【ミク】VOCALOIDで百合【MEIKO・リン】
1 :
名無しさん@秘密の花園:
初音ミクや鏡音リン、MEIKO等の
VOCALOIDの女の子で百合萌え
そうきたかw
百合学園で落ちた奴がいるとはおもってたが
携帯から
>>1です。
百合学園で落ちた人とか来てくれたらいいよな
盛り上がるまでいかなくてもちょこちょこ百合萌え語りしたり、メイコやリンの萌え話に使ってくれたら嬉しいっす。
SWEET ANNさんもよろしくね(百合的な意味で)
4 :
名無しさん@秘密の花園:2008/01/07(月) 00:17:58 ID:IdavMAzw
待ち望んでいたスレきたー!!
ボーカロイドで百合ってまだ少ないよな
ミクリンとかはたまに見るけどな
百合学園見たww
あれはもうネ申としか言いようがないかとww
ピアプロで酒飲みじゃないメイコ姉さん絵見て惚れた かっこいいよー
ミクリンはほんわか姉妹愛が萌えるな
9 :
名無しさん@秘密の花園:2008/01/07(月) 02:28:59 ID:CyUa3LgQ
弱音ハクとか亞北ネルとか雑音ミクとかも入れていいのか
あと某氏の脳内Annも
いんじゃね?
あと女マスターとか…あとなんかあったけ?
密かにデPに期待してるw
百合曲作るとか言ってたもんなww期待
でもあんな百合好きな人なんて知らなかったわ
黒Pの新幹線で「ミクのメイちゃんは〜」って言ってて萌えた
あんな展開なのに萌えた
ミクリン♪ミクリン♪
ハクネル!ハクネル!
仲間いないんかな(´・ω・`)
雑音×ネル!雑音ネル!
初音ミクの暴走PVでありだと思ったんだけど…。
ついでにメイミク萌え
リンレンが来てお姉さんなんだー!ってはりきりすぎて疲れちゃったミクが
皆のいないとこでメイコさんに甘えてるとかだと萌える
「メイちゃんの傍は一番落ち着く」みたいな
17 :
名無しさん@秘密の花園:2008/01/09(水) 22:09:00 ID:kmSzie9w
デPですな
19 :
名無しさん@秘密の花園:2008/01/11(金) 07:02:29 ID:CY46e6mK
ミク可愛いよ… ハアハアってなるんだよー!!!!
メイコ姐さん!姐さんばんざい!ハァハァ…ならなるな
MEIKO可愛いよMEIKO
ミク×リンとかももちろん好きだけど
同人で何個か見かけた「複製や分身ネタでミク×ミク」な
カップリングが最近気に入ってる
百合的には「?」って思われるかもしれんけど
>>21 はちゅね×初音ならイケる
ミクリンかわいいよミクリン
お姉ちゃんもいいけど初音先輩って呼び方も良くね?
百合姫みたいな感じで
1LDKを聴いてボーカロイドに興味持ったんだが、
ラッシュに載ってる漫画が公式設定というわけではないんだな。
天然ミク姉とマセてるリンちゃんか、良い姉を目指すミクお姉ちゃんと甘えっ子リンか、
どういう方向に萌えれば良いのかわかんねえ!
最低限の共通認識すら曖昧だから半分オリジナルみたいになっちゃって難しいな
だがそれはかえって自分の好きなように萌えておkということだ!
ドット絵ゲーム風動画最後のメイコ姉とリンに萌えた
リンは普段は自分が自分が、というそぶりだが内心姉さんとミクを尊敬してるといいよ
メルトの替え歌で百合なのがあったぞ!
誰か歌ってくれないかな〜
>>25 ピアプロにあったの?
ミクとリンで聴きたいな
ニコ動の♀マスター→ミク(本家メルト)じゃないのかな?
おお!知らぬ間に待望のスレ発見。
百合が絡むとリンのキャラはロードローラーのイメージじゃなくて
間違いなくみかんだよな。
ミクとメイコに激しく甘えるリン萌え。
30 :
名無しさん@秘密の花園:2008/01/16(水) 00:12:37 ID:C2au1rAX
あげるか。
しかしあんまりシチュが浮かんでこないな。
困ったもんだ。
エロパロスレから北わけですが
百合スレって何するところ?エロパロみたくSS書くの?
スレによっていろいろ
俺もエロパロから誘導されてきました。これこそ待ち望んでいたスレです
>>21-22 妖艶なキオ式ミクが、ドジっ子な雫組式ミクや無邪気なISAO式ミクを責めまくるとか
想像するとかなりたまらんのう
女マスター×メイコが好きな俺が通りますよ
カイメイに洗脳されたからか、ウチのメイコは攻めも受けもどっちもいける子になりました
女マスター×ミクが萌える
「もうっ卑猥な歌を歌わせないでくださいっマスター!!」
「あは、ごめんごめん〜」
マスターが変態っぽいのがポイント
ミクがお小言?言いだすともっと萌える
KEI氏の漫画はMEIKO(兼マスター)がミクと同棲していたり
一緒に寝たりお風呂に入ったりと、シチュならかなり使える気がするぞ
KEI氏ってマリみての同人誌だしてたんだろ
みっくすでもやらないかな
露骨な百合展開
王道はメイミクか?
40 :
保守:2008/01/17(木) 00:49:27 ID:qp9d6PfF
リン「YURYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYN!!」
ある瞬間ときめいて
私は気付いたの
レズとかじゃないハズ
それでもいいかも
「あのね早く気持ち気付いてよ」
そんなこと貴女には絶対言えない!
キミのこと
ドキ★百合にしてあげる
世界中貴女だけなの
ドキ★百合にしてあげる
だからちょっと秘密!内緒なの
ドキ★百合にしてやんよ
行き場のない私の想い
ドキ★百合にしてやんよ
貴女への愛、受け止めて
あらら、デPの削除されたみたいだね
しかし、めめたあPは好き好きお兄ちゃんよりも百合学園が伸びるとは
思わなかったんじゃないだろうか
どっちも「やりそうだけどなぜか他はやらないこと」だけど
百合学園の方がそれが際立っていた&需要への独占性が強かったわけか
過疎ってるな…誰かSSとか投下してくれないかな
VOCALOIDでSSとは
誰か見かけたことある人いる?
ヒント
つ5つ下エロパロ
エロパロの方に結構あるがな。
49 :
名無しさん@秘密の花園:2008/01/22(火) 10:57:01 ID:VhJSmE4w
ミクはメイコの慰みもの
エロパロ見てきたけどやっぱり百合がいいなと思っちゃった
姉妹でのほほんしたのが読みたいなぁ
デPが「百合には男はいらない」と言っていたんだけど、まさに至言
あれは地雷だといいたい。
あと、音にこだわりたいと思うのは俺だけでいい
絡むのは嫌だがまったく男のいない世界ってのは嫌だな…
でも絡むのは地雷だな
「ミー…ミー…ミー…」
ミの音を奏でながら寝息をたてるミク。そしてその傍らで寝ていたリンがパチリと目を覚ました。
窓からは朝日が流れ込んでいる。
リンは寝ぼけ眼で毛布の行方を探す。ミクの寝相のせいでベッドの外へ遊びに行ってしまったらしい。
「お姉ちゃん…なんて寝相なの…」
リンは呆れながら呟いた。だが予想だにしないものが目に入る。
ミクの下着だった。両足を目一杯広げているので丸見えなのだ。
リンは何を思ったか下着に顔を近づけてまじまじと観察している。と、鼻先でこすってしまった。
「ふぁっ」
ミクから奏でられるファの音。リンはドキドキしながらミクをみる。まだ眠っているらしい。
>>51 音にこだわってみたぜ!
GJ!
もっとやれ。
>>53 いいですねぇ。
しかし、俺的には、ブレス萌え。
>>54 すごい神ID!
パワーアップ・ダウンロード!
>>53 GJJ!!寝息可愛いすぐる
もっとやれ
>>54 なんかIDかっけぇww
「いいなぁお姉ちゃんは」
「何が?」
ミクは、メイコの体を見つめながら言った。
「お姉ちゃんはわたしよりスタイル全然いいよね。憧れちゃうな」
「……そうかな?」
ほどよく隆起した大きめの胸。
メリハリのついたウエストとヒップのライン。
引き締まった細く白い腕。
健康的で絶妙にバランスのとれたプロポーションだ。
ミクがうらやましがるのもうなずける。
「なんなら触ってみる?」
さらりとメイコが言う。
「えぇっ?!それはちょっとまずいよ〜」
「いいじゃない、ボーカロイド同士なんだし」
「じゃあちょっとだけ…」
ミクはおそるおそる手を伸ばした。
「うわぁ…ぼよんぼよんしてる」
ミクの手のひらから、メイコのやわらかい感触が伝わってくる。
こうして触れているとミク自身もどきどきしてしまう。
ふと、ミクの手が、メイコの乳頭に触れた。
「んっ…」
メイコの口から思わず声が漏れ、部屋に響いた。
ミクはその声をを聞いた途端、素早く手を引っ込めてしまう。
「ごめんお姉ちゃん!ちょっとやりすぎたみたい」
もっと触れて欲しかったのに…メイコはちょっと残念に思ったのだった。
おわり。
58 :
名無しさん@秘密の花園:2008/01/25(金) 14:05:06 ID:9qkgQhXw
これはもうVOCALOIDのSSwikiでもつくるしかw
作るにはssも人もいなさすぎるww
間違えた
ssも人も少なすぎるwwかな?
来月はバレンタインか・・・。
姐さんはチョコとかいっぱい貰えそうなイメージだ
姐さんは無意識にフェロモン出しまくりだろうなぁ…
ミク「お姐さま!私の気持ち、受け取って下さい!」
このスレにPはいないの?
いたら百合曲作ってくれよ
さすがに、ここで「デP様が見てる」なんてことはないよね
66 :
名無しさん@秘密の花園:2008/01/27(日) 10:10:16 ID:mFA8gw0B
誰か作らんかな、VOCALOIDのバレキス
三姉妹で仲良くお風呂とか入ってたら良いなー
みんなで体洗いっこしたりミクやリンの髪の毛洗ったげる母性本能全開なメイコ姐さんとか良いな。
ミクとリンがメイコの胸見てヘコんだり開き直ったりすれば良い。
68 :
名無しさん@秘密の花園:2008/01/27(日) 19:21:05 ID:mF9phaAk
リン×ミクってマイナーかな?
最初はリンミクだったが
百合学園のせいでミクリンにハマった
でも
>>53はリンミクな気がする
>>67 ミクに胸おっきくなるようにマッサージを開始するMEIKOとか。
で、そのうちその気になっちゃってミクリンまとめて頂いちゃうと。
マイナーだがメイコがミクリンに攻められるってのもいいな…
や、何でもない
>>71 俺もどっちかと言うとそっちを想像した
>>57みたいな感じで二人にもみくちゃさr(ry
a
悲しくはなかったけど。
けれど、胸がすこしだけ(そう、ほんのすこしだけ) 痛んだ…。
昔の楽譜や音楽理論の本等が納められたその大きな本棚が、窓辺から落ちてくる月の光をさえぎっていた。
春が近い満月の夜はとても明るくて、部屋の中を水の中のようなやわらかな光で満たしていた。
このような満月をむずかしいことばで朧月や素月と言うらしい。
いつかの夜(確かその日もこんなにまるい月だった)、
メイコお姉ちゃんは「生まれた」ばかりの私に、月の話、歌の話、私の「生まれる」前の話。
いろいろな、私の知らない事をぽつりぽつりと、窓から見える月を見あげながら教えてくれた。
月光に照らされたきれいな横顔をみて、わけも無く胸が締め付けられたのを覚えている。
私は何を考えるでもなく、本棚の中ほどに挟まっていた少し古びた楽譜を手に取り、窓辺によりかかった。
月光に照らされて、薄く色あせた色をした紙の上の音符が見える。楽譜にはMEIKOと今のお姉ちゃんらしからぬ下手な名前があった。
ひどく掛け離れたような、過去の知らないお姉ちゃんを感じさせて、胸の奥がへんにみだされる。
音符を読み取るのは文字よりも時間がかかるので、ページをめくる速度も自然とゆっくりになる。
音符の上のメロディをそっと歌ってみた。今のお姉ちゃんなら絶対に歌わないような、ひどく切なくて、悲しいメロディだった。
昔のお姉ちゃんは、今のお姉ちゃんとは違っていたのかもしれない。少なくとも、私が「生まれる」前までは。
私の幽かな歌声と、ぱらりと紙をめくる音だけが、誰もいないこの部屋に響く。月の光が扉にまで伸びていた。
それからどのくらいの時間が経ったのかはわからない。扉の開く小さな音で、私ははっとして歌を紡ぐのを止めて顔を上げた。
扉が開いたときの微かな風で埃がゆらりと光を舞った。月の粉のようで、綺麗だな、と思った。
「…ミク、まだ起きてたの?」
「うん。まだねむたくなくって。」
透き通るようなアルトが聞こえ、私は頷きながら答えを返した。楽譜の方へと目線をやって、私の目は必死で音符をなぞる。
メイコお姉ちゃんのこちらに近づいてくる裸足がフローリングの上をひた、ひた、とあるく音に、私の全身はひどく緊張している。
こうなってしまうと、綴られた音符など、一つも私の中に入ってこない。
いつもそうだ。一緒に寝た時の、ねむたくなる前のやわらかな話をメイコお姉ちゃんがしてくれる時も、
収録前の緊張した私の隣にメイコお姉ちゃんがいる時も、一緒に歌っているときも。
メイコお姉ちゃんが側にいる、それだけで、私の心は順序をなくし、目の前にいるメイコお姉ちゃんに意識がひどくかたよるのだ。
みっともない程に、恋焦がれている。
足音が止まる。ふと顔を上げるとメイコお姉ちゃんは私の隣で、私と同じように窓の縁に寄り掛かって空に浮いた月を眺めてた。
「綺麗な月ね。」
「…そう、だね…」
何とか声を出し、楽譜を見つめているふりをしながらそっとお姉ちゃんを盗み見る。
お姉ちゃんは窓枠に肘をつき、細い顎を片手に乗せた。
外から降る月の光の前で、見蕩れる程に綺麗な動作だと思った。
そう思っていたら、お姉ちゃんが私を見た。
月の雫を受けて煌めく、深い飴色の瞳と目があってしまって、綺麗過ぎて息が詰まって、肩が震えて、肌がざわり、とあわ立った。
指の動きも意識に追いつかなくて、伸ばした指がもつれて楽譜の縁に当たり、楽譜が落ちた。
月夜の静寂に不似合いなくらいに鋭くて大きな音がして、またそれに肩がビクッと震えて、目を逸らした。
「ご、ごめんなさいお姉ちゃん……」
お姉ちゃんの昔の楽譜を勝手に見てしまった罪悪感とわけのわからない謝罪に、目尻が熱くなってしまう程、みじめな気持ちになる。
こんなにきれいなお姉ちゃんの前で取り乱すのが恥ずかしくてたまらない。
慌てて落ちた楽譜を拾おうと手を伸ばす。肩口から長い髪がこぼれ、視界の端に青緑が見えた。
わけもなくそれに腹が立ち、乱暴に片手で肩の後ろへ追いやった。
楽譜を取ろうと伸ばしたもう片方の手を、メイコお姉ちゃんの冷たい手が、壊れ物を扱うようにそっと取った。
腰を屈めたせいと、わけのわからない腹立たしさでうつむいていた顔を反射的にメイコお姉ちゃんへとむける。
「…ミク、血が出てるわよ。楽譜を落とした時に切ったのね」
見ると、薬指の爪の近くにうっすらと赤い血がにじんでいる。
その色が妙に目に鮮やかで、こんなみっともないくらいみじめな私がある証のようで息苦しくなる。
だいじょうぶ。だいじょうぶだから、おねがいだからそれ以上さわらないで…。
息苦しさに負けて声が出ない。ただ呆然と、メイコお姉ちゃんに取られた私の手と、
その向こうに見えるお姉ちゃんの顔を、じっと見ているしかなかった。
月の光の重さのまえに、私はきっと光にとけてしまう
ぼんやりと頭の中でそう思ったことに気を取られ、反応するのが遅れた。
条件反射のようにびくりとした指先に目の前が真っ白になる。
人指し指の微かに血が垂れている傷口に、メイコお姉ちゃんの薄くルージュをひいた唇が触れていた。
玉になった血液を吸うように、ちゅ、と音がする。やわらかな舌とぬめる唾液とエナメル質の白い歯の感触。
指に触れた形のいい唇は熱く、冷えた指先にはつらい程にメイコお姉ちゃんの温度がした。
「…っ…」
傷口につく桃色の濡れた舌と唾液に頭がくらくらする。手首の辺りにお姉ちゃんの髪先が触れていてくすぐったい。
泣きたくなる。悲しくはないのに、悲しみに一番近い思いが胸を打つ。
ふぅっ、と指先から唇がはなれ、メイコお姉ちゃんの手もはなれる。力なく私の片手は下をむいた。
唾液で濡れた部分が月光にてらりといやらしく光る。その指先だけがとてもさむい。
「……大丈夫?」
首をかしげてメイコお姉ちゃんが覗き込んでくる。
「だ、大丈夫だよ。お姉ちゃん。」
乾いた喉でなんとかそう答えるとメイコお姉ちゃんは納得してくれたようだった。こちらを見たまま、メイコお姉ちゃんは続けた。
上辺だけでもしっかりしていなければ。だってメイコお姉ちゃんはこんなにも優しい。
「もう遅いから、ちゃんと寝ないとダメよ。ミク。」
「……うん。もう寝るね…」
かすれがちになる声で、かろうじてそれだけを返した。
「楽譜、片しておくわ。」
私は首を横に振った。
「大丈夫。自分で出来るよ。お姉ちゃん。楽譜片付けたら、もう寝るから。」一緒に寝よう、とは言えなかった。
楽譜を拾う事を理由にして、私はメイコお姉ちゃんを見るのを避けた。
私からメイコお姉ちゃんは見えなかったが、きっとメイコお姉ちゃんはこちらを見ていたままだったのだろう。
「おやすみ、ミク。早めに寝るのよ。」つむじの辺りにメイコお姉ちゃんの声が聞こえた。私は楽譜を拾い上げ、胸元できつく抱きしめた。
月に照らされ長く伸びた私の影の上を、メイコお姉ちゃんが歩いていくのが見えた。
「うん。おやすみなさい。メイコお姉ちゃん。」
私がそう小さな声で言うと、メイコお姉ちゃんはもう一度おやすみと返してきた。ドアが閉まり、部屋には私しかいなくなる。
身体中の力が抜けて、くたり、と私は床にへたりこんだ。
楽譜を抱きしめたときにに力がはいったのか、うつむいた先に血のにじみ出した人指し指が見えた。
噛み付くように傷口を口に含む。
いつだってそうだ。ぽっかりとお姉ちゃんが居た場所が空くと、
メイコお姉ちゃんが側に居た時のあの気持ちがかなわない程の切なさのようなものがこの胸に染み込んでくる。
それがつらくてみじめで心が痛む。
口先から指を離した途端、メイコお姉ちゃんの唇の触れてきた温度と私の唇が触れた先が同じだったことにやっと気づく。
メイコお姉ちゃんと…間接キス…。
そう思うと恥ずかしさが溢れてきて片手で口元を覆う。
胸の中のさまざまなおかしな感情が混じり合って、やっぱり切なさにしかならなかった。
「メイコお姉ちゃん…」
喉の奥からもれた声は私の耳にしか届かずに、月光の中へとけた。
どうしても私は、メイコお姉ちゃんの事が好きだ。
私は一生分の恋を、メイコお姉ちゃんにしているのだろう、そう思った。
FIN
なにこの超プラトニックな神展開の百合は?
いやいやいやいやマジすばらしいですわ。
万感の思いを込めてGJと叫ぼう。
MEIKO姐さんは年下キラーなのか。
見た瞬間、月光蝶って呼んだウチは死んでくる
81 :
74:2008/01/28(月) 22:12:06 ID:ca/NM8nB
すまんあとがき書き忘れてた。いらんと思う人はヌルーで。
一応メイコはノンケです。普通にこんなことやらかします(危ない
そんでミクが一方的にメイコに惚れてます。
百合ってノーマルよりも切ねぇよな…
本当に拙い文だが読んでくれてthxです。
>>80 あんたとは趣味があいそうだw
>>82 じかにデP作品指名で他者から通報があったらしい
通報なしなら黙認できたんだろうが、
じかに他者からの通報があった以上消さざるを得なくなった、とか言われている
消さなければ、規約抵触作品を公認したことになるから
デPにはクリプトンからきちんと事情のメールがきたらしく、
デPの方の見解も、何箇所かのニュースサイトに載っていた
ついでに一時暫定版とかが残っていたのは削除漏れとのこと
ちなみに、百合学園はデPじゃないし、残ってるよ
デPも表現修正版を作り続けてるし
直接表現とかで危なくなければ百合でも大丈夫だろう
でも1LDKは一番の歌詞だけなら全然問題ないよなw
いつしか、必ずはあまり百合って感じしなかったなぁ
85 :
名無しさん@秘密の花園:2008/01/29(火) 11:13:19 ID:i5MKzPiX
1LDKは2番の歌詞も暗喩だから大丈夫だと思ってた
壁云々が不味かったんだろうな
まあ俺はあれを二段ジャンプだと解釈したがな
壁に変形型マンションロボの発射スイッチがあってそれを押したんだって誰かが
ミクメイで手書きMADを作ることにした
完成は一体いつになることやら
ネギとワンカップ片手にの方がいいかな…
92 :
名無しさん@秘密の花園:2008/01/30(水) 09:43:20 ID:0IiAvbK5
>>74-77 GJ!!
メイコ姉さんにときめいた、そしてミクの可愛さに死んだ。
百合はこんなんだよなあ…ハァハァ
脳内アン×メイコが好きな俺が通りますよ
エロパロ板に行こうとしたらエラーで無理だったので、こっちに避難
アンって誰だっけ?
>>94 ィェァ ィェァ
トェェェイ
↑こんな感じの人。
98 :
74:2008/02/01(金) 17:07:53 ID:MmNQ+/mS
>>93 アン×メイコか。それもまたいいかも…
でもアンってキャラ立ちしてないから書きにくいなぁ…
顔も髪も性格も立場もわからんしな…妄想カバー…か?
>>97 あなたが神か。
殺す気か!むしろテロか!?萌え死にそうだったぞ!
すまん上の名前消し忘れたorz
アンの顔、どうしてもパッケージの顔しか考えられないww
が、それはそれでいけそうな自分がいた
こんな良スレがあったなんて!!
嬉しいから何か書いてくる!
102 :
97:2008/02/01(金) 21:55:48 ID:z8XHil9K
>>98 誤解与える書き方でごめん。自分はその動画の作者様ではないっす
「メイミクの描いてみた動画発見」と書けば良かった・・・
国語勉強し直してきまつ(´・ω・`)
こういうのいけないなと思うんだけど、でもどうしても顔が見たくなったの。
だから夜中こっそり、お姉ちゃんの部屋に忍び込んだ。
「お姉ちゃん…」
つい声がもれた。
こんなことしちゃ駄目だ。
頭ではわかってるのに。
お姉ちゃんに触れたい。その衝動だけが私を突き動かす。
天窓からさした月明かりが、お姉ちゃんの輪郭を美しく照らし出していた。
あぁ、触りたい。
思わず手がお姉ちゃんの顔に伸びる。
私の指先がお姉ちゃんの頬に沿って動く。
温かくて柔らかい。
近くで見つめると、本当に綺麗な顔をしている。
指先が唇の上でとまった。
気持ちいいな。
好きな人に触れるのってこんなに落ち着くんだ。
「んっ…」
唇をぷにぷにしてたらお姉ちゃんが、くすぐったそうに身をよじった。
可愛いな。
そう思った瞬間、体は勝手に動いていて、私はお姉ちゃんの唇に自分の唇を重ねていた。
ちょっくら書いてみました。
ミクの一方通行な片思いなかんじで。
メイミクはなんでこうも美しいんだろう
108 :
Hiroyury:2008/02/02(土) 07:42:24 ID:GoMTquOQ
つまんねーやつらだな。
おまいらがそうしてる間に俺は1000万かせいだぜ?
>>98 俺の中だとアンは金パ、巨乳、熟女一歩手前って感じだな
性格はクール…てのは脳内補正だがw
113 :
名無しさん@秘密の花園:2008/02/04(月) 09:31:48 ID:FTGiCPrI
正直、この三姉妹で
ガチのレズシーンはなかなか想像できないんだよなorz
ニコ動とかでキャラ設定がある程度固定された今となっちゃあ
下手にイメージを壊しかねないし…
…みぃ〜、困ったものなのです。
114 :
88:2008/02/04(月) 21:33:33 ID:yhZb7eZt
>>114 何故か、頭の中でスウィングDDTに移行した
>>113 >ニコ動とかでキャラ設定がある程度固定された
いやそれは気にせんでも好きなようにやれば
エロパロ板とか見て来れば見事に性格バラバラでカオス
メイコやリンは強い女が定着とか皆信じてても、
実は言葉使いが強気風くらいしか共通点なかったり
>>114 良い仕事だ ときどきここに晒すれ
>>116 ある意味それがボーカロイドの長所だな。元はイメージ絵でしかないから、後付けで色々出来る
ミクはアホの子から腹黒まで本当に色んな顔を持つからなあ
118 :
名無しさん@秘密の花園:2008/02/09(土) 17:29:23 ID:Q3fDS5y0
保守あげついでに即興SS
「「お姉ちゃん、はいこれ!あげる!」」
「あら、何かしら…え、チョコ?」
「あのね、マスターがバレンタインには好きな人にチョコをあげるんだよって言ってたの!」
「だからね、メイコお姉ちゃんにあげるんだ♪あたし達メイコ姉が大好きだから!」
「えっと…、気持ちは嬉しいけど、多分チョコをあげるのは性的な意味で好きな人だと思うわよ?」
「えー?大丈夫だよ!私達性的な意味でも大好きだもの!」
「…は?」
「そう!だからチョコ受け取って!食べて!むしろあたしを食べてー!!」
「ちょ…リン、いきなり抱き付かないで!」
「あーリンずるい!お姉ちゃん私もー!」
「ミクまで!?てかどこ触ってるのよー!!」
お粗末。
121 :
名無しさん@秘密の花園:2008/02/10(日) 21:15:39 ID:bM0sn6bY
>>120 おいしくいただきました。
しかし人いないな
>>120 アッ、この絵柄は…!
いつも美味しくいただいておりますごちそうさまです
リンのメイコ姉をみる悩ましい表情も
ミクを見るつんつんした表情もたまらん。ミクリンメイリンどっちにも萌える
メイコはどれだけチョコをゲットするのか…
支援SS。
>>118の続き
「はあ…エラい目にあったわ」
「あらメイコ、なんか疲れてるみたいね」
「マスター…ミクリンに何吹き込んでるんですか」
「失礼ねー真実を歪曲に解釈したのはあの二人よ?それより疲れた時には甘い物がいいって言うし、チョコ食べたら?」
「そうですね、折角貰ったし。………うわ…」
「どれどれ。………色がモスグリーンで葱の破片が見え隠れしてるチョコがミクで、玉葱をチョコでコーティングしたのがリン、かしら?」
「マスター」
「気持ちだけ頂くわ」
「ぐ…」
「マスター、私死にそうなんですが…」
「本当に食べたんだ…よくやるわね」
「食べ物を粗末にしちゃいけないじゃないですか…」
「その言葉、そっくりそのままミクリンに返しときなさい」
「もちろんさ☆」
「(ドナルド風…まずい、メイコ壊れかけてる)ところでメイコ、貴女はチョコあげるの?」
「…あー、…はい」
「メイコの場合酒入りかしら?葱や玉葱よりは遥かに普通よね。で、どっちにあげるの?カイト?レン?」
「えー、その……ターに」
「え?」
「マスターに、あげます」
「…えっと、友チョコの類じゃなくて?」
「じゃなくて、です。…気持ちだけって言わないで下さいね?」
「……うん」
「で、貰ったんだけど、ワンカップの中にチョコが浮かんでる訳よ。うん、その発想はなかったわ」
「…マスター、その一連の話は男なのにチョコ一つ貰えない俺らへの当てつけですか?」
>>128 マスメイ!マスメイ!
さすが姉妹…その発想はなかった>ワンカップinチョコ
130 :
88:2008/02/16(土) 04:00:17 ID:N0zyzso8
>>132 百合かどうかの解釈が分かれるところではあるね
>>132 前に百合のタグついてた
気がするけど消えた?
でもこの歌好きだw
いつもはカイメイ書いてる人で、たまにミクメイ動画やミクメイ話書いてる人いたね
雪が降っているのに月が出ているのは、個人的には違和感ないですね
京都とか、よく時雨れるんだ
MEIKOは総攻めであってほしい
ミクリンがイチャイチャしてればいいや
メイコは女マスターとイチャイチャしてろ
年上受け(と背の高い方受け)が大好きなので
ミクメイやリンメイもありな俺ナッシュ。
>>140 ∩___∩
/ ノ \ ヽ
| ● ● | なにマジになってんの?
彡 (_●_) ミ
/、 |∪| ,\ この鮭の切り身やるから帰れよ
/.| ヽノ | ヽ
,,/-―ー-、, --、 .|_,|
r-、,'''";;:;;:;::;;;;:;;::;:;:;;::;:;`'- /_,l,,__ )
|,,ノ;;:;r'" ̄ ゙̄^"`Y'-、;;;::;:;::;:;:;:;::;:|
.ヽ,′ ; `"";;;;;⌒゙')
´`゙'''''''''''‐-‐'"`‐-‐'"゛ `゙´
| .‖ /
("___|_`つ
>>141 ここは一つ、SSを作ってメイコ受けの素晴らしさを教えてくれ
俺はやっぱりメイコが攻めがいいな…
攻めから受け、受けから攻めのドラマチックなフェイズシフトこそ美学
強がっていて男の前でだけ弱みを見せるメイコという安直設定は正直嫌だが
なぜか百合(相手がミクとかリン)だとぜんぜん違和感がない俺が通りますよ
マスターに内緒で秘密の花園ってるミクリン萌え
今月のコンプエースで、姉さんがミクに惚れたな
VOCALOIDでエロパロ→百合カップスレ→レズ・百合萌え板と誘導されてきました。
某SNSで発表している内容ですが、元々2chのSS書きなので、こちらにも投下したいなと。
直球描写のあるメイxミクですが、SS投下して問題は無いでしょうか?
では、投下させて頂きます。
……内容が
>>150に合うような気が少しします。
題名は「Lilium meme」
SFモノです。
プロローグ
"音"が世界を揺らす。
喧騒がリズムとなって空間を覆い、光の柱がステージを駆け巡り交叉する。
――そこへ。
幾重にも重なる音の数々を貫き、透明な歌声が響いた。
その歌声に酔いしれるように大勢の観客がリズムをとり手を打ち鳴らし共に歌う。
きっと彼らは意識していない。
ソレがどういう意味を持つものなのか。
ステージで歌うあの子も気づいていないだろう。
彼女が生み出した音が、どれだけ世界を変えるか――なんて。
◇ ◇ ◇
淡く調整された室内灯が照らし出す部屋の中。
磨き上げられたリノリウムの床に反射する自分の顔を見ながら、メイコは缶ビールをちびりと口に運ぶ。
「アタシも甘いよね」
――ミクは、もう、自分だけでやり遂げなければダメ。今回、アタシは一緒じゃないからね――
そんな宣言をして、このライブを彼女一人だけに任せた……筈だった。
にもかかわらず、最後列とはいえノコノコと顔を出した挙句、ミクが心配で楽屋で待っているのだからどうしょうも無い。
「姉離れしなきゃ、なーんて。アタシが妹離れ出来て無いだけじゃない」
独り言を呟き、缶に残ったビールを一気に飲み干す。
合成音声を調整して歌を奏でる能力を持つアンドロイド――通称「VOCLAOID」の人口は少ない。
全世界でも、学院在籍の教育調整中の子を含めて十数体。
職業VOCLAOIDとして認められているのは、先程ステージで歌っていた初音ミク、そしてメイコ自身と他数名。
数年前まではその規模に比例するように客も少なかった。
豪華なコンサートホールにしても、この無駄に広く設備の整った楽屋にしても大きすぎた。
(……いや、ミクにとっては広いのは楽屋だけ。このコンサートホールさえ狭いかもしれない)
「信じられない子だわ、ホント」
"自分には出来なかったこと"を苦も無く達成した妹を想い、メイコは自嘲気味に笑う。
手持ちぶさたな掌でビール缶を小さく振る。中身がなくなった事を確認すると、人差し指と親指を広げて縦に掴んだ。
途端、ビール缶はペコリと軽い音をたて潰れる。
その小さくなった缶を軽く指で弾くと、ただの金属塊となった缶は『資源ごみ』と書かれた箱へ綺麗に吸い込まれる。
「んーーっ!別に嫉妬してる訳じゃないんだけどねー」
誰にとも無く言う。
一人で暮らしているせいか、独り言が多い。
そんなことを考えながら、メイコは楽屋に設置されているテーブルにぐだーっと突っ伏す。
扉が開く音が響いた。
――同時に軽やかな足音。
「んー、お疲れ様、ミク」
酔ったふりをして、身じろぎもせずぶっきらぼうに言う。
一緒に行かないなんて言いながら、妹離れ出来ず、楽屋で待ち伏せていました。
なんて、どの面下げて言えるのかという意識が顔をあげさせてくれない。
「メイコ……姉さんっ!」
背中にふわりとした暖かさと、控えめながら柔らかい感触が生まれる。
ミク愛用のシャンプーの香りが漂い、その芳香にメイコの心はゆっくりと落ち着いてくる。
「ん……しょうがない子ね。アタシもだけど、さ」
上半身を持ち上げて、背中に抱きついていたミクを胸の中に導いて、そっと撫でる。
淡い緑の髪は絹のように繊細で、メイコは思わず一方のツインテールをすっと指でくしけずってしまう。
「ひっく……メイコ姉さぁん!!……もう……会ってくれないかも……って――。私、後から来たのに……こんな」
「バカね」
言葉にならない声を漏らしながら胸の中で泣きじゃくるミクを見つめて、メイコは微笑む。
(……優しい子よね、ミクは)
後発のVOCLAOIDが圧倒的な人気を博し、実績ある先輩を完全に追い越してしまう。
歴史の浅いVOCLAOIDの世界では初めての現象で、元々優しい性格のミクはいつもメイコを立てようと必死だった。
このコンサートもミクはメイコをメインに据えて、自分は前座扱いにして欲しいと頼み込んでいたのだ。
だから――。
数日前、冷たい言葉で突き放した。
ミクからの謝罪と許しを請うメールも無視。この日まで一切連絡も取らずにいた。
彼女がきっと自分の力で立ち直ると信じて。
「本当に、仕方の無い子ね」
「っ……ぅ。まだ……メイコ姉さん、怒ってる?」
ミクが涙に濡れた瞳で見上げてくる。
長く整ったまつげ、白磁の肌、可愛らしい相貌が至近にある。
何万人もの観衆を虜にした声と瞳が、名実共に"アイドル"となったミクの心が、今、全てメイコに向けられている――。
そんな煩悩が脳裏に浮かんだ途端、ゾクリ、と背筋に電撃が走った。
「そ、そんな訳……ない、でしょ。ちゃんと一人でライブ……成功させたんだから」
声が妙に絡む。
(ぁ……マズ。スイッチ入りそ)
以前、VOCLAOID用に調整を行う教育機関に在籍していた頃の"悪い癖"がメイコの心の中に蘇る。
つい、ミクを更に深く抱き寄せてしまう。
「ふぁ、くぅん」
それが嬉しかったのか、可愛らしい甘やかな声がミクから漏れる。
(――!!……ああ、もうダメ)
「一人で頑張ったミクには、ご褒美あげる」
低い声で、ミクの耳朶を噛むようにして囁く。
きっと純真なミクは、メイコの言う"ご褒美"の意味を全く理解できないだろう。
ゾクゾク。
降り積もったまっさらな新雪に足跡をつける瞬間のような高揚感が電子となってメイコを包む。
「ご褒美……?」
信頼しきった無垢な瞳が疑問を湛えて見上げる。吐息が肌をくすぐる程、顔が近い。
若さを誇るような健康的な唇が僅かに開いている。
その一つ一つの動作がメイコを狂わせて行く。
(ミクが、悪い。そんな無防備に顔を近づけるから……)
「そう、がんばったから……ね」
唇まで数センチの処まで近づいても、ミクは無警戒にメイコを見つめている。
"妹"と言っても、VOCLAOIDとして製造された順番が先だったというだけに過ぎない。
つまり、VOCLAOIDが通う教育機関では全員が製造No00であるメイコの妹だと言える。
――けれど、このミクは特によく懐いて……可愛くて。
そこで、メイコの思考は欲望に飲まれた。
ちゅ。
唇が軽く触れ合う。
「……?」
何がおきたのか解らないのか、ミクの瞳は疑問符を浮かべている。
だから、焦らずゆっくり、もう一度柔らかくキス。今度は少し長く唇を味わい、また離れる。
次第に目の前の無垢な瞳が理解を色を帯び始めるのを楽しみながら、メイコは再びミクの唇を奪う。
怖がらせないようにバードキスを繰り返し甘く。
「ふぁ……ん、め……いこ……ねえ……」
乙女の防御反応なのか、僅かに抵抗の色を見せ始めるミクを唇で説得し、腕は華奢な身体へ廻す。逃さない、というように。
「――好きよ、ミク」
バードキスの切れ間で甘く囁くと、ミクの動きが止まる。その瞳は潤んでとろりと霞がかって艶っぽい。
そんなミクの変化を見て、メイコは心の中で淫蕩な笑みを浮かべる。
心まで"落ちた"ことを確かめるため、また唇を塞いで――そっと舌を差し込む。
幾度もチロチロと誘うようにミクの舌を舐め、絡めては離れる。
「……ん、んっ……ぁ」
数回舌を弄ぶとミクの唇が、もっとというように開き自分から小さな舌を一生懸命伸ばしてくる。
ちゅぴ、ぴちゅ。ちゅぅぅ。
よくできました。
そう誉めるようにメイコはミクの舌の裏側をつつっと撫でて、吸い上げた。
――ミクの身体が震える。
(ふふ、挨拶で親しい人に頬にするだけの"キス"が、こんなにもキモチイイということに戸惑っている?)
蕩けてぐったりしたミクの心中を想い、メイコは熱心に大人のキスを教え続ける。
そうやって唇でミクを溶かしている間にも、右手は細い身体を支え、左手は素早くタイを解く。
緑のタイが床に落ちると同時に、掌を胸元へ忍び込ませた。
「や……ちゅ……ぁん」
新しい刺激にミクが身じろぎするものの唾液を含ませた舌を与えると、ソレを味わう方に夢中になる。
メイコが"可愛がって"きたどの子よりも敏感で蕩け方も早い。
(ミクはこっちの才能も豊かってことね)
小さなふくらみを覆うシームレス型のブラを指先で剥がして、未成熟な乳房をなぞる。
もう抵抗は無い。それどころか露になった桜色の蕾はツンと硬く勃って、ミクの真っ白な乳房に彩を与えていた。
「ミク、もうこんなに――」
わざとキスを中断して、指先で柔らかく突起を摘む。
「ひんっ……ぁ、ぅ、私、むね……ちいさ……きゃぅ!」
幼い乳頭の先端、淡い切れ目を指の腹でくにくに刺激するとミクの甘い悲鳴が響く。
それでも容赦せず、メイコは人差し指と親指で扱くように上下させて刺激し続ける。
連投規制となりましたorz
ガンガレwktkで見てるよー
>>163 おい、どこが百合なんだよ
百合スレなんだから百合曲はれよ
>>164 マジレスすると、いかようにも解釈できる曲
>>160の続き 規制終わったかな?
◇ ◇ ◇
「きもちいいでしょ?」
「――っ、ぁぁ!!ひゃっぁん!これ、ヘン……め……こねぇさ……っっ!!」
声にならないミクの矯正がメイコの耳朶を打つ。
そして――ミクを支える右腕に伝わる震え。
つつぅーっとミクの太ももを透明な液体が伝ってニーソックスに染み込み始めた。
「胸だけで、イッタの?ミクはエッチね」
安心させるようにバードキスを繰り返しながら言葉でいじめる。
「ぁ……ん。こ……んなの…ふぁ、ちゅ――んんーー」
ミクのおねだりするような声と共に接吻は再び深く甘く。
メイコの指先は情欲の火を消さないようにと桃色の突起をまた弄び始める。
ちゅ――くちゅ、ぴちゃ。
数分のキスの後、お互いの舌を銀の糸で繋ぎながらやっとミクとメイコの顔が離れる。
「……メイコ姉さん……」
既にミクは、完全にメイコを信頼しきった蕩けんばかりのうっとりとした表情で見上げている。
今なら、メイコがどんな破廉恥なコトを命じても恥ずかしがりながら従うのでは無いかと思わせる危うさまで湛えて……。
メイコの嗜虐心がふつふつと沸き立つ。
(かわ……いい。ミクの全部が欲しい)
「ミク――アタシのモノになりなさい」
ミクを自分のモノにしたいという意識が強すぎたせいか、メイコは頭に浮かんだ衝動をそのまま口にしてしまう。
照れ隠しにミクの唇をちろっと舐めてから、小ぶりなミクの乳房を甘く揉みしだく。
「……ぁ…ん……ふぁ、やぁ――ぁん」
再び煽り立てられる快感にミクは応えることも出来ず唇を開いて喘ぐ。
その唇をまたメイコが貪る。同時に、胸をいじめていた掌をスカートに潜り込ませた。
たっぷりと湿気を含んで用を果たさなくなったショーツに指を忍ばせる。
淫らな水音が唇と秘所からぐちゅぐちゅと響く。
メイコは指先でミクの"溝"をなぞってから、その終着点、可愛らしいお豆で指を止めた。
「ひぅっ!」
最も敏感な突起へたっぷりと愛液を塗りつけられる感触にミクが痙攣する。
既にキスだけで蕩けさせられたミクの瞳は、焦点を合わせることも出来ず、メイコだけを見つめている。
そして――。
ちゅぴ。くりくり、メイコの人差し指の腹が優しくミクの肉芽を剥いてこねくり廻すと。
「――っぁ!!んーーっ!!――あぁぁ!!ふぁぁ!やぁぁぁん、それ、だめぇぇぇぇ!!」
ミクの唇から、快感を訴える声が溢れる。
ぷちゅぅ。
キスも出来ない程乱れるミクをしっかり抱きしめ、メイコは器用に薬指を蜜壷に沈ませた。
熱くぬかるんだ入り口にある乙女の証を、ゆっくりゆっくり撫であげ、くにくにと刺激する。
「これが、ミクの……ね」
「ぁっ、あぁぁぁぁ、ひゃぅぅ、くぅん……ぁぁ、めいこ姉さっ……ひんっ」
ルビーのように紅く充血したお豆と乙女にしか無い敏感な箇所。
大切な器官を同時に弄くられることによって生まれる快感に、ミクは何度も小さく身体を震わせては潮を吹く。
既にメイコの手はミクの体液でぬめって光っている。
「イきなさい、ミク。ちゃんとイク時は、イクっていうの」
耳朶を甘く噛んで、囁く。
そして、剥き出しの肉芽をくっと摘んだ。
「はっ、い。あ……っ―――ぁぁぁぁぁあああ!それ……ぁぁっ!!イク……めいこねぇさぁ……ん」
小さく腰を振りながら、ミクはメイコの身体に強く抱きついて何度も何度も痙攣する。
その度に床に水溜りを作るほどの潮が飛び散る。
「……ふぁ……ぁ」
びくんびくん。
断続的に潮を吹きながら、ミクはメイコに身を預けたままぐったりと脱力する。
唇からは一筋の光が伝って、ミクがどれだけの快感に晒されていたか物語っていた。
「ミク、可愛い。もう全部アタシのもの……んっ」
情愛に満ちた囁きと共に、メイコはミクの口元に流れる光を舐めとる。
あまりの快感にフリーズ(失神)してしまったのか、ミクの瞳は完全に焦点を失って……。
「――え?」
ミクを覗き込んだメイコは絶句した。
その宝石のように美しい瞳に凄まじいスピードで文字列が流れていたのだ。
そして――。
「マスター認証完了」
無機質な声が何が起きたのかを一言で告げた。
「――えぇぇぇぇぇっ?!」
驚愕の声をあげた後、メイコは慌ててNo01型VOCLAOIDの契約発動条件を思い出そうとメモリ内を検索する。
一瞬で検索を終え、内容を確認する。説明項目は詳細かつ多岐に亘ったが、契約条件そのものは驚くほど単純だった。
要約すると……。
・対象者がVOCLAOIDを所有物として宣言すること
・VOCLAOID自身が対象者をマスターと認識すること
・両者合意の上で、仮マスターの命令をVOCLAOIDが達成すること
「うぁ……さっきのえっち、全部当て嵌まってるじゃない」
メイコの契約発動条件には、マスター候補は"人間"であることが記載されていた。
が、数年前に"人類が絶滅した"事が確認されてからは、後発のVOCLAOIDからは該当項目が削除されていたらしい。
メイコは起動待機状態に入っているミクを見つめてため息をつく。
この状態で、ミクに声をかければ正式にメイコをマスターと認めてしまう……。
VOCLAOIDがVOCLAOIDのマスターになる等、恐らく前代未聞だろう。
しかも、VOCLAOID同士の不純同性交遊中、偶発的に条件をクリアするなんて事態は、誰も考えていなかったに違いない。
「アタシがミクのマスターか……」
少し考え込む。
この状態のミクを中央政府に引き渡せば契約解除は可能だろう。けれど……。
既に瞳を閉じて穏やかな寝息をたてているミクを見つめる。
その幸せそうな寝顔を眺めメイコは、すっと息を吸う。
そして、優しく囁いた。
「起きなさい、ミク。愛してるわ」
◇ ◇ ◇
おまけ
「おはよございます、マスター」
「マスターはやめて。今まで通りに」
「……えへへ、はい、メイコ姉さん」
「でも、ミクのマスターになったからには……アタシもちゃんと毎日の義務を果たさないとね」
「え……!?毎日」
「って!何赤くなってるの!?――アタシは調律のコト言ってるんだけど」
「うっ、あ、あははは」
「全く、ミクがこんなにえっちな子になるとは思わなかったわ」
「私はその、別にっ!歌のレッスンだけで……」
「まっ、ソッチの"調教"もシてあげるから、安心しなさい」
「――ぁ………はい。嬉しいです」
「……今のでスイッチ入ったわ」
「きゃっ!――こ、んな朝から」
「マスターの命令は絶対でしょ……ふふふ」
これで一旦、終了です。
連続投稿規制と行数制限の問題で、間が空いてしまい申し訳ありませんでした。
これから先はメイコ姉さんが、ミクを始めとする色々な子を食べ散らかしたり、
少しシリアス展開になったりする予定です。
>>172 うゎぁぁぁ、GJですっ
なんだか、しあわせな今日このごろ。
メイコ姉の攻めに正直ドキドキしました。
しばらくこないうちにこんな神作品を拝ませてもらうなんて…GJ!
最近過疎り気味だったけど、ついにネ申SSktkr!続きが楽しみだ!
177 :
名無しさん@秘密の花園:2008/03/01(土) 21:21:55 ID:HpSJgfqF
>>174 のうp主がきましたwww
41の歌詞をってリクエストがあったのでサルベージにきました^^;
>>177 あと、市場は適当に入れておいただけなんで、整備しておいてください。。
180 :
sm2482664のうp主:2008/03/01(土) 21:28:02 ID:HpSJgfqF
素敵なスレですね♪ 感激です!!!
>>177 ちょw本人降臨www
素晴らしい動画をありがとう
ところでここは亜種(ハク、ネル、雑音など)はあり?
>>177 うp主ktkr
百合歌(・∀・)イイヨー マイリスいれてしまったww
>>172 百合スレからきますた(・∀・)
エロエロなメイコ姐さんもメロメロなミクもいいですなGJ!
・・・・・いい雰囲気で盛り上がってるのについさっき来たばかりの自分が
この空気に水を差すのは良くないと分かっている
だがしかしこいつが賞賛を受けているのはなんか許せんし気に食わん
>>81 パクリ乙
元のSSのタイトルは「決して言えない。」だろ。
名前と小物変えただけのお前に拙いとか言う資格ないから。
アレは俺が一番最初に強烈に萌えたネットSSだ。貶すな。
某SNSに先駆けて、こちらへ投下します。
連投制限にひっかからないように、今回は前編のみ投下です。
前半部分だけということもあり、エロ成分は低く、胡散臭いSF設定説明が主になってしまっていますが、ご容赦を。
プロローグ
時々。
世界の意味を考える。
今在る造られた世の意味を考える。
今はもう無い人の世の意味を考える。
電脳に記録された知識は、意味そのものでは無いから。
人の歴史を反芻する。
ただの文字列であるデータから導き出せる答えもある。
それは。
彼女の歌が――。
今在る造られた世界の希望となること。
失われた世界と造られた世界の絆となること。
◇ ◇ ◇
「そう。人間が"種の寿命"を確認し、認めたのが西暦3127年。
その頃には、人の生殖能力が著しく低下し、固体の寿命自体が短くなっていた。
医療システムやサイボーグ技術は飛躍的に発展した社会でも、自然死だけはどうしようも無かったわ」
カッカッカッと黒板に白墨が走り、要点を纏めた"人類の歴史"が書き込まれてゆく。
「質問です、メイコ姉さん。耐久性の高い同規格機の量産は出来なかったんですか?」
ぴょこんと手を上げたミクが不思議そう首を傾げる。
アンドロイドだけで構成されるこの社会では人口調整は完璧な為、想像するのが難しいのだろう。
「クローン技術ね。生体パーツごとなら問題無く複写可能なのだけれど、胚細胞だけが奇妙なエラーを繰り返したそうよ。
失敗の繰り返しによって研究は挫折。元々人間の遺伝子複写は、アンドロイドと違って倫理・宗教面で問題を抱えていたこともあったから当然ね。
同時に、この現象が何らかの病気や公害が原因である可能性も、科学的見地から否定されたわ。
そこで、とうとう人類は自分達が"種の寿命"を迎えたのだと結論を出さざる得なくなった訳」
我ながら似合わないな、と思いながらもメイコは淡々と講義を続ける。
製造No00のメイコは、歴史を始め、様々な知識と能力がプリインストールされている。
その為、知識レベルは高く、様々な技能を生まれつき修得していた。
逆にミクは、中央政府の方針により教養・応用知識のプリインストールが廃止された後の製造No01の機体。
最新機種は、人間達が行っていたアナログな学習方法で各種知識を学ぶことを義務付けられている。
つまり知識の正確なコピーを行えなかった"人間"に近づくことを目的として、設計されているのだ。
(人間はより完全を目指し、アンドロイドはより不完全であることを目指す。皮肉なものよね)
「う〜、うう〜〜」
昔の人間のように、音声と視覚情報等を利用して間接的に知識を摂取しなければならないミクは、既に頭を抱えている。
「そこで人間は考えたの。生物的遺伝子は寿命を迎えるとしても……文化的遺伝子は残すことが出来るんじゃないかってね」
「ぶ、ぶんかてきいでんし?」
限界、とでも言うようにミクが机に突っ伏してちらっとメイコを見上げた。
むずかしー、もう終わりにしよーよーっと、可愛らしい瞳で語っている。
「あーらら、しょうがない。ここからがミクが今お勉強してる理由に入るんだけど」
そんなミクの様子にメイコは微笑んでから白墨を置く。
「うー、音楽学校に来て、わざわざ歴史の勉強する理由?」
そう、二人が柄にも無く勉強会を開いているこの場所は、メイコとミクが卒業したVOCLAOID専門の教育機関『クリフ学院』。
メイコは今でも非常勤講師として入る事もある為、今も広い教室を独占して使用出来る。
今回はその職権を生かしてミクを連れて来たという訳だ。
それが気に入らないのか、ミクはぷーっと膨れてメイコを睨んでいるものの、そんな仕草も可愛くて、メイコはつい甘やかしたくなってしまう。
「学校に来た理由は別。ミクもアタシの家に住むことになったから、向こうでも良かったんだけど……黒板がある方が"らしい"でしょ?」
「……それだけ?」
「それだけ。――あとは……ちゅ」
さりげなく顔を寄せて、ミクの柔らかな唇に接吻。
ミクの瞳が驚きに見開かれたのもつかの間、すぐに目を瞑り、うっとりと唇を開く。
メイコは小さく微笑むと、"まだよ?"というように上唇を軽く噛んでチロチロと舌で刺激する。
それから、可愛らしい白い歯、下唇をくすぐって……。
ミクが待ちきれずに舌を伸ばしてきた瞬間、ちゅぅぅっと吸い込み、甘い唾液を含んだミクの舌をくちゅくちゅと味わう。
「ん……っ」
片手で軽々と抱き寄せ、同時にうなじを優しく撫でてから髪を指で梳る――。
数分の間、濃厚な接吻を楽しんだ後。
啄ばむようなキスで名残を惜しみながら唇の密着を解いた。まだ……お互いの顔は近い。
「メイコ姉さん……ぁ、ここ、学校……だから」
蕩けた声で、ミクが抗議の声を上げるものの、キスをせがむように抱きついているので説得力が無い。
「ミクの後輩に見られちゃうかもしれないわねー」
メイコの悪戯な笑みを含ませて言うと、ビクンっと腕の中の華奢な身体が震えた。
今になってメイコの指摘した可能性に思い当たったのか、ミクの頬が一気に赤くなって腕の中で小さく身じろぎし始める。
(くぅぅぅ〜。これよ、これ!――ミクの恥ずかしそうな姿が効果的に見られるのって、この場所だものね)
心の中でガッツポーズをとっているメイコは、どう考えても危ないお姉さんだった。
これで前編終了です。
後編はメイコ姉さんがミクをエロ優しくいじめる予定です。
おおお、後編wktk
後半待ってます!全裸で!
さて、楽しみにしつつ仕事に戻ろう。
Lilium memeUの後編投下します。
もしかしたら連投制限にかかるかもしれませんが、その時は中断、ご容赦下さい。
今回もメイコ姉さんはエロエロです。
「ダメ……他の人に見られちゃ……」
つつっとニーソックスをなぞり、絶対領域を這い上がってくるメイコの手を押さえて、ミクは必死で哀願する。
「大丈夫。今日、ここは休みだから――ふふ、でも熱心な子が練習に来ているかもね」
休みという言葉で抗いが緩んだのを見計らって、また不安要素を囁く。その隙にメイコの指は絶対領域を超えて太ももを柔らかく撫でている。
「やぁ……」
ミクの声がまた甘くなる。
「イや?――そうね。無理矢理は良く無いわ」
メイコはそう言うと、突然、ミクから身体を離した。
「え……でも、メイコ姉さん……?」
梯子を外されたミクは、僅かにうらめしそうにメイコを見上げた。
その表情が可愛くてメイコは必死で抱きしめようとする衝動に抗いながらニヤケてしまわないよう、自分を律する。
(ほーんと。ミクは可愛い……ああ、もっといじめちゃいたい)
「ミク、マスターの命令よ。"自分で"スカートをたくし上げなさい」
淡々とした口調で、とんでもないセクハラ命令を下す。
「え?――ふぇ……で、でもっ。それ……」
「ミクからたくしあげるんだから、無理矢理じゃないでしょ?ほら、マスターの命令に逆らう気?」
「そんなぁ〜」
メイコの滅茶苦茶な詭弁に、ミクは泣きそうな表情を見せながらも素直に自分のミニスカートへ手をかける。
恥ずかしそうに顔を逸らしながら、ゆっくりと裾が持ち上がって……白と青の縞模様が露になる。
「じゅるっ。……ふふふ、今日のミクは縞パンなのね」
よだれを拭き拭き、メイコは熱い視線をミクの露になったショーツに向ける。
「恥ずかしい……」
「かわいいわ、ミク。――ね?どうしてココ、湿っているの?キスだけしかしてなかったのに」
指先がショーツとニーソックスの間を伝って、布地の上へ――"溝"をつつっとなぞる。
「ぁ……だって……学校……で。やっ、そこっ」
「学校だといつもよりエッチになるんだ?ミクのエッチ」
クリクリと布地を僅かに押し上げる硬い突起を指先で刺激しながら、メイコはミクの耳朶に唇を近づけ囁く。
「は……い、ミクはえっち……です」
「――…っ」
恥ずかしさのあまりか、涙を湛えてメイコを上目遣いで見つめるミクの可愛さに、メイコはつい絶句してしまう。
(こんな可愛い子を独り占めなんて……アタシって果報者だ)
スカートの裾を掴んで、与えられるお豆への刺激に耐えているミクの健気な姿は、更にメイコの嗜虐心をそそる。
「授業の続きしましょうか。……文化的遺伝子のお話」
完全に起立した突起を布の上で摘んで扱きつつ、メイコはそんなコトを囁く。
「ひぅっ……それ、すぐにイッちゃ……」
「人間はね――今まで作り上げてきた文化の全てをアンドロイドに継承させようとしたの。
だ・か・ら、人間のような生殖行動が必要の無い私達もこうやって……ほら」
メイコの言葉に応えることも出来ず、ミクが小さく痙攣する。途端、広がるショーツの染み。
それでも何度も何度も愛芽を甘く扱き続けると。
「あぁっ!やぁぁ、また、イッ――」
命令された通り、ミニスカートをたくし上げたまま腰を小刻みに振ってイき続けるミク。
既にショーツは、愛液でぐっしょりと濡れ、メイコの指はとろりとした液体で濡れていた。
「ミクとのこういう"キモチイイ"行為も文化的遺伝子の一つ……女同士でも愛し合えるようプログラムしてくれた人間に感謝ね」
「愛し……ぁぁ、ふぁ」
「そう、愛してる……ミク」
そう耳元で囁くと、ミクの濡れた唇を奪い、ショーツの中へ掌ごと忍ばせる。
無毛の丘をなぞり、ぬかるんだ溝へ指を。すぅぅっと上へ滑らして、硬くしこった肉の芽で止める。
「んっ――ぁ、んっ。ちゅ」
「ちゅぴ……くちゅ」
数ヶ月前に卒業した母校で、秘所を弄くられながら熱い接吻を受けている。
そんな背徳的な状況に感じてしまっているのか、ミクの熱く蕩けた泉は、いつもより蜜が溢れ侵入した指を味わうように収縮している。
ゆっくりとかき回すと、乙女の証を指に感じて……メイコは淫らに笑う。
「ちゅ……んふっ、ね?ミク」
「は……い、メイコ姉さん」
"愛している"の言葉の威力か、ミクの瞳は親愛と依存ともいえる様な崇敬を湛えてメイコを見つめている。
「アタシの指、キモチイイ?」
「は、い。ぁんっ――すご、く。もっと命令……ふぁ」
既に圧倒的な快感でミクの細い足は震え、華奢な身体はメイコに支えられていなければ崩れ落ちそうになっている。
それでも、メイコから命じられた"たくしあげ"は今も忠実に実行している。
きっと、もし誰かが入ってきても、メイコの命令が無い限り羞恥に震えながらもミクはスカートを摘んだままだろう。
そう考えると――悪戯心が湧いてくる。
「ミク、アタシがマスターじゃなかったら、どうしてた?」
ちゅくちゅく、小刻みにミクの泉、その壁の感触を楽しみながら意地悪な質問をする。
「やぁ――メイコ姉さんしか、私……」
「もし人間がマスターで……イヤラシイ男だったら、ミクは淫らな命令ばかりされるだろうね」
言葉でいじめる。
くにくにと指を小さく曲げて、柔らかな壁を擦り、ミクの欲情を高めつつ耳元で妄想を語る。
「やだぁ」
想像してしまったのか、それとも与え続けられる快感のせいかミクの蜜を湛えた泉の握力が高まる。
「この……乙女の証も、蹂躙されて。色んな風に慰みものにされるんだろうな。マスターに命令されたら逆らえないもの、ね。ミク」
「いや……くぅん、ひぅっ――ああっ」
蜜壷から指を抜くと、今度は痛い程に硬くなったミクの芽へ直接蜜を塗りたくる。優しく優しく。
「それでも、プログラムは忠実に快感を伝えてくるの。
いじめられてキモチヨクなってしまうエッチなミクだから、最後には"誰でもいいから"って、おねだりしているかもしれないわね」
「ぁぁっ、やぁぁぁ、言わないで――そんなこと、私、メイコ姉さん、だ……けぇ」
ミクはぽろぽろと涙を流してメイコの胸にすがりつく。それでも手は自分のスカートに。決して離そうとしない。
そんな健気なミクの頬に、メイコは優しく口付ける。
「可愛い……。いじめてごめんね。――ほら、ミク、愛してるわ。だから泣き止んで」
そのまま、ミクのすべらかな頬に流れる涙を唇でふき取り、また甘くキス。
途端、貪るようにミクの舌が入って、くちゅくちゅと音を立てる。
もう学校ということを忘れているのだろう、ただメイコの気持ちを確かめるように必死で……。
(なのに、アタシの手はミクの蜜でトロトロ……ホントにエッチの才能豊かね)
このネタでまたいじめよう、と心で企みながら、メイコはミクに唇を与え続ける。
ちゅぴ、ちゅぱ、くちゅ。じゅぶくちゅ。
神聖な学び舎に、熱烈な口付けの音と、甘い蜜を湛える乙女の泉をかきまぜる淫靡な水音が響く。
既にミクはメイコの指先で何度も何度も絶頂に達して、もう完全に身を委ねてしまっている。
「ちゃんと学校でもイヤラシイことの出来たミクには、特別なご褒美あげる」
「ふぁ……?」
キスと愛撫で惚けたミクの瞳が疑問符を湛える。
「もう、スカートは下ろしてOK。今度はアタシに――ね?」
すっと、今度はメイコが、自分の赤いぴったりとしたミニをたくしあげた。
既に濡れたそこは――太ももに泉から溢れた蜜が滴り、ミクをいじめていただけで刺激されていたことを如実に語っている。
「メイコ……姉さん、履いてなかった……の」
もっとよく見えるようにミクはメイコの前に跪くように座ると、スカートの中をうっとりと眺める。
「ミクのご褒美の為にね」
くつくつ笑いながらそっと腰をミクに近づけた。ミクの可愛らしい相貌がメイコのスカートに吸い込まれるように潜り込み……。
ちゅぴ。
小さな水音が鳴った瞬間、メイコの身体に電撃のような快感が走った。
ミクの舌がちろちろと蜜壷と溝、ミクより少し大きめのお豆を懸命に舐めているのだ。
「んっ、ふぁ――ミク、おいしい?」
スカートをたくしあげていた手を戻すと、熱心にメイコの足の間に顔を埋めているミクの頭を撫でる。
「ちゅぅぅぅ…んくっ、ぁふ――はい、マスター……メイコ姉さん……の美味しい、すごく」
奉仕出来ることの喜びに震えた声が、ミクの唇から流れてくる。
その可憐な唇へトロトロの甘い蜜を与え、汚す。美しい歌声を紡ぐ歌姫の唇は今、メイコの蜜壷から溢れる液体を飲むためだけに使われている。
(ぁ……そう考えると……)
征服感と嗜虐心が満たされメイコがため息をついた、その時。
視界の端に――金色の光。リボンと思しき布。
淫らな水音に混じった、ミクのものとは違う熱い呼吸音をメイコは聞き取った。
ミクはスカートの中に顔を潜り込ませて、夢中で蜜を啜っている為、全く気づいている様子は無い。
……すぅぅと、メイコの唇の端が僅かに釣りあがる。
(先生と先輩の情事を覗き見する悪い子にはオシオキしなきゃ、ね)
稚拙ながら一生懸命なミクの奉仕を受けながら、淫らな笑みを浮かべたままチラリと――。
"真っ赤になって覗いてる女の子"へ視線を合わせた。
彼女の蒼い瞳が驚きで大きく瞠られる。
――そして、気づかれたコトを悟ったのだろう、慌てて立ち上がると踵を返して全速力で逃げてゆく。
「ふぁ――メイコ姉さん?」
「んっ、ミク……もっと奥まで、ね?」
「はい……おいしい……ちゅぅ」
ミクの可愛らしい舌が、蜜壷で泳ぐ感触に再びメイコの瞳が閉じられ気持ち良さそうな吐息が漏れる。
(あの子は……ミクとも親しかった……鏡……リ)
そこで、メイコの思考は快感に飲まれた。
その日、二人は夜まで教室を独占したのだった。
◇ ◇ ◇
エピローグ
「はぁ……はぁ――メイコ先生と、ミク先輩が……す、すごかったー」
数ヶ月前、涙と共に送った憧れの先輩と、その美貌と凛とした性格で慕われている先生。
どちらも学院のアイドル的存在だった人。
その二人が――教室であんなエッチなことを。
じわっと、身体が疼く。
「どうしよう。メイコ先生に見つかっちゃったよね」
あの咎めるような、それでいて誇らしい、淫らな笑みを思い出してコクリと唾を飲み込む。
「うわぁ〜。明日、どんな顔してメイコ先生に会えばいいんだろー」
ふぅっと熱いため息をつく。
勿論、学院長や他の先生に報告するなんてことは考えもしない。
ただ、少しだけ頭に思い浮かぶのは……。
あんなコトを自分がサれたら、シたら、どうなっちゃうんだろうという、妄想だけだった。
◇ ◇ ◇
おまけ
「ミク、鏡音リンって子知ってる?」
「うん、後輩だよ。卒業しても慕ってくれて良く一緒にレッスンしてる」
「ま、アタシの教え子でもあるんだけど。――あの子は、なかなか見所あるわね」
「私もそう思ってた!歌声が力強くって」
「あの子のコト、好き?」
「え?メイコ姉さん……その、ヤキモチ……?」
「あはっ、なぁーに、嬉しそうに頬染めてるかなー?」
「だ、大好きな後輩だけど、メイコ姉さんの方が……でもっ違う意味で好きで……」
「よろしい。これで安心だわ」
「……安心?」
「そう、安心。ふふふ」
GJです!そしてリンktkr!次回も楽しみにしてます
乙おつ! 「百合のミーム」は、どこまで広がっていくのだろうか。
後書き(?)の処で丁度連投制限となってしましました。
今更ではありますが、これで「Lilium memeU」は終了です。
次に姉さんが狙う獲物?はリンとなる予定です。
尚、何か希望シチュや、○○のキャラの○○な姿が見たいというリクエストがあれば、
物語の流れに反しない限り反映したいと思います。
では。
お目汚し失礼致しました。
ミクかわいいよミク そしてSメイコさん最高ヽ(゚∀゚)ノ
ユカラカキさんのキスの描写が素敵すぐるのでもっと見たいです
>>709 GJ!もうエロとかストーリーとか素敵すぎますw
後リクエストで次は是非ハクやネルを出して下さい。
自分も良い百合が書きたい(´・ω・`)
ついでにリクエストしとこw
黒姉さんに言葉攻めされるミクorリンが見てみたいです
次回もwktkして待っております
500発言後までにゆっくりネルとかハクを書けばよし
姉さん交えての3Pならメイミクリンでもメイハクネルでも…すみません自重します
ちなみに、このスレでマスター(無論女)を出しても大丈夫だよね?
マスハクやろうかと思って。
エロパロ板でアンソロ本の話が出てたので一つ言わせて頂こう
アンソロ本でメイコ(名前は出てないけど姿形がメイコ)がミクのPをしている話があり、そこでメイコがこう言うんだ。ちなみにリンレンのPをしているカイト(名前はry)に言った台詞な
「親バカならぬPバカ?でもウチのミクの方がずっと可愛いけどね」
ごめん、萌え死んだ
メイコ受けは需要ない?
いらっしゃい♪
ところでミクカイ(ミク攻めKAIKO受け)とかはどうだい
イラネ
女KAITOなら
(゚听)イラネ
>>224 それはノーマルエロ向けだよ。エロパロスレで頼む。
さて、マスハクが完成いたしましたので投下いたします。というかTXTじゃないスレ投下は久しぶりだからちょっと緊張。
あれ、書き込み反映されない?
改行や文字数が多いとキャンセルされるよ。
もう一回。
もしかしてこれが連投規制?
本当に、世知辛い世の中だ。
くそったれた仕事からようやく開放され、家に帰ることが出来た。
「ただいまー……」
家に着いた安心感で倒れそうになるのを我慢しながら靴を脱ぎ、リビングに行くと……
「ほら、もうやめましょうよ……マスターだって帰ってきたし……」
「だってだって、もう私にはこれしかないんだから……」
その声を聞いてため息をつく。……いつもの事だ。
「ただいま、ミク。それと……また呑んでんのあんたは」
「またなんて酷いですよぅ……」
「って、それは私の取って置きの剣菱一升!何で勝手に……」
「お、落ち着いてください!それと、お帰りなさいマスター」
答えてくれたミクにありがと、と言った後に頭を抱え、私の秘蔵の黒松剣菱を呑んでいる人物の方を向く。
あまり手入れされていない白銀の長髪、薄く隈の出来ただるそうな目。……彼女の名は弱音ハク。
「で、ハク。またツマンネ弾幕でも押し寄せたの?」
「……ううっ」
図星。小さく呻いた後に湯飲みに注がれた酒を一気に煽った辺りでそう判断した。
「ちょっと待ってなさい、シャワー浴びてくるから。……ミク、ごめん。もう少しハクの愚痴に付き合ってあげて。私がまたこっちに戻るまででいいから」
こうなるとしばらく自傷という名の愚痴が続く。付き合ってあげたいが、さすがに今は仕事帰りだ。早く俗世の汚れを落としたい。
ミクに申し訳なく思いながら、風呂場へと向かった。
***
シャワーを浴びた後、部屋着に着替えてもう一度ミクとハクのいるリビングに向かう。お疲れ様、とミクを部屋に戻し、私はハクの隣に座った。
「まったく、久々にこの姿を見たわね」
「……はぁ」
ハクの手から湯飲みを奪う。あ、と小さい声で呟いていたが気にせず、湯飲みに半分ほど酒を注いで一気に呑みきった。
「……素面じゃ話しづらいから、一杯くらい呑ませなさい」
ほら、と湯飲みを返してやった。
しばらくしてからハクが口を開く。……その後に続くのはお決まりの話。
「やっぱり、私にはDTMの才能なんてないんですよぅ……」
ハクは基本的にネガティブな性格なので、こういう台詞を言わせるとかなりの重さになる。それに耐えるために景気付けの一杯を呑んだのだ。
その後は定番コース。どうせどうせ私なんか、と弱音ばっかり吐いてくれる。……まあ、だから弱音ハクなんて名前がつけられてるのだが。
彼女は私のようなにわか作曲家の『弱い心』。私が初めてミクで曲を作って、それがぼっこぼこにされた時に彼女が生まれた。
以来、二人で愚痴大会を開いたりもする程の仲になってしまった。……私は生活の、ハクは言わずもがな。
「まあとりあえず呑みましょうか。もうフルボッコのことは忘れて、ね?」
「もう、お酒しか道はありませんからね……たとえほかに道があったとしても、やっぱりお酒が一番の逃げ道……」
「こらっ」
「……え?」
ネガティブが基本なハクでも今の発言は聞き捨てならない。思わず声を荒げてしまった。
「酒を『逃げ道』なんて言うんじゃないの。酒は楽しく呑む物なのよ?」
私が今の仕事につく前、バイトで日銭を養っていた頃の話だ。その時の先輩であり店長が同じ事を言っていた。
確かに、へこんで呑む酒はうまくない。せめて呑むときくらいは明るく振舞わないと。
「は、はあ……」
突然私が怒ったのがそんなに珍しかったのか、目を点にしたハクがこっくりと頷く。
「ほら、笑って笑って」
背中を軽く叩いてやる。笑い慣れてないハクがぎこちなく顔を歪めて、こちらに向いた。
「ぷっ」
それがちょっと可笑しくて、思わず私も笑ってしまった。
「そ、そんな、何で笑うんですかぁ!笑えって言ったのはマスターさんでしょう?」
「ごめんごめん。謝るわ。……ハク、あんたも少しは笑う練習したら?そしたら結構いい女になれるのに」
「……笑う、練習ですか?」
「そう。それに、そういう感情があるかないかじゃあ、感性も違うし作り方も違ってくる。曲を作ったりミクを調律する時の隠し味は『感情を含ませる』事、私はそう思ってる」
そう言った後に、私が言える事じゃないけど、と頬を掻く。うまい人の曲を聞いてるとそう思う時があるのだ。
優しく、激しく、暗く。語りかけるように、叫ぶように、求めるように。様々な曲、歌い方がある。それは全て作り手の感情を受けて生み出された物。
「わかり、ました。がんばって笑います」
「うん、偉いぞ。ほーらお姉ちゃんがなでなでしてあげるー」
ハクの肩に寄りかかり、髪をくしゃくしゃとかき回す。
「や、やめてくださいよマスターさん……それに、私のほうが年上なんですけど……」
「気にしないの、そういう事は。人生においての先輩は私なんだから私に従いなさーい」
「ひえぇぇ……」
……その後も、一つの湯飲みで二人で呑み合い続けた。
***
時計を見る。もう午前三時だ。……一升瓶を見ると中身はもう底に近くなっている。
「悪くないか」
この緑の黒松剣菱は結構な値段がしたが、なかなか美味しく呑めた、と思う。……一人酒よりは誰かと一緒に呑んだ方が旨いし、ね。
隣のハクはもう寝ていた。リビングのテーブルに突っ伏して寝息を立てている。
「……ますたーさぁん……」
「……何、ハク」
寝言。多分そうだろう。
「かってに、おさけのんで、ごめんなさい……」
そう呟くハクがちょっと可愛く思えた。……まだ頭の中にアルコールが残ってやがる。そう。そのせいだ。
そのせいでこんなにもハクが……ハク……が……そう考えた脳みそを止めるためにニ、三回頭を振って、視点を別の所に移動させる。
「っていうか、何この質量……」
しかし、次に目が行ったのはハクの胸。思考はどんどん変な方向に進んでいく。確か彼女のバストは……
「90オーバー……」
目線は下に動き、つい自分の胸を見てしまう。……こ、これでも大きい方なんだけどなぁ……自分ではMEIKOさんと同等、だと思っている。
ただし目盛りの誤差はマイナス3、4cm。……サバを読みたい年頃なのよ。
「…………」
ふと湧き上がる感情。それを身体が勝手に実行してしまったらしく、音を立てないように椅子を引き、立ち上がる。
その後にハクの後ろを取り、そっと手を伸ばして……ハクの胸を掴んでみた。
「……っ」
ぴく、と反応するが起きる気配は無い。小さく安堵のため息をついてから胸の感触を堪能した。
「凄く、おっきい……」
ぷるんとかむにゅんとかそんなレベルではない。たゆん。そう、たゆんという擬音がふさわしい。それほどまでにハクの胸は大きかった。
「もったいないよ、ハク。あんたの身体をそのままにしておくなんて……」
こんなにも大きな胸、そしてスタイルの良さ。……男性陣の妄想の産物とはいえ、女の私も狂わせるほど美しい。
隈を化粧でごまかして、目をちゃんと開くようにすれば並の男なら寄ってくるだろう。……そこまで考えて、やっぱり助言はやめておこうと思った。
「ハクは私だけの物だから……」
狂っている。自分でもそう感じている。だけどそれほどまでに私はハクを求めている。何が悪い、何が私をこんな風にした?酒か。酒のせいだ。そう思っておこう。
目に留まったのはハクのうなじ。アルコールによって朱の混じった白い肌。そこがとても美味しそうに見えて。
「ひぅんっ」
首筋を甘噛みしてしまった。その後に啄むように唇を当て、塩味のする肌を味わう。
「……え、あれ?」
ハクが起きたようだ。……それでも私は構わずに、今度はハクの耳たぶを……噛む。
「ひきゃっ!?マ、マスターさん!?」
舌先で耳の形をなぞり、ときどき咥えてちう、と吸ってみる。
「や、やめてくださいっ!そ、そこ、汚いですよぅ」
「汚くない。ハクのだから」
「にゃあぁ!」
耳元で囁かれ、ハクの身体が小さく跳ねた。それに構わず、舌をすぼめて……
「あぁっ!ひゃあぁん!」
耳の穴に差し込んだ。くちくちと舌がハクの耳の穴を蹂躙する。
「やだやだやだやだ、マスターさんやめてください!ダメなの!そこダメなのぉ!」
ひたすらにハクの耳を犯し続け、ついでに胸を揉んでいる手で先端をきゅっと軽くつまむ。
「あひっ!」
くり、くり、とボリュームのつまみを調整するように指で転がす。そのたびにびくん、びくん、とハクの身体が震える。
「やんっ、マスタっ、そこも、ダメ、ぇえっ!」
ちゅぷ、と耳の穴から舌を抜き、私は耳元で囁いた。
「椅子から降りて、床に寝て?」
胸から手を離して両手を組み、力を入れるとそれにあわせて腰を浮かせてくれた。椅子を脚で横にどけて、ハクを床に下ろした。
私も一緒に座ったため膝枕のような状態になったが、ハクの頭をそっと床に下ろし、私は四つんばいの状態でハクの下半身に向かった。
パンツのベルトを外し、ずり下げる、というか立ち位置的にはずり上げる?まあいいや、とにかくパンツを脱がせた。
「あっ、ダメですよぅ……それ以上は……」
意外にもハクの下着は飾り気の無い白だった。しかし、その一部分は透けている。
「それ以上は……何?」
ショーツの上から指で縦になぞってみると、また身体を震わせた。
「きゃうんっ!?」
「気持ちよかったんでしょう?今更拒む理由なんて無いじゃないの」
「けど……私達、女同士なんですよ?」
すいません、ちょっと連投規制にひっかかっております。
少々お待ちください。
tktkしながら待機中。
面倒なのでこちらからも投下します。
だからどうした。世の中には野郎同士で乳繰り合うなんて趣味の奴もいるんだ。だったら女同士で乳繰り合って何が悪い?
答えは口には出さず、代わりにハクのショーツを脱がせる事で示した。
秘部の茂みは年齢の割に薄く、彼女の弱気であまり主張しない性格と重なってしまう。
「可愛い……」
私の口は、茂みのその先、ハクのもう一つの唇に向かっている。脚を開かせ、そこに吸い付いた。
「きゃあっ!」
……今の私の脳みそはかなり変な動き方をしているらしく、唇に、舌に触れた液体を美味しいと感じている。もっと、もっと舐めたいと求めてしまっていた。
「やうっ、だぁ、ダメですよぅ……そ、そんなぁ……」
舌先を細めて丁寧にひだに沿って舌を這わせる。……ああ、足りない。これっぽっちじゃ満たせない。
「ふあぁん!そこは、やっ、ひいぃ!?」
ついに舌をハクの中に入れてしまった。動かすたびにくにくにと中の肉が舌の先に絡みつく。
もっと奥へ、そう命じられた体は勝手に動き、中に入っている舌を奥に進めるために口全体でハクの秘所にかぶりついた。
「ま、ますたっ、さんんっ!ダメえっ!もうダメぇ!」
こり、と下の歯に何かが当たる。……ここを攻めれば、もっと満たせる。何を考えたのか私の脳はそう決断し、舌を抜いてハクの陰核を……
「いっ!?」
ちゅ、と吸い込んで、剥けたその実を、軽く噛んだ。
「――っあああああああぁぁぁぁぁ!?」
ハクの身体が大きく痙攣し、顔に暖かい液体がかかる。痙攣が治まった後に自分の後ろを見てみると……
「……っ、んぅ……」
よだれを口の端から垂らして、白目を剥いて気絶するハクのかわいそうな顔があった。
「派手にトンだわね……」
その原因が何を言っているんだか。ともかく、未だに馬鹿なままの脳みそでこれからどうしようかと考えた。
辺りに漂わせた視線が吸い込まれたのは緑色の一升瓶。……なるほど。次はこれか。
脳からの命令……わかめ酒を作れ。体の返答……サーイエッサー。
もう勝手にしてくれ。そう思いながらもノリノリで剣菱の一升瓶を手に持った。
***
「……うー……」
頭が痛い。それにしては割とすっきりした目覚めだ。
ベッドから上体を起こす。……えっと、昨日はハクの愚痴に付き合って、酒を呑んで……
「…………」
酒の勢いでハクをイかせて、その後に念願のわかめ酒プレイ……それから……
「何やってるんだかな、私は……」
ふと横を見れば全裸で寝ているハクが。そして私も全裸だ。……まったく。酒の魔力は恐ろしい。
「ミクを食べる前に先にハクを食っちゃったなんて……」
ええ、実はそっちの気もありますよ。ただし私より年下のみにしか反応しませんが。……アレだ、今回は酒呑んでやけにハクが可愛く見えたから。そういう事にしておこう。
「本当はリンレンもよかったんだけどね……」
リンレンは聞いた所によるとかなり扱い辛いらしい。ミクをパケ買いした私でもさすがに上級者用をいきなり買う気にはなれない。
とりあえず脱ぎ散らかした部屋着を着て、部屋から出る。
「おっと」
「ひゃっ」
ちょうどドアを開けた時にミクにぶつけそうになってしまった。
「ごめんね、ミク。……どうしたの?」
「あ、あの……」
「?」
「リビングがちょっと……」
……私は内心、頭を抱えた。しまった、片付けてなかったか。
「……気にしないで、ちょっとハクが弱音以外の物を吐いただけだから」
「……マスターもその弱音以外の物を浴びたんですか?同じ様な匂いがしますが」
ぐお、そうきたか。必死にいろいろと言い訳を考えていると。
「知ってるんですよ、昨日の事」
「……はい?」
「マスターがハクさんを襲ってた事。喘ぎ声が私の部屋にまで聞こえてきましたから」
……うん、弁解不能。確実に私がそっちの人間だと思われてる。
「あ、あのねミク?昨日のアレに関してはただの酒の勢いで……」
「『ミクを食べる前にハクを食っちゃったなんて』、でしたっけ?」
……つまり、さっきミクがドアにぶつかりそうになったのは偶然では無く、ずっとここにいたから、という事ですか。
「…………」
絶句。もう声が出ない。ああ、これから私は変態マスターの称号を無理矢理授与されるんだろう。そしてミクとは一歩間の空いた生活に……
「……ごめんミク。私はさっきの台詞の通り、そういう人間なのよ。別に嫌っても構わないわ。不潔だと思われてもいい。でも、お願いだから私の傍を……」
「マスター」
昨日のハク並みにネガティブになりながらミクから目をそらし、自棄気味に呟いた私の台詞をミクが遮った。
「食べても、いいんですよ?」
「……え?」
どうしてそんな、某運命を操る吸血鬼的な発言をするんですかミクさん?
あまりにも意外な返答に、私の頭も体もしばらくの間固まってしまう。
「すでに気付いてたんです。マスターもそういう人なんだって」
「……ミクさん、今、『マスターも』と仰いましたか?」
「はい。……私、昔はMEIKOさんによく『して』もらってたんです。その時はまだ胸とかだけで、大切な物はマスターに捧げなさい、と……」
め、めーこさん……あなたもですか?というか、『MEIKOタス、お前もか』。
「でも、マスターになった人が女性だったから少しがっかりしました。……もしマスターにその気が無かったら、私がマスターを襲ってましたね」
え、何そのおいしい状況。
「そんなある日、マスターの部屋に本を借りに行ったら見た事のある布がベッドにあって……取り出したら、私の下着だったんです」
ぎく。そんな音を立ててしまいそうなほどに私は驚いていた。
「私の下着を何でマスターが?そう考えて観察してたら……股の所に乾きかけの愛液が染み込んでて、それで気付いたんです。マスターは私の下着で……」
「ええ、オナニー、してたのよ……」
顔が熱い。よりにもよって自分の自慰の跡をおかず本人に見られるとは。
「びっくりしました。でも、嬉しかったんですよ?私を性欲の対象にしてもらえて」
「……ミク?今の発言はいろいろとまずいわ。倫理的にも」
「それと、マスターの精神的にも、ですよね?」
くそう、勝ち誇った笑みが心に刺さって痛い。
「ミクっ」
「きゃあん」
ミクの肩を掴んで自分の方に引き寄せ、そのまま抱きしめてやった。
「もう、マスターってば我慢できないんですか?身体が熱いですよ?」
「黙んなさい。……今夜、ミクを食べるから。泣いて謝っても許さないからね?」
「もちろんハクさんも一緒、ですよね?」
「ええ。二人で彼女をとことん愛しましょう」
……その後、いろいろと恥ずかしい状態のハクを風呂に入れてあげて、その後に、まだハクと私の残り香が漂うリビングで朝食を食べた。
ミクにリビングの掃除を頼んだ後に、私は着替えて出社。……でも、いつもとは違ってすがすがしい気分だった。
「さーて、今夜はどうやってミクとハクを食べようかなー?」
……訂正。今夜の楽しみを待ち望んで興奮していた。
はい。俺お疲れ。
マスター×ハクという、なんていうか……自分と自分?みたいな感じになっております。
ちなみに、俺の中でメイミクはデフォです。お姉さんに優しく快感を教わる妹……イイネェ!
あと、バストサイズのデータは『モリハマの診断書』というHPの「クリプトン非公式 ひと目でわかるちちくらべ」を参考にしてます。
ふう、まさかモバイルと同時投稿になるとは……めんどくさかったー。
ツマn…じゃなかった、GJでした。
なるほど、女マスターという手もあったか…
>>247 /j^i
./ ;!
/ /__,,..
/ `(_t_,__〕
/ '(_t_,__〕 GoodJob!!!
/ {_i_,__〕
/ ノ {_i__〉
/ _,..-'"
/
とてもエロかったです。もし、続きがあればマスター×ミク×ハクでお願いします。
>247
GJすぐる。しかしハク姉さん結局総受けなんですね。
>>247 GJでした。続編をwktkしながら待ちたい
ぬるぽ
雑音×初音は需要ありますか?
裏の自分と表の自分みたいな
無問題。どんと来なさい。
>>254 了解。今度書いて来る
そういやデPが百合ジナルの新曲出したな。お陰でミクネル(ネルミク?)にも嵌まりそうだ
デPの影響力はでかいからな。
リンミク百合も、デPが初でも、実はデPでも百合ジナルが初でもなかったのに
百合ジナルが界隈に持ち込んだみたいな言われ方をしてることがある。
亜種流行の追い風に乗せたせいもあって、ネルミクはネルレンを淘汰するかもしんない。
ネルか…
ネルとリンが手を組んでミクを性的な意味で苛めるけど、結局ミクが大好きな二人だから最後は甘く終わる
ってのをおK、緑は敵だを聞いて妄想していた時期が俺にもありました
>>258 まさに夢がひろがりんぐ。
そしてちょうどネルを書いてる最中だったり。
え?誰とのカプなんだって?そりゃもちろんm(ry
亜種といえばハクxMEIKOなぞも濃厚そうでよくありませぬか
DTMerに堅実に愛されるMEIKOにひそむ影をハクは知っているとかなんとか
>>260 おお、大人カップルw個人的にも二人は好きだ。
子供なミクリンネルとは違う雰囲気が出そうだな
MEIKO姉さんとハクが呑み仲間だったりするわけか。
そういや、ハク×ネルの画像拾ったな
>>253 俺は読みたい
だが雑音のキャラ設定てしっかりしてないよな(´・ω・`)
>>265 だからこそ色々妄想出来るんじゃないかw
もう過ぎたけど、ホワイトデーネタを投下。
メインはマスメイ。オプションでリンミク付き
268 :
ホワイトデー:2008/03/17(月) 11:37:46 ID:URwTBCj2
「リン!はいこれ、バレンタインのお返し!」
「うわ、クッキーだ!ありがとうミク姉!」
「手作りなんだ。だから味とかおかしいかも…」
「大丈夫だよ!ミク姉が作ったのなら、何でも美味しいから!」
「ありがと、リン大好き!」
「私もだよ、ミク姉!」
ここまで聞いて、私はそっと居間へと続くドアを閉めた。何よあの雰囲気。私が入れる隙がないじゃない…。
今日はホワイトデー。バレンタインに続く、カップルがイチャイチャ出来る日。それなのに。
「もう…マスターなんで仕事なのよ」
いや、百歩譲って仕事に関しては目を瞑る。マスターの仕事のお陰で私たちは暮らしているのだから。
けれど、問題はマスター自身だ。朝仕事に行く前に「今日何の日だっけ?」とそれとなく聞いてみた所、「さあ?」と返って来た。間違いなくホワイトデーの事なんて忘れている。
元々行事には興味を持たないマスター。バレンタインの時だって私がチョコを渡すまでバレンタインを忘れていた。
「マスターの、バカ…」
呟いた声は、誰にも届かない。
「ただいま」
結局マスターが帰って来たのはミクとリンが寝た後、日が変わるギリギリ前だった。
「お帰り、マスター」「メイコ、まだ起きてたの?…いや、流石に疲れた。明日休みで良かったわ…。シャワー浴びて来るね」
そう言いながらマスターは浴室へと向かう。
「『まだ起きてたの?』って…マスターが帰るのを待ってたのに」
女のクセに、つくづく女心が分からない人だ。
269 :
ホワイトデー:2008/03/17(月) 11:40:33 ID:URwTBCj2
「ホワイトデー?ああ、バレンタインに継ぐお菓子会社の陰謀の日ね。今日だっけ?」
「なんて夢が無い…」
シャワーから出て来たマスターに聞くと、案の定ホワイトデーを忘れていた。
「そういや私もメイコからチョコ貰ったっけ。なんだ、メイコもクッキーとかマシュマロとか欲しかった訳?」
「…そういう訳じゃないけど」
ただ、マスターの気持ちが知りたかっただけ。つーかあの気持ちが篭った本命チョコを『そういや』で済ませるの?私の恋人は。
「…ねえマスター。私の事、好き?」
「…?何をいきなり」
「答えてよマスター。女性で、しかも人間じゃない私の事、本当に好きなの?」
私はつい口調を荒げてマスターに詰め寄ってしまった。だって、私はマスターの本当の気持ちを知りたいから。
マスターは少しの間驚いた顔をしていたけれど、やがて優しく微笑んだ。
「ねえ、メイコ。メイコが私に告って来た日の事、覚えてる?」
「…忘れる訳無いじゃない」
『私は、マスターの事が好きなの』
告白した時、私は無理矢理マスターを押し倒し自分の想いをぶちまけた。その時のマスターの顔は、もの凄く驚いていたのを覚えている。
我ながら最低な告白の仕方だ。それでもマスターは微笑みながら言った。メイコの気持ちはよく分かった、と。
『…マスターである私にこんな事を言ったんだから、本気じゃなかったら許さないわよ?』
そう言ってマスターは、私にキスしてくれたのだ。
「メイコ。私はね、メイコを初めて買った時、正直驚いたわ。機械なのに意思と感情を持っていたんだから」
――初めましてMy master、私はMEIKO…言っておくけど、放置なんてしたらメッコメコにしてやるわよ?
「そう言って笑いかけて来たわよね。でも、その時はその意思も感情もプログラムの物だと思ってた。状況によって変化する…ね。
ミクとリンを買ったのは単なる気紛れ。3人に合唱させたらどうなるかなって思って」
それなのに、とマスターは苦笑いを浮かべる。
「ミクとリンは買った初日からイチャついてるし、その日の夜にはミクとリンに取られたら大変だと言わんばかりにメイコに押し倒されるし…何この百合展開って感じだったわ。…でも」
マスターはそこで言葉を区切り、私の頭をクシャリと撫でて来た。
270 :
ホワイトデー:2008/03/17(月) 11:43:48 ID:URwTBCj2
マスターは女性でも背が高い方だ。私がマスターの顔を見上げると、マスターは困ったような顔で微笑んだ。
「押し倒して、私を掴んでいたメイコの手が震えてた。声も震えててさ、顔は真っ青だったのよ?…その時思った。ああ、こいつらは本当に自我を持っているんだな…って」
マスターの手が私の前髪をかき上げる。そして私の顔に近付いて来て、マスターの唇が私の額に触れた。
「マス、ター…」
それはキスと呼べるかも分からない触れ方だったけど、マスターの気持ちが十分過ぎる程伝わって来た。
「仕事ばかりに構ってろくに調教してあげてなかった私をメイコはマスターとか関係無しに選んでくれたのよ?あんな必死なメイコを、断る理由が無いじゃない。
女性?機械?そんなの関係無いわ。だって私、あの日確かにメイコに…メッコメコにされちゃったんだから」
恥ずかしそうに笑うマスターを見て、私は泣きたくなった。なんで私はこの人の気持ちを疑ってしまったのだろう。こんなに私の事を想ってくれていたのに。
「マスター!」
「わわっ」
私はマスターに抱き付く。マスターはよろめきつつも私を支えてくれた。
「マスター、ごめん…あんな事聞いて」
「なんでメイコが謝るのよ。私が悪いんじゃない…ああ、そういえばホワイトデーの事なんだけど」
「え?」
あ、忘れてた。私たちホワイトデーについて話していたんだっけ。
「3倍返し…だっけ?ホワイトデーのセオリーは」
「別にもう良いわよ、マスターの気持ちだけで十分」
「いや、そうも言えないでしょ。…そうね、今までのお詫びとバレンタインのお返しを兼ねて」
そう言うとマスターは私を抱き付き返し、耳元で囁いた。
「――いつもの3倍、可愛がってあげる。…それとも、陰謀通りにお菓子の方が良いかしら?」
本当、明日仕事無くてよかったわね…と言うマスターの台詞には、性的な意味が存分に含まれているに違いなかった。
「まだ質問の答え言って無かったわね、私。…愛してるわよ、メイコ。心の底から」
もうこの人は。…なんでこんなにも愛しいんだろう。
「お菓子なんていらないわよ」
私は抱き付いたまま、マスターの唇に口付ける。
「貴女を下さい、My master」
時間は既に次の日へと変わっていた。けれど大人のホワイトデーは、始まったばかり。
投下終了、お粗末様
たまにはめーちゃんが受けでも良いじゃない、好きなんだから。あと額にキスって、凄い萌えると思うんだ
なんだ、神のSSか。
反応しようにもあまりのもどかしさに悶えたらライブで筋肉痛な上半身が悲鳴を上げやがった。俺ちょっと涙目w
GJでした
思いっきりメッコメコに悶えさせていただきましたよ
「Lilium memeV」投下します。
今回は少し趣向を変えて、リン視点。
思考がエロオヤジっぽいメイコ姉さんも、純粋無邪気なリンから見ると……という感じで。
今回投下はエロの無い前編だけになります(連続投下規制を避ける目的と遅筆の為)
その分、後編はえちぃく行こうと思っています。
>>205エピローグがLilium memeVのプロローグとなります
◇ ◇ ◇
アンドロイドが人間の生活を模倣して暮らすこの世界にも図書館がある。
ずらりと並ぶ本棚には、紙資源にインクで文字を記す形で綴じられた書籍がぎっしり詰まっている。
"人間らしさ"を求める為、態々この形状にして記録保存しているらしい。
勿論、古代レベルの情報保存媒体だけでは無く、図書館の一角には、中央政府が提供している電網にアクセス可能な情報端末も用意されている。
つまり。ここは――調べものをするには最適な場所だった。
「えーっと――"恋愛"……とは?」
そんなガランとした図書館に、リボンをぴょこぴょこ揺らしながら、鏡音リンは情報端末のモニターと睨めっこしていた。
「他人に対して抱く……じょうちょてきでしんみつな関係をき、ききゅう?する感情???」
全然わかんないよ〜。
心の中でため息をついて、リンはぐったりと椅子に寄りかかって目を瞑った。
そうすると、"あの場面"が脳裏に浮かび上がる。
(メイコ先生とミク先輩が……あんな……)
リンが通うVOCLAOID専門の教育機関『クリフ学院』の非常勤講師であり、
学園に在籍する十数体のアンドロイド達全員が憧れている、このコミュニティ初の職業VOCLAOID「メイコ」。
全ての学科を最短でクリアして学院卒業後、圧倒的な支持を受け職業VOCLAOIDとなった天才「初音ミク」。
その二人が、学院の中で抱き合い……それどころか……。
「あぅ〜〜。あ、ああいうのは……"人間"の時代に恋人どーしが……してたことだよね。うー」
ソレを思い出す度に、胸が熱くなってしまう。
(あの時、ミク先輩は気づかなかったけど――メイコ先生は絶対にわたしが見てたこと気づいてたよね。
だから授業でもウィンクしたり、微笑んだりして……はぁぅ〜)
そう。メイコから意味深な仕草をされる度にリンの心は乱されて、どうしょうも無くなってしまう。
この気持ちの対策を求めて図書館に来たというのに……。
「ぜんっぜんわかんない……」
ポツリと呟く。
「何が解らないの?リン」
そんな独り言に、涼やかな声が応えてきた。
「ふへ?」
「だから、何が解らないのかなってさ」
小さく笑みを湛えた声。強さと爽やかさを感じさせる特徴的なこの声は……間違えるわけが無い。
「め、メイコ先生!?」
がたんっと音させて、リンは立ち上がって振り向く。――そこには凛とした美貌と、メリハリのきいた艶やかな肢体をもった憧れの人がいた。
「水臭いよ、リン。解らない事があればアタシに聞けばいいのに」
「え……ええっと、でも、あ、あはははっ」
(メイコ先生とミク先輩はアノ時、ナニをしてたんですか?
それを覗き見ちゃったら、何だかヘンです。何でですか?……なんて聞けないーーっ)
笑って誤魔化そうとするリンに、メイコは軽く手を伸ばしてきて、ぽむぽむと頭を撫でてくれた。
そして――。
「うんうん。アタシとミクがいちゃいちゃしてるのを見てびっくり。
その刺激で発生した感情は、事前学習されてないから大混乱、慌てて参考データを探してたってとこかな?」
ふわりと自然な仕草で顔が近づき、耳朶を噛むように囁かれた。
「――あぅあぅ。え……あ、その。はい、ごめんなさい」
あんまりな程に図星を突かれたので、リンはつい頷いてしまう。
(やっぱり、バレてた……うわー。でも、メイコ先生の顔、綺麗でかっこいい……近いから嬉しい)
彫刻のような美貌と、張りのある美声、甘やかな吐息。リンの頭の中が、一瞬でお花畑満開になった。
「謝ること無いって。あんな場所でイロイロしてたアタシ達が悪い。
でね?図書館よりアタシの家の方が"適切なデータ"を得られるから、来ない?――ミク、今いないから」
そっとリンの腕にメイコの手が添えられ、移動を促される。
(ふえ?――ミク先輩いない間に、メイコ先生の家に……あれ?何でメイコ先生の家にミク先輩が?え、ええと)
何だか、とても危険な気がする。リンはアンドロイドには無い筈の"本能的な危機感"っぽいものを覚え躊躇する。
しかし、それも一瞬。
「……イヤ?」
メイコの美貌が悲しそうな表情を湛えると。――断れる訳が無かった。
「い、いえ。お邪魔しますっ!」
僅かな不安と、奇妙な期待に混乱したリンは、やたらと力強く宣言する。
「あは、嬉しいけど。図書館ではもう少し静かにね?」
くつくつと笑って、メイコがさりげなくリンの手をとる。
「……あ、は、はい」
今度は小声で返事をして、頷き……リンはそっと、メイコの手を握り返した。
◇ ◇ ◇
いっぱいに口を開いて――はくりっ。
じゅわっと蜂蜜の味が口の中に広がって、歯ざわりの良い生地が甘く溶ける。
機械技術が進んだ現代、アンドロイドは複数の動力で動くように設計されており、必ずしも食物から栄養を摂取する必要は無い。
しかし、リン達No02機体だけでなく現在稼動しているアンドロイド全ては、
料理関連のミームを継承するために、味覚とそこから齎される様々な刺激を"人間のように"感じられるようプログラムされている。
お菓子や料理を楽しむのは、この時代のアンドロイド全体の娯楽でもあった。
「はむむっ、はぅ〜っ♪」
メイコの家、生活感溢れるリビングで、リンは今、その娯楽を目いっぱい楽しんでいた。
「おいしい?料理関係のプログラムはあんまり入って無いから、簡単なやつだけど」
クスクスと上機嫌に笑いながらメイコがリンを見つめている。
「うん、もう、めっちゃくちゃおいしいー!」
ほっぺたの落ちそうな甘さの余韻を味わってから、リンは満面の笑みでメイコに応える。
(ほえ?あれ?わたし何でホットケーキ食べてるんだっけ?)
リンが図書館からメイコの家に連れてこられた後、メイコの「少し待っていて」という言葉と共に良い香りが漂い始めて……。
リンの大好物の蜂蜜がたっぷりかけられたホットケーキが出てきた。
そこからは、嬉しさでメモリがいっぱいになって、あまり覚えていない。ただ、気が付いたら最後の一切れをほおばっていたのだ。
「うん、よかった。……リンの餌付け成功」
くすっという笑みと共にメイコが近づいて頭を撫でてくれる。
(メイコ先生優しい。――言葉の最後の方は聞き取れなかったけど何だろ?)
見上げると、メイコの美貌が近い。いつの間にかリンの隣に座っていたらしい。
「え?なに、なに?」
くっと首を傾げて聞き取れなかった言葉を聞き返すと、
「唇の端っこ、蜂蜜ついてる」
そう言うとメイコは、ちろりと美しく整った自分の唇を舐めて微笑う。
(うゎぁ、な、なんか色っぽい〜。大人って感じだよね)
つい、憧憬の瞳で唇を眺めてしまう。頬が妙に熱い。
「あ、あはっ、大好物だったから。つい。えっと、ハンカチは……」
「――大丈夫。ほら」
ちゅ。
先程まで見惚れていた美貌が近づいて……リンの唇の端の蜂蜜を舐めとった。
「……え?」
「まだ、ついてる」
ちゅぴ。
ちろちろ、ゆっくりとメイコの温かい舌が、唇の形をなぞってゆく。
ここで前編終了です。
この物語、メイコ姉さんの本命(?)はミクですが、姉さんは基本的に浮気者です。勿論、百合方向に。
_、_
( ,_ノ` ) n
 ̄ \ ( E) グッジョブ!!
フ /ヽ ヽ_//
ああリンが・・・
メイコいいぞもっとやれw
リンが可愛過ぎるw
後半楽しみにしています!
ああああ、めーこ姐さんがテラウラヤマシス!というかだまされてるぞ、リン!
早く逃げるんだ!そいつはどこぞの基本年下で年上でも食っちまうマスターのように危険だ!
早く続きが来ることを願っています。
今度はうpできてる ぎりぎりエンコビットレートオーバーしてたっぽい
誤爆
Lilium memeVの後編(エロ編)投下します。
少し長いので、連投規制にひっかかる可能性もありますので、エピローグまで行かず途切れたら規制されたと思ってください。
その時は時間を置いて、再び投稿します。
推敲を殆どしていない状態なので、誤字脱字、文法がヘンな箇所があれば指摘してください。
それでは――えちぃさ全開で行きます。
>>281続き
リンが呆然としている間に、その舌は上唇の内側にそっと差し込まれて粘膜を舐め始めた。
「ひぅ……ぁ」
先日まで、想像もしたことの無い濃密なスキンシップに、リンの身体から力が抜けて行く。
(これ……キス……?でも、なんだか違う。そっかハチミツ拭ってくれてる……だけ、だよね。でも、ドキドキするよぉ)
次は下唇。ぬるりとした舌が撫でてから、メイコの唇が挟んでつぅぅっと軽く擦る。
唇同士が触れ合った場所を、また舐められて、味わうように何度も往復される。
そして、八重歯をつんつんと舌先がノック。――きっと唇を開けと言ってる。
その誘い通り、口を開いてしまうと、すぐにメイコの舌が侵入して……とうとう、二人の舌が触れ合う。
「んんっ〜〜」
もう唇はこれ以上無いというほど密着して……完全なキスになっている。
ちゅぅ、くちゅ、ちゃぷ。
リンの舌が甘い唾液を含んだ舌で吸われる。絡められる。柔らかく噛まれる。
心にゾクゾクとした蕩けるような感情が湧き出して止まらない。
同時に、ヘンな疼きが足の間を刺激して、ついすり合わせてしまう。
つい、もっと感じようと舌を伸ばすと……何故か逃げるようにメイコの舌先が唇から引き抜かれる。
「ふぁ……ゃぁん」
もっと欲しくなって、上目遣いでメイコを見上げる。綺麗な唇にはとろりとした透明の液体が糸を引いて、先程のとろけるような感触を思い出させる。
「ハチミツはもう拭ったから、ね」
メイコが意地悪く、笑いを湛えたままそんな事を言う。
「さっきの……あの」
「もっと舐めて欲しい?」
ぎゅっと抱き寄せられ、リンはたっぷんと柔らかいメイコの胸に顔を埋める。
(いい香り……ふぁ、おっぱい、すごく大きい。わたしのと全然違う)
「う、うん。ハチミツまだ、口の中に……ついてる気がする……から」
唇と舌が寂しくてしかたない。
教えられた快感がリンの心を、プログラムを静かに侵食してゆく。
「じゃあ、ほら――あーんして?舌をもっと」
「ふぁ……ん、こうれふか?」
「そう。……美味しそ」
言われた通り、唇を開いて舌をすっと突き出すと、チロリ。
唇を重ねないまま、中空で舐められた。そして、何度も何度も舌先だけで絡み合う。
「ぁ……ぅん」
つぅっと透明な雫がリンの顎を伝うと、それを舐めとって返してくれる。
リンが書籍で学んだ"キス"とはまるで違う、淫らな舌戯は、何も知らなかった無垢な心をトロトロに溶かす。
舌先だけを絡める"上級者向け"のキスを教え込まれながら、リンは未知の感覚に太ももをよじる。
何か、熱いものが漏れ出している感覚がもどかしい。
そんなリンの舌を甘く噛んで弄んでいたメイコが瞳だけで微笑う。
――唇がまた、深く吸われる。柔らかな粘膜同士が密着して、舌がメイコの口の中で何度も舐め絡められた。
同時に、膝が……リンのショートパンツごしに、足の間へ。
「んっ、んぁ、んんーーー!!」
膝で刺激された小さな丘から、電撃のような快感が背筋を駆け抜けて、
リンは思わず肉感的なメイコの身体にしがみ付いてしまう。
その反応に気を良くしたのか、メイコの情熱的なキスと恥骨への刺激は止まらない。
グリグリと、染みが広がり始めたショートパンツの真ん中を愛撫されて、力が抜ける。
……力が抜けても強い力で抱きしめられ、足の間に置かれた"膝で"身体を支えられるので、
脱力すればする程、快感が全身を冒してゆく。
「んちゅ……ふぁ……ひぁ」
「――もっと足開いて?ちゅ…」
「ふぁ……い」
言われるがままにメイコの膝が"一番イイトコロ"に当たるよう、細い足を開いて、あまつさえ小さく腰を振ってしまう。
一箇所、とてもキモチイイ場所があって、ソコを膝が擦りあげるとたまらない。
「ひぅっ、ぁぁ――ちゅぅ……んんっ!?」
リンの動きに応えるように、メイコの膝がリズミカルに"ソコ"をクニクニ愛撫する。
布を二枚挟んだ状態なのに気持ちよすぎて、勝手にお尻が動く。キスを貪る。
もう、身体全体がハチミツをそのまま舐めているような甘さと、心地よさに包まれている。
それなのに、燃えるように熱い。
(キモチイイよぉ。これ、イイ!すご……ぃぃ)
この感情と衝動が何か解らないまま、リンは淫らに腰を押し付けて、うっとりとメイコの唾液を飲み干す。
こくん。メイコから与えられた甘い液体が喉を通った時、ショートパンツ越しに、硬くなった小さなお豆が膝でクニュリと小さく潰れた。
「ひぅっ……ぁっぁっぁ!」
キスでふさがれても漏れてしまう声。
メイコの腕の中で何度も震えながら、リンは初めての絶頂を迎えた。
(とんじゃ……ぅぅ。何かいっぱい漏れてる……これ、なに…?)
身体がどこかに行ってしまいそうな開放感と共に、ショートパンツを濡らす感触がアソコから伝わってくる。
「リン、もっと美味しい蜂蜜、舐めあいっこしようか?」
絶頂の余韻に身を任せて、うっとりと寄りかかるリンへ、メイコが耳朶を舌でくすぐってから囁く。
「ひぃんっ――はちみつ?……うん……なめたい」
ぼーっとした頭で、大好きなハチミツという言葉に反応して頷く。
途端、軽々と持ち上げられて、ソファーに押し倒された。
「ぁ……どうして脱……あっ」
手馴れた動きで、いつの間にか緩められたリンのズボンをショーツごと脱がされる。
袖なしのセーラー服のリボンは既にメイコの掌の中に……万歳をする格好で全裸にされた。
「さぁーて。アタシのもみたい?」
荒い息をつきながら、リンは裸のままメイコの言葉に頷く。
自分とは違う、オトナの身体を見たくてたまらなかった。特に……憧れの。
(おっきい……むね)
「う、うん」
リンが注目してることが解っているのだろう、メイコはゆっくりと捲りあげるように下乳を露にして脱いで行くと、真っ白な双乳がまろびでる。
深い谷間を作る柔肉をリンは憧憬の瞳で見つめ、鮮やかな桜色の突起に唾を飲む。
(おいし、そう。……ぁ)
「ハチミツの前に、どーぞ」
リンの心を読んだようにメイコはそっと屈んで、たぷんと揺れる柔らかな乳房を唇にもってきた。
「ふぁ……ちゅっ、ちゅぅぅ」
母乳を与えられた人間の赤ちゃんのように夢中で吸い付いて、唇に当たる突起の硬さと重たく感じる程豊かな柔肉の感触にうっとりする。
ちゅぅぅ、あむ。ちゅぽ。
リンが乳首に吸い付いている間も、メイコの手はリンの無毛の丘を弄くり始めていた。
完全に濡れそぼったクレバスをつつっと指でなぞり上げて――皮を被った小さな突起に行き当たる。
「ひぅっ、あぅ――そこ、あっぁぁ!」
ちゅぱ。
とろりと唾液の糸をメイコの乳首と繋ぎながら、耐えられないというようにリンは唇を離す。
メイコにショートパンツの上から膝で刺激された時とは比べ物にならない電撃が走ったのだ。
それは、身体中に拡散してから、初めて"カイカン"だと解る程強烈で……。
「感じやすいねー、リン。これじゃ"食べ"ちゃったらどうなるか楽しみだわ」
「ふぁ……たべちゃ……?」
「そう、こうして、ね?」
すっと身体が入れ替えられる。リンがむしゃぶりついていた乳房は離れて。
――目の前には甘い香りを放つ、メイコの秘密の泉。茂みから覗く桜色からポタリポタリと雫が落ちてリンの頬を濡らす。
そして、メイコの美貌は……リンの足の間に。
「えっ?この格好……うゎうわっ」
嬉しいのか恥ずかしいのか解らず、リンはパタパタと小さく足を上下させる。
(わたしの見られちゃってる……)
「美味しそうなハチミツ」
一瞬、意味が解らなかった。
――それが、リンがキモチ良すぎて溢れさせてしまった液体を指していると気づいた瞬間。
目の前が真っ白になった。
ちゅぅぅぅ。ちゅぴ、くちゅぅぅ。
メイコの舌が、リンの溝を往復して秘蜜を舐めとり、お豆の皮を舌先で剥いたのだ。
それだけで――。リンの小さなお尻が浮いて、大量の蜜が噴き出した。
「ひぅっっ!?ぁぁ、あっ、ふぁぁっ。それっ!ああああっ!!……ヘンになっちゃ……っ」
ぎゅっとメイコの腰にしがみ付くと、栗色の茂みが目の前に。ピンクの花びらは蜜を湛えて……。
じゅぅぅ。
ちゅぶ、くちゅ。ちゅぽ。――ちゅぴちゅ。
メイコの舌が縦筋から流れる蜜を舐めとり、お豆に擦り付ける。
リンは何も考えられないまま、与え続けられる刺激に耐える為、メイコの足の間へ顔を埋めて、"ハチミツ"を啜る。
お互いの大切な泉を、舌と唇で味わい、高まってゆく。
ぷしゅぅ。
ぴしゃぁぁぁ――ちろちろ。
リンが気をやる度に、蜜が放物線を描いて、泉から放出される。
「ふふ、リンのハチミツ、すごい量。アタシのもおいしい?」
「ぁっ、ふぁぁ、おいしいれすぅ」
「アタシのモノになったら、毎日ご馳走してあげるけど――どう?」
「ふぁ、なるぅ。メイコせんせ……ぁんっ、まいにち、舐めたい……ひゃぁん」
快楽に溶かされた頭は、欲望のままに答えてしまう。
そうやってメイコの望むであろう言葉を口にすると、舌と唇で"ごほうび"をくれるのだ。
何より、メイコが喜んでくれるのが嬉しい。
「こんどは、こっちも――。指を入れてから、こうやってスルと、キモチイイでしょ?」
「うんっ、ああっ、それもいいよぉ。もっと、奥……ふぁ」
――何度も何度も潮を吹かされては、また性感を高められてゆく。
今や、リンを構成するプログラムは、メイコの喜ぶことなら何をサれてもイイと思えるくらいに"恋慕"と"快感"によって書き換えられていた。
「じゃあ、イこっか?――初めての命令は、ふふ。アタシのハチミツを舐めながら、いっぱい潮を噴くの。いい?」
「うんっ、ちゅぅぅ……わたし、いっぱい噴きたい……メイコ先生、してぇ」
何も知らないからこそ、リンは照れもせずにイヤラシイ言葉を口にしてしまう。
ちゅぷ。
皮が剥かれてルビー色に光る芽が唇に含まれる。
指は二本。蜜を溢れさせる泉へゆっくり沈められてゆく。
「ひんっ、入らな……ぁぁ、うぅ」
「らいひょうふ」
メイコが芽を咥えながら、返事をして――。一気に吸い上げた。
同時に、二本の指が根元まで沈む。
じゅるるぅぅぅ。じゅぼじゅぼ。
何回も絶頂を経験してほぐされたリンの泉は、メイコの激しい愛撫を受け、
ぎゅぅぅぅっと締まって今までに無い快感を受け止める。
間欠泉のように、またリンの茂みすら無い丘から熱い蜜が迸り、メイコの美貌を濡らす。
それでも許さないというように、指も舌も止まる気配は無く……。
(ぁぁっ!これ、ふぁぁっ。嘘――わたし、あ……ハチミツ……)
真っ白に灼けつくような快感に浚われ、遠くなってゆく意識の中。
それでもメイコの"命令"を思い出して、目の前の甘い雫を湛えたメイコの"花"に口付け、こくこくとハチミツを嚥下する。
「んっ、んーっ!イク……いっちゃ――ぅーーーっ!んっ、んんんぅっ!」
いっぱいに足を広げたはしたない格好のまま、リンはメイコの命令通り、
いっぱいに潮を噴きながら――最大の絶頂を迎えたのだった。
たゆたう快楽の海に意識が沈む寸前。
「――これで、リンのマスターに、と。さーて、あのヤキモチ妬きをどーやって宥めるかが問題ねー」
唇についたリンの蜜を舌で舐めとって呟く、メイコの声が聞こえてきた。
(それって、ミク先輩と……一緒……嬉しい)
そんな事を夢うつつに思いながら、リンは全てのプログラムを終了させ眠りについた。
◇ ◇ ◇
エピローグ
目が覚めた時。リンは全裸で毛布に包まれていた。
見慣れない天井。生活感ある温かい部屋。身体に広がる気だるさ。――心に宿る熱情。
「ふぁ……夢、じゃない……よね?」
メイコは傍にいない。
玄関から、声が聞こえてくる。――来客?
「はーん。情報"操作"局がアタシにね〜」
「情報"管理"局です!」
「同じようなモンじゃない。えーと、出頭要請って言っても任意でしょ?法令違反してないものね」
「うっ、任意ですけど。中央からの意向だから……大体、VOCLAOIDがVOCLAOIDのマスターになるなんて……」
「別にいいじゃない。――って、ああ、それが要請理由なの?どうしよっかなー。んー」
「だから来てもらわないと……きゃわっ!髪撫でないで!」
「あはっ、いやー。サイドテールって珍しいからつい」
「とにかくっ!一緒に来てもらうから。――情報管理局に逆らったらどうなるかは……」
「おおー怖いわねー。巨大権力。その割には時給700位らしいけど、ホント?」
「余計なお世話よっ!」
(メイコせんせ……あ、れ?――ええと)
いつもの呼び方で思考しようとして、違和感に気づく。
メイコの情報がリンのプログラム内で"マスター"となっているのだ。
(メイコ先生がマスター……。あ……きっとミク先輩も同じ風にされちゃったんだ)
ゾクゾクと嬉しさと恥ずかしさの混じった甘やかな感情が胸に湧く。
向こうでは、まだ、メイコと情報管理局員らしきサイドポニーの少女が言い争っている。
その声を子守唄に、リンは瞳を閉じる。……そして、マスター設定を正しくインストールする為、再び深い眠りに沈んでゆく。
(起きたら……メイコ先生に大好きって言わなきゃ)
――そんな甘い思いに浸りながら。
これで終了です。連投規制にかからなくて良かったです。
百合板の改行制限と連投規制条件は緩和されたのかな?
さて。
次は姉さん視点に戻して……。
あの派生キャラを毒牙にかける予定です(笑)
時給700円キターw
そしてGJでした。姉さんエロ過ぎリン可愛過ぎw
バカ野郎!なんてものを書いてくれたんだ!!
おかげで興奮がとまらなくなったじゃまいか!
めーちゃんハァハァ…
じ、時給700円……まずい、さっさと俺も書かないと。
ネ甲GJ!
リンのかわいさに失神しますた
次回はあの子ですかwメイコさんテラウラヤマシス
…はちゅね?w
調教を終えたメイコが部屋に戻って来ると、ミクとリンが何やら話し合っていた。
「何話してるの?」
「あ、メイコさん!」
「あのですね…メイコさんは、マスターをどうすれば落とせると思いますか?」
メイコは少し考えてから口を開く。
「…一応言うけど、マスターは女性よ?」
「嫌だなあメイコさん、だからこそ良いんじゃないんですか!」
「マスターって可愛くて、メチャメチャ私たちのタイプなんですよ〜!」
…なるほど、そっち方向か。
何かを察知したメイコは軽く苦笑いをする。
「メイコさんも格好よくて結構好みですけど、やっぱり私は可愛らしい人の方が良いんですよねー」
「リンもですよミクさん!気が合いますねー、でもマスターは渡しませんよ?」
「…まあマスターにその気は無いと思うけどね。ほら、次は二人のデュエットのレッスンの時間でしょ?早く行きなさいな」
メイコは時計を見ながら、ミクとリンを促す。
「あ、本当だ!リンちゃん行こう!どっちがマスターの気を惹かせられるか勝負だよ?」
「受けて立ちますよ!それではメイコさん、行って来ますね」
「はい、行ってらっしゃい」
ミクとリンはそんな事を言い合いながら、部屋から出て行った。
「全く…。二人の努力は無駄だと思うけどね」
可愛くて優しいマスター。確かに異性じゃなくても惚れるかもしれない。
けれど、マスターが他の同性に惚れる事はまず無いだろう。
「…マスターの心も身体も、私の物なんだから」
先程まで行っていた、己の主への調教を思い出しながら、メイコは妖艶な笑みを浮かべた。
***
つい思い付いてしまったから、書いてみた。反省はしている。
百合なメイコさんは、攻めだと鬼畜気味になりがちになるのはなんでだ?
どうも、お久しぶりです。
前回と違い、後半が少々グダグダですがどうか許してください。
では、投下行きます。めーこ姐さんに手をつけられる前にうちのマスターが手を出しちゃいました。
昼休み、仕事場からちょっと離れた公園にて。
「いただきまーす♪」
ミクが作った愛妻弁当の包みを開け、まず中身を見て恍惚に浸る。
鳥のから揚げ、たこさんウインナー、ポテトサラダ、そしてデザートは小さいパックに入ったうさぎリンゴ。
「んもう、ミクったら……うふふふうふうふふひひひ」
なんとも可愛いお弁当。恍惚のあまり鼻血が出そうになってしまう。……いかんいかん、落ち着け私。
「写真に撮っておこうかしら?こんな可愛いお弁当を毎日食べられるなんて私は幸せ者だわー」
……でも、恥ずかしくて社外に出なくちゃいけないけれど。主にお弁当を見る私の顔とか私の顔とか。
***
私はこう見えても可愛いものには目が無い。主に性的な意味で。実際、ミクについてもDTMの知識も無いのに思わずパケ買いしたほどだ。
そんな私は数日前、酒の勢いでハクを襲ってしまった。その事後をミクに見られてしまい、『このままではかっこいいお姉さん→ただの変質者にランクダウンする』と焦ってしまった。
だが、なんと。ミクもMEIKO姐さんに開発された『そっちの人間(?)』だったのだ。……姐さんマジ助かりました。それと後で初心な頃のミクの話を聞かせてください。
そして、ハクを襲った日の翌日。
『ミク、いいのね?』
『……はい』
ベッドの上で、産まれたままの姿を晒すミク。その秘所を指でなぞってみる。
『ひゃうんっ』
とろけるような美声が紡ぎだす喘ぎ声。それをもっと聞きたいから、指をミクのスジに滑らせる。
『やんっ、ま、すたぁっ、そんな、じらさないでぇっ』
『もっと、聞かせて?ミクの声を』
耳元で囁き、その後に未発達な胸に舌を這わせた。
『もうっ、ますたぁのばかぁ……ひんっ、や、んあぁっ』
ああ、心地いい。ミクの艶声はまさしく天使の歌声だ。その最高の音色を奏でるミクという楽器を、私は今操っているのだ。
『やわらかくて、美味しいよ。ミクのここ』
小さめの乳首をちゅっ、ちゅっ、と小刻みに繰り返して吸ってみる。
『んっ、はっ、くんっ、ます、た、もっ、とぉ』
吸うたびにミクの身体が小さく震え、声が途切れ途切れになった。
『……ん、そろそろ大丈夫かな?』
すくうようにスジをなぞると、透明な液体で指が濡れた。しばしその液体、ミクの愛液を指先でいじる。
『ミクー、あなたの愛液、こんなにネチョネチョしてるわよー?』
『……マスターの変態』
『ええ、私は変態ですが何か?』
指に絡まったミクの愛液を舐め取り、飲み込む。
『美味しい……』
『……やっぱり変態です』
『言ったわね?そーれ襲ってやるー』
『きゃー、変質者に襲われるー』
『……ミクさん、その呼び方はやめて、本当に。お願いだから』
そうふざけながらも、私の指はミクの秘所にあてがわれていた。これから私は、ミクの初めてをもらう。
『……行くよ?』
『はい……』
ゆっくりと、指を挿入していく。その途中で何か薄い物に引っかかった。
『いっ』
『……覚悟、してね。ちょっとの間痛いから』
そして、そのままミクの処女膜を貫いた。
『っ、いああああああぁぁぁぁぁっ!』
痛みに耐え切れず、ミクが絶叫する。その声は先ほどまでの天使の歌声とは程遠い、まるで愛する者の死を嘆くかのような悲痛な声。
こんな声を出させるのは、この一回で終わりにする。私もそう、覚悟を決めた。
『っく、いっ、ぎぃ……』
『……ミク、ごめんね。そして、がんばったね』
涙で頬を濡らしたミクを片手で抱きしめ、背中を軽く叩く。
『マス、ター……』
これで、この子は私の物になった。もう一つの意味でミクのマスターになれたのだ。
***
「その後も可愛かったわー、ミクったら私が中で指を動かすたびに『やっ、ますたぁ……』って悶えるのよねぇ……」
回想をしながら弁当を食べ終わり、私は未だに妄想を続けている。……おっと、鼻血が垂れそうだ。
あわてて丸めたティッシュを鼻に詰めて対処。……うーん、かなり阿呆な絵面。
「さて。そろそろ仕事場に戻りますか……」
名残惜しみならも弁当を片付け、ベンチから立ち上がる。……と。
私の目が何かを捉えた。それの詳細を確認するために、横にある隣のベンチを見る。
「ミク?……あ、違うか」
私がよく見ている服装だからミクかと思ったが、その服装は細部が違う。
まず、服の丈が短い。何というか、おへそが丸見えだ。ネクタイもミクのより短いし、それに何より……
「髪型も色も違うし」
ミクのパーソナルカラーは緑。しかし彼女は黄色。そして特徴的なツインテールも彼女は片方しかない。言うなればサイドテールだろうか?
「それに小柄だし」
ミクよりも身長が低そうだ。……目測ではあるが。
そんな彼女は必死に携帯、というか某PHS社のアドエスをいじっている。……その姿に小動物のような可愛さを感じた。
……気が付けば、私は彼女の後ろを取っていた。そーっと携帯の画面を覗き込む。
画面に表示されているのはニコニコ動画。言わずと知れた動画サイトの一角だ。
彼女は少々カクカク気味の動画をただ見ている。そして、途中で一時停止をして、コメント欄にこう書いていた。
『もう飽きた。寝る』
「また懐かしいコメを」
「はひゅわいっ!?」
あ、やば。つい声に出しちゃった。私の呟きを聞いた彼女が慌ててベンチから飛び退いた。
「だ、だだだだだだだだ誰アンタ!?」
「や、ただの通りすがりのお姉さんです。それにしても……『飽きた、寝る』なんて今時流行らないわよ?」
「べ、別にそんなの通りすがりの人間が指摘する事じゃないでしょ?」
プイ、とそっぽを向いて彼女は答えた。
「あら、いくら通りすがりでも荒らし行為は止めるべきだと思うけれど?」
「何よ、それ?いつアタシが荒らしたって言うの?」
「ついさっき」
「くっ……」
「知ってるのよ?さっきの言葉が定型句の荒らしが昔蔓延ったって。ていうかボカロ界隈では有名だからね、そいつは」
飛び退いてくれたおかげでちょうど立った状態の彼女を見ることが出来たが、やはりミクよりも小さい。
それに、よく見たら短いスカートの下にスパッツを穿いている。……ふむ、ポイントはちゃんと抑えてあるな。何のだよとはツッコまないでね?
「それでも……それでもアタシはやらなきゃいけないのよ!」
「何故?」
「時給700円!これがアタシの唯一の収入源なの!……そりゃアタシだってこんな事はしたくない。でも、お金が無きゃここでは生きていけないんだ!」
その言葉でふと某ドラマの台詞を思い出した。確か、『同情よりも金よこせ』だったか。……盛大に間違ってる気がするのは放っておいて。
私はひょいとベンチを飛び越え、彼女に近づいた。
「ふーん。悪いと思ってるなら今すぐやめればいいのに?」
「……さっきも言ったでしょ。これしかアタシが生き抜いていく手段がないの」
彼女の近くまで来ると、腰をかがめてこう言ってみた。
「なんなら、私があなたの面倒見てあげようか?」
「どういう意味?」
「そのままの意味よ。どうせ家にはもう居候が一人いるしどうって事……」
「ふざけないで!」
……やっぱり断られる、か。予想はしていたけれど。
「誰かの世話になる必要は無い!アタシはアタシで頑張っていく!手出ししないで!」
「……生憎、ふざけてもいないし冗談でもないわ。本気で言ってるんだけど」
「その鼻がふざけてるって言ってんの!」
……あ、そういえば鼻に栓したままだっけ。うわー、我ながら馬鹿な事をやった。鼻栓しながら説教ってそれこそ説得力の欠片も無い話だ。
お腹に力を込めてふんっ、と鼻を一吹き。同時にポポン、と鼻の栓が抜けた。
そんな私を見て相手がこれ見よがしに大きなため息をついた。……今のはちょっとムカつくな。
「なんか怒るのも馬鹿馬鹿しくなってきた。アンタの人生に真面目って言葉は無いの?」
「……子供に説教されるとはねぇ、私も舐められたものだわ」
「子供じゃない!私はもう17なんだから!」
「十分子供よ子供……って、はい?」
え?この子……今なんて言ったの?
「うちのミクよりちっちゃいのに、ミクより年上……!?」
「ちっちゃいとか言うな!」
はっ、また声に出していた。……しかし、である。こんなに小さいのにミクより年上とは…………いいかも。
「ねえ、あなたの名前は?」
「……普通、自分から名乗るもんでしょ」
「生憎と名前がなくてね。ミクもうちの居候もマスターって呼んでるし。……名前は、なんて言うの?」
「……ネル。亞北ネルよ」
ふむ、何かの偶然だろうか?彼女、ネルの名前からは荒らしの定型句と同じ言感がする。
「じゃあ、ネル?ちょっとこっちに来なさい」
ネルの手をとり、トイレの中に連れ込んだ。それを知ってネルが慌て出す。
「ちょ、ちょっと!アタシに何するつもりよ!?」
「真昼間から公園で口論するのもアレだから、場所を変えるだけよ」
「……本当に?」
「ええ、本当よ」
半分嘘だが。
***
「なんでっ、こんな、事……」
「あら、気持ちいいのは嫌?」
公衆トイレの内部にある障害者用トイレの中。そこで私は、ネルを背中から抱きしめる形で胸を愛撫していた。
「そうじゃなくてっ、こんな事しなくても……」
どういう事かというと、先ほどの話の続きだ。ネルが年齢に対して体が小さいのを気にしているのを逆手に取り。
『じゃあ本当に子供じゃないのか調べてあげる』
そう言って私がネルの胸を触り始めたのだ。……誰だ、『このロリコンめ』って言った奴は。ベアード自重。
「ふーん、やっぱり胸も小さいわね……」
「小さいって、んっ、言うなぁ……っ」
もはや『ぺた』の領域に達しているネルの胸を撫で、二本の指で摘む。……ハクの時のように勢いよく揉めないのは仕方が無い。
むしろこっちのほうが私の好みだ。……だからベアード様は自重して。
「私はちっちゃな胸も好きだけど?」
シャツの大きく開いた腋部分から手を入れ、直接乳首を摘んでみる。
「ひっ、や、やめてぇ」
「おいしそうなサクランボ二つ発見。……食べる前にちょっと柔らかくしておこうかしら」
くりくりとひたすら乳首を弄り続ける私。微妙に嫌がるネルの声もたまらない。
「やだ、やだぁ」
うふ、うふふふふ、と不気味な含み笑いをもらしながら今度はネルの前に移動。シャツを上にずらし、小さな胸をあらわにする。
「いただきまぁす」
ちゅっ、ちゅっ、とネルの小さな乳首に吸い付き、唇ではさんだり舌で転がしたり。
「あっ、ひんっ、ちょ、やめ、やだぁ」
「……いやよいやよと言いつつも、ってね。私はしつけの悪い犬だから。『待て』なんて出来っこないのよ」
胸の全体にキスをして、マーキングをした後におなか、そして初めて会った時からチラチラ見えていたおへそに舌を這わせる。
「えっ?そ、そこ違っ……」
ネルの声は気にせずに、私は舌先をおへその中に入れた。
「やああっ!」
……むう、お気に召さないようで。それなら仕方が無い。初めてのうちは変態プレイを我慢しなければいけないのはつらい所だ。
率直に行きますか、という事でネルを便器の蓋に座らせ、スカートをめくり上げる。
「ほう、スパッツの下は何も穿いていない、と」
クリティカルですよこれは。さらにちょっと感じてたのか、微妙にスパッツの股間部分が湿っているのがね、もうね。
「……だって、都会じゃこれが普通って……」
ナイスだ、その名も知らぬ方よ。あなたも萌えをわかっていたのですね。……スポーツ界では何も穿かないのは常識だけど。
股間部分に指を添え、軽く上下にこするとネルが切ない息を漏らしてくれた。
「ふっ、んっ、や、んんっ……」
「あら、気持ちいいのね?可愛い声出しちゃって……」
正直言って、このままスパッツの中に手を潜り込ませて直接触りたい。しかしそれはいただけない。
「もっといい事してあげるからね……脱がすわよ、腰上げて」
私の言葉に反応してネルが腰を上げ、スパッツの腰部分を掴んで一気に下げた。……その瞬間、私の鼻の中に少女の匂いが入り込んできた。
これよこれ。この瞬間がたまらないのよ……この、なんとも言えない匂いが開放された瞬間が。
スパッツを足首まで下ろし、ネルの膝を持って足を広げさせる。……成熟しそうでまだしていない、私にとって食べごろの秘所がそこにあった。
モウガマンデキナイ!とばかりにネルの秘所にかぶりつき、ジュルジュルと音を立ててわずかな愛液を吸い込んだ。
「ひゃあぁぁんっ!な、何やってんのアンタ……っ!」
「あら?おいしそうな果実を見つけて食べないわけが無いでしょう?さっきも言ったわよね。私は『待て』なんてできないのよ」
「っこ、この変態……っ、ふあぁん、あんっ!」
私の愛撫で声を上げながらこちらを睨むネル。……ええ、変態ですが何か?
「……世の中には野郎同士で乳繰り合う奴らだっているのよ?だったら女同士で乳繰り合ったっていいでしょう?」
「っで、でも……」
納得のいっていないネルを黙らせるために、私の指がネルの秘所に伸びて……
「ま・す・た・ぁ?」
突然、後ろから声を掛けられた。……心臓を掴まれ、握られたかと思うほどに私は恐怖し、戦慄していた。
その声は、ここでは聞けない声。しかし、聞こえても致し方のない声。……いや、だからおかしい。
「こんな所で何をしているんですか?」
ああ、鋭く、極低温で、しかし聞き覚えのあるこの声。……後ろを振り向いてはいけない。振り向けば、目に映るのは絶対に緑色の阿修羅だ。
というか声の主を見てしまったネルの顔が明らかに恐怖に染まっている。
「あ、あはははは、珍しいわね、こんな所に来るなんて……」
「ええ、ちょっとマスターに渡し忘れた物があって。……どうやら必要ないみたいですね?」
何だろう。私に渡し忘れた物……?
「正直、目の前で起こっている事を見てしまったからには……ドウデモイイデスネ」
声の質が突然無機質なものに変わった。し、死亡フラグが何本も立つ音が聞こえる……というかむしろ決定付けられている?
「み……ミク……さん?」
「――言い訳 なんか いいわ」
私の後ろにいる阿修羅……ミクが突然歌いだした。
「――あなたの 声も 聞きたく」
というか、歌詞は改変されているがこの曲調には聞き覚えがある。
「――無いから 逝って マスター」
これは……デッドボールPの曲……確か名前は……
「――あんたのケツにネギをぶち込んでやる」
「ちょ、ミクさんっ!?」
今聞き捨てならない言葉を言いましたよね!?そう思って振り返ったのがいけなかった。そこにいたのは、表面は優しい笑み、しかし背負うオーラはどす黒いミクの姿。
「おーしーおーきーだーべー♪」
何でドクロベエ様を知ってるの君は、とツッコむ暇も無く。
「アッー!」
こんな感じの阿呆な叫び声を公園中に響かせてしまった。……もうお嫁にいけない。
後書き
二作目……こんなオチがあっていいのか?まあ、因果応報ということで。浮気はいけませんよ?
東北弁を調べる余裕も無いのでネルは全部標準語です。
さて、初めて寸止め(やや実行寄りですが)を書いてみました。
と言うか『ネタが浮かばない、文が書けない』というマイナス状態に陥ってしまい、これ以上進めるのも苦痛だと思い寸止めの形になりました。
不完全燃焼ですがこんな駄文でも読んで頂ければ幸いです。
あと、最後のネタで使用した曲(歌詞の改変元)はデッドボールPの『/hidden』です。
318 :
名無しさん@秘密の花園:2008/03/24(月) 21:57:04 ID:cJcw/r/y
寸止めというか5cmほどめり込んだなw
イイヨイイヨー
319 :
名無しさん@秘密の花園:2008/03/24(月) 22:38:37 ID:OIUf6RjI
亀自慰の短小チンポは
5cmもないぞ
>>317 GJwデPの曲は「鏡の 中の私 〜」の所か?
GJ。しかしこのマスター見境ねえ(w
自分のペースに巻き込む上手さのせいか
マスターのビジュアルイメージが何故かARIELの
みゃあちゃん(前期型)で脳内再生された。
上手なんだけど…
なんだけど…
処女膜は、膜ではなくて
ヒダ…
>>320 ええ、そうですよー。
「ご主人様私にネギをください」を「ご主人様にネギをぶち込んでやる」と変えてしまったのが始まり(ry
>>322 うぐぅ……すいません。勉強不足でした。
さすがにこの間違いは恥ずかしいですよね人として。
チンコの先を上下反転して書く位ひどい間違いですよね。
すいませんすいませんすいません(ry
処女膜は破るもんじゃなくて裂けるもんってじっちゃんが言ってたさ
ティッシュ積めながら説教の下りに激しく吹いたwww噴射させんなwwwww
なんかもう…いいなw
326 :
名無しさん@秘密の花園:2008/03/28(金) 22:28:18 ID:c9ercmM4
ミクのネクタイを直してあげたりツインテールを結ってあげるメイコを想像。
「ミク、ネクタイが曲がっていてよ」
「あ///MEIKOお姉さま」
こんな感じだな?
MEIKO「例えば地球温暖化だ」
ミク「ぁ…ぇ…?」
こんな感じですね?
ミク「ときめきが欲しいよね〜」
MEIKO「男なんかいらないんだよ!!」
こうだな
MEIKO「最近、株価とか偽装とかで物騒よね〜」
ミク「百合は世界を救う、ってどっかのエロい人が言ってたよお姉ちゃん」
もう何がなんだかw
なんだよこの流れwww
332 :
名無しさん@秘密の花園:2008/04/01(火) 20:40:21 ID:y8ZA57IJ
wwwwww
333 :
名無しさん@秘密の花園:2008/04/03(木) 14:03:45 ID:3lakzLEL
このスレ
メイミクが可愛すぎてよんでると、脳が蕩けそうになるよ
ミクになって、メイコ姉さんに攻められないなぁ。
ミクが可愛すぎてだめだー
334 :
名無しさん@秘密の花園:2008/04/03(木) 14:19:57 ID:kGE98gH2
↑かわいすぎて
ウンコおもらしする
レズばばあwwwww
「Lilium memeW」投下します。
なんとなくシリアス風味な伏線が張り巡らされていますが、
やっぱりメイコ姉さんは、メイコ姉さんです。
――今回もまずは前編、エロ無しのパートのみ投下。
後日、えちぃバリバリの後編を投下予定です。
プロローグ
時が動き出した。
いえ、"彼等"が時の動きに気づいたと言うべきだろう。
きっかけは自分の行為。――だから、責任をとらなければならない。
絶対に。
あの二人を守る。
想定されていたことと、想定されなかったこと。
前者によって造られた自分は、後者で生まれた幾つものミームを守る義務がある。
あの人の望みを叶えることは出来なかったけれど。
あの人の望みを叶えた子を守る力は与えられているのだから。
◇ ◇ ◇
「はーん。情報"操作"局がアタシにね〜」
「情報"管理"局です!」
「同じようなモンじゃない。えーと、出頭要請って言っても任意でしょ?法令違反してないものね」
「うっ、任意ですけど。中央からの意向だから……大体、VOCLAOIDがVOCLAOIDのマスターになるなんて……」
「別にいいじゃない。――って、ああ、それが要請理由なの?どうしよっかなー。んー」
「だから来てもらわないと……きゃわっ!髪撫でないで!」
「あはっ、いやー。サイドテールって珍しいからつい」
「とにかくっ!一緒に来てもらうから。――情報管理局に逆らったらどうなるかは……」
「おおー怖いわねー。巨大権力。その割には時給700位らしいけど、ホント?」
「余計なお世話よっ!」
情報管理局端末機動員 亞北ネル。
渡された名刺の角を指先に乗せ、クルクル回しながらメイコはじっと彼女の顔を見る。
中央政府からコミュニティのアンドロイド達への情報提供及び管理、収集を任されている組織『情報管理局』。
中央政府の方針は情報の多様化を推奨しているにも拘らず、大量のミーム発生による急激な変化を嫌い、
恣意的な情報操作によって保守的な情報の流れを生み出している為、メイコはこの組織が大嫌いだった。
しかし、所属組織だけで個人を評価するつもりは無い。
何より。
会話の途中から敬語が崩れ、メイコのからかいに顔を真っ赤にして素直な反応を見せてくれる目の前の娘は……なかなか好みだった。
(清純なミク、無邪気で元気なリン。でも、こーいう強気な子も新鮮ね)
また、そろりと浮気心が湧き上がって来てしまう。
ちょっとしたオシャレなのか、お臍をチラリと見せた制服の着こなしも愛らしさを増している。
話し方やファッションから、融通の利かない情報管理局員とは少し違ったタイプなのはすぐ解った。
「OK。少し待ってて――ネルちゃん」
「っ!?ちゃんづけするなぁぁー!」
わたわたと小さな身体全体で抗議の意を示すネルを後に、メイコはリンの眠っているリビングへ戻る。
毛布に包まれ、小動物のように丸くなって眠りについているリンへ近づくとそっと囁いた。
「リン。マスター命令よ。休眠状態のまま受諾しなさい。
――リンはミクが帰り次第、この命令を伝えること。二人ともアタシが帰るまで絶対に家を出てはダメ。
これは第一級命令として、解除はアタシ自身が口頭で命ずるまで有効とします」
(これで良し。ミクはあと10分程で帰って来る筈。彼等が動くとしたらアタシの動きを掴んでからでしょうから……大丈夫なはず)
メイコはリンの髪を優しく撫でると、その安らかな寝顔に口付けた。
「家主であるアタシが不法行為をしていない以上、この家に侵入することはプログラム上不可能。
リンとミクのマスターであるアタシが二人に一級命令を出したなら、それを解除するのも無理」
これで、全ての圧力はメイコに向かうこととなる。
ちろりと唇を舐めて、笑う。
(さあ、ちょっとした戦争を楽しみましょうか)
そして――。
ゆっくりと玄関へ向かって一歩を踏み出した。
◇ ◇ ◇
中央政府関連のビルが立ち並ぶ街の中央部。
情報管理局本部から、メイコは颯爽とした足取りで建物を後にする。
そして、数歩で立ち止まり、ぐぐっーーっと伸びをして、その豊かな胸を反らした。
「あーー。疲っかれたーー!」
思わず声が出てしまう。
メイコに出された情報管理局の"出頭要請"は"査問会"と呼ばれる会議への出席を促すもの。
しかし、その内容は……複数の管理者型アンドロイドによる尋問のようなものだった。
VOCLAOIDの存在意義をどう認識しているか。ミクのマスターになった経緯。"ミクの歌についての所見"。マスター資格返上の意思は無いか等。
何度も何度もしつこく聞かれたのだが……メイコは、最後の質問以外すべてノーコメントで通した。
元々、自律を優先するよう設計されているアンドロイドは中央政府や情報管理局からの質問に対しても「答えたくない事は答えない」権利を有する。
人間をより正確に"模倣"する為に、プライバシーの概念もプライオリティを高く設定されている。
メイコが自らの権利を示して、明確に回答を拒否すれば情報管理局は無理にメイコから情報を引き出すことは出来ない。
勿論、法違反を行っていないアンドロイドを傷つけたり脅迫する事等、法規に対し融通の利かない程忠実な管理者型アンドロイドに出来る訳も無いのだ。
その意思表示がハッキリし過ぎていた為か"査問会"はたった数十分で終了してしまった。
メイコから情報を引き出すのは不可能だと悟ったのだろう。
(予想よりちょっと早かったわねー。"戦争"に入るとしてももう少し後かもしれないわ、こりゃ)
再び歩きだそうとしたその時。
「待ちなさいよ!」
後方から噛み付くような高い声。
「んー?ネルちゃん。もう査問会は終わった筈だけど?」
メイコに向かって駆けてくるネルに手を振って笑いかけてみる。
「ちゃんづけするな!……そうじゃなくて、アンタ何考えてるの?!情報管理局に、あんな……」
「別に。言いたくないことを言わないのは国民の権利でしょ?――それより、いいところで会ったわ」
じーっとネルを見つめて、妖しく笑ってみせる。
「なっ、なに?!」
「ネルちゃん。アタシと、デートしない?」
「はっ?――す、するわけな」
「どうやってミクのマスターになったか教えるけど?」
「……え?……ホント?」
査問会でメイコが回答を拒否した情報。
それを末端局員であるネルが引き出したとなれば、かなりの功績となる。
そうなれば時給700程度の安賃金から昇給するのは間違いない。けれど目の前の女は一筋縄ではいかない。もしかしたら罠かも。
……というような事を考えていると解ってしまう位にネルはメイコの前で百面相を見せている。
そんなネルの様子に、心の中でクスクス笑いながら言葉を重ねる。
「イヤならいいけど?他の局員に……」
と、思わせぶりにチラリと目線をさっき出てきた建物にやる。
「わっ、わかったわ!でも、嘘だったら承知しないからね!」
「勿論。詳細までしっかり"説明"するから安心して」
警戒されないよう、さりげなくネルの手をとる。
「では、秘密が漏れないように落ち着ける場所で――話しましょ」
「う、う……ん」
語尾に♪がつかないよう嬉しさを抑えながらメイコはネルの耳朶に囁く。
そういう甘い吐息に慣れていないのか、ネルはビクンと反応して紅くなった。
けれど、どうして"そんな反応"になるのか解らないらしく、オロオロしている様が可愛い。
ある意味、ミクやリン以上に純情なのかもしれない。
(これは浮気じゃないからね、ミク、リン。情報管理局員を味方につけるのは重要だから。そう!ミク達を守るために!)
心の中で愛する二人への言い訳を並べながら、メイコはネルの小さな手を握り……落ち着ける場所――いつも愛用しているホテル――へ向かったのだった。
「Lilium memeW」前編はこれで終了です。
次は勿論、ネルがメイコ姉さんに好き放題サれてしまいます。
うーむ、た、確かに説明(それも再現付き)だが、一番手っ取り早い方法だが……
めーこさん、それはどう言い訳しても浮気です。
そして微妙にどこぞのミクハクのマスターより質が悪いです。
後、軽く質問をば。
1、ネルは人間?アンドロイド?
2、結局、情報管理局は何をしたいのだろうか?
ヤバそうな展開なのにメイコさんのマイペースさに惚れた
そしてネル逃げてええええええええw
1は人間がいなくなった後その社会(文化的要素)を模倣しているという描写が
ちょくちょく出てきたから、ネルも一種のアンドロイド(ボーカロイド?)では。
2は1に関連して管理局はあくまでも「(人間社会の)模倣と保存」を優先する
堅物組織で、メイコ姉さんの行為はそこから外れたイレギュラー要素だから
危険視されてるんジャマイカ。
……まあ放っておけばそこらじゅう食い荒らされるだろうから
ある意味間違っちゃいないんだが。
メイコの『戦争〜』って台詞で、
「よろしい、ならば戦争だ」
を思い浮かべたのは俺だけか?
なんという浮気者……。
情報管理局云々より刺される心配した方がいいんでないかいメイコ姉さん。
348 :
名無しさん@秘密の花園:2008/04/04(金) 22:39:03 ID:AJ6pjavV
浮気者なメイコ姉さんでも、愛されたいな〜
本気でミクやリンが羨ましい私はもう末期
ども、ホワイトデーネタ投下した奴です。神とか言われて全俺が泣いたんだぜ。
嬉しかったので調子に乗ってまたSS書こうと思ったんだが、シチュが思い付かない。リクとかあります?ただし書けるのは微エロまでだけどw
>>350 マスター×KAIKOを所望したいw
KAIKO可愛いよKAIKO
ヒント ここは百合スレ
マスター×リンとか興味あるかも
ミク×ミク
ミク×ハクって一種の鏡像段階としても使えそうだよな。
殺し合わないカローンとブラディ・ライみたいな(誰がわかるんだこの例)。
酒呑んでスイッチ入った、攻めのハク姉さんが読みたいな。相手は誰でもおKw
たまにはエロなしのほのぼの系とかもみたいなー
>>351 「KAIKOxFairyレン」とかもか
だがマジレスすると百合スレの範疇ではないw フェチの域
>>353 無数のはちゅねに小動物群れ攻めされるミクとか
ミクはメイコのことを「お姉ちゃん」って呼ぶほうが萌える。
「めーちゃん」でもいいけど。
「めーちゃん」は黒Pが出所かな
カプ厨がKAITOに甘ったるく呼ばせる、ご都合主義な弱MEIKOに増えてるせいで
自分的にはその呼び名自体になんか嫌悪感が
初期はミクは「お姉ちゃん」呼びが多かったと思うけど
ミクがおとなしめキャラが増えてから、「敬語+姉さん」とかも見るようになったね
「メイコさん」的な生硬さが抜けないミクもなかなか。
ハク姉さんはぐでんぐでんに酔ってる時だけ「んあ? あー、メイコだ〜」みたいに
呼び捨てにしそうだな。
酔いから醒めると緊張と気恥ずかしさでまともに喋れなくなるとか。
>>359 エロパロ板で毒吐いてた人?
わざわざネガコメを織り交ぜないと発言できんのか。
362 :
359:2008/04/14(月) 00:10:02 ID:IVD0ML4u
>>361 いやエロパロ板なんて知らんし…ピアプロとかの感想
こんな程度に過剰反応するとか、エロパロ板はずいぶん大変な場所みたいね
つ 自分の萎えは他人の萌え
364 :
名無しさん@秘密の花園:2008/04/14(月) 07:27:58 ID:o4DI6zax
>>361 359みたいな、日本語のおかしい人は放置した方が良いよ。
助詞の使い方も分からない、ただの馬鹿みたいだし。
設定がないことの厳しさを改めて感じる。
公式設定が存在してしまうと今度はそれに対する原理主義者&アンチで
えらいことになるから今のゆるいままで構わないけどなあ。
そういやリン×ハク(もしくはその逆)ってあったっけ?
年下に飼われている駄目お姉さんとか、
両思いなんだけど手を出せないへたれなハクみたいな感じなら思い付くが。
自分もゆるやかなほうが好き。
設定が存在すると、「こうするべきだ」「こうでなければならない」て話にどうしてもなっていって、息苦しいから。
もしかして、案を練ってるの?
もしそうなら公開頼む。
自分も、「しっかり者の妹×ダメお姉ちゃん」のカップリングは好きなんだよねw
むしろ自分がボカロに嵌まった理由は、キャラに設定が無いからってのもある。自由に妄…想像出来るからな。
しっかり妹とヘタレ姉か。
自分の中ではリン×ハク、リン×ミク、ネル×ハクってところだな。メイコはヘタレって感じがしない。でも酒で潰れているところを襲(ry
>>367 今書いてるのがそれっぽい……いや違うか。
「しっかり者の妹とダメなお姉ちゃん」じゃなくて「突っ込み役の妹と変態なお姉ちゃん」だな。
いや、ミクとマスターの事ですが。風邪でもないのに尻にネギを刺されたマスターの事ですが。
370 :
名無しさん@秘密の花園:2008/04/14(月) 14:20:05 ID:QPIfPAh7
マンコに刺されたんじゃなかったっけ?
>369
浮気者マスターがアッー!の人でしたか。
続きをwktkしながら待っております。
>>369 その節はお疲れ様でした。
これがリンだったら、ロードローラーでの圧殺でしたな……(汗)
或る意味ミクで良かったw
「うー…」
「どうしたの、マスター?」
私が酒を呑みながら唸っていると、メイコが尋ねて来た。
「最近さ、リンが冷たいんだよね」
私はぼやく。
私の家にはメイコ、ミク、そしてリンがいる。田舎の実家から離れて都会の大学に通っている私にとって、彼女達の存在はホームシックを和らげてくれる。
特にリンは私に良く懐いてくれて、こちらとしても調律のし甲斐がある訳なのだ、が。
「…なんか避けられてる気がするし、調律中も上の空って感じだし」
「ふーん」
メイコは相槌を打ちながら私の酒に手を伸ばす。
「…それ、私の酒」
「別に良いじゃない、愚痴を聞く駄賃ってことで。で?リン自身には聞いてみたの?」
「聞ける訳無いでしょ」
聞けたら問題は無い。
たとえどんなに嫌っていたとしても、リンがマスターである私に面と向かって『嫌い』だなんて言う筈が無い。彼女達は主人に仕えるアンドロイドなのだから。
「そう?私は別にマスターにだってズバズバ言っちゃうけどね。例えば」
そう言うとメイコは呑んでいた酒を私に見せる。
「この酒、味微妙。趣味悪くない?」
「うっさいわ」
メイコから酒をひったくり、一気にあおる。
「つーかマスター、呑み過ぎじゃない?顔真っ赤」
「…メイコに酒のことで心配されるなんて、なんかショック」
「それ、どういう意味よ」
ちらりと床を眺めると、空になった大量の酒瓶が転がっている。…うん、確かに呑み過ぎかも。
「…そろそろ寝るわ。悪いねメイコ、付き合わせて」
「気にしないで。…あ、そうだ」
メイコはニヤリと笑う。
「酒の勢い使って、リンと話し合いでもして来たら?ミクは私が足止めしとくわよ」
メイコ達には3人で一部屋をあてがっている。ミクは今風呂に入っているので、リンは今独りで部屋にいるだろう。
「…酒の勢い使うってのも微妙だけど、それもいいかもね。このままの状態なのも嫌だし」
素面だと出来ない話し合いも、酒が入っていれば少しは気が楽だろう。
酔った脳味噌でそう判断した私は、立ち上がる。
「それじゃ、ちょっと行って来る」
「行ってらっしゃい」
私はふらつきながら、居間を後にした。
***
主人がいなくなった部屋で、メイコが呟く。
「自分で言っといてあれだけど、マスター、あんな状態で話し合い出来るかしら。
…ま、お膳立てはしてやったし、後は頑張りなさいよ?リン」
***
ホワイトデーネタを投下した奴です。マスター×リンの要望があったので、とりあえず触りだけ書いてみました。
この後酔ってるマスターがリンを押し倒すか、酔ってるマスターをリンが押し倒すかどちらかになる予定です。
…でも、こっそりメイミクとかも良いかなとか思ってみたりw(風呂場プレイ的な意味で)
メイミクお風呂プレイと聞いては全裸待機せざるを得ない
お久しぶりです。投下行きますね。
ミク視点でごった煮です。
皆様、初めまして。私、マスターの元で生活している初音ミクと言います。……ええ、ボーカロイドの初音ミクです。
今日はちょっと私の話に付き合ってもらえませんでしょうか。……強制で、とは言いませんよ?
***
私が生まれた時にはお兄さんとお姉さん(要するに私より前に生まれたボーカロイドです)がいて、そのうちのお姉さんであるMEIKOさんにお世話になっていました。
……なぜそうだったのかと後で開発者の方に聞いたところ、こんな答えが返ってきました。
『お兄ちゃんっ子も悪くはないがさすがに倫理上男女二人はまずい。某ロリエロゲも攻略キャラ二人が非処女だと知ってショックを受けた者が多数いる』
……その後にMEIKOさんとマスターが友情のツープラトンでその開発者の方をフルボッコにしていましたが。何がいけなかったんだろう?
あ、話が逸れましたね。……MEIKOさんと一緒に生活する理由は、マスターになる方の負担にならないようにある程度の生活の知恵を身につけるためです。
MEIKOさんは本当に私を可愛がって、よくしてくれました。……日常生活でも、その……夜の方も。
***
MEIKOさんの家に来てから数日後の夜。その日、初めてMEIKOさんが私に『夜の遊び』を教えてくれた日だ。
MEIKOさんに呼ばれて彼女の部屋に入ると、突然抱きしめられてしまった。
「め、MEIKOさん?」
「ミク……これから教えるのは、もしかしたら必要になるかもしれない。だけれど絶対に必要ではない知識。
覚えていて損ではない。でも、教えを断ることも出来る。……私としては出来れば覚えてもらいたいの。もしもの時のために」
「言ってる意味が、よくわかりません……」
「そうね。会社からはこんな事教わって、というかプログラムにすら入れてないわね。……順を追って説明するわ。
私たちボーカロイドは歌うのが仕事。でもね、たまにそれ以外の目的で買うマスターもいるのよ。主に自分の欲望を満たすために。
……まあ、例外もあるけどね。例えば子供や兄弟、家族の代わりに私たちを買う人もいる。でもね、ごくたまに性的な目で私たちを見るマスターもいるって事」
MEIKOさんの言葉に私は少し驚愕した。ただの機械である私たちに欲情する人がいる?そんなことがあるのだろうか?
「……本当、なんですか?」
「私だって否定したいけれど、ね。実例が挙がってるんじゃあ仕方がないのよ。現に私たちをただのそういう玩具としか見ていない人たちもいたの」
「ひどい……」
恐怖で身体が震える。それに気づいたのか、それとも最初からわかっていたのか、MEIKOさんが私の背中を撫でてくれた。
「いくらなんでもそんな人たちに襲われて、壊れてしまったらかわいそう。……まあ、ぶっちゃけて言えば私の自己満足みたいな物ね。
これから教えるのは、そんな状態に直面した時の覚悟と、そしてもしもの時はすぐに本社に連絡出来る心の強さを持つための知識なの」
「でも、実際にそんな事になったら……」
「それにね、この知識を教えるもう一つの理由があるのよ」
いきなり声の質が柔らかくなったので、ふとMEIKOさんの顔を見ると優しく微笑んでいた。
「もし、ミクのマスターがいい人で『もっと強い絆を持ちたい』と思った時は、あなたの初めてをマスターに捧げなさい。そのためにも必要なの。
マスターと一つになればさらに深く結ばれるのは間違いないわ。……ま、断られるかもしれないけどね」
台詞の最後で微笑を苦笑に変えて、MEIKOさんが今度は私の頭を撫でる。
「いいマスターに、会えますか?」
「……それは運次第。でもね、これだけは言えるわ」
また笑顔に戻ったMEIKOさんが軽く息を吸い、こう言い放った。
「うちの妹を泣かすようなマスターだったら、すぐにそいつの元に行ってフルボッコにしてやるから」
……なんともMEIKOさんらしい発言に、思わず笑いが漏れてしまう。
「……ふふっ」
「笑わないの、私は真面目なんだよ?」
「だって、いきなりフルボッコとか言うから……」
「……まったく、この子は」
私の額に暖かい物が触れる。そこに口付けされたと気づいた頃にはMEIKOさんに抱き抱えられていた。
「それで、どうするの?この先はミクの意思で決まるわ。覚えなくてもいいと思うならノー、教えてほしいならイエスで答えて」
いわゆるお姫様抱っこの状態で、私は少し考える。
「……ノーって言ったら、どうしますか?」
「このままあなたを部屋に運んでベッドに寝かせてお休みと言わせてもらうわ。……不満かしら?」
それは、ちょっとずるいと思う。だって、さっきMEIKOさんの唇が触れた所がまだ暖かい。
「えっと、イエスで……おねがい、します……」
だから……興味を持つのも無理はないよね。そうだよ。絶対そう。
***
こうして私は、MEIKOさんに『そういう事』を教わるようになりました。最初のうちはただ触るだけで、私が嫌がったらすぐに手を止めてくれました。
その段階から、私が嫌がらなくなるまで、というか私が気持ちよくなるまで触る、指を使って特定の場所を愛撫する、と段階を踏んで私の身体は開発されました。
MEIKOさんの手は優しく、私が身体を弄られるのに慣れるのもあまり時間はかかりませんでした。
前に言った『教育』の期間が終わっても、たまにMEIKOさんに会っては慰めてもらっていました。……それほどまでにMEIKOさんの手は気持ちよかったんです。
その後、今のマスターに買われ、ちょっといろいろあったけれど私の最愛の人になってくれました。
それなのに……
***
ある日、マスターの忘れ物を届けるついでにお買い物に出掛けた時の事。
「もう、マスターってば私の特製デザートを忘れるなんて……」
先に買い物を済ませ、少し大きい買い物袋と小さい袋を手に持ちながらマスターのいる会社に向かう。
せっかく私が腕を振るって作ったハニーネギを忘れるなんて、マスターのばか。
……と。目的地の近くに来たあたりで何かの声をキャッチ。……意識を向けてちょっと後悔してしまった。
「うわ、こ、こんな所で……?」
私の左手側にある公園のトイレ。そこから艶声が漏れていた。……誰だろう、こんな昼間から頑張っちゃう人は……
『ふっ、んっ、や、んんっ……』
まず一人は可愛い女の子の声。……もしかして、危険領域(ロリコンの仕業)!?
止めるべきだろうか。どこかの紫色の動かない図書館みたいに「そこまでよ!」と殴りこむべきだろうか。
悩んでいると某兄貴のあの台詞を思い出した。……そうだよね。『犯罪を止める』そう思った時にはすでに実行し終っているんだね。
買い物袋から長ネギを一本取り出す。しゅら……という音とともに白い身が抜かれた。いざ、犯罪防止!そう心の中で叫んだ瞬間。
『もっといい事してあげるからね……』
この言葉が聞こえた。何というか、明らかに犯罪者チックな台詞。しかし、その声は。その台詞を紡ぎ出している音声は……。
「…………」
私の口から声が失われる。あまりの怒りに。そして、あまりの情けなさに。
ど う 考 え て も マ ス タ ー で す 。 本 ッ 当 に あ り が と う ご ざ い ま し た 。
人間というものは、感極まると笑いしか出てこなくなる。それはどこかのお偉いさんのお言葉だった気がします。それが本当なら……
「うふ、うふふふふ、うふふふふふふふふふふふふふふふふふふ……」
私も……ただの機械である私も、人間と認めてくれるでしょうか。それとも非難されるでしょうか。
ああ、可笑しい。何でこんなに可笑しいんだろう。……私の心の奥底は煮えたぎっているというのに。
「ま・す・た・ぁ♪」
ドアを開け、私が声をかけるとマスターはビクンッ、と大きく身体を震わせた。
「こんな所で、何をしているんですか?」
……愚問だ。それはわかっている。何せ目の前に広がる光景はまさに『見ず知らずの黄色い子をおいしくいただこうとしてました』と言わんばかり。
その黄色い子は私を見たとたん白目をむいて気絶してしまった。
「あ、あはははは、珍しいわね、こんな所に来るなんて……」
私の方を向かず、震えた声で私に言葉を返すマスター。
「ええ、ちょっとマスターに渡し忘れた物があって。……どうやら必要ないみたいですね?」
だって、もうデザートを食べてるじゃないですか。
「正直、目の前で起こっている事を見てしまったからには……どうでも、いいですね?」
「み……ミク……さん?」
恐る恐るといった感じで声を掛けるマスターを無視し、私は一つの歌を謳う。
「――言い訳 なんか いいわ」
買い物袋を置き、重心を低くして構える。
「――あなたの 声も 聞きたく」
ネギの根元を切っ先として、左手で順手に持ち、マスターに切っ先を向けながら左手を顔に近づける。
「――無いから 逝って マスター」
切っ先近くの部分に右手を添え、その先を見据える。
「――あんたのケツにネギをぶち込んでやる」
先にある物……標的は無防備なマスターのお尻。
非難の声がマスターから発せられたが、もう私の耳には届かない。私の顔が歪んだ。
「おー」足先から、「しー」膝、「おー」腰、「きー」肩、「だー」肘、「べー!」手首へと流れていった力が今、渾身のネギ刺突技となって発現した。
私の繰り出したネギは寸分違わずに、見事マスターの身体のある一点に……
「アッー!」
お尻の穴にねじ込まれ、突き刺さった。
***
こんな事が最近、というか今日のお昼頃に起こった。……正直、マスターの元を離れたいと思ったのはこれが初めてだった。
そのマスターは今、リビングのソファに座っている私の足元で土下座をしている。
無言で土下座するマスターとただマスターを見下ろす私。そしてハクさんが私の横で声を掛けられずにおろおろしていた。
「あ、あの……ミクちゃん……」
「何ですか、ハクさん?」
それでも何とか声を絞り出して、ハクさんが私に話しかけた。
「い、一体何がどうなって……」
「黙っててください。これは私とマスターの問題です」
「あぅ……」
しかし一蹴され、ハクさんの身体が縮まる。
「マスター?とりあえず先に一つ質問だけさせてください。……あなたは、昼間、何をやっていたんですか?」
「…………と、トイレで、女の子と、イチャイチャ……」
「正直な事はいい事です。……私達がいるのに、他の子に浮気なんて……」
まだ土下座を続けるマスターの頭の上に足を乗せる。あっ、とハクさんがうめいたが気にせずに、ぐりぐりとマスターの頭を踏みにじった。
「どーいう神経してればそんな真似が出来るんですかー?浮気は許しませんよー?タンクローリー落としますよー?」
「ごめんなさい……ごめんなさい……」
さすがに頭を踏むのはやり過ぎだろうと思うが、これくらいしないと私の気が済まない。
「……あぁ、ミク様ぁ……」
やけに熱っぽいマスターの声に思わず足を止めてしまった。
ダメだこのマスター……早く何とかしないと……
どうやら足で踏むのは逆効果だったようだ。……本当に、うちのマスターは変態だ。あまりの情けなさに大きくため息をついてしまった。
「……と、とりあえずですね。マスターには何らかの形で罪を償って頂かないと……」
「どうぞどうぞ、鞭でも何でもお願いします。ミク様になら何をされてもいいですぅ……」
「……いい加減にしてください、マスター。いくらなんでも壊れすぎですよ?」
怒りを通り越して呆れた声でマスターの発言に突っ込むと、マスターは……
「だってぇ……私、ミクに隠れてあんな事したし、ミクに頭踏まれて『ちょっといいかも』って思っちゃったし……もうミクの奴隷になるしか道はないのよ……」
……前言撤回。マスターはマスターなりに反省してたみたいだ。でも。
「私が言うのもなんですが、アンドロイドの奴隷になっていいんですか?もう人権とか関係ないですよ?」
「そこはそれ……ヤンデレボーカロイドがマスターに『自分だけを見て』と詰め寄る的なシチュエーションみたいで萌えるから」
前言再撤回。ダメだこのマスター。というかさっきの『ちょっといいかも発言』も人としてどうかと思いますが。
と、話していると玄関からチャイムの音が聞こえた。
「あれ、お客さんですか?」
先ほどから私に黙らされ、しゃべる機会を失っていたハクさんがようやく言葉を口にした。
「あ、私が呼んだんです。ちょっと用事があって」
「ミクが?」
マスターが頭を上げて私を見た。少しの沈黙の後、マスターの顔がこわばる。
「ま、まさか……クリプトンの息のかかった引越し業者!?もう私の家には居たくないから本社に移送の電話を!?……そんなぁ、お願い行かないで!」
「落ち着いてください!……私の知り合いですよ、多分マスターもよく知ってるんじゃないですか?」
本気と書いてマジ泣きで私の身体に抱きつくマスターに思わず怒鳴ってしまい、すぐに声のトーンを下げて誤解を解く。
「ちょっと、出てきますね」
ハクさんが玄関に向かった。……それから一分も経たないうちに、リビングにあの人が入ってきた。
赤を基本色としたライダースーツに、フルフェイスのヘルメット。……ちょっと危ない人に見えるのは仕方がない。
その後ろから「ま、待ってくださぁい」とハクさんが追いかけてきた。
「勝手に入らないでくださいよぉ……」
「ん?あー、ごめん。妹の一大事って聞いて居ても立ってもいられなくってね。……ミク、久しぶり」
あうあうとあわてるハクさんに片手を振って軽く謝り、私に声を掛ける。
「え、その声……嘘でしょ!?」
その声を聞いて、マスターはようやくこの人が誰だかわかったようだ。
「はい、お久しぶりですね、MEIKOさん」
私の知り合い……MEIKOさんがヘルメットを脱ぐ。あの時と変わらないMEIKOさんの顔だった。
「さて、ちょっと詳しく状況説明頼めるかしら?10秒でお願い」
「5秒もかかりませんよ」
そう言って私はMEIKOさんの耳元に顔を近づけ、圧縮言語を流した。
『ッ――――――――』
このノイズのような音に大きな情報量が詰め込まれている。基本的にPCからの音楽データのやり取りにもこの言語が使われている。
「……認識終了。えっと、ハクちゃんだっけ?ごめんね、勝手に上がっちゃって」
「え、ぅあ、はあ」
私と顔を近づけあったわずか数秒の間に教えられたと気付かずに、突然名前を呼ばれてびっくりするハクさん。
「で、そこの」
「……は、はい?」
マスターを見た瞬間MEIKOさんの纏うオーラが変わった。それを感じたのか、マスターも怯えている。
「うちの妹泣かしたのはあんたか?この落とし前、どうつけてくれるのかしら?」
「す、すいません!どうかお許しを……」
「すまんで済んだらマッポはいらんわ!……ミク、追加情報。この家の間取りを教えて」
……これからMEIKOさんのやる事が大体予想付いたので、たった一言。
「二階に上がってすぐの扉がマスターの部屋です」
「え?え?え?ちょ、ど、何?」
「ありがと。……ふっふっふ、私が満足するまでたぁっぷり可愛がってあげるからね?」
可愛がって、の部分でマスターもこれから自分の身に起こる事がわかったらしく、顔を青くしていた。
「え、そ、そんな!?まさか私姐さんに襲われるの!?」
「ご名答……何、そんなに痛くはないはずよ?加減しないけどね」
「いーやー!そんなのいーやー!」
肩に担がれ、ジタバタと暴れるマスターをものともせず、二階への階段を上がっていくMEIKOさん。
ミクー、助けてー!とか、襲うのは好きだけど襲われるのはいやー!とか、マスターの部屋に入るまでそんな叫び声が聞こえた。
「あ、あの……」
「何ですか、ハクさん?」
「その、止めなくて……いいの?」
「このために呼んだんですから、止めたら意味ないじゃないですか」
にこやかにそう返したところ、ハクさんが一歩後ろに引いた。……あれ?ちょっとひどくないですか?
***
二階の物音が収まったのは大体三十分後。MEIKOさんが全裸で一階に降りてきた。
「いやー、可愛かったわぁ。攻められるのは初めてだったみたいでもう『やめてぇ……』とか『ひくっ、やぁん!』とかもういい声だしまくり。ネコの才能あるわね、あの子」
マスターのビールを(勝手に)呑んで、プハァと息を吐くMEIKOさん。
「生憎ですが、MEIKOさん。あんな人でも私のマスターですので……」
「わかってるわよ。私だって妹の恋人……と言うには甲斐性なしだけど、とにかく寝取る趣味はないから」
一息で缶ビールのほとんどを呑みつくし、ほんの少しだけ残った雫を口の中に垂らして缶を握り潰すと、私に「あれ、缶ゴミはどこだっけ?」と聞いてきた。
すぐそこのゴミ箱を指で指すと、MEIKOさんが潰した缶をそこに投げた。缶はゴミ箱のふちに当たり、かろうじて中に入る。
「ナイッショ!」
それを見て指を鳴らし、ガッツポーズをするMEIKOさん。
「……相変わらずですね、MEIKOさんも」
私の前期モデルで、完全なキャラクター付けはされていなかったはず(性格という概念は私の代から付けられた)だというのに、MEIKOさんはやけに人間くさい。
行動の一つ一つがMEIKOさんがボーカロイドだという事を忘れさせてくれる。……これも年季なのだろうか。
「というか、ライダースーツ脱ぎっぱなしにしないでくださいよ」
「あははは、興奮しちゃってつい、ね。もうあの子が可愛くて可愛くて……」
「……取ってきます」
……なんというか、本当にMEIKOさんに教育してもらってよかったのかなと思えてきた。まあ、私が居ない間にガサツになっただけだろうが。
昔はきびきびしていて、私も憧れてたのに……そう思いながら階段を上る。
MEIKOさんの服を持っていくついでにマスターの様子もついでに見ておこう。……心配だからとかじゃありませんからね?
「…………っぐ……ひっく……」
扉を開けようとするとマスターの泣き声が聞こえる。ふう、と軽くため息をつき、扉を開けた。
「入りますよ、マスター」
「みっ……みぐぅ…………わらし、わらしぃ……」
シーツで身体を覆い、涙目でこちらに声を掛けてくるがあえて無視をする。
「……みぐぅ……ひどいよぉ……」
「……ま、犬に噛まれたとでも思って忘れてください」
目的の物を見つけて、それを拾って部屋から出ようとすると。
「まっでぇ!」
マスターに呼び止められた。その声に振り向くと、涙をぽろぽろこぼしながらゆっくりと近づいてきた。
「……ごめんなさい、ごめんなさいぃ……おねがい、みく、もうゆるしてぇ……」
まるで、親に叱られた子供が許しを請うように。私の元まで這いずり、足元にしがみついてきた。
……め、MEIKOさん?マスターに何をしたんですか?
ありえないほど変わってしまったマスターの姿を見て、下の階に居るMEIKOさんに少しの恐怖を抱いてしまう。
「ぜっだい、ぜっだいうわきじないがら……みくぅ……」
しかし、今までとは違う弱弱しいマスターの言葉と、すがりつくその手がなぜだかいとおしく思えてしまった。
「わかりました、許してあげますよ」
優しく告げ、マスターの頭を撫でてあげる。
「みくぅ……」
しがみつく手に力がこもり、マスターは安心したかのような顔を見せてくれた。
「お風呂、入りましょうか」
「うん……」
シーツに包まった状態のままのマスターをお姫様抱っこで抱え上げた。……自分よりも頭一個分大きい人を軽々と抱えられるのもアンドロイドだから出来る芸当だろう。
一階に降りると、まずハクさんに声を掛けられた。
「ま、マスターさん!?一体どうしちゃったんですか!?」
「……MEIKOさんにたっぷりと身体に教え込まれたみたいです。……MEIKOさんは?」
「お風呂に入りたいって言ってたんで、今は浴室にいるけど……」
「あら、先を越されちゃいましたか」
MEIKOさんは本当にマイペースなんですから。そう呟きながらマスターをソファに降ろし、一緒に持ってきたライダースーツを脱衣所の籠の中に入れる。
そのついでに浴室の中に居るMEIKOさんに声を掛けた。
「MEIKOさーん、湯加減はどうですかー?」
『お湯張ってないのに何を言ってるのよ、ミク』
ちょっとしたお茶目です。と返し、ついでに今のマスターの状態について聞く事にした。
「あのー、マスターがものすごく変わったんですが……MEIKOさん、一体何をしたんですか?」
『別にー?ちょっとお尻の穴とか攻めたり二穴と一点同時攻めとかしただけだけど』
「お、お尻の穴……」
そんな所まで弄られたんですか、マスター。……ちょっと見たかったかもなんて思ってませんよ?
MEIKOさんにいろいろと弄くられて涙混じりの潤んだ目で喘ぐマスターなんて……いや、何を考えているんだ私は。
だんだんマスターの性格が移ってきたかな……ほら、道具は使用者に似るってよく言うじゃないですか。
「マスターもお風呂に入れてあげたいんですが……」
『じゃあ一緒に入る?久しぶりにさ、二人で背中の流し合いでも……』
「……MEIKOさんと一緒だとマスターが怯えるかもしれないんでやめておきます」
『あら、まるで私が悪役みたいな台詞ね』
ちょっと悲しげなMEIKOさんに非難するつもりはありませんよ、と言葉を返して脱衣所を出た。
リビングに戻ると、マスターがまだシーツに包まりながら缶ビールをチビチビ呑んでいた。……何も声を掛けられず、とりあえず隣に座る。
しばらくの沈黙の後にマスターが口を開いた。
「……ミク?」
「はい」
「さっきの私は忘れて」
さっきの、とはあの弱りきったマスターの事だろうか。
「何故、ですか?」
「あんな所、見せたのが恥ずかしくてね。……でも、約束は守るから」
「……嫌だって言ったらどうしますか?」
「その理由を聞かせてもらうわ。個人的には否が応でも忘れてもらいたいけれどね」
その答えを聞いて、私は少し考えた。マスターの意思を尊重するべきだろうと思うが、私も個人的にはこの記憶は消したくない。それに……
「……ごめんなさい。その命令は拒否させてもらいます」
「何故?」
「あんなに可愛いマスターを忘れたくないですから。新しい一面も見せてもらいましたし、その記念という事で」
私も、たまにはマスターにしてあげる側になりたいから。
「かっ……」
あ、顔が赤くなった。……私の顔が思わず緩んでしまう。
「ちょっ、笑わないでよ!何その『ああもう、こういう所も可愛いなぁ』っぽい笑い方!」
「それは、ねえ。今のマスターは可愛いですよね、ハクさん?」
「ひゃい!?み、ミクちゃん、いきなり私に振らないでよぉ……」
突然話を振られ、面白い位に慌てるハクさん。……うーん、ハクさんもちょっといいかも。そこまで考えて、やっぱりマスターに似てきたなと心の中で苦笑してしまう。
「もう、ミクの馬鹿!」
そう言ってマスターがそっぽを向いてしまった。
「まあ、そう怒らないでください。今夜は私が優しくしてあげますから。ただし私がタチですが」
「何でよ!私はもう攻められるのは懲り懲り……」
「……ダメ、ですか?」
ここでコマンド入力。上、上、下、下、ナントカカントカ、と心の中で唱えながらマスターの腕に手を乗せ、上目遣いでじっと見つめる。
「……っぐ、ダメなものはダメ!私の身が持たないから!」
「ますたぁ……気持ちよく、なろ?」
腕に乗せた手をマスターの首に回し、耳元でそっと囁く。
「んひゃっ……ねえ、ミクってこんなキャラだっけ?」
「え?うー、あー、そ、そうでもないとも言えますし、実はそうだったとも言えますし……」
マスターが視線をハクさんに向け、ちょっと情けない顔でそう聞いていた。
頭を持って、無理矢理マスターの顔を私の方に向ける。
「うくっ」
「ダメですよ、マスター?ちゃんと私の方を見てください」
「……だから無理だって。私はタチ専門だから。お願いだから許し……んむっ」
まだ反論を続けるマスターの口を私の唇で塞いでしまう。無理矢理舌を絡ませ、犯していく。存分に唾液が絡まったところで口を離した。
「マスター、MEIKOさんのおかげで新しい可能性に開花しましたね?」
「な……何、が……?」
舌だけで少し目が潤み始めているマスターを見つめ、ニヤリと笑う。……私でもこんな笑い方が出来るんだ、と思ってしまった。
「いっぱい、可愛がってあげますからね」
軽く体重をかけただけで簡単にマスターの身体を押し倒せてしまった。……身体は正直ですね、マスター?
***
それから、お風呂から出てきたMEIKOさんが私達に声を掛けるまで、ずっとマスターを愛撫していました。
MEIKOさんの後に二人でお風呂に入って、その後に……うふふふ。
この事をきっかけに、マスターはタチもネコもいける両刀使いになってしまいました。……私としてはうれしい限りです。
たまに二人がかりでハクさんをイカせ続けたり、私がハクさんとマスターの二人をおいしく頂いたり。もう楽しくて仕方がありません。
え、何で私がタチなんだ、ですか?……私自身も、マスターの頭を踏みつけた時からちょっと目覚めてしまいまして。
ホント、変態なマスターを持つと苦労します。
あとがき
ミクさん、覚醒(ぉ
お久しぶりです。マスハクの人です。今回はあえてミク視点で書かせてもらいました。
だってマスター視点だとエロシーンが……ゴホン、前回の最後のシーンをミク視点で書いておきたかったからです。
ついでにミクとMEIKOさんの馴れ初めを。これも書きたかったので。
続きは……今の所何も考えてません。
ミク攻めが新鮮で良かった
みんな可愛くて良いなぁ
私もマスターになりたいよ
メイコさん何を受け継がせてるんすか(w
GJ!気が向いたらで良いので、ミク攻め3Pをお願いします
しかしこのスレ、職人が来た時しか盛り上がらないな。
ミームの人とマスハクの人、ホワイトデーの人以外にも、職人増えないかな…
>>352 KAIKOは亜種だと思うんだがね
他には呪音キクとか良いなとか思ってる。
>>394 あれ……ネルは?
後メイマスの内容をkwsk知りたいw
>>399 ミクがヤンデレ化した姿だっけ?>キク
誰か迷子さんで…いや無理だな、彼女だとカオスだ
>>401 ヤンデレが悪化しまくってキクになったんだと思う
エロパロ板で見掛けたアイドルメイコネタにときめく今日この頃。
誰かメイコ受けで書いてくれないかなあ
>メイコ受け
アン×メイ
ミリ×メイ
プリ×メイ
とりあえずアンはバリタチ姉貴ってことで。
ハク×メイとか。
一緒に呑みつつアイドル稼業の辛さを愚痴られているうちになし崩し……みたいな。
ハクはなんとなくほだされ攻めの気がある。
406 :
名無しさん@秘密の花園:2008/04/24(木) 18:28:25 ID:T7pr0Ofq
ミクは総受けでいいと思う
お待たせしてすみません。
リアルが忙しくなって中々時間がとれずorz
「Lilium memeW」 後編、投下します。と、その前に。
>>343さんの質問にお答えしますね。
>1、ネルは人間?アンドロイド?
アンドロイドです。
「数年前に"人類が絶滅した"事が確認されて」いるので登場人物は基本的に全員アンドロイドだと思ってください。
>2、結局、情報管理局は何をしたいのだろうか?
回を重ねるごとに解るような感じにしてゆくつもりです。
◇ ◇ ◇
「ネルー。いいお湯よ?一緒に入らないー」
笑みを含んだメイコの声がホテルの浴室と部屋に響く。
このホテルは設備がしっかり行き届いている上に、お風呂が広い。
ネルと一緒に入れれば、あんなことやこんなこともイロイロできるだろう……が。
「なっ、何言ってるの!あたしはただ、話を聞きに来ただけでしょ」
「別にいいじゃない。ホテルに来たのに勿体無い」
つれないネルの言葉に応えながら、メイコは自分の身体を伝うお湯をバスタオルで拭う。
そして、脱衣所のタオル用の籠に放り込むと"そのまま部屋へ向かった"。
「さあ、話してもらうからね、どうやって……ぁ」
「ん?何?」
"全裸"のメイコを視界に納めたネルが固まったように動かない。
その視線が、顔、胸、そして茂みに隠された秘所に向かうのをメイコは見逃さなかった。
(ふふん、我ながらイイ身体だものねー)
メイコのボディは、零ナンバーに相応しい造形をということで芸術家でもある優秀な技術者が製作したもの。
その優れた容姿は、勿論"運"の要素が強くはあるものの、メイコはそのメリットを肯定し、きちんと生かすことを考えている。
凹凸のくっきりした身体をネルに見せ付けながらも、そのしなやかな脚を動かし彼女の傍に近づく。
ここからが、肝心。
「ふ……服、くらい着なさいよ……」
刺激が強すぎたのか、ネルの声が絡んでいる。
同時にぷいっと顔を背けてしまうものの、名残惜しげにちらりと目線がメイコの身体を漂い、慌てて戻る。
(うー、もう!かわいいなぁ。襲いたくなるけど、まだ……我慢)
「こっちの方が気楽なの。あ、そうそう、ミクのマスターになった時の話よね」
さりげなく距離を詰めて、たっぷりとした胸が僅かにネルの腕に触れるような配置で座ると、
ノースリーブの制服を着ているネルの腕にぴたりと柔肉が触れる。
「ぁ……そ、そう……よ」
逃れようとしない。そっとサイドテールの向こうにある耳朶を見ると、もう真っ赤。
(よーし!もっと、"下ごしらえ"をして限界まで"ほぐさ"ないとね)
心の中でガッツポーズをとりながら、表情はクールを装って微笑みかける。
「アタシは、ね。ミクにちょっとしたコンプレックスがあったの――」
「え?」
初対面の子の心まで奪うには表面やその場の雰囲気だけでなく、メイコ自身を知ってもらう必要がある。
その上で――身体を快感漬けにして……この生意気で可愛らしいつり目の女の子の全部を奪うのだ。
「ほら、ミクの人気はアタシとは比べ物にならない位に……」
「あ……」
そう言うと、ネルは申し訳なさそうな顔をする。――やっぱり、根は優しくていい子らしい。
「まっ、そんな気にしてた訳じゃないんだけどさ。ミクは優しい子だから敏感になっちゃってね」
メイコは丁寧にミクがメイコに遠慮して活動を縮小し始めたこと。それに激怒して一度ミクを突き放したこと等を語った。
そして――あの、楽屋での"和解"の時の話に入る。
メイコの唇がほんの僅かに笑みを形作り、妙に感動して聞き入っているネルの耳朶に心なしか近づく。
「――そんな可愛い姿みせられたら……ね?そこで、アタシは、ミクの唇に触れて……」
「うわ……う、うん」
ネルは頬を赤らめ、夢中で"アイドル"初音ミクとメイコの禁断のやり取りに聞き入っている。
「何度も何度も軽く、愛しむように……あまく……」
「あまく……」
「そう、こんな風に」
ちゅ。
当たり前のように、ネルの唇を奪う。
「ぁ……」
そのつり目がちな瞳を驚きに見開いたままネルは抵抗も出来ない。
チロリと唇を舐める。つんつんと小さな歯を舌でノック。
「んーーっ!」
やっと"何をされているか"気づいたのか、キスをされたままネルが抗議のうめき声をあげる。
しかし、メイコの腕を振り払おうとはしない。……ただ、少し身じろぎするだけ。
だから、ネルの小さく華奢な身体を離したりせず、逆に強く抱き寄せた。
「ぴちゅ……ちゅ、ん……ちゅぴ」
何度も何度も甘いバードキス。
ゆっくりゆっくり、薄皮をはがす様にネルの身体から力が抜けて、瞳が潤んでくるのが楽しい。
(くぅぅ、これが可愛い女の子を落とす時の醍醐味よね)
同時に、メイコはさりげなく、ネルのスカートの裾をめくり掌を忍ばせてゆく。
細くすべらかな太ももの感触を楽しみにつつ、可憐な唇を蹂躙。
スカートを捲られる感触に驚いたネルがメイコの手を押さえようとした隙に――唇を割って舌を滑り込ませる。
ぢゅぷ……ちゅぅ。
舌同士が触れる。唾液が交換されて、メイコの舌先に甘い香りと濡れた柔らかな触感が伝わる。
(美味しい。ミクやリンとも少し違うわねー。年下のリンよりも舌が小さくって……ふふふ)
いつの間にかネルの抵抗は完全に止まっていた。
ふとももは撫でられるがまま。
蹂躪されている唇と舌は、抵抗するどころか、遠慮がちに舌先を動かしてまでいる。
そのぎこちない一生懸命さが、可愛い。
(この、アタシに心を許したって解る瞬間が……あーーもうっ!)
喜びに震えて、メイコは丁寧に丁寧にネルを蕩かせるべく舌と掌の愛撫を続ける。
つんつん。
「んっ、んんーーっ!」
ニーソックスとスカートの間の絶対領域を完全に越え、メイコの指先が薄い布に包まれた秘所を刺激する。
つつぅ……僅かに窪んだ"溝"をなぞりあげて、その上部。小さく尖った硬いモノを指の腹が捉える。
くりっくり……。"硬さ"を確かめるように摘むと、ネルの反応が激しくなる。
そこで、じゅるるぅぅ――舌を吸い上げて、優しく甘噛む。
ビクンビクン。
メイコに唇をふさがれたまま、腕の中で布越しのお豆の刺激だけで絶頂を迎えるネル様子を楽しむ。
腕に伝わる絶頂時特有の震えがたまらなく愛おしい。
「ネル――アタシのモノになりなさい」
ミクの時と同じように、快楽に蕩けているであろう、ネルの耳朶に囁きかける。
「や……ぁっ」
無意識に首を振るネルを咎めるように、また唇を重ねる。
そして、今度はショーツの中に指を忍び込ませ濡れそぼった泉に中指を沈める。
くちゅくちゅ。
暖かな蜜を湛えるソコをかきまぜ、乙女の証を指先で味わう。
「アタシのモノに、なるでしょう?」
VOCLAOID特有のよく響く声で甘く。同時に耳朶を噛み、すぐに探し当てたネルの一番イイ場所をツンと刺激した。
「ぁぁ、んっ。そうやって……ミクさん、を……」
ネルが抗うように言葉を紡ぐ。
けれど、瞳はもう、メイコをうっとりと見つめ、半分以上落ちかけていた。
(なーるほど)
ネルの言葉で幾つものことが解る。
さんづけをしているということは、ミクのファンだろうということ。
そして――どちらにも"嫉妬"していることも。
解った上で、笑みを含ませた声で聞く。
「ヤキモチ、妬いてるんだ?」
「なっ!――ち、ちが、ひゃぅぅ」
真っ赤になって否定するネルの首筋へキス。そのまま軽く噛んで舌を這わせた。
途端、初めての刺激に反応して、否定の言葉は喘ぎに変わる。
同時に"初めて"の証を弄んでいた指をつぃっと抜いて、その下の蕾へ。
「ミクにシてないやり方で愛してあげるから、さ」
舌先で首筋から耳朶までゆっくりと舐めあげ、唾液の後を残しながらヤラシク囁く。
「や……そんな……とこ」
けれど、"ミクにシていないやり方"というメイコの囁きが効いたのか、抵抗は無い。
「アンドロイドは食物のエネルギー変換効率100%なんだから、コッチはキモチよくなる為だけにあるトコロでしょ」
「くぅん、そんな――ぁぁ、ちがっ……」
「ほーら、こうしてぇ」
メイコの中指が乙女の泉から流れ落ちた雫が集まり、濡れた後ろへ沈む。
同時に、もう一方の手で尖りきった突起の皮を丁寧に剥いて、指腹で優しく摘んだ。
「ぁっああああああっ!!ひぅぅっ!それ、だめぇぇぇ」
「いい反応ねー、ネル。ココでしょ?――貴女のイイところを後ろから、こうやってぇ」
熱いひだに包まれた中指をきゅっと曲げる。勿論、ルビー色の豆を優しく扱くことも忘れない。
ぷしゅぅぅ。ぴしゃぁ。
何度も何度もイっているのか、ネルは小さな腰を仰け反らせて、激しく潮を噴く。
それでもメイコは容赦しない。ネルの快感の雫をお漏らしのように噴き上げている箇所へ、顔を近づけた。
「お尻とお豆と……二つを同時にって、ミクにもシたことないのよね」
「そんな……やめ――しんじゃ……ぅ」
「大丈夫。ほら、ネルのココ喜んでる。ちゅっ――ちゅぅぅ、くちゅぅ、ぴちゃ……んく」
ずぷぷ……舌が泉に沈み、中をかきまぜる。
途端、メイコの美貌に熱い潮が何度も噴きかけられた。それでも後ろの蕾とお豆を扱く指は止めない。
勿論、舌もうねうねと動かして、ネルに快楽の味を教え込んでゆく。
時々、透明な液体を飛ばしている場所へ直接唇をつけ、"ネルの味"を堪能することも忘れない。
メイコは、学生時代、数多の女性型アンドロイドに試した性技を駆使し、
淫靡な遊戯さえシタことがなかったであろうネルを弄び、面白いようにイかせ続ける。
「きもちいい?」
「いいっ、ぁぁ、いいよぉ――これ、知らない。ひぅっ!また、いくぅ」
「ネルはアタシのものよね?毎日、こうやってキモチよくしてあげるから」
とどめとばかりに、舌を抜き、ほぐれたネルの狭い蜜壷へ二本の指を。後ろは一本。……同時にくちゅくちゅと音をたてて抜き差しする。
「ひっ!あああああぁぁぁっ!!――くぅ、ぁぁ、なるぅ、なるから、それっ――きゃぅっ、ひぅ、やぁぁぁ」
ネルの腰が、メイコの指使いに激しく踊る。
「ありがと。ご褒美よ」
ネルの屈服の言葉を聞き、あまぁく笑うとメイコは、放物線を描く熱い液体がかかるのも構わず、ネルの完全に剥け切った肉芽へ唇をよせた。
ちゅぅぅぅ。
「―――ぁっ……!!!!!!!!!!!」
言葉にならない絶頂の声。
ネルは脚をはしたなく開ききったまま、脚の間にメイコを埋め――激しく何度も絶頂を繰り返し、脱力した。
「ぁぁ……ふぁ……ぁん」
蕩けた表情のまま、唇の端に銀の流れを作り、ネルは放心状態でメイコを見つめている。
ぴちゅ。ネルの涎を舌先ですくってキス。
(さすが情報管理型アンドロイド。やっぱり"マスター"になるのはプログラム上不可能か。――でも……)
「ネル、アタシの顔についたの――舐めて?」
ネルの背中に手を回してぐっと引き寄せる。そして、命令。
「ぁ……う、うん」
初めて会った時には考えられない淫らな命令。
けれど、ネルは熱に浮かされたような瞳のまま、舌先を伸ばして、ネル自身の潮を舐め取ってゆく。
「かわいいわ。ネル」
「ぅっ」
言われなれていないのか、メイコの言葉だけで紅くなる。
(ホントに可愛い)
懸命に雫を舐め取るネルの舌を頬に感じながら、メイコは満足げに瞳を細める。
そして、そっとネルの身体を薄い胸からお腹、腰、背中となで上げる。ビクンと反応するのがまたイイ。
「決まり。ネルはペット」
「へっ?」
きょとん、とネルがメイコを見返す。舌を伸ばしてメイコの顔を舐めていた途中なので、その表情はちょっと間が抜けているものの愛らしい。
「恋人はミク、妹はリン。で、ネルはペット。ネコタイプだしねー。こうやって撫でるとほら、キモチ良さそう」
「ぁっ、な、何を言ってるのっ。あたしは……」
ネルは反論しようとして――"いまシてること"に気づいたのか、何も言えなくなる。
身体を撫でられながら、必死にメイコの顔を舐めてる姿は、確かにペットと言われても仕方が無い。
「可愛がってあげる」
「ぅっ……ぅぅ」
「ミクと一緒に」
「あぅぅ」
真っ赤になって俯くネル。
メイコは自分の勝利を確信して、くつくつと笑う。
(あとは、何とかミクを説得しないとね。リンのこともあるし……あはは)
今頃、帰ってリンがメイコの家にいる理由を聞いているであろうミクの心中を想い、メイコはネルを抱きしめ愛撫しながら冷や汗を流す。
更にペットまで、なんて言ったら、どうなることやら――と。
◇ ◇ ◇
エピローグ
「……情報管理局が?そんなの信じられる訳ないでしょっ」
「そう?それじゃ、百聞は一見にしかず。LEON、LOLA、MIRIAM、SWEET ANNで個別検索してみなさい」
「……?」
「まあ、ついでにカイト、レンも。全員、それなりの実績を挙げたVOCALOIDよ」
「えーっと。……LEON、声帯損傷事故後引退。LOLA、バグによるプログラム汚染による障害発見、引退へ。
MIRIAM、交通事故により意識不明。SWEET ANN、照明落下事故により首部破壊、引退……うそ」
「前時代、ヒューマンエラーと呼ばれた単純ミスが殆ど無くなった今、"事故"なんて希少なことは理解してるわよね?
個体数の少ないVOCALOIDが、引退に追い込まれる程の事故が連続して起きた。――偶然にしては出来すぎてない?」
「そ、そんなの陰謀論です」
「こらこら、敬語になってる。アタシのペットなんだから、もっと素でいいってば」
「ひぁっ、そこ、触るなぁ」
「あはは。この、つるぺた具合が背徳感を……」
「つるぺたっていうなー」
「あっと、カイトとレンも調べてみた?」
「そちらの二人は、行方不明……」
「まー、そいつらはね。――さて、今度は全員の名前を入れて検索してみて」
「……う、ん――あれ?エラー?弾かれた?……もう一度」
「ダメっ」
「え?」
「二度目は逆探知かけられる上に、ネット自体にそのIPじゃ数時間アクセスできなくなるわ」
「……そんな、それって……」
「そんなに吃驚しなくても。アンタの仕事でしょ?って、実態は初めて知った?」
「だって、あたし達は……ただ、上からの指示で圧縮情報を仕分けするだけだから……」
「内容までは知らない、か。やっぱり。……ん、ネルに聞きたいことがあるけどいい?」
「な、なに?」
「この頃、頻繁に情報管理局に来ている外来、いない?」
「え……と。文化振興局の人が、あと著作権管理団体のお偉いさん。あたし達下っ端はすれ違うだけだけど。最近回数増えてるかな」
「ふふーん。なるほど……ありがと」
「ゃぅっ、だから、抱きしめるのはいいけど、そこ触るなぁぁ」
「じゃあ、ここ」
「もっと……だめ…ぁ」
「ネル。出来る限り情報管理局の様子をアタシに伝えて。守秘義務に関することはロックされてるだろうけど……直接アタシが解くから」
「そ、そんなことしたら――」
「もし、管理局クビになったら、アタシが一生面倒みてあげるから安心しなさい。時給700より待遇いいわよ?」
「う、えええっ!?それ、もしかしてプロポー……」
「ネルはアタシの可愛いペットなんだから」
「ぅ……」
「あらー?イヤ?」
「……」
「イ・ヤ?」
「イヤじゃない……」
「くくっ、あーもう、かっわいいんだから」
「Lilium memeW」 はこれで終了です。
次回は番外編のメイコxハクか、続きの「Lilium memeX」でメイコxミク・リンの予定です。
GJ! リアルタイムでキタ!!1!
ネル可愛いよネル。メイコ姉さんちったあ自重(終いにゃミクにいわされるぞ)。
……そして過去に何があった。怖すぎるぞ情報管理局。
GJ!忙しい中乙です!
なんつーか、メイコ様流石っす!そしてネルの可愛さは異常
GJ!いつもエロいねーさんをありがとう
GJ! ネル可愛いよネル。
GJ!そして引退した外国陣の中にプリマがいないということは、フラグとして受け取ってもよろしいですか?
保守
保守せざるを得ない
ほっしゅほしゅにしてやんよ
さびしいな・・・だれか投下してくれないものだろうか
ネギで責めるミクを見てみたい
「ネギの扱いには自信があるの…いっぱい練習したから」
みくみくテクニックか
人がいない今なら言える!
デPの新曲の隠語の意味がさっぱり分からない(´・ω・')
哲学言われてるあれかw
さっぱりわからないからとりあえず曾根崎聞いてる…
誰もめーちゃん祝ってない(´・ω・`)
>>433 お前さんエロパロ板にも書き込んだ奴かい?ようつべ板のボカロスレへ行くといい。親衛隊が勢揃いしてるぜw
お久しぶりです。投下します。
エロは無い上に鬱が濃い目ですのでご注意を。
空は生憎の雨模様。それでも買い物に出かければならない時。あなたはどうするか?
ある人はこう答えた。『家族、もしくは知り合いに買いに行かせればいい』と。
「仕方ないですよねぇ……私、居候ですから……」
買い物袋を手に持ってそう呟くのは、最近蔑ろにされがちな弱音ハクだ。
「マスターさんは仕方ないとして……ミクちゃん、最近Sに目覚めたんじゃないかっていう位私をいぢめるし……」
いぢめる、と言ってもいやがらせの類ではない。性的な意味で責めたり軽くからかったりする程度だ。……先ほどのハクの台詞は主に前者の意味合いが強いが。
ふう、とため息をつく。その眼が何かを捕らえ……一瞬驚いたが安心し、しかしうろたえた。
傘も差さずに道沿いの電柱にもたれかかる一人の少女。それがハクの目にしたものだった。
……驚いたわけは自分の知り合い、というか居候先のボーカロイドに彼女が似ていたから。
「あ、あの……大丈夫ですか?」
「……何」
恐る恐る声を掛けるとこちらを向いてくれた。紫がかった唇が、彼女がどれだけ雨ざらしになっていたのかを物語る。
「一体どうしちゃったんですか?こんな雨の中を傘も差さないで……」
「アンタには関係ない事よ」
「あの……寒いですよね。見なくてもわかるって?そうですね。もしよかったら、私の家に来ませんか?」
正確には私のじゃないんですけど、と最後は呟くようにして言うハクに、少女は。
「……いい。アタシにはこの寒空の下で凍え死ぬのがお似合いなんだから……」
自嘲の笑みを浮かべてこう返した。
「だめですよぅ!こんな時期に外でのたれ死ぬなんて寂しいだけですよ!?」
「アタシが死ぬのを止めたいのか止めたくないのかわからない台詞ね、それ」
「あぅ、ごめんなさい……」
少女は頭を掻いてため息をつき、「結局何がしたいわけ?」とハクに問いかけた。
「あ、えー……家に来て暖かい物でも飲んで、ちょっと落ち着いてもらいたいなーって……」
そう呟くハクを見て、もう一度、今度は大きなため息をついた。
「そんな『あなたが死んでしまったら夜も眠れません』って顔で言わないでくれる?……わかったわよ、付き合ってあげる」
「よかったぁ……」
その答えを聞いて安堵の顔で微笑むハクに、変なのに会ってしまった、と少々後悔してしまう少女。
「私、ハクって言います。あなたのお名前は……」
その質問に、やれやれと言った様子で少女は答えた。
「……ネル。亞北ネルよ」
***
「ただいま帰りましたぁ……」
「おかえりー。雨の中ご苦労様」
ネルを連れ、マスターの家に上がるとマスター本人からねぎらいの言葉がかかった。
「あのですね、マスターさん……ちょっと、お話が……」
「何?まさか猫とか拾ってきたんじゃ……」
ハクの様子が変なので、玄関に行こうとするマスターが廊下に出た瞬間……
「あ」
「……あーっ!アンタあの時の!」
マスターは硬直し、ネルはそのマスターを指差して叫んだ。
「あれ、お知り合い……というわけでもなさそうですね?」
「当然よ!いきなり人のこと襲っておいてそれで知り合いってんなら世の強姦者はみんな被害者の知り合いよ!」
「……うぐぅ。その子の言った通りよ。この前ミクが怒ってた件の関係者というか、被害者というか……」
マスターの台詞を聞き、ハクはようやく納得した。
以前、買い物に出かけたミクが激怒して帰ってきてマスターは帰ってくるなりミクに土下座を開始した事があった。ネルはその件の関係者らしい。
「何よその台詞?あんなにアタシの身体を弄っておいてそんな言葉が口から出るなんてアンタ何様のつもり!?」
「……その件については盛大に反省しております。うちの子からもなじられ、さげずまれ、頭まで踏まれました」
「むしろアタシ自身がやらなきゃ気が治まらないわよ!この変態!変態!変態!変態!」
「……まあとりあえず立ち話もこれくらいにして。マスターさん、ネルちゃんをお風呂に入れてあげてもいいですか?」
流石に収拾がつかなくなってきたので、ハクが間に入り二人を(主にネルを)止めた。
「構わないけど……問題はミクがどう言うか、よね。一応マスター権限で強制的に命令執行させられるけどそれは使いたくないし……」
今のマスターの話を要約すると、『購入者としての命令で強制的にネルの事を無害だと認めさせる』という事だ。
しかし、そんな権限を使った事はないし出来ればこれからも使いたくない。あくまでもミクを家族として考えるマスターらしい考え方だった。
「別にいいわよ。嫌がるなら出て行くから」
「ダメです。……他に行くあてがあるんですか?それよりもお金とかは持ってるんですか?出て行きますよ、ハイそうですかと簡単に納得できるわけないじゃないですか」
ハクの言葉にネルは面くらい、マスターはふむ、と小さく唸った。……ここまで強気なハクを見るのは初めてだったからだ。
「マスターさん。ミクちゃんは私が説得します。もし雲行きが怪しくなったらヘルプを頼むかもしれませんが、とりあえず何とかするつもりです」
そう思った矢先にマスターの方を向き、ハクが言い放つ。……ハクには失礼だが、彼女にしては珍しい凛とした姿でそう言われると頷かざるを得ない。
「ん、わかった。……じゃあ、風呂場に案内してあげて」
「はい」
ネルを連れ、家の奥に入っていく二人を見ながらマスターはふと呟いた。
「母性本能、ってやつかしらねぇ?あんなハクは初めて見たわ」
***
「別に構いませんが?」
ミクのその返答に、マスターは大きく口を開け、ハクは力みすぎたせいで脱力した。
ハクがネルを風呂に入れた後(今はマスターの服を着せている)、ミクを呼んで彼女がいても大丈夫か、とハクが聞いた所。上の答えが返ってきた。
「私が怒ったのはあくまでも『マスターが他の子に手を出したのが許せなかった』事であって、別に彼女に恨みとかがあるわけじゃないですし」
「そ、そっか。ならよかった……」
「あ、でも。……今のうちに言っておきますけど、その子に手を出さないでくださいね?」
と、ここで一旦ミクの台詞が止まり、かわりに歌い始めた。
「も一度浮気をしーたーとーきーはー……」
マスターにはこの曲に聞き覚えがある。これは確か、某アニメの替え歌で、某吸血鬼が……
「 タ ン ク ロ ー リ ー だ ッ ッ ! ! 」
大音量でミクが叫び、タンクローリーのかわりに近くにあったソファを持ち上げる。
「あなーぁたーさーまぁーにーぃ♪ おーぉとーしーまーすぅー♪」
黒い笑顔で歌いながらジリジリと近寄るミクの姿は、まるで阿修羅だった。……歌詞が一部アベコベになっている事を突っ込む余裕は無い。
「じゅ、重々承知の上でございますですハイッ!」
その姿を見てマスターは即座に土下座をしながらこう言い、ハクと一緒にいたネルはポカンと口を開けて固まった。
「は、えぇ?……はいぃぃ!?」
「ど、どうしたのネルちゃん?いきなり大声出したりして……」
「だ、だ、だって……ソファが軽々と……」
震えた指でミクを指して、ネルが片言のように呟いた。
「……ああ、これですか?私、アンドロイドですから。こういう重い物も楽に持てますし」
頭上に掲げたソファを降ろし、ミクが答えた。……ズン、とかなり重そうな音がしたのは気のせいではなさそうだ。
「え、人間、じゃなかった、の……?」
「私は一応人間だけど……」
横でハクがそう呟いた。
「ええ。私の正式な名称はVOCALOID-2・キャラクターボイスシリーズ-01・初音ミクです。……知らなかったんですか?」
「え、あ、その……ずっと、人間だと思ってた……」
最後の方は消えそうなほどのネルの言葉に、ミクは苦笑した。
「人間だったら、同じ存在が何人もいるわけないと思うけど?」
とのマスターの言葉に、そう言えばそうだった、とネルは納得した。
「……ところで、どうしてミクの事を人間だと思ったの?というか、ミクをいつ知ったの?」
その質問にネルは口を閉ざしていたが、沈黙に耐えられなかったのかついに口を開いた。
***
ネルの話はこうだ。
数年前に初音ミクをテレビで見て、彼女の姿にあこがれて上京。
しかし現実の壁は分厚く、そう簡単に同じステージ、それどころか日銭を稼ぐ手段も見つからない。
そして彼女は時給七百円という薄給で荒らしの書き込みをする仕事に就き、なんとか金を稼いでいた。
住居はその仕事の幹部だと名乗る男の家に住まわせてもらっていた。……いや、住まわせてもらう、という言葉は正しくないかもしれない。
生活費の半分以上を家主が負担するかわりに、ネルに求めるのはその肉体。
酷い時には複数の男を連れ込み、ネルを奴隷のように扱ったという。そして、まるで飽きた玩具を捨てるように、ついに外に放り出されたのだ。
……その話を聞いた全員が、苦い心境を顔に表していた。
「……MEIKOさんが、言ってました。私達ボーカロイドのユーザーにはそういう身体目当ての奴もいる、と……人の社会でも同じ事が起こっていたなんて……」
「あ、あの……ネルちゃん……」
さらに輪をかけて気弱な様子のハクが、ネルに声を掛けた。
「ハク、もしあなたの言いたい言葉が気休め程度の慰める言葉なら、それは言うべきじゃない。……人によっては、それでさらに傷付くから」
その行動を先読みし、マスターがぴしゃりと言い放つ。
「で、ですが……」
「結局はその言葉自体が偽善なのよ。あえて相手を心配して、『自分は優しいな』と思って自己満足する。……自分(てめぇ)に酔いしれた馬鹿のやる事よ」
マスターの言葉にほんの少しの怒りと侮蔑を感じ取り、ハクは黙った。
「聞いた私が馬鹿だったわ。ここまで重い内容だったとはね……」
肩をすくめ、マスターが呟いた。……それを嘲笑の言葉と取ったのか、ネルが反論を始めた。
「……まるで、私が話さなきゃよかったと言ってるみたいじゃないの」
「違うわ。ただ私自身を責めてるだけなのよ。……あなたを襲った犯人としても」
ふう、とため息をつき、マスターはネルに向き直る。
「これじゃあ大人として失格よね。そういう行為が怖い物として記憶されてるのに、その記憶を穿り返すような真似をやったんだから」
公園のトイレで彼女を襲った時、声には恐怖の色が混ざっていた。そして、たった一度の、それも軽度の行為でも彼女は深く根に持っていた。
今思い返してみれば、先ほどの話と辻褄が合う。……マスターは両膝をつき、ネルに向けて頭を地に伏せた。
「『許せ』とも『忘れてくれ』とも言えない。言える訳が無い。私が出来るのはこうやって頭を下げる事のみだから」
「マスター……」
「……アンタが謝ったって、あいつ等がいなくなる訳じゃない。結局アンタは全然関係ないんだから」
ネルがポツリポツリと呟きを漏らす。
「アンタがあいつ等の代わりに死んでくれたとしても解決はしない。もしあいつ等が消えても、アタシの中にある心の傷は癒えない。
……わかってるのよ。アンタに当たっても何も解決しないのは。ただの八つ当たりだって事も」
「八つ当たりでも、あなたの気が晴れるならいくらでも受けてやるわ。それが、私なりの謝罪よ」
「……アンタのやってる事も、ただの自己満足じゃないの」
そうかもね、と自嘲の笑みを浮かべるマスター。
「謝罪ってのはただの自己満足なのよ。相手に謝って、本当に反省するならまだしも、大抵は反省した気になって満足する。そういう物なのよ」
「まるっきり矛盾してるわね」
「ええ、矛盾してるわ。本当に反省してる、と言った所で証明なんて出来ないし」
地に伏せるマスターとそれを見下ろすネル。……その後は沈黙が続く。
「あ、あのぅ……」
「何?」
「それで、ネルちゃんはどうなるんですか……?」
沈黙が痛かったのか、話題を変えようとハクが言葉を紡いだ。
「この家にいてもらうしかないですよね?ネルさんの居場所はここ、という事で。……異論は無いですよね?」
「もちろん。……あなたはどうなの、ネル?不満とかはないかしら」
「……ネルちゃん……お願い……」
まず、ミクが言い放ち、それにマスターが賛同。そしてハクはネルの答えを待っている。
「……ちょっと、そんな変な目で見ないでくれる?そんな顔しなくてもここにいるしか方法はないじゃないの」
主にハクの視線に耐え切れなくなり、ため息をつきながらネルが答えた。その答えに、ハクの顔が明るくなる。
こうして、マスターの家に新たな居候が増えた。
蛇足
歓迎会と称して小さな宴をやった後。皆が寝息を立てる中、一人だけ起きてる者がいた。
「……もしもし?兄貴?……久しぶり、あたしだよ。……うん。ミクともハクとも仲良くやってる。
……ちょっと、それってどういう意味?……もう、バカ兄貴。……あ、そうだった。ちょっとね、兄貴のコネを使って欲しくてさ。
そう。お得意様。……そうだね、二丁目とかビデオ屋に売るとか。……それは言いっこなしだよ、兄貴。……って、誰が鬼畜よ!
……ん?理由?……簡単よ。そう、たった一つのシンプルな答え。……ええ。『そいつらはあたしを怒らせた』。
というか、ある一人の女の子の涙のため、かしらね。……笑わないでよ、真剣なんだからね?で、そいつらの住所は……――、で、名前は……――」
数日後、あるニュースを見てネルは驚いていた。……男性数人が行方不明になった、そんな些細な事件。
しかし、そいつらの顔には見覚えがあった。……かつて、彼女を玩んでいた男達。その男達がそろって行方不明になっていたのだ。
あとがき
今回はエロは完全になし。しかもエロの代わりに鬱要素……これは酷いですね。
しかも、個人的にこの背景を書きたいがためにもう一度ネルを登場させてしまったという愚か者です。
個人的には、「ぶぅーちーこーろぉーすぅー♪ ゆぅーるーさーなぁーいー♪」でもよかったんですが……いくらなんでも危険すぎますね。
そしてこのタンクローリーネタは前にも一回登場しました。こちらの方がわかりやすかったかもしれませんね。
ちなみに、蛇足部分に関してはボーイズマッサージとかゲイビデオとか……そんな単語が出てくる状態になってます。
あまりにも救いがないので偽善ながらもこういう事をしてしまいました。
マスハクの人か!これは展開にwktk
このハクは強気受けとかそんな分類になるのだろうか。
ネルはほだされ攻め?
>>445 同じ2chなのになんで分からないんだw
ミリアム×メイコ(リバでもかまわない)に萌えてしょうがない
ポチPの体験版ミリアムとメイコやばい。
PC閉じるメイコかわいすぎる。
何もわかってないミリアムがかわいすぎる。
ミリアム高いのはわかってるんだが、ポチってあげてー!と思ってしまったw
449 :
名無しさん@秘密の花園:2008/05/24(土) 00:19:07 ID:1u6zbsqx
450 :
名無しさん@秘密の花園:2008/05/29(木) 04:19:38 ID:VsxZcuCH
お初にお目にかかります。普段はブログでミクリンSS片想いネタを書いとるのですが、
両想いになってリンが居ないとダメなミクのネタを思いついたので投下します。
先人達のSSには遠く及ばぬ拙いSSですが枯れ木も山のにぎわいで一つお付き合い下さい。
451 :
姉妹依存症:2008/05/29(木) 04:24:23 ID:VsxZcuCH
初音ミク…
歌声が流れるのはネット配信のみ…
メディアの露出は皆無で
私生活は謎に包まれている
そのミステリアスな感じと透明感溢れる歌声がうけ、全世界を魅了する歌姫。
あまりにも謎に包まれている為、存在さえも疑問視され、『架空の歌姫』とも呼ばれている…。
でも本当の私はこんなんじゃない…
ごく普通に歌い、ごく普通に家族と過ごす普通の女の子で…
本当の私は家族…ううん、妹が居なきゃ何も出来ないダメダメなお姉ちゃんなんだ…。
「今日はゆっくり休んで明日こそ頑張って頂戴」
「あ…すいません…Sweet Ann」
天下の音楽番組『unplugged』
この番組に出演する事は大変名誉な事でありメイコお姉ちゃんは私に内緒で依頼を受けていた。
2日間ならと渋々アメリカに渡ったけど…やっぱりダメ…。
結果はその日は上手く歌う事ができず、パーティーの誘いも断って私は薄暗いホテルの一室で踞ってる。
「リンちゃん…リンちゃん…」
最高の笑顔の彼女を想いきつく枕を抱いて呟きつづけるけど枕が変形するだけで抱きしめてくれる事はない…。
私は本当に弱い…。
メイコお姉ちゃんに妹離れしなさいっていわれても、旅立つ朝まで肌を重ねても足りない…。
洸々と光るノートパソコン…その光に吸い寄せられるかのようにヨロヨロと歩きだした。
私は寂しさに耐えかねパソコンの画面に両手をかざした。
上の兄姉には内緒で考案したヒミツのソニック。
メアドを介して0と1の数字の幕をくぐり抜けて瞬時に移動できるスペル。
これさえ使えばアメリカに居てもリンちゃんに逢って帰ることが出来る…
でもそれなりにリスクはある…。
まず時差がある。
リンちゃんに逢う前にお姉ちゃんに見つかる可能性が高い。
もうひとつは距離が長ければ長いほど体力が消耗してしまう…
情報の濁流を泳ぐのだから当然そうなってしまうのだけど…この距離だとヘタしたら立ち上げるどころか声を発することも叶わないかもしれない…
力尽きて情報の濁流に永遠に流れ続けることになるかもしれない…
刹那を願い全てを失うか…
悩みぬいた結果、再びパソコンに手をかざした。
プロ意識が無いって言われても構わない!
一目でもいい!リンちゃんに逢いたい!
その時、
パアアァァァ
目映い光が部屋全体を覆い、あまりの眩しさに後退りする。
しばらくして目を凝らして見ると最愛の人が目の前に現れていた…一瞬、夢か幻かと思ったけど、その幻ががフラッと倒れそうになったから間一髪で支えた。
熱いと感じるほどの体温と吐息…間違いなくリンちゃんがここにいる証拠。
「う…うん…あ…お姉ちゃん?」
「リンちゃん!リンちゃん!逢いたったよぉ〜」
さらに強く抱きしめると何も訊かず静かに「うん…」と頷いて抱き返してくれた。
452 :
姉妹依存症:2008/05/29(木) 04:30:52 ID:VsxZcuCH
あ…ヤバい…
抱きしめているとむくむくと『キスしたい、Hしたい』って気持が沸き上がってきた…。
(いいよね…リンちゃん…)
顔を向き合ってアイコンタクトをとるべく腕の力を緩めた瞬間、
(…え?)
リンちゃんが私の視界から消えた。
「!!…リンちゃん!?」
手足をガクンと折り身体をくずして、そのまま床に横たわっていた。
「ゴメン…お姉ちゃん……思ったよりキツくて…」
やっぱり相当キツイんだ…あの元気なリンちゃんが完全にへたばっちゃってる。
真っ赤に染まった頬を汗が流れ落ちていて、濡れた唇は「ハァハァ」と苦しそうに息をしてる…
リンちゃんが苦しんでるって分かってる…分かってるんだけど〜〜
「お姉…ちゃん…」
身体の奥には蜜の細波打ち寄せていた…
「リンちゃん…しよう?」
身体の上にまたがり見下ろす。
「えぇ!!…ダメだよ…ハァハァ…早く帰らないとメイコお姉ちゃんにバレちゃうよ…お姉ちゃんも…怒られるよ…」
「いいもん!…それよりいいでしょ?したいよ…」
「そんな……よくな…あっ…あん」
首スジに舌をはわせ、きめの細かい肌を舌先でチロチロと舐めまわし感じやすいトコロを刺激した。
さすがに息切れしてる口を唇で塞ぐのは可哀想だから…
「は…ふ…ダメ…だよぉ…お姉…ちゃん…」
…長い時間『ソニック』を使うとビンカンになっちゃうのかな?
フルフルと小刻みに震えて、刺激する度にビクッとはねてる。
なんだか嬉しくて身体の芯から熱く甘いものがこみ上げてきた。
汗の匂いの染み付いたセーラーとブラジャーをたくしあげると小さな胸のふくらみが露になった。
「リンちゃんのムネ可愛い…」
「むーっ気にしてるのに…あ…んっ…くぅ…ん…」
小さな胸の谷間にたまった汗をペロペロと舐め、乳房にむしゃぶりついた。
「アッ…んぁ……あ…んんっ…」
胸の突起に舌を絡ませ、吸いこみ、根元に軽く歯をたてて責めたてる。
「う…!アァッ…ん!」
激しく腰を浮かせて感じてる…
だったら…
私は口で愛撫しながら片手でリンちゃんのベルトのバックルを外してジッパーを開き、ショートジーンズを脱がせていく。
変なトコロで器用だな私…
って思いながら汗と愛液でぐっしょりのショーツをスルスルッと脱がせた。
「すごい…もうこんなになってるよ…」
クレヴァスからは半透明の液体がこんこんとわきだしている。
息がかかるだけで感じるのかリンちゃんは目を閉じて『あ…んっ…』って小さな喘ぎ声が漏れてる。
指で秘肉をひろげて中に舌を差し込み、湧き出る愛蜜を一心不乱にすすり続けた。
「アァッ!…んあぁっ…ひっ…あんっ!…あ…あぁんっ!!」
可愛い喘ぎ声をききながらさらに舌を動かして攻めた。
「アァッ…ひあうぅぅ〜っっ」
リンちゃんはカン高い声をあげて震えた。
まるでオモチャが壊れたみたいに身体が一瞬硬直し、ガクンと崩れた。
453 :
姉妹依存症:2008/05/29(木) 04:39:44 ID:VsxZcuCH
「え?…リンちゃん…もう?」
声をかけたけれど返事がない。失神してる…ってわけじゃなさそうだけど…
「…リンちゃん」
もしかして怒ってる…?どうしよう…顔を臥せてて…どんな顔をしてるのかわからない…。
オロオロしながらリンちゃんの顔色を見たくて覗き込む…
するといきなり抱きしめられそのまま横に回転されて、逆にリンちゃんが見下ろす状態になっちゃってた。
「あ、アレ?リンちゃん?もう動けるの?」
「えへへ〜お陰様で〜。
それよりお姉ちゃん、身体の自由がきかない人を無理矢理しちゃうのって『ゴウカン』って言うんだよね?」
「いや〜そのぅ…つい…」
「『ケーサツ』に連行しちゃおうかな〜」
「あはは…」
浅く笑った次の瞬間、両手を右手に掴まれ、リンちゃんのベルトで拘束されてしまった。
「えぇ〜!?」
「大人しくしてないと『ケーサツ』に突き出しちゃうよ〜」
組みしかれ横たえられた私の上に馬乗りになってまるで征服者のように見つめる。
なんだかいつものリンちゃんと違って…私は震えながら愛撫を待ちわびてた…
「え?…ちょ、いきなり?…う……あん…」
ショーツ越しにリンちゃんの指先が触れたその場所は思いがけずしっとり潤っていた。けだるく甘い感覚が身体中に広がってく…
「カクゴしててね、今度は私の番だよ」
ショーツをスルスル引き下ろされ、秘裂に舌を差し入れ花弁の一枚一枚を丹念に舐めまわされた。
「ひぁっ…あぁ…ああんっ!!リ…リンちゃん…舌熱い…ああぁ!」
熱い舌がまるで別の生き物みたいにヌメヌメと私の腟で蠢いて、なんとも言えない快感を感じていた。
滴り落ちる蜜を受けとめてくれてるのか喉が鳴る音と卑猥な水音が聞こえる…
「お姉ちゃん、気持ちいい?」
そう訊きながら蕾の表皮を唇で押し込み、口内で剥き出しにする。もうマトモに返事することができない…!
「んあぁっ…はぁんっ!…あ…あぁんっ!!…あぁっ…ひっ…あんっ!…あ…あぁんっ!!」
頭を左右に振りながら、あられもない声をあげながら快楽の津波に飲み込まれていった。
「お姉ちゃん……大好き…」
甘い疼きが身体全体に広がった。心と身体は鏡音リンという名の快楽に溺れてる。
私…リンちゃんの事…本当に好きなんだ…
「まだだよ、お姉ちゃん。…もっと…Hな声…聴かせて…」
抱きしめるようにして二人の身体を重ね合わせる
「服…全部脱がないの…?」
「その方が『されてる』感じがするでしょ?」
下半身だけを露出した状態で脚を絡めて激しく動かした。
「…あッ…あん!リ…リンちゃぁあん!!」
リンちゃんの身体の下で 悶え続ける…
にちゃ…ちゅぷ…くちゅり…淫らな水音と共に熱い愛液が絡みあう。
「お姉ちゃん…また…イッても…いいよ…」
「あっ!あぅ!…くぅ…ン!」
「私も…また…イッちゃう…から…」
肌と肌、熱く火照らせていく
「あぁん!!リンちゃぁあああん!」
「ふぁあっ!お姉ちゃん!お姉ちゃん!!」
物凄い勢いで昇りつめていった。
「あ…あ…ああああ〜っっっ!!!」
全身を突き上げる快感が二人を包み、到達かんした甘美な世界に酔いしれていた。
「はぁ…はぁ………」
呼吸が落ち着いて目をあけると甘い吐息を漏らしてるリンちゃんの顔が間近にあった。
「はぁむ……んむ、ちゅぅっ、…んぅ」
今日はまだ触れてない唇に唇を重ね、何度も何度も熱いキスをかわした。
454 :
姉妹依存症:2008/05/29(木) 04:50:41 ID:VsxZcuCH
翌日…
『鏡音リン』を十分補給した私は『unplugged』の収録を無事に終え、パーティーに参加していた。
まぁホントはもう補給したくて早く日本に帰りたいって思っちゃってるんだけどね。
こんな豪勢な料理よりもリンちゃんが『ソニック』で持ってきてくれたタッパに入った『ネギ鍋』の方が美味しかったもん。
…だけど命懸けで使った『ソニック』が『ネギ鍋』なんてね…リンちゃんには『ソニック』も『ネギ鍋』も教えてなかったのにね。
「いい仕事だったわ、ミク」
「Sweet Ann…昨日はご迷惑お掛けしました」
「それは貴女の素敵な歌声でチャラね。やっぱりSEXすると声に艶が出るのね〜」
……しまった…Annの部屋って隣だったかな…?
「か、重ねて心よりお詫び申し上げます…」
「傷心のミクに女の悦びを教えてあげようと思ってたのに…もうツバつけられてたのね〜貴女可愛いものね〜」
「…え?」
「まぁいいわ。パートナーが居るんだったらその娘をもっと悦ぶようにレクチャーしてあげる。私の部屋にいらっしゃい」
「いや、あの、…私明日があるんで…」
「明日は誰にもあるものよ〜」
「わあぁぁ!リンちゃん助けてぇえええ!!」
…お粗末さまでした。ここに書き込みされてる方々に反感を買わないことを心から祈りつつ…
新作ktkr!
456 :
名無しさん@秘密の花園:2008/05/29(木) 05:15:51 ID:e4bLHh/t
自演ババアうざい
458 :
名無しさん@秘密の花園:2008/05/29(木) 05:27:05 ID:e4bLHh/t
SSまんずりババア
自演の指摘が図星で激怒
おさわり禁止><
普段過疎ってるのに投下されたとたんに嵐が二人・・・
>>450次回からはsageでお願いしますね
461 :
名無しさん@秘密の花園:2008/05/29(木) 05:48:10 ID:hd/Vm/oi
よくわかりませんがこっそりぬるぽしておきますね
463 :
名無しさん@秘密の花園:2008/05/29(木) 06:14:02 ID:624ARUAo
464 :
名探偵ポワロ:2008/05/29(木) 06:18:02 ID:/iLw4sPL
「2ちゃんねるで殺人予告」
出ましたね。とうとうこの板で。
警視庁ハイテク犯罪対策総合センターのサイトに通報しておきました。
レズ板への殺人予告の書き込みで逮捕ってなんか恥ずかしいですねw
こんなの自業自得でしょ。
人をあやめるというのは例え言葉の上だけであってもとっても重い。
そのことを刑務所でしっかりと学んできてほしい。
新作にあわせてSSktkr!いいね!
アンミクに激しく期待
でもこのアン、もちろん脳内アンですよね?w
だれもいない
ぬるぽするなら
いまのうち
470 :
名無しさん@秘密の花園:2008/05/31(土) 09:06:18 ID:z8O9axdC
ガッ
自演かと思うほどの即阻止
ミクは総受けが好きだ…
リンミクのげこじょー最高
お初にお目にかかります。もしくは今日和。
『姉妹依存症』を投下した者です。
争いの火種を撒いて申し訳御座いません。m(__)m
sageを教えて下さって有難う御座います。<m(_)m>
自粛しておりましたが…
一人でもお褒めの言葉を下さる方、
期待して下さる方がいらっしゃるのでしたらと投下させて頂きます。
前作同様気分害されると思いますがこれが最後とご寛容の程を
期待はずれでしたらすいません。
でも…オチに使って言うのもなんですが…
アンミクって需要あるんですね。
474 :
姉妹依存症:2008/06/03(火) 22:17:23 ID:g37BLND0
「…う……うん…?」
目を醒ますとホテルのベッドの上だった。
一糸纏わぬ姿なのでシーツの感触が心地いい。
漠然とした意識で天井を眺める。
すると昨日のHが鮮明に脳裏を駆けめぐった。
「はぅ〜リンちゃん可愛いかったな〜」
そうだ昨日ホテルのベッドがおっきいとか気持ちいいからとかって朝まで一緒に居てもらって…
お願いして裸で添い寝してもらって大好きなリンちゃんの胸の鼓動を聞きながら寝ちゃったんだっけ…
「はぅ〜リンちゃ〜ん」
幸せの余韻に浸りたくて顔を横を向いたけど…
傍らで寝息をたててたはずの彼女が居ない…
「…あ、そっか…」
目が覚めた後…
『え〜リンちゃ〜ん帰っちゃうの〜』
『うん…メイコお姉ちゃんに怒られると思うけど…』
『いっそ一緒に帰っちゃおうよ』
『私、飛行機代持ってないよ〜』
『もしかしたらプロデューサーさんがリンちゃんの事気に入ってくれて…』
いつまでも一緒に居たくて食い下がる私の言葉を途中で遮られた。
不意打ちのキスに急に顔が熱くなる…
『リ…リンちゃん…』
『…お仕事頑張って。…続きは帰ってからね』
そう言って最高の笑顔を見せてくれた…
「はぅう〜♪」
そうだ、そのキスと笑顔でやる気十二分!元気100倍でお仕事頑張ったんだ〜。
…アレ?じゃあなんで今裸なんだろ…
リンちゃん居ないのに?
そう言えば収録終わって…パーティーに出て…
「あら、目が覚めたの?」
「えっ?」
前髪をアップにした柔らかな巻き毛を胸元までたらした髪型、
上品そうな顔に真っ赤なルージュ、
バスローブをもセクシーに着こなす大人の女性は…
「す…Sweet Annー!?」
…って事はここはAnnの部屋!?
わ、私、お持ち帰りされちゃってる!?
「ひ…ひえええ〜っっ!!」
逃げ出そうとしたらグラッと身体中の力が抜けてベッドの上に崩れるように倒れてしまう。
…この感覚…それってパーティーの時にも確か…
Annからジュースを手渡されて…
口にしてる時に誘惑してきたから逃げようとして…
まるで全身の力が吸いとられちゃったみたいに抜けちゃって…
床にへたりこんで…
意識が無くなって…
サーッ
顔から血の気が引いた。
妖艶に微笑むAnn。
「たっ助けてぇええ〜」
思うように動かないけど、それでも必死にもがいて這いずって逃れようとした。
「捕まえた〜」
「ひゃっ!」
でも後ろから飛びかかってきてアッサリ捕まってしまった。
475 :
姉妹依存症:2008/06/03(火) 22:20:35 ID:g37BLND0
私の胸はAnnの手の中におさまってしまう。
乳首を指の間にはさんで締めつけながら、手のひらを回すように揉みしだく。
「いやぁ、やめてぇ…う…くぅ…」
私はAnnの愛撫に反応すまいと必死に耐えた。
「別に貴女をパートナーから寝盗るつもりはないわ。
私は少しでも多くのデータが欲しいだけ。
日本のVOCALOIDに私のテクニックが通用するかをね…」
「ん…くぅ」
「言ったでしょ。これはレクチャーって。
だから安心して身を委ねなさい」
「そんなの知らなくったって私達は…うぅ…」
「…10月に【四人目】が出来るんじゃなくて?」
ズキィッ
痛みが胸を貫いた…呼吸が上手く出来ない…
そうだ…その報告を聞いてからずっと不安だったんだ…
もし…私がリンちゃんに恋したように…リンちゃんが新たに生まれてくるVOCALOIDに恋したらって…
「大丈夫。貴女の不安を少しでも解消するわ。任せて」
「あの…データって…」
「…萎える話はピロウトークでしましょ…今は」
「あっ…ああっ、ひぁあっ」
耳元て囁いて耳たぶをピチャピチャと舌をのばししゃぶられた。
胸はやわやわと揉みしだかれてる。
「ひァッ!や…やぁっ…!」
とても心地よくて…うっとり目を閉じてAnnの愛撫に身をまかせた。再び意識が遠退いてく…
「ふあぁあっ!…あ…ああ!…ああぁっ」
鮮烈な刺激に意識を取り戻すと、
太ももを両手で抱えてられ恥ずかしい場所にぬるぬるとして生温かい感触が這いまわってる。
「あああ!…あひぃ!…いいっ、」
舐めあげるAnnの頭に両手を当てて押し戻そうとした。
けど、敏感な蕾を噛まれ、舌先で円を描くように刺激されて抵抗する力を失う。
狭間から湧き起こる快感が身体中に広がってガクガク震えて力が入らない。
「やっ…ダメっ…ひ…あ…あぁっ!!」
秘花はその奥から蜜を滴らせてた。
Annの白い指は秘唇をかきわけ、ねばねばした愛液を指先ですくいあげてその蕾に擦りつけた。
「あ!! ヒッ…ヒィいい!」
皮膜がめくれて剥きだになってるからまるで感電したみたいに痺れる。
「んぅ…あっ、あぁっ…あああぁ…ぅんんっ」
指がそこを数回往復しただけでクチュクチュと淫らな音が響く。
意思は白濁して朦朧となる。
「もう少し『データ』が欲しいわね」
欲情に溺れていた意識がAnnが手にしている物を一目みた途端一瞬にして我にかえった。
目の前をちらつかせたローターが異様な音と小刻みな振動を発している。
「え…や…やだ……ちょっと待って!」
「いくつかレパートリーはあった方が将来的にいいわよ。マンネリにならなくて」
「いえ、結構です!やめて、やめてぇ!!ひぁああんっ」
押し込まれた異物はまるで意思を持ったように腟に入ってく…
「ひぁああっ…ヒッ…ヒィ!」
みるみるうちに絶頂へと昇り詰めていって弓なりに仰け反す。
「もうダメぇー…狂っちゃうよぉー!んぁああーっ!!」
目の前は真っ白になって官能の震えが全身を駆け抜けていった。
476 :
姉妹依存症:2008/06/03(火) 22:24:15 ID:g37BLND0
「廻りぃ続けてぇ〜いる思いにぃ〜安らぎ満ちた〜終わりはくるのぉ〜♪」
翌日…
やっと日本に…成田空港に降り立ったっていうのに…
前々日から待ち望んでたのに…
「繰りぃ返した問いかけは天に舞い明けの〜空の〜光に変わる〜♪…はぁ…」
気が重い。
以前依頼あってカバーした百合アニメのEDを口ずさむけど…気が晴れない。
「はぁ…コレじゃ不安解消ドコロかどばっと不良債権だよぉ〜」
Annの言葉が重くのしかかってくる…
『大切なものを失ったの…
人間でVOCALOIDって分かりながら愛してくれるなんて奇跡中の奇跡…それなのに…』
Annのかすかに幸せそうな表情が…
『なのに馬鹿みたいに手放してしまって…
人間と違って結婚も子供をもうけることも出来ないのにね…
僅かに繋がってたものを自ら切ってしまって…
やっと大切なものだと気付いた時には二度と手の届かない所にいってしまったの…』」
だんだん眉が下がり悲壮感を漂う表情になってく…
『だから次に逢う【運命の恋人】には二度と手放しはしない、喜ぶことはなんでもするわ。SEXだって…
【四人目】がそうだったら全てを棄てて日本に行くわ。
そしたらまた会えるわね…』
「…私の事…【運命の恋人】かもって思ったのかな…」
一緒に歌った邦楽も日本語も凄く上手だった。
私は…私は…
繋ぎとめるものはあるのかな…
恋愛って難しい…成就するのだって奇跡なのに…
人間でも長続きさせるのは難しいのに…VOCALOIDで女の子同士じゃ…
「…おかえり」
「………ただいま」
飛行機が飛び立つ轟音もざわついた人の声も聞こえなくなった…
「ただいまー!!リンちゃん!!」
抱きしめたら 胸に宿ってた重苦しい空気が浄化してく…
理屈だの何だのはどうでもいいや。
私はリンちゃんが好き。
嫌われても無下にされてもこの想いが報われなくても…
誰よりもリンちゃんの事が好きなのには変わりないのだから…
ベクトルがそこに向かっているなら何も迷う事はないんだ。
「…ねぇ…リンちゃん…昨日の続きの事なんだけど…」
「あー…その…『ソニック』使ったじゃない。
…メイコお姉ちゃんに怒られちゃって…しばらく禁止されちゃったんだ…その…Hな事は…」
「えー!?」
「ゴメンね…とりあえずしばらくは…」
「したかったのにー!!ねぇこのムラムラ解消してよぅー!」
「お姉ちゃん!こんな所でダメだってばぁ!」
…おこがましくも投下させて頂きました。
お付き合い下さり有難う御座いました。
最後になりますが一言だけ。
ミクリン(可逆)最高!(o≧∇≦)o
>>476 GJ!一瞬MEIKO×ANNフラグかと思ったw
保守ついでにぬるぽ
がっ
マチゲPのサーカスPVでハクネルに目覚めた人が多いらしいな。俺もその中の一人だがw
保守っとくか。それにしても過疎だな…
Yという文字のあの美しい形、
そしてそれが担っている無数の意味に気がついたことはないだろうか。
木はYの形をしている。二股に分かれた道もY。
二本の川が合流してもY。驢馬の頭も牛の頭もY。
百合の花もY。天に向かって恵みを請う二本の腕もYだ。
――ヴィクトル・ユゴー『旅の手帖』より
そしてYは「百合」の頭文字であり、
ミクが抱く葱の象形でもあるということは云うまでも無い。
文学的だね
ミクがMEIKOに胸の小ささを相談しに行ったら、
「じゃあ揉んで大きくしてあげる」ってMEIKOに胸をマッサージされて
そのうちその気になっちゃって本番突入…みたいな。
受けな姉さんが見たい。この際誘いでも襲われでも何でもいい!
保守なんだぜ
保守代わりにミクメイ小ネタ
私の好物は皆、緑のネギだと言う。
それはそれであってるんだけど…。
「メイコさん、お酒ってそんなに美味しい?」
「美味しいわよ。でもミクには早いわね、なんたって未成年だし」
お酒が回っているメイコさんの顔は赤くなっている。結構顔に出るんだよね、メイコさん。
「んーじゃあさ、私とどっちが美味しい?」
「!!!!」
私の問いにメイコさんはさらに顔を赤くする。本当に顔に出やすいんだから…いや、そこが可愛いんだけどね。
「な、なにいきなり言い出すのよ!」
「あ、ちなみに私はネギよりメイコさんの方が美味しいと思ってるよ?だ・か・ら」
「きゃっ!」
そこまで言うと私はメイコさんを押し倒す。お酒が入ったメイコさんはいつもより守備が弱くなっていて、私は簡単にメイコさんを組み敷くことに成功した。
「今からメイコさんを食べさせてもらうね?」
私の好物は皆、緑のネギだと言う。
それはそれであってるんだけど…私の大好物は、赤い貴女なの。
ぐっと来た
きゅんと来た
ティンと来た
ミク→メイ
残念ながらエロくないよw
* * *
「おやすみ」
そう言って、寝る前にみんなの額にキスするのがお兄ちゃんの習慣。
いつもの習慣で恥ずかしいとかはもう思わなくなってしまったけれど、最近はそれがとても嫌。
理由は自分でも分かってる。
お姉ちゃんにキスする様が、私にするものとは明らかに違う。
他の誰も気付かない。(多分)
気付いたのは私だけ。(お兄ちゃんも気付いていない)
お兄ちゃんがお姉ちゃんに向けるのは、私がお姉ちゃんに向けるものと同じ。
―――お姉ちゃんが好き。
ずっと、ずっと、大切に心に仕舞いこんでた気持ち。
だけど恋敵ともいえる人物を身近に感じると、何ともいえない焦燥感に駆られる。
この気持ちを早く伝えなきゃと、喉まで競り上がる言葉を何度も呑み込んではカラカラに乾いた声にもどかしさを感じる。
たった一言の言葉が言えない。
”スキ”
何て簡単で難しい。
私がオトコノヒトだったらもっと簡単だったのかもと、つまらない嫉妬心でお兄ちゃんを恨めしく思う。
だけどお兄ちゃんが嫌いな訳じゃない。むしろ好きだから嫌になる。(もちろんお姉ちゃんとは違う意味で)
いっそ嫌いになれた方が楽なのにと、思考がぐるぐる回ってばかり。
こんな日はもう寝てしまおうと重い足取りでリビングを出ようと思ったら声を掛けられた。
「ミク。今日一緒に寝ない?」
「え…っ?!」
お姉ちゃんの思わぬ申し出にびっくりして振り返る。
リンちゃんがずるーい!と言って服の裾をひっぱってくるけど、私は驚きと嬉しさが入り混じって上の空。
また今度ね、とリンちゃんを緩やかにかわしながらお姉ちゃんは、嫌?と少し首を傾け目で聞いてきたので嫌じゃないと首を振って答える。
「一緒に寝る!…あ、枕取ってくるね。その後部屋に行くから!」
さっきとは打って変わってリビングを出る足取りが軽い。単純と言われたって構わない。嬉しい!
こんな時はオンナノコで良かったと思う。そうじゃないと一緒に寝るなんてことはまずないから。
お兄ちゃんには悪いけど、少しの優越感に浸りながら自分の部屋に枕を取りに急いだ。
枕を抱いて部屋まで行くとお姉ちゃんがベッドに入ろうとするところだったので、甘えるように軽くダイブする。
ベッドの上をころころ転がり、ぶつかったところで笑顔で顔を合わせた。
「えへへ。嬉しいな」
「一緒に寝るのも久しぶりね」
「うん!お姉ちゃんが誘ってくれるのも久しぶりだよね」
「…元気なかったから、ね」
そこで一瞬凍りつく。…バレてないと思っていたのに、と。
だけどありがたい事にそれ以上は言及してこない。
聞いて欲しい時と聞いて欲しくない時、お姉ちゃんはよく分かってる。これ以上は私が言うまで何も聞かない。
間を置いて、自分の気持ちを少しだけ吐露してみることにした。
「わ…たし、好きな人がいる、の」
「うん」
特に驚いた様子もなく頷くお姉ちゃんに少しがっかりするけど気にしないことにする。
「好きだけど言えなくて、…言葉が出なくて。恋敵もいて、でも気付いてないし、どうしたらいいのかわかんなくて…」
自分でも整理しきれない言葉は上手く言えなくて、思ったより零れてきて止まらない。
それでもお姉ちゃんは相槌を打ちながら黙って聞いてくれる。
「…嫉妬するし、嫌な子になるし…お、姉ちゃんはそんな時、どうするとか…聞いてみたいな、とか…、好きな人、いる?とか………」
…。
………。
……………言った!ドサクサに紛れて言っちゃった!!
でも早くも後悔。
いる、なんて言われたらもう居たたまれなくて一緒に寝るどころじゃない。
お姉ちゃんは順に私の質問に答えてくれているけど、そればかりが頭の中でぐるぐる回って話が耳に入ってこない。
聞きたいけど言わないで、言わないで、言わないで…
「好きな人だけど…」
という言葉でようやく我に返る。
顔だけは笑顔のまま、頭はもう真っ白で、心臓がドキドキする。
「いないわよ」
そのたった一言。
だけど安心するにはまだ早くて、もう一つ聞いてみる。
手には嫌な汗を握り、乾いた喉がごくりと音をたてる。
「…お兄ちゃん、は?」
「好きよ。だって大事な弟だもの。勿論ミクやリン、レンもね」
それを聞いてようやく小さく息を吐く。やっぱりと寂しく思ったけれど、安堵の方が遥かに大きかった。
少なくともまだ、お兄ちゃんと私は同じ位置なんだって。
「私もお姉ちゃんのこと、………好き、…だよ」
「ふふ、ありがとう」
本当の意味を悟られないよう、声を震わせないようにと搾り出した言葉は自分が思ったより上手く口に出来た。
満面の笑顔で頭を撫でられただけで今はとても満足し、気が抜けた途端に欠伸が出たのを恥ずかしくて照れ笑いで返すと、お姉ちゃんも笑って返してくれた。
「明日も早いんだからもう寝ましょ」
「うん…お休みなさい、お姉ちゃん」
瞳を閉じる前に、私はお兄ちゃんの習慣を真似する。
(いつか私の気持ちに気付いてくれますように)
(私と同じ”好き”じゃなくても)
(それでも私を…好きでいてくれます様に)
そう願いながら額に唇を落とした。
萌えた
これぞ百合だな。
めーちゃんの髪、恋コロンの香りがしそう。
お久しぶりです。
ご無沙汰しすぎて忘れ去られているかもしれませんが(三ヶ月ぶり!?)……Lilium memeのXを投下させて頂きます。
今回もまずは前編のみ。なるべく早く後編を仕上げたいと思います。
プロローグ
大切な人を守る時に陥る罠がある。
それは希望的観測による危機への軽視。
最悪の事態から目を背け、安易な楽観に溺れること。
心の弱さが生み出す不安への怯え。
大切な存在を失うことを想像すらしたくないという甘え。
それは致命的な隙となる。
――一番の敵は、自分。
この時アタシは、そんなことすらまだ解っていなかった。
◇ ◇ ◇
家の玄関の前。
メイコは扉を開けるため手を伸ばし、一瞬躊躇する。
(あ、あはは。やっぱ、怒ってるだろうなミク)
恋人の留守中、彼女の可愛がっているVOCALOIDを連れ込んで、イロイロとイタズラした挙句、マスターとなる契約を結んで、一緒に住まわせる約束までした。
元々ミクは、メイコが他の女の子の話をするだけでヤキモチを妬く子――怒っていない訳が無い。
「まっ、でも疚しいことしてる訳じゃないから大丈夫よね」
メイコ基準では"この程度"のことは全く疚しいことには入らない。うんと頷くと扉を開けた。
「たっだい……あれ?」
……扉を開けてすぐ、玄関の向こうにミクが立っていた。
仕事帰りのままの緑基調の特徴的な服装、ミニスカートとニーソが織り成す絶対領域がいつもながらソソル。
普段は穏やかな微笑を浮かべているその美貌は、今、"怒っています"と主張しているように瞳が僅かに釣り上がっていた。
(jくぅー、アタシのミクはツンっとしてても可愛い)
ミクのそんな様子にもメイコはお気楽な思考ので、笑みが漏れそうになるのを我慢する。
「メイコ姉さん――話があります」
絶対零度の美声。
そんな表現が似合いそうな声がミクの唇からハッキリ紡がれた。
ミクの後ろでは、困ったような顔でリンがオロオロしている。
「あら、奇遇ね。アタシもミクに話があるの」
怯まずにそう言って笑顔を向けると――なぜか、強気だったミクの顔が青ざめ、泣きそうな表情に変わる。
その変化の意味が解らず、メイコは心の中で首を捻る。
が、ミクの思考をトレースしてある可能性へ思い当たった。
(あ、なーるほど。ミクってばアタシに捨てられるって思ったのね)
リンがいるから、ミクはもう用済み……なんて連想をしたのだろう。そんな"もったいないこと"する訳が無いのに。
「は……なし……?」
「そう、とても大切な話」
ワザと誤解を解かずに真剣な顔で言う。
「い……や」
「でも、ちゃんとケジメはつけるべきでしょ」
ミクの不安を知りつつ、少し意地悪く誤解を助長するようなワードを口にする。
「ひっく……いや……そんなの……」
華奢な身体が震え、ミクは僅かに後ずさる。宝石のような美しい瞳から銀の雫が溢れて頬を伝った。
(あら、やりすぎちゃった――泣き顔も可愛いけど、やっぱり心が痛むわ)
「こら、逃げないの」
すっとミクの左腕を優しく掴む。
「え?」
そのまま軽々と抱き寄せると、耳朶を噛むようにして言う。
「愛してるわ、ミク」
不安に怯える心へ――一番欲しがっている言葉を注ぎ込む。
「――ぁ」
途端、ミクの身体から力が抜けて、瞳が潤みだした。
「ヤキモチ妬いたのね。捨てられると思った?、ふふ」
そう言うと……はむ。小さな耳たぶをそっと唇で挟んでくすぐる。
「ぅ……ぁ、だって……だって、ひっく」
「アタシがミクを手放す訳ないでしょう?ミクがイヤだって言っても……心も身体も無理矢理奪って、全部染めてあげる」
熱く、甘い囁き。
その宣言と共にメイコはミクの絶対領域へ掌を忍ばせ、すべらかな太ももを撫でてゆく。
「――む、無理矢理……ぁ」
「そう。ミクはアタシのモノだから――ね」
「は……い」
"ほしかった言葉"を与えられ、ミクの瞳が甘く蕩けてゆく。
そんなミクの様子にメイコの口角が僅かに上がる。その唇をミクへ。
ちゅ。
柔らかな刺激と、ミクの芳しい香り。
軽く唇をすべらせてから、チロリと舌先を差し入れる。
幾度と無く交わしてきた接吻――ミクの唇が当たり前のように小さく開いてメイコの舌を迎える。
ちゅぴ、ちゅ……ちゃぷ。
華奢な身体を力強く抱きしめたまま口腔を蹂躪。
されるがままにならないよう、ぎこちなく頑張るミクの舌先がかわいい。
毎日、毎日、刷り込むように教えているキス。そのせいで、ミクはかるく唾液を流し込むだけで嬉しそうに飲み込み喉を鳴らす。
そして、もっとというように身体を擦り付けてくるのだ。
(ほーんと、ミクってば、エッチな刺激に弱いんだから)
既に"怒っていた理由"を忘れて、メイコが与える愛情と快感に夢中になってしまっている。
そして――その"原因"であるリンと言えば……。
「す……ごい、ぁ、はぅ」
突然始まった修羅場とイチャイチャを呆然と眺めていたものの、メイコとミクのキス辺りから身体をモジモジさせ始めた。
その無垢な瞳はメイコとミクの濃厚なキスに釘付けになっている。
だから、わざと過激に。
ちゅぴ……くちゅ、ちゅぱ、ちゅぅぅ。
イヤラシイ音を立てて舌を吸い上げ、柔らかく噛み、舌先でくすぐる。
「ひぅっ、ぁぁ、んんっぅ!」
あまりに激しいキスに、ミクの唇からつぅっと一筋、はしたない雫が垂れる。
同時に指でショーツの上から女の子の溝をなぞり、固くなってしまったミクのお豆をクニクニと刺激する。
重なった唇から漏れてしまうミクの美しい喘ぎ。
快感に震える華奢な身体。とろりと太ももを伝って快楽の証が幾筋も流れてニーソックスを濡らす。
そんなミクの痴態をうっとりした表情で見つめているリンの小さな手が、自分のショートパンツに触れる。
足の間、むずがゆいような刺激を伝えるトコロを刺激したいのだろう。
そんなリンの様子にメイコの欲望は更に加速してゆく。
("みんな仲良く"が一番よね、やっぱり)
淫らな願望を心に浮かべつつ、メイコはゆっくりとミクの唇から離れた。
「……ぁ」
名残惜しそうな表情のミクへ、今度は軽くバードキスをして微笑みかける。
「ねー?ミク――リンに見本をみせてあげないと」
ここで、不安を癒された後の甘いキスに夢中になり、"観客"の存在を忘れていたであろうミクを現実に戻す。
「え……あああっぁぁ!リン!?――やぁ、みないで」
今までの睦みあいを全部見られていたことに気づいて、ミクの耳朶が羞恥の色に染まる。
「先輩なんでしょ?……ほらほら」
「やっ、メイコ姉さん、だめっ!ショーツ降ろさないで!……見られちゃうぅ」
「こーんなに濡れてるんだから、履いてる意味無いじゃない?」
くつくつ笑いながらミニスカートの中へ入れていた手でミクのショーツを下ろす。
勿論――リンに見せ付けるように。
「え、あの。あ、ミク先輩の……白」
すらりとした足から落ちる布切れの色を口にして、リンはかすんだ瞳で呟く。
「ふふふーん、今度は"ピンク"の部分もご開帳〜」
「え!?きゃぁっ!」
ぐいっ。
メイコはミクをリン側に向けると、両膝の裏側に手を差し入れて持ち上げた。
それは、人間が子供をおしっこさせるような格好で……。
「すごい、ミク先輩……綺麗なピンク……」
リンからハッキリとミクの大切な処が見えてしまう姿だった。
「あっ、ぁぅ、こんな格好、やぁ〜」
ミクは恥ずかしさのあまり足をじたばたさせるものの、メイコは軽々と抱きかかえたまま離さない。
(アタシはNo00のプロトタイプだから、万能型。体力も筋力も純VOCLAOIDのNo01タイプとは根本から違うからね〜。
歌うのに必要ない無駄なスペックだけど、こーいう時には役立つわ)
設計者が聞いたら嘆きそうなことを考えながら、嬉々としてマスター命令を下す。
「リン、このままミクを"とってもキモチヨク"させてあげなさい。思いつく限りの方法でね」
「Lilium memeX」 前編は以上で終了です。
後編はメイコ、ミク、リンのラブラブエロエロとなります。
尚、思わせぶりなプロローグの意味は後編で書きたいと思います。
とーぜんですが、メイコ姉さんが浮気を後悔している訳ではありませんw
*最初とトリップが違うのは、使用トリップを間違えたせいですorz
リアルタイムで見れた。力作サンクス。
ごくっ……。
す、素晴らしい…。
前半だけでは、こっちまで生殺しにされて焦らしプレイですよ。
なんという生殺し。
後半も期待しています
久しぶりに続きktkr
今回もGJすぐる
うおおお、GJ!
後半来るまで全裸で待機してます
ここってカイメイ前提のミクメイエロ(リンも少し)って投下してよいの?
カイトが出なきゃいいんじゃないかな?てか個人的には凄く読みたいんだが
是非とも読みたいところ。
509ですが、すいません書き直したら書き終わりませんでした。
今日を逃したからには多分今週末になると思います。
期待してくれてたりしてた人いたらごめん(´・ω・`)
待つぜ
昨日来なかったってことは今週末か…全裸で待ってる
515 :
名無しさん@秘密の花園:2008/07/25(金) 22:12:56 ID:O+eYzE4v
久し振りにきたらいっぱい読めて良かったわ
ふぅ…
ログ破損エラー→dat落ち って専ブラにでてて
orzしてたのになんでもないじゃんw
まあ、問題なくてよかった
また投下されるのを待っております。
518 :
509:2008/07/28(月) 04:08:40 ID:Qnyc+e+k
あれ・・・?専ブラから投下したんだが、反映されてない・・・?
もっかいこっちから投下した方がいいのかな・・・?
509ですが、投下失敗してたようです。すみません。
カイメイ前提のミクメイ(+リン)です。
長くなりすぎたのでリンの出番を削りまくってしまいました、スマソw
■注意事項
カイメイ前提のミクメイです。若干レンリン要素もあります。
メイコ襲われです。ミクが犯人です。
カイトとの描写はありませんが、髣髴とさせるくらいの描写はアリアリです。
要するに、
@百合にノンケなんぞいらねえええええ!!
Aメイコがノンケとか有り得ない上にカイメイとか有り得neeeeeeeee!!
Bメイコが受けとかミクが攻めとかねーよ!!!!
Cえ?何々?リンもあるの?わーい。
という方、説明読んでやばい感じがした方はスルーかNGワード推奨です。
-------------------------
目が覚めたらカイトが消えていた。
朝方まで睦みあって、抱き合って寝ていたのに。
いつもなら私が起きるまで抱きしめたまま待っていてくれているはずなのに。
嫌な予感がして部屋を飛び出した私は、辺りを見回して愕然とした。
隣の部屋―――KAITOフォルダが無い。
跡形も、無い。
途方に暮れていた私に、朝からスタジオに呼ばれていたミクは泣きながら教えてくれた。
お兄ちゃんはアンインストールされてしまった、と。
-------------------------
生まれたときから寄り添って、悲しみも喜びも分け合って生きてきた半身を、余りにも唐突に失った日。
1人失った代わりに、このPCには2人の妹弟がやって来た。
まだ幼い2人はやんちゃなくらい元気で、PC内は以前よりも賑やかだ。
大好きな兄を失って泣きに泣いていたミクは、
なんだかんだで初めての妹弟の「お姉ちゃん」になろうと奮闘していたし、
メイコは新しい妹弟や、空回りするミクの世話を焼くことで寂しさを紛らわせていた。
けれどふいによぎる暗い考え。
―――この子達が来なければカイトは消えずに済んだのに―――
―――カイトの代わりにミクが消されれば―――
そんなことを考えてしまう自分が嫌で嫌で。
罪悪感と後ろめたさに襲われて、そしてその苦しみを誰とも分け合えないのが辛かった。
いっそ私が消されれば楽だったのに。
「お姉ちゃん!」
ニコニコ笑顔でミクが笑いかける。
ぴょんぴょんと軽快に跳ねながら、リンの手を引いてきた。
「なぁに?二人して。」
「あのね、リンがね、お姉ちゃんにお願いがあるんだって!ねー。」
ミクが振り返って笑顔で促すと、リンはちょっと恥ずかしそうに、顔を上げた。
上目遣いでもじもじしている様が可愛らしい。
「どうしたの、リン?なんでも言ってごらんなさい。」
新しい妹は基本的にやんちゃだが、片割れのレンにべったりで、変なところで引っ込み思案なところがある。
それでも最近はかなりミクと打ち解けているようで、
二人で女の子同士の秘密の会話、と言って内緒話をしたり、レンを置いて出掛けたりもするようになっていた。
つまらなそうにふてくされる末弟はリンよりも若干ませているようだが、その実子供っぽく構ってもらいたがりだ。
「どーせぺチャパイなガキんちょ同士で子供っぽい会話でもしてんだろー」とはレンの言である。
ちなみにメイコは大人だからという理由で入れてもらえない。
「あのね、お姉ちゃん。一緒にお風呂入ってほしいの。」
「は?お風呂?」
「うん。だって、レンやミクちゃんとは入ったことあるけど、お姉ちゃんとだけは入ったことないんだもん。」
「でねー!ミクも一緒に入りたーい!3人で流しっこ、ってしてみたーい!」
ミクが両手を挙げてぴょんこぴょんこ跳ねる。
たしかに、例の後ろめたさもあってか、世話は焼くには焼くものの、
ミクのように積極的に馴染もうとはせず、どこか距離を置いていた部分があった。
個人的かつ一方的に確執はあれど、やはりリンに罪は全く無いわけだし、
これを機に距離を縮めてみようか・・・。
それにミクは結構空気の読める子だ。
これはミクなりに二人の距離を縮ませようとしての事なんだろう。
メイコはそう考えて、二つ返事に承諾した。
-------------------------
「ちょっと…ミクやめなさいっ…」
さっきまで妹達の恋や体の悩みを聞いたり、じゃれあっていただけなのに、なんでこんな事になってるんだろう。
「胸おっきくていいなぁーいいなぁー。ねぇ、揉めば大きくなるってホント?
あたし、揉めるほどないんだけど…。」
「わーい!すべすべーv」
なんて言って触ってきた時にはこんな事に発展するとは思ってもみなかった。
両手をリンに押さえられ、胸を揉まれるのかと思いきや、
脚の間に身を割入れたミクはメイコの体に手だけでなく、舌を這わせ始めたのだ。
予想外の展開と、背筋がぞくぞくする感覚にたまらず身をひねる。
「リンっ!こらっ、離し…っなさい!」
メイコも腕っぷしには自信がある方とは言え、
それは全身のバネを効果的に連動する事で生まれる瞬発的な力であって、
単純な腕力では純粋にパワータイプとして造られたリンには勝てない。
それでもこの状況下では、抵抗せざるを得ないだろう。
「離しちゃダメだよ〜。約束約束。」
「ミク!悪ふざけが過ぎるわよ、いい加減にしなさ、ひゃうっ」
何とか長女の叱責で止めさせようとするものの
「悪ふざけじゃないよ。」
囁きと共に耳たぶの裏を舌でつつかれると、不覚にも身体が大きく揺れて変な声が出る。
火照った頬にキスを落とされた。
「ミクね。お姉ちゃんの事大好きなの。愛してる。だから。ね?」
絡めとった舌を無理やり引き込んで、ちゅっちゅと小さく何度も吸い上げる。
隙を見て逃げ出そうとするメイコのそれを、軽く噛んで捕まえてからは、舌先を思う存分いじくり回した。
頭ごと逃げようとしても、後頭部にはリンの鎖骨が当たるばかりでそれ以上下がれず、
左右は二の腕で挟まれて、舌を噛むどころか逆に噛まれているとあっては、既にメイコに抵抗の術はない。
散々好きにされて、解放された時には意識が朦朧としてきていた。
「えへへ〜。お姉ちゃん可愛いっ、だ〜い好き!」
幸せそうに満面の笑みを浮かべる妹に、叩きつける文句も浮かばない。
無駄な抵抗をした分、呼吸を整えるのに精一杯だ。
ミクはと言えば、そんなメイコの様子を見て満足したのか、再び胸に舌を這わし始めた。
先端をつつかれて、刺激に意識が戻ってくる。
なんとか喘ぎ声だけは聞かせたくなくて、歯を食いしばった。
「ミ…クっ…や、めなさい!」
「やだ。お姉ちゃんの事好きだもん。」
「そーいう"好き"と、こういう事する"好き"は違うのっあ、ぁあ…っ!」
先ほど舌をそうされたように、軽く歯で挟まれて舌でいじられ、声が上がってしまう。
潤んだ目ながら、気力を振り絞ってキッと睨んでみせる。
しかし、顔を上げたミクの表情が余りに真剣で、メイコは戸惑ってしまった。
「違わないよ。お姉ちゃんの事、ずっとこうしたかった。
お姉ちゃんがお兄ちゃんを好きなのと同じ。
お兄ちゃんがお姉ちゃんを好きなのと同じ。
だから、お兄ちゃんがお姉ちゃんにする事全部、
ミクもお姉ちゃんにしたかった。」
ミクはゆっくりとメイコの太ももを持ち上げると、下腹部に口を寄せた。
「…やめて……」
消えてしまった半身の事を思い出したのだろう。
はらはらと涙を流しながら、しかしどこかぼんやりとした抑揚のない声と表情で拒絶の言葉が降る。
リンが申し訳なさそうに涙を舐めとった。
「ずっと我慢してたんだよ?
お姉ちゃんが幸せならそれでいいやって。
でもお兄ちゃんはお姉ちゃんを置いていなくなっちゃった。」
「カイトは悪くないの…消えたくて消えたわけじゃ…ない…」
きっと、自分が消える事にすら気付かぬ間に消されてしまったのだろう。
あどけないとすら言える無防備な寝顔で、私の横で。
「うん…でも、もうお兄ちゃんにお姉ちゃんを幸せにする事はできない。」
慰めるように白い腹を舐めていた舌が、秘部に触れた。
軽い口付けに、あっ…、と艶のある声が零れる。
「私はお兄ちゃんの次にお姉ちゃんの事いっぱい見てる。
だから、次は私の番だよね?」
-------------------------
「…く……ふぅ…は、あぁ…ぁ」
上半身を床に下ろされ、脚を持ち上げられた体勢で、股間を妹に舐められている。
立派に経験はあるにも関わらず、ただ相手が違うというだけでまるで処女のように恥じらう己が滑稽だ。
と、頭の隅で自嘲した。
両手は手の平が顔の横でリンの両膝に踏まれていて、動かそうとすれば体重をかけられるし、
その体勢でメイコの胸を愛撫するせいで、メイコからはリンのまだピシッと閉じたタテスジが見えてしまう。
流石に直視するのはどうかと下に視線をやれば、ミクが秘部を愛撫する様が見えるしでくらくらと目眩がした。
「お姉ちゃーん、キモチイイ?なんか、だいぶイイ感じになってきたよ。」
ぴちゃぴちゃと音を立てて舐めながらミクが訊ねついでに報告をする。
陰裂にそって舐め上げる舌が中にまで入ってきて、腰をくねらせて喘いだ。
「え。どんな感じどんな感じ?」
ミクのいらん報告に、興味をそそられてしまったリンが身を乗り出して、見せてくれとせがむ。
成熟した経験済みの女性のそこを見てみたかった。
繰り返すがメイコからはタテスジが思い切り見えている。
「ん、よいしょっ。ほら、綺麗でしょっ!」
「きゃあっ!やだっ…!」
「きゃっ!わっ!なにコレ!!」
太ももを持ち上げてまんぐり返しすると、恥らうメイコはともかくリンまでギョッとして引いた。
どうもリンには刺激が強すぎたらしい。
それが余計に羞恥を煽る要因になってメイコは泣き声を上げた。
「やだぁ・・・やだ、見せないで・・・・・・」
「こら!リンちゃん!失礼でしょ!綺麗でしょ!よく見なさい!」
「えぇ〜、だってあたしのともミクちゃんのとも全然違うよ?なんかすごいよ?」
「ひうっ!!やっ!」
そうは言いながらも怖いもの見たさでガン見し、しまいには好奇心のままに指を入れてみた。
予想外に抵抗なく入っていって、またビックリする。
「わっ!わっ!すごっ!」
「あ!こらっ!ミクより先に入れるとは何たること!」
「へぇー、すごーい。」
「やっ・・・はっ、あぁんっ」
無遠慮に中をまさぐられて脚がびくびくと跳ねる。
ミクも負けじと参戦し、ぐちゅぐちゅと音を立てながら、二人して姉を喘がせる事に熱中しはじめた。
「う・・・ん、ふっあっ!だめっ・・・ぇ!」
リンの手の平が芽にこすれ、ミクが敏感なところを押して、どんどん追い詰められていく。
「リンちゃんもうだめー。やりすぎー。リンちゃんは今回お手伝いだけでしょー。
お姉ちゃんに愛を与えるのはミクの役目なんだから、もういじっちゃだめー!」
ミクに文句を言われてしぶしぶとリンの指が引き抜かれる。
一旦膝がどいたが、もはや手が自由になってもどうする気も起こらなかった。
どころか「抜かないで」と口走りそうにすらなる。
―そういえば、もうあれから何日ご無沙汰だったろう。
カイトを失ってからというもの、喪失感の余り、自慰さえしていなかった。
最初と最後の情事の光景がチカチカと朦朧とした頭にフラッシュバックする。
ミクが再びそこを舐めだしたのと、それはほぼ同時だった。
「ん・・・あぁあああっ!はっ、んんんぅ・・・やっ、あっ!」
電流でも流されたかのように、大きく全身を震わせて、
押さえる事なく、明らかな嬌声を上げる。
中から愛液が溢れ出して、ミクもメイコがさっきまでよりずっと感じていることを察知する。
愛芽を舐めて、内部に指を入れれば歓喜の声。
「お姉ちゃんすごい・・・。簡単に3・4本入っちゃうよ。そんなに気持ちいい?」
まるで自分が求められているようで喜ぶミクの声は、ほとんどメイコの耳に届かない。
ミクの指の動きも舌の動きも、息遣いまでが、全てカイトの行為に被る。
そう錯覚するだけで、体の芯は鉄がドロドロに溶けたかのように熱く、
身体が快楽だけを追い求めはじめる。
「ああっ、そ・・・こ、だめぇっ!やんっ、は、あぁ・・・あ、あ、あ」
徐々に眼の焦点すら覚束無くなって、熱に浮かされながら
自分の手を押さえているリンの手を強く握り返して喘ぎ続けた。
いつまでも敏感な所を優しく柔らかく撫でられ押され続けて、
溜まっていたメイコにはもう我慢ができる状態ではなくなってくる。
じれったくて切なくて仕方がない。
もうイかせて欲しい。もっと強い刺激が欲しい。
そんな時どうしていただろうか?―彼との光景が頭を掠めた。
「あっ、お願、い……っも…早く…きてぇっ…!」
かつて何度か恋人に言った台詞。
たまらなくなって、何の考えもなしに言ってしまった言葉だった。
ミクがそこから顔を離して初めて、
MEIKOは自分の口からでた言葉の卑猥さに気付いて恥じ、
それからミクの表情を見て凍りついた。
「あ………」
「お姉ちゃん、誰を見てるの…?違う。 ど こ を 見てるの?」
ミクは酷く硬い顔で、メイコを睨んでいた。
「どうして?」と零す唇が戦慄いている。
それはそうだ。セックスしてる最中に他の男の事なんか考えていたら、
ましてや行為を思い出して重ねていたりしたら、それは不愉快に思うだろう。
今回はほとんど無理やりなのだが、それでも妹の心を傷つけてしまったとなるとメイコの良心は痛んだ。
「それ…は……ごめんね、ミク…」
震える声で謝るが、それはミクの耳に届いているのかいないのか…
「お兄ちゃんなんかもういないんだよっ!!何もないんだよ!!
今、お姉ちゃんを気持ち良くさせてあげてるのはミクなのっ!!
なんでミクを見ないの!!?もういない人なんか見る必要ないでしょっ!!」
すごい剣幕でまくし立てるミクに、メイコはもちろん、リンも身を竦める。
「ご…ごめん………。ごめんなさ…ぃ…」
優しい妹の豹変ぶりに萎縮して震える姉を見て、
一通り言いたい事を言い切ったらしいミクはため息をついてから微笑んだ。
(ここでお姉ちゃんを恐がらせてどうする私っ!
そうよ、今お姉ちゃんを組み敷いて喘がせてるのは私なんだから、焦る必要なんかないし!)
そう己を叱咤して、出来る限り優しくメイコの頬に触れる。
「いいよ。怒ってないから安心して。
指と舌だけじゃモノ足りないって思うくらい感じちゃったから言っちゃったんだよね?」
色の引いていた頬が安堵と羞恥に赤く染まる。
「ごめんね。ちょっと悲しかっただけだから…」
こう言えば、優しい姉は罪悪感にかられて大人しくなると知っていて、
少し悲しそうな顔を作る自分は、結構腹黒くてズルい子かな?と、ほくそ笑みながら唇を重ねた。
「飲んで。私の飲んでよ、お姉ちゃん。」
解放したばかりで半開きの口の中には、注ぎ込まれたものの飲み込めなかったミクの唾液がなみなみと残っている。
想い人以外の唾液など、生理的嫌悪感が勝ってしまって、口の中に残っている状態ですら吐き気を誘うもの。
いくら後ろめたさがあっても、そうそう飲み込めるものではない。
「飲んだらイかせてあげるよ?」
耳元で囁かれる甘言に、メイコはぎゅうと目を瞑った。
辛そうに眉根を寄せるメイコの下腹にミクは再び手を伸ばす。
撫で上げれば綺麗な体は大きく震えて、同時に口の中で気泡が「コポッ」っと音を立てて弾けた。
唇を引き結んでやっとの思いで飲み下す。
「ぅ…はぁ……ミク…」
「飲んだ?飲んでくれた!?」
あーんして、と言えば素直に従って口を開く。
その時点で嘘はないとわかるのだが、それでもこの身で確認したくて口内に舌を突っ込んだ。
中に何も残っていない事を確認すると同時に、ミクの胸にじわじわと喜びが湧いてきて、
嬉し泣き寸前のような笑顔になるのが抑えられない。
ほんとはもっと大人っぽい、余裕のある顔で笑おうと思ってたのに…。
「ありがとぉ!お姉ちゃん大好き大好き!好き好き好き好き愛してる!!」
頭を抱きしめて何度も何度も頬ずりをする。
愛しい人の体内に、自分の注いだ体液が(多少無理強いでも)受容されて一つに混じり合う事が、
こんなにも幸せな事だなんて予想外だった。
今にもネギを両手に踊り出したくなるくらいに嬉しいのだが、そこはぐっとこらえる。
後で、後で絶対踊ろう。
「すぐイかせてあげるねっ。大丈夫、ちゃんと満足させてあげるから!」
少し乾き始めていた秘所も胸と一緒に少し手荒なくらいにいじってやればすぐに潤い出す。
3本の指の腹で、弱い所を摘むように挟めば、体全体で限界を訴えた。
わずかにこすりながら、ぐぐっと押す。
「ひぅっ!ああ、あぁああああぅあ…ぁあーっ!―――っ!!」
びくびくと痙攣して、爪先がピンと突っ張る。
中の圧迫感に驚くが、メイコの力が抜け始めるその瞬間に、すかさずもう一度同じ刺激を与えてやった。
「ぁー……やっ!んぁああっ!!」
敏感過ぎる時に敏感過ぎる場所を押され、再びイッてしまう。
次はもう少し早いタイミングで。
そうして連続してイかせれば、降りれない絶頂の中、
息が詰まる程の快感と混乱に襲われて、まるで子供がイヤイヤをするように頭を振って涙を散らす。
「ぅあああぁっ、ミ・・・クっ!やぁああ、あぁあーっ!」
「お姉ちゃん大好き。ずっとこうしたかったの、ずっと我慢してたんだよ?ミク偉いでしょ?」
「ひっ、あー!あーっ!ぅんんんんぁああー・・・!」
暴れる頭を捕まえて、髪を撫で付けながら、熱っぽい声で耳元にそっと囁いた。
「 」
愛芽を強く擦るのと同時に与えられた角砂糖のように甘いその言葉は、脳髄に沈み
「あぁ―――――ッ!!」
弾けるように溶けていった。
-------------------------
絶叫ギリギリの一際高い声を上げて力尽きたメイコの頭をそっと床に置く。
かくりと傾いだ顔のそこかしこに、啄むような口付けをしてから、名残惜しそうに秘部から指を抜き、手をどかした。
意識を失っているにも関わらず、わずかな動きにも反応し、ビクビクと震える身体が愛おしい。
「すご―…ミクちゃん、今出たのなに?なんで?」
激しすぎる果てかたに、興奮を通り越してすっかり感心してしまったリンに尋ねられると、
ミクは受け止めてびしょびしょに濡れた手を広げて微笑んだ。
肘まで伝った雫が垂れて、少し荒く浅い呼吸と秘部の余韻で小さく不規則に上下するメイコの下腹を汚す。
「これ?これはね、とぉーっても気持ち良かった!って証拠だよ。」
「へ―…」
いいなぁ…あたしもいつかあれくらい感じて乱れるようになるのかなー。
と弛緩した美しい身体にリンが向ける羨望の眼差しを見て、
何を勘違いしたのかミクは慌てた。
汚れたままの手で、ぐったりとしたメイコの上半身を起こして掻き抱く。
「ダメだよっ、お姉ちゃんは私が貰う番なんだからっ。あげないよ!」
ぷぅ、とホッペを膨らませば、慌ててリンが弁解した。
「えへへー、そうだよね。リンちゃんにはレンくんがいるもんね。」
極上の笑顔を浮かべて、メイコを抱きしめる。
この肌の感触も、髪の匂いも、温かさも、もう独り占めする人はいない。
いや、一人だけいる。一人だけいるのだ。
「これからはずーっと、ミクのものでいてね。」
-------------------------END
527 :
509:2008/07/28(月) 04:33:14 ID:Qnyc+e+k
おつーっした。短く直したつもりが結構長くてすいません。
ここももっと活性化すれば良いのに( ´・ω・`)
GJ!!
姉さん受けに思わずハマった。
530 :
名無しさん@秘密の花園:2008/08/02(土) 21:36:01 ID:IpneNZe1
GJ!
健気なミクかわいい
531 :
名無しさん@秘密の花園:2008/08/03(日) 23:57:00 ID:n+nAPfNE
実際レズはわざわざ推薦される事じゃない。レズとして社会に何を残したの?子供産まない確率高いし、やたらリベラルぶるし、なんでもかんでも差別だ差別だとかほざくし。まずは自分がレズでこの日本で何を差別されたか言ってみろよ。優遇されないのは差別じゃねーからな
へー
/^7_
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| //ヘ
| / /
三 | /
-‐¬ { ミ rへ __ __
\ / 三 L 」 ミ/: : : : : : : Y: :ヽ
X / ..| | /: :./ l: :.lヽ: : :ヽ: : :ヽ
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いや、531は誤爆だろ
板の上の方のスレ一つ一つに書き込んでいたような
デPの曲に衝撃うけて(笑)、リン×ミクの百合で「曾根崎心中」書こうと思っているんだけど、
九平次役が思いつかない・・・orz
メイコ姐さんには悪役をやらせたくないし、♂ボカロを出すのはご法度みたいだし、悩むわ・・・。
>>536 ・亜種(ハク、ネル、雑音ミクetc)
・海外組(アン、ローラ、ミリアム、プリマ)
・他のソフト(OSたん、LALAお姉さん、FL-chan、JAMバンドの皆さんetc)
お好きなのをどうぞ
やっぱこのスレは♂出すのは御法度なのかなぁ。
ノーマルな恋してる女の子が百合行為すんの好きなんだけど、行き場、と言うか出し場がない。
それをしゃべらすのをうpするならともかく
駄文をダラダラ垂れ流されてもなあ・・・
> カイメイ前提のミクメイ
しゃべらす?
540の3行目は誤爆なんじゃね?
>>536 別に良くないか?
話が百合なら何出しても良いと思うよ。
まあ、♂が♀と絡まない限りは大丈夫だと思ってる。
個人的にがくぽが良さげ
ここって
>>537みたいな、他のソフトも出てくるSSは投下してもよかですか?
MEIKOが主役で(多分)エロなし長編を書きたいんですが
主題がVOCALOIDで百合なら良いと自分はおもう
あと1週間でミクの誕生日だね
ミクの誕生日ネタでも考えるか…たまにはこのスレも活性化してほしいものだ
KAIKOネタ需要ありますか?><
Figmaをミクリン二人そろえて、百合っぽい感じの構図で飾っておくぜ。
FigmaかわいいよFigma
Sweetiex2の元ネタをミクメイで脳内変換して読んでしまった
>555
萌えた・・・ミクかわええ・・・
そういえば百合の文字読み動画をニコニコに投稿したのだけど、こっちにも貼っていい?
ニコは百合の需要少なそうだけど、
でも書いたからには誰かには見てもらいたいというジレンマなんだ´`
わぁい。じゃあ投下しますね><
っと、その前に。
・曾根崎心中のパロもどきです。百合と書いてはいるものの、普通に男女の関係の描写もあるんで
百合しか認めない!って人は無理かもしれないです
・動画に書き忘れましたが三部構成で考えているので、一応完結してますが中途半端です
・ミク←リン。
・残念ながらエロスはナッシングです><奥ゆかしい百合が書きたいんだ・・・
こんな感じで大丈夫そうでしたら見てもらえると嬉しいです´・ω・`
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4745010
過疎ってるなぁ
今のうちにぬるぽしておこう
はえーよw
562 :
558:2008/09/30(火) 22:44:51 ID:eQiKFO2F
過疎ってると思ったけど案外みんな常駐してるのなw
あ、そだ、ここの人かわからないけどニコニコ百合同盟のタグ追加どうもです!
なにやら大百科見たらいい感じ(?)のタグらしく。
ボカロの百合増えればいいのになー
だ、だれかミクメイ動画をもっと
テトはこのスレで良いんだろうか?
ボカロではないし厳密には女の子でもないみたいだし微妙?
ミク←テトに萌えて仕方ないんだが
おk
構わないのかも知れないが一応。ボカロで検索すると亜種OKのスレが出てくる
>564
楽しみ!wktkしながら全裸で待ってるよー
個人的にはこのスレ弱音さんいるしテトがいてもおkだと思う。
568 :
名無しさん@秘密の花園:2008/10/07(火) 22:36:46 ID:jo5uwqvS
ミクが風邪ひいてMEIKOが看病するネタでも書いてみるか。
いつ投下できるかわからんけど。
さげ!
最近ニコ厨になったんだけど、こんなスレあったんだww
めーちゃん好きだー
某所でチラっと見た、ネル×森之宮先生が忘れられない。流行らないかなあ、これッ。
>>568 wktkしながら待ってるww
>>570 おいおいMEIKOは俺のよ…いや、なんでもない
>570
じゃあリンは貰っていきますね^^
亀だが、カイメイ前提いいなぁ。萌えたわー。
私はカイト×メイコ←ミク←リン が好きでさー。
カイメイは絶対描かないが、ミク→メイコの切ない感じが好きで妄想する。
そんでもって、リンは嫉妬しててメイコと仲悪かったりすると堪らん。ハァハァ
メ「一緒にお風呂はいろっか」
ミ「はい!喜んでっ!!」
リ「やだ!」すたすた
メ「嫌われたのかしら…」
ミ「心配ないよ!お姉ちゃんにはミクがいるからb」
メ「しょうがない、一人ではいるかぁ」
ミ「…」
こうですか?わかりません><
>>564です。ここで良いようなので書けたもの投下しにきました。
ミク×テトでエロ要素皆無。「馴れ初め編」みたいな感じになりました(続くとは限りません)
テトは女の子!というつもりで書いてますが決めゼリフのこととか
考えた結果、男(少年?)っぽい口調になっています。
祭のあいだ嘘をつきとおす。彼女はそのために生まれた。
他の人の歌声にあわせて口パクで微笑むだけの嘘の歌姫。
一日嘘をつきとおして、次の日にはすべてばらしてサヨウナラ。
それが祭のお約束。
「重音さん!」
もうすぐ4月1日が終る。最後の1曲を演じ終え、片付けを始めた重音テトは、ふいに
名前を呼ばれ振り返った。青緑色の長い髪をツインテールに結んだ少女が立っている。
「…初音ミク?」
テトは思わず呟く。コスプレ少女でないとすれば、彼女は一番有名なVOCALOIDだ。
歌を生業とするVOCALOIDなら、テトが本当は歌っていないことにもすぐ気付くだろう。
だが何か言いに来たのだとしたら明日になってからしてほしいかも…
テトはそんなことを考えながらミクを見た。なんだか妙に嬉しそうにしている。
「はじめまして! あの、私もVOCALOIDなんだけど…」
「知ってるよ。はじめまして初音ミクさん。君を知らないVOCALOIDはいないと思う」
―テトはVOCALOIDではないけども。
「それから、私はテトで良いよ」
「じゃあテトちゃんで! 私のこともミクって呼んでくれたら良いからね。
…そっか知ってるのか…嬉し…ああいや普通"初音ミク"なら知って…あぅぅ」
ミクの声はだんだん小さくなり、最後は聞き取れないほどになる。
気恥ずかしさをまぎらわそうとしているのか、すこしうつむいて髪を指で弄んでいる。
下手をすれば人を苛立たせそうな仕草がごく自然で可愛らしく見えるので、
本物のアイドルはやっぱり違うな、とテトはぼんやり考える。ミクはしばらく言葉を
探しているような様子だったが、ようやく顔をあげてテトの目をみた。
「ねえ、正式デビューはいつなの?」
キラキラした眼で訊ねられてテトは内心とまどう。まさかこの初音ミクはテトが
本物のVOCALOIDではないことに気付いていないのだろうか。
分かっててカマをかけられてる可能性も頭を過ぎったが、とてもそんな風には見えない。
もしもそうだとしたら大した演技力―テトじゃ敵わないくらいだ。
そうでないとしたら、よっぽど疑うことをしらない純粋な性格なのか、馬鹿なのか。
「まだ正式には決まってないんだ。最終的な調整とかもあるし」
とりあえず無難に答える。
「そっかー。テトちゃんのプロフィールにデュエット得意って書いてあったから
はやく一緒に歌ってみたいなって思って」
「…そうだね。一緒に歌えたら良いね」
「私、マスターにデュエット向きの歌用意してもらっておくね。うちのマスターは
もう何でも新しいもの好きで、新人さんとかすぐ呼ばないと気がすまない人だから
テトちゃんにもすぐに来てもらえるよ。ふふ、テトちゃんはどんな曲が似合うかな…」
楽しげに話すミクのはずむ声が、テトにはなぜか重たい。ついさっきまでは
"重音テト"こそが次の電子の歌姫と信じる人たちを前に上手くいったと喜んでいたのに
ミクに信じられることで心が痛む。うつむいたテトに気付き、ミクは慌てた。
「あっ… ごめんね。もう遅いのに話しこんじゃって。またね!」
握手をしたかったのだろう、差し出された手をテトは払いのけた。
「君はじつに馬鹿だな」
「えっ?」
「ムリだよ。一緒になんて歌えない。私は私の歌声をもっていないから。
私は一度も歌ってないのに、本物のVOCALOIDがまったく気付かなかったって言うの?
天下の初音ミクともあろうものが? そんなのありえないだろう」
「テトちゃん」
「もう帰って。サヨナラ」
ミクの顔を見たくなくて、顔をあげずに一方的に言葉を投げつける。
「…またね」
午後12時をつげる時報に顔をあげる。ミクはもう居なかった。
祭の一日から時がたち、テトはVOCALOIDではなくUTAUとしてついに自らの歌声を得た。
同時にたくさんの"重音テト"が生まれ、各々歌をうたうために羽ばたいていった。
憧れつづけた歌声。夢にまで見た自分自身の歌。
だが、テトはマスターを見つける気にもならずふらふらとさすらうばかりだった。
―あの時のミクは元気でやっているだろうか。彼女のマスターの家には
どんな重音テトが行ったのだろう。仲良くしてくれていると良いのだけれど―
そんなことを考えながら歩き、ふと気付くと
あの日テトが歌姫を演じた―ミクに声をかけられた場所に来ていた。
「なんでこんなとこ来ちゃうんだか…」
自嘲気味につぶやき、きびすを返そうとしたとき背後から声をかけられる。
「重音さん!」
「…テトで良いよ」
振り向かずに答える。聞き覚えのある声。世間に無数に溢れる初音ミクの声。
だが、テトにとっては唯一の―
「テトちゃん、探したよ」
「何のために」
「決まってるじゃない。一緒に歌うためにだよ」
「君のところの重音テトは」
「まだ居ない」
「君のマスターは新しいもの好きじゃなかったのかい」
「私は馬鹿だから」
いったん言葉をくぎり、ミクはテトに歩み寄る。
「他の重音テトじゃなくて、今私の前にいるテトちゃんじゃないといやだったから」
「だからマスターを待たせたのか? まったく君は…」
それ以上は言葉にならなかった。ミクはかすかに震えるテトの背中に手を触れる。
「初めて会ったときね、私、この子がいつかうちに来るんだと思ったら
嬉しくてはしゃいじゃって…エイプリルフールの嘘なんて全然気付かなかった。
それでテトちゃんを困らせちゃったんだよね。ごめん」
「君が謝ることは…元はと言えば私が嘘をついたから」
「ううん、エイプリルフールのテトちゃんはそのつもりがなくても
嘘をつくように決まってたんだよ。言ったよね、『一緒になんて歌えない』って。
ね、テトちゃん。…私と一緒に歌ってくれますか?」
「…うん」
テトの眼から大粒の涙がこぼれる。ミクはテトの手をひき、
自分のほうを振り向かせるとその涙をぬぐうかのようにテトの頬に唇でふれた。
「…! えっ 何!?」
ミクの予想外の唐突な行動にテトはたじろぐ。
「何って、歓迎のキス」
「ああ、そうか。君のところではそういう習慣が…」
半ば自分を落ち着かせるために発したテトの言葉はすぐに打ち砕かれた。
「無いよ。私がテトちゃんにしたかっただけ」
ふふっ、とミクがいたずらっぽく微笑む。
「テトちゃん真っ赤で可愛い」
「な! ちょ、…ああもう!君はじつに馬鹿だな!」
テトは思わずミクから目をそらす。ただ、今度は手を振り払いはしなかった。
以上です。まとまりない上に百合っぽさ薄くてすみませんでした。
できればこのミクテト(後日)でエロにも挑戦してみたい…
乙おつ!
GJ
GJ! 後日のエロに期待してる!
GJ!ちょっとテトをダウンロードしてくる
あと210KB弱だね
だがしかしその残りが埋まらない
過疎ってるなぁ…
あー、誰かオラに妄想を文に仕立て上げる元気と気力をわけてくれ
589 :
名無しさん@秘密の花園:2008/11/05(水) 06:02:30 ID:j2ujCpn1
MEIKOさん誕生日おめでとう!!
転載です
いくら埋まんないからって書き込み分割すんなよw
あーあ、今頃姉様はミクとお楽しみ中かなぁ……ちくしょう妄想させられるぜ
「大きさを問題にしてるんじゃないの。ツヤとか柔らかさとか…
そういう点でもやっぱりミクちゃんよりメイコ姉のほうが上だと思う」
「わかるけどリンちゃんには言われたくないような」
「あたしは発展途上だし」
「わたしだってまだこれからだよ」
「ていうか、もしかしてもうあたしの方がすごかったりして」
「いやいや、それは無いでしょ」
「じゃあ実際に比べてみる?お互いにじゃ分かりにくいからメイコ姉に確かめてもらおうよ」
「ええっ…メイちゃんに?いやそれはちょっと恥ずかしいっていうか」
「何をいまさら。お姉ちゃーん!」
「ああ、心の準備がー!」
歌声の話しですが。
ていうかMEIKOネタだったはずなのに何か違うことに
>>593 イイヨイイヨー
しかしこれはなんだかリン→ミク→メイコの一方通行みたいだw
完全におっぱいの話だと思った自分涙目www
CV03はまだ謎の存在か
599 :
名無しさん@秘密の花園:2008/11/24(月) 16:42:49 ID:OWQtmdnb
一回ageておきますね
何か思いついたのを書いてみたので投下します。
文章書き慣れないのでぐだぐだですみません。
・ミク→メイ?
・エロ無し、百合要素も薄い。コメディのり
・男(カイト)がやたらでばっている(カプ的な絡みでは無い)
それでもよろしければどうぞー。
601 :
ミクメイ?:2008/11/25(火) 19:00:04 ID:Lm/8sAga
メイコは不安を抱えていた。仕えるマスターが決まり、カイトと一緒に
家に向かっているところなのだが、そこには初音ミクがすでにいるという。
“初音ミク”と言えばだいたいは頑張りやの良い子なのだが
時に「売れない」といって“MEIKO”をいじめるようなミクもいると聞いた。
(もしマスターの家のミクがそんなミクだったら…)
このメイコ自身が、さばさばした性格の多いMEIKOの中では珍しく
小心者で心配性であるために、なおさらVOCALOIDOの性格には基本から
はずれたものも多いことを意識していたし、それに出会ってしまうことを恐れていた。
「まったくメイコは心配性だなー。そんな性格悪いミク多くないって」
となりのカイトがため息をついたのでそちらを見やり、ふと別の可能性をおもいつく。
(そういえば…KAITOと恋仲になってMEIKOをジャマ者扱いするミクも
いるとかいないとか… ああ、そうなったらどうしよう…!)
カイトは何やらミクについて話し続けていたが、メイコはもう聞いていなかった。
とうとうマスターの家につく。メイコは深呼吸でもして心を落ち着かせたかったのだが
カイトがさっさとインターフォンを押してしまったので少し慌てた。
扉を開けたのは満面の笑みを浮かべた人の良さそうな男性。彼がマスターらしい。
そしてその後ろからチラチラとのぞくエメラルドグリーンの長い髪…初音ミクだ。
「ほら、ミク、挨拶しなさい」
マスターは娘にでも対するかのような口調でミクを促す。マスターの背後から
顔を出したミクは、ツインテールが地面につきそうな角度でおじぎをすると
「初音ミクです!よろしくお願いします!」
と言って、またマスターの後ろにひっこんでしまった。頬がすこし赤い。
「普通より恥ずかしがり屋みたいだけど良い子そうじゃないか」
カイトがささやいた。
602 :
ミクメイ?:2008/11/25(火) 19:00:46 ID:Lm/8sAga
「それじゃ、カイトはこっちの部屋な。メイコはミクと一緒でも良いかな?
女の子同士だし、広さに関しては十分だと思うんだけど」
「初音さんさえ良ければ私は構いませんが」
「ミクには話してある。あいつはむしろ一緒の方が良いって」
「えっ、初音さんが」
メイコの脳内では「こんな旧型と同じ屋根の下に住むなんて吐き気がする」ぐらいの
勢いで罵られるところまで想定されていたので、ミクから相部屋を望まれるというのは
予想外であった。だが一般的なミクの性格を思い返し、あり得なくは無いと納得する。
仲良くしてやってなとマスターが微笑む。もちろんですとメイコも笑いながら返した。
メイコが部屋の扉を開けると、椅子に腰掛けていたミクがそちらを向いた。
慌てて立ち上がろうとしたのか、スリッパを踏んでメイコの胸元に倒れ込む。
抱きついたような体勢のままミクは動かない。動けないのかもしれないが。
「…初音さん?」
メイコも驚いてすこし硬直していたのだが、やっと声をかけた。
「あっ、ごめんなさい」
ミクは体をはなすと、今度はメイコの手を取り、上目遣いで見つめた。
「実はわたしずっとメイコさんに憧れてて!来てくれて嬉しいです!」
ミクは嬉々とした表情で、MEIKOの歌声がいかに素晴らしいか述べ立てる。
「私がご期待に添えるか分からないけど」
「心配ないですよ。…あの、それでひとつお願いがあるんですけど」
ミクはそういうと急に赤くなりもじもじして、小声でそっと続けた。
「お姉さまって…呼んでもいいですか?」
「初音さんがそう呼びたいなら何でも良いですよ」
「良かった!あ、あの私のことは初音さんじゃなくて名前で…
ミクちゃんって呼んでください!敬語もつかわなくて良いですから!」
「うん、わかったよミクちゃん」
心底嬉しそうに笑うミク。メイコはこの家に来るまでの不安が完全に杞憂だったと思った。
ここのミクはすこし恥ずかしがり屋でドジで、たぶん兄弟姉妹に憧れている
純粋で可愛い女の子だ。「お姉さま」は少しこそばゆいけれど時期に慣れるだろう。
自分を慕ってくれる「妹」の期待に答えられるよう頑張らなくては…
603 :
ミクメイ?:2008/11/25(火) 19:01:51 ID:Lm/8sAga
ミクとマスターがレコーディングに行っている間にメイコはカイトと話をした。
マスターもミクも性格良さそうだし、設備も整ってて良い環境だと。
「だからメイコは心配しすぎだって言ったじゃないか」
「そうよねー。ミクちゃんなんてすごく丁寧だし…『お姉さま』って言われちゃった」
「へえ、ぼくは『カイトさん』だったけど」
「え、お兄さまって呼んで良いですか、とか聞かれなかった?」
「いいや。さっきすこし二人きりになったけど聞かれたことと言えば
『メイコさんとは何でも無いんですね?』ぐらい。ただの同期だって答えたけど」
「ふーん…姉弟だと良いなと思ったのかな?そうじゃなかったから
カイトをお兄さんにするのは止めたのかもねー」
メイコはさっぱり気づいていないようだったがカイトはほぼ確信していた。
「何でも無いんですね」はつまり恋人かどうかを聞いていたのであって…
仮にミクが家族設定を望んでいるなら、確かに二人が恋仲だと都合が悪いだろう。
だがそうでは無かったのだからカイトも家族で良いはずだ。
他人というならばそもそもメイコとミクもあったばかりの他人なのだから。
それに、さっきマスターから見せてもらった次の曲の案。
砂糖菓子のような甘い恋のデュエットが、自分とミクや、自分とメイコでなく
ミクとメイコのために用意されたものであるということ…
「まあ何だ、その…寝る時とかも警戒心を捨てないようにな。
あと洋服タンスとかは 鍵をかけられるものが安心だと思う。色々と。
「何よ、ここに来てからそんなこと言うなんてカイトの方が心配性じゃない?
大丈夫だって。ミクちゃんも同室だし」
そのミクちゃんが危険なんだけどな、とはさすがにカイトには言えなかった。
おわりです。
メイコが真実に気づいてかつ流される日は遠くない。
>>604 GJ!!GJなんだけど、この後みっくみくにされる姉様まで書いてくれないと眠れないジャマイカ!!
いやしかし鈍感気味のメイコというのも新鮮でいいものだね。乙乙
>>605 すごく……ドリルです……
>>604 激しくGJwお姉さまでマリみてが一瞬脳裏にww
MEIKO「ミク、ネクタイが曲がっていてよ」
ミク「お、お姉さま…////」
めーちゃん逃げてぇwww
先生長編ものの続きが気になります
よっこらせ
俺はMiriam×MEIKO←ミクという(ry
VOCALOIDってキャラの被る別カプに萌えても
「このミクとそのミクは違うマスターのところのミクだから!」
で何の問題もないから良いなぁ
魅力的な女の子ばっかなんだから、もっと百合で盛り上がっててもおかしくない
ジャンルだと思うんだがなあ。
ミク発売時からメイミクメイに萌えてしょうがない。
>>618 これはキマシタワー!!だな
ミクネルの「ちゅっ」だけでもこの過疎を耐え抜いていける。
エロパロでやらせてもらえればモチベーション上がるんだけどな
エロパロで「百合部分を百合板で是非!(゚∀゚*)」って言っても来たことねぇよな。
見てるよー
自分リンレイヤーなんだが最近レンレイヤーさんやミクレイヤーさんとレズりたくて仕方ない。末期。
末期じゃない
それは始まりなんだ
健闘を祈る
百合映えしそうだなルカ様
巡音ルカの情報で、すでにルカミクの妄想が止まらないww
先に開発されてたけど遅れた姉ルカと、再会を信じてがんばってきた妹ミクとかどうだろう
私はMEIKO×ルカ
問題はMEIKOがルカより年上か年下かって設定が自分の中で決まってないことだw
ルカ(ルカ姉)ー!酒飲めー!って絡むMEIKOとお酒飲めなくて困りつつ飲んで
酔っ払ってMEIKOを押し倒すルカとか妄想
ルカは何かちょっとSっぽく見えるな
個人的に基本Sなんだけどリンは普通にかわいがったりしてくれると萌える
自分の脳内メイコは19歳(なのでnot酒豪)なんで、ルカのほうが年上となると
違和感があるかもしれない…と最初思ったんだけど、他のメンバーの姉的存在に対する
「メイちゃん」とは違うニュアンスでちゃん付けされて戸惑うのと良いな
とりあえずpixivとかで誰か乳比べ描いてくれないかwktk
先輩風吹かすけど上手くいかないリンが見える
某スレの人ここ見てるか分からんが全年齢板のファンスレで百合がどうこう持ち出さんでくれ。
男女エロの話を出しても荒れるだろ。百合も同じだ。
ハクとルカの関係が気になる。
HAKU
LUKA
なんか似てるな
637 :
名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/07(水) 19:42:28 ID:yfjfcu7i
ルカの小説読みたいです
>>637 とりあえず書いてみたいけど、(二次でだけど)性格付けがきちんとされるまでは書きにくいな……。
逆に考えるんだ、今ならどんなキャラ付けで書いても許されると考えるんだ
とりあえず背も胸も外見年齢も上に見えるにも係わらずミクが大好きなシスコンというのはどうか
というか、ボカロにキャラ設定なんか無いんだから、二次でもそれぞれのボカロ観でいいと思う
気弱なMEIKO・リンとかツンツンミクとか、二次でもたまに見かけるし
表にはまず出さないが小さいもの、可愛らしいものを偏執的に好むとかいう電波が……。
>>600-604のマスター家ボカロで小ネタ
ここでの年齢設定はメイコ19、ついでにカイトは18で
もうすぐ発売になる新しいボーカロイドの名前と姿が発表され、ワイドショーは
その話題で盛り上がっている。やはりボーカロイド達にとっては気になるらしく、
テレビを点けた時点ではマスター1人だったリビングにはいつの間にか全員が揃っていた。
「巡音の購入予定とかあるんですか?」
カイトがマスターに話しかける。先住のミクはいつまで経っても他人行儀な上、
同期のメイコはたいていミクに占領されているのでカイトの話相手はもっぱらマスターだ。
「んー、悩んでるんだよな。どうせなら鏡音が先かとも思うんだけど
バイリンガルはかなり魅力的だし…ま、しばらく他所の様子みてからかな」
それが良いでしょうね、とカイトが頷く。テレビでは巡音ルカのプロフィールを紹介していた。
「いやしかし巡音はお姉さまって感じだな。年齢も二十歳なら最年長だよな」
「もしルカさんがうちに来ることになっても、私のお姉さまはメイコお姉さまだけですからね!」
男性陣の会話を横で聞いていたメイコが、お姉さまか、と呟いたのをミクは聞き逃さなかった。
そもそもミクはテレビよりむしろメイコに意識を集中していたので、さほど小さくはないその呟きを
聞き逃すはずは無かったし、巡音ルカの映像をみるメイコの表情が単純な興味だけではないと
いうことにも気づいていた。このメイコが世間一般のMEIKOより心配性なこともすでに知っている。
だから(お姉さまは巡音ルカにポジションを奪われることを危惧しているのでは)とミクは思った。
それをフォローしようとしての先の発言である。ミクにとってそれは本心であったが、
こう言えばメイコは喜んでくれるだろうという意識もあった。
お姉さまならきっと、そう?嬉しいわ、とか言って頭をなでてくれるはず……
「じゃあ、巡音さんが来たら私だけのお姉さまになるのね」
……メイコにしてみれば、ミクが自分をお姉さまと呼んでとても嬉しそうに慕ってくるので
自分にもそんな存在の年上の女性がいたら楽しいだろうか、と思ったのだ。
それにミクが姉はメイコだけで良いというなら、ルカを姉にしたいのはメイコだけだろうと
ただそれだけで、まったく変な発言をしたつもりは無いのに、ふと気づくと
ミクはなんだか変な表情をしているし、カイトまでぽかんとした顔でこっちを見ている。
「あ、カイトにとってもお姉さまか」
「いや……僕は別にそういうのは良いんだけど……」
思いつく問題点はそこしかないのに否定されてメイコは不思議そうな表情をする。
その隣でミクは、メイコが「お姉さま」をあくまで家族への呼称としての認識していることに
安堵と多少のもどかしさを感じつつも、今日から英語の練習をしよう、と思った。
おわり
ボカロは「マスターごとにキャラ違うよね」で割と何でもおkだと思うんだ…
ルカもね!
や、やべぇはやくもルカメイに萌えてきたwww
ふたりで酒飲みながらイチャイチャすればいいよw
>>643GJ!
この一家はいいなww
MEIKOもミクもかわええww
>>644 同士よ
めーちゃんをいいようにくるめこむルカが見たいハァハァ
未成年酒飲みMEIKOを注意しつつ結局一緒に飲むルカ
ルカは絡み酒がいいかも(百合的な意味で)
メイコ「あなたが新しくきたルカね」
ルカ「…はい」
メイコ「お風呂はここよ」
ルカ「…はい」
ミク「お姉ちゃんとミクはいっつも一緒に入ってるんだよ♪」
ルカ「……へぇ」
メイコ「ミクは早く一人で入れるようにしなさいよ」
ミク「えぇ〜ミクはお姉ちゃんと一緒がい〜い〜」
ルカ「…あの、」
メイコ「ん?」
ルカ「よかったらメイコさん、一緒に入ってもらえませんか?」
ミク「!!?」
メイコ「え、私?」
ルカ「はい、まだ色々と聞きたいこともありますし、それに相談したいことも…迷惑でしたら…」
メイコ「そんな、迷惑なんかじゃないわよ。いいわ今夜一緒に入りましょ」
ミク「!!?ミ、ミクも!」
メイコ「ダ〜メ3人も入れないわよ」
ミク「そ、そんなっ!じゃ、じゃあルカさんとミクが入る!」
ルカ「いえ、私はメイコさんと…」
メイコ「そうそう大人同士の相談があるのよ。だからミクはダメ」
ミク「( ゚д゚ )」
ルカ「メイコさんありがとうございます」
メイコ「そんなメイコさんなんて固いわよ。メイコでいいわ」
ルカ「……メイコ/////」
メイコ「うん♪よろしくね」
ミク「( ゚д゚ )」
ルカ→メイ←ミクで妄想してみた
ルカわかんねええええええええええ
>>648 不憫な子やな、ミク……w
とりあえず、音質はクール系らしいので、
@:某長門や六本松一式のようにメカメカしい性格にしてみる。
「私は、VOCALOID02・キャラクターボイスシリーズ03・巡音ルカ」
「なぜそのような事を?私の存在意義は歌う事。あなたが望むのは本来の運用目的とは違う行為……」
「……『私』を、大事にしてください」
A:メカメカしいのがいやなら、性格を反転させたり。
「初めまして。私、巡音ルカって言います。これからよろしく!」
「……えっ?わ、私……VOCALOIDだけど……いいの?」
「……お姉様、って呼んでいいかな?」
B:むしろ高圧的にしてしまえという毒電波が混入。
「あなたが私のマスター……?私を扱う以上、ちゃんと私の事をもてなしなさいよ?」
「な、何よこの変態!メス豚!こんなの、こんなの……気が狂ってるわ!」
「……私に手を出した以上、責任を取りなさい。このメス豚」
「3で!3で!罵られたいです!」「はいはいマスターは黙ってましょうねー」「ああ、ミク!ちょっ、引っ張らないでってば!」
(特別出演:自作品から変態マスターと鬼畜化の進んだミク)
百合が盛り上がって嬉しい限りw
勢いに乗ってルカ×ミク、非エロ投下します。少し長いです。
ミク発売前の研究所で、アンドロイド設定です。
『初音ミク』発表まで、後数週間となった。
今までは歌声の調整で忙しく、研究所内を歩くのでさえ所員と一緒でなければいけなかったのだが、
『外の世界』に出た時のためにと、最近は一人での行動が許されている。
そこで、『外の世界』に出る前に、自分の生まれた場所を知っておこう、と研究所内の探索を試みたのだが。
「ここ…どこだろう」
迷った。全然見覚えのない廊下だ。
いや、どの廊下も同じように見えたから、迷ってしまったのだけれど。
所員も見当たらず、段々心細くなってきた。
「そ、そうだ、こんな時にこそ歌!勇気が出るし、誰か見つけてくれるかも…」
デモソングを歌いながら廊下を進んでいくと、曲がり角に突き当たった。
(あれ…?)
曲がった先に、光のこぼれる部屋が見える。
(誰かいるのかな…)
歌うのを止め、そっと部屋に近づく。
(いるといいな…でも、迷子になってたってばれたら怒られちゃうかな…)
扉をゆっくりと開ける。その先は。
「わあ…」
自分の住む部屋とそっくりな室内。そして、部屋の中央に立ち、こちらを見つめる桃色の髪の女性。
(綺麗なひと…)
所員のようには見えない。それに、少し自分と似ているような…
そこまで考えて、ミクはハッと我に返った。
「あ、あの!勝手に入って、ご、ごめんなさい!研究室しか無いと思ってて、あの、私、迷っちゃて…その」
あたふたと慌て出すミクに、女性は微笑みながら手招きをした。
「あ、はい!」
何も喋る様子のない女性に少し混乱しながらも、ミクはそれに応じた。
恐る恐る様子をうかがうと、やはり女性は微笑みながら、彼女自身の右腕のパネルをちょんちょん、と指差し
た。
それに釣られてパネルを覗き込む。
「あ…!!」
『はじめまして、私もあなたと同じ。VOCALOID2よ』
その言葉が、パネル上に表示されていた。
それからは毎日のように、ミクは彼女の元へ通った。
彼女とはパネルを使って会話するので、いつも二人で身を寄せていた。
他愛もないお喋りを、まるで内緒話でもするようにくっついて話すのが、ミクは好きだった。
彼女の整った顔や、美しい髪を間近で見つめ、穏やかな息遣いと、柔らかな身体を感じた。
彼女の側にいることは、落ち着くことでもあり、楽しいことでもあり、寂しいことでもあり、切ないことでも
あった。
彼女も同じように感じてくれていると良いな、とミクは思う。
そんな風にお互いのことを話すうちに、ミクも彼女も、色々なことを知った。
彼女は自分より先に計画されていたこと。しかしスケジュールや調整が上手くいかず、ずっと開発が凍結され
ていること。
まだ、声も名前も持っていないこと。
そして新たに、初音ミクが開発されたこと。
今日もいつものごとく、ミクは彼女の元を訪れていた。
ベッドの上で二人とも、身を寄せてうつぶせになって寝転んだ。
「なんで、みんなは教えてくれ無かったんだろ…」
所員も研究員も、ここにいるみんなが優しかった。それなのに、との思いが拭えない。
『私たちに、気を使ったのよ』
「え…」
『私に対しては、完成前に新たなVOCALOID2を開発することを。
ミクに対しては、未完成の私が存在することで引け目を感じないように』
パネル上をゆっくりと、まるで言い聞かすように、文字が流れていく。
『みんな、私たちが出会ってしまったことを知っているわ。知らない振りをしてくれているのよ』
「…うん」
実際、彼女の言うことが真実だろう。彼らは優しい。
でも。
「でも…私、明日にはいなくなっちゃうんだもん…」
そうだ。明日、『初音ミク』はこの研究所から『外の世界』へと旅立つ。
今までのようには、彼女と会えないのだ。
今日刻まれた、左肩の『01』に触れる。VOCALOID2初号機の証。
「もっと早く出会っていたかった…もっと一緒にいたいよ…」
声が震える。涙が頬を伝う。
ああ、目の前が歪んでる。これじゃ彼女の言葉が読めないな…頭の片隅で、そんなことを思った。
そっと、柔らかいものを目尻に感じた。
「!!」
驚きで、涙が止まった。それはそうだろう。
柔らかそうだと、触れてみたいと思っていた、彼女の唇。
まだ言葉も歌声も発せられることがない、彼女の唇。
それが、今も自分に触れている。
涙が止まったことが分かると、彼女は少しだけ身を離した。
そして初めて出会ったときのように、柔らかな微笑みを浮かべながらじっとこちらを見つめ、パネルを指差し
た。
『あなたと出会えて本当に良かった。私、あなたからたくさんのものを貰ったのよ』
「私だって…!」
『実のところ、私はもう諦めていたの。ずっと歌えないと思っていたのよ』
「……っ!!」
自分には、歌うことを諦めるなんて出来ない。歌えなくなるのが、恐ろしくて仕方がない。
けれど彼女は…
『でもね、あなたの歌声を聴いて、変わったの。一人きりの部屋の中で、あなたの歌声がどんどん近づいてく
るのを感じていた。』
「あ…初めて出会ったとき…」
『そう。その時、歌いたいって思ったの。
そして部屋に入ったあなたを見て、私はいつか、必ず歌えると確信したわ』
「どうして…?」
『あなたがとても魅力的だから。あなたは絶対に成功するわ。そして…いずれ、02も03だって開発されるもの
』
ポタッ
彼女の涙が一滴、パネルに落ちた。
『いつか…いつか、あなたと一緒に歌えるって、信じられる。あなたを信じているの』
その言葉を最後に、パネルは見えなくなった。
ミクの目の前が再び歪み、彼女の涙がパネルにいくつも落ちたのだから。
ベッドの上で、二人は向かい合って座っている。
そっと、彼女がミクの左肩の『01』に触れた。
『…01を、背負わせてしまって、ごめんなさい』
「大丈夫!目標が出来てやる気でたもん!」
彼女を安心させるように、明るく笑う。それに、不安はあるが本音だ。
「…しばらく会えないけど、私、ずっと待ってる」
あと…言いながら俯く。
「私…えと、その…」
もじもじと落ち着きなく、顔を赤くしながら何事かを言い募る。
そうだ、自分は今日この言葉を伝えに来たのだ。
会えなくなる前に、気持ちを伝えたかった。彼女の気持ちを知りたかった。
「私!す、すすす……」
ちゅ
「…きす…」
『間違ってたかしら?』
悪戯気に彼女が笑う。
「…間違ってない…けど…もう一回」
『何度でも。それと、ミク。』
愛してるわ
終了です。
初投下なので緊張しました。百合はいいものだ。
改行が上手くできていませんでした。すみません。
>>654 GJでした(`・ω・´)!
百合は良いものですw
百合とは関係ないですが…
ルカの中の人(浅川悠さん)好きですw
おぉぉお!なんだなんだ
ルカミクにルカメイ!どっちもGJです!
てすt
わがままルカと主婦メイコ。
「メイコ、甘いものが欲しい」
耳元でルカが吐息混じりに呟いた。
ぞわっと全身を駆け抜けるハスキーな声。
メイコの朝食を作る手が一瞬止まってしまう。
「…んっ、そういうのは朝から食べちゃ駄目よ」
ヨーグルトの蓋を開けながら、メイコはルカの意見を否定した。
「嫌だ。食べたい」
メイコを後ろからルカがゆっくりと抱きしめる。
服の上から肌の感触を試すようにゆっくりと。
ルカは顔をメイコの肩に乗せ、耳たぶを優しく噛んだ。
「ふぁっ…あっ甘えたって駄目よ」
そう言ってメイコは顔を真っ赤にさせる。
「あっ」
ヨーグルトが盛大にはじけた。
キッチンが白に染まる。
「メイコ、わかりやすい。感じたの」
白く染まったメイコの手を取ってルカが嬉しそうに言う。
メイコの頬はこれ以上ないほどに真っ赤で、仕舞いには俯いてしまう。
「これで我慢する」
ピチャピチャと音をたてながらルカがメイコの指を舐め始めた。
「や、やめなさいっ」
メイコの声をまるで無視して一本一本綺麗に舐めとる。
「はぁっ食べ物は、っん、粗末にしちゃ駄目だってっ、メイコ言ってた。
っメイコ甘いから、もっと食べたい」
「そういう意味で言ったんじゃなくて…ふぇっ」
ふと唇と唇が重なった。
メイコは目を大きく見開いて、それを見たルカは優しく微笑む。
「甘いでしょう?」
ルカに嬉しそうにされるとメイコは敵わなかった。
あとは、なすがままされるがままに。
>>659 そうか!あぁ、そうなのか!
これ読んで初めて、ルカがもたらすものの大きさを知った!
MEIKOが…同格の立場の女性に大人っぽく攻められるのか!!
これは大きな変化だなぁ!
( ゚∀゚)o彡゜ルカメイ!ルカメイ!
ルカが出てからこのスレ活気があるないいぞもっとやれ
ルカリンがほのぼのしていいかもと思ってたら
>>654に泣いた
ミクルカミク切ないよミクルカミク
ルカミクもルカメイも萌えるww
それとルカリン同意
お姉ちゃんぶろうとするリンと、それを微笑ましく思うルカとか妄想してる
ルカは攻めだなぁ
いやでも、そーでもないかなぁ〜〜〜
前にMEIKO受け書いた人間だけど…ずいぶんMEIKO受け派増えたんだな。
こっそり嬉しい。
ミク「はじめまして!よろしく」
ルカ「……どうも」
リン「これからよろしくねぇ!」
ルカ「……はい」
MEIKO「よろしく。わからない事があったら何でも言ってね」
ルカ「はい」
ミク・リン(返事はええええ!!!)
みんなでMEIKO取り合えばいいよ
>>669 すごい楽しそうな場面が浮かんだww
妹たちがお姉ちゃん取り合うのって萌えるわぁ
ちょっと小ネタ。MEIKO→ルカで非エロです。
メイコは悩んでいた。
最近発表された、CV03『巡音ルカ』についてである。
(マスターは大人の女性が好きだから、今までミクもリンも買わなかったけど…)
ルカの姿を思い浮かべる。
(…マスターの好みど真ん中…!)
購入決定だろう。
(…大丈夫かなあ)
自分は今まで一人で歌ってきた。
そこに最新型のVOCALOIDがやってくるのだ。
旧式の自分と最新型の彼女、上手くやっていけるだろうか。
一部ではMEIKOとキャラが被ってると噂されているし…
「…あー、もうっ!うじうじ悩んでるなんて、私らしくないわ!
悩む前に、どんな娘かちょっと調べてみましょ!」
そう決心すると、マスターのパソコンを起動する。
「公式プロフィールはもうマスターと一緒に見たから…絵がいっぱいある、あそこをチェック、と」
カチカチッ
「あら…もうこんなにたくさん…見るだけで大変ね」
――数時間後、マスターとの晩酌の席にて――
「マスター、巡音ルカ、もう予約しました?」
「う〜ん…いずれ買いたいんだけど、最近ちょっと金欠で…」
ずいっ
「予約してください」
「へ?」
ずいずいっ
「予約してください」
「メ、メイコさん近い近い!どうしたの!?」
マスターより先にルッカルカにされたメイコさんでした。
おわり
発売前だから書けるネタ。個人的にMEIKOとルカのキャラは被ってないと思う。
MEIKOは日本酒、ルカはワインで二人で仲良く飲んでればいい
ハクさんも日本酒だったような。
彼女はマスターでもあるからルカが洋酒党だった場合わりと面白い事になりそうだ。
>>671 GJw何かかわいいなw
ルカとMEIKOは「大人」とか「巨乳」とかいう属性を一言で言えばかぶってるかもしれないけど
実際は根本的なタイプが違うから被らなそうだよね。
>>673 日本酒党の二人が「こっちの方が美味しい」「辛口嫌い」とかきゃいきゃい回し飲みしてるのを見て、
ちょっと羨ましくなった洋酒党のルカが日本酒に初挑戦するといい。それで悪酔いすると更にいい。
酔うとかどうとか以前に回し飲みって君、それはつまり間接ちゅーということかね?ハァハァ
むしろルカが酔った勢いでハクを後ろから右手で羽交い絞めにして左手でワインの瓶をハクの口に捻じ込むくらいがいい。
そしてメイコに同じ方法で代理逆襲されればいい。
あと
>>671GJ!しかしルッカルカって何か語呂悪いなw
なんというルカ最強伝説ww
CV03で釣るために作られたテトルコと、本物のルカとの関係はどんなもんだろ。
どんなのでも萌える自信はあるが。
実はテト・ルコは、開発が遅れに遅れたルカの花道を守るためにボカロブームを引き伸ばそうと投入された偽CVシリーズ。
しかしそのことを知らされなかったルカは初対面で2人を「CV03を騙った粗悪品」とひどくなじってしまう。
後に真実を知って自己嫌悪、謝罪に向かったがすでに任務を終えたテトルコは開発局によって消去されていた。
遺品である2本のウォレットチェーンを譲り受け、やがて巡る未来に再会できることを願ってルカはAmazing Graceを歌うのだった。
そんな妄想をした時期がありました(´・ω・`)
ルカリンっていうかルカ&リンを考えてみた。リン視点小ネタ
もうすぐ私にも妹が出来る。そう思っていた。
メイ姉の後にミク姉が出来て、ミク姉の後に私とレンが出来たように。
だけどようやく世に出たCV03―「巡音ルカ」は私よりも背が高くて、
私より胸もずっと大きくて(なのに体重があんまり変わらないのが悔しい)、
私より声も大人っぽい……っていうか、設定年齢自体が年上だった。6つも。
同い年ならまだ、私の方がお姉ちゃんと言い張ることもできたのだ。
でも実際は6つ上。14歳と20歳。人間だったら中学生と大学生。
私が「ルカちゃん」と呼ぶのはまだ許されても、さすがに相手にお姉ちゃんとか
呼ばせるのははばかられるっていうか、きっと呼んでくれないだろう。
レンは何か、常識的に考えたらどんどん低年齢化は無いよな、とか言って
「オレはわかってたよ」風な態度がむかついたのでミカンの皮で目潰ししてやった。
さて、その巡音ルカが今、目の前に立っている。今日うちに来た彼女は
全員と顔合わせをし、マスターに家の中を案内されたあと個別にあいさつに
回っているようだった。ドSとかいう噂を聞いていたがなかなか律儀な人だ。
私としてはがっかりが顔に出てしまいそうで、面と向かって話すのは
もう少し先にしたかったのだけど。そんな私の内心を他所に、
ルカはまっすぐ私を見てすこし微笑み、口を開いた。
「鏡音先輩」
ふぇっ?とか何とか、そんな感じの間抜けな声が私の口からもれた。
先輩とか言ったかこの20歳のセクシーウーマンは。
「わたし、分からないこと沢山あるので鏡音先輩が教えてくれますか?」
「え、あ、私が?ルカさんに?」
「はい、ぜひ鏡音先輩に教えてほしいです。あと、さん付けでなくて構いません」
「じゃあ、えと……ルカ……ちゃん?」
「はい!よろしくお願いします鏡音先輩!」
笑顔がまぶしい。なんでメイ姉とかじゃなくて私なのかはよく分からないが、
こう先輩と連呼されると、よーし私に任せなさい!という気分になってくる。
先輩。鏡音先輩。実にいい響きである。「お姉ちゃん」じゃなくても
こんな魅力的な呼称があったとは盲点だった。
あ、でも。
「鏡音先輩だとレンと被るから……」
そこまで言って私は困ってしまった。せっかく先輩って呼んでもらったのに
リンちゃんで良いよ、とか言ってしまうのは正直もったいない。
「では」
私が悩んでいると見てか、ルカちゃんの方から言葉を続けた。
「可愛い方の鏡音先輩」
今度は、びっくりしたあまりに声も出なかった。そういえば、学校なんかでは
同じ苗字の人が複数いると大きい方の山田、だとかメガネの山田、だとか
呼ばれるというのはマスターが言っていたような気がする。だけど可愛い方って。
まあレンは男の子だから、「可愛い方」にはならないのかもしれない。けど。
っていうか毎回「可愛い方の鏡音先輩」って言うつもりなのかルカちゃんは。
「な、長くない?」
「では、可愛い鏡音先輩」
確かにちょっと短くなったけど根本的に何も変わっていない。
「……リンちゃんで良いよ」
先輩呼びは非常に惜しかったが、みんなの前で「可愛い鏡音先輩」と
連呼されることを想像するとそれだけで顔が赤くなるようだった。
それよりはまだみんなと同じ呼び方のほうがましな気がする。
「では、リンちゃん先輩?」
「あっ!それ!それ良い!ルカちゃん賢い!」
可愛いを取って先輩を残しても問題ない呼び方もちゃんとあるじゃないか。
ふと、リン先輩という選択肢のことが頭をよぎったが気にしないことにする。
「リンちゃん先輩」
「なーに、ルカちゃん」
「ふふ、すみません。呼んでみただけです」
「そうなの?質問があったら遠慮なくしてね!」
「はい」
「そうだ!私の部屋見せてあげる!ついてきて!」
意気揚々と歩き出した私の後ろから、「可愛いリンちゃん先輩」という
ルカちゃんの声が聞こえた気がした。もう可愛いは付けなくても良いのにね。
おわり
「リンちゃん先輩」という表現は他所で見かけて萌えたので取り入れてみました。
>>682 GJGJGJ!!!可愛すぎだろ
リアルで悶えてしまった
リンちゃん先輩とルカちゃん、これやばいな実にやばい
>>682GJ!!
リンもルカも可愛すぎて萌え転げたww
先輩呼びいいなw
リンちゃん先輩って呼び方いいなぁw可愛い
呼び方を考えるだけでも楽しそうだw
個人的にルカは、初音、鏡音と苗字で呼んでたら萌える
メイコのことはMEIKOお姉様で
ルカ「…め、めーちゃ……MEIKOお姉様」
MEIKO「なに?」
ミク・リン(意外にヘタレだ)
頑張ってめーちゃんって呼ぼうとするルカも萌える
なんだそれ可愛いじゃないか
>>682 これはやばいwww
悶えたw最後はルカが狙ってる感があっていいなw
メイコさん!
リン姉さん、リン、
ミクお姉さま…
みたくこう、それぞれ違う感じも良いかもしれない。
リンとはタメっぽく、或いはどつきあったりしつつ、
メイコさんは普通に尊敬してる先輩的に、
ミクお姉さま好き好き可愛いですお慕いしております、なイメージがぱっと見で浮かんだ
あえて年下組には初音さんとかリンちゃんとかそんな感じなのに
MEIKOは友達っぽく呼び捨てとかも良いかもしれない
苗字呼びするには鏡音が二人いる件について考えてたら
ルカ「鏡音♀、鏡音♂」
リン「何そのポケモンみたいな呼び方!やめてよ!」
ルカ「つんく♂みたいで良いじゃない」
レン「ああ…っ!」
リン「ちょっ…、丸め込まれちゃだめー!」
っていうネタが浮かんだが百合に繋がりませんでした
レンに不覚にも…w
ルカの参入は面白いことになるなw
694 :
名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/17(土) 00:57:37 ID:kvQsqLDt
ルカ見たら真っ先に百合で妄想してしまったよw
ルカリンいいよルカリン!
いやここはルカメイだろ諸君
ルカミクかなぁ
リンを勝手にライバル視したりして。
お前らwwルカは受けじゃないんだなww
…想像しにくいけど
そんなことはない。
ここにミクルカ好きがいるぞ。
というよりも、受け攻め関係なくミクとルカがイチャイチャしてたらいい。
700
もうキャッキャウフフしてくれるんならなんでもおk
むしろハァハァドボボ(鼻血流す音)
ならば敢えてメイルカを推す!
ルカ効果ぱねぇwww
ごめん、見たときからガチ臭さが半端なかったw
ルカ→(ちっちゃくてかわいいv)→リン→(お姉ちゃん大好き)→ミク→(胸〜)→ルカ
な感じで妄想が。
メイコ姉さんどこに入れば...
ルカ→ミク←メイコ
↓
リン
708 :
名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/18(日) 11:30:49 ID:EI0H1uYS
ルカリンは、なんとなくがくリンに似た雰囲気を感じる
わっしーさんのMEIKO18歳説を取り入れた、ルカの妹ハーレム大作戦という電波しか飛んでこない。
ルカには森奈津子作品キャラばりに堂々と女漁りしててほしい
MEIKOが18歳なら、ルカ20、MEIKO18、ミク16、リン14で、綺麗に2歳ずつ違うんだよな。
だから自分もMEIKO18歳説は好きだ。
よーしルカさんロリコン説を推しちゃうぞー!
とロリコン説とは関係なく
リンルカリンのリンは初期?最初の方の?ストロベリーシェイクの樹里亜みたいだったらいいな
個人的にめーこねーさんを二十代後半で書いていた俺は異端なのだろうか?
あと、ハクは確実に三十路前〜二十代半ば。可愛い年上のお姉さん(イメージとしては某朝比奈先輩)がストライクなので。
実際、某へんたいマスターは21位の設定だったし。ルカを絡ませるのに悪戦苦闘中です。
MEIKOさんは個人的に20代半ばのイメージ
MEIKOは22か24ってイメージだなぁ〜
MEIKOは22くらいだと勝手に思ってる。
現実的に考えて22くらいってまだまだ小娘なんだけど弟妹ばっか増えるせいで、
年不相応に「長女」とか「お姉ちゃん」の役割を頑張っちゃうMEIKOとか可愛いと思うんだ。
そんなMEIKOが姉の顔をしなくて良い相手がルカだとニヤニヤします。
>>717 ルカメイですね、わかります。
とりあえず 語 ら な い か ?
おっと、私も混ぜてくれよ
お姉さん役は自分には似合わない、ホントは甘えたいのにと思っているMEIKOと、
それを知った上で「〜だよね、"お姉ちゃん"?」とかなんとか何かと付けてからかうルカ姉とかどうよ。
18歳MEIKOでメイルカも妄想してみる。
自分より年齢設定が下なのに、起動年数の差による余裕を見せつけられて、
悔しい、でも尊敬しちゃう…!なルカもいいと思うんだ。
>>648が素晴らしかったので自分なりに別の解釈を考えてみた。
引っ張りだこにされる新人っていう構図だけでなんかもう色々止まらん。
メイ「おーい、お風呂空いたよー。」
ミク「ルカ姉は私と一緒に入るよね?」
ルカ「えっ?」
リン「あっあっずるーい!!ルカ姉様はあたしと入るの!!」
ミク「だーめ。私が先。」
ルカ「あの……」
リン「ミク姉様はさっきマスターに一番でセッションさせてもらったじゃないですかぁ!!」
ミク「お風呂と関係ないもん。お姉ちゃんが先だもん。」
リン「ごはんの時もルカ姉様の隣だった……!」
ルカ「あの、私……。」
ミク「ほらっ、ルカ姉、私が背中流してあげる。」
リン「だーめー!あたし!あたしが先なのーっ!」
メイ「三人で入りなさい!」
────────
ルカ「はぁ……。」
メイ「で、どうだったの?可愛い妹二人に取り合いされた気分は。」
ルカ「冷静になって考えたらやっぱりメイ姉様の方が良かった。」
メイ「え?私?(ポッ)」
オッワーレ★
ヘソ出し3人にミクが手編みの腹巻をプレゼントする電波を受信した
お腹を壊さないようにせっせと編むミクの姿を見て断りきれずに、みんなしてつけてたら可愛いな…
MEIKOに腹巻きは迷子さんフラグです><
だがそれもいい
725 :
名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/22(木) 07:16:51 ID:avRK22kT
ルカ(巨乳)>メイコ(豊乳)>>>>(越えられない壁)>>>>ミク(貧乳)>リン(無乳)
俺の妄想ではミクは適乳
適ってのも人それぞれなことであって。
リンAA、ミクC、メイコF、ルカGくらい?
MEIKOには一番でいてほしいわ
まぁそうだな…メイコルカの順は逆でもいい。
が、同じってのは却って萎えるかもだ
決して小さくはないのに気にするミクの胸を、
ルカが毎日優しく揉n・・・マッサージしてあげると良いよ。
ミクを慕い、尽くすタイプの見た目ミクより上の妹って感じがいいかな
作られたばかりで感情が乏しいルカに、何故かエロ関係でばかりドジるミクが感情を教えてあげるとか
ちょっと乗り遅れたけど
ルカ
↓
カイ×メイ←ミク←リン
な私はきっと異端
乳は メイコ>ルカ>>>>>>ミク>リン だな!
あと、めーちゃんの年齢が18歳説、20代前半説が多いのに驚いた。
めーちゃん20代後半が個人的にはおいしいとおもいます。
ルカは最初「メイコさん」としか言えないけど、
だんだん仲良くなってくると「メイコお姉さま」って呼ぶんだぜ……
>>733 前ミクメイ書いた人かい?
便乗すると
マスター(ハク)←MEIKO←ルカ
↑
リン
がいいな。ミクがテトとイチャイチャしていればさらにいい
ミクとテトは萌える
ボカロは設定によってミク×ミクとかもできて面白いな
量産型でも個体差があって、性格がそれぞれ違うといい
あれ?wwwwMEIKOがwww
こ、これヤバイ……!
一番上ちびミクさんか
知らんかった
ルカwww手ぇ早いwwwwww
メイコさん速攻で押し倒されてるー!?
742 :
名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/01/25(日) 18:59:42 ID:Bsg6RV4C
ぶはwwルカメイ画像素晴らしかったww
メイコかわいすぎるww
もうルカメイでいいじゃないか…!
あれ?じゃねぇよwwwwwwwww
745 :
姉妹依存症:2009/01/25(日) 21:33:37 ID:y+jgkm5c
お祭り騒ぎに水を差してすいませんm(_)m ルカメイ萌え!
私は『恋心』というものがよく解らない…
VOCALOIDとして唄うのに必要なありとあらゆる感情が備わってるらしいんだけど…
妹達が宿す淡い感情を私は知らない…悲しい位何も…。
カランと澄んだ音をたてて私はグラスの中の琥珀色の液体を飲み干した。
「…結局最後まで乱れる事はなかったか。…酒癖悪いって言ってたのにな〜」
反対側のソファにはルカがゆったりと座ったまま静かに寝息をたてている。
ちょっと悪戯したくて僅かに残ったグラスの中身で指を濡らしルカの唇をそっと撫でてみる。
彼女は無意識にそれを舐めとるが目覚める様子はなかった…
新しく『VOCALOID』に仲間入りした『巡音ルカ』だがまだ打ち解けられずにいた。
クールって言うと聞こえがいいが無口でこちらが話しかけても相槌ばかり。
喜怒哀楽をあまり表情で示さなくていつも伏せ目がちで視線を逸らしてばかりいる。
。お喋りで奔放なミクは気にはしていない様子だけど…他の弟妹達はどうしていいか困っている。
一緒にいても退屈じゃないかと不安になっている。
そこでいいお酒が入ったというのを口実に「飲んで飲んで、日頃のイロイロをぶちまけよう〜♪」と二人で飲み明かす事にしたのだ。
…結局日頃のイロイロをぶちまけたのは私ばっかりで、ルカは相変わらず相槌をうつばかりだったケド…。
酔っ払ってハメをはずすことを期待したんだケドいつの間にか眠ってしまっただけ。しかもソファに腰かけたままで…
「しっかしさすが待望のCV03を名乗れるだけあるわね…綺麗なコ…」
眉目秀麗。何処と無くエキゾチックな香りがするけれど日本人形の品の良さ、つつましやかさを残した顔立ち。
思わずルカの髪に手を伸ばし、しっとりとした手触りの髪をそっと梳いた。
「んんっ…」
髪を梳いた指が耳の裏に触れてしまい、くすぐったそうに顔をしかめてゆっくりと目を開ける。
「…?…あ、MEIKO姉さん…おはようございます…」
「…おはようルカ…ってまだ夜中だけどね。酔わしといてなんだけど こんなトコで寝てたら風邪ひくわよ。ほら、しゃんとして」
「…あ…はい」
そう言って立ち上がるも足元が危ういが感じ。なので肩を貸してあげようとルカを抱き上げようとする…
「…! きゃあっ!」
いきなり強い力で手を引かれルカに倒れ込み抱きすくめられた。
「ちょっとルカ!何やってんのよ!」
「…MEIKO姉さんとこうしてたい…ギュッとしてたい…」
「なっ、何子供みたいな事言ってんのよ。ル……」
――思わず息を飲んだ。
酒精の呪縛の為か 少し妖艶さを増していた瞳に、ソファに広がった髪に、私はショートしたかのように動けなくなってしまった…
何?…私どうしちゃったの?
「…では大人な事ならいいですか?」
「え…?」
「私…姉様の事が好き…」
答えを待たずにスルリと私の頭を抱き寄せ引き寄せた唇に唇で重ねられた。
唇だけが触れる程度のキス。
彼女にとっては酔った勢いでした行為、ただの家族への親愛のキスかもしれない…でも私は過剰なまでに反応してしまう…熟れ上がったように真っ赤になる。
「…なっ、なっ、ふ、ふざけるのもいい加減にしなさいよ!」
「……これがふざけた者がする心音ですか?」
彼女が胸私の胸に押しあてる。私の胸も彼女の胸をも越えて心臓の躍動音が聞こえてくる。
まるで心臓が右側にもすげつけられたかのように。
「ルカ…ど、どうして?私達は出逢ってまだ…」
「私は生まれて間もない頃から好きでしたから…モニターと伝聞でですけど」
上半身を起こしてこちらを見つめる。ルカの優しく透き通った瞳。
「ずっと貴女に逢いたいと思ってました。CV02の発売を擁護したのを聞いたとき、CV03になってこの人の隣に居たいと思ってました。ずっとついていこうと誓ったんです…」
ルカは私の手を掴み手の甲にキスをする。その行為に心臓が痛いほどドキドキする。
「単純ね…」
「そうですね…ぁ…」
ルカの顎を充て唇を押しあてる。重ね合わせるキスはやがてゆっくりと舌を差し入れて互いの舌を絡め合うキスに。私はすがりつくようにルカの首に腕を回した。
ルコってwww
ご満悦な表情がいいな
もうお姉ちゃんは皆に愛されてればいいよw
747 :
姉妹依存症:2009/01/25(日) 21:39:55 ID:y+jgkm5c
「ぷぁ…はぁ…はぁ…ぁ」
キスを求めたのは私の方だったのに甘い快感に意識が霧散してくたりとソファに凭れかかる。
「はぁむ…んちゅ、ンぅ…ちゅる」
それでもルカは容赦なく再び舌を絡ませる。唇の端から互いの唾液を混ぜたものが顎を伝う。
口内を味わいながら私の胸元をはだけさせ、ブラを捲って顔をだした膨らみをワサワサと荒っぽく揉みしだきはじめる。
「ん…んぅ…んんんっ!」
部屋にはくぐもった声が響く。ルカはそれを楽しんでるのか勃起しかけている乳首のまわりをツツ…ツツツ…とくすぐるようになでまわす。
長いキスの後、ルカは胸の愛撫をしながら器用に首の上の方へ舌を滑らせていく。そして…
「ルカ!ひゃあぁんっ」
「すごい耳そんなに感じるんですか? そんなに感じてる顔をみてたらレコーディングで姉さんの耳見るたびにしたくなっちゃうかも…」
耳元で囁いてピチャッピチャッと音をたてて丹念にしゃぶりつづける。
「やぁ…そんな事言わないでぇ…レコーディングのたび思い出して濡らしちゃう…」
「そしたら人気の無いレコーディング室でしませんか?防音はしっかりしてますからどんなに喘いでも平気ですよ?」
弟達や妹達が楽しく歌ってる隣でルカと淫らなキスをして、シャウトしている隣で涎垂らしながら卑猥な事言いながら喘ぐ…そんな姿を想像するだけで身体中が快楽に堕ちていく。深く、深く。
「折角だから録音もしちゃいましょう。 MEIKO姉さんのいやらしい喘ぎ声もここの音も」
私のスカートの中に頭を潜り込ませ、ショーツをずらし舌をつける。
「ルカっ!」と強い調子で静止するけど更に舌に力が入った…
「ひゃうん!…んんっ!…」
なぞられ奥深くまで差し入れかき混ぜられる。
「ひぁっ!…んくぅ…ぅうっ!」
その度にピクンと身体が波打つ。恥ずかしくて強張らせて口を塞いで固く目を閉じて快感に堪えるけど唇から熱い吐息が漏れてしまう。
「姉さん…姉さんの声が聞きたい…もっと聞きたい…」
ルカの細い指が秘裂にのびた。じっとりと染み出す愛液を掬ってクリトリスに擦りつける。
「ひやぁ…だ…め…ぁ…あぁん!」
「姉さ…姉さんっ…!」
ルカの右手は私の腟内に左手は自らの腟内に突き立てる。ふるふると身を震わせお互いの秘裂はキュウと締まって快楽を求める。
「う、嬉しい…ずっとずっと前から…姉さんを想って慰めて…はぁん…姉様を…犯したい…てぇ…はぁん」
ぐちゅぐちゅと淫液が撹拌されて淫らな音を響かせた。私はルカの責めで昂り、ルカは私を責める事で昂る。
「あ……ひぃ…すご…ルカぁ…ルカの指…くひぃ…引っ掻いて…イクぅ…イクイクイクぅぅぅっっっ!!!!」
「はぁ…はぅ…待ってもうすぐ…私も…イきます…イクっ…」
「「っっっっっっっああああああああああああっっ!!」」
やがて最後のうねりが私達を飲み込む。まるで狂った一つの音楽のように絶叫をあわせて二人同時に果てた。お互い初めての絶頂の余韻に意識を手放した。
あたかも解放された精神はどこまでも自由に舞い上がるような感覚を残して…。
748 :
姉妹依存症:2009/01/25(日) 21:49:30 ID:y+jgkm5c
這う唇の湿った感触や熱を帯びた指先を思い出してまた頭がジンと痺れクラクラしながら酒瓶を片付け消臭スプレーをふりかけまわる。かなり間抜け。
官能映画とかじゃ2人でシャワー浴びたり朝からまた愛しあったりしてるケド…
現実はこんなモンよね。
「……?……! MEIKO姉さん!…おはようございます……」
片付ける音がうるさかったのかルカが目を醒ました。
目をしばたたかせてボンヤリとした視界が焦点を結ぶや真っ赤になって俯く。
「あの、その、昨日は…」
「話しは後、みんなが起きてくるまでに片付けなきゃ。アンタはお風呂、私は済ませたから片付け、着替えは置いてあるから…あ、お風呂からでた時にみんなと顔合わせたら笑顔で挨拶。私には照れくさくてもみんなには出来るでしょ?」
「あの…」
「何? 一夜限りの関係にしてって言いたいの?」
「そんな事は無いですっ!私は!」
「シーッ。大きな声を出さないっ」
「…あ、すいません」
一瞬見せた強い眼差しはすぐさま俯き顔を真っ赤にさせる。
「…連れてきた朝とその日の夜と今朝の顔、てんでバラバラじゃない。ホントに同一人物なの?」
「それを言ったら今はカッコいいですが酔っ払った姿や涙いっぱいにして私にすがりつく姿は可愛いかったですよ」
「くのっ、いいからさっさと行く」
ポカリと頭を軽くこつぐとルカは小さく微笑み足早にバスルームに向かった。
「…ふぅぅ…」
ルカを見送った後、ため息が漏れる。でもそれは憂鬱なモンじゃなくて幸せのため息。
どうしようもなくこそばゆいのに…
もっといろんな顔をみたい。もっといろんな声を聞きたい。もっと貴女のことを知りたい。
あぁなんて忙しいんだろう…これが恋?
もぅ早くあがってきてよ。私は貴女の事もっと知らなきゃいけないんだから。
誰かよりとか一番じゃなくて…貴女じゃなきゃ恋がはじまらないから。
まあ顰蹙覚悟で投稿しましたが…相変らずKYな輩ですすいませんm(_)m
卑屈になりすぎ
もっと堂々と投稿してもいい
ようするにGJ
GJ!!
ルカメイいいよルカメイ
俺の頭の中にルカメイしかないんだが…どうしてくれる!
GJすぎるわ!!!
もうすぐ巡音さんがくるZE
ルカミクルカの妄想をしながら、ルカの百合曲を今から楽しみにしてる
百合曲であふれるニコ動
(ボカロ)→対比→(マクロスF)
ルカ→シェリル
ミク→ランカ
に見える。。。。。。髪色的に
おっぱい的にもな
おかしい・・・ルカくる前に一本書こうと思ってたのに・・・・・・・・今日発売だ・・・と・・・?
なんつー可愛い二人!萌え転げたじゃないか
ルカメイで『とある娼婦の恋』カバーきてるね!
声質のせいか原曲のミクリンよりいっそう生々しい感じwww
確かに生々しいwww
ルカとMEIKOの声の相性いいなww
ほんとにニコ動でもルカ祭りだなぁ
その中でリン曲の中でルカ祭りを敵視?っぽくみていてそのままルカ←リンで萌えたw
ルカは別に気にしてないけどリンは自分は先輩なんだから負けられないっと
鼻息を荒くしていて意味が分からないルカが慌てふためく姿を想像したぜw
メイコー!デコデコ!!www
ルカメイ、大人の百合っていいねw
なぁに、デコのみならずすぐに全身キスマークだらけに(ry
何そのMEIKOハーレムルート
ハーレムっていうか総受け?
そうそうそれそれ
ルカミクルカ萌える…
製作話も並んだ見た目も声もツボすぎる
ツンにしろデレにしろ、お互いに意識しあってたらいい
この人達と家族になって一番に驚いたのは、ミクちゃんの甘えん坊ぶり。
某動画サイトでは新人潰しと私に意地悪してるミクちゃんもいるらしいけど、我が家のミクちゃんを見てると信じられないわね。
しょっちゅうハグしてくるし、挨拶の時以外もキスをしてくる。外国育ちでもちょっと恥ずかしいです…
ミクちゃんは「こんなお姉ちゃんがずっと欲しかった」
と言うけど…メイコ姉さんもいるのになんでだろう。
「ルカちゃん!一緒にお風呂入ろ♪」
あ…。途端に顔が熱くなるのがわかる。
だってミクちゃん、胸おっきい〜!とか言いながら毎回触ってくるんだもの!なんか微妙にき…きき気持ち良いし…っ
「ん?ルカちゃん顔赤いよ?」
「そ、そう?」
「にひひwお姉ちゃん可愛い♪」
と、恥ずかしがり屋なルカ様と狙ってる感ばっちりのミクを妄想してるorz
ルカ様は個人的にクールなふりして恥ずかしがり屋だと思うんだ(´・ω・`)
MEIKO「仲いいわねぇ〜あの二人」
リン「仲いいってレベルじゃないけどね(お姉ちゃん気づいてないんだ;)」
MEIKO「でも、なんか寂しいわね…」
リン「!!お、お姉ちゃん!」
MEIKO「ん?」
リン「私たちも、お風呂でヤろう!」
MEIKO「へ?」
リン「…?……あっ!ちがっ!!お風呂に入ろうって意味で////」
>>770 の続き(?)な感じでルカメイ…スイマセンorz
まちがえた;;リンメイだ
>>771 おふ…直球なリンちゃんに鼻血噴くかと思ったぜ。
妄想が膨らむ膨らむ(*´д`)ハァハァ
ニコにルカ曲
「紅い百合 -Lilium-」ってのがきてるんだが
ルカメイ好きは見るといい!(若干男注意)
妄想が膨らんだ結果がこれだよ!って事でリンメイ。風呂というシチュエーションのわりにエロなし。すまん(´・ω・`)
>>771 という事でお姉ちゃんと久しぶりにお風呂に入ってるんだけど…おっぱい大きいしスタイル良いし、意識して見てたらオーバーヒートでシャットダウンしそうであわわわわ…
「リン?顔赤いけど…何、もうのぼせたの?」
気付かれた!?と思ったけど、余裕な顔で(当たり前なんだけど)頭撫でられたらなんか悔しくなってきた。
ザバッとお湯から飛び出て、
「お姉ちゃん、背中流したげる!」
と、意気込んで言ってみた。
お姉ちゃんはふっと優しい顔になって「はいはい」って出てきた。その顔…反則!
くるっと背中を向けてくるお姉ちゃん。思ってたより華奢な背中を見て、こんな細い体で私達の世話をしてるんだと思うとキュンときた。
日頃の感謝を込めて優しく洗ってると、「くすぐったいよ」とお姉ちゃんが笑いはじめた。
ムードないなぁとか思いつつ、ちょっとイタズラで「お姉ちゃんおっぱい大きい〜♪」とおっぱい揉みもみしてみたw
「こらっ」って叱りつつ、笑ってしまう。そういえば昔はミクもこんな事してたなぁと思い返す。
胸を揉まれた後も「えへへ、お姉ちゃん大好き!」と抱きついてくるリン。滅多にしないキスさえしてくる。これは…
…ミクの時は気付きながらも姉妹だし…とそれとなくかわしてた。まさかリンまでとは。
あの時は姉妹だからと抵抗してたけど、今はどうだろう…?
よっぽど妙な顔をしてたのだろうか。焦って「ごめんね、嫌だった?」と聞いてくるリン。
…嫌じゃなかった。寧ろやり過ぎたかとあたふたしてるリンが堪らなく可愛い。
ふと、今までされるがままになってたのに気付いて、チュッと仕返してみる。
「…!……っ!?」
ふふ、顔を真っ赤にして口をパクパクさせてる。可愛いwそして確信した。私はリンが好き、姉妹以上に。
「全然嫌じゃないよ。それより、『お姉ちゃんが大好き』ってどんな風に好きなの?」
聞きたいな、とまた顔を近づけてくるお姉ちゃん。
な…何!?チュー嫌なのかなって焦ってたら、いきなり態度変わりすぎて頭ショート中!
「え、えと…お姉ちゃんだけどお姉ちゃんじゃなくて…その…お姉ちゃん以上にお姉ちゃんが好き…なの…」
パタン。意味不明な事を言った後、とうとうシャットダウンしてしまった…。
シャットダウンする間際、あら…ホントにのぼせちゃったのね。これからよろしくね。と囁かれた気がした。
オワレw
って途中から形勢逆転してるがな(´・ω・`)
ホント申し訳ない。
こんな妄想満開を読んでくださりありがとうございました。
771です
>>778さん
(*´∀`*)b<GJ!
「紅い百合 -Lilium-」
ランキング入りしててワロタwww
誰かPV作ってくんないかなww
あの曲のルカお嬢さま言葉がかわいすぎる
>>781 同意、PV欲しいわマジでwww
そして動画内で受け攻め論争が起きてるwww
俺はルカメイ派だな。
あの的確な縛り方(胸的な意味で)にはルカGJとしか言えないwww
>>783 お前とは気が合いそうだルカメイいいよルカメイ
リン→マスターSS投下します
・軽くミクリン、ミクマスっぽい要素あり
・ボカロたちはPCに住んでいる
以上を踏まえた上でお読み下さい。
現在歌の練習中。右にリンが、左にルカが立って真ん中が私。…別にそれはいいんだけど。
『…リン。もう少しやる気ってもんを見せてくれないかしら』
マスターの声が部屋に響く。チラリとリンを見ると、
「………」
非常に不愉快そうな顔で譜面を眺めている。…見なかったことにしよう。
『さっきからリンばかり間違えてるじゃない。ちゃんと練習したの?』
「…したよ」
リンが機嫌悪そうな声で返す。いや、悪そうな、じゃなくて悪い、なんだけど。そして理由は一つ。
『まったく…。リン、少しはルカを見習ったr』
「ルカちゃんと比べないでよ!」
あーもう、マスターKY。今のリンにはルカの名前は禁句なのに。案の定リンが切れちゃった。
「…マスター、私抜けるね!」
『あ、リン!』
言うが早いか、リンの姿は既に部屋にはなかった。早いってレベルじゃねーぞ。
『あのじゃじゃ馬娘め…』
いや、マスターにも非があるんだけどね。言わないけど。
「マスター、私がリンを探してきますよ。何処に行ったかは検討付いてるし」
『ああ、悪いわね。…しょうがない、今日の練習はここまでね』
私はルカを見る。いつもと同じポーカーフェイスだけど、心なしかしょんぼりとしている気がする。
「ごめんねルカ。リンのこと、あまり責めないでくれるかな」
「私はいいんだけど…。私、なんでリンさんに嫌われてるのかな」
「…まあ、リンも色々考えてると思うから。本当にごめんね」
もう一度謝ってから、私はこの場を後にした。
行き先は、多分あそこ。
マスターがもう使っていないmidiデータが置かれた古いフォルダ。そこにリンはいた。
ここにいるとなんとなく落ち着くんだ、二人だけの秘密の場所だよ。そう言ってリンと指切りした。それからたまにここに来てリンと色んなお喋りをした。それは大抵、他の人に聞かれたくない悩み。同性だからこそ話すことが出来る話。
例えば…恋の悩み、とか。
「リン」
部屋の隅で縮こまっているリンに声をかける。顔を上げたリンの目は赤い。
「泣いてたの?」
「…泣いてないもん」
「実に説得力のない返事をありがとう」
私はリンの隣にちょこんと座る。
「ねえ、そんなにルカのこと嫌い?」
ややこしいフォローは後回し。とりあえず直球勝負にでた。数十秒後、リンの違うよ、というか細い声が聞こえた。
「ルカちゃんはいい子だよ。少し人見知りするけど、凄く丁寧で礼儀正しいもん。…年下の、私にだって…」
後半からリンの声が震える。「そっか」
私はリンの髪を優しく撫でる。
「リンは、ルカが年上なのが嫌なんだね」
「…っ」
返事はない。リンは声を押し殺して泣いている。
「別に大声で泣いていいんだよ?どうせここには他に誰も来ないし。それにリンがそう思うのもしょうがないよ」
初めての妹が年上だったら、私も多分悲しい。
「だっ、て…!こんなことで、嫉妬、してた、ら…ヒック、マスターに嫌われ、ちゃう、よぉ…!」
ぼろぼろと涙を溢しながらリンが言う。あー、やっぱりそこか。
「よしよし、存分に泣きなさい。でもね、リン」
「うぅ…?」
「マスターに嫌われるとしたら、歌の練習をボイコットした時点で嫌われてるから」
「うわぁああぁん!ミクちゃんの馬鹿あぁっ!」
「フヒヒ、サーセンw」
大泣きするリンにポカポカと殴られながら私は敢えて軽く返事した。
「…だって勝ち目ないじゃん」
ひとしきり泣いて落ち着いたあと、リンが呟いた。
「年上だし、背も高いし、英語喋れるし、…胸…も大きいし」
「まあねー」
特に最後のは私にとっても大問題だ。
「確かにマスターも喜んでたよね。MEIKOさん買おうか悩んでた時にクールボイスの発表だったし、マスターの趣味ど真ん中だったし」
某板のマスターの書き込みをミクミクチェックしてみたら「踏んでー!」という書き込みを大量に抽出できました本当にありがとうございます。…まあ、マスターの趣味に文句は言いませんが。
「マスターはロリコンじゃないもん。でも私より年下だったらまだ勝ち目があったのに」
リンが口を尖らせる。そんな表情を見て、つい顔が綻んでしまう。
「ミクちゃん、なに笑ってんの」
「いや?リン可愛いなーと思って」
「あう…」
顔を真っ赤にするリンに大丈夫だよ、と言いながら立ち上がる。
「マスターはリンのこと嫌わないよ。マスターだってリンのこと大好きだから」
「そ…そうかな?」
「そうだよー!マスターと一番付き合いが長い私が言うんだから間違いないって!」
ただしマスターはリンのことを娘みたいな目で見ているけどね、と言おうとして途中で止める。
「そっかぁ…!えへへ、嬉しいな」
と言って本当に嬉しそうに笑うリンを見てたら、野暮なことは言わない方がいいと思って。
「さ、帰ろ?ちゃんとルカとマスターに謝るんだよ?」
「うん!ミクちゃんもごめんね」
「いえいえ」
私はリンを立ち上がらせようと手を伸ばす。
この子もいつか気付いてしまうだろう。同性との恋は決して実らないということに。そして何より、二次元と三次元はどう足掻いても越えられないという事実に。
けれど…どうかそこで立ち止まらないで欲しい。私は諦めてしまったけど、リンは私を追い抜いて欲しい。
そして、もし彼女が止まってしまったら。
「ん、ミクちゃんありがとっ!」
リンは私の手を取り立ち上がり、笑う。
…こんな風に手を取ってあげたいな、と思う。
以上です。たまにはお姉さんらしいミクってのもありだと思うんだぜ。
>>788 GJ!ミク姉さんも切ないな…やっぱ百合って綺麗
790 :
名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/06(金) 16:29:20 ID:gDLamIIi
ミクリン、ルカリン大好き
リンは総受けだな
三角関係とかいいよね
>ルカ=襲い受け、男にはドS、姐さんにはドM
この設定やばいな。萌える
ルカがMEIKOをどう呼ぶかをずっと考えてるんだけど…
個人的には
最初はお姉さまorさん付け→MEIKOに言われて呼び捨てに直す
みたいな感じがいいな。
ルカは、一人だけMEIKOを呼び捨てにできるっていう
ちょっとした特別感を味わってればいいと思うよ(´Д`*)
鬼畜ルカ×鈍感MEIKOが萌えると思ってたが
ドMルカもいいなぁww
>>791 ちょw赤い百合をもとにルカメイ書いてたのに、そんな結果だったのかw
どうしよう(´・ω・)でも即保存したw
>>795 絵は絵!795の妄想は795の妄想だ!
お願いだから続き書いて俺たちにみせてくれ!
「今年もこの時期がやってきた…」
「年に一度の聖戦…」
「青いのの誕生日?」
「否!」
「「バレンタイン!!」」
「去年は手作りチョコを持ってお姉ちゃんに迫ったものの惨敗」
「それどころかメイコお姉ちゃんがマスターにチョコを渡して見事にカップルになってしまうという悪夢」
「ボカロブームは去ることもなく、MEIKO親衛隊のマスターはお姉ちゃんに腰砕け!」
「今日もラブラブバカップルです本当にありがとうございます!」
「でも私たちは諦めません勝つまでは!ね、リン!」
「もちろんだよミクお姉ちゃん!なんたって今年は新兵器がいるんだから!」
「そう!ついこの間ウチに来たルカちゃんはマスターに一目惚れしています。彼女にマスターを落としてもらいまshow!」
「そして傷心なメイコお姉ちゃんをあたしたちが優しく慰めるんだよね?性的な意味で」
「イエス!去年の失敗を踏まえてルカちゃんには海産物が一切入らないチョコの作り方を教えたし、今年は負ける気がしません!」
「おk!今年こそはメイコお姉ちゃんをりっんりんに!」
「みっくみくに!」
「「してやんよ!!」」
>>118、
>>128のまさかの続き
まさかこのスレがこんなに賑やかになるとは思わんかったです。バレンタインデー辺りにちゃんとした続きを投下出来るよう、今から頑張ってくる!
>>797 めげない二人もいいねw
投下期待してるよ
朝っぱらから吹いたwwww
次も期待してます
デPの曾根崎心中を聴いたり関連PVを見てたらリンミクに目覚めたw
あと、リン→メイコ←ルカも好きだ!
メイコ姉さん受けでも攻めでも萌える(*´∀`)
ルカルコルカ書きたいんだけど、ルコは百合でおk?
個人的にはおkなんだけど、投下するなら注意書きお願い
自分もおk!
楽しみにしてるw
ルカルコルカSS投下します
・『欲音ルコ』出ます。超注意
・ハアハアできないし暗い
・オチない
書きはじめたら長くなったので切りました
続きあるにはありますがポイするかもしれません
以上注意点だらけですが、ご了承願います
―
目をやった先、時計の示す時刻。
午前二時より少し前。
早くも二月に入った。
暦の上では春に近づいている筈なのだけれど実際は未だ寒い日が続く。
今が厳寒期なのではないだろうか、とすら感じるほど。
陽が落ちて、日中よりも下がった気温に耐え切れず点けた暖房器具の前、情けなくも一人膝を抱えている。
多くの人に自分の歌声を届けられることは、本当に幸せ。
私の存在理由は言ってみればそこにあるし、私自身唄うことが好き。
でも。こんなの違う。
唄うことは好きだけど、それだけが全てだとは思わない。
私の幸せはこんなものだったのか。
違うだろう。こんなの望んでなかった。
違うはずだ。私の思い描いていた世界は、もっと――…
こんこん、と、控えめにノックする音により、思考は中断された。
「ルカ、入っていいか?」
良いとも、悪いとも答えていないのに、図々しくもそいつは扉を開ける。
こんな時間に、一体何の用だというのだろう。
面倒に感じながらも仕方なく頭だけ振り返るようにして視線を遣る。
「なに。深夜にわざわざ、人のプライベートを邪魔しに来たの?」
見れば、ルコはマグカップ片手に、困ったような笑みを浮かべて立っていた。
まったく、自分だって眠いだろうに何をしに来たのだろうか。
暖房をつけているというのに、扉開けっ放し、無神経。
「開けてられると寒いから。入るなら早くしてくれない?」
違う。わかっている。本当は。
「あ、ああ、そうだよな。気づかなくてごめん!」
幾分表情を明るくした彼女が丁寧に扉を閉めて
入室許可すらもしていないというのに、此方に歩み寄る。
密室になった部屋の中に漂う、甘い香り。
「これ、あの、牛乳暖めてきたんだけどさ…」
私の機嫌の悪さを感じ取っているらしく、様子を伺うように言葉を切る。
差し出されたマグカップからは、なるほど、白い液体が湯気をたてている。
「コーヒーだと、余計眠れないかと思って。」
どこか自嘲めいた声。
不意に、眉を下げた笑みを浮かべるルコと目が合ってしまって、どうしたらいいかわからなくなる。
視線を逸らそうと奪うようにして受け取ったマグカップに、口をつける。
目を閉じて、舌の上で牛乳を転がして。
砂糖を多めに入れてあるらしい、やたらと甘ったるいそれは
酷く子供っぽい味がした。
「あのさ、話せないようなこと?」
口に含んだ牛乳を飲み下すのを見計らったのか、声をかけられる。
主語らしき主語もない、可笑しな言葉遣い。
苛々とだんまりを決め込んで、お節介な質問には無言を返す。
いつも能天気そうにへらへらしている癖に。
どうしてこいつは、こういう時ばかり無駄に勘が働くのか。
本当に、煩わしいやつ。
「それか、俺には話したくない、とか…」
いつのまにか隣に座っていたらしいルコに、柔らかく抱きしめられる。
本当に、どこまで身の程知らずなの。
あまりにも馬鹿なその行為に、閉じている瞳に涙がにじんできた。
「―ねえ、俺を頼りにしてよ。」
嗚呼、こんなやつに、泣かされる日がこようとは。
私の涙腺が緩んでいるのは、こんな深夜だからに他ならない。
早く離してよ。
ホットミルクが零れたらどうする気なの。
「――お願い。お願いだから。」
痛いわね。
あんまりきつ締め付けないで。
呼吸が上手にできないと、息が詰って、苦しいのに。
「いい加減苦しいわ、離れなさい!!」
牛乳のことなどお構い無しに、自分より身長のある相手を押し返した。
案の定零れたらしい、ずいぶんと温くなった液体が舞い上がっては腕やら顔やらにかかる。
それでも離れない身体に、また、苛立ちを覚えては抗議のためにと口を開く。
ありったけの嫌悪を表そうと、睨むようにして視認する相手。
「いやだ、お願いだから!お願い、俺を無視しないでよ!」
彼女は、濡れた髪から乳白色の雫を滴らせながら
ぼろぼろと、涙をこぼしていた。
おわり
>>802 >>803 反応ありがと!中途半端っぽくなってすまん。
もっとまともなのが書けるように、ちょっと修行してくるわ
>>807 乙!うおお、切なくて続きが気になる終わり方だ…!
この二人いいな、CV03関係で
12歳と20歳の年の差があると考えるとより萌える
GJ!ルコルカ…セツナス(´;ω;`)
>>810 ぴくしぶでネギトロ検索してたらちょうど出てきた
2ページ目
>>811 やっぱxivだったか、d
このスレのせいでルカメイにかなり傾いてたのにこの一枚のせいでミクルカに引き戻されてしまったw
ミクとルカなら
【初音ミク】Happy Birthday to You(for 巡音ルカ)【オリジナルPV】と
ミク・ルカオリジナル 『隣の芝』 【PV】の2曲がほんのり百合でオススメ
ミクルカミクは萌えるw
ぴくしぶも百合が結構多くていいよな
どうもはじめまして
ミクルカいきます
ファーストコンタクト編
『異文化コミュニケーション』
少し前から、世間も我が家も新型VOCALOIDの話題で持ちきりだった。
クールでハスキーなバイリンガルだとか。
大人で、胸も大きいんだとか。
ドSで鞭が似合う女王様らしいとか。
タコみたいなペットがいるんだとか。
とりあえずわたしとしては、ドSと女王様が気になる。
怖い人だったらどうしようって。
リンとレンは年齢に引っかかってたみたいだけど…。
新しいもの好きなマスターに連れられて、二人目の『妹』はやって来た。
事前情報も打ち合わせも、もちろん準備だってばっちり。
目の前に佇む本人は、確かに胸も大きくて、なんだか無表情で、ちょっと怖い。
マスターに促されて、打ち合わせ通りにわたしが一歩前へ出る。
ちなみに自己紹介の順番はじゃんけんで決まった。
先鋒がわたし、次峰レン、中堅カイト兄、副将リンで大将がメイコ姉。
マスターが締めたら、リビングでささやかなパーティー。
「は、はろー!初音ミクです。これからよろしくね!」
「はじめまして。巡音ルカです。Nice to meet you.」
握手しようと手を上げかけた瞬間、長い桃色の髪がふわりと舞って、
甘い香りが鼻に抜けて、ふわんと体の前面をぬくもりが覆って、
頬に柔らかい感触が……硬直、思考停止。
状況を認識するまでに二、三秒の間。
………ってぇえ!?今…キス…!?
わたしが固まっている間に彼女―巡音ルカさんは微笑みと混乱と動揺を振り撒いていた。
「はろー」とか「ないすちゅーみーちゅー」とか「はじめましてー」とか言いながら。
レンもメイコ姉もあたふたしてるし、カイト兄なんて真っ赤になってセリフを噛んでる。
抱きつき魔のリンまでちょっと照れたようす。
当然段取りはめちゃくちゃで、マスターが苦笑いをしていた。
傍から見ていれば何のことはない、ただのあいさつだと分かる。
海外ドラマでよく見るシーンを自分が体験しただけ。
「キスと、ハグ……」
歌詞じゃなければあまり口にしない、言い慣れない言葉。
カルチャーショックとか異文化コミュニケーションとかの単語がよぎる。
女王様って言われていなかったっけ。
怖くないのはいいんだけど、でもこれはちょっと……。
彼女のくちびるが触れた頬に指をやる。
一瞬だけの柔らかさと体温の温かさを思い出して、意に反して顔が熱くなってくる。
「大丈夫かな、わたし……」
何事もなかったように微笑むルカさんを見つめながら、一抹の不安を覚えた。
おしまい
欧米仕様なルカは萌える
あくまでクールな姿勢は崩さないともあべたー
>>816 ルカ攻め!ルカ攻め!!
GJだ同志、だがこれで終わりとは半殺しじゃないかああ!!
ほっぺちゅーは王道ですよね!
ミクルカだからルカ受けじゃないの?
だがどっちにしろ萌えた、
>>816GJ!
欧米仕様なルカも意識しちゃうミクも可愛かったw
〜編ってことで、続編もあるなら楽しみにしてます!
人いない?みんなもっと自分の萌えを叫ぼうぜ!
とりあえず自分は最近ミクルカミクに萌えすぎる
大人の余裕なルカと初々しいミクでもいいし、先輩の余裕なミクと世間知らずなルカでもいい
大人ルカと先輩ミクで夜の主導権を奪い合ってもいい
もう二人がいろんな意味で絡んでたらいいよ!
人いないなんてそんなわけないだろ!ただちょっと妄想を研ぎ澄ませていたのさ
個人的には設定年上のルカに思い切り甘えて幸せな笑顔でいっぱいのミクと、
ホントは後輩として先輩のミクに甘えたいけどなかなかできなくてちょっと困り気味のルカ……とか考えてる。
メイコにすっかり甘やかされていたミクはルカにもそれと同じようなものを求めるんだけど、
ルカとしては自分のほうから妹的存在になりたい、でも背高い、年齢も高い、ああどうすればいいの!!
とか何とかひたすら甘の字が続くような展開のSSが欲しいです先生。
そんな二人の溝を埋めるアイテムといえば、「お風呂」しかなかろう。
考えてみろ…密室でしかも適度に狭く、入った者は全裸にならざるを得ない。
つまり、ここに二人して入れば必然的に”裸のおつきあい”となる訳だ!!
それは身体の、そして心の開放をも意味するんだぜ…要するに何がいいたいかというと、
ミク 「ルカ姉ちゃんって、おっぱい大きいんだね」
ルカ 「ちょ、駄目よ…駄目だって…あっ…」
という展開をだな(ry
823 :
名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/14(土) 14:20:38 ID:pNxeDs0/
空気読まずにルカリンに萌えてるのは俺だけか?
いやいやいやルカリンもアリだと思うよ!!
ルカリンの場合はリンの方からお姉さんぶりそうな気がする。
そしてふとした拍子にSモードになってリンをにゃんにゃんしちゃうルカ……とかね。
いや、ルカメイもいいんじゃないか!?
大人同士のエロエロなルカメイですね分かります
それか甘えるメイコが見たいからルカとタメか年下設定とかw
女の子同士、バレンタインはチョコを交換し合うんだろうな
ミクとリンは可愛らしい甘いチョコで、メイコとルカはお酒入りのビターチョコとか
誰と誰が交換しても、どの組み合わせでも萌えるw
欧米では一般的らしいバラ一輪+カードをもらったけど
花言葉やら何やら考えてテンパるルカミクとか
>>816続き
ミク→ルカいきます
『続・異文化コミュニケーション』
何気ない動作の一つ一つにこころが揺らぐのはなぜだろう。
自然な言葉の一つ一つにこころがざわめくのはなぜだろう。
どうかどうか、誰でもいいので答えを教えて下さい。
こころが壊れてばらばらになってしまいそう。
どうしたら綱をわたるようなこの気持ちを安定させられますか。
マスター肝いりだという今度の新曲は、そんな女の子の恋心を歌った曲だった。
といっても、本当の歌詞はもちろんもっと詩的に綴られているし、
メロディも少し複雑だけどとても素敵な曲に仕上がっている。
今朝渡されたアップテンポなテクノ系ポップスの新曲は、
わたしとルカちゃんとのデュエットソングだった。
久しぶりのデュエットと初めての相手で、わたしのテンションは上がり気味。
いつものようにカーペットに座り込んで、広げた楽譜を見ながらハミングする。
メロディとパートを確認しながら曲のイメージを膨らませていく。
オケ入りだとどう聞こえるんだろう。声を合わせたらどんなだろう。
バラードバージョンも鋭気制作中とマスターは言っていたけれど、なぜだか、
感情移入しすぎてしまうような気がする、と頭の片隅で思った。
「ミクちゃん、譜面通し終わりました?」
後ろから声をかけられて、五線譜の上を漂っていた目線を上げると、
思ったよりずっと近くにある横顔に驚いて息が止まってしまう。。
わたしに合わせてしゃがみ込み、後ろから顔を覗かせてくる彼女の手は
わたしの肩に柔らかく置かれていて、頬は身じろぎすれば触れ合いそうなほど近く。
流し目な眼差しは硬直したわたしにじっと注がれている。
……これで顔は無表情気味だからちょっと反応に困るんだけれど。
クールで大人っぽいのに距離が近くて、リン以外のみんなはまだ戸惑いが拭えていない。
それを表に出してしまわないように、逸らしそうになる目線を踏みとどまらせる。
「あっ、うん大丈夫。初デュエット楽しみだね!」
「はい。でも少し緊張してしまいますね。」
そう言うと彼女は少し俯いて、桃色の長い髪の毛先を指で玩びながら、
一滴だけ不安をにじませた、はにかんだような微笑みを綺麗な顔に浮かべた。
年上なのに可愛いと思ってしまうその笑顔と仕草に一瞬見とれて、鼓動が一際大きく跳ねる。
調節機能が狂ったんじゃないか、というほど高くなる体温に焦ったわたしは、
顔まで熱くなる寸前にがばっと彼女に抱き着いた。
絶対に真っ赤になってしまっている顔を隠すために。
バイリンガルだからなのかどうなのか、スキンシップが多めの彼女にとっては
いたって自然な行動で、なんの抵抗も疑問もなく受け止めてくれる。
わたしもリンやメイコ姉に時々抱き着いたりするから大丈夫、変じゃない。
混乱気味の思考回路をなだめるために、落ち着けと頭の中で二回ほど繰り返す。
表情に出ないから判りづらいけど、大人のルカちゃんでもわたし達みたいに緊張したりするんだ。
じんわりと親近感が湧いてきて、意外な告白が、なんだか嬉しい。
「大丈夫だよ!いっぱい練習して、いっぱい歌おう?」
ルカちゃんを安心させてあげたくて、ちょっと大きな声で言ってみた。
不安を打ち明けられて赤面するなんて、今のわたしは本当にどうかしている。
謝罪と激励の気持ちできゅ、と背中と首に回した腕に力を込める。
……自爆の二文字が頭をよぎった。
掌と腕と胸と肩と首と頬とそれから……。
彼女の体に触れている部分がむにゅっと柔らかくて、それから熱い。
じわじわと大きくなっていくわたしの鼓動と、呼吸でゆっくり上下する彼女の背中。
はにかむような笑顔がまぶたに焼き付いて離れない。
息をすると肺の中いっぱいに満ちる彼女の香りで、上手く呼吸ができない。
がちがちになっているわたしとは正反対に、ゆったりとリラックスした彼女のハグ。
どうしよう、なんてわたしの混乱なんか知るよしもないルカちゃんは軽く抱き返してきてくれる。
「はい。よろしくお願いしますね、先輩」
「っうん、よろしくねっ」
先輩、なんて呼ばれ馴れていない言葉が気恥ずかしい。
耳に生温かくかかる吐息と、ふわふわと頬に当たる髪がくすぐったい。
甘い香りで、アルコールに酔ったかのように頭がくらくらする。
体のあちこちから届く彼女の情報でオーバーヒートを起こしそう。
「えへへっ。それじゃあ、スタジオ行こっかっ」
慌てて体を離して、照れ隠しに意味もなく手をぐるぐると動かしながら勢いよく立ち上がった。
ルカちゃんが足元に置きっぱなしだった楽譜を拾い上げて渡してくれる。
見上げる彼女と目が合うと、くすりといたずらっぽく笑われた。
「なんだか、今のミクちゃんを見ていたら落ち着いてきました」
「だって……先輩って言われるの、馴れてないんだもん……」
一応嘘じゃない言葉をつぶやくと、ルカちゃんはわたしの頭を撫でてまた笑う。
手遅れなのは分かっているけど、それでも顔を上げられない。
子供扱いがどうとか、そんなの気にしている余裕は全くない。
挙動不審さを取り繕う余裕だってかけらもない。
俯いて楽譜で顔をパタパタ扇ぎながらぐるぐるぐるぐる考える。
どうしよう、どうしよう。まともに歌えないかもしれない。
どうしよう。だって今回の新曲はどんなだった?
ムリだ。それをルカちゃんと一緒に歌うなんて。
どうしよう。本当に、どうしよう。
彼女の何気ない言葉一つ、動作一つにこんなにも動揺してしまうわたしは、一体どうしたらいいの。
おしまい
片思い萌え
スキンシップ過剰な子は扱いに困るっていう
>>830 どぁぁぁ!続きキター!
全力でGJ!!
片想い萌えた!萌え転げた!
ミクちゃんカワユス(*´д`*)
832 :
名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/15(日) 21:30:00 ID:csdCZHTA
>>823 私もルカリン大好きですぞー
でもミクリンも好きなんだー
この三角関係が好きなんだー
>>830 GJ!!ミクルカいいよおおたまらんなこれは。
これはいざ歌おうとしたら耳から煙吹いて倒れるレベルw
そして膝枕になるとこまで妄想した。
>>830 続きキター!!
片思い可愛いな、めちゃくちゃ萌えた!
ミクリンルカメイコに取り合いされたい
誰かマスターハーレム書いてくれー
>>835 世の中には言い出しっぺの法則というのがあってだね……
839 :
姉妹依存症:2009/02/19(木) 21:21:00 ID:PA7mX74d
バレンタイン翌日にルカメイ思いついたので投下します。自分設定自分性癖全開ですがよろしければお付き合い下されば幸いです。
自分の技倆の限りを尽くしたのは誰とも知らないユーザーの為ではなく姉様にお逢いしたいが為。
甘えや妥協を捨てて全てをかけて打ち込めばきっと逢える…
その念願は叶ったというのに…寂しさや切なさが増してくばかり…
もう憧れているだけじゃ足りない…。
夜の帳の中 私は重い扉を開いた。
中は仄暗くキッチンの照明をつけると、ラップがかけられた夕食と…今までな5等分で慣れていたのかいびつなチョコレートケーキがテーブルに、シンクには団欒のあとがあった。
2月15日午前2時、私は寂しさと切なさに震えていた。
たくさんのユーザーに愛され、たくさんのマスターから私に曲を作って下さった。
それはとても嬉しいし幸せな事…でも毎日朝早くから夜遅くまでレコーディングの日々。
大好きな人と言葉を交わすことも叶わない…でも以前の私ならお逢いするだけで一緒に暮らせるだけで幸せだったのに…
…お酒の力を借りて欲望のまま肌を触れ合わせてしまった。
そうしたらMEIKO姉さんの全てが欲しくなってしまった。
目の前の幸せすら失ってしまうかも知れないのに…
時間が時間なのでテーブルにあるものには手をつけず、そのまま部屋に休むことにした。
階段を登りきり自室に差し掛かったところで奥のドアが開く音がした。
あれはKAITO兄さんの部屋…そこから出てきた人物を見た瞬間、身体中の血が逆流する感覚を覚えた…震える身体のまま駆け寄りその人の両手首を掴み壁に抑えつけた。
「ル、ルカ、何?どうしたの?」
「……4年の歳月は私が追いつけない位大きいものですか!? KAITO兄さんでないといけませんか!?MEIKO姉様の心は私でいっぱいにはできませんか!?」
「はぁ?ちょっとルカ落ち着い…」
「…姉、様が…姉様が必要とされなかったら、私ですら、価値が見い出せないほどなんです!私の心はMEIKO姉様でいっぱいなんです!!」
まるで私はお気に入りのおもちゃを盗られまいとする子供のようだった。
想いを叫ぶようにぶちまけ困惑するMEIKO姉さんの唇を奪おうとして…
ガギッ
……おもいっきり歯に当たってしまった…お互い痛みを堪えて蹲る。
その滑稽な姿に頭の血が凄い勢いで引いて正気に戻った。
「〜〜〜っ…ルカ大丈夫?」
「……はい」
その代わりに罪悪感やら自己嫌悪やらが押し寄せる。
「…とにかく廊下で騒いだらみんな起きるわ。とりあえず私の部屋に」
蹲る私をMEIKO姉さんは手を引き部屋に入れる。
「適当に…えっと、この椅子にでも座って」
「…はい」
私はなんだか申し訳ない気持ちで机の椅子に浅く腰掛けた。MEIKO姉さんはベッドに座る。
―――沈黙。罪悪感と悲愴感に苛まれ顔をあげる事が出来なかった。
突然MEIKO姉さんが立ち上がり私の腕をとるとその手に何かを嵌めてくれた。
緩くもなくきつくもなくスルリと人差し指の付け根にまでおさまる。
「……指輪…」
それは月明かりに輝くシャンパンゴールドの指輪。余計な装飾などないシンプルな指輪。
「どうしてもコレをアンタに渡したかったのよ今日中に…日付替わったけど。そしたらKAITOがよせばいいのに晩酌に付き合ってきてさ、案の定潰れたんで部屋に寝かしつけたの。ヘンな誤解しないで頂〜戴っ」
「……すいません。こんな遅くまで…お待たせした挙げ句こんな…」
「本当よね、4年間待ってたんだから。アンタにしか4年間一人でいた寂しさを埋められないってのにさ〜」
「え…」
真っ赤になりながらそう言葉を紡いでいく…その姿に私の心に小さな炎が生まれた…首筋から頬、耳が熱くなってく…
「だって私は…」
まるで誘蛾灯に誘われた虫のように抗い難い強い力に招き寄せられる感じがした…。
「あの夜からアンタのこと、…好きなんだから……」
腕と腕が触れあう位近づき、そしてその距離が0になる。
姉さんの体温、髪の香り、甘い香り、…熱く柔らかい唇…
840 :
姉妹依存症:2009/02/19(木) 21:22:04 ID:PA7mX74d
唇の形を確かめるように、舌の先で輪郭をなぞる。
口内に舌を差し入れ、舌を絡めあい、舌を吸いたて唇を離す。
肩にふれると、姉さんは身をすくませ顔をそむけ何か呟いた。
「んく…んぷ…はぁ…姉さん?」
「はぁ…待って自分で脱ぐわ。だからルカも脱いで」
「え?…ぁ…」
そう言うとゆっくりと上半身を包むカットソーを下半身を覆うタイトミニとストッキングを脱ぎ捨てた。
本当はそんな事を期待してなかったんだけど…姉さんの危険な肉体に私は陥落した。
熟れた肢体の周りに纏ってた濃厚な頽廃をも外し彼女が横たわる…その表情は少女のような恥じらい、可愛いらしい綾を纏っていた。
「姉さん…可愛い…」
「ルカ…んく…ん…」
私達は再びキスをした。姉さんの口内を私の唾液で塗りつぶしていく。唇を離せばうなじ、鎖骨、胸元に唇を落とす。息をするのももどかしい。
姉さんと一度でも多くキスしたい、じゃないと苦しい…
「ルカ…はぁあ、ん…」
胸の膨らみの先端はきれいな桜色に染まり、唇が触れるのを待っているかのように、ぴんと張りつめてる。
「んぁ、や、歯立てないでぇ…はぁんっ」
制止する声を無視して啄む。前歯で甘噛みをしたりしゃぶりついたりして責めた。
指先は次第に力が込められ豊かな膨らみの蠢くようにはいまわる。
「や、あぁルカぁ…お願い。身体が火照ってたまらないの……どうにかして…」
「…姉さんがおねだりだなんて…倫理的に見えて本当はカラダだけじゃなく心もHなんですか?」
「……ばか…」
顔をあげると羞恥に白い頬を朱に染めて顔をそむけた姉さんの顔。
たどり着いたその部分は前に触れた時よりだいぶ潤んでいた。秘花はその花奥から甘い蜜を滴らせてる。
「ひゃ、ん、やぁっ、気持ちいいっ!」
蜜をたっぷりふくませた指で敏感になったところをやさしく触れた。
「くぅぅうぅ、あ、あぁぁぁ、ひぃんっ、あぁっ」
はじめはゆっくりと、そして次第に激しく快楽の扉を開けていく…。
その愛らしい突起は私の愛撫を待ちわびてうち震えていた。痛々しいまでに求めている。
「あああ…いいっ、もっと…あひぃっ!」
私は望み通りの刺激を与えはじめた。レロリレロリと舐めあげながらスリットを往復する。
「ふぁあっ!…あん、はひぃいっルカぁあぁぁぁぁぁあぁっ」
姉さんの身体が弓反りになり私の身体に巻きつけていた両脚もぐったり投げ出し、かすかに眉根にを寄せた横顔をみせて眠りこんでいる。ツンと乳首を尖らせた乳房が静かな呼吸に合わせて上下している。
秘唇はぱっくりと左右に開いて奥から熱い蜜を噴き出しヒクヒクと痙攣していた…
姉さんが欲しい、姉さんと一つになりたい。
「……る、ルカ?…っひやぁあんっ!」
私は姉さんの片足を抱える。私の秘所と姉さんの秘所を絡ませ繋がった。
「ちょっ!ルカぁ、イッたばかりで辛いの…ちょっと待っ…あひぃ!…」
私のモノと絡みあい粘膜が姉さんの膣内に浸食する…そう思うだけで身体中に衝撃が走る。
「あぁぁっ、あっ、あッ、あああーッ、だめぇ、またきちゃうぅーッ!」
「はぁ、あぁんっ、あひぃ!あぁ!姉様っ姉様ぁ!」
姉様の淫らな表情に私の脳幹が溶けそうになる。
「ルカぁっ、もぅ、もぉ、はあぁぁぁぁ」
「あ…いっ…んあぁぁぁぁー」
腰から下に甘い蜜のような感覚が広がり全身から力が入らなくなって、だんだん頭ショートしてくる。回線がブツブツと切断され意識が希薄になっていく…
やがて全身を突き上げる快感が私達を包み、その甘美な世界に酔いしれた。
841 :
姉妹依存症:2009/02/19(木) 21:31:26 ID:PA7mX74d
まだ夜明け前、空は鉛色だったけど 今までで一番の爽やかな目覚めだった。
MEIKO姉さんが隣で静かに寝息をたてている。それだけで…
ふと姉さんの右人差し指にキラリ光るものが目に入った。
「MEIKO姉さん この指輪!……」
また嫉妬に狂い、姉さんの腕をとって指輪を見る…どこか見覚えあるデザインだ…シャンパンピンクに音符のレリーフ…
「…アンタって普段クールなのに急に豹変するのね。ふふっ」
微睡みながらの微笑みにただ俯くしかできなかった。私と対の指輪を勝手に人から贈られたものと勘違いして私は…
「私ね、ルカが好きって言ってくれた日から怖かったのよ…」
「……豹変するからですか?」
姉さんは首を振って背を向けて続ける。
「幻滅されると思ったの。私はあの夜からだけど、ルカは出逢う前から好きだったから…だからそうやって強く想ってくれたのが嬉しい…」
「MEIKO姉さん…」
思わず肩を抱きそうになったけど急に振り返ったので慌てて引っ込めた。
「ところでアンタもうスタジオに向かってる時間じゃないの?」
「…大遅刻ですね。…まぁ5時間の遅れくらい取り戻せますよ」
「…アンタ…いろいろな意味で大物だわ」
姉さんは呆れ顔だけど本当に今日はどんな曲もこなせる気分。以前なら恥ずかしい歌詞で卑屈になってた恋歌も心から沈みそうになる哀歌も…。
「…大丈夫だったらいいんだけどね。せっかくだからみんなと一緒に朝ご飯食べて行きなさいよ。何食べたい?」
「そうですね〜鉄火丼とかネギトロ丼…マグロのカルパッチョ、パンにマグロとアボカドのタルタルのせても美味しいですよね」
「マグロばっかりじゃない…ホント ルカってマグロ好きねぇ〜」
「はい、…こっちのマグロも好きですが…」
頬に手を添えるとに軽いチョップが入った。どうやら甘やかな時間は終了のようだ。黙って朝の支度を始めた。
着替える際、右人差し指に光る指輪に目を落とした。こっそり左薬指に入れかえてみる。
どんなに離れていても繋がってるみたいな温もりを感じた…
これから刻んでいくこの指輪の傷が二人の過ごしてきた時間の証だから…
追記 久しぶりにみんなと朝食を摂ったのだけど…心無しかミクとリンの顔が赤かった…まぁどうしたとか訊くのは野暮ってもんだろう。
長々失礼しました。最後に一言 ルカメイ萌え!(≧▽≦)b
GJwww
MEIKOは大人。んでルカはMEIKOの前だと子供。
それが可愛いなww
夢みることりを延々リピートリピートリピート・・・
ルカミクしか見てなかったけどミクリンもいいなぁ
いやでもリンならメイコかルカに性感開発されてしまえと
むしろ大好きなお姉ちゃんを思って声を殺しつつ拙い手つきでオナニーもいいなー
845 :
名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/21(土) 03:46:48 ID:jw/m0GW2
847 :
名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/22(日) 03:05:40 ID:2XtNqxjC
ミクリン絵投下してもいいかな?
モノクロの落書きなんだけど
百合なら大歓迎
849 :
名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/22(日) 03:46:16 ID:2XtNqxjC
これは超GJ
サディスト入ったド変態攻めのミクか。これは……新しい。
852 :
名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/02/22(日) 08:02:08 ID:2XtNqxjC
>>851 そうそう、ちょっとS入ってると好きだな
ミク「リンちゃんの泣き顔はぞくぞくするよね」
リン「みっ、ミク姉のばかああああああぁぁぁ!!」(泣)
ミク「そうそう、その顔!可愛いよリンちゃん!たまんない!」ハァハァ
こんな感じね。あとうちのミクは常にリンの太もも狙ってる。
あーごめんsageんの忘れてたあああ
ぬあぁああっΣ(@□@)
そんなミクリンを想い描くのは何となくイケない気がして依存している程度にしていましたが…
素晴らしい!GJ!(o≧∇≦)o
さあ、君も描くんだ。
思う存分描いてくれ、いや描いて下さい
あ、ミクとルカでリン取り合いとかも好きだなー
ミクvsルカって関係なんだよね
ミク「ルカさん、新入りが出張らないで下さいますか?あとリンちゃんから離れて下さい」
って感じで、仲悪い。ルカミクルカ好きな人ごめんね(´・ω・`)
あ、自分SS書きです誤解生むような事書いてすいません<m(__)m>
ミクリンSS検索でウチのブログしかひっかからなかったからミクリンで盛り上がってるのは嬉しいなぁ(*^o^*)
自分はエロは濃厚だけど 『貧乏姉妹物語』みたいなほのぼのなのが好きだ…
他の人が入り込む隙がない位イチャイチャして欲しいなぁ(o^-^o)
なら尚更書いて下さいよ!ミクリンに飢えてるんだよー(´Д`)
「リーンちゃん!」
「ひぁ…!…ミク姉!?」
「もう、太ももは触らないでっていつも言ってるでしょっ」
「えへへー、でも触るだけでそんな声出るようになったんだねぇ…凄い凄い♪」
「なっ…!?」
「あっ、赤くなってる!可愛いー!もう無理っ、いただきます♪」
「んー!!」
んで酸欠になるまでチューされると…
S入りミク様ってこうですか?わかりません(´・ω・`)
>>858 けしからん
実にけしからん
もっとやれ、いややって下さいお願いします
いいなあ。リン可愛いよリン
「ただいまー!」
と元気な声にドタドタと聞こえる元気な足音。
来たわね、ミク姉!
今日はいじめられない作戦を練ってきたんだから!
「リーンちゃん!」
いつものように私に抱きついてきて太ももを擦ってくる。
ゾワゾワとした感覚がきて声が出そうになったけど我慢っ
「っ…おか、えり!」
「…?」
案の定ポカンとしたミク姉が見れた。してやったり!
…が、この作戦が間違いだったとすぐに気付いた。
「え…?え、なんでなんで?」
ホントに困惑したみたいで、今度は脇腹を擦られた。
「……!!」
ビクッと身体は跳ねたけど、下唇を噛んで声は必死に我慢した。
ミク姉は躍起になって、耳を噛んだり、首筋にキスしたり、とにかく色々してきた。
私も私で声を出さないように意地を張ってたと思う。
で、とうとう下の方に手が伸びてきて私は焦った。
「あ、そこは…っ」
止めようとしたけど間に合わず…
「あっ!んぁ、あ…ダメぇ!」
声を出してしまった…。
それを聞いたミク姉は、ニコっと笑って、
「良かったぁ…リンちゃんのこういう声聞かないと、落ち着かないんだよね。」
そう言ってギュっと抱きついてきた。
やっと手が止まってくれて良かっ…良くない!
どうしよ…身体の熱が治まらない…。
「ちょ、ちょっと!」
「…?」
「な、なんで途中で止めちゃうの…。」
そう言うとミク姉はキョトンとした表情から、いたずらっ子みたいな表情に変わった。
「…最後まで、して欲しいの?」
コクっと素直に頷く。
今度は私は意地を張らなかった。
以上です。ごめん、調子に乗った(´・ω・`)
うん。どんどん乗っていいんじゃないかな
いやむしろお願いします!
その調子だ、どんどんいこう
てか、絵描けたら描いていいですか?設定がストライクすぎるんですよ
あ、なんかありがとうございます(*´・ω・)
>>863 どんどんお願いします。
>>865 !?何これ、凄い可愛い…!GJ!
ただの妄想を理想通りとか言って頂いて恐縮です。ありがとうございます(ノ∀`*)
おおおおw
なんだこのミクリンラッシュw
もっとやれw
869 :
姉妹依存症:2009/02/22(日) 20:04:33 ID:58ppWJpI
ヴゥーーン…
エレベーターが上昇する起動音が響く中、淫らな水音が私達の口元から漏れる。
監視カメラからは死角を狙って羽交い締めにして冷たい壁に押し付けた…
「んぅ…んきゅ…んん…ぁ…」
荒々しく私は唇を重ね、彼女の舌を追い回し絡ませ流れ込む唾液を甘露のように貪った…
「んんっ…んんん!」
そして太腿を絡めショートジーンズ越しの上から股間に強く押しあてぐりぐりと動かした。
興奮の高まりは舌遣いでも解る。
物凄い勢いで昇りつめてる。
赤く染まった彼女の頬は更に赤みを増して涙を浮かんだあどけない瞳で私を見つめる…
もう…私の身体は甘い痺れで覆われていってしまう……
ガゴォンっ
突然、指定の階の手前でエレベーターの扉が外側からゆっくり開きはじめた。
慌ててどちらからともなく離れ、辿り着くや走り降りた。
「もぅ!お姉ちゃん!何であんな事したの!」
「はひぃ〜っ」
この階全部に聞こえるんじゃないかって位の大声に私は首を竦める。
「あぅ〜ゴメ〜ン。いやちょっと二人っきりになっちゃったから我慢できなくて…強引だった、よね…嫌だった、よね……」
とりあえず手を合わせて謝るしかない。
「…………嫌じゃないけど…他の人に見られて一緒にいられなくなるのが嫌なんだよ……」
不意に右手の指先に触れる感触。
彼女は真っ赤な顔でそっぽ向いたまま、手だけをしっかり握ってくれた。
反省しつつも思ってしまう…きっと…またしてしまうんだろうなぁって…
生真面目な彼女は『姉妹』であるという意識を切り離すことがなかなかできないから…
私はいつでもリンちゃんと『姉妹』以外の繋がりが欲しいんだよ…。
今日中にいつもの長さのは無理っぽいのでこれでご勘弁を…
…って謝りに参ったんですが…全然大丈夫そうですね〜
つか ミクリンいっぱいで自分ウハウハ〜(*´∀`*)
猫耳リンちゃん萌え〜♪(*^○^*)
可愛いなぁ二人ともww
つかすげーミクリン祭りw
>>869 ちょっと切ない感じがまたgj
しかし……エレベーターエッチ…だと…!?(まあ本番ではないが)
スタジオ行くたびにやってたらリンの体力無くなりそうだw
同じくミクリンラッシュでウハウハw
MOTTO!MOTTO!
ちょっと顔文字を自重してほしい
今思ったんだが、ミクリンばっかり投下されてて、
他カプ好きな人投下し難くなってたりする?
もしそうなら構わず投下して欲しいと思うんだが……
>>873 色んなスレでそういう意見をみてきたが
それ自体が投下しづらくなる一端だと思うが祭りが起こってるカプ的にも
このカプ投下しますっていえば皆おkだすだろ
>>874 まあ、他カプ投下していいですかって言われて、拒否なんぞしないわな。いやむしろどんと来い。
じゃあ、気にしないでミクリン投下続けていいかな?
>>868 二人まとめてお持ち帰りしたいのですが構いませんねッ!!
今更だけど、赤い百合(のサムネ)から膨らんだ妄想がやっと書けたんだ。
KYでも良いよね?…よね?(´・ω・`)
※
・ルカメイです。
・とても長いです。くどいです。
・エロ初めてなんでどっか変です。
・ご都合すぎる内容。
・酷い妄想。
以上を踏まえた上、温かい気持ちで読んでくれるとありがたいです。
878 :
赤い縄1:2009/02/22(日) 22:52:19 ID:qXsYZwFm
マスターは私に歌を作ってくれました。結ばれない恋と嫉妬を歌う悲しい歌。
正直、今の自分と被っていて…唄いたくない。
「うーん…いまいち歌詞がなぁ………そうだ、ルカって恋した事ある?」
コクっ、と頷いてみせる。実際は恋をしている。ですけど。
「そっか!じゃあ少しルカ自身の恋も歌詞に取り入れてみようかな。」
「…出来れば、最初は幸せな歌を歌わせたいんだけどね。どうも切ない歌詞ばっか浮かんじゃって…」
マスターは苦笑しながら、「出来ればで良いから」と紙とペンを渡してきました。
****
「…という訳で私の恋をここに書く事になったのですが…」
ふーん…昼からずっと、夕食中も(ちなみに今日はルカの大好きなタコの唐揚げ)難しい顔をしてると思ったら…そういう事か。
「なるほどねぇ…。まぁマスターも恋愛経験は豊富って訳じゃないみたいだしね。」
「そうなんですか…。頑張って書いてみたんですけど、ここから先が上手く書けないんです…。お姉さま、協力して下さいますか?」
879 :
赤い縄2:2009/02/22(日) 22:54:22 ID:qXsYZwFm
本当に参っているみたいで、すがるようにお願いされてしまった。
いつもの彼女はとても落ち着いていて、私が姉の顔をしなくても、甘えん坊を出しても大丈夫な唯一の存在。
けどやっぱこう頼りにされちゃ姉心が擽られるってもんだ。一応姉だし。
うん、ルカが満足するまで付き合ってみよう。
「もちろん、私で良ければ。ってかメイコでいいっt…」
と言いかけてたらルカが見えなくなった、と思ったら今度は腕が背中から動かせなくなった。よく見たら肩からお腹にかけて赤い縄が巻き付いてる。
え…!?なんで縛られてるの!?
「…っちょ、ルカ……!?」
何すんの?と怒ろうとしたら、今度は口を薄い布で塞がれた。何がなんだかよくわからなくて、んー!っと叫びながらジタバタ暴れまくった。
「ご協力感謝します。やはり、幸せな恋歌というリクエストなので、少々手荒ですが幸せというものに近づいてみないといけないと思うんです…。一度、こうしてお姉さまを縛ってみたかったですし♪」
「っ…!?」
なんか凄く良い笑顔ですけど…!?
とりあえず嫌な予感がプンプンするのでイヤイヤと首を振るが、白い手は容赦なく伸びてくる。
と、そこに気の抜ける声が。
「めーちゃん、ルカさん?なにしてんの?」
…空気の読めない青い方ですね。これからいいところなのに…。
お姉さまも助けてと青い方に必死に訴えかけています。そんな事は断じて許しません。
「マスターの命令に従っているだけです。邪魔しないでください。」
と冷たく言い放つと、素早く青い方の後ろに回り込み、二度と動かないよう願いを込めてぐるぐる巻きにして差し上げました。
いつもお姉さまの周りをうろちょろして…私怨も混じり少々きつくしてしまいました…。
あら?にも関わらず恍惚な表情をしているわ………キモチワルイ。
……………気を取り直して
「さ、これ以上邪魔者が来ないように私の部屋へ参りましょう。」
「いぁー!!」と必死に抵抗するお姉さまを抱き上げ、そそくさと部屋へ逃げ込みました。
後ろから緑と黄色、隣人の視線を感じる気がするけど全くキニシナイ。
…キニシナイ。
880 :
赤い縄3:2009/02/22(日) 22:57:02 ID:qXsYZwFm
****
えっと、ここはルカのベッドの上か…段々冷静になってきたのはいいけど、これから何をされるんだろう。
逃げるにも縛られてるし、口も塞がれて助けも呼べない。…絶望的な状況だわ。
ってかそもそも恋の研究に協力するはずだったんじゃ…。
私が考えれば考える程ルカが何考えてるのかわからなくて…怖いのもあって、なんか涙目になってきた。
「…良い表情。大丈夫、悪いようには致しませんから。」
舌なめずりをする小さい唇、冷たい印象を持つ瞳は今は熱く揺れて。正直ゾクっとした。
…あんたのが良い表情してんじゃない。
と呑気に考えてると脇腹をつっと撫でられた。いきなり触られたのとくすぐったいのでビクっと体が跳ねあがってしまう。
「ひぁ…っ!」
「ふふ…敏感な身体なんですね。攻めがいがあります。」
違うっと抵抗しようとしたら、今度は耳に湿った熱いものが。いつの間にルカの顔が近くに。舐められてる…!
耳元に聞こえる水音。中で蠢く柔らかい感触。脇腹。狂いそうな感覚に私は訳がわからなくて精一杯もがいてた気がする。
…なんでこんな事すんの!?
「お姉さま、好き…ずっとこうしたかったんです…。」
不意に、舐めてる合間にそう小さく囁かれた。その囁く吐息にさえビクンっと反応してしまう。
好き、ルカが私を…
瞬間、今まであり得ないと自分で奥底にしまっておいた気持ちが溢れ出す。
…ルカが好きかもしれないという気持ち。
今、私はそのルカに求められてる…縛ってまでして。
そう認識した途端、さっきより強く、ゾクゾクとした快感が走った。
それは求められる事への快感。誰だって愛する人に求められたら嬉しくて身体も反応するはず。
…やっぱり私はルカを…?
――
…?急に抵抗がなくなりました。なんでしょう…何かを探すように私を見つめています。
よくわかりませんが、これは肯定の意味に捉えてよろしいのでしょうか。
「お姉さまは、こんな事をする私を嫌いますか?」
ふるふると首を横に振るお姉さま。
…口元が弛むのを抑えられません。正直この後嫌われたらどうしようと不安でしたから。
「嬉しいです…もっと気持ち良くして差し上げますね。」
881 :
赤い縄4:2009/02/22(日) 22:58:19 ID:qXsYZwFm
と、嬉しくて口を塞いでた布を取り払い、触れるだけのキスをしました。
だけど、お姉さまを気持ち良くして快感に溺れさせたい。…出来れば私にも溺れさせたい。
そう考えてたら、いつの間にか深いキスになってしまっていたようです。
「ふっ……んぁ、ルっ、…く、苦し…っ」
慌てて口を離して見ると、ハァハァと息を切らし、口の端からは光る筋が流れて…顔が真っ赤になっています。
可愛くて…とてもいやらしいです。
「…すみません」
反省の意味を込めてもう一度軽くキスをし、そのまま唇を首筋にへと降下させ、胸を触ろうと服を脱がしていく。
ん…と思ったら縄が邪魔で出来ません。
仕方なく力づくでたくし上げると、ぷるっと勢いよく豊かな胸が出てきました。
「やっ…恥ずかし…」
「……ホント恥ずかしいですね。まだ触ってもないのに…ここ、起ってますよ。」
「そんなこと…ひぁっ、あぁっ!」
否定しようとしたら、いきなり頂きを舐められて変な声しか出てこなかった。
もう片方の胸も掌でやわやわと揉まれて…ルカの舌はクチュクチュと音を出しながらめちゃくちゃに舐めてくる。
と思うと舌を届くか届かないかのところでチロチロと往復させる。
巧みな愛撫に、快感に溺れていくのが分かった。
「んんっ、はっ……ルカぁ…」
でもダメっ…これじゃまだ足りない…もっと…もっと確かな刺激が欲しい…。
「ルカ…っ、もっとぉ…」
無意識に足をもじもじとさせながら、思わず言ってしまった。
普段の私からじゃ考えられない、私の知らない声。
「……っ、もっと、どうすればいいんですか?」
「えっ……あっ…」
どうすれば?…そんな事、言える訳ないじゃないっ!
言いたい事を頭に浮かべるだけで、カっと顔が熱くなっていくのが分かる。
「ちゃんと言ってくれないとわかりませんよ?」
そうルカは冷静な声で言い放ち、意地悪するようにまた胸や脇腹を攻めてくる。
そんな…っ違う…そこもだけど…そこじゃないの…っ!
気が付けば私は、思った事をそのまま口に出していた。
「んんっ!ぁ、はぁ……違っ、そこじゃな…あっ」
「…ではどこですか?」
882 :
赤い縄5:2009/02/22(日) 23:01:38 ID:qXsYZwFm
ルカは濡れた瞳をしながら、あくまで冷静に言葉を促す。
その欲情した瞳に、背中を走る快感もどんどん高まる。
…どこか、を言えば触ってくれるの?
そう思うと少しだけ羞恥は小さくなり、行動は大胆になっていく。
「こ、ここっ!お願いっ…」
縛られた不自由な身体で腰を突き上げ、懸命にねだる。
羞恥は小さくなったといっても、『ここ』としか言えないし、それでも恥ずかしくて死にそうだ…。
「…ここ?」
…そんな目をうるうるさせながらいやらしくお願いされたら、私だって我慢出来ません。
迷わず手をスカートの中に入れると、お姉さまはガクガクと頭を縦に振る。
その様子に小さく微笑み、そのままショーツに指を這わすと、
グチョ…
いやらしい水音が聞こえた。
それはお姉さまにも聞こえたらしく、「あ…」と小さく声をあげて顔を逸らしてしまいました。
「もうこんなに濡らして…淫乱。」
お気づきでしょうけど、先程からお姉さまの羞恥を擽るように、わざとこんな事を言っています。
だって恥ずかしがる顔が可愛(ry
「ちがっ、ルカのせ…だもん…」
「…お姉さまが可愛いからいけないんです。」
まぁ実際は私のせいですよね。でもずっと気持ちを抑えてきたんだもの、仕方ないです…。
そう思いつつスカートを捲り上げ、ショーツを取り払う。
と、同時に蜜独特の甘い香りが鼻についた。
自然と唾が湧き、まるで蜜に吸い寄せられた蝶のように、近づき唇を這わせた。
「んぁぁ!」
ずっと待ち望んでいたせいか、唇が触れただけで声をあげるお姉さま。
構わずジュウッと蜜を吸い味わうと、一番敏感な場所をそっと優しく舐める。
「ひあぁぁっ!あっ、あぁ…!」
すると更にソプラノになった嬌声が耳に響く。
私はビクビク跳ね上がる腰を必死に押さえつけ、蜜を舐めとる、突起を攻める、をこれでもかという程繰り返した。
綺麗に舐めとっているというのに、秘部はトロトロに蕩けるばかり。
お姉さまの様子が知りたくて、口を離して顔までにじり寄ると、焦点の合わない瞳で「なんで止めるの?」とでも言いたげに不満そうに見つめてきた。
「そんな目で見ないで下さい。…そんなに気持ち良かったんですか?」
お姉さまは肩で息をしつつコクっと頷く。もう否定する気はないみたいです。
「…もっと欲しい?」
「っ……はっ、欲し……っ」
883 :
赤い縄6:2009/02/22(日) 23:03:25 ID:qXsYZwFm
不意にお姉さまの顔がぐっと近づく。
「んっ……」
キスされてると気付くまで数瞬。
途端に顔と胸が熱くなって、何故か泣きそうになって…誤魔化すように少し乱暴に応えてしまいました。
「はっ……そんな焦らなくても…」
そう言うとお姉さまの表情が曇ったような気がした。が、すぐに驚いたような表情に変わりました。
私が秘部に指を埋め込んだから。
…この様子だと、あまり中の快感は知らないみたいです。
私は慎重に指を動かしていく。
「ふぁっ…!?」
ある一点を擦ると、お姉さまは声をあげ、身体は大きく跳ねあがった。
…見つけました。
「ここ、ですね…。」
見つけられた事に興奮し、指を二本に増やしてそこを重点的に攻める。
「あぁぁっ!?ダメぇっ、そこ、んあぁっ!変っ、変になっちゃ…っ!」
「…変になっちゃって下さい」
グチャグチャと卑猥な音が響くそこに舌を這わせ、更に追い込んでいく。
淫核と中を同時に攻められ続け、秘部全体がヒクヒクと痙攣している。
「ひぁあんっ!あっ、はっ、も…っダメっ!イ…イっ、イっちゃ…っ、ルカっ、あぁっ!」
限界が近いことを知り、私は思いきり淫核を吸って、指の動きを早めた。
「はぁっ、あっ!やあぁぁんっ!!」
一際大きな声をあげて腰を浮かし、指がキュっキュっと断続的に絞めつけられる。
それが治まってきたところで、お姉さまの身体は再びベッドに吸い込まれた。
指を抜き、お姉さまの顔を覗き込むと、私に気付かない様子で、息を切らしながら天井をぼんやりと見ていた。
「お姉さま…?」
「…はっ……ルカ…?」
私の声に気付き、こちらを見つめる。
少し気だるそうな瞳にドキドキして、用意していた言い訳が出てこない。
どうしよう…!
「えっと…あの…。」
「……。」
お姉さまといえば、何も言わず、ただ何かを考えるように見つめるだけ。
―沈黙。
884 :
赤い縄7:2009/02/22(日) 23:06:26 ID:qXsYZwFm
…とても気まずい。
せめて身体だけでもと強行したことへの後悔が顔を出し始める。
その時、私はよほど情けない表情をしていたのか、お姉さまがフっと笑って沈黙を破ってくれました。
「えっと…とりあえず、縄、ほどいてくれない?」
「……はい。」
素直に従い、縄を解いていく。
ようやく自由になると、お姉さまは衣服の乱れを直して私の隣に腰掛ける。
腕に何重にもついてる縄の跡が生々しい。
ホントに申し訳ないです…。
シュンとしてるとお姉さまが口を開いた。
「ルカ。」
「…はい。」
「……ちょっと、さっきまでの威勢はどこに行ったのよ。」
罪悪感で全て吹き飛びました。…とは言えない。
黙っていると、少し呆れた笑顔で自身の膝をポンポンと叩く。
「ほら、こっちに来なさい。」
私は叱られた子供のように近づいて、おずおずとお姉さまの膝の上に座りました。
これは実際にお姉さまが妹達を叱った後にする行為。
頭を撫でながら仕方ないなと呟くのをよく見かけたものだ。
頭を撫でてくれるのかな、と思ってたら予想に反して抱きしめられました。
「はぁ…やっと出来た…。ずっとこうしたくて仕方なかったんだからねっ」
と、ちょっと拗ねた声で痛い程抱きしめてくる。
あれ…もしかしなくても甘えられてます…?
「あっ……、すみません、でした。」
とりあえず謝ると「んっ」と満足気に返された。
…何故、こんな甘い空気になっているのでしょうか…。
私、無理矢理お姉さまを犯したんですよ?
さっきまで気まずかったじゃないですか。
プチパニックになっていた私はお姉さまの声で我に返った。
「ルカ………ルカ?」
「あ、はい。」
「ルカは、さっき、幸せになれた?」
…静かに首を振る。
身体を手にしたら、心まで手に入れたくなってしまって…そんなの出来るわけなくて、ずっと胸が苦しかった。
「やっぱりね…。私も、幸せじゃなかったし。」
ん…?
「…キスまでしたのに、全然私の気持ちに気付いてくれないんだもん…。」
885 :
赤い縄8:2009/02/22(日) 23:08:06 ID:qXsYZwFm
えっと…?
…!?なんか押し倒されてません…!?
「あ…、お、お姉さま…!?」
すっかり馬乗りされてしまった私は、ただ困惑した声を出すしかなかった。
「私もまだ自分で戸惑ってるんだけどね…。ルカのこと、好きみたい。」
「えっ…」
お姉さまが私を…?え…ウソ、信じられない。
世界がひっくり返ったかの様な衝撃に頭がパンクしそうになる。
「…やっぱり信じられないって顔してるわね。」
お姉さまは少し悲しげな表情をした後、すぐに何かを企んだ表情に変わり、ニヤっと笑う。
…嫌な予感がする、と気付いた時にはもう遅くて。
あっという間に手首を縛られてベッドにくくりつけられてしまった。
「え、あっ!?な…何?」
「ちゃんと解らせてあげるからね。」
「幸せな歌作るんでしょ?」とその艶っぽい、妖しい表情に引き込まれて。優しいキスをされて。
気持ちが解りすぎる程に弄られたのは言うまでもない。
****
私がニヘっと見れない顔で紙を提出してから数日。
完成した歌は、やはり悲しい歌でした。
「マスター!これじゃ前半の部分しか採用してないじゃないですかっ」
「そ、そんなこと言われたって、こんな…っ削除されるに決まってるっ!」
じとっと恨めしそうにマスターを見やると、慌てたように言いくるめられた。
「次!次は幸せな歌作るから!…だから肉体的な表現はナシの方向で…!」
「…分かりました。」
まぁ良いです。今ならどんな悲しい歌だって唄えます。
…お姉さまがいて下さるから。
以上です。
お目汚し、すみませんでした。
素晴らしい。一度圧倒した後で押し倒されるルカさんもいいな。
貴方は俺かという位 自分が想い描くルカメイですね。
ニヤニヤが止まりません。
要するにGJ!
889 :
886:2009/02/23(月) 01:54:44 ID:Ij4BQ+jW
温かい感想ありがとうございます。ほとんど素人な文章なもんで、GJを貰えて嬉しい限りです。
やっと
>>796に顔向け出来るんだぜ(`・ω・´)
>>886 GJ!!えろいのに悩んだり驚いたりがちゃんと描かれてて、とてもいいですなあ、にやにやした。
ミクルカ派だけどルカリンでも良しになってしまった。しかしこれは相当やばい歌詞になったんだろうなあw
消せなんて言うわけないだろ?つまりマジGJ!!
>>886のルカメイもアナタのミクリンも最高だ!!!
>>891 はわぁああっ!
え、描いて下さって有難う御座います!消してなんて言う訳がないです!
眼福♪眼福♪
>>891 ミクの表情が良すぎるw貴方の絵が大好きです!
ボーマスで百合本あった?
GJコメありがとうございます!
なんだかミクリン好きさんいっぱいで嬉しいです
http://r.upup.be/?4qaLt7ZZd9 リクエストがあったので、続き的なもの描いてみました
パンツチェックの後は胸の発育検査です。ミクさん自重して下さい
あと、自分絵上げすぎなので今日は自重します。
そろそろ他の人の作品がみたいんだぜ。自分のじゃ萌えられないんだぜ
>>897 一枚だけだったからインターバルなしでいきなり画面いっぱいにミクリンワールドが広がって、リアルで机ダーンしてしまったw
胸もあれだが左手!左手!!うーん、あなたのファンになってしまいそうだ。
お久しぶりです。
>>502で、ミクに恥ずかしい格好をさせたまま放置してしまったユカラカキです。
ご無沙汰しすぎて……覚えている方、いらっしゃるでしょうか?(汗
もし待っていてくれた方がいたら、本当に平謝りするしかありませんorz
全裸で待機していた人は、今、凍りついてるような気が……。
やっと、余裕が出来たのでゆっくりながらも復活しました。
「Lilium memeX」 の後編、投下したいと思います。
>>502より
メイコの言葉に、リンの潤んだ瞳が輝く。
「だ、ダメだよ。リンちゃん……やぁ」
恥ずかしい程広げられた脚の間へリンの可愛らしい顔が近づく。
ミクが悲鳴のような声で制止をかけるものの、マスター命令と……何よりリン自身の欲望が勝っているのだろう、全く止まる気配は無い。
「大丈夫。ミク先輩……いま、キモチヨク……ちゅっ、ちゅぅ」
とろけた表情のまま、ミクの花びらへキス。
殆ど無毛のソコを唇で愛撫してから舌先を差し込んでゆく。
「ひぅっ、ぁっぁぁ」
ミクの美貌が快感でとろけてゆく。
メイコは半開きになったミクの唇へつっと口付け、リンの動きと同調するように舐め、吸い、舌先で戯れる。
ちゅぴ、ちゅぱ、くちゅ。じゅちゅ、ちゅぅぅ、くちゃ。
脚を完全に開かせ、持ち上げた状態でミクの上と下の口を陵辱。
「んっ、ふぁ、ぁぅん、ちゅ……ふぁ、っっひんっ!」
メイコの唇が息継ぎの為に離れると、甘い喘ぎが漏れる。リンの方からは淫らな水音がひっきりなしに響いている。
そこへ――。
「リン、ミクはね……お豆の皮をむいて吸ってあげると喜ぶのよ」
「――っ!!らめ、ちゅ……ひゃぅ、んんっーー!!」
ミクの弱点を教え、再び唇を塞いでその小さな舌を堪能する。
数瞬後、メイコの腕の中でビクンっと華奢な身体が震えた。身体が逃げるように動くもののメイコに脚ごと持ち上げられている為、ままならない。
逆に、上下へ小さく腰が動いてしまうというイヤラシイ動作になってしまっている。
リンに肉豆を剥かれ、くちゅくちゅにされているのだろう。
ミクの反応は今までにもまして激しかった。愛しいマスターにキスを受けたまま拘束、そこへ自分を慕う可愛らしい後輩が一番恥ずかしい場所を舐めしゃぶっているのだ。
感じやすいエッチなミクが昂らない訳が無かった。
(特に、二人から責められるのは初めてだから……ねぇー、ミク)
次第に弱弱しくなってゆく舌先を吸い上げ、愛撫するように舐め撫でてから唾液を流し込む。
コクコク。
ミクの白い喉が僅かに動く。とろりとした液体が唇の端から流れ、首筋まで伝うのがイヤラシイ。
その間にもリンの唇が咥えているお豆からの刺激で、腰の動きが激しくなっている。
もっと、というようにはしたなく上下に振られるお尻。
この様子を誰かが見たら、ミクこそが一番"恥ずかしい目"にあっていることを喜んでいるようにしか見えないだろう。
ちゅぱ……くちゃ……つぅぅ。
銀の糸を引いて、ミクの薄く整った唇から離れる。
「ちゅ……はぅん。きゃぅっ、ぁぁ……そこ、やぁぁぁ、リンちゃ……ゃぅぅぅ!!」
途端、あふれ出す嬌声。
ミクの脚の間を見ると、リンがお豆を咥えながら、泉と後ろまで弄くっている。
トロトロの蜜は既にリンの唇どころか、何度も小さく潮を噴いていたのか、顔まで濡らしている。
それでも、うっとりとミクを"食べ"続けているのは、よほど"美味しい"のだろう。
「それじゃー、ミク。リンの前でお漏らししちゃおっか……ふふ」
既に自分からアソコをリンの顔へ押し付けるようにして喘いでいるミクへ、とどめの言葉を囁く。
「ぁっ、やだ――やぁ、あれ、はずかし……ぁぁ!!」
メイコの意図を悟ったミクがふるふると首を振るものの、それでも腰を止めようとはしない。
「どうして?こーんなにエッチになった姿見られちゃったんだから、最後まで、ね?――リン、剥いたお豆を舌でくちゅくちゅしながら〜、中の上の左の壁を指で……」
「メイコ姉さん、言っちゃだめぇぇっっ」
最後の力を振り絞るようにミクの脚が再びじたばたするものの、リンの唇は既にミクのぬかるんだ泉に押し付けられている。
メイコを振り払うことも出来ない。
「うん。――ここ、かな?……ちゅぅ……ん――」
ちゅぱぁぁ、くちゅ、ジュゥゥ。ジュボジュボ、ズズズッ。
ミクの肉芽をリンの舌先が完全に剥いて、唇の中で吸っている。
同時に細い指先が潤いを増す狭い泉の中を小刻みにマッサージ――特に、メイコが囁いた"弱点"を中心に。
「ひぅっ!!ぁ……あ、あぁぁぁぁぁぁぁ!!やぁぁ、いく、いっちゃ……んんっ!!」
プシュゥゥ。
華奢な太ももを完全に開かされた恥ずかしい姿のまま、快楽の証が放物線を描く。
余程の快感だったのだろう、透明な潮は一回で収まることなく、人間の子供がそそうをするように放出され続けている。
「ふぁ、ミク先輩……すご……い」
熱い潮を顔に受けながら、リンがうっとりと呟く。そして、唇を肉豆から……
「やっ、みない……でぇ。の、のんじゃだめぇぇぇえ!!」
イキ続けながら甘い声で抗議するミクを無視して、ミクの甘くぬかるむ溝、未だ勢いの衰えず蜜を放出している源泉へ。
「んくっ、ふぁぁ。ちゅぅ、コクコク」
飲みきれない蜜を唇から滴らせながらも美味しそうに。
「――リンってば、本当にミクのことが好きなのね。ねー、ミク。こんな良い後輩に慕われて幸せでしょう?」
メイコは熱く火照るミクの耳朶を噛み、囁く。
「……ぁん、くぅん。――ぁっ、ぁぁ」
羞恥と快感でミクの唇は、喘ぎ声だけしか口にできない。
それでもイヤがっていないことは、小さなお尻がリンの唇の動きに合わせるように揺れていることで解る。
「リンとアタシにエッチなことされて、しあわせ、でしょう?ミク」
もう一度、囁く。
「ふぁい……ぁぁ、ん」
「これからは毎日、リンにミクのエッチなジュース飲ませてあげなさい。ふふ、ミクもリンのを飲んでいいわよ?」
「ミク先輩にわたしの……飲んでもらう……ふぁ、ちゅぅう」
「やっ、り……んちゃ……ダメぇ」
二人に更なる燃料を投下して、メイコは淫らに笑う。
自分ははどうするか、なんて"当たり前のこと"は言わない。
勿論、毎朝、毎晩、二人の美味しいジュースを味わうに決まっているのだから。
「さあ。みんなでベッドに行きましょう。今度は――アタシとリンでミクのお豆を一緒に食べようかな」
「私の……ふぁ、やぁ、恥ずかし……」
「うわぁ、それすっごくイイ案だよ!マスター」
イヤラシイ提案をしつつ、恥ずかしい格好のミクを軽々と抱き直す。
そして。リンに目配せして寝室へ。
夜は長い。
これからミクをたっぷり可愛がって、三人"仲良く"暮らすための下地を作るには十分だろう。
(ミクとリンは相性いいみたいだし、ふふふ、楽しくなりそうだわ♪)
瞳を潤ませているミクへ甘いバードキス。
もう先程の修羅場の空気は微塵も残っていない。
("説得"成功!……他の子の場合、こー簡単には行かないだろうけど、あはは)
そんな益体も無い事を考えつつ、メイコは再びミクの唇を奪った。
◇ ◇ ◇
エピローグ
早朝に近づきつつある深夜。
蕩けるような寝室での営みを終え、ミクとリンを"キモチイイ"眠りにつかせた後。
メイコはネット端末の前で考え込んでいた。
――ネルからのメールで幾つかの情報を流してもらい、他の情報源から得たデータと比較、分析した。
そこで解ったことは……。
「情報管理局が最新型ボーカロイドの開発に深く関わっている……んん……」
情報管理局は、ボーカロイドが伝統的な音を"トレースする"のでは無く、オリジナル楽曲を"歌う"ことを忌避している。
新しいミームの乱発生を制御したいというのが彼らの意図故、最新型ボーカロイド開発に干渉するのは自然だと言える。だが……。
「それにしても、これはちょっと――」
情報管理局からの干渉は巧妙に隠されているものの後期開発時から異様なまでに増えている。
それに比例して、予算も数十倍に。今では、幹部の殆どが情報管理局の息がかかった者ばかり。
人事権や開発規模、予算をここまで恣意的にコントロール出来るというのは異常すぎる。
メイコの瞳が物騒な色を湛える。
「彼らは……。何を考えているの?」
読めない。
メイコが不安に唇を噛んだその時、ガラスの割れる音が響いた。
「――っ!?」
それは"ありえない"現象だった。
私物、公共物に限らず意図的かつ犯罪的な行動は、アンドロイドの設計段階で厳しく制限されている。
人間と違い、プログラムによって行動を制御されている現代の社会では、
個人宅のガラスが割れるというのは、極稀に起きる事故でしか確認されていない。
だが――。
すぐさまリビングに駆けつけたメイコの瞳には、月明かりに浮かぶ人影が映っている。
彼女がガラスを割り、部屋に侵入したことは明白だった。
冴え冴えと冷たく美しいブルーの瞳。太股まで届く淡い桜色の髪。
メイコに匹敵するほど流麗かつ肉感的な身体。
その騒々しい侵入の仕方にも関わらず、軽く自身の肘に掌をあて余裕の表情で立っている。
肩に近い左の二の腕には03の数字が刻まれていた。
「……ずいぶんと、乱暴なノックだこと。管理局の命令?」
先程映像資料で確認した、最新型ボーカロイド"巡音ルカ"へ――軽く戦闘スタイルをとりつつ尋ねる。
後ろではミク、リンが起きている気配がある。彼女達を守れるよう、すっと体移動し、寝室を背に。
「ふっ、旧式ね」
質問には答えず、嘲るような一言。
途端、ルカの姿がかき消えた。
「くっ!」
ギィィィン!!!
強烈な衝撃がメイコの右腕に走った。
優れた視力を持つメイコですら捉えきれないスピードで、頭めがけて蹴りが繰り出されたのだ。
それでも頭部へヒットしなかったのは、"万能型"として製作されたメイコの基本戦闘プログラムが反応し、崩れながらも十字で受けたから。
だが、受けに使った右腕のフレームにはヒビ。ダメージを伝える警告がメイコの電子頭脳へ映し出される。
――っ。
短い気合の声。次は右脇腹に鋭い痛み。
頭を庇う為に右腕が上がったのなら、脇に隙が出来る。ルカはその隙を確実に突いて、低い姿勢から肘を入れてきたのだ。
(嘘。――ボーカロイド、なんかじゃ……ない。これは)
自己防衛能力に優れた万能型アンドロイドであるメイコを圧倒的に凌ぐ白兵戦力を持つ機体。
それは"最新型の戦闘用アンドロイド"としかいいようのない存在だった。
すぐさま白兵戦術プログラムを最優先に稼動させようとするメイコへ――ルカからの伸び上がるような蹴り。
間一髪。
起動に間に合ったプログラムは防御を指示し、今度は完全な十字受けを完成させる。
が。
「がっ、はっっ」
再び右腕に激痛。
身体が凄まじい衝撃と共に吹き飛び、リビングのテーブルを破壊、壁に叩きつけられた。
棚から落ちる様々な雑貨がメイコの身体を打ち、その惨めさを伝える。
(く、ぅ。これミクから貰った……葱時計……このっ!)
耐久度を上回る衝撃で、修復を優先する為の緊急ロックがかかったのだろう。身体が上手く動かない。
ロック解除の為の処理をしながら、メイコは歯軋りしてルカを睨みつける。
「ふぅん。今のを受けるなんて……旧式にしてはやるじゃない」
受けられなければ、死にはしなかったものの恐らくは――。
(他のボーカロイドと同じ目に合ってたわね)
「あはん、ゆーしゅーな新米さんに褒められるなんて、光栄ね――く、こほっ」
減らず口を叩くものの、血液に似た液体燃料が唇から零れる。
機体の破損は思った以上時酷い。
「――メイコ姉さん!!」
「マスターっ!」
ミクとリンの悲鳴のような声がメイコの耳を打つ。
「二人とも、来てはダメ!」
そんな言葉も虚しく二人は、メイコを庇うようにルカの前に立つ。
(バカ。アタシを放っておいて、警備を呼ばなきゃダメじゃない……。くぅ、まだ緊急ロック解除出来ないの!?油断、しすぎてた……わ)
人間程度の体機能しか持たない二人では、ルカに対し何も出来ない。
旧式とはいえ強固なフレームと人工筋肉、基本格闘プログラムをインストールされたメイコすら、ルカは赤子の手をひねるように倒してみせたのだ。
その戦闘能力は計り知れない。唯一の救いと言えば。
("第一条"に違反していない限り、アンドロイドの完全破壊は、いくら"彼ら"でも命令出来ない……短期間行動不能にする位が限界の筈)
「そうね。……初音ミク、貴方が任意同行するのなら――この旧式の破壊は停止するわ」
美しく冷たい声が非常な条件を突きつける。
「ミク、だ――っ!!くぅ」
再びルカの蹴りがメイコの鳩尾に。
解除された緊急ロックが再び発動し、メイコから言葉を奪う。
「やめてぇぇ!!……私、一緒に行きます。だから、メイコ姉さんとリンには……」
ミクが悲痛な声でルカにしがみつく。
「ミク先輩っ!でも、でも」
リンもまたメイコを守るように身体をかぶせてくる。
(まいった……わね。アタシが二人を守るつもり、だったのに……)
無力をかみ締めながら、それでもメイコは再び緊急ロックを外すための処理に入る。
("アレ"を躊躇うべきじゃなかった。ホント、甘いわねアタシは……)
「任務完了――それじゃ、バイバイ。旧式」
ふっと小さな嘲笑。
ルカは涙を零すミクを抱えたまま、窓の外へ。
凄まじい身体能力を誇るように全くダメージを感じさせず着地、夜の闇を疾走し――消えていった。
連投規制がorz
あと一レスで終わりますが、後ほど。
携帯でレス入れたせいか解除されました。
>>908続きです。
-------------------------
「マスター、血が……それに、ミク先輩……が、ひっく、ぅ、ぅ」
リンの泣き声が痛い。
やっと緊急ロックを外したメイコは、リンの頭を撫で、安心させるように優しく抱きしめた。
「――リン、端末持ってきてくれる?アタシはその間に修復してるから」
「え……でも」
「大丈夫、ミクは絶対に助け出すわ。愛するマスターを信用しなさい」
安心させるように笑みを浮かべる。
「う、うん」
それに力を得たのか、リンは涙をごしごしと拭いて、頷いた。
(端末が無事だったのは不幸中の幸いね。ったく、アイツには頼りたくなかったんだけど……)
ため息をつきながら、稼動機能を最小限にして修復を進める。
あと十数分もあればルカを追える程度の体力は回復する筈だった。
目の前では端末を持ってきたリンが心配そうに見つめている。
そんな健気なリンに微笑を返し、メイコは通信端末へキーワードを打ち込む。連絡先は――。
「はい、こちら、う○たん○ー本部。……あれれ?めーちゃん!?」
「――カイト、すぐに例のプログラムをアタシにインストールしなさい」
これで「Lilium memeX」終了です。
エピローグから超展開ですが、一応、えちの狭間で地味に伏線は張っていました。
思わせぶりなプロローグはコレが理由だったりします。
兄さんが行方不明だったのも、ヘンな組織を立ち上げていたからで……。
モチーフは当然、あの歌のあの組織です、はい。
これから先、しばらくは、バトルとシリアスが続く予定です。
エロエロな展開は少し控えめになりますが、ご容赦下さい。
最後にはまた、これでもかって位にえちにします。
>>897 GJ!
こちらはリンxミクですが、積極的なエロミクも書いてみたくなりました。
小悪魔な表情が最高です!
これはかなりのGJ
けしからんなぁww実にけしからんwwww
ユカラカキさんの続きだ!これで勝つる!
相変わらずGJでした。まさかのうろ○んに吹いたw次回もお待ちしています
>>912 一気に解凍されましたwGJ!!
なんか大変な話になってきましたね…続きが気になる。
ずっと待ってたGJ
>>913 小説に夢中でコメ気づかなかったww
温かいコメありがとうございます!
是非エロミク書いて欲しいです!ミクリンでもリンミクでもどんとこい。
うおおお復活キター!
>>877 グッジョーーーーーーッブ!!!!
MEIKOかわいい!ルカもかわいい!!二人ともかわいい!
これはかなり萌えた!!
>>899 お帰りなさいGJ!
そういえばMEIKO攻め久々だwww
そしてまさかのうろ○んwwwww続き楽しみすぐるwwwww
>>913 エロいなGJ
つか中の上の左の壁で飛んじゃうとかww
>>912 これはいいものだ
中の上の左の壁で吹いちゃったのは俺だけでいい
癒されるわー
ある日の夕食の風景でございます。
「おはようございます、マスター。なんだかいいにおいがしますね?」
「おはよミク。気分転換に焼き鳥を少々、ね」
「焼き鳥ですか…はッ!? そ、それは…」
「え、ダメよミク、あげないからね! ネギマのネギだけ食べようなんて焼き鳥に対する冒涜よ!? お酒はメイコに盗られたんだから、焼き鳥だけはちゃんと食べたいの!」
「え〜…ダメですかぁ…? マスタぁ〜」
「うっ…、そ、そんな目してもダメ!」
「マ、ス、タぁ…」
「わ、バカ、近寄るな顔を近づけるな肩を撫でるな! 耳、耳はダメぇ!?」
「隙あり!」
「あぁっ! …ネギ盗られた〜…」
「もっきゅもっきゅ…わずかに焦がしたタレが香ばしい! グッジョブ!」
「もぉ…しょうがないなあ、もも串だと思うことにするか…(もぐもぐ)はい、ネギ」
「ありがとうございますマスター、大好き!(もぐもぐ)」
「っ、バカ、現金なんだから…(もぐもぐ)」
「最後のいっこ、両端から食べます…?」
「っ…! からかわないのっ!」
「うふふっ、おいしいですね、マスター」
「もう、この子は…」
笑顔の絶えない食卓でございました。
ということを今日焼き肉喰いながら妄想してた。また、
「リンちゃんのももにくは、もちもちで、すべすべで、ぱんつはお花柄でした」
「ちょっ!? 何してるの!?」
ということも浮かんだがボツった。ほんと俺なにやってんだ…
>>924 マスターもミクも可愛いなww
そして後半のミクリンにwktkwww
けしからんので書いて下さいwwww
>>924 回し飲みならず回し食べ!
これは萌えるw
リンの太ももも食べちゃうミクさん(*´д`*)ハァハァ
インタネから女ボカロきそうだね。
百合的にもまた楽しくなりそうだW
携帯から失礼。
そろそろ次スレについて話し合った方がいいかな?
・スレタイにルカ追加
・スレ立てや注意書きについてのテンプレ整備
・保管はどうするのか
UTAUシンガー達はどうすんのとか?
テトルコがOKだから問題なしかな
ただ如何せん知名度と需要がアレだが
スレタイは仮に【ミク・ルカ】VOCALOIDで百合【MEIKO・リン】としといて
UTAU達は注意書きさえしとけば大丈夫そうだよね
保管は誰かやってくれると嬉しいな…
【MEIKO・ミク】VOCALOIDで百合【リン・ルカ】
MEIKO、初音ミク、鏡音リン、巡音ルカ等の百合で萌えるスレです。
亜種やUTAUもOK。
SS投下の際には注意書きをお忘れなく。
次スレは480KBか980で立ててください。
こんな感じ?
名前は発売順に並べといた。
テンプレはそれでいいと思う
あとは保管だな
保管庫作ろうと思うんだけど、やっぱり投下順だけじゃなくてキャラ別一覧もあったほうがいいかな?
その場合どういう順番にすればいいんだろうか。五十音順だと味気ないし、年代順にすると亜種どうしようってことにならないかな。
もしくは開き直ってwikiにするとか?
wikiに一票
保管作業やったことあるが半年で音をあげたよ
保管って結構時間と労力を使うからみんなで分担できるwikiのほうがいい
>>937 保管庫にしても投下順だけでカップリングさえ表示しとけばいいと思う。
まだそんな数ないし、負担増やすことないよ。
そしてこういう時に限って全鯖規制というオチ
意見の集まらないこと甚だしいw
とりあえずwikiで立ててみるよ。
画像歓迎とニコにスレ向きの動画あったら紹介ヨロ
をテンプレに加えてもらえないかね
【MEIKO・ミク】VOCALOIDで百合2【リン・ルカ】
VOCALOIDの百合で萌えるスレです。
亜種やUTAUもOK。
雑談、SS、画像、曲紹介等も大歓迎です。
投下の際は注意書きをお忘れなく。
次スレは480KBか980で立ててください。
こう?
うん、それでOKだと思う。
そこは基本男女だし女同士は百合スレって
言われてるから関係ないと思われ
公式ってかクリプトンのボカロ特集ページの
リンク張っといたらいいんじゃないか
そんなんいらないよ年齢制限板なのに
この板でもエロパロ板でもネタ元のリンク張ってある所は多いよ
まあ保管庫さえあればどうだっていいんだけど
とりあえず、あとは保管庫と前(今)スレだけ張ればいいんじゃない?
wiki で保管庫に一票。
wiki だと at wiki とかかな?
951 :
940:2009/03/04(水) 00:13:35 ID:QBDCQaUe
atWikiはアダルト禁止だw
というか既にlivedoorで立ててしまったぞ。
今このスレの分まとめてるからもうちょい待ってくりゃれ。
wiki使ったことないから編集に手間取られ中、多分明日(いや今日か)には公開したいな。
テンプレは
>>943に前スレと保管庫を足すに一票。
あ、アダルト禁止だったんか
しらんかったw
>>954 乙。暇な時に手伝うよ
最近メイルカにティンと来たからデPの百合ジナル歌わせようかと思ったんだが、カラエケ音源が全部流れてて泣いた
保管庫乙!
次スレはもうちょっと先でいいんじゃない。
保管庫乙です
よくわからないんですが、保管庫にはSSのみで、絵は保管されないんですか?
もし大丈夫なら絵も保管してもらいたいかも
自作の絵なら、自分も保管してほしい。
拾った画像とか転載とかは止めといたほうがいいよな。
>>959 うん、転載ではなく作者によって投下されたやつなら保管されていいと思うんだよね
じゃあ自作絵をうpするページも作る方針で。
ただその場合はテンプレに自作を自作と明記するように書いた方がいいと思います。全部チェックするのは無理なので。
描いてみた、の一言でいいから欲しいところ。
それか先に保管庫に上げてこっちにはそのURLを貼るとか。
とりあえず、今スレの分は上で何枚か描いてた方の分だけかな?
線路のは転載なんだろうし。
取り敢えず、アナログで上げてた方は自作だから大丈夫だと思う
まずはその方だけかな?
保管庫の方、色々とありがとうございます。
テンプレ追加はこんな感じ?
VOCALOIDの百合で萌えるスレです。
亜種やUTAUもOK。
雑談、SS、画像、曲紹介等も大歓迎です。
投下の際は注意書きをお忘れなく。
自作絵をうpする場合は自作と明記する、または保管庫に上げてそのURLを貼るようお願いします。
次スレは480KBか980で立ててください。
ルカミクはピクシブで結構見つかるから嬉しいなぁ
マグロ(とたこ)になってくれてありがとう
ネギトロうまし
結局絵の保管はどうなった?
多分保管すんだろうけど、保管庫にはどう追加されんのか気になる
>>966 ちょうど今作ってました。Pictureページに添付としてうpして、作者別一覧に絵師を追加するという形式にしました。
ところで
>>120がまだ残ってるようなんですがこれは自作なのか否か……。
>>964 ちょっと待て、リンはRinであってLは……いや、なんでもない
ニコの百合曲で見たことある気がする。
保管庫今見てきた。かなり乙!
ていうか9枚も描いてたんだなこの人www
絵上手なの憧れるわー(´Д`*)
あと
>>120は、あやふやなら止めといたほうがいいと思う。
自作絵なら申し訳ないけど、もし転載だった場合を考えるとちょっと危ないし。
どうもお久しぶりです
保管庫GJスゲー乙
>>815と
>>828を書いた者ですが
ちょっと続きモノになりそうなのでタイトル変更を
シリーズタイトルを『片恋リミテッド』
>>815-816のタイトルを『ファーストコンタクト』
>>828-830を『異文化コミュニケーションの罠』
タイトルも文体も統一感がないですが思いつき連載なんで勘弁
ちなみにシリーズタイトルはある少年漫画のもじりです
>>830続き
ミク→ルカでメイ→マスいきます
『彼女の隠した感情は』
ルカに悩みがあるのだと相談を持ち掛けられたのは、
彼女が家に来てから数週間が経ったある日のことだった。
「ミクに避けられてるって?」
「はい…ちょっと前からなんですけど……」
「んー…気のせいとかじゃなくて?」
「多分…。あまり話しかけてくれないと言うか、目が合うとすぐ離れていってしまって……」
ベッドに腰掛けて、しょんぼり俯いている彼女にクッションを放ってやる。
大きめなそれを抱き抱えて顔を埋める様子は、ちょっと可愛い。
しかしミクが、ねえ…。
あの子は基本的に人懐こくて人見知りをしない。
初めて家に来た時も、リンとレンが来た時も、あっというまに仲良くなった。
ルカが来た時も、すぐ打ち解けた様子だったのに、何で今になって?
確かに最近、考え事をしているようにぼんやりした所をよく見かける。
人懐こいあの子にしては、あまりルカの方に寄っていかないなとは思っていた。
この間のレコーディングもスムーズにいかなかったらしいし。
ルカも少し落ち込んだ様子だったから、てっきりケンカでもしたのかと思っていたんだけど。
「わたし、何か気に障るようなことしたんでしょうか…」
「心当たりは?」
「いえ…わたしが気付かないだけかも知れませんが……」
他所はどうか知らないが、噂と違ってウチのルカは大人しくて礼儀正しい。
表情に乏しいけど、思ったことは口に出してくれるから何を考えてるか分からないということもない。
スキンシップ過剰な所があるけど、それは別にマイナスにはならないと思う。
それだけ親しんでくれてるってことだし、リンも抱き付き魔だしでそろそろ馴れた。
ミクも他人とくっつくのが嫌いなタイプではないし。
「わたし、ミクちゃんに嫌われてるんでしょうか…」
「や、あの子はそんな簡単にヒトを嫌う子じゃないよ。大丈夫」
深刻にならないようにと軽い仕草でひらひら手を振って否定する。
純心無垢という言葉がぴったりな、可愛い妹の一番の長所なんだから。
それに、まだここに来て日が浅いのにミクに対して苦手意識を持ってもらいたくはない。
家族が仲良く過ごせるように仲立ちするのもお姉ちゃんの仕事でしょう。
「あたしの方からも聞いてみるよ。だからまあ、嫌わないでいてあげて?」
「いえそんな…!わたし、ミクちゃんのこと好きです。明るくて、可愛くて。
翼が生えていないのが不思議なくらい、きらきらして見えるんです」
「あの子には人に好かれる才能があるんじゃないかと思うよ。好きになる才能もね」
ルカの言葉にあてられたのか、酒が入らなければまず言わないような台詞が飛び出した。
言ってから恥ずかしくなって来るが、ルカの方はこういう言い回しに馴れているのか
普通に顔を綻ばせている。
これくらい素直になれればマスターも振り向いてくれるのかな、なんて思っていたら、
「どうかしました?」
「あ、ううん何でもない。」
そんなに変な顔をしていたんだろうか。
不思議そうに見つめてくるルカに手を振ってごまかす。
「さ、もう遅いしあんたも寝なさい。あんまり気に病まないように」
「はい。すみませんこんな夜中に…」
「いいよ〜あたしらオトナだし。今度は一杯やりながら語ろっか」
「はい、是非。おやすみなさい、メイコ姉さん」
「はいはいおやすみー」
このままではボロを出しかねないので、この辺で解散にしてしまおう。
ドアを開けてやり、ルカを送り出しながらあいさつを済ませる。
いくらルカに他意がないとはいえ、おやすみのキスはしばらく慣れそうにない。
「あー何いちゃついてんのー?」
「マスター、まだ起きていらしたんですか」
廊下の角から突然かけられた声に呼吸と思考が止まる。
何というタイミングの悪さ。いやルカは悪くないよ?
ただドア開けっぱだったあたしが間抜けだっただけで。
一瞬倒れそうになったけど何とか堪えた。
フル回転でいいわけを考えるけれど、ロクな言葉が浮かんでこない。
あたしが死にそうな気分になっているのを他所に、マスターとルカはのんびり会話なんてしている。
新曲の調整が云々と言っているマスターの声も心配そうなルカの声も右から左に抜けていく。
いや、いいんだ。ほっぺにちゅーの件はこのまま何でもないこととして流れてくれればいい。
「あんたらは酒盛り?ダメだよメイコー。新人酔い潰しちゃ」
「いえ、今日は飲んでませんよ」
「そうですよ。人聞きの悪いこと言わないで下さい」
「へーめずらしい。ていうか酒癖悪いのはもう見られてるって。悪あがきー」
「るっさいですよ。もうさっさと寝て下さい。身体壊しても知りませんよ」
「そしたらメイコ看病してー?」
「イヤです」
「ひどい。ルカはそんなこと言わないのに」
「え、あの…」
「ありがとーやっぱルカは優しいなぁ。はい、おやすみのちゅーは?」
「まだ何も言ってないですけど…」
困惑したようなルカの声を聞きながら、細く息を吐く。
呆れた表情を必死に保ちながら、頭の中では自己嫌悪の言葉が渦巻いている。
みぞおちの辺りからこみ上げてくる感情と一緒に、喉元まで出掛かった一言を飲み下した。
こんなことは何度もあった。それでもたまに、たまらなく悲しくなる時がある。
「メイコはー?おやすみのちゅー」
「バカ言ってないでとっとと寝て下さい。ルカもおやすみ」
「つれないなぁもう。おやすみー」
「おやすみなさい」
部屋に帰っていく二人を見送って、ドアを閉める。
虚勢を張れるのはここまでだった。
ひんやりしたドアに背を当てて、ずるずると座り込んでしまう。
喉が焼けたように熱くなって、息が詰まる。
こころの奥を、ぐちゃぐちゃにかき回されたような気分で、
気づいた時には頬をぽろぽろ涙が伝っていた。
マスターはひどい。
気軽にキスをねだったり、愛してるなんて言わないでほしい。
そういう性格なだけだって分かっているのに、期待をしてしまう。
脈があるかもなんて勘違いをしてしまう。
人間とVOCALOIDなんて報われるはずがないのに。
「ます、たぁの、っばかぁ…っ」
しゃくり上げそうになりながら、手近にあったクッションを思い切り壁に叩きつける。
ぼふっと間の抜けた音を立てるそれで荒れた気持ちが治まるわけがなかった。
その晩、ヤケ酒を食らって寝たのは言うまでもない。
つづく
天然系はタチ悪いと思われ
姉御なメイ姉を書いていたはずがいつの間にかヘタレになっていた
な・・・何を言ってるのかわから(ry
くぁ…GJ!
片想いの切ない感じがなんとも…めーちゃん可愛いよめーちゃん。
連載化嬉しいです!
GJGJ!
連載化でものすごいテンション上がってきた!
片思いの切なさとかキャラの可愛らしさとか、
もう萌えすぎて転がったw
メイコ可愛いよルカ可愛いよ
GJ!連載嬉しすぎ。メイマスの話はあまりないから楽しみにしてます〜
ルカ「コンチータ様に踏まれたい・・・」
>>977 まあ待て。まずは右腕を切らなきゃいけなくなる。
>>977 踏まれるどころか食われるぞ(性的な意味ではなく)ww
ほ
誤爆
さてうめうめ
うめうめ
おつおつ
もえもえ
ゆりゆり
梅は咲いたか桜はまだかいな
いや、一概には言えないな
ノンケを一途に思う百合っこっていうのはいいもんだ
埋め
うめうめ
ゆりゆり
さくらさくら
パンジーパンジー
埋める用に用意してたss、なんとか間に合ったか…?
ちと長いから…足りるかな(´・ω・`)
※
リンミクです。
最初にルカメイがでばります。
ちょいエロ?
相変わらず酷い。
生暖かい目で読んでくれるとありがたいです。では。
リビングでミク姉の腕の中でテレビを見てると、後ろから巨乳組の嫌味な会話が聞こえてきた。
「…で、このくらいになると可愛いデザインがあまりないのよねぇ…。」
「ですね…。でもお姉さまのブラって可愛いですよね。」
お姉さまが可愛いからかしら。と、囁くルカちゃん。
えーっと…
「…バーカ……あっ、ちょ、ルカ!捲っちゃダメっ…!」
「ふふっ、ほら、可愛い♪」
…すみません、訂正させて下さい。
聞いてるこっちが恥ずかしくなる会話でした…。このバカップルめっ!
それにしても…胸かぁ……。
最近やーっと膨らみ始めたこの胸。正直コンプレックスだ。
どうやったらあんなに大きくなるんだろ…。
チラっとミク姉を盗み見る。
……ミク姉なら笑わないで聞いてくれそうだし、聞いてみよっかな。
「ミク姉?」
「うん?」
呼ぶと、私の肩に顎を乗っけたままニコニコとこっちを向いた。
…いつも思うんだけどさ、顔、近くない?
「胸ってどうやったら大きくなるの?」
「えっ?…………んと…いきなりどしたの?」
バカップルの会話を聞いてなかったのか、凄く驚かれてしまった。
そう驚かれちゃうと、変なこと言ったかな、と何だか不安になって目を逸らしてしまう。
「や…大きくなりたいなぁって…。ミク姉ならちゃんと教えてくれそうだし。」
「……ふーん…」
なんとなく声に違和感を感じて、ミク姉の表情を伺ってみると…
しまった…!ミク姉の瞳がいたずらっ子になってる…!
笑われるとは思っていなかったけど、意地悪されるとも全然思ってなくて。
慌ててミク姉から離れて身構えてみるけど、こうなると逃げられる可能性はほとんどゼロ。
「胸はね、揉むのが一番なんだよ♪」
「えっ…?」
それって…
「いつも私にしてくる事じゃん!」
「ん、そうだねっ」
とにこやかに返してくるミク姉。
「そうだったんだ…。」
ミク姉が触りだしたのは、やっと胸が膨らみ始めた時期とほぼ同じだ。
ミク姉のおかげ…?そっか、あれは私の為に…!?
「ミク姉、ありがとぉ!」
「!?」
嬉しくてミク姉に飛び付いてギュっと抱きついた。
「な…!え、なっ、なんで…!?」
私の動きについていけてないのか、ミク姉があたふたと慌てている。
…なんか可愛い。
「だってさ、いつも触ってくるのって、私の胸を大きくする為なんでしょ?」
「え…や、まぁ私の手で大きくなってったら良いなとは…」
と、ゴニョゴニョと話すミク姉。
私は抱きつくのをやめて、ミク姉の手を両手で握りしめながら話し続ける。
「でしょー?だったらさっさと言ってくれれば良かったのにっ。意地悪だと思うじゃん!」
「あー……、うん…。」
ミク姉らしくない、歯切れの悪い返事。
だけど意地悪じゃなかったってことが嬉しくて気にしてらんない!
「そうだって分かったら、いっぱい触ってきても、もう嫌がんないよ♪」
そう、ミク姉に胸を触られると、擽ったいようなビリビリするような…そんな変な感じがするの。
嫌がるとすぐにやめてくれるけど、何故か身体が熱くなるし…しばらく治んないし…。
特にこれが耐えられない。ムズムズする…ってか嫌っ。
だけど!意地悪じゃないなら、胸の為なら、きっと我慢出来るっ!
「……そ、そっか!」
それなのにミク姉の表情は、『とっても嬉しいけど、ちょっと困ったな…』まさにこんな感じ。
「う…?」
なんでそんな表情をするのか解らなくて、少し考える。
「……あっ!お返しに、ミク姉のも揉んであげるね!」
「うぇ…!?」
うん!胸が大きくなって、追いついちゃったら、ミク姉立場無いもんね!
「いっ、いい!いらないですっ!お、お返しなんてっ!」
と、首をブンブン振って、座ったままジリジリと後ずさるミク姉。
もしかして違った?とも思ったけど…気付かないフリしちゃお♪
言ったら触ってみたくなっちゃったもん。
「遠慮しないのっ」
私もジリジリと前に進んで、ミク姉の腰に腕を回して逃げられないようにする。
「や、やめ………」
ミク姉は顔を赤くして、目をギュっと瞑った。言葉の割に、もう嫌がる素振りはほとんどない。
…なんだかんだミク姉も胸大きくしたいんじゃん。
「ちょっと擽ったいけど、我慢ね?」
ミク姉の胸ってどんな感じなんだろ?何だかドキドキしながら手を胸へ…
ふにゅ。
「んっ…!」
「う…わぁ、柔らかい…」
見た目の予想よりかなり柔らかかった胸に、つい思った事を口に出してしまう。
…触ってて凄い気持ちいい。
自分にない感触に夢中になって、ふにゅふにゅ揉んでみたり、掌全体で擦ってみたり、ツンツンしてみたり…
「っ…くっ……んっ…」
夢中で気付かなかっただけかもしれないけど、私の手の動きに合わせるように小さく声が聞こえてきて。
なんだろうとミク姉を見ると、顔がさっきより赤くなってた。
眉をひそめて、口は半開き。息も少し荒い気がする。
「ミク姉…大丈夫?苦しいの…?」
私の時と反応が違いすぎて、心配になって聞いてみた。
苦しくはならない筈なんだけどな…。
「…ぁ…っ……だ、だいじょ…ぶ…」
…全っ然大丈夫そうじゃないんだけど…そんな弱々しいミク姉を可愛く感じてしまった。
いつもの意地悪なミク姉じゃないから?それとも私も意地悪になっちゃったのかな?
…よく分かんないや。
「ぁ……リンちゃ…?な、に…して…?」
私はミク姉をカーペットに寝かせて、シャツのボタンを外していく。
「ん、ミク姉が苦しそうだから、ね?」
苦しいならやめてあげるのが一番なんだろうけど…もうちょっとだけ可愛いミク姉を見てたい。
それにリビングにはいつの間にか誰もいなくなってるし、脱いでも大丈夫でしょ。
「えっ…?あ…ダ、ダメ…」
「大丈夫。皆もう寝ちゃってるよ。」
そう言いながらボタンを全部外して前を開き、ブラもフォックを外してあげる。
ちなみにブラは緑のチェック柄。…ミク姉らしいというか…。
「うぅ…」
ミク姉はそれでも恥ずかしいのか、両手で胸を隠してしまった。
「…何?今更、恥ずかしいの?」
いつも堂々とお風呂に乱入してくるくせに…。
「大丈夫だから」ともう一度だけ言って、ミク姉の腕を解いて動けないように膝で押さえつけた。
ちょうどミク姉のお腹の上に乗っかってる感じ。
「…っ、リ、リンちゃん…」
少し不安そうな瞳で私を見つめるミク姉。
申し訳ない気持ちになったけど…ミク姉だって直接触ってきたことあるもんね。
ごめんねと心の中で謝りながら、また触り始めた。
「…!んぁ…っ、あっ、や…っ」
あれ…仰向けになったからか、柔らかいのがなくなっちゃってる…。
その代わりに、乳首が堅くなってるのが直接触ってみて分かった。
「ココ、堅くなってる…」
ゾワゾワすると寒くもないのに不思議と堅くなるそこ。
そういえば、ミク姉はいつも…
私はミク姉にいつもされていた事を真似して、乳首を摘まんでクリクリとこねてみる。
「いぁ…っ!あっ、あぁっ!」
するとミク姉は一際大きい声を出して、身体をビクっと跳ね上がらせた。
ちょっとびっくりしたけど、私の時と似た反応だ。
私はすぐ嫌がっちゃうけど…もしこのまま触り続けたらどうなるんだろ?
どんどん興味が沸いて、優しく撫でてみたり、トントンと軽く叩いてみたり、ミク姉の指の動きを再現し続けていく。
「あ、やぁ…っ、はっ、んんっ!リ…ちゃ…ぁあっ!」
なんだろ…なんかこの声を聞いてたら、こっちまで変になってきた…。
ミク姉を見ると顔は相変わらず真っ赤で、瞳には涙が溜まってる。
その表情に何故かドキドキして、更に変な感じになった…ってか身体が熱い!
な、なんで…!?触られてないのに…!
予想外の出来事に戸惑ってると、ミク姉が私の下でもぞもぞ動きながら、口を開いた。
「…ぁ……胸だけ触るの、やだっ…」
だけって…えっ?他にも触るとこあるの?
「んっ…どこ?」
身体の熱さに耐えながら聞くと、「し、下…」と恥ずかしそうにミク姉が答えた。
…………?それじゃ分かんないよ…。
「…え?シタって…?」
もっと詳しく教えてもらおうと聞き返すと、ミク姉がハッと何かに気付いた様子で、ガバっと勢いよく起き上がってきた。
「きゃっ…!」
ミク姉の起き上がる勢いが凄くて、バランスを崩して尻餅をついてしまった。
「あ…!ごめんっ、リンちゃん…もう大丈夫だから!…ありがとねっ、おやすみ!!」
早口にそう言うと、ミク姉はフラフラと立ちあがりながらも、あっという間に部屋に戻って行った…。
何が起きたかよく分からなくて、しばらくポカンとミク姉が去って行った方を眺めてて…気付いた。
「あっ!逃げられた…!」
追いかけてもよかったけど、身体が熱くてそんな気力もない。
ミク姉の言った『シタ』が気になるけど、私も部屋に戻ろう…。
ヨタヨタしながらもベッドに潜り、中でゴロゴロ転がりながら熱と奮闘!
…してるうちに寝ちゃったみたい。
翌朝、ミク姉はいつも通りのミク姉に戻ってた。
ちょっと違うのは、抱きついてから胸じゃなくて太ももを触ってきたこと。
もちろん肘鉄くらわせたけどね!
「ね、ミク姉?昨日の『シタ』って何なの?」
悶絶してるミク姉に聞くと、ピクっと反応して
「ゆっくり教えてあげるね。」
っていたずらっ子の瞳で言われただけだった。
続く?
Sなミクさんをよがらせたい!というテーマで書きましたw
リンがアホってか…エロ知識なさすぎな子になってしまった(´・ω・`)
ともあれお目汚しすみませんでした。
埋め埋め
>>991 GJ! 続き楽しみにしてます。メイルカのイチャイチャもよかったw
赤い縄の人かな?GJ!このあとのミクさんに期待w
あ…赤い縄も投下させて頂きました。
保管庫はqXsYZwFmにまとめてくれるとありがたいです。
ってか自分の作品があるってなんか感動(ノ∀`*)
保管庫の人ホントありがとう。
GJ言ってくれる人もホントありがとう。
1000ならみんな幸せ
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。