魔法先生ネギま!エロパロスレ23

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1名無しさん@ピンキー
◆原作の早売りネタバレは厳禁です、投稿時はご考慮を。
◆ネタバレ解禁は水曜日の午前0時からです。
◆450KBを越えたら新スレを立てて下さい。
◆新職人は常時募集中です。
◆酷評受けても泣かない、荒らし煽りは放置。
◆自分が不快に思うコテにはNGワードを、専用ブラウザ使用推奨。

前スレ
魔法先生ネギま!エロパロスレ22
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1134743700/
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週刊少年マガジンWeb Site
ttp://www.shonenmagazine.com/
スターチャイルド「魔法先生ネギま!麻帆良学園中等部2-A」
ttp://www.starchild.co.jp/special/negima/
2名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 11:36:41 ID:rjGuLBJj
エロパロ過去ログ紹介

魔法先生ネギま!のエロパロスレッド1
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1046/10468/1046869279.html
【本屋ちゃん】魔法先生ネギま!エロスレ2【萌え】
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1058/10584/1058455646.html
魔法先生ネギま!エロパロスレッド3
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1065/10659/1065972768.html
魔法先生ネギま!エロパロスレッド4(・3・)
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1066/10662/1066297053.html
魔法先生ネギま! エロパロスレッド5
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1073208431/
魔法先生ネギま! エロパロスレッド6
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1079113680/
魔法先生ネギま!エロパロスレッド 7
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1085239180/
魔法先生ねぎま!エロパロスレッド8
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1092655775/
魔法先生ネギま!エロパロスレッド9
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1097939983/
魔法先生ネギま!エロパロスレ10
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1104762057/
3名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 11:37:31 ID:rjGuLBJj
魔法先生ネギま!エロパロスレ11
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1109131625/
魔法先生ネギま!エロパロスレ12
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1111487438/
魔法先生ネギま!エロパロスレ13
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1113147190/
魔法先生ネギま! エロパロスレ14
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1114953142/
魔法先生ネギま! エロパロスレ15
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1117031841/
魔法先生ネギま! エロパロスレ16
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1119685200/
魔法先生ネギま!エロパロスレ17
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1121868625/l50
魔法先生ネギま!エロパロスレ18
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1123299534/
魔法先生ネギま!エロパロスレ19
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1124981739/
魔法先生ネギま!エロパロスレ20
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1126879631/
魔法先生ネギま!エロパロスレ21
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1129804586/
4名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 11:39:10 ID:rjGuLBJj
関連スレ
【ネギま!】近衛木乃香・桜咲刹那百合専用スレ
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1107530925/
【ネギま!】近衛木乃香・桜咲刹那百合専用スレ(2)
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1120395521
【ネギま!】近衛木乃香・桜咲刹那百合専用スレ(3)
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1134562864/
5名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 14:11:59 ID:gEj9xKT+
>>1
6名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 17:18:27 ID:lLjy3R90
>>1

もう次スレの時期だったか……
7ハニワ幻人:2006/02/27(月) 00:17:31 ID:KDAUB37A
ここはハニワ幻人避難所です。お引き取りを
8名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 00:40:49 ID:nieyxZrs
>7
死ねぇっ!
9名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 02:53:14 ID:8lFhsbGx
ほしゅ
10名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 18:25:59 ID:0ngB4l6I
期待sage
11名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 18:35:23 ID:bAWCq/JM
*― ―) 亜子長編PART4「京都事変」
合わない方はスルーしてください

>>1さん乙です

「集合」
12「集合」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/02/27(月) 18:36:28 ID:bAWCq/JM
***麻帆良学園都市・市庁舎***
 ガラガラと音を立てて天井が崩れ、黒煙が部屋中に満ち満ちていた。チャオのミサイル直撃による火災が広がる中、
その場所は室内温度、空気成分ともに、既に人間の生存できるような環境ではなくなっている。もしも今、ここに人間が
いるならば、一瞬で有害気体による中毒症状を起こして呼吸が止まることだろう。しかし、もしも人間ではないのなら、
あるいはこの環境でも生存できるかもしれなかい。
「………おのれ、よくも私の計画を……」
 炎の中で、ゆらりと立つ一つの影があった。
 丸い眼鏡をかけた女性だ。
 服には既に火が付いており、身体中を包むように燃え盛っている。しかし、女性の表情は怒りに歪んでいるが、自身を
焼いている火には全く影響されていない。実際、炎に包まれても、女性は髪一本すらも失っていない。
「よくも、御前様の夢の邪魔を……」
 女性の目に映る、怒りの炎と本物の火。その形相はまさしく悪鬼のようだった。もしかしたら怒りのあまり、周辺の炎に
さえ気付いていないのではないか、という疑念すら抱かせるほどである。
「おのれ……おのれ……おのれぇ……」
 怒りに震える女性の横に、可愛らしいピンクのクラゲが、やはり炎など気にせずにふわふわとやってくる。そして、女性
の肩にちょこんと乗ると、慰めるかのようにその触手で、そっと女性の頬を撫ぜた。
「………おりがとぅ、みーちゃん」
 少しなまった口調で、女性はクラゲを愛でる。
 彼女とクラゲは、数十年前からずっとずっといっしょだった。
 故郷である妖怪の隠れ里で、同族の手によって崖に突き落とされ、それを三条千歳に救われてからは、共に三条に仕
え生きていくことを決めた。
 女性―――三条軍統括司令官、御園生久美子はそう言って微かに笑みを浮かべ、そして、獣に近い声で鳴いた。


***麻帆良学園都市・麻帆良湖***
 元関西呪術協会理事の高司は周囲を見渡しながら、転移魔法の転送座標から移動を開始していた。すす塗れのグレ
ーのスーツは紳士というより浮浪者のようだが、それでも気品を失わないのはさすが協会理事といったところか。
木製のステッキをくるりと回転させ、つとめて冷静に状況把握を行う。
「うーむ、ここはいったい、どこだ?」
 ミサイルが直撃するのとほぼ同時に、御園生久美子が転移魔法をかけて彼を逃がしたのである。しかし、細やかな場
所の指定まではできなかったらしく、ここがどこであるのか分からない。
 市街地からは少し離れており、横には水面が広がっている。麻帆良湖の周囲のどこかであろうと見当は付いたが、土
地勘がないのでそれ以上は無理だ。
「さて、さっさと三条軍のところに戻って……ん?」
 正面から遭遇したと言ってよい。少しふくよかな少女を抱いている、ピエロのメイクをした少女が立っていた。ピエロの
肌は褐色で、自分より重そうな少女を抱いているのに、疲労している様子はない無表情。
「………」
 ピエロの少女―――ザジは五月を抱いたまま、いきなり高司をびしっと指した。
「………ワン、ツー、スリー」
 既に敵だと判断されていた。ザジの指先から煙といっしょに出現したハトの群れが、いきなり高司に襲い掛かる。
「ぬおおおっ! こらっ、突くな! 突くなっ! 頭に糞をするなっ! 平和の象徴のくせになんと好戦的なっ!」
 ステッキを振り回してハトを追い払う高司。そんな高司を尻目に、ザジは五月を抱いたまま走り去っていく。目が慣れ
て、ゆっくりと周囲の様子が見えてくる。ザジが逃げる先にぼんやり見えたのは石の橋、図書館島に渡る橋である。
「大人を莫迦にしおって! 関西呪術協会の理事の力を見せてやろう!」
 糞塗れにされたスーツを脱ぎ捨て、ステッキを片手に激昂する高司は、そのまま図書館島に向けて走り出した。
13「集合」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/02/27(月) 18:37:08 ID:bAWCq/JM
***麻帆良学園都市・市街地***
「うぐぐぐ……」
「うぬぬ……」
 巨大な水塊を制御する青髪の女性と、巨大な犬に乗った白衣の少女が、敵を攻めあぐねている様子でぎろりと睨む。
 高司がハトと格闘しているころ、エヴァやハルナたちは三条に属する2人の魔法使いに襲われていたが、いきなり飛
んできたスケッチブックによって形成は逆転した。そのスケッチブックは、描いた物が現実になるという奇跡を可能とし、
しかもハルナに筆にしっくりと馴染んでいるのである。
「まるで、初めて使うんじゃないみたい!」
 大喜びのハルナに対して、エヴァはぼそりと呟く。
「当たり前だ……それは、あの無人都市の事件でお前が使っていたアーティファクトなのだからな」
 事情を知るエヴァたちは複雑な表情だ。かつて、ハルナのスケッチブックから生まれた隕石が、学園都市壊滅の危
機を招いたことを知っているからである。味方になれば心強いが、危険なものであることに変わりはない。
「しかし、封印されていたカードがどうして復活したのだ?」
 さすがのエヴァも関西総本山で、かつて麻帆良を襲った危機が現在進行形で起こっているとは想像も及ばない。
「ところで那波、村上、相坂、茶々丸よ」
「何でしょう? マスター」
「近頃は、あんなのが流行っているのか? 私はそれなりに漫画などに詳しいと自負しているのだが……うーむ」
「ううん、流行ってないと思うよ……あんな変なの。ていうか知らないし」
「データベースにアクセス不能です」
「私はけっこう好きですけどねえ」
「あらあら、「クレヨンちんちん」や「武装献金」と同じぐらい、子供たちには見せたくない感じねえ」
「ええ、「武装献金」、面白いじゃないですか! 正義の献金を受けた議員たちが政治を動かす闇の組織と戦う、話題
のサイキック・アクションですよ!」
 少し好みがマイナーなさよが熱く語るも、それは大した問題ではなかった。
 エヴァたちが疑問なのは、ハルナが生み出したそのキャラクターである。
「いっけえ! 某国の王子様で、知能指数360の天才で、12ヶ国語ペラペラで、ヴァイオリンが得意で、乗馬が趣味
で、ペットは馬とインコとペルシャ猫で、許婚は5人でツンデレ・おっとり・おどおど・ダウナー・ロリで、本物の母親が五
つ子でどの人か分からなくて、将来の夢は宇宙飛行士になって宇宙人と会いたいロマンチストで、地球を狙うブラック
でこぴん団と戦うヒーローで、好きな人が隣の家の吉雄くん(3歳年下)で、誘い受けの伊集院くん!」
 伊集院くんは全身にキラキラした星を纏うタキシードの美少年だった。異様に優雅な金髪、異様に光り輝く目、そし
て異様に長い足を持っている。外見的には小学生に見える中学生であり、実年齢は14歳である。
「14歳で3歳年下の同性が好みというのは、どうなのだ?」
「同性愛者のショタコンということですね。一般性は分かりませんが、委員長然り、そういう方は確かに存在します」
一方、敵である水塊を操る女魔法使いと、犬に乗った白衣の少女は、いきなり現れた伊集院くんに困惑気味だった。
「エバンジェリン、貴様、ふざけているんか! こいつがお前の従者やと!?」
「わ、私のではない! 悪の魔法使いを舐めるな!」
 敵の疑問を真剣に否定するエヴァの横で、伊集院くんは足からいきなりジェットを噴き出した。
『ボクの吉雄に手を出すとは、てめぇら、ドキドキさせてやるぜ!』
 決めセリフを叫んで、スーパーマンのポーズで敵の魔法使いに向けて飛ぶ伊集院くん。
『輝け! ボクの無限のスピリット!』
「きゃー、伊集院くん!」
 ハルナが奇声を上げた。
「くっ、いちいち伊集院くんのセリフの意味が分からん!」
「気にしては負けだと思われます。マスター」
14「集合」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/02/27(月) 18:38:03 ID:bAWCq/JM
 伊集院くんはそのまま魔法使いたちに突っ込んでいく。
 無音。
 そして爆発音。
 伊集院くんは敵を巻き込んで爆発した。青髪の女性と白衣の少女が悲鳴を上げるまでもなく、光に呑み込まれる。
伊集院くんの流し目がこちらを捉え、そして膨らんでいく光の中に消えていく。
「じ、自爆したっ! びっくりした……というか、なぜ私の方がドキドキさせられているのだ!」
「マスター、落ち着いてください」
 苦悩するエヴァの横では、ハルナが泣きながら伊集院くんの最後を堪能していた。
「ああ、吉雄くんを守るために敵といっしょに自爆する……25話の名シーンを再現できるなんて、感激……」
「お、お前は何の話をしているのだ、早乙女」
「そう、今は私が吉雄くんよ!」
「意味が分からん! というか本気で泣くな!」
 そんなやりとりを、千鶴と夏美はぼんやりしたままで聞いている。
「ねえ、夏美ちゃん、なんだか記憶が曖昧なのだけど、どうしてこんな状況に私たちはいるのかしら?」
「さあ……とりあえず、帰って寝れるような状況じゃなさそうだし……しばらくこのままかな?」
さよはその間で、伊集院くんによって殺された二人の魔法使いの成仏を願う。
「これが……魔法による戦争なんですね……」
その時、よく知った声がたくさん聞こえてきた。
「あっ、パルにエヴァちゃんに、茶々丸さんもいるよー!」
「あ、佐々木さん」
 闇夜に舞った白い影がくるくると回転しながら着地する。白いレオタードにリボンを持ったまき絵は、着地の衝撃を一切
感じさせないようにふわりと舞い降り、そしていつもの能天気な笑顔を見せてブイサインをする。
「みんな、無事だったんだーっ! おーい! こっちこっち!」
「やっほー、みんな無事で良かったね!」
「まったく、とんでもない騒ぎに巻き込まれたものです」
 そして、ビルの屋上に、裕奈、アキラ、真名、美砂、円、和美、クー、夕映やのどかまでもが、地上からここにジャンプし
てやってくる。全員、仮契約を果たした姿、美砂はチアのコスにマイクという変則的な姿、円は木乃香の影響が強く学ラン
に釘バットというスタイルだった。
 みんな、夏美や千鶴との無事な再会を果たした喜びばかりを顔に浮かべている。
「あれは超さんが開発した変身リングの効果ですね。魔法使いの従者と同様に能力を強化します」
「……」
 そんなクラスメイトの姿を、エヴァは不審な目で見ていた。
「茶々丸よ。そのリングとやらは精神面も相当強化されるのか?」
「まあ、平均的な従者としては、です」
「それにしても……あいつら、少し、元気すぎはしないか?」
 エヴァが不審に思ったのは、まき絵たちが異様に元気なことだった。全員がニコニコしているが、少し前まで怪物たちに
嬲りものにされていたことは想像がつく。中には壊れる寸前まで責めつくされた者いるはずだが、それが落ち込むどころか、
ぜんぜん平気そうなのだ。
「龍宮よ、あいつらは、実は既に気が触れているのか?」
 真名も同じ疑問を抱いていたようで、その表情を少し曇らせた。
「……特に佐々木などは精神的に立ち直れなくても不思議ではないのだが、全く平気らしい。正直、理解できない」
 真名もまた、不気味なものを見る目で、まき絵たちクラスメイトを見る。
「まあいい……とりあえず学園都市にいる三条軍を始末するのが先決だな。柿崎と早乙女を呼べ」
 エヴァは気を取り直して、悪の魔法使いらしくにやりと嗤った。
15「集合」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/02/27(月) 18:38:59 ID:bAWCq/JM
***麻帆良学園都市・図書館島***
 伊集院くんの最後にハルナが泣いている頃、ザジと五月は図書館の中で高司と対峙していた。五月とザジの背後には数
十メートルの本棚がそびえており、先には進めない。ちょうど袋小路のような地形に迷い込んでしまったのである。
「ふふふ、追い詰めたよ、お嬢さんたち。さあ、お仕置きの時間だ!」
 くるくるとステッキを回しながら微笑む高司ではあるが、ハトの糞攻撃を食らった怒りのせいで口元は引き攣っている。
 五月はそんな不審者以外の何者でもない高司を見て、少し怯えてザジの手をぎゅっと握る。
「………ザジさん、あの人はいったい?」
「………」
 ザジは無言だった。
「…………」
 しかし、その表情は「大丈夫だから」と言っているように見えた。
 ザジは右手を頭の上にかざす。
 右手の中指と人差し指の間には、いつの間にかトランプのハートのエースが挟まれていた。
 いつ出したのか、五月には分からない。
 ザジはまるで五月を守る騎士のように、ハートのエースをかまえる。
「そんなもので私に勝てると思っているのかねっ!」
 にやりと笑う高司。
 無言で警戒するザジ。
 思わず後ろに下がる五月。
 そのふくよかな背中が、後ろの本棚に当たった。
 カチリ、という音を立てて数冊の本が、ずずず……、と本棚の中に沈み込んでいった。
「ふふふ、こちらからいくぞっ! はあぁぁぁっ!」
 一歩足を踏み出した高司だが、そこに床は存在しなかった。
「なんだとぉぉぉっ!?」
 いきなり開いた落とし穴に、高司は掃除機に吸われる埃のように落ちていった。
「………」
 無表情のザジは、ハートのエースをかまえままま硬直し、高司が消えた穴をじっと眺めていた。登ってくるのを警戒している
というより、ハートのエースに別のネタを仕込んでいたのにそれが行き場を失ってしまったという、ちょっとやりきれない雰囲気
が漂っている。
 そんなザジを見て、五月は何だかいけないことをした気持ちになった。
16「集合」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/02/27(月) 18:40:02 ID:bAWCq/JM
***麻帆良学園都市・市街地***
 麻帆良学園都市上空には巨大なステージが出現していた。
 マイクを持った柿崎が立つ横には、その声を何十倍にも増幅させ巨大スピーカーが何十も設置されている。巨大なカラオケ
ボックスのようなデザインであり、美砂の上にはミラーボールがぎらぎら光を撒き散らしている。あまり上品さは感じない。
 これは全て、ハルナがアーティファクトで創ったものである。
 そこで「平和の歌」を美砂は歌う。
 エヴァは美砂に言った。
「歌詞など考えなくてもいい。みんなに逃げろと訴え、それから敵がいなくなって平和になる。それを心から願って声を出せ」
 遥か向こうには、あの巨大な鬼もいる。
 その前に自分の歌がどれほど通用するのか疑問だが、もとより歌うことは好きである。
 美砂は静かに息を吸い、一声を発した。

「んにゃ!? 美砂の声だ!」
「あ、ほんとだ、ちょっと聞こえるです」
 桜子と史伽と風香は市街地に入ろうとしているところで、美砂のステージは位置的に見えなかった。しかし、大音量で流れる
歌だけは少し聞こえていた。
「街の人たちがいる!」
 そこには数名の男女が立っていた。怪物化現象から回復したらしく、服は半裸のままである。奇妙なのはその表情で、まる
で心ここにあらずというばかりにぼんやりして―――美砂の歌を聞いているのである。
 そしていきなり、まるで運動会の徒競走でピストルが鳴ったように、一気に市街地の外に向かって走り出した。それは筋肉が
軋む音が聞こえてきそうなスピードで、人間の限界に挑戦するように走っていく。まるで、理性を失った獣のように。
「何、あの人たち?」
 あっというまに、市街地から人の影は消えた。

「洗脳系の音波魔法か。そんなものは私の「百機夜行」で粉砕するのみ」
 リョウメンスクナノカミの肩にいる二階は、一気に武装ヘリや戦車の式神の軍勢を召喚して魔力の充填を開始した。溜めるま
でには1秒もかからない。数千発の放出系魔法を美砂のステージに集中させ、術者は跡形も残らず消滅する―――だった。
「ふっ、撃て……」
 その時、まるで台風での来たかのように風が乱れ、暴風と化して吹き荒れた。それは音だった。正確にはハルナのスピーカ
ーで増幅された、アーティファクト「傾国のマイク」を通した美砂の声だった。
 敵がいなくなった平和を願う「歌」が、強力な波として一帯に広がっていく。
「な……こ、こんな……こんな……」
 爆発が相次いだ。
 二階の式神たちがお互いの同士討ちを始めて滅び合う。
 しかし、それだけではない。二階は知る由もないが今、麻帆良学園中の三条軍がお互いに討ち合っていた。よく知った顔同
士で、逃れることも抗うことも許されず、3000人もの魔法使いが同士討ちという形で殲滅されつつあった。
 それは洗脳。敵が存在しない、平和を願う歌―――。
 存在しないということはつまり、いなくなるということで、頭に中に流れ込んでくる「消えろ」という声が、圧倒的で。
「こんな、バカなああぁ――――――っ!」
 ズドン、と鈍い音が響いた。
 愛用の銃で己の額を撃ち抜いた二階が、リョウメンスクナノカミの肩から落ちていく。
 同時に、鮮血の豪雨が降り注いだ。
 リョウメンスクナノカミが、自分の2つの頭を、自分の4つの腕で引きちぎっていた。
 飛騨の大鬼神が、たった2人の少女のアーティファクトによって殺害された瞬間だった。
17「集合」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/02/27(月) 18:41:33 ID:bAWCq/JM
***麻帆良学園都市・図書館島深層***
「ぬおおおおおおおお!」
 落とし穴から右へ左へとぶつかり続け、ごろごろと転がり続け、落下し続けながら、高司はついに柔らかい砂の上に落ちて止
まった。軽く砂を吐き出し、ステッキを突いて立ち上がる。全身に打撲があったが、動けないほどのダメージではない。
「おのれ……あの小娘どもめ、今度はこうはいかんぞ!」
 その時、巨大な影がぬぅっと自分を覆った。
「何だ?」
 そう言って振り向いた高司の顔が、さっと蒼くなった。
 意味が分からない。理解不能。
 なぜ、どうして、こんな場所に、このような存在が……!
 高司の目の前で、見上げるような巨躯がゆっくりと動き始めた。全身を褐色の鱗に覆われており、足は樹齢数百年の大木の
ようである。背中からは悪魔のような翼を生やし、充血した目は殺気に満ちていた。口からは獰猛さを示しているような肉を切り
裂く牙が覗き、唾液を滝のように垂らして食欲を隠そうとしない。
「ど、ドラゴンだと……待て! 私は別にお前をどうこうしにきたわけではないのだ! 私を食べても美味しくないぞ!」
 ゆっくり、ゆっくり、後ろに下がる高司。
 その前ではドラゴンが大きな口を開けた。
「私を誰だと思っている! 関西呪術協会の理事の高司だぞ! お前はそのような高貴な血筋の……       」
 ドラゴンの口が閉じる。
 真っ赤に濡れたステッキがどさりと砂の上に落ちたが、拾う主はもういない。


***麻帆良学園都市・市街地***
 ハルナたちは、どうして敵が自滅したのか分からなかった。しかし美砂の歌が敵を倒したことは事実のようなので、とりあえず
分かることだけで意見を集約し口をそろえた。
「美砂のあだ名、今からジャイアンに決定ね」
「い、いやああああっ!」
 あまりに不名誉な称号に美砂が慌てふためき否定するが、そう簡単に払拭できそうもないインパクトを与えてしまっていた。
 そんな中でエヴァたちだけは深刻そうな顔で、馴染みのクラスメイトをじっと見ている。
 その目は何か異物を観察するような感が強い。アイデアを出したエヴァだが、まさか本当に美砂とハルナだけでリョウメンスク
ナノカミを滅ぼせるとは思っていなかった。あれは日本の魔法協会を長年にわたり手こずらせた鬼神であり、そう簡単に倒せる
ようなレベルの敵ではない。それを、強力なアーティファクトを使ったとはいえ、たった二人の素人が―――。
 とりあえず、一般市民はみんな戦場から全力で離れていっているはずであり、三条軍は消えた。
「あの時の危機は、思った以上に大きかったのかもしれんな」
 美砂やハルナたちが木乃香の指揮下において、関東魔法協会相手に起こそうとしていた戦争は、想像以上の惨事を招いてい
たかもしれない。しかし、それを食い止めるために動いていた亜子たちも、危機の大きさをは分かっていなかった。
「マスター、どうしましたか」
「それにしても、奴らは全員成長が早すぎるぞ。アーティファクトの強さ以外にもまだ、全員に何かありそうだな」
「このクラスは木乃香さんを守る目的のため、人事に関東魔法協会の手が多少加えられて編成されたものです。
しかし、全員が全員というわけではないはずですが……」
「いや、分からんぞ」
 他の者に聞こえないように、エヴァは言う。
「人事に関わった関東魔法協会の誰かが、妙な『実験』でもしたのではないか? 近衛を守るために集められた
特殊クラスだということを隠れ蓑にして、こっそりと……人間を魔力的に強化するような何かを……」
「考えすぎではないでしょうか。一般人を使った人体実験は死刑を免れない行為です。いくらなんでも……」
「茶々丸よ。柿崎や早乙女たちが暴走すれば、この国は滅びるぞ」
「……」
 沈黙する茶々丸に、エヴァは言う。
「さっきの歌の破壊力を見ただろう? あいつらの力はもう、そういう領域に達している。もちろん、まだ私の敵ではないがな」
「マスターほどのレベルの力をクラス全員が持てば、それこそ世界のバランスは大きく崩れますよ」
18「集合」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/02/27(月) 18:42:45 ID:bAWCq/JM
***麻帆良学園都市・市庁舎***
「今のは、洗脳系魔法……助かったのぉ、みーちゃん、ありがとぉ」
 みーちゃんはゆっくりと、久美子の耳を塞いでいた触手を離した。みーちゃん自身には、そもそも耳がない。
 すっと眼鏡を外した久美子の顔は、まるで童女にように活き活きとしていた。眼鏡を床に叩きつけると、パリンと乾いた音がして
割れる。反撃を食らった怒りも、作戦が失敗した悲しみも、その表情には滲み出ている。
 許さない。悔しい。悲しい。三条軍統括司令官になるに伴い、あまり表情が露骨に出るといけないという理由で付けていた、表
情を制御するための眼鏡だった。ついでに、ある程度の言葉のなまりも制御してくれる。積極的に気を緩めてしゃべらない限り、
妙ななまりが出ることはない。
「わたちぃは、本当に駄目だなぁ。こんな大切にゃ作戦で失敗するなんてぇ……」
 炎の中で、ぽろぽろと涙を流す久美子。
 司令官がこんな喋りで、こんなに感情が外に出てはいけないと理由で、眼鏡をつけた。
 自分の喋り方も、感情も、全てを制御していた。それも全て三条家の名誉のため。
 自分を救ってくれた三条千歳に恩を返すために、切り捨てたものだ。
「ねぇ、みーちゃん、わたちぃが半妖態になるまで、何とか持ちこたえられない? 敵を、逃がさないでぇ」
 久美子の頼みを聞いたみーちゃんは、大きく鳴いて飛んでいった。
 敵は思った以上に強敵らしく、人間の姿のままでは勝てそうになかった。
 いや、人間の姿でも久美子は負けることはないが、勝つことができないのである。
「みーちゃん、死なないでねぇ」
 久美子が半妖態になるまでは時間がかかる。みーちゃんはもしかしたら敗れて死ぬかもしれない。
 しかし、それは悲しいが仕方がない。
 久美子とみーちゃんの命は、
 自分たちのものではないのだから。
「わたちぃたちのぉ、命はぁ、あの時からずぅーっと、御前様のものぉ……!」
 輝く瞳に宿るのは、
 狂的な崇拝の光。
「今こそぉ、この姿の「枷」を外す時ぃ」
 顕在するのは、
 妖怪の本性。
 真の姿になると、完全に人間形に戻るまでに1年。
「三条に仇なす者はぁ、わたちぃたちが、許さないぃ」
 久美子の背中がべりべりと裂ける。
 そして、鮮やかな虹色の翼がずるりと、突き出してきた。
19「集合」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/02/27(月) 18:43:56 ID:bAWCq/JM
***麻帆良学園都市・市街地***
「美砂だーっ!」
「さ、桜子! 何、そのでっかいピコピコハンマー!」
 エヴァたちに桜子たちが合流したのが、ほんの数十秒前だった。
「本屋だー、無事だったんだね!」
「ふーちゃん、ふみちゃん」
 またまた再開を祝してお祭り騒ぎになる一行に、エヴァは軽い頭痛を覚えた。
 これにより、かつて大暴れした木乃香のアーティファクトを持つのがハルナ・のどか・桜子・美砂・円。
 超の変身リングにより魔法使いの従者の能力を得たのがまき絵・裕奈・アキラ・夕映・和美。
 元々異能を持っているのがエヴァ・茶々丸・真名・クー、あと一応さよ。
 さらに人間ではなくなったのが風香と史伽。
 非戦闘員が千鶴と夏美。
という、巨大パーティが生まれたことになる。
 その時、異様な魔力を察知したエヴァの眉がぴくりと動いた。
 緊張。
 そして、プレッシャー。
 殺気。
「茶々丸、どうやら向こうにはまだ、とんでもない化物がいるようだ」
「巨大な魔力を確認、加速度的に増加していきますね」
 びりびりと肌をなぶる殺気。
 心地よいような。
 寒いような。
「私がこの状態では……」
 誰かが叫んだ。
 そして全員が気付いた。
「な、なに、あれ……」


***麻帆良学園都市・図書館島***
「………」
「こ、これは……」
 五月とザジは呆然として、目の前で起こる怪奇現象を眺めていた。まるで湖の水が何者かに吸い取られているように、みるみる
水位が減少していくのである。そして、湖が干上がった時、上空に巨大な「そいつ」は姿を現した。
 天まで届きそうな巨大なゼラチン質の身体に、のたうつ無数の触手。
 大きなだけで、先程のリョウメンスクナノカミの倍以上はある、麻帆良湖の湖の水量以上の体積を持った怪物。
 形容するなら、蠢く山。
 巨大な赤いクラゲの怪物―――水分を吸収して巨大化する能力を持った、御園生の護鬼「みーちゃん」が、麻帆良ごと敵を踏
み潰さんとせんばかりに侵攻を開始する―――。
20「集合」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/02/27(月) 18:45:01 ID:bAWCq/JM
***麻帆良学園都市・市街地***
「ど、どうしよう、こっち来るよ!」
 巨大なクラゲの怪物がむくむくと膨れ上がり、数本の触手を振り回しながら侵攻を開始した。
 足元にある図書館島の石橋をぱきりと折って、そのまま投げる。
 石橋は回転しながら夜空を舞い、そして落下する。
「全員、ここから離れろっ!」
 真名とクーが千鶴と夏美を連れて逃げた。全員がぱらぱら飛び降りていくビルの屋上に、巨大な石橋が刃のように突き刺さった。
「さて、お前ならどうする? 龍宮!」
「隠れるところを探す」
 轟音を立てて崩れ落ちていくビルを見ながら、何とか体勢を立て直そうとするエヴァたちだが、大きさのハンデはある。魔法を連発
できる状態なら互角に戦えるが、接近戦が中心のメンバーでは不利は明白だった。
「メテオ!」
「なっ……」
 建物を風圧でなぎ倒しながら、燃え盛る巨岩が大砲のように発射された。ハルナのアーティファクトによる隕石は、放物線を描きな
がらクラゲの怪獣に直撃し、なぜか岩なのに爆発を起こした。燃えながらクラゲが市街地に倒れる。
「お前……あの時の記憶があるのか?」
「何のこと?」
 どうやら、ハルナは根本的に「メテオ」という発想が出てきやすいらしかった。
「ちょ、ちょっと、パル、あんまり効いてないっぽい!」
「もっとたくさん撃つです!」
 見ると、炎を振り払うようにしてクラゲは起き上がっている。目に見えるダメージどころか、その表面には傷すらない。贔屓目に見て
も、先程の攻撃が効果的だとは思えなかった。
「あれで効かないのか……厄介だな。それに、まだ……」

 夜空―――何かが学園都市に接近してくる。

「待って、あれは何?」

 夜空を飛ぶ赤い影が麻帆良をくるりと旋回し、エヴァたちの頭上を超えてクラゲに向かう。

「あれは、まさか……」

 赤い影から無数の閃光とミサイルが発射され、次々とクラゲに直撃して爆発した。
21「集合」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/02/27(月) 18:46:40 ID:bAWCq/JM
***麻帆良学園都市・上空***
「帰ってきたネ。久しぶりの学園都市! かれこれ3週間になるかナ!」
「でも、余計な連中までいるようですねー! さっさと追い払うことにしましょうか!」
 コックピットに並んで座った聡美とチャオはカタカタとパネルのボタンを叩きながら、再びミサイルの照準を巨大なクラゲの怪物に合
わせていく。残弾には余裕があるが、攻撃に関してはある程度は様子見といった感じであることは否定できない。
「大丈夫なのかよ……つか、こんなのありかよ」
 2人の間で補助を担当する千雨だが、コントローラーがプレイステーション2のものなのである。異様にハイテクなマシンにも関わら
ず、補助に関しては一般人でもできるような仕様になっていた。
「あ、あの、長谷川さん、私、こういうのをやったことがないのですが……R2ボタンってどこですの?」
「いいんちょ、知らないにもほどが……いや、私が悪かった。ほら、ここだよ、ここ」
 そんな後ろのやり取りに構わず、チャオはスピーカーに向けて大声で叫んだ。
「ネギ先生! もう一発いくネ」
『は、はい!』
 ジェットの上部にいる明日菜とネギに指示を出す。先程と同じようにミサイルと魔法の一斉攻撃を仕掛けるために。


***麻帆良学園都市・市街地***
 赤いジェット機から再び無数の閃光とミサイルが発射され、次々とクラゲに直撃して爆発した。
「いいぞいいぞ! もっとがんばってー!」
「やれー! やっつけちゃえーっ!」
 優勢な味方を応援するクラスメイトたちを見ながら、それでもエヴァの表情は険しい。
「ハカセたちか……まあ、少しでも戦力が増えたのは良いことだ。これから来る敵に対して、な」
「お前も気付いていたか」
 真名とエヴァは気を許していない。あのクラゲは真の敵ではないと知っているから。
「魔力の急激な上昇は止まりません。危険領域」
「最早、隠そうともしないか」
「あの、燃えている市庁舎の中だな」

 クラゲとジェット機から少し離れた場所にある、炎上している市庁舎。
 その上半分が、急激な魔力上昇の圧力で吹き飛んだ。
「―――!」
 全ての注意が、そちらに向いた。
 消し飛んだ部分の断面は、まだ少し火が付いているが、やがて煙だけになる。
 そこにふわりと、ひとつの影が降り立った。

「わたちぃが、この姿を晒すことになるとはぁ、思わなかったぁ」
 腰まで伸びたエメラルドグリーンの髪に、背中から生えた4枚の虹色の翼は異形を超えた神々しさがある。手足は3本の指に鋭い鉤
爪を生やし、顔は異様な紋様で塗り潰されて、眼球は金色に変わっていた。全身は薄く毛で覆われており、着ていた服の残骸がところ
どころに張り付いている。

「御前様と巫女が創る理想の国にぃ、お前たちぃの、居場所はないのぉっ!」

 翼を広げた瞬間に、魔力が開放されて暴風が巻き起こる。
「巫女……かけられたぁ恐怖の「枷」を解除してぇ、久美子は再びぃ、空に戻りますぅ」
 久美子は自分にかけられた高所恐怖症という「枷」を外し、ふわふわと空に舞い上がる。その「枷」は、久美子の存在をスムーズに維
持していくための、安全装置のようなものであった。
「三条に仇なす者ぉ、ぜんぶぜーんぶ、滅するためにぃ―――っ!」


「龍宮、戦う手段を持っている者、全員を集めろ」
 エヴァはぼそりと真名に言い、真名は無言で走り出す。
「総力戦になる。全員でかかれば、何とかなるかもしれん……」


 ―――東西戦争、最後の戦いの幕が上がる。

(続)
22名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 18:48:45 ID:bAWCq/JM
*― ―) 保管庫管理人様、ありがとうございます
ではまた
23名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 23:19:11 ID:WxaCPo4Z
読んでないけど乙。
完結したらまとめて読む俺は単行本派
ゴメンね。
24実験 ◆PsXgVoOmhw :2006/02/28(火) 02:02:42 ID:jzl4VQWy
クー「これ何アル?」
チャオ「さつきの作タプロテインネ!そのまま取るといいネ。」
クー「おお、分かたアル(でも心配アル・・・。)」
クー、死食
クー「・・・ハァ・・・ハァ・・・」
チャオ「どうしたネ?」
クー「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァハァ・・・ハァハァ・・・ハァハァハァ・・・
ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ・・・」
チャオ「クー、どうしたネ!?白目剥いて恍惚状態ヨ!」
クー「ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ
ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ
ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ
ハァハァハァハァハァハァ・・・オクレ兄ーーーーーーーさーーーーーーーーーーーん!!!」
チャオ「さつき!ちょっと来るネ!!」
25実験 ◆PsXgVoOmhw :2006/02/28(火) 02:13:31 ID:jzl4VQWy
やってきた五月。
チャオ「これ、どういうことネ!クー、逝てるヨ!おかしな薬入れたカ?」
五月「ん?間違えたかな?入れてないですよ。確か・・・市販プロテインと、
粉状砂糖、(規制)ですけど・・・借りてきた本に載ってましたよ。」
チャオ「(規制)!(規制)をどうしたネ?」
五月「生えている(規制)の●を●●して、その後●●、そして砕いて・・・」
チャオ「それコカインネ!早く救急車呼ぶネ!ってさつき何してるネ!!」
五月、責任もって死食す。
五月「ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ
ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ
ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ
ハァハァハァハァハァハァ・・・オクレ兄さん!!!・・・ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ
ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ
ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ
ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ
・・・ドーピングコンソメスープだ!ヤダパーっ!」
五月、口からプロテインを一気に噴出して気絶。
チャオ「・・・誰か救急車呼ぶネ!」
26実験 ◆PsXgVoOmhw :2006/02/28(火) 02:18:36 ID:jzl4VQWy
とりあえず、一命を取り留めたクーと五月。
二人の退院後、クー・チャオ・五月はネギに怒られた。

後で分かったことだが、五月の借りた本は一部破られており、
それもちょうど五月が見たページ付近を破られていたのだ。
そのため、五月が勘違いし、このような事件を犯したのだ。
ちなみに破ったのはその前に魔法薬を作るために借りたネギであった。

エンド
27実験 ◆PsXgVoOmhw :2006/02/28(火) 02:20:13 ID:jzl4VQWy
パクリまくってスマソ
28名無しさん@ピンキー:2006/02/28(火) 03:48:58 ID:sK7ihIUd
今朝、電車の中で見たお兄さん。
リュックの中に「ネギまエロパロ板」と書いた紙の束が入っていました。
こちらの方でしょうか。
朝から朗らかな気分になりました。
本当にありがとうございました。
29名無しさん@ピンキー:2006/02/28(火) 05:27:14 ID:1VK8NkRv
うは、座薬まじつまらんwwwww
30名無しさん@ピンキー:2006/02/28(火) 17:41:03 ID:Txrv4a3y
>>28

それが座薬だ、間違いない!!
31名無しさん@ピンキー:2006/02/28(火) 18:14:30 ID:kZR04Jj1
とうとう座薬が特定されたのか…?
3228:2006/02/28(火) 19:36:23 ID:sK7ihIUd
座薬とはどのような御仁で?
33萌え統ROM:2006/02/28(火) 19:52:34 ID:IqDTXEKN
萌え統によると座薬は8月7日生まれの25歳。ちなみに関西人。
たまに新潟に行くみたいだが理由は謎。
34名無しさん@ピンキー:2006/02/28(火) 22:06:48 ID:sK7ihIUd
>>19
ではその人ではないですね。
東京 小田急線です。
心当たりの人挙手ヾ(´∀`*)
35NOBOSAN:2006/03/01(水) 00:58:03 ID:yDUEmYLY
印刷して読むような人もいるんだぁ・・・・もったいないお化けにこらしめてもらわんと。
36名無しさん@ピンキー:2006/03/01(水) 00:59:17 ID:nncidthk
座薬の作品は一気に読まないと理解しづらいかtらね
37NOBOSAN:2006/03/01(水) 19:19:04 ID:yDUEmYLY
座薬も一気に挿入しないと、いけない快感に目覚めるしね。
38ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/03/02(木) 01:03:08 ID:yFCqq60x
いいんちょ搾乳+髪コキ(予定)のリクエストSS、二回目です。
今回はネギへの授乳からスタートです。


【リクエストSS・雪広あやか流房中術髪扱き/母乳絡み 2】

ちゅ……ぅぅぅぅぅっ……!!
口いっぱいに乳房の先を頬張り、舌で乳首をねぶりながら激しく吸いたてる音が響く。
『優しくしてほしい』と請われたことに是で返した舌の根も乾かぬうちに、
ネギは一心不乱にあやかの乳首を吸い、そこから口内へ流れ込んでくるミルクを飲み干し続けた。
「あひぇ、ひぃ、っあぁぁっ! はひィィっ!!」
まるで気が触れたかのようなあやかの叫び声が夜闇に空しく放たれる。
内側から溢れ出るだけでも乳腺を刺激して、胸がビリビリと快感に苛まれるのだ。
──それなのに、今はネギに吸われて強制的に母乳を放出させられている。
例えるなら、射精の止まらないペニスをそのまま口で嬲られつづけているような。
そんな快楽が、延々と止まることなく与えられていた。

そしてネギは、口に含んだ側とは逆の乳首もこねくるように弄りまわして母乳を絞り出し続ける。
身体と不釣り合いなほど卑猥に成長してしまった乳房から、
デコレーションするようにネギの身体に撒き散らされる白色の不透明な液体。
首筋から垂れて、ネギのスーツの内側へ染み渡っていく。
身体中からミルクの匂いをさせるほどに母乳まみれになったネギは、
それでも一心にあやかの胸を吸い続けた。

ぶびゅ、びゅぶぶぶっ、びゅっ──!!
ちゅぅっ、ずじゅっ。ぢゅぱっ。ちゅううぅっ……!!
「んくっ、んっ、んぅっっ……」
際限なく湧き出てくる母乳を吸い続け、飲み下し続けるネギ。
最初は鼻で息をしていたのだが、次々と口内を満たし続けるミルクのせいですぐにそれでは追いつかなくなる。
39ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/03/02(木) 01:05:41 ID:yFCqq60x
「──ぷはっ……!!」
できるだけ我慢して飲み続けていたが、どうしても我慢できなくなった。
乳房から口を離して息を吸い込むと、母乳が次々と溢れ垂れ落ちてあやかの身体を濡らしていく。
──と、ネギは何を思ったか。
溢れ、流れ落ちる母乳を手の平にすくい、あやかの大きな胸全体に塗り広げていった。

にぢゅ、ぬるうっ──……。にゅっ、にぢゅっ、ぬりゅっ……!!
「ひゃぁっ!? っ、くぅっ!?」
突如感触の違う愛撫に移行したせいか、びくりと身体を跳ねさせるあやか。
そんなあやかの肥大した巨乳に執拗なまでにミルクを塗り込めながら、ネギは口中の母乳をすべて飲み込んだ。
口内を舌で舐めまわして、少しぬるついたそれをすべて削ぎ取る。
そして喘ぐあやかの胸をやわやわと揉みしだき、蕩けるような笑みを見せた。

「はぁ……っ、ンっ……。いいんちょさん……。甘くて、美味しいです……っ」
「いやっ、あ、味なんて、ぇっ……!」

自らの分泌液を味わわれているという事実に、あやかは身をよじらせる。
実際、母体の食生活の影響が如実にその成分に現れてしまうのが母乳であった。
とはいえ明確に食べたものの味が母乳に反映されるわけではないのだが、
赤子はその違いに敏感に反応するのだという。
ネギが感じていたのは、そうした微弱な成分の違いであった。
魔力で急成長させられたあやかの胸に残る魔力の余波を感じ取っていたことも相まって、
ただ味を感じるよりもより深く、その甘さを脳髄で感じていた。

普段ならばスタイル維持のためにあまり食べないケーキを、祭りということでつい口にしたあやか。
それだけの事であったが、あやかにはネギに「自制心のなさ」をなじられているように感じた。
熱心に乳首にむしゃぶりついているネギの様子を見ればなじるつもりなどないのは一目瞭然なのだが、
あやかは被虐心に満ちた快楽に溺れかけていた。
40ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/03/02(木) 01:07:42 ID:yFCqq60x
「はひっ、ひぁ、あふぅっ、ダメ、で、出てしま……ひっ!!」
「もっと、もっと出してください、っ……」
母乳の味に虜にされてしまった──とでもいうような言葉と共に、
ネギはぬぢゅぬぢゅと音をたてさせて母乳を乳房全体に擦り込んでいく。
乳首や乳輪の赤さが霞むのではないかと思わせるほどに白いミルクが、あやかの胸を包み込む。
柔らかく重いのに、まるでその重さに苦を感じさせない大きな乳房を持ち上げ、その裏側にまで丹念に指を伸ばした。
 
乳肉のみっしりと詰まった、淫猥な丸みの果実。
自らの分泌した乳液で濡れ光るその乳房を、あやかは信じられないという思いで見下ろす。
胸全体が、外側から炎で炙られたかのように熱く火照り始めたのである。
「はぅっ、ぅぁっ……!!」
今はネギの両手に下から支えられているだけのはずなのに、快楽が次々と波及していく。
もっと触れてほしい、もっと乱暴に弄り回してほしい──のに、何故かそれ以上ネギは動こうとしない。
耐えきれず身をよじらせてネギの手にもっと触れようとすると、ぶるんっ、と大きく胸が揺れた。
一瞬だけ快楽が走るものの、肝心のネギが手を動かさないためにそれが続かない。

自慰をするように自らで揉みしだけばいいのではないかという思いもないではなかったが、
ネギの好奇に満ちた視線に、それをしても喜ばせられないと本能で悟った。

「ぁ、ぁぁぁっ……、ネギ、先生……ぇっ」
身をすり寄せるだけで、肥大した乳房がぐにゅりと滑稽にたわんだ。
その刺激だけで乳首の先から噴き出た母乳が、二人の身体に挟まれてぐじゅり、と音をたてる。
「わ、私の、胸に、もっと触れてくださ……っ、吸って、の、飲んで下さい、おねがいします、っ……!」
息を荒らげ、乳房を擦りつけて母乳を撒き散らしながら請い願うあやか。
びぢゅびぢゅと際限を知らずに流れ出る奔流の温かさを感じながら、
ネギは懇願するあやかに対してさらに言い募った。

「いいんちょさん……、もっと──いやらしく、おねだりして下さい」
「い、いや……らしく……」
41ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/03/02(木) 01:11:03 ID:yFCqq60x
射精にも似た母乳の垂れ流しに理性を失いかけたあやかの心は、ネギに逆らうことなど考える余地もなかった。
もっとも、理性があったとしたら恥じらいながらも喜色満面でネギの言う通りにしていただろうが。

一端身を離し、両手を身体の後ろのアスファルトについて、胸を反らす。
ネギによって母乳を擦り込まれ、ぬらぬらと濡れる肥大した乳房がぶるん、と揺れた。
脚をガニ股気味に開き、下着も露出してからぱくぱくと口を開閉し、言葉を捜す。
ネギに言われたように――もっと、いやらしい言葉を。おねだりを。

「私の……、私の、はしたない……おっぱいを、恥知らずにも、おし……っこ、み、みたいにっ、
 た、垂れ流す、この、大きな、む、胸を……。
 ネ、ネギ先生の、お好きなように……ら、乱暴に、シて、くださ……ッ――」

ケホ、ケホっ……。
所々つっかえながらも、必死に卑猥な言い回しを探して紡いだ台詞の最後で、あやかはせきこむ。
唾を飲み込もうとするが、よほど喉が枯れてしまっているのかそれもままならない。
苦しそうにするあやかに、ネギがにこやかに微笑みながら寄り添っていった。

「さすがいいんちょさんです。とっても良いおねだりでした」
「……!」

喉の痛みを堪えながらも、その言葉に嬉しそうな顔を見せるあやか。
しかしすぐに、また咳き込み始めてしまう。言葉を発せないほどになってしまっていた。
そんなあやかの様子を見ながら、ネギは何かを思いついたように手を叩く。

「……ところで、僕……前に本で読んだことがあるんですけれど。
 お母さんが赤ちゃんにおっぱいをあげるときって、とっても……喉が、渇くんだそうです」

「ぇ────、ひっ、ひぎぁぁっ!?」
突然、ネギの口からうんちくじみた発言が飛び出した。
その言葉の真意をはかりかね、問おうとあやかが再び口を開いた瞬間。
42ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/03/02(木) 01:13:09 ID:yFCqq60x
ネギの手が、大きな乳房の先端──胸の肥大化と同じく卑猥に成長を遂げてしまった、
ペニスのように勃ち上がる乳首を乳輪ごと握りつぶすように手で掴み、上方へ捻りあげる。

ぎぢ……ぃぃっ、ぶびゅ、びゅぶぶっ!!
「あひっ、ひぐぅっ! うぁっ! し、搾られてっ、ひッ!!」
生クリームを搾る器具のように握り歪められ、上に向けられても尚あやかの乳首は母乳を噴き出した。
突然の乱暴な愛撫、それによる強い快楽にあやかの精神は焼けつき始める。
──と、ネギはもう片方の手をあやかの頭にあてる。
「ひ、ぁ───……!?」

グイッ──!!
少年にあるまじき膂力で、強制的に頭を下げさせられた。
目の前には、自身の頭部よりも大きいのではと思えるほどに膨らんだ乳房。
近づけられたせいで、顔中にミルクの白い飛沫が飛び散る。

「あぐうっ!? ひぐっ、ひ、あぁ、ひ────んむッッ!?」
その先端の、固くしこりながらびゅるびゅると母乳を噴出し続ける乳首を。
──ずぶりと。自らの口腔に突き込まれた。
「ン、ッンンっっ──!!」

どぶっ、びゅぶぶっ、ごぼぉっ……!!
途端、口中のみならず鼻腔をも満たす濃厚な母乳の味と匂い。
際限なく湧き出るあやかの母乳が、乾いた口腔内をみるみるうちに潤していく。
口を離そうともがいても、ネギの手にしっかりと乳房と頭を固定されてしまっていた。
自らの乳房に塞がれて、口を閉じることもままならない。
飽和してあやかの口唇の端から溢れた母乳が、あごをつたって滴り落ちる。
口を完全に塞がれて、あやかは鼻だけで呼吸を繰り返す。
しかし、落ち着いているときならばともかく一方的に責められている状況下では満足に息も吸えない。
次第に増していく苦しさ。脳内にもやがかかったような感覚。
あやかは、必死に自分のミルクを飲み下していった。
43ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/03/02(木) 01:16:14 ID:yFCqq60x
「……いいんちょさん、ちゃんと飲んで下さいね? 僕も、一緒に飲みますから──」

そんなあやかの苦しみを知ってか知らずか、ネギはにこにこと笑いながら声をかける。
言葉が終わると同時に、ネギの口唇がもう片方の乳房を口に含んだ。
まずは白い肌から。先程肌に塗り込めた母乳を舐めとるようにかぶりついていく。
柔肌に歯をたてるたびにぴゅっ、ぴゅっと新たな母乳が噴き出る。
胸の谷間も、裏側も、母乳をつけた場所のすべてに口をつけ、味わいながら食んでいく。
這わせる舌先が、肌の柔らかさに容易に沈み込む。
両手はあやかを押さえつけることに使っているので、ネギは顔をすりつけるようにしてそれを行っていった。

周囲を余すところなく舐めつくす行為に、ただ一所だけ残った箇所が刺激を求めてひくつく。
気付いて欲しいとでも言わんばかりに、ネギの顔にミルクを跳ねさせた。
それに応じるように、ネギはメインディッシュとばかりに勢いをつけて乳首に吸い付く。
舌を、口唇を、そして歯をたてさえもして、あやかの胸におさまっているミルクを飲み干そうと強く吸引していった。
「!? ンっ!? ──ンゥゥゥッ!!」

肥大した乳房の片方を強引に口にねじ込まれて自分の出した母乳を飲まされながら、
焦がれる少年に乳房に吸いつかれ、母乳を飲まれる。
常識では考えようのないシチュエーションに翻弄され、あやかの肉体は限界を迎えた。
快楽の大波に呑み込まれ、息を詰まらせながら──胸への愛撫だけで絶頂へ達する。
「!! ッゥゥウウッ! んッ、ンァァッ──!!」

次の瞬間、絶頂で乳腺が弛緩して。
ゴボッ──!!と、一度に多量のミルクがネギとあやか、双方の口中に流し込まれていった。
「んぶっ、んうぅぅっ!?」
自分の好きなようにあやかの母乳を飲み続けていたネギだったが、
器官に入ったのかゲホゲホとむせ返り、あやかの胸と頭から手を離してしまう。

ぢゅ……ぽっ────!!
44ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/03/02(木) 01:20:51 ID:yFCqq60x
「か……は…ァっ、は、ぁぁ……っ、ごほ、っ、ッ……!!」

そうして、ようやくあやかは自分の乳房から口を離すことができた。
ようやく満足に呼吸ができるようになり、あやかは自らの身体を支えきれずに仰向けに倒れる。
焦点の合わない目で、口を開けて舌を放り出して必死に呼吸を繰り返し――、
「ァ、ぁ……、ぁ――…………ッ……」
やがて、呼吸の落ち着きと共に意識を失った。
全身を母乳と汗と涙、下着の中では愛液と、あらゆる体液でどろどろに濡らしたままで。

その様を間近で眺めていたネギは、身体の中を駆け巡る熱い欲望を持て余したまま、
手についたあやかの母乳を無意識に舌で舐め取りながら思いを馳せる。

――このまま寮には戻れない。
――何より、いつ誰に見られるかも判らない所であやかをこのままにしては置けない。
――「最後まで」面倒を見なければ、と。
――つい劣情にまかせて、魔力にアテられてシてしまったことには責任を取らなくてはならないと。

どうしたらあやかを安全に――誰に見咎められずにここから連れ出せるか。
ネギもまた乳白色の液体に濡れたまま、
完全に膨らみきった股間を抱えたままで思案するのであった。


あやかの母乳は、本人が意識を失ってなお、噴き出しつづけていた。


つづく


45ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/03/02(木) 01:22:31 ID:yFCqq60x
以上、いいんちょ髪コキ+搾乳SS第二回でした。
――今回も髪コキまでたどり着かなかった訳ですが(汗)。申し訳ありません。
いいんちょが一方的に責められている状況下ではリクエストの消化に調度いい描写が浮かばず。
舞台を変えて、じ、次回こそなんとか髪コキに。……いけるといいなぁと考えております。

母乳に関してはググって調べただけなので間違いなどあるかもしれません。
その場合は指摘などしていたければ幸いです。

前スレ672から母乳の味についての話を、673からは自分の乳首を吸うというシチュエーションを。
それぞれ使わせていただきました。ありがとうございました。

それではまた。
46名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 01:37:37 ID:ckaQNIkl
誰か桜子×アキラを頼む・・・・・
47名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 01:38:25 ID:C7cJYL1n
SUGEEEEEE!!!!
最初にいいんちょの髪コキを依頼したものですがこれは凄くいいですよ!
お蔭様で属性無かったのにこっち方面に目覚めてしまいました……貴方は罪なお方だ……
とはいえ私にとってはここからが本番なわけで……期待してお待ちしています!
48NOBOSAN:2006/03/02(木) 01:53:36 ID:DyqOq0sH
委員長のフレッシュミルクたらしたハーブティーをのみながら、
カフェでまったりユエやらノドカと談笑するネギ君を、隠れてみながら赤面する委員長を
「先生、それなんのハーブティーですか? わたしの変な飲み物センサーが反応するです」

羞恥こそエロの王道だとおもうのですよ


49メイルシュトローム ◆PsXgVoOmhw :2006/03/02(木) 03:28:24 ID:9CT17Prv
ベンさん乙です。

maelstrom〜洗濯機〜

「ネギ坊主!また風呂入ってないでしょ!」
「だって〜」
「だっても何もないの!いくわよ!」
嫌がるネギ先生を連れて明日菜さんはネギを部屋から引きずり出します。
明日菜さんはネギ先生の右足を引っ張ります。
ネギ先生はうつぶせのまま、引っ張られます。

あ、超さんです。
発明家の超さんです。
「アスナ、どうしたネ?」
「あ、超さん、実は今からネギを風呂に入れにいくの。」
「おー、それは大変ネ。いいもの作ったヨ。
これでネギ坊主洗うといいネ!」
明日菜さんは超さんの案内で研究室に行きます。
50メイルシュトローム(エロ無し) ◆PsXgVoOmhw :2006/03/02(木) 03:41:19 ID:9CT17Prv
研究室に着くと、大きな洗濯機がありました。
「そのままネギ坊主放り込むといいネ。」
「超さん、これ、何?」
「これは、全自動全身洗浄器【フォルネウス】ネ!
これを使うと服のまま人間を洗えるネ。
脱がす必要が無くてラクチンネ。」
「それじゃぁ、お言葉に甘えて・・・」
「うわっ!何するんですか、明日菜さん!」
明日菜さんはネギ先生を持ち上げ放り込みました。
上から放り込まれたネギ先生は魔法で脱出しようとしますが・・・。
「結界で封じたネ。ふたして、スイッチオン!」
無情の宣告。
「助けて誰か〜助けゲボッ!」
上から水が滝のように降り注ぎます。すぐにいっぱいになりました。
もちろん、ネギ先生は水没してます。
その後、電気が走ります。
恐らくイオン分解による汚れ分解でしょう。
しかし、ネギ先生は感電しています。
その後、通電が終わり、一時的な停止。。。
そして、下の水の栓が抜け、同時に上から水が大量に流れ込みます。
さらには、中の水が渦を作って回りまくります。

そんな拷問が続いて10分・・・。
ネギ先生は目を回し、気絶していました。
「・・・実験成功ネ!拷問に使えるネ!」
「拷問かい!」
気絶して、泡を吹いているネギ先生を尻目に明日菜さんはハリセンで
超さんを滅多打ちにしました。

end
51名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 07:11:26 ID:wgC+faXE
ベンジャミンさんの文章は滲み出るエロさがあるよね
いいんちょの母乳、GJ!
52名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 15:20:43 ID:RF0kaFDh
         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|          『夕映はうんこだった…』
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ        
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも 何をされたのか わからなかった…
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \   スカトロとか食糞だとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいものの 片鱗を味わったぜ…






           _人
        ノ⌒ 丿
     _/   ::(
    /     :::::::\       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    (     :::::::;;;;;;;)_   <  夕映です
    \_―― ̄ ̄::::::::::\   \________
    ノ ̄     ::::::::::::::::::::::)
   (     ::::::::::::::;;;;;;;;;;;;人
  / ̄――――― ̄ ̄::::::::\
 (        :::::::::::::::::::::::::::::::::)
  \__::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ

53名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 22:21:10 ID:/8LtnEZY
>>52
GJ
54名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 23:10:09 ID:fdDqYWle
>>53
ネーヨ
55名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 02:34:59 ID:RWGhvkVs
56名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 17:57:30 ID:CCttZbxR
くぁwせdrftgyふじこlp;しねしねしねhしえね「sd時fyをrjfgwrhfkwfjrうぃhfrjfrghkgrgjふぇげgfhgじぺrjひうついgい

hgjぴt愚愛知gjkと絵とykと得h地jへthltphk手gh家尾pthj4yrhk手lhkrhkぇてぇth、へ戸へtkhjlrghyほtghlyhkgrlkへt@hじjl

j費gjhtぇ費歩ティ絵tp;hlgdとひrtlh、ryjひhkgljへtkhlhghkhkgljkhljkljhkjklgjklry

hkjgtkhんtこj手l歩yhkt;rhhtlhこてhtlhkh;h個tkdrftgyふじこ、lp;。@・:」¥lpjひjyrklgkjdy
57名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 01:53:12 ID:RzNWQKHz
58名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 02:35:45 ID:RzNWQKHz
>>17
ジャイアンリサイタルにワラタw
59名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 00:57:49 ID:D1dfvTZi
am/pmさんマダー?
60名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 02:38:38 ID:B4SsxcQX
犬姦されるアキラか龍宮または祐奈を誰か書いてください(>人<)
61エロゲ屋  ◆w7Q5ywREpw :2006/03/05(日) 03:35:46 ID:v2i8ULqA
むっとする獣臭が龍宮の鼻腔をくすぐり、朦朧とした意識を覚醒させる。
どうやた四つんばいに拘束されて目隠しされていて身動き一つできない。
感覚も麻痺されて力が入らない。薬で自由を奪われたと冷静に分析した。
褐色の肌が砂埃で汚れ、薄暗い麦灯りに反射して悩ましい影を作る。
長髪は身体を覆うようにばらけ呼吸に合わせて揺ら揺らと垂れていた。
落ち着いてあたりの様子を伺う。
空気の対流の少なさや、匂い、湿度から地下室、呼吸音から少女が両となりに
一人づつ、さらに犬だろうか、獣気配に囲まれている。
ごくりと息を飲む。拘束具は外れそうもないし、力も入らない。
様子を見るにしてもゆっくりしている暇は無いことだけはわかった。
そして、獣の眼光は龍宮の双乳が震えるのを見て満足していたが、それだけで
済むとは思えなかった・・・。

という感じですけど・・・
続きいる?
62名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 04:03:18 ID:HpB3sMtz
ttp://rakuasa.hp.infoseek.co.jp/051.htm
これの最初の方が欲しいです
63エロゲ屋 ◆w7Q5ywREpw :2006/03/05(日) 12:35:19 ID:92ILcXIr
そういうのは書いてから直ぐに言ってくれないと・・・。
いやもう何を書こうとしていたのかというよりも。

これ俺が書いたんだっけ?

というレベルです。申し訳ない。
ほんとにすいません。ちょっとコレの続きも前も覚えていません。
多分パソコンのどっかに書きなぐったのがあるのですが
探すのがメンドクサイです。
ごめんなさい。
64NOBOSAN:2006/03/05(日) 16:28:13 ID:eOZD21In
i NEET you!
6560:2006/03/05(日) 16:39:53 ID:B4SsxcQX
エロゲ屋さんGJっすwww
続きを希望します!!!
66名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 15:21:07 ID:k4yrk3Js
「あ゙〜〜〜…あったかくなってきたとはいえやっぱこの時期は炬燵が最強だぁ〜」
ぐったりと炬燵に体を預けだらだらとする。せめてあいつが帰ってくるまではこの炬燵を満喫していたい。
たまってたビデオでも見るかなぁ。
リモコンは…あんだよ。反対側にあったか。
仕方なく炬燵のなかに体を潜らせてもぞもぞと回転する。
痛っ。腰ぶつけた。
腰をさすりながら炬燵から頭を出すと
「ん〜。この家には妖怪コタツムリがいたでござるか」
すらりと伸びた足が目の前に飛び込んできた。ゆっくり視線を上に上げていくと、赤い聖域の中に息づく淡いブルーのトライアングルが…
「どうかしたでござるか?」
その一言ではっと我に帰る。い、いかんいかん。相手は中学生だっ。正気に戻れ、俺。

俺の葛藤をよそに楓はするりと炬燵に足をいれる。炬燵の中で俺の足の上に楓の足が乗っかった。

「はふー。あったかいでござるよ〜」
細い目がさらに細くなり、とろーんと顔が弛んでいく。
「馬鹿たれ。もうちょい足なんとかしろ。狭い」
聞く耳持たずとろーんとしている楓を見ていると、なんだか怒る気が失せていってしまう気がする。
やれやれ、許してやるか。と頭の中で一人頷いていた時だった。
「炬燵は眠気を誘うでござるな〜…ニンニン♪」
体が前にどんどんと倒れていき、けしからん双丘がふにゅっと形を変えて…
「お、俺、みかん持ってくるな!」
耐えられなくなって炬燵から前かがみの状態のまま飛び出していた。



「○○殿の意気地なし…」

某スレに誤爆してしまったモノ。ここからエロに発展するハズの第一章?
67名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 15:23:36 ID:de/J0hKx
その誤爆しっかり見届けさせていただいたでござるwwwww
68名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 15:38:42 ID:k4yrk3Js
ハァァァァ―――(;゚д゚)―――ン!!

見てたのね!? 見ていたのね!?
69名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 15:45:49 ID:R1wfCfRm
すまぬが、拙者もでござる。 ww
70名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 15:53:19 ID:k4yrk3Js
ちょ、これは新手の監視プレイでFA?
71名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 16:39:40 ID:k4yrk3Js
台所に積まれたダンボールをあける。
ほんのりと香るみかんの香りがいつもなら嬉しいはずなのだが、今の俺の頭はそんな事を考えるだけの余力なんかない。
(あ、歩くだけでも揺れるあのけしからん乳が!乳が!!)
楓が乳を寄せたりあげたりするありえない光景を思い浮かべて暫し悶々とする。

楓はでかい。色んな意味で。
身長だって俺より高いし、人としての器も多分でかい。そして何より乳がでかい。
そんな楓がなんで俺に懐いているのかは不明だ。ナデポもニコポも出来るような美形でもなければ正直腕っ節もだめだし。
あまつさえ平気で中学生にハァハァしてしまうという体たらく。
正直なところちょくちょくこうして遊びに来る楓は危ない。むしろ俺が。
つい数日前もこけそうになった俺を助けてくれたんだが…普通は逆のような気がしてならない。
その時に感じた事は一つ。
きっと、コイツはさらしを解いたら凄いんだろうな。と俺は妄想してた。

い、いかん。コレじゃあ戻るに戻れん。

楓の胸の感触を思い出してしまった俺は台所の隅で丸くなることしかできなかった。



エロなしゴメソ。あとうざったかったらゴメソ
72名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 03:03:23 ID:u8wH+6M3
>>71
GJ!
ところでこの話は今回が初めての投下でしょうか?
もし前の話があれば読みたいのですが…
73名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 06:37:21 ID:5y0Psxmc
74名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 08:25:34 ID:Ojk+GW+5
>>71
GJ! 面白い!!
オリキャラっは抵抗のある人も多いし、どっちかっていうと私もそうですが
このキャラは悶々としてる姿がなかなか好印象。

前の話も続きの話も、どちらも読んでみたい作品です。
75名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 09:45:27 ID:x36Zwm9/
自作自演のオンパレードですね
76名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 16:25:10 ID:ZpabEPKx
明日菜とタカミチがやるSSってない?
77名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 16:28:45 ID:W12LmFh4
そういうエロ同人が読めるサイトなら知ってるが、
正直そのカップリングは人気が無いと思う。
78名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 20:49:45 ID:Xuq/G/7x
*― ―) 亜子長編PART4「京都事変」
ちょっとだけグロなので、合わない方はスルーしてください
でも本当にちょっとだけです

「捕獲、開戦、核爆発」
79名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 20:50:21 ID:Xuq/G/7x
***麻帆良学園都市・市街地***
 瓦礫の山から、それはころころと転がり出た。みーちゃんに投げつけられた石橋の、石と石の接合部の隙間に挟
まっていたその物体は、何の危険な気配も発さずに、ただ他の石ころと同じように潜んでいた。本当にひっそりと、
獲物が油断するように静かに―――。
 ころころ、ころころ。
 転がり進む物体は、ついに少女たちの集団にまで達した。
 それは何人かの少女たちの足をすり抜けていく。
「あれ? 今の何?」
「どうしたの? 桜子」
「今、丸いボールみたいなのが……」
 ころころ、ころころ。
 それは転がり進むうちに、ある少女の足に当たる。
「ん、何これ?」「どうしたの? ゆーな」「まき絵、いや、こいつが足に当たって……」「ボール?」
「お前たち、話がある。ん、それは何だ?」「なんですかー、これ?」「何をぐずぐずして……ん?」
 エヴァが、茶々丸が、さよが、クーが、真名が、まき絵が、裕奈が、アキラが、のどかが、ハルナが、夕映が、
和美が、千鶴が、夏美が、風香が、史伽が、桜子が、円が、美砂が―――そのボールのような物体を見た瞬間、

「きゃ―――――――――っ!」

 半分以上の少女たちが、悲鳴を残して消え去った。
「あ、ああ………な、何ですか、このボールは!?」
 残されたのは、のどか、ハルナ、夕映、首だけの茶々丸、夏美、千鶴だった。
 信じられるはずがない―――あれだけいた人数が次々と、そのボールに吸い込まれてしまったなど……。そして
ボールは少女たちを吸い込んだまま、ゆっくりと浮き上がって、そのまま飛んでいってしまった。
 彼女たちが助かったのは、たまたま近くにいたさよに支えられたのと、咄嗟に桜子に突き飛ばされたからである。
 さよが助けたのは夏美と千鶴だった。桜子は危険を第六感で察知したのか、のどかたち図書館組を強化された手
で思い切り突き飛ばし、数メートルも離した。近くには他の面々がいたのに図書館組を助けたのは―――タイミン
グ的には偶然としか思えない。桜子の「偶然」とはそれ以上の意味を持つこともあるが、現時点では評価のしよう
がない。
「ど、どうしようー……私たちだけじゃー……」
 いきなり主戦力の大半を失った少女たちは、呆然とその場に立ち尽くすのだった。
80「捕獲、開戦、核爆発」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/03/07(火) 20:52:33 ID:Xuq/G/7x

*      *     *

 まき絵たちを吸い込んだ球体はふわふわと飛んで、みーちゃんを攻撃していたチャオたちのジェット機の横を通
り、半分消滅した市庁舎に向かう。
 異形と化した久美子は、それをぱしりと握り締めると半妖の顔をにやりと歪める。
「さすがぁ、みーちゃん、人質をとればぁ、あいつら逃げないぃ」
 久美子の言葉に、みーちゃんが触手を振り上げながら、歓喜に打ち震える鳴き声を上げた。
 巨体の動きに都市が震える。
「真に有効な攻撃とはぁ、一手で二手三手を兼ねるものぉ。御前様の御教えだよねぇ」
 敵もどうやら、放り投げた石橋の中に捕獲用の魔法アイテムが隠れているとは考えなかったらしい。戦場におい
て「敵が放った物」には最大限の警戒をしなければならないが、逆に攻撃するならば可能な限り警戒されないよう
にしなければならない。
「みーちゃんが力技しか使えない怪獣だと思ったのならぁ、大間違いよぉ」
 久美子はくすりと微笑んで球体を夜の闇に放り投げる。
 みーちゃんはそれを触手で捕まえ、そのまま自分の身の中にずぶりと埋め込んでしまう。球体は赤い肉質に沈み
込んでいったまま、ついに見えなくなった。
 球体の代わりに巨大な斧がゆっくりと、みーちゃんの肉に浮かび上がってくる。
それは、どぷん、とみーちゃんから吐き出されて、久美子の手に吸い込まれるように飛んだ。
「体内にいくつかのアイテムを保存できるぅ、それがみーちゃんも特性」
 牛でも一撃で真っ二つにできそうな数メートルの巨大な斧を構え、久美子はばさりと虹色の翼をはためかせる。
斧には無数の呪言が刻み込まれており、魔力を込めると破壊力を増幅させる効果を持つ。
「聞こえるかしらぁ。三条の敵、及び、裏切り者よ。球体に吸われた者の命はぁ、こちらで預かっているぅ」
 裏切り者というのが、小田原と光仙の庇護下にいたチャオと聡美のことをいうのは間違いない。久美子は当然
彼女たちのことを知っているし、彼女たちも久美子のことは知っているだろう。三条の裏に近づいて、久美子の
ことを知らないものはいない。
 そして、おそらく小田原と光仙が生きていないことも、久美子は想定している。生きているならば、チャオた
ちを自由にするはずがない。「自分たちの後継者がみつかった」と喜んでいた2人だが、おそらく敗れたのだろ
う。もっとも、あの2人の性格からすれば、敗れたことを悲しむとも思えないが。
「逃走すれば仲間の命はないぃ。仲間を解放する手段はぁ、球体を発動者である、わたちぃの魔力を遮断するだ
けぇ」
 久美子はにやりと嗤って、周囲にいる全ての敵に告げる。
 逃げないように、わざわざ告げる。
 声に、おぞましいほどの殺気が宿る。
「三条軍統括司令官、御園生久美子、参る」
 巨大な斧を手に、久美子が市庁舎から飛び立つ。
 その衝撃で市庁舎はさらに崩れて、ついに完全に崩壊した。
 みーちゃんも奇声を上げて、都市を踏み潰しつつハルナたちに向けて進み始めた。
 久美子が飛翔すると爆発するような暴風が吹いた。
 翼の虹色の軌跡がチャオたちのジェット機に向かう。
 チャオたちのジェット機からミサイルが次々と発射され、一直線に久美子に向かう。
 久美子はそれを避けようともせずに斧を振り上げ、そこにミサイルは次々と着弾して爆発した。
 しかし、その煙の中から、斧を振り上げたままの状態で、久美子が嗤いながら現れる。
「小賢しいぃ」
 全くの無傷で―――本当に傷一つ無く。
81「捕獲、開戦、核爆発」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/03/07(火) 20:53:28 ID:Xuq/G/7x

*      *     *

「ミサイル第二弾、発射準備、ロックオン完了。いつでも発射できます」
「2秒後に発射ネ。ある程度まで引き付けて」
「了解」
 チャオと聡美は、接近してくる久美子の影を見ていた。
 レーダーに映るのは接近してくる敵を示す赤い光点。
 そして、こちらから発射されたミサイルを示す6つの青い光点。
 赤い点に青い点が次々と重なっていくが、赤い点は決して消えない。それどころか、相手には全くダメージがな
いことが、機体表面の魔力値観測センサーからの情報で伝わってきている。
「うーむ。これは……」
「一筋縄ではいきそうもありません」
 チャオと聡美の会話を聞いていた千雨とあやかは不安げに、聡美とチャオの席の間に顔を出す。
「どうした? そんなにやばいのか?」
「やばいというか、攻撃が全く効きませんねー。この機の火力では勝負にもなりませんー」
 聡美は苦笑しながらモニターに敵の姿を映す。
 それを見た千雨はぎょっとした。外見は変わっているが顔の造りなどは変わっていない、こいつは―――。
 千雨は真っ青になって震えだした。忘れられるはずもない。モニターに映っている敵は、京都で千雨の腹部をぶ
ち抜いた、あの眼鏡の女に違いなかった。もう会いたくない、まさか学園都市にいるとは想像もしなかった。
『ちょっと、あいつ、何かやり始めたわよ! 黒い電気みたいなのが、バチバチって!』
『雷系の攻撃魔法がきます! かなり大きいですよ!』
『とりあえず、こっちは私が盾になるから!』
 上部にいる明日菜とネギの悲鳴に近い声が聞こえてきた。その声からは危機的状況であることが嫌というほど伝
わってきた。
「くっ、回避―――できるかネ!?」
 ジェット機の正面に雷系攻撃魔法の黒い稲妻の嵐が広がり、操縦席の計器が火を噴いた。
「駄目! 脱出するネ!」

*      *     *

 黒い稲妻の直撃を受けたジェット機が爆発し、救命艇がいくつか落下するのを尻目に、久美子はさらに速度を加
速する。最初の目標は、さきほど球体に捕らえ損ねた集団を殲滅することである。三条軍を直接壊滅させたのが彼
女たちである以上、優先順位はそちらが上であった。

*      *     *

「彼女の名前は御園生久美子。関西では有名な術者です。能力の詳細は不明ですが、接近戦を得意とする武闘派だ
と言われています」
「よく分からないけど、そいつが敵のボスなわけ? ところで術者って……何?」
「ああ、ハルナ……何といったらいいのでしょうか。何かあるのでしょう、そういう組織が」
 魔法というか異能の世界の存在に既に気付いている夕映やのどかと、あまり分かっていないハルナたちでは呑み
込み方も違う。取り残された面々が不安げに茶々丸の話を聞く中、のどかは何気なく読心術の本を抱きながら、そ
の名をぽつりと言った。
82「捕獲、開戦、核爆発」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/03/07(火) 20:54:16 ID:Xuq/G/7x
「みそのう、くみこ、さん。それが名前……きゃ!」
 本がいきなり発動した。
 本来ならば1ページぐらいで止まるほどの思考の読み込みが、数十ページも一気に読み込まれた。それでもまだ
止まらない。本がおかしな動きをしていることに戸惑うのどかだったが、それよりも重要なことにすぐに気付いた。
本が発動するということは、対象が有効射程距離内にいることを意味する。
「上空に反応……しまった!」
「ひっ!」
「きゃああああ!」
「か、怪物……」
 夏美が悲鳴を上げて千鶴の背に隠れる。
 のどかや夕映たちも思わず息を呑んだ。
 上空に―――巨大な斧を構えた女の怪物が、にやりと微笑んで浮いていた。その全身から迸る殺気を隠そうとも
しない。この圧倒的な殺意の塊のような存在が、自分たち全員を殺しに来たのだと、その場にいる誰もが理解した。
「まずはお前たちからだぁ、死ぬがいい!」
 久美子が斧を振り上げて、そのまま気を込めた一撃を地上に叩き込もうとする。本気で気を込めて一撃を放てば、
のどかや夏美たち全員を粉々の肉片に変えるぐらい容易い。ハルナのスケッチブックも間に合わないし、他に対抗
できる戦力もない。
「死ね―――」
「こっちの科白ネ!」
 その時、久美子の正面の空間がぐにゃりと歪み、そこからいきなりチャオが飛び出してきた。科学に「再現」さ
せた転移魔法―――その奇襲ぶりはかの小田原を彷彿とさせる見事なものだった。
「ぬっ!」
「お前の相手は、私たちネ!」
 取り出したフラスコが赤い炎を吹き出して、久美子の顔を直撃する。
 チャオは一瞬でその空間から消えた。
「うぬー!」
 久美子が炎をものともせずに斧を振り下ろそうとするが、背後に転移したチャオの炎を食らってよろめく。
「鬱陶しい!」
 久美子がチャオに向けて斧を振るう。
 チャオはもう別の場所に転移した後だった。
 空振りになった斧から発せられた衝撃波が、都市をばりばりと薙ぎ払って、地面を裂いた。
「チャオさん、す、すごいー!」
「いえ、決して優勢ではないです!」
「えっ……」
 よく見ると、久美子はまるでダメージを受けていない。
 炎が消えた後には、火傷一つ残っていなかった。
 チャオは結局のところ、攻撃しては逃げるを繰り返しているわけで、それは単なる撹乱にすぎなかった。
「逃げることだけは一人前かぁ。小田原は逃げるだけでなく攻撃も上手かったけれどぉ」
「まあまあ、とりあえず、いっしょに来るネ」
「ぬっ!」
 久美子の前に現れるチャオ、
 その瞬間―――。

 ふっ。

 久美子はチャオといっしょに消えてしまった。転移魔法で別の場所に移ったらしい。
83「捕獲、開戦、核爆発」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/03/07(火) 20:55:07 ID:Xuq/G/7x
「な、なんていうか……」
「レベルの違う戦いって感じ……」
 天才と怪物の瞬間移動を連続で行う戦いに半分呆れたような雰囲気になる中、のどかは本で読み込んだ久美子の
「心の内容」を読んでいく。
 さすがに場合が場合なので、いつもより速読で。もしかしたら、先程の怪物の弱点が見つかるかもしれない。
 しかし、読み進めたのどかはその内容に、表情は驚きで塗り潰された。
「こ、これって……じゃあ、あの人はもう……」
 思わず、さよを見るのどか。
「どうか、しましたか? 顔に何か付いてますか?」
 さよはのどかの言いたいことが分からなかった。
「ねえ、ゆえー……これを見て……さっきの怖い人、あの人は……」
「のどか、とりあえずそれを読むのは後です。今はあのクラゲの怪獣からも逃げなくては!」
「ああっ……」
 見ると、みーちゃんは先程よりもこちらに近づいている。
 のどかは夕映たちに引っ張られて走り始める。
「ゆえー、走りながらでも、これを読んで!」
「ですから、今は……」
「大事なことなの! とっても!」
 本が発動して夕映の心を読み込んでしまうが、のどかはそんなことには構いもしない。
「さっきのチャオさんみたいな火とか、叩くとか、銃とか、そ、そういうんじゃ、あの怖い人、あのクラゲのお化け
もだけど……絶対に殺せない。あ、でも、その、殺せないって言うと正確じゃないんだけど……あの人は……そうい
うのじゃなくて……つまり」
 のどかは確信を持って、言い切った。
「あの怖い人を倒せるのは、たぶん、ゆえしかいないの!」

*      *     *

 転移した先は学園都市の端の端の、山岳部に面しているエリアだった。都市部からは離れており元より人口が少な
く、美砂の歌による影響を受ける今や人の気配すらない場所である。この場所をチャオが選んだのは、戦闘に巻き込
まれる被害者を減らすのが理由であろうが、言い換えれば気兼ねせずに大技を使えるという理由にもなる。
「むぅ、さっきのやつぅ、どこいった?」
 久美子は上空を舞いながら敵の気配を確認するが、少し見渡した限り誰もいない。もしかしたら久美子を切り離し
て、先にみーちゃんを集中攻撃して撃破しようとしている可能性もある。それならここにとどまる理由など無い。
 と、その時―――
 ざしゅっ!
 それは久美子より上空にいた明日菜の、魔法無効化の一撃で、久美子と障壁を同時に切り裂いていた。
 障壁が消滅するのと同じくして、久美子の身体が右肩から左腹部にかけてずるりとずれ、血が切断面からぷつぷつ
と噴き出してきた。斜めに真っ二つになった身体は傍目には致命傷で、久美子の命はここで尽きてもおかしくない。
 しかし、
「……わたちぃは、負けないのぉ」
 そう言うと久美子の身体はゆっくりと再結合し、傷も跡形も残らずに消えてしまう。
「ふふふ、この程度で―――」
 そう言って嗤った、しかし障壁が消えたまま久美子の真正面に―――本物の核ミサイルが飛んできた。
84「捕獲、開戦、核爆発」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/03/07(火) 20:55:44 ID:Xuq/G/7x

*      *     *

「それはこの時代に存在する最大クラスの20倍の破壊力! 障壁無しで直撃すればどんな化物でも蒸発ヨ」
 ステルスバリアを張ったチャオは高らかに勝利を誇りながら、自らが実体化モジュールで実体化させた1788の
理論式を組み立て製造した特殊核ミサイルを発射した。今頃は聡美に支えられた明日菜が奇襲して、久美子の障壁を
排除しているころだ。後はチャオの手のひらで生まれたミサイルが勝負を決める。
「私の科学の力に驚きながら、そのまま欠片も残さず消滅するがいいネ!」
 そのミサイルは破壊力こそ20倍だが、爆発は数キロに止まる。チャオの空間結界が同時進行で被害エリアを限定
する。
 理論を直接現実に引きずり出す実体化モジュールは聡美はもちろん、チャオにも使いやすいツールである。空気や
水、土中の無機物や有機物に理論を加えて素材を生み出し、別の理論を与えるだけでそれは核にすら変わる。未来の
あらゆる理論に精通したチャオならば、準備がなくてもある程度のことはできる。
 チャオは笑う。この時代で一番の叡智を持つ存在として。
 その姿を直視すれば、たとえ国家の指導者であろうと、その少女を崇めたかもしれない。
 そう、核さえ生み出し、制御する―――「神なる存在」と。
 少女がふと気まぐれを起こせば世界の情勢が一変するような、そんな位置に達した―――。

*      *     *

 やがて大きな火の玉が上空にぽつりと点り、
 それはみるみる膨張して地上の全てを呑み込んでいく。
 光が伝わり、
 音が伝わり、
 衝撃が伝わる。

 核爆発。

 全てを消し去りながら膨らむ爆発は、
 やがて大きなキノコのような雲に変わり、
 そして崩れ始めた。

*      *     *
85「捕獲、開戦、核爆発」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/03/07(火) 20:56:37 ID:Xuq/G/7x
「上手くいきましたかー? チャオさん」
 背中にジェットを付けて空を飛ぶ聡美と、それに掴まれる形で破魔の剣を持った明日菜がチャオの傍にやってくる。
「うむ、上手くいったね。直撃であいつはもう影も形も残ってないヨ。今は後処理として放射能の除去と噴煙の拡散防
止処理を行っているネ。周辺数キロは壊滅しちゃったけど、一般の犠牲者はいないし、まあ苦い勝利とするかネ」
 そこに、衝撃から身を守るべく隠れていたネギやあやかや千雨も、安全だと分かってぞろぞろと姿を現す。
「なんつーかさ、いくら破壊領域を最小限に抑えて放射能も除去できるっていっても、普通、核を使うか?」
「あいつは過大な戦力でも一気に叩かないと、こちらが逆にやられるネ」
 チャオは無邪気な笑みを浮かべた。
「これは歴史に残らない核爆発ネ。歴史は事実の記録に非ず。望むように変えるべきもの―――ネ」
 そう言って笑うチャオは、まるで自分は歴史を変えることができると言っているようで、千雨にはそれがどうも不気
味に思えた。
「やだ、チャオさん、神様みたい」
「ははは、冗談ネ。冗談」
「あの、チャオさん」
「どうしたか、ネギ坊主」
「爆発の跡から、魔力の反応が……」
「はっ、そんな馬鹿な。あの爆発で……」
 そう言って笑ったチャオの表情が、硬直した。

 核が直撃したはずの久美子が、巨大な斧を持ち、無傷で微笑んで立っていた。

 核爆発に巻き込まれたはずなのに。直撃したはずなのに。
「ちょっと、痛かったわよぉ」
 にっこり。
 それが、核ミサイルを食らった感想。
 まるで小石をぶつけられたような、その程度の―――。
「今頃、フランス魔法協会にぃ、こずえ様が核ミサイルを発射しているはずぅ。放射能の処理などができるのなら、貴
方たちは使えるわぁ。洗脳したら三条12大幹部の欠員補充にできそうだしぃ、「殺すの」は止めておくわぁ。でも」
 虹色の翼を広げて、久美子は斧を構えて微笑んだ。
「相応の報復は、させてもらうぅ」
 久美子の目がぎろりと輝く。
「……あ、うあ……」
 チャオがじりじりと後退していく。
 障壁なしで核の直撃に耐えた存在に、どう対処すればいいのか分からないという顔だ。チャオがそのような顔をする
のはとても珍しく、それゆえに不安は周囲にも伝染していく。
 ネギたちも、ゆっくりと久美子から離れていく。
 そして―――、一斉に逃げ出した。
「くっくっくっくっく、はっはっはっはっはっは! その人数じゃ転移魔法できないのねぇ!」
 走って闇に消えていく少女たちを見ながら、久美子は斧を天に翳し、翼を広げて高らかに嗤う。
「逃がすかああああああああああああああああああああああぁ―――っ!」
86「捕獲、開戦、核爆発」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/03/07(火) 20:57:28 ID:Xuq/G/7x

*      *     *

「しかたがないわね! 私が時間を稼ぐ!」
 明日菜は一人立ち止まり、破魔の剣を手に闇を睨む。あの怪物がすぐに追いついてくるだろう。
「神楽坂!」
「アスナさん! ひ、一人でそんなの、駄目ですよ!」
「そうですわ、この非常時になにを一人で格好付けているんですの!」
 友人たちの呼びかけにしかし、明日菜は首を横に振った。
「私がいると転移魔法は使えないし、杖に乗せてもらって飛ぶこともできないでしょ」
 沈黙が一行に満ちた。この現状で、明日菜の意見は残酷なほど正しい。ネギも理解してしまっている、ここで最善の
選択し―――可能な限り大人数が生存するための一番は、
「チャオさんとハカセとネギで、いいんちょと長谷川さんを安全な場所まで運ぶの。チャオさんの転移魔法は本人含め
て定員2人だって言うし、私はさっきハカセに運んでもらったけど、あのスピードじゃ逃げるのは無理。でも、チャオ
さんがいいんちょと長谷川さんのどちらかを転移魔法で運んで、ハカセとネギで協力してどちらか一人を運べば、きっ
と逃げ切れるわ」
 それが明日菜の出した結論だった。
 チャオは黙ってうなづく。それは、それが最善の方法だということを理解したからだった。
「で、でも、何とかしてアスナさんもいっしょに」
 なおも食い下がるネギの頭を、明日菜はぽんぽんと叩く。
「もうちょっとダイエットしときゃ、良かったかもね」
 明日菜は笑っていた。
 諦めたのではなく、自分は間違ったことをしていないという確信の、笑み。
 しかし、その笑みは、ネギにそれ以上駄々をこねることを許さなかった。
「………! ぜ、絶対に、すぐに戻りますから!」
 闇に消えていく仲間。
 それを見ながら、明日菜はふう、と息を吐いた。
「さーてと、核ミサイルも効かない相手に、どうしよっかなぁ……」
 少し呆れながら考えるが、答えがでるわけもない。
 亜子を脱獄させる時点である程度の混乱は予想できたが、あのような化物が出てくるのは予想外だ。
「いや、きっと、いつかはこうなってたんだよね……」
 亜子の脱獄はその瞬間が早まっただけで、遠くない未来にこの混乱は起きていただろう。たまたま亜子が起こした騒動
が機会となり、魔法使いの世界という訳の分からない所で蠢いていた三条家とかいう勢力が、一気に表に出てきただけだ。
亜子の騒動前から、三条家はクーデターの準備を進めていたに違いない。
 ざわり、と木が揺れた。
 気配を感じられる。
 いや、隠そうとすらしていない。
「ったく、やってやろうじゃないの!」
 明日菜は剣を構えて闇を睨み、そこにぼんやりと久美子のシルエットが浮かび上がる。
「一人で足止めぇ? 涙ぐましいわねぇ」
 久美子は微笑みながら斧を構えて、明日菜にゆっくりと近づいてくる。
「うっさいのよ、この化物!」
 剣をかまえて明日菜は走る。
 喉から叫び声が迸る。
 自分を前に進めるために、明日菜は吼えた。
 剣は障壁を切り裂くので、一撃を加えれれば多少は効くはず。効いてくれなければ困る。
「はああああああっ!」
 ガキン!
 剣と斧が切り結び、火花が散った。久美子は斧で剣を受け止めたまま微動だにせず、明日菜は弾き飛ばされた形でよろめ
くも、すぐに体勢を立て直す。
「もう一撃!」
 明日菜は大きく剣を振り下ろした時、久美子が斧を横に流した。
 斧の刃が明日菜の腕に食い込み―――。

「きゃああああああああああああああああ―――――!」

 剣を握った腕の肘から先が、血を撒きながら満月の夜空にくるくると舞い上がった。
87名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 20:58:41 ID:Xuq/G/7x
*― ―) 次回で決着……の予定です
あくまで予定ね

ではまた
88名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 21:03:48 ID:u8wH+6M3
スレ違いのような…自分だけかなあ。
89名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 21:09:25 ID:n1HIoyDM
ならスルーするべき
自分が納得するもの以外は認めないってのはしんどいよ
90名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 21:20:44 ID:NlWLj9Nj
>88
私のようにNGワードに放り込め。排除はできないが無視はできる。
91名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 21:23:06 ID:5y0Psxmc
久美子ってあれだろ、32人目のクラスメート

これはもうさすがにすれ違いですから、おひきとりください
92名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 22:03:22 ID:a82qUhYC
どのくらいのエロさから「エロパロ」と表現するの妥当なの?
93名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 22:09:00 ID:jnjZtc6g
自分の気に入らない作品をスルーもできず、NGワード指定もせずに
投下毎に文句垂れる厨房はもうスルーでいいよ
>>89-90みたいに何度言われても分からないんだから、注意するのはレスの無駄
9488:2006/03/07(火) 22:58:17 ID:u8wH+6M3
いや、話を読む限りエロの要素があまり無い様な気がするので、違うスレの方が適切かな
と思った次第で…作品自体の完成度は高いと思うので勿体無いなと。
気を悪くされた方はすみません。
95名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 22:59:38 ID:pDunPKcE
最近アキラ分が不足してる
96名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 23:36:53 ID:5y0Psxmc
座薬が書くのは「気に入らない作品」というより、「スレ違いの作品」なのだ。
だからスルーせずに、排斥活動がおこるのは当然。
スレの自浄作用のようなもんだろ
97名無しさん@ピンキー:2006/03/07(火) 23:47:14 ID:J3YMoQ44
座薬氏の凌辱シーンを他でやったらシャレにならんと思うが
ま、最近エロシーンがないのが問題なのか?
98名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 00:06:29 ID:xzOFB/XF
>>97長編なのにエロばっかっていうのも困るがな。
そう考えると、エロパロ板に座薬氏級の長編はあってないのかもな。
ま、そのために氏の専用BBSがあるんじゃないの?一回しか行った事ないからエロ自体ありなのか知らんが。
でもどうせ、否定しようが肯定しようが作者はだんまりで投下し続けるし、読者はROMばっかだし、
そこが大人なのか意地張ってるだけなのかは、PINKに来れる様になったばっかりの餓鬼にはわからんけどな。
99名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 00:19:49 ID:9isGtw2D
座薬用の掲示板ってどこにあるんだよ?
100名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 00:57:38 ID:LP4SwZuK
みんな腐肉と蛆虫が見たいわけだな・・・。
101名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 01:54:00 ID:uTp2JRW2
>>100
ザンゲリア?
102名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 01:57:40 ID:uTp2JRW2
サンゲリアだった。


>>66に触発されて何か書こうと思うけど今は時期が悪いので待つわ
103名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 03:09:29 ID:pe41Nld3
>>87
乙です。
たまに変な書き込みがありますが、
気にせずマイペースでこのままがんがって下さい!!

しかしどんどんスケールがでかくなってきましたね。
核が効かないって・・・化け物なんて言葉が生易しいくらいだ・・・
104名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 04:15:40 ID:sR79vI4U
そのうち宇宙人が攻めてくるよ
105名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 06:23:17 ID:9isGtw2D
座薬も、もっとがんばれよ
106名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 07:39:58 ID:YDtaBviZ
座薬みたいなスレ違い作品がノーマル作品を淘汰している
107名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 09:54:44 ID:xK5p7oYV
61続きキボンヌ
108名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 14:26:03 ID:QRLsQwic
ネギま!グロパロスレ立てりゃいいんじゃね?エログロ好き結構いるみたいだし
グロや毛嫌いされうるネタ(スカとかふたなりとか)はそっちでやる事にして、テンプレで相互にリンクしときゃ丸く収まりそう
109名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 15:27:15 ID:CYXp4o7q
LRに違反してる時点で丸く収まるも何もありませんが
110名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 20:52:06 ID:BykV415k
>>108
スカは廃棄所でやればいいんじゃね?
一時期と比べるとやや過疎気味だし。
111名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 00:11:43 ID:eWww5Fy4
座薬さん、これでは他の職人も投下しにくくなりますし、ほかの場所へ移動してもらえませんか?
決して作品が気に入らないとか、そういう話ではなく、
オリキャラ率60%、エロよりもグロはスレ違いですから。
112名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 00:30:31 ID:tFjz/yXk
アンチの信者も根は同じってエロゲ格言もあることだし、
座薬氏に移動してほしいのなら一番効果的なのは完全放置なんだけどな。
ここでグダグダ言っている間は座薬氏も投下し続けるし、
逆に座薬氏はそのことを知っているからアンチ意見にあえて反論や意思表示もしない。
賢いと思うよ。
113 ◆am/upXHX12 :2006/03/09(木) 01:47:35 ID:IhRm5zIo
―――
「来て……」
亜子は目を閉じた。心臓がバクバク鳴っている。暗闇の中で待つ時間は、一瞬が永遠にも感じた。長い、
長い一瞬。……長すぎる。
「……?」
いつまで経っても何も起こらず、緊張に耐えかねた亜子は薄目を開けて様子をうかがった。ネギは亜子の前で
じっとしていた。
「……あの、ナギさん?」
「は、はい」
「その、じらさないで早く……」
「え? で、でも、あの」
実はネギは、何をどうしたらいいのかわからないのだった。何せまだ十歳、このようなことには知識も経験も
不足している。
「ご、ごめんなさい、僕どうしたらいいか……」
そんな、ただおろおろするばかりのネギを見て、亜子はぷっと吹き出した。
「ぷっ、はははっ、そやったな、これはウチの夢なんやからウチから動かなあかんよな」
「え? あ、亜子さん?」
「ええからええから、さ、横になって、ナギさん」
「あ、は、ハイ」
亜子はナギを仰向けに寝かせると、その上にまたがり、ネギのものを手で軽く握った。
「あの、何だかちょっとマズい気が……」
「ええと、これをこうして……」
「あの、亜子さん、聞いて……ひゃあっ」
ネギのそれを自らの秘所に導く亜子。わずかに腰を落とし、先端を入り口にめり込ませると、
「んっ……これでよし、と。行きますね、ナギさん」
「あっ、あの、ちょっと待って」
ネギはあわてて止めようとするが、その声は亜子の耳に届いていない様子。と言うか、その目も何かに
取り憑かれたようでどこか焦点が合っていない。暴走した亜子はネギの制止を振り切り、ついに、
「えいっ!」
と腰を沈めた。ずむむっ、とネギの肉棒が亜子の中に侵入していき、その感触に思わずネギは「はうっ」と
情けない声を洩らした。
(あ、熱い……それに、ぎゅっとして、滑らかで、くすぐったくて……ああっ)
「はあ、はあ……どうですか、ナギさん……」
亜子が呼吸を整えながら、ネギの髪を優しく撫でて、微笑みかけた。
「あ、あのその、……き、気持ちいいです」
「……ウチもです。初めては痛いって聞いてたのに、やっぱこれって夢なんやなぁ……」
「いやあのコレ、夢じゃ……」
「ま、夢なら夢でええです、せっかくだからうんと気持ち良くならんとな」
「いや、その……」
「それじゃ、動きますね……んっ」
「だから、違……ふぁぁっ」
亜子は恐る恐る、腰を上下させ、息を止めたり、深く吐いたりしながら、次第にそのスピードを上げていく。
ついにはどこで学んだのか、上下の動きだけではなく腰にひねりまで加えてきた。
「は、はあっ、な、ナギ、ナギ、さぁんっ!」
激しく頭を振り体を前後左右に揺らしながら絶叫する亜子。ネギは頭の芯がぼうっとなるのを感じた。
(ああ、すごく熱くて、きつくて、気持ちいい……何だかもう、ボク、ボク……!)
114 ◆am/upXHX12 :2006/03/09(木) 02:13:50 ID:IhRm5zIo
牡の本能が働いたのか、ネギが亜子の尻を両手でつかみ、亜子の動きに合わせて下から腰を突き上げ始めた。
亜子は苦しそうに眉をひそめつつも、腰の振りを小刻みにして、貪欲に快楽を求める。
「あっ、何か来る、何か来るっ」
「来て、ナギさん、来てぇっ!」
「あ、ああぁーっ!」
ネギが亜子の尻を強くつかみ、ひときわ高く突き上げる。その瞬間、熱い奔流が弾けた。
「ふぁ、あ、熱……!」
子宮の中に熱いものが注ぎ込まれ、目の前が真っ白になり、意識が遠ざかり……。
「コラーーッ!」
薄れゆく意識の中で亜子は、バンッ、と扉が蹴破られる音を聞いた。
―――
「ほら、正座だ正座」
「ハイ……」
「ったく、何考えてんだ? 教師が教え子に手を出していいと思ってんのか?」
「ス、スイマセン……」
「すいませんで済むかっ!」
ホテルの一室で、全裸のまま正座して幼女に説教を食らう青年の図。事情を知らぬものが見れば、実に奇妙な
光景である。横では、やはり裸のままの亜子が気持ち良さそうに寝息を立てていた。ちなみに、小太郎は
千雨の判断で廊下に出され(「子供の見るもんじゃねえ!」)、見張りをしている。
「……で、どうすんだ?」
「はい、その、こうなったからには英国紳士として責任を……」
「あーっ! ガキが! どうやって! 責任取ろうってんだ! つか、そもそも薬で変身したその格好を
どうやって説明する気だよ?」
「そ、そうでした……」
亜子が惚れたのは幻術で変身した十五歳のネギである。責任を取ると言っても、ずっとその姿でいるわけには
いかない。かと言って、元の十歳の姿ならいいかと言うと、そういうわけにもいかないだろう。
「で、ではどうすれば……」
「……うーん、仕方ないな。よし、まずは後始末だ。茶々丸、こいつを風呂場に運ぶの手伝ってくれ」
「ハ、ハイ」
「あ、ボクも手伝います」
「おめーはそこで正座して反省してろ!」
「はい……」
気を失った上からさらにネギの魔法で深く眠らされた亜子は、茶々丸の肩に担がれても目を覚ますことはない。
茶々丸、亜子、そして千雨の三人がシャワー室に入り、扉が閉まる。それからしばらくの間、ネギは律儀に
正座したまま、シャワー室から聞こえてくるザーという水音に耳を傾けていた。
―――
「あれっ?」
ここはステージの控室。亜子は伏せっていた机から体を起こした。いつの間にか居眠りしていたようだ。
これからリハーサルだというのに、いくらリラックスせなあかんとは言え、気を緩めすぎや……
亜子はぶるぶるっと頭を振り、立ち上がった。だんだん意識がはっきりとしてくる。
「それにしても、さっきの夢は…… あっ!」
夢の内容を思い出して、亜子の顔が真っ赤に染まった。
「う、ウチ、ナギさんと……な、なんてはしたない……」
「亜子ー?」
「うひゃいっ!?」
外から呼ぶ柿崎の声に、亜子はびくっとして妙な叫び声を上げる。
「どったの、亜子? ……亜子、お客さんよ」
「えっ?」
「ど、どうも……」
ガチャリと開いた扉の向こうから覗いた顔を、亜子はまともに見ることができなかった。
「ナ、ナギさんっ……!」
もっとも、まともに顔を見ることができないのは、ネギのほうも同じであったが。
「……やれやれ、どうやらうまく夢だと思ってくれたようだな。済まねえな、和泉」
その様子を見て、ホッと息をつく千雨であった。
「ひとまず一件落着、かな? ……妊娠してなきゃだが」
(了)
115 ◆am/upXHX12 :2006/03/09(木) 02:16:19 ID:IhRm5zIo
遅くなってすいません、完結編をお届けします。いかがだったでしょうか?
それではまた。
116名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 02:21:12 ID:1vn43h1D
>>116
リアルタイ━━━(゚∀゚)━━━ム!!!!
GJでしたな
 
誰か裕奈ものキボン
117名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 02:22:40 ID:1vn43h1D
間違えた>>115だった……
吊ってくる_| ̄|〇 |||
118名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 11:52:37 ID:FFm7V/1S
>>115GJ!千雨に説教されたくなった…

>>116自分にGJとか言っちゃうおまいに萌えw
119名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 13:46:18 ID:gItcUwoA
>>111
スレ違いなら削除依頼してみれば?
120名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 21:36:46 ID:W+qc4z22
例えばここで俺がもう一つ「ネギま」「エロパロ」スレを立てたとして、人来ると思う?
121名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 21:47:46 ID:sTxXEada
>>115
最高でした!!
亜子妊娠エンドでもよかったっす!!
122名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 00:12:46 ID:/kwv5dkv
>>115
ディ・モールト!ディ・モールトGJであります!!
次回作もwktkでお待ちしています!!

そして俺もゆーなキボンw
123名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 01:19:04 ID:tphnZMth
>>120
みんなシカトだな

まぁ、俺はそれでもいいと思うが……作家達の意見は聞きたいな
124名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 01:19:12 ID:u0rkKLga
座薬ってどれだけいやがる人がいても、自分の書いたものを絶対、読ませたいからここに貼るの?

125名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 01:46:01 ID:vm+uAi5m
結論は簡単。
ここに投下するのが一番適切だからです。

ネギまのキャラが使われていること、
内容に18禁的描写が、少なくとも一部に含まれること。

などを考慮すると、
ネギまエロパロスレ以上に適したスレは、
俺には思いつかない。
126名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 01:47:29 ID:vm+uAi5m
あ、一応ことわっておくけど、
俺は座薬氏ではないですよ。
127名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 01:57:15 ID:FmPQt9GT
>>125
それが道理だろうな、投下場所としてここ以上の場所はそうそう無い、
NG設定して自分に興味の無いものは取捨するのが賢明なのかもね。
128名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 02:00:51 ID:/kwv5dkv
だがNGにすると忘れた頃に降ってくる短編までもスルーしてしまうトラップ
129名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 02:12:29 ID:FmPQt9GT
それがこのスレで「座薬」というコテハンが嫌われているようでNGされない理由か…?
アンビバレンツだな、でも、それだけか? 一部でも待ってるならあそこまで嫌われないような…。
130名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 02:26:30 ID:u0rkKLga
以上、すべて座薬の自作自演でした

ま、座薬がいるとこうやって誰も投下しないときでも座薬話が続くから
このスレ落ちなくていいね
131名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 02:40:18 ID:/kwv5dkv
>>124のお前も含めて自演かいw
なんか殺伐とするところなのに和んだよwテラサンクス!!
132エロゲ屋 ◆w7Q5ywREpw :2006/03/10(金) 06:58:56 ID:hWY5USfc
>>61の続き なんか思いのほか好評じゃんw

薄暗い部屋に怪しく蠢く3体の肉の塊に獣は一瞬だけ逡巡すると、
右端の一番小さい明石 裕奈に覆いかぶさった。
獣に愛撫などせずに処女地を己の黒い肉の凶器で一息に刺し貫いた。
意識が失っていたのが幸して、無駄な抵抗も恐怖もせずとも決壊はあっさり
訪れた。肉の凶器はメリメリと極小の肉を裂く音を上げて子宮の入り口を
叩いた。
肉穴を通す快感と牡の本能を満足させて獣は喉を鳴らす。
獣は快楽を得るために腰を激しく打ち据えて肉が裂け鮮血が飛び散った。
裕奈の意識は現実に呼び戻され狭いくらい部屋に、少女の悲鳴が鳴り響いた。
静かに肉を打つ音と少女の悲鳴だけが木霊する。
犬は悲鳴にひるむことなく快楽を貪り、苦痛を与え続ける。
裕奈はわけもわからず悲鳴を上げるしかなかった。
133エロゲ屋 ◆w7Q5ywREpw :2006/03/10(金) 07:09:01 ID:hWY5USfc
犬? 獣に犯されてると理解できるのに対した時間は要らなかった。
抜き刺しを繰り返されるたびに膣壁がめくれ激痛が襲う。
本来は愛の営みと言える行為が、肉を打ち込む拷問とかしていた。
腰が小さなお尻に当たり乾いた音がするたびに裕奈の背中は弓なりになって
灰から割れるような悲鳴を上げる。

龍宮は理解できなかった。
人質では無かったのか?
私の超の秘密を探るために囚われて拷問を受けるものだと思った。
その為にクラスメートを人質に取っているのではないのか?
目的が不可解だった。
最初に凄惨な光景を焼き付けて口のすべりを良くしようというのか?
龍宮は鼻で笑った。
私にその手の取引は通用しないことがわからないようだな。
自負とわずかばかりの裕奈と、そしてまだ誰かわからない隣の(おそらく
クラスメートの誰か)誰かにほんの少しだけ後ろ暗く思って龍宮は
脱出する算段を考えた。

だが、龍宮は知らなかった。
相手は別に誰でも良くて目的は「コレ」だということを・・・・。
134名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 10:17:44 ID:Mn5e7+Lj
>>130
いや、あの、俺は本当の所は何故かを知りたかったんだが…
結局ときたま投下される短編を待ってるから多くはNGにしてない、でFA?
135名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 10:41:23 ID:rzglfE7z
>134
ちゃうよ、ヌルーできない一部の人が騒いでるだけ。
大半はNG登録してんじゃない?
136名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 11:09:16 ID:gfg5gciO
             冫 ´.:::::::::.::.:::::::::::::::``丶 、   
             /.`:::::.::.::.:::::::::::::、::.:l::!::.::::::ヾ::.丶  
             ,'.::.:/:,イ::/l:|::.::N::.:ヽ::l::l::::::.::.::.ヽ::.::.丶  
          /イ::.,イ::./ レ' N、::lヾ 、::.ヾ::l::.::::::::.:l::!::.:::::ヽ
          '::/::l,イ レ'      ヾ  丶::i:|:::::.::::::::l::l::::::::.::i
           /〃.:/::j,. --、     -──-  l|::.i::.:::::.::l::l:i::::::::.l
        〃/イ::l::!                 ||::.l::.:::::.::l::l:l::::::::.l  
            l::l::.L二.    ニ二.. __   ||::.l:::::::::::l::l::l::::::::.l  
           |::!::.i !. l      i  l リ .|!::.l:::::.::.::l::l::.!::::::::.!  
           |::l ::} U     ゝ- '   }|::.l:::::.::::l::「.i::l:::::.::.l
            l::l::.!          Z    ||::.!::::::::.,'/ ,'、:l:::::.::.!
            l::l::ゝ   「 ヽ       ノ|::!:::::.::/lノ::.:l::.i:::::.:l  

「ロリウンコ」こと、ロリンコユエをよろしくです。
お漏らし、だっぷん、食糞が好きな方はぜひ!!

http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1137735513/

みんなロリ・ウンコ=ロリンコをよろしく!!
137名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 14:53:08 ID:oOSbnn/B
>>133
エロゲ屋さんGJです!!!
続きお待ちしています。
138名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 15:06:03 ID:QnfSaNWj
>>135
d、わざわざすまなかったね。
139 ◆am/upXHX12 :2006/03/11(土) 00:15:02 ID:chD2UkGg
裕奈ものなんてリクエストされても文章思いつかない…
なので微妙にスレ違い気味に文章以外でお茶を濁してみる。
ttp://b.pic.to/4nlb3
ちなみにPCからだと午後7時から午前4時まで見れない模様。すまん。
140122:2006/03/11(土) 01:27:11 ID:ET08qRWX
おお!イラストも描けるとはうらやますい・・
ありがとうございました!!
141赤帽子:2006/03/11(土) 03:42:49 ID:ACg/qWLF
>>125
おまえバカだろ
座薬の行き場所が他にないからといって、座薬がスレ違いであることはなんらかわらん。

142名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 12:19:56 ID:Q3bBef1/
座薬さえ去れば荒れないのにな
143名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 12:25:21 ID:9H4MoAGF
>>139
絵上手いな!
144名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 12:52:54 ID:GMAwFAoM
>>139
(゚д゚)ウマ-
145 ◆am/upXHX12 :2006/03/11(土) 16:32:23 ID:chD2UkGg
思いの外好評でありがとうございます。でも鉛筆絵ってごまかし効くから、実際大したことないですよ。
とりあえず7時過ぎくらいに消します。
146 ◆am/upXHX12 :2006/03/11(土) 19:29:28 ID:chD2UkGg
消しますた。気が向いたらまた何か描くかも。ではまた。
147赤帽子:2006/03/11(土) 19:34:44 ID:ACg/qWLF
最近、このスレでブームの髪コキ書いて。
コノカの髪をどばどば汚してるやつ。
なんだかはまちゃった。
148名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 20:30:29 ID:Fh+OrGfm
>147
明日菜:逆レイプ系
いいんちょ:和姦ご奉仕系
ときてるから木乃香は陵辱系か……?

時にベンジャミン氏攻めあぐんでいる様子だが……
さすがにあそこから攻守逆転は難しいのかのう。
更に授乳→ネギが勃起してるのに気づく→気持ちよくしてくれてるお礼に……
で前スレにあった授乳しつつノーマル髪コキで一発、その後髪コキ+パイズリで一発とかどうでっしょ?
149 ◆am/upXHX12 :2006/03/11(土) 23:26:46 ID:chD2UkGg
アルビオーニスへようこそ!

「いらっしゃいませ、ご主人様!」
「わああっ!」
教室に入ったネギは、一斉に歓迎の声をかけられた。思わず後退りしたのは、声のボリュームに驚いたため
だけではなかった。
「い、一体何をしてるんですか!?」
顔を真っ赤にして目を覆いながら、ネギは詰問した。それに対して笑いながら答える朝倉。
「3‐A有志によるメイドカフェだよ」
「えっ、でも」
「もちろんお化け屋敷もやるよ、これはクラスの出し物とは別」
「いや、そうじゃなくて……」
「まあまあ、とりあえず入ってよー、ネギ君」
「そうそう、ほら座って」
「ネギ坊主が最初のお客さまアル」
まき絵、桜子、古菲に腕を引っ張られて強引に座らされる。
「ささ、まずは一杯」
「じゃなくて!」
ジュースを差し出す手を遮って、ネギが立ち上がる。きょとんとした顔でネギを見る一同。
「それ、メイドじゃないでしょー!」
そう、彼女達の服装は一般的にメイド服と呼ばれているものではなかった。素肌にエプロンを一枚身につけた
だけの格好。……つまり、裸エプロンというやつだ。
「……ダメかな?」
「ダメに決まってるでしょー!」
「またまたー、照れちゃって」
「もがっ」
まき絵が抱きついて、怒るネギを実力行使で黙らせにかかる。頬に当たる胸の感触が柔らかい。
「あぶぶっ」
「きゃー、ネギ君真っ赤になっちゃってカワイー」
「まき絵ばっかりずるいアル」
「私も私も」
3人にもみくちゃにされて、しまいには服まで脱がされるネギ。もはや息も絶え絶えだ。
「た、助け……」
「ふっふっふっ、助けなら来ないよネギ君。明日菜とかのうるさそうなのには声をかけなかったからね」
まるで悪者のような含み笑いをする朝倉。否、もはや完全に悪者だ。もはや絶体絶命かと思われたその時、
「お待ちなさい!」
その姿はネギにはまるで救いの女神のように映った。朝倉が舌打ちする。
「げっ、いいんちょ……」
「あっ、あっ、あっ……あなたたち、何をやっているんですの!」
あやかはずかずかと大股で歩み寄り、3人からネギを引き離した。
「あっ、ネギ君」
まき絵が引き止めようとするも、あやかがキッと睨みを効かせてその手を引っ込めさせる。
「まったくもう、あなたたちときたら…… 大丈夫ですか、ネギ先生?」
「は、はい、ありがとうございます」
律儀にお辞儀をするネギ。
「まあまあ、そんな丁寧に……」
ネギに向き合って返事をしようとしたあやか。その動きが突然固まった。
150 ◆am/upXHX12 :2006/03/11(土) 23:49:36 ID:chD2UkGg
「ど、どうしたんですか?」
「ネ、ネギせんせ、その格好……!」
ネギはまき絵たちに服を脱がされ、パンツ一丁になっていた。
「あっ、こ、これは……」
「ネ、ネギ、せんせ……!」
「あ、危な……」
あやかがふらっとして倒れそうになる。あわてて支えようとするネギの顔に、熱いものがかかった。
「……え?」
ネギは顔を上げ、あやかの顔を見た。……あやかは、鼻血を吹いていた。
「わーっ、いいんちょさん、大丈夫ですかっ!」

―――

「スススミマセン、ネギ先生」
「い、いえ、それはもういいんですけど……」
実際、鼻血をかけられたことはもう気にしてはいない。ネギにはそれよりも言いたいことがあった。
「何ですか、ネギ先生?」
「……何で、いいんちょさんまでそんな格好してるんですか!」
顔を拭きに行って戻って来てみると、あやかまでもが何故か裸エプロンになっていたのだった。
「似合いませんか?」
「い、いえ、そんなことないです」
「それはよかったですわ」
「じゃなくて!」
「これは、先ほどの失礼のお詫びですわ」
「えっ」
「朝倉さんが教えて下さいましたの、殿方にお詫びするにはこれが一番なのだそうですわ」
「あ、朝倉さーんっ」
振り返ると、朝倉は離れた位置で笑いながら「ごめんね」と頭を軽く下げた。その横ではまき絵が不満そうに
唇を尖らせている。どちらも助けてくれる気はまったくなさそうだ。
「さあネギ先生、精一杯ご奉仕させていただきますわ」
「だだだ誰か助けてーっ!」
悲鳴を上げるネギを、容赦なくあやかが裸に剥いていくのであった。
「うわー、いいんちょ積極的アルなー、こんなことして本当にいいアルか?」
「まあ、いーんじゃない?」
ちょっとだけ心配顔になった古菲に、明るく笑い飛ばす桜子。
「いいんちょばっかずるいー!」
「まあまあ、順番順番」
そして嫉妬を隠さないまき絵を、朝倉がなだめる。
「ネギ君は若いんだから……さ」
不満そうな顔をしながらも、ひとまず納得したまき絵はいいんちょに声をかける。
「いいんちょー、早くしてよねーっ」
「まっ、ネギ先生に失礼ですわよ、まき絵さん。ねえ、ネギ先生」
ネギのパンツを脱がそうとしながら同意を求めるいいんちょ。
「な、何がですかー!」
「何がって……」
ぽっ、と顔を染めるあやか。その顔を見て思わずドキッとした隙を突かれ、ついにネギのパンツがはぎ取られた。
151 ◆am/upXHX12 :2006/03/11(土) 23:50:25 ID:chD2UkGg
今日はここまで。
152名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 03:11:31 ID:mbeMSnae
もっとがんばれよ
153名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 22:16:39 ID:ZyJIfnhw
目の前に生殖器官を差し出されたらいかに木乃香が鈍いといってもさっしがついたのだろう。
ぎゅっと自分の身体を抱きしめるようにして男たちの視線から必死に逃れようとする。
「貴様等ぁぁぁぁぁぁ!止めろ!何かするなら私にしろ!だから、だからお嬢様には」
木乃香を必死に庇おうとする刹那の顔面に男の拳が叩き込まれる。
鼻の奥がツンとする。抑えることも出来ない刹那の鼻からぼたぼたと血が零れ落ちた。
刹那を殴った男は無表情に刹那を見下ろしていた。
無言の圧力。下手に騒げば今度は鼻血だけじゃ済まさない、という意志の表れだろう。
「せ、せっちゃんに酷い事せんで!お、お願い……!」
泣きそうになりながら男達に頼み込む木乃香。
「お嬢様。今のご自分の立場をお考えになってくださいよ。今の主導権は我々にある。目上の人間に対する言葉使いってモンがあるでしょう?」
木乃香は必死に考える。どうすればせっちゃんが傷つかないで済むのか。それだけを必死に考える。
しかし、考える時間など殆どなかった。
パァン、と木乃香の頬をリーダー格の男が叩く。
「勉学は出来ると聞いていたが。なるほど、根本的には頭が悪いようだな」
刹那が鬼のような形相で男に飛びかかろうとするが、両手両脚につけられた鎖が悲しげに音をたてるだけだった。
大男がまた刹那を殴ろうとするのをリーダー格の男が制する。
「まて。そいつに対して肉体的な責めはそうそう通じないだろう。それならば精神的に痛めつけてやればいい」
そういうと、ぐいと木乃香の髪を引っ張る。
「いいか?今後お前が騒げば大切なお前のお嬢様は処女じゃいられなくなるぞ?」
その発言は他の、性器を露わにした男達にしてみれば最悪の一言だ。
中学生とはいえこれほどの美少女を犯す機会なんてものはおそらく今後永久にないだろう。
各々が不満の声をあげている。
「黙れ。殺されたいのか?」
男の放つ威圧感に全員が黙りこくる。しかし目はありありと不満を訴えていた。
「しかし、そうだな。髪や手ぐらいなら使っても問題はないだろう。下半身以外は好きに使え」
それを言い終わるか否かという状態の時、すでに男たちは思い思いに木乃香の上半身を犯し始めた。

154名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 22:17:09 ID:ZyJIfnhw
禿頭の男が木乃香の髪を一房手に取る。一瞬びくりと木乃香の身体が震えた。
「ウホッ!すげぇ髪だな!キューティクルだったっけか?」
そんな言葉に反応した角刈りの男もまた木乃香の髪を一房手に取りながら感嘆の声をあげる。
「慣れない言葉使うんじゃねぇよ!しかし、スゲェな。絹みてえだ」
堪えきれなくなった肥満体の男が同じく一房を手にとってそれを自分のペニスに巻きつけた。
「は、はぁぁぁ!このちゃんの髪!さらさらで気持ちいいよォ!こ、このちゃん!こっち向いて!俺のチンポのさきっちょ良く見て!!」
このちゃん、という言葉に反応し、刹那は歯を食いしばりながらまた飛びかかろうとする。
決して声をあげることはできない。声をあげれば大好きなこのちゃんを追いやってしまう。
だから、涙を堪えて、決して伸ばすことの出来ない手を伸ばそうとする。
「お、そりゃナカナカいいな!……っおぉ……コイツはいい具合だ!」
肥満体の男の行為に興味を持ったのか、他の男たちも争うように木乃香の髪を引っ張り、そして各々のペニスにあてがう。
木乃香は目を瞑り、ただひたすらに雄の恐怖に耐えるしか出来なかった。
「目を瞑るな。さっきも言ったろう?今主導権は此方にある。まぁ、刹那がどうなってもいいならそれでも構わんがな」
ふるふると震えたまま恐る恐る目を開けて、木乃香はその惨状に気を失いそうになる。
しかしそれでも、必死に自分を奮い立たせて自分を見下ろす男を見据えた。
「……なんで、せっちゃんの名前を知ってるん?」
「……浅からぬ因縁がある。とでも言っておこう」
そう言うとリーダー格の男は刹那の方に向き直る。
男を止めようとした時、不意に木乃香の柔らかい頬に何かが押し付けられた。
「そ、そっぽ向くなよ!お、俺のチンポ見ろっていったろぉ!!」
「ひっ……!や、やぁぁぁぁ!!」
そこには男のモノを包まされた自分の、少なくとも自慢の髪があった。
既に先走りの汁によって汚されたそこから、勢い良く白濁が噴出される。
主を守ろうとするかのように髪が白濁を受け止めるが、少量のそれが髪の隙間を抜け、木乃香の顔に降りかかった。
ぴしゃ、ぴしゃっと顔にへばりつくそれに、遂に木乃香は涙を零す。
しかし、狂気の宴はまだ始まったばかりだという事を、今の木乃香は信じたくなかった。
155名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 22:17:59 ID:ZyJIfnhw
髪コキに繋げたかったけど反応が怖くなったorz
156名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 00:45:38 ID:+C32Ijob
続きが気になるが…
髪コキじゃなくて
嫌がるこのちゃん、
せっちゃんを
無理矢理虐めてほしい
縛ったり…
157名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 02:05:59 ID:djPRWmnb
なんでこんな髪コキマニアばっかなんだ、これスレwwww
ま、コノカのつやつやした髪には、臭くてねばねばした精液ぶっかけたいのは男子共通の劣情か
158名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 09:09:29 ID:zxDUskzB
髪コキきぼんぬ
159名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 16:06:10 ID:BPhfWssw
>>158
こぉのっ、髪コキスキーが!!


ごめん。俺も大好きだ。
皆も好きだろ? ( ゚ д ゚ )
160名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 18:58:29 ID:veGdnkc8
ああ、大好きだ。
161名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 19:18:59 ID:djPRWmnb
天帝がしつこく髪コキ書いて書いていってた時代は変態だと思ったが
162ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/03/13(月) 22:04:44 ID:jzhKbtTu
いいんちょによる髪コキ+母乳SS、攻守逆転の第三回です。
今回、ようやく髪コキに入ります。リクエストの方、お待たせしました。


【リクエストSS・雪広あやか流房中術髪扱き/母乳絡み 3】

夜の麻帆良学園都市を、糊の利いたスーツに身を包んだ一人の青年が歩いていた。
やけに胸を強調した服を着たコスプレをした一人の女性に背広をかけ、肩を貸して。
女性は酔いつぶれでもしたのだろうか、青年に寄り掛かったまま動こうともしない。
そんな様子を気遣いながらも、女性を連れてホテルに入っていく青年を見咎める者は誰もいなかった。
──事実、麻帆良祭の熱気のままにカップルになる例は多く。
男性にとっても、女性にとっても恋人を見つけるチャンスだったのである。

そうしてネギは誰はばかることなく、あやかを連れて寝床を手に入れたのであった。

種明かしは実に簡単なことで。
肥大化した乳房丸出しで気絶してしまったあやかの身なりをとりあえず整えてから
別に取っておいた年齢詐称薬を使い、16歳時に着ていたスーツに着替えただけなのであるが。
それでもやはり気を失ったあやかを抱えて10歳の少年が「そういうコト」に使うホテルに入るというのは
イケナイことをしている感が非情に高く、ネギの心臓は跳ねっぱなしであった。

そういう事情もあって、人と顔を合わせずにチェックイン出来るシステムはとても有り難かった。
部屋に入りあやかをベッドに横たえると、自分も脇に腰掛けてようやく一息をつくネギ。
若返る方の薬を口に含んで元の10歳の姿に戻ると、余計に疲れが増した気がした。
「……ふぅっ……」
ダブついたスーツを脱ぎ肌着とトランクスだけの姿になった所で、ようやく冷静さが蘇ってきた。
すると不意に、自分のしていることに罪悪感が沸き上がってくる。
不可抗力から始まったこととはいえ、生徒を連れ込んでしまったのである。
英国紳士としての誇りと先生としてのモラルに、改めて苛まされ始めた。
「……あ、あうっ、僕、な、なんてコトを……?」
163ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/03/13(月) 22:06:30 ID:jzhKbtTu
両手を頭にあてて頭痛を抑えるような格好になり、苦悶するネギ。
──と。ネギの鼻腔に、ふわりとミルクの匂いが漂った。
「……?」
甘い香りに首を傾げるネギ。あやかは気を失っているはずである。
普通に生きている限り、味わう機会などまずないであろう母乳射精での絶頂で気絶したのだ。
それからさして時間も経っていない。
普通の人間であるあやかが、これ程短時間で意識を回復するとは思えなかった。
まだ母乳は僅かずつ漏れ出ているのは知っているが、それでもここまで匂いが届くはずはない。
どうして──? と疑問の表情を浮かべ、ネギが振り向こうとしたその瞬間。
その質問を引き取るように、背後から強く抱きしめられてしまった。

「ああんネギ先生っっ! こ、こんな所に連れ込んで頂けるなんてッ!
 雪広あやか、幸せの絶頂ですわっっ────!!」
「うぶぶぶっ!?」

背後から大きな乳房で後頭部を圧迫しつつ、両腕が愛しげに頬に伸ばされる。
ネギの頭で柔らかに潰れた胸の先端は興奮が傍目にも容易に解るほどに勃ち上がりつつ、
母乳を再び溢れさせ始めて濃厚で淫猥な、牡の本能を刺激する匂いが鼻を通り精神を侵していく。
間違えようもない独特の声色と行動。紛れもない雪広あやかが、ネギを抱きしめていた。

「い、いいんちょさんっ!?」
「……ああっ、ネギ先生とこのような……睦言を行う場所に二人きりだなんて……!」

喜びに身震いをさせながらネギを抱きしめるあやか。
中国拳法を習い、10歳の少年にあるまじき力を身につけているはずのネギが、
まるで身動きができない。
ここで初めてネギは、自分という存在が絡んだときのあやかのポテンシャルの上昇ぶりを知った。
抱きしめられて温かいはずなのに、どこか寒気さえ感じる。
──それは、この期を逃すまいとする執心と欲望にギラついた視線が及ぼす副作用。
射すくめられて動かないネギを引き倒し、あやかはその上に覆いかぶさっていく。
164ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/03/13(月) 22:07:44 ID:jzhKbtTu
仰向けになったネギに、下半身の方からその身を呑み込むようににじり寄る。
「ネギ先生……♪ ん……ッ」
白い肌着の上から、あやかの手の平がネギの身体を撫で回す。
そのこそばゆい感覚だけで、ネギのペニスはすぐに勃ち上がってしまった。
つい先程あやかの母乳を飲み、浴びて、少女が絶頂する艶姿を目の当たりにしてはいたが、
ネギ自身には微塵も愛撫が加えられていなかった。
いわば「おあずけ」状態のままでここまで来ていたのである。
望みに望んだ性的な刺激に、待ってましたと言わんばかりにひくついて天を衝くペニス。
「まぁ……っ」
「ダ、だめ……ぇっ……!」
あやかはそれに喜色満面の声を上げ、ネギは対照的に恥辱に満ちた悲鳴をあげた。
「ダメです、いいんちょさん……、は、離してくださ……っ!」

熱に浮かされた状態から脱し冷静になったネギにとって、
今の状況はあまりにもインモラルに過ぎた。
路地裏での積極さが嘘のように慌てふためき、あやかに思い止まってもらおうと声をあげる。
──が、そんなネギに対してあやかは悲しげな視線を向けた。

「……ヒドイですわ。私にはあんなことを……しかもお外でなさったのに……」
「……っっ!!」
絶句するネギ。生徒を屋外で上半身裸にひん剥いて、思うさまに乳房を嬲ったことは事実である。
罪悪感を刺激されて、言い返すことができなくなってしまった。
「あ、ぼ、僕……、す、すいません……っ……」
目尻に涙さえ溜めて、自分のしたことを悔いるネギ。
あやかの顔を見ていられず、横を向いて目を伏せた。
そんなネギを諭すように慈愛の笑みを浮かべつつ、あやかは肌着をまくり上げる。
そして円を描くように胸をさすりながら、一言ずつ噛みしめるように呟いた。

「いえ……。恥ずかしかったですけれど、嬉しかったですわ。
 ですから──お返しをさせてくださいませ、ね?」
165ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/03/13(月) 22:08:55 ID:jzhKbtTu
にこりと微笑みかけるあやかの顔は是非を問わせぬ迫力に満ちていて、
ネギは張り子の虎のようにかくかくと頷くことしかできなかった。

まくり上げられた肌着は脱がされず、ネギの小さな乳首を露出させたところで留められた。
トランクスは片足だけ脱がされて、もう片足の太腿の位置でひっかけられたまま。
そのまま、あやかはネギの両脚を割り広げて担ぎ上げるようにする。
「やぁっ、い、いいんちょさんっ、そ、そんなぁぁっ……!」
まだ全裸にされた方が幾分か気が楽だったかもしれない──と、
まるで乱暴をされるような格好のままでネギは身悶え、あやかの姿を見つめる。
ネギの開かれた脚の中心でそそり立つ、先走りのつゆを滲ませたペニスを前にして息を荒くしていた。

──と。覆いかぶさりながらネギに接近して来たあやかの長いブロンドの髪が、さらり……と肩口からこぼれ落ちる。
絹糸のように細く繊細なその様子に、自分が今されていることも一瞬忘れて見入ってしまうネギ。
その、何か懐かしい、愛しいものを見るような視線にあやかは気付いた。
今まさにネギのペニスにしゃぶりつこうとしていたその口を一旦留め、上目づかいに問い掛ける。
「……髪の毛が、お好きなんですか?」
あやかの言葉に、ネギはこれ以上ないと言う程にビクリと身体を強張らせた。

「……あ、い、いえ。……その……、いいんちょさんの髪、あの……。
 お、お姉ちゃんに……似てて……」

そこまで言って、恥ずかしそうに顔を逸らした。
けれど、その後も何度も伺うようにチラチラとあやかの方を盗み見ている。
『お姉ちゃん』というワードが出てきたことで、ネギの頬にさす赤みはにわかに増し、
また、あやかも母性本能を強烈にくすぐられたか喜悦に満ちた表情をした。
ネギの姉に似ている──髪だけであっても──という事実が、自尊心を満たしていく。

「…………それじゃあ、こういうのは……どうでしょう……?」
まだ細い太腿を抱えあげ、ネギのペニスが眼前に来るところまで進み出るあやか。
同時に、首がくいと傾げられた。股間に垂れ落とされる髪の毛の束。
166ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/03/13(月) 22:10:54 ID:jzhKbtTu
さわっ……。
「ふぁっ……!!」
くすぐったい感触に、ネギが身をよじらせる。
その眼には、自身のペニスが照明に照らされて光るブロンドの髪に絡みつかれているさまが見えた。
「は……うっ、っ……!!」
あやかの長い髪の毛が、次々とネギのペニスに丁寧に巻きつけられていく。
その様子を、ネギはぷるぷると身体をおののかせて見守る。
綺麗な髪が汚れてしまうことへの罪悪感と、汚したいという劣情の板挟みで神経がすり減っていった。
「はぁ、ぅぁっ、やぁぁっ……!」

やがて、肉色のほとんどがブロンドに覆い隠される。
わずかに亀頭の先端だけが、ピンク色の恥肉を覗かせていた。
緩く巻かれた髪の毛が少し食い込んで擦れただけでも、敏感に反応してしまうネギの身体。
更なる刺激を欲してペニスはひくついていたが、ネギは精一杯の抵抗を試みた。
「か、髪が……、汚れちゃいま……すっ……、だ、だから……もう……」

「──いいえ。ネギ先生の無言の要求を汲み取るのは生徒の役目ですもの。
 ここで止めるわけにはいきませんわ。
 ……ええ、それに。──ネギ先生の為でしたら、この雪広あやか。
 どんな汚辱も恥辱も、凌辱も! すべて喜んでお受け致しますわっ……!」

しかし、必死に先生であろうとするネギの努力はにべもなく一蹴される。
あやかの細く長い指が、自身の髪の毛でぐるぐる巻きにしたネギのペニスに添えられる。
そして未知の快楽に怯えて腰が引け気味のネギを押さえつけると、絶妙の力加減でそれをしごき始めた。

ぎちゅっ、ぢゅっ、ずりゅっ……!!
「ひぁっ!? あっ、うぁぁっ!! ひっ、いっ、ああっ!!」
綺麗に巻かれていた髪の毛は、少し手を動かしただけでバラバラと千々に散っていく。
ペニスの幹に、亀頭に絡んで外れなくなるもの、手から落ちてただ落下するもの、
あやかの指に絡んでプツン、と切れてしまうもの──と様々であったが、確実にネギに快楽を与えていった。
167ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/03/13(月) 22:12:30 ID:jzhKbtTu
ペニスの先端から次々と迸る先走りにどんどんと汚されていくあやかの髪。
「あひぃっ、ひ、ぃ、いいんちょさんの髪、ぃっ、あぁっ!」
脚を大股開きにされたまま、ネギは腰を浮かせて引きつった叫び声をあげる。
快楽に我を忘れて喘ぐネギの姿につられて、あやかはどんどんと手の動きを早めていった。

じゅぷっ、ずりゅっ、ずちゅぷっ!! ぐちゅっずちゅっ、じゅぷっっ!!

「っ……! ネ、ネギ先生、もっと、もっと喜んでくださいな……♪」
両手を包み合わせるようにして、自分の髪の毛がぐしゃぐしゃになることも厭わずに髪でペニスを嬲る。
髪の毛は細いが、そうして手で強く圧迫することでわずかな凹凸となってネギの快楽中枢を激しく刺激した。
「はぅぅ、くぅっ!! や、ふぁぁっ!?」
「ン……、そろそろ、ですのね? ネギ先生、イくんですわね……?」
ふるっ……! と、ネギの身体がそれまでと違う震えの兆候を見せた事に、あやかは絶頂がもうすぐと確信する。

「フフ……。それでは、ネギ先生、イってらっしゃいま、せ……♪」

そうしてペニスを包んだ髪の毛を引っ張って、亀頭を中心にして強く擦り上げる。
ぎぢゅっ――! と、濡れた亀頭に張り付き、強く食い込む髪の毛。
さらに、とどめとばかりにびくびくと震えて透明な液を吐き出す鈴口に舌先をねじりこんだ。
「――っぐゥゥ!?」
搾り出すような絶叫。喉を反らせて、堪えようとネギは歯を食いしばる――が、徒労に過ぎず。

びゅくっ、びゅっ――、びゅるるるぅっ!!

「あう、ぅぅぅぅっっ!?」
真上に向けて勢いよく放たれる、ネギの精液。
どれほどその中に詰まっていたのかと詮索したくなるほどに強く飛び、
舌先を出していたあやかの口内や顔、前髪を白く染め、そして中空へも弧を描いて飛んでいく。
「ア……んっ、こんなにっ……、髪が、ぁっ、汚れてしまいますわ、ぁぁっ……」
168ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/03/13(月) 22:14:41 ID:jzhKbtTu
言葉とは裏腹に、あやかの声色は歓びの色が濃く。叩きつけられる白濁を甘んじてすべて受けようとする。
長い、長い射精は、あやかのみならずネギ自身をもべとべとに汚していった。
     ※      ※      ※
――はっ、はァっ、はぁ……、はぁっ……。
朧な視線で天井を見たまま、ネギは荒く呼吸を繰り返す。
酷く過酷な運動を繰り返しでもしたかのように。

それも無理のないことであった。髪の毛で気持ちのイイことをされる――などという概念は、
ネギの中には今まで欠片も存在していなかったのだから。
それを姉と似た髪の毛の持ち主にされたことで、ネギの中で何かが壊れ、同時に何かが生まれてきた感覚があった。
脱力感で身体を動かす事もままならず、絶頂したときと同じ大股開きのままでぐったりとするネギ。
すると。

――つぅっ。
「ヒッ!?」
突如ペニスに走った痛みとも快楽ともつかない奇妙な感覚に、ネギは甲高い声をあげてしまう。
首だけを起こしてあやかを見ると、
ネギのペニスにこってりとまぶされた精液で取れなくなった髪の毛を爪の先で丁寧に取っている最中であった。
「っ! い、いいんちょさんっ……、そ、そんなに、し、しないで……ッッ!?」

ビクンッ!!
あやかの爪の先が亀頭に触れ、髪の毛を一本一本引き剥がしていくたびにネギのペニスが跳ねる。
敏感な粘膜に粘液で癒着してしまった髪の毛を剥がす行為は、射精直後の少年には過ぎた快楽で。
長い射精で萎えきったはずの欲望が再び、ゆっくりと鎌首をもたげ出していた。
「っ、ち、違うんです、これは、っあッ――――!!」

慌てて言い訳をしようとしたネギを遮り、あやかは自らの胸に在る大きな乳房を両手で掬い上げる。
力が入らない身体で必死に後ずさろうとするネギに重しをかけるように、ペニスを挟み込んだ。
――恐らくは今、この大きさならばクラスNO.1の座は固いであろう、その乳球で。
169ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/03/13(月) 22:16:05 ID:jzhKbtTu
「ふぁ、ぅぁぁっ!!」
手とは段違いの柔らかさに包まれて、ネギがまた嬌声をあげてしまう。
びゅるっ……!
挟み込んだ衝撃で乳首の先から母乳が飛沫き、ネギの胸に放出された精液とわずかに交じり合った。
その細かな水圧にさえ、快楽が走る。
触れられていないのにネギの乳首も固くなり、自らが悦楽を感じている事を外界に示す。

後退の動きが止まった事を満足げに確認したあやかは、
さっき髪コキをしたときと同じように――今度は逆にだが――首を傾げた。
さらさらと音をたてて、まだ汚れていない髪の毛が再度、ネギの股間に流れ落ちていく。

ペニスと巨乳で出来た渓谷の溝に。

「せっかくこんなに大きくなったんですし……、ネギ先生♪ 大きな胸はお好きですわよね…?」

あやかの微笑みが淫蕩に歪む。
ペニスに感じる、柔らかいのに弾力に富んだ感触には覚えがあった。
(ま、マシュマロ……っっ!?)
しかし、それは顔で感じたときとは段違いの気持ち良さを生み出し、ネギの正常な思考力を奪い。

――そして、再び快楽へと耽溺していく。


つづく

170ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/03/13(月) 22:18:00 ID:jzhKbtTu
以上、髪コキ+母乳SS・第三回目でした。
ようやく髪コキまでたどり着く事ができました。長かった……。
今回と次回、>>184のアイディアを一部元にさせて頂いております。多謝。

3月23日はPS2版3作目の発売日ですね。
今回ももっとエロいゲームになっていることを期待して止みません。

それではまた。
171名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 02:33:28 ID:CVoRhQbb
ベンジャミンさんいつもながらGJ!!!!!
172名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 11:32:18 ID:IcglRrwY
おぉ。やはり積極的ないいんちょもいいですなぁ。wktkで次回にも期待します。
173名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 13:10:48 ID:brxbKSNw
ベンジャミン氏乙です!相変わらずの描写が素敵っす。
あと1〜2回で完結かな?最後まで楽しみにしております!

最後髪コキ状態で騎乗位素股でお互いの身体母乳まみれにしてフィニッシュを密やかに希望……
3連発になっちゃいますが。
174名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 00:34:06 ID:n9lNQhjb
私は次回、できれば本番まで行ってほしいですね。
もういいんちょにはどんどん暴走してもらいたいです。
175名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 02:23:30 ID:DbQTM2Dw
最初にいいんちょ髪コキをリクエストした者ですがついに、ついにこの瞬間が……ありがとうございます!
最後まで応援していますのでどうかよろしくお願いいたしますね。
176名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 16:43:03 ID:dongFaET
    み                 ,、-'                  み
 ボ                   ,r':,-'"`'''ー- 、            ボ
      る          _,r'"`:':::::::::::::::::、::::::::::::ヽ                る
 ン             ,r'::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::ヽ、_       ン
     く.      ,/::::::::/::::::ハ::::::::::::::i:::::::::ヽ::::::::::::ヽ`ヽ、          く
 バ      -'7:/:::::::!::::::/ '、::ト;:::::lヽ::::::::::',::::::::::::ヽ     .バ
      っ    /ィ:::::::i::l:::;i/   '、!ヽ、;! ヽ、::::::';:::::::::::ヾ;、          .っ
 イ         '゙,!:::::::l::l:/  O    Ol |l i、:::i::::::::::::::i     イ
          ,!'i:::l:ヽ:i           l |l |ノ::;!::::l::l、:::l
 エ.       / .!:::ヽ:::ヽ    i.ニニニi    /,ィ::::::;!:;! `;:!     .エ
         /  ヽ;:::::ヾヽ   l.   !  '´/::;ノ::/  `
  ッ             `ー、`i.、 l'⌒'"`l  /:/l;/            ッ
                   ,r'^!.ニニニ.l;r' ‐く
 !              / i  `X´    入 __,,、--‐‐‐‐--、 !
              /  i / Oiヽ_,,.-'-'ニ-‐'''""""""ヽ、 !
                 ∧ i     ,r'´   `ー--、---- 、__ノ,ノ
             /_,,_ヾ、   i        `ニ'ー、
            ,!.'、  ̄`'ー、!     O  o ト、 ヽ, ヽ、
             ! ,r`''ー,r'`''iー‐r 、 、_,、_,. ,ノ-、ヽ、ヽ ヽ
            i. /   '´ '"´l (二i'´`i`'-、__,,,__  `ヾ'-'゙
            '、!      l(二,!  l   ヽ l ``''ー'゙
            '、     l ト-l   ,!    l
              `r‐‐‐‐‐ト-`'-、__,!_   ,ノ    ,r'"冫
             ,r'`    '、     ``i'シ'⌒`'''゙ /
177 ◆am/upXHX12 :2006/03/16(木) 00:17:29 ID:VRgDmEHQ
>150の続き

「まあ……」
充血したネギのペニスがぴょこんと顔を出すと、あやかは顔を真っ赤にしながらもそれをまじまじと見つめた。
あやかの鼻息が荒くなっていく。今にも鼻血を吹き出しかねない様子だ。
「いいんちょ、よだれ拭きなよ」
朝倉の突っ込みにあわててよだれを手で拭うあやか。ただし、その視線はネギのペニスに釘付けのままだ。
そのプレッシャーに耐えかねて、ネギがか細い声で訴える。
「あああの……恥ずかしいので、そんなに見つめないで下さい……」
「まあっ!」
そんなネギの様子を見て、感極まったあやかががばっと抱きつく。薄布一枚隔てただけの双つの膨らみを
顔に押しつけられて、ネギは情けない悲鳴をあげた。
「ひゃあっ、い、いいんちょさん!」
「ああっ、何て可愛らしいんでしょう! 全てが完璧ですわ! ここも……」
「だだだ、駄目ですよっ、そ、そんなところ触っちゃ、やめっ」
「ネギ先生のものはこんなにも可愛らしくて、それでいてりりしくて、ああっ……」
あやかの暖かく柔らかい指がネギのペニスを優しく包む。ネギは未知の感触に全身をびくっと硬直させて、
もはや抵抗も出来ずにされるがままだ。緊張のあまり、心臓がばくばく言っている。
「あっ、あの……」
実は緊張しているのはあやかも同じであった。これからどうしたらいいかわからず、ネギのペニスを右手で
握り締めたままネギと正面で向き合い、彫像のように固まってただ心臓だけをドキドキさせていた。
「……」
そのままお見合い状態が何分も続いて、ついに見かねた朝倉が立ち上がった。
「もう、何やってるのさ」
朝倉がいいんちょの背中を軽くはたくと、あやかはばね仕掛けの人形のようにびくんっと背筋を伸ばした。
「はひいっ! あ、朝倉さんっ」
あっちの世界から急に引き戻されて、あやかは驚きを隠すことが出来ない。照れ隠しか、必要以上に
怒った顔をしてあやかが振り返ると、正直ここまで驚くとは思っていなかった朝倉が軽く手を合わせ謝った。
「いやー、ごめんごめ……あっ」
「えっ?」
朝倉がネギのほうを指差す。つられて振り向いたあやかの顔に、何か熱いものがかかった。
「きゃっ!」
大量の白濁液に、みるみるあやかの顔がべっとりと汚されていく。驚いた拍子に、あやかがネギのペニスを
しごいた形になって、ネギは思わず射精してしまったのだ。びゅくびゅくと吹き出すほとばしりは、未だ
止むことを知らない。たちまちあやかの右手や顔、髪がべとべとになり、胸の谷間に白い液が水溜まりを作った。
178 ◆am/upXHX12 :2006/03/16(木) 00:19:05 ID:VRgDmEHQ
「あっ……あ……あ……」
やっと射精が治まった。その後も、しばらくの間放心状態に陥っていたネギだが、あやかの視線に気が付くと、
「……ハッ! ご、ごめんなさいっ、ボクっ」
あわてて詫び、手であやかの顔を拭おうとする。あやかはその手を取ると、
「お気になさらないで下さい、ネギ先生」
そう言って、ネギの唇に自らの唇を重ねた。舌と舌が絡み合う、濃厚なキスだ。ネギの鼻腔にあやかの匂いと
自分の精とが混ざりあったむせかえるような匂いが立ちのぼり、息苦しさに頭がぼうっとなる。あやかが
ゆっくりと唇を離すと、二人の間に透明な糸が下向きに細いアーチを形作った。
「ほら、ネギ君のをきれいにしてあげないと」
「あっ、そ、そうでしたわね」
放心状態から立ち直ったあやかが、朝倉に促されてネギの股間に屈み込んだ。やや遅れて意識を取り戻した
ネギは、あやかが自分のペニスをくわえようとしているのに気が付き、あわてた。
「い、いいんちょさん、ダメですよ、そんな、汚っ、ふわあっ」
ネギの制止もお構いなく、あやかがひと思いにネギの一物を口に含む。精を放ったばかりで敏感になった粘膜が、
柔らかくて熱い感触に包まれて、ネギは思わず情けない声を出した。
「ひゃあっ、ふあ、あぅ、……ふわあっ」
くちゅくちゅと音を立ててあやかが一心不乱に吸うと、ネギのペニスはあっという間に元気を取り戻した。
ビクンビクンと脈打っているそれは、かえって射精前より大きいくらいだ。
「裏筋の縫い目にそって舌を這わせて」
「カリ首を重点的に、傘の裏を舌でこそげ取るように舐めて、歯を立てないように」
「次は玉をしゃぶって、柔らかく、優しくね」
「ほら休まない、その次は鈴口を舌先でくすぐる」
「両手がお留守じゃない、おちんちんをおっぱいで挟んであげなよ」
あやかは朝倉が出す指示に従って、無心で奉仕する。あやかの舌技が上手いのか朝倉の指示の賜物か、
ネギの喘ぎ声はどんどん激しく、大きくなっていった。
「ああっ、いいんちょさんっ、ダメっ、で、出るっ、出ちゃいますぅっ!」
「ほら、いいんちょ、こぼしちゃ駄目だよ」
ネギのペニスがひときわ大きく脈打ち、あやかの喉奥にびゅるるるるっと精液を放った。
「むっ……ぐっ……」
あやかは懸命にそれを飲み込む。こぼすななんて朝倉に言われるまでもなかった。ネギが吐き出す端から、
バキュームのようにごくごくと喉を鳴らし吸い込んでいく。
179 ◆am/upXHX12 :2006/03/16(木) 00:20:41 ID:VRgDmEHQ
「んっ……むっ……」
とは言えあまりの量にあやかの口の端から雫が滴れる。なおも懸命に飲み込み続けるあやかだったが、
それももはや限界かと思われたとき、やっと射精が止まった。
「ごくん。……けほっ」
あやかが半勃ちのネギのペニスから口を離し、軽くむせる。そして唇の端からこぼれた精を舌で舐め取ると、
立ち上がりネギにまたがろうとした。、
「……ああっ、ネギ先生……」
「はいそこまでっ」
ネギの先端があやかの秘部に触れたところで、朝倉があやかを突き飛ばした。
「あ、朝倉さん、何をっ」
「順番、順番」
見ると、まき絵がもうネギの前にスタンバイしている。
「へへへー、次は私の番だよっ」
「その次は私の番アルね。中国4千年の秘技を見せてやるアルよ」
「ちょっ、皆さんっ、お待ちなさいっ」
「まあまあ」
あっという間に端に追いやられて、憤りを隠せないあやかを朝倉がなだめる。その間にネギはまき絵の愛撫で
見る見るうちに絶頂に昇りつめる。
「ま、まき絵さん、僕もうっ!」
「きゃー、ぬるぬるー!」
「次は私アルね」
「やっぱりお待ちなさい、あなたたち!」
「いっそのことみんなでやらない?」
「いーねそれ」
「だ、誰か助けて……」
「ぬるぬるがー……」
「……!」
こうしてネギは、いつまで経っても帰って来ないのを心配して迎えにきた明日菜に救出されるまで、半日近くも
精を搾り取られ続けたのであった。
(了)
180 ◆am/upXHX12 :2006/03/16(木) 00:22:20 ID:VRgDmEHQ
以上、続きをお届けしました。
おまけ
ttp://a.pic.to/4d7rc
何かせっちゃん嫌がってるように見えるonz
ていうか、木乃香は描くのとても難しいっすね。
181名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 01:16:00 ID:0toOQq+y
乙です
何で朝倉はやたらと手慣れてるんだろうかw
182いつかの313 ◆Cg7Ec6bj8. :2006/03/17(金) 14:31:04 ID:MmxenNYN
お久しぶりです。
ようやくリアルのほうが落ち着いたので、また何か書こうかと思います。
とりあえず今書いてるのが性転換ネタなんですが、もうちょっと書き溜めてからまた来ます。

作品のほうはあとでゆっくり読みたいですね。
では、また。
183名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 23:07:09 ID:jj0pYxFs
*― ―) 亜子長編PART4「京都事変」
合わない方はスルーしてください

「東西戦争、終戦」
184「東西戦争、終戦」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/03/17(金) 23:08:21 ID:jj0pYxFs
 むかしむかし、あるところに、おばけたちの村がありました。
 そこにいたひとりの少女は、とてもさいのうがありましたが、いつもいつもほかのおばけからいじめられていました。
 ほかのおばけはすぐに少女のちからを知りましたが、少女は自分のちからを知りませんでした。
 ちからにめざめた少女のしかえしをこわがるおばけたちは、ますますひどいいじめを少女にしていきます。
 おばけたちはついに、力にめざめるまえの少女をころしてしまおうと、なぐったり、さしたり、しずめたり、しました。
 しかし、それでも少女は生きていて、ともだちのおばけたちに、

「わたちぃをいじめないで。みんな、仲良くしてよ」

と言いつづけました。
 どうしても少女をころせなくて、おばけたちは少女を恐れ、おののきました。
 ある日、少女は小さなクラゲのおばけをひろって、おともだちになりました。
 少女にとってそのクラゲは、はじめてできた、おともだちでした。

「あなたはいつもぉ、みー、みー、ってないているから、みーちゃんって名前にしましょうねぇ」
「みー、みー」
「いつまでも、わたちぃと、なかよくしてね。みーちゃん」

 みーちゃんは、えたいのしれないおばけでした。
 ほかのおばけたちにみつかり、なんと、少女はみーちゃんといっしょに、がけから落とされてしまったのです。
 それを助けてくれたのは、山にしゅぎょうにきていたにんげんのまほうつかいでした。
 まほうつかいは風をあやつり、おとされた少女とみーちゃんを助けてくれたのです。
 なまえは、三条千歳。
 少女はおんをかえそうと、いっしょうけんめいになりました。

 「わたちぃが、みーちゃんといっしょに、あなたさまをおまもりします。
  だれかにいじわるされたり、つらいことや、やりたくないことがあったら、いつでも、いってください。
  わたしとみーちゃんの命は、あなたさまのものです」

 少女はやがて御園生久美子という名前をもらい、三条の中で偉くなっていきました。
 そして今、少女は関東の学園都市に立っています。
 関西の爆破テロと英国崩壊の首謀者の一人として、そして関東侵攻の司令官として―――。

*      *     *

「メテオ、いっくよーぉ!」
 みーちゃんの巨体が市街地を押しつぶしながら侵攻し続け、逃げるハルナたちをもう少しで押し潰すところまで迫っていた。
その時、レンガ造りの商店から突然、燃え盛る岩が次々と飛び出してみーちゃんに炸裂する。ハルナのスケッチブックで創
られたメテオであるが、しかしみーちゃんは衝撃によろめきこそすれ、ダメージらしいダメージは受けていない。
 それどころか、耐性が付いてきたのか、巨岩に撃たれながらもゆっくりと前に進み始める。
 ―――その時、燃えていない岩がみーちゃんの上を飛んでいった。みーちゃんは敵の攻撃が失敗したと判断して、そのま
ま一気に敵を滅しにかかる―――しかし止まった。
「みゅううううううううううううううううう!」
 みーちゃんはある可能性に気付いて上空を見る。そして、それを証明するかのように―――頭上を越えていった燃えてな
い岩が、まるで乗り物のように翼を生やして、ぱたぱたと飛んでいた。

*      *     *
185「東西戦争、終戦」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/03/17(金) 23:09:24 ID:jj0pYxFs
「うっひゃー! もうバレちゃった! あのクラゲ、意外と頭いいかも!」
 岩の上に乗ったハルナの声に、そこにいる全員に緊張が走る。のどかたちはメテオに偽装できるようハルナが創った「空飛
ぶ岩」に乗り、何とかみーちゃんを振り切ることに成功したのだが、あの巨大クラゲはすぐにそのことを見抜いた様子だった。
「あわわ、早く逃げてよ! 早く早く!」
「いや、これが全速力だから!」
 夏美がガタガタ震えながらハルナに詰め寄る。テレビの中の出来事とは違い、自身にぎりぎりまで迫った巨大怪獣は想像
以上の恐怖をもたらしていた。
「落ち着きなさい、夏美」
「うっ……」
 静かな千鶴の声にびくりと震えた夏美は、ごめんと謝ってハルナから離れる。夏美の中では巨大怪獣と千鶴の影響力が同
じなのだろうかとさよは思ったが、そんなことは尋ねられるはずもなく、そっと実在しない胸の中に仕舞いこんだ。
「大丈夫、すぐに追いつかれることはありません」
 茶々丸の首も冷静にそう告げる。ロボットの感情がない声は妙な説得力があった。
「もっとも、あいつらを倒さない限り、いつかは追い詰められてしまうです」
「……私たちがやらないと、ううん、私たちしかできないの」
 風を受けて髪とスタートをばたばたと乱しながら、のどかと夕映は決意を固めた表情で言う。
「で、でもさ、本当に私たちに、あいつらを倒すことができるの?」
「いちかばちか……死ぬかもしれないわね」
 千鶴はふっと目を細めて、夏美を自分へと抱き寄せる。
「とっても危ないことだもの」
「ちづ姉……」
 ハルナも引き攣った笑みを浮かべながら、ゆっくりとのどかたちの方に近寄る。
「やれやれ、参っちゃうわねー、もう。私だってもう、足がくがくしてるんだよ?」
 目は少しだけ潤んでいた。
「マジで、死んじゃうかも……マジで頼むよ、ゆえ」
「宮崎さん、あの怪物が怖くないのですか?」
 いつもより凛としたのどかに茶々丸が尋ねると、のどかは少しの沈黙の後でこう答える。
「あの人は怖いけど……それ以上に、可哀想だから……」
 のどかはアーティファクトを手に、意志を示す。
「私はあの人をもう、終わらせてあげたい。あんなの、可哀想すぎるよ……」
「それに、あの存在を許すことなど、できません」
 夕映はそう言って、怯えた様子の皆を振り返る。
「私は、毎朝目が覚めれば、また平和な日が始まるものだと信じていました。戦争などは遠い海の向こうの話で、怖い疫病も、
飢餓も、弾圧もない。そんなことは私たちに関係ないことなんだと、心の中で思っていたのです。でも、違いました」
186「東西戦争、終戦」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/03/17(金) 23:10:25 ID:jj0pYxFs
 夕映は見渡す。手を広げ。まるで鳥になったように。
「見てください。この光景を」
 地平線の向こうに見えるのは、炎上する都市。延々と、まるで蝋燭が列を成しているように。人々の営みが、燃えている。
 混乱によって。どこまでも燃えていた。
「死んだ人々を」
 学園都市中に散乱した、自害し果てた魔法使いたち。殺されたのは侵略者たち。殺したのはクラスメイト。
 怪物化していた住民たちは、一部は都市を離れた。一部は死んだ。巨大な墓場のように。
「全ては断たれて」
 携帯は繋がらないまま。テレビは映らないまま。ラジオは雑音のまま。電気は、こないまま。
「もしかして、この国はもう、滅んだのですか?」
 人々は怪物化し。都市は燃え。助けもこず、ひたすら悪意のみ。反論は―――ない。
「命をかけるような戦いは、日常と紙一重の場所に潜んでいました」

 地平線から光が膨らみ、一帯は昼のように明るくなった。
 猛烈な光と音と衝撃を発しながら、爆発は巨大なキノコ雲を形成する。

「ああ……」
 初めて見た核の雲は、思ったより綺麗なもので。思った以上に、戦意を奪うものだった。
「どうして……」
「まさか、チャオさん?」
「きっと、あの爆発を食らっても、あの怪物は何のダメージも受けていないです」
 夕映は顔を歪めて、明るい声を出していった。
「信じられますか? 核兵器ですら全く効かないような、もう世界だって1人でどうにかできてしまいそうな存在に、昨日まで普
通に中学生をしていた私たちが、戦いを挑むだなんて! しかも、口先だけでです!」
「ゆ、ゆえー……」
「でも、私は負けません! あの存在がどういうものかを知った以上、綾瀬の名にかけて負けるわけにはいきません! 私は
どれだけ譲歩しても、あの存在を認めることはできません! 私は戦うです! 自分の価値を守るために! 自分の心を守る
ために! そして、大切なみんなと、これからも生きるために!」
 夕映は半分泣きながら、そう叫んだ。分かっていた。自分は殺される可能性が高いことを。
 でも、逃げない―――あの「弱さ」と「敗北」が顕現した敵は、祖父の教えと究極的に対立する存在であるから。
 知ってしまった敵の正体。
 悲しき敗者であり、弱者であり、そして理想と現実の狭間で永遠の存在へと堕ちた、久美子という存在を。

*      *     *
187「東西戦争、終戦」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/03/17(金) 23:11:35 ID:jj0pYxFs
「きゃああああああああああああああああ―――――!」
 剣を握った腕の肘から先が、血を撒きながら満月の夜空にくるくると舞い上がった。明日菜が腕の断面を押さえて倒れるの
を見て、久美子はにやりと笑いながら斧を振り上げる。
「ふん、この程度かぁ」
 明日菜の瞳に満月と、その横で笑う久美子の姿が映る。
 これから自分に振り下ろされようとしている斧の姿も。その時、明日菜の顔からは苦痛の一切が消えていて、その表情は緊
張の糸が切れたように緩んでいた。ぼんやりとした瞳は己のした行動とその結果を予想し、そして今それを受け入れている―
――それは妙にやすらかな諦観の色だった。
「あ……」
 まるで地面に縫い付けるように、久美子は明日菜の腹部に斧を振り下ろした。
 柔らかい肉の感触と硬い地面の感触が久美子の手に伝わる。明日菜は痛みよりも衝撃に驚いた顔をした。
「まずは一人ぃ……あ、いけないぃ、殺さないつもりだったんだっけぇ」
 久美子が斧を引き抜くと、明日菜の腹部からごぼりと赤黒い血が溢れ出す。
「ん?」
久美子はその気配を感じてふわりと浮かび上がった。
「……よほど早死にしたいらしいわねぇ。愚民ども」
浮上した久美子の前には、羽が付いた巨岩に乗った夕映たちがいた。

*      *     *

「貴様たちぃ、自ら首を刎ねられにくるとはぁ、見上げたこころがけであるぞぉ」
 遥か遠方、とはいえ数秒で詰められてしまう距離を残して、岩上の夕映たちと久美子は向かい合っていた。夕映たちの背後
にはみーちゃんも着実に迫ってきている。対して夕映たちの中で独自に戦闘が行えるのはハルナだけであるが、最強のメテオ
でも敵に通じないのは明らかであり、戦力差は大きい。
 岩の上で、のどかと夕映とハルナが立っている。背後には千鶴たちもいる。しかし、彼女たちは誰も戦おうとしている様子がな
く、武器の一つも持っていなかった。
「……どういうつもりぃ。武器を捨てて降伏するから、許してくれとでもぉ?」
「そう言ったら、どうするです?」
 どちらも大声を出せば、ぎりぎり会話ができる。久美子の問いに夕映は答えず、問いで返す。
「お前たちは死ね」
 久美子は笑みを浮かべて、斧を向ける。
 しかし、夕映は焦らない。先手必勝とばかりに切り札の一つを口にする。

「その、前に一歩踏み出すための勇気が、本当の魔法を創るのよ」

「……!? ………!? な、なに………!?」
 久美子の顔がみるみる変わった。しかし、久美子自身もその言葉が誰のもので、どうしてその言葉に自分が動揺しているの
かが分からない。しかし、その言葉がまるで自分の存在を根幹から揺らしてくるような気がして、久美子は思わず硬直する。
「貴女に教えてあげるです。忘れている真実を―――貴女という存在を崩壊させる真実を」
 ふと気が付くと、みーちゃんも夕映たちのすぐ背後にいる。しかし、やはり久美子と同じでそれ以上近づけない。
 夕映は高らかに宣戦布告する。
「貴女はもう死んでいるのです。今の貴女は、巫女という怪物により存在している残滓に過ぎない……!」
「な、なにを……」
「思い出せませんか―――いえ、思い出せなくされたのですね。存在を維持するために」

*      *     *
188「東西戦争、終戦」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/03/17(金) 23:12:46 ID:jj0pYxFs
「止血は何とか終わったネ!」
「あ、明日菜さん! 明日菜さん!」
 戻ってきたチャオとネギが何とか止血をしたものの、明日菜の意識は戻らない。危篤状態。チャオとネギは攻撃魔法やそれに
類する行為なら得意だが、回復魔法はそれほどでもない。チャオはある程度の怪我までなら回復させられるが、危篤に陥った
者を復活させることは難しい。このままでは明日菜は死んでしまう。
 チャオたちのモジュールは魔法を数式化したモデルとして効果を再現するものなので、元となる回復魔法なりが要るが、それ
がなかった。
「しかし、これ以上どうすればいいネ―――あの化物も……」
 チャオはぎりりと唇を噛む。上空では久美子と夕映たちが睨み合っている。
 果たして―――核すら効かない怪物たちにどう立ち向かえばよいのだろう? 夕映たちに策はあるのだろうか?

 と、その時、久美子の気配が消えた。

「人質の人たちは、あのクラゲがいた場所に倒れていました。みなさん、無事です」
 岩から降りてきた夕映はチャオたちにそう告げた。
「あの怪物は、クラゲといっしょに消えて無くなりました。真実を思い出して、いいえ、私が教えたから、消えた」
 夕映は悲しげに、言う。
「私が、殺したのです。この、言葉で」
 それは核兵器すら効かない最悪の敵に勝利したと遠まわしに言っているのだが、チャオでも理解するには数秒ほど要した。

*      *     *

 結果だけ言うと、瀕死の明日菜を救ったのは千雨だった。
 明日菜が危ないと知った千雨は、あることを思い出して聡美に告げたのだった。それは夢とも現とも区別がつかないような出
来事だったのだが、千雨は一度、京都の地下で久美子に襲われて腹をぶち抜かれ、殺されているのである。しかし気がついた
ら傷は消えていて、千雨は首をひねったという話だった。
 聡美が調べてみると、千雨の身体には治療に特化した実体化モジュールが使用されているのが分かった。聡美はそれがア
メリカ合衆国で実体化モジュールの開発に成功している某グループのものだと判断したが、それがどうして千雨の身体に使用
されたかは分からなかった。
 それを利用して、明日菜は完治した。
 もしも千雨のパソコンにゼロスパイダーの子孫がいなかったら……もしも千雨が久美子と遭遇しなかったら……もしも聡美た
ちが光仙の下で実体化モジュールを開発していなかったら……ネギたちとチャオが合流していなかったら……もしも聡美たち
が三条に拉致されていなかったら……それはどこから始まったのかも分からない、偶然の掛け合いで生まれた、まさに奇跡と
いって良い確率のものだった。


「体勢を立て直して向こうに戻るはずが、かなり時間食っちゃったわね」
 回復した明日菜はそう言って、チャオやネギたちといっしょに関西に戻る準備をし始める。混乱する関西総本山には、今も亜
子と楓と刹那、そして木乃香が取り残されたままなのだ。
 気絶していたまき絵たちに関しては、上手く記憶を処理しておくとチャオは言った。
 千鶴と夏美、ハルナたちは記憶を消さないことを望み、そうすることになった。また、さよの願いにより和美の記憶も、とりあえ
ずは消さないことにした。


 ………そこから少し離れたところで、のどかは1人読心術の書のページをめくっていた。
 通常ならばせいぜい1頁ほどの読心術が、一気に数十ページも読み込まれてしまった理由は、久美子の中で同じ思考が延
々とループされていたからだった。例えるならば、無限ループに陥っているプログラムの計算結果を延々と出力させてしまった
ようなもので、数十ページの大半は同じ記憶の繰り返しだった。
 夕映曰く―――「完結しないがゆえに本人も認識できない」のであろうその記憶は、久美子の存在理由に関わるものにほか
ならなかった。
 それを表面的とはいえ読み込むことができたのは、のどかのアーティファクトの性能ゆえであった。
「あの人は……」
 のどかはページをめくるたびに、胸が痛くなる。自分は好きな人のために、果たしてここまでのことができるだろうかと―――。

*      *     *
189「東西戦争、終戦」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/03/17(金) 23:13:56 ID:jj0pYxFs
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 力が欲しい。
 久美子が狂ったようにそう望み始めたのは、こずえが変死した時だった。

 こずえが急死してからというもの千歳の老衰は激しくなり、三条家はもう風前の灯というような時、真紀乃という幹部が連れて
きた「巫女」なる存在はこずえを復活させ、三条家の救世主として迎えられていた。
 滅びかけた三条家を目の当たりにして何もできなかった久美子とみーちゃんは、巫女の前に跪き、その奇跡を乞うた。
 自分たちにも、三条を守れるだけの強大な力が欲しい―――と。

 ―――貴女の想いが強く、真なるものならば、貴女たちはきっと「永遠」になれるわ。

 巫女は優しく笑った。それは、この笑顔を信じて言うことをきいていれば全て上手くいくと錯覚させるような、まさに慈愛の神が
顕現したかのような笑みだった。それは心の中まで染み込んでくるような、優しい、優しい、笑みだった。
 しかし、その意味を聞いた久美子とみーちゃんは、自分たちの運命に怯えた。三条のためならば死ぬことはできるが、恐怖が
ないといえば嘘になる。
 巫女は微笑みながら―――それが正しいことなのだと言わんばかりの、笑みで―――自分だけが貴女を救えると、説く。

 ―――怖いのは分かる。

 ―――でもね―――その、前に一歩踏み出すための勇気が、本当の魔法を創るのよ。

 ―――貴女たちは成れる―――永久に三条を守る存在に。

「永久に?」

 ―――永久に、よ。

 ああ、永久に……命が続く……ずっとずっと。

「巫女さまぁ。どうか、わたちぃに、その、奇跡を、お与えください……」

 久美子とみーちゃんを前に、巫女は異能でその心を現実へと引き出していく。
 心の底から願うのは、何者にも敗れない無敵の自分―――身体をバラバラにされても焼かれても、例え核弾頭の直撃を食
らっても死なないような、老いず、衰えず、いつまでも無敵の、そんな自分。
 久美子は泣きながら喜んでいた。きっと自分がこれから、永久に三条を守ることができるのだと思って。

 やがて、久美子とみーちゃんの前には―――無敵の久美子とみーちゃんが立っていた。
 久美子と久美子、みーちゃんとみーちゃん―――本物の自分と理想の自分。

 しかし、完全無欠の存在などあるわけがない。無敵の自分がその存在を疑わないように、欠点を一つ設けることにした。
 それは崖から落とされた思い出と繋がるように、高所恐怖症ということにして飛べなくした。
 存在を維持するための、心の枷のようなものであった。
 そして―――無敵の存在となった久美子たちを揺るがす最後の要素は、本物の久美子たちの存在に他ならなかった。

 ―――じゃあ、約束どおり、かまわないかしら?

「はい、巫女さまぁ、どうぞ、代償として、私の命を奉げます」

 ―――ふふ、じゃあ……。

「私の命は御前様のもの、御前様のために、御前様のために」

 ―――貴女たちぐらい栄養があれば、一週間ぐらい人を食べずに済みそうね。


 久美子とみーちゃんの前で、巫女の肉達磨のような巨体が蠢き、大きな口がばくりと開いた。
 そしてバリバリと、本物の久美子とみーちゃんを食べた。
190「東西戦争、終戦」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/03/17(金) 23:15:35 ID:jj0pYxFs

*      *     *

 のどかはページをめくりながら、そのおぞましい儀式にぶるりと震えていた。
 夕映は久美子を「自分を否定した敗者」だと断じ、巫女を「人間の弱い部分を増幅させて支配する存在」だと切り捨てた。
 忘れていた自分の正体を、夕映の口から教えられた久美子の顔が忘れられなかった。
 自分の存在が否定され、崩壊していく姿は、哀れでならなかった。
 敗者となった瞬間に、無敵であるべき久美子は矛盾に呑まれ、ふっと消えてしまった。
 彼女と運命を共にしたクラゲのみーちゃんもまた、消えた。
 巫女の魔法が崩壊した後に、彼女たちは何も残らなかった。

 最後のページを見ると、消滅する直前に久美子が思ったことが記されていた。


*      *     *

 その場所は三条園と呼ばれ、三条財閥の総本山として発展を続けてきた巨大都市だった。その中でも一番高いビルの上に、
1人の男と少女が立っていた。少女の肩では可愛らしいピンクのクラゲが鳴いている。
「見てみい、この御園を。ここをな、麻帆良にも負けへんような魔法都市にすることが、わしの夢の1つなんや」
「はい、御前様」
 少女は妙な矯正眼鏡をかけていて、いつものなまった口調は消えていた。
「なんやぁ、面白ないしゃべりになってもうたのぉ、お前。別に無理せんでもええぞ」
「私が決めたことですので」
「ふぅん」
 男は少しだけ寂しそうな顔をして少女に背を向け、そしてぽつりと言う。

「お前は今日から三条に幹部として入れ。断ることは許さん。もう入れると決めたからな」

「はい………は? へ? えぇえええええええええええええええええええええええ!? わたちぃがでございますかぁ!?」
 少女は仰天して素の口調に戻り、さらに男からずざざざざ、と数メートル後退して、そのまま地にゴツンと頭を付ける。
191「東西戦争、終戦」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/03/17(金) 23:17:34 ID:jj0pYxFs
「それはぁ……だって、わたちぃは人間の名前もありませんしぃ……妖怪などがそんな」
「関係ない。わしが信用したお前やからこそ、その資格をやる言うてんのや」
 男は笑いながら、少女にゆっくりと立たせて、頭をなぜた。
「今日、お前は妖怪の端くれから、関西呪術協会の正式な一員として、今、ここで生まれ変われ」
「は……で、でも、わたちぃには、に、人間の、な、なな名前が、ありませんからぁ……」
「お前はこの三条園という「御園」で「生」まれ変わる……御園生なんて氏はどうや。珍しい氏でもないがな」
「は……あ……」
「名は久美子と名乗るがええ」
「そ、それは……御前様の、母君の御名では…そ、そんな、おそれおお……」
「かまわん。今日から久美子な」
「ひ、ひえええええええええええ!?」

 涙目でがたがた震えている少女に、男は優しく微笑んだ。

「まあ、三条に入ってくれや。お前を信用してのことなんやぞ、久美子よ」
「は、はあ……」
「わしはお前より先に死ぬ。こずえやって、寿命を考えたら妖怪のお前より先に死ぬやろう」
「その時は、わ、わたちぃも、御前様といっしょに御墓に……!」
「アホかお前は」
「はひっ!」
「アホなこと言う口はこの口か? ん?」
「ふににににに!?」
 ほっぺたをぐにぐにと伸ばされ、少女は涙目になって手をじたばたさせる。
「なあ、久美子。三条には敵が多い」
 男は手を離すと、真面目な顔になって、少女に頭を下げた。
「三条を守ってくれ。わしが死んでこずえの代、またその次の代にまで、何とか守ってくれ……」
「…………御前様」
「三条家の当主としての願いや」
 無言の後。
 少女は微笑み、そして男に跪いた。
 やっと恩が返せるんだと、喜びの笑みで。


 心は清く濁り、歪み捩れ、時に悲劇となりて、
 それでも流れゆくのみ。


「私の命は御前様のもの。御前様が望むならば、御園生久美子は、命にかえても三条をお守りいたします」





 その命、続く限り。





192名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 23:19:14 ID:jj0pYxFs
*― ―) なんとかここまで来れた感じです
読んでくれている人、本当にありがとうございます

この後、長編に関しては話をある程度終わらせてから、延々と亜子たんの陵辱するつもりです
どれだけ時間がかかっても、最近エロがないのを取り返すぐらい思い切りやりますので

ではまた
193名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 23:24:58 ID:2Qx5y778
はい、よくがんばった。さようなら
194名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 04:03:02 ID:yQ/tj7ml
楓がクウネルに無理やりえちぃなことされちゃうSSキボンヌ
195名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 20:16:10 ID:Hu2g3ssm
>>194
それ俺もすげえ読みたい…(*´Д`)ハァハァ
196名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 01:51:19 ID:2Zc47ENO
核爆弾が効かない敵でも夕映があっさり倒す。そのクオリティが信じられん。
197名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 02:20:13 ID:4JRKqItb
もうスルーしてやれ。一種の荒らしだから
198名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 13:05:41 ID:g44f88/u
>>197
ずいぶん手間のかかる荒らしだな
199名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 13:07:43 ID:g44f88/u
>>197
ずいぶん手間のかかる荒らしだな
200名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 13:17:05 ID:dtCvgzDN
>>197
そもそもネギま本編自体、そういう無茶を通しそうなので無問題
201名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 16:37:45 ID:KeYlCAN/
あんま知られてないみたいだな、コレ↓
http://xvxb2360.web.fc2.com/

ヤりたい時にヤれるっていいよw

202名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 00:40:57 ID:OrJt+eSO
>>200
あるあるwwwwww

ビームが効かない人間とか居るしな
別に座薬の無茶は本編と比較するなら不自然では無い


一般的な作品と比べると不自然だがwwwwww
203名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 01:11:11 ID:NYJzR9Qb
ビームきかない奴って……誰?
204名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 03:14:42 ID:lQ3X9I0P
高音のことなら、あれはロボ田中の出力不足なだけだぞ。
205名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 05:35:51 ID:8R32TlUu
>>座薬氏
貴方の思いっきりはマジへこみますので勘弁して・・

それより長編を中断して、しばらくは短編を投下した方がありがたい
完全に失墜した信用を取り戻すにはそれが一番ジャマイカ?
短編ならおkな方もちらほらいるみたいだし……
正直、貴方の不様な姿をこれ以上見たくないのだよ
過去に貴方のSSに感銘を受けた者としては、な……
206名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 06:24:55 ID:BDGYMNZN
完全に失墜も何もスルーできない馬鹿が騒いでるだけだろ
何でお前の勝手な都合に座薬氏が合わせないといけないんだよ
207名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 06:36:40 ID:eqgCxR3r
荒らしはスルーで。
208名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 07:27:01 ID:8R32TlUu
>>206
まあ、お前の言うことはもっともだ
俺は単に意見を述べただけだからな。座薬氏がどう判断するかは知らんよ
ただ、一読者としてのレスだからお前が気にする必要はないよ

つーか朝から乙。正直、反応早くて驚いた
209名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 16:19:31 ID:pT4WU7/h
>>202
一般的な作品ってKYOとか奪還屋とかか?
座薬の長編は読んでないからどうでもいいが、いくらネギまでも
核やら何やらが飛び出す程のインフレはまだ起きてねーよw


将来的には分からんがww
210名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 18:18:31 ID:OrJt+eSO
核もビームも似たようなもんだと何故気付かん!!!!

ていうか、ビームに耐えられるなら核にも耐えられそうだよな
放射能はともかく、爆発には耐えられると思わないでもない

第一、低出力だろうとビームに当たれば無傷ではすまない筈ですが
211名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 18:18:35 ID:gp/vBUUF
でも、俺はスケールの大きい物語が好きなので座薬長編も結構いいかな、とか思ったりする。
これだけ壮大なストーリーは滅多に見られるもんじゃない。
一種の実験のようなもの、と一読者として受け止めている。
212名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 18:31:53 ID:KHUc32xX
ろくにSSも書けない乞食どもは黙ってろ
気に入らなければ自分で最高のSSでも書いてみろよ。
213   \ /:2006/03/20(月) 19:43:16 ID:eqgCxR3r
     ( 'A `) V
.      (⊃⌒*⌒⊂)
       /__ノωヽ__)

                     \    _
                    r-''ニl::::/,ニ二 ーー-- __
 座薬がしゃべった!!  .,/: :// o l !/ /o l.}: : : : : : :`:ヽ 、
                  /:,.-ーl { ゙-"ノノl l. ゙ ‐゙ノノ,,,_: : : : : : : : : :ヽ、
              ゝ、,,ヽ /;;;;;;;;;;リ゙‐'ー=" _゛ =、: : : : : : : :ヽ、
              /  _________`゙ `'-- ヾ_____--⌒     `-: : : : : : : :
...-''"│    ∧  .ヽ.  ________   /   ____ ---‐‐‐ーー    \: : : : :
    !   /   .ヽ  ゙,ゝ、      /  ________rー''" ̄''ー、    `、: : :
    .l./     V   `'''ー-、__/__r-‐''"゛     ̄ ̄   \   ゙l: : :
                   l     .,.. -、、 _ ‐''''''''-、    l   !: :
                  |   /    .| .!     `'、  |   l: :
                      l   |     .l,,ノ     |  !   !: :
                       / '゙‐'''''ヽ、 .,,,.. -''''''''^^'''-、/  l   !: :
             r―- ..__l___    `´            l   /   /: :

ってことで終了。
214ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/03/20(月) 19:57:32 ID:E91fmnl1
頭髪射精に別アプローチで小ネタをば。髪だけです。
手抜きなので場所や時間は不明です。背景のない同人誌みたいな物だと思って下さい。


【手抜きSS・いきなりクライマックス 木乃香髪射編】

「ひっ、いやぁあっ!? ネ、ネギ君、何す、するん……っ!?」
発現時間を最長に設定した戒めの風矢(アエール・カブトゥーラエ)に身体の自由を奪われて、
木乃香は絨毯に座した状態でいやいやとかぶりを振る。
身につけた制服は特に乱れている様子もない。
──が、木乃香は必死にその場から逃れようともがき続けた。

「ご、ごめんなさい、このかさん……っ!
 でも僕、このかさんの綺麗な髪の毛を見てたら……、ガマン、出来なくって……!!」

戒められて身体を満足に動かせない木乃香の背後から、ネギが近づいてくる。
その声は劣情に満ちており、はぁはぁと荒く呼吸を繰り返していた。
「ヒッ、い、イヤぁぁっ!!」
木乃香が、正面に置かれていた姿見に映るネギの姿に悲鳴をあげる。
目を妖しく輝かせて迫るネギはスラックスの股間部分をパンパンに張りつめさせており、
一歩、一歩と近づくごとにそのチャックをジジジ……、と下ろしていく。
やがて、10歳の少年に似つかわしくない隆々とそそり立つ勃起が晒される。
鏡越しにその凶悪な牡の象徴を目にした木乃香は、恐怖に震えた。
と、身を竦ませていた木乃香の顔が痛みに歪む。

──ぐいっ!!
「きゃっ!?」
長く艶やかな髪が強引に引っ張られて、木乃香は首をのけぞらせた。
首に無理な体勢を強いるその格好に、視線だけを必死に背後に向けて痛みを訴える。
「や、いややぁっ……、ネギ君、は、離してぇっ……!!」
215ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/03/20(月) 19:58:50 ID:E91fmnl1
しかし木乃香の訴えは凌辱者と化したネギにはまるで届かず。
それどころか嫌がる反応に呼応してペニスが更に硬さを増していく。
そして、遂に。
木乃香の頭とネギの手の間で張り詰めさせられた黒髪の上を、
先走りで濡れたネギのペニスが滑り──犯し始めた。

「……ぁぁっ、このかさんの……ふぁぁっ……!!」
「や、ぁっ!? ひっ、ネギ君、そんなっ……! 髪に、こ、擦りつけんといてぇぇっ!」

ずりっ、ずずっ、ずずずっ、ずちゅううっ!!
ネギの腰が中空を泳ぎ、がくがくと前後に振りたくられる。
白く柔らかそうな肌が間近にあるというのに、それには微塵も触れる気配を見せず。
黒く光沢を放つ大和撫子そのものといった風情の絹糸のような髪に、
迸る劣情を如実に示す自身の体液を塗り広げていくネギ。

少しの風にも吹かれてさらさらとそよぎ、その流麗さを知らしめていた木乃香の髪の毛は、
そそり立つ肉茎を擦りつけられて粘液にまみれていく。
哀れなほどに汚された木乃香の髪の毛は、
しかしそれまでとは違った、妖艶な美しさをたたえていた。

と言っても、それは見る側の──と言うよりむしろ、女性を性欲の対象として見る側の見解である。
女性であるなら大切でないはずがない髪を為す術なく汚されている事実に、
木乃香は絶望的な感覚を味わった。
「こ、こんなんイヤやぁっ……、ひぃっ……!」
「うぁぁっ、このかさんっ、このかさん……ッッ!!」
ネギの腰使いが荒さを増し、びくびくと震える感覚が髪越しに伝わる。
髪の毛が焼き切れてしまうのではないかとさえ感じるほどの擦過が続く。
やがて、ネギが息を詰まらせたようなうめき声を上げた。

びゅるっ! びゅぶぶぶっ!! ぶびゅうううっ!!
216ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/03/20(月) 20:00:22 ID:E91fmnl1
「ひ──、ぃぁぁああぁっっ!?」
直後、木乃香の髪に叩きつけられる多量の熱濁。
ネギのペニスが激しく脈打ち、亀頭の先端からぶびゅぶびゅと白液を吐き出した。
髪の毛を通り抜け、それは白く細い首筋にさえ付着していく。
ねとり……とした触感と、肌を垂れ落ちる粘液の気持ちの悪さ。
首の後ろに放たれた精液から立ちのぼる性臭が、木乃香の鼻をつく。
鏡越しには後頭部の惨状を見ることは出来ないものの、その臭いに悲嘆に暮れる。

「っ……! ぐすっ……、や、ぁぁ、べたべた、っっ……!!
 ネギ君、ひ、酷い……ぇ……っ……!!」
 
涙をこぼしながら力なく責めの言葉を吐く木乃香にもまるでかまう様子もなく、
ネギは一心不乱に射精後のペニスを木乃香の髪に擦りつける。
「ふぅっ、はぁ、っ、はぁ……っ、んっ──……」
ペニスを根元から強くしごき、輸精管に残っている精液の残滓を絞り出して拭う。
先走りとは色の濃さも粘性もはるかに違う白濁液で、
木乃香の頭には卑猥極まりないデコレーションが完成していた。
「……っ、すごく、キレイですよ……んっ……」
射精の始末をし終わったのか、ネギが木乃香の目の前に移動してくる。
「ひっ……!」
木乃香は、突然目の前に突き付けられたモノを見て恐怖に息を詰まらせた。
隆々と天に向かって反り返る勃起がそこにはあった。
男性との性的経験の少ない木乃香であっても、
男が射精をするということや、射精すればペニスは小さくなる──ということくらいは知っている。
なのに、ネギのソレは疲れを知らないかのように木乃香に矛先を向けていたのだ。
「あ、ひっ……! や、アカン、ち、近づけんといて……っっ!!」
眼前に迫る剛直。
すべてを吐き出したはずのソレからは、早くも新たな先走りが滲み出していた。
「〜〜っうううっ!?」
217ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/03/20(月) 20:03:50 ID:E91fmnl1
動かない首に必死に力を入れ、少しでも顔をそむけようとするが、徒労に終わる。
そうして引き攣った木乃香の顔――ちょうど、おでこのあたりに、ネギはゆっくりと腰を近づけていく。

「……次は、前髪に……、出させてください、このかさん……っっ♪」

その表情は、普段の凛とした少年の顔とは程遠い――、熱に浮かされた貌。
木乃香の顔色が、額に近づく亀頭に呼応するように青ざめていく。
――そして、髪だけを標的に据えた宴はまだ続くのであった。

おわり




以上、髪射「だけ」SSでした。
まぁこれはこれでありかなと思わなくもなかったりします。
ちょっと髪に擦り付ける描写が上手いように文章にならなかった感はありますが。
それと、髪関係を繰り返し書いているとやはり文章がかぶります……。ううむ。
――そのあたりは要精進ということで。

それではまた。
218名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 21:11:45 ID:kUPF575a
GJ!!
いいんちょ編の続きじゃないのがちと残念ですがこれまでのと違った切り口でイイ!
続きの方も期待してます!

>ちょっと髪に擦り付ける描写が上手いように文章にならなかった
愚考ですが擬音語に「髪の毛のサラサラ感」がもう少し加わってもいいかなと思います。
ぐちゅぐちゅ系だけだと手コキやフェラと似通ってしまうので。
219名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 21:14:50 ID:eqgCxR3r
すげーおっきした
220名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 00:12:19 ID:7dJ4rkY9
GJです。今後のいいんちょ編続きへの大きな期待を抱かせる小品でした。
221NOBOSAN:2006/03/21(火) 00:43:32 ID:9+2FIGvR
天帝がリクエストした髪コキ・髪射ものは、やっぱりこういう陵辱ものでした。
コノカが大事にしてる髪の毛が汚されて、
心底いやがっている感じがたまりませんでした。
髪の毛を大事にしてるエピソードなんかがはさまれるとより立体感がでると思います。
反対にオトコのほうは、「精液シャンプーだ」とか女の子のそういう気持ちを
ふみじる発言をしてほしい。

どうも自ら髪コキさせてあげると、髪コキのよさが減じてしまう気がしますので、
今後も、基本陵辱路線でお願いしたいです。
この路線のまま、もっと人数を増やしてコノカの髪の毛を
臭くて汚い精液でべとべとにしてやってほしいものです。
(髪射は量こそすべてです)

・前のコノカお見合いもので、ふられた男たちが終結して
コノカの髪の毛にかけまくる。

・極東最大の魔力をもつコノカの髪の毛には魔力がためられている。
そのため魔法使いたちがコノカの髪に欲情し、理性を失い髪コキしはじめる。

こんな内容を希望です。
あとアスナのツインテールも結構、なかなか巻きつけやすそうで気持ちよさそうなので
アスナの髪コキ・髪射もお願いします。
アスナの場合は、赤貧アルバイト物で、ぶっかけビデオに出演みたいな安直な内容の
ほうがより興奮できます。
222名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 15:34:14 ID:roY8FW3f
糞住人に糞コテにどうしようもないスレだな
まあ原作がキモイし仕方ないとは思うが
223名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 21:26:15 ID:LOEDcLiu
正直、まぎぃはネギま!の絵描くよりスクエニのお抱え漫画家になって、
FF7か9の漫画版でも出してた方がマシだと思うよ。
224名無しさん@ピンキー:2006/03/21(火) 23:08:23 ID:BAuP8lOj
髪コキ・髪射といったらアキラだろう!!
225NOBOSAN:2006/03/22(水) 00:54:31 ID:iUFQe3Ts
アキラ、水泳選手なのにあんなに髪の毛のばしていいのかな・・・・やっぱ黒髪に白い精液こそ王道です

ピンクやらミドリの髪にいくらぶっかけても萎えるだけ
226名無しさん@ピンキー:2006/03/22(水) 01:15:09 ID:JSk+uUt4
アキラ存在薄すぎて忘れてた
でもアキラに髪コキか・・・見たい(;´Д`)
227名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 00:19:57 ID:EOIWiaV4
*― ―) 座薬です
ちょっと趣向を変えて短編の前半です

ぶっちゃけ鬼畜展開になる予定ですが、今回は鬼畜ではありません


「裕奈」
228「裕奈」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/03/23(木) 00:21:17 ID:EOIWiaV4
 小さい頃から、お父さんに頭を撫ぜられるのがとても好きだった。
 あの大きくて、とても力強くて、けれど優しい。あの手が髪に触れるたびに私は、心の中がぽかぽかと暖かくなる。


        1


 麻帆良学園都市には何でもある。
 これは比喩でも誇張でもない、レッキとした事実だったりするんだけれど、どうもこの話は学園都市に住んでいない人
には通用しなかったりするんだよね。複合学術何とかかんとか総合都市のモデルとして……まあとにかくすごくて、数年
後には社会科の教科書にも載っちゃうってぐらいの都市プロジェクトをやってるのが麻帆良らしいの。
 もんたさんの後の昼のワイドショーとか見てるとさ、駅前開発反対とか言ってお上と地域の人がぎゃーぎゃーやってる
ニュースとかあるけど、ここじゃ何もなし。一年間でこの街がどれだけ開発されて変わっていってるか知ったら、あの人た
ち腰抜かすと思う。もうどんどん新しい物が造られていく。反対する人は誰もいない。ていうか、皆無。それってすごいよね?
 でも、そんな麻帆良にも、どーしても解決できないことがあったりするんだにゃー……これが。
 1つは「刺激」。どうしてもマンネリしちゃうっていうか、平和すぎるっていうか、毒がないっていうか……。休日は柿崎たち
みたいに渋谷とかに出ていく人が多い。私も部活がない日はそうしたいんだけど、お父さんがあんまり良い顔しなくて正直
行きにくいんだよね。お父さんには弱いんだ、私って。
 あ、お父さんっていっても、私はファザコンなんかじゃないからね! 確かに、今でも、チャンスがあればお父さんといっし
ょにお風呂入ってたりするけど、それはお父さんがとってもいっしょに入りたそうな目で私を見るから、私は仕方なくいっしょ
に入ってるだけで、私はファザコンなんかじゃないよ。違う違う。
 ともかく、私はファザコンじゃないから。これってよく誤解されるんだけどね。
 で、この街の問題、もう1つはね……満員電車だったりする。
229「裕奈」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/03/23(木) 00:22:26 ID:EOIWiaV4


        2


「電車、今日も混んでそうだにゃー……うしし」
 今朝は亜子たちは部活の朝練なので、裕奈は1人で駅のプラットホームを歩いていた。時間はまだ余裕がある。
「これなら、いける」
 裕奈は背徳と興奮で頬を赤めながら、いつもようにエスカレーターを駆け下りて、その先にある女子トイレに駆け込んだ。
個室は5つで、そのうち1つは誰かが入っていた。裕奈は横に誰もいない一番奥の個室に入る。そしてトイレットペーパーを
からからと引き出して千切り、便座を軽く拭う。別に大便が付いているとは思わないが、清潔だとも思えない。
 水が流れる音が聞こえてきた。誰かさんが出ていったらしい。
「ふう……」
 排尿する開放感に包まれながら、裕奈は軽く息を吐いた。
 水を流す音に隠される、尿の零れ落ちる音。
(ここからが本番なんだよね……)
 ペーパーで秘所を軽く拭った裕奈は、目をぎらぎらと輝かせながら、履いていたパンツをそのままカバンの中に入れる。そ
して、代わりに通販で買った大きなバイブを取り出した。黒光りする表皮についた凶悪なイボイボのオプション、そのイボイボ
とサイズを試すのは今日が初めてである。裕奈はマタタビを得た猫のようにうっとりと微笑む。
 携帯用シャンプーの容器に入れて持ってきたローションをとろとろとバイブに塗り、呼吸を整え、己の膣内にゆっくりと挿入
していく。
「う、ふうう……ん!」
 裕奈の性器がずぶずぶとバイブを咥え込む。下腹部が痺れるような感覚が広がっていき、白い壁に映った裕奈の影は大
きく揺れた。
 水を流す音を重ねて誤魔化すが、イボイボの刺激にどうしても声が漏れる。
「こ、これって……いくら何でも、無理かにゃ……」
 これまでの小さなものに満足できなくなっての冒険だったが、少しレベルが高すぎるダンジョンに挑戦した気分である。裕
奈にその刺激は強すぎるように思えた。
「で、でも……やって、みたいし……そっちの方が我慢できないもんね」
230「裕奈」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/03/23(木) 00:23:08 ID:EOIWiaV4


       3


 学生があまり使わない満員の電車を選ぶ。
 裕奈はぎこちない歩き方で乗客の列に並んでいた。
(バレるかもしれない……引き返すなら、今しかない……バレたら、どうなっちゃうんだろう……)
 スカートが隠しているのは下着も付けず、極太のバイブが突き刺さった股間。
(だめ……でも、止められないもん)
 まき絵たちがいない日など、滅多にあるものではない。この快楽に目覚めてしまった裕奈が、どれほどこの日を待ち望んで
いたことか。昨日は興奮しすぎて眠れなかったほどだ。

 裕奈が風邪をひいて寝込んでいた時、父親に見つめられながら、布団の中で股間を弄ったことがあった。
 その背徳と羞恥と快楽が忘れられず、ついに裕奈は電車の中で、隠れて破廉恥な行為をするようになったのである。

(もう、戻れないにゃ……)
 下半身の疼き、そして羞恥と周囲にバレるという恐怖。裕奈はその快楽の毒に酔いながら、満員電車にゆっくりと乗り込んだ。
 それが破滅への道になるとも知らずに。



(続)
231座薬:2006/03/23(木) 00:23:47 ID:EOIWiaV4
*― ―) 続きは……長編が区切りついた時にでも
次は長編で亜子たんの話です

ではまた
232名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 00:27:00 ID:ZwnA8UHD
GJ!頼むから短編だけにしてくれ
233NOBOSAN:2006/03/23(木) 00:46:49 ID:3+mdVm/U
でも座薬の長編完結したら結構、いい評価を受けると思うので、応援しておく。
このスレの住民も度量の広いところみせてやれ。
234名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 00:50:07 ID:YjLw8MlK
俺も同意。もういっそ長編は完結するまで書き溜めして、一気に投下して欲しい

だがまあ、やっぱり貴方は上手だよ。今回ばかりは素直に言いたい
GJでした!
235名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 02:06:39 ID:iVvqlUtG
短編投下時にはトリップをはずしてもらいたい……何も見えん……
236名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 02:21:46 ID:LJINTOdC
>>231
自分は長編も楽しみにして読んでますが
やはり氏の書く短編物は本当に良作だと思います
237名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 14:30:42 ID:cfmL/dtJ
>>235
素直にNG解除して長編も嫁
238名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 16:08:38 ID:ccGghrmM
GJ!!
239名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 17:06:52 ID:ccG2F19V
>>237
あんな糞読めるかw
240名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 18:47:42 ID:iVvqlUtG
>>237
欝話は読まないのが俺のジャスティス
241名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 01:05:15 ID:NWaOPqh0
おかしいヨネ、読んでもいないのに糞だなんて。
242名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 04:42:26 ID:YBltq2KU
信じることがジャスティス
243名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 13:27:14 ID:ZR2gKlDx
気 に 食 わ な い な ら 読 み 流 す
これが俺のジャスティスにしてフリーダム
244名無しさん@ピンキー:2006/03/24(金) 14:25:55 ID:fDvUy7g1
俺はクソって言ってねぇぞ。欝話っていっただけだ
245名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 03:33:12 ID:BmZuBYWt
俺は座薬さんの長編の方が好きですね
246名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 11:51:36 ID:EhNzsCWt
鬱や鬼畜がなければ座薬の長編もいい。
つまり俺の精神が鬱や鬼畜に耐えられないだけだが。
247名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 12:47:40 ID:EITumYPD
みんなエロイ気分になりたくてエロパロスレに来てるのに
座薬の長編で鬱になつ人が出るっつーのもなんだかなぁ
248名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 13:07:40 ID:G/xGX5Ri
お ま え ら お ち け つ w
249名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 16:21:29 ID:kA46bwIi
ここ数年、エロゲなのに「泣ける」「感動した」とか、ジャンル違いの期待する人々が主流になってるし、
エロパロスレで鬱でもいいんじゃない?
250NOBOSAN:2006/03/26(日) 00:05:04 ID:RKMA3rf2
しかし鬱ゲーというジャンルもあるが、それって抜きメインのはずなんだけどもな
251名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 00:05:44 ID:hnldRS+h
その通りだ。
だいたい、エロゲだって猟奇的な話はあるでしょ。
人しんだりね。
252名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 00:06:21 ID:hnldRS+h
>>251>>249へのレス。
253名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 00:13:00 ID:cp2t1ph4
読者は好き放題書いていいのに、作者だけ自主規制しなければならない決まりは無いわな。
煽り叩きを野放しにしている限り、欝や猟奇も認めざるをえないし、
欝や猟奇を認めないなら煽り叩きも認めないってことになるぜ。
まぁ、煽り叩きをしている奴らは読者>>>作者って考える自己厨だろうが。
254名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 02:10:48 ID:LMaXcCX9
>>253
お前は一体何を言っているのか。

誰も煽り叩きなんて認めてねえし、それを認めるのが正しいワケもないだろ
お前のその理屈は「殴られたら殴り返して」を正当化しようとしてるだけだっつの

本当は作者も読者もそれなりに自制しながらやってかなくちゃいけないの
ただ、2chは煽り叩きを取り締まるシステムが無いから放置してるだけなんだよ
実際、上手く無視っつーか脳内NGに出来るなら、いないのと同じなんだし
彼等を放置出来ない馬鹿共が多過ぎるだけで、作者達はちゃんと無視してる

まともな俺達がどうして馬鹿の基準に落ちなきゃなんねえんだ、このド阿呆
255名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 02:45:54 ID:9vN7qCOF
エロゲ屋さんマダー(゚Д゚ )
256エロゲ屋 ◆w7Q5ywREpw :2006/03/26(日) 11:45:56 ID:duoKZoSi
ごめーん。仕事がおわらなーい。今日も休日出勤orz
257名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 12:12:21 ID:dSWS+wXc
>>254エロパロ読んでる時点でまともとはいえないから。
258名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 14:04:01 ID:wWBfXE6R
久々にベンジャミン氏のマゾネギが見たい。
259NOBOSAN:2006/03/26(日) 16:36:08 ID:O5cEYn7W
もう、アスニャンにめろめろです
260名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 20:30:35 ID:hZ7ssKeu
座薬は短編だと本当に最高だな!!
261名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 23:54:41 ID:L3j73scR
ベンジャミン氏の続きマダー?
262ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/03/27(月) 01:06:48 ID:kij65GSl
>>258>>261
投下に間が開いてしまい申し訳ないです。
職場の去就とPS2ネギま課外授業でSSを書く時間が取れませんで…。
でもエロ水着が、ポロリが。
263名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 01:23:51 ID:OyfRsbuh
課外授業買ったのかw
頑張って妄想を溜め込んでおくれ
264ゆう:2006/03/27(月) 17:22:48 ID:nZA+B9fi
お初ですがネギまのRPG風の小説書いてみていいかな??

いや駄目だったら違うのにするよ?
265名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 17:28:56 ID:wQYpcYZp
大歓迎です
266名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 17:38:36 ID:0wwdxGrs
>>264
是非お願いします
267ゆう:2006/03/27(月) 17:49:30 ID:nZA+B9fi
どうも。じゃあ今から書いて見ます。
エロはあるけどおもしろいかは微妙かも・・・
明日までには必ず書き上げます。
268ゆう:2006/03/27(月) 20:16:48 ID:nZA+B9fi
まず職業選びからスタート。


ネギ「・・・ボクは魔法使いじゃなくて勇者ですか。」
明日菜「戦士?・・・まぁいいか。」
さよ「・・・幽霊扱い人・・・?」
裕奈「ボール操り人?何じゃそりゃ。」
朝倉「盗賊?もっといい職業無いの〜?」
夕映「炎魔法使い・・・まぁいいでしょう。」
亜子「白魔法士や。重要な役やな・・・」
アキラ「・・・水属性魔法使い・・・水しか使えないの?」
美砂「踊り子〜?・・・いい役じゃん♪」
美空「ルナー・・・あ〜よかった〜・・・」
茶々丸「雷属性魔法使い・・・雷は苦手なのですが・・・」
円「踊り子。・・・美砂と一緒じゃん!・・・ま、いいか」
クー「格闘家・・・やったアル!得意な分野アルー!」
木乃香「大白魔法士・・・亜子より魔力高いらしいから「大」なんやねー・・・」
ハルナ「お、風属性魔法使い?やった〜!」
刹那「剣士・・・あたりまえか。」
まき絵「リボン扱い人・・・何このネーミングセンスー!」
桜子「踊り子〜?・・・アハハハ!結局チアは皆同じ職業かー!」
龍宮「銃扱い人・・・ふ。」
超「死人見送り人・・・気持ち悪い職業アルナ。」
楓「忍・・・ありきたりでつまらないでござる。」
千鶴「星使い・・・星を使えるのね♪」
風香「土使い〜・・・微妙だなー」
史伽「土使い・・・あうう〜お姉ちゃんと一緒です〜」
ハカセ「僧侶ですか〜いい感じです〜・・・」
千雨「色仕掛け人・・・こんな職業あるかー!!!」
エヴァ「吸血鬼・・・そのまんまでは無いか!」
のどか「はわわ〜・・・召還士・・・こんな大事な役・・・」
夏美「ん〜?変装士?・・・まぁ、いいんだけどね・・・?」
いいんちょ「女神・・・まさに私のためにある職業ですわねぇ〜♪」
五月「神女。いいんちょとかぶっちゃう・・?」
ザジ「奇術師・・・」

いいんちょ「・・・皆さん〜!いいですか〜?それじゃあその職業で決定ですわよ〜」

エヴァ「まて。私は学園から出られないぞ?」
ネギ「心配しないでいいですよ〜小説なんですから。」
さよ「それなら私も参加出来るんだ・・・!」

とりあえず冒険は始まって行くのであった。
269ゆう:2006/03/27(月) 20:23:47 ID:nZA+B9fi
何だか解らないけど色々決まっていく。

いいんちょ「班分けは次のようになりますから。」
一斑明日菜・木乃香・刹那・エヴァンジェリン・茶々丸
二班夕映・のどか・ハルナ・風香・史伽
三班桜子・美砂・円・まき絵・亜子
四版美空・裕奈・アキラ・和美・さよ
五班クー・超・五月・真名・ハカセ
六班夏美・千鶴・あやか・楓・千雨・ザジ

いいんちょ「六班が一人多いのは仕方ないですわね・・・」
いいんちょ「あ、ネギ先生は好きなように回ってくださいね。」
ネギ「は、はい。」

こうしてネギ先生と生徒達の戦いがやっと始まった!?

ネギ「さて・・・皆別れちゃったし・・・どうしようかな?」
【モンスターABCが現れた!】
ネギ「うわ早っ!!!」
ネギ「ラステル・・・」
【モンスターAはネギに向かってメラミを唱えた!】
ネギ「うわわわわわわっ!!!順番無視しないで下さい〜」
アスナ「ネギ!早く逃げなさい!」
ネギ「明日菜さん!」
アスナ「うりゃあ!ドラゴン斬りぃ!」
【明日菜はモンスターAに向かってドラゴン斬りを放った!ドラゴンに二十のダメージ!】
木乃香「大丈夫やえ?ネギ君。」
刹那「明日菜さんと私に任せてください。」
ネギ「木乃香さん!刹那さん!」
茶々丸「・・・刹那さん、明日菜さんが苦戦しているようです。」
刹那「何ですって!?神鳴流・・・」
エヴァ「神鳴流は使えないぞ。ここはドラ○エの世界だ。」
刹那「エヴァンジェリンさん・・・」
エヴァ「見てろ刹那。」
ネギ「エヴァンジェリンさん!明日菜さんが!」
エヴァ「ザラキーマ」
【エヴァンジェリンはザラキーマを唱えた!たモンスターABCは死んだ。】
エヴァ「フ・・・弱いな。」刹那「・・・凄い・・・」
チャラララ〜ン♪
アスナ「何!?」
【エヴァンジェリンはレベルが上がった。】
木乃香「やったえエヴァちゃ〜ん」
エヴァ「フ・・・まぁレベルは変わらんがな。」
木乃香「へ???」
【エヴァンジェリンはレベル999になった!!!】
アスナ「えぇ〜〜〜!!!???」
エヴァ「私がちまちまレベルなんて上げられるか!999からスタートだ。」
アスナ「せこーーーい!!!」
エヴァ「せこい?何を言う。私は悪い魔法使いだ。」
木乃香「あ〜〜〜!せっちゃんが〜!」
アスナ「え!?」
エヴァ「ボーヤ、もう行くがいい。私と居るとモンスターがよってくるぞ」
ネギ「え・・・はぁ。」
エヴァ「じゃあな。」
エヴァは手をふって騒がしい自分の班の所へ歩いて行った。
ネギ「さて、ここに居ても始まらないし・・・次はどこへ行こうかな・・・」


270ゆう:2006/03/27(月) 20:25:42 ID:nZA+B9fi
今日はここまで。
・・・なんかストーリー展開が速いのはあえてつっこまないでください。
ドラクエよりですね・・・。
271名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 21:33:16 ID:1Qo7drAU
(゚听)ツマンネ
台詞の前に名前入れるのは読む気失せるから辞めてくれ
272名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 21:41:41 ID:oy9BZHOS
春とか、夏とか、そういうたぐいのものですね
273名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 21:44:59 ID:L90yUY9z
マヂレスすると、小説では名前の前に人物名は書かないんだぜ、
そう言うのは台本とか脚本とかでするモンさ、上達するつもりがあるなら心掛けや。
274名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 21:55:13 ID:QCttMg2E
これが噂の厨設定か、RPG風といっている時点で臭かったんだ。
275名無し:2006/03/27(月) 22:56:13 ID:WLSjV3BH
同人誌3000冊を全部無料で読めるサイト見つけたw
http://6778.jp/3000/
276名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 22:59:17 ID:QbPOzmro
>>275
凄・・・・
277名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 01:18:50 ID:mpOehOah
また糞業者かと思ったらスゲェwwwww
278名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 15:21:03 ID:SWL13p1C
見づらい
279名無しさん@ピンキー:2006/03/28(火) 18:23:52 ID:R8bH+LgG
こりゃすごい
280ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/03/28(火) 20:45:33 ID:GejKCtOH
いいんちょ髪コキ+母乳SS、第四回です。
今回はパイズリ髪コキからスタートということで。


【リクエストSS・雪広あやか流房中術髪扱き/母乳絡み 4】

むにぅぅぅっ……、ずりゅっ、ずりゅ、ずりゅううぅぅっ!!

巨大なお餅をこねまわすように、あやかは肥大し90pを超えた自身の乳房を強く揉み込む。
挟まれたペニスは乳肉に埋もれて隠れてしまい、時折亀頭の先端のピンク色だけが覗く。
強い圧迫感──なのに、とても柔らかい感触にネギは、広げた脚が攣りそうなほどに突っ張らせた。
「ひぃっ、うぁぁっ! ダ、だめぇっ、またぁぁっ!!」
「ぁ、ふぁんッ、っぅううっ!」
パイズリをされているネギもさることながら、奉仕している側のあやかもまた尋常ではない昂りを覚えていた。
その昂る情欲が、そのまま熱のこもった奉仕に転換される。
双方の乳房を交互に上下に動かして、ネギがこの愛撫に慣れてしまわないよう細心の注意を払った。
その上さらに、巨乳に挟まれたペニスには上方から多量に落とされた細い髪の毛が幾重にも絡みついていく。
「あ、ぅぅっ、うぁっ──!」
じょりじょり……と髪の毛同士が絡んでよじれあう音が、ネギとあやかの恥肉の間で響いた。
一本一本のしなやかな頭髪が食い込むのみならず、数本が一つの束になって強い刺激を与えてくる。
天国のような柔らかさの乳房とは対局の、痛みに似た快楽が針のように局部を刺していく。
ちりちりと焼けつくような感覚は、あやかの熱心な乳房扱きによってそのすべてが体内を焼く性感に変えられていった。

ペニスを一擦りするごとに母乳が弾けて飛沫き、潤滑油になっていく。
大きめの乳首があやかの手の動きに合わせて乳房と一緒に乱れ踊り、
四方八方へとミルクを撒き散らした。
ぶびゅ、びゅぶっ! びちゃびぢゃっ、ぶしゅぅぅっ!!

「あぅんっ! お、お乳が、まだぁっ、で、出ますわっ……、ふぁぁっ!
 ネギ先生のとッ……、混ざってぇっ……!!」
281ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/03/28(火) 20:46:38 ID:GejKCtOH
乳房を動かしてパイズリを続けるごとに、肌同士がより深く触れ合っていく。
密着した肌の間で、精液と母乳がにちゃにちゃと音をたてて混ざり合った。
精液に混じり、ミルクの匂いがより卑猥な臭気を放つ。
自分の出した精液の臭いを強烈に嗅がされた形になったネギが、胡乱な眼で感極まった声をあげる。
「ひ、ぃぃっ、い、いぁぁっ、ま、また、出る……ぅぅっ……!!」

絶頂直後の過敏なペニスが、精神と同調して瞬く間に上り詰めていく。
びくびくっと全身が痙攣して、射精の兆候を示すようにネギの陰嚢が独りでに持ち上がる。
早くも二度目の絶頂が訪れるかと思われたそのとき。
──あやかは素早く、流れるような指さばきでネギのペニスの根元を強く押した。
「──あ、あぅっ……!?」
大きな乳房に挟み込まれたまま、亀頭だけが露出されたペニスがびくり、と震えた。
ネギの視界には入らない場所で、指先が射精を阻止している。
不意に輸精管を塞き止められ、ネギはカラ打ちに身悶えた。
身体は確実に絶頂を迎えようとしているのに、精液が出ないことで絶頂が苦しさに変わる。

「い、いいんちょ……さ、んっっ……、どう、して……ぇっ……」
快楽が昇華されないことへの苦悶に眉根を寄せ、ネギは自身のペニス越しに縋るようにあやかを見た。
当のあやかはと言えば、そんなネギの態度におろおろしつつも──何か、確固たる意思があるようで。

ネギのペニスの根元をしっかりと押さえ、精液の噴出を止めていたあやかは、
やがて絶頂の波が過ぎ去るのを待ってから、指先をゆっくりと離す。
欲望を放出させて貰えなかったことを糾弾するように、別の生き物のように脈打つペニス。

上り詰められないもどかしさにネギの頭はグラグラし、明確な言葉にならない。
ただ、なぜかと問い掛けることしか出来なかった。

そんなネギを見て口唇をわななかせるあやか。
すぐにでも解放して射精させてあげたいという気持ちに駆られたが──、
すんでのところで、その衝動を押さえ込む。
282ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/03/28(火) 20:47:51 ID:GejKCtOH
「も、申し訳ありませんネギ先生……! 
 すぐに……、すぐに、出して差し上げますから、少しだけ…辛抱なさってください……!」

そう言いながら、ペニスを挟んでいた乳房を退かせるあやか。
首を上げると、二人の体液でぐじゅぐじゅになった髪の毛も一緒に引っ張られる。
まるで絡みついてペニスを引き抜くように――、絞り上げながらほどけていった。
「ふぁ……ぅっ、ンぁっ!」
締めつけられ、縦方向に擦られる感覚はそれまでにないもので、
ネギは慣れない刺激に吊られるように身体をエビ反りにして喘いだ。

そうして、ネギと再び中距離で対峙する格好になるあやか。
大きく深呼吸をすると、腰の後ろに下がっていた自らの髪の毛をさらに一房摘み上げた。
ネギへの奉仕に次々と髪の毛を差し出していっているためか、
もはや汚れていない箇所の方が少ないのではないかとさえ思えるほどで。
そんな中で、まだ性に塗れていないさらさらの髪を指先で揺らす。
実りに実った稲穂のようにゆらゆらと揺れる髪の毛に合わせて、ネギの視線も動いた。
無言ではあるが、息を飲む様子が伝わる。
情欲に満ちた期待が、伝播する。

改めてネギのペニスに巻きつけられていくあやかのしなやかな頭髪。
亀頭に食い込ませ、カリの部分を締めるように巻き、
そのまま肉幹を幾度も周回して──、最後にその先を、巻いた部分にしっかりと結びつけた。

「……!? い、いいんちょさんっ!?」
その行為が信じられず、ネギの瞳ににわかに教師としての理性が戻る。

──女性が髪を大事にしていることを、ネカネを見ていてネギは知っていたから。
──まだ汚れるだけならば洗えば済むかもしれないが、
――結んでしまっては取り返しがつかなくなってしまうのではないかと思って。
283ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/03/28(火) 20:48:58 ID:GejKCtOH
「そ、そんなことしちゃ――……」
「心配ご無用ですわ、ネギ先生……♪」

狼狽するネギを押しとどめ、あやかは自身の身を持ち上げる。
首が持ち上がると同時に、髪の一房で雁字搦めにされたペニスも吊り上げられた。
「ひぁっ!? ッ、ふぁぁぁっ!!」
腰ごと引かれ、ベッドの上でのた打ち回るネギ。
その姿をうっとりと眺めながら、あやかは片脚をぐいっと差し出してネギの股間をまたぐ。

「――ぁぁ、ネギ先生っ……、喜んでいらっしゃいますのね……」
髪の毛でペニスを拘束しているため、あやかは必然的に首を無理に曲げるような態勢になっていた。
「ヒァっ! ち、ちがっ、ひ、引っ張られてっ……! は、離し……ひっ!?」
亀頭には断ち切ろうとするように痛々しく食い込み、竿の部分にはうねる蛇のように絡みつく。
結び目は碇か、もしくは突き立てられた牙のように。
少し身体を動かすだけでも、それがダイレクトに性的刺激に繋がる。
そのたびにネギがびくびくと震えて喘ぐ姿を見ているあやかに、多少の首の痛みなどはまるで関係なかった。

やがて、ネギのペニスの真上で脚を開いた姿で背筋を伸ばすあやか。
肥大した乳房は、今のあやかの背筋だけでは張力を維持する事ができずに、わずかにだが重たげに垂れ下がる。
中に溜まっていたのか、その拍子にぽたぽたと新たな母乳が流れ落ちて肢体に乳白色のアトをつけた。
――そして、髪の毛に引かれて天を衝くペニスの一直線上に、あやかの塗れそぼる膣口が狙いを定める。
にちゅ……。
指を陰唇の左右にかけてゆっくりと割り広げていくと、その奥から愛液が滴り落ちて亀頭を濡らす。
「ひ……んッ!?」
「はぁ、っ、はぁ……、も、もう、いいですわよね……? っ、……っ――」

荒い息を必死に飲み下し、あやかはそう、ネギに問いかけた。
完全に発情しきった身体を抱え、乳房からも、膣口からもとめどなく体液を溢れさせながら。
眼下のネギを見やり、ここから先へ本当に進んで良いのかどうか、と。
拒絶の意思を示されるようであれば、自分の欲望を押さえ込むつもりであった。
284ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/03/28(火) 20:50:11 ID:GejKCtOH
稀代のショタコンであり、ネギに無上の愛を捧ぐあやかではあるが、否、だからこそ、
きっちりと了承を得てから――繋がりたいと。そう思ったのである。

無言のまま、数秒の間見つめあう二人。
あやかは今にも足を挫かせてしまいそうなほどに身体を震わせ、ネギはそれを見上げる。
滴る愛液で、髪に巻かれたペニスはもはや溺れてさえしまいそうで。
互いの秘所を繋ぐ銀の糸を見ながら、首だけを起こし乗り出すネギ。
この瞬間、教師である以上に──彼は、牡であった。

「っ、ぁ……――……っ……、お、お願い、しま……す……っっ……!
 僕の、カラダ……お、おかしく……っ、なりそ……なんです……っ!!」

懇願という形であやかに告げられる承諾。
「──い、いいんですのね……? 本当に、私で……っ……!」
その言葉を何より望んでいたあやかは、花の綻ぶような笑顔を見せた。
両手で頬を覆い、幸福のあまり身をくねらせる。
そのせいで、ネギのペニスがグイグイと引っ張られることも忘れて。

「ぁ、ひっ、い、いいんちょさんっ、う、動かれるとっ……! 
 お、おちんち……あぅっ、抜けちゃ──……!!」

「も、申し訳ありませんっ!! すぐに、──ま、参りますっ……♪」
あやかはそう告げると、腰を沈め始める。
頭を動かして、糸で繰る人形のようにネギのペニスの位置を調節しながら。
――と、そろりそろりと近づいていく秘所と秘所を見つめていたネギが、戸惑った声をあげる。

「……こ、このまま……ですか……っ……!?」
ネギの視線の先には、自らのペニス――未だ、あやかの髪に囚われたままの――があった。
このままでは、あやかの髪の毛ごと挿入することになる。ネギが当惑するのも、当然と言えた。
目を白黒させるネギに、うふふ、といつもの余裕に満ちた笑顔を向けるあやか。
285ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/03/28(火) 20:51:56 ID:GejKCtOH
「ええ、勿論ですわ……♪ 二人で、一緒に……、一生忘れられない、初めてにいたしましょう……♪」

喜色満面といった感じで、肉感に溢れる肢体がゆっくりと降りてくる。
どこよりもまず、身体の動きに合わせて縦にふるふると触れる大きな乳房が目に入った。
見ているだけでもその柔らかさが並外れたものだと判って、ネギのペニスはさらに硬さを増していく。
上空から垂れ落ちてくる母乳の甘い香りが、どこか媚薬のように視界をも霞ませる。
本能は欲望と期待に満ちてあやかを待っていた。
――が、ネギの理性は。
「初めて」の経験が今そこに迫っているという事実に、半ばすくみ上がっていた。

「……あ、あのッ、いいんちょさん……ッ。ぼ、僕……あ、ぁのっ……! 初めて……です、から……!」

震える口を開き、上ずった声で正直にそのことを伝えるネギ。
未通の少年そのもののその仕草に、あやかの内側に燃え上がる衝動があった。
この愛らしい少年を怯えさせてはいけないと。精一杯に優しい笑顔を作って――語りかける。

「大丈夫ですわ……、私も、私も……初めてですからッ……!」
「……っ!?」

――その言葉は、果たして気休めになったのかどうか。
余計に不安を煽っているような気もしないではなかったが――、既に後には退けなかった。
魔法の誤作動から始まった一つの変わった営みが、ここに最終局面を迎えようとしていた。


つづく
286ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/03/28(火) 20:53:41 ID:GejKCtOH
以上、髪コキ+母乳SS第四回でした。
長くなってしまいましたのでここで一旦カットということで。
次回、髪を巻きつけたままで挿入で、完結の予定です。なるべく早く投下したいとは思いますが……。
まずは実生活の些事を片付けないといけないような。上手くいかないものです。

『課外授業』をプレイしたので、水着で露出とかそっちの方向が書きたいかなと。
エロ水着で引き回しから発展するようなモノを。

それではまた。


>>218
>髪の毛のサラサラ感
ご指摘ありがとうございます。確かにその通りかと。次回以降の改善材料にさせて頂きます。

>>221
>基本陵辱路線
個人的には、あまり陵辱は得手ではないのですが……。
陵辱か否かはシチュエーションでの要不要によって判断したいと思います。
287名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 22:56:10 ID:6UBtZCGq
*― ―) 座薬です

長編が難産気味なので、また短編で前の続き
連続投下になってすみません

「裕奈」
288「裕奈」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/03/29(水) 22:56:57 ID:6UBtZCGq


       4


 通勤ラッシュのピークであるこの時間はまさに天国と地獄である。
 シートに座ることができた者は読書に耽るなり目的地まで居眠りするなり、それなりに快適な通勤(通学)時間を過ごす
ことができる。一方、立ち続けている者は高温多湿かつ閉塞したスペースに押し込まれた状態で、何もしなくても疲れてい
く状態にある。
 それはまさに天国と地獄。
 しかし、そんな地獄側にいるのにも関わらず、一人天国に昇りつめようとしている少女の姿があった。
(まずい……こ、こんなことになるなら、止めとけば良かった……もう、足が、がくがくして……!)
「っく……ふう……うう……ぁ、ぁあ……は、ぁあ……ぁは……ああ」
 バイブを股間に突き刺したまま満員電車に乗り込んだ裕奈の表情は、今や後悔の色ばかりが目立っている。
 電車の楽しみである吊り広告を見上げる瞳は恥辱に歪み、喘ぎ声を漏らすまいと緊張した唇はからからに乾いている。
 周りの人間はみんな数十センチ以上背が高い男性で、裕奈の華奢な身体は彼らに押し潰されているように埋もれてい
た。それどころか、彼らの手が隙を見ては裕奈の身体に伸びてくるのである。集団痴漢に囲まれていると気付いた時に
は、裕奈は既に彼らに絡めとられていた。
(何が楽しいのよ……こんな、ことして……)
 音もなく近づいてくる手が、最初はスカート越しに裕奈の尻をなぜ回してきた。
 裕奈は何とか逃れようとしたが時は既に遅く、下着なしでバイブを刺していることが彼らにばれてしまった。
289「裕奈」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/03/29(水) 22:57:45 ID:6UBtZCGq
 もし大声を上げたら、自分が痴女的な行動をしているのもいっしょに露見するだろう。そうなれば、痴漢たちを鉄道警察
に引き渡しても、裕奈自身もただでは済まない。いや、明石教授の立場がただではすまない。
 裕奈は抵抗もろくに許されず、逃げ場のない電車の中で彼らに弄ばれるままになるしかなかった。
(は、早く……早く駅に着いて……このままじゃ、本当に、電車の中でイかされちゃうよ……)
 刺していたバイブは痴漢たちに掴まれていて、今もゆっくりと裕奈の肉唇を上下している。
 慣れてないどころか使うのさえ初めてのイボイボが、膣壁を甘く擦りつつ愛液の海を動く。
 刺激はすぐに快感に変わり、背中や胸という性感帯を起こして熱を与えながら、頭に芯まで駆け上がってくる。
 お小遣いをこつこつ貯めて買ったバイブが値段相応の働きをしていることが、皮肉にも裕奈を追い詰めていた。
(まき絵、亜子、アキラ……助けて……誰か……誰でもいいから……)
 しかし自分のしている淫行を考えると、実際に助けてくれと訴えることもできない。痴漢たちの手はそんな裕奈の身体を
好き勝手に弄る。
 引き締まった尻の肉の感触を楽しむ手や、制服越しに乳房を揉み潰してくる手から、裕奈は必死に意識を切り離そうと
する。
(こんなの、いやぁ……! お父さん、助けて……!)
 やはり、思い浮かぶのは大好きな父親の顔だ。
 自分の乳房や尻や女性器を性的な欲望の慰み物にされることに、裕奈の中で嫌悪感が爆発した。
 自慰で弄る分にはかまわないし、恋人に触らせるのもいい。
 しかし、顔も分からない変質者たちにいいように玩具にされることは我慢ならない。
 キレイだった自分の身体が汚されていくイメージが、裕奈の頭の中ではち切れんばかりに広がり続ける。
(……ああ、私、バカだ……こんなバカなことしたからっ!)
 もはや裕奈にできることは、もうすぐ到着する駅まで我慢するしかないのだった。
(でも、もうすぐ解放される……! もうちょっとで……)
290「裕奈」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/03/29(水) 22:58:59 ID:6UBtZCGq


       5


 それは時間にして、裕奈が電車から降りて数十分が経過したころだった。
「あれ? 裕奈どしてんやろ? 今日、学校に来れへんて……」
 裕奈の携帯からメールを受け取った亜子は首をひねった。メールには今日学校に行かないと書かれているだけで、その
理由がないのである。さすがに不自然なメールであることは否定できない。
「せっかく、1時間目が自習になったのになあ……山田オルタナティブのおかげで」
 どういう意味かも知らないその単語を呟きながら、亜子は爽やかな笑顔で大騒ぎしている3Aの中に戻っていく。
 黒板には大きな「自習」の文字。
 現在、緊急職員会議が開かれている最中である。


 麻帆良学園ではずる休みした可能性のある生徒がいる場合、魔法先生たちが密かにそれを確認して後日罰を課すのが
常である。しかし、今回の裕奈の場合はそれがされなかった。
 原因は巷で話題のウイルス「山田オルタナティブ」である。麻帆良学園の生徒の個人情報や写真、成績などのデータが
流出していることが昨日確認され、1時間目に教員を集めて対策会議が開かれていた。


「誰じゃあああ! うぃにーとやらを使っておった馬鹿者は! 正直に名乗り出い!」
 職員室では学園長の大声が響き渡っており、先生たちは視線を逸らしながらお互いを探り合っている。
 裕奈を助けにいく者はいなかった。



(続)
291座薬 ◆LsUrNEsQeQ :2006/03/29(水) 22:59:35 ID:6UBtZCGq
*― ―) 短編は次で終わりです
ではまた
292名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 23:01:13 ID:jhNPwhM4
GJ!!
やっぱ短編最高だ!!
293名無しさん@ピンキー:2006/03/29(水) 23:02:40 ID:O8pZK6Gr
神光臨!短編では。
294名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 00:00:53 ID:TqL23jiK
ベンさん……アンタ最高だよ……続きを期待してる!
295NOBOSAN:2006/03/30(木) 00:42:43 ID:n0CUyLLK
時事ネタおりこんだ座薬氏超おもしろい。
でもネギまの時代には「うぃにー」はもうあったろうけど、
まだ山田オルタどころか、山田ウィルスもなかったような(笑
羞恥ものが好きなので、裕奈画像が600万「うぃにー」ユーザーに共有されちゃうといいですね!

296NOBOSAN:2006/03/30(木) 00:44:41 ID:n0CUyLLK
>>286
>個人的には、あまり陵辱は得手ではないのですが……。

得手ではあると思いますよ、お好きではないようですが。
コノカの髪コキみたいに、もう設定はおもいきって省略なのほうがエロくていいですね
なにしろそれぞれのキャラには本編ネギまの設定があるわけですから
297名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 01:55:45 ID:QsuzbUbh
短編よりも長編のが好きな俺は確実にものすごい少数派だろうな。
298名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 02:15:02 ID:zS9Ar+W+
そうでもないよ。漏れもいます
299名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 03:33:49 ID:4kDcZriZ
俺はどっちも読む。差はつけらんね。
てゆーか座薬氏、次は短編が先だよね?これ終わらせてくれないとすっきり長編に移行できないっス……
ネビア用意してお待ちしてますから!!
300名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 07:27:51 ID:zS9Ar+W+
座薬氏萌ぇぇぇぇええええ
301名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 07:33:43 ID:U0/+qCBb
zahi乙
302名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 10:36:48 ID:08w52+b7
ゆーにゃ!!ゆーにゃ!!
303名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 11:56:45 ID:EjyX3OUD
>>275
んー画像は別所かぁ。
Flashを解析しないと保存は無理っぽいなぁ。
バイナリエディタで見てもそれっぽいアドレスは見当たらんし。
304名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 12:02:28 ID:EjyX3OUD
ん、ヘッダ解析ツールで割れた。
ネギの000で元サイズは497x700か。
305RIDE・STAR ◆K8YKgzE87w :2006/03/30(木) 21:30:36 ID:ZLVDOTEX
二次キャラ排泄系妄想廃棄所 2
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1131210760/

ここで短いながらも夏美モノを貼って来ました。
スカが大丈夫ならばどうぞ。
306名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 22:22:23 ID:EjyX3OUD
乙です。
307名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 22:38:58 ID:1kBttZJv
>>295
1度ネット上に流れたデータは2度と回収できないからなぁ・・・・・。(千雨談)
308名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 11:26:03 ID:6DZambCW
ネギま!14巻は亜子が表紙!!
全体も亜子のイメージ色、蒼でまとめたクールな出来映え。
大人ネギが亜子をお姫様抱っこ

これで座薬が短編を書かないわけが無い…ハズ……
309名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 19:28:52 ID:TaC0cVeT
>280-286
遅くなりましたがベンジャミン氏本当にありがとうございます!
最初にリクエストして本当に良かった……今回の件で母乳属性までついてしまいましたが(汗
次回完結という事で正座して待ってます!

最後の最後にひとつだけ……自分で自分の乳首を吸う描写があまりにもエロかったので
許されるならもう一度だけ、今度は自分の意思でやっていただけたらと……
310名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 14:58:01 ID:J97OpAKg
>>286 ベンジャミン氏
>個人的には、あまり陵辱は得手ではないのですが……。

では、逆陵辱路線を是非!
311NOBOSAN:2006/03/32(土) 23:07:45 ID:Wh7+QtnJ
では、男が女に逆陵辱されちゃう話を
312名無しさん@ピンキー:2006/04/02(日) 12:25:36 ID:RssVFmwf
>>304
ツール使わんでもIEのキャッシュ見れば一目瞭然だぉ
313名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 13:16:57 ID:iWoXe5TS
ネギまに出演の声優のレズ話。
314名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 19:59:46 ID:hlWzVGGH
>>313声優板でおやりになられてはいかが?
315名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 21:45:53 ID:ozYCWIGD
高音にお仕置き、続き待ってるのに……
316名無しさん@ピンキー:2006/04/03(月) 22:28:28 ID:RsbcgYrl
俺はベンジャミン氏待ち……
317NOBOSAN:2006/04/04(火) 03:03:48 ID:JDR1G8Bi
まえからリクしてたんじゃが、アスニャン×いいんちょを誰かかいてくれんかのう

傷心のアスニャンが寮の部屋に戻ると、ベットには白い絡みあう肉体。まさぐりあう刹那とコノカ。
あわてて部屋からとびでたところで、いいんちょにぶつかり・・・思わず涙ぐむアスニャンを・・・みたいなやつ
318名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 04:11:38 ID:0LY6JrNp
oremo高音にお仕置きmachi
319名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 07:09:56 ID:52dQeHuf
*― ―) 座薬です
短編の完結編になりますが内容は鬼畜なので苦手な人はスルーしてください

「裕奈」
320「裕奈」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/04/04(火) 07:10:47 ID:52dQeHuf


          6


 亜子にメールを送ったのは裕奈の携帯からだが、送った人物はもちろん裕奈本人ではない。
 その2台の車は県境を越えて走り続けていた。
(誰か……助けて……誰か……助けて……)
 両脇に座っている男のたちの様子を伺いながら、裕奈は車の後部座席で身を縮こまらせていた。男たちは全員で10人もい
て、サラリーマンとばかり思っていたらどうやらカタギの人間ではなさそうだった。そもそもサラリーマンならば、裕奈を車に連
れ込んで徒党を組んで移動などしないはずだ。
 電車中での恥辱を何とか耐え切った裕奈は駅に着くやすぐに電車から飛び出したが、駅には既に男たちの仲間が待ち構え
ていた。
(もう……逃げられないの……?)
 男たちは以前からあの電車を使って痴漢のビデオを撮影していた。もちろん非合法な行為であり、そのビデオは表に流れる
ことはない。裏社会のほんの一部の人間によって取引され、高額な代金を払える人間の元にのみ届けられる特別品だ。
 男たちは靴に上方を盗撮できる小型カメラを仕込んでいて、女性たちの下着も盗み撮りしていた。
 そんな彼らを驚かせたのはちょうど三ヶ月前、やはり下着なしでバイブを挿入し満員電車に乗っていた裕奈だった。
 彼らは最初、裕奈の破廉恥な行為を、警察の罠だと疑って警戒していた。それも無理もない。いくら彼らでも、超有名私立で
ある麻帆良の制服を着ている娘が、スカートをめくったらバイブを刺しているとは考えもしなかったのだ。男たちの中にはイメー
ジが壊れたとショックを受ける者もいたのだから皮肉な話だ。
 つまるところ裕奈は裏の業界では既に有名な痴女であり、電車に乗る前からマークされていたのである。今まで撮影された裕
奈の映像は既に裏社会に出回っており、一部の政財界の重鎮にも裕奈の狂的なファンがいたりする。
 まるで大人たちを小馬鹿する不敵な笑みで、痴女的な行為をする裕奈をよがらせて泣かせてやりたい。思い切り汚してやりた
い。そう思っている顧客も多い。
 人気が高いだけ扱いは難しいが、商品価値としては申し分なかった。
 裕奈も裕奈で、以前から破廉恥な行為を撮られていたと言われては、黙って男たちに従うほかなかった。彼女が恐れるのは行
為の露見と、それにより明石教授の立場が悪くなること。そして、父親に嫌われてしまうことである。
(お父さん……)
 それはまさに出口のない迷路のようなものだった。
321「裕奈」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/04/04(火) 07:11:54 ID:52dQeHuf


          7


 商品価値の高い裕奈でビデオを撮るにあたり、最初はどれぐらいまでの行為を行うかが問題となった。いつものパターンならば
男が5人ぐらいでハメるところであるが、裕奈に最初からそこまでしてもいいのかという話である。お得意様である政財界の大物は
みんな処女好みであり、裕奈を処女だと信じている者も多い。しかし、バイブを刺している時点で意見は割れている。
 裕奈をレイプすればそのビデオは高値で売れるだろうが、そうすると一回きりで終わりになってしまう可能性がある。それならば
レイプする前に別の内容でビデオをとって裕奈ファンの顧客に売りさばき、処女を奪うのは方法のリクエストを聞いたりして後回し
にした方が利益があがるだろう。
「わ、私を……どうする気……ま、まさか、殺したり、しないよね……?」
 椅子に縛り付けられた裕奈はがたがた震えながら、自分を囲んでいる男たちに許しを乞う視線を向けている。女児を狙った凶悪
事件が多発しているこの頃、ただでさえワイドショー好きな裕奈が最悪の末路を想像しないわけがない。
 しかも、裕奈の今の服装は放課後の部活のために持っていたバスケのユニフォームだった。カラフルで風通しの良い軽い生地
に、膝ぐらいまである短パンの組み合わせである。靴も学校指定の革靴から運動靴に履き替えさせられた。わざわざ調達してきた
のだろう。そんな格好を無理やりさせられれば、どうしても変質者という単語が脳裏に浮かぶ。
「まさか、そんなことはしないさ」
 男の1人がカメラを担ぎ、怯える裕奈の顔を撮影しながら笑った。ビデオカメラを見た裕奈の顔がさっと蒼くなる。
「ちょっとビデオの主役になってもらうだけだ」
「それって、アダルトビデオってこと?」
 男は笑って肯定した。そして周りにいた他の男たちはカチャカチャとベルトを緩め始め、勃起している赤黒い陰部を露にする。胸
だけなら高校生以上で、しかも上玉の裕奈である。下半身が反応しているのは当然といえば当然だった。
 数はやはり10人ほど、裕奈の心にどうしようもない絶望感が広がる。
「い、いやあああああああああああああああっ! やだああっ! いだああああ! お父さん! 助けて! お父さぁああん!」
 裕奈が何とか男たちから逃れようと暴れるが、椅子がガタガタと虚しく揺れるだけだ。恐怖で決壊する瞳と、号泣する直前の赤い
顔、そして無駄と分かっていても抵抗を試みるその必死さ、それらが合わさり、演技では出せない高揚を顧客にもたらすのである。
「電車でバイブ刺してる変態のくせに、今さら泣いてるんじゃねーよ!」
「そういうことやっちゃ駄目なんだよぉ。大人の世界の厳しさってやつを、しっかり教育してやらねえとなぁ」
 男たちは予定通りに紋切り型のセリフを吐いて裕奈に迫る。セリフが決められているのはここまでである。
「違うのっ……! あれはっ、ちょっとした、できごころで……もう止めるつもりだったし……きゃあ! いやあ!」
「出来心で済めば警察は要らないんだよ!」
 状況的にかなり矛盾したことを言いながら、固定されて動けない裕奈の下半身に男の手が伸びる。そして短パンの左右の分か
れ目の、ちょうど裕奈の性器がある部分に指を添えて、生地越しに強く擦り始める。そしていきなり爪先で抓り上げた。
「あああああああああっ! 痛い! 痛いいいいいっ! いたあひゃああいああああああああああ!」
 下着は脱いだままなのでほぼダイレクトである。苦痛に歪む裕奈の顔から大粒の涙が零れ落ち始め、悲鳴はついに号泣に変わ
る。痛みだけではなく、男たちに危害を加えられる恐怖が限界に達していた。
「マジ泣きしてやがるぜ、こいつ! 騒いでも誰も助けに来ないっての!」
 顔を真っ赤にして涙と鼻水を流す裕奈を嘲笑しながら、背後から別の男の腕が裕奈の乳房を乱暴に揉みほぐす。性器を痛めつ
けていた男は裕奈の股間に顔を埋め、その香りをくんくんと鼻を鳴らして嗅ぎ始めていた。体臭を嗅ぐという予想もしなかった男の
行動に、裕奈の心がさらに軋む。恥辱で胸が張り裂けそうだった。
「そろそろいくぞ」
322「裕奈」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/04/04(火) 07:13:42 ID:52dQeHuf
(……なに、なにがくるの? もうレイプされちゃうのかな……)
 目の前が暗くなる裕奈を現実に押し戻したのは、目の前に近づけられた男のペニスだった。猛烈な牡の香りを発し、膨れた肉の
割れ目からは透明な粘液がとろとろと湧き出している。
「くっ、臭いっ! そんな汚いもの、顔に……!」
 顔を背けた裕奈の頬に、男は勢いよく射精を開始した。温かい精液がびちゃびちゃと裕奈の頬に降りかかり、端正な美顔を卑猥
な男子用便所に変えてしまう。いくら美少女でも、白い欲望で顔を汚されていては下品な雰囲気しか感じない。男は裕奈の右頬か
ら鼻の頭を精液を塗していき、射精が収まるも亀頭の先でぬりぬりと粘液を擦り付ける。さらに別の男の精液が反対の頬にかけら
れて、やはり生臭い化粧を施される。
 男の新鮮な精液を垂らしながら、裕奈は力なく首を横に振った。精液の塊はどろりと顔を離れて、バスケのオレンジのユニフォー
ムに白い染みをつくる。知識としてはそれを飲む行為も知っている裕奈だが、知らない男の精液など嫌悪感を感じるだけだ。
「次は髪にするか」
 男たちもさすがに裕奈にフェラをしろとは要求できない。万が一噛み千切られでもしたら笑い話では済まないからだ。撮影してい
る男たちも、今回の撮影では処女を奪うまではしないことは知っているので、ビデオを商品にするには視覚的に嬲るのが主になる。
コスチュームを脱がすような無粋なことはできないので、標的はどうしても頭部に集中する。髪は立派な標的の1つだ。しかし、顔
を精液でどろどろにした後で髪の毛を汚しても興奮は半減することが、彼らの顧客のアンケートで明らかになっている以上、タイミ
ング的には今がベターなのである。
「うぐっ!」
 髪の毛を掴まれて引っ張られた裕奈は、その痛みに白く汚された顔をしかめる。乱れながらも輝く黒髪と男のペニスが接触し、
粘液が髪の毛の間に蜘蛛の巣のように絡みつく。裕奈は髪を弄られながら父親のことを思い返していた。小さい頃から、父親に
頭を撫ぜられるのがとても好きで、あの手が髪に触れるたびに心の中がぽかぽかと暖かくなる。
 それはもちろん思い出の中だけで、現実では男が裕奈の髪を解いて下ろしていた。そして肩より下まである裕奈の髪を掴みなが
ら、頭を下げさせる。そして生え際を狙い、白く濁る精液を吐きかけた。精液がねっとりと頭皮に垂れ落ちてくる感触。流麗で柔らか
なラインを成していた髪の毛は、男の手の中で無残に乱れて折れ、無数に抜け落ちてはらりと舞った。しかし、団子状に絡んだ精
液はなかなか落ちようとはせず、じんわりと頭に染み込むように止まり続ける。
「これではまだ商品にならん。どんどんいってやれ」
 男たちは次々と裕奈の顔や髪に射精し、裕奈の頭部は白濁液でみるみるどろどろになっていく。顔を背けるしかできない裕奈に
何発も顔射を行って髪を白く汚し、垂れる精液はオレンジのユニフォームに無数の卑猥な染みに変わる。鼻孔にまで射精されて
強制的に口内に広がる牡の味に嘔吐感を覚え、匂いに頭がクラクラした。しかし、汚辱はそれでも終わらなかった。
「うぶあああああああああ!」
 髪の毛に絡みつく精液を流していく黄金水から逃れようと身を捩る裕奈の頬に、別の男の黄金水の放物線が勢い良く叩きつけら
れる。有色のシャワーを頭部に浴びて苦しむ裕奈の胸元にも、男たちが次々と小便をかけはじめる。精液で汚された後は小便で
汚される、まさに便器の扱いに、裕奈は身を震わせながら、ただただその汚辱が終わるのを待った。
323「裕奈」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/04/04(火) 07:14:43 ID:52dQeHuf


          8


 小さい頃から、お父さんに頭を撫ぜられるのがとても好きだった。
 あの大きくて、とても力強くて、けれど優しい。あの手が髪に触れるたびに私は、心の中がぽかぽかと暖かくなる。


「だけど、もう、触ってもらえないや……汚れちゃったし。大丈夫だろうけど、髪の毛を触られてバレたら……」
 髪を触られて汚濁が露見するという非現実的な恐怖に襲われながら シャワーを浴びて外見上はキレイになった裕奈は、力な
くふらふらと街中を歩いていた。
 次の呼び出されたら、また新しいビデオの撮影だ。断れば全てを露見させると脅されてしまい、最早裕奈に逃れる手段はなかっ
た。このまま身も心も汚されていくしかないのである。
 亜子やまき絵に相談してみることも考えたが、下手すれば彼女たちも巻き込んでしまう。それだけはどうしても避けたかった。
(私が我慢すれば、それで済むことじゃん……)
 そうだ―――自分が汚され続けるだけで、今の生活は何とか守れるではないか。
 裕奈は悲壮な決意を固めながら、前に向かって歩き始める。
324「裕奈」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/04/04(火) 07:15:52 ID:52dQeHuf


          9


 かたかたかた、とキーボードを叩く音。千雨は今日も行きつけのHPや掲示板を巡回していた。
 千雨は別にウィニーを使用してなどいない。彼女は自分で写真を発信することにこそ情熱を燃やしているが、別にエロ画像や流出
したという機密データなどに興味はない。虫の食べ方を記した自衛隊のレシピとやらは、気にならないと言われれば嘘になるが、別
にそのためにウィニーを使おうとは思わない。
 そんな千雨の手が、ある掲示板を見てぴたりと止まった。
 何でも昨日の夜、某アダルトビデオの業者のパソコンから、美少女が電車でバイブを刺して通学しているという映像が流出してい
たというのである。しかも、その制服は麻帆良のもので、以前に流出した学園の生徒のデータと照らし合わせたところ、身元が判明
したという。その名前や学年まで、完全に特定できたと―――その少女の画像が張られていた。
「明石……どうして……そういや、今日は休んでいたが……」
 紛れもなく、それは千雨のクラスメイトの裕奈の姿だった。
 特定されたというプロフィールも、ほぼ間違えていなかった。
「これは、やばいことになるぞ……」
 戦慄する千雨が掲示板を更新すると、電凸先と記されたリストが張られていた。
 学園、女子寮、大学、そして流出していた裕奈の実家の番号。実に的確なチョイスだと言うしかない。
「もう、どうしようもないな……あのガキ教師じゃ対処は無理だろうし……一応、匿名で学園には知らせておくか……」



 全てが露見し、裕奈が睡眠薬で自殺未遂を起こすまで、あと3日。
 魔法先生たちが電子の精霊でネットに介入を開始し、騒ぎを完全に収束させるのは、これから7日後である。



END
325座薬 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/04/04(火) 07:16:42 ID:52dQeHuf
*― ―) てなわけで、久しぶりの短編でした
次からはまた亜子長編です

ではまた
326名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 07:22:14 ID:qJ93V0EH
座薬先生の短編はやっぱり凄いなーとか。

短い文章で纏めるのも凄いからさ、もっと短編書こうぜ!
327名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 13:28:04 ID:Dkhgl9NA
>>312
いやぁ、キャッシュあさるのとか面倒でね。

アーヴァイン用
http://59.106.17.228/m/negi/[000-047]/~[001-099].jpg
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)
328名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 16:30:13 ID:iStu0AEs
>>325
GJ!!
329名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 21:25:43 ID:Oxyts7FC
なにこれ!!最高すぎ!!
330名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 22:25:50 ID:NKzbYg1c
>>325
長編にももっとエロを組み込んでくれ
331名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 01:17:00 ID:Ov69e65a
http://rinrin.saiin.net/~library/

新しく保管庫を作ってくれるってさ
332名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 08:33:46 ID:azYmm44H
今週号読んだら、そのまま>>317のシチュに雪崩れ込んでも違和感無さそうな展開だったなw
このせつは無いが。
333788:2006/04/05(水) 11:57:31 ID:Gq0ue8HT
>>325
誰?
334名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 14:20:08 ID:65kxIyAR
           \\l l  ,‐´   ,‐ _,    l  ,     ‐、      ////
            ,-`l. l/    / ,‐´    l  l l、   `‐、ヽ   `‐、 l ̄`‐、
           / _.,,>〈.   / /   ,   r‐l  l  l、l、    `‐ヽ   l  l、  l
          く___/   ,l  / /   ./ /  l  l.l. l、\l、    `lヽ   l、 l、-‐l
           l┘   .l  / /l'   / /   l. l.l.l  l、.l\l、   `l`l  l lヽヽ l
          /ll`‐、_」ヽl /l.l   l /     l l.l. l、  l、 l\l、   `ll   l lヽヽ l
         / l l   l.l、 l .ll l   l/.  l   l l.l  l、  l、  \l、  l   l l ヽヽl
        // l.ll   l l、 l .ll l   .l/  しl   l l    l、 l、  \l、ll   .l. l┐l
      / ///.l l.l  Lll、l l l l   ll       l、.l      l、l、.  ,,\「  l. l┘ 、
     」´ /// l l.l,-'´  ll /、l.l  ┼l‐-、,,,___, l.l   、_,,,-‐'''"´   l、  l. l /\
    ,  ///  l丿‐、     l',‐´l   l   ___       ,,-‐''''""Τ l.l  l l/
   ,  ///  .l    ヽ   l  l'l、  ll '''""ヽ   ,l        ヽ、_ノっl .l /'´
   ///   l       >‐--`=、`l l l、⊂二`‐-'"  ///////ノ/l /
  //./    l    ,‐´, -‐-、  `'l l l、,,ヽ/////////// .,l´ l.l
 //./    l    ,‐´'", -‐--   `lヽ ヽ/し//_,,. --‐‐''''"つ  ,‐l   _,‐ ´````‐‐‐
//./    l   く,-'"´,-‐'''''''''''   l ヽ `‐ 、 _ `‐-     ,,,-<´、__l‐´    ‐----

   あたしここの妄想みたいにいやらしい女の子じゃありません。
   好きなだけ、あたしつかってオ、オナニーすればいいじゃない。この童貞キモオタども。
335名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 16:37:21 ID:+RsSD/gH
わかった。
今から貴様を犯す。
336名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 22:28:23 ID:96wXKubV
>>335の潔さにワロタ
337名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 23:41:29 ID:YHnoJ4aJ
最近座薬氏短編にしろベンジャミン氏にしろこのスレにSS投下がある日=俺が3時間以上残業した日な罠。
……これはアレか、身を粉にして働けと……
338NOBOSAN:2006/04/07(金) 10:53:49 ID:UFF/UYPl
>>325
やってくれました。
ぶっかけビデオ・髪を大切にしてる回想、黒髪の裕奈。つぼにはまる展開です。
ただ手コキはもちろん、因果をふくめてフェラもやってほしかったですね。
あと裕奈が殺しの恐怖でひたすらいやいやではなく、男たちはもっと言葉攻めを、
裕奈が自分で痴女宣言等、もっと精神的にレイプするいたぶりがほしかったです。
髪を汚したり、精液かけるのは、あくまで精神的に妊娠させられるよりもひどい屈辱で
この辺は思い切って裕奈視点で書いたほうが伝わりやすかったかも。
座薬氏は視点の転回がうまいですしね。

といろいろ注文つけましたが、今の気持ちは・・・・

        \\l l  ,‐´   ,‐ _,    l  ,     ‐、      ////
            ,-`l. l/    / ,‐´    l  l l、   `‐、ヽ   `‐、 l ̄`‐、
           / _.,,>〈.   / /   ,   r‐l  l  l、l、    `‐ヽ   l  l、  l
          く___/   ,l  / /   ./ /  l  l.l. l、\l、    `lヽ   l、 l、-‐l
           l┘   .l  / /l'   / /   l. l.l.l  l、.l\l、   `l`l  l lヽヽ l
          /ll`‐、_」ヽl /l.l   l /     l l.l. l、  l、 l\l、   `ll   l lヽヽ l
         / l l   l.l、 l .ll l   l/.  l   l l.l  l、  l、  \l、  l   l l ヽヽl
        // l.ll   l l、 l .ll l   .l/  しl   l l    l、 l、  \l、ll   .l. l┐l
      / ///.l l.l  Lll、l l l l   ll       l、.l      l、l、.  ,,\「  l. l┘ 、
     」´ /// l l.l,-'´  ll /、l.l  ┼l‐-、,,,___, l.l   、_,,,-‐'''"´   l、  l. l /\
    ,  ///  l丿‐、     l',‐´l   l   ___       ,,-‐''''""Τ l.l  l l/
   ,  ///  .l    ヽ   l  l'l、  ll '''""ヽ   ,l        ヽ、_ノっl .l /'´
   ///   l       >‐--`=、`l l l、⊂二`‐-'"  ///////ノ/l /
  //./    l    ,‐´, -‐-、  `'l l l、,,ヽ/////////// .,l´ l.l
 //./    l    ,‐´'", -‐--   `lヽ ヽ/し//_,,. --‐‐''''"つ  ,‐l   _,‐ ´````‐‐‐
//./    l   く,-'"´,-‐'''''''''''   l ヽ `‐ 、 _ `‐-     ,,,-<´、__l‐´    ‐----

ジェバンニが一晩でやってくれました
339名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 21:24:42 ID:pPas2zlE
>>337
君の頑張りに日本と、君の会社と、そしてこのスレの未来がかかっている。
超頑張ってくれw
340名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 02:19:03 ID:HP8gGffm
デスノ読んでたやつは負け組み おれもなー
341名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 04:15:39 ID:FtAQHL5Y
皇帝はどこいったの?
342名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 09:10:31 ID:23luBK3i
ベンジャミン氏の羞恥責め逆陵辱ものが読みたい。
343エロゲ屋 ◆w7Q5ywREpw :2006/04/08(土) 09:52:53 ID:zH9LXMjo
今年最初の休みだよw
どうなってんだよw

連休が4月8日 9日と取れました。
5月からすごく楽になりそうです。

ひとつリクエストしてくれたら うれしいなぁ。
344名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 14:51:32 ID:wK53XuQb
ネギに対して従順なツンデレ明日菜きぼんぬ
345名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 16:33:38 ID:dN4ohbz2
クウネル×楓
陵辱物で
346名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 17:39:16 ID:23luBK3i
パルが名も無き野郎達に集団レイプされるのキヴォンヌ
347名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 18:18:30 ID:cZ6MatzF
さきは
348エロゲ屋 ◆w7Q5ywREpw :2006/04/08(土) 18:48:35 ID:zH9LXMjo
リクエスト締め切り
というわけでシナリオ考えてみた。

早乙女ハルナを主人公にして小説を書いてみます。
第1章 ハルナ突然集団レイプ
第2章 その持ち前のポジティブさで男どもを手玉に取る
第3章 長瀬楓、クウネルとデート
第4章 クウネル 油断した楓に調教開始
第5章 ハルナ、明日菜を苛める。
第6章 ハルナ、明日菜にネギ君の精液を採取するように命じる
第7章 クウネルもネギ君の精液を欲しくなる
第8章 明日菜と楓の少年、精液絞り競争
第9章 楓による明日菜の調教
終章  がんばって落ち考える。

そいじゃ書いてみますね ノ
349エロゲ屋 ◆w7Q5ywREpw :2006/04/08(土) 19:08:39 ID:zH9LXMjo
第1章 ハルナ陵辱 その1
「この放しなさいよ!」
 学園都市から都心方向に向かう港湾地区。普段は人気も少ない場所であるが、今日は同人誌の即売会が行われて沢山の人で賑わっていた。
 無茶苦茶に暴れて振りほどこうとするが、手の数が違う。
「あんた調子こきすぎたんだよ」
 表情の暗い陰気な女が履き捨てるように言う。
 男、女関係なく、ハルナを会場のトイレに押し付けた。出口には清掃中の看板。
「パル先生、暴れないで下さいよ」
「馬鹿、抵抗してもらった方が燃えるだろ、へへ」
 コスプレして覆面を被った男たちが嘲笑している。
「ちょっと、これは罰なんだからね! あんたたち変態? このレイプ魔」
 周りを取り囲んでいる少女の一人が笑いながら囃し立てる。
「良いじゃないの! 今をトキメク同人界の新鋭。パル先生が泣き叫ぶのって愉快だわ」
 男の一人が、薄い私服の上着をメクって胸を露出させる。
 中学生らしい小ぶりの胸とフリル柄シミーズが晒せれる、ハルナは即売会では高卒の専門学校生だと回りに吹聴していた。
「パル先生。いやだ。漫画ばっかり描いてて胸の成長とまちゃった見たいですね。下着も子供みたいでかわいいですよ」
「ちょっと、やめてよ!」
 ハルナの平手が男の頬を打って、さらに腰を回して押さえつけていた女の顔面を蹴り飛ばした。
「てめぇ」
 男はハルナの胸を鷲づかみにして乱暴に揉み下した。
 ハルナは火の出るような目つきで男を乱暴ににらみつけた。
350エロゲ屋 ◆w7Q5ywREpw :2006/04/08(土) 19:26:07 ID:zH9LXMjo
第1章 ハルナ陵辱 その2
 男は頭がカットなってハルナの顔に拳を叩き込む。
「んが!」
 火花が出るような痛み。ハルナは気にせず開いた手で男の頬を打ちすえる。
 男の意識はブッラクアウトする。あご先を掠めるように打ったことは、男の脳を激しく揺らして意識を奪った。
 ハルナの胸に倒れこむ。だが、それも一瞬のこと、男はハルナの胸に歯を突き立てる。
 まだ膨らみ始めた硬いながらも柔らかい不思議な塊に男は興奮を覚えた。
 ものすごい罪悪感が男の理性を削る。
 男は三次元の女の肉体を触るのは実は始めだった。
 どんな鬼畜ゲーの選択肢怯むどころか嬉々として選択肢を選んだ男は本物の陵辱行為に恐れを覚え、そして興奮した。
 自分以外の身体の温もりがこんなに気持ちいいなんて。
 グニャグニャとした柔らかい身体は触っているだけで気持ちよかった。
「放せ。この早漏やろう」
 口調はどこか弱々しい。身体を直接他人に触られるおぞましさに振るえ、歯を食いしばって暴れる。
「パル先生。いい声で泣いてるなぁ」
「うるさい卑怯もの!大勢でこんな…クズが!」
 ハルナの虚勢はいやでもわかる。特に同人作家パル先生に暗い嫉妬の炎を燃やす女達はゲラゲラと理性が触れたように笑う。
「おい…乳首が硬くなってきたぞ。乳首ってホントに硬くなるんだ」
「バカ!」
 ハルナは屈辱に震えて涙を浮かべる。
「クソ…この糞虫どもが…」
 ハルナに出来ることと言えば陵辱に耐えることだけだった。
351エロゲ屋 ◆w7Q5ywREpw :2006/04/08(土) 19:40:51 ID:zH9LXMjo
第1章 ハルナ陵辱 その3
 男が歯を甘噛みしてやる度にハルナはキュッと身を縮こませて痛みに耐える。
 横に見ていた何人かがハルナのスカートを乱暴に掴んで引きずり降ろす。
「やめ…っきゃぁぁぁ」
 悲鳴を上げて足を閉じようとしても多勢に無勢。閉じることすら適わないでスカートは無常にも剥ぎ取られた。
「あんたたち! 覚えときなさいよ! 必ず! 必ず殺してやるから」
 歯を食いしばったハルナの眼光は辺りの鬼畜どもを怯ませた。
 集団はイラついていた。ちょっと脅かして泣いて許しを請えばそれで終わってたはずだ。
「この女!」
 怒りに駆られた女の一人がハルナの下着の下に自分の腕を入れる。
「やめなさい。こんなこと…」
 身体をひねって逃れようとしても徒労だった。四肢にはそれぞれがっしりと両手で押さえつけられている。
 薄い茂み。ハルナの処女地である割れ目を探り当てようとしてるのだ。
「ひゃぁ!?」
 肺から毀れる悲鳴。
 ハルナの背中が弓なりに沿った。
 女は茂みそった割れ目に指を押し付けて、ズブズブと沈めていく。
 声を殺しても、ビクンビクンと神経を直接なぶられる様な感覚。
 身体の中を蹂躙される恐怖。
 女は指で膣壁を引っ掻く。
 ガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリ…
ガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリ…
「うぎぃ!」
 ハルナは四肢を押さえつけたまま腰を浮かせて痛みに耐えた。
352エロゲ屋 ◆w7Q5ywREpw :2006/04/08(土) 19:51:50 ID:zH9LXMjo
第1章 ハルナ陵辱 その4
 声を押し殺した悲鳴。
 茂みの奥を嬲られつつ、胸に突き立てた歯は段々と深く引っ張るように胸に傷をつけるのをやめない。
 強弱をつけながら、段々と強だけになり、さっきまでの強が弱になって、さらに強い刺激に襲われる。
「はぎぃ! んぐ」
 眼を硬くつぶって痛みに耐えるハルナ。
 ビクビクと小さく震えては、暴れる。いまや暴れれば苦痛が増すだけ。じっと耐えるしか他なかった。
「パル先生震えてる? 気持ち良いのかな?」
「うわ、変態? 変態? こいつ変態なの?」
 痛みに顔をゆがめさせながらハルナは顔を上げる。
「どっちが?」
 侮蔑しきった目で声を絞り出す。
「先生余裕がある見たいよ。もっと強くやってあげたら?」
「そうね。まだまだ平気みたいだし。子供みたいな身体だから遠慮し過ぎちゃったみたいだわ」
「それにしても狭いわねぇ、ここ」
 女は指を深く抉る。
「うが、うぎぃいぃいいぃいぃ」
 腰を浮かせてピクピクと痛みに耐える。
「絶対処女よ。漫画ば書いてるからさぁ」
 ハルナの俯いてフルフルと震えている。
「だったら何よ…あんたみたいな腐れマンコに言われる筋合いは無いね」
353エロゲ屋 ◆w7Q5ywREpw :2006/04/08(土) 19:55:03 ID:zH9LXMjo
休憩・・・やべ。
書くのすごい遅くなってるよ漏れ!
こんぐらい書くのに1時間もかけて・・・、
リハビリしないとな・・・。

漏れの中のハルナねぇさんは
気が強い理知的でプライドの高い(いいちょとはまた違う)
表現が出来たらいいな。

ナオ、怒ると口汚くなるというのは漏れの妄想です。
354名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 01:56:45 ID:SwtcAGke
妄想はいいんだけどさ

> 中学生らしい小ぶりの胸とフリル柄シミーズが晒せれる、ハルナは即売会では高卒の専門学校生だと回りに吹聴していた。
>「パル先生。いやだ。漫画ばっかり描いてて胸の成長とまちゃった見たいですね。下着も子供みたいでかわいいですよ」

パルって、いいんちょより胸あったんじゃなかったっけ?(3時間目他参照)
355名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 02:31:02 ID:eorzBTLw
彼女はちょっと太り気味なだけですわ(いいんちょ談)
356名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 02:32:44 ID:eorzBTLw
おしいなぁ、もう少しでorzOTLwだったのに。
357名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 03:34:33 ID:Sn9vLeW6
見方によっては
orzOTLw
   ↑こいつの頭がぱっくり割れて中からorzが
    出てるように見えなくもない
358エロゲ屋 ◆w7Q5ywREpw :2006/04/09(日) 05:35:29 ID:CYoyTEFz
>>354
ぬぅ。
ハルナの回想シーンですもの。中学1年生時。
1時間目の2年前の話です。
128時間目の図書館部結成時はパル先生
ひんぬーだった。
この事件でえろくなったんだよ! (今考えた)

で、乳が大きくなったと狂しい言い訳を考えてみた。
359ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/04/09(日) 10:31:49 ID:hzw1TwHx
お待たせいたしました。それでは、いいんちょ髪+母乳SS第五回・完結編です。
おつき合いありがとうございました。


【リクエストSS・雪広あやか流房中術髪扱き/母乳絡み 5】

ゆさゆさと、魔力で肥大させられた大きな乳房を揺らして。
しこりきったその先端からは母乳を噴き出させながら。
中学三年生の少女が、その若さに似合わぬ妖艶な仕草で十歳の少年の上に跨がっている。

少女──雪広あやかの、お尻の下まで伸びたきらめくブロンドヘアの一房は、
少年──ネギのまだ剥けきっていない、幼さを残した勃起に絡みついて動きを封じ。
そうして今まさに。
スレンダーなのに女性特有の柔らかさを十分に感じさせる太腿があぎとのように開かれて、
淫らに花開いた未通の秘所が、子供先生の若い肉茎を頬張ろうと口を開けるのであった。

くちゅ──り……っ……。
やがて、膣口と亀頭が軽くキスをする。
「〜〜っっ!!」
触れた瞬間に、その煮えたぎるように熱をもった粘膜同士の接触に驚いて腰を跳ねさせるネギ。
髪の毛で幾重にも巻かれてはいるものの、それは微塵も快楽を軽減してはくれなかった。
むしろ、二人の敏感な肉の器官に挟まれて擦られ、より一層食い込んでいく。

「や、ひあぁっ、んぁぁっ!!」
「──っ、ああっ……! こ、こんなぁ……っ!!」

ずじゅ、ざりっ、ざりぃぃっ……!!
発情しきって過敏になっていた恥肉どうしの粘着音に、乾いた擦過音が混じる。
互いの恥肉へ押し付け合い、コイルの様に巻かれたしなやかで強い髪が異質の快楽を与えていったのである。
360ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/04/09(日) 10:33:20 ID:hzw1TwHx
亀頭部分を膣内に受け入れただけで、全身に気が狂いそうな快楽が駆け抜けた。
このまま先へ進めば――それこそ、気が触れかねないと。あやかの身体が反射的に自身を押しとどめようとする。
その瞬間、びくりと震える身体。しかし、あやかの心が身体をすぐさまに凌駕した。

「はぁ、あ、くぅぅぅっ……!!」
「ひぁ、あぁぁぁっ!! ひ、や、ぁぁっ! いいんちょさ……っぁぁ!!」

ず、ずずずっ…………、じゅぶっっ……!! びぢゅ、ずぶぶぅっっ……!!
息を吐き出しながら、徐々に脚の力を抜いてネギの上に腰を下ろしていく。
ペニスの竿の部分をゆっくりと飲み込んでいくあやかの秘所。
多量すぎるのではないかというほどの愛液を分泌しながら、そのすべてを体内に収めきった。
全体に巻きつけ、しっかりと結んだはずの髪の毛が、
まるで輪ゴムを取りまとめるかのように膣でしごかれて付け根に押しやられる。

「――ぁ、ぁぁ……ッ、ネギ、先生の……で、ぇ……、いっぱいに……んぁっ……」
歓喜に身震いするあやかの太腿には、破瓜を示す赤い痕跡があったが、
それに頓着している余裕も、痛みを感じている余裕もまるでなかった。

悩む時間はとうに過ぎた。あとは愛し合う以外に何があろうかと。
母乳と共に撒き散らされている魔力の放散が、あやかとネギの性感を押し上げていく。
「んぅ、ァ、ぁぁぁぁ……!」

ず、ずずずずずぶぶぅゥゥッ……!!
ずぶっ、ずっ、ずっ、ズブッ! ずぢゅっ、ずぢゅぶっ!!
両腿に力をこめ、あやかが腰を引き上げる。騎乗位のまま、開始されるピストン運動。
持ち上げては脱力する――という行為の繰り返し。
ネギの下腹部に自らの尻肉を叩きつけんばかりの強さで、粘着音と打擲音が混じって響いた。
そうやって身体を揺らすたび、その動きよりもさらに激しく揺れる乳房。
先端からはなおも盛大に母乳が飛沫き、二人の身体に跳ね返りしとどに濡らしていく。
睦み合っているベッドのシーツも既に、バケツをひっくり返したかのような惨状になってしまっていた。
361ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/04/09(日) 10:34:19 ID:hzw1TwHx
にちゅにちゅという音。愛液の粘つきに巻き込まれるように、
ペニスの根元に押しやられた髪の毛が膣に引っ張られて再び竿の部分を擦りあげる。
愛液に塗れたせいで初めて挿入したときほどのサラサラ感は無くなってしまったが、
それでも食い込み、絡まって絞り上げる髪の毛の感触はネギを狂わせた。

「ひぁ、あぁぁ! ダ、メぇ……っ、うぁ、あぁぁぁっ……!!」
「ネギ先生、ネギ、せ、先生ぇ……!!」

あやかもまた、ネギの名前をうわごとの様に繰り返すのみ。
それでも、腰の動きは単調なものではなく。
円を描いてみたり、深く密着したままで内壁を擦ったりと、本能でネギの牡の部分を歓ばせようと躍起になっていた。
ネギの喉は反らされたまま。もはや動く気力さえも吸い尽くされたように震えるだけで。
その体勢のまま、あやかの動きに合わせて身体が跳ねる。完全に快楽に翻弄されていた。

ペニスに巻きついた大半の髪の毛も、激しい交合の果てに千切れて解けていく。
それらがまた、寄り合わされて捏ね固められ、球になって二人の粘膜を刺激する。
塊になったソレに、ようやく髪の擦れる感触に慣れ始めた粘膜がまたも敏感に反応させられた。

「はひ、も、もう、いやぁっ、ッ……! お、おち、ん……ち、が、ぁぁっ……!!」
「と、止まらないんで、ですっ、ふぁ、ぁぁ!!」
明らかに許容外の快楽。それでも突き動かされるようにして、貪りあう二人。
ペニスも膣も、その粘膜の表面が赤く腫れあがりかけるほどに交わりあった。

ぶぢゅ、ぐぢゃ、じゅぶっ、じゅぷ、ぢゅ、ぶびゅっ、ぐぢゅっ――!!
「ぁ、っ、イ、ひィっっ……!!」
――そして、数え切れないほどの粘膜同士の擦りあいの末に。
あやかは、自身の最も弱い箇所に――ネギのペニスで、自らの動きで到達した。
俗に「Gスポット」などと呼ばれるその場所に亀頭の先端が触れてしまったのは、まったくの偶然。
しかし、劣情で完全に火のついた身体は勝手にその刺激を繰り返し求め続けて。
ピストン運動というより、痒いところを掻き毟るような速度で――、あやかは膣内を掻き回した。
362ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/04/09(日) 10:36:07 ID:hzw1TwHx
咥え込まれた股間からダイレクトに伝わってくる、肉の接触と髪の毛の擦過による二重の快楽に加え、
たぷたぷと縦横に揺れ弾む乳房の重量感が視覚を、そして撒き散らす母乳が味覚と嗅覚を刺激した。
正に全身を責め苛まれるという言葉が相応しい快楽に、遂に身体と心が同時に限界を訴える。

「――……ぁ、あぅぅぅっ――――!!」
一際高い、まるで少女のような叫び声。ソレと同時に、ネギのペニスは本日最後の精液を高く放った。
放たれた子種は、一滴も漏らさずに繋がったままのあやかの膣内へと飲み込まれていく。
その熱さに、まるで膣から脳天まで突き刺され突き抜けたような感覚をあやかは味わった。
騎乗位のまま、背筋を反らして絶頂に達する。
「ッ、ゥウゥゥゥゥゥゥ――!!」

びゅぶぶっ、びゅるっ、びゅぶぅっ!! びゅっ、ぶびゅぶっ!!

精液の塊が膣内の奥へと弾け叩きつけられる回数が、そのままあやかの絶頂と重なった。
「ひ、ィ、イク、っ、っぁぁぁあああぁ!!」
仰向けになったネギの頭の両脇に手を置いたあやかが、濡れたシーツを鷲掴みにしながら絶叫する。
「ぁ、ぁぁぁ……ぁっ……っ!」

――どさ……ぁっ。
腕の力が、否、身体全体の力が萎えて、ネギの身体の上に倒れこんでしまう。
ずぶ、ぢゅぷぷぅぅっ……!!
「あぅっ……!!」
身体を倒した拍子に、精液を吐き出しきったネギのペニスがごぼりと音をたてて膣内から抜け落ちた。
その様相は、先ほどまでの凶悪そうな牡の器官ではなく――10歳の少年そのもののソレ。
愛液で亀頭から竿、果ては陰嚢までもぬらぬらと濡らし、千切れた髪の毛の残りが巻きついている、
――という差異はあるが、その縮こまり方は明らかに子供のそれであった。

中国拳法を習ってはいるものの、まだ少年らしさを些かも失っていないネギの胸板の上で乳房がひしゃげる。
あやかはそのまま横へ転げ落ちるようにして、ベッドの上で脚を絡ませあいながら寝転ぶ形となった。
363ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/04/09(日) 10:37:58 ID:hzw1TwHx
「ぁ、あら……? す、すいません、ネギ先生……、な、何だか、力が抜けてしまって……」
「大丈夫ですか、いいんちょさん!?」
「え、ええ。問題ありませんわ。……ちょっと、眠いですけれど――……」
恥液に、汗に、母乳で濡れ鼠さながらに身体を濡らしたまま、ベッドの上で気遣いあう二人。

「……それなら……眠った方が良いですよ? 僕も……ふぁ……っ」

性交という全身運動を続けざまに、しかも多分に変態的なそれを行ってきたのである。
初めてなのに、若さに任せて幾度も。それで疲れないはずはなかった。
ネギの欠伸をきっかけにして、二人の意識は急激に消耗を自覚する。
とろりと蕩けてしまった瞼どうしで見詰め合った。
「――……いいんちょさ、ん……」
「ン……ネギ、せ……先生……」
眠りの間も互いがそこに居ることを確認しあうように名前を呼び、目を閉じ――ようとした瞬間。

「……そうですわ、ちょっと待ってくださいませ?」
今にも眠りに落ちようとしていたネギを呼び留める。
眠そうな表情であやかを伺うネギを目の前にして、何を思ったか片手で乳房を掬い上げた。
掴みあげた指先がむにゅりと乳肉に容易く沈み込み、中心の乳首を乳輪ごとぷっくりと浮き上がらせる。
期せずして搾り上げる形にされて、奇異な形に揉み歪められた乳首の先から雫となって溢れ出すミルク。

あやかの口が、ゆっくりと開かれる。
いつもの上品な所作とは違う、舌を出し気味にしながらのはしたない大口。
まるで好物を目の前にした子供のように、待ちきれないと首を傾げ。

自らの乳首を不意に口に含み、ちゅうちゅうと吸い立てた。

「……え、っ……?」
突然のことに、眼を丸くするネギ。
頬の窄まり具合から見ても、自ら母乳を吸っているのは明らかで。
364ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/04/09(日) 10:39:50 ID:hzw1TwHx
あやかが何をしたいのか理解できず、硬直して。しかし、あやかの口元から視線を離せなかった。

ちゅぽ……っ。
「ン……むぅ……っ」
しばらくしてあやかが、自身の乳房から唇を離す。
ぶるんっと勢いよく弾み、元に戻る乳房。口元からは、乳白色の残滓が漏れ覗いていた。
「あ、あ……あの……っ」
「ん――…………♪」
何かを言おうとするが言葉にならず当惑するネギに、あやかはひとつ舌なめずりをすると。
――そのまま、有無を言わせずに唇を重ねた。

にちゅ、くちゅ、……ちゅぱっ……♪ くちゅ、ぴちゅ、ちゅっ……♪
「んぶ……ぅぅっ!?」
「ん、んんッ、んっ……」
飲んでいたのではなく口中に溜めていたのだとネギは気付いたが、それでどうにかなる訳でもなく。
あやかの口の中で温められたミルクが、直接流し込まれる。
とろとろ。とろとろ。
唾液より粘性が低い代わりに、果てしなく甘く鼻腔から抜けていく感覚。
「ぁ、んぅ、んっ、んんっ……!」
「はぁ、ぁっ、っ……」
唇どうしの触れあい。横になったネギの頬をつたって、白液がぽたぽたと垂れ落ちる。
名残惜しげにあやかの舌がネギの口腔粘膜を這いまわり、
最後にチュッ、と音をたてて、ようやく唇が交わりを解いた。
「はぁ…………ンゥっ……」
陶酔したような溜息をつきながら、満足したという顔をするあやか。

「それでは、改めておやすみなさいませ。ネギ先生……♪」
「――は、はぃ……っ」
すっかり骨抜きにされてしまったように、頷きを返すネギ。
微笑みを返して、眼を閉じるあやか。それを見届けてから、ネギもまた眼を閉じた。
365ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/04/09(日) 10:42:02 ID:hzw1TwHx
============================================
起きてからがきっと一番大変だろう――と、ネギとあやかはどちらも理解している。
ネギが持っていた年齢詐称薬は大人から子供に戻ったあれで最後であったし、
あやかの髪は念入りに手入れをしなくては元に戻らないはずで。
二人の服はあやかの母乳に濡れてしまっているから、新って乾かすにも大変だろう。

いろいろと考える事は多かったが、とりあえず今はそんな無粋なことを考えるのは止めて。
充足感に包まれたままで眠りにつくことにしたのであった。




余談として。
魔力の暴走は一時的なものであったのか、朝起きるとあやかの胸の大きさは元に戻っていた。
……しかし、感情が昂ると母乳がでてしまう体質は戻らなかったという。
それを利用してネギを責めたり責められたりして、更に倒錯的な世界にはまり込むことになったのだが──、

尚も、あやかは魔法の存在を知らない。


おわり

366ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/04/09(日) 10:43:32 ID:hzw1TwHx
以上、いいんちょ髪コキ+母乳SSの完結でした。
リアルで周囲の状況が変わりまして、どうも書く時間を満足に取れず遅くなってしまいました。
まだ決着してはいないのですが(汗)。

本番に描写が傾くと髪の毛のことを忘れがちになったり、母乳のことを忘れがちになったり…と、
描写の過不足の加減は今後の課題でもあります。
満足に反映出来ていない気はしますが、>>309のリクエストを取り入れさせていただきました。
しかしどうも結末に向けて話が上手く転がらず。出来としては首を捻るところです。ううむ。


次回は>>310>>311>>342で出ているような逆陵辱路線が書きたいかなと思っています。
プレイ内容などで良いアイディアがありましたらお教えいただければ幸いです。
相手役もまだ決まっていないので出来上がり時期は甚だ未定ですが。

それではまた。
367帽子屋 ◆bbCKdAATow :2006/04/09(日) 19:05:54 ID:hGkwDNBK
368名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 22:47:47 ID:EX8T3snG
ベンジャミン氏お疲れ様でした!
最後まで非常にハァハァさせていただきましたよ。読み始めの時は両方とも興味なかったのに
今ではすっかり髪コキ&母乳の虜です。

>逆陵辱路線
キャラ性格上順当にいけばエヴァあたりでしょうが……
個人的には以前仰ってたエロ水着絡み+母乳コンボで千鶴を希望したき所存。
369 ◆am/upXHX12 :2006/04/11(火) 23:15:56 ID:hnSKC5qt
久しぶりに投下。


「アデアット」
宮崎のどかの声に応え、一冊の本が現れた。人の心を読むことの出来る、不思議な絵日記。夜、寝る前に
ベッドの中でこの本の使い方を練習するのが、のどかの最近の日課だった。
“○月×日 △曜日 のどか”
“ネギ先生のために、今日も練習。いつか、この力でネギ先生のお役に立てたらいいなと思います”
のどかは目を閉じてネギの姿を思い浮べる。礼儀正しく、それでいて子供らしい快活さを併せ持つ魅力的な
少年。それでいて目に宿る意志の光は、しっかりとした目的を持った大人のようだ。そんなネギに、はっきり
言ってのどかは惚れていた。すでにその想いは伝えていたが、返事は聞いていない。教師と生徒だし、
ネギは十歳なのだから、今はまだこのままでいいと思っている。これは本心だ。けれど、いつかは……。
“私の夢は、ネギ先生と両想いになってロマンチックなキスをすること。それも、できればディープキスを……
キャー”
“ネギ先生が私の顔を見つめて、
「のどかさん、キスしましょうか」
「は、はい……」
ネギ先生のりりしい顔がゆっくりと近づいてきて、私は目を閉じる。二人の距離は息の音が聞こえるくらい
近くて、ネギ先生がドキドキしてるのが伝わって来る。やがて、ネギ先生のやわらかい唇が、そっと私の
唇に触れて……”
絵日記には、ネギとのどかが唇を重ねている絵が描かれている。のどかがドキドキしながらそれを読んでいると、
だんだん絵が変わってきて――
“大好きなネギ先生とのキスに頭のなかは真っ白。すると、唇に熱くて湿った感触が――ネギ先生が舌を
入れてきた。私も舌を伸ばして、夢中で舌を絡めあう。お互いの唾液が混ざりあって、ネギ先生の唾液が
私の喉に流れ、私の唾液をネギ先生が飲み込む。ぴちゃぴちゃと、びっくりするくらい大きな音が響く”
絵日記の中のネギとのどかは、激しく舌を絡め合っている。絵の中ののどかに影響されて、現実ののどかも
だんだんと興奮していくのを感じた。まるで、自分が絵日記の中にいるかのように。
“私は一糸まとわぬ姿でネギ先生の前にいる。恥ずかしくてうつむいていると、ネギ先生はやさしく頬を撫でて、
「綺麗ですよ、のどかさん。もっとよく見せて下さい」
私はこくんと小さくうなずき、ゆっくりと両脚を開く。そうすると、ネギ先生はそこに手を伸ばしてきて――”
370 ◆am/upXHX12 :2006/04/11(火) 23:18:31 ID:hnSKC5qt
現実では実際に秘所に手を伸ばしているのはのどか自身である。パジャマの下と下着を半脱ぎにして、
絵の動きにあわせて右手を動かし、
「あ……だめです、そこ……」
などとうわごとを呟きながら、中指で秘唇をかき回している。
“裸のネギ先生が、私に覆いかぶさってくる。
「……やさしくしてくださいね」
「はい」
ネギ先生のが、私の入口に触れているのを感じる。ためらうように割れ目をなぞる動きを繰り返す。
そして……意を決したように、ネギ先生が腰に力を込める。ついにそれが私の中に入ってきた”
「ふわぁぁぁっ」
のどかの喘ぎ声がボリュームを増す。
「何事ですか?」
二段ベッドの上段に寝ていた夕映がその声に驚き、体を起こして心配そうに覗き込む。だが、そんな夕映の
様子ものどかの目には映っていない。
“ネギ先生のペニスが私の中を一気に最奥まで貫いた。不思議なことに、私は初めてだと言うのにまったく
痛みを感じない。ただ、体の芯が熱くなるのだけを感じていた。
「どうですか、のどかさん?」
「あ……気持ちいいです、すごく……」
「のどかさんはHな娘だったんですねぇ」
ネギ先生は意地悪そうにくすくすと笑う。私は恥ずかしくて顔がかあっと真っ赤に染まった。
「そ、それは……あの、先生はHな娘は嫌いですか?」
「いいえ」
ネギ先生は優しく唇にキスをして、
「大好きですよ、Hなのどかさんの事」”
「大丈夫ですか、のどか、顔が赤いですよ」
夕映がベッドを降りてのどかに声をかけるが、やはりのどかは気付かない。
「どうしたですか、のど……?!」
夕映はよく様子を見ようと覗き込みつつ、のどかの肩に手を触れようとして、途中でその動作を止めた。
「ごっ、ごめんなさいですっ、のどか」
なぜだか謝る夕映。しかし外の世界のそんな出来事に、のどかはまったく気付いていない……
371 ◆am/upXHX12 :2006/04/11(火) 23:21:02 ID:hnSKC5qt
“ネギ先生は激しく腰を突き出し、私をめちゃめちゃにかき回している。私はまたたく間に絶頂に登り
つめるが、ネギ先生の責めは少しも休まることが無く、私の頭は何度も真っ白になった。。
「あっ、あっ、だめぇっ、私、おかしくなっちゃいますぅっ」
「ええ、どんどんおかしくなっちゃって下さい。そんなのどかさんもかわいいですよ。ほら、ぼくのペニスに
Hなのどかさんの膣肉が貪欲に絡み付いてるのがわかりますか?」
ネギ先生の言葉で下腹部に意識を集中させると、頭の中が快感でいっぱいになり、思わず私は反射的に
ネギ先生のペニスを強く締め付けた。
「うっ……、で、出ますよ、のどかさん」
そう言うとネギ先生は、さらに激しく腰を打ち付けた。私とネギ先生の下腹部がぴたっと密着する。私は
両脚でしっかりとネギ先生の腰を挟み込み固定した。次の瞬間、ネギ先生のペニスが大きく膨らむ。そして、
熱い性の奔流が、私の胎内にたっぷりと注ぎ込まれていった”
その頃、玄関でチャイムが鳴り、夕映が応対に出ていた。
「すいません夜遅く、のどかさんはいますか?」
「あっ、ネギ先生、今はだめですっ」
「えっ、どうしたんですか、夕映さん、何かあったんですか?」
「何でもありませんから、今は……」
その時、玄関で押し問答を続けていた二人の耳に、のどかの甲高い悲鳴が飛び込んできた。
「ああっ、ネギ先生ぇーっ!」
「のどかさん!? どうしたんですか!?」
「あ、だめですっ!」
あわてて部屋に飛び込むネギ、それを押し止めようとする夕映。二人の視界に夢うつつの状態で絵日記を眺める
半裸ののどかが飛び込む。と、その時、のどかの持つ絵日記の内容が急激に書き変わっていった。
372 ◆am/upXHX12 :2006/04/11(火) 23:22:43 ID:hnSKC5qt
“○月×日 △曜日 ネギ”
“のどかさん、大丈夫ですか!? ……って、え? のどかさん、何をやってるんだろう? なんだか
ドキドキするけど、これは英国紳士として、見ちゃマズいもののような気が……”
「……!」
我に返ったのどかはあわてて本を閉じた。ネギの名前を呼んだために、本の対象が切り替わったのだ。
のどかは背後を振り返り、ネギを発見して凍り付く。目が合った。
「ど、どうも……」
「……」
「あの、のどかさん?」
「……」
のどかの頭がふらりと揺れると、そのままネギにもたれかかった。あわてて抱き止めるネギ、のどかの
顔色を伺うがどうも様子がおかしい。目つきがとろんとして、なぜだか顔を近付けてきて……
「わーっ、のどかさんっ!」
「さあネギ先生、続きをしましょう……」
どうやらのどかの脳はこの状況に耐えられず、夢の世界に逃避することを選んだようだった。
「な、何の続きですかー!」
「だ、ダメですよのどか、離れるですっ」
「あれ、ゆえー? ほら、ゆえも一緒にしようよー」
「正気に戻るです、のどか、……って何故私まで脱がせるですか!」
「だ、誰か助けてーっ!」
「ふふふふふ……」
その後のどかをどうにか取り押さえることに成功したネギと夕映であったが、目を覚ましたのどかはこの
出来事を覚えておらず、しばらくの間、のどかは絵日記を使うのを禁止されたのであった……。
(了)
373 ◆am/upXHX12 :2006/04/11(火) 23:24:20 ID:hnSKC5qt
というわけで、最近このスレで見かけなかったのどか物をお届けしました。それでは。
374名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 01:33:23 ID:So4zHs8Y
ゆえ吉いいやつだな
375名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 01:39:19 ID:1Sc6IOz4
>>373
GJ!!
376名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 08:05:28 ID:MbRYM7Up
ゆえ吉が殺されるSSキボン
377名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 23:30:34 ID:GZLwHY9Q
最初にリクエストした者ですがベンジャミン氏、本当にありがとうございます&長編お疲れ様でした。
本編でもバイプレイヤー役が板についてしまいメインで日の当たる機会が少なくなってしまったいいんちょ好きとして、
そして髪コキという少数派嗜好を持つ者として、今回のSSは本当に嬉しいものでした。
永久保存させていただきます!
378NOBOSAN:2006/04/13(木) 19:19:45 ID:ICzZjEMx
アスニャン×いいんちょはまだですか? 今もっともホットでタイムリーですから、ZEHIに。
379名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 09:08:22 ID:N9u8cD7M
GJ
380名無しさん@ピンキー:2006/04/15(土) 13:39:45 ID:LB5GPFbF
ベンジャミン氏の逆陵辱路線か…
【柔らかい密室】シリーズでは見られなかった、このせつ×ネギの組み合わせキヴォンヌ
381名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 02:16:40 ID:MT4djZba
*― ―) 座薬です
亜子長編part4「京都事変」


「三条家の挽歌、1」
382「三条家の挽歌、1」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/04/16(日) 02:17:31 ID:MT4djZba
***関西総本山***

 怪物たちが押し寄せてくる音と、あまりに膨大な複数の魔力の波動を感じる。関東と関西の最強クラスの魔法使いたちの
激突が始まろうとしている今、いよいよ総本山の戦闘も最終局面に入ったということだろう。
「いや、回復しなくてもかまわない。今は少しの魔力も無駄にしてはいけないよ、木乃香」
 腹部の傷を回復させようとした娘の木乃香を、詠春は静かな口調で拒否した。その顔は精悍で、まるで憑き物が落ちたか
のような変わりようである。
「お前がしようとしていることに、その力を使っていきなさい。お前は私の娘だが、私のものではないのだ。これからは木乃香、
お前が正しいと思ったことを、好きなだけやるといい……」
「お父様……」
「あの和泉亜子という吸血鬼には、本当にすまないことをした……。もう遅すぎるし、償いきれることではないが……私は愚
かだった……最も大切なものをいつのまにか、見失っていたらしい」
 かつての誇り高き父親が戻ってきたのを感じ、木乃香は喜びと同時に悔しさを露にする。もう少しだけ早く父親が道を改め
ていれば、いや、もう少しだけ木乃香自身がしっかりとしていれば、こんなことにはならなかったかもしれない。
「刹那くん、君には抜け穴を教えておく。ここから裏の森に抜けるルートだ。混乱している間に本山を占拠されて使えないま
まだったが、おそらくは三条にも気付かれてはいないはずだ」
 記憶を失った刹那は不思議そうな顔で、詠旬の言葉を聞いて首をひねる。
「私はここに残る。そして、西の長としての責任を果たさなければならない」

* * *

「うぐぐぐ……このままでは間に合わないわ。上空の邪魔者め……」
 結界内部の時間を操作しながら総本山から脱出する転移魔法を練る巫女だが、上空の魔力塊のジャミングはかなり強
い。このままでは脱出前に隕石を撃ち込まれる可能性が非常に高かった。結界内部にいる敵は真紀乃と千歳に任せてあ
るが、千歳の技は規模が大きいものが多い。無茶に暴れられて結界が内部から弾けては本末転倒である。
「やむを得ない。上にいる邪魔者だけは私が排除するしかなさそうね―――<ほーちゃん>」
 傷を癒すべく地下に潜っている蓬莱の樹怪を呼び出す。直接戦えばカウンターを食らう可能性が大きいが、ほーちゃんの
能力は戦闘能力のほかに優れた結界解析能力がある。そして総本山には対空攻撃に特化した結界兵器が装備されてい
る。総本山に突撃する亜子に発射された光系殲滅魔法、あのシステムを無効化したのはほーちゃんだ。
「今すぐにシステムを復活させて、上にいるハエを撃ち落とすのよ」
 巫女は指令が無事ほーちゃんに送れたことを確認して、にやりと顔を歪める。
「見ていなさい、近衛の姫に月の眷属よ。最後に笑うのは私なのだから」
その巫女の顔が、曇った。
「……む? 久美子が消えた?」
 三条家の大幹部である御園生久美子に繋いであった魔法の糸が、ふっと消滅した。自らの異能が作り上げた永遠にし
て無敵の存在ゆ、気にかけていたのだが、どうやら存在を維持できずに消滅したようだった。。
「そんな馬鹿な……。剣や魔法はおろか、核ミサイルでも倒れない無敵の論理を上げたはずなのに……」
383「三条家の挽歌、1」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/04/16(日) 02:19:47 ID:MT4djZba

*  *  *

「奈天の上溝・彼岸の糸括―――」
 蜘蛛の大群と魔法使いの大軍の乱戦が行われる総本山近辺の上空で、木乃香の魔力塊とハルナは破滅への時を刻む。
「まずは命と光の源、乾いた湖、源に近過ぎた不幸、母なる大地、光らない鏡、源に遠過ぎた不幸、13の衛兵を従えし王、
円環の貴族、我に続け、この域に系を成し渦巻け、岩の姉妹、夜空の嬰児300柱、輝く力、惹き合う絆、星の始まりは星が
知る、星の行く先は星が知る、星の願いは星が知る、星空は広がる敵の頭に、星空は映る敵の目に、嬰児が織り成す遊戯
の果てに、希望、破滅、天、地、狭間の星空、天と地が重なる、それは終わり―――」
 かつて学園都市を消滅させようとしていた隕石系殲滅魔法「天の落涙」の呪文が、再び朗々と紡がれている。
「地上へ注げ、夢幻の星雲、空よ落ちて踏み潰せ敵を―――」
 それに向けて、総本山の本殿から1つの光が飛び出してきた。眩いばかりの聖なる白い光。
 木乃香の魔力塊が怪訝な顔をして見るそれは白くスパークする炎を散らしながら夜空に広がり、そして数百メートルはあ
る三日月型の死神の鎌を成していく。中央でそれを操るのはやはり魔力を練り形を成した本物の木乃香である。
 本物の近衛の姫と、亜子の心に憑いていた近衛の姫の邂逅である。
「あんたによう似た奴にやったら、夢の中で1回遭うてるけれど、あんたは初めてかもなあ」
 本物の木乃香は幽霊のように浮かびながら光の巨大鎌を振りかざす。かつて、夢の中の話で木乃香は、木乃香の形をし
たモノと戦っている。あの時は刹那が助けてくれた。今はいない。
「とりあえず、真っ先に何とかせなアカンのはお前や!」
「あははははははっ! みんな、みんな、潰す。壊す。お前も、みーんな、壊してまうんや! きゃははははははははは!」
 系の中心の恒星のように隕石を纏う木乃香は、嘲笑しながら叫ぶ。壊れている存在。
 口では呪文を唱えながら、当たり前のように同時に喋っている。人としての形はあまり残されていない。
 亜子に憑いて悪夢を見せ、永く苦しめていた存在。巫女の制御さえ軽く逃れた闇の木乃香の正体に、本物の木乃香はこ
の時に気付いた。これは生まれ変わりであると同時に残滓であるのだ。あの無人都市の戦いで亜子に憑いた微量の、それ
こそ何の影響もない魔力の残滓が亜子の恐怖と結びついて、巫女の異能で実体化した存在。
「今度こそ消えてまえ!」
 夜空を切り裂かんばかりの木乃香の巨大鎌が、隕石の群れに勢いよく切り込んでいく。
「ナデンノウワズミ・ヒガンノイトククリ! 夜空の姉妹、燃える1柱、彼の者に熱い口付けを、そして眠りを、還元を、消え去る
幸せを、消え去る不幸を、届けたまえ! 『星の気まぐれ』!」
「メテオ(大)!」
 木乃香とハルナから巨大な隕石が発射されて木乃香に向かう。木乃香の光の鎌がさらに激しく迸り、そして向かってくる物
を含む10個の隕石を同時に滅した。残像は光の雨のように夜空に広がり、巨大な隕石をさらに塵に変えていく。
 そして一気に、鎌が光の奔流に変わり、木乃香の首をザシュっと刎ねる。ハルナはさすがにそれを避けた。
「ナデンノウワズミ・ヒガンノイトククリ!母なる大地、回るゆりかご、万物の存在を与えし者よ、天は自由、地は牢獄、その重
さは愛にして御加護、その大いなる慈愛を以て彼の者を大地に縛りつけよ、 『重力の枷』!」
「くっ!」
 光の鎌を操る木乃香の魔力塊を、巨大な超重力場が包み込んだ。隕石を操る木乃香は離れた首を復元しながらにやりと
笑い、ハルナは欠けた隕石を次々と補充し始める。捕らわれた木乃香はしかし墜落せず、煙を払うように重力場を散らす。
「ふん、見掛け倒しやな」
「きゃはははははは。壊してやる! 壊してやる!」
 どちらも表情は変わらず、さながら相手の様子見が終わったという風であった。その時、
「え……!?」
「きゃははははは、は?」
 実体の無い2人の木乃香がぐらぐらと存在を揺らしていく。その揺れはやがて空気に広く広く伝わり、点と点が結ばれて線
となるように上空に螺旋の軌跡を描く。そして地上から一気に噴き出すや欺瞞の星空を蹴散らして一直線に昇り、天の雲を
も突き破り夜空に突き刺さる。それは―――巨大な竜巻だった。
「な、なんや、これは……まさか……!?」
 風の音に耳が利かなくなる。総本山から発生した暗黒の竜巻は―――隕石群を遠ざけ、2人の木乃香を翻弄しながら、急
激にその規模を拡大し始めている……!
「風系の広域魔法……三条殿の仕業やな……」
384「三条家の挽歌、1」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/04/16(日) 02:20:56 ID:MT4djZba

*  *  *

「はーっはっはっはっは! 素晴らしい! 素晴らしい御力でございます、御前様!」
 少女の両足を抱きながら、血走る目を光らせて魔力を放出する1人の老爺がいた。魔力はすぐに暴風に変わり、巫女の結
界に穴を開けて天高く昇り詰めていく。巨大な竜巻を生み出す千歳の前では、真紀乃が両手を広げて魔法を賞賛していた。
「<怪仙>の異名を持つ関西最強の風系魔法使い! この真紀乃、もう言葉も出ませんな。その神力でそのまま、上空のう
るさい存在や敵を粉微塵にしてしまってください! さすれば巫女は必ずや、御前様の願いを聞き入れてくださるでしょう!」
「ふむ、真紀乃よ」
「はい、なんでございましょう?」
 竜巻を生み出している三条千歳はぐにゃりと顔を歪めながらそっと呟いた。
「この程度で驚くとは、お主はわしのことがよく分かっておらぬ……まあええ、見せてやろう。今ではこずえと久美子しか知ら
ん、この三条千歳の力を、のう……。ここらにおる敵をみな殺せば、こずえは生き返るんじゃな……!」
 孫の生足を大事に抱き、凶器に染まる眼が動く。
 その顔が殺意と染まり、そしてさらに魔力が高まっていく。愛する者を再び失い狂った大魔法使いの容赦の欠けらも無い全
力の魔法が今、全てのものを破壊するために開放されようとしていた……。

*  *  *

「ううううう……まさか、これほどとはなあ……」
 竜巻に呑み込まれて回転している2人の木乃香とハルナが何とか脱出の機会を探っている間に、風は次々と浮かんでいた
隕石を遥か彼方に吹き飛ばしていく。隕石は地平線の向こうまで消えていき、ほどなくして巨大な噴煙が立ち上るのが繰り返
された。既に上空の隕石の半分以上が始末されている。魔力による命令が伝わった隕石が優先的に始末されているため、
木乃香も竜巻の発生源を攻撃できないままだった。
 どの隕石に魔力が伝達されているのかを瞬時に見抜いて、その攻撃を実行前に潰してしまう。どれほどの経験と知識、そし
て能力があればそのような芸当が可能なのか―――木乃香は三条千歳の実力を改めて思い知らされる。
 木乃香を巻き込んだ竜巻は既に直径が100メートルはある怪物に変わっていた。天まで届いているそれはますます威力を
強めるばかりで、見渡せる限りの空に浮かんだ全ての雲が、その一本の竜巻を中心に渦巻いていた。竜巻の吸引力に巻き込
まれているのである。地平線の彼方からどんどん新しい雲がやってきては、竜巻付近の雲の渦に呑み込まれる。京都はおろ
か、隣接する都道府県からも雲が流れてきているのではないかと思うぐらいの勢いだ。
 総本山上空を覆いつくした雲の渦は最早、気象予報の衛星写真に写る台風そのものの姿である。
 そして、それは起こった。
 集められた雲から、スコールを思わせる猛烈な雨が地上に叩きつけられた。雲が凝集されたということらしい。 
 蜘蛛の大群も、魔法使いの軍勢も、総本山から立ち昇る巨大竜巻と大雨に戸惑って戦闘を停止した。
 魔法使いたちは大規模な魔法を見て純粋に驚き、蜘蛛たちは本能的なと状況把握のため。
「これが三条家の力……ウチらを……ここまで……支配しとったんか……」
 雨粒を顔に受けながら、木乃香はしっかりとその奇跡を目に焼き付ける。信じられないがもう信じないわけにはいかないだろ
う。それがこの国のあり方そのものを揺るがしてしまうような事実でも、ここまで見せ付けられてはもう疑いようがない。
385「三条家の挽歌、1」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/04/16(日) 02:22:35 ID:MT4djZba

「天候の、制御……!」

 不吉な出来事の前兆として、空を黒雲が覆う描写は漫画などでよく見られる。
 しかし、実際に魔法で空一面の黒雲を呼べるものなどまずいない―――はずだったが、三条はそれを行っている。
 木乃香の背筋に冷たいものが走る。地上の巫女の亜空間結界から感じられる三条千歳の気配を読む限り、これだけの自然
現象を引き起こしながら、乱れていない。いたって平常のに思えた。つまり、これぐらいは容易い。
 こんなことができるとは関西でも知られていないはずだった。もしもこれが露見していたならば、三条家は今よりも強烈な締
め付けを受けていただろう。もしも、かの三条千歳が天候にまで干渉していたとしたら―――自然現象とばかり思い込まれて
いた天災を実は制御していたとしたら―――。
 今の魔法技術ならば遠隔操作で魔法を使うことは難しくない。影響はどこまで及ぶのか、西日本かそれとも日本全体か、そ
の影響は計り知れない。そして、その力を、魔法使いとしての三条家や、表向きの顔である三条財閥のためだけに使っていた
としたら。いや、可能なのに使わないということがあるだろうか。
 軽度のものから甚大な被害を出したものまで、天候に絡むあらゆる災害が、実は遠まわしには三条財閥の利益になるように
仕組まれていたとしたら……それはもう、神が行う支配と言っていいのかもしれない。
「……いや、そんなんやない!」
 相手は神などではなく、1人の魔法使いにすぎないと思い直す。
 それはもちろん、強大な敵ではあるが、無敵ではない。

*  *  * 

「な、なんだったんですかー……いったい?」
 巨大な蜘蛛に乗ったのどかは水滴を髪から滴らせながら、雨が止んだ空をぼんやりと眺めていた。いきなりの雨で武器であ
る本が濡れそうになったので、慌てて胸元に仕舞い込んだ。その雨も嘘のようにぴたりと止み、竜巻を中心に空では雲が渦巻
いているが不気味な静寂が戻っていた。
しばらくするとまた蜘蛛と魔法使い軍団の戦闘が開始された。総本山上空の隕石は全て吹き飛ばされて遠方に落下している。
「あ、あれは……何ー? ま、まさかー? いけない!」
 渦巻いている雲からまるで無数の蛇が降りてくるように、何かが地上に迫ってくる、あれは―――。
「術者の近くの方が、まだ安全そうですー!」
 のどかは慌てて総本山に向った。もう蜘蛛たちも魔法使いたちも構う余裕はない、他のものを意識していたらこちらが逃げ遅
れてしまう。のどかが逃げて数秒後、天から降りてきた巨大な竜巻が、その付近にいた34名の魔法使いと29匹の蜘蛛を一瞬
ですり潰した。まるで蟻を踏み潰すように一瞬で、敵味方問わず殲滅する。そんな竜巻が50本、総本山の周辺に次々と降り立
っては手当たり次第に術者や蜘蛛をすり潰し、そして大掃除をするように前進を開始する。すぐに竜巻は血を巻き込んで赤く染
まった。しかし動きは止まらず、なおも犠牲者を出し続ける。
「ご、御前様、私たちは貴方様の味方です! だ、だから……」
 千歳の仕業だと気付いた三条の兵隊たちは口々に叫びながら逃げていく。しかし、それに応えるかのように、新たに数百本の
竜巻が空から降りてきて、悲鳴と蜘蛛もろとも兵たちをこの世から吹き飛ばしてしまった。
 風系の殲滅魔法は音もなく空から降りかかってきた。
 総本山の周辺におよそ600の竜巻が降り立ち、命あるものを蹂躙していく。巻き込まれた者はみんな血の粒子と肉の欠片に
変わって、天に渦巻く雲に吸い込まれてしまう。
 それは敵味方混じっている集団で、敵を味方もろとも倒しているのに過ぎない。
 まさに神の業と間違えそうな、掃除機でゴミを吸うような一方的な虐殺だった。
 そして中央には、総本山―――千歳から立ち昇る巨大な竜巻が一本……。
386「三条家の挽歌、1」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/04/16(日) 02:24:02 ID:MT4djZba

* * *

 そこに1人の吸血鬼がいた。
 かつて人間だったときは血を見るのも苦手な保健委員だった彼女は、真祖に噛まれて真祖となり、そして友人たちを守るため、
恐るべき危機に立ち向かった。
 今、望むのは、人間としての生。
 不老不死になった亜子が人間として生きていける、限られた時間を楽しむこと。
 両親を失い、それを悲しむ暇すらもない彼女の中で、それだけは変わらない。


 そこに1人の忍の少女がいた。
 少女はかつて魔法の力に魅入られ、友人と共に過ちを犯して危機を招いた。それを悔い改め、修羅に身を投げた。
 今、望むのは、妹分である姉妹を救うこと。
 姉妹を変質させた魔法使いを倒し、姉妹にかかった魔法を解くこと。
 どんなことがあろうとも、彼女たちは人間に戻す。


(……関東で久美子が消滅したわ。そして、吸血鬼たちがもうすぐ、その場所に達するわよ)
 巫女からのテレパシーを受けた真紀乃はふんと笑ってそれに応えた。
(このじーさんがいる限り、どのような敵にも負ける気がしないね。ここで始末するのは惜しい……上手く言いくるめて連れて行く
のも1つの手か……蓬莱学団が壊滅した今、使える強力な手駒は1つでも多いほうがいい)
 真紀乃はそんなことを考えながら、猛威を揮う千歳を見る。
 部下の大半にもその力を隠していた老爺。
 三条家の首魁。
 「怪仙」と呼ばれし魔法使い。
 その力は比喩ではなく、天を動かし地を切り裂く。
 隠していたのも分かる。
 力に敵は警戒する。
 力を持っている者に警戒する。
 だから隠した、牙を。
 支配。
 それは支配。
 支配されていることも知らずに、知ることができずに。
 国の総ての者は、千歳が操る天の下に生きてきた。
 (私や巫女にすら隠し通すとは大したものだ。まあ、巫女が尋ねれば答えただろうがな)
387「三条家の挽歌、1」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/04/16(日) 02:25:37 ID:MT4djZba

「え―――――――――い!」

 亜子が意表をついた作戦を実行に移したことで、前置きなしの戦闘に両集団は突入することになった。
 吸血鬼少女、亜子の奇襲に真紀乃も仰天する。
 彼らを、親の敵であると認識していた亜子は、空間の壁を破った勢いそのままのドロップキックのポーズで停止せずに、竜巻
を生み出していた老爺を思い切り蹴り飛ばしていた。
 障壁が爆ぜる音。
 叩き込まれた足。
 完璧な奇襲だった。
 天候さえも操るという神めいた奇蹟を起こしていたことも知らず、亜子は思い切り千歳の顔を足蹴にする。
 ドフっと鈍い音を立ててトラックに撥ねられたように吹き飛んだ千歳は、ゆるやかに曲線を描いて落下していったが、その動き
が空中でぴたりと止まる。生み出していた竜巻は力をゆっくりと失って空気に融けていった。
「ありゃ? もしかして、ぜんぜん効いてへんだりする?」
 鋼鉄の塊でも蹴ったような足の感触に苦笑しながら、亜子は老人をじっと見る。
 黒いマントと赤い羽を生やした吸血鬼、その身体はあまりに未成熟のまま、永遠にその成長を止めている。
 老人はふわりと音もなく宙に浮かび、亜子を見てその皴だらけの顔を歪める。
 抱いたままの足は血を失い青白く、千歳の服はその血を吸って黒い。
「わしを誰やと……思っておる……」
 少女の生足を抱いた老人は震えながらそう呟く。
 目は血走り、本当に血で染まっているようだ。
 口元は常にぶつぶつと、孫の名前を唱え続けていた。 
 完全に狂っている。
 風が再び動き出す。
 老いた妄執とその破壊活動に抱かれながら。
 轟轟、轟轟と音が響いてくる。
「がああああああああああああああ!」
 千歳が咆哮し、周囲に暴風が吹き荒れた。
「このっ……!」
 亜子が思い切り力を込めると、暴走させた魔力が強力な冷気となって吹き荒れる。
 魔力の風と冷気がぶつかり、気温低下を風で撹乱する状態になり、
 お互いに反発でもつれるようにスピンしながら吹き飛び、左右に離れた。


 そこに1人の少女がいた―――。
 深く暗い地下に閉じ込められ、光を求めて足掻いた少女がいた。


 そこに1人の老爺がいた―――。
 「権力の頂」と呼ばれる関西最高度のビルに立ち、そこから更なる天さえ操っている、魔法使いがいた。


 少女は、ついに老爺と同じ場所に立った。


* * *


「巻き込まれてはたまらんからな」
 別の空間に塗り替えられた世界で、真紀乃は苦笑するように言った。
「ふっ、やはり君は、私が直々に屠ってあげなければならないようだな! 甲賀の忍よ!」
 真紀乃は遅れてやってきた楓と対峙していた。記憶が制限されたダミーだったとはいえ、鳴滝姉妹を誘拐し襲った張本人であ
る。姉妹をもとの人間に戻すには、楓にとってはどうしても倒さなければならない相手である。
「うむ、そろそろ決着をつけるべきでござるよ。拙者とお主の因縁も―――」
 楓はそう応えて、殺気を隠さずに微笑んだ。


(続)
388座薬 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/04/16(日) 02:26:25 ID:MT4djZba
*― ―) 三条家との最後の戦い、開始
ではまた
389名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 03:47:02 ID:1vgKx2Op
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
390名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 12:29:30 ID:d9TWvor7
…で、この長編は何時になったら完結するんだ?
391名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 20:31:01 ID:kb2LDJZU
さぁ?
392名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 20:36:07 ID:J+968vSk
今年の亜子たんの誕生日に合わせて完結するんじゃね?
・・・いや、マジであと半年は終わらないような気がw
座薬さんには長編2:短編1の比率で投下して欲すい・・・
393名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 21:26:40 ID:d9TWvor7
短編5:長編1でいいよ。
394名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 04:04:32 ID:BhxNTi5z
>>390
完成したら楽しみが一つ減るから、
永遠に完成しないで欲しい。座薬さんには悪いけどw
395名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 12:58:27 ID:lgyo93/Y
座薬さんは14巻で妄想おっきおっきになったのかなぁ?
396名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 17:38:23 ID:9F8NXGS1
バトルなんかだれも見たくないんだよ。死ね!
バトルなんかだれも見たくないんだよ。死ね!
397名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 07:50:48 ID:Wkr6Jz5y
                ,. -一……ー- 、
                /::::{:/::::‐-:、:::丶:\
                 /:::::/´ ̄ ̄__\、::::l,. -―、
              /::::// /:: ̄、:\::::ヽヽ≦、ス=、、
           /::::/::|,.イ:l::丶::::::::\:X:::',:::ヽ、 ヽハ ',ヽ
           f´ ̄!:::::l:_|_|\::\--/,r=ミ|::::::lヾく:l::', | |
          ヒア_|:l::::|::N,≧ミ、トゝ ハ心}!::::::K:ヾニ二ヽ
         ,r=ヽレ|:|::::l::|{ ト心     `'" !::::::|::!',::|ハ::! `
        // |:|:::::ハ!、::ヾゝゞ'′ _'_,.ヘ  /::::/:::|_!:l リ   オナニーは一日一回だぞ!
          //  !ハ//|:|::ヽ::::丶、__丶 _ノ/|:::/イ::ハヘ!ヽ_
       L!   /ヘ |:|ミニ='⌒ (⌒ヽ´ _ !イノl/ |:! ! !L_  あと団長のあたしでオナニーすんなよ! キモオタ!
           〈_{  ヾ.,!/  , ´ \ ∨,.‐、|  l:| |ノ   !
                __!\ /   __ム  V⌒!   !:! !   ハ
             /__レ-〈  / f´ ヽ. '. __! //./-‐ '´ /
                 ヽ! |r'   \l__ V/ /-‐   /
                 「 ! {  `\_f_ノ∠ミヽ! /
               / ヽ`ヽ.二ニァ'V∠二ハ }},!-'
               /   ヽ---/´/レ!ト--'/‐'
             /      / ̄ヽ二ノ´l:ヽノ_
           r‐!       /     l:/   `ヾ==、ー-- 、
          / ̄|     ヽ./     〃  /人   `ト、::::\
          ', /     ,!\   |l       \ /  \:〈
           | ′   / |   `  |:!       /    `
           L.__   /  !    !:ヽ     / !
             ` iー---一'Tー-∨-r‐''´  |
398名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 09:45:45 ID:8Nsqbnec
>>395
あの平和なほのぼの話を読んで何故こんな殺伐とした話を妄想出来るのか、その神経をちと疑うな。
399名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 10:28:18 ID:B53NK3nu
>>398
14巻の亜子話は結構読み込むとほのぼのじゃないw
背中の傷やアルビノのコンプレックスのところとか、結構えぐい。
400名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 00:16:21 ID:36I1Ubwl
そろそろ小笠さんのSSが見たいです・・・
401名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 20:12:12 ID:opkvHtB6
エロゲ屋さんのSS…
402名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 20:43:18 ID:v6T0QAMf
           /. : : : :/. : : :/__`ヽヽ
.        /   __! /   /´     ! `ヽ ヽ
         ′∠∧! l : : :/ :/. : : :/ : : ∧: i
.         l : : :// l l : : /|/l\_// : /! l : !
       l : :く∧/´!: .::! f卞ミヽ///j/.:l l
       ! l .::. : ヽ、! .:::!  ー′  f_テ/.:/.:l
.         l l:::::: .::::l::l:::::l     __′/.::/.:/
          ! l:::::::::::::l∧:::!、    (_/ /.::/j/   何よ いいんちょ×明日菜がないじゃない
        Vヽ∧::::l ヽ!  ヽ、_ ィ/!::/
       / ̄ ヽl\   〈 ∧:::/ j/                     ___
       {/`ヽ、    ヽ、 \∨                    / / ̄ ̄
       /    ∧      、⌒ヽ ̄ト、                   / // ̄
        l/    ∧     i ⌒V ! ヽ               / //
      ′/     ! ヽ    l  ̄ ! !/ ∧               / //
       ∨    l l/ \    !   ! !∨ !             / //
      l    ∨    ヽ   l  l l ! {               / //
   __l   _\     ヽ ! / / /  ヽ、   __       / //
  / / ̄| /  / ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ// __/ ̄ / ∧ _   / //
.  l  l  /     /       /´ ̄/´  ヽ`ヽつ! { ̄ーっ`ヽ / //
403名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 16:17:35 ID:e2TaZmRc
ハルヒが腐女子とはおもえん
404名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 06:51:31 ID:rOiMLnTY
はいはいハルヒハルヒ
405名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 10:57:41 ID:oYSE4AL/
アル×ナギとか駄目だろーなー・・・
406名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 16:50:13 ID:hcWqPRVE
ホモ!ホモ!
407名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 17:32:09 ID:LybQ3t/k
にん×アル、にん×龍、この×にん、ネギ×にんが見たい
408名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 17:34:57 ID:hcWqPRVE
アルにん以外は既出
409名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 17:36:03 ID:7SMFwnSq
にんアルも既出だバカタレが!。・゚・(ノД`)・゚・。
410名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 17:42:30 ID:fLLBdHdz
意外なところで朝×龍とか見てみたい
411名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 19:59:38 ID:oYSE4AL/
>>406
分かってる。801スレに投下しようかな〜、って考えてる。
412名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 02:49:51 ID:vMuguQRv
一週間投下無しか・・・。もうだめかもわからんね




俺の股間も
413名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 03:00:44 ID:nzDu5Yfz
*― ―) 座薬です

亜子長編part4「京都事変」


「三条家の挽歌、2」
414「三条家の挽歌、2」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/04/24(月) 03:01:51 ID:nzDu5Yfz
 ちゃぷん、ちゃぷんと水の音だけが聞こえてくる。
 辺りに人の気配はない。ただ、どこまでも暗い水面が広がっているだけである。
 そう、そこには誰もいるはずがない。そこは日本最大の面積を持った湖―――琵琶湖のほぼ中央にあたる場所なのだから。
「やれやれ、どうやら脱出はできそうだな」
 フェイト・アーウェルンクスは無表情のまま、暗い水面の上を歩いていた。水面より数センチ浮いている足には水飛沫が全く
かかっていない。いや、水飛沫の方が彼を避けるようにして左右に散っていく。
「………」
 日本に侵入したものの上手く活動できなかった彼だが、目的が失敗したことは既に割り切っている。そんな彼にも、心の片隅
で引っかかっていることが1つだけあった。
 冷酷ともいえる彼がどうしても上手く処理できないその心残りとは、かつて彼が京都を案内されていたとき―――
「くだらない。ただ情報を聞き出すために利用しただけなのに……」
 彼の案内役として傍にいた少女の、あの訴えだった。
 三条家による爆破テロで両親を失った、1人の、もう名前さえも忘れてしまった少女。
 しかし、あの鬼の形相から発せられた強靭な意志だけは、今もフェイトの心に焼き付いているのだった。

"ふぇ、フェイト君! フェイト君っ! おったら開けてください! 貴方の世話役どすっ!"

"ウチの両親―――<四国院>にいたから"

"絶対、絶対に赦さへん……あの<怪仙>三条老人でも……刺し違えてでも地獄に送ってやるっ! 畜生!"

「もはや僕にはどうすることもできないが」
 フェイトは荒れ模様の京都の方角を向いて、ぽつりと呟く。
「僕のような存在ではなく、君の気持ちが理解できる者が、君の、いや、君たちの無念を晴らすことを願っているよ」
 時間がきた。
 水面に転移魔法の巨大魔方陣が現れ。水柱を立ててそこに巨大な黒光する質量が現れる。
 巨大な潜水艦―――それは世界のどことも知れない場所からこの琵琶湖まで、複雑な転移魔法を経てやってきた。そいつ
の入り口が開いて、無言でフェイトに乗船するように促す。国籍が分かるものは何もない。これは、彼の属する勢力のものだ。
「さようなら、日本。しかし僕は、必ずここに戻ってくるよ」
 フェイトが乗り込んだ潜水艦はすぐに沈んでいき、そして湖底で再び転移魔法を行い、日本から消えた。

「また会おう。近き、しかるべき日に」
415「三条家の挽歌、2」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/04/24(月) 03:03:05 ID:nzDu5Yfz

* * *

***関西総本山***

「はあ、はあ、はあ」
 破壊音と悲鳴ばかりが耳に飛び込んでくるのを塞ぎたい気持ちだったが、それを実行すると周囲の様子が正確に分からなく
なってしまう。刹那は木乃香の肉体を背負ったまま必死に走り、詠春に教えられた抜け道に向かっていた。蜘蛛の大群はもう
すぐそこまで迫っている。木乃香の力ならば蹴散らすのは容易いが、意識が魔力体として抜け出してしまっている今の状態で
は無防備な餌に過ぎない。
「はあ、はあ……」
 木乃香の身体を置いていけばもう少し早く走れる。誰かも分からない少女だ。しかし、記憶を失っていても、刹那はどうしても
それができなかった。それは絶対にしてはいけないと、もう忘れてしまったはずの記憶が、心の奥底から警告してくる。
”私はここに残る。そして、西の長としての責任を果たさなければならない”
 やはり、知らない男の言葉の真意を、刹那はなぜかすぐに理解できた。―――この人はここで死ぬ気なのだ、と。
 男のことを思い出そうとするたびに頭が痛むが、記憶はやはり戻らない。
 しかし今は、それを悲しむ余裕も無い。悲しむ前に、一刻も早くここから脱出しなければならないのだ。

 ………そんな刹那を、背後から観察している2つの人影があった。

「ひひひ、抜け道があるようだねえ。ほれみぃ、東園寺、どうやら私の読みは正しいようじゃないか」
「ど、どうやらそのようですね、華山院殿。さあ、は、はやく我々も逃げないと……」
「うむ、私たちの運も、まだ尽きてはいないようだ……三条と近衛はもう駄目のようだがね」
 脱出用の抜け道。
 反乱に参加した2人の理事は、絶体絶命の状況下で微かに差した光に顔をほころばせる。
 華山院と呼ばれた老婆は総本山の混乱振りを呆れるように眺めて、ふん、と嗤った。
「こんな馬鹿騒ぎに付き合ってはおれん。早々に逃げて次の手を考えるまでさ」
 その時、背後の壁が轟音と共に破壊され、数人の術者の残骸が乱れ飛んできた。
「ひ、ひいい!」
「早く、逃げましょう!」
 仰天した2人は慌てて刹那の後を追う。そして、姿が見えなくなってしばらくして、埃がおさまった破壊地から、蜘蛛を引き連れ
た1人の少女がきょろきょろしながら現れた。
「あれー、確かに声が聞こえた……よねぇ。誰がいたのかな?」
 ピコピコハンマーを装備した椎名桜子は自分の直感を信じ、血走る眼と鋭い牙をぎろりと輝かせて、刹那たちと2人の理事が
逃げた方に歩き出した。
416「三条家の挽歌、2」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/04/24(月) 03:04:23 ID:nzDu5Yfz

* * *

 亜子が三条千歳にドロップキックを食らわせたことで、総本山から立ち昇っていた竜巻は消失した。
「やった、動ける!」
 竜巻に捕らわれていた本物の木乃香の魔力体は、急いで呪文を詠唱し、自分の背後に巨大な光の鎌を出現させた。10メー
トルはありそうな光の刃が動く光景は、まるで木乃香の背後に見えない巨人が立ち、その武器を操っているようでさえある。
「きゃあはははははは!」
 偽の木乃香の魔力体とハルナも急いで体制を立て直し、ハルナは巨大な剣を生み出して魔力体に与える。家の大黒柱ほど
もあるその剣は魔力体の影響を受け、青い火花を散らす炎の魔法剣となって夜を焦がした。武器を生産したハルナは再び、隕
石を生産する作業にとりかかる。
「させへん!」
「きゃは―――」
 ガキン、ガキン、と2度、3度と切り結ぶたびに魔力が夜空に飛び散る。それは遥か遠くまで舞い、地上に落ちる前に消滅して
いった。花火のように色とりどりの魔力の飛沫だが、その1つ1つが人間数百人を焼き尽くせるエネルギーなのである。触れるど
ころか、近づいただけで並の人間なら沸騰して溶けている。戦場がもしも地上なら、一帯は既に焦土と化しているだろう。
 しかし、2人の木乃香はそれを浴びても平気な顔で、刻み合いを続ける。
 そんな戦いを止めたのは、地上に集まりつつあった膨大な魔力だった。地脈から吸い上げているその魔力は復活していた防
衛結界中で既に飽和しており、いつ、どこに流れ出してもおかしくはなかった。
「!?」
「な、なんや!」
 巫女が操る蓬莱の樹が、地下から総本山の機能を操作しているとは、さすがの木乃香の予想の範囲外であった。
 かつて亜子に向けられて京都を焼き尽くした魔力砲が、上空の魔力体に向けて発射される。
 木乃香たちの視界を、光系殲滅魔法の圧倒的な魔力の奔流が埋め尽くしていく。

 総本山から、今度は光の柱が立ち昇った。
 それは上空で渦巻く巨大な乱雲の中央に吸い込まれていくように伸びていき、千歳の魔法と激突する。

 静寂。
 爆音。

 その瞬間、夜空は白く塗り潰された。
417「三条家の挽歌、2」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/04/24(月) 03:05:54 ID:nzDu5Yfz

* * *

 吹き飛んで、気がついたらその場所にいた。
「どうして、ウチの両親を巻き込んだんや?」
 世界は再び塗り替えられ、ひたすら地平線まで草原が続いているだけとなる。今までの空間より広いのはおそらく、千歳の
大規模な魔法が結界に与える影響を減らすためだろう。
 そんな何も無い世界で、亜子は1人の老爺と向かい合っていた。
 老爺は脇に2本の女性の脚を抱いており、その様子からはもはや正気とは思えない。尋ねても、まともな答えが返ってくる
かも分からなかった。しかし、それでも亜子は、自分の両親や親族を誘拐してこの狂乱劇に巻き込んだ勢力の首魁に、その
答えを求めていた。
「………」
 老人はぎろりと血走る目を亜子に向けて、
 そして嗤った。
 愉快に。
 無邪気に。
 あまりにも無邪気に。
 童のように。

「そんなもんは、お前さんを三条家の駒にするために決まっておろうて」

 げらげらげら、と。
 よく澄んだ、
 そして狂った声。
 老人は肩を揺らしながら、
 どうしてそんなことを尋ねるのか分からないといった風に、嗤う。

「ウチを駒にして、何をするつもりやったん」

 老人はぴたりと嗤うのを止め、
 目を輝かせて亜子を見る。

「国を……国を造るんや。今までみたいに腑抜けな者どもが跋扈するような国とちゃう、古代の日本より伝わる偉大なる陰陽術
を操り、かつての大いなる自然の神と、天と、地を、政を行っておった、あの時代を取り戻すのや。近衛家ではなく、我々が! 
三条家が! わしと、こずえが! 偉大なる巫女の神官として、すべての汚らわしきもんをこの地から排斥し、全ての美しいもの
をこの地に甦らせ、全ての衆愚に真の価値を与えてやるのじゃ! 巫女を神とし、さらなる繁栄をもたらすのじゃ! わしらが、
この国を、正しい方に導いてやる! 東京ではなく、京都を都として、この国を滅ぼして、再生させる。愚図どもは命を捨てよ!
わしらの、魔法使いの国じゃ! そしてこの国は、甦る! わしらが神官となり、神となり、導き手となりて! 三条家が―――」

 老人は子供のようにはしゃいで、唾を飛ばし、夢を語る。
 皴だらけの顔をぐにゃりと歪め、壊れた笑みを浮かべて語られる夢は、亜子ではなく自分に言っているように見えた。

「そんなことのために、ウチの両親や、兄貴や、みんなを……」

 亜子は下を向きながら、ぼそりと呟いた。

「しかし、お前さんは巫女が要らんと言うとる。だから、要らん。われらの国に、お前さんも、お前さんの家族も、要らん」

 老人は真顔でそう言って、また肩を揺らした。

「なあ、おじいちゃん。おじいちゃんに、家族は……」

 亜子は微笑んで、老人に語りかける。
 微笑んでいる眉間には、今にも破裂しそうなほど血管が浮き上がっていた。
418「三条家の挽歌、2」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/04/24(月) 03:07:12 ID:nzDu5Yfz
「こずえという孫がおる。可哀想に、今はこんな姿になってもうた……ううっ」

 色の悪くなった脚を撫ぜながら、老人は今度は涙を流し始める。

「他には?」

「もう、おらんが」

「そっか。良かった。さっきの人らには聞くの忘れてもうたから」

 亜子は赤い目に涙を浮かべていた。
 怒りだけではない、別の感情もそこにはあった。

「ウチが家族に合わせたげるわ。その大きい夢もいっしょに、持って行けばええ」

 穏やかな笑みを浮かべて、亜子は蝙蝠のマントを膨らませる。

「羨ましいわ。ウチより先に、ウチの家族のところにいけるなんて」

「どういう意味か、分からんのぉ」

 老人は首を傾げて、亜子を伺うように微笑んだ。

「三条家の当主に向けてのその言葉、先程の狼藉、それだけでも家族の死刑は当然じゃわい」

 そう言った老人の身体から魔力が溢れ出し、じんわりとした風が生まれていく……。

「な、何を……! う、うあああっ!」

 亜子の身体はその風に持ち上げられて、きりもみ状態になりながら急上昇していく。翼を使おうにも動かせない。いや、手足
もろくに動かさせないまま、否応無しに、ロケットのように打ち上げられていく。まるで全身を鋼鉄で固められているかのように、
 風に縛られており、びくともしない。
 老人の姿はみるみる小さくなり、
 砂粒のようになり、
 ついに見えなくなる。
 まるで宇宙船から地球を見ているような視界だった。
 亜子は一気に数千メートル、その身体を持ち上げられてしまっていた。
「ううっ、ぐうっ……」
 風圧で歪む亜子の顔が、だんだん赤くなっていく。
 身体中を風で締め付けられて、体内の臓器が搾り出されそうだった。
 それは、風でここまでのことができるのかというぐらい、圧倒的だった。
 もう老人の姿は見えないが、魔力だけは感じている。
 自分を縛っている。
 直接触れるまでもない―――歴然とした力の差がそこにはある。
(でも、負けられへ……ん……)

 そのとき、力のベクトルが逆転した。

「きゃあああああああああああああああああああああああああっ!」

 亜子は風に縛られ、弾丸のように加速しながら、地上に向けて急降下していった。
419「三条家の挽歌、2」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/04/24(月) 03:08:58 ID:nzDu5Yfz

* * *

『No.0666―――<ビブリオン 悲愴なる最終決戦!>―――』

「しかし、残念ながら上映している暇はない。まさか私がここまで追い詰められるとは思わなかったからね」
 真紀乃が取り出した球体から発せられた音声は、ぶつりとすぐに途絶えた。
 彼が持っているのは球体「傑作666」。かつて三条園を護っていた防衛システムの中でも、彼が小田原や光仙と共同で開発
し、一番凝った演出を施していた一品である。閉じ込めた者を架空のアニメキャラクタに仕立て上げた上で、彼らが考えた同人
的バッドエンドストーリーを死ぬまで演じさせるという恐ろしく無駄な機能を持ったそれはしかし、三条園の警備スタッフから恐れ
られていた殺戮兵器でもある。
「万が一の護衛のために三条園から持ってきたのだが、どうやら正解だったようだな!」
 にやりと嗤う真紀乃だが、楓は特に怯えた様子もない。
「どうせ、その球体に拙者を閉じ込めて中で色々なことをするとか、そんなところでござろう?」
「な、何っ! どうして分かったのだ!」
 戦慄する真紀乃に対して、楓はいたって冷静だった。
「お主の思考も嗜好も、もうだいたい読めるでござるよ……風香たちのビデオを何度も見て、拙者がただ吐いていただけとでも
思ったか? あの、標的を動けなくしてから執拗に痛めつけているビデオを」
 楓は小さい手裏剣に気を込めて巨大化させ、カチャリとかまえる。
「それに、モンスターボールにそっくりでござるよ。それ」
 かつて平和だった頃、鳴滝姉妹にポケモンを全て覚えさせられ、ついに姉妹より強いカメックス使いになった楓だった。
「むぐうぉ!? たまたま……本当にたまたま……似てしまっただけだ……」
 痛いところを突かれたという顔で、自分たちで開発した傑作666を見る真紀乃。
「しかし、これにはこのような使い方もできるのだ! 小田原さんや光仙さんには申し訳ないが、使い切らせてもらう。

 混沌の腐肉を宿し傑作よ。開発者、真紀乃の名の下に、全ての安全装置を開放せよ。レリィ―――――――――ズ!」

 びちゃびちゃびちゃびちゃびちゃびちゃびちゃびちゃびちゃびちゃびちゃびちゃびちゃびちゃびちゃびちゃびちゃびちゃ!

 球体がぱかりと開き、そこから濁流のような腐肉と蛆虫の塊が飛び出してきて、巨大な山になった。
 腐った肉と蛆虫でできた山、それは汚物と形容してもまだ生ぬるい。蛆で飽和した表面はどろどろと爛れ落ち、眼球や耳が
ぶくぶくと下から湧き出しては蛆に食われて潰れ、捻じ曲がった骨があちらこちらから突き出している。
 そんな数百メートルはある悪夢のピラミッドが、楓の前に出現する。
「うっ……」
 一帯に異臭が立ち込め、思わず楓も一歩下がってしまう。
「うむ、実に素晴らしい。しかし、悲しいかな。もう、こいつらは球体には戻せない。封を解いてしまったからね」
 腐肉の山の頂上に立った真紀乃は、悲しそうに首を横に振った。
 匂いなどは気にならないらしい。
「さて、三条家の腐肉の貴公子と呼ばれし私の真骨頂、しかと見せてあげよう」
 山がずるりずるりと動き始め、表面から無数の触手が飛び出してきた。
 腐肉の山は真紀乃の魔法で数百メートルの怪物となって、楓に迫る。
「ふん、ちょうどいいでござる」
 楓は十字架手裏剣をかまえ、その山から少しだけ距離をとった。

「そんなに生ゴミが好きならば、お主も生ゴミにしてやろう」

 そんな楓が、10人に増えた。


(続)
420座薬 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/04/24(月) 03:09:35 ID:nzDu5Yfz
*― ―)
ではまた
421名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 03:27:16 ID:wLbI89ah
見えない
422名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 16:05:40 ID:298qelAH
夕食作ろうとしてたけど、作る気が失せた。
423名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 16:56:03 ID:QLN3E6bA
グロいとかそれ以前に、なにを書いているのか、もうわけわからん。
本編ネギまとの分岐点が、なにしろエヴァ戦の前だからな・・・・いろんな意味で旬じゃない
424名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 17:52:33 ID:KV+4a1MW
もう登場人物誰でもいいからSS投下してくれ…
425名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 22:08:52 ID:oZEAEj6U
さすがに座薬氏の描写は一流だな。
まるで、劇場にいるみたいだ。
426名無しさん@ピンキー:2006/04/24(月) 23:00:36 ID:ENui+lCj
座薬氏の文章力?が凄すぎて暴走してる。
427名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 01:52:25 ID:sj/PtGT8
SF好きにはたまらん。
428名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 02:44:09 ID:4aOIpaJi
異種姦が好きな俺にとっては長編もどんどん来てほしい・・・が、最近エロが少ないな。
まったく燃えられないわけでもないから読んでいるが、やっぱりエロもほしい。
429名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 08:36:19 ID:93roawg9
座薬氏は凄いと思うが、漏れには既に何がなんだかわからない。
せめて、人物表とか相関図とかを作ってもらえるとわかりやすい。


で、久々に千鶴か朝倉で(*´д`*)ハァハァしてみたいな。
誰か、投下の予定あるかな??
430名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 08:52:00 ID:lPYYTFUp
こんな二次創作、苦労して読むようなもんじゃないだろ
431名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 17:50:48 ID:+d8X2gio
あの程度の量を読むのにも苦労するのか…可哀相な奴
432名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 17:53:34 ID:46CPwt1j
一般人には10行以上の文章は長くて苦痛らしい
433名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 18:53:12 ID:E5caVaR0
>>432
いや、いちおうSSスレなんだからさ……文章読む努力しようよ。
内容の良し悪しは別としてさ。
脳みそプリンみたいな一般人と比べてもしゃーない。
434名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 19:04:29 ID:ysKb9OoW
読む気がしないのは改行のせいだと思うんだ。うん。
435名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 00:21:18 ID:YAniq9qM
>>432
おまえばっかじゃねーの
文章量じゃなくて>>429の人物表とか相関図がないとわかりにくいって発言受けていってんのに。
読解力のお前には、長文とか以前の問題だな

436名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 04:18:52 ID:/Ka+nJrc
日本語でおk
437名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 08:56:32 ID:4TwKxAng
>>435
改行を少なくして京極夏彦みたくみっしりとした文章が好みな俺は異端ですか。そうですか
438名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 10:11:17 ID:02t0/hLv
いやだから文章じゃなくてオリキャラが出張りすぎてわけわからなくなってると。
439名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 17:03:26 ID:FHvApdkW
オリキャラは嫌われてなんぼ
まぁ読んで無いけど
440名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 18:27:01 ID:heDmRPgO
そろそろ嫌な奴はスルーしろってお決まりの解決法を提案していいですか?
441ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/04/26(水) 22:09:29 ID:AIMpg+oE
お久しぶりです。とりあえず20号から超×ネギの逆陵辱モノということで。


【魔法先生ネギま! 133時間目 スーパーバトル進路相談!! 逆陵辱VER】

夜の闇を覆すように、麻帆良の空を世界樹の発光が染めていく。
その光を一身に受ける場所で、武闘会のときと同じ裾の破れたローブ姿のネギと、
両腕を内に隠した姿の超鈴音が向かい合っていた。

――突如『退学』の意思を告げた『悪いコト』をしている超に、その真意を正すため。
ネギが対峙した超は、一つの提案を持ちかける。
勝負をしてネギが勝てば、理由を話して『悪いコト』も止めると。
代わりに、ネギが負けたら理由を話し仲間になってもらうと。

有無を言わせず、なし崩しに始まる戦い。
魔法を使えず、気を操る力も古菲に及ばないはず――が、超の実力は不可解なほどの高レベルであった。
まるで気配を感じさせずに、直撃した戒めの風矢(アエール・カプトゥーラエ)からも事もなげに逃れて見せる。

「残念だたネ。ネギ坊主」
「!?」
脱ぎ去ったコートの下から現れたのは、胸元に『超包子』と描かれたサイバネティックな衣装。
握りこんだ拳に呼応するように、モーターの駆動音と共にプラズマが疾る。
「ちょと痛いがこれも勝負ネ。悪く思うナ」
微塵の気配もなく背後を取られた驚きにネギが振り向く間もなく放たれる、雷を纏った一撃。

ズンッ――――!!
軽々と弾き飛ばされたネギの身体はオブジェの柱をも破壊し、東屋に激突してようやく止まる。
「う……ッ……」
瓦礫に埋もれ、苦痛に顔をゆがめるネギ。その身体の周囲には、衝撃の余波の電光が渦巻いていた。
ダメージで満足に動けなくなりつつも諦めないネギの元へ、余裕の笑みを浮かべて超が近づく。
442ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/04/26(水) 22:10:22 ID:AIMpg+oE
「ふむ。がんばるネ」
不屈の意思を見せるネギに、口元を歪める笑みを見せる。
「ま……まだ……ッ……!」
しかし、超の手首を掴んで何とか立ち上がろうとする担任教師の手を無慈悲に払うと、再び地面に叩きつけた。
細かな瓦礫が宙を舞い、ネギは苦痛を表情に滲ませる。
それでも尚必死に拳を握ろうとし諦める様子を見せないネギに、超は笑みを深くした。

「しばらく眠てもらおうかと思ったガ……。もっといいコト思いついたネ」

そう言うと、仰向けに倒れ身動きの満足に取れないネギの間近でしゃがみ込む超。
しゃがんだことで小柄なわりにむっちりとした太腿が強調される。
「チャ、超さんっ……!?」
ミニスカートの奥に覗いた下着をつい目にしてしまい、ネギは今が戦いの最中だということも忘れて顔を赤くした。
目を背けるネギ。――が、超の手に襟首を掴まれて強引に引き戻される。

「ちゃんとこっちを見ないと駄目ネ。これからネギ坊主には拷問を受けてもらうのだから」
「っ!!」
あまりにも不穏な単語に、ネギは慌てて超の顔を正面から見直す。
それを見越していたのか、超の表情は普段の笑顔よりも更に底知れないものになっていた。

「心配しなくていいネ。古とエヴァンジェリンに師事しているネギ坊主ならば耐えられぬモノではないヨ」

「――ッッ!?」
「故郷に帰るまでは間もない。――最後に少し、楽しませてもらうネ……!!」
更に聞き返そうとするネギを制するように、襟首を掴む超の手でモーターが唸りをあげる。
キュイィィィィン……バヂィィッ……!!
飛び散る火花で、掴まれたネクタイとワイシャツに焦げ痕がついた。
超のもう片方の手がネギの肩口を押さえつける。みしり、と肩が軋む。
掴まれた感覚だけで、その手が人間場慣れした膂力を生み出しているとネギには理解出来た。
443ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/04/26(水) 22:12:01 ID:AIMpg+oE
そうして、一息に引き下ろされる超の手。
ビ、ビリビリィィッッ……!!
「っ、う……!!」
まるで紙を破くように容易く、鉤状に曲げられた指が鋭利な刃物を仕込んでいるかのように引き裂いていく。
ワイシャツを、肌着を、背広を、胸元を止めるローブの紐を――。
やがて下半身に到達すると、そのままスラックスの裾に指をかけてベルトごと下着をも手にかける。
「っう……、ひっ、や、やめてくださ……っ!」
ビリビリと胸元から順に肌を晒されていく恥辱感に、ネギは身悶えしながら悲鳴をあげる。
なんとか抵抗しようともがいてみるが、背にした瓦礫がガラガラと音をたてるのみであった。

そして、超の手がネギの股を通り過ぎて引き抜かれる。
指に絡んだ衣服の切れ端を放り捨てると、満足げにネギの姿を見下ろした。
まだ二次成長の兆しも見えない、少女と見紛うような白い肌が夜闇の中で世界樹の燐光に照らされる。
両腕と両足にはつい先ほどまでと変わらず衣服が着けられているのに、
中央の胴体だけは首元から股間まで全てが剥き出しで。
夜風に吹かれてぶるりと身を震わせるネギであったが、どこかその息を荒げていた。

「……何とも扇情的な姿になったものネ。ネギ坊主、結構こういうの好きカ?」

「――っっ、そ、そんなこ、ことっ……!!」
揶揄するような超の言葉を慌てて否定するネギ。
しかし顔を赤くして叫ぶと同時に、ひくんっ、と剥き出しのペニスが揺れる。
僅かに首をもたげたその情欲の兆候を、超が見逃そうはずもなかった。

手を逆手にするようにして、手の平で亀頭を。指先でネギの陰嚢を包み込む。
そのまま、ギリギリと力を込め始めた。
「ひぁ……ぐぅッ!!」
ゆっくりと、万力を締め上げるような力が牡の象徴をごりごりと揉みしだいていく。
竿の部分は下腹部に押し付けられて挟み潰すかのようにされて。
陰嚢はその中の睾丸を絶妙な圧迫感で巧みに転がされて。
444ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/04/26(水) 22:12:59 ID:AIMpg+oE
それらのどれもが、痛みを伴う快楽を与える――というよりはむしろ、
『快楽を伴う強い痛み』を誘うモノであった。
超の手は容赦無く動き、ネギの陰部をこねくり回していく。
ぎちぎちと。限界点を知り尽くしているかのように、強く力を込めて。

「ひぎっ、あっ、ダ、ぁぁっ! つ、潰れっ、うぁぁっ!!」

ネギはしきりに腰を上下させて、自身の限界を訴える。
普段生徒たちにされてしまっているような性行為とは一線を画した行為に、頭はパンク気味であった。
「は、離してぇっ、っ、っううっ!!」
元より被虐的気質を持つネギではあったが、それを差し引いても陰茎への圧迫は許容範囲を超えていた。
動いて逃れたいのに、逃れようとする自分の動きがそのまま自身の急所を締め付けていくのである。
快楽と判断して良いのか、痛みと判断すべきなのか。それさえも考えられない。
ペニスは半勃ちにしかならず、そのままでびちゃびちゃと先走りだけを溢れさせていた。

「ひぎぃぃぃっ!!」
「ネギ坊主の悲鳴は可愛いネ……♪」
睾丸を圧迫されて、他に例えようのない痛みに悶絶するネギに超は気色ばんだ声をあげる。
ずり、ずり……っ!!
「ヒッ、あぁぁぁぁぁっ!!」
亀頭を押さえつけていた手の平をゆっくりと下へ向けて動かし、竿の中ほどを圧迫していく。
指先で揉み込んでいた陰嚢は指の付け根で圧迫されるようになり、
転がされはしなくなったもののかえって強く押さえつけられるはめになった。
「クラスの皆がこぞって慰み者にしたがる気持ちも判らないではないネ――」

――そして、手を下方にスライドさせたおかげで自由になった長い指は、
軟体動物の触手さながらに、狭く暗い場所を探し当てる。
脚を開かぬ少年の太腿の間をくぐり、陰嚢の根元の筋をたどって奥へ、奥へ。
「あ、ッ、ひっ、ァァッ……、っうッ……!!」
やがて入り口を見つけ、ぴとりと押し当てられた一本の指先に、ネギは眼を剥いて悲鳴をあげた。
445ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/04/26(水) 22:14:23 ID:AIMpg+oE
「そ、そんなッ、そんなところっ……っあっ! は、入りませ……ひぐぅッ!?」

ネギが分泌した汗だけを潤滑油にして、肛門を目掛けて強引に捻じ込まれていく指先。
緊張に窄まった尻穴の肉襞をこじ開け、超は指先を確実に埋め込んで行った。
肛腔を弄りながらもペニスを圧迫する手の平の強さはまるで緩めない。
むしろ、深く直腸を穿つほどにネギのペニスをもより強く締め付けることにさえなっていた。
「〜〜ッッ、ッッ……!!」
最早喚くことさえ出来なくなり、口をぱくぱくと開閉しながら無言で苦痛に喘ぐネギ。
無惨に捻り潰されそうにさえ見える恥部と哀れな表情を交互に眺めてから、超はさらに口を開く。

「ここからが『拷問』ヨ。覚悟はいいかナ……?」
「えうっ、ッ――……っ!?」

バチバチィィッ……!!

先の戦闘から幾度も聞いた電撃の疾る音。それが今度は、ネギの体内から聞こえた。
――厳密に言うならば、ネギの尻穴に挿し込まれた指先から――放たれた。
バチバチバチバチィッ!!
「ひぎ、あ、がっ、ッッ!! 〜〜っっ! うぁぁっっ!?」

加えて手の平からも電撃が迸り、押さえつけたネギのペニスへも流れていく電流。
それは一つ間違えば単なる感電であっただろう。
しかし、そこは稀代の天才である超鈴音である。
戦闘に使用していた電撃とは質と量の異なる、今のプレイに最適な電圧を調節した。

それまで痛みのせいで半勃ちであったネギ自身は、本人の意思に反するように完全に勃ち上がる。
痛いほどに張り詰めたその勃起に、電流が続けて流される。
「ぐ、っっ、ぅあぁぁぁっ、っっ!! あ、ひ、ぎぃぃっ!!」

ぶびゅっ、びゅ、びゅるっ……!! びちゃっ、ぶびゅびゅっ!!
446ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/04/26(水) 22:15:41 ID:AIMpg+oE
「そうそう、ガマンするコトはないネ。
 ……と言っても、これは強制的に射精させる為のモノだからガマンなどできんと思うがネ」

どこか機能が壊れたように精液を撒き散らすネギのペニス。
ゆっくりと萎え、固さを失っていくソレを微笑ましげに見つめながら、超は指先を肛腔内で泳がせた。
直腸内は絶頂に弛緩したのか、少しだけ柔らかく超の指を締め付けてくる。
その柔らかさを楽しむように指をさらに奥へと突き進めて、またも放電を開始する。

バチバチッ……!! ――びくんっ!!

「ひぎッ!?」
すると、萎えたはずのネギのペニスが、映像を巻き戻したように再び勃ち上がった。
「っ、な、何で……っっ!! っ、ふぁぁっ!」
まるで自身の思うように動かない性器に、戸惑うネギ。
先の射精の余韻も醒めやらないというのに二度目の勃起を迎え――、
そして再び走った少し強めの電撃に導かれて、再度中空に精液を打ち放つ。
「ぁ、ひぃ、っっ……!!」

びゅるるっ、ぶびゅっっ!! びゅっ……!!
――――バチバチィィッ!  ――ビクンッ――!!

「っ!? な、ぁ、どっ、どう、して……っ!? また……ぁぁッ……!!」
今度こそすべて出し切ったとネギが脱力する暇も与えず、新たに加えられた電圧で硬度を取り戻すペニス。
当惑の極みに達して途切れのない快楽に悶える他に出来ることのないネギの瞳を覗き込む超の目は、
手品の種明かしをするマジシャンのそれであった。

「適量で、間隔を置いて電圧を加えてやれば――今、ネギ坊主が感じているように、
 永遠にイキ続けることが出来るネ。
 海外の刑務所で使われていたと言う強制射精装置が元になてるのだケド――――……」
447ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/04/26(水) 22:17:10 ID:AIMpg+oE
そこまで喋った所で、超は既にネギの目が白眼を剥きかけていたことに気付く。
口元からは僅かに泡がこぼれ、股間を見れば、――既に三回目の射精を終えたところのようで。
「……楽しんでいるようネ」
もはや聞こえてはいないだろうと判ってはいたが、それでもなお言葉を続けた。

「――それと。さっきも言たガ……思いを通すは、力のある者だけネ。
 己の我侭を貫き通したいのならば――強くなるコト。判たネ? ネギ坊主」

「ぁ……っ……――ぅぁ……っ」
瓦礫の中、身体の至る所に残された擦過傷と、はじける電撃で出来た軽い火傷の痕。
全身は汗だくで、目尻から頬にかけては途切れぬ涙のアトが見えた。
幾度も擦られ爛れ気味になったペニスの先からはびゅくびゅくと精液が漏れ出し、
下腹部や太腿、そして地面には撒き散らかされたおびただしい精液の跡が残る。
その様はあまりに痛々しく、『拷問』の後と言われれば誰もが頷いてしまいそうな状態であった。

強制射精の繰り返しに耐え切れず恥部を晒したまま屋外で横たわる担任教師を残して、超は立ち上がる。
にゅぷり、と引き抜かれた指先からは、飛び散った精液と汗、そして電気の刺激で分泌された腸液が糸を引いた。
くい、と首を傾げて電気を止めてもまだ痙攣を続けるネギを見やり、顎に手を当てる。
「ふむ。ヒドイことはしないとせつなサンに約束したが……、これは、ちとやり過ぎてしまたかナ?」
そうして、若干眉根を寄せて思案した後――、すぐに普段のあっけらかんとした表情に戻る。

「ま。問題ないカ? ネギ坊主も結構喜んでいたみたいだたし。
 ……ゆっくり眠るがいいネ。理由は後でゆっくり話すヨ」

焦点の合わぬ眼のままで天を仰ぐネギの額に、その僅かな意識をも刈り取らんと超の手が迫る。
強張るネギの顔を見て口元に笑みを浮かべながら、超の視線は既に横を向いていた。
――それは、近づくネギへの加勢の気配を感じてのもの。
448ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/04/26(水) 22:18:27 ID:AIMpg+oE
(……ちょっとネギ坊主と遊び過ぎてしまたカ。まあ、仕方ないネ)

情勢が僅かに自らに対して劣勢に傾きかけたことを感じながら、超鈴音は尚も不敵に微笑む。
それから先をすべて見越したように。


おわり





――以上、超×ネギの逆陵辱SSでした。
久しぶりに書いたのでちょっと感覚を忘れ気味でした。反省。

書いていて思ったのは「どうすれば逆陵辱なのか」という線引きでして。
マゾネギは良く書いていたのでいつものこととしつつも、「陵辱」と付いていることから
慈しみあいの描写は少なくしてみましたが……さてどうなのやらといった感じです。

どうも最近ネタが出ず困り者です。シチュエーション先行型なもので……。
それではまた。
449名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 01:53:46 ID:ZScd5OHF
GJ!!
これぁまたいいもんをいただきますた。

ネタですが上の方のリクエスト合わせ技で
傷心の明日菜をいいんちょ(前リクエストSSから話が続いていて母乳が出る体質のまま)が主にその胸で慰める展開
(飲んだ明日菜にも体質が伝染してしまい最後にはお互いの母乳まみれ)とかどうでしょう?
450名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 02:37:44 ID:Z9SuESfN
GJ!
続きで刹那と楓の前で羞恥責めとか見てみたいですねw
451名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 19:28:00 ID:lSKsXEnn
GJ!!
452名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 14:14:07 ID:SRpeUKX5
ベンさんGJ!
453名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 05:25:20 ID:CKVEuKwg
GJです!
ネギ×超ってなかなか見ないので、読んでて新鮮でした
454名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 10:24:27 ID:jahoqA3d
             __ __ _
.        _ , '"´  ,. _ ___`丶、
       / ` /  /´-‐ァー-ヽ \
.      / /下7 ..///.:.::/ .:.:ト、 ヽ     ただの人間には興味ありません。
      / └イ_j/ .://;へ、/!.:.::/:.}ヽ ',
     ,'  ///!l .::j.:lイ仔くヽ/,.イ,.ム:.', l
    ,   '〈/f`| l ::l`' ゞゾ '´ rャjノ::.l:. |     この中にDQN・厨房・変態・ロリコンがいたら
    |  l:l :!:{、| l ::|        マソハ: |:: |     私のところに来なさい。
    |  l:l::i个| l ::l!     l⌒ヽ′} .:}:.l:: l
    |  lハ:l::{::', ::::{、   ヽ.ノ  /.:/::.l:: l
    l !:|:::',::',::ヽ:::ヽ\._    /.:/::::/l::;!
.     ',::{:{、:::ヽ\:\;ゝ `「:フ´!::::/;:::/ 〃
.     ヾハj>''´ ヽ ト、_..上くイ::::{ {::{/              |ヽ |     |_    「 〉
    /⌒ヽ、\ ` \-ー ̄\ヾ                 ⊥ 人_  _|_    |/
   /     ヽ \\    \´ ̄`ヽ、                            O
.   l     ',  \\   \  __| \
.   |      ',   \`ヽ、  ∨n| } ト、
455エロゲ屋 ◆w7Q5ywREpw :2006/04/29(土) 13:14:25 ID:a4BdjFhe
ここでハルヒ陵辱書いてる場合じゃないよね・・・・。
456名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 20:05:14 ID:KwNOcBzs
そうだね。
457名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 20:12:32 ID:jahoqA3d
座薬氏にハルヒを徹底的に陵辱してもらいたい。
もう亜子長編はいいからハルヒ板においでよ。
458名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 20:18:38 ID:sb2MnHuB
>>エロゲ屋さん
ハルヒではなくハルナを…ぐはぁっ
459名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 21:53:11 ID:t8ILmeCU
アスナと高畑ってないな
あったら面白いのに
460名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 22:20:20 ID:IfcpAF5y
高畑とかあまりの要らなさにワロタ
461名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 22:21:42 ID:/3NVE3a2
おおっと、ただいま執筆中だぜ。↑
今日中に完成するかは微妙。全部できたらまとめて投下の予定。
ほどほどに期待して待っててくれるとうれしい。
462名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 22:25:03 ID:/3NVE3a2
おおおっと、しかも書き込んだ直前に要らない発言が……。
でもいいや。一人でも需要があればそれだけで満足さ。
463名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 22:30:11 ID:dHkLwtvY
>>459>>461
自演乙
まあネタとして笑わしてくれるのを楽しみにしてるよ
464名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 22:31:07 ID:t8ILmeCU
>>461
切れ味いいな、あんたw
ほどほどに期待して待ってるよ!
465名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 22:33:22 ID:t8ILmeCU
自演って……
こんな所で自演なんかしても意味ないじゃん……
466名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 02:24:03 ID:9Nwdfvj8
>>461
神光臨の予感・・・!
467名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 22:29:44 ID:U4r25Fzt
屑以下の小説スレにありがちなこと

@作者が変なコテハンをつけてる
A書き溜めは絶対にしない
Bスレの7割は保守かwktk
C良いところまで持っていくと、「風呂入ってくる」「やべ、眠い」
Dまとめサイトに避難所があるにも関わらずVipでやる
Eツンデレがツンツンしてるのは最初だけ
F中途半端な知識で誤魔化す
G小説と言うより台本
H作者とギャラリーの馴れ合いがひどい
Iギャラリーが作者を神格化しすぎる
Jただの指摘とアンチの区別がつかないやつがいる
Kスレが落ちれば立てておかないと気がすまないやつがいる
L自己主張しながら保守
M作者が保守
Nアンチvsギャラリー
Oアンチvs作者

一応貼っとく
468名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 22:55:34 ID:WWc5Yvkh
次のすべてを満たす場合には、児童ポルノ公然陳列の
構成要件に該当する情報と判断することができる。

◇児童(18歳未満)に該当する場合
 画像等に描写されている対象者の外見
 (例:陰毛がない、幼児、小学生にしか見えない)
 から明らかに18歳未満と認められる場合

◇児童ポルノに該当する場合
 (性器等にマスク処理が施されているものも含む。)

◇公然陳列に該当する場
469名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 00:54:20 ID:O4PSgCFP
        |: : : : : ::: :;;::ト;:::/|:::∧: :|V|: :ト;:: ::l: ::V ̄|
     l二>|__l: :|::V,,レ‐V-W W--V、レ:::|二|<´
      /, l-‐|::V´         ___  V|―|\/
      V: :| ̄::l゛ /  ̄`     ´  `ヽ/: : :|
      /: :/|: : : :|          '_.    /: : : :|
     ./:::/::/: :: : :\.   r ̄ ̄ヽ |  ∠: : :ィ::ヽ
     /:ノ/レ入:::::| ̄、  ヽ   ノ  ノーレ':l:ト、|
   /ノ:/    `゛ `Y´lヽ、_`ー‐´_, イ     |ノ||
  .//::/          |ヽ` -、 ̄ |ノ 人   |:::||
  //:ノ            ト、  ̄\\| /  |    ヽl|

 ↑
顔が幼い。とても大人には見えない。規制対象になる。
よって、規制から外れるように修正を加えた。
 ↓


            _  -───-   _
            ,  '´           `ヽ
          /                 \
        /                    ヽ
      / __, ィ_,-ァ__,, ,,、  , 、,,__ -ァ-=彡ヘ  ヽ
       ' 「      ´ {ハi′          }  l
      |  |                    |  |
       |  !                        |  |
      | │                   〈   !
      | |/ノ二__‐──ァ   ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ
     /⌒!|  =彳o。ト ̄ヽ     '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ !    
     ! ハ!|  ー─ '  i  !    `'   '' "   ||ヽ l |
    | | /ヽ!        |            |ヽ i !
    ヽ {  |           !           |ノ  /
     ヽ  |        _   ,、            ! , ′
      \ !         '-゙ ‐ ゙        レ'
        `!                    /
        ヽ     ゙  ̄   ̄ `     / |
            |\      ー ─‐       , ′ !
           |  \             /   |
      _ -‐┤ ゙、 \           /  ! l  |`ーr─-  _
 _ -‐ '"   / |  ゙、   ヽ ____  '´   '│  !  |     ゙''‐- 、,_
470461:2006/05/01(月) 04:49:16 ID:cUOaOq1x
前に予告した高畑+アスナが完成。
さっそく投下。
校舎裏であすにゃんが高畑をデートに誘うところからアクション!
個人的には高畑がアスナの陰毛を撫でるシーンを最高の濡れ場にしたかったんだけど……、

「アスナって、毛ぇ、生えてないじゃん!?」

ってことに気づき、断念。

まあほどほどに期待して読んでくれ。
471461:2006/05/01(月) 04:51:06 ID:cUOaOq1x
先に誘ったのは少女のほうだった。
「……海、い、行きませんか…?」
男はすぐに返事をしない。口元に曖昧な微笑をうかべているだけだ。
無言は誘いかけたものにとって否定を示唆する。
やっぱり言わなきゃよかった――。
少女は過去を悔やみはじめ、たったいま訪れようとしている未来を振り払うかのように頭を二、三度ふった。髪を束ねる鈴がちりんちりんと鳴る。
男の口がゆっくりと開く。
「僕でよければ、ご一緒させてもらうよ。アスナ君」
少女は耳を疑う。信用のできないソムリエからそそがれたワインのように、少女は何度も何度も耳のなかで男の返事を転がした。
その意味を理解したとき少女の顔は晴れた。緊張が解け、表情は緩む。
まるでそのまま顔を構成しているパーツがポトポトと落ちてくるんじゃないかと思われるほどに。
「やったぁ。うれしいです、高畑センセイ……」
異なる色彩の瞳から光るものがあふれてくる。
「あたし、サンドイッチ作ってきますね! それにかわいい水着も買ったんですよ。
 早く高畑センセイに見てもらいたいな。……って、ヤダ、なに言ってんだろう、あたし。あの、そんなつもりじゃ……」
気丈な少女が裏返した羞恥のなか、男はただ黙然と、彼女の肉体のあらゆるうちでもとりわけ抱いている物狂おしい欲望で、瑞々しい唇を照らしていた。
472名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 04:52:23 ID:cUOaOq1x
校庭に広がる最終下校時刻を告げるアナウンス。校舎のうらにたたずむ二人はしばらく見つめ合ったまま次の行動を忘れている。
空は赤い。タバコに火をつけられそうな夕焼けだ。
校舎を背にしているので二人の場所に夕日は照らない。視界は暗いが相手がそこにいることは見分けられる。影はうすく、目を離したすきに地面に吸い込まれてしまいそうに思える。
高畑はあいかわらず、目ではなく、口元だけで笑っている。
「あ、それじゃあ、そろそろ帰りますね」
アスナは言う。高畑はこたえない。
これが大人の間ってやつなのかしらと少女は無邪気な好奇心を覚えたが、同時に股のあいだがきゅっと締まる感じもした。少し守りに入っている。
なにかが始まるにはまだ早いと少女は思う。下腹部のなかで寝息をたてている痛みを知らない自分を起こしてはいけないと思う。
高畑の影が動く。少女はまぶたを閉じる。後頭部を襲うであろう力強い牽引を予想して。
しかし実際は、頭の上に大きい手のひらをぽすんと乗せられただけだった。
安心と落胆が交錯するアスナに、高畑は言う。
「海にいきたいならいますぐ連れて行ってあげるよ」
473名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 04:52:59 ID:cUOaOq1x
心の準備を待たない高畑の手引き。アスナは狼狽する。
「で、でも、そんないまからなんて……。水着だってもってないし」
「水着なんていらないさ」
ハッハッハと高畑は笑う。なにがおもしろいのかアスナにはわからない。ただ水着を必要としない姿、すなわち裸体を想像してちょっと赤面する。
「アスナ君。僕はずっと君のことを見ていた。気づいていたかい?」
急に笑い止んだ高畑がそんなことをきく。返事を待たずに男はつづける。
「とりわけ、君の唇にね。僕は君の唇を自分だけのものにしたいんだ」
それって、キス!? アスナの心臓がどきんとふるえる。
きっと高畑センセイはネギとするママゴトみたいなやつじゃなくて、呼吸ができないくらいすごーいキスをするんだわ。おぼれてしまうような……。
あっ、じゃあさっき高畑センセイのいった海に連れて行くっていうのはそういうことなのかしら?? えっ、どうしよう!? キャーッ。
そんなアスナの青写真を切り裂くように高畑は、少女の唇のうえへ人差し指を押しつけた。
「違うよアスナ君。僕がしたいのは君の顎の上にあいた穴にこれをねじ込むことなんだ」
高畑はそう言うと、アスナの右手をつかみ、自分の股間にそっとひきよせた。

474名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 04:54:15 ID:cUOaOq1x
「僕は君の口のなかにこれをぶちまけたい。もちろん、君はそれをぜんぶ呑むんだ。わかっているね?」
高畑は少女の唇を左右になぞりながら言った。その指先の(おそらくタバコのヤニだろう)、粘っこい分泌液をアスナはなにかいやらしい感情で迎えていた。
「人間は周知のとおり、海から生まれた。僕たちはまだそれを覚えている。探してみるといい。頭蓋骨をナメクジみたいに這い回ってごらん。感じるだろう? 海、海、海を」
男の表情は平常とあまり変わっていないように見える。そのことがかえって少女の背筋を凍らせた。
「センセイ、呑むんですか? それを……」
「当たり前だろう。この肉の猛りから湧き出る生命の泉を、君は海の超越的な運動として考えなくてはいけないよ」
足の小指を戸棚の角にぶつけたみたいな痛々しい眼差しを少女は向ける。その風情が一人前の女というよりは、あまりにも子供っぽかったので、いささか哀れな感情を男に与えた。
しかしいかなる憐憫も月の引力に魅せられ満ちていく潮のようにたかまる男の欲望を沈めることはできない。
475名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 04:54:45 ID:cUOaOq1x
右手をそっと添え、高畑は少女の目をつむらせた。もう一方の手でしばらく彼女の顔を愛撫し、少女の唇に指を走らせる。
小さな歯。尖った犬歯。さらには奥歯に触れ、いたずらな舌と歯茎に触れた。
顎をまったく閉じようとしないことは、少女の服従を意味する。やはり少女のまぶたを閉じさせたままで、高畑は裸になる。少女をしゃがませ、頭を自分の肉棒の位置に据えた。
そして彼女の口の盃のなかに突入した。
アスナは空気のぬけた浮き輪みたいに、高畑の暴力に身をまかせる。
挿入を終えてしばらくしてから、高畑は少女のまぶたを抑えるのをやめた。開かれた少女の目に映るのは自分の口を犯す血走った器官。
だがその視線はすぐにそらされ、自失と服従の表情をこめて、高畑の視線に重ねられた。

476名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 04:56:12 ID:cUOaOq1x
高畑は片手で少女の頭を支えると、軽い緩やかな、規則正しい腰の動きを押しつけた。もう一方の手は制服の下の少女の体を愛撫するため独自に動いている。
夏服のシャツは、高畑の教育指導もむなしく、学園に蔓延しているだぼだぼしたものだったが、そのおかげで男の手は介入を許された。
さらに男は制服のリボンをほどき、ボタンをはずした。愛撫にまったく支障がないようにするために。
そのままシャツをまくり上げるのはいとたやすかった。なぜならアスナが、不服を唱えるはずなどないことは明らかだったから。
とはいえ襟元も胸元もはだけた哀れな服は、少女をまるで奴隷のように装わせ、
すばらしく蠱惑的に見えた。これ以上の横暴さは美を欠き、情を失い、感を落とす。高畑の加える力はやさしくなる。
高畑は今まさにふくらもうとしている少女の乳房をつかんだ。
……くぅん。
雌犬のような吐息が口腔と肉棒のあいだから洩れる。
逆の手を細い胴にまわし、高畑はすべすべした腹の下部までくだらせた。被いの下の初々しい縮れた個所を目指して。
だがそこに茂みはなく、せっかちな奔流によって穿たれた峡谷のような割れ目があるだけだった。
そこで高畑はようやく少女の陰に育つ叢はまだ発芽していないことを思い出した。
指先から直に感じ取れるアスナの体温に、高畑はささやかな、むしろ心地よい程度の、背徳を味わった。
アスナの秘部はぬれている。しぼりとれる液体からあらたかな霊験を感じずにいられようか?
477名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 04:56:52 ID:cUOaOq1x
「波に乗るんだ」と男は言った。「耳を傾けるんだ、自然の言いつけに。自分を合わせるんだ、潮のリズムに」
和訳の例文でも読むように高畑は言い、そしてゆっくりと少女の頭を往復させた。その動きはまさに波の満ちひきを連想させる。
高畑はさらに力強い腰の一撃を加えたが、それは少女の口を傷つけたとみえ、少女は小さな呻きをもらした。
つづいて彼女はいっそう狭く唇をすぼめた。高畑は無抵抗な貝を犯しているような気がして、蒼ざめた桜貝の中心へ向かって進むところを想像する。
目の奥に赤い川が見えた。高畑は絶頂が近づきつつある警告であると悟った。
478名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 11:47:55 ID:cUOaOq1x
夜の色をした鳥が鳴く。校舎裏で潮の香りを嗅いでいる二人には、カモメの歌にきこえる。
人々はすでに帰宅したのだろう。深い闇が昼間の雑踏を洗っている。
男の注意力はアスナの体へ戻り、リズムを速めながら愛撫を強めた。こらえかねた少女の唇が唾液をこぼし、口元に罪人を救うための糸をひく。
緊張は極みに達した。もうすぐ湧き出す旨を、男は告げる。
「う……ぅ、ん……」
少女は身振りで受け入れる構えができたことを伝える。高畑は全身に鬱然たる幸福感を味わった。
肉棒をしめつけるやわらかい唇。その吸引が強まった一瞬、高畑はアスナの口のなかに至福をぶちまけた。
自分の喉がそれによって満たされる瞬間を心得ていたため、この荒々しい海嘯にもアスナはめげなかった。一滴も無駄にすることなく彼女はすべてを呑み下した。
479名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 11:48:39 ID:cUOaOq1x
少女は肩で息をする。乱れたシャツを高畑が先ほどの愛撫よりもやさしくならす。
「わざわざ海まで行く必要はなかっただろう?」と高畑は言う。
「はい」とうつむいて少女は言う。「でも……」
「なんだい?」
「でも、やっぱり海に行きたいです。だって高畑センセイにかわいい水着、見てもらいたいから」
アスナの頬は遅れてきた夕焼けのように、赤く染まった。
480461:2006/05/01(月) 11:51:21 ID:cUOaOq1x
これでおしまい。
小説って難しいねえ。
機会があれば、また違うやつを書いてみようかなと思っとります。
感想とかあるとうれしい。それでは。
481名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 12:49:50 ID:NeVotEK5
ゴミ
482名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 16:09:49 ID:HCHOGZRT
ひどいこというね
483名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 22:47:40 ID:sRGTe/D8
>>480
もうちょっと学んでから出直してきたほうが善いと思う。
484名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 22:49:41 ID:HCHOGZRT
わかったよ、もうこねーよ
485名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 23:49:00 ID:CfrJeF8W
486特厨非FAN ◆AntiT24WoA :2006/05/02(火) 01:51:46 ID:GbgIqllm
>>480
いいんじゃない、いいんじゃない。
強引な高畑センセーが素敵です!!特にセリフ。
今回の高畑のセリフは、僕も、使う機会があったら使って見たいな!!

海と波乗りと生命のスープをテーマにした、随所にちりばめられた誌的表現が、
荒々しい展開と絶妙なコントラストをなしていて、読者冥利に尽きると思ったね(o^−’)b

一言で言うと、カッコイイ小説。
僕もこんな洒落た雰囲気の小説を書けるようになりたいよっ(^0^)/
487特厨非FAN ◆AntiT24WoA :2006/05/02(火) 01:52:46 ID:GbgIqllm
ところで、文中に二箇所分からなかったところがあるので、
できればでいいんですが、教えて下さいませませ。


>>471
>彼女の肉体のあらゆるうちでもとりわけ抱いている物狂おしい欲望で、瑞々しい唇を照らしていた。

とりわけ抱いている物狂おしい欲望の主語は誰?高畑?アスにゃん?
もし高畑が主語なら(物狂おしい欲望を持ったのは高畑)、高畑はアスにゃんの身体のパーツの中で、口が一番好きだったってこと?
もしアスにゃんが主語(物狂おしい欲望を持ったのがアスにゃん)なら、アスにゃんの性感帯のNo.1は口だったってこと?

あと、照らすってこの場合、どういうことを比喩してるの?(*^_^*)
オトコ(高畑)の視線が突き刺さってるって意味?
それとも、アスナ自身が、自身の唾液で濡らして、暗に(高畑に)アピールしてるってこと?
もしくは単に、街灯のライトで反射してるとか?


>>474
>その指先の(おそらくタバコのヤニだろう)、粘っこい分泌液をアスナはなにかいやらしい感情で迎えていた。

粘っこい分泌液=ヤニ(高畑の指先についている)、ではないの?
アスにゃんが分泌を抑えることが出来るんだよね?ってことはアスにゃんの体液のうちのどれか?
あと、「いやらしい感情で迎えていた」ってどういう感じなんだろう。ほとばしる性欲を必死に堪えているとかそういうニュアンスでちか?(゜∇゜*)



・・・いろいろ、聞いちゃってスミマセンm(_ _)m
今回はホント、マジ、お疲れ様でした。
これからも当スレを本気でよろしくお願いします!!
488名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 02:01:09 ID:jEfdwFvc
恐らくは立ったまま明日菜をひざまずかせてフェラチオをさせているのに、

>逆の手を細い胴にまわし、高畑はすべすべした腹の下部までくだらせた

というのは体勢的に無理があるかと。
あといくら人気がないからといって校舎裏で全裸になるなタカミチ(笑)。
489461:2006/05/02(火) 02:52:49 ID:gECUAQn6
ゴミかぁ。ゴミはちょっと手厳しいなぁ。
すいません。力量不足です。

特厨非FAN氏。せっかくなんで質問にすべてお答えします。
>彼女の肉体のあらゆるうちでも〜〜照らしていた。
主語は高畑です。アスナの口に情感をもってるんです。
照らしたのはただの視線ですね。ここはもっと素直に書いてもよかったと反省してます。

>その指先の〜〜いやらしい感情で迎えていた。
僕はタバコを吸わないので事実誤認があるかもしれませんけど、
高畑の指先についているヤニが、分泌液(汗ですね)によってベタベタになった感じを出したかったんです。
いやらしい感情で迎えたのは性欲を堪えているというより、
性欲が生まれたことで恐怖心に打ち勝ったアスナの心の推移を書きたかったんだと思います。あんまり覚えてないけど……。

488氏。
描写に難がありました。次があれば、回りくどい表現はさけて、写実的に書くつもりです。


全レス返しの長文で御免。
490特厨非FAN ◆AntiT24WoA :2006/05/02(火) 03:06:07 ID:GbgIqllm
ごめんなさいw

>>487おところで、「迎える」と、「抑える」とを、勘違いしてました。
すんまそん>>461氏。


>>489
>次があれば、回りくどい表現はさけて、写実的に書くつもりです。

いえ、分からなければ読者が聞いて、作者が答えて、
これもまた、読後の楽しみの一つでもあるし、また読者と作者のコミュニケーションにもなるので、
別段気にすることもないと思いますよ。今のスタイルのままで(#⌒〇⌒#)

>>486でも言いましたが、誌的な表現がこの作品の魅力の一つでもあった訳だしv(^_^v)♪
491名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 17:21:12 ID:s8wgm4Dx
コイツぐらいにしか支持されないのは糞職人の証拠
492名無しさん@ピンキー:2006/05/02(火) 21:36:49 ID:cu61S1wQ
特厨非は天邪鬼だからねぇ…
彼はSSを評価しているんじゃなくって
評価している自分に酔っているだけだからな。
493名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 08:43:28 ID:ywxnA0uy
カップリングにも問題あったんじゃね?
本編で明日菜がふられた後だし。
最後は夢オチにした方が良かったかもw



で、いいんちょ×明日菜マダー?
494名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 12:58:50 ID:78pesdCr
ネギま好きには百合好きが多いと聞きました
495NOBOSAN:2006/05/03(水) 20:08:14 ID:pXTB2Arn
おいらはなんでもかんでもほめねーぜ
といって悪口もかかないけどもなー
496名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 01:37:33 ID:bELBmwWk
*― ―) 座薬です
GWですがちょっと用があってSS書けないので、
相関図というか関係表のようなものとかだけ置いていきます
497キャラ関係図 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/05/04(木) 01:39:14 ID:bELBmwWk
・京都にいる主要キャラの関係図
もうほとんど死亡していますが、とりあえずほぼ全員



<関西呪術協会>

近衛家(協会、No.1)
近衛詠春、近衛木乃香、桜咲刹那
<日本魔法社会の最高権威、暴走した木乃香を庇うため、亜子を投獄>



亜子&楓

V.S.

玉創りの巫女
<竹取物語の車持皇子に恋していた異能の巫女、月の眷属を異常に恨む>
<「心の中の真なる思いを現実に具現化する」能力を持つ>
<夕映曰く、「人間の弱い部分を増幅させて支配する存在」>
  |
蓬莱学団
<巫女をシンボルとした秘密結社、三条家内部に食い込んで影響力を発揮する>
<目的は日本および欧州の大戦勃発により、巫女の支配圏を拡大すること>
<首魁は三条家上層部の遠藤真紀乃>
  |
三条家(関西、No.2)
<近衛家の分家にして巨大軍閥、関西呪術協会の主力>
<巫女&蓬莱学団に影響され、英国崩壊テロと近衛家へのクーデターを実行>
  |                       三条家上層部
京都神鳴流(関西、No.3)          三条千歳(現当主)
<普段の京都守護を担当>          ├─三条こずえ(次期当主)
青山鶴子(協会理事、現在は英国滞在)  ├─ 御園生久美子
└ 青山鼎子(理事代行、三条家に協力) └─ 遠藤真紀乃
  |                                 |
元関西呪術協会強硬派                  <幹部連>(三条軍の主力)
<三条家のクーデターに協力>                 |
高司氏、華山院氏、東園寺氏              ・12大幹部
  |                           小田原、光仙、二階、
元関西呪術協会中立派            金守、鳴島さゆ&ふみ、宇島
<三条家の式神に操られる傀儡>      加賀谷、王崎、五上院、アペカ、布村
古我氏、花亭氏、大炊御角氏  
  |
元関東魔法協会穏健派
<三条家の式神に操られる傀儡>
秋桧野院氏、冬緋野院氏


えーとですね、今の話はとりあえず、亜子と楓が三条家のボスと蓬莱学団のボスと戦っているところです
498補足 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/05/04(木) 01:41:25 ID:bELBmwWk
・その他の組織、勢力など

元関東魔法協会強硬派・・・春日野院氏、夏火野院氏  <亜子が投獄された島で三条家に暗殺される>
元関西呪術協会穏健派・・・一条氏、二条氏、九条氏   <三条家の起こした爆破テロで全滅>


関東魔法協会・・・組織瓦解  関東の魔法使いたちはバラバラに逃走
英国魔法協会・・・組織瓦解から復興中
仏国魔法協会・・・英国魔法協会を復興中
オーストラリア魔法協会・・・日本に帰れない美空を保護し、みんなでテレビを見る


天ヶ崎千草・・・元関西理事、現在は失脚し逃走中
フェイト・アーウェルンクス・・・前回投下分で日本から脱出


日本政府とかマスコミとか・・・三条家の式神に制圧されるも今は解放、現在進行形で復活中と思われます
自衛隊とか米軍とか・・・とりあえず政府が復活しないと動かないでしょう


三国結社
3Aのクラスで魔法強化人間の人体実験を行っていた、日英仏の魔法使いで構成された秘密組織
亜子の真祖化や生徒たちの暴走を引き起こし、手に負えなくなり困っていた
三条家が起こした英国崩壊の混乱に巻き込まれ、英仏のメンバーは全滅
日本のメンバーは不明だが、関東魔法協会の誰か
人数不明


3A・・・亜子、楓、木乃香、刹那、美空以外は全員、麻帆良学園にいる
御園生と高司率いる関東制圧部隊を返り討ちにした



・長編の結末

長編はまだ続く予定ですが、結末の一部は保管庫の「長編 Part4その1」の冒頭に書いてあります
そのシーンの後に後日談があって亜子長編は終了します


*― ―)
ではまた、次の次の日曜ぐらいに
499名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 02:06:07 ID:A6Gk9WxB
これはわかりづらいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
500名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 03:04:39 ID:6EY5grdj
スケールでけぇぇぇ
501名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 03:12:59 ID:DWOtA+AO
オーストラリア平和すぎw
502名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 03:15:58 ID:Fu/8jpwV
俺もオーストラリアで吹いたwww
なんか毎回ラストでオーストラリアの近況を入れて欲しくなったw
503名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 06:33:41 ID:oCegPCT9
やはり、美なんとかは空気とwww
504名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 12:32:00 ID:qKfaAjfU
一度飛ばしてからオーストラリアだけ見直した。
平和だwww
505    :2006/05/04(木) 18:25:31 ID:AsSHnxya
なめんな
506名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 14:03:17 ID:3X4ZM1Kl
ちょwww
507名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 00:35:29 ID:RBNNLj+k
座薬は頭は悪くなさそう。しかしバカだ。
508名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 01:11:07 ID:6cRAOqdp
つまり漫画家でいうと伊藤明弘か広江礼威か



違うか
509名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 21:29:55 ID:NSGET1+9
座薬ってすげー自己マンオナニー野郎だな。むなくそわりーよ
自分でも恥ずかしいとか思わないのか?まあ、もちろん思わないんだろうな。お前は馬鹿だから
きもいんだよ。三条とか意味わかんねーもん出して作家きどりか?おめだいヤツだよ
お前が自分で思ってるほど座薬ってのはこのスレにとって重要な存在じゃないんだよ
むしろ目障り。気持ちが悪い。もう来なくていいんだよ。悲しくなるだろ、今みたいな生活続けてたら?
510名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 21:53:19 ID:6cRAOqdp
>おめだい
この一言でお前の底が知れた件
511名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 22:18:13 ID:bxXrfEMM
座薬ってすげー自己マンオナニー野郎だな。むなくそわりーよ
自分でも恥ずかしいとか思わないのか?まあ、もちろん思わないんだろうな。お前は馬鹿だから
きもいんだよ。三条とか意味わかんねーもん出して作家きどりか?おめでたいヤツだよ
お前が自分で思ってるほど座薬ってのはこのスレにとって重要な存在じゃないんだよ
むしろ目障り。気持ちが悪い。もう来なくていいんだよ。悲しくなるだろ、今みたいな生活続けてたら?
512名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 22:27:06 ID:6cRAOqdp
ちょwwwwwww書き直すなwwwwwwwww
513名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 23:06:53 ID:nbIQxajU
その潔さは○
514名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 00:06:01 ID:LnPFgeSS
でもID違うな
515名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 01:02:41 ID:nUxoGC66
最近、SSよりも流れが面白い件
516名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 01:04:37 ID:rZd7TL6e
最近、SSが流れよりもつまらない件
517名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 18:27:13 ID:oruv6YU3
SSがつまらない?なるほど確かにそう感じるのも仕方がないことかもしれないね
ではなぜつまらなく感じるのか…このスレには素晴らしい職人たちがたくさんいるにもかかわらずだ
それは職人が目指すものと住人が求めるものが一致していない点にあると思う
その最たる例が座薬だ。ほとんどの住人が彼に短編を書くことを求めているのに、座薬は愚かしくもオナニー的な長編に固執している
まったくもってひどい話だよ。でもこれは座薬に限った話じゃない。他の職人にも言えることだ
住人のリクエストに応えようと頑張っている職人もいることにはいるが、彼らとて全ての要求を満たせるわけじゃない
住人に対して職人が少なすぎるってことが原因の一つではあるけど、本質的な理由はそうじゃない

ずばりこのスレをつまらなく感じてしまう原因は君たち住人側にある

君たち住人は自分がどんなSSを求めているか自分自身でもわからないんだ
もしくはその本能的な欲求から必死に目を背けようとしているんだよ
君たちが本当に求めているSS…それは幼女がぐちゃぐちゃに強姦されるSSなんだよ
否定したい人もいるかもしれないがこれは真実なんだ。絶対的な真実なんだよ
君たちはペドフィリア(小児性愛者)だ!ロリコンなんて甘いもんもんじゃない!君たちは真性のペドだ!
しかしそんな自分を認めたくないばかりに「幼女!幼女を書いてくれ!」とも言えない
それに実際言ったところでそれを書いてくれる職人もいない
だから職人がどんなに素晴らしいSSを投下したところで本来的な欲求が満たされない君たちは不平不満をたれる
SSがつまらないと思うのは君たち住人がみんなペドフィリアで、それでいてそれを自覚していないことに起因しているんだよ

ん?自分は断じてペドフィリアじゃないって?

いや、認めたくない君の気持ちはわかるよ。ペドフィリアなんて完全なる社会悪だ。サイテーな存在だ
でもかなしいかな君はペドだ!君はどうしようもない人間のクズなんだよ!
こんな気持ちが悪いスレに来てしまっているのが何よりもの証拠だ
君は彼女がいるか?君たちはイケメンか?快活か?人付き合いはお上手か?
答えはノーだ。ここにいるのはコンプレックスをいくつも抱えた人間ばかりなんだ
君たちはもはや二次元でも三次元でもなく活字にまでエロスを求めるド変態だ
そんな人間がまともの恋愛ができるわけがない
ホモになったりするヤツもたまにはいるが、ほとんどがペドフィリアになるのさ
君は自分が圧倒的に優位に立てる幼女が相手じゃないと性的興奮を得られないんだよ
今はそうじゃなくてもいずれそうなる。確実にね

とまあ、こんなことを言ったところで何の解決にもならない
さっきも言ったように幼女がぐちゃぐちゃに強姦されるSSなんて誰も書いてくれないからね
しかし誰かがやらなきゃいけないことだ
このスレの住人が欲求不満のあまりいつとんでもない行動にでるかわかったもんじゃない
SSで満足させておけば、その間は社会は平和に保たれるんだ。ちょっとした…いや多大な社会貢献だ!
これはもう職人たちの使命と言ってもいいはずだ!職人たちよ!これは君たちの使命だ!
社会をペドフィリアの魔の手から守れるのは警察でも親でもない!職人たちをおいて他にはいないんだ!!
自分の内なる異常性欲の存在すらも認識できない愚かな住人たちの刑務所行きを免れさせることが出来るのは君たち職人だけだ!
さあ書くんだ!幼女が…いや!雪ちゃんがぐちゃぐちゃに犯されるSSを書くんだ!社会のために!住人のために!
いまこそ需要と供給の完全なる一致を!雪ちゃん強姦SSを書くべきときは今なんだ!!!!!!!!!!!!!!!

追記
もし誰も雪ちゃん強姦SSを書いてくれないのなら、そのときは仕方ない。この私が筆を執ろう
社会と住民と自分自身のために
518名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 19:07:12 ID:Rfunb/lz
つまり、君が読みたいわけだな?w
519名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 19:29:15 ID:oruv6YU3
そうです。僕がペドなんです。僕ひとりがペドなんです。理屈こねてごめんなさい
お願いです。書いてください!
520名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 22:44:33 ID:o+oqO1c+
PS2のゲームネタでマッサージしてたらその気になった千鶴に水着で迫られるの所望……
できれば母乳つきで。
521名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 22:47:33 ID:Ga1rNxL5
俺はこのかが、大好きだ〜 職人さん!このか!このか書いて〜お願いだ〜
522名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 22:54:39 ID:Ga1rNxL5
俺はこのかが、大好きだ〜 職人さん!このか!このか書いて〜お願いだ〜
523名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 23:06:30 ID:gFyFlqwN
私はお嬢様が、大好きです〜 職人さん! このちゃん! このちゃん書いて〜お願いです〜
524名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 23:12:20 ID:Ga1rNxL5
同志がいましたか〜感激です!こんな僕たちを助けてくれる職人さんはいませんか〜?
525名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 23:24:08 ID:Ga1rNxL5
だれかいませんか〜いるのなら少しでいいです、なにかしゃべりかけてくれませんか〜?
526名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 23:27:08 ID:Ga1rNxL5
523さん何か喋りませんか?
527名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 23:46:23 ID:GMexyYfU
*― ―) >>517を俺へのリクだと判断し、ちょっと書いてみました

「子供とチョコバナナ」
528「子供とチョコバナナ」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/05/08(月) 23:48:16 ID:GMexyYfU
(一歩踏み出して主役に・・・・主人公になるんや!!)
 もう使われていない校舎、窓から差し込んでくる温かい陽光は、輝く未来へと続く希望の道のようだった。
 亜子はついに、その一歩を踏み出そうとする。
「あ、あのっ。ナギさん」
「ハイ?」
 青年の姿をした虚像は、そう言って振り返る。
「何ですか?」
「あ、あの、会ってまだあまり時間も経ってないのに、こんなこと言うの・・・・変かもしれませんが・・わ・・私、あの、
あ・・あなたのことが・・・」
 物語の主人公になることが、果たして本当に幸せなのだろうか―――。
 当然の疑問が、亜子の決心を鈍らせる。
 例えば、何かそれなりに大規模な話の主役になったとしても、果たしてそれは自分が本当に望むようなものに
なるのか。容赦などスズメの涙ほどしかないような、殺伐として無残で悲壮な物語が延々と続いていくような運命
で、「あの時にああしていればこんなことには……」と、いつも心のどこかで後悔してしまうような修羅の道に足を
踏み入れてしまうのではないか?
 亜子の口の動きは、途中で止まった。
「すっ」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「な、何するんだよ!」
「い、いや……縄を解いて……」
 そのころ、雪ちゃんとはる樹くんは、いけない大人たち50人の集団に掴まって監禁されていた。この50人、別
に虫型式神に操られているわけでもなければ、大規模な犯罪組織の構成員でもない。
 これは、たまたま世界樹の魔力に性欲が敏感に反応してしまった男たちが、たまたまベストカップルコンテストを
見ていて2人に目をつけ、50人が同時に彼らを拉致しようとしてたまたま協力することになり、さらにたまたま真名
が監視していない世界樹魔力圏のぎりぎり外に連れ出していたという奇跡的確率によって発生した状況なのだ。
 ちなみに「2人に目をつけ」という表現は誤りではないので、そこはある意味で注意してもらいたい。
「……は、はる樹くん……怖いよ」
「う、ううっ……だ、大丈夫だよ……すぐに、おまわりさんが助けにきてくれるよ……」
 可哀想に、はる樹君も今にも泣きそうだった。
 はる樹くんと雪ちゃんは椅子に縛り付けられて背中合わせにされており、お互いの顔すら見れない。
 しかし、それでも、ベストカップルの商品のペアブレスレットをした手は、硬く握り合っているのだった。
 そんな2人に対して男たちが要求したのはまず、全員をフェラで抜くことだった。
「お、おちんちんを舐めるなんて、汚いよ!」
「お父さんのより、お、おっきい……」
 嫌悪感を示すはる樹くんと、好奇心を示す雪ちゃんは対照的だった。そこでいけない大人たちは策を弄する。何
を思ったのか、自分たちのペニスにいきなりホイップチョコや蜂蜜をデコレーションし始めたではないか。しかし、
赤黒く膨れて脈打つ肉棒にチョコがトッピングされたところで、チョコバナナというにはやはり無理がある。
 そこで新たなアイテムが登場する。
「さあ、まずはこれを食べるんだ!」
「に、苦いよぉ!」
「な、何これー! まずい!!」
 大人たちは、大人たちも理解できないビターな大人な味、カカオ99%チョコを子供たちに食べさせるという卑劣な
暴挙に出た。アホみたいに苦いアレである。
 これでは、いくらペニス付とはいえ、チョコや蜂蜜を舐めたくなっても無理はないだろう。
「さあ、お口でぺろぺろするんだ……!」
 あまりの苦さに顔を歪める子供たちの前に、いけない大人たちの欲望の塊が突き出される……!
529「子供とチョコバナナ」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/05/08(月) 23:49:27 ID:GMexyYfU
「……って、人が大勝負に出ようって時に、隣の部屋で何しとんねん!」
 亜子の怒声とともに、ネギと小太郎が部屋に乱入し、男たちを全員ぶちのめして2人を助けた。
「まる聞こえやねん。せっかくのムードどないしてくれるねん、アホぉぉぉぉ!」
「ぎゃああああああああああああああああああああ!」
 倒れた男の陰部に亜子のトゥキックが炸裂し、ネギと小太郎はその光景に戦慄した。


 そのときに飛び散ったチョコは、蟻さんが美味しくいただいたとさ。
 めでたしめでたし。


END
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*― ―) あのチョコ食ってすぐに台所に水飲みに走りました
ではまた

530名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 00:38:06 ID:/HCJ7y84
あ、あんたまさか…あのスレを?
531名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 00:55:23 ID:Q3jpGKlk
確かにあれは「チョコレート」じゃあないが、そんなにまずいかなあ。
532名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 00:55:56 ID:4TtRHQzx
GJ!あのスレの住人だったのかwww
533517:2006/05/09(火) 01:24:41 ID:gRVH/Mbo
ハァハァハァハァハァ…あんた神だよ!唯一神だよぉぉお!


       G                  J
534517:2006/05/09(火) 01:33:37 ID:gRVH/Mbo
今わかった!自分が本当に何を求めているのかわからなかったのは俺自身なんだ!
俺が本当に求めていたのは雪ちゃんじゃない!春樹くんだ!このSSを読んで俺は真実に気がついた!
俺はペドなんかじゃなかった!俺はホモなんだ!ショタなんだ!わかったぞ!本当の自分が!
ありがとう座薬!ああ!なんて言ったらいいんだ!でも本当に心から感謝してる!
ああ春樹くんかわいいよ!春樹くんかわいいよぉお――――――――――――――!
535名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 02:01:04 ID:xIfRpZ9m
>>530 >>532
ぁのスレってどこでしか。
ヒントを下さぃ。
536名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 08:18:06 ID:JL68yp35
座薬氏が向こうで何を書いてたか判別出来ねえwww
537名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 14:05:23 ID:EyAfcbU7
このちゃんが好き好きなやつら集まれー
538名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 16:57:24 ID:/HCJ7y84
>>536
まさか、あれか?
あの圧倒的な文章で他を寄せ付けない、少し停滞気味のあのSSか!?
539名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 18:15:08 ID:Tuwsyfm2
まぁ落ち着け、座薬があのスレで投下してたかまだ確定してないよな?
540名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 11:05:50 ID:9E0jKj/2
多分、座薬氏は投下はしてないと思う
あの文章力は目立つ上に、それっぽいSSはあるけど
座薬氏の好みのキャラが使われていないから

・・・言っとくけど、向こうで亜子を投下しまくってるのは別人だからな
541名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 12:04:36 ID:gMatDhfp
>>540
わかったよ。君が投下してんだろ?
542名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 12:24:43 ID:gMatDhfp
それにそんなことどうでもいい
はやく誰かSS投下しろ
543名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 17:32:52 ID:foSQAzuf
>>542ほらよ。
「ネギ先生、やらないか?」
「た、隊長…?何言ってるんですか…?」
「かまわない、私はノンケでも食っちまう女だ」
「そ、そのライフルで何を……アッー!!」
544名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 00:34:11 ID:Ar9z6c+M
>>534
普通に雪ちゃんとはる樹君の初々しいロリショタHじゃ満足できんのか?
545名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 17:32:22 ID:FZgQXIzb
>>537
お前は死ね。クズ
546ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/05/12(金) 02:35:18 ID:0N1Zueqa
書きたい題材と意欲があまりなく、最近とんとご無沙汰でした。
お遊びということで、>>543の台詞に肉付けをしつつ3レスにまとめてみました。


【魔法先生ネギま〜たつみやテクニック〜】


「ネギ先生、やらないか?」

そう、唐突に。
ネギが龍宮から持ちかけられたのは、麻帆良武闘会予選が終わってすぐのことであった。
中夜祭に参加する前に――とトイレに駆け込んだネギだったのだが、
気配を断って背後から近づいた龍宮に口を塞がれて、そのまま個室に連れ込まれてしまったのである。
綺麗に掃除されている男子トイレの個室ではあるが、二人で入るにはどうしても狭い。
ネギは背を壁に押し付けられ、前から龍宮の胸元を間近に見る格好になっていた。
ゆっくりと、龍宮がネギの口をふさいでいた手を放す。
――大声を出したら殺す――。
そんな風にも取れるような殺気を含んだ視線でネギを射止めながら。
そうして発された一言が、前述のソレであった。当然、若干10歳のネギに真意が伝わろうはずもない。
「た、隊長…? 何言ってるんですか…?」
それでも、不穏な空気と龍宮の絡みつくような視線を感じ取って震えるネギ。

「かまわない、私はノンケでも食っちまう女だ」
「……ひっ!?」
言葉と同時に龍宮の手が器用にネギのジーンズのチャックに伸びた。
淀みないしぐさでチャックを下ろし、ボタンを外すと下着と一緒に膝まで引きずり下ろす。
「あうぅ……っっ!?」
剥き出しにされたペニスを包み込む手の冷たい感触に性感を直接刺激されて、
ビクビクと熱を持って勃ち上がるネギの牡のシンボル。
「ひ、っああっ! こ、擦らないでく、くださ……んっ……!」
547ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/05/12(金) 02:36:22 ID:0N1Zueqa
立ったままで性器を嬲られる感覚に、身体を跳ねさせるネギ。
弱弱しく拒絶を続ける言葉と裏腹に、ペニスは反り立ちきっていた。
片手でペニスをしごきながら、龍宮はまず巫女服の胸元をはだけて乳房をネギの眼前に放り出す。
上着の白さと絶妙なコントラストを誇る、褐色の肌が大きく露わになった。
「っ……」
目の前でふるふると揺れる大きな胸に、急所を握られている事も忘れて見入ってしまうネギ。
その様子に薄く笑みをこぼしながら、緋袴の帯を解いていく龍宮。
しゅるしゅる、という衣擦れの音の後、緋袴はすとん、とトイレの床に落ちた。
下半身に残されたのは、足袋と草履だけ。
長い脚が、その付け根までもすべて晒される。
アスリートのように引き締まりながらも、成熟した女性のような色香を放つ下半身。
「……ン……」
僅かに脚を開き、腰を落とす龍宮。黒々と密生した恥毛に守られた秘所が、ネギの亀頭に触れる。
じゃり、しゃり……っ、くちゅ……ッ。
ただ擦り付ける行為。まずは毛質の固めな陰毛が触れ、次いで綻びかけの淫花が接触する。
「た、龍宮隊……ちょ、……っんぅ!?」
乾いた手指の感触から一転、熱く爛れ濡れた粘膜に飲み込まれる感覚。
抑えに抑えていた声が、引き絞られるようにネギの喉から発される。
「ひぃ、あっ、ぁぅぅっ……!!」
ずるずると、捕食されるように。龍宮が腰を落とした分だけネギのペニスが胎内に取り込まれていく。

ぐぢゅ、ぐぢゅ、ずぢゅっ……!! ぶちゅ、ずぢゅ、じゅぷぷっ!!
「ひ、ひぃ、あぅっ、ぅぅっ……!」
腰を相手の恥骨に打ちつけるような、上下前後に動かすピストン運動。
穿っているのは間違いなくネギの方であるのに、犯しているのは確実に龍宮であった。
「どうかな、コレは。……っ……」
「く、苦し……ひっ、あ、ぅぁ、んんっ!」
トイレの壁に背を預けきったネギをさらに圧迫するように身体を押し付けていく。
乳房を顔面に擦りつけ、腰をぐいぐいとグラインドさせて更に深く繋がろうとする。
一つ動くたびに喉を反らせて快楽に喘ぐネギの姿を、龍宮はクールな目つきで見下ろしていた。
548ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/05/12(金) 02:40:37 ID:0N1Zueqa
「――……そろそろ良いかな」
目が完全に快楽に潤みきって、頬の紅潮と発汗具合を測り頃合とみた龍宮が個室の隅に手を伸ばす。
――恐らくは最初から、今のこの状況のためにそこに置かれていたのだろう、ソレを。
龍宮の伸ばした手の先を横目で見たネギは、視界に入ったモノに度肝を抜かれた。
それは紛れも無い銃器。
昼間に、共に学園パトロールをしたときにも見た、スナイパースコープの付いた長距離狙撃用の銃。
龍宮の私物であろうそれは、まかり間違っても偽者ではないだろうと直感する。
その長い銃口が、下半身を露出したネギの尻肉を左右に割り広げて――――、

「そ、そのライフルで何を……アッー!!」


未知の刺激に、龍宮の膣内に暴発させてしまうネギであった。


おわり(未完)





以上、何も考えずにつらつらと書いてみました。
――やってることは前に書いた龍宮×ネギと変わらないような気がしますが。

「いいことを考えた。ネギ先生、私の尻に(以下略)」

までやってしまうと別スレ行きなので自粛。
良い題材を未だ探し中です。
それではまた。
549名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 02:51:41 ID:qR0JiKS5
ちょww座薬さんがザ(ryで、ベンさんは転かn(ryかよっ!!
いやGJです。お忙しいようですが、これからもマニアックに頑張って下さい
550名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 06:48:14 ID:fDDT3A8Y
>>549
ベンさんはそっちかwww
551名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 09:14:49 ID:zU2M9yrG
バロスwwwwwwwwwwwwなにやってんだwwwwwww
552名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 18:08:51 ID:b4g0cXUm
うお!!
凄え…凄えよアンタ……。
553名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 18:17:08 ID:QDgWa/lK
すまんがつまらんな
554 ◆K05j0rAv6k :2006/05/12(金) 21:30:08 ID:cfMhaIR/

初めて投下します。
ロリ夕映(14巻の回想の中で少しだけ出てきた三つ編み無しバージョン)のお話。
今の夕映やのどかも出てきます。
あと「それ誰?」となるであろう名前付の某キャラは、10巻に1カットだけ顔が出てきます。
では……



「ゆえってば、本当に変な飲み物が好きよね〜」
「な……何を今さら、ですか?」

寮の部屋、同室の3人でくつろいでいた時。唐突にしみじみ呟いたハルナに、夕映は思わず聞き返す。
彼女たちの友人関係もいい加減長い。本当に何を今さら、という感じではあるのだが。

「いやさ〜、ゆえ吉が見つけてくる変な飲み物って、他の誰かが飲んでるの見たことないからさぁ。
 そんなの作ってるメーカーもメーカーなんだろうけど……。今飲んでるソレは、何?」
「これは『とろみ海鮮スープ・中華風』です。『飲むゼリー』みたいな喉越しで、なかなか美味ですよ」
「うっわ! 中途半端に味が想像出来ちゃう分、余計ありえねぇ〜〜!
 しかもそれを紙パックからストローで飲むかァ!? も〜何考えてるかなー、この味オンチは!」 
「……味の嗜好が平均から大きく外れていることは認めますが、『味音痴』とは聞き捨てならないですね。
 こう見えても私の味覚はかなり鋭敏です。それに飲むもの全てを美味しいと感じてるわけでも無いです。
 この『とろみスープ』シリーズは、久々のヒット作ですよ」

天を仰いで大袈裟に驚くハルナ、憮然とした表情で反論する夕映。
そんな2人のやりとりを横から見ていたのどかが、おずおずと口を挟む。

「……でもゆえー、何でゆえはそんな変わったものばかり飲むのー?」
「何故って……?」
「ゆえの飲んでるのって、ふつう、見つけても飲もうとも思わないのばかりだから。
 何か、そーゆーのを飲み始めるきっかけとかあったのかなー、って……」

のどかの問いかけに、夕映は少し天井を見上げて記憶を探るような表情をした。
そして――しばしの沈黙の後、彼女の頬が僅かに赤く染まる。
……でも、それだけだ。ほとんど表情を変えることなく、再びのどかの方に向き直り、淡々と話す。

「きっかけのようなものは特にないです。強いて言えば、この学園で色々売っていたからでしょうか。
 特に図書館島の自販機。あの奇妙で豊富な品揃えは、のどかも良く知っているでしょう?」
「う、うん、でも……」
「……あれ〜〜? ゆえ、何か言おうとしたことあるんじゃないの〜?
 怖くないからさー、お姉−さんに素直に全部白状しなさい♪ ほらほらぁ♪」
「べ、別に何もないですよ。変なこと言わないで下さいです、ハルナ」

のどかもハルナも僅かな表情の変化を見逃さず、全く納得してない様子ではあったが。
夕映は黙って視線をズラし、手にした飲み物を啜る。もう2人に喋ることはない、と言わんばかりの態度。
とろみのついた中華風海鮮スープ。白く濁った粘ばり気ある液体が、ストローを伝い口腔に流れ込む。
口の中に広がる魚介類の香りと旨み。鼻に抜けるこれは、イカの香りだろうか。
ちょっとクセのある苦味、これは薬膳を意識したのか漢方のエキスを入れているらしい。
僅かに喉の奥に絡みつく感覚があったが、それさえも夕映は好ましいものと感じてしまうのだった。

「これは……久々のヒット作ですね。一般受けはしないと思いますが……」




――私の祖父、綾瀬泰造は孤独な人でした。哲学者は常に孤独なもの、とは言いますが、それにしても。
まぁ孤独だったからこそ、唯一慕っていた私のことを、あんなに可愛がってくれたのでしょうね。
その日私が訪れた時も、おじい様は書斎でたった1人、本を読んでいましたです。

「おお、夕映か。良く来てくれた」

おじい様の書斎は、そうですね、まるで図書館島の一室のような、四方を書架に囲まれた大きな部屋で。
本に埋もれるようにして暮らすおじい様。滅多に笑わないおじい様。偉大な哲学者であるおじい様。
そんなおじい様は、しかし私に対してだけは素直に笑ってくれたのです。

「その制服はどうしたのかね? いつものものとは違うようだが」
「中等部の制服が届いたので、おじい様にも見てもらおうと思って来たのです」
「そうか……夕映も4月からは中学生か。大きくなったものだな。似合っているよ、その制服も」
「そ、そうですか?」
「ああ。とても可愛いよ」

おじい様は、そう言うと私を優しく抱きしめてくれました。
本の薫りに包まれた、大きな書斎。小さな窓から差し込む、柔かな光。微かに薫る、刻み煙草の匂い。
私は、おじい様が大好きでした。この世の誰よりも、大好きでした。
そしておそらくおじい様も、私のことを……

「……おじい様」
「ん? どうした、夕映?」
「……おじい様の、おっきくなってるです」

……せっかくしみじみとしてたのに、まったく雰囲気ブチ壊しです。思春期の男の子でも無いんですから。
私と密着したおじい様、その股間が、熱く、硬く盛り上がって……

「う――夕映の制服姿、新鮮でな。思わず年甲斐もなく……」
「……まあいいです。どうせすることは一緒ですから。ほら、さっさとズボン下ろして下さい。私も脱ぐです」
「あー、夕映、今日はそのままの格好でお願いできんかね? つまり、その……」
「――おじい様も好きですね。いいですよ、でも制服は汚さないようにお願いします」

私は思わず溜息をつきました。それまでにも何度もしてきたことですし、展開は読めてはいたのですが。
祖父と孫娘、5倍以上も歳の離れた近親相姦――まあロクなモンじゃありませんです。自覚はありました。
でも情動というのは本人にとっても意のままにならぬもの。否定しても否定しきれるものではありません。
これでも互いに、葛藤のようなものはあったんですけどね。
それに普段のしかめ面から一転、子供のように素直に欲望を口にするおじい様が、なんだか可愛くて……。

書斎の真ん中に置かれた大きなソファ、そこがいつもの場所だったです。
おじい様に促されるままに、私は大股を開いてそこに座りました。
床に膝をつき、覗き込んでくるおじい様……さ、さすがにこれは、かなり恥ずかしい格好ではないでしょうか。
おじい様の目の前には、丸出しの私の股間、そしてそれを覆う小さすぎる布地が見えているはずで……

「ふふ……プリーツスカートの下に、子供らしからぬこんな下着……いけない子だな、夕映は」
「だ、だって、おじい様が、紐のパンティが好きだから……だからわざわざ、なのですよ……?」
「私のせいにするのか。ますますいけない子だ。こんな下着は取ってしまおう」
「ま、待って、おじい様ッ!」

シュルッ。私の制止にも構わず腰のヒモが解かれ、私の大事なところが外気に晒されます。
ムワッと篭っていた熱気が逃げていく感触。思わず顔が赤くなります。

「おや、もう濡れているのかね? 夕映も準備万端ということか」
「そ、そんなことないです! わ、私は、濡れてなんて……」
「嘘は良くないな。お仕置きだ」
「ひうッ!?」

ニヤリと笑ったかと思うと、おじい様の舌が私のそこをペロリと舐め上げました。
おじい様に色々教え込まれてきた私の身体は、それだけですっかりスイッチが入ってしまって……。
と言ってもその頃は、今よりなお幼い子供の身体だったのですが。我ながら歪な成長をしたものです。

「ふふふ、甘露、甘露」
「いやぁ、そんなとこ、啜っちゃダメですッ! それ以上されたら……!」

陰唇を割り広げ、おじい様の舌が縦横無尽に暴れ回ります。おじい様の口が、音を立てて愛液を啜ります。
おじい様の頭をスカートの上から押さえつけるような格好で悶えてしまいます。
舌が小陰唇を、膣口を、処女膜をなぞる度に、背筋を快感が駆け上ります。
やがて執拗なクンニリングスの末、私は一回目の絶頂に押し上げられ……声にならない悲鳴。
パタタ、と飛沫がおじい様の顔にかかる音が響きます。どうも「潮吹き」というのをしてしまったようでした。
この潮吹き、自分の個人的体験としては、失禁した時の感覚と区別が困難のように感じるです。
だからいつも、直後に激しい自己嫌悪に襲われて……私は荒い息をつきながら、おじい様に謝りました。

「あう……。おじい様、すいませんです……。顔を汚してしまいました……」
「謝罪は言葉よりも態度で示さねば意味がない。言葉はいくらでも嘘をつくものだからね。
 ほら、今度は夕映の番だ」
「はいです……」

こういう時に哲学じみた、でも実は何の意味もない言葉を口にするのは、おじい様の数少ない欠点です。
眼鏡に水滴がついたままのおじい様を、入れ替わるようにソファに座らせ、私は足元に膝をつきました。
ジッパーを下げた途端に飛び出してきた勃起。表情こそポーカーフェイスですが、こっちは素直なものです。
しかしおじい様の年齢を考えるとかなり若いと言えるのでしょうか? 私も本での知識しかありませんが。
私は迷うことなく、おじい様のソレに舌を這わせ始めました。
なんとも言えない、「雄の味」としか表現のしようのない味覚が、私の舌を刺激します。

「ああ、気持ちよいよ、夕映」
「そうですか。こちらはあまり美味しくもないのですが……おじい様が喜ぶなら」

上目遣いに見上げたおじい様の表情は、本当に蕩けそうで。
私が快感を与えているのだ、と思うと、思わず舌の動きも早くなりますです。
一通り唾液をまぶしたら、今度は口を大きく開けて咥え込みます。
最初の頃はすぐに顎が痛くなったものですが、この頃にはすっかり要領を覚えていました。
先走りの汁の変な味だけは、いつまで経っても慣れることができずにいましたが……。

「夕映……このまま口の中に出して構わんな……? 飲んでくれるな……?」
「……ちょっと待つです、おじい様」

感極まったようなおじい様の声。私ははッとすると、愛撫を止めておじい様の陰茎を握り締めました。
射精を拒む圧力と、急に途絶えた心地よい刺激に、おじい様が驚いた様子で私を見つめます。

「夕映……?」
「おじい様……こんなことを口にするのは、その、躊躇われるのですが……
 今日も、これで終わりなのでしょうか? つまり、その……今日こそは私と一緒に、その……」

そう、私は――おじい様とこんな関係を結びながらも、未だに処女だったのです。
未だに、最後の一線だけは超えてなかったのです。

――私とおじい様の関係は、いつ頃からになるのでしょう。
最初は、一緒にお風呂に入った時の、身体の洗いっこから発展したのだったと思います。
幼い頃からおじいちゃんっ子でしたからね。かなり長いこと、一緒に入っていたのですよ。
無邪気な洗いっこ、いつしかそれは性的な遊びに発展して。
その意味はすぐに理解しました。小さい頃から、教科書「以外」の本なら沢山読んでましたから。
けれど、嫌じゃなかった。未熟ながら快感もありました。何より、おじい様が喜んでくれるのが嬉しくて。
きっとおばあ様を早く亡くされ、やもめ暮らしの長かったおじい様は寂しかったのですね。

以来、私の成長に合わせ、おじい様との「秘密の遊び」はエスカレートし、書斎に場を移したのですが。
おじい様は、どこまで行っても最後の一線は越えませんでした。
私の処女を、奪おうとはしませんでした。
愛撫し舐めあい触りあい、オーラルセックスまではやっていたものの。
膣に挿入しようとはしませんでした。膣には指一本入れませんでした。肛門性交もありませんでした。

それは……まだ子供で小さな私の身体を案じて、というだけでは無かったように思います。
おそらくそれは、おじい様が私に対して抱く、相反する2つの愛情の妥協点だったのでしょう。
祖父として、たった1人の孫娘に対して抱く愛情と。
1人の男・綾瀬泰造として、1人の女・綾瀬夕映に対して抱く愛情と。
……もちろん、最後の一線を守ったからと言って、祖父としての立場が許されるわけではありません。
2人の関係が露呈すれば、2人ともオシマイです。たぶんおじい様は性的虐待の謗りを免れないでしょう。
けれどきっと、それがおじい様なりに悩み、考え、ギリギリのところで見出した妥協点だったのでしょう。

そう、これがおじい様にとってのギリギリの妥協点で――でも、それを知ってなお、私は。

「もう中等部に上がる歳です。初経も先月来ました。 時代が違えば、もう結婚が許されていた身体です。
 私のことを気遣う必要はもうないのです! そんな言い訳する必要は、もうないのです! だから!」

今のままでも、露見すれば互いの破滅の避けられない関係――ならば、いっそのこと。
おじい様を困らせないよう、強くない言葉を選んでいたはずなのに、最後は叫んでしまっていて。
床に膝をつき、涙を浮かべた私を――おじい様もまた、床に膝をついて、抱き締めてくれました。

「夕映……いつかお前は、本当に愛するべき者と出会うだろう。真に巡り合うべき相手と出会うだろう。
 あるいはその相手もまた、許されない相手かもしれない。大きな障害があるかもしれない。
 けれど、それは少なくとも、私ではないのだよ。だから」
「でも、私は」
「祖父と孫という関係を抜きにしても……私にはおそらく、時間がない」
「え――?」

おじい様の静かな言葉。覚悟と諦めの秘められた言葉。
私は思わずおじい様の顔を見つめ直しましたが、おじい様は優しい微笑みを浮かべているだけで。

「まあ、焦ることはない。物事には順番があり、今はその時でないというだけの話だ。
 ……そうだな、私だけが気持ちよくなっていては悪いな。いつものアレをやろうか」

問い返す間も与えられず。
おじい様は私を抱えながらソファに倒れこみます。そのままクルリと私の体を回転。
気がつけば目の前にはおじい様の勃起したペニス、私の股間にはおじい様の吐息がかかり……
男女双方が横たわってのシックスナイン。色事48手で言えば二つ巴。まあ無駄な解説ではありますが。
オーラルセックスが「限界」だった私たちにとって、それは定番のフィニッシュの体勢でした。

「ちょっと、おじい様、誤魔化さないで下さいです……ああッ!」
「ふふ、しゃぶりながら夕映も感じていたのかな? 口腔粘膜もまた性感帯の1つだからね。
 夕映も続けてくれ」
「はいです……」

思わず流されてしまったです。私はアホです。目先の肉欲に負け、大事なことを聞きそびれててしまうなど……
……と、自分を責めつつ、私も再びおじい様のペニスをしゃぶり始めました。
陰嚢にも手を伸ばし、やわやわと揉み上げます。舌でカリ首をなぞり、鈴口をチロチロと刺激します。
おじい様も、舌で膣口をなぶったかと思うと、クリトリスを甘噛みして。私の弱いところを知り尽くしているです。

「夕映、そろそろ……」
「分かってる、です……」

互いの身体を抱いたまま、そのまま90度横に回転。女性上位のシックスナイン、逆さ椋鳥に移行します。
おじい様はソファの肘掛に頭を乗せ、私との身長差を補い、私の股間に顔を埋めます。
私はおじい様のを完全に口の中に収め、頭ごと上下にピストンさせてラストスパートをかけます。
口の中でおじい様のが一回り大きく膨らむのが分かります。私の方も、もう限界です。

「行くぞ、夕映ッ!」
「むぅッ、むむむむッ!」
(ああッ、漏るですッ! ごめんなさい、おじい様ッ!)

同時に上り詰めた絶頂。咄嗟の謝罪は、しかしおじい様のを咥えているので言葉になりません。
おじい様の精液が、私の口の中にぶちまけられます。溢れんばかりの勢い。強烈な匂い。
私も、頭の中が真っ白になって……ジョロジョロと漏れる、これは今度こそ潮ではなくおしっこです。
おじい様の顔を、服を、ソファを汚しながら、私は恍惚とした表情で、口の中の精液を飲み下しました。

「……何度飲んでも、変な味、です……」




――2年前。
私が中等部に上がるのと前後して、大好きだった祖父はこの世を去りました。
あの制服をおじい様に披露して、間もなくのことです。急に倒れて、それっきりでした。
きっとおじい様は己の死期を直感してたのでしょうね。苦しまずに逝けたのはむしろ幸いだったでしょう。

しかし、取り残された当時の私には、そんなことを思う余裕もなく。
この世界の全てが、ひどくつまらないもののように感じられていたです。
この世界の全てが、味気ないものに感じられていたです。

いや、比喩でも何でもなく……本当に味気なかったのです。味が、無かったのです。
何を食べても、味が感じられない。何を飲んでも、味が感じられない。
おじい様の濃厚な精液の味――あれがフラッシュバックのように蘇り、現実の味を吹き飛ばしてしまう。
おじい様が生きていた頃は、別に美味しいとも思ってなかったのに。思い出したりもしなかったのに――

あの頃の私は、生きている実感が極めて希薄でした。
味覚に限らず、全ての「この世界のモノ」が遠く感じられて、まるで半分自分が死んでいるようで。
いやおそらく本当に死んでいたのでしょう。死んだおじい様に、魂を引き摺られていたのでしょう。
そんなこと、あの優しいおじい様は望んでいないと分かっていたはずなのに、です。

そんな時――図書館探検部の説明会に顔を出し、のどかたちに押し切られるようにして仮入部して。
頻繁に出入りすることになった図書館島で……私は出会ってしまったのです。

「抹茶コーラ……? 何ですか、コレは……?」
「うわー、信じられないわねー。この自販機、何か変なのしかないんじゃない?」
「まともな飲みモン、あらへんやんー。普通のコーラとかお茶とかないんー?」

一緒にジュースを買いに来ていたハルナやこのかが、今とあまり変わらぬ感想を口にする中で。
私も、最初に見た時は信じられなかったです。我が目を疑ったです。アホかと思ったです。
炭酸飲料を紙パックに入れるなです。コーラをストローで飲ませるなです。最悪の組み合わせです。
でも私は、怖いもの見たさとでも言うのでしょうか? 思わず手を伸ばして……

「変な味……。誰が飲むですか、こんなもの……。
 ――って……味?! 今、確かに味がしたですか――!?」

そう。それは、おじい様が亡くなってから、初めて明確に実感できた『味』でした。
思い出に縛られていた私の舌を、現実に引き戻してくれたインパクトのある味。
心因性の味覚障害に対する、一種のショック療法になったんですね。私は思わず微笑んで、呟いたです。

「……図書館探検部、正式に入部してもいいかも、ですね。
 こんなジュースが、他にもここにあるのなら――!」

――それからです。変なジュースをわざわざ探してまでして飲むようになったのは。
その変な味、常識から大きくズレた味覚が、私がこの世界に生きていることを実感させてくれるのです――




『――この『とろみ海鮮スープ・中華風』、ぶっちゃけ、ちょっと精液に似た部分があるです。
 その粘り気、喉に絡まる感じ、魚介類の匂い、漢方の苦味……久々に思い出してしまったです。
 この手の珍品は商品入れ替えの頻度が高いので、今のうちに飲んでおいた方がいいかもしれませんね。
 図書館島でも地下2階の、一番奥まったところの自販機にしか置いて無いのですから……』

――図書館島、地下2階の奥の奥。
宮崎のどかは一冊の本を広げ、チラチラ中身を確認しながら、その休憩スペースに入ってきた。
抱えた本は、もちろん例のアーティファクト。前髪から僅かに覗く顔は、真っ赤に染まっていて。
休憩スペースに目的の自販機があることを確認すると、本に『戻れ』と命じ、カードに戻して懐にしまう。
キョロキョロとあたりを見回し、周囲に誰も居ないことを何度も確め、自販機で飲み物を購入。
もちろんそれは、『とろみ海鮮スープ・中華風』。彼女は恐る恐る一口飲むと、感慨深げに呟いた。

「これが……精液の味……? ネギせんせーのも、きっと……」

あの会話の後。気になってしまい、トイレに行くフリをしてこっそり『読んで』しまった夕映の回想。
祖父との関係にも大いに驚かされたが、しかしそれ以上に気になったのがその液体の味。
珍妙なドリンクの味を元に、乙女の妄想は果てしなく広がっていく。
ネギせんせーの精液……ネギせんせーのおちんちん……
昔の夕映みたいに、ネギせんせーのを咥えて……夕映と一緒に、夕映に教えてもらいながら……

「……何飲んでるのですか、のどか。ソレはあまり一般人受けしない味だと思うのですが」
「ひゃうぇッ!?」

妄想の真っ最中に突然声をかけられ、のどかは飛びあがる。
振り返ればそこに居たのは当の夕映。のどかの妄想を知らぬ夕映は、普段通りの醒めた表情。

「こんな奥まったところで偶然会うというのは珍しいですね。図書委員の仕事ですか?」
「あ、あの、その、あうう……!」
「私はこの自販機目当てで来たですが。ここにしか置いてないものが結構あるです」
「……あ、あたしもう行かなきゃ! ごめんね夕映ッ!」
「あ、のどか!」

淡々とした態度で自販機に向かう夕映、勝手にテンパって逃げ出そうとするのどか。
慌てすぎたのどかは、その場ですっ転んで……手にしていた紙パックが潰れ、中身が飛び出す。
『とろみ海鮮スープ・中華風』、その粘度の高い白濁した液体が、のどかの顔を直撃する。

「へぶッ!?」
「……何やってるですか、のどか。気をつけないと……」

悲鳴と共に倒れた親友に、夕映は呆れ顔で歩み寄る。
腰を抜かしたままパニックに陥るのどか、その汚れた顔を、なんと夕映はペロリと舐め上げた。

「え……」
「ほら、動かないで。綺麗にしてあげます」
「で、でも……そ、そんな……!」
「勿体無いですから。のどかがどう感じたかは知りませんが、私には好きな味ですし」
「な……な……」

ペロリ。またのどかの頬を夕映の舌がなぞり、白濁した『とろみスープ』を舐め取っていく。
もうその『スープ』がただの『スープ』とは思えなくなっていたのどかは……限界だった。

「ご、ごめん、夕映ッ! もういいからッ!」
「あ、の、のどか!」

夕映を突き飛ばすようにして、のどかはその場から走り去っていく。
その背を呆然と見送りながら、夕映は呟く。

「……全く。あんな顔で出て行ったら、誰かに誤解されますよ……?」

呟いて、ふと夕映はその『誤解』の内容に思い至る。そして思わず赤面。
実は全くそのことに思い至らず、単に綺麗にするためだけに舐め取っていたのだが――あれではまるで。

「まるで、これじゃ……!」

のどかがフェラチオをしてもおかしくない相手。その場に夕映が居合わせる可能性のある(?)相手。
そして、飲みきれずのどかの顔にぶちまけられた精液を、わざわざ夕映が舐め取りたいと思うような相手。
――そんな相手は、1人しか居ない。ここに至って、のどかの妄想と夕映の妄想が一致する。

「な……何アホな妄想してるですか、私はッ!」



それからしばらくの間。
夕映とのどかは互いの顔をまともに見られず、不審がるハルナに散々遊ばれることになるのだが。
まあ、どうでもいい余談である。
図書館島地下2階の自販機では、『とろみ海鮮スープ・中華風』が未だに入れ替えられず、残っている。
それを買うのは2人の女生徒だけに限られていたが、まあこれもまたどうでもいい話かもしれない。
564名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 23:28:56 ID:DwQW17Zn
>>554 ◆K05j0rAv6k氏
とりあえず乙です。

さて数日後に、せる×ネギを投下予定。
ダメな方が多数いらっしゃった場合には自粛します。
565名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 01:21:46 ID:1XbfhZnf
どうみても精液です。ありがとうございま(ry
566名無しさん@ピンキー:2006/05/13(土) 22:10:36 ID:D/SVYc7S
*― ―) 亜子長編part4「京都事変」

カカオ99%チョコは、友達が「これ美味いから」と言って半分置いていきました
だまされました


ちなみに、マロンのスレはいくつかROMっていますが、何も書いていません
最近では、アコー先生と某第十部の大ファンです


「三条家の挽歌、3」
567「三条家の挽歌、3」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/05/13(土) 22:11:33 ID:D/SVYc7S
 丸い肉塊の表面に人歯が溢れ出し、それがぱくりと半球に割れて口が現れる。その後ろからは、形を留めずに
どろどろと流れ続ける肉塊が、獲物を捕らえようと無数の触手を伸ばしていた。触手の表面には無数の吸盤が付
いていて、吸盤の中央には眼球が蠢いている。丸い肉塊の口から数センチはある牙が剣山のように噴き、己の舌
と肉を貫きながらも獲物に向かう。それらの背後にはさらに、巨大な肉山から放たれた怪物たちが続いていた。
 並の人間ならばそのまま呑み込まれてしまう。そんな腐肉の群れを前にしても、楓は冷静な表情を崩さない。た
だし、その数は10人に増してはいたが。
「ふん、私の可愛い子供たちを前に、微動だにできまいか!」
 楓の前方にそびえる腐肉の山はずるりずるりと前進していて、そこからぼこぼこと異形の群れを生んでいた。
 頂上に立つ真紀乃の周囲には、それを護るように怪鳥の群れが舞っている。人間を無数に混ぜた胴体に、ランダ
ムに付いている眼球や、耳や、鼻。頭の部分は白骨であり、その機能を成しているとはいえない。それらの怪物は
全て、腐肉の山の一部が真紀乃の魔法で変化されて創られたものだ。彼の魔法は、人体を自由に加工する。
「首のみにして捏ね回してやろう」
 楓を指差す真紀乃の手から、一筋の光線が放たれる。触れた者の肉体を変質させる「回復魔法」である。過度の
回復魔法により逆に人体を破壊してしまうのが、彼の主な術である。
 上からは魔法、正面からは異形の群れ。
 魔法を食らうわけにはいかないが、回避する動作をすればおそらく、異形の群れにそこを突かれる。
「ここは退くのが定石でござろうが」
 楓は十字架手裏剣に気を込めながら、すうっと前に進む。
「それは、本当に得体の知れぬ相手に限る」
 魔法を避ける形で、楓は異形の群れに駆けた。
「愚かな!」
 真紀乃が笑うが、その笑みはすぐに引き攣っていた。
「な……何?」
 楓に一瞬でも触れた異形たちは、たちどころに崩れてぐずぐずと地面に広がった。形を失い、ただ蛆に食われて
土に還るのみの、本当の意味で腐った肉になる。
 まるで魔法が無効化されてしまったような光景に、驚く真紀乃に、楓は冷酷に微笑んだ。
「壊すのではなく、解くように」
 腐肉の山を前に、楓は一歩一歩、進んでいく。
「お主の魔法は、死肉を縛り形を成すもの。ならば、それを解いてやればいい。少しだけ気の込め方を変えて、束縛
系の魔法を解くようなものでざるな。コツが分かるまで時間がかかると思ったが、なかなか、簡単でござる」
 再び繰り出される腐肉の怪物たちを、楓はあっさりと崩壊させる。
 楓はさらに、腐肉の山に進む。
568「三条家の挽歌、3」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/05/13(土) 22:12:30 ID:D/SVYc7S
「な……あぐ……」
 真紀乃は、自分が立っている腐肉の山に近づいてくる楓を見て狼狽した。
 痛覚のない不死身の怪物たちの大群を操るのは、真紀乃の最大の強みである。しかし、そのいくら壊されても復活
する怪物の、存在そのものがあっさりと解かれてしまうのでは、意味がない。
 ―――彼は甘く見ていた。鳴滝姉妹を助けるために、彼女が彼のコピーを倒した後も、どれだけの敵を乗り越えて、
どれだけ成長していたかを、過小評価していた。
「ち、ちょっと待ってほしい。確かに君は私の術を敗れるようだ。しかし、私の術がそれだけとは限らないだろう! 
そんなに迂闊に近づけばどうなるか保障はできんぞ! だから、止ま……!」
「一度戦っている相手など、怖くも何ともない。手の内が分かっているならば、いくらでも対処法はあるでござる」
 楓は笑って、
 そして、手裏剣を持たない手を翳し、
 真紀乃が立つ腐肉の山そのものを解いてしまおうと、気を込める。
 それは気の達人が、指一本で岩を粉砕するような、静かな攻撃。
 風船に針を刺したかのようだった。
 腐肉の山は沸騰したかのように泡を吹き出しながら、所々から盛大に爆ぜ始めた。
 魔力のみで縛られた悪夢の肉塊は、その縛りを解かれ、ずるずると崩れ去っていく。
「ぬああああああああああっ!」
 真紀乃の周囲を舞っていた怪鳥たちが、融合して巨大化する。真紀乃はそいつの足に掴まり宙に浮いた。さきほど
まで、真紀乃が立っていた腐肉の頂上は、ぼこぼこと爆ぜながら崩れていく。
「降りてくるでござる! 今度こそ決着をつけるのではなかったのか!」
 彼を屠らない限り、鳴滝姉妹は救われない。
 しかし、真紀乃は楓を嗤いながら、巨大な腐肉の鳥の足を掴んで、空を舞う。
「やれやれ、こんな形になってしまって残念だが、今回は引き分けにしておいてやろう! 巫女から、ここから逃げる
術式が完成したと連絡があったのでね、私は一足早く逃げさせてもらう」
 しかし、勝者の笑みを浮かべる真紀乃。
「また、どこかで会おうではないか! ここから生きて出ることができたらな! はっはっはっはっは!」
「ま、待て!」
 楓が大声で叫び、十字架手裏剣を投じようとした、その時、
569「三条家の挽歌、3」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/05/13(土) 22:14:08 ID:D/SVYc7S
 ……それは、もう消え去りそうになっていた2つの意志だった。
 心を上書きされ、既に自分自身が何なのかも分からなくなり、それでも、許してはいけないものだけは分かる。
 魔法で縛られなくなった死肉に混じってはいるが、彼女たちはまだ、生きている。


 崩れ行く腐肉の山から、半身が形を無くした2人の少女が飛び出してきた。
 腐敗した肉、身体中に沸いている蛆、爛れた顔。
 魔法の効果により、殺される寸前のところで寸止めされていた、2人の少女。
 身体に張り付いていた衣服の一部を見れば、マニアならば気付くかもしれない。
 それは、炭素繊維を編みこんでいるが、メイド服だった。


 魔法から解放された2人に、わずかに記憶が戻る。
 自分を失う前の彼女たちは、雪広財閥の私設部隊として、あやかの警備を担当していた。
 しかし、あやかが三条財閥に誘拐され、その救出のために三条園に乗り込んだのである。
 そして、妙な球体に吸い込まれ、それから……。
 あやかを救うために、三条園に乗り込んだ240人の特殊部隊。
 隊長の玲子や、樟葉、アキ、マユたちはどうなったのだろうか……。


「な、何だとっ! ビブリオンのトラップにかかっていた者がいたのか!?」
 驚愕する真紀乃の身体に、体当たりをするように飛びついた2人の少女は、腐敗した身体がぼろぼろと崩れていく
にも関わらず、彼を離さない。
「は、離せ! このゴミどもがっ!」
 腐った2人の少女の下半身が、自重を支えきれずにぶちぶちと千切れて、そのまま崩壊する腐肉の山に落ちていく。
 少女たちは骨が露出した腕を回し、腐敗して蛆で飽和した顔で、何かを叫んだ。
 それは、怒りの咆哮だった。
 破れた喉では声になどならず、ただの掠れた空気音にしか聞こえない。
 それは、彼女たちの声。
 許しがたい者への怒り。
 自分たちの大切な存在に害をなす存在への、怒り。
「ぐあああああっ!」
 少女たちは、真紀乃の首をそれぞれ噛み千切った。
 鮮血のように噴き出した血が、腐肉の山に霧のようにかかっていく。
 真紀乃の手が怪鳥から離れ、2人の少女と真紀乃は絡み合いながら、崩壊する腐肉の山に落ちた。
 怪鳥が解けて肉塊に戻り、やはり落下していった。
「ぐがあ……あああああがあああ!」
 2人の少女の命は、既に燃えつきていた。
 しかし、その腕は、まるで生者を引きずり込もうとする亡者のように、真紀乃の身体を捕らえている。
 喉を噛み千切られてパニック状態の真紀乃を捕らえるには、それは十分な枷だった。
 真紀乃が、そのまま腐肉の山に呑み込まれる。
 そして、その山は楓の目の前で、ぐしゃり、と完全に潰れた。
570「三条家の挽歌、3」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/05/13(土) 22:15:51 ID:D/SVYc7S
「………」
 潰れて辺りに広がった腐肉の中から、1人の男が起き上がってきた。全身腐肉でどろどろになっているが、それは
気にならないらしい。破れた喉は腐肉の一部をあてがい、簡易の止血までしてある。
「やれやれ、何が敗因だったかを、考えてみたよ」
 男は自嘲しながら、目の前に立っている忍の少女、楓を見る。楓は十字架手裏剣を構えながら、笑うでもなく、怒る
でもない、無感情を貼り付けた仮面のような顔で、男を見る。
「敗因は、権力にこだわりすぎたことだ。三条家で高い地位についたことはミスだったな。蓬莱学団も、結果だけを見
れば失敗だ。やはり、権力を維持しようとするのが目的になってしまう。それは手段でしかなかったというのに」
 そして、男は口を歪めて笑った。
「本当は、みなが苦しむ様子を見れれば、それで良かったのにな。くくくくく、はっはっはっはっはっは! 君の大切な
姉妹のようにね、目に入る奴のほとんどを、もうメチャクチャに、してやりたかった。それが、私の、最も古い夢だ! 
世界の全てを腐肉で埋めて、食い続けてやることが、私の夢で、願望であった。いいではないか、そんな世界!」
 楓は何も言わない。
 哀れむような視線をただ、男に向ける。
 ただ、壊したかった―――それが、この男の本質だった。
 誰もが一度は想い、そして捨て去るはずの夢を、この男はずっと持っていたのだ。
「しかし、まだ終わりではない。私は転生した。1000年以上かけて車持皇子から転生したのだ。今回の失敗はいい
経験になる。今の私が潰えようと、次の私がそれを引き継ぐ。次の私は権力に惑わされることもなく、世界の全てが
腐肉で覆われたような世界を創るだろう!そのためには、戦争を起こすしかないな、今回のように」
 楓はすっと手裏剣を構える。
「甲賀の忍よ。私は予言しよう。次の私はさらに大きな目標を目指す。そして引き起こすだろう。世界の構造が塗り
替えられるような、魔法使いも人間も巻き込むような、破滅的な戦争を。それが数十年後か、数百年後になるかは
分からないが、必ず起こしてやる。世界を腐肉で覆うために! 今の私はもう、それを決心したのだ。ここで私を殺
すことは、未来の破滅的な大戦争の引き金になるだろう。さあ、やりたまえ」


「未来は誰にも分からぬし、まだ決まってなどいないでござる。」


 楓は十字架手裏剣を構え、気を全力で込めて、真紀乃を撃った。
 男の身体は粉々に吹き飛び、腐肉の中に散って消えていく。
 復活する様子はなく、気配も完全に消失した。
「ふう……」
 楓は緊張を解き、緊張で脈が速くなった胸を手で押さえて、感嘆した。
 ここに、三条家を操り、大戦を引き起こそうと暗躍していた蓬莱学団は、完全に壊滅したのだった。


 今の私が潰えようと、次の私がそれを引き継ぐ。
 世界の構造が塗り替えられるような。
 魔法使いも人間も巻き込むような。
 未来の破滅的な大戦争の―――。



「拙者が生きている間に、また仕掛けてこい」
 楓は広がる腐肉を一瞥して、その場から立ち去る。
「地獄に叩き返してやるでござる」


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
571「三条家の挽歌、3」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/05/13(土) 22:16:58 ID:D/SVYc7S
***関西総本山***

「えっ!?」
 ようやく脱出の術式を編み出した玉創りの巫女は、自分の身体に起きた異変が、信じられなかった。
 巫女の身体は真紀乃の魔法により支えられ、日に何人も人間などを食べることで維持されてきた。つまり、真紀乃が
死んで魔法の効果が消えるということは、肉体を支える根幹が崩壊したことになる。
「あ、ぎ? が、ぁあ、があああがああがあ……ぁ……ぎぃぃ、ぃぃぃぃ!?」
 蠢く無数の腕が次々と枯れていき、何人もの人を食んだ下腹部の口が赤黒い血を吐いた。
 完成させた術式が、力を失い消滅する。
「ぎ、ぎゃあああああああああ!」
 背中が大きく裂けて、ぬいぐるみから綿が漏れるように、血と脂肪が噴き出した。そして、身体の表面がどろどろと溶
けて流れ出している。元々、1000年以上の時間の経過で、既に滅んでいる身体なのである。このままではおそらく、
何も残らずに巫女は消滅し、無力な魂魄となり流浪することになる。
(なんで、どうして………!?)
 どうしてここまで予定が狂ってしまったのかを考えれば、それは間違いなく亜子のせいだった。あの月の眷属がいな
ければ、事態はもっと好転していたのに違いないと、巫女の思考回路は結論を出した。
 亜子はおそらく、三条千歳に殺されるか封印されるかしているだろう。しかし、それだけでは足りない気がした。殺すこ
とさえ生温い。巫女をこのような目に遭わせた元凶は、その程度で済ますことなどできるわけがない。
「ま、まだ、生きてな、さぃ、よ、ぉ、、ぉぉ、、、わ、、、たし、ぁ、、わ、た、し、、、ばつを、、わ、た、しが、、、ばつ、を、、、」
 幼い少女の顔は溶けて崩れ、乳房は爛れ落ちて地面に落ちた。
 下腹部の口と尻の穴からは体液や肉片が垂れ流されて、背中からは骨や臓器までもがずるずるとはみ出してくる。
「だ、まぁ、だぁ、ぁぁぁ、、、、、まだ、お、わら、、、ない、、、、まだ、、、、、、し、な、なぃ、、、、」
 血と肉が入り混じるアメーバのようになった巫女は、崩れながらも、まだ動いていた。


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「お、お姉ちゃん」
「史伽……!」
 泣きながら抱き合う姉妹と、それを見守るクラスメイトたち。
 まき絵たちの記憶処理をしている最中に、その小さな奇跡は起きた。
「さーて、こうなったら、このかに亜子ちゃんに楓さんに刹那さん、さっさと迎えに行かないとね」
 そう言うのは、明日菜の声。
 まだ、戦いは続いているようなので、できる限り早く関西に戻らなければいけない。
 そして連れて帰るのだ。


 彼女たちを、会わせてやるために。
 人間に戻った、風香と史伽に。
572座薬 ◆LsUrNEsQeQ :2006/05/13(土) 22:17:39 ID:D/SVYc7S
*― ―) ではまた
573名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 04:03:11 ID:WM8Frx8t
消えろ
574名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 04:28:22 ID:4bsofQap
いやー 大昔 エロゲ屋消える前に言ってたじゃないか・・・。
いずれ座薬だけになるだろう・・・。

あんなものが受け入れられたら二次創作の定義というのが不可能になる。
何書いても良くなったら二次創作なんて書かないし読まないでしょ?
座薬GJ!
誰が、何を良い者だとするのは構わないけどGJの果てに有るものは
二次創作とけして相容れないものだと僕は思うんだ。
正直、座薬さんのは読んでいられません。
物語としては面白いのかもしれませんが二次創作としては認めがたいものです。

結果的に言えば2chのエロパロスレというのは量書いた奴がえらいからねぇ
ネギまで座薬が主流になればいずれ短編が駆逐され長編、中編が主流になり
最終的には座薬しか残らなくなるでしょうな。

それだけ量を書くのはそれだけですごいことなんですよ。

と、エロゲ屋がどっかで言ってた。
575名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 11:46:08 ID:SVwSve9p
長文うんぬんより……エロどこいったー、って感じが強いんだが。

バトルもドラマもエロの必然の上でならいーと思うんだけどさ。
コミックやアニメ本編よりエロス少ないってどーゆーことよ。
エロ本で連載してるマンガの如く、毎回ちゃんとした濡れ場欲しいとこよ。
逆に言えば、エロの世界ってエロさえやればギャグもシリアスもラブコメも、何でも受け入れてくれる懐の広さがあるんだし。
576肝井太:2006/05/14(日) 11:54:26 ID:6Se5Mcxs
ぶひひ!ここに投下すりゃよかったなぁ!私の体験記w
ぶひひーひーひひ!ぶっひっひひ!ふごふご!
577名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 14:10:50 ID:SKsWAS2V
超の時代の大戦フラグだな。
578名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 16:04:01 ID:Vty4qyG6
エロが足りなーい!!
579名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 16:20:48 ID:2f8f6UgE
肝井太はやくと続き書いてや
座薬よりおまえのほうがよっぽど楽しいぞw
ここじゃなくていじめスレでもいいかもな
580名無しさん@ピンキー:2006/05/14(日) 21:04:59 ID:vHiZTHN/
もういっそ足りないエロは全て短編で補う方向で
なんか座薬氏こそいじめスレ向きだと思うのだが
581名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 01:03:26 ID:sWe1GdvH
長編で毎回毎回エロが出てきたら、
それこそ展開に無理矢理感が出てくるでしょう。今ぐらいで丁度いいよー!
582楽麻 ◆jjWTI8ewtY :2006/05/15(月) 01:33:37 ID:TLRBpMxd
ここまで更新。
583名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 04:15:42 ID:jghwmBU2
更新乙です!これで座薬さんのSSが一気読み出来る!

しっかし、何故彼の投下後はこんなに人増えるんだ?
おまいら他の人の時はスルーなの?(特にアンチ座薬の人)


ま、最近は座薬さんもコミュニケーション取ってくれるから有り難い
・・・けど、某第十部の方と座薬さんが同一人物か?と微かに思ってた俺w
で、アコーの人はたしか数か月前に此処へ来たよな?ww
584名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 14:25:54 ID:lPErtysH
むしろベンジャミン氏が最近あまり来ないのが……
前回のいいんちょネタで力尽きてしまわれたのかと思っていたが
その後の見た感じ単にリアルが忙しい&ネタ切れみたいで少し安心した。
585名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 17:40:14 ID:h7gt2fJF
>ベンジャミン氏
次はどの生徒がマゾネギを犯すのか期待している俺ガイル
586名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 01:14:55 ID:JNPT9k5E
>>583
某第十部はその作者のコテをこのスレで検索してみろ。誰かわかるから。
587名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 07:36:33 ID:6RVtGV5c
>>586
わお。
588名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 19:24:24 ID:GbjHQu4E
エロゲ屋氏が来ないorz
彼の書いた陵辱物好きなのに
589名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 20:32:20 ID:/X0zQth9
>>588
あんなクズには期待するな
俺様が愚かで哀れなお前の射精を手伝ってやってもいいんだぜw?
590名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 22:14:34 ID:/X0zQth9
つまらないSSによくあること
@言動がキャラ本来の性格に合致しない
Aセリフ後の繋ぎ方を「〜と言って」しか知らない
B最初か最後に恥ずかしいポエムをそえる
Cセリフ以外は状況の説明だけで、文体に抑揚がない
Dむりに堅苦しい言葉を使おうと頑張る
E文体の人称は定まらない
Fなぜか笑いをとろうする。そして笑えない
G方言が変
H書き手が自分のSSを『小説』と呼ぶ

一つでも当てはまったあなたは今すぐSSを書くのをやめましょう
このスレはレベルが高いから心配ないと思うけどね(エロゲ屋は死ね)
591名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 22:16:52 ID:CHhgUsVZ
>>590
1、3、4、6に該当してるので止めました。
592名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 22:18:26 ID:/X0zQth9
>>591
やめないでください神様
593名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 22:19:46 ID:CHhgUsVZ
いやもう一年以上なにも書いてないから
594名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 22:29:50 ID:0Y2MuCPG
1番は解釈次第だしなぁ。
そもそもネギまは媒体によってキャラの性格かなり違うし。
アニメ版ゆえの悪女ぶりはとてもコミック版と同一人物とは思え(略
595名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 22:59:00 ID:/X0zQth9
とりあえず最低のSSを書いてみた


【辛辣な真夏の影に天使】

真夏の夜に咲く薔薇はやんごとなく美しい
甘い香りに誘われて近づくと、棘がささる
それは自由を恐れて、人が方で自分を縛るかのように。。。


もう夕方だった
「あれ〜亜子今かえり〜?」
と裕奈は言った
「うん。。。いま帰りだっちゅーねん」
と亜子は言った
あれ?なんか亜子元気ないな。そういや今日は朝から落ち込んでたような…
ん〜悩みごとかなぁ。よ〜し!聞いてみちゃうよ!
「ねえ元気ないね」
「そないなことあらへんねん」
「うそつき!さっき泣いてるの見たんだよ!」
「はぁ?なに言っとんねん・・・・・泣いてへんわ」
「あははは!いや〜ひっかかんなかたね!本当に泣いてたら反応で判断しようと思ったんだよ!あははは」
と笑いながら裕奈は言ったけど、もう夕日が沈みそうだったので、二人は憂愁の思いだったので今日は帰宅することになった
しかしそこから二分ぐらい歩いていった人気のない所で二人は強姦されることに邂逅したのだ
不意に男が藪から出現した。野生のポケモンのように突然飛び出してきたので、ポケッとしてた二人はすぐに捕まったのだ
うう…くやしいよぉ…・・・ううう・・・レイプされちゃうよお!父さん!父さん!父さん!助けて!
いやや!レイプいややねん!ナギはん!助けてやわ!助けてやわ!うち悲しいねん!
しかし二人の抵抗も無駄な努力だった
二人の浮浪者は亜子と裕奈のおっぱいを飲みながらチンチンを亜子と裕奈の処女のマンコに入れた
激痛がマンコに走り、二人は叫んだ。でも少し気持ちがよかった
浮浪者ははぁはぁ言いながら腰をすごいスピードで振ったので、亜子と夕菜はかなしいやら気持ちイイやらで複雑な気持ちになりつつも、悲しくなった
「あん!あん!あん!ふあ!ああん!あんん!抜いて!中に出さないで!父さん助けて!痛いよお!あんあんああん!」
「ふああぁあ!ふあぁぁあぁぁ・・・痛いねん!抜いてねん!うち抜いてほしいえ!あんあん!壊れる!マンコ壊れちゃうねん!」
と言いながら二人のかわいそうでかわいい二人は泣いた
でももう夜になっていたので、誰も助けてくれそうになかった
そのとき二人の浮浪者はなんと中出しをしたのだ!どぴゅどぢゅと亜子と裕奈のマンコに精子が入るのだ
浮浪者は逃げたが、二人はマンコを処女じゃなくされたのがいやで気力がなかtった
裕奈と亜子は呆然と立ち尽くして、ゆっくりと亜子と裕奈の部屋に歩いていったのだった
596595:2006/05/16(火) 23:04:12 ID:/X0zQth9
この小説はどうですか?続けたほうがいいでしょうか?
597名無しさん@ピンキー:2006/05/16(火) 23:48:49 ID:drcmLqir
単行本全部読み直すまでROMれ。
598名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 15:03:52 ID:xfJkQZag
ここまで「つまらないSS」を実現したのは驚嘆に値する、GJ!!
599名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 15:26:12 ID:JIHw4AtY
最初のポエムで吹いたwwww
600名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 16:06:52 ID:uGKLl3gy
逆にここまで条件満たせないよ、普通はw 努力方向の間違ってる神だw
601名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 17:47:35 ID:Bq5BqR2U
>>595逆にネタとして面白いw
マジでやると悲惨だが
602名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 19:36:19 ID:9/y7BAXB
ネタなのか? ネタであるなら神と呼ぼう
603名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 19:45:31 ID:5ugmJWRz
もう座薬並み。自己陶酔が。
604名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 19:53:38 ID:vTCGsfnn
ネタ作る才能あると思うよ、マジでw
605名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 20:27:08 ID:XJNw9Gt4
明日か明後日にせる×ネギ投下かな・・・
606名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 21:36:54 ID:RiYEk04M
せるって誰よ?
瀬流彦だったらお帰りください
607名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 22:08:33 ID:XJNw9Gt4
では帰ります。
さようなら・・・
608名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 22:32:58 ID:hjRaqYEu
>>595
>うち悲しいねん!

ムチャ糞ワロタw
609名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 22:36:28 ID:P77jMtMI
>>607
せる×新田なら許可する。
ネギirane
610名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 22:45:50 ID:MifWDRxw
>>595
亜子の関西弁がおかしいやろ。
「うん。。。いま帰りだっちゅうねん」


こんな関西弁聞いたことねーよ!
あと、続けない方がいいと思うんだが・・・
611名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 22:55:04 ID:U2JFeOXp
>>595
禿ワロタ
いやホントに禿てしまいそうだ
612名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 22:58:54 ID:wET7UVB+
>>595
〉抜いてねん

WWWWWWWWWWWWWWWWWWW
613名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 23:09:10 ID:/RI0Niko
>>610
あー、もし万が一マジレスなら、>>590あたりから読み直してみなw

憂愁の想い とか、邂逅したのだ とか……むりに堅苦しい言葉を使おうと頑張りやがってw
614名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 00:13:53 ID:LFzpBVrR
超が機械の手に陵辱されるのキボンヌ
615名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 01:10:25 ID:uZXrC8PH
多分>>595が真面目に書いたらかなりうまいと思うww
……座薬…?
616天使:2006/05/18(木) 19:26:02 ID:r6d8PbmL
最近、つまんないね
617名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 22:42:06 ID:vZ2a/gV4
そだね。
なんか書いてみるよ。
618天使:2006/05/19(金) 00:04:49 ID:wA7bcItW
しばらく、ごぶさたしていましたが、またもどってまいりましたよ?
619名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 07:22:34 ID:waIq9MdE
>>588
エロゲ屋氏は特厨に嫌気がして書くの辞めてしまった。
620名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 10:15:14 ID:y2jm7jcu
パルが腐女子を侮蔑する言葉を浴びせられながら、そのムチムチボディをデブヲタやガリヲタに輪姦されるのキヴォンヌ
621名無しさん@ピンキー:2006/05/19(金) 16:27:19 ID:dHVyiv4Z
>>619
エロゲ屋乙
622エロゲ屋  ◆w7Q5ywREpw :2006/05/19(金) 23:17:00 ID:brYMUtf7
>>621
あ? 俺が他人のふりしてるみてーじゃねーか!
まったく。特厨乙 ノ
623名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 01:04:11 ID:6X+fgJl1
*― ―) 亜子長編part4「京都事変」
グロの方が強いので注意


「三条家の挽歌、完結編」
624「三条家の挽歌、完結編」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/05/20(土) 01:04:59 ID:6X+fgJl1
 ―――時は少しだけ遡る。


 総本山から発射された光系殲滅魔法が、上空で交戦している2人の木乃香とハルナを捉えながら立ち昇る。
「!?」
「な、なんや!」
 巫女が操る蓬莱の樹が、地下から総本山の機能を操作しているとは、さすがの木乃香の予想の範囲外であった。
 かつて亜子に向けられて京都を焼き尽くした魔力砲の奔流が埋め尽くしていく。
「ちょ、まっ」
 本物の木乃香は咄嗟に魔力体の縛りを解いて霧状に戻り、風に飛ばされる煙のように光魔法をかいくぐる。偽物の
木乃香とハルナがシールドを張るのが見えたが、光は2人をシールドごと呑み込んでいった。まるで濁流に離れ小島
が削り取られるように消えた木乃香たちが無事とは思えない。光は上空で渦巻く巨大な乱雲の中央に吸い込まれるよ
う伸びていき、千歳の魔法と激突する。
 静寂。 そして爆音。 その瞬間、夜空は白く塗り潰され、渦巻く雲と光の嵐が空一面でスパークして消滅した。
「ふぅ、びっくりしたわ。でもこれで、決着もついたし……早く亜子ちゃんらの応援に行かんと!」
 再び実体化した木乃香の魔力体は地上に急降下し、巫女の張った丸いドーム状結界に侵入する。竜巻の爆撃で生
き残った蜘蛛たちはすぐそこまで迫っており、もはや一国の猶予もないように思われたが。
「あれ……この空間、ちょっと変やな」
 時間の流れが違うことに木乃香は気付いた。現実世界よりかなり速い。外から見れば木乃香たちは、ビデオの早送
りのように動いて見えるだろう。あの魔力体に妨害されずに総本山から脱出するための時間稼ぎが目的だと、木乃香
は思い当たる。
「待っとってな! 亜子ちゃん、楓ちゃん!」
 木乃香の魔力体はすいすいと結界の境界を破りながら、亜子たちの気配のある方向に進んでいく。


 ………そのころ、総本山の上空には空間のひび割れが生じていた。夜空がまるで黒いガラスのように割れて、中か
ら上半身だけの黒焦げになったハルナと、木乃香の魔力体が現れる。ハルナの胸には無傷のスケッチブック。ハルナ
は下半身が焼失するという致命傷を受けながらも、黄金の右手とスケッチブックは死守していた。そして、木乃香の魔
力体にかかれば、致命傷も致命傷ではなくなる。
「奈天の上溝・彼岸の糸括―――まずは命と光の源、乾いた湖、源に近過ぎた不幸、母なる大地、光らない鏡、源に
遠過ぎた不幸、13の衛兵を従えし王―――」
 木乃香の魔力体も消耗が激しいが、まだ健在である。復活した2人の周りに、再び緑色に燃え盛る隕石たちが生み
出されていく。めらめらと破滅の炎を灯して。
625「三条家の挽歌、完結編」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/05/20(土) 01:05:46 ID:6X+fgJl1

   *

 上昇して急降下した亜子が、隕石のように地面に叩きつけられた時、体内の半分から潰れる音が聞こえてきた。右
手の筋肉が破裂して骨が砕ける音、足がちぎれる音、そして内臓がほぼ同時に破裂する音、鼓膜が破れる音、眼球
が潰れる音、そして舌を噛み切る感触。音ではなく振動、衝撃としてそれは伝わり、伝わった部分をも破壊する。
「がは、ぁあぁあ、ごほっ、げほっ……あ……あぐ……あ……ぁぁ……」
 真紅に染まる亜子の顔半分の、血の海から眼球が復元されて標準を前に合わせる。目の前にいるのは枯れかけた
老人、三条千歳のみ。真祖化している亜子が少しでも本気を出せばバラバラにできそうな、ただの老人である。しかし、
できない。それどころか、その老人の手にかかれば、逆に亜子がバラバラにされそうだった。
「ごほっ…げほげほっ、げふっ! はあ……はあ……はあ………こ、こんな……」
 不可視の力でクレーターから浮上していく亜子の身体。皮膚が剥げて髪まで真紅に染まる顔にはわずかに光が戻る
が、全身は泥と血に塗れて潰れ、折れ、破れている。手足どころか指一本動かせない。それ以前に、右足は太ももから
千切れていた。破れた腹からは、今も中身がぼとぼとと流れ出している。血と体液が雨のように落ちる。
「さすがに吸血鬼最強種、頑丈じゃな」
「……う、あ……」
 薄っすらと嗤う老人を見て、亜子の顔が歪む。
 空まで持ち上げられて、落とされて、力の差を思い知らされた者が浮かべる表情。それは恐怖にも勝る絶望。
 家族を死に追いやった元凶を前にして―――全く勝てる気がしないという絶望。
「さっきまでの、威勢はどうしたんや?」
 肉塊一歩手前の亜子の身体は、ゆっくりと上空に持ち上げられていく。血と体液が亜子から逃げていく。潰れかかった
肉体のまま天に昇らされるその姿は、晒し者のようであり、絞首刑にされる罪人のようでもある。
「すまんが、巫女からよう言われとってなぁ。月の眷属は、ただでは殺すなて」
 老人が軽く息を吐くと、その空気の流れはみるみると暴風になり、スクリューのように回転する真空の刃に変わる。
「どこからがええ? やはり、その汚れた穴からかのぉ」
 回転する真空の刃がヒュンヒュンと音を立てて、片方がない亜子の足の付け根に吸い込まれた。真空刃は失禁してい
た亜子の秘所の粘膜を耕しながら、股自体をも上に向かって引き裂き始める。
「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙―――――っ!」
 張り裂けそうな悲鳴に、復元しつつあった気管が爆ぜる。首と股間から鮮血が散った。そこに次々と新しい真空刃が
飛んできて、亜子の身体を切り裂き始める。亜子は泣き叫びながら拘束を解こうとする。激痛から逃れようと足掻くも身
体は動かない。風の攻撃は続く。胸を縦一直線に抉り、手足が落とされた。復元した眼球が再び潰される。胸から内臓
まで抉り出される。背中を引き裂かれて皮膚が剥かれ、裂かれた性器と肛門が一つの裂傷でつながる。
「…………」
 亜子の皮膚は血を吸収し、再生する。
 再生した部分はすぐに根こそぎ抉られて、傷が深くなる。
 手にした治癒能力が効かなかった。 
 悲鳴が消えた。涙の源は潰された。
 まるで鳥に貪られているように、亜子の身体は風の中で朽ち果てていく。
 真空の刃はますます数を増し、亜子の身体を削り取る。
 いかに真祖とは言え、その暴風が過ぎ去った後には、何も残らないだろう。
「ふむ、口ほどにもないわい」
 千歳は暴風に呑まれている亜子に背を向け、こずえの足を抱いて歩き始める。彼はまだ、これから総本山中にいる巫女
の敵を殲滅しなければならない。たとえ味方を巻き添えにしようとも、三条家のため、こずえを復活させるためには仕方が
ない。それが巫女の望みなのだから。
 その時、まるで雷のように、白い光が上空から、亜子に落ちてきた。
「何じゃと!?」
 驚く千歳の前で、亜子を包む風が掻き消された。

   *
626「三条家の挽歌、完結編」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/05/20(土) 01:06:39 ID:6X+fgJl1
「あ……」
 あまりの痛みに自分を失いかけていた亜子の身体は、優しい肌の感触に包まれていた。
 全身に広がる温かい光と熱い鼓動は、傷つけられていた手足や恥部、顔や胸の傷をみるみる治癒していく。現実かどう
かも分からない、夢のような感触といっていい感覚。

「遅れてごめん……でも、間に合って、良かった……!」

「……木乃香」

 白い空。
 色とりどりの花畑がどこまでも広がっている。
 汚れたものは一切ない、その清廉な世界の中で、亜子は裸で、やはり裸の木乃香と抱き合っていた。
 重なり合う柔らかい胸。
 お互いの背中に回された滑らかな手。
 忘れかけていた甘い匂い。
 あまりにも純粋で、洗練されている充足感と安堵感。
 亜子が驚いた顔で木乃香を見ると、木乃香はにっこりと微笑んで、亜子を守るように抱擁を強める。
「ここは……」
 亜子はすぐに、その木乃香が魔力体だということが分かった。
 しかし、本物と同じ感触がするのはどういうことか。
「まさか、ウチの心の中?」
「うん、ちょっとシンクロした。とり憑いたって言うと嫌な感じやけど、助けるためには仕方なかったん」
 亜子ちゃんを死なせたら、ウチはどう償えばいいのかと、木乃香は泣きながら笑った。
「さあ、傷を完全に治すから、もう少しだけ、深くシンクロさせてな……」
 木乃香は目をつむり、淡い色の唇をそっと亜子に差し出した。
 シンクロするということはつまり、感覚を共にしてくれということだろうか。それがつまり、キスであると―――。
「……んっ」
 それはあまりに無垢で剥き出しな、心同士のキスだった。
 唇を合わせた2人の周りに一陣の風が吹き、花びらが2人を包むように舞い踊る。
 心同士だからこそ直接感じる、木乃香の息遣い。
 愛そのものである唾液の味。
 そして想い。

(木乃香……)

 木乃香は心の底から、亜子を救いたいと思っていた。償いたいと思っていた。
 唇を合わせながら、木乃香の心に亜子は涙する。
 ただ、その想いが嬉しかった。

(亜子ちゃん……)

 想いが通じたことを理解し、木乃香もまた嬉しい、そして贖罪の涙を流す。

「さあ、いこか」
「みんなのことに、帰らんとな」

 舞い踊る花びらが2人の肌に張り付き、ふわりとした光のドレスに変わる。

「いっしょに!」
「いっしょに!」

 2人の少女の視線が融合し、
 一帯はさらに、力強く、優しい光に満ち満ちた。

「「帰る!」」
627「三条家の挽歌、完結編」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/05/20(土) 01:08:31 ID:6X+fgJl1

   *

「うぐううううう! 一体、何が起きたんや……!」
 まばゆい光の中で爆発的に増大していく魔力を前に、千歳の顔色が一変する。「怪仙」を名乗る老人は、風に乗って
宙に舞い踊りながら、すぐさま呪文を詠唱する。それに呼応するように上空に現れた数々の雲の渦から、何百本という
竜巻の槍が光の源泉である亜子に方に降り注いだ。
 光の中から飛び出した亜子は、上空にいる千歳の方に向かっていくが、竜巻の雨がそれを阻む。
 しかし、亜子が手を一振りすると、そこから光のカーテンが生まれて竜巻たちを相殺した。何百発あたってもそのカー
テンは破れず、ついに亜子は竜巻の群れを突破する。
「何ぃぃぃ!」
 先程まで使えなかった高等魔法を操る亜子に、千歳は驚愕して呪文の詠唱を開始した。
 彼を中心に現れた暗雲は、瞬く間に空を覆いつくす。
(む……!)
 千歳の目に、亜子の姿が映りこむ。
 その亜子と重なり合う、木乃香の姿も。
 光を纏う2人の少女が、迫ってくる。
 近衛家の姫。
 闇の福音。
 それが敵として、今―――。
(真祖の魔力と、近衛の魔力と技術……そういうことかい!)
「よかろう、滅びるのは近衛か三条か。ここで決着を付けようではないか!」
 千歳は振り上げた手を、乱暴に下ろした。
 その瞬間、雲が降りる。
 空中に広がった雲が、まるで天井が下がってくるように―――空そのものが落ちてくる。
 黒雲は千歳を透り抜け、地上そのものを押しつぶさんと落下する。


「そのまま潰れてまえ! 近衛木乃香―――そして、闇の福音!」


 千歳の、最強の風系殲滅魔法。
 まるでピストン内の空気を圧縮しているように、黒雲の蓋をされた地上の圧力が変化する。
 全てを圧力が押し潰す。
 空から迫りくる暗黒が、見える範囲の全てを終に帰す。


「「負けへん!」」


 2人の少女の声が重なり、光を爆発的に噴射して黒雲に激突する。
 黒い盾に白い槍が激突するような光景。
 亜子たちと黒雲が互いを押し合う―――が、ゆっくりと、亜子と木乃香が押され始めた。


   *
628「三条家の挽歌、完結編」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/05/20(土) 01:09:32 ID:6X+fgJl1
 穏やかだった花畑に、黒い風が吹いていた。
 心を掻き乱しているのは外からの感覚、苦しみ、痛み、疲労、そして恐怖。


「くうぅぅぅ……す、すごい力や!」
「うぐ、ぐ……こ、このままじゃあ……やられてまう……」


 光のドレスが風に冒されて温もりと輝きを失い、痛く冷たい風に身体を容赦なく嬲られる。
 お互いを抱きしめながら、亜子は左手を、木乃香は右手を前に出し、前方より吹き荒れる黒い風に抗う。
 しかし、白く美しい2つの手も、風によって裂かれ、爪が砕け、赤黒い血が噴き出している。
 亜子と木乃香、その手のダメージは全く同じだ。
 お互いにシンクロして力と根性を倍増しても、現実が劣勢ならば、それは均等に2人の精神にも襲い掛かる。


「ふ、2人で、力、合わせても……」
「勝てへんの……」


 2人がそう思った瞬間に、黒い風はさらに勢いを増して吹き荒れた。


「ああああっ!」
「きゃあああああっ!」


 亜子と木乃香の頬が、風によってざっくりと切り裂かれて、悲鳴が上がる。
 光のドレスが花びらに変わって消し飛び、黒い風が容赦なく2人の身体を切り裂き、赤い飛沫を散らした。


「うぐ……」
「あ、ああ……」


 黒い嵐の中、裸体を重ねるようにうずくまる。
 風を押さえてきた手が力なく地に落ち、亜子たちを挫こうと、黒い風がさらに苛烈に吹き付けられる。


「亜子ちゃん……ウチ、最後の手段の覚悟を決めた」
「奇遇やな、ウチもや」
「まあ、シンクロしてるから、なあ」
「それなら」
「ひとつ、いってみよか」


 亜子は木乃香を噛んで、自分をも噛み、そして命ずる。
 「死力を尽くして敵と倒せ」と己と木乃香に命じ、魔力で魔力を引き出しながら、シンクロを急上昇させて―――。
629「三条家の挽歌、完結編」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/05/20(土) 01:10:49 ID:6X+fgJl1

   * 


「むううっ! まさか!」
 暗黒の雲が割れ始め、眩い光が千歳を照らす。生じた罅はゆっくりと、しかし確実に成長していき、その光景を千歳は
呆然と眺めていた。本気を出した自分の魔法が、まさか敗れ―――。


「そんな、馬鹿な! まさか、ありえん! 認めん! 認めへんぞ! さ、三条は!」


 黒雲がついに瓦解し、そこから光に包まれた少女が飛び出してくる。
 その少女の顔を見て、千歳はぎょっとして気圧された。
 三条家の長が、怪仙が、恐怖を覚えたのである。
 敵を倒すことのみを考えている顔。
 己を己で縛ってまで、敵を倒す。
 これからを生きるために。
 続くために。
 重なり合う亜子と木乃香が、千歳を見据える。


 執念。


「三条は、三条は―――絶対に、滅びはせぬ! 滅びは―――ぐふっ!」


 光が老人を貫く。
 胸に大きな穴を開けた老人は、孫の足といっしょに落ちていく。
 もう二度と、浮かび上がれぬ場所へと。


「三条殿……」
 亜子の口から発せられたそれは、中の木乃香が発したものだった。
 そのとき、結界が大きく揺れて、崩壊し始めた。亜子たちがいた場所ではない。巫女が作った結界そのものが崩壊しつつ
ある。巫女自身に何かが起きて、結界を維持できなくなったのだろう。
 ―――ちょうどそのとき、楓もまた、遠藤真紀乃を討っていたのである。
630「三条家の挽歌、完結編」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/05/20(土) 01:11:45 ID:6X+fgJl1

「和泉殿!」


 結界が消えて、離れ離れになっていた楓が近づいてくる。
 亜子はふっと微笑むと、そのままどさりと楓の胸に倒れこんだ。
「だ、大丈夫でござるか!?」
 しかし亜子は脱力した顔で、
「あぁー、長瀬さんの胸、大きいなあ……気持ちいい感触」
「ほんまや、明日菜やせっちゃんと全然違う」
 と、亜子と木乃香の声で言った。
「なっ! な!?」
「あー、ごめん、説明は後」
「今、魔力空っぽに近くて、シンクロしとらな、どっちも気失いそうなんよ……」
 楓は状況がよく分からなかったが、2人とも亜子の中にいて、限界らしいことは掴めた。しかし、悠長なことは言っていられ
ない。楓たちの周りには、巨大な鬼蜘蛛がたちが迫っているし、上空にはあの木乃香の魔力体が隕石をしぶとく量産して浮
いている。
「これからどうするでござる?」
 楓と問いに、木乃香が答える。
「とりあえず、脱出しよう……せっちゃんはウチの身体といっしょに、もうここから脱出してる。お父様は、ここに残るからええ」
「………」
 楓は亜子を背負うと、走り出す。
 脱出路を求めて。



「…………」
 楓に背負われた亜子の目から、亜子と木乃香は、少し離れた場所に散らばった白骨を眺めていた。
 それは腰が曲がった老人と思しき骨と、2本の足と思しき骨だった。
 あの空間は時間の加速が激しかった。崩壊したときに時間が、さらに加速したのだろうか。
 そこにあるのは怪仙ではない、ただの骨だ。
 その骨も、そこにやってきた鬼蜘蛛に蹴散らされ、土ぼこりに隠れて見えなくなった。



 亜子と木乃香だけが、その目に焼き付けた。
 三条家の、滅亡の瞬間を。



<続>
631座薬 ◆LsUrNEsQeQ :2006/05/20(土) 01:12:23 ID:6X+fgJl1
*― ―) ではまた
632名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 01:21:08 ID:FbDBXuXQ
633名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 01:42:11 ID:PrDWzxG7
一国の猶予って・・・。アンタ普段はどんな物書いてんだw
しかしイントネーションは違えど、亜子と木乃香なら
「「負けへん!!」」
って綺麗にハモれるね。おいしいなあ・・・。

さて、これで終盤なのかな?俺は今後も読み続けるからガンガレ!GJ!!
634名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 02:39:25 ID:eKM9jBgj
なかなかリアルだなぁ。エルフェンリートみたいw
でもそこがいい!
635名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 23:07:04 ID:SCCWo8O1
もうネギまじゃないけどな
636ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/05/21(日) 03:01:51 ID:ooVzZNsU
ネタが出ないとき用――というワケではないのですが、再び山場「だけ」のSSをば。
多分今までメインで書いたことがないはずのまき絵を選んでみました。
珍しく器物陵辱で少し痛い感じですので、苦手な方はスルーをお願いいたします。


【ONLY CLIMAX まき絵―リボン緊縛編―】


ぎちぎち、ぎちぎち。
長くしなやかな生地で出来た新体操用のリボンが、操者自身に巻きついて行動を阻害する。
それを自在に――手足のようにさえ扱えるはずの少女・佐々木まき絵は、苦しそうに息を吐いた。
「ハァ、ハァ……っ……!」
全身が、彼女のイメージカラーでもある桃色のリボンに負けないほどに紅潮し始めていた。
縛り付けられて地面に転がされた少女の姿は、普通の人間から見ればかなり奇異な姿で。

新体操部に所属するまき絵の身体は非常に柔らかい。
柔軟性を余すところなく外界に示そうと躍起になっているかのように片脚が持ち上げられ、
縦に開いた脚がI字を描くように、その膝は頬に押し付けられていた。
逃れようとばたつくたびに頬がひしゃげ、悲痛な眼差しと裏腹に滑稽な表情を作り出す。
その状態のままで両手は後ろ手にされ、雁字搦めに緊縛されて転がされてしまっているのである。
当然のように広げられる股間で、むしろ性器を突き出すようにされているまき絵。
薄いピンク色のショーツに包まれた秘所は、まき絵の荒い吐息に呼応するようにひくついていた。

汗ばむ全身。
その中でも特に熱をもった、ぷっくりと小山のようになった股間に近づく子供の顔と手。
「――ん、んっ! ダメぇ、ネギ君っ、こんなのっ……!」
身体を揺すりながら哀願する生徒にも一顧だにせず、
子供先生――ネギは、I字に開かれた脚の中央で息づくまき絵の股間の盛り上がりに――、
大きく口を開き、唇の内側に歯を隠して。間違ってもソコに傷をつけないようにしつつ、
しかし最大限の衝撃を与えるように、舌を出来る限り固く尖らせて、かぶりついた。
637ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/05/21(日) 03:03:51 ID:ooVzZNsU
「ひっ! ふぁっ、んううっっ〜〜!!」
途端、脚の指先をびくびくと震わせながら跳ね回るまき絵の身体。
ぐじゅり、とショーツの内側から熟した果実を握りつぶしたような破裂音がした。
ネギの口内にびちゃびちゃと飛び散る、凄まじい量の愛液。
一瞬で下着の色が完全に濃いピンクに染まりきってしまうほどにそれを分泌してしまったのは、
心のどこかでは今の状況を待ち望んでいたからかもしれなかった。

「まき絵さん……、これ、邪魔ですよ……ね――……」
口元からワイシャツの襟までもをまき絵の愛液でべとべとに濡らしながら、
股間から銀色の糸を引きつつ顔を上げて、縛られたまき絵を見て薄く笑うネギ。
次の瞬間、指先に渦巻いた風の一矢が刃となってまき絵のショーツの股布の部分を断ち切る。
――ぺろり。
濡れて秘所に貼り付き、食い込んでその内側をわずかに透けさせていた下着が、
いとも簡単に剥がれ落ちた。
露わになったのは、発情した中学三年生の性器。
勃起した陰核に、開いて震える陰唇と――てらてらと卑猥な肉のピンク色に光る膣口、
そしてまき絵の身体の中で唯一ピンク色から少し遠い、くすんだ色の皺の集まりである肛門まで。
重力に従って、皮が剥けるように垂れ下がっていくショーツ。
隠されていた場所がどんどんと暴かれていく。
何が起こったのか、まき絵は一瞬理解できなかった。
外気に晒された自分のおまんこがすうすうと涼しいのを感じてようやく、
性器を露出されていることを知る。
「え、――っ、えええっ!? や、あぁぁぁっ!!」

悲鳴とともに、無意識にそこを隠そうとしてか膣口と肛門が同時にきゅっ、と絞まった。
眼前でぱくぱくと動くその両穴に、ネギは目を奪われる。
――もっと、弄り倒してやりたいという欲望が湧きあがった。

手元には、練習しようとしてまき絵が持ってきたのであろう新体操用の棍棒(クラブ)が二本。
そのぼっこりとした形状を見て、思わず唾を飲み込んだ。
638ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/05/21(日) 03:05:15 ID:ooVzZNsU
彼女の股間に空いているひくひくとした穴にコレを突っ込んだら、――どんなに素敵だろう、と。
想像するだけで身震いを走らせるネギ。
強く柄を握り締め、棍棒の先を濡れそぼる秘所の入り口にあてがう。
にちゅ……、と粘質の音をたてるまき絵の下半身の唇。
招き入れるように吸い付くそちらとは逆に、まき絵の表情は恐怖に染まった。
「ダメ、ねっ、ネギ君! 私、は、初めてなのっ、っ――!!」
青ざめた顔色のまま、棍棒をねじ込もうとしてくるネギに思いとどまらせようと悲鳴を上げる。
「イヤッ、こ、こんなのっ! ひぃっ、痛っ……! あぐぅっ……!」
しかし、ネギは棍棒を沈める事を止めようとはしない。

「お願いっ、せ、せめてっ、優し――――、ッッ!!」

ずぶっ、ずぶぶうううぅぅぅっ!!
まき絵の言葉を聞くそぶりすらも見せずに、乾いた棍棒の先は完全に膣内へと埋め込まれて行った。
「ッッ!! ヒッ、〜〜ッッ!!」
引き攣った声。吸い込んだ空気で窒息してしまいそうな感覚。
大声を上げることさえままならない、引き裂かれるような痛みが身体の中心を苛む。 
まき絵の頬を幾筋もの涙が伝い、開かれた太腿には純潔を散らされた証が一筋赤く流れた。
「あ、ぁぁぁぁぁ……!!」
絶望を示すように、口を大きく広げてただ喉から搾り出される声。
気を失ってしまいたいほどの痛みが身体を支配し、まき絵の脚が目に見えて痙攣を繰り返す。
身体の中心が、酷く熱を持ってそこが傷口だと訴えていた。

一本を突き挿されただけで息も絶え絶えになったまき絵の姿を見下ろしながら、
ネギはもう一本の棍棒の先に舌を這わせていた。
(こっちは……無理矢理じゃ、入らないよね。きっと……)
開いていたところと、収縮はするが窄まったところではあまりに違うと判断するネギ。
(だったら……!)

「ラス・テル マ・スキル マギステル――……」
639ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/05/21(日) 03:06:23 ID:ooVzZNsU
小声で呟かれる魔法始動キー。
発動したのは先の下着を切り裂いたときと似た、風の魔法。
形のない風はぴっちりと閉じた肉の皺の隙間にも容易に入り込み、内側からそこをこじ開ける。
「――ひぎっ!?」
破瓜の痛みに呻き声をあげて悶絶していたまき絵であったが、
それに加えて尻の穴まで強制的に開かれようとするから堪らない。
「あ……ッ、が……やっ、何、何これぇっ!? お尻、ひ、広が……ッッ!!」

みち、みちっ……!!
「あ゙がぁ、っ、っ……!!」
閉じた巾着袋を両手で広げるように、窄まりの皺をこじ開けられて広げられていくまき絵の肛門。
必死に肛門に力を入れて窄まりに戻そうとするまき絵であったが、まるで歯が立たない。
「お尻、っ、あが……ッ! ひら、い、て……っっ!」
みちみちと音を立てて開き続け、皺が伸びきるほどに拡張されていく。
腸壁を完全に曝け出す格好になってしまうころには、
まき絵はただ息を吐いて少しでも痛みを和らげようとする以外にすることが無くなってしまっていた。

そうして湯気の立ちそうな体内を晒すまき絵に対し、ネギは棍棒を掲げて笑う。
「痛くないように、すぐに挿れちゃいますから……!」

棍棒の太さよりに見合うほどに広げられた尻穴に、棍棒が深く突きこまれる。
それと同時に、まき絵の肛門を拡張していた魔法の風の効果が途切れて――収縮を始めた。
挿入された棍棒にまとわりつくまき絵の直腸。
そしてネギは、両手を使って膣と肛門に突き挿さった棍棒の柄をぐりぐりとかき回す。

ぐじゅっ、ずぶずぶっ、ぐぢゅっ――!!
ぐぷっ、ぐぶぶっ! ずぶぶっ、ずぶ、ずぶっっ!!

「あぎヒッ、っ、熱いっ、お尻、ッ!! 痛ッ、あひ、ヒィィッ――!!」
640ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/05/21(日) 03:08:21 ID:ooVzZNsU
尻に挿入された棍棒のことで俄かに痛みを忘れかけていた膣内の棍棒までも一緒に動かされ、
再び、しかも倍加した焼け付くような痛みに苛まされるまき絵。
I字に縛り付けられた身体はバラバラになってしまいそうにがくがくと震え、
爪先は助けを求めて中空に突き伸ばされた。

「痛い痛い痛い……ッッ!! うあああァァッ! 嫌ァァァっ!!」

灼熱感が股間から全身に波及する。
身勝手極まる――しかも、自分愛用の道具を使われての陵辱に、まき絵の精神が限界に達した。
ついに、号泣と言っても良いほどに恥も外聞も無く喚きだしてしまったのである。
「嫌っ、うあっ、ッ……! もう嫌、イヤ、っっ……!!」
まき絵は滂沱の涙を流し、鼻水を啜り上げ、許しを乞うでもなくがむしゃらに嘆き続けた。
――その顔を、手を止めたネギがそおっと覗き込む。

「――――痛い、ん……ですか……?」
覗き込んだネギの表情が、まき絵の涙で滲んだ視界に映る。
目をぱちくりとさせて、恐る恐るといった具合に見えた。
やっと開放してくれると感じたまき絵は、慌てて首を縦に振る。

まき絵のその反応を見たネギが、ゆっくりと口を開く。

「じゃあ、慣れるまで続けましょう♪」

その顔に後ろめたさは微塵も見て取れず。いつもの教師としての顔と変わったところも見えず。
それが逆に、まき絵の恐怖を加速度的に煽っていく。

棍棒の白色に赤い鮮血が流れ落ちたが――、混ざって桃色にはならなかった。


おわり
641ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/05/21(日) 03:09:57 ID:ooVzZNsU
以上、こんな感じでした。
ネギが相手役をする分には陵辱でも特に抵抗なく書けることが判りました。
そろそろまた羞恥系を書きたいところです。

それではまた。
642天帝:2006/05/21(日) 04:54:09 ID:UGYelDAI
ベンヤミンさん

ttp://tokyo.cool.ne.jp/myuyan/photo.html

この人みたいの書いて。

シチュエーションは、アスニャンが、高畑先生にいわれて、高等部(共学)の美術部の
モデル役になるんだけど、相手先には、ヌードもしてくれる、と伝わっている設定でおねがいです。
じゃあパンツはいいから、下着だけでいいよ、じゃあ、上半身だけ裸になってくれればいいよ、と
高等部の男の子たちにエロい視線でみられちゃうアスニャン。
643名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 09:42:26 ID:PLV+yffV
>>642
自分で書けよ、乞食野郎
644名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 11:40:46 ID:G5F1jgeS
とりあえず某所からコピペ

アスナ「ネギ、あんた魔法使いいなのに何とかしなさいよ!」
ネギ「む、無理ですよアスナさん・・・」
ネギのアレは勃起しても小さいままだった。
アスナ「ったく自分のチ○チ○も大きくできないなんて」
ネギ「魔法ででかく出来るわけないですよ〜」
アスナ「こんな小さいの入れても全然おもしろくないわ」
645名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 15:21:18 ID:gMqQNSAH
【お前のSS】酋長ヲチスレ2【不適切】
http://ex9.2ch.net/test/read.cgi/net/1143385360/
646v3yaa ◆d4WtKA.Zvs :2006/05/21(日) 19:49:39 ID:CYfTyS7E
久しぶりに書いてみようと思ったけど、ブランクが長いと、なかなか筆が進まない…。
なので、(自分にとっては)短めのを書いてみました。
保管庫にあるエヴァ編のおまけの続きです。


647v3yaa ◆d4WtKA.Zvs :2006/05/21(日) 19:50:23 ID:CYfTyS7E
呪いの力で肥大化したネギの逸物の先端が、快楽の証を垂れ流しているエヴァの局部に向けられた。
わずか数センチの距離を置いて、準備の整った男女の性器が対峙する。
「喜ぶがいい。貴様の父親が余計な事をしてくれたおかげで、貴様も私の初物が味わえるんだぞ。但し、後でしっかり責任は取ってもらうがな、くくくっ。」
不敵に笑うエヴァが、間近に迫ったネギの逸物をちらりと見る。
『(魔力で増強されているとはいえ、まだまだ子供、奴ほどのモノではないな…。これなら、余裕だな)』
エヴァは、再び目線をネギの顔に移した。
ネギは、虚ろな目付きをしながら、はぁはぁと荒い息遣いをしていた。
既に、ネギの意識は、呪いによって完全に支配されているように見えた。
「さぁ、一気に貫くがいい、ネギ・スプリングフィールド…」
エヴァの誘いの言葉を聞いたネギは、4呼吸ほど置いてから、勢いよく、腰を前に突き出した。
次の瞬間…
「うっ…、ぎぃやぁああああああっ!!」
部屋中に、エヴァの悲鳴が轟き響いた。
「痛い、痛い、痛い、痛い…、痛いぞーーっ!!」
先程までの余裕はどこへやら、必死な様子のエヴァの叫び声がこだまする。
「ば、バカ、やめろ、そこではない…、挿入[い]れるトコロが違うだろーがっ!!」
ネギの逸物は、エヴァの恥部…、ではなく、もう少し下の方の穴…、要するに、菊門のところに、しっかりと根元まで挿し込まれていた。
648v3yaa ◆d4WtKA.Zvs :2006/05/21(日) 19:51:20 ID:CYfTyS7E
エヴァがネギを睨みつけると、ネギが何やら呟いているように見えた。
「な、何をぶつぶつ言っている。はっきり、モノを言わんかーー!!」
自分がまともに口を利けない状態にしたのを棚に上げ、エヴァがネギに怒鳴りつける。
すると、ネギの口から、絞り出すような声が漏れてきた。
「…ま、前は、父さんのものだから…、ぼくは、後ろでいいです…」
「な、何だと!?」
エヴァの顔に、驚愕の色が浮かぶ。
『(こいつ…、まさか、呪いをわずかながら、抵抗[レジスト]したというのか…。あなどれん、さすが、奴の息子だな…。っていうより…)』
「どこでこんな事を覚えた、言えっ、貴様ぁあーーっ!!」
切実な状況の中で、エヴァの至極ごもっともな疑問がネギにぶつけられる。
しかし、ネギからは、何の返答もなかった。
そうこうしている間にも、エヴァの菊門は、ネギの肥大化した逸物によって、潤滑油もなしに蹂躙され続けていた。
『(と、とにかく、この事態を打開しなければ、私のカラダが、もたなくなるっ…)』
いくら不死身とはいえ、今の自分は魔力を失った10歳の少女同然。
それに、自身が体験した事のない痛みには、やはり大きな抵抗感があった。
649v3yaa ◆d4WtKA.Zvs :2006/05/21(日) 19:52:07 ID:CYfTyS7E
エヴァは、ネギが父親に固執している事を利用しようと目論んだ。
「や、奴は…、サウザンドマスターは、もう死んだ。だから、前は貴様にやる…。今すぐ後ろから抜いてくれぇっ!」
そのエヴァの叫びが通じたのか、ネギの腰の動きが、ピタリと止まった。
ほっとしたのも束の間、ネギの口から、思いもしなかった言葉が飛び出した。
「父さんは、死んでいません…、父さんは、生きているんですっ…。父さんは…、父さんはぁあっ!」
ネギの絶叫が部屋中に響き渡った瞬間、まるで狂ったかのように、ネギの腰の動きが一気に加速した。
「うぎゃあああ、やめろぉっ!! もう、貴様の父親の事などどうでもよい…、とにかく、まともにしてくれぇっ!!」
自分の言動が、かえって火に油を注ぐ結果となってしまった事を悔いる余り、情けないくらいにエヴァがネギに哀願する。
しかし、もはや事態の収拾は困難な状態である事は、明らかであった。
『(まさか、こっちの初物まで奪われるとはっ…、油断ならん。これだから、スプリングフィールドの一族はっ…)』
今更ながら、エヴァは、ネギの血筋に因縁めいたものを感じていた。
『(こうなったら、覚悟を決めるしか、道はないっ…。あとは、なるべく早く、終わる事を祈るのみだ…)』
エヴァは、いつの間にか、ネギに下半身を大きく持ち上げられ、真上から菊門に逸物をねじ込まれていた。
ぎゅっとシーツを両手で掴み、エヴァはひたすら痛みに耐えていた。
650v3yaa ◆d4WtKA.Zvs :2006/05/21(日) 19:53:07 ID:CYfTyS7E
やがて、ネギの背中が、大きくのけ反りはじめた。
腰の動きも、小刻みになってきていた。
「はぁっ、はぁっ…、う、うぁああーーっ!!」
思いっきり腰を前に突き出し、ネギが絶頂の雄叫びを上げた。
ネギの逸物から、エヴァの直腸に、あふれんばかりの快楽の証が注ぎ込まれていく。
やがて、脈動が収まり、ネギの膝が、がくん、と折れ、ベッドの上に着地した。
「はぁっ、はぁっ…、やっと、終わったか。全く、ヒドイ目に遭った…。
おい、もういいだろう。早くどけ…、えっ?」
エヴァの菊門に突き刺さったネギの逸物は、射精を終えても一向に収まる気配がなく、依然として硬度を保っていた。
「な、何? 呪いが、解けていない、だとっ…、あっ!!」
ようやくエヴァは、事の重大さに気が付いた。
『(しまった…、こっちに射精[だ]さないと、解呪されないんだった。
と、いう事は、呪いが解ける半日間、ずっと、このまま?)』
エヴァの顔に、戦慄の色が浮かんだ。
「た、助けて、誰か、助けてーーっ!!」
ネギから逃れようと、エヴァがベッドの上で転げ回る。
すると、直腸の解き放たれたネギの快楽の証が潤滑油となって、エヴァの菊門から、ネギの逸物が、すぽん、と抜けた。
「あうっ」
勢い余って、エヴァがうつ伏せでベッドに倒れ込む。
651v3yaa ◆d4WtKA.Zvs :2006/05/21(日) 19:53:51 ID:CYfTyS7E
「あっ…」
エヴァのお尻に、熱い感覚が宿る。
きれいな色をしたエヴァの菊門から、白い粘液が、とろり、とあふれ出てきた。
しかも、その光景を、かなり恥ずかしい格好で、ネギの目の前に晒す結果となってしまった。
そして、それが引き金となったのか、ネギは、肥大化した逸物を、再びエヴァの菊門にあてがい、再びずぶずぶと挿入していった。
「あっ、あっ、あぁあ…」
もはや、エヴァに抵抗する術は残されていなかった。
バックから挿入されたせいで、肉と肉が激しくぶつかり合う音が、先程よりも一層大きく、部屋中に響き渡る。
ネギは、既にマシーンとなり果てていた。
やがて、エヴァのカラダの奥底から、痛みとは全く正反対の、別の感覚がふつふつと沸き上がってきた。
『(こ、こんなバカな…、う、うそだっ、この私が…)』
その感覚を受け入れてしまえば、楽になれる。
しかし、それは、エヴァのプライドが許さない事でもあった。
このまま、プライドを保ち続けて、長い苦行に耐え抜くか、それとも、いっその事…。
エヴァの頭の中で、相反する意識がぶつかり合う。その間にも、その感覚は、一際大きくなってくる。
そして、遂に、臨界点に達してしまった。
「うぁあっ!! あ…、あぁあん…、い、いいぞ、ぼうや、もっと、もっとぉ…、はぁあ〜ん…(はぁと)」
それは、エヴァの悲鳴が、嬌声にスイッチした瞬間だった。
甘い喘ぎ声を漏らすエヴァの口元に、妖しい笑みが浮かび上がる。
ネギの逸物が菊門から出入りするタイミングに合わせて、エヴァが自らの腰を前後に揺らし始める。
まるで坂道から転がり落ちるかの如く、エヴァは加速的に、快楽の波へと溺れていった…。
652v3yaa ◆d4WtKA.Zvs :2006/05/21(日) 19:55:59 ID:CYfTyS7E


「…う、あ、あれ?」
ベッドの脇に置かれた椅子の上で、普通に衣服を着た状態で目覚めたネギは、辺りがすっかり暗くなっている事に気が付いた。
「お目覚めですか、ネギ先生?」
「わっ…、ちゃ、茶々丸さん? ぼく、ずっと寝てました?」
茶々丸は、無言でこくりと頷いた。
「そういえば、ぼく、エヴァンジェリンさんに叱られたような気が…、あ、あれ?」
ネギはしばらく思索してみるものの、どうしても何も思い出せなかった。
「そ、そうだ、エヴァンジェリンさんは?」
「マスターは、無事です。今はお薬を飲んで、ぐっすりとお休みになっています。」
ネギが、ベッドに横たわるエヴァを覗き込む。
すぅすぅと、静かな寝息を立てているエヴァの寝顔は、心なしか、微笑みを浮かべているように見えた。
「よかった、それじゃそろそろ、失礼しま…、はうっ!?」
椅子から立ち上がろうとしたネギが、いきなり中腰の姿勢で固まってしまった。
「どうしました、ネギ先生?」
「あのっ、何故か、腰が、ひどく疲れてしまって…」
「そうですか、無理もありません、あんなに激しく…、いえ、何でもありません。」
一瞬、茶々丸の言葉にきょとんとした顔をしつつも、ネギは自らの杖をつきながら、階段を降りていった。
『いいか、茶々丸。この件に関する情報は、全て抹殺しろ。私は、ぼーやの記憶を消しておくからなっ。』
必死な形相を浮かべたエヴァの顔が、茶々丸の記憶領域からロードされる。
「ネギ先生…、ネギ・スプリングフィールド…」
ネギの後ろ姿を見つめながら、茶々丸が呟く。
しかし、エヴァの命令に反して、茶々丸の記憶領域に保存されていた、先程までの映像ファイルは、削除されずに、隠し属性とリードオンリー属性が加えらていた…。
(完)
653v3yaa ◆d4WtKA.Zvs :2006/05/21(日) 20:08:13 ID:CYfTyS7E
今回は、ここまでです。
保管庫には、まだ未完のものがあったりしますが、本編がかなり進展して
しまったので、ちょっと、今更感があるかも…。
ですが、一応、完結させる方向で書いてみます。
それでは、また。
654名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 04:15:12 ID:e2IPz+g/
…メンテの時にハカセが発見してしまいそうだなw>ファイル
655天丼:2006/05/24(水) 01:34:42 ID:pd/DLZQQ
アスニャン羞恥マダー???
656名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 11:06:33 ID:UwTXc0q+
263 薔薇と百合の名無しさん New! 2005/10/20(木) 01:53:37 ID:9/xrCSmF0
俺はやっぱり若い子の玉が好きや
今週銭湯で見た爽やかノンケリーマンの玉は良かったで
全然垂れてなくて、小さめのたこ焼きが2つ並んでる感じ
俺の爪楊枝刺したろかなっておもたわ、って誰が爪楊枝やねんw


↑こんな感じのおねがい
657名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 12:35:34 ID:7yCGY3oK
>>656
カップリングは?
658名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 16:32:47 ID:axSiVf5J
せる×新田
659名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 22:06:33 ID:7yCGY3oK
>>658
・・・スマソ。
オヤジ受けの属性無いんよ・・・俺・・・・・・
書けねぇ・・・・・・orz・・・・・・ゴメス・・・・・・
660名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 22:44:08 ID:HD/KPBoE
>>658
ぉぉ。同志ょ!
せる×新田は漏れも読みたぃっち!!
661名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 13:15:01 ID:tdcCFS0U
今週のハルナの格好はエロイ
662名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 17:12:04 ID:cp5VPvaY
でもやってるのがハルナだから萌えないw
663名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 12:19:27 ID:BZp372Bc
>>658>>660
タカミチ×新田でガチだろぉ!?
664名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 22:04:17 ID:Gshdkhgy
>>662
ヒドス
パルかわいいよパル
665名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 03:37:44 ID:ulFuBnap
*― ―) 亜子長編第4部、「京都事変」
亜子たんの本気陵辱構想中です

その前に、以前にやり残したことを


「司書再戦」
666「司書再戦」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/05/28(日) 03:39:01 ID:ulFuBnap


 ガサガサガサガサ。ガサガサガサガサ。
 それは総本山の千本鳥居を駆け上がる。


「説明するの大変やから、えい」
 亜子の顔から生えてきた木乃香の魔力体の指が、楓の後頭部にずぶりと突き刺さり、亜子と木乃香がシンクロする
に至る過程と、現在の総本山の状況を伝える。
「なんだか妙な気分でござるなー。脳に直接何かを繋げられているような……うーむ」
 亜子を背負いながら半壊した総本山を駆ける楓、しかし本山はハルナの鬼蜘蛛にほぼ占領されており、逃げ道らし
きものはない。
「よっ、と」
 飛び掛ってくる鬼蜘蛛の、頭を踏みつけて楓は飛ぶ。すると、爪先から気を叩き込まれた鬼蜘蛛の頭はスイカのよう
に割れた。
 楓が軽やかに舞うたびに、鬼蜘蛛たちは爆散してその身体を散らした。
「いやー、楓ちゃん、かなりレベルアップしとるなー。鬼蜘蛛相手じゃ勝負にならんかー」
「ほんま、戦ったらウチ、負けそうや」
「冗談でも、それだけは勘弁願いたいでござる」
「……うん。…………せやな」
 楓が冷や汗を垂らしながら、亜子と木乃香の声に応えた。亜子は楓の背に、少し眠そうな顔を埋める。
「不測の事態が起こるやも知れんので、意識だけは保っていて欲しいでござる」
「大丈夫、ちょっと疲れただけやから」
 亜子は楓の身体に、ぎゅっとしがみ付く。
「うむ。しかし、これからどうするかが問題でござる」
 無数に蠢く鬼蜘蛛、そして空には―――。
「あれの倒すのは、今の拙者たちでは無理でござるな」
 半身のハルナと木乃香の魔力体が、しつこく隕石を量産して空爆を開始しようとしていた。さすがに以前の魔力は見
られないが、それでも総本山を吹き飛ばすぐらいの攻撃は繰り出せそうである。


 ガサガサガサガサ。ガサガサガサガサ。
 それは、総本山にいる楓たちをみつけた。


「楓ちゃん、あそこ!」
 木乃香の声が響く。楓が見た先にあったのは、ぽっかりと開いた穴。それは巫女の結界内部で、亜子に撃退された
ほーちゃんが逃走した穴だった。おそらく、地下深くまで続いている。しかし、出口があるかどうかは分からない。もしも、
ほーちゃんが総本山から逃走して地上に出ているのなら、それは総本山から脱出するトンネルになり得る。しかし、
その可能性は極めて低い。地下でほーちゃんに再び遭遇するか、もしくは穴が崩れて生き埋めになるか―――。
「どう見ても地獄行きのトンネルでござるよ!」
「でも、もう時間が……」
 上空の木乃香は、今にも隕石の雨を降らしそうである。
 そして、穴の向こうからは、雪崩のような鬼蜘蛛の大群が迫ってくる。総本山周辺に散っていた蜘蛛たちが集まって
きたのだ。いくら楓でも、簡単に潜り抜けられる数ではない。
「ええい、いちかばちか! とう!」
 穴に飛び込んだ楓は、暗闇の奥へ落ちていく。
「きゃあああああああああ! 待って! ちょっと待って! きゃああああああああああ!」
「亜子ちゃん!? 落ち着いて、どうしたん!」
「ウチ、こういうのアカンねん! 胸、気持ち悪……ジェットコースターみたい……!」
「お主、真祖でござろう! そこは我慢するでござる!」
「慣れやって、慣れ。ついさっきも、三条殿に思いっきり空から落とされとったやん」
「あんなんで慣れへん! よけい怖くなってもーた! ひやああああああああああ! 助けてええええ!」
667「司書再戦」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/05/28(日) 03:40:06 ID:ulFuBnap


 ガサガサガサガサ。ガサガサガサガサ。
 それは8つの眼を持ち、少女を乗せて迫りくる。


 半泣きの亜子の頬を、何がが掠った。
 頬が切れて血が流れ出し、血は落下する亜子の頬から、上に流れていく。
 亜子の様子が一変して冷静な顔になり、背負っていた楓がその豹変に震え上がる。
 恐ろしい殺気。
 立派な真祖だ。
 それが告げている―――。
 敵がくる、と。
「銃撃、やと思う。上から。距離は100mぐらい」
 上から迫り来る敵の気配を読む亜子。楓は左右に壁を蹴ってジグザグに動き、相手を撹乱する。暗闇とはいえ、楓
も周囲の気配を読んで大まかな状況は把握している。亜子が知っていてそれを言ったのは、単なる状況確認にすぎ
ない。
「何者でござろうな?」
「ウチ、前に、この銃で撃たれたことがあるわ。そういえば、直接決着はつけてなかったかな」
 瞬間、楓の周囲が明るく照らし出された。
 地下へと続く闇。
 眩い光は上から。
 敵が、楓と亜子に狙いを定めるべく、光源を動かしたのだろう。
 落下し続ける穴の中、逃げ場はない。
「仕留めるしかないでござるな」

     *

 ガサガサガサガサ。
 ガサガサガサガサ。ガサガサガサガサ。
「逃がさないー。今度こそ逃がさないー! 今度は、私が勝つですー」
 鬼蜘蛛の巨体は土の壁を器用に駆け下りる。
 そして、それに掴まる1人の少女。巨大なライトを鬼蜘蛛の背中に設置している。全身に巻きつけた銃器の弾丸に、
腰にぶらさげたモーニングスター。背中にはハルナの羽を生やし、手には巨大な魔法銃。そして、花の周りを飛ぶ蝶
のように、少女の周囲を舞う2冊の本。
 一冊は少女のアーティファクトで、有効範囲内の相手の心を読む。
 一冊はハルナが造った兵器で、有効範囲内の相手の心を殺す。
「ふふふふ、今度こそ蜂の巣にしてやるですよー、長瀬さん、そして、「エヴァ」さん」
 前髪に半分隠れた少女の顔が、歪んだ笑みを形作る。
 クラスメイトの宮崎のどかの形をした怪物は、鋭い牙を覗かせ亜子たちを見据える。
「ハルナが創ってくれた「ブラックリスト」、今こそ、その力を見せてやるですー!」
 少女は微笑んで周囲を舞う本に、さらさらとペンを滑らせる。
668「司書再戦」 ◆FePZUCQ9Q6 :2006/05/28(日) 03:40:55 ID:ulFuBnap

     *

 ブラックリスト―――。
 のどかの黒い本、美砂や円には恐怖と畏敬の念を込められて「アレ」とだけ呼ばれていたその物体は、ハルナが非
戦闘員ののどかの為に創り与えた広域攻撃兵器。
 モデルにしたのはのどかのアーティファクト「魔法の日記帳」である。有効射程範囲は本から200メートル。その範
囲内にいる対象の名前を唱えれば、ブラックリストは自動的に対象の脳内情報を読み込み保存する。そこで対象の
名前を墨で塗り潰すと、対象の意識は墨に染まったように暗転して停止し、そのままのどかの命令を聞く傀儡に成り
果てる。解除するには、ブラックリストから該当するページを破り取らなければならない。
 即ち、攻めてくる敵の名前が分かっていれば、名前を言う→塗り潰すという数秒の動作によってその敵を精神崩壊
させて奴隷にできる。
 亜子は無人都市の戦いで、のどかの持つこの本に対抗するために、名前を変えた。結果としてそれは不発に終わ
り、史上最強の魔法兵器は使用されること無く消滅した。
 楓も学園都市が破滅するヴィジョンを見たときに、この本の恐ろしさを垣間見ている。
「名前がばれとる! 楓ちゃん!」
「あの本は……まずいでござるな!」
 楓は左右の壁を蹴ってスピードを殺すのを止め、逆に壁を蹴り上げて落下スピードを増した。
 結果として、のどかの本の200メートルの射程圏内から何とか逃れる。

     *

「しかし、もう、鬼ごっこも終わりのようですねー」
 のどかはにやりと微笑む。それは、この穴の底が近いことが予測されるからだ。
 どれだけ強力な術者であろうと、200メートル先の敵を一瞬で倒すのは難しい。ましてや、完全に足手まといの亜子
を背負った楓が、上空ののどかに反撃するのと、のどかが楓の名前を塗り潰すのはどちらが早いだろうか。楓の動き
を止めてしまえば、ろくに動けない亜子を仕留めるのは容易いだろう。
「私の勝利は決定的ですー。私の特性をハルナが描き、それを私が使う。この「司書」である私が―――」
 名前を知るだけで心を殺す。そこにはいかなる体格差も、腕力差もない。
 圧倒的なルールがあるだけだ。
「力だけが強い人が勝つような時代は、もう終わりー。これからはー、ここの差がものを言うんです」
 頭を指してのどかはにやりと嗤う。
 知性に相応しい強力なアーティファクトを与えられたという自信が、そこにある。

     *

「まずいでござるな……」
「どないしょう……」
 亜子と楓は呆然と、迫りくる「底」を眺めていた。
 幸い、ほーちゃんはいなかった。
 しかし、底で止まれば、すぐにのどかの本の射程圏内に入るだろう。
「……そんな、ここまで来たのに、やっぱりアカンの?」
 木乃香の声に、答えは返ってこなかった。



 数秒後―――。
「ふっふっふ、あははははははははは、私の勝ちですー」
 ブラックリストにより、穴の底で倒れている楓と亜子と、勝ち誇りながらそれを見るのどかの姿があった。
 亜子と楓の名前を塗り潰した黒い本が、のどかの手に握られている。
 彼女たちが着地して1秒後に、2人はのどかの本の射程に入った。
 のどかへの抵抗は無かった。
 2人は寄り添うようにして、倒れていた。


「魔法の本が叶えてくれる―――ハッピーエンドは、もうすぐそこ」


(続)
669座薬 ◆LsUrNEsQeQ :2006/05/28(日) 03:42:20 ID:ulFuBnap
*― ―) 「ブラックリスト」は長編その3ぐらい参照
存在していただけで、実際は一回も使われないままでした

亜子たん陵辱の器具や責め方のネタあったら言ってください
流れ的に可能ならば使わせてください
ではまた
670天丼:2006/05/28(日) 06:21:21 ID:QysnKiWz
座薬というスケベな物書きに捕獲されて、さんざん自分が陵辱されつくすエロ小説を
クラスメートの前で音読させられる、責め方をキボンヌ
671名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 19:32:59 ID:JfimPA+0
バレに今週の来てたんだけど、今週の内容の発展で
エヴァとネギのSSを誰か作ってくれないかな〜
672名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 21:22:48 ID:CR+mje25
エバも手垢が付いた感があるからなぁ。とりあえずどんな話なのか聞いとこうか
673名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 23:09:29 ID:GtyoTD6b
>>671
あそこまで本編でやられちゃうと、逆に膨らませにくい。書き手としては。
むしろあのお姉さんたちのキャラを膨らませた方が面白いかな……?
674名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 00:10:14 ID:CXpzeij6
>>669
器具じゃないけど巨大なウツボカズラに責められるのをキボンしてみる
675名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 00:51:22 ID:2ElT8Mzq
>>669
これも器具じゃないけど、他のキャラとも絡ませてほしい。
お互いに励ましつつ耐えるような。

後は触手系希望。
これもまったく器具じゃないな。
676名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 01:01:46 ID:xnGsUbuO
どうせやるなら生体解剖だよ
677名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 01:25:11 ID:rSrtQME1
あまりに混沌としてきたのでそろそろ虎眼先生が出てくるのではなかろうかと期待




やってくれた喃 座薬!
678名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 02:40:07 ID:VrEePv0e
てゆーか、これって木乃香も巻き添え?
うはww一粒で二倍オイシスwwwww
679名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 03:07:22 ID:QVvxtzJC
座薬さん、良かったですね。二匹も釣れてますよ
680歌うたい ◆musicLMbXc :2006/05/29(月) 04:30:37 ID:VrEePv0e
>>679
女子寮事件の頃から釣られてますが、何か?
681名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 04:33:09 ID:VrEePv0e
よし、ミスって自分にレスした辺りが本人証明になるだろうorz
682名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 06:45:57 ID:flNJS9es
いや、別に安価は合ってるが。
わざわざ無様なこったwww乙!
683名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 09:03:35 ID:VrEePv0e
うん。間違ってなかったね。何やら前にレス?もらったから
レス返しもかねてコテつけたら、このざまじゃよ(´・ω・`)

恥かきついでに質問。百合って需要ある?
あるならやってみたいなあ、と
684名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 20:52:18 ID:DP/Au7JJ
↑ドジッ子属性が萌える。

百合は需要あるどころか、このスレの主流。ぜひ読みたい。
685名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 22:18:23 ID:g2MLOEwV
座薬×歌うたいキヴォンヌ
686名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 01:12:06 ID:kVJHMPae
どうせあこゆなだろ
687天使:2006/05/30(火) 01:13:41 ID:yM+m+4es
きょうは一日中、GBAのネギま2をエミュでやってたよ。
次はがんばって、PSソフトもやる予定。これからもよろしくね!
688座薬×歌うたい:2006/05/30(火) 01:36:53 ID:UVIGkYuJ
「や、やめてくださいっ!来ないでくださいっ!」
歌うたいは後ずさりしながら、震える声で叫んだ
「なんで?君が誘ったんだろぉ?なんかドジっこ属性なんて見せつけちゃってさぁ」
「ちがっ!ぼ、俺は本当に間違えただけで!本当にそんなつもりなかったんです!」
歌うたいの目じりには涙が光っていた。彼は心底座薬が怖かったのだ
それもそのはず座薬は既に全裸で、彼の巨大なイチモツは凶暴にそり上がり、天を衝いていた
両者の体格差は歴然で、巨漢でムキムキな座薬に比べると、歌うたいはあまりに華奢だった
ところで歌うたいはエロパロでも随一の美少年で、そこらの女をはるかに魅力的だった
スラリとした手足、小さく引き締まったお尻、まるで絹のような光沢の黒髪
顔のパーツはどれをとっても申し分なく、特に彼の目には言葉では説明できない魅力があった
座薬は前々から歌うたいの尻を狙っており、今回の些細な出来事も彼の溜まりに溜まった性欲を爆発させるには十分だった
「はぁはぁはぁ…歌うたいぃ〜君は本当に美しいな…本当に男の子なのかな…?お、おお、俺が確かめてあげるね」
「こ、来ないでください!いやです!ぼ、僕男の子なのに!こんなのおかしいです!」
「だ、黙れ小僧っ!ごちゃごちゃ言うな!俺はエロパロの重鎮だぞッ!逆らったらお前の居場所はなくなるぞ!」
「――!ひ、ひどいです!僕が貧乏な田舎の家族を養うために職人をやってるのを知っているくせに!」
歌うたいはポロポロと大粒の涙を流しながら叫んだが、その涙も常軌を逸した性癖を持つ座薬にとって嗜虐心を煽るだけだった
「ふふ…ふふふっ!たまらないね…ますます君をグチャグチャに犯したくなってきたよッッ!」
そう言うと、座薬はいきり立った男根を振りかざして、歌うたいに飛び掛った
「わあっ!や、やめっ!やめてよっ!ひゃあ!き、気持ち悪い!気持ち悪いよお!」
「何が気持ち悪いだ!そんなこと言う口はこうしてやる!」ぶちゅう
「んぶっ!んー!んっ!」
それはキスというにはあまりに乱暴で、座薬は唇や舌をしゃぶるだけでは飽き足らず
歌うたいに自分の唾液を無理矢理飲ませようとしていた
歌うたいの美しい顔はたちまち座薬の唾液で汚され、その可愛い口からは飲みきれなかった座薬の唾液があふれ出ていた
「ぷはっ!ふふ…おいしかったよ。本当に美味しい唇だ…ハァハァ」
「う…うっう…もう…もうやめてくだ…んぶっんんっ」ブチュウぅ〜
座薬は歌うたいが言い終わらないうちに、再び彼の唇にむしゃぶりついた
歌うたいは必死に座薬を押しのけようとしたが、歌うたいの細腕では座薬の巨体はびくともしなかった
泣きながら必死に抵抗する歌うたいは不思議な色気を帯びて、その光景は“美女”が野獣に犯されてるようにしか見えなかった
座薬は歌うたいの抵抗をものともせず、次々と服を剥ぎ取っていき、遂には歌うたいを完全に裸にしてしまった
その悲痛な表情とも相まって、歌うたいの少し病的なほどに白い肌は、凄まじく妖艶だった
689座薬×歌うたい:2006/05/30(火) 01:37:35 ID:UVIGkYuJ
座薬は今にも射精しそうな男根を歌うたいのアナルに押し付けた
始めは歌うたいの身体を存分に堪能してから犯すつもりだった座薬だが、歌うたいの裸体を見たとたん射精が我慢できなくなったのだ
「ああっ!いやだ!いやだ!いやだッ!やめてっ!座薬さんっ!座薬さんやめてっ!怖いよぉ!いやだよっ!座薬さんっやめてぇえ!」
「はぁ…はぁ…お前が…お前が悪いんだ…かわいいから…お前があっ!ふぅうっ…ふうっふんっ」
座薬はゆっくりと亀頭を歌うたいのアナルに沈め始めた。座薬の巨根はゆっくりとしかし着実に吸い込まれていく
「ぐ…あ…ぅ…ぐっ!痛ぃ…」
「まだ半分だぞっ!ほれぇ!」ズブゥ!
「っ!!ああっあ!がっ!あっあ…あぁぁ!!ぐっ…あっ!」
「全部入ったよ…ふぅ…ふぅ…じゃあ動くぞ!!」ズコズコズコズコ
「っああ!!やめっんっ!あっん!ぐっうっ!あっあん!あ、あっあぁぁぁあぁあああ―――!」
激痛と恥辱に泣き叫ぶ歌うたいを気遣う様子もなく、座薬はただ激しく激しく腰を振りまくった
「ふっ!ふっ!ふんっ!さ、最高だよ!最高のアナルだよ!美しい君に相応しい最高級のアナルだっ!ふんっ!ふんっ!」
座薬は歌うたいを四つんばいにして、腰の動きに合わせグイグイと歌うたいの華奢な両肩をひきつけた
いまにも座薬は絶頂に達しようとしていた
座薬は決して早漏ではなかったが、歌うたいのアナルの具合が良すぎたのだ
座薬は歌うたいを四つんばいにしたまま、背後かその折れそうなほどに細い身体にしがみ付くと、また一段と腰を激しくと動かし始めた
「痛い!痛いぃ!あっあ!やめっぐぅ!やめてよお!あっうぐ!ううっあ!痛いぃ!やめてぇえー!」
「歌うたいっ!いくよ!イクよ!あっああ!ああ!あぐっぐぐ!あぁあ―――――――――――――――――っ!」
座薬は嫌がる歌うたいの体内に精液をたっぷり注ぎ込んだ。それは信じられないほどの量で、座薬の射精は5分も続いた


この一件以来、歌うたいは完全に座薬の肉奴隷となり、街中でも執筆中でも座薬の気のままに強姦された
その後歌うたいは何故か妊娠したので、強制的に結婚させられ、一生座薬に可愛がられましたとさ。めでたしめでたし
690座薬×歌うたい:2006/05/30(火) 01:38:25 ID:UVIGkYuJ
正気でやった。今もまったく反省してない
691名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 01:42:41 ID:08/y8gyd
GJ! 超GJ!
692名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 01:43:40 ID:zvcGY3un
萌え死んだwww
693名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 01:45:33 ID:YqSEPVN5
TOPMAN乙
694歌うたい ◆musicLMbXc :2006/05/30(火) 01:57:16 ID:Yjf3rEC1
>>684
ラジャ。やってみます
>>685
ちょwwお前のせいでえらいことにwwww
>>686
美砂×円の予定だが、いつものやっていいの?

>>690
ぅおいっ!!俺を笑い殺す気かww無駄に文章力使いやがってコンチクショウ、超GJ!!

代わりに謝っておく。座薬さんごめんなさい



でわ、ちょっくら作ってみます
695TOPMAN:2006/05/30(火) 02:54:55 ID:UVIGkYuJ
>>693
うふふ、こいつは驚きだな。まさか再びその名で呼ばれようとはね
もう誰も覚えてないと思っていたが、君だけが覚えてくれたいたようだ
たとえ君が憎しみのために俺を記憶に留めていたのだとしても、その名を呼んでくれた君に感謝

>>座&歌両氏
あの…なんと言うか…その…ご、ご入籍…お、おめでとうございます…
座薬氏は…その…歌うたい氏に乱暴しすぎないようにしてくださいね…はは…
で、では!本官はこれでっ!
696名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 03:21:22 ID:hTyUn564
まあ、不死身・再生属性もってるなら
はっちゃけて生体解剖ネタに一票
最後は開頭して脳をすこしずつ掻き出してみるとか
…自分で書いててガクガク(((( ;゚Д゚))))ブルブル
697名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 08:04:34 ID:K1nDslrL
>>690
テラGJ!

ちなみに俺はTOPMANの隠れファン。エロパロ界のサド侯爵と崇めている。

座薬氏の深淵を覗いてみたい。
698名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 17:29:16 ID:2R8PyBYy
ネギまネタ書けよおまいらw
699名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 19:12:45 ID:yM+m+4es
以上すべて、座薬によるつまんない自作自演でした
700名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 19:57:02 ID:aKKCVWzr
まあスレも23本目となれば、多少のマンネリ化は仕方ないやね。

そろそろ革命が起こりそうな予感。
701名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 21:03:10 ID:08/y8gyd
座薬さん、もう自演はやめてください
702名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 22:48:00 ID:zvcGY3un
>>700
ここで座薬革命ですよ
703名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 00:00:30 ID:DPEWLL6f
…10歳のまま成長が止まり、更に再生能力が凄いって事は

……エヴァってヤル度に破Qすんのか?
704名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 00:22:50 ID:7Tiib0I+
はきゅう?破瓜?
705名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 00:33:50 ID:8BiMecK2
先に謝っとく。乱文スマソ


あっひゃっひゃっひゃっひゃヽ(゚∀゚)ノ
エヴァ様マンセー!ドール萌えー!
706名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 00:40:37 ID:5Rm8yN02
破瓜は「はか」って読むって知ってるよね………?
まさか素で読めなかった…………>>703
707はうり:2006/05/31(水) 01:22:38 ID:EdrkmI0L
おれなんかずっと「はしょう」ってよんでた。変換されないからいつも「はうり」って入力してた。
「はか」なのか、そうなのか、エロパロって勉強になるね。
708名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 04:43:36 ID:q29ve4M4
ここはリア厨ばかりのインターネットですね
709名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 10:19:29 ID:y3TjydDm
エヴァの処女膜、煮て食いたい。
710名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 13:26:00 ID:VaryuYQL
幻術エヴァ様の方が好きなのは少数派?
711名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 19:08:58 ID:y3TjydDm
オレは幼子エヴァが好き
712歌うたい ◆musicLMbXc :2006/05/31(水) 19:16:30 ID:Wt3cFrGI
流れ切ってごめんなさい

一応完成しました。短いけどorz せっかくリミッター掛けなくていい場所なのに、
あんまりエロくなりませんでした。未熟者でごめんなさい。

美砂×円の、どノーマルな百合SSです。シチュはライブ直後です。
百合が苦手な方はスルーして下さい
713歌うたい ◆musicLMbXc :2006/05/31(水) 19:17:10 ID:Wt3cFrGI
『―――の虜』

 でこぴんロケットのライブは大盛況のまま幕を閉じた。
 楽屋に引き揚げた途端、運動部の面々が祝福に駆け付ける。親友にMCの件で冷やかされながらも、
亜子は満足感いっぱいの様子で、笑顔を交わしていた。
 そんな彼女を、円は歓喜の輪からやや離れた所で見つめる。
(亜子、よかったね……)
 開演前の騒動を乗り越え、ここまで辿り着けた安堵感。
 円は感慨深く頷く。気弱な亜子が精一杯の自分を披露したのが、なによりも嬉しかった。
「ふふん。なーにしみじみしちゃってんの?」
「美砂―――」
 びくり、と円は反応する。
 おそるおそる見上げた美砂の表情は、笑っていた。何もかも見透かしたような目で、笑っていた。
「ほにゃらばライブの打ち上げだよ〜っ!!」
 桜子の呼び掛けに、仲良し四人組も同調する。しかし……、
「ごめん桜子。私と円はちょっと用事あるから、後から合流するね」
 さらりと美砂は答えた。大して気にした素振りも見せず、桜子達はぞろぞろと楽屋を後にする。

 二人だけになった楽屋に、沈黙が流れる。
 次のバンドの演奏が始まっているのか、微かに歓声が聞こえてくる。
 やがて美砂はゆっくりと背を向け、楽屋の鍵を掛けた。
「―――さて、と。どうしちゃったのかなあ、くぎみんは」
 悪戯っぽい口調。ぞくり、と円の背筋に寒気が走る。
「ち、違うの美砂。ただ亜子が放っとけなくて―――」
「おやおや。亜子に惚れちゃった?」
 別段、棘のある喋り方ではなく、美砂はいつものからかうような口調で突っ込んでくる。
だが円は尋問されているような心境であった。
 美砂の顔を、直視出来ない―――
「いやまあ、いい傾向だと思うけどね。円が私以外の子に興味を持つのは」
 美砂の手がそっと円の肩に触れる。
「そ、そんな……!」
 口を挟もうとしたが、咄嗟に否定出来ない。円が顔を伏せたのを見て、美砂はふわりと包むように抱きしめた。
「ふふ。なんて顔してんのよ」
「美砂ぁ……!」
 縋るような目で、円は美砂を見上げた。今にも泣き出しそうな円に、美砂はあえて意地悪な事を告げた。
「欲しいの? だったら、ちゃんとおねだりしないと」
「―――ください」
 震える声。
「いつものように……、して…ください……!」
 真っ赤になりながら、円は目を潤ませて言った。くすり、と美砂の口元が緩む。
「はい。よく出来ました」
 ご褒美、とばかりに、美砂は円の唇を奪った―――
「んんっ、ふっ、はあっ……!」
 美砂の舌がねっとりと絡みつく。口内を蹂躙され、円は吐息を漏らす。
 唾液の音が、二人だけの楽屋に響く。
 ゆっくりと糸を引きながら、美砂の唇が離れる。そのまま美砂は円を床に押し倒した。
714歌うたい ◆musicLMbXc :2006/05/31(水) 19:17:43 ID:Wt3cFrGI
 ひんやりとした感触が背中に伝わる。美砂の手がノースリープのシャツのボタンに掛かった。円がネクタイを
解こうとすると、美砂の制止が入った。
「ダメダメ。ネクタイを着けたままするのにロマンが……」
「もう、バカ……」
 美砂は円の胸元をはだけさせ、ブラを上に摺り上げた。形のよい双丘が露わになり、ぷるんと揺れる。
「いつ見てもキレイだね……」
 ぴったり吸い付くように、美砂の手は円の乳房を包む。そして、ゆっくりと感触を味わうように揉み始めた。
「んっ……、はあっ……!」
「ふふ、円も感度良くなってきたね」
「そ、そんなこと……、言わないでぇ……!」
 恥じらいながらも円の身体は紅潮していく。じっとりと汗ばんでいくピンク色の柔肌に、美砂は舌を這わせた。
引き締まったウエストから可愛らしいおへそ、そして突起した乳首へと、美砂の舌は侵略していく。
「や、やだっ、そんな、ふあっ! ああっ!」
 徐々に高まっていく感覚に、円は次第に腰を浮かせ、上体を反らす。
「じゃあ、そろそろこっちを……!」
 美砂はパンツに手を掛け、慎重に脱がせていく。薄紫のショーツには既にしみが出来ていた。その湿った箇所を、
美砂は指で擦り付けた。
「ひぃん! そんなに擦ると…んっ、くっ、はああっ!」
 じわり、としみが広がっていく。溢れんばかりの愛液がくっきりと輪郭を浮き上がらせた。
「もうびしょびしょじゃない。クギミーのえっち」
 ぐいっ、とネクタイを引っ張り、美砂は乱暴に円を引き寄せる。そして、耳元で囁いた。
「だ、だってぇ……、美砂上手だから……!」
 頬を染めながら、円は美砂の首に腕を回す。
 再び、キス。
 円の味を堪能しながら、美砂はショーツの中に手を滑らせた。
「っ……! んんっ! ふううっ!!」
 直接的な刺激に円は声を上げようとするが、美砂の唇がそれを許さない。
 ぴちゃぴちゃ……。
 止めど無く流れる愛液は卑猥な音色を奏で、円の太ももを伝っていく。秘裂をなぞり、突起を指で転がされ、
円は快楽の波にさらわれる。
「むううぅ! ふっ、んっ、んんんっ!!」
 息苦しい。塞がれた唇から、辛そうに吐息を漏らす。視界が白くなり、局部の感覚だけが鮮明になっていく。
「そろそろ、だね」
 ようやく美砂は唇を開放した。はあっ、と円が大きく息をつく。
 ぬぷっ……!
「ひあっ!!」
 美砂の指が二本、深々と秘裂に挿入された。同時に美砂は耳たぶを噛み、もう一方の手で乳首を責める。
 ぐちゅっ、ぐちゅっ、じゅぷ……!
「ふあああっ! はあっ、はあっ、あっあっ、やああっ!!」
 じんじんと痺れるように、熱を帯びた感覚。もう何も考えられない。そのまま円は蕩けるような快感に身を委ね、
「も、もう私……、ひぃん! んっ、はあっ、あっあっあっ、ふあっ! あああああッ……!!!」
 一気に絶頂を迎えた―――
715歌うたい ◆musicLMbXc :2006/05/31(水) 19:18:13 ID:Wt3cFrGI
「はあっ……、はあっ……」
 ぐったりと横たわり、円は無意識に美砂の身体を抱きしめていた。くすっ、と微笑みながら美砂は円の頭を撫でる。
「円、今度は私に……!」
 むくりと起き上がり、美砂は衣服を脱ぎ捨てた。
 男の味を知っている身体。円の苦手な、男。
 それでも。
 円は綺麗だと思った。

 美砂の胸を甘えるように貪りながら、円は思考を巡らす。
(私はもう、美砂無しでは生きられない―――)
 知ってしまった背徳の味。親友が最愛の人に変わった瞬間から、円は悲しみを抱いていた。
 美砂には、付き合っている人がいる。女同士ではなく、れっきとした彼氏が。
 美砂が何故、自分を抱いたのか分からない。気紛れ? 単なるお遊び?
(それでもいい。こうして美砂の傍に居られるなら―――)
 不意に、亜子の事がよぎった。
 ナギにほのかな恋心を抱く彼女。年相応の恋愛。
 そんな亜子が、少しだけ羨ましかった。
(私はもう、フツーの恋愛なんて出来ないもの……)
 不毛。叶わぬ想い。決して届かない、美砂への想い―――
 円の苦悩は、美砂が絶頂を迎えるまで続いた。

「―――で、円はどうして亜子の事が気になってるのかな?」
 着替えを済ませながら、美砂はいつもの軽い口調で訊いてくる。
「別に。私が誰かの世話を焼くのはいつものことじゃない」
 素っ気無く円は切り返す。ショーツはぐしょぐしょになってしまったので、寮に戻るまではノーパンで過ごす羽目に
なってしまった。パンツルックだったのは幸いだが、どうにも落ち着かない。
 と、美砂は冗談とも本気とも取れる発言をした。
「じゃあさ、今度は亜子も交えて楽しまない?」
「…………!」
 ぞくり、と背筋が震えた。
 それは円の中でもう一人の自分が目覚めた瞬間であった。
 ああ―――
 ここに来てようやく円は悟った。
 美砂はもう、とうの昔に禁断の味に魅入られていたのだ、と。
 そして、円は笑った。

「いいね。亜子も私たちの仲間にしよう―――!!」



(了)
716名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 19:25:00 ID:EdrkmI0L
つまんないしエロくもないからもうかかないでいいよ
もうちょっとSSの書き方勉強したほうがいいね
717名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 21:05:04 ID:gAYxzg+N
普通にうまいよ。
とばさずに最後まで楽しめた。
次の作品も楽しみにしてる。>歌うたい
718名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 21:08:24 ID:QYdf1w3H
表現は悪くないが一文が短いというか改行が多いような。
719名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 00:13:08 ID:BW4Ys2Wr
いや端的に下手だろ 座薬と馴れ合う時点で糞決定だが
720名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 01:24:07 ID:EvhliFcI
いまいち文章に引き込まれないんだ すまない
721名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 01:31:53 ID:mk1D6BUF
円が好きだからけっこうハマった。
ネギまの百合はラーメンでいうところの塩みたいなもんで、誤魔化せない分むずかしいと思ったり。
次があれば読みたいな。
722歌うたい ◆musicLMbXc :2006/06/01(木) 02:26:41 ID:VApFHy9r
>>716 エロ分足りないのはダメだよねorz
>>717 d。しかし、次回は当分ないです
>>718 やはり文体が軽かったですね。クセが抜け切れてませんでした。貴重な意見ありがとう
>>719 そんなに馴れ合ったつもりはないのだが。誰にでもこんな具合に接する奴なんで。下手なのは同意>>720 まさに俺が未熟な証拠です。わざわざ丁寧なレスで恐縮です
>>721 書いててそう思いました。テンポ早くしたら見事に裏目にorz



結論として、エロをやるには技量不足ですね。もう少し腕を上げてから修業しに来ます。
さまざまな意見、ありがとうございました
723名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 12:49:27 ID:h2myPaKf
>>710
ナカーマ
724名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 17:26:46 ID:mk1D6BUF
今は一人称に「漏れ」って使わないの?
725名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 19:28:54 ID:xUUqi0jM
やあ (´・ω・`)

ようこそ、図書館島へ。
このポーションはサービスですから、とりあえず飲んで落ち着いてください。

うん、「また」なんです。すみません。
仏の顔もって言いますので、謝って許してもらおうとも思っていないです。

でも、このスレタイを見たとき、あなたは、きっと言葉では言い表せない
「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思うです。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい、そう思って
このスレを立ててみました。


じゃあ、注文をどうぞです
726名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 05:17:39 ID:4sHxwPO7
とにかく座薬=歌うたいさえいなくなれば平和だな
727名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 06:09:20 ID:P5fCp3Ta
座薬と歌うたい、じゃなくてイコールなのか?
亜子好きしか共通点ないじゃん
728名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 06:56:19 ID:P5fCp3Ta
連投スマン。

あのさ、これだけウダウダやってるとしまいにはベンさんですら嫌気さして居なくなるんじゃないのか?
ベンさんが抜けたらこのスレ本当に終わりだと思うが。
座薬もエロゲ屋もアンチいるから荒れ続けるだろうし。

今まともに機能してる職人がベンさんだけ、って時点で終わってるのか……。
小笠さんも来なくなったし、歌うたいみたいな新参も排除。(まあ、彼のSSは微妙だったが)
こんな環境では新規の職人なんて、もはや現れないだろう。

このスレだけが時代に取り残されて、このまま朽ち果ててしまうのか……



朝から鬱になりそうだ……。
729名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 09:27:03 ID:533F0OT9
お前みたいなゴミがいたらそりゃ荒れるだろう
730名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 09:54:46 ID:U338Bjhh
今週のはそのままえちーに持ち込めそうでとてもヨイ。
731名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 14:37:02 ID:qSv8HAeQ
>>728お前みたいに新参を育てていこうとする気がなく
文句ばっか言うような奴がいれば、
そりゃ新しい職人はよりつかねーだろうよ。
そのまま鬱死してろ。
732名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 15:11:06 ID:iB5B4tBW
批判だけではなく建設的な意見も言うべきと思う。
733名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 15:33:54 ID:LpDH6oA4
エロパロごときでマジになりすぎなんですよ
読み手も書き手もね。あはは!おっかしーな〜っと♪
734名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 16:32:05 ID:pdTkQq0s
明日はどっちだ?
735RIDE・STAR ◆K8YKgzE87w :2006/06/02(金) 19:14:09 ID:6rxIWOX4
一応構想は練っているのですが・・・
いかんせん私生活が忙しいのでなかなかまとまって書けません・・・・・・

とりあえずザジ×ちうの書きかけはあります。
・・・『前の書きかけはどうなってるの?』と聞かれても・・・・・・(放置プレイ中)

来週あたりまで待てませんか?どなたか。
736名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 21:49:01 ID:Y8en40We
読み手は書き手の作品を投下しやすい流れを作るのが役目だろう?
少しは他のスレを見習ったら?
737名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 21:57:25 ID:kvcdfJs+
おーっと!こ…これは驚きだあ!そうです!僕らは君を待っていた!
殺伐とした雰囲気もなんのその!俺に任せろと言わんばかりの見事なageっぷり!
誰もが問いたかった問いに先回りして答えてくれる細やかな気配り!
実績に裏づけされた大胆さと読み手を気遣う繊細な気配りを兼ね備えたエロパロのスーパーエースRIDE☆STARが満を持しての登場だぁ!
738名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 22:08:48 ID:HGzjhW8h
ここでハッキリ言っておくが座薬さん周りの荒れ具合が好きでこのスレ見てます。作品は全部スルーしてる。
739名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 22:46:55 ID:BBQVdbpL
729や733などのレスは
スレを廃れさせようとして書いているとしか思えん。
740名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 23:35:12 ID:qSv8HAeQ
たまに他のスレみるとGJレスが10個ぐらい続いたりしているのを見ると…悲しくなってくるな。
これじゃ初心者はSSサイトに流れるよ。
今のネギまSSスレに投下するメリットが無い。
741名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 23:39:00 ID:YSp48LYl
>>740
あとはザジちうかね?
742名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 23:52:34 ID:iIqzU4aj
エヴァマンセーSSなら下僕スレでも大丈夫かな。
743名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 23:58:40 ID:kvcdfJs+
RIDE☆STARさんが来てるのに、「このスレはおしまいだ…」みたいなことばっか言って失礼だぜ?
744名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 00:21:52 ID:SqlXOkxu
ネギまSSスレは昔から読み手のレベルは最低だし
定期的にキモコテに荒らされたりするし、職人にとっては最悪なスレ
新規の書き手は難癖付けられて叩き出されるし
座薬氏には痛い厨がいつまでも粘着してるし
内村氏も投下感覚空いてきたし

もうオワタ\(^0^)/
745名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 00:27:57 ID:sDIXBQjx
馬鹿だな、とっくに終わってたぜ?
746名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 01:00:15 ID:hU1XkkQ1
そこでSS保管庫の管理人様が出撃ですよ
747名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 01:01:45 ID:lI6ShrKh
馬鹿赤はいつまで待たせるんだ?赤帽子も今いずこ
748名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 01:19:09 ID:4r7WZaUh
性転換ネギまとか楽しそうにやってるしな。
ネギま自体は悪くないのだが…エロパロは何がまずいんだろうね?
749名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 01:26:29 ID:hU1XkkQ1
楽しそうにやってるとこには馴れ合いが付き物
常に殺伐としてるエロパロとはスタイルからして違う
750名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 02:40:39 ID:Mlj/dd6a
馴れ合い嫌いなんだよな
751名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 02:54:58 ID:SBSPfEu6
いつもここに投稿させてもらってる某SS書きだです
罵詈雑言は全てツンデレっ子の発言にみえて、勝手に恍惚化していますから問題ナッシングです
いっぱい罵ってくださいね
752名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 11:51:57 ID:4FxuHl68
虫責めSS書きたいんだけど、希望するシチュエーションはありますか?
753名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 13:11:12 ID:rM5xwOnE
>>752
ネギ×いいんちょ
ベットで愛し合う二人。ネギはいいんちょの美しい肢体に大興奮
いざ挿入と思った瞬間、いんちょのマンコから無数のゴキブリやムカデが這い出してくる
よろしく
754名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 13:29:59 ID:8WmmGjvf
怖い
755名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 13:43:18 ID:s8VWt+DH
>>752
ネギ×もるです
ベットで愛し合う二人。ネギはもるですの美しい肢体に大興奮
いざ挿入と思った瞬間、もるですのアナルから無数のカメムシが這い出してくる
よろしく
756名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 18:30:36 ID:E+xg9UQx
>>572
風香×愛衣
風香が悪戯用に集めたナメクジやカタツムリを運んでる最中階段で足を滑らして落ちそうになった風香を助けようとする愛衣、
愛衣は風香を抱きしめて階下に落ちる途中で無詠唱魔法で風盾を使って風香のクッションになる、そして気を緩め風盾を解くとタイミングよく
ナメクジなどが入った容器が二人の体に降りかかる、服の中に入り込むナメクジたち、パニック状態の二人はナメクジたちに
(省略されました 続きを読むには「今だ!史伽ゲットォォォォ!! 」とリアルで叫びながら書き込んでください)
757名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 18:33:42 ID:tvWAvkxi
今だ!史伽ゲットォォォォ!!
758名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 19:21:17 ID:SBSPfEu6
あまりうまくないかもしれませんが書いてみました・・・


翌朝。鈴音を止める決意を固めたネギ、改めて明日菜たちに助力を頼む。
そして別荘の外へ。外界はまだ午後を迎えていないため、正午前まで解散。
それぞれその場を後にするが、既に手遅れだったことを後に知る。
ミニチュアに貼られたカードに浮かび上がる、「私の勝ちネ?」のメッセージ。

さて、ネギはカモを連れて夏美の演劇を観に行くが、特設ステージは既になかった。
あたりを見回すと日常の学園風景。学園祭の雰囲気などかけらもない。
ネギの顔から血の気が引く。と、のどかとの初対面のごとく夏美と鉢合わせる。
演劇はまた今度でいいよと立ち去る夏美。なんと彼女もネギが魔法使いだと知っていた。

新聞の日付に驚愕する夕映。そう、学園祭から既に一週間が過ぎていたのだ。

教室に戻ったネギを待っていたのは、やはり魔法バレしていた2軍キャラたち。
キャイキャイとネギを取り囲む中、彼を引きずり出すアキラ。
この一週間、ネギたちが姿を消していたのはなぜかと聞く。

動転するネギ。状況を確認するため外に出ると、後ろから呼びかけられる。
振り向けばガンドルフィーニの浅黒い長身が。マズい相手に捕まった。
ガンドル「捜したよ」「今までどこで油を売っていたんだ君は」
     「まったく‥この一週間私たちがどれほど苦労したかわかっているのか‥‥」
     「あの時‥‥学園祭前日に超鈴音を止めていればこんなことには‥‥」
     「君に‥‥全ての責任があるとは言わん」「だが」
     「あの時君に超鈴音を任したのは間違いだった」
     「君には責任の一端が課され」「オコジョになってもらうことになるだろう!!」
ネギ、投獄。

さあ、罵れ!
759名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 19:58:03 ID:F11RBnT3
他にも沸きそうな悪寒
760名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 20:02:37 ID:Mlj/dd6a
おまwwwこれwwww
761名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 20:31:11 ID:K3AcT880
>>752
楓のおまんこに蛙詰め込み放題責め。 楓って嫌いなもの『蛙』だったよね?
762名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 20:36:32 ID:FIHxjwDp
とうとう、ネタバレまで来てしまったね。
763名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 21:43:32 ID:SBSPfEu6
もうなんでもありなんだね・・・・
764名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 00:22:13 ID:+aTbrWDo
>>761
かえるだ 好きなのはプリン
765名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 00:31:22 ID:x/N/aRUv
>>763
とえりあえずID変わってから突っ込んでくれ。
>>761
両生類だから虫じゃないです。
座薬さんのネタであったから探して
766ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/06/04(日) 00:47:32 ID:RU46X4kx
ちょっと原点に戻ってみようかと思う今日この頃。
ということで26号から、題材としては手垢のついた感もあるエヴァ×ネギをお送りします。


【魔法先生ネギま!137時間目 オトナ格闘相談室 other side】

麻帆良祭は未だ二日目。
そこから、三日目へと繋がるエヴァンジェリンの別荘での出来事。
外界での一時間を一日とすることの出来るこの場所で休息をとるネギは、ふと寝床で目を覚ました。

幾つかの懸念と踏ん切りのつかない心を抱えて、師匠であるエヴァンジェリンの居場所を探す。
茶々丸の姉である――恐らくは彼女と違い魔法だけで動いているのだろう――、
人形(ドール)の案内で辿り付いた場所は、もうもうと湯気の立ち込める豪奢な湯船。

静かな音をたてて、人の気配に振り返る少女。
外見は10歳――その実は永き時を生きた真祖の吸血鬼――エヴァンジェリン.A.K.マクダウェル。
湯浴みの最中であるのに、まるで動じずに反応を返す。
「…ん? ぼーやじゃないか」
一糸纏わぬ姿のまま、湯がエヴァンジェリンの未成熟な少女の身体をつたい落ちた。
すっきりとした肢体のラインに、僅かに膨らんだ胸と臀部。
尻肉の下、太腿に挟まれた奥の秘部は、
背後からでもつるりとした無毛の状態であることが見てとれる。

「あっ……、マママ師匠(マスター)!? スス、スミマセンッ、覗くつもりじゃっ……!!」
湯気のせいだけではない汗をかき、顔を真っ赤にしたネギが慌てて両手で自身の視界を覆う。
反応の差が、そのまま経験の差と見えるほどに一種滑稽な様であった。

相談をしに来た――というネギを、
人形(ドール)二人に裸に剥かせて湯船に放り込めと指示を出すエヴァンジェリン。
767ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/06/04(日) 00:49:09 ID:RU46X4kx
――――バシャアアアアンッ!!
それまでの穏やかな深夜の静寂とはかけ離れた音と共に、盛大な水柱があがる。
湯船に身を投じさせられたネギが、頭まで浸かってしまったお湯から首を出した。
「ぷはっ!!」

――と、その眼前には。過去二度ほどしか見たことのなかったオトナの裸体があった。
質量さえ伴う、触感をも与える幻術による、グラマラスな成人女性の姿。
湯船の縁に上り、四つんばいの格好で片手を胴に回しながら大きな乳房を強調して迫る姿に、
そこに居るのは師匠であるエヴァンジェリンでしかあり得ないと知りつつもネギは当惑させられる。

立ち上がり、ちょうど股間が隠れる状態のネギと、立ち膝のままでへりに腰掛けるエヴァンジェリン。
と、エヴァンジェリンの視線がネギの腕を捉えた。
強く湯船に投げ込まれたために剥がれかけた、バンソウコウを。
「――これは、ナギにつけられた傷か?」

剥がしたあとには、生々しい裂傷が広がっていた。
空中から放たれたナギの攻撃魔法で傷つけられた、右腕の傷が。
抗うことを許さぬとばかりに両手で引き寄せ、エヴァンジェリンは顔を近づける。
「あ……あの…、師匠(マスター)? ――っ……!」
絶妙に長い髪の毛で隠された豊満な女体をなるべく見ないようにしつつも、
視界に入る白い肌のなまめかしさに鼓動を跳ねさせるネギ。
「ちょっ…、マ……、師匠……っ」
引き寄せた腕に口をつけ、滲む血を啜る。

――ちゅぱ、ちゅぱ……。ぴちゃ、ちゅる……っ、ぴちゅ、ちゅ、っ……。
くちゅ、ぴちゃ、ちゅっ、ちゅぱ。――ちゅっ、ちゅ……。

傷口をなぞり、血液を吸い上げて唾液に絡ませてから飲み下し。
そこに舌先を突き込むようにさえしながら、味わい続けた。
768ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/06/04(日) 00:50:16 ID:RU46X4kx
傷痕を抉られる痛みに押されるようにして、ネギは後ろに倒れこんでいく。
それを追ってエヴァンジェリンもまた身体を前に倒していき、ネギに重なるように身体を重ねる。

逃げられないように背中と腕を押さえ、唇全体で傷口を頬張る。
取り付いた右腕を自身の身体に巻き込み、乳房の間に挟み込んで。
「あ……っ、ちょ、い、痛いです……っ、あ……マ、師匠、や、やめてくださ……ッ」

痛み――と、全裸で女性と絡み合っているという現実にうかされて熱を持ち始めるネギの全身。
顔は火照り、エヴァンジェリンの舌の動きに連鎖反応するように身体が痙攣する。

なのに、肝心な場所が勃ち上がらない。

「まったく、ぼーやはまだまだ子供だなあ」
「えっ、何で!? って、ドコ見てるんですか――ッ!!」

特異な状況での愛撫、もしくは奉仕にも似た行為に、
まだ「そういう」経験の少ないネギ自身は正直に反応する術を持たなかったのだ。
くすくすと笑いながら茶化してみせるエヴァンジェリンであったが、内心はあまり面白くなかった。

とはいえ、顔を赤くしてハァハァと息を上げるネギの姿にエヴァンジェリンは確かな素養を感じ。
ディナーとその後まで付き合わせる予定であったデートの代わりに――、
ここで少しだけ、つまみ食いをしてしまおうと決めた。

「よし、ぼーや。……足を開け」
「え、えうっ!?」
湯船のへりに背を預けてエヴァンジェリンに圧し掛かられたまま、泳いでいた足首を掴まれるネギ。
ざばあ、と音をたてて全身がお湯から抜け出て、
緩やかな階段状になった湯船のふちで赤子のように局部を剥き出しにする格好で固定された。

背中が湯船の角に当たりかすかな痛みを訴える――が、ネギはそれに構っている暇は無かった。
769ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/06/04(日) 00:52:20 ID:RU46X4kx
なぜなら、縮みあがって包皮を完全にかぶってしまった自身のペニスを、
エヴァンジェリンが何の躊躇も見せずにその口中に含んだからである。

くちゃ……ぁっ!!

「ひ……っ!!」
風呂に満たされたお湯の心地よい熱さとは別種の――背筋を貫くような衝撃が身体の芯を焼いた。
好物を咀嚼でもするように、縮んだペニスを陰嚢と一緒に頬張るエヴァンジェリン。
ぐちゅぐちゅと淫猥な音を大きく響かせて、全体を甘く噛み締める。
「ぁ、うぁっ! んんッ! 何で……ぅっ!!」
うねる蛇のように、エヴァンジェリンの赤い舌が動き回った。
縮こまった陰茎、その亀頭をしっかりと覆った包皮をほじくり返して、内部の亀頭に達する。
亀頭の割れ目をくすぐりってから、亀頭全体をちろちろと嘗め回していく。
「く、くすぐった……ひっ! うっ……!? あぅっ!」
「ン――む……っ……」
何か言いたいのだろうか、エヴァンジェリンは局部を丸ごと頬張ったまま上目遣いに見上げた。
だが、このままでは喋れないということを察すると、唇を窄めて全体を圧迫し始める。

ずりゅ、ずりゅううう……っ!!
「はひっ、ぬ、抜けちゃ、うぁっ!?」
ペニスはもとより、睾丸までもがぎゅうっと締め付けられた。
口中で敏感な場所に舌が走り、八重歯が突き立つ。
ビクンビクンっ! と、背を反らせてのたうつネギ。

「あ、ぁぁ、っ……な、うぁ――……ッ……、マ、師匠、やめ、っ……っ――」
「ンふふ……っ……」
口を大きく開け、目だけを細めてネギの反応を楽しむエヴァンジェリン。
そうしているうちに、ネギの声色が甘く変貌を遂げ始める。
性的に未発達な10歳の子供であるとはいえ、
直接的極まりない刺激に対して反応できないほどには子供ではなかったのだ。
770ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/06/04(日) 00:53:44 ID:RU46X4kx
みるみるうちに、ムクムクと体積を増して大きくなっていくペニス。
その膨張に合わせるようにして、エヴァンジェリンはゆっくりと頭を退かせていく。
亀頭を覆い隠していた包皮もその先端が剥け、若々しい硬さと大きさで反り返った。

ちゅぽ……っ……。

亀頭の先端と舌先の間で唾液が一条の糸を引き、途切れる。
「はぁ、はぁ……」
目尻に涙を溜めたまま、勃ち上がった自身の勃起を恥ずかしそうに見つめるネギ。
その姿に、エヴァンジェリンはにんまりと意地悪そうに笑みを浮かべた。

「ククク、ぼーや。幾ら子供でも、チンチンはしっかり内側まで洗っておいた方がいいぞ?
 なかなか美味だったが――……あの小娘どもでは耐えられまい」

「え……っ……?」
「ぼーやのチンチンに恥垢が溜まっていたと言っているんだ。
 最も、雪広あやかや宮崎のどかならば喜んで処理してくれるかもしれんがな」
「っ――――…………!?」

直接的な物言いに、そして自身の汚れを口で削ぎ取られた羞恥に煽られてネギは耳まで真っ赤になる。
「アニキ、風呂嫌いだからなー……」
呟いたカモを完全に蚊帳の外にして、エヴァンジェリンがぱかり、と口を開いてみせた。
そうして、恥辱に震えるネギの唇に自身の唇を重ねる。

「ンンッ、ン――――っ!!」
舌の上に残った恥垢の残滓を、元の持ち主の口に返すだけの口づけ。
ロマンティックとは程遠い、辱めるだけのための繋がり。
絡みついたネギの舌にそれをすべて擦りこむと、エヴァンジェリンは唇を離して舌なめずりをする。
ネギは、口中に広がるえぐい味にゲホゲホと咳き込んだ。
「――ッ、ゲホっ、っ……ゴホっ、っっ……!!」
771ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/06/04(日) 00:55:07 ID:RU46X4kx
「ほら、そんなに臭い酷いものがぼーやのチンチンには溜まっていたんだ。判ったか?」

涙を流してのたうちまわるネギを嘲笑うように諭すエヴァンジェリン。
声を出せずに、指先で舌を拭い続けるネギはそれに応えることは出来なかった。

問いかけに対する応えが返ってこないことにもさして不機嫌な様子も見せず、
エヴァンジェリンはネギに圧し掛かったままで湯船に身を沈め始める。

――ちゃぷん……。
ちょうど、その幻術で出来たボリュームのある巨乳がネギの股間と同じ高さに合うようにして。
ネギの様子を伺うエヴァンジェリン。
ようやく舌先のえぐさを拭い取ったらしい少年は、まだ目を閉じて喘いでいた。
エヴァンジェリンの方を向いてはいない。

小さく笑うと、両手で乳房をすくい取るようにして持ち上げる。
そのまま、天を衝くペニスがほぼすべて覆い隠れるようにして――挟み込んだ。
ふにゅうっ――。
「はひっ!?」
途端、敏感なペニスに走った新たな感覚に素っ頓狂な声を出してしまうネギ。
目を見開き、上半身だけを起こして下方を覗き込んだ。
迎え撃ったのは、胸にある大きな乳房を縦横に揉みこねる師匠の姿。
自身のペニスがその内側に挟み込まれていることを理解する。
理解すると同時に、感触のほかに視覚から取り込まれたイメージまでが快楽となって襲い掛かった。

「あう、ううっ……! 師匠、お、おっぱいなんて……っ…!」
「これも一つのやり方だ。どうだ、幻術でしかないが、キモチいいだろう」
「はううっ……!」

エヴァンジェリンの言葉に、今の彼女の身体が幻術で編まれたモノであり、
実体ではないことを思い出すネギ。――なのに、まるで快楽は退いてくれない。
772ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/06/04(日) 00:57:47 ID:RU46X4kx
それどころか悦楽が逆にビリビリと脳髄を駆け抜け、この快楽が実体あるものだと告げていた。
「レジストは出来んと思った方がいいな。ここは私の領域(テリトリー)だ」
蜘蛛の巣にかかった蝶のようなものだ――と告げ、更に動きを大きく、強くするエヴァンジェリン。
柔肉が指先で意のままにカタチを変え、内側ではペニスに吸い付くようにしてしごきあげる。

口中の粘膜の濡れた温かさと違う、人の肌の温かみ。
唾液と湯を潤滑油にして、圧倒的な質量でペニスを圧迫して精液を迸らせようとする卑猥な動き。
ずりゅずりゅと蠢く乳肉と、微笑みながらも嘲るように見つめてくるエヴァンジェリンの視線。
「は、ぅぅ、ダメっ、お、お風呂でこん――な……ぁ……」

肉体と精神を同時に悦楽責めにされ、ネギは自身の最期が近いことを感じる。
――命の危険がないことは判っているのだが、それでも何か、魂が抜け出てしまうような感覚を。
「ぁ、ぁぁっ、っ、っっ〜〜!?」
顎を反らせるネギ。ビクンっ、ビクンッ――と、痙攣の頻度が高くなってきた。
ひとつヒクつくたびに、腰が動く。
より強い愛撫を求めるように、当人の理性を無視して。

「イキそうだな、ぼーや? ――仕方ない。出して良いぞ。……飲んでやる」

上目遣いに、エヴァンジェリンは凄みのある濡れた笑みを見せながら口を開く。
浴場の熱気でほのかに桃色に染まった肌の中にあってひときわ赤色の目立つ舌をのばし、
乳房に挟まれた中からかろうじて顔を出したペニスの先端、
先走りの半透明に白い雫を滲み出させた、まだ剥けきらない亀頭にしゃぶりついた。

じゅぶぶぶぶぶぅぅっ!! ビクッ、ビクゥゥッッ!!

「うぐっ、くぅぅぅううぅぅっ――!!」

粘膜と粘膜の接触、しかも最も敏感であろうそこに対してとどめが加えられた瞬間、
堪えられようもなくネギは絶頂を迎えた。
773ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/06/04(日) 00:59:08 ID:RU46X4kx
吸い付くようにされたエヴァンジェリンの口の中を跳ね回る、ネギの精液。
びゅるびゅると撒き散らされる青臭い液体の味と鼻から抜ける性臭に性感を刺激され、
エヴァンジェリンは悦に入ったように身体をブルッ、と震わせた。

大人が子供の頭を優しくなでてやるように舌先で触れてやると、
ぴくぴくと脈打ち続ける亀頭からは再び精液がびちゃびちゃと吐き出される。

乳房でぐにぐにとペニスの幹を刺激してやると、
陰嚢が持ち上げられて輸精管に残っていたのだろう薄まった精液が漏れ出て来た。

どう動かしても一滴も精液を出さなくなったと判るころになって、
ようやく縮こまったペニスを開放するエヴァンジェリン。
今度の縮こまり方はさっきの萎縮とは違う、コトを終えた後のそれであった。
「ン――――……」
口の中に溜まった、多量の精液をゆっくりと飲み下していく。

飲み干してから、高揚感にため息をつくと――少しだけ、幻術の密度が増した……気がした。
そのまま首筋にかぶりついてやりたい衝動、本能を抑えて、
指先で縮こまったペニスの裏筋を戸渡りから陰嚢、シャフトへとゆっくりとなぞりあげるのであった。




「――さて」
堪能した、と言いたげに、エヴァンジェリンはパシャッ、と湯船から立ち上がる。
脇に控えるメイド服姿の人形の一人からタオルを受け取りつつ、
背後で湯船のへりに仰向けになって絶頂の余韻に浸り、荒い息をつくネギに思いを馳せて苦笑した。

(まったく未熟な――……。だからこそ調教のしがいがあるとも言えるが――)
774ベンジャミン内村 ◆Q4Q0yKXgEE :2006/06/04(日) 01:00:12 ID:RU46X4kx

そうして。
情事の後味を確かめるように唇を舐めながら、浴場を後にする。
湯に濡れた秘所からは水よりも粘度の高い分泌液が未だ足りないというように
絶え間なくとろとろと溢れ出していたが、それを知る者は当人以外には居なかった。



『隅々まで洗って着替えさせておけ』と指令を飛ばされた人形たちに洗われたネギが、
新たな性感帯を開発されそうになるほどに本当に「隅々まで」洗浄されたのは――また、別の話。



おわり




以上、エヴァ×ネギでした。
なるべく投下ペースを落としたくないとは思っているのですが…ままならず。
ゆるゆると投下を続けていけたらなと思っております。
それではまた。

夏コミうかりました。スペースはエロではないですが。
775名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 01:04:38 ID:hS+7QIUF
GJ!!
エヴァっぽさが出てて凄い好きです。
リアルタイムは初体験だったがいいもんだw
夏コミ頑張って下さいな。それと、ここでの次回作にも期待してます。
776名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 01:10:15 ID:AQuabwKL
もうここはベンジャミンオンリースレだな。
おまえのようやつのせいで新人が育たない? 知ったことかw 馴れ合いするきもねーしw
777名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 02:08:24 ID:Pdosu9Jx
俺ネギ×エヴァが一番好きなんだ……

なもんで内村マジGJ!!
778名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 06:40:06 ID:rwVrFl3G
>>766
糞職人自演乙
779名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 10:53:30 ID:nScEN5b+
赤帽子たんマダー
780名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 12:22:26 ID:tV7Mckht
もうすぐ埋まるぞ。容量が10KBもない。
781名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 12:41:23 ID:40naKGIq
エロパロはこのスレをもって終了します
長きにわたる皆様のご愛顧、心より御礼申し上げます
本当にありがとうございました。どうみてもクソスレです
782名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 14:33:39 ID:YcUn6/f7
投下されるSSは全部スルーして
スレの糞っぷりだけを楽しんで見てる俺がいるのに勝手に終了するな
783名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 16:11:35 ID:/6VwzmRR
でも終了で良いよ。
いくらなんでもひどすぎる。
784名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 16:39:35 ID:40naKGIq
では終了です
座薬氏、内村氏、その他職人連は本当に長い間お疲れ様でした
あなた方ほどの実力があれば、路頭に迷うこともないでしょう。他スレでも頑張ってください。
785名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 16:56:57 ID:/xCqz039
勝手に終わらすな
786名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 17:07:41 ID:JvYbjD2w
>>785
だったらお前がさっさと次スレ立ててこいよ
787名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 17:12:37 ID:40naKGIq
次スレ?何を言ってるんですか?そんなもの必要ないでしょう?
もう終わったんですよ。もうこのスレは終わりなんです
未練がましくかじりついてみっともないですよ
788名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 17:17:28 ID:AQuabwKL
まあなんやかんや誰かが必ずスレたてるだろうけどもな。
おまえがいくらがんばろうとも。
で、またこのくだらぬ糞SSとそれをこきおろす住民の日常が続くのさ。

いまからいっておくけど新スレたてるやつって、ばかだと思うよ
789名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 17:18:15 ID:LhVvqyPm
  , ─ 、
  ! '´ ̄ヽ
  ! l〈ノノリノハ
  ! l(l! ゚∀゚>ヾ<アキラのSSが少ないのはミンジョク差別
790名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 17:19:29 ID:LhVvqyPm













































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791名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 17:21:57 ID:40naKGIq
わかったでしょう?スレ終盤にしてウリナラマンセーですよ?
終わってるんですよ、このスレは…
792名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 17:25:21 ID:LhVvqyPm
    , ─ 、
    ! '´ ̄ヽ
    ! l〈ノノリノハ
    ! l(l! ゚∀゚ >
793名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 17:26:41 ID:YcUn6/f7
>>791
だからネタスレとして楽しんでるんだから終了するな
794名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 17:28:34 ID:JvYbjD2w
795名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 19:16:52 ID:IT4XhBd5
次スレ立ったの?
796名無しさん@ピンキー:2006/06/05(月) 21:43:57 ID:DlqowFFD
書ける?
797名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 18:28:15 ID:DOFgGk2t
hosyu
798名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 07:55:58 ID:6M0knM/i
ume
799名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 10:26:00 ID:HOJYjViI
800名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 17:31:30 ID:FM2RzHBx
埋め
801名無しさん@ピンキー
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