【ネギま!】近衛木乃香・桜咲刹那百合専用スレ(4)
[各種データ]
麻帆良学園中等部3年A組13番 近衛 木乃香
1989年3月18日生 (辰年・うお座) AB型
好きなもの:占い&オカルト、料理
嫌いなもの:あんまりない
所属:占い研究会、図書館探検部
備考:学園長(関東魔法協会会長)の孫、関西呪術協会会長の娘(オヤジはゲンドウ)
声優:野中 藍
麻帆良学園中等部3年A組15番 桜咲 刹那
1989年1月17日生(巳年・山羊座) A型
好きな物: 剣の修行。木乃香お嬢様(?
嫌いな物: 曲がったこと おしゃべり
所属: 剣道部
備考:京都に伝わる神鳴流の使い手にして、陰陽道にも通じる剣士・烏族ハーフ
声優:小林 ゆう
●このせつ名場面リスト●
・(4巻収録) 30・31・32時間目
・(5巻収録) 42・43時間目
・(6巻収録) 50・51・52時間目
・(7巻収録) 62時間目
・(8巻収録) 68・71時間目
・(10巻収録) 86時間目
●百合カップルリスト●
・近衛木乃香×桜咲刹那
―――(以下、ある程度の百合フィルタが必要?)―――
・相坂さよ×朝倉和美
・綾瀬夕映×宮崎のどか
・那波千鶴×雪広あやか
・長谷川千雨×Zazie Rainyday
・雪広あやか×神楽坂明日菜
・夏美×千鶴(あやかも同時狙い)
・ハルナ×夕映&のどか (ハルナは二刀流)
・朝倉×千雨
・亜子×まき絵
アキラマンセー!!!
+ \\ アキラマンセー!!! // +
+ + \\ アキラマンセー!!! /+
+ + + + +
+ * +
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ * ∧∧ +
< `∀´> * < `∀´∩<`∀´∩> <丶`∀´> ヾ<`д´>
+ (( ( つ つ )) (( (つ ノ (つ 丿 (つ つ )) / ⊃ ))
+ 乂 (( フ )) + ヽ (⌒ノ ( ヽノ ) ) ) 0_ 〈
+ (_フ ̄ (へ)レ' レ(へ) (_フ_フ `レ
木乃香「なんで保守せーへんの?ドアホ!」
刹那「申し訳ありません・・・」
8 :
名無しさん@秘密の花園:2006/05/30(火) 23:52:40 ID:Ga/xz7B4
アスナげと
10 :
1:2006/05/31(水) 22:27:54 ID:qYVFod67
>>9 前スレからのコピペったら抜けてるねえw
指摘ありがと
今週はエヴァちゃんメインですが、盛り上がっていきましょう
1乙
このちゃんが古と寝てた?
14 :
名無しさん@秘密の花園:2006/06/02(金) 20:06:28 ID:rSFqD8Tx
寝た蛾内
せっちゃんはもらっていきますね
じゃあ俺このちゃん
17 :
名無しさん@秘密の花園:2006/06/03(土) 13:26:27 ID:4EzmUTGY
じゃあ、私は原作者★ミ
19 :
17:2006/06/04(日) 13:03:51 ID:Hj0mbwdH
神よ‥‥私は嘘をつきました。
お許しください。
お人形あそび
(*'∀`*)ハァハァ
なんかさ、このスレもう寿命なんかなあ・・・、って・・・。ちょっと寂しくなった・・・。
原作が糞になっちゃったからなあ・・・
赤松は人気キャラ殺しの第一人者だからな。
まき絵といいせっちゃんといい。
せっちゃんは6巻以降も付かず離れずの微妙な立ち位置のほうが良かったよ。
扉絵とかもたまにでいいのに、4巻の頃の顔が一番良かった。
そう?せっちゃんが出てくれると幸せいっぱいなんだけど
このスレ的にはせっちゃんだけ出ても…
25 :
名無しのアホ:2006/06/10(土) 18:58:27 ID:ek8otpuR
最近、あの二人を見てない気がする・・・・・
・・・ドコいった?
原作もアニメも大嫌いだけどこのせつ大好きなオレはここにいてていいのか
おk
下らないSS投下しようとしてる私もここにいていいのか?
>>30 このせつならどんなSSでも無問題な俺が居るから大歓迎だ
wktk
1
『どこにいても何をしていても、私はお嬢様を…
―想っています』
せっちゃんがそう言ってくれたのは昨日の夜のこと。
駄々をこねるウチを優しく抱きしめて、耳元でそっと…小さな声で。
涙が零れたのはどうしてなんだろう?
ほんの少しでも、離れるのがイヤだったから?
「…せっちゃーん?」
「?!
お嬢様?!」
夜。
前を歩くせっちゃんに声を掛けたら、ひどく驚いた返事が返ってきた。
「こんな夜更けに何をしていらっしゃるのですか?!
風邪を引きます、早く寮へ」
「そんなん言うたらせっちゃんかて、風邪引くえ?」
「私は鍛えていますから風邪などは…
さ、戻りましょう?私も稽古が終わったらすぐ戻ります、から…」
2
そう言って引く手をぎゅぅ、と握り返す。
数歩して、立ち止まった。
「…?
お嬢様?」
「………」
「お嬢、様…?」
せっちゃんが顔を覗くように屈んだ。
そしてすぐに、涙に気付かれる。
「お、お嬢様?
どこか痛いのですか?!あ、歩く速度が早かったですか?え、えっと…」
慌てふためくせっちゃんに、ただポロポロ涙を零すウチ。
端から見たら変な二人、と思った。
「どこも痛くなんかないし…
あ、るくのも…早ないえ…」
「そう、ですか…
では…どうされましたか?」
3
暫しの沈黙。
あぁ、せっちゃん困ってる。
昼間は付きっきりでウチの傍にいるせいで、だからわざわざ夜中にこうして稽古しとるんに…
邪魔、ばかりしてる。
困らせてる。
こんな自分…大嫌いなのに。
困らせたい訳じゃないのに
微かな泣き声だけが、静寂の中に在る。
頭に、手が触れるのを感じた。
上を向くと、月明かりに照らされた優しく微笑うせっちゃんの顔。
「私は…ここにいます。お嬢様、あなたの傍に」
「………うん」
「私は此処に居ます。
だから…、お嬢様が何故泣くのか、聴くことだって…出来るんですよ」
4
「うん…」
優しいせっちゃん。
何の役にも立てないウチを守ってくれる…優しいせっちゃん。
「…せっちゃん…
…ウチな、ウチ…せっちゃんのこと…、大好きえ…」
声は、涙でぼろぼろだった。
そんな声を拾い上げて、せっちゃんは微笑ってくれた。
「…はい。
わかっています。
私もお嬢様と同じ、ですから」
握った手が、暖かい。こんなにも近くにせっちゃんがいる。
「せっちゃん…が、ウチのこと守れるように…毎日稽古してるんは…わかって…るのに…」
「…はい」
「毎日…学校でたくさん…いっしょにいられるんに…」
「…はい」
「なのに、稽古の時間とか、ほんの少し離れるのも…イヤや…」
「………」
5
「…ごめんな、困らせてるんは…
わかっ…」
不意に抱きすくめられ、言葉が途切れた。
「…お嬢様…」
腰に強く回された、せっちゃんの細い腕。せっちゃんの匂いといっしょに体温が伝わる。
少し、戸惑ったけどウチも恐る恐る手を背中に回した。
「申し訳…、ありません…
上手く伝えられなくて…悲しく…させて…
でも、でも憶えていてください
どこにいても何をしていても、私はお嬢様を…
―想っています」
41 :
名無しさん@秘密の花園:2006/06/12(月) 21:42:08 ID:tGpiYo7D
6
涙が零れたのはどうしてなんだろう?
ほんの少しでも、離れるのがイヤだったから?
涙が零れたのは、ウチが思うよりずっと、ずっと…
せっちゃんが優しいから―
涙味のキスをして、せっちゃんは照れたように笑った。
end...
駄文のくせに6レスも消費してしまい申し訳ありまそん…orz
しかもageてしまた…
重ね重ねスマソ
(゚∀゚)GJ
せっちゃんカッコイー♪
マジで萌えたわ(´∀`)
最高ですた。
47 :
1:2006/06/13(火) 00:29:07 ID:YSLdyglW
これだからこのスレはやめられん
うわ、どっからへんな名前欄がw
最高!日々チェックしてた甲斐があった。
久方ぶりです。未だに前回の続きが出来ません。
楽しみにしている方が居ると思いますが、本当にお待たせしてすみません。
>>1 乙です。
>>36-41 GJです。
ほんわかした気持ちが伝わってきました。
コテつける意味が分からん
>>36です。
感想レスありがとうございます!書いたらまた投下させてもらいますね〜
またコテ厨かよ
いい加減イタさに気付けよ
質のいいSS読めるならコテでも別に構わんが
自サイトで書けばいいんでない
なんでコテ付けたがるんだ?
SS投下した時に「○○キター!!!!」とか言われたいのだろか
確かにそう思うが、逆もまた然りなんだが
なんでコテをウザがるのか俺には分からん。NGしやすくて便利やん
何故付けるのか、何故ダメなのか、確かにわからん
結論としては萌えるSS読めればなんでも良し
好きな文章と嫌いな文章があるだろうから、
ある意味コテ付けた方がわかりやすいんじゃない?
まぁ、駄作でも投下してくれるだけでありがたいんだけど
なる程。オマイ賢いw
投下SSが嫌いな文章でもコテ付いてたら読まずに済むもんな。
SS完成してるわけでもないのにコテつけて出てくるのがウザいんです
投下するとき以外はずしてください
名無しじゃない確立した自分で書きたいなら、自分のサイトでやるか自分の作品の味で分からせればいいじゃないか
おk
wktk
1
大好きな人が自分を待っていてくれる。
それがどんなに嬉しい事か、あなたが教えてくれた―
夜、剣の稽古を終えた私は足早に部屋への道を急いだ。
案の定、お嬢様が私の部屋の前にちょこんと座っている。
私は顔がだらしなく綻ぶのを感じつつ、駆け寄った。
「お待たせしました、お嬢様」
「遅いぃ〜」
ぷぅ、と頬を膨らます。
「も、申し訳ありませ…
わわっ」
「…お疲れ様、せっちゃん。」
首に手を回され、頬に軽いキス。
あの…疲れといっしょに理性も吹っ飛びそうなんですが、お嬢様?
2
お嬢様が私の稽古が終わるのを待つようになったのは、ついこの間の事。
あんまり嬉しい事を言われたものだから、思わず真剣な言葉を言ってしまったのを思い出すと、少し恥ずかしい。
それにしても、1日の最後は私の顔を見たいだなんて幸せすぎて怖い今日この頃…。
外で稽古を見ていたいと言われたが、夜は冷える。
風邪を引かれでもしたら元も子もないので、待っていてくれるのなら私の部屋に居てほしいと言ったのだが、何故かいつもお嬢様はドアの前。
理由を聞いて倒れそうになった。
『部屋の外におったら、ほんのちょっとでも早くせっちゃんに会えるやろ?』
お嬢様、鼻血吹きそうです。
3
「なぁ、せっちゃん?」
「はい?」
「ウチ、今日はせっちゃんとこ泊まるってアスナに言ってもーたんやけど…
今日泊まっても…ええ?」
「は、はい?
……………
私、は…、あの…構いませんが?」
「ほんま?!良かったぁ〜、せっちゃんあんま泊まるの了解してくれへんからダメかと思ったわぁ。
物は言ってみるもんやな♪」
うれしそうに無邪気に笑う。
うぅ…その笑顔は反則ですお嬢様…
と、言うか…
この状況は…まずい、思わず良いって言ってしまった…
(どこまで耐えられるんだ…私…)
4
「せっちゃんどないしたん?顔が真っ赤っかやで?
そない頑張って稽古してきたん?」
「わひゃいっ?!
な、な、な、何でもありません!
へ、部屋、そう、部屋に入りましょう!!」
「今日のせっちゃんおもろいなぁ」
くすくす笑うお嬢様を、照れ隠しに部屋に押し込んだ。
「あの、私シャワー浴びて来ますから、お嬢様少し待っていてください」
「ウチもはいる〜!」
「おっ、おじょ、お嬢様?!」
「冗談やって〜、せっちゃん慌て過ぎや〜」
「(本気か冗談かわかりません…お嬢様…)
…は、早めに出ますから…」
「うんっ♪
はよ出んと覗くえ?」
5
いかん、完っ全にお嬢様のペースだ…
と、言うかあの夜と同じ人とは思えないな…
「…よし」
今日こそ私のペースにしてみせる!
(お、押し、倒したら…
どんな顔するかな…)
湯あたりで赤いのか照れで赤いのか、どっちだかわからなくなった。
「お待たせしました…」
「わぁ、せっちゃんまた顔真っ赤っかや、湯あたりとちゃう?」
「だ、大丈夫です…
あ、あの、ふとん敷きますねっ」
「え?いっしょに寝ないん?」
ブッッ
「うぁ〜!!せっちゃん鼻血出とる〜!!やっぱりのぼせてたん?!」
なんか異様に長くなりそうなので今日はここらへんで豚切りますね…
ものすごくwktk
>>72です。
1回の投下に何レスまで使っておkですか?
今書いてる所だけど、あまりにも長くなるようなら迷惑かと思うんだ
読みやすいのはせいぜい一度に5レス程度までだと思うが、
流れも遅いし気にしなくていいんじゃない?
特に気にしません
1スレに収まる程度を推奨しておきます
そうか、ありがとう。
じゃ、明日あたりに投下させてくれ
前回を上回る駄作ぶりを実現しました。
>>71の続き、投下さしてもらいます…
>>71続き
6
か…カッコ悪い…
まさか鼻血吹くなんて…
お嬢様に介抱されながら、私はあまりの情けなさと格好悪さに気落ちしていた。「せっちゃん、ほんま大丈夫?
鼻血ぶぅなんて珍しいし心配やわ…」
私の鼻にティッシュを押し当てながら、お嬢様が心配そうにこちらを見やる。
…お嬢様の爆弾発言で鼻血吹いたなんて…
言えない……
軽い苦笑いを浮かべつつ、私はこの後どうするかという思案に全思考回路を直結させていた。
よく考えてみたらこんなチャンス滅多にないのだ。
これを狙ったかのように同室の龍宮は帰省中だし、お嬢様がわざわざ泊まりに来ているし、そしてさっきの爆弾発言…
(さ…誘っている…んだろうか…)
7
自分のはずかしい予測に、益々顔の体温が上昇していく気がする。
思えばお嬢様とはあの夜に一度だけキ…キ、キキキキキスをしただけで何の進展もない。
お嬢様は…先を望まれているのだろうか?
「せっちゃん」
私だってお嬢様に触れていたいしその先…も…
いや何を考えているんだ私は
「せっちゃんっ」
しかしこの状況はおいしすぎると言うと品が無いがでも私はお嬢様の恋人である訳で
「せっちゃん!!」
お嬢様がどう感じるかはわからないが私は私なりにお嬢様との距離を今よりもっと詰めたいと思っているのは確かであるしそれはきっとお嬢様も同じであると思っても失礼に値しないはずで
「せっちゃーん!!!!」
「うわはぁっ!?!?」
突然耳元で叫ばれ、思わず奇声を上げてしまった。
8
「んもぉ〜、今日のせっちゃんなんやおかしいわぁ」
そう軽く腕を引っ張られる。
「あ…いや、その
…申し訳ありません…」
勝手な妄想で1人突っ走ってしまった事を謝る。
お嬢様を前にするとなんだか暴走してしまうのは、あなたが好きだからしょうがないとはいえ申し訳が立たない。
「せや、せっちゃん夜遅いんやしもう寝よか?」
「…はいぃ
ってお嬢様ッッ?!」
「?
はよせっちゃんもおいでや〜」
いやいやいや、おいでってそこは私のベットですよ。
何故にお嬢様が私のベットに当たり前の様に居るのでしょう?
「おいでー」
ふとんをポンポン叩いてお嬢様が私を呼ぶ。
「し…失礼します」
このベットはシングル。
必然的に密着度は物凄く高い。
9
お嬢様のぬくもりがシーツを通して伝わる。
こんなに近くに居るのに、はずかしくって顔が見れない。
どうしても…背中を向けてしまう。
背中に、少し固い感触がした。
ふとんにもぐりこんだお嬢様が私の背中に額を当てているのだと理解したと同時に小さな声がした。
「せっちゃん、
だいすきえ…」
後ろからぎゅぅ、と抱きしめられる。
「〜〜〜っ…、
…ズルいです、お嬢様…」
照れを蹴飛ばして、顔を後ろに向けた。
「そんな事言われたら…眠れません…」
「…最初から寝かすつもり、あらへんよ?」
「んむっ?!」
超が付く程の爆弾発言。
そして不意打ちの、深いキス。
どんなチョコレートにもかなわないくらい…甘い。
10
「…明日ウチら寝不足決定やな、せっちゃん?
ひゃっ」
夜は始まったばかりで、あなたが私を見てくれて。
あなたとの時間をどんな形でも残しておけるなら寝不足くらい構いませんよ、お嬢様。
end...
過疎なのをいい事にこんなもん投下してすいません
反省はしていない。
のもっ。
ただ、「だいすきえ」がちょっと気になったかな。
typoレベルの話だけど。
>>86 褒め言葉と受け取っておきますね
>>87 コミックス片手に四苦八苦してみたがやっぱり関東人には京都弁はわからんね…
ご指摘ありがとう
なんかネタないかな…
1
今私の隣には、すうすう寝息を立てて眠るお嬢様。
泣きたくなるくらいの幸せに、時々…怖くなる。
冷たさしか知らずに生きてきたから。
だけどあなたに逢って、私はあたたかさを知ってしまった。
だから、怖い。
また元の冷たさに戻ったとしてもそれは前よりもずっとずっと…
冷たいだろうから…
2
そっと、傍らのあなたの手に触れる。
その手はあたたかくて、
ただ、あたたかくて。
込み上げてくる想いを伝えようとでも言うのだろうか、強く手を握る。
ずっとずっと…こうしていられるのなら、私は他に望むものがあるだろうか?
その問いは答えるまでも、考えるまでもない。
私に罪があるのなら、一番求めてはならないものを求めてしまった事だろう。
私はヒトではないから。
忌み嫌われ、迫害されるべき者だから。
だから…せめて、せめてこのあたたかな手を護ろう。
ありふれた表現をするならば、この命に換えてでも、必ず。
いつか来るであろう、あなたが私の手を離す…その日まで―
星のきれいな夜に、そんな哀しい誓いを立てた。
密かな決心と、ひと雫の涙と共に―
end...
例によって今回も反省はしていない。
反省はいらん、俺が許可するからどんどんやれ
携帯いじってたらSS出てきて、それが恐ろしく季節外れなんだけど(バレンタインネタ)どうしたらいいか教えてくれw
とりあえず投下しろ
>>94 気持ちはいつでもバレンタインだから大丈夫☆ミ
ちょっとだけ↑に萌えてしまった
↑お前のIDがGTOな事に萌えた
99 :
名無しさん@秘密の花園:2006/06/26(月) 22:32:55 ID:1nqZ69Pc
嬉しそうにキリ番とる↓に萌えた
百合GET
101 :
名無しさん@秘密の花園:2006/07/02(日) 19:32:33 ID:YJCFCWqx
一気に過疎ったね
102 :
名無しさん@秘密の花園:2006/07/02(日) 22:19:45 ID:+7nnwPjA
「お…嬢様…お嬢様っ……」
細身の少女がぴちゃ、ぴちゃと水音をたてながらあえぐ
幼い割れ目に指を這わせ、撫であげる
余ったもう一方の手を控え目な胸であそばせる
その瞳にはうっすらと涙が浮かび、寂しげに宙を見る
「…っ、そんな……ところはっ!」
少女の指が少女のものでなくなる……
そう、まるで愛しい者のする動きのよう
激しくて優しい、切なげで淫ら
相反する思いが指を伝わりその身をも淫らへと変え、悦ばせる
そして―――一際指先が自身を攻め水が溢れ出す
前の戦いの後から翼が消えない……
こんな…こんな姿をお嬢様に見せる訳にはいかない
お嬢様はきっと心配してくれる
でも私は怪物、人ではなく……
エロは慣れてないorz
続きの需要ある?
>>102 イイ!すっごくイイ!!(・∀・)
続き超wktk
104 :
新田:2006/07/04(火) 14:17:12 ID:FXu8qBea
107 :
名無しさん@秘密の花園:2006/07/05(水) 05:04:41 ID:sPDnDGCk
>>102の続きです
日毎に私はおかしくなっていく
背中の羽はいよいよ隠し通せるレベルは過ぎてしまった
ついに土日を挟んで月曜日の今日は授業を休んだ
ネギ先生には風邪という事になっている筈だ
だが、心配したお嬢様はお見舞いにきてくれた
私のために…………
でも風邪がうつるといけないとドアごしに言うしかなかった
5cmもない遮蔽物は月と地球を思わせる程遠かった
それでもお嬢様は優しい
せっちゃんにならうつされてもいいえ、と言ってくれた
きっと本当にに強いのは彼女の方だなんだろう
掘り起こされる記憶の中でもそうだった―――
108 :
名無しさん@秘密の花園:2006/07/05(水) 05:05:31 ID:sPDnDGCk
それはまだせっちゃん、このちゃん、と呼び合っていた頃のこと
厳しい修行を終え、その疲労と気の緩みから風邪をひいてしまっていた
その時も風邪をうつすまいとして私は修行を延長した事にした
悪寒と冬の寒さに目が覚めるはずのある朝、私に冷たい所なんてなかった
看病のない寂しさや熱があっても感じる寒気でさえも
「あ……?せっちゃん、起きた?」
「こ…このちゃん……、どうしてここに……」
すぐ隣にいた彼女に尋ねる
「せっちゃんが風邪ひいてるからに決まってるやないか」
「でも…なんでおるん?」
私は再び同じ布団にいる彼女に尋ねる
「せっちゃんはウチが看病するのいやなん?」
「そういう訳じゃない…けど」
「ウチはこのちゃんに看病されるのは嬉しいえ。せっちゃん大好きやもん」
「このちゃん……。でも、風邪がうつるやないか」
私は更に抱きついていた彼女に尋ねる
「風邪はうつして治すもんやろ。それにうつったらせっちゃんに看病してもらえるわ」
「でも……」
「それにせっちゃんと一緒に寝たかったしな」
「どういう意味なん?」
「せっちゃんはまだまだ子供やなぁ」
そうして私を抱き締めた
京都弁おかしくてエロないorz
今度最終回やっていいですか
↓七夕SS
112 :
名無しさん@秘密の花園:2006/07/07(金) 10:05:03 ID:/qsCCE5u
今日は七夕
日本の風習を知らないらしいネギ先生にいいんちょ……雪広さんが竹を買ってきた
かなり気合いを入れたようで随分大きい
3mは越えていそうだ
だからなのかアスナさんが高くつけた方が利くとネギ先生に箒に乗っててっぺんにつけさせていた
もうオコジョはいいのだろうか、と思っていると愛しい人が話しかけてきた
「せっちゃんは何書いたん?」
「ひ、秘密です」
隠すような事ではないかもしれないけど恥ずかしい
「怪しいなぁ。ウチは『せっちゃんとずっと一緒にいられますように』って書いたんよ」
「ぁ、あ……お嬢様ありがとうございます」
きっと…きっと今の私は真っ赤だ
自分でも顔が熱い
「あたり前のことやんか。赤くなってるせっちゃんもかわいいえ」
駄目だ……もう私はおかしくなってしまう
「お嬢様の方がかわいいです」
「ありがとう。せっちゃんに言われるのが一番嬉しいえ。そや、早く短冊つけよ」
私はぼうっとお嬢様を見ていた視線を竹と向けた
二人並んで短冊をつける
もう見られても恥ずかしくない
二人の思いは同じだから
「せっちゃん……」
「…はい?」
思わず虚を突かれる
「織姫と彦星って悲しいなぁ。一年に一回しか会えへんもんな」
「でも……私はお嬢様といつも一緒です」
「そやね。ウチはせっちゃんといられて幸せや」
「私も今が幸せです」
今が壊れないように私は空の二人に祈った
『お嬢様をお護りできますように』と
七夕って竹?笹じゃね?
114 :
名無しさん@秘密の花園:2006/07/07(金) 14:04:03 ID:/qsCCE5u
>>113 そうなのか?
そこら辺は自由に解釈してくれ
>ネギ先生に箒に乗って
揚げ足取りだが、杖?
『ずっとお嬢様をお慕いできますように』。
小説は最高だな
最近の刹那と木乃香の出番が無いのは気のせいか?
他のキャラが濃いんと思うけど・・・・
うむ、どっちもバラでは多い方だとは思うんだがな、
絡みがどうも・・・あっても普通の会話とかだし。
118 :
名無しさん@秘密の花園:2006/07/08(土) 07:12:33 ID:+ybKg0AY
周りに人がいるんだから呆れられる位のろけて欲しい
119 :
名無しさん@秘密の花園:2006/07/08(土) 16:17:20 ID:c065HyDV
このせつでポエム書きました。
「守りたい人」
あなたには
守りたい人
いますか
私にはいます
大切な友達
その人のために
強くなりたいと
いつも思っています
あなたには
守りたい人
いますか
>>108の続きで多分最終回です
脳まで溶けていくような……
自分の行為も忘れ、ただ快感に溺れるだけ
上も下もだらしなく開かれた口からべとべととした体液が垂れる
部屋中その匂いに囲まれ、更に行為を促す
時間の感覚も疲労もなく、性欲が掻き立てられるだけ
羽根はますます大きくなり、黒ずんでいく
まだ龍宮は帰ってきていないから大丈夫だろう
龍宮には一緒に海外での仕事へ行く事にしてもらってある
よく回らない頭でそんな事を考えているとノックする音が聞こえてきた
龍宮だろうか、開錠しなければ……
「せっちゃん、おるの?」
しかも聞きなれた声がドアの外から投げかけられ混乱するばかり
「…………」
返したら自分がどうなるか分からない
「やっぱりせっちゃん、仕事にいったんかな?」
一瞬立ち止まった後、お嬢様は立ち去ったらしい
安心してドアを背にして倒れこもうとすると、鍵に引っかかり開いてしまった
でも、お嬢様は行ったし構わないだろう
「なーんてな、せっちゃんおるかえ?」
こんな姿はお嬢様には見せたくない
そう思って慌ててドアを閉めようとするも力が入らない
いつもならお嬢様の力など何でもないのに……
結局負けて扉が開く
「なんや、せっちゃんおるやないか」
見られてしまった、私……私はお嬢様に見られてしまったんだ……
私は涙を流していた
とまらない、とまらない
水分なんてからからの体からとめどなく込み上げてくる
「せっ…ちゃん……どうしたん?」
暗い部屋と私の姿を見ながらお嬢様は問う
私の意識は消えていく……
血の匂いに意識が戻る
私の下にはお嬢様がいた
いつもの優しそうで芯のある瞳を携えて
しかしその体は痣だらけになり、細い足は血にまみれていた
「誰が…こんな……」
いつの間にか枯れていた喉から疑問が零れる
「……なんでもないえ。せっちゃんは気にせんといて」
お嬢様は笑う
痛さも辛さも見せずに笑う
私はまた泣いた
それだけ私は卑怯だ
「せっちゃん、まだ痛い所でもあるん?うちの力じゃ治らんかった?」
「違います、そんな事よりお嬢様が……」
「よかったわぁ。せっちゃんがよくなったんならうちは嬉しいえ」
泣くだけの私をお嬢様は強く、強く抱きしめてくれた
なんか色々すいません
勢いだけで書きました
>>123 えーっと‥‥バカレンジャー並の知能を持つ私には理解しずらかったけど
GJ!!
「ネギま」の百合カップル専用スレッド立たないかな。
木乃香×刹那以外にも百合ネタの需要はあるはずだから、盛り上がると思うんだけど。
ザジちうじゃ出来ないようなえろえろをお望みですか?
確か、エロパロ板にもあったはず
いじめスレにはカップルあるか知らないしなぁ‥‥
ここってやっぱり「木乃香×刹那(あるいはその逆)」専門で、他のカップリングは
投稿禁止なのでしょうか?
エロパロ板のほう、荒らしが多すぎて崩壊寸前なので、こっちへ顔を出してみたの
ですが・・・やっぱダメ?
溜息まじりの風の中、雨にまぎれてあなたが見せた、涙の理由はうちにはようわからへん。
そのあなたがふさいでいる心の痛みはいつか誰かが壊せるんかな……。
「せっちゃん……」
あなたの名を呼んだ声は誰にも届くことなく地に溶けていく。
だって息を殺したままうつむいて泣いているあなたの姿を見れば声なんてかけれるはずがない。
「あ、お嬢様…。 居たなら声ぐらいかけてくれてもいいじゃないですか……。」
涙を拭いて笑ってるけど、そんな辛そうな笑い方ではうちを余計心配させるだけやのに。
それなのに何であなたは笑うん?
なんで辛いなら辛いって言ってくれへんの?
「お嬢様………。」
あなたの差し出した腕から微かに感じる過去の傷と暖かさ。
生れたときに背負ったあなたの運命を、この腕、胸、すべてから伝わってくる。
雨が降っているのに暖かい。
あぁ、どうしよう。
愛しすぎる。
「お嬢様、どうしてそんなに悲しい顔をしてらっしゃるのですか……」
私はあなたの胸の中。
鼓動の音が、子守唄に変わる。
「辛いことがあったら言って下さい。貴方が笑わないなら、私も笑えないので、どうか何時も微笑んで居て下さい。」
あぁ、何故だろう。どうしてこの人の胸の中はこんなにも落ち着くんだろう。
自分が辛いくせに、人の心配している。そのあなたの優しさが、その温もりが、うちを落ち着かせるんやろうか。
「せっちゃんだって、辛いならうちに言って。うちだって寂しいんよ。」
「すいません」
あぁ、駄目だ。
眠ってしまいそう。
この胸の中でやったら死んでもいいかもしれへん。
心の中で苦笑い。
やっぱりこの人の胸の中ではいつもへんな事を考えてしまう。
「言える時になったら言って。うち、いつまでも待っとるから。」
「はい。」
胸に残るはあなたの優しさ。
腕に残るはあなたの温もり。
ただ、このままで居たいなんて。
そんな愚かな考えをするほど自分は幼稚で。
それでも、うちは抱きついた手を離さなかった。
「そろそろ帰らないと、風邪をひかれてしまいます。」
「いやや…… もうちょっとこのままで居たい。」
あなたは、何も言わず優しくゆっくり私を包んでくれた。
あぁ、分かった。
うちがこの腕に抱かれた瞬間。
うちは囚われてしまったんやって。
今日も明日も、うちはあなたに囚われたまま。
あなたがうちから遠のいても、きっとうちはあなたに囚われたまま。
そんな事を考えて、こっそり失笑した。
久しぶりにちゃんとした休みだったので、書いて見ました。
全然書いてないとなまるんですね。
書き方どうだったとか、自分の特長とか全然分からなくなりました。
というより、木乃香視点というのが難しいのかもしれない。
日々、前進しなくては。
>>133 久々の投下に興奮!!
このせつ愛しすぎる。
>>129 このスレ過疎気味だし、個人的にはウェルカムだけど、
やはりザジちうスレの方が無難かと‥‥
>>130-133 なにこのハイクオリティ( Д )゚ ゚
だがざじちうスレは一応全年齢
なんか、人少なくなったよなぁ
愛想尽かしたんじゃね?
このせつは好きだけどネタがないからなorz
修学旅行でネタは使い果たしたか
高音愛衣スレは?
>>130-133 AM氏キター!!!
禿モエス
end...で終わる人はもう来ないんかな(´・ω・`)
木乃香と刹那のパクティオーまだ?
湯呑み持ち歩いてたら割れたorz
>>146 このせつのあの夫婦湯飲み買ったの?浦山椎茸
>>147 買ったというか、また同じものを買わねばならない羽目にorz
不吉だな…
よし、じゃあとっくに終わった季節外れの七夕SSでも投下しようジャマイカ
おk?
1
「なぁ、せっちゃん?」
「はい、なんでしょう?」
「せっちゃんは何お願いするん?」
素っ頓狂な質問に、私の頭上には突如疑問符が大量発生した。
……???
お願い?
今日はクリスマスだったろうか?
いや、それにしては暑い。
思考が『お願い』という単語に結び付かない私を見て、お嬢様が笑った。
「イヤやわぁ、せっちゃん、今日七夕やで?
笹にお願い吊す行事。」
…あ、そうか。
世間はもう7月で今日はその7日。
毎日稽古に護衛に明け暮れる私にはあまり季節感というものがない。
そういえばそんな行事があったっけ…
2
「お嬢様は何をお願いするのですか?」
「えぇ〜、ウチのお願い事なんて…
…そんなん決まってるやんか?」
「?
なんでしょう?」
「〜…
…わかるやろ?」
私は超能力者ではないのでちょっと解りかねますね…と言おうとしたら、むぅ〜とした顔から一転、
「せや!
今日の夜ウチの部屋で一緒にお願い事せーへん?」
満面の笑みで誘われたら断る言葉なんか勿論出てくる筈がない。
笑って頷くと、お嬢様は照れたような笑顔を返した。
お嬢様から、ごはん作っておくからとニコニコ笑った絵文字入りのメールが入った。
どうやら夕飯をご一緒できるようだ。
3
どうやら夕飯をご一緒できるようだ。
お嬢様は世間一般の『お嬢様』とは違い、非常に家庭的だ。
お嬢様の手作り料理を食せるとはなんて幸せだろう。
…多分、今私の顔はだらしなく緩んでいる筈だ。
(って、いかんな…
覇気が足りん)お嬢様は世間一般の『お嬢様』とは違い、非常に家庭的だ。
お嬢様の手作り料理を食せるとはなんて幸せだろう。
…多分、今私の顔はだらしなく緩んでいる筈だ。
(って、いかんな…
覇気が足りん)時計は間もなく約束の7時、1時間前を指そうとしていた。
覇気を入れる為に竹刀を振っていた訳だが、なんだかそわそわしてしまって全くもって身に入らない。
頭から冷水をかぶる。
初夏の太陽光とお嬢様の笑顔で熱くなった頭が冷えてゆく。
私自身が腑抜けてしまっては護衛の意味がなくなってしまう。
…全く、罪な方だ。
約束の10分前にドアを叩く。
開いたドアから、制服の上から淡いピンクのエプロンを掛けたお嬢様が半身を覗かせた。
…幼妻、という単語が脳裏をよぎる。
って、何を考えてるんだ私は…
「せ〜っちゃん♪
待ってたで〜」
そんな事考えてしまったなど露とも知らず、お嬢様は私の手を引っ張り部屋へと招き入れた。
「あ、あの…
お邪魔、します…」
おずおずと言うと、お嬢様はお邪魔なわけないやろ、と笑った。
部屋にはとても美味しそうな料理の匂いがして、冷水をぶっかぶってから改めて稽古を始めた私のおなかを刺激する。
手伝うと申し上げたのだが、座っててや、と言われたのでおとなしく待っていると台所からお盆に手料理を乗せたお嬢様が出てきた。
5
「あんま美味しないかもしれんけど…」
いや、とんでもない。
色とりどりに盛り付けられた料理は、どれもが料理番組に出られそうなくらいだ。
―口下手な私はそんな長い褒め言葉は言えなかったけど。
「…どやろ?」
「ぅおっ、いしいです!」
なんて言ったらすごく美味しい、という事を伝えられるだろうと考えていた最中に聞かれたので、一番格好のつかない言葉になってしまった。
…というか噛んだ…
「せっちゃん慌てすぎやわぁ〜
…ありがとな、作った甲斐あったで」
お嬢様は照れ笑いを浮かべながら、私の口の横に付いていたごはん粒を取った。
6
「なんや新婚さんみたいやねぇ、ウチら」
「ぶほッ!!!
ししししし」
「新婚さん♪」
無邪気に言われるものだから、却ってはずかしい。
「これでちびせっちゃんもおったらほんま家族みたいやん?
…どないしたんせっちゃん、顔タコさんみたいやえ?」
どうやら今私は茹で蛸の如く、
―真っ赤らしい。
7
「風が気持ちええなあ…
な、せっちゃん?」
ベランダに出て、夜風に当たりながらお嬢様が言った。
「日中の暑さが嘘のようですね…」
見つめる空に、星が瞬く。
まるで空にダイヤモンドでもばらまいたみたいで…
「ほんま、キレイやなー…」
「―本当に」
心からそう思った。
―あなたと見ている星だからかな。
「暑いん苦手やから夏、あんまり好きやなかったけど…
せっちゃんとこんなキレイな星、見られるなんて夏も悪ないな♪」
「私も…そう思います」
同じこと考えてくれたみたいで…なんだかうれしくて、
幸せだなぁ、と思った。
無邪気に笑うお嬢様の手に右手をそっと重ねる。
どちらかという訳でもなく、自然に顔を寄せた。
8
「なぁ、せっちゃん?」
「?」
「せっちゃんは…お願いごと…、あらへんの?」
昼間の会話が繰り返された。
「願い事…ですか」
「せっちゃん…
あんな…ウチはな、
…好きな人、と…ずっとずっと…
いっしょに居りたいって…お願いしたんよ」
戸惑いの中に少しはずかしそうな表情を浮かべて、お嬢様はつぶやくように言った。
「んなっっ
ずっと…いっしょて…
はぅぅ?!」
これ以上望めないくらいの突然の告白に、私の弱い頭はショート寸前に追い込まれる。
「ふふ、やっぱりせっちゃんはせっちゃんやねぇ」
数秒前のはじらい浮かべた表情はどこへやら、お嬢様は口に片手を当ててくすくす笑っている。「ああああのわたわたわ私は…っ」
「今日はせっちゃんのおねがい事、聞けそにないなぁ」
私の慌てふためき何のその、依然含み笑い。
9
願い事なんか聞かれたってきっと私は答えられない。
だって神様にわざわざお願いする必要なんかないでしょう?
―もう願いなら、叶ってるんですから―
なんてことを言いたいけど、やっぱり少しはずかしい。
「…あ、」
「どないしたん?」
「願い事、思いつきました」
「え?なになに?」
―今日言えなかった言葉をいつかあなたに伝えられますように。
って、ね?
七夕の夜の小さな願い事。
なんだか、叶うような気がした。
end...
おまけ
部屋の前での会話
アスナ&ネギ
「あのバカップル、ここが私の部屋でもあるって事をどうしてこうもキレイに忘れられるのかしらねー…」
「え?忘れちゃダメなんですか?」
「当たり前じゃない、
……部屋入れないでしょ」
「何言ってるんですかアスナさん?
普通に入ればいいじゃないですか」
「あんたバカぁ?!
今入ったら真っ最中よ真っ最中ッ!!」
「真っ最中って、そりゃこのかさんと刹那さんの話の腰折ることにはなっちゃいますけど、」
「あ"〜もうっ!!これだからガキは嫌いなのよっ!
ほらっ、さっさといいんちょんトコ行くわよっ」
↑(ネギ連れてくから泊めろと交渉した)
「あ、アスナさんだってパイ○ンのくせにっ!
タカミチが…モガっ…」
「だぁぁぁぁ〜っ!!!!!!!
アンタ、いいんちょに喰わせるわよ?!」
【部屋の中】
(…アスナさん…
丸聞こえなんですけど…)
end...
過疎気味だから好き勝手やった。反省はしていない。
素晴らしいのでageておきますね
七夕でこのせつ&アスネギGJでした(・∀・)
次作は夏祭りを(ry
あんたバカぁ?以外は全てGJ!
パイ○ン以外は全てGJ!
>>165 アスカスキーな私にケンカ売ってるのか?
173 :
名無しさん@秘密の花園:2006/07/30(日) 22:44:45 ID:WPuq7a3q
需要があるというか好きなのはどんなこのせつ?
差し支えなければ各人教えてほしいんだが
(例)ヘタレせつなに強引に迫るこのか
>>173 個人的には
・黒いお嬢
・男装せっちゃん
・(3Aの誰か)→せっちゃん→お嬢 の構図
・このせつ&ちびせつな
・薬や酒の力で強引気味なせっちゃん
まぁ、つまり簡単にまとめると
こ の せ つ な ら な ん で も 好 き
>>173 このちゃんに対して抱いてしまう邪な幻想を振り払う刹那と
それ以上のことを平気でやっちゃうこのちゃんを刹那視点で。
>>174 ほほう。
ありがとう、なんか妄想膨らんできた
>>175 それ書きやすそうだな。書くときいつもせつな視点だし
>>174を参考に少し書いてみた訳だが、SSと呼ぶにはプロローグ部分が長すぎるっていう状況に…
このスレは単発のSSのみ投下おkか?
いや、別に長編でもいいスレだよ。
>>179 そうなのか、ありがとう。3からの新参者なもんで
わかりにくくなるとスレ的に迷惑かもしれないから長編投下時のみコテつけといても良いかな
>>180 そうしてくれるとわかりやすいから有り難い。
そして投下待ち(・∀・)
1
なんだろう、この状況。
目が覚めて一番最初に脳が言語化したのがこの台詞だった。
なんだろう、と言うか、第一…ここはどこだ?
首を横に傾けると見慣れない書院造の壁があった。
表紙にミミズ文字を這わせた和本が、壁に取り付けられた棚に並んでいる。
京都出身の私でさえ書籍でしか見た事のない物が点在する部屋だった。
高級旅館になら置いてありそうな見事な生け花や、一目見ただけで高価だと誰もが思うであろう、鶴が描かれた掛け軸。
一般庶民では足を踏み入れる事さえ難しそうな調度品を備えている。
問題はどうして私はんな身分不相応な部屋にいるのか―という一点に集中する。
記憶を辿ろうと目を瞑ってみたが、現れるのは障子を透かして映る朝日だけ。
状況判断を諦め、心持ち上げていた首を枕にドサッと戻した。
2
ここはこの場所がどこなのか真剣に考えるべき場面である筈なのだが、嫌な感じの頭痛がその選択を放棄させる。
何故頭が痛いのか、体がだるいのか、全くもってわからない。
とりあえず私が把握しているのは今自分が横たわっているのが布団である事、現時刻は朝らしい、という事のみである。
(―知らない天井だ…)
白い天井をぼんやり見つめながら、そんなどうでもいい事を呟いた。
―静かだった。
どれくらいそうやってぼんやりしていたのかわからないが、私はある種の違和感を覚え視線を天井から下にずらした。
3
起きたばかりの時は部屋の片側―棚がある方だ―しかみていなかったから、違和感には直ぐに気づかなかった。
第六感とも言うべき感覚に従い、視線を右に移す。
誰かが布団に横になっている。
あの小さな背中は…
見間違う筈もない。
隣に敷かれた布団、そこにはお嬢様がすやすやと気持ち良さそうな寝息を立てて眠っていた。
―裸で。
*******
とりあえず今日はここで豚切っときます。好意的な迎え方をしてくださる方がいれば続きを書きたいと思う次第です。
乙。俺も待ってる
状況が把握できま千円
待ってるよー
188 :
名無しさん@秘密の花園:2006/07/31(月) 19:38:07 ID:v3Nmlthi
待ってる
おぉ、ありがとう
オチ思いついてないけどがんばるわ
>>187 文章力不足すまそorz
正座して待つ
wktk
晒すなよ
4
「や…っ、私お酒は…
み、未成年なんですよっ?!」
「えーやんそんなんー
今のせっちゃんはハタチモードなんやから呑んでもえーんよ?」
必死で断る私を気にする様子はこれっぽっちも見られない。
第一ハタチモードって何ですか?!
酔っ払っているのは確からしい、言っている事が支離滅裂だ。
「そ、そうゆう問題で…
―むぐッ?!」
柔らかい感触と共にアルコール特有の匂いと味が流れ込む。
―口移し、で相違ない。
んぐ、と喉を鳴らしてアルコール成分が私の中に吸収されていく。
…お世辞にも美味しいとは言えない…かな…
でも酔っ払ってるとは言えキ、キ、キスしてしまったのはラッキー…なんて…
「あはは〜、せっちゃんよーやっと呑んだなぁ〜」
頬を紅くしながら、お嬢様がグラスをブランデーの琥珀色に染めていく。
ちょっと待て。
まだ呑む気なのですかあなたは?
5
「今日はなぁ〜、せっちゃん酔い潰すまでやめへんでぇ〜
おら呑まんかいー」
そう言ってぐいぐいとグラスを口元に突きつけてくる。
誰だこの人は。酒癖が悪いと言うのは正にこの事か…
広辞苑の酒癖の項目にお嬢様の名前を加えるよう編集委員に言った方がいいだろう。
それ位お嬢様の酒癖…というか絡み癖はひどいものだった。
―そうだ、段々思い出してきた。
あの日…いや、昨日か。
お嬢様が明日は休みだからどこか遊びに行こうと言って…
最初は普通に買い物したりゲームセンターに行ったりしていたんだ。
夕方に二駅位離れた場所で夕飯を食べて…
え〜っと…
そう、何故か私はお嬢様が買ったばかりの男物の服に着替えさせられお嬢様もなんだか大人っぽい格好に着替えていて…
6
『なんや…デートみたいやなあ』
『せっちゃん男の子みたいやからウチらカップルに見えるかな?』
『や〜ん、せっちゃんかっこえぇなぁ〜♪♪』
お嬢様が言っていた言葉もハッキリしてきた。
その後お嬢様はバーに入ってみようとかアホな事言い出して、
まあ後は先にチラリと言った通りか。
結局あの後も無理やり呑まされて、あえなく私はベロベロになって…
お嬢様は酔っ払ってはいたが下戸な私程フラフラではなかった(と思う)。
多分お嬢様が車を呼ぶかどうかして屋敷に運んで下さったのだろう。
で、今私が寝ているこの立派な和室はどうやら広大な屋敷に無数に存在する部屋の一つで、お嬢様の自室ではないようだ。
道理で目覚めた瞬間わからなかった訳だ…。
私も幾度となくお嬢様のお屋敷には足を踏み入れているが、何分ここは広い。
私の知らない部屋があっても全く不思議ではないのだ。
7
と、まぁ、昨夜のここに至るまでの経緯は思い出した。
しかし、私は部屋で一体何を……
着衣の乱れが軽く見られるものの、私は服をきちんと着ている。
服が変わっているのはお嬢様かお付きの方が替えて下さったのだろう。
―問題はお嬢様だ。
服とか以前に…何か身につけている様子がない。
少なくとも上半身は何も、下着…、も付けていない。
呼吸に合わせ緩やかに上下するお嬢様の細い身体。
こちらからは白い背中しか見えないが、回りこめば胸が露わになってしまっているのだろう。
8
―自分でも顔が赤くなっているのがわかった。
何故こんな状況になっているのか、未だぐっすり夢の中なお嬢様を起こして事情を聞いた方がいいだろうか?
だが、酔いに任せとんでもない事をしてしまったのではないかという不安が突如頭をもたげた。
この状況を見れば誰もがそう思うだろう。
(―私は…お嬢様と…)
一線を、越えて…しまったのか?
いや、酔っていたとは言え私はお嬢様を汚すような事は断じてしていない。
『本当にそう思うか?』
私の都合の良い解釈を嘲笑うように、状況はそう言った。
*******
続きを読み込むにはパスコードの書き込みが必要です。
パスコードは『晴れ晴れ愉快』です。
晴れ晴れ愉快
晴れ晴れ愉快
晴れ晴れ愉快
このせつ
晴れ晴れ愉快
晴れ晴れ愉快
>>203にシナリオ分岐イベント発生コードが入力されました。@〜Bより選択してください。
@3Aメンバー1名途中参加による三角関係勃発
A微エロ展開
Bぬるい百合継続
3P!
むしろ純愛で!(んな選択肢ね〜よw
つーか自分で決めろ
>>209 先決めてはあります。どうゆうのが需要あるのか知りたかったんだ、スマソね
212 :
名無しさん@秘密の花園:2006/08/03(木) 17:30:20 ID:SYo7oyq3
晴れ晴れ愉快
3つ全部書いたというのk(ry
A
216 :
名無しさん@秘密の花園:2006/08/04(金) 00:08:15 ID:Z9TsW0SY
ウザツマンネ
晴れ晴れ愉快
晴れ晴れ愉快
B
220 :
名無しさん@秘密の花園:2006/08/06(日) 17:02:52 ID:Yla8tGVK
@
221 :
名無しさん@秘密の花園:2006/08/06(日) 17:05:23 ID:Yla8tGVK
_
_/`'´ ,、,、`、ヘ_
゚<゚i Ll( ))」゚>゚
| (l ゚ ヮ゚ノ|
ノ , '´ y`ヽ
ー|__|_三|_.|
. `|_*|′
晴れ晴れ愉快ってハレハレユカイ・・・・ハルヒ??
>>221 イエス、ハルヒ
>>216にへこんで続き書き込めなくなったヘタレな俺…
最近職人さん居ないからよっしゃ俺が!!って気分になっちまったのがそもそも間違いだなorz
むう。。。
強制打ち切りは一番良くないぜ?
9割方の人間が待ってるんだからさ
ウザツマンネ
>>225 違う人でスマンが、多分アレだ。
・一気に投下してくれ
・選択肢出さずに自分で決めろ
これを言いたいんじゃね?
セイカイ
晴れ晴れ愉快とか余計なレスさせるような書き込みして消費させるのもどうかと思うがな 新参ならもう少し周りを見ろよ 空気嫁
そうか、ありがとう。
俺このスレってか2ちゃん自体新参だからなぁ。空気もいまいちわからんし
要は俺みたいな厨が投下すべきじゃない。それはわかった。
ウザイこと色々やって悪かった、ROM専になるよ
>>229 ROMるんだったら話を終わらしてからにしろ
>>223の言うとおり、待ってる人間が居るんだからさ
>>229 最初はみんなそんな風に叩かれるモノかと。
注意されて逆切れするヤツが多いから、
>>229さんは素直に聞いてるだけ立派だと思う。
ここは過疎スレだし、職人さんも少ないんでめげずに頑張って!
>>229 叩くような人も居るかもしれないけど
>>229の作品の続きを待ってる奴も居るって事を忘れちゃいけないっすよ。
久々にSS書いたから
>>198の続きが来るまでの繋ぎにSS一個投下
1/7
下校時間も迫り人がまばらになった麻帆良学園の昇降口で一人の少女が雨宿りをしている。
少女の名前は桜咲刹那。
部活の後、教室に忘れ物を取りに行ってしまったが為に、彼女は夕立に遭遇してしまった。
「こんな天気の日はあの時の事を思い出してしまうな……」
刹那はそう呟きながら時々稲光が見える真っ黒な空を見上げた。
数年前、少女は親代わりの剣の師匠に連れられて京都のとある山奥にある大きなお屋敷に訪れた。
少女はそこで一人の女の子と出会った。
その女の子の名は近衛木乃香。
少女の生まれて初めての友達である。
二人には友達が居なかった。
少女は生まれが特別だった為。
女の子は山奥のお屋敷で大切に育てられた為。
そんな二人は出会ってすぐに仲良くなった。
女の子は屋敷から離れる事ができなかった。
だから二人が遊ぶのは少女が女の子の屋敷へ行く時だけ。
そんな限られた条件下でしか遊ぶ事ができなかった。
だから少女は師匠が女の子の家に行く時は必ずついて行くようになった。
女の子も少女が来るのを楽しみにしていた。
そして、少女が女の子の家に来た時は、日が暮れるまで思いっきり遊ぶのが二人の楽しみになっていた。
2/7
そんなある日の出来事。
二人は最近庭で遊ぶだけでは物足りなくなり、女の子のお屋敷の周りではあるが、山の中を探検するのが日課になっていた。
そして、その日は山の中でかくれんぼをしていた。
「このちゃ〜ん! どこにおるん〜?」
女の子が隠れて少女が鬼。
少女は女の子を呼びながら山の中を探していた。
女の子は近くにある大きな岩の陰に隠れながらその様子を見ていた。
しばらくそのまま様子を見ていたが、女の子は辺りがだんだん暗くなってきている事に気が付いた。
「暗くなってきてもうた……」
女の子は小さく呟くと空を見上げた。
太陽は雨雲によって隠されてしまっていた。
女の子は自分を探している少女の元へ近づいていった。
「せっちゃ〜ん! 雨降ってきそうやからお屋敷かえろ〜」
「うん…… そやね」
女の子の提案に少女は少し不安そうな表情で空を見上げながら同意した。
3/7
女の子と少女の二人は雨が降り始める前にお屋敷に戻ろうと急いでいた。
ゴロゴロゴロ……
しかし、辺りはあっという間に真っ暗になり、遠くのほうでは雷の鳴る音が聞こえ始めた。
ポツ…ポツ……
空から落ちてくる水の粒が地面に黒く跡を作り始める。
「あ、せっちゃん! あそこで雨宿りせぇへん?」
「そやね。 ほな急ごう! このちゃん」
家路を急ぎつつも雨が降り始めてきた為、女の子はお屋敷へと続く道の途中にある休憩所をを指差して言った。
少女も同じことを考えていたようで、その提案に頷くと女の子の手を取って走る速さをあげた。
休憩所に向かって走っている間、女の子は不思議なことに気付いた。
雷が鳴る度に、女の子の手を握る少女の手に力が入っているようなのだ。
女の子は休憩所に着く頃、少女のその行動の意味に心当たりができた。
4/7
休憩所に到着して、あがっていた息が落ち着いた頃を見計らって女の子は少女に話しかけた。
「なぁ、せっちゃん。 せっちゃんって雷苦手なん?」
「そ、そんなことあらへ……」
ゴロゴロゴロ……ドーーーーッン!!
少女が言葉を紡ごうとした時、真っ暗だった外が一瞬だけ晴れている時のように明るくなり、
その光に呼応するかのように落雷の音が響き渡った。
「ッ!?」
「ヒャッ!?」
雷の苦手ではない女の子でさえビックリするような大きな音。
少女は相当ビックリしたようで、驚いた拍子に女の子に抱きついてしまった。
少女は女の子に抱きついたままガタガタ震えていた。
そう…… 少女は雷が苦手だった。
女の子はいつもと違う少女の意外な一面を見て、少女を守ってあげたいと思った。
「大丈夫やよ。 ウチも一緒に居るんやからこわないよ」
女の子は震えている少女の頭を撫でながらにっこり微笑みかけた。
「ぅ、うん……」
少女もぎこちないながらも顔を上げて笑い返した。
雷が鳴っている間、女の子はずっと震えている少女の頭を撫で続けてあげた。
5/7
雷が鳴り止み、雨もあがり、ようやく外が明るさを取り戻した頃、女の子は休憩所の中から外を見ていてあることに気付いた。
「あ! せっちゃん、虹出とるよ」
女の子は空に架かる七色の橋を見つけて楽しそうにしている。
そんな女の子を見ながら、少女は小さく呟いた。
「このちゃん…… ウチ、もっとつようなるからね……」
「せっちゃん、今なんか言うた?」
幸か不幸か、少女の決意は女の子には聞こえなかったようだ。
少女は少し考え、笑いながら
「『さっきはありがとう』って言うたんよ」
「いつもはウチがせっちゃんに守られてばっかりやから、今日はウチがせっちゃんを守ったんや!」
少女は本当のことを言わなかった。
きっと、この時は女の子に内緒で強くなりたいと思ったからだろう。
「せっちゃん、外出てみーへん?」
女の子は笑顔で少女に手を差し伸べる。
少女は差し出された手を握って、女の子に引っ張られるままに休憩所から出た。
「わぁ…… 綺麗やねぇ……」
外に出て虹をちゃんと見た少女の感嘆に女の子はにっこり笑った。
「ほな、まだお日さま出とるし、虹見ながらゆっくり帰ろか」
その日、少女と女の子の二人は手を繋いだままのんびりと山の中を散歩しながらお屋敷に帰った。
6/7
「そういえば、私が雷嫌いを克服しようと思ったのはあの時だったなぁ……」
刹那は誰も居ない昇降口で、雨宿りを続けながら昔の事を思い出して懐かしんでいた。
あの時の雷嫌いの少女は、当時の少女の家であった道場に帰ると同時に師匠に雷を克服したい事を告げた。
修行を続けた少女は見事に雷を克服し、今では雷の技を使いこなすほどである。
「あれ? せっちゃん傘持ってへんの?」
突然後ろから掛けられた声に刹那は後ろを振り返った。
「はい。 夕立は予想外でしたから……」
刹那は木乃香の護衛。
その為、木乃香がまだ校内に居る事を知っていた刹那はそれほど驚かなかった。
もし、木乃香が寮に帰っていたのなら、刹那は雨宿りなどせず、雨が降っていようと構わずに帰っていただろう。
木乃香は鞄の中から傘を取り出そうとしながら、外の様子を見てその手を止めた。
雷の光と音の間隔がだいぶ開いているとはいえ、まだ雷は完全に過ぎ去ったわけではなかった。
そんな雷を見て木乃香もまた刹那と同じ事を思い出した。
木乃香は刹那の隣まで来ると、何も言わずに刹那の手を握った。
「お嬢様……?」
7/7
「ウチも傘忘れてもうたみたいや」
木乃香は折り畳み傘を常に鞄に入れていた為、その日もちゃんと持ってきていた。
しかし、刹那との思い出を思い出た木乃香は嘘をついた。
刹那と一緒に小さい頃の思い出に浸りたかったから。
「なぁ…… せっちゃん、小さい頃にも今日みたいな雷の日に一緒に雨宿りしたん覚えとる?」
「ええ。 ちょうどさっき思い出してました」
「雷恐がっとるあんときのせっちゃん可愛かったえー」
「お、お嬢様!? は、恥ずかしいのでそれ以上は思い出さないでください……」
木乃香は刹那をからかい、刹那は恥ずかしさから俯いてしまう。
「なんや、今日ってあん時みたいやね」
「そう…… ですね……」
刹那は顔を上げて空を見上げた。
空にはまだ稲光が見え隠れしていた。
二人はそのまま雨宿りを続け、雨が止むまで小さい頃の話に華を咲かせた。
「雨、止みましたね。 そろそろ寮へ帰りますか?」
「そやね〜」
二人は寮へと向かって歩み始めた。
あの日のように手を繋いだまま、のんびりと。
-end-
GJ!
幼年時代のこのせつはなんか良いよね
か〜わいい〜(・∀・)
和んだGJ
>>233-239 GJ!このままこの過疎スレを救ってくれ
確かに
>>229は厨くさい部分があったのは否めないな。けどSSのクオリティは結構高いと思うが。
単に一度に投下すりゃ叩かれる事もないんじゃね?
過疎ってるし、全部書いてからまとめて投下したほうが盛り上がると思う
ま、乞食がそんなことを言っても仕方がないか
誰も居ない、光のない教室。
真っ暗なこの学校は、誰にも気付かれぬようにここにある。
私は窓の外からお嬢様を見る。見ていないのに、窓越しに手を振る。
そのまま窓に手を触れ、つたいながらおろす。
「囚われてたのは私だったんですね。」
部屋に戻っては見たがなかなか寝れず、夜明けが来てしまった。
カーテンを開けるとまぶしい太陽とともに小鳥たちが仲良く飛んでるのが見えた。
「貴方のいない夜明けなんて来なくていいのに…」
こんな事言っても夜明けは如何しても来るわけで、何にもならない。
私は何もする気になれなく、ただボーっとしていた。
此の儘ではいけないと顔を叩いて、服を着替える。
そして気が付くと私は部屋を出て、貴方が来るはずのないいつもの待ち合わせ場所へと歩いていた。
休みの日の所為か、クラスメイトによく会う。
そして私はいつものように微笑んで、先へと進む。
――今は誰とも会いたくないのになぁ……。それでも、外へでてしまうのは
そこまで考えて軽く笑った。
私はまた、貴方のことを考えている。
小さい頃から、そうなのかもしれない。
何かを食べる時も、お風呂に入る時も、戦っている時も、空を見ている時も。
やっぱり何をしていても貴方のことを考えてしまっているんだな。
何てことを考えながら歩いているといつのまにかいつもの待ち合わせ場所に付いていたらしい。
まぁ待ち合わせ場所といっても、ただの屋上なのだが。
勇気を振り絞ってこの分厚いドアのドアノブを捻る。
ゆっくりドアを開けてみると、立ち入り禁止なのにもう先客が居るらしい。
よく見るとその先客は私が今一番会いたくない、お嬢様だった。
昨日あんな別れ方をしたのにお嬢様がここに来るなんて、私には想像も出来なかった。
私は教室の窓から悲しそうに外を眺めているお嬢様を見て、心が少し痛んだ。
――鈍感なお嬢様でも、さすがに気付かれてしまったか。
お嬢様に気付かれないようにそっと後ろから抱きしめる。
そっと耳元で囁いた。
「別れましょう。」
「な…んで……?」
「綺麗な貴方を私が汚してしまうから。」
軽く微笑んでお嬢様から離れる。これで最後と名残しかったが。
「そして、私の中が滅茶苦茶になるから」
私がなぜ別れたいのかを、貴方は知っているくせに。
「駄目なんですよ。貴方がいると。
私の信念が、心の奥にある一本の棒が折れてしまうんですよ。
貴方を壊したくなってしまうんですよ。」
「だから私の為にも、お嬢様の為にも。 別れませんか?」
さっきまで、下に向けていた貴方の顔を見て、私は驚いた。
だって、泣きながら笑ってるとは思わなかったから。
「好きなんて言わんかったらよかったなぁ。」
強がっている貴方を、私にはすぐにでも抱きしめてあげたかった。
ぽろぽろと落ちる涙にも構わず、お嬢様は喋り続ける。
「そしたら、何もこんな事にはならんかったのになぁ。
2人で居る時間がこんなにも幸せって知らんですんだもんなぁ。
そしたら、それを失う事がすっごい恐怖なんて考えんでもよかったのになぁ。
うちはいややで、そんな理由。
だって失いたくないんよ。2人の幸せな時間を。
失いたく、ないんよぉ……。」
パチンッ
「え?」
さすがのお嬢様も私がビンタを食らわすとは思ってなかったみたいで
大きく目を見開く。
「ごめんなさい。私はお嬢様の事を好きじゃなくなったんです。
だから、はやく別れるって言ってください!」
お嬢様を殴ったうえに、嘘だとしても言ってはいけないことを言ってしまった。
――体が止まらなかったんだ。口が勝手に動いたんだ。
――まだ、あなたが好きなんだ……。
そんな言い訳は誰にも届くことはなく。
貴方はか細く笑って言った。
「ごめんなぁ。最後まで迷惑かけたなぁ。
気付かんくてごめんなぁ。」
貴方を見ていると、また抱き寄せてしまいそうだったから。だから目を見れなかった。
「バイバイ」
――嗚呼、今貴方はどんな顔をしているの。
――私のエゴだけど、笑っていてほしいな。
――だって、貴方の笑顔が此の世の物で一番綺麗だと思っているから。
お嬢様は静かに教室を出て行かれた。
今の私には貴方に追いつくことも、貴方に触れることも出来ない。
貴方がさっきまで居た場所に立ち。窓から外を見る。
――自分勝手だな。私から別れを切り出しといて自分はまだ、貴方を見て居たいだなんて。
――私が貴方を捕らえているつもりだったのに。だったのにな。
と言う別れ方を昨日したのに、なぜかお嬢様は私たちの思い出の場所に居られる。
さて、なんて声をかけようか。
何故ここにいるか?を聞いたらいいのだろうか。
「あんなぁ。」
私に背中を向けてるお嬢様は、何事もなかったように話し出した。
「うちなぁ。昨日より、もっともっと前より。
せっちゃんの事めっちゃ、めーっちゃ好きになってる。」
そんな事言われた私はどうしたらいいのですか。
と心の中で聞くが、正直私も貴方を失った反動で貴方をもっと好きになっている。
「やっぱ人って失くしてからもっと欲しがる物やねんね。」
「そうです…ね。」
「じゃぁな、うちが思うに、やり直すってのも一つの手もあると思うねやんか」
振り向くことなく淡々とお嬢様は告げる。
昨日あんな風に振ったのに、何故こうしてよりを戻そうと言えるんですかね。
でも強がって言っているのはバレバレです。
だって足が微かに震えています。
私は軽く笑った。
だって信念とかそんなのもう、如何でもよく思えてきてしまったんだから。
昨日の自分が馬鹿らしくなってきた。
――やっぱり私には耐えられなかったか。
私はお嬢様を無理やりこっちに向かせてキスをした。
でも、あれだけ自分で別れると言っといて、自分からよりを戻そうなんて言えないから
「気分がよかったので、プレゼントです。」
私が軽く微笑むと、お嬢様も微笑んでくれた。
「此れからうち、せっちゃんの気分を上げるのがんばるわ。」
「そうして下さい。」
私はこれから、どれだけ貴方にプレゼントをあげるのか想像したら可笑しくなって少し笑った。
だからコテ付けんなっつーの
過疎るわけだよな
注意されても直さないし
>>246-251 一途なこのか(・∀・)イイ!!GJ
>>252 まぁまぁ、特に支障をきたす訳じゃないでしょう?
SSが読めるなら、それでいいじゃないですか。
>>252 別に良くね?馴れ合い始まったらアレだけどさ、
>>246氏は投下時のみってスタイルだろ?
なんでそこまで毛嫌いするのかわからん
全くだ。AM氏GJ!
何かにつけて文句言うぐらいなら見なけりゃ良いじゃん
>>252 751 ◆K1z/mB9tDA みたいな奴がいたから(引っぱってすまん)まだお前の言う事もわかる
でもコテ付けるから過疎るわけではないと思うが?
まぁ まとめにあげる時見やすいから俺はコテ賛成だがな
ネタバレ
AM=751
それはない
コテって何でダメなんだ?
このスレ的には良いSS読めればコテなんてどうでもいいって奴のが多そうだけどな。
見たくなきゃNGにでも登録すればいい話だし、
コテのがメリット多いと思うんだが。
コテ入れた方が見たくない奴がNGワード入れるのに楽じゃん。
聖なる空の下を聞きながら読んだ
なんか泣け・・・・てなんかないもん
>>251 なんか歌詞とか参考にして文章作ったりした?
最後でいきなりグダグダになってるんだが
264 :
名無しさん@秘密の花園:2006/08/15(火) 18:50:42 ID:gm+OEO2a
これ系のスレに来るのは初めてなんですが誰でも投稿していいの?
駄目な分け無いでしょ
>>265 待ってるから!!(`・ω・´)
そして、できたら投下のときはageてくださいね(はぁと)
いつものように朝、晴れ。
改札は魔帆良の生徒で大混雑、それでも私の眼はあの人を追ってしまう。
お嬢様は今日も御綺麗だ。
遠くの、それも陰から、お嬢様をこっそりと、ひっそりとでも
愛でることができれば、それで私は幸せで
私にそれ以上を望む事は、赦されさえしない。
そう思っていた。
事実、私はお嬢様を日がな一日眺めているだけで
自分を客観視すれば
変態かッ!!と思うほどの充足感に浸れる。
龍宮に言われて気付いたんだが、どうやら私は思っている事が顔に出やすい、らしい。
そこで私は鏡に挨拶した。
自分の顔が映っている、お嬢様の事を考えて(妄想して)みる。
…あっ、顔が赤くなっきた…それに何だか口元がにやけてきた
…ってコレでは真面目に考えられない!
お嬢様の事を考えるというのに集中できないとは何たる事かっ!
私は修行不足を恥じると共にお嬢様に思いを馳せた。
「刹那、お前また近衛の事を考えてたんだろ?」
いつ帰ってきたのか禿げしく動揺している私をよそに龍宮は手鏡を取り出した。
「見てみろ。変態がいるぞ」
そこには私(?)が映っていて……。
コレはコレで幸だったのかもしれない、あの日の自分。
もはやスレ汚しのを越える域に達しているが過疎気味だから悪戯心を発揮してみた
後悔はするが反省はしない…。
なんか書いてくうちにギャグ路線になっちまいました…orz
前人未到の駄文で失礼。
>>270 終わり?
どっちかっていうと、続きが読みたい
と、言うことで次作に期待
「っ…お、お嬢様…ぇな!!ダ、ダメですって」
「ぇーやんかー、せっちゃん好きやえ」
「…っせ、せめて照明を…ぅぁ///」
「ふふふ…せっちゃん かわえー♪」
「ぁっ、ん…このちゃん…ぅん…っ」
「ほら、せっちゃん必殺技やえ」
「うぁッ…このちゃん、くぅ…ぅあっこのちゃ…んっっ!」
「せっちゃん、気持ちえかった?」
「…………………っ……は、はい///」
13巻を読んだんだが118時間目1コマしか出てないが
擬音が『ざわざわ』じゃなく『さわさわ』だった。
何をさわさわしてたんだろうかw
274 :
名無しさん@秘密の花園:2006/08/23(水) 13:41:48 ID:AfzRDdyg
とりあえず、聖なる空の下でが今日からDAMより配信。
おまえら歌ってきたよな?
>>275 そんなの人前じゃ唄えないからヒトカラ行ってくるノシ
4日前にヲタ友達とアニメ&特撮のみで14時間耐久
に行ったばっかりなのにorzシランカッタ
仕事仲間の前で歌う訳にもいかんしなぁ…
聖なる空の下のカラオケ配信は26日から
攻めなせっちゃんを見たい今日この頃
>>279 禿しく同意
超編が終わるまでこのせつ自体ほとんどなさそだからな〜
※チラ裏
「聖なる〜」歌ってきた、男2人でな(笑)
俺が木乃香で相方がせっちゃんだった、予想以上にキモかったぜ
93点だったけどな
>>281 1000点満点とか言わないでくれよwww
是非うpしてくれ
俺にこのせつ分をわけてくれ…
夏バテで死にそう
284 :
名無しさん@秘密の花園:2006/09/03(日) 07:56:57 ID:qg5Yhc75
age
あなたはこのせつ派?せつこの派?
ちなみに俺はこのせつもいいけどやっぱりせつこの派
せっちゃんはせつ→このアピールしたがるんだけど理性やなにやらジャマしてアクションできない。
そこをこのちゃんは無邪気に超えてこの→せつしてくる。
そんなラブラブ行き違いこのせつ派。
287 :
名無しさん@秘密の花園:2006/09/05(火) 00:01:00 ID:oMR5f25l
マルチ乙
_
_/`'´ ,、,、`、ヘ_
゚<゚i Ll( ))」゚>゚ γ ´ ̄ソζ⌒ヽ
| (l ゚ ヮ゚ノ| . l ノリ√ヽヾ)リ|
ノ , '´ y`ヽ . ヽd| ゚ -゚ノl
. . ー|__|_三|_.|___ΞΞΞ
. `|_*|′ く/つつ
SSのお題くれないか
新アニメは期待できそうかね?
夕方のアニメになにを期待しろと
誰も突っ込まないが、
>>290 でせっちゃんがこのちゃんに
拷問されてる訳だが・・。
それもひとつの愛のカタチ
このせつにはよくあること
せっちゃんはね〜♪
桜咲 刹那っていうんだ ホントはね〜
だけどお嬢様が…
う〜ん…『せつなちゃん』ってなんか呼びにくいなぁ
…せや! 『せっちゃん』って呼んでええ?
せやからウチのコトも『このちゃん』って呼んでぇな♪
で『せっちゃん』っていうんだよ
嬉しいです このちゃん
>299逆だったら日常茶飯事
そういや既に二回も襲ってたな
ひとつはチョコレートの?
もうひとつはなんだ?
>>302 課外授業の付属CD。
風呂場で欲情を抑えようとするせっちゃんを欲情したこのちゃんが襲った。
304 :
名無しさん@秘密の花園:2006/09/17(日) 00:45:32 ID:YyGM1U90
その後どうなるの?
一応音源は持ってるけど…
>>304 刹那欲情→さらに浴びる
→木乃香欲情中
→2人を止める者はなし
→刹那の喘ぎ声
→フェードアウト
ご想像におまかせします
すげーなw
アニメの声を初めて聞いたが、気持ち悪いな
木乃香の声が特に。みんなこんな声が好きなのか?
ちょwwwwこれなんてエロゲwwwwww
>>311 慣れるものなのか。レスをもらっておいてすまんが
この声に慣れるのはなんとなく怖いなw
常時その甘ったるい感じの声なわけではないから安心しとけ
あの酷い作画にすらある程度慣れたんだから声なんてすぐさ。習慣?ってのは怖ろしいよホント…w
だなw
ぱにぽにスタッフで仕切り直すんだから、百合分増強してもらえんだろか
>>316 ぱにぽには知らないけど、そうなのか!!
超wktk
いやそんな期待すると痛い目見るかもw 赤松作品は原作以外は基本的にウンコばっかりだから。
ぱにぽにのスタッフは俺も結構好きだが、今回は時間が無かったからショボくなる余寒。つか千和はどこで出るんだw
喜べ
先週のイベントで上映された新作アニメ、見所はこのせつだぜからよ
新作OVA春・夏では、せっちゃんがこのちゃんの肉体に欲情しまくる
変態キャラ
として描かれているのだが。
同人誌やドラマCDなどの番外編ならともかく、オフィシャルなアニメ作品の中で
せっちゃんをガチレズキャラとして描かれるのは嫌だなあ。
やっぱり本編では情欲だけじゃなくて美しい友情関係としての部分も残してほしい。
新房さんっ清楚な友情関係を頼むっ
せっちゃん…そんなキ○ガイ扱いかよ…w
ほのかに匂わせる程度でも俺達は妄想力でカバーできるからいいんだよな。
時間帯も時間帯だし
※OVA版せっちゃん。
原作と異なる設定のOVAと言えども、曲がりなりにもせっちゃんです。
なので、さすがにお嬢様に襲い掛かるような不埒な真似はやっていません。
しかし海水浴や温泉でお嬢様の局部を視姦しまくっていて、どう見ても変態です。
テレビ版でもお嬢様に過保護な「ちょっとアレな人」として描かれるという噂。
……激しく心配。
>>322 わかる。
修学旅行のびしっとしたせっちゃんが一番良かった
その後は…
せっちゃんは凛としつつもちょっと抜けたところがあるのがいいと思う
>>323 局部を視姦‥‥
そんなせっちゃん嫌だあああああああああああああ
たまに抜けた所があるのもかわいくていいが、基本はかっこいいこのかだけの王子様であってほしいな。
>>325 漏れはヘルマン戦あたりからネギま読み始めたからな。
しかも「ヒミツの放課後」の影響による中の人のイメージも加わっているw
よって、刹那=りりしくてクール…みたいなイメージは無い。
戦闘力トップ級なのにヘタレで、生真面目で「ヌケてて可愛い(BY千雨」印象。
お嬢様を守ってるつもりで、実際はお嬢様に甘えてる弱弱なせっちゃん…て感じ。
ヘルマン戦で楽々スライムに抜かれたり、学際でアスナ以下の動きし出した時は
刹那…堕ちるとこまで堕ちたな(ノ∀`)・゚・。と思ったもんだw
331 :
名無しさん@秘密の花園:2006/09/23(土) 04:11:12 ID:7qsRnpfO
ネギま!またアニメするのか!
でもぱにぽにのスタッフは原作と全然違うアニメにするのがもう当たり前だから、その辺割り切って観ないとな。
とはいえあのボリュームの原作をそのままアニメにできる訳ないし一番よかったかも。
ぱにぽにも月詠もかなり良かったし、期待せずには居られんな
>>331 「かなり良かった」のか?>ぱにぽに、月詠
「製作者が思い付いた変テコなシーンを無秩序に並べただけのアニメ」じゃん?
登場人物の性格描写もアバウトだし、内容も散漫で脈絡が無い。ギャグも寒い。
ネギまOVA春&夏もそんな感じで、最初と最後以外は延々と単発ギャグの連続。
しっかりしたストーリー性を期待してる人にはオススメできない。
TV版も全キャラの性格が大幅に変更されるとの噂。原作ファンにはキツいかも。
とくに、このせつの繊細な友情ドラマみたいなのは期待できなさそうな悪寒。
他人の趣味にツッコミ入れたり、ましてや否定するなんて余りにもナンセンス。
みんながみんなテメェと同じ物が好きな訳無いだろが。年いくつだよ
334 :
ひみつの検疫さん:2024/11/28(木) 12:34:20 ID:MarkedRes
汚染を除去しました。
昔懐かしのウイルスコードとかじゃね? まだこんなの使ってる恥ずかしい厨房が居たんだなw
アニメは期待できんしそろそろSSのひとつでも欲しいな
>>333 否定的書き込みを意地になって否定してるお前さんも同類。
自分の気に入らない書き込みはスルーするのが2chの処世術だ。
キレたら負けよ。
ぱにぽにの事はスレ違いだからどうでもいいとして、問題は「ネギま!?」の内容だ。
野中藍が、アニメでこのせつの関係に何かが起こる?と匂わせる発言してたらしい。
何が起こっても良いが、清らかな関係としてこのせつを描写してくれる事を希望。
そう思うならお前もスルーしる。
アニメはせっちゃんがギャグキャラというかへたれというかイロモノになりそうで心配…
えっ、せっちゃんてイロモノキャラじゃなかっ(ry
イロモノだけど、イロモノだらけの3Aの中で性格だけは一番真面目でカッコイイ人であってほしいのに
へたれで年中お嬢様にハァハァしてる人みたいに描かれた日にゃ…w
普段ヘタレ、有事にキリッとか描かれそうだな
有事=お嬢様と二人きりで・・・
不幸な過去を背負う凄腕の剣士。
親友との関係に苦悩し自分の本心を胸に秘めて生きる、真面目で心優しき少女。
でもヘタレでイロモノ
というのがせっちゃんの魅力ジャマイカ
ジャンプ漫画の主役を張れそうなシリアス設定背負ってるのに萌えドジっ子な所がな。
あーもう早く刹那はこのかのパートナーにならないかなぁ。仮契約でも良いから。
この際キスじゃなくても良いから
346 :
名無しさん@秘密の花園:2006/09/27(水) 20:01:16 ID:n5dL+Rmt
さっさとチュッっとやっちまえばいいんだよな。ご主人は良いって言ってんだしよ。
そうすりゃその後はなし崩し的に…うへへ
347 :
名無しさん@秘密の花園:2006/09/28(木) 10:23:50 ID:Yqwic0Y0
つまり芯までオヤジってことかw
349 :
名無しさん@秘密の花園:2006/09/29(金) 02:12:36 ID:WrgDxe9K
>>349 この板だとこういう誤爆宣伝レスが出るんだなw
安価つけるなよ
352 :
名無しさん@秘密の花園:2006/09/30(土) 01:35:51 ID:G14B2bEO
このせつモードでSS落として良いですか?
ドリカムの「やさしいキスをして」をかけながら読むとジーンと来るようなやつをいっちょ。
一応一般向けに書きますが、
終わったら、ネギ×せつ×このの三角っぽい物をやろうかなと思っております。
良いでしょうか?
ダメなわけねぇだろ
ネギイラネ
356 :
近鉄川西:2006/09/30(土) 13:29:03 ID:UiuSNJnu
1
それはまだ残暑も少し感じられる9月の半ば頃。斜陽の射す放課後の教室で彼女は窓際に根が生えたように立っており、帰寮していく生徒達を虚ろな目で見ていた。
その顔は一言で言えば透明感漂う物であるが、人に寄っては憂いを帯びていると言うかも知れない。
今日も‘今日’という一日が終わりつつある。昨日と何等変わらない一日が。其の事が、これまで自分が歩んできた道からしてみればどんなに平易そうで難しい物だっただろうか。
教室を橙色に染め上げる光を送る陽にふと視線を移しつつ、彼女はそう思った。
―刹那はこの日、放課後の教室に‘一人’で残っていた。この時間、いつもなら早々と寮に戻っている時間だったが、この日だけは違っていた。
一緒に帰る事を朝の内に約束していた刹那の最愛のお嬢様こと木乃香が、学園長に呼ばれたのだった。
帰ろうとする直前にそうなったので、木乃香はちょっと待っていて欲しいと告げその場を後にした。
学園長は木乃香の祖父でもあるので、何か内密な話でも有るのだろうと思って、刹那は暫く待つ事にした。そうして、かれこれ3〜40分は待っていた様にも思われる。
刹那は視線をあさっての方向へ送り、同時に溜め息をつきつつ思う。
一年前だったらこうはいかなかっただろうと、と。友人と帰る木乃香を陰ながら見守っていればそれで良かったのだから。
しかし、修学旅行で和解した後は、どうもそれだけでは済まなくなっていた。
木乃香と一緒に色んな事がしたいと思う気持ちは、周囲の影響もあってか、加速度的に変わりつつあった。
その変わりつつある気持ちの終着点が何処に至るのか。刹那はまだはっきりとは解りもしていないし、知ってもいない。
まるで、霞か雲の様な物がそこを覆い隠している。が、敢えて、それも強いて言うならば、この気持ちの行き着く先は?
刹那の頭の中に‘恋慕感情に他ならないのでないのでは?’という答えがよぎる。刹那は彼女自身、殊、最近ふとそう思う事が増えたと一瞬思った。
しかし、自分は女性である。木乃香も女性である。どう転んでもその想いは報われることはないし、女性同士では結ばれない事も解り切ってはいる。そもそも、そんな事が許されはしないだろう。
その理由。色々と考えられた。一つ、二つどころではなく。
何気ない一つの想い事を複雑にし、考え込んでいた刹那は、目の前に誰かの両手が覆い被せられた事に気付くのに一拍を要した。
357 :
近鉄川西:2006/09/30(土) 13:31:12 ID:UiuSNJnu
「だあれやっ!?」
何の気無しに無邪気に目元に当てられた柔らかい手と声は自分のよく見知っている者の物だった。
刹那は、ゆっくりと問いかけに答える。
「お嬢様・・・ですよ・・・ね?」
「違うえー。さあ、だあれ?」
はてな?と刹那は首を傾げた。では、今、私の目元に手を当てているのは別人だとでもいうのだろか?
すると、悪戯っぽい声で、
「手を当てているのはウチやで。」
と、‘声の主’。
益々変になっていく。
が、間も無く刹那は一つの答えを出すに至った。こう呼ばれる以外ではこの‘声の主’は絶対に「当たり」とは言わなさそうだったからだ。
「このちゃん・・・?」
「当たりやでー。せっちゃん!」
当てがわれていた手がぱっと外される。
先ず、最初に入って来るのは、さっきまで見ていた陽の光に染まった窓の外の景色。
そして、ゆっくりと後ろを振り向くと、鞄を持った木乃香が柔和な顔に微笑みを浮かべて立っていた。如何にもその答えを‘待ってました’と言わんばかりに。
「せっちゃん。長いこと待たせて御免なー。おじ・・・学園長と色々あってん。それで。」
「そ、そうですか。ではこれから帰りましょうか。まだ陽は出ているとはいえ、もう遅いですし。」
「うんっ!」
確かに時計は夕方の5時を打つ直前だった。
二人は足早に教室を後にし、廊下を走って通り抜け、校舎を後にした。
358 :
近鉄川西:2006/09/30(土) 13:33:55 ID:UiuSNJnu
それは木乃香の一言からだった。寮へ向かう途中に木乃香がおもむろに言い出した。
「なあなあ、せっちゃん。」
「何ですか、お嬢様?」
一呼吸分間を空けて木乃香が顔を赤らめつつ刹那に訊く。
「せっちゃんは、ネギ君の事どう思ってるん?」
「え゛っ!?ど、どうと言われましても・・・。」
それは余りにも唐突過ぎる質問だった。と、同時に答えにくい質問でもある。
当初、刹那はネギの事を10歳の教師という事もあって、どこか遠い所から冷めた目で見ていた。
例えば、クラス内で何か問題が起きた時、対処しきれないネギを、不甲斐無い、とか情けない、とかいった目線で。
しかし、その見方が決定的に大きく転じたきっかけの出来事が今年度に入ってからすぐにあったあの修学旅行の一件だった。
あの時、刹那はネギの驚異的な才覚とか実力を目の当たりにする事となった。
そして、その後も折に触れてネギの実力は垣間見えている。
そして何と言っても木乃香との仲を取り持ち、昔のように、仲良しだった時の様にしてくれた。
今の刹那があるのは半ばネギのお陰の様な物と言っても過言ではないだろう。
刹那は訥々と話し出す。
359 :
近鉄川西:2006/09/30(土) 13:36:53 ID:UiuSNJnu
「私は先生は私を良い意味で変えてくれた人だと・・・そう思っています。初めの内はその、余り頼りに為らないな、とそう思っていましたが。」
「ううん。せやのうて、なんて言うんかな?・・・一緒に居たら胸がどきどきしたり、一緒に居れたりするだけで幸せやって思う事ある?」
「へっ!?」
迂闊だった。木乃香は刹那にネギをそういう対象として見ているのかどうかを訊いていたのだ。
とぼけた顔をして木乃香の方へ顔を向けると、木乃香は少し照れた顔をして刹那を見ていた。さて、どう切り返すべきか?
以前、学園祭準備中に明日菜と木乃香の前で、気になる男性は?と、訊かれて‘強いて挙げるなら’ネギ先生と答えた事がある。
一度そんな事を言って、今迄撤回するのを忘れていた。一度口から出た物は引っ込みようが無いし。
「確かに、私はネギ先生の事は好きですが、交友関係としての事であって、その・・・。」
つっかえつつ刹那が言うと、浮かべた笑みを崩さずに木乃香は言った。
「それなら、せっちゃんがそう思える人って、だあれ?」
一気に頭に血が昇る。そう思える人が誰あろう、その問いかけをしている本人などと、照れずにさらっと言えたらどれだけ気が楽になるだろうか?
しかし、例えそう答える事が出来たとしても、果たして木乃香はどんな顔をするだろうか?
自分の事をどう見るだろうか?
返答の例としては二つ考えられる。先ず、一つ目は、
「えーっ!?せっちゃん、変やなー。」
と、言われてドン引きされる。あまり考えたくは無い。
次に、二つ目には、
「ほんまにぃ?・・・あんな、ウチも、その、せっちゃんの事が・・・。」
と、言われてギュウッと抱き締められる。承服したいのはこっちだが。
おそらく、その道を選んだら、もう二度と‘まともな’関係には戻れやしないだろう。
その瞬間、まだ蒸し暑さの残るその日の夕暮れ時に似合わない一陣の冷たい風が二人の間を通った。
刹那は、それを合図に、戸惑いを残しつつ答える。
360 :
近鉄川西:2006/09/30(土) 13:43:47 ID:UiuSNJnu
「私は、今はそういう人は、いません。そういう事に気を注ごうとは思っていませんから。」
そう言った時だった。微笑みを浮かべていた木乃香の顔の表情がさっと暗くなった。まるで水に墨を混ぜたかの様に。
「お嬢様?」
自分が目一杯考え捻り出した答えが、随分と的外れな所を衝いていたと気付き、驚嘆の顔で刹那は木乃香を見た。 今の一言で木乃香が暗い顔をした。一体今の一言の何処に拙い点が在ったのだろうか?
それは言葉を選んでやっと出てきた一つの文だった。 なのに、何故なんだろうか?
刹那が言いあぐねていると、木乃香がゆっくりと口を開いた。
「せっちゃん、ウチって言うてくれるかなあって、思てた。」
「えっ?」
刹那は頭にくらっとする感覚を覚えた。今何て?
「ちょっと、残念やったなぁって。うふふ。」
「お、お嬢様?」
僅かばかり呆けかけている刹那を見て木乃香が、ぷっと小さく吹き出した。
「なあんてな!冗談や冗談!だって、ウチら女の子同士やもん。」
その顔は笑ってこそはいたが、どこか物寂しい表情で木乃香は刹那を見つめていた。
大きく、そして何もかも見透かされてしまいそうな暗褐色の瞳。
刹那はその視線が自分の心に向けられている気がしてならなかった。 木乃香は話を続ける。
「せっちゃんも、いつかは好きな人が出来るやろし、それはウチもやと思う。ウチな、女の子同士好きになったら変って思てへんよ。周りがどう言うてもどう思ても。気にしないえ。」
確かに、その一言は色々と否定しようの無い事実を含んでいた。
大和撫子を地でいっているお嬢様はきっとお美しくなるに違いない。
私はどうかはともかくとして、お嬢様に言い寄る男なぞ居過ぎる位になるだろう。 無論、その相手は長(出来れば自分も)が見極めねばならないが。
何れにしろ、女性同士で愛情を育むなぞお嬢様はあまり気にしていらっしゃらないご様子だが傍から見れば‘異常な’関係ではないだろうか?いや、その筈だ。
少数派の意見は時と状況と内容に寄るところが大きいが、大方の場合においてそれは奇異の眼差しを一転に集めるものである。今回の事なぞ正にそれの好例だろう。
だが、それが、一体何だというのだろうか? 常識とか、そうでないだとか、正常だとか、そうでないだとか。 そういった枠に、社会が決めた暗黙のルールならぬ、暗黙の拘束に従って、私はお嬢様から離れなくてはならないのだろうか?刹那はそう思った。
しかし、悲しいかな。刹那がそう強く思えば思うほど、彼女の気性は、社会そのもの、社会の律というものに背くことを決して許そうとはしなかった。
そして、それは今後もずっとそうだろう。 ずっと、ずぅっと。
‘想い’に苦しむ刹那に木乃香が再び話しかける。
361 :
近鉄川西:2006/09/30(土) 13:47:53 ID:UiuSNJnu
「でも、せっちゃん。」
「はい?」
「ウチは、せっちゃんと離れとうない!離れとうないえ!」
いつになく高ぶった感情を木乃香は刹那に見せていた。刹那は少し体を引いた姿勢でそれを聞いていた。
木乃香は一呼吸間を置いて続けた。
「せっちゃん。さっき言うた事は確かに本当の事やと思う。けど、其の時は多分ウチがせっちゃんと少し間を空けなあかん事になる。そんなん、そんなん嫌や!」
「お嬢様。」
これまで刹那は木乃香の本心を聞くということが余り無かった。
と言うよりは、刹那がそうしようと働きかけなかったというだけ、と言った方が早い。
どちらかと言えば、関係的に、木乃香の方が一歩ずつ歩み寄ろうとしているにも関わらず、刹那は100歩も200歩も後退りをして間を空けている状態が続いていた。
少なくとも、今年度の始めまでは。
気が付くと木乃香の顔が、お互いの鼻がくっつきそうになるくらい近づいていた。
見ると、木乃香の顔が真っ赤だ。
それが、‘照れ’に寄る物だとは言わなくても刹那は解っていた。
柔らかい唇がかすかに震えて言葉を紡ぎ出す。
「今、ウチに出来る事は、これ位しかないけど。」
次の瞬間、木乃香は刹那のきょとんとした顔の頬に自分の唇をあてがった。
2〜3秒ほどその状態が続き、やがて、木乃香はゆっくりと刹那から離れた。
雷に打たれたかの如く、その場に呆然と突っ立っている刹那に木乃香はにっこりと笑って、
「せっちゃん、だーい好きやっ!!」
と告げ、一目散に寮の方向へ走り、あっという間に居なくなった。
その間に木乃香がじゃあねとか、また明日とか言っていた様な気がするが刹那の耳には何も聞こえては来なかった。
なおも根が生えたように刹那はその場に立ちつくしていた。
ほんの2〜3秒間のあの瞬間が刹那には何倍にも拡げられた長い時間にも感じられた。
手の指であの一瞬を生み出した場所にそっと手を触れてみる。少し湿っていた。
ここにお嬢様の唇が。
そう考えると頭がすぐにぼうっとなった。
刹那はしばしその場に呆然と突っ立っていた。
362 :
近鉄川西:2006/09/30(土) 13:55:28 ID:UiuSNJnu
ここまで書きました。十分反省してから続き落とします。
あと固定コテは落とす時だけ使います。
これからも宜しく。
久々のSSだな。テラ乙ス。原作に近くて良い感じだ
原作に近い=駄作
ネギはいらんぞ
かなり好みな感じ。
糞原作を補完してもらおうジャマイカ
366 :
名無しさん@秘密の花園:2006/09/30(土) 22:45:53 ID:g5u9golQ
GJ!!
久々にこのせつで萌え尽きた
367 :
近鉄川西:2006/10/01(日) 02:45:15 ID:e/WC4m5Z
2
寮の自室に戻った刹那は、未だにぼんやりとしていた。殆ど無意識に、鞄を机の上に置き部屋の中央にペタンと座り込んでしまう。
心臓の鼓動も大分落ち着きを取り戻してはいたものの、まだ普段より若干速いのが、手を当てればすぐに分かった。
刹那は思う。お嬢様は、私の抱く想いに何の言及もなさらずに、素直に自分の気持ちを仰られた。
そう思い直した時、僅かばかりの後悔の念が刹那の胸中に去来する。
お嬢様は昔からああいう答え方をされても、自身は勿論、周りの人からも寧ろ微笑ましいという視線で見られていた。
だったら、自分はもっと正直に思いの丈を告げても良かったのではないのだろうか?
その考えまで辿り着いた時にはもう刹那の頭の血はとうに冷えていた。その頭の中で刹那は猛省していた。
結局、自分はお嬢様に嫌われない様にしていたのに、最悪の言い方とやりとりで、互いの距離を増やすだけ増やしていただけなのだと。
あまりにもやるせなかった。お嬢様を思っての言動が結局は傷つけているだけだったなぞ。
何故もっと気持ちを察してやらなかったのかと刹那は遅ればせながらテーブルに肘をつき頭を抱える。同時に望んでもいない溜め息まで出た。
今お嬢様はどうしていらっしゃるだろう?どう思ってらっしゃるだろう?
少し間を置いてから溜め息を再び吐いた刹那は、自分の後方で電話のベルが鳴っているのに大分時間を要していた。
我に返った刹那は慌てて電話の方に駆け寄る。
コールを十回も放ったらかしにしていたから、電話の相手はさぞ立腹している事だろうと、済まない気持ちで刹那は受話器を取った。
368 :
近鉄川西:2006/10/01(日) 03:25:08 ID:e/WC4m5Z
「もしもし。」
刹那が答えると受話器の向こうからは、今正に話がしたかった相手が可愛らしい声で返事をした。
「あっ、せっちゃん?よかったぁ、部屋におったんや。何度か電話鳴らしたんやけど、なかなか出えへんから心配したわ〜。」
「す、済みません、お嬢様。」
咄嗟に刹那は木乃香に対して詫びていた。しかし木乃香は、全く意に介するような気配も見せずに、刹那に優しく言う。
「ええんよ、気にせんでも。だって、せっちゃんやもん。」
「は、はあ。そうですか。分かりました。それで、私に何の御用でしょうか?」
‘私に何の御用でしょうか’など。色々な出来事が今まであったにも拘らず、木乃香と話す時に相変わらず他人行儀な話し方を脱しきる事の出来ない自分を刹那は恥じていた。
‘どうしたの?’とか、もっと欲を言えば‘どないしたん?’とか。今度からもっと気をつけようと刹那は思う。
だが、今度も受話器の向こうの木乃香は、その物言いに別段気にしている様子も無く、照れと困惑の複雑に入り混じった声で刹那に話しかける。
「あんなぁ、明日菜とネギ君、今日はエヴァちゃんトコに行くんやて。せやから今晩は部屋にうち一人だけになってまうのよ。それで、もしよかったらせっちゃんこっちに来てくれへんかなあ、て思て電話したんやけど、来れる?」
刹那は受話器を握ったまま思考を凍らせていた。一晩だけであってもお嬢様と同じ部屋で2人っきりに・・・。時間があるのだから、何かと話す事も多くなるだろう。こういう時こそお嬢様の気持ちを取り戻すいい機会ではないか。
刹那は木乃香のその提案に対して、
「勿論です。今からでもすぐに行きます、お嬢様。」
と返答していた。
「うふふっ、まだ六時半ぐらいやからゆっくり来たかて問題無いえ。ほな、待ってるわ。」
木乃香はまるで年中行事の楽しい事が二ついっぺんに来たかのような楽しげな返事をして電話を切った。
殆ど同時に刹那も電話の受話器を置く。治まっていた心臓の鼓動が再び早鐘の様に鳴り始める。
ものの10分程で刹那は身支度を終え、ドアを開け、愛しの木乃香の元へ向かっていた。
369 :
名無しさん@秘密の花園:2006/10/01(日) 03:34:39 ID:e/WC4m5Z
本日はここまでに・・・。
明日纏めて落とします。それでは、お休みなさいです。
370 :
名無しさん@秘密の花園:2006/10/01(日) 04:06:54 ID:+53dGGKy
GJ!!!
お泊りキタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!
うほっ!いいこのせつ‥‥w
続きwktk
374 :
名無しさん@秘密の花園:2006/10/01(日) 23:23:51 ID:QZnfBc0i
期待age
目欄緑の香具師 恥ジスウザス
いよいよ明日から新アニメスタート!!
‥‥だっけ?
水曜日から
378 :
近鉄川西:2006/10/03(火) 23:42:15 ID:Kaq8uFe2
季節は十一月の下旬。外に出るとかなり肌寒く感じられる。
刹那は最初の内こそゆっくり歩いていたが、体の中から滾々と出てくる感情に任せて走り、木乃香の部屋に来た時にはすぐ近くだったにも拘らず、息も切れ、指も木乃香が心配するほど冷えていた。
満面の笑顔で出迎えをした木乃香が夕御飯の準備をしている間、刹那は何かあった時のために持って来ていた夕凪の手入れをすることにした。
内心で刹那は呟く。
お嬢様に何かあったら私は全力を出してお嬢様をお守りする。だから、夕凪。お前もお前の全てを私に賭けてくれるか?
部屋の西日が夕凪の刀身にキラキラと美しく照り返る。まるで、剣が‘承知した’とでも言っているかの様に・・・。
そんな時、木乃香から刹那に向けて声がかかる。
「せっちゃん。ちょっと、来てくれる?」
何だろうか?取り敢えず刹那は、木乃香に悪い印象を与えないように、手入れ中の夕凪を鞘にしまってから台所へ向かう。
台所へ向かうと、湯気の出ている味噌汁の入っている鍋を前に、一人にらめっこをしている木乃香の姿があった。状況がさっぱり飲み込めない刹那は木乃香に一応質問をしてみる。
「お嬢様。どうかなさいましたか?」
すると、木乃香は近くにあった小さな皿を手に取り、おたまで味噌汁をほんの少しすくってから、それを皿に移す。それからその皿を、刹那の前にすっと出して一言。
「これな、ウチが作ったんやけど、・・・せっちゃんが、おいしいって思うかなあって心配になって・・・。」
お嬢様が作った物をまずいと言える訳がないじゃないか。いや、明日菜さん曰く、この部屋の台所事情を把握しているのはお嬢様だけと言っていた。
ともかく、刹那はそっとその皿を受け取って、ちょっとだけすする。
はっきり言って・・・おいしい。
味とか、塩加減とか、何に関しても自分にしてみれば文句の付けようもない程の出来だ。木乃香が刹那の顔を覗きこんで、
「どう?」
と、訊く。刹那は皿をそっと木乃香の方に差し出し、微笑んで答える。
「とても・・・、とてもおいしいですよ。お嬢様。」
すると、木乃香の顔がぱあっと明るくなって、物凄く幸せそうに言う。
「良かったあっ!ウチの味付け間違ってへんかったんやわ〜!」
それから木乃香は鍋の火を切って、炊飯器のご飯の出来具合を見る。
お嬢様・・・本当にお美しくなられました。容貌は勿論のこと、人間的な内面についても・・・。
半ばうっとりとした表情で一連の光景を見ていた刹那に木乃香から再び声がかかる。
「今日な、ご飯ちょっと多く炊いてしもてん。せやから、せっちゃん、幾らでもお替りしてもええよ!」
お嬢様はそういった事はされない人ではあるが・・・だとすれば、ちょっとした悪戯かな、と刹那は思う。
何もかもが微笑ましく見えてくる。毎日がこうであったら良いのに・・・。そうぼんやりと刹那は思った。
379 :
近鉄川西:2006/10/04(水) 00:04:43 ID:S4T45bzz
その後いい意味で2人だけの食事は会話も弾むほど楽しく進み、食後の後片付けと勉強を2人でやっていると就寝時間はあっという間にやって来た。
木乃香はベッドで眠ったが刹那だけは二段ベッドの横脇で夕凪を抱きながら、外を見ていた。外は満天の星空。月は明日満月を控えているようで、眩いばかりに黄色い光を放っていた。
あの時・・・今から一時間程前に、木乃香は一緒に寝ないかと訊いてきた。あまり断りたくない申し出だったが、木乃香が二段ベッドの下で寝ている事を考えると、断らざるを得なかった。
何かあった時にあのスペースでは行動を起こしにくい。
木乃香の寂しそうな顔がさっきから何度もよぎったが、致し方無い事だと割り切ろうとその度にそう努めた。
お嬢様を御護りするためには・・・。
物音一つしていなかった。梟の鳴く声すらも聞こえてこなかった。刹那は昔からその雰囲気に慣れている。
故に後ろで布団の布が擦れる音が聞こえでもすれば、直ぐに後ろを見ていた。
別に木乃香の力に引き付けられる有象無象にびくついている訳ではない。どの様な状態で戦闘状態になろうとも、臨戦態勢に入れる様にする、条件反射の様な物だ。まあ、大体は木乃香が寝返りを打つ音だったが。
刹那は再び居ずまいを正す。今のところ怪しい気配は無い。まあ、したらしたでその瞬間夕凪がそれを消し去るだろうが。
自分という存在は護衛も兼ねている以上油断するわけにもいかない。刹那は夕凪をきつく握り締めた。
直後布団の布が擦れる音が再びした。
これで三度目になるかと刹那は振り返る。
するとそこには上半身をやや起こした木乃香が半分寝ぼけ眼でこちらを見ていた。
刹那は一気に力が抜けた。
「どうかされましたか?お嬢様。」
刹那の問いに木乃香は少し心配そうな顔で言った。
「せっちゃん、寝えへんの?」
至極当たり前の質問だった。時刻は確かに真夜中にさしかかっているかどうかだったからだ。刹那は慌てて答えた。
「私は・・・お嬢様を御護りする任がありますから・・・。どうぞゆっくりお休みになられてください。」
「でも、もう夜も遅いえ。早う寝えへんと、明日寝不足で疲れてしまうえ?」
やはりお嬢様は優しい方だ、と刹那は改めてそう思う。任に当たる私に心を砕かれるとは。感慨深く思われたが、先にお嬢様の私への心配を払拭させねば・・・。
そう思い、刹那は何の気無しに木乃香の心配を無くす為に一言告げる。
「私の事は大丈夫です。昔からこういった事には慣れているので、お気になさらずお休み下さい。」
そう言って刹那は夕凪をまた握り直し、木乃香に背を向けた。
突然、木乃香が刹那の背中に抱きついてきた。刹那は一瞬どきりとして夕凪を手から落としてしまった。コツンと木乃香のおでこが刹那の後頭部に当たる。
刹那の首筋に温い水の雫が滴り流れた。一つ、二つ、次々と。
平静を取り戻しかけた刹那が木乃香に声をかけようとするが、半瞬程木乃香の方が早かった。
380 :
近鉄川西:2006/10/04(水) 00:05:55 ID:S4T45bzz
「大丈夫やない・・・。せっちゃんの‘大丈夫’は大丈夫やない・・・。」
喉の奥から絞り出した様な震える声だった。木乃香は額を刹那の頭に当てこすりつつ続ける。
「無理したらあかん・・・無理したら・・・。」
木乃香の腕が刹那の胴をきゅうと締める。刹那はその手にそっと優しく触れる。
「ウチもせっちゃんの事が・・・せっちゃんの事が・・・ほんまに、心配や・・・。だって・・・だって・・・せっちゃんが・・・せっちゃんが・・・ウチのおらへんところで・・・おらへんところで・・・どうかなったら・・・」
そこから後はすすり泣きの声に紛れて聞き取る事が出来なかった。時々鼻をすすったり、嗚咽が聞こえる。
刹那は思う。嗚呼、私はまた今日の夕暮れ時のあの質問と同じ過ちを犯してしまったのだと。
お嬢様の気持ちを察しよう、察しようとしていつも失敗して。お嬢様を悲しませるような事しかしないで。私は結局何がしたいんだ?
考えても詮無い事ばかりが刹那の脳裏を過ぎる。
木乃香の刹那の身体と精神への心配。自分も木乃香に関しては同じ感情を持っていたが、相互でその度合いが違うのは、刹那にしてみれば情けない事だった。
背中では木乃香が、声こそ小さくなったものの、まだすすり泣いていた。刹那はもう何をすべきかはわかりきっていた。
その場で膝をつきつつ半回転をし、木乃香と顔を合わせて、出来るだけ優しく言った。
「では、私も休みましょう。・・・お嬢様がお望みなら・・・。」
「あーっ!まーたせっちゃんお嬢様って言うー!」
「す・・・すいません。」
そんな刹那を見て木乃香の顔に笑顔が戻った。良かった、と刹那は思った。木乃香が続ける。
「せっちゃん、今から寝るんやろ?」
「は・・・はい。」
「せやったら、ウチの隣で寝てくれへん?」
刹那はさっき木乃香が抱きついてきた時と同じくらいどきりとした。さっきは、冷え冷えとしていた頭が今や沸騰しきっていた。
合わせて舌がもつれて言葉が上手く出せない。
「あ・・・あの・・・その・・・わっ、私は・・・あの・・・」
慌てふためく刹那の顔を木乃香は面白がる様ににこにこした顔で見つめていた。
だめだ・・・もう無理だ。こうなってしまっては・・・。お嬢様の熱意勝ちだ。
「では、お嬢様失礼します・・・。」
熟れた林檎よりも真っ赤な頬をした刹那がベッドに入ったのは、その直ぐ後の事だった。
381 :
近鉄川西:2006/10/04(水) 00:15:34 ID:S4T45bzz
それから30分は経っただろうか?休むとは言ってみたものの横になったところで直ぐには刹那は眠れなかった。
仰向けになってもうつ伏せになっても、刹那の瞼は頑として下がらない。その理由は自分が今居る状況だった。
木乃香とは30センチと離れていない。互いの顔が互いに向けられれば相手の軽い寝息すら感じられるんじゃないかといった具合だ。
もうさっきから、刹那の心臓は早鐘の如く鼓動していた。
木乃香は‘一緒に寝よう’と言って事も無げにそう言ったが、刹那にとっては‘事も無げに’といった話ではない。
気持ちを落ち着かせようと何度か深呼吸をして、殆ど瞑想の境地に入ろうとしていたが、全て無駄になっていた。
木乃香が寝返りを打つ度、吐息や長い髪が刹那の耳元にかかる度、精神の集中が途切れてしまう。すると、
「せっちゃん・・・。」
刹那がはっとして横を向く。眠気も入り混じった胡乱気な目を木乃香がこちらに向けていた。
さっきまで軽い寝息をたてて寝ていたのに、どうしたのだろうか?
「どうかされましたか?」
すると、木乃香は、くすくすっと笑って続けた。
「今な・・・、夢の中でせっちゃんと遊んでた夢見たえ。ちっちゃい頃の事やったけど・・・。うふふ、ウチよう覚えてるやろ?」
「は・・・はあ。」
何だ・・・。夢の事か。しかし、お嬢様らしい・・・。すると、また木乃香が話しかけてくる。
「なあ、・・・せっちゃん。」
「?何でしょうか?」
「あとどれくらいしたら、また・・・‘このちゃん’って呼んでくれるん?」
382 :
近鉄川西:2006/10/04(水) 00:17:58 ID:S4T45bzz
そう言うと、木乃香はこちらにくるりと体の向きを変えて、刹那を見つめる。
おっ・・・お嬢様。私をそんな目で見ないで下さい・・・。そんな、雨の日の捨て犬(失礼千万)みたいな目をしなくたって・・・。
私だって・・・私だって・・・何も考えずにお嬢様の事をそう呼べたら、どれだけ幸せな事でしょう・・・。
いえ、・・・こうして一日が終わる時にあなたの傍に居られるだけでも・・・私は・・・。
私は・・・気が狂いそうなまでに、幸せなのに・・・。
それこそ、あなたは私の頬を真っ赤にして、心臓の鼓動を自分自身でも信じられない程速くさせて、まともな言葉一つも浮かんで来ないぐらいにさせたのに・・・。
何故です・・・?何故あなたは私をそうやって・・・目に見えぬ天秤にかけようとするのですか?‘お嬢様’と呼ぶ私か、‘このちゃん’と呼ぶ私かに。
ええ、そうです。私は怒っているのではありません。自分自身が情けなくてしょうがありません。
後者の呼び方を心の底から声の限りに叫びたいのに・・・呼ぶ勇気の無い私自身が。
「私は・・・私は・・・」
次の瞬間、刹那は木乃香をゆっくりと自分の方に引き寄せる。
肩を包むように抱くのと同時に、木乃香のふわあっとした髪の隙間から微かに石鹸の匂いが出てくる。
「本当は・・・呼びたいです。・・・お嬢様を・・・・・・、こっ、こっ・・・。」
そのまま言いたいが肝心の言葉が出て来ない。耐え切れずに、今度は刹那の方がぽろぽろと泣き出す。
「こっ・・・、この・・・こっ・・・ふうぅっ・・・うぅっ・・・。」
もうどんな言葉も用を足しはしない・・・。ただ泣くしか仕様の無い刹那は涙ながらに木乃香に言う。
「すみません・・・お嬢様・・・。私には、・・・私にはどうしても出来ません。お嬢様の・・・願いに沿えられない私を叱ってください・・・。」
すると、今度は木乃香が刹那を抱き返し、少し悲しげに言う。
「叱るって・・・そんなん、ウチがせっちゃんに出来る訳無いやん。・・・変な事言わんで・・・。」
「それでは、・・・私を許してくれるのですか?」
刹那が涙で潤んだ目を手で拭うと、木乃香はにっこりと笑って、
「許すも何も・・・せっちゃん、時間が要るんやろ?・・・ウチ、いくらでも待つえ。」
「有難う御座います。・・・お嬢様。」
やっと刹那は気持ちが落ち着いてきた。
383 :
近鉄川西:2006/10/04(水) 00:18:54 ID:S4T45bzz
「せっちゃん。・・・目、閉じてくれる?」
それは、唐突なお願いだった。出来ないという訳ではない。
「えっ?ええ・・・、良いですけど・・・、何をするんですか?」
「えっへへー。ヒ・ミ・ツ。」
賭けても良い。絶対―世の常識を重んじる刹那にとっては―節度の無い事だ、と刹那は思った。
しかし、ここでお嬢様の機嫌を損ねては失礼だと思い、取り敢えず目を閉じる。
突然木乃香が刹那をさっきよりきつくぎゅうっと抱き、自らの唇を刹那の唇にぴったりと合わせる。
刹那は一瞬にして全身が硬直する。最早胸の鼓動はどきどきなんて物ではない。破裂してしまうのではないかと刹那は思った。
やがて互いの唇がそっと離れる。とろんとした目に、紅潮しきった頬。そんな刹那の状態を見て木乃香は安心しきった様に言う。
「これで早う寝れるえ。ウチもせっちゃんも・・・。・・・お休みぃぃ、・・・せっちゃ・・・ん・・・。」
最後に木乃香は、眠気に負け、むにゃむにゃと発音のはっきりしない状態でそう言い・・・眠った。
災難だった当の刹那はまるで一秒一秒が、一時間ずつに引き伸ばされたかの様な感覚に襲われた。
気が付けば木乃香は早くも再び軽い寝息をたてている。
しかも、キスするために自分を抱いた時の手の締め具合は少し緩んだが、それでも体全体はぴったりとくっついている。
余程の事でもないと離れそうも無かった。
頭の中で刹那は朝日よ早くこの部屋を照らせと願ったが、意地悪な満月直前の月はその後も暫くその部屋の中を煌々と照らしていた。
刹那がその晩否応無しに徹夜をしたのは言うまでも無い。
384 :
名無しさん@秘密の花園:2006/10/04(水) 00:32:02 ID:S4T45bzz
こんばんわ。実はこれ私がネギま!ファンのページで投稿している小説の元ネタ(ほぼ原作)となったバージョンなんです(分かる人には分かると思いますが)。
失礼ながら、これで一応Finという形にします。
最後まで読んで下さった方、本当に有り難う御座います。
うむ、久々にニヤニヤさせてもろたよ。長文乙!
今日からアニメも始まるし、新たなせつこのの展開にワクテカして寝るとしよう。
朝から活力をありがとう!!
よかったらまた投下お願いします!!
ぱにぽに2始まったな
…って、いきなり仲良いんだが
それはそれでいいんだがやはり、時間という壁を乗り越えたとき
それまでの愛おしさがこみ上げてきて、もっといい雰囲気になれると思う
だから、今回の始まり方はいいとは言い切れない
簡単に言えばAI止まとラブひなの差か
ツン→デレに時間かけて欲しかった
むしろアスセツなヨカンが・・・
刹那はキャラが完全に違ってたな。声にはこっちのほうが合ってる。
あの声優で今のコスプレキャラとかちびせつなとか無理してやられるよりよっぽどいい。
>>388 今回のアニメではその辺はどうでもいいことなんだろう。って俺まだ見てないけどw
>>392 どゆこと?刹那って声優変わったの?
>>393 いや、刹那の声が初期のキャラを基準に選ばれたから今の漫画のキャラに合ってないと思うわけだけど、
今回のアニメでは漫画とはキャラがかなり違ってハマリ役になってるってこと。
あくまで私見。
へぇー。それはまぁ良いことですね
漫画のもあの声に近づいてきたんじゃないか
馬鹿松の配慮で
アニメロの刹那の着と〜くがいいw
木乃香からの着信に焦って間違えて保留ボタン押した時の、
「ま、まちがえたー!!」
が爆笑
>>392 >>394 ちょ、バカ、おま、何もわかってねぇな。
小林のクール美形っぽい声でコスプレみたいな羞恥プレイを強要されるのが
イイ!
んじゃねえか。
小林の「ネギまほらじお」や「ヒミツの放課後」でのイジられっぷりを
100回聞いて妄想力を修業し直してきなさい!
他人が聞けば鼻で笑い飛ばされるくらいの安易な理由で一喜一憂してしまうのは、
これ一重に恋の魔力とでも言うのでしょうか。
そうだと貴女が肯定するのなら。
きっと私はその魔力だけで、向う百年生きてゆける事でしょう。
/
「おはようございます、木乃香お嬢様」
「あ、おはようせっちゃん」
相変わらずのぽやぽやした調子とのんびり気味の口調。
首を傾げたその拍子に揺れる黒髪を見るたび、知らずの内に表情が崩れて行く。
これではダメだと顔を引き締めても、
こんこんと胸の内から柔らかな暖かい感情は終りなくとめどなくせり上がってきて。
なんでもないような朝が愛しいのは教室での朝の挨拶が輝いているのは、
昨晩の夢見が良かっただけの理由で。
フロイト学士が聞いて呆れる位の、単純な夢の内容で。
ユング学士が聞いて眉をしかませる位の、明快な夢の内容で。
ただ、目の前で朗々と笑う木乃香お嬢様が私の夢に出てきた。
微笑んでくれた。名前を呼んでくれた。それだけのことで。
それでも「それだけ」と割り切れるほど、どうやら私もまだまだ大人じゃないみたいで。
修行が足りない、と内心苦笑いを漏らしつつも
起き抜けのせいか、頬に篭もる熱のおかげで、ここは夢の続きなのかと、
まだ私の体は床に伏しているのかと錯覚してしまう。
「ん? せっちゃんどないしたん?」
訝しげに聞いてくる木乃香お嬢様の声のトーンと
学園内に咲き誇っている金木犀の花の香りと
教室内のリアルな喧騒とかが、これは現実であると言ってはいるのだけれど。
それでも。
「え、あっ、いえ。大丈夫ですよ。……それにしてもお嬢様。嬉しそうですね」
まるで私の感情が伝播したかのように、
見る物全てに幸せを振りまくかみたいに笑う木乃香お嬢様の顔が
また私を夢見心地の世界へと誘うんです。
この瞬間だって、ほら。
「せっちゃんこそ」
「あ、はい」
「せっちゃんが嬉しそうやとウチも嬉しいえ〜」
「え、あ……う、お嬢様、どうしてそんなに嬉しそうなんですか……?」
私が何気なく会話の流れにそって聞いた質問に、
木乃香お嬢様はまたはにかんだように笑って。
今でさえこれ以上ないってくらいに幸せな私を、
有頂天のまた先に連れて行ってくれる。
「あのな、今日の夢にせっちゃんが出てきたんよ」
終わり
>>398 よく解ってる
>>402 うはwオチに悶えたw
tu-kaおまいのせいで電車でニヤニヤ我慢してるすごいキモイ奴になっちまったじゃねえかヽ(`Д´)ノ
>>398 プレイとかいうなプレイとかw
お前ら!!
♀でも投下していいか?!
>>400 (*´Д`)ハァハァ
遠慮せずに投下してこい!!
俺が悶えてやる
アニメやっと見れた。一話からやる割にいきなり刹那が出番多いのは…
今更修学旅行はやり直せないから仕方ないな。他のキャラもいきなりまんべんなくセリフあったし。
でもエヴァ編はやるのな…。
>>404 俺も悶えてやる!w
>>404ワクテカして待ってる。
時間があったら漏れも投下するからノシ
408 :
名無しさん@秘密の花園:2006/10/09(月) 14:09:45 ID:2o8zlVjT
馴れ合いウザス自重汁
調子こいてっと潰すお?
某バンドの曲をこのせつに当てはめたら個人的に萌えたんで投下
*Snow Smile*
1
登校時の手指の冷えを感じるようになって久しい。最近めっきり寒くなったな、と急に思って両の手にふうっ、と息をかけた。
景色に目をやれば木の葉がはらはらと舞い散って、季節感に乏しい私でも安易に冬の訪れを理解する。
木枯らしが吹くたびに肩をすぼめるのはこの国万人共通の動作のようで、誰もが寒風を恨めしそうに見据えていた。
2
でも、私は少し違う。
―冬が寒くって本当に良かった
私の隣に沿うように歩くお嬢様を見てそう思った。
あなたの冷えた左手を私のコートの右ポケットにお招きするためのこの上ない程の理由になるから。
普段ならはずかしくって「手をつなごう」などとは死んでも言えそうにない私だが、今だけは、この季節だけは。
「寒く、ないですか?」
ぽつりと…たった今思いついた名案みたいに言ってみる。
聞かなくたって季節柄返答ならわかりきってるし予想通りのものだった。
それなのに、くすぐったいくらいにうれしくって、内心の高揚を気取られそうで。
3
手をつなげた。
たったそれだけのことなのに、この寒さも吹き飛んだような感覚に陥る。
事実、私の体温は急激に上昇していることだろう。
「せっちゃんの手ぇ、あったかいなぁ」
と、照れたように微笑うお嬢様が愛しくて、今なら抱きしめてもいいかな…なんて思ったり。
…まあ、そこまで大それたことする度胸までは持ち合わせていないのは承知のことで。
でも
でも
もっと、今よりうんと寒くなったら言ってみよう。
『寒く、ないですか?』
おしまい
何このせっちゃんのクソへたれっぷり(^^;)
OPだけで満足したw
録画忘れた…orz
OPで刹那なんて言ってたの?
ここにある今をなんちゃらかんちゃら…
立ち止まりそうになっても、今、ここにある笑顔を胸に閉じ込めて
だと思う、たぶん…。
418 :
名無しさん@秘密の花園:2006/10/11(水) 20:51:34 ID:NbW0UJ7q
お嬢様の柔肌に傷がぁあーーーーーッッアッー!!!
一人妄想モードに入るせっちゃんが早く見たいものです。
420 :
このか:2006/10/12(木) 15:11:54 ID:JkeQJRh/
せっちゃんはうちが頂くんや
どうぞどうぞ
保守
せっちゃん
424 :
名無しさん@秘密の花園:2006/10/19(木) 09:05:48 ID:RoXATs1s
アニメ出番ないな…w 録画消しちゃお
426 :
名無しさん@秘密の花園:2006/10/19(木) 13:50:15 ID:RYcBJmFT
まったくといっていい程 出ていない人もいるんだから
刹那は出ている方じゃない? エヴァやあすなには負けるけど
まぁそうだけどさ。
でも全く出ていない人はメインの回がありそうだけど、修学旅行編はやらないだろうから
せつこのはちょこちょこっと毎回出る代わりにメイン無さそうな悪寒…。
428 :
名無しさん@秘密の花園:2006/10/19(木) 21:39:09 ID:RYcBJmFT
せっちゃんだから大丈夫だよ
何だその根拠のない自信はw
まぁでも木乃香はともかく刹那はネタあり杉なキャラだから、いじろうと思ったら最高の素材だよな。
だれか、限りなく清楚にエロいこのせつ頼むよ、俺文才ないから。
せっちゃんの胸はそんなに大きくない
433 :
名無しさん@秘密の花園:2006/10/22(日) 17:02:28 ID:6vMapHK/
>>429 いじってもお嬢様と絡ませなければ暗くなるだけ
だけでもねーだろ。想像力の足りん奴だ。とはいえこのかと絡んでくれなきゃヤダヤダヤダ
このかに揉まれて大きくなる
アニメのこのちゃんが可愛くて仕方が無いんですがどうしたらいいですか。
その気持ちを大事にすればいいと思うお
438 :
名無しさん@秘密の花園:2006/10/26(木) 23:41:34 ID:YaIdAGsb
木乃香「せっちゃんは猫耳付けてもかわええなぁ」
刹那「お、お嬢様///」
木乃香「せやけど犬耳も似合うと思うんよ」
刹那「何故ですか?」
木乃香「だってせっちゃん、うちの忠犬みたいやろ?」
刹那「確かにお嬢様の臣下、護衛ですが・・・」
木乃香「お手(片手を差し出す」
刹那「えっと・・・・・」
木乃香「おー手」
刹那「いや、その・・・・・」
木乃香「お手♪」
刹那「・・・・・・・・・わん(右手を乗せる」
木乃香「いやーんww、うちのわんちゃんはお利口さんやなーwww(なでなで」
刹那「・・・・・」
明日菜「あんまりからかってそのうち手噛まれても知らないわよ、木乃香・・・」
こんな夢を見てしまった・・・・・私も染まったようです。
せっちゃん犬耳かー似合いそう
猫でも狐でもいいな
440 :
名無しさん@秘密の花園:2006/10/27(金) 00:02:18 ID:gJDtfsGc
>>438 寝ようとしてたのに、興奮して眠れそうにないよー
萌え
>>438 せっちゃんに"ちんちん"させてください(;´Д`)ハァハァ
442 :
せっちゃんは蝶(;´Д`)ハァハァ(壊):2006/10/27(金) 22:59:47 ID:LmdRmfwP
アスナさんは麻帆良祭に向けて製作中の絵を仕上ると美術室に行き、
ネギ先生は職員会議があるそうで職員室に行かれました。
寮の部屋にいるのは私とお嬢様だけです。
お嬢様と二人で過せる蜜の時間。
修学旅行の一件以来私はお嬢様のお部屋によく招かれます。
それはとてもとても嬉しくて、幸せで、それが大切な日常になりつつありました。
でもフと
嬉しければ、嬉しいほど。幸せなら、幸せなほど。
考えてしまいます。
これで本当に良いのだろうか?
確実にお嬢様をお守りできるのか?
確かに私はこの時を渇望していたのかもしれません。
しかし、私には甘すぎるのでは?
渇いた喉を湿らせるには水で十分だと知っているのに。
一度味わった蜜の味を忘れられず。
何より愛しい貴女の元に
投下した後で何だが詰め過ぎたか…OTL
精進してまた来る…。
2レス使っちまった、普通にすまん
GJ!
>>442 思わず携帯からGJ
悶えるほど可愛いせつこのが見たいと思う今日この頃
446 :
名無しさん@秘密の花園:2006/10/29(日) 05:49:33 ID:cZ2XwwqG
OVA春みたけど 刹那はこのちゃんの体みて赤くなったりして
あれは友情以上の感情でももっているのみたいだね
友情以上の感情はいいんだが、劣情は見たくない
うぉおおおおおGJ!!!
また来てみたら
>>447サソと
>>448サソすまんな、そこ含めてなイメージなんだ。
今度劣情だったら注意書きでもするから…orz
gj!保存したw
451 :
名無しさん@秘密の花園:2006/10/30(月) 17:30:32 ID:LiuC95qH
452 :
名無しさん@秘密の花園:2006/11/01(水) 23:30:27 ID:ZSPK8pNG
夕方からこのせつがイチャこらしてた件について
OPのセリフも変わってなかったっけ?
歌ってる人も代わったからな
あーあ刹那がヘタレたせいでこのかが
ヘタレせっちゃん萌えるけどな
457 :
名無しさん@秘密の花園:2006/11/02(木) 19:07:03 ID:6mnVHn3H
刹那にちゅーして欲しかった。
前のアニメみたいに。
458 :
名無しさん@秘密の花園:2006/11/02(木) 20:56:56 ID:GjK8DLeJ
つーか、OA見ようよ…
460 :
名無しさん@秘密の花園:2006/11/02(木) 21:45:05 ID:GjK8DLeJ
その時間家に居(ry
>>460 その理由で諦めるとかいつ時代の人間だおまいはwびっくりだ
@11/8のオリコンはネギオタVSモーオタ@
どっちが一位を取るか(KAT=TENはお亡くなりになりますた)
Q、また今回も勝てないんでしょアフィ厨乙w
A、今回はレベル低い週に発売、アフィ嫌なら直接買え
Q;何故ネギま?すもももももOPじゃあダメなの?
A;ランキングにアニソンといえばハピマテ、ネギまを超えられるのはネギまだけ
Q;どーせアニヲタが騒いでいるだけだろ?
A;ヲタとか関係無しにやったらいいんじゃね?嫌なら買わなければいい
Q,絢香の三日月があるじゃん
A:絢香は5万限定シングル売り切れなかった超ダサイ歌手
Q;パクリのORENGE RANGEは?
A:今現在5位なので余裕
Q;倖田來未がいるじゃん、初動17万だってよ?
A;3週目なので過去の動向から見ると23000枚前後でしょう
Q;SMAPがいるじゃん、初動17万?ハァ?
A;2週目には4万になっています
Q:モー娘が強いんだろ?
A;最近のモー娘のCDは売れていません、5万枚をオリコン累計で割り込むようになっています
Q;大塚愛がいるじゃん、ムリポ
A:これが敵となる、しかしデイリーでは3位、だからこそ戦う価値があるのです
※初回プレスを増やすため出来る限り予約することをお勧めします
「1000%SPARKING」11/08 発売
http://1000sparking.com/
空気嫁カス
464 :
名無しさん@秘密の花園:2006/11/03(金) 23:23:15 ID:wIZM+IEn
このせつはどうも
>464
では他にお気に入りのカップリングを聞かせてもらおうか
せつこのヒミツの部屋
好きなんですね、利奈さんが
ワッフルワッフル
469 :
441:2006/11/05(日) 11:26:45 ID:gYNrjGK9
>>448 うほぅおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお超ありがとうありがとう!
いや〜こんなところで神に遭遇してしまうとは。ホントにありがとう!大事にするよw
どうでもいいけど「超」って見るとチャオの方に脳内変換されるのはネギま厨の宿命か
俺は新聞に乗ってる「仮契約」の文字を見てパクティオーと読んだぞ
なんだよ楽天と田中のパクティオーって…
明日は刹那が仮契約って言ってもどーせネギとなんだろ?
お嬢様としてくれたら祭なのに
仮契約は無理でもキスはしてほしい
逆に原作では仮契約はいいけどキスはダメみたいな流れだったなw
474 :
名無しさん@秘密の花園:2006/11/08(水) 18:03:21 ID:KemC4cw5
誰か今日のせっちゃんとこのかのキスシーンのキャプ持ってないか〜
ねーよ
今日のはすごかったなw
んー…なんか無駄なものに秒数使ってるから今一内容が無いな
478 :
名無しさん@秘密の花園:2006/11/08(水) 23:05:31 ID:GjXagCuo
何でキスしたの?
479 :
名無しさん@秘密の花園:2006/11/09(木) 00:47:09 ID:G1pUZMf8
480 :
名無しさん@秘密の花園:2006/11/09(木) 05:52:07 ID:7bNVpoN9
>>480 うおおっ!見逃してへこんでるとこにネ申がキタ!!
482 :
名無しさん@秘密の花園:2006/11/09(木) 12:32:27 ID:+s7c9oOr
凄い変な洋服 萎える
洋服かよw お前の好みなんぞ知らん
知らない人なんだからあたしの好みなんか知らないで当たり前w
485 :
名無しさん@秘密の花園:2006/11/09(木) 22:30:22 ID:G1pUZMf8
>>480 神キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
コスプレカードこれがよかった…
どう見ても秘密ドールズです。ほ(ry
妙に口がエロかったなw
このかの「間接キッスやな〜」は天然なのかそれともせっちゃんをからかっているのか。
ニュータイプ最新号カラーページにこのせつ特集!
前半2ページは描き下ろし絵と、ゆう画伯の新作イラスト
後半2ページは藍ぽん&ゆう画伯のデート写真
アニメディアにもカラーページ描き下ろし絵あり(明日菜や本屋とセットだけど
アニメ化のおかげで、アニメ誌に記事がたくさん載るのは有り難いな。
「ネギま!?」アニメ本編そのものの出来は微妙だが…
龍宮×刹那な俺は少数派…
月詠×龍宮の俺よりは多数派だろうから安心しる。
493 :
名無しさん@秘密の花園:2006/11/12(日) 21:54:47 ID:8Y7vZJS5
タカミチ×カモな俺は・・・・問題外ですか?
さよ×朝倉も密かに好き
495 :
名無しさん@秘密の花園:2006/11/12(日) 23:33:11 ID:22MUM3+6
あい×ゆう派は多いはず
496 :
名無しさん@秘密の花園:2006/11/13(月) 00:50:06 ID:/umh7EwK
って誰やねん!
498 :
名無しさん@秘密の花園:2006/11/13(月) 00:54:13 ID:UKGuHc5p
声優だろ
499 :
名無しさん@秘密の花園:2006/11/13(月) 01:23:43 ID:zUvsLIpD
6話の例のシーンを実写でやってほしい
501 :
まチャーム:2006/11/13(月) 20:36:41 ID:3a1zGQhY
初めましてо(o∀o)/
まチャームだォ‡†‡ 仲良くしてネ…。oO 刹那とこのかのラブシーンは(自分)オタクぢゃなぃケド萌え…ッて言うかドキドキするwww////
同じよぉな人いるかなぁ?
502 :
名無しさん@秘密の花園:2006/11/13(月) 20:39:02 ID:/umh7EwK
同じような人しかいないと思うよ
503 :
名無しさん@秘密の花園:2006/11/13(月) 20:42:53 ID:KJn9KGPO
504 :
まチャーム:2006/11/13(月) 23:30:44 ID:3a1zGQhY
そぅだょねιι
ごめんなさいm(_ _)m
名無しさんはどっちが好き? ウチは迷うケドやっぱ刹那かなぁwww
刹那みたいなキャラになりたい〜><) てか女子校行けば良かったぁ↓(´`)
505 :
名無しさん@秘密の花園:2006/11/13(月) 23:36:10 ID:zUvsLIpD
ちょ、お前らクソワロタ
そういや今号のニュータイプは萌えた
数年ぶりにニュータイプ買ったよw
どうでもいいんだが、wをハートマークの代わりに使うヤツいるよな
あるあ・・・ねーよw
>>509 vの間違いだろ?
それはともかく今月のNTはマジで保存版だ、ゆうたんの生脚がまぶしすぎるぜ
せっちゃんの生足じゃないならいらない
513 :
名無しさん@秘密の花園:2006/11/14(火) 23:58:57 ID:f7b/aYeA
おまいら刹那とゆうさんどっち好き?ww
せっちゃんに決まってるじゃん
ゆうさんいつまでたっても下手くそだし
ゆう×せつ
516 :
名無しさん@秘密の花園:2006/11/15(水) 02:00:00 ID:HVZ0vG4s
レベル高いな
518 :
まチャーム:2006/11/16(木) 12:11:45 ID:a9+3iCxx
何かみんな口調が荒い…?(ノ>д<)ノ
ここにいる人は女の人も何人かいるんですか〜?(◎o◎)
519 :
名無しさん@秘密の花園:2006/11/16(木) 13:18:40 ID:ma47OZVD
何人かはいたんじゃないですか?
あたしは女
とりあえずsageろ糞ガキ共^^
521 :
名無しさん@秘密の花園:2006/11/16(木) 13:36:04 ID:hqaPMe2+
うんこっこおおおおwwwwwewww
うんこw
>>514 おま…ゆうたんが下手だとか言ったら、ゆーなや朝倉の中の人は(ry
まあ、演技はもう少し上達してほしいが、画力は上達しないでほしい。
昨日のネギぽに、チュパ研Tシャツ木乃香の横で画伯絵になったせっちゃんにワロタ
むしろうっかり侍にワロタ
未だにおもしろいんだかおもしろくないんだか微妙なアニメだ…
ネギまファンじゃなきゃとっくに切ってるかもしれんところが結論出てるが
ネギまファンだが1話ですらようつべで飛ばし飛ばし見た
正直面白くない。
今週のマガジンはほんの少し感動・・・
刹那がメイド服に翼か・・・いいな〜
でも、このかと刹那の百合的展開がないな〜アスナなら最近はあるけど・・・
12巻の1Pの一番下の左にいる紺の服を着て眼鏡
かけてる奴って(えいしゅんっていうの?)学園の理事長と同一人物だと
聞いたんだけどマジ?いくらなんでも老け過ぎだよな?頭の形も違うし
あと刹那って奥義使いすぎだろ、通常技より奥義を使う確立方が高い
>ようつべで飛ばし飛ばし見た
そんなふうに見て面白いアニメが存在するんだろうか
なんか多数の意見に流されて、つまらんって言ってる奴多そうな気がするのは自分だけか?
結構おもしろいと思うんだがな。
俺も面白いと思うけどな
このせつ多いしw
今季は本当に百合アニメが不作だから
なんだかんだでありがたく見てますよ
532 :
まチャーム:2006/11/17(金) 02:00:07 ID:sMdwGsuz
女の人も何人いるんだ〜(o^∀^o) ありがとうございます★ ネギまッてか赤松健さんの作品(絵)は好きだなぁwww(´ι`)可愛いよね! ネギまはアニメみたことないから見てみたいなぁ〜
ネギまのアニメッてどう?
しかし、アシ任せで実際は赤松ほとんど描いてないんだよな?
最初の数話は赤松描きみたいだが
>>533 それはラブひな後半時代の話だったような・・・>アシスタント任せ(表紙とか)
そもそも赤松スタジオのやり方は
従来の漫画家のやり方と違ってアニメやアメコミみたいなやり方を採用していて
赤松が人物下書き&指定&ペン入れ、アシスタントがCG背景やCGトーンや一部ペン入れをやっている
表紙はちゃんと赤松本人が担当している
赤松は基本的に絵柄を若干変える事が出来るらしく
ラブひな最終巻→ネギま!1巻序盤→今のネギま!で絵柄の雰囲気を変えてるのは
読者の反応を見て変えてるそうだ
序盤のツン刹那、もう見れないんだよな・・・
木乃香が出てる大会を『くだらん』の一言で片付けたツンせっちゃん
ほう、それは凄いな
今のタッチはまぎぃが描いてるからだと思ってた
>>534 それ現代の普通の漫画家のやり方だとおもうんだが、どこが違うんだ?
とにかく!赤松先生が刹那とこのかに出番をくれるのを待つのであります(^^)
538 :
まチャーム:2006/11/18(土) 01:30:57 ID:kiobkMvV
そぅなんだ?!(◎o◎)ほぇ〜…
すげぇ!でもその話聞いたらショック↓p(´Å`)
うんうん★せっちゃんとこのかの組み合わせが一番だよね♪
せっちゃんかっこぇ〜し可愛い(o^^o)
ああ、寒い
最近厨発生率高いな
しかもしつこくてキモイのな
釣られる奴も厨だと何故分からん
もっとネギは百合シーン増やせや
戦闘ばっかじゃないか
このスレ的にはそうだよなw
戦闘でも刹那が木乃香守って撃たれたあたりはかなり燃えたけど
原作があれだからアニメで消化してる
548 :
名無しさん@秘密の花園:2006/11/20(月) 00:15:40 ID:9X7k5Psd
今回のネギまは戦闘メインだってなんかに書いてあったよ
夕方放送だからね〜お子様も見ますし
でも百合はセフセフなのかw
>>527亀レスだが眼鏡かけてるのは木乃香の父詠春
学園長は木乃香の祖父
初めて聖なる空の下でのライブ映像を見たんだが…
ヤバいなこりゃ、萌え死ぬ。
中の人にハマりそうだ。
二人とも声優にしては結構まともな顔してるから見れるよねw
そりゃちょっと失礼な言い方だろ…
けど最近の声優はほんと綺麗になったよなあ。
中身どうこうじゃない
重要なのは演技だ
アスナの中の人は見れない
しかしゆうたんは可愛い。それは事実だ
>>555 神田さんを悪く言うな
ゆうたんはかわいいよな
アスナの中の人可愛いと思うけど
どうでもいいんだよ馬鹿共が。声優板でやれ
>>553 メイク技術の向上も大きい。また、ネギまの声優選別時に容姿も選別基準にかかってる希ガス。
特に、そこそこの実績がある主要キャラはともかく、アンケートでも目立たなかった脇役組にあてられた新人達。
夏のこのせつ結構良かった。
せっちゃんの顔が
564 :
名無しさん@秘密の花園:2006/11/23(木) 13:31:12 ID:288kzXi9
566 :
名無しさん@秘密の花園:2006/11/23(木) 20:48:17 ID:ALwF2+/t
夏OVAのこのせつは結構良いね
GJ。
ぐはっ・・・
萌え死んだ
ある日、お嬢様と共に寮への帰り道を歩いていtaとき
お嬢様が私を横目でチラリと見て唐突に発せられた言葉。
「せっちゃん……ギザカワユスやなぁv」
……?
お嬢様の可憐な唇から異文化言語が飛び出した、
どこかの方言なのだろうか?私の知識にはない言語だ。
「……お嬢様?『ギザカワユス』とは如何な意味なのでしょうか?」
自分に向けて発せられた言葉の意味が解らない
というのは胸に釈然としない気持ちを擁かせ、気付くと私は聞き返していた。
「せっちゃん知らんの?しょこたんがカワユスゆうてたんよ!」
またも用途不明な言語がお嬢様の唇からもれた。
『ギザカワユス』、『しょこたん』
2度連続で意味を聞くのも体裁が悪いためその場でその話題は流れてしまった…orz
何かこう、もやもやする、つっかえが取れないまま私は自室に戻った
「お、帰ったか刹那」
同室の龍宮だ。
……っは!!
龍宮なら『ギザカワユス』の正体を知っているかも知れない!!
このちゃんが膝でせっちゃんの股間を刺激してるようにしかみえない
573 :
名無しさん@秘密の花園:2006/11/24(金) 00:45:37 ID:jFTgHH0R
こういう事よくやってるんだろうな二人は。
学園長に二人で呼ばれた時とかか
百合に関する知識があんま無いんだけど
このせつって言うからには木之香が攻めで刹那が受けなん
>>576 このせつは文字通り名前の最初に来るのが攻めで後に来るのが受けだよ
ネギま原作本編見たら
木乃香(攻め)×刹那(受け)にしか見えないしね
惚れ薬の回なんてモロそれだったしね
ポスター絵で思い出したが
二人とも中学生でおチビさん(150p前半)だったの忘れてた
あと刹那より木乃香の方が背が高いという設定も
付録ってセンスは素晴らしいと思う
夏スペシャルのせっちゃん興奮しすぎw
スレ違いかもだが、朝×さよ良い感じだな
朝×さよ か さよ×朝 か悩みどころ。
どっちもアリな感じだよな
好きだけど触れないってのが切ないが…
さよ朝がいいな
なるほど。
しかし結ばれたは良いが、朝倉が卒業したら離れ離れとか、色々考えすぎて勝手に切なくなってた
588 :
名無しさん@秘密の花園:2006/11/26(日) 19:38:49 ID:gQGAcfLh
d
でもこの雑誌見たことないな…
まだ売ってるかな
ところでドラマCDでこのせつ分が多いのはどれか教えてエロい人
萌え
>>590 PS2の海のやつのは、量は少なくともエロかった。
そ、それは手にはいるのか…?
594 :
名無しさん@秘密の花園:2006/11/28(火) 17:29:32 ID:qhds7HGh
>>592 どんなのー?
あと今月(11、12月号)の雑誌でコンプ以外にこのせつ(;´Д`)ハァハァな雑誌ある?
595 :
名無しさん@秘密の花園:2006/11/28(火) 18:45:43 ID:VatvBcPX
上がりゃこれだよw
>>593-594 ゲーム付属のドラマCD。浴場で情欲に耐えるせっちゃんが欲情したこのちゃんに陵辱される。
>>597 そういえば前スレ位(?)で誰かが揚げてくれたなw
俺は落せなかったが…orz
くっ、そんな神がいたなんて…
ゲーム買うしかねえか
三枚出てるドラマCDにはこのせつ分はなし?
今日ねネギまも百合あったねー
>>597 ほ、本当にドラマCDの内容はそれなのか?
とマジレスしてみる。
温泉かなんかのドラマCDは課外のヤツね
このせつファンなら買って損は無い
こ『せっちゃーん、好き好き好きや〜』
せ『こ、このちゃん!そこは‥‥アッー!』
ってな内容
流れ横断だが先のコンプヒロインズはvol.2か?
課外の通常にもついてるのか?>CD
>>607 ktkrwwwwww
フル版うpれないか?
>>607 ネ申
うはっ、エロすぎ
これは惚れ薬系のものを飲まされてるわけではないよな?
>途中に出てくるウィンドウは危ないのだから消す事をオススメする。
インストールしますた
このせつスレ的にオススメの同人誌教えて
>>614 最近少なくないか?このせつ同人誌
さらに非エロはほとんど皆無な希ガス
超有名かつR18だがで共月亭 これくらいしか思いつかない
617 :
名無しさん@秘密の花園:2006/12/02(土) 17:45:03 ID:ihGaghTK
>>616 614ではないがおまいさんを信じるぞwww
>>618 漏れは一応二冊持ってる
同人誌でこのせつが少ないもんだからふたなりもやむなしかと思ってな
>>622 買って来る
ノノハヽo∈
从*´ ヮ`)
( O┬O
◎-ヽJ┴◎ キコキコ
共月堂のうぷp!
625 :
名無しさん@秘密の花園:2006/12/04(月) 02:21:41 ID:sUFxaobX
>>620 えw夏にこんなシーンなかったと思うがw
これは誰かが書いたものだろ
最近は黒いこのせつが魅力的なんだが
>>628 最近は、黒いこのちゃんばっかだな
最初は天然キャラだったのに
それにしても最近ネタがないな
神よ、SS投下でもしてくれんか
鬼エロいの希望
Pinkにスレたててる意味がない。
液いっぱい頼みます。
天皇様の湿ったアナルにいきり立ったおちんちんを突っ込みたい
こけのむすまで
>>629 別に腹黒になったわけではなくて
天然だから無自覚に黒い発言をしてしまうと思われ。
天然で無自覚にせっちゃんを言葉責めするお嬢様萌え。
638 :
名無しさん@秘密の花園:2006/12/11(月) 20:39:17 ID:T5zNCPcg
突然だけど、この中で昨日のイベント行った人いる?
640 :
名無しさん@秘密の花園:2006/12/11(月) 22:53:56 ID:T5zNCPcg
どんな感じだった?
>>640 聖なると同じような系統だった
まあとりあえずお前sageろよ
スマン&情報ありがとう
イベント行けなくて気になってたから助かった
タイトルは言ってなかった、ほとんどの曲がいきなり始まったからな
645 :
名無しさん@秘密の花園:2006/12/12(火) 12:39:32 ID:25bbKhH1
すまんageちまった
さらに新着取得できてなかったから無駄レスしたorz
百合シーンはいつの日か・・・
この「せっちゃんのアーマーカードかっこええな〜w」
せつ「はぁ…ありがとうございます…」
この「うちもせっちゃんのカード欲しい〜〜w
…なぁ、せっちゃん。うちとも契約せえへん?」
せつ「え…?えぇぇっ!?お嬢様!?」(赤面)
この「冗談やんかwうちとちゅーしてもなんもならへんやろw」
せつ「はぁ………」(ちょっと残念そう)
せっちゃんアーマーまじ欲しい
ちょw
せつこのの同人誌なんてあったのかwwうまー
kwsk
神SS超絶希望
このせつより、せつこのが好きだ・・・
せつこのだとときめかないけどこのせつだとキュンキュンする
それだ『憧れ遊び』だ(・∀・)!!
むしろ俺はせつこののがキュンキュンするw
憧れ遊び・・・だれかうp!うp!
憧れ遊び欲すぃ
俺、せつこのさりげなく好きw
というか受けのこのちゃんが好きだ
へたれ攻めの刹那
誘い受けの木乃香
携帯厨でしかもピタ使用の俺で良ければ憧れ遊び一部うぷできるぜ
憧れ遊び委託終わったからなぁ・・・
>>661 おkよろ
スキャンしてうpってくれる人がいれば最良だが携帯も文句は言わん
(C70) (同人誌) [ほしのはて] 憧れ遊び (魔法先生ネギま!).zip,,0,0,7f4c488e65725c6a19705963d725dffb,0,1,0
どうやって見るのかわからん
話が短すぎる・・・展開もはやい
らめえええ でワロタ
>>665 >>668 叩く前に、うpしてくれた人に礼くらい言おうや…
ほしのはての中の人は共月亭と違って、同人作家というよりネットCG絵師だから
漫画の描き方が不得手でも仕方あるまい。クオリティより心意気を評価するべし。
つーか9ページ目の最後のコマって台詞間違ってね?
「このちゃん」じゃなくて「せっちゃん」が正しい希ガス
せつこのいいなw
木乃香受けw
さよ朝はないのかー
怪しい薬でさよちゃんが実体化して足が生えるとかさあ
一応このせつ百合専用スレとなっとんかんね
なんか龍忍スレもできてたな
さよ朝、朝さよスレ立てたらどうだ?
龍にんより需要ありそうだが
あーアレだ
誰かss希望
誰も書かないなら俺が書いちゃうぞw
wktk
681 :
1/3:2006/12/19(火) 22:38:08 ID:Xw5I7m4t
麻帆良学園女子寮の一室。
近衛木乃香は修学旅行での和解以来すっかり仲良くなった私、桜咲刹那の部屋に遊びに来ていた。
木乃香へ出すお茶を淹れながら器用にお茶請けも用意する。
片足でこれも器用に扉を閉め、部屋へ戻ると木乃香が上機嫌に質問してきた。
「あれー、なぁせっちゃん龍宮さん帰ってこーへんな、どーしたんやろ?」
ふふっ、とくすぐったく笑い
「急な仕事が入って今日は帰って来られないそうです」と答を返した。
その実、龍宮に依頼をしたのは刹那で今日だけ仕事を代わってもらったのだ。
(報酬を出すならなにも言わない、が…刹那、頑張れよ)
と龍宮に意味深な事を言われたのはお姉さんとの秘密で
木乃香には、というか誰にも言えない。
「んふふー、じゃぁせっちゃん、夜はいっぱいしたるからなー♪」
その場に居合わせた事が一度たりとも無い龍宮にさえ勘付かれているが
こういう二人の時間を愛おしいと思えるのでなにもいうまい。
自然に表情が綻ぶのが自分でも解った。
「せっちゃん、あーんや♪」
お嬢様の好きなチョコらしく、よく私に下さる。
そのチョコレートを私の目と鼻の先に持ってき…ん?
682 :
2/3:2006/12/19(火) 22:38:41 ID:Xw5I7m4t
なんだろうこの…?……魔力?
・・・魔 力!!
、はお嬢様の手に持つチョコから発せられている気がする、凄くする。
(チョコで覆われていて気付けなかった!?)
「せっちゃんどーしたん?ぁーんやて♪」
お嬢様が女神のように微笑みながら更にずぃっとチョコを私の前に出してきた。
何かまずい気が…ッ…私は反則気味の超反応でチョコを奪ってお嬢様のお口の中に放り込んだ。
「ぅ…ん!?、え………ぁ…せっちゃんやー」
とりあえず食べても大丈夫な物だったよう…ってお嬢様に何をしたんだ私は!!!!
だ、大丈夫ですか?とお嬢様のお顔を覗き込むと、なにやら柔らかい感触と…って
キ ス !?ななnなにをなさるんですかお嬢様!?(いや、嬉しいですけど!
「ぅぁ……なんかウチ、媚薬入りのチョコ食べてしもうたら熱ぅてかなわんわ
…せっちゃん、どうにかしてぇな…」
あぁ…なんということですかコレは、夢とか妄想の類ですか?幻術ですか?
それでも私にピタリと寄り添っているお嬢様の感触は現実そのもので
こ、コレはもしやチャンスなのでは?
いつもいいようにイカされ続けて朝には足腰が立たなかったり、跡がついて恥ずかしかったりとか…etc
昔から据え膳食わぬは〜というし…
お嬢様、大好きですから、赦してください、ね?
683 :
3/3:2006/12/19(火) 22:39:57 ID:Xw5I7m4t
ゆっくりとお嬢様の顔に近付き、唇を合わせる。
優しく淡い口付け、口付けを繰り返すほど愛しさが込み上げていく。
我慢ができなくなり唇を少々強引に割り舌を滑り込ませる。
舌と舌、粘膜が擦れる度にくすぐったさに似た甘い疼きがする。
時折有る息がもたない時の苦しそうな顔が『可愛い』と思う、
それを観たいがために時にゆっくりと舌を絡める。
その間にも右手は既にお嬢様の下着を上下共に外して胸の突起をこねていてた。
最初は柔らかだった物がしだいに硬く敏感になっていく、摘むとお嬢様の口から嬌声が漏れた。
体を這わせた右手が徐々に下にさがっていきお嬢様の薄い茂みを愛で更に下へ
お嬢様自身が既に濡れていたので人差し指をお嬢様の中へ侵入させる。
ピクンっとお嬢様の体が震え私にしがみついてくる。
次第に呼吸が荒くなっていく。
私の指の動きに合わせてお嬢様があげる嬌声が更に私を快楽へ誘った。
少し変則的な正上位の形で私の性器とお嬢様の性器が擦り合わせれる。
粘膜や敏感な部分が擦れ合い愛しさと気持ち良さ、快楽が押し寄せてくる。
互いに互いを好いていると言葉にしてさらに互いを求める。
荒かった呼気がさらに荒くなり断続的な快楽に頭が痺れる。
刹那一際強い快感で二人同時に達した。
「なー、せっちゃんどういうことやろ?な?」
「い、いや、そもそもお嬢様がその、び、媚薬入りチョコなんて代も…」
「せ っ ち ゃ ん」
「うぅ…ごめんなこのちゃん、せやけどウチこのちゃんのことその好…」
「せ っ ち ゃ ん ー !」
「ゎーごめん、このちゃん許してーー」
終
684 :
>>649兼>>677:2006/12/19(火) 22:43:04 ID:Xw5I7m4t
ほら誰も書かないからやっちゃったww
せつこのの話題を振った者ですから当然せつこのですよ。4つレス使ってしまった事は素直に謝る。
字数制限と改行の制限等の詳細それに指摘があればなにかと役立ちます。
百合板は4096byte32行まで
ついでに言うとsageが全角で下がってない
や、やばい鼻血が・・・
せつこの好きの仲間がいてよかった
688 :
名無しさん@秘密の花園:2006/12/20(水) 01:48:35 ID:Fc6F7qaY
刹那嫌いの俺にはどうでもいいスレだな
ごちそうさま
たまにはせつこのも良いものだな
「せっちゃん、ウチの事キライや無いでしょ?」
「それは勿論!! ですが…」
「だったらええやん? な?」
「し、しかし…」
放課後の教室。
窓から入る夕陽のオレンジだけが二人を照らす。
コントラストが激しくなり、影になった半身は闇色に染まっている。
刹那らしからぬ失態。
右腕の動きを見破れず、易々と“お嬢様”に腕を掴まれてしまった。
「ちょっ…」
僅かに出た声は少々否定的なニュアンスを含む。
しかし“それだけ”である事を木乃香はお見通しだった。
-------------
こ、ここはワッフルと書き込むべきか?
ワッフルワッフル
わっふるわっふる
この「那、キスしよか?」
せつ「え、衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛衛・・・・」
このせつのガチっぷりより展開がうんこすぎてむせた<今日のネギぽに
このせつしか見る動機が無い漏れとしては、
本編とは何の関係も無くアヴァンだけで堪能させてくれたことに感謝ですよ
今回の話は割とマシな方じゃないかと・・・
観てなかった訳だが
ガチっぽいところだけの詳細希望したい
このせつの性なる日
夜にクリスマスSS投下するぜ
プレゼントなわけだな、心待ちにしてるぜ
マジで駄文だからな、あまり期待せず待ってくれると嬉しい^^;
どうせロクなもの書いてきやしないんだろ?
これっぽっちも期待してないよ。
だけど今年のクリスマスはたまたま暇だから、夜になったらこのスレ張り付いてやるよ。
別に期待してるわけじゃないんだからな。
これはいいツンデレですねw
707 :
名無しさん@秘密の花園:2006/12/24(日) 12:51:11 ID:zHpvKect
1
12月24日、クリスマスイブ。
世間は正にクリスマスムード一色で、街にはきらびやかなイルミネーションが溢れ、楽しげな音楽が道行く人の耳をくすぐる。
でもクリスマスだから、と言って特別何か変わったことがあるわけじゃない。
お祭り好きなクラスメート達が何やらわいわいしているというだけの話で、私にとっては、ただの平穏な一日。
代り映えしない一日。
―の、筈だった。
*********
「せ〜っちゃんっ」
ドアの開く音と同時に声が聞こえた。
それはなんだか妙に楽しげな、浮ついたものに聞こえて私は声の主の顔を見上げた。
「せっちゃんこないなトコ座り込んで何しとるん?」
とことこと私の元に歩み寄るお嬢様と卓上のノートや資料集を交互に見やる。
2
「あ、お嬢様…
いえ、冬休みの課題を片付けてしまおうかと思って…」
何分勉強は苦手なもので、一夜漬けでどうにかなるものではないからなぁ、と内心で付け加える。
返答を聴きながら「そっかぁ…」と呟きお嬢様は机を挟んで私の目の前に腰を下ろした。
「な、せっちゃん」
「はい、何でしょう」
「その宿題…、2日あれば終わるで?」
「お嬢様はお出来になりますからね。
私では何日かかるか」
自嘲混じりの苦笑を返す。
「せっちゃんおべんきょ苦手やもんな〜」
頬杖ついて笑うお嬢様に暫し見惚れた。
ああ、私は心底このヒトが好きらしい。こういう何でもない瞬間に改めて想う、あなたが好きだと。
3
「…せっちゃん?」
「ははははははいッ!!」
「どないしたん、顔赤いで?
風邪引いたんとちゃう?ノロウイルス?」
「い…いえ…」
脳内でポエムが暴走していましたとは口が裂けても言う訳にはいかない。
心拍数の上昇を誤魔化す為に私は眼前の敵、即ち数Uの教科書に視線を落として滑舌の悪くなった口を開く。
「お嬢、様…は、もう課題は済ままませてしまわれたのですか?」
「あは、そんなんまだに決まっとるやんかぁ。
まだまだお休み続くんやし急ぐことないえ〜。
…そういえば、たつみーと楓さんおらへんね?」
「あの2人なら出かけています。何でも黒ゴマプリンの新作が出たらしく」
「なんか案外おもろいんやね、あの2人…
…てことはせっちゃんひとりさみしくお留守番や?」
「はは…、そうなりますね」
頭を掻きながらそう言うと、お嬢様はすっくと立ち上がり突然私の真横に座った。
そのまま頭を私の右肩にぽすっと乗せる。
きれいな黒髪から甘い匂いが漂う。
4
まるで全神経が右肩に集中したかのように体が硬直して動けなかった。
握り締めていたシャーペンが手指を離れ、ころころと机から転がり落ちる。
「…せっちゃん」
お嬢様が私の名を呼ぶ。
そして返事を待たずにもう一度。
「キス、しようか」
*************
長くなりそなんでとりあえずここで豚切ります。続きは明日また投下します、読んでくれる人がいるなら…
GJ!!!1
だが設定に甘さが・・・・・
数IIは高校の範囲で、せっちゃんは楓とは間違いなく相部屋ではない・・・・・
GJ!!
焦らさずに続き投下してくれ
>>713 楓云々は話のご都合主義で仕方なく><;
あれ?おいらの中学数Uやってたんだが…
>>714 d。明日には全部投下できると思う
GJ!
明日期待して待ってる
GJ!!
>>713の言うとおり、数Uは高校でやるので、中学生のせっちゃんには普通に「数学」でいいと思。
続きがあるならまた読みに来るお( ^ω^)
>>715 把握した。
じっくりまったりgdgd待ってます。
GJ!
wktkで待つぞよ。
GJ!!!
いいXmasを迎えられたよ
GJ!!!
このせつこの&龍にん好きの私にはよかたw
明日が楽しみw
今期のアニメって刹那と楓が相部屋じゃなかったか?
今年は原作でこのせつの絡みほとんどなかったな。その分アニメであったからよしとするか。
続き投下で〜い
5
口がぱくぱくするだけで言葉が声になって出ていかない。全身の体温が急激に上昇していくのが自分でもわかった。
辛うじて動いた右手指以外は相変わらずぴくりともしない。
右肩が異様に熱い。
―今、お嬢様はどんな顔をしていらっしゃるのだろう?
全神経に命じて何とか返事なり対応なりをしなければ。
そう考えれば考える程へたれの私の顔の赤さが増してゆく。
時間にしたらせいぜい2、3分のことだったのだろうが私にはそれが悠久に感じられた。
沈黙をやぶったのはお嬢様。
「くっ」と声がしたかと思ったら急にお嬢様がくすくす笑い出した。
6
「…ふぁ?」
お嬢様が思いがけず笑い出したので何とも間の抜けた声が出てしまった。それを聞いて更に笑うお嬢様。
「イヤやわせっちゃ〜ん、ウチ冗談のつもりやってんにほんとにまっかっかになるんやもん」
「じょ、じょだ…」
「堪忍な〜」
片手で口元を軽く押さえながら笑うお嬢様を見てようやく自分がからかわれたことに気が付いた。
ガチガチに絡まった糸が解けるように緊張が少しずつほぐれてゆく。
安心したような、少し残念なような―複雑な気持ちだった。「ちょっとイタズラしてみよ思てな」
そう言って多分まだ少し赤いであろう私の頬をつん、と指でつつく。
7
「今日、イブなんやねえ」
窓からの明るい陽射しが小さく呟くお嬢様を照らす。
―イブ、か。
まあ私には関係のないことだ。
「私はあまり縁がありませんでしたが」
「ふふ、なんやそれもせっちゃんらしいなぁ。
クリスマスゆうたら何やろ?ケーキとかチキンとか…
あ、あとサンタさんやな!」
「物品を配り歩く好好爺ですね?」
「…それ微妙に違う思うよ」
自分の『さん太』に対する最高の知識だったのだが、どうやら違うらしい。
私はどうも年中行事に疎くていけない。少し勉強するようだろうか。
「クリスマスはなー、ずっとほしかったものもらえる日やで〜?」
「そうなのですか?」
「せやからー、」
お嬢様がそう言ってからほんの数秒後。
8
軽い水音。
くちびるにそっと触れる柔らかい熱。
何が起きたか私が理解したのはそれから更に数秒後。
「…………っ?!?!?!」
思わずたじろいでしまった。
「えへへぇ…」
照れ笑いを浮かべるお嬢様とまともに顔を合わせていられずに、私は思わず袖で口元を隠した。
「な、ななななななっっ?!?!?!」
「せっちゃん慌てすぎぃ〜」
「慌て過ぎて、あんなん誰やって慌てるわっ」
「あは、せっちゃん言葉遣いちーさい頃に戻ってる〜」
「そ、そんなんはどうでもえ…いいんです!!」
「気が付いて言い直したぁ〜」
「…〜っ!!
からかわないでくださいっ」
さっきよりも更に顔が赤いであろうことが容易に予想できる。
9
「…ヤだった?」
「ふぁっ?」
「イヤ、やった?」
急にさみしそうな、つらそうな顔をするものだから違う意味で慌てた。
「い…イヤ…では…」
―むしろ、逆だ。
「イヤやったん?」
なんだかもう頭が軽くパニック状態で言葉が出ない。
代わりに首を左右に大きく振った。
これで、精一杯。
これが、精一杯の気持ち。
「……イヤ、…じゃない、です…」
「そう言うてくれる思ったっ」
そうイタズラっぽく笑う。
どうやら先程の沈み顔は演技だったようで。オスカー賞ものですね、お嬢様?
…でも、そんな所も好きだ、と思った。
―が、次に続く言葉はあまり笑えるものではなかった。
10
「な、せっちゃん」
「…はぃ」
「明日、クリスマス当日やで?」
「…はい」
「ウチ、欲しいものある」
「?」
―このちゃん、て呼んでキスしてくれる?―
そう耳元で小さく囁かれた。
クリスマス。
ずっとほしかったものが、もらえる日。
ね、この………ちゃん。
おわり
恐ろしくgdgd&萌えねぇ〜…
ここまで読んでくれた方、dでした。
732 :
名無しさん@秘密の花園:2006/12/25(月) 23:53:25 ID:1qxuyHlW
GJすぎる!!!!
やば〜神だ〜
てめえ!!!一人でニヤけてる俺をどうしてくれる!!
G J !
GJ!!
ニヤけた顔が戻らないw
このせつを書くに当たってネギ、アスナをどう退かすかで悩む人挙手
ノ
gj!
わお、GJサンクス!!あんなもんでいいならクリスマス当日話もできたら書いてみようかな?
>>735 おいらはご都合至上主義だからその2人は存在すらしてないぜ。
GJ!!
どうみても神です。ありがとうございました
738 :
名無しさん@秘密の花園:2006/12/26(火) 19:36:42 ID:4EO4zkGz
GJ!! 続きをキボンティーヌ
うし、2〜3日中に投下出来るようがんばるっス
たくさんGJサンクス!!
742 :
709:2006/12/27(水) 06:06:34 ID:ZEnOL5Rf
半分書きますた。
投下は多分明日かあさってだとオモ
743 :
名無しさん@秘密の花園:2006/12/27(水) 14:09:52 ID:JggHDg7R
そこまでマンセーするような出来かよwwwww
>>709の続き、書けたとこまで投下〜
1
*************
世界中の子供達に夢を届けるサンタクロース。
しかし、彼の双肩にはたくさんの子供の期待がのし掛かかり、時には自分の仕事を辛く思うこともあるのではないだろうか。
―なんてどうでもいいことをつい考えてしまう本日12月25日、
クリスマス。
2
アル晴レタ日のこと、魔法以上のユカイな出来事に遭遇した私の現在の心境をお伝えしたい。
『―どうしよう。』
本当にこの一言に尽きた。
一体どうしたらいいのだろう。第一あの夜は全くもって眠れなかった。
目を閉じるとあの光景がまざまざと瞼に映り、睡眠どころの騒ぎではなかったから。
感触、匂い、全てをはっきりと脳裏に描ける程頭が冴え渡り、布団に潜り込んで眠ろうと努力はしたものの、敢え無くそれは水泡に帰した。
その名を思い浮かべるだけで、昨日散々上がったのだからいい加減慣れてもいい頃の私の頭の熱がまたも上昇する。
待て。
―熱?
3
「せっちゃんやっぱり風邪引いとったんや?」
濡れタオルを私の額に乗せながらお嬢様が言った。
「…申し訳ありません…」
「謝ることないやろ〜、今日は安静にしとき?」
「…はぃ」
布団を鼻の上までたくし上げる。
どんな顔してお嬢様を見ればいいのか分からなかった。
当のお嬢様はというと昨日のことが嘘のように何も変わらない。
私は考えすぎて熱まで出たのになあ。
阿呆、此所に極まれり。
でも、授業をさぼって私の元に居てくれているその後姿を見るとなんだか妙な気分になる。
熱が、そうさせるのだろうか。
普段なら思ったってすぐに打ち消すのに、今日は…今日は。
4
「あい、出来たえ〜
せっちゃんちょっと起きれる?」
邪な思考を切る様にお嬢様の声がした。慌てて返事をする。
「はっ、はい、大丈夫…です」
ベットの近くに畳んであるミニテーブルを引っ張りだして、その上に一人サイズのお粥入り土鍋を置く。
「久しぶりに作ったから美味しいかわからへんけど、何もないよかましや思うで」
「いえ、そんな滅相もない」
「はは、滅相ないかぁ。
はい、あ〜ん」
「えぇっ?!
い、いえ、自分で…っ」
「何ゆーてんのー、お約束やろ〜」
「え?誰との約束ですか?」
「あ、いや言葉通りの意味違うよ。
ほらっ、冷めてまうで〜、あ〜ん」
観念して、私は大人しく言われるまま匙を口に入れる。
5
「味、変やない?」
「いえっ、美味しいです、すごく。」
「ほんま?良かったぁ。
お粥ってシンプルやから味付け迷うんよ〜」
「丁度いい加減だと思います」
その後も結局『あ〜ん』は続いた。
うれしいのは間違いないが少しはずかしい。
しかし、お嬢様はきっといいお嫁さんになるだろう。
そう思った。
「将来お嬢様を貰う方は幸せですね」
「…
ふぇ?」
お嬢様は顔を少し赤らめた。
「や…っ、イヤやなせっちゃん、何言うねん…」
急に視線を落として、食べ終わった食器をガチャガチャ言わせながら盆に載せていく。
6
「も、申し訳ありません、お気に障りましたか?」
「や、そゆことちゃうけど…
いきなり…その…」
言葉を濁されて真意が掴めない。
熱でぼぅっとしているお陰で頭が回らないのが悔やまれる。
「あ、あは、ウチ…食器洗ってくるな」
お嬢様が盆に伸ばした左手を掴む。
「せっちゃ…?
…ひゃっ」
そのまま左手をぐい、と引っ張った為に姿勢が崩れる。
そのまま倒れ込んで来たお嬢様をぎゅぅ、と抱きしめた。
7
お嬢様の鼓動が、聞こえた。
どれくらい、そうしていたのだろう。
沈黙をやぶったのは今回もやはり、
「せ…ちゃ…?」
「…っ!!」
そこで、正気に戻った。
「申し訳…っ
ありません…」
拘束する腕を解き、両肩を押して自身から引き離す。
「…す、みません…
熱など出るとどうかして…、しまいますね、はは…」
笑って誤魔化したつもりだったが、多分笑いが引きつった。
―ダメだ。
何を見え透いた言い訳しているんだ私は。
『どうかしている』のは熱のせいじゃない。
熱のせいなんかじゃ、ない。
投下した後で気付いたけど完成してからの方が良かったよな^^;
とりあえずgdgdな訳だが反省はしていない。
うまい。恐れ入った
続きwktk
GJ!!
GJ!!1
_ ∩
( ゚∀゚)彡 続き!続き!
⊂彡
GJサンクス!
せつこのっぽくしてみたんだがどうだろう?こうゆうの需要あるか?
GJ!!
自分、せつこの派なんで
需要ないわけがない!
wktk
762 :
名無しさん@秘密の花園:2006/12/29(金) 23:21:04 ID:gnRvxwli
せつこのGJ!!続きキボン
GJGJ!
自分も正月の暇な時に何か打ってみよっかな
あ、良かったこうゆう系もアリなのね^^
おいらも正月ネタ書きたいけど間に合わないだろうなぁ><;
8
押し黙っているとお嬢様が何か呟いた。
その声は小さくて、
―か細くて。
「………ない」
互いの心拍数すら数えられそうな静かな部屋でも聞き取れない位、小さな声。
「……え?
わ…っ」
お嬢様が突然抱き付いてきた。
しがみつくように首もとに顔をうずめる。
「おじょ…っ…様…」
「…イヤや、ない」
「……は、」
「イヤやない…
…ぎゅって、するのも、キスするのも…」
うずめていた顔を上げて、はっきりと言われた。
「せっちゃんのことは…
―全部、イヤやない」
9
痛い位に伝わった。
がんばって、いっぱいがんばって言ってくれたこと。
だって、声が少し震えてた。
―あなたでも、不安になることがあるの?
いつも、いつも翻弄されてばかりだから。
そう思ったらなんだか、
「…ふ、」
「な、なんで笑うん」
「ごめんなさい、なんだか…うれしくて」
「ここ…笑うとこ違うやろぉ」
ぺちっと額を小突かれる。
「じゃあどうするところですか?」
『せっちゃんから、キスするところ』
さっきと同じ位、小さな声。
でもどうしてかな、はっきりと…聞こえた。
10
「―仰せのままに、
………この、ちゃん」
出来るだけ優しく、その唇に触れた。
「…なんだか昨日と逆やねえ」
昨日の話には弱い。
赤くなりそうな顔面を制御する。
「昨日はせっちゃんがまっかっかやったけど今日はウチやなぁ」
あはは、と照れながら笑う。
「そうですね…」
「ずっと、」
「?」
「せっちゃんと…ずっとこうしてられたら…ええのにな」
その表情に少しだけ…ほんの少し陰りを見つけて、私は右手をお嬢様の左手に重ねた。
「大丈夫ですよ」
特別な日だから、
だから今日は、照れないで、怯えないで伝えてみよう。
11
「私が、あなたを好きだから」
「…だから、大丈夫」
「…うんっ!」
その笑顔は今までで一番綺麗な気がして、そのまま閉じ込めておきたくて、私はもう一度お嬢様を抱きしめた。
おわり
おいらの中だと微熱=エロだからエロにしようかと思ったけどほのぼのエンドにしてみた。
相変わらずgdgdだけど読んでくれた方、dでした。
うおおおおおおおおーーーGJ!!!!!
うむ、恐れ入った
( д ) ゚ ゚
GJ!!!!1
772 :
名無しさん@秘密の花園:2006/12/30(土) 19:14:03 ID:VRhY6NG6
GGGGGGGJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ぼのぼのよかったよー!
自分も同じく
( д ) ゚ ゚
GJ!!!!
を〜、GJサンクス!!
現在正月ネタ執筆中であります。後2〜3日おいらにお付き合いくだされ^^;
775 :
名無しさん@秘密の花園:2006/12/30(土) 20:45:07 ID:EjyuFh8r
私は23歳で結婚してます。旦那の稼ぐお金では支払いなどがあり、
生活費もギリAでお金なくて、でもチビいるから働きたくないしで、
…血迷ってスタビでカキコしてた37歳にメール。
どっちにしろ\になります。
用事をとりつけて、三日後にあう。
旦那しかしらない自分にいわゆるカルチャーショック…とゆうか
気持よすぎた、、
旦那とのエチーゎいわゆる旦那の一方的な、漏れをつかった性欲処理、でも、彼は流石遊んでるだけあって、巧いとゆぅか…はまりました。
でも口に出してはいえない。
昨日はチビ連れて
発 狂
GJGJ(>_<。)
来年もこのせつが仲良く暮らせますように
正月ネタがどうも書けないおいらです^^;
違う系統で書いてみたんだが長編になりそなんで投下する時だけコテ付けおkか?
過去ログ全部読んだらコテ云々で荒れたことあるみたいだし投下やめたほうがいいか判断してほしい訳だが
ほわ〜〜〜ん
GJ!!!!!!!!!!!!!
>>778 コテ付けるかは個人の好みだと思う。
とりあえず長編になるなら続きって分かるようにすればいいんじゃね?
コテ使いたくないなら名前欄にコテじゃなくてタイトル入れるとか
いつもタイトル付けないから思い浮かばn(ry
そか、続きってわかるようにすりゃいいのか。コテ付けといた方がわかりやすいかと思ったんだがそのせいで荒れるのも嫌だしな、続くとか入れることにするばい。
>>780d。
コテつけときゃイヤなやつはNGできる
このスレの前半のほうでは叩かれてたみたいだけど
783 :
名無しさん@秘密の花園:2006/12/31(日) 02:51:25 ID:ahuwFojj
とりあえず一部投下してみるテスト
※萌え度ゼロ、更に今回投下分せっちゃん登場ゼロ
もう一度、逢えたらなんて言おうか。
考えても無駄なのに、そればかり考えている。
「こ〜のかぁ〜」
自分の名を呼ぶ誰かの声に、木乃香は足を止めた。
誰かが駆け寄ってくる。それが誰であるかを視認、返事をした。
「あぁ、アスナ。どないしたん?」
アスナ、と呼ばれた少女は肩で息をしながらカバンからノートを取り出す。
「ホラ、昨日借りた数学のノート!
ごめんね〜、ホント助かった!」
「どー致しまして。
次からはちゃんと自分でやらなあかんで?」
「全くもってその通りでございますね…
んじゃっ、バイトあるから先行くねっ!」
2
「―もう、騒がしいやっちゃなぁ」
軽く笑いながら手を振った。
同室の神楽坂明日菜は毎日バイトで忙しい日々を送っている。
だから勉強する暇がないのだと彼女は言うが、元々の頭を知る木乃香にはそれは言い訳と同義だった。
「ウチもはよ帰ろ」
呟いて、寮への足を早めた。
部屋のドアを開けて、カバンを床に置く。
アスナは当然として、ネギもカモもまだ居ない。
しん、とした部屋は数時間締め切っていたせいで少し空気がこもっていた。
窓を開けて空気を入れ替える。
もう夏もとうに終わりを告げた10月半ばの夕方は、暑くもなく寒くもない気持ちのいい風を木乃香に与えた。
3
「ん〜、気持ちええなあ」
そのままばふっ、とベットに俯せに倒れ込む。
―このまま少し眠ってしまおうか。
夕飯の支度をするのはもう少し後でいいだろう。
そう考えてから数分後、木乃香は目を閉じた。
(それでは、ダメなんですよ)
(―そういう事では…ありません)
(必ず、…必ず。)
(嫌なんです)
(お嬢様)
「………っ!!」
何かに叩き起こされた様に木乃香は目を覚ました。
(……夢…。)
4
微かに汗をかいていた。
枕元の時計を手に取って見ると、眠ってからまだ1時間程度しか経っていない。
まだ時間に余裕があるが、そろそろ夕飯の支度をしよう。
少し重く感じる体をベットから起こす。
「久しぶりやな…この夢…」
「ただいまぁ〜…」
時計が8時を少し過ぎた頃、アスナが生気のない顔でドアを開けた。
「おかえり〜、アスナ〜」
課題をやっていた手を止めて声を掛ける。
「あれ?ネギは?」
「ネギ君ならごはん食べて明日の授業の準備してからエヴァちゃんとこ行ったで」
5
「あ、そっか、相手してもらうって言ってたなそういえば」
「ネギ君もアスナも忙しいやっちゃなぁ」
「そう!聞いてよ〜、今日めっちゃ疲れたぁ〜…」
「今日は何の日やっけ?ファミレス?」
「そーそー。ムカつく客多いしお客さん自体多くて参った参った…」
「そら大変やったなぁ。ごはん食べるやろ?」
「食べるぅ〜。」
「ほな準備するから座っとってや」
「ぅありがとぉ〜」
準備と言ってももう作って置いてある料理を温めるだけだから、それは5分後にはアスナの口に入っていた。
「お、この味噌汁美味しい」
「ありがと。
お出汁変えてみたんよ」
「おっ、この魚も美味しい。
木乃香はアレだよね、絶対いいお嫁さんになるよね」
6
「………えっ?」
「え?いや、将来いいお嫁さんになるだろうな、って。
ホラ料理うまいし家事全般得意だし?」
「…あ、あぁ、そやね…」
「うわ、否定しなさいよこうゆう褒め言葉はぁ〜
ま、木乃香の場合はホントだからいんだけどさ」
「…………」
木乃香が急に無言になったので、アスナは箸を止めた。
「木乃香?」
「…あ、ごめんウチちょっと用事あるん思い出した…
洗っとくから食器、そのままでえぇからな」
「え?!ちょ…木乃香?」
アスナが言い終わらない内に、木乃香は部屋を後にしていた。
「…あたしなんか変なこと言ったかな」
残されたアスナは味噌汁をずっ、と飲み干した。
とりあえず書いたとこまで。一応このせつになるんだが相当先までせっちゃん出て来ない。
やっぱクリスマスネタみたいな萌え系のがいいのかな^^;
791 :
名無しさん@秘密の花園:2006/12/31(日) 03:36:02 ID:ObMPbu25
このままでいいんじゃない?自分の書きたいの書いてくれ。カンガレよ!
自信持て
俺は暗いのや切ないのが好みだ
最後がハッピーエンドならそれでいい
794 :
名無しさん@秘密の花園:2006/12/31(日) 17:26:44 ID:ID3TarZp
7
*************
部屋を飛び出した木乃香は一人寮の屋上にいた。
当たり前だが誰もいない。静かな夜だった。
空に目をやる。
月が、綺麗だと思った。
―そういえばあの時も月が綺麗だった。
(お嬢様ッ、お嬢様、ご無事ですかっ)
(キレーなハネ…
なんやせっちゃん、天使みたいやなー…)
あの修学旅行からもう、3年もの時間が過ぎていた。
月並な言い方をすれば長かったような、短かったような3年という時。
でも、瞳を閉じれば昨日のことのように思い出せる。
貸し衣装屋で刹那が男装していたこと。
自分を守って凶弾に倒れたこと。
笑って、くれたこと。
8
あの時のせっちゃん…かっこよかったなぁ。
あの修学旅行から、昔みたいに一緒に居てくれるようになったんやっけ。
木乃香は記憶の糸を手繰り寄せる。
2人が初めて気持ちを確認し合ったのは修学旅行から1年経った中3のクリスマスイブ。
その頃にはもうお互い相手を好きだと分かりきっていたから。
木乃香が不意打ちでくらわせたキスに刹那は次の日―よりによってクリスマス当日―熱を出したりした。
刹那はずっと、ずっと一緒に、隣にいてくれると信じて疑いもしなかったあの頃。
あまりにも刹那を理解していなかったあの頃。
木乃香の隣から刹那が消えて、3年が経っていた。
9
「ったく木乃香、どこ行ったのよ〜…」
屋上の木乃香と時を同じくして、アスナは寮の至る所を駆けずり回っていた。
「もう消灯時間とっくに過ぎてるってのにどこ行っちゃったのよ…」
消灯時間とは言え、食堂等の昼間しか使わない施設しか電気は消えていない。
廊下や自販機の辺りは年中煌々と電気が付いている。
教師達は節電しろとうるさいが言っている割にはこれだから誰も自室でマメに電気を消す習慣がないんだ、とアスナは思う。
次の職員会議でのいい議題になりそうだ。
と、そんなことはどうでもいい。
早く木乃香を見つけて連れて帰らなければ。
10
「…………」
アスナは忙しなく走り回る足を突然止めた。
「……………
………そうだ…
刹那さんが…いないんだ…」
刹那はもう此処、麻帆良に居ない、という事実は元3-Aなら誰もが既知する所だった。
しかし、刹那が突然居なくなった理由は誰も知らなかった。ネギ、学園長、そして木乃香でさえも。
正月休みで暇な内に書けるだけ書いて投下(/--)/ ⌒●
萌えなくてスマソ
>>797 切ない系好きだから先がすっげぇ気になる…
続きwktkして待ってる
割り込みになっちゃうけど久々にSS作ったから投下
1/5
「せっちゃん、この辺のプリントはどうするん?」
「そうですね…… もう必要ないでしょうから捨てていただいていいですか?」
「りょーかいや!」
現在、私はお嬢様に手伝っていただいて部屋の大掃除をしている。
本来なら主であるお嬢様にこのようなことを手伝ってもらう事などあってはならないのだが……
お昼をご一緒した際に大掃除がまだだと私が口を滑らせたのがいけなかった。
数刻前、私がお嬢様達の部屋でお昼を頂いている時の事。
お嬢様が何気なく発した言葉から始まった。
「そういえば、せっちゃんは大掃除終わっとるん?」
「あ、いえ、今年はまだ…… 仕事が立て続けに入ってしまったもので…… ですから、今日の午後にでもやろうかと思っています」
「そうなん? なら、ウチが手伝ったげるえ」
満面の笑みでお嬢様が手伝いを申し出てくれた。
しかし、お嬢様のお手を煩わせるわけにはいかない。
「え、いえ、そんなつもりじゃ…… 大掃除ぐらい私一人でも大丈夫ですから」
「むぅ…… それでもウチは手伝うえ。 せっちゃんいつも頑張りすぎなんやから少しは楽せな」
「このかが手伝うなら私も手伝おっかな」
お嬢様の手伝いを断るのに失敗。 続けて明日菜さんまで……
しかし、そこへネギ先生が声を掛けた。
「明日菜さん、午後は宿題やるんじゃなかったんですか?」
「そうやえ。 アスナ今日の午後はネギ君に勉強見て貰う言うてたやん。 ちゃんと勉強せなアカンよ?」
「うぅ…… 分かったわよ。 ごめんね、刹那さん手伝えなくなっちゃった」
「いえ、お気持ちだけで嬉しいですよ。 それに本来なら一人でやる予定でしたし」
>>799 2/5
お昼のやりとりからお嬢様に手伝っていただいたお陰でもう少しで大掃除は終わりそうだ。
そんな時、不意にお嬢様から声が掛かった。
「せっちゃん、さっき片してる時にこれ見つけたんやけど、後で見てもええ?」
「どれですか?」
お嬢様の手には少し古ぼけたアルバムが握られていた。
あれは……
あのアルバムは私の宝物。
人に見せるような物ではないが、お嬢様になら見せてもいいかな……
「でしたら、少し休憩しますか? お嬢様のお陰でもう少しで大掃除を終了できそうですし」
「ホンマ? じゃ、さっきの少し見てもええ?」
「ええ。 私はお茶を用意してきますのでご覧になっててください」
私がお茶とお菓子を持って戻ってみるとお嬢様は真剣な表情でアルバムを見ていた。
あのアルバムの中身は私が京都から麻帆良に来る時に封印したこのちゃんとの楽しかった思い出……
ふと、先ほどから真剣にアルバムを眺めてるお嬢様がずっと同じページを見ていることに気付いた。
何か気になる写真でも見つけたのだろうか……?
「お嬢様、何か気になる写真でもありましたか?」
心当たりが浮かばなかった私はとりあえず訊ねてみる事にした。
「な、キス……してもええ?」
>>800 3/5
え……
「ええええええええええええええええええええ」
返ってきた言葉は私の問いの答えとしては程遠いものだった。
お嬢様の意図が掴めなかった私はお嬢様の手元にあるアルバムを覗き込んでみた。
開きっぱなしのそのページには、小さい私とお嬢様の姿が写っている。
その写真の私はお嬢様にキスされて顔を真っ赤に染めていた……
場所はほっぺただが。
今のお嬢様の発言はこの写真を見てのことだろう……
「そこまで驚かんくても……」
残念そうなお嬢様の声で私はお嬢様に視線を戻した。
そして視線は自然とお嬢様の唇へ……
って、私は何を考えているんだ!
お嬢様はあの写真を見て言ったのだからほっぺたに決まっているじゃないか。
「す、すみません! あまりに唐突だったもので……」
「いや?」
節度は守らなければいけないと思う。
けど、ほっぺたぐらいなら……
「いえ、そんなことは…… 本当に吃驚しただけですから」
「じゃ、ちょっとだけ目瞑ってな」
>>801 4/5
ほっぺたなのに? と思ったが、ほっぺただろうと目を開けてる状態ではやりにくいだろうと納得して私は目を閉じた。
頬に来るはずの感触はいつまで経っても訪れず、代わりに唇に何かが触れた。
吃驚した私はつい目を開けてしまった。
目の前には目を瞑ったお嬢様の顔。
恥ずかしさのあまり再度目を閉じた。
顔が熱くなるのがわかる……
脈がどんどん速くなるのが分かる……
頭が真っ白になっていくのが分かる……
唇に触れる感触が無くなり、私は目を開ける。
目の前には照れくさそうに微笑むお嬢様。
その笑顔を見て、私の顔にまた熱が集まってくる。
真っ赤な顔をお嬢様に見られたくなくて、自然と俯いてしまった。
「あ、やっぱ唇は嫌やった? ウチつい…… ごめ」
「い、いえ! そんなことありません! むしろ、その…… うれしかったですし……」
私は、お嬢様の言葉を途中で遮った。
お嬢様はきっと『ごめんな』って言おうとしてたから……
ただ、言葉の後になるにつれてどんどん声が小さくなっていってしまったが。
>>802 5/5
「その…… なに? 聞こえんかったよ」
一応、建前とはいえお嬢様に女の子同士のキスはダメと言ってしまっている手前、素直に嬉しいとは伝えられない。
「な、なんでもありませんよ。 と、兎に角、大掃除終わらせちゃいましょう」
不思議そうな顔で私の顔を覗き込むお嬢様に更に動揺しながら無理やりにかごまかす。
「そんな急がんくても後ちょっとやし、すぐ終わるえ。 せやからお茶飲んでもう少しゆっくりしよ?」
「え…… あ、はい」
「でも、良かった。 せっちゃん女の子同士でキスするんはアカン言うてたから……」
「ただし、誤解はしないで下さい。 やはり節度は大切ですから」
「ウチは気にせんのに」
「私は恥ずかしいので…… 私とお嬢様だけの秘密ですよ?」
「じゃあ、誰にも言わんかったらまたしてもええ?」
「ええ。 二人きりの時ならいつでも」
結局、私もお嬢様とキスしたかったのかな。
そうだ、次は私からお嬢様に……
-end-
GJ!
GJ!!
ニヤニヤしまくりだぜ
更新したらレスあってびびっちまった
その一言に自分も含まれてると解釈して、サンクス
このせつ分の補充ができればいいんだが…
あけおめ〜
新年早々このせつ分補充できて幸せだよ
GJ!!!
808 :
名無しさん@秘密の花園:2007/01/01(月) 19:46:33 ID:yBQ4MuGH
GJ!!補充完了!ありがとな!
G J!!
萌え死んだw
モニター見ながらニヤついてる変態になっちまったじゃないか
GJ!!!!1
1個できたので投下。
上手いこのせつ読ませてもらったお礼に。
左肩に感じる温かな感触。それほどの重みのないそれは、けれど、私にすれば確かに感じる存在感だった。
「お嬢様…よほど疲れていらしたのですね。」
お嬢様はいつの間にか眠ってしまっていた。それも私の肩に寄りかかって。
ソファに二人腰掛けて、いつものように他愛のないおしゃべりをしていた日曜の昼下がり。
といっても、そうそう楽しい話ができるほどの話術をもっていない私は、お嬢様が色んな話をしてくださるのを
ただ静かに微笑んで相槌を打つことくらいしかできないけれど。
土日はほぼ毎週のように修行のために山にこもっている同居人の楓は、今日もこの部屋にはいなかった。
ゆっくりとお嬢様とお話ができる場所として、計らずともこの場所は居心地がよかったのだが。
「んん…っ…ちゃん…」
私の肩にもたれたまま眠ってしまっているお嬢様の口から、聞き取れないほどの寝言がもれている。
ふとその寝顔を見届けると、自分でも気づかないうちに顔がほころんでいった。
「お嬢様…」
安心したように眠っているその表情は、幼い時の『このちゃん』のままのようにさえ感じる。
随分と立派に成長されたお嬢様を10年ぶりに見た時は、時の流れの重みを感じたが、
今となってはその痛みすら懐かしく思い返すことが出来るほど、私の心もまた安定していた。
そう思えるようになったのも、お嬢様が私に居場所を与えてくれたお陰だけれど。
「いつまでもお守りいたします。」
眠っているお嬢様を起こさないように、そっとつぶやく。
それは心の中でいつも思っていたことだった。
ただお嬢様の負担になる言動は避けたかったから、言葉に出して言うことは決してなかったけれど。
その決意を言葉に出すことで、私はもっと強くなれるような気がしていた。
春うららかな陽気がこの部屋に差し込んでくる。お嬢様がついつい眠ってしまうのも頷けるほどの。
柔らかくて、温かかくて、まるでお嬢様のような優しいこの季節が私は好きだった。
換気のため少しだけ開けていた窓から風が入り込み、時折ゆるりとカーテンを揺らしている。
「やはり何かかけるものをもってこよう。」
温かくなってきているとはいえ、眠っているお嬢様にとってはまだまだ肌寒く感じる気温かもしれない。
寝顔と寝息を確認しながらそっと体を離して、お嬢様の頭をゆっくりとクッションの上においた。
「よかった。起こさずに済んだようだ。」
ほっと一息ついて、ソファーから静かに立ち上がった、その時。
「…せっちゃん、どこ行くん?」
ぎゅっと私の手首をつかんでいるのは、紛れもなくお嬢様だった。
「お、お嬢様!起こしてしまったのですね。申し訳ありません。」
振り返りざま床に片膝をつき、私は頭を落とした。
「ややなぁ、せっちゃん。何もせっちゃん悪い事してへんねんから、顔あげてぇな。」
体を起こしながら、柔らかい笑い声でお嬢様がそう言った。
「しかし…。お嬢様が眠っていらしたのを起こしてしまったのは、やはり私の不徳の致すところで…」
「ふふっ。せっちゃん、ほんまにまじめやなぁ。」
「いえ、そういう問題では…」
「今のはうちが悪いねんから、せっちゃんは気にせんでえぇのに。」
「ですが…」
「ほんまにせっちゃんは何も気にせんでええんよ。…それに…ほんまのことゆーたら、うち…寝てへんかってんもん。」
思わず顔を上げてしまった。
「…?お嬢様、一体何を…?」
「せやから、うち、ほんまは眠ってへんかってんえ。」
お嬢様の瞳をみる限り、それが嘘でないということは明らかだった。
けれど、そうであるならば一体お嬢様は…
「…どうしてそのようなことを…?」
心に感じた疑問そのままに私がそう質問すると、お嬢様はうつむいてしまった。
心なしか頬が赤く染まっているようにさえ見える。
「お嬢様…?」
心配になった私はあわててソファに座り込み、隣にいるお嬢様の顔を覗う。
けれどその口からもれてきたのは意外な言葉だった。
「うち…せっちゃんに甘えてみたかってん…」
「えっ…えええっ!」
ドキドキドキと、急激に鼓動が高鳴り始めた。
「うふふ。ややなぁせっちゃん。何もそんなに驚かんでもええやない。」
そんなことを言われて驚かないはずはない。
私はただあたふたとするよりほかなかった。
「堪忍な、せっちゃん。せっちゃんを困らそうおもぉてした訳やないんやけど。
…やっぱりせっちゃんには迷惑やったね。」
今にも泣き出してしまうのではないかと思えるほどの寂しげな笑顔がそこにあった。
胸の奥をぎゅっとつかまれるような、そんな精一杯の笑顔。
だから私は…
「もし…私でよければ…」
「…えっ。せっ…ちゃん?」
「私のようなものでよければ、甘えてくださってかまいません。」
頬が熱く燃えているのが自分でもわかる。
これ以上ないくらいの恥ずかしさが全身を支配していたけれど、お嬢様の気持ちに少しでも
応えることができるのなら、こんなことくらい何でもないことなのだ。
「優しいなぁ、せっちゃんは。」
そう言いながら、お嬢様はぽすっと体を私に預けてきた。
「お…お嬢様…」
「せっちゃんの体、柔らこうて、あったこうて気持ちええわぁ。」
まるで子供がそうするように、私の事を抱きしめる。
思わず抱きしめ返してしまいそうになる自分の手を、戒めをこめるように固く握った。
「なぁ、せっちゃん。」
「はい。」
「ほんまはうちな、前からずぅっとこうしてみたかったんえ。」
「………」
「…こんなことゆーたら、またせっちゃんのこと困らせるだけやのにね。」
お嬢様の声が、直接体に響いてくる。
本当ならお嬢様のそんな言葉にちゃんと否定の言葉を返さなくてはならなかったのだが。
「本当です、お嬢様。」
「…せっ…ちゃん…」
驚きで顔を上げ、戸惑いを秘めた瞳がまっすぐに私を見ていた。
その瞳は悲しい色に染まりつつある。けれど私は…
「本当に困ったお嬢様です。そんなことをおっしゃられては、私も…お嬢様のことを抱きしめかえしてしまいたくなります。」
「…えっ…」
「お嬢様…」
固く閉じていた拳を開き、サラリと流れ落ちているストレートの髪に指を通して
その頭を胸に抱きかかえた。
「せっちゃん…」
「私も本当は、ずっとこうしてみたかったのです。大切なお嬢様のことをずっと、ずっと…」
互いに体を抱きしめたまま、しばらくは何も言わずそうしていたけれど、
不意にお嬢様がこう切り出した。
「せっちゃん。昔みたいにうちのこと名前で呼んで?」
近衛家に仕える人間が主君に対して軽々しく名前を口にするなど本来なら言語道断。
けれど今なら、この瞬間だけなら許されるのかもしれない。
お嬢様がそう望んでくださるのなら…
「このちゃん…」
その呼び名を声に出した瞬間、お嬢様は更に強く私を抱きしめてきた。
「せっちゃん、せっちゃん、せっちゃん!」
「はい。…聞こえていますよ…このちゃん。」
「うち、嬉しい。せっちゃんがうちのこと昔みたいにこのちゃんって呼んでくれて…。」
その声は心なしか震えているように感じた。
だから私は失礼を承知でその頬にそっと手を当てた。
「このちゃん。私はずっとこのちゃんの側を離れません。そして…」
「うちのこと守ってくれるんやね?」
眠っていると思っていたお嬢様にかけた言葉は、やはりちゃんと耳に届いていたようだ。
「はい、その通りです。いつまでも側にいてお守りいたします。」
満面の笑みでうんうんと頷いたお嬢様の瞳の端から、ほんの少しだけ綺麗な涙の粒が転がり落ちた。
「せやけど、うちにも言いたいことがあるんえ。」
「はい?何でしょう。」
「せっちゃんばっかりにいつまでも頼ってたらあかんもんね。うちもつよぉなる。
つよぉなって、うちもせっちゃんのこと守ったるえ。」
「それはとても心強いです。お嬢様。」
「あーもぅ!ほら、またお嬢様ゆーた。」
「あっ。すみません、このちゃん。」
「ふふっ。やっぱりこのちゃんて呼ばれるんはえぇなぁ。」
お嬢様のこの笑顔を守りたい。大好きなお嬢様の笑顔を。
だから私も微笑んでみた。お嬢様の側にいられるこの幸せな時間がいつまでも続きますようにと。
*終わり
今度投稿する機会があったら、もう少しましなの書けるように頑張る。
ってゆーか、ちゅーとか書きたいだけだけど。
読んでくれてd
いやいやGJすぎるわw
YOUこのまま流れでちゅーとか書いちゃいなよ!
ジャニさんキタ━━━(゚∀゚)━━━ッ!!
嬉しかったのでちゃちゃっとちゅーこのせつ書いてくるー。
明日になるけどYOUはOK?
全裸で待ってる
824 :
名無しさん@秘密の花園:2007/01/03(水) 08:23:25 ID:UIEPZNLT
GJだよ!なんだが涙出てきた・・・感動したよ
825 :
名無しさん@秘密の花園:2007/01/03(水) 09:54:32 ID:3EjN2A6/
レッド一覧はこち
>821す。
ちゅーこのせつできたえー。
続き投下!
「おまたせー。はい、これせっちゃんの分。」
「ありがとうございます。…申し訳ございません。お嬢…このちゃんにこのようなことをさせてしまって…」
「かまへんえ。今日はせっちゃんがお客さまやし。それにうち、紅茶入れるんはちょっと得意やねん。」
にこやかにそう答えながら、お嬢様はテーブルに二つ分のカップを置くと、
ちょうど私と向かい合う位置にぺたんと座り込んだ。
「そう言えばネギ先生と明日菜さんはどちらに?」
「ネギ君はエヴァちゃんとこ。明日菜はなんや知らんけどチュパ研グッズの絵柄がどうのこうのゆーて出てってしもたわー。」
…ということは、今この部屋には当分誰も帰ってこないことになる。
それでどうなるということもないのだが、必然的に心拍数があがってくるのはどうしたものか。
最近の私は少しおかしかった。先日お嬢様と親密な関係(といっても抱擁しただけのこと)になってから、やたらとお嬢様のことを意識するようになってしまっていたのだ。
今、この瞬間も私が見ているのはお嬢様のことだけ。
「紅茶、熱いからきーつけてなー。」
そんな言葉もなんとなく上の空で、私はただカップの柄を手にしたお嬢様の細い指に見とれていたのだ。
「あっ…ちぃ…」
「せっちゃん!」
きっとそんな不埒なことを考えていた自分に罰が下ったのだろう。お嬢様に気をつけるようにと言われたそのすぐ後に、こんな失態をさらしてしまうとは。
けれど優しいお嬢様はすぐさま飛んできてくれて、私の事を心配してくれていた。
「大丈夫せっちゃん?やけどしてしもぅた?」
「大丈夫です。少し唇に触れただけですから。ご心配おかけしてしまって本当に申し訳ありません。」
本当は少し唇がひりひりとしてはいるけれど、これくらいのことは何でもない。
「堪忍な、せっちゃん。うちがもうちょっとちゃんとゆーてたらよかった。そしたらせっちゃんに熱い思いさせることもなかったのに…」
お嬢様に心配をかけさせてしまったことは本当に情けなかったけれど、こうして心配してもらえるのは正直心地よかった。何よりその優しさが私だけに向けられていることが、とても。
ほんの少しやけどした上唇をぺろりと舐めて確認したけれど、そうたいしたことにはなっていなかった。
「申し訳ありません、ご心配をおかけしてしまって。本当にもう大丈夫ですから。」
「ほんまに?ちょっとうちに見せてみて?」
そう言うと、お嬢様は私に顔を近づけてきて、じっと私の唇を見つめていた。
その距離があまりに近くて思わず赤面してしまい、後ろに手をついたまま後ずさってしまった。
「せっちゃん、なんで逃げるん?」
「いや、それは、そのぅ…」
「逃げたらあかんえ、せっちゃん。ほら。」
手をついたまま身を乗り出すと、片方の手で私の頬をおさえた。
ドックドックと心臓が悲鳴をあげる。私が今見ているのはお嬢様の唇だけだった。
そしてお嬢様が見ているのも、私の唇。
「せっちゃん、顔真っ赤や…」
「それは…ですから、あの、つまり…」
「なぁ、せっちゃん。」
「…はい?」
「キス…しよっか。」
言葉が何も出てこなかった。ただ驚き、そして頭の中が真っ白くなっていくことだけはかろうじてわかったけれど。
「ふふふっ。なーんて。冗談や。」
「あっ…はは。冗談…ですか。そう…ですよね…。」
全身からどっと力が抜け落ちて、乾いた笑いだけが口からもれていく。
いくらお嬢様でも、私とキスしたいなどと本気で思うわけはないのだ。
なんとなくほっとしたような、けれど寂しいような気持ちでいたところ。
「でも、うちがキスしたいってゆーたら、せっちゃんキスしてくれる?」
至近距離で見るお嬢様の瞳は、真っ直ぐに私の事を見ていた。
注意深く、慎重に。
きっと私が嘘をついてもすぐにバレてしまうだろう、そんな空気がそこにはあった。
「このちゃん…」
「うち、せっちゃんとキスしたいおもうてるんえ。今度はほんまに。」
それはとても真剣な眼差しだった。だから私は。
「私も…です。」
そう答えると、お嬢様はもう体一つ分こちらに寄ってきて、そっと目を閉じた。
そして私は―――お嬢様の体を抱き寄せて、唇を重ねた。
「…ありがとうな、せっちゃん。」
唇を離した後、お嬢様は頬を染めながらそう言ってくれた。
「私の方こそ…その…ありがとうございました。」
「なんや二人でお礼言い合って、変やなぁ。」
「ははっ。そうですね。」
「うふふっ。」
「あははっ。」
照れ隠しに笑っている。それは暗黙の了解だった。
けれど、このぎこちない笑い声がやんだら、その後はどうしたらいいのだろうか。
また何もなかったように、お茶を飲みながら語らうことなどできるのだろうか。
いや、きっとそれは難しいだろう。この親密な空気を変えることなど今更無理な話なのだから。
やはり沈黙が訪れた。私は一度目を閉じてから、心を決めた。
いつも先に一歩踏み出してくれていたのはお嬢様だった。
今度こそはちゃんと私の方から行動を起こさなくてはいけない。
例え相手が近衛家のお嬢様であったとしても。
「このちゃん…今一度、お手合わせを。」
「…うん。ええよ。」
ドクッドクッドクッ…
体を流れる血が勢いよく加速していくのとは反対に、まるでスローモーションを
見ているかのごとく、お嬢様に近づいていく。
ゆっくりと唇を近づけていくと、自然とお嬢様の瞼が閉じられていった。
柔らかいゴムボールのようにぽわんとした感触が唇に感じられる。
軽く触れたそこからお嬢様の温かい体温が伝わってくるよう。
そして一度唇を離してお嬢様の反応を見る。
ゆっくりと開かれた瞳は少し湿り気を帯びていて、ゾクっとするほどの艶っぽさがあった。
私はそのままもう一度唇を重ねた。
今度は肩に手を置いて、よりお嬢様を近くに感じられるように。
何度か唇を触れ合わせると、背中に腕をまわしてぎゅっと強くお嬢様を抱きしめた。
そして…
そっと舌を出してお嬢様の薄く開かれた唇の上をなぞるようにして舐めてから、
それを挿し入れた。
「んぅ…」
甘く抜ける息と共に声がもれている。
しっかりと抱きしめ返してくれる圧迫感が胸に感じられた。
「っ…ちゅ…」
「あっ…んっ…はむっ…」
絡めるというよりも、慈しむように舐めあっている感覚。
熱く溶け合う液体がとても甘く甘く口中に広がり、それを飲み干してはまた渇望するように
私は何度もお嬢様の唇を奪った。
「はぁっ…はぁっ…」
「ふぅ…」
長い長いキスを終えると、二人とも上がった息を鎮めるように何度か深く呼吸をして、
息を整えていた。
「はぁっ…うち、まだすごいドキドキしてるわぁ。せっちゃんは?」
「はい、私もです。このちゃん。」
「やけどしたとこ大丈夫やった?」
「はっ!そうでした。すっかり失念していました…」
「あはっ。ややなぁ、もうせっちゃんはぁ。」
「…すみません。あまりに心地よくて、つい…」
「気持ちえぇっておもてくれたん?」
「もちろんです!…その…このちゃん…は?」
「そんなん決まってるやんっ。うちも気持ちよかったえ。せっちゃんすごい上手でびっくりしたわぁ。」
「上手だなんて、そんな…こと…」
恥ずかしさで全身から汗が吹き出てきそうになる。
けれどお嬢様がちゃんと同じ気持ちでいてくれたことが何より嬉しくて、私は照れながらも笑顔になっていた。
「なぁ、せっちゃん?」
「はい?なんでしょう?」
「やけどの治療は最初の処置が肝心って知ってた?」
「はぁ…まぁ…。」
「せやからうちがせっちゃんのやけど治るまで、ずっと唇舐めたるえ。」
「………!!!」
言うが早いか、その時既に私の唇はお嬢様の愛らしい舌で舐められていた。
まるで子猫がミルクを舐めるように、ぴちゃぴちゃとくすぐったくなるような舌使いで。
「あははっ。こっ、このちゃん。くすぐったいですっ。」
「ほら、動いたらあかんえ。ちゃんと治療せないつまでたっても治らんえ?」
「治らなくても…いいです。」
「何ゆーてるんよ。はよぉ治さないつまでたっても痛いままえ?」
「だって治ってしまったら…このちゃんとこんなキスはできなくなりますから。」
「あほやなぁせっちゃん…。ちゃんと治ったらもっといっぱいキスできるやない。」
「えっ…。」
「はよ治して、もっといっぱいキスしようなぁ?」
「…はい。」
唇にくすぐったいキスを続けられながら、私は胸一杯の幸せを噛み締めていた。
その後、また本格的なキスが始まるまでそう時間はかからなかったけれど。
*終わり
改行多いとはねられるので、一部セリフ詰めて書いた。
読んでくれてd
/' ! ━━┓┃┃
-‐'―ニ二二二二ニ>ヽ、 ┃ ━━━━━━━━
ァ /,,ィ=-;;,,, , ,,_ ト-、 ) ┃ ┃┃┃
' Y ー==j 〈,,二,゙ ! ) 。 ┛
ゝ. {、 - ,. ヾ "^ } } ゚ 。
) ,. ‘-,,' ≦ 三
ゞ, ∧ヾ ゝ'゚ ≦ 三 ゚。 ゚
'=-/ ヽ゚ 。≧ 三 ==-
/ |ヽ \-ァ, ≧=- 。
! \ イレ,、 >三 。゚ ・ ゚
| >≦`Vヾ ヾ ≧
〉 ,く 。゚ /。・イハ 、、 `ミ 。 ゚ 。 ・
GJすぎて紅茶吹いた
クリスマスから一体どうしちまったんだこのスレは><このせつ分が補充されすぎて妄想が止まらねえぜ!!
ちゅーこのせつGJ!!!
_ ∩
( ゚∀゚)彡 甘々!甘々!GJ!GJ!
⊂彡
GJ!! GJ!!
破壊力ありすぎて萌え死ぬな。
最近せっちゃんスレもこのちゃんスレもこのせつ派にはなんか居辛い雰囲気だったから
ここの盛況ぶりがこの上なく嬉しい。
職人さんに多謝。
マジ萌え死んだ…
GJ!!
うっっぽおおぉおぁおぽぉGJぃぃ!!!!
(C70) (同人誌) [共月亭] このせつ (魔法先生ネギま!).rar 7,841,408 16268ec5a7ad0e20bb69b596a948612c
>834す。
今更だがGJくれた諸君感謝
もまいらイイヤシ
誰かせつこの書いてくれんか
このせつも勿論アリだが。期待している
ひっさびさにこのスレ覗いてみたんですが、
何 で す か ? 天 国 で す か 、 こ こ は 。
対象をブラウザで開く
せつこのはまだー?
852 :
677:2007/01/07(日) 11:22:46 ID:5HSZqETI
たのむw
ベットの上でこの世に2冊しか現存しないという希少な本を読みふけっている少女。
雷鳴に驚き我にかえり広場を注視する、そこにいるのは2人の少女。
「はー、せっちゃん頑張っとるなー……あ、そや、な」
「……はッ!!」
「アハハハ、まだまだっ甘いぞ刹那!」
閃光と爆音が轟き、小柄な少女が煙の中で吹き飛ぶ。
高高度から海へ叩き落ちるかと思われた少女は背から純白の羽を生やし、落下を逃れ空を舞い人形のような少女を急襲する。
「ふぅ、ここまでだな刹那」
「し、しかし……っ」
「 こ こ ま で だ 」
不承不承うなづいた刹那は修行でかいた汗を流すために
エヴァンジェリンの別荘に備え付けられているお風呂へ向かった。
張りついた服が鬱陶しく乱雑に脱ぎ捨て風呂場に入る。
「あ、せっちゃんや、お疲れなー」
「な………が…?」
ニコニコと笑っている木乃香とは裏腹に青くなっていた刹那は
ふ、と気がつくと今度は全身赤くなった。
「な、ぁこ、このちゃ……あわわ、お嬢様な、なにをなさってるんですかー!」
「なにって?ややなーせっちゃん、お風呂入ってるんよ」
「せっちゃんはほんまおもろいなー」等と掛け湯をしている木乃香が笑いながら言い、せっちゃんも入りー、と促される。
青くなったり赤くなったりを繰り返す間に、木乃香の再三の呼びかけ、頭は混乱しているが、体だけが勝手に動いていった。
無意識に木乃香の隣に腰を下ろす。上から下まで木乃香をぼーっと眺めているうちに、またみるみる顔が赤くなっていった。
「あっ!……えぁ、お、お嬢様服は!?お召し物はどうしたんですか!?」
軽い溜息を吐き「せっちゃん……疲れてるんやない?」と心配するふりをしながら木乃香は刹那を湯船に促した。
顔を手で隠し、全身を赤く染めながらも断る理由など無く湯船に浸かる。と
「やたー、せっちゃん引っかかったえ♪たっぷり可愛がったるなー♪」
木乃香の声を聴きながら意識が沈んでいく。
(『湯』自体にtemptation……誘惑の魔法が掛けられていたらしく一旦沈んだ意識がスっと浮き上がる
(いやに清々しい気分、私の目に映るのはお嬢様の肢体だけだった。
湯船から出た刹那は軽々と木乃香を抱き上げエヴァンジェリン氏所有のソープマットに横たえた。
木乃香が声を上げるより早く、自らの唇で封をする。下を滑り込ませ動かそうとした瞬間。
誘惑の効果が切れた。
術式が不完全すぎたため本格的な効果を発揮することはなかった。
「わっ、こ、このちゃん……ごめん!」
「謝ることないえ、せっちゃんなら……うぅん…ウチせっちゃんが良いんや」
女神のような微笑みを浮かべながら木乃香は刹那を選んだ。
心臓が破裂するんじゃないかと心配するほどの血液を体中に送るが、心配する余裕もなかった。
「そや、今日はせっちゃんがしてーな」
「な、なこのちゃん、なななにゆーてんそんな…」
女神のような笑顔はそのままにdでもない発言をされた刹那はそれはもううろたえていた。
木乃香の顔に僅かに影がさす。
「せっちゃん……嫌なん?……嫌なんやったら正直にゆうてえぇよ」
「そんなわけないじゃないですか!でも……その恥ずかしくて…その…うぅ」
「恥ずかしい?ぷ、あはは、ややなーせっちゃんウチらそれ以上のこと何回もしたんえ?」
「そ、それはそーやけど」
あぶぶぶ、と慌てる刹那だが木乃香は目を瞑ってすでに待っている、お嬢様を待たせることは嫌だった。
「せっちゃん……して」
意を決した刹那は木乃香の頬に手を添えゆっくりとキスをした。
唇が震えているのが木乃香には解った。
「・・・…う、うぁ、お嬢様やっぱりいけませんー」
言うや否や浴場を目にも留まらぬ速さで駆け出て行った。
「ぁーん、せっちゃん待ってーな」
唇の震えは恥ずかしさから。
嫌じゃないと刹那自身から聴けたわけだし、今は待ってみよう。
終わり。
エヴァ「ぬ、対ナギ用に入手した誘惑の書がなぜここに?」
32行をみっちり使ってみた……むしろ見ずらいな…orz
1人称と3人称が(ry
オチらしき物の意味が不明←↑先にツッコミ入れといたノシ
木乃香の誘い受けに萌えた
誘い受けに萌え殺されそうになった
ヘタレせっちゃんが頑張る日がたのしみになった
つまりはこういうこと。( ゚∀゚)o彡゜GJ!GJ!
このせつのいいところは、題材とか設定が豊富で
クオリティが文章力にそれほど左右されないことだよな。
湯に誘導して術をかける発想はなかった、
G J
>>860 このせつに限らず、赤松作品、特にネギま!のキャラクター設定の細かさはSSの幅を広げやすくしていると思う。
それに加え、「魔法」という非常識すぎる題材だから、
>>854のように、作中に登場しない術なども容易に登場させることができるからな。
おぉwGJあざーっす(;´Д⊂)
最近このスレ萌える(*´д`*)ハァハァ
今更だが
>>834氏GJ
この季節でSS書くならなんだろ
やっぱ雪とか?
かまくらとかいいな。まったりと。
てぶくろはんぶんこ
>>865 しまった!書こうと思っていたネタ先に読まれてしまった!
そろそろ誕生日ネタだろ…
まぁ何でも萌えますよ。
マフラーもはんぶんこ
せっちゃんが体を鍛えるためだとかなんとか言って
無理して薄着なところにこのかがね
>>868 またもや先読みされてる!
さてはおぬし読心術の使い手か?
このまま貴公がSS書かれた方がよいのでは。
いや、是非読んでみたい。よければ読ませてたもう。
バレンタインネタは
…まだ早いな
…となるとやはり雪や防寒具、あるいは裸で温め合うという展開も考(ry
871 :
名無しさん@秘密の花園:2007/01/09(火) 10:04:39 ID:c38lJLRJ
せっちゃんなら寒風摩擦ネタもありえる
はんぶんこはいいねえ…はんぶんこはお前らの生み出した文化の極みだよ
よし、いっちょがんばってみるか
wktkしながら待ってる
はんぶんこネタを待つ間、ちょっと一献如何でしょうか。
ふと思いついたる、ありがちっぽいせつこの話。
次から投下致します。
『最近頓に周囲の状況に追い詰められているような気がします。色々と』by刹那
「せっちゃん、待たせてごめんなー」
軽くはだけた浴衣の襟。上気し、薄紅に染まる頬。
風呂上り、濡れた黒髪も艶やかに、微笑むお嬢様が近づいてくる。
床に敷かれた座布団の上、座した私はその艶姿から目が離せない。
気がつけば、すぐ隣には腰を下ろしたお嬢様。かすかに触れた肩から伝わる肌のぬくもり。
漂う香りは、シャンプーのものか、それともお嬢様自身のもの?
振り向く笑顔と目が合って、気恥ずかしさから思わず視線を下に逸らせてしまう。
すると、見えてくるのははだけた浴衣の襟元で。
かすかに覗く頬と同じく上気した胸元が、柔らかそうな佇まいで私を誘っ……
待て!ストップ!ちょっと待て!
落ち着け、落ち着け、とにかく落ち着くんだ私!
思わず雰囲気に呑まれそうになって居たけれど、別にお嬢様は何気なく隣に座っただけで
きっと他意はない、他意はないはずなんだ!そもそも私の隣に座布団は無かったはずで、
自分だけ座布団に座ってお嬢様に座布団が無い事にすぐ気がつかないなど、なんたる不覚!
切腹もので……ってちょ、ま、ダメですそんなに体を密着させたら!?
「う、あ!ちょ、お待ちください今座布団を!」
やっとの事でそれだけ言って、片手を付いて膝立ちになる。しかし。
「ええよ。別に座布団なんて」
言葉とともに、腕をとられて座らせられた。抱きしめられた右腕が、柔らかい感触に包まれて……
>>875 「え、そそそんなわけには!ではせめてこの座布団を!!?」
頭の中をじわじわと蝕んでくる邪な考えを振り切るように、体を動かし、座布団から退く。
が。それがまずかった。
「ひゃ!?」
「わ!?」
身を引いた拍子に、腕に抱きついていたお嬢様がバランスを崩して倒れこんできたのだ。
反射的にお嬢様をかばうように抱きとめる。
思わず両手を出してしまったおかげで背中を少し打ったけれども、そんな事よりお嬢様だ。
慌てて肘をついて身を起こす。
「すいませんお嬢様!……!?」
言ったところで、状況に気付く。
互いにはだけた浴衣の前面。密着する体と体。
「せっちゃん……」
私は感じる。何かもう限界が迫っているとかそんな事を。
一体何が限界なのかとかそんな事を考えてる余裕なんて無いくらいに限界だ。
こちらを見上げたお嬢様は、頬を赤らめ、瞳を潤ませ、私の背中に手を回す。
そんな辺りでとうとうゲージが振り切れて、色んな何かがぶちぶちと、ちぎれはじめた音がして。
熱に浮かされた頭の中で、ダメだ、ダメだと思って居るのに体がまったく止まらない。
私の制止を聞かない両手は、そのうちとうとうお嬢様の浴衣を脱が……
>>876 「わあああああ!!?」
自分の叫びで目が覚めた。そこは見慣れた寮の一室ベッドの上。
「ゆ、夢……?」
先ほどの、夢の内容がよみがえる。そう、私は夢の中とは言えお嬢様にあんなことを。
「何だ。唐突に叫んで飛び起きて」
自己嫌悪に陥りそうになったところで、横から冷静な声がかかる。
そちらを見やれば、呆れたような顔で見下ろす龍宮が。
向かう机に広がっている金属製のパーツを見るに、どうやら銃の手入れでもしていたのだろう。
「ああ、いや。ちょっと変な夢を」
少し落ち着いた頭を振って、大きく息をつきながら答えた。
すると、肩をすくめた龍宮曰く。
「そうか。さっきから、にやけたような幸せなような表情でうなされてたからな。
一体どんな夢を見ているのかと思ったよ」
そんな顔で寝てたのか私。思わず頭を抱えて小さくうなる。
「ついでに寝言もいくつか聞こえたが」
「は!?」
>>877 慌てて振り向くと、特に気にしても居ない様子で銃の手入れを続けている。
しかし、じぃっとみても、視線が合わない。いや、意図的にハズしている?
起き上がって近づくが、今度は後ろを向かれてしまった。
「ちょ、いったい何を聞いた!?」
「気にするな。聞かなかった事にしといてやる」
視線を合わさないままに逃げられる。
「ほんとに何を聞いたんだああああ!?」
「はっはっは。冗談だ。何も聞いてないぞ?」
「ごまかすなーーー!!」
しばらくの間はぐらかされて、やっと龍宮が振り向いた。
「ま、『お嬢様』もほどほどにな」
「やっぱり聞こえてたんじゃないか……」
肩を落として息をつく。今後はもっと気を引き締めよう。
「まったく。無駄に汗をかいた。風呂に入ってくる」
「ああ。まだ随分早い時刻だからな。ゆっくり入ってきて大丈夫だぞ」
身支度をして、動じない顔の龍宮に適当に手を振ってから扉を閉めた。
早朝の、冷たい空気が肌を刺す。
身が引き締まるこの寒さが、少々火照った頭には丁度いい。
誰ともすれ違わずに大浴場の入り口に着く頃には、私はすっかり平常心を取り戻していた。
>>878 しかし、私はこのとき気付けなかった。危機がすぐ近くまで迫っていた事を。
そう、この時の最良の行動は、「平静に戻った時点ですぐ部屋に引き返す」だったのだ。
かくして、浴場の扉をくぐってたったの10分後、
私は自分の判断ミスを、全力で恨むことになるのである……。
次回に続く!?
そんなこんなでさりげなく、続いてしまっておりますが。続きは出来てのお楽しみ。
楽しんでいただければこれ幸いと言う事で。
それでは、次の投下にて!
GJ!!
続いちゃうのかー
wktkしながら待ってます
ちょ、GJ!GJ!!
続き待ってるよ
882 :
名無しさん@秘密の花園:2007/01/10(水) 15:16:07 ID:l2sn5LHs
GJ
こういう感じのたつみーとの絡みも好きだな
883 :
名無しさん@秘密の花園:2007/01/10(水) 16:32:31 ID:IQ8AWwtR
ここで切られると続きが気になってしょーがないんだがwwww
GJ!!!1
1百合目
ゆきのひにあそぼうか。5点
カチ、カチと柱時計が静かに時を刻む。
聞こえるのはページをめくる微かな紙の音と、夕凪の手入れ道具が時折立てる金属音のみ。
そんな冬の日のこと。
「あ」
本を閉じる『ぱたん』という音がしたところに一声、呟き。
「?
どうかなさいましたか?」
手を止めて、窓を覗きこむお嬢様に問い掛けた。
「せっちゃん、見てみ〜!雪!雪降ってるえ!」
声に窓を見やる。
ほらほら、とお嬢様が窓のくもりを撫でた所から白く揺らぐものが見えた。
「…わ」
思わず感嘆の声が出た。
「雪、ですね…」
言いながら私も窓辺に立つ。
2
「今年は暖冬言うてたから降らん思てたわぁ」
思いがけないプレゼントを貰った子供みたいに、お嬢様は無邪気に笑った。
その笑みに微笑を返しつつ冷気でくもった窓ガラスを手の平で大きく撫でると、それに比例して景色も更に広がる。
そこにあったのは一面の銀世界。
―と言いたい所ではあるが、残念ながら銀世界には程遠い。
そこまで降っている訳ではないし、積もるかと問われたら答えはもちろん『否』。
「せっちゃん」
「はい?」
次に続く言葉があまりにも読めたので語尾が笑ってしまった。
「外、行こ?」
「はい。」
―やっぱりな。
こうゆう所、まだまだ子供だな、なんて思ったり。
「なに笑てるん〜?
はよ行かなぁ」
私の手を引っぱりながら、ハンガーから上着を取り出す。
3
そんなに急がなくたって雪はすぐに解けたりしませんよ。
「では、行きましょうか」
そう言って上着の隣に引っ掛けてあるマフラーを持ち主の首元に軽く巻いた。
寮から1歩でた途端、凛とした空気が刺すように吹いた。
「ひぁ〜、やっぱ寒いなぁ〜」
「少量とは言え雪が降る位ですからね…」
「積もるとえーのになぁ」
ちらちらと舞い降りる白い結晶を両手で受けながら呟く。
「この量では難しいかもしれませんね」
「…せやなぁ…
?
なに笑てるん?」
あなたがあんまり残念そうな顔をするから。
きっとまた降りますよ。
4
「…いえ、何も。
少し、歩きましょうか?」
「ん。」
並木道を連れ立って歩く。
寒さのせいか人影はまばらだ。
本日主役の雪だが、一応…降ってはいる。
しかしその量がどうにも微々たるもので、道を白く塗りつぶすことも叶うかどうか微妙なところだった。
雪が降っているのだから効果音に「ざくざく」とか、いかにも『雪が降っています』的なものを使用したい場面ではあるが、現実は厳しい。
実際は路上に敷き詰められた落ち葉を踏む音ばかりが響いている。
「かまくらとか最後に作ったの、いつやろ」
「え?」
それがこちらへの問い掛けなのか、それとも自身へのものなのか判断しかねて私は疑問符に疑問符を返した。
「ウチ、多分小学生とかそんな位やなぁ。」
「私…は…」
正直言って、雪で遊んだという思い出はなかった。
雪の季節で記憶にあるのは、寒い方が鍛練になるから、という理由から外で竹刀を振っていたことくらいだ。
5
「私は…稽古、ですね」
‘雪’に関する記憶をまさぐってみたものの、正直それしか思い浮かばない。
―それが少し、残念なような、さみしい…ような気がした。
不意にお嬢様が、
「作ろ?」
「えっ?」
「かまくらとか、雪だるまさんとか」
「積もりそうにないですし、少し難しいですよ?」
「ん〜、今ちゃうよ?」
「??
でも、」
今年はもう降ることさえないのでは、という言葉をお嬢様が牽制した。
「うん、せやから積もったらやって」
言葉の意味を掴めずに、私は首を傾げた。
「………せやから、
―ずっと…いっしょにおったら…
いつか雪だるまさんとか作れるくらいの雪降る年…、来るよ?」
6
「…………っ
……そう、ですね…。」
お嬢様の頬が紅いのは、寒さのせいでしょうか、それとも…?
来年になるかな、もしかしたら再来年かもしれない。
麻帆良は雪国ではないからいつになるかはわからないけど、いっしょに、作ろうか。
かまくら、雪だるま、雪うさぎ。
それから…
2人でおそろいの、想い出を。
おしまい
次回
ちょこれーとがたいへんだ。3点
すまん、糞駄文許してくれ……
かまくらってキーワードから書いたらこんな有様にorz
「かまくら」なんとなく言ってみてから、後で難しいよなコレ、とか思ってたんだ。
ほのぼの空気に和んだ!そして感激した!GJ!!
GJじゃないか
続きが気になる〜
ここ最近、神的流れだな〜〜。GJ!!!
ほのぼの感…最高だよ!!
GJ!
続きwktk
GJ!
今日もぐっすり眠れるわ
GJサンクス><
次回投下はバレンタインっす。暫し待たれよ^^
ほのぼのグッジョブ!!
確に最近は凄いなw
おいおいなんかGJ続きだな。
17日も楽しみにしてるよ
よっしゃ、バレンタインネタも完成したし誕生日ネタ書くか
間に合うかな^^;
他に書く奴はいないのか?17日は祭にしようぜw
後ちょっとで書いて居るのの最後が完成する。
そしたら誕生日ネタ頑張ってみるよ
よし17日だなw
スレ汚しながら漏れも書かせて頂きます。
>>879 すげ続き気になる!GJ!!!
>>891 思わずニヤニヤしちまった。GJですぜ、兄貴!
新スレ立てたらもっと色んなヤシがSS書いてくれるかもしれんな。
おらも今書いてるこのせつうっちゃって、新しいの書いてみる。
萌えSS読ませてくれてありがとな!
>>ここのSS職人さん
おらもまた投下させておくれ。ちゅーこのせつの続き新たに書いてみる。
それと今更だが
>>862GJサンキュ。貴公もGJだった!
17日2本SS投下出来るかも^^;ネタは浮かんでるが筆が追い付くか微妙だ
>>901-902 待ってる
>>903 カモ君、僕兄貴じゃないよ姉貴だよ><
さてさて。前回は、wktk、GJ、続きが気になる、などの感想まことにありがとうございます。
お待たせいたしましたる続き。投下したいと思います。
『人間、過度の我慢はいけません。そう、思いませんか?ふふふ……あははははは』by刹那
そのようなわけで、私が浴場に足を踏み入れてから、現在で約15分ほどの時間が経過しております。
「せっちゃん、どないしたん?のぼせそうなん?」
水音とともに浴場にひびくのは、私を気遣う気持ちにあふれた優しい声。
この声を聞くだに、私は今の幸せを噛み締めたりもするわけですが。
同時に何かの限界の蓋とかそういった類の物を、ガンガンと叩いて下さっても居るわけで。
そう。ぶっちゃけて言いますと、今私が居るすぐ隣。
同じ浴槽の、少し動けば肩が触れ合うようなその位置に……
お 嬢 様 が 。
何故! どうして! まだこんなに早い時刻なのに!
脱衣所にあった時計をみた限り、まだ午前の4時半過ぎくらいのはずなのに!?
「あはは、今日は明日菜の起きるときに一緒に目が覚めちゃってなー?
昨日寝たの早かったからかな。それで、せっかくやし、と思てお風呂入りにきたんよ」
「ちょ、お嬢様、思考を読まないでください!?」
「だって、顔にかいてあるえ? なんでこんな早うにー、とかどうしてー?とか」
ほにゃりと微笑むお嬢様。何時もながらにまぶしい笑顔。
普段なら、それは私に喜びを感じさせてくれる嬉しい物であるのだけれど。
しかし、あんな夢を見てしまった後では……
>>906 「うぅぅ」
思わず火照った赤い顔。それを隠すために湯の中で体をちぢこめる。
ダメだ。お嬢様の顔がまともに見れない。むしろお嬢様の居る方向をまともに向けない。
気を抜くと、すぐにお嬢様の裸が目にはいって
「せっちゃん?」
お、お嬢様の顔がすぐ近くに!?
直後、脳内にフラッシュバックするあの夢。
「っだあああああ!!」
思わず叫んで浴槽から立ち上がった。
びっくりした顔のお嬢様が私を見上げている。
「ちょっと体を洗ってきます!!」
何とかそれだけ伝えて急いで蛇口の元まで向かう。
急いで桶に冷水を注ぎ、たまった先から被る!被る!
心頭滅却平常心!落ち着け自分!落ち着け自分!!
ストップ妄想!ノーモア暴走!!
じゅげむじゅげむごこうのすりきれっ!
どういうわけか頭に浮かんだ多分日本一長い(前略)長助さんのお名前を、
水を被りつ、お経がわりに一心不乱に唱えつづける。
それを何度か繰り返す頃には随分と落ち着きを取り戻せた気がした。
>>907 もう大丈夫、これでいつも通りにお嬢様に接する事が出来る。
さて、これで最後にしてお嬢様の所に戻……
「ひゃあ、つめたっ!」
「お嬢様!?」
その最後の一杯を被ったところで後ろに聞こえたお嬢様の声。
「もー、こんなにつめたいの浴びたら、風邪ひいてしまうえ」
急いで後ろを振り返ると、あまりに近くにお嬢様。
跳ねた水がかかってしまったのか。まったく、接近に気付かないほど動揺していたなんて、不覚!
「す、すいませんお嬢さ「ほらー、こんなに冷えてもうてー」
言い終わる前に、お嬢様は苦笑しながら私の腕を取って抱きしめる。
抱きしめられた右腕が、柔らかい感触に包まれて。
……あれ?これ、なんて、デジャヴュ?
そう、確かに状況は違ったけれどこれと似たようなことが先ほどの夢で!夢の中で!
折角水で冷えた頭がまた加速的に沸騰していくのを感じる。
落ち着け、落ち着け、今一度! 夢ではこの後下手に動いて大変な事になったんだ!
此処はあえて慌てず騒がず……
「あ、あはは、すいません。それじゃあ、私は湯船に入りなおしてくるので」
よし、さりげない返答だ。後は、お嬢様と離れて湯船に戻るだけ。
>>908 「うんうん、それがええよ。ほな一緒にいこかー」
「あ、はい」
それから歩いて再び浴槽へ。
……おかしい。全然状況が変わっていないですよ?
右腕は、依然お嬢様が抱きついたままで。しかも、夢の中とは違って直に肌と肌とが触れ合っ
いや、腕に感じるお嬢様の胸いやいやいや、とにかくこの感触については深く考えない。追求しない。
無心で、こう何気なく、さりげなく話を振って、隙をみて腕を抜くんだ!
ああ、でも折角こんな状況なんだしもう少しお嬢様の体の感触を堪能s
いかん! イカンイカーン!!
ダメだ、マズイ、もう既に頭のどこかが壊れはじめてきている!?
仕方がない、もう要らない事を口走る前に、核心部分を単刀直入に!
「あの、お嬢様。今日は随分、その……」
顔が赤くなっているのが自分でもよく解る。
不思議そうな顔をして私を見るお嬢様に、視線を右腕に向けて見せ、
暗に何故今日はこんなに私に密着するのですか、とさりげなく聞いてみる。
「あ、ああー。ごめんなー、いややった?」
質問を察したお嬢様が、頬を赤らめて慌てて離れた。
「あ……」
>>909 うう、思わず声が出てしまったけど、残念じゃない、残念じゃないぞ! 煩悩を振り切るんだ!
葛藤する私の心を他所に、お嬢様は言葉を続けていく。
「せっちゃんと二人っきりで一緒のお風呂に入るのなんて、随分久しぶりやったから。」
そういえば、最近は一緒に入浴する機会自体は増えたものの、
大抵は明日菜さんや誰かしらが一緒だった気がする。
こうやって二人でゆっくり入るというのは、本当に久しぶりかもしれない。
「だからなー? ウチ、嬉しくてついついはしゃいでしまったんよ」
恥ずかしそうに、困ったように、眉尻を下げて笑うお嬢様。
「ほんと、ごめんな? せっちゃん」
私は、そんな笑顔に一瞬見蕩れ、
「い、いえ! いやな訳がありません!」
思わず本音が口から飛び出した。自分の頬がかなり熱くなっているのがわかる。
「私も、嬉しかったですから! だから……だ、大丈夫ですお嬢様!好きなだけどうぞ!」
さらに、私は勢いに任せてとんでもない事まで口走った。もちろん両手は大きく広げて、だ。
勢いとは言え、自分は一体何をやっているのかと思わないでもなかったけれど。
しかし、言ってしまった物は仕方が無い。覚悟を決めて、お嬢様の体を受け止める!
>>910 意気込む私に、お嬢様はしばらく目を真ん丸く見開いて居たけれど、
すぐににっこりと、今度はまるで花開くように微笑んで。
「せっちゃん! ありがとう!!」
正面からぎゅうっと抱きしめられた。
その嬉しそうな表情に、思わず私も相好をくずす。
そしてお嬢様の背中に手を回そうとして、はたと気付く。
この体勢、夢の最後と……
気付いて、思わず体が固まる。
途端に意識されるのは、体の上の柔らかな重み。密着した肌の温度とその感触。
あ。ダメだ。やっぱり、無理です。
鼻腔をくすぐる甘い香りに、思わずくらりと来た所で、
私はとうとう何かに、負けた。
今までずっと我慢を重ね、押さえ込んできた気持ちと煩悩。
それをすっかり突き抜けた先はなんだかとっても清々しい気持ちだったと思います。
「このちゃん……」
思わず昔の呼び名をつぶやいて、両手を背中に這わせた所で。
腕の中のお嬢様の力が唐突に抜けた。
>>911 「へ?この……お、お嬢様! お嬢様!?」
慌てて体を支えて、顔を覗き込む。
「ふゃぁ……」
「の、のぼせてるーーー!!?」
こんなときに、とか、そういえばお嬢様はほとんど湯につかってばかりだったような、とか
様々なことが頭を駆け巡る。しかし、このままぼんやりしてるわけにも行かない。
私はお嬢様を抱き上げて、慌てて脱衣所へと走ったのである。
たどり着いてから、タオルで体を拭かなくてはいけないことに気がついた。
そこを何とか無心で突破。
服も着せたほうがいい事に気がついた。
今はそれどころじゃない! 無心だ無心! と再び心の中で念じながら、何とか着せた。
諸般の事情で下着は省略させていただいたが。
そこまでしてから、さらに寝かせるのに丁度いい場所が無いことに気がついた。
床は論外。木製の長椅子はあるものの、お嬢様を寝かせるのにはちょっと体が痛そうだ。
いっそこのままお嬢様の部屋まで運ぶか、と考えたが、
時刻的に明日菜さんはまだ戻っていないだろうし、ネギ先生もまだ寝ているだろうと考えて却下。
結局。
「此処で第二ラウンドか。仕方が無いな、今しばらく部屋を空けてやろう」
部屋に戻った瞬間に、言われた台詞がコレだった。
>>912 「違う! そんな事は断じてやってない!」
「ははは、そう照れるな」
先ほどの状況を考えると洒落にならない事を言う龍宮。
挙句の果てに、
「ごゆっくり。遅刻するようなら、適当に言っておくよ」
等と言って本当に出かけてしまった。
そんな、要らない気は使わなくていいのに。
私はため息をつきながら、ベッドに寝かせたお嬢様を団扇で扇ぐ。
先ほどの風呂場での事が、自然と頭に浮かんできた。
拭いた時のお嬢様の体のやわらかい感触は忘れられな……だからそうじゃない!
うう、冷静になってみればあの精神状態はとても危なかった。
あのまま何も無かったらきっとお嬢様に……ゴクリ。
うわああああああ!
うう、まだ落ち着いてないのか。つくづく私は修行が足りない。精進せねば。
兎にも角にも、お嬢様が無事でよかった。うん。
今はただそうとだけ胸中でとりまとめて置くことにしよう。深く考えると危険だ。お嬢様が。
「あれ……? せっちゃん……?」
「あ、お嬢様。お加減は大丈夫ですか?」
「もー。またお嬢様って言うー」
「へ? す、すいません」
「さっきやっと、このちゃんって呼んでくれたのに」
「あー……」
>>913 どうやらお嬢様、のぼせて気絶する直前のこともしっかりと覚えておられたようで。
あの時の事を考えると、顔から火が出そうなほどに恥ずかしい。
「それに」
「はい?」
言葉を続けるお嬢様の頬が、少し火照ったように思えた。
「せっちゃんにやったらキスも、それ以上も、されてもウチ全然かまわないんよ……?」
!!?
一瞬、何を言われたか解らなかった。言葉の意味を理解した時には、
既に起き上がったお嬢様が、ベッドに手をついて近づいて来ている真っ最中で。
「だからな? せっちゃん……」
頬を染めながら私を見つめるお嬢様に、私は、私は……!
<終劇>
お話は此処まで。この後一体どうなったかは、ご想像にお任せしますということで。
ふと思いつきましたありがちっぽいせつこの話、
2話分まとめた総タイトル「せっちゃんがどこまでも生殺しにされた話」は、
これにて終了とさせていただきます。
随分長くなってしまいましたが、お楽しみいただけたならば幸いで。
それでは、次の投下にて。
とと、危うく忘れてしまう所でした。
今回の
>>906-914 の投下は、
>>879 の続きとなっております。
最初にアンカーをつけようと思っていたのをすっかり忘れておりました。
今後は気をつける所存。すいませんでした!
ktkr!!
思わず画面見ながら(・∀・)ニヤニヤしちまったじゃねぇか、どうしてくれるんd(ry
GJ!!!!123
GJ!!
真名がいい味出してるわ。
次回も期待しております。
このちゃんの処女を奪う話きぼんぬj
今までROMってたんだが触発されて投下しようと思うんだ…
せつこのでしかもエロくないエロで
祭が近付いてきたな
あと4日。
ケーキ買って待ってる
祭前日辺りに次スレ立てた方が良くないか?
>>926に同意
誰かイラスト描かないかなぁ(*´д`*)
描けなくもないがスキャナ壊れてんだよな
950越えたらでいいんじゃね?
そしたら頼むよ
女の子同士のエロって難しいよな文章だと
単純な話ティムポがないだけで難度うpだぞww
ふたなりは邪道
夕凪があるジャマイカ
このせつがいいんだ
同人誌でネギが絡んでくるのはいらない
指と舌と細かい気配りだと邪道ー!の人が言ってた。
以前言ってたせつこのでエロいの投下
期待に添えなかったらスマソ
つかマジで難しいよエロ…
以前言ってたせつこのでエロいの投下
期待に添えなかったらスマソ
つかマジで難しいよエロ…
心臓がバクバクと音を立てる。
頬が火照って熱い。
「せっちゃん…」
「お嬢…このちゃん…」
刹那の顔が近付いてくる。期待に瞳を閉じると、程なく唇が重なった。
「ん……」
ついばむ様にキスしてから、唇に温かく湿った何かが這う。
唇を割って入ってきた刹那の舌は熱くて、頭の中がぼんやりと霞む。
舌が絡まってくちゅり、と音を立てる。
「ん、んぅ…ふ」
ひとしきり堪能した後、刹那の唇が離れた。
繋がった透明な糸が名残惜しそうに見えた。
パジャマの釦を外しながら、首筋にキスの雨が降る。
それはどこまでも優しかった。
―やがて、パジャマがゆっくりと開いていく。
そっと胸に手が宛てがわれた。反対側には唇が。
ちゅっと立ち上がった膨らみを吸い込まれて、舐められて、転がされて。
反対の膨らみは手でこりこりといじられて。
「ひゃ…あっ、やぁ、せっちゃ…っ」
思わず刹那のシャツの裾をぎゅっと握った。
「ひぅ…いややぁ…っ」
ズボンの上から恥部を擦られて、身体がひくんと跳ねた。
「このちゃん…止めますか?」
そっと問掛けられて、木乃香はふるふると首を振る。
「続けて、ええよ…。ただ、恥ずかしい、だけやから…」
ならば―と。
刹那は額にちゅっとキスを落として、木乃香のズボンをショーツごと引き降ろした。
電気なんて点いていないのに、視線を感じてしまって恥ずかしい。
刹那に見えてしまっているかもしれない。
優しく手が宛てがわれて、入口周辺を擦られる。
「ふぁ…ぁっ、せっちゃ、ゃあっ!」
くちゅくちゅと淫らな水音が響く。
もう充分に潤っている其処は、刹那を受け入れる準備は出来ている。
それを刹那も分かったのか、入口にぐっと指を押し込んだ。
―ず、ちゅ。
「あっ――…く、ん…っ」
勢い良く挿入された指からまた水音が立った。と、同時に微かな痛み。
表情に出たのか、刹那が心配そうに問掛けてくる。
「痛い、ですか…?」
「ん…ちょっとだけ…。でも、大丈夫やえ…」
だから続けて、と促すと、返答は頬にされた。優しいキスで。
指が探るように動く。
最初に感じた痛みはそれ程なく、快感だけが木乃香を襲う。
「は、ゃあ…っ、ん、ぅあ!」
ぎゅうっと刹那にしがみつく。
怖い訳じゃない。
離れたくなかった。離したくなかった。
お互いに。
それが合図かのように、指の動きが次第に激しくなる。
少し奥にあるざらついた肉壁を擦られて、入口より少し上にあるぷっくりと膨らんだ突起を親指で押し潰されて。
ぐちゃぐちゃ、ぬちゃぬちゃ。
粘ついた水音を立てられて、頭の中が白くなっていく。
「あっ、あっ、やぁぁ…あかんっ、よぉ…!」
「このちゃん…このちゃん…」
「ひゃあッ!せっちゃ、んっ、もうあかん、てっ!」
「うん…ええよ、このちゃん」
「あっ、やっ、せっちゃぁ…―――っっ…!!」
びくん、びくんと身体が二、三度痙攣して力が抜けた。――所で意識が途切れた。
―がばっ。
「はぇ!?…え?ここ…」
「あ、おはよ木乃香」
「え?あ、アスナ…おはようさん」
―ここは?
自分と明日菜(とネギ)の部屋だ。
刹那は…居ない。
「ねぇ、木乃香…」
「ん?」
明日菜がニヤニヤと笑っている。
「刹那さんの夢見てたでしょ?『せっちゃん、せっちゃん』って何回も呟いてたし」
「!!」
一気に顔が熱くなった。
明日菜は「まったく、あてられちゃうわね〜」等とからかっている。
木乃香の脳裏には、つい先程まで見ていた夢が蘇る。
(あや…何て夢見てしもたんやろウチ…。欲求不満なんかなー…?)
「で?どんな内容だったの?」
明日菜の質問にあたふたと焦る。
あんなこと、絶対に言えない。
「ふぇ!?どんなって…あ、あんまり覚えとらんよ…」
「ふーん…。顔真っ赤にしちゃって、ますます怪しいわね〜」
「あ―ん、もう!そないからかわんといて〜!」
アハハと笑う明日菜の背中をぽかぽかと叩きながら、木乃香は正夢になればいいのにと、ちょっとだけ願ってしまうのだった。
以上で投下終了〜
木乃香視点でエロは難しすぎたorz
結構削ったんで展開早い気がするがこれが漏れの限界
実はネタ出しの時にも一個書いたんだがそっちは祭りの時に投下するよ
つか重複スマソ
もうなんていうかネ申。
ありがとう。
よくやった。GJ。
GJ!テラGJ!!
「なぁせっちゃん、誰もいーひんし羽見せてーな」
「な!だ……いけませんお嬢様!」
「ぶー、えぇやんかーせっちゃんに触れてみたいんやー」
「し、しかし………ちょ、ちょっとだけですよ……?」
「ふわーふかふかやー気持ちえーなー」
「……っぅ///」
「ん、どーしたんせっちゃん?」
「ぅ、あのあまりソコを触るのは止めて頂けませんか///」
「ん、ココがどうしたん……ココがーv」
「ぅぅん、っっくひどいですよこのちゃん//////」
17日は祭りらしいので
それまでの繋ぎに……ならないかな…orz
今日は祭り用の話を書くぞー……誰も聞いてないかw…orz
羽モフモフもいいものだwww
とうとうスレも950超え。さらに祭まで後二日か。
嵐の前の…
SS書こうと思ってたんだが、何とも調子悪いorz
このちゃんの祭りの時には書くぜw
このスレはこのせつスレ史上伝説に残るだろうな
次スレで俺もなにか書いてみるよ
去年もすばらしかった思い出があるぜ
そろそろ次スレ立てていいか?
957 :
名無しさん@秘密の花園:2007/01/16(火) 01:13:22 ID:mtqdhLZm
みんな、
明日の祭りの準備はいいか?
959 :
956:2007/01/16(火) 09:36:32 ID:wBnzGD3T
今から立ててくる
新スレも出来て埋めに走る今の時期だから言える!
今日明日中に完成出来る気がしねえええええええorz
埋め
埋め
あと40レス近くあるんだから使いながら埋めりゃいいだろ
「せっちゃん。明日って何の日か知ってる?」
「えぇと、お正月は過ぎましたし、成人式も終わりましたよね。」
「もっと肝心なもんがあるやない。」
「ん〜…。降参です、お嬢様。」
「もぉー。ほんまにわからへんの?」
「はい…。で、結局何の日なのですか?」
「多分せっちゃん以外ここにおる人はみーんな知ってるえ。なぁ、みんな?」
「えーっ!知らないのは私だけ…?(涙)」
「大丈夫、明日はきっとせっちゃんにとってえぇ一日になるよ。
そのために今みんな頑張ってPCの前で格闘してくれてるんやから。」
「PCの前?格闘???」
「ほんまにせっちゃんわからへんねや…。まぁ、わからん方が嬉しさも増えてえぇかもなぁ。」
「って、このちゃん、正解は教えてくださらないのですか!?」
「明日のお楽しみや〜。」
「このちゃん、ちょ、あっ、待ってくださいっ!」
「あはは〜。ほら、せっちゃん。うちのことつかまえてくれたら教えたるえー。」
「よしっ。まてー。このちゃん。」
「きゃははっ。あん、せっちゃん、そんなとこにぎらんといて?」
「そんなとこって…はっ!しっ、失礼しました!お嬢様!
ですがこれで教えてくださいますよね?」
「あかん〜。うちのことお嬢様ゆーたから教えへん。ちゃんとこのちゃんゆーてくれな、うち…(ぐすん)」
「あっ、こ、このちゃん。(なだめるのに時間がかかるかも;)」
「はい。そーゆーことでまた明日なぁ〜。」
「結局は教えてくださらないのですね。」
スレ埋めのためいらぬことを書きました。スマヌ
明日の祭り盛り上げようぜ!
GJ!
>>966 GJ!
準備してたのかと思うほどクオリティ高いなwww
>>966 GJ!!
俺もやる気出してがんばるぜ!
971 :
狼風に:2007/01/17(水) 09:12:28 ID:A2RwoFnY
「埋め、やな」
「そういえば
何故埋める必要があるんですか」
「それはやな次スレでせっちゃんを
(あらゆる意味で)食べてまうためや!」
>966っす。
GJくれた面々ありがと!まさかもらえるなんて思ってなかったんで。
これから勢いでSS書いて新スレに投下してみる!
ネタは他の人たちとなるべく被らないように頑張ってみるよ。
またよければ読んでくれいっ。
でももしかしたら、今日中には埋まらへんかもしーひんなー。
埋まってた方がやっぱいいの?
もし誰も落とさないんなら、無駄玉投下テストしてみたいんだがwww
>>974 別にどっちでもいいんじゃね?
投下?是非どーぞwww
わくわく、てかてか
でもこっち埋めて次スレに投下したほうがいい気も…
1
「な〜せっちゃん?これなんやー?」
突然お嬢様が私に突きつけたもの。それは…
自分が書いたお嬢様の似顔絵だった。
「あ、えっとそれはですね…。にに似顔絵です…」
「だれの?」
「お、お嬢様の…」
「…これ、ウチ?」
「……ハイ…」
「……ちょいこっちきて、せっちゃん」
嗚呼、見つかってしまった。なにげなく描いてみた、お嬢様の似顔絵。
それは似顔絵の領域を超越した現代芸術作品であることくらい自分でも理解できる。
…殺される!
978 :
名無しさん@秘密の花園:2007/01/18(木) 18:05:13 ID:wGsoPB4X
2
私はもう言い訳のしようもなく、顔を俯けてお嬢様の近くに動いた。
いっそのこと、ここでお嬢様の凶刃ならぬ凶トンカチに倒れるのも、いいかもしれない…。
「せっちゃん」
「ひゃわい!?」
恐れから変な声まで出してしまった。
覚悟を決め、目を閉じる。
…あれ?
お嬢様は、殴るどころか、なぜか私に抱きついていた。
「おおおおおお嬢様…?」
「せっちゃん、ありがとう。こんな絵描いてくれるんも、ウチのこと想ってくれてるからやろ…?」
「お嬢様…(なにげに「こんな絵」とか言わないでください)」
「ウチ、うれしい。…そや、ウチもせっちゃんの似顔絵描いたげるわ!」
「え…」
3
10分ほど待っていると、お嬢様が目を輝かせてこちらに走ってきた。
「どう?めっちゃ似てるやろ?」
…それは、人の形をしていなかった。
お嬢様、人間は口から足は生えていませんよ。
「お、お嬢様…とても、お上手です…」
…とにかく、怒られずにすんで、よかった。
お嬢様の岡本太郎もびっくりの作品は、身の安全のためにも、机の上に飾ろうと思う。
…芸術は、爆発だ。
駄作投下、失礼しました。
また、新スレあるにも関わらず
>>978でageてしまった俺を許して頂きたい。
…申し訳ない。
GJ! むっちゃ笑ったww
もちろん画伯絵が思い浮かびましたとも
>>981 GJありがとう
もちろん画伯絵がイメージw
5スレは祭の余韻があるので、このスレは埋まるまで誕生日以外のネタの投下用にするのはどうだろう
>>977-979 バロスwwwwwwwwwwwwwwwwwww
画伯絵イメージして吹いたwwwwwwwwww
GJ!!!!1
>>誕生日以外のネタ投下用
それは(・∀・)イイ!!かも
>>980 GJ!!!くはは。面白かったよGJ!
このちゃんの絵のセンスって、なんとなくわかる気がする…www
おいらも1こ投下!ちーとバカップルな感じでwww
「今日もめっちゃ寒かったなぁ。」
「そうですね、このちゃん。」
学校から寮への帰り道。それは短い道のりではあってもこれだけ北風が吹いていたら、体も冷えて仕方ない。
寮に着くと館内の暖房にようやく生きた心地がしたほど。
「なぁ、せっちゃん。前からずーっと思てたことなんやけど。」
「はい?なんでしょう?」
「せっちゃんって、スパッツはいてるけど、それだけやったら寒ぅない?」
お嬢様は私の足元を見ながらそう聞いてきた。
「いえ、特に寒さは感じませんけれど…」
本当のところ少しは寒さを感じてはいたけれど、そんなことを言ったら軟弱者と思われるかもしれないと、ちょっぴり強がりを言ってみたのだ。
「そうなん?ほんまに?」
「…はい。」
「うちとは鍛え方が違うんかなぁ。」
お嬢様はにこやかに笑いながら、そう答えた。
「しかしそれを言うならこのちゃんだって、ほら、いつも生足ですし、パンストも履いていないので寒いのでは?」
やや短めのスカートをみやりながら、けれど、なんとなくドキドキとしながらその細くて白い足を眺めていた。
「うち?うちもまぁ、寒いのは寒いんやけど、でもこれはいてるから。」
そう言ったかと思ったら、本当に何の前触れもなく、お嬢様はスカートをまくしあげた。
「こっ、このちゃん!!!あわわわっ!」
思わず手で顔を隠したのだが、その指の隙間からちらっとだけその光景を覗き見てしまった。
「大丈夫やよ、せっちゃん。うちらの他に誰もいーひんし。ほら、うち、これ見てもらいたかってん。なぁ、ちゃんと見て?」
お嬢様は今なおスカートをたくしあげた格好のまま、私にそれを見せていた。
「あっ…それは…。」
「うん、そうやねん。これ、アスナとおそろいやねん。」
お嬢様が見せてくれていたのは、うさぎちゃんの絵のついた毛糸のパンツだった。ちなみにアスナさんのはくまさんの絵柄がついたもの…いや、今はそんなことどうでもいいのだが。
「あっ、あったかそう…です…ね…。」
いくら毛糸のパンツとはいえ、その光景はあまりに刺激的過ぎる。
「めっちゃあったかいえ。でな、せっちゃんもおそろいにせぇへん?」
「へっ!?わ、私がそれを!?」
「そうやぁ。これやったらせっちゃんも今より寒ぅなくなるで?」
しかしそんな私の気持ちを知ってか知らずか、お嬢様はもっと見て欲しいとばかりにスカートをあげたままで私に近づいてきた。
「こ、このちゃん。わっ、わかりましたから…ですから、その、スカートはもう、下ろしてくださいっ。」
恥ずかしさに目を逸らせながら、あたふたと手を振った。
「決まりやね。ほなせっちゃん、スカート脱いで?」
聞き間違いだろうか。今お嬢様は何と?
「…はい???」
「せやから、スカート脱いで?」
私の疑問もそこそこに、けれどお嬢様は冗談を言っている空気ではないようで、至極マジメに私のスカートを指差していた。
「なっ!ど、どうして私が!?」
「ん?なんでって?そらせっちゃんの寸法計るためや。毛糸のパンツはちゃんとした寸法のはいてた方が気持ちえぇからなぁ。」
そう言うと、お嬢様はどこからか取り出してきたメジャーをぴーんと張って、私の足元にひざま付いた。
「わっ!ちょ、こ、このちゃん!」
「もう、じれったいなぁせっちゃんは。しゃーないな、ほんならうちが…」
言うが早いか、お嬢様はメジャーを一度首にかけて、私のスカートのジッパーに手をかけた。
「うわっ。い、いえ、自分でできますから、ですからおやめください!」
「あかん。そんなんゆーてせっちゃんきっと逃げ出すんやろ?」
どうやらお嬢様は私の行動を先読みしていたようだった。サイズなら今ここで計らなくとも、後で自分でできるからと考えていたのだ。お嬢様の目の前で、しかもお嬢様にスカートを脱がされて…なんて、考えただけでも顔から火が出そうだったから。
「おとなしゅーしーや、せっちゃん!」
「あっ…。はい…。」
しかしお嬢様の物をも言わせぬ迫力におされてしまって、結局私はただでくの坊のごとくじっと立っている他なかった。
「ほんなら下ろすえ?」
「…はい。」
どくんどくんどくん…。あらぬ方向へ意識が飛んでいきそうな気がする。
そんなことを考えている間にも、お嬢様の手がサイドに取り付けられているジッパーにかかった。
ホックを器用に外すと、ジーっと言う音を立てながら、それは下ろされたのだった。
そしてしゅるっとスカートが床に落ちた。
「せっちゃんて華奢やなぁ。」
お嬢様のそんな声が、私のすぐ下から聞こえてくる。
至近距離に見下ろすお嬢様の顔が私のことを見ていると考えただけで、変に鼓動が高鳴っていく。
「うっ…。」
「どないしたん?せっちゃん?」
「いえ…別に…」
乱れていく息遣いがどうかバレませんように。私はそう祈ることしかできない。
「はい。ほなら計るえ?」
お嬢様は私の腰に手を回し、メジャーで計ろうとしているのだが、今の状態は私の下半身に抱きついているような格好になっている。
お嬢様の甘い息が体に触れていて、その感覚に頭がぼーっとなっていく。
「っ…」
「…はい。もう終わったえ?」
「あっ、はい。…はぁぁぁっ…」
安堵感と脱力感で一気に息が吹き出た。
「やっぱりせっちゃんは華奢やなぁ。これやったらうちの持ってる毛糸で充分足りるわぁ。」
「このちゃんの…毛糸?」
「そやで。アスナが編み方教えてくれたんよ?うちが今はいてるんはアスナのやつのまねっこしてうちが編んでん。せかやらうちとアスナのはおそろい。うちがせっちゃんの編んだら3人でおそろいやね。」
「お嬢様が、私のを編んでくださるのですか?」
「あははー。何今更ゆーてるんよー。既製品やったらわざわざサイズ計らんでも合うサイズこーたらええやん。手作りやからサイズ計ったんえ?」
「そ、そんなもったいないこと…。いえ、私なんかにそんな、恐れ多いです。」
「せっちゃん、うちが編んだやつなんかいやなんや…」
「そんなことはありません!決して!」
「ほんまに?」
「はい!嘘は申しません!」
「よかったぁ。ほならうち、今日からせっちゃんのために頑張って毛糸のパンツ編むな?」
「あっ、はっ、はいっ!よろしくお願いします!」
「せっちゃんには何の絵柄が似合うかなぁ。まずはそれを考えなあかんなぁ。」
嬉しいような、気恥ずかしいような、なんとなくくすぐったくなる感じがする。
けれどお嬢様の満面の笑みを見ていると、私も自然に笑顔になっていた。
「でもその前に、せっちゃん。」
「はい?なんでしょう?」
「スカート、脱がせっぱなしにしてたから、うちがはかせたるえ。」
「あっ!そ、そんな!い、いいです!うわっ!こ、このちゃん!!!」
「あかんえー。ほらぁ、せっちゃん、何遠慮してるんよぉー。」
「え、遠慮しているのではなくて、うわぁ!このちゃん!」
「ふふふ。せっちゃーん。ほんまにせっちゃんは恥ずかしがりやさんやねんからぁ。」
こうしてまだしばらく私はお嬢様の無邪気なご好意(?)に付き合うことになってしまったのだった。
「ふふっ。せっちゃんってかわいいなぁー。」
「………うぅぅっ………」
*終わり
投下終了。これでかなり1000に近づいたなwww
GJ!
ヤバすぎる
GJ!!!!
埋め
993 :
980:2007/01/18(木) 23:57:29 ID:mmVmBoBM
>>983 >>984 そんなにGJもらえるとはおもわんかった!w
ありがとう!というかバカップル萌える・・・wということで 埋 め
997だったらせっちゃんは近衛刹那になる
998 :
名無しさん@秘密の花園:2007/01/19(金) 01:43:20 ID:HqqDvKFz
桜咲木乃香に決まってんだろw
いっそ近咲木乃那になる
1000
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。