1 :
名無しさん@秘密の花園:
普通の恋愛には興味がありません
この中で百合、レズ、バイセクシャルがいたら(ry
2ゲット!
またハルヒか、無茶なスレだな…
4 :
名無しさん@秘密の花園:2006/05/05(金) 22:06:18 ID:Uqii7yzx
暴走まで読んだけど
長門のことを意外とよく観察しているハルヒに萌えた。
まーそれ以上に萌えるのはキョン×長ry
フィルターかければなんとかなるが、やっぱこの作品で百合萌えは無理があるな。
キョンが邪魔すぎる
みくるにセクハラしまくるハルヒとかなぁ
まあ、百合萌えにあたって、キョンが邪魔なんは同意だ。
ハルヒ厨がキモ過ぎる
世界中の
女の子を押し倒すための
涼宮ハルヒの団
略してSOS団。
8 :
名無しさん@秘密の花園:2006/05/06(土) 02:47:02 ID:AfalDpIe
8
9 :
名無しさん@秘密の花園:2006/05/06(土) 03:35:28 ID:SYRa8GVP
ハルヒで百合といえば
みくるがSOS団に入らされた時、長門を見て決めてたから、長門に一目惚れしたのか…と思った時もあったな
結局キョンの糞野郎のハーレムだから、面白くない。
ハルヒってだけでレスがつきますね〜
>>1 n /⌒ヽ n
⊂⌒ヽ (⌒⊃ / / /⌒ヽニニ⊃ /⌒ヽ ( ^ω^ )| | ω
| |. / / /⌒ヽ/ ( ^ω^) n ( ^ω^ ) ⊂二 _| ('ω')レ' ̄|
| /⌒ヽ / ( ^ω^ ) ノ ノ / / __ (ニ⊃ ニ⊃ | _ ) / /| |
⊂二( ^ω^)ニ⊃ ノ/ / ノ /  ̄ ̄ ̄/ ⊂___ __/ [][] .| | / / /_ / | |
| |. / / // / ノ / / ̄ ̄ ̄ ̄ | | | |  ̄ し' \⊃
| ∩ / ⊂( し'./ / ノ | |___ |_|
|. (::)(::)/ | ノ' / / \__⊃
(_,*、_). し' .( _⊃
>>9 禿同
あと、アニメ1話で長門がみくるを押し倒しちゃった時はワクワクしたw
あまりの可愛さに我慢できなくなっちゃったのかと
>>4 憤慨も読めばもっと萌えるぞ
夏コミでハルヒ×長門本出ないかな・・・
朝倉さん×消失長門でもイケる俺は異端か
その発想は無かったわ
それはいいな
前に応募者全員プレゼントとかで、ハルヒ長門みくるの三人で一つのマフラーしている絵があったんだが
長門だけハルヒを見てて激しく萌えた
21 :
名無しさん@秘密の花園:2006/05/08(月) 22:24:47 ID:V3/z8Jrw
>>7 なんか、レズ萌え!ってサークルの同人誌のタイトルみたいだなw
知っているのか雷電w
23 :
名無しさん@秘密の花園:2006/05/09(火) 01:19:17 ID:9ai08PPr
ああ、いつも買ってるからな
出してくれないかなーハルヒ本w
あそこなら作るかもな
でも僕にはハードルが高いです(><)
801板のハルヒスレより遅いのにはさすがに驚いた
お前がそんなスレを知ってる事に驚いた
ちょっと見てくるか
つーかあるんだ、そんなスレw
28 :
名無しさん@秘密の花園:2006/05/10(水) 00:53:56 ID:FiizDRvc
すご、マジだったw
こっちも頑張りたいな
ハルヒ×みくる ハルヒ×長門 鶴屋×みくる みくる大×みくる
妹×みくる 朝倉×長門 喜緑×長門
カップリングは結構あるがネタがないな
根底がヘテロだからな
ハルヒスレは伸びますね
ハルヒはどっちでも良さそうなんだけどな
やっぱキョンが・・・
キョンの位置に別のキャラを置き換えたりできないものかな…
35 :
名無しさん@秘密の花園:2006/05/11(木) 00:15:43 ID:2iKo5Eks
たとえキョンとラブラブでも
みくるを剥いて弄んだり、時々長門を心配して気遣ってあげてるハルヒを見れれば俺は満足
もう阪中さん主人公でいいよ
雪山症候群はおいしい話だったなぁ
39 :
名無しさん@秘密の花園:2006/05/12(金) 02:28:44 ID:8yt6w67N
百合的にお勧めな巻紹介してくれ
退屈動揺暴走憤慨
フィルターかければ全部だな
憂鬱の「普通の人間でなければ男だろうが女だろうが」もなかなかオイシイ
ハルヒなら女子と付き合ったことがあってもおかしくは無いしな
それは納得できる説だな
顔立ちも整ってて、なおかつなんでもこなす天才肌
後輩から告白とかされたりしてそうだな
憤慨でハルヒが長門の事色々と褒めてたけど、料理が上手いってのは小説中での描写は無かったよな?
じゃあどこでハルヒがそれを知ったかという事だけど
ありそうなのは陰謀で長門の家に泊まった時に出されたと思われるんだが
レトルトは論外だし、ケーキもみんなで作った物だからこの褒め方は考えにくい
つまり長門の手料理って事だよな?
みくるとキョンが来たときにはレトルトカレーを晩ご飯として出して、
ハルヒとみくるが来たときには手料理を出す。
つまりハルヒが居れば手料理を食べさせてあげるって事だ
これはかなり重要な事だぞ!
46 :
名無しさん@秘密の花園:2006/05/14(日) 17:30:40 ID:JofwoPmr
結論キョン死ねでおk?
なんだかなぁ
キョンと国木田がくっつけばいいんだよ
49 :
名無しさん@秘密の花園:2006/05/15(月) 02:02:54 ID:1FHodESM
キョンは名前が会話で少し出るくらいにして
妄想すればいいじゃないか
しかし、いまだに 長門×みくる に見えるなあ
会話が成立するか不安だが
みくるは長門を怖がってそうだからなあ
51 :
名無しさん@秘密の花園:2006/05/15(月) 03:09:49 ID:1FHodESM
>>50 立派なフラグじゃないか
有希に触られるとき、みくるは一際ビクッてなるんだけど
予想に反した有希の優しい感覚にしだいにその行為を受け入れていき、倒錯していく…
って、ちょっと妄想しすぎだw
つまり有希に何かされたから鶴屋さんの家にしたという解釈でおK?
当然鶴屋さんにも(ry
みくるは男意識しまくってるからヘテロだけど純潔は女に奪われてると見た
さて、誰だろう
54 :
名無しさん@秘密の花園:2006/05/15(月) 11:10:39 ID:1FHodESM
俺はハルヒか大みくるだと思う
てか、俺のIDがSMだw
そこで妹ですよ
精神年齢が実年齢より幼そうなあの妹か
ああゆう娘はすぐさまダークな面を考えてしまう
ハルヒは受け
賛同しかねる
有希は受け
61 :
名無しさん@秘密の花園:2006/05/18(木) 19:42:29 ID:43ycIhKO
>>58 有希が相手なら、アリかもしれんな
しかしハルヒが受けだとカップリングがかなり限定されるな
なんだよ有希有希って、お前ら長門スレの住人かよw
>>61 無言で抱きついてくる有希にうろたえるハルヒとか良いな
また有希はバグったのか
いつものように長門がパタンと本を閉じてみんなが帰り支度を始める中
袖口をくいっと指でひっぱってくる長門に「団長……」と一冊の本を差し出され
「……おすすめ」なんて言われた日にゃ流石のハルヒも妙にテンパって
「あっ、あ……うんっ、たまには読書もいいかもしれないわねっ、明日までには読んでおくわっ」
なんて言いながらギクシャクと部室を後にしたりして。
そんでもってキョンを見つめる長門の視線に僅かな敵意が混じっていたりして。
これは大変よろしい妄想ですね
団長じゃなくてハルヒって呼び捨てにすんじゃね?
描写が無いからわからんが
そういえばハルヒと長門が会話するシーンってなかったっけ?
まともなのは雪山の時ぐらいかな?
あとは大抵ハルヒが長門の仕草や表情から読み取ってるっぽい
長門って設定的に生えてもおかしくなさそうだよな
もちろん嫌だけどさ
てめえは俺を怒らせた
70 :
名無しさん@秘密の花園:2006/05/20(土) 02:13:35 ID:krmgkUsl
>>67 それ、かなり有希のコトをみてるって事だな
でもハルヒの有希評は正確かどうか怪しい。
「素直ないい娘」ってのはともかく「騙されたやすそう」ってのはどうだろう?
つまり守ってあげなきゃいけないって事だろ?
73 :
名無しさん@秘密の花園:2006/05/21(日) 01:27:18 ID:WKbXZs9c
>>62 時期も時期だけに部室内もかなりの暑さ
「う〜…あつい」
適当にパソコンをいじっていたハルヒが耐えきれず口に出す
ガタッ
ふと有希が椅子から立ち上がって…
「………」
ぴたっ
そして、ハルヒに抱き付く
「ちょ、ちょっとなによ、この暑い時に…」ふりほどこうと身をよじるハルヒ
「……」
ぎゅっ
しかし、さらに密着しようとする有希
「も〜なんのつもりよ…って、暑くない…ていうかむしろ涼しい、いや冷たい?」
「…体温、普通より低いから」
普通よりというより、あきらかに低いのだが
「そうなんだ…はぁ〜気持ちいい…」
いまのハルヒにはそれを気にする気は全くないらしい
「…よかった」
「あ〜でも…いきなりこんなことしちゃダメよ、もしアタシが男だったら襲っちゃうわよ」
「…ハルヒ」
有希は猫のように顔をすり寄せ耳元に囁く
聞いてる最中からハルヒの顔が真っ赤になっていった
結局、さっきにも増してハルヒの体温は上昇してしまったのだった
ちょっと違うがこんなの考えてみました
君みたいな人材が当社には必要だと思う
ハルヒかわいいよハルヒ(*´Д`)
75 :
↑ :2006/05/22(月) 16:16:12 ID:a3+sxyA+
ハルヒの登場人物は全員チョソ
ハルヒ厨キモヲタも全員チョソ
うそ、マジで!?
俺って朝鮮人だったの!!?
はい、以上驚愕の事実でしたっと
やはり長門×みくるの芽はないのか
みくる(大)×みくる(小)
はいはいドッペル属性orz
もちろんみくる(小)はみくる(大)に気づいてはいけないから目隠しとかされてんだろ
みくる(小)にした事はみくる(大)が覚えてるんだよな
涼宮マル秘の乱交っての見つけたんだがどうだろう?
>ハルヒ×みくる・ユキ×ハルヒ 最後は混ざって3人で!!
だそーだ。特攻ヨロ
>>83 誰か阪中さん×ハルヒのエロSS書いてー
タイトルがすでに地雷臭いぞw
友達馴れしてないハルヒに百合的に迫るイケナイ阪中さん
腐女子キモヲタ御用達糞アニメ腐女子キモヲタ御用達糞アニメ腐
女子キモヲタ御用達糞アニメ腐女子キモヲタ御用達糞アニメ腐女
子キモヲタ御用達糞アニメ腐女子キモヲタ御用達糞アニメ腐女子
キモヲタ御用達糞アニメ腐女子キモヲタ御用達糞アニメ
腐女子キモヲタ御用達糞アニメ腐女子キモヲタ御用達糞アニメ腐女
子キモヲタ御用達糞アニメ腐女子キモヲタ御用達糞アニメ腐女子キ
モヲタ御用達糞アニメ腐女子キモヲタ御用達糞アニメ
腐女子キモヲタ御用達糞アニメ腐女子キモヲタ御用達糞アニメ
腐女子キモヲタ御用達糞アニメ腐女子キモヲタ御用達糞アニメ
腐女子キモヲタ御用達糞アニメ腐女子キモヲタ御用達糞アニメ
腐女子キモヲタ御用達糞アニメ腐女子キモヲタ御用達糞アニメ
腐女子キモヲタ御用達糞アニメ腐女子キモヲタ御用達糞アニメ
腐女子キモヲタ御用達糞アニメ腐女子キモヲタ御用達糞アニメ腐
女子キモヲタ御用達糞アニメ腐女子キモヲタ御用達糞アニメ腐女
子キモヲタ御用達糞アニメ腐女子キモヲタ御用達糞アニメ
怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐骨
獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐
骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首
吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇
首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔
闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血
魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊
血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦
霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨
苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪
惨苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅
呪惨苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺
滅呪惨苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡
殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲
亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬
悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰
葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪死
罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪
死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐骨獄怨
邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐骨獄
怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐骨
獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐
骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首
吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇
首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔
闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血
魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊
血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦
霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨
苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪
惨苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅呪惨苦霊血魔闇首吐骨獄怨邪死罰葬悲亡殺滅
90 :
名無しさん@秘密の花園:2006/06/01(木) 18:29:38 ID:vSPUiAqj
部室に貼ってあったハルヒと長門のツーショット写真に萌えた
801板のがもう2スレ目になってるのがなんかムカツク
94 :
名無しさん@秘密の花園:2006/06/09(金) 22:03:03 ID:jqsmKehY
今までエロパロに百合小説って投下されたっけ?
朝倉×長門のがあった気がする
ハルヒ×みくるはあざとくて萌えないな
シリアスだったらいけるかもしれんが
演奏中ユキに視線送ったのにそっぽ向かれたままのハルヒカワイソス(´・ω・`)
最近、相手がみくるだとしても有希だとしても
ハルヒが受としか思えなくなってきた…なんでだろう。
ハルヒは受けオーラ全開だからな
最初は攻めだと思っていたのにいつの間にか逆転している
あるあるww
ハ「なんでみんな私を攻めようとするのかな…って」
み「涼宮さんの声がかわいいからですよ」
ってヤツだな。
つまり軽音部総攻めハルヒ受けって事か
ハルヒ受けと聞いて、女王様ルックのみくる(大)にムチでしばかれる
ハルヒが脳裏に浮かんだ。
104 :
名無しさん@秘密の花園:2006/06/21(水) 16:38:15 ID:vmfEp4U/
エロパロは諸刃の剣・・・
「あれ、有希一人なの?大丈夫?寂しくなかった?でももう大丈夫よ私が来たから、ほら、ぎゅーってしてあげる!」
「苦しい」
このままハルヒの長門に対する母性本能が上がっていけばこんなシーンもきっと・・・!
107 :
名無しさん@秘密の花園:2006/06/22(木) 15:20:45 ID:Qiv6IIbl
とりあえずキョンと古泉を退団させるかコンピ研に出向させよう。話はそれからだ。
キョンと古泉をくっつければいいじゃない!
谷口→国木田
↓
キョン⇔古泉←執事
↑
生徒会長
きみどり
↓
長門←朝倉涼子
↑
ハルヒ→みっくるんるん←メイド
↑ ↑
ENOZ 鶴屋さん
メイド×みくるか
その発想はなかったわ
>>110 阪中さんと誘拐犯の少女も足しといてくれ。
あと上のはイラネ。
こうだろ
きみどり
↓
朝倉涼子→長門―─┐ 誘拐犯の少女─┐
↑ ↓ ↓ ↓
坂中さん→ハルヒ→みっくるんるん←森さん
↑ ↑
ENOZ 鶴屋さん
やべw
┌――→きみどり
↓ ↓
朝倉涼子→長門←─キョン妹┌―─誘拐犯の少女
↑ │└─┐ │ │ ↑ ↑
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ │ │
坂中さん→ハルヒ→みっくるんるん←森さん │
↓ ↑ ↑ │
樋口さん ENOZ 鶴屋さん←大みくる―─┘
よし、とりあえず乱交パーティーだ。
最終的に矢印がほとんどみくるにいってるな。
なんで阪中さんと朝倉が両思いなんだよw
矢印って「受け攻め」の意味じゃないのか?
あの朝倉に攻められても怯まず攻め返す坂中さんモエス。
いつもと違う大人びたみくるにせまられる鶴屋さん
みくるのチョコ貰いに来た少女達はガチ
内気な子とかいたら最高だぜ
長門×ハルヒモエス
長門は三年間ハルヒをストーキングしてたし
ハルヒも射手座で有希はアタシのモノって公言してるしな、長門をベッドに押し倒した事もあるし
なんだ、両思いじゃんか
124 :
名無しさん@秘密の花園:2006/07/01(土) 20:52:18 ID:gZ0YbYoK
>長門をベッドに押し倒した
についてkwsk
125 :
名無しさん@秘密の花園:2006/07/01(土) 21:29:19 ID:8K29DLx9
127 :
名無しさん@秘密の花園:2006/07/02(日) 01:21:52 ID:7ug9wtCN
夏コミでハルヒの百合カプ本を出すサークルはあるかな。
百合小説見ないな
ハルヒがみくるに色々やるエロどじんなら出てるのにねえ
TTTの人ならきっと何とかしてくれるさ
朝倉×長門本予定キター!
キタコレ!
く、kwsk・・・
ゆりぽにDASHでぐぐれ
トン、なるほどこの人か
いや日記を見ててなんか安心するなあ
榎本×中西もアリだな>最終回のED
メガミのピンナップでみくる大×みくるっぽいのが
あれはついハルヒと子ハルヒを見てしまってた
朝倉がキャイ〜ンしとる…
142 :
名無しさん@秘密の花園:2006/07/10(月) 06:07:30 ID:6AYH5WM5
あらためて小説見返すと長門とハルヒってやっぱり仲いいな…。
今のところハルヒの片思いっぽいのがなぁー
キョンマジウザイ。
ザスニの表紙いいなぁ
長門が照れてるのがまた・・・
みくるがカツラ被ってるようにしか見えない
絡み合う二人の汗…
最近アニメを4話まで見た。
長門×みくる、萌えた
陰謀は長門×みくるのバイブル
お前らのせいで全巻買っちまったぜ
スレ違いだが、つぎは学校を出よう!を買うんだ。
3巻からガチが居るから。
「学校を出よう!」だったら俺はなんつっても真琴×茉衣子だな。
4巻の真琴の前にひれ伏す茉衣子なんて最高。
うおっまb
メガマガは高クオリティ連発だな、どう見ても情事の前です
みくるのシーツを掴む右手がいい、鶴屋さんも素晴らしい
あとみくるの水着のヒモが無茶な位置にあるのが素敵
消失読んで朝倉×長門に萌え死ぬかと思った
夏コミでハルヒの百合本あったら報告頼むぜ
おk、探しておく
過去ログ読んで長門×ハルヒもえが振り返した。
ハルヒ×みくるが大活躍の3日間
170 :
名無しさん@秘密の花園:2006/08/30(水) 08:36:27 ID:qcF4/xSF
ハルヒが長門に着せ替えをしないのは
長門を大事にしてるって事ですよね
そこでホントはハルヒに着せ替えされたい長門との間ですれ違いが生じているんですよ。
つまりいつもハルヒにいじられているみくるに嫉妬していると
173 :
みくる:2006/08/30(水) 10:20:48 ID:589oI8Ie
ひょっとしたら長門さんはあたしに成りかわりたいと思っているのかも…
みくる→ハルヒ←長門←朝倉の一方通行?
鶴屋さん→みくる→ハルヒ←長門←朝倉
↑ ↑
阪中 ENOZの人々
妹とか森さんとかどうだっけと考えてたら、
>>115にものすごい相姦図があったの思い出した
ハルヒ愛されてますねw
長門ってハルヒのこと直接名前呼んだことある?
長門は誰のことも直接名前呼んだことはないと思うが。
「……団長」
とかって呼んでくれたらモエス
ハルヒが有希って呼ぶとなんか萌える
部室でハルヒと長門が二人きりの時に何してるのか、気になってしょうがない
2人きりの文芸部部室であれこれしようと長門を襲うハルヒ、逃げようとするがハルヒが無意識のうちに力を封じてしまい
ただの人間(てか消失長門)にされ…というネタを何本も見かけた。ハルヒの設定は無敵だ
184 :
名無しさん@秘密の花園:2006/09/03(日) 18:41:21 ID:dFT0Jktu
積極的に攻めるのもいいけど
長門相手だと途端に好き放題できなくなるって感じもするな
二人っきりだと離れて話すのですらギリギリとか
消失の「有希」「ない」「よね」で通じ合う2人の会話が好きなので
「有希、あたしの事好き?」「…好き」というやりとりを毎日繰り返して
いつの間にか「有希」「好き」「よね!」となればいいな
>>185 繰り返すうち「…」「好き」「えっ!?」って有希が先手打つようになってくれたら万々歳。
そしてそれを傍から眺めてちょっぴりジェラシーなみくる。
朝倉→長門×ハルヒ←みくるが俺の中で鉄板になってきた…。というかハルヒ受が萌える。
ハルヒ攻め×みくる受けとか思ってる奴は素人。
黒みくる×Mハルヒ
朝倉さん×長門
鶴谷さん×みくるが俺の中で鉄板
鶴屋さんだー!
キョンが邪魔だと言う人達>
逆に考えるんだ、キョンは女だったんだよ!
ハルヒが百合に目覚めてくれれば
キョンのオティンティンが無くなってこのスレ的にもオールOKになるわけだ。
ハルヒ×みくるって需要無いですかねえ・・・
ENOZの人達でハァハァしたい
ハルヒも軽音に仮入部した時はさぞ可愛がられたにちがいない
ENOZメンバーに可愛がられるハルヒを見て何となく面白くない長門とみくる。
…妄想乙>俺
バンドのために楽器の練習を始めてから、ハルヒが文芸部室へ現れなくなった。
本人は「あたしより有希の方がギター上手いのよ、悔しいから軽音楽部へ習いに行ってるの」と言っている。
確かにあいつは極度の負けず嫌いだが、だからってわざわざ他人に教えてもらうか?独学で何とかするんじゃないか?そう考えていると
「あの…すいません、今日はもう帰りますねっ」朝比奈さんが部室を出て行った。いつもは天使のような朝比奈さんだが、
最近は何故か落ち着きがない。メイド服にも着替えないしお茶も淹れてもらえない。窓の外を見て溜息をつき、部屋の中をうろうろしたり…
「…………」
考えているうちに、もう少しで長門が出ていくのを見逃す所だった。これはもっと珍しい、下校時間には早すぎるぞ?
とにかく、SOS団の活動時間は長門が本を閉じるまでだ、俺も帰ろう。その前にハルヒの様子でも見に行くか…
「じゃあまた明日…あ、キョン!?い、一体どうしたのよ?」
部屋の前まで来ると、ちょうどハルヒが出てきたところだった。いくら何でも驚きすぎだろう、目が潤んでるぞ。
「長門も朝比奈さんも今日はもう帰ったから解散だ」
「あ、そうだったの。じゃああたしも帰るわ」
ハルヒはそそくさと立ち去った、そんな逃げるように行く事ないだろ。
そういえば3時間ライブしたかのように汗ばんでいたし顔も紅潮していた。
それに頭のカチューシャが教室で見た時と少しずれている。一旦ほどいたのか?やっぱり、最近のあいつはどこかおかしい。
…あ〜、無理だ書けない。ながるんは勿論、各スレでSS書いてる人って凄いよ
ワッフルワッフル
ミックルミックル
最近長門がハルヒのナイトに見えてきた、脳外科行ってくる。
201 :
名無しさん@秘密の花園:2006/09/28(木) 23:28:08 ID:rc/7WJMM
保守
202 :
名無しさん@秘密の花園:2006/09/28(木) 23:44:25 ID:E0WbwiaZ
ハルヒの声やってる人はガチ百合
>>197 ご謙遜を、やるじゃないですか
で、ハルヒが5Pで楽しんでる間に長門×みくるが急接近…!?
>>197 読解力が無くてすまんが、なんでみくると長門の様子がおかしいんだ?
>>196のレスを受けて書いたんだろう
ハルヒが部室へ現れなくなったからじゃないの
ああそっか
d
いやー雪山読んだがここまでハルヒ→長門が萌えるとは思わなかったよ
ハルヒはみくるに比べて長門の方を気遣っている印象があるな。
同級生だからなのか、果たして・・・
みくるが色々酷い目に会いながらも1人過去の世界でがんばってて案外たくましい事、
逆に長門がエラーまで起こすぐらい次第に繊細になっている事に心のどこかで気付いてるのかな
無意識だろうけどね、なんかハルヒはそんな子だと思うの
ENOZのドラムの子カワイイよハァハァ
岡島瑞樹さんか
自分は榎本美夕紀さん(ボーカル)にハァハァした、ラストだけだったけどもっと出てほしかったなー
その次は財前舞さん(ベース)もいい。あと、古泉ファンの女の娘達も気になる
ハルヒのみくるに対する虐待は甘えの一種だと思う。
みくるなら許してくれるだろうという姉に対する我がままみたいな。
長門の方はハルヒにとって庇護の対象なんだろう。
ハルヒ視点だと長門は無口で流されやすく孤独な弱い子に見えてそう。
>>213を一行にまとめると
みくる×ハルヒ×長門
まあハルヒを一行でまとめると
鶴屋さん×みくる×ハルヒ×長門×朝倉さん
阪中さんを忘れないで><
>>212 岡崎瑞樹っていうのか
ってか今気付いたがENOZってZONEのパロなんだ
218 :
名無しさん@秘密の花園:2006/10/03(火) 23:07:48 ID:M7CLlizm
そういやこの板的にはZONEってどうだったんだろ
>>219ENOZとZONEをようつべで見比べたりしたw
それなりにZONEもハァハァできるよ
ZONEのパクリ…
言われるまで気づかなかったよ!
ZONEはリーダーがいた頃が良かったな。
EONZはリーダーいた頃のZONEだよね?
>>223 GJ
ENOZほんと良いな、元ぞねヲタにはたまらん。
ああ、ENOZとハルヒがあんなことやこんなことを…ハァハァ
ハルヒとENOZのカラミ見てぇよハァハァ
見比べてみると、映画や特番なんかでたまにある有名人本人が登場&声優に挑戦、みたいな感じw
それくらい意識して似せてるね。元々原作では名無しだしそもそもスリーピースバンドなのに
逆にあまり触れられてなかったからこのくらい趣味でやれたんだろうけど。そしてそれがGJ
道具を使うのは
邪道
229 :
名無しさん@秘密の花園:2006/10/09(月) 00:37:48 ID:IsXwfnT4
保守
230 :
名無しさん@秘密の花園:2006/10/11(水) 18:47:50 ID:NPeWcQar
ほしゅ
頑張って長門×ハルヒ書きたいけど長門が動かしにくい…。ベクトルは違えど二人共破天荒なんだよな。
筆休めに鶴屋さん×みくるでも書いてみたらどうかな
>231
俺は応援するぜ!
頑張って書いてくれ<長門×ハルヒ
長門のマグロ攻めキボン。
ふたなりは勘弁
だな
停滞気味なので何か書くか
239 :
名無しさん@秘密の花園:2006/10/29(日) 06:01:43 ID:F7cAJWbT
期待age
という保守
ハルヒ×みくるが好き
ハルヒがキョンに嫉妬してればいいのになぁ
ハルヒはみくる大好きすぎていじっちゃうんだと思うけどなあ
ハルヒ→みくるのみくる×ハルヒが好き
ハルヒよりみくるのが精神は何倍も大人だと思うし
長門×みくるが好きな奇人
全然奇人じゃないと思うが。
ハルヒキャラの中でまずあり得ない組み合わせって言ったら
朝倉×みくるくらいじゃね?
喜緑×キョン妹だろ
森さん×みくる(大)のお姉様百合が見たいな。
なんかすでに面識あるみたいだし。
そこまで鶴屋さん×みくる好きじゃなかったけど
萌 え た
この書き欠けSSを、このスレに送る。
需要があれば、また書く。
昔から、男の子と当たり前の様に話ができる人が羨ましくて、生まれる前から私とは何か違うモノを持ってるって思ってた。
私はいつも、内気で臆病だから、異性っていう存在が前にいるだけで気が上がってしまってろくに話なんてできないから。
でも、私と同じクラスには全然そんな人がいないの。みんな当たり前の様に男女共々で仲良くしてる。
それは私には信じられない光景で……その中で私一人だけが浮いちゃってるような気がして怖くなって……
ある時、それを友達に打ち明けたら……『もっと自分に自身を持ちなよ』って言われたのね。
そんなこと言われても私にはなんにも人に自慢するようなことないし、とにかくなにしたらいいのかわからなくて……
そのまま時間だけが過ぎていって、気が付いたら私の周りにはもう誰もいなかった……
毎日学校に行くのが寂しくて寂しくて、周りにみんないるのに、私はひとりなんだって思ってしまって……
もし、私がそのままずっとひとりでいたなら、私はもう生きてるのが嫌になってたかもしれないのね。
でも、私は今ここにこうして生きてるの。誰のおかげなの?
それは、あの涼宮さんのおかげなのね。
「ふぅ……」
月曜日から毎日続いたお掃除当番も今日で終わり。
まだ夕日が落ちるには早い時間だけど、もう校舎は夕闇の色を映して淡く輝いてた。
「(……今日もひとりで帰るのね……)」
掃除も終わって人波まばらな教室には、男女何人かが丸くなって輪を作って話してる。
それを横目に私は鞄に教科書を入れていく。いやでも目に映る光景を少し羨ましく思いながら。
融通が利かなくて、人付き合いが苦手で、優柔不断な私には、あの輪に入れる様な度胸がないから。
初めの頃に私に男子生徒と仲良くできるように気を遣ってくれた人も、今では私の態度に呆れて声もかけてくれない。
……でも、お友達がいない訳じゃないのね。今、あの輪に入ってる女の子に話かければ多分、一緒に帰ってくれる。
でも、男女が楽しそうに話す輪のヒトカケラに話しかけるなんて恥ずかしくて、無理。それだけで、無理なのね。
「はぁ……」
今日何度目かのため息をついたら、私がなんとも小さい人間に感じられて、嫌になったのね。
もう帰るのね。ここにいても私にはなんの価値も生まれないのね。
夕闇が窓から入り込む教室の中でひとり、そう思って私は、席を後にして、音もなく教室から出た。
廊下は逆日を浴びて輝きながら、窓には光と影を文字られるような美しいグラデーションの夕焼け空を写してた。
なんとなく寂しい気持ちで外の光を眺めながら、廊下から曲がり角の階段に差し掛かった、その時……
――タッタッタッ
「ほらキョン!! 早く行かないとお店閉まっちゃ……って、わわわわっ!!」
――ドンッ
声が聞こえて、背中に何か温かいモノがぶつかってきて、階段を踏み外したのだけは覚えてるのね。
多分あの声は、同じクラスの涼宮さんだったのね。なんて考えているうちに意識が遠くなっていったのね。
フカフカの何かに包まれながら目を開けると、真っ白な天井があった。
トンネルを抜けるとそこは雪国だった。なんて最近習った文頭が妙にしっくりくる光景だったのね。
まだぼんやりした頭でも、なんとなく、それが保健室の風景だ、ってのがわかったのね。
私はベッドから抜け出して、先生を探した。その時になんとなく外を見たら、もう薄暗かった。
ああ、私はあの時、何かに押されて階段から落ちて、誰かがここに運んでくれたんだ。そして私は今までずっと寝てた。
そう理解するのに対した時間はかからなかった。
保健室の先生はいないみたいで、保健室の中には蛍光灯の微かなジィィ、という音が不気味が響いてる。
窓の外の闇と、無慈悲な程の静寂が直に織り込まれたように私の心を不安にさせる。
とにかく、私は帰ろうと思って、ベッド脇に乱雑に掛けられた鞄を手にとった。
「失礼しました」
ドアの前で一礼して、保健室からでたら、ドアには「今日は先生が不在です」と書いてあったのね。
外はもう薄暗くて寒くて、私はしわくちゃになったワイシャツを抱くようにしながら帰途についた。
……暗い街路は怖くて心細くて、ああ、こんなときに誰か側にいてくれたらどんなにいいことか、と思ったのね。
でもいくら周りを見ても、私はいつも通りの一人なのね。また溜め息をつくのね。
スカートから直に入る冷たい空気が私の体温を下げて、なお私を不安にさせる。
そんなことを感じながら真っ直ぐに続く街路を通って少しの曲がり角を左に曲がると、自動販売機があった。
……やむを得ないのね。寒さと飢えにはどんな人間も勝てないのね。
私は鞄から財布を取り出して、自動販売機に近づいて……と、その時に、すぐその横を歩いてくる人を見つけた。
自動販売機の光に照らされて顔が分かるようになって、私とその人は同時に声を漏らしたの。
「あ……」
「あ……」
そしてそれが誰だったのかと言うと……。
「ん……まあ、とにかく座って……はい、ミルクティー」
「あ、ありがとうなの……」
私は涼宮さんからミルクティーの温かい缶を受け取って、涼宮さんの隣に腰を下ろした。
公園のベンチには、囲いがあって風が入ってこないからあまり寒くないのね。
私は温かい缶で手のひらを温めながら、ちらちらと涼宮さんのほうを意識する。
「ええっと……アンタなんていったっけ……? たしか……さ、阪中さん……で、あってる?」
「あ……う、うん」
自動販売機で偶然、涼宮さんと会って、私はよく解らないまま公園に連れてこられたのね。
ミルクティーは涼宮さんが買ってくれたのね。
「今日は、悪いことしちゃったわね……まさか人がいるなんて思わなくて」
「……?」
涼宮さんはいつもと違った雰囲気で、私に語りかける。とりあえず知らないフリをするのね。
「ほら、階段で……ぶつかったでしょ……? もしかして覚えてない……!?」
「え……? あ、ああ……あれは、涼宮さんだったのね?」
なんとなくだけど、わかってた。
わかってたけど、謝ってほしいって思ってるなんて思われたくないから知らないフリをしてた。
「……気付かなかったの……? そういえば、保健室に連れて行った時も反応なかったわね……
まあ……いいわ……とにかく、悪いことしたわ、わざとじゃなくても」
それだけいうと涼宮さんは急に黙り込んで、目の前の闇を見つめた。
黄色く塗られたベンチから、暗く先の見えない闇を見ながら、他に話すことも浮かばなくて私も黙る。
辺りはもう闇、でもところどころにある電灯が辺りを少しだけ弱々しく照らす。
吹く風の音の強さが、なんとなく身の回りをおどろおどろしく映す。
隣で黙る涼宮さんは、男物のような襟の立ったワイシャツに下はスタイルの良さが際立つ黒のズボンを纏ってる。
直視して怪訝に思われるのが怖いから、ちらちらとしか見れないけど、顔はやっぱり私なんかじゃかなわない美人……
いつもの無愛想な目ツキや表情と違って、今は感慨に耽るような悩ましい顔してる……
言葉遣いだって、そうなのね……今は、初めて挨拶をしたときに返された「うるさい」の口調とは全く違う……
どうして同じ女性なのにこうも融通がきくのかな……?
なんとなく隣に自分よりずっと何にでも優れた人がいるってだけで、ちょっと緊張しちゃう……
「…………」
「…………」
殆ど無言のまま時間だけが過ぎて、何をしたらいいのか、被害者の筈の私が困ってしまう。
痺れをきらしたのか、はたまた涼宮さんなりの間の取り方だったのか、やっと涼宮さんは口火をきった。
「……なにか、お詫びってほどじゃないけど……なにか私にできること、ないかしら?」
話がまた始まって、なんとなく涼宮さんを見ると、涼宮さんも私の方をみてるのね。
ちょっと悲しくて、それでいて優しい視線が、私の視線と繋がって……恥ずかしくて顔をまたうつ向ける。
……私の悪い癖なのね……こんな風に誰かから気を使ってもらってるのに、自分に自信が持てなくて……
「そ、そんな……! わ、私はそんな……大丈夫だから……」
なんて、愛想がよさそうに見えるように気を付けながら、それから自身を遠ざけちゃう……
だってそうすれば、私にとってプラスにはならないけど、マイナスにもならないはずだから……
「そう……? そんなに慌てて遠慮しなくていいのに……本当になにもないの……?」
でも本当はプラスになることを選びたい……でも私は臆病で……内気で……
「え……? あ……その……だ、大丈夫……なのね……」
だからこれでいいの……私が何か望むことで私が傷つくなら、私は何も望みたくない……はずだから……
「本当にそう思ってる……? あなた、それでいいの? 今だけなんだからこんなの、“後悔”したくないでしょ?」
――“後悔”……?
涼宮さんはキッとした表情で私を見据える。風の音が聞こえないほど心臓がうるさく鳴る。
私の頭の中には、その“後悔”の文字が羅針盤の様に回って回って……
『ねえ、阪中さん。こっちに来て皆で話しようよ?』
『あ……えっと……その……私はちょっと今から……用事があって……』
『大丈夫だって! なんなら、話しやすそうな男子何人か紹介しようか?』
『あ、あああ……それは……!! それは……その……また今度で……!!』
『ねえ、どうしたの? この頃付き合い悪いわよ?』
『あ……ご、ごめんなさいなのね……ちょっと……その……この頃忙しくて……』
後悔……してないの……?
私は後悔してる……絶対してるよ……!
傷つくのが怖いから……後悔する……それでいいの……?
嫌だよ……私……そんなの嫌だよ……!
じゃあどうして自分から後悔しない道を選ばないの……?
……それは……それは……
それは 私が 傷つくのをためらっているだけ……
「……うっ……ううっ……ぐすっ……」
「……!? ちょ、ちょっと……どうしたのよ……?」
涼宮さんの緊迫したような声が私の耳に刺さるけど、溢れる涙は止まらなかった。
声にならない叫びが喉の奥から心の隙間に入り込んでいくのが痛いほどわかる。
私は、ずっと後悔してきた。ずっとずっと後悔を溜め込んで、その捌け口も持たないまま歩いてきた。
それがどんなに自分に甘えているのか、そしてそんな風に甘えていながら心の底では何かを望んでいるなんて。
それがバカらしくてバカらしくて、涙が止まらなかった。
私は涼宮さんの腕の中で、17年分泣いた。
〜前編 終わり〜
なぜ阪中さんなんだ・・・
とりあえず後編もお願い
これからどう転ぶのか気になるな
続き希望!
265 :
名無しさん@秘密の花園:2006/11/14(火) 10:37:04 ID:CmwIIc/4
イイヨイイヨー
続きwktk
阪中さん×ハルヒテラモエス
続き超期待!
一週間ぐらいまって。マターリつくります。
ワクテカしながらまっとるぞ
ハルヒ百合か・・・いいな
ハルヒ×長門に見せかけた長門×ハルヒSSをこっそり投下
昼休み、ハルヒは昨日置き忘れた財布を取りにいくため、部室に向かっていた。
「もう!財布がなきゃ学食が買えないじゃない!」
蝶番が可哀相なくらい勢いよく部室のドアを開けるとそこには先客がいた。
「有希じゃない」
窓際でぽつんとパイプ椅子に座っていた長門は、今まで食べていた
コンビニ弁当に向けていた無感動な目を、たった今入ってきた少女に向けた。
「いつもここでお昼食べてるの?」
「そう」
ハルヒは柔らかな光を受ける長門の顔をじろじろ見た後、
彼女の手のコンビニ弁当を見て表情を変えた。
「っ有希!あなたもしかして毎日コンビニ弁当だったりする!?」
静止していた頭がかすかに動く。
「ダメよ!育ち盛りの高校生が毎日そんなんじゃ!だからそんな細いままなのよ!!」
長門が何か反応を返す前に、ハルヒは長門の手を右手で、
長机の上に放置されていた財布を左手でわしづかみにした。
「学食行くわよ学食!今日は私がおごったげるからじゃんじゃん食べなさい!!」
長門は左手にコンビニ弁当を、箸を持った右手をハルヒにつかまれたまま、
自分の手を強引に引いて走り出す少女に抵抗することもなく、足を動かし始めた。
学食の机に向かい合わせで座る二人の間には、カレーと定食Aとサラダとデザートが
美味しそうな匂いと湯気を立ち上らせながらずらりと並んでいた。
ちなみにカレーは長門が指定したもの、定食Aはハルヒの昼食用のもの、
サラダとデザートはハルヒが長門に食べさせるために独断で注文した。
長門が代金を払おうとするのをハルヒは強引に止めて、全ての代金を自分で支払った。
「さ!食べて!遠慮はいらないわよ」
長門は目の前に置かれたスプーンを手にとると、そのスプーンをカレーライスに
ゆっくり差し込み、カレーのからむライスをすくいあげて、自らの口に運んだ。
「美味しい?」
ハルヒが長門に問いかける。
長門はスプーンを口から出し、咀嚼し飲み込むと、よく見ていないとわからない程度に頷いた。
「そう、よかった。今日は好きなだけ食べなさいよ」
ハルヒは満足そうに微笑みながら言った。
長門は、先ほどとほとんど同じ動きでカレーライスをすくいあげると、
それをハルヒの顔の前にもっていった。
「?くれるの?」
ハルヒは少し驚いた様子でスプーンを差し出す少女を見る。
首がかすかに上下するのを見てハルヒは少し不思議に思いながらも
「じゃあいただこうかしら」
と言うと、横髪を手でおさえながらスプーンを口に入れた。
長門はスプーンがハルヒの口に入っていく光景を、人形のように静止したまま見つめた。
ハルヒはスプーンから口を離すと
「ちょっと甘いわねえ…私はもっと辛いほうが好きだわ」
と口をもぐもぐさせながら言った。
「よくわからないけどありがとね有希。でも残りはあなたが食べなさいよ!」
ハルヒはそう言いながら割り箸を小気味のいい音を立てて割ると、
自分の昼食である定食を食べ始めた。
長門はハルヒが定食に集中しているのを確認するように見つめた後、
ハルヒの口にカレーライスをからめとられて、今は何ものっていないスプーンの先端を軽くなめた。
そしてすぐにカレーライスをすくうと、ハルヒと同じようにもくもくと食べ始めた。
おわり
萌えー!
長ハルごちそうさまでした。GJ!
俺の荒んだ心が癒されました
超GJ!
長門×ハルヒ投下
動揺ネタバレ
建前は冬合宿、その実は今年度最後の大騒ぎ、または古泉劇団発表会の場となった鶴屋家別荘。
掘ゴタツに足を突っ込んで、俺達はハルヒと古泉が共同製作したスゴロクに興じていた。
「はい。次、有希の番ね!」
手元に転がって来たサイコロを拾い上げて、ハルヒが長門に手渡す。
長門はサイコロを手の平で受け止め、すぐに少しだけ手を傾けてテーブルに落とした。
「…に」
振ったサイの目に書かれた数を呟いて、長門はコマを二マス進めた。
げえ。それが俺が長門のコマが止まったマスの指令を読んだ感想だ。
「『団長を気分良くさせる言葉を五種類以上言う』…」
ぱちり、と一回だけ瞬きをして長門はそれを読み上げた。
どうする長門。お前は社交辞令とかには無縁な奴だよな。
天上天下唯我独尊が乗り移ったようなハルヒを褒めるなんて、罰ゲームにしかならないぞ。
そう俺が考えていると、
「有希?
その…できなくても別にいいのよ?
有希は素直だから、褒め千切るなんてできないだろうし、キョンみたいに罰金なんて言わないわ」
と、ハルヒが少し困ったように長門の顔を覗きこんだ。
何かもう、文句を言う気にもなれんな。この俺限定の不平等にも長門限定の気ィ使いっぷりにも慣れちまった。
あと暗にそれは褒め千切る天才の古泉は素直じゃないって言ってることになるぞ。
いや、その通りだが。
ハルヒや俺の心配をよそに、長門はコタツの中で身をよじって、ハルヒの正面を向くように座り直した。
お、パスしないのか。
「活発」
ひとつ目だな。まあ嘘ではないだろう。
「健康的」
ふたつ目。あれ、それってひとつ目のと意味被ってないか?
「物怖じしない」
みっつ目。あー、まあな、当てはまるわな。
「優しい」
よっつ目。長門限定だがな…ところでハルヒよ、今のお前に鏡を見せてやりたくてたまらんのだが。
なんつーだらしない顔だ。
よっぽど嬉しいんだろうな。
最後の一個。
五種類以上ってことは、いつつより多くてもいいと言うことだが、最低限のいつつでも上出来だろう。
なんてたってハルヒを褒める言葉だからな、いつつは多過ぎるくらいだ。
さーて、長門は最後に何と言うかな?
「…好き」
それは…褒め言葉なのか?個人的な感情じゃないのか??
長門の爆弾発言に、見ろ、朝比奈さんはおろか古泉まで固まってるじゃないか。
こんな時でも落ち着き払っている多丸さんは流石だな…鶴屋さん、大爆笑してるのなんてあなただけですよ。
いや、それよりも…おいハルヒ!!
なんだってお前はタコみたいに真っ赤になってるんだ!?
「わ、私もよ…」
もじもじ、と効果音を背負えるほど顔を更に赤く染めて言うハルヒに、
「そう」
とあくまで無表情な長門。
朝比奈さんが何となく寂しそうに見えるのは…俺の気のせいだ、うん。
終わり。
なんかもうすんばらしいのでじゃんじゃん投下してって下さい
長ハルGJ
照れるハルヒ可愛いよハルヒ。
GJです
寂しそうにしてるみくるがいい味出してますな
長門に張り合うみくる希望。
ハルヒ+みくる×長門投下
二学期がもうすぐ終業式を迎えるある日の午後。
コンビニに行くと言って席を立った古泉は、扉の前でいつもの微笑をたたえ、SOS団アジトを振り返った。
「何か用がございましたらどうぞ」
「古泉くん、あたし雪見だいふくお願いね!」
早速ハルヒが勢い良く挙手して言った。
お前には遠慮と言うものが…ま、古泉だしいっか。
「古泉、ジャンプ頼む。料金後払いでな」
「あのー、古泉くん、ハンドクリームを…あればでいいです。
よろしくお願いします」
朝比奈さんが律義に古泉に頭を下げるのを見つめていると、長門がいつの間にやら古泉の真横に移動していた。
「私も、行く」
ん?古泉に頼んだらどうだ?そのために奴も皆の注文を聞いているんだろうし。
俺がそう思っていると、ハルヒも同じように思ったんだろうな、
「有希、古泉くんに頼んだら?
遠慮してるんだったら大丈夫よ、古泉くんは私が見込んだSOS団の副団長だもん。
断るなんてキョンみたいなケチ臭いことしないわよ!」
市内探索の度に全員分の昼食代やら茶代やらを払っている俺のどこがケチ臭いと言うんだハルヒさんよ。
「いいの?」
古泉、今すぐ俺と代われ。
長門にそうやって上目使いに尋ねられるんならパシリくらい安いもんだ。
「勿論です。どうぞご遠慮なく」
コートを手に取った古泉が長門に爽やかスマイルで促すと、長門は
「昼、少ない日用。羽付き」
とだけ呟いた。
「ゆーきぃー!!!」長門の一言で外の気温よりも冷たくなった空気の中、真っ先に動いたのはハルヒだった。
「な、長門さん!」
少し出遅れた朝比奈さんも、ハルヒと同じく長門に駆け寄った。
ふたりして長門を抱き寄せ、顔に掛かるふたり分の胸の圧力に身動きできずにいる、なんとも羨ましい状態の長門を古泉から引き離す。
その古泉はと言うと、あまりのことに爽やかスマイルのままその場に固まり、このクソ寒いのに汗を一筋流すなどと高度な技をやってのけていた。
ハルヒと朝比奈さんは俺と古泉から最も離れた場所、つまりハルヒの団長机まで長門を連行して、そこでやっと長門を解放した。
「ゆゆゆ、有希、あなた学校でなったの?」
「なった」
「どうして私に言わないの!?
みくるちゃんでも良いわ、とりあえずそーゆー時は知っている人に持ち合わせがあるかどうか聞くもんなのよ!」
ハルヒの物凄い剣幕に、長門はそうなの?とでも言うように首を傾げ、朝比奈さんはハルヒの言うことにこくこくと頷いていた。
「でも、聞くと言っても、そういうのは男の人に聞いちゃだめです」
そこでハルヒ達は全員が全員、俺と古泉の方を見た。
ハルヒは睨み付け、朝比奈さんまでもが咎めるように。
長門はただ見つめただけだったが、なんだなんだ、ハルヒと朝比奈さんのその目は。
俺も古泉も誰にも何もしてないぞ。
何故か冷や汗が垂れてきた。
「それに、古泉くんと有希が一緒にコンビニ行って、よ。
有希がそれ持ってレジに並んだら、古泉くんがなんてリアクションしたら良いか解らなくて困るでしょ!」
「べ、別に何もリアクションなんてしませんが…」
うん、こればっかりは俺も古泉がハルヒに反論するのも無理ないと思うぞ。
俺だって見て見ぬフリをするさ。
「解ってくれましたか?長門さん」
朝比奈さんがまるで姉のように長門に問い掛け、長門がこくっと頷いた。いいね、和む。
「って、悠長にしてる場合じゃないわ!」
ハルヒは自分の鞄に手を突っ込んで小さいポーチを取り出すと、長門の手を掴んで扉までずかずか歩いて行った。
古泉が扉の前から退くと、何故かハルヒは奴を一瞥してから勢い良く扉を開けて部室から出て行った。朝比奈さんもそれに続く。
そりゃな、あんな会話をした後に男共とひとりで残るのは気が引けるだろうよ。
ぱたん、と扉が閉められる音を聞いてから、盛大な溜息をついて俺は机に突っ伏っした。はー、やれやれ、一気に疲れた。
古泉が壁にもたれ掛かって、そのままずるずると床にへたり込む。
こりゃいつものオーバーリアクションじゃなくて素っぽいな。当然か。
「それにしても、驚きました」
「ああ、宇宙人の長門にもそーゆー…」
「近頃のコンビニって何でも置いてあるんですね」
そっちかよ。今時パンツだって売られてるぞ。
いや、そうやってツッコむ気力さえ今の俺にはもう無いさ。
終わり。
お前凄いな
よく次々と書けるもんだ
本当に凄いよ
ネ申
ちょww長門wwww
美味しく頂きました。GJ
しばらく神にまかせる
色んなSSを書いちゃうけど、前の阪中のやつがどうも進まない
すまん、待ってる人がいたらあとちょっと待って
wktk
某ザジちうの人が長門みくる漫画を描いてるぜ
ちょ、もう少し詳しく
以前鶴屋みくる漫画描いた人だよ
ありがとう
みんな親切だな
純粋な百合百合のハルみく本ってある?
見たことないんだが…
213 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/04(月) 23:47:08 ID:L3CAruCx
み「どうしたんですか〜?キョン君や男の人達を皆ここから出して」
ハ「外は大雨、ここには麻雀…決まってるでしょ!?脱衣麻雀をするわよ!!」
み「な、なんでそうなるんですかぁ〜」
ハ「みくるちゃん、あいつらの裸なんか見て面白い?私はみくるちゃんや有希を見る方がいいわね」
み「そ、そういう問題じゃなk」
ハ「有希、あんたならルール分かるわよね?」
長「まあ」
ハ「で、もちろん3人なわけないわよね…あなたも参加しなさい!!」
森さん「私ですか?わかりました、あまり得意ではないですが…」
『ツモ』
ハ「な!?…ま、また負けた…」
森さん「では最後の一枚ですね、その下着も脱いでください」
み「ふええ〜、得意じゃないって言ってたのにぃ〜」
森さん「言い方が悪かったですね、失礼しました。他に得意なゲームがもっとあるんです」
長「…寒い」
森さん「さて…私の優勝ですが、こういう状況になってこのままお開きって訳ではないですよね?」
ハ「え、ちょちょっとなにすんn///」
216 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/05(火) 14:33:08 ID:1pCpNuqL
結局優勝した森さんも自ら全裸になるんだな。
ハルヒで百合自体あんまり見ないから…
長門ハルヒが読みたい
>>304 無いのか…そっか…
ハルヒで百合ではむしろマイナーそうな朝倉長門が結構人気あるんだな
朝倉長門はメジャーだろ
朝倉×長門がマイナーって…
みくる×長門に萌えてる俺への挑戦状か?
クリスマスパーティーの後は3人でお泊り会
消失世界なら、朝倉×長門は凄く良い。
特に、長門の栄養を心配して、わざわざ手料理を作って
持ってくる朝倉さんなんてたまらんだろ。
まあ、本編ではもう見られないと思うが……
それが長門が創った世界でっていうのがまたおいしいんだよなあ
本編で正式に朝倉さん復活しないかな
朝倉×ハルヒ見たい
冬コミ百合なかった…
なんでふたなりなんだよ!ありえねーよ
せめてペニスバンドにしてくれよ
買ったけどさ
あけましておめでとう。
今年もハルヒ百合がたくさん見られますように。
>>312 買ったんかいww
冬コミ行けなかったし、
ふたなりでも良いから読んでみたいよ、正直羨ましい。
ちなみにカプは何だった?
長門×みくるいいなぁ
陰謀最高だな
鶴屋×みくるも長門×みくるも
好きな俺にとって、陰謀は神。
>>314 リバでも楽しめるから好きな組み合わせだ
みくる×長門は見てみたいな
つうかみくるがタチなのが見てみたい
相手は鶴屋さんでもハルヒでも長門でも
>>318 みくるは総受けオーラむんむんに出てるから難しいだろうな
みくる(大)×長門ならあるかもな
原作新刊マダー
朝比奈みくるの困難
猛烈、みくるアタック-告白-の巻
「なっ長門さん!す、す、スキーしたくありませんかっ!?」
「いい」
「そ…そうですか……」
「なな長門さん!すすす、すき焼きっ、食べたくないですか!?」
「いい」
「そうですか……」
「長門さん!すっ、隙ありぃー!」
「甘い」
「あぅっ」
「長門さぁーん!」
「ちょっ、ちょっとみくるちゃん!有希はあっちよ!」
「ふぇっ、ごごごめんなさーいっ」
「……長門、おまえ、朝比奈さんに何かしたのか?」
「…………ない」
頑張れみくる、負けるなみくる
ワロタw みくるのタチは困難すぎw
>>322 カワユス
しかし一度好きだと言えれば長門はあっさり受け入れてくれそう
「…これ、チョコレート」
「ゆ、有希!?あの有希が食べ物をくれた!?」
「涼宮さん、長門さんにどういうイメージ持ってるんですか?」
ヘタレ朝倉愛
スレのびなさすぎ
ハルヒスレとはいえ百合板ではこんなもんだろ
こういう流れいいと思うんだが
キョン妹×みくる とかどうだろう。だめだろう。
331 :
名無しさん@秘密の花園:2007/03/04(日) 15:38:15 ID:EDLt1rd/
新刊発売決定age
鶴屋×みくる好きの俺が敢えてここで
みくる(大)×みくる
とか提案してみる
みくるは鶴屋さんやその他の人には総受けだと思うんだが
ハルヒ相手にはタチだと萌える
みく×ハル派とハル×みく派の間には深い溝がありそうだな。
ちなみに俺もみく×ハルなのだが。
どっちも萌え派
男性主導のジャンルで百合CP同士が険悪な雰囲気になるなんて
あんまり想像つかないけどね
百合自体全然無いからなあ。見つけただけで嬉しい
ハルヒでもまともな百合本とか出てるのって朝長くらいだろ?
「涼宮さん、肩揉みましょうか〜?」
「みくるちゃんも大分気が利くようになったわね〜」
「……」
「ちょ、ちょっとどこ触ってるのよ!?そこは胸よ…///」
「…でも、気持ちいいでしょう?」
「な、なんでここだって知ってるのよ…ん…」
「涼宮さん、私の胸を触る時もいつもここからだから。自分も好きなのかと思ったんです」
某SSまとめWikiの作品みて鼻でそうだ。
くわしゅく
kwsk
それはひょっとして長門スレの・・・
喜緑さんいいよ喜緑さん
喜緑×朝倉が好きだ
同じく。
最近は長門×みくるもいいかなって思ってきた
新キャラに期待
新キャラの飄々とした中性ぶりは萌える
ハルヒがみくるにカチューシャつけてあげるところは良かった
新キャラ×女超能力者はガチ
その日、私のクラスは担任の先生の都合でホームルームが行われず、そのまま下校になった。
鶴屋さんに別れを告げて、私はまっすぐに文芸部の部室に向かう。
案の定、私は一番乗りで普段なら誰よりも早く来て、部屋の片隅に鎮座している長門さんの姿もまだ無い。
いつものように、ハンガーにかけられたメイド服を手に取ろうとして
その横に見慣れない衣装がかけられていることに気が付く。
涼宮さんが着ていた赤くてきれいなチャイナドレスだ。
この服が涼宮さんの体を包んでいた。そう考えると、私におかしな欲求が生まれる。
私はそれをハンガーから外すと、そっと抱きしめた。
わずかだけど、確かに涼宮さんの匂いがした。
その時だった。
「やっほー! みくるちゃん一人? 有希がいないなんて珍しいわね」
ドアを蹴破るような勢いで涼宮さんが入ってきた。
「ひゃあー!」
私は思わず驚きの声をあげた。
「みくるちゃん、ちょっと驚きすぎよ。って……その服」
涼宮さんの大きな瞳は私の腕の中のチャイナドレスに見つめている。
「はっはー、なるほどね」
「いえ、これは、その違うんです!」
「恥ずかしがらなくてもいいのよ。みくるちゃんもついにマスコットとしての自覚が出てきたみたいね!」
「ふぇ?」
「自分からコスプレしようだなんて見上げたものだわ。でもサイズじゃみくるちゃんには小さすぎるから諦めなさい」
「いえ、そうじゃないんです」
「心配しなくていいわ。私がちゃんとみくるちゃん用のチャイナドレスを買ってあげるから。うん、きっとすごい可愛くなるわ!」
涼宮さんはそう言うと、パソコンを起動させた。
「最近は通販でなんでも変えるから便利よね。あ、安心しなさい。みくるちゃんのサイズはちゃんと知ってるから」
「あ、あの本当に違うんですけど」
「嘘おっしゃい。じゃあチャイナドレス持ってなにしてたって言うのよ」
「それは……その、えっと」
「チャイナドレスが欲しいんでしょ?」
「違うんです。私が欲しいのはチャイナドレスじゃなくて……その中身の方なんです」
「へ?」
……言っちゃった。
顔が燃える様に熱い。きっと頬は桃色に染まっているはずだ。
涼宮さんはまるで時間が止まったみたいに固まってままだったが、しばらくして、事態を把握したのか顔を真っ赤にした。
「なに馬鹿なこと言ってるのよ! だいたい私をみくるちゃんにあげれるわけないでしょ!」
そして、いつもの様に片手を腰に当て、もう片方を手で私を指差して言った。
「みくるちゃんは私のものなんだからね!」
はい。そう答えようと思ったときには遅かった。
私は涼宮さんにすごい力で抱きしめられていた。
終われ
これからが始まりじゃないか
GJ! 終わらず続きを。
新キャラいいなあ。
ぜひ誰かと絡ませたい。
新キャラって誰のこと?
京子×佐々木萌え
ぬ、俺の逆がいる
どっちが攻めでもいい!とにかくこの2人萌え。
京子はへたれ受けの匂いがプンプンするぜ
とりあえずもう2人ほど女の子出てきたのを忘れないであげてください
個人的には、ハルヒの有希好きっぷりが更に前面に出るようになって満足
てかやっぱり誰よりも長門の事好きだよね間違いなく
やっぱり長門はいい娘と思ってたのねハルヒさん
ハルヒなら長門の看病をするために泊り込みくらいしそうだよな
九曜が喜緑さんの腕を掴んだのは、引き寄せてキスするためだと思うんだ
しかし長門萌の喜緑さんはそれを拒否
ショックを受けた九曜は一人帰っていった
九曜は長門萌えだからいじわるしてるんじゃないか
アレはライバルに喧嘩売っただけさ
次巻は長門争奪戦になるんだろうか
個人的には喜緑×九曜はVSじゃなくてニャンニャン記号が良いのですが
つか萌えた
ハルヒが九曜をボコボコにするんだろうか
喜緑さんは百合の匂いがする
入部希望の場にいた謎の女子生徒がどう絡んでくれるか楽しみ、電話をかけてきた娘と同一人物なのかな?
復活の朝倉だとか森さんの超絶変装だとか実は異世界人だったミヨキチだとか既存キャラ説も入り乱れてるが
369 :
名無しさん@秘密の花園:2007/04/06(金) 23:13:37 ID:5Fu6peHI
長門VS九曜の対決予想
長門「……」
九曜「――」
長門「……」
九曜「――」
長門「……」
九曜「――」ちゅ
長門「……うかつ」
ごめん上げてしまった
この長門総受けな状況を見た朝倉さんもカナダから戻ってきそうな気がしてくる
佐々木×ハルヒかな
それと、男と女佐々木は口調が変わるってのもミソ
次巻で女性キャラ全員が長門を求めて争奪戦
それだとハルヒが勝ちそうだな
『長門が誰かのおかげで倒れてるなんてことを知ったら、ハルヒはその誰かを完膚なきまでに叩きのめすまで拳を緩めない。
天地をひっくり返してでも長門一人を救い出そうとするだろう。』
とまで言われるぐらいだからねw
異常なまでの過保護っぷりが良い
最大の壁なキョンフィルターを通してこの調子なんだから
既に長門家の合鍵ぐらい持っているかも
「何やってるんだ、長門にオートロック開けてもらわんと入れんぞ?」
「バカね、それだけのために有希を起こしたらかわいそうじゃない!これよこれ!!(カチャ」
「なんと!?」
「もう有希ったら、ちゃんとしたもの食べないと。はい、あーん」
「……ぱく」
「だめじゃない、有希、起き上がっちゃあ」
「だいじょうぶ」
「大丈夫じゃないわよ。心配だから今日は私が一緒に寝るからね」
「有希、パジャマ着替えないと。体も拭いてあげる」
「……」
「自分で脱げないの? 手伝ってあげる」
380 :
名無しさん@秘密の花園:2007/04/18(水) 22:47:09 ID:h9ARDt/U
実は長門と友達になりたいけど
どうコミュニケーション取っていいかわからず長門を困らせてしまう九曜さん
まんざらでもない長門さん
冬休みでだらけきった体が、ようやく学校生活のリズムを取り戻してきたと感じる今日この頃。
我らSOS団は何をしているのかと言うと、何故かまたもや機関紙作りに励んでいたりするわけだ。
と言っても今回は生徒会も古泉も関係ない。
ハルヒの純然たる思いつきによるものだ。
ちなみに今回の俺の分担は幻想ホラー。
はっきり言って何を書けばいいかわからんが、まあ恋愛小説よりは幾分かマシだ。
古泉と朝比奈さんは前回と変わらず、それぞれミステリと童話。
その二人は今はいない。
用事があると言って二人とも帰ってしまった。
そしてなんと言っても特筆するべきは長門の恋愛小説だろう。
俺の知る限り最も恋愛小説とは遠そうな人物であるだけに、興味はあるのだが。
果たして本当に長門が恋愛小説というものを書くことができるのだろうか。
当の長門はここ数日、キーボードを少し叩いてはフリーズして、また少し叩くという行動を繰り返している。
「有希、できた?」
早々に自分の分を書き終えたハルヒが長門の背後からパソコンを覗き込む。
「結構できてるじゃない。どれどれ」
ハルヒは長門の小さな肩に顎を置くと、そのまま読み始めた。
最初はふんふん、と頷きながら文章を追っていたハルヒだったが次第に様子がおかしくなっていった。
顔は軽く紅潮し、声にならない声をあげている。
ハルヒは長門から体を離すと、どこか恥ずかしそうに長門を見つめた。
「有希…あなた、これって」
長門は何も言わずにただコクリと頷いた。
ハルヒは小さく「そう」とつぶやくと更に顔を赤くして固まってしまった。
一体、どんな内容が書かれていたのだろうか?
俺は自分の席を立つと、長門の後ろからパソコンを覗き込んだ。
私の体にエラーが発生したのは、いつの頃からだっただろうか。
正確な時刻は私にはわからない。
しかし、その原因が彼女にあることだけは確かだった。
彼女と最初に会話をしたときのことは正確に記憶している。
彼女は、文芸部の部室で読書をしていた私の前に現れると、唐突に部室を貸して欲しいと言った。
私がそれに了承すると彼女はすぐにまたどこかに行ってしまった。
彼女がSOS団という組織を立ち上げ、私がそのメンバーに入っていることを知ったのは放課後になってからだった。
私は以前より彼女のことを知っていた。
私は彼女を知るために存在していると言った方が正確かもしれない。
そういう意味では、彼女と同じ組織に身を置くということは私にとって悪い話ではない。
彼女をより理解するために観察する日々が始まった。
彼女は感情豊かな人間だった。
感情というものの概念が理解できない私にとって彼女の行動は不可解なことが多かった。
私は彼女の観察を続けた。
次第に私個人としての意思が観察とは別の目的で、彼女の姿を目で追っている事に気がついた。
おそらくエラーが最初に発生したのは、この時からだと思われる。
発生当初は無視できるレベルだったエラーは次第に大きくなっていった。
気がつけば、私の思考の63%が彼女に対する任務とは無関係な事項で占められていた。
自分に与えられた役目をこなすに当たって、良くない影響を与える数値だったが私はエラーを消去できなかった。
消去しようとは思わなかったからだ。
それどころか私はいつの間にか、この正体不明のエラーを心地よく思っていた。
このエラーが何なのか、私は有機生命体によって書かれた資料に答えを求めることにした。
その結果、このエラーが有機生命体における恋愛の概念に酷似しているという結論に至った。
だが私と彼女は生物学的には同じXX染色体で構成されている。
だが子孫を残すためにプログラミングである有機生命体の恋愛は私には当てはまらない。
普通ならば別に原因があると考えるべきだろう。
しかし不思議なことに、何故だか私はこのエラーが彼女に対する恋愛感情であることを確信した。
その後、別の資料によると同姓同士での間に恋愛感情が発生することがあることを知った。
やはり私の確信は間違っていなかったようだ。
私の中のエラー、いや、恋愛感情は日を追うことに増大していった。
気が付けば脳内の仮定の中で彼女を弄んでいる自分がいた。
私は
そこで文章は終わっていた。
どうやら、まだ書きかけらしい。
しかしだな、これは……俺はどう反応すべきなのか。
「私には、有機生命体の感情を完全に理解することはできない」
いつの間にかハルヒの前に立っていた長門がそう言った。
「他者の恋愛感情を想定、構築することは困難を極める。よって自己の経験を記すことにした」
見ればハルヒはさっき異常に真っ赤になってやがる。
「有希!」
ハルヒはそのまま絞め殺してしまうんじゃないのかってほどの勢いで長門抱きしめた。
おいおい、俺がいることを忘れてやしないか?
「ごめんね。有希が私のことそんな風に思っていたなんて、ちっとも気付けなかった」
「いい。今の状況に私は満足している。ただ」
長門は三秒ほど止まってから、言った。
「私はという固体はもっと貴方と触れ合いたいと感じている」
ハルヒは一瞬驚いたような表情をすると、俺の方を睨み付けた。
「キョン、ちょっと出て行きなさい!」
やれやれ、何する気だよ、全く。
さすがに出歯亀する勇気の無い俺はさっさと荷物とまとめて帰りましたとさ。
それからのこと? 悪いが知らんな。
それからハルヒは不思議探索が終わった後、そのまま長門の家に泊まるようになったことだけ付け加えておくよ。
疲れたから終わり
これはGJと言わざるを得ないな
おぉ、久々のSS
GJです
これはいいハルユキ
「じゃあ行くわよ、有希」
「………」
有希が無言で小さく頷いたのを確認してから、私は有希の手を取って歩き出した。
SOS団恒例の不思議探索の午後、公正なるくじ引きの結果、私と有希はペアになった。
有希はSOS団一の万能選手で凄くいい子なんだけど、あぶなっかしいところがある。
だから、こうやって手をつないであげてるの。
別に私の趣味とかじゃないわ。
私は有希を色々なところに連れまわした。
宇宙人、未来人、超能力者がどこに現れてもいいように町中を探す必要があるはずだから。
結局、今回も何も不思議は見つからなかったけどね。
でも、私は満足してるわ。
今日は楽しかったし、何より有希も楽しそうだったからね。
この子はあまり感情を表に出す方じゃ無いけど、私にはわかるの。
有希は私といて楽しかったんだって。
そう思うとなんだか嬉しくなってきちゃう。
キョン達との待ち合わせ場所に戻る途中、神社の傍を通ると縁日の屋台が出ていた。
そう言えば、今夜は神社で何か行事があったはずだ。
まだ日は明るいので屋台に群がる人は多くない。
それでも確かに商売をやっているようで、たこ焼きの香ばしい匂いやリンゴ飴の甘い匂いが鼻をくすぐる。
SOS団のみんなで後で来るのも良いかも知れない、そんな事を考えていると有希が急に立ち止まった。
見れば、お面の屋台に目が釘付けになっていた。
そう言えば、前にみんなで縁日に行った時もお面を欲しがってたわね。
「お面、欲しいの?」
「……欲しい」
それを聞くと、私はすぐに財布を取り出して、屋台のおじさんに言った。
「おじさん、これちょうだい」
屋台のおじさんは「はいよ」と気前のいい返事を返すと私からお金を受け取り
可愛らしい女の子のキャラクターのお面を私に差し出す。
「はい、有希」
私がそれを有希に手渡そうとしたが、有希は受け取らない。
もしかして、他のお面が良かったのだろうか? 視線からしてこれで間違いないと思ったんだけど。
「………お金払う」
有希はそう言って、スカートのポケットから小さな財布を取り出した。
「いいのよ、私が有希にあげたいから買ったんだから」
「でも、あなたからこれを貰う理由が私には無い」
有希は頑なに受け取ろうとはしない。
でも、それは私だって同じこと。有希のために買ってあげたんだから、お金なんて受け取りたくない。
「じゃあ、こうしましょう。お互いが幸せになれる名案よ!」
「名案?」
有希はわずかに首を傾ける。
「いい、有希はそれをずっと大事にすること。そうすれば買ってあげた私も嬉しい。
買ってもらえた有希も嬉しい。ね、これ以上ない名案でしょ?」
「………」
「わかった!?」
「………わかった」
有希は何か言いたそうだったが、私が念を押すと同意した。
私はそのまま続ける。
「いい、私だと思って大事にしなさい。約束だからね!」
「貴方と思って?」
「そうよ、だから失くしたりしちゃだめよ」
有希はこくりと、有希にしては大きめに頷いた。
「わかった、貴方と思う」
そう言うと、有希は私からお面を受け取り、そのままにお面を自分の口元に近づけた。
そして、有希の小さな唇と、お面のピンクで塗られたキャラクターの唇が重なった。
「ちょ、ちょっと、何してるのよ!」
私は慌てて、有希からお面を取り上げる。
徐々に辺りは暗くなってきていて、それと比例するように周囲の人通りは多くなっている。
「私が貴方にしたいと考える行為を実行した場合、貴方との関係に私にとって好ましくない影響を与える可能性がある。よってこのお面を貴方と仮定した上で、代替行為として私の希望は実現させた」
無表情を作ろうとして、照れが出てしまったような表情で有希は言った。
そして私の目を静かに見つめた。
不覚にもときめいてしまった。
なんて可愛いのかしら! ていうかこれはもう反則よ、反則!
心中で絶叫しながら、私は有希の目を見つめ返した。
見れば見るほど愛くるしい有希は、黙って私の言葉を待っている。
私は何も言わず、黙って有希の手を引いて走り出した。誰もいない場所を求めて。
ようやく人気の無い場所を見つけると、私は有希を思いっきり抱きしめて言った。
「我慢はしなくていいのよ」
少し、腰を落として、目を閉じた。
1秒後、私はお面と間接キスをすることになる。
だめだハルヒ視点むずい終わり
すまん悶えた
とっても良かったyoー
有希ハルかわいいよハル有希
ユキハル率高くて素晴らしいぜ
2人ともGJ!!!!
なんというハルユキハル
ハルヒで百合って少ないんだな
いまさら気づいたよ…
ハルヒの小説サイトないのかな
検索すると前より増えてきたかな、ブレイクして1年経って、普通のネタは散々やりまくったからか
最近は完全に百合ってほどでなくとも女性陣の人間関係を描いたのも見かけられるようになった
いい傾向だな
「それでその、SOS団ではいつもキョンと仲良くしてもらっているわけですね」
「そんなんじゃないわよ、待ち合わせにはいつも遅れてくるし大して役にも立たないし、
未だに役職なしのヒラ団員よ。あー、団長としては頭の痛い存在よね」
「くっくっ、いかにもキョンらしいですね」
「あなたこそ、中学の時あいつとはよろしくやってたんじゃないの?噂にはいろいろ聞
くけど」
「いやいや、時々彼の勉強を見てやってた以外は、特にないですよ」
「ふーん?」
「本当に。彼以外の同級生とも何もなかったし。恋は人を盲目にさせると言いますね。
常に理性的かつ論理的たらんとする精神活動において、恋愛感情などというものは正常
な判断を狂わせる不確定要素、思考に対するノイズに過ぎません。よりありていに述べ
るならば、恋愛感情などというものは精神的な病の一種である」
「…へ、へぇ。同じようなことを考える人がいるものね」
「と、思ってたのですが」
「ん?」
「あなたの団やあなたの噂を聞くに、面白い精神構…失礼、面白い人たちがいるものだ
なあと。対極は引かれ合うというように、あなたがたの動向に興味を持ったのは確かで、
特にその中心人物はどのような人だろうかと」
「…それはどうも」
「そして最初にあの駅前でお目にかかったときに瞬時に理解したのですが、ああ、他の
何をおいても私は、この人のことを知りたい、この人の全てを知りたい」
「…」
「これは恋愛感情と言っていいのかも知れません」
「ちょ、佐々木さん、でもでもでも」
「いいえ、結局病を患ったのであれば、最早私たちの身体的性別など取るに足らないど
うでも良い事…ううん、もしかしたら同性だからかも。はぁ、だめだぁ、混乱してきた」
「…」
「普通の人間には興味がないんですよね?」
「う、うん」
「涼宮さん、私とつきあってください」
こ、こうですか!
なんて速攻w
直球すぎるぞ佐々木!
とりあえずだれかわからんので新刊買ってくる!
ホームルームが終わると、俺とハルヒはまっすぐ文芸部の部室に向かった。
ハルヒと肩を並べて歩いていると、こいつが妙に上機嫌なことに気がついた。
俺の視線に気がついたのか、ハルヒを顔を上げて俺に言ってきた。
「私がどうして機嫌がいいのか知りたいでしょ?」
別に。まあ、無理を言うなら聞いてやらんことも無い。
一週間後の天気くらいには気になるからな。
「駅前に新しくできたケーキ屋さん知ってるでしょ?」
ああ、先週オープンしたばかりのあれな。妹が行きたいとか騒いでたから覚えてる。
「そうよ。あそこのプリンはね、それはもう、天国と地獄が入れ替わるんじゃないかってくらい美味しいの」
それって美味いのか? というか天国と地獄が入れ替わったら神様を大混乱だろう。
「だから昼休みにこっそり抜けて、買ってきたの。最後の一つだったんだから!」
昼休みに見かけた無いと思ったら、そんなことしてたのか。
よくもまあ、プリン一つにそこまで頑張れるものだ。
「それくらい美味しいのよ!」
いつの間にか、俺達は部室の前まで来ていた。
ハルヒはいつものように勢いよくドアを開ける。朝比奈さんが着替えてたらどうすんだよ。
幸か不幸か、麗しいメイド服の先輩の姿は無く、読書好きの宇宙人の姿があった。。
「ちょっと、有希、それって!」
「………つい」
訂正。食い意地の張った宇宙人がプリンをもぐもぐと咀嚼してる姿があった。
見れば、容器の中はすでに空で長門の口に入ってる分で終わりらしい。
「あんたねえ……」
いつものハルヒならブチ切れているところだが、今は怒るに怒れないでいる。
長門の申し訳なさそうな顔を見たら怒れないという気持ちは分からんでも無い。
長門には、大甘なこいつなら、なお更のことだろう。
「………」
「なあ、もう良いわ。有希には怒れないし、誰にでも食べられるところに置いてた私にも責任があるから」
言うまでも無いが、俺がハルヒのプリンを食おうものなら大激怒でも済まないだろうね。
一体、どんな罰ゲームをさせられることやら。
その時、、さっきまで無言だった長門が立ち上がった。
「私という固体は今回のことを非常に申し訳なく思っている。せめてものお詫びをしたい」
「え、別のいいのよ。言ったでしょ、私も非があるって」
ハルヒはいつになく饒舌な長門に驚いたのか、しどろもどろに答えを返した。
「あなたに非は無い。完全に私の責任」
そう言って、ハルヒに一歩近づいた。
「あなたはプリンを生命維持の為ではなく、嗜好品として摂取しようと考えていたと私は推測した」
長門はまた一歩、ハルヒに近づく。
「ちょ、ちょっと有希、あなた何する気よ?」
「よって、あなたがプリンの味覚情報を得れば、完全ではなくてもあなたの欲求は満たされるはず」
また一歩近づく。長門とハルヒの距離は50cmも離れていない。
長門はハルヒの腰に、両手を伸ばした。
「有希、待ちなさい! あんたまさか!?」
「幸い、プリンの成分の一部は私の口内に残存している」
「ゆ……ん、むぐ」
何かを言おうとしたハルヒの唇は、長門の唇によって多少、強引にふさがれた。
長門はハルヒの腰に添えられた左手をそのままに、右手をハルヒの後頭部に回した。
まるでハルヒが逃げられないようにするために。
ハルヒは長門の唇から逃れようと身を捩ったが、いかに馬鹿力のハルヒと言えども宇宙人の前には無力だった。
しばらく、それでも長門の腕の中で暴れていたハルヒだったが
ピチャピチャと何かが絡み合う音が聞こえてくる頃には、抵抗することやめていた。
そうしてハルヒは開放された。
時間にして30秒ほどだったが、やけに長く感じた。
俺は結局、二人の熱い接吻をじっくり見入るように眺めていたことになる。
ハルヒは腰が砕けたように床に、萎れるように座り込んだ。
先ほどまでの行為のせいか、それとも俺に見られていたからか、顔は人体の限界に挑戦するかのような赤さだった。
「な、な、なななな」
あまりのショックのせいか、言語を発せられないらしい。
「私は先ほどの行為では、完全に満足していない。私はあなたを欲求を叶えるために先ほどの行為を行った
次はあなたが私に協力することを推奨する」
ちょっと、待て。お前は結果はどうあれ、ハルヒのプリンを食べた償いにさっきのキスをかましたんだろうが。
それで、次はあなたってどう考えてもおかしいだろう。詭弁、もしくは詐欺ってやつだ。
ていうか、単にお前がやりたかっただけだろ。
長門は、床に座っているハルヒを同じ目線までしゃがむと目を閉じて、わずかに唇をハルヒに突き出した。
「有希、私はしないからね!」
ハルヒが至極当然の返答を終えると、ほぼ同時にドアがノックされた。
朝比奈さんか古泉だろう。
流石に今の状況は不味いと判断した俺は、急いでドアを開けると外に出た。
なるべく中の様子を見せないように。
そこにいたのは、朝比奈さんと古泉の二人だった。
「なにごとでしょうか?」
「いや、今は少しまずいんだ」
「ふぇ? 何かあったんですか?」
「たいしたことじゃ無いんです。気にしないで下さい」
「涼宮さんと長門さんは中に?」
「何があったんですかー?」
俺が二人の質問に答えていると、不意にドアの向こうから長門の声がした。
「この部屋の情報を書き換えた。今から二時間は誰も入ることはできない」
おいおい、ちょっと待て。お前は二時間で何をするつもりだ。
「その問いに答えることはこの国ではセクハラに分類される」
………もう、何も言うまい。
俺は横で状況を飲み込めないでいる、朝比奈さんと古泉に事情を話すと家に帰ることにした。
鞄は部室の中だったが知ったことか。今日は疲れた。やれやれ。
翌日、長門と手をつないで登校する二人を目撃した生徒が続出したことを谷口から聞いた。
オッワーレ
ハルユキばっかり書いてごめんな。
驚愕出たら佐々木×ハルヒと九曜×長門も書くから。
GJ。萌えた
ハルヒ陥落www GJ!!
萌えちまったwGJ!
ながもんwww
ハルユキいいよハルユキ
空白の二時間を書いて欲しいのは俺だけじゃないはず
後日談もkwsk
わっふるわっふる
とても期待する
レス多いな
驚愕出るまでに続き書くか
ようやく憤慨まで読んだんだが、喜緑×長門(*´Д`)ハァハァ
>>422 やばい、かわいい…
このスレにはハルヒ×女キョンが好きな人いないんだな…orz
今度百合ss書いてみる
女体化はあまり好きじゃないが古泉が女だったら長門×古泉、みくる×古泉にはまっていたかもしれん
最初から女なIFタイプか
男だったのに女になったTSタイプかで話は違ってくるな
そういえばハルヒ×キョン子のエロ同人なら見たことあるな
個人的には女体化分は最近佐々木で補充されてしまったw
ツンデレっ娘スキーの俺にとってはハルヒ×キョン子は最高だな
ミヨキチ×キョン妹とか妄想した俺は異端児ですか
言われてみれば美味しい組み合わせだな
ここって結構ROMがいる気がする
ああ、キャラが分かっていればハルヒ×キョン子書くのにな…
>>436 BBSは書き込み数の10倍ROMられてるって昔からの言い伝え
今はどうなのか、2chの場合もそうなのかは知らないけど
>>437 おおw
>>437 きょーおおおおこおおおおお
やばい。目ざめた
驚愕が発売延期らしいな
>>437 あぁぁあぁあぁああぁ!!!!!!!
………なるほど、佐々木と京子が合わさって神となるのか。納得。
ほす
長門ハルヒの非エロ同人誌ハケーンした
やはり長ハルは萌える
エヴァンゲリオンと涼宮ハルヒの憂鬱の見分け方
放映開始から10年経ってもファンがいるのがエヴァ 放映前から2chにスレを乱立して騒ぐ工作員がいるのがハルヒ
10年経って続編情報が出てファンを複雑にさせてるのがエヴァ 放送後1年未満で風化がはじまり工作員が焦ってニセ続編情報のスレを乱立したのがハルヒ
人類補完計画など物語に数多くのミステリーがあるのがエヴァ DVDの予約数が5万あったのに発売日の売上が2万というミステリーがあったのがハルヒ
ペンギンという一風変わったマスコットがいるのがエヴァ 女性キャラクターの顔が一風変わった爬虫類なのがハルヒ
セカイ系、無口系ヒロインのブームに火をつけたのがエヴァ アフェリエイトで稼いでいたブログ連合が炎上したきっかけがハルヒ
映画で監督がファンを突き放したのがエヴァ 2ちゃん中に宣伝のマルチポストしまくりで嫌われ突き放されているのがハルヒ
悩み苦しみ弱音を吐き怒られる等身大の少年が主人公のエヴァ 人に迷惑をかけても積み重ねのない薄っぺらの「実は悩んでました設定」で罰をうけないのが涼宮ハルヒ
2chで話題が尽きないせいで専用板ができたのがエヴァ 2chで専用板がほしくて雑談やサッカー実況でスレを伸ばし、さくら板を横取りしようと荒らすも失敗したのがハルヒ
個性的なヒロイン達が魅力的に動くのがエヴァ エロゲーやライトノベルで使い古されたテンプレキャラ達が主人公の気を引くために動くのがハルヒ
監督の好きなロボットアニメの影響が大きく出ているのがエヴァ 逆転裁判やガンダムの映像を丸パクリ、モザイク処理して喜んでいるのがハルヒ
主人公が自分の殻の世界から脱出するのがエヴァ 主人公にキスされてハーレム世界に戻っていったのがハルヒ
物語の印象的な断片を次々カットインするかっこいいOPがエヴァ Berryz工房の踊りをパクッた振り付けをバレるまでオリジナルと言い張っていたEDがハルヒ
>>447スマンが携帯同人誌なので分からない
しかもタイトルが書いてなかった
初めて来たけどこのスレは長ハルが人気なの?
自分は鶴みくが好きなんだけど
自分はハルヒ総受、特に長ハルが好き。自分ではなかなか形にできなくて残念だけど…。
自分も新参者だけどそうっぽい
個人的には長みくが好きなんだけどな
俺は『あり得る組み合わせ』なら全てバッチコイだぜ!
キョン妹に名前があればミヨキチと
絡ませられるのに(*´Д`)ハァハァ
大人っぽくて女の子らしい美代子を無邪気に攻めるキョン妹(*´Д`)ハァハァ
俺はハルヒ→長門、みくハル、鶴みく、喜緑さん→長門、京子×佐々木が好き
でも一番は朝倉長門
>>456 なんかそのギャップがよさそうだなww
そう考えるとミヨキチ×キョン妹もイイ!!
そういやハルヒと鶴屋さん、について語られたことは今まで色々見たけど滅多にない気がする
そりゃ実際ないからだろうけど
幼い外見と中身のキョン妹に母性本能をくすぐられた
ミヨキチが優しく攻(責)める
↓
戸惑いつつも快楽に酔いしれて徐々に
オープンになるキョン妹
さて、寝るか………
>>459 おおおおおおおおおGJ
いい感じじゃない、ハルヒ絵ってアニメ絵っていうかそれ系のが多いから(素人なので表現分からん)
少女漫画っぽくて新鮮だー
でも下のと
>>460がもう流れてるorzてかなんで投稿時間が遅いのが未だに残ってるんだろ
>>459 めちゃくちゃ上手いじゃないですか!
GJ!
朝倉長戸派だったんだけど、このスレのSSのせいで長ハル派になった
でも、長みくにも転びそうだ
ちょwみくる攻めかよw
しかし微妙に黒そうなのがGJ
またもや消えてる〜><
誰も覚えないだろうけど、
>>407-409の続き投下します。
ネット環境の無い場所にいたので、一ヶ月以上もあいてしまいました。
出来れば、
>>407-409を読み返した後でお楽しみください。
目が覚めて、最初に見たものは見慣れない部屋の壁。
次に有希のうなじだった。
そこまで来て、自分がベッドの中で有希を抱きしめて寝ていることに気がついた。
どうして、こんな状況になっているのだろうか。
寝起きで脳が完全に機能していないせいか、うまく思考できない。
有希は私の腕の中で、寝息の一つすら立てずに眠っている。
まるで電源の入っていない電化製品みたい。
ふと不安になって、手の平を鼻に近づけてみると、わずかだが呼吸をしているのがわかった。
ほっとした私は特に意味もなく有希の頭を撫でることにした。
指を櫛にようにして髪の毛を梳くと、抵抗なく流れいった。
有希の髪の毛はひやりと冷たくて、それがなんだが心地よかった。
それから、少しずつ昨日のことを思い出した。
普通に学校に登校したこと。
昼前から無性にプリンが食べたくなったこと。
昼休みに思い切って学校と抜けて買いにいったこと。
それを有希に食べられてしまったこと。
有希に、キスされたこと。
ここまで来ると、後は連鎖的に思い起こせるものだ。
脳もどうやら完全に活動体制に入ったようで、昨日のことがやけに鮮明に浮かんでくる。
特に部室からキョンが出て行った後のこととか。
その、有希に、色々とされちゃったことを。
まずい。
今の私はきっとすごい間抜けな顔になってしまっているに違いない。
なんとか有希が起きるまえに落ち着かないと。という結論に私が達した直後。
「………おはよう」
有希のまぶたがゆっくりと開いたのだった。
「おはよう、有希。しっかり眠れた?」
有希の顔が直視できない。
どうしても昨日のことを思い出してしまうから。
なんとか冷静な振りをしようと、必死で朝の挨拶を口にする。
有希は2ミリほど頷くと、私の胸の中に顔をうずめてきた。
「な、有希!? なにしてんのよ?」
私の顔を見つめると、まるで意味がわからないとでも言うように首をかしげた。
この体勢では必然的に有希が上目遣いになるから、正直、反則レベルで愛らしい。
「私と貴方が昨日交わした行為を前提に考えた場合、貴方が現在の状況に困惑するの不自然」
有希はさらっとそう言うと、頬ずりするかのように、私の胸を堪能している。
「ちょっと、そういう問題じゃないでしょ!」
無理矢理、有希をひっぺがそうとしたが、すごい力で離れない。
こんな細っこい体のどこにこんな力があるのか不思議に思う。
私は諦めると、有希は私を上目遣いで見たまま言った。
「貴方は私の起床時から一種の興奮状態にあった。貴方の表情と心音がそれを表明してる
体調が悪いのなら私に言うべき」
「べ、別にそういうわけじゃないのよ」
私が有希のいう興奮状態にあったのは、昨日のことを思い出していたからであって
別に体調が悪いわけでない。
「なら、何故?」
「何故って、それは、その」
無言のまま、私の答えを待つ有希。
有希とのしたことを思い出して興奮してました、なんて言えれば苦労しない。
どう答えればいいか、と考えていると、あることに気がついた。
「有希、あんた、わかってて聞いてるでしょ!?」
さっきから、有希はどこか楽しげなのだ。
他の人にはわからないだろうけど、私にはわかる。
それくらいの微妙な表情の変化だけど、確かに有希は楽しみを覚えていた。
有希は三秒ほど、押し黙った後、目を0.5ミリほど細めて
「……うかつ」とつぶやいた。
「あんたねえ!」
「貴方の動揺する姿が、私には非常に好感が持てた。許して欲しい」
「許して欲しいって言われたって……」
「更に付け加えるなら、私は貴方の羞恥する姿にも好感を覚えている」
「へ? ちょ、有希、やめなさい!」
有希は私を、押し倒すとマウントポジションのような体勢を取った。
同時に、昨夜もこの体勢から流されて、色々とされてしまったことを思い出す。
「昨夜も行った行為、問題は発生しない」
「そうじゃなくて……んん!」
「………可能な限り優しくする」
「有希、あんた私をこんなにしたんだから責任取りなさいよ」
「……責任?」
「そう、責任よ、責任。これだけして、はいさよなら、なんて許さないんだからね!」
有希は理解したみたいで、コクリとうなずくと私の耳元で囁いた。
「私が貴方から離れることは無い。約束する」
「なら、いいのよ。許してあげるわ」
そう言って、有希の髪を撫でる。
私の体温が移ったせいか、有希の髪は、さっきよりも幾分温かかった。
オッワーレ
476 :
名無しさん@秘密の花園:2007/06/09(土) 02:22:22 ID:ov3COx3e
GJ!
ハルヒ可愛いよ長門も可愛いよ
たしかにGJだが、お前が書き込んだ時間もGJなんだぜ!
GJ!!!!!!!やっぱり長ハルは萌える
476にもGJ!
超GJ!!
長ハル最高だよ長ハル(*´Д`)
これは萌えるぜ!ヤバいぜ!
ちゃんと二人の特徴活かしてて良いなあ
「有希、出来たわ!」
有希はテーブルの上に重そうな本を置き、黙々と読書をしていた。
私が声をかけると、トコトコとまるで何かに引き寄せられるように寄ってきた。
有希を引き寄せたその何かは、鍋の中でぐつぐつ煮られている。
スパイシーな香りは、それだけで食欲をそそられる。
私特製のスペシャルカレーだ。
見れば、有希はさっきから物欲しそうに鍋の中を見つめていた。
なんだか可愛くて、その姿をもう少し見ていたかったが、やめておいた。
私だってお腹が空いてるし、なにより早く有希に私の料理を食べてもらいたかった。
「食器をテーブルに運ぶのを手伝いなさい」
「わかった」
有希はカレーを見つめながら、いつもより1.1倍ほど早くうなずいた。
コップにスプーン、サラダの入ったボウルに大盛りのカレーを二人でテーブルに並べる。
「いただきます!」
「………いただきます」
有希はスプーンを持つと、ゆっくりとカレーとご飯をすくい、口に含んだ。
それからモグモグと租借する。
私は黙ってそれを見ていた。
お腹は空いていたけど、それよりも有希の反応が気になるからだ。
「どう?」
私が聞くと、有希はコクリと頷く。
そしてまた、カレーをすくい、租借すうる作業に戻った。
有希に料理を作ってあげたことはこれが初めてでない。
SOS団の活動のときに作ってあげたときもあれば、
最近はよく、こうして有希の家まで来て作っている。
有希はいつも私の料理を美味しそうに食べてくれるし、残したことは一度も無い。
今日だって、女二人で食べるには多すぎる量のカレーを作ったけれど、きっと明日には残らないだろう。
私が「美味しい?」と聞けば、いつだってコクリと頷いてくれる。
結局、想像通りにカレーが余ることは無かった。
一晩置いたカレーは美味しいから少し残念だけど、それ以上に有希に食べてもらえたことは嬉しかった。
ただ一つだけ、不満なことがある。
有希は、食後の熱い緑茶をちびちびと口を付けながら、テレビに映し出されたお笑い芸人を眺めている。
「楽しい?」
「ユニーク」
聞くと、すぐに返答は返ってきた。
30センチも離れていないところにいるのだから当然だ。
最近の有希のお気に入りの場所は私の膝の上だ。
今もあぐらをかいた私の足の上にちょこんと座っている。
あれだけ食べたにも関わらず、体重はほとんど感じない。
その代わりと言ってはなんだけど、私のおそろいのシャンプーの匂いが私の鼻腔をくすぐる。
この体勢は嫌ではない。
むしろ、有希が近くに感じられて、幸せを感じる。
「ねえ、有希」
「なに」
「カレー美味しかった?」
「とても」
「なら美味しいって言ってよ」
私がただ一つ不満なのことは有希が「美味しい」と言ってくれないことだ。
美味しいかと聞けば、肯定してくれるし、本当に美味しそうに食べているのもわかる。
でも、それでも私は有希の口から美味しいという言葉を聞きたかった。
「なぜ?」
「女の子はね、好きな人に美味しいて言ってもらうと嬉しいものなのよ」
言ってから、恥ずかしくなった。
カレーで火照った顔に、更に熱が集まるのがわかった。
幸いなことにこの体勢だと有希は私の表情を見ることは出来ない。
私も有希がどんな顔をしているのかは見えないから、お互いさまだ。
不意打ちだった。
有希は、くるりと私の体を回転させた。
元々、密着状態にあった私たちは、それだけで唇が触れ合う。
それだけなら、まだしも、舌になにか温かいもの感じた。
有希は舐め取るように、私の口内で舌を動かした。
普段なら嫌じゃないが、カレーを食べた後のディープキスは遠慮したい。
私は体をねじって逃げようとしたが、有希はびくともしない。
毎度毎度どんな力してんのよ。
そう思うと同時に、毎度毎度、押し倒されてる自分に気がついた。
いい加減に抵抗するのも気力も無くなり、有希に体を任す。
有希を執拗に舌を絡ませた後、ゆっくりと抜き取った。
唇をつなぐ、白い糸がたらりと伸びている。
「いきなり何すんのよ」
「美味しい」
「は?」
「貴方は言った。女の子は好きな人に美味しいと言われると嬉しい、と。
だから実践した」
「ば、ばか! そう意味じゃないってわかってやったでしょ!?」
「その可能性はない」
有希は白を切るつもりらしいが、私は騙されない。
あの有希の目は、焦る私を見て、楽しんでいる目だ。
いい加減、団長たる私が団員に弄ばれるのは気に入らない。
今日からの主導権は私が取ってやる
「それなら、こっちにも考えがあるわ」
「考え?」
「有希が認めないなら、もうご飯作ってあげないわよ」
「………」
有希は無言だけど、あきらかにショックを受けていた。
「これに懲りたら、私をからかうのもやめなさい!!」
ビシッと指を突きつけて、反対の手を腰に当て宣言する。
これで私が主導権を取れる、と油断したのが間違いだった。
有希は突きつけられた腕を引っ張った
突然のことで私はバランスを崩され、有希のほうへ倒れこんだ。
有希は私は軽々と受けてとめ、そのまま、またもや私の唇と奪った。
「貴方が作ってくれないなら、貴方を食べるまで」
そう言って、またいつもの様に、押し倒される。
なにが悔しいって、押し倒されるのも悪くないって思える自分が悔しい。
「有希、ちょっとは優しくしなさいよ!」
「それは推奨しない」
「どうして?」
「あなたが満足できないから」
「そんなこと……」
「ある」
有希は勝手にそう決め付けた。
反論しようとした私だったけど、本日三度目のキスで口をふさがれてしまう。
訂正。
有希に押し倒されて幸せな自分が悔しい。
今日もまた、私は有希の家に泊まることになりそうだ。
オッワーレ
GJ
朝早くから最高です
職人さん、よかったらハルヒがバニーガール姿の時に愛しあうシュチュエーションもお願いします
GJ!!!!!!
萌えました
いやぁもう、なんたるGJ
>490
超おk
「そろそろ、有希の衣装も買い揃えるべきだと思うのよ」
いつものように、文芸部の部室に集まった俺たちを前に、
ハルヒはさも当然かのようにそう宣言した。
「衣装って、コスプレ衣装のことか?」
「そうよ! SOS団の女性団員たるものコスプレの一つもできないでどうするの!」
俺の知る限り、この非公認団体の不思議の発見のために組織されたはずだが、
いつの間にコスプレサークルになったんだ?
まあ、ありもしない不思議を探す非生産的な活動よりも、
長門や朝比奈さんのコスプレを拝む方が何十倍も素晴らしいというものだ。
「不思議と出会うために間接的な要素として必要なのよ。」
なんだそりゃ。
「それとね、あんたなんかに有希のコスプレ姿は見せてあげないんだから!」
重ねて言おう。なんだそりゃ。
古泉はさっきからニコニコといつもの笑顔を保ち続けている。
なるほど、という感じの表情が軽く気に障る。
朝比奈さんはメイド服に身を包み、まるで天使のように椅子に腰掛けていた。
その表情から読み取れる心情は「どうして自分はこうしてコスプレを皆の前で披露しているのか」
といった辺りだろうか。
当の本人である長門はじっとハルヒの顔をみつめているだけど、なにも言葉を発しない。
ハードカバーを広げていないだけマシと言えるかも知れない。
だが、結局は俺がツッコミを入れなきゃならんらしい。
「それって、お前が長門のコスプレを独り占めしたいだけじゃないのか?」
「そ、そんなわけないでしょ! あんたの視線がいやらしいから有希が可愛そうだと思ったのよ」
はいはい、そうですか。
なら何故、お前は顔を真っ赤にして俺から目をさらしているんだ。
言うまでもないことだが、ハルヒと長門の関係は団の全員が知っている。
というか、既に学校中の人間が知っていると言っても過言でもない。
長門のアパートから登校したり、仲良く手をつなぐところ見せられたら誰だってわかるだろう。
それはハルヒ自身もわかっていることだが、指摘すると、こんな感じに誤魔化しやがる。
この上なく、似合わない表現をするなら乙女の恥じらいってやつだろうか。
やれやれだ。
結局、その日はそれで解散することになった。
この頃のハルヒは少し早めに解散をすることが多い。
そのときはいつも長門と残っているが、何をしているのかを想像するのは野暮というものだろう。
下衆の勘繰りとも言うが。
せいぜい仲良くしてもらいたいものだ。
「さっきの話」
二人きりになった文芸部の教室。
有希は私に体重を預けるかのように、私にもたれかかる。
私がそれを抱きとめると、有希は小さな声でつぶやいた。
「さっきの話って、衣装のこと」
「そう」
「もしかして、衣装いらない?」
わずかな不安を抱きながら、私は聞く。
有希に可愛い衣装を着せるのは、かなり楽しみしているからだ。
「違う。貴方が求めるなら着てもかまわない」
「じゃあ、なんのこと?」
「貴方も来て欲しい」
有希はそう言い終えると、すぐに衣装ケースに向かって歩き出した。
確かに感じていた有希の重さと温かさが離れていく。
有希はケースの中から、黒い布のようなものを取り出した。
「これがいい」
そう言って、有希が私に渡したにはバニースーツだった。
最初のビラ配りのときに私が着た物だ。
「これがいいって、着ろってこと?」
「そう」
「別にいいけど、今?」
「今」
有希は何かを期待したように、私に視線を送る。
その何かは、バニースーツであることはわかってる。
どうやら、有希は私のバニーガールが見たいらしい。
「わかったわ。着替えるからむこう向いてて」
「いや。貴方の着替えを見てる」
「いやって、あんたね」
「いつも見てる。問題はない」
「なくないわよ!」
「ない」
有希はキッパリと私に告げる。
人の気も知らないで勝手なのものだ。
有希に見られると、緊張してしまうのに。
私は仕方なく、制服に手をかける。
するり、とリボンが床に落ちた。
有希はじっと、私の着替えを観察していた。
露出した肌を有希は真剣にみつめていいる。
心臓が、いつもより多く活動しているのわかる。
スカートをずらそうとする手は、わずかに震えていた。
着替えを終えると、有希はまた私に体重をあずけてきた。
「これでいいの?」
「いい」
有希はそう言うと、太ももの辺りの網タイツをすっとなぞった。
「ちょっと、やめなさい」
「拒否する。貴方は本心から、その発言をしていない」
「そんなわけ……ないでしょ」
「ある」
私の主張を一途両断した有希は、さらに網タイツの網目を弄ぶ。
最初を太ももの辺りにあった指は少しずつ、上昇しており、今では私の股関節まで来ていた。
「それ以上は学校じゃダメよ。ね、有希、今から有希の家に行くからそこで」
「拒否する」
帰り道、と言っても私は有希の家に行くのだけど。
私はバニーガールの衣装を持ち帰るはめになった。
汚れてしまったから、あのまま部室に置いておくことは出来なくなったのだ。
「有希のせいだからね」
「反省している」
「なら、いいけど」
有希は本気で反省しているようだ。
有希にしては珍しい反応だな、と思った矢先に。
「チャイナの衣装も持って帰るべきだった」
とのたまった
「なんでそうなるのよ!」
「学校でバニー。家でチャイナ。二度美味しい」
明日はチャイナを持って帰ることになりそうだ。
オッワーレ
超GJ
萌え死にしそうだw
GJGJGJ!
これはマジでヤバイ
言いなりになっちゃってるハルヒと攻め攻めな長門が最高です
すっげぇぇぇぐっじょぉぉぉおぶ!!!!
長ハルよすぎる!
受けのハルヒも攻めな長門も萌えました!
にやにやが止まらないどうしてくれるんだ
布団の中でじたばたしたのは自分だけじゃないはず
これぞまさしく自分の求めていた長ハル…!
超GJなのです!
そろそろ新しいSSを書こうと思ったけど
シチュが思い浮かばない
誰かリクエストちょうだい
空回りしすぎて散々なみくるの意図を読み取って
さりげなくリードするみく長
俺は>508希望
佐々ハル
佐々木のそばにいるとドキドキしちゃう・・・ッ!
けど彼女は神彼女は神・・・わたしなんか・・・な京子×佐々木
512 :
503:2007/06/22(金) 00:01:34 ID:Rfi80iZh
>>510>>511 佐々木、京子、九曜は驚愕出るまで書かないと決めてるんだ。
ごめんよ。
多少時間はかかるけど、残りは全部書こうかな。
このスレではハルヒが受けキャラで、みくるが攻めキャラなのがわかった。
みくる攻めはともかくハルヒ受けはガチ
鶴みくかみく鶴ならなんでも
ハルヒ受はガッチガチのガチ…個人的に。
ハルヒはどうみてもMでネコにしか見えん・・・
みくるは普段の白いみくるもいいけど実は腹黒Sっていうのもいい
聞き慣れたチャイムの音が授業の終わりを知らせてくれる。
明日に土曜日を控えた金曜日の6時間目のことだった。
手短に行われたホームルームを終えると、後は家に帰るのみだ。
月曜日までは自由な時間を過ごせると言う開放感に私の気分は高揚していた。
明日はルソーとめいっぱい遊ぼうと考えて、席を立つ。
帰りの挨拶としようと涼宮さんの席の方を向く。
すると、そこには机につっぷして熟睡してる涼宮さんの姿があった。
「おい、ハルヒ。終わったぞ、起きろ」
「……んー」
「んー、じゃねえよ。起きろって」
「………あと30分」
キョン君が起こそうとしてるけど、涼宮さんは眠り続けている。
そういえば、6時間目に見たときも同じ体勢で眠っていた気がする。
よっぽど疲れているのだろうか。
「あの、キョン君」
「ん? どうした阪中」
私はキョン君に話しかけた。
男の子と話すのはあまり得意じゃないけど、キョン君は涼宮さんと仲良しだから大丈夫。
「よければ、私が30分経つまでここで待ってるのね?」
「いいんだよ、そんなの。勝手に寝かしてれば、その内起きるだろ」
キョン君は口ではそう言ってるけど、明らかに安心してるように見える。
「ちょうど教室に残る用事があるから大丈夫なのね」
嘘だけど。
「そうか、じゃあ頼むわ。今日は家の用事頼まれてるから、早く帰らないといけないんだ」
「任されたのね」
「わかった。じゃあな、阪中」
そう言って、キョン君は自分の鞄を持って教室から出て行った。
周囲を見れば、何人かが残っているだけで、ほとんどの生徒が帰ってしまったようだ。
あと10分もするころには誰もいなくなるだろう。
私はそっとキョン君の席に座ると、特に意味も無く涼宮さんを眺めることにした。
私の予想は正しかったようだ。
すでに教室に残っているのは、私と涼宮さんの二人だけになっていた。
二人きり、と意識するとわずかに緊張してしまう自分がいる。
「やっぱり、きれいなのね」
眠りの邪魔にならない程度に、そっと呟く。
小さな顔に、印象的な大きめ瞳は今は閉じられている。
代わりに形の良い眉毛と、長い瞼が目に入る。
無意識に手を伸ばした髪の毛は、自分に付いているものと同じとは思えないくらいに細い。
小さな寝息を漏らす姿はたまらなく魅力的だった。
私は涼宮さんに感謝している。
以前、ルソーの体調がおかしくなったとき、涼宮さんたちに助けてもらったことがある。
直接、ルソーを治してくれたのは長門さんだけど、涼宮さんがいなければ
長門さんと知り合うことも無かったはずだ。
そう考えると、感謝せずにはいられない。
だから、少しでも恩返しが出来れば、と思って教室に残ろうと思ったのだった。
でも、それとは別に全くの期待が無かったかと言うと、嘘になる。
以前から憧れていた涼宮さんともっと近づけるかもしれない、そう思った。
その涼宮さん本人は、すぐそこで気持ちよさそうに熟睡していて、ちょっとやそっとでは起きそうに無い。
手を伸ばせば、届く距離に、涼宮さんが眠っている。
その事実に、私の手が汗ばむ。
同時に、少しくらいなら、という考えが脳に浮かぶ。
ほんの数秒ほど、思案して、私はそれを実行することにした。
涼宮さんの前では、私の理性など秒殺されてしまうようだ。
「……少しくらいなら大丈夫なのね」
自分に言い聞かせるような独り言。
涼宮さんの右頬を隠すように、垂れた髪の毛をかき上げる。
わずかに紅潮した白い頬が露になった。
いつも見てるはずなのに、今は格別に色っぽく感じる。
左手で髪をかきあげたまま、私はそこに首を伸ばした。
心臓の音がうるさいほどに、高鳴っている。
手はすでに汗でびっしょりだった。
もし、涼宮さんが起きたら、どうしようか。
その思いは何度も出て、そして誘惑に負けていく。
とうとう私の唇は震えたまま、涼宮さんの頬に到達した。
それと、ほぼ同時だった。
涼宮さんの首が動いた。
「!?」
反射的に、私は飛びのく。
涼宮さんは眠気を残さないタイプの人なんだろうか。
さっきまで、熟睡していた人とは思えないようなテンションで言った。
「今、私になにかしたでしょ!?」
「いや、その、何もしてないのね」
「嘘おっしゃい! ちゃんとわかってるんだから」
さっき以上に、心臓が激しく鼓動する。
もしかして、ばれてしまったのだろうか。
「まあ、なにをされたかまでは分からないけどね」
涼宮さんはそう言うと、机の中から手鏡を取り出した。
「うん、落書きじゃあないようね」
「そんなことしないよ」
「じゃあ、なにしてたの?」
涼宮さんは私に一歩詰め寄る。
「そ、それは、その」
「坂中さん、私相手にシラを切ろうとはいい度胸ね」
「だって、あれは…」
「答えなさい!!」
すごい迫力で私に圧力をかける。
正直、このまま隠し通す自信が無い。
何度目かの、涼宮さんの脅迫、もとい要求でついに私は口を割った。
「………す」
「ん? なんて言ったの?」
「キス、しようと思ったのね」
たっぷり3秒、涼宮さんが固まった。
やっぱり変に思われたのだろうか。
「ごめんなさい!」
私は思いきり、頭を下げた。
許してくれるとは思えないけど、それでも謝りたかった。
「私、今からまた寝るから」
いきなり、涼宮さんはそう言った。
「立ったまま寝るわ。きっと凄く深い眠りだから、今度こそ何されも気が付かないはずよ」
「そ、それって」
私が顔を上げると、そこには、先ほどよりも紅潮した顔の涼宮さんがいた。
「いい、だから絶対に悪戯しちゃだめよ! 何されてもわからないんだからね!」
「わ、わかったのね」
「じゃあ、いい? 寝るわよ」
涼宮さんは目を閉じると、わずかにうつむいた。
私は涼宮さんの肩に手を伸ばす。
眠っている、ということになっている涼宮さんに反応は無い。
今度は唇に、私は悪戯することにした。
オッワーレ
ちょwおまい神すぎ!!
GJ!!!!1!
ミスった
>>521 俺のリクを消化してくれてありがとう
ラストが凄くいいなこの落とし方は新鮮
今日、私は鶴屋さんの家に遊びに来ていた。
庭に珍しいお花が咲いたというので、見せて貰いに来たのだ。
天気予報によれば、本日快晴。
お出かけには絶好の一日となるでしょう、とのことだった。
「いやー、見事に大ハズレだねっ」
「うう、すごい雨ですー」
午前中は晴れ渡っていた空も、午後から大崩れ。
午前のうちに鶴屋さんの家に来たから、濡れることは無かったんだけど。
「これは帰れそうにないねっ。車で送っていってもいいけど、これだけ降れば逆に危ないっさ」
「そんな……どうしましょう?」
外を見れば、まるで滝のように、大量の水が地面に打ち付けられていた。
この雨ではせっかくのお花もダメになってしまっただろう。
「問題ないっさ! 今日は泊まっていくにょろ!」
「ふぇ? いいんですか?」
「みくるなら、いつでも歓迎するよっ。毎日でも泊まって欲しいくらいっさ」
確かに、この雨では家に帰ることは難しいと思う。
仮に帰れても、おそらく風邪を引いてしまうだろうし、事故に会う可能性だって充分にある。
「わかりました。お言葉に甘えさせてもらいます」
私がそう言うと、鶴屋さんは嬉しそうに両手を広げた。
「そうこなくっちゃっ! 今夜は寝かせないにょろー」
そして、がばっと、包み込むように両手を私の背中に回す。
「ちょ、ちょっと鶴屋さん!」
「みくるを抱き枕にして眠れるなんて、雨に感謝だねっ」
「だ、抱き枕って、その」
「うん? 何か問題でもあるのかなっ?」
鶴屋さんが腕に力を込める。
結果、私の体は鶴屋さんの方へと引き寄せられた。
「ちょっと、鶴屋さん顔が、近いです」
「んー? みくるは私が近くにいるのか嫌なのかい?」
鶴屋さんは意地悪そうに笑っていた。
「いえ、その、そうじゃないんだけど、でも」
「じゃあ、問題ないねっ。 いやー、みくるはめがっささふわふわで気持ち良いにょろ」
私は答えられないことを良い事に、鶴屋さんは私はさらに強く抱きしめる。
結局、私は鶴屋さんに開放されるまで、なすがままにされていた。
その夜、私は鶴屋さんの部屋にいた。
最初は客室か、離れに布団を敷いてもらうつもりだったけど、
鶴屋さんがどうしても、と言うので一緒の部屋で寝ることになったのだ。
もちろん、布団は別に敷いてもらったけれど。
「さあ、夜はまだ始まったばかりさっ!」
そう言う鶴屋さんの手には、いわゆるアルコール飲料が握られていた。
「あうう、お酒はダメですよー」
「大丈夫っ。これはお酒と言ってもチューハイだからねっ」
「チューハイ、ですか?」
「ジュースみたいなもんさっ。これならめがっさどんどん飲んでも酔わないのさっ」
コップに移されたジュースのような液体を受け取る。
鼻を近づけて、くんくんと匂いを嗅いでみたけれど、アルコール独特の匂いは全く無かった。
「お酒の匂いがしませんね」
「だからみくるでも酔わないのさっ! ささ、ぐいっといくにょろ!」
口に近づけて、ちびちびと舌を付けてみるが普通のジュースと全く変わらない。
甘いピーチ味のそれは、よく冷えていて、とても美味しかった。
これならば大丈夫だろう。
私は鶴屋さんの言うとおりに、ぐいっとコップと傾けた。
「これは予想外だねっ。まさかチューハイで酔っ払うとは」
呆れたように、それでいて、愛しそうに、鶴屋さんが笑う。
「酔ってなんかいまへんよ。わたしはふつうですー」
「はいはい、わかったから今日はもう寝るっさ」
私の頭をよしよしと撫でると、子供をあやすような口調でそう言った。
それがなんとなく、気に入らなかった私は、少し反抗してみることにした。
「まだ大丈夫れふ。だいたい鶴屋さんはいつもわたひを子供あつかいするんれすよ」
「それは、みくるが可愛いからさっ」
「答えになってませんよー」
鶴屋さんに覆いかぶさるように、もたれれかかる。
鶴屋さんは私を優しく受け止めてくれた。
「その話は明日ゆっくりするから、今日はもう寝るにょろ。ね?」
鶴屋さんの肩に、私の顎を乗せる体勢で、ふわりとシャンプーの香りが漂ってきた。
「鶴屋さん……いい匂い」
「へ?」
不思議な気分だった。
ただ、なんとなく、鶴屋さんが無性にに可愛く思えて
気が付けば、押し倒していた。
「ああ、そう言えば、私のこと抱き枕しないんですか?」
「ちょ、ちょっと……みくる?」
「しないなら、私がしちゃいますよ」
唇を鶴屋さんの頬に当て、なでるように横にずらす。
一旦、唇を離すと、次はおでこに口を付けた。
左手を鶴屋さんに腰に置いて、そのまま上に這うようにずらしていった。
「ちょ、みくる! やめなっ」
「無理ですよー、やめれません」
「わかったから、一旦ストップするっさ! ちょっとがっつきすぎにょろ」
「ふぇ?」
鶴屋さんは珍しく、真剣そうな表情になっていた。
私も手を止めて、鶴屋さんの言葉を待つ。
「本当はみくるが正常のときに聞きたかっただけど仕方ないさっ」
「なんですか?」
「こういうことは、好きな人としかしないものさっ。
みくるは、私のことが好きにょろ?」
わずかだけど、鶴屋さんは震えていた。
まるで、答えを聞くことが怖いかのように。
「はい、もちろんですよ」
ぱあ、とまるでスイッチを入れたかのように、鶴屋さんの表情が明るくなる。
いつもの、私の好きな鶴屋さんだった。
「鶴屋さんは、私のこと好きですか?」
「もちろんっさ。めがっさめがっさ大好きにょろ!」
どちらからともなく、私たちはキスをした。
外から聞こえる雨音が、私たちに世界で自分たちしかいない、という錯覚を与えてくれる。
「じゃあ、あとは好きにしていいっさっ」
そう言って、鶴屋さんは目を閉じる。
「じゃあ、お言葉に甘えて」
どうやら、抱き枕にされる係は鶴屋さんになりそうだった。
オッワーレ
>>530 GJ!!
まさかみくる攻めで鶴屋さんが受けに回るとは思わなかった
GJ!!みく鶴もいい!
「やっぽー!みくるいるーっ?」
この部室の扉をこれほどの勢いで開ける人物といえば、涼宮ハルヒを除けば一人だろう。
開け放たれたドアから顔だけ突き出して部屋の内部をうかがう少女は、
「ありゃ?長門っちだけか」
目当ての人物がいないことを確認して意外そうに呟いた。
「行くって言ったんだけどなー。みくる来たかい?」
困った風な台詞とは裏腹な笑顔を見せる鶴屋さんは、
後ろ手で扉を閉じながら左奥でハードカバーに視線を落としたショートカットの後輩に呼び掛ける。
その問いに、ゆっくりと上を向いた首が左右に小さく振られた。
「そっかー。帰っちゃったかなっ?」
あんがとっ!と言って先程めちゃくちゃな勢いで開け放った扉に向かって踵を返そうとする彼女に、
「待っていれば」
ハードカバーから視線を外したままの少女が後ろから声をかけた。
自分の手前にあるパイプ椅子を引き出して、座れとばかりに真っ黒な瞳で見つめている。
「一緒に」
その言葉に何を受け取ったのか、振り返った鶴屋さんは
「よしっ!そうさせてもらうっさ!」
そのまま後ろに倒れるんじゃないかという勢いで長門の示した椅子にどかっと座って、
長門を見つめて満足そうに笑っている。
見つめられた長門は鶴屋さんが椅子に座ったことを確認すると、手元の本に視線を落とした。
「よしよしっ!一人で読書は寂しいもんねっ!鶴にゃんが一緒にいてあげるっさ!」
変わらない表情で読書を続ける長門の髪をわしゃわしゃ撫でる鶴屋さんは、友人との待ち合わせを諦めたようだ。
小柄な後輩の肩を抱いたまま、本に向けられた視線をからかうように覗きこんでは悪戯っぽく微笑んでいる。
「……」
その姿は、良くできた妹と構いたがりの姉のようだった。
「んー、みくるどころか誰も来やしないっさ」
かなりの長時間長門とじゃれあっていた鶴屋さんは再び部室を見渡して、
誰も来ないとは感付いていながらも改めて呟いた。
同時に、長門の手元で分厚いハードカバーが閉じられる。
「帰るかい?」
こくりと頷きはするが、何となく気になるような視線が見つめている。
それに気付いたのか、鶴屋さんは明るく笑いながら長門の肩をばんばん叩いて、
「いいよっ!みくるが忘れちゃってたのさっ!」
「……」
「それに、長門っちといてめがっさ楽しかったからねっ!」
続けられた言葉を長門は無表情で見守っていたが、
もう一度こくりと頷いて、膝の上の本を鞄の中にしまいこんだ。
部室を出て下駄箱まで向かう途中、先だって廊下を歩く鶴屋さんが何かを思い出したように、あ!と叫んだ。
「今日私チャリンコで来たんだよっ!長門っちも乗せてってあげるっさ!」
…いい。
とは言わせない勢いで長門の右手を掴んで、スキップにも似たテンポで走り出す。
「帰りは下りだからねっ!二人乗りも楽ちんだよっ!」
ずるずる引きずられる長門から拒否の言葉が出なかったのは、鶴屋さんの強引さに負けたからなのか…。
窓から射すオレンジ色の夕日が、踊り場を通過する長門の無表情を照らした。
「ちゃんと乗ったかいっ?」
校門をスタート地点に見立てたその自転車には運転手ともう一人、
荷物みたいにちょこんと横座りする少女が乗っていた。
前のカゴには二人分の鞄が突っ込んである。
「しっかりつかまってるんだよっ!」
振り向いて笑う鶴屋さんに、言われる前から彼女の腰の上あたりにぎゅうと抱きついていた長門が頷く。
荷台の上に立たせてもバランスのひとつくらいはとりそうなものであるが、
今の彼女の指は赤ん坊がガラガラを持つような無造作な握り方で前に座る先輩の制服の裾を掴んでいた。
「行っくよ!スタートぅっ!」
細い足に踏まれたペダルは、二人分の体重を乗せているとは思えないほどスムーズに回りはじめ、
坂道に差し掛かったあたりからは漕ぐ必要さえ無くなっている。
「行け行けぃっ!」
夕日に向かって右手を突きだす鶴屋さんの長髪が風になびいている。
長門は、その髪の香りを確かめるように背中に顔を埋めていた。
坂道は、まだまだ続いている。
============
触発されて書いてしまいました。
アニメ見たときは鶴屋さん萌え
原作読んだら長門萌え
ほのぼのイイ(・∀・)!!
鶴有希は初めて読んだけどこうゆうのも良いなぁ……GJ!!
なんというレアカプ・・・
>534-536
遅れたけどGJ
ほのぼのして良い感じだね。
540 :
534:2007/07/05(木) 18:44:47 ID:0Cv1Y5b5
「そういえば有希の誕生日っていつなの?」
いつものように集まった喫茶店の席で、思い出したような顔でハルヒが聞いた。
長門は手元の分厚い本から目線を上げ、不思議そうな表情で団員それぞれの顔を見たあと、
ハルヒを見つめて固まってしまった。
「どうしたんだ?突然」
「やっぱり団長たるもの団員の誕生日くらいは祝ってあげないとね」
ハルヒは有難がれとばかりに胸を張っている。
俺の誕生日は知らんくせに。
「で、いつなの?過ぎてからではお祝いのしようもないからね」
続けられた質問に、長門はきょとんとした無表情のまま俺のほうに顔を向ける。
「どうすれば」と言わんばかりに。
そう言われてみると、長門の誕生日はいつになるのだろう。
厳密に言えば3年前の情報フレアとやらの日なんだろうが、それじゃこいつは3歳ということになってしまうしな。
まぁ誕生日なんて調べてわかるもんでもないだろう。
適当に決めちまえばいいさ。
ながとだから7月10日とかね。
産まれた日がいつかなんてハルヒも気にしやしないさ。
そんな風に考えながら笑顔を向けてやると、長門はわかったとばかりに数ミリだけうなずいて、ハルヒに向かって
「今日」
と告げた。
541 :
534:2007/07/05(木) 18:45:44 ID:0Cv1Y5b5
おいおい、お前の誕生日が何月何日でも誰も迷惑しないが、今日ってのはないだろ。
突然すぎるぞ。
しかし、言ってしまってはもう遅い。
ハルヒはテーブルに勢いよく手をついて立ち上がると、
「何で言わなかったのよ!?有希?」
店内に響き渡る声でツバを飛ばしながら叫んだ。
朝比奈さんまで
「そうですよー」
なんて言って困った顔をしている。
あなたは気付いてください。
それは長門が今設定した誕生日ですよ。
古泉は古泉で、
「プレゼントを用意していませんね」
などと肩をすくめて微笑んだ。
お前は芝居がかりすぎだ。
「そうよ!プレゼント!準備してないじゃない!」
ハルヒは立ったまま続け、
「有希、今欲しいものある?」
テーブル越しに、こればっかりは優しい口調で問いかけた。
542 :
534:2007/07/05(木) 18:46:15 ID:0Cv1Y5b5
「今日は有希の誕生パーティに変更するわ!さぁ、なんでも好きなものを言っていいのよ」
長門はやっぱり無表情のまま…それでも考えるような仕草をわずかに見せて、
「遠慮することないのよ」
と微笑みかけるハルヒの胸のあたりに視線を止めた。
「え?何?」
俺も興味があった。
ハルヒを見つめる長門が、何を欲しいと言い出すのか。
真っ黒な瞳が少しだけ動き、「いいのか?」と問うようにハルヒの顔を見上げて、
「洋服」
「…服?」
長門が見ていたのはハルヒの体ではなく、着ている布のほうだった。
「いいわ!有希、思いっきり可愛いの選んであげる!」
ハルヒは、先ほど驚いたときと同じ様に机を叩いて立ち上がり
長門の好みを問いただし始めたが、長門の視線はハルヒの胸あたりに固定されたまま動かない。
何かを言いそびれたように、俺には見えた。
543 :
534:2007/07/05(木) 18:47:27 ID:0Cv1Y5b5
「涼宮さん」
長門の表情を読もうとしている俺の向かい側に座っていた古泉が口をはさむ。
皆の顔が自分のほうに向くまでゆっくりと間をつくってから
「僕が思うに、長門さんは今涼宮さんが来ているそのカーディガンが欲しいのではないでしょうか。違いますか?」
微笑みたっぷりで妙なことを言いやがった。
確かに、長門の視線はそこに止まっていると言えなくもないが…
「そうなのか?長門」
重金属みたいな瞳がゆっくりとこちらを向いた。
「そう」
わずかに顎を引く。
「許されるなら」
そう言ってその瞳は、俺から視線をはずしてハルヒを見上げた。
その時俺は真っ白い能面みたいな無表情の中に、
小動物が抱いてくれと懇願するときの様な、そんな雰囲気を感じとった。
「そりゃいいけど…。お古でいいの?サイズもちょっと大きいかもよ」
若干照れながらハルヒは着ていたカーディガンを脱ぎ、顔の横で示すように広げた。
長門はそれを肩から先だけ動かして受けとると、確かめるように胸に抱き締めた。
「あなたが着ていたという事実が大切」
横で朝比奈さんが顔を真っ赤にして口元を押さえている。
俺も少し赤くなっていたかも知れないが…。
誰より赤面していたのは、他でもない、ハルヒだった。
次の週末、いつもの駅前には珍しく私服の長門がいた。
少し大きめの白いカーディガンの袖口から、生地よりもっと白い指先だけが見えている。
(おわり)
>540-543
GJ!
小動物長門萌えw
>>540 狂おしいほどGJ!
これはほのぼのする……
きゃわいいぜ
素晴らしいとしか言いようがない。
長ハルは心が暖かくなるんだぜ。
「突然来て泊めてもらって…本当にありがとうございます」
離れに残されたみくる…今はみちるだが…は、ちょこんと座ったまま頭をさげた。
みくるのようでちょっと違う…双子という設定らしいが、
このややこしい少女を連れてきたキョンを玄関まで見送った鶴屋さんは、そんなことは気にせずあっけらかんと笑っている。
「いいんだよっ!私とみくるの仲じゃないかっ!おっと、今はみちるだったね」
もう既に設定はどうでも良くなったらしい。
畳に上がってみちるの隣にぴたっとくっついて座り、不安そうな顔を楽しそうに覗きこんでいる。
「あの…、いつも姉がお世話に…えと…」
顔を近付けられたみちるは、つい今しがた決められたキャラクタを忠実に守ろうと目を泳がせながらセリフを選んでいる。
バレたら大変とばかりにおどおどしているが…。
その仕草が気に入ったのか、鶴屋さんは笑いをこらえてみちるの頭をぐりぐり撫でた。
「いやぁ、やっぱりかぁわいいねっ!たまんないよっ!」
「ふえぇ…」
右手で頭を掴んだまま背後に回って左手で抱き締めると、みくるはみちるを装うことも忘れてじたばたした。
もっとも、みくるが完璧に演じたとしても鶴屋さんは早い段階でお見通しだっただろうが。
549 :
534:2007/07/07(土) 16:58:05 ID:FtUpm4V7
「ねぇ、みくる?」
「はい」
はっと気付いて動きを止める。
「あ、いや…みちるですぅ」
鶴屋さんは「あぁそうだった」と言わんばかりに微笑んで、
「じゃあみちる。私はねっ、みくる…いや、あんたのお姉ちゃんが大好きなのさっ!めがっさ可愛くってねっ」
言い聞かせるように、小声だが歯切れよく呟いた。
さっきまで頭に置いていた手を下げ、両手で肩を抱きながら。
「もしお姉ちゃんに会えたら、私がみくるのこと大好きだって伝えて欲しいにょろ。直接は言いにくいっさ」
みちるからは見えていないだろうが、肩越しに話す鶴屋さんの顔は少し赤らんでいる。
“伝えてくれ”との言葉とは裏腹に、いつもの明るい笑顔のまま瞳をうっとりと輝かせ、みちるを抱く腕にぎゅうと力が入った。
「鶴屋さん…」
みちるは今にも自分がみくるであると打ち明けそうな顔をしたが、思い止まって肩にかかる鶴屋さんの腕にそっと手を添えた。
「姉も…。鶴屋さんのことが、大好きだと思います」
鶴屋さんは珍しく一瞬だけ驚いた顔になったが、すぐ「ありがとっ!」と言ってぴょこんと立ち上がった。
「いやぁ、危うくみちるちゃんを好きになるとこだったさっ!浮気はダメダメっ!」
口の前で指を交差させて、悪戯っぽく笑う。
「それにみちるちゃんは、みくるに会えたらすぐに帰っちゃうしねっ!ずっと置いときたいとこだけどさっ」
その言葉にみちるは…いや、みちるを演じるのを忘れたみくるは、
「私も…」
―いつかは未来に帰らないといけないんです。
言ってしまいそうだった。
自分が本当はみくるであることどころか、未来からやってきたということさえ…。
「いえ、な…なんでも、」
なんとかその場を取り繕おうとして言い訳を考えるみちるの顔の前に、ぴんと立てられた人差し指が突き出された。
「大丈夫だよっ!きっと忘れないし、ずっと大好きだからねっ!」
腰に手を当て胸を張って明るい笑顔で言われた言葉を、みくるは、みちるではなくみくるとして、
「はい」
と答えた。
550 :
534:2007/07/07(土) 16:58:39 ID:FtUpm4V7
「おっはよーっ!」
それから何日か経って元の時間に戻った次の日の朝、いつもの坂道を上るみくるの肩を、良く知った少女が叩いた
「あ、鶴屋さん!…あの、すみませんでした」
「えっ、何のことだいっ?」
鶴屋さんは解っている顔で爽やかに笑っていた。
「あ!と…その…あ、昨日の服、持って帰ってもらっちゃって…」
しまったという表情で、苦しい言い訳を絞り出す。
「いいよっ、そんなこと!みくるになら何時だって貸してあげるっさ!それより、早く行かないと遅刻しちゃうにょろ」
そのままくるりと回転して、校舎に向かって走り出す背中に、みくるは
「伝言、受けとりました」
と、小さな声で囁いた。
揺れる長髪が、少しだけ縦に頷いたような気がした。
(おわり)
ちょw最近職人さん達GJすぎる!!
初めてこのスレにきたんだが、なんつー完成された作品群だ…。
職人さんGJ!!
三人娘で三角関係も面白そうだ。
だが、成立するとキョンが古泉にアッーされそうだなw
554 :
534:2007/07/11(水) 19:27:15 ID:Kx6BUavP
コンコンというノックが、夕焼けで薄明るくなった部屋に響く。
まだ奇妙な団に乗っ取られる前の、静かな文芸部室だった。
「どうぞ」の声も待たずに開かれた扉の前に立っていたのは、上品な雰囲気を漂わせるロングヘアの少女だった。
オレンジ色の逆光が差しこむ部室を確かめるようにゆっくり眺めてから、
人が入ってきたことに気付かないかのように本に目を落とす眼鏡の少女に声をかけた。
「相変わらずね」
言われた長門有希の目に映ったのは―
「どうも」
朝倉涼子の姿だった。
「ここでの接触は極力避けるべき」
長門は文章を読むときと同じ目でその姿を見据え、最低限の言葉を呟いた。
眼鏡のレンズと、その下の瞳が同時に光る。
「こんなとこ、誰も来ないわ。…せっかく涼宮ハルヒの監視が本格的に始まったっていうのに冷たいものね」
朝倉は長門が座っている方とは逆側から長テーブルをゆっくりと回り、窓の横で立ち止まってから続けた。
「一緒のマンションに住んでるのに全然かまってくれないし…、
やっと同じ高校に通うことになったって言うのに、あなたはこんな部屋で一人きりで…私より読書に興味があるみたい」
後ろから話しかけられているにもかかわらず振り向こうとせず、
扉の方に視線を固定している長門の顔の横に、腰を折った朝倉の笑顔が現れた。
「一人で寂しくないの?…私もあなたみたいな性格に設定されてたらかまってほしいなんて思わなかったのかしら?」
耳に唇が付きそうな近さで囁く朝倉に、
「あなたはコミュニケーションを円滑に進められるよう設定されているだけ。色々なタイプがいたほうが便利」
最初から最後まで同じトーンで言い切った答えに、朝倉はふふと笑い、
「冷たぁい。ひどいもんね。私の上っ面の…“朝倉涼子”は、いたくあなたを気に入っているのに。悲しいわ」
「表面など存在しない。あなたはあなた」
首どころか視線も動かさず長門が言った。
その言葉に朝倉は楽しそうに笑い、ステップを踏むように長門の前に踊り出た。
華奢な手を後ろに組んで、
「ふふ…そうね。あなたの言う通りかも」
背中を伸ばし、伸びをするように天井を見上げる。
ひとつひとつの挙動が妙にわざとらしかった。
555 :
534:2007/07/11(水) 19:28:28 ID:Kx6BUavP
「ねぇ、長門さん。これは…人間でいうところの愛情だと思う?」
逆に長門はぴくりとも動かない。
朝倉の問いにも何も言わず虚空を見つめている。
「質問が悪かったかしら?ふふ」
またからかうみたいに笑って、
「じゃあ長門さんは、愛情って理解できる?人間の言う…愛しいってやつ」
長門はさっきからめくられていないページに目を落として、一瞬黙ってから、
「理解はできる。ただ、感じることはない」
珍しく、質問以外の答えと一緒に返した。
「そう」
今度は、朝倉が長門みたいな短い言葉を呟いて、頭を長門のおでこあたりまで下げてから、
「良かったわ」
とだけ言って、薄く小さな唇に自分の唇を重ねた。
長門はさっきまでと同じように無表情で、視線を前に向けていた。
朝倉を見ているというよりはその向こう側の空間を捕えているような顔で。
556 :
534:2007/07/11(水) 19:31:33 ID:Kx6BUavP
しばらくの間、手を後ろで組んだままの朝倉と、本を持ったままの長門が唇だけで触れあっていた。
長門が目を閉じる気配はない。
逆光が、彼女の顔に影を落とした。
「じゃあね。お邪魔したわ」
朝倉は自分の唇を人差し指でそっと撫でると、その手を顔の横で振って微笑んだ。
眼鏡越しの瞳が興味なさそうに見つめている。
「たまにはご飯つくってあげてもいいから、居留守しないでね」
朝倉はその目を気にせず…、むしろ心地良さそうに続け、
「監視業務、つまんないけどお互い頑張りましょ」
と言って最初来たときと同じ笑顔で扉を開けて出ていった。
長門は朝倉のいなくなった空間をしばらく見つめていたが、
思い出したように本に目を戻すと、何秒か後には新しいページをめくっていた。
==================
最近書きたまったSSをまとめたホームページをはじめました。
ここで見たSSがどっかのHPにのってても、それは私のHPですので、パクりとかじゃないです。
あしからず。
小指でぎゅってしたくなるほどGJ!
朝倉×長門スキーにはタマランかた
>>556 GJ!朝倉×長門はやっぱいいなあ
あとHPのほうkwsk
あずまんがスレの人
そこにurlもあったと思う
朝倉×長門といえば「機械知性体たちの輪舞曲」は一読の価値ありだと思う。
長いのと長門が朝倉一筋とはちょっと言い難いのがアレだけど、最終的にはハッピーエンドだし。
>>556 GJ!あああやっぱなんて萌えるんだ
朝倉長門はなんかこう切な萌える
>>560 今読んだけどかなりボリュームあっていいね
朝倉長門と長門みくるカプ、喜緑さんの株が急上昇
563 :
534:2007/07/15(日) 21:58:57 ID:AphTCrAS
みなさん感想ありがとうございます。
HPは、559さんの言うとおり、あずまんがスレにURLがはっつけてあります。
あんまり色んなとこにぺたぺた張るのもどうかと思いますので、
興味のある方はそちらから来て頂けると幸いです。
>>562 朝倉×長門と喜緑さんの株が急上昇なのはわかるとして、
長門×みくるカプってあのSSにあったっけ……?
>>564 エンドレスエイト編のことじゃなかろうか。
みくるが長門に電話かけるとこ。
フィルターかければ、それっぽく見える気がする。
朝長は結構居るみたいなんだけど長朝派とかいないの?
俺的に
長×朝←喜
とかが最高なんだけど
567 :
534:2007/07/23(月) 00:10:22 ID:ZtdHZ1LS
朝長盛り上がってますな。
せっかくなんで投下させてもらいます。
初めて書いた消失話
どうぞ
―ピンポーン
平日の夕方、沈みかけた太陽が最後の抵抗に赤い光線を放っているのが窓から見える。
だだっ広い部屋に一人たたずんで本を読んでいた少女は、来客を知らせる電子音に一旦時計を見てから立ち上がった。
インターホンで確認した後、重い金属製の扉を内側から開くと、
「こんにちは。これ、いっぱい作ったから一緒に食べましょ」
制服のまま長い髪を緩やかに振って笑う見知った顔の同級生が、大きめの鍋を抱えてそこに立っていた。
「入って」
部屋の主人である少女も当たり前のように彼女を中に通す。
元対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェイス。
再構築された世界で、それを望んだ張本人である長戸有希と、彼女に望まれて蘇った朝倉涼子は、無事平穏な高校生活を手に入れていた。
「ありがとう」
「いいのよ。ごはんは一人で食べたっておいしくないしね。私、料理好きだから」
現実、いや、この世界も確かに現実なのだから、元の世界とでも言おうか。
元の世界で長門のバックアップだった朝倉はこの世界でもその仕事を引き継いでいるようで、宇宙人における涼宮ハルヒの観察とはまた別の意味で、
人間として長門の生活をサポートしているようだった。
「今日はね、肉じゃが!」
いかにも自信作、という言い方で銀色の鍋のフタが開かれると、白い湯気とともに甘辛い香りが無機質だった部屋に広がった。
長門は、湯気の中身を覗きこんで満足そうに笑う朝倉の横に二組の食器類が並べ、無言のままそれらを盛り付け始める。
朝倉の前に差し出された箸と茶碗は来客用にしては使い込まれており、どうやら二人は普段からこうやって食事をしているようだ。
「いただきまーす」
それほど大きくない机に向かい合って座った二人は、たいした会話もなく黙々と箸と口を動かし、
朝倉作の肉じゃがと、長門作の白米はあっという間に少女たちの胃袋へと消えていった。
「どうだった?」
記念日に得意料理を振舞った新妻みたいな笑顔に、
「おいしかった」
少し微笑んで答える。
朝倉は思い通りの答えに満足を得たのか、早々に鍋にフタをすると、
ここに来た用事はこれだけだと言わんばかりに立ち上がって手を上げた。
「じゃあ、また来るから」
玄関を開けたときから変わらない、爽やかな笑顔。
その微笑みに無口な少女は一瞬笑顔を返そうとしたが、すぐ俯いて、
「いつもごめんなさい」
と弱々しく呟いた。
「何言ってるのよ。これぐらいで」
「朝倉さんは」
元の世界では呼ばれることの無かった敬称付きの呼び名で言葉を遮った長門は、
「何でこんなに優しくしてくれるの?」
俯いた顔をわずかに上げ、それでも目は伏せながら、今まで聞けなかったことを気まずく思うような表情を見せた。
その問いに、一旦は立ち上がった美人の世話好き同級生は、鍋を元の位置に戻し沈黙を噛みしめるようにゆっくり腰を下ろしてから、
「あなたみたいな人って、守ってあげたくなるのよ。どうせ放っておいたらロクなものたべないでしょ?」
頬杖ついて語りかける。
「そう…」
元の世界では口癖みたいに使っていた言葉に、幾分か感情がこもる。
ただ、ままならない返事に若干の消化不良を感じ取った朝倉は、ふうとため息をついて、見破られてるか、と小さく呟いた。
「それだけじゃないの。あのね、変に思わないでよ」
それこそ意味ありげな前置きを加えてから、
「私があなたを必要としているの」
「…どういうこと?」
驚いた顔の長門から、小さな声で疑問が挟まれる。
しかし朝倉は、まるで用意していた台詞を読み上げるような口調で続けた。
「無意識にね、あなたに何かしてあげたいと感じちゃうのよ。してあげなくちゃって。
それは私が世話焼きだからとかそういうんじゃなくて。あなたの…そうね、引力みたいなのに引き寄せられちゃうの。
それが長門さんの魅力なのか、私の気の迷いなのかはわからないけどね」
そこまで言って、初めて因数分解の話を聞いた小学生みたいにぽかんとしている長門に元の微笑みを向けた。
「あなたに尽くすことが私の義務だと感じることさえあるわ」
普通の高校生として復活を果たした朝倉涼子は、元の世界での長門との関係を記憶のどこかに残しているのだろうか。
優しい微笑みに真剣さを織り交ぜ、視線を一点に固定したまま張り詰めた空間に言葉を並べていく。
しかし朝倉にその意識があるとしても、残念ながら長門に覚えはないようだ。
ただただ俯いて、親しい同級生から告げられた妙な説明に困惑するばかりだった。
「あの、私はそんなたいそうな人間じゃ…」
窓の外では太陽がとうの昔に力尽き、高い位置から眺められるネオン達が及ばずながらその代役をつとめている。
切り取られた長門の言葉に答えを返すこともなく、その景色を見つめていた朝倉は、何かを言おうとして突然悲しげな表情を見せた。
「朝倉さん?」
「私ね、わかるの」
長門に向けられた視線に、さっきまでの優しい微笑みはない。
あるのは真剣さと、今にも感情を水滴に変えて溢れさせようとする潤んだ瞳だけだった。
「この関係はね、もうすぐ続けられなくなっちゃうの。長門さんはきっとどこかに行ってしまうんだって…。
おかしなこと言っていると思うでしょうけど、私にはそれが分かるのよ。あなたとこうやっていられるのはもう僅かなんだって」
朝倉は途中から涙を流しながらも気丈に話し終え、最後の言葉とともに机にばたっと倒れ伏した。
止まらない嗚咽がもともとしんとしていた部屋に響き、一瞬困惑の表情を見せた長門は、
すくっと立ち上がって、そこで泣いている少女がさっきまでしていたような優しい微笑みを湛えると、
彼女が泣き止むまでその肩を抱いていた。
落ち着いた朝倉が胸にすがり付いて不安そうな顔で見上げる。
「大丈夫、ずっと友達。どこにも行かないから」
長門はその体を強く抱き、
数日後、皮肉にも過去からやってくる自分自身によって破られる約束を、彼女の耳元で囁いた。
(おわり)
572 :
534:2007/07/23(月) 00:41:23 ID:436XXnLY
あああ、最後は「未来からやってくる」ですね
痛恨のミス…
GJ!
朝倉→長門な朝長萌えだが
消失世界では朝倉←長門いいな
大人みくるが色々された復讐にハルヒにエロ仕返しする話キボン
「ちょっとキョン、お茶淹れなさいよ」
放課後、SOS団の部室でのことだった。
いつもお茶を出してくれる朝比奈さんは、本日は所用で不在。
ハルヒは口が寂しかったらしく、そんなことを言いだした。
あーはいはい、仕方ないな。古泉、お前は?
「僕もお願いしますよ」
「有希、あんたは?」
ハルヒが、いつものように窓際で読書にふける長門にも声をかけた。
「…………」
長門は顔を上げた。
そしてそのまま、ハルヒをじーっと見ている。返事に困っているようにも見えた。
おいそこ、そんなに考えるところか?
さすがのハルヒも困惑したようだ。
「え、有希? お茶、いらないの?」
「私はあなたが欲しい」
……。
は?
長門? 何を言っているんだ?
まるで意味がわからなかった。古泉が驚きと微笑の入り交じった変な顔をしていた。
ハルヒも、頭上にクエスチョンマークを浮かべたまま固まっていた。
長門はおもむろに立ち上がると、そんなハルヒに近づいて(省略されましt
rァ[続きを読む]
みくるんみくるん
過疎杉
保守
580 :
名無しさん@秘密の花園:2007/08/06(月) 19:45:12 ID:DEEDsagI
長ハル期待age
>>566 同士!!!
朝長しかいないからすげー寂しかった
あの攻め攻めしい朝倉さんが受けているところを妄想すると悶える
あの日、夕暮れに染まる教室で、クラスメイトにアーミーナイフを振り上げてから何日か、何ヵ月か。
あと少しのところで情報の連結を解除された私は、実体と非実体の狭間で揺れ動くなんとも曖昧な存在として、
有機生命体における死を味わうこともなく、よく分からない空間をうろうろと漂っていた。
指示を無視して勝手に行動したんだから、何らかの処分はあるんでしょうけど。
今は謹慎中ってとこかしら。
人間はこういう状態を魂とでもいうんでしょうね。
でも、私の場合もともとが“これ”だから、
むしろ実体をもって言葉でコミュニケーションしていた時のほうが違和感があったわ。
思考して、選択して、実行して。
原始的だけど、ある意味ではすごく確定的な世界。
そんな世界に三年もの間身を投じていた私が、今ではこんなに不確定な場所で曖昧に過ごしている。
有機生命体の感覚で表現するなら、暗い、生暖かい空間。だけど―
そんなに悪くないものよ?
寂しいなんて感情は、私達にはないんだから。
さぁ、そろそろね。
処分の時がきたみたい。
とても明るい光が私を包んで―。
何だか久しぶりの感覚…、この感覚は、うんと…、
そう、確か。有機生命体として、朝倉涼子として地上に生み落とされたときと似てる。
そうよ。あの時はだだっ広い殺風景な部屋に放り出されて。
あれはあれで悪くなかったわ。
優等生なんていいポジション与えられてたんだし。
でも、こんな風に今までの経験を反芻する作業もここで終わり。
なんだか自分が消滅していくのが実感としてわかるもの。
改めて、さよなら。
うふふ、…最後くらい、痛くしないでね。
「痛ぁい!!」
ゴン、という鈍い音とともに、私は頭を抱えて叫んでいた。
え?頭を抱えて?…叫んでいた?
「何?何これ?」
実体がある。
肉体が―手が動く。頭が痛い。何で?と、思考してる。
私は処分されたはずじゃなかったの?
よく見ると、まぁ、見るという感覚も久しぶりなんだけど、
さっきまでいた暗い空間じゃない、知っている部屋。
私が三年間、有機生命体に形を変えて過ごしたマンションの一室の、こじんまりした和室だった。
「朝倉涼子」
斜め後ろからかけられた声に、久々に扱う肉体がびくっと反応する。
振り向いて、いや、振り向かなくとも声の主は分かっているのだが、
「長門さん」
目の前には、元同僚、そして私を地上から葬り去った張本人である長門有希が、
蛍光灯の光にその無表情を照らされて、置物みたいに座っていた。
いったん頭を冷やして、状況を整理する―この過程がめんどくさいのよ。
いちいち思考しなきゃ何もとらえられないんだから。
そして、
「どういうこと?」
結局聞いてしまう。
なんだか前に生きてたときよりも能力が落ちてるような気がする。
「ここは私の部屋。あなたは私が今ここで再構築した」
どうりで。
見覚えのある部屋だと思った。間取りは一緒だものね。
私の考えをよそに、彼女は淡々と、私が質問する前に聞きたいことを的確に答えていく。
「情報統合思念体から許可は下りている。あなたは改めて、バックアップとして私の元で働くことになった」
よくそんな許可が下りたわね。
私がまた暴走する可能性は考慮に入れなかったわけ?
「能力を極端に低下させている。思考能力、運動能力ともに一般の女性以下。もちろん情報操作能力は無い」
それは、さっきから何となく感じてたわ。
まさかそこまで制限されてるとは思わなかったけど。
でも、それなら―
私の、一般の女性以下に成り果てた思考能力が疑問を抱く。
「どうやってバックアップの任務を果たすのよ?この程度の力で」
だって、どうしようもないじゃない。
今の私にはあなたが何を考えているかさえ分からない。
「炊事とか」
「へ?」
私はなんとも間抜けな声を出してその場に固まり、無表情な少女が説明を始めるのを待った。
「身の回りの世話。外出は厳禁」
そう言って、彼女はもう十分とばかりに口を閉ざした。
状況を理解できない私は、
「情報統合思念体も気まぐれなもんね」
苦し紛れにそんな風に呟いた。
「違う。私が、あなたが必要だと感じたから申請した」
彼女の顔は、見飽きたと言いたくなるような無表情だった。
その表情と言葉を頭の中で比べていると、自分の思考能力が低下しているのが改めて感じられた。
「私がその任務を受け入れたとして」
妙なプライドが、私に口を開かせる。
「能力が低下してるって言ったって、包丁持って涼宮ハルヒを襲うくらいはできるんじゃないの?暴走する可能性はゼロじゃない」
自分で言うのもなんだけどね。
長門さんは質問に答えることなくゆっくり立ち上がって、私との距離を一歩二歩と確実に縮める。
私の目の前までくると、見下ろすような視線で、
「大丈夫。鎖は準備してある」
「鎖?」
彼女はそのまま膝立ちの状態まで体を落とし、その過程で私の肩を強く掴んで、
疑問系の形で開いたままになっている私の口に噛み付くように自分の唇を重ねた。
乾いた、柔らかい感覚が唇を通して脳に伝わってくる。
あぁ、鎖ね。
確かに縛り付けられてしまいそう。
長門さん、なかなかロマンチックな冗談を言うようになったじゃないの。
好きよ。そういうの。
目を閉じようとしない彼女を抱き返しながら、私は実体を取り戻したんだと再認識した。
離れた唇に、まだ感触が残っている。
私は彼女をうっとり見上げていたんだろう。
彼女は無表情のまま口だけ動かして、
「この再構築に急進派は関わっていない。暴走する意味も無い」
抑揚の無い声で、念を押すみたいに呟いた。
「それは、なんとも現実的な鎖だこと」
大丈夫よ。
暴走どころか、外出もしないって約束するわ。
寂しいなんて感じないけど、こういうのも悪くないもの。
長門独占欲つえええええええ
GJです!朝長っていうより長朝に感じた。こういう長門もいいですね
588 :
534:2007/08/08(水) 14:10:26 ID:kQPx0MUr
あー、その通りです
581さんの流れに乗って、長朝を書いたつもりでした。
眠くて間違えました。
534氏のおかげで、
エプロンつけた朝倉さんが三つ指つきながら
嬉しそうに学校帰りの長門を出迎える、
なんて妄想をしてしまった。
「食事にする?お風呂にする?それとも……」
なんてベタな展開のな。
534氏、GJ!
テラGJ!!!長朝いいな
593 :
名無しさん@秘密の花園:2007/08/14(火) 00:16:15 ID:wzRGKL6J
新妻朝倉イイ!
594 :
534:2007/08/18(土) 14:12:52 ID:jFkkNZJS
>>591さんにあてられて、続きを書いてみたんですが…。
キャラ崩壊注意って感じです。
甘くてラブラブしてるのが好きっていう人だけ、生暖かい目で読んでやってください。
どうぞ
―――――――
「おかえり」
夕方、彼女は毎日決まった時間に帰ってくる。
私はそれに合わせて夕食をつくり、ガチャリという鍵の開く音に反応して笑顔で彼女を出迎える。
今日のおかずはハンバーグ。
特製のデミグラスソースの香りが玄関先まで届いて、彼女は少し台所に視線を向けた。
「ご飯にする?お風呂にする?それとも…」
後ろ手で扉を閉めた長門さんは、私に鞄を預けると、
「ご飯」
すたすたとリビングに歩いていった。
595 :
534:2007/08/18(土) 14:14:12 ID:jFkkNZJS
「おいしかった?」
空になった食器を片付けながら聞いてみる。
栄養やらエネルギーなんて私達には関係ないから、「おいしかった」と言ってくれればそれでいい。
私が料理を作る理由はそれで充分。
彼女の首がこくんと動き、
「よかった」
作ったわけではない笑みが自然と顔に浮かぶのがわかる。
なんだか、人間っぽくなってきたなと自分でも思うわ。
暗く寒かった部屋は、二人で暮らすようになってから少しだけ暖かくなった。
冷蔵庫にはレトルト以外の食材を増やしたし、彼女が許すなら家具や洋服も揃えたい。
私はこの部屋で、ずっと彼女の帰りを料理を作りながら待っていたいと思うようになっていた。
「明日は何がいい?」
「オムライス」
長門さんは子どもっぽいメニューが好きみたい。
昨日はエビフライ、その前はグラタン―
「じゃあ卵を買ってこないと」
ケチャップもなかったかもしれない。
冷蔵庫の中身を思い出す私に、
「明日、帰りに買ってくる」
「ねぇ、たまには私が買いに行っても…」
頬杖ついて言ってみると、
「外出は厳禁」
念を押すみたいな口調で遮る。
「あなたはカナダに引っ越したことになっている。この辺りをウロウロするべきではない」
「わかってるわ…」
一応困った顔をつくる私に、彼女は突き刺すみたいな視線を送って立ち上がった。
私の顔を見つめたままテーブルをぐるっと回って横までくると、覆い被さるみたいに顔を近付けて、
「あなたは本当は外に出たいなんて思っていない」
睫毛に触れそうな近さで薄い唇が囁く。
「そうやって、私を困らせたいだけ」
596 :
534:2007/08/18(土) 14:14:58 ID:jFkkNZJS
図星。
と言うか、長門さんが私の心の中をお見通しなのは知っている。
でも、だからって、
「言わなくたっていいじゃない」
私はあなたが何を考えているのかわからない。
長門さんは困った顔で笑う私の肩を両手で抱いて、
「キス、してほしいの?」
わずかに首を傾げる。
あなたはいつもずるい。
何も分からないみたいな顔をして、何もかもわかってるんだから。
私はいつだってあなたの思い通り…。
しばらく、ふわふわした意識の中でそんなことを考えていたけど―、
もったいないわよね。
重なった唇の柔らかさを感じながら、私はゆっくりと瞼を下ろした。
離れていく彼女の瞳に、うっとりした顔の少女が映っている。
この甘い雰囲気を終わらせたくなかった私は、
「キスの間は目を閉じるのがマナーよ」
長門さんの胸にすがって言ってみる。
負け惜しみみたいな言葉に何を感じたのか、彼女は無言で私を見つめて、
「…」
不意打ちみたいなタイミングで再び唇を重ねた。
597 :
534:2007/08/18(土) 14:16:16 ID:jFkkNZJS
やっぱりずるい。
当て付けのつもりで瞼を上げると、いつもの底のない瞳が私を見つめていた。
…目は閉じてって言ったじゃない。
私は心の中で苦笑して、徐々にのしかかる彼女の体重を感じながら瞳を閉じた。
唇が離れても、私はうっとりと彼女を見つめていた。
肩にかかる手のひらの感触が愛しい。
長門さんは無表情のまま整った顔を私の頬に擦り寄せ、
「涼子」
あのね、パーソナルネームなんて上っ面でしかないのよ。
私という個体を識別するためのただの記号なわけ。
長門さんもずいぶん人間ぽくなったもんね。
「有希さん」
肩をすくませ胸にすがりつく私を抱きながら、
「…」
彼女だけが何もかも理解している。
でも、それでもいいの。
だって彼女の胸はすごく温かいし、
「好きよ」
愛とか幸せとか、人間っぽい感覚が心地よくなってしまったんだもの。
GJ
GJ!!(<●> <●>)b
ちょっと考察してみる。
佐々木さんは十人中八人が目を奪われる魅力的な女性。
性別限定なしだから女でも魅了される。
キョン(男)は目を奪われなかったみたいだから、男5人中5人・女5人中3人って分配ではありえない。
男女とも10人中8人か
男なら5人中3人、女なら5人中5人のどちらか。
女性を魅了した実例として、ハルヒが握手を求められたときドギマギしてたみたいだし、
キョンが佐々木と仲がいいらしいと知って不安定になった。
つまり佐々木さんは無自覚なプレイガール。
やっぱり京子×佐々木は萌える
俺の妄想の中では京子×みくるも京子×女体古泉もガチになりつつある
早く驚愕読みたいなあ
>>597 っだあああぁ!
Good・・・いや、God Job!
待っていた激甘長朝をありがとう(*´Д`)
>>601 みくるを誘拐してそのまま百合調教とか
目隠しとかさせて
604 :
名無しさん@秘密の花園:2007/08/22(水) 12:00:02 ID:tCi20/aw
ハルヒの百合の相手は朝倉さんが似合うんだけどな
朝比奈さんと鶴屋さんが組んでハルヒをレイプとか…も萌えそう
みくる一人にリベンジされちゃうのもいい。
みくるの前で可愛く媚びつつおねだりしちゃうハルヒとか。
朝倉×ハルヒだったら、
ハルヒの観察をしているうちに些細なきっかけから朝倉に恋愛感情が芽生える
↓
初めて持った感情にどう対応すればいいかわからず、暴走する。
↓
ある日の放課後、キョンを呼び出し
「やらなくて後悔するより(以下略)」
「あなたを殺して、涼宮ハルヒを手に入れる」
↓
長門乱入
「あなたの好きにはさせない」
↓
中略
↓
ハルヒは長門と朝倉でおいしくいただきました。
ってのが妄想できたが、これじゃ朝倉×ハルヒじゃないな
>>605 >朝比奈さんと鶴屋さんが組んでハルヒをレイプ
鶴屋さんに羽交い絞めに押さえつけられたハルヒをみくるが…
「ちょ、ちょっとなにすんのよ!放しなさいよ!」
「ごめんなさい涼宮さん、私貴女に毎日道具みたいに扱われてこういう日を待ってたんです」
「み、みくるちゃん…くっ!」
「うふふ、鶴屋さんそのまま押さえててくださいね」
そして身動き取れないハルヒに駆け寄ると服を引き裂き悲鳴を上げるハルヒの胸元に顔を埋め…
後は脳内で妄想するか、でも普通の百合もいいがレイプも萌えそう
長門と喜緑さんも妄想してみたいな
鶴屋さんの変わりに長門でもいけそうだ。
ハルヒと朝倉さんが一番萌えそうだけどな
>>610 そんなことホイホイ書き込んでいいのか?
俺は百合でも構わず書いちまう男なんだぜ?
なんかもう長ハルはガチにしか見えなくなってきた。
でも朝倉やみくる、キョン妹、佐々木をハルヒに絡ませたい自分がいる。
キョンとのキスを見た限りハルヒの唇って柔らかそうだな
その唇を狙った朝倉さんやみくるが放課後部室に呼び出したハルヒに強引にキスして
そのまま…なんてのもいける
百合にはキスはかかせない要素な気がする
なんにでもかかせない要素な気がするが
百合はやっぱ手繋ぎが萌えるな
ミヨキチとキョン妹が一緒に学校行くとき繋いでたらいいな
615 :
名無しさん@秘密の花園:2007/08/27(月) 23:46:58 ID:8plwWuzk
うわー、全部見てきたがGJ過ぎる。ネ申までいるとは。
オレの出る幕ねぇな、こらぁ…
因みに長ハルはガチ、+朝倉、みくるがいてもおかしくねーと思った…。
…書いていいっすか?w
どうぞどうぞ
どうぞどうぞ
619 :
616:2007/08/29(水) 07:53:41 ID:ehS1p0cX
一応上記4人の視点分けだけ書いておいた
誰の視点でやって欲しいか言ってくれると作りやすいかもしれないから
開始のところだけだが判断材料としては十分のハズ
620 :
長門視点:2007/08/29(水) 07:54:50 ID:ehS1p0cX
消え去ったはずだった…私が作り出した世界は
本質は変わってなかった…だが一部だけ、改変されていた
「朝倉…涼子」
そう“彼女が戻ってきた”という情報操作が行われて
涼宮ハルヒは朝倉涼子に興味を抱き、引っ付いている
…また、今日も。
「ねぇねぇ、やっぱりカナダで何かあったの?!」
「まぁ、そういう事にして置いてくれると助かるわ」
……何故、戻ってきたのだろう…。
私が、彼女を望んだの…?
敵性と判断して消したのは、紛れもない私…。
もしかしたら…涼宮ハルヒが、そう望んだから…?
621 :
ハルヒ視点:2007/08/29(水) 07:55:51 ID:ehS1p0cX
最近、毎日わくわくしてたまらない!
だってカナダに引っ越した彼女が
神隠しみたいになっていたのに戻ってきたんだから
カナダに引っ越した、なんて絶対嘘としか思えないんだから
さっきだって私の質問に
「そういう事にして置いて」
なんて返答が帰ってきた、なんとしても真相を暴きたいわ!
なんか有希から変なオーラを感じるけど…
ま、有希のことだから何かあるのかも知れないけど…。
「みくるちゃん、お茶!」
「は、はいぃ」
みくるちゃんももうそろそろびくつくの治らないかしら?
治らなくてもそれはそれで萌えだからイイけどね
622 :
みくる視点:2007/08/29(水) 07:56:37 ID:ehS1p0cX
長門さんの改変失敗後は、なんか…よく解らないけど
少しずつおかしくなってる気がするのは…気の所為でしょうか?
もちろん私も例外じゃなく、いつも身体が火照ってた感じが…
長門さんは自ら涼宮さんとスキンシップとる様になったし
涼宮さんはそれはそれで喜んでいるし…
それ以上に長門さんと同じらしい朝倉さんもなんか戻ってきてるしぃぃぃ
「みくるちゃん、お茶!」
うぇぇっ、いきなりですかぁ!?
「は、はいぃ」
すぐに淹れないと涼宮さん怒る…というよりもからかわれる…
私はお茶を淹れている間だけでも、何もないことを祈ろう…
…それにしても…朝倉さんは…
623 :
朝倉視点:2007/08/29(水) 07:57:37 ID:ehS1p0cX
何とか復活を遂げた私に涼宮さんは興味を持っている。
はーぁ、いよいよ私も彼女の研究対象かしら?
まぁ、それはそれで貴重なデータになるし、イイよね?
情報統合思念体はこの事を容認してるし、罰せられる可能性ももうない
自分の正体さえ明かさなくていい、明かしたところで信じないわ
意外と彼女、一般常識持っているものね?不思議だからと信じるわけじゃないか…
…それにしても…空間閉鎖の跡ばかりが此処にあるのって気のせいかしら?
それともあの長門有希がそれをやったとして、何の意味があるというの?
すっごく気になるからSOS団…もとい文化部の部室に居座ってるわけだけど…
「どうぞ?」
差し出されたお茶は暖かい…多分さっきのついで、というとこかしら?
無言で受け取ると朝比奈みくるはにっこりと微笑んでいた
いやさ、そんな事で悩むぐらいならもう全部書いちゃえばいいやないすか
そうですよ、書いた方がいいっすよ、書いた方が
てか書いて下さいよ
下さいよ
今日は不思議探索は無し。でも、決して団の目的を忘れたわけじゃないわよ。
不思議が探されなくなったと思って気の緩んだ所を捕獲するのよ、うん、完璧!
それに今日は、三人で遊ぶいい機会だったからね。
にしてもみくるちゃん遅いわ…、いつもなら私より早く着いてるのに
「あ、あの、今日はいけるはずだったんです。でも最優先での…いえ、なんでもないです
本当にごめんなさい」
「いいわよ、みくるちゃんにもいろいろ事情があるし、有希もきっとわかってくれるわ。
ちょっと残念だけどまた今度三人で行きましょ。」
ふー、これはちょっと予想外ね。
まったく、みくるちゃんが団長命令より優先する事って何かしら?
今回は仕方ないけど、もうちょっとSOS団の重鎮としての意識をもってもらわないと困るわね。
「もう有希ったら、こんな時まで制服で来なくてもいいのに」
「……」
せっかく可愛いのにこれじゃ勿体無いわ。もしかして制服しか着る物持ってないのかしら
後で有希にピッタリなの買ってあげないとね。
「……いい」
「どうして?有希、絶対似合う服あるわよ 遠慮しないで」
「……(コク)」
やっぱり着せ替えっこするのは楽しいわ。ついつい十着も買っちゃった
これからはみくるちゃんだけじゃなくて有希にもコスプレさせようかな。
「…お金」
「いいのよ、SOS団の繁栄には不可欠な出費だしね。」
「…忝い」
「それより有希、他にしたい事ないの?有希の望みだったらなんでも叶えてあげるわ!」
有希が一瞬戸惑ってるように見えた。
「いい。あなたと私の現状の関係を崩す可能性が高い
危機は未然に防ぐべき」
でも……
「いい。」
これ以上は言えなかった。有希ったら、目が本気なんだもん
まったく変な所で意地っ張りよね。有希の願いって何なのかしら?
「じゃ、仕方ないわね。でも今日は有希の家に行かせてもらうわよ。
毎日レトルトカレーじゃ体調も悪くなるに決まってるしね」
「……(コク)」
帰り道のスーパーで適当な食材を買って、有希んちの台所を借りて夕飯を作った。
あんまり自信はなかったけど、有希は「美味しい」って言ってくれたし大成功ね
やっぱり同じカレーでも手作りのほうが身体に良いに決まってるわ。しかしあのこ、身体のどこに食べ物が入ってるのかしら?
「もう九時過ぎちゃったわね、すぐ帰る予定だったのに」
「…って」
「え?」
「泊まっていって」
「いいの?」
「…(コク)」
小さく頷いたと思ったら、私の手を引く有希
「お風呂」
「有希って、肌白いわね」
雪のように白い肌 端整な顔立ち
ちょっとドキドキしてる私がいる
「そう」
身体もとっても細くて、簡単に壊れちゃいそうで
護ってあげたくなっちゃう …って、何考えてるの!あたしのバカバカ!
でもやっぱり、一緒にお風呂なんてドキドキする。女なのに…
こんな風に想ってるって有希にバレたら嫌われちゃうかな
殺風景な部屋に布団が二つ並べる
有希の事だから、家中本が山積みになってるのかと勝手に思ってたわ。
でもこれはこれで有希らしい部屋ね、不思議と放って置けなくなっちゃう。
「明日も早いし、もう寝ましょ。夜更かしは肌に悪いしね」
ずっと有希を見てると変な気を起こしてしまいそうで、早く寝てしまいたかった
目を閉じてじっとしてたらきっとすぐ眠れる…
有希のいい匂いが鼻から頭へ入って行く。ドキドキしてとても眠れない
有希のやわらかい感触があたしの……え?
ちゅ
「ゆ、有希!?」
「……迂闊」
吊ってくる('A`)
吊る前に続き書け
続き!続き!
全部だときっついんですよ…。
まぁ、やってみますが時間かかるのでしばらくお待ちいただけると助かります。
ご期待に沿えればいいのですが…。
保守
みくるが長門と一緒にいると落ち着かないのって、長門の事が好きだからで
ちょっと避けてるのはイケナイ事だと思ってるからだ ったらいいな
みくるちゃんがハルヒを襲う妄想もいいなあ
「み、みくるちゃん…やっ!」
「こうしてみると涼宮さんも女の子ですね」
放課後のSOS団部室内にて、朝比奈さんに覆いかぶさられているハルヒ
両腕は押さえつけられ身動きが取れないハルヒを見下ろす朝比奈さん
微動だにすら出来ないハルヒをあざ笑うかのように唇を寄せていき押し付けた
「んっ…」
「ふふ、涼宮さんの唇…とても甘いんですね」
「や、やめなさい!みくるちゃんいいかげんにしないと怒るわよ!」
「いまの涼宮さんが怒っても怖くありません、キョン君もいませんし丁度いいですね」
そして再び重ねられる唇
キスから逃れようとハルヒが顔を動かすが朝比奈さんが許すはずもなく…
「んっ…!」
「ふふ、涼宮さん…楽しみましょう」
そしてハルヒの制服に朝比奈さんの手がかかり乱暴気味に引き裂くと…
…ごめん、もう少し勉強してくるw
黒みく!黒みく!
636 :
名無しさん@秘密の花園:2007/09/11(火) 00:26:02 ID:jeI9m8Ud
ほしゅあげ
ここはイマイチ延びないねえ。需要少ないのかな・・・
こんなときはキョンをおんn(ry な救世主さま求む。
みくる(小)とみくる(大)を同時に百合調教とか希望
>>637 同人でそんなのあったな、ハルヒに犯されるやつだったか
>>638 やっぱりあるのか
キョン実は♀、が定着してくれればぐっと世界が広がるんだよなあ
相思相愛っぽいし、ユニセクースなふいんきももともと持ってるし、じゅうぶん使用に耐えそう
640 :
名無しさん@秘密の花園:2007/09/13(木) 01:24:06 ID:uvygCkay
国木田の方が多そう
男子の前でも平気で脱ぎだしちゃう初期ハルヒを説教する
委員長朝倉な朝倉×ハルヒもえ
百合なら長門×朝倉だろ
消失限定な組み合わせな気もする
または朝倉を見せしめにして調教する長門とか
青鬼は駄目だろうか
645 :
名無しさん@秘密の花園:2007/09/16(日) 19:49:37 ID:rWcek4X2
なんで朝倉さんはレギュラー化しないんだろう
647 :
名無しさん@秘密の花園:2007/09/17(月) 12:35:39 ID:2985isGt
朝倉はイレギュラーだからこそいい。
鶴屋さんですら違うのに
みくると長門で既に二股なのに周りにこれ以上増やしたらハルヒが…
鶴屋さんを忘れちゃいけない
651 :
名無しさん@秘密の花園:2007/09/18(火) 19:16:12 ID:xbUf7hSc
鶴屋さんなら
鶴屋さん×みくる
が定番だが、
鶴屋さん×朝倉
とかいう同人を見たことがあるな・・・
黒いみくるがハルヒをドM淫乱に調教するのが読みたいなあ
黒みくるが長門を激しく調教も萌えるな
長門×九曜はどんなんだろうね
どっちが攻めか想像できない
その二人だとどっちとも言えないなぁ
自分のイメージでは攻めとか受けではない
>>654 むしろその二人で意思の疎通が図れるのか疑問だ
思考回路が全く違うからお互いに理解しえないって設定あったよな?
俺はあえて長門×九曜を推したい。
向かい合ってお互いの頭を撫であってる図とか想像したら、ちょっと微笑ましいじゃないか。
朝倉さんも混ぜたら無問題
ちゅるやさん×長門な同人誌を買った。
こ れ は い い
な ん だ そ れ は
九曜の頭を撫でる佐々木さん
それを見ている…名前ど忘れした。
>>661 それを見たハルヒが自分も長門の頭を撫でてみようと思うわけですか
ところが逆に撫でられるハルヒさん。「私も涼宮さんを撫でたい」とジェラるみくるちゃん。
いいな…
>>637 俺はハルヒサイト巡りをしていて、某サイトにあった長ハルを見てからハルヒの百合に目覚めた。
んでこのスレに辿り着いたのが今日。
「ハルヒで百合」という発想がなかったので、その良さに気付くのに時間がかかった。
世間のハルヒ作品好きには俺みたいなの(気付かず損している者)が結構いる筈。
だからこれからだと思う。
アニメ10話を見ただけで
朝倉×ハルヒ
朝倉×長門
の電波を受信した俺は腐ってるのでしょうか?
>>668 俺は
>>667みたいな感じなんだが、そんな俺から言わせてもらうと
お前は普通の人より人生を楽しむ事ができる能力を持っているだけ。
ハルヒは受だとありがたい…。
>>670 普段は虚勢を見せているハルヒが、圧倒的な力差の長門の前に為す術もない状況や
普段は一方的に弄れるのにベッドの上では何故か逆転、朝比奈さんにエロい仕返しをされて悔しがる様は
何かこう背徳感が凄まじく、色んな意味で萌えてしまう。
自分の中の嗜虐心を激しく起こさせてくれるキャラクターだよ。涼宮ハルヒは。
最近ハルヒが長門主役のハーレムものに見えてならない……もちろんメインヒロインは朝倉さんで。
>>671 熱暴走長門萌え
反逆黒みくる萌え
敗北ハルヒ萌え
朝倉さん×長門でエロあってもなくてもいい
オススメの同人誌教えて
>>673 敗北ハルヒ?ああ、いざ攻められるとしおらしくなって抵抗できないハルヒかw
例えキョンが好きでも、長門やみくる相手だと閉鎖空間は起きなさそう。
起きたとしても、神人が『分裂』の時の様な状態になってそう。
677 :
534:2007/10/15(月) 12:37:53 ID:MIHhWjJU
>>665さんにインスパイアされた勢いで書きました。
ハルヒ×みくる×長門
保守がてら・・・。ageときます
678 :
534:2007/10/15(月) 12:38:46 ID:MIHhWjJU
「お…?」
いつもの調子で扉を開いた俺は、目の前に広がった微妙な光景に思わずおかしな声をあげてしまった。
運動部の気合いの入った掛け声が遠くから聞こえる放課後の文芸部室。
そこでは、ホームルーム終了と共にすごい勢いで教室を飛び出していった団長が、
普段ならおとなしく文庫本でも読んでいるはずの無口宇宙人に見覚えのある魔女の衣装を着せていた。
「あぁ、あんただったの。びっくりさせないでよ」
人の顔を見て、第一声がため息とはなんとも無礼なやつだが…いや、そんなことよりだ。
俺が気になるのはその隣ですました顔をしている魔女っ子だ。
「何を始めるんだ」
薄々感付いてはいるが、どうも聞いてほしそうな顔をしていたので不本意ながら聞いてやる。
すると、ハルヒは待ってましたと言わんばかりに鼻を鳴らし、
「大好評だった自主製作映画の続編を撮るの!」
機嫌の良さそうな輝きをこれでもかと瞳に詰め込んで、長門の肩を叩きながら叫んだ。
大好評だと?
何やら聞き捨てならん修飾語が挟まったような気がしたが、まぁだいたい俺の予想は当たっていたようだ。
授業中、いつになくカリカリ音がすると思ったら、台本でも書いてたんだな。
「それで?主演女優はいないようだが。何を撮るんだ?」
部室を見渡してみるが、前回の主役、未来からやってきた戦うウェイトレス・朝比奈ミクルを演じきった麗しき先輩の姿は見えない。
その代わりと言ってはなんだが、左手に主演俳優が座っている。
「いたのか。今気付いたぜ」
「ふふ、厳しい冗談ですね」
特に普段と変わらない古泉が笑う。
余裕の笑顔をかましているところを見ると、どうやらこいつの出番はないようだ。
となると長門のソロシーンか…?
「どっちかって言うとみくるちゃんメインよ。有希も出すけど」
朝比奈さんは来てないじゃないか。
「今日は掃除当番ですって。多分もうちょっとしないと来ないはずだから…」
ハルヒは言いながら、長門を立たせて、机の上にあったビデオカメラを手に取る。
そして、『超監督』と書かれた腕章を揺らしながら、
「ここに隠れて撮るの!」
何の濁りもないピュアっぽい瞳を輝かせ、隅の掃除用具入れを指差した。
679 :
534:2007/10/15(月) 12:39:41 ID:MIHhWjJU
おいおい。
隠し撮りじゃないか。
それってなんの打ち合わせもしてないってことだよな?
そんなんでいいのか?
「バカね。普通のシーンが欲しいのよ。ヒロインの日常みたいな。
それに、“普通”ってのは演じさせるよりありのままを撮るべきなの」
それはそれは。
妙に説得力のあるお言葉だ。
前の映画の出来を見ていなければ、だが。
「あんたと古泉くんで普段通りの雰囲気を作っておくのよ!それでね、
みくるちゃんが油断したところに有希が飛び出していって攻撃するから」
超監督はそう言うと、自分から埃っぽい掃除用具入れにいそいそと入り、長門に向かって手招きする。
「ちょっと狭いけど…。有希はちっこいから余裕よ」
確かに、俺と朝比奈さんでも入れたんだ。
もともとスタイルのいいハルヒと、変な衣装を来ているとはいえ線の細いのは変わらない長門は、
窮屈そうな様子もなくするりと金属製の箱の中に納まった。
「閉めていいわよ。…あ、くれぐれもみくるちゃんにバレちゃダメだからね!」
わかった。善処するよ。
俺は灰色の扉を閉じながら、
昨日、ゴールデンタイムに寝起きドッキリ的な番組が二時間枠で放送されていたことを思い出した。
680 :
534:2007/10/15(月) 12:40:58 ID:MIHhWjJU
「こんにちは〜」
それから約二十分後。
ようやく今日のハルヒのターゲットとなる憐れな子猫が、急いだ様子で部室に現れた。
いや二十分もよく待ったものだ。
俺たちじゃなくて、掃除用具入れの中の団長が。
どうせすぐ「遅いわ!」とか言って飛び出してくるか、ガタガタと箱の中で騒ぎ出すものだと思っていたから、
この長い待ち時間、部屋がしんと静まっていたのが信じられないぜ。
「あれ?お二人だけですか?」
と不思議そうな顔の朝比奈さんだが、ここは嘘をつかねばなるまい。
「はい。ハルヒも長門もまだみたいで」
「珍しいですね」
小首をかしげながら、鞄を机の上に置く。
「とりあえずお茶いれますね」
こういうときは下手に演技してもどうせハルヒにどやされるだけだから、台詞は必要最小限に抑えるべきなんだろう。
「お願いします」
俺は笑顔で答えて、朝比奈さんに会釈した。
その後、俺は古泉とともに朝比奈さんのお茶を楽しみながら、いつハルヒが飛び出してきてもいいように身構えていたのだが…。
結論から言おう。
ヤツはいっこうに掃除用具入れから出てこなかった。
いったいどれだけ地味な世間話とお茶をすする音を撮り続ける気だろう。
ハルヒが隠れてから既に三十分以上。
いくら映画のためとはいえ、こんなに根気のあるやつだったかな?
「涼宮さん、遅いですね」
制服のままの朝比奈さんの言葉に、俺は古泉に目配せして掃除用具入れをちらと見た。
古泉が肩をすくませ、小声でコンタクトをとろうか、と思った時だった。
キィ…という情けない音とともに灰色の扉が外向きに開く。
もっと勢いよく開くもんだと思っていた俺は拍子抜けしてしまい、
さらにその中の光景を見て…愕然とした。
681 :
534:2007/10/15(月) 12:41:28 ID:MIHhWjJU
「有希!いきなさい!」
とか言いつつ、満足そうな笑顔を浮かべているはずだった監督が、
「…」
三角防止の魔女の腕の中で、立ったまま寝息をたてていた。
俺ももちろん驚いた、というより呆れたが、もっと慌てたのは…他でもない。
本来ターゲットだったはずの朝比奈さんだ。
「へ?あれ?なんでそんなとこ…それにその格好…?」
用具箱におそるおそる近付きながら頭の上にハテナを浮かべる。
仕方ない。状況が状況だし、説明してもいいだろ。
「すいません。こいつが映画の続編を撮るとか言い出しまして…。この中から朝比奈さんの様子を撮影してるはずだったんですよ」
「えっ!?」
「でも、この有り様じゃあ何も撮れてないでしょうね」
まさかこの狭い中で立ったまま寝てしまうとはな。
静かだったのも頷けるぜ。
長門もご苦労さんだ。
「…入ってすぐに眠ってしまった」
小さく呟く長門は、寄りかかるハルヒの頭を抱えて大事そうに撫でた。
朝比奈さんを一瞥してから、ハルヒに視線を戻して僅かに目を細める。
なぜか得意気な長門に…これまたなぜかわなわなと体を震わせる朝比奈さん。
俺は二人の間に何か変な空気を感じたが、
「まぁとにかく起こしてやろう。長門も大変だろ」
ハルヒの肩に手を伸ばす。
いつまでもその格好じゃ辛いだろうと思って…気を利かせたつもりだったんだがな。
682 :
534:2007/10/15(月) 12:42:03 ID:MIHhWjJU
そんな俺を長門は、衣装と同じく真っ黒い瞳を爬虫類みたいにギロリと動かして睨んだ。
「起こしてはいけない。揺らさないように、今からそちらへ運ぶ」
「いや、でも…」
「大丈夫」
言葉を制された俺は、情けなくもその場に固まってしまった。
誰だってこいつにこんな風に睨まれたら怯むと思うんだが…
「あの、私が持ちます」
今日はなんと、あのいつも弱気な先輩が口を挟んだ。
目を丸く開いたまま少し頬を染め、頑固そうな長門の瞳を見据えて「こちらへ預けて」とばかりに両手を広げる。
「あなたではダメ。支えられない。危ない」
「長門さんだって。そんな格好で安全に出てこられるはずないです。私が涼宮さんを…」
「今から出る。問題ない」
「問題あります」
「ない。彼女の身は私が守る」
なんだなんだ?
数秒の間に行き来した短い言葉のやりとりに、開いた口が塞がらない。
口を挟めない。
意地の張り合い?
ハルヒの取り合い?
ただ、何にせよ朝比奈さんがこんなにも長門に食ってかかるところは見たことがない。
「私の方が…あぅ!」
口ではなく、ついに実力でハルヒを奪いにかかった朝比奈さんの右手を長門が掴む。
「彼女が起きる。…やはりあなたではダメ。意外と乱暴」
早口でまくしたて、一瞬怯んだ朝比奈さんの横を抜けて、するりと掃除用具箱から脱出した。
ハルヒが目を覚ます気配はない。
「どうぞ」
長門は古泉に出された二脚の椅子の片方にハルヒを座らせ、もう片方に腰を下ろすと、自分の肩に頭を預けさせる。
すーすーと寝息を立てるハルヒの手をやんわり握ると、
二人はまるでバランスを失ったフランス人形が寄り添って座っているような風を思わせた。
683 :
534:2007/10/15(月) 12:42:43 ID:MIHhWjJU
「長門さんばっかりずるい…」
おっと、これは急展開だ。
先程長門に「意外と乱暴」と評された小さな先輩が、目を潤ませながら二人のもとに駆け寄る。
ハルヒよ。寝てる場合じゃないぞ。
「私も涼宮さんを抱っこしたいです」
「ダメ」
ついに本音の出た朝比奈さんだが、長門はぷいと向こうをむく。
「ちょっとだけですから」
その顔を追って回りこんだ朝比奈さんは、自分の分の椅子を引っ張り出してハルヒの隣にくっついた。
長門は一旦ハルヒの寝顔を見て、朝比奈さんに視線を戻す。
泣き出しそうな瞳をキッと開いて自分を見つめ返す彼女を見て、長門は何を思ったのか…。
「…」
握っていた両手をほどき、ハルヒの左手をリスみたいに震えている目の前の少女に差し出した。
片方だけなら握っててもいいよ、ということなのだろうか。
朝比奈さんにぱぁっと笑顔が戻る。
「長門さん…」
彼女は小さく歓声を上げてうふふと笑うと、細く真っ白な指を腕まで絡めようにして掴んだ。
「起こさないように」
「わかってます」
両腕に美少女二人をくっつけているハルヒは、…びっくりするぐらい熟睡しているわけだが…。
できることならしばらくはこのまま眠っていていただきたい。
…両サイドの二人がお前の寝顔を幸せそうに見つめているもんでな。
>>677 おお!素晴らしいハルヒGJです
長門もみくるも愛されハルヒも皆かわいい…
なんかいいね
イイヨイイヨ
687 :
sage:2007/10/18(木) 21:17:13 ID:LWrOeq59
>>677 何コレすげえ萌える・・・
ありがとうございます
>>677 GJ!
ファンブックでこのシチュに近い構図があったよね?
穏やかな雰囲気のハルヒを挟んで、ちょこんと静座する長門と、ハルヒに寄りかかる形でウトウトしているみくる。
689 :
名無しさん@秘密の花園:2007/10/23(火) 16:11:40 ID:QvH4uEdo
ほのぼの三人娘あげ
俺の長門
のハルヒ
の長門のハr
キョンが女だったら俺的ランキング3位なんだけどなぁ、
694 :
名無しさん@秘密の花園:2007/11/04(日) 20:28:25 ID:MGpgUmkO
ペニバンみくるとハルヒのエロを見たい
長門はチンコあってもいいと思う
そういう百合ない?
ハルヒがみくるのバストを揉んでるのを見てハルヒはみくるに気があるんじゃないかと思ってしまったことがある
ハルヒは女の子が好きなだけ
実は中学の時から友達が少ないせいでコミュニケーションについて色々勘違いしている
699 :
名無しさん@秘密の花園:2007/11/07(水) 07:26:36 ID:FTNDflIc
>696
ハルヒはジョークのつもりだがみくるのツボにはまる感じで揉んでしまって
みくるをそっちの気に目覚めさせてしまったに一票。
長門と消失長門を百合らせたい
ここで迷ってるのが受け攻めの割り当て
でも長門にはやっぱりちんちんついててほしいから
どっちの長門にちんちんがついてたほうがいいかかなり迷う
どちらかというと消失長門にちんちんついてたほうが興奮するかも
お前らはどっちよ
参考にするから教えてくれ
702 :
名無しさん@秘密の花園:2007/11/07(水) 20:22:23 ID:a33Q9gHZ
僕は貝合わせが好きです。
何か書き込みが増えたなw良きかな良きかなーw
>>700 目敏くその変化を確認した長門が妨害して水面下での修羅場へ・・・
キョンとハルヒが何にも無いと思って過ごしている日常の裏には、そんなハードな展開が大人の都合で隠されていたりする。
ちんちんなんて百合には不必要ッ
長門×喜緑 が俺の中で最近ブーム
分裂見た。何か長ハルが来そうな終わり方だった。新刊wktk
驚愕出ない間にゲームとか出るねえ、もう二期が先に始まっちゃったりしてw
ハルヒさん、いくら探しても有希以上にいい子は見つからないから早く続きやってくれよ
いつも妹(ノーマルでは弟)のように思っていて
「この子は(有希は)か弱いから、私が守ってあげなくちゃ」
とか言って可愛がっていた相手からある日突然押し倒されて・・・・
なんてシチュエーションはザラにある。
>>710 なんだそのもの凄く妄想させるシチュエーションは!
まぁ有希ハルを妄想する時に必ず通るシチュエーションだよな。
ハルヒの有希に対する溺愛ぶりは、まるで妹に対するそれだよ。
何も知らないハルヒは、自分より長門の方がか弱いんだと思い込み、だから守ってあげなきゃという使命感に燃えている。
でもいざ押し倒されてみると、圧倒的な力差と超宇宙的テクニックの前に為す術も無く、急に小動物化してしまう。
で、事が終わってから言い訳の様に
ハルヒ「あたしが本気で抵抗したりしたら有希を怪我させてしまうかもでしょ!べ、べつに(ry」
有希「そう・・・」
「えっ?何?ちょっと有希やめなさいよ!」
「やめない」
「そんなことダメだってば!」
「でも身体は正直」
「そ、そんなことないんだから」
「ある」
「んあっ!」
続きマダー?
ワッフルワッフル
すごく・・・403です
720 :
名無しさん@秘密の花園:2007/11/12(月) 09:58:26 ID:1zMilBWH
あげてしまったぜ。
スマソ
百合も大好きなんだが、
同性異性問わずモテてモテてモテまくりで、
SOS団全員から花束でも贈られてて、
「えっ………!?(///」ってなってる超々愛されまくり
逆ハー総受けハルヒが好きなんだが
そんな異端は俺一人で十分だ! ちくしょう仲間なんていらねぇぞ!
さあ、みんなで今日も百合の話をしようぜ!
>>718 すごく・・・って、入れ替わりイベント!?マジ?
「これ」
「お花?私にくれるの?」
「そう」
「うん。ありがとう有希、団員として良い心掛けだわ」
「団員としてではない。長門有希個人として…」
「わっ!?ちょっと有希?」
「…」
↓
>>713
>>724 入れ替わりイベントっていいよね
どう料理しても美味しいから書き手にも読み手にも嬉しい一品だよ
「入れ替わったものは仕方無いわ。この際、この状況を楽しまないと!」
「そう」
「そうよ! 私になら出来なくても有希になら出来ることって一杯あると思うのよ。
もちろんその逆もね」
「私に出来なくて、あなたに出来ること?」
「うん、私の場合だとそうね。有希の体でしたいことは……ってあんた何してんのよ!?」
「これが今の私にしか出来ないこと、なおかつ私の望むこと」
「だからってバカ! どこ触ってんのよ、ちょっとダメだって」
「今は私の体。問題は無い」
「あるわよ!」
この設定で長めの一本書けそうだ
ふたなり長門とハルヒの百合SS頼む
ふたなり長門とみくるでも可
とにかくふたなり長門を絡めてくれ
余裕があればペニバンみくるのSSも頼む
別にふたなり長門とペニバンみくるでもいいけど
それかふたなり長門とペニバンみくると受けハルヒの3Pで良いです
本当にお願いします
728 :
名無しさん@秘密の花園:2007/11/20(火) 22:03:02 ID:eaS8QcqO
>>728,730,731
何故?
君達はふたなり少女に萌えないのか?
俺はこのスレにいてはいけないのか?
このスレでふたなっちゃいけないのか?
ちんちんついてたって良いじゃないか
大きいクリがついてるだけだと思って大目に見てくれよ
ちんちんも仲間にいれてくれよ頼むよ
>>733 だから専用スレに誘導してるだろ、バカなのか?
SSまだー?
ハルヒとハヒルの百合で。
ひとつおもうんだもし結ばれた場合ほかの連中はどうなるんだと
おれてきには一つできるとなし崩しで
こうなると楽しい(黒幕のわかめ的意味で)のだが。
ハルヒ×ミクル
朝倉×長門(婿)
小泉×キョン
738 :
名無しさん@秘密の花園:2007/11/26(月) 17:41:54 ID:+yzUg1Q7
鶴みくもおいしい気がする
でもみくるちゃんの欲望を汲み取った九曜(仮)は
みくるちゃんがヤりたい人にハルヒとおもったんだぞ。
鶴屋さんだと意外性がない。
>>737 俺もそういうのが好き
その三組+
キョン妹×ミヨキチ
京子×佐々木
喜緑さん×生徒会長とかな
わかめが攻めなのが気に入った。
うちに来てオレをファックしていいぞ。
>>740 会長×喜緑
この二人はドS×ドSな感じがして良い
「あれ、みくるちゃんじゃない?」
「あ、涼宮さん」
場所は近所の本屋さん。
お料理の本を買いに来た私は、目的の本を手に持ちレジに並ぼうとしたところで
同じようにレジに並ぶ涼宮さんと出会った。
その手には、『未来人は既にこの時代に来ている!』というタイトルの怪しげな本が握られていた。
お互いに会計を終わらせた私たちは、喫茶店でお茶をすることにした。
話題はもっぱら未来人のお話。
なんでも涼宮さんは『未来人は既にこの時代に来ている!』を少し立ち読みしただけで
とても気に入ったらしい。
「やっぱり未来人はいるのよ。間違いないわ!」
大きな瞳を輝かせて、涼宮さんは断言した。
確かに、間違いはないんですけど。
「あのー、涼宮さんはどうしてそんなに未来人に会いたいんですかあ?」
「そんなの決まってるじゃない! 面白いからよ!」
テーブル越しの私に、乗り出すように顔を近づけて話し始めた。
「だって、そうじゃない? 未来人よ! すごく珍しいわ!」
「で、でも未来人って普通の人じゃないですか?」
それは私が以前から疑問に思っていたことだった。
「宇宙人や超能力者は、その、私たちには出来ないようなすごいことをできると思うんです」
「それで?」
「で、でも未来人は、住んでる時代が違うだけの普通の人で、
会えてもすごくないかもしれないじゃないですか」
私は、彼女や彼とは違う。
ただ違った時代から来ただけのただの人で、向こうの時代じゃ珍しくもない普通の人。
もしも、正体が知られてしまったとき、真っ先に涼宮さんにいらないと言われるのは私じゃないか。
ずっと、そう思っていた。
涼宮さんは何も言わず、なにかを考えるような難しい顔をしていた。
時間にしては数秒の沈黙だけど、私にはすごく長いものに感じた。
やっぱり、未来人はいらないわね。そう言われるような気がして。
「みくるちゃん」
「ひゃ、ひゃい!?」
「やっぱり、未来人には一刻も早く会うべきよ!」
「へ?」
しかし涼宮さんが口にした言葉は、私の想像とは正反対だった。
「だって、普通の人ですよ?」
「普通の人が昔なんかに来たら、きっとすごく心細いじゃない?
だからこそ、我らSOS団が発見して仲良くなってあげないとね!」
涼宮さんの思いもよらぬ考えは、私には衝撃で、同時に、心の底から安心できるものだった。
私はいらなくない。
もしも正体が知られてしまっても、涼宮さんは私と一緒にいてくれるんだ。
それは私にとって、ずっと思い描いていたことで、ずっと不安なことだった。
「どうしたの? みくるちゃん、さっきからちょっと変よ」
だからだろうか、いつもより気が軽くて、とんでもない質問をしてしまったのは。
「あ、あの、もう一つ聞いていいですか?」
「なに? みくるちゃんになら何でも教えてあげるけど」
「私がもし、未来人だったら今よりもっと仲良くしてくれますか?」
オッワーレ
リハビリ代わりに書いてみた。
みくる視点無理
ごめん
>>744は「友達より仲良くなる=恋人になる2/2」です
>742
会長は受けのにおいがする。
>>743-745 ほのぼのしてるな〜
ハルヒが「…みくるちゃんったら冗談下手ね〜」とダメ出しする光景が目に浮かぶ
>>743-745 ぐっじょぶ!
ほのぼのみくハルいいよ〜。しかし確かに未来人ってのは異質だよな。
朝倉と長門によるハルヒ争奪戦をどっかで見たんだけど思い出せない。
>>743-745 萌えた
ハルヒにたいして積極的なみくるはいいな
俺は今ハルヒと朝倉さんによる長門争奪戦SSが読みたい
>>743-744 いいですねー
萌ですよー
その続きでふたなり展開是非見たいですね
みくるがふたなりを告白するとかね
>>750 さんざん言ってるのに、まだ分からんのか、この低脳w
さっさと専用スレいって篭って出てくんな!
そんなにペニスがほしければ801板にでも行けよ。
まあスレ違いだな
エロパロとかVIPの方がまだ書いてくれる人いるんじゃないか
長門争奪戦か……
イイ!
長門争奪戦
「ふぅん、あんただったんだ」
今朝、下駄箱に入っていたノートの切れ端。
『放課後、誰もいなくなったら、一年五組の教室に来て』
女の子の文字でただそれだけが書いてあった。
無視して帰っても良かったんだけど、なんとなく不思議が待っている気がした私は
こうして誰もいなくなった教室でやって来たわけだ。
もしかしたら、有希からの呼び出しということも有り得るし、なんて思ってったけど
実際にそこにいたのは不思議な存在でも、有希でもなく、特に興味の無いクラスメートの朝倉だった。
「遅いよ」
朝倉が私に笑いかける。
綺麗な子だと思うけど、好みじゃない。
私はもっと無表情で、髪の短くて、ほっとけない感じの子が好きだから。
「何の用? 出来れば早く済ませて欲しいんだけど」
すっかり興味を失くした私は、さっさと用事を済ませて帰ってしまうことにした。
「相変わらず、私には冷たいのね」
「だから何の用なのよ。何も無いなら帰るわよ」
そう言うと、同時に回れ右をして、大股で入ってきたドアに足を進める。
三歩ばかり進んだところで聞き捨てなら無いセリフが背後から聞こえる。
「長門さんは渡さないわよ」
ほぼ反射的に朝倉の方を振り返る。
そこには先刻までと変わらない笑顔で、異様に大きなナイフを握った女がいた。
「貴女を殺して、長門さんを手に入れる」
次の瞬間、朝倉は躊躇無くでナイフを振るった。
バックステップで避けたけど、惚けていたら確実に殺されていた。
「ちょっと! あんた頭おかしいんじゃないの!?」
「さあ? 私は正常のつもりだけど?」
「それがおかしいってのよ!」
付き合ってられないと判断した私は、ドアへと駆ける。
出来ればぶっ飛ばしてやりたいけど、ナイフ持ちが相手じゃ危険が大きい。
それに女の子は殴らないことに決めてるのよ私は。
「無駄なの」
「なんで!?」
ドアが、開かない。
鍵がかかっているはずは無いのに、ビクともしない。
相変わらずの笑みを浮かべながら朝倉が私との距離を縮める。
「安心して死になさい。長門さんは私が可愛がってあげるから」
その名前を聞いて、混乱してる場合じゃないことに気が付いた。
そうだ、こんな奴に殺されてる場合じゃない。
まだ有希を抱きしめても、キスしてもいないんだから、まだ死ねない。
この際、危険とか主義とか考えない。
こんなトチ狂った女に有希は渡さない。渡せない。
「有希は私のものよ!」
ネタ切れだから続かない
757 :
名無しさん@秘密の花園:2007/12/01(土) 15:36:14 ID:5F7AaNrh
朝倉×長門いいよ
>>756 >それに女の子は殴らないことに決めてるのよ私は。
こういうハルヒが大好きです
二人とも激しいな。長門も罪な女の子だぜ
当の長門は喜緑さんに好意がある。
のパターンが個人的に好きだ
個人的に、みくるの逆ハーレムは何か鼻に付くんだよな………。
ハルヒとか長門みたいな、
むしろアクティブでオトコマエな子をお姫さまに仕立てたい。
そんで、みくるには色々頑張りを見せてほしい。
本編で駄目っ娘だったキャラが、二次創作では勇気を出して、
駄目っ娘なりに何かを成し遂げる、みたいな展開は大好きだ。
もう俺の中で、ハルヒはノーマルカップリングを前提としない作品になってる
そのかわり、ボーイズラブも女体化も
余裕で受け付けられるようになった。主に古泉のせいで
みくるは強いコ。
イザとなればハルヒなど簡単に押し倒して手篭めに出来る。
ただ長門の妨害が一番の難関だが。
イイヨイイヨー
男前みくるイイヨー
長門相手に一歩も引かないみくる萌え。
でも内心ガクブルで、ぎゅうって拳が白くなるまで握ってるといい。
勿論オチは、実は長門はみくるが好きだったEDで。
>>760 俺もハルヒのおかげで何でもいけるようになった
それまで百合やヘテロしか受けつけなかったのに801やふたなり、女体化や触手系なども萌えるようになってしまった
古泉や朝倉さん、そしてレベルの高い二次創作のおかげだぜ
>>763 古泉の担当……801と女体化
朝倉の担当……触手とふたなり
お前の頭の中の朝倉さんはどういう人なんだよ
>>756 続き書くなよ!いいか絶対だぞ!
絶対書くなよ!
最近のハルヒ2時創作界では朝倉さんが一番フリーダムな扱われ方されてる気がするw
で、それを読んだ他の作家が影響を受けながら更に勝手な設定を足していく、出番のないキャラによくありがちなスパイラルw
朝倉さんはドSでも実はMでもふたなり化しても触手で攻めててもレイプされてもギャクキャラでも
なんでも萌えるけど一番萌えるのはやっぱり長門が大好きな百合娘な朝倉さん
ハルヒで百合ってwww
どんだけ餓えてんだよwww
正直ノーマルカップリングはキ長と喜会以外思いつきません!
アブノーマルならホモでも百合でもいくらでもいけますが。
キ長も俺の中ではないな
キョンは長門を妹かつ頼れる存在だと思ってるといい
まず長門とみくるを百合らせるなら
ふたなり長門をパイズリみくるがガチだと思う
鬼畜調教だろ。
えろい服装すらしない長門がみくるにトラウマを植えつけていると。
だからみくる(大)も長門に怯えると。
長門×朝倉
鶴屋さん×みくる
で鉄板。
キョンはハルヒか古泉だな。
なんでエロパロに百合がないのか、不思議に思っていたけど、少数派だったとは。
ちなみに、別のテーマを持って書き始めたハルヒSSデビュー作は、あっさり百合化した。
いい傾向だ
俺はオーソドックスに長ハル、鶴みくだな。
あとはENOZが気になるところだが・・・
俺はふたなり長門とペニバンみくると受けハルヒだな
みくる×ハルヒだろ。
ハルヒがみくるにいつもどおりセクハラをしていたらみくるのスイッチが入って
ハルヒが押し倒されて(ry
あとは長門×みくるとか
長門と二人っきりで泊まった後、キョンに必死に助けを求めたり、みくる(大)もとても怯えているから
物凄くハードなことをされたんでしょう。
>>779 そのシチュエーションみくる×ハルヒ最高に萌える
ハルヒの実はMって雰囲気はみくるの隠れSの部分を引き出すと思う
ハルヒがみくるにしてるみたいに
みくるが長門の髪を結ってあげたり服をあれこれ着せ替えてほしい
そのままエスカレートしてふたなり長門とペニバンみくるが
エッチなことしてほしい
>>777 ふと思ったけど長ハルってオーソドックスなの?
このスレじゃ書き手がいるけど、他じゃ見たことないんだけど
>782
元々少数派かつ変化球気味なこのジャンルで、
オーソドックスか否かを問うことは無意味かと思われ。
答えはいつも己の胸に。
三人娘が仲良くいちゃいちゃしている話はとても和む。
こ れ は い い
体とか顔の均衡なんてどうでもよくなってしまう(*´Д`)
ハルヒは相手からのスキンシップに弱いとみた
>>782 「このスレでは」ってことじゃないか?
というか他でも然るべき所に行けばよく見るぞ。
ふたなり長門は包茎のほうが萌える
お願いですからふたなりは余所へ行って下さい
そんなにペニスがほしければ801板に行けと。
女の子がチンコ生やすなんて邪道だぁ
自分の持ってるものだけで勝負しろやあ
清濁併せ呑める俺は両方イケるけど、フタナリは特殊性癖と認識した上で発言するべきだな
「こういうとき女性同士でどうするものかなら、覚えた」
とか前置きして長門リードで貝合わせ…な長ハルを妄想している俺。
俺は百合も女装ショタもすきだが、これらが混ぜるな危険で
あることは理解しているつもりだ.
マンコかチンコか、どちらかしかないのがいいんじゃないか。
長ハルイイヨイイヨ
*体格ではハルヒが上、力では長門が上
*でもハルヒは自分の方が力が強いと思い込んでいる
*長門はハルヒの前でその力を見せない
逆 転 フ ラ グ 成 立
さっきVIPになかなか良い長門朝比奈スレが立ってたよ。
よく考えたらハルヒの筋力って1キョン(を引きずって学校横断)以上はあるわけだからすさまじい筋力カップルだな。
不思議パワーで物理法則ねじ曲げてる、という説も
長門がハルヒの力使って百合ばっかりの世界に改変する話ない?
肝心な時に発揮されない不思議パワーにヤキモキする長門の話なら見た事がある。
クラス替えの時に
「『前と似た面子でつまらない。今年は有希と同じクラスがよかった』とハルヒが言っていたぞ」
というキョンの報告に対して一瞬反応するも、
「・・・それが本心なら叶っている筈」
と不貞腐れた様子でハードカバーに目を落とす。
うろ覚えだが、こういう感じの話。
>799
頑張って考えてみようかな。最近、なのはStSに浮気気味だったし。
長門がハルヒを『団長』と呼んでるの想像したら萌えた。
この気持ちが分かる人がいるだろうか
長ハルの流れが来ていると見た。
とても静かな放課後。我がSOS団には有って然らざるべき物とも言えるけどたまにはこんな日もいいのかもしれない。
今この部室にはあたしと有希しか居ない。あたしはネットで情報収集で有希は読書。会話は少ないけれど気詰まりというわけではなくあたしが何か言えば有希が応えてくれる。
それにしても、いろんなページを見ていても目に付くのは恋人がどーだ好きがあーだという事ばっかり。みんなそんなに恋愛したいものなのかしら。
一応あたしも中学のときに恋愛の真似事をしてみた事はあったけど碌なものじゃなかったわ。
「ねえ、有希、キスってした事ある?」
本当に何の気なしに聞いてみた。有希はきっちり一往復分だけ首を軽く横に振る。ふ〜ん。まあそうね。この子奥手そうだし。変な男に引っかかったことが無いとわかっただけでもいいわね。
「ちょっとしてみよっか?あたしと。」
有希をからかうつもりで続けてみた。案の定有希は中空を見つめたまま固まった猫のような表情であたしを見つめている。
「冗談よ。冗談。」
あんまり妙な空気が続いても困るので一応断っておいた。そうすると有希も冗談だと理解したのか少し考え込むような仕草をしてからまた手元の本に視線を落とした。あたしもパソコンのモニターに視線を戻す。
まああの子もかなりかわいいから有希とキスできる男はきっと幸せ者よね。もう少し愛想がよければ人気も出るのだろうけど、それで悪い虫とかがついちゃったら困るからやっぱり有希は今のままがいいのかも。
そんなことを考えながらしばらくパソコンをいじっているといつのまにか有希がそばに立っていた。いつの間に立ちあがってこっちまで来たのかしら?ぜんぜん気付かなかったわ。
「有希?どうかし…」言い終わる前に柔らかい感触で唇をふさがれる。信じられないことに有希があたしにキスしてきたのだ。
「ちょ、ちょっと有希。な、何してるよの!?」動転したままあたしがたずねると
「キスとよばれる行為。」「してみようかと思ったから。」有希はそれだけ言ってさっさと自分の椅子に戻り平然と読書を再開してしまう。
動転したり慌てたりで赤くなっているのは私だけってわけ?そりゃあ不意を打たれたんだから仕方ないといえば仕方ないけどこのSOS団団長たるあたしがこのざまであしらわれるのはとても癪だわ!
「ちょっと有希!あんなのは唇と唇を触れ合わせただけでキスとは言わないわ!
あたしが本当のキスっていうのを教えてあげるわ!」
高らかに宣言して座っている有希に詰め寄り強引に唇を奪おうとしたところで逆に有希が立ち上がり急にあたしの肩を掴み窓際まで押し寄せてくる。あれ、もしかして怒ってる?
「興味が湧いた。是非教えてほしい。」
そう言って私の肩をつかんだまま有希が顔を近付けてきて…… (省略されました。続きはありません。)
タニグチタニグチ
「有希、これからは恋人同士なんだから、わたしのことは名前で呼びなさい」
「涼宮ハルヒ」
「そうじゃなくって、ハルヒ、って呼べばいいのよ」
「あなたがそうしろと言うなら」
「もう、あなたじゃなくて、『ハルヒ』でしょ」
「…ハルヒ、私は話相手を名前で呼ぶのは初めて.これで合っている?」
みたいなのをちょっと想像した。
>809
GJ!!
萌えるなちくしょう。
ハルヒの力でみくるがふたなりになってしまうSSありませんか?
ある日突然朝目覚めると股間に違和感が…
恐る恐る確認してみた、みくるの目に映ったのは
ビンビンにいきり立ったおちんちん…
「あわわわ〜!なんでですか〜!?」
そんなこと誰にも言えない、言いたくなかったけど、どうしようもない
悩んだあげく長門に相談してみたみくるだったが…
みたいな、長門×みくるSSをお願いします。
エロパロ行けよ
本編を見てるとハルヒって完璧に攻めキャラなのに、
God knows...や lost my music を聞いた後とか、
MADを見ている最中だと
総受けお姫さまに見えてくるのはなんでなんだろう
実は総受けだからに決まってんだろうが
818 :
名無しさん@秘密の花園:2007/12/20(木) 20:52:42 ID:d0VZmzWF
長ハルイイっすね〜w
>>816 実は常識人なのに強がって(←ココ重要)意識的に電波を発する。
長門はか弱いから自分が守るべき、と思っている(反逆フラグ)。
みくるを愛玩の様な位置に置いて(以下↑と同文
本編見ても受けフラグ立ち杉。主に長門相手で。
ハルヒは下克上受けだよな。
ある日の文芸部室。
「いい?有希は私の嫁だから、キョン、あんた手を出すんじゃないわよ」
「いやそう言われても困るし、見てみろ、長門も困ってるだろう」
「…わたしが貴女の嫁、というのは違う」
「ほらみろ長門だって…」「…(有希、なによ今更)」
「正確には、涼宮ハルヒが私の嫁」
長門はキョン以外だと旦那様としかおもえないな。
下克上最大候補は長門かもしくは大人みくるかな。
個人的には
>>402-403のような佐々ハルネタも好きなんだが、この場合は下克上じゃねぇよなぁ。
信玄が弱くなった川中島の戦い?
825 :
1:2007/12/23(日) 11:29:09 ID:Ml8ilzYf
みんながわたしをどう見ているかなんて、つい最近まで考えたこともなかった。
わたしは栄えあるSOS団の団長で、ということはとても至高の位置に君臨する絶対的指導者であって
誰もがわたしの言うことを聞くのは必然のことであり、確認することもないごく当たり前のことなのだ。
人が、わたしをどう見ているか?
関係ない。わたしは、わたし。それだけのこと。
冬のある日。いつものSOS団の部室の光景には三人ほど足りていない。
わたしが陣取る団長の机の斜め後ろ、窓際に座る有希以外は誰もいない。
キョンもいない。まったくたるんでる。
わたしはマウスをいじり、何か”足し”になる情報が見つからないかとやみくもに操作を繰り返す。
そんな時だった。背後に気配を感じる。
反射的に振り返る。有希がわたしをじっと見下ろしていた。
なんだろう。なにか用があるのだろうか。
でも、とわたしは思う。彼女が自分から、わたしになにかをしようとするなんて、これまでに……
たぶん、なかった。
「これを」
無音の動作で、手に持っていた本を差し出してきた。
「有希……?」
思わず面食らう。意表を突かれた形だった。
わたしの驚きの表情には何も触れず、有希はぽつりとひとこと。
「面白い、と思う」
どういう風の吹き回しだろう。有希の意図がいまひとつ読めない。
じっとわたしを見つめるその瞳に、いつもは感じない不思議な、揺らめきのようなものを感じる。
窓からの光の加減だろうか。違うような気がする。
826 :
2:2007/12/23(日) 11:30:09 ID:Ml8ilzYf
「これを。わたしに?」
わたしの問いにこくりとうなずく、学校で唯一の文芸部員。
「どうして?」
「この本を読んだことによる情動……訂正。気持ちを、あなたと共有したいと願っている」
ずいぶんおおげさな言い方だと思う。
でもそれが、それが有希の持ち味なんだし、今さら気になるようなことでもない。
それでも違和感はある。いつもの有希ではないように感じる。
わたしはほんの少しの躊躇のあと、あまり深くは考えないことにして、簡単に
「ありがと。時間があったら読んでみるわね」と差し出された本を受け取ろうと手の伸ばした。
その時意識せずに、偶然に触れてしまった有希の指先の感触。
冷たい。ひんやりとした彼女の手。
まるでほんとうに雪のような、でもその先に感じる、言い知れない温かみのようなものは、なんなのだろう。
「…………」
有希がそのままの姿勢で止まっている。
そのせいなのだろうか。なぜかわたしも動けない。
ふたりとも無言のまま。その場に立ち尽くしている。
わたしの視線は彼女の瞳に固定されていた。これも、動かせない。
氷のイメージを感じる。人のものではないような、これまで感じたことのない印象の彼女の瞳に吸いつけられていた。
827 :
3:2007/12/23(日) 11:31:09 ID:Ml8ilzYf
どれくらいの時間が経ったろう。
わたしたちは互いに向き合い、彼女の差し出した本を中継点として触れ合っていた。
ごく、わずかな、指先と指先の、体温の交換。
そして、彼女の微動だにしない、その瞳。
「……あたたかい」
ぽつりと有希は、ほんとうに注意していなければ聞き取ることのできない声で、そうつぶやいた。
「……あ」
その言葉で、縛り付けられていた意識が開放されたようだった。
反射的にわたしは手を引き戻す。
本が落ちた。
「あ……ごめん」
わたしは急いでかがみこみ、本を拾い上げる。
「はは……手が滑っちゃったわね」
なぜかこの場をごまさなければならない、という変な気持ちがあった。
そう言った後、しゃがんだまま上を見上げると、有希があの不思議な眼差しのまま、再びわたしを見つめている。
そして、唇が小さく開いた。
「怖い?」
「……え?」
突然の言葉にわたしは戸惑う。
怖い? 怖いって、なに?
「人の気持ち、というものは怖いものなの?」
言っている意味がよくわからない。
彼女がこんなに話すことも初めてだった、と思う。
「あなたは今、わたしを恐れている」
怖い……有希が? わたしがそう感じている?
「あなたにとって、わたしは……」
828 :
4:2007/12/23(日) 11:33:16 ID:Ml8ilzYf
「遅くなりましたぁ」
みくるちゃんの声。はっとしたわたしはドアの方に顔を向ける。
彼女に続き入ってくる、古泉くん、そしてキョンの姿。
「お、どうした。そんなところにしゃがみこんで」
キョンの無遠慮な声が耳朶に響く。
「え……今、本を……」
そう言って、手元に注意を戻して……
本が、ない。
確かに今、拾い上げたと思ったのに。
おかしい。そんなはずは……
周囲に視線を戻す。
有希も、いない。
829 :
5:2007/12/23(日) 11:34:16 ID:Ml8ilzYf
いや、そこにいたはずの有希が、その場にいない。
今立っていたと思っていたのに。
さらに視線を動かすと、彼女はいつもの窓辺でパイプ椅子に座り、本のページをめくっている。
なにもなかったかのように。
「どうしたんですか?」
可愛い、いつもの上級生の気遣う言葉が聞こえてくる。
「……長門さんが、どうかしたんですか?」
「え……ううん。なんでも……ないの」
彼女はいつものように、まるで周囲には何も存在しないかのように
本を手繰り、視線をわずかに動かしていた。
その姿を見つめながら、人差し指と親指を、軽くこすってみる。
あの不思議な心地よい冷たさが、まだそこには、確かに残っていた。
―おわり―
>>825-829 マジ乙!
良いね〜実に萌ですよ〜
続きが気になる展開ですね
この場合どっちがふたなりなんですかね?
気になりますね〜
>>830 だから、ふたはよそいけといってるだろw
ふた読みたきゃ、隔離スレかエロパロでリクして書いてもらえw
832 :
名無しさん@秘密の花園:2007/12/23(日) 16:26:48 ID:vjx6Onod
荒らしなんだから構わないように
833 :
830:2007/12/23(日) 18:45:26 ID:tPTzyZYo
>>832 単に質問してるだけなのに「荒らし」とか決め付けて
何様なの?氏ねよ糞ババア。
>>833 質問以前の問題w
普通にふたなんかにならんから巣にカエレw
835 :
名無しさん@秘密の花園:2007/12/23(日) 19:17:09 ID:tPTzyZYo
黙れレズばばあ
放置
はぁ?おごりはどっちなのよ。よく読みなさいよ
>>825-829 GJ!!
この白昼夢みたいな雰囲気がいいな
>>837 百合スレではふたNGなとこ多いから控えた方がいい
前からいるみたいだが、百合ふたが見たいならエロパロに
ぴったりのスレがあるから探してみてくれ
あくまでこのスレで要求し続けるなら、荒らし認定されても文句言うなよ?
今回みたいな騙りだろうと全部
>>837のせいになるからな
「みかん」
場所は有希の部屋。季節は冬。
二人でコタツを囲い、有希は本を読んで、私はそんな有希を見ていた。
「食べたいの?」
「そう」
要するに「みかんが食べたいから皮をむいて」ということらしい。
「全く、それくらい自分でやりなさいよ」
そう言いながらも、爪を立てて、みかんの皮に指を入れる自分がいる。
我ながら有希には甘いと思う。
でも、なんだか有希に頼まれると断れないというか、嬉しいというか。
なんだか変な気持ちになる。
今だって、みかんの皮をむくなんて面白くもない作業のはずなのに、すごく楽しい。
有希がみかんを食べてるところを想像するだけで、頬が緩む。
有希がみかんを口に入れたら、「美味しい?」って聞こう。
そしたら有希は「わりと」と答えるだろう。ただそれだけのやり取りがすごく楽しみに感じる。
そんなことを考えていたら、みかんは既に丸裸になっていた。
「ほら、できたわよ」
手を伸ばして、みかんを差し出すが、一向に受け取る気配は無い。
有希は視線を本からみかん、そして私へと移す。
そして、何を思ったのか立ち上がり私の方へと歩いてきた。
みかんを受け取るのかと思い、差し出すが、やはり受け取る様子はない。
「どうしたの、って何してんのよ!」
「問題ない」
「あるわよ! どこ入ってんの!?」
有希はコタツをめくり、そのまま隣に座るかと思いきや、私のコタツの間に無理矢理入ってきたのだ。
つまり、今現在、私の両足の間に有希が納まっている。
「みかん」
私の質問には当然のように答えず、再びその単語を口にする。
有希の肩から覗き込むように見ると、口を小さく開けて待っている。
仕方なく、私はみかんを一切れもいでその口に放り込む。
はむはむと咀嚼して、再び口を開ける有希。放り込む私。
「美味しい?」
「わりと」
一分も予想を裏切らないやり取り。有希は予想通りの答えを返し、私は予想通りに嬉しかった。
これなら、みかんの皮むきも悪くないなとも思ってしまう。
「はい、これで最後ね」
最後の一切れを有希の口に入れる。
結局、自分でむいたのに一口も食べなかったな。
自分用にも一つむこうかなと思い、カゴに手を伸ばす。
みかんに手が届くか、と言ったところで有希が一言。
「おすそわけ」
振り向くように、私と顔を近づける有希。
ちゅ、という可愛らしいような間抜けな音がした後、
私の下はみかんと食べることなく、みかんの味を堪能していた。
忘れてた
オッワーレ
>>825-829 これこそ正に幻想ホラーですよハルヒさん!いや、幻想ラブホラーか?
>>841-843 甘い!こいつら温州ミカンより甘いぞ!
・・・ところで最後の行の誤字にピンクな連想をしてしまったのは俺だけだらうか。
え、違うの?
狙ったような誤字
これは間違いなく作者の計算
それはともかくGJ
甘くてほのぼのとした話でした
848 :
名無しさん@秘密の花園:2007/12/26(水) 18:22:57 ID:tGpJxHZi
ハルヒがある朝目覚めると股間に違和感が…
疑問に思いながらも確認してみたハルヒが目にしたものは
ギンギンにいきり立ったおちんちんだった
「なんなのよこれ!なんでこんなものが!?」
と当たり前の疑問を抱えながら学校へ
何時もの放課後、勢いよく部室へ駆け込むと、みくるちゃんのお着替え中に遭遇
いつものようにセクハラ攻撃に出るハルヒ
みくるの後ろに回りおっぱいを揉みしだくハルヒだったが
今回ばかりはイケナイ反応してしまうハルヒ
なんとおちんちんがみくるに反応して硬く大きくなってしまったハルヒ
とっさに身を引いてみたものの…
「あれ〜?変なのが当たってますよ」
「スカートが膨れてますよ〜何隠してるんですか?」
「えっ?べ、別に隠してなんか…」
「嘘です〜。絶対何か隠してます〜」
「ちょっと!やめなさいよみくるちゃん!」
「あ〜!おちんちんだ〜!涼宮さんおちんちんついてたんですね〜」
「ち違うのよ!これは…」「うふふ。可愛い〜こんなに硬くなってますよ〜」
「ダ、ダメ触らないで!」
ガチャ
部室に現れたのは長門だった
突然の出来事に硬直してしまう二人だったが
長門はゆっくり視線をちんちんに移し、そして二人に言った
「気にしなくていい。続けて。」
「ゆ有希〜止めてよ!」
「でもそれはしてほしそう」
「そういうことですよ涼宮さん♪」
「だから違うのよ!」
「ほら。こうすると気持ちいいんですよね〜」
「んっ!」
「女の子の方も感じてるんですね。お汁が溢れてますよ〜」
「おちんちんに塗ってあげますね〜」
「み、みくるちゃんダメェ…」
シュシュシュシュ
「いきたくなったら、いってもいいですよ」
「ハァハァ…ダメ…(有希が見てる…)」
「見ないでー!いやー!」
みたいなふたなりSSありませんか?
ふたなりは専用スレあるからそっち行けって散々言われてるのに
日本語が通じないんだよ
専ブラであぽーんしとくぜw
不覚にも風邪で寝込んだ。今日で2日目だ。
うちの場所はまだ誰にも教えてなかったから、当然誰も見舞いにこない.
かわりに、携帯に電話がかかってきた。
「お前…風邪引く程度にはバカじゃなかったんだな」
キョン、風邪なんか引いたことのないに決まっているあんたよりはましよ。
「大丈夫ですかお見舞いいけなくてごめんなさいっ」
みくるちゃん、気にしなくていいから、かわりに衣装の虫干ししておいてね。
朝比奈ミクルの冒険DVD初回特典写真集の撮影のために、全部着てもらうんだから。
「くれぐれもお大事になさってください、みんな心配していますよ」
古泉君、あたしがいないあいだは君が団をしっかり仕切るのよ。
「やっほー、うちの蔵に風邪なんか一発でなおす秘伝の薬があるのさ、
ハルにゃんには特別にわけてあげるよっ?」
鶴屋さん、直ったらぜひ学会に発表しましょう、風邪が確実に治る薬は
今でもノーベル賞ものよ。
…あれ?有希は?
いちばん声を聞きたいのに、電話をかけてこない。
布団の中から携帯に手を伸ばすと、電話帳で有希の番号を
表示させる.あとは、発信ボタンを押すだけ。
…でも、やっぱり有希からかけてきて欲しい。心配して欲しい。
私は携帯を、また枕のむこうに置いた.
そのまま布団をかぶって寝なおそうとしたとき、
「ぐあいは?」
え?有希?
いつもの制服姿の有希が、枕もとで私を覗きこんでいた
854 :
ハルヒ視点で長ハル(2/3):2007/12/26(水) 23:33:02 ID:zXmWXvxZ
「有希!?」
声だけじゃなくて顔を見ることができて嬉しいのだけど、でもどうして。
「様子を見にきた」
心配とかお見舞いとか普通に言えばいいのに。でも、言わなくても、有希に心配して
もらっている自信はある。
「どうやってきたの?うちの場所はまだ教えてないし、玄関に鍵がかかってたでしょう」
有希は、私を覗き込んだままで、
「住所はあなたの担任に聞いた。それに、玄関は鍵が開いていた。呼び鈴を
鳴らしたけれど反応がなかったので、様子を見に入った」
有希が、岡部に聞いてまで訪ねてきてくれたのは嬉しかった。
でも、私、鍵が開いたままで寝てたの?でも、親が仕事に出ていくときに、鍵を
かけていったはず…まぁいいか。
「まだ熱がある。38度2分、あなたの平熱が36度4分だから、まだ直ってない」
額が冷たくなって、そして、有希の顔が目の前に。
有希が、前髪をかきあげて、額を私の額に押し当てていた.
「38度8分。熱が上がった。このまま寝ていて」
そりゃ、熱だって上がるわよ。だって、有希にそんなことをされているのだもの。
「口の中で溶けるものなら、喉に炎症があっても食べられる」
有希は洋菓子店のロゴが入った箱から、霜のついた小さなカップを
取り出した.
「オレンジとメロン」
シャーベットのどちらを食べるか選べということだ。私はちょっとだけ考えて
「オレンジ…食べさせて」
思いきって付け加えた.すると、有希は、箱に入っていた、小さなプラスチックの
スプーンの包装をむいた。オレンジのシャーベットのふたを開けて、一口分を
掬い取ると、私の口元にもってくる。
こういうときは「どうぞ」とか「あーんして」とか言うものよ、有希。
「あーん」
口のなかにシャーベットが滑り込んできた.冷たくてきもちいい。そして、甘い。
「あーん」
二口めも、冷たくて甘かった.
「あーん」
三口め.私はちょっとした悪戯を思いついた。スプーンでなく、それをつまんでいる
有希の指の方をくわえてみる。
「…それはだめ」
やっぱり怒られた.
「そっちは、風邪が治ってから」
はじめてちょっと長めのを書いてみました.
sage忘れたり投稿時の分割を間違えてスマン、吊ってきます。
857 :
名無しさん@秘密の花園:2007/12/27(木) 00:53:56 ID:/GxBXcdc
吊らなくていいです!
GJデスヨ!!
またおねがいします!
やばい、ニヤニヤがおさまらないw
GJ!またの投稿をお待ちしております。
>>853-855 良いですね〜萌ですよ〜。
キャラに無理がなくて素直に読めましたよ。
しっかり読んでますね。
その後の展開で長門がふたなりになるのを期待してます。
このやろうwwww
持ち上げるつもりはないが、ここまでくるともうネタにしか思えんw
だがしかし早く専スレ池
本気で不快な気分になってる人もいるんだよ
いやならふたなりあぼんすれば良いだろうが
853-855の
色々ミスorz
>>853-855超GJ
初回特典写真集超見たいw
長門視点も楽しみにしてます。
専用スレ誘導して、駄目なら放置かあぼんで
個人的には長門のふたなりちんちんは包茎の方が良いなぁ(*´д`*)
俺もふたなり好きだが自重してるってのに…
スルーできなくてごめんにょろ(´・ω・`)
>>866 自重しているという時点でお前は偉い
胸を張れ!
>>866 君のような分別あるふたなり好きばかりだと平和なのにw
ただの荒らしだろ。荒らしが来ると言うことはこのスレも活気が出てきたな。
これからはスルーしようぜ。
長ハルいいよ長ハル
870 :
名無しさん@秘密の花園:2007/12/29(土) 22:31:37 ID:ZMDVAsGC
>>869 やっぱイイっすよねー長ハルw
癒される
871 :
ももこ:2007/12/29(土) 22:49:25 ID:zG8GbfdE
09065443295暇人TELして(・ω・)
ここの皆さん
ことしもよろしくお願いします
↓が『初詣に着ていく着物を長門に着せるハルヒ』のSSを書いてくれます
874 :
534:2008/01/01(火) 17:24:54 ID:Nx/jG2S5
「あけましておめでとー!」
SOS団団員には既にお馴染となったマンションの玄関前。
前日の夜…といっても数時間前だが、団員達に「初詣行くから有希んちに集合」と突然すぎるメールを送りつけてきた団長様が、満面の笑みで手を振っている。
「おめでとうございます」
「今年もよろしくな」
肌を刺すような早朝の空気は元旦だからといって手を緩める気はないらしく、肩をすくめるみくるは、手袋にくるまった指先をさすりながら、
「長門さんは?」
白い息とともにハルヒに疑問を投げ掛ける。
新年、SOS団の初顔合わせとなったその集合場所には、本来、一番早く到着できるはずの少女の姿が見えなかった。
聞かれたハルヒがふふんと笑う。
不思議そうなみくるに、なぜか胸を張ると、
「有希、いいわよ!」
自動ドアに向かって呼び掛けた。
その合図を待っていたかのように、透明なガラスの死角、壁の裏から小さな人影が現れて――、
「…」
眠そうだった団員達の目が、普段の倍ほどの大きさに見開かれる。
「じゃーん!」
ありきたりな効果音とともにハルヒの横まで歩いてきたのは、
着物姿の長門だった。
875 :
534:2008/01/01(火) 17:28:05 ID:Nx/jG2S5
さかのぼること、一時間ほど。
「ごめんねー。早い時間に」
集合時間にはまだまだだというのに、長門の部屋には既に団長の姿があった。
新年早々ワクワク顔の彼女の右手には、かなり大きな紙袋が握られている。
長門は早朝にも関わらずいつも通りの制服姿で、ハルヒはそれを横目でちらと確認すると、
「やっぱり、制服だと思った」
小さな子どもに語りかけるみたいに呟く。
そして、持参の紙袋をごそごそと探り、
「これ、着てみてよ」
赤い着物を取り出してみせた。
「中学校か、小学校高学年くらいのときに買ってもらったやつなのよ」
意外と本格的なその着物の帯を締めつつハルヒが言う。
「入らなくなったし、片付けちゃうつもりだったんだけど、有希なら着れるかなと思って」
「…そう」
てきぱきと着付けをこなすハルヒに身を任せる長門だが、
「うん!やっぱり似合うわ!」
赤い着物を纏った姿を上から下まで見渡した団長様は、仕上がりにとても満足のようだ。
876 :
534:2008/01/01(火) 17:30:49 ID:Nx/jG2S5
「前々から、有希は和服が似合うかなと思ってたのよ」
それは暗に体の凹凸が少ないと言っているようなものなのだが…。
誉められた長門は素直に嬉しいらしい。
「ありがとう」
小さく呟いて…
ハルヒの方に歩み寄ろうとして、僅かに足をよろけさせた。
「…少し動きづらい」
「ふふ、大股で歩いちゃダメよ」
ふらふらとする小さな少女に、ハルヒは笑いかけて、
「それ、あげる」
飾りっ気のないショートカットをふわりと抱き寄せた。
「それは有希が一番似合うから」
「…私が?」
「うん…。最高に可愛いわ」
その言葉は、いつもみくるが着せかえ人形のごとく遊ばれているのを横目で見ていた長門の心に、なにかしら響いたようだった。
着物に包まれた小さな体が、寄り添うようにハルヒの肩に頭を預けた。
周りの空気にあてられて、長門の髪は冷たくなっていた。
ハルヒはその髪を撫でながら…
集合時間までに、和服らしくアップにしてあげようかな、とか考えていた。
877 :
534:2008/01/01(火) 17:32:40 ID:Nx/jG2S5
いやー、久々に投下しました。
二人は両想いっていうフィルターをかけてください。
それでは、本年もよろしくお願いします。
878 :
853:2008/01/01(火) 19:17:09 ID:meKiB3ln
>874-876
先を越されましたか。
はじめての着せ替えの情景が目に浮かんで
GJです。
>>874-876 良いですね〜萌ですよ〜。特に
>その言葉は、いつもみくるが着せかえ人形のごとく遊ばれているのを横目で見ていた長門の心に、なにかしら響いたようだった。
のくだりなんて実に良いですよ〜。
あと、このSSの感じだと長門が実はふたなりだったみたいな展開もありですね。続き期待してますよ。
遅れたがあけおめ。
今年もみんながラブラブできますように
>>877 正月からGJ!!
873が無茶な安価つけてるなぁと思って次見てみたら・・・
新年早々いいもの見させてもらいました(*´∀`)ぐっじょ
>>853もぜひぜひ
882 :
名無しさん@秘密の花園:2008/01/02(水) 00:49:28 ID:7wa8V2nu
今年はいい年になりそうだ
883 :
873:2008/01/02(水) 01:50:03 ID:1/6UXAAW
「振袖の着方が分からない、教えて」
SOS団初詣の予定の連絡を電話でしたとき、有希がそう言った。あれ?有希って、
浴衣の着付けはできたはずよね.
「調べて見ると、浴衣と振袖の着方が違った、なのでそのまま適用できない」
有希なりに調べたようだ.でも、それだけでは分からなかったみたい。
「振袖は持っているの?」
「用意した、」
でも用意したって、ひょっとして…
「部室で鍋を食べたとき、あなたが初詣と着物の関連について論じた。だから、
必要だと思って用意した」
…ここは私にみてもらいたくて、とか言って欲しいところだけど、私が言ったから
用意した、で許してあげる。
「じゃあ、初詣の前に、私が着付けてあげるわ、それでいい?」
「それで覚えられると思う」
有希のことだから、本当にそれで着付けができるようになってしまうのだろう.
有希に着物を着せることができるのは、今回だけになりそうだ。ちょっと、いや、
かなり残念だ。
そう思いつつ電話を切って、ようやく私はあることを思い出した.有希に言わせれば、
「うかつ」なのだろう。
夏休みの浴衣のときもそうだったが、私は、着物類の着付けができない.
結局、私は、冬休みの前半を振袖の着付けを覚えるのに費やした.
元旦は、いいお天気になった.集合時間は午後にしておいたので、朝にお雑煮を食べ、
親から貰うものをもらって、すぐに有希のマンションにむかった。
もちろん、私は振袖を着ている.ここ数日の練習の成果だ.
そして、それを誰よりも先に、有希に見てもらいたかったから。
髪も纏め上げて、かんざしで止めた.こんなときだけは、切らなければよかったと
思うだから、人間とは勝手なものだ。
有希の髪は…私より短いから、どうまとめればいいだろう。
有希のマンションの入り口で、テンキーを叩いて呼び出しボタンを押す.
部屋のインタフォンの受話器の前で待っていたのか、すぐに有希が出た.
「入って」
いつもの平坦な声だけど、私には、嬉しそうな様子がわかる.
エレベータで上がると、有希の部屋のインタフォンを押した.それと同時に扉が開く.
「あけましておめでとう、有希」
「待ってた」
制服姿の有希が、私を迎え入れた.お正月から制服というのが、なんか有希らしい。
部屋の中に私を導く有希の後姿に、ちょっとした違和感を感じた.
「有希、髪を伸ばした?」
セーラーカラーに届く事のなかった有希の後ろ髪が、襟を少しばかり超えていた.
みくるちゃんほどではないが、私より長いかもしれないくらい.
「着物を着るときは髪をまとめるもの。だから、まとめられるくらいに伸ばした」
有希が振り返って、私をじっと見る。
「へん?」
「そんなことないわよ。かわいいから、このまま伸ばしたら?」
春の頃の私や、みくるちゃんくらいに髪を伸ばした有希を想像してみる。かわいい。
でも、鍋をやったときとか、髪を伸ばしてる雰囲気がなかった。つまり、有希は髪が
伸びるのが早い方らしい.
「これは、今だけ」
学校が始まったらまた切っちゃうの?もったいない。
「まとめてないのを見せるのはあなただけ」
有希が、ほんのすこしだけ微笑んだような気がした.
まずはちゃぶ台の前に座ると、有希がお茶を出してくれた.
そういえば、わざわざ振袖を着てきたのに、まだ有希の感想を聞いていなかった.
「有希、私の振袖姿を見て感想とかないの?」
「着方を覚えるのは大変だった?」
「そうね、さすがの私でもこの数日で着こなせるようになるのは大変…」
あ、言ってしまった.有希と約束した時点で、着付けができなかったこと。
有希は私の横に座ると、
「私のため?」
「違うわ」
そういうと、有希の表情が、ちょっとだけ寂しそうになった.
かまをかけられたお返しのつもりだったけど、やりすぎたみたい。
「有希の振袖姿が見たいのと、有希に私の振袖姿を見てもらいたいのと、だから、
有希のためでなくて、有希と、私と、二人のためよ」
有希が、くっついてきて私を見上げる.
「嬉しい」
これも、ほんの少しだけの笑顔.でも、その笑顔から、わたしはつい目をそらした。
「でも、正直に言うと、自分で着物を着るのはできるようになったんだけど、誰かに
着物を着つけるのはやったことがないのよ。だから、うまく着せてあげられるか、
あまり自信がないの」
有希が、まわりこんできて、私を覗き込む.さっきの、私だけにわかる笑顔のままだ。
「それでも、あなたの手で着せてほしい」
887 :
853:2008/01/02(水) 14:22:36 ID:/D7zhSsE
後追いですが投下してみました.
着付けなのにまだ着せてません.変化球でスマソ。
凄く暖まった……。GJです。お年玉貰ったみたいだ。
ふたなり不足…
ふたなりは邪道
891 :
名無しさん@秘密の花園:2008/01/03(木) 20:36:53 ID:xcSaUpfE
長ハル!長ハル!\(・∀・)
王道はやっぱりふたなり長門と受けハルヒだと思うけど
お前ら的にはどうよ?
895 :
名無しさん@秘密の花園:2008/01/05(土) 05:30:39 ID:0qfKehwB
荒らしにかまうのやめないか
調子にのる一方だぞ
このスレは俺に長ハルという素晴らしい百合を目覚めさせてくれた。
てことでもっとやってくれ!
長ハルもいいけど、みくハルも良いよ
ふたなりみくるが興奮してハルヒを襲っちゃうみたいな
でも色んなパターンがあっても良いと思う
そのほうが楽しめるからね
別の組み合わせを無理やり開発してみよう。
彼氏に逃げられた喜緑さんを励まそうとしていたうちに惚れてしまうハルヒなんかどうだ?
>>898 良いですね〜萌えな予感がしましたよ〜。
是非そのSS読みたいですね〜
みくる×京子想像したら結構萌えた
このスレ的に女体化はありですか?
キョンと谷口と国木田は生まれてくる性別が間違っていると
京子のあれぐらい本気で思えてきたんですが。
>>901 俺はいいんじゃないかなと思う。
当たり前だがふたなりはNGな
>>901 女体化は別もんだと思うが、何か投下するならトリと注意書きよろw
女体化ありなら、ふたなりは大いにありだろ。
百合においては女体化はありでもちんこは邪道なのだよ
女体化百合はネタとしてならアリだろ、女装やふたなりはスレ違いだけど
どっかで腐女子の描いた女体化したキョン小泉の絵見たけどちょっと萌えたw
描いてる人はやおいの一環のつもりなんだろうが結構いいのがあって困るw
ふたなりは素晴らしいと思うよ
ふたなりはいわば百合の究極系としてみんなに愛されて行くべきだと思うよ
ここでどれだけふたなりの素晴らしさを説こうが逆効果だし、せっかく専用スレがあるんだから
そっちでやるのがお互い幸せだと思うよ。
>>906 同じく萌えた。キョンも古泉も女だったらいいのに…とか考えてしまうw
このスレのせいで長ハル、みくハルに目覚めてしまった!
どうしてくれやがるwww
>>909 いますぐ思いの丈を文章にしてぶちまけるんだwww
ハルヒ受けっていうのがまたいいよねえ
例えばさ
ふたなりみくるとふたなりハルヒがトンネル式オナホにちんちん入れて
突き合ってて、ふたなり長門がそれ見てオナニーしてるのなんか最高だよ
そういうSSきぼんぬだよ
バーカ
百合ってのはなあ双頭バイブ使用さえ邪道と言われるかもしれない
繊細なジャンルなんだぞわかってるのか
キスしたりされたりして赤くなるくらいが好きですが
もっと踏み込んで胸を直さわりして赤くなったりならなかったり
もっと踏み込んでですね
朝を迎えたりするのがいいんだよ
明日は、校内の部やサークルが部員勧誘をやっていいことになっている日だ.
SOS団としては、宇宙人未来人異世界人などなど、レアな人材であれば、
いつでも入れてあげるるわよ。
でも、座してひっかかるのを待つのも効率が悪いじゃない。
2年生になったことだし、今年はみくるちゃんに何を着せて、私が何を着てやろうか、
そんなことを考えながら部室の扉を開いた.今日はキョンが掃除当番、古泉君が私用、
みくるちゃんが進学補習なので、私が有希の次の一番乗りのはずだ。
「…」
いつもどおり、本を抱えて一人で奥に座っていた有希が、私をじっと見た.
「ねえ有希、今度の団員募集、何着てやるのがいいと思う?」
有希のリクエストで決めてもいいかな。そう思って聞いてみる。
「バニー」
即答だった。でも、去年は何度もバニーを着たし、別のがいいんじゃない?
「バニー」
それは、有希が見たい、ということ?すると、有希はとんでもないことを
言い出した.
「バニー、わたしも着る」
えっと、それは、その、有希は文芸部の部員勧誘があるでしょう?
「朝比奈みくるには着せた」
それは、人目を引くにはみくるちゃんの方がよさそうだったからよ。けっして
有希が考えているような意図はないわ。
「朝比奈みくるには、着せた」
有希は、一見すると無表情だった.でも、目は、じっと私を見ている。
私には、有希の表情が読み取れた。明らかに、みくるちゃんに妬いている.
「今度はわたしが、あなたと一緒にバニーを着る」
ごめんなさい、有希のサイズのバニースーツは用意してないのよ、というのは言い訳。
白状しよう、実は頭の中で、何度も有希にバニースーツを着せている。
だから、そんなかわいいものをキョン他男どもの目に晒すなんてする気に
なれなかったのが本当のところ。
「わたしのなら、用意している」
いつのまにか、有希は本を置いて、私の前に立っている。こんな至近距離でそんな
ことを言われたら、一緒にバニーガールを着る誘惑に負けそうだ.
「すいません、遅れちゃいまし…」
みくるちゃんが、部室の扉をひらいた。ナイスタイミングよ、みくるちゃん。
有希が、目だけ動かしてみくるちゃんを一瞥する.やはり、今日の有希は、妬いてる。
「ごめんなさぃ、教室に忘れ物思い出しましたぁ」
おびえた様子で、みくるちゃんは忘れ物〜忘れ物〜という謎の歌を歌いながら、
出ていってしまった.
「最初は、あなたに見せる」
みくるちゃんに対抗して、やきもちを妬いている有希を前に、私は嬉しいのだか、
困惑しているのだか、自分でもわからなくなってきた.
空気が読めないキョンが来るのを待ち遠しく思ったのは、これが初めてのような
気がする.
915 :
853:2008/01/10(木) 00:19:50 ID:0Piw61O6
ついカッとなってやきもちを妬く長門をと
それに困惑するハルヒ書きたくなった。
構想段階では長門の部屋での着せ替えシーンも
考えていたけど、蛇足になりそうだったので
ばっさりカットしました。
嫉妬長門GJ!!(´Д`*)
萌えたぜGJ!
素晴らしすぎる…妬く長門がこんなにいいとは。
K 空気が
Y 読めない
O
N
K 可愛くて
Y 優しい
O 女の子に
N なりたい
>920
なちゃったキョンキボンヌ。
百合派としてはキョンと小泉が友情でくっついてくれるのは一向に構わない。
そんなわけでキョン&小泉も好きだったり。
俺は百合が好きすぎてキョンが邪魔になり古泉のガチホモをネタとして楽しんでたら
いつのまにか本当にBLにハマってしまった。しかし世界が広がった気がして毎日楽しい
801は読む分には好きだけど妄想湧かないからなあ…古キョンには萌えるんだけども。
女体化というか女であって欲しい。
同じ日の違う時間に長門に相談しに行くキョンと古泉。
意図を説明しなかったため、双方女になってしまったとかはどうよ?
女体化は邪道
926 :
名無しさん@秘密の花園:2008/01/12(土) 19:00:39 ID:5s/4GDgO
ふたなり長門×受けハルヒage
801の話題は801板でしろよ。
向こうは男体化やってるけどなあ…
>>929 知ってるよ。百合なりにやるのも面白いんじゃないかと思うけど…
まあまだ早いのかもなあ。
ふたなりも女体化も百合板に専用スレがあるんだから、
そこに書き込んで欲しい。
> 言うまでもなく、実在人物を題材にしたポルノ小説をネット上で公開する
> のはアイコラ画像をネット上で公開するのと同じく立派な犯罪だ。しかも
> 罪は重い。
> 「刑法230条の名誉棄損罪に問われて、有罪になった判例があります。
> 3年以下の懲役もしくは禁固、50万円以下の罰金です。販売した場合は、
> わいせつ図画販売罪で2年以下の懲役または250万円以下の罰金。併合罪
> では4年以下の懲役となります」(日大大学院教授の板倉宏氏)
>
> 妄想やアイコラは趣味で楽しむ程度にすべし。
>
>【2008年1月9日掲載記事】
女体化が既にあるなら、そこに行くべきかな
>>932 どこへの誤爆だw
実在人物の話はしてねえw
935 :
名無しさん@秘密の花園:2008/01/13(日) 19:51:58 ID:uwdAmS5Q
だれか長ハル小説書いて〜
長門とハルヒが具合わせしてるSS頼む
ついでにふたなり長門と受けハルヒのSSも頼む
>>934 ハルヒが現実改変して自分たちを小説の中の人物ということにしちゃったからな。
現実改変以前の残響。
パジャマ姿の有希が、上から覗きこむように、じっと私を見ていた.
「おはよう」
朝の光の逆光で、覗きこむ有希の顔が影になっている。有希はまだ髪をとかして
いないのか、はねた髪が、白い光に輝いて、神々しくすら思える。
「あ、おはよう、有希」
私は、頭が廻らないまま、挨拶を返す.
なぜ有希がいるのだろう。その疑問の答えを自分で探す.
この何もない部屋、有希のマンションで、「寝室」になっている部屋だった。
昨夜は遅くなって、そのまま有希のところに泊まったのだった.
朝から有希がいるのは、昨夜から私が有希の部屋にいるからだった。
この部屋でほぼ唯一の調度である、遮光用のカーテンが開かれ、目隠し用の
レースのカーテン越しに、朝の光が部屋で溢れている。
部屋の真中に布団、一人用のサイズのものだ。
その中に、私がいて、有希がさっきまでいた。狭いのを口実に、有希に抱きつく
ようにして寝た。有希が抱き返してくれなかったのがちょっと不満だったけど、
朝まで夢も見ずに寝ていた気がする.
一番夢に出てきて欲しい子と一緒に寝ているのだから、昨夜ばかりは、夢を見る
必要がなかったということだろう。
「よく寝ていた」
…それは、有希が先に起きて、見ていたということ?
ということは…どういうことかに気がついて、一気に目が覚めた
「寝ているところ、見たわね」
「見た」
どうしよう.さすがの私でも、寝てるときの顔まではつくれない。
間抜けな顔で寝ていたらどうしよう。
そんな顔を有希に見せてしまっていたら…どう思われてしまうか.
そう思って、有希が寝たのを確認するまで、寝ないようにしていたのだ。
私は、あまりの恥ずかしさから逃避するために、布団をかぶってしまった.
「今日の市内探索はあなたが実施を決めた.二度寝はだめ」
いつも思うのだけれど、有希のどこにそんな力があるのだろうか.布団の端を
力いっぱい握ってかなり抵抗したつもりにもかかわらず、有希はあっさりと、私が
隠れている布団をはがしてしまった。露出した手足に、朝の空気が冷たい.
残念なことに、有希のパジャマを借りてもサイズが合わなくて着られないので、私は
下着だけで寝ていたのだ。
「二度寝じゃないわ」
せめてもの抵抗、腕で顔を隠してみた.
「間抜けな寝顔を見られたと思うと、恥ずかしいのよ」
「そんなことはなかった」
やっぱり見たんじゃない。
「寝顔の方が、力が抜けている」
それはやっぱり、間抜けということ?
「力の抜けた、好ましい笑顔で寝ていた」
有希は、両手に布団を持ったままで、無表情だけど微笑んでいた.
その、私にしかわからない笑顔を向けられると、顔が熱くなった.
有希にそんなことを言われるだなんて。
でも、これで恥ずかしがって丸くなっているようでは、SOS団の団長はつとまらない。
「有希だって、昨夜は私より先に寝てたじゃない」
有希の寝顔、堪能するまで見てやったんだから.寝てるときだけは、口元が少し
笑っていたわよ。
「それはきっと、あなたがいたから」
今度は無表情な無表情で、真面目に言われてしまった.その意味が分かって、顔が
今まで以上に赤く熱くなる。もう、こんな真っ赤な顔、有希に見せられないじゃないの.私は、まだ有希が持ったままだった布団をあわててひったくると、その下に隠れた.
もういい、今日だけはキョンにたからず私が全員の食事代を出す。だから、お願い.
落ち着くまでこうさせていて
941 :
853:2008/01/14(月) 19:53:14 ID:RQzftOs9
今回はお泊りの朝にしてみました。
なぜお泊りか夜の間に何があったかは、
お好きな想像でドゾー
SSは何を描いて何を省略し何を想像に委ねるか、
その裁量が以外と難しいですが、結局は自分が
長 ハ ル に 萌 え て い る
から書いてしまうのかな、と思うこの頃。
とてもGJでした。
需要のわりに供給の少ない気もする長ハルはありがたいっす。
このスレ、いいSSばかりですよねー。
>>941 激しくGJ!
やっぱ男前な長門と弱気のハルヒは萌えるなぁw
GJ!
素晴らしかったです。
ただ、想像を膨らますのも楽しいが、
もし良かったら夜編もやはり読んでみたいです。
その辺りの描写がある作品て殆ど観た事ないし。
945 :
名無しさん@秘密の花園:2008/01/16(水) 02:01:57 ID:QrhzRzIc
GJ!!!
946 :
名無しさん@秘密の花園:2008/01/16(水) 02:11:24 ID:Tu4rEl2t
GJ!
俺を女体化させてふたなり長門と百合るSS作ってください
948 :
名無しさん@秘密の花園:2008/01/16(水) 23:25:07 ID:76zCtHoF
どうして長ハルはこんなにすばらしいのでしょう?
長門とみくるによるハルヒ争奪戦が見たい
他力本願だがだれか頼む!
俺を女体化させてふたなり長門とふたなりハルヒとふたなりみくると
百合るSS作ってください
だからふたなりは特殊性が強いから他所でやれとあれほど(ry
エロより、ほのぼのしてる日常SSのが好きだな
レズと百合は違うのよ。
そうだったのか
他力本願だが次スレでも暇なときにでもいいから頼む。
【ハルヒ総受け】
あ、ありがとう
色々やる人がいるものだねえ
神無月EDパロか
思えばあのアニメで百合にここまでハマったんだよなあ
エロパロ板でハルヒ×長門のSS見つけた
長門の右手の親指が逆に付いてると思う
誰か長ハル頼む
今日の部室での活動も、有希がハードカバーを閉じたことでお開きになった。
明日の土曜日にやる市内探索についての打ち合わせが終わったとき、有希が
本をぱたんと閉じたのだ.
みくるちゃんは有希と私を見てから、なぜか逃げるように、キョンはそれを
追いかけるように、古泉君はなぜか暖かい笑顔を残してで、順番に帰っていく.
これで、今日も、有希と二人だけの時間がはじまる。
「そういえば、有希って一人暮らしだけど、どんなものを食べてるいるの?」
「カレー」
あっさりした返事だった.
「他には?」
「カレー」
「カレーばかりだと栄養偏るわよ.もっといろんなものを食べないと」
「色々食べている」
有希がそう言うので、もう少しつっこんで聞いてみる。そのいろいろとは、
つまりは各種のレトルトカレーや缶入りカレーのブランドのことだった.
「もう、だめじゃない、他に色々食べないと体によくないのよ」
「わりと平気」
市内探索のときとか、カレー以外のものも食べているから、カレーしか食べられない
訳じゃないわよね.私は、ここでいいことを思いついた.
「じゃあ、今日は私が晩ごはんつくってあげる、いいわね」
有希は、私の顔をじっと見ていた.どう返事すればいいのか迷っているみたい.
「私の料理は嫌なの?」
有希が迷った時点で、すこしだけ面白くなかった.有希は、こういうとき、餌を
もらうときの子犬みたいに尻尾を振る子ではない。だけど、私がつくるんだから、
迷うことなんかないじゃない。そうやってしばらくにらめっこが続いてから、有希は、
「つくってほしい」
次は、私が作ってあげるっていったら、すぐにそう返事するのよ.そう言ってから、
私たちは、連れ立って文芸部室を後にした.
学校からそのまま、有希がいつも食材(つまり、レトルトや缶入りのカレーだ)を買う
スーパーに、二人で行った。そこは、小売もやっている業務用スーパーだ。
たしかに、この素っ気無い店の雰囲気、有希は好きそうね。
業務用のカレーの缶や業務用のレトルトパックばかりカートに乗せようとする有希に、
家庭用サイズの肉や野菜のパックを買わせるのは一仕事だった.
次は、業務用サイズを置いていない普通のスーパーに、有希を連れて行こう。
でも、こうやって二人で買い物していると、すごく楽しい.同じカートを二人で
押して、店の中をまわっただけなのに、私は幸せな気分になっていた。
「これも」
「だから、それは今日は、なしよ」
どさくさ紛れに業務用カレーの一番大きい缶をカートに載せようとした有希の手を
つかんで止める。
有希は、いつものポーカーフェイスだけど、ものすごくばつが悪そうな目で私を
見た.
「今晩はあなたの料理を食べる.これは、明日の朝食と夕食」
「朝からカレー?」
「わりと」
それはよくないわ。うん、私が作った料理の次に食べる食事がカレーなんて、
許されることではないと思う.
「明日の朝も作ったほうがよさそうね」
言ってから気がついた.私は、有希が相手のときは、ものすごく迂闊になるようだ。
これって、遠まわしに「今晩は泊まるからね」と言っているようなものじゃない。
そして有希は、私が相手のときは、ものすごく察しがよいようだ。
「使用可能な布団は、一つしかない」
いくら迂闊な私でも、その意味はすぐに分かった。それはつまり、そういうことよね。
「…わたしと一緒に寝るので、かまわないのなら、いい」
決定的な一言.私の心は、これから有希のためにご飯をつくって、一緒に食べるという
重要なイベントをを置き去りにして、どこかに飛んで行きそうになっていた.
でもね、そんなときでもあなたのことはちゃんと見ているのよ、有希。
「今日はカレーの缶はなしよ」
有希が、その間にこっそりとカレーの缶をカートに載せようとしている手を、
私はつかんで止めた。
967 :
853:2008/01/23(水) 01:00:11 ID:hww75WmE
妄想が降りてきたので書いてみました。
お泊り篇の前日談としてもお楽しみいただけるかと思います。
ハルヒは長門の前では笑うときも怒るときも割と素直な
かわいい女の子になる気がしてまして。
ハルヒかわいいよハルヒ.かわいい方のハルヒは涼宮。
あがががががGJ!GJ――――――!
GJです。二人とも可愛い過ぎる
>>964ー967
良いですね〜萌ですよ〜
妄想が膨らみますね
ちんちんも膨らんでしまいます
ということでふたなり百合SSもお願いします
>>967の書く長ハルは何かドキッとくるな
GJすぐる
>>973 これは・・・エロさを増長させているだけのような・・・。
何はともあれ、ハルヒのパンツを隠す長門かわいいよ長門
わかってると思うけど、1人でふたなりふたなり言ってる人が居るので、以後全員放置でお願いします。
一見まともそうなレスの場合もありますので注意
お前らはどんなふたなり百合で妄想オナニーしてますか?
まぁあまり禁止事項を作りすぎるのも考えモンだし
当面は「ふたなり禁止」と・・・「女体化」はどうする?
「百合以外のアブノーマルを禁ずる」とかでも良いかもしれんが・・・
そうすると“百合”の定義を巡ってスレが荒れそうだし・・・
981 :
980:2008/01/27(日) 18:30:42 ID:EgCxwoLt
>>980-981 乙
ちょうどよかったんじゃね?
まだあと18レスくらいあるし、今の内にテンプレを付けるかどうか、
付けるならどういうモノにするか考えようぜ。
「ふたなり禁止」くらいで充分じゃないかな
その他は問題が出たときに考えたら良い
ふたなりはスレ違いなので専門スレに行きなさい。
ふたなりを言う人がいてもスルーすること!いいわね!
女体化についてはまだ曖昧だしなあ
まあつまり適当よ!