特撮@百合

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943名無しさん@秘密の花園:2006/05/13(土) 13:39:51 ID:Ymlpqn1O
「待って。なつきも脱ぐ・・」
口を離して拭った菜月は急くように服を脱ぎ始め、すぐに裸になった。
「私はどこにも行きませんよ。」
慌てたように服を脱ぐバタバタとした光景が可笑しかったのか、さくらは愛撫の余韻に浸るような恍惚とした表情で笑った。

再び重なり合ったさくらと菜月は、貪るように唇を重ねた。
舌を出し、ねっとりと絡め合って吸い合う。
求め合うような、いつにない濃厚なキスだった。
「今度は私の番ですよ、なつき・・」
「さくらぁ・・なつきもう我慢できないよ・・・・」
さくらは今にも泣きそうな表情の菜月の耳たぶを噛みながら、蜜壺に白い指を手繰らせて動かした。
菜月もまた、仕返しのように指をさくらの秘部に滑らせていく。
互いの突起を摩りあい、指を中に入れて激しく掻き回すとさらにあられもなくなる声。
「んんんぁ、ああう、はぁぁん!!あっ、んっ・・さくら、ぁ・・・・一緒にいこう・・」
「あああああん、はぁぁっ!!なつきぃ、なつき・・好き、だいす、き・・・・」
煽情的に声と身体が重なり合い、互いの顔を見つめながら二人は導かれていった。
944名無しさん@秘密の花園:2006/05/13(土) 13:41:03 ID:Ymlpqn1O
「このパンね、チーフと牧野センセイが買ってくれたの」
「えっ?」
部屋の中は、コンソメとトマトのいい匂いが包み込んでいる。
出来上がったミネストローネと切ったバゲットを食べながら二人は会話をしている。
さくらは菜月が口に出した人物の名に少し驚いた様子だった。
「何故チーフが?」
「言ってたよ、『さくらの事を解ってやれるのはお前しかいない、お前はさくらの大切なプレシャスだから』って。チーフも牧野センセイも、さくらとなつきの事見ててくれたみたい!」
菜月はとても嬉しそうに答えた。
スープの湯気とほっくりとした具、そして目の前の菜月の存在がじんわりと心身に染み渡るような気持ちになった。
「なつき、後で一緒にシャワー浴びませんか?」
少し恥ずかしそうに、さくらは言った。

945名無しさん@秘密の花園:2006/05/13(土) 13:41:36 ID:Ymlpqn1O
「きゃ〜〜、いや、やめて、なつき!!」
翌日。サロンの中で二人は仔犬のようにじゃれ合っている。
どさくさにまぎれてキスをしようとする菜月にさくらははしゃいでいた。
「おいおい、お前らデキてんじゃねえのか?」
「女同士で何やってんだか!」
真墨と蒼太は二人を見ながらからかうように笑いながら言った。
さくらと菜月は顔を見合わせた後、男二人に近付いた。

ドッ!!ドッ!!

唸る、女二人の鉄拳。強烈なボディーブローに真墨と蒼太は蹲ってしまう。
そんなやりとりを見ていた暁はさくらと菜月に微笑んだ。
「グッジョブ!!プレシャスはどうだった?」
「最高だったよ、チーフ、ありがとう!!」
「ダメですよなつき、浮気なんて許しませんから!」


Fin

946名無しさん@秘密の花園:2006/05/13(土) 21:20:49 ID:Jd1SsbJG
>『さくらの事を解ってやれるのはお前しかいない、お前はさくらの大切なプレシャスだから』

この台詞いいな。
947名無しさん@秘密の花園:2006/05/14(日) 00:22:53 ID:iJVkPT/j
>>916
「ジェラシー・ストーム」

 ジャスミンの自室に入ったウメコはジャスミンと向かい合った。
 ウメコは自分の潤んだ瞳でジャスミンの顔を見た。
 するとジャスミンの頬に涙が伝わった跡がある事に気が付いた。

「ジャスミン・・・さっき駐車場に居たよね・・?」
「う・・うん、居たわ・・・それがどうかしたの?」
「あの・・私とセンさんの事・・・見ちゃってた・・・?」
「・・・・・・・。」その問いにジャスミンの胸中は一瞬激しく動揺した。
 しかしすぐさまその感情を表に出さない様に必死に押し殺し
「もし・・もし見てたらどうだっていうの?」とあくまでクールに装った。
「だったら・・・ごめんなさい・・・。」ウメコは頭を下げて詫びた。
「ちょ・・ちょっと待って・・何でウメコがわたしに謝らなきゃならないの?」
「だって・・ジャスミンに嫌な思いをさせちゃったみたいで・・・。」
「そ・・そんな事これっぽっちも思ってないよ、逆に・・逆にさぁ・・
 わたしの方がウメコに・・ウメコに悪い気がしちゃってさ・・・。
 そ・・それにさ・・・ちょっと・・ちょっとびっくりしたけど・・・
 センちゃんとウメコが上手くいってる事が分かって正直ホッとしているというか・・・
 嬉しいっていうか・・・何ちゅうか・・・本中華・・・・。」
 ジャスミンは得意のダジャレで場を和まそうとしたが
 喜びとも悲しみともつかない複雑な表情のため歯切れが悪かった。

「ジャスミン・・・・」と小さい声で呟いたウメコ。
「ん?」と答えるジャスミンだったがその直後「!!」と言葉を失った。

 突然ウメコはジャスミンの唇にキスをした。
948名無しさん@秘密の花園:2006/05/14(日) 08:39:51 ID:PrBdkXG7
小説のモンです。彩色完了いたしました。

ttp://cgi25.plala.or.jp/q9wfz3/up/img-box/img20060514083840.jpg
949名無しさん@秘密の花園:2006/05/14(日) 11:43:13 ID:EzmgCxD8
来週カブトでゴンタソとひよりにフラグが。
冒険、奈月姉属性?
950名無しさん@秘密の花園:2006/05/14(日) 13:15:09 ID:ZkGRP3g4
>>984
さすがです!いつもありがとうございます。
951名無しさん@秘密の花園:2006/05/14(日) 15:39:56 ID:ldEucKl1
>>949
なつきの妹(?)龍騎のゆかりちゃんなのな。
当時かわいいなーと思って見ていたので成長に期待だ。
952書き忘れた後記orz:2006/05/15(月) 07:41:21 ID:Cd5I7avV
小説のモンです。まずは>>916様、流れをぶった切ってすみませんでした。
是非書き切ってくださいw
>>563様、絵の方も描かれるんですか?もし描かれるなら是非見せてください!
>>896様、月9みたいな感じが好きです。

菜月×さくらの小説タイトル「When you say you love me・・ 」はジョシュ・グローバンの同名曲より拝借しました。
「好きだという貴女の言葉に」みたいな意味合いです。チーフは仲人さn(ry
絵は大変でしたw仕上げの作業場所が実家の応接間というデンジャラスな環境なので、時間が掛かります。
改めていろんな人の作品を読み返して、書き手さんが増えて良かったと思います。

今後、多分ツインカムを書く(描く)予定です。
小説の方は大方の話は出来上がってます。樹花ひよりはもう少し観察して書いてみようと思います。
いつも有り難うございます、では。
953名無しさん@秘密の花園:2006/05/15(月) 20:55:19 ID:i88Dyp6/
後記別にいらない気が。
954名無しさん@秘密の花園:2006/05/15(月) 22:42:24 ID:IygvdVkM
イイジャン(´・ω・`)_且~~
955名無しさん@秘密の花園:2006/05/15(月) 23:15:34 ID:sKasneOM
俺もいいと思うが
956名無しさん@秘密の花園:2006/05/16(火) 00:11:29 ID:IeKAByhM
>>916

「な・・なにっ?・・」ジャスミンはウメコの突然の行動に驚いた。
 しばらくウメコと唇を重ねたままの状態が続いた。

 だが「はっ!」と我に帰りとっさにウメコの唇から離れた。
 そして自分の唇を指で触りウメコの唇の感触を確かめる。

「ウメコ・・・。」ジャスミンは問いかけようとするが後の言葉が出てこない。

 しばらくお互い無言で向き合ったまま時間が流れていく。

 そしてしばらく経った頃
「ジャスミン・・・わたし・・わたし・・アナタの事が好き・・・。」
 ウメコは目を潤ませジャスミンにそう告白をしたのだ。
 ジャスミンの頭の中はもうパニック状態である。
 以前ウメコがべロンベロンに酔っぱらって「じゃすみぃ〜ん!」と言いながら抱きつかれ
 顔中にキスをされまくった事はあった、だがそれは酒の勢いであったため
「やれやれ・・」といった笑い話で済んでいたのだが今度は勿論シラフである。
「す・・好きって・・・ウメコ・・だって・・あなた・・センちゃんと・・?」
 やっとの事でとぎれとぎれに言葉を発したジャスミン。
 するとウメコは無言で首を横に振り「センさんとは・・・もう・・終わったの・・・。」
「えっ・・・?」 ウメコのその言葉はさらにジャスミンに衝撃を与えた。
 
 
957名無しさん@秘密の花園:2006/05/16(火) 18:43:46 ID:9WVArsEN
wktk
958名無しさん@秘密の花園:2006/05/17(水) 09:38:34 ID:MjMtxN/6
マダカナー
959名無しさん@秘密の花園:2006/05/18(木) 00:23:16 ID:ngGbD5fz
>>916
何で?・・だってアナタ・・さっきまで・・・。」ジャスミンが当然のごとく問いかける。
するとウメコは涙声で
「さっきのは・・・さっきのは・・これでセンさんとお別れするケジメをつけたの。」
「けじめ?」
「そう・・・私はある日を境にセンさんが好きになってしまった・・・。
 センさんもしばらくすると私の気持ちに気づいてくれて・・・。
 それからは自然に付き合う様になっていったんだ。・・・けど・・・。」
「けど?・・・」
「でもセンさんもああいう人だからそのうち私の本当の気持ちが判っちゃったみたいで・・・。」
「ほ・・本当の気持ちって・・・。」
「本当の気持ち・・・?」
「うん・・・。」 ジャスミンがそう言うや否や再びウメコはジャスミンに唇を重ねた。
 今度はさっきのような優しいキスでは無くウメコはジャスミンの頭を両手で抱え込み
 激しく唇をジャスミンに絡めてきた。
 ジャスミンはウメコの再びのキスに驚きはしたが、今度はウメコにされるがままに自分の唇を委ねた。
 すると唇を重ねるうち何故か彼女のココロに暖かく幸せな気持ちが伝わってきたのだ。
 その直後、ジャスミンはウメコの腰に手を回その華奢な身体を抱きしめた。
 今度はジャスミンの唇がウメコの唇を求めて上下の歯の表面や歯茎の奥までも激しく侵食し始める。
 2人の舌同士が幾重にもねじれて絡み合いその動きの激しさで唾液が互いの口からしたたり落ちる
 そんな2人の激しいキスは数分にも及んだ。
960名無しさん@秘密の花園:2006/05/18(木) 09:59:29 ID:cMXG+APW
>>916
もっといっぺんに投下できないのか?
書いてくれるだけありがたいのだが…
961名無しさん@秘密の花園:2006/05/19(金) 00:26:00 ID:VPMG6U9s
>>916
ようやく2人の唇は離れた。
 しばらく無言で目と目を合わせて向き合ったままだ。
「ジャスミン・・わたしの気持ち分かってくれた・・・・?」とウメコは小声で呟くように言う。
「ウメコのが・・・わたしの中に入ってくるのがどんどん強くなって・・・。」
 ジャスミンはウメコとのキスで何か吹っ切れたような気がした。
「ジャスミン・・・・。」というとウメコは制服の上着を素早く脱ぎブラジャーも外し上半身裸になった。
 決して大きくはないが形の整ったウメコの乳房が露になる。
 ウメコはジャスミンの手を自分の乳房に押し付けた、勿論ジャスミンは素手である。
 そしてその手を自分の乳房にあてがい「ジャスミン・・・こうすればもっと・・・。」
 と言いながらその手を上下に動かし始めた。
 その状態はジャスミンがウメコのココロの中の気持ちを読み取るには十分すぎた。
「あいしてる・・・・だいすき・・・・あなたがだいすき・・・・」
 そんなウメコのココロの感情がジャスミンのココロに溢れ出るかのように伝わってくる。
「ウメコ・・・わかるよ・・アナタの気持ちが・・私の中に入って来るのが・・・。」
 それはウメコが本当にジャスミンの事だけを思っている紛れも無い証であった。
 それが判った時、ジャスミンはたまらなく嬉しかった。
 ジャスミンはウメコの乳房を優しく上下左右に揉みしだきながら膝を床に付き
 やがてウメコの双丘の突起に自分の唇をあてがった。
 そしてそれを交互に口で吸い上げたり舌で転がしていく。
「あっ・・ああん・・ジャ・・ジャス・・ミ・・・ン・・はぅっ・・・」
 ウメコはそう言いながらジャスミンの顔を自分の胸に押し付け恍惚の表情を浮かべる。
 なおも愛撫を続けながらそんなウメコの顔を見上げたジャスミン、
 もうたまらない衝動に駆られ立ち上がると再びウメコの唇を奪った。
 そして2人はまた激しく互いの唇をむさぼり合いながら部屋の隅にあるベッドへと移動した。

>>960さん
実はほぼ書き終えていたテキストデータを誤って消去してしまいました。
 なので思い出しながら再び少しずつ打ち込んでいる状態です。
まだしばらくかかりそうですので何卒ご了承の程。
962名無しさん@秘密の花園:2006/05/19(金) 01:30:23 ID:rbyOHLOI
963名無しさん@秘密の花園:2006/05/19(金) 07:57:19 ID:g9VpeCNG
>>962
抱きついてる
964名無しさん@秘密の花園:2006/05/19(金) 08:14:22 ID:xV7ytp9A
>>962
てか抱きつきすぎだろ!!
そんな力込めて抱き締めちゃってw
965名無しさん@秘密の花園:2006/05/19(金) 17:33:17 ID:s2cXTJ6H
つまりあれだな
そんなに好きなのかと

966名無しさん@秘密の花園:2006/05/20(土) 19:13:34 ID:rQrurnxc
上げる!!
967名無しさん@秘密の花園:2006/05/21(日) 01:17:21 ID:wMCys8Yy
>>916 
ジャスミンはウメコをゆっくりと自分のベッドに横たわらせた。
 ウメコに覆いかぶさる体勢でなおもキスは続いていたがようやく唇をウメコから離した。
「ウメコ・・・わたし・・・もう・・・我慢できない・・・。」
 そう言うとジャスミンは制服を脱ぎ始めた。そしてブラジャーを外すと豊かな乳房が露になる。
 ウメコは下着一枚だけになったジャスミンの姿を見た。
 自分のスタイルに自信が無かったウメコにとってスレンダーかつ豊かな胸を持つ
 ジャスミンのナイスボディは密かに憧れていたのだった。
 ウメコも残りの制服を脱ぎ2人共下着一枚の姿になった。

「いいの・・?」ジャスミンが聞く。
「うん・・・。」ウメコが応える。

 それが合図のごとく2人は改めてベッドに倒れこんだ。
 ジャスミンが上になりウメコにキスを繰り返す、そして両手で小ぶりな乳房を揉みしだきながら
 突起を舌でなぞる。
「はぅっ・・・ああんっ・・・はぅっ・・・」ジャスミンの愛撫にウメコは声を上げる。
 そのまましばらくジャスミンがウメコをリードしていたが、
「今度は・・あたしが・・・」とウメコはそう言うとジャスミンと体を入れ替えた。
 そしてベッドにジャスミンを座らせるとその背後に回り込んだ。
 
968名無しさん@秘密の花園:2006/05/22(月) 00:31:22 ID:r4R/RbQM
>>916
ウメコはベッドの側にジャスミンを座らせるとその背後に回り込む。
 そして両脇から両手を差し入れジャスミンの豊かな乳房に手を這わせた。
 最初はゆっくりとその豊かな弾力の感触を確かめるかのごとくウメコの両手は動いていく。
 明らかに自分のとは違う・・・ジャスミンのその身体。
 ウメコはそんなジャスミンが愛おしくてたまらない気持ちでいっぱいだった。
 ジャスミンは目を閉じたまま無言でウメコの愛撫をされるがままに受け入れている。
 ウメコの手は上下左右にジャスミンの乳房を揉み、時折指で突起をつまんでいく。
「はぁっ・・・はぁっ・・・」ジャスミンの息がだんだんと激しくなってくるのがわかる。
 そしてウメコの手は今度は激しい動きでジャスミンの胸を支配していく。
「ああんっ・・・はぁあっ・・・はぅっ・・・はんっ・・・」その快楽にジャスミンは夢心地だった。
 ウメコはジャスミンをあおむけにベッドに横にすると今後は両方の乳房を掴み上げ
 舌で激しく舐め回す、そして突起を転がしながらそれは唇へと伸び再び舌と舌とが絡み合う。
 やがてウメコの右手はジャスミンの下着の中に滑り込んでいく。
 その手は密集する穂をゆっくりとかき分けやがて蜜壷に到達した。
 表面を軽くなぞってみるとその入り口は既に快楽の蜜で溢れんばかりの状態である。
「ジャスミン・・・」とウメコは口元でそっと囁くとその指を壷の中にゆっくりと挿入していく。
「あっ・・ああんぅ・・はぅ・・・あぁぁっ!」ウメコの指はジャスミンの中で変幻自在に動きまわる。
 それに応えるようにジャスミンは身体を左右に揺すりながら普段は絶対に出さないであろう歓喜の声を上げる。
 やがてウメコはジャスミンの下着を取り払い蜜壷の入り口を指で広げていく。
 そして穂をかきわけて直接舌を這わせその先端にある突起を軽く転がす。
「あっ・・あぁぁぁぁっ・・・あぅっ・・・」その瞬間ジャスミンは部屋中に響き渡る大声で絶叫した。
969名無しさん@秘密の花園:2006/05/22(月) 07:30:54 ID:4ds/UNS9
昨日のボウケン・・菜月は真墨を兄貴ぐらいにしか思ってなかったらいいな。
やっぱりさくらと出来てて保水w
970563:2006/05/22(月) 23:09:59 ID:NmJE220r
菜月×さくらです。
一応、『甘いお話part4』の続きです


『ラブ・バス』


「くぁ〜っ、いい湯だねぇ、さくらさん」

菜月は湯船につかりながら、ぐっと伸びをすると、勢いよく腕を下ろした。
目の前にいる さくらに水しぶきが飛ぶ。
「ちょっと、菜月っ」
顔にかかった水滴をさくらは手の甲で拭った。
971563:2006/05/22(月) 23:11:47 ID:NmJE220r
今日、菜月はさくらの部屋の風呂にお邪魔していた。
本人曰く、何故かお湯が出なくなってしまったらしい。
さくらとしても別に断わる理由も無く、二つ返事で承諾した。
それに、こういう時に真墨ではなく自分を頼ってきたのが何だか嬉しくもあった。

…だが、菜月と一緒に風呂に入る事になろうとは思ってもみなかった。
菜月が『さくらさんも一緒にお風呂入ろうよ〜』と、あまりにも駄々をこねるので、
勢いに押され、仕方無く一緒に入る事になったのだ。
972563:2006/05/22(月) 23:13:05 ID:NmJE220r
目の前にいる菜月は頬がほんのりと桃色に染まり、髪型がいつものツインテールではなく、
ストレートヘア。
それだけで普段より数段大人びて見える。
だか、はしゃぐ様子や、仕草を見ると、まだまだ小さな子供の様だ。
さくらはそんな菜月が可愛くて仕方がない。
「どうしたの、さくらさん。なんかぼーっとしてたけど…
のぼせちゃった?」
「いえ…大丈夫です」
さくらは菜月に優しく微笑む。
菜月とは対照的に、長い髪が湯につからないように後ろにまとめていて、白い首筋が覗く。
頬は菜月と同じ様に桃色に染め、その姿はまさしく大人の女性で、菜月は思わず見とれて、
どきどきしてしまう。
「ふぅん、そっかぁ〜。なら良かった」
菜月は鼻の手前まで湯船に潜り、口で湯をぶくぶくと泡立てた。
973563:2006/05/22(月) 23:14:19 ID:NmJE220r
さくらは、自分と違って何でも完璧に出来る。
だからと言って、決して男勝りではなく、ネックレスやピアスや指輪などのアクセサリーを身に付けたり、
派手な色ではないが、爪をフレンチネイルにしたりと、女性らしさも充分にある。
そして、プレシャス回収のためには一見冷酷に思わせるような面もあるが、本当はちゃんと
仲間の事を思っている。
菜月はそんなさくらを尊敬し、大好きだった。
974563:2006/05/22(月) 23:20:15 ID:NmJE220r
もちろん、好きという気持ちは真墨にもチーフにも蒼太にもあるけれど、
さくらに対してはそれとは別の好きなのだ。
頭を撫でて欲しいし、抱き締めて欲しいし、キスもして欲しいし…
…実はそれ以上のえっちな事もしたいのだ。
そんな事はもちろんさくらに言えるはず無い。
だけど、今日こそさくらと結ばれたい。
でも、さくらの気持ちはちっとも分からない。
歓迎会でさくらが酔っ払い、本気で襲われかけた事があったが、
あれでは真意を測る事はできない。
それぐらい菜月自身も分かっていた。
それに、さくらは目を覚ますと何も覚えていないようだったので尚更だ。
さくらはその気持ちを知ってか知らずか先ほどから楽しそうにくすくすと笑っている。
(あーぁ、今日も無理かなぁ…)
菜月はぶくぶくと更に湯船に沈んでいった。
975名無しさん@秘密の花園:2006/05/23(火) 00:22:36 ID:11W+jycg
>>916
ウメコの愛撫にジャスミンはあと少しのところで絶頂に達しようとしていたが寸前で踏みとどまった。
 今度はジャスミンがウメコを仰向けに寝かせ下着を脱がせ2人共に素っ裸の状態になる。
「わたしも・・・ウメコに・・・」とジャスミンはウメコの両足をVの字に広げた。
「いゃっ・・ジャスミン・・・は・・・はずかしいよぉ・・・」とウメコは顔を手で覆う。
 そんなウメコをよそにジャスミンはウメコの蜜壷を探り始めた。
 自分よりやや少なめの穂をかき分けその入り口の花弁を指で左右に広げる。
「ウメコ・・・キレイだよ・・・」ジャスミンは優しくウメコに囁く。
 そして花弁をくまなくまさぐり突起を舌で転がしながら蜜壷の奥へと侵食していく。
「ああんっ・・・はぁあっ・・・はぅっ・・・はんっ・・」ウメコも恍惚の表情を浮かべる。
「あうんっ・・・あぁぁぁぁぁぁっ・・・・」ウメコもまた絶頂に達しようとしていたが
「ふたり・・・ふたりで・・・いっしょに・・・」とか細い声でジャスミンに言う。
 2人は体を入れ替え互いの顔が相手の花弁を求める体勢になった。
 ジャスミンが上、ウメコが下になり2人は互いの花弁をまさぐり蜜壷を愛撫し合う。
「あんっ・・・ああん・・・はうぅん・・・くはっ・・・あっ・・・きゃう・・・いっ・・」
 下になるウメコは花弁や蜜壷に飽き足らず菊門までその侵食の範囲を広げていった。

 
976名無しさん@秘密の花園:2006/05/23(火) 00:28:38 ID:11W+jycg
>>916
そして2人ともにいよいよ絶頂の時が近づいてくる。
「ウメコ・・・・わたし・・・もう・・イキそう・・・」
「わたしも・・・ジャ・・ジャス・・ミ・・ン・・・いっしょ・・・に・・い・・・こ・・・。」
 そう互いに呼びかけ合うと身体の中から熱い感触が沸き上がってくる。
「あぁぁぁあああああぁぁぁっぁっっっっっぁあああっっぁぁぁぁぁぁあああああっぁあああ!」
 2人はほぼ同時に果てた。

 快楽の宴が終わりベッドではようやく落ち着いたジャスミンとウメコが余韻に浸っていた。

「わたしね・・・今日ジャスミンの部屋に来ると決めた時から本当の気持ちを言うつもりだったんだ。」
「ウメコ・・・。」
「すごく勇気がいった・・・でもよかった・・ジャスミンに・・わたしの気持ちが伝わってくれて。」
「ウメコ・・・わたし・・今までアナタに嫉妬してたみたい・・・ふふっ変な話よね・・・
 ココロの奥底にある思いをずっと殻に閉じ込めていたようだから・・・。
 でも、ウメコのココロがわたしのそれを打ち破ってくれて・・。
 こればっかりはこのチカラに感謝しなきゃね。」
「ジャスミン・・・これからはひとりじゃないよ、ずっとわたしと・・わたしといっしょだよ。」
 そういうとウメコはジャスミンの唇に軽くキスをする。
「ウメコ・・・。」そんなウメコの言葉にジャスミンは感極まったのか目から大粒の涙がこぼれる。

「ちょっ・・・ちょっとジャスミン!何もそんな・・・泣く事なんて・・・・」と困惑する。
「だって・・・だって・・・わたしのレジェンドパワーが暴走しちゃってるんだもん・・・。」
「あの・・・ジャスミン・・・それって番組が違うんだけど・・・・?」
「これにて一件チェックメイト!」
「もう〜っ! ジャスミンったらぁ〜!こんな時までギャグ言うかぁ〜!」

  F  I N

駄文にお付き合いくださりありがとうございました。
 
977小説の人:2006/05/23(火) 07:16:18 ID:V40Ifp4T
>>916さんてばすご・・wwGJです。
雨の話はもうちょいして投下します。てかまたジャスウメの馴れ初めを書き直したい気分になりました。
もし次スレ出来たら投下します。
978名無しさん@秘密の花園:2006/05/23(火) 14:37:24 ID:K2jhWATW
>916さん乙っす。
 読んでてすげーエロかったっス。
>563さん
 やっぱさくらと菜月は今が旬っスね。
979563:2006/05/23(火) 22:10:54 ID:79Z3iAX7
……菜月は見ていて飽きない。
さくらはいつもそう思う。
いつもちょこちょこ動き回っていて、くるくる変わる表情。
ドジを踏む事も多く、イライラさせられる事も多いが、菜月の何事にも真っ直ぐな
姿勢は見習うべき所だとも思う。
そして、周りの人々の気持ちまでも明るくさせるあの笑顔は羨ましくさえ思えた。
最初はただ自分に妹が出来たように思っていただけだったのが、一緒の時間を過していくうちに、
いつの間にか、自分の感情が変化していくのに気が付いた。
普通に会話をするだけでなく、菜月に触れ、更に自分の手で抱いてしまいたいと
思っている自分がいた。
この感情はずっと、自分の胸に秘めているつもりだった。
伝えた事によって拒絶されてしまうのが怖かったのだ。
980563:2006/05/23(火) 22:13:44 ID:79Z3iAX7
しかし、この間の歓迎会でついにやってしまった。
酒をどれくらい飲んだかは覚えていないが、相当飲んだはず。
目が覚めたら、自分の頭が菜月の膝の上にあった。
しかも、ちょうど真上から菜月が覗きこみ、顔が非常に近距離にある。
さくらは何が何だかわからなかった。
「あ、起きた!」
菜月はさくらの頬に手を添えた。
「…あれ……私…」
「さくらさん、お酒飲んで酔っ払っちゃった後、寝ちゃったんだよー」
「………」
何とかして記憶を遡ろうとする。
そして、次第に思い出す先程の行為の数々。
(え、あ、嘘…そんな…)
さくらは心底ぞっとした。酷く自己嫌悪に陥る。
血の気がさっと引いた。
だか、菜月はその事には何も触れてこない。
さくらは取り合えず胸を撫でおろした。
あの時は、何も言わずにやり過ごし、その事は黙っておく事にしたのだった。
981563:2006/05/23(火) 22:15:44 ID:79Z3iAX7

(菜月はどう思ってるのでしょう…私の事……)

さくらは黙って目の前にいる菜月を見つめていた。
「どうしたの、さくらさん。なんかぼーっとしてたけど…
のぼせちゃった?」
菜月から急に声をかけられる。
その表情はとても心配そうだ。
「…いえ、大丈夫です」
さくらは慌てて、必死に笑顔を作った。
安心したのだろうか、菜月はようやく、ほっとした表情を見せる。
普段はツインテールで幼く見えがちな菜月だが、髪を下ろすと大人びて見える。
さくらはそのギャップに胸の鼓動を加速させた。
「ふぅん、そっかぁ〜。なら良かった」
菜月は鼻の手前まで湯船に潜り、口で湯をぶくぶくと泡立てている。
(……やっぱり、小さな子供みたい…)
そんな菜月の様子を見て、さくらは思わず笑った。
(でも、この状況って…)
今の状況をよくよく考えてみると、さくらは今更ながら、複雑な心境になった。
982名無しさん@秘密の花園:2006/05/24(水) 00:35:13 ID:Q8UANS/5
wktk
983名無しさん@秘密の花園:2006/05/24(水) 19:02:50 ID:va+HT5EK
究極に触れそうで触れない距離というやつか。
984563:2006/05/24(水) 21:46:03 ID:HvWcYS0a
「……菜月、あまりお湯の中に潜らないほうがいいですよ」
さくらはずぶずぶと沈んでいく菜月を見かねて注意をした。
「お湯は綺麗そうに見えて実はあまり綺麗じゃないですから」
菜月は勢いよく、顔を湯から出すと、水に濡れた子犬のように顔をぷるぷると勢いよく振った。
さくらは口元に手を添えて、先程より更に笑っている。
「もうっ!さくらさん、さっきから笑いすぎ」
菜月は頬を膨らませた。
「菜月があまりにも子供みたいで面白いからつい…」
ふふっ、と笑うと、そっと手を伸ばし、菜月の頬に張り付いてる髪の束をかき上げた。
菜月は急にさくらに触れられて、体をぴくりと震わせる。
985563:2006/05/24(水) 21:51:22 ID:HvWcYS0a
「あ、いきなりごめんなさい。
ちょっと気になってしまって…」
菜月の反応を見て、さくらは慌てて謝まる。
「ううん、ありがと!」
菜月は満面の笑みでさくらにお礼を述べると、更に続けた。
「…あのね、こないだの歓迎会の事覚えてる?」
「………」
さくらの表情が固まる。
いつかは聞かれる事があると思い、覚悟はしていたが、こんな状況で聞かれるとは思わなかった。
さくらの顔はかっと熱くなり、一気に真っ赤になる。そして、目が潤み、すでに涙を溢しそうになっていた。
さくらは恥ずかしさと、菜月の反応が怖くて下を向いた。
「ねぇ、さくらさん…」
「ご、ごめんなさい!!…わ、私…」
さくらは目をぎゅっと瞑り、必死に謝った。
全身がこわばっているのが伝わってくる。

「…私、菜月の事が好きなんです……」

蝦の鳴くような声で自分の想いを全てぶつけた。
涙がぽろぽろと湯船に落ちて湯と混ざり合っていく。
さくらはまだ顔をあげる事ができない。
二人は気まずい沈黙に包まれた。
986563:2006/05/24(水) 21:53:13 ID:HvWcYS0a
しかし、暗く落ち込んだ雰囲気を撃ち破るかのような声が突然バスルーム中に響き渡った。
「ハイドロシューターぁッ!!」
菜月はボウケンピンク専用のボウケンアームズの名を叫ぶと、湯船の湯を勢いよく手で払い、
さくらに大量の湯をかけた。
「うぁっ、菜月!何するんですかぁ…」
菜月に大量の湯をかけられ、さくらはらしくない、しおらしい声をあげた。
髪と顔から水か滴り落ちている。
頬に張り付く髪の束を邪魔にならないように横にかき分け、手の平で目元に滴り落ちる水滴を拭った。
「ねぇねぇ、さくらさぁん!!今のホント?」
菜月は首に手を回し、ぺったりとさくらに抱きついた。
体がお互いに密着し、女性特有の柔らかな触感を感じる。
お互いの鼓動が高まっていくのが伝わる。
さくらは菜月の問いにもじもじした。
987563:2006/05/24(水) 21:54:20 ID:HvWcYS0a

「……す…き…」

「え、なになに、聞こえない〜」
蝦の鳴く様な声。
菜月はさくらが可愛くていじめたくなり、更に意地悪な問いをした。
「………ばか」
さくらは小さな声で悪態をつく。
「私、西堀さくらは、貴女の事が好きです!!
……これで満足ですか」
とても男らしい恥ずかしい愛の告白がバスルーム中に響き渡った。
さくらの顔はこれまでに無いほど紅く染め、眉をしかめて、口をへの字にしている。
菜月はそんなさくらを見て大口を開けて大笑いした。
「何がおかしいんですか!おかしいことなんて何もありません!!」
さくらは菜月の腕の中でじたばたした。
988563:2006/05/24(水) 21:56:34 ID:HvWcYS0a
「はぁ…可愛いなぁ…さくらさんはホント」
笑い過ぎて疲れを見せるほど菜月は笑っている。
「なっ、何を言ってるんですか!?
可愛いのは貴女のほう……」
さくらは言った後にまた恥ずかしい事を言っている事に気付いたのだろう。
途中まで言いかけて、口を塞いだ。
「ふふっ、菜月が可愛いのは前からわかってたよっ」
そう言うと、菜月はさくらの額にそっと口づけた。
「さくら、大好き」
まるで、ぱぁっと辺りが輝くような笑顔で菜月はさくらに笑いかけた。
「あれ……さくら?」
さくらは急に菜月にもたれかかってきた。
どうやら、限界に達してしまったようだった。
完璧にのぼせてしまっている。
「ちょっと、さくら、大丈夫!?…もう」
これじゃあ、歓迎会の時と一緒だ。
「…今日こそチャンスだと思ってたのにぃ……」
菜月は天井を見つめながら呟く。
「……チャンスって何の………」
さくらは聞こえていたようで、声にならない弱々しい声で菜月に尋ねた。
「ナイショっ!」
嬉しそうに菜月は答える。

(まぁ、いっか、まだチャンスはこれからだよね〜)

一人でこくこくと頷くと、さくらの首から腕をほどく。
「さくら、もう上がろう?立てる?」
菜月は先に湯船から立ち上がると、さくらに手をさしのべた。

end
989563:2006/05/24(水) 22:08:06 ID:HvWcYS0a
またまたエロないし、馴れ初め系な話で書いてすいません

そして、最近、書き手さんが増えて嬉しい限りです
916さんのツインカム、エロいし、リアルで激しく萌えました!
小説の方の次回作も楽しみにしてます!!

読んでくれた皆様、ありがとうございました。
990名無しさん@秘密の花園:2006/05/24(水) 23:10:45 ID:aQptUiwm
すんばらすい
991名無しさん@秘密の花園:2006/05/24(水) 23:20:03 ID:e3+HHbi9
うん。すんばらすい
992名無しさん@秘密の花園