攻めるも乙女守るも乙女の林家志弦百合スレ

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1名無しさん@秘密の花園
21禁板なので思う存分いやらしいことを


漫画板現行スレ

林家志弦総合スレ はやて×ブレード その5
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/comic/1109431262/
2名無しさん@秘密の花園:2005/03/23(水) 22:03:01 ID:tXxEnZEy
>>1乙!
百合百合なスレキボン
3名無しさん@秘密の花園:2005/03/23(水) 22:56:27 ID:ELRzt4TA
>>1乙です
まさか自分の一言ですぐ立つとは…
4名無しさん@秘密の花園:2005/03/23(水) 23:09:05 ID:HN0nlrhD
とりあえず海外の百合スキーブログに英語で推薦したら取り上げてくれたことを報告しておくぞ
ttp://okazu.blogspot.com/
5名無しさん@秘密の花園:2005/03/23(水) 23:17:05 ID:oDzpeGsI
×守るも乙女
○受けるも乙女
6名無しさん@秘密の花園:2005/03/23(水) 23:19:30 ID:MEGCxw4e
>>5
心底悔いておる
7名無しさん@秘密の花園:2005/03/24(木) 00:10:22 ID:fTL38q6T
ネタ振り〜

はやてが綾那にしがみついて寝てるときに、
寝ボケて綾那のいろいろなところをいろいろしてしまう
という妄想をよくします。
8名無しさん@秘密の花園:2005/03/24(木) 00:38:23 ID:+SJNIMZE
はやてのエロ同人誌って無いのかしら?
9名無しさん@秘密の花園:2005/03/24(木) 00:53:15 ID:fTL38q6T
まだマイナーだからねぇ
10名無しさん@秘密の花園:2005/03/24(木) 07:06:56 ID:P4ZjT5Ix
とらに「ULTRA SWORD」が並んでたよ。
やっぱそれなりの林家人気なんだろう。
11名無しさん@秘密の花園:2005/03/24(木) 07:48:06 ID:+SJNIMZE
俺の脳内では超メジャー作品だというのに・・。
不幸にも打ち切られたストロベリーシェイクも
作者本人に続き描いて欲しいなぁ。18禁同人誌で。
12名無しさん@秘密の花園:2005/03/24(木) 08:03:23 ID:kaxJwVIP
ストロベリーシェイクの続きは18ページのエロ漫画として
じっくり考え直さねばなるまいよ。
13名無しさん@秘密の花園:2005/03/24(木) 13:24:23 ID:kSO7dL5B
音速さん降臨ワロスw
しかしはやては制服バトルものなのに、未だにスパチラも無いもんなぁ

台詞はえろえろですが
14名無しさん@秘密の花園:2005/03/24(木) 15:26:29 ID:DvJBxvXi
↑おやおや、どうやら彼の目は節穴のようだYO?
15名無しさん@秘密の花園:2005/03/24(木) 20:10:28 ID:zvA3gh+6
>4
そのヒトの百合コレクション、ハンパじゃねぇ・・・
16名無しさん@秘密の花園:2005/03/24(木) 23:34:32 ID:R0hzLNYk
最近1、2巻をまとめて読みました
わんこ可愛い
17名無しさん@秘密の花園:2005/03/25(金) 00:15:38 ID:47rA6GOT
えろドジンシ昔一冊出てたよ。ゆかり×綾那。
18名無しさん@秘密の花園:2005/03/25(金) 00:44:20 ID:USeTGWOS
まじかー。
ひつぎ×静久ない?
19名無しさん@秘密の花園:2005/03/25(金) 00:45:39 ID:p06NfKSW
>>18
創ろうぜ!
20名無しさん@秘密の花園:2005/03/25(金) 01:09:59 ID:/ctFFEpH
みずち×蒼、順×夕歩が見たいよおおおおおおおおおおお
21名無しさん@秘密の花園:2005/03/25(金) 03:34:24 ID:p06NfKSW
みずち総受けでぬるぬるぐちょぐちょの同人誌出ないかなあ!
22名無しさん@秘密の花園:2005/03/25(金) 11:47:58 ID:ReE+COF3
ひつぎさんが白装束4人組にメインディッシュにされるところをキボン
23名無しさん@秘密の花園:2005/03/25(金) 13:46:27 ID:8nmcYArj
あやな×順 おしおき風味
24名無しさん@秘密の花園:2005/03/25(金) 16:56:54 ID:ik2To0vi
おしおき風味というならむしろ

ゆかり×綾那

でしょう。
25名無しさん@秘密の花園:2005/03/25(金) 17:56:47 ID:YPsFf+Ti
誰かエロSSとか書いてくれる強者はおらぬか
26名無しさん@秘密の花園:2005/03/25(金) 20:15:22 ID:4gIaaU0W
ここって投下してもいいのか?
27名無しさん@秘密の花園:2005/03/25(金) 20:51:48 ID:76fj5ZYG
ストロベリーシェイクに関しては
極端なエロがないから好きなんだ
28名無しさん@秘密の花園:2005/03/25(金) 21:25:06 ID:EOA+aBhx
蘭ちゃんがエロかった。大きい女の子って良いものですなぁ。
29名無しさん@秘密の花園:2005/03/25(金) 22:25:02 ID:USeTGWOS
>>26
やってやって
30名無しさん@秘密の花園:2005/03/25(金) 22:40:59 ID:7D+EtX0a
>26
自分の一存では何ともいえないが是非みてみたいものですな!(*゜∀゜)
31名無しさん@秘密の花園:2005/03/26(土) 00:01:28 ID:BcY6+Lh0
>>26
お願い・・・早く、早く来てェーーー!!
32名無しさん@秘密の花園:2005/03/27(日) 03:25:11 ID:an8Htwpn
>>26
  ∧_∧
 ( ・∀・) マダー?
 ( ∪ ∪
 と__)__)

早くしないと、鬼吏谷とりお姉のその後を
16ページのエロマンガとしてじっくり考え直しちゃうぞー
33ワッキー×ひつぎ様:2005/03/27(日) 04:31:45 ID:+rnMcpqw
空気読まずに帯刀×ひつぎ投下しまつ
いきなりマイナー
携帯なので投下は切れ切れ
今回はエロなし

以上が嫌な方は名前欄をNGしてください
34ワッキー×ひつぎ様 1/6:2005/03/27(日) 04:32:26 ID:+rnMcpqw
生徒達もあらかた寮に引っ込んでしまった放課後に、ようやく空は青みを失った。墨を薄めたような闇に沈んだ部屋に、安らかな寝息だけが、暖かい動きで弾んでいる。
ため息をついて灯りのスイッチを入れる。軽く弾んだ音からわずかの間をおいて、蛍光灯の白い光が広い部屋を満たした。
「ひつぎ様」
長い睫毛が震える。この距離と角度で見えるわけがないのに、なぜかそれは鮮明にイメージされた。なめらかな頬に丸く落ちる陰、湿った遅れ毛、薄い影に縁取られる瞼。扇情的なくせに、いやになるほど神聖な美しさ。それこそが、彼女だ。
35ワッキー×ひつぎ様 2/6:2005/03/27(日) 04:33:20 ID:+rnMcpqw
灯りを一つだけ残して落とし、歩みよる。掛けられていた薄い毛布は、彼女の刃友の手によるものなのだろうか。
いまいましい。起こして帰れば良かったものを。
間近にその顔を見下ろすと、寝顔は案外幼いと知れた。ただ寝言が少々おかしかったが、ここは聞かなかったことにしておく。
「――ひつぎ様」
毛布に手を掛けた途端、その両眼から瞼が取り払われた。
「え」
細い手首が躊躇無く伸びてこちらの胸ぐらを掴む。整った顔が鼻先をぶつけるほどに近づいた。強い色の瞳が、視界を塞ぐように広がる。
36ワッキー×ひつぎ様 3/6:2005/03/27(日) 04:33:50 ID:+rnMcpqw
鼓動が跳ね上がった。その瞳にわずかな動きも読みとれないまま、帯刀は無意識に彼女の名前を呟いた。
「……ひつぎ様?」
ぱたん、と音を立てて、手首を握る手が落ちた。離れた顔がまた無邪気な眠りに満たされ、椅子に預けられる。
再開した寝息を唖然と聞き流し、彼女は自分の左胸を押さえた。小動物が暴れ回っているかのように跳ねる心臓。せわしなく膨らむ肺。
37ワッキー×ひつぎ様 4/6:2005/03/27(日) 04:36:17 ID:+rnMcpqw
(――寝ぼけていただけ)
この理事長はそういう人間だ。それが魅力なのだ。だからこそのひつぎ様で。
(決して)
決して、誘ってなどいない。勘違いをしてはいけない。
(だが)
だが、そうなってしまえば、たった今抑えきれなくなったこの衝動は。
(――どうすれば)
どうすればいい?
38ワッキー×ひつぎ様 5/6:2005/03/27(日) 04:37:49 ID:+rnMcpqw
「……んっ」
寝息が不意に詰まった。想像したより長い睫毛が揺れ、たおやかな首がかくんと揺れる。
漏れた吐息はなぜだか、奇妙に甘く漂った。
無意識に片膝が折れる。再度近づいた寝顔が瞳に焼き付く。童女のような、それでいて石像のような――
どうにでもなれ。
声に出して呟いたのは、唇が重なる数秒前だった。遠慮がちに触れた肌は乾いてこそいたが、どこか優しい熱を伝えた。
39ワッキー×ひつぎ様 6/6:2005/03/27(日) 04:43:17 ID:+rnMcpqw


OTL
ページ数間違えますた(;´Д`)

しかも改行し忘れて…パソの人は読みにくいと思います ごめんなさい
スレ一発目にこんな調子でごめんなさい
以後気をつけます
そしてちゃんとした職人様方の降臨をお待ちしています(つД`)
では、お目汚し失礼しました
40名無しさん@秘密の花園:2005/03/27(日) 08:53:02 ID:lagOiPt9
ウヒィィィィィーーーーーーーーーキタワァァァァアァアアアーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!
41名無しさん@秘密の花園:2005/03/27(日) 09:58:12 ID:jDfWRtcG
志弦姐さんって3/22が誕生日だったのな。
しかし、望ホテルの隣で寝ている志弦姐さんを見て蓮姉さんは何を思う・・・・・・
42名無しさん@秘密の花園:2005/03/27(日) 16:32:54 ID:34HVGDP2
もへた
43名無しさん@秘密の花園:2005/03/28(月) 03:17:09 ID:cd+0B/60
過疎ってるのであげ
とりあえず綾那は総受
44名無しさん@秘密の花園:2005/03/28(月) 03:51:27 ID:Sa+8R8+i
>>43
狂おしい程に胴衣。
でもsage
45名無しさん@秘密の花園:2005/03/28(月) 07:50:36 ID:WMJ57/0e
じゅんじゅんは攻め。
ひつぎも攻め。
46名無しさん@秘密の花園:2005/03/28(月) 11:17:02 ID:pteH8xky
ひつぎは気持ちは攻めだが体は受け。
47名無しさん@秘密の花園:2005/03/28(月) 12:30:40 ID:2cZNNlYU
精神的に追いつめられた順が夕歩にのしかかり
「やだ!キモイ!!」とか言いながら必死でもがく夕歩だが
体調も弱っていて押し退けることもできずそのまま・・・

で半分脱がせたところでついに夕歩が流血、そこではっとなる順、
と思ったら夕歩の最後の力を振り絞った剣の柄攻撃が順の即頭部に炸裂、
たまらず失神して夕歩の胸に沈む順、翌朝順が夕歩に謝り倒すも・・・


ラストは順が天地の教科書に載るくらい立派になるんだよね。
48名無しさん@秘密の花園:2005/03/28(月) 19:50:54 ID:NtSQgxe6
(・∀・)イイ!!
49名無しさん@秘密の花園:2005/03/29(火) 06:56:11 ID:RhsjW5oH
最初は「ヤダ!キモイ!やめろ〜〜」と普通に強気だった夕歩だが、
異様な目つきで妙に本気力を出している順に次第に気圧されていき、
プチプチと胸のボタンをはずされていく頃には疲れて抵抗もしなくなり、
「やだ、やだ・・・キモイって・・・ゆってるのに・・・」と、
とうとう腕で顔を隠して泣きじゃくってしまい、そこで順がはっとなる、
という展開ならモアベターか。


今月の昼ドラ話を16ページのエロマンガとして読み直すとそんな感じかな。
50名無しさん@秘密の花園:2005/03/29(火) 08:04:06 ID:k77J9GN3
嫌だ嫌だも好きの内っ、てね・・・・・
51名無しさん@秘密の花園:2005/03/29(火) 09:55:57 ID:vt+otwNQ
お前らスゴク(・∀・)イイ!!
52名無しさん@秘密の花園:2005/03/29(火) 15:06:20 ID:zH4xIqjJ
とりあえず(綾那のパンティを)sageてください
53名無しさん@秘密の花園:2005/03/30(水) 00:35:17 ID:+ChJR2OD
>>49
俺的には夕歩の涙ながらの懇願も
火のついた順を止めることは出来ずにそのまま・・・ってのもありだな。
54名無しさん@秘密の花園:2005/03/30(水) 01:27:23 ID:CFKUPk5q
嫌がる相手を…って言う展開はいくない
ホントにいやよいやよも好きの内状態なのがはっきりしてればいいけど
55名無しさん@秘密の花園:2005/03/30(水) 04:28:00 ID:v5N6WnlR
蒼ちゃんの嫌だけは信用ならないな。誘い受けの可能性がある!
だってだって、みずちさんの命令は絶対だから・・・・っ!
56名無しさん@秘密の花園:2005/03/30(水) 08:27:44 ID:mSOI1OHH
静馬の特権というよりはむしろ夕歩さんの体でもって順さんに言う事きかせてもらいたいもんですな。ご褒美とか。
57名無しさん@秘密の花園:2005/03/30(水) 10:46:36 ID:RJAT85EA
いろいろ舐めさせたり御奉仕が褒美に(;゚∀゚)=3
58名無しさん@秘密の花園:2005/03/30(水) 11:17:48 ID:p54LQKRX
添い寝だけで順は昇天しそうだがw

「ヘンなとこ触らない」「いかがわしい事しない」と順に約束させて
添い寝を許可し、その上で順に寄り添う夕歩とかね。蛇の生殺しハァハァ
59名無しさん@秘密の花園:2005/03/30(水) 12:05:29 ID:wt3HXS8s
おれは何故か林家センセのセーラームーンの同人誌を持っていた
60名無しさん@秘密の花園:2005/03/30(水) 13:48:33 ID:mSOI1OHH
<58 (・∀・)イイ!!
61名無しさん@秘密の花園:2005/03/31(木) 00:57:55 ID:1bYIIxsW
俺がみずちだったら放課後の誰もいないトレーニングルームに蒼を呼び出して
服を脱いでパン一になるよう命令して、小一時間ぐらいそのまま立たせてみたい。
多分、上も下も洪水になると思うんだ。
62名無しさん@秘密の花園:2005/03/31(木) 01:37:06 ID:4SVnrCEY
洪水になってるのはどっち?

俺だったら厳しい打ち込み稽古の後に
丁寧に傷の手当てをしつつ段々と攻めるなあ
63名無しさん@秘密の花園:2005/03/31(木) 01:43:54 ID:my2NPiIw
改心したみずちはこれからは蒼と遊んであげようと
蒼を肩車してあげてるよ
64名無しさん@秘密の花園:2005/03/31(木) 02:27:34 ID:E0T7A5gV
座る向きが普通の肩車とは前後逆というアレですね!
65名無しさん@秘密の花園:2005/03/31(木) 11:04:31 ID:gK/9scCl
おまいらサイコーだ!
66名無しさん@秘密の花園:2005/03/31(木) 11:08:56 ID:5g3i9E6+
>>58
夕歩はじゅんじゅんを触りまくりで焦らして遊ぶのか(;´Д`)ハアハア
67名無しさん@秘密の花園:皇紀2665/04/01(金) 07:04:24 ID:ladxmaAg
夕歩は順の手を掴むと、
その指の一本一本に丁寧に口づけていった
68名無しさん@秘密の花園:皇紀2665/04/01(金) 07:50:52 ID:cfvq+s1Z
>>67
あ〜、それは逆な感じがするんだよな、俺的には。
69名無しさん@秘密の花園:皇紀2665/04/01(金) 08:35:23 ID:ladxmaAg
俺はどっちでもいい
>>66に続けて焦らしてみたんだ
アンカ付ければよかったなスマソ
70名無しさん@秘密の花園:皇紀2665/04/01(金) 09:47:35 ID:QjBf0JOF
むしろ
「夕歩は順の手を掴むと、
歯を立てて思いきり噛みついた」

だとおもふ
71名無しさん@秘密の花園:皇紀2665/04/01(金) 09:50:35 ID:ztsmwuJm
噛み猫かよ
72名無しさん@秘密の花園:皇紀2665/04/01(金) 18:34:52 ID:6vsPBMwd
そして会長と静久だとこうなる。
「あ、静久・・・噛んじゃ痛いわ」

やべ、どこ噛んでんだよハァハァ
73名無しさん@秘密の花園:皇紀2665/04/01(金) 20:55:56 ID:j4a0HVpU
「あやなぁぁあああっ」
カプッ


…タイガージェノサイッ!
74どうにかなる刃友:皇紀2665/04/02(土) 02:05:16 ID:XXOe8Qan
み「ねぇ蒼、   を見せて」
蒼「ええっ!?」
み「   を、見せてと、言ったのよ」
蒼「な、何を言って・・・」
み「あなたは私の気持ちを裏切ったりしないわよね。   を見せてくれるわよね・・・?」

蒼「ヒック、グスン・・・。私のなんか見てどうなるっていうんですか・・・」
み「人のが見たい年頃なのよ」

み「つるつるだ・・・」
蒼「おかしいですよね。中ニになっても生えてないなんて」
み「つるつる・・・」
75名無しさん@秘密の花園:2005/04/02(土) 13:04:50 ID:KeWD87e4
俺としては従者と姫という設定からしてもうキてるわけだよ。
76名無しさん@秘密の花園:2005/04/02(土) 14:04:16 ID:JL+9lF96
>>74
元ネタ知らんけどいいねえ。
77名無しさん@秘密の花園:2005/04/03(日) 12:05:17 ID:D66slZWr
今夏、「百合姉妹」名前を変えて一迅社より復刊!
良かった良かった。
78名無しさん@秘密の花園:2005/04/03(日) 19:06:06 ID:fC2JVsOL
嬉しいね。これで薫さんがズレイの誰と誰に喰われたかの議論を再開できるわけだな。
79名無しさん@秘密の花園:2005/04/03(日) 23:06:24 ID:QN+abm99
それについては既に同人で補完が(ry
80名無しさん@秘密の花園:2005/04/04(月) 01:47:40 ID:SWrUjY2P
薫さんが春菜ちゃんを喰う情景を想像するだけでもヤバイ・・・
81名無しさん@秘密の花園:2005/04/04(月) 02:23:05 ID:9uW6HfVD
>80 激しく同意とだけ言っておこう。
82名無しさん@秘密の花園:2005/04/04(月) 12:42:22 ID:vSOYcaa0
お・・おではそっちよりも樹里亜がらんらんを喰う方が・・・・
83名無しさん@秘密の花園:2005/04/04(月) 13:42:54 ID:0as49Np7
あの二人は寸止めがいいんだー
食べるなら最終回までとっといてー
84名無しさん@秘密の花園:2005/04/04(月) 14:10:01 ID:FxvY20k/
冴木マネが薫さんに喰われるほうが…
85名無しさん@秘密の花園:2005/04/04(月) 16:09:27 ID:uOeHe0FK
樹理亜ちゃんはなんだかんだで受けな気がする。
86名無しさん@秘密の花園:2005/04/04(月) 16:17:02 ID:9uW6HfVD
>85 オレもそー思う。
87名無しさん@秘密の花園:2005/04/04(月) 18:06:37 ID:/kaUWC7Q
ところで樹理亜って芸名かな?
88名無しさん@秘密の花園:2005/04/04(月) 19:20:20 ID:4QGvkInt
本名が菊江とかだったらそれはそれで。立花菊江改め橘樹理亜。
89名無しさん@秘密の花園:2005/04/04(月) 19:36:02 ID:vSOYcaa0
じゅ、じゅ、樹理亜じゃなくて樹里亜だど!
90名無しさん@秘密の花園:2005/04/04(月) 21:14:21 ID:/kaUWC7Q
しげちー乙
91名無しさん@秘密の花園:2005/04/04(月) 22:09:49 ID:/WrUAv98
緊張した蘭ちゃんが人の字を飲むとき
自分のてのひらではなく・・・
のシーンが一番キタ
92名無しさん@秘密の花園:2005/04/04(月) 22:17:36 ID:WNQuuO12
>>91
それはまさに樹里亜ちゃんが漏れそうだけど席を立てない時に
蘭ちゃんが代わりにトイレに行くようなものですね!?
93名無しさん@秘密の花園:2005/04/05(火) 02:17:28 ID:8NimWSda
俺は筋金入りMなので、蒼になってみずちさんから様々な羞恥プレイを受けてみたいんだ
94名無しさん@秘密の花園:2005/04/05(火) 10:40:50 ID:pJ6GVZNE
りお姉になってDVな毎日を送るといいよ
蒼ちゃんはみずちさんがそれはもう色んな事をして可愛がる
95名無しさん@秘密の花園:2005/04/05(火) 14:41:08 ID:kqCCTTLa
鼻血が出るほど痛そうなのは嫌だなぁ。
俺もどっちかっつうとMだが苦痛系より恥辱系が好きだ。
みずちさんはそっち系上手そう。良かったなあおちゃん。
96名無しさん@秘密の花園:2005/04/05(火) 17:39:05 ID:8ON3yQJ/
蒼たんがみずちにしげはるを渡そうとして渡せず、
悶々と過した日々を考えるだけでもう興奮しすぎて漏れそうです!
「みずちさんがこういうのを受け取ってくれるわけない・・・」
もうね、すごい勇気を出して言ったわけですよ、あれは。
そんな蒼たんのビクンビクンな心の内を思うとハァハァハァハァノ\アノ\ア
そういうのを16ページのエロマンガとして再構成すれば、
引き出しの奥にしげはるたちをしまい込み、同時にみずちさんへの想いもしまい込み、
ベッドの中で鬱々悶々してちょっとだけアレもナニしてしまう蒼たんがそこにいる
97名無しさん@秘密の花園:2005/04/05(火) 17:47:30 ID:8ON3yQJ/
中二コースだからナニも軽め。服の上から柔らかく。それが貴水クオリティ。
98名無しさん@秘密の花園:2005/04/06(水) 11:32:59 ID:AjMn70q7
服の上からでも5分で天国へ導くフィンガーテクニック。
それが浅倉クオリティ。
99名無しさん@秘密の花園:2005/04/06(水) 11:52:21 ID:tDAoJXs0
蒼がすぐいっちゃうのはみずちさんへの
ラブパワーの助力が多分にあるからと思われ
100名無しさん@秘密の花園:2005/04/06(水) 14:30:41 ID:FKTiKAiK
恋する蒼はせつなくてみずちさんを想うとすぐHしちゃうの
101名無しさん@秘密の花園:2005/04/06(水) 18:27:49 ID:I3eU9bGQ
しかも本人に自覚症状はありません
102名無しさん@秘密の花園:2005/04/09(土) 00:44:24 ID:5ADah4ke
にっきのコメントやっと見れた(´∀`)
103名無しさん@秘密の花園:2005/04/09(土) 00:46:11 ID:5ADah4ke
!?Σ(゚Д゚)a,age...?
スマソ・・・
104名無しさん@秘密の花園:2005/04/09(土) 22:42:40 ID:L9kVEquU
日記のコメント見れない…orz
30回クリックしたのに…コピペきぼん
105名無しさん@秘密の花園:2005/04/09(土) 23:11:47 ID:pb2mMryb
断る
106名無しさん@秘密の花園:2005/04/10(日) 04:15:55 ID:A5m3RKYW
文字コード変えるとか、日記のサイトに行って質問してみたりするとか。

因みに姉さんのコメントはお礼文二行くらいしかないぞ。
期待し過ぎないように言っておくが。
107名無しさん@秘密の花園:2005/04/10(日) 04:22:35 ID:woT8EDlR
>>106
わかった。頑張ってみる。
わかっちゃいるが、見れないと気になって…
108名無しさん@秘密の花園:2005/04/10(日) 14:54:17 ID:2sb8IbEV
コメント見れない人へ。
これはあくまでもオレの場合なんだけど、過去に見れたコメントがあったら、
そこの林家志弦ってとこクリックして、その先でコメントをおしてみる。
そしたら見れるようになってんだよね。オレの場合なんだけどね。
109名無しさん@秘密の花園:2005/04/10(日) 16:34:34 ID:M7kUYrAL
俺も>>108の方法で見てたよ
しかし30回はクリックしすぎだ
愛なのかな
110名無しさん@秘密の花園:2005/04/10(日) 16:48:20 ID:oTSRieNY
ゆかりのスカートを30回も高速クリックしたのに全然めくれない・・・
なんでだろう。この脱衣麻雀ゲームおかしくないかな? クソゲー?
ファミ通にはそれでいいって攻略が書いてあったのに。
111名無しさん@秘密の花園:2005/04/10(日) 18:00:11 ID:+toXfWyG
林家さんの日記ってどこにあるんですか?
林家志弦でググってもわからんかったorz
112名無しさん@秘密の花園:2005/04/10(日) 18:04:56 ID:isj6ujFy
それでぐぐれば絶対に出てるはず
節穴だよ おまいの目は
113111:2005/04/10(日) 19:50:39 ID:ZFB183yT
フシアナかッorz
でも、サンキュ。とらいあげんしてみる。
114名無しさん@秘密の花園:2005/04/10(日) 23:11:39 ID:tlDRMJgr
Firefoxだとフレーム表示が上手く出来ないので日記へのリンクが見つからないかも知れん
115114:2005/04/10(日) 23:15:10 ID:tlDRMJgr
×Firefoxだと
○ウインドウが小さいと
116名無しさん@秘密の花園:2005/04/12(火) 12:03:03 ID:EHKUWsRn
蒼の手はゆっくりと、控えめな自分の旨のラインをなぞっていた。
右手が下がって、ため息が一つ漏れる。
服の上からその部分をなぞると、大事な人の顔が頭をよぎり腰が自然と競り上がった。
「気持ちいいのね?蒼」
彼女の幻は、いつも通りに優しく囁いてくれる。その声に導かれて下着の中に
右手の指が潜り込む。クレバスをなぞる。くすぐり、震え、擦りあげる。
自分の指なのに、まるで誰かに操られているかのようだった。うねる様な巧みな指技は
たちまち彼女の小さな体を陶酔の中に引きずり込んだ。
浅倉みずちーーーーー
蒼の刃友である、彼女が仕込んだテクニックだった。
117名無しさん@秘密の花園:2005/04/12(火) 12:30:33 ID:zDb9FOfq
もっと!モット!ときめき!
118名無しさん@秘密の花園:2005/04/12(火) 13:01:14 ID:pQH9Cnk9
j3、古式若葉ですわ…る
119名無しさん@秘密の花園:2005/04/12(火) 21:10:56 ID:KzIHOnrI
104です。
ついにコメント見れました…!( T▽T)
アドバイスくださった方々、ありがとうございました。
120名無しさん@秘密の花園:2005/04/13(水) 09:17:02 ID:f2Robrc/
誤字があるのが惜しい
121名無しさん@秘密の花園:2005/04/13(水) 09:50:17 ID:hM8zsExO
「みずちさんの命令は絶対だから」
時々自嘲気味にそう言ってみせる。
借金の為に編入して来た蒼と刃友になってくれたのはみずち。
自分のミスで仕合に負けたのに、借金の肩代わりをしてくれたのもみずち。
だからみずちさんの命令は絶対。
しかしそれは自分に都合のいい建前だと誰よりも蒼自身が気付いていた。
みずちさんが好きだ。みずちさんと一緒にいたい。
自分から言い出す事はできないし、みずちもそんな蒼を望まないだろう。
だから。命令なら。
蒼はその体をみずちに預ける事ができるのだ。
122名無しさん@秘密の花園:2005/04/13(水) 09:53:08 ID:hM8zsExO
「横になりなさい」
初めての時と同じように、みずちは蒼に命じた。
肩に手を添えて、そっと横たえる。みずちの唇が蒼のそれをなぞると
蒼は息を漏らしてそれに応えた。背中をなぞられて,胸が持ち上がっていく。
「んっ あっ」
服の上から小振りな胸をまさぐるみずちの指。ラインをなぞるように
円を描いて行く。指が、だんだんと外側から攻めてくる。
「んーっ んっ んっ んあっ」
胸の外側を震わせる様に 軽く、揉みこむように
「やあっ みず…ちさ、…あっ!やっ」
服の上からキスをした先端の 手前で 止まる
「んやあああっ!!!やだあっ!」
きゅううううっ………………
「あはああああっ!!」
両の親指と人さし指が、敏感な先端のあたりを強めに摘まみ上げると
蒼はのけぞって悲鳴をあげた。
「みずっ…ち…さん…!!みず…み…ああ、はひ、あひぃん…」
きゅ。
止めた指が、またゆっくりと円を描く。
手のひらで包み込む様な動きに変わっていく。蒼の喘ぎ声は止まらない。
最初のキスからまだ、数分。まだ、指は服の上だ。
123名無しさん@秘密の花園:2005/04/13(水) 12:39:20 ID:bZuzIdOU
(*´Д`)ハァハァ
124名無しさん@秘密の花園:2005/04/13(水) 13:40:08 ID:txGRaYR0
(´∀`*)グッジョブ
125名無しさん@秘密の花園:2005/04/13(水) 16:30:15 ID:Do+odAMt
順もびっくりのエロさだよハァハァハァハァハァハァ
126名無しさん@秘密の花園:2005/04/14(木) 09:30:18 ID:YCmy1Swy
「あっ あっ あ…やあっ きもちい…きもちいい…」
名前の通り、みずちの歯は蛇の毒を持っていた。
噛まれたところから甘い陶酔が広がって、その甘美な毒はたちまち蒼の体から
理性と抵抗を奪って行った。かぷ。かぷ。かみ。はみ。
耳たぶを。首筋を。鎖骨を。乳首を。脇腹を。
唇が這う。強めに吸う。舌先でチロチロと嘗め上げて、甘く噛む。
もうそれだけで、蒼の体にはとろけるような感覚が広がっていく。
隅々までしびれて、指先さえ自分の意志で動かせない。腰が奥から溶けていく。
「あ…あああああ!い、いい!やあっ!」
追い詰められた蒼の悲鳴。
それを無視する様に、冷静に体を絡めていくみずち。
蒼はまさに大蛇に絡めとられた獲物だった。
「あん!あ、あああ!!や!やはあっ…もう…らめえっ…」
127名無しさん@秘密の花園:2005/04/14(木) 17:41:10 ID:Ay5BiN+H
みずちの毒牙が太ももの内側に襲いかかる。
「ひゃあああっ!!!やっ あああーーーー!!!!」
はねあがる蒼の全裸。みずみずしい肌は未熟さを残したまま
官能にうねり、めったやたらに腰を振り回した。それでもみずちの唇は急所にはりついて
快感にむせび泣く獲物を逃がさない。両手ががっしりと小さな腰を抱え込む。
んぱ。
「…欲しいの?蒼」
「ほっ 欲しいれすぅ!く、くらさい、ほしい、みずちさんの…が…っっ!!」
「…我慢できないの」
「やああああああああああ!!」
鼻の頭で突起を軽くグリグリと小突きながら、それでも焦らすみずち。
「イキたい!イキたいですっ!おねがい、します、みずちさああああーーー…」
半狂乱になって腰を震わせる蒼。その瞬間だった。
128名無しさん@秘密の花園:2005/04/14(木) 20:40:43 ID:cukbwOjD
「ふたなりは・・・邪道!」
雪が乱入してきた。
129名無しさん@秘密の花園:2005/04/15(金) 12:31:23 ID:bQfvWA07
(;゚∀゚)=3
130名無しさん@秘密の花園:2005/04/15(金) 22:00:10 ID:cJQwo+6e
>128
イイトコなんだから笑わせんなw
131名無しさん@秘密の花園:2005/04/16(土) 00:25:26 ID:XFiPskQ7
>>128
るい呼ぶぞ(゚Д゚)ゴルァw
132名無しさん@秘密の花園:2005/04/16(土) 00:50:27 ID:9mXyNgs5
雪×るいも見たいなぁ・・・。
133名無しさん@秘密の花園:2005/04/16(土) 01:28:29 ID:K+aDKBgA
あの耳まで赤面が本当に意を突かれたと仮定してみようじゃないか。
134名無しさん@秘密の花園:2005/04/16(土) 04:34:35 ID:Ke2FyxWC
残虐なツッコミは綾那を超えているからなぁw>るい
135名無しさん@秘密の花園:2005/04/16(土) 11:04:52 ID:gsTaEVer
>133 (;゚∀゚ )≡3
136名無しさん@秘密の花園:2005/04/19(火) 22:02:29 ID:mhBVOiIE
>>133
てゆーかそうだろ
137名無しさん@秘密の花園:2005/04/19(火) 22:55:48 ID:P2seD/9F
それを怒りで誤魔化した、と・・・
138名無しさん@秘密の花園:2005/04/20(水) 01:12:00 ID:rryc4pKg
雪が好き。俺もるいも。
139名無しさん@秘密の花園:2005/04/20(水) 01:27:10 ID:QSWbZ051
るいが雪のこと好きだったら、なんかマリみての聖さまと蓉子さまみたいだな
140名無しさん@秘密の花園:2005/04/20(水) 05:32:38 ID:boO2dJJ8
駆け落ち未遂の後、蓉子に軍隊式の拷問で制裁される聖とか想像してしまったw
141名無しさん@秘密の花園:2005/04/20(水) 21:36:23 ID:NyeqEht/
>>140
想像してみたらワラタw 蓉子生き生きしてそうだな。
142名無しさん@秘密の花園:2005/04/23(土) 04:52:23 ID:Rg7Q5sz6
問題は・・・
夕歩はアレを風呂場で全裸で言うつもりだったという事なんだ。
どんな顔で笑うのか見てみたいの。全裸で。
また一緒に遊べるかな。全裸で。
これはもうヤバすぎだろう。
143名無しさん@秘密の花園:2005/04/23(土) 09:31:10 ID:nyC2udai
>142 おまいとは友になれそうだ。
144名無しさん@秘密の花園:2005/04/23(土) 21:49:24 ID:6uSBFtL3
>>142
おまえマジ頭いいな
145名無しさん@秘密の花園:2005/04/23(土) 22:36:51 ID:kXCUPavm
それよりも,もかちゃんだ。
友情深めようと思ったのに。全裸で。
146名無しさん@秘密の花園:2005/04/23(土) 23:42:44 ID:ynWflDa3
それよりもわんこと愛情を深めてほしい。全裸で。
147名無しさん@秘密の花園:2005/04/24(日) 00:18:44 ID:k94uJaHu
ああ、つまりこういう事か。

わ ん こ 二 度 風 呂 し ろ

と。湯立っちゃうがまあその辺はアレな感じで。
しかし風呂に一緒に入ると何がどういう原理で親睦が深まるんだろう。
やっぱこう横目でチラチラ見たりするのかね。でリンス貸したりね。もうね。
148名無しさん@秘密の花園:2005/04/24(日) 00:53:07 ID:H9N/UZQe
リンス!?
149名無しさん@秘密の花園:2005/04/24(日) 10:58:28 ID:NPte+nD2
つか、もかちゃんははやてラヴなの?
150名無しさん@秘密の花園:2005/04/24(日) 11:57:13 ID:t7LlLPZv
もかちゃんはりお姉が好きなんじゃないの?
151名無しさん@秘密の花園:2005/04/24(日) 13:47:29 ID:u0fs/WZ0
>>147
お互いの裸体を洗いあったりすれば否が応でも深まっちゃうんだろう。色々と。

あーーーーーーーーーチンコビンビンになってきた!!
152名無しさん@秘密の花園:2005/04/24(日) 17:04:50 ID:X6tEx+AD
>150 今は犬に気持ちが向いてんじゃないか? んで151、もちつけ(´∀`)
153名無しさん@秘密の花園:2005/04/24(日) 18:32:45 ID:yaw6W9h4
ho
154名無しさん@秘密の花園:2005/04/24(日) 23:59:08 ID:+anTdePi
「もかちゃんて意外と大きいんだねー」
はやての手が遠慮なく桃香の胸に滑り込む
「ちょっ…どこさわっとんじゃ…あっ」
ぬるりとしたボディーソープの手触りが桃香の口から
予想外の甘い声を引き出した。吐息が漏れる。
せわしなく動く手がやがt



あーだめだ。はやてが絡むとどうもエロくならない。
みず×蒼は一気に書けたのにー
155名無しさん@秘密の花園:2005/04/25(月) 03:06:04 ID:jJzfJGqU
空欄を適切な言葉で埋めよ。(配点 各5点)

「ちょ、桃香さん、何を・・・」
「えーからえーから、ちょこっと○○るだけ○○るだけ」
「あ、あああ──────っ・・・!」
「・・・コラァ! 暴れんな! うまく△△らんじゃろー!」
「あああああああ」
「□□くなっちゅーの!」
「ああああぁぁぁぁあああぁぁああああ」
156名無しさん@秘密の花園:2005/04/25(月) 08:02:22 ID:kyjmGvWU
わんこ最高(w
157名無しさん@秘密の花園:2005/04/25(月) 22:02:15 ID:i/8LE0VZ
もかちゃんがはやてに萌えかけて、
わんこがもんもんとしてしまうという展開はいいかも。
そのうち嫉妬ゆえに押し倒しちゃって
「桃香さん…黒鉄さんとこんなことしたかったんですよね……?」
「……わ、わんこあかんて……あっ……」
「……だめです…ゆるしませんから……」
「く…やめ……はぁっ」

薄く笑いながら責めるダークなわんこと
落とされていくもかちゃんとかどうだろう。
158名無しさん@秘密の花園:2005/04/25(月) 22:22:46 ID:YIXf3y1/
>>157
(*´Д`)ハァハァ
159名無しさん@秘密の花園:2005/04/25(月) 22:25:38 ID:9uW++Ij0
わんこはもかちゃんを金縛りにしてから悪戯すればいいと思うよ
160名無しさん@秘密の花園:2005/04/26(火) 00:26:42 ID:AToNDX59
俺はもかちゃんがわんこをバターわんこに調教すれば良いと思うよ。
161名無しさん@秘密の花園:2005/04/26(火) 00:30:39 ID:0K8vm3ya
ソレダ!
162名無しさん@秘密の花園:2005/04/26(火) 03:59:36 ID:y4w1Wtzj
>>160
エロワロスw
バターわんこて。
163名無しさん@秘密の花園:2005/04/26(火) 05:32:45 ID:iR1EE+CI
あの後もかちゃんは湯上りわんこを無理矢理風呂に拉致したと思うよ。
黒鉄に捨てらりた、一人じゃ寂しいから、とか言って。
164名無しさん@秘密の花園:2005/04/26(火) 19:59:02 ID:++JO0QWb
犬ちゃんの濡れ髪を見かねてドライヤーで乾かすもかちゃん。
名実共に犬のように。
165名無しさん@秘密の花園:2005/04/26(火) 20:35:12 ID:mg2dCavI
164はホントいい事言ったよ(´∀`)
166名無しさん@秘密の花園:2005/04/26(火) 21:12:37 ID:kn4q6iEY
ああ。萌えるな(´∀`)
「うごくなっちゅーに」といいながらw
もかちゃんは素でそういうことをしてわんこをうれしがらせてそうだ。
167名無しさん@秘密の花園:2005/04/26(火) 23:22:29 ID:5TEXLjWR
嬉しがる、ちゅうより鼻血を噴いて失血死してそうだw
168名無しさん@秘密の花園:2005/04/27(水) 05:27:19 ID:xLyBn7TK
っていうか髪に指差し入れられて異常に感じてそうだ
169名無しさん@秘密の花園:2005/04/27(水) 13:39:27 ID:Bs9q8aUc
わんこはもかちゃんが触れるだけで濡れてしまいます。
170名無しさん@秘密の花園:2005/04/27(水) 18:26:06 ID:te+bxDIb
>167
嬉しがり方が恐いんじゃねえの?
「フ……ウフフフフフ……」みたいに。
171名無しさん@秘密の花園:2005/04/27(水) 23:57:12 ID:6aOakWBU
>170
そして部屋に帰って一人で
「春が来ましたー!!」
172名無しさん@秘密の花園:2005/04/28(木) 00:51:26 ID:L+aRMf1R
>>171
わんこってルームメイト居ねぇの?
173名無しさん@秘密の花園:2005/04/28(木) 01:22:35 ID:U9w0cPNB
ルームメイトは干したアレ
174名無しさん@秘密の花園:2005/04/28(木) 20:31:10 ID:9TBeNQkf
もかちゃんの写真貼った人形じゃね?
175名無しさん@秘密の花園:2005/04/28(木) 21:23:24 ID:iSY6JiDz
鬼吏谷→りお姉→もかちゃん←わんこ

りお姉にはもかちゃんは乙女の恥じらい受け。
わんこにはもかちゃんは恐怖のビビリ受け。
ああつまりもかちゃん総受けで。

「気安くりお姉とか言いないや!」 

あれに惚れた。
176名無しさん@秘密の花園:2005/04/28(木) 23:54:33 ID:kOO1lI5P
そんなもかちゃんに俺の極太ペニスで往復ビンタしてやりたい。
177名無しさん@秘密の花園:2005/04/29(金) 01:07:40 ID:/Or/dWNh
そんなおまいに干し首10年分プレゼントしてやりたい。
178名無しさん@秘密の花園:2005/04/29(金) 11:04:29 ID:MyDDrNUB
わんこにはもかちゃん攻めっぽいと思ったけど。
わんこじゃ恐れ多くて押し倒せないんだよ
179名無しさん@秘密の花園:2005/04/29(金) 14:28:32 ID:xRUWM8xI
でももかちゃんへの愛を意識しまくってるのはわんこの方な気がする。
どうしたらいいかわからず悶々とするけど
もかちゃんはそんなわんこを素で受け入れてて、
わんこはさらにハァハァするのだ。
180名無しさん@秘密の花園:2005/04/30(土) 02:33:36 ID:S1eQU9xU
もかちゃんはノーマルなのかな。
りお姉に対しても幼馴染み以上のものはなさそう。

だがそれがいい。
181名無しさん@秘密の花園:2005/04/30(土) 15:35:01 ID:ZsN4RAYa
わんこはガチ
182名無しさん@秘密の花園:2005/04/30(土) 16:22:33 ID:rCMBH5R/
もかちゃんも素質はあると思いたい。
わんこが迫れば受け入れるはずだ。がんばれわんこ。
183名無しさん@秘密の花園:2005/04/30(土) 16:22:58 ID:S8OdMBrW
わんこはタチ
184名無しさん@秘密の花園:2005/04/30(土) 20:54:16 ID:FeUn2N7O
「順がそうしたいならいーよ」
「でもあたしは、夕歩を傷つけたくないの」
「傷つかないよ。だって、私は・・・」

こういう展開をキボンしてみる。
185名無しさん@秘密の花園:2005/04/30(土) 22:50:37 ID:HoM+80SK
どちらにしても大王で連載されている現時点以上の百合的な展開は無いな。
ZLAYみたいに、さけこ姉さんが同人誌で描いてくれたりすると面白いのだが。
186名無しさん@秘密の花園:2005/04/30(土) 23:23:22 ID:8L6HyF/Y
誰も本編で百合展開しろとは言わないだろう。脳内でやらしい展開を楽しむのだ。
187名無しさん@秘密の花園:2005/05/01(日) 08:03:41 ID:B5V8vOz5
見たいよー
カイチョ×静久が見たいよー
188名無しさん@秘密の花園:2005/05/01(日) 09:10:40 ID:c/+G6n+X
>>186
角川のエースAを見てみろ。
もはや向かう所敵無し上程でやりたい放題。
大王でもやれば出来る(w
189名無しさん@秘密の花園:2005/05/01(日) 22:08:46 ID:GEdZcVL7
そして小口に透明シールを貼られて出荷される大王
190名無しさん@秘密の花園:2005/05/02(月) 02:51:02 ID:zFVKCi57
かいちょと静久は一晩中一緒だったりする。
(12話参照)
さらにみずちさんは毒舌を磨きなさいといって
舌技を蒼ちゃんに伝授しています。

2巻はすごいなあ
191名無しさん@秘密の花園:2005/05/02(月) 07:13:09 ID:p95Qadbz
外伝でも良いから、ひつぎ×静久物語を期待したい。
いや、ひつき×静久の1日でも良い。
192名無しさん@秘密の花園:2005/05/02(月) 15:16:46 ID:953JIfjI
ひつぎ×静久の1時間でも良い
193名無しさん@秘密の花園:2005/05/02(月) 22:47:51 ID:ZZhjpo2V
ひつぎ×静久の1晩が良い
194名無しさん@秘密の花園:2005/05/03(火) 19:16:00 ID:Muh4ondh
近頃、慢心気味なクロをシめてやるッ!
生徒会長・天地ひつぎが見守る中、私刑(リンチ)は行われた。
既にはやての口中では、順の愛用魔羅刀型極太ディルドーが暴れている。
「無道さん、黒鉄さんの下の口がおねだりしているようだわ」
ひつぎが言うと、綾那は枕の下から釘バットを取り出した。
ゆうに一尺はあろうかという巨大な業物に、はやてはぶるっと震えた。
しかし、その恐怖とは裏腹に─いや、はやてにとってはその恐怖こそが
色欲を沸き立たせるものだったのかもしれない─
はやての幼い花唇はしっとりと濡れそぼっていた。
その「花唇」の中の真珠のような陰核の皮を桃香が唇でちゅるんと器用に剥く。
桃香の口中にアンモニア臭が広がる。
そして、綾那の釘バットがはやての未だ誰にも触れさせた事のない女陰(ほと)に
メリメリ、ブチブチと音を立てて捻じり込まれていく・・・。
「ひぎいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!」
天地学園剣待生によるド迫力の4Pファック。
まだ、幕が開いたにすぎない。
悦楽はここから始まる。夜はまだ、終わらない───
195名無しさん@秘密の花園:2005/05/03(火) 23:18:48 ID:bmPhWTfD
流石に釘バットを挿れるのはどうかと思います。
196名無しさん@秘密の花園:2005/05/04(水) 01:48:13 ID:msoRnM5e
痛そうだな
197名無しさん@秘密の花園:2005/05/04(水) 05:20:11 ID:u/f1va7i
随分と懐かしいコピペなのにちょっと興奮しちまった・・・。
釘バットを挿れられて悲鳴をあげるはやてを見下ろし
「クロ・・・可愛いよ、クロ・・・」と、恍惚の表情を浮かべる鬼Sの綾那ハァハァ。
198名無しさん@秘密の花園:2005/05/04(水) 17:27:59 ID:ZNQa3hHe
>>190
一晩中っていうか同室なんじゃないの?
だから日中夜いつも(ry

ところで試合中に寝てみる会長に静久が
することとして適当なのはどれ?

1.キスをしてみる
2.キスをしようとするもおじけづき会長に寝言で怒鳴られる
3.ここぞとばかり責めまくる
4.責めにまわろうとするも寝たままの会長に逆襲されて
いつもどおりの受けでメロメロ。
199名無しさん@秘密の花園:2005/05/04(水) 18:52:56 ID:K41BXNzz
どういう試合だよw と思いながら4。
「…わたくしも今度寝こけてみようかしら
 静久に攻められてみたいわ」
「あなたなら寝たままでも……私を……(真っ赤)」
「──っは!!」
200名無しさん@秘密の花園:2005/05/04(水) 23:34:18 ID:cbhouTQm
ハブのSSとか無いかなぁ。マリみては山ほどあるのに・・。
201名無しさん@秘密の花園:2005/05/05(木) 00:23:32 ID:zdDUk0Bm
>>200
マリみてのファンサイトでもかちゃんSSと綾那SS見たよ。
健全だけどナー
202名無しさん@秘密の花園:2005/05/05(木) 00:28:35 ID:/u0VtyqV
もかちゃんと綾那SSに見えた
どんな激しい妄想力を持った奴なんだと思ったぜ
203名無しさん@秘密の花園:2005/05/05(木) 01:58:04 ID:aMWJuOJH
ttp://www.pandora.nu/genshiro/
ttp://www.senyou.net/~meshino/
上がもかちゃんSS。下が綾那SS
204名無しさん@秘密の花園:2005/05/05(木) 02:12:55 ID:S2mBo1Cr
GJ!
205ちっともどうにもならない刃友:2005/05/05(木) 07:55:59 ID:O/+85AlQ
15話その後

槇先輩「案外無道さんも新しい刃友とうまくやってるみたいじゃない」
ゆかり「・・・・・・・・っ グスン」
槇先輩「な、なんで? なんで泣くの?」
ゆかり「・・・・・・・・グスグス」
槇先輩「ごめん、泣かないでよ〜」

 ねぇゆかり、泣かないでよ
 あなたが泣くと私またその・・・
 人としてこういうのはどうかと思うけど、
 こんな時になんだけど・・・
 
 してもいい?
206名無しさん@秘密の花園:2005/05/05(木) 14:05:18 ID:ygnU5J0m
>205 なんか(゚∀゚)イイ!
207名無しさん@秘密の花園:2005/05/05(木) 17:00:03 ID:1BbZ30aU
>>203
もかちゃんの方、無難だけど結構面白かった。
208名無しさん@秘密の花園:2005/05/05(木) 19:10:12 ID:f5Ryo2Cp
>>198
5.静久が顔を近づけた気配で会長は目を覚ますも,寝たふりをしたまま暫くされるがままに
209名無しさん@秘密の花園:2005/05/05(木) 19:42:28 ID:IFgqlmuT
GJ
210名無しさん@秘密の花園:2005/05/08(日) 01:58:40 ID:cj9V/O45
「ひつぎさんは私の刀友です!」と静久に言ってほしい(;´Д`)ハァハァ
211名無しさん@秘密の花園:2005/05/08(日) 22:10:40 ID:QmL0N1uY
>>210
どういうシチュで?
212名無しさん@秘密の花園:2005/05/08(日) 22:23:01 ID:Fl03fczt
ひつぎ「(綾那見ながら)面白い人ね。一度組んでみたいものだわ」
静久「……あ…………」
ひつぎ「どうしたの? 静久」
静久「ひ、ひ、ひつぎさんは……!」
ひつぎ「?」
静久「ひつぎさんは……私の……刃友ですっ……!」
ひつぎ「……」
静久「……」
ひつぎ「ぶはっ」


こんな感じだろうか。
213名無しさん@秘密の花園:2005/05/09(月) 00:26:01 ID:3Fib0Pyd
沈黙の部分がなんかエロス。GJ!
214名無しさん@秘密の花園:2005/05/09(月) 01:06:09 ID:r8naPEdn
 会長の思い付きで、一日だけ刃友スワッピングしないかと持ちかけられて、アホの黒鉄が頷いたのがきっかけだった。
 そんなわけで今、綾那の隣には仏頂面の静久が立っている。
 気持ちは解らないでもないが、隣であからさまに不満な顔をされては、普通の神経を持つ人間ならうんざりするだろう。綾那が普通からちょっと外れているのは、双方にとって幸いだった。
「アンタも苦労するわね。変な相棒を持つと」
 一日だけとはいえ、こんなバカなことを考える剣待生は見たことが無い。バカが権力を持つと恐ろしいという事実を改めて実感していると、
「全くだわ」
 苛立ちを隠そうともしない静久の声に、綾那は心中で頷いた。彼女は常識的な人間だ(むしろ生徒会の良心という説もあるくらいだ)から、このような暴挙には頭が痛いのだろう。そう考えた綾那の期待は、
「会長の隣に立っていいのは、私だけなのに……」
 震えた声で、いともあっさりと破られた。
 静久は、頬を紅潮させ、目尻に薄く涙を浮かべ、普段の四割増しの早足で歩いて行く。
 何かを振り切るような後姿は、不自然なくらい背筋が張っていた。
(こいつも同類か……)
 とうとう自分の周囲にマトモな人間が居ないことを思い知って、綾那は天を仰ぐ。
 指の隙間から見えた、むかつくほど透き通った青空が、いつも隣で騒いでる誰かさんの笑顔みたいだった。

 ――ま、私みたいなヤツの隣に居る物好きなんて、確かに他に居ないケドさ――

 絶対に言いたくない言葉を、プライドと一緒に飲み込んで、綾那は歩き出す。
 明日には帰って来るバカを殴ってやるために、今日だけは負けるわけにいかないのだ。
215名無しさん@秘密の花園:2005/05/09(月) 01:23:57 ID:9GYweFWk
>>214
待ってくれ、良い話だとは思ったんだが…

ひつぎさんは、天じゃないのか?
216名無しさん@秘密の花園:2005/05/09(月) 03:45:10 ID:urSFBG+C
あと、綾那は静久より一学年下だから言葉遣いももう少し丁寧だと思うの。
まあ、それはそれとしてこれからもどんどんSSっぽいの書いてほしい。
今、ハブSSが読みたくて読みたくてたまらんから。
217名無しさん@秘密の花園:2005/05/09(月) 06:32:11 ID:rVNjYV4a
静久「あの人がサンタクロースなのかもしれない・・・だから24時間手を離せない・・・」
クロ「またまたあ〜」
静久「いや・・・。ほんとにサンタクロースなのかもしれないよ・・・」
218214:2005/05/09(月) 21:59:58 ID:r8naPEdn
ツッコミ不在で暴走する二人と、ボケ不在で寂しい二人ってのが浮かんだので
素直に書いてしまったが、そういえば天地の担当が同じだった。猛省。

でもアレだ、いつもクロにやってるのと同じ感覚での綾那ツッコミを喰らった会長がMに目覚めるってのもイイね。
「今度、静久にも殴られてみたいわ」
「しませんよ」
219名無しさん@秘密の花園:2005/05/10(火) 16:06:03 ID:EomvST3r
天地学園。この学園には、熱い闘志を込めた剣待生たちが溢れ、
それぞれが心と体の赴くままに、暴れ、戦い、そして「刃友」と呼ばれる2人1組で
「星」を奪い合う「星奪り」が連日のように行なわれていた。
ある時、新たな組が参戦し、圧倒的な強さと凄まじい攻撃力で学園を制圧し始めた。
刃友「天地・宮本組」。
学園中からビューティベアと呼ばれ恐れられた緻密で冷静かつ残酷なこのペアに、
すべての剣待生達は瞬く間に支配されていった。
最後まで抵抗し、屈した刃友の神門玲が、微笑みを浮かべながら吐き捨てた。
「あたしらで終わりじゃない・・・。奴等がいるぜ・・・。
 この学園で誰も手出し出来ない最強の4人がな!」
この言葉にビューティベアの天地ひつぎは「フッ、たった4人で何が出来るというの」と
思いながらも「最強」という短いワードに不快感と闘志をあらわし、
「完全支配」の名目でたった4人のその剣待生を標的とした。
220名無しさん@秘密の花園:2005/05/10(火) 16:06:34 ID:EomvST3r
★無道綾那
黒髪・長髪で縁の太い眼鏡をかけ、ギャルゲーを好む。
眼光は鋭いが、もっさり感が漂う一見オタク風。
対人関係が苦手で、人の顔と名前を覚えられない。戦う時だけ、表情が変わる。
この外見と雰囲気が人を遠ざけ、彼女の意思に関わらず孤独にさせている。
唯一、他人の気持ちを気にしない黒鉄はやてが彼女と刃友を組んでいる。
一年前に別れた元刃友の染谷ゆかりともう一度戦う事が生き甲斐。

☆黒鉄はやて
小さな体だが力いっぱい元気にはね回る。
性格はメチャ明るい。やんちゃで飽きっぽく、楽天家。
乗せられやすく、頼まれるとイヤとは言えない。
根はいい子だが、とにかくうるさい。大きな声でよくしゃべる。
よく笑いよく笑われるが、バカにされる事と人に指図を受ける事、そして染谷ゆかりが死ぬ程苦手。
生まれて初めて殴られた相手が無道綾那で、以来無道を嫁と慕っている。

☆槇
すらりとした長身で鮮やかで凛々しい顔立ち。豊かで静かな笑顔を持つ。
頭が良く将来は法学部に進もうと思っている。根はまじめで思慮深く、決して軽くない。
色気もあるが、それよりはやや柔らかで落ち着いたイメージの方が強い。
しゃべりは達者だが無駄な話はしない。
いつも冷静な決断を元に適切な行動をとるが、染谷ゆかりの強引なリードに振り回される。
染谷につらくあたられる無道綾那に同情している。

★染谷ゆかり
キビキビと足早に歩く。目つきが鋭く、冷めた表情を持つ。
左目をいつも前髪で隠している。読みが深く頭がキレる。
無駄なことをするのが嫌いで必要なことだけをゆっくり話す硬派タイプ。
寡黙で無駄な話はしない。いつも冷静沈着でめったに怒りはしないが、
一旦キレたら誰も止められない程になる。無道綾那とは因縁の過去がある。
生理的にうるさくて楽天家の黒鉄はやてが大嫌い。
221名無しさん@秘密の花園:2005/05/10(火) 16:07:54 ID:EomvST3r
思いつきで貼った。
エロ要素を含んでいないのは分かっていた。
今は反省している。
222名無しさん@秘密の花園:2005/05/10(火) 22:11:18 ID:AkFeS8tA
☆槇
フルネームは上条槙ですよー
223名無しさん@秘密の花園:2005/05/11(水) 23:45:24 ID:LQsfw71w
槙先輩って目立たないけど結構良いよね。
俺の巨魔羅をむりやりしゃぶらせてやりたい。
224名無しさん@秘密の花園:2005/05/12(木) 01:20:52 ID:KckkiiHb
>>223
11cmもないくせにプ
225名無しさん@秘密の花園:2005/05/12(木) 14:46:07 ID:Cfa6+NFK
ハブの人達は週に何回ぐらいオナニーするんですか?
僕は一番オナってる回数が多いのは蒼だと思います。
226名無しさん@秘密の花園:2005/05/12(木) 17:10:52 ID:qSzIwCNN
綾那のベッドでオナヌーする順かな。超迷惑。
227名無しさん@秘密の花園:2005/05/12(木) 18:30:15 ID:kvKSw4Q0
>>226
マジデアヤナニコロサレルヨ ジュンジュン
228名無しさん@秘密の花園:2005/05/12(木) 18:46:17 ID:V3tnFaSc
久我被告「場を和ませるためにやった」
229名無しさん@秘密の花園:2005/05/12(木) 19:07:20 ID:UVXmOF7T
綾那はオナニーをしない≒溜まると悶々とするが、意地でもしない
はやてはオナニーを知らない≒興奮して漏れそうです(アレな汁が)

まあそんなこんなでエロい妄想が止まりませんが。
230名無しさん@秘密の花園:2005/05/12(木) 20:20:16 ID:+L7gdevM
>>229に賛成します。
231名無しさん@秘密の花園:2005/05/13(金) 00:45:39 ID:j81mIR51
はやてはまだのぼり棒の世界だろう
232名無しさん@秘密の花園:2005/05/13(金) 03:33:58 ID:7LBrxSR3
>>227
順「そこらにある見てくれだけの不完全燃焼とは訳が違う。ほんの瞬間(略)」

綾那「死刑」
夕歩「火あぶりにしよう」
はやて(ガラス玉みたいに冷たい目だ…)
233名無しさん@秘密の花園:2005/05/13(金) 03:46:29 ID:OqrEZys5
>>229
ならば俺は敢えて、『綾那は滅多にオナニーなどしないが、
ゆかりの事を想うと無性に寂しくなり、ついつい
パステルカラーのショーツの下に指を這わせてしまう夜がままある』説を推そう。

そして、そんな綾那の痴態を、密かに自分のベッドに空けた覗き穴から
獣の目で凝視するじゅんじゅん。
234名無しさん@秘密の花園:2005/05/13(金) 19:30:13 ID:6uueNLiI
というか綾那はシてくれる人が沢山いるから必要な(ry
235名無しさん@秘密の花園:2005/05/13(金) 20:07:15 ID:7LBrxSR3
まぁ、くっついてくる二人がアホだから目立たないだけで
綾那もかなりアレだよな
はやてがもっと綾那的にツボな娘だったら、色々やばかっただろう
236名無しさん@秘密の花園:2005/05/13(金) 20:33:35 ID:OqrEZys5
眼鏡の度を調整し直して、改めてはやてを見てみると
思ってたよりずっと可愛くて思わず顔を赤らめてしまう綾那。

ってのが見たい。
237名無しさん@秘密の花園:2005/05/13(金) 22:09:50 ID:ITAQ8cVe
五十鈴はわざわざオナニーしなくても、もかちゃんに
髪を触られただけでイける体質だな。
238名無しさん@秘密の花園:2005/05/14(土) 03:15:12 ID:hBX3iEI9
ニコル→真人はニコルが受けだから進展しない罠

とシスターレッドネタを振ってみる。
まだ一度も話が出てないじゃないないかrz
239名無しさん@秘密の花園:2005/05/14(土) 08:34:49 ID:uB3lsYEc
シス赤はシリアスすぎて萌えられないんだよね。おねティも面白くない。
ニコルが綾那だったらとんでもないことになりそうだが。
240名無しさん@秘密の花園:2005/05/14(土) 17:00:15 ID:58gVCwzw
おねティは主人公が女の子だったら激萌えだったんだが。
あと森野を好きになる男友達も女だったらな。
男女の健全な恋愛が主軸だったから理性にブレーキが、ね。

シスターレッドは梅干食べるアリスが微エロを醸し出していた。真人の乳首味です。
「アリスは私に全てをくれたのに私は何一つ上手くやれなかった」の真人もエロい。
シスターレッドも素材はエロいと思うんだが、いかんせん突然終わっちゃったからな。
闇エリカ×真人の鬼畜凌辱エロや真人×ニコルの初夜エロを妄想する暇すら無かったよ。
まるでヒロインが誘拐されて悪漢どもにへっへっへと襲われてさあこれからお楽しみ
ってシーンでこっちはパンツをいそいそと脱いでティッシュも用意してってところで
ヒーローが間に合って悪漢どもを薙ぎ倒してしまうエロ漫画のようだった。空気読めと。
241名無しさん@秘密の花園:2005/05/15(日) 13:02:52 ID:AZKlkspC
シスターレッドはキャラの年齢が高いせいか色気があると思う。
むしろはやてはキャラに××とかついてなさそうというか子供過ぎて萌えないと言うか。

読み出したときの年齢とか関係あるんだろうけど。
242名無しさん@秘密の花園:2005/05/18(水) 01:43:34 ID:tDj71qZ6
ああ、みずちになって蒼をひざまづかせ、私の足の指をペロペロ舐めさせたい。
243名無しさん@秘密の花園:2005/05/18(水) 02:07:00 ID:pCOsUy9J
シスターレッドは温泉話が本編
244名無しさん@秘密の花園:2005/05/19(木) 02:19:59 ID:F2QkVjbi
あれだけはやてに接触させていた蒼に対して今度は拉致同然に引き離す。
あれはみずちさんに蒼の独占欲が芽生えていると見てよいね?よいのね?
245名無しさん@秘密の花園:2005/05/19(木) 07:03:36 ID:qDbkuJeL
>>244 おまい良い事言った。
246名無しさん@秘密の花園:2005/05/19(木) 18:47:57 ID:FGrg3xU/
とりあえず蒼たんとの昼休みを確保するみずちさん。
ある意味すでに綾那とはやてよりも濃密な関係です。
予約制とは念入りです。
247名無しさん@秘密の花園:2005/05/21(土) 18:20:03 ID:4EMeZ31f
今月号。積極的なゆーほタンにハァハァしますた。
248名無しさん@秘密の花園:2005/05/21(土) 19:29:11 ID:PdOoQ59z
>>247 ああ。全くだな(´∀`)オレはうれしいよ。
249名無しさん@秘密の花園:2005/05/21(土) 21:05:29 ID:kY24+VnJ
順の戦い方が轟鬼だった
ちょっとにやついてしまった
250名無しさん@秘密の花園:2005/05/22(日) 22:58:46 ID:A1pB2NKm
夕歩たんが頬とかデコとかにわずかに触れるだけのキスして言われたら
当然唇にそれも舌とか入れちゃうタイプだと判明しただけでも嬉しかったデス
251名無しさん@秘密の花園:2005/05/23(月) 00:22:00 ID:PQukvl0Z
(*´Д`)
252名無しさん@秘密の花園:2005/05/23(月) 00:41:04 ID:FEuWqbG/
(*´Д`)
253名無しさん@秘密の花園:2005/05/23(月) 08:32:40 ID:qPX6dhfe
(;゚∀゚)=3
254名無しさん@秘密の花園:2005/05/23(月) 11:57:18 ID:iS7tu+jS
(*゚∀゚)=3 ムッハー
255名無しさん@秘密の花園:2005/05/23(月) 12:47:30 ID:zQren7Oo
(σ゚∀゚)σエークセレント!!
256名無しさん@秘密の花園:2005/05/23(月) 15:21:17 ID:ir1DhHMZ
もし枕並べて寝てたら確実に順は襲われていた。
夕歩はそれが分かってたからあえて拒絶したんだ。

毛布を半被りしてヒック、グスンする順と、
ベッド際に腰掛けて煙草をフーと吸って一服する夕歩。
つまりはそういう図式。
257名無しさん@秘密の花園:2005/05/23(月) 18:33:57 ID:UG29Eeuz
夕歩たんはかにばさみでじゅんじゅんを引き寄せて
じゅんじゅんが覚悟を決めて攻めてくるのをじっと待つ気がするんだが。
258名無しさん@秘密の花園:2005/05/23(月) 19:14:44 ID:t6BJlIMe
>>257
バキを連想した俺は負け組。覚悟を決めて順が振り返った先に
満面の笑みを浮かべて仁王立ちしてるのは・・・ひつぎさんだな。
259名無しさん@秘密の花園:2005/05/23(月) 21:06:12 ID:J0GsB+YI
順→ヘタレ攻め
夕歩→誘い受け
だとオモ
260名無しさん@秘密の花園:2005/05/23(月) 23:35:02 ID:8NSi2z73
(*´Д`)ハァハァマリみてで言うと現黄か
聖さまに似てると思ってたのに>じゅんじゅん
261名無しさん@秘密の花園:2005/05/24(火) 00:26:17 ID:MC+1/zkU
林家ワールドでは
寝てるイコール誘ってると思われるので
隣で寝たら危険なのです
262名無しさん@秘密の花園:2005/05/24(火) 10:05:12 ID:aDsN4HkH
自分への供物だくらい思うからな
263名無しさん@秘密の花園:2005/05/24(火) 13:20:20 ID:B9ZudvOP
まあ、俺だって隣に蒼が寝てたら
もうみずちさんに殺されたって止まらないよ。
264名無しさん@秘密の花園:2005/05/24(火) 13:20:38 ID:VnKIUmy/
これが林家クオリティ
265名無しさん@秘密の花園:2005/05/24(火) 17:06:55 ID:7gVz9RvL
つまり廊下で寝こける綾那はクラス一同の供物ということですな
266名無しさん@秘密の花園:2005/05/25(水) 00:37:18 ID:kyRoBycs
「なんかすごいねー」「激しいねあの一年」「無道いつ落ちるかな」
267名無しさん@秘密の花園:2005/05/25(水) 01:56:59 ID:O85WYqeQ
「それはヤダ、キモイ!」からエロな展開を妄想しようとワクワクしてたら
何故か急に「何でもない夜のーこーと、二度とは戻れない夜〜」が頭の中に
かかり出して止まらなくなってしまった。何故こんな時に虎/舞/竜・・・orz
どうやら自分には既に順と夕歩のエロリンにセーフティモードがかかってしまった
ようです。誰か猛者キボンヌ
268名無しさん@秘密の花園:2005/05/25(水) 02:35:12 ID:TbzbRwhJ
>>267
全 米 が 泣 い た
いや、全米が泣かなくても、俺は泣いた

とらぶりゅーはキツイな、うん
269名無しさん@秘密の花園:2005/05/25(水) 12:20:50 ID:34aL3hLD
ちょうど一年半前に
ゆかりと星奪りの昼
昨日のことのように今はっきりと思い出す
270名無しさん@秘密の花園:2005/05/26(木) 22:18:34 ID:NNnS2BpT
あの日あの時君を









シャレになんねー
271名無しさん@秘密の花園:2005/05/26(木) 22:26:39 ID:I6RN0A+q
あの日交わした約束は砕けて散った
272名無しさん@秘密の花園:2005/05/27(金) 02:37:49 ID:2mE1yHp/
百合烏賊七...
273名無しさん@秘密の花園:2005/05/27(金) 07:08:48 ID:VSCJFaka
何でもないような事が
幸せだったと思う
何でもない夜の事
二度とは戻れない夜

――順
遊べるかな
まだ何もなかった時みたいに
274名無しさん@秘密の花園:2005/05/27(金) 07:09:18 ID:VSCJFaka
一緒に遊べるかな
275名無しさん@秘密の花園:2005/05/27(金) 22:05:43 ID:rJvwPC9a
お前らそろそろロードネタやめないと・・・泣くぞ・・・orz
276名無しさん@秘密の花園:2005/05/28(土) 01:22:10 ID:/9Sg5mEH
二人で天地に行くって
一緒に星奪りするって
約束したじゃない
夕歩約束したじゃない
277名無しさん@秘密の花園:2005/05/28(土) 10:32:05 ID:pTCPKaOT
クロいかないで
クロいかないで
278名無しさん@秘密の花園:2005/05/29(日) 21:43:12 ID:up1Q9XPD
むしろクロをイカせて
279名無しさん@秘密の花園:2005/05/30(月) 15:41:44 ID:3B28AeFL
また一緒にイケるかな
280名無しさん@秘密の花園:2005/05/30(月) 16:04:06 ID:Z+U8pz2Z
「じゅんじゅんの指はしぐまので
しぐまの指はじゅんじゅんのなの

指抜いたら綾那におこられちゃう」
281名無しさん@秘密の花園:2005/05/30(月) 16:45:30 ID:Sz+60trZ
あの後部屋に帰った夕歩は名前入りのシャンプーとリンスを増田さんに発見され・・・

「じゅんじゅん? ゆーほ? 何コレ。
 夕歩って何? もしかして毎日久我さんと一緒にお風呂入ってるの?
 それにしても名前まで書いてるなんて、まるで小学生・・・」
「あー、え、えっと、それはねー。
 こっちが順の分で、こっちが私の分というか。ワカルカナー?」
「全 然 わ か ん な い よ 。
とりあえず二人がラブラブだって事だけは分かった」
「・・・・・・」

順と夕歩ってキャラ紹介の好きな言葉の欄にお互いの名前書いてそうだよ。
順の好きな言葉は「夕歩」で、夕歩の好きな言葉は「順」。なんかそんな感じ。
282名無しさん@秘密の花園:2005/05/31(火) 11:41:41 ID:zZMjlB+4
狂おしいほどベタ甘ですなおぬしらー。
283名無しさん@秘密の花園:2005/05/31(火) 12:39:37 ID:cIGLCw6T
1、2巻で紹介された10人に蟹座と魚座を加えれば
ちょうど12星座揃うけど、蟹座は夕歩しかないとして
順が魚座ってのは、やっぱ変態つながりだろーか
284名無しさん@秘密の花園:2005/05/31(火) 15:00:04 ID:NP9a+2po
↑当たってたらすごいな
魚座がどう変態につながるのか分からんけど
285名無しさん@秘密の花園:2005/05/31(火) 23:11:19 ID:UrLZ65Vz
順は菊…いや、なんでもないよ
286名無しさん@秘密の花園:2005/06/01(水) 02:51:48 ID:PBEkQ0Qg
魚座の変態……アフロディーテのことかぁぁぁ!
287名無しさん@秘密の花園:2005/06/01(水) 03:40:24 ID:w+P1gQ8+
天と地のはざまに輝き誇る美の戦士!って、なにか
ハブでも通用しそうなアオリだな…
おとめ座の綾那が目に制限かけてるのも星矢ネタか?
288名無しさん@秘密の花園:2005/06/02(木) 01:35:35 ID:oBiJbaBV
復活の百合姫で樹理亜とらんらんの仲が既に一段階進んだ状態から
スタートしてくれるのならもう氏んだっていい・・・・・・・・・
289名無しさん@秘密の花園:2005/06/02(木) 03:16:37 ID:2f9TF5md
おい貴様ら!
言葉もない、人間やめろ。

※パンイチ・・・パンツ一丁
290名無しさん@秘密の花園:2005/06/02(木) 13:11:56 ID:twtJeP19
>>288
一気に進んだらおもしろくないじゃん
291名無しさん@秘密の花園:2005/06/02(木) 21:58:58 ID:2f9TF5md
>>288
第二期に入ったらライバル出現の鉄則
292名無しさん@秘密の花園:2005/06/02(木) 23:03:30 ID:g4oiDtzV
といいつつ新キャラはまた冴木さんに片思いのキャラだったり。
293名無しさん@秘密の花園:2005/06/03(金) 12:41:29 ID:qG4rG2LF
294名無しさん@秘密の花園:2005/06/03(金) 13:54:46 ID:FTbTYis9
GJだけど直リンは良くないお。
ハブのファンサイトって少ないよなぁ・・・。
295名無しさん@秘密の花園:2005/06/03(金) 21:03:47 ID:WjvUO94k
知名度のわりに多くなってきたと思うぞ。>ファンサイト
296名無しさん@秘密の花園:2005/06/04(土) 12:55:06 ID:ZIG5PNLu
皆、ブログには時々ハブの話題書くんだけど
ファンサイト作るまでにはね…
でも普通に売れて、読んだことない人がエロ同人描くような
盛り上がり方はイヤン。
297名無しさん@秘密の花園:2005/06/04(土) 17:17:11 ID:9qujwR3n
>>293
このサイト、「はやて×ブレード」はいいけど「マリみて」は随分偏ってよな。
298名無しさん@秘密の花園:2005/06/04(土) 18:55:41 ID:bqu3Nscu
ハブ作者も偏っているので無問題
299名無しさん@秘密の花園:2005/06/04(土) 18:58:34 ID:JEZd0uHS
個人サイトの話題は無しの方向で。
300名無しさん@秘密の花園:2005/06/04(土) 19:35:06 ID:vj5jzNxX
せっかく21禁板なのに全くエロ方面に展開しない件について
301名無しさん@秘密の花園:2005/06/05(日) 00:39:41 ID:+qL0KLwc
おセックスしろとは言わんがキスぐらいは本編でもやってほしいな。
ハブなら夕歩が順のデコとかに軽くするようなのとか、
スシ(ストロベリーシェイク)なら樹里亜とらんらんの濃厚なベロチューが見たいです。
302名無しさん@秘密の花園:2005/06/05(日) 07:27:34 ID:exHkl7bu
百合姫で志弦姐さんってストロベリーシェイクの続編を描くのか?
ああ、休刊しただけだから続きを描くんだよな。
303名無しさん@秘密の花園:2005/06/05(日) 12:55:54 ID:6EuHF/k8
>>300
展開しない派
├まだキャラが掴めてないからエロスに持ってのは無理だよ派(ROM派)
├原作の雰囲気を壊したくないよ派(ブルーハート派)
├わざわざ文章に起こすのしんどいよ派(合言葉は妄想派)
├スレの流れが遅いから下手なネタは投下し辛いよ派(打率重視派)
├燃料不足でモチベが保てないよ派(ハブじゃ勃たねえよ派)
└そもそも性欲が枯れてきた派(試合終了派)
304名無しさん@秘密の花園:2005/06/05(日) 13:06:15 ID:swYeaN3X
〉301
ハブは知ってたけどスシと略すのは知らんかったw
305名無しさん@秘密の花園:2005/06/05(日) 16:40:14 ID:kqFxRR/d
略さない略さない。
一般的にはべリシェイで。
306名無しさん@秘密の花園:2005/06/05(日) 17:30:54 ID:fK30ThuC
俺はベリシェと略してる。
でもハブに対してスシはあり得るなw姐さん許可しそう。
307名無しさん@秘密の花園:2005/06/06(月) 14:13:00 ID:wTGbVoBU
SSのSSキボンヌ とか
308名無しさん@秘密の花園:2005/06/07(火) 14:42:58 ID:/XRg8hYd
実は昨日かなりお気に入りだった
順×夕歩サイトが潰れていて泣きそうになった・・・・・
マジかよ・・・・・・・・・_/ ̄|○ il||li
309名無しさん@秘密の花園:2005/06/07(火) 17:35:52 ID:Gvv+TYjI
移転したがまだある、同盟から探してみ。
むしろはやブレ専用になったみたい。
310名無しさん@秘密の花園:2005/06/07(火) 22:08:19 ID:/0gm5x8I
つーかここにリンク貼られたから潰れたんだろうがよ
311名無しさん@秘密の花園:2005/06/07(火) 22:22:10 ID:/0gm5x8I
潰れたじゃなくて移転だが
312名無しさん@秘密の花園:2005/06/08(水) 00:35:06 ID:ZdySVtvU
あのサイト、たったさっき発見した〜〜(喜
良かった〜、閉鎖されていなくて。
でも、さりげにあそこのマリ見ての絵とかも気に入っていたから、他の絵が無くなったのはちょっと残念だった・・・・。
アドバイスくれた人ありがとう。
313名無しさん@秘密の花園:2005/06/08(水) 01:46:34 ID:dhlQLErI
同盟からは探せなかったが何とか見つけた。
これはなかなか良いハブサイトですね。
314名無しさん@秘密の花園:2005/06/08(水) 02:04:16 ID:UwLRqotH
土生
寿司

知れ
315名無しさん@秘密の花園:2005/06/08(水) 02:12:37 ID:nP+8tD3m
正直、SSの挿絵でちんこ勃った。
316名無しさん@秘密の花園:2005/06/08(水) 04:59:12 ID:AXCx8rRc
お前らちんこついてんの?w
あたしなんかちんこ取っちゃったよ
317名無しさん@秘密の花園:2005/06/08(水) 05:08:04 ID:FurHhxS1
>>316
Σ(´д`ノ)ノ なんか予想した続く文と違うw
318名無しさん@秘密の花園:2005/06/08(水) 22:58:53 ID:dPfem1WX
>>314
頴娃
319名無しさん@秘密の花園:2005/06/10(金) 09:44:25 ID:amCqYGCE
どうして>>309
「同盟から探してみ」と言えたのか質問していいですか。
その時点ではまだリンク修正されてなかったのに


そうかエスパーだ
320名無しさん@秘密の花園:2005/06/10(金) 11:01:21 ID:A0MhNT9I
旧サイトに同盟から探してってあったからじゃない?リンク修正されたのね、では・・・・



順×夕歩ハァハァ
321名無しさん@秘密の花園:2005/06/10(金) 14:38:06 ID:PXkqw7vG
>>320
> 旧サイトに同盟から探してってあったからじゃない?リンク修正されたのね、では・・・・
うむ、当たり。
まったく別の方向から飛んでったので、書いてあった以上同盟からもいけるもんだと勘違いしてたからだ。
しかし、私がエスパーであることには偽りはない。



きっと、たぶん次号はえろえろだよ、えろえろ
順×夕歩ハァハァ
322名無しさん@秘密の花園:2005/06/14(火) 08:20:56 ID:iOoiSAyb
カキコミスクネ(´д`)
323名無しさん@秘密の花園:2005/06/14(火) 20:04:16 ID:L3XJl6P7
なんではやてのエロ同人は売ってないのか理解できま千円。
324名無しさん@秘密の花園:2005/06/14(火) 22:25:33 ID:jq88jCTx
まだちょっと早いんだよきっと。
でも夏はわからんよ
325名無しさん@秘密の花園:2005/06/14(火) 22:28:04 ID:M7I/r+8o
シャバ蔵×はやてなんか鬼畜風味になるだけだしなあ
というわけではやて×綾那キボンヌ
326名無しさん@秘密の花園:2005/06/14(火) 22:33:19 ID:tVPxnkCU
はやてがシャバ蔵を陵辱するならまだイメージできるが逆は無理だ。
327名無しさん@秘密の花園:2005/06/14(火) 22:56:12 ID:gL/JnbdJ
>>323
なぜなのか考えてみた。
思うに、はやてはあの本編を読むだけで既にエロ脳を消費してるからではないか。
つまり、裸こそ出ていないものの、脳はあれを既に「エロい」と判断しているので、
これ以上エロを求める必要が無い。サブリミナル効果みたいなものか。
いや、ダイエットの飲み薬で脳が満腹と誤認するみたいな、そんな感じ。
別にギャグとして出てくる百合ネタがエロいわけではなくて、
キャラ自体がセクシャル信号を発信し続けてる。つまり存在自体がエロい。
328名無しさん@秘密の花園:2005/06/15(水) 03:06:22 ID:tfyCflCm
まだ各人の細かい設定とかが掴みきれてないってのもあるかもしれない。
あと一年ぐらい連載が続けば、きっと来年の今頃は同人誌やファンサイトや
SSなんかが溢れかえってるはず。アニメだって始まってるかもしれない。

だといいなあ。
329名無しさん@秘密の花園:2005/06/15(水) 05:01:39 ID:Xqvwdzmp
ゆかりと綾那のエロ同人ならあったよ。
330名無しさん@秘密の花園:2005/06/15(水) 09:37:34 ID:kEbclzzs
>>329
良い出来ならサークル名を教えてたもれ
331名無しさん@秘密の花園:2005/06/15(水) 20:55:00 ID:a429h2HQ
>>325-326
はやて陵辱モノか…
ゆかり、みずち、鈴木による拉致監禁エロ拷問とか。
言葉責め、痛い系のゆかり。
クスリ使用、快楽系のみずち。
汚れ系の責め役しかやらせてもらえない鈴木(スカ要員)。
332名無しさん@秘密の花園:2005/06/15(水) 21:34:50 ID:KT0Pi7TG
俺は夏コミでストロベリーシェイクの同人誌を見つけてみせる!
333名無しさん@秘密の花園:2005/06/15(水) 22:13:19 ID:Xqvwdzmp
>>330
はやて ブレード 18禁
でググると上から3番目くらいに出てくるサークルさんの本。
表紙だけ見られるよ。(内容は切ない系だった)
334名無しさん@秘密の花園:2005/06/15(水) 22:30:39 ID:IKqTlPbB
>>327
いや、それは一般化できないと思う。
335名無しさん@秘密の花園:2005/06/19(日) 22:22:20 ID:U4d/auOw
今月の新刊はまだかハァハァ
もう待ち切れないよハァハァ
じゅんじゅんハァハァゆーほハァハァ(´Д`)
336名無しさん@秘密の花園:2005/06/20(月) 06:43:33 ID:FLAMSD0M
>>335 もちつく!(´д`;)ハァハァ
337名無しさん@秘密の花園:2005/06/20(月) 06:49:43 ID:FLAMSD0M
ぅぉースマソ・・・
338名無しさん@秘密の花園:2005/06/21(火) 04:00:30 ID:NgYKGT4m
こうなったら俺がSSを投下するしかないかな
339名無しさん@秘密の花園:2005/06/21(火) 05:18:26 ID:PzoMzONl
>>338 そのとおりだよ。
340名無しさん@秘密の花園:2005/06/21(火) 19:52:38 ID:YhvC6nAp
百合姫HPの更新が6月中旬から7月上旬に延期になった事に
一抹の不安を覚える俺・・・。
341名無しさん@秘密の花園:2005/06/21(火) 21:20:43 ID:UYRjsZ+T
くそ食らえじゃーーーーーーーーーーー!!!!!!
342名無しさん@秘密の花園:2005/06/21(火) 22:05:04 ID:8bXzfsxD
脳内では会長と静久が凄い事になってるのが普通なので
本編の二人を見ると凄く健全でなんだか拍子抜けだ
343名無しさん@秘密の花園:2005/06/21(火) 22:39:37 ID:AXH8La5F
ある意味ワッキーがすごいことになりそうだ
今月も楽しかった
344名無しさん@秘密の花園:2005/06/22(水) 00:58:36 ID:dgDQ8lc+
通報されますた

ワッキー<もうだめぽ
345名無しさん@秘密の花園:2005/06/22(水) 01:21:05 ID:kk33ko4b
わしの見立てでは、ワッキーはかなりの使い手とみておるんじゃが――

彼女は刃友はおらんのかのう……
単刃のワッキーに二人がかりで勝てたら、ってのが白装束昇格の最後の試練、とか勝手に想像して萌えとるんじゃが……

んで、ワッキーが勝ったら、ひつぎ様のご褒美
346名無しさん@秘密の花園:2005/06/22(水) 01:31:49 ID:zq+oy5Wm
ワッキーはワッチ職人の道を

まで読んだ
347名無しさん@秘密の花園:2005/06/22(水) 09:56:42 ID:DFF3pUNo
まあなんだ。
カタログでパステルカラーの下着を見て、ついつい綾那を連想した自分はもう駄目だ。
348『血束』《1》:2005/06/22(水) 19:08:36 ID:kk33ko4b
 私は彼女が好きだった。
 彼女ならきっと、私の求めて求めきれないものを与えてくれると思ったからだった。
 だから手に入れた。
 彼女は私の刃友になった。
 私と一緒に星を奪り、私と一緒に昼ご飯を食べ、私の言葉にも従う。そして私のことを桜花と呼んでくれる。
 星奪りの相方を、ここでは刃友と呼ぶ。各自に割り当てられた星を奪れば、ここでは大抵のものを与えてもらえる。一人ではなく二人であるところに、ゲームの意味があるのだそうだ。
 だから、強いゲームのパートナーさえ手に入れられればいいと思っていた。ただ星奪りの鐘の鳴る時だけ側にいて、星を奪ったら別れ別れになるような、その場限りの――。
 それなのに私は、彼女を見たなりぞっこんになった。色素の薄い髪、おっとりとした口調、優しげなまなざし、それなのに容赦ない剣。
 強さだけを認めて、彼女を刃友にしたというのは、嘘だった。勿論彼女はダントツの強さがあったけれど、それだけなら他に方法がいくらでもある。私は常に彼女を側に置きたかったし、一緒に居たかった。
 彼女は私だけを見ていればいいのだ。例え彼女がどう思おうとも、本当は何を求めていても。私が彼女を守るし、彼女も私を守っていればよいのだから。私にはそれだけの力がある。そう思っていた。あの日までは。
 それなのに私は――。
 ……いつまでも説明じみたことを考えるのは止めようと思う。今はこの混乱した頭を少し落ち着けたい。いや、混乱しているから説明じみるのか。とにかく私は今、何もかも手に入れて、何もかも失った。
「これ、飲んで。落ち着くよ」
 私の隣に腰掛けて、彼女は私に熱いココアを渡してくれた。乾ききった唇におそるおそるカップを近づける私を、手助けするつもりだったのだろう。柔らかい指先が触れた。
「……っ! 」
 身体中が強張って、ココアの表面が揺れた。こぼれそうになる。ごめんなさい、と囁く声。いいよ、と私は辛うじて答えて、ココアを啜った。甘い、熱い、濃いココア。途中まで啜って、私は泣き出した。
 私は桜花。
 鬼史谷桜花。
 今日は水曜日。三限目に数学の授業があって、次は体育で。
 お昼には、彼女と一緒にサンドイッチを齧って――。
 何もかも壊れていきそうな世界を取り戻すためには、単純な記憶の羅列が必要だ。
 私は桜花。
 キリヤオウカ。
 かのじょのなまえは――。
 小刻みに身体、震える。嗚咽が漏れる。それがどこから来てるのかなんて、私にはわからない。嬉しいのか悔しいのかわからない。そっと腰に手が回された。今度はびくっとしない。とても優しい手のひら。
 ココア、熱い。
「大丈夫」
 ココア、甘い。
「私の刃友は、桜花だけだから」
 宝田りおなはそう言って、泣いている私の背中をさすった。それがあまりに優しいから、やっぱり私は啜り泣いている。
 ああ。私は。
 わたしはもう。
349『血束』《2》:2005/06/22(水) 19:09:10 ID:kk33ko4b
 気が狂いそうだ。


 事の起こりは、りおなとの関係の決着だった。
 私は自分の刃友を賭けて生徒会立会いの元、決闘したのだった。相手はりおなの幼馴染み。一本気で、バカで、むかつく女。
「桃ちゃんがね――? 」
 と、りおなに言ってもらえるあの女。
「りお姉」
 と、りおなを呼ぶ女。
 私はりおなが奴のことを考えていると思ったとき、容赦なくりおなの頬を張った。思えば、楔束のきっかけも平手だったと思う。もう心に決めた人がいるから、という彼女の頬を、私は容赦なく張ったのだった。
 私は何かを手に入れるのに、手段を選ばない。そして人を従わせるのには、単純な暴力が一番効果があるのだ。鼻血が出るまで。始めは嫌がっていたりおなも、半年もしないうちに私に従順になっていった。大抵の人間は、自分の血にはすくむ。
 殴ったときに噴出す、彼女の鼻血の赤がきれいだった。りおなに汚いところなどない。あるとすれば、奴と過ごした記憶だけだ。
 宝田さんも、よく鬼史谷さんについていくよね。
 そう言われるほど私は気分がよかった。ついてきて当然だ。私は完全に彼女をしつけている。犬のように従順に。そもそも彼女達は知らないのだ。りおなが私に何もかも手渡してしまったことを。
 陰口を叩かれるたびに、私は自分の右中指に嵌められた指輪を撫でて、勝利の感覚を味わっていたのだ。りおなは私の物。りおなは私の物と――。
 そして私は負けたのだった。
 ビ―――。
 ビ―――。
 間抜けた音が、星を奪われた時に鳴り響く、あの無機質な音が私を嘲笑った。世界が真っ赤になって、真っ暗に沈んでいく。まるで鮮血が酸化して黒く凝固していくみたいに。
 終わりだ。何もかも。
 そう思った。
 それなのに彼女は私を選んでくれたのだった。
350『血束』《3》:2005/06/22(水) 19:10:20 ID:kk33ko4b
 私に殴られるのが、おいしい、と言って。
 二人でいるだけで、笑いがとれると言って。

 何だろう、この虚無感は。

 自分だけ勝手にマジになって。
 私はりおなが幼馴染にまだ想いを寄せていると思って、決闘を受けたのだった。それも吉備桃香を生徒として完全抹消する、という条件で。
 それなのに、桜花とお笑い剣士を目指す、とりおなは言い張って。いい笑い者だ。だから虚無感の中に、嬉しいという気持ちが沸いてきたのは、一人になってからだった。
 屈辱的なのに、嬉しかった。
 りおながどう考えていてもいい。これから二人でお笑い剣士を目指すと言うなら、それでも構わない。あの茶番劇を見ていた会長も、言っていたではないか。
 吉備桃香は「試合で勝って勝負に負けた」と。
 数日、私は自分の感情を表面に出さないように気をつけた。悔しがるのは話がおかしいし、嬉しがるのは癪だったからだ。
「鬼史谷さん、最近宝田さん殴らないわよね」
「そりゃ当然よ。いかに暴力夫でも、身の程をしったでしょ? 」
 そんな言葉は気にならない。私は中指の指輪を撫でる。本当はおそろいだったはずの指輪。今はこれ一つしかない。私は、私の分の指輪を捨てたからだ。
「鬼史谷さん、これ」
 りおなが私にくれた指輪。
「刃友になったら、一緒の指輪をはめようって決めてたの。だから――」
「これは、私のために用意したってわけ? 」
 私は嘲笑って、その指輪を便器に流した。りおなの目の前で。
「どうせあんたの小便臭い妹分の指に嵌めるつもりだったんでしょ? これ」
「桃ちゃんは小便くさくなんかないわ! 」
 私は手首を翻す。彼女の鼻から血がたれる。
「――誰かのお下がりなんて真っ平よ。……どうしてもはめて欲しかったら、あんたの指輪を渡しなさいよ」
 この指輪はそうして手に入れた指輪。
 彼女の心を踏みつけて、手に入れた指輪。彼女の骨は私のよりも少し太いので、私の中指にぴったりだった。そうやって、手に入れたと思ってた。手に入れたつもりになっていた。
「桜花」
 お昼にサンドイッチを食べ終わった後で、りおながぽつりと言った。
「まだ、気にしてるの? 」
「何を? 」
「桃ちゃんに負けたこと――」
 彼女は本当に、わざとの様に人の心のささくれに触れる。思わず手を上げかけるが、ぴたりと止まって動けなくなった。
351『血束』《4》:2005/06/22(水) 19:11:18 ID:kk33ko4b
 周囲の視線。
 期待に満ちたりおなの目。
「りおな――」
「なに? 」
「聞くけど、こういう時って、なんでやねんって言ってから殴った方がいいの? 」
「どうしてそんなこと、聞くの? 」
 あからさまに落胆した顔で、りおなが応える。だって、りおなはお笑い剣士を目指したいんでしょ? 私は反発する。確かに言ったけど、そういうことじゃないのよ。そう言うことって何?! 桜花、いいのよ、別に。
 パシン!
 彼女の頬が弾けた。
「なによ! あんた! わけがわからない! 」
 私はりおなの望んだとおりに変わろうとしているのに、りおなは私を哀れむように見る。やめろ! そんな目で見るな! そんな目で見られると、私は。

 ゴ―――ン

 最悪の状態で鐘が鳴った。
 ピピー! 笛の音、仕合の始まり。
 そして私は。
 みっともないくらい惨めに星を落とした。
 その後でも、右手が震えて力が出ない。
 りおなを殴った手が震えて力が出ない。

 星奪りが終わって、私は寮の部屋に引きこもった。
 こんな気持ちで午後の授業になんか出られない。りおなは私の側について来ている。
「桜花、ココア」
 落ち着くよ、飲んで。
 私は熱いカップを払いのける。床に熱いココアがぶちまけられる。りおなは黙って床のココアをタオルでふき取った。
 静かに時が流れていく。
 他の部屋はまだ生徒が戻っていないで空っぽなのに、私達の部屋だけ満たされている奇妙さ。
 鳥の囀る声が聞こえた。
 まだ当分、私達二人なのだろう。第一、この寮は防音がしっかりしていて、窓からの音しか聞こえない。それもカーテンを閉め切ってしまえば、ほとんど聞こえなくなってしまう。
 今はその上、人の気配もしないのだ。
352『血束』《5》:2005/06/22(水) 19:11:54 ID:kk33ko4b
「――何でよ」
「何が? 」
「りおなは、いったい何でお笑い剣士なんて言い出したの? 」
 うつむいている私の声は呟くようで、きっとりおなのところまで届かない。だからやっぱりりおなは、何が? と繰り返した。
「もしかして、桜花、桃ちゃんに嫉妬してるの? 」
「――何で? 」
「たとえば、愛称で自分のことを呼んでくれない、とか」
 いいよ。桜花のことおうちゃん、って呼んでも。
 それは止めて。オバQみたい。
 じゃあ、いったい何ですねてるの?
 すねている。それは確かに今の私にはぴったりの言葉だ。だからもう一度、何でお笑い剣士なんていいだしたのか、問うた。
「それは、見てて楽しくなるからよ」
 本当に当たり前みたいにりおなは言った。
「私は、人に楽しい気持ちになってもらうのが好き。剣士はどうしても、相手を傷つけるのが目的になっちゃうじゃない? だからどうせ強い剣士になるなら、お笑いも出来る剣士になろうって決めてたの」
 穏やかな顔をした、優しいりおな。
 だからその言葉にも、何の違和感も無かった。そう、その言葉までは。しかし。
「けど、みんなの前で殴って欲しいのは、そういうおいしさだけじゃないのよ」
 と言われて、私は顔を上げた。それに微かな違和感を感じたからだ。
「もっと別のおいしさがあるの――。桜花には判らないかもしれないけど」
 りおなの声。
 とてもとても優しい声。
 あら? 桜花、泣いてるの?
 困った子ね、と言いながら、りおなは私の涙をぬぐう。

 ねえ、桜花。意味もなく殴られるのって、可笑しいと思わない?

 私の身体がすっとんだ。二段ベッドの柱に、したたかに頭を打ち付ける。頭がくらくらする。何が起こったのかわからないうちに、りおなは立ち上がってカーテンを閉めた。さっと部屋に陰がさす。
 何がおこったのだろう。
 判っていること。
 私の右の頬が熱い。
353『血束』《6》:2005/06/22(水) 19:12:36 ID:kk33ko4b
「説明して判るかわからないけど、桜花」
 りおながにっこり笑う。笑ってるな、と思いながら、私はりおなを見ている。笑ってるな、と思いながらりおなを見ているんだ、と私は思う。だからきっとそう思ってる私を見ながら、りおなは笑ってるんだ、と思う。
「私ね? 他人の前で桜花に殴られるのが、気持ちいいの」
 右手が、何でかベッドのシーツを掴んでいる。メリヤス生地が、手の中でくちゃくちゃになっているのがわかる。わかっている自分を見ている。りおなが見ている。
「意味の判らないところで、人が酷い目にあうのって、ギャグの基本よね? そんなバカなっていう驚きと、かわいそうにっていう哀れみ、自分は大丈夫っていう安堵。そんなものが一度に味わえるからだと思うの。
 それは確かにギャグとしておいしいわ。
 けどね、桜花? 私、あなたに殴られると、あなたにつくしてるって気持ちになれるの。人が見ていれば見ているほど。桃ちゃんに見られてたりすると、すごく嬉しい。頭がすって軽くなるの」
 判る?
 にっこり笑って、りおな。
 私の髪の毛を掴んで、ひねり上げた。
 激痛。
「ああああああ! 」
「判らないわよね、桜花には。残忍、残虐、冷血動物の桜花には」
 反射的に右手が動いた。狙うのはりおなの腹だ。けれど拳は二段ベッドの柱を強く打つに留まった。ビン……、という反響。ねらいが外れた理由。それは私の顔にめり込んだりおなの右膝だった。
「忘れてないよね? 」
 サンドイッチ、何食べる? 私はハムとチーズ。昼に笑いながら言った時みたいな口調で、りおなは言った。
「私も剣待生なんだよ? 」
 左膝が見えた。
 殴られて歪んだ顔を元に戻すかのように、今度は左の頬に膝が入った。星が散った。鼻血が出た。
「不条理の恐怖って、あると思うの。なんでこんなことが起きるんだろうって。
 でも、不条理って、シュールよね。
 唐突で、印象がくっきりしていて。
 でもその理由とか原因とかって、必ずどこかにあるの」
 判る? ともう一度尋ねられたときには、もう何発か頬を張られた後だった。顔が熱い。
「でも……わたしは……りおなをなぐりたかった、わけじゃない……」
「そうよね? 桜花は、周りに、りおなは桜花のだって、見せたかっただけだもんね? 」
 わき腹のちょうどいい部分に、りおなの膝が入った。
 げえええっ!
 たまらず私はうつぶせる。その瞬間、りおなは私の両腕を取って、器用にひねった。肘への圧迫感。前のめりになった上半身は、りおなの片膝に乗せられている。もう片方の膝は、私の顔の前だ。こつん、こつんと鼻の辺りを小突かれる。
 痛くは無かった。
 怖いだけだった。
「桜花は、本当に、私が欲しいだけだったんだよね? 刃友とかじゃなくて、直接的に」
354『血束』《7》:2005/06/22(水) 19:13:12 ID:kk33ko4b
「ああ……」
 少し強く、膝が顔にあたる。鼻にあたらなかったのは、ねらいが反れたからなのか、わざと反らしたからなのかわからない。けれど当たらないで、ほっとしたのは確かだった。
「ちゃんと答えてね? 桜花」
「は、い……」
「桜花は、私が、欲しかったんだよね? 」
「はい」
「もっとはっきり言って」
「はいはいはいはい、ハイ! 」
 今度は腕がねじり上げられる痛みに、私は屈服してハイ、と連呼する。
 そうしながら私は、りおなのこの体術は星奪りに使えるな、と思っている。
 何より膝が的確だ。されるたびに、脳みそがリセットされるような火花が飛ぶ。
 ハイ、の連呼は、りおなの膝がストップさせた。
「桜花は、かわいいわ」
「え――? 」
「桃ちゃんもまっすぐだけど、桜花もまっすぐなのよね。ただ桃ちゃんは真正面からでなければ進めないのに対して、桜花はどんな手段でも使う。そこが違うだけ」
 涙が。
 鼻を殴られたせいか、りおなのこの一連の告白のせいかはよく判らない。けれど涙が止まらないのは事実だ。――ねえ、桜花。と、りおなの声。初めて聞く、甘い甘いりおなの声。
「さっき、私がしたみたいに、私を痛くして? 」
「え、え――? 」
「膝で蹴ってぇ、ひっぱたいて、血、流させてぇ……。おうかぁ、ひどいこと、してぇ? 」
 熱い声、熱い息が、私の耳元でする。耳の裏に熱い感触がした。同時に荒い息遣いも。
 ぞろり。
 舌が舐めて、私はびくんってしてしまう。
「ほら、おうか。抵抗して? 桜花なら、すぐ振りほどけるよ――。振りほどいて、殴って。蹴って? バカ呼ばわりしながら、いっぱいいっぱい」
 腕を押さえ込んでいた力がゆるむ。確かにこれなら、振りほどけるだろう。立ち上がって反撃に移る体力だってある。派手な音を立てて、鼻血も出ているけれど、少しの致命傷も負っていないのだ。
「恥ずかしいこと、しろっていっても、いいのよ? 犬みたいに、足を舐めろとか、アソコ舐めろとか命令しても。私の乳首噛んでもいいの。キスマークだって沢山つけていいの。ナイフで刺してもいいよ……」
「…き……い」
「なあに? 桜花? 」
「……ぇきぁいよ……りお…な」
355『血束』《8》:2005/06/22(水) 19:13:48 ID:kk33ko4b
「聞こえないよ? どうしたの? 桜花? 」
 軽く私の耳を噛みながら、りおなが問う。獣の息遣いが聞こえる。
「で…ない! で…きないよ! そんなっ!! 」
 りおなに、してもいい、という一連を並べ立てられるほど、私の身体から力が抜けていく。そんなこと、りおなにしたくなかった。優しいりおな。優しいりおな。そんなことさせるくらいなら――。
「そう」
 りおなは一言だけ言って、無駄のない膝を私の鼻に見舞った。
 鼻骨は折れなかった。
 けれど景気よく鼻血が出た。
「だったら、おしおきね」
 両手に軽く力が加えられる。私は声を上げる。
「痛い! 痛い! りおな! 」
「腕はそんなにきつく決めてないわよ? 」
「髪の毛ぇ……髪の毛からんでるのぉ。引っ張られて、頭、い、いたい」
「あらそう」
 こともなげに言うと、りおなは私のスカートを捲り上げた。うつぶせている私の尻が外気に触れるのを感じた。
「……っ!! 」
 抵抗は膝にリセットされる。
「ふごぉっ!!? 」
「ごめんね、歯に入っちゃった? 」
 でも、折れてないよね。
 そう言いながら、りおなは私のショーツに手をかける。じりじりとおしりが剥き出しにされる感触。けれど微かな抵抗も、きっと膝に止められるだろう。
 怖い。
 怖い。
 腰がカタカタ震える。なんだかへんなかんじ。
「ハ――――――」
 何かに息を吹きかけている音がする。なににだろう? 判っているくせに、脳の働きが鈍い。
「悪い子!! 」
 予想された場所に、予想された刺激が来て、私の喉が詰まった。
「悪い子!! 」
 予想された場所に、予想された刺激。それでもそれは、激しくきつい。
 お尻叩き。
 自分の尻の肉が、表面だけ、ふるる、ふるる、と揺れるのが感じられた。鍛えているはずだけれど、やはり臀部は柔らかく出来ているらしい。
356『血束』《9》:2005/06/22(水) 19:14:27 ID:kk33ko4b
「悪い子ね。桜花は――」
「ん! ん! っんんn……っ!! 」
 容赦なく、躊躇ない連打。乱打。時には軽く、時には重く。
 ぴしん、ぴしん、ぴしん、ぴしん。
 痛い。
 髪がつれて、痛い。
「いたい、いたい、いったいぃ! 」
「悪い子! 悪い子! 」
「…めんなさあい! お、め……んあさあい……っ!! 」
 自然に、言葉が出た。人を従わせるのには、単純な暴力が一番効果がある。私も例外ではなかったということだ。謝り始めた私に、りおなは手を止める。そしてさっき自分の叩いたところを、優しく優しく撫でた。おしりがひりひりする。
「めんさあい、ご、ごめん…さぁい……」
「何が、ごめんなさいなの? おうかちゃん? 」
「りおなのほっぺ、ぺちぺちできなくて、ぉめんあさい」
「ちゃんと、言いなさい! 」
「ごめんなさい! ごめんなさい!! だから叩かないでください!! 」
 本当は、絡まってひきつる髪の方をどうにかして欲しかった。一撃一撃がくるたびに、髪がひきつれて、痛いのだ。
「おねがいします、たたかないで、りおな」
「自分が悪い子って判った? 」
「うん、うん、おうか悪い子。だから、ね? ねぇ? 」
「悪い子にはおしおきが必要よね? 」
「え? だ、だって、だって」
「口答えなんかして! 悪い子!! 」
 ピシリ!
 また鋭い一撃。
「ひあ! 」
 私は声を上げる。偶然かどうかはわからないけれど、その瞬間、ひきつれていた髪が、自由になった、痛いのはお尻だけ。
 じんじんするのは、殴りそこなった右拳と、ほほとはな。
 あとはアソコ。
「ありがと……」
「何のこと? 」
「りおな、かみ……ひきつれ……」
357『血束』《10》:2005/06/22(水) 19:15:06 ID:kk33ko4b
「なんのこと? 」
 ぶたれすぎて、ぼうっとしてきた頭。もつれる口。
 ぴたり、と手が止まって、ひりひりするおしりをなでる。りおなのて。やさしいりおなのて。
「ああ、桜花、気持ちよくなっちゃった、お礼をいいたかったのね? 」
「え? ち、ちが」
「だってほら、ここ」
 りおながやさしくいって、なでる。
 じんじんしてるのは、あそこ。
 ふふふ。
 りおなの手、あったかい。
「ここがこんなになってるでしょ? 」
「いやあ」
 わたしの、おんなのこのところが、濡れている。こしでひっかかってるショーツのすきまから、りおながさしいれた、やさしい手。
「ほら、桜花。ここはなんていうの? 」
「……いやあ」
「なんていうの? 」
 だめ、ゆび、いれないで。それ、いたい。
「桜花――」
「……ねぇ」
「なに? 」
「お、さ、ねぇ。おさね」
 よだれがたれている。
 いたみの刺激がなくなってくると、しだいにはっきりしてくる、わたしの頭。鼻血が止まっている。上唇が、貼りついた鼻血でごわごわしている。屈辱的で、頭がちりちりして、でもなぜか嬉しくて。
「そこぉ、び、んかんだから」
「そう」
 ぐりん、と何かがひねられた感触。私の身体、跳ねた。
「でもスムースに入っちゃったよ? 」
「ひ! たい!! ひたい、ひたい、hぃたぁいh……」
 ひたひけど、いい。
 刺しこまれた一本の指が、ゆっくりとゆっくりと出し入れされる。私の頭はだいぶ考えられるようになってきている。
 何もかも逆転してしまったような、すがすがしい感じ。なんだろう、これ?
358『血束』《11》:2005/06/22(水) 19:15:48 ID:kk33ko4b
 そうだ。今私のおさねの中に、りおなの指が入っているのだ。それはぐちゅぐちゅ動いて、私の腰がその間に、びりびりびりびり動いているのだ。
「ふふふ。おうかが、そんなに感じすぎるから、私乳首すごく固くなっちゃってる」
「ち、ちぁうもん! おうか、きもちようなんか、なっていないもん!! ひたいたけだもん!! 」
 ほら、私、ちゃんと言えてる。ちゃんと泣いてしゃべってることが、判ってる。
「おうかのうそつき。またおしりぺんぺんしちゃうよ? 」
「なめ! あめえ!! もうたたかないで!! ぶっちゃいやだよ!! りおな! おねがい!! 」
 ほら。
 許しを乞う私に、りおなが言ってる言葉がきちんと判る。それじゃあ、どんな状態になってるのか、普通にいってごらんって、そういってるのが判る。だから私は答えられる。
 私のおさねがどろどろに濡れていて、そこをりおなにかき混ぜられていること。
 私の乳首もしこりきって、いじって欲しいこと。
 お尻を叩かれて、気持ちよくなって、もっともっとして欲しいこと。
 そしたら、言う言葉を私は判っている。
「こしぃ! 腰、びりびりぃ、してるの。もっとびりびりほしいの。して、してりおな。もっとひどいことして」
「ほら、桜花――」
 私の目の前に、手のひらが差し出された。
「もう、今日はこれでおしまい。桜花のお尻叩きすぎて、手が腫れちゃった」
 舐めて、と差し出された指に、私はむしゃぶりつく。きれいにしたら、きっとりおなはまた続きをしてくれるはずだ。その証拠に、私が指を舐めるたびに、りおなはその肉付きのいい身体をひくひく震わせている。
 優しいりおな。
 その顔が泣き出しそうだ。今までそんな顔は見たことがない。いや、いちどだけあるわ、りおな。りおなが、吉備桃香に、刃友になれないっていったとき。でも、あの時よりりおなはいいんだよね?
 気持ちいい声が出てるものね?
「だめよ……桜花。私だって我慢してるの」
 りおなが私の耳元に、顔を近づけて囁く。
「私だって、おまんこたいへんなのに、がまんしてるのよ? 」
 とたん、私のクリトリスに、鋭い刺激が走る。
 りおながつねったのだ。
「あああああ! あ! ああっあ!! あ! あ! 」
 あたまがキーンとして、思わず声を上げていた。直接的な刺激が原因ではない。
 りおなにおまんこといわれて、そうなってしまったのだった。

 そして、私は虚脱している。りおなの入れてくれたココアを飲んでいる。
 恥ずかしさとか、屈辱感とか、嬉しさとか。さっき感じた感情の断片だけが、私の心の中でちかちかしている。
 りおなは私を見ている。大きな瞳。優しげなまなざし。
359『血束』《12》:2005/06/22(水) 19:16:24 ID:kk33ko4b
 私は常に彼女を側に置きたかった。一緒に居たかった。
 今さっきのは、そのための儀式だったに違いないのだ。
 彼女なら私の求めて求めきれないものを与えてくれる。
 事実りおなは与えてくれた。隠れた私のもう一つの姿。

 ……いつまでも説明じみたことを考えるのは止めよう。この混乱した頭を少し落ち着けよう。いや、混乱しているから説明じみるのか。とにかく私は、何もかも手に入れて、何もかも失った。
「桜花、かわいいよ」
 私の隣に腰掛けて、彼女は私の腰をさする。尻が熱い。座っているところから、じんじん響いてくる。唇が、優しく私の唇にかぶさった。
「なんだ――? 」
「ふふ。飴と、鞭」
 ココアと鞭ね――、と戯れたら、照れながらりおなが、なんでやねん、と言った。キスは入れたてのココアみたいに熱かった。私はりおなの舌を啜る。甘い、熱い、濃い口付け。
 りおなは、私の口の周りに細かくついた血を舐める。くすぐったい、熱い。りおなの舌、途中まで啜って、私は泣き出した。
 りおな。
 宝田りおな。
 大好き。好き。ずっと一緒にいたい。
 一緒に星を奪って、おしゃべりして、手をつないで、お昼には、一緒にサンドイッチを齧って――。
 何もかも壊れていきそうな世界を取り戻すためには、単純な願望の羅列が必要だ。
 あなたはりおな。
 タカラダリオナ。
 わたしのなまえは――。
 小刻みに身体、震える。嗚咽が漏れる。それがどこから来てるのかなんて、私にはわからない。嬉しいのか悔しいのかわからない。そっと唇が離れた。びくっとした。もう触れてもらえないかと思って。
 それなのにとても優しい手のひら。
 まだ熱を持つ私の頬を撫でて。
「指輪が二つあったら、私が桃ちゃんと楔束しなおすと思ったのね? 」
 とてもとても優しい、れおなの声。
「心配することなんて、なかったのに」
 私の刃友は桜花だけなんだから。
 おしり、熱い。
 痛くて、甘い。
「だから、みんなのまえで、がまんしないでひっぱたいてね?」
 宝田りおなはそう言って、私の涙を啜った。それが嬉しくなって、やっぱり私は啜り泣いている。
360『血束』《13》:2005/06/22(水) 19:16:39 ID:kk33ko4b
「り、おな」
「なに? 」
「するから、するから、私のことも、たくさん」
 たくさん痛くしてね?
 ああ。私は。
 わたしはもう。
 もう。
 気が狂いそうだ。
 それを聞いて。

 蕩けそうな笑顔を見せる刃友を見て。

 私は彼女を愛してしまった。
 私だってきっと、彼女の求めて求めきれないものを与えられると思えたからだった。
 だから堕ちていく。
 私は彼女の相方になる。
 彼女と一緒に星を奪り、彼女と一緒に昼ご飯を食べ、彼女の言葉にも従う。
 私は躾てもらう、叩いてもらう、恥ずかしくて恥ずかしくてたまらないくらい、犯してもらう。彼女にもする。二人きりになって、二人きりのとき。
 そしてお尻を叩かれて、甘い声を上げる私を。
 りおなは優しく。
「桜花」
 と呼んでくれる。
                     (了
361名無しさん@秘密の花園:2005/06/22(水) 19:48:08 ID:wRIDug9a
「桜花、芸人は表情も大事なのよ」
「ああ、そう」
「ツッコミ入れるときは、もっと、こう、怒った顔で」
「……あんたはヘラヘラしてりゃいいんだから、楽なもんよね」
「あ、今みたいな感じでお願い」
「今のは普段の表情のつもりなんだけど?」
「ちょっと、桜花、そこまで表情作っちゃうと、お客さんが引いちゃうってば」
「てめーは見開きでぶっ殺す」
362名無しさん@秘密の花園:2005/06/22(水) 20:06:34 ID:HzckbfPw
DV!DV!
363名無しさん@秘密の花園:2005/06/22(水) 21:26:00 ID:zq+oy5Wm
すげー
364名無しさん@秘密の花園:2005/06/22(水) 23:05:08 ID:sg4xDomj
すんげー
365名無しさん@秘密の花園:2005/06/23(木) 00:57:43 ID:4HL6q5UJ
これこそ俺の求める輝きだわ
366名無しさん@秘密の花園:2005/06/23(木) 02:21:22 ID:7m0MQWXo
いや、マジですげぇ
職人さん、GJ。お疲れ様でした
367名無しさん@秘密の花園:2005/06/23(木) 10:42:11 ID:4HL6q5UJ
一箇所だけりおながれおなになってるw
368名無しさん@秘密の花園:2005/06/23(木) 13:53:19 ID:q+TykQa7
すっげー!


としか、住人達が言えないほど、すげw
369名無しさん@秘密の花園:2005/06/24(金) 00:06:48 ID:94uCpbOx
キタワァ.*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
370名無しさん@秘密の花園:2005/06/25(土) 00:47:10 ID:6BusIpYX
いや、ほんっとすっげー!!
371名無しさん@秘密の花園:2005/06/25(土) 01:18:52 ID:1Tm7pyjV
「エロ好きのレズ百合住人が、すげーとしか言えないでやがる」
「当然だ。彼らとて獅子が兎を狩るところを見にきているわけではない」


すっげー!
372『貴き水を求むるは蛟』《1》:2005/06/25(土) 11:40:57 ID:EdQtM3JC
 心の鏡には、映る真実と映らない真実がある。
 この世で一番強いのは誰?
 そんなあいまいな質問に、鏡は答えてくれない。はやてちゃんも強いし、その刃友の綾那さんだって強い。会長を初めとした、白装束の方々だってとてもとても強い。この学園だけでそんなにたくさん強い人がいるのに、この世でなんて言われてもわからない。
 でも、この質問なら間違いない。

 この世で一番かっこいいのは誰?

 浅倉 みずち

 この世で一番美しいのは誰?

 浅倉 みずち

 浅倉みずちは貴水蒼の千倍も万倍もかっこいい。億倍も兆倍も美しい。
 そんなことを考えていたらみずちさんから、何考えてるの? と尋ねられた。
「あ、な、なんでもありません!! 」
「そうなの? 」
 わたしは顔を赤らめて黙り込んでしまう。そんなわたしを見て、みずちさんはフン、と鼻白んだ。
「きちんと言ってくれないと、判らないわよ」
 私鈍感だから。そんなことをいうので、思わず。み、みずちさんの口元のほくろ、とってもセクシーだと思ったんです!! と言ってしまった。
「蒼――私は確かに無道綾那の刃友に近づくように頼んだけど」
 ひんやりした口調でみずちさんは言う。
「もしかしてバカがうつったんじゃない? 黒鉄はやての」
「そ、そんなことないです!! バカはうつらないです!! 」
「……気づいているかどうかわからないけれど、あなたのその言葉も結構ひどいわよね」
373『貴き水を求むるは蛟』《2》:2005/06/25(土) 11:41:26 ID:EdQtM3JC
 そういいながら、私達は一緒に天地学園に戻っている。
 駅で切符を買って、二人で乗った。もう大分遅い時間だ。酔っ払いの人がたくさんいる。仕事帰りのサラリーマンもいる。同い年くらいの子供も乗ってるけれど、なんだか雰囲気が違う。もっと直接的で、無意味に暴力的。
 思わずみずちさんの手を、ぎゅっと握ってしまうと。
「大丈夫だから」
 とあきれたようにわたしの刃友が言った。
「そもそも、あなたがこの辺のチンピラ相手に負けるわけないでしょ」
「でも、男の人だったら体格差もあるし、やっぱり怖いです」
「そうね。私だって怖いわね――」
 意外にもすんなり認めて、みずちさんは言った。握った手、振り払われるかと思ったけれど、握ったままだった。
 ガタタン、ゴトトン。
 電車の揺れる音。

 わたしの父親の借金。
 みずちさんが肩代わりしてくれて、今日はその挨拶に伺った。
 父さんにはまだ話していない。けれどきっと、話したら大喜びでとびついてくるだろう。あの人はちょっと芯のない人だから。
「みずち。言っておくけれど。私は自分の娘だからって甘い顔はしないからね」
 みずちさんのお母様が、言うと、みずちさんは、当然でしょ、と言ってのけた。
「母さんの仕事は金貸し。だったらそうして当然よ。沈めてもらっても、結構」
 沈める!?
 言葉の意味がわからないけれど、大体想像はつく。火曜サスペンスなんかであった。ヤクザなんかが、殺した人をドラム缶にコンクリート詰にして、海に沈めるって言う――。
 沈めるって、もしかして、東京湾にですか!?
374『貴き水を求むるは蛟』《3》:2005/06/25(土) 11:42:10 ID:EdQtM3JC
 借金返せなきゃ、みずちさん殺されちゃうんですか?!
 顔が蒼ざめる私を置き去りにして、親子の会話が進む。
「……何もあなたが沈まなくても、そこの子を沈めればいいじゃないの。成長したら結構――」
「私が返せない金を借りると思っているの? 」
「今回は計画が失敗したじゃないさ」
「あれは母さんが余計な色気を出したからだわ」
 二人のひんやりした雰囲気に、思わずわたしは声を上げる。
「あ、あの! わたし、わたしみずちさんのためなら、命の一つや二つ……。こ、殺されても構わないですから!! 」
「蒼――。そんな大きな声出さないで」
 舌打ちしそうな顔をして、みずちさんが言う。
「ここをどこだと思っているの? 」
 周りを見回す。それとなくではあるけれど、他のテーブルを給仕しているウェイターの意識が、こちらに向けられているのを感じる。品のいいレストランの空気が、かすかに乱されている。
 そうだ。この商談をするのに、事務所が散らかっているので、レストランで話をすることになっていたのだ。有名なフレンチ。舌を噛みそうな名前の店。
 気まずい空気。
 それからしばらく、三人とも一言も喋らなかった。
 メイン、チーズプレート、デザート、コーヒーと、運ばれてくるテンポが少し早くなった。やんわりとご滞在を拒否されているみたいな、完璧な給仕。

 みずちさんのお母様、きれいな方でしたね。
 ふん――、心の中はどろどろよ。
 レストランでの自分の失敗を思い出して、それを忘れようと出した話題は、あの時みたいに場違いだったみたいだ。
 どうしよう。言葉に詰まる。
 みずちさんは夜に輝くネオンをみている。ガタンゴトン。動く車窓の外で移り行く世界をみている。
「――とはいえ、私も同じよね」
「え? 」
「ねちっこくて、暗くて、陰険って言うのかしら。母とよく似てるわ」
 きっと、違いますなんて否定して欲しくないんだ、みずちさんは。
 先日みずちさんは、自分の想いに区切りをつけた。無道綾那と刃友になりたい。その想いをようやく諦めたのだ。様々な手段を用いて、立ち合って、そして負けて――。
――自分が刃友に選ばれなかった理由をしりたかっただけ――
 みずちさんはそう言っていた。でもそのためにみずちさんは三年間の時間を費やしてきたのだ。
 あの無道さんと立ち合うまでの周到な準備を見て、目的のためには手段を選ばない人だと思っていたけれど、それはきっと違う。ネチネチといたぶってやる、と言っていたみずちさんの心はきっと別のところにあるのだ。多分、みずちさんは――。
 ガタン。
 電車が止まって、座っていた人たちが立ち上がった。正面の人も、隣に座っていた人も。もちろんみずちさんも。
375『貴き水を求むるは蛟』《4》:2005/06/25(土) 11:42:56 ID:EdQtM3JC
「行くわよ。蒼」
「あ、は、はい! 」
 あわてて降りて、その後をついていく。みずちさんのきれいなボディライン。きゅっと身体に吸い付いた白いスーツ。大人っぽい装いがキマっている。
 それに比べて、わたしはかわいいフリルのついている黒のスカート。お人形さんみたいだね、とお母様に笑われてしまうような、子供っぽいデザイン。みずちさんからは。
「まるでコスプレね」
 といわれてしまったくらい。
 あーあ。
 届かないなあ。みずちさんに――。
 それから私たちは改札を抜けて、夜の街に出る。すっぱい匂い。人の臭いと、アルコールのすえた臭い。街のにおい、ときおりラーメンのにおい、なぜか果物のにおい。
 女の人の裸のポスターとかネオンとかがきらめく通りを通リ抜けると、少し暗がりになってくる。人の通りが少なくなったかわりに、特徴的な建物が多くなる。だからわたしはみずちさんに尋ねる。
「あの、みずちさん。ここはどこですか? 」
「ホテル街」
「へ? 」
「もうずいぶんな時間だし、今日は泊まってくわよ」
「で、でも、だって、りょ、寮に帰らないと!! 」
「これ」
 わたしの目の前に、魔法のように出されたのは、宿泊願い。しかも二枚の。
「あなたの分もとってあるから大丈夫」
「あ、わうぇあわ……! 」
「――というか。だいたい、学園に帰る方向なら、まったく逆じゃないの。改札だって通ってるし……」
「の、乗り換えかと思ってたんです!! 」
「乗り換えに改札降りる必要はないわ」
 焦ってわたしはわたわたしてしまう。そんなわたしを見ながら、みずちさんは。
「いいわよ。それなら帰っても――。その代わり、私は泊まってくから、一人で。蒼は一人で帰るのよ――あの危険な街中を通ってね――」
「――え? 」
376『貴き水を求むるは蛟』《5》:2005/06/25(土) 11:43:51 ID:EdQtM3JC
「あなたに何があっても、わたしは知らないわ。あなたこの辺の地理にも疎そうだけど、がんばって帰るのね」
「い、一緒に泊まります!! 」
「初めからそう言えばいいのよ」
「で、でもここはラブホテ」
「来るの? 来ないの? 」
 みずちさんはそう言って、さっさと中に入っていってしまう。

みずちさん、わかっていますか?
――その時彼女の声は、少しほっとしたみたいな声だったのを。わたしがついてくるのを、期待していた音だったのを。

 みずちさん知っていますか?
 ――わたしが泊まっていくと言ったのは、一人で帰るのが怖かったからじゃなくて。もちろん、帰り道が分からないからでもなくて。

帰ってもいいといったみずちさんの声が少し掠れてたのに気づいていたから。

 みずちさん。
 わたし、この前の戦いで教えられたんですよ――?
 自分の手に握ってるのは、戦うための剣だけじゃないんです。刀と。みずちさん。あなたの手――。

「でででででもやっぱり! 心の準備が欲しかったです!! みずちさぁぁぁぁんっ!! 」
「蒼――。大きな声ださないで」
 みずちさんが戻ってきて言う。
「ここをどこだと思っているの? 」
 わたしは急いでみずちさんの側まで近づく。でも少し緊張のし過ぎで、足元がかくかくして、だからみずちさんの服のすそを握ってしまう。白くて仕立てのいい生地に、顔を埋めてしまう。
 みずちさんの汗の、濃いにおいがする。
 さっき見たとき、ホテルのネオンに照らされた、みずちさんの頬が赤かった。
 わたしの頬は、熱い。
 
 『とうときみずをもとむるはみずち』(了                    (明後日 後編

377名無しさん@秘密の花園:2005/06/25(土) 13:16:29 ID:9uKlKQtB
(・∀・)イイ!!
378名無しさん@秘密の花園:2005/06/25(土) 14:10:42 ID:xt3MPjj2
グッジョブ死━━(゚∀゚)b━(゚∀)━( ゚)━( )━せしめる━( )━(゚ )━(∀゚ )━q(゚∀゚)━おつもりか━━!?!?!?
379名無しさん@秘密の花園:2005/06/25(土) 19:39:56 ID:5ouqfAFm
美少女で剣士でS。しかもロリを喰う
みずちさんマジ勇者

美味しゅうございました。
380名無しさん@秘密の花園:2005/06/25(土) 20:10:06 ID:i3rRmC/5
早まるな。明後日って書いてあるぞ。
それにしても面白いですなあ。(;´Д‘)ハァハァ
381名無しさん@秘密の花園:2005/06/25(土) 23:41:38 ID:94Fah39u
>>371
萌えがない
日本で見つけたというこのSSにではなく
読み手の君にだ
これでは哭けない
382名無しさん@秘密の花園:2005/06/26(日) 17:10:47 ID:l8fRhdbY
>372-376
重ねてグッジョブ(・∀・)b! 後編にも期待。

>「そ、そんなことないです!! バカはうつらないです!! 」

すごワロタw 
 みずちさんはたった一人で、二人の相手をしていた。
 逃げるわたしを追ってきた敵と。
 第一の鐘が鳴り、襲われてわたしは無様に逃げる。わたしを追おうとする二人を、みずちさんは一人で、止めた。
「蒼! 早く逃げなさい!! 」
「分かりましたっ!! 」
 木々に阻まれた天地の庭。わたしの姿はすぐに見えなくなる。第二の鐘が、鳴った。
「あんた、浅倉じゃないの」
 敵はみずちさんのことを知っている人らしい。そして中々の仕合巧者だ。みずちさんに声をかけることで、今までわたしを追ってきた呼吸を整えようとしているのだ。
「何でまだ、あんな弱っちい奴と組んでるのさ。あんたの心情は、力だったんじゃないの? 」
 敵の挑発に、みずちさんは笑いで返す。あら、あなた達二人で私を倒すことが出来るのかしら? と。
「蒼が弱い――? そう、その通り。あの子は私の足を引っ張ってばかり。でもそんなの関係ないわ。私が地の星を落とし、天のあなたをぼこぼこにしておけば、蒼だって安心して星が奪れるでしょうよ」
「やってみろ! 浅倉ぁぁぁぁぁぁっ!! 」
 逆上して襲い掛かる二人に対して、みずちさんは地の利を生かしつつ戦う。わたしは震えだしそうな身体を抑えて、じっと息を殺している。見つかってしまっては、何もかも水の泡なのだ。
 こうやってみずちさんが二人を相手に戦う。姑息かもしれないけれど、それが私たちの作戦なのだから。

 ゴ―――――――――――――ン。

 鐘が鳴る。
 第三の鐘。
 なおも打ち合う三人。
 更に四分ほど過ぎて、均衡が崩れた。
「……くっ! 」
 敵の天の刀が、宙を舞って後ろに落ちる。みずちさんの剣は、体当たりの剣だ。無道綾那用に練られた剣ではない、みずちさん自身の剣。
 すかさず襲い掛かるみずちさんに、敵の天が素早いバックステップで離れた。刀を取りに向かったのだ。しまった! みずちさんが叫ぶ。
 体勢が崩れる。
 両者のバランスも、崩れた。
「貰ったぁぁぁぁぁっ!! 」
 敵の地が、刀をなぐ。
 無防備なみずちさんのわき腹。

 ビビ―――――――――――ッ!!

 みずちさんの、星、落ちた。

                         *


 ホテルの中には、思ったよりもすんなり入ることが出来た。
 わたしはみずちさんにぴったりとよりそって、廊下を渡り、エレベーターに乗り、また廊下を渡って部屋まで来た。みずちさんの手には、四角い透明な棒。先っぽに鍵がついてる。
 部屋に入った途端私は、ふらふらとベッドまで歩いていって、くたくたと座り込んだ。
 どこからか、みずちさんのくすくす笑いが聞こえる。
「思ったよりきれいなところね」
「そうですね」
「緊張してるの? 」
「そうですね」
「シャワーでも浴びる? 
「そうですね」
「それともお風呂? 」
「そうですね」
「あなた先に入る? 」
「そうですね」
「それとも私? 」
「そうですね」
「……あなたの名前、あおって読むのだったかしら」
「そうですね」
「960年、趙匡胤こと太祖が建国した中国の王朝の名前は? 」
「そうですね」
「あなたさっきから、そうですねしかいわないわね」
「そうですね」
 全くもう、と言ってみずちさんがわたしの隣に座った。ベッドのスプリングが、ギイ、と音を立てて、わたしはようやく元の世界に帰ってくる。
「は! ふぁぅぅ、みずちさん」
「……何て声出してるの、あなた」
 苦笑してみずちさんがネクタイを外す。やっぱりこんなの窮屈よね、とかいいながら。
 はいはい、窮屈です、窮屈ですとも!! と同意しようとしたら、臙脂のネクタイはもう筋になってするりと零れ落ち、第二ボタンまで外されていた襟元が大きく開いていた。
 うわ―――!
 み、みずちさんの鎖骨!!
 制服のときも鎖骨はさらされるようにデザインされているのに、それを見るとぞくぞくする。公の鎖骨と、私的な鎖骨は違う。そのまま陰で形づくられている胸元の盛りあがり。
「どこ見てるの」
「は、はいいっ!! す、すみません! 」
 汗がぽたぽたぽたっと首筋を流れた。そんなわたしをしばらく見てから、みずちさんの身体がゆっくり倒れていく。あああああああ、という気の抜けた声。声の方向を見ると、みずちさんはすっかり横になっている。
「す、スーツしわになっちゃいますよ!! 」
「――疲れたわ」
「え? 」
「起きて、後でハンガーにかけるから、今はちょっとこのままにさせて」
 身体の向きを変えて、わたしはみずちさんを見つめる。華奢な身体に見えるのは、首筋と、その綺麗な髪のせいだ。彼女の肩は、本当は分厚い。だからスーツがきっちりと着こなせるのだ。薄い肩ではここまでキまらない。
「みずちさんでも疲れますか」
「当たり前よ」
「か、肩でも揉みましょうか!! 」
「ありがとう。後でね」
 すみません、わたしのために。そんな言葉が喉まで出掛かって、堪えた。
「蒼――」
「はい? 」
「沈めるって言うのはね、泡の中に沈めるってことなのよ」
「な、何か楽しそうですね」
 まさか今になって、レストランの話題が振られると思ってなかったから、少し緊張してしまう。恥ずかしさに一瞬硬直する身体。でも泡の中か――。
 ぷかぷかぷくぷく。昔の外国の映画なんかであった気がする、バブルバスの風景が浮かんで、ちょっと嬉しくなった。そんなわたしの反応にまた苦笑して、みずちさんはあっさりと現実を伝える。
「ソープランドに売り飛ばすってことよ」
「へ? 」
「知らないの? ソープランドって言うのはね――」
「そ、それくらい知ってます! 」

 わたしも、百合板の住人も。
住人って――、あんまりメタな話題は出さないでね。
はい、すみません。

「で、でもいったいどこでそんな言葉おぼえたんですか?! 」
「逃亡生活中よ」
みずちさんはこともなげに口にして目を閉じた。長いまつげ、目元に残る陰。
「あの人は、上昇志向の強い人だから。かなり無理もしたの」
「あの人? 」
「うちの母。今でこそ立派に会社なんかやってるけれど、始めは結構危ない橋を渡ったわ。それで狙われたのよ」

――追って来たのは男の人たちだったわ。
 彼らは始め、家に押しかけてきた。
 私は、母が物にされるところを、見た――。 
 
 私の喉の奥が、締め付けられるような感触がした。
 その示すところが、どういう意味を持つのか、分かった気がするからだ。

 ――男たちは一端帰っていった。まずは脅し、そんなつもりだったのかもしれない。
 攫われなくてよかったわ。母は弱っていただろうに、すぐに行動に出た。それから状態が落ち着くまで、逃げて、逃げて、逃げたわ――

 みずちさんが語るのは、ありていの事実。だからたんたんと話は続く。
 私は、息を呑んで聞いている。
 ――もちろん男たちは追って来た。全てが落ち着くまで半年近く。
 だから確かに、今でも男の人は怖いわね。
 ラブホテルは、その逃走経路の一つだったの。
 だからどこのラブホテルも、入るととても懐かしい気持ちになるわ――。

 みずちさんの告白を聞いて、涙が出るかと思ったけれど、涙は出なかった。みずちさんが腕をどけてわたしを見る。みずちさんの目にも、涙は無かった。
「その時知ったわ――。生き残るためには、強くなきゃいけないって」
「でも! それじゃあ、何でわたしを助けてくれたんですか!? 」
 わたしは思わず声を上げる。
「私はね、蒼――」
みずちさんは、質問の答えとは、一見まるで違うことのようなことを、さらりと言った。
「自分で決めたことを、後悔するような人間にはなりたくなかったわ。だから私は、あなたのためにお金を借りたのを、後悔なんかしてないのよ」
 それは、だからわたしのことを刃友として、大事に思ってくれているという証だ。だから素直に嬉しいと思う反面、みずちさんの心の強さに驚く。
 強い――。
 みずちさんは強い。
 父さんとは大違いだ。過去の失敗を何時までも引きずって、先に進めない人。そして平気で売る。自分の娘を。
 でも、だからと言って、わたしはそれを理由に、嘆いたりしたくは無い。そうだ。ここに来ると言ったのは、わたし、決めたのはわたしなのだ。
 みずちさんは、後悔しないと言った。
 だからもちろん、わたしだってしない。
 わたしは何かが喉元までせりあがってくるのを感じる。何か、いつも感じていること、身体の、生活の中に染み付いてしまっている大切な教え。
 何だろう?
 どんな状態に置かれても、決して諦めない、そんな教え。
 それが出てきそうなのに、出てこない。そのもやもやを見取ったのか、みずちさんがわたしに問い掛けた。
「蒼、あなた、ここから先負けつづけるつもりなの? 」
「え? 」
「たかだか数百万の借金なんて、大した事ないわ。私達はいったい何処に通ってるの? 」
「て、天地学園です」
「そう。
 天地ひつぎの玩具の箱庭。けれど、求めれば与えられる世界。金も、名誉も。勝てば手に入る。何も問題はないわ。勝ち目があるから、受けたのよ。
 確かにこの前、私達は負けた。星も奪られた。だからと言って、これからは負けない。この前も、負けなかったでしょ? 」
みずちさんの言葉に、わたしは思い出す。無道、黒鉄ペアに負けた後の仕合を。


ビビ―――――――――――――――――ッ!!
「浅倉、貴水組! 地の星落ちましたっ!! 」
 がさっ、と茂みの中から顔を出して、ジャージジャッジの人が叫ぶ。その声をきっかけに、ふ、と気のゆるむ現場。
 ビビ―――――――――――――!
 みずちさんの敗北の証が、鳴り続けている。二人を相手に一歩もひかなかった剣士。けれどそれは、一瞬の隙を見せたために敗れた。
間抜けなブザーの音。
それだけに勝者には、祝福の楽にさえ聞こえるのだ。
「惨めね、浅倉」
「そう、惨めね」
 皮肉な笑いを浮かべる相手に、みずちさんは、微笑んで言う。
「あなたの刃友がね」

 そして今、初めて彼女は理解する。
 何もかもが仕組まれていたことに。
 彼女達が戦っていたのは、大きくて太い蛇の尾。
 大きく太く強く、けれどそれはただの蛇の尻尾。
「だめよぉっ! 逃げてぇぇぇぇぇぇぇっっっ!!! 」
 悲痛な叫び声。
 でもその忠告さえ、もはや術中。
 地の星が落ちたのに安心して、剣を拾った天が、不思議そうに刃友の方を向く。
 無防備にその顔を、刃友に向ける。
「ねえ、知ってた? 蛇ってね? 」
 騙された悔しさと絶望に混乱して、涙さえ流している地の星に、みずちさんは。
蛇の尾に刀を刺して得意がっていた愚かな勇者に、みずちさんは世間話みたいな穏やかさで話しているはずだ。ねえ、蛇は、頭を潰さないと死なないのよ? 
 木々の陰は暗い。
 風さえも鳴らない中、また鐘が鳴る。
「何? どうしたの? 地の星、落ちたんでしょ? 」
 彼女の声は、鐘の音に混じる。だから向こうまで聞こえないに違いない。わたしにはよく聞こえているのに。
 とてもよく聞こえているのに。

 ビビ――――――――――――――ッ!!!!!


 祝福のシンフォニー。
 鐘の音と、悲鳴との三重奏、奏でた。
 

 みずちさんが囮になってわざと星を取られ、気が抜けたところをわたしが奇襲をする。
 この作戦は図に当たり、対戦成績は白星ばかりだ。
「そりゃあ、勝ってますけれど」
 わたしは少し不服そうに言う。
「みずちさん、星奪われちゃうじゃないですか」
「いいのよ」
「確かにポイントは減りませんけれど、みずちさんの評価は下がりますよ」
「いいのよ」
 みずちさんは何でもないことみたいに言う。そんなこと、大した事ないわ。
「そうしたら、今度は私をねらってくるでしょ? まず私を潰して、それからゆっくりあなたを料理しようって。そうしたら、あなたがわざわざ撒き餌になって、敵を呼び寄せる必要はなくなるわ。
あなたは隠れて、敵の油断を見つけて、星を奪ればいいだけ。あなたの奇襲は抜群に上手いわ」
「でも……」
「いい? 私達の目的は、借金返済よ? だからお金さえ手に入ればいいの」
 状況まで、無道達のコピーになっちゃったわね、とみずちさんは笑う。わたしは、もちろん、笑えない。
「蒼――」
「はい」
「蒼は、私のために、汚れてくれるっていったわよね? 」
「はい」
「嬉しかった――」
「だから自分も汚れていいって、思ってるんですか? 」
「そうよ」
 何でもないことのように口にする。みずちさん、あなたは――。
 あなたは正直過ぎる人だ。

「みずちさん」
「何? 」
「スーツ、脱がせてあげます」
「ありがとう」
 わたしは寝そべっているみずちさんの側まで這っていって、その白いスーツの上着を取った。わたしの手に、無防備に腕を投げ出し、私の脱がせるままに、身体を預けてくる。
「みずちさん――」
「何? 」
「わたし、みずちさんを、汚させやしませんから」

 そして、はっきりと思い出す。
 さっき喉元まででかかった、「大事な教え」の全文を。

 天地の教えは唯一
 何時、如何なる場面に於いても退かぬこと
 只、前進すべし

 只、前進すべし 
だから、誓う。
わたしは誓う。
「みっともなく、逃げます。誘いますよ、罠にかけるために」
「蒼――」
「涙を流して、怯えます! 恐れおののいて、ひ、必要なら、おしっこも、漏らします!! 相手を油断させるためなら、なんだってします!! 」
「蒼――――」
「そしてみずちさんの手を煩わせることなく、消します。油断が髪の毛ほどもあれば十分です」
「――あなたの判断で、私の計画の流れを止めていいと思ってるの」
「思ってません!! でも、わたしだって、みずちさんくらいのことは出来ます! 二人相手に戦って、星を奪ってみせます!! だって――」

わたしはみずちさんの、刃友ですから――!

「蒼――」
 わたしが言い切ると、みずちさんはわたしの頭を撫でて、言った。
「私、あなたに懺悔しなくちゃいけないわ」
 思わずビクンと身が竦む。みずちさんが、懺悔、なんて重い言葉を使うから。わたしの心配そうな顔を見て、みずちさんは少し目をそらす。そして、ごめんなさい、と言った。
「結局、無道綾那に色々仕掛けたのは、あなたの実力を信用してなかったせいよね。あの姑息な作戦が、かえってあなたの持ち味を殺していたわ――。即行、速攻、速効があなたの剣。それなのにあんなにだらだらと仕合わせて」
「それは違います、みずちさん! 」
わたしは叫ぶ。
「この前の作戦だって、十分姑息です!! 」
「――言うわね、蒼」
「無道さんとの戦いは、みずちさんは、臆病だっただけです。でも、それはしょうがないと思います!! 」

 わたしはもう逃げない。
 心の準備は出来た。わたしはわたしの気持ちから、みずちさんの気持ちから、もう逃げない。
 みずちさんの、力になれないなんて、絶対に言わない。

 ――私が、臆病? 尋ねるみずちさんに。
 そうです、臆病でした。
「でもしょうがないんです。――す、好きな人の前では。
 守って欲しいと思う相手の前では、人は皆、臆病なんです!! 」
 好きな人に、拒絶されたくない。好きな人と同じ事をしたい。
 いきなりぶつかってなんかいけない。自分のこと覚えてもらいたい。そう思うのは、仕方のないことなんです。

 みずちさん、本当は寂しかったんでしょう?
 誰かに守って欲しかったんでしょう? 自分より、遥かに強い、誰かに。

 わたしの言葉に、みずちさんはにっこり笑って、わたしのほほに手をやった。そしてようやく、わたしは今みずちさんの上半身を、両手で抱きかかえていることに気づく。
「つまりあなたは、私が無道綾那を好きだった結果、彼女に関わりたくてあんなことをしたって思っているのね? 」
「――そういうことになります」
「じゃあ、もし私が無道に勝ってたら、私がどうしていたと思うの? 」
「そ、それは、多分、改めて刃友に――」
「いい、蒼? あなたのさっきの話から言ったら、私が自分に負けた相手に守ってもらいたいわけないでしょ? 」
 突然突きつけられたその問いに、わたしの頭からクエスチョンマークが飛ぶ。
「え、えーと、それってつまり――」
「確かに私には、そういう面がある、と思うわ。あなたの分析は、正しい。私は確かにあの人が好きなの。憧れてて、愛して欲しかった。守って、欲しかった。
でも、逆に聞くわよ、蒼。あなたが私に手を貸してくれたのは、私が命令したから? 」
「違います」
「じゃあ、どうして? 」
「そ、それは――」
 みずちさんを、助けたかったから。
 かっこいいみずちさん。美しいみずちさん。でもあなたは、とても悲しくて寂しい心を持っている。
 ――刃友になってくれませんか?
 そう言ったわたしに。
 ――期間限定でいいならね。
 と答えた、みずちさん。そんな期間限定のはずの刃友に、結局みずちさんは、無道さんとのことを全てさらしてくれた。
 結局、みずちさんは、優しいんだ。そして寂しがりやで、意地っ張りなんだ。
 そんなみずちさんを、私は守りたかった。
「私の刃友は、無道綾那でいて欲しかった」
 みずちさんは、やっぱり静かにわたしに話す。ひんやりした涼しさがある。でも、本当はその声はぬくもっている。
「けれど、今の刃友は、あなたでしょ?
 私のわがままにつきあってくれるあなた。私のことをいつも気にかけてくれるあなた。優しいあなた。でも、いつの間にかイニシアチブはあなたが握ってるのよ? この前だってそうじゃないの」
 くすくす笑うみずちさん。わたしの腕の中で。それからわたしの肩に、こつん、って頭をのせた。ね? もう守ってくれる人は、いるじゃないの。
 さらさらの髪から、とてもいいにおいがする。みずちさんのにおいがする。
「みずちさん」
「はい」
「気づいてますか? 」
「なにを? 」
「みずちさんが自分のお願いを隠して強がるとき、声が掠れるんですよ」
 裏切らないでいてくれるわよね、と言ったあの時も。
 一緒に、ラブホテルに入るかどうか尋ねたあの時も。
「――刃友に依存するような強さ、か――」
 みずちさんはそう言って、力を抜いた。ぐん、ってわたしの腕に、さっきよりみずちさんの身体の重みがかかる。
「無道さんの言った通りだったわね――」
 みずちさんがわたしに言う。わたしの胸元に、みずちさんの胸の柔らかい感触。もたれかかっているせいで、鎖骨がさっきよりも開いて見える。滑らかな肌。みずちさんの肌。
 わたしはそれに答えない。何も答えない。変わりに、別の言葉、口について出た。
「みずちさん」
「なあに? 」
「キスして、いいですか? 」
「え? 」
「いや、ただ寝るだけのためにここに泊まったっていうのは分かります。けど、キスしてもいいですか? 」
 緊張しながらわたしが言うと、苦笑しながらみずちさん、――長かったわね。
「え? 」
「あなた、何のためにここ入ったと思ってるの? 」
 くす、と笑うみずちさん。そのまま目を閉じて、軽くあごを突き出した。
 
はあ、はあ、と息遣いが辺りを満たしている。
 それはわたしの息、みずちさん、あなたの息。
「きゃはははは! み、みずちさん! く、くすぐったいですよ!! 」
「そう? さっきあなたにされたみたいにしてみたのだけれど……」
 わたしの小さな乳首に舌を這わせていたみずちさんが、小首をかしげた。わたしはみずちさんの頭を撫でてあげる。服なんかとっくに脱ぎ捨てて、今はわたしは下着一枚だけ。だからみずちさんの肌の感触、全部感じた。
「もう! 」
 ちゅく、ちゅっぱ。もう一度舌と唇を使って、みずちさんはわたしの胸を舐める。ぞくぞくっと背中を這い回るような感触。でもだんだんくすぐったくなってきて、わたしは笑い出してしまう。
「うふふ、ダメですって、みずちさん! 」
「――どうしてかしら? 私はされたら、けっこう気持ちいいのに――」
「じゃあもう一回してあげますね? 」
 わたしが囁くと、みずちさんは、眉間に皺を寄せて、顔を真っ赤にした。
「だめですよ、みずちさん。そんなところにしわ寄せちゃ。後が残っちゃいますよ? 」
「ほっといて! 」
 今度は唇を一文字にして、ぷるぷる震えるみずちさん。おかしくなってわたしは思わず笑う。あははは。
 でも心臓はばくばくしている。
 関節ががくがくするくらい。
 さっきから、ずっとそうだ。
 みずちさんの胸元に手を置いてみる。とても柔らかい胸元。かわいい乳首が、ちょこん、って勃起している。手のひらをつたって感じる、みずちさんのドキドキする感触。
 うふふ。同じだ。
 わたしはみずちさんの眉間にキスをする。それから目元へ、それから頬へ。唇は、ちゅっちゅっと吸いついてくるから、好き。
「みずちさん」
「なに? 」
「ちょっと、天井見てみてください」
「嫌」
「いいから見て下さいよ」
「いや、いや! 」
「どうしてですか? みずちさんの身体、天井の鏡に映ってますよ? 」
「だから嫌なのよ!! もう!!! 」
 言うなりみずちさんは枕に突っ伏した。耳まで真っ赤になっている。
 ラブホテルにある仕掛け。そんな話は聞いたことあるけれど、天井に鏡なんてあるとは思わなかった。
 鏡には、うつぶせになってしまったみずちさんが映っている。ボタンがすっかり外されてしまって、もう羽織っているだけになったワイシャツが、髪の毛と絡んでいる。
 白くて光沢のあるシルクのパンティは、そのひきしまった腰にきゅっと吸い付いている。ズボンは、わたしが脱がせた。
 わたしがズボンを脱がせている間、みずちさんは顔を横に向けて、目を閉じていた。天井が鏡になっているのに、気がついたのはその時だ。

「あ、鏡」
「……っ!! 」
 天井をふと見上げると、わたしがみずちさんのズボンを脱がせていた。曲げられた片足、広げられたもう片足。一本一本足を抜こうとして、そうなってしまっていたのだ。
「み、み、みずちさん! 鏡うつってますよ!! 」
「……知ってるわよ」
「ぱ、パンツも」
 返答は、足で来た。瞬間弾き飛ばされたわたし。
「み、み、み、みずちさんっっっ!! 」
「バカ! もう!! 知らないっ!! 」
 
 心の鏡に、映る真実。
 この世で一番かっこいいのは誰?
 この世で一番美しいのは誰?
 それはそう、今までの真実。
 けれど今日加わった新しい真実。

 この世で一番かわいいのは誰?

「は、あ。ああ、蒼――」
「なんですか? みずちさん」
「ん、なんでも、ない」
「おっぱいが気持ちいいんですか? 」
「そ、そうなの――それ気持ちいい……」

 浅倉みずち。
 この世で一番エッチなのは誰?

「蒼、お願い、も、もう少し」
「なんですか? みずちさん」
「は! ふぁぅぅ、蒼ぉぉ」
「何て声出してるんですか、みずちさん」
「だ、だって――声、もれちゃう……」

 浅倉みずち。

 かっこよくて、美しくて、かわいくてエッチなみずちさん。
 だからわたしはうつぶせている彼女の上にまたがって、首筋にキスをする。濃い、汗のにおい。甘いにおい、する。
「みずち」
「ふぁ? 」
「みずち好き。大好きだよ――」
 初めて、名前だけで呼んでみると、みずちの背中が、ひくん、てした。ひきしまって大きな肩。ワイシャツ越しに噛んだら、ひん、って哭いた。
 かわいい。
 そのかわいいおしりに、わたしは自分のじんじんする場所を押しつける。おしっこが出そうな感覚。股の付け根のところの、じんじんする場所。おしっこの出るところ。あかちゃんが生まれる辺りのところ。
「は、ハ―――ぁ、は、はっ、はあっ! 」
「そ、う――? 」
 わたしの腰の動きが、徐々にリズミカルになっていく。こすりつけて、こすりつけて。
「はあっ、はあっ、ハッハッハ、ァ、ァ、ァ」
 泣きたいような焦燥感。みずちさんのおしり、柔らかい。
でもみずちさんは、不思議そうに、問うた。
「蒼、それ、気持ちいいの? 」
 わたしはそれに、正直に答える。
「いえ、それほどは……」
「そうなの――」
「で、でもなんか、せずにはいられない、じわじわ感がありまして」
「そうよね――」
 じゃあ、お互いのを、正面からすりつけあってみる? うつぶせた身体をあおむけて、みずちさんが問う。恐る恐る、みずちさんの両足を広げて、覆い被さる。
「痛いわ」
「え? まだ何もしてないですよ? 」
「両足がよ。ちょっと開きすぎじゃない? 」
「す、すみません!! でも、そうしないとアソコがくっつかなくて! 」
「それに、下着をつけたままするものかしら? 」
「確か、男の人と女の人は、脱いでします」
「そうね」
「でも、女の人も脱いでいいのかは、わかりません」
「そうねえ――」
 いっそ、脱いでみますか? と提案してみると、え、それは、とみずちさん。
「でも脱がないと、出来ませんよ? 」
「出来ないって、何を? 」
「いや、何を、と言われても――」
 そうなのだ。
 女の人同士のやりかたなんて、わたし達には全然わからないのだ。しばらく黙ったまま、見詰め合う二人。
「なんか、落ち着いちゃいましたね」
「そうね」
「みずちさん、ちょっとほっとしてませんか?! 」
「な、なによ! 突然!! 」
 わたしの質問にあからさまにあわてるみずちさん。いいですよ、今度はもっと勉強してきますから。わ、私だって、やりかたくらい!! そんなふうにムキになるみずちさんに、わたしは微笑んだ。
「みずちさん」
「何? 」
「シャワー、浴びてきてください」
「え? 」
「わたし、そっち見ませんから。全部脱いで。わたしも後で、交代で入りますから」
「そ、そう? 」
 ありがとう、と言ってみずちさんはシャワーを浴びに、バスルームに行った。わたしは背中越しにその音を聞く。シャワーが流れる音が聞こえてきてから、わたしは天井を見た。ぽかんとした顔の、わたし。
 どうすればいいんだろうな――。
 分からない。
 分からないまま私は、自分の下着を脱いだ。生理の前の、おりものがついたみたいに、内側がぬるりとしているのが、分かった。


 そうして、結局わたし達は明け方、天地学園に向かっている。
 シャワーを浴びた後で、二人で少しキスをして、それから仮眠を取った。目が覚めたとき、みずちさんが側にいた。嬉しかった。
 朝早くホテルを出て、一緒に街を抜け、また電車に乗る。まだ日は昇ってない。空は暗く、蒼い。その蒼が、天と地の境を曖昧にしている。駅は蛍光灯で照らされている。電車の中も、人工の光で満ちている。
 隣にはみずちさんが乗っている。わたしはそっと手を腰に回している。みずちさんはわたしの肩に頭を寄せて、眠っている。
 これから、わたしたちはどこへいくんだろう?
 わたしたちは何処まで行けるのだろう?
 きれいで、美しくて、かわいくて――ちょっとエッチなみずちさん。
 この人と何処まで一緒にいることを許されているのだろう。
 みずちさんのさらさらした髪を、そっと撫でる。この愛しい者の髪をそっと撫でる。
「何考えてるの? 」
眠っていたのを起こしてしまったのか、みずちさんが囁いた。何も悪いことはしていないのだけれど、思わず焦ってしまう。あ、な、なんでもありません!! そうなの?
 わたしは顔を赤らめて黙り込んでしまう。そんなわたしを見て、みずちさんはフン、と鼻白む。きちんと言ってくれないと、判らないわよ、と。
「私、鈍感だから」
 そう強がるみずちさんの声、かすかに掠れてる。
 だから。

「みずちさんの口元のほくろ、とってもセクシーだと思ったんです」

 そう言って目を閉じ、みずちさんの口元のほくろに、キスをした。
 がたたんごととん、電車の音。
 間延びした車内アナウンス、次の駅が二人の目的地。

 もうすぐ夜が明ける。
 その時暗い空の蒼は。
 清らかな水のように。
 冴え渡る汚れ無き青。

 わたしは美しい蛟のために。
 鋭く素早く凄まじい一本の毒の牙になる。

 『よあけまえのあさくらく、されどうつりゆくあお』    (了
400名無しさん@秘密の花園:2005/06/27(月) 22:15:45 ID:g5SS0hzr
ちょ、おま
名を聞こうGJな人よ
401名無しさん@秘密の花園:2005/06/27(月) 22:16:42 ID:gMw4vvMl
sugeeeeeeモエスww

いい話だったーGJ!!
402名無しさん@秘密の花園:2005/06/27(月) 23:01:55 ID:GVTGH/V5
とっても(・∀・)セクシー!!
403名無しさん@秘密の花園:2005/06/28(火) 00:30:19 ID:IDN7n2i2
(・∀・)イイ!!
404名無しさん@秘密の花園:2005/06/28(火) 07:14:10 ID:xTN3U5bG
意表を突いて蒼攻めでつか。
私をグッジョブ死せしめるおつもりか−−−−−!!!
405名無しさん@秘密の花園:2005/06/28(火) 13:24:37 ID:91ImaetA
すんごい良かった!
なんか知らんが松浦英理子を思い出したよ。
406名無しさん@秘密の花園:2005/06/28(火) 18:05:08 ID:Mn+IQm/X
> J283ClJd
星奪りのシーンも織り交ぜるたぁ、根性持ちだな…。
ここをキチンと書いたのは、快挙だと思う。ナイスファイト。
エロ部分、雰囲気はいい。良くも悪くも、勃たない。
みずちの身の上話は、個人的には違和感のない解釈だった。
この辺、ハートフルもののイメージをテキトーに切り貼りして
SS書こうと思ってた者としては脱帽。むしろここで勃起。
とはいえ、やっぱ、一番好きなのはラストの電車の場面。

ハブSSの中では数少ないお気に入りの一つですね。ダボい感想で申し訳ない。
細かいことを言えば、おれはみずち攻め派です。蒼はふたなりです。
407名無しさん@秘密の花園:2005/06/28(火) 18:49:26 ID:NQDc5aWQ
だからふたなりは邪道と(ry
408名無しさん@秘密の花園:2005/06/28(火) 19:56:25 ID:Dh16P8xD
>良くも悪くも、勃たない。
まるでウルトラソードのようだ。
409名無しさん@秘密の花園:2005/06/28(火) 20:35:35 ID:r89al8qR
後輩が先輩を貫くシーンでは興奮して漏れそうです。
時々、後輩→蒼、先輩→みずちさんに置き換えてます。

「もー私みずちさんと結婚するー!」
「なんなのこの子ー!?」
410名無しさん@秘密の花園:2005/06/28(火) 23:27:29 ID:Mn+IQm/X
ふたなり蒼のスパッツ越しの盛り上がりを想うと
ワクワクが止まらねえ
まじで
411名無しさん@秘密の花園:2005/06/29(水) 00:50:14 ID:KtP4W9/V
ふたなりは隔離スレに逝ってください
412名無しさん@秘密の花園:2005/06/30(木) 01:18:15 ID:L4eoO9dI
おかわり!
413名無しさん@秘密の花園:2005/06/30(木) 10:20:42 ID:HCgL0UPw
ちょっとエッチなみずちさん
ていいな。
コンプティークの袋とじみたいだ
414名無しさん@秘密の花園:2005/06/30(木) 14:55:24 ID:3tb3mh+o
すごくエッチなひつぎさん
ていいと思わないか?
415名無しさん@秘密の花園:2005/06/30(木) 15:51:39 ID:ECER0Sx7
ひつぎさんはもともとすごくエッチなので却下です。
欲望のニトログリセリンです。
416名無しさん@秘密の花園:2005/07/01(金) 10:41:38 ID:FrC6Dnyv
会長に挑戦して負けると
一生、ペットとして天地の別荘地下に飼われてしまうと。
山城麻雀みたいに。
そうかそれで高額の掛け金を払ってまで星奪りを開催してるのか
417天地ひつぎ:2005/07/01(金) 19:03:38 ID:MWggH2Y1
>>411
百合板には「規定の性別以外の武器・道具の使用」の他に、これといった反則の定義はありません
418名無しさん@秘密の花園:2005/07/01(金) 20:03:03 ID:UP5ViVqD
「規定の性別以外の武器」に当てはまるんじゃまいか?
419名無しさん@秘密の花園:2005/07/01(金) 21:55:29 ID:O6dog0e0
「体温がキモチ悪いんじゃあ!」って、思えばすげぇエロい台詞っすね。
420天地ひつぎ:2005/07/01(金) 22:09:44 ID:MWggH2Y1
>>418
女体に生えているものだから、あれも違反というわけではありません
ただわたくしには理解できないわ
わたくし、ああいうものは生えていないし。それに――
美しくないし
421名無しさん@秘密の花園:2005/07/01(金) 23:40:26 ID:fg8VvQ7A
虎を画いて狗に類す
422名無しさん@秘密の花園:2005/07/02(土) 01:10:06 ID:Y7mcdbT5
蛇足
423名無しさん@秘密の花園:2005/07/02(土) 03:59:56 ID:aCSNloV3
これって百合関係なしに面白いけど
シノブ伝みたくアニメ化ないかしら
424名無しさん@秘密の花園:2005/07/02(土) 16:16:57 ID:G7CMOSpo
来年の今頃はアニメ化してるって信じてる
425名無しさん@秘密の花園:2005/07/02(土) 17:15:40 ID:v13mjccw
わたくしの脳内では既に第2シリーズが放映されているというのに
426名無しさん@秘密の花園:2005/07/03(日) 12:07:20 ID:9qrNNx76
あたしの脳内では既にDVD5巻の映像付録で
綾那の声優がインタビューに答えているというのに
427名無しさん@秘密の花園:2005/07/03(日) 12:26:20 ID:oY1wCZce
>>426
野沢那智が?
428名無しさん@秘密の花園:2005/07/03(日) 13:38:54 ID:yFPS+l2a
で、能登は誰の担当だい?
429名無しさん@秘密の花園:2005/07/03(日) 18:00:19 ID:GsX9Ldxm
アニメ化は早すぎるとオリジナル展開で萎える事もあるからな・・・。
個人的にハブよりもストロベリーシェイクをアニメ化してほしい。
ZLAYがどう再現されるかが見ものだ。
430名無しさん@秘密の花園:2005/07/04(月) 00:20:29 ID:NQ88vC61
それはきっと陵辱編と百合編のDVD2枚組で発売になり
陵辱編ではリョウさんが陵辱し
百合編ではリョウさんが百合ってる

といいよな
431名無しさん@秘密の花園:2005/07/04(月) 02:46:18 ID:mfagNUv1
快感フレーズのルシフェルみたいにツヴァイ出してきそうな予感
432名無しさん@秘密の花園:2005/07/04(月) 12:44:24 ID:BG6NNId/
快感フレーズキターw

もし天地学園がなかったら、はやてもナギも蒼も(あとちはるさんも)借金返す為に
ソープ嬢になってたかもと思うと途端に会長が恨めしくなってきた。

黒鉄姉妹と双子3Pハァハァ
433名無しさん@秘密の花園:2005/07/04(月) 13:48:07 ID:oSABzwpT
アニメ化より先にゲーム化しますよ。
学園パートと星獲りパートに分かれて。
両方うまくやらないとバッドエンドで風俗送り。
434名無しさん@秘密の花園:2005/07/04(月) 14:34:21 ID:74SRaL7T
そうなったらズレイの人に身請けしてもらおう
435名無しさん@秘密の花園:2005/07/04(月) 19:13:37 ID:LrvET2E1
今ごろ気づいたんだけど、もかちゃんって左利きで、脚も手も左が前に来るんだね
だから、きりやの柄を止めたとき、綾那が「利き手をうまく使った〜」とか言ってたんだ
ボクシングのサウスポーみたいに、相手にとってはやりづいらいんだろうか

なんでそんなことを長々と、しかもここで言うのかって?
そりゃ、SS職人さんたちがわんこを攻めるシーンを書くときの参考(ry
436名無しさん@秘密の花園:2005/07/04(月) 19:52:25 ID:Dn+pUja0
右手に持ち替えてツイストサーブを打つんだよ
437名無しさん@秘密の花園:2005/07/04(月) 20:40:05 ID:jJy3ZoIv
百合姫HPはいつ更新されるんだ・・・
438名無しさん@秘密の花園:2005/07/05(火) 07:36:29 ID:vjS+9LhZ
VoL.2発売前
439名無しさん@秘密の花園:2005/07/08(金) 00:51:45 ID:GbxB7vvt
個人的にはストロベリーシェイクは樹里亜よりもノンケなのにモテまくってしまう冴木さん萌え。

樹里亜につっかかって来るあのアイドル二人組も、きっと冴木さんの近くにいる樹里亜に嫉妬してるに違いない。

と妄想
440名無しさん@秘密の花園:2005/07/09(土) 07:59:24 ID:oWBL9hBM
冴木を「さわき」と読む事に今更気が付いたorz
ずーっと「さえき」だと・・・
441名無しさん@秘密の花園:2005/07/09(土) 11:58:22 ID:EIakP2s3
いや、さえきじゃねーの?さわきだと変換できないし。

ああ、はやてに俺の精液ジュースを無理やり飲ませたい
442名無しさん@秘密の花園:2005/07/09(土) 14:00:34 ID:oWBL9hBM
>>441
4話で「さわき」ってルビふってあった。

あとここは百合スレぞ。それともおまいさんはフタナリか?w
443名無しさん@秘密の花園:2005/07/09(土) 14:04:58 ID:zAwepvv1
ふたなりは邪道!!

がここの掟だから、どちらにしてもスレ違い。
444名無しさん@秘密の花園:2005/07/09(土) 15:20:58 ID:qgV7DWjE
なんでこの板にハブのスレがないんだろうってずっと思ったんだけど
ここだったのか、あってよかった・゚・(ノД`)・゚・

当方ガチレズですがオナネタにするのは会長×静久のみです(*´Д`)
445名無しさん@秘密の花園:2005/07/09(土) 17:00:57 ID:EIakP2s3
>>442
確認した。でも次の次のページでは平仮名で「さえきさーん」言ってる。

ああ、はやてのおっぱい揉みたい
446名無しさん@秘密の花園:2005/07/09(土) 17:40:48 ID:O6C9GShP
>444
レズっ娘キタ━(゚∀゚)━ !! 
447名無しさん@秘密の花園:2005/07/09(土) 19:19:28 ID:p/OQhtPM
>>444
>当方ガチレズですが
いちいち名乗らんでもいいよ
448名無しさん@秘密の花園:2005/07/09(土) 19:57:47 ID:DbMaiQoN
わざわざトゲトゲせんでもいいよ
449名無しさん@秘密の花園:2005/07/09(土) 20:14:02 ID:hkjMWhfS
トゲよりはフィンガーの方がやさしいしな。
まあ一番優しいのはタン・テクニカル(技巧の舌)なわけだが。
450名無しさん@秘密の花園:2005/07/09(土) 21:11:29 ID:FWusz6Sa
なにその駄目な念能力みたいなの。
451名無しさん@秘密の花園:2005/07/09(土) 23:06:04 ID:dI4fVA71
フラッシュ・タング・シェイク
452名無しさん@秘密の花園:2005/07/09(土) 23:58:10 ID:rPg9Yu2k
まあまあ、ここは後学の為にも>>444に色々聴いとこうぜ。

やっぱにせちんこは邪道なの?
453名無しさん@秘密の花園:2005/07/10(日) 07:59:29 ID:FUl7kQ2G
やっぱりね、はやてちんの太ももがいいなぁと思い始めたわけですよ。
454名無しさん@秘密の花園:2005/07/10(日) 11:01:15 ID:RTpLohJA
はやてに限らず太ももイイよなーハブに出てくるオナゴ達は。
455名無しさん@秘密の花園:2005/07/10(日) 12:31:00 ID:7F2vUF3V
>>452
444じゃないけど、当方もわざわざ名乗るとガチなのでお応えすると、
にせちんこは別に邪道とまでは思わないかな。
でも実際使うことってあまりないと思われ。
やはり基本は指と舌!指と舌!ですよ
456名無しさん@秘密の花園:2005/07/10(日) 12:32:26 ID:Vz9qRY8h
HPつくりました。
よかったらきてくださいね。

http://happytown.orahoo.com/h_berry/
457名無しさん@秘密の花園:2005/07/10(日) 12:33:03 ID:7F2vUF3V
あげちゃった…ゴメ…orz
458名無しさん@秘密の花園:2005/07/10(日) 12:41:32 ID:mkol7OBB
というか生殖が目的じゃないし、ある程度の接触があってそれなりに気持ちよければ
何でもいい。バイブもディルドーもある程度は上だと思うが、オナニー的な良さだし、
格別気持ちいいというわけではないので、結局は愛撫し合う方が主流になる。
でもドラッグ使用するとまた変わるかもしれん。よく分からんが。
459『それから口移しで冷えたお粥を』《1》:2005/07/10(日) 13:37:52 ID:OM+P1tl2
 のっけからなんだが、私は縛られている。
 私は縛られている。二段ベッドの上の段で。
 大したいましめではない。足首はぴったり締められているし、手首にも錠がつけられてるが、何かあったときの用心のため、手の錠は感覚をとって緩やかだ。何かあったときすぐにりおなを呼び出せるように、携帯電話も側においてある。
 一部を除いて裸なのは、容易にベッドから抜け出せないように、とのことだ。どちらにしても、縛られたまま二段ベッドから降りるのは難しい。
 ――鬼史谷桜花は、本日風邪をひいて欠席。
 どちらにしてもうちの学校は単位制だから、欠席自体はそれほど問題ではないのだ。
 りおなは――、宝田りおなはまだ帰ってこないかなあ。私はそう思い、いけないけいないと考え直す。まだ始まって一時間も経っていない。寮生の気配がほとんどなくなったのは、ついさっきのことである。
 がらんとした寮は、少し寂しかった。

 事の起こりは昨日の夜のことだ。
 我慢比べ、なることをりおなが言い始めた。
「何の我慢? 」
「うーん、桜花が、いったいどれだけ私と会わないでいられるかっていう、我慢」
「ハッ! 」
 私は鼻で笑ってココアを飲む。熱いココア、甘いココア。ミルクのたっぷり入ったココアは人間らしさを取り戻させてくれる。そんな私を見て、りおなはくすくす笑った。
「あら、さっきまでお尻叩かれて泣いてた人とは思えない」
 カアッと頬が熱くなる。そうだ。あれから私はほとんど毎日お尻を叩かれている。叩かれるたびに、何だかわからない気持ちになってしまう。この日は言われるままに下半身を剥き出しにして、立ったまま叩かれた。
 一杯泣くと、身体の中にたまったしこりが、一瞬空っぽになる。その瞬間が心地いいのだ。桜花は溜め込みすぎちゃうんだよね、とりおなに言われた。腫れあがった尻を摩られているときだったから、余計に泣いてしまう。
 癖になりそうだった。

 りおなは一から十まで変わらないように見える。どこか少し間の抜けたような、人のよさそうな笑顔。私を叩いているときも、その笑顔はほとんど変わらない。どこでこんなことを覚えたのか、尋ねてみると。
「教えてくれたのは、桜花よ? 」
 と笑っていった。
「別にそういう教育を親から受けたわけじゃないわ」
 それを聞いて少し安心したのを覚えている。ただ自分一人で考えたわけではあるまい。問い詰めると、ちょっと調べたの、と返事が返ってきた。
 いかに私が他人を叩いたり、押さえつけたりすることに罪の呵責を覚えない人間とは言え、りおながそんな過去を持っていたとしたら、たまらない。りおなを痛めつけていいのは私だけだ――。とはいえ、二人きりのときに泣くのはいつも私の方なのだが。
460『それから口移しで冷えたお粥を』《2》:2005/07/10(日) 13:38:50 ID:OM+P1tl2


 「とにかく、それは別だよ」
 髪をかきあげて、私はりおなに言う。
「大体、会わないってどれくらいの時間のことよ? 星奪りがあったら嫌でも顔を突き合わせるのよ、私達。学年も同じだし」
「そうねえ、一日くらいかな」
「一日なんて、そんなの簡単よ」
「へえ、じゃあ試してみる? 」
 いたずらっぽいりおなのほほ笑みにつられて、ついうなづいた。
「もし私と会いたくなっても、絶対にベッドから出ちゃ駄目よ? 」
「わかった」
「でももしかしたら、そんなこといっても出ちゃうかも」
「出ないよ」
「じゃあ、縛っていい? 」
「え? 」
「だってベッドから出なくていいなら、縛っても平気でしょ? 」
「ト、トイレはどうするのよ!? 」
「じゃーん! 」
 りおなはごそごそとかばんの中から何かを取り出す。私はそれを見て、殴られたような気持ちになる。
「これで大丈夫でしょ? 」
「――おむつ、か――」
 お前、変態じゃないのか? と聞くと、えへへ、とりおなが笑った。いいじゃない、ためしに試しに。
 私はごくりとつばを飲んで眺める。子供用のおむつではない。りっぱに大人用のおむつだ。大きさは色々あるのはしっているけれど、りおなは多分私の尻の形に合うものを律儀に選んできたに違いない。
「これ――履くのか――」
「ちょっと興味あるでしょ? 」
「誰が! 」
461『それから口移しで冷えたお粥を』《3》:2005/07/10(日) 13:39:46 ID:OM+P1tl2
「そうかなー? 私はちょっとおもしろいかなって思ったけど」
「こんなの、自分で履けないわよ、ばかばかしい……」
「あら。私が履かせてあげるわよ」
 え? と思った。困惑する私にりおなが説明する。だってそうでしょ? 縛るのだって私やるわよ? 一人じゃ縛れないし、おむつだってしっかり締めないと洩れちゃったら困るでしょ?
 なるほど、確かにそうかもしれない。
 ココアを飲みながら、ぼんやりした頭で考える。なぜこんなことをしなければならないのか。その理由はほとんどわからない。りおなに一日会わない、それくらいのことはたいしたことでないような気がしたから。
「おむつ、履かせてくれるのよね? 」
 自分でそう聞いてみて、途端に恥ずかしくなった。14歳にもなって、おむつを他人に履かせてもらうなんて。ココアの入ったカップを両手で持ってもじもじしていると、そう言ったでしょ? とりおなが言った。
「だって凄い熱とか出たとき、私何度かおむつ履かされたことあるよ? トイレに行けないからって」
 そうか。ちょっと感心した。
 それからなし崩し的にルールが決まった。決まったら二人で浴室に向かう。お尻の腫れはかなり目立つので、周囲の目立つ時間にはとてもいけないし、一人ではカバーできない。ときおり私はよろけてしまうので、りおなが側にいてくれて助かった。

 そうして今、私は縛られている。
「きつくない? 」
「大丈夫」
「きつかったら、言ってよ? 」
「我慢比べなんでしょう? りおな」
 私は弱みを見せたくなくて、言う。実際うっ血しそうなほど強くは縛られていない。もうオムツはつけている。りおなが、私の太股を撫でながらつけてくれた。
「なんか、ごわごわする」
「おむつだもの」
「でも、思った以上に、変じゃない」
「新しいのだもの」
 そうしてりおなは私の身体を二段ベッドの上に持ち上げた。
「それじゃあ、桜花。いい子にしててね? 」
「ふざけないでよ」
462『それから口移しで冷えたお粥を』《4》:2005/07/10(日) 13:40:26 ID:OM+P1tl2
「あら、でも何か赤ちゃんって感じじゃない? 」
 言われてカッと頭に血が上る。それが恥ずかしくてか腹が立ってか、全然わからない。
 そんな私にりおなは軽くキスして。
「我慢できなかったら、もうキスしてあげないよ? 」と言った。
 りおなはそのまま表に出ていってしまう。扉が開いて、閉まった。
 とにかく、今私は素っ裸に近い格好で、二段ベッドに寝かされている。
 何――。
 私は思う。
 眠っていればいいのだ。眠っていれば、すぐに夕方だ。
 ゆっくり私は目を閉じる。眠っていればいい。眠っていれば。ただちょっと余計な玩具がついただけだ。これくらいは、全然たいしたことないし、それに。
 ――いざとなったらこの携帯電話を鳴らせば。
 りおなは必ず来てくれるのだ。
 一人で天井を眺める。なんの変哲もない、ふつうの無地の天井だ。二段ベッドの上で寝ているから、とても近く感じる。
 尻が熱い。
 昨日の余韻がまだ残っているのだろうか。
「ふ……」
 どうせ一日、することもなくて暇なのだ。
「たすけてぇ」
 ちょっと言ってみる。言ってみてくすくす笑う。助けて、だって。
 童話でお姫様は、捕らえられて縛られる。子供のころに何とたわいのないものだと思った。確かにこの状況は、それに似ている。私はお姫様か? 似合わない、似合わない。
 それにお城に閉じ込められたお姫様は、叩かれた熱い尻に身悶えしたりはしないだろう。自分の快感を自虐的に捕らえて、笑った。助けて、たすけて、か。
「う……、ふ……」
 しばらく、尻の肉の熱さを感じながら、身悶えした。オムツの上から、手をそわせる。分厚い生地の向こうから、じん、と感じる何かがあった。
463『それから口移しで冷えたお粥を』《5》:2005/07/10(日) 13:41:01 ID:OM+P1tl2


 足が引きつって目が覚めた。
 もう細かい眠りを幾度か繰り返している。
 しかし長く眠れない。理由がある。まず、足が縛られている。眠っている間に足を組み変えるのは、実は睡眠中によく行うことらしい。少なくとも私はそうだったようだ。そのたびに足が引きつって、目が覚める。
 もう一つは、素肌の気持ち悪さである。気にならなかったのは最初だけで、しだいにタオルケットがまとわりつくような感じがして、気持ち悪くなる。身悶えする。身体にまとっているのは、タオルケット一枚だけなのだが、それさえもジャマだ。
 尻の肉の熱さは、じょじょにおさまっている。
 そうだ。今は学校の時間なのだ。だからいつも尻の痛さは気にしないようにしている。じんじんと染みることはあっても、永続的ではない。その辺はりおなもコントロールしているらしい。一緒にお昼ご飯を食べるころには、大抵収まっている。
 しかしこうやって日常から切り離された時間を送っていると、痛みが拡散していくのをどうしても自覚せずにはいられない。何より、寝そべったままでは何の刺激もないのだ。退屈きわまる。
 強く腰を押し付けてみた。じん、と皮膚の奥に痛みを感じる。太股が汗をかいている。私はそれをぬぐって、けれどもずいぶん身体が汗ばんでいるのを感じる。
 そうか。秋とは言っても、まだ微かに夏をひきずっているんだ。
 秋はいつから涼しくなるんだっけ。無意識に外を見て、ぎょっとした。カーテンが開きっぱなしになっていたのだ。その癖窓は閉まっている。
 窓は木の枝が覆っているし、外から見られる心配なんてない。だからといって、全く見られないと言うわけではない。じっと立ち止まって見れば、中の様子をうかがえるはずだ。それに閉まっている窓は、どことなく圧迫感を感じさせる。少し、ぞっとした。
 壁がわに顔を寄せて、見なかったことにしよう。心臓の動きが徐々に高まってくる。そっと手を伸ばして携帯電話の時計を見る。まだ11時にすらなっていない。イライラする。
 仕方ないので、りおなには内緒で、携帯電話にあるゲームをプレイした。携帯電話は連絡のためだけに使うもので、他の場所に連絡したりしてはならないという決まりだった。電池が切れちゃうからね? とりおなは言っていた。
 しるもんか。
 退屈で仕方ないのだ。こんなものでも時間稼ぎにはなる。幸い電池はまだたくさん残っている。りおなに連絡する分だけ残っていればいいだろう。
 音を出してやった。
「ちゅどーん」
 爆発音が、楽しかった。
464『それから口移しで冷えたお粥を』《6》:2005/07/10(日) 13:41:27 ID:OM+P1tl2


 いずれ来るとは思っていたし、楽しみにもしていたところはあるのだが、やはり実際そうなって見るとかなり抵抗があった。
 お小水のことだ。
 携帯電話のゲームを切って、うとうとしていると、ぱっと目が覚めた。いけない、という目覚めだった。義務感を伴った目覚めの原因はすぐにわかった。おしっこがしたい。
 縛られる前に、水分をたくさん取っていたのを思い出す。りおなが言っていたのだ。縛られている最中は、水分をたくさん消耗するから、たくさん飲んでおいたほうがいいよ、と。
 トイレが近くなる、と言ったら、そのためのオムツでしょ、と言われた。その通りだ。
「本当に、吸いこむのか……」
 オムツにおしっこをするのはいいとして、もし洩れてきてしまっては大変だ。少しずつならどうだろう。大量に出てしまっては、どんなに大人向けと言われても、洩れてしまうかもしれない。
「ん……」
 ためしに少しずつ出してみることにした。下腹に力を入れて、少しずつ、少しずつ。
「ん……っ、はっ! はあ……」
 慎重に慎重に緩めては出し緩めては出しをしてみる。股間が温かい。おしっこの温度は、これだけ温かいのか――。しょ、しょ、しょおお、と尿道を通っていく尿を感じる。普段はなるべく早く出そうといきむのに、妙な気分だった。
「ん、ん、ん……」
 おむつから洩れないのを確認して、最後まで出しきろうといきむ。
 しょろ、しょろろ、しょろろろ。
 排尿されている部分が温かい。それなのに、し終わった後はべたついた感覚がないのだ。なるほど、これはすごい技術だ。感心する。
「はあ……、はぁ、あ」
 無事に排泄が終わり、ほっと一息つくと、身体がじっとりしているのに気がついた。熱を持っている。見てみると乳首が勃っていた。別に理由はないだろう。身体は刺激には敏感だ。ちょっとしたことにも反応する。
 撫でてみる。
「くすぐったい……」
 何度も指の腹で弾いてみる。
「ん……、う……。ふぅ」
 さすり、撫で、弾いているうちに、勃起した乳首が固くなっているのを感じる。
465『それから口移しで冷えたお粥を』《7》:2005/07/10(日) 13:42:10 ID:OM+P1tl2
「そういえばりおな、触らないな、ここ――」
 乳首をいじくりながら冷静に考える。けれどここがこんなに感じるようになっているとは思わなかった。それだけ身体が大人になっていると言うことなのだろうか?
 思考の糸は平静で、それでも身体だけは反応する。腰がひくんと動く。足首のひもが、ぎゅっと締まる。うっとうしい。
 ――うっとうしい?
 思ったよりも自分が、足を縛られているのを不快に感じているのに気がつく。気づくと手首のいましめも気になりだす。ちょうど結ばれているあたりを、じっとり汗が染みてきているのが判る。
「ああ! 」
 声を荒げる。喉に痰が絡んでいるような不自由な呼吸。手首をばたばたさせる。手錠の隙間に指をこじ入れて汗をぬぐう。気持ち悪い。なにより部屋の空気が濁っている気がする。息苦しい。自分の汗のにおいを感じた。携帯電話を取り上げる。
「11時、45分か――」
 授業が終わるのが15時半。それからりおなが帰ってくれば、大体16時にはここにりおながいることになる。あと大体、5時間――。それなら耐えられる。りおなが出かけたのが八時ごろだから――。
「え? まだ3時間くらい? 」
 それくらいしか過ぎていないのか? 違う、間違えるな。3時間45分過ぎている。後15分で4時間。それに1時間加えれば、5時間だ。つまりすぐ帰ってくるという結論になる。
「――? 」
 計算をするときに、何か致命的なことを忘れている気がする。けれどそれを考えると眠たくなってきた。頭を使ったからだろうか? 
 まあいい。眠っているときは何もかも忘れられる。時間は過ぎていく。眠ればいいのだ。もうすぐりおなが帰ってくる。

 目が覚める。
 縛られた足首のせいではなく、空腹のせいらしい。困った。そんな単純なことを忘れていた。
 大体、本当に風邪で動けないときは、寮監に話を通しておいて、部屋まで食事を持ってくるように頼むか、もし可能なら食堂まで食事を取りに行くかなのだ。
 どちらにしろ、この格好では無理だ。裸にオムツ一つだけのこの姿。足首はしっかりと締められている。我慢するしかないのか――。いや、ここはそろそろりおなの出番だろう。
 携帯電話を取り出して、メールを入れる。
――りおな、お腹すいたんだけれど、食べるものない。何か用意して。
 送信、完了。
 これでこのゲームもおしまいだ。
 りおなはすぐに戻ってくるだろう。りおながこの部屋に入ってきたら、このゲームは終わりなのだ。本当ならもう少し続けなくてはならなかったんだろうけど、昼ご飯を用意しなかった、りおなが悪いのだ。だから帰ってきたら、まずキスしてもらおう。
 メールの返事をしばし待つ。
 返信がない。
 イライラしながら待っていたら、ドアをノックする音がした。りおなか?! いや、りおなは鍵を持っている。わざわざノックなんて、しない。いそいでくちゃくちゃになったタオルケットを身体にかぶせる。心臓がドキドキする。
「鬼史谷さん、入るわよ」
 がちゃ、と開かれた扉。長身、そして白装束。見たことがある。――生徒会の帯刀洸!
 りおなのかわりにこいつがくるとは、意外だった。
466『それから口移しで冷えたお粥を』《8》:2005/07/10(日) 13:42:41 ID:OM+P1tl2
「あなたの刃友から連絡がありました。病人が寝たままになっているけれど、食事の支度を忘れていた、とね――」
「な、なんであんたが来るんだよ……」
 驚いて声が掠れる私に、帯刀は眼鏡を直して言った。
「私だって、あんたみたいにかわいくないのの所になんて、来たくないわよ。鬼史谷桜花――。でも剣待生の健康管理も生徒会の仕事だからね。こんなの、本当ならナースの仕事よ」
 手が空いてるなら、って会長に言われたのよ。と言いながら、帯刀は中に入ってくる。
 開いていたドアから、風が流れてくるのを感じる。混じって香るおかゆの匂い。瞬間日常を取り戻して、すすり泣きそうになって、慌てて口元を押さえる。
「どうしたの――? 鬼史谷さん」
「なん、でもありません」
「そう? それよりこの部屋、少し匂わない? 」
 どきり、とする。
「臭いわよ。何か。あなたちゃんとトイレ行ってる? 」
「あ、たり、まえだろ」
 呟くように答える声が、まるで本物の病人のようだ。かあっと頬が火照る。そんな私の様子には気にも止めずに帯刀はずんずん奥に入ってきて、あー、窓開けるぞ、と言った。
「ま、待って! 」
「何よ」
「さ、寒いから、窓は、開けないで」
 不審そうな沈黙が続いた。それはそうだ。この部屋の空気は篭っている。窓を開けていた方が、快適に過ごせるだろう。しかしその分、自分の身体も無防備になる気がした。
「お願い、します――」
「ずいぶん体調悪いのね。それじゃあやっぱりナース呼ぼうか? 」
「だめ! それは絶対ダメ!! 」
 身体を覆うタオルケットを更に巻き付けて、私は叫ぶ。こんな姿を他人にみせられるわけがない。オムツに包まれた腰、キ――ンとした。お腹の奥のところがじんじんしてくる。
「く、薬は飲んでるし、平気ですから……。ただ、ちょっと窓は」
「――とりあえず、今だけ開けさせて? 臭いのよ」
 臭い。何が臭いんだろうか? やっぱりおしっこのにおいだろうか? 私はそれほど感じないけれど。改めて言われると、また恥ずかしくなってくる。そんなに、ですか? 私は恐る恐る口に出す。
「ん? 汗――そうね、汗の匂い。何か洗ってない洗濯物の匂いみたい。それでいて甘いような――変な匂いね」
 あなた香水とかつけてるの? と問われて、いいえ、と答えた。よかった――。おしっこの匂いは、感じていないみたい。安心したのもつかの間、また。
「トイレちゃんと行ってる? 」
 と聞かれた。もちろん、行ってます。ふうん、それならいいけど。不思議そうな声で帯刀はお粥を置くと、そのまま立ち去ろうとする。
467『それから口移しで冷えたお粥を』《9》:2005/07/10(日) 13:43:06 ID:OM+P1tl2
「え! ちょ、ちょっと、窓!! 」
「あー、あれ、あなたが食べ終わったときに閉めればいいでしょ? 食器は後で、取りに来るから」
「いいから! 閉めなさいよ!! 窓!! 」
 引きつるように声が出る。
「そ、それから、食器も、いいから、そのままで! 後でりおなに片付けさせるわ――」
「鬼史谷――」
「な、なによぉ」
 近寄ってきた帯刀に、私は身体を縮ませる。もし、このタオルケットをはがされたらどうしよう――。裸で、べとべとに汗をかいて、オムツをつけた鬼史谷桜花。両手足を縛られて、身体を火照らせている鬼史谷桜花――。
 思わず身体が固くなる。やだ! そんなの見られるわけにはいかない!! 帯刀に知られれば、この話が会長に伝わるのも時間の問題だ。あの取り澄ました会長に、そんなことを知られたくなんて、絶対に、嫌だ。
「な、に、するの――? 」
「何もしないわよ」
 うそだ。
 もう気づかれてるんだ、私がこんな身体なのを。
 ぐびり、と唾を飲んだ。心臓がどきどきと早まりだす。いっそ自分からタオルケットを取ってみようか?
 それなのに、想像していたような荒荒しい動作は一切無しで、私の顔を何かが撫でた。タオルの感触だった。
「汗、沢山でてるじゃないの」
「え――? 」
「これ、あなたの机に置いてあったタオル。あなたのでしょ? 」
 ぎゅっと押付けられたのは、私のじゃない。多分、りおなのタオル。
「汗くらいこまめに拭きなさい。治るものもなおらないから、そのままじゃ」
「あ、はい」
「あんたの言うとおり窓は閉めておくけど、後で少し開けなさいよ? いくら寒くても、換気はこまめにしたほうがいいわ」
「りおな、が、帰ってきたら、しれくれるから、平気です――」
 なんだか呆然としていると、帯刀はまた窓をカラカラと閉めて、カーテンをひいた。明るいと寝られないでしょ? と言いながら。
「それじゃあ、お粥は下においておくから」
「あ、あの――」
「何? 」
「あり、がとうござい、ます」
「はいはい。始めからそれくらい素直でいて欲しいもんだわ」
468『それから口移しで冷えたお粥を』《10》:2005/07/10(日) 13:43:35 ID:OM+P1tl2
 呆れるような口調で、帯刀は言って、お大事に、とドアを閉めた。
 びっくりした――。
 同時にどきどきが止まらない。
 偶然に入ってきた外気を吸いこむ。じょじょに、どんよりとした部屋の空気になってくるけれど、その中にお粥の匂いが混じっている。喉が鳴った。
 もし、帯刀が私のタオルケットをめくり上げたらどうしたろう? 違うんです、これは、私の刃友が勝手に! 何をいってるんだ? オムツなんかつけて、裸で授業を休んでいる言い訳か――? すいません、おしおきしてください……。
「バカか、私は」
 最近自分の脳みその流れが、こう言う方向になっているのが嫌だ。だから今日一日を我慢しなくてはならないんだ。りおながいなくても平気、それを証明するために。
 でも。
 もしお仕置きしてくれたとしたら。
 ここからおろして、お尻を叩いてくれたとしたら。
「……しり、……ぃて…ださい……」
 またうずくまって私は腰を小刻みに振り始める。
「たてわ…きさま、お、おしり…たた……てください」
 小さな声で口にしてみると、ふとももがぴりぴりして、もじもじする。
「お、しり、いっぱいたたいてぇ――」
 身体の向きを変える。うつぶせてみる。尻を高くかかげてみる。くるはずの刺激がこないのがもどかしい。お腹の奥を、腹筋に力を入れ、抜きしてみると、じんわり刺激があった。
「りおなの、ばか」
 りおなが悪いんだ、早く帰ってこないから。浮気してやる。もうお尻叩いてもらわないよ? 別の人にしてもらうから。私に、こんな、恥をかかせて。許せない。絶対に許せない。
 そうだ。楔束を解消しよう。それでどんなにりおなが泣いても、しらないわ。こんなことをするなんて許せない。今回ばれなかったからいいものの、もしばれたらとんでもない騒ぎになるところだった。
 本当だったら、急いで帰ってくるべきだ。そしてこの忌々しい拘束具を外して、ここまでがんばったのを誉めるべきだ。その上で私におかゆを食べさせてくれるべきなのだ。
「りおな、帰ってきてよ――」
 言ってしまうと、もう止まらない。
 りおな、りおな、りおな――!
 固く目を閉じて、時間が過ぎるのを待つ。
 おかゆ、テーブルの上で徐々に冷めてく。
469『それから口移しで冷えたお粥を』《11》:2005/07/10(日) 13:44:22 ID:OM+P1tl2


 目が覚めると、天井が圧迫しているように感じた。どきどきして思わず目を閉じる。時間は、今何時だろう? 携帯電話を見る。とたんに血の気がひいた。携帯電話の電源が切れている。
「嘘」
 もう一度携帯電話を起動させる。間抜けたメロディが聞こえて立ちあがった画面。いそいで過去歴からりおなの番号を探し出して電話をする。とたんにピ――――ッとなって、切れた。完全に電池切れだった。
「嘘! 」
 喉がひりついている。そう言えば何も飲んでいない。おしっこはちょろちょろとでてるのに、何も飲んでいない。苦しい。苦しい。胃の周りがじんわりと気持ち悪い。手錠が重い。足がきつい。
「嘘! 嘘! 嘘っ!! 」
 これじゃあ本当に我慢比べだ、と考える冷静な私と、恐怖に飲み込まれそうになっている私との二つがある。冷静な私は、どうしてこう言う事態になったのかを分析している。
 携帯電話でしたゲームが悪かったんだなあ。予想外に電池を使ってたんだ、きっと。やっぱり拘束されるのって、けっこうきつんだなあ、どんなに緩やかでも。二段ベッドの天井って低いんだね――、だから不安が増すんだ。
「りおな――」
 恐怖に満ちた自分は、もうパニックを起こす寸前だ。おむつはぱんぱんだし、足首は痛いし、手錠は重いし。喉が乾いてお腹が空いて、頭がぼーっとする。
「りおな――――」
 けれどもやがて二つの意識はぴったりと寄り添っていく。ティッシュペーパーでこよりをつくるみたいに、一つの方向へ。

 りおなが帰ってこなかったら、どうしよう。

 身体ががたがた震え出す。
「りおなはかえってくるよ」
 言葉にしてみる。思った以上に声が出ない。夢の中で絶叫したのに、声が出ない、そんな感じ。

 ――だって、りおなは、わたしのおしりをたたくのが、すきなんだよ?

 ああ何だろう。この思考の、スローモーな感じ。頭がぐらぐらする。それなのに、指は何かを押してる。凄い早さで。
 ああ。
 ケイタイの、ボタンか。

 ――もうがっこうもおわるから、もうすぐでかえってくるんだ。りおなは。

 心臓がどきどきする。ドキドキする。頭がぼーっとする。それは意図的に私の脳が行っている防御策。何噛んでるんだろう、私。
 知ってるよ?
 腕の拘束具でしょ。
470『それから口移しで冷えたお粥を』《12》:2005/07/10(日) 13:44:51 ID:OM+P1tl2

 ――かえってきたらいっぱいきすしてもらうんだ。りおなに。
 ――だってりおなはやさしいんだ。わたしのしんゆうだもの。
 ――わたし
   だって

 りおなだいすきなんだもん。

「くぅわぁぁぁぁあぁぁぁあぁあぁぁぁぁぁぁっ!! 」

 誰? 叫んでるの。
 ああ、わたしか。

「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!! 助けて! 助けて! 助けてよお!! りおな! りおなぁっ!! 」
 しん、と部屋に吸いこまれる声。外の音も聞こえない。
 あいたい、あいたい、会いたいようりおなに。

 ちいさくなってふるえてる。
 りおな、あしくび、辛いよ。
 しばられた手がくるしいよ。
 てんじょうにつぶされそう。
 りおな。
 ひとりぼっち。

 痛い。
471『それから口移しで冷えたお粥を』《13》:2005/07/10(日) 13:45:35 ID:OM+P1tl2

                  *

 秋の日は落ちるのが早い。
 右手に持ったポカリのペットボトル、重い。久しぶりにもかちゃんと二人でお茶を飲んでいたら、こんな時間になってしまった。寮内にはもう明かりがついている。
 どうしようもなく心がはやってしまう。
 同時に怖い。とても怖い。
 それは、これから開けるのが、びっくり箱だから。プレゼントの箱かな? もしかしたら玉手箱かも。
 なんだろう。この感じ、何かに似てる。
 そうだ。
 初めて星奪りに参加したときみたいな、そんな感じ。
 ほんの好奇心だった。
 自分がどれだけのものか試してみたかった、あの時と。

 階段を上り、廊下を歩み、私は進む、奥へ奥へ。
 すれ違うクラスメイト、寮生、天地学園の生徒達、私の刃友じゃない人。
 買い物袋、かさかさ。
 背負った剣揺れて。
 通した番戒カタカタ。
 部屋の戸を開けると、どうしようもない緊迫感が渦巻いていて、息を呑む。
 真っ暗な部屋。嗚咽の音。
 カーテンなんて閉めてなかったのに。どうしてだろう?
 しゃくりあげる声を聞きながら、私はエアコンをつける。
「り、おな――? 」
 声が、微かに聞こえる。
 明かりをつけようとしたところで私は立ち止まる。そして。
「ただいま」
 何気なく、いつも通りに、私は笑顔で言う。
 途端。
 泣き声が、爆発した。
472『それから口移しで冷えたお粥を』《14》:2005/07/10(日) 13:46:15 ID:OM+P1tl2
「ああああああああん! りおな! りおな!! りおなぁぁぁぁぁっ!! 」

 絶叫に思わず身がすくむ。
 何が起こったのか、分からない。
 せいぜい不機嫌な桜花が居ると思っていただけだから、この反応がわからない。

「ごめんなさい、ごめんなさい! ゆるして、ゆるしてよお!! 」
「――どうしたの? 何を許すの? 」
「お、おしっこ、た、たくさん、でちゃって、ちょっと洩れちゃって」

 心を、揺さぶらずにいられないような声。
 何かが決壊しそうな、危険な声。桜花の声。
 連絡くれればよかったじゃない、携帯電話で、と言ったら、ひ! と脅えた音。

「……めんなさい! ご、めんなさい!! ぉめんぁさぁぁいっ!! 」
「どうしたの? 」
「らって、たいくつ――、でんち――わたし……ゲーム」
「桜花」
「もうしません、もうしませんからあああああああああ! 」

 意味がわからない。
 わけがわからない。
 私が近寄って、二段ベッドを覗きこむと、闇の中小さく縮こまった子供が居た。

473『それから口移しで冷えたお粥を』《15》:2005/07/10(日) 13:46:52 ID:OM+P1tl2
「りおな、りおな」
「何? 」
「キス、して」
「え? 」
「おうか、ひとりで、ずっと、りおなまってたよ? 」
「桜花」
「ひとり、おなかすいたし、のどかわいたし、お、おもらしもしちゃったけど、さみしかったよ」
「桜花――」
「いいこにしてたら、キスしてくれるって、いったでしょ」
「おうか」

 おうかいいこにしてたよ――。

 嗚咽交じりの鬼史谷桜花の身体に触れると、びくっと彼女は反応して、それでも強張っていた身体は少し安心して。
「おうか――」
 私は背伸びして、そっと桜花に口付ける。とたんに物凄く強引な吸引。桜花のキス。貪るみたいなむしゃぶりつくみたいな。狂ったような口付け。
 何度も何度も何度も。
「りおな」
 私の頬に触れた桜花が、不思議そうに尋ねた。
「なんで、泣いてるの――? 」
 そう、桜花の言うとおり。
 私の目から涙、止まらないのだ。
「だって、だって桜花、かわいそうなんだもん」
「え? 」
「一人ぼっちで、おいてかれて、いっぱい泣いたでしょ? 」
 それからキス。
「私、ひどいことしたね、ごめんね。ごめんね? 」
 そしてまたキス。
「ごめんね。ごめんね、かわいそうな、桜花――」
 涙を流しながら、キス。繰り返し繰り返し。混じる嗚咽、私の? それとも桜花の? わからない。
 一杯泣くと、身体の中にたまったしこりが、一瞬空っぽになる。その瞬間とても心地よくなる。
474『それから口移しで冷えたお粥を』《16》:2005/07/10(日) 13:47:18 ID:OM+P1tl2
「りおな、私、怒ってないよ」
 と桜花に言われた。桜花の嗚咽も止まっていないから、余計に泣いてしまう。かわいそうで、かわいい桜花。彼女の苦しみを自分も体感して泣く、一緒に。癖になりそうだった。
 また幾度目かのキスの後、尋ねた。
「どうしてこんなになるまで放っておいたの? 」
「え? 」
「抜け出そうと思ったら、抜け出せたでしょ? 二段ベッドからなら」
 桜花の腕前なら、これくらいの境地から脱するのも難しくないはずだ。それなのに逃げ出そうとしなかったのは、理解できない。そんなに、泣き叫ぶほど苦しかったなら、逃げ出してしまってよかったのにと思う。
「だって、約束したじゃない」
「え? 」
「我慢できなかったら、もうキスしてあげないって」
「――だから? 我慢してたの? 」
 そっと尋ねると、顔を赤らめてこくんとうなづいて。

 もしりおながしたんじゃなかったら、どんな手を使ってでもそいつ殺すし――。
 わぁ、さすが桜花。

「じゃあ、一応我慢したってことになるのね」
「――ああ」
「でも我慢できなかったんでしょ? 」
「――う、ん」
「悪い子ね」
「うん、だから――」
 おしおき、して。喘ぐように桜花が言うから、今日はぺんぺんはしません、と言った。
「え? ど、どうして!? 」
「だって、一応我慢したのよ? 」
「で、でも――」
 混乱したような桜花の瞳。真っ暗な部屋でもはっきりわかるわ。何て脅えて、それでいて挑戦的な瞳。色んな感情が噴出しているのね、桜花。だから私はしっかり言ってあげる。
475『それから口移しで冷えたお粥を』《17》:2005/07/10(日) 14:06:45 ID:m/4EYijS
 おうか、そのかわり、ごほうびあげる……。
476『それから口移しで冷えたお粥を』《18》:2005/07/10(日) 14:07:32 ID:OM+P1tl2
「ごほうび――? 」
「そう、我慢できたでしょ? だからご褒美あげるの。いっぱいいっぱい、身体舐めてあげる。おしっこのあと、きれいにしてあげる」
「あそこ、舐めるの? 」
「そう。舐めてきれいにしてあげる」
「私も、していいの? 」
「もちろんよ。桜花も、きちんと私のきれいにしてくれないと」
「うん」
「嬉しい? 」
「うん――――、でもね、りおな」
「何? 」
「もう、一人なんて、我慢できない」
 潤んだ声が、熱い息に混じって聞こえる。
「私は、もう、ずっとずっと、一緒にいるから。一人になんて、なれないから」
「だから――? 」
「私、我慢できないから、して欲しいわ」
「何を? 」
「おしおき」
 震えた小鳥のような声で、最後の一言を桜花が言う。そう? そんなにお仕置きして欲しいの? して、おしおき。
 おしおきも、ごほうびもいっぱいしちゃうよ。
 して。
477『それから口移しで冷えたお粥を』《19》:2005/07/10(日) 14:07:59 ID:OM+P1tl2
「だって、りおなにして欲しくて、おむつ、私、ずらして、指で、自分の」
「それは悪い子ね」
「だから、おしっこ、少し、洩っちゃって」
「それは悪い子ね」
「悪い子よね――」
「悪い子ね」
 私は桜花の鼻をつまむと、ゆっくりとひねりあげた。鼻骨の折れる間際まで。スムースによどみなく。
「ぃ、ぎぃぃぃぃぃぃぃっ!! 」
「悪い子には、お仕置きしないと」
「うん、うん――」
「お仕置きだよ」
「お、し、おき」
 そう、お仕置き。
 私はそっと鼻をつまんでいた指を離すと、桜花を抱き寄せて、優しく横抱きにする。そうすると、りおな、と呼びかけて桜花が。
「なんだか、お姫様になったみたい」と笑った。
「違うよ、桜花」
 つられて私も笑う。
「閉じ込められたお姫様は、お尻叩かれて気持ちよくなったりしないでしょ? 」
 それでも私は、優しくキスする。まるで、本当に姫を助けに来た、王子様みたいに。
 優しく長いキスをして、濃いよだれの糸が垂れると。
 夜の始まった部屋の中、桜花はとてもとても甘い声で。
「たすけてえ」
 と囁いた。
                                (了

478名無しさん@秘密の花園:2005/07/10(日) 14:08:58 ID:JFnMUUOf
(・∀・)イイ!!
479名無しさん@秘密の花園:2005/07/10(日) 15:55:25 ID:U7EZ35h2
グッジョブ!!
凄いなぁ、思わず引き込まれてしまったよ。
480名無しさん@秘密の花園:2005/07/10(日) 20:49:06 ID:z/bsqCUb
凄いけど、初な僕はもう少しノーマルな方が・・・
481名無しさん@秘密の花園:2005/07/10(日) 21:11:31 ID:vAnXKoQV
シチュエーション云々よりもまず文章が巧いと思う。
すげえ。
482名無しさん@秘密の花園:2005/07/11(月) 14:41:27 ID:hiMlKKv7
4節と最終節の「たすけて」を呼応させるあたり、構成も上手いよなあ
483名無しさん@秘密の花園:2005/07/12(火) 02:45:28 ID:+QfV4egl
まだ、SSって投下しても大丈夫かしら?
484名無しさん@秘密の花園:2005/07/12(火) 02:50:22 ID:24JpdLVa
щ(゚Д゚щ)カモォォォン
485名無しさん@秘密の花園:2005/07/12(火) 02:52:00 ID:+QfV4egl
では火曜か水曜に投下いたします
486名無しさん@秘密の花園:2005/07/12(火) 03:57:08 ID:TRg4sqsd
個人的リクエストは順×夕歩か会長×静久か紗枝×アキラか槇×ゆかりか雪×るいっすわー。
487名無しさん@秘密の花園:2005/07/12(火) 04:07:39 ID:+QfV4egl
実はもう書けているのです。申し訳ない

りおな×鬼史谷 のSMシリーズ
蒼×みずち   の話を書いておりますものです

ただ、次回作は、そのどちらでもありませぬ
488名無しさん@秘密の花園:2005/07/12(火) 04:32:05 ID:UEXbrxuo
…興奮しすぎて漏れそうです!!
489名無しさん@秘密の花園:2005/07/12(火) 04:33:30 ID:+QfV4egl
トイレにry
490『仮面ごしの告白』《1》:2005/07/13(水) 12:51:39 ID:UNujYuoJ
 一人で横になっている。
 頭、ぼーっとしている。
 真っ暗な世界、広がる。
 光のない世界が広がる。
 あの子の片目みたいな。
 何があったんだろうか。
 闇の中一人きりの世界。
「真夜中――か」
 眼鏡が、見当たらない。
 どこにやったんだろう?
 けれどここが夢の世界でない証拠に、しばらくさがしていると、眼鏡が見つかった。かけたとたんに世界に照準が合う。当たり前のように、自分の部屋だった。
「順は――」
 いない。ルームメイトの順の姿が見当たらない。自分の刃友の部屋にでも行っているのだろうか? 彼女の刃友はすぐに体調を壊すから、そんなこともたまにある。もし深夜なら、私に何も告げずに行くと言うこともありえる。書置きは無かった。
 トイレかもしれない。けれどここに戻ってくるよ、という雰囲気がない。一人ぽっちの部屋のにおい――。
 におい?
 私はどきりとして、自分の服のにおいを嗅ぐ。
 汗のにおいがする。ずいぶんと汗臭い。そうだ。汗のにおいだ。まず窓を開けようか。いや、その前に。
「よいしょ」
 私はパジャマの上を脱いで、脇に放った。季節も季節なので、パジャマの下には何もつけていない。当たり前だが、胸が露出した。
「なんつーか……。エッチな身体だな――」
 自分の身体なのに、そう思った。普段はあまり意識しないけれど、自分の身体も成長しているのだな、と思う瞬間である。理由は、それとなく乳首がその存在を明らかにしているから。
物欲しげに、大きくなっている。
「バカ」
 ぴん、と弾いてみる。じーん、と疼く。ひゅう! 両胸を抱きかかえて、乳の圧迫感を感じてみる。
 ふ――。
 こんなところ、ルームメイトや、自分の刃友になんか見せられない。危ない危ない。誰にだって知られたくないことはある。
 ――綾那が、真夜中に、乳首触ってたよ?
 だだだめだだめだ!
 確かに私だって――エッチなことに――興味ないわけでは、ない。それなりだ。普通だ。いや、年齢相応だ。
491『仮面ごしの告白』《2》:2005/07/13(水) 12:52:10 ID:UNujYuoJ
 しかしそれはどきどきしたり、ずきずきしたり、もやもやしたりする延長線上であって、実践してどうこうの話ではないのだ。それにそんな姿を他人に見られるなんて――。
 見られるなんて――。
 じん、と汗の匂いが強くなる。それと同時、ハーブのような香り。
 何だろう?
「とにかく、下も脱がないと――」
 パジャマのズボンを脱いで、下着に手をかけて驚いた。
「――なんだ? これ? 」
 一瞬漏らしたのかと思って、あわてて手をやる。尿漏れは、個人差によるが、女性では珍しいことではない。今までそんなことはなかったから驚いたのだ。しかし恥毛についた滴は、どうやらそれではないらしい。下着に染み付いた、さらさらした液体。
 指ですくってみて、鼻を近づけると、つん、と匂いがした。まるで蘭の花のようなにおい。
 以前行った事のある温室の、咲き乱れる蘭のにおい。その時傍らにいたのは、ゆかりだった。
 染谷ゆかり――。
 私のかつての刃友。
 芯が強く、寡黙で、でも笑うととてもかわいくて。黙っていても、心の声が聞こえた。感じあえた。これ以上の刃友はいないと思っていた。それなのに――。
 過去の記憶が蘇ってきて、あわてて頭を振る。考えるな。考えるな。けれど思い出し始めた記憶と、あの時のときめきは胸の中に渦巻く。
「……っ」
 ゆっくりと、股間に指をそわせてみる。じん、とした感覚。そのままぺったり腰をおろす。ぬるりとした指先を、胸元に這わせる。
「く……。ふ、んっ」
 はー、はー、と息が漏れる。触るごとに、じん、と頭を打つ感触。そんな指先を、白いスポットライトが照らしている。
 ああ。
 月だ。
 月のせいだ。こんなに身体がなっているのは――。
 だったら仕方ない。そう思って私は指を這わせる。乳首に、ワギナに。
「ふーっ、ふーぅっ……」
 目を閉じる。呼吸を止める。急いだ指がその効果を高めるように、身体を強張らせて、呼吸だけ荒くして。
「ふぅう、ふーううっっ! 」
 奥歯をぎゅっと噛む。足の親指がつっぱる。
「はあ、はあはぁはぁ。っ! ふ―――っぅ」
 大きく呼吸をして、また止めて。頬が熱くなってくる。背中、びりびりしてくる。溶けそうな感覚襲ってくる。

 途端――。

 ドンドン。
492『仮面ごしの告白』《3》:2005/07/13(水) 12:53:05 ID:UNujYuoJ
「あやなー」
 ぎくりとする。ドアが叩かれる音と、バカの声。
「あやなー、いるんでしょ? 入るよー」
 頭が真っ白になる。何であのバカがこんなところに!!
 急いで服をつけようとする。しかし最中にどこかに蹴りだしてしまったのか、見当たらない。
「あやな、どーしたの? 」
 がちゃり。
 絶望的な音がして、戸が開いた――。
 私は、貧弱な守りをして、そこに座っている。
 コンビニの袋が、カサリ、と音を立てた。


「あやな、何てかっこうしてるの? 」
「人違いじゃないか? 」
 私は懸命に声色を使って言う。
「わ、私はローソン仮面だ……。無道綾那なるものは、ここにはいない」
「へえ? ローソン、仮面? 」
 怖くて、後ろが振り向けない。だけど、声で分かる。黒鉄はやて――。今の刃友。特徴、バカ。行動、バカ。思考、バカの三段バカだ。バカ三段だ。
「なんてかっこうしてるの? あやな」
「き、着替えようとしていたんだ。今日は暑いからな」
「月も出てるしね」
 な!
 まさかこのバカから、そんな詩的な表現が出てくるとは思わなかった。思わず、どきんとする。この心の動揺を気づかないでくれと、せつに思う。
「あやな、なんか、いいにおいしない? 」
「しない! 」
「するよ。何か、お花の華みたいなにおい」
 なんだよ、お花の華って――!?
 突っ込みたい気持ちが湧き出てきたが、振り向けない。私はコンビニの袋を頭に被って、それ以外は何も身につけていないからだ。体育座りの要領で身体を縮めて。あいつには背中を向けて。
493『仮面ごしの告白』《4》:2005/07/13(水) 12:53:30 ID:UNujYuoJ
「綾那からでてるんじゃないのー? これ? 」
 無邪気に奴が近寄ってくるのがわかる。だめだって! 来るな!
「すごく甘くてぇ、いいかおりだよぉ? 」
「う、るさい、バカ!! 」
「もー。いつもみたいに、クロって呼んで? 」
 ねっとりとした声でクロが言う。からかうような、甘えるような声。気づくな、クロ。頼むから。
「綾那、気持ちよくなってたんでしょ? 」
「ひっ!! 」
 思わず声が出る。
 背骨をつーっと舐め上げられた感触。
「な、舐めるな!! 」
「えー? そうなの? 」
「あ、た、りまえ、だろ……」
 ぶるるっと身体が震える。ぴた、と肩に両手がかかる感触。首筋に、また舌が舐め上げる感触。
「あ、はぁぁぁんっ! 」
「あれ? あやな。気持ちいいの? 」
 すっかり気づいてたよ、と囁かれて、私は泣きたい気持ちになる。
「だって、綾那、さっきからあそこいじってるもんね」
「ば、だ、から、近寄るなって、言ってたのにぃ! ばかあっ!! 」
 恥ずかしい。
 恥ずかしい。
 恥ずかしい。
 そう思うたびに、身体から立ち上る甘いにおいが強くなる。
 くちゅくちゅ。
 弄る指が、止まらない。
「わかったよ、ローソン仮面」
 ふいにとても優しい声になって、クロが言う。あやなは恥ずかしいんだよね? だからこんなに身体かたくなってるんだ。
494『仮面ごしの告白』《5》:2005/07/13(水) 12:54:08 ID:UNujYuoJ
「それじゃあ、気持ちいいこと出来ないもんね」
 バカ。
 それじゃあ、私がエッチなことしたいって望んでることになるじゃないか。
 でも私はその誘いに抵抗できない。じっと待っている。女の子の部分を指でなぞりながら、待っている。
 ひゅくん!
 身体が、一瞬浮いた。
 見られてるの、はずかしい。
だけど、きもちいい。
「ローソン仮面! 」
 そんな私を背中越しに呼びかけるクロの声。かさかさと何かを広げる音。
「これだったら平気でしょ? 」
 私の前に回りこんできたバカは、コンビニの袋を被っていた。
「ファミマ仮面、参上!! 」
「お、おまえなんてかっこうしてるんだ!? 」
 ぶは! と思わず笑いがこぼれる。そんな私の姿を見て、クロは満足そうな声で言う。
「ふふふ。ローソン仮面が困っているときに、それを見逃すファミマ仮面ではなーい!! 刃友のピンチを助ける!! これ、この学園の掟! 」
「つっても、そのかっこうはさ……」
 笑いながら私が言うと、クロ――いや、ファミマ仮面は、着ていた制服をするすると脱ぎ始めた。

 月の光の中で、少女の服、舞う。
 ひらりひらり一枚ずつ闇の中に。
 腰、膝、踵、スカート滑り落ち。
 腹、胸、首筋、するすると現れ。
 ただコンビニ袋、かさかさ伴奏。
 ぬめるような白い肌、温かな肌。
 片目だけの月が、私を見ている。
「ファミマ仮面、参上!! 」
495『仮面ごしの告白』《6》:2005/07/13(水) 12:54:51 ID:UNujYuoJ
「はいはい、わかったわかった」
「さっそく触ってあげよう! ローソン仮面! 」
「わかったわかった」
 余裕をみせて私。でもそれは余裕のふり。
 細い指が乳首に触れると、身体、ひくん、てなった。
「ん……んん〜んっ、あ、あ、あ」
「ふふ。ローソン仮面、エッチな声――」
「ら、だって、何か、身体、おかしいんだよ……」
「でも気持ちいいんでしょ? 」
「ん―――――」
「黙ってたら、止めちゃうよ? 」
「ふう、ん! ごめん、それ」
 ――やっぱり気持ちいい。
 本心がぽろりと漏れると、そっとファミマ仮面の頭が下がる。乳首の周囲に、コンビニ袋のかさかさした感触がある。袋越しに、舐められているのを感じる。機敏で、力強い舌の動き、ときおり混じるあま噛みに思わず声が漏れる。
「あー! あー、だ、っためぇ! そんな、それぇ……! 」
 ファミマ仮面の肩に両手を置いて、引き剥がそうとする。それなのにこのバカの身体は動かない。とたんに、腰にも強い衝撃を感じて思わず、ファミマ仮面の身体を抱きかかえた。
「そこ! そこ!! ぁ……めえ……! そんなとこ、いぢっちゃ、ぁ、めぇ……」
 ひくひくん。
 身体はびりびりと震え始める。肛門がきゅっとすぼまった。お尻に力が入っている。あ、あ、あ、と声が出る。よだれ、つつ、とあごをつたう。ん、ん、といいながら必死に口元を食いしばる。
 恥ずかしい。
 はずかしい。
 それなのに、舌の動きがじょじょに下がっていくのを、私は期待している。胸、腹、へそとそのかさかさした動きは私の下腹部へ、下腹部へとすすんでいく。
 さり。
「ふうっ! 」
 私の女の子のところに、私じゃない指が触る。つん、と血のにおいがした。内臓のまくれる感じ。
「ローソン仮面、すごくかわいい声でてるよ? 」
「ふーっ、ふぅー…っぅ」
「すごくエッチだ! 」
「く……ぅん――」
496『仮面ごしの告白』《7》:2005/07/13(水) 12:55:42 ID:UNujYuoJ
「興味あったの? こういうこと」
「ば、か――んなわけ、あぅ…か――ぁ」
「でもここ舐めると、欲しそうに腰、ひくひくしてるし――」
 確かに私だって――エッチなことに――興味ないわけでは、ない。今はこんなふうにされてるから、こうなだけで。
 それなりだ。普通だ。
 いや、年齢相応だ
 ちゅっちゅ、くちゅくちゅ。
「はあ! ぁ! あ! あ!! 」
 自分でもわかるくらい大げさに腰が動く。指と舌で、びりびりして。気がつけば身体中が汗をかいている。没頭しそうになる自分の意識を揺り戻すのは、このバカの声。

「まーるかいてちょん、まーるかいてちょん♪」
「……くぅ――」
「おまめの皮剥いて上撫でるーぅ、上撫でる♪」
「――ふ、ぅ」
「ローソン仮面に指先が♪」
「く――はぁっ! 」
「あっちいってこっちいって――――おっこって♪」
「ひゃあん!! 」
「お池がたくさんできました♪」
「ばか、ばか、バカァ!! 」
「お池にたくさん……動かしたら♪」
「うう! うぅっ!! は、あ、はげし! そ、れ!! 」
「あやながたくさん感じてた♪」

 ゴス!!!!

「……しつこいんだよ、お前は!! 」
「あやな――ほんとにいたいよ、これ」
497『仮面ごしの告白』《8》:2005/07/13(水) 12:56:05 ID:UNujYuoJ
「あのな――」
「でも、あやな感じてたじゃん」
「くろ――」
 私が殴り飛ばしたクロは、跳ね飛ばされて転がっている。私はその側まで這っていって、上から覆い被さった。
「ん? な、何? 綾那? 」
「ファミマ仮面、次、私の番」
「へ? 」
「私が舐める」
 そう宣言して私は、クロのふとももにキスをする。袋から口元だけ出して、小鳥が囀るみたいに。
「エッチに興味があるか、さっき聞いたろ? 」
「う、うん――」
「してやる」
「え? 」
「私がどれくらい興味があるか、みせてやるよ――」
 そう言った私の声は、少し上ずっていたかもしれない。それでも私はそっとクロの腰に舌をちろちろと這わせ始めた。クロの小さな腰が、ひくん、ひくん、とうねる。押し殺したため息、聞こえた。
 くちゅ、くちゅ。
 はっ、はぁはぁ。
 獣の息遣い。
 私の息遣い。
 むさぼるような、私の唇。
「……っ、た!! 」
「どうした? 」
 舌先でクロの敏感なところを直接刺激すると、鋭い声が聞こえた。あ、あやな、ちょっと痛い。痛い――? 刺激、つよすぎる、かんじ。もっと優しくして?
「いいよ――」
 痛い、と言われると思わなかった私は、それでもゆっくりと唇だけでついばんだ。唾をたっぷりつけて、ときおり音をさせて。
 クロは声を出さない。でも身体の動きだけで、感じているかどうかがわかる。は、は、は、と浅い呼吸。ぴりぴり身体が震える感じ。気持ちいいか? クロ。
「ぁあ、はーっはーっ」
「気持ちいい? 」
498『仮面ごしの告白』《9》:2005/07/13(水) 12:56:29 ID:UNujYuoJ
「はあ、あ、あーっ、はー、はー」
 荒くて、浅い息。返事がない代わりに、下腹部からでてくるぬるぬるが多くなった。コンビニの袋がこすれる音。カサカサ。
「いい、いいひ、ぃいひ――」
 食いしばった口元から洩れてくる音。そっと顔を上げてクロを見ると、汗まみれの身体は見えているのに、顔だけはコンビニの袋で隠されている。キスしてみた。コンビニ袋ごしに。厚いビニールごしに唇を感じる。コンビニ袋こすれて、カサカサ。
「クロ――」
「あやな」
 カサカサ。
「ふふ、なんか、変な感じだ」
「でも、私、あやな好きだよ」
「私は――」
 口篭もって、言葉が出ない。こんなことしているのに好きと言えない自分は卑怯者だ。そうだ、私は卑怯者だ。今だって、あの時だって。
 袋の下で唇を噛む。かさ、さりり。
「ろーそんかーめん」
 そっと囁く声、耳元で。そのとたん、下腹部に敏感な感触。
 うう! 思わず腰を浮かす。
 細くて器用な指、私のところを撫でてる。
「だめでしょ? そんな顔しちゃ」
「見えるのか? 」
「見えるよ」
 だって、私、綾那の刃友だもん。
 そんなふうに言われて、だから。

 泣きたくなった。
499『仮面ごしの告白』《10》:2005/07/13(水) 12:57:10 ID:UNujYuoJ
「泣いていいんだよ」
 声が囁く。私の身体の芯の芯が、ぴりぴりとふるえる。声が出る。
「あ、ああああ、あっん――! 」
「もっとないて、泣いて、哭いて」
「あああああん、く、くろぉ……」
「大好きな綾那、私のも、触って」
「うん、うん、うん。さ、わるよ」
 私の指、触る。滑らかな下腹部。
 ひくん、ひくん背筋から肩まで。
 ふーっ、ふーっ、荒い息深呼吸。
「いい――? これ、いいの? 」
「ふん――いいのぉあやなぁ……」
「わたしもいいよ――は、や、て」
 はやてぇ、わたしも、きもちいい。

 ないてる。
 わたしないてる。
 さわられるたびに、びりびりくる。
 のどがつまる。おえつがもれる。
 ごめん、すきって、いえない。
 でも、きもちいいの、ほんとなの。
 はやて――、ごめんね。

 ――はやて。

「あ、ああ、はやて! はやてぇ!! ためぇ――だめ、もう、もういっぱい! いっぱいぃ!! 」
500『仮面ごしの告白』《11》:2005/07/13(水) 12:57:39 ID:UNujYuoJ
 指の動き早くなる。
 口元から涎。
 泣き声と快感に舌がひきつる。
 いつのまにかの攻守交代。
 満足してる。
 私の身体。
 もっと、もっと。
 もっと。
 なんて貪欲な身体!
 叫び。
 喉元に二筋。
 凄い速さで、涙。


 月の光を浴びて二人でいる。私の頭は剥き出しにされて、夜の空気に触れている。脱げたローソンの袋。部屋の隅で、かさかさ。
 お腹の奥、まだひくひくしてる。放心して私は、たらりとこぼれた濃い唾液を、舐めた。
 横隔膜が上下して、お尻も一緒に、ひくひく。
 傍らには、ファミマ仮面。その優しい袋。
 青白い光の中。たった二人の夜。
 彼女の背中の汗、玉のようにつやつやして。私はそれを舐めとってみた。
 感じてるね、おまえ。
「ねえ――」
 私は話し掛ける。私の刃友に。
 あらやだ、私。
 恥ずかしいくらいに、甘えた声。
「まだ、好きとかっていえないけど。
 ね。
 側にいて、いいかな――? 」
 それはとてもとても虫のいいお願い。でも、お願い。振り払わないで。
 泣きたいような嬉しいような、変な気持ち。
 この、蘭の花みたいに甘い部屋の中で、私はそっと彼女の背中を撫でる。まだぴくんと快感の余韻に震える背中を撫でる。
 私の肩に、コンビニの袋の感触、かさり、もたれて、小さな小さなイエスの返事。思わずきゅっと抱きしめた。
501『仮面ごしの告白』《12》:2005/07/13(水) 12:58:31 ID:UNujYuoJ
「熱いでしょ、袋――」
 頭からすっぽりかぶったファミリーマートのコンビニ袋に、私はそっと手をかけた。
「キス、しようよ」
「……ちょくせつ? 」
 掠れたような声に、私はうなづく。うん、直接。
 好きと言えないけれど、約束の印に。
 今、刃友というための、約束の印に。

 そして私は――。

 月の光の照らす中。
 彼女の素顔をさらけだす。
 月の光の照らす中。
 隠れた素顔をさらけだす。
「ねえ、見せて」
 私に見せて、あなたの顔を。
 しゃわしゃわと、めくりあげられて露になったあなたの顔。
 コンビニ袋にさえぎられて、さっきまで見えなかったあなたの顔。
 そっと夜の空気を吸って。
 そっとその素顔が現れて。

「あれ? 」

 私のあごが、かくんと落ちた。
 目の前にいるのは、よく知った顔。
 とてもとてもよく知った顔。
 ――綾那。
 語り掛けてくる、片目の少女。
502『仮面ごしの告白』《13》:2005/07/13(水) 12:58:53 ID:UNujYuoJ
 ――もう今の刃友と、そんなに仲良くなったんだ?
 問い詰めるのは、染谷ゆかり。
 あれ?
 あれ?
 あれれ? 戸惑う私に。
 あやな、この。

「裏切り者――」

 え?
 ええ?
 えええええええええええええええ!?

「覆面トリックかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!? 」

 布団を跳ね飛ばして起きると、まだ夜だった。
 荒い息。
 流れる汗。
 微かに残る、蘭の花のにおい。
 身体が濡れている。
 汗と涙、振り払って大きく息をついた。

「――ゆかり……」

 部屋には、夢と同じ月の光、満ちてた。

 月の光はほの暗く。
 世界の全てを曖昧に。
 夢の雫は煌いて。
 私の心を鮮明に。

                                        (了
503『仮面ごしの告白』おまけ:2005/07/13(水) 14:01:57 ID:UNujYuoJ
スキャンしただけだわ、重いわ、あれだわ、なおまけですが、蛇足ぎみに

ttp://azuhokanko.s60.xrea.com/futaba/src/1121230793010.jpg
504名無しさん@秘密の花園:2005/07/13(水) 15:40:48 ID:Z+nNpqMk
これ漫画だったら相当笑えるよね
袋かぶったまま乳繰り合ってる姿w
505名無しさん@秘密の花園:2005/07/13(水) 17:51:31 ID:wcOcjKT8
>>490-502
>>503
(・∀・)イイ!!
506名無しさん@秘密の花園:2005/07/13(水) 17:59:24 ID:KyQQ5BWJ
グッジョーブ!!
おもしろかったよ!
はやての陰謀だったのかw
507名無しさん@秘密の花園:2005/07/13(水) 18:26:14 ID:NaUnkt4Y
楽しかったーっ!
508名無しさん@秘密の花園:2005/07/14(木) 02:06:59 ID:SZE5v3aJ
窒息しそうだよ..ハァハァ
509名無しさん@秘密の花園:2005/07/14(木) 23:20:33 ID:/reMgSso
>>490-502
GJ!!
コンビニ袋かぶってなんとかしようとする綾那萌え

>>503
ミレネorz
510名無しさん@秘密の花園:2005/07/15(金) 18:24:12 ID:TA92wN6G
>>509
見えたよ
511名無しさん@秘密の花園:2005/07/15(金) 21:47:41 ID:NLu8I5EY
あ、あやなはオナニーなんかしないよ!?
あやな超清純だよ
あやなギャルゲーやってもエロ画像出てきたら素で赤面とかするよ
エロ画像100枚bmpで保存とかしないよ!
・・・しないと思う。ちょっと聞いてくる!




・・・してた。
うっうっ、あやなエロい人だった・・・
512名無しさん@秘密の花園:2005/07/16(土) 20:11:56 ID:U86UTwO0
流れぶった義理だけど、ストロベリーシェイクのコミックス出るんだねー
楽しみだ
513名無しさん@秘密の花園:2005/07/17(日) 05:51:06 ID:xfZjDbEU
もうすこしで全身マッサージだったのに名
514名無しさん@秘密の花園:2005/07/17(日) 20:54:25 ID:yNlw2ekf
綾那は2次スキーなのか惨事スキーなのか
515名無しさん@秘密の花園:2005/07/17(日) 22:07:44 ID:LLIjATP3
2次元で「ののしる」とか「しばきたおす」とかいうコマンドがないのを3次元で補ってる
516名無しさん@秘密の花園:2005/07/18(月) 02:48:04 ID:IVnUqn9q
2次元と3次元には深くて暗い溝があると思うのだが・・・
綾那はまだ暗黒面には完全に堕ちていないようだな。
517名無しさん@秘密の花園:2005/07/19(火) 15:28:24 ID:ozH2B22y
何はともあれ、じゅりあが受けであることがはっきりしたと思う。
518名無しさん@秘密の花園:2005/07/19(火) 22:55:38 ID:ytZEAHpo
>>517 マジでか!?オレまだ見れてないんだよね。じゅりあ受けならメッチャうれしいんだが。オレ的には。
519名無しさん@秘密の花園:2005/07/20(水) 04:21:26 ID:ff2QmvnT
ヘタレ(愛ゆえに)であることは判明したよ。
520名無しさん@秘密の花園:2005/07/20(水) 09:06:14 ID:bb66oj1Y
スシsweetのSS物凄く読みたくなった。
俺的に樹理亜はヘタレ攻めのがいいなぁ。
521名無しさん@秘密の花園:2005/07/21(木) 01:38:13 ID:CwzOfBpv
甘寿司か…
522名無しさん@秘密の花園:2005/07/21(木) 08:54:25 ID:/8pOgFBY
なんで肝心のお泊りを最後の数行の解説だけで済ませちゃうんだよ!
全身マッサージしてるうちにお互いハァハァしてきてそのまま乳繰り合って欲しかったのに!
523名無しさん@秘密の花園:2005/07/22(金) 02:59:02 ID:bs9eJHxQ
あの続きは16ページのエロマンガとしてじっくり考え直そう
という隠されたメッセージなんだよ!
524名無しさん@秘密の花園:2005/07/22(金) 19:02:47 ID:XaSiftUE
世紀のコラボレーションが実現!!
「ズレイ×レズザイル」



とかやらんだろーか
525名無しさん@秘密の花園:2005/07/24(日) 13:35:10 ID:KAQ8jkta

てかベリシェイ本はないのか夏。
カタログで検索したのだが…
526名無しさん@秘密の花園:2005/07/25(月) 02:14:10 ID:H+DY9wYY
じゅんじゅんが人気投票ダントツ一位とはw
527名無しさん@秘密の花園:2005/07/25(月) 07:41:48 ID:gEfrPRk4
 つーわけで、じゅんじゅん優勝おめでとうキャンペーンとして、投下させていただきます
528『オセロ』《1》:2005/07/25(月) 07:43:02 ID:gEfrPRk4
「夕歩、どこ置く? 」
 盤面を見つづける私に、痺れを切らしたのか、順が聞いてきた。せっかくいい手が浮かびそうだったので、取り合わないことにする。
「考え中」
「壁狙う? それとも隅? 」
「考え中」
 順はしつこい。テレビで見る名犬みたいに、私に擦り寄ってくる。私も犬を飼ってみたかったけど、母さんが許してくれなかった。でも、順がいるからいいことにする。
 ここにこう置いたら、こう。
 熟考するわたしの耳に、順の手の中でコマが、ちゃらちゃら鳴るのが聞こえる。
 せわしなく裏返る黒と白のコマ。音を立てて、踊る。
 そんな中、やっぱり口を開いたのは、順だった。
「雨、つまんないね」
「うん」
「じとじとするし、べとべとするしね」
「うん」
「で、隅ねらってるの? 壁狙ってるの? 」
「順、うるさい」
 ぱちり。
 黒いコマ、盤上に置いた。私の指先をじっと見詰めていた順が。
「じゃ、これ、ここ」
 と、無造作に白いコマを置く。
 ぱたり。
 裏返るのは一つ。けれどそれは、私の手の届かない、反対側の壁ぎわ。私にとっては、痛い手。でもそれが適切であれば適切であるほど、私は嬉しくなる。
私も、ぱちり。
ぱたぱたぱた。
「やっぱり夕歩、狙ってたの隅じゃん!! 」
「隅を取ったら必勝だもの」
「さすが静馬の姫だね――」
「もう! そう言うの止めてよ!! 」
「じゃあ、さすが夕歩だ」
 ぱちり。
 力強く順のコマ。
 ぱたたたたたた。
529『オセロ』《2》:2005/07/25(月) 07:43:33 ID:gEfrPRk4
 裏返っていく黒。

 病気が重いときに見る、私の夢の一つ。

                    (リバース)

「オセロ? 」
 あたしの言葉に、無道綾那は眉をしかめた。なんでこんな顔するかな、綾那は。あたしは目を細めて思う。せっかく綺麗な顔なのに、一々仏頂面して。
 晴れわたった空の下で、始まった食事。にぎやかな生徒たちの集う中庭の、鮮やかな正午。牛乳と一緒にオレオを食べていた時、ふと思いついて尋ねたのだ。綾那、オセロやったことある? と。
「オセロがどうかしたの? 」
「ん? ああ、ちょっと思い出しただけ。昔やらなかった? オセロ」
「やったことはあるけれど、そんなに好きじゃなかった」
「まあまあ、そんな綾那さんも、食べなせぇ、オレオ」
 ありがとう、と手を伸ばして綾那はさくさくとオレオを齧った。牛乳飲む? いらない。オレオは牛乳と合うのよ? いや、あんたもう口つけてるからいらない。……ソウデスカ。
「オェオ! アッタオトアフオッ!! オフェ……」
「バカ! クロ!! おまえ、トマトソース飛ぶだろ!! 」
 さっきから一心不乱にミートソーススパゲティに向かっていた黒鉄はやてちゃんが、咀嚼しながら必死に話題に加わろうとする。飛び散るソースから慌てて身をかわした綾那に、はやては急いで口の中のものを飲み下して言った。
「オセロ! やったことある!! 」
「そりゃ誰だってあるだろ……」
「はやてちゃん、やっぱりよくやったのは、妹さんと? 」
 呆れたような綾那を尻目に私が尋ねると、違うよ、との返事。
「ナギともやったことあるけど、タンポポ園のみんなとかな?! 」
「ああ、はやてちゃん、施設にいたんだっけ――」
そー! と答えてコクコクうなづくはやての口の周りを、綾那がティッシュで拭く。バカクロ、もっときれいに食べろ。わあ、綾那が拭いてくれるなんて感激! バカ! 刃友として私が恥ずかしいんだ!! ほら!
年下の刃友の口をぬぐってやって一息つくと、綾那は皮肉っぽい口調ではやてに問う。
「大体、お前みたいなバカにオセロなんて出来るのか? 」
「なにをー!! いつも微妙なゲームばっかりやってる綾那にそんなこといわれたくないぞーっ!! 」
「な、何だとーっ!! ……こら! 貴様も笑うなっ! 」
 貴様呼ばわりされた私は、やっぱり堪えきれないでゲラゲラ笑う。いいかげん笑って、私はくすんだ灰色の髪をかきあげながら。
「あ、いや、それはあんた、はやてちゃんのが正しいわ」
「何だとっ!! 」
 顔を真っ赤にして怒る綾那。それなのに喜ぶはやて。はしゃいで、笑って、わー、綾那が怒ったー!
530『オセロ』《3》:2005/07/25(月) 07:44:39 ID:gEfrPRk4
そうだよ、綾那。仏頂面してるのより、怒ってる方がずっといい、はやてちゃんの言う通り。だから私はにやにやしながら綾那に言った。
「いーなー、綾那は最近いつも楽しそうで」
「楽しくなんかない!! 」
「そんなふうに一緒に遊べるなんて、羨ましいわー」
 ぐーっと背中を椅子に押し付けて、背伸びする。真っ青な空、秋晴れ。指で、ぴん、とオレオをはじいたら、空の中吸い込まれていく。
「からかわないでよ」
「からかってませんよー? 」
 急降下してきたオレオを歯で受け止めて、私は答える。
「半分だけ、本気」

                 (リバース)

「順」
「ん? 」
 白と黒の入れ替わる盤を見ながら、私は順に尋ねる。
「オセロの意味、知ってる? 」
「知らない。外国の言葉? 」
「人の名前」
「ふーん」
 何やった人? と聞きながら、順は黒いコマを白に変えていく。
「外国の将軍、黒人」
「へーえ」
「不倫してたと勘違いして、最愛の妻を殺すの」
「ふーん」
 私が白い盤上を黒く塗りつぶしながら言うと、何気ないそぶりを装いながらも、順は微かに目を反らした。
「ねえ、順」
「何? 」
「――なんでもない」
 私も目を伏せると、そっと順の手が布団を私の肩までずりあげた。
「順、まだ、寝ないよ」
「うん、でも冷やさないようにしなくちゃね――」
「ほんとにまだ寝ないよ」
531『オセロ』《4》:2005/07/25(月) 07:45:31 ID:gEfrPRk4
「分かってるから」
「――それより、喉渇いた」
「分かった――」
 うなづいた順が、傍らに置いてあった水のコップを自分の口に当てる。こく、こくと中身を口に含んでいく。
 雨の音、サ―――――ッ。
 順の髪、さらり。
 待ってよ、順。
 喉渇いてるのは、私。
 それとも順も乾いているの?
 熱でぼーっとしてきた頭に、順の白い手のひらが置かれる。目を閉じて感じる。冷たい、気持ちいい。十分に味わって目を開けると、思いもよらないほど近くに、順の顔があってい驚いた。口の中に水を含んで、飲み下していない順の顔。
 え?
 何するの?

 何するのかはわかっていて、心臓がどきんどきんと強く脈打つ。
 頬が熱くなって、頭の奥、じーんってする。汗、出てくる。
 それから唇に冷たい感触。

 ……あ。
 じゅんのおみず。

 甘い。

                      (リバース)

「綾那も今度、オセロやろーよ! 」
「……やらない」
「えー? 雨の日とか、楽しいよ、オセロ」
 どんなに勧めても、ヘソを曲げてしまった綾那は決して「うん」と言うまい。けれども綾那の刃友は、一生懸命になってオセロのよさを勧めている。
「雨の日とかさ、外に出れないときに、オセロやるの! 外、雨ざーざー降ってるのに、あたし達は家の中でオセロする! なんかもーブルジョアって感じ? 」
「だったらTVゲームの方がいい」
「あーあ、綾那は女の子ひっくり返したり裏返したりするゲームの方が好きなんだからー」
「……そう言う言い方するな」
532『オセロ』《5》:2005/07/25(月) 07:46:25 ID:gEfrPRk4

 第一私は、雨の時だけじゃなくて晴れててもやってるし。
 うわ、綾那。それはちょっと――。

「何よりオセロってさ、ビョーキの時が楽しいのよ」
 屈託のない声に、思わずあたしは反応する。はやてはそんなあたしの動揺に気づかない。
「タンポポ園でさ、病気になった子がいたら、オセロ一緒にやるの。単純に白と黒が入れ替わるでしょ? あれがいいの」
「ほう」
「勝ち負けも単純だし。んで、病気の子は白で、あたしは黒」
「どうして? 」
「あたしが病気の、役やるの」
 そんで病気対病人ってことで、オセロするの。そしたら病気してる子も、病気をやっつけてやるって、元気出るでしょ? はしゃぐはやてちゃんに。
「さてはクロ、おまえずっと病気役だったろ」
 と、勝ち誇ったような綾那の声。
「どうしてわかるの? 」と不思議そうなはやてに。
「そりゃお前、病人が勝たないとダメだろ」
「え? え? どういうこと? 」
「だから、病気は最後に負けなくちゃいけないんだって。それならお前は、適任だ」
「なによそれ! それってあたしがバカっていいたいの!! いつもひどいよ! あやなぁ!! すっごい勝ちかたしたことあんだからね! あたし!! 」
「どんな? 」
「相手の色を全部潰して勝ったの!! 」
「クロ――、お前、その色何色? 」
「く、黒」
「お前、病人相手にそんな勝ち方してどうするんだ!
――って、どこ行くの? 順」
立ち上がったあたしに綾那が声をかけてくる。
「ん? せっかく仲良しなのに、お邪魔かな、と思って」
「――しばくよ」
「嘘嘘。刃友のところへね」
 会長の側に、宮本さんがいないわ。
 あたしが囁くと、綾那がテラスの方へと向き直る。宮本静久の鳴らす鐘。それは戦いの合図。
「あなた達の戦いに巻き込まれたら、疲れちゃうもの。今のうちに距離を取っておくわ――」
533『オセロ』《6》:2005/07/25(月) 07:47:40 ID:gEfrPRk4
 それに、あたしだって刃友と遊びたいもの。
 最後の言葉は、心の底に飲み込んだ。
 羨ましかったからだ。

                    (ぱたん)

 抜けるような秋の空。
 紅葉が始まってきている。それは葉が少しずつ枯れていく季節の移り目。冬と言う滅びへの前ぶれ。
「きゃあ! 」
 一緒に歩いていた剣待生のクラスメイトが驚いた声を上げる。突風が舞ったからだ。
 私は振り向く。私を照らす、輝きが立っている。
 久我 順。
 何気ない口調で、私は彼女をたしなめた。
「順、大げさすぎ」
「――久我の剣は静馬を守るものですゆえ」

 ゴス。

 宙を舞って地べたに這いずっている順に向かって、私は言ってのける。
「そういうこと言うの、止めろっていったよね? 」
「……ごめん」
 でも、今日はちょっとかっこつけたかったんだよ。そう言って笑う順は、とても久我流気法術最強の使い手とは思えない。
「順、今まで何してたの? 」
「綾那達とご飯食べてた」
「じゃあ何でここに来たの? 」
「宮本さんが会長の側を離れたから」
 順の言葉に、周囲の空気が変わる。途端――。

 ゴ―――――――――――ン。

「ほらやっぱり」
 呑気そうな顔をして順が肩をすくめる。その順に向かって、私と一緒に歩いていた二人が声をかける。そう彼女達も剣待生。ランクは、B。
534『オセロ』《7》:2005/07/25(月) 07:48:48 ID:gEfrPRk4
「あんた、久我だっけ? 面白そうだね、さっきの」
「いえいえ、ほんの忍術でございます」
「なんなら、あたし達の相手してもらえない? 」
「え? だったら問答無用で襲えばいいのに」
「ほら、やっぱりあたし達も夕歩の友達だからね。礼儀は――」
 二人とも、本当にわずかな身振り。しかし風を切る音がして――。
 ガキン!
 彼女の剣は、順の剣にしっかりと止められている。
「――やっぱりやらせちゃくれないか」
「あんたこそ、いい踏み込みしてる。ちったあ楽しめそうかな? 」
 剣と剣、はじきあう二人。
 そして相手の地は、さっき私が投げ飛ばした刃友の方へ向かって駆けていく。
 ふふダメだね――。
 奇襲には気配が強すぎたよ。
 大きく息を吸う。息を吐く。大丈夫かな? 大丈夫だよね? 足の親指から髪の毛の先にまで尋ねてみる。細胞の一つ一つまで、言うこと聞く。
 うん、まだ元気だ。
 隣に影を感じて横を向くと、もう順が側にいた。
「夕歩――後はあたしに任せて」
「どうして? 」
「今日はちょっと、暴れたい気分。あの子達も、あたしの力見てみたいらしいし。サービスしちゃおうかなって――」
 私は最後まで言わせない。
「ダメ」
 私も順と一緒に、遊ぶ。
 その言葉を聞いて、困ったような嬉しいような、順の笑顔。いいよ、夕歩。
「一緒に遊ぼう」
 霜灰色の順の髪が、駆け足にたなびいて銀の筋を作る。光駆ける。
 私は静かに溶けるように。光にそって長い長い影になる。影走る。
 星光る。

 天地、表裏、返る。
535『オセロ』《8》:2005/07/25(月) 07:49:30 ID:gEfrPRk4

                 ぱたん。

                 リバース。
                 リバース。
                 リバース。
 表返って裏返ってまた表返って。
                 かたん。
 かたん。
 かたん。
 黒い闇の中に、白い光差す。
 遊ぼうねぇ。
 また遊ぼう。
 出来るだけ長く?
 出来るだけ長く!

 武人の誉れ高きオセローの白き心。嫉妬と妬みとに黒く塗りつぶされて。
 美しき淑女デズデモーナの白き肌。誤解と陰謀の黒い手に絞め殺される。
 裏返る白、表返る黒。
 二人の指先で運命の天地返る。

 ゴ――――――――――――――ン

 三度目の鐘鳴る。体当たり気味に押し寄せる敵の地の星、牽制して払えば用意されていたのは力任せの剣。
 襲いくる、豪腕、強力。
 舞うような夕歩の受け流し。
 けれど足が――。夕歩の足もつれて。
「夕歩!! 」
「――っ! 」
 足のもつれた夕歩倒れる。
 敵もさる者。回転した剣撃、夕歩の背を撃つ。
勝ち誇った、敵の声。
536『オセロ』《9》:2005/07/25(月) 07:50:18 ID:gEfrPRk4
「今よっ!! 夕歩の星、奪って!! 」
 その声を聞いて、あたしの血が逆流する。
 夕歩にのしかかった敵の地を見て、あたしの血が沸騰する。

 横たわる夕歩。
 黒く塗りつぶされるオセロ。
 怒りに塗りつぶされる、あたしの心。

 吹き出た鼻血は、相手方の二人が撒き散らすもの。夕歩の側から弾き飛ばされて、敵二人。
 見たいって、言ってたね。あたしの剣――。
 一緒に見せてあげるよ。地獄も。

久我気法術――。

「火車」

 剣が焔立つ。
 回転し唸る。

 轟。
 轟。
 轟。
 轟。

 業。

 ゴ―――――――――――――――――ン

 鐘の音に混じって聞こえる、小気味よいパタパタの幻聴。
 ぱたんぱたん、それはめくれるオセロの音。
 二人で並べたオセロの音。最後の一枚のめくれる音。
「ほら、順。今回も私の、勝ち……だね」
537『オセロ』《10》:2005/07/25(月) 07:50:48 ID:gEfrPRk4
 笑う夕歩。あの暗い畳敷きの部屋で。
 つられて笑うあたし。でも心の中では悔しくて悔しくて。幼心に勝ちたくて。何であんなに勝ちたかったのかな?
 今度こそ勝ちたい気持ちで一杯で、あたしは再戦を申し込む。
夕歩、もう一回やろう。もう一回!
うん、やろう、順、でもその前に、ちょっと眠らせてね――。
そっと目を閉じて。
夕歩の目。そのまま開かなくて。
 ねえ。
 ――夕歩。

 どうしていつも、あなたは黒いコマなの?

                 (リバース)

 ごめんなさい、と謝ると、順は何をおっしゃいます、とおどけた。
「久我の剣は、静馬を守るものですゆえ」
 おどけながらも、順が私を心配しているのがよくわかる。
 星奪りが終わって、順は私の隣に座って、肩を抱いてくれている。汗をふき取ってくれている。あまり露骨に心配すると、私が機嫌を悪くすることを知っているから、順は私が落ち着くまで、黙って肩を抱いているのだ。
 気持ちいい。
 順の心臓の音、聞こえるみたい。
 さっきの星奪りで順に散々引きずりまわされた二人は、自分達で立ってこの場を後にした。
「――気にすんなよ」
 結構なダメージであったにも関わらず、彼女達は駆けつけたナース隊の用意した担架には乗らなかった。
「戦ってるんだからさ、お互い」
 何だか、嬉しかった。二人で支えあって、この場を立ち去ったのも、嬉しかった。
「あの二人さ」
 私が言うと、順は、ん? と息だけで聞き返した。
「手ごわかったね」
「んー、まあBクラスだからねー」
「でも順なら楽勝だったよね」
「いやいや、もう全然ダメよ。最近訓練してないからねー」
 そんなことより、と順が私の額にそっと手を添える。
538『オセロ』《11》:2005/07/25(月) 07:51:34 ID:gEfrPRk4
「熱、出てない? 」
「喉乾いた」
 額を覆う順の手のひらの温度を感じながら、私は見当外れの答えを返す。
「何か、飲ませて」
「え? わ、わかった! 何がいい? 」
 もし順に尻尾がついていたら、ちぎれんほどにふっていただろう。犬みたいだ。テレビで見たラッシーみたいだ。
「炭酸系? それともお茶? あ、あったかいお茶とかいいかも! ほうじ茶にしとこうか? 」
「――甘いお水」
「え? 」
「甘いお水、飲みたい」
「あ! わかった、甘いお水ね? 」
 すぐ買ってくるから、これでも食べて待ってて、と順は私に何かを押し付けると、さっさと駆け出した。押し付けられたものは、オレオだ。
「――バカ」
 袋の中から取り出したオレオは、あれだけ激しく動いたにも関わらず、欠けてもいなかった。確かに今日の相手は手ごわかったけれど、順にとってはそれほどでもなかった証拠だ。勿論、私だって――。でも。
「やっぱり、もうそろそろ、ダメ、かな」
 手にしたオレオ。私みたいだ。ひっくり返しても、ひっくり返しても黒の私。
 黒は病気の印。
 クリームの境目から二枚に分けると、それぞれが黒と白の表裏を持つオセロのコマになった。白いクリームを上にして私はさりさりと齧る。
 オセロか――。
 私はあの頃の遊びを思い出す。雨の日で、寝てなければならなかったあの日のことを。
 思わず、笑みが漏れる。自分ルールを思い出して。
 黒は病気の印。
 白は順の印。
 黒い盤面に、順が一筋一筋、白い道を作っていくのが、気持ちよかった。
 それからあの、奇跡みたいなすごい勝ち方。
 甘い思い出に浸っていると、順の大きな声に打ち破られた。
539『オセロ』《12》:2005/07/25(月) 07:52:09 ID:gEfrPRk4
「お待たせ! 」
 自身満々に、はい、と私にペットボトルを差し出す順のこめかみに、うっすらと汗が浮いている。よく冷えたアクエリアス。
 バカ。
 私が眉をひそめると、順は慌てて。
「ぽ、ポカリのほうがよかった? 」
 違うの!
 私はペットボトルを奪い取り、子供みたいにすねてみせた。
「甘いお水が飲みたかったの!! 」

 熱がある。身体が重い。呼吸が苦しい。そんな時。
 一度だけ盤面を真っ白にした、順の勝利を思い出す。
 死の恐怖と無の恐怖の病の恐怖に脅える時。
 唇ごしに味わった、甘いお水を思い出す。

                                   (了
540名無しさん@秘密の花園:2005/07/25(月) 07:56:45 ID:bFwPbvQi
なんとなくリアル鬼ごっこを思い出させる文章だな。
あと、ナギは姉。
541名無しさん@秘密の花園:2005/07/25(月) 08:45:14 ID:/zdClkbN
しかしそれをさっぴいても巧い。
GJ職人さん。いいものをありがとう・・・
542名無しさん@秘密の花園:2005/07/25(月) 10:53:39 ID:fD4h4wga
グッジョブ!!
二つの意味を与えたオセロの使い方がすごくうまいと思った。
言葉のリズムもいいし、読みごたえがあった。
543名無しさん@秘密の花園:2005/07/25(月) 11:05:39 ID:AlK6n6SW


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544名無しさん@秘密の花園:2005/07/25(月) 21:54:55 ID:khhStFfz
素晴らしい…
エロは無かったけど感動した。職人さんGJ!
545名無しさん@秘密の花園:2005/07/27(水) 17:45:02 ID:Ex6PEuA+
うう
三巻購入
やっばり妄想だけでSS書いたら現実の微妙な部分は埋められないのねー
次書くときは、誤差を少なくします。頑張ります

そんな戯言は置いておいて、三巻最高!
546名無しさん@秘密の花園:2005/07/28(木) 13:20:53 ID:KIViaokM
ああ、三巻はいいな
547名無しさん@秘密の花園:2005/07/28(木) 16:53:23 ID:kqqWwAZH
>>527 はオレの中で神になった。
548名無しさん@秘密の花園:2005/07/30(土) 12:14:22 ID:V9db19xY
3巻目次ページのはやてがバックからしげるに
ブチ込まれてるように見えるのは僕だけじゃないはず
549名無しさん@秘密の花園:2005/07/31(日) 08:55:12 ID:hmrVrO9T
>>544
無理にエロである必要はないよ。
550名無しさん@秘密の花園:2005/08/01(月) 22:28:57 ID:9Rk7S//+
ここには素晴らしい神がおられる
551ママ:2005/08/03(水) 23:30:50 ID:mDaFm4IQ
良いと思う!!!
552名無しさん@秘密の花園:2005/08/08(月) 02:29:52 ID:bs2/jv3r
保守れよ
553名無しさん@秘密の花園:2005/08/09(火) 21:26:56 ID:WIHWQmNz
んだな。保守されないスレと、3巻も売ってない地元の店は滅びゆく運命にある。
554名無しさん@秘密の花園:2005/08/10(水) 00:26:42 ID:R9lMKqMm
↓おい、なんかエロい事言えよ
555名無しさん@秘密の花園:2005/08/10(水) 00:27:28 ID:4/+y8mCN
おなごがおなごを攻めるときは
指と舌!
556名無しさん@秘密の花園:2005/08/10(水) 01:35:02 ID:feTSeY6A
それは別に普通のことなんでえろくない
557名無しさん@秘密の花園:2005/08/10(水) 03:15:24 ID:WAKLegbT
目隠し&ヨダレ玉装備で後ろ手に縛られた静久が
会長に男女男られてビクンビクンしてるやうな絵が見たいなあ。
558名無しさん@秘密の花園:2005/08/10(水) 16:09:06 ID:T4qAWiKy
女女女られてる静久がみたい
559名無しさん@秘密の花園:2005/08/11(木) 00:08:40 ID:d5M6yGFF
つまり3Pか
良かったなワッキー
560名無しさん@秘密の花園:2005/08/11(木) 00:18:38 ID:jLE/hTAX
ワッキーは静久を縛ってる縄を持って2m離れて突っ立ってる役
561名無しさん@秘密の花園:2005/08/11(木) 00:26:40 ID:QX5+ucxZ
レイプが一番似合うのは蒼かな、やっぱり。
562名無しさん@秘密の花園:2005/08/11(木) 01:24:28 ID:Ha5hGx/G
「蒼の穴、私が埋めてあげたいわ」
563名無しさん@秘密の花園:2005/08/11(木) 21:45:08 ID:kyZT4atg
夏コミは新刊出るのかな?
564名無しさん@秘密の花園:2005/08/12(金) 00:30:17 ID:fBeFUgoP
聖さま本の新刊が出るみたい。
565名無しさん@秘密の花園:2005/08/12(金) 01:07:36 ID:wy2hfHO/
ところで会長とか静久とか夕歩とかはいつどこでムダ毛の処理をしてるのですか?
天地の寮って全部、相部屋みたいだから気になります。
それとも風呂場とかで堂々と剃毛してるのだろうか?
566名無しさん@秘密の花園:2005/08/12(金) 03:28:19 ID:kdl216uE
静久「首から下は毛なんか生えてません」
567名無しさん@秘密の花園:2005/08/12(金) 11:15:01 ID:cSkpnHoK
オイオイ、高校生でパイパンかよ。
568名無しさん@秘密の花園:2005/08/12(金) 14:16:50 ID:xjyRYauY
中東では公衆浴場に脱毛クリームがおいてあるとか。
569名無しさん@秘密の花園:2005/08/12(金) 21:29:54 ID:WYJshOwa
会長「”ムダ毛”など 生まれてこのかた処理した事はありません」
570名無しさん@秘密の花園:2005/08/12(金) 21:55:52 ID:KI66jWbE
ギャランドゥ会長 (;´Д`)ハァハァ
571名無しさん@秘密の花園:2005/08/13(土) 00:23:41 ID:lq5mJZCR
夕歩「どうしてここの毛剃っちゃうの」
572名無しさん@秘密の花園:2005/08/13(土) 01:12:02 ID:MUIUtojf
>569
「…うちの生徒にムダな毛の生えるような者はおりません」
573名無しさん@秘密の花園:2005/08/13(土) 01:24:59 ID:zfnIJLVf
剃れるかな まだ 何もなかった頃みたいに 剃れるかな
574名無しさん@秘密の花園:2005/08/13(土) 02:41:54 ID:W+tAwlAx
なんだなんだ おまいら剃毛ネタに食い付き過ぎですよ(・∀・)
575名無しさん@秘密の花園:2005/08/13(土) 02:43:23 ID:jtBp3qSL
>>571
わらた。そういや夢に出てきたんだったな。
576名無しさん@秘密の花園:2005/08/13(土) 08:15:38 ID:mnsaNQ+r
「順、どうしてここの毛剃っちゃうの? 」
「赤ちゃんみたいでかわいいよ。夕歩」
577名無しさん@秘密の花園:2005/08/14(日) 00:47:33 ID:QpbeEitq
姐さんの新刊に志摩子剃毛ネタあったw
578名無しさん@秘密の花園:2005/08/15(月) 03:19:45 ID:v3axXsxz
コミケ逝った人、はやてブレードのエロい同人はありますたか?
579名無しさん@秘密の花園:2005/08/15(月) 03:38:15 ID:QOaNRRn9
3日目に一冊だけ見かけたな
580名無しさん@秘密の花園:2005/08/15(月) 09:01:39 ID:vwuh0GvN
マジでか!?詳細キボン
581名無しさん@秘密の花園:2005/08/19(金) 16:42:18 ID:urT0PxIc
保守
582名無しさん@秘密の花園:2005/08/19(金) 20:04:19 ID:t7WtaJQW
>>579の詳細を待ち続けて早四日・・・
583名無しさん@秘密の花園:2005/08/20(土) 05:35:44 ID:U53l0lBB
>>582 ガ、ガンガレ…
584名無しさん@秘密の花園:2005/08/20(土) 20:42:40 ID:/oIwOT3/
>582殿だけに任せてはおけん。
拙者も女断ちいたす。
585名無しさん@秘密の花園:2005/08/21(日) 00:17:36 ID:6VlC8Wna
女子断ちなら生まれて以来、26年ほど続けてる俺も登場。
ああ、静久のおっぱい揉みたい。
586名無しさん@秘密の花園:2005/08/22(月) 12:16:05 ID:q9jNyOVi
はやてもあと五、六年したら普通に男と付き合って、
乳揉まれてよがったりするのかと思うと鬱病になりそうです。
587名無しさん@秘密の花園:2005/08/22(月) 12:47:42 ID:wop4tngs
はいはいわろすわろす
588名無しさん@秘密の花園:2005/08/22(月) 17:24:06 ID:q9jNyOVi
ワロスワロスで済めばどんなに良いかッ!!
589名無しさん@秘密の花園:2005/08/22(月) 22:53:12 ID:XhxrYPe0
はやてもあと五、六年したら普通に女と付き合って、
乳揉まれてよがったりするのかと思うと腎虚になりそうです。
590名無しさん@秘密の花園:2005/08/22(月) 23:53:54 ID:BR6i53Kv
>>586>>588
そうかもしれないけどさ。ここ、百合スレじゃん?空気嫁。な
591名無しさん@秘密の花園:2005/08/23(火) 00:02:58 ID:pSiCt2KK
いや、>586はハヤテのごとく!のスレに書き込みしようと
したのを誤爆しただけだろ。
592名無しさん@秘密の花園:2005/08/23(火) 00:45:47 ID:ALO5nGMh
しげ菜ってエロしげに毎晩エロい事されてるのかなぁ。
593名無しさん@秘密の花園:2005/08/23(火) 15:44:10 ID:mfAU5CuR
プリキュアの淫獣みたいにですか
594名無しさん@秘密の花園:2005/08/23(火) 20:57:22 ID:UpOPV/7K
林家志弦さんは何歳なんですか?誰かおせーて
595名無しさん@秘密の花園:2005/08/23(火) 21:12:42 ID:HYsgNIje
たしか今年で19歳だよ
596名無しさん@秘密の花園:2005/08/23(火) 22:04:07 ID:YrMuMIDF
>>592 なんか知らんがすごく萌えた。
597名無しさん@秘密の花園:2005/08/23(火) 22:22:17 ID:UpOPV/7K
>595さん、ありがとう!19歳?めっちゃ若いのね。
598名無しさん@秘密の花園:2005/08/23(火) 22:52:24 ID:BpQHGPpN
>595
初心者に嘘教えんなよ
一応それ(19)が公式発表だけど、林家が現役女子高生なのは公然の秘密だろ
599名無しさん@秘密の花園:2005/08/24(水) 12:44:54 ID:W56Z5h+w
静久にもたれかかる会長モエス
もっと2人の話が読みたいなぁ
600名無しさん@秘密の花園:2005/08/24(水) 16:21:50 ID:eQQ6NjUX
あの会長が甘えるなんて・・・・ありえないと思ってた。やられた。
601名無しさん@秘密の花園:2005/08/25(木) 13:01:19 ID:FXLGDvDf
公式年齢が19歳で精神年齢が40歳だから、IQは200以上になるな。
だからあんな天才的な漫画が描けるんだ。
602名無しさん@秘密の花園:2005/08/25(木) 17:17:48 ID:ujdiMUnF
それに気付いたお前が天才
603名無しさん@秘密の花園:2005/08/25(木) 23:29:41 ID:FXLGDvDf
はやての初めての相手は誰だろうなぁ。
1.綾那に想いが通じるよ
2.出番減少を焦ったもかちゃんに襲われるよ
3.ナギとちはるさんの手で調教済みだよ
自分で書いてて、1だけは在り得ないなと思った。
604名無しさん@秘密の花園:2005/08/26(金) 00:38:35 ID:BarAywDc
>603

4.ししょーの出した課題をクリアして、そのご褒美にとミカどんに食べられる。
605名無しさん@秘密の花園:2005/08/26(金) 01:39:56 ID:IRbhPpaX
5. 蒼ちゃんが突然攻めに目覚めて…
606名無しさん@秘密の花園:2005/08/26(金) 08:08:31 ID:6jmOPWef
ししょーへたれだし、ししょーと一緒に
いのりんに食われるという方が想像しやすい。
607名無しさん@秘密の花園:2005/08/26(金) 15:12:56 ID:7fKUXf5+
6.桃香さんを取られると勘違いした犬神によって霊的緊縛された後手籠めに…

牡丹がポトリと落ちる演出付き。
608名無しさん@秘密の花園:2005/08/26(金) 19:05:22 ID:Y5tgS/b+
順と夕歩が手術前夜辺りに契りを結ぶ話が見たい。

「そろそろ行かないと・・・。明日はきっと上手く行くよ」
「うん・・・」
「じゃあ、またね」
「うん・・・」
「・・・じゃあね」
「・・・・・・───っ!」(順の袖に取り縋る夕歩)
「やだっ、行かないで!」
「ゆ、ゆうほ・・・!?」(順、心がグラグラ)

ありきたりだろとか定番だろとか超バージンだろとか言われても構わない。
実は脆くて順以上に相手に依存している夕歩という妄想が下半身から離れない。
609名無しさん@秘密の花園:2005/08/27(土) 00:35:50 ID:axxdrnwu
>>608
>実は脆くて順以上に相手に依存している夕歩
禿げしく同意。
しかし手術前夜だと順も入院してるような希ガス…。
610名無しさん@秘密の花園:2005/08/27(土) 01:10:19 ID:nD+iar4y
うむ。>>608には同意だが>>609はもっともだ。
611名無しさん@秘密の花園:2005/08/27(土) 07:13:09 ID:XWTcYx7h
じゃあ手術後でもいいや。
でもそれだと夕歩が取り乱す動機が無いか(´・ω・`)

とにかく、夕歩が順に取り縋って
「あれ、夕歩ってこんなに自分に頼ってたの?」
と順が動揺しまくるシーンが見たいんだよぅ
612名無しさん@秘密の花園:2005/08/27(土) 07:21:01 ID:qcEeJQfr
怖い夢(母親に引き取られて順が居なくなるとか)見たとかどうよ
613名無しさん@秘密の花園:2005/08/27(土) 09:33:23 ID:m3SVBqJD
やっぱ手術の後は手術の痕を見せ合ったりするんだろうな。
614名無しさん@秘密の花園:2005/08/27(土) 14:15:41 ID:nD+iar4y
>>611>>622(・∀・)ソレダ!!>>613もし手術跡が背中にあった場合見せ合いっこは難しいな。よく分からんが。
615名無しさん@秘密の花園:2005/08/27(土) 14:35:39 ID:RZs1CheU
ドナーの骨髄液は腰骨からとるらしい。
(骨に何度も針を刺すそうだが麻酔するから痛くない。と思う)
ということは順の腰には傷が出来ると…。
そしてその骨髄液を腕から患者に注入するそうだ。
骨髄移植手術自体は難しくないらしいが、術前術後の処置がかなりきついらしい。
夕歩は苦痛に耐えながら順の待っている天地に帰ろうと頑張っているのだ。
泣ける・゚・(ノД`)・゚・
616名無しさん@秘密の花園:2005/08/28(日) 03:51:32 ID:2eyh7MMr
痛い話はヤダ・・・Orz
617名無しさん@秘密の花園:2005/08/28(日) 18:25:06 ID:I4K0D/pR
今日見た夢
はやての願いが叶って綾那と繋がってる夢

>>603がそんなこと書くからっ…!
618名無しさん@秘密の花園:2005/09/01(木) 03:13:30 ID:hYNOFoRT
レスが止まっちゃってるから、
ラバーマスコット キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
とか言ってみたりする
619名無しさん@秘密の花園:2005/09/02(金) 12:33:48 ID:v4Htu0/0
たとえばそんな ラブソング
たとえばそこに いかがわしい本があるとして
それを順が 置いていったとして
夕歩がそれを 読まないなんて 保証はあるだろうか
ただの一度も 手に取った事がないなんて 保証はあるだろうか
あるだろうか あるだろうか あるだろうか (※ 繰り返し)
620名無しさん@秘密の花園:2005/09/02(金) 12:51:35 ID:fZMpTVdp
そもそも なぜそれが いかがわしいと知っているのか
中身を 見てしまったからじゃ ないのだろうか
たとえばそこに 水着の美女が載っていたとして
順は こんなのが好みなのかと
腹立たしく 思っていたり するんじゃないだろうか
そんな夕歩が 思い余って 順を誘惑しないなんてことが
あるだろうか あるだろうか あるだろうか (※ 繰り返し)
621名無しさん@秘密の花園:2005/09/02(金) 16:41:18 ID:GnpYN1KM
実は増田ちゃんがいないのを見計らっては、こっそりといかがわしい本を読み耽る夕歩。

だったらいいと思います。
でもいかがわしい本ってどの程度のものなんだろう?
まさか快楽天とかメガストアとかじゃないよな?
622名無しさん@秘密の花園:2005/09/02(金) 16:57:07 ID:0iq44lCZ
増田ちゃんは夕歩の私物だと思っている。
(夕歩は病弱なのにエロいんだなぁ。進んでるなぁ・・・)
ひそかに尊敬もされている。
623名無しさん@秘密の花園:2005/09/02(金) 21:49:57 ID:I+Oyq/+D
おまいらサイコーですな。
624名無しさん@秘密の花園:2005/09/02(金) 22:25:29 ID:Pc9fk5aG
>>621
百○姉妹
625名無しさん@秘密の花園:2005/09/02(金) 23:20:35 ID:TwalWVfs
百歳姉妹とな!
626名無しさん@秘密の花園:2005/09/02(金) 23:42:17 ID:Q15N+WVq
>>619>>620
禿ワロスwww
627名無しさん@秘密の花園:2005/09/04(日) 11:38:13 ID:4lyv7AVK
夕歩がいかがわしい本を読むなんて・・・なんてゆーか、夕歩が汚れる!
628名無しさん@秘密の花園:2005/09/04(日) 16:15:02 ID:5vnz0cNS
>>627 じゅんじゅんに汚されるならいいのです。
629名無しさん@秘密の花園:2005/09/04(日) 19:00:39 ID:+gAapCfm
とらHPではやてが表紙のエロヨロズ本見つけた
630名無しさん@秘密の花園:2005/09/04(日) 23:47:48 ID:VNaStPi4
>>628
詳しく。
631名無しさん@秘密の花園:2005/09/05(月) 21:06:22 ID:/fTciHU8
>>630 ん?629のことじゃないのか?
632名無しさん@秘密の花園:2005/09/06(火) 13:49:26 ID:Ga+bzqK+
じゅんじゅんに汚される夕歩を詳しく説明せよとのことであろう。
633名無しさん@秘密の花園:2005/09/06(火) 21:13:27 ID:NiIk2hMa
>>632 オレも超聞きたいんだが。詳しくな(´∀`)
634名無しさん@秘密の花園:2005/09/06(火) 21:36:41 ID:wSyzZRtq
SSにして説明してもらいたいものだ。
635名無しさん@秘密の花園:2005/09/06(火) 22:14:01 ID:N/8rkTT/
「…夕歩が悪いんだよ、浴衣なんか着てくるから」
636名無しさん@秘密の花園:2005/09/07(水) 21:41:27 ID:+ApvQmnu
>>635 く、詳しくだってばよぅ(´д`;)
637名無しさん@秘密の花園:2005/09/08(木) 12:01:13 ID:TTWwOA4a
順と夕歩には、昼下がりの情事という言葉がよく似合う。
そういう関係であるのなら、二人はきっと爛れている。

私はそう思う。
638名無しさん@秘密の花園:2005/09/09(金) 08:50:00 ID:TR1yTA9r
一度でも身体を合わせてしまったら、
箍が外れてどこまでも貪るように求め合ってしまいそう。
学校もサボって一日中ベタベタしそう。
しぶしぶ学校に出ても休み時間の度に校舎の影とか
トイレの個室にこもりそう。(大抵順が強引にさらうんだけど結局夕歩はされるがまま)
末期には、増田がいようが綾那がいようが完全シカトして行為に及びそう。
でも増田も綾那も今更気にしなさそう。
639名無しさん@秘密の花園:2005/09/09(金) 09:24:25 ID:eEuEHi6d
増田はまだ学園にいるのか?
640名無しさん@秘密の花園:2005/09/09(金) 13:16:28 ID:3YKgvCwI
>>638 (´д`;)ハァハァ
641名無しさん@秘密の花園:2005/09/09(金) 13:45:33 ID:88zOfNVv
夕歩の普段の表情が、入院確定前と入院確定後と、違っている気がするのは気のせいだすか?
642名無しさん@秘密の花園:2005/09/09(金) 14:31:45 ID:PYpcunyH
>>641
詳しく。
643名無しさん@秘密の花園:2005/09/09(金) 15:20:06 ID:88zOfNVv
私服の夕歩は、どことなく少し嬉しそう。女の子らしい笑顔あり
あの戦いの前の夕歩は、どことなく人形のようで、現実との接触から線をひいていたような感じ

更に、前は「姫」としての権力なんて使いたくなかったようなのに
(例「――静馬の特権使って」)
生徒会室では「うざい、残れ、命令」と強く出ている

きっと何かあったに違いない
644名無しさん@秘密の花園:2005/09/09(金) 15:23:37 ID:88zOfNVv
私としては

順との関係が主従関係に留まってしまうことを恐れていた夕歩が、どんな関係になっても二人はいつも一緒だと信じられるようになった

と思える
そしてきっと二人でその「確認」をしたんじゃないかな、と
マリみてひっぱってくるのは、ちょっとフェアじゃないけど、自分の手術跡を見せる、由のんのように
645名無しさん@秘密の花園:2005/09/09(金) 19:43:42 ID:5jhDI+Lm
おまいらいいやつらですね(*´Д`)
646名無しさん@秘密の花園:2005/09/09(金) 23:16:51 ID:TR1yTA9r
そして今、「夕歩ニャンコのしっぽ探し」が二人の間で大流行。
順の指先が夕歩の背筋を伝い降りてしっぽを探す。
最後はなぜか必ず順のしっぽ(指)が夕歩の中に入ってる。
647名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 20:55:03 ID:cnI4ozvE
会長に一票
648名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 22:02:16 ID:NJH8LOjE
志弦ねぇさんと蓮子ねぇさんてどういう関係なんですか?
649名無しさん@秘密の花園:2005/09/12(月) 00:10:30 ID:rd3bRG4X
刃友
650名無しさん@秘密の花園:2005/09/12(月) 00:16:11 ID:fwKTV+/x
百合で百合で百合百合でパヤパヤ。
651名無しさん@秘密の花園:2005/09/12(月) 04:49:27 ID:1zCCwmpQ
とりあえず一緒に住んでるみたい
志弦ねえさんのチャイルドが死ぬと蓮子ねえさんが消えるみたい
652名無しさん@秘密の花園:2005/09/12(月) 09:19:10 ID:CZT1V7Yz
ルールメイトじゃねーの?
蓮子姐=会長
志弦姐=帯刀
みたいな
653名無しさん@秘密の花園:2005/09/12(月) 12:24:44 ID:uOLs8G6E
それを言うならルームメイト。
つーか会長は静久と一緒に住んでんだろ…。
654名無しさん@秘密の花園:2005/09/12(月) 17:40:16 ID:rd3bRG4X
百合姫来月発売なのにHPが一向に更新されないな・・・
655名無しさん@秘密の花園:2005/09/14(水) 19:07:55 ID:KA1Rwsa/
蓮ねぇさんお誕生日おめでとうございます。
656名無しさん@秘密の花園:2005/09/17(土) 02:33:49 ID:7GCOE/x1
>>1
>21禁板なので思う存分いやらしいことを
――白くて可愛い下着だけの姿になったしづるは、目の前ではだかのまま震えている蓮の首すじにそっと口元を近づけ、
ちろりと一舐めした。「あっ」はだかのままの連はびくりと震え、思わずしづるに抱きつく。
しづるはそれには構わず、連の首すじをさらに下のほうへ、舌をはわせつつ、
相手の腰のあたりに深く左腕を回してそっと抱き寄せ、右手では背すじをやさしくさすりながら、
おしりの方へ、そして相手の足のあいだの暗いところへと優しく優しく指先を這わせてゆく。
「だめ」。可愛い声で連が言った。すこしすすり泣いているようだ。しづるは
腰にまわした左腕に少し力をこめ、安心させるように体をひきつけた。
そして右の手先はあくまでも愛撫をやすめない。連の足のあいだは熱く、とろとろと融けて雫が
糸をひきそうだった。それをすこし撫でるようにさわると、連は吐息をついてしがみついてきた。
657名無しさん@秘密の花園:2005/09/17(土) 02:37:29 ID:7GCOE/x1
蓮が連になったりいろいろヘンね。失敗
658名無しさん@秘密の花園:2005/09/17(土) 10:55:36 ID:LpITXS33
↑おまい最低。
659名無しさん@秘密の花園:2005/09/17(土) 11:53:04 ID:yQFUXO3Q
いや実在の人物ではマズイだろ…
660名無しさん@秘密の花園:2005/09/17(土) 15:12:44 ID:3RY1G0JD
だから連としづるになっているのだと予想

しかしこういうのは、むしろエッチシーンより、普段の生活の妄想がみたい
のだった
661名無しさん@秘密の花園:2005/09/17(土) 15:40:19 ID:7GCOE/x1
>>659
ストレートなつっこみに笑った
662名無しさん@秘密の花園:2005/09/17(土) 18:33:05 ID:sDrR9ZfG
ネタはともかく文章が壊滅的に稚拙。
巧ければ引かれこそすれ、叩かれることは無かったろうに。
663名無しさん@秘密の花園:2005/09/17(土) 21:58:15 ID:JUgvDHoh
最近の夕歩と順の関係はどんな感じですか?
出てきた当初よりも、ラブラブ度はあがってます?
664名無しさん@秘密の花園:2005/09/17(土) 23:51:41 ID:GyKWnlsX
順の体液が夕歩の体内に強制インストールされた模様です。
665名無しさん@秘密の花園:2005/09/18(日) 15:43:18 ID:H2crkwE/
おれははじめは結構おいしく頂いたけど、
先生の顔ふたりとも知らんから、
順と夕歩風の顔に勝手に脳内変換。
でも生身の人間想像したら萎えますた
666名無しさん@秘密の花園:2005/09/22(木) 01:57:50 ID:sYofGipt
あたらしいエロまだ〜
667名無しさん@秘密の花園:2005/09/24(土) 00:45:00 ID:VNoI7yn+
だれのがいいかな
668名無しさん@秘密の花園:2005/09/24(土) 04:39:21 ID:JXs+d9Un
あおちゃん
669名無しさん@秘密の花園:2005/09/24(土) 08:49:18 ID:O3InhxCT
やっぱミカどんといのりんだろ。
670名無しさん@秘密の花園:2005/09/24(土) 11:47:15 ID:d5ayrvqi
キボンするだけではなく自分で投下しる!
671みずあお:2005/09/24(土) 22:51:51 ID:Z3dwdTIA
薄暗い部屋に、微かな水音。何かを堪えるような吐息が時折漏れる。
上擦った声と水音が小刻みに続き、二人の周りの湿度を上げてゆく。
ちゅ…くち…
「んっ…」
貴水蒼はフラットベンチのそばにひざまづき、幼さの残る顔を前後に揺らしている。
彼女が口づけを繰り返し舐めしゃぶるのは、一番大事な人の細く長い指。
「あ…はあ…っ んぷ…ん…おいひ…ん…」
繰り返すうちに陶酔に囚われたのか、蒼の目はとろんとして焦点を失い
時折軽く窄める頬は赤く染まっていた。」
「んぷぁ」
ようやく長い口戯から離れ、彼女はうっとりと上目遣いで訪ねる
「きもち…い…ですか…?みずちさん…」

”浅倉みずち”
蒼の刃友。彼女の一つ上の先輩。そして、心のご主人様。
みずちは声を殺してため息を一つ漏らし、自分の手に頬擦りする恋人に返事を試みた
「…そ、そう…ね。何だか…意外…うあ!」
しかし声は低い喘ぎに変わる。突然キスの場所を変えられたのだ。
体操服をまくり上げ、滑らかな肌に頬擦り、脇腹にキス。ついばんで、舌が這う。
「そ…蒼っ…!」
「みずちさん…みずちさ…ん…!」

午後2時17分のロッカールーム。
互いの名前を呼び合う声が微かに壁を伝った。
672みずあお:2005/09/24(土) 22:52:45 ID:Z3dwdTIA
始まりは昼休みだった。
模擬刀の乾いた音がトレーニング室にこだまする。
カン。
カカン。
構えるみずち。続けて踏み込む蒼。カッ、カカン、カッ,カッ,ガガッ
上から振り下ろす!正面から弾くみずち。返す刀で同じように正面から刀を下ろす。
「はっ!」
蒼は正面からそれを受け止めーーーー

べちん。

られなかった。
「い…」
「あ…」
「いたーーーいーーーーー!!!
673みずあお:2005/09/24(土) 22:53:17 ID:Z3dwdTIA
「あなたね」
ロッカー室でみずちは少しあきれながら、蒼の額に湿布を貼った。
「正面から受けてどうするの。身長差もウェイトの差もあるのよ」
「す…すびばせ…」
「あなたより小さい相手なんて探す方が難しいのだから」
「うう」
「力任せの作戦は選ばない事」
「はい…」
最後にサージカルテープを貼り終えると、みずちの指が蒼の額を優しく撫でた。
短い沈黙。
「…何?あ。シャワーが終わってからの方が良かったかしらね。失敗だわ」
「いえ」
刹那。
蒼の体がするりと立ち上がり、ヒザ立ちのみずちの頭を両手で抑える。
「蒼…」開いた唇を、蒼の舌が塞ぐ。
ついばむような、小鳥のようなキス。二秒…五秒…。震えながら口が離れる。
「今日…このまま…ダメですか…?」
頑張ったらご褒美。二人の約束。いつの間にか、我慢できなくなっていた。
「シャワーは,その…あと…で」
言いながら声が震える。瞳が、鼓動が、蒼の全身がおねだりを始めていた。
みずちは顔色一つ変えず、スッと唇を寄せる。
…ちゅ。
「みう…んん…んんぅうーーーー!」
感極まった蒼は、みずちの腕の中に飛び込んでゆく。
無粋なチャイムが,遠くに聞こえていた。
674みずあお:2005/09/24(土) 22:53:54 ID:Z3dwdTIA
「そっ…蒼…?そこまでしなくても」
「らめ…れすよう…今日は私が最後までするんれす…んん…」
半ば強引に体操服をずり下げながら、蒼は興奮で自分のろれつが回っていないことに気がつく。
「あれ…腰,浮かせてくださいよう」
「駄目」
みずちは体勢を立て直すと、蒼の両脇を抱え自分の膝の上にちょこんと座らせた。
太ももが蒼の股間を割って支える格好。察した蒼が赤面する。
「や…やだあ…」
「好きでしょ。これ」
囁かれた蒼がくにゃりと体を前に倒す。また,キス。みずちの唇が舌をとらえ、しごき
なぶり上げる。くちゅ。くちゅり。ぬら。ひと擦り毎に蒼の脳裏に甘い陶酔が広がり
彼女は思わず声を上げる。
「ん…んっ!んーーー!ぷあ!みずちさ!んっ、んふ。みず…さ…ふあああ!」
みずちの両手は蒼の小さな胸を優しく往復する。服の上から、持ち上げ、円を描くように
摩る。くすぐるような指先が、徐々に円の動きを小さくしていく。
「え、あ、ああ、み、みずちさ、ああああ!」
蒼はもう力が入らないのか、上半身をいいようにもてあそばれてうっとりとしている。
ただ、腰だけが、擦り付けるように前後に蠢いていた。
「みず…ちさ…ん…わた…わたし…もう…」
きゅっ!
「ひあああああ!」
服の上から、敏感な突起をつまみ上げられ、クリクリとこねられた蒼がビクリと跳ね上がる。
「そ、それダメ!それダメエーーっ!」
「蒼…蒼…」
みずちの息も荒い。何度かの攻守交代も、今度こそ最後になろうとしていた。
675名無しさん@秘密の花園:2005/09/25(日) 14:58:36 ID:Kw0YAufg
>>670

GJ!
676名無しさん@秘密の花園:2005/09/25(日) 20:28:14 ID:uqa0y8u7
おっきした
677みずあお:2005/09/25(日) 21:15:06 ID:5eY2Ml4U
「アッ!やっ!ダメ!ダメ!ああああーーーっ!!!」
上半身裸の蒼がベンチに上向けで寝かされている
「ああああーーーーッッ!…きっ!好きぃぃぃぃっ!」
みずちの唇は蒼の左の乳首をとらえて蹂躙の限りを尽くしていた。
下の先端が突起を転がす。周辺をくわえて、優しく口で揉んでゆく。
「あ!みず!ちさ…!好き!好き!うあああああ!」
脱がすのももどかしかったのか右手は既に体操服の中に潜り込みせわしなく動いている。
二本の指が蒼の入り口付近でカギ状に曲げられ、しつこい程に天井を掻きむしっていく。
経験が少ないとはいえ、みずちに開発されたこの部分を擦られた蒼は絶叫、
身をよじって悶絶した。
「そ、そこぉぉぉ!しむ、しんりゃう!やっ!やめへえええええ!」
「蒼…」
つぷ。
左手の指が優しく蒼の口に添えられる。舌が自然に絡み付いて陶酔を高めていく。
「ひ…ひぐ…ひっく…」
許容量を超えた快感に蒼の目から涙が溢れ出す。限界が、明らかだ。
あと、一押し。蕩けた瞳も、張りつめた胸も、痙攣を続ける腰も、すべてがきっかけを待っていた。
「行くわよ…蒼…」
678みずあお:2005/09/25(日) 22:27:27 ID:KCSfIPYK
「み、みずちさ…!ん!あ、ああああああーーっ!!」
みずちの右手がさらに加速して、かきだすような動きが加わる。
「蒼っ………!」
最後の口づけは左胸の先端。

ちゅ。

「あーーーーーーっっっ!!!!!!」
それが、とどめだった。
大きく息を吸い込んだ蒼は、背中を反り返らせて征服された喜びを爆発させる。
頭の中に銀色の光。溶ける。溶ける。飛ぶ。飛ぶ。すべてが。
「……………っっっ!うっ!…………………!!」

硬直させた体をカクリと落としながら、蒼は意識を失っていった。
679みずあお:2005/09/25(日) 22:29:11 ID:KCSfIPYK

「授業…終わっちゃいましたね」
「そうね」
二人はずっとロッカー室で抱き合っていた。シャワーを浴び、着替えたあとでも
陶酔はおさまりそうになかった。
「意外と」
「はい?」
「少ないものね。二人きりの時間って」
それは蒼にとって意外な言葉だった。合理的な思考しか好まないみずちが
自分との時間を気にしてくれる等、思いもしなかった事だった。

(これはもしかしてチャンスなのでは?)
「み…みずちさん!」
「何?」
「こっこっ 今度の…日曜…あ、ああああ空いてますかっ!?」
「空いてる…って言ったら?」
「わっ…私と…
        …………トレーニングしませんか」
「あなたね」
「…いえ、なんでもないです。今のはなかった事に」
「精神面での強化が先だったかしら」
「…は?」
「そういう時は、力任せでいいのよ」

絶句する蒼を見ようともせずに、みずちはスケジュールを決めてしまった。
「まあ、息抜きも必要でしょ。ゆっくり打ち合わせするのもいいわ」
淡々と話しながらも、蒼の体をやわらかく抱きしめるみずち。
その横顔を見つめながら、蒼は
「はい」
うれしそうに返事を一つ、そして頭を預けるのだった。
fin
680名無しさん@秘密の花園:2005/09/26(月) 00:31:51 ID:3ADfQln0
ぎゃはーー!!!GJ!!
終わり方も甘くていいですね
681名無しさん@秘密の花園:2005/09/26(月) 07:05:42 ID:TOgpK7n0
最萌にはやてが出てるので告知
スレ汚し失礼

漫画最萌トーナメント 投票スレ5
http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/vote/1127568927/
漫画最萌トーナメント 投票スレ6
http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/vote/1127669260/
682名無しさん@秘密の花園:2005/09/26(月) 14:49:08 ID:WraYlHkr
みずち×蒼
Gj!!
683名無しさん@秘密の花園:2005/09/29(木) 00:36:59 ID:lSgXKL7p
みずちになって蒼「舐めて」とスカートとパンツ脱いだ状態で言ってみたい
俺が来ました。

みずち×蒼(*^ー゚)b グッジョブ!!
684名無しさん@秘密の花園:2005/09/29(木) 01:10:26 ID:yp8baUxl
いやいや、俺的にはノーパンでスカートは自分でたくし上げてる方がそそるなぁ。

みずち×蒼もいいけど、ミカどん×いのりんも見たい見たい見たい
685名無しさん@秘密の花園:2005/09/29(木) 02:05:16 ID:jgUZPyq1
はやてと蒼の小学生レズ

ほんとお子ちゃまなことになって蒼ばかり悶絶ドギマギ
はやてすぐ寝る
686名無しさん@秘密の花園:2005/09/29(木) 13:56:00 ID:fk10Yefa
マイナー路線で順×綾那キボン
同室設定萌え
687名無しさん@秘密の花園:2005/09/29(木) 16:11:06 ID:pNC6v3P3
>>686
禿同。じゅんじゅんあやちー、萌え〜っ。
でも、コレってマイナーなんだ。ちょっと残念。順にとっては順夕の次、綾那にとっては
ゆか綾の次くらいにアリだと思ったんだけど。
688名無しさん@秘密の花園:2005/09/29(木) 19:22:01 ID:Oa5cG1Sp
オレは順夕歩の次に順綾が好きだ。まぁ順綾のssなんてまだ1度しか見たことないが。
689名無しさん@秘密の花園:2005/09/29(木) 21:12:27 ID:L4b3AMVc
順はやなんてどうだろう
690名無しさん@秘密の花園:2005/09/29(木) 22:12:40 ID:eIrvvgHk
今月号の登場人物みんな可愛さ1・5倍増しになってる気がする。
691名無しさん@秘密の花園:2005/09/29(木) 22:34:00 ID:G/97xV6Z
ところでキジっちゃんの能力ってどんなんだろうな。
わんこにびびってたし、なんか違う系統な気がする。

服の上から他人の乳首の位置を当てられるとか、そういう微妙なやつがいいと俺は思う。
692名無しさん@秘密の花園:2005/09/29(木) 23:57:01 ID:+UoMPeQi
本スレでやった方がいい気もするが
俺は目からエロ光線だと思う。
693名無しさん@秘密の花園:2005/09/30(金) 00:24:51 ID:Nzxt9DPt
本スレはちょっとエロトークになると
いけませんいけません言う奴が仕切り出してうるさいからな。
俺は目を見つめると変な気持ちになってしまう催眠術がいい。
あっ それがエロ光線か。
694名無しさん@秘密の花園:2005/09/30(金) 00:38:24 ID:67A4GG+C
>>688
ちょっとお兄さん、それどこで閲覧できるの?
695名無しさん@秘密の花園:2005/09/30(金) 01:37:53 ID:15ngVYxx
>>694
俺は688じゃないけど。
同盟に参加してるサイトで順綾見た。最近追加されたとこ。
その他にも一箇所、順綾書いてる人いたぞ。
696名無しさん@秘密の花園:2005/09/30(金) 03:01:08 ID:HBulUg7X
>>694へ。>>695の言う通り。そんな探さんでも見つかると思う。
697名無しさん@秘密の花園:2005/09/30(金) 14:41:09 ID:I+HT24ap
猿楽ちゃんは初キスの時、歯でゴッチンするタイプ
698名無しさん@秘密の花園:2005/09/30(金) 17:40:38 ID:NyYChOjd
>>697
天才だ。
いまおれのなかで(正確には下腹部で)
猿楽ちゃんの萌え株が沸騰した!
699名無しさん@秘密の花園:2005/09/30(金) 20:02:31 ID:f8Ki9RgP
>>607
ナイス発言

>>605
どこ、見つからないぞ
700名無しさん@秘密の花園:2005/09/30(金) 20:46:39 ID:HBulUg7X
>>699 ん、アンカーミスか?まぁとにかく、同盟からいける事は確か。ブログっぽいとこな。
701名無しさん@秘密の花園:2005/09/30(金) 21:01:39 ID:OYUyBKQa
>>697
それなんてデイアフター少女セクト?
702697:2005/09/30(金) 23:07:17 ID:I+HT24ap
セクトにそんなのあるの?
やべ、2巻超楽しみ。

以下妄想
みずち:ねっとり、長時間。
あお:されるがまま。
順:いざとなるとへたれ。
Σ:↑なので誘って搦め捕る。
玲:ちょんとされただけでウボァ-
紗枝:ちょんとしただけなのに逃げられた。
ゆかり:軽く。でも目で捕らえて離さない。
綾那:眼鏡外して、奪うように。
はやて:やたら吸う。
703名無しさん@秘密の花園:2005/10/01(土) 01:03:17 ID:pZ+Ujo/p
>>700
あったよ、左端のほうにあった。全然気がつかなかった。サンクス

704ぽいうv:2005/10/01(土) 03:08:36 ID:YILkor2J
真のセックスのオーラが光るアメリカ女性のこの表情!セックスの妖精か悪魔か
見逃せません!アメリカ人の彼女がいるあなた、欲しい人お見逃しなく!!
http://refer.ccbill.com/cgi-bin/clicks.cgi?CA=919096-0004&PA=1026461

705名無しさん@秘密の花園:2005/10/01(土) 09:55:51 ID:DuBHhVCJ
>>704
やべ
聖のことかと思った
706名無しさん@秘密の花園:2005/10/01(土) 13:26:02 ID:pZ+Ujo/p
はやての楔束ときもそうだが
綾那は以外に押しに弱いとおもふ

順とかに押されたらあっといまに…
707名無しさん@秘密の花園:2005/10/01(土) 14:13:39 ID:DR44+H6D
>>706
綾那は、昼は総攻め(ツッコミ)、夜は総受けだからね。
順やゆかりやみずちはもちろん、夕歩や蒼にも簡単に押し倒されると思うよ。
708名無しさん@秘密の花園:2005/10/01(土) 16:29:29 ID:pZ+Ujo/p
>>707
GJ!
しかし蒼にも押し倒されるとは…。それはそれで萌え

コミック三巻で夕歩が順自慢をするときの綾那は
無駄に受けオーラを放っていたと思う

所でここってストロベリーシェイクのssってok??
709名無しさん@秘密の花園:2005/10/01(土) 17:12:42 ID:SJeNnAVj
ssは歓迎なんだが
変な広告リンク貼られるからあんまり頻繁にageないでくれ
710名無しさん@秘密の花園:2005/10/01(土) 18:20:47 ID:ybAr0+k6
>>708
待ってるぜ。ベリシェはなにぶん主人公がヘタレだが、
ベタなギャグ落ちはかんべんな。
ちゃんと今日の(あるいは明日の)おれの晩ご飯のおかずになるような(ry
711名無しさん@秘密の花園:2005/10/01(土) 20:30:33 ID:r6NRB8FD
>>707
なるほど
100人乗っても大丈夫なんだな
712名無しさん@秘密の花園:2005/10/02(日) 00:29:41 ID:ccfJDnoh
>>708
キャモォォォォォォォォォォォォォォォィォオォォォォォォォォォォォォォォォンッ!!!!!
713名無しさん@秘密の花園:2005/10/02(日) 03:21:35 ID:rr4dWUFw
はやてが実は超ダークな性格で、
綾那を始め他のキャラを片っ端から喰いまくりという脳内設定で原作を読み返してみた。





うはwwwwwwwwテラモエスwwwwwwwww
714名無しさん@秘密の花園:2005/10/02(日) 12:39:03 ID:8mIoSVze
どもども、>>708です
ベリシェの蘭×樹里亜投函します
見方によっては樹里亜×蘭やもしれぬが
715708:2005/10/02(日) 12:45:41 ID:8mIoSVze
精神を集中させて、勇気を振り絞り、意思を固める。
「ちょぉぉっと、寝顔を見るだけだから」
誰に許可を取ったのかまったくの不明だが、橘樹里亜は言い訳のように同じ言葉を繰り返している。
ここ、樹里亜の部屋には、普段とは違って来客が一人いた。
初めはライバルだったが、今では樹里亜の好きな人こと浅川蘭である。
先日のストーカー事件以来、ちょくちょく蘭が家に来るようになった。それはもう、大歓迎なのだが。
 目の前ですやすやと眠っている蘭を見る。この子はどうしてこんなに眠れるのだろうか。
ストーカー事件が起こって以来寝ていないというのもあるが、その前からこの子は良く眠っている。
――これが男の子の部屋なら、あっという間に食べられてるよ、蘭ちゃん。
 心の中で忠告しながら、ちらりと蘭の方を見る。樹里亜の座っている位置では、蘭の顔はイマイチ見えない。
 そう、だから見に行くだけだ。
 そろそろと立ち上がり、回り込むようにして蘭の近くへ行き――。
「いや、そういえば、毛布掛けたほうがいいかな」
 踏みとどまった。一人で誰かに提案して、そそくさと毛布を取り出して蘭にかけてやる。
予想外に大きな音がしたので、起こしたかな、と思ったがそんな心配は必要なかった。この子は良く寝るのだ。だから背が大きいのかもしれない。
 身長。
 樹里亜は背が低くはない。だが、蘭ほど大きくはなかった。
というか、蘭が一般女子高生の年齢で考えたとき、背が大きい方であるというだけだ。下手したら樹里亜より頭一個分くらい高い。
「うーん、あたしも背ぇ伸ばそうかな」
 気にしなければいいとは思うのだが、どうにも攻める方としては背が気になる。
今時――しかも女同士で――背云々を気にするのは時代遅れかもしれない。
だが、それは樹里亜に取っては切実な問題なのだ。
716708:2005/10/02(日) 13:22:45 ID:8mIoSVze
「う――ん? あれ、樹里亜さん?」
「あ、起きちゃった?」
 変なことを考えているうちに、どうやら蘭は目覚めてしまったらしい。
 また好機を逃してしまった自分。冴木の言うように、自分はへたれに違いない。
 物凄い自己嫌悪に陥っている樹里亜に首を傾げつつも、蘭は寝ぼけ眼を擦り、一つ欠伸をした。
 大きな身体の割に、行動が小動物みたい。
 ふとそんな事を思ったが、口に出したら蘭はどう思うだろうか。
「樹里亜さん?」
「え、ああ。ごめん、ぼーっとしちゃった」
「大丈夫ですか――って、毛布まで掛けていただいてありがとうございます」
 どうやら今の今まで毛布の存在に気がつかなかったらしい。流石。
 樹里亜はそんな蘭に苦笑しならも「なんでもないよ」と言葉を濁した。
 いつもならストレートにセクハラまがいの発言も出来るのだが、どうにもそれが出来ない。
 心のどこかで、歯止めとなる人間がいたから言えた言葉なのだ。
 ここでは下手な発言がイコールで実現してしまう。願ったり叶ったりだが、そんな度胸がない。いわゆるへたれ。
 あながちどころかクリーンヒットだった冴木の指摘を思い出しながら、樹里亜はため息をつく。
「ん?」
 ふと、目の前が真っ黒になり、次の瞬間には、毛のような感触が体中を包んだ。
 そして、重力が変な方向を向いたかのように、真横に引っ張られる。
717708:2005/10/02(日) 13:23:45 ID:8mIoSVze
「うわ――て、蘭ちゃん!? 」
 蘭に抱きかかえられる形で、樹里亜は毛布の中にいた。
「あ、いえ。寒いのかな、と。もう冷えますし」
 物凄い至近距離から声が聞こえる。
 蘭は樹里亜が寒くないように、毛布をしっかり被せ、しっかり抱きかかえる。胸にうずくまる様になっている樹里亜は、頭がパンクしそうだった。
「どうですか?」
 背中に蘭の手を感じる。そりゃそうだ、抱きかかえているのだから。
「あ、暖かいよ」
「そうですか、よかった」
 蘭が微笑むのが判る。顔を見たいとは思ったが、今それをする訳にはいかない。
 たぶん、自分の顔は真っ赤に違いなかったからだ。
――やばい、どうしよう。困ったぞ
 物凄く、体中が強張っているのが判った。こんな事態は初めてだったからだ。
「樹里亜さん?」
 黙ってばかりの樹里亜が気になったのか、蘭は不思議そうな声で樹里亜の名前を
718708:2005/10/02(日) 13:46:09 ID:8mIoSVze
何故か耳元で囁かれた。
 思わぬ事態に身体が縮こまるのが判る。
「ら、蘭ちゃ――」
 何も蘭は言葉を発せず、樹里亜の前髪をかき上げる。でこの何が気になるのだろう。
 不思議に思っていると、不意に蘭の姿勢が変わったのが判った。そして思った次の時には、額に何か柔らかいものが当たったのだと判る。
 言い方がまどろっこしいが、要するに額にキスされたのである。
「ちょっ――」
「嫌でしたか?」
 驚きと歓声と狂喜の入り混じった声をあげる前に、蘭の自信なさ気な声が聞こえてくる。心なしか、抱きとめている手にも力が入っているように思えた。
「嫌じゃ、ないよ」
 興奮で声がうまく出ない。震えているのが判る。ああ、アイドルよ、不測の事態にも対処せよ。ぜんぜん聞いた事のない声が何故か頭に響き渡る。
「でもどうして?」
 不測の事態に対処しますよ。
 知らない人に宣言しながらも、樹里亜は蘭の顔を見て言った。彼女の顔はこれでもか、というほど申し訳なさそうだった。
「蘭ちゃん?」
「その、すいません」
「あ、謝らなくても――」 
 言いかけて、身体が引っ張られる。
――なるほど、今の謝罪はさっきのキスの事ではなく、これからの事への謝罪か。
 一瞬のうちにここまで考えた樹里亜だったが、そこで完全に思考が途切れる。
「んっ――」
 今度はしっかりとキスされた。額じゃなくて、口だ。人間不思議なもので、キスされると自然に目を瞑る。樹里亜はキスされてから数秒して、目を閉じた。
719名無しさん@秘密の花園:2005/10/02(日) 16:29:12 ID:Q5n8FN/A
ハァハァ
は・・早く続きを
720名無しさん@秘密の花園:2005/10/02(日) 17:47:50 ID:8+qhDfXX
だー!イイ!
721名無しさん@秘密の花園:2005/10/02(日) 21:24:47 ID:3dOiS7Lt
(´д`*)
722名無しさん@秘密の花園:2005/10/03(月) 00:00:01 ID:6u9fU4+V
>>708
グッジョブ!!早く続きを…。
あ、でもsageて欲しいな。
723名無しさん@秘密の花園:2005/10/03(月) 01:15:41 ID:W//pjKxY
なんだなんだ!?久々に来てみたら本スレより盛り上がってるじゃねーかw
とりあえず>>708グッジョブ!!
724名無しさん@秘密の花園:2005/10/03(月) 01:32:49 ID:BTWR042S
もしかしたら>>708はsageを知らんのかもしれん
メール欄に半角でsageと入れてくれ
725名無しさん@秘密の花園:2005/10/03(月) 12:07:47 ID:+LSs401y
会長と静久ちゃんのSS書いてみました。
エロもなく、あまり面白くもないですが、良ければ…ドゾー
726名無しさん@秘密の花園:2005/10/03(月) 12:10:09 ID:+LSs401y
いつも、この部屋に入る時は少し緊張する。
この豪華絢爛なドアに気後れしてるって言うのもあるけど…
なんだかんだで、ひつぎさんは尊敬出来る凄い人だから。
「よしっ!」
――トントン。
「入ってよろしくてよ」
あれ? いつもの声と違う。
やっぱり、45度の熱はひつぎさんでも辛いんだ。
「おじゃまします」
「静久… 何か用?」
「ひつぎさんが心配で…… それよりひつぎさん…」
「なに?」
「この部屋寒すぎです!!」
急いで冷房を切り、薄着のひつぎさんに羽織るものを手渡す。
「もう、風邪引いてるのに、なに考えてるんですかっ!!」
「いや、熱があるから、冷やそうと思って…」
そんなに平然と……
やっぱり、ひつぎさん……凄すぎる。
「もう、風邪引いてる時はあったかい恰好して下さいよ」
「なぜ?」
727名無しさん@秘密の花園:2005/10/03(月) 12:13:13 ID:+LSs401y
「あったかい恰好をして、汗をかいて、熱を下げるんです」
私の……宮本式強制治療術……見てたでしょ。
はぁ……心のなかでため息をついてると……
「ぷぷっ」
急にひつぎさんが笑い出した。
「あははは…」
「ひつぎさん?」
「ごめんなさいね…ククッ…ちょっと静久を困らしたくなって……」
「へっ?」
ひつぎさんの言葉はいつも、分からないようで分かる…だけど…
今日の言葉は、分からないようで分からない。
――んっ?
私が混乱してるいる様子が更にひつぎさんのツボに入ったのか、ひつぎさんの笑いは止まらない。
「ひつぎさん!!」
私は恥ずかしくって、頬とか耳とか熱くなっていく。
「本当にごめんなさい……」
涙をぬぐって、一呼吸おき、ひつぎさんは語りだした。
728名無しさん@秘密の花園:2005/10/03(月) 12:16:03 ID:+LSs401y
「いや、ドアの前で突っ立ってなかなか入って来ないアナタをからかおうと、
 こんな事したのだけれど…予想以上だったわ」
バレてたんだ……。
頬とか耳どころじゃない…全身が熱い。
っと言うか、熱がぶり返したかも……。
「静久…?」
「……もう、大人しく寝てください。」
恥ずかしさを隠すために、ひつぎさんの体をベッドに倒し、
「額にあてる濡れタオル用意してきますね」
逃げるように部屋を出ようとした私の手首に冷たいものがあてられた。
「ひつぎさん…?」
ひつぎさんの手が私の手首をギュッと握ってる…
「分かりましたよ」
そっと、ひつぎさんのキレイな手を握り、ベッドの横に腰掛ける。
……もう寝てる。
やっぱりひつぎさんは凄すぎます。

(おわり)
729708:2005/10/03(月) 19:22:06 ID:wtcypmWO
すまん、漏れsageのこと知らなんだ。
教えてくれた人サンクス&続き
730708:2005/10/03(月) 19:24:43 ID:wtcypmWO
どのくらい口付けていたのか判らないが、気がつけば全身が強張るほど緊張しているのがわかった。
――キスの余韻って奴? うはー、あたしに似合わないや
テレビの収録で馬鹿やるほうが、なんぼマシか。考えたところできりが無いが、とにかくどうでもいい事を考えないと、頭がおかしくなりそうだった。
「もし、良ければなんですけど――」
「へ?」
 先ほどから突拍子の無い行動をする――もともと突拍子の無い行動が多いが――蘭に、樹里亜は振り回されっぱなしだった。
 しかし、ちゃんとした形で要求が来たのは初めてだ。
「蘭ちゃん?」
 うまく動かない身体に命令を下して蘭を見上げる。いつにも増して真剣そうな彼女の顔は、少し朱がさしていた。
「――もう一度してもいいですか?」
 頬に手を当てられる。予想以上に冷たく感じた。毛布の外にでも手が出ていたのだろうか。それとも――自分の顔が上気しているのか。
 馬鹿と言われ続けている頭をフルに活動しなくても――返事など分かっている。
 頬に当てられた手に覆いかぶさるように手を当て、握り締める。もう片方の手は、無意識に蘭の服を掴んでいた。
「断る――理由が無い」
 妙に掠れた声だったが、きちんと言う事が出来たのは、上出来だと思う。
「苦しかったら――」蘭の手が自分の後頭部に回るのを感じた。「苦しかったら言ってください」
 先ほどとは違い、随分と穏やかに引き寄せられる。今度は数秒と間を置かず目を閉じた。
731708:2005/10/03(月) 19:44:59 ID:wtcypmWO
「ん――ぅ」
 触れたと同時に良く分からない声が、出た。背筋が無駄に伸びている。服を握り締める手に力が入るのが否応なしに分かった。
 ただ唇が触れ合っているだけだ。それ以外、何もしていないのに――湧き上がる良く分からない感覚で頭がおかしくなりそうだった。ただでさえおかしい頭なのに。
 一瞬、唇が開放されるが、また引き寄せられる。離れたりくっ付いたりするだけで、全身がびくっと動く。
それと同時に、よく分からない感覚が広がっていった。
 しばらくそれを繰り返していると、何度目かの離脱の際に、耳元に吐息を感じた。
「うひゃっ」
 耳元に唇が寄せられたのだと分かったのは、身体が反応した後だ。
感覚の九割が鈍っていて、普段使っていない――よく分からない感覚を察知するための感覚が鋭敏になっていた。
「少し、口を開けて貰えませんか?」
「え――?」
 理由も判らず疑問の声を上げると、素早く耳元から離れて再び唇が触れ合う。また良く分からない感覚が広がったが、今回はそれだけで終わらなかった。
「んぅ――ぁ」
 舌、だ。
 少しの隙間から緩々と入ってきた舌に、驚く前に変な声が出た。
「ふぅ――んんっ」
 多少息をする間が与えられるが、ほぼ連続的に舌が口腔内を元気よく散策している。
 自分の舌を弄ぶように動き、たまにしごくような動きを見せる。全身に力が入っていたのに、いつの間にかまったく力が入らなくなっていた。
 ふと、気がつく。
――苦しかったら言えって、どうやって言うんだろう?
 もっともな疑問だったが、追及することは出来なかった。
732名無しさん@秘密の花園:2005/10/03(月) 21:20:21 ID:vZzyS9Ji
>>708
萌えた!いいよ…(´д`;)ハアハア。
733名無しさん@秘密の花園:2005/10/03(月) 21:35:12 ID:GKq/wuat
すっごいイイ(*´д`;)
734名無しさん@秘密の花園:2005/10/03(月) 22:36:33 ID:Rc6sa0CK
会長と静久イイヨイイヨー
735708:2005/10/03(月) 23:40:13 ID:wtcypmWO
長くなったなぁ…次からエロスなり ←今も…か?

というか中々スレッドに入れないから更新遅れる
すまそ
736708:2005/10/04(火) 00:55:15 ID:nau3qHgc
「――ぁ!」
 口が繋がっているため、思うように声が出ないが――今までとは明らかに違った感覚が体中を駆け巡った。
 震える手で感覚の現況を握り締める。現況は、樹里亜の胸に触れている蘭の手である。
 後頭部にある手とは違う、もう片方の手で胸を愛撫されていた。服の上からだったが、それでも感覚がしっかりと体中を駆け巡る。
「んぁ――んんっ」
 後頭部にあった手が緩々と背中を下りていく、普段ならこそばゆいと思う感覚が、今では別の感覚として認識される。どうして発散したらいいのか分からない感覚に、ただ悶えるしかなかった。
「ら、んちゃ――ん」
 ようやく発することが出来た声に、蘭の身体は反応する。一度口を離し、蘭は樹里亜の顔を見た。お互い、息が荒い。毛布が暑苦しいと思う。
「怖いですか?」
 荒い息の割りに穏やかな声。それに比べて自分は、ろくに声も出ない。身体は殆ど蘭に支えてもらっている状態であった。
「なん、か――変な感じが、ずっと――する」
 よく分からない感覚。苦しいのだが、止められない。初めての感覚。伝えたいのだが、上手く言葉が見つからない、見つけられない。
 すると、先ほどの荒々しいキスとは違い、触れるだけの軽いキスをされる。
「ちょっと苦しいかもしれないけど――大丈夫ですから」
 今度は額にキスされる。すると、恐怖心が無くなっていく。
「大丈夫だから、安心してください」
「うん――」
 蘭がそういうなら、きっと大丈夫だろう。
 そしてまた、どちらともなく口付けが再開される。
「ふぁ――んん」
 再び入り込んでくる舌と同時に背中の中腹付近で止まっていた手が、動き出す。不規則な動きをした後、急に胸元が軽くなった。
737708:2005/10/04(火) 01:23:17 ID:nau3qHgc
下着を外されたのだ。器用である。
「あ――ん!」
 下着が取れると同時に、服の上の手が中に入ってきて、ダイレクトに触ってくる。服の上からとは比べものにならない感覚。
「や――ぁああ!」
 胸元まで服を上げられる。背中の手は樹里亜を支えたまま、もう片方の手と、口で胸辺りを愛撫された。
「っはぁ! ゃ――んっ」
 胸を絶えず揉まれ、鎖骨を甘噛みされる。口は段々と下がっていき、そして空いているもう片方の胸の突起を突然含まれた。
「ぁあ、やぁ――蘭ちゃ、だめ――!」
 舌独特の感触が、樹里亜に快楽を提供する。もっとも樹里亜はそれを良く分からないという表現でしか表せないが、それでもよかった。
 舌で転がされたり、押されたりするだけで、理性が勢い良く飛んでいきそうだった。
「あ、あぁ――ぅんん!!」
 激しい自分の喘ぎに、思わず両手で口を塞ぐ。それでも漏れてしまう声に、蘭は胸を愛撫していた手を離し、樹里亜の手を取る。
「駄目ですよ――我慢しちゃ。余計辛いですから」
「やっ――!」
――銜えたまま喋っちゃ駄目だって!! 
 声の振動が、当たる歯が確実に理性をもぎ取っていく。目の前が翳み、頭の芯がうずく。もはや、座っている事すら困難なくらい、樹里亜の体は快楽に陶酔していた。
 気配で察したのか、蘭はゆっくりとした動きで樹里亜を押し倒す。毛布も退かし、そして愛撫を再開する。
 樹里亜はここで、熱がどんどんと下腹部に集まっていく感覚を覚えた。
「や――だ! なん、で――ぁあ!」
 背中を支えていた手が自由になった為、蘭はその手で樹里亜の太ももを軽くなで上げる。すっかり忘れていたが――今日はスカートだった。
 胸への愛撫だけでも一杯一杯なのに、あまつさえそんな――。せり上がって来るような感覚に、もう理性は限界になっている。余計なことを考えて理性の均衡を保つような気力すらなかった。
738名無しさん@秘密の花園:2005/10/04(火) 01:33:43 ID:Y2DHBcbA
らんらんじゅりあんキタ━━━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━━━!!!
739708:2005/10/04(火) 01:56:03 ID:nau3qHgc
太ももを撫でていた手が、ゆっくりと快楽の感度の高いほうへと移動してくるのがわかる。多少の恐怖心がある反面――どれほどの感覚があるのだろうと、身体が悦んでいた。
「――っぁああ!」
 そしてついに、手が感度の最も高いところへ触れる。ショーツの上から触れられただけなのに、頭が真っ白になった。紙一重綱渡り状態だった理性が崩落していくのが分かる。
「蘭ちゃ――ん! 私――ぁん!」
 何を言いかけたのか正直良く分からない。ただ声を出さないと、溢れ続ける快楽を受け止めきれないのだ。
「こんなふうに――声を出すんですね」
 胸から口を離し、今度は耳を愛撫する。もう、蘭の行う全てが直結で快楽に結びついていく。
「やぁっ! へん――なこと――」
「ぜんぜん、変じゃないです」
 可愛いですよ――うっとりした様な声で囁かれる。蘭のちょっとした動きにも繊細に反応する自分。これは、可愛いのだろうか、分からない。
 そんな樹里亜の反応を楽しむかのように、ゆっくりと手がショーツの中に入ってくる。
「ぁん――っぁあ!」
 身体が跳ね上がる。筋に沿って動いただけなのに、今までの何倍もの快楽だった。目尻に溜まっていた涙が落ちる。感度が高くなりすぎて、完全に涙腺が緩んでいる。
 指がゆっくりと、少しずつ中に進入してくる。ちょっとの全身だけでも、目の前が瞬時に真っ白になる。
「んあぁ!」
 少し淫核に触れただけで、全身で反応する。耳の愛撫から首筋の愛撫に移る動作でさえも、激しく感じる。
 しばらくして、蘭の指が入り口付近に到着すると、さすがに停止した。
「あの――」
 不安そうにしている蘭。だが、心配など、良かった。ここまで来ても、優しい蘭に苦笑しながら、樹里亜は言葉を遮った。
「いい――よ。てか、ここで終わったら――あたしがしんどい、から」
 だから、続けてほしい。でないとおかしくなる。
 流石に恥ずかしくて言えなかったが、蘭はそれでも嬉しそうに樹里亜に深いキスをする。今度は樹里亜も、蘭の舌に応える。蘭ほど上手くはないが、それでも一生懸命になって応えていく。
740708:2005/10/04(火) 01:56:53 ID:nau3qHgc
息が荒くなり、そして、ゆっくりと挿入間を感じた。
「あぁんぅ!」
 痛みと快楽がせめぎ合うのが分かる。なるべく痛くないように、ゆっくりと指が中を侵食していくのが分かる。
「あっあぁ――」
 ほんの数秒後には、指は根元まで入っていた。
「痛くない、ですか?」
 口を離し、たずねる。応えるのが億劫だったので、キスで応えた。それで納得したのだろう、蘭は指を動かし始める。中を撫でるように動いていく。自分の中で、自分の意思でないものが動くという未知の感覚に、感覚がおかしくなりそう。
「ひゃぁっあん!――ぁあん!」
 どこを触られても恐ろしく感じるのだが、ある一部分だけ妙に感じる部分があった。
「ここ、気持ちいいんですね」
 何度も摩り上げる。そのたびに、びくびくと身体が痙攣した。
「やっだ――たずねないで――!」
 恥ずかしさが全身に広がる。蘭は可愛いと言ってくれるが、やはり恥ずかしい。
 だからまた口を塞ぎ、樹里亜が蘭の中に入っていく。流石に戸惑っていたが、すぐに舌に応え始める。それと呼応するように、指が突き上げるような動きに変わった。
「んっぁ――はぁふ」
 少しでも多くの快楽を手に入れたい。もう理性も感性も弾けた樹里亜に残されたのはこれだけだった。こんなにも自分はえろい感性だったんだと思い知らされる。
 動きが大分スムーズになってきたころ、指が一本追加される。多少の痛みがともなったが、快楽のほうが断然強かった。しがみ付くように蘭にすがる。
「ぁ――!」
 指が追加されてすぐ、感覚の濃度が変わった。追い立てられるように、意識そのものを破壊するような、強い快楽が襲い掛かってくる。今までとは違う快楽。
「ゃ――なんか、へんに――なりそうっ!」
 樹里亜の異変をすぐに察して、蘭の指の動きが大きくなる。あの駆り立てるような快楽が強くなっていく。身体の中で何かが弾ける。
「ぁああああ!」 
 襲い掛かる波に合わせるように身体を震わせて、樹里亜は果てた。 
741708:2005/10/04(火) 02:07:10 ID:nau3qHgc
服を全て脱がさなかったのは、すぐに切れるようにするためのようだった。
「――ごめんなさい、本当に」
「そんな申し訳なさそうな顔を、しなくても――いいよ」
 まだ荒い呼吸で、樹里亜は応える。丁寧に身体を拭ってくれる蘭。樹里亜は何とか起き上がり、蘭に支えられる形で座った。まだ、全身に力が戻らない。
「すこし、びっくりはしたけどさ。でも――なんで行き成りこんな」
 見上げるようにして言うと、蘭は顔を赤くして、うつむいた。
「なんて言うんでしょうか」
 言いにくそうに、声を出す。
「あまりに樹里亜さんが――何もしないので」
「はえ?」
「いえ、ですね――こう2人きりになっても、取り分け何もしてこないので、つい」
――我慢が出来なくなりました。
 意外な発言に、若干の驚きと相当のショックが圧し掛かる。
 結果オーライなのか、へたれよ。自分のあまりのへたれさが生み出した今回の、事。もぅ、自分を弁護する言葉も見つからない。
「やはりあたしはへたれか――今日も、蘭ちゃんの寝顔見に行こうとして、何を思ったか身長のこと考え出しちゃってさ」
「身長?」
「あたしが攻めるんだったら、もうちょっと背が高いほうがいいかなって」
 もっとも、その心配は結局あっさり解決されることとなったが。
 しばらくの間、沈黙が流れる。
「あたしさ――」
 へたれよ勇気を出せ。
 知らない誰かの応援をむかつきながらも、受け入れる。へたれは余計だ。
 息を吸い、意思を固め、蘭のほうを見る。
 手順は色々とすっ飛ばしたが、それでも言わなければならない言葉がある。
「あたし蘭ちゃんが好きだよ」
 しかし本当に色々とすっとばしたものだ、と思った。

<終>
742名無しさん@秘密の花園:2005/10/04(火) 02:38:46 ID:Y2DHBcbA
投稿途中でさえぎっちゃってゴメン。
頑張るへたれすごく(・∀・)イイ!!。
743名無しさん@秘密の花園:2005/10/04(火) 02:47:00 ID:3mzk2oIz
めっさイイ!
744名無しさん@秘密の花園:2005/10/04(火) 03:29:59 ID:zVLMgZll
会長静久みたいなほのユリもイイ
お二人とも有難う。
745名無しさん@秘密の花園:2005/10/04(火) 16:38:47 ID:3d1Lc70Q
このSSを見てたら、大きなチ●ンコが欲しくなってきたよ
746名無しさん@秘密の花園:2005/10/04(火) 18:26:21 ID:aCVMerML
大きなチャリンコ?
747名無しさん@秘密の花園:2005/10/04(火) 19:13:01 ID:nau3qHgc
会長静久グッジョブ。あの2人はえぇなぁ(゜∀゜〃)
この調子でじゃんじゃんSSがアップされるのは良好

前スレ見てないから分からないが、ここでは何のカップリングが
一番多いんだ??
748名無しさん@秘密の花園:2005/10/04(火) 20:42:38 ID:vLKPiRtZ
はやて×もかちゃん
749名無しさん@秘密の花園:2005/10/04(火) 23:05:51 ID:5lb6MdP4
ケイちゃん×夕歩
750名無しさん@秘密の花園:2005/10/05(水) 00:38:00 ID:20477ZHJ
マジレスすると みずち×蒼かも。
というか書いた俺としてはそうであって欲しい
751名無しさん@秘密の花園:2005/10/05(水) 03:33:40 ID:XnXXz8RY
エロスも素晴らしいけど個人的にはそこに至るまでの過程をもっと読みたいなぁ、と。
カップリングとしては順×夕歩とミカどん×いのりんを筆頭に、
みずち×蒼、槇先輩×ゆかり、ひつぎ×静久等のベタ甘SSキボン。
752名無しさん@秘密の花園:2005/10/05(水) 13:25:15 ID:g2kPPjD0
事件後のゆか綾を読みたいけど、ドロドロしすぎ? かな。
精神的SMっぽくなりそうだし。
753708:2005/10/05(水) 19:35:30 ID:sOkXBOrz
ケイ×夕歩!?ある種の感動だ。ぜひ読みたかったorz
みずち×蒼はえぇなぁ、(`∀´)ノ

というかもしや、ベリシェを投函し
今順綾を書いている漏れは超マイナーなのか
754名無しさん@秘密の花園:2005/10/05(水) 20:39:03 ID:bx2o4Til
>>753 (゚д゚)順綾!? うをー超見てみたいんだが。
755名無しさん@秘密の花園:2005/10/05(水) 22:20:46 ID:yzOmhhMI
順夕歩が読みたいんだが誰か…
756名無しさん@秘密の花園:2005/10/05(水) 22:42:16 ID:Qo6YwrbN
寧ろ綾順派な漏れはマイナーですかそうですか_| ̄|◯
会長×順でも萌えれる順受けスキーは誰か居ないか…?
757名無しさん@秘密の花園:2005/10/05(水) 23:13:57 ID:g2kPPjD0
>>756
いや、じゅんじゅんはどんなシチュエーションでも萌えると思うんだけど、この漫画、攻めキャラが少ないんだよね。
綾那や玲はじめ受けオーラ出しまくりなキャラ多いし。順はやっぱりかわいい攻め、ってことで。
というわけで、>>708=753さん、ワクテカしながらお待ちしております。
758名無しさん@秘密の花園:2005/10/06(木) 00:07:21 ID:KVQUbo6m
>>757
返事サンクス!

確かに言われてみるとそうだなぁ…受けオーラ凄すぎ
あ、別に順攻め嫌いってわけじゃなく
受け派の人は居るかなと気になっただけだから
作者さん気にしないでくださいな
ワクワクテカテカしつつROMラーに戻りますわノシ
759名無しさん@秘密の花園:2005/10/06(木) 00:10:51 ID:KVQUbo6m
ID変わった_| ̄|◯
>>756>>758です
では今度こそ
760名無しさん@秘密の花園:2005/10/06(木) 10:45:30 ID:oYZ7SrNd
キリカのビームが読みたひ
761名無しさん@秘密の花園:2005/10/06(木) 23:21:26 ID:RJkZx1km
なぜ>>747は前スレがあると思ってるんだ・・・あったら普通1〜2辺りで貼るだろが
762名無しさん@秘密の花園:2005/10/07(金) 00:11:43 ID:hcvNhJpy
一見タチだが実は受ってのが萌えるんじゃないのか?!
と思ってた自分はじゅりらん派
763名無しさん@秘密の花園:2005/10/07(金) 00:47:46 ID:pxaADtHP
綾那はともかく、玲が出してる受けオーラは「一見タチだが実は受ってのが萌え」オーラでしょ。
シスターレッドのニコルも同様。

個人的にはニコルが一番萌える。あれぞツンデレ
764名無しさん@秘密の花園:2005/10/07(金) 00:52:42 ID:Ctj6Q1yQ
光里・リトルフィールドこそが至高の受けだと思うがどうか?
765名無しさん@秘密の花園:2005/10/07(金) 01:18:28 ID:pxaADtHP
わたし、食われちゃいますガクガクブルブルだっけ?
766名無しさん@秘密の花園:2005/10/07(金) 06:55:32 ID:CzAw6BV+
はやて「気高き白のばらよ。お願い」
あやな「……。承知」

はやて「世界を かくめいするちからをーー!」

なんてのを思いついた。いや相方メガネですから。
767名無しさん@秘密の花園:2005/10/07(金) 12:47:51 ID:0qTFftzO
>>766
……釘バットがでてくる場面しか想像できなかった
768名無しさん@秘密の花園:2005/10/07(金) 15:31:12 ID:f/v4eWiE
前にオセロのSS書いた人の順夕歩エロが見たいんだが
賛同者はいないだろうか。無理にエロくなくてもいいけど。
769名無しさん@秘密の花園:2005/10/07(金) 19:45:36 ID:6O+N0ha8
賛同
770名無しさん@秘密の花園:2005/10/07(金) 19:47:20 ID:30rb5Q/z
俺も読みたい。ぜひぜひ。オセロの人のは心に響いた…。
771名無しさん@秘密の花園:2005/10/07(金) 19:48:47 ID:Ctj6Q1yQ
参道
772名無しさん@秘密の花園:2005/10/07(金) 20:17:21 ID:DyC9QiJz
誰でもいいです。どのカップルでもいいです。
神のご降臨を…
773名無しさん@秘密の花園:2005/10/07(金) 23:50:38 ID:Q3HpGa/+
>>768 超賛成。
774名無しさん@秘密の花園:2005/10/09(日) 06:14:47 ID:bSvcEQuv
犬×桃の神をも恐れぬ行為を想像するだけで萌える。
犬のあの人外っぷりがエロいと思うのよ。
775名無しさん@秘密の花園:2005/10/09(日) 15:16:20 ID:YYF3sSrx
>>774
ナイス発言だ(`∀´)ノ

776名無しさん@秘密の花園:2005/10/10(月) 10:07:43 ID:+z+0RB3O
>>769 >>770 >>771 >>773
賛同感謝。

あと良質な順夕歩SSといえばこことか
ttp://last.twinstar.jp/
作品のよさの割にはあまり知られていない気がする
777名無しさん@秘密の花園:2005/10/10(月) 12:25:39 ID:iRHlX3ad
いや、漏れは順夕というより、オセロの人の話が読みたいという意味で賛同したのだが…
ご本人が書きたい話でいいですから、また書いてください。
778『影絵』《1》:2005/10/10(月) 12:26:05 ID:Tt29SKkp
                   1

 静馬夫人は病室に入って、ギョッとする。
 病室に入って見ると、横になった自分の娘、静馬夕歩が天井に向かって両手を伸ばし、不思議な印を結んでいたからだった。四人部屋である。各々が自分の午後を過ごしている中で、夕歩の姿だけが浮いている。
 今病人以外でここにいるのは、自分だけらしい。他の面会はお昼でも食べに行ったのだろうか。そんなことをぼんやり考えながら、静馬夫人は娘のベッドに近寄って。
「こんにちは、夕歩さん」と声をかけた。
「母さん、こんにちは」
 挨拶を返しながら娘は天に掲げた印を下ろそうとしない。じっとそれを見つめている。澄みきった瞳で、じっと。
「それは何のお呪い? 」
「快適安眠です」
 ――快適安眠?
 夕歩の両手のひらは外側に開き、人差し指と親指どうしが指先でつながっている。その頂点に微かに曲げられた中指先が当てられて、丁度小さな楕円が二つできている。中指に添えられた薬指はの楕円を分割していて。人差し指と親指は大きなOの形。
 旧家である静馬に、幾つもの呪いは伝わっているが、こんな形のものはない。静馬の守役たる久我家にも勿論。
 久我順。
 彼女だったらどうするだろう? 夕歩のこんな姿を見たら?
 思うことなく思い出した、夕歩の同い年である彼女の名前に、静馬夫人は微かに眉を潜めた。気に入らないことは数あれど、夕歩にとって久我順は、即物的な意味でも、不可欠な存在になってしまっている。
 当の夕歩はその印を結んだまま、腕をゆっくり回し始める。親指と人差し指で描いた大きなOの字は、ゆっくり縮み伸びを始めた。それが不吉な仕草に見えて「夕歩さん、止めなさい」
「はい」
 先まで熱心に作っていたその印をあっさり解くと、清潔な白い布団の上に夕歩は華奢なニ本の腕を横たえた。そこに娘の聞き分けのよさよりも、無関心さを認めて静馬夫人はいやな気持ちになる。
 ぞっとすると言うか。
 手におえないと言うか。
 そんな奇妙な感覚は、静馬夫人の心に鳥肌をたたせてから、ゆっくりと心身を冷やし凍りつかせしめていく。それは夕歩の抱えた病の影が余りに重いからか。娘が生きることに無関心なように見えてしまうせいだ。
 娘の病に投げかけられた光。しかしまだそれはささやかな細い糸筋でしかないのだ。
「夕歩さん」
「はい」
「あれは何なの」
「お呪いです」
「何の」
「快適安眠」
「どうしてよく眠れるの」
「悪い夢を食べてくれます」
 凝ってきた気持ちをかき混ぜるつもりで再開した会話が、今度は若干の進展を見せた。
779『影絵』《2》:2005/10/10(月) 12:27:08 ID:Tt29SKkp
 悪夢食いの法か。悪夢食いと言えば、獏であろう。
 しかし静馬にそんな印はない。久我気法術従える数々の妖しの中にもその幻獣の姿はない。静馬夫人は、夫とその僕のありとあらゆる戦いを知っている。見ている。その中でもその珍妙な手の形はなかった。
 思考や行動に縛されるのは、静馬夫人の好むところではない。そんなところは順さんに似ている、と思う。自分が久我順に感じている苛立ちは、嫉妬と近親憎悪だろうと静馬夫人は分析している。
 怠け者に、自堕落に、軽薄な道化の仮面をかぶって見せている順の姿は、むろん自分に重なるものではない。しかし真面目な優等生の仮面をかぶって見せるのと何が違うのだろう。そうやって隠してしまいたいのだ、自らの本心を。
 他人に。相手に。そして自分に。
 いつから自分はやりたいようにやれなくなってしまったのか。毎日の予定を無理やり繰り上げ繰り下げして、強引に娘の見舞いの時間を捻出するような腕を振るうには、大人でなければ手に余る。静馬夫人という立場は、思いつきで行動できる立場ではない。
 本当は一日でもつっきりでいてやりたいのである。それが親の情愛だ。けれども気がつけばそれは静馬の家のためと言う方便に塗り固められて、いつのまにか自らも見失ってしまう。それほどに、静馬の家は旧家である。
 ほら。鬱屈しているから、そんなことを考えてしまうのだ。思考や行動に縛されるのは、静馬夫人の好むところではない。お茶の支度を始めた。
 本当は湯を沸かしてやりたいのだが、この設備では水を温めることしか出来ない。ポットが湯気を吐き始めたところで、夕歩が口を開いた。答えたくないことには決して口を開かない娘である。だから。
「昔は怖かったな」の呟きに驚いて。
「悪い夢のこと? 」と問い返すと。
「ううん。どっちも」
 なんのことやら。
 自分の夫もつかみ所がない人物だが、この娘はその上をいく。夫の、年齢を感じさせない美しい顔と、夕歩の横顔が重なる。その影は、ポットのかちりという音で、覚めた。茶をいれる支度が整ったので、それに専念する。ふわ、とほうじ茶の優しい香りがたった。
「悪い夢を食べてくれるなら、怖くないでしょう? 」
 静馬夫人の言葉に、半身を起こしてほうじ茶の香りを楽しんでいた夕歩が顔を上げて、うん、と言った。娘の答えをしばらく待った静馬夫人は、パイプ椅子に腰掛けて自分もほうじ茶を楽しんだ。
 見事な秋晴れである。
 風は冷たくなっているのが、窓の向こう側の空の色で分かる。からりとしている。乾いていて、すがすがしい。今ごろ我が娘と同い年の少年少女は、学校で授業を受けているはずだ。今日は全国的に日本晴れだそうである。子供らの肩甲骨から羽が生えそうな日である。
 ――私にもそんな時期があった。
 ふと重荷をおうていなかった、まだ思いつきで行動しても親からの叱責程度で済んでいたあの頃を静馬夫人が思い出したのは、この病室にもあの頃のような秋の日差しがさしていたからだった。
 ほうじ茶の香りがする。
 病人達は各々自分達の午後を楽しんでいる。新たな面会人の影がある。迎える声もある。
 静馬夫人は愛しい娘に、お茶のお代わりを注ぐ。よい香りがする。
「夕歩」
「はい」
「順さんはどうしているの? 」
 秋の影はゆっくりと長く伸びる。

780『影絵』《3》:2005/10/10(月) 12:27:42 ID:Tt29SKkp
                    *

「何をしている」
 無道綾那の問いに彼女はにやと笑って「何に見える? 」
 分かったら、聞いていない。じゃあ、あててごらん? 何――?
「ほら、この形」
 どうだ、と両手のひらをつきつけられて、無道はううむとうなった。妙な形に組まれた両指は怪しげで不可思議だ。首をひねって、綾那。
「……何かの呪いか? 」
「そんなんじゃないって」
 昼食時である。中庭に集う生徒達は、皆女性である。女学園だから当然なのだが、そのありさまは壮観だ。華やかさでも、騒がしさでも。綾那はその少女達の中浮いているように見えるが、それでも花は花なのである。
「ぅぬう」
 おっさん臭いうめき声が出てしまっても、黒縁眼鏡の奥の少女の顔は十分かわいらしかった。そもそも綾那はポーカーフェイスの癖に、本当は人一倍感性が敏感なのだ。それだけに。
「くわあああああ! もう!! 気になるっ!!! 」
 と滞った感情が、すぐに怒りに感情が転化してしまうのは、勿体無いところである。
「自分でも作ってみたら? 」
「ん? 」
 言われるままに両手を合わせて、似たような形を作ってみる綾那。その様子をにんまり見つめる彼女の目は、まるで年下の子を見るようで。綾那はそれに気づいているのかどうか。
「思ったより難しいな」
 と言いながら、無道は器用に形を作り上げていく。そして、ははあ、と息をついて。
「何かの顔っぽいことはわかった」
「何の顔でしょう? 」
「大きい口だな」
 難しい顔をする綾那を見つめる少女。
 彼女は綾那のことが好きだ。
 もしも綾那の心が自分を向いていなくても、きっと彼女は綾那のことが好きなのだ。どんなに軽さを装っても、彼女の情愛の根は深い。それはもしかしたら彼女の家庭の不安定さが根なのかもしれないし、入院した肉親のいるせいかもしれない。
 空が晴れている。
 今日明日一杯、晴れるだろう。
「で、これは一体なんだ」問い詰める無道に。
「影絵」
 求めていた答えと異なる答えが返ってきたにもかかわらず、綾那は。
「あー! 」
 と満足げな声を出した。
781『影絵』《4》:2005/10/10(月) 12:28:26 ID:Tt29SKkp
「で、けっきょくこれは何の動物なんだ? 」
「さー? なんでしょー」
 彼女が小首をかしげると、さらりと髪が揺れた。綾那は気になって仕方ないらしい。小首をかしげる少女をいまいましげににらんで、そしてこちらに向かって。
「あんた知ってる? 」
 あたしは大口を開けて。
 知らない。
 と言ってみた。
 綾那なんて、せいぜい悩めばいいのだ。

                      2

 分からない。神門玲の顔には露骨にそんな表情が浮かんでいる。
 しかし本当は分かっているつもりだ。
 そのゲームが一体何を示しているのか、その意味を。
「蛙だわ」
「蛙ですか」
「蛙だと? 」
 こつん、と白いナイトが盤を蹴った。その途端、宮本静久のポーンが取られる。塗り替えられて行く盤面をけげんな顔で見つめて、神門は白の打ち手である天地ひつぎに尋ねた。
「さっきのごろごろが蛙だって言うのか」
「ええ。それとも神門さんには別のものに聞こえたのかしら」
「あたしには腹の鳴る音に聞こえたけどな」
 あら、無粋な。そう呟いた唇に、人差し指が添えられた。それは黒いビショップの奇策に驚いたからだ。うっかり置いたのか。それとも罠なのか。無防備に開かれた侵攻路にひつぎはしばし考える。
「お茶入れましょうか? 」
「いいの? 静久」
「その間にひつぎさんは考えておいてください。次の一手を」
 チェスのコマはテーブル一面に散らばっている。白と黒のコマ。木彫りの、美しいラインを持つチェスのコマ。赤い日が差している。夕暮れなのだ。
「女としての、恥じらいがないんじゃないのか? 」
「しつこいわね」
 ひつぎの次の一手に、盤面がまた大きく変化する。キングの置かれた位置は絶妙だ。これでは容易に次の手を打つわけにはいかない。
「人間の生理現象はどうにもならないわ」
「お前のはでかすぎるんだよ」
「それは個人の問題」
782『影絵』《5》:2005/10/10(月) 12:28:55 ID:Tt29SKkp
 じろりと神門を眺めるこの学園の支配者は、さすがに機嫌を悪くしているのか、いつもよりも声が冷ややかだ。玲は急に息が苦しくなって、けれど負けるものかとにらみ返す。
「そもそも神門さんは何のためにここに来たのかしら? 」
「何のためにって――」
「わたくしが次の対戦者である、星河紅愛、月島みのりへの準備をまるで怠って、こんなところでゲームに興じているのが、そんなにおかしいかしら? 」
「――っ! 」
「それならなぜあなたはここにいるのかしら。あなただって、自分のトレーニングがあるのではないの? 」
 どうぞ、と神門にもお茶が振舞われる。勿論ひつぎの前にもいつものティーカップが置かれる。湯気がゆらゆら揺れた。
「物語は次の展開を迎えるべく、小刻みに進行していく。こんなゲームが行われる時間の隙間がどこにあるのか――。もしこの世界を細かくチェックしている読者がいたら、きっとそこでひっかかるわね、こんな光景」
「――メタな話題だしてんじゃねえよ。ひつぎ」
 秋の夕暮れは、ちょうどこんな紅茶の色をしている。玲は紅茶を啜った。くやしいけれど、美味い紅茶だ。静久がポーンを動かした。ひつぎのクィーンが盤上から抜けた。その場所に黒いコマ、コトリ。
「メタな話題――? 」
 それの一体何が悪いのかしら、そう言いながら、ひつぎのルークが斜めに攻撃をしかける。もうこうなってくれば、展開は早かった。次の一手を飲みこんだ静久が、コマを置いた。かたんかたん。
 さくり。
 これは、お腹ふさぎに用意されたクッキーを、ひつぎが齧った音。
「わたくしはこの学園の支配者と同時に、物語の象徴よ。自分の立ち位置を自分で理解しておかなくてはならないの」
「自分が主人公のつもりかよ」
「少なくとも今、あなたは違うわね」
 コン。
 かたん、かたん。
 チェス盤の上で踊るコマ。弾かれる、黒のナイト。
「物事は一面ではないわ。支配者は盤の一段上から眺めなければならない。物語の作者はさらに上から。わたくしは物語の支配者にして作者よ――。ルールも設定も、わたくしの手の中で踊るの」
「――好き勝手やりやがって」
「それがこの学園の頂点に立つと言う事」
「ひつぎさんの番ですよ」
「そうね。静久」
 順順にすすめられていく世界。歩み来る夕暮れ。
 ねえ神門さん。な、なんだよ。話し掛けられると思ってなかったから、玲は少したじろぐ。そんなことには少しも気づかないみたいに、白いひつぎ。
「どんな妄想も情念も、一つの力になる。それに輝きを燈らせるのは、人の力ではないかしら」
「なんの話だよ」
「一行だけ記された文も、1000集まればそれだけで一つの物語でしょう? ありえそうな話も、ありえなさそうな物語も、それに輝きを灯すことが出来るのは、この世界に参加する人々ではないかしら」
「何が言いたいんだよ」
「恐れずに、自分の想いを出せばいいんじゃないの? 足元を救われるのが怖くて留まっているようでは、この話は盛り上がらないわ」
783『影絵』《6》:2005/10/10(月) 12:29:40 ID:Tt29SKkp
「あたしに何をさせたいんだよ。お前は」
「あなたにさせたいわけではないわ。この場所にいる全ての人達に言っているのよ」
 この場所? そう、この話を見ている人にも話し掛けているの、わたくしは。おい、静久、通訳してくれないか、ひつぎの言ってる事がまるでわからん。
「え? 聞いたままじゃないですか」
 静久は当然のように言って、自分もお茶を啜った。
「へ? 」
「私と、後もう一人いるじゃないですか。さっきからこのやり取りを見つめている人が」
 この世界の読者だとでもいうのだろうか、静久までも。ちぇっ、面倒臭い。第一誰が見てるっていうんだよ。仏様か。それともマリア様か? そんなわけのわからないものはみんな行ってしまえばいい、世界の果てに――。
 チェスの盤はもうそろそろ終了の様子を見せている。もう置かれる場所はほとんど残されていない。白いポーンが、真横の黒いキングを取り除いた。
「もうそろそろで決着ね」
「ええ」
「――ちょっと待てよ、話が見えないぞ」
 うなづきあう二人に目を白黒させながら、神門は問う。
「なんでこの流れなのかわかんねーだろうがよ! なんでお前達は、こんなふうにチェスを動かしてるんだよ。筋が違うだろ。それともチェスと、さっきまでの話と、何か関係があるのか? 」
「無いわ」
 やりたかったから、やっただけよ。そう言ってひつぎはきっちりと姿勢を正した。夕日を背負って逆行になっている。何もかも影に飲まれていく。秋の影は長い。
「そもそもいまやってるのは、チェスじゃないわ」
「オセロだろ」
 うんざりした声で玲は言う。わざわざチェスのコマでオセロをやるなんて、無駄だよな。玲はそんな衒学趣味は持ち合わせていないのだ。しかたないでしょう、オセロがなかったのだから。
「だったらチェスをやればいいじゃないか」
「あら。そんな発想の転換もあったわね」
 でもオセロじゃないと、これは駄目なのよ。訓練にならないわ。訓練? そう訓練よ。
 最後のコマを置いて、ジ・エンド。ひつぎと静久はお互いを見詰め合って、くすくす笑った。
「では帰りましょうか。静久」
「はい、ひつぎさん」
「え?! おい、ちょっと待てよ」
 勝ち負けは決めないのか? そう尋ねる玲に、もう一人の傍観者が声をかけた。
「勝ち負けじゃないのよ。これ」
「え? 」
 神門の顔が、すーっと青くなる。すっかり忘れていたのだ。さっき静久が言っていた、もう一人、それは。
「祈紗枝、あなたの刃友」
「ささささささ、さえ」
784『影絵』《6》:2005/10/10(月) 12:30:33 ID:Tt29SKkp
「一緒にいた私の存在を忘れるなんて、ちょっと腹立っちゃうなぁ」
 のしっと後ろからのしかかってくる、刃友の重みに、玲は一滴汗をたらす。
「さっき言ってた蛙っていうのも、お腹の音じゃないの」
「じゃあ一体なんだって……! 」
「ほら、上から見てみてよ。玲! 」

   ○●●○○●●○
   ●○●○○●○●
   ●○○●●○○●
   ○●●●●●●○
   ●○○○○○○●
   ●○○○○○○●
   ●●○○○○●●
   ○●●●●●●○

「あ」

 白と黒で生み出される、一つの形。

 この共同作業は。
 二人が永遠の刃友でいる、証だ。

 秋の夕日。
 生徒会室に長い長い糸を持つ影のマリオネット達。
 その中の一体。
 天地ひつぎがその白い指と手のひらを奇妙に重ねあわせて、言った。

「ワンワン」

785『影絵』《8》:2005/10/10(月) 12:31:14 ID:Tt29SKkp
                       3

 基本は犬。
 次に鳥。それからはばたく鳥。
 うさぎ。
 蛙。
 切り紙をつけて、船頭さん。
 わに。
 そして恋人達。
「恋人達って、どうやって作ったっけ」
 夕歩は歩きながら考える。いや、考えるふりをする。影絵の型を思い出している。それは確かにそうなのだけれど、自分が今置かれている状態を忘れるために、必死に頭を働かせているのも事実なのだった。
 ひたひたひた。
 暗い病院の廊下に響く自分のスリッパの音にびくっとして、静馬夕歩はまた立ち止まった。ぎゅっと握り締めた右手に汗がにじむ。
 夜中の一時に全身を鏡にうつすと一次元に。
 昔聞いた怖い話を思い出す。小学二年生くらいの頃にクラスで流行った怖い話。
 二時にうつしたら二次元に。三時にうつしたら三次元に。四時にうつしたら四次元に吸いこまれちゃうんだぜ。
 聞いたことがあるのは、四次元という言葉だけだったけれど、どこもこの世界とは異なった世界だと言うことは子供心に分かった。後に三次元は今自分達のいる世界だと言うことを聞いたけれど、それでも怖い。
「おばけなんてないさ」
 小さな小さな声で歌うのは、他の病室の人を起こさないように気をつかったから。
「おばけなんてうそさ」
 そう。おばけなんていない。今まで生きてきて見たことが無い。
「ねぼけたひとがみまちがえたのさ」
 だから私はしっかりと目を開いている。だからお化けなんて見えない。
「だけどちょっとだけどちょっとラーラ、ラーラ、ララララー」
 ごまかして歌ったのは、歌詞を忘れたからじゃない。怖くなんてないからだ。誰がなんと言おうと、断じて絶対。
 だから歩く。まっすぐ歩く。
 ああ、きちんと水分を計算したのに。
 どうしてこんな時間にトイレ行くことになっちゃったんだろう。
 ほうじ茶の飲みすぎかな。夕飯のおみそしる全部飲んだからかな。寝る前にトイレ行ったのに。ああ。もう。
 トイレまで後数歩の所でまた立ち止まる。
 トイレの脇の壁は大きな姿見になっている。時計は、病室を出るときが二時五十八分くらいだったから、もうとっくに三時を過ぎているだろう。
 三時を過ぎたら三次元に吸いこまれる。
786『影絵』《9》:2005/10/10(月) 12:31:46 ID:Tt29SKkp
 三次元から三次元に吸いこまれたらどうなってしまうんだろう。きっとその場にあってその場に無いものになるのだ。そんなものがあるのだろうか。あるのである。
 きっと影になってしまうに違いない。
 影になるのは怖い。怖いから見るのか、それともその夢が元で影が怖くなったのかわからないが、影になる夢を見ることがある。
 足元からじわじわと黒くなっていく。お父さんもお母さんも先生も、誰も助けられない。順がいれば助かると自分は知っている。知っているけれど順はいない。ねえ、お母さん、順を探してきて。そうやって声をかけると母さんが怪訝な顔して。
「誰の声? 変ね」
 ああ、私は影になってしまったんだ、と知って、目が覚める。いつもその夢を見ると、手足がふわふわして、しばらく役に立たなくなる。横で順が寝ていたら、順、順、と呼んで彼女に起きてもらう。
「何? 夕歩、また怖い夢みたの? 」
 こっくりとうなづくと、大きなあくびをして、順。
「大丈夫、影は、悪いものじゃないよ」
 と笑う。
 側にある電気スタンドを側に持ってきて、その首を壁に向ける。壁はなんの飾りも無い薄緑色。そこに光のスクリーンが出来た。
「ほら、犬」
 壁一面に、大きな顔の犬が現れる。
「鳩がでますよー。ポゥポゥ」
 翼を広げた鳥。角度を変えて飛んでみせて。
「うさぎさん、ぴょんぴょん」
 細かい動きで、本当に生きているみたい。だんだん愉快になってくる。
「これ蛙」
「怖いよ」
「怖くないよ」
「そうかな」
「悪い夢を食べてくれるよ。ほら、ぱくぱくぱく」
 順は、夕歩が本当はあの蛙を怖がっているのを知っててやっていたな、と思う。その時の夕歩の反応の仕方で、順の作る影絵はさまざまな種類に変わった。
 ほら、パイプふかしておじさん。君君、何をしているんだね。一人でおトイレにいかなくちゃ駄目じゃないか。
 きゃっきゃ、って笑いながら戯れて。トイレに行きたくなってきたら、それで少し観念して、一人でトイレに行ってみる。暗くて広い静馬の家。用を足して戻ったら、順は寝ないで自分を待っていてくれる。
「おしっこした後、おまたちゃんと拭いた? 」
「拭いたよ」
「ほんと? 怖いからって拭いてないと、病気になっちゃうよ」
「拭いたよ」
「じゃあ、触って確かめちゃうぞ」
「いいよ、触って。順のも触っちゃうから」
 ――う。
787『影絵』《10》:2005/10/10(月) 12:32:27 ID:Tt29SKkp
 そんなことも、あったな。
 芋づる式にずるずると引っ張り出された記憶に赤面する。夜の病院の恐怖感が薄れて、トイレの前の鏡も平気で横切れる気がする。それでも鏡に目をやらないようにして、夕歩は病院の床に目をやる。
 鏡にはきっと、私の影が写っている。

 恋人達。
 ああ、あの影絵があったら、私には怖いものなんて、ないのに。

 どうやって作ったんだろう。あの影法師は?
 
 意を決して鏡を通り過ぎようとしたところで、また足を止めた。いや、止めさせられた。ビク、と身体が反応した。
「ちょっと」
「は、はい! 」
 振りかえると、懐中電灯が光って見えた。
「あなた、何をしてるの? 」
「えっと――、トイレ、です」
「じゃあその、右手に持っているのは、何? 」
「お、おまもり」
「――木刀、じゃないの? 」
 懐中電灯を照らしながら、ナースが近づいてくる。そう、木刀なのである。こっそりと病院まで持ってきた、夕歩のお守り。順が作ってくれた悪霊退散の大切な木刀。
「――静馬、夕歩さんね? 」
 ゆっくりゆっくりナースは近寄ってくる。いいから、少しそれを渡して見せて? いいいいいえ、これは別になんでもないんです。ほんとに。トイレに行くだけで。これは、その。つまり。
 ヒトリデトイレニイケナイトキノ、オマモリナンデス。
 言葉が出てこない。と言うよりも言えるわけが無い。こんな姿を他人に見られてしまった焦りと、恥ずかしさで顔が熱くなる。人に会った安心感で、とたんに尿意も高まる。お腹がぐりんってする。尿道がじくじくし始める。
 順が小学校四年の頃に作ってくれた木刀は、夕歩のこっそり隠している秘密の一つである。誰にも知られたくない色々なものがこれにこもっている。家族にも友達にも、もちろん順にも知られたくない秘密。
 思わず横を見ると、パジャマを着た小柄な女の子が、木刀を持っている怪しげな姿が鏡に写っていた。顔は真っ赤である。なるほど、これでは不審にも思われよう。
「静馬さん――」
 ナースはおそるおそる近づいてくる。頭は混乱してグルグルと回る。
 ああ。もう!

 ……影になってしまいたい。
788『影絵』《11》:2005/10/10(月) 12:33:59 ID:Tt29SKkp
                   *

「そうか、蛙か」
 綾那は納得した顔で、もう一度しげしげと自分の手を眺めた。
「でもまた一体どうしてこんなことを? 」
「そりゃあ、まあね」
 にんまりと猫のように笑って、彼女は綾那の追及をかわす。彼女は人が悪いところがある。いつもはストレートな物言いの癖に、変なところで含みを持たせるのだ。けれどそれをするのは、相手に察するだけの材料があるからであって。
「あーあ、なるほどな」
 ほどなく綾那もその原因に気がついた。彼女の家庭環境は特殊なのだ。苗字の違う、血の繋がりのないもの同士が一緒に暮らすと言う環境は、普通の家庭で育ったものにはつかみづらい。
「でもそんなにいつも一緒にいるものなのか? 寝るときとか」
「うーん、いつもってわけじゃないけどね」
 直接の肉親ってわけじゃないけれど、家族みたいなものだし、と彼女は言って満面の笑みを浮かべた。
 夜中に不意に起きてしまったときに、影絵遊びをやっていた、と彼女は言う。もちろん一人ではない。観客がいる。綾那も彼女の夜が、一人ではないだろうなと言う予想はあったろうけど、ずっと誰かと一緒にいる、という感覚がわからないのだろう。
 一人でトイレ行くのが怖いときには、お守りを持たせたりして。怖い夢を見て泣いていたら、一緒に遊んであげる。そんな毎日を送っていた彼女の片割れは、今入院しているのだ。そう言えば彼女が見舞いに行くのを見たことがない。見舞いに、行かないのだろうか?
「ああ、そう言えば影絵、昔テレビで見たことがあるな」
 綾那の言葉に、彼女は反応する。え? どんなやつ?
「どうやって作ったのか判らないけれど、外人の人のやってたやつで、キスしてる姿が映るやつがあった」
「それって、二人でキスしてたんじゃないの? 」
「いや、確か一人で、拳で作ってた。――ええっと、こう? こうかな……」
 綾那が二つの拳をすり合わせて、影絵のキスシーンを再現しようとしている。けれどダメ。拳と拳で作るんじゃないんだよ。片方の人の頭は両手で、もう片方の頭は本物を使うんだ。
「そうかー。綾那も影絵に興味を持ったのかー」
 彼女が満足そうにうなづいて、綾那の肩を持つ。自分の拳をもぞもぞさせていた無道が、びくっとして振り向くと、彼女は嬉しそうに提案した。
「どうかな? 真夜中に、色々と教えてあげるよ。二人っきりで」
 素早く鋭い拳!
 宙を舞って、地面に落下する彼女に、真っ赤になった綾那が湯気を出しながら叫ぶ。
「言い方が卑猥なんだよ!! お前のは!!! 」
 おーおー。仲のよろしいこと。
 そんな二人の姿を見て私は。
789『影絵』《12》:2005/10/10(月) 12:35:03 ID:Tt29SKkp
 私は――。

 微かな笑い声に気づいた綾那が、頬を赤くしてこちらを見た。
「何笑ってるんだよ」
 いいえ。
 別に。

                        4
 
 私が病室をくぐると、珍しい者を見たかのように夕歩がベッドから半身を起こした。
「え? どうして? 」
 そんなに驚くことはないはず。だって私たちは友達でしょ? 一緒に刀を交えたこともある。けれどそれは、私のことを待っててくれてたってうぬぼれても、いいのかな? あまりにタイミングよく現れたから、驚いたって解釈しても。
「お見舞いに来たよ、しぐま」
 私の呼びかけに、夕歩はくすりと笑って。
「はやてちゃんは、元気? 」
「元気元気! 」
 私は答えて、パイプ椅子に腰掛けた。病室内はもう夜用に明かりが灯っていて、燃えるような夕焼けは病室の中で目立たない。
「綾那は? 」
「もー、相変わらずよ」
「……順は? 」
「んー。いつも通り」
 私の返事に、そう、と呟いて夕歩は天井を見た。それから手を伸ばして、丁寧に印を結んでいく。それは昔私もやった、影絵の形。夕歩の目。その先に一体何を見ているのだろうか。
「恋人達」
「え? 」
「恋人達って、どうやって作ったっけ? 」
 影絵の作り方だって、すぐにわかった。それはもちろん、今夕歩が組んでいた指の形が影絵の手の形だったからだし。
「それ、ちょっと前にも話題に出た気がする」
「ちょっと前? 今日? 」
「ううん。ずいぶん前――夕歩に、はやてちゃんを紹介する前くらい」
「へえ」
「でもさ、シグマ ユーフォーって、かっこいい名前だよね」
 二人で彼女の言い間違いを思い出し笑いした。彼女は、黒鉄はやてだ。
790『影絵』《13》:2005/10/10(月) 12:35:47 ID:Tt29SKkp
「お茶入れるよ」
「――入れるの下手だから、いや」
「丁寧に入れるから」
「本当? 」
 私がさっさとお茶の支度を始めるから、夕歩は諦め顔で「じゃあお願い」

「ねえ」
「何? 」
「どうやって作ったっけ? 」
「何を」
「影絵」
「どんな? 」
「だから、恋人達」
「忘れたの?」 
「――うん」
 申し訳なさそうな声の夕歩に。
「ごめん、私も忘れたわ」
「もう! 順の嘘つき!! 」
 ふてくされた声の刃友に、私は楽しくなる。
 ふん。
791『影絵』《14》:2005/10/10(月) 12:37:25 ID:Tt29SKkp
 夕歩なんてせいぜい、悩めばいいのだ。

 
 ――おしっこした後、おまたちゃんと拭いた?
 ――拭いたよ。
 ――ほんと? 怖いからって拭いてないと、病気になっちゃうよ。
 ――拭いたよ。
 ――じゃあ、触って確かめちゃうぞ。
 ――いいよ、触って。順のも触っちゃうから。

 うふふ
 あはは

 ――ねえ、順。
 ――何?
 ――あの影、みてて。
 ――影絵?
 ――そう。もっとこっちよって。二人で並んで。
 ――?
 ――ねえ、影、一緒だよね。溶けて重なってるよね。
 ――うん。
 ――恋人同士、みたいじゃない?
 ――でも女の子同士は恋人になれないんだよ。
 ――しってるもん! でも、影じゃ男か女かなんて、わかんないでしょ!!
 ――そりゃそうだけど。
 ――だったら、この影は、恋人同士だよ。
 ――恋人同士か。
 ――そう!
 ――だったらほら、こうやってかさなると、くっついてるみたいだよね。
 ――そうね。
 ――キスしてる、みたいじゃない?
 ――うふふ。ほんとだ。
792『影絵』《15》:2005/10/10(月) 12:39:10 ID:Tt29SKkp
 ――今度はこうしてみたら?
 ――うん。
 ――あはは。面白いね。
 ――ねえ、順。
 ――何?

 チュ。

 ――こうしたら、もっと恋人同士だよね。
 ――ゆうほ。
 ――――。
 ――――。
 ――こうしたら、もっとね?
 ――うん。
 そうだね。
 夕歩。


「順の嘘つき」
「あはは、ごめんごめん」
 余計なことを考えていたら、お茶を濃く出しすぎてしまった。嘘つき呼ばわりはそのせいだ。渋いお茶を渋い顔をして飲みながら、夕歩はぶつぶつと苦情を言った。丁寧にお茶を入れるって言ったのに、嘘つき。私も一口お茶を飲む。う、渋い。
 しかし夕歩が渋い顔をしていたのは、お茶のせいだけではない。
「だから教えてよ」
「何を」
「だから、恋人達の作り方」

 だめ。
 そんな大切なこと、忘れてた夕歩には教えてあげない。渋いお茶を飲みながらニヤニヤ笑ってみせる。あの時のはやてちゃんみたいに。
「あ、ほら、晩御飯の時間みたいだよ」
「もう! ごまかさないでよ!! 」
「ほらほら、お茶入れなおしてあげるから」
793『影絵』《16》:2005/10/10(月) 12:42:39 ID:Tt29SKkp
「今度は美味しく入れてよ」
「はいはい」
「――命令」
「かしこまりました、姫」
 むくれる夕歩にニコニコしながら、私は丁寧に丁寧にお茶を入れる。
 今度はさっきよりも、おいしそうな香りのほうじ茶が立つ。
 
 恋人達。
 あの影絵があるから、私には怖いものなんて、ない。

                   5





   ○●○○○○●○
   ●○●○○●○●
   ●○○●●○○●
   ○●●●●●●○
   ●○○○○○○●
   ●○●○○●○●
   ●○○●●○○●
   ○●●●●●●○

「な、紗枝! これでうさちゃんに見えるよな? な? 」
「……」
「蛙よりかわいいよな!? 」
「――みかドン。必死過ぎ」

                                    (了
794名無しさん@秘密の花園:2005/10/10(月) 13:47:25 ID:II8XkGq7
乙な輝き
>>789で夕歩のお見舞いに来たのって、はやてだよな?
その場には順もいたのか?すぐ後でお茶入れてるし、
「はやてちゃんは、元気? 」とか
「ううん。ずいぶん前――夕歩に、はやてちゃんを紹介する前くらい」
とかって順のセリフ?いつの間に来たんだ??
795名無しさん@秘密の花園:2005/10/10(月) 14:15:00 ID:lCXjxKOC
>>794
お見舞いに来たのは順だろ
796名無しさん@秘密の花園:2005/10/10(月) 15:42:51 ID:II8XkGq7
>>795
え!はやてじゃないのか?
「お見舞いに来たよ、しぐま」って言ってるじゃん?あれ?
もしかして順とはやてが一緒にお見舞いに来たのか?
797名無しさん@秘密の花園:2005/10/10(月) 16:19:51 ID:HNNbil5K
俺も始めそう思ったけど
あれは、順がふざけてはやての真似してそう言っただけかと。
798名無しさん@秘密の花園:2005/10/10(月) 16:55:47 ID:TJiX5oDK
テクニカルにGJ!!

難しく萌えたよ
799名無しさん@秘密の花園:2005/10/10(月) 21:27:03 ID:HYVS3gQw
ダブルミーニングでオセロをやってるみたいだ。よく考えてあるなぁ…
でも、夕歩は恋人達の作り方をほんとに憶えてないの?
なんか何度も読み返してしまった、GJ!!
800名無しさん@秘密の花園:2005/10/10(月) 23:59:17 ID:AMa4vV6R
GJ!!
よく考えられてるなぁ、、、、素晴らしい
801名無しさん@秘密の花園:2005/10/11(火) 00:36:35 ID:fkZzAbEp
GJ!!
順を中心に夕歩、綾那、高等部3人とみんな個性が良く出てて、なにより可愛い。
寝る前に、いいもの読まさせていただきました。thx.
802名無しさん@秘密の花園:2005/10/11(火) 01:20:44 ID:h7HAB6YM
     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\                  
    /   ,∨∨∨∨∨       ゴキャァ   /::::::::::::::::::::::::::\ 〜
   /  /  \   / |     \\\  /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\  ◎
   |  /   ,(・) (・) |      \\\||:::::::::::::::::|_|_|_|_| / 〜
   (6      ⊂⊃ .| _    \\ \;;;;;;;;;;ノ   \,, ,,/ ヽ 〜プーン
   |    ___l_,|.  \    \\\( 6     *)─◎ ),・∵ 〜プーン ←キモヲタ
   |     \__/ /__  \     彡\ノ\  )))∴( o o)∴),∴ ・ゝ¨〜プーン
      \___/    \  \     |\    )))∵  3 ∵>;、・∵ '  〜
  / _ ` ー一'´ ̄ /   _{   ヽ;;_ \  ヽ        ノ 〜
  (___)     /   .| ゝ〉 〉 〉ノ_   \_キモキモメガキモヲタヲタニートハゲメガワロスVVVV
                |  |           | __|;、・∵:: ;
うるせー百合ヲタども!! キモメガヲタクがぁ!!うはっはっは!!
もっとか!!もっとかぁ!!!うはっはっはっは!!!
うはははは!!百合ヲタキモメガヲタクは消えてなくなれ!!がはははは!!
汚いキモ男よ!!ここで遺伝子を絶やすのだ!!消えてなくなれ!!
糞キモ遺伝子!!!暗い部屋でオナって死んで行け!!!!!!wwwwwwwwwww!!
あぁー臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い!!本と臭ぇな氏ねよオイwww!!
消えろ!糞が!汚いメガネが!!ほらどうした!!気持ち悪いうぉえ!!ww!!
マリみてで抜いて陵辱エロゲーで抜いてキモ同人誌で抜いて百合レズで抜いて妄想で抜いてゲハハ!!!
思い残す事は無いだろww弱虫め!!氏にさらせ!!低脳キモヲタメガネが!! 気持ち悪いわwww
気持ち悪岩♪ キモ岩♪ ほんとキモ岩♪ wwwwwwwwwwww!!!!!!!!!!!
これでもか!!がはは!下向いて生きてすぐさま氏ねさっそく氏ね!!!wwww!!!!!!
ああぁはは!!もう聞こえてねぇかwwwぐはははははははははwwwwwww!!!
803名無しさん@秘密の花園:2005/10/11(火) 02:44:38 ID:9O9L+oJ0
ラストの玲がさり気にGJ
何気なくうさちゃん言ってる辺りがイイと思ったよ
804名無しさん@秘密の花園:2005/10/11(火) 03:04:14 ID:AtKUJOgK
>>778-793
乙!本当に久々に読んでよかったと思える文章だった。
切なくて凄くいい。次回作も期待してます!



あ、それとは関係ないがみんなsageてくれないか。
変な広告とか貼られやすいから。
805名無しさん@秘密の花園:2005/10/11(火) 03:17:05 ID:h7HAB6YM
     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\                  
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                |  |           | __|;、・∵:: ;
うるせー百合ヲタども!! キモメガヲタクがぁ!!うはっはっは!!
もっとか!!もっとかぁ!!!うはっはっはっは!!!
うはははは!!百合ヲタキモメガヲタクは消えてなくなれ!!がはははは!!
汚いキモ男よ!!ここで遺伝子を絶やすのだ!!消えてなくなれ!!
糞キモ遺伝子!!!暗い部屋でオナって死んで行け!!!!!!wwwwwwwwwww!!
あぁー臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い!!本と臭ぇな氏ねよオイwww!!
消えろ!糞が!汚いメガネが!!ほらどうした!!気持ち悪いうぉえ!!ww!!
マリみてで抜いて陵辱エロゲーで抜いてキモ同人誌で抜いて百合レズで抜いて妄想で抜いてゲハハ!!!
思い残す事は無いだろww弱虫め!!氏にさらせ!!低脳キモヲタメガネが!! 気持ち悪いわwww
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これでもか!!がはは!下向いて生きてすぐさま氏ねさっそく氏ね!!!wwww!!!!!!
ああぁはは!!もう聞こえてねぇかwwwぐはははははははははwwwwwww!!!
806名無しさん@秘密の花園:2005/10/11(火) 03:44:58 ID:h7HAB6YM
:::::::::::/           ヽ::::::::::::
:::::::::::|  キ  じ  き  i::::::::::::
:::::::::::.ゝ モ   つ   み  ノ::::::::::: 
:::::::::::/  イ  に  は イ:::::::::::::
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   \_         ,,-'
――--、..,ヽ__  _,,-''
:::::::,-‐、,‐、ヽ. )ノ       
:::::_|/ 。|。ヽ|-i、  ..    / ̄ ̄ ̄ ̄
/. ` ' ● ' ニ 、    (____人
ニ __l___ノ    (-◎-◎一 
/ ̄ _  | i     ( (_ _)     ←キモヲタ
|( ̄`'  )/ / ,..    ( ε   (∴
`ー---―' / '(__ )   ヽ____   
====( i)==::::/      ,/ニ>>
:/     ヽ:::i       /;;;;;;;;;;;;;;;;

                  キモヲタ見ていた 百合レズっ娘
                  同性愛女子を 誘拐で──す!!
                  エロゲと現実 わからない  バ〜カ だ〜から

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                  親は子供の帰りを 待ってるだろな
                  ボクは監禁 おうちでレイプ
                  百・合・陵辱って 最・高・だ!!
807名無しさん@秘密の花園:2005/10/11(火) 04:09:28 ID:h7HAB6YM
            _,,t-‐‐-、,-‐‐-、
                     三'::::::............... .....::::::`y,. 〜プーン
                     ナ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ 〜
              | ̄|   V::::::::::::::::_{{ ({∫∬ノノjヾ:::::{ 〜
           | ̄| | ̄|   ナ::::::::::::i`__;;;;;;;;ァ___;;;;;; t;;:ヌ 〜プゥーン
           |  | |  |  イヘ::::::(ヾ~!t◎、 !'''i ◎ )=f }f 百合だーいすきぃ〜〜 れずさいこ〜う〜〜
           |  | |  |   i {t)テ" ヘ' '___,イ ヽ_/ 介'   ボク、ベロチューーーーしぇーーーー!
           |  | |  | _,rヘ_,j|!':’・:。 /ー--''! ・:@; |' ぶっかけたいよ〜うぅ!!!!!
           |,.ィ―'''' ̄ /| | ;”:@ /二ク/@:;・: !     我慢できな〜いぃぃぃぃィィィィ!!!!!!!
           /;;:::'';;::''::;;:/ { ! 、 ・::: ヾニンU:・ノ\ 〜
            /'''::::;r|''':::;;;|  | ! \;・・ U  U_,,./|::;;'''\〜
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          i/   |'::;;;;''|      三 ―''"       !''::;;;;| /ヽ 〜プーン
        /⌒ヽ  |;;''':::;|       \            !;;::''|/  i 〜
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        /ヘ     |;;:::::;{            ‐-      !/   | 〜プーン
        /  i     |:::;;;''!             ー       !  / | 〜
     /   l     |;;'';イ           百合命    }   {、 〜プゥーン
     〉、      ∧テ{ ヽ  _   _,,,,;;;;;:::-==ニ;;;_   ノ __,イ´ 〜
      / \_    //レ!      ̄           ̄ { ̄  | 〜
    /    `ー::v'´/ | i                     i    |〜
    i       / ̄   | |                     i、  | 〜プーン
    i       /    ||                         ヽ  | 〜
                    ↑
                   キモヲタ
808名無しさん@秘密の花園:2005/10/11(火) 06:23:34 ID:OJIgpqIL
念のため。


携帯からの書き込みの場合、クッキー残らないから

書き込むたびにメール欄に半角でsageって入れてくれ。

じゃないと上がっちゃうんだ。スレが。

ヨロスコ


それにしても影絵の人GJ。オセロの人と同じ人でいいんだよね?
809名無しさん@秘密の花園:2005/10/11(火) 10:55:13 ID:SrGiBLwa
うん、おもしろいな。
ごちそうさま!!
810名無しさん@秘密の花園:2005/10/12(水) 21:12:25 ID:XzOfk1Iy
あれ、駒の動きが…?と思ったらオセロでしかも模様作ってるなんて(・∀・)
そしてベタ甘ハァハァ(*´д`)
811名無しさん@秘密の花園:2005/10/13(木) 00:44:52 ID:JV+zRxqg
いい話を読むと、じゅんじゅんの良さが引き立つなあ。みんなのかわいいお姉さん、って感じが。
健気な夕歩、不器用な綾那、天真爛漫なはやての3人の妹たちを優しくあやすと言うか…
812名無しさん@秘密の花園:2005/10/13(木) 01:14:10 ID:ze8x+PsL
順を過大評価するな。奴はしょせん自分の刃友を
さりげなく女神に例えてしまうようなただのお惚気バカだ。
813名無しさん@秘密の花園:2005/10/13(木) 01:21:07 ID:4dzOwsAX
貧乏な淫魔
最低だな
814名無しさん@秘密の花園:2005/10/13(木) 01:28:48 ID:qo1nQ4O+
淫魔じゅんじゅん対剣の巫女

ちょっと見たい
815名無しさん@秘密の花園:2005/10/13(木) 02:02:45 ID:LsliPCJV
いや、じゅんじゅんが淫魔ってまんまじゃん。
巫女側が勝つならみてみたいけど(ry
816名無しさん@秘密の花園:2005/10/13(木) 02:51:56 ID:Dh9JH15Q
にせちんこの是非について熱い議論が交わされそうだなw
817名無しさん@秘密の花園:2005/10/13(木) 16:48:13 ID:x0Uvh8sA
議論するまでもなく、そんなもの必要ないのだ。
818名無しさん@秘密の花園:2005/10/13(木) 20:11:50 ID:uuhy5NJn
舌と指!舌と指!
819名無しさん@秘密の花園:2005/10/13(木) 20:27:26 ID:02JFwwGA
>>816
にせちんこは邪道なのである

さりげなく708を待っているが
一向に来ない
820名無しさん@秘密の花園:2005/10/14(金) 08:39:34 ID:8ugPAF0C
順の眼前で夕歩を強姦したい。めっさハードに。
馬乗りになって顔面タコ殴りしながらパコパコ。
821名無しさん@秘密の花園:2005/10/14(金) 09:05:54 ID:3MIrepvw
>>819 順綾の人か?オレも待ってる。 >>820 (・∀・)カエレ!
822名無しさん@秘密の花園:2005/10/14(金) 18:48:18 ID:E8QPCknQ
>>820は真の淫魔。葵ちゃんにヌッ殺されます
823名無しさん@秘密の花園:2005/10/14(金) 19:38:24 ID:V9Fw3MMP
聖なる釘バッドが飛んでくるぜ、綾那のな
824名無しさん@秘密の花園:2005/10/14(金) 19:42:58 ID:X0U5I1Yl
順の眼前で夕歩を可愛がりたい。めっさソフトに。
膝の上に乗せて顔面撫で回しながらチュッチュ。
825名無しさん@秘密の花園:2005/10/14(金) 20:18:32 ID:5bUqH9nZ
気の毒な>>824は夕歩に投げ飛ばされて、落下中に鐘をつく静久の拳と鐘に挟まれてしまいます
力強い音です
826名無しさん@秘密の花園:2005/10/14(金) 20:20:30 ID:4J5Zv+91
みんな夕歩好きだなあ。漏れなら順の方を可愛がりたいけど。
と言うか、順って、可愛い可愛いされたことあるのかな?
父は厳しかったし、正妻からは目の敵にされてただろうし。
827名無しさん@秘密の花園:2005/10/14(金) 21:05:51 ID:Z2QZuPaj
みんなの目に入らないとこで夕歩に可愛い可愛いされてるよ。
小さい時からずっとな。
828名無しさん@秘密の花園:2005/10/14(金) 21:06:10 ID:3MIrepvw
>>826 夕歩にされてるから大丈夫です。
829名無しさん@秘密の花園:2005/10/14(金) 22:09:44 ID:wHUB+ZnU
どうみても卵子です。
本当にありがとうございました。
830名無しさん@秘密の花園:2005/10/14(金) 22:17:25 ID:8ugPAF0C
>>826
ただ厳しいだけなら順もあんな父さん父さん言う子には育たなかったはず。
きっと飴と鞭の使い分けが上手な父親だったんだろう。

ああ、夕歩の貧乳を後ろから強く揉みしだいて、
ギンギンに屹立した俺の剛直を尻に擦り付けてやりたい。
831名無しさん@秘密の花園:2005/10/14(金) 22:47:57 ID:X0U5I1Yl
>>830
いい加減スレ違いどころか板違いだって気づけよ
832名無しさん@秘密の花園:2005/10/14(金) 23:20:49 ID:3zihj4do
>レズ・百合萌え@bbspink掲示板
>この板は、男女共にレズ・百合を語らうための板です。
833名無しさん@秘密の花園:2005/10/14(金) 23:23:00 ID:8ugPAF0C
>>831
だが俺がふたなり女だったとしたらどうだろう?

嘘嘘。ゴメソネ。
834名無しさん@秘密の花園:2005/10/14(金) 23:34:18 ID:EcJ502cq
ふたなりは邪道!!
835名無しさん@秘密の花園:2005/10/14(金) 23:36:59 ID:3MIrepvw
順夕歩が読みたくてしょーがない。というか気が付けば2人の事を考えている。もうダメかもしれん。
836名無しさん@秘密の花園:2005/10/15(土) 01:31:28 ID:yY9XSOSp
>>835
俺もあの二人のことばかり考えている。
一緒に神の降臨を待とう。
837名無しさん@秘密の花園:2005/10/15(土) 03:28:37 ID:OEeErl5R
林家志弦て、ポケモンで浜ちゃんが声やったキャラにそっくりで、悪いけどワロた。
同棲している綺麗だけど、感じ悪いあの人とはガチなのかな?
838名無しさん@秘密の花園:2005/10/15(土) 04:27:44 ID:MoQNddTh
たしかにちょっとだけ似てるかも、ってか、思ったてより恐い印象じゃなかったw
蓮さんも話してみたらいい人だったよ
839名無しさん@秘密の花園:2005/10/15(土) 06:39:05 ID:ONE+Cdv+
そりゃあガチですよ
否、ガチでなければならない
840名無しさん@秘密の花園:2005/10/15(土) 07:18:45 ID:f2aABeaI
ハゲドー
841名無しさん@秘密の花園:2005/10/15(土) 10:54:46 ID:U4kEwUwP
            _,,t-‐‐-、,-‐‐-、
                     三'::::::............... .....::::::`y,. 〜プーン
                     ナ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ 〜
              | ̄|   V::::::::::::::::_{{ ({∫∬ノノjヾ:::::{ 〜
           | ̄| | ̄|   ナ::::::::::::i`__;;;;;;;;ァ___;;;;;; t;;:ヌ 〜プゥーン
           |  | |  |  イヘ::::::(ヾ~!t◎、 !'''i ◎ )=f }f 百合だーいすきぃ〜〜 れずさいこ〜う〜〜
           |  | |  |   i {t)テ" ヘ' '___,イ ヽ_/ 介'   ボク、ベロチューーーーしぇーーーー!
           |  | |  | _,rヘ_,j|!':’・:。 /ー--''! ・:@; |' ぶっかけたいよ〜うぅ!!!!!
           |,.ィ―'''' ̄ /| | ;”:@ /二ク/@:;・: !     我慢できな〜いぃぃぃぃィィィィ!!!!!!!
           /;;:::'';;::''::;;:/ { ! 、 ・::: ヾニンU:・ノ\ 〜
            /'''::::;r|''':::;;;|  | ! \;・・ U  U_,,./|::;;'''\〜
        /:;;/ |;;;''::;;|   丶\  `__>-ー´   !;;;:'''::iヽ、 〜プーン
          i/   |'::;;;;''|      三 ―''"       !''::;;;;| /ヽ 〜プーン
        /⌒ヽ  |;;''':::;|       \            !;;::''|/  i 〜
         /     \{'';;;::''}          ̄二ニ=    !::;;|   | 〜
        /ヘ     |;;:::::;{            ‐-      !/   | 〜プーン
        /  i     |:::;;;''!             ー       !  / | 〜
     /   l     |;;'';イ           百合命    }   {、 〜プゥーン
     〉、      ∧テ{ ヽ  _   _,,,,;;;;;:::-==ニ;;;_   ノ __,イ´ 〜
      / \_    //レ!      ̄           ̄ { ̄  | 〜
    /    `ー::v'´/ | i                     i    |〜
    i       / ̄   | |                     i、  | 〜プーン
    i       /    ||                         ヽ  | 〜
                    ↑
                   キモヲタ
842名無しさん@秘密の花園:2005/10/15(土) 15:39:35 ID:zVax4UD/
ヤドキング顔の女子高生ってどうよ

ってか、蓮さんって誰でつか?
843名無しさん@秘密の花園:2005/10/15(土) 17:48:07 ID:0pAIHwS3
先生も相方の人も優しい人達ですよ。てか何故に感じ悪いとオモタのか>>837
844名無しさん@秘密の花園:2005/10/15(土) 17:54:41 ID:9GSVy79f
わざわざ上げてまで書き込んでんだから荒れるの期待してんだろ。
釣られなさんな。
845名無しさん@秘密の花園:2005/10/15(土) 17:54:45 ID:6XOtQLn9
>>842
姐さんのアシやってる人。
846名無しさん@秘密の花園:2005/10/15(土) 19:12:03 ID:OEeErl5R
同人誌即売会で価格表示がなかったので、してもらえると並んでいる間にお金が用意できるので助かるのですが…と伝えたら蓮さんと顔を見合わせてクスクス笑われたことがある。
感じ悪かった…(´Д`)
表示については回答無しでした。
847名無しさん@秘密の花園:2005/10/15(土) 19:16:41 ID:OEeErl5R
すみません。あげちゃいました。ごめん。
848名無しさん@秘密の花園:2005/10/15(土) 19:29:32 ID:0VdN65im
>>846 そなのか。しかしスマンが、少し萌えてしまった…
849名無しさん@秘密の花園:2005/10/15(土) 21:22:54 ID:PBJSunw3
>>846
一瞬「何をしてもらえるんだ!?」と考えてしまった・・・w

何か行き違いがあったとか。
850名無しさん@秘密の花園:2005/10/15(土) 21:29:47 ID:xOci/OmU
顔を見合わせてクスクス笑うとこを見れたなんていいじゃん
851名無しさん@秘密の花園:2005/10/15(土) 21:41:07 ID:EgHlfCqH
まぁあの二人はガチだ、間違いない。
俺の今月の給料全部賭けてもいい。
852名無しさん@秘密の花園:2005/10/15(土) 22:54:46 ID:sClMLXO7
>>851 元気を出して全財産をかけるんだ

俺は見たことないから分からないのでよく分からないが
日記を見る限り面白そうな人という印象しかないな
853名無しさん@秘密の花園:2005/10/15(土) 23:14:25 ID:f2aABeaI
>>846
すまん俺も萌えてしまった
触媒にされるなんて百合萌えらーとして一番名誉なことじゃないか
854名無しさん@秘密の花園:2005/10/15(土) 23:49:30 ID:BajEItDx
>>837
>悪いけどワロた
>>846
>クスクス笑われた

お互い様じゃないですか
855名無しさん@秘密の花園:2005/10/16(日) 01:17:04 ID:Yx4piVIj
ないすつっこみ
856名無しさん@秘密の花園:2005/10/16(日) 01:38:10 ID:WuSzx5Nq
                           ______
                         /::::::::::::::::::::::::::\
      /~ ̄ ̄ ̄ ̄.\         /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
    /          .\        |_|_|_|_|_|_|_|   〜プーン
    (  人,,_____,,入  )       /     \,, ,,/   ヽ  〜 プーン
    | ミ./  -◎─◎- ヽミ |    ( 6 |   ─◎─◎─  |∂)  〜。
    ( 6.     (_   _)    ∂)      (∴∴  ( o o ) ∵∴)  〜。 モワ
    ヽ ∴ )  3  ( ∴ ノ        <∵∵   3  ∵∵ >   〜
      ヽ、   ,___,.   .,,ノ           ゝ    ,_,    ノ    〜
        ヽ.______.ノ            ヽ,_______ ノ   〜。 プーン
       /      \           /       \     〜
      ⊂  )     ノ\,_つ       ⊂.  )    ノ\,_つ   〜。
    百合レズ最高!!Wで肉便器マンセー!!    今日も精子ぶっかけるぜ ハァハァ…

典型的な萌えヲタ・キモヲタ
●とにかく身勝手で下半身が疼きだすと(悪い意味で)周りが見えない。他人の迷惑を一切顧みない
●他の分野のマニア・オタク(歴史オタクや洋楽オタク)に妙な対抗心を持ち、馬鹿にする
●イケメンの欠点を徹底的に探しだし、ある事無い事尾鰭をつけて罵倒する
●腐女子に対し凄まじいまでの優越感があり、見るや否や煽り荒し釣り連発で絡み倒す
●肉棒がある事、それでオナニーが出来る事を異常に誇りに思っている
●ネット上で「○○タンのワレメにティムポ擦りつけたいにょ〜」「マンコにドクドク中出しィィ!!」「カワイイお口にドピュw」など
 普通は小学生でも下らな過ぎて言わない様な下ネタを無意味かつ本気で連呼する
●被害妄想が激しい。しかし一方では非難されているという認識が全く無い(某半島人?)
●電車の中やホームで周りを気にしないで振舞うため非常にうざがられている
●他人の功績を素直に喜ばず、必ず難癖をつける
●常日頃ネット上のエロパロ漁りを(下半身の赴くまま)効率良く行おうとしている為、パソコンには異常に詳しい
●自分より劣っていると見極めた人に対して急に強気になる、平気で罵倒する
857名無しさん@秘密の花園:2005/10/16(日) 02:22:27 ID:ihler9Pc
百合姫ゲット。

ジュリアのヘタレっぷりがたまりませんよ。
858名無しさん@秘密の花園:2005/10/16(日) 02:44:36 ID:WuSzx5Nq
     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\                  
    /   ,∨∨∨∨∨       ゴキャァ   /::::::::::::::::::::::::::\ 〜
   /  /  \   / |     \\\  /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\  ◎
   |  /   ,(・) (・) |      \\\||:::::::::::::::::|_|_|_|_| / 〜
   (6      ⊂⊃ .| _    \\ \;;;;;;;;;;ノ   \,, ,,/ ヽ 〜プーン
   |    ___l_,|.  \    \\\( 6     *)─◎ ),・∵ 〜プーン ←キモヲタ
   |     \__/ /__  \     彡\ノ\  )))∴( o o)∴),∴ ・ゝ¨〜プーン
      \___/    \  \     |\    )))∵  3 ∵>;、・∵ '  〜
  / _ ` ー一'´ ̄ /   _{   ヽ;;_ \  ヽ        ノ 〜
  (___)     /   .| ゝ〉 〉 〉ノ_   \_キモキモメガキモヲタヲタニートハゲメガワロスVVVV
                |  |           | __|;、・∵:: ;
うるせー百合ヲタども!! キモメガヲタクがぁ!!うはっはっは!!
もっとか!!もっとかぁ!!!うはっはっはっは!!!
うはははは!!百合ヲタキモメガヲタクは消えてなくなれ!!がはははは!!
汚い虫けらよ!!ここで遺伝子を絶やすのだ!!消えてなくなれ!!
糞キモ遺伝子!!!暗い部屋でオナって死んで行け!!!!!!wwwwwwwwwww!!
あぁー臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い!!本と臭ぇな氏ねよオイwww!!
消えろ!糞が!汚いメガネが!!ほらどうした!!気持ち悪いうぉえ!!ww!!
マリみてで抜いて陵辱エロゲーで抜いてキモ同人誌で抜いて百合レズで抜いて妄想で抜いてゲハハ!!!
思い残す事は無いだろww弱虫め!!氏にさらせ!!低脳キモヲタメガネが!! 気持ち悪いわwww
気持ち悪岩♪ キモ岩♪ ほんとキモ岩♪ wwwwwwwwwwww!!!!!!!!!!!
これでもか!!がはは!下向いて生きてすぐさま氏ねさっそく氏ね!!!wwww!!!!!!
ああぁはは!!もう聞こえてねぇかwwwぐはははははははははwwwwwww!!!
859名無しさん@秘密の花園:2005/10/16(日) 02:47:46 ID:WuSzx5Nq
     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\                  
    /   ,∨∨∨∨∨       ゴキャァ   /::::::::::::::::::::::::::\ 〜
   /  /  \   / |     \\\  /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\  ◎
   |  /   ,(・) (・) |      \\\||:::::::::::::::::|_|_|_|_| / 〜
   (6      ⊂⊃ .| _    \\ \;;;;;;;;;;ノ   \,, ,,/ ヽ 〜プーン
   |    ___l_,|.  \    \\\( 6     *)─◎ ),・∵ 〜プーン ←キモヲタ
   |     \__/ /__  \     彡\ノ\  )))∴( o o)∴),∴ ・ゝ¨〜プーン
      \___/    \  \     |\    )))∵  3 ∵>;、・∵ '  〜
  / _ ` ー一'´ ̄ /   _{   ヽ;;_ \  ヽ        ノ 〜
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                |  |           | __|;、・∵:: ;
うるせー百合ヲタども!! キモメガヲタクがぁ!!うはっはっは!!
もっとか!!もっとかぁ!!!うはっはっはっは!!!
うはははは!!百合ヲタキモメガヲタクは消えてなくなれ!!がはははは!!
汚いキモ男よ!!ここで遺伝子を絶やすのだ!!消えてなくなれ!!
糞キモ遺伝子!!!暗い部屋でオナって死んで行け!!!!!!wwwwwwwwwww!!
あぁー臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い!!本と臭ぇな氏ねよオイwww!!
消えろ!糞が!汚いメガネが!!ほらどうした!!気持ち悪いうぉえ!!ww!!
マリみてで抜いて陵辱エロゲーで抜いてキモ同人誌で抜いて百合レズで抜いて妄想で抜いてゲハハ!!!
思い残す事は無いだろww弱虫め!!氏にさらせ!!低脳キモヲタメガネが!! 気持ち悪いわwww
気持ち悪岩♪ キモ岩♪ ほんとキモ岩♪ wwwwwwwwwwww!!!!!!!!!!!
これでもか!!がはは!下向いて生きてすぐさま氏ねさっそく氏ね!!!wwww!!!!!!
ああぁはは!!もう聞こえてねぇかwwwぐはははははははははwwwwwww!!!
860名無しさん@秘密の花園:2005/10/16(日) 05:39:47 ID:WuSzx5Nq
北チョンのニュース番組は大体こう聞こえる

                    朝鮮中央TV
                                 ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
                    ______    < 踏んだら孕んだ!
                   /:::::::::::::::::::::::::::::ヽ   < 孕んだ振る降る般若だ!
                  /::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ  < フン出る春巻きはむ無理!
                  |::"´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ:::|  <  チン毛ちぎり、看板塗る飛騨!
                  |:::|           |:::|  < 
                 ヽ/ -=.、   _,=-  ゾ  <  安打!?半田ゴテ適時打!!
                  | |  -ェゝ ";ュ-   |ヽ  <  原チャリ盗んだ!
                  ヽト、  ´i `   ,.イ/  < よくチョン切れるハサミだ!
                  〈  i  /L_、  i 〉   _ノ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
               __,. -‐ヘ  -=三=-  /──、
          _ -‐ ''"   /  \     /\    ̄゛ー- 、
         ハ       /   |ヽ ̄ ̄//  ヽ、      ∧
         |  ヽ      く     ! .>ーく /     >      / !
           |   |     _>  ∨-、r‐/   <_     /  !
        ∧   !    ヽ     | 厂L/   ■/      i  .∧
       / \  |     \   ∨  !    /      | / ハ

861名無しさん@秘密の花園:2005/10/16(日) 13:26:45 ID:o/NZBC52
もう出たのか、百合姫って
862名無しさん@秘密の花園:2005/10/17(月) 00:30:53 ID:dJ/jF6Qq
正式な発売日は18日だけど、フライングで金曜に出てたよ。
863名無しさん@秘密の花園:2005/10/18(火) 04:10:08 ID:0OCudi0k
あふん
そんな先ののうだけしゃぶれないでっ

よく濡れてるわよ、順

あやなのばか
864名無しさん@秘密の花園:2005/10/18(火) 08:51:22 ID:T36BWGrs
>>863
順と綾那のセリフが逆だな。
865名無しさん@秘密の花園:2005/10/18(火) 11:36:19 ID:eYJhbKrH
林家志弦がレズならいいね
866名無しさん@秘密の花園:2005/10/18(火) 11:51:36 ID:rGZWOKHO
じゃなきゃあんなストーリー書かないだろう
867名無しさん@秘密の花園:2005/10/18(火) 12:00:35 ID:3XpgnXUe
>>866
それはさすがにどうかなと思う
868名無しさん@秘密の花園:2005/10/18(火) 13:54:25 ID:0OCudi0k
いや姐さんと蓮さんは絶対にビアンな関係だ。
美人のおくさんい翻弄される夫なのだ、姐さんは
869名無しさん@秘密の花園:2005/10/18(火) 13:59:49 ID:3XpgnXUe
いや、林家志弦の漫画のストーリーと、セクシュアリティを直結させんのは
どうかなって話ね。
ビアンもの描いてる訳じゃないんだから。
870名無しさん@秘密の花園:2005/10/18(火) 14:21:30 ID:rGZWOKHO
ふーん
そういうものかねぇ
871名無しさん@秘密の花園:2005/10/18(火) 14:22:57 ID:kbl/j5nN
そもそもいい話書いてくれたら、別にレズじゃなかろうとも、
あるいは男であっても気にならないけどな。
872名無しさん@秘密の花園:2005/10/18(火) 16:03:48 ID:4OEveQD2
レズかどうかはしらないが

二人が真剣刃友なのはガチ
873名無しさん@秘密の花園:2005/10/18(火) 16:55:14 ID:lZ6U15A6
>>868
なぜか鬼嫁日記が頭にうかんだ。
生卵でもすすってろってか。
874名無しさん@秘密の花園:2005/10/18(火) 17:27:31 ID:FYJEK+fH
まああれだ。
姐さんに百合百合な素質があるのは 間 違 い な い 。
875名無しさん@秘密の花園:2005/10/18(火) 17:47:48 ID:/lXeZYg/
もうやめないか? 姐さんの私生活を邪推するような真似は。
876名無しさん@秘密の花園:2005/10/18(火) 17:51:36 ID:3XpgnXUe
それがいいな。
ところで、百合姫vol.2を読んだ人に、ストシェの感想聞きたいんだが。
明日以降じゃないと手に入らないんで。
877名無しさん@秘密の花園:2005/10/18(火) 17:59:23 ID:IL6CWOoV
らんらんがピンチになってきた
あとお仕事中の髪型がかわいくないな
今回のメイクより薫さんのメイクの方がいい
878名無しさん@秘密の花園:2005/10/18(火) 19:19:53 ID:HhhAVmJg
やっぱり志弦姐さんのチャイルドをぬっ殺したら蓮姐さんが消えるんだろうか?
緑色の粉吹きながら・・・
879名無しさん@秘密の花園:2005/10/18(火) 19:29:12 ID:lJByERMg
>>らんらんがピンチ 詳しく
880名無しさん@秘密の花園:2005/10/18(火) 19:53:13 ID:AlySzvkI
らんらんはどこかのカメラマンに見初められデビューする
で、樹里亜のお付きを離れる
このカメラマンと反りの会わなかったアイドルにらんらんが何かされそうな
感じ

ああ、このまま三ヶ月もまたなきゃならないのか…
881名無しさん@秘密の花園:2005/10/18(火) 20:42:22 ID:AlySzvkI
メイク後のらんらんが
佐藤さんに見えてしかたがないのは漏れだけか
882名無しさん@秘密の花園:2005/10/18(火) 21:16:39 ID:yoauBkmp
読んだ。
らんらんが亀甲縛りされてた。
883名無しさん@秘密の花園:2005/10/18(火) 21:20:32 ID:rGZWOKHO
>>881
俺も俺も
884名無しさん@秘密の花園:2005/10/18(火) 22:00:21 ID:3LrddXfo
俺はカッコイイらんらんにどっきどきでした。
薫さんのも今回のもどっちも好き。
885名無しさん@秘密の花園:2005/10/18(火) 22:11:35 ID:IL6CWOoV
これまで結構きつそうな状況もギャグですませてるから
今号からの新キャラもおそらくへたれと見た
886名無しさん@秘密の花園:2005/10/18(火) 23:13:05 ID:cCp7YzqM
らんらん…このド変態…!

って誤植だよね?
887名無しさん@秘密の花園:2005/10/18(火) 23:42:50 ID:vjlyzOcW
     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\                  
    /   ,∨∨∨∨∨       ゴキャァ   /::::::::::::::::::::::::::\ 〜
   /  /  \   / |     \\\  /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\  ◎
   |  /   ,(・) (・) |      \\\||:::::::::::::::::|_|_|_|_| / 〜
   (6      ⊂⊃ .| _    \\ \;;;;;;;;;;ノ   \,, ,,/ ヽ 〜プーン
   |    ___l_,|.  \    \\\( 6     *)─◎ ),・∵ 〜プーン ←キモヲタ
   |     \__/ /__  \     彡\ノ\  )))∴( o o)∴),∴ ・ゝ¨〜プーン
      \___/    \  \     |\    )))∵  3 ∵>;、・∵ '  〜
  / _ ` ー一'´ ̄ /   _{   ヽ;;_ \  ヽ        ノ 〜
  (___)     /   .| ゝ〉 〉 〉ノ_   \_キモキモメガキモヲタヲタニートハゲメガワロスVVVV
                |  |           | __|;、・∵:: ;
うるせー百合ヲタども!! キモメガヲタクがぁ!!うはっはっは!!
もっとか!!もっとかぁ!!!うはっはっはっは!!!
うはははは!!百合ヲタキモメガヲタクは消えてなくなれ!!がはははは!!
汚いキモ男共よ!!ここで遺伝子を絶やすのだ!!消えてなくなれ!!
糞キモ遺伝子!!!暗い部屋でオナって死んで行け!!!!!!wwwwwwwwwww!!
あぁー臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い臭い!!本と臭ぇな氏ねよオイwww!!
消えろ!糞が!汚いメガネが!!ほらどうした!!気持ち悪いうぉえ!!ww!!
マリみてで抜いて陵辱エロゲーで抜いてキモ同人誌で抜いて百合レズで抜いて妄想で抜いてゲハハ!!!
思い残す事は無いだろww弱虫め!!氏にさらせ!!低脳キモヲタメガネが!! 気持ち悪いわwww
気持ち悪岩♪ キモ岩♪ ほんとキモ岩♪ wwwwwwwwwwww!!!!!!!!!!!
これでもか!!がはは!這い蹲って脳漿散らしてすぐさま氏ねさっそく氏ね!!!wwww!!!!!!
ああぁはは!!もう聞こえてねぇかwwwぐはははははははははwwwwwww!!!
888名無しさん@秘密の花園:2005/10/19(水) 01:22:38 ID:mA/FVwTF
>>886
樹里亜「らんらん…」
冴木さん「…このド変態…!」
樹里亜「らんらんがいないと死ぬ…」
かと。確かにちと分かり難いが。
889名無しさん@秘密の花園:2005/10/19(水) 01:24:30 ID:JzlCC+h0
樹里亜そこまで凹んじゃってるのか
890名無しさん@秘密の花園:2005/10/19(水) 07:22:15 ID:8YUmJQmM
>>888
その次のコマで全く同じ改行の全く同じセリフがあるので誤植だよ多分
林家さんの漫画結構長く読んでるけど、ふきだしを区切らないで会話をさせるような作家じゃない
891名無しさん@秘密の花園:2005/10/19(水) 07:58:52 ID:c6Zdnecl
じゃああそこは本当はなんてセリフが入ったんだろう
気になる
ああ単行本でわかるか
892名無しさん@秘密の花園:2005/10/19(水) 14:53:48 ID:8YUmJQmM
百合姫のHPがおかしな事になっとる。頭デカッ!
893名無しさん@秘密の花園:2005/10/19(水) 20:23:06 ID:Vb3+hNyJ
>>892
 やっと更新されとったなぁ。流石に発売されてもあのままじゃまずい
からなぁ…
 
ベリシェは続きが非常に気になるが、一月まで待たなければならないという
地獄。次が見たい
894名無しさん@秘密の花園:2005/10/20(木) 00:07:05 ID:JY7/ad5C
>>891
姐さんのサイトに誤植訂正がのってる。
まあ無難なところだ。いまのほうがシュールでグッジョブかも
895名無しさん@秘密の花園:2005/10/20(木) 01:47:35 ID:6MJy8tgX
まじでか
トン
見てくる
896名無しさん@秘密の花園:2005/10/20(木) 18:53:27 ID:sXjfWzlS
あれでも定型句しか口にできないほど冴木さんがうんざりしてる感じがあって笑えるけどねw
897名無しさん@秘密の花園:2005/10/22(土) 13:37:43 ID:zyShZdbP
おいおい。ハブであれだけ萌える展開なのに、どうして書き込みがないのだよー
もかちゃんだぜ? もかちゃん
しかも初めてワンコのこと、名前で呼んだんだぜ?
898名無しさん@秘密の花園:2005/10/22(土) 13:53:49 ID:SPSsN1yP
>894
サイトってどこ?公式サイト探そうと思って具ぐったけど
分からなかった。
899名無しさん@秘密の花園:2005/10/22(土) 14:01:00 ID:+ZNNLuH7
>>898
フルネームでぐぐれば4つ目に出てくるだろ
900名無しさん@秘密の花園:2005/10/22(土) 14:10:44 ID:Z9RF16U9
>>897
近所の本屋でヒモかかってたから
901名無しさん@秘密の花園:2005/10/22(土) 14:20:57 ID:SPSsN1yP
なんだ。ぐぐるのサマリーに〜趣味のファンページなので・・・て
書いてあるからスルーしちまったい。thx>899
902名無しさん@秘密の花園:2005/10/22(土) 14:26:32 ID:40N48kIP
雉の言霊能力をヤらしい方に使えば
今からでも冬コミに間に合いますよ皆さん。
どうですか。
903名無しさん@秘密の花園:2005/10/22(土) 16:22:32 ID:kHSbnMIQ
どういうふうにやらしくするのか、ちょっと見本をみしてくれんか?
904名無しさん@秘密の花園:2005/10/22(土) 16:51:11 ID:F0tGcQZc
>>903
そりゃぽまえ、
「もう無理っぽい」と言いたくなるまで
さんざんえっちな気持ちにさせられる猿ちゃんとかだな。
905名無しさん@秘密の花園:2005/10/22(土) 17:21:28 ID:kHSbnMIQ
「ばか
言霊なんて使わなくっても、あたし……こんなになってるのに」
言われてキョドる雉
「いやいやいやでもあのそれで」
「馬鹿! あたしには、そんなことしないでいいの
だからもっと普通でいいの」
「猿楽さん……」
「未知って呼んでよ」
「え……」
「今までみたいに
呼んでよぅ!」
そして更にキョドる雉

なんてことを妄想してしまう俺に、更なる雉分を補給してくれ。頼む

後、モカワンコ
火を吐く車、空を飛ぶ船を蹴散らすが如く
モカワンコきぼんぬ
906902:2005/10/22(土) 18:33:59 ID:HzDmzrEI
未知「もう…もう…ダメかも…あぅ」
雉「もっと。もっとだよ未知。君の体は

『私の指を求めて熱くなる』

未「ああ!もっ…やめてよう…こんなの…ズルイよ」
雉「ズルい?私の気持ちを確かめるような君が、私の事をズルいって?」
未「ごめ…ん、でも、でも、身体、変にするの、なし…うああっ!」
雉「するよ。私の指で、未知をおかしくさせる。ここも

『私に触られると、頭の中がとろけるように気持ちよくなる』

未「……っっ!!ずる…い…」
雉「違うね。コレでイーブンだよ」


私は未知にあった時から、ずっと狂っているのだから
907名無しさん@秘密の花園:2005/10/22(土) 20:10:38 ID:8SucFq72
なんだなんだ、オマイラ最高ですな!(・∀・)モットヤレ
908名無しさん@秘密の花園:2005/10/22(土) 20:59:22 ID:lS0sJsQb
>>906
じゃあぜひ君が冬コミで出してくれ。買いに行くから。
909名無しさん@秘密の花園:2005/10/24(月) 00:11:14 ID:ejAIEjbo
犬神が「モモカサンモモカサン」ってうるさいから
股間の上にマッサージ器あてて死ぬほどナデナデしたら
「モモ…カサ…モ…」ってなった。
910名無しさん@秘密の花園:2005/10/24(月) 00:37:10 ID:iQsaMW/M
「きじっちゃん……」
「何? 未知――」
「好きって言って」
「またそれ? 」
 さっきまでしっとりとくっついていた彼女は、そっと体を離して肩をすくめて見せる。
「好きとか嫌いとか、最初に言い出したのは誰だろうね? 
 そんな言葉は全く意味が無いのは、君だって知ってるだろう? 特に私は言霊で相手を縛ることが出来る
 それなのに、なんでそんな言葉が必要なんだい? 」
 私はそういわれると黙ってしまう。
 私はバカだから、そんな理屈は良くわからない。よくわからないから黙るしかない。黙った私の体を満足げに彼女は嬲る。
「ふ、く……う、ふ――」
「ほら、未知のここ――、お猿さんのお尻みたいに真っ赤になってるよ。発情してるんだ」
「ん――はあ、はぁ……」
「ここを舐められたら」

『もっと蜜が溢れてくる』

「き、ひぃぃぃぃぃぃー――っ!」
 こんな変態みたいなことしてくるのに。どうしてきじっちゃんは、好きって言ってくれないんだろう。
 私はただそういって欲しいだけなのに。
 それでもっともっと幸せなのに。

 そう思うのに、私の体はもっともっと狂っていく。
 彼女の冷たい目が、私を見ている。

911名無しさん@秘密の花園:2005/10/24(月) 22:00:05 ID:+T7bo9rh
>910
( ・∀・)ワクワクテカテカワクワクテカテカワクワクテカテカワクワクテカテカワクワクテカテカワクワクテカテカ
912名無しさん@秘密の花園:2005/10/24(月) 22:10:23 ID:8svlXG0V
「突きとか気合いとか〜、最初にやり出したのは〜
ラオウなのかしらー♪」を
思い出しちゃったじゃないかーーーーー!
913名無しさん@秘密の花園:2005/10/24(月) 22:34:08 ID:Rf/59BnP
まずは猿楽さんの記憶に無い処で何回したかを
雉っちゃんが懺悔するところからはじめようか。
914名無しさん@秘密の花園:2005/10/24(月) 23:08:49 ID:ZduKGgO4
雉っちゃんドSだな
915名無しさん@秘密の花園:2005/10/24(月) 23:48:57 ID:FgXeaCIE
ドSなのにへたれ攻めっぽくもあるな
916名無しさん@秘密の花園:2005/10/25(火) 00:08:19 ID:1K/OPNeA
>>915
だがそれがいい。
917名無しさん@秘密の花園:2005/10/25(火) 01:26:07 ID:lkssixOP
>>905
雉っちゃんは「未知─」って名前で呼ぼうとして途中で止めたっぽいから、
猿楽さんの名前は未知じゃなくて未知○(みちなんとか)だと思うんだ。
918名無しさん@秘密の花園:2005/10/26(水) 12:19:13 ID:vWFktdB8
ダダダダ
ドンドンドン
きてはぁ!

見たよ見ましたよ番外編!
オレ的ヒット台詞
「桃鉄ならやる」
おいおい
むっはあ
仲イイじゃんお二方!
919名無しさん@秘密の花園:2005/10/26(水) 13:30:46 ID:MX9wZ3MO
>>918
それもいいが番外編は順夕歩だろ―――――!!!
オセロの人の降臨求ム
920名無しさん@秘密の花園:2005/10/26(水) 13:42:56 ID:vWFktdB8
やっぱりあのオセロSSと公式設定に、ズレは出たなあ
まあ当たり前だけど
でもそんな事は恐れずに、ドンドン妄想を膨らませたいね
921名無しさん@秘密の花園:2005/10/26(水) 23:50:52 ID:GsqXZEjC
夕←順×綾→ゆ だれか たのむ
922名無しさん@秘密の花園:2005/10/27(木) 00:46:03 ID:9EZSK2b3
>>921
その設定、かなりいいけど、なかなか難しそうだな。
順は綾那を攻めながら夕歩を想い、綾那は順を受けながらゆかりを想う。
順夕も、順綾も、ゆか綾もみんな好きだから、ホント神の降臨を期待したい。
923名無しさん@秘密の花園:2005/10/28(金) 19:49:13 ID:z4hskRsd
ss書きはよほどの事がない限り、ほぼ神
という訳で気兼ねなく夕←順×綾→ゆを落としてくれ
924名無しさん@秘密の花園:2005/10/28(金) 23:31:31 ID:eAl+xERu
夕→順×綾←ゆ
これも見てみたい
925名無しさん@秘密の花園:2005/10/30(日) 01:38:18 ID:TAwD4C5h
禿同
926名無しさん@秘密の花園:2005/10/30(日) 02:11:05 ID:A0xjJGDL
>>921-925まで激しく同意。
特に、ゆか綾の因縁が原作で描かれるのって何年も先になりそうだから、
SSで読んでみたいな。
927名無しさん@秘密の花園:2005/10/30(日) 16:01:10 ID:RrsV6R1e
今気づいたけど

順と夕歩の紹介のところ
「元刃友」ってなってる

違うやい!
元刃友じゃないやい!
928名無しさん@秘密の花園:2005/10/30(日) 18:07:12 ID:0ffu1E5e
>>927
遅いよ。
929名無しさん@秘密の花園:2005/11/01(火) 22:00:15 ID:Rcsqp9ju
先生のバイクってホンダのレブルかしら?
930名無しさん@秘密の花園:2005/11/01(火) 22:24:45 ID:TsmrNI5U
ラジオってナンデスカー
931名無しさん@秘密の花園:2005/11/01(火) 23:05:18 ID:yVUXqxeL
>>930
「お仕事情報の」って書いてあるじゃない。
まさかサイト中の日記だけしか見てないのか?
932名無しさん@秘密の花園:2005/11/02(水) 00:09:24 ID:vplBObWJ
なんとー!
2ヶ月も気付かずにいたとは・・・orz
933名無しさん@秘密の花園:2005/11/04(金) 16:21:20 ID:FBV+kd+I
地球儀?フォーゥ
934きじさる:2005/11/05(土) 21:35:47 ID:dPhSVRy9
「い…一回、かな」
「嘘!私覚えてるだけで何回もあるもん!」
「あ…えーと、じゃあ、三回、とか」
「じゃあって何!もっとあるよ!絶対ある!」
「いちいち数えないよ…そんなの」
「そんなの!?今そんなのって言った!!」
あーもう、どうしたもんやら…

私は今、猛烈に問いつめられているわけで、非常に困っているというか
なす術ないというか、嗚呼、何でこんな事になってるんだ。
ほんの数分前は あんなに幸せだったのに。

「雉っちゃんてば!!」
「ああ、ハイ、ごめんなさい…」
935きじさる:2005/11/05(土) 21:36:18 ID:dPhSVRy9
五時限目を抜け出した私達は、資料室で二人きりになった。
第三資料室の、一番奥の部屋。滅多に人はこない。
ここが私達の定番の場所だった。
二人の関係がおかしくなり始めた今でも、私はここを選んだのだ。

「ふふ」
「何さ。変な笑い方」
「いや、キミが来てくれなかったら、って内心怖かったからさ」
「…来たんじゃないもん!私の方から話があったから呼んだんだもん!」
「同じだよ」
「同じじゃないもん!雉っちゃんの為じゃないよ!悪い事してるから
 止めにきたんだよ!」
「悪い?」

確かに。私は余計な事をしている。他人の刃友を喧嘩別れさせる算段の真っ最中だ。
「可哀想だよ!あの子別に雉っちゃんのこと好きでもなんでもないじゃん!」
知ってるよ
「そういうのをさ、なんかさ、無理にっていうの、だから、あの、よくないって!」
何故そうなったと思う?キミが私の能力の事を気にして、変な話を始めて…ああ、何でだろう。
私まで、わからなくなってきた。
私はキミといたいだけなのに。能力が上とか下とか関係ないのに。そう、私をおかしくさせるのは、いつもキミなんだ。いつも、おかしくなってから、気がつくんだけど。

「わかったわかった。今日はその話じゃなくて、見てほしい物があるんだ」
私は何度目かの嘘をついて、ポケットから紙片を取り出した。
936きじさる:2005/11/05(土) 21:37:19 ID:dPhSVRy9
「よく見て。表は大した事ないんだ。問題は裏さ」
「それ、ウチにもあるよ。タバスコ買うと入ってるやつでしょ」
「うん、ああ、どうかな。そうかもしれない」

そんな事はどうでも良かった。今朝学食のテーブルの上に落ちてたから拾っただけだ。
私はその紙片をピンと引き延ばして
一ドルと描かれたデザインの方を彼女の目の前にかざす
「しれないって」
「よく見て。表に描いてある絵をよーく見て。何が描かれてる?」
「…タバスコの、瓶?」
彼女の目が止まる。
「その絵が段々と大きくなる」
「…そんなわけが…」
「その絵が段々と大きくなる」
「…………」
「どんどん大きくなって、紙の外にはみだしちゃうよね」
「…うん。大きく…て…外に…出てる…」
「ここで、この紙を、裏返すと…」

瞬間。

彼女の目がとろんと、焦点を失う。
遠くの花畑でも見ているような、いや、実際見えているのだ。
何度も何度も刷り込んだ暗示。私の言霊が彼女の体を支配した瞬間だ。
これ以上の悪事はない。そしてこれ以上の興奮はありえない。
私は震える手で右耳のピアスから力を解放する

『キミは体中がとろけそうに気持ちよくなる』
937きじさる:2005/11/05(土) 21:38:12 ID:dPhSVRy9
うっとりと目を細める彼女が堪らなく可愛かった。ふらふらと今にも倒れそう。
いっそこのまま抱きしめて、全部滅茶滅茶にしてしまおうか。
犯罪者と呼ばれ、二人で世界中を逃げ回ることになっても悔いはない。
「何が見える」
「お花ぁ…」
「何色?」
「赤…とか…ピンク…」
「その花が大きく広がるよ…そしてキミは思い出す」
言いながら指をかざすと、彼女の瞳が艶に染まる。
ゆっくりと、唇を指でなぞる。奇麗な形。舌が小さく、ちろり、と姿を見せる。
指先に触れられただけで呼吸が止まりそうだ。でも、続けなければ。
「どんな気持ち?」
「あ…これ…すご…いい…きもちい…」
「キミにとって私は?」
「…ごしゅ…じん…さま」

ゆったりと倒れ込む彼女を支えながら、私は軽い目眩に耐えていた。

「ご主人様の質問には答えなきゃ」
「はい…」
「好きな人はいるの?」
「いま…す、あっ あっあっ!」
耳を軽く咬みながら囁くこの質問を、この部屋で何度繰り返しただろう。
でも一番好きな質問だ。省略する事はあり得ない。
「誰?」
「雉っちゃん…雉…ちゃん…好き…好き」
首に手を回して頬擦りしてくる彼女に私も答える。
「うん。私も。キミが一番だ…嬉しい?」
「嬉し…んっ、んん!あ!あはぁ…」
ゆらゆらと揺れる瞳。私は唇を重ねずにいられなかった。
938きじさる:2005/11/05(土) 21:40:56 ID:dPhSVRy9
学校の中で、すべてはできない。制服の上着をはだけて下着をはずす。
白い肌の膨らみを両手で包み込むように押さえると彼女は私の手を軽く掴んだ。
「雉…ちゃ…き…あ…好き…」
催眠状態の彼女はどこまでも従順だ。目の前の私はご主人様で
私の指は最高の快楽を彼女に与えることになっている。
滑稽だ。自分で自分が悲しくなってくる。言霊に因る暗示でそれを実現してしまった事。
そこまで彼女を愛してしまった自分が、この上なく情けない生き物に思えた。
「雉ちゃん…雉ちゃん…」
だけど それ以上に


欲しかった。


「んっ 雉…ちゃ…」
「ここは?ここはどうなっちゃうの」
「……っ!いい…いいよう…!」
朱色の先端を親指と人差し指で軽く掴み、くるくると遊ぶ。
「あっあっあっ」
人差し指と、中指で細かく弾く。
「んあーーー!いやーー!」
ゆっくりと前に押し倒す。仰向けになった彼女の胸に手を置いて、すべすべのお腹に舌を這わせる。
ぴくり。反応した声と体に、私も反応してキスを降らせる。
「未…」
「うあっ…雉ちゃ…雉っちゃ…ふえ…」
頭の中まで、蕩けそうだ。こと…ばを…紡がなければ…
939きじさる:2005/11/05(土) 22:44:40 ID:gzgjUpKJ
『い…五つ…数える…よ。五つ目で…今まで…感じた事のない快感がおきる…ひとつ』
「…!?」
『ふたつ』
「あ!!!あああああ!』
『みっつ、よっつ』
「んあああああああ!っく!うあ!うわああああ!!!」
右に左に、体をよじる。私の視界が彼女の肌で一杯になる。
『五つ…!未…うっ……!』
「あ、あ、あ、あーーーーーーーーっ!!!」
跳ね上がる腰。抱きしめて私も最初の頂を超えた。
声だけで達するなんて。

私は。
940名無しさん@秘密の花園:2005/11/06(日) 00:59:33 ID:DuBPYpU9
すんばらしぃー!!!!!!!!!!!
でも一つだけ。
>>936
雉っちゃんのピアスは霊的な力を制御してるとかじゃなくて、
相手を催眠状態に陥らせる薬品のようなものを仕込んでるんだと思う。
941名無しさん@秘密の花園:2005/11/06(日) 01:28:44 ID:HWA8IG4O
二次創作なんだから、色んな解釈があっていいんじゃね?
姐さんもインタビューでそんな事いってたし。
ともかくグッジョブ
本当にありがとうございました。
942きじさる:2005/11/06(日) 11:09:52 ID:qXaf8nVt
脱力して動けない彼女をひきよせる。
そんな姿も可愛い。もう一度聞きたい。
「好きな人は誰?」
「雉っちゃん…好き、好きぃ…」
ぎゅっと抱きしめると彼女も応える。背中に回された手が愛おしい。
「ん…んぷ…ん…」
お互いの唇を貪りあう。唯一言霊をだせない、無防備なひとときだ。
至福。こんな幸せがあるのなら。こんなに好きな人がいてくれるなら。
「ああ…私も…私も好きだよ…会ったときからずっとだ…」
どんな嘘だって許されるべきだ。
「き…じ…ちゃ…」

太ももと太ももを絡めあわせると、足で擦り上げるように彼女を攻めた。
「……あ!雉!ちゃ!…ああ!きもち…きもちいいよう!」
擦るタイミングに合わせて上下する胸が私を狂わせ
気がつくと私も自分を足に擦り付けていた。
「…っく、ああ、あ」
正直、それ以上はどうしていいかわからなかった。
ただ、お互いが欲しくて、体を貪りあった。
足の角度が変わり、制服が外れ、下着の上から擦り付けあうようになると
私達は人の言葉を発してはいなかった。

「ああ!雉っ………!!ちゃ!ああ!ああああ!!」
「んいっ!い!い!うわ!ああああああ!!」

そこには、嘘も、ホントもなかった。
私は彼女のふとももを抱えるようにして

果てた。
のけぞった彼女の胸と顎のラインが、妙に艶かしくて、立て続けに頭が白くなった。
943きじさる:2005/11/06(日) 11:11:21 ID:qXaf8nVt
熱い瞬間が長く続いた。
私は白く煙った意識の向こうで、彼女をきつく抱きしめ
彼女もまた、私の体にしがみついて体中を蹂躙する甘美な激流を堪えているようだった。
「あ…あふ…あ…っっく」
時折眉をしかめて呼吸を空に逃がす。まだ小さな波がリフレインしているようだ。
「んふ…」
ひくひくと、時折震える体。頭を撫でると、まぶたがゆっくりと開く。
「雉…ちゃん」

もういい。もうこれでいい。
とろけてしまいたい。
このままずっと、抱き合っていたい。
でも、私には最後の仕事が残っている。
コレは何度やっても慣れないものだ。すごく空しくて、少しツラい。
…二人の為だから。彼女を傷つけない為だから。しなければ。

『三つ数えたら目が覚める。凄くさわやかな気分だ。
 そして今日の事は忘れてしまうんだ』




「覚えてるもん」
944きじさる:2005/11/06(日) 11:12:47 ID:qXaf8nVt
は!?

「忘れるわけないじゃん。あれだけやっておいてさ。何ダヨ今更」
「…み、三つ数えると」
「いいよもう!全部もう解けてるよ!」
「ああああのあのあの、今からこの紙をよく見て」
「もーーーー!!!」
バシッと、それこそ紙くずらしいきれいな音を立てて捨てられた紙片。
私の目にはそれがただのクーポン券に見えないわけで。
私が彼女を縛っていたそれは、今まさに消し飛ぼうとする私の立場を
象徴しているように思えるわけで…
「今日という今日は、ホントの事言ってもらうんだからね!!!」
目の前の彼女は、豪快に、こう言い放った

「雉っちゃんてさ、詰めが甘いよね!」
945きじさる:2005/11/06(日) 11:13:36 ID:qXaf8nVt
「最初は…ホント、わかんなかったよ。でも段々、終わったあとの感じが」
「終わったあと?」
「…っっ!!エッ…………ちした後だよ!バカ!バカバカバカ!」
「ごめ、あの、もうそれ以上殴ると血が出るんで…」
「でさあ、時々思い出しちゃうんだ。雉ちゃんとはキスまでの筈なのに
 おかしいなって」

そうだよ。だからいつも終わったあとの空しい記憶処理があるわけだよ。
それはつまり君の事を第一に考えてした事であって
私は全てを犠牲にしても君の事を最優先に考えていたわけであって
私は君の為の殉教者だったわけだよ。神様が見ていたらきっとこう言うよ
哀れな子羊を許したまえって。

「それで昨日思ったんだ。雉っちゃんなら…やりかねない」
 そう思った瞬間、全部思い出したんだよ!!!!

 ド…変態ーーーーーーーっっっっ!!!!
 信じらんないーーーーーーっ!!」


最近の神様は、口の悪い試練をお選びになられるようです。
946きじさる:2005/11/06(日) 11:14:09 ID:qXaf8nVt
まあ、ホントの所はどうかわからない。
私の術はそう簡単に解けないはずで、だとすると私のミスは
今日だけだったのかもしれないし、随分前から失敗していたかもしれない。
あるいは最初からかかっていなくてそれでも彼女がかかったふりをしてくれたのかもとか
都合のいい妄想も頭をかすめたが、今大事なのはそんなことじゃなかった。

「何回したの!言えないの!ズルいよ雉っちゃんは!」
「いやその、回数なんて問題じゃないよ、ね?」
「絶対ズルいそんなの!雉っちゃんだけ覚えててさ!私は全然楽しめな…」
「え?」

「ちゃんと言ってくれたらよかったんだよう…最初から…」
「未知…」
「駄目!何回やったか言うまで指一本触っちゃダメ!」
「ひど…」
「ひどくない!」

「いや、やっぱりひどいよ。私が求めた時に一言「うん、いいよ雉ちゃん大好き」って言ってくれてたら」
「言うわけないじゃん!」
「どうして」
「しらない!」

正直に言う事って、大切なんじゃないかなって今更思ったよ。
私が言うと説得力ないけども。
いや、

天才的な嘘がつければ、それもまた…

「雉っちゃん!」
「9回です…」

fin
947名無しさん@秘密の花園:2005/11/06(日) 12:19:34 ID:rtGMEwBN
(・∀・)イイ!!
948名無しさん@秘密の花園:2005/11/06(日) 20:14:47 ID:HX6Aaz8m
GJ!!
へたれ雉いいよいいよ
949名無しさん@秘密の花園:2005/11/07(月) 14:12:03 ID:mEQsIPTn
そーよキジっちゃんは最後はヘタレじゃないと! ぐっじょ!
950名無しさん@秘密の花園:2005/11/08(火) 23:51:18 ID:Qnq09kDl
今日は会長の誕生日ではないか!
日付変わる前に、ひつぎさんおめでとうございます
これからもよろしくお願いします
951名無しさん@秘密の花園:2005/11/09(水) 00:26:18 ID:JuoXkSR2
皆さん
今日もわたくしの為に
からみあっていますか
952名無しさん@秘密の花園:2005/11/09(水) 20:29:15 ID:J86elS4E
いやあ、独身なもんで
ってもう日付変わってんじゃんねーか!
953名無しさん@秘密の花園:2005/11/13(日) 19:19:34 ID:sGkkHAoK
次スレ は どうしよう
954名無しさん@秘密の花園:2005/11/13(日) 19:58:35 ID:8TDl1CG0
980あたりが立てればいいんジャマイカン?
955名無しさん@秘密の花園:2005/11/14(月) 00:23:35 ID:6HZbipLu
今度はちゃんと「受けるも」にしてね。
956名無しさん@秘密の花園:2005/11/14(月) 02:11:53 ID:GiuIXBpQ
新スレつくりました
957名無しさん@秘密の花園:2005/11/14(月) 03:14:00 ID:GiuIXBpQ
57
958名無しさん@秘密の花園:2005/11/14(月) 03:14:29 ID:GiuIXBpQ
58
959名無しさん@秘密の花園:2005/11/14(月) 03:15:05 ID:GiuIXBpQ
59
960名無しさん@秘密の花園:2005/11/14(月) 03:15:46 ID:GiuIXBpQ
60
961名無しさん@秘密の花園:2005/11/14(月) 03:16:26 ID:GiuIXBpQ
61
962名無しさん@秘密の花園:2005/11/14(月) 03:17:02 ID:GiuIXBpQ
62
963名無しさん@秘密の花園:2005/11/14(月) 03:17:32 ID:GiuIXBpQ
63
964名無しさん@秘密の花園:2005/11/14(月) 03:18:06 ID:GiuIXBpQ
64
965名無しさん@秘密の花園:2005/11/14(月) 03:18:41 ID:GiuIXBpQ
65
966名無しさん@秘密の花園:2005/11/14(月) 03:19:21 ID:GiuIXBpQ
66
967名無しさん@秘密の花園:2005/11/14(月) 03:19:53 ID:GiuIXBpQ
67
968名無しさん@秘密の花園:2005/11/14(月) 03:20:20 ID:GiuIXBpQ
68
969名無しさん@秘密の花園:2005/11/14(月) 03:20:47 ID:GiuIXBpQ
69
970名無しさん@秘密の花園:2005/11/14(月) 03:21:14 ID:GiuIXBpQ
70
971名無しさん@秘密の花園:2005/11/14(月) 03:21:58 ID:GiuIXBpQ
71
972名無しさん@秘密の花園:2005/11/14(月) 03:22:43 ID:aEq7qFIe
無駄にスレ消費するなよ…
アク禁依頼出されちゃうぞ。
973名無しさん@秘密の花園:2005/11/14(月) 03:23:01 ID:GiuIXBpQ
72
974名無しさん@秘密の花園:2005/11/14(月) 03:23:29 ID:GiuIXBpQ
73
975名無しさん@秘密の花園:2005/11/14(月) 03:23:56 ID:GiuIXBpQ
まちがっていました。すみませんでした。
976名無しさん@秘密の花園:2005/11/14(月) 03:30:32 ID:rkvJmdvb
>>975
数字だけでスレ埋める位なら次スレ貼れよ。
なんかスレタイエロイな…って思ったらお前かよ立てたの……

【夕歩と順は優しく舐めあって】林家志弦2
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/lesbian/1131901601/
977名無しさん@秘密の花園:2005/11/14(月) 12:52:29 ID:l0XNYjTM
おいおい、このペースの書き込みだったらそんなに急いで立てなくても
よかったんじゃねーの?
しかも次スレに誘導すらしないし、スレタイも変なのにするし
まったく仕方のない956だな
976は誘導乙
978名無しさん@秘密の花園:2005/11/14(月) 13:23:14 ID:WaHHvN5R
フライングスレ立て&おかしなスレタイ。はげしく厨臭い。
979名無しさん@秘密の花園:2005/11/14(月) 13:27:02 ID:E6Vid0uB
きっとそのスレタイがつけたかったんだね☆
980名無しさん@秘密の花園:2005/11/14(月) 13:54:40 ID:bYEWnPd1
えぇー、>>976のスレ使いたくないなぁ・・・
981名無しさん@秘密の花園:2005/11/14(月) 14:12:58 ID:zmUdVcby
元のスレタイで立て直したら?
変なスレタイの方は書き込みしなければ勝手に沈むし。
982名無しさん@秘密の花園:2005/11/14(月) 14:32:01 ID:OPcxEjNu
983名無しさん@秘密の花園:2005/11/14(月) 15:08:03 ID:cj776tX5
まあ俺もちょっとこの埋め方はむっときたけど、別の次スレ立てることもなかったんじゃないかなあ
併用しようぜよ
984名無しさん@秘密の花園:2005/11/14(月) 15:08:26 ID:cj776tX5
あ、でも>>982
985名無しさん@秘密の花園:2005/11/14(月) 15:35:07 ID:bYEWnPd1
>>982
乙。
986名無しさん@秘密の花園:2005/11/14(月) 15:50:56 ID:aEq7qFIe
順夕歩のどエロ話したい時だけ使えばイイんじゃね?
もしくは厨房誘導専用とか。
キツい言い方して悪いが、よく分かってない奴はしばらく様子
見てから行動すべきだし、どうしてもやりたいなら住人に聞いてからにしたほうがイイ。
順と夕歩が舐めあうのは俺も泣くほど見たいが、それとこれとは別問題。
順と綾那が舐めあうのが見たい人だっている。
俺のように。
987名無しさん@秘密の花園
>>986
普通に放置、DAT落ちでいいよ。