>>811 >あゆシナリオを「お約束」の最高傑作たるものにしているのではないだろうか。
そう、シナリオとしては技術的に最高傑作。
「物語」、「お話」としても。
それはあまりにも狙いすぎていて、やっちゃいけないことなのかもしれない。
ここまでお約束で良いの?って。
けど、それも一つの完結した物語としてはアリ。
物語を物語として捉えることが出来れば(小説を小説として楽しめるような感じで)、
素直にその評価を出来るんじゃないかな、と思います。
麻枝はその枠組み、「物語」の枠組みを崩そうとしているのが確かに面白い。
前のレスにもあるけど、AIRではそれは円環構造って形で現れてるし、
本当に現代文学的。そこにカタルシスは少ないけれども、そこらへんも(笑)。