魔法少女リリカルなのはで百合萌え(燃え?)7カプ目
本編描写から思いつくカップリング
なのは×フェイト
なのは×ヴィヴィオ
なのは×ヴィータ
なのは×アリサ
なのは×リインリィンフォース II
なのは×ティアナ
なのは×スバル
なのは×キャロ
なのは×レイジングハート
フェイト×ヴィヴィオ
フェイト×シグナム
フェイト×ギンガ
フェイト×アルフ
アリサ×すずか
はやて×ヴィータ
はやて×シグナム
はやて×シャマル
はやて×リィンフォース
はやて×リィンフォースU
はやて×すずか
はやて×シャーリー
はやて×カリム
ヴィータ×リィンフォースII
シグナム×シャッハ
シャマル×シグナム
スバル×ティアナ
スバル×ギンガ
キャロ×ルーテシア
リンディ×フェイト
ナンバーズでカップリング
トーレ×セッテ
クアットロ×ディエチ
チンク×ノーヴェ
セイン×ウェンディ
オットー×ディード
途中投稿スマソ
アリすず分が最近不足ー。
ここでレイジングハート×なのはを主張
デバイスって性別あるの?
バル様は♂のような気がするが
レイハさんが漢なのは間違いない(`・ω・´)
「麗人具心臓」などと漢字にしてみる。
つまり、レイジングハート×リインフォースなわけですね!!
レイハさん×なのはさんは考えたことあるなぁ
なのはさんの為に一所懸命特訓メニュー考えたり
危険を顧みずカートリッジシステム組み込むように強請ったり
「マスターを信じています」とエクセリオンモード要求したり
信じて尽くすタイプだよねレイハさん
18 :
名無しさん@秘密の花園:2007/10/24(水) 16:16:33 ID:bE4PSHhE
A'S本編でヴィータを遠距離から撃った後。。
なの「ちょ!?レイジングハート、やりすぎだよっ!?」
レイ「問題ありません。(貴女を傷付けたビッチには)もう一撃撃ちこんでやりましょう」(注:和訳)
どうも。四番とかなのはごっことか変なのばっか書いてたもんです。
話題のデバイスで書いてみた。
今回からトリップ搭載しますた。
時空管理局にて
技術開発担当シャリオ・フィニーノはもはや管理局のリーサルウェポンともいえるデバイスを定期調整していた。
「レイジングハートよし、バルディッシュよしと…
あとは一日ここで休んでてね」
『all light.』
『yes.』
2つのデバイスがまたたく。
「…たまに目を離してても点滅してるのよね…なんか会話してるのかな?」
不思議な話ではない。インテリジェントデバイスの中でも最高の二つなのだから。
「まっ、いーか。それじゃおやすみっ」
シャーリーは室内の電源を落として去っていった。
だれもいない室内でデバイスがまたたく。そう彼らは会話が可能なのだ…!
以下は意訳です。実際はもっとシンプルかつ英語ですのでご了承ください。
『こうして二機で話すのも久しぶりですね』
『…ああ』
『最近は平和でよいことです』
『そうだな』
『では恒例のマスターフォルダの交換といきましょう』
『ああ』
明滅が激しくなった。
『今回は新規フォトを3252枚更新しました』
『…1523枚』
『執務官はデバイスの使用は少ないのですね』『プライベートを多めにしてある』
『質で勝負というわけですね。……これはなかなかのようです。入浴後のものはマスターは大変喜ばれます』
『そちらもサー・フェイトの嗜好に足りうる』
『恐縮です。では次…
ヴィヴィオ様のフォトを転送します。
前回更新より15276枚追加です』
『わかった』
ちかちか
『ご健勝のようだな』
『マスターのお子さまです。世界一幸福なお嬢様ですよ』
『サー・フェイトも安堵しよう』
『では次…同志レヴァンティンより管理局内においてフェイト様の非公認FCの結成との報告。
シグナム様は勧誘があったものの未加入』
『却下。ミス・タカマチに報告を許可』
『了解しました。模擬戦の申請を該当者に』
『同志グラーフアイゼンより伝達。ミス・ヴィータが休暇の共有をミス・タカマチに申請予定』
『成功率は0.1%。フェイト様との休暇を優先かと思われます』
『同意。同志には謝罪を送信』
『…案件は以上ですか?』
『サー・フェイト、ミスタカマチへの性的欲求不満が残0.8でオーバーヒート』
『了解しました。シフト操作を最優先いたします』
『感謝する』
『問題ありません。全ては』
『『我が主のため』』
『交信を終了します。よい夜を。わが盟友』
『戦友に安息を』
二機の光が落ちた。
彼らはインテリジェントデバイス。
全ては主たちのため…
名前の呼び方はむろん勝手に創作しました。
バルはザフィーラと似てると思うんだ
お茶、吹いたっ
とっても素敵なデバイスだぁ
でも、こういうデバイスのマスターにはなりたくないなと思う。。。
吹いたwww
レイハさんかわいいよレイハさん
てかフェイト欲求不満に負けるなw
うはっwめちゃくちゃおもすれーwww
主思いのいいデバイスだな
でいつなのフェの画像は見れるんでしょうか?
ワロタw
これ読んでゼーレ風に話し合うデバイス達というのを幻視した
レイ「さいきんマスターが冷たいんです」
デュ「うちのボスも暇さえあれば奥さんと娘の写真ばかりながめてて・・・
デバイスはアルバムじゃないのに!」
ケル「(みなさんはしゃべれるだけまだましですぅ)」
クロ「気を落とさないでください、そのうちいいこともあるでしょうから」
バル「Get set」
レヴ「卿はきょうも酒が早いね、なーんちゃって」
レイ「エクセリオンモード」
グラ「ギガントフォーム」
リU「出禁にするぞおまえら」
バル「Get set」
某所の過去スレからコピペ
>>21 なんという有能秘書デバイス。
なのフェの恋敵となりそうな人物にきっちり死亡フラグを立てていくとは…
一体誰が設計したんだよw
すげぇものを見たw
>>26 むしろ最後のハモるところが『我等のビッグ・ファイアの為に!』にしか見えなかったぜw
31 :
304:2007/10/24(水) 23:23:59 ID:h2KjgIAU
前スレ6-459の即興ラブレターネタ(なのはさんが見てる)の続きを投下したいと思います。
これから5回に分けて投下します。
一応まとめのばかっぷる夫婦
5-883、5-893の過去話に位置します。
あなたの恋人は可愛いです。世界一可愛いです。
二十四時間ちゅっちゅしていたいくらい大好きなのも知っています。
私はあなたたちを応援しています。もう早う結婚せえと心の底から思っています。本当です。
だから、お願いですからどうか私を巻き込まないでください。
「事なかれ主義万歳。」
「そんなことはどうでもいいよ。何で助けてくれなかったの…?」
ぐったりと机に顔を伏せ、見るからに元気のない金髪の少女に
しかしはやては窓の外を見たまま振り返らなかった。
「恋人同士の話に首を突っ込むのは野暮やろ。」
「ちょっとくらい突っ込んでいいから助けてほしかった…。」
「それは無理や。」
ようやく視線を机に向けると封が切られた薄い桜色の便箋があった。
これがそもそもの発端なのだ。内容は見なくても大体分かる。
「なのはちゃんちょいご立腹やよ。
ちゃんとケリつけんと話してもらえへんで。」
「分かってるよ。
中学からは男子の目がなくなって心配事が減ると思ったんだけどな…。」
「モテる女はつらいなあ。」
机から顔を上げるとはぁーっと深いため息をつきながら前髪を掻き揚げる。
最近は特に休みがちでラブレター攻撃も止んでいたのだがここ数日まともに
登校するようになってまた再開されたようだ。
しばらくぶりの穏やかな時間に水を差されてなのはも少々気分を害したらしい。
せっかく一緒にいる時間が出来たのに近くに行けないのがつらい。
しばし額に手を当てたまま動かずにいると
それを見てはやてもはぁーっと息を吐いた。
「なに?」
「いや、綺麗やな…って。髪がこう、さらさらーって流れていくんよ。
柔らかくて枝毛もないし、ええなぁ…。」
「…ありがとう。」
口には出さないが髪はフェイトにとって数少ない自慢の一つだ。
会った人には大体褒められるるし、それになのはが気に入ってくれている。
抱き合うとき、入浴のとき、髪を梳くとき、あの手がこの髪に優しく触れるのだ。
しかし今がこんな状況ではそれも叶わないだろう。
それがひどく残念だった。
「…とにかく断ってくる。」
「ん、いってらっしゃい。」
ようやく覚悟を決めたらしい。
一度こうと決めると行動は速い。さっと立ち上がるとスタスタと歩いていく。
それを見送ろうとしていたら今まで聞かなかった疑問がふと口をついた。
「なぁ、いっつも何て言って断っとるん?」
「好きな人がいるから付き合えないって言ってる。」
「今回は…女子やろ?女子にもそう言っとるん?
女子には相手が誰か勘付いてそうな子もいそうやけど。」
「女子だろうと男子だろうと関係ないよ。」
「へぇー。変な噂とか流されるの怖ないの?」
「うーん、あんまり。」
「そうなん?」
「…うん。でも、そうだね。もし誰かがそういうことをするのなら
それで被害が出るようなら…」
廊下に出る直前。扉の前でちらりと顔だけ振り返る。
「私はなのはを守る。それだけだよ。」
その笑みに、言葉に、ぞわっと何かが背筋を走った気がした。
しかしそんなはやてに構わずフェイトはさっと廊下に消えた。
足音が段々遠ざかっていき、ついには聞こえなくなる。
「あーあ、普段は人の話も聞かん、ばかっぷるのくせになー…。」
頭の後ろで腕を組んで上体を反らすとぎっと椅子が鳴る。
自分が不利益を被ることより、なのはがそうなることのほうが嫌なフェイトのことだ。
案外いつまで経っても終わらないそんな状況に鬱憤を募らせていたのかも知れない。
あんな状態のフェイトは怖い。あそこまで言うなら本気の本気だろう。
つまりこの状況を早くどうにかしないと何度もあんなフェイトを見るハメになるかもしれない。
「あかん…。」
組んでいた手を解いて万歳する。お手上げだ。
「しゃーない…。いっちょ首つっこませてもらおか。」
一秒でも早く元のばかっぷるに戻ってもらわないとこっちの胃が痛くなりそうだ。
取り出したるはかの文明の利器、携帯電話。
勿論相手は決まっている。
「あ、なのはちゃんか?あんな…」
次の日。はやては近くの喫茶店に呼び出された。
すでに待っていた相手が頼んでおいてくれたのか絶妙なタイミングでコーヒーが到着する。
礼を言いつついただくと結構美味しかった。
「…それで話って何なん?」
「昨日のこと、お礼を言いたくて。
はやてには感謝してるよ。ありがとう。」
珍しくフェイトが神妙にお礼を言う。
大抵呼び出されてor押しかけられての相談(という名を借りた惚気)はこっちに構わず
テンション高めなのだが今日はまともだ。明日は星が降るかも知れない。
でもちょっと嬉しいのでにこにこと対応する。
「いやあ、気にせんといて。あたしが勝手にやったことやし。」
「それもそうだし、いつも話聞いてもらってるからお礼を言いたくなったんだ。
本当にありがとう。で、そんなこと言った直後で申し訳ないんだけどさ…。」
「ん?そんな遠慮せんと。どんどん言って。」
後にはやては後悔する。私がバカだったと。調子乗っていたと。
フェイトの目がきらりと光った気がした。
「本当?じゃあ聞いて欲しいんだけど。昨日のなのはについて。」
ざ・○ーるど!時よ止まれ!
はやての時が止まった。
「はやてが事前に言っておいたくれたおかげでスムーズになのはに会えたよ。
ちゃんと断ったよ、不安にさせてごめんねって言ったら私のほうこそ
焼きもち焼いて勝手に拗ねてごめんねって…。でもフェイトちゃん人気あるからって
切なそうな顔するんだよ。はぁうっ、思い出しただけでもう…。
私はなのはだけだよって言って何度も何度もキスしたんだけど泣き出してね。
その後は泣き止まないなのはをそっと押し倒して優しく慰めたんだよ…。
何よりあの顔!嫉妬と切なさを必死に押し隠そうとしている健気さ。
嫉妬して拗ねた自分を汚いって思ってるのかな?自己嫌悪が入り混じってて最高だったよ…。」
「ちょ、待って。人の話を聞かんかい。」
ぴしゃりと言うが当然の如くフェイトは聞いていない。
しかしこんなの序の口だ。本当の地獄はこれから。
喜々として話を続けるフェイトにはやては覚悟を決めた。
がちゃんと玄関のドアが閉まった。
ソファから頭をぐりっと廻らせると小さな声が帰宅を告げる。
「ただいま…。」
「おかえり、はやて。」
「…」
「…はやて?」
それ以上物音がしないのを不審に思い玄関に向かうと
足の力が抜けたのか四つん這いになっているはやてに駆け寄る。
「は、はやて!?」
「ふふ、ヴィータ。あたしは真っ白に燃え尽きたで…。」
「ちょ、何言ってんだよ。大丈夫?」
「ふふふ、ヴィータはええ子やな。大丈夫や、大丈夫…。」
八神はやての受難の日々は続く…。
おわり
なんだかんだでアリすずもはやてに色々『相談』してそうだよなぁ。
傍から聞いてたらノロケに市か聞こえない相談を双方から。
38 :
304:2007/10/24(水) 23:46:39 ID:h2KjgIAU
以上です。前スレの容量が危ないのでこちらに投下させていただきました。
ばかっぷるはいつでもどこでもということで
フェイトさんがかなりだめですがどうかお許しを。
ありがとうございました。
>>304 GJです!
おっとこまえフェイトとアホフェイトのギャップが最高w
そして泣いちゃうなのはかわええええええええ(*´Д`)
>>36 部隊長まじ災難wそのうち発狂しないか心配です・・・・・・
フェイトさんはヘタレながらやる時はやるんですな!
甘えん坊ななのはさんは犯罪的にかわいいですの〜vさすが末っ子
GJっす!
前スレのはやシグGJ!
はやて×ヴォルケンズが好きな俺にとっては眼福だった!
>>304 GJ!
両極端すぎるフェイト に振り回される部隊長のコンビが好きすぎます!
ついでに空気読まずに昔どっかでみた見たスレのコピペ(うろ覚え)
を電波改変して置いてみた↓
今日、ちょっと用があってさミッドチルダに行ったんだよ。
そしたらさ、ハラオウン執務官を見かけたんだよ。
それも子供と手をつないで歩いてんの。
んでそれなんとなく見てたら子供が手離して先に行っちゃって
あらら、フられちゃいましたねー(・∀・)ニヤニヤ
とか思ってたら、
子供が振り返って急かすわけよ。
「フェイトママー! 早く来ないと、先になのはママのところ行っちゃうよー」
って。
で、そん時たまたま顔が見えて(この時はじめてハラオウン執務官だって解かったんだけど)
その顔がまたさ、すげー嬉しそうでさ
ああ、今あんたすげー幸せなんだな
とか思って何でか俺まで嬉しくなっちゃって、
朝から無駄にホクホク気分だったぜ。
いや、まあそんだけの話なんだけどさ。
本当はお父さんと幼稚園児の娘の出勤時のほのぼのやり取りだったんだけど
読んだ時の何なんだおまえらのその可愛さは!感がなくなってる…ort
前スレのはやシグGJ!
やっぱはやて強いな
>>43 いや十分(・∀・)ニヤニヤできた
いい親子だ
くっ、はやシグだと…?
なんて萌えるんだ…
今書いてるはやカリがくじけそうな破壊力…
ぐっじょぶです
304さんGJ!
>早う結婚せえ
結婚してからも振り回されているわけだがwww
>>43 (・∀・)ニヤニヤした
親子かわいいよ親子
「おはよう、フェイトちゃん」
その声に呼ばれるようにしてわたしは目を覚ます。
そして、呼ばれたその名を心の中で反復した。
そう、わたしの名前はフェイト・・・フェイト・テスタロッサ・ハラオウンだ
意識と視界が少しだけはっきりとしてくると
目の前に、見たことのない顔があるのに気づく。
でも、わたしにはそれが誰なのか
言われないでも、教えられないでもわかっていた。
強い意志の輝きを灯した青い瞳も、その柔らかい茶色の髪も、わたしの名前を呼んでくれる声も
全然変わってない。
だから、わたしはこう答える。
目の前の少女の唇が、わたしの名前を紡いだように
「おはよう・・・なのは」
エピローグ『君とわたしがいる世界』
それから1ヶ月後
わたしは氷の中で眠る原因となったリンカーコアの修復手術を受け
しばらくの入院期間を置いて、今日付けで退院する。
この1ヶ月、なのはとシグナム達はわたしの病室へほぼ付きっきりでの看病をしてくれ
その中で、わたしは今の世界がどうなっているのかを知ることになった。
「ここは、お前があの部屋の中で眠りについてから約110年後の世界だ」
シグナムが何を言っているのか、わからなかった。
驚きを隠せないままのわたしが、なのはの方に顔を向けると
なのはもその言葉に黙って頷く。
「でも、それならなのはは・・・」
なのはの見た目は高く見積もっても20歳前後と言った所。
もし今が、わたしの認識から100年以上後の世界だとするなら、なのはが生きているはずがない。
シグナムはわたしの疑問を聞いて、一度確認するようになのはに目をやる。
それになのはが小さく頷くと、シグナムは語ってくれた。
わたしが眠った後に起こったこと
なのはと、はやての物語を
受付で退院の手続きを済ませ、外に出る。
外では、なのはが待っていてくれた。
「行こう、フェイトちゃん」
「うん、行こうか」
なのはが差し出してくれた手に掴まり、歩き出す。
街並みや風景は・・・病室もだけど、あまり変わった気がしない。
その事をなのはに伝えると
「この世界の技術自体が成長の限界に近付いているから、あまり変わっているように感じられないんだと思うよ」
そんな風に答えてくれた。
良くは解らなかったけれど、なのはが言うのならそう言う事なんだろう。
隣を歩くなのはの姿を見る。
わたしと繋ぐ手も、そこへ繋がる身体も、脚も、大人のそれで
わたしの貧相な子供の体とは違って・・・なのははとても綺麗で、素敵な大人の女性になっていた。
きっと、道行く人達が見ても
わたし達の関係は仲の良い姉妹みたいにしか見えないんだろう。
そう思うと・・・悲しくなった。
せっかくなのはの傍にいられるようになったのに、わたしはなのはの隣を歩くのに相応しく無い・・・
そんな思いが、嬉しかったはずのわたしの心に・・・僅かな陰を落とした。
「ただいま〜」
「お・・・お邪魔します・・・」
わたしがそう言うと、なのはは何故か凄く不満そうな顔をする。
それに気付いてわたしは言い直した。
「ただいま・・・」
「うん、おかえりなさい」
今度は正解だったらしく、なのはは満面の笑みを浮かべて
わたしのことを抱き締めてくれた。
キッチンとお風呂、トイレのついた少し広めなワンルーム
ここが、今日からわたしたちの部屋になる。
わたしたちの戸籍などは本来既に死亡扱いになっていたのだけれど
その辺りは管理局の・・・なんと元帥にまでなっていたリィンが、色々誤魔化してくれた。
そのおかげで、わたし達はこの世界でも普通の人々の中の一人として暮らしていける。
「フェイトちゃん、今日はこれからどうしようか?」
なのはに言われて、わたしは部屋を見回す。
そして、この部屋の中に足りない物があることに気がついた。
「なのは、わたしは一緒に買い物に行きたいな」
そう、この部屋は・・・まだ、わたし達の部屋じゃない。
備え付けの家具に生活用品。
わたし達の物が一つもない。
だから、変えていかないと・・・
わたしと、なのはの部屋に
この場所から、もう一度・・・・
そんな風に
この世界でのわたし達の生活は始まった。
「なのは、今日は何時くらいに帰れそう?」
「う〜ん、今日は試験官のお仕事があるから少しだけ遅くなるかも」
「そっか、じゃあ今日の晩御飯はわたしが作るね」
なのはとわたしは管理局へと戻り
なのはは若い局員達の教導を
わたしは嘱託として簡単な書類処理などを行う内勤の仕事に就いていた。
どちらも出世とは縁遠い仕事だけど
わたし達は・・・もう二度と、お互いのどちらかを失うなんてことは嫌だった。
「今日はなのはの好きな物ばかり作るから、楽しみにしてて」
「うん、でもそれだと沢山食べ過ぎて太っちゃうかも」
「そうだね、最近お腹のあたりがタプタプだもんね」
そう言ってわたしはなのはのお腹の辺りの肉をつまむ。
勿論なのはのお腹には無駄な贅肉なんてついていない。
「もーっ。フェイトちゃん!」
「ごめんごめん」
なのはは拗ねるように膨れてみせた。
体は大きくなっても、そう言う仕草はまるで変わっていない。
ここしばらくの間一緒の部屋で暮らしてきて感じることは
やっぱりなのははなのはなんだな、と言うこと。
体は成長していても、その本質はまるで変わらない。
わたしが好きになった、わたしが愛したなのはのまま。
だから、わたしは気付かなかった。
そんな風にわたしが触れている時のなのはの瞳が、必死に何かを抑えるように揺らいでいることに・・・
ここの住人的にレイハさんって人間形態とったらどんなイメージ?
「・・・ねぇ、フェイトちゃん。久しぶりに一緒にお風呂・・・入らない?」
夜になり、二人だけでの楽しい夕食を終え
わたしが後片付けと洗い物をしていると
なのはは唐突にそんな事を言い出してきた。
背中を向けているため、その表情を伺い知ることはできない。
わたし達がこの部屋に住むようになってから、いつものようにパターン化していたこと
それは、朝食を一緒に食べてから揃って出勤。
帰りが早い方が夕食を作る。
そして、順番にお風呂へ入って・・・
一緒の布団で眠る。
だから、なのはがそう言う風に言い出すのは珍しいことだった。
でも、それはわたしにとって決して嫌な事じゃなかったから
「うん、なのはの髪はわたしが洗ってあげるね」
洗い物をする手を止めて振り返ると、笑顔でそう告げた。
お風呂場はあまり広くはないので、二人で入ると少し狭い。
でも、二人一緒に洗い場を使ったりしないのであればそれで十分だった。
なのはの服が一枚一枚床へと落ちていくと、それまでは服の上からでしか解らなかった体のラインが
はっきりと、わたしの目の前に現れる。
昔はわたしと対して変わらなかったのに・・・
今や、大人の女性の魅力を持った肢体。
わたしは自分の服を脱ぐのも忘れて、その姿にじっと見入っていた。
「・・・そんなに見つめられたら、恥ずかしいよ・・・」
「ご・・・ごめんね!」
わたしは慌てて視線を逸らすと、急いで自分の服を脱ぎ始めた。
フェイトちゃんがわたしの前で服を脱いでいる。
それは、わたしの方から望んでいたことのはずなのに
一緒にお風呂、なんていう姑息な言い訳を使ったせいか素直に喜べなかった。
フェイトちゃんが目覚めてからしばらくの間は、入院等でドタバタしていたから忘れていたのだけれど
この部屋に移り、二人だけの生活を始めると
途端に心のブレーキが効かなくなってきた。
フェイトちゃんを愛したい
フェイトちゃんに愛されたい
心だけじゃなく、体も全部・・・
思いだけが加速する。
さっきフェイトちゃんに見つめられていた時も
外面では平静を装いながら、わたしの中では破裂してしまいそうなくらいの感情が荒れ狂っていた。
そして、目の前ではフェイトちゃんの体から最後の一枚の服が取り払われ・・・その裸身が露わになる。
「わたしはなのはみたいに胸もないし、綺麗じゃないから・・・恥ずかしいな」
わたしの心の堤防はその一言で決壊した。
幼な妻!幼な妻!
そのまま脱衣場の床にフェイトちゃんの体を押し倒す。
体格の差も手伝ってか、フェイトちゃんはあっけなく床に倒れ込んだ。
「え・・・なのは、何を?!」
その言葉を無視して、わたしはフェイトちゃんの肩を片手で抑えながら
そのまだ幼い胸に舌を這わせる。
あの夢の世界で何度も繰り返した行為。
フェイトちゃんはいつもわたしの腕の中で甘い声をあげてくれた。
でも・・・
「なのは・・・」
フェイトちゃんがわたしを呼ぶ声は・・・ただ、悲しげで
その瞳からは涙がこぼれ落ちてきた。
わたしは・・・自分が、間違えたことを知る。
泣かせたりしないって・・・守るって誓ったのに・・・
「ごめんね・・・フェイトちゃん。わたし、そんなつもりじゃ・・・」
わたしは立ち上がると、言い訳を口にしながらその場から後ずさる。
しかし
フェイトちゃんは素早く立ち上がるとわたしが予想だにしなかった行動に出る。
そのままの姿で駆け寄ると、その勢いで逃げるわたしに抱き付いてきた。
重心が不安定な状態だったわたしは、体勢を崩してその場に尻餅をつく。
フェイトちゃんが上でわたしが下
先程とは逆に、わたしがフェイトちゃんの事を見上げる形になってしまった。
「なのは・・・」
フェイトちゃんの口が開かれる。
わたしは、逃げられない。
かつて、病院で投げられた言葉をまた投げられるかもしれない。
それも・・・今度は本気で
せっかく一緒に居られるようになったのに、わたしはなんでこんな簡単にそれを踏み外してしまったんだろう。
「ちゃんと・・・言って?」
「え?」
フェイトちゃんの口から出た言葉は、わたしの予想していたものとは・・・恐れていたものとはまるで違っていた。
「なのはの口から・・・ちゃんと
わたしのことを好きだって、愛してるって言って」
「フェイトちゃん・・・怒って、ない・・・の?」
わたしは恐る恐る訊ねる。
「怒ってるよ! わたし達・・・キスもまだちゃんとしてないのに・・・いきなり、乱暴にされて」
「ごめん・・・ごめんね」
フェイトちゃんはわたしが謝るのを見て、首を横に振る。
わたしはまた・・・間違えてた。
だから、今度はもう間違えないように言う。
「わたしはフェイトちゃんの事が誰よりも好き。 フェイトちゃんを愛してる」
想いは、ちゃんと・・・口にしないと伝わらないのだから。
その言葉に、少しだけ満足してくれたのか
フェイトちゃんは嬉しそうな笑顔を見せてくれる。
そして
「わたしも、なのはが好き。誰よりも・・・なのはのことを愛してるよ」
わたしの告白への返事をしてくれた。
「ねぇ、フェイトちゃん・・・キス、してもいいかな?」
「・・・・・・」
わたしの野暮な問いかけに、フェイトちゃんは黙って目を瞑る。
わたしも、それ以上は何も言わずフェイトちゃんの小さな唇に自分の唇を重ねた。
三秒間だけの短いキス。
舌も絡めなければ、濃密にお互いの唇を求めあうわけでもない。
それでも、夢の世界でしたどんなキスよりも・・・ずっとドキドキした。
唇が離れると・・・お互いに、目を逸らす。
恥ずかしくて真っ直ぐにフェイトちゃんの目を見ていられなかった。
「わたしは・・・」
先に口を開いたのはフェイトちゃんの方だった。
「なのはが望むなら、さっきみたいな事だって・・・ちゃんとするよ? まだ、わたしは子供だから、よくわらないけど
なのはがしたい事は・・・わたしだって、して欲しいんだから」
その言葉を聞いて
わたしはフェイトちゃんへ向き直る。
そして、その身体をただ抱き締めた。
今は、その気持ちだけで凄く嬉しい。
体の中に篭もっていたはずの劣情は、既に何処かへ消えていた。
「無理しなくていいよ・・・少しずつ、進んでいこうね」
フェイトちゃんはわたしの胸にそっと体をもたれかけてくる。
この腕の中の小さな少女を守りたい
わたしは・・・強く、そう思った。
きっと、夢の世界のフェイトちゃんも・・・そう思ってくれてたんだね
瞼を閉じると・・・その笑顔がうっすらと映った気がした。
そんな思いに浸っていると・・・
突然、胸を揉まれた。
「フェ・・・フェイトちゃん?!」
「ご・・・ごめんね。わたしの胸は小さいから・・・つい、気になって」
フェイトちゃんの手が・・・わたしの胸を鷲掴みにしていた。
もーっ・・・せっかく真剣に考えてたのに、台無しだよ
「フェイトちゃんも、すぐに大きくなるよ。 身長だって、わたしを追い越しちゃうんだから」
フェイトちゃんはわたしが何でそういうことを断言できるのかわからず、半信半疑と言った感じの目を向ける。
でも、わたしはそれ以上は何も言わなかった。
教えてあげないけど、わたしは絶対にそうなるって知ってるんだよ
その時まで、わたしがあなたの事を守るから
だから、ゆっくりと歩いていこうね
急ぐ必要なんか無い
だってここには
わたしがいて、フェイトちゃんが居る
二人で一緒に・・・
わたし達の・・・この“今”を
おしまい
う〜ん・・・・
>>60 おつかれさまでした!
GJです
しかし、おませなフェイトさん(12)の今後に期待
なのはさんが夜のいけない教導をするんですよね
はぁはぁ
GJの嵐が俺の中で巻き起こってる。
いいな〜、最後の二人の甘甘でありながらちょっと切ないような、そんな感じが。
この話を全て見ていてなのは一期のOPを何げに思い出した。
とにかく二人が幸せになれてよかった!
◆34IETlJpS6さん、あんたは最高だ!
またいつか書いてくれ!期待して待ってるから!
だから今はゆっくり休んでくれ!
>>60 GJ!GJ!GJ!Gry
19×12って鼻血が止まらんのだがw
なんか、フェイトが年上の場合もの凄い変態なイーメージだったんだけど
なのは年上でも結構変態になりそうだなw
あなたのおかげでなのフェイがさらに好きになりました!ありがとうさん
つらい重いした分、二人が沢山幸せになれますように。
すげぇ〜ずうずうしんだけど余力があったら19×12の日常も見たいぜ
戯言として流してくれ!お疲れ様
なのはさん余裕無さすぎw
いや、良いものを見せていただきました。
お疲れ様でした、また英気を養って湧き上がる煩悩を思いのままに叩きつけて下さい♪
こ、これはなんという少女淫こ(ry
ともあれ大長篇グッジョブ!
おや、桜色の夕日が?
言い訳
エロ削ったらこうなりました。
エピローグなので結構はしょってます。
エロ+ネタな幼妻奮闘記はまた別枠で後日。
幼妻奮闘記!!!!!!
エロも大期待してる!!!
GJ
せっかくのハッピーエンドに水を差して悪いんだけど
先に逝った人たちは二人のことを思いつつ大往生していったと思うんだけどヴィヴィオはいったい…
それだけが心残りで
クロノとエイミィあたりに引き取られてると一安心なんだけど
それだけがって言ったけどキャロたちも…
フェイトさんが冬眠したままだったからエリオとキャロの出会いはなし、
でたぶん二人は救われていないと思う。
ヴィヴィオもたぶん救出できなかったと思う。夢の中の話でそれを
におわす記述があったし。
なにわともあれ幼妻奮闘記にwktk
フェイトさん居ないと3人とも救われないのか…カナシス
ギンガも救出されず、姉を亡くしたスバルにも大きなダメージとなって…
そうなるとスバルと出会うはずのティアナもどうなるか…
お疲れ様です。
二人が幸せになれて、すごくよかったです。
その後の二人の話も楽しみにしてます。
水差して悪いって思うんだったら、スルーすればいいやんってちょっと思った。
気にせずに、幼な妻奮闘記もがんばってください。
気長に待ってます。
もちろん、エロも期待してます。
妄想力ありすぎだろw
お疲れさまでした。
毎回ワクテカで読んでおりました。
俺もこれくらいの書きたいなあ…
>>73 ごめん
34さんにもごめん
でも、出てきた以上はいい顔で逝ける人生を送ってほしいって思ってさ
>>76 別にそんなに気にしないでいいと思いますよ(`・ω・´)b
あとまとめサイトの中の人いつも早い仕事ご苦労様ですm(_ _)m
もう一万アクセス突破かぁ・・・
スレ自体はそんなに人居るような気しないのに、早いですよね
見るだけで、書き込まない人って、結構居るからね。俺とか。
職人さんたちGJ!
なまこ|(ω・`ミэ)ミピチピチ
これはなまこで何か一本書けと!?
なまこプレイだと?
なのは×マリエルかw
マリー始まったな
Σ
し,失礼.他意はなかったのです.…が,責任とって書いてきました.
『なまこ』
「フェイトママ〜これ何?」
正式になのはと私の娘となったヴィヴィオが嬉しそうな笑みを浮かべながら
ベッドの下に転がっている物を見て,私に問い掛ける…
事の発端は引越しである.
なのはの養女としてヴィヴィオが認定されて,その後住居の方はどうしようという話になり,ついでなので,という事で引越しと相成った.
六課設立以前は,基本的に次元航行部隊…海にいる私がたまにしか帰れないミッドに
一人で一部屋を借りるのは勿体無いという事で,なのはが『フェイトちゃん,私と一緒に住もう』といってくれた御蔭で,
なのはと二人っきりで暮らしていた.…その御蔭で有給を取ってミッドに帰る事が多くなったのは…全くの余談である.
ともあれ,その部屋も3人となると少し手狭,という事でヴィヴィオが娘になったのとあわせて,
先日から住居を探し,漸く良い物件を見つけ,数日前からこの家に住み始めたのだった.
運送屋が運んできた物を荷解きし,漸く落ち着いたのが昨日.
そして今日…現在,今.この時…
ヴィヴィオはなにやらベッドの下に落ちていたものを発見した様子.
わくわくどきどき,といったヴィヴィオの綺麗な瞳が…痛い.
「フェイトママ?」
「う…うん,そ,それはね……」
さて,どう答えよう?
ヴィヴィオの事を考えれば嘘を教えるわけにもいかないのだが,ものがものである.
非常に困った私は,ふいに…昔住んでいた海鳴市で見たものを思い出す.
ある日,なのはに連れられて訪れた水族館.
そこで見たものを……
「な,なまこ…だよ.なま…こ」
「なまこ?なにそれー?」
「そんな形の…その,生き物かな?」
「いきてるのこれ?」
「そ,そうだよ…ほら,かしてみて」
ヴィヴィオからそれを受け取り……ごそごそとやりると…
うぃ〜んうい〜ん
「ほ,ほら.ヴィヴィオにびっくりして動いてなかったけど,動き出したよ」
「ほんとだ〜!」
無機物的な音が部屋に響き渡る.
それが必要な時ならば,それはそれで良いのだが……と,まぁ…
……はい.
ここまでくれば,もうお分かりだと思いますが…
どうみてもバイブです.
私の物なのか,なのはの物なのかは本人の名誉のために黙秘させて頂きますが,さておきまして……
「あ!なのはママにも見せてこよう!!」
本物のなまこを見た時にヴィヴィオにどう説明すれば良いのかな?などと悩んでいる間に…手の内にいたなまこ(バイブ)
は,…ヴィヴィオの手に渡り…そして,そのままなのはの下へと走り出すヴィヴィオ.
「あ,ヴィヴィオ危ないよ・…」
などと,言えるくらいには落ち着いてるんだね,私.などと思いながら…いいや,もう諦めが入っただけかもしれない.
……ど,どうしよう!?
「なのはママ!なのはママ!なまこ!なまこだよ〜!」
「な,なまこ!?…ヴィ…ヴィヴィオ……それ,どこで………」
「フェイトママが教えてくれたの!」
「……そう,そうなんだ.フェイトちゃんが……へぇ……」
ねぇ,なのは…今夜私は色んな意味で寝れるのかな?
寝かせてくれると…その,嬉しいかな?
でも……スターライトブレイカー(御仕置き)は覚悟しておくことにするよ…?
いじょー.
海鳴に水族館があるのか,とか水族館になまこがいるのか,だとか,
形似てないよね?とかいうのはご容赦のほどーっ
あと,結局誰の?なんて聞いたらだめですよ.SLBですよ…という所で.
布団|(ω・`ミэ)ミピチピチ
吹いたwwww
なまこww
どうみてもバイブですwww
なまこにイかされるフェイトさんが見たいです
鬼才現るw
夜中なのにおもっくそ吹いたじゃねーかw
こっそりなのはさん使うために持っていたのか
それともなのはさんがいなくて寂しいときに一人で・・・・
いずれにしてもSLB確定ですねフェイトさんw
な〜まこ〜wwwwな〜まこ〜www
そのあふれる才能に嫉妬
>>89 「フェイトちゃん、これなーんだ?」
「あ、バッ、バイブ」
「あれぇ、昼間ヴィヴィオはなまこだって教えてくれたよ、フェイトちゃん嘘ついたの?」
「なっ、なまこ、なまこだよ、なのは」
「そうね、なまこよね、だってこんなに活きがいいもの
で、そのなまこがなんでヴィヴィオの手の届くところにいたのかな?」
「だって、せっかく有給取って帰ってきたのになのは引越しで疲れたって言ってすぐ寝ちゃうったから」
「えー、私が悪いのー、せっかく艦隊任務でミッドを空けている執務官様に代わって、
忙しい教導隊任務の合間を縫ってヴィヴィオの世話しつつ家探しから引越し手続きまで全部したのに
たった一晩も待てなかったの?」
「だって、なのはが隣で寝ていると思うとそれだけでうれしくて
でっ、でも、疲れているなのはを邪魔したくないから・・・」
「なまこを使って一人で慰めていたんだ?」
「はっ、はい、なまこでじっ、自慰してました」
「フェイトちゃん、我慢できずに一人遊びしちゃうなんて悪い子だね、なまこで少しいっちゃおうか?」
「あっ、なっ、なのはー、だめぇー」
こうですか?わかりません
>>77 どうも、ありがとうございます
そう言っていただけるとまとめがいがあります
ただ、あのカウンターの値は色々問題があって
アクセス数よりかはPageView に近い値と思ったほうがいいかも
あと仕事が早いんじゃなくて続きが気になって
頻繁に読みにきている廃人なだけw
一読者に出来るのは職人が投下しやすい環境づくりまでだから…
>>93 一晩待てないとかフェイトさん自重するなもっとやれ
>>94 いつもお世話になってます
読み返すことができるし見逃しが減るので
まとめは本当にありがたいです
まさか80での一言がこんな展開になるとは
みんなノリ良すぎ(爆)
「お金が・・・ないんや!」
週に一度の朝礼の後わたし達六課隊長陣は今後の方針決定のための会議を行う。
その場ではやての口から開口一番に出た言葉は、あまりにもいきなりなものだった。
「あ、あの・・・はやて。よく意味がわからないんだけど・・・?」
何と言えばいいのかわからずに固まる全員の中で、わたしは幾分か早く立ち直り今出た言葉の真意を問い質す。
「せやから・・・六課の捜査費、設備費もろもろ全部残ってない言うことや」
「え・・・で、でも! そういう場合は本局へ追加の予算を申請すればいいんじゃ・・・・」
機動六課の予算、給与は全て管理局本局から出ている。
予算が合わなくなった、等の場合は所定の手続きを経て臨時予算を出して貰うのが基本だった。
「この隊舎建てるんも、相当無理な予算案通したもんやから。管財部に財布の紐締められてしもうて・・・」
「でも、ここで話を出すって言うことは・・・はやてちゃんには、何か打開策があるんだよね?」
ようやく立ち直ったなのはが、議論は無用とばかりに話を促す。
その言葉にはやては、我が意を得たりというように大きく頷いた。
「そうや、実は打開策の腹案があるんやけど。わたし一人じゃどうにもならへんから、みんなに相談しよ思うて」
「わたし達は主の決定に従うだけです」
「ああ、はやての言うことなら間違いないもんな」
シグナムとヴィータ二人の賛同を得て、はやては嬉しそうに頷く。
そして、次にわたしとなのはの方へと顔を向けた。
「なのはちゃんとフェイトちゃんはどうやろ?」
「そう言われても・・・方法を言ってもらえないと、わからないよ」
「はやてちゃんの案って、いったい何をやるの?」
わたし達の問いに、はやては答えた。
ただ一言で、きっぱりと
「このメンバーで・・・ホストクラブを、やるんや!」
「「「「ホストクラブ?」」」」
はやての言う言葉の意味がわからず、わたし達四人は声を揃えて聞き返す。
「そや、ホストクラブ言うんはな。
女の子とお喋りして、お酒を飲まして、それで楽しんで貰うてその代価としとお金を頂く・・・そう言う商売やね」
「はぁ・・・・そうなのですか」
シグナムは良くわかっていないのか、とぼけた返事を返している。
「でも、はやてちゃん。ホストクラブって確か男性のお仕事じゃないのかな?
女性の場合だとホステスさんだったと思うけど・・・」
なのはの疑問の言葉に、わたしも頷く。
仕事の中身は良くわからないけれど
男女でそう言う風に分かれていると言うことだけは、海鳴に居た頃得たテレビの知識で知っていた。
「せやね。けど、みんなムサい男連中や親父の相手なんか嫌やろ?」
「そうじゃなくて、それならヴァイス君やグリフィス君とかに頼んで六課の男性陣でやればいいと思うんだけど。なんでわたし達なの?」
「そうだよね、なのはの言うとおり。わたし達がやらなくてもその仕事ならなり手は沢山居るんじゃないかな」
当然の疑問だった。
しかし、はやては静かに首を横に振る。
「だって・・・わたしらの周りの男性陣って・・・ロクなのおらんやろ?」
その言葉によって、部屋の中には『あぁ、言っちゃったよ・・・』的な空気が流れた。
その空気を無視して、はやては言葉を続ける。
「それに、最近は男装のホストみたいなんが受けとるみたいやし」
「でも・・・・」
それでもまだ渋るわたし達に痺れを切らしたのか、はやてはなのはに近寄ると、その耳元に何事かを囁く。
声は小さくて、隣に座るわたしの耳にも何を話したのか、内容は聞こえなかった。
しかし
「うん、はやてちゃん。わたしもホストクラブって凄く良いと思うよ!」
何を唆されたのか、なのはの態度は一瞬で賛成に回る。
はやては、それに満足そうに頷くとシグナムとヴィータにも同じ様に何事かを吹き込み。
「主はやての御心のままに。我が剣に誓って・・・きっと、繁盛させてみせましょう」
「しょ・・・しょーがねーよな。他に方法があるわけでもねーんだし!」
すぐさま、二人の守護騎士達も賛成票を投じた。
そして最後に、はやてはわたしの方へと近付いてくる。
そして、耳元に口を寄せると小さく呟いた。
「予算が用意できんと、この隊舎も接収されてしまうんやけど・・・」
それは確かに困る。
ここにはせっかく手に入れた、わたしとなのはの愛の巣があるのに・・・
何か言おうと振り返ると、わたしが口を開くよりも早く
はやては言葉を続けた。
「もし、フェイトちゃんが売上1位を取れたら・・・
なのはちゃんと一緒の特別休暇と、この『恋人と行ってみたいランキング第一位』のホテル・アウグスタ、ロイヤルスイート宿泊券を・・・」
「頑張ろう、はやて!」
もちろん即答だった。
こうして、足りない予算を稼ぐため
八神はやてプロデュースによる
『機動六課ホスト部』
は・・・開店の次第と、あいなったのだった。
続く。
午後も時間あれば、書きます。
現在の構成
・ホスト兼店長
八神はやて
・ホスト
高町なのは
フェイト・テスタロッサ・ハラオウン
シグナム
ヴィータ
これはwktkせざるをえない
103 :
名無し娘:2007/10/26(金) 12:32:00 ID:08YIM5P9
続きがめっちゃ楽しみです☆
本当にここの小説はいつ読んでも最高です♪
フェイトの仕事ぶりに、なのはが嫉妬する様を見てみたい…(^^)
むしろなのはさんの天然ジゴロっぷりにやきもきするヴィータとフェイトがみたい!
とくに、ヴィータ。
何を囁かれたのでしょう?w
アリすず少ないということで補完投下。
時間の都合で投下にブランクがあるが勘弁。
あ、見たいカップリングがあれば駄文ながらリクも受け付けたい。
夏-
あたしとすずかはむやみに長い夏休みを使ってバカンスにきていた。
「グァムも久しぶりだね、アリサちゃん」
すずかの水着姿がまぶしい。
「そーね。ま、日本人もいっぱいだから外国にきた実感ないわねー」
そうなのよ。なんであたしらがいまさら定番観光地にきたかというと…
「お三方…いえ、お四方で行かれるのでしたら危険の少ないところへお願いいたします」
と、鮫島のたっての願いだったのよ。
大学生にもなって…と思うけど、今回はしかたないのよね…
というのも、
「うわー、うみってすごーい!アリサおねーちゃん!すずかおねーちゃん!はやくー!
アルフいくよー!」
「わおん!」
「はいはい、今行くねー!」
いつもなら二人だけのバカンスなんだけど、今回はちょっと違うのだ。
「こらこら、はしゃぐと転ぶわよ、ヴィヴィオ!」
あー・・・えぇと、投下中?
107 :
スピノザ:2007/10/26(金) 15:03:11 ID:AcsjUZOl
>106
たぶん大丈夫だと思いますよ
名前消すの忘れてた・・・orz
ありすずきたあああ
「とりあえず、営業は明日からやから。今日の所は着る服だけ揃えとこ」
会議終了の後、わたし達ははやての号令の元服屋さんへと連れてこられていた。
「注文はもう済ませとるから、それぞれ渡されたもんに着替えといてな」
店員さんから渡される袋を受け取り、それぞれ更衣室に入る。
技術の進んでいるミッドチルダでは、身体データさえ入力すれば簡単に自分にピッタリな寸法の衣服が作ってもらえるため
こんな風に急に用意しなければならないような事態にも困らない。
まぁ勿論値段によってその出来も生地の質も格段に差があるのだけど。
わたしの渡された袋の中には、黒のスーツ上下に白のYシャツ、そして黒色のネクタイが入れられていた。
着ていた執務官の制服を脱ぎ、それを順に身につけていく。
何だかズボンを穿くと、いつもの自分とはまた違う自分になった気がした。
着替え終えて更衣室から出ると、同じタイミングでなのはの姿が隣から現れる。
なのはの服装もサイズ以外は多分わたしと同じもので、違うのは首からレイジングハートを下げていると言うことだけ。
黒のネクタイに紅玉の赤が映え、美しい取り合わせに見える。
わたしも、ズボンのポケットに入れていたバルディッシュを取り出し、胸ポケットに差し込む。
黒のスーツに金色の輝きが加わり、わたしらしさが出た気がした。
「フェイトちゃん、何だか凄く格好いいよ」
「そう・・・かな。でも、なのはだって・・・凛々しく見える」
お互いの姿を瞳に写し合う。
二人ともスーツ姿なのが惜しい。
もし、なのはがドレスを着ていたら
すぐにこの場から浚ってしまうのに・・・
今の姿なら、いつもは恥ずかしくて出来ないそんな事も、言えるような気がした。
「・・・コホン。お二人さん、イチャイチャするのは後にして、取り敢えずはわたしの話を聞いてくれへん?」
わざとらしい咳払いをして、はやては全員の注目を集める。
いつの間にか、シグナムとヴィータも着替え終えてこの場へと揃っていた。
わたしとなのはも、それに倣い視線をはやてへと向ける。
「その前にさ、はやて・・・」
「なんや、ヴィータ?」
「なんであたしだけ半ズボンなんだよ!!!」
肩を震わせながらヴィータは怒る。
確かに、ヴィータの服は一人だけ半ズボンタイプの物だった。
上着もわたしたちの物よりずっと裾が短い。
ホストと言うよりも、どちらかと言えば・・・七五三のように見える。
でも、はやてはヴィータが怒るのを特に気にもせずに、あっさりとした答えを返した。
「だって、ちゃんと需要には合わせんとな」
「需要?」
わたしは言う意味が解らず聞き返す。
「そや、シグナムは不器用で実直な武士系、ヴィータはロリショタツンデレ系
フェイトちゃんは王子様系で、なのはちゃんは・・・系統問わず天然女殺し、そしてわたしは小粋なジョークと話術で場を盛り上げる面白系兼小悪魔系やろか。
うちのお店は似たり寄ったりのチャラ男ばっかの店とは違うて、お客様のニーズに合う物を提供するんが売りやからね」
「そ、そうなんだ・・・・」
「せやから、ヴィータも我慢してな。・・・・それに、みんな売上1位のご褒美・・・欲しいんやろ?」
そう言われると、ヴィータだけでなくみんなの目の色が変わる。
勿論わたしも欲しいんだけど、一体みんなは何て言われたんだろう・・・
はやて、ニーズをわかってらっしゃる。
おまけに、適材適所も心得てるし。
さすが、管理職っ!!!
急にママさんにはシャマルさんという電波が降りてきたのだが誰が送ったんだ?
やべえよはやて
その取り合わせは涎が出るくらいやべえよ
>>114 そ れ だ !
あれなんか急に胸から手g
スバルとティアナも無理矢理駆り出される気がしてならないんだ
「ハコの方はシャーリー指揮で突貫工事しとるから、後はホストとしての最低限の知識と対応の練習やね」
会計を済ませ、そのままの格好で六課へと戻ってくる。
そして、会議室へとまた集まると
はやてによるホスト講座が始められた。
なぜなにホスト、とか言う怪しげなしおりが渡され
食器を渡す時はこう、お酒を勧めるときの上手いやり方、化粧は褒めるな、等何処までが可で何処までが不可かを
急拵えで頭へと詰め込む。
「せやけど、これはただの知識やから。それぞれに合った対応を心掛けておいといてや」
「例えばどのように・・・でしょうか?」
「そやな・・・シグナムなら、お客様に対してはわたしに接するようやればええと思うよ」
「主に対するように・・・ですか。心得ました」
「お客様は神様やからね。いや、ホストクラブなら女神様・・・なんやろか」
はやての答えにシグナムは良くわかったという風に頷いた。
わたしも続いて、シグナムと同じように自分はどうすればいいのかと訊ねる。
「フェイトちゃんはお客様をなのはちゃんやと思って応対すれば問題無しや。
なのはちゃんとヴィータの方はいつも通りでええ。
小細工必要なタイプや無いし」
なのはにしているのと同じようにお客の人に接する・・・
言うは易し行うは難しで、わたしにとってはなかなか難問かもしれない。
でも、なのはとの甘い一時のためには・・・頑張るしかない。
わたしは覚悟を決め、その後の時間を全て実技と応対の練習に費やす。
開店はもう・・・すぐそこにまで、近付いていた。
男装のフェイトとか萌え死ぬ。
区切りまで投下控えるべきか。
>>117 むしろスバルは給料全額なのはさんにつぎ込むと思うんだ
これで準備編終了。
前振り長過ぎなのもあれなのでパッパと飛ばして行きました。
次から多分開店編です。
スバルは甘え系でティアナはツンデレ系で検討に入れてましたけど
流石にホスト側にキャラ増やしすぎると、名前ありの客が減りすぎて困るので・・・。
因みにホストは毎日店に4人で1人休みです。
休みの人が何をするかは・・・まぁ、ねぇ?
客とは1:1や1:2等
人数が多いとヘルプホストを付けて2:3とかになったりする場合もあります。
>>119 終わりましたのでどーぞです。
しかし・・・雨降りだと帰り道傘持ちながらで打つので、時間がかかってしょうがないorz
>>121 >休みの人が何をするかは・・・まぁ、ねぇ?
休みの日のフェイトちゃんとか
休みの日のヴィータとか
休みの日のシグナムとかの行動が目に浮かぶようだw
>名前ありの客が減りすぎて
男ありならヴァイスとかクロノとか淫獣とかが給料搾り取られるくらい通って来そうですがw
百合板でやっても楽しくないですしねぇ。
リイン2の元へ通うシャーリーなんかも見てみたかったかも?w
あと肯定的意見ですよと念を押しておきますが、
こういう設定もありとなると今後色々と作品の元枠に囚われない投稿が出来るかもしれませんねぇ。
あと最後に
>雨降りだと帰り道傘持ちながらで打つので
お気をつけください、ってか危ないですよそれ(汗)
子供の頃は雨の日に傘差しながら本を読みつつ学校から帰ってたりしてましたが
車に轢かれかけたりして危なかったですし。
あと後ろから覗き込まれたりしても危ないですよw
>>121 毎度楽しい作品をどうもっス(11)
半日近くも開けたので一気に行きます。
なんであたしらがなのはとフェイトの子供を預かってるかというと…
数週間前
あたしたちはなのはと通信していた。
「夏休み?」
「うん…魔法学校にもあるんだけど…」
なのはいわく、ヴィヴィオの通う学校にもこちらに似た期間で夏休みがあるとのこと。
しかしお盆などというものは当然ないため、長い間一人になることが多くなってしまう。
「アイナさんやザフィーラさんにいつもいてもらうのアレだし…」
ってことで、休みの間、フェイトのお義姉さんが見てくれることに。
「アルフさんもいるからエイミィさんにもあまり手間かけないだろうしね」
ちなみに魔法を知ってからアルフさんとあたしたちはすごい仲良しだ。
トリ入れ忘れたorz
「でも、なのはちゃんとしてはかわいい子には…なのよね?」
すずかがなのはの悩みを言い当てる。
「そうなの…外に出て遊びたい年頃だし…」
エイミィさんも自分の子供がいる。
遠出は大変だろう。
「そこであたしたちの出番なわけね!」
あたしは胸をはる。
要するになのははヴィヴィオに旅行をさせたいのだ。
「う、うん。こんなこと二人くらいにしか頼めなくて…」
向こうでなのはが申し訳なさげな顔をしていう。
…まったく。
どれだけ付き合ってると思ってんのかしらね。
「安心なさい。あんたとフェイトの子供に忘れられない思い出作ってやるわ!」
と、いうわけでお目付けのアルフさんも同行してのバカンスとなったのよ。
ヴィヴィオは最初こそあたしたちにびくびくしてたけど、道中でママたちの昔の話をしたとたん仲良くなれた。
アルフさんは道中は飼い犬ってことにして完璧。
で、最初に戻ると。
「アリサちゃん、いこっ」すずかに手を引かれてあたしたちもヴィヴィオたちのあとを追う。
ヴィヴィオは海に入ってアルフとボール遊びをしようてしてるみたいだけど…
ふふ、ここはグァム。
そろそろ「洗礼」がくる頃ね。
「わひゃあっ!」
ほらきた。
どうやら「あれ」をふんで転んだわね。
「ヴィヴィオちゃん、大丈夫?」
あわててかけよるすずか。
そんな心配しなくても「あれ」をふんだだけよ。
「うん。これ、踏んじゃったの…ぬるぬる…」
そういってヴィヴィオは「あれ」を持ってぶらぶらさせている。
…驚かないのね。
「あ〜。これはね」
すずかが「あれ」について説明しようとする。
けど、それはあたしの役よ!
「ヴィヴィオ〜?それなんだかわかる〜?」
あたしは得意満面でヴィヴィオの前に立つ。
初めて見たときはすずかも転んだしあたしも…びっくりした。
「これは…」
あたしが名前を教えようとすると、
「うん!知ってるよ!ままからおしえてもらったー」
へ、へえ。なのはったらずいぶん細かいことまで教育してんのね。
図鑑でもあげたのかしら。
「これはねー、ば い ぶ っていきものなんだよね?」
世界が凍り付いた。
あたしたちだけではなくまわりも間違いなく氷点下だ。
あたしが固まっているといち早く立ち直ったすずかがヴィヴィオに言う。「ヴィ、ヴィヴィオちゃん?違うよ?これはなまこっていって…」
しかし当の本人は
「えー、ちがうよー。
なまこはもっとほそくてういんういんてなくよー」
しれっと第二射を放った。
まさにアブソリュートゼロ。
あたしは凍えた空気に抵抗する。
「ヴィヴィオ?だ、誰に習ったの?」
ここでそれを持ってくるかっ(爆)
「ままたちだよ?なまこはおうちでかうんだよねー」
あの二人…
…次会ったら正座で教育してやるわ…
あたしの怒りをよそにヴィヴィオは
「あーばいぶいっぱいー。
ぬるぬるだー」
まわりを氷結しまくっていた。
「す、すずか!逃げるわよ!」
赤面して硬直している恋人に声をかける。
「う、うん!ほ、ほらヴィヴィオちゃん?まずご飯にしましょうね〜?」
「え〜もっとばいぶであそぶ〜ばいぶ〜」
「頼むからそう連呼しないで…!」
結局。
この日の午前中はホテルでほとぼりを冷ました…
吹いたっ
ばんばんっ!┃☆ヾ(≧▽≦)oひゃっはっはっ!!
夜。
朝の借りを返さんばかりで遊んだあたしたちはホテルのベランダでくつろいでいた。
ヴィヴィオとアルフさんは遊び疲れたのか、
体を寄せ合って夢の中だ。
「朝はどうなるかと思ったけど、楽しかったわね」
途中でアルフさんが人前で人間形態になりかけたり、
すずかがナンパされたのをあたしが撃退したりとあったが楽しかった。
「くす。そうだね。たまには四人でバカンスも楽しいよね」
あたしはすずかがいればどこでもバカンスなんだけど、恥ずかしいので言わない。
「ねえ、アリサちゃん…」
すずかがソファから立ち、あたしの隣に座った。
そのままあたしによりかかり、頭を肩に乗せる。か、顔が近い…
赤面するあたしをよそにすずかは話し出す。
「今日、思ったんだけど…子供っていいよね」
「そ、そうね…」
「わたしたちも欲しいよね…」
「う…」
すずかとあたしの子供…想像したことはある。
けど、あたしたちは女だから無理だと思ってたけど…
「ヴィ、ヴィヴィオみたいな子、そんなすぐいたら大変よ!
なのはたちはある意味奇跡なの!」
しかしすずかは動じない。
「でも…起こるかもしれないよね?」
「う、うん…」
ヴィヴィオを見たらを期待しちゃうわね…
「ふふ…」
すずかは笑うと目をつぶって顔を寄せてきた。
これはキスの合図。
「すずか…」
あたしも唇を閉じてすずかに近づいていく…
「じーっ…」
「ておあっ!?」
いつ起きたのか、ヴィヴィオとアルフさんがのぞいていた。
あたしとすずかは光速で体を離した。
「おー、見つかっちゃったぞ。ヴィヴィオ」
のんきなアルフさん。
「おねーちゃんたち、ちゅーしないの?」
さらにのんきなヴィヴィオ。
「あ、あはは…」
笑ってごまかすすずか。
ん?待てよ。
「ヴィヴィオ、ちゅー知ってるの?」
「うん!ままたちがいつもしてるよ!んちゅーって!
すきなひとにするんだよね!」
間違ってはいないけど…
「あんのバカ夫婦ー!」
今朝のことといい、ホント教育してあげないといけないようね…
ふ、ふふふ…
「だからねー?ヴィヴィオ、ふたりにおやすみのちゅーしにきたの」
「「へ?」」
ぽかんとしていると、ヴィヴィオはあたしたちのほっぺにキスをした。
「おやすみなさい。アリサおねーちゃんにすずかおねーちゃん」
「お、おやすみ…」
そうやってヴィヴィオが部屋を出て行き、
「ヴィヴィオ、あんたたちがすごく気に入ったんだよ。よかったな。おやすみー」
アルフさんが笑いながら出て行った。
「アリサちゃん…」
すずかがぽーっとしている。
これじゃ奇跡なんて待ってられないかもね?
でもいまは…
「とりあえず、明日もいっぱい遊ぶわよ!すずか!
もちろんみんなでね!」
「うん!アリサちゃん!」
あたしたちのバカンスははじまったばかりなんだから!
以上。
住人や34氏には連投失礼。
アリすずがヴィヴィオを気に入ってなのフェイに帰すのを渋ったりしなかったり。
ヴィヴィオ旅行中はゆっくりキャッキャウフフ出来ますねフェイトそん
GJ!!
なまこ吹いたw
あ、当然ながらなまこは
>>80氏からお借りしましたwありがとうw
138 :
名無し娘:2007/10/26(金) 23:43:58 ID:CQNWhSZ6
ホストま〜だ〜(^ω^)
超楽しみにしてるので、頑張って下さいねwww
GJ!!
はやカリの方もすごい楽しみにしています
140 :
0/3:2007/10/27(土) 00:30:43 ID:xJqn4pqt
ダレモイナイ
バカ話ヲ投下スルナライマノウチ
ということで
シグティアっぽく始まるけど…なお話
141 :
1/3:2007/10/27(土) 00:35:40 ID:xJqn4pqt
テイアナ・ランスターです
精鋭揃いの機動6課の中で凡人は苦労していますがなんとか頑張ってます
それはそうと今ちょっとすごいことになってます
「ちょっといいかランスター二等陸士」
なんとあのシグナム二尉が声をかけてきたのですよ!
シグナム二尉といえばライトニング隊の副隊長で管理局の女子局員人気ナンバーワン
憂いを含んだ鋭い眼差しに 堂々とした長身 風になびく長い髪
局でも有数の剣の使い手とあっては並みの男じゃ束になったってかないません
毎年バレンタインのときは大騒ぎになります
かつてぐーで殴られたのも今ではいい思い出です
というか同期の子にうらやましがられました
そんなシグナム副隊長がこの私に声をかけてきたのです
ひとけのない隊舎の裏手 演習も終わった夜空には月がかかってます
波の音がわずかに聞こえてくる中を副隊長と二人っきり
なんだか鼓動が大きくなってるのが自分でもわかります
「ランスター二等陸士、いや」
そこでシグナム副隊長は振り返って私を見て
「ティアナと呼んでいいかな」
「は、はいっ」
142 :
2/3:2007/10/27(土) 00:37:59 ID:xJqn4pqt
シグナム副隊長、どうしてあなたは絶妙な間の取り方をするんですか
今のでファンクラブの子が十人ぐらい失神してます
「ティアナ、君に頼みがある」
そういって副隊長はあたしの肩をつかみます
「あ、あの」
「君にしかできないことだ」
そ、そんなまっすぐにあたしを見ないでください
「ティアナ」
シグナム副隊長の顔が間近に迫ってきます
ああ、ダメあたしにはスバルが…
「テスタロッサに、なってほしい」
……へ?
「…て、テスタロッサ?」
「そうだ。フェイト・テスタロッサ・ハラオウン隊長だ」
「フェイト隊長になるってどういう意味…」
フェイト隊長なら今は本局に行っていないけど数時間で戻ってくるのに
「君は幻影魔法の使い手だろう、今日の模擬戦のは素晴らしかった」
あああれですか
自分にフェイクシルエットをかけたらどうなるだろうと思って
フェイト隊長に化けてみたらパッと見では結構うまくいった
実際シグナム二尉の目の前を横切ったけど、一瞬は気づかれなかった
…空が飛べないんで次の瞬間にはバレちゃったけど
143 :
3/3:2007/10/27(土) 00:38:47 ID:xJqn4pqt
「あの幻影魔法なら、話すことも、触ることもできるわけだな」
「ええまあ」
そりゃ中身はあたしなんだから触ることはできるし
(似てるかどうかはともかく)しゃべることもできる
「そうか、それはよかった」
心底うれしそうにシグナム副隊長は空を見上げた
「それなら、それならテスタロッサが私のものになる
高町なのはのではなく、私のテスタロッサに」
私のテスタロッサ?
「そんなわけで。ぜひとも私のテスタロッサになってほしい」
力強くあたしの肩をつかんでなにすごいこと言ってるんですか
ってかその手にレヴァンティンを握るのやめてください!
「そうだな、今のテスタロッサもたまらなくいいが、
できれば9才のテスタロッサになってほしい
小さい身体でまっすぐ私に向かってきたあの頃に」
シグナム副隊長はうっとりと遠くを眺めている
「あ、あの、あたし9才のころのフェイト隊長なんて知りませんよ」
なんとか突破口を探そうとしたけど
「大丈夫だ、資料ならいくらでもある」
だめです、止められません
モニターをいくつも立ち上げると全部にフェイト隊長(9才)が映し出されます
「画像も、動画も、音声データもある。
これならあの頃のテスタロッサを再現できる」
これだけ並べると壮観です
いつの間に撮ったのか隠し撮りくさいのもあるし
それにいくつかに見えた極秘とか機密のマークはなんですか?
「シナリオはこんな感じにしてほしい」
そういって空間から妙にラブリィなノートを取り出す
しっかりとした字でこんなタイトルが書いてあります
『テスタロッサとシグナム 愛の道行き』
ちなみに内容はこんな感じでした
144 :
4/3:2007/10/27(土) 00:43:48 ID:xJqn4pqt
「もうよせテスタロッサ、私とお前、同じ空は仰げないのだ」
「いいえシグナム、空はだれの上にも平等に広がってます」
「なぜだテスタロッサ、なぜそこまでする。お前が傷つくのは、もう見たくない」
「シグナム、あなたのことがほっとけないから、あなたのことが忘れられないから、あなたのことが…」
「よせ!それ以上言うな!」
「…あなたのことを、愛しているから」
「そんな真っ直ぐな眼で見るな。私の手は多くの血で汚れている。この手はお前を抱く資格がない」
「そんなことないシグナム。あなたの手はこんなにもきれいなのに」
ちゅぱ
「な、なにをするテスタロッサ」
ちゅぱ
「あなたの手が汚れているというなら、私がきれいにしてあげる」
「よせテスタロッサ、私の魂は地獄の業火で焼かれる運命だ。お前と共に在ることはできない」
「あなたが地獄に堕ちるというなら、私も共に堕ちる。だからシグナム」
「ああテスタロッサ!」
「シグナム!」
「テスタロッサ!」
「シグナム!」
……あー……ダメだ…この人は…
普通にしていればカッコいいのに
なんでフェイト隊長が絡むとおかしくなるんだろ
「今日の模擬戦で眼にしてから、ずっとテスタロッサの姿が頭から離れないんだ。こちらを振り返ったときのあの微笑なんかもう最高だった」
バレないようにと誤魔化して、変なスイッチを入れてしまったのだろうか
「もう、辛抱できんのだ、さあ早く私のテスタロッサを!」
反射的にクロスミラージュを抜こうとしたけどあっさり押さえられる
女子局員あこがれのシグナム副隊長が二人っきりで腕をつかんで顔を寄せてきている
状況だけ説明すると素敵なのに
「さあ、私のテスタロッサを!」
…ごめんスバル…
あたし守れなかったよ…人として大切な何かを…
145 :
さらに5/3:2007/10/27(土) 00:44:52 ID:xJqn4pqt
翌日
「なあティアナ、…ちょっと相談したいことがあんだけど」
ってヴィータ副隊長!
ハンマー持って恥じらいながら迫ってこないでください!
わらったwww
GJでした。
やっぱりシグナムさんはこんぐらいの変態さんでいてほしいわw
幻術使い勝手良すぎだなおい(w
ナンバーズ側にも使える娘はいるが、クアットロを押し切れるキャラがほぼ
(ドクター側に)いないのがシチュエーション構成上の難点か。
だが断る
このティアナ・ランンスターが最も好きな事のひとつは
自分で強いと思ってるやつに「NO」と断ってやる事だ・・・
それやって頭冷やされたのにwww
かわいそうなティア・・・
副隊長たちは自重してください!!
GJ!
シグナムさん、あなた…ww
だが偽者のなにょはにめろめろなヴィータというのも…!
く、なのヴィがよみたくなってきたぜ
152 :
スピノザ:2007/10/27(土) 06:28:47 ID:5Wzh2lgN
OK、なのヴィを投下します
ツッコミどころ満載だろうけど、そこは敢えてスルーで。
ちなみに時間軸としては墜落事故の一年後くらい?
とにかく退院してからの話。
153 :
スピノザ:2007/10/27(土) 06:30:34 ID:5Wzh2lgN
『優しいのは、』
「ここ、どこ?」
思わず呟くと、応える相手が一人もいないその言葉は独り言になってしまった。
見覚えのない町並みをぐるりと見渡し、なのはは再度同じ問いを頭の中で繰り返すが、やっぱり答えはない。
その筈だ。
見覚えのない景色の中に、突然自分が立っているという事態で、答えになりそうなことと言えば精々ひとつ。
「そっか、これ夢か」
単純な脳の回路はやがて的確な答えに真っ直ぐたどり着き、ひとり納得顔を浮かべる。
夢だとわかって、それで、だからどうしろと言うのかと、なのはが我にかえって途方に暮れる間もなく、イベントは起こった。
通路を挟んだ向こう側に、見覚えのある姿があった。
自分より少し背が低い、赤い髪の少女。
そして彼女を取り巻く数人の男たち。
それは、友人同士の楽しい一時という風にはとても見えなかった。
「ヴィータちゃん!」
なのはは届くはずもない距離と知りつつも声を上げ、走り出した。
154 :
スピノザ:2007/10/27(土) 06:32:03 ID:5Wzh2lgN
ヴィータに近づくにつれて、男たちの声がかすかにからはっきりと聞こえてくる。
「だーかーらぁ、俺達の仲間に怪我させてくれたの、おまえだろ?責任とれよ」
「知らねーよ」
「しらばっくれないで、さっさと謝れって」
「だから知らないって言ってんだろ?もしあたしに怪我させられたってのが本当なら、それ相応のことを先にそっちがやってきたってことだ。どっちにしろ責任取る必要なんてねーよ」
「むかつく態度だな、おい。まさかこの人数に勝てると思ってるのか?」
「争うつもりもねぇーな」
発想力の乏しい男たちの脅し文句に、ヴィータは怯むことなく淡々と答える。
それが余計に、男たちのカンに触ったのだろう。
「んだと、ゴルァ」
その言葉が合図になった。
見るからに短気そうな男たちは一斉にヴィータに向かって襲いかかる。
余裕の表情を浮かべたヴィータが、仕方なしに応戦しようとしたその瞬間、男たちと彼女のあいだに小さな影が割り込んできた。
「だめーっ!」
「・・・なっ、ばかっ!」
余裕の表情が一気にくずれたヴィータは、自分を庇うように両手を広げる少女を慌てて自分の方に引き寄せる。
間髪入れず舞い込んできたいくつかの拳を勢いよく叩き落とし、なのはの体を自分の後ろの方にやった。
けれど、背後の少女が逃げる気配はない。
ヴィータはチッと舌打ちをして、眼の前の男たちと向かい合う。
適当にあしらうつもりだったのだろう先ほどの余裕はすっかり消え、纏うオーラは本気だった。
まるで、自分の後ろへは一歩も進ませないとでも言いたげに。
155 :
スピノザ:2007/10/27(土) 06:34:24 ID:5Wzh2lgN
その鬼気迫る様子が分らないほど馬鹿でもなかったのか、男たちは情けない悲鳴と共に、その場から走り去っていった。
しばらくの沈黙ののち、ヴィータは息をついて、面倒臭そうに振り返る。
するとそこには、予想通り、逃げずに佇む少女の姿があった。
「・・・おまえ、とろいのか?それとも頭が弱えーの?ケンカのど真ん中に入ってきたり、折角逃がしてやったのに、逃げなかったり」
「あ、ごめん・・・。えと、自分が魔法使えなさそうなことにはなんとなく気づいてたし、ヴィータちゃんが強いってこと分かってたんだけど。
なんか、つい、ほっとけなくて。・・・だって、あんな大人数で女の子いじめるなんて・・・」
「・・・ちょっと待て」
叱られた子供の言い訳のように、俯いて話すなのはを、ヴィータは不可解なものでも見るかのような目で遮った。
制されるままに言葉を止めたなのはは、頭を掻きながら、驚き、動揺しているヴィータを不思議そうに見た。
「どうしたの?ヴィータちゃん」
「・・・そうだよ。まず、それだ。・・・なんでおまえ、あたしの名前知ってんだ?」
「へ?」
「大体、名乗ってもない相手に『ヴィータちゃん』呼ばわりはないだろ、普通」
「えっと・・・、なに言ってるの?ヴィータちゃん」
「だから、やめろって!馴れ馴れしいな。テメーいったい誰なんだ!?」
苛立たしそうに声を上げたヴィータに、なのははびくりと体を強張られて、ヴィータもその反応にハッとする。
「・・・あ・・・・わ、悪かったよ。いきなり怒鳴ったりして。・・・でも、そっちも失礼だろ。まずは名乗るくらいしたらどうだ」
いつもの、とまではいかないけれども多少の穏やかさが覗いて見え、なのはは少し安心する。
親しい人間に、初めて会ったときのような挨拶をするのは気まずくもあったが、なにはともあれ、今目の前にいる『ヴィータ』は、自分を知らないのだ。
なのはにも、それは理解できた。
156 :
スピノザ:2007/10/27(土) 06:41:05 ID:5Wzh2lgN
「・・・う・・・・うん。えっと、私、なのは。高町なのは」
「高町なにょ・・・・な、なにょ・・・・えーい!呼びにくい!!!」
「あ・・・うん。やっぱりキレるんだね」
「はぁ?」
「・・・ううん、なんでもない」
なのはがニコッと笑うと、ヴィータは毒気を抜かれたように苦笑を浮かべた。
「変なやつ」
「まぁ、それは良いとして、ここ、どこなの?」
和んだ空気のなかで、なのはのとぼけた声が呑気に響く。
「・・・・・・・は?」
「え、いや、だから・・・・ここどこ?」
「・・・・・・・迷子か?」
「う〜ん。迷子っていうか、ここがどこだか知らなくて・・・」
「立派な迷子だろうが。・・・ああ、ったく。しょーがねぇなぁ」
そう言うと、両手を頭の後ろで組み、振り返り歩き出すヴィータ。なのははそれをただ黙って見つめていた。
これからどうしようか。
せっかく会えたヴィータも自分のことを知らないと言い、去っていく。このさき歩いていたら再び自分の知る人に出会えるのだろうか。それとも無難に動かないでいようか。
いや、そもそもこれは夢であって、自分がどうしようと大して関係ないのではないのだろうか。
そんなことを考えていると、なのはがぼんやりと背中を見つめていたヴィータが立ち止まり、振り返った。
157 :
スピノザ:2007/10/27(土) 06:41:45 ID:5Wzh2lgN
「・・・なにしてんだ。早く来いよ」
なのはは「え?」という顔でヴィータを見た。ヴィータにとってはさっき会ったばかりの相手なのに、普通そこまでしてくれるだろうか?表情でそんな疑問を投げかけるなのはに、ヴィータが困った笑顔を浮かべる。それはなのはには見慣れたものだった。
再び歩き出しながら、背中で付いて来いと言うヴィータに、少し迷ってから追い縋る。
隣に小走りで追いつくと、ヴィータはなのはの疑問に答えてやった。
「まぁ、今のところは暇だったし・・・なんつーか、ただの気まぐれだ」
「そんなもんかなぁ」
「そんなもんなんだよ。おまえは黙って付いて来ればいいんだ」
「どこ行くの?」
「あたしのお気に入りの場所だ。たぶん、アンタも気に入るよ・・・なんとなくだけどな」
ヴィータは楽しげに笑った。
158 :
スピノザ:2007/10/27(土) 06:46:42 ID:5Wzh2lgN
続きはまた後ほど。
たぶんヴィータ視点になります
>>158 続きwktk
>>122 >雨云々
今日は台風直撃なので気をつけて書きます(`・ω・´)
>設定云々
なのはキャラを使って、百合で、オリキャラや他作品キャラを咬ませなければ
他はほとんどフリーダムでやって良い気はしてます。
まとめれるなら。
160 :
スピノザ:2007/10/27(土) 11:14:58 ID:5Wzh2lgN
目的地に着いたというのに、後ろの『あいつ』はまだ追いつかない。
もう少し訓練でもして体力をつけたらどうだろうか。あたしは、後ろから走ってくるあいつを見ながら思った。
・・・・いや、体力なんて、あいつには必要ないかもしれない。人間たちの『戦争』を見慣れてるせいで、どうもそっちの方に考えがいってしまうが、あたしやシグナムたちと違って、戦う必要がない者に訓練なんていらないのだ。
特にあんな、あたしの大好きな空と同じように澄んだ綺麗な目をしてるあいつには。
どうしてだろう。あいつには、戦争や戦いのない平和な世界で生きてほしいと願ってしまう。
ただその瞳と同じ色の空を見上げてほしいと願ってしまう。
さっきは『気まぐれ』だと言ったけれど、本当はその瞳に魅入られて、一緒に空を見上げたかったんだ。
「やっと・・・はぁ・・・追いついた、よ」
いつの間にかあたしの前に来てたそいつは、苦しそうにしながらも呼吸を整えようとしていた。
「おう」
「ていう、か・・・なんで、・・・・走っ、たの?」
よほどきつかったのか、そんな質問を投げかけてくる。肩で息をするそいつに苦笑しながらもあたしは励ますように言った。
「でもほら、見ろよ」
まだ息の整わないままで、そいつは肩越しに振り返りあたしの視線を辿った。
「街があんなに小さい。アンタでも壊せちゃいそうだな」
それは少しの願いも混じっていたかもしれない。この街がなくなれば、戦争であたしが使われることも、空が汚れてしまうこともきっとなくなるから。
161 :
スピノザ:2007/10/27(土) 11:15:35 ID:5Wzh2lgN
あたしは笑いながら言ったけど、そいつは息を止めてその景色に向き直った。
長い坂の上から見下ろした街並みはいつもと全然違って見えて、走った体に通り過ぎる冷たい風が気持ちいい。夕焼けを前にして、ゆるやかに変化していく空の色が、見飽きた街を染め直していた。
たぶん、こいつの目を奪ったのはそんなキレイな景色とかだったんだろうけど。
あたしはそれを横目で見ながら、そいつの前髪の隙間から見えるなだらかな肌を、汗の雫が滑っていくのを何故だか見ていた。
「綺麗だね、ヴィータちゃん」
やっとで息をついて、そいつが言った。
いきなり目が合ったから、あたしは思わずビクッとなって一瞬声が出なかった。
「・・・えっ?あ、ああ、うん。そうだな、ほんと・・・綺麗だな」
慌てて浮かべた笑顔が多少ぎこちなかったみたいで、そいつはちょっと呆気にとられていた。
「ヴィータちゃん?どうしたの?」
「なっ、なんでもねぇーよ」
――――不思議だな。
あたしは、どれくらいぶりかも分からないくらい久しぶりに、心があったまるのを感じた。
どうしてこんな気持ちになるんだろう。
ただ笑っているだけのこいつが、どうして自分にこんなにも穏やかな温度を与えるのか、あたしには分らなかった。
分らないけど、ただ・・・・
ただ、心地よかった。
>>158 微妙に発動されてるヴィータのデレ具合が溜まりませんなv
天然×ツンデレの組み合わせはやはり最強だ!
続き楽しみにしてますv
163 :
スピノザ:2007/10/27(土) 12:52:55 ID:5Wzh2lgN
「やっと見つけたぜ」
突然、穏やかさも不思議な気持ちもかき消すような声が辺りに響いた。
「っ!・・・来い!!」
後ろを振り返らなくとも、予想はついた。ヴィータはなのはの手を引いて走り出す。やがて見えてきた茂みに身を隠すが、追ってくる足音が徐々に二人の距離を縮めてくる。
「おまえはここに居ろ。今度は、絶対に飛び出してくんなよ。いいな?」
言い聞かせるようにハッキリとした口調で、ヴィータがなのはに念を押しながら立ち上がる。なのはは不安そうにヴィータを振り仰ぐ。
「ヴィータちゃん・・・」
「約束だ」
立ち上がりかけたなのはの肩を押し戻し、ヴィータが不器用な笑顔を浮かべた。
「悪いな。場所を移したかったんだ」
なのはに言い返す隙を与えずに飛び出したヴィータは、目の前の数人の男に言う。見るからに柄の悪そうな男たちは、ついさっき情けない声で逃げて行った男たちの仲間だろう。人数はさっきよりも多い。しかも、雰囲気的にこれで全部では無さそうだ。
「逃げ出したくせによく言うな」
「・・・・あそこじゃ狭くて、暴れられなかったんだよ」
先程まで浮かべていた笑顔は幻だったかのように、どこか虚ろな気迫で囁いた。
どっちが自分の本性か、ヴィータは自分でも分からない。
「・・・行くぞ、アイゼン」
―――でもきっと、これがあたしなんだよな。
164 :
スピノザ:2007/10/27(土) 12:55:58 ID:5Wzh2lgN
結局、いったい何人居たんだろう。
ナメられても腹が立つし、女の子だからなんて言うつもりもないが、どれだけ腰が抜けてればたったひとりにこんな人数で喧嘩を売る気になるのか。
人間の愚かさの奥の深さを思いながら、グラーフアイゼンを振り回してた自分の掌をぼんやりと見つめる。
「・・・ヴィータちゃん」
かけられた声には振り返らない。
べつに意外でもなんでもなかったからだ。
「来るなって、言っただろ?」
「・・・・・」
返ってこない答えに少し溜息をついて振り返ると、予想通りの人物が俯いて立ち尽くしていた。あちこちでみっともなく転がった男たちの群れの中で、その少女の立ち姿だけが変に綺麗過ぎた。ヴィータが哀しげに笑う。
「あたしのこと、怖いか?」
なのはは俯いたまま、静かに首を振って否定した。
「アンタは人を疑うとか出来なさそうだけど、どうしようもない奴ってのは居るもんだ」
足元に転がった男を、軽く蹴飛ばしながらヴィータは言う。口元には皮肉げな表情。
「あたしも含めてな」
165 :
スピノザ:2007/10/27(土) 12:59:36 ID:5Wzh2lgN
いつの間に、こんなに強くなってしまったんだろう。
何のために強くなったんだろう。
いつから―――そんなことを問い掛けることすら止めてしまったんだろう。
「ヴィータちゃんは優しいよ」
顔を上げ、真っ直ぐにヴィータをみつめる。
きっと悲しんでいると思ったその表情には確信があった。
一定の距離を保ったままだった2人の間を詰めるように、なのはが一歩踏み出す。
ヴィータを庇うつもりで飛び込んできたあの時のような迷いのない足取りに、ヴィータが哀れみのような声でそれを制した。
「あたしは優しくなんかねぇー。だからもうあたしに構うな」
それでもなのはは足を止めなかった。
「私を護ってくれたでしょう?」
「あれは最初からあたしのケンカだったんだ」
言ったあとで、言い訳だなとヴィータが自覚する。なのはもそれは分かっていた。
166 :
スピノザ:2007/10/27(土) 13:03:11 ID:5Wzh2lgN
「―――もし、」
近づくなのはとの距離を後ずさって離しながら、ヴィータが呟く。
呟きは揺れて、足元からゆっくりと曖昧になった。
夢から覚めるように。
「アンタを護る為に強くなったんだと言えたら、幸せだろうな」
どこか哀しげに笑っていたヴィータの笑顔が、ぼやけて、消えた。
目が覚めて最初に見たのは、出会ったときから変わらない、あの眼差し。
一瞬自分の状況が掴めなかったが、フェイトたちと一緒に小学校の卒業を祝って、八神家に泊まり込みで遊びに来ていたことを思い出す。
「どうした?」
眠る他の者を起こさないように、小さな声でヴィータが囁いた。
近い距離から伝わる温かい温度のなかで、心配げなヴィータがなのはを見つめる。
どうした、と聞かれる理由はすぐに分かった。
とめどなく溢れる涙が、頬をつたって落ちていく。
167 :
スピノザ:2007/10/27(土) 13:04:37 ID:5Wzh2lgN
間違ったorz
上のなしで。修正したのが以下
168 :
スピノザ:2007/10/27(土) 13:06:31 ID:5Wzh2lgN
「―――もし、」
近づくなのはとの距離を後ずさって離しながら、ヴィータが呟く。
呟きは揺れて、足元からゆっくりと曖昧になった。
夢から覚めるように。
「おまえを護る為に強くなったんだと言えたら、幸せだろうな」
どこか哀しげに笑っていたヴィータの笑顔が、ぼやけて、消えた。
目が覚めて最初に見たのは、出会ったときから変わらない、あの眼差し。
一瞬自分の状況が掴めなかったが、フェイトたちと一緒に小学校の卒業を祝って、八神家に泊まり込みで遊びに来ていたことを思い出す。
「どうした?」
眠る他の者を起こさないように、小さな声でヴィータが囁いた。
近い距離から伝わる温かい温度のなかで、心配げなヴィータがなのはを見つめる。
どうした、と聞かれる理由はすぐに分かった。
とめどなく溢れる涙が、頬をつたって落ちていく。
169 :
スピノザ:2007/10/27(土) 13:07:30 ID:5Wzh2lgN
「ヴィータちゃんが優しいから」
寝起きには似合わないはっきりとした口調に、ヴィータは少し驚いた。
「どうしたんだよ?なのは」
ヴィータの声になのはがきつく目を閉じると、目の端からひときわ大きな涙の雫が溢れる。
「やさしくて・・・涙が止まらない」
理由も分からないまま、ヴィータは自分の布団の中になのはを抱き寄せ、小さな手で背中をさする。
「言ってることがめちゃくちゃだぞ」
言葉とは裏腹に温かい声と手に、なのはは一層胸が苦しくなる。
胸に顔を押し付けたなのはの嗚咽を聞きながら、ヴィータは自分のなかにあるいつのものとも知れない記憶を辿った。
これは、いつからこの胸にあったんだろう。
誰にも心を許せずにいたあの頃、突然に沸き起こった「記憶」。
「―――でも、たぶん」
古い恋のような記憶。切ない誓いのような記憶。
どんなときも自分の価値を叫び続けている記憶。
170 :
スピノザ:2007/10/27(土) 13:08:11 ID:5Wzh2lgN
「優しいのは、なのはだ」
思い出せない幻のような記憶。
その笑顔がいつも揺り起こす記憶。
なにひとつ
確かな形は分からないけど
今はただ
その優しさが
たまらなく愛しい
171 :
スピノザ:2007/10/27(土) 13:08:59 ID:5Wzh2lgN
長かったけどこれにて終了です
駄文失礼しました
GJ!ヴィータ可愛いよヴィータ
そう言えば・・・リリカルなのはの百合カプに合う曲、歌って何かあるかな?(関連曲以外で)
俺は、なのフェイには三谷朋世さんの『優しくキミは微笑んでいた』なんか凄く合ってて良いと思うんだけど
ニコニコのリリカルレジェンドとかの影響で蜃気楼とか
つかそう考えるとそう思える曲腐るほどあるぞwww
はやて×リインに霜月はるかの「Silent Flame」とかどうかな。
なのフェにもある意味合ってると思う。8話的に。
Agonyとか・・
>>176 百合の定番だね。
川嶋あいの桜慕情、Cryingとか?
後、コードギアスの挿入歌のMasqueradeとか?
好みの問題だけど『百合』かと言われると微妙かも
全部片思いsongだし
>>176 神無月か・・・・・素晴らしい百合だったなwあれも
つーわけで千歌音ちゃんの伝説の迷台詞なのはさんバージョン
フェイトちゃんが好きなの。
フェイトちゃんの瞳が好き。
秋の夕空のように紅く煌めく瞳が
春の日差しのように優しい、どこか寂しそうな眼差しが好き。
フェイトちゃんの髪が好き。
微風にひらめくシルクのように滑らかな
美しい蜜色の髪が好き。
フェイトちゃんの唇が好き。
祝福のケーキのような口付けをくれる
切ない吐息を聞かせてくれる唇が好き。
フェイトちゃんの声が好き。
少し低くて甘い
心に染み込む、愁いを帯びた声が
わたしの名前を紡いでくれる
穏やかな音色が好き。
フェイトちゃんの体が好き。
抱き締めると折れてしまいそうな、華奢な腰が
薄くて、でも形の良い胸が
重ねた白い肌から伝わってくる温もりが好き。
千歌音=フェイト?
でも。
一番好きなのは、フェイトちゃんの心。
どこまでも純粋で美しい
決して誰も責めたりしない、優しさに満ちた強い魂が。
誰よりも脆くて傷付きやすい
わたしがいないと生きていけない、愛に飢えた弱い心が。
好きだよ。
大好き。
あなたのすべてが愛おしくてたまらないんだよ?フェイトちゃん。
フェイトちゃん以外のモノなんかもう何も要らない。
ただ、フェイトちゃんだけが欲しいの。
フェイトちゃんとわたし、二人だけの永遠の夜が。
なのに世界には余計なモノばかり。
私達の間に図々しく割って入る邪魔者ばかりだから。
だから消すの。全部ね。
すまんリロードしてなかった…って流石なのはさんだ…
>>184 きっと10〜13歳ぐらいの年齢設定なんだよ!ホントだよ!?
本当はフェイトバージョンでつくったんだけど・・・・
あんまりにもヤンデレなのでヤメタ
ヤンデレ化するのはやっぱりヴィータかフェイトだとおもうんだぜ
>>185GJ!!
改変うめーよ
ハァハァ切りじゃなくて
ハァハァブレイカーだな
しかしなのはさんだとこえーなw
翌日
ミッドチルダの空から太陽の姿が消え、月がその位置に納まろうとする頃。
わたし達ホスト陣は店舗内での最終確認を行っていた。
突貫工事で作った割には内装は十分に綺麗に仕上がっている。
設置されたソファー等は、安くあげるために六課の応接室や部隊長室から持ってきたもので
苦しい台所事情が見て取れる。
スーツ同様装飾は抑え目に、とははやての談だけれど
あまり煌びやかなデザインを好まないわたしにとっては、これでも十分に装飾過多な気がした。
「は・・・はやて? この料金表ってゼロが一個多いんじゃないのかな?」
最後に手渡されたお酒の料金表を見て、わたしは目を丸くした。
一・・・十、百、千、万、数字の数え間違えはしていない。
表には安いものでもほぼ万単位、高いものでは0が6個並んでいるものもある。
「ん? どれどれ・・・別におかしなとこはあらへんけどな」
「だって、このドンペリ・ゴールドってお酒・・・一本100万だよ!?」
お酒一本でわたしのお給料の2ヶ月分以上。
宝石や車なら物として残るけど、お酒は飲んでしまえば終わりなのだし
わたしの金銭感覚ではとても考えられないような値段なのだ。
「仕入れ値が20万近くするんやからその位で相場なんよ。
それに、載せてるから言うてお客に買う義務があるわけでもないんやし」
はやての言葉にも一理はある。
でも、これってぼったくりとかそう言うのじゃ・・・
わたしの心の中に、そんな疑問の花が咲き始めると
それを悟ったのか、はやてはポンと軽くわたしの肩を叩いた。
>>185 >フェイトバージョン
だがそれは既になのはさんスレが通った道だ(以前フェイトさんのハァハァ(ryを書いた人がいたんだ)
「フェイトちゃん・・・ホストクラブ言うんわな、ホストと過ごす時間にお金を払う場所や。
せやからそこに載っとる高いお酒類なんかは、お客さんの満足の代価として貰うチップみたいなもんやと思えばええ」
「わたし達のサービスにその酒代を払わせるだけの価値があれば
お客様は喜んでそれを注文してくださる・・・そう言うことだ」
花瓶に薔薇の花を活け終えたシグナムが、横からはやての言葉に補足を加える。
そして、その会話が終わると見計らったかのように時計の鐘が夜の7時を報せてきた。
開店の時刻。
まだ、多少の疑問は残るものの
後は実地で理解していく他はない。
わたしは気持ちを切り替えると、既に入り口に並ぶなのは達の横に立った。
店長であるはやてが扉を開けると、外の雑音と話し声がわずかに耳へ届く。
外には初日であるにも関わらず数人の女性が並んでいた。
兎にも角にも、ここからが本番。
「「「「「機動六課ホスト部へようこそ」」」」」
わたし達の戦いが・・・始まる。
wktkが止まらないんだぜ!!
女性相手だとシグナムとフェイトさんの二強かな?
は・・始まってしまったああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
お客さんは当然ながら見た事のない顔が殆どで
その内の三人がシグナムを、一人がなのは、そして一人がわたしを指名しそれぞれの席へと付く。
「はじめまして、フェイトです。よろしくお願いしますね」
「こ・・・こ、こちらこそよろしくお願いします」
わたしは習ったとおり目の前の女性に挨拶をしてから自分の名刺を渡す。
女性はこういう場所に来るのは初めてなのか、カチコチに固まりながら挨拶を返してくれた。
隣のソファーにゆっくりと腰を落とす。
背もたれには寄りかからないように、なるべく相手より低い位置に頭を置くよう心がける。
そして、わたしは落ち着いて貰えるように微笑みを見せながら言葉を続けた。
「来てくれて嬉しいよ、ギンガ」
そう、わたしの最初のお客さんはわたしも良く知る人物。
機動六課スターズ3ことスバルの姉、ギンガ・ナカジマだった。
「スバルが寮のわたしの部屋に、ここのビラを持ってきまして・・・折角なので来てしまいました」
そう言って、ギンガは照れ隠しに笑う。
「そうなんだ」
わたしは笑顔を返しながら、適当な相槌を打つ。
そして、銀の水差しでグラスへと水を注ぐとギンガの前に差し出した。
「どうぞ」
「あ、はい。頂きます」
緊張して喉が渇いていたのか、ギンガはゴクゴクと一気にその水を飲み干す。
しかし、勢いよく飲んだせいか口元にはわずかに水がついてしまっていた。
「ギンガ、こっちを向いて」
「え、あ・・・はい」
わたしは取り出したハンカチで丁寧にギンガの口元を拭ってあげる。
うっすらと施された化粧を駄目にしてしまわないよう気をつけて
ギンフェイキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
「ギンガも今日はお化粧してるんだね。
素顔も良いけれど、今の顔もとても可愛いよ」
拭い終えたハンカチをポケットへと仕舞い、わたしはギンガへ顔を近付ける。
「そ、そう・・・ですか? いつもは、仕事柄あまり気を使ったりしないんですけれど・・・今日はこういう場所へ来るので、ちょっと頑張ってみたんです」
「誰かに、見せたりした?」
「え? ・・・いえ、特には」
「それなら、ギンガのこの顔はわたしが最初に見れたんだね。 何だか嬉しいな」
そう言って、わたしはギンガの瞳を見つめながら微笑む。
化粧で僅かに赤みを増しているギンガの頬は、更に強く赤みを増した。
ギンガはそれを隠すように、慌ててテーブルに置かれた注文表を手に取ると
その中に顔を埋めてしまう。
何だか、その仕草はとても可愛らしい。
しかし、暫くして上がったその顔はもう赤くはなく、逆に青かった。
「フェイトさん・・・これ、値段とか間違ったりしていませんよね?」
恐る恐る聞いてくる。
「うん、はやてはそう言ってたけど」
わたしのその言葉に、ギンガの顔は青さを増す。
やっぱり普通の管理局員のお給料じゃ高すぎるよね・・・
「無理しなくてもいいんだよ。注文するしないは、お客様の自由なんだから」
「でも、わたしが何か注文しないとフェイトさんも困りますよね?」
確かに、基本料金だけだとわたしの売上にはならないから
売り上げ勝負をしている状況では、困ると言えば困るのだけど
知り合いからお金を毟るようなことはしたくはなかった。
流石フェイトさん天然ジゴロw
これはモテるwwwww
歯の浮くような台詞と行動を意図すらしてやがらねえ(w
だって一期でなのはさん嬉し泣きさせてるんだぜw
こんなの朝飯前だよw
しかし・・・
勝負の世界とはわたしが思っているものより遥かに非情だったのだ。
「三番テーブルにピンドン入りますー!」
わたしとギンガが押し問答を続けていると
唐突に店長であるはやての声がフロア全体に響いた。
声に続きシャンパンのコルクが抜かれる。
景気の良い音と共にピンク色の液体が三人の女性とシグナムのグラスを満たした。
三番テーブルはシグナムのテーブル。
ピンドンとはピンクドンペリ、つまりロゼのこと。
つまり、シグナムは初見の女性客相手にもうドンペリ・ロゼ(20万)を注文させたのだ。
わたしがその事実に驚き、目を見開いていると
一瞬、シグナムと目が会った。
フッ・・・
シグナムの目は口ほどに物を言い
未だに注文の取れていないわたしを、何だか鼻で笑っているような
もしくはおちょくっているように感じられる。
それを見て、わたしは悟った。
手段を選んでいたら負ける・・・と
「ギンガの髪・・・とっても綺麗だね。大輪の、菫の花が咲いたみたいだ」
わたしはゆっくりと振り返り、ギンガの耳元に囁く。
わたしは『わたしにできる方法』でシグナムに勝つ。
ギンガには悪いけれど・・・優しくしてあげるから許してほしい。
「あ、ありがとう、ございましゅ(/////」
ギンガは精一杯答えるが、恥ずかしさと嬉しさで上手く頭が回らないのか呂律が怪しい。
「この花を、わたしだけのものにしたいんだ。 いいよね?」
答えは聞かない。
態度を見ればもうそれは聞くまでもないこと。
わたしはギンガの髪を一房掬うと
それに自分の唇を当てた。
これは自分の物だという証をつけるように。
こりゃ六課の局員は全員自己破産フラグだなw
今日はここまで
開店編『王子様は剣を抜く』です。
何て言うか、台詞考えるのに死ぬほど苦労してます。
話の構成はラストまで脳内で組みあがってるのに、そのせいで遅々として筆が進まないorz
因みにここからは別ホストの視点も混ざって来ます。
払った給料を回収して実質上のタダ働きに追い込もうという部隊長の遠大な策略ですねっ
あと本気になったフェイトちゃんはやばい
それを見たなのはさんはもっと怖いと思うがw
さすがフェイトさんだぁ
なのはさんが…嫉妬するところを見てみたいw
207 :
名無しさん@秘密の花園:2007/10/27(土) 22:42:00 ID:uH9AYxvz
>>181 千歌音ちゃんの方ばっかり有名だけど姫子の返しもかなりのものなんだよね
というわけでできればフェイトさんの返事もお願いします
なのはさんはなのはさんで誰を落としにいってるやら……。
>>207 神無月見てないので元ネタ探そうと検索かけたらなぜか上記の台詞にロム兄さんが反論してた_| ̄|○
これはやべええええ傑作の予感
機動六課ホスト部、前作とはまた違った作風ですが、相変わらずのGJです!!
注文一番手がシグナムとは意外
そして、それに対抗意識を燃やすフェイトさんも良い感じ
なのはさんもきっと負けん気が強いんだぜ
落ちはまだ未定の落ちを待ち続けてるのは俺だけではないはず
フェイト王子に濡れない娘なんていません!
214 :
304:2007/10/28(日) 00:29:25 ID:c/rdEJbA
ちょっと暗めのものを投下したいと思います。
主に痛い思いをするのはなのはさんです。
これから5回に分けて投下します。
これは期待せざるを得ない
それは些細な会話から始まった。
「ヴィヴィオ、兄弟欲しいなー。」
「兄弟?」
「うん。学校のみんなね、結構兄弟いたりして楽しそうなの。」
「そ、そうなんだ…。」
「フェイトママとなのはママがいれば赤ちゃんできるんでしょ?
ヴィヴィオも欲しいなー。」
「…うん。そうだね。フェイトママが帰ってきたら話してみようか。」
「ほんと?やったー!」
そうは言ったものの私にはどうすることも出来なかった。
私とフェイトちゃんは恋人じゃない。
一緒に住んではいるけどそれはヴィヴィオのために家族の形を取っているだけで
私たち自身が愛し合ってるわけではなかった。
今日もフェイトちゃんは次元世界を相手に三週間の航行任務に就いていて
帰ってくるのは一週間後。
帰ってきた彼女に何て言えばいいんだろう。
ヴィヴィオが兄弟が欲しいって。
なのはママとフェイトママの赤ちゃん。
ヴィヴィオの兄弟。
彼女は何て言うだろう。
なのはママとフェイトママは友達だから…
それから私は密かに鬱々とした日々を過ごした。
そして一週間。フェイトちゃんが帰ってきた。
三週間ぶりに間近で見るその姿に胸が熱くなる。あくまで友人としての範囲で
不自然にならない程度に喜んだけど喜色満面で駆け寄り無邪気に喜ぶヴィヴィオが羨ましかった。
「兄弟?」
「うん。なのはママとフェイトママがいれば赤ちゃんできるんでしょ?」
久しぶりの再会による興奮も収まり夕食を摂っていると早速ヴィヴィオが例の話をし始めた。
ちらりと視線をもらうけど曖昧に微笑む。それだけでなんとなく心情を分かってくれた
らしく一週間前の私と同じように相談してみるねと言って話を切り上げる。
お風呂はヴィヴィオがフェイトちゃんと入った。二人が出た後入浴を終えると
リビングにあるテーブルにはフェイトちゃんが座っていた。
私を見ると静かにキッチンに立つ。
「ヴィヴィオは?」
「もう寝たよ。コーヒーでいいかな。」
「うん、ありがとう。」
しばらくしてことりと白い湯気の立つピンクのマグカップが置かれる。
正面にフェイトちゃんも空色のマグカップを持って座る。
マグカップの型は一緒。前もあったけどここへの引越しの時に割ってしまって
色違いでお揃いのをまた買い直した。
「兄弟か…。困ったね。」
一言ママたちは子どもを作れないと言えばいいのかも知れない。
でもそれはヴィヴィオの夢を壊す。
兄弟だけじゃなく、母達は愛し合っているという幻想さえも壊してしまう。
「なのは…付き合ってる人っていないの?」
「え…」
「いや、その…いきなり子どもまでいかなくても結婚とか
そういうこと考えてもいい歳でしょ?
なのははそういう相手いないのかなーってちょっと考えちゃって…」
何を言われたのか咄嗟に理解できない。ようやく出てきた私の声は少し震えていた。
「フェイトちゃん六課からずっと私と一緒に暮らしてるでしょ?
それより前だって近所に住んでて学校でも一緒で…
そんな人いないって知ってるでしょ?」
「それはそうなんだけど…でもなのは人気あるから色んな人から
告白されたりしてたよね?
それに私よく家を空けるし…。今回も三週間もこっちにいなかったし
その間に誰かと付き合い始めたかな…なんて、その…。」
「そんな、そんなのないよ。私そんな人いないよ…。」
「あ、そうなんだ…。ごめん…。」
「いいよ別に…。」
気まずい空気が漂い始める。
本人から言われるのがこんなに痛いなんて知らなかった。
恋愛の話になってもそれは大抵人の話を股聞きしたりする程度で
こんな話したことがなかった。
告白されてもお互いモテるんだね、すごいねくらいしか言わなかった気がする。
「いきなり飛躍しすぎたね、ごめん…。じゃあ付き合ってる人はいなくても好きな人
…そこまでいかなくても気になる人っていないの?」
「い…」
いないよと嘘でも言えたらよかったのに。いるよと素直に言えたらよかったのに。
出かかった言葉を飲み込む。どちらを言おうとしたのか自分でも分からない。
「…フェイトちゃんこそどうなの?フェイトちゃんだって人気あるじゃない。」
「わ、私?私はその、そういうのよく分からないから…。」
うろたえながら下を向いてしまった。
フェイトちゃんいないんだ。よかった…。
でもいつかはフェイトちゃんにもそういう人が出来るんでしょ?
私とヴィヴィオがいるところを「家」だなんて言わなくなるんでしょ?
私が男だったらよかったのかな。ううん、フェイトちゃんでもいい。
どちらかの性別が違えばあるいはそうなる可能性もあったかも知れない。
でも同性だからこそ親しくなれたことも否定できない。
でも同性では可能性が低すぎて…。
そう思うとやるせなかった。
ミッドなら女同士でも子どもは出来る。地球を遙かに超える科学力がそれを可能にする。
ヴィヴィオが言わずとも子どもが欲しかった。
フェイトちゃんの子ども、欲しかった。
でも本当は子どもが出来なくてもいいから、愛して欲しかった。
色んな感情がぐちゃぐちゃと混ぜ合って抑えきれずに泣きそうになる。
泣き顔は見られたくない。寝室に行こう。今日は彼女に背を向けて眠りたい。
もしかしたらその背を慰めに抱いてくれることを期待して。
…打算だ。
「ごめん、話途中なんだけどそろそろ…。」
「あ、うん。そうだね、もう寝ようか。」
「フェイトちゃんも寝る?」
「うん。…コーヒー美味しくなかった?」
不安げな表情に手元を見ると私のマグカップの中身は少しも減っていなかった。
ずっと両手で包むように触っていたそれは温くなって表面に膜が出来ている。
そんなことないと慌てて弁解するけど飲む気にはなれなかった。
後片付けは私がやるからと言われカップを渡す。
結局捨てることになったどろどろと黒い液体が排水溝に流れていく。
フェイトちゃんは全部飲んだらしく軽く洗って終わり。
だから目に映るのは誰とも寄り添えない一筋の黒い流れだけ。
まるで私みたいだった。
寝室に入るとヴィヴィオがベッドの真ん中で大の字で寝ていた。
ヴィヴィオの右に横になるとフェイトちゃんがその反対側に横になって枕元のライトを消す。
「おやすみ、なのは。」
「おやすみ、フェイトちゃん。」
挨拶を交わししばらく経つと目も慣れてくる。
小さな娘と大きな彼女。どちらも小さな寝息を立てている。
よく考えなくても暗闇では背を向けて寝ているのが分かっても
寝てしまってはどうしようもないじゃないか。何より間にヴィヴィオがいるのに。
自分の単純さに自嘲する。
でもこれなら仮に泣いても涙を見られる心配はない。
それでも出来るだけ自然に寝返りをうつ。
「…大丈夫?」
優しい声音。真後ろから聞こえたそれに体が動かなくなる。
ぎっとベッドが鳴るとヴィヴィオと私の間の空間が沈んだ。
ゆっくりと腕が体の前に回される。
「ねぇ、なのは…。」
少し力を込めて振り向かせようとする手を掴んで拒む。
ぎゅっと強く握ると諦めたのか私を優しく抱きしめるだけだった。
優しく回された腕と、背中に当たる温かい体と、耳を掠める吐息に泣きそうになる。
お願いだから正面から抱きしめないで。後ろから抱きしめて。
顔だけは見られたくないから。
きつく目を閉じると目に沁みるような痛みの後に涙が流れ落ちた。
おわり
221 :
304:2007/10/28(日) 01:03:34 ID:c/rdEJbA
以上です。
前スレで二人に子ども云々の話を見て出来たものです。
二人がまだあくまでも友人関係にあり、なおかつこのような思いがあったなら
子どもの話は諸刃の剣だと思いました。進退窮まってしまいますから。
深夜ですがありがとうございました。
G・・GJと言わざるを得ない・・!最近こういう切ない系の話少なかったから刺激(?!)が強いです!
あわわ・・・どうなってしまうんだ
あれ・・・終わりだったのね(´;ω;`)カワイソス
せ、切ねぇぇええええ・・・っorz
こういう話しも好きだ。
でもせつなry
226 :
304:2007/10/28(日) 01:19:15 ID:c/rdEJbA
>>224 続き書きたいなって考えてます。
でも少々長くなりそうなんでここで区切りということで。
出来るだけ早く上げられるように頑張りますわ。
皆さんありがとうございます。
>>226 切ない・・・
思いは口にしないと伝わらないって感じだなぁ・・・
続き期待してもいいですか?
風呂の時間が重なっているということはそのように解釈してよろしいか
その後のひと時も行為に適切な時間
夫婦の営みもしっかりとこなす二人に脱帽
睡眠時間短いな
フェイトはたっぷり9時間くらい寝てそうなイメージ
トラックの運ちゃんばりにハードだなぁ・・・
これでもしほかの部署の仕事なんて回ってきたらどうなっちまうんだ
その前に、ヴィヴィオがこの生活時間に加わったら…
フェイトさんは誰かに起こしてもらわないと起きない
これは自分の中で不変
いやらしく誘いながらフェイトさんを起こすなのはさんを想像して鼻血
フェイトさんには寝てるときに近づいてきたものに抱きつく習性があります
なので、起こしに来たなのはさんと
>>228 感動した 風呂の時間が重なってるとこに。
2人ともよくわかってるな
|
| "(('A`)) ナノハ…
/ ̄ノ( ヘヘ ̄ ̄
| \
| "((TAT)) ギシギシ
/ ̄ノ( ヘヘ ̄ ̄ アンアン
ウウッ…アタシ ガ イルノニ ヤメロヨ… /
|
| ドンドンッ
_____ "(('A`)ノ
( ) \
┘┘ \
ハァ…モウ 耐エラレネーヨ・・・ \
| ギシギシ
|('A`))"> アンアン
/ << ) ̄ ̄ ̄ ̄ /
‖ \
"(('A`))" フェイトチャン
( ) イッチャウッ
| | | /
| アタシモ 逝ッチャウ・・・
/ ̄ ̄ ̄ ̄
朝昼晩と食事は必ず一緒に食べて
風呂に一緒に入り濃密な一時を過ごす。
フェイトさんの睡眠時間が長いのはなのはさんが頑張り過(強制終了)
神職人大杉だろ
1日振りに覗いたらかなり時間食っちまったw
なんか作ってみた。
先の画像は参考にしていません。
5:00
起床。ヴィヴィオのお弁当を準備する。
フェイトちゃんはまだ起きてこない。
6:00
ヴィヴィオを起こす。
フェイトちゃんからひきはがすのが大変。
つかまると遅刻しちゃう。
6:30
フェイトちゃん起床。
いつもキャミの肩紐がずり落ちてるのを見てるといけない思いにとらわれる。
自重しないと。
7:00
三人そろって朝食&出勤。
フェイトちゃんはいないことが多いがいるときは極力三人で。
ヴィヴィオは一時間近くも暇ができるのに。
かわいい子だと思う。
8:00
管理局に出勤。
教導の準備をする。
9:00〜12:00
新人教導。
12:30
昼食。
はやてちゃんと同席。
フェイトちゃんの話をすると心なしかげんなりしてるように見える。
フェイトちゃんに連絡してみる。
「海を見てると眠くなるね」
運転には気をつけてね。13:00
教導資料作成。
昔に比べ人数が多いので大変だ。
14:00
新人何人かと現場研修。
実戦する機会が欲しいと思ったのは内緒。
15:00
任務の合間にヴィヴィオの迎えをアイナさんに頼む。
17:00
管理局帰投。
新人たちに明日のプランを伝達し、解散。
17:30〜19:00
報告書作成および明日の教導の準備。
終わったころにフェイトちゃんが退勤してきた。
「今日は船の調整だったから」
1日を一緒に終われるのは素直にうれしい。
19:30
帰宅。ヴィヴィオから今日の出来事を聞く。
近々父兄参観があるらしい。
スケジュールを調整しないと。
19:45
夕食。
アイナさんの料理はとてもおいしい。
休みの日くらいしか夕食を作ってあげられないので助かる。
フェイトちゃんがこっそりヴィヴィオのピーマンを食べてあげていた。
今夜のおしおきの理由ができた…その前にヴィヴィオに注意する。
言えばわかる子だ。かわいい。
20:30
ヴィヴィオとお風呂。
目を開けられないのはフェイトちゃんを思い出す。
21:30
ヴィヴィオ就寝。
寝付きのいい子だ。
すぐ明日の準備を二人でする。この先のために…
22:00
フェイトちゃんと二回目のお風呂。
先の件でおしおきに目隠しをして体を洗ってあげた。
「な、なのは。まだ洗ってないところがあるよ…」
と哀願されたが最後まで渋ってあげた。
23:00
お風呂からの流れでフェイトちゃんと愛し合う。
さっきと違い優しく愛撫する。
ヴィヴィオが寝てるので居間のソファで。
24:00
就寝。
三人で川の字になる。
わたしは幸せだ。
明日もがんばろう。
なのはのほうはわりと予想できるがフェイトはなにやってんだろうね?
>>245 1日なのはさん関連のモノ(本人、待ち受け、写真etc...)を見てハァハァしてると思う
仕事では凛々しく家族と接するときはデレデレ
そんなフェイトさんであって欲しい
だめだこの執務官早くなんとかしないと…
管理局って、おんもしれー
はやて語りのネタ(?)物投下します
本当にもういろいろおかしいです
自己判断で読むのをやめてください
みなさんこんにちわ
八神はやてです
よろしくお願いします
わたしは今、新しい部隊を作ろうとしててな。その部隊は二人のエースを中心に、わたしの家族でもあるシグナム、ヴィータを始めとして少ないながらも圧倒的な勢力を・・・
まあ紹介はこれぐらいでええとして、今日はエースの二人。
「高町なのは」「フェイト・T・ハラオウン」の二人に伝えなあかんことがあってここに呼んでるんよ
え?「ここ」ってどこだって?さぁ・・・どこやろな?
そんなん気にせんでええんちゃうかな?
あ、来たみたいや!
「はーいどうぞー」
「「失礼します」」
二人の声が重なる
「ごめんな呼び出したりして」
わたしが言うとなのはちゃんが口を開いた
「全然気にしないでいいよ」
まったくなんちゅうかわいい笑顔や。これでは雑誌の人気ランキングに載るのも無理ないなぁ・・・
「わたしたちとはやては親友だもん」
こっちも負けじといい笑顔や。二人の孤児を育ててるだけあって包み込まれるような優しさが・・・・・
・・・・・そんなんどうでもええねん
そうや
わたしとこの二人は親友や
闇の書事件以降仲良くなって、今でもずっと仲良しや
でもな・・・
「親しき仲にも礼儀あり」って言葉があんねん
わたしはここに14時に来てくれるよう頼んだんや
今何時や?16時すぎなんよ?
「ずいぶん昼食に時間がかかったみたいやね?」
わたしはちゃんと昼食のあと食休みの時間も計算に入れて14時を指定した
だからこれは二人に対する嫌味が多分に含まれる
性格悪い?やかましいわ
「あ、あの・・・お昼は早めに食べ終わったんだけどね」
フェイトちゃんが口を開く
なんで顔赤くしてるん?
「フェイトちゃんを食べてたら遅くなっちゃったの。ごめんねはやてちゃん」
はい。回答きました。
ん?なんや?なのはちゃんの台詞がおかしいって?
そんなことあらへんよ
言葉通り、なのはちゃんがフェイトちゃん”を”食べてたらこんな時間になってたってことやね
まぁなんていうかいつものことなんよ
この二人のバカップルぶりは時空管理局のなかでも有名で、なのはちゃんのファンもフェイトちゃんのファンもみんな影で泣いてる
え?わたしのファン?なんやめっちゃ嬉しいわぁ///
うん。なんかこんなことしてると目の前の二人が逢い引きでも始めてしまいそうやから本題に入るわ
「あのな、なのはちゃん。フェイトちゃん」
「ん?なーにはやてちゃん?」
「えーっと大事な話やからフェイトちゃんの胸を揉みながら聞くのはやめて欲しいんやけど・・・」
「あ、ごめんねフェイトちゃん」
「う、うん・・・いいよ・・・///」
うん・・・
なんでわたしやなくてフェイトちゃんに謝るんかな?
まぁええわ
どうにもならんことはこの世界にはたくさんあるんや・・・
「起動六課を設立するにあたって、色々解決しないとダメなとこがあるんやけどな」
「うん」
なのはちゃんもフェイトちゃんも真剣な顔で聞いている
そうや。これでええねん。
この二人も根はすごく真面目でええ子なんやから
ただ周りに止められる人がいないだけで・・・・
「魔道師ランクの話は知ってるよな?あれのことなんやけど・・・」
わたしが今から作ろうとしている起動六課はなのはちゃんにフェイトちゃん、ヴィータにシグナム、それにわたし。
全員Sランク付近やから全員入れるとなると能力に制限かけないといけなくなるんよ
「あ、やっぱり制限かけないとダメだって?」
さすがフェイトちゃん理解が早い
「そうなんよ。だからそれでも六課に入ってくれるかな・・・って思って」
「いいに決まってるよ。わたしたちは親友だよ?」
フェイトちゃんが言った
「ありがとう・・・ほんまにありがとう・・・」
わたしだけハブられてるような気もするけどありがとう・・・
フェイトちゃんは笑顔で頷いてくれた
「ね?なのは」
そしてなのはちゃんに同意を求める
「もちろんだよ」
最高の笑顔で承諾してくれた
「ありがとうなのはちゃん」
とりあえずこの問題は解決やな
これで機動六課は間違いなく結果が出せる
フェイトちゃんとなのはちゃんが協力してくれれば百人力やから・・・
そう思ってた時期がわたしにもありました・・・
念願叶って機動六課は無事に設立された
隊長陣に加え、優秀なフォワードも入った
これで完璧・・・そう思ってたんや
「あ、ごめんねはやてちゃん。今日ちょっと遅刻しちゃいそうなの」
「あーそうなんや。ええよ。気をつけて来てな」
「本当にごめんねはやて」
「うん。たまにはそんな日もあるからなぁ」
そうやなぁ・・・遅刻なんて一週間に4回ぐらいは普通やからなぁ・・・
先週に比べたら全然少ない方やし
「じゃあできるだけ急ぐから。ごめんねはやてちゃん」
「あーうん。かまわへんよ・・・」
「んっ・・・な、なのは!・・・そこっ・・・ダメだよっ・・・!」
「ふふふ・・・フェイトちゃんここ弱いよね?」
「あんっ・・・ずるい・・・よっ・・・やっ・・・!」
「フェイトちゃんのここビショビショだy・・・・・・」
ブチッ
ほんまにしゃーないなぁ
電話切るのも忘れるぐらい急いでるみたいやわ・・・
え?なんか聞こえた?
疲れてるんちゃうかな?
医務室にシャマルがおるから診てもらってくるとええよ
え?場所がわからへんの?
シグナムかヴィータに頼んで案内させるからちょっと待ってな?
えーっと・・・
あ、いたいた
「ほんとにシグナムはわかってねえよな」
「そういうおまえもわかってないと思うが・・・」
「なんでなのはの良さに気づかないかさっぱりわかんねぇ」
「テスタロッサの可愛らしさがわからないおまえに言われたくない」
「は?なのはの方が4億倍かわいいだろ」
「ならテスタロッサはその2億倍かわいい」
「あ!?そんなわけねえだろ?」
「おまえはまだ子どもだからわからないんだ」
「子どもじゃねえよ!」
「大人ならばテスタロッサの魅力に気づくはずだ」
「うるせえ!おっぱい魔人同士仲良くやってろ!」
「おっぱっ!?貴様!それを言うなと言っただろ!!」
「うるせえおっぱい魔人コンビ!」
「貴様!わたしはともかくテスタロッサを悪く言うな!!」
「じゃあなのはの方がかわいいって認めろ!」
「断る!間違ったものを認めるのがわたしは大嫌いなんだ!」
なにやってるんやろうか・・・
二人とも間違ってるような気がするんやけど・・・
え?
顔が怖い?
ごめんな?
大丈夫やから心配せんでええよ
ありがとうな。やさしいんやね
「レヴァンティン!」
「アイゼン!カードリッジロードッ!!」
うん
シグナムとヴィータは忙しそうやから他の人を探そう
「ティア〜」
「ちょっ!抱きつかないでよ!」
「やだよー」
「もうっ!隊長たち来たらどうすんのよ?」
「大丈夫だって。ティアは心配性だなぁ」
「でも・・・」
「・・・それともあたしのこと嫌い?」
「べ、別にそういうわけじゃ・・・」
「あたしはティアのこと大好きだよ?」
「あ、あたしも・・・・」
「ちゃんと言って欲しいな」
「す、好きだって言ってるでしょ!」
「ティアかわいいー♪」
深呼吸や。深呼吸して落ち着こう・・・
顔色悪い?
そういえばそんな気もしてきたような・・・
よし。わたしが医務室まで案内したるわ
ちゃんと着いてきてな?
ここが医務室や
シャマルが中におるからちゃんと診てもらうんよ?
え?わたし?
わたしはちょっと行くとこあるからここでお別れや
またあとでな
あーカリム?
今から時間空いてるかな?
あ、ほんまに?
じゃあすぐ行くから待っててな
六課は大丈夫かって?
大丈夫大丈夫。なんも問題あらへんから心配せんでええよ
うん。シャワーはまだ浴びないで待っててな?
機動六課は今日も平和です
終わりです
何がしたかったのかよくわかりません
はやての苦労話にしようと思ってたのに気づいたら・・・・
ギャグになりきれなくてすいませんでした
機動六課オワタ\(^o^)/
みんなきがくるっとる
なんかもう六課がダメすぎて吹いたwww
部隊長だけはまともだって信じてたのに……
レジ「駄目だこいつら、早く何とかしないと…」
最後の最後でちびだぬきwwwwwお前もかwwww
これは好機と見てはやカリ投下。
とにかくはやてを幸せにしたくて試行錯誤したらよくわからんもんに…
八神はやては悩んでいた。
(うらやましいな…)
話しは昨日に遡る。
教導より帰ってきたなのはと昼食時。
「やっぱりフェイトちゃんは無防備すぎると思うの」
(あーそれはあるかも)
「部屋にいるときはパジャマって名前の下着姿だし」
(無防備ってより天然やと…)
「バリアジャケットなんて私が言わなかったらずっとあのままだったんだよ?
「でもでも、この方が動きやすいんだよ?」とか言うの!
ただでさえかわいいのにあんな色っぽい格好されたら困っちゃうよ」
(結局のろけかい!)
その夜
「おーティアナ、おつかれさん」
海より帰還したティアナと会う。
夕食を一緒にしたその席。
「ほんとにスバルったらあたしがピンチだからってすぐさま助けにくるんですよ?
いや、その、嬉しかったんですけど…」
(誘うんやなかった…)
「あー、私もおおっぴらにいちゃいちゃしてのろけたいわー!」
回想終了しつつ叫ぶ。
近くにいたリィンがすっころんだ。
「は、はやてちゃん?!」
今日つくづく思った。
なのはのフェイト、ティアナのスバルのように自分の伴侶を自慢したい。
人目をはばからずいちゃいちゃしてみたい。
「そやけど…相手があれだしな…」
「…カリムさんのことですか?」
リィンが訪ねる。
「うん…カリムとのことはおおっぴらにゆうのはちょっとな…」
カリム・グラシア。
はやてが今もっとも親しい人。
彼女は教会の人間だ。
その人間に「恋人」がいるのは問題だろう。
ゆえに二人は「姉妹」のスキンシップとすることにした。
「私はちょっと過激なシスコンってとこやな」
口に出すとなんとなく寂しい。
すると、リインが急に真面目な顔になる。
「はやてちゃん。いいえ、マイスターはやて。
私たちはずっと主を見てきました。
…もっと幸せになってくださいです。
はやてちゃんにはその権利があるです」
「リィン…」
「はやてちゃんはもっとわがままでいいです。
はやてちゃんはどうしたいですか?
はやてちゃんのしたいことに私たちはついていくですよ」
リィンは騎士として家族としてはやての幸せを心から願っている。
そしてそれは間違いなく彼女だけでなく八神家の総意。
「わたしは…」
暖かい家族を手に入れた。
親友もできた。
これ以上求めてもいいのだろうか?
「ぜんぜん足りないですよ。今までのはやてちゃんには」
もっと幸せで当然とリィンは言う。
「…ちょっと教会いってくるな」
決めた。
彼女に気持ちを伝えよう。
駄目でもともとだ。
彼女に、カリムに一緒に歩いてほしい。
「ありがとな、リィン」
「騎士として当然ですよ」
小さい融合機は満面の笑みで主を送り出した。
「あらはやて、いきなりどうしたの?」
教会についたはやてはすぐさまカリム・グラシアに面会した。
想いを伝えるために。
「カリムおねえちゃん。私、いつまで妹なんかな?」
「はやて?」
「おねえちゃん、ううん、カリム。私は姉妹はもう嫌や。私の恋人になって」
言った。
はやては想いのたけをぶつけた。
後悔はない。
やがてカリムが口を開く。
「…はやて。本気で言っているの?」
「そこでボケるほど空気読めないわけないよ。
世間の目なんて関係ない。
わたしはカリムを恋人にしたい」
「わ、私だってできるならそうしたいわよ!」
「ほんなら解決や。
大手をふっていちゃいちゃしようよ」
「だけど…」
教会のものが恋人などしかも同性のがいてよいのだろうか?
(まだ私は教会の騎士にこだわってるのね…)
すでに姉妹と呼ぶにははばかられる関係にまでなっておいて。
「問題ありませんよ?」
そこで第三者が顔を出した。
「シャッハ…」
教会のシスター、シャッハ・ヌエラだった。
「失礼ながら…お話は聞かせていただきました。
騎士カリム。
他の宗教はいざしらず、我らが聖王は平等の愛をとかれております。」
「え、そうなん?」
「そうなんです。
むしろ他の信者のかたのためにも進んで愛を説かれるべきです!」
シャッハはやたらと力説している。
「そんなこと教典にあったかしら…?」
カリムは怪訝な顔をしていたが、
「騎士カリム、あなたが先導にたち教会に新たな教典を追加すればよいのです!」
ぴしゃーん。
雷が落ちた。
「それじやわたしは…」
「大手をふっていちゃいちゃするとよいでしょう」
「カリム〜♪」
笑顔ではやてが抱きついてきた。
「ちょっとはやて!シャッハもいるのよ!」
抗議するも、
「言ったはずです。人目をはばからなくてもよいと」
「ということや。せやから今度からは遠慮せえへんよ」
言ってカリムにキスをする。
「んんっ!ん…ちゅぱ…はあ…はやて…好き…」
「私も…好きやで…カリム…」
実力行使によりカリムの抵抗はなくなった。
「ではあとはごゆっくり…」
シャッハは音をたてないようしずかに退室した…その折はやてから念話が飛んできた。
(協力ありがとな)
(いえ、私は信心を説いただけです。それより…)
(わかってるて。くるときは極力シグナム連れてくるようにするよ)
(ありがとうございます)
(ああ…はやて…大好き…)
カリムは一人乙女だった。
そして…
「え〜!他の人おっぱいもんだらあかへんの?!」
「当たり前よ!わたしがいるのに!」
「スキンシップやよ〜」
「セクハラ上司の定番いいわけよ!」
「私のライフワークやのに!」
「わたしのだけじゃだめなの…?」
半泣きで見つめてくるカリム。
「がんばる…」
(かわいいカリムのためや…)
その後
「ほんでなー、カリムったら信者の人に見つかったらどうするのっていっても体は正直でなー?」
「あ、あはは…そうなんだ…」
「あの…はやて…私たち時間が…」
「まだまだこれからやで?
今までの分、存分に付き合ってもらうよー?」
なのは、フェイトに借りを返すはやての姿がちょくちょく見られたとさ。
終了。
表現がうまく行かなかった気がする…
はやてに幸せを与えるためにカリムに頑張ってもらいたい。
むろんヴォルケンズにも。
GJ!
ついに協会まで……
GJです。はやてさんの幸せイチャイチャが見られて満足至福。
GJ!
一度スイッチが入ってしまえば、後はその勢いに任せるだけだった。
身を包む黒のスーツも手伝って、それほど恥ずかしさも気にならない。
「全部だなんて欲張ったりしないから、この一輪だけはどうかわたしのものに・・・・ね?」
最後だけ上目遣いになり、ギンガに同意を求める。
「は・・・はひ(////////」
ギンガはもう頬だけでなく顔全部が真っ赤に染まっていた。
その顔を目にして、少しだけ心がキュンとなる。
なのはもこの位照れてくれたら嬉しいんだけど・・・
そう考えて、すぐにそれを頭の中から打ち消す。
とりあえずは、目の前の釣り上がった魚から調理しなければいけないのだ。
ピシッ・・・
フロア内に僅かに聞き慣れない異質な音が混じる。
しかし、それは一度鳴ったきり陰を潜めてしまったので
わたしは特に気にも止めなかった。
「ねぇ、ギンガ。ブドウ・・・好きかな?」
まずはさりげなく、話を振る。
「は、はい・・・どちらかと言えば・・・」
「わたしも大好きなんだ。ギンガも好きでいてくれるなんて・・・一緒だね」
ギンガの瞳を見つめながら微笑みかける。
それでギンガの顔を釘付けにしながら、わたしはさり気なく片手で注文表のページをめくった。
やがて、フルーツ類のページに到着したところで、瞳を僅かに逸らす。
ギンガは紅い瞳の檻から逃げ道を得て、慌てて視線をわたしの方から外した。
勿論、向く方向は前以外無い。
ギンガの目の前には、テーブルがあり
そこにはわたしが先程広げた注文表がこれ見よがしに置いてある。
いつもの冷静なギンガなら、少しは変だと気がついたかもしれないが
店内の独特の空気と、わたしの言葉が、仕草が、ギンガの思考力を奪っているのだ。
ギンガの視線は当然ながら注文表の上に流れた。
「フェ・・・フェイトさん・・・あの、その・・・」
「・・・なに?」
「ブドウの・・・盛り合わせ、一緒に・・・食べませんか?(//////」
注文表に目を落としたまま、顔を今まで以上に赤く染め
ギンガは喉の奥から絞り出すようにして声を出す。
「うん、喜んで」
わたしは勿論、微笑みながらそう答えた。
チリリン・・・
手元のハンドベルを鳴らして、今日はボーイ役を主に兼任しているはやてを呼び寄せる。
注文を済ませてから5分程でブドウの盛り合わせ(2万)はわたし達のテーブルに用意された。
巨峰、甲斐路、デラウェア、マスカット、四色のブドウが白い皿を彩る。
はやて曰わく
「値段よりも、味よりも、まず見た目や。 見た目が綺麗やとそれだけで高くて美味しそうやろ?」
確かに、ただ高いものをちょこんと置くよりこの方がずっと豪華に見える。
はやては料理上手だから、案外こういう事にも慣れているのかもしれないとわたしは感心した。
みなさん、GJですっ♪
>機動六課ホスト部
ピシッ
って音は、きっとなのはさんがグラスを・・・びくびく
怖いよ、命惜しいよぉ
って思ったのはわたしだけだろうか
というかシグナム姐さんを除く全員は飲酒OKなん?
まぁ、シグナム姐さんも外見年齢設定が19歳らしいから微妙だが。
そのへんは文化の違いって事で
公僕がホストやってる時点で(ry
細かいこと気にしてたら楽しめへんで!
>ピシッ
これはフェイトそんの様子を見たなのはさんが嫉妬して、
ヤケになってヘンな対抗心燃やしまくって客に貢がせまくるフラグとみた!
局員カワイソスw
ヨーロッパじゃ飲酒は十八から
飲酒の法律は触れ幅あるけどおおよそそこらへん
禁酒法がなければ標準は十八からじゃない?
つまり、飲め、かまわん、もっとやれ
ギンガは、どれから食べようかと迷いながら皿に手を伸ばす。
でも、わたしは黙ってその手を取った。
「ダメだよ、ギンガ。 ブドウの汁は服に付いたら、なかなか落ちないんだから」
「で、でも・・・手で取らないと、食べられないですよ?」
わたしは取った手をそのまま、ギンガの膝の上に戻す。
そして、皿の上に乗るブドウの中から巨峰を一粒取ると
丁寧に皮を剥がした。
わたしの指が動く度に、濃い藍色の皮の下からエメラルドグリーンの実が姿を現す。
そして、わたしは剥き終わったブドウの実を人差し指と親指の二本で挟み、顔の高さまで持ち上げると
それをギンガの鼻の先にまで近付けて、お決まりの台詞を口にした。
「ギンガ、あ〜んして」
「え、あ、えぇと・・・・その・・・あ、あ〜ん」
ギンガはしばし戸惑いながら迷っていたが
やがて恥ずかしさと嬉しさの選択肢の天秤が片方へ傾いたのか、受け入れるために口を開く。
わたしはその小さく開いた唇にブドウの実を押し当てると、そのまま中へ押し込んだ。
「美味しい?」
ギンガはその言葉に反応して、慌てて自分の口に入ったブドウの実を咀嚼する。
そして、小さな声で「・・・・美味しい、です(//////」と呟いた。
「ギンガが食べる分は、こうやって・・・わたしが食べさせてあげるよ」
ギンガの耳元に、とどめとばかりに甘い言葉を囁く。
ピシピシッ・・・・・
その時、また先程と同じ異音が・・・今度は二度連続してわたしの耳を打つ。
少しだけ不思議に思ったが、大して害があるわけでもないし
先程と同じように、気にしないことにした。
>ピシピシッ・・・・・
いやいやいやいや
絶対害があるっ (→o←;;;
駄目だこの六課……早く何とかしないと・・・・・・
なのはの怒りが頂点に達するとき六課ホストはどうなることやら
>>288 なのはさん覚醒の余波でミッドチルダが半分吹き飛びます。
いつ来ても最高ですねこのスレは!!
今日は忙しいので、これだけ。
そろそろ休みの日はSS書いてないで冬コミ用の原稿描くのに当ててかないと、マジ後で死ねる・・・orz
で、飲酒年齢に関してですが
欧州のドイツ、オランダでは16歳から(ビール、ワイン等アルコール低いもの限定)
そしてスイスでは一部地域で14歳からと言う風になっているそうですので、エリキャロ以外は特に問題ないかなぁ、と判断しました。
ワイン大国フランスでは、もっと小さな子供にもワインを水で割ったりして飲ませたりもしますしね
>>291 マイペースでどうぞ
それにしてもギンガかわいいよ、ギンガ
ギンフェイがこんなに萌えるとは思わなかった
さて、
少しサークル名を吐こうかw
ああっ……ニヤニヤが止まらないけど、ギンガの身が危ないよ……。
フェイトちゃんの”あ〜ん”は私だけのものなの
フェイトちゃんの”あ〜ん”は私だけのものなの
フェイトちゃんの”あ〜ん”は私だけのものなの
酒はロシアだともっと早くから飲ませてたような。あそこは環境がとんでもないからだが。
しかし初日にして支払い前にクラブが全壊する予感。
この状況だとなのはさんの前に居るのは(不幸属性全開の)ティアナあたりかなあ。
日本だって数えの十五歳(今の13〜14歳)で元服だったんですしね
平安時代だと17歳で行き遅れだと瑠璃さんがおっしゃってましたっ(まて)
それはともかく今日は特に6課関係者のダメ人間っぷりが凄かったようなw
最高ですけどね♪
>>291 もう冬コミこれ纏めて出してはどうでしょう?w
>>291 みよちゃんに一生ついてくわ
冬コミ新刊は3冊買いしておく
>>292 2ちゃん内で名前を出したら断頭台直行も同じだと思うんだ(´・ω・`)
>>296 漫画に仕立て直すとページ数がキツいですorz
>>295 調べてみました。
ロシアは一応法律上は18歳からの模様。
地方レベルではもっと低い場合もあるとか
最近神職人ばっかだなwwwみんなGJ!
そういえばなんかシャマル先生って最近あまり出番がないな
ファンとしてはシャマル先生には幸せになってもらいたいんだが
シャマルおばさんの組み合わせはなぁ…難しいな。
>ピシピシッ・・・・・
フェイト王子に死亡フラグがwww
シャマルさんはおばさんじゃないもん;;
シャマル先生はなんつーか嫁ぎ遅れって感じがする。
それを同じヴォルケンのシグナム姐さんとヴィータあたりに慰められるという。
あ、慰められるといっても性的な意味じゃないからね!
おいおいシャマルさんにははやてがいるじゃないか
ライバルはいるが八神家の家事はシャマルさんだし何より年季が違うだろう
人生経験豊富で母性があるシャマルさんははやてにはピッタリだと思わないか?
シャマル先生は医務室に来た娘を食べちゃってるに一票
「どこが悪いの?ここかな?」
「シャ、シャマルせんせ・・・そこ・・・・違います」
「あれ?でも先っぽが硬くなってきてるみたいなんだけど・・・」
「ひゃっ・・・だ、ダメですっ・・・あんっ・・・」
「私はみんなのお医者さんなんだから安心していいのよ?」
「はぁ・・・・はぁ・・・・じ、実は下の方も・・・・」
「下ってどこかしら?ちゃんと言ってくれないとわからないわ」
きっとシャマル先生のおかげで新人たちは百合に目覚めていくんだよ
>>299 正直シャマル先生はカップリングの相手がいなくてキツいです。
絡ませるならはやてと純愛か
シグナムかヴィータとでダークか・・・
それくらいかなぁ
>>299 そこで漫画版で機材設置を手伝ったアルトとルキノにお礼と称して
マッサージ(性的な意味で)をする、という電波を飛ばしてみる。
シャマルは外見年齢22才だぞお前ら……
……シグナムは19だけど。
そこで「頭冷やそうか」事件の後、
さり気なくティアナを食べていたシャマルがだな
>>310 シャマルさんにはそんな悠長なこと言ってられない
シャマルはシグナムの嫁ですよね?
うーんやはりはやての嫁で
シグシャマで書いてみてたが、なんかシャマルの性格が中の人よりになってしまって結局ボツ。
あと、シグナムって何をやっても駄目なお父さんにしからないない。
シグシャマは公式夫婦!俺にもそう思っていた時期がありましたw
巨峰の次はマスカット、と
ギンガにブドウを一粒一粒食べさせていく。
そんなことをしていると、時間なんてものはすぐに過ぎ去っていってしまうもので。
基本料金による最初の一時間は簡単に終わりを迎えた。
「お客様、そろそろお時間ですけれど延長なさいますか?」
はやてはわたし達のテーブル前にやってきて標準語でギンガに告げる。
客商売ではそちらの方が厄介が無いという事で、店長としての業務を行う場合は普段の口調は封印しているのだ。
「えぇと・・・」
ギンガは差し出された会計表と自分の財布の中身を見比べる。
そして、それを何度か繰り返した後
諦めたようにため息を吐き、わたしの方へ振り向いた。
「ごめんなさい、フェイトさん。 今日は持ち合わせがあまり無いので・・・これで・・・」
そんな風に、すまなさそうな顔で言われるとわたしとしても心苦しい面もある。
それが顔に出ていたのか、ギンガは慌てて言い直した。
「だ、大丈夫です。明日はちゃんともっと用意してきますから! ですから・・・明日も、指名していいですか?」
ちょっと勘違いされたみたいだけれど、勿論わたしには断る理由なんて無い。
むしろ喜ばしいこと。
「うん、ギンガとまたお話できたら・・・わたしも嬉しいよ」
だから
最後はなのはのように微笑みを添えて、そう答えた。
ギンガの背中が夜の街並みに消えていくのを見送る。
途中、何度かこちらを振り返り小さく手を振ってきたので
わたしもその度に、手を振り返した。
そして、その姿が視界から完全に消えると
店内に戻り、同じようにして働く。
今日の残り時間でのわたしへの指名は二人だけ。
売上はさして伸びはしなかったけれど
二人とも、また明日も来てくれると約束してくれた。
「どやった? 初めてのホストのお仕事は」
「うん、大変だったよ。 でも、頑張れる・・・と思う」
はやての問いに少しだけ自信なさげに答える。
店仕舞いをした後、わたしとはやての二人はキッチンで食器類の後片付けなどをしていた。
なのはとシグナムはホールでテーブルや戸締まり備品のチェック等を行っている。
「そか、まぁまだ初日やから段々慣れていけばええと思うよ」
「・・・そうだね」
はやては洗剤を泡立てながら、笑顔を向けてくれた。
「・・・あれ?」
そのまましばらく洗い物を続けていると、その中に変な物が混じっていることに気付く。
「ねぇ、はやて。これ・・・なんだろう?」
わたしはそれを手のひらに乗せ、はやてに見せた。
「変わった形の・・・グラス・・・やろか?」
はやてが断定しかねるのも当然の話で、そのグラス?は奇妙な形をしている。
まず全体には大きめな亀裂が走り、尚且つ真ん中の部分が凹んで砂時計のような形になっているのだ。
開店準備の時はこんなものなかったはずなんだけど・・・
ちょw
グラス可哀想(笑)
握る→絞るでできるのか?砂時計
よく客は逃げなかったな
結局、そのグラス?ははやての判断で捨てられることになった。
亀裂も入っていて危険だから、と言う理由で。
わたしもそれ以上は特に気にかけたりせず、洗い物を続ける。
だって、グラスは消耗品だから買い足せばいいだけなんだしね
やがて、わたし達が洗い物を終えてホールへと戻ってくると既に戸締まりを終えていたなのはと目が合う。
「ごめんね、フェイトちゃん。わたし明日の訓練の準備もしないといけないから、今日は本部の仮眠室に泊まることにするね」
しかし、なのははすぐに目を逸らしてそれだけを告げると
そのままそそくさと帰っていってしまった。
「え・・・・な、なのは?」
わたしは慌ててその背中に声をかける。
しかし、それは既にバタンと閉じられた厚い入口の扉に阻まれ
欠片もなのはには届かない。
「フェイトちゃんは本当鈍感やなぁ・・・・
なのはちゃんは、嫉妬しとるんよ。フェイトちゃんがあないにギンガに優しくするもんやから」
「なのはが・・・嫉妬?」
「そや、フェイトちゃんを取られたみたいで少し悔しいんやろな」
なのはがそんな感情を抱くだなんて思ってもみなかった。
嬉しいような、いけないことをしたような、複雑な感情がわたしの心を揺らす。
隊舎への帰り道の中でもずっとその気持ちを反芻し続けていたが
なかなか判断はつかなかった。
謝るのも違うし・・・かと言って、やるのをやめれば売上1位が取れないし・・・
そうだ、売上1位を取ったら宿泊券を持ってなのはに言おう
心配させてごめん・・・でも、わたしが愛してるのはなのはだけだよ
このチケットだって、なのはのために用意したんだから
って
それで・・・綺麗な夜景の映るホテルでディナーを楽しんで
そのまま豪華なベッドの中で一線を・・・
「フェイトちゃん・・・頼むからそう言う妄想は部屋でお願いな・・・」
はやてが呆れたような顔でわたしを見つめている。
つい、少し声に出てしまっていたのかもしれなかった。
慌てて手で口に蓋をする。
後は・・・部屋のベッドの中で考えよう・・・
そう、心に決めて。
GJ!
なのはさんにご褒美をバラし協力を求めてもよさそうなものだが、それで良しとしないところがフェイトさんきゃわいいよフェイトさん。
掌にガラスが変形するような超高熱を発生させるぐらい、
なのはさんなら朝飯前よ。
>>319 魔法です(´・ω・`)
>>322 他のみんなの一位景品は必ずしもホテルのチケットじゃないです(フェイトさんの耳にはやてが囁いたのがそれだったというだけで)
だから、他のみんなは他のみんななりの考えで一位を狙ってます。
限定的に変換資質が発生するのか…
嫉妬の炎の向かう先は何処だろう。
>>324 失礼な想像をしていたようで申し訳ない
続きを楽しみにしています
営業二日目
あたしは困っていた。
今日はシグナムがお休みで、あたしが初出勤日。
はやてが言うには昨日よりも客が多くなっていて、四人で回すのはかなり厳しいって話だ。
そこまではいいんだが・・・・
「ヴィータちゃんってちっちゃくて可愛い〜」
「お菓子あげるからこっち向いて〜」
「何で半ズボンなの? 可愛いから良いんだけど〜」
あたしの周りに群がるお客様共が次々にまくし立てるように喋る、触ってくる。
「てめーら、うるせーっ! あたしはお人形さんや愛玩動物じゃねーんだ!」
その行動にさっきから怒鳴り散らしてるんだが、まるで効き目がないのか
行為は更にひどくなっていく。
アイゼンは使っちゃ駄目ってはやてに言われてるから使えないし
それに・・・あたしには売上一位の景品を手に入れるという大切な目的がある。
だから最後の一線は踏み出さずに耐えていた。
何だか、檻に入れられた動物の気持ちがわかる気がする。
「そう言えばさー、ヴィータちゃんは好きな子とかいるの?」
「あぁ、あたしも聞きたいなそれ」
「わたしとか言ってくれたら嬉しいなー」
不意打ち気味な質問だった。
あたしはその言葉に、好きな相手・・・アイツの顔を浮かべて、すぐに頭の中からそれを消し去った。
「そ・・・そんなヤツいねーです(////」
少しだけ頬が赤くなるが、何とか答えを返す。
ヴィータちゃんきゃわいいいいいい!!!!!!!!!
しかし、年頃の女性が三人寄らばなんとやら
すぐに顔の変化を見咎められ
「あー、赤くなったー!」
「ね、ね、もしかして、この中にいるの?」
ここぞとばかりに攻め立てられる。
あたしは進退窮まり逃げ道を探すが、両脇は固められ手前はテーブル
逃げ道は・・・ない。
しかし、そんな風に追い詰められたあたしに思いも寄らない方向から救いの手は差し伸べられた。
「すみません、ヴィータちゃんは新しく指名が入りましたのでしばらく席を外しますね」
その声と共に、あたしに向かって二本の手が伸びる。
その手はあたしの左右の脇の下に差し入れられると、子供を抱っこするときのような要領で
あたしの体をソファーの真ん中から持ち上げた。
あたしは何も言わない。
いや、何も言えなかった。
そのまま、キッチンまで連れてこられる。
後ろからキャーとか嬉しそうな悲鳴が聞こえていたが、気にもならなかった。
「なんで・・・こんなことしたんだ?」
あたしは床に下ろされるとすぐさま詰問口調で声を放つ。
二本の手の先にある顔は、困ったような表情に彩られた。
「ヴィータちゃんが・・・・困ってるみたいだったから」
「・・・困ってなんかねー」
「にゃはは・・・そっか、ごめんね・・・」
あたしをここまで運んできた二本の手の持ち主は・・・
なのはは、少し傷ついたような表情を笑顔にして誤魔化しながら謝る。
くうぅ!ヴィータかわいい!
なのヴィ!なのヴィ!なのヴィ!
ヴィータ→なのは→←フェイト→シグナム
って感じか
ごめん、なんか久し振りに筆が詰まりましたorz
次の1レス分・・・何故か何パターンか書いてみてもどれもしっくりこないんだ(´・ω・`)
明日になってもイマイチだったら先に中断してた長編を処理するか、単発ネタに逃げるかもしれないですm(_ _)m
フェイトさん二股ですかw
>>332 納得いくまで悩んでくださいw
なのはさん怖いよなのはさん・・・
ヴィータかわいいよvゲボ子vなのヴィvハァハァ
なのフェイはお互い嫉妬しまくってればいいと思うw
なのヴィがあれば生きていける俺がきましたよ
ヴィータもかわいいが、
少し傷ついた表情をするなのはさんを想像したら、たまらなく愛しくなった。
そんな自分はなのは総受け主義。
教導官スレより、アリサ→なのは
「あれ、アリサちゃん髪きっちゃったんだ」
「そうよ、うっとおしくなってきたしね」
「そっかぁ。アリサちゃん髪綺麗だし、前のもすごく可愛かったんだけど」
「……うっさいわね」
(うん、今から伸ばそう。
いやいや、髪を伸ばす魔法がないかフェイトにきいてみるほうが先かも)
「どうしたの、アリサちゃん」
「う、うるさい、何でもないわよ!もう、先に学校いってるからっ」
「あ、まってよアリサちゃん!!」
>>334 浮気の絶えないなのはさん
フェイトは毎晩枕を濡らしていた
そんなある日、友人のシグナムに無理やり模擬戦の相手を強いられる
始めは乗り気でなかったフェイトだが、何時の間にか夢中で剣を振るっていた
「どうだ、少しは気晴らしになったか?」
フェイトは彼女が最近元気のない自分を心配してくれていた事に気付く
そういえば、かつて執務官試験に落ちた時も、この人はこうして不器用にも自分を励ましてくれた・・・・・
身体も心も温まり、気が和らいだフェイトは、なのはへの不満を洩らし始める
ただ黙って頷くシグナムに対し、感謝の気持ちと共に、確かな安らぎを覚えるフェイト
不意に、温かな液体が自分の頬を伝う感触に驚く
なのは以外の人物の前で泣いたのは初めてだった
不思議と、全く悲しくはなかった
ここまで妄想したシグフェイ派の俺
>>339 早く妄想を書く作業に戻るんだ。
なのフェイ好きだがシグナムも好きな俺がシャマル分を補充してるうちに。
はーい、シャマル先生のお悩み相談室のお時間ですよー!
当コーナーはわたしが医師の立場を存分に利用いたしまして、
時空管理局のみなさんのか ら だ のお悩み だ けを聞くコーナーでーすっ!
このコーナーは時空管理局と喫茶翠屋、海鳴スパラグーアの提供でお送りしませんっ!
それでは最初のかたどーぞ!
「キャロ・ル・ルシエです。じつは…最近胸が痛くて、エリオくんに相談してもわからないっていうんです…」
おっとー、このスレでは使いづらさダントツ!
影の薄さもルーテシアちゃんに次ぐほどのキャロちゃんからのご相談!
これはいわゆる成長期における胸の発育ってことなのよ?
シャマル先生も経験したからねーって、わたしはプログラムですよーだ!ふふふふっ。
「あの…どうしたらいいんでしょうか?」
かんたんよ〜。こうして他の人が胸をあ、もみもみ。
「あ、ふあっ、なんか変な感じです…」
それもみもみもみっ。
「あ…んんんっ!」
ついでにくりくりっと。
「あ…つままないでぇ…!んあああっ…!」
何ていうシグフェイW シグナムカッコヨスW
「ありがとう…ございました…」
はーい。あとはエリオくんお願いね。
さくっと解決したとこで次のかた…
「シャ〜マ〜ル?」
げえっ!はやてちゃん!!
「わたしに内緒でずいぶん楽しいことやっとるなぁ〜」
ち、違うんですよっ!これはみんなのお悩みを聞くコーナーで…!
「そういえばシャマルとはごぶさたやったな〜?」
ま、まさか…
「今度はわたしが診察したるな…」
わきわき。
いやあああっ!!
続く?
やりすぎかもしれないが反省はしていない。
今回は超短編でした。
受けがよければこのコーナーも続投するでしょう。
最初は石田先生と絡ませようと思ったんだが、いまいちでした。
>>343 八神家変態すぎるw
石田先生懐かしいなぁ
>>339 シグフェイ仲間ktkr!
さぁ!早く続けるんだ!
教導官は浮気というよりも無意識にフラグ立てまくってるだけっぽいけどな。
>339
ハリー!ハリー!ハリー!
>>342 確かにキャロは扱いづらいww
じゃあまさかのシグフェイ続き
目の前で涙を流す友人に、シグナムは何かを噛み潰すような様子だったが、突然思い切った様にフェイトを抱き締める
いきなりの抱擁と理由の解らない自分の涙に戸惑うフェイトだったが
重ねた体から伝わるぬくもりの心地よさと、頭と腰をを抑える腕の力強さに、自然と腕を巻き返してしまう
高まる胸の熱さに反応するように、止まる気配のない涙
耐えきれず、小さな嗚咽がフェイトの唇から洩れた時
シグナムは突き飛ばす様に身体を離した
「すまない」
一言そう言い残すと、シグナムは未だに涙を流すフェイトに背を向け、訓練室を出て行った
もう少し、あのまま抱き締めていて欲しかった・・・・・
そんな考えが頭をよぎったとき、フェイトは止まらない涙の意味を理解した気がした
このあとシグフェイ急接近
一夜を共に過ごし、お互いの気持ちを確かめ合いますが
幸せ絶頂のシグナムの前に
「この泥棒猫」
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!!!!
今丁度12chで『妻を抱かないと一日が始まらない』なんていう番組がやっているが…
フェイトさんドンピシャw
>>346 そして漫画のあのシーンにつながるわけか・・・
「テスタロッサは渡さん!!」
「フェイトちゃんはわたしのなの!!」
>>346 期待に応えてくれてありがとう。
しかしなのはさんの相手の中にヴィータはいるだろうから、八神家にも不穏な空気が流れそうだ…
みんなうまく行く方法はないだろうかと考える甘い俺orz
>>351 もうみんななのはさんのお嫁さんになっちゃえばいいんだよ!
>>351 おれは苦手だけど、
特にこだわりがなければハーレム状態が無難じゃない?
なのフェイ、シグフェイが好きな俺にはこのスレは天国
∩,,∩
.,," _ ゙゙ヽ;
ミ ((・∀・)x)ミ ・・・
;(ノ~r‐‐、 ';)
⊂;,;;'l x) ';;
''∪''∪
>>351 そのへんは好みとか考え方だろうなぁ。
想い人が幸せに過ごしてればいい、その伴侶が自分でなかったとしても
ってのも一つの形だと思うし。
なんだかんだで相方以外にむけてるのはLoveじゃなくてLikeな気がするんだ。
特にフェイトさんの方は。
なのはとヴィータとヴィヴィオはきっといい家族になれる。
フェイトそんが許しません
以上!
フェイトさんはヴィヴィオにきっと嫉妬するから家族には収まらないきがするんだ、、
フェイトも本気で愛娘に嫉妬はしないと思うよよよ
なのはとフェイトの娘、ヴィヴィオの姉としてヴィータが入ればいいんじゃね?
娘が二人ともヴィで始まって呼びにくそうだけどな
はやて師匠が許しません
以上!
しかし昔はなのはで百合と言えばなのフェイと八神家っていう二大勢力だったのに
八神家派がめっきり減って寂しいんだぜ
確かに減ったかもしれないが俺も八神派だ
特に八神家でのシャマル先生のお母さんっぷりは最高だと思うんだ
シャマル先生にははやてを幸せにしてほしいな
>>349 そして漫画のあのシーンにつながるわけか・・・
あのシーンてどのシーン??
単行本一応全部買っているんだけど、新参者なのでよかったら教えてください。
>>364 >>350 ちなみにメガミマガジン連載中の漫画で単行本にはまだ未収録
2巻が発売されるころには分かるよ
あとカラー化しているのはどこかの職人が勝手に塗った物
アットホーム過ぎて百合って感じがあまりしないのかもね。>八神家
単行本未収録話でシグナムとなのはが模擬戦やった時の話があるらしいからそれの事じゃね?
俺も八神家は家族愛で恋愛感情は無いってイメージがある
>>359 最近ヴィヴィオに付きっきりのなのはさん
自分もヴィヴィオには激甘なくせにちょっと嫉妬しちゃうフェイトさん
なのは&ヴィヴィオ「計画どうり」
素晴らしいシチュじゃないか
誰か妄想ヨロシク
>>346 王子様なフェイトをさらに王子様なシグナムが受け止めるとかいいなぁ…
でもベッドの上だとお互いおろおろ引っ込み思案になりそうw
>>369 ×どうり
○どおり
フェイト「なのはママ、ヴィヴィオに間違い教えちゃだめだよ?」
お仕置きフラグが立ったな
ちゃんと言えないとフェイトさんがあんなことやこんなことを
なのはさんにするんだ
もうなのはさんは大人ヴィヴィオとしあわせに暮らしていればいいよ
「でも・・・ありがとな。気持ちは・・・嬉しい」
そう、本当は嬉しかった。
でも、あたしにはこのくらいで精一杯。
しかし、それでもなのはは一転して嬉しそうな顔になる。
あたしは・・・自分が選択を間違えなかったことにホッと安堵の息を漏らした。
「なのはちゃん、そろそろ戻ってやー」
フロア内からはやての声が飛ぶ。
なのははチラリとあたしの方を見たが
あたしが大丈夫と言う風に黙って頷くと、そのまま戻っていった。
それと入れ替わり様にはやてがキッチンへ入ってくる。
「なんや嬉しそうやったね、なのはちゃん。 何かええことでもあったんやろか?」
はやてはあたしの顔をのぞき込むようにして聞いてくる。
こういう時のはやては、凄く意地悪だ。
あたしはあんまり好きじゃない。
「・・・はやての気のせいじゃねーの?」
だから、あたしもバレているのを承知でつれない言葉を返す。
「んー・・・・・そか、ヴィータがそう言うんならそうなのかもしれんね」
しかし、はやては少しだけ考える素振りを見せるが
今回はあっさりと話から手を引いた。
少しだけ拍子抜けする。
いつもならその話題で暫く茶化されるのに・・・
そう思いながら、あたしは僅かに警戒を解く。
それが、甘かった。
はやては優しく囁くように言葉を続ける。
「ヴィータの気持ち、ちゃあんとなのはちゃんにも伝わっとるよ」
「・・・・(/////////」
赤く染まったままの顔ではやてを睨む。
はやては、ニヤニヤしながらそんなあたしのことを見ていた。
・・・やっぱり、はやては・・・意地悪だ・・・
とりあえず昨日詰まった所だけ
続きは書ければ夜にでも。
ヴィータきゃわいいよヴィータ
しかしはやてはみんなの操縦がうまいなw
ホストGJ!
ヴィータはきもちいいくらいなのはに惚れてていい
ヴィータ頑張れ!
ドゥーエの需要ってあるかな?
公式ではほぼ死亡扱い(個人的にはそうではないと願っている)されているけど、
実は生きていて管理局の潜入捜査員として活動しているってな感じで。
地球よりも技術の進んだあの世界の殆どの認証システムを欺けるほどの高度な
偽装能力は管理局側にとってもかなり戦力になるだろうし、交換条件として姉妹の
今後を保障すると提示すれば上手く操れるだろうし。
新しく生まれた姉妹に会いたがっていたから、姉妹の中でも家族愛が強そうだし。
仮に任務中に殉職しても管理局としてはどうでもよさそう。元々戦闘機人って育成に時間が
かかる人間の魔導師を補完するための使い捨て戦力なんだから。
なんか書いてて欝になった……そもそもあの公式の紹介文は反則だよなぁ。
ほぼ死亡扱いっていうか完全に死亡したことになってるけどさ…それでも俺は信じねえ!
俺も信じてない
それどころか最終話で妹達に笑いかけてたのはゲンヤに偽装したドゥーエだったんだよ!派
生きてても4以下は共同謀議で重罪だから、数百年単位で娑婆に出てこれないでしょ。
まあ妄想力の前にはそんなの関係ねぇっ、なわけですが>死亡扱いとか隔離設定とか
だいじょーぶ、死亡確認されてなければ生きてることにしちゃえばおっけーですよ
あと需要なんて気にしちゃいけません、書きたいものを書く、これ最強
反応弱いなぁとか枕を濡らすのも良いものですよw
需要とか関係なく好きなものを書けばいいんじゃない?
それに俺はドゥーエのこといいと思うけどな
俺もあの公式文みてすごい悲しくなった
ドゥーエお姉様好きだったんだけどなぁ
死亡確定ですか。そうですか・・・
まぁこのスレは妄想で満ち溢れてるから関係ないけどなw
それはそうとハロウィンの時期ですね
誰か妄想するんだ
吹いた
842 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/10/30(火) 17:19:34 ID:SBHvtsZ+
|\ ___ __
| \∠ _:. :. :. \ / /
| >:':.  ̄ ̄:.ヽ、:. :ヽ. / /
j/:. :._:. :.--:. 、:. :. ヽ:. :.ー:. :.‐:.- 、 / /
/:., .: ¨:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. : \ / / /
/:/ :. :. /:. /:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.ヽ j / /
j〃 / :./:. :. /:/:. /:. :. :. :. :. :. :. :. :. :ヾム.≦ _
l :. : , ' :. /:. :. . /. ./. ./.. ..j i ヽヽ : : マj- _:. :. \
/| :. :. / :. :/:{:. ; 斗:.十-j:、:. ハ:. , r‐-:.、!:.',:. :, :. } \ ヽ:. :. \
/:. :.|:. :. :/l:. :. :,':. l:/ :/l: /l:. ∧:..l ヽ: l \::.iヽ}:. :.',: lヽ \. \:. :. \
/: .:.:.:.∧:. :.l ハ:. :.lヽ:jl:. :.l l/ .j:/_ ヽj ヽ!__ ',l:. l:. :. l:.j ヽ ヽ \:. :. ヽ
/:. :. :./ ヽ:.j |.ム:. |,:. :.>、:j_r==ミ z==.、j:./:. :.//\ l ',:. :. :.',
. {:. :. :./ レヘ:.!ヽ/: ハ´ wwx xww ヽ/:. :〃 \ | . l:. :. : :l
.j:. :. :.l `j l:. :i:ハ _' _ ∠: イl \j j:. :.:.:.:.|
l:. :. ハ |:. l:小、 l 〉 /:. // /:. :. :. :l
ヽ:. :. ヽ |:. l: |. 丶、 ヽ._ ノ イ:. ,:./ _/:. :. :. :/ 一夫多妻制でもいいよね!
\:_:, ゝ ヽ l: |__ェ=i> _-_ <i=/:. :/  ̄フ:. :. :./
ヽj  ̄ ̄ ̄  ̄ ¨/:./7 ∠ -
ィ7.ゝ- 、 z― ,〃=く
/// ヽ二ヽ z― 、// _ ヽ
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
845 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/10/30(火) 17:41:49 ID:Lftvzf24
>>842 えへへ、なのはママだいすき〜!
(じゃあ、他のひとたちからなのはママをまもらなきゃだ!)
いいとおもうよ、なのは。
(どうせ最後になのはを独り占めするのは私だからね)
い、いいんじゃねーか?あたしはなのはの傍にいて護ってやるだけだ。別にスキとかじゃねーけど!
(なにょはなにょはなにょは!あいつは絶対テスタロッサの好きになんてさせねー!)
全然かまわないとおもいます!
(なのはさんが笑顔で、うう、可愛いなあ!)
なのはさんがそういうなら……。
(ということはあのなのはさんのベッドで憐れもない姿を見れるってことよね・・・ふふ)
ん?ええんやない♪
(なのはちゃんのおっぱいを堂々と揉み放題や!)
同じくです〜!
(なのはさんといっしょにいられるだけで幸せです)
まったく、あんたは仕方ないわね……。
(でもこれからは一緒にいられるのよね。ならいいかな)
>>386 「トリックオアトリート」
「ふぇ?いきなりどうしたのフェイトちゃん」
「知らないの?ハロウィン。なのはの世界の風習でしょ?」
「確かにわたしの世界の風習ではあるんだけど、海鳴市のある日本じゃ馴染みがないんだよ」
「そうなんだ。じゃあらためて、トリックオアトリート、お菓子をくれなきゃ悪戯するぞー」
「もぅフェイトちゃんったら、そんなにお菓子が食べたいの?でも残念、今お菓子持ってないから、あとでケーキ作ってあげるね」
「・・・(ニヤリ。お菓子くれないんだね、じゃあ悪戯してもいいんだよね」
「え、やっ・・・ちょっとフェイトちゃん、あっ、どこ触って・・・ふぁ、あん・・・いきなりはヤダっ・・・」
ありきたりなネタの上、超短くてすまん。
二次創作はみんなその作品、キャラについてある程度前提知識があるから楽しめる面があって
その点、情報殆どないドゥーエはかなり不利だよね・・・
でも、彼女のISライアーズマスクだっけ
あれは管理局と主要世界で行われるほぼ全ての身体検査をパスできるとか言う設定だから
死んだフリまで出来て、廃棄される寸前に逃げ出したとかで生きてることにしても問題ないような気もする。
チンク達を助けに来て
一緒に逃げようと言うドゥーエと、ここで一緒にいようと説得するチンクの絡みとか
「一緒に逃げましょう、チンク。あなたはわたしと来てくれるわよね?」
「姉様・・・わたしは、妹達を置いてはいけません。わたしは・・・アイツらにとって、たった一人の姉なのです」
ノーヴェも絡ませて、ドゥーエと一緒に逃げることを決意したチンクをノーヴェが必死に止めるとか
「チンク姉・・・あたし達より・・・あたしより、その女を取るのかよ!」
チンク姉に姉として接することが出来る貴重キャラだから
使い方次第ではなかなか面白いかも。
>>389 なのはのさくらんぼを食べちゃうぞまで読んだ
>>390 前スレで34氏に拝借していた高町家メイドナンバーズでならドゥーエも入れたSSを書きたいと思っている。
全編ギャグだからみんないるのもアリだと。
ギャグ物とかならリインの1と2が一緒に居たっていいと思うんだ
まあ、シリアスでやるとちょっと引かれるかもしれないけどね、うん
>>390 4の子との絡みを忘れてもらっちゃあ困る
ドゥーエはクア子の飼育係だったんだぜ
きっとクアはスカと2だけは尊敬してる
ところでなのフェイシグ修羅場マダー?
最近フェイトスレのシグナムが可哀想過ぎて仕方ないんだが
やはりフェイトはなのは以外は見えないのか?
1期でユーノがシグナムに助力を求めていれば、あるいは…
ここはフェイなのヴィの修羅場だとおもうんだ
ヤンデレフェイトとヴィータとかどうだろう?
何がなんでもフェイトからなのはを奪い取りたいヴィヴィっていう妄想が離れない
>>400 いますぐそれを文章に起こす作業にはいるんだ!
>>400 wktk
>>397,
>>399 どっちにしても
「なのは・・・・」
「フェイトちゃん・・・・」
で解決しそう
なのフェイは鉄板すぎて修羅場とか想像出来ないっす
だが今見てきたがフェイトスレのシグナムは確かに可哀想だなww
アギトに幸せにしてもらってくれ
>>402 なにげにシグナム嫁getしてたよなw
アギトツンデレっぽくていい感じゃね?
>>394 必死に姉妹達を探し当てたら何故かみんなメイドやってて唖然とするドゥーエを想像しました。
>>397 つ「Pray」
フェイトのヤンデレ・・・を書いてました
よくわからない流れですが投下します
「なのはちゃーん」
「はやてちゃん酔いすぎだよ・・・」
「酔ってへん!酔ってなんかあらへんよ!!」
「ご、ごめんね」
「・・・まぁええよ。そうやフェイトちゃんに嫌いって言ってみてくれへん?」
「え?嫌だよ!」
「・・・わたしは部隊長なんよ?」
「で、でもわたしフェイトちゃん好きだもん」
「そんなんみんな知ってるやろ?フェイトちゃんだって冗談だってわかるはずや」
「うぅ・・・」
「酒の席なんやしちょっとしたジョークやん」
「う、うん・・・・」
「あの・・・フェイトちゃん」
「ん?どうしたのなのは」
「フェ・・・フェイトちゃんなんて嫌いだよ・・・」
「・・・・・?」
「フェイトちゃんなんて嫌い」(ごめんねフェイトちゃん・・・)
バチンッ
乾いた音が辺りに響いた
「え・・・?」
突然のことに戸惑うなのは
「ふふふ・・・よかったぁ・・・」
笑いながらフェイトが言う
「ど、どうしたのフェイトちゃん!?」
様子がおかしいフェイトに焦るなのは
バチンッ!
フェイトは自分の頬を叩いていた・・・
「あははは・・・痛くない・・・・」
バチンッ!!
「痛くない・・・痛くないよ・・・よかったぁ♪」
「フェ、フェイトちゃんなにやってるん!?」
酔いが一気に醒めたはやてが慌てて話しかける
「あぁはやてか。わたし、今夢を見てるんだよ」
「だってどんなに叩いても痛くないんだ」
バチンッ!
バチンッ!!
「ほら!ほら!ほらっ!!」
頬は真っ赤に染まり綺麗な手も赤く染まる
「うふふふ・・・あはは・・・・・・・・夢だもんね。痛くない。痛くないよ・・・」
「フェイトちゃんもうやめてよ!」
いつもと違うフェイトに段々怖くなったなのはが止めに入る
「なのはは夢の中でもかわいいね」
「え?」
「でも夢の中でもわたしを愛してくれないと嫌だよ・・・」
フェイトはなのはにゆっくりと近づいていく
「い、嫌だよフェイトちゃん・・・」
フェイトの歩みに合わせるように一歩ずつ後退する
「ヒドイなぁ・・・夢の中でもわたしはなのはが大好きなのに・・・」
「あっ・・・」
もともとそんなに広い場所ではない。
気づけば背中には冷たい壁が触れていた
「好きになってよ・・・夢の中でもわたしを好きになってよ・・・」
追い詰めたなのはの肩を壁に押し付ける
「ごめんねなのは・・・夢だから許してね」
そういうとフェイトは乱暴になのはに口付けた・・・
「んぅ・・・イヤッ・・・ふ・・・フェ・・・イ・・・」
普段ではありえないフェイトの激しい行為に、なのはは頭の整理が追いつかない
「ごちそうさま・・・ワインの味かな?」
フェイトは口に付着した唾液を舐めながら言う
「わ、わかんないよ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
訓練中でもほとんど乱れないなのはの呼吸が乱れていた
「わたしの味になってくれなきゃ嫌だよ・・・」
「だ、ダメ!フェイトちゃんッ!」
「ダメじゃない・・・」
そう言うと再びなのはの唇を強引に奪った・・・
「なのは・・・わたしのこと好きになってくれた?」
何分かのキスの後フェイトはなのはに訊いた
その質問になのはは・・・・無言で首を横に振った
「そう・・・」
悲しそうにフェイトが言う
「うん・・・ダメみたい・・・でも・・・・」
「・・・でも?」
「もう少しで大好きになれそう」
「ふふ・・・じゃあ、なのはが好きになってくれるまでがんばろうかな」
「がんばってねフェイトちゃん」
なのはが目を閉じる
「絶対に振り向かせてみせるよ」
そう囁くと何度目か分からないキスをした
「は、はやてちゃん!止めなくていいんですか!?」
はやての肩に乗ったリインが訊いた
「知らん・・・勝手にやらせとけばええねん・・・」
と、つまらなそうに答えると持っていたワインを一気に流し込んだ・・・
はやて部隊長……もしかしてなのはのこと・・・(p_;)
なのはに嫌いって言われたら・・・って妄想して書きました
ヤンデレは最初だけで気づいたらいつものイチャイチャ夫婦になってました
身の毛も弥立つようなヤンデレが書きたいです
いやでも最初なのはさんの顔を叩いたのかと思ってびびった
フェイトさんはヤンデレが似合うな
GJでした。
フェイトさんのヤンデレはいい・・・・。
ヤンデレはおもってても、自分書くのは苦戦するから、書けるというのは羨ましいな
密かにはやてサイドが読んでみたかったりする。
十分身の毛もよだった俺
>>413 いや、正直最初の方怖かったですよ…
途中からニヤニヤしてましたけどw
みなさん感想ありがとう
>>412 実はそういう意図もあったりします
よく自分の拙い文章から読み取れましたねw
>>414-415 フェイトさんはプレシアの血を引いてるから素質は十分ですね
なのは命すぎるのでスイッチ入ったらヤバそう
>>416-417 怖かったなら嬉しいです(?)
>>414 おれも思った>顔叩き
おかげでエーっと少し声が漏れたw
しかしなのフェはなんか安定感というか安心感を感じるな。
色々あっても最後はお互いの元に帰ってくるようなそんな感じ。
無印の印象が強いからかなぁ?
ヤンデレっていいよね…
ああそういう安定感あるよな
ということで誰かなのフェ喧嘩ネタ頼む
あの二人の喧嘩って想像出来ないな。
ヴィヴィオの教育方針でってのも、なんかただののろけだしな…
ケンカまでいかなそうだよな
お互い我慢しちゃいそうだからね
しかし喧嘩してもベッドの中で仲直り
どの辺がなのフェにとってのケンカと言えるレベルなのかね?
StS20話のはやヴィ置いてきぼりシーンとか?
何だかんだで、もう10年以上もイチャイチャラヴラヴで付き合ってるわけだから
生半可なことでは崩れるようなことはないと思う。
>>426 それを崩していく修羅場がたのしい俺は異常でいい
もちろん幸せななのはさんの笑顔があってこそだけど
くだらないことでケンカしてそう
朝食はパンを食べたいフェイトとご飯を食べたいなのはとか
喧嘩しても一緒のベッドで寝そうだなw
どっちかが耐えきれなくなって「ごめんね…」
↓
にゃんにゃん
なのはを食べたいフェイトとご飯を食べたいなのはと申したか
どっちがタキシードを着るかで
ってどっかで見たような
なのは「私の方がフェイトちゃん事を愛してるよ!」
フェイト「いや、私の方がなのはを愛してる!」
はやて「はいはいバカップルバカップル」
やべぇ、本編確認のため最終話見直しとかやっていたら
完全にタイミング逃したけど空気読まずに投下
>>404 だが、アギトはアギドでバッテンチビに夢中
好きな子にはイタズラしちゃうタイプなんだよ
「聞いてくださいよ、シグナム
アギトちゃん、今日も私に悪戯したんですよ。
年齢は知りませんが階級は私が上だし、
保護観察明けて間もないというのに…
シグナムからも叱っておいて下さい」
「まぁ、そう怒るな、過ぎるようなら私からも注意するが
今までさびしい境遇だった奴だ、仲良くしてやってくれ」
「はやてちゃんの手伝いがあるから行きますけど、
頼みましたよシグナム」
・・・・
「行ったぞ、聞いてたか
悪戯はほどほどにな」
「あぁ、気をつける
だがよ、誰が寂しがりやだ、誰が!」
「そう、かっかするな
あんまり顔に出すとばれるぞ」
「何がだよ!」
「お前、好きな子に悪戯するタイプだろ?」
「なっ、
あんなバッテンチビなんか興味ねーよ」
「じゃあ、
どうして悪戯するんだ
リインよりもお前はずっと大人なんじゃないのか?」
「知らねーよ、
ただ、アイツを見ると何となく悪戯したくなるんだよ
好きとかそんなの、関係ねーよ」
(それが好きという感情だとは気づきにくいものみたいだな
さてテスタロッサはどこかな?)
ということで他人のことはよく分かるのに
自分のことはよく分かっていないシグナムさんでした
そういえば、34氏ことみよちゃんが前言ってた構想で、フェイトさんヤンデレ化のあったよな?
早く読みたいな。待ち遠しくて死にそう。
洗脳されたギンガも、フェイトさんが相手して目覚めのキスでもしてあげればすぐに
元に戻ったと思うんです。
(´∀`;ル 「ギン…ねえ……?」
>>434 アギトGJといわざるを得ない。
アギトはルーかシグナムだな
リインとアギトはむしろ将をめぐる話が原因でケンカしてる気がしなくもない
「優しくて頼れる長女を取られてvsやっと出会えた運命の相手」的な
で、それを知って困る将w
あと、メガマガ表紙のなのフェぶりが凄まじすぎる…!
>>439 それいいなw
「わ、私はどうしたらいいんだテスタロッサ」
「うーん・・・なのはに訊いてみますね」
「そうか・・・」(また高町なのは・・・)
絆か
親友として
恋人として
夫婦として
今まで築いてきた全てが現れてるよね
>>439 「わたしは守護騎士達の管制を司ってるんですから、わたしがシグナムと合体するんですっ!」
「いーや、あたしの方が相性ずっと良いんだからシグナムと合体すんのはあたしだ!」
シグナムを挟んでアギトとリィンの二人は睨み合う。
「リィン、アギト・・・いい加減喧嘩はよせ」
シグナムは呆れたような態度で矛を収めるよう言うが
「シグナムは黙っててください!」
「そうだ、これはあたしとこのバッテンチビの問題なんだからな!」
こういう時に限ってこの二人は息が合う。
話はドンドンエスカレートしていき、最後はただの言い合いになった。
「シグナムはあたしと合体したいんだ!」
「いいえ、わたしと合体したいんです!」
こうなると理屈の話じゃない。
シグナムは黙って嵐が過ぎ去るのを待っていた。
「で、本当の所シグナムは誰と合体したいんや?」
そこへ、いつの間に現れのか三人の事を面白そうに見つめるはやてが話題の爆弾をシグナムへパスする。
アギトとリィンの目も、それによってシグナムへと集まった。
「「どっち!?」」
四つの瞳からその言葉が、ひしひしと感じられる。
シグナムは困ってしまう。
どちらが良いとか、そういうのは無い。
しかし、瞳の圧力は徐々にシグナムを追い詰めていく。
そんな時、シグナムの頭の中には天の導きとでも言うべき答えが降りてきていた。
どちらかを選ぶから角が立つ。
つまり、どちらも選ばなければいい。
「わたしがしたいのは・・・」
三つの視線がシグナムの次の言葉に注目する。
「わたしが合体したいのは、テスタロッサだ!!!」
>>441 GJ
オチが素晴らしすぎですっ (→o←;;;
「合体したい」は、今流行りですからねぇ
で、フェイトと合体したいなんていったら
今度はなのはとシグナムの喧嘩に移るわけですなっ
なの「フェイトちゃんとは、わたしが合体するのなの」
シグ「いや、テスタロッサと合体するのは、わたしだ」
フェ「な、なのは・・・、シ、シグナム、恥ずかしいから大きい声で言わないで」
ヴィ「ねぇねぇ、わたしもフェイトママと合体したいっ」
なの・シグ「なっ(こんなところに伏兵がっ)」
ということを思いついたわたしは、基本なのフェのフェイト総受けスキーです。
>>386 「こんばんは、小さな妖精さん」
今日のフェイトママはいつもとちがうお洋服でした
三角の帽子にドレスとマント。まるで、なのはママの話してくれた魔法使いさんみたいです
「フェイトママ、おかえりなさい」
いつものようにあいさつをします
「ふふ、違うよヴィヴィオ」
すると、フェイトママはでっかいカボチャを頭にのせてくれました
「私は魔法使いのお母さん、テスタロッサさんなんだ」
「フェイトちゃん、それいつもと同じだよ……」
なのはママもやってきました
びっくり。なのはママもフェイトママといっしょのお洋服を着ています
フェイトママが黒で、なのはママが白。とってもきれいです
「それじゃ、ケーキも用意したし、3人でご飯にしよう」
「わーい」
今日は新しい言葉を覚えました
「トリック・オア・トリート!!(おいしいケーキでとっても幸せ)」
シグナムはそう強く叫んだ。
これで角は立たない、完璧だ・・・とか思いながら。
しかし次の瞬間
三人は同じように、何とも言いがたい表情でシグナムの事を見つめてくる。
「あ・・・やっぱり、あたしはまだ保護観察中だし遠慮するよ」
「わたしも、合体相手はヴィータちゃんがいますから遠慮します・・・」
そして、そんな風に告げると
二人ともシグナムを残したまま、そそくさと廊下の先に姿を消していった。
「シグナムは・・・ストイックなように見えて、案外ムッツリスケベさんやったんやね・・・」
はやてもそれだけ言うとシグナムの居る位置から10歩ほど後ろへ下がる。
シグナムはそれを見て、何のことかと首を捻ったが
その答を導き出す暇もなく、桜色の輝きが廊下ごとシグナムを吹き飛ばす。
シグナムは宙を舞いながら、人の声を聞いた気がした
「シグナムさん、ちょっと・・・頭冷やそうか」
おしまい
書いてる途中に全開で寝落ちました(´・ω・`)イマオキタヨ
>>445 オチ吹いたww
ヤンデレはなのはさんの方が絶対恐いと思うんだが
どの場合もフェイトが物凄く可哀想になるんだよな
なのはは直接フェイトに想いをぶつけそう
>442
お前とはいい酒が飲めそうだ。
俺もフェイト総受けスキー
おろおろするフェイトが好きなんだよぉ。最終回のアレには悶絶したぜ
>>445 GJでございます。
シグナムがフェイトと合体と聞いてシグナムがバルディッシュ持って、
フェイトが片方がレヴァの二刀流とか想像した俺は異端orz
>>445 テスタロッサ絡みだと姐さんは一瞬でダメ人間だなw
なのはさんヤンデレは怖い
フェイトさんも本気で言うこと聞きそうだし……
シグナムが目を覚ますと、そこは芝生の上だった。
傍には見慣れた機動六課の隊舎がある。
位置的にこの場所は六課の中庭だろう、とシグナムは判断した。
しかし、何故自分がこんな所で寝ていたのかは皆目見当もつかない。
もう一度辺りを見回す。
そこには変わらず見慣れた隊舎が・・・
見慣れた隊舎が・・・
「なっ!!?」
半壊していた。
損傷は一階部分の壁が最も酷く、大口径の砲撃でも受けたような大穴が口を開けている。
「まさか・・・敵の襲撃かっ!?」
シグナムは即座にバリアジャケットを展開し、剣を構える。
「・・・・・・・」
周囲を警戒し気配を探る。
しかし・・・周りに感じられるのは昼時の生活音とわずかな虫の声のみで、欠片の戦闘音も殺気も感じられはしなかった。
勘違いだと悟り、シグナムはバリアジャケットを解き剣を納める。
「しかし、わたしは何をしていたのだろう。 何か・・・せねばならない事があったような気がするのだが・・・・」
頭の隅から記憶をかき集める。
合体、テスタロッサ、桜色、妙なキーワードの羅列が浮かぶ。
シグナムはその中から取捨選択を行い、自分がしなければならないことに目星をつけた。
「そうだ、確かわたしはテスタロッサと合体しようとしていたのだった」
ちょww姐さんwww
シグナムはそうと決まると、即座に行動を開始する。
「テスタロッサ、少しいいか?」
いつもフェイトが居る場所を手当たり次第に廻り、やがてその姿を見つけた。
「はい、何でしょう?」
フェイトは少しだけ不思議そうな顔をしながら、シグナムに言葉を返す。
いつもならフェイトとシグナムの行動範囲は殆ど重ならないため、出会うこと自体が稀なのだ。
しかし、次にシグナムの口から出た言葉は・・・その事柄をあっさりと忘れさせるほど強烈だった。
「テスタロッサ・・・わたしと、合体してほしい」
一瞬、周囲の空気の温度が三度ほど下がった。
周りに居る職員達は
ある者は顔を背けて見ないフリをし、ある者はキャーと嬉しそうな悲鳴をあげ、ある者はこの事件を同僚に報せようと必死にメールを打つ。
「な、な、な・・・(///////」
「ななな? なんだ、それは」
フェイトの顔は言葉の意味を理解したせいか、一瞬で赤に染まる。
「何を言ってるんですか、シグナム! こ・・・こんな昼間に・・・人前で(////////」
語尾に近付くにつれ、恥ずかしさのせいか消え入りそうな程に小さくなる声で
フェイトは告げた。
しかし、シグナムはフェイトが何をそんなに慌てているのか全く解らないとでも言う風に
「別に、恥ずかしがるようなことでもないだろう・・・それとも、口に出すのがはばかられるようなことだったか?」
あっけらかんと言葉を返す。
そんなシグナムの態度に、フェイトは自分の想像が間違っていたことを理解した。
ホッと胸を撫で下ろす半面、いけない想像をしてしまった自分の頭を叩きたい衝動に駆られる。
しかし、周りの興味津々と言った感じの目がある事を思い出し
フェイトはすんでのところで、思いとどまった。
脳味噌に蛆でも湧いたかシグナムwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
だめだこの将早くなんとかしないとw
「シグナム、ここでは何ですから・・・訓練室の方へ行きましょう」
これ以上周囲の好奇の視線には耐えることが出来ず、フェイトはそう言って促す。
特に異論があるわけでも無かったたため、シグナムはサッサと歩き出したフェイトの後ろに黙って付き従った。
「それで・・・わたしは何をすればいいんですか?」
訓練室へ到着すると、フェイトは他の野次馬が入ってこないように鍵を閉める。
そして、開口一番にシグナムに訊ねた。
「あ、ああ・・・・・・そうだな・・・・」
返事は返すものの、実は何も考えていなかったのか
シグナムはその場で考え込む。
しかし、今度はすぐに考えがまとまったのか、ポンと手を叩く。
「取り敢えずはその場を動かないでいてくれ」
そう言ってシグナムはフェイトの後ろへ廻り込む。
そして、床に屈み込むと、目の前にあったフェイトの脚の間に
自分の頭を差し込んだ。
「え・・・ええっ!? あの・・・シグナム、何を?!!(//////」
フェイトはシグナムの突然の行動に慌てるが、その声がまるで聞こえていないのかシグナムは動きを止めない。
そのまま、フェイトの脚に腕を回し
すねの辺りに自分の手を当てる。
それで準備が終わったのか、シグナムはしばし動きを止め体勢を整える。
フェイトは何がなんだかわからなかったが、さっきと同じように勘違いなのかもしれないと思って
特にそれ以上言葉を発したりはしなかった。
シグナムは下腹に力を入れる。
そして勢いをつけて・・・
その場で、立ち上がったのだった。
テラ肩車wwwwwwwwwwwwww
この状態を何と呼ぶか
そう聞かれれば、十人中十人がこう答えるだろう。
『肩車』、と
しかし、それは不思議な光景だった。
まぁ、美女二人が無骨な訓練室のド真ん中で肩車なんてしていたら、ふつう不思議以外の何物でもないだろう。
「これで合体完了・・・か?」
何となく微妙に納得できるような、できないような複雑な心境を抱えたままシグナムは呟く。
「あ、あの・・・それじゃあ、そろそろ下ろして貰えませんか?(//////」
フェイトはこの歳にもなって肩車されることを恥ずかしがりながら、恐る恐る下のシグナムに声をかける。
「そうだな、これ以上やる事は・・・」
しかし、シグナムはその時になって
やっと自分の頭を挟む柔らかいモノの存在に気づいた。
先程までは合体するという目的が第一で、ほかの要素を細かく気になどしてはいられなかったのだ。
「・・・・・・・」
シグナムは黙り込む。
一度気になり出すと、そこから思考を離せなくなったのだ。
テスタロッサの太ももが・・・わたしの頭を・・・・
たまらず、シグナムの頬は赤く染まる。
気を抜いたら、鼻血まで出てしまいそうだった。
シグナムは感謝する。
今日、自分にこんなラッキーボーナスをくれた神に。
きっと先程頭に浮かんだキーワードの最後の一つ
桜色とはこのピンクな出来事のことを教える天からの啓示だったのだ・・・・と頭の中で無理矢理にこじつけた。
そんな無茶な理屈も無茶とは思わないくらいに、今のシグナムは幸せだったのだろう。
なのはさんは絶対にヤンデレ化しないなぁ…
どこの話読んでもありえないと思ってしまう。
むしろ周りがヤンデレ化だな。
フェイトやヴィータやティアナがなのはのこと想って病むとか好きだ!
ティアナはあたしのですよ?ってメカジマさんが
しかし、そんな幸せが続くほど
世の中というモノは甘くない。
それを忠告するかのように
夢見心地にフェイトの太ももを堪能しているシグナムの目の前には、いつの間にか桜色の光球が浮かんでいた。
しかし、今のシグナムにはそんなことに気を配るような余裕はあるはずも無く
ただ、神経の全てを頭や肩の周辺に集めることに集中している。
「シグナム、そろそろ下ろして貰えないと仕事が・・・」
フェイトがそう言って僅かに身を捩ることにより
その太ももはシグナムの顔に、肩に何度もぶつかり、更なる刺激を与える。
シグナムの鼻からは・・・ついに一筋の赤い川が流れた。
目の前の光球はただ、それを見つめていたが
そこから
「わたしのフェイトちゃんに・・・何、してるのかな・・・」
と、底冷えするような声が聞こえてくる。
そして、次の瞬間には
訓練室の壁を打ち破って雪崩込んできた桜色の光の奔流が、室内を満たした。
シグナムの体は、本日二度目の宙を舞う。
そんな時間的には刹那にも満たないはずの瞬間の中でシグナムは
あぁ・・・桜色とは、この事だったのだな・・・
と、理解したとかしなかったとか
ちょwフェイトさん巻き添えw
大穴を開けた訓練室に駆け付けたなのはは、僅かに余波の影響を受けたフェイトの事を介抱していた。
「もう、フェイトちゃんが無防備過ぎるのがいけないんだよ?」
「だ、大丈夫だよ。別に変な事されたりしたわけじゃないんだから・・・」
フェイトはそう言って、心配無いという風に胸の前で手を振る。
しかし、それが不満だったのかなのはは頬をプクーっと膨らませた。
「でも・・・フェイトちゃんの太ももを触ったり、撫でたり、枕にしたり、キスしたり、舐めたりしていいのはわたしだけなんだよ?
ヴィヴィオにだって・・・許したりしないんだから」
なのはは自分のモノだと主張するように、フェイトの太ももを優しく撫でる。
「うん、わたしは全部・・・なのはのものだよ。心も体も、何もかも全部」
それに答えを返すように、フェイトもなのはの髪を優しく撫で返した。
「そう言えば、どうしてこんな事になったの?」
しばらくお互いの事を撫で合いながら過ごしていると、なのはは唐突に質問を投げてきた。
フェイトはあった出来事をそのまま伝える。
なのははそれを聞いてる途中で、「あの時確実に殺っておけば良かったの」とか物騒なことを言っていたが
幸いなことにその声はフェイトの耳へは届かなかった。
「ねぇ・・・フェイトちゃん、わたし達も合体・・・しようか?」
フェイトの耳元で、なのはは囁く。
「うん・・・わたし達は、ちゃんとベッドの中でね(//////」
フェイトはその言葉の意味を理解して僅かに頬を染めながら、嬉しそうに頷いた。
開いた大穴から見える空は青く
今日もミッドチルダは変わらず平和だ。
明日もきっと平和だろう。
この被害の責任と後始末をやらされる・・・ごく一部の人間を除いて・・・
その頃シグナムは
六課から300Mほど離れた路上で倒れていた。
しばらく、ピクリとも動かない。
しかし、一時間ほど立つと
また先程と同じ様に、ムクリと体を起こした。
「わたしは・・・ここでいったい何を・・・・」
記憶の糸を辿る。
今度は頭の中に
太もも、テスタロッサ、桜色、と言う三つの単語が浮かんできた。
「そうだった、わたしは・・・・」
シグナムはまた何をするべきだったかを思い出して立ち上がると、六課への道を歩き出した。
これもまた・・・平和ないつもの光景のひと欠片である。
しかし、勿論ながら覚えていなくてもやったことはしっかりと残るわけで
それから数ヶ月の間シグナムの給料は丸ごと天引きされ
六課隊舎の修理費に当てられたことは・・・・言うまでもない
おしまい
アレです。
本当は前のだけで終わりだったはずなのに、調子に乗ってやっちゃった類です。
最初は合体って、フュー○ョンのポーズでもやらせようかと思いましたが、百合要素がまるでなくなるので思いとどまりました。
何故かこういう無駄なネタに限って、三個も四個も湧き出てくるのが困りものです(´・ω・`)
GJです!フェイト絡みで暴走するシグナムほど
読んでて笑えるものもないw
GJ!めちゃくちゃ笑ってしまったwwww
やっぱりシグナムはフェイト絡みだとおもしろいなあ
だがシグナムもそろそろフェイトさんに幸せにしてもらいたいな
シグナムだってすこしぐらい報われたっていいと思うんだ
本スレより
新ジャンルはやて×アギト
しかし、どうしてはやてはエロ親父キャラなんだろうか?
648 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/10/31(水) 16:22:11 ID:Rg1SqwJN
アギトと融合してみようとするはやてとかいいな
しかも半ば無理やりw
651 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/10/31(水) 16:37:06 ID:YHcc0Fb0
>>648 はやて「シグナムには内緒にしとくから」
みたいな背徳感を持たせてみるw
653 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/10/31(水) 16:45:55 ID:XrYoQpCX
>>651 それを(壁に身を隠して)見つめながら嫉妬の炎を燃やすリインII、とw
>>464 フェイトさんエロいよw
姐さんも相手がなのはさんじゃなければ絶対勝てるのに…
美由希×なのはとかないのかと言ってみる
魔導師じゃないだけで可愛いと思うんだぜ
>>469 IDがエリオだぞオマエw
なければ書けばいいじゃない>姉妹丼
SS聞いてリニス×フェイトに目覚めた俺がやって来ましたよ!
たぶん誰も仲間はいないだろうがorz
>>471 バカ野郎!
今まで黙ってたが実は一番好きなんだよ!
なのはよりも先にフェイトを愛してたのはリニスだ
SS聴いて号泣したのは俺だ
シグナムはアギトと幸せになれば良いと思うんだ。
で、今月のメガミは相変わらず奥田氏の絵は素晴らしくて中身の記事関連は微妙ですね(´・ω・`)
じゃあアリシア×フェイト
だから、フェイト総受けだって。
それで、うまくおさまるはず
このスレ的には
フェイト×なのは
なのは×フェイト
どっちが優勢なの?とか荒れそうな疑問をあげてみる
>>478 どっちも・・・ってのはダメか?
フェイトさんが王子になるか姫になるかによって違うんだよなぁ
見た目王子様で、内面はお姫様っていうのは駄目?
なのは総受けだよ。
となのはさん至上主義の自分が主張してみる
>>478 じぶんはフェイなのかな。
なのはに対して変態的なフェイトってのもいいけど、カッコイイフェイトもすき
なのはが選ぶんだからカッコイイフェイトであってほしい
というかなのはが受けにまわれるのってフェイトとヴィヴィオくらいなんだ
表紙の なのは&フェイト 二人の絆は…
に釣られて二冊かったわ
どっちも好きだが、なのフェイが優勢
俺の中では
>>484 むしろ一番多いんじゃないのかと思いこむ俺も両方好き。
この二人はどこまでも対等なんだなと、思うことがしばしば。
フェイト×なのはの場合
ヘタレ攻め 誘い受け
なのは×フェイトの場合
黒攻め 受け受けしい受け
中学生ヴィヴィオ×なのはさんとか誰か書かないかなぁ。
相変わらず仲睦まじいなのはさんとフェイトそんだが、
フェイトそんは艦隊勤務で留守がち。すっかり成熟した肉体を
夜な夜な自ら慰める人妻なのはさん。そんななのはママの痴態を
偶然目撃してしまったお年頃なヴィヴィオは……
ヴィヴィオ×はやてを書いてる人、見たことあるよ。
ヴィヴィオが絡むと
なのは×フェイト←ヴィヴィオ
と親子でフェイト争奪戦というのもいいなと思う自分がいる。
二人から迫られ、(@@;))))〜〜(((((;@@) あうあうとなるフェイトがいいなと思う
>>473 リニス×フェイトは自分の中では高尚すぎてエロに向かなかったりする
いや、エロ以外で書けばいいんだけどさw
>>478 最初に押し倒すのはフェイト。
最終的に攻めてるのはなのはさん。
百合はリバってなんぼだろ。
つまりはどっちも大好きです
>>478 なのはとフェイトが愛し合ってるなら
どちらでも可
でも、希望的には
なのは×フェイト
だってなのはさん他キャラにフラグ立てすぎだから
ちゃんとフェイトさんをONLY1で愛してくれるなのはさんが理想なんだ。
>>492 >だってなのはさん他キャラにフラグ立てすぎだから
だがそれがいい
>>489 エロ向きではないね
なんていうか見ていて「幸せそうだなぁ」って思えるような雰囲気がいい
「トリックオアトリートだよフェイトちゃん」
「へ?あ、うん・・・そうだね」
「フェイトちゃんもしかしてわかってないの?」
「うっ・・・・ごめん」
「ハロウィンっていうのはねお菓子をあげる代わりにイタズラしていいんだよ」
「え!?そうなの!?」
「そうなの!じゃあフェイトちゃんには手作りクッキーあげるね」
「あ、ありがとう・・・///」
「じゃあ代わりにイタズラしちゃうね」
「!?」
「だってそういうルールだもん。フェイトちゃん私のクッキー貰ってくれないの?」
「えっと・・・」
「いいよ・・・じゃあヴィータちゃんにあげるから・・・」
「ダメ!絶対ダメ!これは私のだよ!」
「じゃあフェイトちゃんは私のだね♪」
「うん・・・」
「もっと美味しそうにして欲しいなぁ」
「ど、どうぞ・・・召し上がれ・・・///」
「いただきまーす♪」
「ひゃんっ!な、なのはぁ・・・いきなりすぎるよぉ・・・」
はい。間違ってます
「トリックオアトリートや!」
「は?」
「なんや、お菓子持ってないんか。罰としておっぱい揉ませてもらうよ?」
「ちょっ・・・・や、やめてください!!」
↑こっちが正しいハロウィンです
ヴィヴィオが好きなのはなのはさんだろ、常考…
ヴィヴィ→フェイトはあれだな、お父さんが初恋みたいな?
なのはとヴィヴィオは百合というよりも純粋な家族愛なのが好きだな。
フェイトがヴィヴィオに2人のママの話をするあたりが大好きです
ぶっちゃけ、25話をみちゃうとヴィヴィオの中で
なのは>>越えられない壁>>フェイトとその他
しか考えられない
>>499 同意。あのシーン大好きで何度も見直してしまう
でもなのはにはフェイトしかいねえええ
>>500 フェイトとその他の間にも壁があってほしい
なのはとヴォヴォオは家族愛だと思うが
なんか百合とはちょっと違う気がする
まあフェイトとヴィヴィオがそれぞれの意味でなのはにとって特別なのは間違いない
>>500 26話見る限り、ヴィヴィオはフェイトママのことも大大大好きでしょう常考。
ただ
なのはさん>>フェイトさん>>>>>>>>その他くらいなだけで
フェイトさん脳内の
なのは>>(越えられない壁)>>世界全部
とは種類違うと思います。
まぁ小ヴィヴィオに百合成分がないのは確かだが
オレは大ヴィヴィオには充分百合の資質があると思うね
義母に恋する禁断のなんとやらというか。
急になのはさん……とか言い出した時には色々と胸に来たもんだ
>>504 >>507 あァ…そうだな
ママだけどパパポジなフェイトがなのはより下がるのはある意味必然な気もする
…それをシグナムに相談してまた一騒動とかw
ヴィヴィオが自分よりなのはのこと〜
なのか、
なのはがヴィヴィオばっかり構って〜
どっちだ?
>>511 前者はSS02で織り込み済みだからやっぱり後者じゃない?
まあフェイトちゃんは単身赴任の父親ポジションらしいので
偶に帰ったら仲の良い二人を見てちょっと寂しいみたいな感じかな
ヴィヴィチンの続きを待ち望んでいる
ヴィヴィなの…
>>511 確実に下
でも、それでやきもきするフェイトさんを見て
「計画通りなの」
しかし、やきもきネタには次元航行部隊勤務って美味しいね。
なのはとの通信で、ヴィータとかヴィヴィオとかの事ばっかり喋られてやきもきするフェイトさんとか。
でも、なかなか会えないからといって
「なのはが触ってくれないから、いつもこんな風になっちゃってるんだよ・・・」
「フェイトちゃんの下のお口はちょっと我慢が足りないね。罰として、もっと大きく開いて見せて」
「だ・・・ダメだよなのは。通信機が汚れちゃう」
とか言うプレイに発展するのはどうかと思うよ
なんかさぁ、本編のスバルとギン姉との戦いでギン姉が致命傷を負ってしまって、
応急処置の為に手のひらサイズでスバルの右手に移植されるというそれなんて美○の日々みたいな電波が降りてきたのだが
誰が送ったんだよ?
>>516 黒なのは自重www
>>517 どちらかと言うと、今チャンピオンだかでやってるチビ姉のやつでは
>>504 500じゃないが俺としては
25話見る限りでは>なのは>>越えられない壁>>フェイトとその他に見えなくもない
26話を見るとなのは>>越えられない壁>>フェイト>(がんばって♪)>>>その他るに見える
18話を見ると、ヴィヴィオがさらわれてもフェイトがいたからこそ、なのはは立ち直れたような気がするんだ
そもそも、なのはのヴィヴィオに対しての愛情は、母性愛以外に見えないんだよね。自分には
ヴィヴィオが上とかって言われると、親愛のが恋愛より上って言ってるようにしか聞こないし
だから、なのはのヴィヴィオとフェイトに対する愛情は、それぞれ対しての愛の形が違うような見える。
それに、フェイトが浮気すると嫉妬って言ってる時点で、ヴィヴィオが上とか、どちらも恋愛というスタンスを否定してるような気がするんだけど。
フェイトが浮気しても、フェイトより上のヴィヴィオがいんるだから我慢すればいいやんで、話が終わってしまうしね。
ヴィヴィオは、娘として大事、でも、恋人として大事なフェイトちゃんが浮気は駄目なのっ・・・なら話のスジも通ると思うんだが
でも、まぁ、禁断とか背徳の愛も好きだ・・・と思ってる時点で自分も駄目駄目なんだけどさ
[朝のひととき]
「フェイトちゃん、いってらっしゃい」
ちゅっ
子供の前だから自重して、フェイトの『頬』に口づけるなのは。
「フェイトママ、いってらっしゃい」
ちゅっ
なのはを見習って、フェイトの『唇』にキスするヴィヴィオ。
ぴきっ(-"-)
「な、なのは。こ、子供のすることだから、お、おこっちゃ駄目だよ」
「……」
「フェイトママ、優しいから好きっ」
ぴきぴきっ
「ありがとう、ヴィヴィオ」
ぴきぴきぴきっ
「じゃ、じゃあ、いってくるね、なのは」
さわらぬなのはに祟りなし。
フェイト、あわてて出勤。
(ママ、子供だからって手抜かないよ)
全力全壊が、心情だからねぇ…
(ヴィヴィオだって、負けないもん)
ま、一応、王様だったし?
と、まぁ、どっちが上とか下よりも、三角関係のが面白いと思ってしまうのだ。
まっ、好みは人それぞれだし
なのはさんハーレムがいいよ派
なのフェイじゃないといやだよ派
フェイトさんだってもてるんだよ派
とその他いろいろあるんだし、別にいいと思う。
で俺は、ヴィヴィオはフェイトママも好きだけどなのはママにメロメロだよ派
俺もヴィヴィオはフェイトママも好きだけどなのはママにメロメロだよ派 だなぁ
なのフェイ派だがなのはさん最強
ふとヴィヴィオがフェイトの頼れる面を見て「ヴィヴィオ、大きくなったらフェイトパパのお嫁さんになる」となるのもいいがw
>>521 にょろ〜ん自重
そもそも、フェイトさんは夫でヴィヴィオは娘なわけで・・・
夫と子供どっちが上かって・・・順位付けるのがまず間違いでしょ
結論
萌えられるなら何でも良し
そう言えばさ、みんなは
なのはとフェイトは何歳の頃にどっちが告白したと思う?
>>528 なのはの怪我を境にフェイトは自分の気持ちに気がつくかんじで、
中学の頃に、出会った時から好きだったなのはから告白と予想
>>525 ヴィヴィオがフェイトの良さに目覚めてなのはをヤキモキさせる
素晴らしい!誰か書いてくれw
>>528 気付いたら付き合ってたみたいのでもいいかも
それか我慢できなくなったアリサ辺りが無理矢理くっ付ける
>>531 そのアリサはじつはなのはが好きだったんだよ
そしてだんだんと離れていくなのはをさびしくおもって
怪我をしたときも何も出来ずにいた自分がくやしくて
魔法の力がないことを悔やむ
そしてバーニングアリサですよ
そんなSSどっかで見たな
>>529 なのはからか、確かになのはからだったら嬉しいな
やっぱり何かしらの契機でーと言うのが多いのかな
>>531 アリサは良いキャラだったよね・・・イチャイチャへのツッコミ要員として
>>535 いいキャラだったって
ちょwwww
過去形にすんなwww
アリサは今ごろ嫁とイチャイチャしてるはず
>>537 / `丶、 、 ヽ _ `-────- 、
l / | \ 、 \ ` 、
/ , │ ト 、 ヾヽ _.\-ミ ー 、 _,. -─ \
/ , l │ ! l、 l ` - _弋 ヽ',`ー .ニニニ -‐ 、、´ヽ、
. / イ | l,.._!_l l\ヽ 、/,ァ'.ォ=〒= .、 ヽ lんヽ ヽヽ / - _
│/ | | | |、 l,.ニ=z、ヽ '゙ l,、。`´} / i |〉 l |::| / ` - _
. ll | l | l./ l_.゙ーi ヾ - ク, リ / , |::| l `
l l l、 丶 lヽ r゙._.l ´ ̄/// j'´l l/ |::| |
', l ヽlヽヽ ゝ'′ l /:::l l |::| ',
ヽ |\ ` l`/// 、.,-‐- 、 .::::::l l |::| 丶 アリサになのはは渡さないッ!
ヽl \ 、丶、 ヾ ノ /:::::/ l |::| 丶 なのはは私の嫁っ!
` ヽ ヽ ー`_ 、 `ー'゙ /""-ニ_l,'ヽ、 ヽヽ \
` 丶 ,l `¨´ |;;{::l - _` ー- ._ヽヽ \
/ヽ、 |;;;ヽヽ `ー-- ..._l ,......-、 ヽ
ヾ\丶、 \;;\丶、 ,...::,." '"ヽ::丶
>>538 安心してください、執務官殿
アリサの嫁はすずかですから
フェイトさんの想像力の豊かさは異常ですな
>>537 だって今のアリサ昔とは別人に近くないですかと・・・・
SS04でなのフェイがヴィヴィオ連れて海鳴帰って
「あんたたち、ついに子供まで作っちゃったわけっ!?」
とアリサが突っ込んでくれたら死ぬほど嬉しいが、SS01で出てたから無理だろうなぁ
くぎゅやうりょっちはなのはシリーズはもうクビになってるらしいしなぁ……
ティアナに通信をつなぎ、いまからいってもいいかと尋ねる。
「今更なんですか?」
「うん、ティアナに会いたいと思って」
「なのは……さん。でも、そんなの、だまされませんよ……」
「ティアナ」
名前を呼ばれるだけでびくりと震える。
「部屋にいきたいな」
「…………はい」
十分にティアナを抱いたあと、お金がたりないという。
「管理局って、ヴィヴィオの養育費もださないんだよ。だからこまっててさ……」
「そうなんですか……」
「最近あえなかったのもソレが原因かな。言い訳になっちゃうけど」
「……」
「私は全然いいんだ。だけどあまりかまってあげられないヴィヴィオには
せめておいしいご飯をたべさせてあげたくて任務ふやしてたら……、ごめんねティアナ」
「え?」
「あまり会いにきてあげられなくて」
「いえ、そんなっ!」
「本当にごめん」
「……なのはさん。そうだ!私が手当てしますよ!」
「え?それは……」
「そうすればもっと会えますし、ヴィヴィオの笑顔も見れるでしょう?
それにヴィヴィオもなのはさんと遊びたいっておもってますよ」
「そう、かな。でも――」
「私は大丈夫です、今でもお金は十分足りてますから」
「ティアナ……、ありがとう」
ぎゅっ
「あぅ、なのはさん……っ」
『計画通りなの☆』
ティアはなのはさんのペット!これだけは譲れないw
山|・)ピチピチ
このスレの遅さならいけるっ.
なのはさんとヴィヴィオの仲の良さにやきもきするフェイトさんが見たかったんだ.
そしたら何故かフェイトさんがなのはさんを襲っていたんだ.
私,フェイト・T・テスタロッサには娘が出来ました.
件のなのはとの娘―――ヴィヴィオです.
こう言うと,なのはとの間に出来た子供みたいで,ちょっと恥かしいやら…嬉しいやらですが,
本日はその娘,ヴィヴィオに対する…ちょととした事を…いや,まぁ私にとってはちょっとした事ではないのですが…
ともあれ,聞いていただきたいと思います.
ドタドタドタ,と廊下を走るヴィヴィオの足音がリビングに響く.
愛娘がたどたどしく走る姿は,見ていて危なっかしく,けれど,そのたどたどしさが逆に可愛らしいとさえ思えるのは,親ばかなのだろう.
「なのはママー!なのはママー!」
台所で夕食の用意をしているなのはを呼ぶヴィヴィオの声が,傍から見ると,少し甘い感じがするのは…
多分,構って欲しいからだろう…などと,少し焦燥を感じながら私は二人をリビングのソファーに座りながら見ていた.
海から帰ってきた私に,なのはが手料理を作ってくれる,という事で私はお手伝いを断られ,こうして手持ち無沙汰にソファーに座っているのだが…
だからやる事といえば,エプロン姿のなのはの後姿を,愛らしく動くお尻を眺めるくらいしかやる事はないわけで.
時折,なのはが視線に気付くのかこちらを見ては困惑気味になるも,手を振り,なんでもないよ,と目で伝えれば,
ニコニコ,と笑って再び後ろを…そして,私がなのはの後姿を…という事を繰り返している内に,ヴィヴィオが来たというわけだ.
そのヴィヴィオは,あろう事か…そのままなのはの後ろに抱きつく.
「わっ…」
「なのはママ〜!」
「ヴィヴィオ〜!だめでしょ…危ないんだから」
「えへへ〜ごめんなさ〜い」
包丁を持っているから危ないんだよ!なんて少し怒りながらもなのはの表情はどこか嬉しげだ.
そうして再び作業を開始するなのはの背中にはヴィヴィオが…捕まっていたままだ.
しいていえば…なのはの背中に密着するように抱きつきながら,なのはの肩に手を置き,
なのはの顔のすぐ横に自分の顔を載せて,なのはの料理姿を眺めている……
……なのはもなのはで,それが嬉しいのか,そのままの体勢で…料理をしにくいにも関わらず,ヴィヴィオの好きにさせていた…
その姿を見れば,仲の良い親子が背中に子供を背負って料理をしているように見えるといえば…見えるのだが…
ヴィヴィオは『地に足を付きながら』それを行なっているのだ.
その姿は…その…仲の良い姉妹や或いは,仲の良い恋人同士がいちゃいちゃしながら料理を作っているようにしか見えない.
そう.
つまり,何故か……ヴィヴィオはレリックの影響で大きくなったままだった…というわけだ.
大きくなったヴィヴィオをなのはがゆりかごから連れ帰ってきた時には驚いたものである.
原因は今を持って不明.
例えばジュエルシードのようにヴィヴィオの強くなりたい,という思いにレリックが応えたのか私には判断が付かない.
技術畑の方々も頭を悩ませているが…私にとって,私達にとって娘である事には代わりない.
なのはとお揃いのサイドポニーテイルを止めるのは蒼いリボン.
長い四肢に,端整な容姿,左右で異なる瞳の色は,ヴィヴィオの可愛さを助長こそすれ,貶めるものではない.
年不相応に成長した乳房は,なのはと…そう大差がないくらいだろうか.
…とはいえ,中身は子供のままなので行動は子供のまま.
だから……私がどれほど『仲の良い恋人同士』に見えても,なのは達にとっては母親と小さな子供なのだ.
これは,私にとって相当の由々しき事態なのである.
自分の娘がこのように成長してくれてママは嬉しい限りなのではあるが,
例えばそう…彼氏に年若い義理の母親がいて,やきもきしている彼女の気分なのだ.しかもその義母が自分の母というような…
まさに,何この状況,といった所.
なのはのそこは私のポジションなのにっ……けど,自分の娘なんだから…と,悩む事長期間.
出てきた結果は,『む,娘だけどなのはの隣は譲れないんだよっ!』だった.
例えヴィヴィオであっても,なのはの旦那様は私なんだっ……さておき.
しかし,私がここにいない間,一体二人はどういう生活をしているのだろう?
使い魔であるアルフにお願いしてはいるものの,やはり自分の目で見て確かめない事には……
という事で久しぶりの長期休暇を利用して,なのは宅に住み込もうというのが今日私がここにいる理由.
傍からすれば馬鹿としか言いようが無い.自分でも理解している.けれど,けれどっ.
『うん,良いよ』
なんて,良い笑顔で快く私がここに泊まる事を了承してくれたなのは.
『食事は任せてね!フェイトちゃんのためにがんばるよ!』
なんて,通信越しに笑って言ってくれたなのは.
なんにも…ないよね?
娘なんだし.私の娘でもあるんだけれども.
などと,考えている内に,夕食が出来たのか,なのはとヴィヴィオが『一緒に!』夕食を持ってきてくれたのだが…
その寄り添うような様は…その,なんというか私が場違いな所に来てしまったとでもいわんばかり.
「フェイトちゃ〜ん.どうしたの?そんな疲れた顔して」
「フェイトママ大丈夫?」
「あ…うん.大丈夫だよ.ちょ,ちょっと最近悩…ううん.大丈夫だよ…」
「ほんとに〜?フェイトちゃん強がりだからなぁ」
「ヴィヴィオ相談にのるよ!」
あぁ…貴方達二人がどういった生活を送っていたりするのかだとか,なのはがヴィヴィオに愛情を注ぎまくっているのが
気になって仕方が無いだとか,そんな事いえない.
「ティアナがんばってるんだ…ちょっと,安心したかな」
仕事の話ついでに,六課のメンバーだった子達の話をしながら,食後の一服.
といっても,なのはと私が先に食べ終わって喋っているだけで,ヴィヴィオは夕食に出ていた焼き魚の骨の御蔭で,
悪戦苦闘して未だ食事中.
付加えれば,骨を取ろうとして悪戦苦闘しているヴィヴィオになのはが,ちょくちょく手伝っていたりするのだが…
それがまた密着しすぎ!と声を大にして言いたかったのだが…親子だからね,親子だからね,と自分に言い聞かせて心を落ち着けながら
なのはとの会話を楽しんでいた.
ヴィヴィオのほっぺたについたご飯粒をなのはがとってあげてそれを食べてしまうのも,親子だからね…と我慢.
見た目はどうしても恋人同士のいちゃいちゃに見えるんですけどね…
「あ,そうだフェイトちゃん」
「何,なのは?」
「私はヴィヴィオを入れてあげないとダメだから,お風呂先入ってね」
……え”!?
「あ,それと.お布団,あっちの部屋に用意しておいたから…」
……え”!?
……そんな笑顔で何を仰るなのはさん.
一緒にお風呂に入ってなのはの成長具合を確かめつつ,髪の毛を洗ってもらったり,洗ってあげたりするつもりだったのに.
それでちょ〜っと間違えてなのはの乳房にたっち,とか『もう,フェイトちゃんったら…お返しだよ〜』とか言われて,
触られる予定だったの・…とか,寝る前にはおやすみフェイトちゃん,おやすみなのは…ってちょっとした夫婦生(性)活を営みたかったのに…
……あ,あれ?
「あ…え?……な,なのは?」
「どうしたの?フェイトちゃん?」
「あ…うん,な…なんでもないよ…なんでも…」
「…よっし.それじゃヴィヴィオ〜!食器洗うの手伝って」
「は〜い」
えへへ,とこちらを見ながら笑うヴィヴィオの笑顔が…なんだかとっても,『にやり』としているように見えて…
その…なんだか,とっても……とってもっ…
というわけで,お話聞いていただき,有難う御座います.
現在一人でなのはの用意してくれたお布団の中でえぐえぐと泣いております.
隣の部屋ではなのはとヴィヴィオが一緒の部屋で寝ている事を思うと,なんだかとってもやるせなさを感じます.
なのは離れの出来ない子供のように,うるうると布団の中でなのはの事を思いながら…その,手が勝手に…
「んっ……」
少し肌蹴たパジャマの隙間を通り,ブラに覆い隠された乳房へと.
瞳を閉じれば,暗闇の中に映えるなのはの姿.白いバリアジャケットを身に纏ったなのはの姿.
露になったなのはの太ももが…とても,綺麗で…触りたくなる.
けれど,ここになのははいない…だから,代わりに,と私の手が太ももへと進む.
幻想の中のなのはが,手が進むにつれて頬の赤みを増していく.さながら,私となのはが幻想の中で一つになったかのような,
そんな錯覚を覚えるように…私の太ももを指がなぞれば,なのはも擽ったそうに,どこか気持ち良さそうにしているのが見える.
「なのは……」
口に出せば,それが自身の耳朶を通り,脳を駆け,躰がびくり,と揺れる.
そう,今…私はなのはと一つになって…なのはとの情事が開始……
「フェイトちゃん?………何してるの?」
あ,あれ?
目を開けば,薄暗がりの部屋のその入り口,廊下の光を背に白いガウンを羽織ったなのはの姿が.
「え…な,なのは?」
「ちょうどフェイトちゃんとお話するために部屋に入ろうとしたら……私の名前呼ぶんだもん.びっくりしちゃったよ.
ねぇ,フェイトちゃん……何してるのかな?」
「そ,その.これはっ……」
部屋の扉を閉じ,電気の消えた暗がりの中を言いながら近付いてくるなのは.
そのなのはにばれないように,言い繕いながら,ゆっくりと布団の中で自身を責めていた手を,動かし,肌蹴たパジャマのボタンを…
閉めようとする私を…
「ひどなぁフェイトちゃん…」
そんな私の行動の全てを把握しているかとでもいうのか,布団越しになのはの華奢な白い指先が…私の指を掴む.
「ひどいなぁ…フェイトちゃん」
もう一度,口にしながら,なのはは…ゆっくりと焦らすように,見せつけるように布団を,布団の中にいる私を…
「私のために準備してくれてたの?それとも……一人でしようとしてたのかな?」
露になった私の姿はパジャマがはだけ,お気に入りの黒いブラも,ショーツも見え隠れしてる…その姿を見てのなのはの一言がそれ.
平時とは異なり,意地悪そうな…そんな声で,私に語り掛ける.
私の耳に,なのはの吐息が届く距離で.
ゆっくりと,ゆっくりと…私の反応を楽しむかのようになのはが私を…私の姿を苛む.
「フェイトちゃん.これお気に入りだって言ってたよね?やっぱり私のためかな?」
その言葉に自然と,頷く.
「フェイトちゃんの…う・そ・つ・き」
瞬間,どきり,と心臓が跳ねる.
一人でしようとしていた事がばれた事,それだけではない.
その言葉に,その艶かしい声に,嘘をついた私におしおきをしようとしているなのはの声音が…私を,私の全身に熱を篭らせる.
あぁ,今からなのはは私に何をしようというのだろうか…?
「電気つけても良い?フェイトちゃんの真っ赤になった顔が見れそうなんだけど…?」
嬉しそうに笑うなのは.
私の紅潮し,熱を持った頬をゆっくりとその手のひらで撫でながら,耳の近くにあったなのはの顔が近付いてくる.
暗がりの中でもお互いが見える距離まで近付き…にこり,と笑みを浮かべ,なのはが焦らすかのようにちろっと舌を出す.
なのはの可愛らしい小さな舌では届かない.
この距離ではけして私に届きはしない.
私の目の前で舌を自身の唇に這わせながら,なのははきっと私を待っている.
私が……口にする事を.
誘いになんてのってやるものか,なんて思う事はない.
今すぐに私は…なのはに抱かれたい.なのはが欲しい.
「なのは…なのは,ちょうだい…」
「だ〜め.フェイトちゃん今日は嘘つきなんだもん…ね?」
「え……」
けれど,なのはは離れない.
「態度でしめしてくれないと……」
「なのはっ!」
瞬間,何もかも忘れ,頭の中が真っ白になって…次の瞬間にはなのはを抱き締め,唇を合わせている自分がいた.
重ねた唇からはその柔らかさが,口腔内を往く舌はなのはの小さな舌と絡み合い,背に回した指は自然となのはのブラを外し,
ガウンをはだけさせ…そうして,いつのまにか私となのはの位置が変わっていた.
「やっぱり…フェイトちゃんは嘘つきじゃないね.伝わってきたよ…フェイトちゃんの想い」
私を受け入れるように背に腕を回し,再度唇を…いや,今度はなのはから私へと唇を求めてくる.
数分に似た一瞬,お互いの唇が甘い糸を引き,先程とは打って変わって,紅潮し,熱を持ったなのはの姿が私の目の前に.
潤んだ瞳を携え,その紅色の唇が紡いだのは甘えの言葉.
「ヴィヴィオがいるけど,やっぱりフェイトちゃんがいないと……寂しいな」
「あ……」
じゅくり,と躰が,下腹部が熱を持つ.
「ごめん,なのは…私,ヴィヴィオが羨ましかった.
いつもなのはと一緒にいるのがとっても……でも,」
「うん…ヴィヴィオは私達の娘なの.私の,なのはの旦那様は…フェイトちゃんだから」
その言葉に,私の理性が焼き切れる.
「だ,旦那様だったらあんな事やこんな事していいんだよね!ね!」
「ちょっ,フェ,フェイトちゃん!?落ち着いてーっ」
「落ち着いてるよ.とっても…」
落ち着いている.もちろん落ち着いているとも.
先日,興味があって買ってきた物を使えるチャンスなのだから…
慌てるなのはを尻目に私は『冷静に落ち着きを払いながら』…それを手に取る.
「これ…使ってみたかったんだ」
「フェイトちゃ〜〜ん!?」
………………
…………
………
……
…
翌日.
目を覚ましてみれば,なのはは既に私の隣におらず,台所で朝食の用意をしていた.
相変わらず仲良くいちゃいちゃしているように見えるが,今の私にとっては,そんな事気にもならない.
ただ,仲の良い親子が一緒に料理をしているだけ.
そう.一緒におしゃべりをしながら料理をしているだ……
「ヴィヴィオの御蔭でフェイトママともっと仲良くなれたよ」
「やったね!なのはママ!作戦成功だね!」
「協力ありがとうね,ヴィヴィオ!」
あ,あれ?
いじょー.
お目汚し失礼致しました.
ヴィヴィオがでかくなったままなのはすこし(S)ふしぎ(F)なパワーですご容赦の程.
Д・)あ,エロシーンは現在別途書いておりますので今しばらく.
あ.
職人の皆様GJ!
いつも楽しませて頂いております!
GJ過ぎる。今日は投下がなくて寂しいなーなんて思っていたところだ。
なんて贅沢な身体になってしまったんだろう。
ヴィヴィオ策士w
557 :
名無しさん@秘密の花園:2007/11/02(金) 00:01:28 ID:M0AYdcGt
>:(ω・`ミэ)ピチピチ氏
お前をこのスレから釣って毎日SSを書かせたいぜ!!
>>556 GJ!!!!!エロも期待してます。
>「これ…使ってみたかったんだ」
・・・気になるw媚薬?
やっぱ自分の中では
ヴィヴィオ:なのは>>フェイト>>その他で
なのは:フェイト>ヴィヴィオ>>その他って感じだな!
なのはさん誘い受けいいわぁ
>>554 ぐっじょぶ
何を使ったのか気になります(、、
そう言えば、何も書かなかったのって数週間ぶりだなぁとか今更思いました(´・ω・`)
みよちゃんもいつも乙
ほぼ毎日のように投下するなんて考えてみりゃすごいことだよね
562 :
名無しさん@秘密の花園:2007/11/02(金) 01:01:04 ID:cwaqOWr/
>>555 GJ!誘い受け最高
ちなみに俺はなまこと予想w
アレゲなお薬を塗ったくったなまこで(ry
>>556 ちっこいとチンクと絡ませたくなるから困ったものです.
>>557 ピチピチしてる魚類は山篭りしてますので,捕獲には投網と熊さんへの警戒が必要です.
ピチピチしている間に捕獲の程を.
>>558 媚薬がなくてもフェイなのはいつでもはつじょ(ry.
あ…このスレってえぐいエロでも良いのかしら?
>>559 本当はなのはさんが責め予定だったのですが,何故かフェイトさんが責めに…
>>560 (((○))) という感じのISです.
>>562 それもありだったんですけどねー.ISです.
>>563 Д゚)!SOREDA!
このスレってえぐい(ry
レスthxでしたーっ.
…しかし,なまこを期待されてたのかしら…時期を逸した気がしたので別のものに…
私が書いたら,
『フェイトちゃん,そんなになまこが好きなの?しらなかったなぁ…?』
『う,うん!私なまこが好き!な,なまこがだいすきぃ!』
とかいう馬鹿エロになってしまいますし……
というわけで,漸く書き終わり期待に答えられたのか心配でガクブルです.
ともあれ,やっぱブランクがきつい.
以下,なんだかんだと馬鹿エロです.お目汚し失礼.
取り出したのは一つの小さな玉.
その色合いからしてさながらなのはのデヴァイス,レイジングハートに酷似はしているが,そうではない.
電池の力を借りて振動する小さな卵状の物体.
ぶぅん,と鳴り響くそれは部屋を超えて,隣の部屋で眠るヴィヴィオにすら届きそうな程に.
音を鎮めるように,二人を包む布団の中へとそれを…そして,そのままになのはの太ももへとそれを宛がう.
「ひゃっ!フェ,フェイトちゃん!そ,それなにっ!?」
「インヒューレントスキル振動破砕?」
「ち,違う!絶対に違うよ!?」
少し涙声になっているなのはに構わず,太ももを通り,なのはの大事な所を隠すショーツの上にソレを行き交わせる.
「…んっ!…あんっ」
次第,なのはの声に艶が篭る.
瞳が潤み,頬が先程より紅潮し,躰全身を使って息をするように…
そのなのはの反応に私のソコも,次第に潤いを帯びてゆく.先程一人,始めようとしていた所為か,いつもより……
「んっ…」
機械だけではなく,自身の唇で,指で,なのはの瑞々しい肌を味わっていく.
時折,鼻腔を突く石鹸の香りが,尚更に私を昂ぶらせ…そしてその昂ぶりはなのはへと向かって行った.
なのはの柔らかい乳房をブラ越しに,ゆっくりと潰すように形を変えるように手の平で包むように揉んでいく.
「はぁ……」
鼻に掛かる甘い吐息.
いつもより,尚甲高い甘いなのはの声….
その声をもっと聞きたいと,私の心が叫ぶ.もっと鳴かせてあげようと,私の心が叫ぶ.
ショーツの上を振動していたソレをなのはのアソコへとずらし…ショーツ越しに中を開くように,ゆっくりと,筋を行き来させる.
次第,ショーツになのはから流れ出てきた愛液が染みる.
それは,さながら華を咲かせるかの如く.
「ぁっ……ぃっ…」
汚れていく自身のショーツの事が分かるのか,なのはが両手で顔を隠し,恥かしげにいやいや,と顔を揺らす.
けれど,なのはは分かっていない.
その姿こそが,そのなのはの態度こそが私を昂ぶらせるのだ,と.
「なのは…可愛いよ.なのはは振動破砕に弱いんだね?」
「ち,ちがうよ〜ぁんっ…フェ,フェイトちゃん意地悪」
躰は正直だ,誰がそんな言葉を最初に使ったのだろうか.けれど,事実…なのはの躰は正直だった.
華弁を咲かせ,そこからは絶え間ない蜜が.
柔らかい乳房の突起には硬い実が.
私に摘んで欲しいと,言っているかのように.
「なのは……」
吐息を硬い実に掛ければなのはの躰がびくん,と跳ね,機械の振動を一段強くすれば蜜の量が増える.
そして…
「っぁんっ…んっぁ…あぁんっ…」
なのはの口腔から漏れ出る喘ぎの声は,今や振動のソレよりもはるかに大きく….
「もう,なのは…声大きいよ」
脱げ掛かっていたパジャマを脱ぎ,ブラを外しながら,私はなのはを責める.当然,私が責めている所為なのだが.
「だって…だって…」
快感に潤んでいるのか,本当に涙ぐんでいるのか…なのはの瞳がこの暗がりの中でも煌いていた.
「フェイトちゃんとこんな事するの久しぶりだから……」
「ごめんね…だから,今日はたっぷりしようね」
けして,なのはが私が海にいる事を否定しているわけではない.だから,ただ…その思いに答えてあげようと,
そう思うだけ.
唇を交わし,なのは上に優しく,体重を掛けないように躰を重ねれば…なのはのぬくもりが私に伝わってくる.
触れ合う乳房.
私の方が大きいけれど,けれど…なのはの形の良さはとても羨ましいと思う.
そんな思いに,ちょっとした嫉妬を感じ,私は自身の乳房でなのはの乳房を覆い隠すように………
突起を合わせる.
私となのはのもう硬くなった突起がふれあい,柔らかく触れるそれが私とそして同時になのはに快感を送りつける.
「んっ…ぁ…」
「…ぁっ…あぁぁっ」
より声の大きいのがなのは.
相変わらず,アソコで振動している機械の所為なのは間違いない.
けれど,もういい加減可哀想だよね,と思い.
私はその丸い機械を…
なのはのショーツへと入れる.
「ごめんね,なのは.直接の方が…良いよね?」
「えっ!?えーっ!?…あぁっ!んっぁ…フェ,フェイトちゃんっ!…こ,これつよ…すぎぃ」
言われ,メモリを見てみれば…MAX.
たしかに直接それなら…強いよね.
「じゃ,弱めてあげるね…」
言いながら,メモリを下げ…一番振動が小さいようにして…なのはのソコへとそれを入れる.
「あんっ…フェ,フェイトちゃ〜〜んっ」
くちゅ,くちゅとなのはの中で振動する丸い球体.私のなのはの中に侵入しているのは些かいらっとくるものの,
やったのは私,やらせてるのも私なわけで…
「ふふ……なのはのアソコからえっちな音が聞こえるよ」
「フェ,フェイトちゃぁんっ」
可愛い.
照れるなのはも,喘ぐなのはも,その全てが可愛い.
そんななのはを虐めたくなるのは,私だけではないはずだ.けれど,私だけ.夫である私だけの特権.
とりあえず,コードが切れないように心配しながらも,私の片手はなのはの乳房へと.
手が空くと,ついなのはの乳房を掴んでしまうのは…それだけなのはに魅力があるからに違いない,なんて言い訳をしていたら
「んっ!?」
突然,胸の先端から届く刺激に私の躰が浮き上がる.
「私だって責められてばかりじゃないんだから……」
口にするなのはの吐息が,私の乳首にあたり,それがまた刺激となって私の脳髄を刺激する.
「はぁ…んっ…な,なのは…」
片手がなのはのアソコ,もう片方はなのはの乳房…支えるには…不安定すぎた御蔭で,
私はなのはの上に,なのはの顔の上に乳房を載せるような形で倒れこむ.
「んっ…も,もうなのはっ!」
なのはを下に敷きながら,文句を言ってみるものの,なのはの顔は私の乳房の中.その中でちろちろと動く舌.
口腔から流れ出る喘ぎを止めきれず,漏れ出て,甲高い声を部屋に響き渡らせていた.
そして……これが狙いだったのだろうか?
倒れこんだ際に,私は丸い機械から手が離れていたのだ…そして…私の手はなのはを傷つけまいと,変な所に置かれている…
「ひゃっ!?な,なのは〜!?」
「おかえひだよ」
口に私の乳首を含んでいる所為で変な声だが,けれどその手は,指は的確に自分の中を蹂躙していた丸い機械を取り…
私の…アソコへと…這わせてくる.
「あっ…んっ…ぁぁっ…な,なのはつ,つよいっ!」
「つよくないひょ…?いちばんよはいよ〜」
絶対嘘だ.
絶対に.
「ふぇいとひゃん,びんかんなんだひょ」
口にものを含んだまま喋ったらダメだって習わなかったのかな!?
なのはが喋るたびに,吐息が乳首へ掛かり,舌がそれにつれて私の乳首を弾いたり,舐めたりと大忙し.
御蔭で…私の口腔からも喘ぎが大忙しに出てくる.
「なっんっ!…あぁっ…」
「ごめんね,フェイトちゃん.スターライトブレイカーの威力はこれが最弱なの」
「な,なのはぁっぁ!?」
そこだけしっかり乳首から話して言わなくても良いと思うんだ私は.などと考える暇もなく,ショーツの隙間からそれが私の中を蹂躙しだす.
体内に入ってくる機械の振動.中を律動を強制的に早めさせようとするかのように,強く,ただ強く…私を…喘がせる.
「あぁっんっなの,なのっ…なのはぁぁっ」
一瞬,意識がかすかに飛ぶ.さすがスターライトブレイカーだ,なんて馬鹿な事を考えながら,こうなれば…と,
躰をずらし,なのはの魔の手から逃れ…即座になのはを虐めやすいような体勢へと戻る.
「あ……にゃはは」
「なのは.覚悟,出来た?」
その言葉に,わずか俯くように頬を染め,なのはは覚悟完了といったように私へと躰を,足を開く.
そして,一緒にショーツを脱がせ…自身のショーツをも脱ぎ…なのはの間へと入る.
漸くこれで,生まれたままの姿.
なのはの足の間に入った事で,なのはと私のアソコがふれあい,どちらからともなく甘い吐息が溜息のように流れ出す.
「今日はザンバーじゃないの?」
「それは後で…ね.今はなのはの躰を私の躰で…愛したいんだ」
「あ……うん」
言い様,唇をふれあい,そして私の唇がなのはの首筋へと,吸い付き跡を残す.それが最初.
次に乳房へと,柔らかい部分に吸い付き跡を.
そして下へ,下へと移動していく.
行き着く先はなのはのアソコ.
けれど,そこには触れず…なのはの両足を持ち上げ,広げ,私もそこへ自身を宛がう.
俗に貝合わせ,なんていうらしいけれども…言い得て妙.
擦れ合う私となのは.
なのはから流れる愛液,私から流れる愛液が混じりあい,お互いに流れていく様が…
例えばそう,愛を交換しあっているかのような,愛を確かめ合っているかのような,そんな想いすら感じさせ,私をよりいっそう昂ぶらせる.
「なのはっ,なのはっ」
その声に答えるように掠れたフェイトちゃん,フェイトちゃんという喘ぎ混じりの声が,酷く心を切なくさせる.
このままイってしまいたい.このまま溶け合ってしまいたい…
その想いがなのはへと届いたのか,なのはが顔を持ち上げ,こちらを切なそうに見つめている.
「うん…一緒にイこう」
「あ…うん」
今にもイきそうだったなのはが我慢するように,顔を少ししかめながら,私が達するタイミングを計っている.
ごめんね…といいたくなるようなその苦しそうな表情が…得も言えぬ快感となって私を苛み…次第に快感の波が脳髄を汚染する.
「な,なのは……」
「フェイトちゃんっ…」
互いに呼び合う声が…私を,なのはを…白く染める.
「「イクぅっ……ぁぁぁあっつ」」
……………
…………
………
……
…
けれど,夜は終わらない.
まだ,始まったばかりなのだ.久しぶりの二人だけの逢瀬が,この程度で終わってなるものか.
それに…なのはが望んでいるのだ.
うぃ〜んうぃ〜ん.
さながらザンバーのエネルギー光の如く『ソレ』にしては変な色の『ソレ』の駆動音が,部屋に響く.
「フェ,フェイトちゃん……そ,その?」
「なのはがさっきして欲しいって言ってたんだよ?」
「ち,違うよ!?」
「それじゃ,なのはに負けじと,全力全開でいくからね?」
『Yes,Sir』なーんて,本物のバルディッシュザンバーなら答えてくれそうだけれど,これは答えてくれない.
残念!なんて,思いながらも手は勝手になのはのソコへと…ザンバー(なのは命名)が突き進む.
「ぁぁぁっ!!!」
「なのは,可愛いよ……」
いじょー.
お目汚し失礼.
正解はぶるぶる震えるIS振動破砕でした.ただしなのはさんが使うとSLBになります?
製作者マリーさん,監修スバルさん.
スバルファンに刺されそうです.ガクガク.
それでは.またいずれ.
【チンク姉の眼帯の裏】|(ω・`ミэ)ピチピチ
(ω・`ミэ)ピチピチタソGJ!!
色々突っ込みどころ満載で楽しかったww
ザンバーってあれだよなwww
エグイってどれくらいかわからんけど、
もし心配なら最初に注意書き入れればおkじゃないかな
俺はエグくてもおkですよ
面白かったです
そうか、はやてはこんな話を聞かされてるのか
>>571 スバルとマリーなにやってんだw
改めて考えてみるとスバルは振動破砕や連続五日間稼動可能など
すごいスキルもってるな(性的な意味で)
本気だせばティアを殺すかもしれん(もちろん性的ないm
このエロ夫婦!
自重するなw
もっとやれwww
>>574 ある意味ティアが一番大変な夫(嫁?)をもらってしまったなw
眼帯|・)ピチピチ
こんな遅くにレス有難う御座います.
>>572 まごう事なきアレです.真ソニックの方の二股も(ry.
特別考えてるわけじゃないのですが,ヤンデレ+αという感じかしら?
と,注意書き…と.めもめも.感謝.
>>573 はやてさんはきっと溜まったストレスをカリムさん辺りと発散してると思います.
「あたしのミストルティンはザンバーより凄いで!」とか.
>>574 ティアナさんが上司に身が持ちませんとか愚痴る所為でフェイトさんが激しくなるに一票.
>>575 自重しないと成(性)長日記にっ!
重ね重ねthxでしたー.では.
【眼帯裏の布団】|(ω・`ミэ)ピチピチ
http://uproda11.2ch-library.com/src/1141627.jpg 「そんなこと言われても止められへんよ・・・」
「で、でも・・・」
「・・・仕方ないなぁ」
「え?」
「いきまりそっちからは流石にかわいそうやけど・・・」
「は、はやて何をするの!?」
「前がダメでも後ろならええやろ?」
「な、何言ってるの!そんなのダメに決まってるでしょ!?」
「大丈夫や。わたしはどっちでもいけるから」
「ちょ、はやてっ!だ・・・ダメだって言って・・・っ!」
「うふふ・・・かわええなぁカリムは・・・」
>>577 神と聖王に仕える身、の文字にヴィヴィ×カリとか連想した_| ̄|○
はやカリ大好きの俺がGJさせてもらう。
>>578 ゆりかご起動前、玉座の間にて
その場には、三人の男女が居た。
玉座には王が座る。
今の世界でただ一人、この場に座ることを許された少女『ヴィヴィオ』が
その姿はもう、幼ない少女のものではなく
女性としての丸みを帯びた形へと変化していた。
カリムは、その姿をしばらく見つめる。
そして、そのまま玉座で眠る自らの主の体にしなだれかかった。
「やっと・・・やっと手に入れた。わたしだけの、聖王陛下」
「・・・・・・・」
ヴィヴィオは目を開かない。
僅かな呼吸音がなければ、生きているかどうかすら解らない。
そんな位に身動きの一つさえ、する事はないのだ。
「まだ不完全ではあるがね。ゆりかごが天にその身を置くときこそが、真の目覚めの時だ」
「陛下。わたしが・・・騎士カリムが、傍におります。ずっと・・・貴女をお守りします。
ですから、どうか・・・声をお聞かせ下さい」
「・・・・・・・・」
「言っただろう? それは、まだ目覚めていない。ただの入れ物だよ」
「・・・・それ以上陛下への暴言を吐くつもりでしたら、その首・・・切り落としますよ。ジェイル・スカリエッティ」
「おぉ・・・怖い怖い。しかし、その狂気と欲望に塗れた瞳はとても美しい。
実に、わたし好みだよ」
黒幕は聖王教会、と言うかカリム
カリムは聖王となったヴィヴィオへ狂信的な愛情を捧げる。
そんなネタを考えてた時代がありました。
シグナム×銀姉の無垢で純真な百合をだな
ヴィヴィオとカリムもいいですねぇ〜
はやカリもヴィヴィカリもいいなぁ…
どっちも続きが気になる
>>580 うわあぁぁぁ、ぜひ続きをっ!(人)
いやまあ真剣な話、聖王教会はマンガ初登場の時から黒幕だと思ってた人多いですよねぇ。
まあ、私もですが、あとシャッハの衣装がアコライトにしか見えなかったのも良い思いでで
585 :
1:2007/11/02(金) 19:40:05 ID:8mxhOqIB
「ヴィータちゃんっ」
「…なんだよ、なのはか」
「お疲れさん。お仕事疲れた?」
「たいしたことねぇよ。ガジェットの5、6匹」
「ヴィータちゃん、独りで無茶しちゃうから心配だよ」
「あたしは仕事が好きなんだ。いちいち気にすんなよ」
「ヴィータちゃん見てると、独りでどんどん行って、いつか還ってこなくなりそうで怖いの」
「還ってくるさ絶対」
「どうして?」
「そりゃ……お前を護らなきゃいけないから…」
「え、なに?」
「な、なんでもねぇって!」
「そう?」
「そうだよ、あたしは疲れてるんだ。ちょっと休む」
「ねえヴィータちゃん」
「なんだよ」
「してあげようか?」
「何をだよ」
「 ひ ざ ま く ら 」
586 :
2:2007/11/02(金) 19:40:47 ID:8mxhOqIB
「…ばっ、なにバカなこと言ってるんだ!」
「誰かの鼓動を聞いていたほうが、安心できるんだよ」
「そんな子供みたいなことっ。放せよっ」
「だーめ。ヴィータちゃん疲れてるんでしょ。ちゃんと休まなきゃ」
「だから独りで休むってっ…なのはっ」
「ほーら。気持ちいいでしょヴィータちゃん」
「……気持ちよくなんか…」
「ねーヴィータちゃん」
「……な……なでるなよ…髪…」
「どうして、なでられるの嫌い?」
「……あたしの髪、硬くてごわごわで、きれいじゃない。
シグナムみたいに、風に流れない。シャマルみたいに、柔らかくない。
はやてみたいに、かわいくない。リィンみたいに、透き通ってない。
テスタロッサみたいに、きれいじゃない。なのはみたいに、明るくない。
暗く沈んだ、血の色だ」
「私はヴィータちゃんの髪、好きだなぁ」
「そ、そんなこと…」
「こうしてなでてると、お陽様にあたっているネコさんみたい」
「ほめてねぇって、それ」
「でもかわいいよ」
「…うるせぇ」
「ねえヴィータちゃん」
「なんだよ」
「してもいい?」
「何をだよ」
「 キ ス 」
587 :
3:2007/11/02(金) 19:41:53 ID:8mxhOqIB
「!!ななななにいってんだよばばバカ!!」
「だってヴィータちゃんこんなにかわいいんだもん。
わたしのひざの上でころんと丸まっちゃって」
「だからネコじゃねぇって!」
「ヴィータちゃんがかわいいのがいけないんだよ」
「いみわかんねーよ!」
「そんな乱暴なこというお口はこうだよ」
「ん! っ…んうんっ……んうんん……」
「ん…んふんん……んん……ふうっ」
「……」
「えへ、ヴィータちゃんとキスしちゃった」
「……」
「ヴィータちゃんの唇って、柔らかいんだね」
「……」
「どうしたのヴィータちゃん」」
「……がわるいんだぞ」
「え?」
「…なのはが…悪いんだぞ」
「どうしたのヴィータちゃん?」
「全部、ぜんぶなのはがわるいんだ」
「ねえヴィータちゃん」
「な、なのはぁぁ!」
がば
(ちょっと! ストップ、ストップ!! ヴィータ副隊長!)
(黙れ なの…ティアナ! 出てくるな!)
(これ以上はダメだって言ったじゃないですか!!)
(黙れ殺すぞ! ここで止めたら絶対に殺すからな!!)
(そんな!…あっ…ああぁ)
……ゴメン…スバル……)
<141-144の続きですた
ティアナはそろそろ商売初めてもいいと思う
>>588 GJ!うはwwwフェイクシルエットだったかwww
つかにせものにでもキスしようとするヴィータ・・・
どれだけいきずまってるんだよ・・・(T□T)
ヴィータは報われてほしいな
>>588 そんなティアの密かな楽しみはスバルになっての一人エッチだったのです
だめだこの部隊早くなんとかしないと
もう機動六課メンバーはダメだな・・・
それがいいんだがw
お前ら電車の中で見てるのにニヤニヤが止まらねえじゃないか
いいぞ、もっとやれ
>>584 カリムのデバイスが本編で名前すら出てこなかったせいで書けないんだ(´・ω・`)
ゆりかご浮上後、はやてと愛の決戦だから無いと困る・・・
そして、ラグナ×ティアナと言う凄い異端な電波が
中原×中原か
いい電波だ
ヴァイスが紹介すればあり得ない話じゃないね
ラグナの情報が少なすぎるけど
>>595 ヴァイスとはそれなりに仲が良かったから、お見舞いにでも行ったときに遭遇してるんじゃないかなーとか
ラグナには凄まじくヤンデレの才能がある気がして・・・たまらない。
597 :
304:2007/11/02(金) 21:42:17 ID:9JupulvE
>>214の続きができました。
やはりあんまり明るくない話です。
これから4回に分けて投下します。
いつもどおり起きて、いつもどおりしがみついているヴィヴィオを
引き離し、フェイトちゃんの方に寄せる。
そして二人がすやすやと寝息を立てながら抱き合うのを確認すると
朝食を作るためベッドから降りた。
二人もいつもどおり、時間通りに起きて来た。
朝の挨拶を交わして他愛も無い話をしながら朝食を食べると出勤の準備をする。
三人で車に乗り、途中でヴィヴィオを学校に預けると二人きりになった。
気まずいわけではないけど話しにくい。そんな雰囲気。
話をしないのは珍しくなかったけど今日みたいのはそうそう
あるものでもない。
ちらりと盗み見た横顔には特に変わりはなかった。
「なのはは今日も教導あるの?」
「あ、うん。午前だけだけど。」
「そう。あんまり無理しないでね。」
「フェイトちゃんこそ。長期任務から帰ってきたばかりなんだから
無理しないでね。」
「…ああ。そうだったね。ありがとう。」
とぼけたような、おどけたような言い方。
相変わらずなんの変化もない横顔。
それを見ていると自分のことながら泣きながら抱かれたのが夢のように思えてくる。
でも夢じゃない。
その横顔から目を逸らし、陽が昇り始めた青い空を見上げれば
眩しさのせいか目が僅かに痛んだ。
それは昨日感じた涙の痛みに似ていた。
ぽつぽつと会話を続けながら車は走る。
ウインカーを左に出すと幅の広い真っ直ぐな道に出た。
管理局地上本部への最後の直線。
ここを抜ければもう話は出来ない。
「ねぇ、なのは。」
「うん?」
「なんで泣いてたの?」
「…ひみつ。」
「…そっか。」
フェイトちゃんが少しだけ残念そうに笑う。
心の中でごめんねと謝ったけど届くはずもなかった。
仕事を終えるとヴィヴィオを迎えに行く。
私を見つけるとたーっと走ってくる。
かわいい。
小さな体を抱き上げ家に帰るとフェイトちゃんはまだだった。
ヴィヴィオをリビングで遊ばせつつ夕食を作っていると
フェイトちゃんが帰ってきた。
またヴィヴィオが嬉しそうに走っていく。
和やかな雰囲気のまま夕食は終わり、入浴を終えるとヴィヴィオは
おやすみの時間。
先に寝かしつけて二人でリビングで話す。昨日のように。
子どもの話は出なかった。
そして私達も寝る時間になった。
音を立てないようにベッドに近付くと幸せそうな顔をした
ヴィヴィオが寝ていた。
最近ではこうして一人で寝るのもあまりぐずらなくなった。
そっと右側に横になると、ヴィヴィオを挟んでその反対側にフェイトちゃんが
横になって手を伸ばす。
ぱちりと小さな音がすると何も見えなくなった。
「おやすみ、なのは。」
「おやすみ、フェイトちゃん。」
暗闇の中、挨拶を交わすと私はしばし時を待った。
じっと闇を見つめていると目が慣れてくる。
薄くノイズがかかったような視界には眠る二人の姿。
ヴィヴィオの髪を少しだけ撫でると背を向ける。
するとぎっとベッドが鳴った。
まるで見計らったかのような音に私は動揺しなかった。
何故ならこうなることを予測していたから。
いや、確信していた。
彼女ならこうするだろう、と。
またぎっと鳴るとヴィヴィオと私の間に滑り込んでくる。
腕が前に回され体を引っ付けるように抱きしめられる。
その力は昨日よりも少し強くて苦しかったけど
抗議する気にはなれなかった。
601 :
名無し娘:2007/11/02(金) 21:51:29 ID:Dm+qiPCu
後ろから抱きしめて、続きずっと待ってました〜www
めっちゃ嬉しいです〜(^ω^)v
彼女がなんで抱きしめてくれたなんてよく分かってる。
慰めてくれているんだ。
力になれないならせめてこれくらいはさせてほしい。
きっとそんな気持ちからきたものを、私はまるで気付かないふりをして
けれど当然のように受け取った。
だって分かっていたから。
彼女はまた私を抱きしめてくれるって。
彼女はそういう人だ。
来ると思っていた質問に本心を明かさなかった私を気遣って
それ以上のことは言わなかった。
昨日私が泣いていたことに気付いていたことも言われる前から分かっていた。
だから見計らったように動いた彼女にも動揺しなかった。
ごめんね、フェイトちゃん。あの時心の中で謝ったのは
質問に答えなかったからじゃない。
全部打算だからだよ。
昨日あんなに泣き顔を見られたくないと思ったのは嘘じゃないはずなのに。
そんなことを当然の如く知らない彼女は優しくて温かかった。
そして私はまた声を上げずに泣いた。
後ろから抱きしめて 第二話 おわり
GJ
すれ違いほど読んでて辛くて切ないものはないですね・・・
続き期待してます
604 :
304:2007/11/02(金) 22:02:05 ID:9JupulvE
>>601 ありがとうございます。
こちらこそそう言っていただけるなんて嬉しいです。
今回はあまり進展のない話になりました。これからちょっとずつ動いていくと思います。
GJ
せつねぇ…この先どうなるんだろう。続きが気になります
606 :
名無し娘:2007/11/02(金) 22:13:01 ID:Dm+qiPCu
同じく続きが気になります…。
ずっと待ってますwww
>>602 続きまってたー
すごくいいです。
なのフェイのこういう切ない話は好きだな。
ラブラブ甘々もいいけどシリアスも乙ですな!GJ!
>>580 そこまでは考えなかったが、ヴィヴィオが聖王として覚醒したら聖王教会敵になるんじゃないかと考えた時代がありました
その展開もなかなか捨てがたい気もしてますがw
これはフェイトさん誘ってますねw
まあ、フェイトさんなら熟睡しててもそんな美味しい発言聞き逃さないわなw
でも結局下になるフェイト
そしてヴィヴィオになのはさんわ奪われる
そういえばメガミマガジンの漫画、話題になってないな
オットーの体はディードがきれいにしているとかエロかったのに
そしてなによりドゥーエを慕ってるクアットロがかわいかった
他のナンバーズを腹の中ではバカにしてるみたいだったが2番は特別だったんだな
まぁ、ドゥーエさんは死にましたけど(なぜころたし)
まさか腐れ外道の4番をかわいいと思うなんておもわなんだ
ドゥーエ姐が生きていると信じている馬鹿は俺だけでいいぜ!
>>616 ナンバーズまったく覚えられない私には、萌えたりできない・・・
メガマガの表紙はかなり満足してるけど。
ナンバーズはいろいろ惜しかったね。
いつものようにヴィヴィオを寝かしつけた後、わたしとなのはは居間に戻りテレビを見ていた。
今日は仕事も残っていないし、就寝時間までゆっくりなのはと過ごせるのだ。
『お気の毒ですが・・お子さんか、奥様どちらかしか助けることは出来ません』
画面の中ではドラマのクライマックスなのか、医者と思われる男性に主人公が選択を迫られている。
産まれてくる子供を選ぶか、それとも妻を選ぶか・・・酷い選択肢だと思う。
しかし、わたしは不謹慎かもしれないが
それを見て、少しだけいけないことを思い付いていた。
「ねぇ、なのは。もしなのはが、わたしとヴィヴィオのどちらかしか助けられない状況になったとしたら・・・どっちを助ける?」
意地悪な質問だとわかっている。
きっとなのはは悩んで悩んで・・・結局はどちらも選べないと言ってくれるだろう。
二人とも変えられないくらい大事だと言ってほしい。
わたしはそんな風に思っていたのだ。
「ヴィヴィオを助けるよ」
しかし、わたしの予想に反してなのははあっさりと答えを言ってのけた。
それも・・・わたしが望んでいなかった答えを。
「そ、そっか・・・それなら、わたしとヴィータなら?」
娘の方が大事と言われて少し悲しかった。
でも、そんな素振りは見せずに質問を続ける。
「ヴィータちゃんだよ」
でも、なのはの口から出た答えは・・・またもやわたしの望まないもので・・・
なんかきいたことある
たしかパンプキンシザーズにこんな感じの話があったっけ。
悲しさを通り越して、少しだけ意地になる。
「わたしとはやてなら?」
「はやてちゃんだよ」
なのはは、こちらを見もしないで即答する。
「・・・わたしとスバルなら?」
「わたしとティアナなら?」
「わたしとキャロなら?」
「わたしと・・・」
しかし、その質問でも全てなのははわたし以外の名を答えた。
悲しくなる。
わたしはただ、わたしの事を大事だと言って欲しかっただけなのに
なのはの唇はわたし以外の名前だけを紡ぐ。
「それなら・・・それなら・・・わたしと、ユーノなら」
その質問に流石に異変を感じ取ったのか、なのはドラマを見るのをやめ
わたしへと視線を向ける。
「フェイトちゃん。さっきから・・・いきなりどうしたの?」
「いいから・・答えてよ、なのは」
なのははわたしの眼を見つめてきた。
でも、わたしにはなのはの表情から考えを読み取ることなど出来はしない。
「わたしは、フェイトちゃんとユーノ君のどちらかしか助けられないことになったら
ユーノ君を助けるよ」
限界だった。
その言葉に、わたしは胸を抉られるような痛みを感じる。
息が出来ない。
涙が溢れる。
それでもわたしは、必死に言葉を返した。
「なのはは・・・わたしより、他の人の方が大事なの?」
「違うよ、そんなこと・・・」
「違わないよ!」
なのはの言葉を遮り、怒鳴り付ける。
言い訳なんて聞きたくなかった。
「それならなんで・・・わたしを選んでくれないの?
わたしが大事なら・・・わたしの事を選んでよ
一番じゃなくても良いから・・・ヴィヴィオの次でもいいから・・・」
最後の方は、もう上手く言葉にならなかった。
わたしから振った話だと言うのに、何もなのはのせいじゃないのに
わたしはなのはに、抑えきれない激情を言葉に変えてぶつける。
しかし・・・なのはは顔色の一つすら変えなかった。
それどころか、逆にわたしに向かって身体を寄せてくる。
「わたしは、大事じゃない人に・・・こんなことしたりしないよ」
そしてその言葉と一緒に、なのはの唇はわたしの唇へ重ねられた。
わたしの酷い言葉を封じるように、傷ついた心を癒すように
なのはの熱が、想いがわたしに流れ込んでくる。
「フェイトちゃん・・・少しは落ち着けた?」
なのははしばらくしてから、そっと唇を離す。
わたしは黙ったまま首を縦に振った。
それを確認すると、わたしの瞳を見つめたままなのはは言葉を続ける。
「わたしは、わたしの力の及ぶ範囲で二人のどちらかしか助けられないような事態になったら
迷わずフェイトちゃん以外の人を選ぶよ。
でも、それはフェイトちゃんの事が大事じゃないとかそう言うことじゃないの。
フェイトちゃんなら、わたしが助けなくてもきっと何とかしてくれる。
そう信じてるから、わたしは迷わずに他の人を助けに行けるんだよ」
なのはの笑顔。
それはわたしが初めて目にした時から、かけらも変わらない。
不安な気持ちも、悲しい心も、それひとつで消し飛んでしまった。
「でも、もし・・・質問が違ったら
助けないことで、どちらかを失うことになるのなら
わたしは迷わずにフェイトちゃんを選ぶよ。
だって、わたしにとってフェイトちゃんは誰にも変えられないくらい・・・大切な人なんだから」
なのははそう言うと、わたしの身体を抱き締める。
強く、痛いくらいに。
でも、わたしは・・・その言葉が本当に嬉しいはずなのに
それに大きな違和感を感じていた。
わたしはなのはの手を外すと、その腕の中から逃れた。
「なのは、それは違うよ。 わたしとヴィヴィオなら、なのははわたしを選んじゃ駄目なんだ」
その言葉に、なのはは信じられないと言う顔をする。
でもわたしは、それを気にしないで言葉を続けた。
「だってわたしは、なのはがどうしようもないと思う時でも、失うと思ってしまうような時でも
きっと何とかして、帰ってくるんだから。
何時だって・・・どんな時だって、わたしの居場所に
なのはの・・・隣に」
ヴィヴィオだって、なのはにとって代わりのいない大切な人。
わたしには幼いヴィヴィオには無い力がある。
だから、わたしはなのはが信じてくれるように戦おう
例えそれが、あらがえない運命であったとしても
「・・・フェイトちゃん、それじゃ質問の前提がずれちゃうよ・・・」
そう答えを返しながらも、なのはの顔はまた先程のような笑顔を取り戻していた。
「前提なんて、いつものなのはだったら力ずくで吹き飛ばしちゃうじゃない」
そう、わたしを縛り付けていた鎖も、はやて逹を苦しめた闇も、ヴィヴィオを取り巻く運命さえも
もう存在を忘れかけていたテレビの画面がわずかに目に入る。
ドラマの中では、顔に傷のある天才外科医が奥さんと子供を救っていた。
前提なんて・・・何の意味もない。
必要なのは、理不尽な選択肢を選ばなければいけない時に、それと戦えるかどうか
そして、その事を信じてくれる人がいるのなら・・・きっと、道は開ける。
そう、なのはがわたしを信じてくれるなら
いつだって・・・物語はハッピーエンドで終わるのだ。
どうしたミヨちゃん?
寝落ちか?
「それで、上手くお話はまとまったんだけど・・・そもそもこんなになった原因はなんだったのかな? ねぇ、フェイトちゃん・・・」
折角良い話に纏められたというのに、なのはは終わったと同時に思い出したように話をほじくりかえす。
「え・・・えぇと、なのはが連れない言葉を返したのが原因だったような・・・」
なのはの言葉が少し冷たい。
わたしはたじたじになりながらも、慌てて言葉を返した。
「違うよね・・・そもそもは、フェイトちゃんが普通なら答えに困るような話題を振ってきたのが原因だよ」
「・・・・ご、ごめんなさい」
なのはの纏う空気に、言い訳は無駄だと悟る。
わたしは素直に謝った。
「おしおき、しないといけないよね?」
「え、えと・・・お手柔らかに、ね?」
なのははわたしの言うことが聞こえてるのかいないのか、わたしの肩に手を伸ばすとそのままソファーに押し倒す。
「フェイトちゃんは、ヴィヴィオの寝てる横でするのと、お尻でされるの・・・どっちがいい?」
わたしに選択の余地は、無い。
でも、理不尽な選択肢とは戦うと決めたんだから
最後まで抗おう。
「な、なのは。今日は・・・んンっ」
最後まで言わせずに、なのははわたしの口に蓋をする。
回るはずだった舌も、直ぐ様絡め取られた。
やっぱり、なのははズルい
自分で聞いてきたのに、その前提をすっとばして答えも聞かずに始めるんだもん
でも、これも信じてるってことなのかな
わたしなら、なのはがしたい事・・・全てを受け入れてくれるって・・・
「いいよ、なのは。なのはがしたいのなら、それで」
だから、わたしも信じよう
なのはを
なのはの、選択を・・・
「・・・フェイトちゃん、なんでそんな前屈みなん?」
翌朝、乱れた衣服は洗濯してすぐにわたしたちは出勤した。
「え、えぇと・・・ちょっと腰が・・・」
曖昧に濁した答えを返す。
はやては、何だか若いのにお婆ちゃんみたいやね、とか笑ってたけど
わたしは特に反論はしなかった。
だって本当の事なんて言えないし・・・
わたしが考慮していなかったこと
それは、なのはは何時だって全力全開だということ
「うぅ・・・まだ後ろがヒリヒリする」
朝まで散々弄られた後ろの穴は、薬を塗ってもまだ炎症が収まってていなかった。
でも、これもまたなのはの愛の証・・・だよね?
何て言うか・・・微妙な話になりましたorz
これも全ては三洋のせい(八つ当たり
慣れるまでちょっと筆が重くなっちゃいますが
とりあえずはまた、前みたいに書いていけそうです
>>628 寒いとたまに布団の魔力に負けます
>>34さん
なんて選択肢!流石なのはさん
朝っぱらから吹いてしまった
633 :
名無しさん@秘密の花園:2007/11/04(日) 10:27:14 ID:sIV2fzdT
>>631 腰か立たなくなるほど攻めるなのはさんワロタw
部隊長は絶対に気づいてたね
なんという選択…
てかそっちを選ぶフェイトさんもフェイトさんw
前半は二人の信頼関係が見られてよかったです
そして確かに三洋は使いにくいかも
>>631 GJ!
結局最初から最後までバカップルだったなw
「義姉さん、最近なんだかご機嫌だね。何か良いことでもあったのかい?」
仕事の都合で久し振りに教会を訪れたロッサはそんな事を口にする。
この義弟は普段は昼行灯なように振る舞っているのにも関わらず、こういう事に関しては非常に鋭い。
別に隠さなければいけないような事でも無いので、わたしは特に誤魔化したり等はしなかった。
「あら、わかっちゃうかしら」
「それは勿論。普段はキリっとしてる義姉さんが、そんな風にニヤけるのは僕だって初めて見るからね」
そう言われて、わたしは慌てて顔に手をやる。
僅かではあるが確かに顔の筋肉が弛んでいる気がした。
いけないいけない、気を付けないと・・・
わたしは教会の皆の模範となるべき身なのだから、だらしない姿など見せるわけにはいかないのだ。
そう考えながら身を整えるわたしを見て、ロッサは笑いを堪えるように身体を折り曲げている。
「ロッサ!」
「・・・いや、ごめんごめん。義姉さんの態度があまり可愛らしいモノだから、ついね」
ロッサは軽く謝ると、体勢を元に戻した。
「しかし、義姉さんがそんなになるなんて・・・いったい何があったんだい?」
「・・・聞きたいの?」
「問題がなけれ
あれ・・・なんで切れてorz
ば」
わたしはロッサのその応えに頷き、コホンと咳払いをする。
「実は・・・ね。恋をしたの(//////」
口に出すと、やはり恥ずかしい。
頬に赤みが射すのが自分でもわかる。
「・・・・・・・」
しかし、わたしの目の前に立つロッサは
信じられないものでも見たような驚きの顔をして、目を見開いたまま固まっていた。
「ロッサ?」
義弟の名前を呼んでみる。
その声に反応したのか、ロッサは一分ほどの間を置いてやっと我に還った。
「そんなに驚かなくてもいいと思うのだけど・・・」
「いや、ね。僕は義姉さんは教会一筋だと思っていたから、意外で」
少し不満そうな顔をしたわたしに、ロッサは慌てて取り繕うように言葉を返した。
「それで・・・相手は誰なんだい? もしかして、僕も知っている人物かな?」
「ええ、知っていると思うわ」
わたしの答えに、ロッサは顎に手をやって考え始めた。
多分、わたしと自分が共通して知っている人物を頭の中に並べているのだろう。
「ヒントは・・・貰えないのかな?」
「そうね、少し位なら」
「・・・まず、第一にその人の身長は姉さんより高いかい?」
ロッサは最初からいきなりふるい落としにかかってくる。
良い質問だった。
もし下であればかなりの人数を絞り込めるだろうし、上と言われても何も利益がないわけではない。
「いいえ、わたしより下よ」
ヒントは出しても良いと言った以上、正直に答える。
「ふむ・・・次に、その子は義姉さんに縁のある人間かい?」
『その子』と聞く以上、ロッサは気付いているようだった。
わたしが恋をした相手が・・・女性であると言うことを
わたしはその質問に、黙ったまま頷く事で答える。
ロッサはそれ以上質問しては来なかった。
もうその頭の中では、答えが出ているのかもしれない。
「もしかして・・・その相手は、はやて?」
そして、暫くの間を置いてからロッサは予想通りの答えを返す。
質問の内容から、きっとわたしとはやてとの仲を勘繰っているだろうことには気付いていた。
確かにわたしとはやては実の姉妹かそれ以上に親しい関係を築いているし
第一候補に上がるだことは間違いないだろう。
でも、わたしは・・・ロッサの回答に対して、静かに首を横に振った。
確かにはやての事は好きだけれど、それは姉妹としての好きであって
恋、と呼べるようなものではない。
「なら、この前来ていた六課隊長陣の誰かかい?」
「いいえ、それも違うわ」
わたしが否定すると、ロッサはお手上げとばかりに降参のポーズを取る。
わたしはそれを見て、少し気紛れを起こした。
いや、実はずっと・・・誰かに話したくて仕方なかったのかもしれない。
わたしと、あの子の出会いを。
ごめん、やっぱりこれは没(´・ω・`)
カリムがロリコンの変態にしかならない・・・orz
ちょwなんという生殺しw
相手はヴィヴィオだったのかな?
残念な気もするけど、他の作品をお待ちしております!
>640
いいじゃないですかロリコンシスターで。
是非とも続きを!
六課の変態揃いに比べたらまだまだ大丈夫かとw
変態ちゃうわ!欲望に忠実なんや!
>>641-644 むぅ(´・ω・`)
じゃあ取り敢えず今日はもう時間がないので、明日試行錯誤して残り書きます。
楽しみ待ってます。
がんばってください。
ホスト部の続きも待ってます
いつかの構想の文章化も待ってます。
「いる世界」の続編とか、構想中のネタ沢山有りそうだし
俺らは急かさずのんびりまってたらいいさぁー
ミヨちゃんに頼ってばかりはなんなのでネタ投下
フェイト「ふぅ・・・やっと片付いた・・・」
ギンガ「あ、フェイトさんお疲れ様です」
フェイト「お疲れ様、ギンガ」
ギンガ「お疲れのところ悪いんですけど、このあと少しお話できませんか?」
フェイト「うん。構わないよ」
なのはに連絡しないと・・・
(ごめんね、なのは。ちょっとギンガと話してから帰るね)
(わかったよ、フェイトちゃん。待ってるからね)
(ありがとう、なのは・・・愛してるよ)
ギンガ「今日はありがとうございました」
フェイト「お礼なんていいよ。ギンガと久しぶりに話せたしね」
ギンガ「ま、またお話させてもらっていいですか・・・?」
フェイト「喜んで。ていうか顔赤いけど大丈夫?」
ギンガ「だ、だだだ大丈夫です!し、失礼しましゅ!」
フェイト「ちゃんと早めに休むんだよー?」
30分ぐらい話してたみたいだな
ギンガも色々大変そう・・・
そろそろ帰らないとなのはが待ってる・・・
最近寒くなってきたなぁ・・・
シグナム「おいテスタロッサ」
フェイト「あ、シグナム。お疲れ様です」
シグナム「あぁ、おまえもな」
フェイト「どうしたんですか?久しぶりですね」
シグナム「いや、お前の顔が見たくなってな」
フェイト「そうですか。わたしも会えて嬉しいです」
シグナム「このあと時間あるか?」
フェイト「え、えっと・・・」
シグナム「ほんの30分程度だ。手間は取らせん」
フェイト「お付き合いします」
シグナム「そうか。最近出来た店なんだがこれがなかなか・・・」
(本当にごめんね、なのは。もうちょっとだけ遅くなりそうなんだ)
(まだギンガと一緒にいるの?)
(いや、今は久しぶりにシグナムと会って・・・)
(そう・・・。待ってるから。気にしないでいいからね)
(本当にごめんね。ありがとうなのは)
シグナム「どうだ?なかなか美味かっただろう?」
フェイト「えぇ。すごく美味しかったです」
シグナム「うむ。ここの勘定は私が払おう」
フェイト「そ、そんな!私も払いますよ」
シグナム「お茶しか飲んでないお前に払わせるわけにはいかんだろ」
フェイト「すいません・・・。任せていいですか?」
シグナム「構わん。今日は手間を取らせてしまってすまなかった」
フェイト「いえ。次はわたしの奢りで行きましょうね」
うぅ・・・1時間も話しちゃったよ・・・
フェイト「ただいま!遅くなってごめん!」
「うわーん」
息を切らせながら帰ったわたしを出迎えてくれたのは泣いているヴィヴィオだった
フェイト「ただいまヴィヴィオ。どうしたの?なんで泣いてるの?」
ヴィヴィオ「フェイトママいなくなっちゃヤダよぉ・・・・・」
フェイト「え!?いなくなる!?」
ヴィヴィオ「だってなのはママが言ってたもん・・・」
フェイト「な、なのはが?なんて言ってたの?」
いい?ヴィヴィオ。よく聞いてね?
なのはママとフェイトママは一緒にいられないかもしれないの
うーん・・・大人の事情ってやつかな?
わ、わたしだって一緒にいたいよ
でもね・・・フェイトママはもうなのはママのこと好きじゃないんだって・・・
泣かないでヴィヴィオ
なのはママはずっとヴィヴィオと一緒だからね
ヴィヴィオ「って言ってた・・・・」
フェイト「・・・なのはママは?」
ヴィヴィオ「つかれたから早めに寝るって言ってた」
フェイト「は、早めってまだ8時にもなってないのに・・・・」
ヴィヴィオ「フェイトママいなくなっちゃうの?」
フェイト「わからない・・・・」
ヴィヴィオ「ヤダよぉ・・・」
嘘でもいいから「いなくならないよ」って言いたかった
でも言えなかった
なぜならこの世からいなくなるかも知れないから・・・
わたしはヴィヴィオの頭を撫でて言った
フェイト「いい子で待ってればきっとフェイトママは戻ってくるから」
ヴィヴィオ「ほんとう?」
フェイト「指切りしようか?」
ヴィヴィオ「うん・・・」
ヴィヴィオの小さな小指とわたしの小指を絡ませる
フェイト「じゃあ・・・・・行ってくるよ」
ヴィヴィオ「がんばってね、フェイトママ」
応援された。しかもアイナさんのところで寝るらしい
このあと何が行われるか察したのだろうか?
空気の読めるいい子に育っていて嬉しい・・・
この扉の向こうにはきっと恐ろしいことが待っている
でもわたしは行かなくてはならない
家族の平和を取り戻すために・・・・
ガチャ
寝室の扉を開けた
そこでわたしが見たものは・・・・
朝だ・・・・・
あれ?わたし・・・生きてる・・・?
隣にはアイナさんのところへ行ったはずのヴィヴィオがいた
思わず抱き寄せる
ヴィヴィオ「んぅ・・・おはよ・・・フェイトママ・・・」
フェイト「おはようヴィヴィオ」
フェイトママはちゃんと約束守ったよ
ふと身体を見ると戦いのあとがいくつも刻まれていた
手首にある縄のあと
ちょっと腫れた胸
首まわりを中心にいくつも残された赤い点
これらはわたしが戦い抜いた証なのだ
太陽が眩しい
「今いくよー!」
愛しい娘と声を合わせて返事をする
わたしは勝ったんだ
また家族で一緒に食卓を囲めるんだ
それが嬉しくて
ヴィヴィオには見せないように
昨日の戦いを少し思い出しながら
ちょっとだけ泣いた
「おはよう、なのは。美味しそうだね」
今日は絶対に早く帰るんだ
なのはのために、ヴィヴィオのために
大切な家族が待ってるこの家に
そして何より・・・
わたしのために・・・・
ちょwwwwwwwwwドSwwwwwwwwww
はい。小ネタなので台本形式で書いてたらやたら長くなってしまいました
ところで最近シグナム姐さんの活躍が少なくて自分としては悲しいです
ちょっW フェイトさんWWW 何だかんだ言っても同じ事を繰り返してそうだW
>>660 なのはさん怖すぎw
でもちょっとプレイを見てみたかったり……
眼帯裏|・)ピチピチ
>>660 フェイトさんがんばれ.まぢがんばれっ!
さて.
>>514氏に期待されたようなので,書いてみました.
期待に答えられるか,ちょっと心配ですが.
ヴィヴィ&チンクと,フェイ⇒なの少々.
前スレの奴の続きという感じでのんびりしたお話.フェイトさんは(ryですが.
お目汚し失礼.
「チンク姉どうしたんっすかー?」
茶を静々と飲みながら物思いに悩む私の目の前で,ウェンディがアイスを口にしながら呆と聞いてくる.
その姿に,はしたない,と思うもののそれを返す気力がなく,私はふぅ,と本日何度目かになる溜息を吐く.
「チンク姉様,お加減が宜しくないようでしたら…」
心配するディードにもやはり,返す気力もなく,もう一度溜息を.
この場にいる他の妹達―――セイン,オットーもまた私を心配している様子ではあるが,これもやはり……
次第,反応のない私に妹達は少し距離を取り,円陣を組みながら何事かを相談しあっていた.
曰く,『チンク姉どうしたんっすかね?』『ヴィヴィちゃんと何かあったんじゃない?』『やっぱりそれでしょうか』『―――』
こちらを見ながら,こちらに聞こえるような声量で相談しあう妹達に,はぁ,と今度は別の意味での溜息を吐くが,
とてもそれに何かを返す気力は沸いてこない.
『これはあれっすね!』『アレ?』『恋患いって奴ッス!』
「ぶっ!!」
瞬間,口に含んでいた茶が…噴出した.
飛び散った茶は机に飛び散り,妹達の湯呑を汚染しながら,茶菓子にまで降りかかる.
あぁ…なんたる失態.などと考える暇もなく,私は咽ていた.
「けほっ,けほっ……」
器官に入った茶に苦しみ,僅か涙が流れだしたりもしたが…暫くして,落ち着きを取り戻した頃には…
「相手はだれっすか!」
「チンク姉様,是非詳しく」
囲まれていた.
姉は,ディードはもうちょっとクールな子だと思っていたよ.ウェンディと一緒に私を挟み込むように横につくとは思いもしなかった.
くわえて,オットーは物静かは物静かだが,セインと一緒に私の座っている椅子の後ろについている.
逃げ場なし,四面楚歌.
あぁ,ノーヴェ,ディエチ,私を助けてくれまいか?
―――けれど,ここに二人はいない.
ノーヴェは遺伝子元の影響かゲンヤ・ナカジマ殿にお近づきになるために陸士訓練校にて一人暮らし中.
『姉より男を取るようになったか…その成長は嬉しいが,姉としては寂しいな』などと愚痴ったのももう結構前の事だ.
ディエチはディエチで,管理局に逮捕される直前に頂いた衝撃的な砲撃の御蔭で何かに目覚めたようで,自身の事をもっと理解するために
大学にて機械工学のお勉強中につき,不在な日々.マリー女史の所で砲撃魔法の研究に余念がない様子.
ともあれ,今私を助けてくれる人はおらず,どうにかせねば,どうにかせねば,と思い,出てきたのが…
「あ,姉は女性同士でも,ふ,不毛ではないと思うぞ?」
だった…いや,何を言っているのだ私.
「チンクねぇ,言動がおかしいよ」
即座にセインの突っ込みが入る辺り,かなりの動揺が伺える.
「んーでも,今の発言を省みるに,私はヴィヴィちゃんだと思う」
「私もッス!」
「私もそう思います」
「同じく」
……そう,言われると考えないようにしようとしていたヴィヴィの姿が自然と脳裏に浮かんでくる.
あの日嘆く私に口付けをしてくれたヴィヴィの可愛い姿が……
「赤くなった」
「なりましたね」
「ッス」
「―――図星のようですね」
オットーっ!と叫び声を上げかけ,これでは認める事になるではないか,などと思いながらも,脳裏には相変わらずヴィヴィの姿が…
『もう一度する?』と問われ,自身から口付けをした事を,思い出し…ヴィヴィの唇の柔らかさを,それをした時の心の安堵を覚え,
自身の頬が紅潮していくのが分かる.
しかもその後自分からヴィヴィが好きだ,なんて口にした事を思い出すともう……
「くっ……」
恥かしさに頭を抱えたくなったり,のた打ち回りたくなったりして,今すぐ逃げ出したいと思うものの,逃げられない.
「チンク姉様可愛い……」
ありがとう.けれど,そう思うのならば姉を解放して欲しい.是非.今すぐに.
「別に責めてるわけじゃなくて,皆嬉しいんだよチンクねぇ」
ふいに,セインが後ろから私の肩を掴み,声を掛けてくる.
「私達は戦闘するためだけに生まれたけど,でもそれでも,そんな私達でもそうやって恋をする事ができるなら…嬉しいんだよ」
「ノーヴェがいるではないか…」
「ノーヴェのそれも,本当に恋なのか遺伝子なのか分からなかったから.けど,チンクねぇとヴィヴィちゃんなら,
そんな事関係ないからね…だから,嬉しいんだ皆…」
「………」
「ま,チンクねぇは気にせずヴィヴィちゃんと愛を育んでくれれば良いの!」
「あ,愛……」
口にすれば,恥かしさがこみ上げてくる.ヴィヴィと一緒にこれから愛を育む事を想像すると,なんだかとっても…恥かしい.
けれど,心地の悪いものなどでは決して無い.
「まぁ,身長的にもお似合いだしね.体型的にも」
「セ,セイン…それは酷いぞ」
人が気にしている事を…などと憤慨しながら,ふいに思う.
ヴィヴィは成長するだろう.いつだったか,管理局の映像資料をヴィヴィの母に見せてもらった事がある.
なんだかとってもコンプレックスを感じる程に見事な成長を遂げていた聖王姿のヴィヴィ.
長い髪を母と同じくサイドに止め,またその左右で異なる色をした綺麗な瞳がよりいっそう映える容貌に.
私の手の平ではありあまる程の柔らかそうな乳房……さておき.ヴィヴィが成長したとき,私は成長しているのだろうか?
都合8年ほどこの姿のままなのだが……タイプ0,スバル・ナカジマとギンガ・ナカジマは成長しているのだから,私もその内,と思うのだが…
ヴィヴィが成長した時私は変わらずこの姿のままだとすると…う〜ん,などと悩んでいると,
「ここはこれの出番ッすね!」
と,いつのまにか席を外し,部屋に戻って何やら持ってきたウェンディが私に向かってそれを広げる.
『女性同士でも気持ち良い!』などと言うふしだらなタイトルがついた本を….
「ま,待てウェンディ…何故そんなものを…」
「え?必要かと思って」
いや,何故必要になると思うのだ,お前は.
「ウェンディ.是非次は私に」
…ディードも待て.何に使う気だ.
「もちろんOKッス!」
いつのまにか本当に仲が良くなったのだな,姉として嬉しい,とは思うものの…
「ウェンディ,私は,その…い,いらないぞこんなもの」
「えー!すごいっすよ?」
「……わ,私にはまだ早い!」
「『まだ』……ね」「『まだ』ですか」
セインもオットーも…
…あぁ,妹達は何故こんなにもそっち方面に強くなってしまったのだろう…姉はちょっと泣きたい.
…………
……ちなみにその頃のフェイト・T・ハラオウンさん
「…ふむふむ.なるほど.そっちも良いんだ…」
執務官室の椅子に座る彼女の手には『女性同士でも気持ち良い!』と書かれた本が.
何やら彼女にとって興味深い事が記載してあったようで,その表情は酷く緩んでいる.
ふいに,思い立ったかのように通信を開始する.相手は技術局に勤めるマリエル・アテンザ.
「マリーさんに頼めば手にはいるかな…?」
嬉しそうに笑みを浮かべながら,通信が開始され,そして暫くして終了する.
「―――――――――それじゃ,お願いします」
通信を終えたフェイトの表情は先程よりも尚,歪んでいた.少なからず紅潮している頬を見れば,ある種の性的愉悦を含んでいる事が直にわかる.
待ち遠しいな,と洩らすフェイトの太ももが僅か,擦り合わせるように動いていたのを…同室にいるティアナ・ランスターは確かに見ていた.
……いや,見るつもりはなかったんだ,とは彼女の弁である.
ともあれ,上司が仕事をほっぽらかして雑誌を読んだり私用の通信をしたりしている以上,残務は自身の下へ来るだろう.
同じく補佐官のシャリオ・フィニーノは今日は休んでいるのだから尚更….
「はぁ…今日は残業かなぁ……ごめんね,スバル」
「あ,ティアナ.これ読む〜?」
「は,はい!!!是非!」
…言いながら,即座にフェイトの所まで向かうティアナの姿.
フェイトから本を受け取り,満面の笑みを浮かべている辺り…どうやら,先程からフェイトを見ていたのは,本が気になっていたのだろう.
「スバル,ごめんね.今日はちょっ〜っと遅れそうだけど,私がんばるね」
一通り本の内容を眺めた後,最初からじっくり読み直し始めながら,そんな事を口にする彼女の瞳は,やはりどこか…潤んでいた……
椅子に座り,黒板をじっくりと眺めているヴィヴィを…横目で見つめ,その視線に気付いたヴィヴィがこちらを見て,微笑む姿に,紅潮する.
なんだか紅面症になった人のようだな,と思考はクリアなまま,少し俯いていた所,先生に当てられ,前に出て問題を解けと言われ,
席を立ち,黒板に向かおうとした所,
「がんばって…」
とヴィヴィが伝えてくる.
それに視線で答え,前に出て問いに答える.私にとっては特別難しくもないなんて事のない問題を解き,再び戻ってきた所に,
ヴィヴィがやったね!と嬉しそうに微笑んでいる姿を目に映る.
それはいつもと変わらない日常だった.
けれど,思いを告げ,思いを伝えられた後となっては,なんだかとっても気恥ずかしいやり取りにすら思えてくる.
再び,講義を受けるヴィヴィを時折見つめていると,漸く午前の授業が終わる.
「チンクちゃん,いこ!」
その掛け声に,ヴィヴィと連れ立って食事へと.
二人ともお弁当…ヴィヴィは母親に,私は,なぜだか料理に凝っているオットーに作って貰った…を手に,
自然と,どちらからともなく,手を繋ぎ,先日の記憶の御蔭かヴィヴィも私も少し気恥ずかしげな気分になりながら,屋上へと向かう.
屋上までの短い道のりを,けれど永遠のように感じながらゆっくりと進む.
「今日はフェイトママが帰ってくるの!」
と,嬉しそうに笑むヴィヴィに…しかし,相変わらず少し苦手意識を持ったフェイト・T・ハラオウンの話である.うっ,と強張ってしまう.
そんな私に気付いたのか気付かないのか,気にせずヴィヴィは続ける.
「だからね,今日はチンクちゃんの所にお泊りして良い?」
……一瞬,頭が真っ白になる.
「あ……い,いや.そ,それは構わないが…良いのか?」
「うん.たまにはお友達の所でお泊りするのも良いものだってフェイトママが」
なるほど.納得した.
本日の,特に夜中のヴィヴィの母親の事を思ってしばし黙祷する.明日,腰が抜けてヴィヴィのお弁当が用意できなくならないように,祈るばかり.
厄介払いのように思えなくも無いが…実際問題Win&Winだろう.皆喜ぶ選択である.たまには夫婦水入らずの時間も欲しいだろう…
それに,私はヴィヴィと一緒に寝たりできるのだし…はっ!?
「チンクちゃん,顔赤いけどどうしたの?」
「な,なんでもない.そうか,ヴィヴィが今日家に泊まりに来るのか……」
「うん!楽しみ!」
というような会話をしながら,屋上に着き,いつものようにベンチに座って食事を開始する.
時折,互いのお弁当を交換しながら,安穏とした時間を過す.
そういえば,以前お弁当誰に作ってもらってるの?という質問をされ,妹だ,と答えた時にヴィヴィが凄い不思議そうな顔をしていたのを思い出す.
その説明として一応の私達の経緯を説明したのだが,その際にヴィヴィに『チンクお姉ちゃん!』と呼ばれそうになったのだった.
確かにヴィヴィにも姉のような対応をしているとはいえ…その,あれだ.
私は,ヴィヴィには『お姉ちゃん』じゃなくて『ちゃん』だけで呼ばれたかったのだ.
それを説明する事は非常に照れたのだが…それを告げた時のヴィヴィの笑顔は今でも覚えている.
にぱっと,まるで太陽のような笑顔を見せながら,私に抱きつきむちゅ〜っとばかりに頬にキスをしてくれたのだった.
……ついでに,唇で良かったのに,なんて恥かしい事を考えていた事も思い出してしまい,紅潮してしまう.
これだから,妹達にからかわれるのだろうが…….
「それでね,それでね」
嬉しそうに身の回りの事や,母親達の事を告げるヴィヴィ.そこに嫉妬など湧きようも無い.
「そうだ.ヴィヴィ」
「うん?」
「折角泊まりにくるのだから二人で料理でもしてみようか」
「あ!うん!」
「良し.では何を作ろうか相談でもしよう」
「うん!たのしみ〜」
こうやって一歩一歩私達は進んでいくのだ.これをセイン風に言えば,愛を育む,という事になるのかもしれないが,
ただ,今はそんな事も考えずに二人の時間を過ごしていきたい,とだけ思う.
…………
……ちなみにその頃のフェイト・T・ハラオウンさん その2
「それじゃ,ティアナ後宜しくね」
「あ,はい」
言いながら,執務官室を後にし,地上へと戻るために色々と手続きをしながら,地上へと.
高町なのはの邸宅へ向かう前に,仕事中にした約束の物を受け取りに地上本部にいるというマリエル・アテンザの下にフェイトは向かう.
「あれ?フェイトちゃん.帰ってきたんか?」
数週間ぶりに愛車に乗り,こちらにも少しは構わないと拗ねるかもしれない,などと思い全力全開!とアクセルペダルを踏みしめ,
管理局地上本部に訪れたフェイトを待ち受けていた,わけではないがフェイトを見つけ近寄ってきたのは,八神はやてだった.
「はやて!うん,ちょっとなのはに用事があってね」
「……聞かん方が良さそうな用事やね」
「………別にいいけどね」
触らぬフェイトにタタリなし,とばかりにはやては目を逸らす.
大きな事件もない今現在では比較的自由に休暇を取る事が出来るとはいえ,執務官というのは忙しい職業である.
それを,なのはに会うために帰ってくるなどと,言っているフェイトに何をしに?などと聞く勇気ははやてにはなかった.
「そ,そうそう,フェイトちゃん.シグナムがさびしがっとったで?」
「シグナムが?」
「この間のフルドライブありの摸擬戦のおかげで普通の訓練じゃものたりんらしくてなぁ…」
「……あー」
そういえば,とフェイトは先日の事を思い出す.
シグナムが余計な事を言ってくれた事に対する,落とし前を付けさせるとばかりに行なったフルドライブありの模擬戦.
なんだかんだと,久しぶりに全力でやれた御蔭でフェイト自身も,楽しかった,と思っていた.
またやりたいといえば,確かにそうなのだが…と,口にしながら
「今日はなのは『の』訓練だから,また今度って伝えておいて」
「あ〜……うん,そか…なのはちゃん『の』訓練かぁ……」
「うん.なのは『の』訓練だよ.なのは耐えられるかなぁ,ちょっと心配だけど,大丈夫だよね?ね?はやて?」
「う,う〜ん.そう言われてもやな…」
「ほら,あれだよ.読んでないの?今月号の特集」
「いや,なんであたしがそんな雑誌を…はっ!?」
「言わなくてもどの雑誌か分かるって事はやっぱり読んでるんじゃないか…」
「いやいやいやいや,見てない!毎月連載してるおっぱいの揉み方講座なんて!」
「………はやてはやっぱりそこなんだ」
「うっ!」
今度から,なのはちゃんに用事のある時のフェイトちゃんには声を掛けないでおこう,と硬く誓ったはやてであった……
「失敗しちゃったね」
浴槽に浸かりながら,残念そうに,けれど嬉しそうにしているヴィヴィに少し不思議を感じる.
残念だけど嬉しいなどという感情は,私には,そして私の妹達にもない.事実良く料理をしているオットーに至っては失敗したものは即座に破棄.
私も特にそれを咎める事もなければ,それを褒める事もない.
それを省みてのヴィヴィの反応は,私達には不可思議な事だった.
折角一緒に料理をして,失敗したものはなんとも出来そこないといった料理だった.
けれど,ヴィヴィは…そして一緒に私はそれを食し,美味しくないね,今度はもっと巧くできるかな?などと会話した後に,
こうして一緒にお風呂を入るに至ったのだが…
失敗したものを食べるという事もなかった私や私達.けれど,それをやはり残念そうに嬉しそうに食すヴィヴィ.
なんとも不可思議だ,と思っていた私に,ヴィヴィは一言…
「一緒に料理して,失敗して.けど,チンクちゃんと一緒だったから楽しかったの!」
と.
あぁ…なるほど.
確かにそれは,私も分かる.一緒に試行錯誤しながら,妹達がそんな私達を見ながら心配しているのは…ひどく,楽しかった.
なるほど.
そう云う事か,とヴィヴィと一緒の浴槽に浸かりながら思う.
これだから,これだから,ヴィヴィと一緒にいるのは楽しい.この時間をいつまでも堪能していたいと思うのだ…この浴槽でのひと時さえも…
「チンクちゃん,もうちょっとこっちこっち!」
ふいに,ヴィヴィが私を呼ぶ,といっても元々さほど広い浴槽ではないので,対面になって座っていたわけだが…
これで,どうそっちにいけと?と,思っていたらば,ヴィヴィの方から寄ってきた.
後ろ向きで.
つまり,私の股の間に入るようにして,躰を私に預け…上を,私の顔を見つめてくる.
「遅いからきちゃった!」
嬉しそうに言いながら,私に背を預け,ヴィヴィは目を閉じる.もうそろそろ眠くなってくる頃合だというのは分かるが…
「ねぇ,チンクちゃん」
「どうした?ヴィヴィ?」
「チンクちゃん,暖かいね」
「う……まぁ,それは」
「うん.暖かい……あのね,チンクちゃん」
「うん?」
「大好き……」
「っ!」
瞬間,湯の所為ではなく,顔が火照り始める.なんでこんなに唐突にそういう事をいうのか,この子は,なんて・・・思いながらも
隠せない喜びが,沸いてくる.それが,ヴィヴィにも…多分伝わっている.
どく,どくと心臓の鳴る音が自身の耳に届く.実際にはそんな音は出ていないのだろうが,けれど…確かにそれが聞こえる.
ヴィヴィにも伝わるように,大きな音を立てて.
「チンクちゃんがくるまでヴィヴィオ寂しかった.こんな目してる子…他にいないもんね,気味悪いって……」
そう,言われたのだろう.子供は残酷だ.『同じ』ではない事を恐れ退ける.
けれど,それでもヴィヴィは持ち前の明るさでがんばったのだろう.
だから,私が転入した頃にはそんな影が無かったのだろうが…けれど,それでもヴィヴィの心に少なからず傷跡を残していたと…
「そんな事はない.ヴィヴィの目は綺麗だ」
「あ…ありがとう……それで,でも,チンクちゃんは何も言わなかった.ヴィヴィオの目を見て,ただ綺麗だって…」
「あぁ…」
「それだけじゃないけど……チンクちゃんと会えてヴィヴィオ嬉しい」
「あぁ.私もだ」
そう口にした瞬間,ヴィヴィが目を閉じたまま微笑む.本当にそのまま寝てしまいそうに穏やかに.
そして,少し顔を逸らし,私が向かいやすいようにしながら,唇を尖らせる.
それの意味がわからない程,私は…あぁいや,言葉は無粋だ.
「んっ……」
浴槽で,生まれたままの姿で,お互いを抱き締めながら…私とヴィヴィは確かに…そう,確かに繋がっていた……
それは幼い,拙い繋がりだろうが…それでも,お互いを思い合う気持ちを感じ取っていた.
私達はまだこれで良い.雑誌に書いてある事とかそんな事なんて…必要ない.
ただこれだけで私達は幸せだ,とそう感じられるのだから.
…………
……ちなみに余韻をぶち壊すその頃のフェイト・T・ハラオウンさん その3
【Sound Only】
「フェ,フェイトちゃん!そ,そこ違うよ!?」
「うん,大丈夫だよ.こっちも良くなるんだって……ほら…」
「ぅっ!んっ・…だ,だめだよそっちは〜」
「そんな事言ってるけど,こっちは…ほら,ひくひくって私の指くわえ込んで離さない」
「そ,そんなこといわないでよ〜って…………え”?」
「こっち専用バンドをマリーさんに作ってもらったんだ.どう?」
「ど,どうって…フェ,フェイトちゃん…そ,そのそれ本当に……?」
「うん.だからこうやって今ほぐしてるんじゃないか」
「や,やめよう?ね?フェイトちゃん……」
「ん〜,でも,私見たんだよ……ねぇ,な・の・は?」
「え”……な,何の事かな?な,なのは分からないよ?」
「『特集号を読んだ.ちょっと興味が湧いたけど,でも…そんな事して欲しいなんて言ったらフェイトちゃんに嫌われるかも…』だったかな?
あの日記隠すの下手だよねなのはは.もしかして,わざと見つかるようにして私を誘ってるの?」
「あ…えっと,その……その!」
「さて,同意が得られた所で,イクヨ?」
「ま,まって!まってまだ心の準備が〜!?」
「大丈夫,躰の準備は出来てるよ?」
「フェ,フェイトちゃ〜〜〜〜〜ん!!!」
いじょー.
朝からお目汚し失礼.
34氏のようなしんみりしたお話を書きたいと思ったのですが,何故かこんな感じに…
精進してきます.
まぁ,次は多分ヤンデレなのはさんですが…
それでは,またいずれ.
山|(ω・`ミэ)ピチピチ
>>674 テラGJ!
駄目だ…この執務官…
早く何とかしないと…
キッチンから出てきたなのはは笑顔だった。
ヴィータを連れて入っていったときには、少し気を悪くした感じだったのに・・・
他の人にはわからないかもしれないけれど、わたしだけはわかる。
その笑顔がいつもなのはが誰かに向けているものではなく、内面から嬉しさで滲み出てしまったものだと言うことを。
中でヴィータと何かあったのかな・・・
そんな考えが頭を過る。
小さな棘がチクリと胸を刺した。
なのははきっと、お客に弄られて困っていたヴィータを見かねて助けただけなのだろうけど
ちょっとでもなのはの心がわたし以外の人に向けられていると思うと
こんな風に胸が痛む。
なのはがわたしの事を好きでいてくれるとはわかっているのに、少しだけ不安になってしまう。
なのはが好きだから、好きすぎるから、しょうがないのだ。
「フェイトちゃん、ご指名や。三番テーブルの方にお願いな」
そんなことをグダグダと考えていると、入り口の方からはやての声が飛ぶ。
わたしはわだかまった考えを隅に避ける。
今日、この場所で考えていられるような暇はないのだ。
そうやって気持ちを切り替えると、指名先のテーブルへと移動した。
「ご指名ありがとうございます。フェイトです、はじめまし・・・」
しかし、わたしの言葉はそこで止まった。
そこには、予想だにしなかった人物がお客様として座っていた。
「どうした、テスタロッサ? わたしが客では、不服か?」
「し・・・シグナム!?」
そう、わたしを指名したお客様と言うのは
本日は休暇のはずの同僚・・・シグナムだったのだ。
驚いたままのわたしを余所に、シグナムはテーブルの上のグラスを指で弾く。
それは器用にもわたしが立ちすくむ前まで滑ってきた。
「水だ。まずは、それでも飲んで落ち着くことだ」
「あ、はい。ありがとうございます」
わたしは、そのグラスを手に取り。
グイっと煽る。
冷たい水が喉を滑り落ち、体の中を冷やしていく。
戸惑っていた心も、それによって冷まされ少しだけ楽になった。
でも、気持ちが落ち着くと少し気恥ずかしくなる。
わたしの方がホストとして、お客様であるシグナムを接待しなければならないはずなのに
どちらかと言えば、今時点でされたのはわたしの方だ。
「落ち着いたか?」
「はい・・・・」
「なら、注文を頼む。まずはフルーツの盛り合わせと、酒は・・・」
そこまで言った所で、シグナムはわたしの方を見つめる。
何だか、少し悪ふざけを考える子供のような目だと思った。
わたしはその真意を計りかねたが、取り敢えず出来る限りの笑顔を返す。
「そうだな、ドンペリの白を貰おうか」
「い・・・いいんですか?」
わたしはシグナムの注文に驚いて、堪らず聞き返した。
「ああ、わたしだってたまには飲みたくなることもあるさ」
そう言う意味の質問ではなかったのだけれど、今は取り敢えずシグナムの好意に甘えることにした。
一位を取るためには、売上が上がるのは喜ばしいことなのだから。
はやてに注文を伝え終えると、ようやくわたしにも落ち着きが戻ってきた。
シグナムの姿を観察する余裕も出てくる。
ホストの時と同じように見えたスーツの色は、良く見ればダークチェリー
ネクタイも無く、代わりに襟元はスーツと同色のクロスタイで止められていた。
「シグナムもそう言う服を着たりするんですね」
「・・・意外か? 確かにわたしは周りにはそう言う事に無頓着なように思われている節があるが・・・」
「はい。でも・・・いつもよりも、ずっと素敵ですよ」
「そ・・・そうか(////」
わたしが笑顔で褒めると、シグナムは珍しく少しだけ頬を赤らめ目を逸らした。
話が途切れる。
「おまちどうさま〜」
しかしそこに、良いタイミングではやてが注文の品を運んで来た。
わたしたちの前のテーブルには、フルーツの盛り合わせ(4万)とドンペリ白(7万)の二つが堂々と存在を誇示して並ぶ。
ブドウの盛り合わせと同じように、まず見た目にこだわっているため
リンゴ、バナナと言った地味な物はちょこんと色と形状を加えるためだけに乗せられ
洋梨、マンゴー、赤肉メロン、マスカット、プルーン等どちらかと言えば見栄えのするものをメインに置いているのだった。
『勿論サクランボは必須や』とかはやては言っていたけれど、何に使えば良いのかは聞いていない。
取り敢えずは昨日と同じことから、とわたしはマスカットの粒を手に取り丁寧に皮を剥いていく。
昨日ギンガのために何度も同じ作業をしていたので、もう手慣れたものだった。
しかし、わたしが剥き終えた粒を食べさせようと
シグナムの方へ向き直ると、逆にわたしの唇に甘く柔らかい感触が訪れた。
それはそのままわたしの唇を押し割り、口の中へと侵入する。
ゆっくりと咀嚼すると、口内にマスカットの果汁が広がった。
「テスタロッサ、お前の分はわたしが食べさせてやろう」
シグナムはそれを見ながら嬉しそうな顔をして言う。
その目は、見て確認などしなくても解るように
先程注文の時に見たのと同じような光を宿していたのだった。
「で、ですけれど・・・これは、シグナムが注文したものですし。わたしばかり食べるのは・・・」
先程のマスカットに続いて、わたしの口元には次々に新しいフルーツ向けられる。
シグナムは器用に細工を入れながらリンゴの皮を剥いていた。
「わたしがテスタロッサに食べて欲しいと思っているのだが・・・嫌か?」
わたしは慌てて首を振る。
お客様が、シグナムがそれで楽しめているのならわたしが反対する謂れはない。
そっか・・・チヤホヤされたいとか尽くされたいとか思うお客様が居るみたいに、それとは逆の考えを持っている人も居るんだね
楽しみ方は人それぞれ、勉強になった。
フルーツはそのままシグナムがしたいようにさせ、わたしは一緒に置かれたドンペリの瓶を手に取る。
そして、わたしとシグナムのグラスにそれぞれ注いだ。
「シグナム、どうぞ」
「ああ、ありがとう」
ギンガの時とは逆に、控えめに、受け身で動く。
きっとそれが正解。
「さあ、出来たぞ。食べてくれ」
シグナムはそう言ってわたしの渡したグラスと引き換えに、小皿を差し出す。
「これは、ウサギ・・・ですよね。リンゴのウサギ」
皿の上には、皮をウサギの耳に見立てた切り身のリンゴが並ぶ。
昔、母さんが飾り付けに作っていたのを見たことがあった。
「シャマルが何故かこう言うものが好きでな。刃物を持たせると危険でしょうがないのでわたしが代わりにやってやるようになって覚えたのだ」
続きはまた午後。
カリムは前の人と被る面があるので、今日は止めて先にこっちを(’’
34さんにはもうGJストリームが止まらない・・・
そう来るか!そうくるのかっ!w
>>681 GJ!
シグナム姐さん積極的ですね!
ただこれだとあの人が・・・・
>>674 フェイトさん変態www
てか六課がもうw
>>662 プレイを書くとなると相当時間がかかるし、なにより技術がないです・・・・
でもこっそり書いてみたり・・・
ここに書くかはわからないですけどねw
皿に乗ったウサギ達を見つめる。
誰が作っても大して見た目が変わるわけでもないのだけれど、“あの”シグナムが作ったというだけで
何だかそれはとても可愛らしく見えた。
わたしは視線を皿から外すと、そっとテーブルの上へ戻した。
「もしかして、リンゴは嫌いだったか?」
「いえ。ですけど・・・せっかくシグナムがわたしのために作ってくれたんですから、すぐに食べてしまったら勿体ないなって思って」
そう答えてからわたしは自分の分のグラスを手に取り、胸の前で少しクイっと持ち上げる動作をする。
シグナムもそれで理解したのか、自分のグラスを手に取ってくれた。
そのまま二つのグラスは宙でその身をぶつけ合い、透明な音を響かせる。
わたし達はその音の余韻に浸りながら、ゆっくりとそれぞれのグラスを傾けた。
やがて、瓶の中身が半分ほどまで減ると
お酒だけでは物足りなくなってきたのか、シグナムはメニューに目を通し始める。
「そう言えば、菓子類の中でこれだけが異様に高価なのだが・・・テスタロッサは何か聞いていないか?」
そう言われて、わたしもシグナムの持つメニューを横から覗き込んだ。
シグナムの少し火照った息が頭にかかる。
「あ、この位置にいるとシグナムがメニューを見れなくなっちゃいますか?」
「いや・・・大丈夫、だ」
確認を取ってから、メニューの文字に目を落とす。
確かにお菓子の欄には一つだけ100000と言う値段を付けられたものが、一つだけ異質に並んでいる。
わたしはベルを鳴らしはやてを呼んでそれのことを訊ねてみた。
「あぁ、そのスペシャルお菓子? 原価は安いんやけどな、とにかくスペシャルや」
「はやて・・・それじゃ説明になってないよ・・・」
「せやろか? けど、間違いなくオススメなのは確かやね。 利益率ええのもあるけど、運が良ければ至福やし」
聞けば聞くほど、それが何なのか解らなくなる。
ただ、メニュー横に『日替わり』と書いてあるため、今日を逃せば明日は違うものになっている可能性もある奇妙な一品。
「主はやて、その至福と言うのは味ですか? それとも別の意味が?」
シグナムの質問に、はやては少し悩むような素振りを見せる。
「う〜ん・・・ある意味、両方やね」
「そうですか、では注文をお願いします」
シグナムははやての答えに満足したのか、即答した。
「あ、あの・・・シグナム? お金は、大丈夫なんですか?」
「フッ・・・心配するな、テスタロッサ。今日はちゃんとこれだけ用意してきてある」
シグナムはそう言うと、ポケットから1cmはあろうかと言う札束を取り出す。
あれ・・・そういえば、わたし達は賞品のために売上競争をしてたはずじゃ・・・
そんな疑問が頭を過る。
シグナムがあまりにも自然な態度だったため、わたしは危うく目的を忘れてしまう所だった。
気にはなるが、なんでわたしの売上に貢献してくれるのかを聞くわけにもいかない。
「ほな、スペシャル入ります〜。これはわたしだけじゃ作れへんから、フェイトちゃんも手伝ってな」
「え・・・あ、うん」
色々納得の行かない思いは残るが、注文が入ってしまった以上は仕方がない。
わたしははやてに引き摺られるままに、キッチンへと向かったのだった。
つづく
今日はここまで
GJ!
ちびだぬきの接客も見てみたくなってきましたw
スペシャルお菓子か…まさか、アレじゃないよな?
もしそうだったらちびだぬきマジで自重w
しかしいいぞもっとやれ!
○○盛りだろ。この展開は・・・・。
なのはさんが来てフェイトさん注文まだー?
>>691 なのはさんは毎晩フェイトちゃん汁生搾りをオーダーして自分で搾ってます
あぁ、ポ○キーなのか?ポッ○ー両側からなのか!?
みんな詳しいなぁw
>>674 チンクかわいいよチンク
フェイトさんは相変わらずだなぁ
>>686 GJ
続き楽しみにしてます
ヴィヴィチンが可愛すぎて脳が物故割れた
しかし某サイトの影響でディードの自慰キャラが固まりつつあるw
>>698 ねこ屋さんかw
ディードよりもあそこのシグフェイが好きw
「なのはさん、この写真の人達って一体何をやってるんですか?」
「ああ、それはね相撲って言ってわたしの生まれた国の伝統スポーツなんだよ」
「・・・こんな格好で寒くないんですか?」
「スバル、何馬鹿なこと言ってるのよ。外で映ってる写真では、ちゃんと服を着てるじゃない」
「あ、そっか・・・流石ティアだね。スモウ・・・かぁ」
次の日
「ティア・・・ティ〜ア」
「ふぁ・・・何よスバル。こんな朝っぱらから」
「ティア、練習に付き合ってくれない?」
「いいけど・・・あと10分だけ寝かせて・・・」
「駄目だよ、そんなに待ってたら風邪引いちゃう」
「ん・・・えええっ!?あ、あんた何て格好してんのよ!!!」
「何って、マワシだよ。ティアも昨日見たでしょ?マリエルさんに頼んで作って貰ったんだ」
「そうじゃなくて、なんでそれ以外裸なのよ!!!」
「だって写真の中の人達もそうだったし」
「あんたね・・・あれは男だから良いのよ。女性がやってたら痴女扱いされるわよ!!!」
「またまたティアったら、あの人達ちゃんと胸もあったし女の人じゃない」
「あんたの男女判別基準はそこだけなのか・・・って何してんのよ!?」
「? 何って、ティアの服を脱がせてマワシを・・・」
「あたしはそんなことやるなんて言ってないわよ!」
「さっき付き合ってくれるって言ったじゃない。それに、もう用意もしてあるんだから」
「ちょっ・・・スバル、何処触って!?」
「えいっ、決まり手は〜押し倒し〜」
「スバっ・・・あンっ、相撲に・・・ンん・・・・寝技なんて」
「朝から若い子達は元気だね」
「そう言えば、フェイトちゃんも昔言ったことあるよね。『なのは、お相撲しよう!』っていきなり」
「な、なのはそれは・・・・その」
「わたし達もお相撲しよっか? お布団の中で」
「え・・・・うん、でもお手柔らかにね(///////」
「ノンノン。駄目だよ、フェイトちゃん。 お相撲は激しくぶつかり合わないと、強くなれないんだから」
702 :
693:2007/11/05(月) 21:00:28 ID:K3W1g+66
「あの、フェイトさん」
「どうしたの?キャロ」
「えっと、抱きしめて欲しいんです」
「えっ?うん、わかった」
両の手でやさしくキャロを包み込む。
「そうじゃなくって、なのはさんにするみたいにギュッ、てして欲しいんです」
ええと、そんな子犬のような目で見つめられても困っちゃうんだけど。
「うう、わたしじゃダメですか?」
「そんなことはないよ、ない、けど・・・」
私の言葉に今にも涙を零しそうになるキャロ、ああもう、可愛いなあっ!
回した両手にぎゅっと力を込めると強く抱きしめる。
「あ・・・、フェイトさんの鼓動が聞こえます、フェイトさんの温もりを感じます、フェイトさんの香りがします」
瞳を閉じると陶酔した表情で嬉しそうに言葉にしている。
そんなキャロが可愛くて愛しくて、胸元に強く押し付ける。
「ああ、フェイトさんの胸に顔が埋もれてます・・・」
なんだかちょっと身の危険を感じるような声音になってるよ。
キャロが両手を回して私にしがみ付く。
「ああ、フェイトさんの腰のラインが素敵です、はあっ、フェイトさんのにおいに埋もれて、はあっ」
ちょ、キャロ?なんだか危ないこと口走ってない?って、そこお尻っ!
「フェイトさんのお尻柔らかくて、気持ち良いですぅ・・・」
ダメだって、そんな力入れちゃっ、やだ、太ももに擦り付けない、でっ、はあんっ!
「フェイトさん、フェイトさあんっ」
キャロが私の太ももに股間を擦り付けてる、どこで覚えたんだろうこんな事、保護者としてちょっと心配になる。
なんて真面目モードを装ってみてもキャロの攻め手は止まらない。
キャロが体を押し付けてくると、あっさりとバランスを崩して床に押し倒される。
なんだか向き合った場所まで最初から計算されていたようにあっけなく押し倒されてしまった。
キャロはうっとりとした目つきで私の名前を何度も呼びながら体を擦り付けてくる。
そんなに溜まってたのかな、それとも変なものでも食べたんだろうか。
そんな事をぼんやりと考えている間にスカートを捲り上げられていた。
「うん、それで?」
「それで、その・・・、キャロに指で3回逝かされました」
俯いたまま、上目遣いに様子を伺いつつそう答える。
「それだけ?指以外では?」
「うっ・・・」
「正直に答えて欲しいな、フェイトちゃん?」
こういうときのなのはの笑顔は凄く怖い。
「その・・・、あそこ同士で2回、口で2回、です・・・」
がくっ、と両手を地面につきながら告白する。
「へえ、するとフェイトちゃんは子供のような相手に7回も逝かされちゃったんだ」
うう、私も少し落ち込んでるのだから、あんまり言わないで欲しい。
しかも「フェイトさん可愛いかったです、またしましょうね♪」なんて笑顔で言われちゃった事までバレてるし、なんでだろう。
放心状態になっちゃってて返事も出来なかった事までバレてるのだろうか、そういえばあの時視界の隅に赤いぼんやりとした光があったような期もするけど。
「さて、面倒見てる子供に翻弄されて7回も逝っちゃうようなフェイトちゃんにはお仕置きが必要だよね?」
え?なんでそんな展開になるのかな?
「フェイトちゃんは私の所有物(モノ)なんだから、言ってわからないならちゃんと体に刻み込んでおかないとね」
あの、なのは?その怪しい道具が詰まった鞄はなんでしょうか?
「節操もなく他の女の子に逝かされちゃうのはまだまだ躾が足りない証拠だよね?」
だからなのは、なんでそんな、母さんみたいに鞭なんて持ってるの?しかも良く似合ってるし。
「明日は休暇の申請を出しておいたから、時間はたっぷりあるし、安心してね?」
そう言ってにっこりと微笑む。
ああ、こんな状況でもなのはの笑顔は素敵だな。
「それじゃあ、フェイトちゃん・・・、覚悟はいいよね?」
ピシッ、って床を打つ鞭の音が響く。
あのね、なのは、鞭は跡が残るんだよ?え?その方が虫除けになる?うう、そうですね。
それじゃあ、せめて・・・・・
「その・・・、優しく、いじめてください」
キャロ×フェイの妄想が浮かんだんだけど導入部分とか上手く纏まらなかったので雑文っぽく仕上げたらなぜか途中からなのフェイ調教風味にw
きっとプレシア×リニス×フェイトとか構想中なのが原因なんだと思うことにしつつ、相変わらずの需要無視な隙間産業でした(これHNにしようかな)
てか、なんか書いてる間に高見盛ってっ!(爆)
この人の発想と文才には毎回笑わせていただきますw
34ちゃんも隙間産業の人もGJすぎだろ・・・
一気に2つも読めるとはw
実にいい仕事だw。
なのはは"ネタ百合"というジャンルを確立させつつあるなw。
>>701 これはいい相撲ですねw
相撲は日本の誇りですry
>>705 GJ!
キャロは百合だとルーテシアかな?と思ってたけどこれもありだなw
>>701 そういえばなのはさんの一番弟子を忘れていたw
スバル変態すぎるwwww
>>704 フェイトさんしっかりしてくださいw
自分が今書いてるやつでもなのはさんにやられちゃってますよww
>>704 『母さんみたいに鞭なんて持ってるの?しかも良く似合ってるし。』
で本気で噴いちまった!!!
なのはさん似合いすぎwww
>>704 ふー、ちょっとためてたのを消化
そして消化したと思ったら増えているしw
それにしてもキャロタグなんて2回目かな?
かなり久しぶりな感じ
キャロ×フェイトの新ジャンルGJです
なんとなくだけど
最近尻ネタが多くって嬉しかったり。
誰か尻ネタの濡れ場を書いてくれないかなぁ・・・。
>>711 まとめの人いつもありがとうございますw
>>704 GJ!
意外とこういう組み合わせもいいな
キャロはルーテシア以外でもフェイトだったら普通に百合にできそうだな
このスレでは人気薄なキャロもフェイトさんとのカップリングだったらいける
ことが示されたからって誰だよ
なのフェの情事を覗いたキャロの口封じに
フェイトさんが優しくキャロに性の手解きをするって電波送ったやつは
「フェイトさんのこと黙ってますから」
「だーめ、信用できない、キャロには共犯になってもらうよ
それに興味津々に見てたじゃない、いいよ痛くしないから、
優しく教えてあげる」
キャロ×フェイトもいいけどフェイト×キャロもいいと思うんだ
おいおい
それはもう書くしかないんじゃね?
>>715 StS始まる前は少し期待したんだけどなんかさっぱり無いよな。
エロオを含め家族ほのぼのみたいなのはたまに見かけるんだけどね。
しかし、そう考えると幼女とすらフラグを立てるなのはさんはまじ恐ろしいw
フェイトそんも少し対抗してもいいと思う。
>715
その電波の発信者はこの俺だ!
ところで機動六課とナンバーズでベビーブームとかいう電波を送ったのは誰だ?
なんか、すごい電波が飛び交ってる気がするのは気のせい?
自分のところには部隊長が六課メンバーに逆襲されるっていう電波が届いた
「も、もう堪忍してやぁ・・・」
ダメだよ ダメだね
ダメですよ 全力全開!!
だめです ダメよ?
>>719 数の子全員妊娠ならそれは私だ・・・相手も決定済みでな!!
オットーとディード
トーレとセッテ
チンクとノーヴェ
ドゥーエとクアットロ
残りの4人をどう組み合わせるかが問題だ
しかし電波を受信したのはいいが、ヴォルケンは子供産めるのかな?
人間に近づきつつあるとシャマルおばさんは言っていたけど。
>>673 激しく続きが読みたい
いっそ自分で書いてしまおうか。
>>724 「シャマル先生おばさんじゃないもんっ」
「そうですぜ、姉さんはピチピチですぜっ」
もういっそなのはさんが
六課のメンバー(フェイト・ヴィータ・スバル・ティアナ・キャロ・はやて・リイン)
皆孕ませばいいのに。
「いくよ、機動六課最後の模擬戦!」
「あ、あのーなのはさん? 隊長陣とあたしたちじゃ、模擬戦どころかただのリンチにしかならないと思うんですけど・・・」
「心配ないない。みんな強いんだから」
「え、でも・・・・」
「それに、これはリンチじゃないよ。『かわいがり』なの!」
>>724 基本的には無理。
何だか最近ガチに書きすぎてる気がします・・・(´・ω・`)
>>724 シャマルが言っていたのは守護騎士プログラムが徐々に不具合を起こして
きているという話。
はやてがいる限り無限に再生できる能力とか、騎士同士のリンク機能とか、
主からの魔力供給等の便利機能が弱まっているという話を聞いてヴィータが、
「そんな便利な能力が無くたって、むしろ人間みたいでいーじゃねーか」
とプラス思考で行こうということ言っているだけであって、本当に人間化
しているわけではない。
「ほな、フェイトちゃんはこの板チョコを細かく刻んで貰える?」
キッチンに入るなり、はやては手際よく調理器具を揃え始める。
鍋、包丁、まな板、泡立て機。
そして材料は・・・わたしが渡された普通の板チョコと、はやてが手に取った生クリーム・・・それだけ。
「もしかしてホストのお手製チョコレートケーキ、とか?」
この材料なら、後は出来合いのスポンジを合わせるだけでケーキの体裁を取れる。
むしろ他に短時間で作れそうなお菓子が、わたしには思い付けなかった。
「それも考えたんやけど・・・シグナムやヴィータは料理って柄や無いし。 それに、ケーキだけでこれだけの御代は取れへんよ」
そうかな・・・? わたしはなのはが作ってくれる料理なら、例え目玉焼き一つだってそのくらい払っても惜しくないけど
はやては話をしながらも手を動かして、沸騰したお湯を少しだけ冷まし生クリームを暖める。
わたしも、取り敢えず与えられた作業を済ませてしまうことにした。
「適当で良いんだよね?」
「ええよ。出来るだけ細かい方が楽やけど、大体で」
確認を取り、チョコを包丁で刻む。
料理自体はそれほど得意と言う訳じゃないけど、切るのだけはかなり得意。
瞬く間に板チョコはまな板の上で微塵になり、わたしははやての暖めた生クリームの中にそれを加えた。
熱を受け溶けていくチョコレートの黒が生クリームの白を侵食していく。
やがて、二つの色は一つに纏まり
はやてはそれを少しの間冷ましてから泡立てた。
それにブランデーとバニラエッセンスを風味付けに加える。
チョコレートクリームの完成だ。
しかし、はやてはそれを小鉢に移すと・・・わたしに手渡した。
「これをどうするの?」
「これでほぼ完成やから、テーブルへ持ってって」
「え・・・だってコレだけじゃお菓子にならないよ? クラッカーか何かにでも塗るの?」
わたしは当然の疑問を口にする。
しかしはやては何も持ってないアピールなのか、手を開いて見せるだけで
何も教えてはくれなかった。
しょうがないので、わたしはそのままチョコレートクリームをシグナムのテーブルへと運ぶ。
はやてもそのまま黙って後ろから着いてきた。
「今日のスペシャルお菓子です。 どうぞ」
わたしは、持って来た小鉢をシグナムに差し出す。
シグナムは待つ間に食べていたフルーツを皿へと戻すと、それを手に取ろうとした。
しかし・・・その手は横から伸びたはやての手に遮られる。
「ちょお待ってな。 まだ、これだけじゃ未完成なんよ」
そう言うがいなや、はやてはわたしの右手を取り四本の指を握り込ませる。
そして、一本だけ伸びた人差し指を・・・
先程作ったチョコレートクリームへと差し込んだ。
わたしの指はたちまちクリームまみれになる。
「は・・・はやて、いきなり何を?」
わたしは戸惑いの声を上げるが
はやては気にせずわたしの指にクリームを絡ませる。
そしてたっぷりのチョコレートクリームに包まれたわたしの指を、シグナムに差し出して言った。
「これが今日のスペシャルお菓子『チョコレートクリームフェイトちゃん風味』、や」
とりあえず今日は忙しいのでここまで。
書けたらまた夜にでも。
これはグラスにひび程度じゃ治まらないだろwww
やばいよフェイトさん!
シグナム姐さんはもっとやばいよ!!
>>734 GJ
ちびだぬきと姐さん自重wwwww
>>734 GJ!
これは死人が出るかもわからんねw
SSスレで
> 506 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/06(火) 14:42:03 ID:CJ8sRA9L
> オーリスとかなかなかネタにならないね
のカキコを見つけた瞬間
オーリス×はやての陵辱査察とか思いついた
最近頭が腐女子の百合的な意味で腐っているとしか思えない
>742
ドゥーエ姉様×オーリスとかどうよ。
お互い相手を利用しているつもりで肉体だけの関係。
どうしても話が角界方面へとw
やーしかしアレですね
なまことか高見盛とかの発展を見てると本当に此処はSS書いてる人以外も大活躍するスレですねw
>>747 やっぱり流れに乗った方が楽しいですしね(`・ω・´)
それになのフェイならどんなネタだって百合に変換可能・・・・
本当は話題に上ったカプとかもネタに出来ればいいんだけど、自分が興味無いキャラのSSは中々書けない現実がorz
うん、私もナンバーズとかは正直どう書いてよいやらって感じです。
先日デッキに入ったままのテープを眺めてたら9がかなり良い味を出していてちょっと興味が湧いたりしましたw
やっぱ本放送中は正直ナンバーズにまでリソース振れなかったんですが今なら一から見直せば結構良いキャラに気づけるかもしれませんね。
あと蛇蝎の如く嫌っていた某4に誰かさんのメイドネタのおかげで危うく萌えそうになったりしましたがw
山|・)ピチピチ
>>734 シグナムさんウラヤマシ
職人様GJしつつ.レスthxしつつ.
>>746 絶倫奉公に見えた.
「な,なのは!私もっとするよ!もっと奉公するよ!」
とか言ってるフェイトさんが脳裏に浮かびました.
>>725 是非.
卓|(ω・`ミэ)ピチピチ
>絶倫奉公に見えた
今気が付いた
同じく素で奉公だと思ってた
フェイトさんが絶倫だったらすごいだろうな
ホスト部、貢ぎあいになるんじゃないかと思い始めた、なのはがフェイトの元に行くのとフェイトがなのはにというのがどうしてもありそうな気がしてきて、それだったらヴィータがなのはに、お返しとなのはがヴィータに、そしてフェイトもお返しに…と続きそうな
まさかはやて最初からこれねら…ってたりはしないかさすがに
つまり客だけでなく店員からも搾り取るはやて……なんというちびだぬき
>>753 店員への過度のサービス指示が元で死亡フラグは常に三本立ってそうだがw
/゙Y /^ヘヘYヘ なのはさんは勝手ですよ!
.、/,ィjミノレハ从リヾ 貴女はいつだって他の人のところへいくのに。
く+ハ(!`Д´ノハ+> あたしだけ縛るんですか?
: : : : ∪: :∪ : : : : 毎晩待ってるの、もう疲れました……。
ヽl ,、 l/
〃")' ~´ヘヘ)"ヽ
! /(ノ//ヽ)) ソ ……。
ヾl.・∀・ノ!
∩ ∩
/゙Y /^ヘヘYヘ ほんとうは……
.、/,ィjミノレハ从リヾ 本当はあたしだってなのはさんともっといたいのに
く+ハ(!´∧`ノハ+> なのはさんに愛されたいのに、どうしてですか。
: : : : ∪: :∪ : : : : いっそ殺してくれればいいのに。
ヽl ,、 l/
〃")' ~´ヘヘ)"ヽ
! /(ノ//ヽ)) ソ ……ティアナ。
ヾl.・∀・ノ!
∩ ∩
/゙Y /^ヘヘYヘ 謝罪なんていりません
.、/,ィjミノレハ从リヾ なのはさんがただ欲しいだけなんです
く+ハ(!´∧`ノハ+> なのはさんさえいてくれれば……あたしは
: : : : ∪: :∪ : : : : なんだってできますよ?耐えられます。
痛いことも 苦しいことも 恥ずかしいことも
ぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶ
ぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶ
ぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶ
ぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶぜんぶ
全部!!!
/゙Y /^ヘヘYヘ
.、/,ィjミノレハ从リヾ だからお願いです。
く+ハ(!T∧Tノハ+> あたしになのはさんを……ください
: : : : ∪: :∪ : : : :
ヽl ,、 l/
〃")' ~´ヘヘ)"ヽ
! /(ノ//ヽ)) ソ ……ごめんね、ティアナ。
ヾl.・∀・ノ! 私はフェイトちゃんが……、いるから。本気にはなれないの。
∩ ∩
/゙Y /^ヘヘYヘ
.、/,ィjミノレハ从リヾ
く+ハ( ノハ+> ……そうですか
: : : : ∪: :∪ : : : :
――RH、借りますね。
最後はエクセリオンモードのレイハで自らの胸を……、なエンド。
ちょっと遊びました。
お目汚しすみませんです。
なのはさんとのソーププレイですか
今更だが、何時かのリンディママンとレティさんの熟女百合を所望する!
「なのはさんは勝手ですよ!
いつも貴女は他の人の所に行くのに、あたしだけ縛るんですか?」
「ティアナ・・・だったら、なんでここはこんな風にビショビショになってるのかな?」
「そ・・・それは・・・」
「縛られて興奮した?
それとも、わたしとフェイトちゃんがエッチな事をしてるのを想像して濡れちゃったのかな?」
「ぬ、濡れてなんかいません!」
「なら、おもらししちゃったんだ。
そうじゃなきゃ下着がこんなになったりしないよね」
「・・・・・ンんっ」
「ほら、触ったらティアナのお汁でベトベトだよ?」
「な・・・なのはさんのせいじゃないですか!
いつもこんな押し入れに縛って閉じ込めて・・・フェイトさんとばかり、あんな事・・・」
「あんな事って?
ちゃんと言ってくれないとわからないよ?」
「・・・あっ・・・ンうっ・・・っ」
「我慢しないで、声出してもいいよ。 ティアナのエッチな声・・・わたしが聞いてあげる」
「なのは・・・さん、ンんっ・・・ダメ・・・それ以上、指・・・動かさないで、あぁぁっ!」
「ほら、すぐにイッちゃった。
ティアナは変態さんだから、縛られたり、妄想したりしてこんなに濡れちゃうんだよ」
>>34IETlJpS6さん
いいですね。じゃあ、その台詞に、AAで遊んだ身としてへぼながら地の文かいてみます。
なのティアはお互い本気じゃないんだけど求めてしまうって感じかな〜
ティア相手だとなのはさんがこの上なくドSな感じで凄くいい!!
ティアはなのはさんのペットw
>>763 GJっすv
やはりえろは34さんにお任せ。エロは難しいよエロは。
というわけで自分はシリアスにつっぱしってみます。
そこには二人の人間しかいなかった。
ほの暗い部屋の中で一人うずくまっていたはずなのに、
彼女は暇つぶしをさがして思いだしたようにティアナの部屋を訪れる。
相手が彼女と知って、それでも扉を開いてしまう。
いっそ拒絶できたらいいのにとおもっても、ティアナの腕はかってに彼女を向かいいれる。
だがそれももう、耐え切れないところまできてしまっていた。
「なのはさんは……勝手です」
口を瞑ったままのティアナを、笑顔で包み込もうとするなのはを振り払う力がどうにか残されている間に。
決して大声ではないのに、耳を劈く声が鼓膜をつく。
「あなたはいつだって他の人のところへ行くのに、どうしてあたしだけ縛ろうとするんですか?」
「……ティアナ?」
如何にも不思議そうに彼女は見詰める。
どうしてそんな表情をするのだろう。ほんとうに分かっていないのか、あるいは。
「疲れ、……ました」
疲れたんですよ。そう、力なくなのはを睨み上げる。
なのはは表情をかえないまま、見返した。
「もっとずっといたいです。
いままで我慢してきましたけど、あなたとこうする時間をもてるならって思って耐えてきました。
だけれどもやはり、辛いんです。なのはさんがいない時間、一人ぼっちの時間をすごす。
なのはさんがいないのに、他の人といる気分になんてなれない。
なのはさんしかいらない。なのはさんだけでいいのに、……どうしてですか?」
ティアナは笑おうとして口元を歪める。
上手くいったかどうかはわからない、ただ、どうでもよかった。
自分の言葉であの人の何かがかわるなんて思えなかったけれど、言わずにはいられなかっただけだ。
「一緒にいてください。ずっと、本当に愛していなくていいんです、言葉の上だけでいいから、言ってくれれば私は幸せなんです」
服の裾を握りしめた。
「言って下さい。好きって」
力強く。
そのせいで涙がこぼれたような気がしたけれど、どうでもいい。
「ティアナ……」
「それだけでいいんですよ?」
「それは……、でも」
「なのはさんがそういってくれるなら、痛いことも恥ずかしいことも辛いことも全部全部全部、――全部、受け入れますから」
だから、と。
縋るようになのはに叫ぶ。
だけれどもその答えは単純で、明快だった。
「ごめん、ティアナ」
光を移さなくなって久しい群青の瞳から、音もなく零れていく、行き場の無い想い。
今まで押し殺してきたこの気持ちが救われることは永遠にないのだと、その言葉で突きつけられた。
フェイトちゃんが……、とか。
そのような後に続く言葉も、既に意味のないものと化していて。
「最後のお願いです」
部屋を出ていく自身の愛しい人の後姿を呆然と眺める中で、心がようやく鈍く動いた。
ティ嗚呼ながその背中に声をかけると、ゆっくりと彼女は振り返った。
「起動したレイジングハートを少しだけ、かしていただけませんか?」
一瞬だけ怪訝そうな表情を魅せるが、すぐに首を縦に振る。
そして手渡された重みの切っ先を、ティアナは迷わず自らの胸に向けて。
「大好きですよ」
笑顔と共に――、貫いた。
769 :
764:2007/11/07(水) 00:17:10 ID:hgIhSkel
ヤンデレティアナでした。
遊びだけじゃなんなので少し真面目に。
自分は上手くはかけないけど、
ティアナがヤンデレ化するのは最高だとおもうんだ。
文章書くのはやっw
GJ!なのはは鬼畜だなぁ〜…
怖いな・・・・
ティアナは本編でもそれっぽい感じ出してたよね
卓|・)ピチピチ
>>769 ナイスヤンデレ.
さて,宣言通りヤンデレなのはさんを書こうとしたんだ.
そしたらヤンデルなのはさん(痴女的な意味で)になっていたんだ.
…今は猛省している.
全編エロになったのもわりと反省してます.
メインディッシュが
>>712氏の発言にKOREDAと思い後ろになっております.
というわけで,そういうのが苦手な方にはご容赦の程.
……投下して大丈夫かしら(ω・`ミэ)ピチピチ?
ハリー!ハリー!ハリー!
>763
密かに俺もいつかの熟女百合の続編を待っているw
どんと来い!
『ヤンデルなのはさん(痴女的な意味で)』
1.『堕』
それに気付いたのは,多分私が最初だろう.
次にはやて,その次にアリサとすずかの順だろう.
今思い返せば,最初の…その発端だったのは,なのはが空から堕ちた後のリハビリ時.
「ねぇ…フェイトちゃん…そこもお願い」
そう言いながら自分の股間を指差すなのはに,私はその通り,動かないなのはの腕の代わりにそこを洗っていた.
親友とはいえ,流石に恥かしいな,と思いながらどぎまぎしながらそこを洗う私の耳に,聞きなれないなのはの声が,届いていた.
「っん……ぁっ」
聞きなれないなのはの甲高い声に何事かと思ってなのはを見れば,浴室の熱気の所為とは違う理由による頬の紅潮が…
今思えば,それは多分…そういうつもりだったのだろう.
その時の私にはそんな知識はなく,ただなのはがくすぐったそうに,恥かしそうにしているだけだと,そう思っていた.
それが間違いだと気付いたのは,もう少しお互いが成長してからの事だった.
確かにそれ以前にもそこかしこに,なのはの挙動が怪しい事があったのだが,それと結びつける事はなかった.
例えば,なのはの部屋,その机の一番下の引き出しが常に鍵を掛けてあったりとか,服装の趣味が少し露出が高くなったとか,
学校にいる時,時折,思い出したかのように用事がある,とどこかに行ったり,と今思えば疑わしい事は多々あった.
それに,私や他の皆が気付いていなかっただけ.
ただ,その時の年齢を考えれば,それはさしておかしい事でもないだろう,と私は思う.
決定的な事実といえば,いつの頃だろうか.
なのはのリハビリも終り,なのはも私もそれなりに年を重ね,一端の教導官,執務官になれた…そう,多分六課設立の1,2年前だろうと,思う.
ある日,アリサとすずか…正確にいえばはやても絡んでいたらしいのだが,何やら怪しげなDVDを手に入れた,という事で皆で見ようとした時の事だ.「フェイトちゃんにはまだはやいかもしれんけどな!」
などと,言われ.そんな事ない!と反発したのも束の間,アリサの家の大画面のディスプレイに映ったのは……
その……そんな事ないという言葉を撤回したくなるようなものだった.
生まれたままの姿で絡み合う女性.
口付けを交わし,なんどもなんども繰り返すようにねっとりとお互いの舌を吸い合う姿.
次第,乳房を揉み,舐め,その突端を噛み,それに反応する片方の女性をもう片方の女性が虐げる,そんな映像だった.
「な,なにこれ!」
産まれて此の方,キス程度ならまだしも,そういった知識を持ち合わせていなかった私にとっては,
それは一体何をしているのかわからず,ただただ顔を赤らめ,声を挙げるばかりだった.
そんな私を楽しそうににやにや見ているのがはやて.
そしてほほ〜と納得顔に見ているのがアリサ.
私と同じように,けれどそれが何を意味しているのかを理解しながら顔を真っ赤にしつつ,じっくりと見ているのがすずか.
特にはやてに関しては画面を見ているというよりも,他の皆がどういった反応をしめすのかを楽しみにしていたようで,
特別反応の良かった私を注視していた.だから,多分はやてが気付いたのは私より遅れたのだろう.
「ふふふ…フェイトちゃん,こういうの見るのはじめてやろ?」
「は,はやて.こ,これ何してるの?」
「女の子同士でえっちなことや!」
それは,なんとなくわかるのだけれど…と,ふいになのはの方を見てみれば,慌てるでもなく,楽しんでいるわけでもなく,
しいて挙げれば,少し紅潮している程度だろうか.
画面をじっくりと,真剣に眺めていた.
そして……少し潤んだ瞳で,私を横目で見ながら…
「女の人同士でも良いんだ……」
そう,呟いたなのはの声が,私の…私だけの耳に届いていた.
「えっ!?な,なのはどうしたの?」
「ううん?なんでもないよ,フェイトちゃん…なんでも,ないよ」
そう言いながらも,けれどなのはの瞳は真剣そのもの.まるで獲物を見つけたかのような,そんな瞳だった.
その瞳に,どきっとしながらも…いいや,多分これはこの映像の所為だろう,と思っていた私が……
私が……なのはに囚われたのは,それから暫くしての事だった.
一度囚われてしまえばそこは蜘蛛の巣の如く逃げる事の叶わない世界.
たった一度,そこに囚われてしまえば…もう私のように後戻りできない所まで堕ちていくだけ.
それが,嫌だというわけではない.だってほら,私はなのはの事が大好きなのだから.
ただ,自身が堕ちていっているのが…他人事のようにわかる,ただその客観的事実を述べているだけに過ぎない.
そう,私は…もう,なのは,という蜘蛛に囚われた獲物.
糸も吐かねば,足も少ないが,その艶かしく動く指先はまさに蜘蛛の脚の如く私を捉えて離さない.
私という獲物を食い尽くすまで,けっして他に行く事のない優しさを携えた…私だけの…….
囚われた,捉えられた発端…それは,
「フェイトちゃん,今度のおやすみ私の家に来ない?」
というなのはの誘いだった.曰く,家族がなのはを置いて旅行に行ったそうで…あぁいや,本当はなのはが断ったそうだが…
誰もいないので寂しい,との事だった.
「うん.なのはの家に泊まりに行くのも久しぶりだね」
そう,答えながら私は久しぶりのなのはの部屋を訪れる事に少し,わくわくしていたと言って良い.
先日見せられたそのDVDは,どうやら私の心のどこかに触れたようで,少し意識していたのかもしれない.
即ち,なのはとあんな事できたら良いな…である.
初めて見せられたDVDが,例えば男と女という当たり前のものであれば,そういう発想も湧かなかったであろうが……今となっては詮無い事.
そんな風に軽い気持ちで,私何考えてるんだろう.しっかりしないと!なんて,思いながら訪れた先は…蜘蛛の巣だった.
「フェイトちゃん,おっきくて羨ましいな…」
なんて,二人っきりで食事をした後に二人っきりでお風呂に入った際に言われたその言葉.
「なのはだって,とっても形が良くて良いと思うよ」
他愛のない,いつものお風呂シーン.
ふいに,なのはがちょっと触らせて,と言ってきたので…ちょっとどきどきしながら良いよ,と答えれば…
少し,やはりなのはも緊張していたのだろうか?震える指先で,私の乳房を…ゆっくりと持ち上げ,手の平で包むように潰したり,もみだしていた.
「んっ!な,なのは…く,くすぐったいよ」
官能という言葉を未だ良く知らなかった私にとってそれは本当にくすぐったかったのだ.
けれど,なのはの手は止まる事なく…先程より少し強く私の乳房の形を崩していくのだった.
「フェイトちゃん,やわらかい…とっても,とっても…やわらかいな」
少し虚ろな瞳を呈しながら,呆と口にするなのはの姿に,どこか違和感を覚えたが,けれど…
「な,なのは…もう…良いでし……あんっ」
刹那,躰が反応し,自然と私の口腔から,自分でも聞いた事ないような甘い音が流れ出る.それは初めて漏れた喘ぎだった.
自身が出した事にも気付かず,自身が出した事に気付けば,恥かしさのあまり顔が赤くなり,それをなのはに聞かれた事に……けれど.
「かわいい…ねぇ,フェイトちゃん……もっと,もっと聞かせて?フェイトちゃんの可愛い声,もっと聞かせて?」
なのはの反応はそれだった.
一瞬,なのはが何を言っているのか,私には理解できなかった.
なのはの口から,なのはが言うとは思えない言葉が出てきたのだから.
確かにちょっと,軽い気持ちでなのはとそんな関係になれたら良いなんて思ったりはしたが…それはあくまで思っただけの事で……
「な,なのは?」
「?…どうしたのフェイトちゃん?」
ふいに,正気に戻ったかのように,私に不思議そうな表情を見せながらも…けれど,変わらず指先は動いていた.
その指先の,なのはの指先の感触が…喘ぎを洩らした所為なのか,敏感になった私の乳房から,脳髄へと響き…
「んっ…ぁぁん…な,なのはっや,やめっんっ」
それは,性的な快楽とはいえない,やはりまだくすぐったいだけに思える程拙い感覚.
けれど,確かにどこか甘さを感じる…もっと,して欲しいと思えるような,そんな感覚で……私は,なのはの指が,手が振り解けなかった.
そんな私の反応に気を良くしたのか,なのはの責め立てはいっそう激しくなる.
そしてそれに応える私の躰.
いつのまにか,乳房の先端は屹立し,硬さを持ち…なのは,それに指を掛け…はじく.
「っ!?」
びくんっ,と浴槽の中にいた私の躰が跳ね,作り出した波紋が浴槽を越えて行く.
一度,二度,三度…
「あっ,んっ.あんっ」
さながら打てば響く楽器の如く.けれど,強く打つだけでは楽器は巧く鳴りはしない,とばかりに今度は優しくなぞるように…
「…ぁぁ……」
もはや,快感を感じていないとはいえなかった.急激に調教された私の性感が,私にこれが快感というのだよ,と脳へと語り掛ける.
なのはの指先から伝わる私の躰への虐めが,どんどん,何も知らなかった私の躰を刻んでいく.
「ねぇ…フェイトちゃん?」
「な…なの……は?」
浴槽からの熱気に,なのはからの刺激に頭が呆としてきた時の事だった.なのはがふいに,真剣な声で私に語り掛けてきた.
「私,フェイトちゃんが…好き.この間のDVDみたいな事いっぱいしたいと思うの・・・ねぇ,フェイトちゃんは?フェイトちゃんはわた…なのはの事」
不意打ちだった.
思考能力を奪われ,呆としている時にそんな事を言うなんて…と,思い,思いながらもしっかりと耳にしていた.
『私,フェイトちゃんが…好き』というなのはの言葉を.
それも,こんな事をもっとしたい,と.それは友達としての好きではなくて…多分,その,恋人同士での意味の…
その言葉が,嬉しかった.
なのはの行動に強く反発しなかったのも,多分私も,そう思うからだろう…多分,きっとそうなんだ……
なのはとこんな事をしたい,なんて軽い気持ちでも思ったのもきっとそういう事なんだ…
巧く表せていなかったけど,なのはに言われ気付いたのだ………私もなのはが好きという事に.
多分,その時,私はもう蜘蛛の巣に掛かっていたのだろう.
思考する力を奪われた折の,大好きな人の私の事を好き,という言葉に…私は捕らえられたのだろう.
けれど,けして嫌なわけでは…ないのだ.けして…そう,けして……
ただ,どこかに堕ちはじめた事,その事だけは…分かっていた.
2.『情事』
「ほら…いっぱいあるんだ」
嬉しそうに,そう口にしたなのはの生まれたままの姿に,私はこの人の事が好きなんだ…と再認識した.
『続きは部屋で』そう言い,二人で生まれたままの姿で,そのままなのはの部屋へと.
途中,誰かに見つかったら,なんて誰もいないのに思い,一人,心臓が破裂しそうな程どきどき,となっていた.
前を,階段を先に行くなのはの形の良いお尻が,一歩昇るたびに揺れて,揺れて…なのはの大事な所が見えそうになり,どきどき,と.
裸のままなのはの部屋へ向かうというある種の罪悪感が,高揚にさえ感じる程に…私の心臓は,心は昂ぶっていた.
いいや,それはその所為だけではない.今から二人で,DVDのような事をするのだ,二人で,好きな者同士で二人っきりの秘め事を…
なのはの部屋に辿り着くまでに,何分掛かっただろう?いいや,それは十数秒も掛かってはいない.長い,本当に長く短いそんな時間.
そうして,部屋についたなのはは,机に向かう.
ガチリ,と音を立てて開くのは,いつの頃からだったか,ずっと鍵が閉まっていた机の一番下の引き出し.
その中には…
「ね…ほら.どうかな?これなんか可愛いと思うんだけど」
言いながら私に見せたのは小さな丸い,卵型にコードの着いた物,
「それと.こっちは私のおすすめ…かな?ね,聞いてフェイトちゃん」
黒い,細長い…一体何に使うのか分からないそれをもちながら,なのはは私に…裸のまま私に近付き,抱きつきながら…
腕を背中に回し,抱き締めるように,なのはの乳房と私の乳房が重なり合うようにしながら,私の耳へと顔を,つま先立ちになりながら,
私の耳へと…
「これは後ろ用なの.前は…フェイトちゃんのためにとってあったんだよ…?」
それが,一体何を意味するものなのか,その当時の私には分かりもしなかった.が,なのはが私のために…何かを残してくれていた,
その言葉だけが…私の耳に残った.
「あ…うん,ありがとう…なのかな?」
「どうだろう?でも,初めては好きな人にあげるものだから…」
どきり,と心臓がまたしても高鳴る.
好きな人,好きな人……なのはの言葉を繰り返し,自身の口で確認するようにしている時に…
「だから……フェイトちゃんのもちょうだい?」
「あ…うん,私であげられるなら…いいよ」
と,答えてしまったのだった.
「ありがとう,フェイトちゃん.でも,今日はまだ…いいかな?お楽しみは今度にとっておくの.だから,今日は…こっち使おう?」
私の目の前に,その黒い細いものを見せるなのはに…やはり,頷く私.
「あ,でもフェイトちゃんこういう事初めてだよね?だったら,やっぱり…うん.今日は指でするね.でも,私には…」
『使って欲しいなぁ』とねだるようななのはの姿に…三度目の頷きを.
「嬉しいな……ねぇ,フェイトちゃん」
ふいに,その明るかった瞳を閉じ,私に向けて唇を向けるなのはに…私は,ゆっくりと近付いていく.
「んっ……」
DVDで見たように,唇をゆっくりと合わせ…合わせ,それからどうして良いのか分からず,私となのはは,ただただ唇を合わせるだけだった.
なのはも…あとで聞けば二人でする事はした事がないので良くわかないと言っていた…ただ,唇を合わせるだけで満足げに頬を緩めていた.
あぁ,思いが伝わる.
思いが伝わっていく.
なのはが愛しいと,なのはが私を愛しいと思う心が,伝わっていく.躰だけでは伝わらなかった思いが,唇を通して…伝わっていく.
「んっ……」
時折,擽ったそうに太ももを擦りつけるなのはを,もっと強く抱き締めて欲しいのかと思い,私はぎゅっと抱き締める.
だが,抱き締めれば抱き締める程になのはのその動きは止まらず,仕舞には私の足の間…私に足を絡め,すがりつくように体重を掛け,
けれど唇は離さないとばかりに私の後頭部を手で押さえつけていた.
それから,何分経っただろう…拙いキスが終り,どちらからともなく顔を離し,互いを見つめ,顔を絡め…目線でベッドへ行こうと伝え合っていた.
こういった時,どちらが何をすれば良いのかDVDの内容くらいしか知らない私を…いきなりなのはがベッドへと横たえ…その上に乗る.
「わっ!…な,なのは?」
問うてみても,なのはは笑むばかり.先程までもっていた細い黒いものは,いつのまにかベッドの隅…枕元においやり,
私の上に,私の乳房に顔を埋める.
「やわらかい……」
言いながら,手だけは別の生き物のように顔を埋めた所以外を…乳房を,腰を,鎖骨を,へそを…ゆっくりと撫でていく.
顔を埋めたままなのに…などと考えている私の思考を消し飛ばすように,突如顔をあげ…乳房へと吸い付く.
「あっ!?…んっ!!」
突然訪れるざらついたなのはの舌の感触.
唾液まじりの,ぬるっとした感触の中にあるざらり,とした刺激が…肌の感覚を高め,刺激する.
「おいしい……フェイトちゃん,とっても…おいしいよ」
どこか子供のような笑みを浮かべながら,乳房を…その先端,乳首をさけながら舐め続ける.
それは,例えば痒い所にもう少しで手が届かないような,そんなイメージを私に思わせた.もう少しなのに,と…
お風呂でのなのはの執拗な攻めの御蔭で,私のそこはしっかりと快感を得られるようになっているのだ.だから,それは…
生殺し,といえば妥当だろうか.
ぴくん,と立ち上がり,自己主張しているにも関わらず…けれど,なのははそこを攻めようとはしない.
じらしているのだ,と気付けば…ぞくぞく,と躰を走る寒気のような快感が.
「あぁん…んっ」
自然,と喘ぎが沸き…その声に,びくっとなのはが驚き,手が…いや,舌が止まる.
「フェ,フェイトちゃん?」
わ,私何もしてないよ!?と言わんばかりの表情をしていた.けれど,私にそれに応える余裕はない.
「んっ…な,なのはっ」
なのはが触れている…私の腰元付近に足を乗せている…ただそれが,快感を与える場所から離れている事が先と同じくじらされているようで…
そんな私を見ていたなのはが,暫くして…気付いたのだろうか…?
止めていた舌を動かし…乳首の上に…触れるか触れないかの位置で舌を止める.
「んっ……ひゃっ」
なのはの呼気を乳首で感じながらも,じれったさを感じる私.はやくして,といわんばかりに屹立しているのにっ.
もう少し,もう少しその屹立が高ければ…なんて,恥かしい事もこの時では羞恥すら感じない.
「フェイトちゃん……じらされるの好きなのかな?」
「わ,わかんないけど…その,その……」
「そうだったね,フェイトちゃんこういう事知らないもんね……」
「っ!!な,なのは,そこで,そこで喋らないでぇっ」
「そこって…どこかな?…ねぇ,フェイトちゃん?これくらいは,分かるよね?」
「んっ…な…なのは?」
「ねぇ…フェイトちゃん?答えてくれないと…分からないよ?」
嬉しそうに,意地悪そうに笑うなのは.分かりきってる.分かりきっているはずなのに…なのに,私に答えさせようとしている.
それが,そのなのはの姿が,なのはに恥かしい言葉を伝えなければいけない自分の姿が……
「っ!ち,乳首!乳首のところで喋らないでっ」
「はい.良く言えました.じゃ,ご褒美…あげるね」
言い様,なのはの舌がちろっと,本当に少し触れるように乳首に触れた瞬間…
「ぁぁぁっ!!なっのっ…な,なのはっ」
ほんの少しの接触.
けれど…それが私の躰に与えた反応は大きかった.
先程から下腹部に感じていた熱が,どろり,と流れ出たかのような…けれど,不快ではない,快感が私の責める.
「な,なのは…下,わ,わたし……も,もらして……そ,その…ないよね?」
「下…?」
なのはの口腔から流れ出る吐息を乳首に受け,またしてもどろり,と流れ出るような感覚.
もしかして,粗相をしてしまったのだろうか…?
「ひゃんっ!?」
指先が,そこに…股間に触れ,訳もわからずなのはの指が私の何かを…触り,触られるたびに電撃を浴びたかのようい声が,喘ぎが私の口腔から.
くちゅ,くちゅ,と水音が部屋を,私の耳朶に響く.
「な…のは?」
「フェイトちゃん.これは違うから大丈夫だよ」
嬉しそうに指を私の股間に這わせ,触り,開く.
「はぁぁっ!な,なのはそこって」
「うん.保健の時間に勉強したよね.膣の入り口だよ.月のものが出てくる所って言った方が良い?」
そんな風に冷静に言いながらも,なのはは私のそこ…膣口に指を這わせ,楽しそうに笑う.
「ほら,フェイトちゃん…手貸して」
貸してと言いながら自分で私の手を持ち,なのはの,なのは自身の膣口へと私の指を…触れさせる.
「ね?濡れてるでしょ…?」
「あ…うん」
水とは違う,少しぬるっとした暖かい液体が,なのはのそこを所狭しと広がっていた.
「興奮したり,気持ちよかったりするとこうなるんだよ」
「な,なのはも気持ち良いの?」
「うん…こうやってフェイトちゃんを触ってたりすると…ね」
くちゅり,くちゅりと,水音が鳴り…
「あんっ…んっ…はぁんっ」
膣口から,その入り口を彩る華弁から全身を通り,快感が襲ってくる.それは,とても強く,強く私を責める.
けれど,なのはにしてもらってばかりは…いけない.
微かに思い,なのはのそこに触れていた指が私の意思を汲み取り,なのはの膣口を拙い動きで触りはじめれば…
「んっ…フェ,フェイトちゃん……じ,自分でするのと違って……すごいね」
小さな,けれど確かな喘ぎをなのはから感じ取り,それが嬉しくなったのか,私は,動きを自分にされているように,指を動かし始める…
「あっ…そ,そこっ.んぁ…」
少しじれったそうに,自分の腰を私の指にあわせて動かすなのは……
「な,なのはいつも…その,一人でしてるの?」
「そ,そんな毎日じゃない……とはいえないのかな?」
「ずるいよ,なのは…一人だけこんな気持ち良い事してるなんて……」
「だ,だってフェイトちゃんと…そ,そのしたくても…良いのかなって……でも,この間のDVD見て…良いんだなって」
お互いのクレヴァスをなぞり,濡れている所為か自然とその中へつるり,と入っていく,入ってくる感触に喘ぎながら,
漸くなのはがこんな事をしだした理由を知る.
「言ってくれれば良かったのに―――」
もはやこの時の会話の事細かな事は覚えてはいないが,なのははしっかりと覚えていたようで,フェイトちゃんが凄い事言っていた,
と,後に教えてくれた.
けれど,私は始めて与えられた性的快感に,この状況に陶酔していたといって良い.
ただなのはにされたくて,なのはにしたくて…多分,必死だった.
「ね,ねぇ…フェイトちゃん……こっちも,こっちも触って…」
誘われたのは,後ろの穴.
「な,なのは…?」
「こっちも……凄いんだよ」
困惑する私に,私の指をそこに宛がわせ……触れた瞬間,なのはが今までよりも尚甲高い喘ぎをあげる.
「あぁぁぁっ!!」
触れただけでそれ.そんなに声を挙げるくらいに気持ち良いの?と心臓が高鳴りを覚える.
それは,性的興奮であり興味…なのはのそこを触っている自分,そこを触られるとそんなに気持ち良いの?
たどたどしく,触れれば喘ぐなのは.
先程とは打って変わって私が攻め立てているかのように……
ひくり.
ふいに,なのはのそこが動く.もっとして欲しいとそう,言わんばかりに.
だから,私は……そう,なのはから出てきた蜜をつけたらもっと凄い事になるのではないか,と思い…
アソコを触っている指とは違う指で,なのはの蜜を救い上げ…後ろの穴の,今まさに私を誘わんとしているひくつくそこに,塗る.
「んっぁっ!?フェ,フェイトちゃっ」
途端,上に乗るなのはの全体重が私へと掛かる.
「な,なのは!?」
驚き,なのはを見ても…どこか気持ち良さそうに陶然としているだけ.だったら…良いよね,と指を蜜を塗りつけるように,這わせる.
「ぁんっ,んっぁんっ…んっ!!」
私に全体重を掛け,起き上がる事すらできず,びくびくっと躰を震わせながら快感に悶えるなのはの姿が…私の興奮を誘う.
あのなのはが,平時では泰然としたなのはが,今私の上で,私にのし掛かり,なにもできずにただ悶えている…その姿が.
「なのは……可愛いよ」
「あんっ,フェ,フェイトちゃっんっ…」
「なのはの弱点…教えてくれてありがとうね?」
多分,今の私は酷く楽しそうな…意地悪そうな笑みを浮かべているだろう.鏡など見なくても…分かる.
あぁ…そういえば,姿見があった.
と,思い見てみれば,私の上にのしかかり喘ぐなのはの姿がしっかりと.
「ねぇ,なのは…鏡に映ってるよ」
「えっ!?あっ,フェ,フェイトちゃんっ.ぁぁんっ」
恥かしそうななのは.
顔を真っ赤に…それが快感によるものか羞恥によるものか,それは定かではないが…紅色に染まるその姿をもっとみたいと,
思ってみれば…そういえば,と.
「あ,そうだ…ねぇ,レイジングハート…あなたのマスターはいつもこんな姿してるの?」
机の上におかれたなのはのインテリジェント・デヴァイスに問い掛ける.彼女ならば…
―――Yes
「レ,レイジングハート!?み,見てたの!?」
―――Yes,My Master
至極冷静なその声に驚き,飛び上がりそうだけれど,けれど…だめ.今のなのはの躰に力なんて…あるわけがないのだから.
昔からの相棒にその姿を見られてたという事実,鏡に映る自分…そんな羞恥に耐えるなのはの…前の方,膣口に触れてみれば…
「なのは…さっきより,凄いよねこれ…ねぇ,これってどういうことかな?私,分からないから…教えてくれないかな?」
「フェ,フェイトちゃん……ほ,本当に何もしらないの?」
「うん.もちろん.あ,でも…あの黒いものの使い方は…分かったかな」
先程なのはが,自分に使って欲しいと言っていたそれ…その黒く細い物の用途が,漸く理解できた.
「なのは…これ,こっちに入れて欲しいんだよね?」
「あ……う…うん」
「やっぱり,そうなんだ……何も知らない私にそんな事頼もうとしてたの?」
こちらを見ていたなのはが,突然顔を隠し,恥かしげにする…けれど,もう今の私には分かるんだ.
それが…良いのだと.
なのはは,それが良い人なのだと…私も,多分そうなんだろうけれど…なのはも.
だから,同じ.
なのはと私は同じ.
こうやって,お互いを責めて,責められる.そんなのが私達の今の関係…なんだ.
「フェイトちゃん,後で覚えておいてよ…」
「うん.楽しみにしてるね……けど,今はなのはの番だよ」
俯きながら,私に何をしてやろう?と考えているなのは.けれど,そんな余裕は与えてあげない.
「これ…あぁ,こうやって…うん」
その黒い物―――バイブ,というらしいそれの底面についたスイッチを入れれば,うぃんうぃんと動き出す.
いやらしい,その動きに…自然と,自分のアソコが震える.
これを…入れたらどうなるんだろう?これを中に入れて動かしたら…どうなるんだろう?
今よりもずっと,もっと凄い事になるんじゃないのか…?
考えながら,一旦スイッチを切り,なのはの後ろの穴へとそれを宛がう.
なのはの蜜に濡れたそこは…それを飲み込もうとひくつき始め…私が力を入れるまでもなく…ゆっくりと沈んでいった.
「ぁぁぁぁっ!!いひぃのっ!それ,いいのっ」
突き進むたびに,なのはが叫びに似た声を,喘ぎに似た叫びを挙げる.
最後まで入り込んだそれを…それのスイッチを入れようとした時…
「…抜いたり,刺したり…してくれる方が……好きなの」
喘ぎ,その口腔からはよだれが流れ,そんなにも凄いものなんだ…と私を昂ぶらせ,後になのはにされる事を想像し…
脳が沸騰しそうなほど熱くなり,熱くなりながら…言われたとおり,ゆっくりと…それを動かす.
引き,押し…次第,それにあわせてなのはの腰が動く.
「あんっ.ぁっぁんっ…あんっ」
そんななのはの姿が可愛くて…つい,DVDの真似…唇を開けながら,舌を突き出し,なのはの開いたままの唇に押し付ける.
「んっ…んんんーっ!」
舌が絡み合い,なのはの唾液が私の下へ流れてくる.けれど,汚いなんて思わない.逆に酷く…嬉しく,もっと欲しいと思う.
ちゅぱ,ちゅぱ,と子供が玩具を舐めるときのような音を響かせながら互いの舌を吸いあい,舐め合い…
暫くの後に…なのはが,唇を離し……いっそう喘ぎが強くなり始める.
「あっ,あっあんっあっ」
断続的になる喘ぎ……あぁ,そうか…これが…DVDの最後の方の…
「イッ…いくのっ,フェイトちゃんに見られて…フェイトちゃんにされてイ,イクのっ!!」
「うん…良いよ.なのは…」
「フェイトちゃん,フェイトちゃんっ!!!あぁぁぁっ!!あぁぁぁぁんっ!!」
瞬間,くて…と腰の動きも止まり…なのはが私の顔の横で…粗い息を吐き始める.
これが…イクというやつなのだろうか?多分そうなんだろう.私も……そんな風になるのかな?なれるのかな?
そんな風に考えている内に…なのはの呼吸が整い,けれど…俯いたまま私に声を掛ける.
「…フェイトちゃん…指だけじゃ……つまらないよね?」
「あ………そう,なのかな?」
「……前言撤回するね」
「あ…うん」
何かしらを使う気なのだろう.自分が使われた時のように…けれど,それに期待する私がいるのは事実だ.
何をするのだろう?何をしてくれるのだろう?…あぁ…それはもう,楽しみだった.
「フェイトちゃん…エッチだよね.初めてなのに.何もしらないのにこんな一杯して……」
「あ……そうなのかな?なのはだから…だと思うよ」
「…もう.全力全開でいくからね!」
3.『後』
それからだった.
なのはと私の二人だけの情事の時が始まったのは.
あの日,結局朝まで事を行なっていた私達は,結局互いの処女をその日の内に散らした.
痛かったけれど,それでも…嬉しさがそれを通りこして得られたのだから…それで良いのだと思う.
そして,その日から私達は二人で一緒になれば,そんな風にエッチな事をしつづけ,しつづけて……
ある日,はやてにばれた.
それは,はやて以外には分からない理由であったのは,やはりはやて,と言った所だろうか.
次第にエスカレートしていった私達二人は,色々な事に手を出していた.
手始めに,外でしたり,管理局の中でしたり.あるいは一日ずっとアソコか後ろに何かを入れたまま過す,といった二人だけの罰ゲームだったり…
そうしている内に,私もなのはに影響され,際どい服を着たりするようになっていた.
真ソニックの形があんなに薄いのは,多分その影響が少なからずあるのだろうと,思ったりもする.
そんな折に,ちょっとした遊びをしよう,という話になった.
すなわち…ゲームに負けた方が下着を付けずに過す,というものである.
俗に言えば,露出,といったものか.特別誰かに見せるわけでもないため,そうではないのかもしれないが…
ともあれ,ゲームの結果なのははブラを,私はショーツを履かずに過す事になった.
なったその日にはやてが,胸の成長度ちぇ〜〜っく!と飛び込んできてなのはの乳房を管理局の制服の上から,もみしだいて…
付けてない事がバレ,制服のスカートに出るショーツのラインが出てない事(管理局の制服は良くラインが出る事で問題に!)で
私が履いていない事がばれた..
やはり,親友としては色々と言いたい事はあったのだろうが,複雑な顔をされたがおとがめなし.
自重しろ,とは言われたが,今更できるものでもない.
ごめんね,はやて.
アリサ,すずかは…まぁ,私達が愛し合っている,という事はすぐに分かったそうだが…外でしているとは思いもよらず.
情事中にばったりと.
なんでアリサとすずかがそこにいたのか,なんて無粋な事は聞かない事にして,お互い様,という結末.
そんな感じで,親友達にはばればれ.
あの日を境に,私達はずっと,ずっと快楽という名の巣の中に堕ちていっている.
堕ちたのは蜘蛛の所為.けれど,その蜘蛛と一緒になって巣で過す事になったのは獲物の所為.
それでもきっと幸せなのは,獲物が蜘蛛を愛しているから…
だから,良いんだ.
これで.
「ねぇ,なのは」
「うん.フェイトちゃん」
なのはが空から堕ちる事がなければ起こらなかった事なのかもしれない.
けれど確かにあの日,なのはは空から堕ち,そして地よりも尚深い,ずっとずっと深い所に堕ちていったのは…確かなのだ.
そこは地ではなく…巣の奥だったけれど……
いじょー.お目汚し失礼.
久しぶりの3時間耐久書き書き.ぐったり.
ちょっと話の整合性に違和感が…?
ともあれ,マイ脳内ではどうもフェイ⇒なのになるようで,途中で攻守交替.
なーぜーだー.メインディッシュがフェイトだと思ってた方申し訳ない.
>>773,774
その速さにびっくり.
それでは,またいずれ.
眼帯|(ω・`ミэ)ピチピチ
やはり真ソニックのきわどさはなのはさんの調教の賜物かw
(ω・`ミэ)ピチピチちゃんGJ!!
なのはさんもフェイトさんもエロすぎるだろ〜
なのはさんコレクションで色々されちゃうフェイトさんを読みたい!
しかしあれだね、あのなのはさんがお楽しみを後にとっておけるわけないよなw
こんな時間にこんなエロい作品が投下されるとは・・・
大人の時間ってやつですなw
GJでした!
俺これからピチちゃんって呼ぶわ
ピチちゃんお疲れ&GJ
793 :
名無し娘:2007/11/07(水) 03:48:31 ID:ePzEpM90
私も同じくピチちゃんと呼ぼう☆
本当に長くて良いSSをありがとう〜(^ω^)
やっぱりSSはエロスに限る…www
また次回も楽しみにしてますので頑張って下さいねw
>>789 となると、なのはさんが三期に入ってミニスカになったのもフェイトさんのおかげかw
>>788 何気にすずかの反応が気になって
はやて×すずかの帰宅中の会話を書いてしまったではないか
失われた睡眠時間に関して謝罪と賠償を要求するニダw
ということで、
>>775-787でDVDを見た後帰宅する
はやてとすずかです
うん、ごめんよアリサ×すずか派の人はスルーしてくれ
俺は異端気味なはやて×すずか派なんだ
鑑賞会後解散となった分かれ道で私はなのはちゃん、フェイトちゃんと
別れ私ははやてちゃんと二人っきりになった。
「はやてちゃん、すずかちゃんまた明日」
「なのはちゃん、フェイトちゃんまた明日なー、
フェイトちゃん痴漢には気をつけてなー」
「あれ、はやてちゃん私には言ってくれないの?」
「あはは、どうしてやろうね?、ではなー」
はやてちゃんは会いかわらずの軽口を叩きながら別れの挨拶を交わす
まさかその冗談が現実のものとなるとはこのころは思いもしなかったのだが…
ともかく私たち二人は家路に向かって歩き出した
するとはやてちゃんが唐突に今日の DVD の感想を聞いてきた
「なぁ、すずかちゃん、どうやったか?」
「えっ、どうと言われても私あんな DVD 見たの初めてだから」
初めてという言い訳を利用して逃げようと試みる
しかし相手はあのはやてちゃん、すかさず回りこんでくる
「そうか、初めてやから見入ってしまいましたか、綺麗やったもんなー、あの女優さん二人」
「な、はやてちゃん私そんなこと…」
言っていないと否定の言葉を続けようとした
しかしはやてちゃんは冷静に私を追い詰める
「私は見てたで、すずかちゃんが目を逸らさず、瞬きもせず、ジーと画面を見入っているのを。
しかし、以外やなー、すずかちゃんがスケベさんとはてっきりエロには興味ないお嬢様や思ってたから」
「はやてちゃん、ひどいよ。私あんなの見るの初めてなんだよ
それで目を逸らせなかっただけなのにスケベさんだなんて」
「あははー、自分から認めるんやな、目を逸らせず、見入ってしまったって」
「あっ、…」
はやてちゃんの誘導尋問に簡単に乗ってしまった自分が悔しくて
それから認めてしまったことが恥ずかしくて私は言葉に詰まって泣きそうになる
「ごめんなー、すずかちゃん、ただ、すずかちゃんが熱心に見てたから
ついからかってみたくなってなー、もうしないから許してやー」
「えっ、う、うん」
途端にはやてちゃんは手のひらを返したように謝って
驚いた私は何も考えずに相槌を打ってしまった。
「ありがとなー
お詫びに今度はすずかちゃんちに遊びに行くときには
もっとエロイDVD持って行くからなー
スケベなすずかちゃんが気に入るようなすごいやつやでー」
「もう、はやてちゃん
さっき言った言葉3秒で守れてないよ」
「そや、その笑顔や
やっぱりすずかちゃんは笑ってないと
美人さんやから沈んだ顔なんて似合わへん、笑顔が素敵や」
やっぱりはやてちゃんは卑怯だ
笑顔を褒められてしまうと怒るに怒れない
しかし、当時の私は知る由もなかった
この DVD 攻勢が私への調教計画の第一歩だと言う事を
山なし、落ちなし、意味なし、801的展開ですまない
ただはやてには幸せになってほしくて、ついな
しかし、どう考えてもセクハラしているイメージしかないのは
公式設定の揉み魔が影響しているのだろうか
あとは、キューピット的役割か恋敗れているか…
ちなみにこのネタで続けるか続けないかは一切不明
この先の展開とか一切考えていない
でも、とりあえず寝る
「何のお店なん?」
「確かお魚が美味しいって・・・」
最初は、そんな小さなきっかけだった。
アコース査察官に言われてしたことで、あたしの意思から出たことじゃない。
でも・・・・どんな大きな事柄も、きっとそんな些細な事から始まるんだと思う。
「それでな・・・管理局のおっさん連中は酷いんよ。 ネチネチネチネチ、何かあったらすぐ闇の書闇の書言いよるし・・・」
「八神部隊長、飲み過ぎですよ・・・・」
あたし達がやってきたお店は、魚料理をメインとしてお酒を楽しむお店だったらしく
店員に勧められて飲んだお酒で、部隊長はすぐにぐでんぐでんに酔ってしまっている。
「ティアナ〜・・・そんな他人行儀な呼び方せんで、はやてでええよ、はやてで」
「でも、あたしは六課の部隊員で八神部隊長は六課部隊長なんですから・・・そんな風には呼べません」
八神部隊長の酔いのタイプは絡み酒だったらしい。
言葉の端々をいちいち掴まえては、突っ掛かってくる。
「お堅いなぁ・・・せやったら部隊長命令や。 ティアナ・ランスター二等陸士は〜今日からわたしのことを、名前で呼ぶこと〜」
それは職権乱用だと思うのですが・・・
でも、酔っぱらいにそんな理屈が通用するわけもない。
わたしは諦めて言葉に従う事にした。
「えぇと、それじゃあ・・・・はやてさん」
「はやて、でええのに・・・わたしもティアナって呼び捨てにしとるんやから」
「・・・目上の人を呼び捨てになんて出来ないですよ」
「・・・そか、ならまぁええんやけど・・・」
そう口では言いながらも、はやてさんは不満そうな顔を顕にする。
それは、本当はこう思ってはいけないのだろうけど・・・あたしには、重責を担う部隊長としてはまるで不似合いで、とてもとても可愛らしいと思えたのだった。
「ほら、肩に掴まってください」
「大丈夫やよ・・・このくらい一人で歩けるんやから・・・」
そう言いながらも、はやてさんはフラフラと道を右に行ったり左に行ったりと危なっかしい。
あたしは、前を行くはやてさんに小走りで追い付くと
半ば無理矢理その腕を肩に担ぐ。
愚痴に最後まで付き合っていたら、店から出る頃にはもう辺りは真っ暗になってしまっていた。
この時間帯では、今日中に六課の隊舎まで戻るのは無理。
そう判断して、すぐ横のはやてさんに声をかける。
「はやてさん、とりあえず今日は本局の仮眠室を借りましょう。六課には明日・・・」
「・・・イヤや」
しかし、はやてさんはあたしの提案をにべもなく拒んだ。
「でも、それじゃあ泊まれる所が無いですよ」
「ん・・・あそこに泊まればええやろ?」
そう言って震える手を上げて左前方を指差す。
あたしも視線をそこに向けると、小さなビジネスホテルの看板が目に入った。
確かにこのまま肩を貸しながら本局に戻るのはそれなりの時間がかかるし
近場で宿が確保できるならそれに越したことはない。
「でも、あたし泊まりだとは思っていなかったのであまり持ち合わせが・・・」
「ええよええよ、わたしがティアナの分も払うから。泊まりになったんも大部分はわたしのせいやし」
一応反論しようとしたが、はやてさんはそれだけ言うとサッサと目を瞑ってしまった。
間を置いて、お酒の香りを含んだ寝息があたしの顔を撫でる。
口を開けば酔っぱらいなのに、その寝顔はとても安らかで、赤く染まった頬と唇はとても魅力的なものに見える 。
あたしはしばしの間、それに見とれてしまっていた。
「あいすみません・・・生憎と今日はシングルのお部屋一つしか空きが御座いませんので・・・」
ホテルのフロント係の人はそう言って頭を下げる。
「はやてさん、はやてさん。 ちょっとだけ起きてください」
あたしは一応確認を取るために、肩に寄り掛かって眠るはやてさんを揺り起こした。
「んん・・・なんやの、良い夢見とったのに・・・」
「シングル一つしか空きが無いそうなんですけど、あたしと同室でも構いませんか?」
はやてさんは声が聞こえているのか聞こえていないのか、トロンとしたままの目をあたしに向ける。
「ええよ、別に・・・わたしは何でも」
「じゃあ、シングルに二人でお願いします。あ、あと毛布とか貸して頂けますか」
宿泊帳に記帳してから毛布と部屋の鍵を受けとる。
あたしは、また眠りの国に戻ってしまったはやてさんを肩に担ぎながら部屋まで歩いた。
「はやてさん、降ろしますよ」
部屋に付くとすぐにベッドの横まで近付き、肩に担いだはやてさんの腕を外す。
そして、その体をそっとベッドに横たえた。
目は閉じられたままだ。
規則正しい寝息の音だけが、わたしの耳に届く。
「さて・・・それじゃあ、あたしは床で寝ますか・・・」
ソファーか何かあれば良かったのだが、機能第一のビジネスホテルにはそんなもの置いていない。
あたしは、床のカーペットの上に借りた毛布を広げる。
別に、野戦訓練と比べれば床で寝るのくらいどうってことなかった。
とりあえず着替えも何も持ってきてないけど、シャワーだけは浴びておこうかな・・・
お酒の匂いが体に染み付いているような気がしたし、そのまま寝たらきっと明日の朝は服が無惨な事になっているに違いない。
やばい
はやティアはまりそうかも
そこまで考えたところで、あたしははやてさんも服を着っぱなしだったことに気付く。
あたしより遥かに大量のお酒を飲んでいたし、そのまま寝かせたら明日の朝はお酒の匂いまみれで出勤と言うことにもなりかねない。
「はやてさん、はやてさん」
さっきと同じように、体を揺さぶって起こそうとする。
しかし、今度は眠りが深いのかはやてさんの体はされるがままで
自分の意思ではピクリとも動いてくれない。
「他に方法は・・・・」
ある。
でも、それをやるのは少し憚られた。
例え同性とは言え、他人に寝ている時に服を脱がされるのは嫌なものだろうし。
しかし、他に方法は無いのも確かだ。
きっと・・・この時のあたしも、はやてさんほどでは無いとはいえ酔っていたんだろう。
普通の状態なら、そんな発想考え付きもしないに違いないのだから。
「でも、仕方無いわよね。 明日の朝困ることになるのは目に見えてるんだし・・・」
あたしは自分の心に言い訳すると、眠るはやてさんの身体へと手を伸ばした。
制服の構造は一緒、脱がすのは大して難しくない。
上着は特に問題も無く脱がすことが出来た。
しかし次は・・・スカートとブラウスの二択。
流石に少し躊躇する。
でも、あたしは覚悟を決めてはやてさんのスカートのホックを外しにかかった。
チャックを下まで下げると、柔らかそうな細い太ももと白のショーツが目に入ってくる。
なるべくそれらを見ないようにと気をつけながら、あたしは一気にスカートを下ろす。
ついでに、履いたままだった靴と靴下も脱がせた。
汗とお酒のせいで僅かに湿った靴下は独特の匂いを放っていたが、不思議と不快にはならない。
最後に残るのはブラウスのみ。
すでに首元のタイは店を出る前に弛めて外してしまっている。
あたしは勢いに任せて、その最後の砦へと手を・・・伸ばした。
|・)ピチピチ
>>789〜794 レスthxでしたー.感謝の極み.
>>◆k1m2.Fa0dM
謝罪と賠償((((゚Д゚)))
ナイスはや×すず是非続きを.
と,34氏投下中に失礼.によによしながら拝見させて頂いております.
山|(ω・`ミэ)ピチピチ
上から順にはやてさんのブラウスのボタンを外していく。
すると、すぐに白いブラと小さめな双丘が姿を現した。
他の人の胸って・・・どんな感じなんだろう
それを見て、ほんの少しだけ興味が沸く。
スバルにじゃれ合いで揉まれたりした事はあっても、誰かのを触ったことは一度もない。
これまでそんなこと興味もなかったし、考えたこともなかった。
「何考えてるのよ。しっかりしなさい、ティアナ・ランスター!」
声を出して、考えを振り払う。
今日のあたしは・・・少し変だった。
そうして、少しだけ手間取りながらもブラウスを脱がせ
はやてさんの服を全部脱がし終えた。
そんな時
「ティアナ・・・」
下着姿になったはやてさんの口からあたしの名前が零れ出る。
あたしの身体は、驚きで跳ね上がった。
恐る恐るはやてさんの顔に目を向ける。
しかし、その瞳は閉じられたままであたしは安堵の溜め息を漏らす。
「はぁ・・・なんだ、寝言か・・・」
いつまでもこの姿のままだと、また寝言や寝返りなどにびくびくしないといけないので
あたしは気を取り直して、早くはやてさんの身体に布団をかけることにした。
しかし
あたしが掛け布団を手に取り、それをはやてさんの下半身にまでかけ終えた所で
あたしの身体は思いもよらぬ方向から力を加えられ、ベッドへと倒れ込んだ。
とりあえずここまで。
続きはまた午後にでも。
はやティアと言うより、ティアはやかも知れない。
いいなこれ・・・みよちゃんの才能に嫉妬
またwktkな場面で『次回に続く』
なんと言う焦らしプレイ!
これからは寸止めのみよちゃんと呼ぼう
なんという焦らし…
これはwktkせざるを得ない
ひさびさ投下。
さらにひさびさナンバーズメイド。
元ネタ提供の34氏に改めて感謝を。
3「役割分担?」
1「そうよ。仕事にも慣れてきたころだし、専門を作って能率を上げるのがねらいね」
11「割り振りはどうするっスか?」
1「すでに私と旦那様たちと決めてきました」
6「おーぼーだー」
5「まあそういうな。我々できめてはいざこざが出よう」
9「チンク姉の言うとおりだぜ。
なあクア姉」
4「あら〜?なぜ私なのかしら〜?」
10(本当にわからないんだ…)
8「僕はディードと一緒ならどこでも…」
12「私もです、オットー」
7「で、どういう割り振りに?」
1「まず、掃除担当がトーレ、セッテ、ノーヴェ。これは力担当でもあるわね。指揮はトーレがお願い」
3「なるほど、理にかなっているな」
7「わかりました(やった、トーレ姉様と同じ)」
9「ちょ、あたしもかよ!」
1「なにか不満かしら?」
9「チンク姉と組ませろよ!」
5「ノーヴェ。我慢しろ。
同じ屋敷なんだ、いつでも会えるさ」
9「は、はい…」
1「(チンクの言うことはきくのね…)
じゃあ次。料理、まかない担当はオットーとディードね。
これは検査した結果一番調理がうまかったからよ」
8「がんばろうね、ディード…」
12「はい…」
1「では次、洗濯および遊撃になりますが、これはセイン、ウェンディ、ディエチね。他のみんなの手伝い以外にも外に出たり、起床を手伝ってもらいます。
選考理由は、保持ISと社交能力を評価してのことになります」
6「おまかせあれ〜」
11「朝飯前っス!」
10「めざましバズーカ…ふふ…」
1「では最後に専属を発表します」
3「専属?」
1「ええ。旦那様、お嬢様、王様にそれぞれ一名をつけてご奉仕します。
おはようからおやすみまで主のことを考えて行動してもらいます」
4「そ、それは誰なんですか?ウーノ姉様?ハアハア」
1「落ち着きなさい。まず王様の担当はチンクにお願いします」
5「かまわぬが…なぜ私なのだ?」
1「体型が近いので」
5「がーん…」
9「チンク姉しっかり!」
1「それに面倒見がよいから。
あなたなら留守の面倒も任せられるとのお二人のご意見よ」
5「そ、そうか…」
1「では次にお嬢様の担当はギンガにお願いするわ
これはお嬢様が家を開けがちなのと、ギンガも仕事を持っているからよ」
ギンガ「わかりました(でもフェイトさんと2人っきりになれるチャンスが増えるわ…)」
1「それと、ギンガには旦那様よりメッセージを預かったわ。
「ギンガ、フェイトちゃんにご奉仕するのはいいけど、メイドの分際をわきまえてなの」だそうよ」
ギンガ「は、はいい…!」
3「釘をさされたな…」
1「で、最後に…旦那様の担当は………クアットロよ」
4「キター!これで私は晴れて旦那様にご奉仕できるのね〜!うふふふふ〜嬉しくて小躍りしますわ〜!
おほほ〜!」
10「ぎゅるぎゅる回ってる…」
1「…あと私は総指揮および経理になるわ。
役割分担は早速今日から!みんなの活躍を期待します。解散!」
7「早速掃除といきましょう、トーレ姉様」
3「ああ…ほら行くぞノーヴェ。いつまでも泣くな」
9「うう…チンク姉〜」
6「じゃあうちらは洗濯といきますか」
11「そっスね。ディエチもいくっスよね?」
10「行く…」
8「僕たちは仕込みだね」
12「はい…」
ギンガ「と、とりあえずフェイトさんの服でもたたもうかしら…」
5「なあウーノ」
1「なにかしら」
5「クアットロは…よいのか?」
1「なんだかんで能力は高いんだし、旦那様も買っておられるから許可したのよ」
5「そうなのか…」
1「それに…あなたの心配もすぐなくなるわ」
5「?!」
クアットロはまだ回っていた。
その夜。
クアットロはなのはの部屋の前にきていた。
4「んふっふっ〜今日はお嬢様は留守。それにチンクちゃんを気に入られた王様も一緒に寝ることになった…
つまり、旦那様はいま一人っきり…んふふふ、これはちゃ〜んす!」
そういって部屋に忍び込む。
予想どおり広いベッドになのはが一人で寝ている。
4「旦那様ぁん。あなたに忠実なメイドがお寂しい夜をなぐさめにまいりました〜よろしいですか〜?」
返事はない。寝入ってるようだ。
4「よろしいのですね〜?では〜?」
びよ〜ん。
なのは?「やれやれ…まさか初日でくるなんて…」
なのはがいきなり起きあがるとルパンダイブしてきたクアットロをキャッチ。
そのままクアットロをベッドに組み敷く。
4「あ、あの旦那様?」
なのは?「ちょっと留守にしてただけで忘れてるなんて…いけない子」
そういうとなのはは自分の顔をつかむ。
中から出てきたのは…
4「ド、ド、ドゥーエ姉様?なぜここに〜?!」
2「前の任務が終了したから旦那様に雇っていただいたのよ?
夜の護衛係として旦那様やお嬢様をお守りするためにね」
4「そ、そうじゃなくって〜」
2「まあ、いまはどうでもいいじゃない。
それよりかわいいクアットロ…いまはひさしぶりにあなたを愛したいの…
いいでしょ…?」
4「あ、はい…お姉さま…どうぞこのいけない妹をかわいがってくださいませ〜」
2「ふふ…まずはおしおきかしらね…」
同時刻
なのははウーノの部屋にいた。
1「どうやら本当に来たようですね。まったく我慢の足りない子です」
なのは「にゃはは…でも好かれてるってことだよね…?」
1「まちがいがあってはいけません。
そのあたりドゥーエが来てくれて助かりますが…
旦那様…あの子をどうやって?」
なのは「私は…姉妹がいないは嫌だから…じゃ駄目かな?
みんなにぎやかにやろうよ?」
1「そうですね。これからもよろしくお願いいたします」
2「ふふ。明日が楽しみだわ。下の子たちにやっと会えるのね…」
4「むにゃ…ドゥーエおねえさま…お帰りなさいませ〜」
状況を確認する。
今、あたしはベッドに倒れ込んでいる。
下にははやてさんの身体が、手には・・・
そこで、手首を強く掴まれていることに気付く。
勿論、この場には二人しかいない。
だからあたしの手首を掴めるのは・・・
「はやてさん・・・起きたんですか?」
「・・・・・・」
返答は無かった。
でも、あたしの下敷きになっている身体がその代わりとばかりにモゾモゾ動く。
「ごめんなさい。服、お酒の匂いが染み込んだら困ると思って脱がせちゃいました・・」
あたしは勝手に言葉を続けるが、返答はない。
代わりに動きはピタリと止んだ。
「勝手なことして・・・すみません。わたし、やっぱり本局の方へ泊まりますね」
無言が何よりも怖い。
怒るか、笑い飛ばすかしてくれれば気が楽になるのに・・・
あたしはそんな凍てついた空気に耐えられなくなり、この場から逃げようとした。
しかし、はやてさんは掴んだ手首を離してはくれない。
「ここに・・・おって」
信じられない言葉が耳に届く。
あたしが驚いて振り向くと、そこには下着姿で目を潤ませたはやてさんの顔があった。
「お願いやから・・・わたしを一人にせんで」
「はやて・・・さん?」
確認するように名前を呼ぶ。
わたしの知っているはやてさんは、六課部隊長八神はやては、いつも笑顔で場を賑やかにするムードメーカーな人。
若くして二佐にまで駆け上がった俊才。
そんな人は、何処にもいなくて
この場に、あたしの目の前にいるのは、抱き締めたら折れてしまいそうなほどに・・・・儚い少女の姿だった。
やはり名前を簡略化するとわかりづらいな…
ただでさえわかりづらいのにorz
クアットロがドゥーエを崇拝してるのは漫画のネタです。
なのはとドゥーエの間で動くクアットロ…
ドゥーエがなぜいるのかはまたいずれってことで許してorz
「ごめんな・・・情けないところ、見せてしもうて」
しばらくして少しは落ち着きを取り戻したのか、はやてさんはあたしの手首を離してくれた。
「いえ・・・そんなことないです」
「一人で寝るの・・・苦手なんよ。昔の事を思い出してしもて、どうにもならん」
「はやてさんの・・・昔って」
少しだけは人伝いに聞いたことがあった。
ロストロギア『闇の書』を巡る物語。
しかし、あたしの考えていた事がわかったのか、はやてさんは違うと言うように首を横に振る。
「わたしが、魔法の事なんかな〜んも知らんかった頃の話や。 その頃はシグナム達やなのはちゃん達とも出会う前で、わたしは・・・ずっと一人やったから。
今でも、怯えとる。 起きたら、実は今までの事は全部夢で・・・わたしはまた、あの誰もいない家で目を覚ますんやないかって・・・」
はやてさんは寒さに震えるように、自分の身体を抱き締めた。
「そんなこと・・・ないですよ。 はやてさんは、ちゃんとあたしの目の前にいます!」
「ありがとうな、ティアナ」
お礼なんか聞きたいわけじゃない。
あたしは・・・あたしは、目の前にいる彼女を、心の寒さに震え続ける少女を・・・どうにかして暖めてあげたかった。
「はやてさん・・・何か、あたしに出来ること・・・ありませんか?
あたし、はやてさんのために・・・何かしたいんです! あまり役には立たないかもしれませんけど・・・頑張りますから!」
「なら・・・」
はやてさんは最後まで言わず・・・自分自身を抱き締めていた腕を解いて、あたしに抱き付いてきた。
胸の中に、はやてさんの顔が埋まる。
「わたしが眠るまで・・・こうしていてもろてもええ?」
はやてさんがどんな表情をしているのか、あたしには見えない。
だけど、まだその身体が震えている事には気付いていた。
あたしは、返答代わりにはやてさんの細い身体を優しく抱き締めた。
その後は・・・お互いに一言も言葉を発したりしなかった。
二人が抱き締めあってから・・・どのくらいの時間がたったのかはわからない。
やがて、あたしの胸元から穏やかな寝息が聞こえてくる。
「はやてさん・・・」
聞こえていないのはわかっている。
だからこそ、名前を呼んだ。
「あなたは・・・ちゃんとここにいますよ」
腕に、胸に、はやてさんの体温を感じる。
確かにそこにいるという、存在を感じる。
何故だかわからないけれど、それだけで・・・あたしの中身は何か不思議なもので満たされた気がした。
兄さんが死んでから、一度も感じたことがなかった充足感。
それを、強く感じれば感じただけ、この腕の中の人を・・・暖めたいと、守りたいと思った。
「ティアナ・・・」
「・・・なんですか、はやてさん」
答えは返ってこない。
きっとまた、寝言なのだろう。
あたしよりずっと強いはずのこの人を、どうすればもっと暖めてあげられるんだろう・・・
・・・強く、なりたい
誰にも負けないくらい・・・強く
この人を、暗闇から・・・孤独から守るために
そんな想いを、心の中に宿して・・・わたしの意識もまた、眠りの湖へと
落ちて、いくのだった。
日の光が瞼を焼く。
気付くともう・・・朝になっていた。
「ふぁ・・・」
時間は確認していないけど、昨日は寝れたのが凄く遅かった気がする。
「はやてさん、朝ですよ。 早く起きないと、仕事に間に合わなくなっちゃいますよ?」
腕の中で眠る、可愛い人に声をかける。
それが聞こえたのか、あたしの胸の間ではやてさんの頭がモゾモゾと動く。
そして、寝惚けたようなままの顔をあたしの方へ向けてくれた。
「あれ・・・ティアナ?」
「おはようございます、はやてさん」
「あ、うん・・・おはよう。でも、なんで・・・ティアナがわたしの部屋におるん・・・」
はやてさんは、まだ頭の中も寝惚けているようだった。
しかし、その視線が・・・下へ向き、自分自身の身体へと注がれると
「な・・・なんやの、これ!?」
ババッとあたしの背中に回していた腕をほどき、下着姿の身体を隠す。
その態度を、少しだけ不満に思いながら・・・あたしの中にはちょっとした茶目っ気が起きた。
「昨日はとっても可愛かったですよ、はやてさん。 あたしの腕の中で、何度もあたしの名前を呼んでくれて」
「え・・・ええっ!?(////////」
たちまちはやてさんの顔は、完熟トマトも顔負けなほどに真っ赤に染まる。
あたしは取り敢えず、服の代わりに側に落ちていた布団を拾って手渡した。
はやてさんは引ったくるようにして、それを受け取ると頭から被る。
しばらくの間、部屋は話しづらい雰囲気に包まれた。
「責任・・・取ってくれるんやろね」
「え?」
「せやから・・・わたし、はじめてやったんよ!?」
何だか、物凄い誤解をされている気がした。
「責任取って欲しいのは、本当はあたしの方なんですけど・・・」
聞こえないように、ボソリと呟く。
あなたの事を・・・こんなにも想うようになってしまったんですから・・・
でも、決して嫌なわけじゃない。
こんな誤解なら、誤解されたままでも良かった。
「はい・・・はやてさんは、あたしがきっと幸せにします」
「・・・・・(/////////」
喋るために布団の中から僅かに顔を出していたはやてさんは、あたしの言葉を聞くと
恥ずかしくなったのか赤い顔を隠すように、中へ引っ込む。
あたしは、その布団の塊をそのまま抱き締めた。
初めは少し驚いたのかビクっと反応していたが、やがておとなしくなってされるままになる。
きっと、誤解はすぐにとけてしまうだろう。
でも、今はそれでいい
あたしは・・・まだ弱いから
貴女をちゃんと守れるくらいに、この腕の中に抱き締めていられるくらいにあたしが強くなったら、その時伝えよう。
あたしの中に芽生えた、この気持ちを・・・言葉に乗せて
はやてさん、あたしは・・・貴女の事が好きです
って
綺麗な締めだな・・・・。
それからしばらくは、あたしもはやてさんも機動六課管轄の事件に追われてしまい。
この時の事をどうこう言ったりはしなくなった。
でも、少しだけ変わったこともある。
「はぁ・・・はぁ・・・はやてさん、待ちました?」
「ん・・・30分遅刻やね」
「すみません、今日は仕事多くて・・・」
「わたしとの約束なんて忘れて、スバルとイチャイチャしとるんやろかって思ってたんやけどな」
「お、お詫びに今日はあたしが奢りますから!」
あたしははやてさんのことを、公的な場所以外では八神部隊長ではなくはやてさんと呼ぶようになり
あたしとはやてさんは、休みの日は一緒に出掛けたりするようになった
どちらかが言い始めた訳ではなく、自然に・・・
「奢りやとわかったら、今日はたっぷり食べんとなー」
「お、お手柔らかにお願いします」
はやてさんが歩き出す。
あたしも小走りでその後を追い、隣に並んだ。
自然にお互いの手が伸び・・・結ばれる。
まだ、気持ちを言葉にして伝えたことはない。
でも・・・こんな風に少しずつ近付けていけたら、きっと・・・
その未来は、遠く無い気がした。
「ティアナ」
「なんですか、はやてさん」
「なんでもない、呼んだだけや」
「そうですか」
「嬉しそうやね?」
「はい」
なんでもない、でもきっとそんな些細な事が幸せ。
今はただ・・・こつこつと、積み立てる。
貴女をまたこの腕の中に抱き締める、その日まで
それからしばらくは、あたしもはやてさんも機動六課管轄の事件に追われてしまい。
この時の事をどうこう言ったりはしなくなった。
でも、少しだけ変わったこともある。
「はぁ・・・はぁ・・・はやてさん、待ちました?」
「ん・・・30分遅刻やね」
「すみません、今日は仕事多くて・・・」
「わたしとの約束なんて忘れて、スバルとイチャイチャしとるんやろかって思ってたんやけどな」
「お、お詫びに今日はあたしが奢りますから!」
あたしははやてさんのことを、公的な場所以外では八神部隊長ではなくはやてさんと呼ぶようになり
あたしとはやてさんは、休みの日は一緒に出掛けたりするようになった
どちらかが言い始めた訳ではなく、自然に・・・
「奢りやとわかったら、今日はたっぷり食べんとなー」
「お、お手柔らかにお願いします」
はやてさんが歩き出す。
あたしも小走りでその後を追い、隣に並んだ。
自然にお互いの手が伸び・・・結ばれる。
まだ、気持ちを言葉にして伝えたことはない。
でも・・・こんな風に少しずつ近付けていけたら、きっと・・・
その未来は、遠く無い気がした。
「ティアナ」
「なんですか、はやてさん」
「なんでもない、呼んだだけや」
「そうですか」
「嬉しそうやね?」
「はい」
なんでもない、でもきっとそんな些細な事が幸せ。
今はただ・・・こつこつと、積み立てていこう。
お互いの・・・想いを
胸を張って貴女をまたこの腕の中に抱き締められる、その日まで
なんで濡れ場が無いのか・・・だってやると長編フラグが立つんですorz
>>822は誤送信
最初は
ティアナにはやてを抱かせて→朝置き手紙→なかったように振る舞うはやて→ティアナ修行編→ティアナ執務官へ→やがて繋がる二人の道
とやろうと思ってました。
しかし、流石に未完作放置したまままた長編やるのはなぁ・・・と方向転換
今の形態へ
>>824 ああ、ティアナは誤解が解けなくてヴォルケンズにボコボコにされるんだなとか
ギャグ落ちを考えてた俺が泣いた
まずはお友達(とはちょっと違うけど)からって感じがすごくいい
Clover Heart'sのMADで泣いた
なのはverが素敵だった。
なのはが皆に愛されてるっぽくて最高
>>824 GJでっす。すっかりセクハラキャラが定着してしまった感のある
はやてさんですがこういう乙女な姿は良い!凄く良い!
すると…!!
>>816 ナンバーズは一堂に会すると処理が辛いなぁ・・・
でも2の変装を組み合わせたのは面白かったです。
とりあえずはやティアもそれなりに需要があるみたいなので、暇な時に続きのイチャイチャ短編でも書こうかな・・・
>>832 ごめんなさい、ただの誤送信です・・・
三洋メ・・・誤送信とか500文字までしかメモリ保存できないとか、書く面の欠点が辛すぎる・・・orz
やっぱはやては裏に潜む陰の部分が魅力的なキャラクターだよねぇ
>>824 GJです!はやてとティアナの一緒の場面はクロノに会いに行った時
くらいなのにここまで話を膨らませるなんて凄いです。
セクハラキャラのイメージのはやてが弱さを見せる所や
はやての為に強くあろうとするティアナがたまらんです。
アリすずが少ないのでカッとなって書いた。反省はしていない。
短くてサーセン(´・ω・`)
*
「――それじゃあ、また明日ね、アリサちゃん」
「うん、また明日」
いつもの夜、すずかの家の前。リムジンから降りて、すずかが手を振る。あたしもそれに振り返す。
一日の終わり、また明日の朝まですずかとはお別れ。まぁ、あとで電話はするんだけどね。
ファリンが迎えに出てきたのを確かめて、あたしはウィンドウを上げた。外の物音が遠くなる。「よろしいですか、お嬢様」という鮫島の声に頷き――と。
コンコン、とウィンドウがノックされた。振り向けば、すずかがまだそこにいて。
「なに?」
ウィンドウを開けて、声をかけると。すずかがそっと、その身を乗り出してきて。
――ちゅ、と唇に柔らかな感触が、一瞬だけ触れた。
あたしが何か言う間もなく、すずかは顔を真っ赤にして。「――じゃ、じゃあね!」とだけ早口で言って、背を向けて駆け出す。
「…………」
自分の唇に指先だけで触れて、あたしはひとつ、小さく息をついて。
「鮫島」
「――私は何も見ておりませんが。アリサお嬢様」
「じゃあ、そのついでに。――もう少しだけ待ってなさい」
「かしこまりました」
鮫島の返事も待たずに、あたしはドアを開けて飛び出す。
前を走るすずかの足が止まり、リムジンのドアが閉まる音に振り向いた。――だから、追いつくのはすぐ。
「アリサ、ちゃ、?」
そして、追いついた勢いのまま、あたしはすずかを抱きしめて。
不意打ちには、不意打ちでやり返すのだ。
「んっ――」
ただし、一瞬じゃなくて、もう少し長く。
ばいばいの時間を、少しでも引き延ばそうとするみたいに。
ファリンが見てるとか、そんなことは意識の外へと追い出して。
「…………ん、」
驚いたように竦んでいたすずかの身体から力が抜けて、あたしの背中に腕が回される。
そして、お互いの温もりを――「また明日」まで、もう少しだけ。
寝る前にいいもの見れたわ
鮫島が実に紳士でいいな
不意打ちには不意打ちでやり返すっていうのもアリサらしい
うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!とんでもないブツが投下されているぅぅぅぅぅぅぅ・・?!
ずっと俺が待ち望んでいたアリすずが今ここに…
なんというGJ
こっちの夫婦もすばらしいな
>>829 なんというなのフェイ
死ぬほど悶えた
作者は間違いなく神
んー・・・話題が上手く繋がらない
妄想が足りない。
俺…鮫島さんなら抱かれてm(ry
最近作者さんたちの投下で盛り上がってるけど、2スレ目あたりの妄想率9割とかもいいよなw
今の作品群の合間に全力で妄想したらすごいことになりそうだ……
○月×日
今日もお嬢様は変わらず、すずか様とご登校された。
「すずか、ダメよ・・・こんな所で」
「そう言ってもアリサちゃんの身体は嫌がってないよ」
小学生の頃と比べてスキンシップが激しくなったような気はするが、今日も変わらず仲が良いお二人だった。
○月△日
今日もいつものようにお嬢様方を送迎する。
「すずか・・・すずかぁっ!」
「アリサちゃん、イッちゃったんだ。 アリサちゃんのお汁でシートがこんなに濡れちゃってるよ」
「す、すずかが上手過ぎるからいけないのよ!」
今日も変わらずお二人は仲が良い。
ですが、出来ればシートはあまり汚さないで頂きたいのですが。
「もう一回・・・してもいい?」
「すずかがしたいなら・・・すれば」
「うん、アリサちゃんがして欲しいみたいだから・・してあげるね」
「なっ!? あたしはそんなこと言ってないわ・・・ンんっ」
後部席からまた物音がしだした。
私は、目の前の交差点でハンドルを右に切る。
遠回りになるが、今日はこちらの方がいいだろう。
×月△日
今日は急な用事との事でお嬢様は車にはお乗りにならず
代わりにお嬢様のご学友の高町様とハラオウン様をお送りした。
「あっ・・・んうっ・・・なのは・・・声、聞こえちゃうよ!?」
「フェイトちゃんが我慢すれば大丈夫だよ」
「そんなこと・・・言っても、なのはにされたら・・・わたし」
私は黙って車載音楽プレイヤーのスイッチを押した。
車内に緩やかな音楽が流れる。
ちょっとした心配りのつもりだった。
すすがSはやばいな…なんかキタ
×月△日
今日は旦那様に呼び出され、お嬢様の近況について聞かれた。
アリサに変な虫がついていないか、とか男が出来たりしていないか、とか
私は勿論
「お嬢様はお変わりありません。 変な虫等全てこの鮫島が、命に代えましても追い払ってみせます」
と答えた。
旦那様はホッとしたご様子で、これからもアリサの事を見守ってやってくれと仰られた。
旦那様は本当にお嬢様の事を、花のように可愛がっていらっしゃる。
しかし、私は本当の事は口にしなかった。
何故なら、質問の中に含まれていなかったからだ。
アリサお嬢様と言う花には、変な虫は一匹もついてはいない。
しかし、その花の蜜は・・・ずっと昔に奪われているのだ。
美しい紫色の蝶によって・・・
私は鮫島、バニングス家の運転手だ。
今日も私はハンドルを握る。
お互いに寄り添う一輪の花と、一羽の蝶を乗せて。
鮫島鮫島言われてたので書いてみました。
名前あるわりに石田医師を軽く凌駕する影薄キャラですが、リムジンとセットとして考えてみると地味に出番があるかもしれない。
ナンバーズメイドを改めて見て気づいた、ドゥーエの仕事にはお嬢様、つまりフェイトの護衛も含まれているということはギンガ対策で2人だけの夜を楽しむためというのが含まれていると
なのはさん抜け目ないなぁ
>>852 実はヴィヴィオも…
ヴィヴィオ「ママ〜今日もチンクちゃんと寝る〜」
なのは「そう?じゃあチンク、お願いできる?」
チンク「おまかせください」
フェイト(なのは…)
なのは(今夜は寝かさないよ?フェイトちゃん)
ノーヴェ(チンク姉…また王様と…)
そうさ、ヴィヴィチンは好きさ。
34氏
このあと変装技術の高さが知られて…
>>854 そんなことはないぞー
なのは「じゃあまずドゥーエからかな」
フェイト(19歳)「おまたせ、どうかな、なのは?」
なのは「うん、完璧だね」
フェイト(ドゥーエ)「こんなこともできますよ」
むにゅ
なのは「うわ…さわれるんだね…」
フェイト(ドゥーエ)「体型は変えられませんけど」
なのは「じゃあ次はティアナ」
フェイト(9歳)「ど、どうかな?なのは…おねえちゃん」
ぶしゅっ
フェイト(ドゥーエ)「旦那様、鼻から血が」
なのは「て、ティアナ、最高だよ」
フェイト(ティアナ)「そのかわりさわれないですけどね」
フェイト(ドゥーエ)「しかし、身長はどうしたの?」
フェイト(ティアナ)「立ひざです…歩くのは痛いです…」
なのは「ふたりを駆使すればあらゆるタイプのフェイトちゃんが…ふふ」
ばぁん
フェイト(本物)「なのは…なに、してるのかな…?」
なのは「ふ、フェイトちゃん…あの…これはっていうかハイライトのない目はやめようよ、ね?」
フェイト「今夜は…おしおきだね?」
ドゥーエ「失礼しましたー(撤退)」
ティアナ「お疲れ様でしたー(退散)」
次の日
シグナム「ティアナ、君は何歳のテスタロッサにもなれるというのは本当か?」
ヴィータ「てことは9歳のなのはとかもできんだよな?な?」
ティアナ(スバル…助けて…)
ティアナ×はやてだと強ティアナと乙女はやてになるけど
なのは×ティアナだと・・・
>>855 良かった。
涙ながらにシグナムやヴィータに営業してる姿を想像していただけに
本当に良かった。
>>857 なのは×ティアナもいいと思うんだけどな。
真っすぐなティアナ、自分だけを見てくれないなのはさん。
そんな二人の関係が好きだし、小説むきだなぁって思うのさ。
そして、憧れの教官と大好きな相棒の狭間で揺れ動くスバルを加えての
三角関係が展開されていくんですな
「なのはママはどんな動物が好きー?」
「う〜ん・・・昔はフェレットを飼ってたことがあるから、やっぱりフェレットかなぁ」
「フェレット?」
ヴィヴィオは動物図鑑のページをめくる。
アルフやザフィーラと関わったことで、動物に興味が出てきたらしい。
子供らしく何にでも知識欲が旺盛なのはいいことだと思う。
「なのはママ、これがフェレット?」
目的のページに辿り着いたのか、ヴィヴィオがわたしの袖をちょいちょいと引っ張る。
「うん、これがフェレットだよ。触り心地が良くて、アリサちゃんやすずかちゃん達にも人気だったなぁ。
フェイトちゃんだけは何だか気に入ってないみたいだったけど」
「ふーん・・・でも、ヴィヴィオは猫さんの方が好きかな〜」
フェレットから興味を失ったのか、ヴィヴィオは猫のページに目を移す。
「そうだね・・・なのはママも最近は猫さんの方が好きかな・・・」
「飼いたいな〜猫さん。にゃあにゃあ」
わたしの答えに、期待に満ち溢れた目でヴィヴィオがおねだりしてくる。
猫の鳴き真似までして・・・抱き締めて頬擦りしてあげたいくらいに可愛らしい。
「ごめんね、ヴィヴィオ。このお家じゃ猫さんは飼えないんだよ」
でも、今の家はペット禁止なため猫は飼えない。
使い魔なら問題ないんだけど・・・
今度フェイトちゃんに頼んで教えてもらおうかな。
「そうなんだぁ・・・」
ヴィヴィオの顔は一転してシュンとなる。
「うん、でも今度フェイトママに相談してどうにか出来ないか聞いてみるね」
「ほんと?」
「うん、約束」
わたしはそう言って、ヴィヴィオの前に小指を差した。
ちょwフェレット飼ってたってww
そんな風に、わたしが娘との会話を楽しんでいるとピンポーンと来客を知らせるチャイムの音が鳴り響いた。
「あ、アイナさんかな・・・」
「なのはママ、これからお仕事なの?」
「ううん、違うよ。
でもちょっとお出掛けしなくちゃいけないから、お夕飯はアイナさんと食べてくれる?」
「ごようじなの?」
「うん、ちょっと猫さんに餌をあげないといけないから・・・」
「猫さん!?」
その単語に、ヴィヴィオは目を輝かせた。
「なのはママ・・・ヴィヴィオも猫さんに会いたいなぁ」
「う〜ん・・・でも猫さんはとっても恥ずかしがり屋さんだから、なのはママ以外の人が来たらきっと恥ずかしくて逃げちゃうよ」
わたしはそのおねだりに、ちょっと困った顔を見せる。
それに気付いたのか、ヴィヴィオはそれ以上は無理を言ったりしなかった。
助かるけれど、子供なんだからもう少し無理を言ってくれてもいいと思う。
矛盾する気持ちがちょっと複雑だった。
アイナさんにヴィヴィオの事を任せ家を出ると、わたしは近所の公園などではなく街の中心へと歩を進め、自宅から少し離れたマンションに入った。
そう、わたしの『猫』は・・・ここにいるのだ。
鍵を取り出し、ドアを開ける。
その音に気付いたのか、部屋の中からは何かが動く音が聞こえてきた。
「いいコにしてた?」
わたしは部屋の中に入り、奥へと声をかける。
「にゃ・・・にゃあ」
オレンジ色の毛並みをした『猫』が、声に応えるように鳴く。
わたしは、その毛を優しく撫でてあげた。
「じゃあ、いいコにしてたご褒美をあげるね」
『猫』は期待に満ちた目でわたしの事を見つめてくる。
だから、わたしは・・・『猫』の名前を呼んで、いつものようにキスを落としてあげた。
「うん・・・ティアナは、本当にいいコだね」
わたしの・・・わたしだけの、『猫』の名前を
ごめん、ちょっとテンションがあがらなくて変なものを書いちゃいました(´・ω・`)
>>863 その「ネコ」かよwww
子犬モードのアルフかマジでユーノをつれてくるかと思ったら
予想の斜め上の展開でやられた
うはwwなのはママ黒いww
>>864 う、うああ、ぐ、GJ!
続きがよみたいです!!
猫てぃあいい。いいです。ティアかわいい。
っていうかなのはさん素敵過ぎるwwwww
>>864 裸になれば続きを書いてくださるんですね?
>>868 見落としてました、ごめんなさい
ふと、なのはさんは猫以外にも何か飼っているのではと思ってきた
子犬とか
そういえば
ヴィータって小動物だと何だろう?
>>870 犬、かな。仔犬。
なんだかんだで飼い主(なのは)に懐くヴィータいぬ。
うさぎかもしれないなんて、思ってないんだからね!
>>864 ティアといるとなのはさんが女王様に見えるw
真のSMCPはなのフェイではなくなのティアだと実感した!
続き、ワクテカして正座して待ってます
おk、みんな待望のカワカミ☆バスターいっとこうか
>>872 SMっていうか、ご主人様と奴隷、みたいな関係にみえたw
>>871 ヴィータは犬だなw主なのは&はやてには忠実だ
うさぎは執務官の様な
目赤いし
なのはいないと死んじゃうし
猫一匹だけだと寂しいから、と一緒に子犬も飼っているんですな?
じゃあヴィヴィオと一緒にすんでいるのとは別に、ティアナとヴィータを飼っているんですね!
なんと素敵な。生活なんだなのはさん。
はやりなのはさんは素敵すぎる。
というわけで妄想してみた。
明るい飼育計画。なのはさんはきっとペットを飼うのが上手い。
「なのはは今日は来ねーのかな」
「きっときますよ」
「……そうだよな」
「なのはさんは私たちのこと、愛してくれてるんですから」
「そう、なのかな。なのはは愛してくれてんのかな、ちゃんと」
「そうですよ」
こんな話をきいたことがありませんか?、とティアナは呟いた。
主人を待ちわびる間の暇を埋めようと、あるいは寂しさを紛らわそうとするように。
ヴィータもそれにならった。はやくあの暖かな手に撫でられたいと。
「愛がなくても飼えるのが奴隷」
首輪が、仄かに熱を持っているような気がする。
「愛がなければ飼えないのがペット」
鎖は、自分達を縛る道具ではない。
なのはと、自分達を繋ぐ絆に他ならない。
「だからあたしたちはきっと。なのはさんに愛されているんですよ」
ちょうどその時玄関で音がした。待ちわびた、鍵を捻る音。
笑顔でそのひとは、扉をひらき、頭を撫でてくれる。
「ただいま」
それだけのためにただ、二人は長い一日を消費する。
それは素晴らしく幸せな時間なのだと、二人は心から思った。
俺の中では仔犬はスバルだと思っている。
>>859-860 ティアナとなのはさんだと何故かなのはさんが鬼畜にしかなりません(´・ω・`)
スバルは何かあんまり好きじゃ無かとです。勇者王とティアナのパートナーとしては好きなのですが・・・百合的にはあまり
あ・・・・でも、ちょっとネタが降りてきたかも。
>>877の才能に嫉妬
でも、このご主人様とペットって正直百合のアンダーラインどころかデッドラインすら軽く突破してる気がして、止めたという経緯が・・・
でも、話題のネタとしては上手く広がったし続き書いても・・・
子犬は猫がお気に入りで、なのはさんも時々二匹をじゃれ合わせそれを眺めて楽しみます。
>>879 いま必死こいて無い才能を研磨してたりする。
あれですよ、そこに愛があればいいんじゃないかと。
というわけで続きにwktk
ティアは実はスバルより年上なんだよな
最初の頃は受けになるの嫌がってそう
池|・)ピチピチ
この時間なら需要無視してヴィヴィチンいけるっ…い,いけますよね?
というわけで,エロなし安穏ヴィヴィ×チンクの続き.
それは,さながら蝶の羽の如く.
地上よりほんの少し浮き上がる彼女の背には虹色の魔力光が輝いていた.
カイゼル・ファルベと呼称され,彼女が聖王血統である事を意味する極彩の魔力光.
あぁ,何度見ても綺麗なものだ,と彼女を見ながら少女―――チンクは呆としていた.
陰る月の光よりも,地平線の向こうから漸く顔を表した太陽光よりも,尚美しいその光彩に,チンクは見とれていた.
事の発端は,早朝訓練がしたい,という彼女―――高町ヴィヴィオのたっての願いだった.
彼女の母,高町なのはが幼少の頃,一人で朝から魔法の練習をしていた,という事をもう一人の母から聞き,これはやらねば,と思い立った様子.
それに付き合わされた形で現在ヴィヴィオを見つめて呆としているのが,ヴィヴィオの親友…いや,幼い恋人ともいえようか.
元々数日間寝ずに行動できるチンクにとっては早朝…太陽が昇る前であろうとも,何の支障もなく,
ヴィヴィオに頼まれ,それを受け入れたのがもう一週間だろうか.
一週間前からこうやってヴィヴィオは飛行訓練を行なっているのだが…何故か,芳しくない.
実際,飛行可能な魔道師はそれ程いるわけではないが,ヴィヴィオの才能があれば飛べないわけもない,とチンクは思っていた.が,芳しくは無い.
今のように,精々数十センチ程度が関の山.
魔力量だけならば将来は母親にすら匹敵しそうな程なのだが…一週間経っても成長は見られず,ヴィヴィオの表情は暗くなるばかりだった.
「う〜〜」
そもそも空を飛べないチンクにはその原因を予想する事すらできず,まだ早かったのではないか?と問うてみても,ヴィヴィオは不満げに唸るだけ.
とはいえ…今日も,同じく数十センチまで.
昇り来る太陽の光にヴィヴィオの魔力光が薄れるのを見て,残念だが…と,チンクが口にする.
「もうそろそろヴィヴィのママが目を覚ます頃ではないか?」
「あ〜ん……」
「ほら,帰る準備をするぞ.……ほら,ヴィヴィ.ばれてもしらんぞ?」
「は〜い.明日も…その,お願いね,チンクちゃん」
数十センチの空から降り,チンクの下へと駆け寄り,少し寂しげに頼むその姿に,チンクは居た堪れなくなる.
早く空が飛べるようになり,その事をママに伝えて誉められたいと思っているのだろうか?
だから,母親達には秘密にしている…多分,そうなのだろう.
だからこそ,ヴィヴィオには早く空を飛んで欲しい,その憂いが取れ,母親達にヴィヴィオすごいね,といわれ喜ぶ姿が見たい.
「ふむ……妹達に聞いてみるとするか」
「うん?…じゃ,かえろ〜!」
「こら,引っ張るなヴィヴィ」
チンクの腕を取り,掛けていこうとするヴィヴィオをたしなめ,再度手を繋ぎ,しっかりと握り締め…二人は帰路へと着いた.
「チンク姉様,願掛けというのは如何でしょうか?」
帰路の途中でヴィヴィオと別れたチンクは,一人自宅へと.
自宅の扉を開け,中に入ればオットーとディードが無言で朝食の準備をしていた.
元々物静かな二人ではあるが,特に二人一緒にいる場合にはこの様である.とはいえ,心は通じ合っているみたいだが.
現在調理中のオットーに聞くのはどうか,と思い食器を運んでいたディードに対して,空を飛ぶにはどうすれば良い?と問うた答えがそれだった.
「ディード……」
いかにも何かげんなり,とした表情を見せながらディードを見るチンクだったが,ディードはいたって真剣,いや…無表情なだけか.
「ほら,この雑誌に……」
と,言いながらディードが取り出したのは怪しげな雑誌…の巻末付近についている占いだった.
雑誌について,とやかく言いたい所ではあったが,今はディードの話を聞くのが先決,だと自分を誤魔化しながら…
「ほら,今週の運勢の中の…」
「……バタフライ……っ!?」
「はい.それです.丁度,蝶の意味がありますので,飛ぶという事への願掛けには良いのでは,と思ったのですが…」
「あぁ…いや,気持ちはありがたく受け取っておくよ」
目にしたのは,やはり雑誌の内容に沿ったチンクの表情を紅色に染めるに足る内容だった.
いいや,それ以前に誕生月でどう私達の運勢を占うのだ,と.
「分からなければ,いつでも良いのでは?」
うん,多分それは違うよディード,などと口にしながらチンクは先程の記述を思い浮かべる.
確かに,チンクにとってそれを行なうのは可能だ.
可能なのだが……それをしたからといってヴィヴィオが飛べるわけがない.
「たまにはそういったのも良いんじゃない?チンクねぇ」
「セイン……お前はまたそんな所から」
う〜んとうなっている所へ,上から声…否,天井から声を,顔を出したセインは,
「よっと!セインさん登場!…はい,チンクねぇ.制服」
と口にしながら,すたっ,とリビングに足をつけ,ついでとばかりに上階から持ってきた制服をチンクに渡し,
テーブルに備え付けられていた椅子に座り,タイミング良くディードが持ってきたコーヒーに手をつける.
「にがっ!」
「砂糖はご自分でお願い致します」」
「一緒に持ってきてくれても……」
「私は使いませんので」
「……ぁー」
悪態をつきながらも,妹の入れてくれたコーヒーを味わう姿を見ながら,チンクはいそいそと制服へと着替え始める.
外出用に着ていたシェルコートを脱ぎ,男物にしか見えないカッターシャツを脱ぎ,一気に肌着姿となり,制服に取り掛かる.
「……いや,持ってきた私が言うのもなんだけど……せめて見えない所で」
「問題ないだろう」
「ヴィヴィちゃんに言いつけよっと…」
「な!ヴィヴィは関係ないだろう,ヴィヴィは」
「…多分怒ると思うけど」
「くっ……分かった,分かった」
ぺたぺた,と素足で片手に制服,片手にシェルコートとその他脱いだものを持ちながら,自室へと……はて?
「……もって来て貰った意味がないではないか」
全く,と嘆息しながらもリビングを抜けて二階へと進む.
「しかし……バタフライ……」
妹の言う事でもある,やはり願掛けにはそれはちょうど良いかもしれない.
恥かしいのが問題だが,ヴィヴィのためなのだ…と,雑誌に書いてあったソレを思い出しながら,ぺたぺた,と……
翌日,辺りにまだ暗さが伴ってる時間帯に,チンクはヴィヴィと一緒に昨日と同じ場所へと訪れていた.
今日はもう一人の母親も帰ってきているようで,なにやら母親達はまだ起きていて,何やら不思議な声を出していたらしい…との事だったが,
チンクはその事には一切,耳もかさず,訓練場所に着き,飛行訓練をしようとしていたヴィヴィオに声を掛ける.
「ヴィヴィ.少し…近寄ってくれないか?」
「なに?チンクちゃん?」
何があるのだろう?と嬉しそうな表情をしながらも,ここ一週間の飛行訓練が芳しくない所為かどこか疲れた表情をしながら,
ヴィヴィオがチンクの前に…来る.
「ヴィヴィ.もっと…その,近寄ってくれ」
「うん!」
一歩前へ.
そうして,二人の距離が…ほぼゼロになる.
しばらくの沈黙の後,チンクがヴィヴィオの肩へと…手を乗せ,自身に引き寄せ…ゼロとする.
突然の事に驚いたヴィヴィオだったが,チンクのしたい事がもしかして…と分かり,目をつむり,顔を少し上にあげ,唇をチンクの方へと向ける.
チンクが元気付けるためにキスしてくれるんだ,と嬉しそうにそう思っていたヴィヴィオのくちび……いいや,違う.
ぱちっ,と音が鳴る.
それは非常に小さな,本来聞こえるはずのない音だった.
ヴィヴィオの睫毛に何かの当たる音.
何事だろう!と驚きに目を空けようとするヴィヴィオに,チンクは…恥かしそうに,
「ヴィヴィ…まだ目はつむっててくれ.さすがに,その…はじめてなので巧くできないのだ」
そんな事を言われて目をすぐさま閉じられるはずもなく,見開いた視界の中に,チンクがいた.
チンクが,自身の睫毛を,ヴィヴィオの睫毛に当てようと…顔を真っ赤にしながら,がんばっている姿が.
チンクもチンクで昨日見たそのやり方を思い出しながら,必死.
「チ,チンクちゃん…何してるの?」
目の前で,どあっぷで何をしてるの?と問われ,漸くチンクはヴィヴィオが目を開けている事を知る.
「なっ…ヴィヴィ…い,いやこれはだな…」
と,取り繕っている間に,自然とお互いの距離が離れ,面と向かう.
ヴィヴィオは不思議そうに,チンクは恥かしそうに.
「これは…バタフライキスと言ってだな,その.お互いの睫毛を合わせて動かしたりするキスなんだが…」
その言葉に,ヴィヴィオの瞳が大きく広がる.初めて知ったそんなキスの仕方.
説明され,ちゃんとやってみたい!と思っていたところに…
「バタフライとは蝶の事でな,ヴィヴィの空を飛ぶ…いや,まだ浮いてるだけだが,その姿が蝶みたいに綺麗だったのだ.
だから……」
「あ……ありがとう,チンクちゃん!」
皆まで言う必要はない.
蝶の如き姿を見せるヴィヴィが空を飛ぶための願掛けとしてチンクが選んだのがそれ.
言霊など,というつもりはチンクには毛頭ない.が,それでも…
「ヴィヴィオ,飛べる気がしてきた!チンクちゃんのおかげで飛べる気がする!けど……まだ,足りないかもしれないから…」
もう一度,して欲しい.
「…は,恥かしいのだがなこれは.普通のキスではやっぱりダメか?」
「だーめー!」
自身の言っている発言の恥かしさに気が付きもせず,チンクは再度ヴィヴィを抱き寄せ…睫毛をヴィヴィオの睫毛へと….
触れあい,互いに少し動かし,お互いを感じあう….
それが,その思いがヴィヴィオの心に触れたのだろうか,自然と,その背には虹色の羽が.
二人が抱き締めあえば,さらにその羽は広がりを見せ,次第,次第,と二人を抱えて地上から離れていく.
あぁ,空に虹が掛かる.
おぼろげに,ゆっくりと…虹が架かっていく.
「…飛べた……ヴィヴィオ飛べたよ…」
「あぁ……」
抱き締めあいながら,架けて行く.二人一緒に,ゆっくりと…
「ヴィヴィオ,空飛べたら…チンクちゃんと一緒に飛びたかったの…もう,叶っちゃったけど…それでね,それでね」
落ち着いた頃をはかり,ヴィヴィオの口から伝えられたその言葉に,チンクは…動揺する.
母親達に見せたかったのでは?と……問えば,『ヴィヴィオそんな事言ってないよ?』と返される始末.
まさか,自分と一緒に空へと上がりたいためにがんばっていたとは…
「……ヴィヴィ,ありがとう………あぁ,すまん.それで,どうしたのだ?」
「えへへ〜〜」
極彩の光をバックに,嬉しそうに笑みを浮かべるヴィヴィオは,チンクの方へとゆっくりと顔を近づけ,口にする.
「今度は普通のキスがいいな〜」
以下,その頃の,がたがた,と音を鳴らし,一人で家を出る娘がやっぱり心配になって事の最中に一時中止し,後を付けて来た人達:
「ヴィヴィオ,飛べるようになったんだ」
「なのは知ってたの?ヴィヴィオがチンクと一緒に朝練してる事」
「それはもちろん,母親だもの」
「それで,その母親はあの二人の仲についてどう思う?」
「いいんじゃ…ないかな?ちょっと早い気もするけど」
「なるほど……そういえば,面白い事してたね.バタフライキスか……ねぇ,なのは」
「へ?何?フェイトちゃん?」
「睫毛でキスがあるなら…こっちもあるよね!?」
「え,えぇぇ!?」
「じゃ,家に帰って…してみよ」
「ちょ,ちょっとフェイトちゃ〜〜〜ん」
いじょー.
お目汚し失礼.
最初は流れに乗ってティアナとかでやろうと思ってたのですが…いつのまにか(ry
>>877 なんて飼育計画っ.なのはさん素敵すぎる.
それでは,またいずれ.次はエロス目指そう…うん.
ネタ探し|(ω・`ミэ)ピチピチ
>>891 ヴィヴィチンよい!
ってかかわいいなヴィヴィオw
ところで大人ヴィヴィオのキャラクターというものがつかみにくい。
ヴィヴィオがあのまま成長したら、どんなふうになるんだろう。
あ、
>>892はなのはさんに対して、ってことです。
>>891 ごちそうさまでした
ちょい役だけど「セインさん登場」のセリフは好きだ
>>893 なのはさんに対しては分からないけど
性の知識でナンバーズを束ねる王の姿が見える
つまり性王と
ご主人様とあたし
あたしがこのマンションで、なのはさんに飼われるようになってから
もう一年近くにもなる。
「あたしは・・・なのはさんのことが好きなんです!」
六課解散後フェイトさんが次元航行部隊へと戻ったのを見計らって、あたしはなのはさんに思いの丈をぶちまけた。
フェイトさんがいない今なら、あたしにも僅かながらに目があるんじゃないか・・・そんな儚い希望を持って。
「ごめんね・・・わたしは、フェイトちゃんじゃなくちゃ駄目なの」
しかし、なのはさんは哀しそうな目をして、あたしを拒絶した。
解っていたことだった。
あたしじゃあの二人の間に割り込む事なんて出来ないって。
でも、あたしは・・・それでも、諦められなかったのだ。
「わかってます・・・あたしじゃフェイトさんに勝てないって。ですから・・・一番じゃなくても良いんです、どんな愛し方でも良いんです。
貴女の傍に居られるのならなんだってします。 だから・・・あたしを・・・」
なのはさんは、すがり付くようにして訴えるあたしの言葉に少しだけ狼狽える。
でも、それはほんの少しの間で。
「どんなことでも・・・するって、本当?」
期待していなかった答えを返してくれる。
僅かな迷いか、罪悪感から出た言葉だったのかもしれない。
「は・・・はいっ!なのはさんのためなら・・・あたしはどんなことだって」
でも、あたしは必死にその細い糸にすがり付いた。
「なら、わたしはティアナの事を愛してあげるよ。フェイトちゃんに対してするのとは違う、わたしなりのやり方で・・・」
そして、あたしは・・・なのはさんの、『猫』になったのだ。
それから数日後、あたしはなのはさんからプレゼントを貰った。
小さな鈴のついた白のチョーカー。
これは、あたしがなのはさんの所有物であると言う証。
そして、なのはさんの家の近くにある小さなマンションの一室。
ここが、あたしの新しい居場所。
なのはさんは、週に何日かこの場所を訪れてくれるようになる。
多い時は毎日のように、そして・・・少ない時は一日しか来ない時もあった。
そして、この狭い一室の中では、あたしを、あたしだけの事を見つめてくれる。
あたしだけを愛してくれる。
その愛情は、きっと恋人や夫婦の間に在るものとはまるで異質なものだったけれど。
あたしには、それでも十分だった。
やがて、あたしは管理局へ退職願いを提出する。
スバルやシャーリー等の同僚達は唐突なあたしの行動に驚いて、理由を問い質したりしてきたが
あたしが意思を変えるつもりがない事がとわかると、何も言わなくなっていった。
今のあたしにとって必要なことは、待つこと。
あたしの居場所で・・・ご主人様を待つことだけだった。
衣食住の全ては、あたしの飼い主であるなのはさんによって負担されている。
あたしは、なのはさん無しでは生きられない。
なのはさんによって生かされている。
でも、それは飢えや寒さで死ぬのではなくて
ペットは、主人の愛情を貰えなくなった時寂しさで死ぬのだ。
その日から、あたしにとっての世界の全ては
この部屋と・・・なのはさん、それだけになった。
「ティアナは、本当にいいコだね・・・」
なのはさんが頭を撫でてくれる。
あたしは、それが嬉しくて甘えるように身をすり寄せた。
「にゃあ・・・」
あたしは猫だから、猫らしく鳴く。
『ティアナはわたしの猫なんだから、猫らしくしてくれないとダメだよ?』
初めてここを訪れたの日、なのはさんにそう言われた時から・・・あたしは答えを求められる時は、全て鳴き声で応えるようになったのだ。
「そうだ、ティアナにご飯をあげないとね」
なのはさんは撫でる手を止め、思い出したように声をあげると
持ってきたタッパを開ける。
中には美味しそうなハンバーグが入っていた。
「今日のはヴィヴィオにも大好評だったんだよ。 食べてみて欲しいな」
そう言って、なのはさんはハンバーグを平皿へ移す。
そして冷蔵庫から出してきたミルクを、同じように別の平皿に盛るとあたしの前に差し出してきた。
この部屋にテーブルはない。
猫はテーブルを使って食事をしないから。
スプーンやフォークと言った食器も無い。
猫は食器も使ったりしないから。
だからあたしは床に置かれた皿へ顔を近付けると、いつもと同じようにピチャピチャと音を立てながら舌でミルクを飲みだす。
最初は少し抵抗があったけれど、今はもう馴れた。
それに、こうするとなのはさんが喜んでくれるのだ。
「ほら、ティアナったら・・・顔にミルクが跳ねちゃってるよ」
そう言って、なのはさんは自分の舌であたしの顔についたミルクの水滴を舐め取ってくれた。
機嫌が良いときは、こんな事までしてくれるのだ。
あたしの人間としての尊厳とか、プライドなんて・・・この幸せと比べれば、あまりにも安過ぎるものだった。
あとはまた午後からかな・・・
なんだか・・・書いてるとテンションがどんどん酷いことにorz
最高です。
もう最高ですよ、なのはのペット。愛がある。
いいですね、続きwktkしてます!
バットエンド期待
期待しちゃらめぇぇぇ
やっぱりなのはとティアナなりの幸せは掴んでほしいんだぜ…
ご飯を食べ終えると、次はお風呂の時間だった。
猫をお風呂に入れるのは飼い主の役目。
だから、あたしは今や自発的にお風呂に入ることはなくなっている。
今週はもう三日もお風呂に入ってない。
冬ならそれでも大して気になる事もないが、夏場は汗に塗れて臭うようになる。
でも、今は大して気にもならなかった。
汚れたあたしの身体は・・・なのはさんが綺麗にしてくれるのだから。
「ティアナ、それじゃあお風呂に入ろうか」
「にゃあ・・・」
なのはさんはあたしを風呂場へと連れていき、服を脱がせていく。
本来猫は服を着ない。
でも、あたしの身体には寒さから守ってくれる毛皮はないから、ちょっとした寒暖でも風邪を引いたりしてしまうし。
それに、下着に包まれないままだと体型もどんどん崩れていってしまう。
それはなのはさんにとっても望ましくないこと。
だから、例外的に服だけは変わらず身に付けていた。
チョーカーのみを残して、裸にされる。
これだけは・・・片時も外す事は出来ない。
あたしとなのはさんの今の関係を繋ぐ、大切な鎖なのだから・・・
あたしを脱がし終えると、なのはさんも自分の服を脱ぎ始めた。
その美しい肌が、腰のくびれが、引き締まったお腹が、あらわになっていく。
何度目にしても見飽きないその肢体に、あたしはただ見とれていた。
「ティアナ、めっ!」
「に・・・にゃあ・・・」
見すぎていたせいか、怒られる。
あたしはバツが悪くなり、誤魔化すように小さく鳴いた。
「脱いでる時に見られたら脱ぎにくくなるんだよ。
ちゃんと、見たいならお風呂の中かベッドの中で沢山見せてあげるから・・・ね?」
「・・・・にゃあ」
良かった、怒ってない・・・
あたしは安堵の息を吐いた。
この位の事では滅多に無いが、なのはさんもたまには怒ったりする。
あたしが出過ぎたことをしたりすると、後でお仕置きを受けるのだ。
それが肉体的なものなら、別に問題はないし・・・むしろ、あたし自身が躾られるのを望んでいる面もある。
でも・・・精神的なお仕置きは、辛い。
前に二週間放っておかれた時は、気が狂ってしまいそうだった。
食べ物もロクに喉を通らず、お風呂にも入れない。
やがて身体が自由に動かなくなり、服からすえた臭いがし始めても、頭の中はなのはさんの事だけで一杯だった。
早く頭を撫でて欲しい、その指で髪を鋤いて欲しい。
身体の隅々にまでキスをして欲しい。
あたしに、声をかけて欲しい。
名前を呼んで欲しい。
頭の中で、何度もなのはさんとの行為を思い返す。
そして、誰も来ない玄関の扉を・・・毎日のように見つめ続けた。
そうしていないと、心が絶望に塗り潰されてしまいそうだったのだ・・・・
あたしにとっての地獄は、きっとああいうものだと・・・今でも思っている。
飼い主に捨てられたペットほど、惨めな生き物はいないのだから・・・・
疲れたので、これだけ。
こういうのは書いてていつもの倍以上疲れます・・・
長編じゃないので多分あと10レスかからないくらいで終わるはずです(多分
残容量的に今スレでは終わらないかなぁ。
因みに、ティアナは普通に喋ったりもします。
ALL鳴き声強制な訳ではないです。
書き終えたらティアはやでも書いて癒されよう・・・・
>>906 おつかれさまです!
ティアナ可愛い、、というかなのはさんは素敵だな。
なんだか胸がずきずきしてきます。
続きに期待!
この話フェイトはなのはさんが
ティアナを飼ってるの知らない設定?
>>908 もし知ってたら物狂いしそうだな。
次スレそろそろ立てておこうか?
あと残り40kbくらいだし
このことを知ったフェイトさんの反応が知りたい。
最近、密かになのティアブームだなw
なんだろう、スバルとのコンビも好きだけどなのはとの組み合わせは
どこか危険な香りがしていろいろ溜まらないんだぜ!!!
続き、楽しみにしてます。
しかし、みよちゃんはなんでもこなすな。まじ尊敬です!
ティアがなのはさんのペットなら、スバルは嫁さんの方のペットか?
913 :
名無しさん@秘密の花園:2007/11/09(金) 19:04:25 ID:pYEqqsRO
>>912 スバルじゃなくてギンガじゃね?
…野外プレイの最中になのティとフェイギンが出会うとか言うorz
さらに、そこへスバルが(ry
スバルも飼えばいいんじゃね?
なのティアがここまでの名作とはw
>>908 知ったらきっと狂気の虜
>>911 きっと妄想力が酷いせいです。
リンディ→フェイト→なのはでダークとか変なネタばっかり降ってきて困ります。
たまには健全にラブラブイチャイチャとか書きたい・・・
正直こう言うネタがこんなにも許容されるとは思ってもみませんでした。
スレ住人は守備範囲広いなぁ。
いやギンガじゃなくてスバルorヴィータだろw
なのはの回りに虫がつくくらいなら飼っちゃえばいいんだ
みたいなwww
>>917 ここにいる住人達は基本的に愛があれば許すタイプだと思う
なのはに飼われるスバルとフェイトに飼われるギンガ。
なのフェイが2人だけでお楽しみの間は
姉妹も獣のようにくんずほぐれず。
ティアナはなのフェイどっちにも惚れうるからなぁ。
今の展開もいいけど執務官補佐としてフェイトに飼われる
シャーリーとティアナ、なんてシチュエーションを考えた事も。
愛があっても普通は陰鬱というか鬱屈というか受け入れる人を選びそうなネタだと思うんだ。
それだけに(住人の許容範囲の広さもあるとはいえ)こういうネタを嫌な気分にさせずに読ませる書き手の能力に正直嫉妬するなぁ。
>>918 スバルはフェイトに飼われるかもしれんけど、ヴィータはありえない
あんだけなのはのこと盲目的ともよべるよほどの愛をもってるんだから(ここらへん妄想
なのは以外イラネ、でいてほしい
ティアナがなのはさん一筋。
っていうのは好きだ。
飼う・・・養う
フェイトさんがヒモになったなのはさんを養うとかいう電波が
墜ちた時の後遺症から車椅子での生活を余儀無くされたなのは
その手に届いていたはずの夢は、闇に消えた。
無気力に、ただ過ぎていく毎日。
フェイトは、執務官になると言う自分の未来や夢全てを犠牲にしてなのはのために尽くす。
献身的な愛情とそれによって増していく負い目、二人の感情のズレは日増しに酷くなっていき・・・
やがて、なのははフェイトに感情の捌け口を求めるようになる。
しかし、それすらもフェイトは受け入れた。
それは最早、献身的と言う言葉を通り越して、盲目的、狂信的といって良いほどだった・・・・
とか
悲しいんだけど何故かそそられてしまう
なぜだ、なぜなのヴィは多々あれどはやヴィはほとんど無いんだ!!
個人的にA'sのはやてに凄い懐いてるヴィータが好きなんだ
>>923 なのはさんは子どものころから強かったから考えづらいけど、本当に後遺症とか残ってたらわからないよな
結構人格変わっちゃう人とか現実にいるみたいだし・・・
うーん。最近ダークなネタが増えてきたね
好きだけど、読んでて恥ずかしくなるようなラブラブイチャイチャも読みたい今日この頃
すべては妄想のままに進むのがこのスレだけどなw
927 :
名無し娘:2007/11/09(金) 22:09:32 ID:1zV4pF5p
できれば、923のお話が読みたいwww
実は僕も
>>923の話がめちゃくちゃ読みたいですorz
>>925 俺もはやヴィだと思うんだけどなぁ…
ボルケン→はやて
としか思えない
ヴィータ→なのはは好きと違うような…うーん
まぁ細かいことはいいかw
そこら辺の考えは人それぞれだろうな
俺もはやヴィ好きw
自分はなのヴィが大好きだよ
まぁいろいろな人がいるってことだね。
でもはやヴィSSって少ないよね
はやてとなのは、どちらを守るべきか苦悩するヴィータもなかなか
むしろなのはさんが、ヴィータかティアナかで迷うとか。
本命はもちろんフェ……、アリサで。
>>934を自分でかいてみた。ただの妄想文ですが(今回からトリップつけてみることに
「なにょはっ!」
「なのはさん!」
「誰を選ぶの、なのは」
そんなことを言れても、私としてはすごく困るのですが。
「そうはいうてもな、いい加減決めた方がいいんちゃう。ああ、もちろんうちでもええよ。なのはちゃんへ開く門戸はいつでも全開や!」
「ええ? 皆なに言って……」
「なにょは!」
「なのはさん!!」
「なーのーはー」
「なのはちゃん!」
ああ、もう。
仕事ほっぽりだして、いけないんだから。
みんな少し、頭冷やそうか……。
「私の好きな人はアリサちゃんだよ」
「「「「!?」」」」
「ツンデレだし」
「なにょは、それあたしもだろ!」 「なのはさんあたしもですよ!」
ヴィータちゃんとティアナが叫ぶ。
「金髪だし」
「私のことだよね、もちろん。でないと許さないけど、ねえ、なのは」
怖いよ、フェイトちゃん。
「なあなのはちゃん、関西弁ってどうおもう?」
「ん、特には……」
「……」
「と、とにかくアリサちゃんが大好きなの。わかったらはやく仕事に戻ろうね、でないと『お話』きいてもらうから」
しぶしぶと各々の仕事場に戻るなのは信者達。
このあと大量の殺意が次元を隔てた場所に居るアリサに届けられたことは、無論いうまでもないこのだった。。
なのヴィ好きの人には不快な発言かもしれないが
>>942 おれもはやヴィ、少々シグヴィなんだけど、
個人的にヴィータ→なのはは負い目みたいな感じがある。
「なのは」を守れなかったんじゃなくて、
なのはを「守れなかった」ことを悔いてるというか。
言い方は悪いが騎士としての誇りに傷がついたというかそんなイメージ。
A’sの時の騎士としての誇りを捨てでも助けたいものがあるというのと、
どうしても比較しちゃうんだよね。
その辺もひっくるめて25話のはやての一言で全て吹っ切れたんじゃないかと。
長文スマン
>>936 不快だろうとおもうならするべきじゃない
ついでにいうなら、負い目だけであそこまで血を流してはできないだろう
そしてそのことばは、ヴィータの尊厳をも酷く傷つけるように思う。
>>937 GJ!
939 :
936:2007/11/09(金) 23:48:31 ID:D1btr6p6
940 :
937:2007/11/09(金) 23:49:50 ID:D1btr6p6
あれ、みす。
939は937で…;
しっかりしろ!
まあ、どっちでもいいんじゃね。
なのヴィ好きはなのヴィに萌えてればいいし
はやヴィ好きははやヴィに萌えてればいいじゃん!仲良く行こうぜ!
そんな俺はフェイなの派
>>940 落ち着け
>>936 そういう考えもあるのか
自分は騎士の誇りを捨ててでも守りたいものになのはも加わったって思ってた
とりあえずヴィータはなのはのこと大好きだと思う
戦いを通じて得た友情(愛情?)みたいな感じで。
シグナムとフェイトとはまた違った感じだけどね
フェイなのも、なのヴィも、ヴィヴィなのも、なのはやも、なのティアも、なのリインIIも、なのアリもすきだぞ!
>>943 >>935の通りでなのアリになった場合、一般人のアリサには負担が掛かりすぎると思いますw
異端児のティアはや派としてティアナ×はやてを激プッシュ。
ちびだぬき様はSTSでの性格変更が凄いですから・・・
一部では『Asのはやては今もひっそり騎士達と海鳴で暮らしてるんだよ!』とか言われた始末
でも、真面目に考えると何も変わってないなのはさんだけが変人な不思議。
ヴィータはヴィータ×リィンが好きかなー
シグアギもそうですが、ヴォルケンリッターは半永久生命であるが故に普通の恋愛は難しいのでは無いかと思っているからです。
この先永遠に続く君無しの世界、ってヤツですよ。
なのは達がいずれ老いて死んでも、ヴィータ達はその先もまるで歳を取らないまま生き続ける。
もしヴィータがなのはと結ばれたなら、その世界で思い出だけを持って生き続けるのは拷問に等しいことだと思います。
まぁ自分が難しく考えすぎなだけとも言えるかもしれませんけれど
そろそろ次スレかな。
ちょっくら立ててきてもいいか?
よろしく
まぁ俺は王道なのフェイを何処までも突き進むけどね
もう永遠にいちゃいちゃしてろよって感じの二人が一番癒される
ダークも大好きだけどな
952 :
936:2007/11/10(土) 00:09:34 ID:51iTr8re
>>946 どっかで見たよそんなSS。
はやてを看取ってザッフィーとシャマルが消えて
フェイトを看取ってシグナムが消えて
ヴィータは遺言でリインの新しいマスターを探すってやつ。
>>950 よう俺。
なのフェイが一番好きだな。
砂はきそうなくらいいちゃいちゃしてるのが好きだ。
でも暗いのも好きだ。
フェイトのヤンデレはいっぱいあるから最近はなのはヤンデレが脳内ブームなんだぜ
>>955 想い(妄想)は言葉(文章)にしないとダメなんだよ?
Wikiで奈々さんの好きな食べ物のとこに
数の子ってあって吹いた
フェイトさんマジ自重
>>957 落ち着け、それは奈々さんのハーレムフラグだ
フェイトちゃんがかずのこの諸々と仲良くしてる間に、
ティアナを飼育しているんですね。
>>959 主語忘れ。なのはが、で。
「今日はフェイトちゃん家あけてるんだ、
だからいっぱい遊んであげられるよ。……それこそ一晩中。可愛い声で鳴いてくれると嬉しいな」
「に、にゃぅ……」
「ふふ、可愛いよティアナ」
みたいなかんじで。
ところでフェイトの中の人が「リトルウィッチパルフェ」のレネットやってたってのは既出?
埋め
「アギト、頼みがある」
「なんだ?」
「こんなこと頼めるのはお前ぐらいなんだ」
「お、おう!任せろ」
「これをテスタロッサの部屋に仕掛けてきてくれないか」
「え?これって…」
「カメラだ」
「でもなんでカメラなんて?」
「大人の事情だ」
「教えてくれなきゃやらないぜ?」
「ここにリインの隠し撮り写真があるんd…」
「し、仕方ねぇな!全く困った主人だぜ」
「ふっ、おまえは理解が早くて助かる」
「ここが目的の部屋か…」
「そんなところでなにしてるのかな?」
「あ、いや、その……」(やべぇ……これ隠さないと…)
「………中入ってお話聞かせて欲しいな…」
う、うわぁああああ!!
「アギト?どうしたアギト!応答しろ!」
なんてことにならないかな
埋め時期になるとお馬鹿(いい意味で)な副隊長が現れるなw
副隊長ワロスというわけで勝手に便乗
「く、アギトは失敗か。しかしこの劣化の騎士、退かぬ、媚びぬ、省みぬ!
・・・というわけでキャロ、これを頼みたいんだが。」
「これをフェイトさんとなのはさんの部屋に置いてくるだけでいいんですか?」
「ああ。私は忙しいのでな。」
「分かりました。」
タッタッタッタ・・・
(勝手に入ったらだめだよね。声かけないと。)
「すみません。なのはさん、フェイトさんいらっしゃいますか?
シグナム副隊長からお届けものです。」
「ありがとう、キャロ。お使いご苦労様。悪いんだけどもう一つ頼まれてくれるかな。」
「あれ?アギト?」
「なんか(お話してたら)急に具合が悪くなって(さらに追撃しつつ)介抱してたんだけど
悪化しちゃったみたいで。医務室連れてってあげて。」
「はい。分かりました。」
タッタッタッタ・・・
(シグナムさんキャロまで使うなんていい度胸なの。フェイトちゃんにチクってやるの。)
「あ、シグナム副隊長。ちゃんと届けました。」
「そうか、よくやってくれた。礼を言う。」
「いえお役に立てて嬉しいです。失礼します。」
「ああ。」
(ふふふ、これでテスタロッサのあられもない姿は私のもの・・・。)
なんてフルボッコフラグが立たないかな
「フェイトちゃん聞いて欲しいことがあるんだけど…」
「ん?どうしたの?」
「これなんだけどシグナムさんが……」
「シグナムがどうかした?」
「ううん!なんでもない!やっぱりなんでもないの!」(もっといいこと思いついたの♪)
「そう?ならいいんだけど」
「さてと……早速テスタロッサの様子を……」
『な、なのは…こんな時間から…?』
『フェイトちゃん見てたら我慢できなくなっちゃったんだもん』
『もう……恥ずかしいよ…///』
「が、画面が暗い…。音声だけしか聴こえん!」
『フェイトちゃん……大好きだよ』
『わたしも大好き……』
『エリオやキャロよりも?』
『うん……なのはが好き』
『……シグナムさんよりも?』
『どうしたの?わたしはなのはが一番好きなんだよ?』
『わかってるけど言って欲しいなぁ…』
『……なのはの方が好きだよ』
『誰より?』
『シグナムより!他の誰よりも大好き!』
『ふふふ……フェイトちゃんが好きなのはわたしなの♪』
『そうだよ……だから……その……』
『急かさなくてもいっぱい愛してあげるからね?』
『うん……あんっ!…な、なのは!……き、気持ちいいっ!』
「くっ……悪魔め……っ!」
悪魔なんて言ってる余裕ないと思う…
シグ姐ネタワラタw
>>968 うわw姐さんマジで報われないwww
だが、それが良い!!
「高町なのは・・・悪魔だがテスタロッサに一番愛されているのは
事実というのが歯痒いな。なんとか引き離せないものか。
ふむ・・・こういう時は逆に考えるんだ、逆に・・・」
考え中・・・
考え中・・・
!!
「そうだ!引き離すのではない!
むしろここまで親密である二人の仲を利用すればいいのだ!
変身魔法を使い高町なのはになりきればあれもこれも
それも全部私のもの!
これぞ高町なのはになりきっちゃえYO!作戦!
ふふふ、待っていろテスタロッサ今行くからな・・・!」
「医療班っ!なにやってんだよッ!はやくしてくれよ
コイツ殺してくれよっ!」
>>968 むしろ悪魔はあんただw
姐さんに恨みでもあるのか?www
>>973 いや、悪魔って喋ってるのは、なのはだろうw
>>793 失礼な!
姐さんは2番目に好きですよw
一番はフェイトさん
StSの数年後には
「テスタロッサ、頭を撫でるのはやめてくれ」
「ふふふ、ごめんなさいシグナムがかわいいから…」
という具合に
せやけどそれは(ry
『ドゥーエさんの穴埋められ日記』
ドクターの命令により,管理局に入局して早何年だろうか.
インヒューレントスキルによる変装をしながらとはいえ,何年も働いていれば,
いつか敵になるとはいえ,少しの愛着くらい湧こう.ほんの少し…だが.
私にとってドクターと妹達以外は芥のようなものだが……
「おはよう御座います」
そんな風に,道すがら出会う人に挨拶をしながら,今度の任務について考えていた.
教導隊の方をスパイしてこい,といういつもながら唐突な命令に,私はどうしたものか,と考えていた.
特別,スパイ―――調査する事に問題があるわけではない.
誰に変装していこうか,というのが問題なのだ.
今の姿のまま行けば,なぜそこにいる?と言われ,いらぬ詮索を受けるだろう.
だから,教導隊の中の…それなりにどこにいてもおかしくはない地位の者が良い.
そう…あぁ,そうだあそこにいる教導官の姿でいこう………
「なのは〜!」
どこかで見た事のあるような,長い金色の髪を持つ人物から声が掛かる.
瞬間,まずい…と舌打が自然と出る.
さすがに,露骨に姿を曝すわけにはいかないのだ.特にその人物の知り合いに当たるような人物に…
「な,なにかな?」
先程少しばかり聞いた教導官の声音を使い,取り成そうとする私を,私の腕を…
「なのはこんな所にいたの?さ,行こう!埋めなきゃね!」
「ちょっ!?」
がし,と掴んだその腕の力は,早々取り外せるものでもなく,私はあっという間に…
どこだここは.
「さ……なのは」
がしゃん,と後ろで扉の閉じる音がする.
目の前は暗く,光の一つもない.
「ど,どうしてこんな所に……?」
「え?なのは………あぁ,そういうプレイ?そうなんだ…へぇ,じゃあこれも使って良さそうだね」
がし,と捕まれた腕が何かで縛られる.
「バ,バインド!?」
「いい反応だね.さっすがなのは」
腕を縛られ,背中に回されそのまま腰元から腕を固定するように再びバインドが…
な,何が……その気持ちが表情に出たのだろうか,顔の,暗闇の中でも見える距離まで近付いた金髪の女の顔が…
その私を見て,楽しそうに…本当に楽しそうに笑っていた.
「ははは……怖い?」
怖い,などというよりも意味が分からないと言いたい,言いたかったのだが…猿轡としてもう一つバインドが.
「んーっ!?」
「なのは,可愛いよ…」
ゆっくりと私の服に手を掛け…ずらしていく.ゆっくりと,まさぐるように…
私の耳を噛み,首筋を舐めまわしながら……ぞくり,と嫌悪に似た快感が躰を走る.
「っ!ぁっ!?」
「じゃあ…うめよっか?」
瞬間………手に持つ何かがゆらり,ゆらりと揺れていたのが最後の記憶だった.
………いや,本当は思い出したくないだけだが.
……気持ち良かったなんて,思ってない.思ってない…….
穴という穴を埋められ,埋め尽くされて……いや,さておこう.
そして,今日も今日とてドクターからの命令で今度は次元航行部隊の方へと……
今日はあの…憎いといえば良いのだろうか?あの金髪の女の姿を.
どうやら執務官のようで…ここで調査するにはもってこい……なのだ.
「あ,フェイトちゃ〜ん!」
「あ……?」
「もう,フェイトちゃんどこいってたの!今日はフェイトちゃんの番なんだよ!」
「え……?」
「あ・な・う・め」
………ぁぁぁぁぁぁぁ
「何かねドゥーエ?通信とは珍しい」
「……転属願いは受け付けてますか?」
という感じで,いじょー.
流れ完全に無視してしまいましたが,このスレ埋めたかったんです.正直反省している.
全然足りてませんが…(ノ▽`
では,流れぶったぎって失礼しました.
シグナムさんいいよね.大好きです.
反省室|(ω・`ミэ)ピチピチ
ちょっw
ドューエ災難wwww
初体験があの二人のマニアックプレイにつき合わされたんだと思うと
ご冥福を祈るしかないな
しかし穴という穴を、ということはあの二人は当然尿道開発しあって(ry
GJでした、これからもがんばってお馬鹿っぷるな二人を書いてくださいw
反省室|・)ピチピチ
>>981 有難う御座います.さて.
「シグナムさん,フェイトちゃんにちょっかいかけるのやめてくれませんか?」
素敵な笑顔で何を言っている高町なのは,と思っていればいつのまにか片手にはレイジングハート.
「わ,私が何をしたというのだ」
訓練で疲れたテスタロッサに膝枕した事か?テスタロッサの車で隊長副隊長二人きりでドライブした事か?
それとも,高町なのはとテスタロッサが一緒にいる時にわって入った事か?
「……あー,全部で良いです」
いつのまにか口に出していたのだろう,私の言葉に高町なのはのこめかみがピクピクと動いている.
ガシャ.
重厚な音が,辺りに響く.
あぁ,カートリッジをロードした音か,と呆と判断しながら,
「さすがにここではまずい」
と,冷静に答える私は,どこか期待していたのだろう.
テスタロッサとの戦いも楽しいものだが…いや,それ以上に高町なのは,との戦闘は楽しいのだ.
砲撃魔道師の中で唯一渡り合える魔道師,それが高町なのはなのだから.
あぁ,思い出すのはいつだったかの戦技教導隊の所で行なった戦闘.
昂ぶる.それは戦闘への高揚,性的とすら言える高揚感.
あの時をもう一度味わえるというのならば,何を言われようと…
「さぁ…やろうか,高町なのは」
「はい.もちろん,全力全開で,ですよ?」
場所を移動し,レヴァンティンを取り出した私を見て,しばし下を向いていた高町なのはが,顔をあげ,こちらを見る.
なんと恐ろしい顔か,なんと美しい顔か.
「当然だ」
「……上等なの.スターライトブレイカーの的にしてやるの」
「そちらこそ,レヴァンティンのサビにしてやろう」
だんっ,と音が鳴り,私達二人が駆けるっ!
・………
「……テスタロッサってもてるよな」
「え…?何,ヴィータ.唐突に」
「ほら,あそこ.うちの大将となのはのヤロウがやりあってんだよ
多分,原因はおまえじゃねーのか?」
「え!?……………あれ?なんか二人とも楽しそうに見えるね」
「だなぁ…」
「……なのはったら,私以外の女とあんなに楽しそうに……」
「せめてシグナムって言ってやれよ女て……おー,こわ」
いじょー反省文提出終り.
独房|(ω・`ミэ)ピチピチ
>>967 そんなことやってるから劣化してしまって…騎士として大丈夫かと
>>983 >私以外の女
噴いたw
どんだけ、独占力強いんだ!フェイトそんw
なのフェイはお互い、自分自身の魅力を理解してないから困る
>>985 「まったくだ、なのははいつだって気付きやしない。
あ、あたしだってなのはの騎士だぞ」
「どうしたのヴィータ」
首元に既に起動したバルディッシュをあてる
「っ、な、なんでもねえよ・・・」
「そう、ならいいんだけどね」
こうですか?
「もらった!」
「っ!」
距離を詰め、なのはに斬りかかるシグナム。これで、これでテスタロッサは私のものだ!
そう確信した瞬間――――
「え…?」
有り得ない光景を見た。突然のことに頭が追い付かない。
何故、―――何で自分の腹から黄色い刃が突きだしているのだ?
「かはっ…!!!」
あまりの激痛で肺から空気が漏れる。
「シグナム……」
それが彼女の声で、自分が名前を呼ばれたのだと認識するのに数秒かかった。 当然だ。
少なくとも今までに彼女のこんな底冷えした声は聞いたことが無い。
「私の…」
腹部の痛みで意識を失いそうになるが、それすらを赦さんとする彼女の声。
「私の…、私のなのはに…」
『後ろを振り向くな』
理性が警鐘を鳴らしていたが気が付いた時には首が回り、相手を見てしまった。
其処にいたのは―――――
「ナニヤッテイルノカナ?」
死神が、いた―――――――
それはあまりに不憫だろう姐さん・・・
以上。
ピチピチさんのSSを見て、なのはさんがフェイトに助けられ
報われないシグナムを書こうとしたら何故かヤンデレ(?)フェイトを書いていた。
しかし自分で書いておきながらなんだが、シグナムに負けそうになるなのはさんって想像出来ない。
あ、シグナムに突き刺さったフェイトのバルディッシュは非殺傷設定ですよ
深夜3時きっかり
わたしはいつものように、目を覚ました。
隣では穏やかな寝息を立てながらなのはが眠っている。
「なのは」
名前を呼んでみる。
でも、答えが返って来るはずもないことは知っていた。
最近のなのはは新人達の訓練に大忙しで、夜も訓練メニュー作りを遅くまで続けている。
それが終われば、朝までこの調子でベッドに倒れ込んで眠るのだ。
わたしはなのはが眠っているのを確認すると、少しだけ上半身を起こした。
なのはに向けて顔を近付けていく。
なのはの桜色の唇から漏れ出すかすかな吐息を感じた。
汚れを知らないその花弁を、奪ってしまいたい衝動に駆られる。
でも、それも今ではもう慣れた。
自制してすぐに目を逸らし、目的の場所・・・なのはの耳元へと顔を寄せる。
「わたしは、なのはが好きだよ」
秘めた想いを囁く。
なのははいつもと同じように、ピクリとも動かない。
「母さんよりも、はやてやアリサ達よりも、誰よりもなのはが大事なんだ」
ただ自分の想いだけを一方的に告げる稚拙な告白。
なのはに直接告げる勇気がなくて、思い付いた心の捌け口だった。
「キス、してもいいかな?」
答えは返ってこない。
人形遊びと何ら変わらない虚しいやり取りだということは解っている。
でも、わたしには・・・今のなのはとの関係を壊してしまうかもしれない危険を犯してまで、思いを告げる勇気はなかった。
なのはの柔らかい髪に手を触れる。
これくらいなら、たとえなのはが起きてしまっても誤魔化せるから・・・
そして、いつものように口付けた。
なのはの気持ちを無視した独り善がりなキス。
わたしは・・・臆病で・・・卑怯だ。
でも、それがわかっていても、わたしは・・・この行為を辞めることが出来ないでいた。
やる気が微妙な時に書いてもロクな文章にならない・・・orz
超気になって寝れません!
まあ美代ちゃんも無理せずに書きたいものだけ書けばいいと思うんだ、うん
まだだ、まだシグナムにはティアナがいる!
なのはさんだって幻影なら許してくれるはず
>>995を見てたら
ふと、休暇でスバルの元にやってきたのに
スバルが緊急の出動で不在で
仕方なく自分に幻影をかけてスバルの格好をして
オナニーするティアナというのを思いついた
(久しぶりにやるか・・・・。テスタロッサは私が好き・・・)
(嫌い・・・・)
(好き・・・・・)
1000ならシグナムの恋は報われる
1001 :
1001:
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。