない?」
「どうだろう。乳さえ揉まなきゃいいんでしょ? でも、今夜は仁美さんだけのものになるね」
「え、なんで?」
「弁護してくれたお礼」
「そっか。うんうん。お礼か。しょげてる静さん、なかなか可愛かったよ」
「それは言わないでよ」

 松来未祐検察官は控訴はしないとのことなので、これで判決が確定した。
 松来未祐検察官が控訴を断念したのには、生天目仁美弁護士からの働きかけがあったとの噂もあるが、

真相は不明である。

<HAPPY END>
620 ◆jqqPRu3olY :2008/07/30(水) 00:34:47 ID:dwb/XG3Z
声優裁判というのが思い浮かんでしまったんです。
今ではけっこう反省しています。
621名無しさん@秘密の花園:2008/07/30(水) 00:38:20 ID:t0Bx/rkL
この声優界はもう駄目だ…
622名無しさん@秘密の花園:2008/07/30(水) 00:46:07 ID:W6U+S6ub
GJ!
この発想はなかったwww
623名無しさん@秘密の花園:2008/07/30(水) 01:10:35 ID:NQpiOs2J
しんきじくだな
624名無しさん@秘密の花園:2008/07/30(水) 02:09:44 ID:FRCyPSdY
GJ!!!
個人的には、傍聴席のその後が気になるなw
625名無しさん@秘密の花園:2008/07/30(水) 10:09:32 ID:cJr5y0I1
>あくまでも、被害者のためを思っての公訴ということである。
まつらいさん、嫉み羨望は自重wwww

>酒井香奈子「(奈々ちゃん・・・)」
ここで噴く

><HAPPY END>
なんだかよくわからんがとにかくこの声優界はもう駄目だ…
626名無しさん@秘密の花園:2008/07/30(水) 18:27:12 ID:BwG3RVVf
GJ!!

「私の麻…」吹いたw
627名無しさん@秘密の花園:2008/07/31(木) 00:21:07 ID:V3geGW+M
御前以外にも裁判を受けるべき人が沢山いる予感…w
しかし裁判ネタは面白かった、GJ!
628名無しさん@秘密の花園:2008/08/01(金) 13:54:50 ID:CsZrawws
メッチャおもろかったww
是非能登とかキミコとか植田とか巻き込んでドロドロの続編が読みたいところですなw
次の裁判官はマスミンでよろ!
629名無しさん@秘密の花園:2008/08/01(金) 16:07:19 ID:/yMB2+3A
確かにますみん裁判官似合うなw
630名無しさん@秘密の花園:2008/08/02(土) 00:09:12 ID:K8dq6Kx1
御前となばのブログにお互いの名前をタイトルにして日記書いてるよww

裁判SS読んだ後にこの日記読むと何かにやける
631名無しさん@秘密の花園:2008/08/02(土) 00:35:50 ID:bnZSh9kE
さっさと結婚すればいいのに
632名無しさん@秘密の花園:2008/08/02(土) 22:29:57 ID:OGYUXM1p
さあ、おまえら
早く旦那さんのブログをみてくるんだ
妄想が膨らむうぅぅぅぅぅ!!
633名無しさん@秘密の花園:2008/08/02(土) 22:33:51 ID:iUTkyoHr
静さんラヴって何か普通に萌えるwww
634名無しさん@秘密の花園:2008/08/02(土) 23:25:43 ID:9UrS0vR5
今まさに一緒に飲んでいるのか(*´Д`)
どーすんの!?このあとどーなっちまうの!?
確かにwww妄想が止まりませんwwwwww
635名無しさん@秘密の花園:2008/08/02(土) 23:41:39 ID:iUTkyoHr
だって…
飲んだら大変な事になるもん。。。(〃_ _)σ‖

すげーwww
御前とかえって女豹になるのか?
636名無しさん@秘密の花園:2008/08/02(土) 23:58:18 ID:bnZSh9kE
飲んだら完全に潰れてしまう
637名無しさん@秘密の花園:2008/08/03(日) 00:02:11 ID:M5indScG
そういえば甘酒もヤバいんだっけ?
弱い人は弱いんだな。
638名無しさん@秘密の花園:2008/08/03(日) 00:57:09 ID:NQ1Myh+M
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm244652
なばが酔っぱらうとこうなる
639名無しさん@秘密の花園:2008/08/03(日) 01:33:41 ID:M5indScG
なにこれイイ(・∀・)
声優とか全然興味無かったんだけど,何これ,生天目チョー可愛いしwwww
惚れそうだこんちくしょー。

チョーやべぇ。2828動画だ,思わず保存したぜ。
640名無しさん@秘密の花園:2008/08/03(日) 02:07:58 ID:M5indScG
>>638
ありがとうもうほんとありがとうww
お前がいてほんとによかった。
これで今日俺に人生が変わったゼwww

いいもん聞けてよかった。
641名無しさん@秘密の花園:2008/08/03(日) 15:10:32 ID:EZd3fIJp
御前のブログは呑んだくれ日記と言うよりノロケ日記になってるなww
642名無しさん@秘密の花園:2008/08/03(日) 19:06:26 ID:bS+kueBV
>>640
昨夜のQR「集英学園大学マン研」でも酔った生天目さんが聴けた。
S-ラジで水曜日に配信されます。
ttp://www.s-cast.net/radio/manken/index.html
(A&G+でもストリーミングされるけど、1週遅れなので来週8/11以降)
643名無しさん@秘密の花園:2008/08/03(日) 23:28:58 ID:+tszxoBV
>>640
自分がうpした動画じゃないけど、喜んでもらえたなら紹介した甲斐があったよ。
声優に興味のない人がなんでこのスレにいるのかはよく分からないけど、
これを機に是非他の声優にも興味を持ってください。
644名無しさん@秘密の花園:2008/08/03(日) 23:48:34 ID:AKOqRbbW
恋姫†無双 問題のシーン
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm4128130
645名無しさん@秘密の花園:2008/08/03(日) 23:55:10 ID:n+nAPfNE
チンポ丸見えじゃん
646名無しさん@秘密の花園:2008/08/04(月) 00:22:00 ID:u75vHHKv
>>643
いやCandy Boyにはまっててね,キャストがなばと柚ねえとえみりんなわけですよ。
で,なばためが女好き声優と知り、流れ流れてたどり着いたわけで……。
そんでもってこのスレの573あたりのなばいとSSがなんと見事に俺の中でヒットwww

リアル声優でSSはないだろっ?!とか思ってたけど価値観変わった。いいよこれ。面白い。

それでこのラジオだろ?
見事に俺のハートは鷲掴みにされました。
声にメロメロにされたのは初めての経験だ!まじで。
なばと同じくらいなのに,この歳で声優にハマるとは思わなかった。

あっ 雑談失礼。
今は何か新しい出会いが嬉しくて幸せだwww
647名無しさん@秘密の花園:2008/08/04(月) 00:38:41 ID:TNSQBFUA
>>646
よう先月の俺。
これからすごい勢いで百合声優に詳しくなるぞ。
648名無しさん@秘密の花園:2008/08/04(月) 01:01:53 ID:toyVxBeU
>>646
よう去年の俺。

俺もここに住むようになったきっかけは生天目さんからだった。
歳なんて関係ないぜ!仲間はいつでも歓迎する!
SSに興味あるなら1レスめにある第3の保管庫などオススメだ。
649名無しさん@秘密の花園:2008/08/04(月) 04:16:36 ID:BcUmDiKj
>>646
ニコの百合声優発言集動画はもちろんチェック済みだよな?
まだなら百合声優発言集で検索汁。
650646:2008/08/04(月) 08:48:24 ID:u75vHHKv
見たよみた!しっかり見すぎて気づいたら朝だった!
土曜のことだけど。

余計に惚れたよ。なばためさん!(*´Д`)=з

なんかもーお近づきになりたい!
ナレーションの仕事頼めるような企画立てようかと野望拡大中!
651名無しさん@秘密の花園:2008/08/04(月) 12:57:07 ID:Iu1rmHmv
>>650
643です。なるほど…そういうことか。
じゃあその熱が冷めないうちにSSを書いてみないか?
って、好きになったばっかりじゃ厳しいかw
652名無しさん@秘密の花園:2008/08/04(月) 13:04:33 ID:kMImAzE7
>64
よう三週間前の俺。自分はPrestarから始まって発言集へ突入。
いまじゃすっかり声優板が巡回先。
ある人に注目すると、百合抜きにしてもやっぱりウマが合うというか
二人が活き活きする組み合わせというのは確かにあるというのが
わかってきたけど、まつらいさんの孤高っぷりはいつも噴く。
こやまきみこすら御前という理解者がいるのに、、、
653名無しさん@秘密の花園:2008/08/04(月) 18:00:18 ID:5jK7WR3p
自分は伊藤御前から入りますた。
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm4049770
別に萌る訳じゃないけど
なばいと夫婦の普段の会話っぽい感じが堪能できます。
654名無しさん@秘密の花園:2008/08/04(月) 18:24:47 ID:C8UslLLl
>>652
大丈夫まつらいさんには水沢っちが付いてるよ!
ただのご飯奢ってくれる金づるって思われてるかもしれないけどね!
655650:2008/08/05(火) 02:12:00 ID:UxAbpb1w
>>648, 653
徹底的に萌えマスター!(*´Д`)=з
656名無しさん@秘密の花園:2008/08/05(火) 07:55:42 ID:G9T+hVEy
>>654
ヤサグレて水沢に迫るヤンデレみゆみゆを想像した俺キモスw
657名無しさん@秘密の花園:2008/08/05(火) 22:44:41 ID:nIi8SPxm
>>656
うはwそれを文章にしてみたらいいじゃないか!
最近投下少ないしな…
658名無しさん@秘密の花園:2008/08/05(火) 23:08:45 ID:UxAbpb1w
>>642
どこが酔ってるのか分かんなかった。始終テンション高くて・・・。
659名無しさん@秘密の花園:2008/08/06(水) 23:28:38 ID:XSKEyxx3
>>642
聞けたwww
前聞いたのは,更新前の奴だったみたいだwww

酒飲んだ生天目が好きだwww
ぜひ一杯一緒に飲みたい!
660名無しさん@秘密の花園:2008/08/07(木) 00:42:33 ID:KAJBgiit
酔ったナバは御前がお持ち帰りするんですね、わかります
661名無しさん@秘密の花園:2008/08/07(木) 00:45:32 ID:bfbp/CtE
なばいとっていいなぁ。
「☆開運☆野望神社☆」 第七十六回,聞いたけど,すげー受けました。
なんかこの後,二人で飲み会のエロスについて最高に語り絡みそうだwww
662名無しさん@秘密の花園:2008/08/07(木) 01:47:40 ID:i5PY6inf
>>660

お持ち帰り、つうか、イメージ的には「回収」だけどなw
663名無しさん@秘密の花園:2008/08/07(木) 02:49:49 ID:bfbp/CtE
酔ったなばにくらくらっと来た御前が,おいしくなばをいただくなどという展開を妄想するのが
SSの始まりか?
ってかあんなの目の前でやられたら,ほんとに男女問わずクラクラしそうだな。
毎回酒飲んでやってほしいくらいだ。
664名無しさん@秘密の花園:2008/08/07(木) 02:56:12 ID:hTX1dHfz
>>663
いいな、それ!

しかしあの酔っ払いなばの可愛さにクラクラするが
ふわふわと幼さ全開で妙に手をだしてはいけない感じもするw
そのあたり葛藤してもやもやする御前とかどうだろう?w
665名無しさん@秘密の花園:2008/08/07(木) 11:23:20 ID:zFQsIRuE
今日はお祝いだからと一緒に飲み始めたものの、酔ったなばをみて
必死に理性を保とうとする御前。「しっかりしろー、自重しろー私」
666名無しさん@秘密の花園:2008/08/07(木) 12:47:10 ID:unu9RDVC
「静ぁ〜頭がクラクラするよぉ〜」
「私もクラクラする、お願いだからこれ以上そばにこないでっっ」
667 ◆xQeQRUInhw :2008/08/07(木) 18:55:29 ID:YIJQSMG3

需要と見合うものが書けたか分かりませんが投下します。
微エロ…です。

なばいと
「二次会の次は」
668 ◆xQeQRUInhw :2008/08/07(木) 18:55:59 ID:YIJQSMG3

***************

「大体ねぇ、あの監督はいちいちダメ出ししすぎなんらよ!」
「はいはい」
「ダメらと思うんなら具体的にどうしたらいいのか言ってくれららいいのにさぁ〜?」
「はいはい」
「声優を何らと思ってんらよ〜演じてるのは私たちなんらぞー!」
「うんうん」
「ちょっとぉ〜静さぁん?聞いてるの〜?」
「さっきから30分は聞いてるけど…」

親しい仲間内で仁美さんの誕生会をしたあと、「二人で二次会♪」というベタな名目のもと、二人で私の部屋に転がり込んだ。
既に誕生会のときから出来上がってた仁美さんなのに、部屋に上がるなり私の冷蔵庫の、「私の!」ビールを取り出して!

で、この有様。『酔ったら可愛くなっちゃうの(はぁと)』な仁美さんは既に終わってる。今は完全に絡み酒だ。
私はと言えば、相方がこんなにも出来上がってちゃ呑むに呑めない状況で。まぁチビチビと焼酎を頂いているくらい。


「でも、ひづかはね〜、色々愚痴とか言わないでしょ〜?へへww私そういうとこ好きwwははw」
「ありがとう…」

今度は笑い上戸にシフトチェンジ…普段酔わない人が酔ってんのに付き合うのは…しんどい。

不意に、テーブルの下で私の足と仁美さんの足がぶつかった。
669 ◆xQeQRUInhw :2008/08/07(木) 18:57:25 ID:YIJQSMG3
「……」

お互い、何も言わずに、足の指を絡めだす。


そういや、最近してないし。
酔った流れでそういうことも(仁美さんがあんまり呑まないから)ない。

「何か、変な気分になってきた…かも…」
「へへ…私も…w変な気分かもwwかもww」
「どうする?しちゃおっか?」
「ん〜へへww静はどう?したい?w」
「正直、したい…かな?」

いくら絡み酒でも、酔ってる仁美さんは可愛くて。上気した顔が色っぽくて。
あぁ、私もけっこう酒が廻ってるのかな。

仁美さんのオデコに軽くキスしてから、見つめ合った。

「ベッド…行こう?」
670 ◆xQeQRUInhw :2008/08/07(木) 18:58:35 ID:YIJQSMG3

***************


足が覚束ない仁美さんの手を引いて、なだれ込むようにベッドにダイブした。

私が仁美さんの上になり、見つめ合って、もう一度キス。
唇を首へ、鎖骨へ、動かしていくにつれ、仁美さんの身体がピクピクと動く。

「はぁ…、あっ、ん…」

鎖骨に沿って舌をなぞると、私の頭を撫でていた仁美さんの手に力が入ったのが分かった。

「ぁっ、静っ、…しずかぁ…」
「仁美さん…」

感じ出すと、私の名前を呼んでくれる仁美さん。可愛い。ホントに可愛い。
もう仁美さんの声に酔いは感じなかった。

顔も身体も蒸気した仁美さん。服を脱がせようとしたとき。


ピロピロピロ♪ピロピロロ♪

着信だ。私の。
671 ◆xQeQRUInhw :2008/08/07(木) 18:58:52 ID:YIJQSMG3
「誰〜?」
「…佳奈だね」

こんなときに電話に出るほど、私は空気の読めない女じゃないし。まぁ携帯切っとけって話だけど。
ベッドサイドでピコピコと光る携帯を放り投げようとすると、携帯を持つ私の腕を仁美さんが掴んだ。

「…なに?」
「へへっ…w電話出てよw」
「何でよ、いいの?」
「いいから!」
「……?」

真意は分からなかったけど、取り敢えずベッドに座り、電話に出た。

『もしもし〜静?』
「うん、佳奈どうしたぁ?」
『あのさ〜、さっきの飲み会(誕生会)のときに静ストール忘れてたよ』

ボサボサになってる髪の毛をかき上げて、佳奈の声に耳を傾けた、瞬間。

「えっ本当?あ、そういやそんな気が…そんじゃまた明日にで、っ…!?」

携帯を当ててない方に耳に、突然の衝撃を感じた。

目だけをそちらに移動させると…
672 ◆xQeQRUInhw :2008/08/07(木) 19:00:15 ID:YIJQSMG3

「うはは…w」
「……」

どうやら、仁美さんが私の耳に息を吹きかけたようだ。…このいたずらっ子が…

『静?どうした?大丈夫?』
「あぁ!うん、大丈夫だよ!!」

この馬鹿馬鹿しい状態を佳奈に知られないように、私は平然と佳奈に返事をした。
チラと仁美さんを見ると、ニヤニヤ顔。

『私明日は新宿で仕事なんだけどさ、もしも平気なら夜にでも会わない?ストール預かってるから』
「あ〜、私は東京の方だからすぐ行けるね〜それじゃ、っ…!?」

また…っ!このいたずら三十路(+2)がっ!!

「話しなよ」
「なっ…!?」

いつもより、少し低い声で、佳奈との電話を促す仁美さん。
って、囁くな!噛むな〜!舐めるな〜〜〜!!
673 ◆xQeQRUInhw :2008/08/07(木) 19:00:45 ID:YIJQSMG3

「ぁっ、やぁ…」
『…静?ちょっと静!?』
「ほら、話しなって静さん♪」
「もっ、佳奈ぁ、また後でかけ直すっ…!」
『…静まさか…今、仁美と一緒?』
「え!!いや、それ、はっ…ぁっ、!」
『…ぶっ!!あんたそうならそうって言いなよ!!あっはっはwwじゃあまた明日にでも電話するよ!wごゆっくりww』
「いや、ちょ!佳奈待っt…」

プープー。

「……ひ〜と〜み〜さぁん!!!」
「あっはっはっはっはww可愛い静!!wかわいいいいいwww」

私は今度こそ携帯を投げて、仁美さんの上に飛び乗った。

「じゃあ、今から三次会ってことでwwうちらのwうちらの夜の三次会wwぶっw」

さっきの愛撫じゃ酔いは醒めなかったか…
脳みそから足の先までがアルコールに変わった女をどうしてくれよう。
674 ◆xQeQRUInhw :2008/08/07(木) 19:01:49 ID:YIJQSMG3

「仁美さん。ご存知の通り、本来の私は一次会、二次会、と進むにつれてハイになってくの」
「うんwwへへww、…あれ、…静さ、ん?」

仁美さんに馬乗りになった姿勢のまま、私はシャツを脱いだ。
上から見下ろすと仁美さんは、目をパチクリとしたまま。

そう、本来の私はこんな時間はまだ酒を浴びるように呑んでいるはず。
だから今夜は、このアルコール漬けになった仁美さんを。


「今夜は仁美さんを頂くから。覚悟しなさいよ」


END
675 ◆xQeQRUInhw :2008/08/07(木) 19:02:37 ID:YIJQSMG3

以上です。
なばいとはジャスティス。
676名無しさん@秘密の花園:2008/08/07(木) 19:20:20 ID:7HdCLg+t
キター!(*´Д`)=з イイヨコレイイヨ-!

このスレはエロ本番はタブーすか?
もうこのままもつれ合って絡み合って召し上がって頂きたいよ。まったく〜。
677名無しさん@秘密の花園:2008/08/07(木) 20:03:44 ID:7HdCLg+t
飲み会のエロス〜。
678名無しさん@秘密の花園:2008/08/07(木) 23:07:29 ID:mgDCWzS6
エロスが開幕直前と聞いて飛んできますた。
679名無しさん@秘密の花園:2008/08/07(木) 23:45:43 ID:KAJBgiit
とりあえずわっふるわっふるw
680名無しさん@秘密の花園:2008/08/08(金) 00:04:56 ID:2CbO4zlP
>>675
GJ!!!なばいとは最高だな!

>>676
エロOKか聞くってことは、このスレには来たばっかりか?
http://voiceactorstory.web.fc2.com/
ここに今まで投下されたSSがあるから読んどけ。お気に入りのCPのだけでもいいから。
エロだってもちろんあるぞw
もう読んでたらスマソ
681名無しさん@秘密の花園:2008/08/08(金) 00:27:19 ID:OXs0T81g
>>675
GJ!!!
御前攻めもいいな!なばがかわいい!
なばいとはほのぼのもエロもありで幅広く楽しめるCPだな。
682名無しさん@秘密の花園:2008/08/08(金) 00:43:39 ID:idI9ueNf
なばいと超GJ!
佳奈さま物分かりいいなwww

どうでもいいけど、最近ここが昔の本スレみたいな空気で好きだ。
683 ◆CXNOHqPc4E :2008/08/08(金) 15:23:51 ID:ez/FP9SE
>>675
GJ!!!
旗様が素敵すぐるw

神の後で恐縮ですが自分も投下させてもらいます
あみぺで夏の定番な感じ。
684 ◆CXNOHqPc4E :2008/08/08(金) 15:24:34 ID:ez/FP9SE

「ねーねーぺー!次はどれ乗る?あっち行ってみる?」
「あー…」


   『三瓶由布子 ある夏のできごと』


というわけで。
“夏といえば遊園地でしょ!”というよくわからない提案のもと、あたしこと三瓶由布子と小清水亜美は都内某所の遊園地に来ていた。
それにしても…
「あちぃ……」
あたしは右手でパタパタと顔を扇ぎながら呟いた。
「あっ、ぺー!」
その手をガシッと掴まれて、引っ張られる。
「あれ!あれに入ろーよ」
「あ?」

小清水の指し示す先にあるのは、わざとらしくドロドロした字体の看板。
「“呪われた館 戦慄の夜”…」
「涼しくなるよーきっと!」
「う…ん…。てかなんかやたらベタな感じだな」
あたしは若干うんざりしながらその看板を見上げた。しょうもない、とは思うけど、少し、その…
「ぺー怖い!?怖いの!?いいよ亜美に抱きついても!受け止めるよ亜美は!」
「いらねぇよ!」
ちょっとだけど、びびってるのを見透かされた。…なんか悔しい。
「ま、冷房効いてそうだし、入るか」
「うんっ」

685 ◆CXNOHqPc4E :2008/08/08(金) 15:25:16 ID:ez/FP9SE

「ぅおっ」
薄暗い物陰からミイラみたいな人形が飛び出してきて、あたしは小さく驚く。なーんだ。この程度のお化け屋敷、今どき小学生でも怖がらな…
「やー!怖いよぺー!手つなごうよー!」
…隣のバカもわざとらしく騒ぎ立ててるところを見ると、真剣に怖がってはいないみたいだし。
「ねぇ手!手!」
「なんでだよ」
「だってぇ、お化け屋敷といえば夏の恋の必須アイテムっていうかロマンスの神様舞い降りてっていうか!ヤダそんなとこ触っちゃだめだよ三瓶君っ!みたいなー。げへへへへ…」
「オマエの中のお化け屋敷はどんなイメージだ!」
「だってぇ〜」
そのとき、「ケキャキャキャキャ」みたいな声とともに、あたしたちの頭上を人形が通り過ぎた。
あ、人形を吊ってある糸見えた。

「ぎゃーっ!!何今のヘンな声してたっ!」
「あんたの笑い声のがよっぽどキモいから」
相変わらず騒がしい小清水はほっといて、あたしは先へ進むことにした。すると小清水は慌ててあたしを追いかけてくる。
「あっ、待ってぺー!亜美が前歩くから」
「別にいいけど、何こだわってんの」
さっきからこいつは、頑としてあたしに先を歩かせようとしない。なんなんだ一体。
すると、任せなさいと言うように胸を叩いて小清水は笑った。
「さんぺーちゃんは亜美が守るからっ」

686 ◆CXNOHqPc4E :2008/08/08(金) 15:26:06 ID:ez/FP9SE

それからもちょいちょい出てくるいろんな仕掛けを楽しみながら、あたしたちはお化け屋敷の中を進んで行った。もうそろそろ出口かな?と思っていると、見るからに怪しげな扉の前で小清水が立ち止まる。
「何してんの」
声をかけると、ドアノブを掴んで一時停止していた小清水が振り返る。深刻そうに眉をひそめて。
「…これって、開けたら絶対になんか出てくるよね…」
「ああ、フツーそうだね」
「うーーー…」
怖がってるのか、なかなかドアを開けようとしない。
そんなに期待するほどたいした仕掛けがあるとも思えないんだけど。
「こしみ…」
「あ、人だ」

“あたしが開けよっか?”と提案しようとしたところで、背後から誰かの声が響いた。
驚いて振り向くと、高校生ぐらいのカップルが手をつないで立っていた。後から入場した組に追いつかれてしまったみたいだ。
「あー、追いついちゃったか」
「だってセンパイ歩くの速いんだもん」
「ごめんごめん」

早く進もうと言うつもりで小清水をつつくと、あいつは困ったようにあたしを見て、あたしの後ろにいるカップルにちらっと目をやる。
それから何かを思いついたように、カップルに向き直った。
「…あのっ!」
な、何言う気だコイツ…。
小清水は右手でドアを指すと、
「あの……先どうぞぉ」
「ってオイ小清水!」
譲るのかよ!
「だって怖いんだもーん!!」
「いや、でもさ、なんか悪いじゃん!」
ルール違反てか、毒見に行かせるみたいだし…。

「あ、いっすよ」
あたしたちが言い争っていると、カップルの男の子が人の良さそうな笑顔を小清水に向けた。
「オレら先に行きますよ。な?いいよな?」
「えぇ〜……いいけど」
「大丈夫、オレ先歩くから」
「うん……。おいてかないでよ」
初めは渋っていた女の子も、納得した様子で彼氏の腕を取る。
怖がってるのが、なんかかわいいな…。
「じゃあ、お先に失礼しまっす」
「どーぞ」
あたしたちにヒラヒラと手を振って、2人は扉の向こうへ消えて行った。

687 ◆CXNOHqPc4E :2008/08/08(金) 15:27:01 ID:ez/FP9SE

「ねぇぺ」
「ん?」
「今の子、萌えだったね」
閉じてしまった扉を見つめて、小清水が呟く。
「あぁ、かわいかったね」
「あのねっ、ぺーも、ぺーも亜美につかまっていいよ!!」
キラキラと目を輝かせて、小清水の右腕が目の前に差し出される。
「…だからいらねって」
ほっそい腕を払って、あたしは耳をすます。
前の組に何かがあれば、叫び声なり効果音なりが聞こえるはずだ。
「……」
でもあたしたちの周りは静まり返って、何も聞こえなかった。

「…入ろっか」
小清水が扉に手を掛ける。するとその瞬間、遠くから“キャー!”みたいな悲鳴が響いた。
小清水の肩がビクンと跳ねて、扉を開けようとしていた動きが止まる。
や、まぁ確かに今のはびびったけど。でもいつまでもここでこうしてるわけにもいかない。
「あーもー。さっさと行こうぜ」
「ぅ…ん……」
うんって言いながら小清水は固まったまま。
…ん?てかコイツ、膝震えてる?
「はぁ…」
なんだかんだ言いつつ、素で怖がってるじゃねえか。しょーがねーなーもう。
あたしがため息をつくと、小清水が情けない顔で振り返る。
「う〜…ぺーまたあきれてる…」
「あきれてねえよ。ホラ、行くよ」
あたしは小清水の手を握ると、重たい扉を開いた。

688 ◆CXNOHqPc4E :2008/08/08(金) 15:27:55 ID:ez/FP9SE

「ぺ、ぺー…」
少し進んでも、相変わらず薄暗いだけで特に何も出てこない。
小清水はあたしの手を握って、ずっとあわあわしてる。
「なんだ。何もないじゃん」
あたしは歩きながら辺りに視線を走らせる。
すると、小清水のあたしの手を握る力が少し強まって、あたしは足を止めた。
「なんだよ」
「…えへ」
小清水はちょっとだけうつむいて、顔を赤くしてる。…キモい。
「ぺーが、手、握ってくれると…なんか、安心する」
やたらゆっくりと話す小清水。
「はぁ?」
「ぺーがいれば大丈夫、って思えるの」
そう言うと小清水はあたしに向けて、照れたように笑いかける。
「…じゃ」
あたしは自分の頬が熱くなるのを感じて、それがバレないうちにさっさと手をほどこうとする。そしたら小清水が唇を尖らせて、ガシッと腕を掴まれる。
「やだー!手離さないもーん!」
「なんだよもう平気そうじゃねーか!」
「平気ジャナイヨー」
「嘘つけおま…」
あたしがそう言いかけたとき、背後からギィーという鈍い音が聞こえた。

「……」

嫌な予感がして、あたしと小清水は同時に音のした方を振り返る。
すると、暗がりの中物陰から現れたのは、髪の長い女のお化け。
なんだ、また人形か…と思いかけた瞬間。
「…た〜す〜け〜てぇ〜〜〜」
そのお化けは言葉を発して、そして…
「う…」
「「っぎゃーーーーー!」」
這いつくばるようにして追いかけてきたお化けに、あたしと小清水はかわいさのかけらもない叫び声を上げて走り出した。

689 ◆CXNOHqPc4E :2008/08/08(金) 15:28:45 ID:ez/FP9SE

夢中で走って角を曲がると、出口と書かれたカーテンにぶつかる。
「うぉっ」
それをくぐると、太陽のあまりの眩しさにあたしは目を細めた。隣の小清水は、泣きそうな顔で肩で息をしている。
「こ…こわかったぁ…」
「うん。まじこえぇ」
「あれ人形じゃなかったよね?!」
「や、まあスタッフだろうけど」
「やだぁそれまで人形とかしか出なかったのにぃー」
「しかも油断してたし…」
「あはっ、亜美たち超走ったねっ」
「ちょっとビビりすぎうちら。ははっ」
必死すぎた自分たちにウケて、小清水と笑い合う。

あ。

手をつないだままだったことに気付いて、あたしはその手をパッとほどいた。
だって、なんか…恥ずかしいじゃないか。
「あー」
小清水が不満そうな声を上げるけど、無視だ無視。
「他の乗り物乗ろー」
「なんで手離すのー」
歩き始めたあたしを追いかけてきて、小清水が頬を膨らませる。
「あちぃから」
「もー!ぺーってばツンデレなんだからぁっ」
そっけない返事をすると、思いっきり背中を叩かれる。
「いてぇよ」
真剣に痛いぞこのやろう。
あたしが睨むと、小清水はニヤニヤと頬を緩ませてあたしを見る。
「えへへー」
「なんだよキモいな」
「ドア開けてくれたときのぺー、かっこよかったなーって」
「はぁ」
小清水は楽しそうにあたしの顔を覗き込む。
「“亜美はオレについてこい!”なーんてさあー。ちょー照れるぅー」
「んなこと言ってねえし!」
妄想もいいとこだろ!
「言わなくても亜美にはわかるのっ」
あたしのツッコミに動じることもなく、小清水は自信満々で笑う。
「…へぇー」
もうコイツはほっとこう。なんであのとき手なんて握っちゃったんだろうと猛烈な後悔に襲われる。
「何その返事ー」
「はいはい。次どれ乗る?」
「えっ、亜美ねー亜美ねー」
「あ、あたしあれがいい」
「聞いてよぺー!」
「もうおまえなんか知らん」
「えーっ」

怖がってる小清水がかわいく見えたからって、もう絶対に、絶っっ対に手なんか握ってやらないぞ!と決意した三瓶由布子22才の夏だった―――。

690 ◆CXNOHqPc4E :2008/08/08(金) 15:29:31 ID:ez/FP9SE

 <おまけ>
にぎやかに去って行く2人の背中を見送るお化け屋敷のスタッフたち。
「…あの子たち、すげー声でかかったね」
「うん…。こっちが驚いたよ。まだ耳の中ワンワンいってる…」
「何者だろ」
「うん…」
見事に実力を発揮した声優2人に、ただただあっけにとられるスタッフたちでしたとさ。


  おわり
691 ◆CXNOHqPc4E :2008/08/08(金) 15:30:46 ID:ez/FP9SE
以上です。

あみぺは夏休みどっか行ったりしないのかなー
って妄想してしまいました
692名無しさん@秘密の花園:2008/08/08(金) 15:52:39 ID:E1Fv5gF1
>>691
夏休みという考え方がもう、ね
693名無しさん@秘密の花園:2008/08/08(金) 16:04:42 ID:h1X7oCPX
こらこら!16歳,17歳教の人に失礼だゾ&heart;
694名無しさん@秘密の花園:2008/08/08(金) 17:13:03 ID:bhCWf/7C
>>691
超GJ!萌えた!
心の中でデレるぺがたまらんw
695名無しさん@秘密の花園:2008/08/08(金) 22:23:23 ID:VZMrNytL
御前はなばさんに対して結構ガチっぽいけど、それに対してなばさんはちょっとひいてるよね。
696名無しさん@秘密の花園:2008/08/08(金) 22:37:10 ID:i5wW9HHi
あみぺ久々。
GJでした。
697名無しさん@秘密の花園:2008/08/08(金) 22:39:24 ID:i5wW9HHi
>>695
俺は最初逆だと思ってた。なばはノリノリなのに御前は時々めんどくさそうな感じしたから。
けど最近のガチ具合を見てると…。
698名無しさん@秘密の花園:2008/08/09(土) 00:16:43 ID:PRwhBK5K
相思相愛ですね、わかります
699名無しさん@秘密の花園:2008/08/09(土) 02:50:27 ID:mcE0/cun
最近みならじの御前とゴットゥーザ様のお互いの呼び方が『静』『邑子』になってて初々しくてニヤけるww
初めは二人ともちゃん付けやったのに。


この二人は百合って感じはしないが見守っていきたい感じだ。
700名無しさん@秘密の花園:2008/08/10(日) 00:37:16 ID:onm88tv1
なばいとのエロス〜 (*´Д`)=з

いかん…… ツボった。
遅まきながらなばっち32歳おめでとう。
初回野望神社聞いて午前の初々しさに萌えた。
701名無しさん@秘密の花園:2008/08/11(月) 01:19:32 ID:xtau1kf7
御前って初めツンデレだったのに最近デレデレだよなwまぁツンツンしてる時もあるけど
702名無しさん@秘密の花園:2008/08/12(火) 10:32:17 ID:CHLc5Uo4
何気なくwikipediaの「同性愛」の項目を読んでいたら、
同性愛であると自称・公言した著名人一覧 の中に

伊藤静(バイセクシャル。声優)

があって吹いたwww
703名無しさん@秘密の花園:2008/08/12(火) 10:40:55 ID:Z/YezQhY
何気なく読んでたあなたもイイ!
とにかくいいネタ乙!

ツられて読んでおれも吹いた!


つか宣言してるんだ御前www
ナバも早くカムアウトせい!
704 ◆gqNkam1SwU :2008/08/12(火) 16:55:50 ID:cGZcF/+i
空気読まずに初投下。
智ます。
705酒は呑んでも...(1/5) ◆gqNkam1SwU :2008/08/12(火) 16:56:30 ID:cGZcF/+i
久しぶりの真澄の部屋。
アタシが持ち込んだお酒を飲みながらの、近況報告会。
いわゆるgirlsトークポーリーである。


「……ってことがあってさー、」

「ハハ、智秋ちゃんらしいね」

「まあ、いくらチェケラッチョなアタイでもそれはさすがにナシかなって気がしてね」

「うん、それ、チェケラッチョとか関係なく誰でもナシだから」

「あ、ホントー?」

「普通はね」

「やーでも、浅野サンに『普通』とか言われてもなー」

「……どういう意味だコノヤロー」


*****


「……でさでさ、そこでアタイは言ってやったね!」

「へー、なんて?」


真澄がうんうんと適度に相槌をくれるものだから、すっかり気持ちよくなって喋りまくって、
四方山話には花が咲くどころか、満開全開もーいーかい?


*****


「そんでさっ、」

「んー……」


*****
 
706酒は呑んでも...(2/5) ◆gqNkam1SwU :2008/08/12(火) 16:57:00 ID:cGZcF/+i
 
「……って訳だったんだけど、」

「…………」


……あれ?
ここらで突っ込みが入ると思ったのに。


ハンドシェ……もとい、身振り手振りを交えながら熱く語っていたアタシは、
その予想外の真澄のリアクションに、ふと我に返った。

リアクションというよりは、完全なノーリアクション。


(ヤッバ。さすがに一方的に喋り過ぎたかな)


呆れられて愛想を尽かされたのだろうか。


──そんなの嫌だ。


「……えっと、真澄?」

「…………んー?」


良かった。返事してくれた。

勝手に焦って、泣きそうになりながらのアタシの問いかけには、
鈍いながらもちゃんと返事がかえってきてくれた。
取り敢えずホッと胸を撫で下ろし、ご機嫌を伺おうとその顔を改めて注視する。と、

あ、れ?


「──真澄、もしかして酔ってる?」
 
707酒は呑んでも...(3/5) ◆gqNkam1SwU :2008/08/12(火) 16:57:30 ID:cGZcF/+i
 
元々が白いその肌は、朱に染まると酷くわかりやすい。
頬だけではなく、ピョコリと覗いたcuteな左耳や、首もとまですっかり赤くして、
いつもは鋭い眼光すら放つ薄茶の瞳をトロリと緩めて、


「酔ってない、よ」


ヘニャリと笑った姿は、聞くまでもなく酔っ払いのそれだった。

許容量を越えるほどはまだ飲んでないと思っていたんだけど、
そういやお酒をちゃんと飲むのは久しぶりとか言ってたような気もする。
思えばツマミにもそんなに手をつけてなかったようだし。

明日はオフだって言ってたけど、あまり無理をさせるわけにも行かない。
もうすぐ眠いって言い出すんじゃないかなと、少し残念に思いながら、
お水いる? と尋ねようと……、…………えっ、と。


「………………」

「……ま、真澄サン?」

「………………」

「そ、そぉんなに見つめられると、照れちゃうゼ?」

「………………」

「……あ、アハ〜ン☆」


苦し紛れに繰り出したsexyポーズにも反応なし。
ただただ無言で半分据わった目で、じーっと。……ひたすら、じーーーっと。


(こ、怖いYOますmin)
 
708酒は呑んでも...(4/5) ◆gqNkam1SwU :2008/08/12(火) 16:58:01 ID:cGZcF/+i
 
これはアビchanにでも助けを求めるしかないか、そう思いかけたその時。


「……智秋ちゃん」

「はっ、ハイ!?」


視線を逸らした一瞬の隙に、真澄は膝でにじり寄って来ていて、気がつけばすぐ目の前。
鼻と鼻がくっ付きそうな程の距離で見詰め合う。
なんだなんだ。

コレハ一体ドウイウ状況デスカ。


「ま 「あのねぇ、」


名前を呼ぼうと開いた口は、その名の持ち主によって遮られる。
身動き取れずに固まるアタシを前に、彼女はニッコリと普段は絶対見せてくれないような
とろけそうな笑顔を浮かべた。




「だいすき」




そのままコトンと力尽きたように凭れ掛かってくる彼女の体温を肩で受け止めて、
なんだかもう、嬉しいやら可愛いやら恥ずかしいやら、あったかいし柔らかいし、
少しお酒臭いけどそれでもやっぱりいい匂いだしで、
わああああああああああって叫んで走り出したくなったハートを、必死で抑えた。


「……真澄?」

「ぅんー?」


よかった。
今のこの顔、真澄に見られてなくて。
 
709酒は呑んでも...(5/5) ◆gqNkam1SwU :2008/08/12(火) 16:59:20 ID:cGZcF/+i
 
「えっとね、」

「うん」


きっと、酔っ払いの誰かさんよりも真っ赤な顔で、
きっと、さっきその誰かさんが見せてくれた以上に、緩んだ表情(かお)してるから。

いつもならうざったそうに受け流される言葉も、今だったら受け止めてもらえる気がして、
その体に回した腕に、そっと、少しだけ力を込めた。
苦しくないように、そっと。もし嫌だったらすぐに抜けられるように、そっと。


酔っ払い相手だっていうのに、素面のときよりずっと緊張して、あたしはその言葉を口にした。


「……アタシも、大好き」


信じられないくらいドキドキしながら言ったのに、


「うん。知ってるー」


そうして返ってきた言葉は、けれど、あまりにも力の抜けた調子で。
知ってんのかYO! と苦笑しながら、ふにゃふにゃになった真澄を抱えなおした。


*****


ずるずると引きずって行って、その体をベッドの上にと横たえてやる。
肘をついて、目を瞑ってなお上機嫌そうに緩んだ顔を眺める。


「おやすみ、真澄。イイ夢みろYO!」


お酒が弱い彼女は、いくら酔っ払ったとは言っても、摂取したアルコールの量は
その記憶を飛ばすほどには到底至らない。

明日目が覚めたときの反応が見物だなーと思いながら、
顔にかかった前髪を除けてやって、覗いた額に口づけを落とした。


                                                  Fin.
710 ◆gqNkam1SwU :2008/08/12(火) 17:00:15 ID:cGZcF/+i
以上。
もうすぐ誕生日だけど、誕生日とは全然関係ない話でした。
ここまでお付き合い下さった方に感謝。
711名無しさん@秘密の花園:2008/08/12(火) 21:39:29 ID:BbrFIl3t
>>710
初投下とは思えん!
超ハイスペック・フォーリン・ダンシングGJwwww
ものすっごく萌えたww
712名無しさん@秘密の花園:2008/08/12(火) 23:33:11 ID:V1gZJRBJ
久々に智ますキテター!!
初投稿とは思えないくらいに萌える話をありがとうございます!
満開〜のくだりワロタよ。
713名無しさん@秘密の花園:2008/08/13(水) 00:10:36 ID:Q8HGtKZN
>>810
GJ!
久々の智ます!二人ともかわいいなー
714名無しさん@秘密の花園:2008/08/13(水) 00:11:19 ID:Q8HGtKZN
あ、アンカ間違ったwww
>>710じゃん…どうも失礼しました。
慌てすぎたかなw
715名無しさん@秘密の花園:2008/08/13(水) 01:19:43 ID:exWYCXNo
>>710
智ますキター!超GJ!
初投稿とは思えないハイクオリティ…萌えた…w
716名無しさん@秘密の花園:2008/08/13(水) 03:05:25 ID:HBjq1zJ+
GJです
やっぱいまでも智ますは人気だなー。
ぜひ次の日の話も書いてもらいたい!!
記憶が鮮明に残ってて、隣に寝ているちゃきちゃんを見るなり照れ怒るツンデレますみん(*´д`*)ハアハア
717名無しさん@秘密の花園:2008/08/14(木) 10:41:27 ID:5IsKjFBD
こっちが わああああって言って走り出したくなるくらい萌えたw
超GJ!
718名無しさん@秘密の花園:2008/08/14(木) 20:37:27 ID:Wz+pyBed
>>710
智ます待ってたよ!
Aice5解散から1年近くたつけど
この2人は変わらず好きだ
719名無しさん@秘密の花園:2008/08/15(金) 21:38:52 ID:u/w0UHfu
ささら、まーりゃんの生徒会会長ラジオ for ToHeart2

のゲストに生天目が出てるけど,初めての静とのやり取りとか,なんか三人の絡みがなんか「はぁ〜ん」て感じがした。
720名無しさん@秘密の花園:2008/08/16(土) 12:21:41 ID:658+MrHg
な「伊藤さん」
し「イヤ、静って呼んで」
な「静さん」
し「…静」
な「しずか……さん?」し「し・ず・か」
な「………静……」
し「よろしい♪」


今では……?

な「しずかぁ〜,あんたはあたしの古女房よ!」
し「ひとみぃ〜,わたしの旦那はあんただけよ〜。」
(*´Д`)=з ハグハグ
721名無しさん@秘密の花園:2008/08/17(日) 18:53:13 ID:RmqlX40S
ひとしずくハァハァ
この二人はさすがと言わざるを得ない
722名無しさん@秘密の花園:2008/08/17(日) 20:03:58 ID:YEMjNC4E
なばいとの愛の軌跡だけで本が一冊できそうですね
723名無しさん@秘密の花園:2008/08/18(月) 20:52:58 ID:7nnPFFwa
巫女ラジのひとしずくはやっぱ最高だね!!
724名無しさん@秘密の花園:2008/08/18(月) 21:09:31 ID:kqrTUZc6
>>722
その本、披露宴の引き出物だって
披露宴の模様はweb配信してくれるらしい
出席した声優さん達のお祝いの歌は
CDになってコミケで販売するし
いいからもう早いトコ結婚してくださいorz
725名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 06:41:36 ID:V0J3SPck
ちょっと披露宴の招待状もらってくる
726名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 08:09:29 ID:BnAp0gWZ
「静、可愛いよ。」とか「静香の脚はイイ(´∀`)」とか

ナバは午前を口説きまくってた (*´Д`)=з

更には
「私の乙女な部分を見せるのは仁美さんだけよ♥」
とか言ってるし。(*´Д`)=з

もぅ巫女ラジの二人はラブラブです!
727名無しさん@秘密の花園:2008/08/19(火) 22:19:35 ID:TaJEmIZi
二人とも揃ってブログにご飯のお写真載せてるんですね。
728名無しさん@秘密の花園:2008/08/20(水) 02:05:41 ID:QJhq9oDd
みなとらじおの収録現場の写真で御前とゴットゥーザ様がお互いの太ももを触り合ってる写真がww



ゴットゥーザ様はしゃあなしって感じだが御前はめちゃ嬉しそうだwww
729名無しさん@秘密の花園:2008/08/20(水) 02:14:48 ID:nJ1z8vzz
いずれ訴えられるんじゃないかと最近心配になってきた
730名無しさん@秘密の花園:2008/08/20(水) 02:20:11 ID:8lGmOPuq
そういえば巫女ラジで危険な発言してたよね?

仁美さんにとって脚を露出していることは触っていいという合意と同じらしいw
それに対して
「それって痴漢の言い訳だよ♥」って突っ込まれたとかwww

731名無しさん@秘密の花園:2008/08/20(水) 02:34:34 ID:nJ1z8vzz
御前も似たような犯罪者発言してたなw>>598
732名無しさん@秘密の花園:2008/08/20(水) 23:57:18 ID:YaA7BLVA
ちょっと古いネタだが…

真澄が由比ヶ浜に行ったのが9日
智秋が由比ヶ浜に行ったのが12日
智秋は真澄に影響されて由比ヶ浜に行ったんじゃないか?
なんて妄想してしまった
他にも真澄が日記で「リスペクト」って単語を使うようになったりしてるし、いろいろ萌えるぜw
733名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 08:19:31 ID:Ay+Rw8XE
まぁキングのブログは日付あんまり当てにならないんだけどねw
734名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 18:27:25 ID:HZJa2e66
>>733
それは言うなw
とりあえずQMAラジオにゲストで出ないかと期待しとく。
後は大正野球娘だっけ、あれのアニメ化の噂あるけど
キャスト変更がなければ…
735名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 20:13:13 ID:ZMxj3EkV
>>734
ミンゴスvs真澄のちあきんぐをめぐる直接対決ですか
そういえばドラマCDの智秋のコメントのときに後ろで笑っていたのは真澄だと思いたい
736名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 20:38:55 ID:VnkN9cSN
レズ声優 Part38
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/voice/1213882101

本スレ鯖移転
737名無しさん@秘密の花園:2008/08/21(木) 20:40:08 ID:VnkN9cSN
>>730
突っ込んだのが川澄だというのは明記しなくちゃ
川澄となばと言えば能登だろ
738名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 07:54:16 ID:Tr2D9Zee
それで能登さんはスカートを履いて生脚を出すことがあまりないのか。
仮にスカートを履いてもロングでブーツなどで生脚は隠してるもんな。
N'sの仕事で生脚を出さなきゃいけなかったときも、
イベント終了後にジーンズに着替えて落ち着くって言ってたもんな(by キタエリブログ)
739名無しさん@秘密の花園:2008/08/22(金) 14:16:50 ID:/UDiHBuB
能登は触られるのに抵抗ないんじゃないか?
生天目に「触られたくて触られている」って言ってるし。
単純に好みのファッションの問題だろう
740名無しさん@秘密の花園:2008/08/24(日) 22:36:35 ID:nZSjFjwA
さげ
741名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 08:50:39 ID:vL1y3SCJ
なばいといいよなぁ
乙女御前が大好物です

そして過疎
742名無しさん@秘密の花園:2008/08/25(月) 08:56:00 ID:3liihAgg
野望神社あたりでなんかネタがでるといいね。
743名無しさん@秘密の花園:2008/08/26(火) 23:46:41 ID:EsLwUpj8
過疎ってるうちに
なばいとの挙式がいつか、予想する作業に専念するか……
744名無しさん@秘密の花園:2008/08/28(木) 00:39:58 ID:YLSrdqJg
>>743
御前が40まで独身だったら結婚するらしいからまだまだだな・・・
745名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 02:51:19 ID:AWyP7fdm
オススメの藍ゆうサイト晒して
746名無しさん@秘密の花園:2008/08/29(金) 09:40:25 ID:zafCm19L
いや晒しちゃダメだろ
747名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 00:38:40 ID:y4wXuE8j
http://xranks1.peps.jp/oririn/
ランクから勝手に辿れよ
748名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 02:10:25 ID:FYZ+fm96
百合と夢
小説という言葉のアタマにつけるのダガ
ヒト文字違うと見た目変わるゾ
中身はエロなのにナ
749お初です。:2008/08/30(土) 11:20:06 ID:FYZ+fm96
ほちゃますです。


昨日浅野さんを見かけた…。

急に雨足が強くなったので、ジーンズの裾をまくり、買い物袋にタオルを巻いて、必死の目つきで前進してた…。

わたしは雨女だから濡れても平気だけど、
浅野さん家に帰ったらすぐシャワー浴びて着替えるんだろうな。

750お初です。:2008/08/30(土) 11:28:40 ID:FYZ+fm96
湯船につかっている間、浅野さんのことを考えてた。

炊事洗たく掃除がカンペキにできそうで、生活力あふれる浅野さん。
あぁ、でも玉どめできなくて、カンチに縫い物頼んでたっけw

今度うちに呼んで、効率的な片づけ方を相談したら、彼女困るだろうな…。
751お初です。:2008/08/30(土) 11:40:21 ID:FYZ+fm96
「浅野さん?まだ起きてる?」
「ほっちゃん!こんな遅くにどうしたの?」
「雷がひどくて眠れない…。それで誕生日の食事会、今度の日曜だよね。」
「うん、ほっちゃんの紹介するお店だから楽しみにしてるよ。」
「それと、次のオフの日、いつ空いてる?」
「何で?」
「浅野さんとお風呂に入りたいの…。」
「ハァ!?」
「違う、間違い。片づけ物を相談したくて…。」
「ナーンダ、じゃあ手帳見てみるからね…。」
752お初です。:2008/08/30(土) 11:48:09 ID:FYZ+fm96
浅野板や電脳コイルなるアニメの百合板でちょこちょこ書いてました。

本家レズ声優出張所の方々にもSS気に入っていただければ幸いです♪
753名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 13:25:33 ID:J7KKlbcX
なんていうか…、うん。
投稿してくれたことはありがとう。
754名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 14:27:40 ID:rQfjJ9Hb
百合であればどんな声優小説も嬉しいですが
せめて>>1に書いてあることを守ってsageてください。
755名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 14:29:12 ID:rQfjJ9Hb
あ、下げてはいましたね…失礼しました。
756名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 15:11:06 ID:C2up1Yvr
とりあえず自分で読み返してみた方がいい
757名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 16:26:49 ID:9IC9evTg
続きは無いのか?これで完結?
文体が独特やから新鮮で自分は面白かったが。
758名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 16:45:43 ID:Fc3RDE2O
突っ込みどころが満載すぎる・・・釣りか?釣りなのか?夏休みか?

ますみんは炊事洗濯掃除どれも苦手だとブログではよく・・・。
759名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 17:59:52 ID:d7HngjbK
いや、そういう設定以前の問題だと思うがw
760名無しさん@秘密の花園:2008/08/30(土) 19:53:35 ID:Gtxe9YmG
まあ、タイムリーなブログネタではあるな
761名無しさん@秘密の花園:2008/08/31(日) 11:27:14 ID:K3h09xQL
762名無しさん@秘密の花園:2008/08/31(日) 12:44:49 ID:AHqCYrZ3
決して叩かないお前らが好きだw

そういや逆に家事全般得意な女声優って誰だ?
苦手だっていうのは何人か聞くけど…
763名無しさん@秘密の花園:2008/08/31(日) 13:09:01 ID:q/2OAMZv
川澄は料理が得意だったな。
他の家事が苦手という話も聞いたことないし、家庭的な印象を受ける。
能登と結婚したらちょうど良さそうなんだが…能登が家事苦手だからw
764名無しさん@秘密の花園:2008/08/31(日) 15:06:51 ID:NNLQs98t
>>762
全般ではないが、かんちが片付け得意なはず。
つまり、片付けが苦手なほちゃが・・・

「かんち、たすけて〜!靴下がもうかたっぽばっかりなの!」
「はいっ!?なんでそうなるんですか!」
「だって・・・気づいたらかたっぽどっかいってって・・・」
「洗濯物取り込むときにふたつ一緒にするってこないだ教えたでしょう?」
「そうだけど・・・あ、いいこと思いついた!」
「なんですか?」
「かんちがあたしの洗濯物とりこんでくれればいいんだよ!」
「・・・ほ、ほりえさん?そんな頻繁に堀江さんチにいけるわけでは・・・」
「うん、だからさ・・・一緒に住もう?」


こうやってプロポーズするんですね、わかります。
765名無しさん@秘密の花園:2008/08/31(日) 18:11:59 ID:mWF9mC+b
なばいとを扱ってるSSサイトってあんまり無いのかな?(´・ω・`)
766名無しさん@秘密の花園:2008/08/31(日) 18:13:53 ID:KfCY7e86
なばいと同盟で

あれ?ひとしずくだっけ?
767名無しさん@秘密の花園:2008/08/31(日) 19:39:41 ID:e3z6uQbV
あんま晒すのはよくない
768名無しさん@秘密の花園:2008/08/31(日) 19:48:18 ID:ckRmLlLk
晒されて喜んでた職人もいたがなww
基本自力で探せよ。
769名無しさん@秘密の花園:2008/08/31(日) 19:49:56 ID:yg0GKg7q
あげてるバカが偉そうに言うな
770名無しさん@秘密の花園:2008/08/31(日) 21:30:51 ID:mWF9mC+b
>>766
ありがとう!
771チンポしゃぶりてぇなぁ:2008/08/31(日) 22:14:31 ID:VcxVr92g
レズババアって口だけ達者で経済力ゼロ。
この板は誰の経済力で支えられているかは広告を見ればよくわかる。
トップには男に精子ぶっかけられてる女の画像。
ここは百合萌えキモヲタ様の経済力によって支えられているのだ。

このスレの女性住民は
キモヲタ様のオナニーのネタのおこぼれに預かってマンズリさせていただいているのだ。
豚ババアと言うのもおこがましいハイエナババアと言うべきであろう。
ババアに告ぐ。恥を知れ。 プライドを持て。
Babas be Ambitious ! (レズババアよ大志を抱け)
772名無しさん@秘密の花園:2008/09/01(月) 03:02:56 ID:FL0FaNay
>>764
ほのぼのと萌えたwGJ
773 ◆cBu0.KXjtI :2008/09/02(火) 20:54:57 ID:Sp6jdNPJ
初めてSS落とします。駄文なのでご注意下さい。

ゆう藍
「ゆうちゃん。」
名前を呼ぶと後ろから、はいっ、なんてご機嫌な声。今、私はゆうちゃんに後ろから抱きしめられている。さっきからずっと、ご飯を食べた後から。嬉しいんだけど、そろそろ洗い物とかしなくちゃいけないから、離して欲しいんだけど……、離して欲しくない。
「どうしました?」
弾んだ声。まったく私は……。自分に呆れる。つくづく私は、後ろの天然王子にべた惚れらしい。
「ゆーちゃんはー、私のことー……。」
好き?って聞きたいけど、聞けない。恥ずかしいし、なんか、怖くて。言い淀む私を、ギュッと抱きしめて、ゆうちゃんは言った。
「大好きです。」
落ち着いた、穏やかな声で。嗚呼、ばか。ばか。
「……、ばか。」
「はいっ、野中さんばかですっ。」
また、弾んだ声。そして、愛ある言葉。そんな彼女にため息一つ。でもまあ私も、
「人のこと言えないけど…。」
ぽつりと呟くと、またギュッと抱きしめられた。
洗い物は、まだまだ出来そうにない。
774名無しさん@秘密の花園:2008/09/02(火) 22:52:48 ID:aQ/yP3bK
>>773
久々の藍ゆうGJ!

もうちょっと改行とかしてみた方が読み易くなると思ふ
775名無しさん@秘密の花園:2008/09/02(火) 23:39:13 ID:2N7xPhzm
>>773
萌えた
久々に補給できたわ
776名無しさん@秘密の花園:2008/09/03(水) 00:34:00 ID:aSr6B4Wa
>>773
1回で書き込める文の長さに萌えが凝縮されてる
GJ!
777 ◆sF5vJkUjn2 :2008/09/03(水) 20:41:47 ID:Ny5UzRr1
>>773
GJ
短いけど、萌えが濃縮されてるな

ここで綾子×麻美子を投下
文章は綾ちゃん視点で書いてみた
778名無しさん@秘密の花園:2008/09/03(水) 20:42:37 ID:Ny5UzRr1
昨日、久々に麻美が泊まりに来た
お互いに仕事が忙しくてすれ違いばかりで、2人でゆっくり食事したのも久々だった

今日はお休みが合ったので「デートしよう」と麻美から言ってきたんだけど、まだベッドの中
というより、私が早く目が覚めちゃったんだけど
目覚めが良すぎるのも困りものだ

麻美のために朝ご飯を作る
麻美が泊まりに来た日はいつも早く目が覚めちゃって、ご飯を作ってるような気がする
毎朝作ってるご飯だけど、麻美がいると作るのに自然と力が入ってくる
自分だけなら、まだ手抜きできるけど、麻美がいるとなぜかそれができない

そんなことを考えているうちにご飯はできてしまったわけで
いつもなら作ってる最中に起きてくるのにまだ起きてこない
仕方ない、起こしてこよう
779名無しさん@秘密の花園:2008/09/03(水) 20:44:24 ID:Ny5UzRr1
「麻美、起きて。朝だよ」
「ん?もう朝??」
「そう、もう朝。今日『デートしよう』と言ったのは麻美でしょ?」
「うっ、うん、そうだけど・・・今起きるからちょっと待って。あっ、朝ご飯のいい匂いがする」
「もうご飯できてるから、早くいらっしゃい」

ベッドからもぞもぞと出てくる麻美より先に寝室を出ようとした時、麻美がこんなことを言った
「家に1人だけじゃなくて、誰かがいるのっていいよね」

「麻美」
「ん?なに」
「・・・一緒に住んじゃおうか?」
なぜか、こんな言葉を口走っていた
麻美はすごく嬉しそうな顔で大きくうなづいた

今日のデートは買い物に決定かな
780 ◆sF5vJkUjn2 :2008/09/03(水) 20:47:18 ID:Ny5UzRr1
以上です
実を言うと某ラジオ用のネタを考えていたんだが、いつの間にか百合妄想になってしまったという
この世の中、純愛は百合にしか無いね

そして、あやまみは正義
781名無しさん@秘密の花園:2008/09/03(水) 22:09:31 ID:YiIRz0wz
正義ですね。
もう同棲しちゃえばいいのに。
能登さんが犬とか飼い出す前に押し掛けて!川澄さん!
782名無しさん@秘密の花園:2008/09/04(木) 00:47:53 ID:I+SnAhhe
>>780
GJ!
この2人は本当に一緒に住めばいいのにと思うよ。
綾麻美は正義!
783名無しさん@秘密の花園:2008/09/04(木) 12:29:21 ID:uKHtegqk
アサミンゴスだと思ってた
784名無しさん@秘密の花園:2008/09/04(木) 21:24:00 ID:/qH7am1F
>>783
俺も今井か下田のどっちかと思った。
785名無しさん@秘密の花園:2008/09/04(木) 22:08:56 ID:Ahyn61Ck
最初に綾子×麻美子て書いてあるじゃないかw
786名無しさん@秘密の花園:2008/09/04(木) 23:01:51 ID:zetXZjIu
マイナーだからダメかと思って>>762にミンゴスと返せなかった俺が通りますよ
787名無しさん@秘密の花園:2008/09/05(金) 01:47:02 ID:evtS46RJ
そこつ者が多いスレはここですか?
まるなびが終わって1年だから仕方ないか…
788名無しさん@秘密の花園:2008/09/05(金) 12:54:26 ID:0QEbEY68
麻美と書くとミンゴスと認識される時代になってしまったのか…
789 ◆CXNOHqPc4E :2008/09/05(金) 12:59:02 ID:fVMvMOLI
需要ないのを承知でtiarawayでいきます
ちばさえの嫁はゆーかさんだと譲らないのが俺なので、結婚1周年記念てことで見逃してください。

最近働き者のさえぽんに寂しいゆーかさん、1pです。
いろいろ拒否って方は流しちゃってください。
では

790 ◆CXNOHqPc4E :2008/09/05(金) 13:00:22 ID:fVMvMOLI

夕飯を食べてお風呂にも入って、侑香は所在なげにテレビを見ている。
テレビの中の人たちはどうしてあんなに楽しそうなんだろう、なんて思ってつまらなそうにチャンネルを回す。
侑香の不機嫌には理由があった。
最近の紗子の帰宅は毎日のように深夜で、そこに互いの体調なんかがカブって、…つまり、もうしばらく愛し合っていなかった。
(別に、しょうがないんだけど…)
そのことを不満に思っている自分に気付いて、侑香は慌ててブンブンと首を振る。
(さぇこさんは、毎日ちゃんと抱きしめたりキスしたりしてくれるもん。疲れてるのに、優しいし…)
そうだ!お片付けをしよう!!
煩悩を振り払うように立ち上がった侑香は、掃除を始めることにした。
毎日のように掃除をしてきれいにはしているのだが、紗子が毎回の収録でもらう台本や、紗子の記事の載った雑誌は整理されないままリビングの隅に置いてあった。
気合いを入れた侑香は台本をきちんと分類して棚に収めると、今度は雑誌を発行順に並べ始める。
…しかし、「あ、これまだ見てない」なんて思ってしまったのが最後。お片付けは全く進まなくなってしまった。一年ほど前からの様々な紗子の記事を探し出しては熟読してしまう。
中でも毎月連載している、紗子が様々なことに挑戦するというコーナーは、くるくる変わる紗子の表情がかわいくて、侑香の頬はもう緩みっぱなしである。
「ふふっ…さーえぽんっ」
愛おしむように名前を呟いて、写真の紗子を指先でそっとなぞる。
しかしそれはツルツルとした紙の感触でしかなくて、侑香は寂しそうに微笑む。
(早く、帰ってこないかなぁ…)
時計に目をやると、ちょうど10時を過ぎた頃だった。もう収録も終わった頃だろうと思っていると、脇に置いた携帯電話が小さく震えて音楽を奏でる。
そのメロディで差出人の顔が浮かび、侑香の心が躍る。
表情を輝かせてメールを開いた侑香は、文面を読んで肩を落とした。
その内容は、スタッフの手違いで収録が押している、というものだった。
まだ遅くなるから先に寝てていいからね、と紗子らしい優しさで締めてある。

791 ◆CXNOHqPc4E :2008/09/05(金) 13:01:43 ID:fVMvMOLI

「はぁ…」
明らかに落胆の息を漏らした侑香は、しかし手早く返信メールを作成する。
「…お疲れさまです、気を付けて帰ってきてね…っと」
呟きながら作ったメールを読み直して、ちゃんとした内容か確認する。
紗子が一生懸命働いてくれているのに、自分のわがままな心がにじみ出てしまいそうで、侑香はがんばって「いい子」なメールを作ったのだ。
送信すると、侑香は右手に携帯電話、左手に雑誌を持ったまま寝室に向かう。
そのまま倒れ込むようにベッドに身を沈める。
「む〜……」
枕に顔を埋めて小さく唸る。
紗子がたくさん仕事をしているのは確かに侑香の為でもあって、だから心から応援してあげたいのに、子どもじみた独占欲が胸に渦巻いて、そんな自分が情けない。
「…さぇこさん…」
今日は、ベランダに置いてるプランターのトマトが赤くなったんだよ、とか
こないだから読んでる小説の犯人がやっとわかりそうなんだよ、とか
お買い物の帰りに見た夕焼けがすっごくきれいだったんだよ、とか―――

話したいことはいっぱいあるのに。
紗子にもいろんなことを話してほしいのに。
それから…ぎゅうって抱きしめて、ほしいのに…。

「はぁ…」
ため息をついて視線を移すと、そのときになってようやく自分が雑誌を持ってきていたことに気付く。
「あぁ、そっか…」
整理をしていたんだと思い出して、でも戻しに行くのも億劫で侑香は寝転がったままパラパラとページをめくる。
紗子の写真が載ったページで手を止める。
ベーグルを手に、こちらに向かって笑う紗子。
「さぇこ、さん…」
小さく名前を呼ぶと、強い寂しさに襲われて侑香は自らの身体をかき抱く。

792 ◆CXNOHqPc4E :2008/09/05(金) 13:02:24 ID:fVMvMOLI
「…さぇこさん…」

“ゆーか”って呼んで、ほしい。
口付けて、ほしい。
抱きしめて、ほしい。

紗子のことを想うと、激しい衝動が胸を突く。
ずきん、と痛んだ気がして、侑香は右手でその胸を押さえる。
柔らかく、ふくらんだ感触。
「さぇこ…さん…」
何か、違う。
こんなことをしてはいけないと思いながらも、そろそろと指を這わせる。
「っあ…」
その柔らかさを確かめるように軽く揉むと、小さく声が漏れる。
侑香は慌てて口元を手で覆う。
「ゆぅ、何して…」
自らの行為に戸惑って、頬が熱くなる。
下腹部が、ずきり、と疼いた。
おそるおそるといった感じで腿を擦り合わせると、
「…や、だ……」
泣きそうになりながら首を振る。
濡れて、いた。

793 ◆CXNOHqPc4E :2008/09/05(金) 13:03:21 ID:fVMvMOLI

その事実から目を背けるようにすると、開いたままの雑誌が視界に入る。
“ゆーか”
耳元で、大好きな声が響いた気がした。
「…っ」
小さく震える手を、パジャマのシャツの中に滑り込ませる。
その胸に自らの指先が直接触れると、侑香の肩はびくんと跳ねる。
「ひぁっ…!」
ふっくらとした唇から漏れた叫びが、侑香一人だけの寝室に響く。
羞恥にきゅっと唇を結んで、しかし指先はためらいがちに動かされる。
それはもう自分の手ではなく。
「…さぇ、こさ…」
紗子の指。白くて細い指先が侑香の胸の先をつまむ。
「んぅっ…!」
その刺激は、侑香の理性を焦がす。
まだ触れてもいない秘部が収縮するのがわかった。
「はっ…はぁ…」
情欲に潤んだ瞳が、困惑によって揺れる。
なんとかその感覚を逃がそうと、侑香はぎゅっとシーツに腰を押し付ける。
しかしそれだけでは、疼く下半身はどうしようもなかった。

794 ◆CXNOHqPc4E :2008/09/05(金) 13:04:04 ID:fVMvMOLI

「……触ってぇ…」
思わず漏らした言葉に反応して侑香の秘部は、ひくり、と震えた。
切なげに眉を寄せて、侑香はその手をゆっくりとパジャマの中へ差し入れた。
上半身を起こし、左手をついて身体を支える。
緊張した様子で一つ息を吐くと、右手をショーツの中に侵入させる。
「ぁっ…」
敏感な突起を探り当てると、怯えるようにそっと触れる。
痺れるような快感が侑香の背筋を這う。
「はっ…あ…さぇこさぁん…」
溢れる蜜を絡めた指を往復させ、突起を転がす。
視線は写真の紗子へと向けたまま、熱い息を吐き出す。
「ごめ、なさ…さえぽん……ごめんなさっ…ひぁぁっ…!」
自らの行いを恥じて、でもやめることなどできず、侑香は熱に浮かされたように言葉を紡ぐ。
「んっく…ゆぅ、いけない子、だよね…」
何度も擦り上げた突起はピンと立ち、膨らんでくる。
「はぁっ……さぇこさ…もぅ…」
これ以上は我慢ができない。
侑香はかすかに腰を浮かすと、もうたっぷりと濡れている秘部に指をあてがう。
こくん、と喉を鳴らすとゆっくりと自らの内にその指を埋めていった。
「あっ…はぁっ…!」
待ちわびた圧迫感に、侑香の腰が震える。
息苦しそうに一度肩を上下させると、侑香は鈍い動きで自らを刺激し始める。

795 ◆CXNOHqPc4E :2008/09/05(金) 13:04:58 ID:fVMvMOLI
ためらいながらも、紗子がいつもしてくれるように内壁を擦る。
「ああっ、ひっぅ…」
“ゆーか…?ここがいいの…?”
この指は、紗子の指。
侑香はもう、恥じらいも忘れ腰を揺らす。
「やっ、ぁ…さぇこさぁん…」
最奥を軽く引っ掻くと、抽送を繰り返す。
「気持ち…いいよぉ……さえぽんの指っ、きもちいいっ…!」
“いけない子だね、ゆーか”
「はっ…はぁんっ…」
紗子は今、ここにいない。
そのことが侑香を大胆にしていた。
「もっとぉ……さぇこさっ…もっと、してぇ…」
普段であれば素直に口にできないような言葉が、侑香の唇からこぼれる。
そしてその言葉に反応して、一層侑香の体温は上昇する。
挿入した指を手前に折って最も感じるところを圧する。
同時に手のひらを充血した突起に押し当てると、あまりの快感に侑香の喉が反る。
「んっ…!やだ、さぇこさん…それ、だめぇ……」
言葉とは裏腹に、侑香は腰を浮かせてその秘部を自らの手に押し付ける。
「すご…いよぉ……そこぉっ…!」
手のひらでグリグリと突起を押し潰してしつこく刺激し続けると、侑香の視界はだんだんと霞掛かってぼおっとしてくる。

796 ◆CXNOHqPc4E :2008/09/05(金) 13:05:30 ID:fVMvMOLI
ためらいながらも、紗子がいつもしてくれるように内壁を擦る。
「ああっ、ひっぅ…」
“ゆーか…?ここがいいの…?”
この指は、紗子の指。
侑香はもう、恥じらいも忘れ腰を揺らす。
「やっ、ぁ…さぇこさぁん…」
最奥を軽く引っ掻くと、抽送を繰り返す。
「気持ち…いいよぉ……さえぽんの指っ、きもちいいっ…!」
“いけない子だね、ゆーか”
「はっ…はぁんっ…」
紗子は今、ここにいない。
そのことが侑香を大胆にしていた。
「もっとぉ……さぇこさっ…もっと、してぇ…」
普段であれば素直に口にできないような言葉が、侑香の唇からこぼれる。
そしてその言葉に反応して、一層侑香の体温は上昇する。
挿入した指を手前に折って最も感じるところを圧する。
同時に手のひらを充血した突起に押し当てると、あまりの快感に侑香の喉が反る。
「んっ…!やだ、さぇこさん…それ、だめぇ……」
言葉とは裏腹に、侑香は腰を浮かせてその秘部を自らの手に押し付ける。
「すご…いよぉ……そこぉっ…!」
手のひらでグリグリと突起を押し潰してしつこく刺激し続けると、侑香の視界はだんだんと霞掛かってぼおっとしてくる。
797 ◆CXNOHqPc4E :2008/09/05(金) 13:06:18 ID:fVMvMOLI

「あぅ…や、さぇこさ…もう……」
限界が近いことを訴えながら、侑香の指は激しさを増す。
ぎゅうっと目をつむると、紗子が熱に潤んだ瞳で見つめてくれる。
「ぁっ、あっ…さぇこさん、もおゆぅ…ヘンに、なっちゃ…う…」
自らの内部が収縮し、指を締め付けるのがわかる。
“ゆーか、あたしの指…食べられちゃうよ?”
紗子の囁きが、甘く耳元をくすぐる。
「あ、あぁっ、ごめんなさ……ふぅっ…ん…」
“ねぇ、どうしてほしいの?”
「ん…」
悪戯な色をたたえた紗子の目。侑香は震える息を吐き出す。
「……イカせて…ください…」
今、ここには侑香しかいない。
それなのにわざわざ声に出して、侑香は淫らな懇願をする。
(ゆぅ…こんな…)
「ひぁぁっ…!」
取り戻しそうになる理性を追い出すように、侑香の指は自らの内側を強く押し上げた。
「やっ、あ…さぇこさっ、さぇこさんっ―――!」
愛しい人の名を呼びながら、侑香は絶頂に達した。

一度身体をのけ反らせて硬直した侑香は、すぐに全身の力が抜けた様子で布団に沈み込んだ。
荒い呼吸を落ち着かせると、自らの蜜に濡れた手をぼんやりと見つめる。
「…ゆぅ、何やって…」
快感の波が引くと、途端に激しい後悔の念に襲われる。
気だるい身体を強引に起こし、風呂場へと向かった。

798 ◆CXNOHqPc4E :2008/09/05(金) 13:06:54 ID:fVMvMOLI


本日二度目の入浴を終えて冷蔵庫から取り出したミネラルウォ―ターを口に含んでいると、カチャリと静かな音がして、紗子が帰宅した。
「あ…おかえりなさい…」
「ゆーか?寝てていいって言ったのに」
優しく微笑みながら紗子は短い廊下を歩く。
「あれ?今お風呂入ったの?ずいぶん遅いじゃない」
「ん…」
「じゃああたしも入ろっかなー」などと言いながら紗子はリビングにカバンを置く。
「…さえぽん」
侑香はなんだか、どんな顔をしていいかわからなくなって、ぽすんと紗子の背中に抱きつく。
夏の夜の匂いがする。
「ん?どしたの、ゆーか?」
紗子はやっぱり優しく笑いながら、お腹の辺りにある侑香の手をぽんぽんっと包み込むように叩く。

ごめんなさい、とか――
ぎゅってしてほしかったの、とか――
言わなきゃいけないことはいっぱいある気がした。
だけど、どれも何か違うような気もして。

「ごめんね、遅くなって」
抱きついている紗子から、柔らかい声が降ってくる。
侑香は泣きそうになって、ふるふると首を振る。
「ん?」
「さぇこさん…」
紗子に回した腕に力を込める。
あったかくて、優しくて――。

「…もうちょっとだけ、こうしててもいい?」
紗子は黙ってうなずくと、侑香の手をそっと撫でた。


   おわり

799 ◆CXNOHqPc4E :2008/09/05(金) 13:09:25 ID:fVMvMOLI
>>795と796ミスです!すみませんorz

ゆーかさんが変態ちっくなのもすみません。
800名無しさん@秘密の花園:2008/09/05(金) 16:59:33 ID:04RyDELB
>>799
ふたつのパターンが浮かんだ

パターン1
 紗子さんは、寝室にビデオカメラを電源入れっぱなしで放置していたことに気づき、
焦り出す侑香さん

パターン2
 紗子さんは侑香さんにプレゼントを渡し、それを侑香さんにつけてもらおうとし、
鍵は紗子さんが持つことになりそで、焦り出す侑香さん
801名無しさん@秘密の花園:2008/09/06(土) 21:43:06 ID:Wn2J11tf
>>799
テラGJ!!!
同じく自分も、さぇこさんの嫁はゆーかたんだと思って譲らない。
また来てね。
802名無しさん@秘密の花園:2008/09/08(月) 19:59:05 ID:/zssAqj2
2スレ目がお引越し

田村ゆかり×水樹奈々
ttp://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1220803537/
803川澄本スレで拾った:2008/09/08(月) 23:57:05 ID:kYZ5hAxF
772 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/08(月) 06:55:49 ID:ssKBy1H70
あやちー「まみー紅茶はいったよー」

麻美子「あやちーが入れた紅茶・・・まさに、アヤティー(綾茶)だね!」

あやちー「まみ・・・可愛い!」
804名無しさん@秘密の花園:2008/09/09(火) 00:18:35 ID:X1rd5bkx
>>803
転d
でもsage書き込みでヨロ
805 ◆jqqPRu3olY :2008/09/12(金) 00:21:46 ID:qRC00PB2
前回、いくつか要望をいただいたので、できそうな範囲で要望を取り入れ、また書いてみました。
冒頭は、伊藤静被告の裁判のときの傍聴人席のその後です。
タイトルは「第2回声優裁判」です。
806 ◆jqqPRu3olY :2008/09/12(金) 00:22:21 ID:qRC00PB2
ピンポーン

来客を知らせる電子音が響く。
駆け足で玄関に駆け寄り、耳をすます。

ガチャ

耳に入ってきたのは、ドアの開く音。
壁が薄いから、隣の部屋の生活音ぐらいは聞こえる。
壁が薄いとはいえ、隣の部屋の住人と訪問者の声までは聞こえない。

隣の部屋の住人は井ノ上奈々ちゃん。
訪問者は藤田咲ちゃんのはずである。

2人が玄関から移動したようなので、壁に耳を当てて音を拾いながら、一緒に移動する。

奈々ちゃんの部屋からは、水の流れる音が聞こえる。
ちょうどお昼の時間帯だし、2人で料理でもするのかな。

そんなことを考えていると、お腹がググーッと鳴った。
あたしもお昼にしよう。腹が減っては戦はできぬ。
807 ◆jqqPRu3olY :2008/09/12(金) 00:23:06 ID:qRC00PB2
お昼を食べ終わって耳をすますと、隣の部屋からは何も聞こえなかった。いたって静かだった。
壁に耳を当てても同じことだった。
2人で何をしているんだろう?

奈々ちゃんと一緒に住んでいた頃のことを思い出す。
DVDの鑑賞? テレビゲーム? 胸揉み? 料理? 入浴?

テレビの電源がオンになっていたら、テレビの音は聞こえる。
何も聞こえないということは、テレビの電源はオンになっていないはず。
だから、DVDの鑑賞でもテレビゲームでもない。

水道の水が出ていたら、水の音は聞こえる。
何も聞こえないということは、水道の水は出ていないはず。
だから、料理でも入浴でもない。

え、ひょっとしてもしかして、アレなの?
奈々ちゃんと一緒に住んでいた頃のことが思い浮かぶ。
奈々ちゃんは、部屋にいるときはノー下着だった。

ひょっとして今日もノー下着なの?
奈々ちゃん、藤田咲ちゃんと仲いいし・・・。

あたしだけの特権だと思ってたのに・・・。
808 ◆jqqPRu3olY :2008/09/12(金) 00:23:44 ID:qRC00PB2
藤田(酒井)「なっさん、声出していいんだよ」胸を揉みながら耳元で囁く藤田(酒井)
奈々(酒井)「ダ・・・ダメ、加奈に・・・聞かれ・・・ちゃう」
藤田(酒井)「大丈夫! 声は漏れないから」
奈々(酒井)「で・・・でも・・・」
藤田(酒井)「気持ちよくない?」胸を揉む動作をやめる藤田(酒井)
奈々(酒井)「咲のイジワル」
酒井(本人)「奈々ちゃん、もうやめてーーー!!! そんな嬉しそうな顔しないでよ!!!」

ねぇ、奈々ちゃん、あたしがいけないの?
公共の電波であんなことやこんなことを言ったのがいけなかったの?

――奈々ちゃんは、美乳じゃなくて微乳――

だって奈々ちゃんを誰にも取られたくなかった。
美乳だなんて言ったら、誰かに取られてしまいそうで怖かった。
だから本当のことは言えなかった。
809 ◆jqqPRu3olY :2008/09/12(金) 00:24:20 ID:qRC00PB2
――声出すのを我慢するんです――

奈々ちゃんは部屋にいるときはノー下着だから、ついつい胸を揉みたくなっちゃう。
奈々ちゃんは声出すのを我慢して、結局我慢できなくて、色っぽい声を出してた。

奈々ちゃんとの仲の良さをみんなにアピールしたかった。
酒井加奈子と井ノ上奈々は、こんなことをするほどに親密なんだって伝えたかった。
けど、逆効果だった。藤田咲ちゃんに取られちゃった。
すごいショックだった。

そのせいで、もう喉はカラカラだった(多少は一人芝居のせいもあるが)。

仕事だけの仲じゃないよね?
ひとつ屋根の下で苦楽をともにしてきた仲だよね?
今までナナカナで築いてきたものすべてが偽りなんて言わないよね?

でも、もう藤田咲ちゃんとの間に付け入る隙は無いのかな。

冷蔵庫を空け、喉を潤す飲み物を探す。
そのとき、真っ赤な紙パック飲料と目が合った。

それは、トマトジュースだった・・・
810 ◆jqqPRu3olY :2008/09/12(金) 00:24:56 ID:qRC00PB2
藤田咲が井ノ上奈々を訪れたのと同じ日の午前10時、第2回声優裁判が開廷されようとしていた。

被告席に着席しているのは、声優界のニュイ・エトワーレ、能登麻美子被告。
そして、その弁護に当たるのは、川澄綾子弁護人、生天目仁美弁護人、豊口めぐみ弁護人の大弁護団である。

原告席に着席しているのは、第1回声優裁判に引き続き、松来未祐検察官。
被告の度重なる求婚発言に、婚姻秩序の乱れを危惧して、訴えを提起したという。

大満員の傍聴人席には、インターネットラジオ番組のパーソナリティ同士で来ている声優もいた。
その中に、『アニたまどっとコムstandardまるなげ♪』の植田佳奈と清水香里の姿もあった。
この2人は、能登麻美子被告をリーダーとするN'sの一員でもある。

清水「こんなに盛況なら第1回も来ればよかったね。ラジオのネタにもできたし」
植田「第1回はパスでよかったかな」
 控えめにそう答えると、植田佳奈の視線は、傍聴人席の伊藤静に向けられていた。
 自然と表情は沈んでいた。
清水(佳奈ちゃん、まだ静さんのこと忘れられないんだ・・・)
植田「それより、わがN'sのリーダーが大ピンチだよ」
清水「佳奈ちゃん、あたしになら電車でゴーゴー!プレイしていいよ」
植田「香里ちゃん、いきなり何言い出すの? しかも、こういう場でそういうこと言うのはマズイでしょ?」
清水「佳奈ちゃんは初乗り運賃で乗車していいよ」
植田「お金とるんだ」
 思わぬ一言に、とっさに思いついた言葉を使って返答する。
清水「佳奈ちゃんだったら、無賃乗車でも目を瞑る」
植田「プハハハ(笑)。今日の香里ちゃん、おかしいから」

清水
(良かった。笑ってくれた。落ち込んでる佳奈ちゃんより、笑ってる佳奈ちゃんの方が全然いいから)
(静さんの代わりにはなれないけど、佳奈ちゃんを笑わせることはできるみたいだから)
(私はそれでいい。佳奈ちゃんが笑っていてくれるだけで私は満足だから) 

植田「香里ちゃん、電車でゴーゴー!プレイするのはいいけど、終電はないと思ってね」
清水「!!!」
811 ◆jqqPRu3olY :2008/09/12(金) 00:25:35 ID:qRC00PB2
 当の伊藤静は、こやまきみこと来ていた。
 この2人は、『RADiO ティンクル☆くるせいだーす』のパーソナリティである。
 2人は前回の声優裁判の話をしていた。

伊藤静「あの判決のせいで商売あがったりだよ」
こやま「え? 静、事務所から謹慎処分とか受けてたっけ? ラジオの収録も普通にこなしてたよね?」
伊藤静「そっちじゃなくて。乳揉み稼業のほう」
こやま「カギョウって、静――」
伊藤静「家の家業じゃないよ。稼ぐ稼業の方ね」
こやま「わかってるけど――」
伊藤静「きみこは、あたしが己の欲望の赴くままに乳を揉んでると思ってるの?」
こやま「違うの?」
伊藤静「ひどいなぁ、きみこは。ちゃんと考えがあってやってるに決まってるのに」
こやま「どんな?」
伊藤静「たとえば、触り心地で、その人の今日一日の体調とかを測ってるわけよ」
こやま「それ今考えたんでしょ?」
伊藤静「違うって」
こやま「じゃあ、あたしの今日一日の体調を測ってみてよ」

 こやまきみこは伊藤静の方に向き、自分の胸を突き出した。
 それに応じて伊藤静もこやまきみこの方を向き、2人は向き合った。
  
伊藤静
(揉んでいいんだよね? きみこの方から言ってきたんだよね? 間違いなく合意の上だよね?)
812 ◆jqqPRu3olY :2008/09/12(金) 00:26:14 ID:qRC00PB2
「これより開廷します」
 井上麻里奈裁判官の声が法廷に響き渡り、傍聴人席の雑談の声も消えた。
 井上麻里奈裁判官は、自らもパーソナリティを務めていたインターネットラジオで、ゲストで来ていた
先輩女性声優2人がイチャイチャしていたのを注意したことがある。裁判官に選任されたのも、先輩の女性声優に対して
動じることなく注意できたことが評価されたからのようである。

 さっそく証人尋問が始まった。証人は、沢城みゆき、後藤麻衣、斎藤千和の3人である。
 第1回声優裁判では、仕切りが設置されていても、声はそのままだったので、証人の正体がすぐにわかってしまった。
 その点を踏まえ、今回からは、証人は音声変換機を通して証言することになっていた。
 
松来「あなたは、被告から『結婚しよう』と言われましたね?」
沢城「私から言ったような気もしますが」
松来「あなたから言ったとしても、それに対して被告は、『結婚しよう』と言ったのは事実ですね?」
沢城「ずいぶん前のことなんで、あんまり覚えてません」
松来「よく思い出してください。文化放送の番組で、ゲストで来たときのことです」
沢城「やっぱり思い出せません」

裁判官「弁護人は証人に質問しなくていいんですか?」
川澄「ええ。これ以上訊くこともないでしょう」
 仕切りごしに証人を見据える川澄弁護人。その姿は自信に満ち溢れていた。

松来「あなたは、某インターネットラジオで、被告に『結婚してください』と言ったことがありますね」
後藤「・・・はい」
松来「被告は何て答えましたか?」
後藤「たしか『喜んで』だったと思います」
松来「質問を終わります」

川 澄「『結婚してください』『喜んで』のやりとりがあったようですが、それは本気だったんですか?」
後 藤「いえ、その、成り行きというか、私も能登さんが大好きなんで」
生天目「つまり、本気ではなかったわけですね。結婚する気はなかったと」
豊 口「2人とも目が怖いから」
後 藤「(3人とも怖いです)」
813 ◆jqqPRu3olY :2008/09/12(金) 00:26:53 ID:qRC00PB2
松来「被告とは、お互いに30過ぎても独身だったら結婚する約束をしていますね?」
斎藤「はい」
松来「質問を終わります」

 証人尋問を終えた松来検察官は、原告席には座らず、立ったまま被告席を見据えて、自信の面持ちで声を発した。

松来「被告の乱れた女性関係がわかってきたわけですが、それでもまだ被告の弁護を続けるんですか?」

川 澄「私の大事な後輩だから」 能登「綾ちゃん!」
生天目「私の大事な愛人だから」 能登「ナバ!」
豊 口「私の大事な妹だから」 能登「お姉さま!」

川澄「では、最後に、1つだけお聞きします。結婚する約束はしているようですが、一緒に暮らす約束はしてませんね?」
斎藤「・・・はい」
川澄「そうですか。5年間、毎週1回は同じ時間に会っていたようですが、そういう話は出なかったということですね?」
斎藤「・・・はい」
川澄「質問を終わります」



松来検察官
「このように、被告は、いろんな人に求婚して、いろんな人と結婚の約束をしており、婚姻秩序を乱していると言えるでしょう。
よって、能登麻美子被告に、求婚の制限を要求します(婚姻秩序を乱すおそれがないので、裁判官と検察官への求婚は許可します)」
川澄弁護人
「たしかに麻美子はいろんな人に求婚していますが、婚姻秩序を乱しているとは言えないでしょう。現に、当事者はだれも麻美子を
訴えていません。訴えているのは、松来未祐検察官だけです」
814 ◆jqqPRu3olY :2008/09/12(金) 00:28:00 ID:qRC00PB2
井上麻里奈裁判官
「検察の主張は、被告が婚姻秩序を乱しているというものですが、こうして裁判で争われることから考えて、
少なからず婚姻秩序を乱していると言えます。婚姻秩序の維持のためには、検察が主張したように、求婚の制限が妥当でしょう」

 法廷内はどよめきの声に包まれた。だれしもその結論は予想外だった。
 松来検察官は満面の笑みを浮かべていた。

井上麻里奈裁判官
「とはいえ、一生の求婚制限は厳しすぎるので、被告が30歳になるまでとします。また、検察が主張したように、
婚姻秩序を乱すおそれがない場合にまで求婚を制限するのは妥当ではありません。それに、裁判で争った相手への求婚を
例外として認めるのは、婚姻秩序の維持という観点から、望ましくないでしょう」

 松来検察官は微妙な表情をしていた。

井上麻里奈裁判官
「したがって、能登麻美子被告には、松来未祐検察官への求婚の禁止を言い渡します」

松来「そ、そんなー」



<END>
815 ◆jqqPRu3olY :2008/09/12(金) 01:02:50 ID:qRC00PB2
以上です。
第3回声優裁判のないことを願って

こんなんでいいのかな
816名無しさん@秘密の花園:2008/09/12(金) 02:53:39 ID:ET0hd0+p
おまえら、旦那さんのブログみたか?
もう…もう!!
今まさに二人はひとつのベッドで(*´Д`)
リアルタイム過ぎて逆にこっちは寝れねえっつーの
妄想激しすぎキメェorz
あ、>>815さんGJ!
817名無しさん@秘密の花園:2008/09/12(金) 03:11:20 ID:ET0hd0+p
奥さんの方のブログは何故か更新がおかしい
まさかと思い手動で更新→やっぱりこっちでも…
いっそのこと「妄想乙」と、罵ってくれた方がorz
何故普通に愛し合ってるんだよ〜!!
818名無しさん@秘密の花園:2008/09/12(金) 06:14:56 ID:SGG4SRhs
声優裁判密かに楽しみにしてたよww
ここはいっその事シリーズ化してほしいね
次の裁判は天下のナバ様が被告でどうだろう。

罪状は女房がいるにも関わらず多数の愛人がいること
これをどう裁くかが見ものだww
でも最後に百合は勝つのかな?
819名無しさん@秘密の花園:2008/09/12(金) 06:26:11 ID:gJQcR3ye
sageは半角ですわ
820名無しさん@秘密の花園:2008/09/12(金) 21:14:34 ID:s8PrBBXS
>>818
むしろ正妻と愛人または妾の別をつけている分、呼び方を変えただけの同格の恋人を何股も掛けてる人より誠実な感じさえする
おかしいな、個人としては生天目容疑者より能登被告の方が好きなのに
821名無しさん@秘密の花園:2008/09/13(土) 06:49:57 ID:5Wb4sC53
> 『痛いよ』
> と言ったら、さらに痛くされた

イイヨイイヨ-
822名無しさん@秘密の花園:2008/09/13(土) 09:16:11 ID:g/8bQaey
こう…声優が絡み合ってるような二次絵はないのか?コミケ行かなきゃ無理か?
823名無しさん@秘密の花園:2008/09/13(土) 09:21:50 ID:ByFfMElX
ユー、描いちゃいなよ
824名無しさん@秘密の花園:2008/09/13(土) 12:04:07 ID:g/8bQaey
似顔絵は苦手だ
825 ◆jqqPRu3olY :2008/09/13(土) 16:52:44 ID:Qljmo1hv
これはすぐに書かないといけないと思い、即行で書いてみました。
若干スレ違いな気がしないでもないですが。
タイトルは「第3回声優裁判」です。
826 ◆jqqPRu3olY :2008/09/13(土) 16:53:20 ID:Qljmo1hv
「柿原徹也さんですね?」
「はい」
「声優警察署の浅野真澄です。署までご同行願えますか?」

柿原「警察? 俺何も悪いことしてないですよ」
浅野「詳しい話は署で聞きますから」
柿原「なんでですか? 俺何もしてないですよ」
浅野「ご協力いただけませんか?」
柿原「当然ですよ」

浅野「それなら、公務執行妨害で現行犯逮捕することになりますが、それでいいですか?」
柿原「…わかりましたよ。行けばいいんでしょ、行けば」
浅野「ご協力感謝します」

★2(取調室1)

そこは薄暗い部屋だった。
部屋の真ん中には机が1つ置いてあり、机を挟んで椅子が2つ置いてあった。
机の上には電気スタンドが置いてあった。

部屋の角(かど)にも机と椅子が1つずつ置いてあり、書記官らしき人物が座っていた。
唯一の窓はブラインドで覆われており、外の様子はうかがえない。
何も聞かされずにその部屋に招かれた柿原容疑者は、その窓を背にして椅子に座っていた。

浅野「あなたのブログのせいで、署には多数の被害届が寄せられているんですよ、精神的苦痛を受けたって」
柿原「知りませんよ」
浅野「能登麻美子さんとのツーショット画像をブログにアップしましたね?」
柿原「ちゃんと能登さんから許可もらってます」
浅野「あのコメントにも許可をもらいましたか?」
柿原「…」
827 ◆jqqPRu3olY :2008/09/13(土) 16:54:14 ID:Qljmo1hv
 取調調書も書き終えるたので、柿原容疑者に食事の注文を聞くことにした。
浅野「カツ丼食うか?(いっぺん言ってみたかったんだよね)」
柿原「…はい。あの、俺これからどうなるんですか?」

 取調室の電話でカツ丼を注文してから、柿原容疑者の質問に答えた。
浅野「声優裁判にかけられて、そこで刑が宣告されます」
柿原「そうですか…」
浅野「あ、そうそう、カツ丼は税込み735円です」
柿原「え? もしかして俺が払うんですか?」
浅野「当然でしょう」
柿原「(もっと安いの頼めばよかった)」
828 ◆jqqPRu3olY :2008/09/13(土) 16:54:52 ID:Qljmo1hv
 柿原徹也被告人は、左に能登麻美子被害者・川澄綾子弁護人、右に松来未祐検察官、
正面に井上麻里奈裁判官、背後に傍聴人と、四方を囲まれ、申し訳なさそうに立っていた。
 傍聴人から被告人に注がれる視線は、敵意に満ち満ちていた。


松来未祐検察官
「某年某月某日、都内某所のスタジオから出てきた被告人は、同じく同スタジオから出てきた能登麻美子被害者に、
一緒の写真撮影をお願いした。被告人は、能登麻美子被害者がこのお願いに応じてくれたをいいことに、さらに、
能登麻美子被害者に、撮影したツーショット画像をブログに掲載してもいいかをたずね、掲載許可をもらった」


松来未祐検察官
「その結果、川澄綾子さん、生天目仁美さん、豊口めぐみさん、渡辺明乃さん、松来未祐さんなど、
被告人のブログを見た多数の声優が、精神的苦痛を受けたと訴え、声優警察署に被害届を提出することとなり、
声優警察署の業務に著しい支障をもたらしたというのが、本件の概要です」


井上「ツーショット画像に関するコメントには許可を与えていなかったのですか?」
川澄「もちろんです。被告人には一度、麻美子が誰のものか教えてあげないといけないみたいですね」
能登「え?」

 川澄弁護人は、能登麻美子被害者の顔に自分の顔を近づけ、唇と唇を合わせた。
 突然のことに戸惑いながらも、能登麻美子被害者も嬉しそうであった。

松来「(いいなぁ)」
井上「ここでイチャイチャしないでください」
829 ◆jqqPRu3olY :2008/09/13(土) 16:55:44 ID:Qljmo1hv
 被告人が争っていないので、比較的早く判決言い渡しのときが来た。

井上
「被告人のデジタルカメラとカメラ付き携帯電話の没収、ブログの事前検閲を命じます。とはいえ、
携帯電話がないと仕事に差し支えがあるでしょうから、電話とメール機能のみの携帯電話を当裁判所で支給します」

川澄「麻美」
能登「綾ちゃん」

 お互いの名前を呼んで二人は抱き合った。
 この光景を見てしまったら、誰しも川澄さんには勝てないなと思ったことだろう。
 こうして、図らずも、NさんとKさんのスクープ発覚となったのであった。

<HAPPY END>

以上です。
カツ丼食うか?は、かのこんラジオを聞いて思いつきました。
それでは、今度こそ第4回声優裁判がないことを願って。
830名無しさん@秘密の花園:2008/09/13(土) 18:22:48 ID:3PW5ZmrQ
GJ!

や〜っぱり川澄には能登な〜んだな。
(なぜか若本口調)
831826-829の続き:2008/09/14(日) 00:31:05 ID:B5pywu0z
生天目「……ってなことになると、おもしろいよね!」
浅野「あははは!ほんとほんと」
川澄「いっぺん懲らしめてやりたいよね!」
能登「でもちょっとかわいそう〜」
その時、角の向こうから、噂の当人、柿原徹也と羽多野渉の話が聞こえてきた。

柿原「浅野さんとか、川澄さん、それに生天目さんってさ、俺達より年上だよなあ。敬語使ってる?」
羽多野「まっさかー、使わねえよ。だってあの人達、演技力大したことないし」
柿原「だよなあ、30過ぎてアイドルの真似事してるなんて、終わってるよな。芝居できないから
あんなことやらされて」
羽多野「親御さんが見たら泣くだろうなあ。俺だったら引退してるね」
柿原「それに、女同士でべたべたくっつきまくってさ。能登さんとくっついたり、離れたりとか。
レズだのなんだのって。やってることは女子高生と変わらねえよ」
羽多野「単に幼稚なんだよ、ありゃ」
柿原「でも、あの人達の存在に救われるよ」
羽多野「なんで?」
柿原「自分より下の連中見てると、自分がまだマシに見えて来るじゃん」
羽多野「だよなー、言えてる言えてる」
角を曲がった所で一同と出くわして……。
一同「……」
柿原「ん?聞いてたんすか?」
波多野「何か言いたそうですけど?」
ビビる様子もない二人に、一同、何も言い返せない。
羽多野「ひどいこと言っていいすか?
別に誰を好きになろうと勝手だけど、あんたたち、仕事に私情持ち込んでない?
一同「え?」
柿原「芝居なめてない?この仕事、なめてない?」
一同「……」
柿原「俺達、あんたたちほど芝居下手じゃないから。自信持って言えるから」
波多野「このままじゃ仕事なくなるよ。ムカつくなら、外郎売り100回やってスッキリしたら?」
男から見れば、こんなもの……。



あとがき:
勝手に続きを書いてしまってすみません。
832名無しさん@秘密の花園:2008/09/14(日) 00:52:09 ID:EsAWxFeL
シリーズで違う話しを書くなら分かるけど
人の話しに勝手に落ちを付けるのはどうなのよ?
833名無しさん@秘密の花園:2008/09/14(日) 02:02:37 ID:e0dsCPZ8
>>831
百合に対するアンチを通り越して、声優さんに対するアンチだろそれ。
どっちにしてもスレチだから消えればいいよ。
834831の続き:2008/09/14(日) 02:07:37 ID:KpbGwc1u
気まずい沈黙の後、川澄が静かに口を開いた。

川澄「あなた達の言いたいことは分かったわ。確かに一理あるかもしれない。
   でも、私の意見も言わせてね。
   私たちの仕事のメインは、アニメのキャラクターに声をあてたり、ラジオのパーソナリティをしたりすること。
   ファンの人は、そのアニメやラジオを通して、私たちの声を好きになってくれて、
   最終的には私たち自身に興味を持ってくれている。
   そのファンの人たちが、女性声優が仲良くすることを望んでいるなら、別に問題ないと思うけれど?
   私は私を好きになってくれた人が望むことにはなるべく応えたいし、嫌がるようなことはしたくないわ。」

続いて生天目、浅野も反論する。

生天目「女の子が好きなことが原因で演じられない役はないけれど、逆に演技に活かすことはできる。
    私は、女の子好きなことを理由に、百合キャラにキャスティングされたことが何度かあったわ。
    キャラとキャストをリンクさせるという点以外に、演技面での期待もされていたと思うのよ。
    あなた達、BL作品のキャラを演じることも結構あるんでしょう?
    ちゃんと役に感情移入して演
835831の続き:2008/09/14(日) 02:09:27 ID:KpbGwc1u
    ちゃんと役に感情移入して演技できてる?」

浅野「私たちの演技力はまだまだ足りないかもしれけど、実力をつけていくために、毎日頑張ってる。
   女同士でイチャついてるかもしれないけど、みんなが真剣な収録中に、羽目を外すようなことはしていない。
   声優として、社会人として、限度を超えるようなことはしていないつもりだけど。」
836831の続き:2008/09/14(日) 02:10:40 ID:KpbGwc1u
それでもまだ何か言いたそうにしている柿原に向かって、
背後に黒いオーラをまとった能登が、こう言い放った。

能登「柿原くん…ブログには冗談だって書いてあったけれど、あまりしつこいようだと本当に…
   イ ッ ペ ン 、 死 ン デ ミ ル ?」

柿原「…ごめんなさい。」
837831の続き:2008/09/14(日) 02:12:28 ID:KpbGwc1u
あとがき:
まぁ浅野さんと能登さんは置いといて…
生天目さん、川澄さんはアイドルの真似事なんてしていないし、
オーディション荒らしの異名を持つ川澄さん、
新人ながらタイプの異なったヒロインを同時にこなした生天目さんを、演技力がないと切り捨てるのは無理があるのでは。
小説書くならきちんとその人たちのことを理解してから書いた方が良いのではないですか。

第3の保管庫の中の方、自分の書き込みは掲載しないようお願いいたします。
携帯からの書き込みの為途中おかしくてすいません。
838名無しさん@秘密の花園:2008/09/14(日) 06:46:39 ID:r3R9Eq2D
>>837

>>831と>>834->>837のIDが違いますが
>>831がPCからで、>>834->>837が携帯からであれば、IDが違うのは当然ですが)、

>>834->>837の書き込みを掲載しないということでしょうか?
それとも>>831と>>834->>837の書き込みを掲載しないということでしょうか?
839名無しさん@秘密の花園:2008/09/14(日) 08:47:56 ID:IXz52Pfm
他人の作品に断りもなく付け足しを
しかもこんなダラダラと
この行為は荒らしとみなしていいんでない?
本人が言うまでもなく保管庫に入れる必要ないでしょ
840名無しさん@秘密の花園::2008/09/14(日) 10:05:26 ID:2OdKZ7tT
柿原「…とでも言うと思った?」
能登「え?」
柿原「悪いけど、あんたなんか全然怖くねえんだよ」
能登「ぐっ……」
柿原「収録中に羽目を外していない?毎日がんばってる?みんな同じだよ。
当たり前のことでいばってんじゃねえよ」
波多野「百合キャラで、演技面での期待もされていたと思うの?
何うぬぼれてんだよ、スケベな妄想に使えると思われたからだろ」
柿原「嫌がるようなことはしたくない?親御さん、こんな仕事してたら十分嫌がってるよ」
確かにどんな仕事にも意味はある。だが、ファンが求めているのはなんだ?
要するにスケベな妄想じゃないか。スケベな妄想をされるのが好きなのか。信じられねえ」
波多野「それでも声優かよ。まるで風俗のねーちゃんだな。違うとは言わせないぞ。マスコミはそんな扱いじゃないか」
川澄「な、なんですって!」
生天目「風俗のねーちゃんだなんてひどい!!」
ケンカになりかけたそのとき、山寺宏一、林原めぐみ登場。
山寺「やめないか、みんな!」
林原「ここはケンカするところじゃないのよ」
川澄「だ、だって!柿原くんと波多野くんが……」
山寺「どっちもどっちだ。みんな稽古が足りないぞ。なんだ、あの無様な芝居は!」
一同「……」
林原「そうよ。みんなぬるま湯につかり過ぎよ。偉そうなことは言えないわよ」
山寺「俺達は、そんな連中との共演はごめんだ。お前らと芝居なんかしたくねーよ!!」
一同、反論ができない。
林原「わかったらみんな、今日は帰りなさい。少しは頭を冷やした方がいいわ」
一同はそそくさと帰るしかなかった。
山寺「ほんと、どっちもどっちだな。レベル低過ぎるよ。普段の会話も、言い争いも、演技も」
林原「なんでもいいけど、もっと稽古しなさいよって言いたいわね。何が毎日頑張ってる、なのよ」
山寺「安っぽすぎるんだよな、成果や達成感が」
林原「ラジオは私も長いことやってるけど、そっちの仕事が主役になっちゃ困るのよ。
メインはお芝居なんだから」
山寺「しかし今の声優界、ほんと、だめになっちゃったな。建前上は『みんな優秀です』って言わされるけど」
林原「礼儀はひどいし、時間は守らないし。どうすれば声優界は良くなるんだろうね」
山寺「ほんとだな。どうしたら声優界は救われるのかな」
二人は若手声優たちの無様さを目の当たりにして、ため息をつくしかなかった。
841名無しさん@秘密の花園:2008/09/14(日) 10:29:22 ID:KpbGwc1u
>>838
私は>>834-837ですが、>>831とは別人ですので、
>>831についてはお任せします。

>>831の小説がこのスレの主旨にあっているとはとても思えなかったので、
少しでも百合っぽくなるようにと、さらに続きを考えてしまいました。
今思えばスルーすれば良かったですよね。

完結している小説に対して失礼なことをしてしまい、申し訳ありませんでした。
842名無しさん@秘密の花園:2008/09/14(日) 14:00:53 ID:dji3QqsC
もうこれに関しては全スルーでよくね?
以下いつもの流れ↓
843名無しさん@秘密の花園:2008/09/14(日) 21:06:27 ID:PDDf/Ckn
tiarawayかAice5か藍ゆうかなにか読みたい。書きたい。
844名無しさん@秘密の花園:2008/09/14(日) 23:10:49 ID:CbMJUDgb

正座して待ってます
845名無しさん@秘密の花園:2008/09/14(日) 23:24:10 ID:aZS/cme0
>>843
遠慮せず書くがいいよ
846名無しさん@秘密の花園:2008/09/15(月) 23:54:39 ID:UOxQew8k
Aice5希望
もうすぐ解散一周年だし
847名無しさん@秘密の花園:2008/09/17(水) 02:15:01 ID:PDherQ2n
うあああ解散一周年・・!
一年前の俺は解散が日ごとに近づくのに怯えて過ごしてたなぁ・・・
でも一番智ますネタが公式から提供された時期でもあった
848名無しさん@秘密の花園:2008/09/17(水) 17:22:50 ID:tD2v4j76
智ます分は明日配信のQMAラジオに期待してる
849ほしゅしますね。:2008/09/18(木) 01:40:12 ID:9BxW8sE4
智ますが好きです…


どうして私は非難されるんだろ。

誕生日くらいおねだりしてもいいと思う。

なのによりによって裁判ごっこの被告とは。

思えば子供のころから、私はのけものにされた。
いつも同じ服だととからかわれた。

大学行ってなんになると言って就職をすすめる親戚。

実力が伴わなければ仕事がこない社会生活。

私は走り続けてきた。

でも疲れた…。

嫌、落ち込むなんて私らしくない。

こんなときは彼女に会いに行こう!
850ほしゅしますね。:2008/09/18(木) 01:51:52 ID:9BxW8sE4
「そうそう、だからアタシ頭キテさー」

「もうチェケラッチョって、わかるますみん?」

そう言うなりテキーラの入ったグラスを空けるチアキングw

「うん、分かる分かるよ、智秋ちゃん。」

などと相づちをうつますみんも、頬を朱らめ大分ロレツが回っていない。

「今日泊まってYO。一人じゃ寝れないんでしょ?」

「最初からそのつもりだよ。」
851ほしゅしますね。:2008/09/18(木) 02:04:05 ID:9BxW8sE4
実際ますみんとアタシがこんな関係になるとは。

Aice5 という珍しくヒットした声優ユニットが解散して早一年。

その時生まれた関係は今でも途切れずにいる。

考えかたも好みも違うのに、アタシを頼ってくれるのなら、いいだろう、これからもヨロシク!

シーツにくるまり、一糸まとわぬ姿で寝息を立てる彼女に近づき、

アタシはますみんのモモに約束のくちづけをした。


ぉわり
852名無しさん@秘密の花園:2008/09/19(金) 20:45:16 ID:wiU+bB4N
>浅野真澄
>アメリア先生の中の人にびっくり!ちあきちゃんはどこに行っても絶対ちあき節なんです。そこが…す…すき。

ツンデレごちそうさまです
853名無しさん@秘密の花園:2008/09/20(土) 01:23:21 ID:7msHbXZ4
そのコメント見て、リアルに吹き出しました。
真澄のツンデレはたまらんなぁ。
854名無しさん@秘密の花園:2008/09/20(土) 21:47:04 ID:07hRroX0
tiaraway希望!!
855名無しさん@秘密の花園:2008/09/21(日) 02:26:23 ID:d81cOZPX
840あたりはあながち業界人が書いてたりwww
どっちにしろ第3回声優裁判は面白かったよw
警察署への苦情の発想は良かった!
856名無しさん@秘密の花園:2008/09/24(水) 13:14:33 ID:lX1qU3Lf
百合声優同人でアンリアルものってありなんだろうか・・・
藍ゆうで学生設定とか。
857名無しさん@秘密の花園:2008/09/24(水) 21:09:56 ID:DJVYQaou
過去には女子校設定みたいなのも投げられてたな
まぁ裁判までやってるし大方何でもアリな気が
858名無しさん@秘密の花園:2008/09/24(水) 23:20:15 ID:GyALHo7p
>>856
同人誌は知らんがそういうの書いてる人けっこう見かける
859名無しさん@秘密の花園:2008/10/01(水) 00:25:54 ID:w7yopK7Q
なんでもいいからSS読みたい
860みゆみゆとふみえ:2008/10/01(水) 22:55:14 ID:O8alT4iM
「イベリコ豚ってあんなに美味しいのね」
「こないだの焼き肉も楽しかったあ」
「わたしライブ終わったから何でも食べ放題なの」
「例えば?」
「うーん史絵ちゃん?」
「……」


ブログネタでした、チャンチャン
861名無しさん@秘密の花園:2008/10/01(水) 23:49:14 ID:OQCydUib
>>856
教師あいぽんが生徒画伯に手取り足取りやられちゃう電波を受信した
862 ◆uBR/FPYc6Y :2008/10/01(水) 23:58:25 ID:y6w1DZpL
あいまい投下します。
バカップル設定です。
863 ◆uBR/FPYc6Y :2008/10/02(木) 00:06:09 ID:jrQpkYD3

人とお喋りをするには近すぎる距離に、大好きな彼女の顔。
ソファに座る私の膝を跨いで、顔の横の背もたれに両手を突いて。
私は、愛ちゃんに捕らえられていた。
愛ちゃんの眉間に刻まれた皺を見ながら、考える。

ええと、何がどうしてこうなったわけ?




事の発端は数分前。
私は事務所の後輩の子との電話を終わらせて、
ケータイの通話ボタンをぴこっと押し二つに畳んで、そのまま机の上に滑らせた。
そしたら、不機嫌丸出しの顔した愛ちゃんが近づいてきて。
どうしたの?って疑問を口にする間もなくマウントポジションを取られてた。



864 ◆uBR/FPYc6Y :2008/10/02(木) 00:06:44 ID:jrQpkYD3

愛ちゃんの下からちらりと彼女を覗く。
いつもは身長の関係で見下ろす事が多いからこの角度はすごく新鮮。
恋愛真っ最中な人間ならこの体勢に鼓動の一つも大きく跳ねちゃう所だろうけど、
私は別の意味で鼓動が早くなった。

だって、愛ちゃんすごーく機嫌が悪そうなんだもん。

うーん。私何かしたっけ。
眉間に深い皺を刻む愛ちゃんを見ながら今日一日の行動を振り返るけれど、
思い浮かぶのは彼女の笑顔ばかりで。
……正直なんにも思い当たらないんですけど、愛ちゃん。

「……あの」
「なに?」

うわ。何その不機嫌な声。
思いつかないなら本人に聞こうと恐る恐る口を開いたら、
いつもより2割増しぐらいに低い声が返ってきた。
この時点で大分心が折れそうになったけれど、気を取り直して愛ちゃんに声をかける。
865 ◆uBR/FPYc6Y :2008/10/02(木) 00:07:15 ID:jrQpkYD3

「なに、怒ってるの?」

生憎、遠まわしに聞き出すなんて器用な真似はできない。
聞くのと同時に、私の太腿を跨いでる彼女のそれにそっと手を這わせて、
愛ちゃんが嫌がってないのを確認して、ゆるく腰に引っ掛けた。

「……別に怒ってなんかないもん」

嘘付け。
相変わらず眉間に皺寄せて、どの口がそんなことを言うわけよ。
しかも何だか声が震えてるし。泣きたいのはこっちだっての。もう。
でも、彼女の言う通り確かに怒ってはいなさそう。ただ、すっごく拗ねてるっぽいってだけで。
今にも泣きそうな声出す愛ちゃんを見上げて、こっそり息を吐く。

彼女の腰に置いていた手で、私の方へ引き寄せると、
すとん、と拍子抜けするくらいに素直に彼女は私の太腿に腰を下ろした。

「……眉間、超皺寄ってるよ」
「うるさい……」

近づいた距離。彼女にだけ聞こえるような大きさで言ってやると、そんな抗議が返ってきて。
ふふ、と苦笑してしまう。そしたら愛ちゃんは、むっとしてそっぽを向いてしまった。
866 ◆uBR/FPYc6Y :2008/10/02(木) 00:07:48 ID:jrQpkYD3

何をそんなに頑なになってるんだか。
腰に回した腕で、更に彼女を引き寄せる。

「なんで怒ってるか言わないと、ちゅうするよ」

からかい半分で言うと、愛ちゃんの体が少しだけぴくりと動いた。
その反応に少しだけ嬉しくなって、本当に目の前の柔らかい頬にキスしてやろうかと思ってたその時、
愛ちゃんの睫が小さく震えて。

「電話…」
「ん?」
「今の電話、だれから?」
「後輩だけど、それがどうかした?」

愛ちゃんの顔が泣き出しそうに歪む。


「……楽しそう、だった」


…………。 え?

彼女の言葉を理解するのに数秒。
寂しそうに、悔しそうに呟かれたそれ。
胸の奥から沸きあがる感情を自覚する。
――― これは嬉しさだ。

ねえ、それって、もしかして、もしかする?
ねえ、私、すっごく都合よく解釈しちゃうよ?

それはじわじわと全身を侵していく。
867 ◆uBR/FPYc6Y :2008/10/02(木) 00:08:18 ID:jrQpkYD3

「相談のってただけだよ?」

彼女を刺激しないように小さく進言してみた。
けれど、やばい。意識とは別のところで頬が緩んでくる。

私の変化を敏感に感じ取ったのか、愛ちゃんがこっちを向いて、はっとした。

「なんで笑ってるの…!」


――― なんでって、



「愛ちゃんが可愛いこと言うんだもん」



だって、それってヤキモチでしょ?
私が後輩の子と楽しそうに電話してたのが嫌だったんでしょ。
なによそれ。すごいかわいいんですけど。

そう言ったら、愛ちゃんは顔を真っ赤にして。

「可愛くない!」

なんて言う。
何言ってるんだか。その顔もめちゃくちゃ可愛いっての。
私さっきから心臓がやばいもん。
868 ◆uBR/FPYc6Y :2008/10/02(木) 00:08:49 ID:jrQpkYD3

まだぶつぶつ言ってる彼女をもっと引き寄せて、引き寄せて。
彼女の額に自分のそれをくっ付ける。見えるのは愛ちゃんの真っ赤な困惑顔だけ。

「電話の子とはホントなんでもないよ」
「……」
「相談乗ってただけだから」

内緒話をするように、愛ちゃんだけにしか聞こえない声で、そっと囁く。

「……てかさ、私にとっては、愛ちゃんとこうしてる方が、」

密着した身体から彼女の心臓の音が聞こえる。
それがちょっとだけ早く聞こえるのは私の気のせいじゃないよね。



「しあわせだし」



目を見開いて、何か言おうと開きかけたその口を自分のそれで塞いだ。
柔らかいその感触。彼女にくっついてる部分から彼女の暖かさが少しずつ私を侵してく。

どくり、どくり、と響く鼓動。
彼女の柔らかさに酔ってその先まで行きそうになるのを必死に堪えて、
すごく名残惜しかったけれど、唇の端に小さく口付けて私は顔を離した。
869 ◆uBR/FPYc6Y :2008/10/02(木) 00:09:20 ID:jrQpkYD3

ゆっくりと瞼を押し上げる。
一番に目に飛び込んできたのは、真っ赤な顔をした愛ちゃん。
恥ずかしそうに、だけど、怒ったように私を睨んで。

「ちゃんと言ったのに……」
「言ったらしない、なんて言ってないもん」
「麻衣ちゃん、それ、屁理屈って言うんだよ」

呆れたように溜め息をつく愛ちゃん。
ほとんどゼロの距離でそんな風に言い合って、二人して小さく笑った。

私は内心、彼女の笑顔が見れたことにほっと胸を撫で下ろす。
にこにこ笑う愛ちゃんを見つめて、緩んだ頬を直さず、また少し距離を詰める。

「機嫌は直った?」

一瞬きょとんとした愛ちゃんは、ふわりと笑って、ちょっとだけ恥ずかしそうに頷いた。
桜色の頬も、恥ずかしそうなその笑顔も、めちゃくちゃ可愛いんですけど。

きゅん、と切なく鳴いた心の従って、私はもう一度彼女との距離をゼロにした。







おわり

870 ◆uBR/FPYc6Y :2008/10/02(木) 00:10:28 ID:jrQpkYD3
↑「心の」じゃなくて「心に」でした。あーあ…

切ないのも好きです。でも甘いのはもーっと好きです。
ひたすら甘いのを目指しました。バカップル万歳。
お目汚し失礼しましたー。
871名無しさん@秘密の花園:2008/10/02(木) 00:58:38 ID:lom1WOYH
>>870
GJ
久しぶりのSSがあま〜いアイマイなんてGJすぎる!!
872名無しさん@秘密の花園:2008/10/02(木) 03:54:13 ID:3vw14Nzf
>>870
GJ
心の糖尿病になったら>>870を訴えさせてもらう
873名無しさん@秘密の花園:2008/10/03(金) 01:56:26 ID:GFOoZQRg
甘いものは控える様にお医者様に注意されてたのに・・・
ニヤニヤがとまらねえぜ。
874名無しさん@秘密の花園:2008/10/03(金) 04:28:19 ID:PpLfq0xY
糖尿病患者多すぎだろw
875名無しさん@秘密の花園:2008/10/04(土) 01:54:03 ID:8kQFgTJH
生「色んな女の子に手ぇ出してるけどやっぱり一番は静さんだよ」

伊「はいはい」

生「信じてないでしょ!ホントだってば」

伊「はいはい。そういうことにしといてあげましょう」

生「むー、ホントなのにー」

伊「(笑)」

生「・・・静、今あたしの事バカにしてるでしょ」

伊「うん」

生「やっぱり!もう静なんか嫌いだー!」

伊「え〜あたしは仁美さんの事好きだけど?」

生「ホントに?」

伊「うん。好きだけど?」

生「・・・ホントに?」

伊「え、何?(笑)う、うん〜。好き好き〜大好き〜(棒読み)」

生「棒読みになってるし!ちゃんと言いなさいよ!」

伊「はぁっ?!(笑)ぇえと、す、す、・・ってバカじゃないの?!何を言わせる気だよ!」

生「(笑)よし勝った!」

伊「いや意味分かんないから!」


・・・という夢を今見てた。んでせっかくだから忘れない内に報告wお目汚し&スレ汚しスマソ
巫女ラジ早く復活しないかな
876名無しさん@秘密の花園:2008/10/04(土) 06:48:28 ID:rhefUo82
羨ましすぎるレム睡眠
877名無しさん@秘密の花園:2008/10/05(日) 02:25:15 ID:HHI4kzFB
なばいとはジャスティス!
夫婦ラジオは、きっと復活するさ……
878名無しさん@秘密の花園:2008/10/06(月) 19:50:05 ID:ajCfz8uE
御前のブログになばがいたってだけでここのレスをチェックしてしまう自分がいるw
879名無しさん@秘密の花園:2008/10/06(月) 20:41:23 ID:Yn+G9FY3
>>878
俺がいた。
880名無しさん@秘密の花園:2008/10/08(水) 21:25:47 ID:gnzKl1Vl
なばいとの夢とか羨ましすぎるw

>>878
同じく俺
この前のお泊りの流れで誰かSS書いてくれないかなって思ってたけど来なかったな…
まぁ巫女ラジが復活すればきっとなばいともまた盛り返すだろう!
881名無しさん@秘密の花園:2008/10/09(木) 02:12:08 ID:fQbpKKmw
マン研を聞いて
この後御前の家でお休みとか言う展開にならないかなぁと密かに妄想
882名無しさん@秘密の花園:2008/10/11(土) 16:16:23 ID:viPM4vTR
酔っ払いなばは可愛いけど
精力剤はヤバい(;^_^A 感じがした。

バイ マン研
883名無しさん@秘密の花園:2008/10/13(月) 19:24:45 ID:V4xDklKh
巫女ラジCD、次のテーマは結婚式か。
2人がとうとう結ばれるのかと思うと感慨深いが、
本当の終わりのような気もして怖い…
884名無しさん@秘密の花園:2008/10/16(木) 23:37:35 ID:Y7cfc3ZI
誰かSS書いてくれーーーーーー
885名無しさん@秘密の花園:2008/10/17(金) 20:33:27 ID:JuxYgEjJ
なばいとSSを久しぶりに読みたい
886名無しさん@秘密の花園:2008/10/18(土) 13:00:27 ID:YSn6EM9C
保管庫読み直せ
887名無しさん@秘密の花園:2008/10/18(土) 14:24:00 ID:4OSEEtjx
つか10レス前にあるがな
888名無しさん@秘密の花園:2008/10/19(日) 11:40:14 ID:PXZv3eIk
新しいSSが読みたい
できれば「あみぺ」でお願いします
889名無しさん@秘密の花園:2008/10/19(日) 14:10:14 ID:6AJ2PS5P
ここはSSスレじゃないぞ
890名無しさん@秘密の花園:2008/10/19(日) 14:15:13 ID:zfTRzpjM
あみぺSS投下

『共同作業ってむずかしい』

「まだダマがあるよ」
「もっと混ぜないとね」
「キャベツこんなかな」
「ウサギに食べさせるんじゃないし」
「もう裏返していい?」
「焦げてる焦げてる」

そんなこんなで作ったお好み焼きを完食したふたり。

891名無しさん@秘密の花園:2008/10/19(日) 14:25:43 ID:zfTRzpjM
『共同作業ってむずかしい』

数日後

「何でブログにお好み焼きの話がないの」
「ゴメン仕事忙しくて」
「ゆうかちゃんがいいの?キタエリ?」
「あれ以上食べられないよ
あの晩いっしょに過ごした時間忘れたの?」
「あみはとても美味しかった」
「また何かつくろうか」
「じゃ子供でも?」
「キモッw」
892名無しさん@秘密の花園:2008/10/19(日) 22:09:21 ID:vMel+J87
>>889
ここはSSスレじゃないの?
893名無しさん@秘密の花園:2008/10/19(日) 22:47:38 ID:6AJ2PS5P
SSアリの妄想スレだろ。
職人が善意で投下してくれてるのにあまり催促しまくるなと。
894名無しさん@秘密の花園:2008/10/20(月) 15:55:20 ID:9hV84CJO
>>893
てっきりSSはダメなのかと勘違いしてしまった。すまん

職人さん来るまで気長に待っておくよ
895名無しさん@秘密の花園:2008/10/20(月) 22:04:53 ID:GURLca2C
その間に野中さんを好き好き大好っきなうりょっちの話でもしようや。
896名無しさん@秘密の花園:2008/10/20(月) 22:28:04 ID:MTzrZQdl
>>895
スタドリでの話。
行きの新幹線隣に座る。→野中さんから駅弁のおあずけプレイ→ぶたさんの靴はいてきて仲良く同時にブログ更新
→楽屋も同じ→リハで泣いちゃった野中さんにキュンとくる
→先に出番が終わった野中さんがブーツぬいで魂ぬけてる姿にまたきゅんとする
→自分の出番のMCで「野中さんが!野中さんは!」と野中話ばかり
→最後の出演者挨拶で野中さんの隣はほっちゃんがキープ(ほちゃ藍は手繋ぎで登場)うりょは野中さんの右隣四人目
→帰りの新幹線も隣。嬉しすぎて2ショットをとってブログにUP(うりょのみ)

うりょ→→→→→→→→→→←野中 そんな二人が俺は好きだw
897名無しさん@秘密の花園:2008/10/20(月) 23:03:53 ID:J0OahHKP
レポは嬉しいが、これは本スレに投下すべきじゃないか?
898名無しさん@秘密の花園:2008/10/20(月) 23:09:05 ID:H3G68IPr
本スレなんて見てない系の人な気が
899名無しさん@秘密の花園:2008/10/20(月) 23:26:59 ID:VQ7Kv639
>>896
どんだけ片想いw
900名無しさん@秘密の花園:2008/10/21(火) 00:04:39 ID:nwUDee9m
>>897
すまない。どっちに書こうか迷って
このうりょ藍すぎる展開は俺の妄想だったかもしれないと不安になったんだw

うりょ藍フィルターはずすと、うりょMCは野中さん以外の話もたくさんしてて盛り上がってたし、
最後の挨拶の並びは、出番の順に左並びだったからうりょ藍が離れたのはしょうがなかったりする(苦笑
901名無しさん@秘密の花園:2008/10/21(火) 01:01:23 ID:qOSlk85X
フィルター外してもうりょ好きすぎだろw
902名無しさん@秘密の花園:2008/10/21(火) 12:53:41 ID:ruSZC7YL
なばいと巫女ラジで結婚式するらしいねw

しずかな派の自分としては涙目だがorz
903名無しさん@秘密の花園:2008/10/22(水) 00:17:07 ID:DMKoIlih
なばいと信者の自分は歓喜w
ブログを見る限りでは、二人ともドレスらしいな。

CDじゃなくて、DVDで出しては……くれないよなぁ……
904名無しさん@秘密の花園:2008/10/22(水) 01:41:23 ID:5k4No/uS
>>901まったくだwww
藍ぽんにしっぽブンブン振りまくるうりょ犬かわいいようりょ犬
905名無しさん@秘密の花園:2008/10/23(木) 23:01:21 ID:Z9MRAvgL
のんびりしていた間になばいと両者ブログにとんでもない燃料が投下されてたw
なんぞあれw
906名無しさん@秘密の花園:2008/10/24(金) 00:58:11 ID:sAb3Jm8P
ダブルドレスで結婚するらしいですね
907名無しさん@秘密の花園:2008/10/24(金) 14:13:51 ID:IDzp/3Xc
結婚か・・・
三瓶とあみっけの時はまだネタ感があったけど
この2人はガチすぎるww
908名無しさん@秘密の花園:2008/10/24(金) 15:09:54 ID:w/mYOJOW
百合声優とレズ声優の違いだな。

とはいえ
「初キスはいつ?」
三瓶「もういつでもいいよ('A`)」
あみっけ「いまここで!(゚∀゚)」
の流れは爆笑したが。
909名無しさん@秘密の花園:2008/10/24(金) 15:38:29 ID:woBf9Dl+
>>908
(`Д´)y-~ 「舌入れろ!舌入れろ!」
910 ◆xQeQRUInhw :2008/10/24(金) 16:02:03 ID:a+0ta4JZ
なばいと投下します〜

題名は「左手薬指」
911 ◆xQeQRUInhw :2008/10/24(金) 16:02:40 ID:a+0ta4JZ

結婚。

私も女である以上、結婚ってやつに憧れを抱いたことがないといえば嘘になる。

周りの友達だとか後輩だとかが結婚の報告をくれるたびに、
おめでたい気持ちと、何だかほんの少し置いてかれるような、寂しい気持ちにもなる。

私が女の子を囲ってるのは、そんな寂しい気持ちを紛らすためでは決してないけど、
それでもやっぱり一人は寂しいな、って思う。

そういえばこの間、これもやっぱり結婚報告がてら飲みに行った友達に言われたんだけど、
「いつまで女同士でレズごっこして遊んでんだか」って。ひどいよね。
仁美はいい女なんだから、30越えたってすぐいい男見つかるんだから、って。

気持ちはありがたいけどさ、こればっかりはどうしようもないんだよ。

だって、私の心には、…、…。
912 ◆xQeQRUInhw :2008/10/24(金) 16:03:23 ID:a+0ta4JZ



思いながら、隣で酔いつぶれた相方に目をやる。
すっかり出来上がり、散々私に絡んだ挙句、今は突っ伏して寝こけている。

12時…そろそろ帰るか…明日も仕事なんだし…。


「しーずーか、帰るよー?」
「……うぅ…、」

ぐずってる静に声をかけてから、身支度を整え、とりあえず会計を済ませるために席を立った。
会計を済ませ、戻ると、まだ突っ伏した伊藤静嬢。

「こらぁ、帰るっつってんでしょー?」

先ほどよりも少し大きな声をかけると、静はバッと起き上がった。

「…、びっくりした。起きた?」
「…仁美さぁん、出してぇ指」


なんだ突然?
913 ◆xQeQRUInhw :2008/10/24(金) 16:03:53 ID:a+0ta4JZ

「…ん?」

左手には財布を持っていたので、右手の指を差し出す。

「あぁ〜?なんだ〜こっち側〜?気がきかないんだからぁ」
「なにぃ?どうしたの?」
「左手ぇ〜左手を出しなさぁい?」
「……?」

意図が掴めなかったけど、財布を右手に持ち替え、左手を出す。


すると。





ちゅ。




「っ、…!静…!?」
「…へへ…ひとみさぁん…」


左手の薬指に、キス、された。
914 ◆xQeQRUInhw :2008/10/24(金) 16:05:57 ID:a+0ta4JZ

「仁美さん…すき…すきだよ…?」
「……」


ヘラヘラ。



こいつは。何だよこのタイミングで。



指に口紅付いちゃったじゃんよ。






…うん、私も。ちょっと、ううん、すごくすき。
915 ◆xQeQRUInhw :2008/10/24(金) 16:07:09 ID:a+0ta4JZ

こいつは明日になれば、今日のこのことは覚えてないんだろうな。
でも、私はきっと忘れられない。

私の左手の薬指には、将来を誓い合う指輪は何もないけれど、
共に将来を過ごして生きたい、そんな人からの口付けの証。



消えてほしくないなぁ。

そんなことを思いながら、証をつけた人の顔を見る。


「私も、静のこと、すきだよ」


そういって、静の左手薬指に、軽くキスを落とした。


END
916 ◆xQeQRUInhw :2008/10/24(金) 16:08:01 ID:a+0ta4JZ
なばいとはジャスティス。
失礼致しました!
917名無しさん@秘密の花園:2008/10/24(金) 23:14:12 ID:P5ObQA66
>>908
この時のあみっけマジやるつもりだったと思ってる
918名無しさん@秘密の花園:2008/10/25(土) 10:53:52 ID:3unfnnLb
>>916
GJ!やっぱりなばいと最強だな!
919名無しさん@秘密の花園:2008/10/26(日) 16:12:32 ID:mSFgm1dC
>>916
超GJ! 巫女ラジCDへの期待が高まったぜ…
920名無しさん@秘密の花園:2008/10/26(日) 21:56:57 ID:8Z2Mj3oZ
>>916
GJ!ニヤけたw
なばいと好きすぎる(;´Д`)ハァハァ
921名無しさん@秘密の花園:2008/10/26(日) 23:55:41 ID:jiYqurM8
やっぱなばいとはジャスティス!
922名無しさん@秘密の花園:2008/10/29(水) 03:56:40 ID:LNLze4Te
なばいと万歳!!


>917
自分もオモタ
ってかあれはやらんといかんでしょうww
923名無しさん@秘密の花園:2008/11/05(水) 23:33:47 ID:aKoMCjh3
誰もいないのか?
924名無しさん@秘密の花園:2008/11/05(水) 23:43:43 ID:pinB1WeT
智ます不足な俺がいる。
925名無しさん@秘密の花園:2008/11/05(水) 23:56:25 ID:ZNHRCaY5
君の後ろにいるよ…
926名無しさん@秘密の花園:2008/11/06(木) 00:00:10 ID:dK/CVI/x
ちなみにベッドの下にいるのは
927名無しさん@秘密の花園:2008/11/06(木) 01:14:31 ID:g+u8Qk8o
自分もいるぜ。智ます分が足りなくて死にそうだ


ベッドの下には、息を潜めて獲物を狙うみゆみゆが…
928名無しさん@秘密の花園:2008/11/06(木) 11:29:47 ID:lZbGxOp9
普段の交流がなさそうな二人だからなぁ…
先日のアニスパは嬉しかったけど
929名無しさん@秘密の花園:2008/11/06(木) 21:55:03 ID:akE/y4cN
>>927
松来さんは、もう諦めたんじゃなかったっけ?
もうみんなのみゆみゆでいい、
だれか一人のみゆみゆじゃなくていいってことで。
930名無しさん@秘密の花園:2008/11/07(金) 00:22:46 ID:cbxcUtu+
みゆみゆはどうしてあんなにも孤独なのか。
ガチだとみんな引くのか?
931名無しさん@秘密の花園:2008/11/07(金) 07:57:38 ID:nytbZt6g
本スレは変なのがすっかり居ついたな…
932名無しさん@秘密の花園:2008/11/08(土) 14:41:07 ID:yAlqPPcq
智ます、みゆみゆにほっちゃんを加えたら

アニメ版おとボクではないか…

という訳でこんなSS
933名無しさん@秘密の花園:2008/11/08(土) 14:50:42 ID:yAlqPPcq
『乙女は誰に恋してる』

「全くあなた達にはすっかりダマされましたわ」
「これもあの子が女を演じきってくれたおかげね」

昔の仇敵は今の親友
二人して学園の長い並木道を歩いてる

「まぁ珍しい組み合わせのお二人」
横から飛び出したのは一年留年したあのお方

軽く会釈をかわすと三人は揃って校門へ向かった
934名無しさん@秘密の花園:2008/11/08(土) 15:02:10 ID:yAlqPPcq
『乙女は誰に恋してる』

女子寮の一室。手紙を書く女子学生の姿があった。

「前略生徒会長殿
生徒会にお願いがあります。
ついては6時限目のあと
体育館のうらまでお越しください。」

「こんな手紙で来てくれるかしら…でもしくじっても損はないわ」

差出人の名がないその手紙は翌日生徒会長のげた箱に入れられた。
935名無しさん@秘密の花園:2008/11/08(土) 15:11:11 ID:yAlqPPcq
『乙女は誰に恋してる』
「ここでよかったのよね…あっあなた」
「呼び出してごめんなさいね」
「体育館の裏なんて穏やかじゃないわね…今までの意趣返し?」

「お願いキスして」
「はぃ?」

おもむろに抱きつき唇を奪う
ギュッと抱きしめ動けなくしたところでカメラのフラッシュが光った
「何なのこれは!」
936名無しさん@秘密の花園:2008/11/08(土) 15:22:46 ID:yAlqPPcq
『乙女は誰に恋してる』

長い黒髪の女子学生が年上らしい態度で言い放った。

「最近あの方にお熱を上げているようですけど人のものを横取りしないで下さるかしら…」

身体を戒めていた両腕がゆるみ優しく声がかけられた

「ゴメン私も弱みにぎられてて…レズって言われておかしくないことしているの」

日が傾き彼女達の足下に長い影がのびている

逆光なのか表情がよく読み取れない
937名無しさん@秘密の花園:2008/11/08(土) 15:35:19 ID:yAlqPPcq
『乙女は誰に恋してる』
「あーっバカらしい…そんなことで呼び出すなんて」

バサッと髪をかきあげると仕返しとばかりに熱いキスを見せつけた

「どういうこと?」×2
「この子は一生のライバル…敵対心が恋い慕う心に変わることもあるの…あんな男女煮るなり焼くなり好きにすればいいわ」

あっけに取られた二人を残して生徒会長は家路についた

おわり
938名無しさん@秘密の花園:2008/11/09(日) 02:46:29 ID:jB3EvxnR
^^;
939名無しさん@秘密の花園:2008/11/09(日) 11:10:04 ID:itfu+EJb
言いたいことは色々あるけど、何より微妙にスレ違いなのが一番の問題
940名無しさん@秘密の花園:2008/11/09(日) 19:32:08 ID:aMav7Vwu
うん、それよりやまなこスレの変態どものSSを転載か保管個に入れてほしいプロセス
941名無しさん@秘密の花園:2008/11/10(月) 00:31:34 ID:qnPnRLDq
のなかさんのブログやばかったっ・・・
942名無しさん@秘密の花園:2008/11/10(月) 00:47:24 ID:v4gjq+Kv
ついに両想いになったのか…
うりょっち良かったね
943名無しさん@秘密の花園:2008/11/10(月) 00:59:54 ID:5l5xDaVn
最近のうりょ攻勢は凄まじいな

同い年・同郷・カレー好きカレー嫌い設定の
藍利奈に妄想膨らましてる場合じゃなかった
944名無しさん@秘密の花園:2008/11/10(月) 12:21:08 ID:EuxUHcv9
>>799さんもしいたら
tiarawayのあまあまの新作をお願いします!
945名無しさん@秘密の花園:2008/11/11(火) 10:56:04 ID:HVpEypN3
藍ぽんは百合発言少ないからかなり貴重だよな
うりょ藍派が増えてくれることを期待してる
946 ◆CXNOHqPc4E :2008/11/11(火) 14:08:17 ID:Wfq/rxhy
>>944ありがとうございます
需要ないかと思って自重してたんですが、お言葉に甘えさせてもらいます。

tiarawayで18禁です。よろしければどうぞー
947 ◆CXNOHqPc4E :2008/11/11(火) 14:09:35 ID:Wfq/rxhy
 『苺と料理』


午後の陽射しが差し込むリビング。
キッチンで忙しそうに立ち働く侑香の後ろ姿を眺めながら、紗子は幸せそうにその頬を弛ませる。
今日は紗子も久しぶりに一日オフで―――とは言っても忙しい紗子のこと。台本を片手に、明日の収録の準備なんかをしている。
「へぇ、こういう展開になるのかぁ」
などと呟きながら真面目にホン読みをしていたが、少し目が疲れて顔を上げる。
すると、まだ暑さの残る季節、侑香はキャミとミニスカートという身軽な格好で料理にいそしんでいた。

「何作ってるのー?」
「いろんな野菜のスープとねぇ、あと、今朝さぇこさんのお母さんから苺もらったからね、今洗ってるの。これはデザートにしようねっ」
紗子が、んーっと伸びをしながら尋ねると、楽しそうな声が返ってくる。
水を切るために苺をザルに入れて、侑香は再び野菜に包丁を入れ始める。
「あー、おかーさんゆーかのことかわいがってるからねぇ。も、ゆーかさんゆーかさんって、あたしのことはどうでもいいんかいって感じ」
「ふふっ」
紗子が唇を尖らせると、侑香はやっぱり楽しそうに笑う。
侑香が動くたびに、腰の辺りで結ばれたエプロンの紐が揺れる。

「んー…」
紗子は立ち上がると、唐突に侑香を後ろから抱きしめる。
「ふふっ、なーにさぇこさん?」
侑香がくすぐったそうに笑う。
「手伝おうかぁ?」
「ありがとう。じゃあねー、じゃがいもの皮むいてくれますかぁ?」
「はーい」
幼稚園の先生と生徒のような調子で会話しつつ、紗子はじゃがいもに手を伸ばす。
侑香の背後にくっついたまま、後ろから手を回してピーラーを使い始める。
「さえぽん、それじゃあゆぅが作業できないよぉ」
侑香が唇を尖らすが、「できるできる」と紗子は器用にじゃがいもをむいていく。
「…さえぽんはできるかもしれないけど」
948 ◆CXNOHqPc4E :2008/11/11(火) 14:10:40 ID:Wfq/rxhy
と、あっという間にじゃがいもをむき終わった紗子は満足そうに笑うと、侑香の肩を顎でつつく。
「ゆーかちょっと右動いて」
「こう?」
「水出してー」
「もう…」
不満そうにしながらも侑香が蛇口をひねり、紗子は流しの水で手を洗う。
「左動いてー」
「…」
紗子の指示にむくれながらも黙って元の場所に戻る侑香。

「はいっ、次何する?」
やる気満々の紗子だが…
「もー離れてよぉ」
「冷たい…ゆーか」
「だってそんなくっついてたら、ゆぅお料理できないんだもん」
侑香が頬を膨らませると、紗子は笑いながら「ごめんごめん」と謝る。それからふと気付いて手を伸ばし、ボウルに入っている苺を一つ取るとヘタをとって侑香の前に差し出す。
「…何?」
「おわびに、あげる」
「…別にいいよ」
「怒んないでよー」
「もう怒ってないから。苺はあとで食べよ」
そう言うと、侑香は先程紗子が皮をむいたじゃがいもを四角く切り始める。
「…」
つまんないなーと思いながら、紗子はまだ侑香に腕を回している。
侑香はというと、そんな紗子を完全に無視して作業を続けている。
じゃがいもを切り終わると、水にさらして、包丁を洗い場に置く。
949 ◆CXNOHqPc4E :2008/11/11(火) 14:11:47 ID:Wfq/rxhy
「さぇこさん?」
「ん?」
「お鍋取るから、どいて」
「……」
「…どいてってば」
「……ヤダ」
「え?…んむ」
紗子はすねたような声で侑香のお願いを断って、その手に持った苺を無理矢理侑香の口に押し込む。
「ん…」
仕方がないので口の中の苺を咀嚼しながら、侑香が紗子をにらむ。
「ごめんてば。ハイ」
なんとか苺を飲み込んだ侑香の前に、もう一つ差し出す。
「いらないってばぁ」
と言うと、侑香は口をきっちり閉じて首を横に振る。
「そんなこと言わないでさ」
紗子が笑いを含んだ声でずいっと苺を近付けるが、やっぱり首を横に振る侑香。
「んー…」
何か思案するような声を漏らすと、紗子は侑香の腰をさわっと撫でた。
「ひゃっ…!」
侑香の肩が跳ね、小さな叫びが漏れる。その瞬間、紗子は侑香の唇の隙間から2つ目の苺を押し込む。
「んむっ…」
「食べて…」
紗子が侑香の耳元で囁く。
「ん…」
その甘い響きに抗うことは、侑香にはできない。甘酸っぱい苺の味が口の中に広がる。
「もういっこ」
「…んっ」
侑香の口の端から、苺の果汁がこぼれる。
「ふっ…ぅ…」
紗子がそれを舐めとると、侑香の頬は一層朱を帯びる。
口の中で果汁が溢れて、息苦しい。
「ゆーか…?」
「んんっ!」
紗子の手が、ミニスカートから出ている侑香の腿を撫でる。そっと触れるだけの優しい刺激に、侑香は危険を察知して身を捩る。
しかしそれを許さず、紗子はがっちりと侑香の身体を固定したまま、なおも優しく侑香の腰の辺りを撫でている。
950 ◆CXNOHqPc4E :2008/11/11(火) 14:12:32 ID:Wfq/rxhy
「んふ…」
やっと苺を飲み込んだ侑香が、苦しげな吐息を漏らす。
「っは…もう、さぇこさ…」
「んっ…」
文句の一つも言ってやろうと開かれた侑香の唇は紗子の唇によって塞がれる。
「ふっ…ぅ」
苺の甘酸っぱさの残る侑香の舌に、紗子の舌が絡まる。侑香の唾液と苺の果汁を同時に味わって、紗子は頭の中心がくらくらするような感覚を受ける。

「はぁっ…」
ようやくその唇を離すと、紗子は舌を伸ばして侑香の口の端をぺろ、と舐めた。
「…苺の味がする、ゆーか」
「だって…さぇこさんがむりやり…」
「おいしく、なかった?」
先程の激しい口付けに頬を上気させた侑香は、その潤んだ瞳に困惑の色を浮かべて紗子を見つめる。
紗子の目が楽しそうに細められて、侑香の言葉を待っている。
…おいしくないなんて、言えるわけがない。
「そっかぁ、うちのおかーさんがくれた苺、おいしくなかったかぁー」
「そっ…」
わざとらしく言う紗子に、侑香は抗議の声を上げる。
「…そんなこと、言ってないもん」
「じゃ、おいしかった?」
「む〜……」
このまま頷くのも紗子の思うままなようで悔しい。
「ん?」
唸りながら紗子を睨む侑香を、紗子はやっぱり楽しそうに笑いながら眺めている。
「なぁにゆーか?」
後ろから侑香を抱きしめて、その肩に顎を乗せている紗子。
「…もう、ゆぅお料理するから、離して」
紗子に抱きしめられているという状態は、それだけで頬が弛んでしまいそうなくらいうれしいのだが、これではらちがあかない。
からかわれているのはわかっているし。
951 ◆CXNOHqPc4E :2008/11/11(火) 14:13:40 ID:Wfq/rxhy
「んー…」
侑香の腰に回されていた腕がほどける。しかし紗子は、何かを考えるようにしながら侑香のエプロンの紐をいじっている。キャミの上から、腰のところできっちりと結ばれたエプロン。
「えっと…」
背後の紗子を無視して、侑香は鍋を取り出すとそれをコンロに置く。
「ゆーかぁ?」
「最初は玉ねぎから、だよね…」
「ゆーかってばぁ」
甘えるように侑香の名を呼ぶ紗子を完全に無視して、侑香はさっさと調理を進めている。
「……。うりゃ」
つまらなそうに唇を尖らせた紗子はその言葉とともに、エプロンの紐、蝶々結びの一端を軽く引っ張った。
はらり、と紐がほどける。
「何す…」
一瞬振り返りかけた侑香は、しかしすぐに相手にすまいと思い直して、再び向き直る。
「ゆーか」
ガスの火をつける。
「エプロン、ほどけちゃったよ?」
鍋が温まるのを待つ。
「ゆーかってば」
油を引いて。
「ゆーかさーん」
「もうっ!」
玉ねぎを入れる…前に、ついに侑香が振り向いた。

「ゆぅはお料理するのっ!もー邪魔ばっかしないでよぉ!」
「……」
侑香がキッと紗子を睨む。すると紗子は叱られた子どものような表情になって、うつむいた。
「……さぇこさんだって、やらなきゃいけないことあるでしょ?」
かすかに罪悪感を覚えて、侑香は少し柔らかくした声でそう言うと、再び料理に手をつける。
温まった油を確認して、玉ねぎを投入する。木べらで素早く炒める。
まだ背後に立つ紗子に困って、侑香は手を動かしながら話しかける。
「だいたい、さぇこさんがコレ食べたいってゆったんでしょ」
「…うん」
「明日、2話分収録しなきゃなんでしょ?」
「…うん」
おとなしく頷くと、紗子は先程ほどいたエプロンの紐を手にする。
黙って蝶々結びを作る紗子に、侑香の口元がほころぶ。
7つも年上なのに、この人は本当に、こういうところがかわいいなぁと思ってしまう。
「ありがとう、さぇこさん」
手は動かしたまま、顔だけ振り向いて笑う侑香。
「ん…」
紗子は小さく返事をすると、侑香の背中にぽすっと額を当てる。
肩甲骨の間に顔を埋めると、侑香の柔らかい匂いとか心臓の鼓動なんかが伝わって、ぎゅうっと抱きしめたい衝動に駆られる。
でもまた怒るんだろうなぁ、なんて思って、紗子はそのままじっとしている。
952 ◆CXNOHqPc4E :2008/11/11(火) 14:14:31 ID:Wfq/rxhy
「うーん…」
おとなしくなったことはありがたかったが、なんだかシュンとしている紗子がかわいそうに思えて、侑香は少し困って天井を仰ぐ。それからふと横を見ると、ザルに上げていた苺が目に入った。
「さぇこさん?」
「ん…?」
紗子が顔を上げると、目の前には赤くておいしそうな苺。
「はい、あーん」
侑香の声に促されて素直に口を開けて苺を迎え入れると、口の中で甘酸っぱさが弾けた。
「おいしい?」
「うん」
楽しそうに笑う侑香に、紗子もうれしそうに微笑む。
「ゆーかさんも、はい」
紗子も一粒手にすると、侑香の前に差し出す。
困ったように笑った侑香は、せっかく直ったご機嫌を損ねてはと仕方なく口を開く。
「あ…」
一瞬そのまま侑香の口に入るかと思われた苺は、紗子の意地悪な笑いとともにヒュッと引っ込んでしまう。
「ほらぁ」
いたずらっ子のような笑みを浮かべた紗子は、苺を近付けたり遠ざけたりして遊ぶ。
「ふふっ」
侑香も紗子に付き合って、その苺を追いかけて口を開いたり閉じたりパクパクしている。
右手で苺を持った紗子は、危ないと判断してコンロの火を左手で消した。
紗子の動きが止まったその一瞬を見逃さず、侑香がぱくっと苺を捕まえる。
「あー、ゆーかずるい」
「んふふ〜」
満足そうな笑いを紗子に向けて、侑香は再び調理台に向かう。
「あ、さぇこさん火消したの?」
「危ないと思って」
「ん」
953 ◆CXNOHqPc4E :2008/11/11(火) 14:15:29 ID:Wfq/rxhy
言いながら再びコンロのスイッチをひねろうとした侑香の手に、紗子の手が重なる。
「ねえ、ゆーか…」
普段より少し低めな紗子の声が、侑香の名を呼ぶ。
「…だめだよ、さぇこさん」
それがどういう意味なのかわかるから、侑香は苦笑いで紗子を見やる。
「だめ…?」
紗子の瞳は切なそうに潤んでいて、それは甘えるような声とともに侑香の心をぐらつかせた。
「…っ」
慌てて視線を外すと、ドキドキする心臓を落ち着かせようと侑香は調理台に手をつく。
「…ゆぅ、ごはん、つくるから…」
「うん…」
うんと言いながら、紗子の手は侑香の腰に回され、その唇は肩口に押し付けられる。
白い肌を軽く吸われ、侑香の背がピクンと跳ねる。
「っ……さぇこさんっ」
「ん?」
返事をしながらも、紗子は侑香の首筋に舌を這わせ、右手でなめらかな腿を撫でる。
「ゆぅ、料理しなきゃいけないんだか…らっ…」
紗子の左手がエプロンの内側へと滑り込み、キャミをたくし上げる。
そのままやさしくお腹の辺りを撫でている。
「うん…いいよ。邪魔、しないから」
「邪魔しないって…ひゃっ…!」
これまで立っていた紗子は唐突にしゃがむと、膝立ちの状態で侑香の脚に舌を這わせる。
ぬるっとした感触が膝の裏をなぞり、内腿へと上がってくる。

「やっ…やだ、さぇこさん…」
侑香は崩れ落ちそうになる身体を支えようと、必死で調理台に掴まっている。
やめさせなければと思うのに、うまく身体に力が入らない。
「ゆーか?お料理、していいんだよ?」
飽かずに内腿を愛撫しながら紗子が呟く。
「そっ…んなの、…無理ぃ…」
侑香の膝が震えている。
紗子は脚の間に手を伸ばし、下着をそっと撫でた。
「ゆーか、もう、濡れてる…」
ミニスカートの中を覗くようにして紗子が告げると、侑香は恥ずかしそうにぎゅうっと目をつむった。
「これじゃあ、料理なんてできないよね」
納得したように一人ごちて、紗子は下着の上から指を押し付けた。
「あっ…」
侑香の身体がびくんと跳ねる。
湿った下着をこすりつけるように指を往復させると、より一層の蜜が溢れ侑香の下着を濡らした。
954 ◆CXNOHqPc4E :2008/11/11(火) 14:16:20 ID:Wfq/rxhy
「やぁ……ふっぅ…」
きゅっと閉じた唇から、こらえきれず甘い声が漏れる。
「気持ちいいの?ゆーか…」
「はぁっ…やめ、てぇ…」
紗子の指が侑香の突起に押し当てられる。
「あぁっ…!や、やだっ…」
「だってこんなに溢れてるし…。やだって言われても、ね…」
クチュクチュという水音が響いて、侑香は羞恥に下唇を噛んだ。
下着越しの愛撫がもどかしくて、息が苦しい。
「…さぇ、こさぁん…」
「ん?何?」
名前を呼ぶと、何もかもわかっているような声が返ってくる。
顔は見えないが、きっと笑っているのだろう。

「ふっ…ん…」
紗子の指が動くたびに湧き上がる快感。
しかしそれだけでは達することなどできず、侑香の腰が更なる快感を求めて震える。
「ゆーか?」
紗子の爪が、侑香の突起を軽く引っ掻く。
「はぁんっ…!」
一際大きな喘ぎが侑香のふっくらとした唇から漏れる。
「どうしたの?ゆーか」
「はあっ…やっ…」
切なげに侑香の眉が寄せられる。
「やだ…苦し…よぉ……」
もう緩やかな刺激だけでは我慢ができない。
直接触れてほしくて、侑香はやっとそれだけを告げる。
「ふぅん…。えっちだね、ゆーかさんは」
「んっ…」
囁きながら紗子の手が侑香の下着にかけられる。
それだけで、期待と不安に侑香の身体が小さく震えた。

955 ◆CXNOHqPc4E :2008/11/11(火) 14:17:08 ID:Wfq/rxhy

「すご…ゆーか…。そんなに感じる?後ろからされるのって」
下着を取り払うと、侑香の秘部はすでにたっぷりと蜜を溢れさせていた。
そのことに悦びを感じながら、意地悪な調子で紗子が問いかける。
「そんなんじゃ…ないも…」
下半身を覗き込まれるようにして見られていることが恥ずかしくて、侑香の頬は一層紅潮する。
「さぇ、こさ……もう、見ないで…」
消え入りそうな声で、侑香が懇願する。
「料理中だとか言って…こんなになってたんだぁ、ゆーか」
「ひぁっ…!」
わざとからかうように言って、紗子は侑香の秘部に“ふぅっ”と息を吹きかける。
小さな叫びとともに、そこがひくりと収縮した。

「ほら、また溢れてきた」
「や、だ…そんなこと…」
「ん…」
「ひゃぁっ!!」
ぬるっとした紗子の舌が唐突に侑香の秘部に触れ、侑香は背を反らし喘いだ。
「っは…さぇこさ…んんっ…!」
溢れる蜜を舐めとると、ピンと尖った突起に舌を這わせる。
「ぁ……ん…」
心地良い快感に侑香の表情が緩む。
紗子の舌に愛されているという事実がうれしくて、でも恥ずかしくて、侑香の胸はたまらなく締め付けられる。
「ふぁ…もぉ、立ってられな…」
優しい舌の動きに煽られ、侑香の膝がカクカクと震える。
「んっ…ふっ…」
そんな侑香に構うことなく、紗子は次々と溢れてくる蜜を吸う。
侑香の表情をみることはできない。しかし反応する身体や声によって、侑香の興奮が伝わってくる。
「やだよぉ…さぇこ、さ…ぅんっ…」
「はっ…」
普段ベッドでするのとは違う、料理中の侑香を後ろから責めるという行為に紗子の息も荒くなる。
956 ◆CXNOHqPc4E :2008/11/11(火) 14:35:22 ID:BtyfD8h1
「んぅ…」
紗子を押しつぶさないようにと、侑香は必死で調理台にしがみついている。
そんな姿が愛おしくて、紗子はようやく唇を離すと、指先でそっと侑香の脚をなぞる。
「んっ…!」
「楽にして、あげるね…」
呟くと、ゆっくりとその指を埋めていく。
「あっ、待って…待っ……やぁぁ…」
侑香の内部は紗子の指を受け入れると、きゅうっと収縮して更に奥へと誘う。

「はぁっ…」
「ゆーか、中、すごい…」
うれしそうにそう漏らすと、紗子は侑香の内壁を軽く圧した。
「ひんっ…!ぁ、さぇ、こ、さ…」
「ゆーか…」
名前を呼びながら、侑香の中に埋めた指を蠢かせる。
「あぁっ…くぅ……も、だめぇ…」
侑香の膝がガクンと折れる。
紗子は、右の指はそのままに立ち上がると、左手で侑香の身体を支える。
「はっ…さぇこさん…?」
「大丈夫だよ、ゆーか…」
後ろから抱きしめる格好になると、紗子は侑香の首筋に優しく唇を落とす。
「んっ…」
一瞬気が緩んだ侑香を確認して、一気にその指を押し進める。
「はっ…ぁ」
奥深くを押し上げると、侑香の腰がびくんと跳ねた。

紗子は侑香にぴったりと身体をくっつけ、崩れないように支える。
「ゆーか、かわいいよ…」
「んッ…んッ…」
甘く囁きかけながら、紗子の人差し指と中指が侑香の感じるところを突いていく。
侑香はもう、その感覚に耐えることで精一杯で、薄く開いた唇から苦しげに息を漏ら
している。
「…ゆーか…」
「…っあ…ふぅっ…」
紗子の指の抽送に反応して、侑香の表情は艶っぽく歪む。
「んっ…ここ、いい?」
「ひぁっ、ん……そこ…だめぇ…」
侑香は紗子の指が奥を突くと苦しげに眉を寄せ、その指がぎりぎりまで引かれると切
なそうにうっすらと目を開く。
しかし紗子は背後に立っているため、侑香にその姿を捉えることはできない。
そのことが、侑香の胸を寂しさで塞ぐ。
957 ◆CXNOHqPc4E :2008/11/11(火) 14:42:08 ID:BtyfD8h1
「っ…さぇ、こさん…」
「ん…ゆーか…?」
侑香を支える紗子の腕に力が込もる。
しっかりと抱きしめたまま侑香の肩に顎を乗せると、頬と頬が触れる。
そうされることでやっと訪れた安心感に、侑香の頬が緩む。
「っは…どうしたの?」
優しく尋ねる紗子。
何も言わなかったのに欲していた行動をしてくれる紗子に、侑香は微笑んでかぶりを振る。
「…なんでも、ない」
「……ヘンなの、ゆーか」
紗子も小さく微笑むと、再びその指の動きを再開させた。

「あぁっ…!さぇ、こ…さっ…」
先程までよりも激しい責めに、侑香が白い喉をのけ反らせて喘ぐ。
「やぁ…はげし…よぉ…」
「かわいいよ…ゆーか」
「ひんっ…ぁ、あぁっ……」
挿入されている紗子の指に、侑香の内壁がきゅうっと吸い付く。
そのたびに紗子は、自分の意識がどこかへ行ってしまうように感じる。
「やぁっ……さぇこさぁん…」
甘く掠れた声で名を呼ばれ、上気した横顔を眺める。
切なげに寄せられた眉、熱っぽく潤んだ瞳。
自分がされているわけでもないのに、紗子の中には確実に、甘い快感が生じていた。
「はっ、ぁんっ…」
紗子の指が侑香の内側を擦り上げると、侑香は切なそうに熱い息を吐き出す。
「ゆーか…」
耳元で囁くと、それに応えるように侑香の内部が紗子の指を強く締め付けた。
「あぁっ、さぇ…こ、さ…」
限界が近いのだろう。侑香は激しすぎる快感を逃がそうとするように、身体をくねら
せる。
「さぇこさ…も、ゆぅ…だめぇ……」
侑香の唇が震える。
「はや…く…」
達する直前の、もどかしいような切なさ。
早く解放してほしくて、侑香の腰はねだるように揺れる。
「うん。イッていいよ…ゆーか……」
「ひぁっ…!ぁっ、あっ…」
紗子は恍惚とした表情で囁くと、その指の動きを速める。
「ゆー…か…」
真っ赤になった侑香の耳たぶを唇で挟み軽く歯を立てると、侑香の背がふるり、と震
える。
「ふぁっ…も、だ、め…さぇこさっ……さぇこさぁんっ…!」
「っ、ゆーか…っ」
紗子の指先が侑香の最奥を、トン、と突いた。
「―――――っ!」
958 ◆CXNOHqPc4E :2008/11/11(火) 14:47:09 ID:BtyfD8h1

「…っは…はぁ…」
調理台に両手をついて肩を上下させる侑香。
「ふっ…ん…」
その肩に顎を乗せたまま、紗子も荒い息を吐く。侑香の絶頂と共に、紗子も軽く達していた。
侑香を抱きしめ、その甘い香りに酔う。
「ん…ゆーか…」
「はっ…んむ…」
名前を呼んでこちらを向かせると、紗子は侑香の唇を奪う。
「はぁっ…ゆーか、苺の味するね」
「…それ、さっきも言った」
唇が離れると互いの上気した頬を見合って、そんな言葉を交わす。
「ん…」
小さく微笑んだ紗子は、再びその柔らかさを求めて侑香に近付く。
「…だめ」
「ぶふっ!」
しかし紗子の唇は侑香の両手によって遮られてしまった。
「なーにすんのぉゆーか」
不満たっぷりに紗子が唇を尖らせると、侑香は身体を捩ってその拘束から逃れる。
すっかり冷めてしまった鍋を見て、それから非難するようにその視線を紗子に移す。
「…やめてって言ったのに」
「…ごめん」
気まずげに視線を外す紗子。
「はぁ…もう…」
ため息をつきながら侑香は脱衣所に移動し、下着を取り替える。
「だってさ、ゆーかがかわいいからいけないんだよ?それに、あたし別に料理を邪魔するつもりなんてなかったし…」
その後をついて歩きながら、紗子が弁明する。
「なんか、苺食べてるゆーかってエロいんだもん……エプロンだし、ミニスカだし、なんかいろいろ反則っていうか…」
959 ◆CXNOHqPc4E :2008/11/11(火) 14:53:29 ID:BtyfD8h1
再びキッチンに戻った侑香は、手を洗いコンロのスイッチをひねると紗子に向き直る。
「もーわかったから」
「ゆーか…」
情けなく眉尻を下げて紗子が侑香の顔を覗き込む。
その様子に、侑香の怒りは急速に鎮まる。
「…その、ゆぅも、ちゃんとダメって言わなかったし、だから別に…」
結果として紗子を受け入れてしまったのは自分だということに思い当たり、侑香の頬がかすかに朱を帯びる。
「…別に、さぇこさんに怒ってるんじゃないから…ていうかもう、怒ってないから」
恥ずかしそうにうつむくと、そのまま身体を反転させ、再び料理を開始する。
「ゆーか…?」
恐る恐るといった感じで、紗子が侑香の顔色を窺う。
忙しく木べらを動かしながら、侑香が口を開いた。
「……え、えろいとか…」
「え?何?」
「えろいとか、言わないでよぉ…」
「…は?」
侑香はもう耳まで真っ赤である。
「あ、さっきの?」
先程自分が言った言葉を思い出して、紗子がポンと手を打つ。
「いや、えっと、ヘンな意味じゃ…ってヘンな意味だよね…」
フォローにもならないことを言いながら紗子が苦笑いを浮かべる。

「…もおゆぅ、苺食べない」
すねたように侑香が呟く。
「は…」
そんな侑香に一瞬ぽかんとした紗子は、
「あっはは!」
次の瞬間には、楽しそうに笑う。
「何笑ってんのぉ!」
「だって、ゆーか…ははっ!」
「もー何ー?」
お腹を抱えて笑いながら、紗子は思う。
この子は、なんってかわいいんだろう―――と。

「…なにニヤニヤしてんのさぇこさん」
「ん〜?」
はぐらかすような含み笑い。
「……もう知らないっ」
ザルに上げていたその他の野菜を鍋に投入して、侑香は赤くなった頬を膨らませる。
その横顔が、たまらなく愛おしくて。

「ゆーかっ」
「きゃっ」
紗子は侑香に抱きつくと、頬と頬をくっつけるようにしてグリグリと押す。
「もっ…さえぽん邪魔〜」
「ゆーかさぁん?」
「なによぉ」
相変わらずうりうりと頬を寄せながら、紗子が囁いた。

「だいすきっ」


   おわり
960 ◆CXNOHqPc4E :2008/11/11(火) 14:57:10 ID:BtyfD8h1
以上です。
途中からは携帯から書き込んだのでおかしいところあったらすみません。
無駄に長いから規制とかかかるんだよな!精進します…

読んでくれた方ありがとうございました!
961名無しさん@秘密の花園:2008/11/11(火) 20:51:23 ID:Z1PWYIG1
>>960甘甘なさえぽん×ゆーかたんGJ&ありがとう!
こんな早く作品を投下していただけるとは!

2人でお互いの苺の味を一緒に確かめ合うところでとろけかけたよw
tiarawayは大好きだし需要はあるので大歓迎なので安心してまた来てくださいね!
962名無しさん@秘密の花園:2008/11/12(水) 22:58:09 ID:c4OjYP/r
tiarawayもうりょっちも百合はいいものだな
963名無しさん@秘密の花園:2008/11/13(木) 00:04:01 ID:SLFqkHMx
はふー(*´Д`)
萌え尽きるぜ…
964名無しさん@秘密の花園:2008/11/14(金) 22:19:38 ID:H7/jjndS
藍ぽんのブログ・・・
ラジオ聞けない環境だからパスわからん
965名無しさん@秘密の花園:2008/11/15(土) 00:20:59 ID:TyRsC7aC
>>964
採用されれば送られてくるらしいからとりあえずネタ送りまくれば。
966名無しさん@秘密の花園:2008/11/15(土) 01:07:18 ID:FJbxBZDs
A.I.E.Nって需要ある?
967名無しさん@秘密の花園:2008/11/15(土) 01:19:05 ID:xtuOSGra
>>966
久しぶりにこの言葉を使う時がきたな
「需要のない百合などない」
968名無しさん@秘密の花園:2008/11/15(土) 01:19:20 ID:ZjgyK1zN
もちろんあるとも
えりんゴスは妄想が負けるほど仲が良くて困る
いや本当は困らないんだが
969名無しさん@秘密の花園:2008/11/15(土) 01:20:55 ID:TyRsC7aC
俺にはある
970名無しさん@秘密の花園:2008/11/15(土) 01:29:39 ID:aVyQpi6y
専用すれがあるのが微妙だがまあよい
971名無しさん@秘密の花園:2008/11/15(土) 01:32:53 ID:7nn+m26X
お言葉に甘えてA.I.E.N投下






彼女にとってそれはただ息抜きかつストレス解消かつお付き合いな飲み物である。
けれどそれは私にとっては最大級の薬になりうるのだ。

それも媚薬という名のやっかいな薬に。


972名無しさん@秘密の花園:2008/11/15(土) 01:34:42 ID:7nn+m26X
「ありがとうございました」
「姉ちゃん、がんばってな」


―――パタンッ


ガッハッハなんてよく漫画でいる頭は固いが気はいいおじさんみたいな笑い方をしながら送られるエールに、私は苦笑をしながらタクシーの扉を閉めた。
遠ざかっていくタクシーを見送って、ついでに隣にいる人を見てため息一つ。


「はぁ……」


ぐったりと赤い顔をして今にも地面に座り込みそうになっている彼女。
本当は心配すべきところなんだろうけど、これから起こるであろうことを考えると……


「……はぁ……」


やっぱりため息一つ。
あ、息が白くなった、なんてどうでもいいことを考えながら。


973名無しさん@秘密の花園:2008/11/15(土) 01:36:46 ID:7nn+m26X



事の発端は一本の電話だった。




受信相手は智秋さん。
もしもしなんて電話での決まり文句も無くいきなり”麻美が大変だから来て!”というのが第一声であり、口調もいつもより慌てていたもんだから詳しい事情も聞かずに家を飛び出したのが運の尽き。
たかはし家についてみれば真っ赤な顔でよくわからない言葉を発している今井麻美、その人がいた。
漂うアルコール臭と足元に散らばる酒ビン。


―――あぁ……


私はそこで大きくうなだれることになる。


家でアルコールが抜けるまで休ませてもよかったんだけど、アタシ今から可愛い可愛いツンデレっ子の元にいかなきゃいけないから、とは智秋さんの談。

でもだからって私を呼ばなくても……

そうも思ったが、人の袖口を掴んで何が嬉しいのかご機嫌に笑っている顔を見るとほっとけない……というか、他の人に見せるのが嫌だと思った。

私の独占欲。

私以外の誰とも会わせないとか私以外の人と話させないとかそんなことは望んでないけど、今この時、この笑顔だけでも独り占めしたいって。
974名無しさん@秘密の花園:2008/11/15(土) 01:37:53 ID:7nn+m26X
……たまにはいい、よね。


胸の内で呟き、私は麻美ちゃんを支えながら智秋さんの家を出た。


そんなこんなでなんとかタクシーを見つけ、運転手さんに手伝ってもらいながら車の中に押し込み、家の前まで連れて来たのだった。



975名無しさん@秘密の花園:2008/11/15(土) 01:39:44 ID:7nn+m26X


さて、そんな回想をしてる内に四苦八苦しながらも無事に家の中のソファまでたどり着いた。
ちょっと無理矢理にソファに寝かせて自分は少し離れた椅子に腰掛ける。
半分くらい引きずってたせいか首とか肩とか腕とかとにかく体のあちこちから鈍い音がたった。


こういうとき仁後ちゃんがいたら助かったのに……
あ、いや。
こんな酔っ払い、巷でいうノミンゴスを任せるのは酷過ぎるか。
逆に私が仁後ちゃんぐらいの力をつければ……


「ん……」


ソファのほうからうめき声が聞こえてハッと意識を戻すと体を起き上がらせている麻美ちゃんが目に入った。
どうやらこの酔っ払い目が覚めたようで、でも酔いは未だ覚めないらしい。
虚ろな視線で辺りをキョロキョロ見渡してむー、とかんあー、とか意味もない言葉を繰り返していた。


と、不意に目線がぶつかったかと思うとすっごいいい笑顔で私を見て一言。


「えりちゃんだー!」

976名無しさん@秘密の花園:2008/11/15(土) 01:41:51 ID:7nn+m26X

うぁ、……これはなんていうか、ずるい。
……というか可愛い。


「なんでえりちゃんがちあきのうちにいるのー?」
「ここ私の家だから」
「あれぇ?」


もう一度辺りを見渡して本当だー、なんて小さい男の子がカブトムシを見つけた時みたいに目を輝かせている。


あぁ、うん……
これでも私より年上なんだよね。


「えりちゃんがつれてきてくれたのー?」
「え、うん」


そっかー、なんて言いながらトテトテなんて擬音が似合いそうな感じで近づいてきた。
やっぱりすごいいい笑顔で。


って、なんだかすごい近い……?


思わず身を引いたけど所詮は椅子に座っている身。
結局のところ鼻と鼻とがくっつきそうなくらい近づかれた。
反射的に目をつぶりそうになったのをぐっと堪えて両手で麻美ちゃんの両頬をむにっと掴む。


「う〜!あにすんの〜!!」
「お酒臭い人は嫌いです」


977名無しさん@秘密の花園:2008/11/15(土) 01:45:19 ID:7nn+m26X

笑顔でそういって、横に引っ張ったり戻してみたり、かと思えば後ろに引っ張ったりと麻美ちゃんの頬を堪能する。
遮られたからか不満げに唸ったりはするものの結局のところは触られていることはまんざらでもないようで、すぐにご機嫌な笑顔になった。


あー麻美ちゃんのほっぺ気持ちいいなー。
そういえば麻美ちゃんに触ったの久しぶりだな。
仕事が忙しかったとかいうわけじゃないけどなんとなく、本当にたまたま都合が合わない日が続いてたりしたから。

……


…………


…………なんか変な気になってきたかも。


って、だめだって。


理性を振り絞りなんとか麻美ちゃんの体に近づいていた右手を押さえ付ける。
気づけばいつの間にやら頬を引っ張っていた両手は、左が頭に右が体に向かっている状態だった。


お、落ち着け私。
相手は酔っ払ってるわけだしいくらそういう仲だからって手とか出しちゃだめだよ……

うん、だめ、なんだって……
わかってはいるんだけど……

978名無しさん@秘密の花園:2008/11/15(土) 01:47:32 ID:7nn+m26X


嬉しそうな笑顔。
蒸気した頬。
潤んだ瞳。


「……もしかして狙ってやってる」
「なんかいったー?」


首を傾げる仕種なんて本当に誘われてるようにしか思えないし。
本人無自覚でお酒のせいってわかってるけど、抑えられないのが人間というものでありまして。
無駄な努力も虚しく結局のところ手が出ちゃうんだなーこれが。


「麻美ちゃん……」
「なにー、んっ」


重ねた唇からは予想通りお酒のニオイがした。
当たり前のように差し込んだ舌からお酒の味が広がった。
逃げるそぶりもなくむしろ積極的に舌を絡めてくる様子を感じるとやっぱり誘ってたんだ、なんて思えてくる。


静かな部屋に湿った音が響き渡り体のほてりが強くなる。
そろそろ息が続かなくなってきたかな、ってところで唇を離すと二人の間に糸が伝う。
スルッと手を服の中に忍ばせて、ブラのホックを外しにかかる。
ホックはすぐに外れた。

手慣れているから、と言うと誤解を生みそうだけどあくまで私は自身もしているからなわけであります。

ゆっくりと胸の感触を味わおうと背後に回っていた両手を前にやり、……


―――と。


979名無しさん@秘密の花園:2008/11/15(土) 01:50:57 ID:7nn+m26X

「あ、麻美ちゃんっ?」


私の方に体重がかかる形に麻美ちゃんの体が傾いた。
予期していなかったことだけに体は準備が出来ているわけもなく、自然と押し倒されている状態になる。


え、なにっ?
やる気満々なのっ?
麻美ちゃんからって珍し……じゃなくて。
このままとか私まずくないですか……?
明日朝から仕事入ってるんですけど……
あ、先に始めたのは私だったっけ、あははー。


なんて身構えてみるが一向に動く気配が無い。
むしろ徐々に重力が大きくなってベッドの沈みが深くなっていっているような、そんな気がする。


「……あ、さみちゃん?」


声をかけてみるも返事はない。
というかこれは……


「あさみちゃーん」


―――スースー


「今井さーん」


―――スースー


「今井あさミンゴスさーん」


―――スースー


あぁ、そうですか……

980名無しさん@秘密の花園:2008/11/15(土) 01:57:03 ID:FJbxBZDs

お酒飲んでかなりきていたっていうのあるし、たぶん下着が外れた分圧迫感も無
くなっておまけに私っていう湯たんぽがあるからね。
眠くなっちゃうのもわかるんだけど。


「何もこんな時に寝なくてもいいじゃん……」


息が出来ているのか不安になるくらい枕に顔を埋めているから表情は見えないけ
ど、きっと見たら許しちゃうような顔してるんだろうな……


「はぁ……麻美ちゃんのばーか……」


悪態をついたところで何か変わるわけでもないがつかずにはいられない。


もう私も寝ちゃおっかなぁ。
あ、でもさすがにベッドには行かないと。
風邪引いたら大変だし。


……って、無理だよねこれ。


家に着いた時のように多少意識があって力入れてくれるわけでもないので、当然
のように動くことのない体。
今、下手に動くとソファからどちらか片方が落ちてしまいかねない。


しかたないか。
起こしちゃうのは可哀相だけど。

981名無しさん@秘密の花園:2008/11/15(土) 01:58:35 ID:FJbxBZDs
「あーちゃん、おっきしてベッドの方までいこうねー」


肩を軽くゆすりながら起こそうと試みる。
ちなみに幼児扱いなのはせめてもの皮肉がこもっていたりする。


「ん゛ー……やらぁ」


予想はついたけどね。
はぁ、どうしよっかなぁ。


「えりちゃん……」
「んー」
「……大好きぃ……」


そういって人を抱きまくらみたいにしておもいっきり抱き着いてきた。


……まぁ、いいか。


そう思った。


あいにく人肌の温もりで寒くはないし、風邪引いたら引いたときできっと麻美ち
ゃんが看病してくれるだろう。

起きてからの事とか、仕事の事とか、体の事とか考えないようにして。
明日の事は明日考えればいいんだし。







私はゆっくりと目を閉じた。
麻美ちゃんの温もりを感じながら。
982名無しさん@秘密の花園:2008/11/15(土) 02:02:42 ID:FJbxBZDs

以上です。
長々とお付き合いありがとうございました。

二人とも偽者になったけど、
保管庫に中村先生とミンゴスの名を残したいが為に書いてみたw


書き終わってからトリップ付け忘れ気づいたYO!!\(^○^)/
983名無しさん@秘密の花園:2008/11/15(土) 02:13:31 ID:73LPrCK1
お疲れ様。ちょうどこっちも今井視点で構想練ってたところだから
面白かった。やっぱりノミンゴスは外せないなw
984名無しさん@秘密の花園:2008/11/15(土) 02:15:14 ID:kxBWkUVv
禿げ萌えた!! >>982GJ!
さりげないもしかして智ますっぷりにもニヤニヤ(・∀・)
この週末はいい夢が見れそうだYO!
985名無しさん@秘密の花園:2008/11/15(土) 02:28:33 ID:ZjgyK1zN
>>982

起きてた甲斐があった
986名無しさん@秘密の花園:2008/11/15(土) 02:52:53 ID:TyRsC7aC
>>982
超GJ!!ニヤニヤが止まらん。


えりミンて鉄板なのにSSは超レアだよな。
987名無しさん@秘密の花園:2008/11/15(土) 08:19:50 ID:dWxF+nGU
かなり萌えた!
ノミンゴスかわゆすなぁ。
智ますっぽい箇所も萌えましたw

本当、SS見ないよね。
988名無しさん@秘密の花園:2008/11/15(土) 22:34:38 ID:hklf4Gqm
GJ!!中村ノミンゴス最高!
書いてくれて心から感謝しておる!
989名無しさん@秘密の花園:2008/11/16(日) 15:37:52 ID:Kkksv+kL
980越えたから誰か立てないとすぐ落ちるぞ
990名無しさん@秘密の花園:2008/11/16(日) 17:22:45 ID:DqoTgm14
じゃあ、わたくしめが
991名無しさん@秘密の花園:2008/11/16(日) 17:26:53 ID:DqoTgm14
992名無しさん@秘密の花園:2008/11/16(日) 17:28:56 ID:mCu5wXMl
>>991
おつー
993名無しさん@秘密の花園:2008/11/16(日) 19:21:55 ID:L2Ziu/wx
>>982
GJ!大いに萌えた!
今後はアイマス声優のSSも増えるといいな。

智秋×ミンゴス
あさぽん×アッキー とか

書いてくれる神の降臨に期待。


>>991
乙です
994名無しさん@秘密の花園:2008/11/17(月) 00:41:38 ID:jg5isiu8
もう埋めちゃう会あげ
995名無しさん@秘密の花園:2008/11/17(月) 11:49:50 ID:kIZDirnw
>>991乙的埋め
996名無しさん@秘密の花園:2008/11/17(月) 12:17:34 ID:lc0aWXit
997名無しさん@秘密の花園:2008/11/17(月) 13:34:01 ID:jg5isiu8
あいゆう熱再燃梅
998名無しさん@秘密の花園:2008/11/17(月) 14:18:09 ID:YDwqBODP
なばいと至高梅
999名無しさん@秘密の花園:2008/11/17(月) 15:00:11 ID:HjBLRzxJ
1000-1
1000名無しさん@秘密の花園:2008/11/17(月) 16:04:10 ID:jg5isiu8
なばいとはジャスティス
10011001
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