魔法少女リリカルなのはで百合萌え(燃え) 嫁8人目

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無しさん@秘密の花園
3rdシリーズも終焉を迎えた熱血魔法バトルアクションアニメ、
魔法少女リリカルなのはの百合スレです。
さあ気合入れて妄想していこう!


◆前スレ
魔法少女リリカルなのはで百合萌え(燃え?)7カプ目
ttp://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1193195172/

◆過去ログ
リリカルなのはで百合萌え(燃え?)
ttp://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1128305270/
魔法少女リリリカルなのはで百合萌え(燃え?)II
ttp://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1178375881/
魔法少女リリカルなのはで百合萌え(燃え?) 3rd Form
ttp://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1185552969/
魔法少女リリカルなのはで百合萌え(燃え?) 4期希望
ttp://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1188473317/
魔法少女リリカルなのはで百合萌え(燃え?)5夫婦目
ttp://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1190583469/
魔法少女リリカルなのはで百合萌え(燃え?)娘は6歳
ttp://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1191855769/

◆公式サイト
ttp://www.nanoha.com/
◆NanohaWiki
ttp://nanoha.julynet.jp/
◆魔法少女リリカルなのは百合スレまとめwiki
ttp://wiki.livedoor.jp/nanohayuri/
2名無しさん@秘密の花園:2007/11/10(土) 00:15:09 ID:xXrlUGHH
なのは×フェイト
なのは×ヴィヴィオ
なのは×ヴィータ
なのは×はやて
なのは×アリサ
なのは×リインフォース II
なのは×ティアナ
なのは×スバル
なのは×キャロ
なのは×レイジングハート
フェイト×ヴィヴィオ
フェイト×シグナム
フェイト×ギンガ
フェイト×アルフ
フェイト×ティアナ
アリサ×すずか
はやて×ヴィータ
はやて×シグナム
はやて×シャマル
はやて×リィンフォース
はやて×リィンフォースU
はやて×すずか
はやて×シャーリー
はやて×カリム
ヴィータ×リィンフォースII
シグナム×シャッハ
シャマル×シグナム
スバル×ティアナ
スバル×ギンガ
キャロ×ルーテシア
リンディ×フェイト
リニス×フェイト
3名無しさん@秘密の花園:2007/11/10(土) 00:17:48 ID:xXrlUGHH
トーレ×セッテ
クアットロ×ディエチ
チンク×ノーヴェ
セイン×ウェンディ
オットー×ディード

>>2-3は本編より考えられるカップリング
4名無しさん@秘密の花園:2007/11/10(土) 00:18:30 ID:xXrlUGHH
以上テンプレでした。
5名無しさん@秘密の花園:2007/11/10(土) 00:18:34 ID:51iTr8re
>>1
6名無しさん@秘密の花園:2007/11/10(土) 00:19:40 ID:GZS8LsOA
1乙〜
しかしここ最近の加速っぷりは凄まじいな
7名無しさん@秘密の花園:2007/11/10(土) 00:22:06 ID:bmau0WHa
スレ立て乙です!

カップリングは
シグナム×アギト
ルーテシア×アギト
ドゥーエ×クアットロ
あたりも本編から考えられると思うよー
8名無しさん@秘密の花園:2007/11/10(土) 00:24:52 ID:MODGRS2Q
なのはやがあるならフェイはやがないのはなんでなんだぜ?

ドライブシチェとか身長差ネタとか色々考えられるはずだ!
9名無しさん@秘密の花園:2007/11/10(土) 00:25:54 ID:TsE0qCWG
>>1
   lヽ  ,、,、./    ,-、),-、   , '´ ⌒、ヽ
   <)' ~´ハバ    Y ;' A`) .  l(((!((("メi .    /゙Y /^ヘヘYヘ
   | イノリノハ)) : : : :`ヽ/´ ̄ ̄ 从^ヮ^ メij .刀.、/,ィjミノレハ从リヾ   .,'`》'´⌒`彡
  ノ.人l|゚ -゚ノl| .  : : : : : : : : : : : : : : :、:\/: : : く+ハ(!`Д´ノハ+>/ ,ィ∝ノノ)))))
     /:/.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ:ヘ\: : : : : : : ∪: :∪ : : : : ( ( ゝ(l!゚ -゚ノ|l
    l://.:.:/.:./ .:./ .:l.:.:,'.:.:{:.:.:.:.l.:.:ヽ.:.:.Vl:/ , ミ ´.⌒.^ 、: : : : : : ,(_: :_:<(^!!つつ
      /.:.:/.:. l:.:.:.!>ト/{.:.ハ.:.:斗<:l:.:.:.l.:l. ⌒(((从从〉*⌒`7>f^⌒ヾY⌒>
.      l.:.:/.:.:.:.|:l.: レ仟圷ヽl ヽfチ圷 |.:.:l:|    |l゚ヮ ゚ノ|l ! xくけ从ハル=ト<
.      |:/!.:.:.: 从.:.{. V;;リ    V;;リ 'j.:.,' |    ⊂!卯(⊃t/: : : :.リ、∀`*リハヽ
....    j:ハ.:.:..・ト :.ゝ   '    /.:/レ| _ . 〈_|_ヽ.> /: : : : セ二/  ,-' ̄ ̄ ヽ
         '´.r===ミ彡  V 7   彡'.:.∠ =。= ヘ. し'ノ /: : : : /      ( ((ハル ヽ/ ̄ ̄⌒ヽ
       ノ !リノノ))))|ヽ.   ´ , イ! .:./i !!ノリノ))》.  ,': : : : /.       `ゝ^o ^ノ√i (《レノリノハ) )
.       (  |.|゚ ヮ゚,l|ゝ . ト≧≦ュ| リ/ ノi゚リ.゚ ヮ゚从  i: : : : {    、 _☆ミつ介》ヽ :: ヾ #`‐´ノ
..      ∪ ̄ ̄∪ /|, '´⌒"vヽ、_.(つ)Ψ(^つ  {:, -===、アヘヘ `ヘ___ノ: : : <( つ[!;つ
       /ヽ::::::::::::::::/⌒(从从-;*⌒:::::::::::::::: ̄ヽ    {7/^ー^ヘ.ノ八从ハ : : : :∠† _(†ヽ彡
       |:::: ヘ ̄ ̄ {___ ル-_-*リ|(_j ̄ ̄"メ:::::::::|    ∨ifノハヽhリ・ヮ・ノn : : : 又 !从从))))
       |::::{ \   /' ∪⌒∪ \   ./ l::::::::|     ルl| ゚ヮ゚ノル!弁{ ン ̄.〈y.リ(l|゚ -゚ノ|l!
     /ll::::}\ ∨ \  ,VCV  ∠ _∨ |::::/ハ      / ,_厂})){ヒつつ   〈y ⊂^)!†i(^つ
     { }}:::::ン  ̄}__/ ̄`^<_/ /,弖  l ::{{ }    / /_j_j>j       ¥ 《/、,、,、,ヘ¥
     V__/   / /   /:/`\r'〃ニフ   }::V/.    ん'(_ノノ、ノ         .`~じフ~
     {´ /了 ̄|l   /:/      ̄ ̄`ヽ ヽ:/
10名無しさん@秘密の花園:2007/11/10(土) 00:29:21 ID:GEtCv7bD
あれ・・・?はやて×フェイトがないじゃないか!
11名無しさん@秘密の花園:2007/11/10(土) 00:35:08 ID:GZS8LsOA
はやフェイ、個人サイトじゃ結構よく見かけるんだけどな
でも最近なのはやも増えてきたね。
どちらにしても、何処見てもSSやイラストが溢れてるなのフェ派は勝ち組だな。
シグなの好きの俺涙目
12名無しさん@秘密の花園:2007/11/10(土) 00:36:31 ID:t9PQoXwg
シグなのは新しいな……。
13名無しさん@秘密の花園:2007/11/10(土) 00:37:00 ID:xXrlUGHH
>>9のなのはさん素敵過ぎる

フェイはやもあるな、すまない。
前スレのテンプレの直後あたりしか見直してなかった。勝手ながら次立てる人に期待。
こう考えると三期は百合もりだくさんだw
14名無しさん@秘密の花園:2007/11/10(土) 00:37:02 ID:GZS8LsOA
新しいとか言うなよ!新しいとか言うな!!
15名無しさん@秘密の花園:2007/11/10(土) 00:38:56 ID:/vT6tCpu
>>11
シグなのいいよな。俺も好きだぜそのカプ
16名無しさん@秘密の花園:2007/11/10(土) 00:47:11 ID:xXrlUGHH
シグなのか……、いいな。
双方片想いが似合いそう。
17名無しさん@秘密の花園:2007/11/10(土) 00:48:24 ID:ruUxn1kj
シグなのって、会話が少ないけどさりげなく愛を示し合いそう。
18名無しさん@秘密の花園:2007/11/10(土) 01:30:42 ID:pb18DFvQ
シグなのはあの漫画のシーンのせいでどうしても方向性が…
19名無しさん@秘密の花園:2007/11/10(土) 07:56:57 ID:Bo6phNSE
>>18
http://moe2.homelinux.net/src/200709/20070902838675.jpg
これですね?
どうみても○の取り合い・・・・。
20名無しさん@秘密の花園:2007/11/10(土) 09:17:03 ID:kkrgvhRY
違う!
愛の語らいだとおもうんだ!!ww
ほら、どことなく笑ってるようにみえるだろう?
21名無しさん@秘密の花園:2007/11/10(土) 09:25:39 ID:GHTnj7Rd
>>1
乙!

このスレも全力全開で妄想しましょう
22名無しさん@秘密の花園:2007/11/10(土) 09:55:23 ID:bmau0WHa
>>19
確かにソレ見てからシグなのは愛死合、とか殺し愛とかそんな感じに見えてくるwww
23名無しさん@秘密の花園:2007/11/10(土) 10:10:17 ID:rgMKgoPH
なのはとシグナムはカラミが少なかったしね。
フェイトの車でツーショットぐらいしかなかった気がする。
24名無しさん@秘密の花園:2007/11/10(土) 10:15:21 ID:rgMKgoPH
だからこういうシチュエーションがしっくりくる
http://moe2.homelinux.net/src/200711/20071110985061.jpg
25名無しさん@秘密の花園:2007/11/10(土) 10:18:17 ID:Mh8ZLvAd
ヴィータ・フェイトペアもだね。
どうも最初に設定された以外の絡みが殆ど見られないのが悲しい。
だから隊長陣とすらも普通に絡めるティアナは貴重な存在。
そして六課に入ってから単独でフェイトとの絡みが無かったキャロは……
26名無しさん@秘密の花園:2007/11/10(土) 10:59:55 ID:0MjBs4RA
キャロにはルーテシアルートが開かれていますから。
27 ◆JhF0qDQSSc :2007/11/10(土) 11:54:45 ID:orNVVG89
空気を読まずに前スレ終盤で話題だったはやヴィを投下してみる。
稚拙な文章だがおつきあいよろ
28適材適所 ◆JhF0qDQSSc :2007/11/10(土) 11:56:56 ID:orNVVG89
これは八神家が海鳴に住んでいたときのこと。


夕食も済んで団欒のひと時も少ししたころ、シグナムがまだ足の思わしくないはやてを抱きかかえた。
「主はやて、お風呂が沸きましたのでお連れいたします」
「うん。いつもありがとな、シグナム」
定例行事とはいえ、はやては笑顔で応えた。
「お前はどうする?ヴィータ?」
シグナムは八神家の末っ子にも声をかける。
はやてが入るときはヴィータも一緒に入ることが多かった。
しかし当のヴィータはテレビを見たままぶっきらぼうに
「見たいテレビがあるからあとで」
と返事をした。
「そうか?ほんなら今日はシグナムが一緒に入ってくれる?」
テレビに見入って返事が適当になることはよくあったのではやては特に気に留めず、シグナムを誘った。
「わかりました。お付き合いします」
そういって二人はバスルームに消えた。
ーそのとき小さな手が拳を握り締めたー

29適材適所 ◆JhF0qDQSSc :2007/11/10(土) 11:57:58 ID:orNVVG89
ヴィータちゃん、これから何見るの?」
同じテーブルに座っていたシャマルが何の気なしに聞いてみるがヴィータから返事はない。
「ヴィータちゃん?」
少し不穏な空気を感じとったのかシャマルはもう一度呼んでみる。
するとヴィータはリモコンに手をやりテレビを消してから口を開いた。
「なあ、シャマル。あたしたちって成長しないんだよな、体」
「いきなりどうしたの?」
「いいから答えてくれよ」
「・・・基本的には、ね。魔力や体力は無限ではないからものを食べたり体を休めたりはしないといけないわ。
もっとも、はやてちゃんがいる限りは消滅しても元通りになるわね」
彼女らはプログラムだ。維持するための機能はあるが成長ーつまりは老化するようにはできていない。
「いまさらなんでそんなこと聞くの?」
シャマルは不思議になってヴィータに問いかける。あまりにもわかりきってることだから。
「そっか・・・じゃずっとこのままなんだな」
うつむきながらヴィータは言う。その表情には暗い影が落ちていた。
「ヴィータちゃん・・・」
シャマルが何かいおうとした時、いままで無言だったザフィーラが口を開いた。
「・・・魔力の強さは鍛錬により変化していく。主を守るために必要な機能だからな」
「・・・でも身体能力は変わらないんだよな?」
「肉体を変化させる魔法でも行使すれば別とは思うが・・・我々にはない技術だな」
「だよな・・・」
「どうしたのヴィータちゃん。なんか変よ?」
「なんでもねーよ!あたしは先寝るから!風呂は朝入るってはやてにいっとけよな!おやすみ!」
そういうとヴィータは駆け足で二階に消えた。
取り残されたシャマルとザフィーラはお互い顔を見合わせた。
「どうしたのかしら・・・わたしなんか怒らせちゃった?」
若干不安気になるシャマル。
「恐らく・・・」
「心当たりがあるの?」
「・・・少なくともお前が原因ではない。安心しろ」
「????」
ますますいぶかしむシャマルをよそにザフィーラはその場に伏せ、沈黙した。
30適材適所 ◆JhF0qDQSSc :2007/11/10(土) 12:02:43 ID:orNVVG89
次の日
「主はやて、そろそろ・・・」
恒例の入浴の時間。シグナムがいつもどうり声をかける。
「わかったよー。頼むな」
そしていつもどおりシグナムがはやてを抱きかかえようとすると・・・
「はやて!」
突然ヴィータがそれを遮った。
「きょ、今日はあたしが風呂までだっこしてくから!」
「へ?ヴィータが?」
突然のヴィータの申し出にきょとんとするはやて。
「おう。そんであたしも一緒に入る。スムーズだろ?シグナムは一人で入る派だしな」
得意げに語るヴィータ。しかしシグナムがそれを阻む。
「何を言っている。お前では無理だ」
ヴィータははやてとたいして背が変わらない。自明の理だ。
「んなのやってみねーとわからねーだろ!」
しかしヴィータは一歩も引かない。
「無理だ」
「無理じゃねー!」
二人が押し問答してる中、はやてが口を開く。
「・・・ほんならヴィータ、お願いできるか?」
「まかせろって!」
「主はやて!」
シグナムが心配して声を荒げるもはやてはそれを制す。
「ええから。ヴィータ、わたし重いけど大丈夫か?」
「はやてが重いわけねーです。じゃ、いくよ」
31適材適所 ◆JhF0qDQSSc :2007/11/10(土) 12:04:00 ID:orNVVG89
「はやてが重いわけねーです。じゃ、いくよ」
ヴィータはいつもシグナムがしているいわゆるお姫様抱っこになるようにはやての体を抱き上げる。
「ヴィータ、大丈夫?」
背中に回されたヴィータの手から震えを感じたはやては心配になる。
「へ、平気だって、こ、このくらい・・・!」
どう聞いても強がりだ。はやては少しでも負担を減らそうと首に手を回した。
「ふ、ふぎぎ・・・!」
顔を真っ赤にしながら主の体を抱えるヴィータ。
その必死さが天に伝わったのか、はやての体が車椅子から宙に浮いた。
「うわあ、ヴィータは力持ちさんやね」
笑顔でほめるはやて。
「当然・・・だろ。へへ・・・じゃ、お風呂場まで行くぜ」
そういってヴィータが一歩足をあげた。
そこが、限界だった。
「あ・・・」
「きゃっ!」
ヴィータのひざが折れた。
同時に腕から力が抜け、支えをなくしたはやては床に向かって落下する。
「危ない!」
すぐそばで待機していたシグナムが間髪いれずはやての体を抱える。
はやてが無事なことを確認すると、シグナムはヴィータに激昂する。
「あ・・・はやて・・・ごめんなさい・・・」
「それ見たことか!お前のわががまで主が怪我をされるところだったぞ!今は私がいたからいいものの、
騎士が自ら主を危機にさらすとは何事だ!お前は騎士失格だ!」
「う・・・うあ・・・」
ヴィータの声は悲しみにつつまれていた。
32適材適所 ◆JhF0qDQSSc :2007/11/10(土) 12:05:08 ID:orNVVG89
「シグナム・・・何もそこまで」
さすがにただごとではないと思ったシャマルが仲裁に入るが、シグナムは意に介さない。
「お前は黙ってろ。これは重要なことだ」
するといままで沈黙を守っていたはやてが口を開いた。
「なあヴィータ。なんで今日はいきなりこんなことしたん?」
「主はやて。今はそのような・・・」
「わたしはなんもないからええやん。ね、教えてな。ヴィータ?」
「・・・・・・・だから」
先ほどから嗚咽していたヴィータはうつむきながらも心情を吐露し始めた。
「はやてに他の誰かが触ってるのがイヤだから!
あたし以外のヤツがはやてに触るな!はやてはあたしが守るんだ!」
涙を流しながら叫ぶヴィータ。
「お前・・・」
さすがのシグナムも予想外の答えに戸惑いを隠せない。
「ヴィータちゃん・・・」
シャマルもさすがにどういっていいものかわからなかった。
と、そのとき主が口を開いた。
「とりあえず・・・わたしはお風呂に入るから・・・シグナム、お願いな」
「はやて?!」
「はやてちゃん?」
予想外な物言いに驚きを隠せない二人。
「なんでだよ!あたしがミスったから怒ってんのか?!」
ぐずりながらも抗議するヴィータを気にせず、はやては続ける。
「ヴィータも一緒に入るんやで?これは主の命令や」
強い口調ながらもその顔は優しかった。
「はやて・・・?」
「・・・・・・」
他の騎士たちも沈黙せざるを得なかった。

33適材適所 ◆JhF0qDQSSc :2007/11/10(土) 12:08:24 ID:orNVVG89
「ふ〜、ええ湯加減やねえ」
「・・・・・・」
共に湯船につかりながら、さっきのことがあったにも関わらずいつものままのはやてをヴィータは不思議に思っていた。
長いような短いような沈黙が流れる。
やがて、はやてがこちらに向き直って話し始めた。
「な、ヴィータ。人には適材適所ってものがあるんよ?」
「・・・・わかってるよ」
力もあって背も高いシグナムが運んでくれるのは正しいことだ、といいたいのだろう。
しかし、ヴィータの感情は納得できるはずもなく。自分の体のことは知ってるのに無茶をした。
はやてはヴィータのわがままを聞いて現実を教えたことになった。
「でも・・・シグナムでも・・・他人にはやてが頼ってるのはもう我慢できなくて・・・」
できることなら全部自分が支えてあげたい。しかし、その幻想は打ち砕かれた。
「だーかーらー、それはシグナムの適所やよ。ヴィータはヴィータにだけしかできんことがあるよ」
「あたしにだけ・・・?」
「そうや。・・・・ヴィータはわたしのこと、どう思ってるん?」
「ど、どうって・・・」
意地悪な質問だ。さっきのやりとりからすれば告白しているも同然なのに。
「わ、わかるだろ・・・?」
さすがに面と向かって言うのは恥ずかしかった。
「ん〜?わからへんからちゃんといってほしーなあ?」
どこまでも意地悪な主だった。
「・・・・・・・・・好きだよ。大好きだ。だれにも渡したくない。
シグナムにもシャマルにもザフィーラにだって!」
「ありがとな。わたしも、やで・・・」
にっこりと笑ってはやてはヴィータを抱き寄せ・・・キスをした。
「は、はやて・・・?」
いきなりのことに頭がついてこないヴィータ。
「これが・・・ヴィータの適所やで。わたしの恋人さん。シグナムにもシャマルにもザフィーラにも
できへん、ヴィータだけの場所や」
湯気のせいか照れかはわからないが、はやては頬を染めながら言った。
34適材適所 ◆JhF0qDQSSc :2007/11/10(土) 12:09:39 ID:orNVVG89
「〜っ、はやて、はやてぇ!」
感極まったヴィータは嬉しさのあまりはやてにしがみつく。
「あたしがんばるから!はやてがずっと好きいてくれるようにがんばるから!」
もはや泣いてるのか笑ってるわからなくなった顔ではやての胸にヴィータは顔をうずめる。
「これからもよろしくな、ヴィータ」
はやてはいとおしげにヴィータを抱きしめた。
「あ、でもわたしたちのことはまだみんなには秘密やで?」
「え〜、なんでだよ。自慢しちゃだめなのかよ?」
「シグナムなんかに知られたら「主、そういうのはまだ早いかと思います」とかいって止めるで?」
「・・・絶対秘密にする」
「わたしたちだけの秘密、やで?」
「お、おう・・・」
そういって二人はまた口付けを交わした。


「・・・どうやらうまくいったようだな」
「ザフィーラ、わかるの?」
「感覚器官はお前たちより鋭いからな・・・シグナム」
「なんだ」
「ヴィータも主を思ってのこと、大目に見てやれ」
「わかっている。騎士の本分を忘れなければいい」
「家族としての本分もね」
「・・・・ああ」

八神家は今日も平穏だ。

35 ◆JhF0qDQSSc :2007/11/10(土) 12:13:04 ID:orNVVG89
はやてが無理とわかってヴィータに抱っこを頼んだのは
現実をわからせるためともしかしたらという期待をこめてのことです。
ヴィータのひたむきさが嬉しいのだと。
36名無しさん@秘密の花園:2007/11/10(土) 12:13:35 ID:25loMJCt
ザフィーラに掘れそうなんだが
37名無しさん@秘密の花園:2007/11/10(土) 14:26:59 ID:Y/uNgq6Y
>>35
この二人良いよな!
GJ!
38名無しさん@秘密の花園:2007/11/10(土) 19:03:58 ID:HXJ8n0pL
gj
主には従順なヴィータ。たまらんぜ
39名無しさん@秘密の花園:2007/11/10(土) 20:10:24 ID:ruUxn1kj
GJです!!やっぱり八神家は良いなぁ・・。そして、前スレでプチ姐さん祭りが開催されてる件www
40名無しさん@秘密の花園:2007/11/10(土) 21:04:52 ID:EFuier2K
祭りといっても、愛しのテスタロッサにお触りもできていないというこの事実・・・。
41名無しさん@秘密の花園:2007/11/11(日) 01:02:25 ID:ItPIaOzd
前スレ1000よ。例を言おう
あのままでは良くない結果が出ていたような気がするのだ・・・
42名無しさん@秘密の花園:2007/11/11(日) 01:26:46 ID:1d60P7Oy
姐さんもゲボ子も報われないとこがいいと思うんだw
43名無しさん@秘密の花園:2007/11/11(日) 01:36:40 ID:AvJpCGYs
だがなにょははあたしの嫁。
44名無しさん@秘密の花園:2007/11/11(日) 01:58:41 ID:PG6I2nN2
なのはは、私の も の
45名無しさん@秘密の花園:2007/11/11(日) 02:40:59 ID:8zawyJn0
ヴィータはなのはさんをなにょはなんて呼ぶより高町なんとかって言う方がかわいいと思うんだ
46名無しさん@秘密の花園:2007/11/11(日) 02:43:31 ID:AvJpCGYs
>>45
わざと「高町なんとかっ!」っていって
「ちがうよ、なのはだよ」
ってしょげるなのはに、そっぽむいて、内心でおろおろってヴィータってのもかわいい。
47寝込み×なのは ◆34IETlJpS6 :2007/11/11(日) 09:33:35 ID:eftnrWkg
朝の5時きっかり
わたしは、目を覚ました。
隣ではフェイトちゃんが穏やかな寝息を立てて眠っている。
「フェイトちゃん」
名前を呼んでみる。
でも、答えが返ってこないことは解っていた。
フェイトちゃんの眠りは深いから、一度寝付くとちょっとやそっとのことでは起きたりしないのだ。
きっと今日も・・・朝遅くまでは起きない。
肩を起こして、吐息が触れる距離にまで近付く。
フェイトちゃんの甘い吐息が・・・鼻をくすぐった。
「フェイトちゃんが・・・悪いんだからね」
そう告げて、わたしはフェイトちゃんの唇に自分のそれを軽く重ねる。
技巧など無い、ただ唇を触れ合わせるだけのキス。

わたしの気持ちに、いつまでたっても気付いてくれないから・・・

そう言い訳して、わたしは今日も一方的なこの行為を続けていた。
六課に来る時に、わたしははやてちゃんと一つだけ約束を交わした。
それは、わたしとフェイトちゃんを同室にすること。
本来士官級には全て個室が与えられるのだけれど、それを何だかんだ理由をこじ付けて今の二人部屋にしたのだ。
「フェイトちゃんが・・・大好き。誰よりも・・・好きだよ。でも・・・フェイトちゃんはわたしの事をどう思ってるの?」
答えは当然返ってはこない。
ううん、答えを聞くのが怖いから・・・わたしは、こんなことを続けてるんだろう。
想いを態度で見せるのは簡単、でも・・・言葉に載せるのは難しい。
言葉は、ちゃんとした形を持って相手に向かってしまうから。

わたしが・・・フェイトちゃんを愛してると言うことを、はっきりと伝えてしまうから

だから、わたしは躊躇っている。
答えを聞いて・・・失うことを恐れている。
わたしは、臆病で・・・卑怯だ・・・
48 ◆34IETlJpS6 :2007/11/11(日) 10:12:54 ID:eftnrWkg
雨が降ると微妙なテンション(´・ω・`)
なのフェイでレイニーブルーとかしたくなったり
49名無しさん@秘密の花園:2007/11/11(日) 10:38:56 ID:LayPlvz+
そっち雨なのか
雨の日は切ない話がさらに切なく感じるよね
GJ
50名無しさん@秘密の花園:2007/11/11(日) 11:20:57 ID:0GCiGS0O
GB
ひたすらいちゃいちゃしてるのも大好物だが
お互いどう見ても両想いなのに友達から踏み出せないもどかしいなのフェイが一番好きだぜ
51名無しさん@秘密の花園:2007/11/11(日) 11:24:52 ID:UcpoMJm6
>>50
わかる。手が触れただけでもドキドキしたり
52名無しさん@秘密の花園:2007/11/11(日) 11:24:54 ID:nkIbEJPr
切ない話はだいこうぶつ。GJですよ!!
こっちも雨ですね、


さて、なのはのペットのつづきをこっそり待つか
53 ◆1gx5q3Ma8Y :2007/11/11(日) 13:18:02 ID:Nt5hWgdP
なのはさんと、フェイトさんが、裸でいちゃいちゃしているという、あまりにありきたりで、捻りも何も無いものを作ってしまいました。
54今日はいちゃいちゃの日なの ◆1gx5q3Ma8Y :2007/11/11(日) 13:19:57 ID:Nt5hWgdP
 フェイト・テスタロッサ・ハラオウンは、変な場所にいた。
 見渡す限り、タイルに囲まれた部屋。頭の上から、温かく細いお湯が絶え間なく降
り注いでくる。
 シャワー?
 フェイトは思った。だが、シャワールームにしては、異常に奥行きも幅も広く、天
井が高い上、間仕切りも無い。ホールといっても良い空間だ。
 そして、そこを横にした左の腕で両の胸の膨らみを隠し、茂みの辺りは右手をあて
がって、やや前かがみになりながら、フェイトはひたすらに歩いていた。
 なぜかフェイトが歩くのにしたがって、シャワーの噴出しもちゃんとついてくる。
 心の中は、早く自分の部屋へ行かなくてはという焦りでいっぱい。
 なぜかというと、周りに時空管理局の職員や同僚がごく普通に往来しているのに気
づいてしまったから。もちろん、彼らや彼女らは制服を着ていたり、なぜか私服だっ
たりするが、裸で居る者はいない。どういうわけか、シャワーについてこられている
のはフェイトだけらしい。
 そして、一人裸で歩くフェイトを、物珍しそうに眺めたり、何かヒソヒソと話をし
ている。
 早く、早く部屋に行ってなにか着なきゃ
 羞恥と焦りをいっぱいに感じながら、フェイトはひたすらに歩いた。
 やがて、正面に壁が見えてきた。
 そこにはドアがついている。自分の部屋のドアだと、なぜか判った。
 これで何か着れる!
 そう思ったフェイトは、必死の思いで手を伸ばし、ノブを回した──

 ──ところで、目が覚めた。
55今日はいちゃいちゃの日なの ◆1gx5q3Ma8Y :2007/11/11(日) 13:20:43 ID:Nt5hWgdP
 さっきまで立っていたはずなのに、重力は背中に感じる。右手がそこからまっすぐ、
天井に伸ばされ、何も無い虚空を握っていた。
 夢?……
 二、三度瞬きをして、フェイトはようやく今のが夢だったと気づいた。安堵のため
息を漏らし、右手を額の上に降ろす。
 本当にあんな事になったら………
 そう思うだけで、恥ずかしさで死にそうだ。絶対にごめん蒙りたい。
 右手をどけ、顔を少し傾けた。
 ベッドサイドの大きな窓に、降りしきる雨が見える。
 かなりの降りで、こうしていてもガラス越しに雨音が聞こえてくるほど。この雨音
が、シャワーを記憶の底から引き出して、あんな夢を見たのだろうか。
 まぁ、とにかく夢でよかったと思いながら、フェイトは身体を起こした。
 かけていた毛布がはらりと落ち、ハリのある豊かな双丘がまろびでる。
「なッ………」
 慌ててシーツを掻きあげて、胸を覆った。恥ずかしさに頬が赤くなる。
 これも、あの変な夢の原因だろうか。「終わった」あと、幸せで、だるくもあって、
そのまま寝てしまったのが悔やまれる。
 とにもかくにも、このベッドに入るまでは、ブラジャーとショーツは身につけてい
た。ディープパープルの、ちょっと奮発した品物である。
 それを、ベッドの中で脱いだ──というか脱がされたというか、まぁいろいろとあ
ったわけなのだが──とにかく、それを着たほうがいいだろう。
 そう思って、フェイトは毛布をめくりあげた。
 案の定、ショーツも身につけていないのが、ちょっと恥ずかしい。
 頬を染めつつ、ベッドの上を見渡す。
56今日はいちゃいちゃの日なの ◆1gx5q3Ma8Y :2007/11/11(日) 13:21:27 ID:Nt5hWgdP
 だが、無い。
 あれ?
 首を捻ったフェイトは、毛布のあちこちを捲った。
 だが、やはり無い。
 ついには、毛布全部を抱えるようにして持ち上げ、ダブルのベッドの上全体を見回
したが、ブラジャーとショーツは見当たらない。
 枕も持ち上げてみた。落ちてるのかと首をめぐらし、ベッドの周囲も見た。
 でも、何処にも無かった。
 代わりに、みつからなくていい、太筆が一本出てきて、フェイトは更に赤くなった。
 とにかく、何か着るものを………
 そう思って見渡したが、何も無かった。
 ハンガーに掛けたはずの、執務官の制服すら消えている。
 こ、困ったな………
 フェイトは悩んだ。
 なにぶん、はじめて来た部屋だ。どこに衣類がしまってあるのか、フェイトには判
らない。
 なんにしても、この部屋の持ち主に聞くしかないだろう。
 フェイトは裸のまま、ベッドから降りた。
 シーツか毛布で身体を覆う事も考えたが、両方ともダブルサイズだから、一人の身
体を覆うには大きすぎる。
 夢の続きのようで恥ずかしいが、このまま相手の所に行くしかあるまい。
 左の腕で両の胸の膨らみを隠し、茂みの辺りは右手をあてがって、やや前かがみに
なるという、まるであの恥ずかしい夢が正夢になったような格好で、フェイトは部屋
を横切った。
57今日はいちゃいちゃの日なの ◆1gx5q3Ma8Y :2007/11/11(日) 13:22:14 ID:Nt5hWgdP
 ドアを開け、あまり長さの無い廊下に出ると、漏れた明かりが矩形を作っていると
ころがあった。
 良いにおいが漂ってくるから、キッチンだろう。
 フェイトは、廊下を壁際に沿って進み、入り口の前で背中を壁につけた。
 強制捜査の時の突入のようだが、この格好では仕方がない。なにしろ、フェイトは
一糸纏わぬ裸なのだ。なるべく自分の姿を見せずに、中を覗き込むとなると、どうし
ても突入マニュアルに近くなってしまう。
 そろそろと首を伸ばし、中に居るはずの人を呼ぶフェイト。
「あ……あの……なの……はぁッ!?」
 そこに見たもののあまりの衝撃に、思わず知らず大声をあげていた。
「あ、フェイトちゃん、おはよう」
 肩越しに後ろを振り返るようにして、こちらを見て微笑んでいるのは、高町なのは。
 左で一まとめにした、長い栗色の髪が揺れている。
 すっきりした首筋の辺りと、きゅっとくびれた腰の上で、それぞれエプロンの紐が
結ばれていた。
 それだけなら、決して叫ぶほどのものではないのだが、問題は、その結ばれた紐の
下に、見えてはいけないものが見える事だ。
 肩甲骨が描く二つの盛り上がり。背中をまっすぐに走る薄い一筋のくぼみ。ふっく
らと盛り上がったお尻を二つに分ける谷間までが見えていた。
 要するに、裸の上にエプロン一枚だけを身に付けている。
 疑う余地の全く無い、裸エプロンだった。
 エース・オブ・エース、高町なのはの裸エプロン──。
 そんなものを見てしまったら、叫ぶなという方に無理があるだろう。
58今日はいちゃいちゃの日なの ◆1gx5q3Ma8Y :2007/11/11(日) 13:23:18 ID:Nt5hWgdP
「な………な……」
 声を失い、口をパクパクさせつつも、目線を上に転ずるフェイト。
 フリルのついた胸当てでも隠しきれず、隙間から膨らみの一部が垣間見えて、えっ
ちな事この上ない。
 鼻血が噴出さなかったのが、奇跡のような気がした。
「どうしたの? フェイトちゃん?」
 なのはが小首を傾げ、不思議そうにたずねる。
「いや……その………なんで……そんな格好……なのかな……って」
「朝ごはんの支度だもん。エプロン着けるの、へん?」
 なんだか、さも当たり前の事をあえて聞かれたかのように、きょとんとして問い返
すのが罪つくりだ。フェイトは返す言葉を失った。
「もうすぐ出来るから、起こそうと思ってたんだよ。さ、顔を洗ってきて」
「う……うん………」
 言って、向いの洗面所に行こうとして、フェイトは目的を思い出した。
「あ……あの……なの……は?……私の……ブラとショーツ……」
「ああ、フェイトちゃんの下着なら、洗濯機の中」
 恥ずかしさに途切れがちなフェイトの質問を先取りし、なのはが答える。まるで当
たり前の事のように、レンジに向かったまま。
「せッ……洗濯機?!」
「うん、私のも、フェイトちゃんのも、み〜んな洗っちゃった」
 あっさりというなのはに、フェイトの目が点になる。
「だ……だって……なのは?……雨だよ?……すごく降ってるよ?……」
「乾燥器もついてるし、大丈夫だよ?」
 なのはの言い様を聞いていると、まるでフェイトの方が常識はずれであるかのよう
だ。つかみ所を失い、フェイトは唖然とするばかり。
59今日はいちゃいちゃの日なの ◆1gx5q3Ma8Y :2007/11/11(日) 13:26:05 ID:Nt5hWgdP
「じゃ……じゃぁ、なにか着るものを……」
 そう最後の食い下がりを見せるフェイトを、なのはは、あっさりと突き放す。
「ここには、ないよ」
「え?」
「まだ運び込んでないの。だから着てきたの以外は、着るものはなにもないんだよ」
「じゃ……じゃぁ、どうするの? 乾燥終わるまで?……」
「寒い? エアコンの温度、上げようか?」
 そう言われて、フェイトはなのはの固い意志を読み取った。どうやら、乾燥が終わ
るまでの間は、自分に衣類を着せる気がないらしい。
 こうなっては、逆らう余地はない。
 とりあえず、向いの洗面所に行き、顔を洗う。
 フェイスタオルで顔を拭き、フェイトは少し考えた。
 昨日使ったバスタオルは無かった。一緒に洗ったのだろう。とすると、身体を覆え
るだけの布は、ベッドのシーツか毛布以外にはない。フェイスタオルでは身体を隠す
のは不可能だ。
「フェイトちゃーん、まーだー?」
 無情にもかかる、なのはからの催促。とりあえず、無いよりマシと、入浴をすると
きのように、身体の前にフェイスタオルを垂らし、フェイトはキッチンに戻った。
「!」
 思わず言葉に詰まるフェイト。なのはは、たった一枚身に付けていたエプロンを外
し、裸でテーブルに着いている。
 顔を埋めると気持ちイイ、ふっくらと盛り上がった豊かなバストと、その頂点を飾
るピンクの二つの乳首。にこやかに笑って、惜しげもなく晒されると、フェイスタオ
ルで隠そうとする自分がおかしいような気さえして、慌ててタオルを洗面台に返しに
いってしまった。
60 ◆1gx5q3Ma8Y :2007/11/11(日) 13:27:28 ID:Nt5hWgdP
読んでいるうちに、自分でも書いてみたくなってしまって、やってしまいました。反省してます。
61名無しさん@秘密の花園:2007/11/11(日) 14:06:23 ID:0GCiGS0O
>>60
なのはさんテラ鬼畜www

続き!続きを!
62名無しさん@秘密の花園:2007/11/11(日) 14:07:03 ID:ZsoO5ftt
つ・づ・き!つ・づ・き!
63名無しさん@秘密の花園:2007/11/11(日) 14:41:27 ID:ouwDh4kR
>>60
GJ
巧いなぁ.

太筆についてkwsk
64名無しさん@秘密の花園:2007/11/11(日) 17:28:44 ID:QV+BATvG
>>60
つづきにwktk
65 ◆1gx5q3Ma8Y :2007/11/11(日) 18:48:13 ID:Nt5hWgdP
語り尽くされた感のある組み合わせでしたが、とりあえずホッとしてます。

34さんをはじめとする皆さんのように、素早く書けると良いのですが、遅筆なのに加えて、使ってるプロバイダが頻繁にアク禁を食らうものですから、時間がかかりますが、待っていていただけると嬉しいっす。

筆は、その、あの、まぁ、ご想像にお任せする使い方って事で
66なのはのペット ◆34IETlJpS6 :2007/11/11(日) 19:24:53 ID:eftnrWkg
「何処から洗おうか?」
なのはさんはあたしを風呂椅子に腰掛けさせてから、そう訊ねてきた。
なのはさんはお風呂の時は必ず最初にそう聞いてくる。
でも、それはあたしに答えを求めているわけじゃなくて
目の前に用意された料理を何処から味わおうかと迷っているだけに過ぎない。
ペットの要望なんて求めていない。

でも・・・あたしは一向に構わなかった。
身体の何処の部分からであろうと、なのはさんの指に触れてもらえるだけで何よりも幸福を覚えるのだから・・・
あたしの全身は・・・もう当の昔に、なのはさんの色に染め尽くされているのだ。

「今日は・・・ここからにしてみようかな」
なのはさんはそう言って、あたしの背中に指を走らせる。

「ひゃうっ!」
もたらされた刺激に、思わず声が出てしまった。
しかし、なのはさんの指は止まらず下へと流れていく。
やがて背中を通り過ぎお尻へと至っても、その動きは止まらなかった。

「ティアナ、お尻をこっちに向けて」

そう言われて、あたしはやっとなのはさんの意図に気付く。

「なのはさん、そこは・・・汚いですから。三日もお風呂に入って無かったですし・・・」
少しだけ意見する。
あたしの汚い場所で、なのはさんの綺麗な指を汚したりしたくはなかったからだ。
でも、なのはさんの・・・ご主人様の命令に逆らう事は許されない。
だから、そう言いながらもあたしはお風呂の床に四つん這いになり、お尻を突き出した。
下半身が全てなのはさんの目の前にあらわになる。
既に幾度となく行為を重ねても、見られると言うことに対する羞恥心というものは中々消えないもので
後ろから注がれるなのはさんの視線を感じて、あたしの頬は自然と赤みを増していた。
67 ◆34IETlJpS6 :2007/11/11(日) 19:37:05 ID:eftnrWkg
EZが不調らしくて投稿失敗と接続不良が頻発します・・・(´・ω・`)
今日はこれだけで、残りは明日の昼間に何とかorz
68名無しさん@秘密の花園:2007/11/11(日) 19:48:58 ID:0Rr8NJ0d
ぐおぉ・・これは・・なんという焦らしプレイ!
69なのはのペット ◆34IETlJpS6 :2007/11/11(日) 23:09:16 ID:eftnrWkg
「もう、ティアナったら・・・汚いからこそ洗って綺麗にしなくちゃいけないんだよ」
ぺちんと軽くお尻を叩かれる。
「にゃ・・・にゃう」
あたしは、わかりましたと言う代わりに小さく鳴き声をあげた。
その反応に満足してくれたのか、なのはさんがそれ以上叩いてくることはなかった。
その代わりに、何かトロリとした冷たい液体があたしの肌を伝う。
「な、なのはさん・・・何を・・・ひうっ!」
それが何なのか、確かめる間もなかった。
あたしの後ろの穴には何か冷たく滑ったモノが挿入され、蓋をする。
でも、それはすぐに生き物のように動き出し・・・あたしの中をかき乱し始めた。
「ひぃっ・・・あっ・・・ンうっ」
たまらず声が漏れる。
冷たかったのは最初だけで、あたしの後ろの穴に挿入さるたモノは腸の壁をこすりあげる度に本来の熱を取り戻していった。
この感触がなんなのかを、あたしが忘れるはずもない。
あたしがこの世でただ一人自分の中に受け入れる人の一部分。
そう・・・なのはさんの指。
「ちゃんと・・・綺麗にしてあげるね、ティアナのココ」
そう言うと、なのはさんは指を二本に増やして本格的に抽挿を開始した。
あたしの腸腔の中を指の柔らかさと爪の微妙な固さ、その二つがそれぞれ暴れまわり、内壁に刺激を与えてくる。
時には早く攻撃的に、時には緩やかに焦らすように。
もう、あたしの意識は全てその快楽を貪る事にだけ集中し
なのはさんの指の形を、与える刺激をもっと求めるようにと締め付けた。
「あっ・・・・ん・・・ンんっ・・・ああっ・・・あふっ」
「ティアナ・・・洗ってもらえるの、気持ち良いかな?」
「は・・・はひっ、なのはさんに・・・してもらえるだけで・・ひあっ」
「なら・・・もっと念入りに洗ってあげるから、可愛い声で鳴いてね。ティアナは・・・わたしの猫なんだから」
そうだ・・・あたしは、なのはさんの『猫』。
猫なら・・・猫らしく鳴かないと・・・
「にゃあ・・・にゃうっ・・・・あンっ・・・んう・・・にゃンん・・・」
あたしは何とか鳴こうとするが、声が・・・我慢できない。
漏れ出てしまう声に対する抑制は殆んど効き目が無いのだ。
あたしは・・・もう、どうしようもなくなのはさんの与える快楽の虜だった。
70 ◆34IETlJpS6 :2007/11/11(日) 23:15:59 ID:eftnrWkg
何とかなったので、もう一つだけ。

因みに関係無い話ですが、AsのSS01を聞いて
はやすず、アリヴィーと言う閃きがやってきたんですが・・・
71名無しさん@秘密の花園:2007/11/11(日) 23:28:30 ID:1edBal8I
ったく・・・おれのマグナムが爆発寸前だぜ
72名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 00:22:05 ID:7e7TXGnU
アリヴィーとか読んでみてー
ツンデレ同士ってどうなるんだろ
73名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 00:31:17 ID:ylXC5xjc
>>69
エロイなぁ・・・・
続きwktkです
74名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 01:49:17 ID:mF0KPFAc
アリサに電波きた
最近(1月とかそんな単位)初彼氏ができて初Hもして内心ウヒョーしてて
なのフェイすずはやに自慢しようとしたら
襲われて7年間レズカップルの経験の壁になすすべも無く陥落
75名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 01:59:28 ID:SyKaA267
このスレ的にはアリサの相手も彼女であって欲しいw

もしくはバージンはその4人に奪われる感じで
76名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 02:08:13 ID:6B3itwf+
アリサにはなのはとか。
フェイトにとられてヤキモチ焼いたり。

「あたしはずっとなのはの事が好きだったのに…」
77(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/12(月) 04:36:27 ID:Xl79g/N1
『リリカル御仕置きなのはさん』

「豚のような悲鳴をあげろなの!」
「な,なのは!?」
レイジングハートを振りかぶり,今まさになのはが私の眼前へと.
左下からすくい上げるように,風を切り裂きながらレイジングハートが私の…私の眼前を…いいや,まだだ.
この程度で倒れたなるものか,と自身に叱咤しながら,私は咄嗟に後退する.
それは刹那の時.
ぶん,と目の前を横切るレイジングハートの軌跡が視界に入り,消えていく.
それと同時になのはが舌打ちし,フライヤーフィンを利用し,私の攻撃射程から後退.
その一挙手一投足になのはの本気さ,が伺える.
白いバリアジャケットに身を包み,長い髪を頭部で二つに結ったその姿は精悍の一言.いつも見ているその姿が今は恐怖すら感じる程に.
両の手でレイジングハートを握り締めながら…きり,とした瞳は鷹の如く.
ガ,シャン.
屋外だというにも関わらず,耳元で重厚な,音が響く.
それは幻想.けれど,私の耳は確かにレイジングハートがまさに直傍でカートリッジを取り込んだ音が聞こえる.
さながら,それは昔見た映画のワンシーンの如く.
重厚なクローム製の鈍い色をした拳銃の銃身を私の米神に当て,今まさになのはがトリガーを絞り始めているかのような…
あぁ,怖い.
震える腕をもう片方の腕で押さえつけ,バルディッシュを握り締める.
握り締める戦斧がこんなにも頼り無く感じたのは初めてだ.
シグナムとの訓練中にも,ナンバーズとの戦闘にも,闇の書のあの醜悪とすら言える防衛機能にも,昔全力でなのはと戦った時さえも…
ぎり,と口腔から音が鳴る.
そんなわけがない.
そんなわけがないのだ.リニスの作ってくれたこの戦斧は…誰にも負けはしないのだから.
それが例え,なのはであろうとも.
さぁ,行こう,バルディッシュ……
「バルディッシュ,ザンバーフォーム,行ける?」

――――――No,Sir
78(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/12(月) 04:38:00 ID:Xl79g/N1
「あ……あれ?……バルディッシュ?」
何かの聞き間違いだろう?だよね?ですよね?
「バ,バルディッシュ……ザンバーフォーム…お願いできますか?」
丁寧口調で再び問い掛けても,バルディッシュからの反応はない.ためしに『ソニック…』と問うても応える言葉はない.
先程まで一緒になのはと戦っていたのに……何故?
「甘いのフェイトちゃん.バルディッシュは買収済みなの!」
離れた所から聞こえるなのはの声が,まるで悪魔のようで…なるほど,ヴィータがそう例えたのも仕方なかろう.
「え…ど,どうやって!?」
「もはや,語る口は持たないの!」
にやり,と嘲うなのはの表情が…次第,先程のように真剣に,きり,と精悍な姿に変わる.
あぁ,怖いくらいに綺麗だ.
私に向けてレイジングハートの砲手を向け,『ブラスターIII』と口にし,ブラスタービットを射出したなのはの姿.
背には猛々しい桃色の魔力光が輝き,沈みかけた陽に反射し,神々しさすら感じる程に……綺麗だ.
「……ね,ねぇ……なのは」
私の声に,なのはの唇がゆっくりと歪んでいく.
「そ,そんなつもりはなかったんだよ……ね,なのは」
「……全力」
「な,なのは?!ねぇ,なのは!聞いて!わ,わたしが悪かったんだよ」
「……全開」
―――Divine
「ひっ……きょ,今日はなのはの言う通りにするから,ね!」
―――Bus
「デ,デートの日忘れててごめんなさいっ!!!」
―――te
「…もう,フェイトちゃん.二度目はないんだからね」
rの音が聞こえる前に,なのはの声が耳に届く.止まってくれた…のかな?
しばらく,沈黙を保った後,なのははフライヤーフィンを使って私の元へと近付いてくる.
その表情は,いつものなのはだった.私の大好きな,なのはの…笑顔.
でも,ブラスタービットがまだふよふよ浮いているのは…なぜだろうね?
79(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/12(月) 04:39:03 ID:Xl79g/N1
―――Restrict Lock
「じゃ,私の言う通りにしてもらうからね」
なのはの得意な魔法,設置型魔法.
ビットがふよふよ浮いていたのはこのためだろう,と冷静に考えた所でなのはのレストリクトロックが解除されるわけではない.
そしてそのまま私は逮捕された犯罪者のように,なのはに連れ去られたのだった………




目の前をテスタロッサと高町なのはがいつものように仲良く連れ立って歩いている.
今朝方ケンカをしていたようだが,昼前にはもう既に仲直りとは……
「夫婦喧嘩はもう終りか?残念だな」
施設が壊れる!と騒いでいた主のためにもここは厭味の一つでも,と思い声を掛けてみれば,
「にゃはは…」
「シ,シグナム!?」
と.
高町なのはの方はいつも通り…とは少し違い,にやっとした悪戯を思いついた主のような…
それとは対照的に,テスタロッサの方は挙動不審だった.
高町なのはに即されるように,『て,天気良いですね』などとおかしな事をどもりながら口にしたり,
少しばかり熱でもあるのか頬…いや,顔全体が赤みを呈しており,それを指摘すれば…『き,気のせいですよ』と.
「どうしたのだ?テスタロッサ」
好敵手がこのような状態にあるのは好ましくもなく,肩に手をぽん,とおいてみれば
「ひゃいっ!?シ,シグナム…そ,その私は大丈夫ですから」
……何事だ本当に.
高町なのはにしても,私がテスタロッサに触れても笑みを絶やさず,テスタロッサはテスタロッサで過敏な反応.
「まぁ,熱があるのなら休めば良い.それでは私は行くぞ」
ともあれ,私が何かしてどうにかなるような事でもなかろう,と二人に声を掛け,離れる…途中,ふいに気付く.
管理局の制服の肩部分は厚めとはいえテスタロッサはその,……ブラの肩紐の感触がなかったな…と,自身の肩に触れて確認する.
あまりこう言った類のものは好きではないが,主の命令とあれば仕方ない…さておき……
「………あるな」
80(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/12(月) 04:40:39 ID:Xl79g/N1
「ほら,見てフェイトちゃん.シグナムさん,確認してるよ?」
ぞくり,と耳元で響くなのはの声.
確かに歩き去っていく途中,シグナムが肩に手をおき,はて?という風に顔をかしげているのが見える.
だからといって…そうとは限らない.限らない……じゃないと,私は…
「ノーブラで六課隊舎を歩いてるなんて変態さんだもん…ね?」
「な…なのはぁ」
泣きそうになりながら,なのはを見てみれば,そんな私を嬉しそうに見つめているなのはの笑み.
「もっと分かりやすいように,ぎゅってしておこっか」
言いながら,なのはが何かを口にする.その瞬間,
「ひっ…ぅぐ……」
私の体を締め付けるバインドの拘束圧があがり,それと同時に追いやられた乳房が制服をいつもより僅か,盛り上げる.
そう,ブラの変わりになのはがバインドを掛け,私の体は縛られている…のだ.
ご丁寧にSM本とやらを参考にして私の乳房を強調するように縛っている辺り…なのはの魔法の才能に脱帽…まぁ,絶望ともいうが.
「にゃは……おっきいね」
ふいに,私の後ろに回り,抱き締めるように,ぽんっ,と私の乳房の先端に…制服越しに手を当てる.
「ふぁ・……」
擦れる…制服と肌を遮るものは何もない.だから,制服に触れられればそれはそのまま私への,私の性感帯への刺激….
一瞬,崩れそうになる躰を気力で支えながら…けれど,後ろにいるなのはへと体重をかける.
「これなら型崩れもしないし,ブラいらないんじゃないかな?どうかな,フェイトちゃん毎日これって?」
「そ,それはいや…」
「残念.あ,そうそう…フェイトちゃん…強くしたけど,さっきより,良いでしょ?」
その言葉にどきっ,とし,ソレに応えるように躰が震え,反応する.
じわり,じわりと染み出る何か.けれど,それだけは……なのはに,と思っても…躰は自然と反応し,それを確かめるためになのはの指が,
こんな所で,六課の隊舎の廊下で,私のスカートの中に入ってくる.
「あ……なのは,やめようよ…ね?こんな所で…」
「だーめ.それに,ほら……凄いよ,フェイトちゃん」
くちゅり,と廊下には相応しくない音が.なのはの指が,私の大事な所に到達し,邪魔な布を避け,その入り口を開けたのが…分かる.
スカートの裾から入る空気の流れが,そのままその入り口を通っていくのが……
「ひゃんっ…ぁぁっ」
ブラは取られて,けれどショーツはそのまま…でも,その役目ももう終り…ひた,ひたと垂れる私の液が染み込み…もうショーツの役割なんて…
「もう,フェイトちゃん.こんなにしちゃって……もう在っても無くても同じだよね?」
窓から差し込む光の中,私は廊下でなのはに後ろから抱かれ,スカートをたくし上げられる.
81(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/12(月) 04:42:40 ID:Xl79g/N1
言葉にすれば,なんてありえない状況なのだろう?けれど,そんな事を考えている間にショーツが陽光を浴び始める.
こんな所を誰かに見られたらもうここにはいられない.この世界からも逃げ出したくなる…
けれど,なのははそんな事気にも掛けずに,私のスカートを挙げ,そしてそのままに.
「フェイトちゃん……自分で脱いで?」
ふぅ,首筋辺りに息を掛けながら私を即す.
酷い,酷いよなのは…と,言えない自分がここにいる.
うん,と言葉にも出さずに頷く自分がここにいる.
バインドの拘束圧を挙げられてそれまでより感じている自分には,なのはに抱き締められスカートをあげられこれからに期待している自分には…
逆らえない.
なのはに体重を今よりも掛け,なのはが喜ぶように,なのはに見せつけるように片足を,履いた時を逆再生するかのように
ただショーツを下ろすのではなく,ショーツを膝元までずらした後,片足を持ち上げて,そこから足を引き抜き,瞬間ショーツが地面へと落ちる.
「フェイトちゃん……可愛い.可愛いフェイトちゃんにご褒美あげるね」
脱いだ…落ちたショーツを拾い上げ,それを自分のポケットに仕舞いこみ,代わりに,と球形の物体を取り出し,私に手渡す.
「無線式なの……分かるよね,フェイトちゃん?」
再び頷きながら,自分でそれを……そこに,自身の中へ……
くちゅり,くちゅり.
「ぁっ……なの…は…」
「うん.じゃあ蓋しないとね」
バインドを発動させ,それが落ちてこないように私のそこへと蓋をする.
閉められた入り口,その入り口から出て行こうとする球形の物体…が,突然振動する.
「ぁっ!?んっ…ぁんっ」
不安的なバインドの上を行き来するように,けれど中から出てこないそれが私の中を縦横に震え,震え私の粘膜を刺激する.
ぽたり,ぽたり落ちる雫の一部が華弁を沿い,太ももに伝い,ストッキングの代わりに,となのはに履かせられた同色のニーソックスに染みる.
「さぁ……行こう?フェイトちゃん」
スカートの位置を戻し,ぽんぽん,と私の肩を叩き,私を即すなのは.
……全身をバインドの拘束に刺激され,制服との擦れに度々躰を跳ねながら,球体の感触を感じながら…私はなのはの横を歩いていく.
次は一体どこに連れて行かれるのだろうか?
それが恐ろしく,けれど楽しみにしている自分が少なからずあるのは…事実だった.
…もう一度,デートの約束忘れても,良いかな,とすら思ってしまう.
「今度はなのはの番だから,ダメだよ…ね?フェイトちゃん」
「えっ!」
82(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/12(月) 04:50:27 ID:Xl79g/N1
いじょー.お目汚し失礼.

ヴォルケンさん全員の所を周る予定のはずがっ.
やはりフェイトさん責めじゃないと気分が(ry

それでは,またいずれ.

山|(ω・`ミэ)ピチピチ
83名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 05:42:53 ID:EOelE8Tf
超GJ!フェイトさんはエロ過ぎるな…眠れなくなっちまったじゃないか!
84名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 07:15:20 ID:RodOw1OU
バルディッシュww
85名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 07:35:17 ID:QWRjTLAL
GJ!!
なのはさんやっぱり鬼畜が似合う
つーか最初から吹いたw


最近なのフェイ中毒でやばいんだ
このスレは鎮静剤なんだぜ。
86名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 08:02:20 ID:9vJCDErn
たまにはフェイなのもいいよね!
87名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 08:15:27 ID:SyKaA267
あのバルディッシュまで買収するなのはさん……

フェイトさんはとんでもない人の嫁(夫)になってしまったねw
88名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 08:23:05 ID:JDIFAPwK
やはり買収材料はレイハさんのあられもない画像ですか?
89なのはのペット ◆34IETlJpS6 :2007/11/12(月) 10:01:23 ID:ZXIDhP6Q
わたしの猫
「ほら、ティアナ。もっともっと気持ちよくなっていいんだよ」
「にゃあ・・・あ・・・ふぅっ・・・ひンっ・・・にゃうっ」
お風呂で隅々まで綺麗にしたティアナの身体を、今度はわたしの唾で、体液で汚していく。
わたし達の関係は、大抵いつもこの繰り返しだった。
ベッドに寝かせたティアナの股の間に顔を埋め、舌で前の穴を、指で後ろの穴を刺激していく。
この体勢だとティアナがどんな表情をしているのか見辛いのが残念。
けれどもティアナの身体は表情以上に正直で、わたしが激しく攻め立てれば攻め立てるほど貪欲に求め、舌を、指を受け入れてくる。
焦らして動きを止めれば、悲しそうにその口をヒクヒクと震わせた。
チリンチリリン、と首の鈴が激しく音を響かせる。
それが強ければ強いほど、ティアナの身体も同じように大きく跳ねるのだ。
今日、ティアナは何度達しただろうか。
もう覚えていない。
でも、わたしはそんなことお構い無しにその肢体を求め続ける。
「なのは・・・さん。もう・・・無・・にゃうっ!?」
「ダメだよ、まだわたしは満足出来てないんだから」
ティアナは限界に近付いてきたのか、珍しく行為の途中にわたしに意見する。
でも、わたしには・・・まだまだ足りない。
それが、わからないなんてティアナは悪いコだね・・・
わたしは・・・お仕置きの意味も込めて、後ろの穴に出し入れしていた指を三本に増やした。
フェイトちゃんには、こんなことはしたりしない。
わたしは、フェイトちゃんを愛しているから、大事にしたいと思っているから・・・だから、こんな事は出来ない。
したいと思っても、フェイトちゃんに酷いことをしたくない、傷付けたく無いと言うブレーキがかかる。
でも、ティアナは違う。
ティアナはわたしの『猫』だから・・・どんなことをしてもいい。
わたしのする事を全て・・・愛情として受け入れてくれるのだから・・・

「ティアナ・・・愛してるよ」
顔を上げずに攻め立てながら、囁く。
そう、それはフェイトちゃんへ向けるのとはまるで違う愛だけれど・・・ティアナにとっては、自分の総てを捨ててでも欲したもの。
「・・・・にゃあ」
それが聞こえたのか、ただ与えられる刺激に反応しただけなのか、ティアナは・・・いつものように可愛らしい鳴き声をあげた。
90なのはのペット ◆34IETlJpS6 :2007/11/12(月) 11:05:51 ID:ZXIDhP6Q
やがて、空が白み始める頃まで行為は続いた。
わたしは肌が赤くなるようなくらいに熱いシャワーを浴び、身支度を整える。
「ちょっと・・・やりすぎちゃった、かな」
そう呟いてベッドに目を向けると、汗と体液に塗れたシーツと、そこにうつ伏せに倒れ込むティアナの肢体が視界に入る。
わたしは、身に付けたばかりの服の袖を捲ると
シーツに負けず劣らずべとべとになったその身体を抱き上げ、お風呂場へと連れていく。
「ティアナ・・・ティアナ」
よほど精も根も尽き果てたのか、名前を呼んでも反応がない。
僅かな呼吸音と上下する胸の他は、死んだようにピクリとも動いてはいなかった。
眠っていると言うよりも、気絶していると言うのに近い。
そう判断して、起こすのは諦める。
湯船に入れると、そのまま沈んでしまいそうだったので
蛇口を捻り、温めのシャワーで軽く身体を綺麗にしてあげることにした。


汚れは、すぐに落ちた。
わたしは、バスタオルでティアナの身体と自分の腕を拭くと、寝室へと戻る。
そして、ティアナの身体をベッドに横たえ、その唇に軽いキスを落とした。

「ティアナ・・・また、ね。いいコにしてるんだよ」

『猫』に別れを告げる。
いつもと同じように。
わたしはティアナが風邪を引かないようにと、そっと・・・布団をかけてあげた。
玄関の扉を静かに閉め、鍵をする。
「早く帰って、ヴィヴィオの朝御飯を作ってあげないと・・・」
もう時間は朝の5時を回っていた。
太陽が東の空から目覚めるのと共に、気持ちを切り替える。
今は・・・わたしは猫の主人じゃなくて、ヴィヴィオのママ

そう心の中で呟くと、わたしはもう猫の住処を一瞥もせず、大切な家族の待つ家へと歩き出した・・・
91なのはのペット ◆34IETlJpS6 :2007/11/12(月) 12:09:51 ID:ZXIDhP6Q
あたしのご主人様

あたしが目を覚ますと、もうなのはさんの姿は何処にも無かった。
身を起こすと、身体のあちこちが痛む。
行為の後はいつも、こうだった。
でも、それはなのはさんが居た証として・・・あたしの心の寂しさを少しは紛らわせてくれる。

なのはさんが黙って帰ってしまうのは、いつものことだ。
それは、なのはさんの問題と言うよりも・・・あたし自身に問題がある。

あたしは・・・怖いのだ。

一時のではなく、本当の別れの言葉がなのはさんの口から出るかもしれないと言う事が・・・・

小さい頃のペットは可愛い。
子猫がじゃれついたり戯れたりする姿は、とても愛らしい物だろう。
でも、ペットもやがては歳を取り・・・老いていく。
毛並みは色艶を失い、瑞々しかった肌はボロボロになる。
家族の一員であれば、老いても尚共にいるだけで良いと言う関係を築けるだろう。
でも、あたしは所詮外様。
ペットではあとても、なのはさんの家族にはなれない。

だからもし・・・あたしが老いる時がくれば、なのはさんに飽きられる時がくれば、きっと捨てられる・・・

だって、あたしがなのはさんを繋ぎ止めておける物は・・・この身体だけしかないのだから・・・


なのはさんの愛情は、新しく若いペットに奪われ・・・あたしは寂しさの中で朽ちていく・・・

そんな想像をして、怯えた。
92なのはのペット ◆34IETlJpS6 :2007/11/12(月) 12:39:48 ID:ZXIDhP6Q
「早く・・・死んでしまえればいいのに・・・」

なのはさんの腕の中で、なのはさんの愛を受けながら・・・
捨てられる前に、あたしの命の灯が消えてしまえばいい。

「なのはさんは、あたしが死んだら・・・泣いてくれるかな」
ペットへの涙でもいい。

あたしの事を想って、泣いてくれるなら嬉しい。
それはなのはさんに愛されていたい、傍に居たいと思うのと相容れないはずの感情
でも、あたしの心の中では・・・捨てられる事への恐怖から
そんな矛盾した感情がわだかまり続けているのだった。

コンコン

しかし、そんな思考の泥沼に落ちようとしていると
それを遮るかのように、玄関のドアが叩かれる。

「なのはさん?」

答えは返ってこない。
でも、ここに住んでからあたしを訪ねてくる人は他に誰もいないはず。
スバルにも、誰にも教えたりはしていないのだから・・・
だから、あたしは迷わずにドアを開けた。

なのはさんは鍵を持っている。

だから、ノックなどするはずがない

そんな簡単な事にも・・・気付かずに・・・・
93なのはのペット ◆34IETlJpS6 :2007/11/12(月) 12:54:52 ID:ZXIDhP6Q
「あ・・・・れ・・・?」
外には、誰も居ない。
身を乗り出し、左右を眺めてみても動くものは何もなかった。
あたしは、空耳だったのかと思ってドアを閉める。
外からの日の光は遮られ、部屋の中には・・・また薄暗い闇が戻った。
あたし、寝ぼけてるのかな・・・
寝直そう・・・時間は十分にあるのだから
そう思って、寝室へ戻ろうと振り返る。

すると・・・

闇の中に、先程までは確かに無かったはずの・・・二つの真紅の輝きが・・・見えた。

あたしが、それを何なのか認識する前に

―――――――コノ、ドロボウネコ―――――――――

闇の中から、無機質な声が部屋の中に響く。
身が一瞬で凍り付くような、殺意を秘めた声。
その言葉の意味を理解する暇など無かった。
金色の光が・・・舞う。

闇の中で・・・何よりも美しく。

その光があたしの首筋へと飛ぶ瞬間・・・時間としてはほんの刹那。
あたしはその光がとても羨ましく・・・妬ましく思えた。
何故だかはわからない。
あたしは、それ以上それを認識し続ける事が出来なくなってしまったのだから・・・

ただ、あたしがいなくなることで・・・なのはさんが少しでも泣いてくれたらいい
意識が闇に溶けるまでの間、それだけを・・・願った。
94名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 13:08:36 ID:KQaYuxAd
どっちも病んでるとやべえww
95なのはのペット ◆34IETlJpS6 :2007/11/12(月) 13:38:26 ID:ZXIDhP6Q
わたしの猫

「ただいま〜」
返答は無い。
まだ朝の5時半にもなっていないのだから、当然だった。
ヴィヴィオはまだ夢の中のはずだし、フェイトちゃんは任務で出張中。
この家の中で起きているのは、わたしだけ。
なるべく静かに、居間へと向かう。
カ―テンや雨戸に遮られ、部屋の中は真っ暗だった。

手探りで、照明のスイッチをつける。
「おかえり、なのは」
「・・・フェイト・・・ちゃん?」
予想していなかった声に、一瞬身体が驚きで跳ねる。
でも、何とかすぐに言葉を返す事は出来た。
落ち着いて明るくなった居間に視線を戻すと、ソファーに座り背を向けているフェイトちゃんの姿が見つけられる。
「なんで、フェイトちゃんが居るの? まだ・・・航行部隊の任務中のはずじゃ・・・」
わたしは、戸惑いを隠せずすぐに言葉を続ける。
「うん・・・でも、それだとなのはの傍にあまりいられないから・・・辞めてきたんだ」
でも、フェイトちゃんはそんなこと何でも無いと言わんばかりに答えを返してきた。
「辞めたって・・・今回の出張を?」
「ううん、違うよ。管理局を・・・だよ」
何か・・・変だ
今更になってフェイトちゃんの態度がおかしいことに気付く。
でも、その異変が何なのか・・・わたしには解らない。

「なのは」
フェイトちゃんは、わたしの名前を呼んで・・・振り向く。

チリン、と軽い鈴の音が・・・部屋に響いた。

その首には・・・瞳の色と同じ、真紅のチョ―カ―が・・・・
96名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 13:39:27 ID:6B3itwf+
ティ、ティアナァーーー!!!
ふ、フェイトに殺意が……
皆病んでるね…
この事を知ったなのはがフェイトの元を去るとかうかんだ
ティアナにも形は違えど愛があったんだからね、…

GJです(T-T)!
97名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 13:54:35 ID:Lx3PTjy0
文章力があるだけに苦手な人にはきついなぁ、お見事です。

>>96
むしろ『人をペットとして飼える』時点でなのはさんも壊れていると思うので、
壊れた同士で堕ちていくくらい徹底した方が好きな人には堪らないかなぁと思ったり。
98名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 13:58:57 ID:MN5xWvya
ティアナ……・。・゚(゚´Д⊂)
99名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 14:06:39 ID:6B3itwf+
>>97
壊れていくもの同士で堕ちていくのはいいですね
ティアナはなのはさんとならそうだろうし、なのはさんにとっても、ペットにできるくらい好きな人となら堕ちていきたいんじゃないかと。
寧ろそうであってほしいかな。。
100名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 14:33:46 ID:DTBow5I1
みんな悪いけど一番サイテーなのはどう考えてもなのはさんだろ
どっちかちゃんと選んどけば。。。

フェイト振られたら自殺するなww

展開wktk


101 ◆34IETlJpS6 :2007/11/12(月) 14:34:29 ID:ZXIDhP6Q
おしまい。
因みにコレある意味ハッピーエンドですよ、一応。
なのはさんは誰よりも愛しい紅い瞳の『猫』を手に入れて
フェイトさんは身体の芯までなのはさんの『愛』に溺れられて
ティアナは捨てられる前に・・・

本来なら長編でやるネタでした。
でも、流石にこれ以上抱えると負債ばかりになるし・・・BADENDのために長々やるのもなぁ、とか。

第三視点のフェイトさんが二人の関係に気付いて狂気に堕ちていく過程とか
最初は軽めから、どんどんエスカレートしていったなのはとティアナの行為とか

書きたいことは色々とあったんですけどね
102 ◆34IETlJpS6 :2007/11/12(月) 14:48:41 ID:ZXIDhP6Q
>>100
続きは色々とアレなので、暗喩のまま終わらせるのがモアベタ―かと思いました。
103名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 14:52:30 ID:QWRjTLAL
>>102
GJ!!
しかしフェイトさん捕まんないのか?
そしてなのはさんティアナのことたまには思い出してあげて
104名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 16:03:43 ID:qZjlPUmZ
>>102
◆34IETlJpS6氏の才能に嫉妬。
そしてGJ。

うん、確かに仰る通りある意味ハッピーエンドだなーと思った。
しかしまさかフェイトさんがここまで病んだ状態で出てくるとは思わなかったぜ。
このなのはさんも何げに壊れてるし、飼われてるティアナも何処かおかしいし、こう言う結末しかなかったのかも。

しかし、ここまで色々と出てくる貴方の才能にはマジ嫉妬を覚える。
つーか羨ましい。
次の作品も楽しみに待ってる。

105名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 16:26:18 ID:0PhknTXP
>>101
めちゃくちゃおもしろかった!!
106名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 16:27:33 ID:MN5xWvya
ヴィヴィオは?ねぇ、ヴィヴィオは?
107名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 16:46:09 ID:Lx3PTjy0
多分歯車の壊れた機械人形のような朝の風景の中にすっぽり納まるんじゃないかなぁ>ヴィヴィオ

3人で朝食を食べたりしてる光景でごく普通の幸せな家庭にしか見えないんだけど両親(?)の目が俗に言うレイプ目とか
108 ◆34IETlJpS6 :2007/11/12(月) 18:04:31 ID:ZXIDhP6Q
>>106
10年後
「これからは・・・ヴィヴィオがなのはさんの『猫』さんなんだよ・・・」

そう言って、ヴィヴィオはわたしにキスをせがむ。
ヴィヴィオの首には・・・かつて染まった赤の名残に混ざり合うように、新しい真紅が彩りを添えていた・・・

チリン、と鈴の音が響く。
昔から唯一変わらないその音は、一体何のために鳴るのだろう・・・
今のわたしには・・・もう、解らなかった。


こんな感じ

ごめんなさい、冗談です(、、
109名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 18:10:02 ID:eMrbWTJ7
ヴィヴィオも堕ちたか
あれだなひぐらしの「不幸は連鎖する」って言葉がぴったりだ
110名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 18:28:02 ID:bnFAyJOw
えーと、ティアナ自身は幸せだったのかもしれんけど、
かつての理解者だったスバルが顛末を知った場合えらいことになる希ガス。

だが引き込まれたぜ……GJ。
111名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 18:53:28 ID:vDuTswML
>>108
フェイトさんは捨てられたか死んだか・・・
ヴィヴィオが猫。いいかも、、。

なのはさんが欲しかったのは恋人じゃなくて
愛しく、懐いてくれ自分の我を自由に発揮できる対象『猫』だったのかもしれない。
とか考えてました。
112名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 19:24:12 ID:I6JEe2HJ
なんっつかなのはさん量産しようぜ!
113名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 19:57:40 ID:ZXIDhP6Q
>>112
量産した分だけ被害が拡大するだけかと・・・・

なのはさんを量産してみた。

「少し・・・頭、冷やそうか」×12

「ティアーーーっ!!!」


「フェイトちゃん、今日は寝かさないの」×12
「な、なのは・・・嬉しいんだけど、わたしの身体は1つしかなくて・・・」
「みんなで分けるから大丈夫なの」×12
114名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 20:02:40 ID:Lx3PTjy0
お前たちは役割分担という言葉を知らないのかw

そう言えばドラえもんだったかでも自分のコピーだか複製だか作って宿題やらせようとしたら
向こうもオリジナルにやらせて自分がサボろうとしたなんて展開があったのを思い出した。
よく考えたら思考とか嗜好とかまったく一緒なんだからそうなるわなぁ。
115名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 20:20:17 ID:vDuTswML
>>112
つまりなのはさんが、フェイトやヴィータやティアナ、
はたまたアリサのところへいって女ジゴロっぷりを発揮すると。


最高だ誰か書いてくれ
116名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 20:40:12 ID:FN76u4SQ
ある日、なのはは任務から帰宅したフェイトのお土産
「クリスタル・イン」を月を月明かりに晒してしまう。
すると翌日の朝、自分を含めて七人になっていた。
高町なのは、怒なのっぺ、笑なのっち、
泣なのりん、幸なのっ子、頭なの様、
霊なのぽん 、そして黒なのは…

果たしてなのはは無事もとに戻れるのか?!

新番組『魔法少女七人のなのは』始まります




ゴメン、疲れてるみたいだ…
117名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 20:41:52 ID:jSehMTSA
声的に「七人のフェイト」なら…

ティアナの声が混じるからNGか
118名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 20:47:44 ID:z+pBOIzn
119名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 21:14:01 ID:ZXIDhP6Q
ロストロギアのせいで平行世界間の時間軸がずれてしまい、フェイトさんが三人になったようです。

フェイトH「なのは」
フェイトN「なのは」
フェイトR「なのは」
なのは「小さいフェイトちゃんは可愛いし、大きなフェイトちゃんはエッチな身体だし
真ん中のフェイトちゃんは青い果実の良さがあるし・・・迷っちゃうの」

とか?
120名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 21:18:15 ID:ylXC5xjc
シグナム「い、一日だけでいい!貸してくれないか!?」

なのは「フェイトちゃんは物じゃないの!頭冷やせなの!!」


なんてことに・・・・
121名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 21:27:32 ID:MN5xWvya
ロストロギアの一言でなんでも説明がついちまう……



素晴らしい世の中になったものだ
122 ◆34IETlJpS6 :2007/11/12(月) 21:37:42 ID:ZXIDhP6Q
>>120

なのは「フェイトちゃんに聞いてみてあげるの」
フェイトR「わたしは、なのはと一緒がいいな」
フェイトN「もちろんわたしもだよ、なのは」
フェイトH「二人ともずるいよ、わたしだってなのはと一緒にいたいのに・・・」

なのは「フェイトちゃんがそう言ってる以上、無理強いは出来ないの(ニヤリ」
シグナム「・・・・(悪魔め・・・)」

>>121
ギャラクシーエンジェル並にはっちゃけれますね
123名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 21:48:23 ID:ylXC5xjc
フェイトさん同士でなのはさんの取り合いとか見てみたいw

124名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 21:56:58 ID:uIZ7sN5I
すごくかわいい取り合いになるだろうな
主なバトルはNとHでRはそんな二人を見てオロオロしてそうだ
125名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 22:06:57 ID:SyKaA267
9歳フェイトが、自分に言われるのが悔しくて泣いちゃて、15歳もオロオロして、
なのはさんが帰ってくるまでかわいらしくも悲惨な状態になりそう
126名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 22:13:30 ID:eMrbWTJ7
そしてちゃんとそれぞれ元の世界に帰った暁には(H&N)
それぞれのなのはさんから(未来に存在する同一人物とはいえ)
この浮気者!ときつーいお仕置きが待ってるのね
127名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 22:14:43 ID:PXGEaOw4
なにその萌えシチュ
お前らいい加減にしろよ!もっとやれ!
128名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 22:17:24 ID:eMrbWTJ7
あ、ちげえよorz
フェイトさんが三人になったわけでHとNが平行世界から来た
って意味じゃないのに・・・吊ってくる
129名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 22:58:43 ID:QWRjTLAL
もう可愛けりゃなんでもいいよ!


9歳なのはさん×19歳フェイトちゃん
年下攻めって素晴らしいよね
130名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 23:01:43 ID:PXGEaOw4
9歳に攻められるのかよ、19歳フェイトさんw
131名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 23:04:22 ID:rwWrrgYB
(・∀・)*\<フェイトちゃんの受けはデフォルトだよ?

⌒*(・∀・)*⌒<なの!
132名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 23:10:17 ID:NGETtieq
俺はフェイトのヘタレ攻めが好きだなぁ。
受けに回ったなのはさん程萌えるのは無いと思うんだ
133名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 23:12:29 ID:zLPffkfc
フェイトさんは童貞
134名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 23:18:39 ID:TB9MyqX3
>133
なるほどオマエはフェイトさんが非処女で後ろが処女と言いたいと…
135名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 23:52:39 ID:QxMU5Z3p
むしろ後ろが非処女で前が処女のほうが
相手がなのはさんってことを考えるとありえる・・・w
136名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 00:18:51 ID:zE5k46IM
そして結婚するときの初夜でついに!とか?
バージンロード胸張って歩けるな
137名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 00:33:14 ID:v5tXKTHj
タキシードで?
138名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 00:54:13 ID:BWxv6ZrI
>>136
なんだかんだでなのはさんもフェイト大事にしてそうだしな
たまにちょっと鬼畜で意地悪なのはきっとフェイトさんの反応が可愛いからだよ!!ドSとかじゃないよ!たぶん


しかしなのはさんとフェイトって見た目と中身逆だな
なのはさん一見人懐っこくて可愛い感じだけど実は超男前で正義漢で冷静沈着だし、
フェイトさんクールな王子様系なのにヘタレでメンタル脆くて依存型で、もうすっかりオロオロキャラ

というわけでタキシードはなのはさん
異論はm
139名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 01:03:59 ID:DNwR73KH
だが本当になのはさんが辛いときには反転するのがなのフェイ

屋上での王子フェイトさんを忘れてはいけない

「助けよう…二人で」

"二人で"って辺りがなのはさんのための王子
140名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 01:10:46 ID:C5LtjI+6
王子というか勇者かも・・・

花嫁姿のなのはさんを片手に抱いて
ザンバー片手に大暴れ
141名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 01:38:15 ID:v5tXKTHj
そして帰り途中で寄った宿屋の親父に

「ゆ う べ は(ry

とか言われちゃう勇者か
142名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 01:47:35 ID:GbBWscVr
いいなそのRPG的なシチュエーションw
そういうパラレルがあったら面白そうだ
143名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 02:18:21 ID:FY6qzHF9
>>140
今すぐ無印Bパートを観かえすんだ、
そのまんまだから
144名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 07:44:18 ID:/T4/5bSs
つ「ロストロギア“ドラゴンクエストV”」

フェイトさんがバラモスを倒しに行くことになったようです。

ゆうしゃ:フェイト
せんし:ヴィータ
そうりょ:シャマル
あそびにん:はやて

姫兼ゾーマ:なのは
145名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 08:08:12 ID:d36Lxt+q
最終的にはゾーマに惹かれてゆうしゃとせんしが裏切りそうだな
146フェイトとドラ○エ ◆34IETlJpS6 :2007/11/13(火) 09:42:28 ID:/T4/5bSs
「面白いゲームがあるんよ」
発端は、はやてのそんな言葉からだった。

でも、なのは達は用事があったりで都合が悪くて
結局わたしだけが学校の帰りに八神家へと遊びに行くことになったのだった。
「ただいま〜」
「あ・・・はやてちゃん、おかえりなさい。 あら、フェイトちゃんも一緒だったんですか」
「お邪魔します」
「はい、いらっしゃいませ」
「シャマル。お茶、お願いな」
「わかりました、後で持っていきますね」
シャマルさんは柔らかな笑みと共にそう答えると、キッチンの方へ姿を消した。
わたしは、はやてに連れられてはやての部屋へと向かう。

「これなんやけど」

そう言って、はやてが見せてくれたものは赤と白で彩られた箱だった。

「これが・・・ゲーム機? 新製品なのかな?」
なのはの家にあるプレ○テ2や、ゲーム○ューブと言った物とはまるで異なる武骨なデザイン。
わたしもあまりゲーム機に詳しいと言うわけではないのだけれど、これを見るのは初めてだった。

名前は・・・えっと
ファ○リーコンピューター・・・かな?

「そや、ファミ○ン言うんやけど。わたし達が産まれるずっと前に流行ったゲーム機みたいやね」
「そうなんだ・・・」
「で、これにこのソフトを・・・」
はやてはゲーム機に小さな箱を差し込む。

「DVDじゃないんだね」
「せやね、DVDも結構最近のものやし・・・」
147名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 09:49:40 ID:EMyAfaQD
姫がなのはちゃんきゅうさいで、ゾーマがなのはさんじゅうきゅうさい、ってことにすればもーまんたい
148フェイトとドラ○エ ◆34IETlJpS6 :2007/11/13(火) 10:09:16 ID:/T4/5bSs
はやては、胸元からデバイスのペンダントを取り出す。

「リィンフォース」
「はい、マイスターはやて」
はやてが名前を呼ぶと、空色の髪をした小さな少女が宙に現れる。
でも、わたしにはゲームをするのに何で彼女を呼ぶのか解らなかった。

「はやて、何でリィンを呼んだの?」
「それはやね、こうするためなんよ」

はやては、ちょいちょいと指を動かしてリィンに合図を送る。
主従の間での意志疎通が出来たのか、リィンはコクコクと頭を縦に振った。

「ユニゾン、イン!」

その掛け声と共に、部屋を強い光が包み込む。
やがて光が止み、部屋の中が元の明るさに戻ると既にリィンの姿は消えていた。
わたしははやてに視線を戻す。
はやての手の中には、ピンクと白で彩られたゲーム機の姿があった。

あれ・・・さっきは赤と白じゃなかったっけ?

そんな事を考えていると、はやてはゲーム機を頭の上に掲げて言った。

「これぞ魔法と科学のコラボレーション。 『ファミリーコンピューターU(ツヴァイ)』、や!」

149フェイトとドラ○エ ◆34IETlJpS6 :2007/11/13(火) 10:39:41 ID:/T4/5bSs
開いた口が塞がらないとは、きっとこう言うことを言うのだろう。
わたしは、目の前にある光景を認識しながらも意識は半分遠い空の彼方へと飛んでいた。

そんなわたしの反応は気にせず、はやてはわたしにゲーム機のコントローラーを渡してくる。
Tと言う数字が書かれた平たいコントローラーにはボタンは、十字キーを入れてもたったの五つ。
わたしがそれについて問い返す暇もなく、はやては電源コードも何もないゲーム機のスイッチを入れた。

それと共に、急速に目蓋が重くなる。

はや・・・て・・・

必死に口を動かすが、パクパクと開閉するだけで声は出ない。
眠気に抗おうとするが・・・それも叶わない。
わたしの意識は・・・外に繋がる糸を徐々に手放していき、薄れていった。

最後に

「それじゃあフェイトちゃん、がんばってな〜」

はやての気楽な声が聞こえた気がした。
だが、その直後わたしの意識は完全に闇に飲まれ

それが何を意味していたのか、思考する術を失ったのだった・・・
150名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 11:27:22 ID:bk1UySvN
>>147
ゾーマの特技はもちろんぱふぱふだよな!?
151フェイトとドラ○エ ◆34IETlJpS6 :2007/11/13(火) 11:30:23 ID:/T4/5bSs
闇の中、声が・・・聞こえる。
“プレイヤーの名前を入力してください”
「はやて?」
わたしは声に対して聞き返す。
標準語にはなっていたが、それは聞き慣れたはやての声だった。
ブーー
大きな機械音が鳴る。
“『はやて』は使用できない名称です”
その反応に、やっとわたしは何があったのかを思い出した。
確か・・・はやての家に遊びに行って、ゲームを・・・
もしかして、と思う。
「フェイト、フェイト・テスタロッサ」
わたしは闇の中に向けて自分の名前を言った。
“文字数は四文字までです。残りの文字は切り捨てになります。プレイヤー名『フェイト』でよろしいですか?”
予想通りの答えが帰ってくる。
それで、わたしは少しだけ状況を理解することが出来た。
これは・・・きっと、ゲームなのだ。
どう言う原理なのかはわからないけれど、あの魔法によって変化したゲーム機によって、わたしが今の状況に置かれていることは想像に難くない。
“次に、ヒロインの名前を入力してください”
声は、次の入力を求めてくる。

これがゲームなら・・・楽しんでも、良いんだよね?

わたしは開き直る。
とりあえずはこの状況をどうすれば良いのかわからないし、はやてがやっていることなら危険もないだろう。
・・・・・多分
だから、わたしは声に対して答えた。
プレイヤーに、わたしに対なすヒロインの名前を。

「なのは」

この名前以外は・・・考えられなかった。
152名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 11:37:22 ID:SanUxpGY
ktkr
153 ◆34IETlJpS6 :2007/11/13(火) 11:44:20 ID:/T4/5bSs
とりあえずここまで
なんだか最近ネタに走りすぎるきらいが・・・・

一応、そんなに長編にはならないつもりです。
元の作品大雑把にしか覚えていないので、微妙に異なる部分が出てしまうのは許してくださいorz
きっと、『ドラゴニッククエスト』とかなんですよ。
154名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 13:57:41 ID:psMiN3cd
>>153gj
ネタとかもっと自重しないで
なのフェイならどんなんでも悶えられる自信があるんだぜ?


155名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 14:14:30 ID:BWxv6ZrI
>>154
フェイトスレに素晴らしいとしか言い様のない絵が落ちてたよ

悶えるどころか昇天した
156名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 14:27:28 ID:Pq6clcvW
>>154
つフェイトとバハムートラグーン
157名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 14:35:13 ID:SanUxpGY
見てきた
高速で保存した
158名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 15:13:05 ID:EwkKVrCD
>>156
バハムートラグーンが似合うのは部隊長と星2、雷2じゃね
主従関係が逆だけど
159名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 15:14:59 ID:2d6T/4qy
ヤテンオープロファイル
160名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 16:16:30 ID:9RgxlnJ3
ライブアライブ

色々あって魔王になるなのはさん
161名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 16:33:33 ID:d1Nt+mM1
色々なくてもなのはさんはすでに魔王じゃないか。

おや、お客さんが・・・・・・・
162名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 18:40:12 ID:GF83wQAt
なにょはは魔王なんかじゃねーです
163名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 18:50:58 ID:/T4/5bSs
気分転換にはネタが一番。
でも、ドロドロして血泥の沼に沈んでいくのも大好き(、、

しかし・・・ヤンデレる才能持ちはいても、ドロドロの争奪戦になりそうなのってあまりないなぁ・・・

「なのはは、みんなが好きなんだよね。なら、世界中の人を皆殺しにして・・・わたしとなのはだけの世界を作るよ。そうしたら、なのははわたしだけを見てくれるよね」

ゆりかごがもっと強かったら、ヤンデレフェイトさん敵対みたいなネタも出来るのに・・・
164執務官スレより:2007/11/13(火) 19:17:21 ID:SCpL8Lkv
"((`へ´))"「あ、あたしはテスタロッサと付き合うことにしたんだ」
ノ (*・ヮ・))「そそ、そうなんだよ。ごめんねなのは」
(・∀・)*\「ううん、いいよ二人とも。ちょっと寂しいけど幸せになってね!」
ヴィータ・フェイト「えっ……」
(焼餅やかせたかっただけなのに・・・)
(・∀・)*\「じゃあ、私も言っちゃうね、えへへ。二人が折角いってくれたんだもんね」
ノ (*・ヮ・))「え?な、なに?」
(・∀・)*\「私海鳴に戻ってアリサちゃんと結婚することにしたの!」
"((`へ´))"「は、はあ??!」
ノ (*・ヮ・))「な、なのはー!!!」
(・∀・)*\「うん、さっそく今日管理局やめてくるよ。引継ぎは前々からしてたんだけど、なかなかね。
       それじゃあ二人とも、またあおうね!」
"((`へ´))"「な、なにょはあ!!」

"((`へ´))"「……」
ノ (*・ヮ・))「……」
"((T∧T))"「なんか、あたしら馬鹿みたいだな、、、」
ノ (;△;))「いわないでヴィータ……」


´(`ー´)\「てすたろっさ、では私なんかどうd」
ノ (*・ヮ・))「傷心の乙女を口説くような人はお断りです」

            )
.         ,'`,⌒`彡
 .       cノノ))))))
        ((l!;ω;|l
         (   )
165名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 19:32:11 ID:BaehgQSQ
姐さんはどこ行ってもいじめられてるなw
ニート侍ネタのせいでこうなったのか、
A’sで終わっていてもこうなる運命だったのかな。
166名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 19:33:24 ID:pTwMM8oB
姐さんを幸せにしてみせる

あ、自分が幸せにするって意味じゃないよw
167名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 20:23:45 ID:SCpL8Lkv
さいきんアリなのが自分の中ですごい湧き上がってる。
アリサ×なのはとかこのスレ的にはどう?
168名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 20:31:22 ID:alDkcCIr
>>167
天然×ツンデレの組み合わせの破壊力は抜群だぜ!!
169名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 20:39:13 ID:4ia8BG8f
アリなのさいこぉぉ
170名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 20:53:55 ID:PDb45oT8
おそらくなのはさんが一番始めに
フラグをたてたのがアリサ
171名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 20:59:33 ID:pTwMM8oB
http://nov.2chan.net/b/src/1194949046384.jpg

これは一体どういう状況なのでしょうか?
全力全開で妄想して説明してください
172名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 21:11:01 ID:zE5k46IM
シグナムのパスワード付きフォルダに興味を持ったフェイトが冗談で

Ilove Fate(フェイトちゃんとちゅっちゅしたいよ)もしくは
My wife Fate(フェイトは俺の嫁)と入力したら解除成功

中にはパンチラや水着などの盗撮写真、フェイトとの会話や仕草、
わがままボディに関して熱心に記した日記、フェイトの音声データ、
さらにコラ画像や妄想小説「シグフェは萌えているか」etc
そしてそれらを見て頭から煙出してるフェイトまじ可愛いハァハァ
するという特殊プレイを楽しむ将ぐらいしか思いつかん
173アリなの ◆34IETlJpS6 :2007/11/13(火) 21:19:14 ID:/T4/5bSs
>>167
終わりは唐突だった。
勇気を出して、踏み出した一歩。
でも、それはあたし自身が築いてきた砂の城を・・・自分で踏み潰す一歩だったのだ・・・
「あたしは、あんたの事が好きなの!ずっと・・・小学生の頃から、なのはと初めて会った時から好きだったのよ!」
「アリサちゃんの気持ちはとっても嬉しいよ・・・。でも、わたしは・・・フェイトちゃんのことが・・・」

あたしの精一杯の告白は、なのはのその一言だけで崩れ去る。
気持ちが否定されたことを信じたくは無かった。
想いが溢れ、身体が止まらない。

「なんで・・・なんで、あたしの事を見てくれないのよ。答えなさいよ、なのは!」

あたしは泣きながらなのはに掴み掛かると、その顔を力任せに殴った。
初めて会った時に口喧嘩から発展してやりあった時のように
こうすれば、またもう一度あたしとなのはの心が通じ合うような気がしたのだ。
でも、なのははやり返さない、避けもしない。

自分のせいだと、自分の罪だと受け入れているかのように・・・
ずっと、黙ってそれに耐えていた。

「あたしがあんたと最初に友達になったのに・・・。あたしの方がフェイトよりずっと前からあんたの事を好きだったのに・・・」
「ごめんね・・・アリサちゃん・・・」
「謝るなっ!!!」
あたしが振るうのは理不尽な暴力だ。
なのはが謝る必要なんて無い。
「あたしの事を・・・少しでも好きでいてくれるなら、殴り返しなさいよっ! 突き放してよっ!
じゃないと・・・じゃないと、何時までたってもあんたを嫌いになれないじゃない!!!」
「アリサちゃん・・・ごめんね、ごめんね・・・」
なのははポロポロと涙を溢しながら、あたしを抱き締めた。
こんなことしてほしいんじゃない、優しくしてほしいんじゃない。
でも、あたしは・・・それでも、なのはの腕を振りほどけなかった・・・
174名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 21:46:23 ID:BWxv6ZrI
>>172
シグナム・・・・ww
俺はそんな将が大好きだぜ
ss化希望


A'sのサウンドステージ聞いてからはアリサはなのフェイの突っ込み役としか思えねーw
175名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 21:53:37 ID:MXaMrcH9
すずかにはつっこまれてるけどね
176名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 22:04:31 ID:ObNGUgG7
>>175

誰が上手いことを言えとwww
177名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 22:12:19 ID:KCLTO+77
>>165
シグナムはシャッハと幸せになればいいと思うんだ
2対5の模擬戦のあと、シグナムは模擬戦のお礼にとシャッハを食事に誘って
以下略
178名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 22:34:33 ID:alDkcCIr
>>173
アリサの初恋はなのはな気がする・・・・・・・
>>177
シグナムはアギトというツンデレな嫁をgetしてたじゃないか!!
179名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 23:12:19 ID:GF83wQAt
アリなの最高ぉ!!
GJ、そして続きwktk

無印見ながら、何度もアリサエンドを無想した。
アリサとなのは好きなのに、SSってあまりなくて泣ける…。
180 ◆34IETlJpS6 :2007/11/13(火) 23:21:33 ID:/T4/5bSs
>>179
ごめん、需要無いのかと思って消しちゃったんだ(´・ω・`)
181名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 23:24:38 ID:pTwMM8oB
>>180
ちょwwww
なんてことしてくれるんだ・・・

wktkしてたに決まっているだろう(´・ω・`)
182名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 23:36:58 ID:fAljl7f0
ホストの続きを、ずっと全裸で待ってます。
183名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 23:45:27 ID:Pq6clcvW
>>182
そういえばホストではシグナム幸せそうだよね
184名無しさん@秘密の花園:2007/11/13(火) 23:48:23 ID:ogLiiL00
人をそれは死亡フラグという
185名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 00:04:41 ID:AXS+65Sh
俺もホスト気になってたww

なのはさんの焼きもちが気になるw
186名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 00:10:29 ID:Rf++MjNh
34さん、全力全開でアリなの待ってるぜ
187sage:2007/11/14(水) 00:30:01 ID:WHH6yGm3
じゃあ、自分はホストの続きで
天国(フェイトの指フェラ)と地獄(ピンクの光)を
一身に受けるシグナムさんを待ってますね。
188 ◆34IETlJpS6 :2007/11/14(水) 00:53:42 ID:cqtlqH39
“名前が長過ぎます”orz

>>186
さっきのは一度消しちゃって書き直すのがあれなので、代わりに
『アリサの必死の告白を断りきれず、アリサと付き合い始めたなのは。友人達は驚きながらも二人の関係を祝福してくれた。
しかし、やがてなのははアリサと過ごす時間の比重が増えていくほどに、自分の目が他の人を・・・フェイトを追っている事に気付く』
とか言う感じで書いてみようかと・・・
アリなのフェイ三角

ホストはペットで変な方向に行ったテンションを気楽に短編でも書いて軌道修正してから書くつもりでした。
放ってるわけじゃないんです、スミマセンorz

189名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 00:55:20 ID:vgnKia3Y
やべ。三角関係大好き。
34さん頑張って
190名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 01:51:50 ID:sA6QdiuJ
修羅場とか三角関係とか大好物なんですが。
アリなのフェイとか、、wktkすぎる
頑張ってください・・・なの⌒*(・∀・)*⌒
191名無し娘:2007/11/14(水) 01:59:09 ID:o5hLz1FZ
なんて最強な三角関係…www

なのは→フェイトが大好き♪
続き、超楽しみしてます☆
34ちゃん、ファイト〜|゚∀゚)ノ
192名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 05:21:34 ID:sA6QdiuJ
アリサ→なのは←フェイト
でw
193名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 05:22:17 ID:sA6QdiuJ
あ、いや、
アリサ→←なのは→←←←フェイト
か?w
194名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 05:34:32 ID:+UYBod/F
はやて→すずか→アリサ→なのは→←←←フェイトなら丸く収まるぜ
195名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 05:48:55 ID:sA6QdiuJ
    ヴィータ はやて
       |   |  「 ̄リインフォースII
       ↓   ↓ ↓
アリサ―→高町なのは⇔フェイト      
       ↑    ↑            [特別枠]
       |    |            ヴィヴィオ→→←←←なのは
     ティアナ スバル


ごめん、今は反省してる。
196名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 06:04:45 ID:Rf++MjNh
>>195
なんというなのハーレムw
お主とはいい酒が飲めそうだ
197名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 07:21:28 ID:GE+cajTV
>>195
まったくもって同意
ヴィヴィオが特別枠なのもさらに同意


・・・あれ?ヴィヴィオが押し切られそうだ・・・いったい何が・・・
198名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 07:58:22 ID:gWmqklDI
俺はリインの矢印の先ははやてであって欲しいかな
ついでにスバル⇔ティアナだろ?と主張
199名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 11:20:31 ID:IIM/ovY0
>>198
対なのはさん相関図なのでそれ以外の関係は省略されています
200名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 11:59:17 ID:NA+7mhLS
>>195
いつか刺されないか心配になってくるなw
201名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 12:05:15 ID:6MDpeEKv
nice nanoha.
202名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 12:10:09 ID:V1+KspS6
中に誰もいませんよ
203名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 12:59:52 ID:cqtlqH39
>>200
基本放置プレイで手は出さないから大丈夫・・・なはず
204夕暮れに本を閉じて(1/2):2007/11/14(水) 13:16:52 ID:jgrtS8FF
 放課後、人気の減った校舎を歩いていると、ふっと世界にひとりきりで取り残されたような気分になる。
 夕焼けの差し込む校舎に響くのは、グラウンドから響く運動部のかけ声。吹奏楽部の練習と、演劇部の発声練習。――全ては遠い残響だ。
 あたしの視界に、それらの姿は入ってこない。故に、その存在は不確定。ただ聞こえるだけで、それらがそこに在る保証なんてない。
 実はとっくに、世界からは全ての人が消えてしまっていて。その残響の中に、あたしは取り残されているのかもしれない。
 ――そんな想像を浮かべてしまうのは、あまりに夕焼けが眩しすぎるからだろうか。
 永遠に続くかのような黄昏の光を眺めながら、あたしは階段を上っていく。ぺたぺたと、上履きのたてる足音を聞きながら。
 目的地へと続く扉は、すぐそこにあり。時計を見れば、その扉に鍵がかけられるまでは、まだ少しの余裕があった。
 ――まあ、でも、こんなところで待ってるのも間抜けだし。
 頷き、あたしはその扉に手をかけ、開く。扉が微かに軋んだ音をたてて――その中へ、あたしは身を滑り込ませた。
 目の前には、整然と並んだ書架と、雑然と詰め込まれた無数の書籍。要するに、ここは図書室だ。
 カウンターの方を見やる。図書委員の姿はなく、書架の方にも人の気配は無かった。
 いくら放課後の遅い時間だからといって、こんなに人影の少ないのも珍しい。
 ――これじゃほとんど貸し切りね。
 それでも、無人でないのは確かだったから、あたしは一歩、足を進める。そう広い図書室でもない。数歩進んだだけで、すぐに目的の人物の姿が見えた。
「すず、――――」
 呼びかけようとして――しかし、あたしの言葉はしぼむように消える。
 図書室の片隅、テーブルの上に広げた本に、真剣な表情で視線を落とす、彼女の姿。
 ぱらりとページをめくる微かな音が、あたしの耳に届く。
 彼女――すずかが本を読んでいる姿なんて、あたしにとっては見慣れた光景だけど。
 誰もいない図書室で、静かにページに指をかけるその姿は、なんというかこう――非常に、絵になっていて。
 それを壊してしまうのが躊躇われて、あたしは呼びかけようとした言葉を飲みこむ。
 ――まあ、どうせまだ、図書室の閉まる時間までは少しある。
 それまで、あたしも少し本でも見ていよう。すずかの邪魔をしないように。
 そう思って、あたしは踵を返そうとして。
205夕暮れに本を閉じて(2/2):2007/11/14(水) 13:17:26 ID:jgrtS8FF
「――アリサちゃん?」
 不意に、そんな声をかけられた。
 振り返れば、すずかが本を閉じ、こちらに微笑を向けていて。あたしはそれに、思わず苦笑で返す。
「ごめん、お邪魔しちゃった?」
「ううん、別に。――迎えに来てくれたの?」
「ん、そのつもりだったんだけどね。いいわよ、続き読んでて。もう少し待ってるから」
 読んでいる最中の真剣な表情を思い返して、あたしはそう返すけれど。すずかはゆっくりと、首を横に振った。
 そして、閉じた本を小脇に抱えて、あたしの元へと駆け寄ってくる。
「気にしなくていいよ、アリサちゃん。一緒に帰ろう」
「……いいの?」
「うん。――本の続きは、いつでも読めるし、ね」
 本を返却台に乗せながら、すずかは言って。そしてくるりと振り返ると、満面の笑みで言葉を続けた。
「お話の中じゃなくて、本物の王子様が、迎えに来てくれたんだもの」
「――――っ、恥ずかしいこと言わない」
 顔が熱くなってるのは夕陽のせいにしたかったけど、図書室の窓からは夕陽は差し込んでいなかった。
 だから、あたしは顔を背けて、手だけを差し出して。
「ほら。――お手をどうぞ、お姫様」
 全く王子様らしくない、ぶっきらぼうな言い方で。
「――はいっ」
 ひどくうるさい自分の鼓動を聞きながら、触れてきたお姫様の手を、きゅっと強く握りしめた。
 あたしは、世界にひとりきりじゃない。そんなことを、確かめようとするみたいに。
206前スレでアリすず書いた人:2007/11/14(水) 13:20:31 ID:jgrtS8FF
なのハーレムの流れを全力でシカトしてアリすずを投げてみた。反省はしていない。
すずかはアリサの嫁。
207名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 13:40:23 ID:qo+THgfq
アリすずいいなぁ・・・

絵に描いたようなツンデレとお嬢様
素晴らしい組み合わせ

GJ!
208名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 14:16:06 ID:nguV1+eM
なんだこのほのぼのアリすず・・・・・・いいなぁ、こういうの
209名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 14:24:45 ID:O6SO2Gaz
なのハーレムも悪くないけど、アリサはすずかの組み合わせが一番!
初恋はなのはでもいいと思うけど
210名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 14:51:05 ID:1I4sjaAY
アリサはお嬢様だけど、すずかのとこも相当な家だよな?
211名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 15:16:26 ID:nguV1+eM
    シグナム アルフ
       |   |  「 ̄リニス
       ↓   ↓ ↓
ギンガ―→フェイト・T・H⇔なのは      
       ↑    ↑            [特別枠]
       |    |            ヴィヴィオ→→→→←フェイト
      キャロ  エリオ

212名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 15:17:51 ID:BBag/Jiz
特別枠に姉と母の追加を要求する
213名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 15:20:03 ID:nguV1+eM
    シグナム アルフ
       |   |  「 ̄リニス
       ↓   ↓ ↓
ギンガ―→フェイト・T・H⇔なのは      
       ↑    ↑            [特別枠]
       |    |            ヴィヴィオ→→→→←フェイト
      キャロ  エリオ           アリシア→→→←←フェイト
                          リンディ→→←←←フェイト


こうですか、わかりません。
214名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 15:29:40 ID:4J/iYIcC
なのハーレムばかり気にされるが
フェイトハーレムも好きな俺
215名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 15:49:54 ID:cqtlqH39
>>214
でもフェイトハーレムってなのはさんか居たら成立しなくない?

フェイト「今日もなのは明日もなのは明後日も明明後日もなのは」
216名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 16:00:57 ID:c1DhlBY7
シャマルシャッハアギトと姐さんも何気にモテモテだよね
しかし本人はテスタロッサに片想い…
217名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 16:28:01 ID:c1DhlBY7
あと、久々に来たら上でシグなのとか出てたけど
AsSS03のなのはビクビクぶり→>>19→フェイト車内で対等に会話
とか見ると10年間で一番仲良しさんになった2人でもあるよね。

「さすがテスタロッサの認めた娘」「フェイトちゃんが尊敬してたのもわかるな」
ってなんか一線超える手前までならありそう。

胸が大きくなって悩むなのはがはやてやフェイトに相談したけど解決せず
おっぱい魔人の異名を持つ姐さんに色々相談…とかならいけるかな?
いかん、新たな可能性を前にとめどない妄想が…
218名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 16:35:27 ID:UjvP5VC9
>>217
それを見たフェイトさんが色々勘違いするわけですね。
219名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 19:37:02 ID:Xszzy7Hx
俺的には

  スバル     ギンガ
  ↑ │      │ 
ティア┐│┌ヴィヴィ │ ┌キャロ←─ルールー
   ↓↓↓     ↓ ↓
   なのは←────フェイト すずか
    ↑      ↑ ↑  ↓ ↑
    │  はやて─┘ │  アリサ
    │   ↑    │
  ヴィータ リイン2 シグナム←─シャマル
        ↑    ↑
        └アギト─┘

フェイトは片思いでいて欲しい

あとはやフェイはマイベスト百合
実は好きなのにフェイ→なのを誰より良く知ってから気持ちを殺そうと頑張ってる某サイトのはやてさんが大好きだ
220名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 19:38:39 ID:Xszzy7Hx
ちょっと死んできますね
221名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 19:47:27 ID:He7tEArM
>>219 修正してみた

  スバル       ギンガ
  ↑  │          │ 
ティア┐│┌ヴィヴィ  │┌キャロ←─ルールー
    ↓↓↓       ↓↓
   なのは←───フェイト   すずか
    ↑        ↑ ↑   ↓ ↑
    │  はやて─┘ │   アリサ
    │   ↑       │
  ヴィータ リイン2 シグナム←─シャマル
        ↑      ↑
        └アギト─┘
222 ◆34IETlJpS6 :2007/11/14(水) 20:19:06 ID:cqtlqH39

「シグナムさんは胸、凄く大きくて良いですよね・・・羨ましいなぁ。わたしなんか、はやてちゃんやフェイトちゃんと比べても全然で・・・」
「そうか?肩は凝るし、剣を振るのにも邪魔であまり良いものでは無いのだがな・・・」
「シグナムさんはこんなに立派なものがついてるから、そんなこと言えるんですよ・・・」
「・・・待て、この手は何だ」
「え?いえ、これだけ大きいとどんな触り心地なのかなって思って・・・」
「だからと言って・・・人の胸を揉むな!」
「はやてちゃんには、いっつも同じことされてるじゃないですか」
「あ・・・主はやては、その・・・良いのだ」
「どうしてですか?
はやてちゃんが・・・夜天の書の主だから?それとも・・・」
「なのは、ここに居たんだ。探し・・・」
「て、テスタロッサ!?」
「フェイトちゃん!?」
「え・・・えっと、二人とも・・・何を・・・」
「こ・・・これはね、違うんだよ。 何でも無いの」
「そうだぞ、テスタロッサ。 わたし達は別に何もやましいことをしていたわけでは・・・」
「・・・・・・・・」
「えっと、その・・・フェイトちゃん?」
「あ・・・ご、ごめんね、なのは。わたし・・・その、二人がそんな関係だったなんて全然知らなくて。
今見たことは、誰にも言ったりしないから」
「だから、誤解なの」
「シグナム・・・なのはの事・・・お願いしますね」
「いや、テスタロッサ。わたし達の話を・・・」
「二人とも・・・御幸せに!」
「ま、待ってよフェイトちゃん。 わたしの・・・お話を聞いて!」

>>218
こんな感じ?
223名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 20:20:45 ID:y9SFRagf
>>221
これぞ究極のなのハーレム。
しかしこの図だと間違いなく誰かがヤンデレに走るw
まさにnice nanoha.
224名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 20:32:24 ID:Fvj6jNIM
なのはの浮気は平気だけどフェイトには何故かなのは一筋でいて欲しいんだよな〜
俺、フェイトが一番好きなのに。何故だorz
225名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 20:36:20 ID:Gi0Qp6iM
>>222
これは三四さんGJと言わざるを得ない
226名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 20:52:15 ID:LOh6Qb7M
>>222
微かに漂うはやシグの香りにも萌えた
227名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 20:52:49 ID:cqtlqH39
>>224
好きだからこそ、フェイトさんが一番好きな相手と結ばれてほしいと思うんですよ(`・ω・´)
228名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 20:58:11 ID:5VYR6dq8
俺はなのはの浮気も受け付けられないぜ
229名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 21:19:24 ID:P3R3GH9+
  スバル       ギンガ
  ↑ |        │ 
ティア┐|┌ヴィヴィ  │┌キャロ←ルールー
   ↓↓ ↓     ↓↓
   なのは←───フェイト   すずか
    ↑       ↑ ↑   
    ?→ はやて─┘ │   
    │┌―?↑ ?――┤
 ヴィータ |リイン2 シグナム←─シャマル
      | ↑     ↑
       | └アギト─┘
      ↓
    すずか
    ↓ ↑
    アリサ
230名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 21:21:12 ID:P3R3GH9+
あう、罫線記号使って>>221を修正してみようとしたら失敗した上に間違って書き込んじまったスマソm(__)m

ちょっと頭冷やされてくるわ……
231名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 21:25:28 ID:gWmqklDI
>>214
あれ、俺いつのまに書き込んだ?
232名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 21:33:26 ID:IbHT2NN8
なのは好きな人はなのハーレム、フェイト好きな人はフェイトハーレム
と各々ハーレムを形成すればいいと思う。
233名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 21:42:16 ID:sA6QdiuJ
なのハーレムはよい。
なのはさんの浮気も万歳


ところでヴィータっていまだにフェイトのこと「フェイト隊長」としかよんでないよな(多分
「フェイト」と「テスタロッサ」ってどっちがしっくりくるだろう?
小説とかかくときいつも迷う。
自分はなのはに影響されて、墜落事故以降は「フェイト」だとおもってる。。
234名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 22:20:42 ID:Izq7HdrE
ヴィータには是非フェイトって呼んで欲しい
なせならば、テスタロッサは姐さんだけの特別な呼び方であって欲しいから
235名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 22:22:39 ID:gWmqklDI
シャマルはテスタロッサちゃんからフェイトちゃんになってたよな
俺の記憶違いでなければ
236名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 23:15:48 ID:qo+THgfq
237 ◆1gx5q3Ma8Y :2007/11/14(水) 23:45:51 ID:kFNCkjiM
ハレームや、ありすずが求められている流れを完璧に無視して、なのふぇいの
いちゃいちゃの続きです。
238今日はいちゃいちゃの日なの ◆1gx5q3Ma8Y :2007/11/14(水) 23:46:50 ID:kFNCkjiM
「さ、座って」
 なのはに促され、椅子に腰を降ろす。お尻が直に椅子に触れる感覚が新鮮だ。
 朝食が並べられていたのは、なのはが座っている方を正面とすると、左側の面。つ
い、視線をなのはの身体のラインに沿って滑らせると、テーブルの面との僅かな間に、
魅力的にくびれた、ウェストから腰のカーブが見える。
「では、いただきます」
 なのはが両手を合わせ、言った。不埒な視線を咎められたような気がしたフェイト
も、慌てて手を合わせ、「いただきます」と復唱する。。
 朝食は、ご飯にお味噌汁、魚の干物にお漬物と、なのはの世界、日本の朝ごはんだ。
フェイトも何年も海鳴市に住んでいたから、こういう食事にも慣れている。
 だが、今日は味がさっぱりわからない。
 なのはが箸や茶碗を上げ下ろしするたび、そこにある胸の膨らみに目が行ってしま
う。出来るだけ見ないようにと思うのだが、身体の動きで揺れたりすると、つい見と
れてしまうのだ。
「なぁに?」
 なのはが細めた瞳で笑いながら、フェイトを見る。
 慌てて視線を逸らし、お味噌汁を流し込むフェイト。だが、なのはが柔らかい視線
のまま、まるでお返しのように自分の胸を見ているのに気づいて、頬が赤くなった。
 そんなに見つめないで……
 なのはの胸を散々見つめたくせに、都合のいい事を思うフェイト。だが、そんな勝
手なお願いが届いたのか、なのはが自分の食事に戻ると、今のお願いは何処へやった
のか、ついなのはを見つめてしまう。
 そして、暫くすると今度はなのはに見つめられ、頬を赤らめる繰り返し。フェイト
にとって、なんとも疲れる時間だ。
239今日はいちゃいちゃの日なの ◆1gx5q3Ma8Y :2007/11/14(水) 23:47:53 ID:kFNCkjiM
「ご、ごちそうさま……」
 何を食べたのかすら判らないが、出された茶碗とお碗、そして皿は空になったので、
フェイトはご馳走様という事にした。
「おいしかった?」
 なのはが無慈悲な質問をする。答えに窮したフェイトだったが、まさか味が判らな
かったとも言えない。
「あ……うん……おいしかった。とっても……」
 もし、なにがどんな風に美味しかったか、レポートしろ、何て言われたらどうしよ
うと内心冷や冷やしながら答える。
 だが、幸いにもなのははフェイトの答えに満足したらしく、自分も「ごちそうさま
」と手を合わせ、食器を重ね始めた。
「手伝うよ……」
 言ってフェイトは自分の食器を重ねると、流しまで運ぶ。
「ありがとう……ああ、ついでなんだけど、そこの箱、部屋へ持っていってくれる?

 身体にエプロンを纏いながら、なのはは部屋の隅を目で示す。そこには無地の、み
かん箱くらいのダンボール箱がひとつ、鎮座していた。
「うん……」
 フェイトは返事をすると、一度屈み、段ボール箱を抱え上げる。
 大きさも中程度で、重さはそこそこだが、偏った感じが伝わってくる。密封のため
のガムテープを剥がした跡があるが、いったい何が入っているのだろう?
 そんな事を思いつつ、箱を持ってベッドのある部屋に戻った。
 あ、もしかして、何か着るものが入ってるかも……
 そう思ったフェイトは、箱をベッドの前に置くと、閉じられている上の部分を開け
てみる。
240今日はいちゃいちゃの日なの ◆1gx5q3Ma8Y :2007/11/14(水) 23:48:53 ID:kFNCkjiM
 だが、期待したものとは違っていた。
「お菓子……?」
 箱の中身は、ポテトチップやチョコレート。後、DVDが10枚ほど。それと他にも
何か入ってたように隙間が空いている。
「それね、アリサとすずかが送ってくれたんだよ」
 洗い物を終えたのか、なのはが戻って来た。
 手に持っているのは、グラスとジュースのボトル。もちろん、エプロンを外した裸
で、ふっくらした胸やお臍、それに髪と同じ色の、柔らかな叢が目にまぶしい。
「けっこう忙しかったから、向こうのものに触れるのも久しぶりだね」
 言いながらローテーブルにグラスとボトルを置いた。
 フェイトにとっても親友であるふたりは、こうして時々「故郷のもの」を送ってく
れる。まぁ、フェイトにとっては厳密には故郷ではないが、一番良い思い出があるの
は海鳴市だから、故郷のようなものだ。
「さて、どれをみようかなぁ」
 言いながら、入っていたDVDのケースを見る。テレビ番組を録画したもので、番
組名はアリサとすずかの手書き。はのはは、その中からドラマの1枚を選び出した。
 ベッドの対角の壁に設えられたプレーヤー。これは日本製だ。隣に置かれた変換機
で、魔力結像スクリーンに映像を変換して送るから、テレビのようなものは置いてい
ない。こっちの世界に地球──日本製のテレビを置いても見れないからだろう。
 なのはは、プレーヤーの前で跪き、更に左手を床について姿勢を下げた。電源ボタ
ンとイジェクトボタンを押し、出てきたトレイにディスクを載せる。
 だが、それを後ろから見ているフェイトは、半ばパニックに陥っていた。
 床に膝と手を突いて、四つんばいに近い姿勢になった、裸の人を後ろから見ればど
うなるか?
241今日はいちゃいちゃの日なの ◆1gx5q3Ma8Y :2007/11/14(水) 23:49:53 ID:kFNCkjiM
 言わずもがなだが、見えてしまうのだ。なにもかもが。
 水密桃のようにふっくらとしたお尻の双丘と、その間にあるセピア色の窄まり。そ
のすぐ下から左右に分かれる恥丘の裾野。そして、それにヘラでまっすぐに切り入れ
たようなスリット。割れ目の間に肉色の襞をちょっぴり覗かせているのは、ある種の
貝を思わせる。それらがまるで薄く蜜を塗られたように、テラテラと濡れ光っている
様子は、美味しそうで見ていてかぶりつきたくてたまらない。
 いや、まぁ、実際に数え切れない程、かぶりついた事があるわけで、もっと本格的
に溢れた時の蜜の味も、入り口から無数に続く襞の舌触りも、そのときの甘い声も知
り尽くしてはいるが、こういう姿勢でここを見る事は滅多になかった。
 慌てて見ないようにしようともしたが、結局、フェイトはなのはの一番の秘密の場
所から目を離す事が出来なかった。それどころか、半ば身を乗り出して凝視してしま
う。
 このまま、後ろからキスしたら、どんな反応をするだろう?
 男性は、こういう姿勢で後ろからスルのが好きなものらしいが、フェイトにはそう
いう器官が無いからか、嗜好が今ひとつ理解できず、した事はない。
 でも、今はその嗜好が少しだけ判る。
 あの突き出されたお尻をしっかりと抱えて、獣のように鼻面を突っ込んで、思いっ
きり嘗め回したら──きっと抵抗できず、突っ伏して無意味にカーペットを引っかい
て、甘い声を弾ませるのではないだろうか。
 指を入れてもいい。人差し指と中指。中でバタ足みたいに動かすのがなのはのお好
みだが、いつもの優しく、そっとではなく、泡が出るくらいに激しくしたら。
 舌と指で一方的に責めたてられ、抵抗も出来ずに犬のように這いつくばって、喘ぎ
ながら許しを請うなのは。でも許さずに、登りつめても止めないで、気絶するまでし
続ける。不屈のエース・オブ・エースを完全屈服させるなんて、きっとすごい征服感
に違いない。
242今日はいちゃいちゃの日なの ◆1gx5q3Ma8Y :2007/11/14(水) 23:50:57 ID:kFNCkjiM
「フェ〜イ〜ト〜ちゃ〜ん〜?」
 突然、声を掛けられて、フェイトは飛び上がった。見れば、四つんばいのなのはは、
首を巡らし、こっちを見ている。
「なぁーんか、エッチな目でみていませんかぁ?」
 可愛らしく抗議するなんてニュアンスは欠片もなく、わざとだろうが、妙に低く押
し殺した声で言いながら立ち上がる。その声を聞いただけで、何か怪しい神様にに祟
られそうな迫力だ。
「ち……ちが……なの……は」
 慌てて言い繕おうとするフェイトを見下ろし、なのはは不必要なくらいゆっくりと
近づいてくる。
 フェイトは、次の瞬間には、自分を吹き飛ばすピンク色の魔力光が来る事を半ば覚
悟した。行き着く果ては、地下の空洞か、それとも衛星軌道か……目を瞑り、命があ
る事をひたすらに祈る。
 とすん。
 覚悟に反して魔力光は来ず、代わりに聞こえたのが、小さな音だった。
 恐る恐る目を開けると、そこにはなのはが正座していた。
「フェイトちゃん」
「は……はい!」
 慌てて、フェイトも正座になってしまう。
「頭、ここ」
 なのはが言う。きょとんとして、意味が判らない様子のフェイトに、
「頭、ここ」
 再度繰り返して、自分の膝を指差す。
「え……と……」
 意味はようやく判ったものの、そのとおりにして良いものかどうか迷ったのか、フェ
イトはオロオロした。
243 ◆1gx5q3Ma8Y :2007/11/14(水) 23:56:17 ID:kFNCkjiM
今回ここまで〜、さらにいちゃいちゃさせたいと思ってます。

なのはさんは、フェイトを苛めて楽しんでいるわけじゃないので、決して黒なのはで
はない──ですよね?
244名無しさん@秘密の花園:2007/11/14(水) 23:59:50 ID:qo+THgfq
なのはさんはわかりませんが、フェイトさんは間違いなく変態ですw

続きwktkして待ってますw
245名無しさん@秘密の花園:2007/11/15(木) 00:03:41 ID:j7/WYTbX
すげー描写がえろいわ
フェイトさん襲っちまえ
後ろからでもなのはさんは絶対OKだからw
246名無しさん@秘密の花園:2007/11/15(木) 00:08:02 ID:NY0LeGq2
1gさん 続きまってますぜ!!
247名無しさん@秘密の花園:2007/11/15(木) 00:17:29 ID:bAeGbmYn
やべぇ、いろいろ想像してしまったw
しかし、EROSUですね。いろいろタマランv
フェイトさん妄想通り襲ってしまえばいいと思います!
続き期待!!
248名無しさん@秘密の花園:2007/11/15(木) 00:55:56 ID:QVjDpYjh
なんという変態フェイトさんwww
どこをどれだけ凝視しているんだw
描写が下手な官能小説よりエロイな・・・。
なのはさんは絶対さそっているだろう。
GJでした。

やっぱりなのフェが一番みていて燃えるな(性的に
249名無しさん@秘密の花園:2007/11/15(木) 01:31:00 ID:nIopgWtu
なんというエロ話・・GJ! ところで、管理局員もしくは旧機動六課の名無しさん達が、なのはさんとその周辺の方々で百合萌えしまくるなんていう電波が届いたんですけども。
250名無し娘:2007/11/15(木) 02:16:02 ID:7roBrZz8
いちゃいちゃDAYのおかげで、今日はゆっくり寝れそうです☆笑
もう、なのフェイが最高過ぎる&エロス過ぎて最強〜!!

続き、超楽しみにしてずっとお待ちしております〜♪(゚∀゚)ノ
251名無しさん@秘密の花園:2007/11/15(木) 07:22:47 ID:ZU76JDPy
GJ!!
なのフェイは栄養剤だぜ
今日も頑張れそうだ
252 ◆34IETlJpS6 :2007/11/15(木) 07:39:08 ID:1vYJbhZp
>>249

[1]管理局の名無しさん@秘密の花園[sage]
このスレは管理局内での百合カップルについて語るスレです。
男関係の話は別スレでどうぞ。

[2]管理局の名無しさん@秘密の花園[sage]
>>1
とりあえずテンプレとして
なのは×フェイト
リンディ×レティ
スバル×ティアナ
はガチ

[3]名無しの騎士[]
>>2
なのははヴィータの嫁だろ常考。

[4]管理局の名無しさん@秘密の花園[sage]
>>3
ヴィータちゃん乙
俺はヴィータカプははやて×ヴィータかヴィータ×リィンだと思うが。

[5]名無し侍@秘密の花園[sage]
>>3
同意。
なのは×ヴィータ
フェイト×シグナム
こそテンプレ。
253名無しさん@秘密の花園:2007/11/15(木) 08:18:28 ID:HPPwDmrw
[6]管理局の名無しさん@秘密の花園[sage]
副隊長たち
仕事してください

ここまでテンプレ
254 ◆34IETlJpS6 :2007/11/15(木) 09:44:28 ID:1vYJbhZp
「ただいま〜」
返事はなかった。
30秒ほど黙って待つ。
でも、家の中は静まりかえったままで・・・待てど暮らせど返事が返る気配は無い。
「ただいま〜・・・なのは、ヴィヴィオ、いないの?」
もう一度家の奥に向かって声をかける。
結果は同じことだった。
出かけてるのかな。
そう結論付けて出迎えを諦めると、わたしは家の中に入る。
今回は長期の航行任務だったため、直接なのはとヴィヴィオの顔を見るのは随分久し振りになる。
だから、きっといつも以上に出迎えてくれるものだと思っていたのだけれど・・・期待が外れて、少し寂しい。
わたしは二人に早く会いたくて仕方無かったのに・・・なのはやヴィヴィオにとっては、そんなこと気にならないのかな・・・

暗い考えが頭をよぎる。
いけない・・・すぐ悪い方に考え過ぎるのは、わたしの悪い癖だ。
そう思っても、ついつい漏れてしまうため息だけは隠せない。
わたしは、そんな風に肩を落としたまま居間の扉を開けた。
「・・・ええっ!?」
視界一杯に色彩が乱舞する。
居間は、様々な色によって飾り付けられていた。
赤、青、緑、黄、色とりどりの折り紙をわっか状にして作った鎖が、部屋のあちらこちらに張り巡らされているのだ。

今日は・・・誰かの誕生日か何かだったっけ?

思い返すが、わたし達の誰も今日が誕生日だったりはしないし
何か特別なパーティーをするような日でもなかったはずだ。
そんな風に悩んで辺りを見回すと、部屋の上方に大きな紙が貼り付けられているのに気付く。
そこには・・・ヴィヴィオのまだつたない文字で、大きく書かれていた。

“フェイトママ、おかえりなさい”
255 ◆34IETlJpS6 :2007/11/15(木) 10:18:50 ID:1vYJbhZp
思わず、目頭が熱くなる。
わたしは慌てて、目蓋を押さえた。
・・・・・・・
黙ってそうしていると、徐々に気持ちが収まってくる。
でも・・・二人がこんな風に、わたしの出迎えの準備をしていてくれたのなら
何で未だに姿が見えないんだろう・・・
「あ・・・・」
わたしはその時になってやっと、寝室のドアが少しだけ開いていることに気が付いた。
音をたてないように、そっと開く。
部屋の中からは、穏やかな寝息が・・・二つ聞こえてきた。
「ヴィヴィオ、ただいま」
布団の中で眠るヴィヴィオに声をかける。
きっと、まだ夢の中で聞こえてはいないだろうけど・・・それでもいい。
そして、わたしはその布団にもたれかかるようにして眠るもう一人の耳元に顔を近付けて言った。
これまでずっと・・・そうしてきたように、彼女の眠りを妨げないように
そして、愛を囁くように優しく。

「なのは、ただいま」

この言葉を言って、初めて自分が家に帰ってきたんだと自覚できた気がした。

「このままじゃ、風邪引いちゃうよ」
毛布でも持ってこようと思い立ち上がる。
ふと足元に目をやると、小さなハサミと切りかけの折り紙が落ちていた。
「管理局のお仕事が忙しいのに、こんなに頑張るから・・・」
でも、気持ちは凄く嬉しい。
わたしはもう一度その場に跪くと、なのはの背中に抱き着くようにもたれかかった。
わたしの体温が、なのはの少しだけ冷えた背中に流れ込んでいく。
それに呼応するように、なのはの体温もわたしの身体を暖めるようになっていった。
やがて・・・二つの体温は一つになる。

もう・・・毛布は必要なかった。
256 ◆34IETlJpS6 :2007/11/15(木) 10:26:15 ID:1vYJbhZp
タイトルつけ忘れ。
「ただいま」
とかかな
257名無しさん@秘密の花園:2007/11/15(木) 10:36:04 ID:QVjDpYjh
心が温まるはなしだな・・・。
ヴィヴィオええ子や。
フェイトさんはやっぱりパパさんだと思った。
仕事も大事だけど嫁さんや子供も大事に出来るタイプ。
この家族には幸せになって欲しい。

GJでした!!!
258名無しさん@秘密の花園:2007/11/15(木) 12:26:45 ID:0hUg9bfl
本当に家族の愛を感じた
素晴らしいです
259名無しさん@秘密の花園:2007/11/15(木) 18:22:14 ID:DD7brVlT
ほんとに34氏は何でも書けるんだなw
GJ!寒い夜にはちょうど良い、あったかい話でした。
260ワタシハアナタノムスメデス ◆34IETlJpS6 :2007/11/15(木) 20:17:57 ID:1vYJbhZp
それは、偶然の出来事でした。

局の仕事が珍しく早くに終わり、誰も居ないはずの家へと戻ると・・・家の中から物音と、声がしたのです。
泥棒かもしれないと警戒しながら、家へ入ると・・・声と音は階上のエイミィの部屋から聞こえてきているのがわかりました。
声は高く、所々しか聞きとれませんでしたが、嫌がっているような言葉だけははっきりと聞こえたのです。
緊急を要すると判断したわたしは、素早く階段を駆け上がり、エイミィの部屋の扉を開けました。
でも・・・そこには、わたしが想像していたのとは、まるで異なる光景が広がっていたのです・・・


目の前には汗に塗れた男女の肢体があった。
確認しなくても解る。
片方はこの部屋の主であるエイミィ。
そして、もう一人は・・・わたしの義兄であるクロノ。
恋人同士である二人が一緒にいるのは、それほどおかしいことではない。
でも、二人の身体は布の一枚すらも身に付けてはおらず、全裸。
わたしは・・・目の前で何が行われているのかを、瞬時には理解できなかった・・・
「くっ・・・、エイミィ・・・そろそろ出すぞっ!」
「んっ・・・ンっ、良いよっ、クロノ君・・・来てっ」
わたしが扉を開けたのに気付いていないのか、クロノはこちらを振り向きもせずに、エイミィの身体に向かって勢い良く腰を打ちつける。
肉のぶつかり合う音が、エイミィの嬌声と共にわたしの耳を打った。
エイミィの豊かな乳房がわたしの視界の中で大きく揺れる。
エイミィはクロノが腰を打ちつける度に悦楽の表情を湛え、もっともっとと貪欲に快楽を求めようと・・・合わせて腰を振っていた。
火照った身体にその表情は・・・とても艶かしいモノとして、わたしの目に映る。
二人の動きは段々と速度を増していき。
そして・・・最後にエイミィが一際大きな声をあげると、それを合図にクロノはそのままの体勢で動きを止め・・・エイミィの身体の上へと倒れ込んだ。

行為を終えて、やっと周りを認識する余裕が出来たのか
クロノの目が、部屋の扉へと向く。
わたしの存在を、視界に捉える。
その途端、わたしは弾かれた様にその場から逃げ出した。
261名無しさん@秘密の花園:2007/11/15(木) 20:45:00 ID:UgNM/jZZ
さすがにノーマルCPがある場合は最初に注意書きしたほうがいいんじゃないか?
262ワタシハアナタノムスメデス ◆34IETlJpS6 :2007/11/15(木) 20:55:21 ID:1vYJbhZp

「っ・・・フェイト!?」
扉も閉めずに逃げ出したわたしの背に、クロノの声がかかる。
でも、わたしは止まったりなど出来るはずもなかった。
階段を駆け降り、玄関を開け外へと走る。
靴を履く手間も惜しかった。

素足のまま道路を駆け抜け、いくつもの通りを通り過ぎていく。
やがて、息が限界に近付き・・・走るのを止める頃には、随分と遠くまで来ていた。
ついてこられる訳はないと解っていても、どうしても振り返って確認してしまう。
勿論、誰も追って来てなどいるわけはなかった。

何で、わたしは・・・黙って見てたんだろう・・・

多少は余裕が出来たせいか、心の中で自問自答が始まる。
すぐに逃げ出せば良かったはずなのに、わたしはそれをしなかった。
驚きで動けなかったなんて、言い訳に過ぎない。
わたしは・・・確かに二人の行為に見入っていたのだ。

そんな事を考えていると・・・頭の中に、先程の光景が鮮やかに蘇ってくる。
わたしももう子供ではないから、二人が何をしていたのかはわかる。
でも、知識の上で知っているのと生で見るのとではまるで違うものだと言うことは良く分かった。

「・・・・っ」
少し身体に違和感を感じる。
鼓動が速くなる。
周囲の視線が・・・気になり始める。
周りには人通りは殆んど無かったが、わたしは人目を避けるように横の小さな路地へと入った。
自然と・・・手が股間に伸びる。

わたしのショーツは、おもらしをした訳でも無いのに・・・僅かに湿り気を帯びていた・・・
263ワタシハアナタノムスメデス ◆34IETlJpS6 :2007/11/15(木) 21:19:18 ID:1vYJbhZp
――――――――コウフンシタ?――――――――
誰も喋って等いない。
これは、わたし自身の心の声だ。
わたしの中の、無意識の部分がわたしに問い掛けるように浮かび上がってくる。

「興奮なんて・・・してない」

――――――ウソダヨ、チガウナラソンナニヌレタリシナイヨ――――――――

「違う!」
思わず大きな声をあげてしまう。
通りを丁度通っていた人が、驚いたようにこちらを見ていた。
わたしは、それから逃れるように路地の奥へと進む。
心の中の声は変わらずわたしに問い掛けてきた。

――――――――ドウ、オモッタ?――――――――

「どうも・・・思ってなんかいない」
その答えに、声は少し黙る。
とは言え、これはあくまでも自分の心の声なのだ。
自分と言い合いをする。きっとそれはとても滑稽な姿に見えるんだろう。

――――――――ドッチニ、コウフンシタ?――――――――

声は嘲笑わらっているような口調に変わる。
「そんなこと・・・知らない!」
わたしは、声を必死に振り払おうとする。
でも・・・頭の中にはエイミィの火照った肌と、揺れる乳房、そして悦楽の表情が浮かび上がっていた。
クロノがどんな姿をしていたのかは、全然覚えてすらいないのに・・・・

――――――――ホラ、ヤッパリコウフンシタンダ――――――――
声が・・・強さを増した。
264ワタシハアナタノムスメデス ◆34IETlJpS6 :2007/11/15(木) 21:53:50 ID:1vYJbhZp
――――――――デモ、チガウヨネ。ワタシガコウフンシタノハエイミィニジャナイヨネ――――――――
心臓の鼓動が速くなるのがわかった。
頭の中を・・・影がよぎる。
わたしは必死に考えまいとした。
「違う、違うっ! わたしは・・・そんなこと!」
頭を振り回す。
髪が乱れるのも気にはならなかった。
でも、考えまいとするほどに・・・強く意識をしてしまうのだ。

――――――――ダレヲ、カサネテミテタ?――――――――
あぁ・・・わたしは、やっぱり逃げられない。
声は狙って核心をついてくる。
そう、あの時わたしは・・・エイミィに重ねて見ていたのだ。

なのはの、姿を・・・

熱で火照るなのはの肌を、揺れるなのはの乳房を
そして・・・悦楽に溺れるなのはの表情を頭に描いていた。

そんな姿を見たいと思った。
そんな顔をさせてみたいと心で望んだ。

声は、もう聞こえては来なかった。
いや違う、元々あるべき形に戻っただけなのだ。

「母さん・・・わたしはやっぱり、貴方の娘です」

貴方が家族の域を逸脱するほどに自らの娘を、アリシアを愛していたように。
わたしも、なのはを愛してしまっているんです・・・
それが周囲に認められないことだと、わかっていても。
なのはに受け入れては貰えないかもしれないと思っていても。
わたしの想いは・・・止められないのです。
265ワタシハアナタノムスメデス ◆34IETlJpS6 :2007/11/15(木) 22:16:22 ID:1vYJbhZp
新しい姓を貰っても・・・・新しい居場所を貰っても

――――――――ヤッパリワタシハ、アナタノムスメデス――――――――

貴女と同じようにしか生きられない。
自身の命すら擲って・・・・そうまでしてもわたしは・・・なのはが欲しいんです。

なのはの身体が

なのはの心が

なのはの・・・全てが

誰かに奪われるくらいなら、自分で手折ってしまいたいくらいに・・・

引き金は・・・引かれてしまった。
もう後戻りをする道は無い。
わたしは、振り返らずに路地の奥へフラフラと歩き出した。
先がどうなっているのかなどわからない。
でも、例えその先が、暗闇しか無いのだとしても、行き止まりなのだとしても・・・進むしかないのだ。
母さんが・・・最期の時までそうしていたように・・・

温かな液体が脚を伝い・・・地面を濡らす。
「なのは・・・今、行くからね・・・」

わたしは・・・最後に誰に聞かせるでもなく、小さく呟いた・・・
266 ◆34IETlJpS6 :2007/11/15(木) 22:23:02 ID:1vYJbhZp
一応おしまい。

>>261
そうですね、忘れてましたorz
まぁ、百合と関係なしな公式夫婦ですから
あんまり気には触らないかなぁとも思ったんですけれど
267名無しさん@秘密の花園:2007/11/15(木) 22:28:34 ID:j7/WYTbX
題名から病んでる話かなと思ったらやはり
このままだとなのはさん無理矢理襲われちゃうのかな
なのはさんにその気がなかったら悲劇だ
34ちゃんは続きが気になる話ばっかりだから困っちゃうぜ
268名無しさん@秘密の花園:2007/11/15(木) 23:19:17 ID:l+aS4T49
ヤンデレはやっぱり怖いな。好きだけども。

GJ!
269名無しさん@秘密の花園:2007/11/15(木) 23:33:44 ID:EFijETJe
なんでフェイトにはヤンデレが似合うんだろう。

かくいう自分もフェイトプレシア化一歩手前な話が頭の中をぐるぐると。
270913:2007/11/15(木) 23:36:14 ID:B8arATAd
三四さん最高
あなたの書いたSSはどれを読んでも尊敬する
で、空気を読まず
フェイなの純愛物投下していい?
271名無しさん@秘密の花園:2007/11/15(木) 23:37:48 ID:3Nippk+b
空気読まずにだと!
さあ今すぐ投下するんだ!
純愛もヤンデレも大好物でつ
272名無しさん@秘密の花園:2007/11/15(木) 23:39:26 ID:Ywa7SwUc
>>270
バッチこーい!
273913:2007/11/15(木) 23:42:08 ID:IBGvvY0F
>>271
即レス吹いたww
ありがとう
じゃ、投下します。
PHSだから
見にくいかもしれんが許してくれ
(´・ω・)
274二人の歩む道 913:2007/11/15(木) 23:43:48 ID:1bvYVft/
「遅いなあ…、フェイトちゃん」
秋空の下、わたし――高町なのははポツリと呟いた。


彼女を待ち初めてもうだいたい15分くらいだろうか。
「直ぐ行くから待ってて」という言葉を信じて、
こうして校庭のベンチで待っていたが
いっこうに彼女は戻って来ない。
いくらコートとマフラーを着ているとはいえ、
もう季節は10月下旬だ。
体もだいぶ冷えてきた様な気がする。
275二人の歩む道 913:2007/11/15(木) 23:46:17 ID:xfyjm6x0
そもそも今日は、わたしもフェイトちゃんも
約2週間ぶりに学校へ登校したのだ。
最近は管理局の仕事も特に忙しく
なってきたため、はやてちゃんは別世界へお仕事。
わたしとフェイトちゃんが二人で
登校できたのはある意味奇跡的だった。
だから、久しぶりにアリサちゃんや
すずかちゃんに会えると期待していた
のだが、喜びも束の間。
276名無しさん@秘密の花園:2007/11/15(木) 23:47:55 ID:yQAfhh/K
私達の通ってる「私立聖祥大附属中学校」
は有名な進学校としても名高く、当然
勉強にも力をいれてるわけで、放課後私と
フェイトちゃんが呼ばれた教室には
山積みされたプリントの束と
先生が待ち構えていたというわけだ
277二人の歩む道 913:2007/11/15(木) 23:49:14 ID:575vfpom
目の前のプリントに圧巻されつつも、
わたし達は早く終わらせるべく取り組んだのだが
フェイトちゃんには一教科だけ苦手の教科があった。
それは…古典。
かれこれ10年近く日本に住んでる
フェイトちゃんだが、それでも古典が大の苦手。
特に古文がダメらしく、わたしが4時過ぎに終わらせたのに対して
彼女が終わったのは5時過ぎだった。
278二人の歩む道 913:2007/11/15(木) 23:52:09 ID:gbcdnY3s
後は先生に見せて帰るだけなのだが
職員室でフェイトちゃんが古典の先生に
捕まってしまい、こうして一人、
校庭のベンチで彼女を待っているのだ。

「はぁ〜、今日は皆と一緒に遊べると
思ったんだけどな〜」
溜め息混じりに呟く。
今日は久しぶりのOFFだったからだ。
だというのにこの仕打。
あんまりと言えばあんま
りだった。
279二人の歩む道 913:2007/11/15(木) 23:53:47 ID:8v2+yVZT
「まぁ…フェイトちゃんと一緒の部屋で勉強できたけど…」
言ってから頬が赤くなるのを感じた。
フェイトちゃんが告白してくれて、
正式にお付き愛を始めたのが一年前。
以来、彼女と一緒にデートもしたし、
キスもした。
だがお互い夢に向かって歩き始めた今、
自然と二人きりの時間は減っていたのだ。
ある意味、今日みたいに教室で二人きり
(当然先生もいたが)は本当に久しぶりだった気がする。
そういう意味では先生にも感謝した方がいいのかな…
そんな事を考えていた時、突然側の茂み
で何かが動く音がした。
280二人の歩む道 913:2007/11/15(木) 23:56:09 ID:+tB6J+Xq
「――――っ」
瞬間、身構える。
戦技教導隊という部隊に所属している今、
一瞬の油断が命取りになるのを学んだからだ。
実際、自分は過去に墜ちて夢を失いかけている。
―どんな場所でも油断しない―
自分自身に誓った約束だ。

茂みの音が大きくなる。
中から出てきたのは、
「ニー」
「猫…?」
茶色い模様の三毛猫だ。
どうやらまた悪い職業病がでたらしい。
落ち着いて座りなおすと、三毛猫が自分の膝に跳んできて
そのまま丸くなる。
「あなたも誰かと待ち合わせ…?」
膝の上の猫はニーッ、と鳴いて欠伸をする。
見れば、少し震えいるのが分かる。
わたしは猫を撫で、再びフェイトちゃんを待つことにした。
281二人の歩む道 913:2007/11/15(木) 23:58:52 ID:ydzT0aUQ
「それじゃあ、失礼しました」
「ええ、ご苦労様」
気を付けて帰りなさいよーと言う
先生に返事を返し、職員室の扉を閉める。
時計を見るともう6時前。
なのはを先に行かせてからかなり時間がたっていた。
はぁっ、と軽く溜め息をつく。
結局、先生から解放されたのはこの時間。
部活動の生徒達も帰り支度をし始める時間帯。
待っていてもらうように言ったなのはも当然帰っているだろう。
メールが入って無いか携帯を見るが、特に無し。
愛想つかれちゃったかな、なんて
考えながら下駄箱に向かう。
なのはへの謝罪の言葉はどうしようかと
思考を働かせていると、遠く離れた
校庭のベンチで見慣れた薄い栗色の髪が見えた。
282二人の歩む道 913:2007/11/16(金) 00:01:50 ID:Fka0fIPW
夕暮れの中、ベンチまで駆け寄ると
予想通りなのはがいた。
ここからじゃ反対側だから、背中しか見えない。
怒っているのかな、そう考えて
反対側へ回ってなのはを確認した瞬間、
息が詰まった。


そこにいたのは、夕日の斜光を一身に浴び、
眠り続ける私の恋人――高町なのはが、いた。
普段私を魅了し続ける蒼い瞳は閉ざされ、
小さいピンクの唇は夕日の茜色に染まっている。
風が吹くと同時に髪がサラサラと流れ、
それと同時に膝の上の猫が耳を動かす。
―――それはまるでそこだけ時間が
止まってしまったかのように、
幻想的で現実離れした光景。
世界中のどんな名画よりも美しい風景。
私は、しばらくそこから動くことができなかった―
283913:2007/11/16(金) 00:12:31 ID:tH+41cf/
以上、前半終了。
続きはまた後日にでも
ちなみにこのお話、時期は14歳の冬―
つまり中学二年生頃ですね
次回はずっとフェイトの王子様タイムになります。
きっと。多分。もしかしたら。

余談ですが作中のプリントいっぱい\(^o^)/のシーンですが、
私が高校二年生の頃の実体験がもとです。
盲腸で入院していざ復学したら単位とるために国語の教科書30ページ丸写しとかマジ死ねるorz
284名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 00:17:30 ID:qKKILYRG
乙。フェイト王子は大好物なんだぜ?
285名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 00:24:31 ID:a1fwhMv+
>>283
GJ!続き待ってる!
もしかしたらって、王子はヘタレたりしちゃうのかw

かれこれ10年近くの「近く」を抜かして読んで
中学生なのに10年も日本にいるって
フェイトさんどんだけ留年してるんだよ!って思った俺バカス・・・
286 ◆34IETlJpS6 :2007/11/16(金) 00:48:57 ID:GzgYhiRb
>>283
GJ
三毛猫で
なのは「オスの三毛猫は好事家に高く売れるの。メス猫はフェイトちゃんがいるから要らないの」
とか一瞬思いました(、、
>>267
反応見て続き書くか書かないか決めてる面もありますから・・・
誰も見ないような長文を長時間かけて書いてもアレですし、短く纏めきれるキリの良い所で止めてるのも多数。
287名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 00:50:11 ID:76+Ti1uI
ちょw生殺しwwwww
288名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 08:59:34 ID:SbsXuw8M
>>283

お疲れ様です、GJ!!
何だかんだでやっぱりフェイトさんは王子様だわwww
289名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 16:27:42 ID:pC1iyKQ9
ヴィータがキャラソンでなのはへの愛を歌ってくれないかなと期待
290名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 18:20:53 ID:JJ/6IN86
>>289
ジャケット見るにはやヴィの可能性が高いかも。
291リリカルカラオケ ◆34IETlJpS6 :2007/11/16(金) 18:22:25 ID:GzgYhiRb
ミッドチルダ地上本部近辺には、周囲の景観からあからさまに浮いた怪しげな店がある。
機能美を重視し、落ち着いたデザインを好むミッドチルダの建築物に対し、それはまったくの異端だった。

マイクがハートに突き刺さっていると言う不思議な形のごてごてした装飾。
赤、青、緑の派手な光を周囲に撒き散らすネオンライト。
看板には、デカデカと店舗の名前が書かれている。

『カラオケボックス“ブロークンハート”』

もちろんながら、それにも原色をふんだんに使っており、嫌がらせかと思うほどに目に優しくない。
この店が出来てからと言うもの、近隣の住民のほとんどがこの場所避けて通るようになり、客足どころか道を通り掛かる人影すらもまばらだった。

普通ならば、すぐに経営が立ち行かなくなり閉店してしまうことだろう。
しかし、この店はそんな状況下に置かれても尚・・・近隣の住民の期待を裏切り、一向に潰れたりはしなかった。

何故ならば・・・この店には足しげく通うVIP客が数名おり。
それで経営が成り立っているのだ。
客足はほとんどなくとも、夕暮れ時には決まって部屋は満室だった・・・

1と言う番号が割り振られた部屋では、ピンク色の髪をした女性がマイク相手に格闘していた。

「テスタロッサ、わたしは・・・お前が好きだ。愛している」

そこで一拍間を置く。

「お前が・・・欲しいっ!!!」

女性は烈迫の気合いを篭めて愛の言葉を叫んだ。
告白にしては気合いが入り過ぎている気がするが、女性はいつものように満足そうに響く声の余韻に酔いしれている。
言うまでもないことではあるが、このカラオケボックスの各部屋は完全防音の密室である。
女性はいつも、誰にも聞かれることの無いこの場所で日頃溜まった色々なものを発散していた。
ピンク色の髪の女性・・・・いや、機動六課ライトニング隊副隊長シグナムは、この店の経営を支えるVIP客の一人なのだ。
292 ◆34IETlJpS6 :2007/11/16(金) 18:38:39 ID:GzgYhiRb
書き終わらなかったので続きはご飯後にでも
293名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 18:44:15 ID:PXv2ubVW
ホントに何でも書く人だなぁ。(感歎)
いやGJです
294名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 18:47:03 ID:Traoh+1g
>>291
泣いた
295名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 18:54:54 ID:HyDiUaeE
>>291
ワロタw
296名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 19:21:52 ID:7W9FJEay
SS04の情報で真っ先に淫獣の名を探したおれ小心者orz

>>291
数名のVIPでやってけるカラオケってどんだけボッてるんだw
297名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 19:44:09 ID:76+Ti1uI
SS04どうだった?
買う価値ある?(主に百合的な意味で
298名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 19:54:55 ID:bDV+jYE8
>>291
シグナムさんバロスwwwww
ヴィータもVIPなのかな?なのはへのらぶをぜひとも唄って(叫んで)欲しいものだ。

>>297
まだでてないよ?
299名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 19:55:03 ID:XIpnks+1
>>291
まさか副隊長、毎日ここでフェイトちゃんへの愛を叫び続けているのか・・・
300名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 19:59:56 ID:76+Ti1uI
>>297
あ、まだ出てないのか
ごめん勘違いしたorz
301名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 20:17:11 ID:K/yuA/+z
>>291
シグナムさん切ねぇ…
思い寄せられてる壁抜けシスターに襲われないカナ?

>>297
公式見るとはやヴィ・シグアギかな。
てかパッケが幸せなのフェヴィヴィ家族と涙ヴィータだと
なのは諦め泣いて慰められるようにに見えて…
302名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 20:19:31 ID:bDV+jYE8
なのヴィは大すきだが、はやてを蔑ろにするヴィータなんて想像できないからな
なのはとヴィヴィオの事を話すヴィータとはやてだといい、と勝手に妄想
303リリカルカラオケ ◆34IETlJpS6 :2007/11/16(金) 20:36:10 ID:GzgYhiRb
「ふぅ・・・」
しばらくして流石に叫び疲れたのか、シグナムはマイクを置いた。
しかし休んだりはせず、代わりにリモコンを手に取ると慣れた手付きで操作を始める。

そもそも・・・明らかに不釣り合いとしか思えないようなこの場所にシグナムが通うようになったのには、訳があった。

それは・・・数ヶ月程前
久しぶりに海鳴へと戻った時の事・・・
シグナムは主の付き添いで初めてカラオケボックスと言うものを訪れた。

その席で

「シグナムは、歌わないんですか?」
「あぁ、わたしは歌など歌ったことが無いからな・・・」
「そうなんですか・・・残念。 シグナムは良く通る綺麗な声をしていますから、歌ったらきっと素敵だと思ったんですけど」
「・・・・・そ、そうか(////////」
「でも、無理なら仕方無いですね。 すみません、変な事を聞いてしまって」

そんなやり取りがあったのだ。
この時ほど、シグナムが後悔した事は無かった。
愛しのテスタロッサとの距離を縮める折角のチャンスを、フイにしてしまったのだから・・・
その時からシグナムは人知れず歌の練習を始めた。
我流ではあるが地道に声のトレーニングもしている。
しかし、日本と違ってミッドチルダにはカラオケボックスのような空間で歌を歌うと言う習慣は無く、施設や店舗も無い。
かと言って、隊舎内では何処で誰に聞かれるかわかったものではないし・・・
そんな風に困り果てる中、偶然この店の存在を知ることがあり
その日以来、今日に至るまで通い続けるようになったのだった。

因みに・・・まず最初にテスタロッサへの愛を叫んでいるのはシグナムなりの発生練習でもある。
日頃から慣れていないと、いざ想いを告げるとなった時にどもったり声が出なかったりでは情けない。
その辺りもしっかりと考慮している。
烈火の将と呼ばれるだけのことはあり、万事抜かりは無いのだった。
304名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 20:47:18 ID:PXv2ubVW
その頃のフェイト執務官

ttp://pict.or.tp/img/30378.jpg
305名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 21:03:06 ID:4i85qGax
>>303−304
GJなのと、あまりの将の不憫さに泣いた。
全時空が泣いた。


306名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 21:04:10 ID:Xfen2UgA
>>303
ワロタ
GJです。

>>304
これはいい執務官

30分ほど投下ないみたいなんで、SS投下させていただきます。
307ふたりの関係:2007/11/16(金) 21:06:42 ID:Xfen2UgA
シャーペンを走らせ、丁寧な字で書かれた文章を書き写していく。
「フェイトちゃん、まだご飯食べないの?」
がたごとと隣の机をくっ付ける音をさせながら、なのはが言った。
「ん、ごめん。もうちょっと待って、もうすぐ終わるから」
隣になのはが座る気配を感じながら言葉を返す。
ここ数日は仕事の都合で休みが多かった分、
いつもより写す量が多く昼休みも利用して書き写さなきゃいけなかった。
また、写す量が多い時はアリサやすずか、はやて達には悪いから別に食べてもらってる、
以前なのはにもみんなと食べていいよって言ってみたけど、
フェイトちゃんと一緒に食べたいから待ってる、そう言ってくれた。
そして私は、待たせてるなのはには悪いと思いながらも、
隣になのはの存在を感じながら、こうしてノートを写していくことは密かな楽しみだったりする。
「フェイトちゃん、そのノート誰に借りたの?」
「え?ほら今なのはが座ってる机の子だよ」
なのはの言葉に返事を返しながら、手は止まることなくそのままノートを書き写していく。
こういう日常的な時も、魔導師としてのマルチタクス能力は便利だ。
「ああ、そっか…」
つぶやいた、なのはの言葉の後半が聞き取れず、ちらりと視線を向ける。
「何かいった?」
「うんん、………フェイトちゃんは毎回借りる人違うよね」
「えっと、同じ人に何度も借りるのも悪いし、それに何故かいろんな人が貸してくれるから」
308ふたりの関係:2007/11/16(金) 21:07:52 ID:Xfen2UgA
「もーフェイトちゃんは分かってないなあ」
「ええっ!?なにが」
思わず手が止まり、顔を上げてなのはを見る。
なのはの不機嫌な様子に、困惑してしまう。
何のことを言ってるんだろ?
色んな人から借りるのは駄目なんだろうか、
やっぱりお礼とかそういうのがちゃんとできないからいけないんだろうか。
でもきちんとお礼はしてるはず。
「なんでもない、それより手が止まってるよ」
言われてノートを写しているはずの手が止まっていることに気がついた。
なのはの様子は気になったけど、これ以上なのはを待たせるのも悪く急いで写していった。
ほんのちょっと字が荒くなったけど、でも予定よりもずっと早く書き終わり、
書き終わるのを待ってたなのはと一緒にご飯を食べた。


「失礼しました」
職員室から廊下に出てゆっくりと歩き出す。
廊下には蛍光灯の明かりが灯り、廊下を照らしている。
職員室に入るまでは、蛍光灯の灯りはついていなかった。
思ったより先生の話が長くなったせいだ。
誰も居ない廊下に足音を響かせ、下駄箱に向かう。
本当はみんなで帰っているはずだった。
ホームルームが終わり、今日は三人とも仕事がなくて久しぶりにみんなそろって帰れると思ってたのに、
鞄に教科書を詰め込んでいると先生から話があるから職員室へ来いといわれて、
一人しかたなく職員室へ行った。
「あ、フェイトちゃん」
下駄箱に近づくと、一人ぼんやりと下駄箱を見ていたなのはが足音に気がつき声をあげる。
「なのはっ!?」
待ってるとは思わず驚いて、ぱたぱたと足音をさせて、なのはの元へ走っていく。
「……結構待ったよね?」
「ううん、そんなことないよ、もう用事は済んだんだよね?」
「うん」
309リリカルカラオケ ◆34IETlJpS6 :2007/11/16(金) 21:08:14 ID:GzgYhiRb
その頃隣の部屋では・・・

赤い髪の少女、ヴィータが画面を見ながらニヤケていた。

『ヴィータちゃん・・・ヴィータちゃん・・・ヴィータちゃん・・・』

目の前の画面にはなのはの姿が映っている。
しかしそれがリアルタイムで無いことを示すように
画面の中のなのはは、何度も何度も繰り返しヴィータの名前を呼び続けていた。
良く見れば録画した同じ場面を何度もループ再生しているのだとわかる。

シグナムとは違う理由で、ヴィータもまたこの店を利用しているのだ。

『ヴィータちゃん・・・大好きだよ。ヴィータちゃん・・・大好きだよ。ヴィータちゃん・・・』
「あ、あたしだって・・・・そうだ。なにょはの事が、大好きだ」
やがて画面の中のなのはの台詞が変わり始める。
編集技術が足りず、微妙に前の言葉と後ろの言葉の音量や口調が合っていなく聞こえるのはご愛敬。
そんな事は当人にとっては大して気にならないのか、ヴィータは画面の中のなのはに対しわずかにどもりながらも言葉を返した。

もう何度も練習して繰り返していることなのに、未だに慣れることが出来ない。

やがて再生が終わり、画面は暗転する。
ヴィータはリモコンを手に取ると、また最初の場面まで巻き戻した。
また同じことを、何度も何度も繰り返すのだ。
慣れるまで・・・なのはに向かってはっきりと言えるようになるまで
誰の邪魔も入らないこの場所で、ヴィータは今日も練習を続けていた。

告白への道のりは・・・まだまだ長い。
310ふたりの関係:2007/11/16(金) 21:08:39 ID:Xfen2UgA
言葉に頷き、ロッカーから靴を取り出して、靴に履き替える。
なのはも同じように靴に履き替え、学校から出る。
二人そろって並んで歩くとどちらともなく自然と手を繋ぐ。
小学生3年の時からの無意識な行動だった。
「手冷たい、ごめんなのは。待ってると知ってたらもっと早く用事済ませたのに」
11月の気温は肌寒く、特に今日は普段よりも寒くて、なのはの手は冷え切っていた。
ぎゅっと手を強く握る。
繋いだから手からなのはが少しでも温まればいい。
「わたしが勝手に待ってただけだから、みんなにも先帰ってもらっちゃったしね」
こんなことなんでもないんだよ、というなのはの笑顔に、
胸を突く想いが溢れる。
顔を俯かせ思わず涙が出そうなのを我慢する。
―――本当に知ってたら強引にでも話を早く切り上げて来たんだよ。


「あ、赤だね」
ふと、信号で歩みが止まり、話が途切れた。
「ねえ、なのは。さっき下駄箱のほう見てたみたいだけどどうかしたの?」
信号が青に変わり、十字路を渡りながらなんとなく気になったことを聞いてみる。
「……うん、こうしてここで生活して学校に行ったりするのってあと二年ぐらいなんだなって思ったら、なんとなく」
「なのは、休みの日とかはこっちにも帰ってこれるよ」
「あ、そっか。にゃはは、うっかりしてたよ」
人ごみの中を歩きながら横にいるなのはが、
恥ずかしそうに頭を掻くのを見て、思わず笑みが浮かぶ。
「もー、フェイトちゃんも笑わないでよ」
「ごめん、つい」
頬を膨らませて怒ったなのはも可愛いと思ったのは、なのはには内緒だ。
「なのはは今日も仕事あるんだよね?体は平気?」
「平気だよ。心配性だなあ、フェイトちゃんは」
なのはの手を引いて人ごみの中から外れ、
歩みを止めて真っ直ぐになのはを見詰める。
311ふたりの関係:2007/11/16(金) 21:10:09 ID:Xfen2UgA
「心配するよ、なのはのことだから」
「ありがとう、フェイトちゃん」
「うん」
「…あのね、フェイトちゃん。ずっと一緒に居ようね」
「うん、いいよ」
突然のなのはの言葉に驚いたけど、でも全然嫌じゃなくて、
大人になってもなのはの隣に居たかったから、
だからすぐに頷いた。
「約束だよ」
「約束だね」
なのはを見詰めたまま約束を交わしていると、
少し気恥ずかしくて、頬が赤く染まりよくわからない気持ちになる。
胸がもやもやして、どこか少し苦しくてどきどきするような、よく分からない感じで、
このままずっとなのはと居たい。
そして手にある感触がなのはの存在をより強く意識させる。
自分の気持ちがわからなくなる。
私にとってなのはは、いつも一緒に居たくて、何よりも大事で掛け替えのない存在だ。
けど普通は友達にそこまで思ったりしないらしい。
中学になり今までと違う人とも話すことが多くなりそのことを知った。
この気持ちは友達とは違うのだろうか。
それになのはは私のことをどう思ってるんだろ。
いつも気になるけど聞けないでいた。
312ふたりの関係:2007/11/16(金) 21:11:24 ID:Xfen2UgA
テレビの音をBGMにご飯を食べながら、今日のことを思い出す。
なのはは私を待っててくれた。
そして約束を交わした、とても嬉しかった。
この気持ちがまだよく分からないけど、いつかわかるんだろうか。
「フェイトちゃんどうかした?ご飯冷めちゃうよ」
食があまり進んでない様子の私が気になり、エイミィが声をかける。
「ん、なんでもない」
「フェイト困ったことがあったら、母さんに言ってね」
「ありがとう、母さん」
軽く答え、箸でキャベツロールを掴んで口へ――
ピピピッ。
場違いの音に思わず箸が止まる。
「ごめん。本局のほうから通信だ、なんだろ?」
エイミィは端末を手に取るとリビングから離れた。
「はい……はい…えっ嘘っ…」
「どうした、エイミィ」
エイミィのおかしな様子に気がつきクロノが声をかける。
エイミィは視線を私に向け、すぐに視線を逸らした。
一瞬言っていいのか迷うような顔し誤魔化したことに気がついた。
「エイミィ、言って」
「…そのね、なのはちゃんの乗った艦船が次元航行中に事故で沈んで行方不明みたいなの」
箸からロールキャベツが皿に落ちてぴちゃっと音を立て、赤いソースが服に散った。
「えっ……なにを、なにを言ってるの…エイミィ?」
うまく喋れない。
自分の口が引き攣ってるのが分かった。
それよりもエイミィの言った言葉の意味が分からなかった。
今なんていった?
もう一度言ってほしい。
なのはがどうしたの?
「だからね、なのはちゃんが行方不明なの」
313ふたりの関係:2007/11/16(金) 21:12:02 ID:Xfen2UgA
なのはが行方不明?
ありえない。
今日私はなのはと話をしたんだ。
なのはが、そんな急に……。
ああ、そういうことか。
「エイミィ、いつもの嘘…だよね?」
「こんな時に冗談は言わないよ!フェイトちゃん落ち着いて聞いて、
なのはちゃんは行方不明で、その…生存は絶望的みたい」
…呆然とする。
そんなはずない今日なのはと話して、
ずっと一緒にいるって約束したんだ。
デタラメに決まってる。
じゃないとおかしい。
おかしいんだ。
『なのはっ!なのはっ!なのはっ!』
何度も念話を送る。
返事がない。
どうして?
私はその答えを知ってる?
ううん、知らない。
だってあれはエイミィの冗談のはず。
なのにどうして、こんなにもわけの分からない喪失感を感じるんだ。
きっと距離が遠いんだ、ずっと念話をすればいつかなのはに届くはずだ。
『なのはっ!なのはっ!なのはっ!―――』

314ふたりの関係:2007/11/16(金) 21:13:20 ID:Xfen2UgA
一旦ここで、規制回避のため区切らせたいただきます。
315名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 21:22:48 ID:mjdh05we
うおお
超楽しみ
316名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 21:24:38 ID:7nx6HrWO
どわっいいとこで生殺しwwwww
317名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 21:24:58 ID:bDV+jYE8
>>309
ちょwwヴぃーたwwww
可愛いなあ、ヴィータ。

でも編集しなくても、
「ヴィータちゃん、大好きだよ」
くら軽くいってそうなかんじだよな、なのはさんはw可愛い。
318名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 21:27:56 ID:y+l1t/GW
>>304
クソワロタw
そんなフェイトそんが大好きだぜ
319ふたりの関係:2007/11/16(金) 21:34:39 ID:Xfen2UgA
続きいきます。


目の前には呼び出した、はやてと守護騎士達が居た。
正直、まだ何も知らないはやて達に現状のことを告げるのは嫌な役目だと思ったが、
仕方なかった。
「それで、話っていうのはなのはちゃんとフェイトちゃんのこと?」
「ああ、そのことなんだが」
反芻するように一度目を閉じて、ここ最近あったことを脳裏に浮かべる。
すでになのはが行方不明になってもう二週間が過ぎていた。
友人であるなのはとそしてショックでおかしくなった妹のためにも、
救助隊に志願し手伝ったが、なのはの姿は見つからなかった。
見つかるのは死体や壊れたデバイスばかりだった。
破損したレイジングハートは見つかったが、
幸いともいえるのか、なのはの死体は見つからなかった。
そもそも時空航行中の事故で、次元の狭間を彷徨い生存する確率なんて1%もないだろう。
仮に助かるとしたら事前に準備をしていなければ無理だと思う。
もし運がよければ、どこかの次元世界に落ち、
たまたま人間が生きられる環境の場所であれば助かるかもしれない。
だが、レイジングハートからの記憶映像を見る限りエンジンの爆発に巻き込まれ、
なのはは咄嗟に展開したバリアごと吹き飛び、
その衝撃で手からレイジングハートが離れてしまっている。
デバイスもなしでどこかの世界に落ちたとして無事かどうか。
そして非情とも言えるが、なのは以外にも行方不明者は何人もいたが、
すでに救助は打ち切りだった。
管理局員の人員も限られていたし、
何より仮に生存していたとしても、
どの辺りに居るのかも分からず、この広いいくつもの世界から捜索するのは砂漠に落ちた針を見つけるよりもずっと困難だったからだ。
考えていても仕方ない。
320ふたりの関係:2007/11/16(金) 21:36:20 ID:Xfen2UgA
「最近フェイトとなのはの二人が仕事で忙しいと言うことにしていたが、あれは嘘だ。
……実はなのはが行方不明で生存の確率も0に等しいんだ、そしてすでに救助活動は打ち切られてしまった」
「そ、それはほんまに…?」
「ああ」
目を見開くはやての言葉に頷き、
今まであった経緯と、救助活動の難しさを改めて説明した。
そして管理局員として働き次元世界について知っているだけに、
少し説明するだけで乗員の生存の可能性の低さを理解出来てしまったのだろう。
「そんな……」
はやては呆然として、床にへたり込みそうになる。
「はやてちゃん…しっかり」
「だ、大丈夫かはやて?」
「主はやて、しっかりして下さい」
「ああ、うん…私は大丈夫や、ありがとな。でも言ってくれればええやんか。
シャマルなら広範囲探査が得意やし手伝えるのに」
思わず倒れそうになった体を三人に支えられ、悔しそうに言う。
「それは」
視線をシャマルに向け、逡巡する。
シャマルには密かに救助隊に参加してもらったし、フェイトのことで色々と相談もした。
そして、二人に関しては口止めをしていた。
その事を言うべきか思案する。
「はやてちゃん、ごめんね。黙ってたけど私も参加してたの」
「シャマルには僕から口止めしていたんだ」
321ふたりの関係:2007/11/16(金) 21:37:14 ID:Xfen2UgA
「そか……」
はやての落胆し諦めたようにつぶやく姿は痛々しく、
やはり二人に関して言うべきだったかと思ってしまう。
「なのはちゃんのことは分かった。そんなら、そんなら……」
「テスタロッサは無事か?」
心配するもう一人の親友の事を必死に言葉を紡いで聞こうとするが、
うまくいかないにはやての変わりにシグナムがフェイト事を聞いて来た。
「そのことなんだが、フェイトは無事だ。だが、ちょっと厄介なことになってしまって、
それで君達になのはの事が見つかるかどうかはっきりするまで、
すぐに言わなかったんだ…すまない」
「フェイトちゃんはどないしたん?」
「僕自身戸惑っているんだが―――」

はやては一気に色んな話を聞いて少し精神的に疲れてる様子だったから、シャマルに任せた。
無理もないだろう、大事な親友が自分の知らないとこで大変な状態になっていたんだ。
代わりにヴィータとシグナムの二人を連れ、フェイトの部屋の前に立つ。
「くれぐれも、フェイトが持ってるぬいぐるみに触れないように注意してくれ」
とんとんと一応ノックをして、フェイトの部屋の戸を開ける。
最近は戸を叩いても返事をしないが、それでもマナーとしてだ。
部屋に入ると、部屋の電気はついてなく、フェイトはいつものようにベッドの上に座り込み、
どこか焦点が合ってない目でぬいぐるみに向けてなのはの名前を呼んでいた。
「……テスタロッサ」
ぎりっ。
隣に立つシグナムが歯を食いしばり、拳を握り締めていることに気がついた。
ライバルのあんな姿は見たくなかったのだろう。
僕としてもあんなフェイトの様子は見ていられない。
治す為に、試しにアルフが変身魔法を使ってなのはの姿をしてみたりしたが、まったく反応は無かった。
他にも色々と手を尽くしてみたが、どれもうまくいかなかった。
322名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 21:37:47 ID:j+hcLRC+
>>309
ヴィータ…w
>>314
続きがめっちゃ気になる。
行方不明ネタってなのはが消えるの多いよね。
フェイトが行方不明になっても、なのはが簡単に見つけに行っちゃいそうなイメージあるしな
323ふたりの関係:2007/11/16(金) 21:38:08 ID:Xfen2UgA
最初は常にぬいぐるみを持っているわけじゃなかったが、一度ぬいぐるみを取ろうとして、
フェイトの様子はさらに悪化してしまった。
ぬいぐるみを触ろうとする相手には攻撃魔法を放ち、常に手から離さなくなってしまった。
「おいフェイト、お前っ!!」
「辞めろ、ヴィータ」
フェイトに近づくヴィータを咄嗟に抑えたシグナムに驚いた。
ひょっとするとシグナムはフェイトに殴りかかるかもしれないと思って、
いざとなれば止めなければと思っていたんだが予想外だった。
「どうして止めるっ!?」
「いいからこっちへ来い」
ヴィータをぐいぐい引っ張り部屋の外まで連れ出すと、一度考えるように目を瞑りシグナム言った。
「私だってあんなテスタロッサの姿は見たくなかった。
だがな、もしだ、もし私は主はやてを失えばまともで居られる自信なんてない」
「……それは、そうだが」
まだ納得しきれない様子のヴィータにシグナムは話題を変えた。
「…それにしてもヴィータは、なのはが行方不明って聞いてもあまりショックを受けてないんだな」
「そのことだがよ……急すぎてなんかまったく実感がねーんだよ、
なのはが行方不明だなんて信じられねー……それにはやてがショック受けてたからな、
あたしが取り乱すわけにはいかねーだろ。…それにしてもフェイトがこんな状態になってるんじゃアルフ大変そうだな。どうしてるんだ?」
アルフはなのはが見つかればフェイトが元に戻ると信じて、
今もなのはを探し続けている。
休まずに無理をしてるのが分かっているから、休むように何度も言い聞かすのだが聞いてはくれない。
そのことを二人に告げると、主人想いの使い魔だからなと納得した。
やはり夜天の書の騎士達にはアルフの気持ちとどこか通じ合うものがあるのだろうか。
324ふたりの関係:2007/11/16(金) 21:39:51 ID:Xfen2UgA
みんな、私となのはを引き離そうとする。
なのはが行方不明で、
それはなのはじゃないなんてデタラメなのことを言う。
一緒に居たいのに邪魔ばかりしようとする。
なのはの手を取って、抱きしめていたいだけなのに。
「―――ト、なのは―帰――――よ!」
「―――」
「―――――――」
うるさい!
また誰かが私となのはを引き離そうと近づいてきている。
どうしてみんな私からなのはを奪おうとするんだ。
ただ一緒に居たいだけなのに。
なのはをどこかに連れ去ろうとする人は、誰でも許せない。
いくつかの足音と声が聞こえ、最後に一つの足音だけとなった。
でもそんなことは、私となのはの邪魔させしなければどうでもよかった。
もし邪魔をするなら戦うだけだ。
誰かがベッドの隣に座り、抱きしめていたなのはをそっと引っ張る。
また誰かが引き離そうとしてるんだ。
そう思って攻撃しようと思った。
けど――
325ふたりの関係:2007/11/16(金) 21:43:01 ID:Xfen2UgA
>>322
最初はフェイト行方不明にさせようか迷ってたんですが、
話構成考えてるとき、ちょうど34氏がいない世界の話をやってたのもありこういう風になりました。
326ふたりの関係:2007/11/16(金) 21:44:00 ID:Xfen2UgA
「…フェイトちゃん、ずっとわたしがプレゼントしたぬいぐるみ大事にしてくれてたんだね」
振り上げようとした手が止まった。
今までと違う、ずっと欲しかった存在を感じた。
ぼやけていた視界がはっきりとしていく。
「けどね、大事にしてくれたのは嬉しいけど、フェイトちゃん自身も大事にしてほしかったかな」
「あっ…」
思わず声が漏れた。
信じられなかった。
だから―――
触れた。
目の前に居るなのはに。
右手を伸ばして、震える指先で頬に。
恐る恐る輪郭をなぞる様にして。
柔らかくて温かい。
人の肌と体温を感じる。
左手も伸ばして確かめていく。
ぺたぺたと触り、何度も何度も確かめていく。
分かってしまった、私がなのはだと思っていた物ははなのはから貰った熊のぬいぐるみで、それはなのはじゃない。
今目の前にいるのがなのはなんだって、
でも同時に怖かった。
これが本当に現実のなのは?
私の夢が作り出したわけじゃないのか。
幻影のように消えていくんじゃないか?
思わず腕に触れていた手に力が入った。
なのはは痛みに少し表情を歪ませ、声を漏らした。
「ご、ごめん。なのは」
手を離そうとして、
手が止まり、
触れずに居るのが怖くて、
傷つけたくなくて、
迷ってしまう。
327ふたりの関係:2007/11/16(金) 21:44:38 ID:Xfen2UgA
そんな私に、なのはは右手に手を添え囁く。
「いいよ、フェイトちゃん。心配なら触って…わたしはここにいるから」
「なのはっ…」
体を引き寄せ、なのはをきつく抱きしめた。
抱きしめたなのはから、もっと暖かな温もりと感触と匂いを感じていたい。
だって、本物のなのはがすぐ傍に、ここにいるのだから。
少しなのはの苦しそうな声が聞こえる。
力を入れすぎたかもしれない、ごめんなのは。
私の我がままだけど、今だけは許してほしい。
爆破事故の時どうやって無事だったのか?
なのはがどうやって帰ってきたのか?
ほかにも沢山聞きたいことはあった。
でもそんなことどうでもよかった。
だって――
「約束したからね、ずっとフェイトちゃんと一緒に居るって、だからがんばって帰ってきたんだよ」
なのはは約束を覚えてて、守ってくれた。
涙が溢れてきて、
我慢しようとして、それなのに嗚咽ばかりが漏れた。
泣くのを我慢出来なかった。
胸元で泣いてる私をなのはは頭を撫でてくれた。
優しく、大丈夫だよと。
328ふたりの関係:2007/11/16(金) 21:45:41 ID:Xfen2UgA
どれぐらい抱き合っていたのか、いつの間にか涙も止まり、ただ何も言葉も交わさずにいた。
数十分?もしかすると数時間かもしれない。
心に浮かぶのは、相変わらずなのはの事ばかり。
もう二度と失いたくなくて。
だから、
「なのは、もうどこにも行かないで…傍にいて」
無理だと分かってる、けれど言わずに居られなかった。
こんな風に弱りきった私の言葉は、なのはにとって困らせるものでしかなく、
言っちゃ駄目だって分かってる。
でも今だけでもいいからどこにも行かないで。
何の返事もなかった。
なのはも私の言った意味が分かってるんだと思う。
だから何も言わない。


「…いいよ、フェイトちゃん。」
「えっ」
遅れて予想外の返事が返って来たことに驚いた。
だってなのは戦技教導官になるのが夢で、そのためにずっと走ってきたんだから。
きっと私と居ればその分遠回りになってしまう。
「その代わりフェイトちゃんを頂戴」
「私を?」
「ずっと言うのを我慢してた、わたしはフェイトちゃんが好きなの、フェイトちゃんに恋してる。だから……フェイトちゃんの全てが欲しいの」
困惑してしまう、
私は嫌なんだろうか?
ううん、そんなことない。
なのはに好きって言ってもらってすごく嬉しい。
でも今まで恋って男の子と女の子がするものだと思ってたから。
「ダメ、かな?」
329ふたりの関係:2007/11/16(金) 21:46:31 ID:Xfen2UgA
なのはの寂しそうな笑顔に思わず、
「駄目じゃない。私もなのはが好き、ずっとこの気持ちが何なのか分からなかったけど、今はわかるよ。私はなのはに恋してる」
「ほんとに?」
「うん、なのはが誰よりも好き」
口が勝手に動いた。
ううん、これが私の本当の気持ちなんだ。
今まで私は、自分の気持ちは恋というものとは違うものだと思ってた。
男の子には恋した事もなくて、だからこういう気持ちをなのは以外に感じたことなくて。
なのはは女の子だから、私のこの気持ちはそういうものじゃないんだと思ってたんだ。
けど今なら分かる。
私もなのはにずっと恋してたんだ。
だってなのはに好きだって、恋してるって言われてすごく嬉しい。
こういう気持ちどう表現すればいいのか分からない。
温かくて、どきどきして、心臓の音が止まらない。
今までと全てが違うように感じる。
ずっと忘れていたことを思い出した。
そうだったんだ、プレシア母さんの人形でしかなかったあの頃、
私はもし刑務所に入ることになってもそれでもいいと思っていた。
けれど、なのはに出会って、
刑務所に入らないで済むと知って、
もう一度、ずっと手を差し伸べてくれたなのはに会いたくて、
だから嘱託魔導師の道を選んだんだった。
はまらずにあったピースが揃った気がした。
折角止まった涙が、また溢れ出しそうだった。
「好き、なのはが大好き、本当だよ」
溢れ出しそうになる涙を言葉に変えて、なのはに伝える。
「私も大好きだよ、フェイトちゃんが」
「なのは…」
「今日から恋人だね、フェイトちゃん」
「こ、恋人だね」
少し気恥ずかしくて顔を赤くなって、慣れない言葉にどもってしまう。
330ふたりの関係:2007/11/16(金) 21:47:42 ID:Xfen2UgA
「フェイトちゃん…キス、していいよね?」
「私はなのはの恋人さんだから…」
さっきよりもずっとうるさくなる心音を鎮めようと、一度深く深呼吸し、いいよと言った。
なのはの顔が近づき、それに合わせて自然と眼を閉じた。
柔らかいものが、唇に触れた。
……これがなのはの唇なんだ、柔らかい。
お互いの動きが止まり、世界が静止したようにも感じられた。
ただ唇がふれあうだけの行為。
それなのに、どうしてだろう、ずっとこうしていたい。
なのはの唇が離れ、名残惜しく感じた。
私の初めてのキス…。
もう少し長くキスして居たかったかな。
「ファーストキスだね、フェイトちゃん」
「うん」
やっぱりなのはも初めてだったんだ。
嬉しそうに笑うなのはに、嬉しく頷く。
「フェイトちゃんの全部もらうからね」
「な、なのは。全部ってどうすればいいの?」
「私に任せてフェイトちゃん。フェイトちゃんの身も心も、今まで見たことない表情も全部見せてもらうね」
その言葉と共にベッドに押し倒される。
言葉と行動、そしてどこか狂気を宿した瞳で見詰めてくる、
何か今までと違う感じを覚えて顔に不安の色を浮かべた私に、なのはは言う。
「いやならフェイトちゃんとはずっと一緒に居られないかな……」
「あっ…」
その言葉と共になのはの体が私から離れていく。
手の中から温もりは消え、手を伸ばすが空を掴む。
一緒に居られないなんてそんなの嫌だ。
耐えられない。
だから選ぶ。
「いやじゃないよ、なのはの…好きにして、欲しいもの全部あげるから、だから居なくならないで」
331ふたりの関係:2007/11/16(金) 21:49:09 ID:Xfen2UgA
私の言葉に満足したのか、
なのはは体を寄せ、手を伸ばし、
誕生日になのはから貰って大事にしていた髪に結んである黒いリボンを解いた。
真っ白のシーツに金色の髪が散らばる。
「フェイトちゃんの髪、窓から入ってくる光に反射しててすごく綺麗。それに触っても気持ちいいから好き」
なのはは髪を一房掬い、手から零れ落としていく。
薄暗い部屋の中、零れ落ちる金色の髪は光に反射しきらきらと輝かせる。
もう一度掬い、今度は手ぐしをするように優しく撫でる。
そのまま何度も撫で続ける。
なのはに髪を触られるのはなんだか少し気持ちいい。
ずっと浸っていたくて目を閉じる。
手が止まり、不審に思って薄く目を開けると、唇同士が重なった。
ぬるっと、唇を割り、なのはの舌が入り込んできた。
目を大きく開け、驚き体が硬直するし、温かく柔らかい感触に戸惑う。
だけどすぐに受け入れた。
なのはのだから。
心地よい口付けに身を任せもう一度目を閉じた。
舌を重ね、少しずつなのはの動きに合わせるように舌を動かす。
なのはから送られた唾液は甘く、送られてくる唾液を全部飲み込んでいく。
なのはのもっとほしい。
ねだるように舌に吸い付き、甘える。
二人の唾液がぴちゃぴちゃと卑猥な音を立て、高ぶらせていく。
深い口づけは終わり、唇が離れ銀の糸を引く。
残念そうな思いが顔に出たのか、
なのはは耳元に顔を寄せて囁く。
「またあとでしてあげるね」
「うん…」
いい子だねと、頭を撫でられ頬が染まる。
332ふたりの関係:2007/11/16(金) 21:50:37 ID:Xfen2UgA
「邪魔だから脱がせるね」
黒いワンピースが脱がされ、肌と下着が露になる。
「な、なのは、そんなに見ないで」
「今日は黒い下着なんだね、似合ってるよフェイトちゃん」
「今日は…?」
「体育がある時いつもフェイトちゃんの下着はちゃんとチェックしてたからね」
見られてたんだ、ううぅ恥ずかしい。
今度から着替える時、なのはの視線を意識しちゃいそうだ。
なのはは壁に背を持たれかけて私の手を取り強く引っ張る。
引きずられて、なのはの膝元にすっぽりと収まり、
「ゃっ…」
背中になのはの息が当たる。
思わず声が漏れた私の様子を見て取り、
なのははわざと息が当たるように喋る。
「フェイトちゃんの肌。すべすべで柔らかいの…それに良い匂い」
背中に頬擦りし、囁くと今度は舌で首筋の辺りを舐め、さらに吸い付く。
「ひゃっ、んっ…」
「ほら、見てフェイトちゃん」
なのははベッドの小物入れに入ってる鏡を取り出すと、鏡に写る首筋を見せる。
白い首筋に刻まれた桜色の痕が見て取れた。
なのはの色だ…私、なのはの物になっちゃったんだ。
今まで感じたことのない疼きを覚える。
「あっ、やっ」
気を取られている間に、いつの間にか下着が脱がされ、
後ろから胸元を見ているなのはの視線を感じ、慌てて胸を手で押さえる。
「隠しちゃだめ、全部見せるって約束したよね?」
なのはの言葉に仕方なく、手を下ろし隠していた胸が露になる。
胸に視線を感じて、恥ずかしくて顔が熱い。
「んんっ…」
乳首をつんつんって中指の爪で突付かれ、思わず声が漏れる。
「フェイトちゃんの乳首ってピンク色で可愛いね、それに硬くなってる」
333ふたりの関係:2007/11/16(金) 21:52:20 ID:Xfen2UgA
背中からさらに手が伸びもう一つ片方の空いた胸が揉まれる。
同時に耳たぶが唇で甘噛みされた。
「ああっ…んっ、だめ、なのは。そんな…」
気持ちよさに体が振え、喋れない。
こんなの駄目、気持ちよすぎる…。
知識としては胸とか触られると気持ちいいとは知っていた。
けど今まで試しに自分で触れてもそんな気持ちいいってほどじゃなかったから、
なのはに触られるのがこんなに気持ちいいなんて思わなかった。
それに耳もこんなにすごいなんて。
なのはの息遣いが耳元にかかるたびに体に痺れが走る。
噛むだけじゃなく、舌を耳の奥にまで差し込まれ、
ぬちゃぬちゃとぬめった粘液の淫靡な音を奏で、
音が直接耳に響いて頭が変になりそう。
「気持ちいい、フェイトちゃん?」
「だ…めっ、なの、は…あっ…耳元、で喋らないぃ…んんっ…で」
「気持ちよさそうだね」
耳元で囁き続け、
くすっと、少しおかしそうになのはは笑うと、顔を寄せ三度目のキス。
「んっ…」
今度は触れるだけ、そして何度も何度も重ねる。
334ふたりの関係:2007/11/16(金) 21:53:15 ID:Xfen2UgA
「なのは…もっと…」
なのはにももっと感じて欲しくて、喜んで欲しくて、すがる様になのはの首に手を回して自分からキスをする。
唇を吸い、舐め、舌を入れる。
深く、積極的に、情熱的に。
なのはがした様に真似をして唾液を流し込み、混ざり合う。
なのはは飲み込むと、お返しとばかりに、下を伸ばして、絡ませ、舌を吸い、口内を蹂躙していく。
「はあ、はあっ……ひゃあっ!」
息が荒く整えようと思ったら、体になのはの唇が這い回り口付けを落としていく。
胸元にもピンク色の口付けの痕が残り、
体中になのはの存在が刻まれて行く。
なのはの顔は嗜虐的に笑みを浮かべ、目は獲物を狙う猫科の様な感じがした。
下半身がきゅんと締め付けられ、体中に印を刻まれることに喜びを感じた。
もっと刻んで欲しい。
誰が見てもなのはの物だって分かるように。


なのはは太ももに吸い付き、痕を刻み、手をショーツまで伸ばす。
下着ごしに秘部に触れ、嬉しそうにゆっくりと何度も割れ目に沿ってなぞる。
下着越しじゃ満足できなくなったのか、下着に指を掛け下ろす。
体を包んでいた最後の布切れが無くなり、なのはの目の前に全てが露になる。
見られる恥ずかしさに、足を閉じようとしたらなのはに両足を掴まれた。
335名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 21:53:18 ID:HyDiUaeE
一応支援
336ふたりの関係:2007/11/16(金) 21:54:01 ID:Xfen2UgA
「わかってるよね、フェイトちゃん」
約束という名の鎖が動きを縛り、足が抜ける。
なのはは足をぐいっと開き、足の合間に体を滑り込ませる。
まじまじと息がかかるぐらい近くで覗かれ、恥ずかしさに顔を背ける。
いやだこんな風にじっと見られるなんて…。
「フェイトちゃんのここ濡れててとってもいやらしいの」
なのははわざと子供っぽくしゃべり、恥辱を煽る。
指で割れ目に触れ、蜜を掬った。
「ぬるぬるなの。…どうして濡れてるのフェイトちゃん?」
「んああっ…やぁ…っ……」
答えられない私に、秘部の上にある果実を指の腹で撫で回し詰問する
「ねえ教えて」
「…言わなきゃ駄目?」
「恥ずかしがってるフェイトちゃんも好きだけど、素直なフェイトちゃんのほうが好きかな」
溢れ出しそうな羞恥心を抑え告げる。
「なのはに、触られて気持ちよくて。その…濡れちゃったの」
「どれが一番よかった?」
「全部…なのはにされるの好き」
顔が熱い。
耳まで真っ赤になってるのが自分でも分かった。
いやらしい子だってなのはに思われちゃったかも。
でもでも、なのはにならなんだってされたいし、なのはが望むことならしてあげたい。
「いやらしい子だね、フェイトちゃん。すごく可愛いよ」
「あっ…」
割れ目にゆっくりと指を入れ、ぬちょぬちょと音を立てる。
「フェイトちゃんの中、柔らかくて湿っててすごく熱い。」
「んっ」
「ねえもらっていい?フェイトちゃんの初めて」
「…うん」
なのはの言葉の意味を理解し、ゆっくりと頷く。
337ふたりの関係:2007/11/16(金) 21:54:48 ID:Xfen2UgA
いつか、もしかしたら誰かにあげるのかもしれないと考えたことはある。
けどその相手は?
とてもあやふやで思い浮かばなかった。
今も実感はあまりない。
けれど、なのはになら……ううん、他の誰でもない。
なのは以外にあげるなんて考えられない。
「来て、なのは…」
「痛いかも知れないけど、我慢してね」
「なのはのくれる痛みなら」
「フェイトちゃん…」
ゆっくりと奥まで指が入ってきて、裂ける様な痛みを感じた。
「つうっ…。だ、大丈夫、止めないで」
私の声に動きを止めるなのはに懇願する。
痛かったけど、幸い魔法の訓練で傷みには慣れてたお陰が我慢はできた。
痛みよりもなのはに貰ってもらえないことのほうが嫌だ。
一度奥まで差し込むと、なのはは指を抜き滲む血を舐めり、妖しげに微笑む。
「フェイトちゃんの血…」
なのははもう一度指を中にいれ今度はゆっくりと、痛みを和らげる様にほぐすように何度も何度も指を動かした。
338ふたりの関係:2007/11/16(金) 21:55:48 ID:Xfen2UgA
>>335
d
また区切ります、何度もすいません。
339名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 22:01:35 ID:PrPPgBfC
支援せざるを得ない
340リリカルカラオケ ◆34IETlJpS6 :2007/11/16(金) 22:04:34 ID:GzgYhiRb
そのまた隣の部屋は・・・・

前の二つの部屋とは打って変わって薄暗かった。
モゾモゾと何かが動く音と、ピチャピチャと大きな水音だけが部屋に響く。

「ほら、フェイトちゃんの下のお口が歌いたがってるよ」
「あ・・・あんっ・・・ンんっ・・なの・・・は・・・ダメだよ、マイク・・・んうっ・・・近付けないで」

普段なら大して気にもならない小さな水音も、マイクによって拡大されると途端にとても恥ずかしいものへと変化する。
フェイトはなのはの舌による愛撫を受けながら、自分の秘所から出る大きな水音を聞かされているのだ。
フェイトの顔は、もう羞恥心で完全に真っ赤だった。
なのははもっともっと虐めようと、猫がミルクを舐めるようにピチャピチャと更に大きな音を立ててフェイトの秘所を攻め立てる。

「フェイトちゃんのココ、いつもよりもずっと濡れてるよ」
「なのはが・・・変なこと・・・するからっ!」
「違うよ、これはフェイトちゃんがとってもエッチだっていう証拠なの」

ヴィヴィオが六課にやってきてからと言うもの、寝る時はいつもヴィヴィオと一緒になってしまい
ベッドの中でいつものように愛し合えなくなったなのはとフェイトの欲求はどんどん溜まってしまっていた。
普通の男女カップルならば、ホテルなり何なりを利用すればいいのだろうけど女性同士である場合はそうもいかない。
それに、ただでさえ二人ともミッドチルダではかなり顔が売れているのだ。
ある程度は黙認や許容されているが、ホテルから二人で出てくるところを目撃されでもしたら、下手すればスキャンダルにもされかねない。
他に何処か・・・
そんな時だった。この場所を見付けたのは。
完全な防音で密室、ソファーもある。
それに表向きはただのカラオケボックス、何もやましく思われる場所ではない。
それからと言うもの、二人は仕事を終えるとここへ入り浸るようになったのだった。


外には既に夜の帳が降り、カラオケボックスのネオンライトは辺りを照らし始めた。

今日もまた・・・いつもと変わらず、ミッドチルダには静かな闇夜が訪れる・・・
341名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 22:05:21 ID:+0fh5QY4
GJ!続きが楽しみです
342名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 22:14:51 ID:1VZP5zaQ
…なぜだろう、そのカラオケボックスの店長がはやてもしくはカリムではないかと思ってしまうのは
343 ◆34IETlJpS6 :2007/11/16(金) 22:18:02 ID:GzgYhiRb
大作が来てるみたいなので、邪魔にならないようにぱぱっと切り上げ。
来るんなら今日は無理して書かなくても良かったorz

歌うのは新人sの役目なのでまた別にでも
344名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 22:20:13 ID:mjdh05we
そういうこというな
345ふたりの関係:2007/11/16(金) 22:20:48 ID:Xfen2UgA
>>343
GJです、
いつも楽しみに読ませて頂いてます。
346ふたりの関係:2007/11/16(金) 22:22:42 ID:Xfen2UgA
この日私は、なのはに初めてを捧げた。
痛さに涙を浮かべた、
でもそれ以上の嬉しさを感じて幸せだった。
そして、なのはの初めても貰った。
行為は何度も何度、飽きることなく続いた。
今まで知らなかった声、表情、そして体。
執拗なまでに体中に口付けされ、なのはの好きなように体を弄られ、えっちな事も言わされた。
今まで知らなかった事をなのはは教えてくれた。
なのはは言った。
私はフェイトちゃんの物だって、そしてフェイトちゃんは私の物だって。
そして二人でいくつもの約束事をした。
秘密が出来、それは以前よりもずっと二人の絆を強く感じさせてくれた。
淫靡な宴は二人が疲れ果て、眠りに落ちるまで続いた。



起きた後が大変だった。
沢山の人に迷惑をかけ、心配させてしまったのでお礼と謝りにいった。
はやては、なのはちゃんがリインみたいに居なくなってしまんじゃないかと泣き喚いて、なのはと二人であやすのに大変だった。
それから…。
今日は久しぶりの登校。
なのはとそろって二人で家を出る。
あれから毎日お互いの家に泊まっている。
名目上は魔法の訓練ということにしてるけど、本当は違う。
「久しぶりの学校だね、フェイトちゃん」
「うん…」
久しぶりの学校…。
懐かしさを感じたけど、でも嬉しくなかった。
だって、授業中は離れ離れ。
いつもなのはに触れていないと居なくなるんじゃないかと怖くて、
今だって大事になのはの手を握っている。
347ふたりの関係:2007/11/16(金) 22:23:43 ID:Xfen2UgA
「フェイトちゃん?」
暗い表情で俯いた私の様子に、怪訝そうになのはが聞く。
「授業中はなのはに触れないから。なのはに触れてないと不安で、なんだか嫌だ」
「いい方法あるよ、フェイトちゃん、ほらこれ」
「それって…ディバインシューターだよね?」
一つだけいつもよりも少し小さめの光球を生成が目の前に現れ、
なのはの意図が理解できず困惑する。
「うん」
頷くと、なのはは私を歩道から離れ建物の影まで連れて行くと、耳元で囁く。
「これをね、フェイトちゃんの中に入れるの」
「ええっ!?でもそんな…もし爆発したら痛いよ」
「大丈夫、威力は最低まで落としてあるし、頑丈さはあげてあるの。
これはね、フェイトちゃんのために考えた新しいバリエーションなの」
「ううっ。わ、わかったよ」
なのはが折角考えてくれたのに断るわけにもいかず、しぶしぶ頷く。
それに…少し興味もあった。
「濡らさないと入らないかな?と思ったけどもう準備いいみたいだねフェイトちゃん、相変わらず耳が弱いね」
恥ずかしいけど、なのはに言う通りだ。
なのはに何度も抱かれるうちに、
私の体はなのはに耳元で囁かれるだけでえっちな気分になってしまう様になった。
なのはは軽く秘部をほぐすと、ピンク色の光球を中に押し込む。
「んっ、大きい」
ぬるっと、奥まで入り込んだ。
「あっ」
膣内になのはの魔力を感じた。
確かななのはの存在を感じ嬉しくなる。
これなら寂しくないかも。
348ふたりの関係:2007/11/16(金) 22:25:32 ID:Xfen2UgA
「こんな感じ…かな?」
なのはが考えるように呟く。
「ひゃああっ!?」
中に入った球が動き、内側から刺激した。
「な、なの…んっ。これ。う、動いてるよ…?」
「にゃはは、成功かな。これはね、んーっと魔法の練習だよ。それにフェイトちゃんも気持ちいいよね」
「ううっ…」
嘘に決まってる。
こんな魔法の練習の仕方なんて聞いたこと無い。
けれど、決してこんな事をされるのは嫌ではなくて、
そのことをなのはも分かっていてやってるんだと思う。
球の動きを止めてちょっと意地悪な笑顔を浮かべ、いこうフェイトちゃん、と手を引っ張るなのはを、
少し恨めしそうに見遣る。


学校に着くと、長く休んでいたせいか沢山の人に心配された。
ノートも取ってあるから見せてくれるといってくれた子も沢山いたが、全て丁重にお断りした。
なのはと決めた約束の一つだ。
なのは以外からノート借りちゃ駄目だって。
お互いが休んでしまった場合は、なのはが誰かからノートを借りて写したのを写すことになっている。
断ると、何故か何人かに残念そうな顔をされてしまった。
なのはは、フェイトちゃんは人気がありすぎるせいだよと、言っていたけどそうなのかな。
ほんの少し異物感を感じさせる下半身を撫でながら思う。
もしそうだとしても、なのは以外の人の気持ちには応えることは出来ない。
私の身も心もなのはの物だから。
349ふたりの関係:2007/11/16(金) 22:26:04 ID:Xfen2UgA
「はぁ、はぁ」
授業が終わると同時に廊下を走りトイレへ駆け込む。
授業中に止まっていた光球が動き出したせいだ。
球は奥まで入っていて、抵抗できないことをいいことに激しく震え好き放題膣内を蹂躙し、
なのはに抗議の念話を送っても中々止めてくれず、また止めてくれても油断したら動かしたりで、授業にはまったく集中出来ず、
体はただひたすら与えられる快楽を貪り、なのはのことしか考えられず、
漏れそうになる声を必死に抑え休まることがなかった。
個室に入り、鍵を掛けようとすると扉が開かれた。
なのはが追ってきたんだ。
なのはは入り込み代わりに鍵を掛け扉を閉めて、
侵入に驚いて止まっている私をきつく抱擁する。
温かな体温、
柔らかな肌の感触、
桜に似た大好きな甘いなのはの匂いに包まれて、
頭がくらくらし抵抗できず、
荒々しく唇を奪われた。
口内を舌が激しく暴れ、舌が絡まる。
「はあっ…授業中のフェイトちゃん、目を潤ませて、止めてってお願いする表情浮かべてすごく可愛かったよ」
スカートが捲られ、ショーツの中になのはの手が入ってくる。
光球を抜き出して変わりに指が膣を犯す。
「あうっ…んっ、駄目っ…なのは。はぁはぁ、ここは学校だよ…ひゃ、んんっ」
漏れそうになる声を必死に我慢する。
「ふーん……そんなこと言ってもフェイトちゃんだって期待してたんだよね?この階のトイレはめったに人こないよね」
口では抵抗して見せたけど、なのはの言うとおりだった。
出来るだけ人がこない所のトイレを選んで入り、どこか心の中でなのはが来るのを期待してたんだ。
そして、絡みつくなのはの愛撫を体は受け入れてしまっていた。
身を委ね指の動きに合わせて自分から腰を振り、
周囲に淫らな水音を響かせ、それでも動くのを止められなかった。
350ふたりの関係:2007/11/16(金) 22:26:42 ID:Xfen2UgA
「普段まじめなフェイトちゃんが、学校でこんなことしてるってクラスのみんなが知ったらどう思うかな?」
「な、なのはっ…そんなこと言わないで」
「じゃあ止めて良いのかな」
じゅぽと、音を立て割れ目から指が引かれる。
「あっ…」
与えられていた快楽が消え、喪失感に思わず声が漏れる
「フェイトちゃんがちゃんとお願いしてくれたらしてあげるよ」
してほしい。
なのはに抱かれたい。
「して、なのはにして欲しい」
「学校だけどいいの?」
「うん、なのはに気持ちよくしてもらえるなら、どこだって…」
なのははその言葉に満足し便座の上に座って、指だけじゃなく舌も一緒になって攻める。
「んんっ…」
なのはによって開発されてしまい、
もう心だけじゃなく体もなのはがいないと生きていけない。
完全になのはの虜だ。
「フェイトちゃんが、好きなのは誰?」
なのはは指を動かしながら分かりきったことを聞く。
「なのは、なのはが一番好き」
応えると同時に指が強く動き、高められ思考が真っ白に染められた。

351ふたりの関係:2007/11/16(金) 22:29:35 ID:Xfen2UgA
次からなのは視点の話です。

Episode Nanoha


ノートを写すフェイトちゃんを尻目にこっそりと横顔を眺める。
今日はフェイトちゃんと二人でのお昼ご飯。
みんなと一緒に食べるのも好きだけど、フェイトちゃんとの二人だけで食べるのはみんなには内緒だけど楽しみだったりする。
だけど、気に入らないことがある。
フェイトちゃんが借りてるノートがわたしのじゃないことだ。
フェイトちゃんはわたしのなのに、許せなかった。
フェイトちゃんは仕事の都合上休むことが多いけど、それでも成績はいいし、運動もできて、体育の時間はすごくかっこいい。
それになにより優しくて、親身になって接してくれる。
フェイトちゃんは気がついてないけど、密かにファンクラブがあるぐらいもてたりする。
わたしがこんなにもフェイトちゃんのことを好きなのに、フェイトちゃんはちっとも気がついてくれない。
もしかしたらフェイトちゃんも私のこと好きなのかなって思う時もあるけど、分からなくて言葉に出来ずにいた。


みんなと一緒に帰る予定だったけど、フェイトちゃんだけ先生に呼ばれた。
フェイトちゃんとの時間を潰されたに苛立ちを感じた。
みんなには先に帰ってもらい、フェイトちゃんをずっと一人で待った。
少し寒かったけど、フェイトちゃんが手を握り暖めてくれた。
寒さよりもずっと得した気分だった。
そして帰り道フェイトちゃんとずっと一緒に居る約束をし、
前々から考えてたことをすることに決めたの。
352ふたりの関係:2007/11/16(金) 22:30:08 ID:Xfen2UgA
レイジングハートにも協力してもらった。
もしかするとわたしは狂ってるのかもしれない。
でもフェイトちゃんに狂うのはちっともいやじゃなかった。
乗ってた艦船を沈め、わざと行方不明を装ってみたの。
計画を立てて実行した、それでもばれずにちゃんと成功するか心配だった。
1ヶ月ほど過ごせる場所に転移し、じっと時が過ぎるのを待った。
一週間、二週間、3週間が過ぎ、その間ずっと考えていた。
何人もの人を殺してしまった、けれど平気だった。
ただフェイトちゃんにばれるのは困る。
フェイトちゃんに嫌われるのはいやだ。
フェイトちゃんを思い浮かべる、今どう思っているか。
今頃必死に探しているのか、
フェイトちゃんにもっとわたしを刻み付けたかった。
わたしが居なくなって苦しんで、そしてもっとわたしのことだけを考えて欲しかった。
…もうずっとフェイとちゃんと会っていない。
フェイトちゃんに会いたくなった。
本当はもう少し長く居るつもりだったけど、我慢できず久しぶりに海鳴市に帰った。
帰ると、すぐにエイミィさんから連絡があり、みんなに心配されメディカルチェックなどをさせられた。
本当はほとんど怪我もなく健康だけど、その事は言えないから黙って受けた。
すぐにフェイトちゃんが来ると思ってたのに、来ない…苛々する。
フェイトちゃんはわたしが心配じゃないの?
チェックが終わると、アルフさんが来ていて、泣きながら抱きついてきて吃驚した。
フェイトを助けてって。
少し悪く思い、心の中で呟いた。
ごめんね、アルフさん…。
353ふたりの関係:2007/11/16(金) 22:31:59 ID:Xfen2UgA
久しぶりのフェイトちゃんの部屋。
空気が淀んでいた。
アルフさんたちがついて来たけど、二人っきりにして欲しいってお願いして出てもらった。
フェイトちゃんの目の前に立ち、反応がなく隣に座った。
少しやつれ、触ってしまうと壊れてしまいそうなほど儚かった。
ごめんね、フェイトちゃん、ここまで追い詰める気はなかったんだよ。
それでもわたしは、わたしが居なくなったことでここまで追い詰められてしまい、
フェイトちゃんが一人の世界に篭ってしまってことに黒い喜びを感じていた。
フェイトちゃんが持っているぬいぐるみを見る。
わたしが贈ったぬいぐるみ、大切にしてくれていた。
嬉しかったけど、フェイトちゃんに抱きかかえられたぬいぐるみに少し嫉妬した。
ぬいぐるみを掴み、そっと引っ張った。
みんなはフェイトちゃんに触れると危ないから気をつけろって言ったけど、でも何故か確信があった。
フェイトちゃんはわたしには攻撃しないって。
フェイトちゃんはわたしを見て、信じられないって顔をして何度も触れてきた。
久しぶりのフェイトちゃんの手…。
もっとフェイトちゃんに触れて欲しい。
フェイトちゃんが甘えるように抱きついてきて、甘い体臭が鼻腔を擽る。
そして嗚咽を上げるフェイトちゃんが可愛くて、そのまま襲ってしまいそうになる。
我慢して優しく優しく、大事に頭を撫でた。
どれぐらい時間が立ったか、フェイトちゃんからずっと傍に居て欲しいって囁かれた。
体が喜びに打ち震えた。
そして今まで言えなかったことを告げた。


ずっとほしかった物を手に入れた。
わたしがどんなにフェイトちゃんのこと好きか体に教えてあげた。
そしてわたしの言葉でフェイトちゃんを縛っていく。
わたし以外を見ないように、わたし以外を心に住まわせないように。
フェイトちゃんにはわたしが必要なんだって、心と体に刻み込んであげた。
フェイトちゃんが依存しきり、わたしがいないと何もできないようにしてあげた。
いつも触れてないと不安な様子に喜びを感じた。
354ふたりの関係:2007/11/16(金) 22:32:52 ID:Xfen2UgA
何度も何度も体を重ねた、何度重ねても飽き足らなかった。
フェイトちゃんの体はわたしを誘う。
学校でも抱いてあげた。
フェイトちゃんに隣の席の子が話かけて、楽しそうだったから、気にいらなくて、
フェイトちゃんの中に入れたディバインシューターをちょっと操作してみたの。
そしたら授業中なのに何度もこっちに視線を寄せて懇願する様に誘うの。
フェイトちゃんは気がついてないかもしれないけど、わたしに玩具にされるのが大好きみたい。
乱暴にすると、いつもよりずっといい声で鳴いてくれる。


以前といくつものことが変わった。
仕事の量を減らして、フェイトちゃんと過ごす時間がとても多くなった。
アリサちゃんたちには付き合ってることがばれちゃって
いつも手繋いでべったりしすぎだって、たまに怒られちゃう。
流石に学校でえっちしてることは内緒にしてる。
アリサちゃんとすずかちゃんもわたしたちに影響受けたのか、いつの間にか自然と二人は付き合うようになった。
はやてちゃんに関してはよくわからない。
わたしがフェイトちゃんのことを恋愛に関してのみじゃなく特別に思ってるように、
ヴォルケンのみんなのこと特別みたいだから、恋愛どころじゃないのかもしれない。
そしてフェイトちゃんは――。
「なのは?」
わたしの下でフェイトちゃんが濡れた瞳で、上目遣いで覗き込んできた。
「んっ、ごめんごめん、ちょっと考え事。ねえフェイトちゃん今幸せ?」
「うん、すごく…」
フェイトちゃんの言葉に、くすりと笑い、
乳房に軽く歯を立てた。
フェイトちゃんの痛みと快楽を伴う声が、欲情を誘う。
ついついフェイトちゃんを壊してしまいそうになる。
大事にしたくて壊してしまいたくて、相反する思いが心を塗りつぶしていく。
一般的にはわたし達の愛は歪んだものかもしれない。
けれど二人にとって、これが愛の形だ。
355名無し娘:2007/11/16(金) 22:36:59 ID:BCqtudBi
もう、このふたりの関係がネ申過ぎて泣きそうwww

濃い内容のSS、本当にありがとうございます♪
一字一句、しっかり読ませてもらっております〜(゚∀゚)∩
356名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 22:37:17 ID:Xfen2UgA
これでおしまいです。
読んでくれた方ありがとうございます。
本来のタイトルは共依存です。
以前書くといって書くの遅れましたがすいません。
357名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 22:38:17 ID:8vwHXNx1
GJ
こういうなのはさん大好き
358名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 22:39:07 ID:76+Ti1uI
エロ過ぎてドライブイグニッションした
359名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 22:39:47 ID:j+hcLRC+
大作乙でした。GJ!
途中まで読んで行方不明になったなのはが洗脳されて黒化したのかと思ったけど
まさか最初からアレだったとは…素晴らしい
360名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 22:43:18 ID:wKPkPdFV
GJ!
なのはさんの自作自演だったとは……

危ない二人の関係が好きです
361名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 22:59:33 ID:I7Lc3sBe
GJ
百合は互いに依存しきった関係が一番素敵だと思う
362名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 23:04:30 ID:z3PGi0s5
まさかすずかとアリサもどっちか黒化してないよね?
やるとしたらすずかっぽいけどアリサも捨てがたい
何はともあれGJ!
フェイトさんが儚げなだけになのはさんの黒さが際立ってるね
363913:2007/11/16(金) 23:15:27 ID:aFIuMfF3
ヤンデレ(?)なのはさんktkr
最高にGJ
>乗ってた艦船を沈め
((((;゜Д゜)))

俺も続き頑張るか…
364ふたりの関係:2007/11/16(金) 23:23:47 ID:Xfen2UgA
レスdです。

>>362
想像に任せます。

>>363
後半頑張ってください
365名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 23:24:48 ID:9sOPFyHn
大作GJの嵐!!!!
やっぱりなのフェイは譲れないな!大好きだv
前回のお話からFanです!次作も期待していいですか?
366名無しさん@秘密の花園:2007/11/16(金) 23:38:20 ID:Xfen2UgA
>>365
時間と落ちが思いつけば次もあるかも。
367名無しさん@秘密の花園:2007/11/17(土) 00:16:35 ID:8rnr3gBB
>>366
創作意欲が沸いたらお願いしますv
368名無しさん@秘密の花園:2007/11/17(土) 03:25:12 ID:JgfP5IyZ
こういう病んでるなのはさんいいなあ
369 ◆k1m2.Fa0dM :2007/11/17(土) 03:28:37 ID:2p5gMaZE
なのはさん変態かわいいよなのはさん

大作GJです
32KB超えると 1ページに入らないんですが
どこで分割すればいいのか悩むのが密かな楽しみだったり

なお区切りはここでという指示がありましたら書いていただければ対応します



ところで業務連絡です

もう修正済みですが、wiki 嵐がありました。

まれに wiki のリンクを全部書き換えてしまう人がいます

私も wiki の更新をメールで受信し自分以外の更新は
必ず確認するようにしていますが即応できるとは限りません

そこでもし悪意ある改変を見かけた方は注意喚起
そして livedoor ID をお持ちでしたら
ロールバックしていただけると非常に助かります

編集権限開けないのが楽なんですが
作者さんが気軽に加筆修正できる環境は維持したいので
ご協力よろしくお願いします
370名無しさん@秘密の花園:2007/11/17(土) 09:11:01 ID:+A95dXYD
>>369
いつもいつも管理お疲れ様です。
371名無しさん@秘密の花園:2007/11/17(土) 10:15:58 ID:wz1Rx0Lc
はやて×カリム
12レスほど使用予定。ちょい長めです
それでは投下します
372想いを言葉に:2007/11/17(土) 10:16:33 ID:wz1Rx0Lc
「ヴィヴィオ、あ〜ん」
「あ〜ん」
「もう、なのはも自分の分食べないと、ほら、あ〜ん」
「ありがと、あ〜ん」
「ヴィヴィオも〜、フェイトママ、あ〜ん」
「あ〜ん」

「今 日 も か 。高町家、少しでいいから自重して欲しいわ〜」
 いつものことだけど、羨ましくてちょっとイラッとする。
「ですよね……」
 一緒のテーブルで食事をしていたティアナも困惑していた。
「でもでも、あれやってみたくありません?」
 同じく共に食事していたスバルは目を輝かせていた。
「バカスバル。一体誰とやるのよ?」
「えっと……」
 いや、見つめあうな。照れるな。そして顔そらすな。
「エリオ君ケチャップ付いてるよ」
「あ、ありがとう……」
 こっちもか。はぁ〜……。もうええわ。
「ごめんな、仕事で出掛けるからお先に」
「はい、お気をつけて。ちょっとスバル、そのスプーン何のつもり?」

 JS事件から一ヶ月ばかり、気付けば周りはいちゃつくカップルだらけだった。
 そのためちょっとした疎外感を感じている。自分だっていちゃついてみたい。
 だが、悲しい事に今のところそんなお相手はいない。絶賛片思い中だ。

 ヘリポートに到着すると、ヴァイス君が手を振りながら近づいてきた。
「準備OKです」
「ほな、行こか」
 想い人の待つ
「聖王教会へ」
373想いを言葉に:2007/11/17(土) 10:18:23 ID:wz1Rx0Lc
 ミッドチルダ北部に位置する聖王教会。その一室で私はカリムと話し合いをしていた。
 議題はJS事件、レリック、今後の機動六課について。
 優秀な六課スタッフによる資料のおかげで、大きな問題も無く、比較的スムーズに話はまとまった。

「今日のところはこれで終わりにしましょう」
「あ〜疲れた〜」
「紅茶でも淹れるわね」
 テーブルに突っ伏して伸びる私を見て、カリムは笑みを零す。
「最近また忙しいんじゃない? 少しはお休みを取ったら?」
「大丈夫。近いうちに休みはとる予定やから」
 私はぼやきながらちらちらとカリムを盗み見ていた。その優雅で可憐な所作を。
 単に紅茶やお菓子の準備をしているだけなのに気品が溢れている。
 それはとても私には真似できないもので、そんなところに憧れる。

「お砂糖は一杯よね?」
 私のお砂糖は一杯。覚えてくれている事が嬉しい。
 私が頷くと、スプーンで一杯入れてくれた。
 カリム自身は三杯入れる。彼女は甘党だ。

「いい香り。甘くておいしいわ」
「頭脳労働の後の糖分はええね〜」
「甘いものならこのクッキーもどうぞ。私が焼いたの。味見してくれる?」
 皿の上を見ると紅茶クッキー・チョコレートナッツ・チョコマーブルの三種類が並んでいた。
 好物のチョコマーブルに手を伸ばす。
「さくさくして甘くておいしい」
 私の感想にカリムは満面の笑顔で返してくれた。この笑顔が私は大好きだ。
「もうプロ級なんとちゃう?」
「そんなことないわ。ただの趣味よ」
「趣味でこれだけできるなんてええな〜。羨ましいわ〜」
「そういえばはやての趣味って何?」
 趣味……。私の趣味ってなんやろ?
 お料理は必要に応じてやってた部分もあるしな。最近は仕事忙しくてできてへんし。
374想いを言葉に:2007/11/17(土) 10:19:19 ID:wz1Rx0Lc
「もしかして私、無趣味?」
「あっ!」
 カリムは手をぽんと合わせると何かを言おうとしたが、何故か口を噤んでしまった。
「何? 言いかけてやめられるとすごく気になるんやけど」
「そ、そのね……、女性の胸を触るのが好きって……」

 盛大に紅茶噴いた。脳内で。
「な、何かの聞き間違いやない……?」
「ロ、ロッサがそう言ってたの……」
 あんの変態緑。余計な事を。次会ったら八神ファミリーでフルボッコや。
「い、嫌やな〜。ロッサお得意のホラやないの?」
「シャッハもそう言ってたわ」

 これはあかん。このままやとカリムに変態さんと思われてまう。
 何とかごまかさんと――

「あ、あのね!」
 カリムの呼びかけに背筋が伸びる。ついでに冷や汗もつたう。
 彼女は顔を赤らめ、一呼吸置くと少し上目遣いでこう言った。

「……私の胸は揉んでくれないの?」

 …………何言うた?今この人何言うた?

 数秒の時を使ってカリムの言葉を咀嚼する。
 意味を理解するにつれ、段々と呼吸が荒くなり、気付くと手が高速でわきわきしていた。
「え、ええの?」
 カリムは俯きながらこくりと頷いた。
 跳ねるように立ち上がると思いっ切りテーブルにぶつかった。だが、痛みは感じなかった。
 興奮のあまりもつれそうになる足をリビドーで前へ前へと進める。
「ほんまに……ええの?」
 座っているカリムに真後ろから問いかけると、うん、と小さく答えた。
375想いを言葉に:2007/11/17(土) 10:19:54 ID:wz1Rx0Lc
 震える手を伸ばす。服の上からでも大きいとわかる胸へと。
 触れると「あっ……」とカリムが小さく声を漏らす。
 幸福な感触が手の中に広がった。同時に脳内麻薬が大量に分泌される。
 それに支配されるようにそっと触る程度から揉むという言葉にふさわしい動きになる。
 カリムの呼吸が少しずつ乱れていく。それと反比例するように私の視野は狭くなっていった。

「ど、どう?」
 声をかけられ、一時我に返る。が、すぐにモミモミ再開する。
「そ、そやね。とってもええよ」
「あ、ありがとう……」
 耳まで真っ赤にして恥ずかしそうにそう言うカリムが可愛すぎて、興奮がピークに達した。
「できれば生で――」

「お話中のところ申し訳ありません。騎士カリム、管理局から……」
 突然の通信に私とカリムが固まり、声の主も固まった。
 その後、逆巻けヴィンデルシャフト! の声とほぼ同時に、私は気を失った。
376想いを言葉に:2007/11/17(土) 10:20:36 ID:wz1Rx0Lc
「ふ〜、お掃除終わりや」
 その日久々の休暇に私は海鳴の家へと帰っていた。
 教会を訪ねてから既に五日が経っており、あれからカリムとは連絡を取っていない。

『……私の胸は揉んでくれないの?』
 どうしてカリムはあんな事を言ったのだろうか。あの日から毎日考えているがわからない。
 カリムとは仲良くしてもらっているけれど、今まで触ったことなど一度もなかった。
 それがまさか触って欲しいと頼まれる羽目になるとは。全く以って予想外の出来事だった。
 それはまあいいとして、胸を触って欲しいと思う相手というのは普通誰だろうか。
 ただの友人にそんな事を頼むだろうか。常識的に考えるとそんな相手なんて……。
 いやいや自分に都合よく考えるのはやめよう。私は六課メンバーの胸は大概揉んでる。
 それが私の趣味だと彼女は言っていた。趣味に付き合ってくれた以上の意味はないかもしれない。
 思わず溜息が出る。やっぱりカリムの考えている事なんてわからない。
 自分の気持ちはどんどん溢れてくるのに。

「好き……」

 ちょっと呟いただけなのに急に恥ずかしくなる。穴掘って潜りたい。
 恥ずかしさのあまり床を悶えながらゴロゴロ転がった。
 一通り転がり終わると、段々とクールダウンしてきた。途端に心細くなる。
 カリムは私の事をどう想っているのだろう?
 可愛い妹ぐらいにしか思っていない可能性は十二分にある。
 カリムの気持ちがわからないまま想いを伝えるのが怖い。
 告白してもうまくいかなかったら……。今の関係すら失ってしまうかもしれない。
 そうなったら彼女と会うのが辛くなる。好きなのに笑顔で向き合えなくなる。
 そんなの堪えられない――

 ――ピンポーン

 私の悪い考えを切り裂くようにチャイムが鳴った。
 時計を見ると二時を指していた。約束の時間だ。玄関のドアを開けると彼女がいた。
 少し救われた気がした。
377想いを言葉に:2007/11/17(土) 10:21:14 ID:wz1Rx0Lc
「お久しぶりやね、すずかちゃん」
「うん、はやてちゃん、お久しぶり」
 笑いかけると彼女も笑顔をくれた。

 月村すずかちゃんは私の初恋の人。可愛らしくて優しい娘。そして強い娘。
 想いを伝えられないまま私の初恋は終わってしまった。彼女に恋人ができたから。
 あの頃は笑顔で出会うことも辛かった。彼女の特別な存在になれないことが悲しかった。
 中学を卒業して、距離と時間を置いて、ようやく心から笑って話せるようになった。
 今彼女と対面して湧き上がる感情は、嬉しさとちょっとした寂しさの化合物だ。

「ちょっとあたしには挨拶なし?」
 その一言にはっとして、取り繕うように話しかけた。
「アリサちゃんもお久しぶり」
「なんかあたしは来ないほうがよかった?」
「せやね」
「言ったな〜」

 アリサちゃんはすずかちゃんの恋人。誰よりもはっきりと思いを言葉にする娘。
 以前は複雑な思いがあったが、今では憎まれ口を叩き合う間柄。
 そんな関係が結構気に入っている。

「ちょお寒いし中に入って」
 そう言って二人を家へと招き入れた。久しぶりの来客に我が家も喜んでいるような気がする。
 リビングでソファーを勧めると、すずかちゃんはおもむろにビニールの袋を掲げた。
「おいしいって評判の焼き芋買って来たの。はやてちゃん焼き芋好きだったよね?」
 その一言に大きく頷いて日本茶を淹れると、おいしくて楽しい焼き芋パーティーが始まった。

 私がぼけて、アリサちゃんがつっこんで、すずかちゃんが笑う。そんな心地よくて大切な時を過ごす。
 六課を設立してからは、なのはちゃんやフェイトちゃんとも仕事関係の話ばかりになっていたため、
 友達同士の他愛の無い世間話というものがこの上なく楽しかった。
378想いを言葉に:2007/11/17(土) 10:21:50 ID:wz1Rx0Lc
「あ、もうこんな時間」
 三時間程経った頃、すずかちゃんがそう口にした。
「ごめん、もうアルバイト行かないと」
「うん、明日も会えるんよね?」
「明日は一日中はやてちゃんと遊べるよ。後で電話するね」
 その言葉に笑顔で返し、すずかちゃんを玄関の外まで送る。
 彼女の姿が見えなくなるまで私は手を振っていた。

 ふうと溜息を吐き、空を見上げる。空はすっかり夕焼け空だ。
 この時期になると暗くなるのも早い。何となく寂しい気がする。
 そろそろ夜ご飯の準備にでも取り掛かろうか。

「ちょっと」
「ぬわっ! アリサちゃんまだおったん?」
「話があるわ。ちょっと中入んなさい」
 アリサちゃんはいつに無く真剣な表情でそう言うと、すたすたと家に入って行ってしまった。
 いや、ここ私の家なんやけど……。

 お茶を淹れ換えて、先程と同じリビングのソファーに腰掛けると、アリサちゃんがおもむろに口を開いた。
「何か悩んでる事あるの?」
 あまりにも直球な不意打ちに、私は目を瞬かせた。
「あたし達を出迎えた時、表情暗かったわよ。まあ、すぐに笑顔になったし、その後は楽しそうだったけど」
「そないに暗かった?」
「まあ一瞬だったけどね。すずかも気付いてたと思う」
 あ〜、大失敗や。久しぶりに会う友達にそないな心配させてまうなんて。
「ま、すずかははやてが話すまで何も聞かないでしょうけどね。そういうスタンスの娘だし。
 でも、あたしは違う。お節介を焼かないではいられない。――悩み事、あるんでしょ?」
 そう言うとアリサちゃんはお茶をすすり、腕と足を組んだ。ゆっくり話を聞く時の態勢だ。
 いい機会だし話してみようか。言葉にするだけでも少しは楽になれるかもしれない。
379想いを言葉に:2007/11/17(土) 10:22:26 ID:wz1Rx0Lc
 アリサちゃんにカリムの事と先日の出来事をかいつまんで説明する。
 話している最中に何度もツッコミを入れたそうだったけど、大人しく聞いてくれた。
 私が話し終わるとアリサちゃんは足を組み換えてから口を開いた。
「想っていた相手の胸を何故だか触ることができて一気に盛り上がっちゃったわけね――この変態!」
「ぬお……。ほんまきついな〜、アリサちゃんは」
「んで、想いを伝えたいけどうじうじ悩んでる。相変わらずこの手の事になるとヘタレるんだから」
「返す言葉もございません……」
「いい方法があるわ」
「ほんま!?」
「さっさと告白すればいいのよ」
 私の話聞いとった? と反論しようとしたが手をかざされて止められた。
「迷ったら行動する。アクション起こすしかないのよ。それに、案ずるより産むが易しって言葉もあるわ」
「でも断られたら……」
「リスクがあるのは当たり前。その分のリターンがあるんだから。
 欲しいものがあるなら自分から動いていかないと手に入らないわよ?」
「それはそうやけど…………。アリサちゃんはいつもそうしてるんやね」
「はやてだってそうやって自分の部隊という夢をしっかりと叶えたんじゃないの?
 今度の願いも叶えてみせてよ。……自信を持ちなさい。はやてはとっても魅力的なんだから」
 その言葉にいくらか元気づけられたけれども、それでも振られる事を想像してしまう自分がいた。
 そんな煮え切らない私に、アリサちゃんは少し躊躇ってから一言付け加えた。
「それに…………誰かに盗られてしまってもいいの?」
「……それはもう嫌や」
「なら、やることは一つじゃない?」
 アリサちゃんの言葉に私は力強く頷いた。

「相変わらずアリサちゃんはがんがん攻めてく派なんやね」
「まあ色々と問題が山積みでね。全部片付けないとこの先うまくやっていけないし。
 攻めて攻めて攻めまくる。万が一間違いを犯しそうになったらすずかが止めてくれるわ」
 そう言ったアリサちゃんの顔はとても誇らしげだった。
380想いを言葉に:2007/11/17(土) 10:23:01 ID:wz1Rx0Lc
 カタンとソーサーにカップを置く音が響いた。
 あれ以来初めてのカリムとの顔合わせだったが、ぎこちないものの仕事の方は片付いた。
 が、その後のティータイムに入ると、ろくな会話もできずに私もカリムも黙ってしまった。
 何か言わないと、そう思っても言葉が見つからない。何か切っ掛けが欲しい――

「やあやあお二人さん元気かい? 麗しのロッサが旬のモンブランをもって参上だよ」
 突然現れた陽気な闖入者に私達は呆気にとられた。が、そんな私達をよそに、彼はモンブランを並べ始めた。
 並べながら何処其処の栗を使っているだの、何某というパティシエが作っただのと講釈を開始する。
 一通り語り終えると満足したのか、私にそっと耳打ちをして彼はさっさと去って行った。
『今日は邪魔、入らないよ』という意味深な言葉を残して。

「何だったのかしらね? これをわざわざプレゼントしに来てくれたのかしら?」
 そう言ってやっとカリムが笑ってくれた。つられて私も笑う。雰囲気が少し和んだ。
「あの」「あんな」
 声がかぶってしまい、「お先にどうぞ」という言葉までハモってしまう。
 二人して苦笑し、しばらく譲り合った後にカリムが話し始めた。

「この間は変なことを頼んでしまって、ごめんなさい」
「あー、うん」
「あの後シャッハに怒られちゃって。もうあんなことを言ったりしないから安心してね」
「え……? 嫌、やった?」
「い、嫌じゃなかったわよ? でも、普通はああいう事、しないわよね」
「私は結構するよ? カリムのまた触りたい――やなくて、いや、触りたいんやけど、
 カリムはちょお特別、というか、何と言うか」
「特別……?」
「他の人のを触る時は遊び半分で、ただ触り心地ええな〜って感じなんやけど、
 カリムの触る時はどきどきするんよ……」
 少しの間を置いてカリムは首を傾げた。
「どういう、事?」
「……好きって事。私はカリムが好きや」
「え? えーと……?」
「伝わらんかった? カリムに恋愛感情抱いとるんよ、私」
381想いを言葉に:2007/11/17(土) 10:23:36 ID:wz1Rx0Lc
 カリムが目を丸くするのがよくわかった。ようやく私の言った事が伝わってくれたようだ。
 彼女は何かを言いかけて、すぐに視線を逸らしてしまった。

 もう言ってしまった。想いを伝えてしまった。後戻りはできない。
 以前はできなかった事。今ようやくできた。勇気を持って踏み出せた。
 私はカリムを見つめて待った。彼女の返答を。心臓を高鳴らせながら。

 数分の時が経つと、視線を逸らしたままカリムは重い口を開いた。
「自分が何を言っているかわかってる? 私達、女同士なのよ?」
 カリムの声のトーンがわずかに低い。そこにわずかばかりの困惑を感じた。
「もちろんわかってるよ。でも、好きなんよ。カリムの事が好きなんよ……」
 いつのまにか声が震えており、視界はぼやけ出していた。
「あかんの……?」
 こちらの異変に気付いたのか、カリムはやっとこちらに視線を向けてくれた。
 彼女は少し寂しそうに笑っていた。
「同性愛に対して嫌悪感を露にする人も少なくないわ。はやての今後に影響がでるかもしれない」
「そんなん……、何とかするよ」
「そうは言っても……。それにね、聖王教会は同性愛に対して寛容じゃないの」
「そんな……知らんかった」
「だから……」

 カリムの言葉はそこで途切れてしまった。下を向いてしまった彼女の表情は窺えない。
 一筋の涙が頬を伝う。一度溢れ出してしまうと私はもう止められなかった。
 掌で顔を覆って目の前にある現実を拒絶する。
 だが、何の効果も得られなかった。かえって自分の嗚咽が耳に響くばかりだった。
382想いを言葉に:2007/11/17(土) 10:24:16 ID:wz1Rx0Lc
 気付くといつの間にかカリムが傍に立っていた。
 右手が伸びて来て、そっと涙を拭ってくれた。
「だから」
 私の涙を止めるように、カリムは優しく語りかけてくる。
「もし私がここを追い出されてしまったら、はやては私の力になってくれる?」

 しばらくの間私はぽかんとしていた。事態を把握できなかった。
 そんな私にカリムは微笑んだ。
「ここで生まれ育った私は聖王教会が世界の全てで、外の世界はよくわからなくて少し怖いの。
 だからその時が来たら、私をしっかりと抱きとめてくれる?」
 ぐしゃぐしゃの顔で思い切り首を縦に振る。涙を吹き飛ばすように。
「これから色々な問題にぶつかる事も増えてくると思う。それでも後悔しない?」
 その言葉にとびきりの笑顔と強い頷きで答える。今の喜びを表現するように。

 カリムは一歩下がり、スカートの裾をわずかに上げ、貴族の令嬢が挨拶をするようにして、
 言葉を紡いだ。
「私の恋人になって頂けますか?」
383想いを言葉に:2007/11/17(土) 10:24:54 ID:wz1Rx0Lc
エピローグ

「あら、いらっしゃい、はやて」
「来たよ〜」
「きゃっ、ちょっといきなり揉まないで……」
「仕事か乳揉みか、それが問題や」
「仕事優先に決まってるでしょ!」
「そやね、揉みながら仕事すればええね」
「ちょっと〜」

 私はさっさと席に着き、ここに座れ、と膝をたたく。
 カリムは溜息を吐くと、重いわよ? と言いながらそっと腰を下ろしてきた。
「う〜ん……」
「やっぱり重いんじゃない!」
 怒って立ち上がったカリムの手首をがっしりと掴み、その瞳を見つめ、私は想いを言葉にする。

「そうやない、フトモモの感触は直のほうがエエと思うんよ」

 顔に?マークを浮かべるカリムのスカートを躊躇なくめくる。うん、柔そうなエエ足や。
「な、なにするの!?」
「スカートめくって座って。生足on生足。楽しめそうや〜」
「もう、いつもそんな事ばかり言って……」
 文句を言いながらもやってくれる。カリムはほんま可愛い恋人さんや。
「いっそのことパンツも脱い――」
 言い終わる前に鉄拳制裁を喰らう。カリムの愛は時に激しい。

「重くない?」
「生足の感触がたまらんわ〜」
 背中に頬をつけてすりすりする。ついでに乳も揉む。やっぱりエエ乳や。
「うう〜、仕事ができない……」
「私は色々とみなぎってきて、むしろなんでもできそうな気がするよ〜!」
 私の高らかな宣言にカリムは溜息を吐いた。その息は心成し熱を帯びていた。
384名無しさん@秘密の花園:2007/11/17(土) 10:25:33 ID:wz1Rx0Lc
以上です
はやての関西弁が適当なのは仕様です。
無駄に長くてすいませんでした。精進します
385名無しさん@秘密の花園:2007/11/17(土) 11:36:04 ID:bHE3lUA6
はやてちゃんの告白断られるのかと思って泣きそうになった
よかったねはやてちゃん
386ふたりの関係:2007/11/17(土) 11:41:39 ID:VmiHTxyS
>>369
wikiの人報告乙です。
乗せていただきありがとうございます。
出来ればクロノ視点から2ページ目にお願いします。

>>384
GJです。
同じく悲恋になるのかと思った。
関西弁は書くのが難しいですよね。
387 ◆JhF0qDQSSc :2007/11/17(土) 11:50:35 ID:u27sFtyS
はやカリ大好きな俺がGJといわせてもらいます。
388名無しさん@秘密の花園:2007/11/17(土) 12:11:18 ID:+A95dXYD
>>384
はやカリGJ

はやティア派としてはイチャイチャ話で対抗せざるを得ない(`・ω・´)
389名無しさん@秘密の花園:2007/11/17(土) 12:17:23 ID:vzFFdw4I
ならはやすずで対抗を……ってはやて祭りかいっ
390名無しさん@秘密の花園:2007/11/17(土) 13:02:16 ID:ZF73zyvq
やばいw萌えたwww
GJでした。
悲哀にならなくてよかった〜
391名無しさん@秘密の花園:2007/11/17(土) 13:30:08 ID:eTtNmDUQ
GJ!
自分としてははやてにはカリムがしっくり来るかな?

とか言いながら基本的に雑食だから、はやヴィも、はやティアでもも大歓迎
392名無しさん@秘密の花園:2007/11/17(土) 14:26:17 ID:j5A2eYTz
スバティアは人気無いんかのう。それとも王道過ぎるから?
393名無しさん@秘密の花園:2007/11/17(土) 15:36:12 ID:gSHuDaR3
サイトみてるとはやヴィが一番多いかな
そもそもはやての百合物がかなり少ないorz


あとはや→なのがなのハーレムでちょっと出るくらい
……正直ちょい役でハーレム要員として出すくらいなら登場させないで欲しい
なのハーレムで目立つのはフェイトヴィータヴィヴィオくらいで他は居ても薄くて可哀想なだけだし、大体ハーレムって百合的にどうなの?
最近ないけどハーレムはキャラを持ち上げたいだけの様な気がしてならない


正直すまんかった
394名無しさん@秘密の花園:2007/11/17(土) 15:39:04 ID:wD+lZE1C
自分はハーレムは素敵だと思うけどなw
ただしギャグベースで。

ことごとく玉砕していくのは好きだが、真剣に振った、振られたは微妙かな
395名無しさん@秘密の花園:2007/11/17(土) 15:55:38 ID:xCEG8gMT
俺もハーレムはあんまり好きじゃないな
どっかのサイトのなのハーレムはなのは好きの俺でも正直マンセーしすぎだとおもた

やっぱり百合は1対1がすきだな
ハーレムやるとしても2,3人までかな
396名無しさん@秘密の花園:2007/11/17(土) 15:59:09 ID:hA87AsRJ
百合に限らないけどすべての相手を全力で(平等に、ではない)愛しきれる甲斐性が無ければ説得力無い話になっちゃうかな。
あーこいつ(なのハーレムならなのはさん)にならみんな付いていくよなぁと思わせられる魅力が表現しきれないとただのご都合主義に見えるし。
そういう意味では、それこそエロゲ的妄想の延長でのハーレムならともかくお話としてのハーレム空間を表現するのは難しいと思う。
現実の大奥とかオルドって恋愛関係だけじゃ成立していないからね。
397名無しさん@秘密の花園:2007/11/17(土) 16:02:20 ID:Nu9Nbd44
>>392
いや、俺も好きだぜスバティア

キューティーハニー(OVA版)とかPUREまりおねーしょんとかトップ2とか
機械少女とツンデレの愛とか何気に好きなんだ、まぁ機械抜きでも好きだけど
398名無しさん@秘密の花園:2007/11/17(土) 16:48:03 ID:+A95dXYD
>>362
女の子女の子してるスバルが好きなので(六課制服着て頬染めてたのは最高だった)スバルは受けが良いとです。
スバティアの場合ティアナがツンデレるせいでティアナ受け専だし・・・

>>396
そもそもハーレムネタはある程度ギャグやネタと割り切って欲しい面が(´・ω・`)
399名無しさん@秘密の花園:2007/11/17(土) 16:48:18 ID:HvEl6kEf
>>392
好きさ、大好きさスバティア
むしろスバティアンだ!(?)

ネタはあるのに、まとめらんない…orz
400名無しさん@秘密の花園:2007/11/17(土) 16:57:16 ID:et8XIiyF
>>399
俺がいる
好きだから書きたいけど全然まとまんないのはなんでだぜ状態
話ちゃんと作れる人はやっぱ神様だわ
401名無しさん@秘密の花園:2007/11/17(土) 17:06:12 ID:+A95dXYD
>>399
出せば・・・いいと思うよ(ネタを)
402名無しさん@秘密の花園:2007/11/17(土) 17:12:10 ID:hA87AsRJ
>>398
いや、別に誰か特定の作品に対して言ったわけじゃないから。(苦笑)

>>399
スバティアはStSの王道だと思うんだ、がんばれ期待してる♪
403名無しさん@秘密の花園:2007/11/17(土) 17:48:31 ID:UwpnUd9f
俺もハーレムは微妙だなー
なんか持ち上げるために相方達が利用されてるように感じるものが多い
でも3Pまでは余裕
A×B×C(一方通行ではない)とかA×B←C(片思い)とかの関係図は割と好きだ
404名無しさん@秘密の花園:2007/11/17(土) 18:04:21 ID:bHE3lUA6
こうしてこのスレにハーレム作品が投下されることはなくなったのだった・・・
405名無しさん@秘密の花園:2007/11/17(土) 18:07:00 ID:EWfc4a41
職人さんたちにはスレ住民の動向をあんまり気にしないで好きなように書いてもらいたい
俺もハーレムはあんま好きじゃないけど、もしかしたら好きにさせてくれるようなSSが投下されるかもしれないしね
406名無しさん@秘密の花園:2007/11/17(土) 18:12:02 ID:OPVmhA9y
嫌なら見なければいいだけだしそんなに気にすることじゃないんじゃないの
407名無しさん@秘密の花園:2007/11/17(土) 18:15:42 ID:bHE3lUA6
つーか苦手とか嫌いとかわざわざ言う必要がないのに何言ってるんだお前ら
今の流れって遠まわしに叩いて投下を妨害してるようなものじゃん
嫌なら嫌でいいよ、好みは人それぞれだし。ただそれなら黙って読み飛ばせってこと
408名無しさん@秘密の花園:2007/11/17(土) 18:20:35 ID:saDSBh3+
なのハーレム好きな俺、涙目……
409名無しさん@秘密の花園:2007/11/17(土) 18:21:33 ID:EWfc4a41
いやここ職人さんたちのSSを読むためだけのスレじゃないから
なのはキャラで百合においてハーレムが好きだ嫌いだって議論になることもあるでしょ
410 ◆JhF0qDQSSc :2007/11/17(土) 18:22:26 ID:u27sFtyS
みんななのは好きの同志なんだからマターリやろうぜ。
空気読まず短編投下
411 ◆JhF0qDQSSc :2007/11/17(土) 18:25:25 ID:u27sFtyS
ふーっ、機動六課もうまくいってよかったよ。
今日ははやてが久しぶりに飯作ってくれるから早く帰らねーとな。

「ヴィータ」
テスタロッサ…?
や、やべあたし苦手なんだよなコイツ。
柔らかくなったシグナムみたいで…
「な、なんだよ…?」
うわ、声うわずった。
「わたし、明日から元の任務に戻るからこっちにあまり顔出せなくなるんだ」
知ってるよ。アイツと…シグナムが寂しがってるからな。
べ、べつにこれはチャンスとか思ってねーかんな!
「まあ仕事なんだし、がんばれよな」
恋がた…ど、同僚ならこれくらいでいーだろ。
「だからね…お願いにきたんだ」
珍しいな、なんだよ。
「わたしが留守の間…なのはとヴィヴィオを守ってください。
特になのはは…すぐ無茶するから。
ヴィータもはやてがいるから大変だとは思うけど、他に頼める人が思いつかなくて」
…ふつうライバルに頼むかよ。
頭さげんなよ…
あたしが悪者みてーじゃねえか。
「言われなくてもそうしてやるよ」
元から誓ったことだ。
なのはも守る。はやても守る。それにヴィヴィオがついても屁でもねーよ。
「ありがとう。頼りにしてるからね」
そんな笑顔で笑うなよ。
あ、当たり前のことなんだからよ…
「じゃあ私、行くね」
せっかちなやつだな。
412名無しさん@秘密の花園:2007/11/17(土) 18:28:39 ID:bHE3lUA6
>>409
その今してる議論の結果スレがどうなってるかを見ろってこと
自分のしたレスで自分とは違う趣味の人が肩身を狭くしてるのに気づけよ
413 ◆JhF0qDQSSc :2007/11/17(土) 18:29:41 ID:u27sFtyS
「おい、テスタロッサ!」
「なに?」
これだけはいっとかねーと。
「ちゃんと帰ってきて、元気な顔見せろよな」
あーなにライバルに塩送ってんだ。
「言われなくてもそうするよ」
…真似すんなよな。
「そうだ、ヴィータ。わたしのことはフェイトでいいよ。友達なんだから。…ライバルの前に」
最後のほうが小声で聞こえなかったぞ。
ま、普通そっちのほうが呼びやすいよな。シグナムも義理がてーな。
「がんばれよな…ふ、フェイト」
意外とはずかしーなコレ。
「ありがと、ヴィータ」
だから笑うなよ、照れるだろ…
414名無しさん@秘密の花園:2007/11/17(土) 18:32:04 ID:nJPGuGr9
見ない自由もありますよ
415 ◆JhF0qDQSSc :2007/11/17(土) 18:32:49 ID:u27sFtyS
実際空気嫁みたいだなorz
作品も百合薄いしな…
正直すまんかった(´・ω・`)
416名無しさん@秘密の花園:2007/11/17(土) 18:37:26 ID:EWfc4a41
>>412
どうもなってないいつもの百合スレって感じだけど
自分の趣味と違う人がスレにいるくらいで肩身狭くするって貧弱すぎじゃない?
俺はなのフェイ好きだけど、なのヴィだろうとフェイシグだろうと
別に話題になっても気にしないし、SSも楽しませてもらってるけど
417名無しさん@秘密の花園:2007/11/17(土) 18:45:30 ID:sjKeRlhI
>>412
そうやってしつこく話蒸し返すのが一番スレ空気悪くして
せっかく投下する人の肩身まで狭くしてる事実に気付こうや…
418ティアナ・ランスターの憂鬱 ◆34IETlJpS6 :2007/11/17(土) 18:47:45 ID:+A95dXYD
「カラオケボックスの・・・タダ券、ですか」
「そや、交流も兼ねてスターズライトニングのみんなで行ったらええよ」
「八神部隊長は行かれないんですか?」
「行きたいのはやまやまなんやけどな・・・わたしはちょお仕事が忙しいんよ」
そんなやり取りがあり・・・わたし、ティアナ・ランスターは急遽前線メンバー交流会の幹事を務めることになったのだった。

「カラオケ? いいね、行く行く」
スバルはあっさりと参加確定。
「カラオケ・・・ですか、行ったこと無いので楽しみです♪」
「歌はあまり得意じゃ無いんですけど・・・大丈夫かな」
キャロとエリオも参加っと、順調順調。
「カラオケかぁ・・・そう言えば、こっちに来てからはあまり歌ってないね」
「うん、わたしは久しぶりにフェイトちゃんの歌を聞きたいな」
フェイトさんとなのはさんにもOKをもらう。
ここまではまるで問題がなかった。

しかし・・・

「悪いけど、あたしは行けねーぞ」
「わたしもだ、仕事が忙しい」
副隊長達は、揃って参加を断ってきた。
「え・・・でも、なのはさんもフェイトさんも来るんですよ?」

いつもなら二人とも即飛び付いてくるはずなのに・・・
あたしは不思議に思い、首を傾げた。

「「いや、だから行きたくないんだが・・・」」
二人の声が綺麗にハモる。
あたしは、それがどういう意味なのか問い返そうとしたが
副隊長達はそれだけ言うと、もうその話には関わりたくないとでも言わんばかりに、さっさとその場から立ち去ってしまっていた。

あたしがその時の二人の言葉の意味を真に理解するのは・・・もう少し先の事になる。
419名無しさん@秘密の花園:2007/11/17(土) 18:57:10 ID:7md4Ua+0
415GJ!空気読んでるよ!ま、ノーマルカプか百合カプかで対立するよりよっぽど平和だな。俺はなんでも楽しく読めるよ。職人さんがんばれ!
420 ◆34IETlJpS6 :2007/11/17(土) 19:04:53 ID:+A95dXYD
ご飯後続き。
>>415
ヴィータかわゆす


発想を転換してみた。
対応

シグフェイ嫌い

今度はフェイなので見てみたい

ハーレム嫌い

なら俺は対抗してなのフェイ純愛を極めるぜ
421名無しさん@秘密の花園:2007/11/17(土) 19:06:13 ID:VmiHTxyS
>>415
GJです、
こういう話好きです。

>>420
カラオケの続きキターー

まあ最近このスレなんかSSスレっぽくなってるけど、それ以外の話もあっていいかと。
ただ嫌いというよりも、どれが好きといったほうが健全だとは思うけど。
34氏も書いてますが、私はなのフェイが好きなんでそれで極めていこうと思ってます。
422名無しさん@秘密の花園:2007/11/17(土) 19:47:12 ID:gGe+4Pqc
>>411
やわらかシグナム=フェイトと聞いてなんか電波が降りてきそうで降りてこない…
423名無しさん@秘密の花園:2007/11/17(土) 20:28:53 ID:wvpn1NEi
や  わ  ら  か  ヴ  ィ  ー  タ
424ティアナ・ランスターの憂鬱 ◆34IETlJpS6 :2007/11/17(土) 20:29:26 ID:+A95dXYD
「一番、スターズ03スバル・ナカジマ歌いますっ!」

スバルは部屋へと案内されるやいなや、マイクを手に取り喋りだした。
最初は各自の参加の確認をとった後、予定に合わせて日にちを決めるつもりだったのだが
その時になって初めて、券の有効期限が明日までだと気付き。
あたし達は、善は急げとばかりに業務終了直後に集合し、カラオケボックスへと赴いたのだった。
因みに、来なかった副隊長達の分は・・・ちょうど通り掛かったシャーリーさんとシャマル先生を加えることで賄ってある。

「ちょっと、待ちなさいスバル! まず最初は隊長達から・・・」
あたしは慌ててスバルの手からマイクを引ったくる。
世は年功序列、階級社会。
いくら六課がそう言う事に甘いとは言っても、こう言う気楽な場では多少は秩序が必要なのだ。
そうしないと、無用な混乱とカオスが待っていることをあたしは知っている。

「いいよ、ティアナ。スバルに歌わせてあげて」
「うん、わたしとなのはの事は気にしないでいいから」

なのはさん、フェイトさん・・・お二人が優しいのは良くわかるのですが、この場はまとめて欲しかったです・・・

この後の流れを想像して少しだけ胃が痛む。
スバルが調子に乗ってハメを外さなければいいんだけど・・・

あたしは・・・覚悟を決めてスバルにマイクを返した。

「ありがと、ティア。 では・・・改めまして一番、スターズ03スバル・ナカジマ、歌います!」
一度水を差されたのにもかかわらず、スバルのテンションは落ちていない。

「ティア、D-65624をお願い」
あたしは、そのテンションにはついていけず、心のなかでため息をつきながら・・・リモコンを操作した。
425ティアナ・ランスターの憂鬱 ◆34IETlJpS6 :2007/11/17(土) 21:10:25 ID:+A95dXYD
「怒れぇっ、鋼のサイボーグぅ! 青いっ! たてがみ銀の〜腕ぇ〜 光り輝〜くマッハキャリバー ミッドの希望守るた〜め〜
今こ〜そ〜たーちあーがれーっ!!!」

・・・何故かスバルは、バリアジャケットを展開し、全力でコブシを効かせながら歌っていた。
歌詞は・・・まぁ気にしないことにしよう。
「ぜ〜んりょ〜く、ぜ〜んか〜い」
「「ディバイン、バスター!!!」」

スバルの勢いに釣られたのか、なのはさんもサビの部分に声を重ねる。
周りを見回すと、あたし以外の全員がスバルの作り出した熱い空気にやられていた。

これは・・・マズイ

本気で撃ったりはしないだろう・・・とは思うけれど
いや、思いたい。
この調子だと“つい撃っちゃった”とかがありかねない・・・
流石に民間の店舗全壊は不味いですから・・・

スバルが歌い終えると周りからは大きな拍手が起こった。
確かに気持ちが篭っていて上手かったのは認めよう
しかし、あたしの頭の中ではこの空気を変えるためにどうすれば良いかで一杯だった。

「あの・・・次、僕が歌っても良いでしょうか」

エリオが恐る恐る手をあげる。
あたしはそれを見て、スバルの置いたマイクを素早く手に取ると、その手に渡した。

エリオは六課メンバーの中では数少ない良心派だ。
きっと、この熱過ぎる空気を冷ましてくれるだろう。
あたしは・・・そう、願っていた。
426 ◆34IETlJpS6 :2007/11/17(土) 21:16:11 ID:+A95dXYD
携帯のバッテリーキツいので今日はここまでで
まだ百合が欠片も無いですがorz


やわらかヴィータは常時デレ?
427名無しさん@秘密の花園:2007/11/17(土) 21:44:27 ID:BG754Y6/
やっぱりスバルは勇者王か。鉄槌の騎士がいないのがもったいないw
やわらかヴィータ=常時デレという状態は、
はやてに向けている態度みたいなもんかね。
428名無しさん@秘密の花園:2007/11/17(土) 21:55:27 ID:u2k3BA39
こちらネタ提供出来ないしましてやSSも書けない
なんでなんでも読めるだけでありがたいけどな
429名無しさん@秘密の花園:2007/11/17(土) 21:59:22 ID:iDCkjudr
勇者王スパルワロタ

さすが34氏GJ
430 ◆JhF0qDQSSc :2007/11/17(土) 22:44:17 ID:u27sFtyS
レスくれた人サンクス。
34氏は相変わらずうまいなあ
431名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 02:01:52 ID:aV5sIPOo
ところで、なのはスレで知ったんだが
今週の喫茶黒うさぎ最高w
432名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 02:50:20 ID:m1zNJLvM
聞いてきた
中の人は両方ともなのフェイ派なのかw
433名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 03:21:07 ID:8iIccjg/
やばいwぶっちゃけるところで吹いたwww
434 ◆k1m2.Fa0dM :2007/11/18(日) 03:25:45 ID:JmDV/ohZ
>>386
了解
435名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 07:11:42 ID:oDYdHQDb
なのはちゃんとフェイトちゃんがラブラブなんだよー!!!
436 ◆1gx5q3Ma8Y :2007/11/18(日) 12:19:57 ID:lACxQz37
>>242

の続き、投下しま〜す

>>59で衣類が無かった理由を書いてなかったので、それも含めて
437今日はいちゃいちゃの日なの ◆1gx5q3Ma8Y :2007/11/18(日) 12:21:15 ID:lACxQz37
「早く、頭、ここ」
 三度も指示をされては、どうすることもできない。
 フェイトは手を突き、一度四つん這いになると、恐る恐る、まさに礼拝をするよう
に、揃えられたなのはの太股に顔を近づけた。
 正面を向くなのはの右から寄ったので、顔を傾け、そっと左の頬を腿につける。
「ちゃんと、横になって」
 まだ緊張して、身体が浮き気味だったのを、なのはが咎める。
 フェイトは仕方なしに、身体は完全にカーペットに横たえ、なのはの腿に頭を預け
た。
 自分の膝の上のフェイトの顔の前で、なのははペン状の物のキャップを抜く。
 それは、金色の金属を加工して三重の輪のようにした、耳掻きだった。
「耳掃除♪」
 なんだか急に楽しそうに言いながら、なのははフェイトの耳に器具をそっと挿入し
ていった。
 なんの事はない。考えてみれば、なのはが自分に酷い事をするわけがないのだ。取
り越し苦労を哂うと共に、怖がった事を心の中で詫びた。
「今日はねぇ……」
 フェイトの耳を覗きながら、そこにそっと話しかけるなのは。
「一日中、フェイトちゃんと、いちゃいちゃしようって決めたんだ……」
 甘い囁きに頬を染めながら、フェイトが問い返す。
「ど……どうして?……夕べだって……」
「夜のは、えっち。えっちをいっぱいするのと、いちゃいちゃするのは、別」
 とろけるような声で言われ、フェイトはなにも言えなかった。
 こんな事を言うところからみて、どうやら、この新しい「隠れ家」の引越しにあわ
せて、最初から計画していたようだ。
438今日はいちゃいちゃの日なの ◆1gx5q3Ma8Y :2007/11/18(日) 12:23:57 ID:lACxQz37
 「隠れ家」──それは、本局に勤務しているAAAクラス以上の魔導師が、隊舎に
与えられた居室以外に用意することが奨励される住居だ。自分で探しても良いし、頼
めば本局で物件を探してくれる。
 この「隠れ家」があるため、何らかの形で魔導師がマスコミに紹介されると、媒体
によって住所がバラバラなんて事も珍しくない。
 理由は簡単。魔法犯罪を計画した時、一番邪魔なのが、本局のAAA以上の魔導師
だからだ。もし、住居がひとつしかなく、いつもそこに帰るとなれば、意識操作の魔
法を送り込んだり、家族を人質にとったり、手っ取り早く住居ごと吹っ飛ばそうと考
えるだろう。
 それを防ぐため、ランダムに居場所を変える事がテロ防止として奨励されているの
だ。
 執務官として移動が多く、事実上、艦を住居としているフェイトには、その心配が
無いが、なのはのようにミッドに住んでいるS+の魔導師ともなれば、局側も気を使
っているに違いない。JS事件など、大事もあって、結構マスコミも動いたから、隠
れ家も換える事になったのだろう。
 だが、その引越しのタイミングをうまく謀って、自分が帰ってくるのに合わせて、
ふたりっきりになれる場所として使おうなんて、ハメられたような気がする。
 おまけに、誰も居ないのを良いことに、こうして着るものも与えてもらえず、裸で
転がされている。せめて人間扱いはして欲しいと、訴えるべきかもしれない。
 一方、獣の扱いはこんなものでいいと思っているのかもしれないと、少し反省した。
 夕べ、査察官としての任務を終えて、ミッドに戻ったフェイトは、港へ迎えに来た
なのはと、軽く夕食をした後、ここへ案内された。
 ここが新しい「隠れ家」である事や、ヴィヴィオは学校の合宿で今日は居ない事を
聞かされた後、
「今夜は、ふたりっきりだよ」
 なんて言われた途端、頭に血が上ってしまった。
439今日はいちゃいちゃの日なの ◆1gx5q3Ma8Y :2007/11/18(日) 12:29:32 ID:lACxQz37
 その場で、なのはを素早くお姫様抱っこして、「先にシャワーを」と主張しながら、
じたばたと暴れるのを無視してベッドに放り込み、ろくに服を脱がせもしないで、シャ
ツとブラを押し上げ、レモン色のショーツは毟り取って、なのはの匂いと、味を思いっ
きり堪能し、良い声で、たっぷりと鳴かせてしまった。
 確かにちょっと獣じみてはいたんだけど、それは久しぶりだったからだし、その後、
ちゃんと丁寧にもしたし、なのはのしたいようにも、させてあげたんだから、許して
くれても良いのではないかと、フェイトは思った。
「はい、今度反対。こっち向いて」
 なんて言われて、なのはのお腹に鼻面を埋めながら、優しく耳の中を掻いてもらう
と、もうなんだか、どうでもいいような気がしてきた。
 温かくて、柔らかくって、とっても良いにおいがする。安心で、とろとろに溶けて
しまいそう。
「なのはぁ………」
 フェイトは思わず、自由になる左腕で、なのはの細腰を抱きしめて甘えた声を出し
てしまう。
「くすぐったいよ、フェイトちゃん。耳掃除してるんだから、あぶないよ」
 腰の辺りを撫でられたなのはが軽く嗜める。
 だが、フェイトはなのはのお腹に顔を押し付け、腰をぎゅっと抱きながら、くぐもっ
た声で、
「なのは………怒って……る?」
 と訊いた。
「ん? なにが?」
「夕べ、無理矢理したの怒ってる? 怒ってるから、私、裸にされてるの?……」
 蚊の鳴くような声で尋ねるフェイト。
440今日はいちゃいちゃの日なの ◆1gx5q3Ma8Y :2007/11/18(日) 12:31:19 ID:lACxQz37
 なのははくすりと笑い、
「違うよ……裸なのは、雨が降ってたからだよ」
 意味が判らず、フェイトは少しだけ顔の位置を変え、片目だけでなのはを見上げた。
「起きたら雨だったから……私達が裸でいちゃいちゃするなら、やっぱり、初めての
時みたいに、雨がいいよね」
 しばらく、きょとんとなのはの顔を見上げていたフェイトだったが、やがて、「雨」
「裸」「初めて」のキーワードが、ある記憶と合致した。
 それを思い出したフェイトの顔に、朱が上る。
「あぁ〜? その顔は、忘れてたなぁ? 酷いなぁフェイトちゃんはぁ……わたしの
初めてを奪った日のこと、忘れるなんて……」
 膝の上のフェイトを見下ろしながら、なのはが拗ねたような表情を作る。その言葉
に、フェイトは慌てた。
「ち……違う!あの日は、お……お……ひ……ひとりでするのを、ふたりで一緒にし
てみようって……さ……誘ったのは、なのはだし……ゆ……指入れてみたのは、もっ
と、ずっと後だよ?」
 行為の直接の名前を口にするのが恥ずかしくて言葉に詰まったが、あんなに鮮烈な
体験は、時間が経っても忘れるものではない。
 必死に弁明するフェイトを、なのはは面白そうに見下ろして、
「なぁんだ、ちゃんと覚えてるじゃない」
 要するに、誘導尋問みたいなもの。本当に奪われたのでないのを百も承知で、こん
な事を言って、慌てるのを愉しんでいるようだ。
「なのはは、意地悪だ」
 フェイトは拗ねたように言い、なのはのお腹に顔を埋める。
441今日はいちゃいちゃの日なの ◆1gx5q3Ma8Y :2007/11/18(日) 12:32:29 ID:lACxQz37
「そうかな? 私って意地悪かな?」
 そんな事を言いながら、なのはは耳掻きを仕舞い、フェイトの頭を撫でたり、金色
の髪を悪戯したりする。
 やがて、なのははカーペットに右手を突き、左腕でフェイトの頭を抱えながら、そ
っと膝を崩し、女のコ座りになる。
 少しリラックスした姿勢で、更にフェイトの頭を撫で、髪をいじるが、フェイトは
顔をあげるのが恥ずかしいのか、なのはのお腹に顔を押し付けたまま、上げようとし
ない。
 暫くの後、なのはは身体の支えを肘に変え、さらに姿勢を崩した。
 フェイトの頭が落ちないよう、支えながら、そっと身体を横たえる。
 腰が一番くびれてる辺りとカーペットの間に、身体を支える必要のなくなった右腕
を差し入れ、フェイトの骨盤の上あたりに頭を置き、両腕でぎゅっと抱きすくめた。
 フェイトもさすがにびっくりして顔をあげた。
 もしかして、同時に舐めっこする、アレかもと思い、ちょっと期待を持つ。
 だが、なのはは近くにあったリモコンを拾うと、さっきセットしたDVDの再生ボ
タンを押した。
 魔力スクリーンが空間に広がり、そこに変換されたDVDの映像が流れる。録画し
たそのままらしく、CMまで入っていた。
「?」
 少し頭を持ち上げて、不思議そうにしているフェイトに、
「フェイトちゃん抱き枕♪」
 そう言って、さらにギュッと抱きしめるなのは。
「う〜ん、いい抱き心地。すべすべで柔らかくって……」
 なのはは、フェイトのへその少し横あたりに頬を擦りつけ、更に左手で腰の辺りか
ら鳩尾にかけてを、何度も何度も繰り返し撫でる。
442今日はいちゃいちゃの日なの ◆1gx5q3Ma8Y :2007/11/18(日) 12:34:18 ID:lACxQz37
今回ここまで〜
文中の「隠れ家」は、攻殻機動隊の「セーフハウス」にヒントを得ています。

う〜ん、前回、フェイトさんが変態と言われてしまいましたが、好きな人としばらく
離れていたので、かんべんしてあげてください。
あと、今回の獣じみたのもね(w
443名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 13:15:42 ID:udLtRbV5
フェイトちゃんだきまくらああああああ!!!
うおおおおおおおお!!!!
444名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 13:22:25 ID:8iIccjg/
フェイトさんなのは欲をもてあます、か・・・。
GuううううううううううううJおおおおおおおぶううううう!!!
445名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 13:34:50 ID:Gn6HbjVT
落ち着けおまえら。
男ならもっとクールに鼻血を垂らして悶えうずくまるもんだろうによ

何はともあれグッジョブ(ダラダラ)
446名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 14:00:51 ID:BKREu1uu
み、みんなもちつけ(゚Д゚≡゚Д゚)
初めての時万歳!イチャイチャラブラブ耳かき抱き枕!
たまらん、たまらんのだよ!!
447名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 14:27:22 ID:kTJXqgPi
なんでこの二人はこうなのかなぁ?
寄れば触ればイチャイチャして……
バイトの休憩中に悶えたじゃないかw
448名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 14:33:12 ID:S0qzx9X0
ピチピチ(ω・`ミэ三εミ´・ω)ピチピチ
なんたるGJ.
にやにやが止まらない
449名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 15:03:14 ID:gpcmd89z
甘杉Yabeeeeeeeee

吐血した
450名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 15:34:02 ID:9pG8kVxy
GJ
み、みんな、お、おちつけ

たらたら・・・(鼻血)

すばらしいです・・・

たらたら・・・(鼻血)

ぱたんっ・・・
ぴくぴく・・・
451単発ネタ ◆34IETlJpS6 :2007/11/18(日) 16:23:35 ID:n1EWmcTB
「あ、あれ・・・・」
「どうかしたの、フェイトちゃん・・・て、凄い鼻血」
「な、なのは。違うんだよ? 別にいやらしいことを考えてたとか、そんなことないんだよ?」
「にゃはは・・・そんな事、思ったりしてないよ。それよりも、早く止めないと」
「う、うん・・・でもどうすれば良いのかな?」
「上を向かせてから首筋を叩く?」
「それは俗説だったような・・・」
「なら、やっぱり鼻の付け根の部分を抑えるのが良いのかな」
「な、なのは!?」
「フェイトちゃん、自分だと抑えにくいでしょう? 少しの間だから動かないで我慢してね」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
「もう、大丈夫みたい。 喉の方への逆流も無くなったし」
「そっか、じゃあ放すね」
「うん・・・ありがとう、なのは」
「あ・・・フェイトちゃん、ちょっとそのまま動かないでね」
「? ・・・・ひゃうっ!?な、なのは、いきなり何を!?」
「あ・・・ごめんね、いきなりで。フェイトちゃんのお口の上に鼻血の跡が付いちゃってたから、綺麗にしなくちゃって思ったの」
「そ・・・そうなんだ。いきなり舐められたから、どうしたのかなって驚いちゃったよ」
「嫌・・・だった?」
「そ、そんなことないよ! なのはのする事を嫌だなんて思うはずないよ!」
「ありがとう・・・フェイトちゃん」
「・・・でもね、1つだけ・・・困っちゃうことがあるんだよ」
「え?」
「なのはがしてくれた事の刺激が強過ぎて、また・・・鼻血が・・・・」
「にゃはは・・・大丈夫だよ、フェイトちゃん。何度でも、何度出しても、わたしがちゃんと綺麗にしてあげるから・・・」


>>450が鼻血とか言うからついつい(´・ω・`)
452名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 16:35:00 ID:nJ3a4bT1
なんという無限の鼻血
453名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 16:36:34 ID:9pG8kVxy
450ですっ
34さん、相変わらずのGJですっ
いやぁ〜、ネタにしてもらって、なおかつ素晴らしいいちゃらぶなのフェイが見られるのなら
鼻血で貧血になろうとも本望ですっ (→o←;;;
454名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 16:43:03 ID:gRyPI6Dl
美代ちゃんの小ネタの拾いっぷりは異常w
たしか携帯からじゃなかったっけ?凄いなぁ。
455名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 16:44:57 ID:8iIccjg/
なんという無限ループwwww
鼻血を出しても美しい執務官はちょっとずるいと思うんだ・・・。
456名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 17:03:34 ID:udLtRbV5
俺鼻血を見くびってたわ
457名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 17:03:51 ID:fPE3us2+
鼻血舐めるとか、どんな変態だよ。
……あれ、なんか青い蝶が
458名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 17:24:00 ID:8iIccjg/
ちょwwwww
アカイイトネタですかw


でも、フェイトさんなら相手がなのはさんだったら
鼻血は当たり前として生理ですらプレイの一環として楽しみめる変態だと(ry
459名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 17:29:24 ID:lnkcemO5
二人の周期が重なった時に貝合わせとかしたらベッドが真っ赤に
なるけどそれってとってもとっても素敵だとおも(ry
460 ◆1gx5q3Ma8Y :2007/11/18(日) 17:40:14 ID:lACxQz37
なんだか、血ネタの震源地となってしまったみたいで(^^;

出血多量にならないようにお祈りしますです。
461名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 17:51:08 ID:3sUM8xfq
        )
     ' ´.⌒.^ヽ
  ⌒ ハ〈从//~))ヘ   
    ヽllz゚ ヮ゚ノz|/   なのはママだいすきー♪
   〃"ナ'⌒ ~´ヘヘ^    
   // ,ハノノソヽソハ   私もだよ、ヴィヴィオ
  ハ  ヾl.゚ ヮ゚ノ!.ノ
     ○7|..7⊃
     ./ソ、j、iヾ.
     /~(_>!(_>~
462 ◆34IETlJpS6 :2007/11/18(日) 18:27:29 ID:n1EWmcTB
本当は舌で鼻の穴の中を弄らせるところまでやろうかとも思いましたが、流石にマニアック過ぎるかなと・・・
>>454
小ネタ拾いしてるのは、スレ内で話が繋がりやすいからです。
上手く話のネタになれればスレも進みますし
そこからまた新しいネタが手に入れば・・・とも
やっぱり活気のあるスレが好き。

流石に4スレに渡って携帯で書いてると、打つのはかなり速くなりましたよ(、、
463(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/18(日) 19:19:28 ID:S0qzx9X0
|・)ピチピチ

◆1gx5q3Ma8Y氏の投下した日にエロ文章を投下するのは恐れ多いのですが,
ヤンデレなのはさんをリベンジしてみました……してみたんだよ…

そしたらまたしてもヤンデル(精神分裂気味+痴女的な意味で)なのはさんになっていたんだ.
かなり猛省している.

というわけで,前よりもエロ具合が↑なのでそういうのが苦手な方は華麗にスルーして頂きたく思います.
あ,今投下大丈夫かしら (ω・`ミэ)ピチピチ?
464名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 19:22:53 ID:oFsiNByt
>>463
どんとこい
465(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/18(日) 19:23:39 ID:S0qzx9X0
『ヤンデル(ry的な意味で)なのはさん』

1.フェイト・T・H

例えるならば,なのはは砂のような女性である.より正確に言うならば,流砂だろうか.
近付けば飲み込まれ,一度飲み込まれてしまえば抜け出す事が叶わない,そんな魅力を持つ女性だ.
各言う私も,その飲み込まれてしまった一人だった.
幼い頃,何も分からずただ母のために行動していた私を,優しく包み込み,捕らえて離さなくした女性.
なのは,なのは,なのは…出来うるならばずっとなのはに囚われていたい.
これから先も,ずっと,ずっと…二人きりで…だが,その願いは叶うのだろうか?
例えば男女ならば婚姻関係により永遠を約束し,一緒にいる事は出来よう,けれど…私達は同性.
それがこれからもずっと一緒にいられるなんて…あるのだろうか?
なのはの暮らす新築のマンション.
あまり陸に戻ってこないのだから,とマンションの一室を私に提供してくれたのももう一年も前の事.
その時の喜びは今も覚えている.
あまり戻らない所為か,物があまりなく,代わり映えのしない部屋.けれど,だからこそ変わらない物がある.
壁に掛けたボードに貼り付けた淡く,日に焼けた写真.それは小学生の時のもの,中学生の時のもの,高校生の時のもの….
これからも,もっとその写真は増えていくであろう.これからも,ずっと,ずっと.
そう,ありたいと…思う.
例えば,なのはが結婚して,旦那さんがこの家に住むようになり,この部屋に来れなくなってしまったり…
なのはが旦那の元へと行く為にこの家を引き払う事が……あって欲しくはなかった.
この想いは…異端だろう.
年頃の女が,親友と一緒にずっといたい…そう願うのは問題ない.けれど,その親友が愛する人を見つけ,その人と一緒にいる事を…
想像する事すら心苦しくなるこの想いは…異端だろう.
けれど,いつまでも,この部屋は自分のために空けておいて欲しい…そう,思う.
その部屋に,陽光が差し込み始めた頃,私は漸く周囲を見渡す『余裕』というものが出来た.
白いカーテンか黒いカーテンか,なんて事で少しばかりのケンカをして,けれどなのはが選んでくれるならば,と私が折れたのも遠い昔のよう.
大きめのソファーとテーブルは二人で紅茶などを飲むために.一緒にいる時は一緒に寝ようね,と言われ購入したダブルベッド.
そのベッドで,出会ってからの長い年月を共に過ごしたなのはが,私の隣で眠っている.
産まれたままの姿で,薄く白いシーツの中でなのはは私の腕を腕枕にぐっすりと,幸せそうな表情で眠っている.
「何事……」
466(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/18(日) 19:24:22 ID:S0qzx9X0
なのはより寝起きの悪い私にとってなのはより先に目を覚ます事は稀だ.
だからこそ,この状況の理解が出来ず,呆と過去を振り返ってみたものの,何事かは理解できない.
確かに私はネグリジェのような薄めのパジャマを着て寝る事はある.
確かになのははたまに下着姿にシャツ,というあられもない姿で寝る事はある.
けれど…何もかもを脱ぎ捨てて寝る事なんて……ない.
ご丁寧にも脱いだであろう服は,畳んで綺麗にしてテーブルの上に.
当然,私に身に覚えは無い.いくらなのはと一緒にずっといたいといっても…なのはを襲うような事はしていない.していないと…思う.
けれど,この状況は……もしかして,と思えば頬が,顔が熱を持ったかのように紅色に染まる.
ベッドからも近い位置にある姿身には裸身を曝し,赤面する私の姿が.そして…もぞもぞと顔を動かし,今にも目を覚まそうとするなのはの姿が.
「ふぁぁ……あ,フェイトちゃんおはよう……」
「お,おはよう…なのは」
なのはが起き上がり,シーツがずれ,そこにはなのはの白く瑞々しい乳房が,薄い桃色の突起が目に映る.
どくん,と心臓が高鳴りを覚えながら悪いと思っていても視線がそこから離れない.
動かそうにも,視線がそこに吸い込まれているかのように,一切動かない.
「あ…もう,フェイトちゃん.昨日あんなに………したのに」
「…………え?」
「…あんなに一杯舐めたり,噛んだり……はやてちゃんよりもっとえっちにおっぱい触ったりしてたのに…忘れたなんて…言わないよね?」
「あ……う,うん.わ,忘れてないよ?」
手で胸元を隠しながら,忘れちゃったの?と悲しそうな表情をしながら上目遣い.
そんななのはを見れば…忘れた,なんていえない.例え,記憶にないとしても,私にはNoとは言えなかった.
その瞬間,なのはの唇が吊り上がったのを…私は見ていない.
そんな記憶はないけれど,された本人が言うならば私はしたのだろう.なのはにとってもエッチな事をしたのだろう…
と,いう後悔…いいや,歓喜とさえ言える思いに包まれていた私に,そんなものが見えるわけがない.
あれこれと昨日私にされた事を,事細かに伝えるなのはに…恥かしさのあまりシーツに隠れてしまった私に…見えるわけがないのだ.
467(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/18(日) 19:25:06 ID:S0qzx9X0
2.砂の中

この思いがより強くなったのは,多分空から落ちてからだと,私―――高町なのはは思う.
あの日以降,彼女―――フェイト・T・ハラオウンへの想いに変化が現れた.
彼女が私の介護という事で私の躰に触れるたびに,躰中を電気が,彼女の魔力が走り抜けるかのように情欲が湧く.
彼女の金色の髪が風に揺れ,薫る芳香が鼻腔を通るたびに,彼女を思いのままに嬲りたくなる.
彼女を組み敷き,そのたわわに稔った果実を覆う表皮の如きバリアジャケットを力のままに破り捨て,思うがままにその実を味わいたい.
今の私の彼女への思いは…そんなものだった.
他の誰にも渡したくない,私だけの―――彼女で在って欲しい.
これが事故により脳が損傷を受け,それによる影響…だなどとは思わないし,思いたくもない.
この思いは―――真実,私の思いなのだから.事故如きが,私の意識を操ってなるものか.
そんな思いが爆発したのは,つい先日の事だった.
ミッド発行のとある雑誌に載った彼女のインタビュー.その中の項目『理想の男性は?』というものだった.
『なのはみたいな人かな?』という彼女の発言は嬉しいものだった.
けれど,けれど,私が『女』である以上,彼女と一緒にずっといられるわけではない.
陸にいる時は一緒に住もうと誘った.彼女もそれに同意してくれた.二人で一緒に家具を選んだ.
けれど,いつか彼女は『理想の男性』とやらと一緒にここを出て行くのだろう.そんな事,許せない.
彼女は,フェイトちゃんは―――私と一緒にいなければならないのだ.
だから,そう……私は―――白いシーツに隠れるように潜り込んだ彼女を見つめながら,私は…笑っていた.
「フェイトちゃ〜ん,でてきてよ〜」
白々しい私の声が耳に届く.
その言葉にこそり,と目元まで出てきた彼女が,とても可愛くて…そのまま襲ってしまいそうになる.
けれど,それはダメだ.
昨日は彼女が私を襲った事になっているのだから.
白々しい.
全く持って白々しい嘘だ.
寝入った彼女のパジャマを脱がし,ショーツを,ブラを脱がし,
途中,何度も彼女の上に乗り,彼女の隅から隅まで舌で,歯で,手で,蹂躙したいと思いながらも…産まれたままの姿にしたのは私だ.
そして自分も裸になり,彼女の腕を枕にして眠りについた…ただ,それだけ.
最初,彼女が驚き,そんな事をしていない,という瞳で見たのも当然だ.何もしていないのだから.
けれど,彼女が頷いた瞬間それは真実となる.
フェイト・T・ハラオウンは,私を,同性である私を犯し尽くしたという真実に.
468(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/18(日) 19:25:49 ID:S0qzx9X0
「今日は…なのはがして良いかな?」
「あ…………ぁ…う,うん」
その同意は罪の意識からだろうか?それとも,私を受け入れてくれたという事だろうか?
後者であって欲しい.あって欲しい…こんな嘘を付いた私に,彼女が振り向いてくれるとは思えないが……
「にゃはは……嬉しいな.ねぇ,フェイトちゃん……」
「な,なに?」
未だシーツに埋もれている彼女に―――告げる.嘘という真実の中で,唯一の真実を.
これだけは,嘘じゃない.これだけは―――
「…好きだよ」
「っ!…………」
瞬間,彼女の表情が真っ赤になり,驚いたように起き上がり,シーツから出る.
ばさっ,と宙を浮くシーツが…ゆっくりと,私と彼女の間に落ちていく.
「あの,その…な,なのは……わ,私も―――好き,だから」
照れくさそうに,裸身のまま私を抱き締め,耳元に,しっかりと聞こえるように…彼女が,フェイトちゃんが―――
「ずっと,ずっと…なのはの事が……その,好きだった.でも,女の子同士だから…その」
フェイトちゃんが―――何を言っているのか,分からない.
嘘を付いた私に,フェイトちゃんは延々と私がいかに好きか,を伝えてくる.
暖かいフェイトちゃん.背に回された小さな手の感触,柔らかい乳房の感触,耳の届く吐息,薫る匂い.
それら全てが感じ取れる.けれど―――どうして,嬉しいと思えないんだろう?
思いは伝わり,お互いに好き合っている事が分かったのに…どうして?
嬉し涙,なのだろうか.背にフェイトちゃんの涙がぽたり,ぽたりと伝わってくる.
けれど,私は…呆としていた.
何も感じず,何も思わない.視線は中空を漂い,ふいに姿見を見れば,自分の表情が―――吐き気を催す程の能面.
ただ,ただフェイトちゃんの言葉を耳が受け取り,脳へと伝えるだけ.けれど,伝わった言葉に脳は反応しない.
嬉しいはずなのに.フェイトちゃんが私を好きだと言ってくれたのに…どうして,私は…何も思わない.
例えば欲しいものを手に入れるためにがんばって,がんばって手に入れたけれど手に入った瞬間に興味が失せる,そんな感情なのだろうか?
いいや…そんなわけ…ない.そんなわけが…ない.
そんな時だった,ふいに…本当にふいに,フェイトちゃんが私の唇を塞ぐ.
瞳を閉じ,優しく,けれど押し付けるように…私の唇を塞いでいた.
「んっ……」
その眦からは珠のような涙が,きらきらと,流れている.嬉しそうに,幸せそうに…フェイトちゃんは私の唇を塞いでいた.
469(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/18(日) 19:27:09 ID:S0qzx9X0
それは幾年もの長い間自分が望んだ状況,自分が仕組んだ状況であるにも関わらず,けれど,それでも…私は呆としていた.
…いいや,違う.
何かが沸いてきたのを感じる.
何も思えなかった私の心の奥から,じゅくり,じゅくり,と音を立てて私の身の内を焦がす何かが,沸いてくるのが分かる.
次第,姿見に映る私の姿が,表情が…歪んでいく.
唇から伝わる彼女の思いに応えるかのように,舌が彼女の唇を叩き,唇を開かせる.
口腔内を進む舌は彼女の舌を捜しながらそこに私の唾液を流し込む.
舌を見つけた頃にはもう,私の唾液が彼女の口腔を汚染し,舌を包むそれは,私のものなのか彼女のものなのか,分からない程.
ぴちゃ,ぴちゃと部屋を埋める音が響きわたる.
その頃にはもう彼女の方からも私の舌を求めるように,私に唾液を流し込むようになり,私達は延々とお互いの舌を吸い,舐めあっていた.
その間,私の手が何をしていたかといえば,彼女の髪を撫で,掬うようにしながら腰元へと.
細い,けれど確かに暖かさを感じる腰元は私の指先が吸い付く程に柔らかい.
その柔らかさを堪能しながら,指先は下へ,と.二つに分かれた丘の合間へと入ってく.
「んっ!?」
私の指の感触に彼女が跳ね上がり,けれどそれをもう片方の手で押さえつける.
逃げ出そうともがく彼女.
だけれど,彼女も,私もお互いの唇を離そうとはしない.
それほどに甘いのだ.
一度くっつけば二度と離れたくない,と互いが言い合っているかのように,けして離れる事なく,彼女は私の指の感触に悶えるだけ.
けれど,そろそろこの体勢は辛い,とばかりに二人共同時のベッドへと横たわり,私は彼女に体重を掛けないように彼女の右隣に躰を置く.
指がソコから離れたのは残念だけれど,けれど…この状況は私が望んだもの.
そう,彼女のたわわに実った果実を弄ぶのに都合の良い位置だ.
唇は相変わらず,そして私の手は彼女の柔らかい乳房の上を撫でるように,潰すように下から掬い上げるように優しく握りながら持ち上げ,
円を描くように撫でまわす.
「…っんっ…ぁっ」
合わさった唇からくぐもった喘ぎが.
ぞくっ,と身を走る痺れを覚える.
そう,これだ.この感覚.
彼女が介護の時に私の躰に触れた時に感じたあの感じだ.
どろり,と流れ出る愛液の流れと,それに反抗するかのように登りつめてくる電気に似た何か.
自然,と私の乳房の突端が硬さを覚えていく.
470(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/18(日) 19:27:43 ID:S0qzx9X0
あぁ,そうだ.
そうなのだ.
この彼女こそが,愛しい.
私の下で愛欲に乱れる彼女こそが.
それは狂おしいまでの乾きだった.
口腔が潤いを求めて彼女の唇を吸い,指先が潤いを求めて彼女の痴丘へと至る.
流れてくる彼女の唾液を嚥下しながら,指先がざらついた,彼女の髪と同色の密林へを掻き分けていく.
その密林の,指先に触れる抵抗が不愉快だった.なぜ,私の邪魔をしているのだろう?
けれど,すぐさま思い当たる.
邪魔ならば,なくしてしまえば良い,と.
それをなくした時の彼女の表情がありありと思い浮かぶ.
いやいや,と頬を真っ赤に染めながら,両の手で目を隠し,けれどその隙間からはしっかりと私を見つめている彼女の姿が.
その想像に,ぞくり,と躰が震える.
再び伸びてきたら,その都度なくしてあげよう…
そんな嗜虐思考に侵されながら,密林を越え,指先がクレヴァスに沿って彼女の肉の華を開いてく.
「フェイトちゃん…もう,こんなになってるよ?」
「なのはぁ…ぃ…ゃぁ…んっ」
恥辱に染まる彼女のなんと綺麗な事か.
赤みを覚えた首筋に舌を這わせば,気持ち良さそうに喉を鳴らし,指先が陰核触れればもっと触って欲しいとねだるように腰を動かす.
次第,私の指の動きに合わせて乱れる彼女の躰からは珠のような汗が.
一切の躊躇もなく,それを舐め取れば,私の心が潤いを帯びていく.
ほら,こんなにも私は彼女が―――フェイトちゃんが好きなんだ.
汚いなんて思わない,フェイトちゃんの汗が,愛液が,汚いなんて思わない.
だから,ほら,こんな事もできるんだよフェイトちゃん?
「……な,なのは!?そ,そこき,きたないよ!」
「そうなの?……だったら,綺麗にしないとね…」
「ぁ……そ,あぁっんっ」
何か言いたそうなフェイトちゃんをよそに,私はフェイトちゃんの大事な所に口付けを交わす.
焦らすようにそっと,触れるか触れないかという距離でゆっくりと,時折舌で陰核を突きながら,フェイトちゃんのそこから蜜を取り出す.
「ひゃっ,な,なのはぁ…や,やっぱりだ…ぁぁんっ」
口ではなんだって言える.だって,ほら…
「でも,もっとして欲しそうだよね,フェイトちゃん」
471(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/18(日) 19:28:14 ID:S0qzx9X0
私の唇に当たるように…腰をあげてるんだもの.
もはや私が距離を取ったとしても,唇がフェイトちゃんの入り口に触れ,私の唇がフェイトちゃんの愛液に濡れていく.
てらてらと瑞々しく映るルージュのように,私の唇をフェイトちゃんが染めていく.
「あぁ……んっぁ…」
止め処なく出てくるフェイトちゃんの愛液と喘ぎ.
指で掬い,舌でそれを舐め取り,喉の渇きを癒す.けれど,乾きは癒えない.まだ,まだ足りない.
「んーっ,と」
舐め取った愛液の変わりに指先が私の唾液で濡れ,そうだ,と思い立ち…さっきの続き,とばかりにフェイトちゃんのクレヴァスを通り,
通り超えて後ろへと.
「な,なのは!?そ,そこはち,違うって…な,なのんっ」
つぷり,と指がその窄まった入り口を,抵抗もなく侵入していく.
その事に,言い得ぬ喜びを覚える.
フェイトちゃんは私を受け入れてくれるのだ,と.
どんな所でもフェイトちゃんは私を受け入れてくれるのだ,と.
「ぁっ…な,なのは…わ,私変態になっちゃうよ,ねぇ,な,なのはそこはや,やめよう?」
入り口を指で行き来すれば,ひくひく,とその入り口が蠢くのが分かる.
陰核に吸い付き,フェイトちゃんを喘がせれば尚更それが良く分かる.舌先を細めて膣口を行き来させてもそれがよくわかる.
「フェイトちゃん…気持ち良いんだよね?だから,そんな事いうんでしょ?」
「っ!」
どき,となるフェイトちゃんと同時に,きゅっと,後ろの穴が窄まり私の指を飲み込んでいく.
「もう,フェイトちゃん…力抜いて?なのはの指がずっとフェイトちゃんのお尻に入ったままになっちゃうよ」
その言葉に応える声はない.ただただ顔を真っ赤にして,言葉を失い,ふるふると顔を振っている.
あぁでも,無理に抑えようとしている喘ぎだけは…漏れている.
「もう,がまんしなくて良いのに」
アソコから顔をあげ,フェイトちゃんの表情を見てみれば,ちょうど目が合い…瞬間,フェイトちゃんへ,口の形だけで言葉を伝える.
ゆっくりと,フェイトちゃんに分かるように『フェイトちゃん大好き』と.
それをフェイトちゃんが理解した途端,またしても指に掛かる圧力があがり,僅かの痛みすら覚える.
うん,今度からフェイトちゃんに尋問するときはお尻に指を入れてからにしよう,なんて馬鹿な事を思っていれば,次第に躰の力が,
指に掛かる圧力がなくなり,入り口の律動だけが優しく掛かる.
「ふぁ……ぁんっ…ぁっあっ…」
諦めたのか,どうなのかは私には分からない.けれど,フェイトちゃんが私からの刺激を素直に受け止めるようになっていた.
472(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/18(日) 19:28:46 ID:S0qzx9X0
顔を横に向け,指を噛みながらどこか恥かしそうに,けれど私を受け入れてくれている.
照れて,わたわたとしているフェイトちゃんも可愛いけれど,こういうフェイトちゃんも悪くない.
後ろの穴に入れた指の先で裏側から膣壁を刺激してみれば,痙攣したかのようにぴくんと躰を震わせ,声を洩らす.
舌先は膣壁を通り出てくる蜜を外気に触れる前に私の喉へと.外気にすら触れさせる事すら勿体無い,私だけのフェイトちゃんの愛液.
舌を伸ばしている所為だろう,鼻先にふれるもぞもぞとした密林が,やはり不愉快でしかない.
この場で抜いてあげようかな?と思いながらも,それは夜の楽しみにとっておく.
お風呂場で,フェイトちゃんをマットの上に横たえ,シェービングジェルを塗りたくり,じょり,じょりと少しづつ削る.
折角だからハート型にでも整えてあげようか?なんて思ったりもすが,やはり無粋だろう.全部剃って上げないと…ねぇフェイトちゃん?
つるつるになったそこを優しく,今のように指と舌で触れてあげれば…どんな声をフェイトちゃんはあげてくれるだろう?
マットの上で今と同じように恥かしげにするだろうか?いやいや,今と同じなんてダメ.
四つんばいにさせて,頭を床に付けさせ,腰をあげさせて…自身の躰を下から眺めさせ,無くなった所を,私のしている所を見せてあげようか?
さながら現実と妄想…いいや,未来.
現実と未来で同時にフェイトちゃんを責め立てながら,次はどうしよう,次はどうしようと私の心が昂ぶる.
バイブやローターなんて,ものを使ってみようか?…あぁでも…それはそれでフェイトちゃんに直接触れないから面白くないのかも?
あぁ,本当にどうしよう?
「なのはぁ……わ,私,なんかおかしいよ,どこかいっちゃいそう…」
「フェイトちゃん,いくの?いっちゃうの?」
「う,うんっ…い,いくの…私…私」
金色の髪を振り乱し,苦しんでいるかのように眉間を歪ませながら,喘ぎ,息を粗くしていく.
同時に,指先に,舌に感じるフェイトちゃんが,激しくなっていくのが分かる.
ひく,ひくと躰の動きとは全く違う淫猥な,淫蕩な動きを.
「後ろと前を同時に攻められてイっちゃんだね,フェイトちゃん」
「うん,うんっ!ぁんっぁっ…んっぁ…な,なのはに攻められていっちゃうのっ」
「可愛いね,フェイトちゃん.…イって良いよ」
「んっ…ぁっあぁぁんっっっ!!」
瞬間,甲高いフェイトちゃんの声が部屋に,いいや階層を越えて響いたかもしれない,その甘い,大きな叫びに似た声に…
私は……笑っていた.
姿見に映るフェイトちゃんの艶姿とは対照的に,暗く,歪んだ笑みを……浮かべていた.
473(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/18(日) 19:29:17 ID:S0qzx9X0
3.フェイト・T・H

朦朧とした意識が戻ってきた頃,少しふらふらとしながらシャワーを浴び,一日を過ごし,家を後にした.
移動中の車の中,運転している最中になのはとの行為を思い出し,赤面していたのは間違いなく,それだけに留まらず,
未だ躰のどこかになのはの指が,舌が這っているかのような,入っているかのような感覚すら…ある.
漸く躰が元に戻ったのは次元航行部隊に戻ってからの事だった.
なのはと結ばれた事は嬉しい事でしかなく,これからずっとなのはと一緒にいられる事を思えば,幸せを感じる.
昨夜お風呂場であんな事をされたのも……まぁ,幸せの一貫といえば,多分そうなのだろう.
わずか,股間の辺りがスース―するのは恥かしくて,誰にも文句の言い様も無いといえばそうだけれど.
伸びてきたらまた剃られるのだろうか?とふいに思ってみれば,全身を巡る快感に似た情欲.
また…なのはにあんな風にされるのかな?
ぞく,と躰が震える.昨晩も一昨日も,そして……ここに帰ってくる直前もなのはと躰をあわせていたというのに,まだ足りないのだろうか.
執務官の制服を押し上げようと硬さを覚える乳房の先端.
帰る直前に履き替えたショーツを汚そうと流れ出てくる体液.
艦船の部屋についた途端これだ.
これから数週間,なのはと会えないのに…もう,なのはが恋しくなっている.
「私…耐えれるかな?」
一週間後には有給申請していそうな自分が想像できて……怖い.
全く,平和ぼけしているというか,なのはぼけしているというか……
「はぁ……また,変えないと」
上着を脱ぎ,制服に着替える前にショーツを変え…るだけでは流石に悲しいのでシャワーへと.
「なのはにばれたら何か言われそうだ」
スカートを脱ぎ,ストッキングを脱ぎ,ブラとショーツだけになった後,ショーツに手を掛け…
掛けた瞬間,つるつる,とした感触が指に伝わり,躰が再び火照ってくる.
「……なのはったら容赦ないんだから」
シェービングジェルを塗られ,一切の躊躇もなくじょりじょり,となのはにそこの毛を剃られたのが昨夜.
その後,子供のようになったそこを見せられながら,同時になのはに責められるのを見せられながら…乱れていた自身を思い出し,
指先が,自然とそこへと向かう.もう,シャワーの事なんて頭には残っていない…ただただ,思うが侭に.
「………っん」
既に潤うそこに指を当て,なのはの動きを真似して円を描くようにじらしながら陰核に,膣口に触れていく.
「はぁ……」
性感を刺激したおかげで,躰の力が抜けてしまい,その場にへたりこむ.
474(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/18(日) 19:29:51 ID:S0qzx9X0
何してるんだろう?と,思わなくも無い.思わなくもないが,躰がそれを求めている.
床に座り込みながら,くちゅくちゅ,とわざと自分の耳に聞こえるように荒っぽく,音を立てながら私は…そこを刺激する.
くちゅり,くちゅり,と音が響くたびにびくん,と躰が震え,快感が躰を駆け巡り,ブラの中に隠れる私の突起が外に出たいと自己主張し始める.
それに応えるように片手でアソコを弄りながら,もう片方の手でブラを外し,露になった乳房をもみはじめる.
そうして…座ってもいられない,と床に寝そべるように,腰を,お尻を高く上げ,昨晩なのはにされていた体勢になる.
さすがに頭を地面に置き,自分のしている所が見えるようにはしないのは最後の一線.そもそもあの体勢は非常に頭が痛い.
首を,頭を前に出し,あそこの方に手を這わせ,床に潰される形になった乳房の…突端だけをもう片方の手で探し,摘む.
「ひゃんっ」
なんて酷い格好なんだろう,と冷静に判断する第三者のような意識が湧いて,快楽に消えていく.
こんな所を誰かに見られてしまったら…と,思えば思う程,悦楽が沸いてくる.
あぁ,たった二日でなのはに私はエッチな躰にされたんだ…なんて考えていれば脳内で『元々素質があったんだよ』なんて,なのはが返してくる.
あぁ,脳の中の…想像のなのはが私に淫らな言葉を掛けてくる.
『フェイトちゃん,もっと良く見せて』と言われれば,腰をもっと上に挙げ,
『後ろが空いているよ?』と言われれば乳首を触っていた指を後ろの方へと.
床にはいつくばり,自分の指でで自分の前と後ろを埋めるてピストンさせる私…なんて,なんて…淫乱な子なんだろう?
「なの…なのは,なのは…」
でも,それでもなのはは私を好きって言ってくれるんだ.
こんな私でも…もっと,もっといやらしい子になればなのははもっと私の事を愛してくれるかな?
『勿論だよ,フェイトちゃん』
そんな声が,確かに聞こえた気がした………
475(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/18(日) 19:30:58 ID:S0qzx9X0
4.なのはの中


一人になると,寂しさを覚えてしまう.
あんなにも愛し合っていたのに,けれど離れた途端…寂しさを覚えてしまう.
彼女が私の思いに応えてくれた時,何も思わなかったくせに…欲に塗れている時だけ愛を語っていたくせに…
けれど,離れてしまうと愛しさがこみ上げてくる.
離れている時と,情欲の中でしか愛を語れない…そんな稀有な存在なのだろうか,私は.
そんな自分に嫌気がさし,自身を抱き締めるかのように両の腕に爪を立て,そのまま引き摺り降ろす.
「っ…」
瞬間,痛みと共に腕に引っかき傷ができる.
こんな自傷行為で彼女に嘘を付き,彼女を欲望のままに抱いた罪が償われるわけがない.
それを罪だと,彼女は思わないだろう.けれど….
いつだって,どんな時だって彼女を愛していると伝えたい.嘘を付いてまでも私に,私だけに振り向いて欲しかったと…伝えたい.
「フェイトちゃん……なのははフェイトちゃんが大好きだよ」
自然,と涙が零れてきた.
『私もなのはが好きだよ』と応えてくれた彼女―――フェイトちゃんを思い出し,その場で応えてあげられなかった事に….
欲に塗れた形ではなく,自然体として伝えたかった……
「…ぁん」
鼻腔を刺激するフェイトちゃんの残り香を感じながら,私は…どうしようもなく,昂ぶってくる.
度し難い,罪だなんて言っていたのに,結局……これなのか.
「ぁぁ…フェイトちゃん…フェイトちゃん…」
二人で抱き合ったベッド.
豪奢なダブルベッド…それは―――それも,嘘だった.
一緒にいる時は二人で寝ようね,そう言ったのは確かだ.
ここで二人が愛し合ったのも確か.
けれど―――フェイトちゃんがいない時も私はここで眠りに付く.
自分の部屋のベッドを使った記憶は殆ど無い.たまにはやてちゃんが遊びに来たときに,あの部屋で話をしたりするだけ.
いつもここにいるのだ.
フェイトちゃんの部屋に,フェイトちゃんが陸に戻ってきた時だけ使う部屋に…そう,こんな時だって.
「んっ……はぁんっ」
一人でする時だって,ここで.
476(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/18(日) 19:31:32 ID:S0qzx9X0
「フェイトちゃん…なのはは,なのははフェイトちゃんのものだよぉっ」
伝えられない想いをどれほどこの部屋に,このベッドで口にしただろうか.
盛りのついた思春期の少年のように,なんども,なんどもこの場でこうして愛液を流し,ベッドを染める.
昨日は,一昨日は私がしたけれど,フェイトちゃんにもして欲しい,私をフェイトちゃんの唾液と愛液で染めて欲しい…
その華奢な指先で力強く乳房を潰し,その綺麗な歯で力強く乳首を噛み締めて欲しい…
『なのは,もうこんなに濡れてるよ?痛いの…好きなの?』なんて,言葉で責めて欲しい.
素直にフェイトちゃんへ思いを伝えれない,伝わらない私を…痛めつけて欲しい.
そうすればきっと…私は伝えられる.伝わってくる.
私はフェイトちゃんが大好きだ,という事を,フェイトちゃんが私を好きだという事を…だから.
『もっと,痛くしてあげるね.なのは,好きだよ』




5.フェイト・T・H


あれから,どれくらい経っただろう.
ある日,なのはに責められている最中,ちょっとした反抗をしてみたらば,ひどくなのはが感じていた事に気付き,
気付いてみればすぐに実行.結果として…私となのはは交代で互いを責め合う事になった.
そうして,はやてが機動六課を立ち上げた頃,私達のお互いへの行為は更にエスカレートしていた.
産みの母が私にしていたおしおきを今度は私がなのはへと,最初戸惑ったもの,やはり親子だったのだろうか?
こんな所で母との繋がりを知りたくは無かったが,私は嬉々としてなのはに鞭打っていた.
ぱしんっ,と鳴る音と共になのはの口からは嬌声と共に私への愛が.
その御蔭かレヴァンティンのシュランゲフォルムだけは扱えるようになった……嬉しいのか嬉しくないのか,シグナムは嬉しそうだったが…
さておき.
機動六課の隊舎では私となのはは一緒の部屋になると,はやてから聞き,勿論防音だよね,と問うた私に,複雑そうな表情をしながらはやてが是,
と応えてくれた御蔭で私達の部屋は狂宴の舞台と相成った.
お互い仕事で疲れていても,その時間だけは取ってある.むしろそのためにがんばっているのだろうか?
そして,今日も今日とて…私達の欲に塗れた宴は続く.
477(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/18(日) 19:32:15 ID:S0qzx9X0
「なのは,浮気はダメだよ?あんなに嬉しそうな顔して……」
昼間,なのはの部下になる子の試験という事ではやてと一緒に観察していた所,その子がなのはに……思い出し,ぎり,と歯を鳴らし,
瞬間,シュッ,と空気を裂く音と同時に肉を打つ音が真新しい部屋に響く.
「ひゃんっ…ち,ちがうよぉフェイトちゃん.あの子は…」
「なのはは無自覚すぎるんだよ…本当に…」
あの子の目を見れば分かるだろう?なのはの事が大好きだ,と言っているも同然だ.
シュッ…パァン
「ぁぁんっ…フェ,フェイトちゃぁぁん…なのはが好きなのはフェイトちゃんだけだよ…」
「うん.知ってるよ.けど……おしおき」



6.なのはの上

『うん.知ってるよ.けど……おしおき』
躰を走る革の鞭が,痛みと共に愉悦を私に送りつける.そして同時に,フェイトちゃんへの愛しさがこみ上げてくる.
思った通りだった.こうしていれば,こうされていればフェイトちゃんへの思いが,フェイトちゃんからの思いがしっかりと伝わってくる.
もっと,もっと……強く…して.
「フェイトちゃぁん…」
叩きつけられる場所から熱が篭り,その熱が全身を貫き,その代わり,と私の中から熱い液が零れていく.
「なのは……いやらしい」
細く長い指先で,私の濡れた割れ目をつぷ,と音を立てながらフェイトちゃんが動く.
「ぁぁっ…」
「おしおきが,足りないのかな?」
「うん,もっと,もっとなのはにおしおきして…」
私の口から勝手に出た言葉に,瞬間フェイトちゃんが指を…何本もの指を同時に私の中へと入れる.
「くぅっ…はぁん」
入ったり,出たり,入ったり,出たり…その度に私は喘ぎ,悶え…耐え切れず腰を,フェイトちゃんの動きに合わせて…揺り動かしていた.
くちゅ,くちゅという水音が耳に届き,なんていやらしいんだろう,と自身を苛む.
鞭で打たれ,アソコを弄られ…あまつさえ自分からねだるように動くなんて…こんな子にはきっと…
478(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/18(日) 19:32:47 ID:S0qzx9X0
「もう…なのはったら…」
ふいに,耳元で声が聞こえる.
黒いエナメル質のボンテージ姿で…ソニックフォームのような姿で,私を責めるフェイトちゃんが,素肌の私に覆い被さるようにして,私の耳元で…
かり,と私の耳を噛みながら,鞭の先で私の膣口に触れながら…焦らすように…
ざらついた革が触れるたびに,漏れ出る愛液.次第,そのざらつきがぬるぬる,とした感触になっていく.
「もっと,して欲しいんだね?もっと,して良いよね?」
「う…ん」
もっと,私に思いを伝えて欲しい,私を愛していると,私がフェイトちゃんを愛していると感じられるように,もっと,もっと……
「今日は…寝かせないよ…」
その嬉しい言葉に,夢見心地になりながら私は幸せを感じていた.
女の幸せを,フェイトちゃんに愛されているという幸せを…
その時,…ふと,本当にふと…思う.
例えば,私に娘が出来たときに,私は…その子を普通に愛せるのだろうか?
……まぁ,でも,そんな予定は……ないのだから,気にする必要はないのかな…?
479名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 19:36:15 ID:djfD38pY
支援
480(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/18(日) 19:43:36 ID:S0qzx9X0
いじょー.お目汚し失礼致しました.
二人は二人で幸せです.歪んでますけれど.

以下,内訳:
なのはさん:責め/時々受け
フェイトさん:受け/時々鞭
(ω・`ミэ)ピチピチ:一番ヤンデル魚
以上,内訳.

>>464
即レス,感謝.どんと行かせて頂きました.
>>479
支援thx−.

投稿直前まで『白いショーツに隠れるように潜り込んだ彼女』になっていた.
パンツの中に隠れるフェイトさんとか…意味が分からない事に.

需要激しく無視してる気がしないでもない今日この頃.
少し自重してはーとふるを目指す事に致します.

それでは,またいずれ.

SLB|(ω・`ミэ)ピチピチ
481名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 19:46:46 ID:oDYdHQDb
>>480
需要がない?
そんなわけないじゃないか!


てかパンツの中に隠れるフェイトさん・・・・
有り・・・・・だなw
482名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 20:20:16 ID:9pG8kVxy
GJです。
需要はいぱーい

ぷしゅーーーっ(鼻血)

今日は、貧血になりそうな作品ばっかでうれしいよ

そして、パンツの中からこんちにちわしてるフェイトさんの幻を見てしまった。
激しく有りだとおもふ
483名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 20:25:18 ID:lnkcemO5
GJ。
これはいい痴女だ。

フェイトさんがロストロギアで小人化。
南くんの恋人状態でパンツが根城になるんだな!
484名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 20:37:39 ID:8iIccjg/
GJ!!
さすがはなのはさんw
485名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 21:34:06 ID:k664W2p3
EROSU分充電完了vGJっす!!
486名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 21:40:14 ID:5ubRLWYU
GJ!
次は、フェイトさん小人化でなのはさんのパンツの中を漁る話を書いてくれるんですよね?
487(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/18(日) 21:50:41 ID:S0qzx9X0
>>481-486
thx.
需要ありでしたか.ならば,自重せずにGoしますね.
感謝(ω・`ミэ)ピチピチ
>>486
ヤヴォール.急用が無ければ3時間以内には.

なのはさんのパンツの中|(ω・`ミэ)ピチピチ
488名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 21:54:03 ID:4wgdg161
久しぶりに来たら次スレだし加速しすぎ吹いた
ピチさんGJ
なのはさんのパンツを根城にするとはフェイトさん……w

久々に来たんで自分も書いてみた5分位したら投下してみます
489名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 21:55:40 ID:bOCSlLcR
パンツwktk
490名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 22:03:24 ID:/0TGTft+
何故誰もリインに触れん!>小人化してパンツの中へウッホホーイ
491名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 22:05:19 ID:4wgdg161
 ぐ、と強い力で後方に倒される。
ベットのもつ弾力で衝撃は吸収されて痛くはない、むしろ心地良くさえある。
見上げれば紅い宝石が二つ鎮座している、私は眼を逸らすことができない。
私は、凛としているけれど可愛い、死神に、魅入られてしまっている。

「なのは……?」
どうしたんだろう、ぼーっとしていたのかな?
忘れることのないあの日、名前を呼び合うことで友達になった少女――フェイトちゃん。
彼女とその……恋人と呼ばれる関係になったのはつい最近のことで。
恋人になったらなったでなんだか気恥ずかしい、そう思えるのは今が幸せだからなんだと思う。
独りじゃないこと、なにより私はフェイトちゃんのことが大好きだから。
「にゃはは……あ、でも保健室に行こうかな」
私がそう言うとフェイトちゃんは心配してついて来てくれた。
長い廊下を手を繋いで歩いていく、少し肌寒くなってきているけど心はなんだか暖かい。
 コッコッとノックをしても返事がない、フェイトちゃんに戻ろっか?
と提案したけれど「なのはのことが心配だよ……」としょんぼり、伏せ目がちに言われたら……。
扉を少し開けて中の様子を窺っているフェイトちゃんを見ていると……。
その……なんだかいけない感情が、沸々とわいてくる。
でも学校でそんなこと……ダメだよと思えば思うほど何故だか躯はその気になってしまってる。
 不意にカクン、と膝の力が抜けた
「なのはっ!」
フェイトちゃんは異変に気付くと凄い速さで身を翻して私を支える、胸が高鳴ってしまう。
(なんだかフェイトちゃん……王子様みたい)
なのは、やっぱり休もう。そう言うとフェイトちゃんはそのまま私をお姫様抱っこで
抱き上げるとベットに向かって歩き出す。恥ずかしいと言っても聞く耳を持たない。
ふわり、とベットの上におろされる、なぜだか無性に愛しい気持ちに駆られ不意打ち気味にキスをあげる。
 突然のことに赤面するフェイトちゃん、凛々しさと可愛さは正反対だけれどそのどちらもが彼女の魅力を
表す言葉として適切だと思う、どくんと心臓が脈打つ。
欲しい、欲しいんだ。
満たして欲しい、フェイトちゃんに。
492名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 22:06:21 ID:4wgdg161
 私の意を汲み取ったかのようにフェイトちゃんが私を押し倒す。
その確かな重みが、体温が、甘い香が、その眼が。
体中の全部の神経がフェイトちゃんだけに、フェイトちゃんを感じるために集中していく。
私は、死神に、魅入られてしまっている。


最初は優しいキス、けれどすぐに深いものになっていく。
『ん、ふ……ぅん、む、ん』
与えられる唾液をこくこくと飲み込むたびに意識が溶けていく。
息の持つ限界まで続けられる深い口付け。
「なのは、本当に具合悪いの?」
「ん、んーどうかな?」
その間にも制服を脱がされ愛撫を与えられる。
フェイトちゃんがくすっと笑った。
「もう、それじゃぁしなくちゃね……お仕置き。」
フェイトちゃんがやわやわと胸を揉んでいた手を先端にもっていく
「ぁぅ!?」
途端ソコから電流が走ったような感覚が、否本当に電気が……?
フェイトちゃんが楽しそうに私を見ている。
「ふぇ、フェイトちゃん!」
抗議をあげようとした私の唇がフェイトちゃんのそれに塞がれる。
ゆっくりと唇が離れていく、フェイトちゃんの瞳を覗くと私しか映っていなかった。
「ふふ、なのはこういうの実は嫌いじゃないでしょ?」
非殺傷で威力も完璧に調整してあるから、ね
なんて子供のように言うから怒る気がうせてしまう、それに、本当に、嫌いじゃ……
ぁ!また流される電流、今度はさっきよりも明らかに弱く
まるでマッサージのように体を解していく。
「気持ちいい、でしょ?」
本当に気持ちいいから何も言えなくなっているとフェイトちゃんの指が私の口腔に侵入してくる
意図がわからなかったけど、フェイトちゃんのものが嫌なはずない。それに……少しだけ期待してたり
「なのは、今日は後、いい?」
493名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 22:07:54 ID:4wgdg161
言いながらフェイトちゃんの指は私の、後ろの……
「ちょ、フェイトちゃん!その、シャワーも浴びてないしそれだけは、ね?」
「なのはのものが嫌なはずないよ」
ゆっくりとフェイトちゃんの可憐な指が侵入してくる。
もう何度か受け入れていてしっかり感じれてしまう自分が恨めしかったり。
「ん、ふぅ……ん、あ、気持ち、ん」
開始される注挿に何度聴かされても自分の口から出ているとは思えない言葉。
嬌声が溢れる。
「好きだよなのは」
「ん、ぅ。私もフェイトちゃ、ん……ぅあ!ん!」
フェイトちゃんの指からさっきみたいに弱い電流が流れる。
あまりの気持ちよさに本当にどうにかなってしまいそうだ。
「あ!ぁうぅぅ、フェイトちゃ!!んぅぅ」
ランダムな間隔で流される微弱な電流に翻弄されてしまう。
それ以前にフェイトちゃんのテクニックだけで。
それ以前にフェイトちゃんに触られているというだけで、その、幸せな私は
早くも絶頂をまじかにしてしまう。
「なんだか今日は一段と可愛いね、なのは」
「はぁぅぅ、だって!フェイトちゃ、ぁんぅ、イっちゃ、ん」
「いいよ、なのはの可愛い声聴きたいな」
「んぅ、フェイトちゃ、好き、好きだよッッ」
「私も、大好きだよ、なのは!」
494名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 22:08:57 ID:4wgdg161
激しい訓練をした時には乱れなかった呼吸が今乱れる。荒い呼吸を吐きながらも私の思考は幸せに包まれていた。
髪を撫でてくれるのが気持ちいい。
ふとフェイトちゃんは制服を脱いでいないことに気付く。
とたんに顔から火が出るような恥ずかしさに襲われる。ここは保健室だった。
それを知っていたはずのフェイトちゃんが制服を脱ぎだす。
現れる肢体に見蕩れているとフェイトちゃんもベットに入ってきた。
「実はね保健室の先生は今日出張なんだって」
「ぇ!?」
「ねぇ、なのは気持ちよかった?電気」
「ぅぅ……すごく///」
「本当?じゃぁ今度は前も試してみよっか?」
「ぇぅ……その優しくしてね」
「うん」
「そっとだよ」
「ふふ、わかったよなのは……なのはは可愛いね」

私は、死神に、魅入られてしまっている。
出あったあの日から今も、ずっと、ずっと……

FIN
495名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 22:31:13 ID:lnkcemO5
保健室で何をやっとるんだGJ
魔力を使うとはある意味才能の無駄遣い

ところで電気流したせいで膣痙攣が起きてパニックな二人を妄想した
な「ぬ、抜けないよ!?」
フ「どどどどうしようどうしよう!?」
496名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 22:51:41 ID:8iIccjg/
GJ!!
今日は久々のなのフェイ祭りだな〜、嬉しい。
エロス分も充填完了。

とりあえず、495の発言によりコネクトしたままの二人が
シャマル先生の診察を受けている図を想像して笑ったw
この二人なら繋がったまま死ぬのは本望だろうなw
497名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 23:08:58 ID:G7rDgw0M
なのフェイで春琴抄とかありだなと思う
498名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 23:15:46 ID:4Lz6zJYy
>>497
超純愛だな。
最後はふたりとも盲目になって支えあって・・・うん。いいな!
どっちが尽くす方だろう?
やっぱフェイトか?
499名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 23:19:46 ID:G7rDgw0M
盲目の三味線奏者春琴に丁稚の佐助が献身的に仕えていく物語の中で、
マゾヒズムを超越した本質的な耽美主義を描く。

春琴:なのは
佐助:フェイト

と考えております
500名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 23:25:02 ID:4Lz6zJYy
そうそう!登場人物の名前思い出せなかったんだよw
で、そんな素敵設定で書いてくれるの?ww
501名無しさん@秘密の花園:2007/11/18(日) 23:48:24 ID:G7rDgw0M
頭の中の妄想を文章化出来る機械が出たらすぐにでもやりますよw
502(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/19(月) 00:11:17 ID:2+XrSkp/
パンツの中|・)ピチピチ

パンツの中からコンバンワ.

>>491
ナイスえれくろにくす.
そして>>495に吹いた.

なんだか純愛話が始まっているようですが…
予定より,一時間程早いですが.まぁ…起承転結ちゃんといけた気がするので.
投下開始.
全編馬鹿っぽい話です.
503(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/19(月) 00:12:05 ID:2+XrSkp/
ロストロギアとは怖いもので,質量保存則すら失わせる力を持っていたのだった.
私,フェイト・テスタロッサ・ハラオウンはその奇跡とも言えるロストロギアの力に翻弄されたのだった.
これは,そんな話である.


1.『なにこのロストロギア』

「ちょー,地球の方にいってくれへん?」
六課部隊長のはやてから,また地球にロストロギアが発生したという報告を受けたのは,数時間前の事だった.
管理外世界というわりに,良く事件が起る事だ.まぁ,その一旦を私も担っていたわけだが.
そんな懐かしい記憶を思い出しながら,私と,そしてなのはは二人で地球に向かう事になった.
スターズ,ライトニングの部下達は今回はお休み.
というのも,何があるか分からないため,土地感のある私達を任命したらしい.
さすがに隊長副隊長全員で行く事は,無理だったようで.ヴォルケンリッター達は六課の防衛に廻るとの事.
久しぶりに地球に帰れる事が出来る私達に,『新婚旅行楽しんで来い』などとシグナムが厭味を言っていたのも数時間前.
『じゃあ,お土産に何か買ってきますね.新婚旅行土産を』などと返してしまった私も大人気ない.
そうこうしている内に,なのはと私の準備が整い,地球へと向かう.
転送先はすずかの家だったのだが,生憎とアリサと二人きりで旅行中らしい.会えないのは残念だが,馬に蹴られる気はない.
「さて,どこから探したものか」
「んー…情報とかなかったの?」
「さっぱり.海鳴市内なのは確かなんだけど…」
まぁ良くロストロギアが出る土地だこと,となのはも嘆息している.市内だけ,管理内世界にして欲しいなんて,
愚痴を言いながら方々を歩き回る.
流石に地球で飛び回るわけにもいかない.それこそUFO扱い,そのままどこぞに監禁以下略になりそうだ.
そうこうしていると,一旦別れたなのはからの通信が入ってくる.
『フェイトちゃん……そ,その発見したんだけど…』
『早いね,なのは』
『うん,ちょっとお母さんとかに挨拶しておこうかと思ったら…その』
『うん?』
『うちに……』
全く持って,何事かと思わなくも無い.どういう確率でこの世界のこの街のなのはの家にロストロギアが・・・
と,思い至ってなのはの家に向かえば,凄い表情をしたなのはと,その家族の姿.
504(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/19(月) 00:12:36 ID:2+XrSkp/
声をかけるのも躊躇われるくらいに,凄いびみょ〜な表情をしている.
「な,なのは…何この空気?」
「えっと……その…まぁ,とりあえず現場に……」
そう,なのはに言われて,会釈のみの挨拶を交わした後に,なのはの……部屋!?
「………あれ」
ばっさばっさと飛ぶ鳥の音が聞こえる.飛んでいるのは鳥でもあめんぼでもとんぼでもなく,
パンツだった.
「………」
「………フェイトちゃん,分かった?」
「あ……うん.分かったよ」
なにやら箪笥に張り付いている八角形の平べったい何か…多分それがロストロギアなんだろう.
なんだろう……けれど,何だろうこの釈然としないものは……
ばっさばっさと箪笥を開け閉めしつつ,中に収納されたなのはのパンツをえいやーさーと部屋に撒き散らしては,
てとてと,と箪笥が触手を伸ばしてはそれを仕舞,飛ばしては仕舞,の繰り返し.
それは…確かに微妙な表情にもなる.
「えっと……私が,封印しようか?」
「…うん,フェイトちゃんお願い……なんか,私疲れちゃった」
「―――バルディッシュ……シーリングモード」
―――Yes,Sir
待機状態にあったバルディッシュが形を変え,その馬鹿っぽいロストロギアを封印せんがために,昔懐かしい形を取る.
「なんだかよくわからないロストロギアふうい…」
魔法を発動しようとした,その瞬間だった.
私も,なのはも…多分誰もが想像していなかったに違いない.こんなおばかなロストロギアに力があるなんて…
質量保存則を覆すような奇跡を起すものだなんて……
光が,部屋中を埋め尽くし,次の瞬間……私は………


2.『ちっちゃいって事は便利かな?』

「それで,隊長陣二人して引き返してきた,と?」
失望した,というよりも物凄い勢いで堪えている表情をしながら,ばんばんと机を叩いている.
周囲にいるヴォルケンリッターも,ライトニングとスターズの面々も,そして…一緒にいたなのはさえも…
505(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/19(月) 00:13:07 ID:2+XrSkp/
「リインの方がおっきいですぅ!」
そのリインの発言に,皆が同時に噴出す.
あーはーはーと笑い声がはやての,隊長部屋に響きわたる.
「―――くっ」
悔し紛れに憤ってみても,リインフォースIIが30cm程度の大きさならば,今の私はその半分.
なんとも説得力が無い.
「フェイトさん,可愛いです!」
あぁ,ありがとうキャロ.でも,嬉しくないから.
「フェ,フェイトさん……そ,その小さい頃の恩返しが…で,出来ますね」
あぁ,ありがとうエリオ.でも,そんなフォローいらないから.
「フェイト隊長ちっちゃい………可愛い」
「なにいってんのよ馬鹿スバ…ぶっ」
……うん.そっちはなのはにお仕置きしてもらおう.
「うむ,これならテスタロッサともユニゾンできそうだな?」
何が『うむ』ですか,何が.それに小さくなりはしたものの,ユニゾンデバイスになったわけではないんです.
それにユニゾンするならなのはとするんだ!……ゲフン.
「テスタロッサんちのワンコロがちっさくなったかと思ったら,今度は本人って…笑えるよなぁ」
「もう,ヴィータちゃん.こんなに可愛くなったんだからそんな事言わないの」
「………ぷっ」
ヴォルケン最後の良心ザフィーラまで笑ってくれているこの状況.全くどうしてこんな事に…ねぇ,なのは?
と私を手に置いて,置いたおかげで表情を隠せないなのはは,ごめんという表情と笑いそうな表情がない混ぜになった
ひじょーになんともいえない表情だった.なのは………ぐすん.
ともあれ,一頻り笑われた後,私はなのはの肩に乗って二人の部屋へと向かっていた.
これからどうするか,などを相談するためであったり,それまで私をどうするか,であったり…
そうこうしている内に部屋について…テーブルの上に置かれる私.
「…少しまっててね」
言いながら,なのはが服を脱いでいく.
今の私にとっては,なのはの…その,白いブラに包まれた柔らかそうな丘は,躰全体で掴んでも掴みきれないくらいで…
でも,それって楽しそうだよね…と思い,今日一緒に寝る時は埋もれてみようかな…などと思っていれば,
今度はスカートを下ろし,オレンジ色のショーツに手を掛ける…って,え?
「ほら,フェイトちゃんも脱いで…一緒にお風呂はいろう?」
ちょっと,なのはさん目が血走ってませんか?気のせいですよね?
506(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/19(月) 00:13:39 ID:2+XrSkp/
こんなにちっさくなった私を見て興奮するなんて事…ないですよね?
「隅々まで洗ってあげるからね…」
「あ…うん」


3.『相思相愛だったのね!』

なのはにあらぬところまで洗われてしまってちょっとドキドキしつつ少し喘いでしまったテスタロッサ・ハラオウンですこんばんわ.
そして今現在,何故かなのはのパンツがテーブルの上に大量に置かれております.
白い絹製の柔らかそうなパンツ,黒いなのはにしては珍しい酷く扇情的なパンツ,
オレンジ色の,黄色の…
「パンツで変な事してるロストロギアの所為だから,パンツの中に入ったらどうかな?」
え…いいの?…あぁいや.何をいってるのなのは…?
と,なのはを上目遣い…というよりも上の方にあるなのはの綺麗で巨大な笑顔を見つめながら,
けれど躰は勝手に動いて…なのはのパンツにダイブ.
「もう,フェイトちゃんったら…」
柔らかい…柔らかいに付加えて,小さくなった所為か匂いに敏感になったようで…
その,なのはの…残り香が微妙にって……そういえばこれはさっき脱いでいた奴じゃないですか.
「…脱ぎたても必要かと思って…」
うんうん!…あぁいや,なのは…なんだかさっきからおかしい気がする.
そんな事を思っていれば……ふと,気付く.
「もしかしてなのは…今,穿いてない?」
「あ…う,うん.もうフェイトちゃんそんな事,直接言ったら恥かしいよ…」
照れるなのはが可愛い.とっても.
なのはのパンツに埋もれながら,なのはの笑顔を見ていると…なんだかとってもアレな気分になってくる.
「ありがとう…なのは.私のために」
「うん.あ…そうだ.フェイトちゃんの貸して」
……なんだかとっても凄い発言を聞いて,聞いた御蔭で頭が呆としてしまい,コクコクと頷きだけでなのはに応えて…
そうするとなのはが私の衣装ケースの所に行き,わたわたとその中を探って…暫くしたらなのはが,戻ってきた.
「これ……借りるね」
それは黒いレースの付いた,紫のリボンで装飾された私のお気に入りのパンツだった.
「あ………うん」
507(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/19(月) 00:14:27 ID:2+XrSkp/
そのパンツをゆっくりと,私の目の前で…なのはが履いていく.片足を持ち上げ…持ち上げたおかげで私にはなのはの大事な所が丸見えだった.
「…………」
私がそこを見ている事がばれないように,とオレンジ色のなのはの匂いがするパンツで少し口元を隠しながら,それを…見ていた.
「ちょっと大きい……フェイトちゃんの方がおしりおっきくて羨ましいよね」
「そ,そうかな?お尻のおっきい子ってなのは…嫌い?」
「そんな事ないよ……フェイトちゃんなら……」
突然のなのはの言葉に,どきっと躰が震える.あれ…もしかして…その,その…
「にぶいなぁ,フェイトちゃん……」
「え……あの,その……」
「なのははフェイトちゃんが…好きだよ」
「あ………わ,私も…好き」
なんだか良く分からない内に告白タイム.これもあのロストロギアの御蔭…なのだろうか?
パンツに包まれたまま告白を受ける人なんて全次元世界探してもいないだろう.
うん.次元世界で唯一.オンリーワンだね,なんて…多分,なのはの言葉に浮かれていた所為だろう,思考がおかしくなっていた.
「元に戻ったら…キス,とかしたいな」
「う,うん.したい…」
うん,嬉しい.嬉しいけれど…さっきからなのはの様子がちょっとおかしな気がする.
「フェイトちゃんがあの変なロストロギアの光を受けて見えなくなった時…凄い怖かった.
フェイトちゃんがいなくなったのかと思って…そう思ったら,そう思ったらなのは……フェイトちゃんに…」
それで…か.
「な,なのは…大丈夫だよ.なのはを置いて私はいなくならないよ.大丈夫だから…ね」
パンツから飛び出し,私と視線が合うように座っていたなのはの顔の付近に行き…流れている涙を拭う.
それは,この躰には結構な運動量だったけれど…そんな事関係ない.関係ないんだ…
「ぐすん,ありがとう…フェイトちゃん」
「ううん.私が心配掛けたようなものだし…」
「ありがとう……」
華奢な指先で,小さくなった頭を撫でられる感触…ちょっと痛いような,嬉しいような…そんな感じだった.
子猫が喉を撫でられて,気持ち良さそうにするように,私もきっとそんな表情をしていたのだろう…その時,
「あ…責任ちゃんと取ってね.フェイトちゃん.あんな所まで見たんだから…ね?」
「あ,あれ!?」
508(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/19(月) 00:14:59 ID:2+XrSkp/
4.『目指せ双丘』

こんばんわ,パンツの中から失礼します.フェイト・テスタロッサ・ハラオウンです.
夜になり,なのはがベッドで寝てもう一時間といった所でしょうか.
あまりにも心地よいため,ずっとパンツの中で寝ていたいと思ってしまったりもしましたが,先程思った事…
なのはのおっきな胸に躰でダイブ,というのをしてみたいと思いまして…私,現在パンツの魔力に阻まれつつも,
よいしょよいしょと動きだして,ベッドの下まで着ております.テーブルから魔力を使わずに落下するのは物凄い怖かったですが…
さて,ここからが問題.
落ちる事は出来ても,あがる事はできない.ベッドの上にどうやって辿り着くのか……はてさて.
一応バルディッシュも一緒に小さくなっている御蔭で,飛べない事はない.ないのだが,魔力に反応してなのはが目を覚まさないか心配.
といっても,ほかに手段はないため,私は結局バルディッシュにお願いするしかない.
「―――バルディッシュ…いけるね?」
―――Y〜es,sir〜
心なしかいつもの切れながいバルディッシュ.なんだかとってもぐんにょ〜りした声を出し,待機状態から変形する.
そして…小さくなったバリアジャケットに身を包み,私は…向かう.あの丘へと……
ぶ〜ん,と羽音のような音を立て,なのはに近付いていく.
す〜す〜と,寝息を立てるなのはの可愛らしい表情が,暗がりの中でも見える.でも,今の目的は違う.
シーツに隠れる双丘が目的地…だから,とりあえずなのはの顔付近まできているシーツの入り口に身を置き,
バルディッシュを待機モードへと戻す.
良かった.気付かれていない.
待機モードに戻り,パジャマ姿(リインからレンタル中)に戻りながらシーツとなのはの躰の合間へと突き進む.
暗い.全く視界がない.
他の感覚といえば,なのはの芳しい体臭が薫るだけ.あぁ良い匂い…と,その匂いにふらふら,となりながらも目的地を探して進み行く.
えっちらおっちらと進んだ先は…背中.
あれ?
そういえば,と自分の行動を振り返ってみれば,確かに横になって丸まっているなのはの背の方に入っていったね私は.
これじゃ,寝返りでも打たれた日には,潰れる事必須.
慌てて,入り口まで戻ろうと…思っていた所躰を強い力が締め付ける.
「バインドッ!?」
いいや,手だった.
なのはの手が,何故か背の方に廻ってきて,私を掴み……私をシーツの中から外に出す.
「……夜這いは駄目だよ,フェイトちゃん」
509(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/19(月) 00:15:31 ID:2+XrSkp/
「……うっ」
出された先は当然なのはの顔の前.なのは,起きてたのね…と思っていれば.
「まぁ,一応教導官やってるからね.魔力には敏感だよ」
「…やっぱりそこなの?」
「うん.で,弁明は?」
「……そ,そのなのはと一緒に寝たかったんだ!」
苦し紛れの言い訳.確かに嘘ではない.嘘を付くのならばその中に一つの真実を,なんて誰かが言っていた記憶があるが,さておいて.
その言葉に,なのはは……照れていた.
「あ……う,うん.そうだね.そ,そうだよね…恋人同士だもんね…うん.そうだよ」
想定の範囲外だったのだろうか.嬉しそうに,手に力を入れたり抜いたり,御蔭で…ぐったりする私.
「あーっ,ご,ごめんねフェイトちゃん…それじゃ,一緒に寝よう」
「う,うん………おっぱいのところがいいなぁ…」
と,つい本音が出て,またなのはを照れさせてしまったが,その望みは叶えられ,私は…双丘へと,念願の双丘へと辿り着く.
ばさっと,全身を使い,くっ付けばなのはが,はふんっと溜息に似た甘い声を…
それが面白くなり,つい……そう,ついつい,私はその双丘の頂上に触れてしまった.
「ひゃっ…も,もうフェイトちゃんそ,そこはさわらないでぇ」
「なのは敏感なんだね……覚えておくよ」
「お,覚えなくて良いの!」
とかなんとか喋っている間に,どちらからともなく,私達は眠りについていく.
なのは,暖かい…今度は,私も元の躰で…こうして抱き合いながら,寝たいね……



5.『ぶっこわしましょう心から』

あーるーはれたーひーるーさが…こんにちわ.
子猫のように首根っこを捕まれて,私ははやての所に連れて行かれている最中だった.
掴んでいるのは,こんな事をして嬉しそうにするのはただ一人.
「このままでいたらどうだ?テスタロッサ」
「お断りします」
「そうか?可愛らしいと思うぞ…ぷっ」
「元に戻ったら覚えておいて下さいね………おっぱい魔人さん」
510(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/19(月) 00:16:02 ID:2+XrSkp/
「くっ……お前も大差なかろう」
「今の私には貴方のそれはおっきすぎなんですよ」
ちなみに一緒についてきているなのはは,始終困り顔.ヴィータは,笑いすぎ.
そうこうしている内に,はやての所に.
「なんやなんや…ほら,シグナムそんな持ち方したら駄目やで?もっと優しくもたな」
と,シグナムから私を摘み取るはやて……
「あのおっきなおっぱいがこんなちっさなってもうて…はぁ」
うん,優しくないよはやて.
「はやて…用件は?」
「あぁ,まぁおっぱいは今度でええか.それでやな,昨日の内に管理局の面子があのロストロギアをなのはちゃん宅から持ってきたそうで」
と,今度は真面目な顔をしてロストロギアについて語り始める.
「まぁ難しい事はおいといて.結局フェイトちゃんがあれを封印なりせんと元に戻れんそうや.
一度ちっさくすると魔力が弱くなるよーで,他の面子は大丈夫なんやけど,
現在しこしことなのはちゃんのパンツ入れたり出したりの繰り返し中や…あれで魔力が発生するとかなんやねん作った奴でてこんかいっ」
「……あの,はやてちゃん…という事は,私のぱんつが管理局の目に……」
と,なのはが,とっても暗い表情をしながら,米神をぴくぴく,と口にする.
「あ"…い,いや不可抗力やで!?わ,わるいのはあのロストロギアであって管理局までもってこーい!と言ったあたしじゃないよ!?」
「……ねぇ,はやてちゃん.ものは相談なんだけどフェイトちゃんが元に戻ったら……ぶっこわいしていいよね!?」
「は,はい!ご随意にっ!高町教導官!」
びしーっと,敬礼してなのはに向かうはやて.うん,今のなのはなら私も敬礼してしまいそうです.
「なのは…私も,手伝うよ」
なのはのパンツをあんな風に扱うロストロギアなんて,壊れてしまえば良いんだ.
「うん.初めての共同作業だね…」
昨晩お互い交換したなのはの脱ぎたてパンツと私のお気に入りのパンツ.
それはさながら結婚パンツといった所だろうか.そして,ウエディングドレスはなのはの絹の白いパンツ.うん,そういう事にしておこう.
ちゃちゃちゃちゃ〜ん,と後ろで音楽が流れているような気がするのは本当に気のせいだろう.
というわけで,さっさとGO.
511(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/19(月) 00:16:48 ID:2+XrSkp/
6.『壊れないと死刑だから!!』

触手がうねうねとなのはのパンツを回収し,がたがたと振るえる箪笥がばさーっとなのはのパンツをせっせと吐き出している.
……管理局のトレーニング施設で.
「―――バルディッシュ,真ソニックいけるよね!」
―――Yes,Sir
瞬間,バリアジャケットが私を包む.防御を無視し,攻撃にのみ特化した薄い装甲.
水着みたいだね,なんてなのはに言われて恥かしかった記憶はさておき,箪笥に向かう.
目指すは,あの八角形の平べったい何か.
「GOッ!」
魔力を失い,補給中のロストロギアが,パンツ作業を一旦止め,光線を放とうと…して止める.
一度それを食らった私には通用しない,と理解できる脳があるのだろう.だから,代わりに触手が私に襲ってくる.
右から,左から,斜めから,後ろから,四方八方から私を捕らえようと…襲ってくる.
けれど,甘い.
幾ら小さくなったからとはいえ,いや,寧ろ小さいからこそ,その隙間を縫っていける.
しゅんっ,と風を切る音と共に,すれ違い様にライオットザンバーで触手を切り裂きながら,私はただ,箪笥の方へと.
「はぁぁぁぁっ!!!!」
非殺傷設定のザンバーを上段からロストロギア目掛けて降り降ろすっ!
かきんっ,と金属音がして…ザンバーの動きが止まり,私の動きすら止めてしまう.
なんという,なんという馬鹿げたロストロギアか.無駄に極まり過ぎている.
運動量すら,消し飛ばしてしまうのか.
高速で接近してきた私の,加速がついた私の攻撃を…運動量を消し飛ばす事によって受け止める.
このロストロギアを解明さえすれば,錬金術すら可能となろう…だが,そんな事させる気はない…と,そんな事を思ってしまったのが,
その,一瞬の不意をつかれ,私に触手が…再度迫って………ガシィと捕まれる.
触手が.
「…いい加減にするの,この箪笥風情が」
小さくなった私を庇うようにして,なのはがそこにいた.
ブラスターモードまで発動して,私を守ってくれるなのはがいる.
握るなのはの手から抜け出そうと,触手が蠢き,蠢いた所を…ブラスタービットがバインドを掛ける.
「な,なのは…あ,危ないよっ!」
触手が駄目と知り,今度は…なのはを小さくしようと光がっ…輝いて,消える.
512(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/19(月) 00:17:19 ID:2+XrSkp/
だが,なのははそこに厳然と.
大きなままで厳然と.
「……好都合なんて思わないけど…私のぱんつから得た魔力で私をどうにかできるとおもったの?」
なのはのパンツだから私には良く効いた,という事なのかな…?
とふよふよ浮きながら,思いつつ…好機,と思い封印作業に入る.
「バルディッシュ―――シーリングモード.今度はちゃんとやるよ!」
―――Yes,Sir!
「このばかっぽい無駄能力の集まったロストロギア封印!!!」
―――Sealing
瞬間,かたん…と,箪笥が大人しくなる.
触手もなくなり,八角形のひらべったい何か,も箪笥から取れて落ちる.
それと同時に……
「あ……な,なのは!元に戻ったよ!戻ったよ!」
大きくなる私.
むちっとぼんっと,躰が元に戻り,なのはより少し背が高くなる.
「良かったね,フェイトちゃん!それじゃ…やろうか?」
「うん…壊しちゃおうこんなもの」

―――全力全開…スターライトッ
―――雷光一閃…プラズマザンバーッ
513(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/19(月) 00:17:49 ID:2+XrSkp/
7.『はっぴーうぇでぃんぐふぉーゆー』

「……いや,わかるけどな!?わかるんやけどな!?…だからって,トレーニング施設壊さんでも……」
「にゃははは…だって,ねぇ?」
「あはは…だよ…ねぇ?」
久しぶりの手加減抜き殺傷設定の全力全開魔法に,どうやらトレーニングルームの方が耐え切れず,壊れてしまった.
おかげで,はやてからはお小言を言われ言われて数時間.
危険なロストロギアの所為でなんとやら,という事になり一応私達が修繕費用を出す必要はないのだが,言いたい事は言わせろ,とはやて.
「まぁ…人的被害がなかっただけ…良しとするか」
はぁぁぁ,と長く,重い溜息を吐きながらはやては…ぐったりしていた.
そんなはやてを尻目に,私は,そしてなのはは……
「今日が初夜になるのかな?フェイトちゃん…」
「……う,うん」
なんて,はやての苦労なんか無視して今夜の計画を立てていたのだった………
514(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/19(月) 00:19:40 ID:2+XrSkp/
いじょー.お目汚し失礼.
>>486
ちょっとご希望と違う形になったかもしれませんが,ご容赦.

それでは,いずれまた.

フェイトさんのパンツ|(ω・`ミэ)ピチピチ
515名無しさん@秘密の花園:2007/11/19(月) 00:32:37 ID:dDMU0JJG
GJです!
なんかもう色々とバカスw
516名無しさん@秘密の花園:2007/11/19(月) 00:53:10 ID:u4A4fHDC
ぴちぴちが初めてなまこを書いた時からなんとなく思ってたんだ

ぴちぴちには他のどんなSSより、アホなSSがよく似合うって
517名無しさん@秘密の花園:2007/11/19(月) 01:03:34 ID:j1DGaV+W
>えいやーさーと部屋に撒き散らしては
ここで腹筋崩壊w
付き合ってないのにあらぬところ洗ったり脱ぎたてパンツとか
やはりなのフェは計り知れないと思ったw
518名無しさん@秘密の花園:2007/11/19(月) 01:07:19 ID:gHWOAbqx
いや、ぴちぴちさんスゲェなwまじ、才能豊か!!!
いろいろ笑わせていただきました!ゴチっす!
519名無しさん@秘密の花園:2007/11/19(月) 01:09:36 ID:QLBWa9Bi
異常な告白シーンを想像して吹いたwww
笑わせてもらいました
GJ!!
520名無しさん@秘密の花園:2007/11/19(月) 01:12:22 ID:BHqR2eYO
このスレいいね
521913:2007/11/19(月) 12:09:09 ID:WRmkvWhB
なんというなのフェイ祭り。
私も参戦したかったなぁ…
後半出来たんで投下しますね
522二人の歩む道 913:2007/11/19(月) 12:11:52 ID:iK8482xB
柔らかな木洩れ日の中、わたしは
フェイトちゃんの押す車椅子で進む。
花壇からは春の日差しを受けて育った
花花の香りがし、それに誘われた
小鳥のさえずりが心地好い。
ここは、異世界「ミッドチルダ」の
首都に隣する大手病院。
その中でも
三本の指に入る巨大病院で、
とても院内の庭とは思えない
立派な庭園着きだ。
わたし達は今、その庭園で
春の訪れを感じていた。
523二人の歩む道 913:2007/11/19(月) 12:13:44 ID:YPcdbkIG
「暖かい日差しが気持ちいいね〜」
「そうだね、気持ちいいけど…、なのは。
本当に大丈夫?クラクラしない?」
「も〜、大丈夫だって、
フェイトちゃん心配しすぎ!」
「心配するよ…なのはは痛くても顔に出さないから…」
「う゛…」
それを言われると弱い。
「なのははたとえどんなに痛くても、
私達に相談しないから私は心配だよ…」
「ご、ごめんね…、フェイトちゃん…」
「責める気は無いんだ。
…ただ、なのはのことが純粋に心配で…」
「フェイトちゃん?」
最後の方はよく聞こえず、ふと振り返ると
フェイトちゃんの目元は潤んでいた。
524二人の歩む道 913:2007/11/19(月) 12:18:47 ID:snGBjjsR
「私…、なのはが墜ちたって聞かされた時…
頭真っ白になって…
本当に辛いのはなのはだって
分かってるのに、涙が止まらなくて…」
彼女の悲痛な声が痛い…
もうその声は聞きたくないのに…
わたしが空から墜ちてから早、三ヶ月。
身体中に
巻かれた包帯は今だ解く
こともできず、
自分の力で車椅子を動かすことも
ままならない。
だからこうして外で散歩するにも、
誰かの力を借りなくてはならないのだ。
525二人の歩む道 913:2007/11/19(月) 12:20:30 ID:9scEgwEx
「…うん、ごめんさい。
フェイトちゃん、
心配ばかりかけて。
わたしはもう大丈夫だよ。
リハビリだって頑張ってるんだから!」
「なのは…」
わたしの言葉に安心してくれたのか、
フェイトちゃんは笑ってくれた。
うん、やっぱりフェイトちゃん
は笑顔が一番綺麗。
「なのはは…いつも私を幸せにしてくれるね」
「ふぇ?」
「今の一言だってそう…私の心を
温めてくれる…」
「そんな…、買い被りすぎたよ」
「そんなこと無いよ。
なのはの
言葉は私の心にいつも響くんだ。
まるで水の波紋みたいに…」
「うーん…、きっとそれは言霊が
宿ってるからじゃないかな」
526二人の歩む道 913:2007/11/19(月) 12:22:41 ID:WRmkvWhB
「ことだま?」
わたしの返事にフェイトちゃんは首を傾げる。
そんな動作が可愛らしくて、
内心笑ってしまう。
「うん。お母さんから聞いたんだけどね、
言葉には想いを込めると魂が宿るの。
それが言霊って言うんだって」
「…想いを、込める…」
一息ついて、わたしは続ける。
「さっきわたしは、フェイトちゃんに
『安心して欲しい』って想いを込めた。
だからわたしの想いが言霊になって、
フェイトちゃんの心に響いたんじゃないかな」
「まるで魔法みたいだね…」
「うん!皆が使える幸せの魔法だよ!」
わたしの答えに納得してくれたのか、
フェイトちゃんは頷きながら
顔を赤く染める。
―…って、なんで赤くなるんだろう。
わたし変なこと言ったかな…?
527二人の歩む道 913:2007/11/19(月) 12:24:55 ID:nuW+SLkL
「ね、ねぇ…、なのは。
今の説明だと、言葉に想いを
込めると、相手に伝わるんだよね…?」
「ふぇ…?
そうだけど、どうしたの?
顔、赤いよ?」
わたしが返事をする間にも、
ますます彼女の顔は赤くなる。
外で話してたから体が冷えちゃったのかな?
「あ、あのあのあのあの…、
わ、私もなのはに伝えたい言葉が
あるんだけど、その…いっ、いいかな…?」
「?
いいけど…」
いよいよフェイトちゃんの顔は湯気
がでそうなくらい真っ赤になる。
どうしよう…
お医者さん呼んだほうがいいのかな?
幸いここは病院だし…
そんなことを考えていたから、一瞬フェイトちゃんの言葉が理解できなかった。
528二人の歩む道 913:2007/11/19(月) 12:27:05 ID:OPXTwl51
「…なんだ。」
「…え?
ご、ごめん。
フェイトちゃん、今なんて…?」
いや、本当は聞こえていた。
でも彼女がその言葉を発言したとは
思えなくて、わたしは、もう
一度聞き直す。
「う…うん、私、フェイト・テスタロッサ・
ハラオウンは、高町なのはのことが…、
す、好き…、大好きなんだ…!」

529二人の歩む道 913:2007/11/19(月) 12:30:35 ID:07+h9Cp0
----------------------


「う、うーん…」
私の後ろでなのはが身じろいだ気がする。
…起こしちゃったかな?
「なのは、目覚めた?」
「ふぇ…、え、あれ?
フェイトちゃん…?でも…、どこ…?」
意識が覚醒したばかりなのか、なのはの
寝惚けた声が聞こえる。
ああ…、そんな声も可愛いなぁ…
「すぐ前にいるよ」
「うん、あれ…
え、ふぇぇぇぇぇぇ!?」
突然なのかが叫ぶ。
まぁ…、理由は分かっているのだが。
「どうしたの、なのは?」
いかにも分からないような返答。
我ながら巧みな演技だな、なんて思ったり。
「ど、どうしたのって…!
な、なんで…、なんで…!」
きっと今、なのはの顔は羞恥と驚きで
真っ赤になってることだろう。
それを見えないのがこの体制唯一の心残だ。
「なんでフェイトちゃんが、
わたしをおんぶしてるのー!!?」
夜の海鳴に、なのはの声が木霊した。
530二人の歩む道 913:2007/11/19(月) 12:33:08 ID:GcwBh7wt
「なんでって…、私がおんぶしてるからだよ。
なのは、覚えてない?」
「お、覚えてないってなにが…?」
「なのは、学校のベンチで熟睡してたんだよ
あのままじゃ、風邪ひくところだったんだよ」
「え…、あ…」
そう、あの後なのはを見つけた後、
学校発の終発バスは既に出てしまっていた。
起こすのもあんまりだったし、
なにより愛しいなのはを暖めてあげたくて
私はなのはをおんぶして帰宅しようと
考えたのだ。
鞄二人分は流石に重いけど…
531二人の歩む道 913:2007/11/19(月) 12:35:48 ID:XUWiVYFv
「待っていてくれたのは嬉しいけど、
ちゃんと健康には気を付けなきゃ駄目だよ。
これからまた忙しくなるんだから」
「う、うん…
ごめんなさい…」
「分かれば良いよ
それにこっちは福眼だったし」
「え…?」
「なのはの寝顔。
とっても可愛いかったよ」
「――…っ〜〜〜〜〜〜」
背中をどんどんと叩かれる。
彼女の照れ隠しの表現はいつも愛らしい。
「もっもう…、フェイトちゃん恥ずかしい
こと言い過ぎ!
それより重いでしょ?
もう降りるよ」
「大丈夫だよ。なのは位の軽さなら。
全然平気」
「でも悪いよ…、疲れてるでしょ?」
「うーん、そうだな…、
それじゃあこうゆうのはどうかな?」
「え、ふぇ、フェイトちゃん!?」
そう言って私はなのはを背中から
降ろすと、そのまま腰と
足首に腕をまわす。
そして持ち上げれば、
532二人の歩む道 913:2007/11/19(月) 12:40:45 ID:pLPqCe45
「ふぇ、フェイトちゃん!降ろして!
恥ずかしいよ!!」
「だーめ。
自分の健康を考え無い人の文句は聞く耳もちません」
「だ…だからってこんな…!」
「お姫様だっこ。
一度やってみたかったんだ。
これならなのはの顔もよく見えるしね」
「あぅぅ……」
そう言ってなのはは私の腕で
赤くなって黙りこんでしまう。
そんな姿がやはり愛しくて、
私は彼女を抱く力をさらに込め
この幸せな時間を満喫するのだった。
533二人の歩む道 913:2007/11/19(月) 12:43:10 ID:+drWxBC0
「ねぇ…、フェイトちゃん…」
「なぁに、なのは」
「その…、いつもありがとうね」
「…どうしたの急に?」
いつの間か、なのはは顔を上げて真剣な
眼差しでこちらを見上げている。
「さっきまでね…、夢を見てたの…」
「夢…?」
「うん…、フェイトちゃんがわたしに
告白した時の夢…
フェイトちゃんは覚えてる?」
「…忘れる筈が無いよ。
病院の時だよね?」
なのはが頷く。
忘れる筈が無い。
あの日、私の告白になのは答えてくれた。
多分あの時の興奮は生涯忘れないだろう。
「あの時のフェイトちゃんは
可愛いかったなぁ…
顔を真っ赤にして」
「う…、でもそういうなのはだって
私に告白された後、真っ赤になっちゃったじゃない」
「あははっ、そうだったね」
くすくすとなのはが私の腕で笑う。
確にあの時は自分でも心臓がはりさけると
思うぐらい緊張したけど…
534二人の歩む道 913:2007/11/19(月) 12:46:24 ID:P01uM48L
「…でね、わたし思ったんだ。
あの頃からフェイトちゃんに助けてもらってばっかりで…
今もこうしてフェイトちゃんに抱かれてるし…
そう考えたらありがとうって
伝えたくなっちゃって…」
「なのは…」
月の光に反射した彼女の蒼い
瞳が私を捕える。
「こんなわたしだけど、これからも
よろしくね。
あなたの彼女の高町なのはは、
フェイト・テスタロッサ・ハラオウン
を愛してるよ」
「……分かってるよ。
なのははもう私のものだもの。
一生嫌いになんてさせないから」
535二人の歩む道 913:2007/11/19(月) 12:50:32 ID:IF7rxZbJ
月明かりの下、私達は語り合う。
これから先、どんな事が起こるか
分からないけど、二人で共に歩いていこう。
辛いことも、悲しいことも、
二人でわけあっていこう。
そして一緒に幸せになろう。
夜空の星々が、私達を祝福して
くれたような気がした。
536913:2007/11/19(月) 12:57:37 ID:WGrcx7tT
後半終了。
なんだか最後は詰めこみすぎてグダグタに
なってしまった…
この悔しさをバネに、次回はギャグもの
でも書いて見ます。
あと最後に、感想をくれた方々、
ありがとうございました

537名無しさん@秘密の花園:2007/11/19(月) 13:05:25 ID:71/qdaGm
GJ!!
リアルタイムで堪能させてもらいました。
なのフェはいいなぁ…心が安らぐ
538名無しさん@秘密の花園:2007/11/19(月) 13:52:41 ID:k8eNjznX
>>520
このスレへようこそ

>>536
GJ
まさになのフェイ祭りだね。
539名無しさん@秘密の花園:2007/11/19(月) 14:34:05 ID:J0vrH7Kj
GJ!
自分がSS書く立場になると、なのフェって書き尽くされた感があって
ネタに困るけど、人の書いたなのフェSSって何読んでも飽きないわ
540491:2007/11/19(月) 16:50:35 ID:zB8XvseZ
GJd重ねてピチさんと913さんをGJする
膣痙攣ネタなんて書いたことない/(^o^)\やってみたらぐでんぐでん明らか書かないほうがよかった\(^o^)/

「なのはぁ」
「ふ、っく……ぁぁ」
「どう?気持ちいい?」
「んぅ!!言わせな、いで……///」
「もう、なのはの声もっと聞きたいのに……またお仕置きしよ」
「ぁ、ゆっくりだよ!そっとだよ」
「わかってるよ、なのは……いい?」
「ぅ、うん」
「ふふ、じゃぁいくよ」
 !!?
「ひっっく!?」
「え!?なのは力抜いて」
「ムリだよぉ」
「え!?」
「どうしちゃったんだろう……」
アリサ「あ、あんたたちねぇ、ん……ぁすずk……それは膣、膣痙攣っていうのよ」
「え、アリサ!??」
「ちゃんとすずかちゃん?…………ぁぅ!ちょフェイトちゃん」
「ごめんつい」
「つい…って///」
はやて「話は全て聞かせてもらった。
541491:2007/11/19(月) 16:51:37 ID:zB8XvseZ
    全くこのばかっぷるは……でも念話でシャマル呼んだからもう大丈夫や」
「はやてちゃんまで!?」
「なのは……もしかして見られて興奮してる?」
「そんなこと……//」
「やっぱりなのはは可…「なにょはーッ!」
ヴィータ「なにょはが大変だって聞いて飛んできたぞ、!大丈夫かなにょは!!……」
「もっとシて欲しい?」
「すずかぁ……ん、もっと//」
「お、お前ら何やってですか///」
シャマル「はやてちゃーん来ましたよー♪
     ってなんですかコレーー!?」
「パラダイスや」
「ぅ、っふ……な、なんだかビックリしすぎちゃって治っちゃったの」
「本当だ、今度から電気は後ろの方だけにするねなのは……」
「ん、そうして欲しいの」
「手があいとるからすずかちゃんのおっぱい揉ましてもらぉ
 ヴィータも混ざるんやで」
「え、ちょっとはやて……」
「ぁ、んぅ…すずか!すずかッ!!」

「私って何のために来たのかしら……(^o^)」
542ティアナ・ランスターの憂鬱 ◆34IETlJpS6 :2007/11/19(月) 17:27:27 ID:eeQEGgmp
・・・・甘かった。

まず出たのはそんな率直な感想。
と言うより、他に言い様も無い。
あたしは・・・この特殊な場の雰囲気と歌の影響力というものを軽視していたことを思い知っていた。
「今はわ〜からな〜いことばか〜りだけどぉ、信じ〜るこ〜の道〜を進むだーけーさー!」
エリオはあたしの期待を裏切り、マイクを握りしめ熱唱している。
歳の割には苦労人気質で落ち着いてるイメージがあったんだけれど、選曲は思い切り熱血系・・・。
結構スバルみたいなのと気が合うのかもしれない。
いや、ただこの場の影響を受け入れ過ぎただけなのかもしれないけれど。
「こ〜の〜手〜を、離すもんか!」
うん、取り敢えずマイクは手から離さなくていいから
まずはその手に持ったデバイスを仕舞って欲しいな。

「真っ赤なぁ誓ぁいっ!!!」

サビの部分を力一杯叫ぶと共に、エリオは手にしたストラーダを思い切り前に突き出した。
それは二つのソファーを分けるように真ん中に置かれたテーブルの上を通過し、あたしの鼻先を掠める。
一瞬・・・背中に冷や汗が流れた。
さっきとは違って、なのはさんがそれほどノってないのは救いだけど・・・
あたしは冷や汗をかきながら周囲を伺う。

だが、幸いなことに、エリオの歌が終わるまでは何事も無く済んだ。
「それじゃ、次はまたわたしの番・・・」
スバルはそう言ってエリオの置いたマイクを取ろうと手を伸ばす。
でも、あたしはそれを先読みしており、何とかそれを阻止することに成功する。
「あんたは、さっき歌ったばかりでしょうが。先に他の人に回してからよ」
取り敢えずスバルに渡すのは危険度が増すだけだから、何とかしても避けたい。
でも、誰に渡すかとなると・・・エリオが駄目だったからら・・・キャロとか?
少し思案する。
あたしの意識は僅かにマイクから離れた。
その隙を突かれたのか、マイクは横から割って入ってきた手によって奪われてしまう。
543 ◆34IETlJpS6 :2007/11/19(月) 17:48:33 ID:eeQEGgmp
最近忙しくて、まとまった時間がなかなか取れないので
ちょっと時間が空いた時にちまちま単発で進めてくことにしました。
ちりぢりで読みにくくなってしまってすみませんorz
544名無しさん@秘密の花園:2007/11/19(月) 18:17:53 ID:9va343KK
>>543
エリオ自重!!
さてマイクを奪った人物に期待しつつ続きをゆっくり待ってます

ところでちりぢりになったらアンカーをうまく使えばいいと思うんだ

リリカルカラオケ
>>291>>303>>309>>340

ティアナ・ランスターの憂鬱
>>418>>424-425>>542
545名無しさん@秘密の花園:2007/11/19(月) 18:21:53 ID:kwyn7gGS
安価あるとわかりやすくて良いよね
546304:2007/11/19(月) 21:13:01 ID:j1DGaV+W
膣痙攣の言いだしっぺなのに書けないから>>540は嬉しい
シャマルさん用なしすぎてワロタ

後ろから抱きしめてが全然進まないので全く別のものを投下したいと思います。
3つに分けて投下します。
547ゆるして、なのはさん(1/3) 304:2007/11/19(月) 21:17:36 ID:j1DGaV+W
昔、私達はとても近くにいた。
手を繋いだり、一緒にお風呂に入ったり、同じ布団で寝たり。
誰も咎めなかった。
なのに私達が大きくなるにつれて彼女はもう止めようかと言う。
大人になるから、という理由で。
そんなこと。
仲のいい友達が仲良くして何がおかしい。
そう思った。
物分りのいいフリをして分かったと言った時の私の中にどれほどの
絶望があるのかなんて彼女は知りもしない。
そのくせ向こうからたまに甘えて強請ってこう言うのだ。
手を繋いでもいい?抱きしめてもいい?
私がそれを拒否すると落ち込みながらそそくさと逃げ出す。
なんだ、甘えられる相手が欲しいだけなの?
しばらくすると逃げ出したくせにおずおずと私の前に来て
今度はこう言うのだ。
いつも心配してる。たまには甘えてほしい。
冗談じゃない。誰が甘えるもんか。
それでもあまりにも懇願するから戯れにこっちが甘えたくて強請るフリをすると
あの約束は無効とばかりに惜しげもなく与えようとする。
でもない袖は振れない。甘える気なんてさらさらないからさっと身を翻すと
これまた落ち込みながら去って行く。
なんだ、甘えてくれる相手が欲しいだけなの?
もうそんな状態が何年も続いている。
ほら、今日だって。
ついさっきのこと。
今日はヴィヴィオがいなくて寂しいのって
私がちょっとからかって抱きしめてほしいって言ったら強がっちゃって

「たった数日でしょ?」
548名無しさん@秘密の花園:2007/11/19(月) 21:17:43 ID:N6L517lH
待ってました!!
549ゆるして、なのはさん(2/3) 304:2007/11/19(月) 21:21:05 ID:j1DGaV+W
だから抱きしめる必要なんてない?
うそつき。私がそこでそんなのいや、お願いと強請るのを期待したくせに。
私が拗ねたフリして手を離した時、玄関と寝室を見たでしょ。
私が出て行かないかと心配して、素直に寝室に行ってくれないかと願ったでしょ。
お望みどおりにしてあげる。
寝室で、同じベッドで寝てあげる。
でも情けなんて掛けてあげない。
背を向けて、寝顔だって見せてあげない。
抱きしめようとしたって無駄。手酷く振り払ってあげる。
そうしてまた落ち込むといい。
あの時、陳腐な理由で私を傷ついたんだからこれぐらいいいでしょう?

「ね、なのは。起きてるんでしょ…?」

おっと、もう来たの。
でも振り向いてあげない。

「私が悪かったよ。返事、してよ。ねぇ…」
「フェイトちゃん、甘えてくれる人が欲しいなら他の人のところに行きなよ。
 とっても人気あるんだからきっと誰でも喜んでくれると思うんだけどなー。」
「な、なのはぁ。」
「私、眠いんだ。だから寝かせてほしいんだけど。」

もぐもぐとごめんでも、だってを繰り返す。
一緒に寝るだけでもとっても不器用なのは相変わらず。
さっきまで一緒に寝てあげてもいいかもって思ってたけど、止めた。

「じゃあさ、こうしようよ。フェイトちゃんベッドで寝ていいよ。
 私ソファで寝るから。」
「え、そ、それは。…い、いいよ。なのはそのままベッドで寝てよ。」
550ゆるして、なのはさん(3/3) 304:2007/11/19(月) 21:24:04 ID:j1DGaV+W
ベッドに掛けようとした足を慌てて引っ込めるとごめん、と謝りながら出て行った。
もう何度も何度も繰り返しているのに毎回確認を取ってきて
拒否されるとこうだ。
根性だけは見上げたものだとは思うがいい加減学習してほしい。
ため息をつきながらごろごろと転がると丁度いつも彼女が
寝ている場所に辿り着く。
きっと今頃ソファで一人寂しく丸まっているであろう彼女を思う。
いくら他を当たれと行っても聞かない理由は実のところよく分かっていた。
本当は甘えたい、甘えられたいんじゃなくて
ただ近くにいたいだけってことくらいお見通し。
でも許してあげない。
あの時の私の絶望はこんなものではないのだから。
でも、もう少し、もう少し頑張ったら許してあげなくもないかも。

だからそれまで頑張ってね?フェイトちゃん

口の端を吊り上げると枕に軽く口付ける。
仕上げに彼女の匂いを肺いっぱいに吸い込むと目を閉じた。



おわり
551名無しさん@秘密の花園:2007/11/19(月) 21:25:42 ID:09IZu2+0
なのはさん素敵すぐる
続きよみてぇ
552名無しさん@秘密の花園:2007/11/19(月) 21:27:38 ID:QLBWa9Bi
GJ!
文章うまいなぁ

フェイトさんも心にもないこと言うから・・・
なのはさんが許してくれたときのフェイトさんの反応が気になる
553ゆるして、なのはさん(3/3) 304:2007/11/19(月) 21:28:13 ID:j1DGaV+W
>>548
ありがとうございます。

イメージとしては
へたへたフェイト:根性あるけど意気地なし。周りの目が気になって
         距離置こうとしてなのはさんの逆鱗に触れてからは
         ちょっと寂しい日々を送るなのはさんスキー。

ツンツンなのは:フェイトちゃんのバカーと好きな子いじめ暦7年ちょい。
        意気地がないんだからと怒ってはいるもののそういうところも
        実は大好きなフェイトさんスキー。

相思相愛です。大変短いですがありがとうございました。
554名無しさん@秘密の花園:2007/11/19(月) 21:31:08 ID:N6L517lH
お疲れ様です!!
なのはさん大変ドSだwww
さんざんいたぶられるフェイトさんお疲れ様。
GJでした!
555名無しさん@秘密の花園:2007/11/19(月) 21:33:36 ID:H63mQnrv
なんというSとMw
GJです
556名無し娘:2007/11/19(月) 22:04:54 ID:J5IeJnNd
こういうのもなんか良いですね〜☆

後ろから抱きしめても、続き楽しみにしております(^ω^) ♪
557名無しさん@秘密の花園:2007/11/20(火) 00:32:07 ID:Ekgi0WGF
なのはさんがツンツンv凄くいい!!
558名無しさん@秘密の花園:2007/11/20(火) 04:06:35 ID:aD23nJUU
いまSSサイトまわってたんだが、
なのリイン・・・って、ありかもしれない。
盲点だった。そういえば絡み割と多いよな。
559名無しさん@秘密の花園:2007/11/20(火) 04:10:49 ID:RSNpu5qC
はやリインも好きだけど、ちっこいリインを手に乗せたりするなのはさんに萌えたのは否定出来ん
560名無しさん@秘密の花園:2007/11/20(火) 04:41:05 ID:aD23nJUU
>>559
19話とかで肩にのせるなのはさん、「失礼しまっす」とかって可愛くいうリインがいい
無茶するなのはさんを心配したりとか

はやリインだと、リインは初代がいいなw
いや、ツヴァイもそれはそれで・・・。
561なのヴぃ出会いif:2007/11/20(火) 07:01:05 ID:aD23nJUU
  !       i              |
    i     |
  /  ̄ \
 lニニニニコ  .i           |
  \___/   |    |
    | ||i
    | |    |     i
   | ̄||   i
   |  |i               |
   |_|i          i  
    | | |          ______/  ` |
    | |   |        .``‐-、._    \
    | |       ヽl   ,、 l/  `..`‐-、._ \
    | |    i  〃"ナ'⌒~´ヘヘ  ../  _..` ‐-、\
    | |   i.  // ,ハノノソヽソハ  ../ / -,\―ーヽ.、  
    | |      ハ ヾl.゚ ヮ゚ノ!.ノ /   {/べ==ヘ†〈V〉
    | |       ○7|..7⊃〆  〃/ヾ/从从! }(咒) 
  _| |_      /ソ、j、iヾ.      从゚- ゚,V|ノ〈ィゝ         i  i
  |___|      /~(_>!(_>`     ⊂{|_]†[j○>(y')    ====コ〇l>
   \  \                </,、,、,、,、ヽ, _.,,       、___< 

「雨の中どうしたの?」
「なんでもねえよ、ほっといてくれよ」
「だって、ずぶ濡れだよ。服もぼろぼろだし」
「うっせーよ!あたしは今、急いでるんだ。はやく集めなきゃいけねーんだ……っ」
「ごめん。だけどね、風邪引いちゃうから」
「……」
「名前は?いやだったら無理には言わなくていいよ」
「……ヴィータ」
「そっか、ヴィータちゃんていうんだ」
「んだよ、文句あんのかよ」
「違うよ。……あのね、うちにくるといいよ。温かいキャラメルミルクをつくってあげる。頑張るのはきっとそれからでいい」
562名無しさん@秘密の花園:2007/11/20(火) 07:03:00 ID:aD23nJUU
元のAAみつけて朝方にもかかわらずこんな妄想してしまった。
ヴィータは捨て猫みたいな印象が何故かある。
完全なパラレル。
すまない、今は反省している。
563名無しさん@秘密の花園:2007/11/20(火) 07:46:56 ID:b3zeKADi
>>562
> 完全なパラレル。

だがそれがいい
564名無しさん@秘密の花園:2007/11/20(火) 07:49:08 ID:orZRit6K
>>553
Gj!!
こういうちょっと切ないなのフェ大好物だぜ
後ろからの方も全裸でwktkしてる
565 ◆34IETlJpS6 :2007/11/20(火) 09:07:31 ID:9A016POq
そう言えば、ちょっと前のレスで春琴の話が出てたので、気になって少し調べてみたら・・・盲目ネタが溢れんばかりに止まらなくorz

「フェイトちゃん、顔・・・見せて?」
「え・・・でも、なのは・・・」
フェイトちゃんが戸惑い口ごもってしまうのはのは、当然の事だった。

灰色の、世界が見える。
曇り空等ではなく・・・一面がただそれ単色だけで構成された・・・何もかもが塗り潰された世界。
果てもなければ、自分さえも無い。
これまでは気にしたこともなかった小さな音が聞き取れる。
身体に感じる僅かな風と踏み締める地面が、確かに世界が変わらず存在し続けている事を教えてくれる。
この灰色の世界では・・・その色以外、何も見ることが出来はしない。
そう・・・今のわたしの目は、あの墜落事故の日から何処にも焦点を結ぶことがなくなり・・・
今ではもう・・・如何な光さえも、映すことは無いのだった。

「お願いだから・・・フェイトちゃんのお顔、見せて?」
わたしはそう言って、何かを探すように両手を前に差し出した。
触らせて、とは言いたくなかった。
わたしの目は・・・きっと元に戻る日が来る。
そう信じているから、諦めの言葉は要らないのだ。
それに・・・フェイトちゃんなら、きっとこれだけで解ってくれる。
そんな確信に似た思いも・・・あった。

「なのは、これでいい?」
柔らかな指先がわたしの腕に触れる。
そしてわたしの両手はそれらに導かれていくように・・・上へ、上へと向かって動いた。
やがて指先に柔らかさと固さ、両方を併せ持った感触を覚えてわたしは安心する。
これは・・・フェイトちゃんの頬
ここは・・・フェイトちゃんの唇
これは・・・フェイトちゃんの・・・
そんな風に指先が覚えている感覚と照らし合わせながら
わたしは・・・ゆっくりとした動作で、フェイトちゃんの顔を“見て”いた。
566 ◆34IETlJpS6 :2007/11/20(火) 09:16:01 ID:9A016POq
なのはさんはきっと心配させるからって両親には話さないと思うし
そうなれば、なのはさんの世話と介護を行えるのはフェイトさんだけで・・・

温かな食事を作ってあげて
お風呂に入れて、身体を洗ってあげて
名前を呼んで、愛を注ぐ・・・

盲目主観は視覚表現が使えない分ちょっとだけ興味深いです。
567名無しさん@秘密の花園:2007/11/20(火) 09:21:09 ID:iROduqph
事故なんかで盲目になると見えないハンデが大きいんだそうだ

逆に生まれつき盲だったりすると、視覚以外の五感が発達するとか聞いたことがあるが・・・
568名無しさん@秘密の花園:2007/11/20(火) 09:24:14 ID:f1F6tUeT
流石に肉親に伝える義務はあるんじゃないか?
とおもわないでもない。

それはともかくGJだ。
569名無しさん@秘密の花園:2007/11/20(火) 09:57:27 ID:ueD8iTjk
しかしみんななのはの事故ネタをよく使っちゃうよね。
私も今考えてるやつそうなんだが。
570名無しさん@秘密の花園:2007/11/20(火) 10:06:29 ID:jaB08IYI
まぁ事故ネタはアニメで描写されてないから妄想のし甲斐があるし
それに無理ばっかして危険の多いあのなのはさんだし、話にはしやすい
571 ◆34IETlJpS6 :2007/11/20(火) 10:15:01 ID:9A016POq
>>568
失明したと言うよりも、何かしらの要因で目が見えなくなっている・・・といった感じです(失明なら治らないですし)
すぐ治るかもしれないし
それなら、心配かけたくないから言わないというのはなのはさんらしいかな、とか
勿論、やがてはバレますが
治療に専念するためにはミッドチルダに移り住まなくちゃいけなくなって、フェイトさんもその後を追いかけていく・・・とか

>>569
ブラスターシステムの副作用でもいいんですけど、そうなるとヴィヴィオの扱いが難で・・・
572名無しさん@秘密の花園:2007/11/20(火) 10:16:22 ID:k3vLngmz
フェイトスレより
これはいいバックアッタク

133 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/11/20(火) 07:32:27 ID:5wS4miS+
ttp://pai.no.land.to/up/src/dgz1106.jpg
573名無しさん@秘密の花園:2007/11/20(火) 11:35:44 ID:oaVFVom4
盲目ネタと言うと某大食い先輩しか出てこなかったり

それはともかくフェイトさんはもうとっくに盲目ですよ
ほら、恋は盲目って(ry
574名無しさん@秘密の花園:2007/11/20(火) 12:27:06 ID:ymP6gP2/
みさき先輩のことかー!
575フェイトさんの秘密 ◆34IETlJpS6 :2007/11/20(火) 13:00:06 ID:9A016POq
「ふぁ・・・んー・・・」
わたしはまだうす暗い部屋の中で、欠伸を噛み殺しながら目を覚ました。
しかし、眼を擦りながら時間を確認すると
時計の短針はまだ右上を指している。

「あれ・・・まだ・・・2時?」
首を傾げる。

いつもなら、ちゃんと朝に合わせて起きれるはずなのに・・・

今日は・・・もう昨日なのだけれど、珍しく仕事が残っておらず
わたしとフェイトちゃんの二人は、いつもの睡眠不足を解消するために早く眠ったはずだった。
でも、多分それが・・・いつもよりずっと早くに起きてしまうことに繋がったのだろう。

「お水でも飲んでからもう一度寝よう・・・」
わたしはそう呟くと、音を立てないようにそっと身を起こした。
眠っている時のフェイトちゃんはちょっとやそっとでは起きたりしないのだけど、一応念のため静かにするに越したことはない。
でも、わたしのそんな心配りは虚しく、ベッドの上にフェイトちゃんの姿は無かった。

「あれ・・・?」

不思議に思い、辺りを見回す。
すると、キッチンの方から僅かに明かりが漏れているのに気付いた。

フェイトちゃんも目が覚めちゃって、わたしと同じようにお水でも飲もうと思ったのかな?

些細な事だけれど、フェイトちゃんもわたしと一緒なんだ、と言うことがちょっとだけおかしくて・・・嬉しい。

「フェイトちゃんも目が覚めちゃったんだ?」
わたしはキッチンの中に足を踏み入れると、視界の隅にある金色の後ろ姿に向け声をかけた。
でも、フェイトちゃんの身体は予想外の事態になり心底驚いたという感じで、思い切りビクっと跳ねる。
わたしはその時になってやっと・・・フェイトちゃんが冷蔵庫の前の床に座り込んでいる事に気付いたのだった。
576フェイトの秘密 ◆34IETlJpS6 :2007/11/20(火) 13:32:20 ID:9A016POq
「な、なのは・・・ど、ど、どうしたの? こんな夜遅くに?」
フェイトちゃんはこちらを振り返らずに、返事をしてきた。
焦っているのか、声がドモっている。
わたしには・・・その態度があからさまに怪しいものに見えた。
「目が覚めちゃったから・・・お水でも飲もうと思って。 ・・・・・フェイトちゃんは?」
わたしが訊ねると、フェイトちゃんの身体は先程と同じようにビクリと跳ねる。

ますます怪しい・・・
「わ、わたしも、同じようなものなんだ。 ぐ、偶然だね」
フェイトちゃんは嘘が凄く下手だ。
わたしにはそれがすぐに嘘だと解る。
でも、わたしに嘘をついてまで隠すなんて・・・いったい何をしていたんだろう

わたしは足を一歩前に踏み出した。
フェイトちゃんの身体は、あからさまに過剰反応を起こす。
「な、なのは・・・お水ならわたしが汲んでいってあげるから、なのははベッドに戻って・・・」
「フェイトちゃん!?」
わたしはその誤魔化そうとするフェイトちゃんの態度に腹が立った。
自然と声が大きくなってしまう。
何をしているのかは知らないけれど、嘘をついてまで秘密にされるのは・・・何だか嫌だった。
「ご、ごめんなさい・・・」
フェイトちゃんも流石にわたしの態度から気持ちを悟ったのか
観念したようにこちらを振り返り、謝罪の言葉を述べてきた。
「・・・ごはんつぶ?」
思わず声が出る。
こちらを振り向いたフェイトちゃんの口許には、小さなお米の粒が張り付いていたのだ。
「っ!?」
フェイトちゃんは慌てて口許を隠す。
が、それはもはや逆効果。
フェイトちゃんの手と身体によって隠されていた冷蔵庫前の床は、今やその姿を顕にし
そこには、大量の食べ物達が所狭しとばかりに並んでいた・・・
577フェイトちゃんの秘密 ◆34IETlJpS6 :2007/11/20(火) 14:06:02 ID:9A016POq
「な、なのは・・・えっとね、これは・・その」

フェイトちゃんは激しく焦る。
わたしはそれを見て、フェイトちゃんが大体何をしていたのかを把握することができた。
「これ・・・全部食べちゃうの?」

その言葉に、フェイトちゃんの顔はケチャップの赤のように真っ赤に染まる。
でも、その恥ずかしさに耐えながら必死に弁解を続けた。

「う、うん。今日はその・・・どうしてもお腹が空いちゃって・・・」
「“今日は”?」

わたしはちょっとだけ意地悪く聞いてみた。
「えっと・・・えっと」
フェイトちゃんはどう答えれば良いのかわからず、わたしの目の前でオロオロし始める。
でも、しばらくわたしが黙っていると・・・覚悟を決めたように全部話してくれた。

実は晩御飯だけじゃ全然足りなくて・・・いつも夜中に起きては、今日みたいにしてお腹を満たしていたと言うことを。

「なんで、言ってくれなかったの?」
詰問ではなく、単純な疑問としてフェイトちゃんに訊ねる。
わたしは今までずっとフェイトちゃんは少食なのだと思っていたのだ。
今日の晩御飯だって、わたしよりも食べていなかったはずだし・・・

「わ、笑わったりしない?」
フェイトちゃんはわたしの顔を見上げるようにして聞いてくる。
わたしは素直に首を縦に振った。

「えぇとね、前に本で・・・沢山食べる女の子は可愛くないっていう記事を見て・・・なのはの前では、気付かれないようにずっと我慢してたんだ・・・」
よっぽど恥ずかしいのか、フェイトちゃんの頬はもう真紅と言っても良い位の色になってしまっている。
578フェイトさんの秘密 ◆34IETlJpS6 :2007/11/20(火) 14:57:18 ID:9A016POq
わたしはそんなフェイトちゃんの事を心配させたりしないようにと、その耳許へそっと囁いた。

「もし、フェイトちゃんが自分で言うように大食いな女の子だったとしても・・・わたしの気持ちは変わったりなんかしないよ」

少しだけ曇り気味だったフェイトちゃんの表情はたちまちに晴れへと変わる。

「でも、次からはちゃんと話してくれないと嫌だよ? フェイトちゃんに嘘をつかれたりすると、凄く・・・悲しくなっちゃうんだから」
「う・・・うん、ごめんね、なのは」

フェイトちゃんは途端に曇り顔に戻り、その唇は謝罪の言葉を紡いだ。
わたしはそれだけ聞くと、少しだけ湿った空気を入れ替えるように話を変えた。

「でも、こんなお話してたら何だかお腹が空いてきちゃった。わたしも・・・一緒に食べて良いかな?」
「え・・・うん、勿論。ここにある食べ物どれを食べてくれてもいいよ、何から食べる?」

フェイトちゃんは喜んでわたしの前に料理の皿を並べる。
ちょっとだけ、イタズラ心が沸いた。

「それなら、わたしは・・・」
そう言ってわたしは料理の皿から目を逸らし、フェイトちゃんの顔を見詰める。
その口許には先程のごはんつぶがまだ残ったままだった。
わたしは顔を近付けると、ペロリとそれを舐め取る。

「な、なのは!?(////////」

そう言えばね、わたしも・・・フェイトちゃんに言ってなかったことがあるんだ。

「わたしは、フェイトちゃんが食べたいな」

そう・・・実はわたしも・・・大食い、なのだ。
579 ◆34IETlJpS6 :2007/11/20(火) 15:03:19 ID:9A016POq
>>573が・・・(以下略
580名無しさん@秘密の花園:2007/11/20(火) 17:11:30 ID:B+0GJQL5
ちょっWWW
フェイトさんかわゆすW
そして、なのはさんの大食漢ぷりにもえた。
でも、フェイトさん。
さすがに夜中の2時に食うのはかなりの勢いで太り(ry
でも、フェイトさんなら
どんなに食べても胸にしか栄養が行かなそう・・・。

GJでした!!
581名無しさん@秘密の花園:2007/11/20(火) 18:16:09 ID:WAH4Pe08
GJ!!
そういえばDVD五巻のなのフェイヴィヴィの中の人のインタビューの内容はどんなのでしたか?
582名無しさん@秘密の花園:2007/11/20(火) 18:26:03 ID:1huq/Y8o
フェイトさんかわいいよフェイトさん(*´Д`)
フェイトさんって意外に食べそうだもんなw
そして食べても太らなそう

なのはさんはいくらでも食べそう(性的な意味で
583名無しさん@秘密の花園:2007/11/20(火) 19:20:38 ID:oaVFVom4
>>579
ちゃうねんっ
うちがわるいんちゃうねんっ
み○き先輩が悪いねんっ(謎)

って>>574で名前出てますね(^^;

痩せの大食いは可愛らしいよねぇ、うんうん。
栄養が全部胸にいってるんですねきっと。
そして人食いなのはさん流石ですw

と、言うわけで?GJでしたー♪
584名無しさん@秘密の花園:2007/11/20(火) 19:48:34 ID:STqRHkc7
34氏、春琴抄ネタ拾ってくれてありがとう!
話の中で春琴が顔に火傷を負ってしまって佐助に絶対に見ないでと言う
でも佐助は一瞬見てしまいそうになる
そんな自分が許せなくて目を針で突く
フェイトなら目を突きそうだなと思ってしまふ
585名無しさん@秘密の花園:2007/11/20(火) 21:59:24 ID:v6LcFB1P
あぁ……そういえばエリオもよく食ってたもんな……
586名無しさん@秘密の花園:2007/11/20(火) 22:04:48 ID:0xwOoBhG
戦闘機人と人造魔導士は大食らい説浮上
587名無しさん@秘密の花園:2007/11/20(火) 22:22:16 ID:UFDUvNUI
フェイトは昔アルフに食が細いって心配されてたよ〜な

まぁ色々あってすっかり健康的になってても不思議ではないか。
588名無しさん@秘密の花園:2007/11/20(火) 22:26:19 ID:cTJxvn/E
589名無しさん@秘密の花園:2007/11/20(火) 22:48:13 ID:UlEzZaF8
フェイトさん可愛すぎわらた
>>588可能なら詳細
590名無しさん@秘密の花園:2007/11/20(火) 22:57:17 ID:cTJxvn/E
>>589
えっとたしか個人のサイトさんの甜菜だったと思います
「かわいそうな子」ってサイト名だったはず
591名無しさん@秘密の花園:2007/11/20(火) 22:58:25 ID:m6Mn55WJ
592名無しさん@秘密の花園:2007/11/20(火) 23:29:40 ID:uYl61lth
>>588
こう言うことですね
http://www.imgup.org/iup506126.jpg
593名無しさん@秘密の花園:2007/11/20(火) 23:43:06 ID:puyAW8Bp
実はなのはさんロリコンだったのか!
594名無しさん@秘密の花園:2007/11/21(水) 00:40:09 ID:UDXF5NWx
なのはさん(の心)が少女のままとゆうことさ
595(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/21(水) 03:41:44 ID:v/CSFqBX
たゆん|・)ピチピチ

34氏相変わらずGJ!

そして>>515-519>>540 thxでした.
さて,ぴちぴちたゆんたゆんが見たかった.
ただそれだけなんです.

『雨の日』

昼頃から曇天模様だった空から,ぽつぽつ,と雨が降り始めた.
窓の先は,見渡す限りの雨だった.緑豊な公園も,その脇に立つビルやホテルにも,ぽつぽつと雨が降り注いでいた.
それは次第に激しさを増し,コンクリートの色が灰から黒になり掛け,その時になって漸く,思い出す.
そういえば,なのはは傘を持っていっていなかったな,と.
幾ら科学が進もうと,魔法が進化しようと,天気予報だけは相変わらず地球と程度が変わらない.
今朝方見た予報では晴れだったから,なのはは手ぶらで管理局へと…それが今では雨.
100%の確率で天気が予測できる技術があったら,ロストロギアだよね,と思いながら私は…思っていた.
この雨の中,なのはは今,あの雲の向こう側にいるのだろうか?
青空が好きななのはは,こんな曇り空をどう思うだろうか?
それでもやはり,なのはは空が似合うのだろう,そんな事を考えながら,
エプロン姿で台所で夕食の準備をしつつなのはの帰りを待つ私の姿は,さながらなのはのお嫁さん.
この姿のまま,傘を持って管理局にいけば決定的だろう…なんて,思ったりしていれば,ふいに包丁が指に当たる.
「イタッ……」
ぽた,と指先から真っ赤な血が流れ出し,…急いで指先を口に含む.
鉄のようななんとも言えない味が舌を通して伝わり,顔を歪めてしまう.
これを美味しいと思える吸血貴とやらの気がしれない.それに今はそんな事を考えるよりも…
「はぁ…」
嘆息.
見下ろした白いエプロンには,指先から零れた血が.
なのはと一緒に買いに行って,なのはに選んでもらったお気に入りのエプロンに赤い斑点模様.
とれるかなぁ,と思いながら絆創膏を探していた時だった.
596(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/21(水) 03:42:56 ID:v/CSFqBX
「フェイトちゃん,ただいま〜!」
と,ガチャ,という音と共になのはの声が玄関から聞こえてきた.
空を飛んでいたかと思えば,地を歩いていたとは相変わらず私の予想を裏切ってくれる人だ…
「ほかへり,なのひゃ…」
指を口に含んだまま喋るものではない.御蔭で色々と台無しだ.
何その変な声,と玄関先で口にするなのはが,私を呼び,そのまま玄関へと向かえばそこには水も滴る良い女.
長く艶やかな髪は雨に濡れ尚更に艶やかさを増し,サイドテイルにしていた髪を下ろしたその姿は日本人らしい清楚な様相.
口元の艶やかな紅色は,寒さに震え,けれどその隙間から見える白い歯をいっそう引き立てているだけだった.
濡れた上着の下からはその発育の良い乳房に張り付くかのように,シャツが皺を形成し,けれどその乳房を強調するが如く.
「ぴちぴちたゆんたゆん…」
「え?…なにフェイトちゃん?」
俯き,スカートを脱ぐために少し躰を傾けていた所為で尚更に強調されていたそこに,つい口走った言葉に顔を上げ…私の姿を見て,瞬間,
「フェイトちゃん!どうしたの!?」
と.
ぷるん,とたゆんとするそこに釘付けになっていれば,なのはが立ち上がり,私に近付き,咥えていた指を抜き取り,凝視する.
「なのは,お風呂入った方が良いよ?風邪ひくから」
「そんな事よりどうしたのこれ」
「包丁でちょっと…」
「もう…」
ぱく,となのはが口を開け,私の指先を,未だ少し血の流れる指先を口に含む.
瞬間,指先になのはの口腔の,指先に触れる舌の,ぬる,とした感触と共に熱気が伝わってくる.
「な,なのは!?」
くちゅ,くちゅとなる水音に驚き,それってなんか違わない?と思いながらも,なのはから伝わる感触に身を悶える.
優しく纏わり付く舌先,すぅ,と吸い込むように窄まるなのはの唇.
「おいひい……フェイトちゃん…」
次第,その動きは激しさを増し,しまいには指から口を離し,つつ,と舌で指先を根元から先端まで…
ぞくり,と躰が震え…震えながらなのはのたゆんを見てみれば…皺が増えていた.
水を含みぴちっと張り付いていたその頂きは,頂きが体積を増す事により歪まされ,その形が分かるように……
597(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/21(水) 03:47:23 ID:v/CSFqBX
「ねぇ,なのは……その……」
「ん……はぁ……」
ぴちゃ,ぴちゃ…ぴちゃ,ぴちゃ…と.
次第,なのはの唾液に濡れた指先が敏感になっていく.玄関からの隙間風の,その冷たさを感じる程に.
そして,それとは対象的になのはの頬が赤みを,私の頬が赤みを覚えていく.
どきどき,と心臓が高鳴り,なのはに聞こえるくらいになった頃…私は,もう……
「フェイトちゃんも…濡れちゃった?」
「あ……う,うん.けど…びしょびしょになってるなのはほどじゃ……ないよ?」
「も,もう!……フェイトちゃん…そ,その…」
上目遣いで…ねだるようなその姿.
雨に濡れた子猫のような…そんな姿に,私は声を掛ける.
「ご飯にする?お風呂にする?それとも……」
「もちろん―――フェイトちゃんだよ!」




―――――――――
いじょー.お目汚し失礼.
>>572の画像を見て,フェイトさんのぴちぴちたゆんたゆんが見たかったのに
何故か,なのはさんになってたり,指フェラ話になったのは反省している.
では,またいずれ.

たゆん|(ω・`ミэ)ピチピチ
598名無しさん@秘密の花園:2007/11/21(水) 04:12:55 ID:44YXtzPY
>588
書いてたSSの逆verで泣いた。
やはり早い者勝ちだな(´・ω・`)
599名無しさん@秘密の花園:2007/11/21(水) 04:16:55 ID:44YXtzPY
>597
最後までログを見ずにカキコしてしまった・・・GJし忘れるとはなんたる不覚!
たゆんたゆんいいよたゆんたゆん、お風呂で湯船に浮かべてそれで遊べばいいんだ
だが何より。




指フェラ(*´Д`)b GJ!
600名無しさん@秘密の花園:2007/11/21(水) 04:21:40 ID:4vASrk5C
>>588
GJ
相変わらずエロいな。
たゆんたゆんは素晴らしい
>>598
きにすんなよ、ネタがかぶるなんて良くある事だ
you書いちゃいなよ
601名無しさん@秘密の花園:2007/11/21(水) 04:36:31 ID:cLzaETRb
>>597
GJ!相変わらずエロくて良いですな
>>598
むしろ…むしろ俺は逆ver.のが見たいぞ
602名無しさん@秘密の花園:2007/11/21(水) 08:19:34 ID:43+3AeL/
>>597
朝起きてすぐにこんな作品を読めて幸せですw
603 ◆34IETlJpS6 :2007/11/21(水) 08:35:45 ID:COu1vHw0
>>584
フェイトさんなら、傷ごとなのはさんを愛してくれるはず(まぁミッドチルダの整形医療は凄いので、痕とか綺麗に消せちゃうんですがorz)

見ざる言わざる聞かざるは障害系三大ネタですよね。

貴女の姿が見えない。
貴女への想いを言葉に出来ない。
貴女の声が・・・聞こえない。

『想いはちゃんと言葉にしないと伝わらない』
的には喋れない、聞こえない、はかなりの試練になるかもしれないなとか

フェイトさんの耳が聞こえなくなったら

「なのは、さっきはユーノと何を話してたの?」
「・・・・・・・」
なのはの唇はわたしの目の前でパクパクと動く。
でも、そこから出ているはずの音が、可愛らしい声が・・・わたしの耳へと届く事はなかった。
「聞こえないよ・・・なのはが何を言ってるのか、わからないよ」
“久しぶりだね、とかそんなお話をしただけだけど”
なのはは近くの紙とペンを手に取ると、ささっと走り書きしてわたしに見せる。

「・・・その割には・・・凄く、嬉しそうに見えたけど?」
“だって、大事なお友達だもん。 それに最近はほとんど連絡も出来てなくて、久しぶりだったし”
わたしには、なのはの表情から心の内を読み取ることなど出来はしない。
だから、なのははわたしに嘘をついたりなんかしない・・・と言う根拠も理屈もない想いだけが、わたしの支えだった。

と言う感じで
信じているけど信じられない、幸せなはずなのに不安で仕方がない・・・と言う葛藤が美味しい。
604名無しさん@秘密の花園:2007/11/21(水) 10:59:32 ID:amXfdQuP
カリムを犯したいんだが
605名無しさん@秘密の花園:2007/11/21(水) 11:10:09 ID:qHdZsRGW
課長
サラっと本音をぶちまけないでください
606名無しさん@秘密の花園:2007/11/21(水) 11:10:18 ID:43+3AeL/
教会が、秩序が…ってはっきりしないカリムを部隊長が無理矢理やっちゃうとか?

「そんなら既成事実を作るまでや……」
「は、はやてっ……だ、だめよ………」
607名無しさん@秘密の花園:2007/11/21(水) 11:13:59 ID:a7s0xDlV
よし、34ちゃんの出番だ(マテ
608名無しさん@秘密の花園:2007/11/21(水) 11:40:32 ID:43+3AeL/
>>603
見えないのも辛いけど聞こえないのも辛いよね…
どんな形になっても二人の愛は変わらないはずだけど
609 ◆34IETlJpS6 :2007/11/21(水) 12:32:58 ID:COu1vHw0
エロネタへの反応は神速なこのスレ(、、

でもカリムネタなんて
「カリム・・・大好きや」
「はやて、わたしもよ。貴女がわたしのことを好きでいてくれて、とても・・・嬉しい」
シャッハが所用で席を外した事で、はやてとカリムは部屋にふたりきりになることが出来た。
そう認識した途端、押さえ付けていた気持ちは制御が効かなくなる。
お互いの気持ちを確認し合った二人は、しばしの間見詰め合い・・・その距離を徐々に狭めていった。
やがて二人の距離は0になる。
そこにあるのが自然なのだと訴えるように、二人の唇は重なり合い、相手のそれを求めていた。

お互いのこと以外は何も目に入らない。
今の彼女達にとっては唇に触れる柔らかな感触と、腕と身体に感じる確かな体温が何よりも大事で・・・
それ以外のモノは認識から抜け落ちてしまっていた。
部屋に置かれた高級な家具も、テーブルの上に並べられた美味しいお茶も、珍しいお茶も・・・彼女達の世界に立ち入ることは出来ない。
やがて、二人は名残惜しそうに唇を離すと傍のソファーへと倒れ込んだ。

「しても・・・ええよね?」
「はやて・・・当たり前の事を何度も聞くのは不作法よ」
「・・・・そやね」

それ以上は何も言わず、はやてはカリムの胸へと手を伸ばした。
はやての目に映るのはカリムだけになり、カリムの目に映るのははやての姿だけになる。
それ以外の全ては彼女らの世界から追い出される。

だから・・・二人は気付けなかった。

僅かに開いたドアの隙間から部屋を覗く瞳に・・・・
はやてへと向けられた嫉妬と憎悪、そして・・・殺意の視線に

気付くことが・・・出来なかったのだ。
610 ◆34IETlJpS6 :2007/11/21(水) 13:00:53 ID:COu1vHw0
続きません(、、

シャッハ→カリム×はやてと言うお話。
611 ◆34IETlJpS6 :2007/11/21(水) 14:34:27 ID:COu1vHw0
二人の行為を目にしたシャッハは、そのありのままを教会上層部に報告する。
自分が愛情を籠めて育ててきた花を軽々と手折っていったはやてを・・・許すことが出来なかったのだ。

審問会にかけられるカリム。

与えられたのは・・・2つの選択肢。

はやてとの愛を選び、信仰を捨てるのか

はやてとの愛を捨て、信仰を取るのか

カリムは決して神を捨てられない。
そう思うからこそ、シャッハはこの方法を選んだ。

はやてへの罰、それは

カリムの口から残酷な答えを聞かせること

はやてへの愛を捨て、神を選ぶと言う選択を・・・

それが・・・神に愛されし花を手折った者への罰。

続くとすればこんな感じに
でも、シャッハ×カリム×はやて
って需要皆無にもほとがあるカップリングなので止めました(、、
612名無しさん@秘密の花園:2007/11/21(水) 14:37:27 ID:amXfdQuP
すごく…需要あります…
613913:2007/11/21(水) 15:18:32 ID:XL0TzoZw
またまた空気を読まずに俺、参上。
前回の予告通りギャグモノ書いたけど、
あまりにもぶっ飛んだ作品になってしまった…
正確に言うと純粋なフェイトファンには
読めたもんじゃない…
それでも読みたい人いる?
614名無しさん@秘密の花園:2007/11/21(水) 15:19:55 ID:6sUHRpH+
>>613
バッチコイ!!
俺は一番フェイトが好きだけど脳内では常に変態だから平気だぜ☆
615名無しさん@秘密の花園:2007/11/21(水) 15:43:01 ID:2u57AOwP
カモーン
ギャグフェイトさんは好物です
616913:2007/11/21(水) 15:49:21 ID:11oackBg
センクス
それでは投下します。
注意書きとしては、
・フェイなの前提ですが、なのはさんは登場しません
・一部別作品の単語がでますが、知らなくても
楽しめます(たぶん…)
・フェイトさんが壊れてます
617復讐日記:2007/11/21(水) 15:50:42 ID:xyw4r6tA
「ふぅ〜、こんなところやね」
八神はやてはは手元の書類に判子を
押しながら、満足気に大きく伸びをした。
これで今日見るべき書類は全部の筈だ。
目の前には、まるでピラミッドの
用に積まれた書類の山。
仕事自体は簡単なのだが何せ量が量だ。
『時空管理局遺失物管理部機動六課課長』
の肩書きを持つ自分宛に送られてくる
書類の数はやはり尋常では無く、
昼過ぎからやり始めた仕事だが、
結局終わったのは消灯時間を遥かに過ぎた今だった。
618復讐日記 913:2007/11/21(水) 15:52:12 ID:H0aLxTBt
恐らく明日にはグリフィス君からの
お小言を受けるだろう。
右手を腰に当て、左手で眼鏡を傾けながら
『部隊長が時間を守らないとは何事か』等と云々

そのポーズがまた彼の母親そっくりなので、
思い浮かべると自然に笑みがこぼれた。

619復讐日記 913:2007/11/21(水) 15:53:28 ID:5SnM4KiD
最後にシャーリーが淹れてくれた
冷めきったコーヒーを飲み干し、
電気を消して戸締まりをしながら
“明日は誰の胸を揉もうかな”と考えていた時、
「…なんやあれ?」
暗闇の中、何かを見つけた。

620復讐日記 913:2007/11/21(水) 15:55:10 ID:VXoJGjJ0
灯りの消えた廊下に四角い何かが落ちている。
落し物だろうか。
近付いて拾ってみると、それが本だと分かる。
皮の表紙で出来ており、重さ的にも厚さ的にも、
「日記帳…?」
そう、これは日記帳だ。
今年の年号が表紙に印字されている。
真新しいものだった。
「でも誰の…?」
表にも裏にも名前は書かれていない。
しおり等で身元が確認できるかと考えたが、
それも無し。
つまりこれは完璧に身元不明の落し物だ。
そう考えると、
「…むふっ」
途端に覗き見したい衝動が胸から駆け巡る。
辺りは真っ暗。
時刻は深夜を少し回ったぐらい。
そして自分の手の中には身元不明の日記帳。
私は辺りを見回し、誰の気配も
無いのを確認すると、机に戻り日記帳を開いた。
621復讐日記 913:2007/11/21(水) 15:56:40 ID:NWW5lOxx
○月○日 晴れ ☆
今日の出来事。
今日からはやての立ち上げた部隊で
なのはと二人相部屋だ。
なのはは今日も可愛い。

○月○日 晴れ ☆
今日の出来事。
今日は食堂でなのはと一緒にお昼御飯。
なのはは今日もやっぱり可愛い。

○月○日 晴れ ☆
今日の出来事。
今日はなのはと一緒に買い物へ。
手を繋いで色々回った。
なのはは今日も最高に可愛い。

○月○日 晴れ ☆☆
今日の出来事。
なのはが目をつけた新人をはやてと
一緒にヘリから視察。
新人の一人がなのはを熱い目で見つめていた。
622復讐日記 913:2007/11/21(水) 15:58:28 ID:sup2p1Ag
○月○日 晴れ ☆☆☆
今日の出来事。
はやてがまた勝手になのはの
胸を揉んでいた。
どうすればいいんだろう。

○月○日 晴れ ☆☆☆☆
今日の出来事。
ヴィータが私に黙ってなのはと訓練に出た。
なのはが迎えに来るまで待っていたので、私はずっと待ちぼうけだ。
くうくうおなかがなりました。

○月○日 晴れ ☆☆☆☆☆
最近のティアナはきちんとなのはの言いつけを守るようになった。
とてもいいことだ。
今日の出来事。
模擬戦前のよろしくお願いしますを言い忘れる。

○月○日 晴れ ☆☆☆☆☆
今日の出来事。
ティアナがなのはの言いつけを守らず
なのはに吹き飛ばされたた。
ざまあみろ
追記:ティアナがなのはの腕で泣いていた。
そこは私のポジションなのに
623復讐日記 913:2007/11/21(水) 16:00:39 ID:F0V7/D53
○月○日 晴レ ☆☆☆☆☆
今日のヴィータ。
なのはに頭を撫でられ照れ笑い。
やめてほしい。

○月○日 晴レ ☆☆☆☆☆
今日のティアナ。
訓練到着が二分遅れる。次はないと思う。

○月○日 晴レ ☆☆☆☆☆☆☆
今日のスバル。
私のなのはに抱きつく。許せない。

○月○日 晴レ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆
今日のヴィータ。
私のなのはにツンデレ態度。許せない。

○月○日 晴レ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆
今日のはやて。
相変わらず勝手に私のなのはの胸を揉む。許せない。
624復讐日記 913:2007/11/21(水) 16:02:28 ID:xfeUKLzA
○月○日 晴レ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆
今日のはやて。
仕事中の姿勢が悪い。とにかく許せない。
今日のはやて(許せない)
今日のヴィータ(許せない)
今日のスバル(許せない)
今日のティアナ(許せない)
許せない。許せない。許せない。許せない。
許せない。許せない。許せない。許せない。
許せない。許せない。許せない。許せない。
許せない。許せない。許せない。許せない。
許せない。許せない。許せない。許せない。
許せない。許せない。許せない。許せない。
許せない。許せない。許せない。ユルセナ――――――――――――――――
625復讐日記 913:2007/11/21(水) 16:05:32 ID:vlx1MDi6
「……………」
日記はここで終わっている。
私は震えた手で日記帳を閉じる。
正直、この日記帳の主が誰なのかは
文頭の一行目で分かった。
初めは愛妻日記かと思ったその内容は、
じょじょに対象を変化し、やがて―――――
「―――っ!」
思いだしかけ、思考を強制排除する。
もういい。私は今夜何も見なかった。
今日は仕事を夜遅くまでやり、疲れたので
そのまま帰って朝になるまで
布団の中でぐっすりだった。
落ちていた本なんて知らないし、
中身も見なかった。
それでいいじゃないか。
そう自分にいいきかせ、後は
この本をどうするかを考えた時、
――カツン――
…足音が聞こえた。
626復讐日記 913:2007/11/21(水) 16:08:13 ID:9vn1Skav
「――――ッ?!!」
瞬間、後ろに振り返り、気配を確認する。
周りは以前静寂に包まれたままだし、気配も感じ無い。
シーンという静けさが耳に痛い。
…大丈夫だ。ここは私一人だ。
今のは私の恐怖心が生んだ幻聴だ。
だから人の足音が聞こえる筈が無い…
しばらく息を殺して気配を感じていたが、
やはり誰もいない。
気配も感じ無い。
「ははっ…、なんや…
誰もいないやないか…、まったくまぎわらしい…
それにしてもこれどうするかな…
やっぱり元の場所に落としておくか…」
「別にいいよ。今変えしてもらうだけだから」
「ほうか?それなら…!」
627名無しさん@秘密の花園:2007/11/21(水) 16:11:21 ID:COu1vHw0
これってジャプニカ暗殺張「ふくしゅう」?
628復讐日記 913:2007/11/21(水) 16:13:18 ID:01GMrWpF
…後ろからの声につい返事を
返してしまったが、――今、
私は誰と喋っていたんだ…?
ギギギと音を鳴らして後ろに首を向ける。
「…何時もはだいたいこの時間に
日記を書くんだけどね。
今日は見付からないからこうして
取りにきたんだよ」
始めに目に入ってきたのはこの暗闇の中でも
爛々と不気味な紅い光りを放つ二つの目。
そして彼女の周りでバチバチと弾ける青白い光。
…放電しているのだろうか?
629復讐日記 913:2007/11/21(水) 16:16:43 ID:PK+NxVWG
「その日記帳は知人から貰ってね、
何でもそれに恨みつらみを書くと気分が
スッキリするらしいんだよ。
実際、書いてる間はどんな嫌な
事も忘れられたなぁ…
一種のロストロギアみたいな物かな?」
フフッと彼女は笑う。
たったそれだけなのに気温が5℃は下がった
ような気がした。
さっきから自分の歯がガチガチと鳴り、
震えが止まらない。
630復讐日記 913:2007/11/21(水) 16:19:30 ID:Ae8lNgTY
「そうして、今まで書いてきたんだけど、
まさか…」
「う…、あ…」
口から勝手に情けない音が洩れる。
冷や汗が止まらない。
私の額から脂汗が音を立てて床に落ちた。
「まさか見られるとは思わなかったなぁ…」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
ニヤリと、口が裂けんとばかりの笑顔が
この暗闇の中確かに見えた。
631復讐日記 913:2007/11/21(水) 16:22:45 ID:QQ/qhKhE
もう駄目だ。此処には要られない。
一刻も早くこの場かな消えなければ…!
そう考え足を動かそうとした刹那―、
「…バインドッ?!」
「逃がすとでも、思ってるの…?」
私の足には床から生えたバインドで
しっかりと拘束されていた。
く…、これじゃあ逃げられない!
なんとか解除しようと試みるも、
まるで解けない。
そうしている間にも彼女はゆっくりと
近付いてきて、その手には鈍く光る戦斧が、
―ってバルディッシュ!?
不味い不味い!
それは幾ら何でも不味すぎる!!
632復讐日記 913:2007/11/21(水) 16:24:35 ID:wNmgImY8
「それじゃあ…、さよならはやて。
大丈夫、今夜の事は一片たりとも残らず
忘れられるよ」
「嫌やー!まだ死にたくないー!
まだ私はおっぱいを揉みたりてないねん!
っていうかそれって本当に今夜だけー?!
明日明後日も起きない永眠とちゃうー?!」
「………」
「なんか答えてーな!?」
彼女は無言のまま、バルディッシュを天に振りかぶる。
その姿は、そう、あれだ。
かつて全米中を恐怖に震撼させた
伝説の殺人鬼・ジェイ○ンと一部も変わらない!!
「ダーイ(die)」
「♀#∴×¥★$▽◎£♂〜〜〜!!!!??」
死の宣告と共に、斧が振り落とされる。
八神はやてが最期に見たもの…、
それは先程は暗くて見えなかったが、
今は月明かりで見える日記帳のタイトル。
『ジャプニカ暗殺帳』という文字だけだった…

633復讐日記 913:2007/11/21(水) 16:27:52 ID:A/LohwRI
―後日談―

「八神部隊長…、胃潰瘍で入院とは
相当疲れとストレスがたまってたのね…」
「うん…、でも私が聞いた話だと他人の胸
を揉みすぎて天誅にあったらしいよ?」
「あ、それなら僕も聞きました。
なんでもKOOLな人に後ろから
バットでボコボコにされたとか…」
「違うよエリオ君。確か伝説の
殺人鬼・キラークィーンによって爆破
されたんだって」
八神はやてが入院した真相は今だ闇のである。


634913:2007/11/21(水) 16:35:46 ID:o+7faVAL
…以上。こうして読み返すと
我ながらあらためて酷いですね。
きっと明日あたり私に雷が落ちるでしょう。
たとえ昼でも。
あ、注意書き欄に書き残しがありましたね。
・この作品はパロディです
ではまた後日。

>>627
イエスユアハイネス
635913:2007/11/21(水) 16:47:19 ID:UPg/3YES
追記

wikiの管理人さん。
もしよろしければ誤字の変更お願いします。

変更は、
626の15行目
変えし→返し

と、

631の6行目
足には→足は

の2点です。
お願いします
636名無しさん@秘密の花園:2007/11/21(水) 16:54:37 ID:JuLYbJAY
こういうの好き。フェイトさん恐すぎワロタ。超GJ
637名無しさん@秘密の花園:2007/11/21(水) 18:14:18 ID:mkXwXjJN
チェーンソー形態のバルディッシュ振り回すフェイトさん想像して吹いたw
638名無しさん@秘密の花園:2007/11/21(水) 18:16:39 ID:e4w5anbG
はやてが死ななくよかった
639名無しさん@秘密の花園:2007/11/21(水) 18:31:05 ID:YFrBSrgt
最近奈々ソングだけじゃなくて全く関係ない曲まで全部なのフェイソングに変換されるんだが

これなんて病気?
640名無しさん@秘密の花園:2007/11/21(水) 18:40:35 ID:amXfdQuP
>>639
俺漏れも
適当に音楽聞いてるとなのはのMAD映像を脳内で構築してるから困る
641 ◆34IETlJpS6 :2007/11/21(水) 20:46:12 ID:COu1vHw0
漫画でも小説でも良いと思ったシチュを何でもかんでもなのフェイとかに変換し始めるまではまだ大丈夫。

究極のなのフェイ対至高のなのフェイ

山○「あんたはわかっちゃいない。
最高のなのフェイとは運命的な出会いに始まり、恋と友情の狭間に何度も揺り動かされながらも
やがてはお互いに愛し合うようになっていく・・・そんな形なんだ」
雄○「士郎・・・だからお前は青二才だと言うのだ」
○岡「な、なんだと!?」
○山「惚れた腫れたの恋愛感情等は一時の気の迷いに過ぎん。
何よりも重要なのはお互いに信頼し合うと言う形だ。
何も言わずとも、何もせずともお互いを理解しているそんな心の繋がりこそが重要なのだ」
山○「くっ・・・」


・・・ごめん、これは流石に無いorz
642名無しさん@秘密の花園:2007/11/21(水) 21:44:03 ID:sfgtg+dz
>>588>>592
見れなかった・・・
再アップお願いできませんか?

643 ◆k1m2.Fa0dM :2007/11/21(水) 21:58:21 ID:bc1k/ouO
>>635
了解です、そのように対応しました
644名無しさん@秘密の花園:2007/11/21(水) 22:29:16 ID:rcrslRLM
 日が昇りきったというのに……寒い、季節はもう冬だ。
ピンポーン、ピンポーン♪
予定の時刻の5分前、来客を知らせる少しだけ間の抜けた電子音が流れる――ハラオウン邸。
こたつの中で丸くなっていた少女はチャイムの音に反応してぱたぱたと出迎えに行く。
「フェイト遅いわよぅ」
憎まれ口を叩きながらも外気の寒さに震えたアリサ・バニングスは
こたつに潜り込む、フェイトはその間に暖かいお茶とお茶菓子を準備してきていた。
ようやく温まったのかアリサはもそもそとカバンの中を探ると数冊のノートを取り出した。
「はい、コレが2日分のノート!で、こっちがテスト対策用にこの私が作ってあげたノートよ!
 フェイトの苦手な国語系はさらに2冊分あるからせいぜい頑張りなさいよ」
アリサは捲くし立てるように一息で言い切ると満足したのか
お茶に手をつける「あ、甘ッ!???」
その様子がなんだか可笑しくてフェイトは少しだけ笑ってしまう。
「ありがとう、アリサ」
フェイトがいっぱいの感謝を込めて御礼を言うと、何故だか頬を赤く染めたアリサが
「別にフェイトのためっていうよりも……その、そう私のためよ!
 ライバル不在だとやりがいってモノがないのよねー
 っていうかそこ!ニヤニヤするなーッ!!」
一応の筋は通っているのにフェイトの抑えた笑いは一向に止まる気配がない。
(そういえばアリサは褒められても変わらないけど、ちょっとでもお礼をいわれると
すぐに動揺するな……)
フェイトはなんだかアリサの可愛いところを1つ発見して得した気分だった。
「アリサ」
「な、なに(//」
「ありがとう、ノートだけじゃないよ。
 アリサが居てくれて嬉しいんだ」
「へ!?どーいう?
 っていうか近いってば!
 ぅうぅぅ(///」
「ふふっ」

「だ、だから笑うなーーッ!!!」
645名無しさん@秘密の花園:2007/11/21(水) 22:32:34 ID:rcrslRLM
なのフェイ、フェイなのはもちろんのことはやフェイ、シグフェイも好きな自分ですがアリフェイもありかな?
と思い始めたんで書いてみた、ツンデレなイメージを持ってたのに終始デレ……orz
646名無しさん@秘密の花園:2007/11/21(水) 22:38:09 ID:pWW6qEzA
Asのマンガ(のアリサの話)とかってアリフェイっぽい雰囲気あるなぁと思っていました。

ただそれ以上に全力全開でなのフェイだったので目立ちませんが、あと微妙にすずアリ成分とか
647名無しさん@秘密の花園:2007/11/21(水) 22:38:54 ID:pWW6qEzA
とと、GJが抜けてました、あらためてぐっじょぶだと思いますっ
648名無しさん@秘密の花園:2007/11/21(水) 22:40:28 ID:bIwms/mb
漫画のあれは、なのは←アリに変換しました
649名無しさん@秘密の花園:2007/11/21(水) 22:42:19 ID:51u4d2mv
GJ
なのアリもアリすずもフェイアリもいいよね
つまり俺はアリサが大好き
650名無しさん@秘密の花園:2007/11/21(水) 23:04:23 ID:wHmideLy
オレはフェイトが大好きだから百合でフェイトが絡めばなんでもいい。
651 ◆1gx5q3Ma8Y :2007/11/21(水) 23:24:12 ID:gkMe38s2
日曜は、すっかりなのフェイ祭りでした(^^;
続き投下ですが、今回はもうただゴロゴロしてDVDみてるだけという、ほぼ廃人
みたいな二人です。


今までのアンカーをつけておきます。

>>54-59

>>238-242

>>437-441
652今日はいちゃいちゃの日なの ◆1gx5q3Ma8Y :2007/11/21(水) 23:25:32 ID:gkMe38s2
「く……くすぐったいよ……」
 フェイトが抗議するが、なのははお構いなし。空中に浮かんだスクリーンを見たま
ま、ゆっくりと撫で続ける。
 最初、暫くは、くすぐったさと、それ以上進めてくれないじれったさに、もじもじ
としていたフェイトだったが、なのはの単調な撫で摩りが、心を落ち着かせていった。
 軽く頭を傾け、スクリーンから流れるドラマを見つつ、ぴったり寄り添ったなのは
の身体の温かさと肌触りを堪能する。
 ただ、淡々と時間は流れていく。暖かななのはの頬をお腹に感じ、ゆっくりと撫で
られる一方、自分もなのはの腰に頭を預けていると、なんだかドラマの時間があっと
言う間だ。エンドロールが流れるまでが、異常に早かったような気がする。
「う〜ん、これは続きが気になるねぇ」
 なのはが言った。
 フェイトも、なのはに撫でられ続けていたとはいえ、ドラマの筋は頭に入っていた
ので、それには同意見だった。 
 次に見られる時も、なのはに寄り添ってなら、なお良いが。
 断りを入れたあと、身体を起こしたなのはが、先ほどの箱からDVDのケースを取
り出す。
「どれが良いかな?」
 今度はフェイトに尋ねてくる。先ほどのドラマは自分が選んだから、今度はフェイ
トに選べという事らしい。
 暫く考えて、フェイトは一枚のディスクを選んだ。
「わ……私が入れてくるよ」
 そう言って、フェイトは立ち上がった。
 ラックに収められたプレーヤーの前に跪き、イジェクトボタンを押してディスクを
取り出すと、ケースに収めた。次に、自分が選んだディスクを取り出し、トレイに置
く。
653今日はいちゃいちゃの日なの ◆1gx5q3Ma8Y :2007/11/21(水) 23:26:13 ID:gkMe38s2
 だが、たったそれだけの事が、すごくドキドキした。トレイに置くとき、ディスク
がカチカチと音を立てたほど。
 さっきと立場が逆。今のなのはの位置からだと、全てが見えているに違いない。
 見られているという羞恥と、見て欲しいという欲求、そして、見ていない──つま
りは自分のカラダに興味が持たれていないという不安。それらが複雑にフェイトの胸
中で絡み合う。
 ディスクが呑み込まれたのを確かめて、くるりと振り返ると、なのはは少しリラッ
クスした姿勢で、こっちを見ていた。
 安心と、そして羞恥が心の中で大きくなる。一方、ただこっちを見ていただけかも
しれないと不安にも思う。
 ゆっくりと、なのはの傍らに戻ると、
「フェイトちゃん……」
 と何故か手招きをする。
 何だろう? と顔を寄せると、なのはは口元に手をあて、フェイトの耳に、
「少し赤いけど、昨日の……ちょっと強すぎた? ヒリヒリしない?」
 ナイショ話のような潜めた声のその内容に、フェイトは一気に真っ赤になった。
 やっぱり見てた。後ろから見てた。全部見られた。じっくり見られた………
 恥ずかしさと、そして嬉しさで、フェイトの胸は弾け飛びそうだった。
「へ、平気………大丈夫……」
 言いながら、フェイトはなのはの傍らに座る。心臓の音がやかましい。
 リモコンで再生をスタートさせる。フェイトの選んだのは、家にある「お宝」の価
値を専門家が鑑定して、その値段に一喜一憂するというものだ。海鳴市にいる頃から
やっているのだから、比較的長寿のバラエティ番組になる。
 頭のCMがおわるやいなや、早速最初のゲスト、結構名前の知れたタレントが持っ
てきた骨董皿の説明を右から左にスルーさせながら、フェイトは気持ちを落ち着かせ、
この番組を選んだ理由を思い出していた。
654今日はいちゃいちゃの日なの ◆1gx5q3Ma8Y :2007/11/21(水) 23:26:58 ID:gkMe38s2
 最初の皿は、結局はたいした価値のない量産品で、けちょんけちょんに貶されて苦
笑い。CMに入ったところでフェイトは声をかけた。
「ねぇ……なのは……」
「なぁに?」
「わたしも……枕にして……いい?」
 蚊の鳴くような声で訊く。ディスクをこれにしたのは、それほど内容が無いから、
他にしたい事をしながら見るのに都合がいいものだったから。
 何を枕にするのかという、主語を言っていないが、これで伝わらないわけはない。
「いいよ……」
 蕩けるような笑みで、なのはが言う。
「どうしたらいい?」
 なのはが尋ねる。それに対し、フェイトは、
「ふ、普通に寝てくれれば……いいよ……」
「こう?」
 言いながら、なのははごく普通に仰向けに横たわった。
 ほぼ「気をつけ」をそのまま横にしたような姿は、フェイトにはとても綺麗に映る。
 重たげに胸全体に広がった膨らみ。窪んだお腹に刻まれたお臍、髪と同じ色の柔ら
かそうな茂み──見つめていると、身体の奥からきゅんとした何かがこみ上げてくる。
「なのはッ!」
 フェイトは短く叫んで、なのはの身体に覆いかぶさった。
「きゃ! フェ、フェイトちゃん!」
 双丘の間に鼻面を押し付け、ぐにぐにとこね回すフェイトを、なのは引き剥がそう
とする。
「だ……ダメだって……あぁん……まだ昼間なのに……きゃ……そんなえっちな事し
ちゃだめぇ……」
 とか言いながら、その声音には「して欲しい」というニュアンスも感じられる。
655今日はいちゃいちゃの日なの ◆1gx5q3Ma8Y :2007/11/21(水) 23:28:10 ID:gkMe38s2
 だが、ゆっくりと顔をあげたフェイトは、なのはの左の膨らみに頬を置くと、
「違うよ。えっちは事……じゃ、ないよ……」
 言いながら、左の掌を、そっともうひとつの膨らみの上に置く。
「だって……触ってるじゃない〜」
 なのはが甘く抗議すると、フェイトは、頬でなのはの膨らみを捏ねながら、
「違うよ。これは………なのはの、おっぱい枕……だよ」
「フェイトちゃ〜ん」
「うん……ぷにぷにで、すごく気持ちいい……最高の枕だね」
 ほお擦りしながら、少し上目遣いになのはを見て、フェイトは微笑んだ。
「もう〜」
 なのはの抗議の声。けれど、それは仕方ないというニュアンスで、決して非難して
いるようには感じられない。
「ねぇ、なのは? ああいうのって、高いの?」
 魔力スクリーンに写っているのは、故人の野球選手のグローブを持った、一般から
の応募らしい人。もちろん、フェイトはそんな物や値段に興味があるわけではない。
自分はえっちな事はしていない。なのはの膨らみを枕にして、映像を見ているのだと
いう言い訳だ。
「さぁ……私も知らない……から……って、フェイトちゃん?」
 なのはが声をあげるのも無理はない。フェイトは、左手でなのはの膨らみを鎖骨に
向かって押しあげては、ぱっと手を離し、ぷるんと揺れる様を愉しんでいる。
 本当に、映像をみているのかと疑いたくなるくらい、何度も、何度も、ぷるんと揺
らせては、えもいわれぬ笑みを浮かべ、また掌で乳房を押し上げる。
「フェイトちゃんって、おっぱい好きなんだだね。まるで、赤ちゃんみたい」
 ちょっとした当てこすりをなのはが言えば、
「……じゃぁ、これからは、ずっと『なのはママ』って呼ぼうかな? そうすれば、
毎日おっぱい触れそうだし」
 とフェイトがまぜっかえす。
656今日はいちゃいちゃの日なの ◆1gx5q3Ma8Y :2007/11/21(水) 23:29:35 ID:gkMe38s2
「フェイトちゃんだって、こんなに立派なおっぱい、持ってるのにぃ〜」
 言いながら、抱き位置の関係でお腹の上で潰されているフェイトの膨らみを、外側
から撫でたが、
「自分で自分の触っても、面白くない」
 と、至極当然の反駁をされてしまった。
 フェイトは画面は見ているようで、時々話題は振るものの、頬をすりつけ、膨らみ
を震えさせて、愉しむのを止めない。結局、なのははずっと、フェイトの枕でありつ
づけ、ずっと胸の膨らみを揺らされていた。
 だが、時空管理局本局武装隊のエース・オブ・エース、高町なのは一等空尉は、や
られたままでは終わらない。
 次のディスクがスタートするやいなや、フェイトを押し倒し、先ほど自分がそうさ
れたように、左の膨らみを枕にして、柔らかさや、張りを愉しんだ。
 加えて、このディスクには、もうひとつ、大きな愉しみがある。
「ちょ……なのは……それ、ボタンじゃない……」
 とフェイトが甘く抗議する。
 さっきから、ポンポンと右の乳房を叩かれるのだ。番組で、「へぇ〜」というのに
あわせて。もちろん、痛くはないが、衝撃が膨らみの中で変に反響するようで、なん
だかムズムズする。
 しかも、番組中ではそれほど押されない内容にも、なのはは沢山押してくる。カウ
ンターが無いのを良いことに、間違いなく20回以上、押しているはずだ。
 こっちはお尻の膨らみでも代わりにしてやろうかとも思ったものの、位置的に届か
ないので諦めた。悔しいが、次の機会では、これを逃さないようにしようと誓うフェ
イトだった。
657 ◆1gx5q3Ma8Y :2007/11/21(水) 23:31:28 ID:gkMe38s2
すき放題、バカっぷるさせてしまいました。

おっぱいの揺れるシーンは、プラスチックリトルなんかが参考だというのはナイショです。

34さんの
>>641
で言えば、ボクのこれは、○山の方になりますかねぇ(^^;

このペースで、スレが終わるまでに片付くでしょうか………
658名無しさん@秘密の花園:2007/11/21(水) 23:53:46 ID:O+f2q6nf
GJすぎる
659 ◆1gx5q3Ma8Y :2007/11/22(木) 00:01:06 ID:gkMe38s2
あ、ところで

なのはさんやフェイトさん、はやてさんなど、キャラのスリーサイズって公式設定さ
れてましたっけ?
Sts時点の19歳ので良いんですが

なんかちょっと気になったもので
660名無しさん@秘密の花園:2007/11/22(木) 00:01:46 ID:51u4d2mv
読めば読むほど、昨夜二人がどんなプレイをしたのか気になって仕方ないのは俺だけだろうか
ともあれGJ!おっぱい大好きフェイトそん萌え
661名無しさん@秘密の花園:2007/11/22(木) 00:05:50 ID:Dt1lTte9
GJGJGJ!!
なのはさんとフェイトさんのバカップルぷりが
見ていて恥ずかしいwww
やはりフェイトさんは性欲獣。
とりあえず、鑑定○やトリ○ア自重www
へぇ、ネタでこんなエロイ事が出来るとは思わなかった。
えっちぃことしているのにえっちをしないってのは、
ヤバいくらい良いシチュエーションなのかもと思った。

お疲れ様でした。
662名無しさん@秘密の花園:2007/11/22(木) 00:09:30 ID:xksUVtU8
まりもっこりでフェイトを困らせるなのは。
なんでまりもっこりなのかは聞かないでほしい(´・ω・`)

参考画像
ttp://www.sip.or.jp/~kurita/marimoxtukori-14.JPG


な「ねえフェイトちゃん、これ・・・どう思う?」
フ「え、ど、どうって言われても、えと、その・・・」
ヴ「あー、なのはママー、なにそれー?」
な「あ、ヴィヴィオ。えっとね、これはここを引っ張るとね・・・」
ぐいっ
ぷるぷるぷる
ヴ「あー!まりもがぷるぷるー!!」
シ「む、テスタロッサ、高町、それにヴィヴィオ。3人で何をしている?」
フ「あ、シ、シグナム・・・」
ヴ「みてみてー!このこ、もっこりをぐいってするとぷるぷるなのー!」
ぐいっ
ぷるぷるぷる
シ「も、もっこ・・・!?」
ヴ「ね、しぐなむもひっぱってよー」
シ「ぐ・・・お、おい、二人とも!こんな幼児になんというヒワイな
ものを与えているのだ!」
フ「え、や、ち、ちが・・・も、元はといえば、なのはが・・・あ、
あれ、なのは?どこ?なのは!?なのはーーー!!」
663名無しさん@秘密の花園:2007/11/22(木) 13:42:31 ID:ln/hPUjb
大人ヴィヴィ×なの分が欲しい気がするが、需要ってあるのだろうか?
664名無しさん@秘密の花園:2007/11/22(木) 13:55:18 ID:PJkkIoYM
>>663
その発言は、需要があれば供給する用意があると捉えてよろしいか?
665名無しさん@秘密の花園:2007/11/22(木) 13:56:50 ID:oHLED+eU
>>663
需要は大ありだと個人的に思うので是非
666名無しさん@秘密の花園:2007/11/22(木) 15:15:52 ID:hF9u6BvL
>663
存分にやっちまって下さい。
義理とはいえ娘と肌を重ねるなんて背徳的で好きだ。
667名無しさん@秘密の花園:2007/11/22(木) 15:17:51 ID:641/QEf3
大ヴィヴィオ×ママは小学四年生と(以下略
668名無しさん@秘密の花園:2007/11/22(木) 16:40:52 ID:dDZrnzm7
ヴィヴィなのだと?

大歓迎だ……っ!!
669名無しさん@秘密の花園:2007/11/22(木) 17:35:49 ID:bmEmmSas
俺もすごく痛い感じの書いてるんだが・・・・・・・・
フェイトそん出張の間にヴぃヴぃに好き勝手されるなのはさんみたいな
みんないける口か?
670名無しさん@秘密の花園:2007/11/22(木) 17:42:23 ID:3EWSYnHc
おい、俺それ大好物っぽいぞ
671名無しさん@秘密の花園:2007/11/22(木) 18:38:42 ID:++hdzl3y
ちょwwそんなの出されたら鼻血で出血死しちゃいますよwww
是非出してください!!!!!!!!!
672名無しさん@秘密の花園:2007/11/22(木) 18:45:05 ID:jQlkHLND
そして事が発覚したときのフェイトさんの反応が気になりますなw
673名無しさん@秘密の花園:2007/11/22(木) 18:52:48 ID:pKiJ83lr
お前、そんなものを持ち出すなんて俺たちを殺す気か!!

是非殺せ!! さぁ!!
674名無しさん@秘密の花園:2007/11/22(木) 19:08:18 ID:dDZrnzm7
ヴィヴィなの最高
二人とも応援してる!
675名無しさん@秘密の花園:2007/11/22(木) 20:08:05 ID:/isZlNFE
大ヴィヴィなのだと…?!
大好きだ、大好物だ。ウェルカムだ!!
676名無しさん@秘密の花園:2007/11/22(木) 21:01:37 ID:cJ3uFrHx
>>672俺がいる
677名無しさん@秘密の花園:2007/11/22(木) 21:02:55 ID:hF9u6BvL
>672
戸惑いを隠せないけどなのはさんとヴィヴィオに二人がかりで食われるw
678名無しさん@秘密の花園:2007/11/22(木) 21:11:37 ID:pKiJ83lr
むしろ学校で、
友達とかと親の性活とかの話になったときに、

ヴィ「うん、ウチのママとママも裸でプロレスしてるよー」
友1「ママと、ママ?」
友2「ママとパパでしょ?」

とか言われる夢を見た。
679名無しさん@秘密の花園:2007/11/22(木) 21:19:00 ID:jt8LWpzE
ヴィヴィなのか!そんなの・・・
大好物にきまってるだろ!!!

フェイトさんは介入しない方がいいな・・・
3人でというのは、個人的に愛があまりかんじられない。

フェイトがはいるなら、ヴィヴィオにおそわれたことをしって、
あとからなのはにお仕置きとか、清めなおし、とかそんな感じがいい。
680名無しさん@秘密の花園:2007/11/22(木) 21:25:46 ID:wi8HL6Ap
>>679
同意
嫉妬に狂うフェイトを見たいな
相手はヴィータでもヴィヴィでもオケ
681名無しさん@秘密の花園:2007/11/22(木) 21:33:08 ID:jt8LWpzE
ヴィータやティアナでもたしかにいいな

ティアナだと

「なのはさん、あたしのものになってくれるって、言ってくれたじゃないですか……っ。
 それともあたしのことなんか本当はどうでもよくて、ヴィヴィオのこと好きになっちゃったんですか?」
「ち、違うよ!……私は……ティアナが、っ、ごめん……」
「ずるいです、なのはさん」
優しく包み込むようなティアナの抱擁に、呼吸が止まる。
漏れかけていた嗚咽も、吸い込まれるようにして消えた。
「貴女がまだあたしのことを好きでいてくれるのなら、……これから抱きます」
「っ……ティアナぁ……、私、私はっ、ティアナがっ!」
「……ありがとうございます。力、抜いていてください。今日は私がなのはさんを気持ちよくしますから」

となる。
なのティアもすきなんだw
682名無しさん@秘密の花園:2007/11/22(木) 22:00:54 ID:7Ul9gyAb
親子3人でラブラブとかもう辛抱たまらん
683名無しさん@秘密の花園:2007/11/22(木) 22:54:27 ID:BvxKWQyD
シャ○の中の人がでてる短編アニメが良百合だった件
684名無しさん@秘密の花園:2007/11/23(金) 06:49:43 ID:Ptw/Fumi
シャ○って言われて赤い彗星のことだと思った
685名無しさん@秘密の花園:2007/11/23(金) 09:27:58 ID:j/q/W5BB
赤いアリサの方かと思った
686名無しさん@秘密の花園:2007/11/23(金) 12:17:28 ID:tMaF1KYr
>シャ○

乙女座の聖闘士かと思った。
687名無しさん@秘密の花園:2007/11/23(金) 13:02:30 ID:eNvwfJi0
>シャ○

某湖の騎士かと思った。
688名無しさん@秘密の花園:2007/11/23(金) 14:53:36 ID:iKjk/TZG
ところでDVD特典見た人いる??
良かったら感想よろしく頼みます。
689名無しさん@秘密の花園:2007/11/23(金) 18:39:54 ID:3u+n0i0B
ヴィ→ヴィヴィ←チンクってのが見たい
誰か書かないかな
自分で書けりゃいいんだがw
690名無しさん@秘密の花園:2007/11/23(金) 18:43:20 ID:Ht+9ia+o
12時間寝てる間に色々妄想したので吐き出します




なのは「はぁ・・・・」
フェイト「どうしたの?なにか嫌なことでもあった?」
なのは「フェイトちゃん・・・・わたしって魔王なのかな・・・」
フェイト「は?」
なのは「なんかみんな影でわたしのことそう呼んでるみたいなの・・・」
フェイト「気のせいだよ。なのはが魔王なわけないよ」
なのは「ほんと?」
フェイト「もちろん。ところでちょっと出かけてくるから夕ご飯の準備お願いしてもいい?」
なのは「へ?い、いいけど・・・」
フェイト「じゃあよろしくね。すぐ帰ってくるから」

バタンッ


ほんの少しだけドアを荒々しく閉めるとフェイトは外へ出て行った


なのは「まぁいいか・・・。今日の夕ご飯はシチューでいい?」
ヴィヴィオ「わーい!シチュー大好きー!」
なのは「ふふふ・・・ヴィヴィオの大好きなにんじんもたくさん入れるからね」
ヴィヴィオ「入れちゃやだー」
なのは「小さく切ってあげるから食べなきゃダメだよ?」
ヴィヴィオ「う〜・・・食べる・・・」
なのは「よしよし、いい子だねヴィヴィオは」
ヴィヴィオ「えへへ〜」
691名無しさん@秘密の花園:2007/11/23(金) 18:45:36 ID:Ht+9ia+o
そのころのフェイトさん

ヴィータ「あれ?帰ったんじゃなかったのか?」
フェイト「ちょっとヴィータと話したいことがあってね・・・」
ヴィータ「ん?今仕事終わるからちょっとだけ待ってくれ」
フェイト「いいよ。仕事しながらでも」
ヴィータ「お、そうか。で?なんの話だ?」
フェイト「だいぶ前だけど・・・・なのはのこと悪魔って言ったよね?」
ヴィータ「え!?い、いや・・・言ったような、言ってないような・・・」
フェイト「はっきりしてくれないかな・・・。ちなみに嘘つきは大嫌いだから」
ヴィータ「・・・・言った」
フェイト「そう・・・」
ヴィータ「あぁ・・・」(あれ?怒らないのか?)
フェイト「これで心おきなく地獄に送れるね♪」
ヴィータ「ちょっ・・・落ち着けっ!!」
フェイト「バルディッシュ!!ザンバーフォーム!!」

『Yes,sir』

ヴィータ「アイゼン!!」

『sonic move』

フェイト「抵抗なんてさせないよ?わたしがヴィータを地獄に送ってあげるからじっとしててね」
ヴィータ「い、いや・・・ほんとに・・・そんなつもりじゃなかったんだよ・・・」
フェイト「言われた本人が傷ついたら同じだから・・・」

巨大なザンバーを片手で振り上げる

692名無しさん@秘密の花園:2007/11/23(金) 18:46:42 ID:Ht+9ia+o
ヴィータ「ま、待てって!それにもう時効だろ!?」
フェイト「なのはが許してもわたしが許さない」
ヴィータ「悪かった!!謝るから!!この物騒なものしまってくれよ!!」
フェイト「なのははね、悪魔なんかじゃないよ」
ヴィータ「そ、そうだよな。うん。人間だよ。すげえいい奴だし」
フェイト「は?違うよ?」
ヴィータ「え?」
フェイト「なのはは・・・・・”天使”だから・・・」
ヴィータ「・・・・・」
フェイト「わたしだけの天使なんだ」
ヴィータ「・・・・」(こいつ・・・・もしかして・・・・)
フェイト「ヴィータもそう思うよね?」
ヴィータ「あぁ・・・・そうだな」(頭おかしいのか・・・?)
フェイト「オカシクナンカナイヨ?」
ヴィータ「!?」
フェイト「ヴィータとは長い付き合いだから特別に半分だけ殺してあげるね」
ヴィータ「待って・・・頼むから・・・・ほんとにっ・・・」
フェイト「バイバイ♪」

うわぁあああああああああああ!!!!!!!

ミッドチルダに悲鳴が響き渡った


「次はティアナか・・・・」

魔王の嫁は死神

そんな噂話がなのはの耳に入るのは少し経ってからだった
693名無しさん@秘密の花園:2007/11/23(金) 18:48:05 ID:Ht+9ia+o
よくわからない妄想でしたね
ただ、魔王って呼ばれるのをなのはさんもきっと気にしてると思って・・・

>>689
是非書いてくださいw
694名無しさん@秘密の花園:2007/11/23(金) 18:50:54 ID:Le+OTFnM
ワロタwww
なのはママとフェイトママいいね
695名無しさん@秘密の花園:2007/11/23(金) 19:55:33 ID:j/q/W5BB
フェイトそんwww

本当になのはさんのこと天使だと思ってそうだから困るw
696名無しさん@秘密の花園:2007/11/23(金) 19:58:13 ID:G4OvALZQ
忘れてはいけない

天罰を与えるのもまた天使だということに
697名無しさん@秘密の花園:2007/11/23(金) 19:59:21 ID:p/kO93Bw
>>695
エタブレの歌詞からすればガチで思ってる
698名無しさん@秘密の花園:2007/11/23(金) 20:01:24 ID:a/3IHzn4
フェイトさんのなのはさん好きっぷりににワロタwww

ティアナの次は誰だ?
お喋りな部隊長あたり?
699名無しさん@秘密の花園:2007/11/23(金) 20:14:53 ID:p+PLR9Ig
>>697
君は光の女神(と書いて天使と読む)かw
700名無しさん@秘密の花園:2007/11/23(金) 20:22:03 ID:z1XtIRZu
はやて 「ところで『お餅』って知っとるか?」
ヴィータ「お餅?んー、なんだろ?」
シグナム「すいません主はやて、我々はまだ此処に来て日が浅く……」
ザッフィ「いや、以前聞いたことがあるな確か……
シャマル「わかります、はやてちゃん!日本に昔からある伝統的な食品の1つですよね」
はやて 「おぉ、流石シャマルや!よぅ勉強してるなー」
シャマル「わぁい!ありがとうございますはやてちゃん♪
     味付けが殆ど関係ない数少ない食品ですから!」
ヴィータ「シャマルばっかりずるぃよ!はやてあたしもっ」
はやて 「ヴィータは甘えんぼさんやなぁ」
ヴィータ(////)
シグナム「ふふ、」
シャマル「どうしたの?」
シグナム「いや、なんでもない、ただ……」
シャマル「ただ?」
シグナム「私の、いや我らの主君が
     主はやてでよかった、そう考えていた」
シャマル「………そうね、そう思う」
シグナム「?、何時ものようにからかわれるかと思ったよ」
シャマル「ふふっ」
シグナム「なんだ?」
シャマル「貴女が軽口なんて、ね」
シグナム「変わったな……ヴィータもお前も、私も。しかし、
シャマル「悪くはない?」
シグナム「あぁ………我ら守護騎士、永久に主はやてと共に」
ヴィータ(あったりまえじゃねーか、もうはやてを独りにしたりはしねぇ
     あたしらは家族だからな、まだ小せぇ末っ子もオメーらも!あたしが守ってやる)
シャマル「えぇ……そうね」
ザッフィ「テュ、テュゥオアッー………やべ、泣くかも」

あ、やべ百合分なすぎ……八神一家は家族愛ってイメージで百合やりづらいのは自分だけ?
>>698なのはさんに暴言ならディエチという線も
701名無しさん@秘密の花園:2007/11/23(金) 20:38:34 ID:9kKGNwBV
ザッフィーwww
ええ、私もそう思います・・と言いたいところですが、シグヴィの濃厚な絡みなんてのを見てみたいアホなもんですから。
702名無しさん@秘密の花園:2007/11/23(金) 21:13:34 ID:+XDnB/tb
シグヴィの濃厚な絡みで何故か、
レヴァ剣の錆とアイゼンの頑固な汚れが思い浮かんだ。
703名無しさん@秘密の花園:2007/11/23(金) 21:35:14 ID:Ht+9ia+o
>>700
八神家は百合の宝庫だけど、家族愛もたまらないよね


ディエチの暴言っていうと・・・

フェイト「やぁ、君がディエチ?」
ディエチ「え、えっと・・・はい、そうですけど」(確かこの人ドクターが貴重な人材とかなんとか言ってた人だ・・・)
フェイト「突然だけどなのはの砲撃くらってどうだった?」
ディエチ「え?あの・・・すごく強かったです。本当に生身の人間なのかと思いました・・・」
フェイト「うん。わたしがなのはの嫁だと知っての発言かな?」
ディエチ「っ!?す、すいません!!」
フェイト「真面目に更生してるみたいだけど、残念だったね・・・」
ディエチ「あ、あの!そういう意味ではなくて!」
フェイト「じゃあどうい意味なのかな?教えて欲しいな」
チンク「わ、わたしが答えます!」
フェイト「君は?」
チンク「この子の姉のような者です」
フェイト「ずいぶん小さいけど・・・まぁいいや、答えてよ」
チンク「ち、ちいさっ!?・・・こ、この子が言いたいのはつまり、高町なのは教導官が天使のようだと言いたいのです」
フェイト「なのはが・・・天使?」
ディエチ(チンク姉それはさすがに厳しいんじゃ・・・・)
チンク「そうです!この子は言葉数が足りないので、誤解なされていたらわたしが謝ります!」
フェイト「ディエチ・・・」
ディエチ「は、はいっ!!」
フェイト「いい子だね、本当にわかってるよ。なのはは天使だ」
ディエチ「あ、ありがとうございます!」(マジで!?)
フェイト「更生がちゃんと終わったらなのはの魅力について話し合おうね。バイバイ♪」
ディエチ「はい!喜んで!!失礼します!」

ディエチ「チンク姉ありがとう。本当にありがとう・・・(ノд`)」
チンク「う、うむ・・・おまえが無事ならそれでいい」(小さいって言われた・・・小さいって言われた・・・(ノд`)
704名無しさん@秘密の花園:2007/11/23(金) 21:42:08 ID:a/3IHzn4
>>703
フェイトさん無神経すぎw

そういや最近ナンバーズの影が薄いなぁ
705名無しさん@秘密の花園:2007/11/23(金) 21:44:44 ID:p+PLR9Ig
この流れでナンバーズと言えばまだ寛仁な人が残ってるんじゃないでしょうかフェイトさん
706フェイトさんの次元航行任務:2007/11/23(金) 21:49:08 ID:baDR5A2u
・初日
朝昼晩、三回かかさず通信連絡を取る
ハーケンフォーム使用。ヒットアンドアウェイで確実に仕留める

・三日経過
一時間置きにメールを確認するようになる
フォトンランサーファランクスシフト。とりあえず殲滅。

・一週間経過
艦内待機中は写真を常に眺めるようになる
ザンバーフォーム使用。一撃必殺。それが全て。

・二週間経過
執務官室に篭ったまま出てこなくなる。
時々嬌声が漏れて来るが部屋に踏み込んではいけない。
新規配属された局員の2割がこの禁忌を侵し殉職する。
真ソニックフォーム使用。手当たり次第にかっ飛ばす。

・一ヶ月経過
ティアナ=ランスター執務官補佐に常時幻術使用命令が下りる。
ティアナ=ランスター執務官補佐も執務官室から出てこなくなる。サンダーレイジODJ使用。
法の船とは次元航行艦の事ではない。執務官室こそが法の船なのだ。

「なのはなのは好き好き大好きなのはぁ」
「あんっ……フェイト執m……フェイトちゃんそこは駄目、な、のっ……」

「シャーリーさん、あの……」
「はいみんなー、さっさと帰るよー。このままじゃこの艦沈められちゃうからねー」
707名無しさん@秘密の花園:2007/11/23(金) 21:51:31 ID:baDR5A2u
正直すまんかった。
自分でも何をしてるのかよくわからない(・ω・`)
708名無しさん@秘密の花園:2007/11/23(金) 22:25:23 ID:j/q/W5BB
>>707
駄目だこn
709名無しさん@秘密の花園:2007/11/23(金) 22:28:15 ID:Ht+9ia+o
執務官殿ヤバイだろ・・・

一ヶ月は結構我慢した方かも知れないがw
710名無しさん@秘密の花園:2007/11/23(金) 23:33:35 ID:EEohZTBp
ギン姉とドゥーエで百合百合してくれないかなあ
711名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 00:08:19 ID:c4GM18L7
昨日1日足りないものについて考えた
最近スバティアが足りないことに気づいた
わんこスバルとぬこティアナのじゃれあいが足りない
712名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 01:36:50 ID:cpVl1udd
>>710
ドゥーエからしたらギン姉はお姉ちゃんだもんな
禁断の姉妹愛が・・・

ドゥーエ「お姉様のドリル・・・素敵です」
713名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 01:46:52 ID:4EWWE3jk
姉 フェイト

| 中島姉妹

妹 数の子


こう言うことですね。っていうかドリル吹いたw
714名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 02:35:57 ID:i3gHGNZf
「ねえ、なのは」
それはとある執務官が、新人に今まさに攻撃を加えようとしている教導官の脳に叩き込んだ。
「うん、どうしたのフェイトちゃん」
「私と子づくりしようよ!!」
攻撃の手をとめることなく、クリーンヒット。
教導官は何気なくといかえすと、まもなく執務官が叫んだ。
(えっ、むり……、ってかなんでフェイトちゃんこんなに楽しそうなの?
 断っちゃ悪いかなあ、そうだよね、こんなにうれしそうなんだもん)
「ん、いいけど。でもどうするの?」
「愛を語らうんだよ、お互いの。そうすればできるってきいたから」
「誰に?」
「シグナム。そのあと何故か好きっていってくれと頼まれたけど断わったよ。だってなのはと子づくりしたいから」
「ごめん、フェイトちゃん。少し急用を思い出した」
「え、でもなのは訓練中じゃあ」
その訓練中に念話をつなげてきたのはどうなのだろうと思いつつ、なのははきくことなく早々にその場を立ち去った。



「て、テスタロッサ。……私がなにをまちがっていたというのだ、ッ」



うん、ごめん。
本スレでフェイトさんの性教育がままならないとかあったんだ。
だかr(ザンバー
715名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 02:56:47 ID:AX/xBqeX
大丈夫だ! 安心しろ! 
今書いてるネタの文の没ネタにこんなん↓がある俺の立場よりはきっt(トライデント

「流石にフェイトちゃんも子供の作り方は知っているよ。
 子供を作るには男性と女性が必要ってことは保健体育で習う前から知ってたみたいだし
 前に保健体育の時仕事で休んだ時にちゃんと確認したら
『そっ…それぐらい知ってるよ! リニスから習ったから…』って」
「何やつまらん」
「まあ…『確か…年に二回から三回、発情期を…』とか続けられた時は思わず
 リニスさんを憎むべきかプレシアさんを憎むべきか悩んだけど」
「………あの娘は時々、意外な可能性を秘めているわよね」
「私はフェイトちゃんの立場がおいしいのか、リニスさんの立場がおいしいのか悩むわ。割と本気で」
「で、訂正したら
 『えっ!? でっでもアルフの群れも大体そんな感じだったって……!?』」
「なるほどなあ、『あの娘を解き放て!あの娘は人間だぞ!』を素で行ってたと…」
「そうなるとなのはちゃんはフェイトちゃんのアシタカかしら?」
「うん、魔法少女なもののけ姫なんて初めて見たわ、アタシ」
716名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 04:35:09 ID:bJmupIeH
やはり性の知識は教導官と一緒に実技で……


「やっ・・・な、なんか変だよ・・・?」
「じゃあこっちは・・・?」
「だ、だめっ・・・これ・・・あんっ・・・!」
「ダメなの?やめていいの?」
「んっ・・・!」フルフル
「首振ってないでちゃんと言って欲しいな・・・」
「も、もっと・・・なのはが欲しい・・・」
「よく言えました。じゃあ・・・とことん気持ちよくさせてあげるの」
717名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 10:33:51 ID:FmGjvL/e
むしろ足りないのは純愛。
べっとり甘々で生クリームたっぷりななエロネタも良いけど
たまにはほんのり甘い和菓子のようなのも欲しい・・・


しかし・・・そんな事とか考えてると、生クリームプレイとか餡子プレイとか言う電波が飛んでくるから困る。
718名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 10:44:06 ID:SY6ph7i3
>>700
エロが当たり前の空気になってくると逆に初々しいというか、切ないのが読みたくなってくるよなw
719名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 10:44:36 ID:SY6ph7i3
アンカ間違えたwww
>>717
720名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 10:57:42 ID:DXZh8IDt
カリムが本当に性知識皆無だったらはやてと面白いことになりそうだが
721名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 12:33:01 ID:1zik+RO3
むしろ性知識皆無で純情な将がむっつりスケベなフェイトそんに大人の模擬戦をだな
722名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 12:54:37 ID:FmGjvL/e
>>721
逆なら解らなくもない。
つ『9歳フェイトさんに模擬戦と称して色々するシグナム』

フェイトさんがなのはさん以外に積極的に手を出すと言うのは俺には考えられないな。
723名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 13:13:25 ID:bJmupIeH
>>720
やばいw
物凄く見てみたいぞwww
誰か!誰か妄想を!
724名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 13:32:35 ID:DXZh8IDt
>>720
妄〜想〜?
そうだねぇ・・・その気になるのははやてだろうけど
最初にアクション起こすのはカリムじゃないかなぁ・・・
お茶飲んだ後カップをじっと眺めたりw、ちょっと手が触れたときに反応したり・・・
で、はやては前例(魔王様と死神)を知ってるからそういう事かと思って
抱きついたりほっぺにチューしたりアプローチかけるけど、免疫の無いカリムは戸惑ったり
拒否反応起こしてはやてから少し遠ざかろうとするけど、そこは我等の部隊長
ふとしたきっかけでカリムの寝室に入ったらもうそこからユートピア

全裸にひん剥かれたらカリムは両手で顔を覆って
「わ・・・私・・・本当に何も・・・こういう事何にも知らなくって・・・」
「ええよ・・・私に全〜部まかしとき・・・」

初体験後にはいい意味のショックで泣いちゃうんだろうなぁ・・・
それをそっと後ろから抱きしめる部隊長・・・

クソッ!何てちびだぬきだ・・・忌々しい(レジィ風に)
725名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 13:39:18 ID:cpVl1udd
部隊長もっとやれwww

「ど、どうしたの・・・・?どこか変なトコある・・・?」

なんて言われたら部隊長暴走ですよねw
726名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 13:46:43 ID:DXZh8IDt
最初は本気で抵抗するけどペロチューすると瞬く間に力が抜けるのが俺のジャスティス

翌朝、即効でロッサにばれるのもジャスティス
727669:2007/11/24(土) 14:54:30 ID:krhE7jic
書いてたヴィヴィなのが一応できたんだが流れ無視して投下してもいいかな?
728名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 14:55:31 ID:hV7x/h1D
>>727
ばっちこーい
729名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 15:04:08 ID:SKa4XydD
はりーはりー
730名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 15:06:13 ID:I9/tlxSt
щ(゚Д゚щ)カモォォォン
731名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 15:18:21 ID:A70LfztG
wktk
732669:2007/11/24(土) 15:23:46 ID:krhE7jic
皆さん、ありがとうございます。
一応注意書きです。

ヴィヴィオ(大)×なのはです。エロ有り。
なのヴィヴィはあくまで親子で近親相姦とかないわ〜と言う方はスルーお願いします。
なのはさんが物凄く駄目人間です。
フラフラしてます。
年齢設定は・・・・・・・各自脳内変換ということで。
ヴィヴィオ15歳だとなのはさん30歳なんですよね〜
まっ、外見的に全然OKなのですが。

話は、フェイトが出張中、寂しさに耐え切れなくてヴィヴィオを求めてしまい、
そのまま肉体関係をもったままズルズルといった感じです。

以上を許せる方のみお願いします。
文章が稚拙で、表現が伝わりにくい箇所多々あると思いますが失礼します。
733パパは出張中:2007/11/24(土) 15:25:48 ID:krhE7jic
いつからだろう…こんな風に彼女を拒めなくなったのは。

「良くできました♪凄く可愛かったよ!なのはさん」
「っ!////////」
羞恥で自分の顔が真っ赤に染まっていくのが分かった。
「こんなとこ、フェイトママにみられたらどうなるかな?私殺されちゃうかな?」
「!ヴィヴィオ…それは!」
「アハハ、そんな怖い顔しないで冗談だよ」
返ってきた声音はどこかからかうような響きを伴っていた。
「それにもう、ヴィヴィオは貴方を一生離さないから、ね?」
その鋭い視線に射抜かれると全身が金縛りにあったかのような錯覚に落ちいる。
そう、まるで蛇に睨まれたウサギのように。

「だから、覚悟してね♪」

無理矢理膝を割ってヴィヴィオが右足を差し込んだ。
「ちょっと、ヴィヴィオ!まだっ・・・・・」
「う・そ・つ・き」
びくりと反応してしまう身体に彼女が小さく笑ったのが分かった。
「最近、なのはさん嘘つくのヘタだね〜まっ、可愛いからいいけど」
「そんなこと・・・・・・」
「体は正直なんだよ、ほら」
734パパは出張中:2007/11/24(土) 15:28:01 ID:krhE7jic
ソコの周りをそっと指で撫でられるだけでびくびくと体が反応する。
「あ、やぁっ、あ……!」
満足そうに無邪気に笑顔を浮かべる娘に背筋が凍る。

「ねっ?」

行為後、まだ充分に潤っているソコに一気に指を突き立てられる。
「はぁっ・・・・・・・アッっん/////」
「あれ〜?さっき、あんなにしたのにまだ全然足りないんだね」
ズルリと、乱暴に指が引き抜かれる。
「っはぁはぁ・・・・・・」
その感触に、悩ましく身体を震わせ、肩で荒く息を吐く。
「んっ、おいしい。なのはさんの味」
愛液に塗れた指を口に含み、妖艶な笑みを受かべた。
次の瞬間、愛液と唾液でべちょべちょになった指を目の前に差し出された。

「えっ?・・・・・・・」
「ほら、舐めて?気持ちよくなりたいんでしょ?寂しがり屋のなのはさん」
「・・・・・はぃ」
私に選択肢なんて用意されていないのだ。
逆らうことなんて到底できなくて、差し出された指に丹念に舌を這わせた。
くちゃ、ぴちゃっいやらしい音が辺り一面に響く。

「う〜ん。やっぱり止めた!!」
不意に、私が口に含んでいた指を抜き取った。
735パパは出張中:2007/11/24(土) 15:29:29 ID:krhE7jic
「ヴィヴィオ?」
「言って!どうして欲しいか」
「えっ・・・・・・・・?」
「おねだりして。この前みたいに可愛くね♪」
「そっ、そんなことできるわけ・・・・・・・」
「駄目ぇ!可愛い声でおねだりしてよ!イキたいんでしょ?ねっ?ほら、ココびしょびしょだよ」

右手の中指でそっと、だらしなく溢れ出る愛液を吸い取り目の前にちらつかせる。
「苦しいぃんでしょ?」
嬉しそうに、私を挑発しつつ、再度愛撫を再会する。
再度始まる愛撫に身体はぴくぴくと反応して蜜が溢れ出すのを感じる。
しかし、指がソコに入ることなく、ただ焦らすように外をゆっくりなぞっていく。
そのもどかしい感覚に体が熱を挙げる。

「あっ・・・・・はぁんっ、さっ、触って…!」
「ふうん、触るだけでいいんだ?」
ヴィヴィオが耳元で囁いて、入り口を人差し指で撫でる。
「や…じわるぅっ…!入れッて、ヴぃ、ヴィヴィオの口と指でめちゃくちゃにしてくださぃ////」
「よし、いい子だね♪よく言えました。じゃあ、ご褒美あげないとね」

満足そうにイジワルな笑みを浮かべると顎をぐいっと持ち上げられ、強引に唇を抉じ開け、舌を絡め捕られる。
736パパは出張中:2007/11/24(土) 15:32:25 ID:krhE7jic
「はっ…ん…!……んっぁ!!!!!!!!!」
息を吐く暇すら与えてくれない。
必死に舌を絡め合うと、飲みきれなかった唾液がつ、と首筋を辿る。
そして、乱暴に唇を開放され、強引に仰向けに押し倒され、両手で私の足首をつかみ股を大きく開いた。

「はぁはっ、やっ////ヴィヴィオ!!……っ!ヤダっ///」
大事な部分が無防備な状態で大きく晒され、羞恥で全身が熱くなるのを感じた。
「クスっ、またそんなこと言って。こんなにしちゃってるくせに。たっぷり可愛がってあげるから」
周囲をざらついた舌でなぞり上げられ、そして、少し解れている入り口に舌先が侵入する。
敏感なところを容赦なく貪られ、ピチャピチャと音を立てて容赦なく舌が動き回る。
ピチャ、クチュ…。
瞼を幾ら瞑っていても、湿った水音はお構いなしに耳に入ってきて、情欲を煽り立てる。
「あっ、やぁっ・・はんっ…あっ!…ふぁっ…ヴィヴぃっ!」
堪えきれず体を曲げ、半ば縋りつくようにヴィヴィオの頭を抱え込んだ。
しかし、先走りの愛液をもて余すことなく飲み乾され、その刺激だけで頂点に達してしまいそうだった。
過ぎた快感から逃れようと太股を閉じようとするが、それはヴィヴィオの後頭部を一層深く受け入れるだけだった。

「あはっ♪飲んでも、飲んでもなのはさんの蜜溢れてくるよ」
「いやぁ、ヴィヴィオ言わないでぇ/////あんっんあぁっ!やっくん・・・・・・」
「ふう〜ご馳走様。じゃあ、そろそろ指入れるね?」
ヴィヴィオは名残を惜しむように愛液を舐め取ってゆっくりと唇を離した。
そして、次の瞬間――ズプッ…!

「ああぁぁ、やっやっ、あぁあ…っ…ふあぁっ…!」

いやらしい水音を大きく立てて、奥へと指が侵入していく。
愛撫によって解されたソコは、唾液を潤滑油として、すんなりとヴィヴィオの指を受け入れた。
737パパは出張中:2007/11/24(土) 15:33:54 ID:krhE7jic
「クスっ。中、ドロドロだね…動かすよ」
内壁を割りぐちゅぐちゅと卑猥な水音が響く。
体液で完全に濡れそぼったソコからは、くちゅくちゅと水音が響き、聴覚からも犯されていく。
「やぁん、やぁ…んっ…はぁっん。ひゃうぅ、あぁん」
あらゆる感覚で犯されひたすらに喘ぐことしかできない。
快感に染められた頭は完全にその回転を停止し、欲望に忠実となった口からはありえない台詞が簡単に零れていく。
「気持…ち、いい…よぅっ…もっと…、奥までッ…あ…ッ」

―ズプッ、グチュッ・・・・・・・・・・・

浅く、深く、抽出が激しく繰り返される。
何度も突き上げられれば、愉悦の嬌声と陶酔の涙を塞き止める術無く、垂れ流すしか無い。
指の本数が増やされ、指の動きが速まり背中がビクリと跳ねる。
「あ、ああああんっ!イイ……っ!ふあっ!」
過ぎた快感と熱が思考をぐちゃぐちゃに侵食していく。
「あんっ、あっ、やん!…ひゃっう!もっと」
気がつけば、ヴィヴィオの指の動きに合わせて、だらしなく腰を振っていた。
「腰まで動かして、まったくなのはさんは本当にいやらしいね。最高だよ」
体内で暴れ回る快感と言う名の嵐が、解放を訴える。

 ――…ズプッ、ズッ!

「そろそろかな?」
「あっあぁぁぁぁ!イッ……ちゃ…ぅ…イ…――…くっ…!!」
ビクンビクンと身体を震わせて、絶頂に達した。
738パパは出張中:2007/11/24(土) 15:39:28 ID:krhE7jic
「あっ、はぁっはぁはあ・・・・・・」
肩で荒い息をしている私の頬にヴィヴィオがそっと口付けを落とした。
「はぁはっ、ヴぃヴィぉ・・・・・・」
「凄く可愛かったよ。なのはさん」

満足気に笑みを浮かべる。
その時

『なのは』

一瞬、朦朧とした意識の中でヴィヴィオの嬉しそうなサディステックな表情が、真紅の左眼が大好きな人なあの人と重なった。
なんで、こんなところだけ似ちゃったんだろう?
こんなことをしている私が貴方とヴィヴィオを重ねるなんて、おこがましいにも程がある。

「ふぇいとちゃんっ」

それでも、私は無意識にその名を紡いでしまった。
739名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 15:41:09 ID:AIStypBI
やっくんで噴いた
740パパは出張中:2007/11/24(土) 15:41:49 ID:krhE7jic
滲んだ視界で、どうにかヴィヴィオの顔を見つめると、何故か瞳を細め、苦しげな表情のヴィヴィオがいた。
なんとか、力を振り絞り上体をお越し、問いかける。
「…ヴィヴィ……?」
何だか、今にも泣き出しそうな、見ているこっちが哀しくなるような、そんな悲愴な表情を浮かべていた。

「・・・・・・・・なんで?!!!」
いきなり、正面から両肩を力強く掴まれる。
「!!くっ・・・・・・ヴィヴィオ?」
血が滲むほど強く肩に食い込む爪に思わず顔を歪める。
「なんで!?なんで、あの人の名前を呼ぶの!!!!!!?」
「ヴィヴィオ・・・・・・・・」
「私を見てよ!貴方が泣いてるのに、寂しい思いをしてるのに帰って来ないあの人なんか・・・・・」
ポタっ、ポタッ。
ヴィヴィオのコバルトグリーンと真紅の瞳から大粒の涙が流れ落ちた。
「ううっ…うっ…ひっく……」
先程の様子からとても想像できない姿に少し驚きながらも
「ヴィヴィオ…泣かないで」
気付けば、私はヴィヴィオの頭に手を伸ばし、撫でていた。

「マっ・・・マ…?」
何をされているのか、飲み込めない、そんな表情はとても幼く見える。
何だか、可愛い。
うん、やっぱり何だかんだでまだ子供なのだ。
「ねぇ…ヴィヴィオ」
固まっているヴィヴィオに、フワリと笑いかけ小首を傾げた。
741パパは出張中:2007/11/24(土) 15:43:34 ID:krhE7jic
「私はフェイトちゃんと同じくらいヴィヴィオのことも好きだよ」
「本当?」
涙をしまい、眼をキラキラ輝かせながら、上目遣いで尋ねてくるヴィヴィオ。

「あっ、えーと意味は少し違ってくるかもしれないけど・・・・・・・・」
「・・・・・・・なのはさんは本当にズルイね」
「ごめんね。卑怯で」
「でも、なら話が早い、ね?フェイトママと一緒なら」
「へっ?ヴィヴぃオ?」

不気味なほど、爽やかな笑顔とを浮かべたヴィヴィオが私を両腕で組み敷く。
あれ?さっきまで泣いてたはずじゃ?
あまりの態度の翻しの速さに血の気がサッと引いていくのが分かった。
「ってちょっと!?ヴィヴィオ?」
「私がもう少し頑張ればなのはさんの一番になれるんだよね?」
「いや、だから、ヴィヴぃ!!!!んっん」
私の必死の訴えも虚しく、その後何度も体を貪られた。
742パパは出張中:2007/11/24(土) 15:45:11 ID:krhE7jic
「はぁ・・・・・・・・なんでこうなるのかな?」

寝息を立てている相手に小言を並べても仕方ないんだけど。
「あぁ〜こんなトコにまで・・・・・・」
体中に咲く、無数の真紅の花びらを見て苦笑を浮かべる。
「これ、なんてみんな言い訳しよう・・・・・・まったく、どうしょうもないな〜」
私も、ヴィヴィオも。

無邪気な幼い寝顔だけはあの頃と変わらないまま。
あんなことをされたはずなのに、不思議と彼女を怒る気は起きない。
この安らかな天使の表情に毒気を抜かれてしまったのだろうか?
それとも、一ヶ月も帰って来れない愛しい人へのいっぱいいっぱいの抵抗だろうか?
分かっている。
頭の隅では分かっている。
どうしょうも無いことなのだと。
慣れてたはずだった。
いつから、私はこんなに弱くなってしまったのだろう?

「ごめんね・・・・・フェイトちゃん」

やっぱり寂しいのは本当で、心の隙間をヴィヴィオが埋めてくれているのも事実。
今、寂しさに壊れないでいられるのは紛れもなく、ヴィヴィオのおかげなのだ。
こんな風に考えてしまうの自分はもう染められてしまっているのだろうか?

「私、最低だね・・・・・・・・・」

虚しく涙が零れ落ちるのを塞き止めることが出来なかった。
743パパは出張中:2007/11/24(土) 15:47:01 ID:krhE7jic
「・・・・・・・・なのはさん?どうしたの?」
「っ!!!!!?」

隣で、寝ているはずの彼女から突然言葉が振ってきた。
何故か、ヴィヴィオはこういうことには凄く敏感だ。
でも今は、今だけは気づかないで欲しかった。
「うぅん、なんでもないよ?」
「うそつき・・・・・・・なら、顔を見せて?」
「・・・・・・・・・やだ」
力なく擦れた声が情けなく放たれた。
顔を上げられずにいると、ゆっくりと、困った表情のヴィヴィオが近づいてきて、一瞬だけ唇が重なった。
そして、目じりに溜まった涙をそっと掬い取っていく。

「泣き虫さん」

真っ直ぐ私を見つめるその表情は、笑っているが、どこか憂いを含んでいて。
「一人で泣いちゃいやだよ。全部、一人で背負ったらやだよ」

寂しそうに小さく笑い、優しく背中腕を回され、ヴィヴィオの豊かな胸にすっぱりと治まった。。
そっと頭を抱き寄せられ、後ろ髪を撫でられる。
温かい。
自分の中の汚い物が少しづつ消えていく、そんな錯覚に囚われた。
トクン、トクン。
互いの鼓動が共鳴する。
とても懐かしい感じがして、心が満たされていくのを感じた。
744パパは出張中:2007/11/24(土) 15:48:27 ID:krhE7jic
「今日は、こうやって寝てもいいよね?」
「うん・・・・・・・・・・」
「そう、よかった。おやすみ、なのはさん」
「おやすみ、ヴィヴィオ・・・・・・・・」

しばらくすると、また穏やかな規則正しい寝息が聞こえてきた。
ほっと、安堵し溜息を小さく吐く。
もう、彼女の鼓動のおかげで今はヘンなことを考えずにすみそうだ。

「ねぇ?フェイトちゃん。早く帰ってきてくれないと私、ヴィヴィオに・・・・・・」

小さく呟いた矛盾の言葉と流れ落ちた一筋の涙は静かに宙に溶けた。
745669:2007/11/24(土) 15:55:42 ID:krhE7jic
以上です。長々と失礼した。
なのはさんの思考が一貫してないのは、実は凄く寂しがり屋で脆いんだよ!
ってことにしておいて下さい(汗)
お眼汚し失礼しました。

ちなみにフェイトさんは、連絡をとってしまうとなのはさんに会いたくて
仕事つかずになってしまうので、なのは断ちを頑張ってます。
でも、そろそろ我慢の限界で瀕死状態になってると思われます。
浮気がばれた時の話、誰か書いてください!
746名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 16:01:51 ID:bJmupIeH
GJ!
罪悪感を感じながらもヴィヴィオを拒めないなのはさん……
フェイトさんに早く帰って来て欲しいような、欲しくないような……
747名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 16:04:21 ID:2+KLpEfE
嫉妬フェイトそんみてーっ><
748名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 16:12:55 ID:A70LfztG
GJ
寂しがり屋ななのはさんもいいなぁ
フェイトさんにばれたらどうなるのかも是非見てみたいなw
749名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 16:17:43 ID:/WqTdYM9
さて、続きは誰が書く?
750名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 16:31:00 ID:2JE9GPRx
>>745
GJすぐる!!!

でも、フェイトそんの禁なのは(?)はいつまで続くのだろうか…
きっと、帰って来た瞬間からなのはさんと情事に(ry
751なんのひねりもない話 ◆34IETlJpS6 :2007/11/24(土) 16:46:35 ID:FmGjvL/e
それは・・・魔法も不思議もない、ごく普通のある日の事
フェイトはなのはの家で夕食をご馳走になっていた。
二人が出会い、友達になってから丁度一年。その記念にと、お祝いをすることになっていたのだ。
「フェイトちゃん、お醤油取ってくれる?」
「あ、うん。えぇと・・・・これ、だよね」
フェイトは少し迷いながらも自分の近くにある黒い液体の瓶を手に取ると、なのはに渡す。
「にゃはは・・・これはソースだよ」
「あ・・・そ、そうなんだ。わたし、こっちの事はまだよくわからなくて・・・」
「こっちのドロドロしたのがソースで、そっちのサラサラしたのがお醤油なの」
「ドロドロがソースでサラサラがお醤油・・・ドロドロが・・・」
フェイトはちゃんと頭の中に刻み込むようにと、口の中で何度か繰り返す。
なのはは、そんなフェイトの微笑ましい努力を嬉しそうに見詰めていた。
「うん、ちゃんと覚えたよ。 今度は間違えない」
「それじゃあ改めて・・・・フェイトちゃん、お醤油取ってくれる?」
「うん。どうぞ、なのは」
フェイトの取った瓶の中では・・・
確かに、黒い液体がユラユラと揺れていた。

5年後
「フェイトちゃん、お醤油取ってくれる?」
「はい、どうぞ」
フェイトは醤油差しをなのはに手渡した。

10年後
「フェイトちゃん」
「うん、なのは」
フェイトは醤油差しをなのはに手渡した。

50年後
なのははフェイトの方へチラリと目を向ける。
フェイトは静かに微笑むと、なのはに醤油さしを渡した。
瓶の中の黒い液体は・・・・変わらず、ただユラユラと揺らいでいた。
752名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 17:16:26 ID:iQ4DlQlr
>>745GJ
あの世界で30歳といっても外見年齢は低そうなんだがw
みよさんは相変わらずGJですな、深まっていく過程がいい
>>749職人さんがそれぞれ書いたら楽しそうだな、シリアスとかギャグとか趣味趣向がバレるがw
753名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 17:37:32 ID:gGoH6MMY
>>751

GJ!!
もう何も言わずとも通じ合える二人が良い〜
十代から夫婦臭をしたたらせているなw

でもこの二人は還暦を迎えても相変わらずいちゃこらさっさっ
としていそうwww
754名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 17:54:28 ID:DXZh8IDt
魔法が使える女の子は・・・


外 見 が 変 わ ら な い の さ ! ! ! ! 
755名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 18:04:46 ID:Ph7WvEQT
なんという飛天御剣流……違いますかそうですか。
756913:2007/11/24(土) 19:15:11 ID:akkG/j0H
749が続き書けみたいなこと
言うからつい書いてしまった。
ID:krhE7jicさん済まない。
757913:2007/11/24(土) 19:16:49 ID:nP7pJFUX
理解出来なかった。
いや、頭の中では目の前の光景が
どういうことか解っていたが、
理解したくなかった。
私の目の前には愛する家族―、
なのはとヴィヴィオが抱き合っている。
別にそれは構わない。
母親と娘が抱き合うことじたいには、
何の問題も無い。
むしろ微笑ましいぐらいだ。
問題は、二人の格好だ。
何故―、なんでなのはとヴィヴィオが裸なのだ?
758913:2007/11/24(土) 19:20:44 ID:x1QvoB9z
「ふぇ、フェイトちゃ…ひぁ?!」
なのはが私の存在に気付いたのか、
嬌声をあげながら私を見上げる。
その姿は、既に息絶え絶えといった様子だ。
「あは…、フェイトさん…帰ってたんですか?」
対するヴィヴィオは余裕だ。
なのはの下で腰を振りながら、私を見つめる。
いや、それは見つめるというより、
睨んでいるといったほうが正しいだろう。
そもそもヴィヴィオが私のことを『フェイトパパ』
ではなく、『フェイトさん』と他人行儀で呼ぶことは
この15年間、無かった筈だ。
私を睨みながらも、ヴィヴィオの腰は止まらない。
むしろ激しくなっているようにも見える。
その度になのはは艶な声で鳴き、ヴィヴィオの顔が
狂喜に染まる。
やめろやめろやめろ…!
その声を聞いていいのは私だけだ。
その顔を見るのは私だけでいいのだ…!
759913:2007/11/24(土) 19:22:58 ID:AgkAVg+L
「ヴィヴィオ…、これはどういうこと…?」
腹の中の煮えくりかえる想いとは対照に、
私の口からでた声は冷や冷やしたものだった。
「どうもこうも…、なのはさん、
いや…、なのはは私のものになったんですよ。
もうあなたの妻じゃ無いんです。
ねぇ、なのは?」
「ひゃ…、ちが…、ひぃ!?」
「違わないでしょ?
なのはは私のもの
まだそれがわからない?」
そう言って、ヴィヴィオはなのはに振る
腰をさらに激しくする。
パンパンと肌のぶつかりあう音が
部屋に響き、
室内の空気がよりいっそう淫靡なものになる。
760913:2007/11/24(土) 19:24:37 ID:nIVlkhnj
「ヴィヴィオ…、なのはを離しなさい…
なのはは私の妻なの。
あなたのものじゃない…!」
「嫌ですよ。
あなたのような人になのはは任せられません。
どうしても離させたければ力ずくで
奪ったらどうです?」
そう言ってヴィヴィオは私に挑戦的な目を
向ける。
上等だ。なのはが誰のものなのかわからせてやる…!
761913:2007/11/24(土) 19:27:55 ID:qmOcntyK
今はここまで。
…っていうか続きのネタが思いつかないZE!
一応アンケート。
この後ギャグでしめるのと、
シリアスでいくのどっちがいいですかね?
762名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 19:41:49 ID:DXZh8IDt
>>761

    シリアスで、たのむ
三ア がんばってりょうほうだ
    うん、ギャグでいいね

なのはさん!ヘタレとる場合かーーー!!!
763名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 19:45:39 ID:yMIq9rmY
ヴィヴィなのGJです!

シリアスがいいですね。
これはヴィヴィオがなのはさんを手にいれてほしい…
なのはさんのそばにいて、支えてあげたヴィヴィオが報われてほしいんだ。
764名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 19:55:59 ID:SKa4XydD
断固ギャグで。

ていうかなのはを食べたヴィヴィオをフェイトが食べちゃってそのまま一家でくんずほぐれず、を妄想してたのはナイショだ。
765名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 20:13:50 ID:hV7x/h1D
つい定番の「なのはさんをイかせた方が勝ち」の勝負になだれ込む展開を妄想した
766名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 20:25:58 ID:hC7h6Vf8
シリアスが見たい!
767名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 20:30:33 ID:Ph7WvEQT
ぜひシリアスで。
768名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 20:45:35 ID:1zik+RO3
これでフェイト振られたらカワイソすぐるw
二人を養うために禁なのはしてまで仕事頑張ったのにww


でもそんな幸薄フェイトそんは大好きだ
769名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 20:49:44 ID:cpVl1udd
いや、今度こそBGMにprayを流してヴィヴィオと戦って欲しいね
770名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 20:52:22 ID:/WqTdYM9
シリアスでお願いしたい
だがそうなると浮気した本人であるなのはさんが………
うん、とりあえずフェイトは壊れようか
771名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 20:54:30 ID:2JE9GPRx
シリアスで、最後の最後にギャグ(
772名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 20:56:10 ID:6z10HNV8
険悪な家族はなんとなく嫌だなw
最終的になのはさんがキレt
773名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 21:06:49 ID:DXZh8IDt
てっきり魔法血戦かと思ったら屋上での素手ゴロ
ダブルクロスカウンターがきれいに決まり、目覚めた時には二人そろってママの膝の上・・・

べ、別にギャグがいいなとか思ったわけじゃないんだからねっ!
774913:2007/11/24(土) 21:53:45 ID:ntrqWoa/
少し目離していた間にレスついてて吹いたw
こんな駄分にありがとうございます
今日明日は書けないだろうけど、頑張ります
775913:2007/11/24(土) 22:07:43 ID:L+SfsMIZ
>>774
駄分→駄文
orz
776krhE7jic:2007/11/24(土) 22:21:45 ID:krhE7jic
913さんありがとうございます!
本当にあんな駄文章の続きを書いていたただけるとはv
しかも、修羅場キタキタ!
どうしよう・・・この後言い争う、二人を見て情けなく泣き出すなのはさんしか想像できないw
自分の中のなのはさんがへタレていくorz
続き、楽しみにしてます!
777名無しさん@秘密の花園:2007/11/24(土) 22:25:27 ID:5tAuMJP+
なのはさんは今ある幸せや愛情を失うのに臆病な印象があるので
その二人がガチでもめたらヘタれそうだなぁ。
778913:2007/11/24(土) 22:29:57 ID:kDqwFhGd
>>776
いえいえ、貴方の素晴らしい原文あってこそです。
私はいらない蛇足を付け加えたようなものでして…
とりあえず明日の為に今は寝ます。
779名無しさん@秘密の花園:2007/11/25(日) 01:22:40 ID:47k1Ia0m
深夜に何をと思うかも知れないけどみんな

ぱふぱふって好きかい?
(胸に顔を埋めるあれ)
780名無しさん@秘密の花園:2007/11/25(日) 01:46:08 ID:prc78a7M
>>779
好きだぞ
781名無しさん@秘密の花園:2007/11/25(日) 01:47:49 ID:3TSkVrcH
部隊長の専門分野ですねw
782名無しさん@秘密の花園:2007/11/25(日) 01:48:12 ID:LbfIskQX
シリアスを!
783名無しさん@秘密の花園:2007/11/25(日) 01:51:14 ID:47k1Ia0m
ありがとう。書くわ
残念ながらなのフェなんだぜ
そして甘々、ちょいエロなんだ
シリアスはちゃんと後ろから抱きしめてで書くから勘弁して
784名無しさん@秘密の花園:2007/11/25(日) 01:51:56 ID:cBolvcce
>>779
なのクエのラスボス白き魔王なのはの特技だろ!?
あれで何人もの勇者(某執務官)、戦士(某副隊長)、武闘家(某勇者王)に寝返られ全滅したことか…
785名無しさん@秘密の花園:2007/11/25(日) 02:06:09 ID:fcrWhlDJ
愛の宣告
「わたしをまもりなさい」
786名無しさん@秘密の花園:2007/11/25(日) 02:43:25 ID:3TSkVrcH
>>783
これはwktkして待ってろってことですねw
787(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/25(日) 03:20:36 ID:ahgFLsic
|


>>689
788(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/25(日) 03:23:56 ID:ahgFLsic
|・)ピチピチ!ミスッタ……なんたる不覚

>>689
ヴィータの扱いが難しく,時期外れになりましたが…ちょっと書いてみました.
お目汚し,ご期待はずれかもしれませんが.

以前から書いてたチンク→ヴィヴィとは無関係という事でどうか.
まぁ,似たような感じになってますけども…
789(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/25(日) 03:24:41 ID:ahgFLsic
1.『小さいってことは良い事だ』

「あ?あんだてめぇ?」
なのはの娘―――高町ヴィヴィオを連れての散歩中.
出張中のなのはに頼まれて仕方なく,そう仕方なくなのはの家に向かい,一人で居留守しているヴィヴィオを連れて
散歩し始めたのが丁度ニ時間と三十分前.
厳しさママの所為でいつもは行けない所に行きたい,なんて要望を出され,仕方なしに,なのはの家の近所にある公園ではなく,
懐かしい六課跡…いまや隊舎しか残っていないが…に訪れた.
海に面した隊舎の外から,海を見れば洋上遥か上を飛ぶウミネコのニャーニャーという声を耳にする事ができる.
『猫って空もとぶんだね!』とはしゃぐヴィヴィオにどう説明すれば良いものか,と少しばかり悩み,
『あいつは特別なんだ.すげーやつなんだぜ』などと応えれば,『すごーい!』と,目を輝かせてあたしを見つめるヴィヴィオ.
その姿に,ついなのはやテスタロッサのように可愛いと思ってしまった.
なのはやテスタロッサ…はやてはおいといて,あいつら二人の小さい時なんて可愛いとは思った事も無い.
にも関わらず,その娘は非常に可愛らしいと思える.言葉にして告げる気はなく,その代わりに頭をがしがし,と撫でてやれば,満面の笑み.
色の異なる瞳が,綺麗だった.艶やかな髪は,綺麗だった.
ヴィヴィオが成長すれば,きっと大層な美人になる事だろう…そう,こいつも,いつかあたしを超えていく.
大きくなり,なのはのように,あたしの頭を撫でるようになるのだろうか?
『ヴィータお姉ちゃん!』と言いながらあたしを撫でる大きくなったヴィヴィオの姿を想像し,だーっ!とアイゼンを振り回したくなった頃だった.
遠くから,様相に似合わぬ灰色のコートに身を纏い,片目を眼帯で覆った小さな奴が歩いてくる.
その立ち振る舞いは,幾度もの戦場を潜りぬけた歴戦のそれだった.
周囲の気配を警戒し,いつでも戦闘態勢を取れるように両の手は自由に.わずか聞こえる金属音はナイフだろうか,それがコートの中から聞こえる.
よく見てみれば,そのコートも防弾,防刃仕様.コートの内側に着ている小学校の制服みたいなものが,非常にアンバランスだった.
そんな物騒な奴にアイゼンを手に取り,警戒していれば・…
「ここにいたのか,ヴィヴィ.探し回ったぞ」
「あ,チンクちゃん!」
あたしを無視してヴィヴィオに声を掛け,それに応えるようにヴィヴィオがあたしの下から走り出す.
にぱ〜っと嬉しそうに笑みを浮かべながら,そのチンクとやらに抱きつくヴィヴィオ……
なんだよさっきは嬉しそうにお姉ちゃんお姉ちゃん言ってたのに…なんて思ってない.思ってないぞ…
アイゼンを握り締める力が増したのは事実だが.
「全く,約束を忘れるとは…ひどいぞヴィヴィ」
「あ……あー!……ご,ごめんねチンクちゃん」
「こうやって会えたので良いさ」
790(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/25(日) 03:25:14 ID:ahgFLsic
なんだか二人で勝手に話が進んでいるわけだが…それよりも,なんだこいつは?と思い,つい口に出たのが先の言葉.
「おまえこそ,何者だ?」
不遜な,不適な笑みを浮かべながら,けれど,少しの苛立ちを含みながら,抱きついたヴィヴィオを庇うように,見えないように
あたしに殺気を伴う視線を送ってくるチンクとかいう奴.
瞬間,血管がぶちっといきそうだったが……………あたしは,大人だ.
ちっこいガキの言葉一つでぶちきれるはずがない.…そうさ,あたしは大人だからな.
アイゼンがベルカ訛りの発音でイタイッス!とか言ってるが無視だ無視.
「……あん?ただの保護者だよ保護者」
その言葉に,一瞬呆然とした後,チンクの瞳が柔らかさを覚える.
「…それは,失礼した.私は,チンクという.ヴィヴィの……その,同級生だ」
ヴィヴィオに抱き締められたままでは躰を傾ける事はできなかったのだろう,躰を傾けようとして…失敗し,代わりに,と会釈してくる.
その礼儀正しい態度,言葉じり,挙動…それらを見れば,そんな風には思えない.
探してた,との事なので多分ヴィヴィオを心配しての先程の態度だろう.抱き合いながらのその姿は些かやりすぎだと思うが.
なのはとテスタロッサに比べればまだましかもだが……あいつらならきっと人の目なんざ気にせずぶちゅーっとやるに違いない.
「そんな風にみえねーけどなぁ?………あぁ」
と,頭のてっぺんから足元までの短い距離,ヴィヴィオと大差のないその距離を見れば……
「…まぁ,なりはそんなもんか」
コートの下の制服は本当に小学校の制服か…確かにランドセル背負ってヴィヴィオと一緒に歩いていれば…似合うだろう.
『チンクちゃん遅れるよ〜』『こら,ヴィヴィ走るんじゃない』『ほら,ヴィータお姉ちゃんも早くー!』
なんて,通学風景を想像すれば楽しそう…なんて…思ってないぞ.
と,考えていれば,ふいに,思い出す.
確か,戦闘機人のうちの一人が釈放後,小学生になったとか…そうか,こいつが.
だから,こそ,これ程の気配なのか……のわりに,こいつ六課襲撃やらの時も,箱舟でみてねぇな?
他の戦闘機人とは段違いだろう.…全員知ってるわけじゃないが…こいつなら…わりと楽しい戦いが出来そうだ…っと,
うちの将みたいな発言は控えよう.あんなになったらおしまいだ.
恋するオトメのように,テスタロッサが,テスタロッサが,と言っているような奴になったら色々とお仕舞だ.
見てる分には面白いんだが……恋に燃える烈火の将なんて,冗談にもならん.
「っ……そちらこそ,保護者というわりには…?」
あたしの言葉に,痛い所をつかれた,という表情を示すチンク.
あたしの躰を頭から足元までじっくりとなにやら言いたそうに…いやまぁ,実際言ってるが.
「あーわりかった.そんなつもりは無かったんだ.
つかさぁ,おまえらよりあたしの方が絶望的だぞ?」
791(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/25(日) 03:25:55 ID:ahgFLsic
「私達の事を……?」
不思議そうな表情をしながら,けれど一瞬警戒したのか手がコートの中に入ろうとして…止まる.
相変わらず抱きついてスリスリしているヴィヴィオがいたのもそうだが,あたしが握りっぱなしにしてたアイゼンを片付けたからだろう.
コートに入れようとしていた手は止まり,代わりにと…ヴィヴィオの頭を撫でる.
なんかちっさいころのなのはとテスタロッサみたいだなこの二人…まぁ,あいつらには勝てねぇだろうが.
「あぁ.立ち振る舞いで分かったよ.まぁ,別にそれは良いんだけど.
こんななりでもあたしはお前より相当年上だからなぁ……お前の気にしてる事も分かるって事だ」
「―――!!」
「詳しい事はいえねーけど,あたしはずっとこのまんまだ.今までもこれからも,ずっとだ.
成長の余地があるおまえの方が…羨ましいぞ」
そう.はやてや,なのはや,テスタロッサのようにいつかみんなあたしを越えて行く.
いつだってそうだ.これからだって…そうだ.
一緒に成長し,一緒に年を取り,一緒に…かはわからないが,いつか命を終える.
それが,羨ましいとさえ,思う.幾ら人間らしくなったからといって,成長するわけでもないのだ.
リインフォースの御蔭で,死は得る事が出来た.
けれど…あたしはこれからも,はやてが亡くなるまでずっとこのまま.
そんな事を考えていれば,抱きついたままヴィヴィオがこちらを向き,笑みを浮かべる.
その姿は,愛用ののろいうさぎ人形よりもずっと…可愛くて,つい赤面してしまう.
あぁ,そうだ.こいつを見守っていってやらないと…な.
いつかなのはがいなくなった時は,あたしが…ついててやるよ.だから,その時は心配しなくて良いぞ,なのは.
はやてを見守った後は,こいつを見守ってやるよ.それに,リインもいるしな…
寝るのは…それからだ.
などと,ちょっと感傷的な事を考えていれば……
「師,とお呼びしても宜しいか?是非,あなたの名前を」
と,チンクがヴィヴィオを引き剥がしあたしの手を掴みながら…うれし泣きしそうな表情で…口にする.
そんなに理解されていなかったのかチンク.ちっこいからといってなにやら色々言われたのだろう,その思いが如実に表情に出ている.
まぁ確かにチンク以外の戦闘機人は比較的背が高く,乳もでかいから尚更か.それに…世間的には小学生扱いってのがクリティカルだろう.
「あー……ヴィータだ.とりあえず,師はやめてくれ,さすがに」
「では,ヴィータ姉と……」
「いやまぁ,いいけどよ・……とりあえず…ヴィヴィオを」
置いてけぼりを食らったヴィヴィオが……拗ねているわけで.
「チンクちゃん!ヴィータお姉ちゃんまで……ぶーぶー!」
792(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/25(日) 03:26:30 ID:ahgFLsic
物凄い勢いで拗ねている.なのはママに言いつけてやるーなんて言わない所がヴィヴィオの良い所だが…
さて,弟子承認試験を行なおうか.
「チンク…とりあえず,ヴィヴィオを頼む」
これが解決できたらお前は晴れてあたしの弟子だ.がんばれチンク.



見事ヴィヴィオをなだめたチンクの弟子入りを許可し,ヴィヴィオに折角だからとのろいうさぎ人形をプレゼントしつつ,
帰宅後,三人一緒に風呂に入り,つるん,ぺたーん,とした互いの自己主張の無さに,苦笑しつつわずか涙を濡らしたのももう90分程前の事.
成長しないのは仕方ない.と言いつつも三人でぐびぐびと牛乳を.
多分,一番大きくなるのはヴィヴィオだなぁ,と思い,思ってしまえばその親友…以上かはさておき,弟子の不憫さにちょっと涙.
だが,あたしにも教えられる事がある,と始めた講義はそろそろ終盤に差し掛かっていた.
「いいか,チンク.天は乳の上に乳を作らず,乳の下に乳を作らない.だから,その事に悩むのはもう止めにするんだ.
ぺたんでもたゆんでも乳は素晴らしい!」
「は,はい!ヴィータ姉!」
ホワイトボードに文字を書きながら,せっせとメモ帳にあたしの言葉を書き取りながら講義を受ける弟子の真剣さに,喜びを覚える.
その弟子の隣で遊んで遊んで,と弟子のコートをいじったり,肩を揺らしたりしているヴィヴィオの姿.
手の中にいる先程,チンクと一緒に買ってやったのろいうさぎ人形はむぎゅーっと潰れ苦しそうだった.負けるなウサギ.
まぁ,しかし,潰されるのろいうさぎは可哀想だが,ヴィヴィオが喜んでくれているのだから,と思えばどこか微笑ましく思う.
他方,弟子も弟子でヴィヴィオにちょっかいを掛けられるのが嬉しそうで,たまに,ヴィヴィオの頭を撫でたりしている.
それにくすぐったそうに身もだえするヴィヴィオが,今度は座ったままのチンクに抱きつき,もそもそと躰を摺り寄せている.
講義中だぞ!なんて怒るのも馬鹿馬鹿しい.仲良き事は良い事だ………とはいえ,顔近付き過ぎだおまえ等.
「世の中には,あたし達のようなのが好きな奴らもいっぱいいるんだ.そうだろう?ヴィヴィオ」
「うん.チンクちゃん大好き!…あ,ヴィータお姉ちゃんも!」
照れるチンクと対象的にちょっと膝が砕けて倒れそうになるあたし.
とってつけるような存在なのか,あたしは…それでも好きと言ってくれるだけましか…さて.
「よし!それでは今日の講義は終りだ!」
「有難う御座いました!」
「ヴィータお姉ちゃんまたねー」
よしよし,と二人を撫でながら,次の講義は来週だ!と意気揚揚と教室となったなのは宅の一室を出……おや?
がし,と全身に拘束感.
まったく,なのはのやつ設置型のバインドなんて家の中に配置しておくなよ…ほんと仕方ない奴だなぁ…
793(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/25(日) 03:27:11 ID:ahgFLsic
なんて,現実逃避しながら前から来る足音に耳を済ませていれば……
ガシャコン,と鳴る良く知った音が.
「うちの娘に何教えてるのかなヴィータちゃん?………熱があるなら頭冷やしてあげようか?」
―――Stanby Ready
「一緒にザンバーもどう?今なら大安売りだよ.ヴィータ」
―――Get Set
来週の講義は中止かなこりゃ…てか,出張中だろうなのは……
「そうだよ,次元航行部隊まで出張して,旦那さんを連れてくるってお仕事」
「もう,なのはったら旦那さんだなんて……」
「あー,うん,とりあえず言いたい事は多々あるが,覚悟はできた」
―――ヴィータちゃん,潔いねっていうなのはの微笑む姿,それがあたしの本日最後の記憶だった……



2.『どっちも正義!』


つるんぺた〜ん,と音が鳴る.
さながらヴィヴィのママの故郷にあるという,ししおどしのような…そんな音.
顔を上げ,つるん,下を見るたびに,ぺた〜ん,と鳴り響く音.うむ,風流だ.
いや,まぁ,実際に鳴っているわけではないのだが…と,私,チンクは風呂場で自身の体躯を見ながら思う.
自身の躰を見下ろしてみれば,見えるのは股間と足.
いや,もう妹達の視線が知りたくて仕方が無い,なんて思っていたのも先日までの事.
今では,それはそれで良いのだ,と思うに至った.
それもこれもヴィータ姉の御蔭である.小さくて何が悪い!小さくても良い事もあるのだ.
見よこの躰,と腰に手を当て,姿身に映る自身の躰を見て,満面の笑みを浮かべる私.
―――あぁ,なんてぺったんこなんだ.
……そうはいっても直に納得できるわけはなかった.
極力気にしないように,気にしないようにしてはいるものの,まだヴィータ姉のような境地には至れない.
私の精進が足りないのだろう……こんな事ではヴィータ姉に見捨てられてしまう.
……ともあれ,あのようなお方がいるとは思いもよらず,ヴィヴィに感謝.
そんなヴィヴィといえば,先程から湯船につかってぼ〜っとしていた.
794(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/25(日) 03:27:47 ID:ahgFLsic
そう,ここはヴィヴィの家のお風呂場.
ヴィータ姉が,ヴィヴィの母親達に連れて行かれたのも,もう数時間前.師のその姿に哀愁すら感じたが,私にはそれをどうにかできるはずもない.
そうこうしている内に,ヴィヴィと二人きりでの食事を取り,その後に再びお風呂,に入るに至る.
日に何度も風呂に入る,というのも世間ではどうか分からないが…まぁ,私も風呂は好きな方であり,一緒に入ってはや20分.
躰を洗ったり,髪を洗いあったりしている内に何故だかそれくらい経ってしまった……
ヴィヴィの躰を直視するのが恥かしくて時間がかかった,というわけではない…と言いたい.
そうして,ヴィヴィが先に湯船につかり,私は姿見で自分の姿を確認していた,というわけである.
「ねぇ,チンクちゃんチンクちゃん」
「ん?どうしたのだ?」
「ヴィヴィオね,ヴィヴィオね!おっきくなったら,大きいんだよ!」
……何事,と思って即座にヴィヴィの方を見れば――――――何故?
「えへへ〜変身完了!」
でっかいヴィヴィオがそこにいた.
「あ,秘密だよ?ママも知らないんだからね!…チンクちゃんだけだよ」
と,大きくなったヴィヴィが私に言ってくる.それは,嬉しい事なのかどうなのかはさておき.
柔らかかった顔の輪郭は,母親に似ていくらか鋭くなり,髪は長くなり,腰元まで届いているだろうか.
すらりと伸びた四肢は,浴槽を埋めつくすかのように………そして,そして…たゆ〜ん.
自然と,視線は自身とヴィヴィを言ったり来たり.
「えへへ〜おっき〜でしょ?」
指先で持ち上げ,水面の上を下をちゃぷんちゃぷんと,いったりきたりするその様よ.
同じ事を妹達にやられて,苦い思いをしていた記憶が蘇ってくる.
ドクターも何故,私とオットーだけこんな躰に…
多分,というか間違いなくヴィヴィに悪気はない.
「チンクちゃん,チンクちゃん…こっちきてこっち!」
大人っぽい様相となったヴィヴィに呼ばれ,なんだかんだと思っていたものの,私はヴィヴィのいる所へと,
浴槽へと…入ろうとしてヴィヴィに捕まる.
「つかまえた〜.いつもチンクちゃんに抱きついてるからたまには交代!」
と,むぎゅっと捕まれ,実った乳房に押し付けられる私.
湯の温度だろうか,いいや…多分これはヴィヴィの体温.
抱き締めるように頭をそこに押さえつけられ…そうして伝わってくる暖かく,そして柔らかい感触に,私は言い得ぬ幸福を感じていた.
小さい私の躰が全てヴィヴィに包まれているような,そんな錯覚すら感じる.
こんな風に,優しく抱き締められた事はない.
795(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/25(日) 03:28:22 ID:ahgFLsic
それが,こんなにも気持ちの良いものだとは……
「ヴィヴィオは,今のままのチンクちゃんでも全然良いよ…」
「ヴィヴィ?」
「チンクちゃんがずっとこのままでも,ヴィヴィオはずっと一緒にいるもん…だから…」
―――あぁ,ありがとう,ヴィヴィ.
「約束,だなヴィヴィ」
「うん.ヴィヴィオはチンクちゃんとずっと一緒にいる!」
「嘘付いたら,ヴィヴィのママに頼んでSLB100本だぞ」
ディエチが食らったあれより尚威力があるそうな.まぁさておき.
「う……そ,それは嫌.…けど,そんな罰いらないよ.だって,一緒にいるってきめたもん」
「そう…か」
暖かいヴィヴィに包まれ,次第に眠気さえ覚える程に穏やかになっていく.
あぁ,ずっとこのままでいたい,ヴィヴィと二人きりでずっと…そう思いながら,ここに至り漸く理解する.
―――ぺたんでもたゆんでも乳は素晴らしい
というヴィータ姉の言葉を………おや?
796名無しさん@秘密の花園:2007/11/25(日) 03:32:20 ID:2T1J6Xfm
支援

>一人で居留守しているヴィヴィオ

なんというひきこもり
797(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/25(日) 03:39:59 ID:ahgFLsic
いじょー.お目汚しまくり失礼.

いつのまにかヴィ(母性に近いLove)→ヴィヴィ←チンク(Love)
ちびっこ3人衆仲良くなる,という感じに……うーん,力量不足.
続きは,黒いヴィヴィオさんが出てきてしまったりしたので,割愛という名の自重.

>>783
wktkwktk(ω・`ミэ)ピチピチ

>>796
支援thxー.
Σ(ω・`ミэ)ピチピチ しもた……居留守→留守番でお願いします


それでは,いずれまた.

ししおどし|(ω・`ミэ)ピチピチ
798名無しさん@秘密の花園:2007/11/25(日) 03:52:10 ID:47k1Ia0m
GJ
この主にしてこの騎士というか流石はやての騎士だねw
大きさは関係ない!全部いい!
799名無しさん@秘密の花園:2007/11/25(日) 04:09:40 ID:LHTT31OS
和菓子ヴィータ
800 ◆k1m2.Fa0dM :2007/11/25(日) 04:57:20 ID:prc78a7M
StSのサウンドステージ01聞いてたらすずかはエロキャラという電波が飛んできた
お肌すべすべとか言ってフェイトに触ってるし、はやての揉み行為は許容してるし
中韓嵐の相手して疲れているのかな?

ということですずか×アリサです
すずかがエロキャラで腹黒です




アリサ「なのはたちミッドに帰っちゃったね」
すずか「はやてちゃん、もう少し自分の時間を持ってもいいのに」

アリサ「ところで、すずか」
すずか「なに、アリサちゃん」
アリサ「この手は何?」
すずか「何って女の子同士のスキンシップだよ」

アリサ「今までしていなかったのに何故突然?」
すずか「はやてちゃんがね、なのはちゃんとフェイトちゃんは
    ミッドに行ってからも揉んであげてるんやけど
    アリサちゃんには手が回らんから頼むって」

アリサ「あのエロダヌキめー、すずかに何吹き込んでるのよ
    すずかも真に受けて実行しない!
    胸を揉むのはセクハラなんだからね!」
すずか「はやてちゃんはよくて、私じゃだめ?
    はやてちゃんは揉んでもよくて、私がするとセクハラ?
    アリサちゃんは私のこと嫌い?」
801 ◆k1m2.Fa0dM :2007/11/25(日) 04:57:42 ID:prc78a7M
アリサ「あーもう、泣くな、泣くな、
    はやてが禁止しても懲りずにしてくるから諦めていただけで
    すずかは大事な親友なんだから、泣かないでよ」
すずか「本当、じゃあ私も
    はやてちゃんみたいにしていい?」

アリサ「それとこれとは話が別でしょ
    セクハラは許さないんだからね」
すずか「アリサちゃん、やっぱり私のこと嫌いなんだ」

アリサ「あー、もういいわよ、
    揉む揉まないで泣き落としまで使われたんじゃ、かなわないよ」
すずか「ほんとう?アリサちゃん」

アリサ「たーだーし、揉んでいいのは私だけなんだからね」
すずか「それって、私をアリサちゃんの特別な人にしてくれるってこと
    そうよね、浮気はだめだよね」

アリサ「ちーがーう、はやてといい、すずかといい、
    これ以上親友から性犯罪者を出さないためなんだから
    勘違いしないでよね」
すずか「アリサちゃんも駄目だよ」
アリサ「は?」

すずか「たとえはやてちゃんだって駄目なんだから
    私以外の人に揉ませたら、駄目なんだからね」
アリサ「だからそんな関係じゃないって言っているでしょ
    もー、はやてったらお土産持ってこなかったと思ったら
    なんてお土産残していくのよ、今度帰ってきたらとっちめてやるんだからー」

以上
802 ◆1gx5q3Ma8Y :2007/11/25(日) 14:29:46 ID:8xuGzRK1
ヴィヴィとヴィータや、なのフェヴィの三つ巴とかが求められている中、流れを無視
して、いちゃいちゃの続きです。


今までのアンカーをつけておきます。

>>54-59

>>238-242

>>437-441

>>652-656
803今日はいちゃいちゃの日なの ◆1gx5q3Ma8Y :2007/11/25(日) 14:31:20 ID:8xuGzRK1
 そうして、DVDを3本もダラダラと見続ければ、いくら横になっているだけでも
お腹は減る。時間的にもお昼を過ぎているのだから、当然といえば当然か。
「お昼……どうしようか……?」
 丁度、今見ているのが終わったタイミングで、どちらからともなく、訊ねあう。
 ここで視聴をいったん打ち切り、昼食にすることに決するのに時間はかからなかっ
た。メニューもあっさり決まって、カルボナーラという事になった。近くの美味しい
レストランで売っているものと、パスタの袋とソースの缶が、荷物の中に入っていた
そうだ。
「朝はなのはが作ったから、お昼は私がつくるよ」
 フェイトが言うと、異論は全く無いのか、なのはは頷いて返した。
 自分の上に寝そべっていたなのはが身を起こすと、フェイトはそそくさと立ち上が
り、そのまま、キッチンの方へ向かった。
 ダイニングテーブルの上につくねられた、白いエプロン。
 両手でそっと持ち上げ、軽く顔を埋めてみる。微かになのはの体臭が香るような気
がした。だが、こんな事をしている時ではないと軽く頭を振る。
 拡げて、自分の身体の前にあてがうと、はだかの上にエプロンをつける初めての感
触が新鮮で、かつ恥ずかしい。
 頬を染めながら、上の紐を首の後ろで結び、続けて、腰の紐を結び終わったそのと
き、後ろでカタンと音がした。
 え? っと振り返ると、なのはが椅子を引いた音だった。
「な!……なのは?」
「ん? なぁに?」
 慌てるフェイトと反対に、いかにも当然という様子で、なのはは椅子に腰を降ろす。
テーブルに両肘を立て、組んだ手の甲に、おとがいをちょこんと乗せる。
804今日はいちゃいちゃの日なの ◆1gx5q3Ma8Y :2007/11/25(日) 14:32:49 ID:8xuGzRK1
「あ……あの……出来たら呼ぶ……から……」
「ううん。たいしたことないから、待ってるよ」
 そう言って、微笑むなのは。
 だが、フェイトにとっては、非常に「たいした事」がある状況。はだかにエプロン
一枚の姿を、じっとなのはに見られてしまうのだから。
 思わず知らず、エプロンの裾を引っ張って、なるべくお尻を隠そうと試みるが、く
りんと丸い、張りのある豊かなヒップがそんなもので隠れるはずが無い。
 それに、胸だって胸当ての部分から丸みのある外周がはみ出し、喉元の下には、ブ
ラをつけた時程ではないが、くっきりと谷間が作られている。
 エプロンとしては大きめだが、フェイトの身体を隠すにはてんで足りない。
 そんな慌てるフェイトを、少し上気した顔のなのはが、まさしく舐めるように見つ
めている。
 そんなに見ないでと、抗議するべきか、フェイトは少し迷った。
 なのはの裸エプロンを、自分はちょっとしか見なかった。だから、自分の裸エプロ
ンも、ちょっと見るだけにして欲しい。それが公平というものだとフェイトは思う。
 でも、なのはの様子を見ると、梃子でも動きそうにない。フォトンランサー・ファ
ランクスシフトでも使わないと、ここからどうこうする事は無理だろう。といっても、
なのはのブラスタービットのシールドは鉄壁の防御だし、抜けるかどうか、わから
ない。
 そんな事を悶々と考えながら、パスタを茹でるナベを用意し、湯を沸かす一方、ソ
ースの缶を缶きりで開け始める。だが、後ろが気になって仕方が無い。
 ちらと見れば、なのはは先ほどとまったく変わらない姿勢で、こちらをじっと見て
る。
805今日はいちゃいちゃの日なの ◆1gx5q3Ma8Y :2007/11/25(日) 14:36:14 ID:8xuGzRK1
 思えば、このメニューは裸エプロンをじっくりと鑑賞するには、実に都合が良い。
 茹でる時の熱湯が危ないが、それ以外はナイフも使わないから、もじもじしたり、
後ろを気にしながらでも何とか作れてしまう。まんまとハメられてしまったという事
か。
 一方で、湯の沸くのを待っているフェイトは、不思議な心地よさも感じていた。
 女性は視線には敏感である。なのはがこっちに視線を注いでいるのは、痛いほど判
る。
 好意を寄せる人が、自分の肢体に興味を持つことに、羞恥心は感じても、決して嫌
悪は感じない。むしろ嬉しい。だから嬉しさと恥ずかしさから動作がぎこちなくなり、
ますます愛しげにみつめられるという、際限の無いエスカレーション。
 もし、そっと立ち上がったなのはに、後ろからぎゅっと抱きすくめられたりしたら……
 そんな幸せな事を考えてしまい、鍋に塩を、そしてパスタを投入する手が震えてし
まう。
 実際には、なのはは座ったまま、薄く笑ってじっとフェイトを見つめているだけだっ
た。ちらちらと振り返りながら、恥ずかしそうに調理をしている後ろ姿は眼福である。
惜しむらくはメニューが比較的簡単だから、割と時間が短いことだろう。
 現に、そうこうしているうちに茹で上がったようで、フェイトはパスタ鍋からパス
タサーバでフライパンの方にパスタを移している。
 フライパンでは缶から移したホワイトソースが温められているから、これと軽く絡
めれば出来上がり。
「……できたよ」
 盛り付けが終わった皿を2枚、左右の手に持ってフェイトが振り返る。左手の皿を
なのはの前に置くと、自分も椅子を引いて座った。
806今日はいちゃいちゃの日なの ◆1gx5q3Ma8Y :2007/11/25(日) 14:39:14 ID:8xuGzRK1
「じゃ、いただきまぁす」
 なのはが言って、早速フォークを手に取る。その笑顔をみると、フェイトはなんだ
か嬉しくなってしまう。6課に来る以前、キャロやエリオが小さかった頃、やっぱり
食事の時に感じた嬉しさと似ていた。
「うん、美味しいよ。フェイトちゃん」
「わ……私は温めただけだよ……」
 褒められて、フェイトは照れて頬を赤くした。実際、これで昼食を作ったとは言い
難い内容だと自分でも思う。
「でも、フェイトちゃんの愛情がはいってるよ」
 何とも陳腐な殺し文句。相手が他の人ならば、いくらフェイトでも顔を顰めたに違
いないが、なのはであれば、頬を染めて俯くくらい効果があった。
 取り留めの無い話をしながらの楽しい昼食。裸でのテーブルにも少し慣れたのか、
フェイトも話に応じ、味を楽しむ余裕が生まれていた。
 フェイトが午後はどうするのかを、さり気なく訊いて見たら、「ん〜」と言ったき
りでごまかされてしまった。やはり、のんびりと過ごすつもりのようだ。
 激務続きではあったから、確かに一日、何もしないでゴロゴロしているという選択
肢は、フェイトにはありがたい。なのはも新しい教導任務が終わったばかりだそうだ
し、たまにはこんな一日の過ごし方も良いだろう。
 パスタだけなので、それぞれ1.5人前の皿を片付け、昼食タイムはお仕舞い。皿や
フライパンを軽く片付ける。
 それから、なのは、フェイトの順で手洗いを使う。次は映画のDVDらしいから、
準備万端に、というわけだ。
807今日はいちゃいちゃの日なの ◆1gx5q3Ma8Y :2007/11/25(日) 14:41:25 ID:8xuGzRK1
  裸で使用するという、違和感満載の手洗いから出たフェイトは、ふとその側にある
洗濯機に目を留めた。
 白いその筐体は、しーんと静まっており、動いている様子はない。フロントパネル
も見てみたが、LEDひとつ点いてないから、停止しているのだろう。
 ドラムの前のフタをあけ、中の洗濯物に軽く触ってみると、ほのかに温かい。
 洗濯機の前で、暫く立ち止まっていたフェイトは、やがて意を決し、中から衣類を
取り出しはじめる。
 ディープパープルのはフェイトの下着。レモンイエローのはなのはの下着。それと、
管理局の制服が2着。それを胸に抱えて、フェイトは部屋へと戻っていった。
「なのは、これ、終わってたよ」
 言いながら、ローテーブルの上に洗濯物を置く。
 それを見たなのはが、はっとした後、ちょっとだけ寂しそうな表情を浮かべたのを、
フェイトは見逃さなかった。
「掛けておかないと、制服がシワになるからね」
 至極当然の事を言いながら、ハンガーを二つ、持って来ると、制服とタイトスカー
トをそれに掛け、壁のフックに手際よく吊るす。だが、なのはは座ったまま動かない。
 前に残ったブラとショーツを、まるで「マテ」と言われた仔犬のように見ている。
 ちょっとからかってみたくなり、フェイトは自分のディープパープルのブラを拾い
上げた。なのはがそれを目で追いかける。
808今日はいちゃいちゃの日なの ◆1gx5q3Ma8Y :2007/11/25(日) 14:42:33 ID:8xuGzRK1
 わざとらしく胸の前で拡げたりして、ちらっとなのはの反応を見たが、あまり意地
悪をしても可哀想なので、フェイトはそれを手早く畳んだ。
 なのはが、「着けるんじゃないの?」という顔をする。そしてすぐにフェイトの意
を察し、嬉しそうな顔になった。
「明日まで、ここでいいかな?」
 なのはのレモンイエローのブラも畳むと、ベッドの枕元の棚に置く。恥ずかしくは
あったが、それはこれからの時間も、ふたりで裸で過ごすという意思である。
 なのはの傍らに腰を降ろし、甘える仔猫のようにスリスリと裸の身体を摺り寄せれ
ば、なのはも負けじと身体を摺り寄せ、頬にキスしたりする。
809 ◆1gx5q3Ma8Y :2007/11/25(日) 14:43:26 ID:8xuGzRK1
相変わらずいちゃいちゃです。なのはさんだけでは不公平なので、フェイトさんも裸
エプロンにしてみたりしました。

なんだか、山もオチもない話になって来ている感じで、物足りなかったからすみませ
んです。
810名無しさん@秘密の花園:2007/11/25(日) 14:44:22 ID:s8mSz9+x
GJ
811名無しさん@秘密の花園:2007/11/25(日) 15:58:09 ID:VqtHc4bX
GJ。いちゃいちゃはいい!心が癒されるv
812名無しさん@秘密の花園:2007/11/25(日) 16:36:13 ID:3TSkVrcH
GJ!
もうね。甘すぎますよw
続きに期待してます!
813名無しさん@秘密の花園:2007/11/25(日) 17:07:28 ID:doMXCRpr
ちょっ、GJGJGJGJ!!!
裸エプロンのフェイトさんかわいい〜・・・ハアハアハア
なぜだかフェイトさんには羞恥系が似合うなw

なんだかんだで、服を着てしまうのかとと心配してしまうなのはさんが可愛かった。
814名無しさん@秘密の花園:2007/11/25(日) 21:53:28 ID:n7QHCH2A
なのフェイかわいいよなのフェイ


この二人がいちゃついてるとなんかお腹いっぱいになるぜw
815名無しさん@秘密の花園:2007/11/25(日) 22:01:47 ID:ROV0Y06q
GJ!
いちゃいちゃ最高w

なんだろ…だんだん二人が裸だということが当たり前になってきて
読んでて全然違和感がなくなってきてるんだけどwww
続き楽しみに待ってます!
816名無しさん@秘密の花園:2007/11/26(月) 01:05:00 ID:dt2xi4r/
自分は風邪をひいてしまったわけなんですが…

なのはさん達は風邪ひいたらどうなるんだろう?

なのはさんが風邪の場合
フェイトさんは、物凄く心配しそう。
仕事も手につかずに、ティアナに「あたしがやっておくんで帰ってください」(早く帰れに近い意味で)とか言われそう
もちろん新ソニックで即行帰宅


フェイトさんが風邪の場合
仕事を最速で終わらせて帰宅
栄養の有りそうなご飯作って食べさせてあげる
ほんのり赤い顔したフェイトさんを襲いたくなるのを我慢


ダメだ…
あとは任せた…
817名無しさん@秘密の花園:2007/11/26(月) 01:58:21 ID:/5O6eXgh
なのはさんにはフェイトさんが
アリサさんにはすずかさんが

はやてはっ!?
はやてはどうしたらいいんだ諸君!
ヴォルケンの皆さんは家族のような・・・
リインUにいたっては娘のような・・・
ある意味完成している八神一家の家長にだれか愛をっ!
(八神一家に愛が無いわけじゃないよー)

ってことで、はやてとヴィヴィオの組み合わせなんてどうだろう?
年の差カップルとか大好きな俺の妄想なんだけどな
818名無しさん@秘密の花園:2007/11/26(月) 02:17:55 ID:URaMlDsf
はやてには聖王教会のあの方がいるだろ

はやてとヴィヴィオか・・・
新しい試みだな


>>816
なのはさんの心の葛藤が浮かぶw
「だ、ダメだよ・・・フェイトちゃんは今病気で苦しいんだから我慢しないと・・・・」


スバティアだったらティアナのツンデレっぷりが見られるかもね
「バカは風邪ひかないって言うけど、あれ嘘みたいね」
「ひ、ひどい・・・」
「はいはい、あたしはひどいわよ。いいから寝なさい」
「いじけてやる・・・」
「どうでもいいから早く治しなさいよ・・・。あんたがそんなだと困るんだから・・・」
「え?」
「うっさい!さっさと寝ろって言ってんの!」
819名無しさん@秘密の花園:2007/11/26(月) 02:20:04 ID:n5S2K0CN
ヴィヴィはやは個人サイトで見たこと有る。
なかなか良かった。
820名無しさん@秘密の花園:2007/11/26(月) 02:26:43 ID:M7loxWiq
その組み合わせならいろいろ平和でいいな!
家族中も縺れることも無くてw
しかし、なんで本編でカリムとあんなに繋がり薄かったんだ?
折角、はやてだけ特別枠だったのにorz
821名無しさん@秘密の花園:2007/11/26(月) 02:43:56 ID:dt2xi4r/
昨日買った同人誌がはやカリっぽくて思わずニヤけてしまったよ
822名無しさん@秘密の花園:2007/11/26(月) 07:52:52 ID:Pz1O0QlO
カリムは33才なので……
823名無しさん@秘密の花園:2007/11/26(月) 08:24:40 ID:mBR1bwjE
はやてには年上が似合うイメージがある
824名無しさん@秘密の花園:2007/11/26(月) 10:28:21 ID:0FeaZo4k
はやヴィヴィが成立した場合

なのはさん=魔王
フェイト=魔王の嫁
ヴィヴィオ=聖王
はやて=夜天の王

はやてが高町家に嫁ぐと、高町一族だけで時空制圧できてしまうのではあるまいか


825名無しさん@秘密の花園:2007/11/26(月) 11:30:05 ID:bDcOYOiD
シャマル×はやてでOK
826名無しさん@秘密の花園:2007/11/26(月) 11:50:52 ID:mBR1bwjE
>>825
書いてくれ!!
827名無しさん@秘密の花園:2007/11/26(月) 12:00:52 ID:BpII0ABT
シグナム×シャマルは八神家の夫婦だと思うんだ。
828名無しさん@秘密の花園:2007/11/26(月) 12:16:12 ID:+8hGuwAq
>>827

つまり

   リインI==はやて
       |
    ―――――
    |    |   
 シグナム==シャマル
       |
   ――――――
   |      | 
  ヴィータ==リインII


※実線は親子ないし姉妹、二重線は婚姻関係を示す。
という三世代家族と考えればおk?
829689 :2007/11/26(月) 12:20:34 ID:Jhu79vCj
>>788
まあ、自分の思ってるのと違うが、これはこれでGJ!
妄想を形にしてくれて、あんがとー
830 ◆JhF0qDQSSc :2007/11/26(月) 15:10:16 ID:naLRtPml
カリム「あら、いきなり訪ねてくるなんて珍しいわね、はやて」
はやて「カリム…」
カリム「…シャッハ、ちょっと席外してもらえるかしら?」
シャッハ「はい。…ごゆっくり」

ぱたん

カリム「いらっしゃい、はやて」
はやて「うっ…ぐすっ…カリムぅ…」
カリム「よしよし。またつらいことがあったのね?
根詰めて仕事したらだめっていったでしょう」
はやて「ええもん。そのぶんカリムのおっぱいまくらで癒してもらうもん」
むぎゅー
カリム「はいはい。…たまには守護騎士の皆にも甘えたら?」
はやて「あかん。それは…主として…見せられん…すぅ…すぅ」
カリム「あらあら…おやすみ、はやて」


やはりはやカリがダントツで好きだな。
しかし、八神家はどのカップリングでもおk
831名無しさん@秘密の花園:2007/11/26(月) 15:44:20 ID:bR6kW33K
GJです

漫画版A's ではやてがなのは&フェイトに泣きつくシーンを思い出したよ
はやては守護騎士みんなを思ういい子なんだよね
832名無しさん@秘密の花園:2007/11/26(月) 16:26:20 ID:t4BrM+TA
俺の最近の主食ヴィヴィチンキテタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!
(ω・`ミэ)ピチピチさんあんた最高!
833名無しさん@秘密の花園:2007/11/26(月) 19:11:32 ID:dXls7jGq
ここではやてさん争奪戦にフェイトさんを参加させたいはやフェイ派の俺が来ましたよ

フェイトはなのはさんの嫁?
でもそんなn(ブレイカー
834名無しさん@秘密の花園:2007/11/26(月) 19:13:18 ID:fmKWbSrP
空気を読まずになのはの浮気にキレるフェイトを待ってます
835名無しさん@秘密の花園:2007/11/26(月) 19:26:10 ID:ywlTFp1W
むしろフェイトの浮気疑惑に怒るなのはさんが見たいんだぜ
勿論フェイトの浮気は勘違いで
836名無しさん@秘密の花園:2007/11/26(月) 19:30:12 ID:URaMlDsf
最近はヤンデレ化が多かったからね
普通に夫婦喧嘩が見てみたい気もするw

しかしフェイトさんは怒る前に落ち込んじゃいそう
「どうしたのフェイトちゃん?」
とかなのはさんに聞かれて、泣き出しそう
837名無しさん@秘密の花園:2007/11/26(月) 19:31:06 ID:Eog6kVhj
フェイトさんがガチ浮気して怒ったなのはさんも浮気する
ドロドロの展開を・・・あれちょっとピンク色の光と黄色い光がこっちに向かってるな
838名無しさん@秘密の花園:2007/11/26(月) 19:41:28 ID:FBMj4Lkn
空気を読まず誰も書かないであろうフェイトvsヴィヴィオ(上の方々が書いてたものの続き?)
しかも、ヴィヴィオENDを書いている俺は相当異端児w
839名無しさん@秘密の花園:2007/11/26(月) 19:53:43 ID:hM7LGumM
>>838
まっていたよ!
そしてヴィヴィオEndとは……最高だ。
これはwktkがとまらないっ!!
840名無しさん@秘密の花園:2007/11/26(月) 20:39:43 ID:dXls7jGq
よし
じゃあ傷心のフェイトさんをはやてさんが慰めている内に二人が恋に落ちていくという無理やりなはやフェイ妄想の準備しながらwktk
841 ◆34IETlJpS6 :2007/11/26(月) 20:51:49 ID:bDcOYOiD
なのフェイ狂信者としては対抗せざるを得ない(`・ω・´)
842名無しさん@秘密の花園:2007/11/26(月) 20:52:23 ID:tAjGBZBd
何この対抗レースw
みんながんがれww
843名無しさん@秘密の花園:2007/11/26(月) 20:58:04 ID:URaMlDsf
なら自分は全く関係ないはやカリを妄想するよ
844名無しさん@秘密の花園:2007/11/26(月) 21:37:29 ID:hM7LGumM
なのヴィヴィ⌒*(・∀・)*⌒
845名無しさん@秘密の花園:2007/11/26(月) 22:11:03 ID:Pz1O0QlO
いっそママ2人共籠絡しちまえばいいんだ。

「はぁっ、ヴィヴィオ、そんなにいじくらないでぇ……やんっ」
「ゆるしてヴィヴィオ、これ以上されたらママ達壊れ、あぁっ」

「ふふ、なのはさんもフェイトさんも可愛いですよ。
もっと、もーっと可愛がってあげますからね……♪」
846名無しさん@秘密の花園:2007/11/26(月) 22:12:00 ID:anaw9ZgW
>>845
その発想はなかったわ
847名無しさん@秘密の花園:2007/11/26(月) 22:33:07 ID:sKTkQ12P
>>845
なんという性王
848名無し娘:2007/11/26(月) 22:34:26 ID:/OdmOxOR
1万年と2千年前から、なのフェイ愛してるwww

そろそろなのフェイのSSが読みたい空気読めない私☆
できたらシリアスなのが読みたいな〜(^ω^) 
849名無しさん@秘密の花園:2007/11/26(月) 22:56:11 ID:hgfE+61A
>>845
それはなんかありだな

>>848
空気の読めなさっぷりに吹いた
同じくなのフェイシリアスが読みたいわ
850名無しさん@秘密の花園:2007/11/26(月) 23:53:39 ID:URaMlDsf
http://upload.jpn.ph/img/u03466.jpg
http://nov.2chan.net/b/src/1196088217227.jpg

甜菜
なのヴィヴィ分の足しにしてください
851名無しさん@秘密の花園:2007/11/26(月) 23:57:11 ID:CuLCU+i7
ヴぃヴぃヴぃっヴぃヴぃっヴぃヴぃヴぃヴぃv!!
なのヴィヴィよいなあ!
ヴィヴィオは大人でも子供でも、いいw
852名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 01:28:31 ID:9ixGAE9R
なんかヴぃヴぃはフェイトそんがこの10年間こつこつ積み上げてきたものを
すごい勢いで飛び越してしまったのがなんともw
確実に特別枠だもんな〜フェイトそん可哀想orz
853名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 01:37:37 ID:coBUWeT8
そういう断定するような言い方は避けたほうが・・・
854名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 01:43:40 ID:PI9QAgos
ヴィヴィなのすきだが、フェイトさんも割と特別な枠にはいっているとおもうぞ。
というより、なのはとフェイトってお互いがお互いに特別なのかもな。
ヴィヴィオは飛び越したというか、なのはにとっての特別な存在になりえたのは、
それこそ本当にイレギュラーだった。
フェイト以上ともいえるし、フェイトとおなじくらいだともいえる。


まああれだ。
フェイなのもヴィヴィなのも楽しもうぜってことだ!
855名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 01:44:06 ID:8fgAMAFe
フェイトさんもまた特別でしょう
子どもと、嫁に注ぐ愛はまた別物ですよw

「あ、あのね、なのは」
「なーに?」
「ヴィヴィオはまだ子どもだよね」
「え?そうだけど・・・」
「だから特別になのはを貸してあげてるんだ」
「・・・・」
「ヴィヴィオはもう寝ちゃったし・・・その・・・・」
「はいはい、おいで、フェイトちゃん」
「なのはぁ♪」
「あーもう、かわいいなぁフェイトちゃんは」
フェイトさんの頭をやさしく撫でる
「えっとね・・・なのは分が足りないんだ・・・・」
「ふぇ?なにそれ?」
「なのはとこうしてたいってことだよ・・・」
「じゃあわたしもフェイトちゃん分が足りないなぁ」
「そっか・・・じゃあもう少しこのままで・・・・」
「・・・・わたしはもっと早く補給してもいいんだけどね」
「へ?そ、それは・・・も、もうちょっと経ってからにしよう?」
「わかってるよ、フェイトちゃん。もう少ししてからね」
「んぅ・・・なのはの匂いがする・・・」
なのはの柔らかい二つの山に顔をうずめる
「は、恥ずかしいよフェイトちゃん・・・///」

ヴィヴィオにはヴィヴィオ
フェイトさんにはフェイトさんの時間があるんです
856名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 01:46:01 ID:coBUWeT8
書くの速すぎスゲェw
857名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 01:49:16 ID:8fgAMAFe
>>856
こんなんでいいなら結構浮かぶよw
一日の半分近くなのフェイが頭の中にいるからねw
858名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 01:53:41 ID:VscQtBai
>>857
あなたの頭の中に住みたいw
859名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 01:55:41 ID:Dy9zyupA
>>855
>子どもと、嫁に注ぐ愛はまた別物ですよw

こんなんかくから駄目なんだろ。
ヴィヴィオにとってのなのはと、なのはにとってのヴィヴィオの間にある感情を
恋愛と思ってるやつもいる。
自分のようにね……(;△;)
860名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 02:01:03 ID:8fgAMAFe
>>859
あーそういう意味ではなくてですね・・・
自分の中でヴィヴィなのは、禁断の愛的な意味があってですね
もちろんヴィヴィなのも自分は有りっていうか好きですよw

勘違いしてしまったなら申し訳ない
今回はフェイトさんを守って(?)あげたかったんです
861名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 02:10:11 ID:Dy9zyupA
そっか、勘違いしてしまっていたよ、
すまない……
862名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 02:12:12 ID:N6KJ0Uwc
なのフェイは最高!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
863名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 02:14:07 ID:VscQtBai
平和に行こうじゃないか

こういう論争(のような物)が起きるのも、キャラとカプへの愛があってのことだから一概に悪いこととも言えないけどね

と、シグフェイ好きの発言
864名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 02:17:09 ID:PI9QAgos
あ、じゃあ俺なのヴィで。

いや、あの二人が絡んでるのって、大好きなんだ。
865名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 02:25:49 ID:KhdzWY/U
普段なのフェイ好きだがフェイはやも好きなんだ。
意地っ張り部隊長をあの手この手で甘やかす執務官の構図が大好きなんだ。
身長差的にもおいしいし。
866名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 02:34:40 ID:W1tO7v5i
はやフェイでなのはさんが嫉妬してヤンデレ化するのとか見たいな。
某サイトになのはさん→はやて→←フェイトのいい感じのssがあったが、
これをなのはさん→フェイト→←はやてで見てみたい。
「私のフェイトちゃんを取らないで」的な。
867名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 02:35:19 ID:9ixGAE9R
>>865
フェイはやはフェイトさんがきちんと王子様しててヘタレないとこがいいよなv
はやてもいい感じにデレててv
868名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 02:36:47 ID:IT+mdBIa
「私のフェイトちゃんを取らないで」的なのって確かにあんま見ないね。逆はある気がするけど
869名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 03:01:36 ID:Dy9zyupA
なのハーレムな動画があったな
870名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 03:03:02 ID:GXG1xTqF
>>869
kwsk
871名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 03:13:36 ID:9ixGAE9R
>>866
なのはの矢印がフェイトへ向いたら大体両思いになるからかなり難易度高いなw
それ相応のイベントが必要だな。うむ

>>870
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm1216971
多分これ。アカウント持ってなかったらすまそ
872名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 07:48:33 ID:07LPY6qW
>>868
なのはさんが言っても、「お前が言うな」になること多いからなぁ。
873名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 07:59:47 ID:rqMd3i6F
はやフェイ派の同士が居たようで感動した

なのフェイはなんかな、完成されすぎwすでに夫婦の域だしw
もう少し不安定な百合が好み
はやフェイとか!

なのフェイを重度の共依存だと考えると他キャラと絡めて楽しくなるよ。
そのキャラとの関わりによって依存が解消されてく、みたいな
シグナムとか
ヴィータとか
ヴィヴィオとか
はやてとか!
はやフェイとか!!
874名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 08:13:45 ID:OWdZA1s/
でも、共依存っていったら六課に入る前のスバティアも結構そんな感じが
いや、ティアがスバル依存だっただけか
だが、しかし

というか、どんな人間関係であれ、世間一般には依存じゃないとされている関係でも
相手に依存してるところはあると思うわけっすよ
だから、あんまり百合カプを依存みたいに言うのってどうなのかなあって
依存解消の結果が別の百合カプなら大歓迎ですが
875名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 09:16:57 ID:13ENiIaf
なのフェイだとフェイトが頑張るんだけどヘタレる、なのはがそれを受け止める
フェイはやだとフェイトはかっこくよてヘタレない、はやてはデレデレ
なのはやだとなのは空回り、はやてちょっとツンデレ風味
こんなイメージがある。
876名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 11:10:30 ID:pd7OMgHS
フェイ×なのが俺にとっては一番だなぁ
全期通じて抱き合う場面があるのがイメージを助長するわ
877名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 11:29:43 ID:4KK5CRYX
だな。なのはさんが純粋に女の子に見える時だ
格好良くて王子だけどフェイトはヘタレが良いな
878名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 13:39:20 ID:coBUWeT8
>>873
分かるなー
3期になってなのフェイ熱がだいぶ冷めた
ほんのりとすれ違ってそうな感じが好きなので
879名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 13:53:24 ID:uj2LwZPq
今更ながら、なのフェイヴィヴィの話の特典みたが

奈々さん最後の方必死でワロタwww
880名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 14:55:46 ID:VscQtBai
>>879
kwsk

我らの奈々様か必死になるなんて…
881名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 15:55:46 ID:pd7OMgHS
>>880
寂しかったと言うゆかりに飛んで帰ってくるから、とかメールもバンバン打つよとか
少し微笑ましいと思ったよ
882名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 16:08:07 ID:njDxv8Ri
それなんてリアルフェイなの?
奈々さん素敵すぎるな
883名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 16:26:11 ID:VscQtBai
>>881
奈々様素敵すぎるw
スレチなのは承知だが奈々様萌えるwww
884名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 16:47:32 ID:BLz+boIP
中の人どうしのSS書いてる人とかもいたけど
そんな人たちなのかw
885名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 17:18:18 ID:5MIBhzcd
中の人ネタを使ってなのフェイを想像するんだ!!





それでも、なのヴィヴィにキレるフェイトが頭から抜けないorz
886名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 17:51:05 ID:uj2LwZPq
かなりうろだけど…

ゆかり嬢が

まぁ今回の話は…なのはとユーノがラブラブだってことで

に対して奈々さんは
えっ! ちょっとまって とかw

頑張って稼ぐよ?
とかねw
887名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 17:56:13 ID:N6KJ0Uwc
ツボを分かってらっしゃる!!!
さすがだ
888名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 18:28:11 ID:8fgAMAFe
>>886
奈々さんwww

しかしこの前ゆかりんも「なのはちゃんとフェイトちゃんがラブラブなんだよー!」って言ってたからなw
やはり夫婦なんだね
889名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 18:30:01 ID:P4kFEJgO
目を見て話そう(意訳)が非常によかったよ奈々様w
890名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 19:03:56 ID:rqMd3i6F
中の人公認wwwww
891名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 19:27:29 ID:jyZ0o9KW
しかしなのはの心はティアナ(中の人)に夢中なのであった…
892名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 19:29:06 ID:PI9QAgos
ぶwwww
だがなのティアすきだから問題はない!
893名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 19:35:49 ID:BLz+boIP
そんななのはさんの気を引くためにがんばって稼ぐフェイトか
894名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 20:17:01 ID:CC+U7VBG
あれ、このスレの住民的には周知の事実じゃないのかW<DVD5巻

とりあえずまんまなのはとフェイトとユーノの会話でしたよ、と。
確か、ヴィヴィオはユーノの変身で、なのははユーノが好きだったけど
(ここでなのはがフェイトから視線をそらす
→フェイト、必至になってなのはの顔を見ようとする)
疎遠になってきて、フェイトとくっついたら
フェイトはエリキャロ引き取ってそっちばっか構うし
ユーノはフェレットじゃ構ってもらえないから幼女に変身、
三人の関係に亀裂が入った、となのはが締めたら
フェイトが必死に「稼ぐよ?すぐ帰ってくるよ?メールだって……」
というんだけどなのはは「だっておうちで待ってるの辛いし……」
とかなってぐだぐだのまま終了だった気がする。
あと二分はこのやりとり続けて欲しかったw

てゆーか中の人のなのフェイプッシュなら2巻が凄い。
ついでにユーノとクロノの酷評も凄い。
895名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 20:40:10 ID:3ocvWLw5
二巻はどんな感じだったの?
896名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 21:40:29 ID:Ez7ph4gM
5巻はこんな感じ 
⌒*(・∀・)*⌒ゆかりん /(・_・)\奈々様

⌒*(・∀・)*⌒ <じゃあこの巻はユーノ君最高ということで
/(;・_・)\   <え、ちょっとまって!おかしくない?あれ、おかしいなぁ
⌒*(・∀・)*⌒ <じゃあ3人に亀裂が走ったということで
/(;・_・)\   <や、頑張るよ、フェイト!稼ぐよ?これから昇格してね?ちょっと不安定な昇格かもしれないけど……
⌒*(・∀・)*⌒ <でもおうちで待ってるの辛いし
/(;・_・)\   <な――、すぐ帰ってくるから!飛んで帰ってくるから!メールとかやるよ!メールとか!
897名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 21:49:24 ID:gWL6IQvp
しかしStSDVDの売り上げがあれだけ凄い中で
ここの住人の購入率が意外と低いことに驚いたww
898名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 21:59:41 ID:uj2LwZPq
まぁいろんな人がいるってことでしょ

俺は三期は百合展開以外はアンチな人だし
899名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 22:15:34 ID:8fgAMAFe
三期の前に一期と二期買わないといけないからなぁ・・・
900名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 22:38:47 ID:3RPDaMym
三期普通に買ってるが俺も一期と二期主に一から四くらいを買わないと、レンタルだとたいてい二期が1しか見つからないと言うことになんとなくへこむ
901名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 22:39:31 ID:coBUWeT8
3期のDVDはムリヤリ16:9に引き伸ばしてるからHDTVで見ると汚すぎる!
1巻だけ買って次は買う気にならなかったよ・・・
902名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 22:48:14 ID:rqMd3i6F
>>898
百合展開も正直・・・・・・・

八神家分が壊滅的に足りなすぎる
あれ・・・キャロルーは・・・?二代目お話聞かせては・・・?
シグフェイは無かったことに
ギンフェイは罠だった
なのスバ普通にもう少し絡もうよ
戦闘機人同士の絡みが中途半端すぐる

良かったのはなのヴィーとスバティアくらいじゃね
素材は物凄く豪華だったのに勿体なさすぎる
まぁだからこそ妄想のしがいがあるんだけどね!

あとなのフェイも二期から退化した気がするのは俺だけですか
903名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 22:50:43 ID:8fgAMAFe
なのフェイは、屋上でのフェイト王子と、出撃直前の痴話喧嘩でお腹いっぱいです
904名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 22:59:03 ID:RNlOQ1tY
親子三人川の字とか反則すぎる>なのフェイ
905名無しさん@秘密の花園:2007/11/27(火) 23:52:16 ID:07LPY6qW
ギンフェイの罠っぷりは異常。
すっかり騙されて今SS書きやってるよ。
906名無しさん@秘密の花園:2007/11/28(水) 00:24:06 ID:emWX35tW
ギンフェイはひどい罠だよな
フェイトに助けられて惚れたな、この子(特に「未来の同僚だ」のところ)
と思ったら全然絡まない
907名無しさん@秘密の花園:2007/11/28(水) 00:28:24 ID:FQFrVN5d
>>902
なのヴィーはある意味地雷だったんじゃないかと時々思う。
908名無しさん@秘密の花園:2007/11/28(水) 00:31:05 ID:Y266BJi3
なのヴィは自分の中で聖域と化した。
909名無しさん@秘密の花園:2007/11/28(水) 01:10:55 ID:2AITJSar
ギンフェイのフェイクも酷かったが、ティアの変身完全とはやての変身が無かったことに絶望した。せっかくDVD買ったのにorz
910名無しさん@秘密の花園:2007/11/28(水) 01:20:11 ID:ETY89+Er
漫画版ストライカーズは好きなんだけどなあ。

どうでもいいがSSをサウンドステージと言わず
ついついサウンドストライカーズと言っちまうんだか良い解決法はないか?
911名無しさん@秘密の花園:2007/11/28(水) 04:15:56 ID:E+qDrydG
StS本編はなのはとフェイトの同室、一緒のベッド、18話以外どうでもよかった。
あとサウンドステージでストーリーの補完しすぎかと、百合分が少なくてつまらなくて買ってない。
912名無しさん@秘密の花園:2007/11/28(水) 05:06:54 ID:wuZ1ri+I
最近の流れに三期派の俺涙目

そんな流れも需要も無視してティアなの投下してみます
むしろティア→なのか?ティアナややブラコンっぽいかも
913束の間の夢:2007/11/28(水) 05:08:49 ID:wuZ1ri+I
膝まで茂る草の他には木の一つも出来ない草原と、そこに見える二人の男女、
一人は長身に柔和な表情を携えた聡明そうな男性、私の自慢の兄、ティーダ・ランスター、
もう一人はその男性の腹部までの背丈に、オレンジ色の髪を二つに結んだ少女、――子供の頃の私。
おもちゃの銃を振りかざしてはしゃぎ回る私を兄は優しく抱き上げると、私は嬉しそうに満面の笑顔を振り撒いた、
その様子に満足したかの様に兄も微笑むと、そっと私を地面に降ろし、少し寂しげな表情を浮かべる
不思議そうに兄の顔を見上げる私の前にしゃがみ込んで頭をくしゃくしゃと撫でて、小さく言葉を呟く
それを聞いて少し悲しげな顔をして、すぐに無理矢理笑顔で大きく頷く私
最後に二人は何かの約束事を決めたのか、小指を結んで笑い合う、
軽い抱擁の後に兄は立ち上がると私と拙い敬礼を交し合って、草原の彼方へと歩き出す
その姿が見えなくなるまで手を振り続けていた私が、急に表情を崩して大声で泣き始めた、
誰も居ない草原にただ一人、座り込んでひたすら泣き続ける私が。


「―――――ッ!!」
勢い良く身体を起こして辺りの様子を確認する
小ざっぱりとした部屋の風景が二段ベッドの枠に切り取られて、宛ら一つの絵画の様に静止していた。
周囲を見回してみても、この暗い部屋は機動六課の隊舎、見慣れた空き部屋に間違い無いと確信して、呼吸を落ち着ける。
外から耳に届く音は無く、すぐ隣の人の寝息が微かに響いているだけの空間
私は静かにベッドを離れて部屋の真ん中に立ち、静謐な空気を全身で受け止め始める。
胸が痛い、外側から強く圧迫されている様な締め付けられる感覚に思わず力を込めて両手で抑え付ける。
あの夢を見た後はいつもこう、時と共に薄れた喪失感が思考を満たして行く、
もう思い返しても涙も流れないのに、心に残る孤独感だけが今尚拭い切れない。

「私、弱くなったのかな……」
誰にも聞かせるつもりの無い事を呟く
夢一つに惑わされてて何が超一流か、と捻じ伏せて来た記憶も大分前が最後だった、
今はもう、流れ出る感情を隠せないほどに弱くなっていると言える。
せめてこの激しく活動する心臓を落ち着かせようと、耳鳴りがする程の静寂に意識を傾ける、
十分に静かな部屋ではスッ、と小さな物音もはっきりと耳に届いた……物音?
振り向いてみれば、ベッドから微かな布の擦れる音が聞こえてくる、もしかして起こしてしまったのか、
寝直せる内に謝ろうと思ったけど、寝起きの感覚と夢に身体は命令を無視して音のする方をじっと見つめ続ける、
やがて、一人の女性の頭が少しだけ見えてきた。
914束の間の夢:2007/11/28(水) 05:09:28 ID:wuZ1ri+I
「……ティアナ?」
声の主は眠たげな声で私の名前を呼ぶ
栗色の長いストレートの髪をベッドに散らして軽く目を擦る仕草に思わず胸が高鳴ってしまう。
幼い頃から人より少ししか貰えなくて、独りになってから少しずつ投げ出していた、
包み込む様な優しさをくれた、大切な人。

「なのはさん……」
ベッドから身を起こすなのはさんのそばにふらふらと歩いて行く、
未だ惚けてる頭を言い訳にベッドに乗り上げて、子供の様に倒れ込む。
枕に顔を押し付けて横に伸びる口元を隠す、この人の近くに居ると、どうしても気が緩んでしまうから。
「……また目、覚めちゃった?」
軽く身体を撫でられるくすぐったい感触に、心地良い嬉しさが湧き上がる。

なのはさんは私が夜目が覚める理由を知っている、
数週間前、深夜に偶然見付かってしまって、泣き顔を見られた時には一緒に居てくれて
殆ど錯乱しながら、私の中で膨れ上がった寂しさ、弱さを吐き出した事、
「少し、頭冷やそっか」
と私の頭を両の腕で優しく包み込んでくれて、落ち着くまでそのままで居てくれた事。
兄と同じ優しさを感じた気がして、随分長い間泣いていたと思う。
そして、泣けるだけ泣いた私は、また一緒に居てくださいと頼んでしまった、あの優しさにまた触れたいからと。
その時はただ言ってみただけだけど、今本当にこうして同じ時が過ごせている現実に勝手に優越感に浸って居たりもする。
915束の間の夢:2007/11/28(水) 05:11:50 ID:wuZ1ri+I
「落ち着いた?」
大分経ってから、少しも動かない私になのはさんが声をかけてくる、
横に向けば目の前になのはさんの顔が有るけど、今の私の顔を見たらきっと笑われるから見るわけにはいかない
ならばとこの短い時間を精一杯楽しむ為に、わざと狸寝入りをしてみる、
やがてなのはさんは呆れた様に横になり、すぐに寝息を立て始めた。
「…なのはさん?」
声をかけてみるけど反応は無い、起き上がって見てみれば、もう深く眠っている様だった、
可愛らしいと言うより、綺麗な寝顔に暫く見蕩れた後、滑らかな頬に起こさない様軽く唇を押し付ける、
後でバレないよう跡が残っていないのを確認して、ちょっとしたいたずらをしたような達成感を得た。

私はいつか悲しい夢を見なくなる、それは私が強くなる為にも避けては通れない道だから、
だけど、その時私の隣になのはさんは居てくれるだろうか。
きっといつも通り、隊長と隊員に戻って今までの様な日常に戻るだろう。
でも、私の心は変わらない、またなのはさんを、なのはさんの優しさを求めてしまうと思う、
だからこそ、その時自分自身に押し潰されない為に、今はこのまま束の間の幸せを感じて居たい。
力に出来るくらいに。

「なのはさん、大好きです」
想いを言葉にする心地良い開放感に顔を綻ばせて、短い眠りを楽しもうと目を閉じた。
916名無しさん@秘密の花園:2007/11/28(水) 05:13:07 ID:wuZ1ri+I
後半思い切り分割ミス…orz
とりあえず大分前からティアなのが脳内でやたら場所を取ってくるので垂れ流してみました
お目汚しすいませんでした
917名無しさん@秘密の花園:2007/11/28(水) 05:14:17 ID:m12uNj6B
なのティアだと!?
支援するしかない。
wktk
918名無しさん@秘密の花園:2007/11/28(水) 05:23:06 ID:m12uNj6B
>>916
GJです!
仄暗い儚さも含みながら、なんだか優しい気持ちになれました。
ティアナとなのはさんの組み合わせって元々好きだったけど、更に好きになった!
919689 :2007/11/28(水) 07:19:38 ID:aC7iLskZ
>>912
俺もそうだぜ、好きなら気にすんなw
つか、時空管理局が話の中心になれば、刑事ものっぽい感じになるだろと予測できたはずなんだがw
三期嫌いの人たちはどんな話を期待してたんだか


920名無しさん@秘密の花園:2007/11/28(水) 07:57:45 ID:gNGO8XA9
>>919
つ魔法少女、育てます

まあ典型的な詰め込みすぎだよな
ヴィヴィオやナンバーズを四期に回して違う事件を追う話なら新人ズとの絡みをもっと入れられただろうにと思う

スバなのも相当ヴィヴィオに食われたけどさ
一番可哀想なのは出番どころかポジション奪われたキャロ
フェイトとのエリオなしの絡みがヴィヴィオより少ない件
921名無しさん@秘密の花園:2007/11/28(水) 08:53:08 ID:MFtkzysM
>>919
ヴィヴィオを聖王との二重人格にして、ピクシィミサポジションにすれば美味しかったと思う。

三期は余りにもプラス面とマイナス面が多かったんですよ
+200
−140
で総合60点とかそんな感じ
無能指揮官にされたはやて
存在意義削られまくりなエリキャロ
無理矢理なリミッター
無駄な訓練部分に時間かけすぎて後が超駆け足になったり
敵があまりにも雑魚かったり
死者は決して蘇らない、があっさり否定されたり
脚本部分が酷いにも程がある。
まぁなのフェイ夫婦や娘が出来ました、一緒のベッド、助けよう二人で、とかは素晴らしかったので満足はしてますけど。
922名無しさん@秘密の花園:2007/11/28(水) 09:03:24 ID:m12uNj6B
文句はアンチスレでいおうぜ
ここには三期がストーリー的にも百合的にも好きな人だっているんだ
923名無しさん@秘密の花園:2007/11/28(水) 09:21:33 ID:BE2z15B3
>>922に全面的に賛意
足らない分は妄想で補うから、色々と俺達に都合良いんだぜ?
924名無しさん@秘密の花園:2007/11/28(水) 09:31:25 ID:jNR/IPhV
>>922
そのとおりなのだが、689氏の書き込みが(本人の意図はともかく結果として)釣りになっちゃったからな。
>>919に関しては3期が10年後と決まった時点からがっかりしてた人間としては、
もっと軍事色強いかとも思ってたので十分許容範囲内としか。
問題点は色々あったとは思うが百合成分も多めだったしそっち方面での可能性も増えたので結果オーライかなと。

3期の追加キャラに好きなキャラ(カップリング)が一人もいないという人以外はまあ、ここで3期全否定の人はいないでしょうし。
つまりスバルとかティアとかギン姉とかキャロとかルー子とかカリムとかシャッハとかヴィヴィオとかナンバーズとか色々ネタをありがとう!!
925名無しさん@秘密の花園:2007/11/28(水) 09:45:16 ID:SwLNYsMd
ティアなのいいなぁ・・・
ティアナも悩み多い子だから、なのはさんの優しさは依存性高いだろうね
GJでした!
926名無しさん@秘密の花園:2007/11/28(水) 14:25:55 ID:ssHhLfrc
皆はなのはに依存してヤンデレになったらいいよ
927名無しさん@秘密の花園:2007/11/28(水) 14:32:15 ID:a/jZ5tGk
>>926
さすがのなのはさんも命が足らんw
928名無しさん@秘密の花園:2007/11/28(水) 17:32:11 ID:VXvDmRJu
>>927
悉く返り討ちにして「少し……頭冷やそうか……」(SLB)ってなる気がする。
929名無しさん@秘密の花園:2007/11/28(水) 17:58:34 ID:uWzIFOeW
依存デレなフェイトちゃんの投下を待っているのは私一人ではあるまい…多分…
930名無しさん@秘密の花園:2007/11/28(水) 17:59:45 ID:3fZEg5sJ
>>929
それってわりと普通のフェイトs(ry
931名無しさん@秘密の花園:2007/11/28(水) 19:36:04 ID:FQFrVN5d
フェイトちゃんは依存してるからデレてるんじゃない!!
デレすぎたから依存しちゃったんだよ!
932名無しさん@秘密の花園:2007/11/28(水) 21:34:29 ID:Mbk7qgPi
ここ2,3日急に投下減って寂しい。
職人さんたちに会いたいよぅ。
933名無しさん@秘密の花園:2007/11/28(水) 21:40:56 ID:Y266BJi3
>>916
ティアなのいいよなのティア
幸せになった、GJ

>>926
全面的に同意させてもらおうか
934名無しさん@秘密の花園:2007/11/28(水) 22:13:45 ID:gNGO8XA9
>>929
むしろ独占支配型黒デレなのはさんで


フェイトがシグナムと談笑してるのを発見したなのはさん
なんだかフェイトちゃん、とっても楽しそう

「・・・・・・」

さり気なく二人の視界に潜入
そして空を見上げ物憂そうに溜め息

「あっ!なの・・・・・は・・・?」

「ふぇ、フェイトちゃん!!?・・・・・・びっくりしたよ、もぅ・・・。」
「・・・・・・・実は今ね?今、ちょうどフェイトちゃんに逢いたいなぁ・・・って、そう考えてたところだったの。そしたらほら!本当にこうやって逢えたんだもの!わたし驚いちゃった。」
「・・・でもね?・・・・・えへへ。なんだかすごーく嬉しいなぁ///・・・・・それに、これってとっても素敵なことだよね。ただの偶然かもしれないけど・・・、わたしは・・・その、運命・・・だと、いいな・・・って・・・////」

フェイトちゃん涙目
感激しすぎて少し昇天気味
小刻みに震えて「なの・・・なの・・・///」としか言えてません

「(計画通り・・・!)」


なのはさんはこれくらいの行動力はあるはず
935名無し娘:2007/11/28(水) 22:20:03 ID:VkTil18s
>>934
何て最高な魔王なのは様…Σ(゚∀゚ )
もう一生ついていきます〜www
936名無しさん@秘密の花園:2007/11/28(水) 22:33:34 ID:2JkNToT5
どなたか燃料をください……燃え尽きそうです……
937名無しさん@秘密の花園:2007/11/28(水) 22:37:37 ID:rARqpeXl
なのはさんって何気に独占欲強そうだと俺は思うぜ
938名無しさん@秘密の花園:2007/11/28(水) 22:45:19 ID:jN4NOK3D
>>926

はやて「なのはちゃんサイコー!!!皆で胴上げやー!!」
なのは「な、なんでー!!??」
フェイト「ワッショイ!ワッショイ!」
スバル「わっしょい!わっしょい!」
ヴィータ「そーれベッドに運べー!!」
ティアナ「わっしょい!わっしょい!」
シグナム「わっしょい!わっしょい!」

「(ベッドに)横わっしょい!!!」

なのは「きゃっ・・・もう、あぶないじゃな・・・」
フェイト「なのは・・・(服を脱ぐ)」
ヴィータ「なにょは(同じく)」
スバル「なのはさん(以下同文)」
はやて「なのはちゃん・・・!」

「なのはああああああああああああああ!!!!!!(皆でルパンダイブ)」

「きゃああああああああ!!!!?!?!?!?」


覗き見メガ姉「・・・何かのお祭りですわね・・・多分・・・」





こうですか!実は全くわかりません!!!
939名無しさん@秘密の花園:2007/11/28(水) 22:46:36 ID:kKpp5SCv
たしかになのはさんは独占欲強そう
>>934みたいなことを攻略済みにはやってそうだな
940名無しさん@秘密の花園:2007/11/28(水) 23:17:21 ID:OJp6IXwd
>934
黒すぐるwww
しかしフェイト分を補給していた烈火の将涙目w
941名無しさん@秘密の花園:2007/11/28(水) 23:27:22 ID:Y266BJi3
>>938
吹いたじゃないかw
みんながナチュラルに壊れてるww
942名無しさん@秘密の花園:2007/11/28(水) 23:36:59 ID:s6a7373s
湯船の中でなのフェイ妄想がとまらなかったw
943名無しさん@秘密の花園:2007/11/28(水) 23:55:01 ID:gNGO8XA9
車の中でははやフェイ妄想が止まらないぜ
944名無しさん@秘密の花園:2007/11/28(水) 23:56:06 ID:Y266BJi3
ベッドの中でなのヴィ妄想が(ry
945名無しさん@秘密の花園:2007/11/29(木) 00:10:44 ID:NJvEPpKD
なのヴィってヴィヴィオのことかヴィターのどっちなんだ?
946名無しさん@秘密の花園:2007/11/29(木) 00:20:25 ID:TEAdmayf
新キャラの予感
947名無しさん@秘密の花園:2007/11/29(木) 00:24:53 ID:4haSIaBv
>>945
ヴィータだよ。
ヴィヴィオが相手の場合は、「ヴィヴィなの」って表記することにしてる。
そして最近、ヴィなのもいいんじゃないかと思う。

ところでそろそろ新スレの季節じゃないか?
948名無しさん@秘密の花園:2007/11/29(木) 00:39:57 ID:lpCBRMxb
ティアナ「ちょっとスバル!寝るんじゃないわよ!」
スバル「んぁ・・・寝てませんでしたよ?」
ティアナ「起きろって言ってんでしょ!!」
スバル「いたっ!た、叩かなくてもいいじゃん!」
ティアナ「うっさい!課題の提出日明日までなのよ!?あんた全然やってないじゃない!」
スバル「だってあんなのどうやっていいか分からないし・・・」
ティアナ「あ、あたしだって分かんないわよ!でもやらなくちゃいけないの!あんただってそれはわかるでしょ!?」
スバル「わかるけど・・・じゃあどうすんのさ?」
ティアナ「とりあえずヴィータ副隊長に出された課題は終わったんでしょ?」
スバル「うん。わりと簡単だったからあたしにもできたよ」
ティアナ「あたしもなのはさんに出された課題はなんとか終わったから・・・」
スバル「問題のあっちの課題だね」
ティアナ「そうね・・・シグナム隊長から出された課題・・・」

スバティア「「フェイト隊長の魅力についてのレポート10000文字・・・」」
949名無しさん@秘密の花園:2007/11/29(木) 00:44:03 ID:4haSIaBv
『特別課題 スターズ分隊副隊長:ヴィータ
 高町なのは教導官/一等空尉の魅力について5000文字で表せよ』
950名無しさん@秘密の花園:2007/11/29(木) 00:45:40 ID:odlAn8QP
>>948
姐さんwww
この課題に一体なんの意味があるんだw
951名無しさん@秘密の花園:2007/11/29(木) 00:59:29 ID:47KXoFt1
聞いてくれ・・・。
居眠り中に見た夢のせいでティアシグに目覚めてしまった・・・。
同士はいないのか?

>>948
自分と萌えポイントが同じなら良。
新しい魅力に気付かせてくれたら優をつけるんだな?
952名無しさん@秘密の花園:2007/11/29(木) 01:09:56 ID:lpCBRMxb
>>951
ティアシグは一時期考えて、あまりにも異端過ぎるので脳内に封印したんだが・・・
まさか同士がいるとはな・・・


予想だが適当に書いたスバルはことごとくシグナム姐さんのツボをつき、
一生懸命、目の下にクマ作ってまで書いたティアナは「おまえはなにもわかっていない!」と一蹴される

「じゃあ教えてくださいよ!シグナム副隊長の趣味なんてわかりませんよ!」
と、ティアナが4回目ぐらいで切れて、
(こ、この向かってくる強い目・・・あのときのテスタロッサに似ている・・・・)
「ティアナ・・・このあと私の部屋に来い・・・色々教えてやる・・・」
てな感じで強引に妄想してみる
953名無しさん@秘密の花園:2007/11/29(木) 01:15:21 ID:lt4+PNjT
ティアナ逃げてー!
その姐さんはまじで頭おかし(シュトルムファルケン
954名無しさん@秘密の花園:2007/11/29(木) 01:18:16 ID:cSUM1mcr
お前ら 950 だと油断しているみたいだが
現在 486KB だ

そろそろ次スレのタイトル考えようぜ
955名無しさん@秘密の花園:2007/11/29(木) 01:40:06 ID:EfPfitAz
>>952
読んだ瞬間こっちを想像した

「フェイト隊長のことなんてわかりませんよ・・・」
「私が、私がわかるのはシグナムさんの魅力だけです!」
「フェイト隊長のことばかりじゃなくて、ほんの少しでいいから私のことも見てくださいっ・・・」
逃げ出すティア。
その後しばらくの間何となくぎこちない二人。
その空気に耐えきれなくて大好きなテスタロッサに相談する鈍感な姐さん。

俺の中では殴られてからティアは姐さんにぞっこんなんだが異端だったのか・・・
956名無しさん@秘密の花園:2007/11/29(木) 01:41:41 ID:TAHXd76C
魔法少女はずっと9歳でよくね?
957名無しさん@秘密の花園:2007/11/29(木) 01:45:02 ID:odlAn8QP
>>955
いや、俺もいるよw
姐さんの男らしさに惚れたに違いない
958名無しさん@秘密の花園:2007/11/29(木) 01:51:17 ID:9ZrhaHcY
姐さんは女性人気がすごそうだよね。バレンタインに大量のチョコをもらってそうだ。
959951:2007/11/29(木) 01:56:36 ID:47KXoFt1
同士が多くて嬉しいw。
今まではスバティアだったんだが、
もうティアシグで一杯になっちまった・・・。

>>956
一票
960名無しさん@秘密の花園:2007/11/29(木) 02:01:58 ID:D6f8gDXB
>>956
中3までに一票
961名無しさん@秘密の花園:2007/11/29(木) 02:13:06 ID:mYkgaL1d
無印最終話のあのシーン、何回リピートしたかわからん
962名無しさん@秘密の花園:2007/11/29(木) 03:23:41 ID:3Qkelm35
>>961
同意
だが、あのシーンは涙が出て止まらなかったりもする
963名無しさん@秘密の花園:2007/11/29(木) 05:38:01 ID:4haSIaBv
リリカルなのはで百合萌え(燃え) 結婚生活9年目
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1196281848/

たてました。
964(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/29(木) 05:43:54 ID:+HiJqHje
コタツ|・)ぴちっとな

フェイなの支援!と思い,自重せずに延々とエロシーンを書いてたら,
このスレ埋めてしまいそうな量になったんだ.50kb弱とか自重しなさすぎ.
……ど,どうしよう?Σ(゜Д゜;
とまぁ,ちょっとだけぺたぺた.


『雪の日』


1.『いじられるフェイトさん』

私,高町なのはは久しぶりに地球の方に帰ってきていた.
なんだかとっても久しぶりの帰郷.
六課にいたときに仕事で地球の方に来た事もあるが,あれはあくまで仕事.
だから,休暇で戻ってくるのは久しぶり.
戻ってきた時に,雪が降り積もっていて,それを見たヴィヴィオが非常にはしゃいでたのは昨日の事.
一緒になって遊んでいたのも,やっぱり昨日の事.
その所為かは分からないけれど,今日は何もやる気が起らないので部屋でぼんやり.
「ふわぁ〜…ねむいね〜」
私の部屋のコタツでぬくぬくと今にも寝てしまいそうにうつらうつらしてるフェイトちゃんに向かって声を掛ける.
「……す〜……え…なに?」
はっ,と気付いたかのように顔を上げ,私に向かう幸せそうな姿が…なんだかとっても憎らしくて,
「なんでもないよ?」
と,つい返してしまう.
『そっか』と微笑んで再び目を閉じ,うつらうつらと今にも頭がコタツ机にぶつかりそうに.
その姿を見れば,憎らしいと思ったのも瞬間,愛しく見えてくるから不思議なものだ.
「もう,フェイトちゃんったら」
疲れてるのだろう.私に合わせるように休暇を取る!と必死にがんばっていたようで,その所為だと,思う.
折角お休みが取れて,帰郷しても結局寝ているなら…まぁ,それもそれで良いかな,とちょっとコタツから出て
窓に向かい,下を見れば…コタツに篭っている私達とは対象的にヴィヴィオがアルフさんと一緒に外で駆け回り中.
965(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/29(木) 05:44:35 ID:+HiJqHje
疲れてるのだろう.私に合わせるように休暇を取る!と必死にがんばっていたようで,その所為だと,思う.
折角お休みが取れて,帰郷しても結局寝ているなら…まぁ,それもそれで良いかな,とちょっとコタツから出て
窓に向かい,下を見れば…コタツに篭っている私達とは対象的にヴィヴィオがアルフさんと一緒に外で駆け回り中.
その姿に,嬉しくなって窓越しに手を振ってみれば,ヴィヴィオがすぐに気付き,私に手を振り返す.
そして,はた,と何かに気付き…ごそごそとやっていたかと思えば,投擲体制に入り,雪の玉を私に投げてくる.
「ママ〜,そーれ!」
綺麗な放物線を描き,投げはなたれた雪球は私の手に.
「ヴィヴィオ!ナイスコントロール!」
『えへへ〜』と応え,再度手を振った後,ヴィヴィオはアルフさんと一緒にまた庭を駆け回る.
あの調子では当分戻ってこないだろう.
「いーぬはよろこびにわかけまわる〜」と,口ずさみながらヴィヴィオに貰った雪球を手にフェイトちゃんの下へ.
「ね〜こはコタツでまるくなる〜っと」
そして,さっきまでコタツにいた方の猫はとっても悪戯好きなのでした.
「ふぇ〜い〜と〜ちゃ〜ん?」
「す〜す〜……」
くて,と顔をコタツ机に横向けに置き,可愛らしい寝息を立てて,本格的にご就寝の様子.
「こたつに入ったまま寝たら風邪ひいちゃうよ〜?」
というわけで,起さないと……と,ヴィヴィオがくれた雪球が溶けない内に……ちょっと,つまんで首筋に.
ぽたっ,と.
「!?………す〜」
一瞬,躰が跳ねた後,フェイトちゃんの手が寝ながらその原因を探そうと首下へと.
さわさわ,と触れたかと思えば,また手が元の位置に戻り.す〜す〜.
「…手ごわいなぁ」
本当に寝てるのか寝てないのか良くわからないくらいに寝起きが悪いフェイトちゃんにはもう,これしかないよね,と
後で怒られそうな気がしないでもないが……と,フェイトちゃんの着ていた白いシャツの襟元を引張り,背中目掛けて……雪球投下!
「――――――!?ちょ!?つ,つめたっ!?え,なに!?なんなの!?」
一瞬の間を置き,フェイトちゃんがばさぁっ,と覚醒する.
コタツであったまっていた所をいきなり冷たいものが背中から投下されたのだ,それはもう…相当に冷たいだろう.
うん,ごめんね.フェイトちゃん.でも,フェイトちゃんが一人で勝手に寝ちゃうからいけないんだよ?
私と,ヴィヴィオからのプレゼントだよ〜.
などとフェイトちゃんを見てみれば,一体全体何事か,とわたわたわたわたして,わたわたとするたびに,
雪球が首下から背中の方へどんどん,落ちていく.
966(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/29(木) 05:45:46 ID:+HiJqHje
「ひっ!?な,なのは〜!?」
フェイトちゃんの体温でどんどん溶け,ぬるっとしながら雪球がじわじわと,じわじわと背中を旅しているのが,私からも見える.
そりゃ…まぁ,アレだけ大きいんだから見えて当然.
そうこうしている内に漸く下手人を理解したのか,フェイトちゃんが涙目で私の方を.
「おはよう,フェイトちゃん.今日は目覚め良いんだね」
「な,なのはでしょ!こ,これっ…つ,つめたいんだよっ!?と,とって…」
自分で取ろうとして,べしゃ,と変形させてしまい尚更体積の減った雪玉が,フェイトちゃんの魔の手から逃げるようにつるつる,つるつる動く.
「なのはぁ…お,お願い…こ,これとって…ね?」
「どうしようかなぁ?私を一人にして,寝ちゃってるんだもん……どうしようかなぁ?」
仕事で疲れているのは分かってるけど,それでも……ほおっておかれるのは寂しいのだ.
うさぎは寂しいと死んじゃうけど,猫はさびしいと悪戯したくなるのだ.多分.
「な,なんでもするからとって!は,はやく!って…あ〜!?垂れてる!垂れてるよ!」
どろ〜り,と雪が解けてフェイトちゃんの背中を通って,落ちていくといえば,お尻しかなかろう.
多分,ショーツが濡れて,そこからまた流れて…多分相当に大変な事になっているに違いない.
うん,慌てるフェイトちゃん可愛い!
「しょうがないなぁ…」
そういって,まだわたわたしているフェイトちゃんの腰の辺りに手を当て雪球を―――べしゃっとな.
「ひっ!?ちょ,ちょっと!?なのは!!」
「ほーら,なくなったよ?」
「………そ,それは無くなったかもしれないけど……つ,冷たいのに代わりはないんだけど…そ,それにまだ垂れてるよ」
「取っても,潰しても大差ないよ.もう,殆ど溶けてたから」
「……なのはひどいよ」
「さ〜て,フェイトちゃんに何してもらおうかなぁ.なんでもするって言ってくれたよね?」
『そ,それはちゃんと取ってくれてたらだよ』な〜んて,言ってるフェイトちゃんを無視しつつ,私は色々と考えていた.
何をしてもらうかなぁ〜と.
「ねぇ,ちょっとなのは聞いてる?―――もう!」


――――――――――――
Σ(ω・`ミэ)ピチピチ
更新せずに投稿したらいつの間にやら新しいスレが立っているっ!これなら全部張っちゃって…良いのかしら?
967(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/29(木) 05:48:03 ID:+HiJqHje
コタツ|・)ぴちっとな
これ以降延々とエロシーンが続きますので,お嫌いな方はスルーお願いします.
というか,スレうまっちゃうと思いますが…良いんでしょうか?どきどき.

>>963
スレ立て乙で御座います!
968名無しさん@秘密の花園:2007/11/29(木) 06:03:08 ID:cSUM1mcr
>>967
次スレも立ったし埋めにちょうどいいと考えるんだ
969(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/29(木) 06:05:11 ID:+HiJqHje
>>968
('ω')ゝらじゃー.では、続き投下.埋まったら次スレに投下する事と致します.

2『いじるなのはさんはミイラ取り』

「……ねぇ,バルディッシュ…いつから貴方のマスターはなのはになったのかな?」
―――Sorry,Sir
などと,古めかしい勉強机とベッドの合間で裸のまましょぼんと座りながら語っている二人を尻目に,私は自身のデヴァイスに語り掛ける.
「それじゃ,レイジングハートもお願いね!」
―――All right, My master.Exceed mode set up
うんうん,良い子だね.
と言っている間に,フェイトちゃんが白いバリアジャケット姿に.
「……うう,なのは…確かに着替えが欲しいって言ったけど…なんで?」
雪球の御蔭でびしょぬれになったフェイトちゃん.
といってもこの部屋は私の,しかも地球の方の部屋なわけで,フェイトちゃんの着替えは残念ながら置いてない.
ミッドの方ならあるんだけれど,こっちには残念ながら…そう,残念だけどないんだよ,フェイトちゃん?
ショーツも,ブラもフェイトちゃんに合うのはないんだよ?と伝えればしぶしぶと理解するフェイトちゃん.
「だからって…なんで,なのはのバリアジャケット…」
「それは,もちろん.私がこれを着てみたかったからだよ?」
不思議そうな表情のフェイトちゃんに向かってくるっと一回転してみせる私.
ひらっと,裾部分がめくれ上がり,お尻の形が丸分かりなフェイトちゃんの真ソニックフォーム.
ちょっと,お尻の部分も胸の部分も足りなくてだら〜ん,としているけれど…まぁ,そこは我慢.
「に,似合ってるけど…ね?……うう…」
白い,私のバリアジャケットを身に纏いツインテイルとなったフェイトちゃんはとっても……その,なんだか辛そうだった.
主に,胸とお尻が.
「……ちょ,ちょっと辛いかなぁ……なんて?」
つん,と立ち上がるかのようにぴっちりとしたフェイトちゃんの乳房.ジャケットの上着を脱げばそれはもう,凄い事になっていそうで.
…うん,それ,とっても見てみたい.
「というわけで,フェイトちゃん.辛いならちょ〜っと脱ごうか?」
「え?なに!?」
―――Sonic Move
と,バルディッシュが.手にはないけど,バリアジャケット着用者へのブーストみたいなもので,私の動きが速くなる.
970(ω・`ミэ)ピチピチ:2007/11/29(木) 06:05:42 ID:+HiJqHje
ナイス,バルディッシュ.床がちょっと擦り減った気がしないでもないけど,そこは…気にしない.
「バ,バルディッシュ!?」
フェイトちゃんが何事,と思っている間に後ろに廻ってジャケット部分を取り除く.
元々私のバリアジャケットなだけあって,これくらいお手の物である.
「なのはぁ……」
胸元が露になり,これまた涙目になりながらフェイトちゃんがそこを腕で隠す.
「もう,恥かしがる必要なんてないのに.ふたりっきりだよ?」
「だけど…その…つ,付けてないから…」
ブラもショーツも雪球の御蔭で濡れているので現在フェイトちゃん下着なし.
バリアジャケットを着るときには一旦脱いで,バリアジャケット用のになるわけだけど…
フェイトちゃんが,きつそうだと思うから今回は未着用.まぁ,そもそもジャケット自体小さいけど.…まぁ,そこはそれ.
だから,なおさら…恥かしいのは分かるけれど…でも,その姿を見ていたら…もっと,いじりたくなる.
「だったら,なのはの……つける?」
もちろん,バリアジャケット用という意味.
「え……あの,で…でも…」
ちょっと小さいからつけれない,なんてフェイトちゃんには言えない.フェイトちゃんは優しいから…そんな事言えない.
でも,多分今の理由は違う.
恥かしそうに,ちょっとつけてみようかな?なんて…そんな表情.
「もう,わがままなフェイトちゃん……それとも,今つけてる奴が…つけてみたいのかな?」
「っ!」
「そっか……うん,恥かしいけど……いいよ?フェイトちゃんなら」
真っ赤になったフェイトちゃんに声を掛けながら,バルディッシュにお願いして一旦元の服に.
そうして,先程濡れ鼠となった時のフェイトちゃんのように…上着を…フェイトちゃんの視線を感じながら…ゆっくりと.
『だ,大丈夫だから…』なんて,私を止めるような事を言うかと思ったけれど,その視線からは,表情からは…フェイトちゃんが嬉しそうに見える.
誘ったのは私だけど,こうも期待されると…やっぱり,恥かしい…なんて思いながらも,でも
お尻の方をフェイトちゃんに向けながら突き出すように身を屈め,スカートを降ろしていく….
窓の外から聞こえるヴィヴィオとアルフさんの楽しそうな声を聞きながら,私は―――こんな事をしてるんだ,と
思えば…思う程,どこか躰が熱くなっていく.
ぱさっ,と音を立ててスカートが床に落ち,お尻が外気を浴び,ひやり…と.それが躰に伝わり…ぞくり,と背を通る何か.
「―――なのは…」
その甘い声が,早くして,もう私待てないよ…なんて言っているようで.
私は即されるように,シャツを脱ぎ,下着だけに.
971(ω・`ミэ)ピチピチ
けれど,本番はこれから……これからなんだ.
「ねぇ…フェイトちゃん…どっちから付けてみたい?」
少し上擦った声になってしまったのは…多少,恥かしいからだろう.
「……ショーツ…からかな…すーすーして,寒いんだ…」
私と同じく,ちょっと上擦った声で,フェイトちゃんが.
「もう…えっちなんだから」
「なのはが…誘ってきたんだよ?」
なんだか,主導権が取られそうになってきてる……
「こういう時は気が強いんだから……」
「なのはの御蔭だよ」
もうっ!と,口にしながら,けれど手は,指は,思考はショーツへと.
どうすれば,フェイトちゃんが喜んでくれるだろう…どうやって脱げばフェイトちゃんを喜ばす事ができるだろう?
そして……思い付く.
「ねぇ…フェイトちゃん.フェイトちゃんが…脱がして」
「え………あ,う,うん」
思いもよらない言葉だったのだろう.フェイトちゃんが一瞬呆として,けれど言葉を理解した瞬間…私に近付いてくる.
さっきまで胸元が見えてるだけで恥かしがってた人とはまるで別人.
今やその張りのある乳房が誇らしいとでもいうかのように,バリアジャケットに強調された乳房を私に見せつけている.
憎らしい.けれど,どうしようもなく愛しい.
「……なのは」
近付き,私の足元で膝立てし…フェイトちゃんがその手で私のショーツに手を掛け…ようとした瞬間,指先が―――
「ひゃっ!?」
「さっきのお返し…」
フェイトちゃんの指が―――私の太ももの内側をす〜っと指先で撫で,私のトコロへと近付いていく.
「だ,だめだよ.駄目だよフェイトちゃん.よ,よごれちゃうよぉ」
「大丈夫.なのはのなら私はOKだよ」
意味わからないんだけど〜という私の泣き言に,フェイトちゃんは嬉しそうに笑って,次の瞬間,私の股の境目に…指を這わせていた.
絹の擦れる感触が,絹を通して伝わるフェイトちゃんの指の形が,私の大事な所を通して伝わってくる.
押さえつけるような感触.
縦横に動くような感覚.
「ぁぁ……」
それと同時に伝わる甘い悦び.