前スレ:葉鍵キャラを性別反転させてみよう!その25
前スレって何だよw
>>3 う…うわあああああああああああ
本当に申し訳が立たない
年末最期の吊りに逝ってくる
早く埋めて次スレにうつるぞ
ついでにPINKの不具合とはいえあれだけ荒らしで埋められたのだから
24.5じゃない?って思ったけど一応埋まりきってはいるか
>>1 乙
>>5 その真ん中のやつ持ってるw
春原まったく関係ない
11 :
元380:2007/12/28(金) 01:43:00 ID:OEAVfDnR0
>>1 何はともあれ、お疲れ様でした。
安心してお吊りください。
おお、復活したか。
乙。
女理樹がエクスタシー祭になると思った矢先アレだもんなぁ……
腕力がMAXまで上がるとノリさん打法になる理樹(女)
人いないのか?点呼取ってみるか
1ノシ
>>15 よし、お前が性別反転してこのスレの住人の生贄になれ。
まぁ例の一件があってから板全体が停滞気味だからな
さらにコミケ中だからな
今回、性別反転本出してるサークルあるかな。
とりあえず明日(もう今日か)軽く回って見てみるよ。
どうでもいい話だけどリトバスがエクスタシーしちゃったら
理樹が大変なんです(∵)
○○○の偽者を見破れなかったら、ギシアンする際になってに
ようやく気づいてももう時既に遅し
美味しく頂かれてもうなんというかNTRフラグビンビン、
ついでにダークルート突入でプレイヤーの一物もビンビンなんです(∵)
保管庫更新マダーチンチン(aary
bbspinkが無防備宣言したからスクリプト爆撃でなぎ払われた件じゃね
それじゃあ今年も反転キャラを孕ましておめでとうしますか。
>>20 カラコン入れるのを忘れて葉留輝のキャラを演じてしまい
赤っ恥掻くドジっ子かなた
>>20 エクスタシーでは佐々美と佳奈多ルート追加らしいからそこにも期待だな。
去年を振り返ってみるとあの本編ではツンしか出さない天いなの恵美梨が
スレ住人にかかるとあんな変態野郎になるとは思いもしなかったぜ
変態ツンデレ弟モエス
カップリングじゃなく反転男キャラ単体で盛り上がれるのは珍しかった
あと恵はショタキャラだと勝手に決めている
そうやって考えてみるとつくづくあの世界にまともな男が居ないんだよな。
哀れなり、朱鷺乃。
リトバススレから
棗×直枝支援
恭介直伝のはいてない打法で凛をボコボコに打ち崩す理樹(女)
>>30 ショタキャラだけどいざとなると精力は人一倍だよな?
死ね死ね言ってるわりには、きっちり朱鷺乃の飯は作ってあげるんだよなw
基本いい子だからな恵美梨も恵も。
しのぶは反転したらアレだが、未反転なら世話焼きお母さん系幼馴染になるぜ
しのぶは反転したら形質まで反転してSになるのがなんともはや
顔かたちの整ったM男委員長ってのもそれはそれで楽しいんだが、
朱鷺乃がMっぽいもんだからM同士じゃ絡ませづらい。
Sな朱鷺乃が出てくれば大活躍できるだろう。
しのぶはM
反転した忍はS
これでいいじゃないか
しのぶ(女)は透の命令とあらば、はいてないままで一日を過ごしてくれると信じている。
そして、しのぶにおあずけ喰らわせたまますぐ側で朱鷺乃と一戦交える黒透。
42 :
名無しさんだよもん:2008/01/13(日) 00:18:54 ID:TyvLzK8/0
あげ
鳩ADが出るまでずっとこんな感じなんだろうか……
とりあえず狐と狸の3pに期待しようか
関係ないが、雄二エンドが隠しで入っていると信じてるぜ…
これでTSルートがあれば一生leafについていく
タカ棒が事故にあって脳をメイドロボボディに移植とかルーの力とかか?
サッカー部が牝化して芽依子をいじめたり、春原が襲われたり
なんか久しぶりに来てみたら全然進んでねぇな、このスレ
ネタがあればすごく進むときもある
しかし初期に比べて職人さん減ったな。
たまにはまとめサイトでスレを読み返して、己の職人魂に火を付けるのもいいかもしれない。
俺のエンジンに火をつけろ
まあ折角書いてもあれは嫌これは嫌またKanonかってなるから
職人も寄りつかなくなるんだろう
単に板全体が過疎ってて反応が遅い&薄いから他に流れてるだけだろ
公式で佳奈多と佐々美のメイン昇格が正式にアナウンスされたな
佐々美はどう絡ませるのかよくわからんが、これは女理樹3pフラグ来たか?
>>52 またKanonかって、いつもあのKanonを馬鹿にしたSS書いてた奴のことか?
他の人のSSに文句付いてるの見た覚えないしな。
多少アレなだけのSSなら別にいいんだけど、あの作者人の話し聞かないからな。
しかし彼のとばっちりでKanonでSS書く人が減ったってのか。だとしたら
カラスでも白とは言わないまでも灰色っぽいと言っておいたほうがよかったかしらん。
それでどのKanonSS投下されてもまたkanonかよ……とかだけ書き込む奴がいたりして
どっちが先か忘れたけど
まぁ、正直Kanonは「あぅ〜」「うぐぅ」「えぅ〜」「だお」「ぽんぽこ(ry」「あははー」
しか言ってないようなのが多い時期があったからなぁ。
しかも無駄に投稿量が多く、さらに別作者が連続で投下(同レベルのを)。
それがトラウマになってるというか、なんというか……
でもそんな嫌Kanonな雰囲気の中投下された名雪の陸上の話とかかなり好評だったし、
要はSSの質なんじゃないかなぁ、と。
質…か
俺にはそんな上等なことは出来ないから妄想で我慢しよう
その妄想をうpすれば大事だ
反転ヒロインが誰かと結ばれる話はあっても失恋する話は出てきてないような気がする
やっぱり影あっての光なわけだしそういうのがあってもいいかなと
闇が必要なほど明るくないだろ
輪姦される話とか親に寝取られる話とかあるじゃないか
……あらためて考えてみると親に寝取られるってすごく打ちのめされるな……
父が息子以下の年齢の幼な妻と再婚して父の出張中にその幼な妻が息子に食われちゃうのはよくあるネタ
なるほど…
中学生くらいの息子から彼女寝取っちゃうゲームとかすげー楽しそうだな
NDRはよく見るが最近になって苦手な事に気づいた
最近日本の女性にイキまくり病なんつーものが蔓延してるらしいがマジかね
いきなり達する病気があるってのは聞いたことがあったが
日本にもいたのか
それって病気なんだ…こえーなー
女版早漏か
('A`)ハクオロサン…
>イクイク病とは
>通称「イキまくり病」とは、女性がちょっとした刺激などで絶頂感を感じるようになってしまう病気です。
>正式名称は「持続性性喚起症候群(PSAS)」と言います。
>ホルモンバランスの異常や、薬の摂取が引き金になる(副作用として起こる)といった説がありますが、詳しい原因はわかっていません。
>性欲の強さとは関係がありません。
>症候群として認知されたのも最近のことで、治療法はまだ見つかっていないのです(07年現在)。
>日常でも頻繁にあるような他人との接触や、電車などの振動などでも強い性感を感じてしまうため、生活に支障をきたしてしまいます。
なんでも日本はアメリカについで世界で二番目にこの病気の女性が多いとかどっかで
馬の振動やアルルゥのひざまくらだけで「らめぇっ……」ってなる聖上
真人スクワットの振動でどうにかなっちゃいそうな理樹(女)
変身したときの体が作り変えられる感覚で何度も絶頂するはじめさん
電波じゃ、電波の仕業じゃ!
朱鷺乃マダー?
質問だけど、ここの住人的に反転男キャラの顔偏差値はどんな感じになっているんだ?
かっこよくない反転男キャラなんていません!
(力説する大野さんの形相で)
ホモ乙
突然すまんが純情無垢なヒロインを反転させたら、ムッツリになる法則を提唱させてもらう。
法則っていうかお前さんの趣味ではw
もうすぐバレンタインか
ものすごいディテールのうんこチョコを作るひろみを幻視した
こういうのは得意な娘と苦手な娘とで色々と考えられるから楽しみだ
得意な娘は理樹、ふゆ、貴子、浩子
苦手は朱鷺乃、朋美、亮子、かずき
そして制作費が出せない往穂さん
はじめは苦手組かな?
>>87 はじめさんはむしろ作らせる
そして朱鷺乃は子作りをさせられる
おいおい白いものをもらうのは一月後にしとけよw
だれが上手いこと言えと
つまりふゆは三倍返しされると言いたいんですね?
お腹の中を白いもので満たされて頭まで真っ白に漂白されちゃうと
なるほど、生理が来ないからホワイトデーなのか
顔面蒼白でホワイトデーっすか
お前等ってw
ホワイトデーか……
恵もホワイトチョコの中に白くて栄養満点な物を愛情込めて入れるんだろうな
タンパク質か……
いいえ、ケフィアです
どう見ても精子です。本当にありがとうございました
遅くなりましたが前スレ保管完了しました
時間がかかってしまい申し訳ない
イラストが豊富だったので手落ちがあるかもしれませんがご容赦を
乙。タイトル考えるのも大変そうだ。
どうでもいいけど謙吾は反転したらマーンではなく
ミァァーンとかミャァァーンになる
イラストの方の反転理樹は理枝で統一か
だから何ってわけじゃないけどいくつか案でてたから
ヤツはイラストで盛り上がったから名前あんまし決まってないんだよな……
樹理って結構いいと思ったんだけどな
まぁ無理に統一する必要もないのでは
理樹はそのままでも通じる名前だしな。
凛は女理樹にボールを当てたらペナルティとして、恭子をお姉ちゃんと呼ぶ刑にされる
遅レスだが
>>86 バレンタインチョコを見物料代わりに往穂にわたすのは反転橘さんの役割だな
息子に渡せなかったんだな(´・ω・`)カワイソス
トップアイドルの勇輝と理玖は別格なので除くとして、
チョコいっぱい貰える野郎は誰なんだろう。
タマ兄は相当行きそうだが性格から考えて断りそう
好巳も意外と多そうな気がするけどどうだろう
簓は反転前のキャラを考えるとやはり0か
もう消えてる(´・ω・`)
再うpよろしく
>>115 おおGJ! でもこいつら一体何してんだ?w
反転前のキャラと反転後のキャラが出会ったら
どうなるんだろうかと気になるのは確か
>>115 時紀「(男運無さそうだな……)」
朱鷺乃「(女運無さそうね……)」
特に会話するでもなく校舎の屋上で並んで煙草吸う二人の姿が目に浮かぶ
>>116 ケンカしてる様にもいちゃついてる様にも見える絵
てのイメージたらシュールな構図になった
あとやわらかいほっぺた描きたかったてのもあるかもしれない
>>117の言う通りだけどまとめにあった『長い夜』ってSS読んでこういうのもアリだとおもった
>>120 あ、いやいや批判してるわけじゃないんだよ
他の人達ならどうなるのかなぁと気になっただけさ
>>117 性別関係ない悪友になりそうなはじめと耕一
なんかきっかけがないと会話すらしそうにない貴明と貴子
はおいといて、どたばたの末に案外いいカップルになりそうな雄二と悠里
当事者より同居人が大騒ぎの理樹s
「うおおおおおおおお!?理樹が二人!!!???」
「「いやいやいや女の子だから」」
まさかの衝撃的なオチw
2月14日・夕食時。向坂雄二の苛立ちは頂点に達しようとしていた。
今月に入ってから女子達にチョコが欲しいと懸命にアピールしてきたにも関わらず、彼にチョコをくれる女子はいなかった。
しかし、チョコを貰えるわけでもないのにやたらと渡されるのだ。チョコを受け取らない彼の兄・珠樹への仲介役として。
既婚者の珠樹が大量にチョコを押し付けられるのに、フリーの自分は貴子とこのみから義理チョコを貰っただけだ。
加えて、家に帰ってからは珠樹と貴子がいちゃついているのを見せ付けられている。
「タマ兄、あーんして」
「たー子、今度は口移しで食べさせてくれないか?」
珠樹は放課後の屋上で受け取った貴子のチョコを、さっそく本人に食べさせてもらっているところだった。
貴子の方も、恥ずかしがりつつも夫の要求に従い唇を提供していた。
「たー子、今日は素直だね」
「・・・去年までは渡したくても渡せなかったんだから、今年は今までの分も取り返すの」
再会して、恋人になって、夫婦になって。二人にとって今日は色々と初めてのバレンタインといえるのかもしれない。
そう考えればこの砂を吐きたい気持ちも少しは我慢出来る。
苛立ちを押さえ込み、雄二は貴子が作ったチョコレート料理を食べる作業に戻った。
(チョコ以外はいつものことだしな)
タマタカ分自己補給。
貴子は結婚してもタマ兄はタマ兄って呼ぶのかな。二人きりならあなたというのかもしれんが。
130 :
名無しさんだよもん:2008/02/14(木) 05:17:16 ID:xNulQ2n60
↑読んだ瞬間二人きりのときに
タマ兄「なぁたー子」
貴子「何タマ兄?」
タマ兄「そう、それ。」
貴子「え?」
タマ兄「結婚したんだしさ、呼び方変えてみない?」
貴子「でもずっとタマ兄って呼んでたし、それになんて呼べばいいの?」
タマ兄「夫婦に最も似合う呼び方があるじゃないか。」
貴子「そんなのあったっけ?・・・・あっ。」
タマ兄(ニコニコ)
貴子「ほ、ほんとに言わなきゃだめ?」(赤面)
タマ兄「たー子は俺のこと夫と認めてくれてないのか?」
貴子「そ、そんなことないよ。・・・わかった、いいよ。」
タマ兄(じーーっ)
貴子「ぁ・・あなた。」(モジモジ+真っ赤)
タマ兄「・・・・・・。」
貴子「タマ兄?」
タマ兄「たー子が悪いんだそんな風に俺を誘ってそんな可愛らしいことするからブツブツ。」
貴子「え、ちょっとタマ兄、キャア!」
タマ兄「たー子、ちゃんとあなたってよばないと。あぁもう今日は放さないからな。」
貴子「ま、まって・・ァン。」
というやり取りが頭に降りてきた。
あぁ、妄想だとも。ちょっと駆け足で首つってくる。
なんという甘い流れ…
間違いなく口から上白糖ダダ漏れ…(^p^)
貴明と違って貴子なら一緒に九条院へ進学でなく、
ストレートにタマ兄へ永久就職なのだろうな。
悪い虫が付かないようにあらかじめ種付けしたりなw
>>132 「虫除け」の次のステップまで行くのか……さすが……
>>132 九条院が原作通りの淑女学校で男子がごく少数ならタマ兄も貴子を連れて行く気になるかもしれんが、
反転して基本男子校で女子は成績優秀な一握りしか入れないとなると・・・
貴子が一緒に通いたいといっても寮暮らしで女旱の男だらけの学校に行かせようとは思わないだろうな。
つかガチムチ3人組が追いかけてくるのもきっついぜw
美少年にきまってんだろ
ドリィとグラァは男子と女子どっちでも似合うハイブリッド美少年
カルラだったら無双男に・・・
カミュはカミーユになっちまった・・・
ハクオロが女性化・・・マジ?
エルルゥの男性化・・・エルンガーもしくは機動戦士エルダムの主人公か?
トウカなんぞも大してかわらなそうだ
>>137 カルラは男にしちゃいかん
ハクオロを薬を使ってレイプした揚句簀巻きで拉致
さらにぬこ耳ツンデレな妹を縦回転
>>130 スポーツ万能学業優秀容姿端麗おまけに家柄も申し分なし、
しかも長男なので当主の座確定ときたもんだ。
なんという玉の輿……最強すぐる。
反転よっちはおそらくかなりご立派だろうから、貴子にはかなりきついだろうな。
まずちゃるで慣れてからだな。
朱鷺乃マダー?
天いなの真は愛だのSEXだの言う以前に二股かけてるのだから制裁されるべき
後の誠死ねである。
そういえば朱鷺乃はルートによっては屋上からダイブするよね
とりあえず関係ないネタ振った
>>145と乗った
>>146は透に仕込まれるべきである
男?ここをどこだと思ってるんだ
俺は反転男にも問題なく萌えられるんだぜ
まあ、真はパンツ一丁で女に迫って二股掛ける変態キングだからな。
>>150 そう考えると恵とはHENTAI同志惹かれ合って親友になったのだろうか。
親友に大好きなお姉ちゃん寝取られるなんて(´・ω・`)カワイソス
姉と他の男のセクースをタシーロしながら抜いてこそ恵というもの
消えるのは早いw
ADで貴子の膜が人でないものに破られる確立9分の2
結構高いな
ADだとアシスタントディレクターにしか見えない俺。
つうわけで貴子は冬也に食われましたとさ。
也じゃねえ弥だ。
貴子は宇宙人とSEXするという偉業を成し遂げた凄い女なんだぞ
>>159 アブダクションされてもおかしくないよね
もう種を仕込まれてるよ
>>159 痕の前世(反転次郎衛門)のほうが先では
貴子: 幼馴染、名家の御曹司、双子(片方天才)、宇宙人、小学生、幼馴染の父、
ロボット、病人、先輩、後輩
ふゆ: トップアイドル×2、芸能プロデューサー、敏腕マネージャー、幼馴染、
家庭教師の教え子、先輩
バラエティ豊かな貴子に一点豪華型のふゆか
>23 名前:名無しさんだよもん 投稿日:2008/02/24(日) 05:20 ID:WqdknzSr0
>剛田最新号の鷲見&三宅インタビューより。
>・春夏さんルートは、ノーマルエンドに近いかたちで、
>「春夏さん観察日記」みたいな感じ。春夏さんが普段どんな生活をしているか明らかに。
>いろんな服装をしてくれるとのこと。メインヒロインほどではないものの、しっかりしたボリュームがある話。
>・シルファは他のヒロインとの絡みが多い。いじめられたり可愛がられたりする。
>あることをきっかけにツンデレになり、「なのれす」口調で貴明を罵倒するようになる。
>・シルファがダンボールに入った立ち絵もある。というかダンボールそのもの。
>・シルファの服は雄二から借りるらしい。雄二、メイドロボの制服持ってるのか。
>・菜々子ちゃんルートでは、貴明がだんだん「染まっていく」
>“あちら側”に理解のある方にとってはガチなシナリオ(by三宅)
>・ちゃるルートは「下町人情劇」。ちゃるの実家の事情が関係してくる。
>・鷲見氏、「ゲーマガ」とは違って、「ADのメインヒロインはあえて言えばはるみ」とコメント。
>・「AD」のボリュームは「TH2」本編並み。「XRATED」ほどではない。
>・いくのんルートについては、「愛佳を飛び越えて貴明と仲良くなることはない」とのこと。
>・公開されたCGが少ないのはクライマックスからエンディングにかけてのものが多いこと、
>そして、エッチシーンについては極力露出を控える方針をとっているため。
>・貴明たちは生徒会の仕事をしている。
>あと、はるみのバスケ。
>
ttp://p.pita.st/?fvmt30sq >G’sのしゃっちょのインタビューより
>・貴明の性格にばらつきがあるのは、スタッフの間でも問題になった。
>・TH2シリーズについてはADが最後。Leafアミューズメントディスクにミニシナリオが入る可能性あり。
>コンシューマーへの移植は、話をほとんど作り変えないといけないので難しい。
>それから、Leaf各作品のノベライズをしたいとも言っているが、TH2が含まれるかは不明。
小○生に自分色に染められていく貴子か……
165 :
名無しさんだよもん:2008/02/24(日) 17:40:08 ID:RrQ01y4d0
質問なんですけど
東鳩の性転換本出したいんですけど需要ありますかね?
キャラは双子とこのみを予定です
>>165 スレ的にはあるけど一般的にはどうだろうな
リトバスなら女の子理樹時々見かけるけど
TSジャンル自体はそれなりに固定客のいる嗜好だが
男の欲望の塊であるギャルゲーキャラをTSしたいと考える人はかなり少ないだろうから
最悪の事態も覚悟できていれば。
珊瑚だけが反転して瑠璃がメロメロになる(性的な意味で)話とかだったら…
ていうかぶっちゃけエロなら需要はあるだろうけどw
素直にふたなりにしとけ
ついでにこのスレ的に801ってどうなん?
元キャラがレズっけありなら違和感無いけど
ノーマルのキャラをヤオらせるのはどうにも。
それとも具体的に801描写のあるSSを落としたいという意味なのだろうか。
>>170 反転美魚→理樹で書けそうだから
妄想しすぎてるうちに自分もあてはめてしまって当惑してしまうって話
沙悟荘の反転本は今でも大事にしまってある
173 :
165:2008/02/25(月) 09:15:53 ID:NNeXfH200
すいません説明不足でしたね
801じゃなくてノーマルで双子×貴子、このみ×貴子です
ふたなりは描けないんで
>>168 片方だけ性転換はいいですね
>>169 個人としては百合やふたなりよりマシかなー、程度。嫌いなことに変わりは無いがw
スレ的には知らん。様々な意見があると思うし。
ただ、反転主人公×反転ヒロインのSSが多いのは確か。
春原反転無しや雄二反転無しは稀有な例かw
とりあえず忍と透はヤオ
俺の中ではしのぶと透はガチ
リトバスの反転小毬や凛はオナニーのやり方知らなそう
そんな弟に女を教えるため妹分をあてがうバカ姉貴
なんというおにちく
一方恵は一日三回抜いていた
>>180 ところが妹分もそういった事に不慣れだったため、バカ姉貴自ら二人に実演してみせるんですね。分かります。
クドもした事なさそうだけど、シナリオ後半で凄まじい体験をするよな。
そういえばクドの反転名はどうするんだ?
クドリャフィ・アナトリエビッチ・ストリガスキー
男性形にしてみた
とりあえずADがkonozamaで届いたのでいくのんルートで名前入力を求められたところ、
河野貴子と入れておいた。
だって面倒だから河野貴明と入れようとしたら駄目だったんだもんっ!
デフォルトネームくらいあれば良いのに……。
しかしプレイヤーが女という可能性は皆無なのか?
ADはデフォネーム無いのかよw
意味わからん
郁乃ルートのみ、名前入力が必要というだけだな。
なるほど貴明とは別人にすることで姉妹丼を避けたという事か?
つか届くの明後日なのだがバレが怖いし避難する…今更か
スレチだが雄二っていれてやりたい
オプーナって入れてやった
いまでも反省していない
ガラッ(AAry
郁紀くんイタズラしてたら童貞狩りに逢うの巻
初音くんはオナニーのやり方おぼえる前に童貞喪失してたりして
いきなり本番の味を知ってしまったら代用行為で満足できるかどうか怪しいもんだな
ADの郁乃ルートがあまりよろしくないみたいだけど、反転したらどうなのよ?
さすがに発売すぐにネタばれは勘弁
せめて一週間ぐらいは、、、
>>184 クドを反転したら、リキの服を脱がせてお互いに塗りっこするのか
最後は普通に拷問か何かか・・・?
朋也×陽子を商業で見た俺がやってきましたよ
>>202 201じゃないが、昨日発売のホットミルク4号に掲載されてた
春原陽子ではなく春日部曜子だったり、岡崎じゃなくて島崎だったり
合唱部の新谷ってベースは誰だろうか
そりゃ「古」「川」だろjk
ああ、なるほど
新谷良子しか浮かばなくってさ
>>203 公式HPで見てみた。確かにどう見ても……
明日買って来るか。
読んでみた
岡崎→島崎
春原陽平→春日部耀子
古河→新谷
演劇部→合唱部
僕っこで、ですます調、金髪、寮で
作者狙いすぎだろw
さらにアホの子だしなあ。知ってる人からすりゃどう見てもw
その作者のHPと思しき所に飛んでみるとKey絵がかなり描かれていた。
これはもう間違いないか!?w
つーかここの住人だろw
以前も絵を投下してたしwww
ありがとうございました。
朋美と陽平でもやってくれないだろうか…
こんな流れと場所でこんなこというのもなんだが
こういうのよく見るが商業であからさまなパロやるなよって感じだな
シュミ
それこそ同人でやれって
流石ちんさん!俺たちに出来ないことを平然とやってのける!
そこに痺れる!憧れるぅ!
陽子のデザインほぼ確立させたのこの人だよな
>>215 この人かー!! 確かにそこに痺れる憧れるなw
>>213の人の言う事も分かるし、俺もそう思わんでも無いが……。
|
\ __ /
_ (m) _ピコーン
|ミ|
/ `´ \
('A`) 同人で続きを出してくれれば良いんだ!
ノヽノヽ
くく
そしてなぜかこのスレに島崎と春日部耀子が降臨されるわけですね
ウホッ、オレも買ってきたぜ。
ってか、まんまだな。
なんつーか、もっとやってくれ…!
とりあえず、島崎とか春日部とかを岡崎と春原にコラして楽しむとしよう。
ちん氏の描く陽子って陽平と顔変わんないから
マジでウホッて気分になってくる
編集部はわかっててこのネタ採用したのかどうかがちと気になるな
やべえ、欲しいな…
どこかで見たキャラが登場するのはエロ漫画のお約束
痕のパクリ漫画とかあったな
ちょwちんってあつあつむちむちの人かよwww
HP閉鎖したと思ってたら移転してたのか・・・
パス不明になってサイトいじれなくなったんで転移したとか言ってたような
俺もつながらなくなってたから閉鎖かと思ってたなあ
買ってきちまった……吹いたw
ちん氏最高www
俺もたまたま売ってたから買ってきちまったいwwww
数年ぶりにエロ本買ったなぁ
葉鍵お絵B関係者の商業デビュー率は異常。
ranobeで検索してみろ
>>233 おお、ありがとう
次からはここ利用させてもらうな!
きっと貴子はみんなから受けキャラ受けキャラ言われまくってストレス溜まってたんだよ。
だから今回爆発しちゃったんだよ、多分。
逆襲のたー子
学すでに貴子を調教済疑惑が浮上
貴子かわええなぁ
貴明も理樹も女装グラがなかったのが惜しまれる…
あれば反転妄想が広がったのに
しかしこの貴子違和感ないなw
きっと理樹はエクスタで女装CGが追加されると信じている。デモベの移植のときみたいに
女装と女体化どっちがいいと思う?
どちらもいいがどちらにしろ姉御に食べられる気が…
そして恭介ルートが新設されるわけですな
アレ買って久しぶりにこのスレ来たが案の定盛り上がっててワラタ
クソコテは永遠に来ないでくれ
一時代前のレス見た気がした
久しぶりにコテハン見た気がする
とりあえずクソコテ市ねって言っときますね
最近ニコニコに陽子が攻め込んでいるようで。
ニコで「性転換」で検索するだけですぐ出てきたぜ
キョンの方が圧倒的に多かったけど
見てきた
やっぱ男→女は比較的楽だけど
女→男は難しいよな、トレスしてるせいもあるが
あと朋美とこなたのネタやられてちょっと悔しがった
このスレに関係なくてすまないが
↑の反転キョンを見てぐっと来た俺は
間違ってないと信じてる
ハルヒ厨uzeeeeeeeeeeeeee
空気悪くするレスしか出来ない
>>254を反転させてみんなで「教育」する方向でおk?
明らかにスレチなんだしどっちもどっち
貴子「そんなこと言っちゃって下はもう準備オッケーなんじゃないのぉ?」
やばいなそれw
貴子が郁紀くんのちんちんを高速でしごきながら
>>257みたいな事を言ったらあらふしぎ
萌え……
う〜ん
浩子みたいにそれをやられる側になるとか
貴子が郁乃にするとか
ユリになっちゃうけど…
〉〉257見たいな台詞を聞くとときのんか往穂さん
が真っ先に思い浮かぶ
後可能性としては聖上とか朋子?
少女漫画(最近のは妙にエロ方面に充実している)とかで得た知識をそのまま孫引きしてるだけというオチだったり
それだとつながったままで歩いたりしちゃうのか
学が仕込んだ技術でイキまくって郁紀くん涙目www
弟想いのいい兄貴じゃないか
学「おいしい所はぜんぶ先にいただきますた」
こずみはとに反転クラナド描いてほしい
ニコニコに新しい反転春原参入
なんかもうキタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!!
最近反転もの流行ってきてんのかな震源地はアレだろうが
アニメクラナドも結構人気あるみたいだしその辺からこのスレも活気づかないかな
かといってにわかに踏み荒らされても困る
今後急増していくであろう勢力を徹底的に叩き潰すか上手く取り込むか
それとも静観するか…
対処方法を間違えると大規模な衰退になりかねんぞ
ぶっちゃけ違和感感じた
陽子のイメージが強いからなぁ……
>>273 とりあえず絵でもSSでもいいから職人が欲しいな
275 :
名無しさんだよもん:2008/03/15(土) 00:48:14 ID:uxkSdQp/0
>>274 期待に応えられるようなSSじゃないがリトバスを今書いてる
恭介のみ反転でリトバスだが完成したら投下するわ
>>272 そんな対策立てなきゃならんほど人数いるわけないって
陽子のほうは「まぁコレもアリか?」と思えなくなかったけど
朋美は別人としか思えないわ
否定ばっかするのはどうかと思うがね
そもそもニコニコからここまで来る奴なんてそうそう居ねえだろ
ニコニコじゃなくてもpixivとかで宣伝したりとか
つっても女装理樹以外は
みさきちのぐらいしかみたことないけど
貴子はすっかり鷹子になってしまいましたな
283 :
282:2008/03/16(日) 17:06:34 ID:TgzPTThR0
みんなどうした?
微妙だったんだろ
たまには判定ヒロインについて語ろうか
判定→反転
288 :
275:2008/03/23(日) 02:18:49 ID:hJazL4op0
とりあえず一応完成?はしたんで明日にでも投下しようと思ってるんだが
何文字位で分ければいいか教えてくれ
ほかにも注意することがあれば何かよろしく
適当でいいんじゃないか?
区切りのいいとこでわければ
真人と謙吾がいなくなり、3人だけになった世界
そんな中僕は鈴が投げた球を真芯で捉えた
カキーン
響きわたる快音とともにボールは恭子のはるか頭上を越えていった。
恭子「まったく、成長したわね理樹」
理樹が打った球を目で追いながら恭子が言った。
恭子「サヨナラホームランね」
そう言って恭子はグローブをはずして地面に置き僕たちに背中を向けた。
理樹「恭子!」
歩き出そうとする恭子を僕は呼び止めた。
理樹「どうしようもないの?」
恭子「えぇ、どうしようもないわ。でも、自分を責めないで。」
そういって恭子は歩き始めた。
理樹「待ってよ、もっと話をしてよ。昔みたいにいっぱいしてよ。もっと恭子の話を聞かせてよ」
恭子「理樹、話はこれから鈴にしてあげて。私はもうできなくなるから。強くなったんでしょ」
理樹「こんなの嫌だよ。僕は恭子を追いかけてここまできたのに。追いついたのに、そこで別かれるなんて嫌だよ」
恭子「まったく、いつまで私に甘えるのよ。」
理樹「いつまでもだよっ。強くなったとか、秘密とかどうだっていいんだよ。僕は恭子が好きだから」
理樹「だから、ずっとずっと一緒にいたいんだっ」
恭子「別れるなんて、私だって嫌に決まってるでしょ!何で二人をおいていかなきゃいけないのよっ!
私だってずっとあなたたちと一緒に居たいよ。私だって理樹のことが好きよっ。私のほうが好きよっ」
僕はこんなに恭子が泣くところを見たことがなかった。
恭子「何でこんなに理不尽なのよっ!」
理樹「・・・・・・」
恭子「・・・ねぇ、理樹」
理樹「何、恭子」
恭子「私のこと好きって言ったけどそれはどっちの好き?」
そう恭子は僕に問いかけた。
理樹「それは・・・、友達としての好きだよ。僕は恭子も鈴も謙吾も真人もリトルバスターズのみんなも、みんな好きなんだ」
恭子「そう、・・・理樹、こっちにきて目をつぶりなさい」
恭子は少し悲しそうな顔をしていった。
理樹「何するの、恭子?」
そういいつつも僕は恭子の前でめをつぶった。
チュッ
理樹「えっ!」
恭子の唇が僕の額に触れた。
恭子「ここまでたどり着いたご褒美よ。あと、お願いの対価」
僕は恭子の唇が触れたあたりを指でなぞりながら訪ねた
理樹「お願いって、何?」
恭子「鈴を守って、鈴も強くなったけどまだ足りない。だからお願い」
理樹「恭子、・・・わかった」
恭子「ありがとう。・・・行きなさい。校門から出られるわ。鈴を連れて行って。たのむわ」
理樹「校門から・・・」
恭子「そうよ、早く行きなさい。振り返らないで。時間はもうすぐなくなる」
理樹「・・・・・・」
恭子「鈴を守ってって頼んだでしょ!」
その言葉でわれに返った。
恭子「早く、行きなさいっ!もう迷わずに。大丈夫よ、理樹は十分強くなったから」
その言葉に勇気付けられた
理樹「鈴。いくよ」
僕は鈴の手を握り走り出した。
鈴 「何がおこるんだ!?」
理樹「すべてが、今までの夢が終わって。それまでとまっていたものすべてが。」
僕らは走り出した。
292 :
275:2008/03/23(日) 15:24:34 ID:hJazL4op0
この後は本編と一緒です。
理樹が恭子を女の子として好きと言った場合も書いてるのでそれも
そのうち投下します。
ふおおぉぉぉぉ
恭子かっこいいよぉ
朱鷺乃マダー
結局ホワイトデーのお返しは無かったなw
朱鷺乃もふゆも三倍返しされて口もきけないのさ
>298
>201
リトバス新キャラの名前が朱鷺戸沙耶と聞いて真っ先に朱鷺乃が頭に浮かんだ
朱鷺戸朱鷺乃…
あだ名はときどんでケテーイ
お前ら、落ち着いて見ろ
某理想郷でクラナドのtsが状況を開始した。
作者はここの住人なのか?
むしろGJ
>>302 つーかあれ文章下手だな…。
1話の最初の文章ですでに日本語がおかしい。
作者普段ラノベすら読まないやつなんじゃね?
アレそのものには期待できなくても、つられて他の作者が現れることを期待してみるか。
>>303 Arcadia(日本語訳すると理想郷)ってSS投稿サイトに
蔵等のTSSSが投稿されてたってことを言いたいんだと思う。
ここのスレの住人ではないだろうな。文章が18歳以上に見えん。
しかし、何度も流れにくいロダと紹介しても誰もラノベのところを使わないんだよな。
人によってはアク禁されてるからじゃないかな
310 :
304:2008/03/30(日) 10:52:56 ID:VqSxTikg0
>>310 GJ! TSならではのネタという感じでニヤっとしてしまったぜ。
エイプリルフールか
朱鷺乃「私できちゃったけど誰の子かわからない……」
恵ショック死
天いなだと、責任取りそうな奴が一人も居ないと思えるのが……。
透ならちゃんと責任持って飼い主になってくれるだろ
黒透か
むしろ孕ますために中出ししまくるイメージ>黒透
真はついでに功美も孕ませちゃって真死ね
腹蹴りして堕ろさせそうなのがいる
意外と雪雄とかは屋上ダイブをやめて更生してくれるかもしれん
まあ、あの超軟弱者に我が子まで道連れにする根性があるとは思えん。
このタマルートの貴子は周りからヤリマソ認定されてるんだろうか
両手が使えない女の子を男二人でヤリまくる…なんて酷いシナリオ
どちらか一人にハッキリ決めなかったがために、にくどれいにされてしまうルートですね
なんというBADEND
肉奴隷にされるのはこのタマの方ですよ
真で二股……
朱鷺乃(功に罪悪感があるがしかし真相を知らせて絶望させるのも悪い)
↑
真(中性的な外見で気付かれてないが女装男子。功に対し『性的にも』好きなガチ。でも朱鷺乃も好き)
↓
功(真が女だと思っている。朱鷺乃と真に対しては「仲いいなぁ」と脳天気)
うむ、我が妄想ながら目も当てられぬカオスっぷり。
真相ってのは肉体関係持ってることなのか実は男ってことなのか
これはよい「真死ね」ですね(性的な意味で)
こんな反転天いなは嫌だ。
主人公含め、主要登場人物が全員男。
でも朱鷺乃が係わらなければ功と真はクリスマスに初体験で上手くいくんだろ?
もちろん真が攻め、功が受けですよね
朱鷺乃マダー?
朱鷺乃の何が不幸って、悩みをうちあける人間が明日馬さんしか居ない点である。
そこでおやっさんですよ
バター犬で悩みを紛らわせるようになっていくわけですね わかります
朱鷺乃の何が不幸って、このスレでオカズにされてる事だよ。
確かにオカズに最適ですね、わかります
恵も毎日使っています
姉フェチの恵と、真氏ねか……
類は友を呼ぶわけですね。
某お絵かき掲示板の朋美と陽子に萌えた
うむ、あれはいいものだ
ヒント1 ここは何板?
ヒント2 上記ヒントとお絵かき掲示板でぐぐれ
>>345 ありがとうございます
これからはここもチェックしなければ
誰か反転キャラを襲え
ケンちゃん「おいらに任せな!牛の脳みそと取り替えちゃうぜ!」
帰れゴミ
>>350が襲う瞬間に出くわしても天いなの反転野郎どもは誰も助けないんだろうな
犯そうとしたらキンタマ握りつぶされた
大体が周囲の人間に頃される
そうでない場合は本人に頃される
ときのんは女神なのでレイプまではさせてくれます
朱鷺乃マダー?
>>351 失礼な!!
明日馬さんは下心丸出しで助けてくれるというのに!!
明日馬は甘言で惑わす事はやっても、自分から不利な状況に飛び込んでまでどうこうするイメージじゃないな。
よくいる、自分より下と思った人間を内心で見下して悦に浸るタイプ。
レイパーも明日馬さんの手下だったというオチ
恵は………ないな
真は現実のセックスに絶望して二次元に逃げるタイプ
もんのすごく納得できて吹いたww
恵と忍はガチホモだし
功はがっついてるし
透は粘着質だし
うーむ誰がマシなのやらw
おやっさん
だが、おやっさんは妻子持ちの常識人
そうだ!
おかみさんの愛息子がいたじゃないか。
ここは一つ朱鷺乃も新しい扉を開くべきだな!
なんで鎖の反転はないん?
>>365 昔ちょっとあったけどきっしーの扱いが難しくて忘れ去られた
童貞狩りする美女なのか陵辱パーティーに流れ着いた美少女なのか
岸田さん以外反転で
恭介と友則しか女がいないな…
反転岸田さんと恭介であのシーンが見たい。
恭介が女なら男尊女卑の岸田さんが唯一認める女が出来そうだ
- ―― - 、
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/.:./.:.: /.:.:/.:,イ:./.:.:.: /:l:.:.:.:/_,」.:.:.:.;.:.:.:.!
. ,'.:./.;.:./ ̄/メ、lイ.:.:.:./i斗イル'/.:/.:/.:.:.:,' 悪いが俺なら泳いで逃げる
l.:/lイ:/!.: 弋 tッミ !:.:./レ1ノrヒツ,7/:./´`V
レ' レ'1.:.:;イ/ ̄ !:/  ̄/イ:./7 ノ
l:./!:l , /イ- ィ'
レ' l∧ _, /!:.:/
\  ̄ /イ:./
r'ニi> . __ . イ /ィ::ヽ
ノ:ヘ〈!_ _ ノフ:::::ハ
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朱鷺乃マダー?
公開されたエクスタシーのCGを見る限り理樹はかなり積極的な子になるみたいだな。
女理樹もそれなりの活躍を期待しようか。
そういえばリトバスヒロインの反転verの名前ってどうなるんだろ?鈴以外いじりにくそうだ…。
かなたはそのままでもいいかも。
鈴男(すずお)、毬男(まりお)、葉留男(はるお)、クド男(くどぉ)、美男(みお)、唯男(ただお)
佐々男(ささお)、佳奈太(かなた)、耶沙男(やさお)
由香男(ゆかお:右)、令(れい:中)、咲男(さきお:左)
ゆき男(古式)、鳥男(とりお)、あちゃ男(寮長)、睦五郎(むつごろう)
一人なのにトリオとはこれ如何に?
男をつけりゃ良いってもんじゃねーw
今時『男』とか『子』なんてつけーねーよ
鈴→凜・倫
小毬→?
葉留佳→そのまま・遥(はるか・はる)・葉留
唯湖→唯・唯人(ゆいと)
クド→そのまま
美魚→澪(みお)
佐々美→?
佳奈多→そのまま・彼方(かなた)沙耶→沙也(さや)
古式→ゆき
美鳥→そのまま・緑(みどり)
前スレのSSを参考にしつつ考えてみたが、漢字あてればいいってもんでもないか…。
みんな中性的な名前だな…。
小毬がどうしても思い付かないが、「まりお」には絶対にしたくない自分がいる。
駒か狛でいんじゃね
唯男よくね?
「ただおちゃん」とか呼ばれたくなさそうな名前じゃん
まとめサイト見たけどリトバス5人組しか載ってないのか
美魚→たみお とかどうだろう
小毬は逆立ちしても思いつかないが…
小毬反転毬大(まりひろ)とか
前スレか前々スレでヒロインの名前一通り決めなかったっけ
いい名前なら兎も角、微妙な名前で固定されてもそれはそれでイヤだけどな
PS3のtt出たら女王様と魔王の話戻ってこないかなー。
マジキュー4コマにリトバスヒロインの男装ネタがあった
男装って、あいつ普段から男の格好じゃん
…あれ?
はるちんが性的虐待を受けていたか否かによって今後の流れが決まると予言しよう。
停滞age
毬雄はヒゲの配管工
捕われたリーキ姫を助けにキノコ(マジックマッシュ)食ったり亀(の頭)踏んだり
大活躍
真人は女理樹とセクロスするときは必ず駅弁、絶対駅弁、何があっても駅弁。
な気がする。
ブリッジとかエレベーターとか、まあ上に乗せるのは間違いないと思う
真人と女理樹より
理樹と女真人の方が萌ゑる
「せっかく勃ったチ○ポ、使わないともったいねえもんな」
そんな台詞が頭に浮かびました。
反転みおちんは腐男子ですか?
それとも百合スキーですか?
百合スキーなら反転強気受け恭介と理樹の百合妄想をしているみおちんを妄想した。
腐男子で恭子理枝の性別反転で801してます
理樹が女だったら真人の相部屋は男鈴になるのかな?
毎日取っ組み合いのケンカしたり部屋が猫臭くなったりでニギヤカそうだな。
女理樹と鈴が同じ部屋ってのもアリだと思う
若干コマリマックスに見える
また似たようなネタがあったのかと思ったら前の奴か
WAがリメイク祭りになってることだし、
ここらで久しぶりにふゆネタでも来ないかなぁ、なんて他力本願になってみる。
えっ?自分で書け?そりゃごもっともで…
何? ふゆがメジャーデビューだと?
>>407 その言い方だと今までふゆはインディーズだったみたいじゃないか
LEAFなのに当時の情報雑誌とかで記事が小さめだった気がする>WA
ホワルバは元々アイドルの方が浮気するゲームだったらしいな。
勇輝が他のアイドルと色々してる所をふゆが目撃……ゴクリ
いかん、他のアイドルと聞いて思わず
勇輝が理玖と色々してるところを目撃してしまうふゆ、と読んでしまった。
え?
それ以外の選択肢って何かあったか?
岬、遼、弥生(♂)、真央。
選択肢なら豊富にあるじゃまいか
ああ、久しぶりにこのスレ跨いだけどここの空気やっぱりいいな。
混じりっ気無しに淀んでやがるw
最高だ。
TH2みたいに
PS3→PC(18禁)
の流れなんだろうか。
朱鷺乃マダー?
>>414 アイドルの中の人が平野綾と水樹奈々だからナイな。
反転したら中の人は誰が適任だろうか。
どっちもイラネ
アニメ化か。
ついにふゆの痴態が電波に乗るのか。
美少女キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
沈んでやがる!遅すぎたんだ!
だから過疎スレでビプロダなんかつかうなよ
おお雰囲気でてる
しかしやっぱり上着のサイズぶかぶかだなw
消えてる……
ええい!消えてはおらぬわ!
1週間も書き込みなしか
しょうがないさ
それもこれもADで貴子がはっちゃけたせいと言ってみる
どうでもいいことなんだけどさ、ほかのヒロインの反転は別になんとも思わないんだけど、
特別思い入れがあるとかそういうのじゃなく、反転した観鈴がどうにも好きになれないんだよね。
ほんとにどうでもいいことだけどさ。
そりゃ「にはは」「がお」なんて言ってる男は……
そのどっちかだけならともかく両方はないな
姉をオカズにオナニーする男の人って…
いるわけないじゃん
普通だろ
恭子「倫も男の子だし私をおかずに」
倫「するかボケー!」
恭「Σ(∵)
私はしてるぞ(倫×理的な意味で)」
真「あたしもだ(同上)」
謙「……(スルーしてるが以下同文)」
理「Σ(∵)(例外)」
倫「寄るなド変態ども」
>>437 そんなこと言っちゃってホントは理樹で毎日抜いてるくせに♥
朱鷺乃マダー?
ふゆはカミソリレターとか貰ったことあるんだろうか。
バレなきゃだいじょうぶか。
付き合ってることがばれたら剃刀どころか猫の死体や炭素菌や
色々届くだろうけど。
男になった姉御…ではなくもう兄貴。
タダのエロ親父になってしまった。どこがいけなかったのだろうか?
だが土壇場になると怖気づいてしまう兄貴
一気に葉鍵ヘタレランカーに
タカさんの本名初めて知った
やはりSSがないと盛り上がらないのかな
SSでなくても、何か思わず想像力を刺激されて書き込みたくなるようなシチュがあればおk。
反転コマリの姉さんは拓美でおk?
452 :
弩三品作家:2008/07/17(木) 02:33:58 ID:JSxjLj0K0
SSか、頑張ってみるか。
雄二と悠里が一日だけ入れ替わる話です。
全二編。
タイトル 平行世界の私達。(悠里編)
タマ兄、貴子、好巳、そして悠里。
この4人は幼馴染である。
そしていつものように4人で登校し、
いつものような日々を送ろうとしている。
そんなある日の事である。
悠里は手鏡が落ちているのを見つけた。
「これ、なんだろ?」
鏡を拾い上げる悠里。
「古ぼけた手鏡みたいだね、悠里ちゃん。」
言葉を返す貴子。
「もしかしたら、骨董品か…なっ、
なによこれっ、すっ、吸い込まれるじゃない!!
やっ、やだっ、このスケベ鏡!!きゃっきゃぁぁぁぁぁ!!」
と思うのもつかの間、その鏡は悠里を吸い込み始めた。
抵抗するがそれも虚しく吸い込まれていく悠里。
「悠里ちゃん!!悠里ちゃん!!」
貴子が呼ぶ頃にはもう完全に吸い込まれていた…。
「貴子!?悠里はどうしたっ!!」
人が鏡に吸い込まれるなんてまずありえなかった。
さすがにありえない事態にさすがに戸惑うタマ兄。
「分からないよタマ兄、今でも悠里が鏡に吸い込まれたなんて、
信じられないんだから。」
「そう、だよな…。」
あまりにも奇妙な事態に驚く3人。
453 :
弩三品作家:2008/07/17(木) 02:34:19 ID:JSxjLj0K0
一方、取り残された人々をよそに悠里は今、鏡の中にいた。
「ちょっ、ちょっと!!なんなのよ!!」
鏡の中で悠里は身動きが取れずに、ただ流れに従うように
前に、前に、と進んでいった。
鏡の中の世界はとてもこの世のものではなかった。
その世界に人はほとんどいなかった。
一回だけ途中でアホ顔をした赤毛の男とすれ違った。
どうやら、彼も鏡に吸い込まれて事態が把握できてないようだ。
初めて会うのに初めて会う気がしない…。
そんな気がした。だが、声を掛けるまもなくすれ違ってしまった。
「表情さえしっかりすればかっこよかったのになぁ…。
惜しい、惜しい。話しかけとけばよかったかな?」
そう悠里は思うと、鏡の世界の出口が見えた。
「出口…?とりあえず外に出られるのね。よしっ!!」
悠里の奇妙な一日が始まった…。
454 :
弩三品作家:2008/07/17(木) 02:56:17 ID:JSxjLj0K0
悠里は無事に鏡の外に出ることが出来た。
そこまではよかった。ところが、鏡の向こうには人の顔があった。
悠里は回避行動をとることができずにいた。
向こうにいた男も鏡から人が出てくるのは予想外のことである。
当然、二人共、顔から正面衝突した。
「痛たった…。ちょっと!!気をつけないさいよ!!
鏡から女の子が出てきたらどうするのよ!!
もし当たり所が悪かったら女の子の初キスを奪ってたところなのよ!!」
普通に毎日を過ごしていれば、鏡から女の子なんて出てくるわけがない。
あまりにも突飛な理屈にあきれる男…。
「ちょっと、聞いてるの!!」
男を睨みつける悠里。そこに赤い髪のツインテールの女が口を挟んだ。
「普通、手鏡から女の子が出てくるなんて思わないでしょ?
だから、不可抗力。注意のしようがないわよ。
それより、赤い髪の男の子を鏡の中で見かけなかった?」
冷静そうな赤い髪の女。
455 :
弩三品作家:2008/07/17(木) 03:13:02 ID:JSxjLj0K0
「見かけたわよ。私が入ってきたほうに進んでたわ。
もしかしたら、鏡に吸い込まれたのかもね。
今度は私の番ね。黒い髪の女の子と赤い髪の大きな男の子と、
黒い髪の小さな男の子を見かけませんでした?
制服はあなたたちと同じ制服で。」
位置的に悠里が鏡に吸い込まれたのはこの位置だ。
多分、残された3人は立ち往生をすることになるだろう。
456 :
弩三品作家:2008/07/17(木) 03:13:17 ID:JSxjLj0K0
「その様子から見るとあなたも吸い込まれたのね。
多分、その人たちはこの世界にはいないと思う。
私の弟も吸い込まれて、いまここにはいないもの。」
「弟君の名前を聞かせてもらえますでしょうか?」
悠里は赤毛の男の子の名前を聞いてみることにした。
初めて会ったのに初めての気がしない。
そういえば、この女の人もよこの男の子も黒髪のツインテールの女の子も
初めて会った気がしない。もしかしたら元の世界に帰る手がかりになるかもしれない。
「雄二。向坂雄二よ。」
雄二と悠里。名前がなんとなく似ている。苗字にいたっては全くおんなじだった。
「そうですか…。もう一つ、聞かせてもらってもいいでしょうか?」
「なにかしら?」
「もしかして、雄二君ってロボットとか好きじゃありません?
戦闘用アンドロイドとか、巨大ロボとか。」
「さぁ?」返答に困る女の人。
457 :
弩三品作家:2008/07/17(木) 03:24:51 ID:JSxjLj0K0
「確かに雄二はロボット好きはロボット好きだけど、
雄二が好きなロボットはメイドロボだからな…」
男の子がそう口から漏らす。
「それよ!!」
急に何かを閃いた悠里。
「今ので確信したわ。自己紹介が遅れたわね。私の名前は向坂悠里。
多分、こっちの世界の向坂雄二にあたる人間だと思うわ。
いつになったら元の世界に戻れるかは分からないけどよろしくね、
タマ姉、このみ。貴…、貴…、貴明君?」
ここからが、奇妙な一日の始まりだった…。
どうも、すみません。やっぱり無理がありました。
奇妙な現象を認めさせる問答で無駄に文章食いました。
ここ、読み飛ばしてもぜんぜん本編に支障がありません。
次からは頑張ります!!
勝手に自己完結する奴は
ただの荒らし
暇だし添削したほうが良いかな?
それともちゃんと18歳以上になってから来なさいと普通に応待すべきか。
460 :
弩三品作家:2008/07/18(金) 21:35:34 ID:6nvkZNSg0
できれば添削頼む。
勢いだけで投稿したのがまずかったな。
目指してる方向判らんし、ケータイ小説ならこれで十分。
(ただケータイ小説だとTSが想像できる人いないからレイプかドラッグのネタじゃないとね)
気になったところだけ。
別に自分は偉い作家でもないので、何様だと思われたら参考にしないのも自由。
>いつもの〜
意識して送ろうとしているの?次の文章と合わせるなら「送っていた」で十分。
>悠里は手〜
>「これ、〜
鏡を知らないのか、鏡と判らないのかとも読める。
同じ語の繰り返しは避けたほうが良いので、この後の貴子の台詞などもあり、「光るものを見つけた」とかでぼかすのがいい。
>なによこ〜
細かいけど「じゃない」って語は第三者への意見・報告のような文。思わず漏れた声なら「吸い込まれる/吸い込まれちゃう」の方が。
>と思うの〜
台詞の最後の悲鳴で吸い込み終わってそうなのに「吸い込み始めた」のはよくない。
何を「と思う」のかもわからない。「骨董品か」の部分のことならそのすぐ下に。
この文章を台詞の途中に挟むべきかな。
後この辺は人名の名詞止めが多用されすぎてる。読み返そう。
>さすがに〜
「ありえない」という語が直前と重複している。一文で「さすがに」が重複してるのは論外。
>「分から〜
「今でも」はたった今の出来事に対して早すぎ。目の前の出来事に説明的な台詞を入れるのも変。そういうキャラなの?
>あまりに〜
好巳はこの場面で喋ってない。途中で一言言わせるか一文の描写を入れるか、あるいはいなかったことにして省く。
あと、鏡に吸い込まれるってのはよく見る方法なので説明が少なくても判るが、描写説明なさ過ぎ。一般公募作品なら気にすること。
スケベ鏡とか言っててあまり超常現象に出くわしている意識がしないのも問題。そういう世界観やキャラなの?
最初は体に引っ付いただけで、その後慌てたのなら、それを説明する文を。
疲れたのでとりあえずここまで。
462 :
弩三品作家:2008/07/20(日) 00:39:50 ID:XE2oGd/p0
添削サンクス。
悠里編も雄二編も貴明or貴子に積極的にアピールする方向で行こうと思う。
続き
鏡から人が出てくるだけでも突拍子もないのに、
さらに続けてとんでもないことを悠里は言った。
普通なら絶対に信じられない。
だがそれぞれ何か心にあるものがあるらしく、それに対し特に違和感を感じなかった。
冷静そうにタマ姉が、
「まぁ、鏡の中から出てきたんだからもう何を聞いても驚かないわ。
でもさ、悠里がもし向こうの世界の雄二っていうんだったら
何か、決定的な証拠が欲しいわね。何か、向こうの私たちの事を
言ってちょうだい。」
「言ったら信じてくれるのね。物分りがよくって助かるわ〜。
さっすがは女になってもタマ兄は頼りになるわね。」
「そのタマ兄ってのはやめてちょうだい。私はすくなくとも
この世界では女の子なんだから。」
「あっ、私も知りたい、知りた〜い!!」
いままでアタフタしていた、このみも話に加わる。
463 :
弩三品作家:2008/07/20(日) 00:41:23 ID:XE2oGd/p0
「まず、証拠を見せてあ・げ・る。貴明?手、出して。」
「えっと。こっ、こうか!?」
貴明は悠里に対して手を突き出した。
本来貴明は、女性が苦手なはずなのだが今回は手を出すことに抵抗がなかった。
悠里は、女の子と言うよりはタマ姉やこのみに近い感覚がしたからだ。
「ムニッ。」
悠里は貴明の手を掴むと、自分の胸にまで持っていった。
「わっわわわわわっ!!」
悠里の柔らかい胸の感触に慌てる貴明。
「ちょっ、ちょっとタカ坊になんてことするのよ!!」
「だっ、だめーっ!!」
悠里の突然の行動に慌てるタマ姉とこのみ。
「やっぱり〜。貴子は男が苦手だったから貴明君もそうかな〜
って思ってたけどやっぱりそうだったか。
でも予想よりぜんぜん驚いてないわね。やっぱり貴明君でも男の子か〜。
ふふふっ。」タマ姉ほどではないが、このみとは段違いだ。
「なっなにすんだよっ!!」
慌てて手を振り払う貴明。本来の貴明ならタマ姉やこのみ以外の
女性の胸なら触れると身動きがとれなくなってそのまま意識を失ってるはずだ。
(認めたくはないが、多分あっちの世界の雄二だ…。)
貴明はそう確信した。
一方、タマ姉は、
「そっそうよっ、たっタカ坊に何すんのよ!!
あっちの世界の向坂の家はそんな育て方をしたの!?」
464 :
弩三品作家:2008/07/20(日) 00:41:42 ID:XE2oGd/p0
パニックと嫉妬の入り混じった感情ではしたない悠里を叱りつける。
「うん、自由放任。だって私には立派なお兄ちゃんがいるもん。
お兄ちゃんが家を継ぐから女の私なんかに用はないし。
おかげで私は勝手気ままに育てられたし。神様、仏様、お兄様だね♪」
自分とは正反対の境遇に驚くタマ姉。
「あっ、あなた九条院には行かなかったの!?」
「そこ、受けたけど落ちちゃった。私、生まれつき頭が悪いから。」
よく考えたらそんな頭の軽い娘が九条院に受かる訳がない。
雄二の頭なんだから。ちょっと考えればわかることだった。
「でも、お兄ちゃんは鳳凰院学園に2年生まではいたよ。しかもそこのプログラムを
なんと2年で終わらせちゃったの。愛の力ってやつ?すごいよね〜。」
鳳凰院学園。男子校の中でも1、2を争うほどの名門校。
レベル、厳しさは九条院とほとんど変わっていない。
兄の境遇はタマ姉とほとんど変わっていなかった…。
多分、とった行動も。
465 :
弩三品作家:2008/07/20(日) 00:42:05 ID:XE2oGd/p0
「どう、雄二だって認める気になった?」
「うっうぅぅぅぅ。」
悔しがるタマ姉。
「やっぱり、ユウ君なんだね!?」
どうやらこのやりとりを見てこのみも信じたようだ。
「よしよし、このみちゃんは素直でいい子だね〜。
やっぱり好巳も女の子だったらよかったのに。」
このみの頭を撫でてやる悠里。
「むこうの私ってどんな人なの〜?」
期待に胸を膨らませて聞くこのみ。
「そうね〜。好巳は、顔が女の子みたいに綺麗でこのみちゃんくらい可愛くって、
占いが大好きな男の子ね。タマ兄とは正反対の母性本能をくすぐられちゃうタイプ。」
「そっそうなんだ…。じゃぁ、一緒に占いの話ができるね。」
少し落ち込んで、気を取り直すと、
「それはちょっと無理そうね。あいつ、占いの事になると人が豹変するから。
女の子の私だってついてけないようなマニアックなこと言うんだもん。」
「そっそうなんだ…。」
このみも占いのことなら結構よく知っている。あれも多分事実なんだろう。
「まぁ、みんなに雄二だって認めてもらったところで、聞いてみるわ。
このみとタマ姉って貴明のこと、好き?」
悠里の爆弾発言は、二人に大きな衝撃を残していった…。
あんまりこんなこと言うのもなんだけど、
ここは練習場じゃないんだから。
SSの質を上げるのはよそでやって。
あと、こういった掲示板にはいろいろなマナーというか、独特の雰囲気があるから、
そういうのも少しROMしながら感じていくといいんじゃないかなと思うよ。
また新参追い出す馬鹿が湧き始めたか…
SS職人を育てるのも読者の役目。がんばれ弩三品作家氏。俺は期待してるぞ。
向こうの世界でたー子を狙う雄二の話とかもできそうだな。
>>468 ダメなだけの作品を全肯定しかできない空気もまずいけどな。
本当に育てるつもりなら良かった点や悪かった点の指摘入れないと。
だったら良かった点誉めてやれよ、せっかく俺らのために書いて勇気だして投稿したのに文句言われたら自信無くして書かなくなるだろ
それに明確なボーダーラインがないのに下手だから云々ってのは酷い
最初は誰でも下手だし下手も下手なりに努力してんだから許せない内容でもない限り寛大になれよ
批評は指摘は本人が求めてるときだけしてやればいい、他はただの嫌がらせ
どうせ一つや二つの指摘で大して上手くなるわけないんだし
育てるためって言うなら練習法から文章の添削まで面倒みてやれよ
472 :
弩三品作家:2008/07/20(日) 22:21:00 ID:BVYx/Bmp0
批評や指摘はいつでも受け付けています。
悠里編というのは、悠里の行った先の話という意味で、
もう一つに雄二編を予定しております。
それでは、また投下します。
「なっ、何を言い出すのよっ!!」
「え、えととっ、た、タカ君は大切なおさななな、あっ、」
慌てるタマ姉とこのみ。
「二人とも、なんで慌ててるの?」
鈍いやつめ。
「むっ」
二人が貴明を睨みつける。
そのやりとりを見て、悠里は、
「やっだな〜。ジョークよ。ジョーク。ただ、貴明が行方不明の初恋の人に
ちょっと似てたから二人をからかってみただけよ。」
悠里は軽く言ってのける。でも気持ちはそこまで軽くなかった。
公園で会った運命の人。貴明は貴子に似ていたが、それよりもその子に似ていた。
まさか、男女が逆転した世界の貴明がその人な訳がない。
でも悠里はその子の面影を感じた。うつむいてばかりで、どうしようもないけど
ほっとけないあの子に…。
「駄目よ、悠里。あなたは雄二なんだから貴明に恋しちゃだめ。
雄二が貴明に恋するなんて絶対におかしいんだから。」
嫉妬なのか正論なのかよく分からない理屈を言うタマ姉。
本人もどっちだか分かって言ってはいないだろう。
「大丈夫。いまここにいる私は女の子だから、
貴明君に恋するのもありだと思うよ?ほらっ。」
赤いショートヘアーをかき上げ、胸を揺らしてみる悠里。
悠里を睨みつけるタマ姉とこのみ。
473 :
弩三品作家:2008/07/20(日) 22:22:15 ID:BVYx/Bmp0
「……。」
自分を扱いを巡る修羅場に戸惑う貴明。なんとかして場の雰囲気を直さないと…。
そうだっ、と思って貴明は有利に質問する。
「ねっ、ねぇ。向坂さん。君の世界の僕のことを少し知りたいんだけど…。」
「向坂さんなんて他人行儀な呼び方しないの。そんなんじゃタマ姉と区別つかないでしょ。
悠里でいいわよ。悠里で。ふっふ〜ん、女の子の事は苦手でも知りたいなんてやっぱり
貴明も男の子ね。えっとね〜貴子ちゃんはね…って、貴子!!」
いきなり思い出したように叫ぶ悠里。
「貴子ちゃんがどうしたの?」
「ねぇ、雄二君ってもしかして女の子に対して、かなり積極的?」
「あぁ、雄二はとっても積極的だけどなにかあったの?」
「やっぱり!!貴子が危ないっ!!あ〜も〜、
貴子は私がいないと何にも出来ないんだから〜。
あの子、男の子が苦手なくせに男をよく引き付けるのよ。
雄二君がなんにもしてないといいんだけどって、無理、よね?」
雄二もこうやって一人で盛り上がる癖がある。
以前、笹森から隠れる際、雄二に見つかった時は
分かってる。パンツだろ?でも角度が悪い
と、言われたのを思い出した。
「もしかして、その貴子ちゃんってタカ坊より可愛い?」
「あったりまえじゃない。クラスの委員長から、
生徒会長、完全無欠の兄貴に、
あげくの果てにはミステリ研の変態部長、
挙句の果てには稀代の天才プログラマーまで。
きっと宇宙人まで貴子の虜よ。」
「宇宙人はさすがに言い過ぎじゃないかしら?」
あまりにもスケールの大きさに呆れるタマ姉。
ただ貴明の交友範囲を知らないだけだが…。
474 :
弩三品作家:2008/07/20(日) 22:22:43 ID:BVYx/Bmp0
「でも、雄二君なら…。」
「絶対だな…。」
貴明も雄二の性格はよく知っている。そんなに可愛い女の子に自分がなっているのなら、
絶対に雄二が声をかけないはずがない。女の自分がモテるという事実に愕然としながらも
答える貴明。
「あーっどうしよどうしよどうしよっ、でも帰れるわけじゃないしこのままじゃ
貴子が〜!!」
「大丈夫だと思うよ?向こうにはタマ兄がいるんだろ?」
落ち着いてる貴明。そうだ。タマ兄が貴子を目の前で口説く男を許すはずがない。
「そうね、兄貴を信じるわ。信じきれないけど…。」
「お兄さんとなにかあったの?」
このみが聞いてくる。
びくっと、身を震わせるタマ姉。どうやらタマ姉には心当たりがあるようだ。
「う〜ん、ちょっとここに来る前に兄妹喧嘩をしただけかな?
兄貴、頭が固いから。」
おどけて答えながら、タマ姉にアイコンタクトをする悠里。
悠里も根は悪い人ではないようだった。無粋な真似はしない。
向坂の女の根本部分はちゃんと学んでいるようである。
「ねぇ、悠里。学校には行って大丈夫なの?多分、名簿とかにはなさそうだけど…。」
悠里が名簿なんて乗ってるわけがない。そうこう言っているうちに、
キキキキキキキ、ドテッ。
自転車が急ブレーキを掛けてその反動で倒れる音を悠里は聞いた…。
>>471 せっかくとか俺らのためとかいうなら君も誉めてあげてくれ。
優秀な書き手になるまで全部面倒見てたらスレが埋まる。
477 :
弩三品作家:2008/07/21(月) 01:03:34 ID:dUiB98yE0
どうもすみませんでした。
今度からは気をつけます。
リトバスEXのネタバレは何日まで禁止にする?
やはり一ヶ月か?
まあ過疎気味だから急いで投稿したがる人もいないだろうし、妥当じゃね。
ふたばとしあき(10)
「気のつよい女の人はあなるが弱点っていうのはほんとうですか?」
朱鷺乃「……は?」
透 「え、えっと。で、ですから、木田さんはどうなのかなぁって」
忍 「後ろが嫌いってわけじゃないのは知ってる」
朱鷺乃「バッ。バッカじゃないの!? なにそれ。どこのエロ本知識だよ!(赤)」
忍 「という事で」
透 「じ、実験ですー!」
朱鷺乃「こ、こら。バカ、放せって! ちょ、きゃあああ!」
忍 「えーと。とりあえず拘束までは出来たな」
朱鷺乃「おいこら、榊。栗原! ふざけんな! 放せって!」
透 「き、木田さんは今、右手と右足、左手と左足を縛られてうつ伏せにされています……」
忍 「いや、そうしたのは透だし」
透 「そ、それじゃあ、実験……するね。木田さん」
朱鷺乃「ちょ、やめ! こら、何処触って……っ!」
透 「……指、簡単に入っちゃったね……」
透 「ローションつけて……あは。もう二本目も入っちゃうよ……?」
朱鷺乃「(プルプルと震えながら)や、やめ……―――ッ」
透 「すごい広がるね……。ねえ、木田さん。気持ち良い?」
朱鷺乃「き、気持ちいいわけ……ッひゃあっ! な、なにしてんの!?」
透 「ローター入れてみましたー」
忍 「……楽しそうだなぁ。透……」
透 「はい。スイッチいれまーす」
朱鷺乃「や、やああ、は! ひあ! うんんんんん!」
透 「あは。木田さん、すごい声出てるよ? 気持ちいいの?」
朱鷺乃「(ブンブンと頭を振りながら)―――ッ!」
透 「はーい。じゃあ、ローターをもう一個入れてみましょうねー」
朱鷺乃「や、やだっ! そんなの入らな―――っッッッッッッ!!」
透 「あは。木田さん、ガクガク震えてるよ? お尻の中でローターがガチガチいってる」
朱鷺乃「や、あああ、あああああああ」
透 「木田さん、よだれよだれ。あはは、すごい顔してるよ? 真っ赤になって目なんか発情しきってる」
透 「ねえ、木田さん。お尻気持ちいい?」
朱鷺乃「あ、ああ、ああ、ひあああ、んんんんんん!!」
透 「……(カチッ)」
朱鷺乃「―――や。なんで? なんでとめるのよ!?」
透 「(ぷらぷらとスイッチを振りながら)だって、木田さんが夢中になって答えてくれないから」
透 「ねえ。気持ちよかった?」
朱鷺乃「あ……そ、そんなわけ……ない、だろ」
透 「あ、そう? じゃあローターもいらないよね」
朱鷺乃「ッ」
透 「あれ。どうしたの? なんか抜けないんだけど」
朱鷺乃「(真っ赤になって顔を伏せつつ)――――ぃ」
透 「ほら、木田さん。力抜いてよ。ローター抜くからさぁ」
朱鷺乃「……いい」
透 「ねー、木田さーん」
朱鷺乃「気持ちいいって言ってんでしょう!? いいからスイッチ入れてよ!」
透 「……あはは。もっと早くに素直に言えば良いのに」(カチリ)
朱鷺乃「ふあっああ、あー! あー! あああああ!」
透 「あは。木田さん。すっごい気持ちよさそう」
忍 「……えー。そんなわけで。としあき君の質問の答えです。えー……弱いみたいです。俺としては透の変貌ぶりが怖くてこれ以上見てられないので、本日はここまでです。ありがとうございました」
朱鷺乃「お尻――あ、ああああああああああああああ、イク! イクイクイク! あああああああああああああああああ!!!」
キャラ変わっちゃった(苦笑)
>>483 こんな娘が居たなら雄どもが黙っちゃいねえな
485 :
名無しさんだよもん:2008/07/27(日) 18:22:11 ID:P5aKRyzAO
だからなんでお泊まりの時の女装CGが無いんだよおおおおぉおお
>>478 じゃあ、リトバスネタが出るまで懐かしの反転キャラ話でもするか。
とりあえずタマ兄が悠里にクローかます時は頭じゃなくてオパーイな
で、悠里もクセになって『くやしいっ…ビクビクッ』ってなってんの。
鳩2で懐かし扱いなのか…ひろみとか浩子とか最近元気かなぁ。
ふゆはこの場合新しい扱いになるのかな。
>>487 そうは言うがな、ADとかを除けば4年も前の作品なわけで。
ひろみや浩子に至っては発売時期から考えるともうおbsn…
490 :
弩三品作家:2008/07/29(火) 01:23:22 ID:PF/ROFZx0
久しぶりですが、これより投下します。
>>486さん アイディア提供ありがとうございます。
「貴明!!どうしていっつも、いっつも私の前に出て邪魔ばっかりするのよ!!」
青い髪の毛の自転車少女。十波由真である。
「しかも、いっつも幼馴染の女の子を3人も侍らせて鼻の下伸ばしたい放題!!」
「3人?ちょっと待てよ。タマ姉とこのみはまだ心当たりがあるけど3人目って誰だよ。」
由真と悠里が面識を持つわけがない。そもそも由真が悠里のことを知ってるはずがない。
だが由真は答えた。
「悠里に決まってんでしょ。他に誰がいるって言うのよ!!もしかして…」
勝手に赤面する由真。
「これで勝ったと思うなよ〜!!」
由真はそのまま自転車で駆けていった。
悠里を除けばいつもの光景である。
491 :
弩三品作家:2008/07/29(火) 01:24:15 ID:PF/ROFZx0
「ねぇ…、もしかして、今の十波?」このやりとりに心当たりのある悠里。
「そうだけど悠里の世界にも十波っているの?」
「いるわ。ただ、突っかかるの相手は兄貴だけどね。
生涯のライバルだってさ。朝っぱらからどっちも元気よね?」
「あっちにもいるのか…。でも、十波が女の子に因縁つける訳ないか。」
あっちの自分の立場に苦笑気味の貴明。
「でもこれで分かったことがあるわ。」
悠里は言った。
「どうしてだか知らないけれど雄二の存在が消えて私に置き換えられている。でしょ?」
タマ姉が言葉を先取りする。
「そう。貴明やタマ姉、このみは雄二を覚えているけど他の人は知らない。
しかもその穴は私で補われている。どうやら私は学校に行く必要がありそうね。
まっ、女の子になった男の子を見るのは面白そうだけど♪」
いろいろ想像をふくらませる悠里。
そこに女子生徒二人が通りかかる。
492 :
弩三品作家:2008/07/29(火) 01:24:44 ID:PF/ROFZx0
「あっ、悠里ちゃんと河野君だ。あの二人いっつも一緒にいるわよね〜。」
「そうそう。なんでも校内一のベストカップルらしいわよ。」
「毎日あんなの見せ付けられちゃ〜ね〜。」
「ほんと、ほんと。たまんないっての。」
女子生徒の話を聞いて唖然とするタマ姉とこのみ。
雄二×貴明ホモ説が悠里×貴明ラブラブ説に置き換えられている。
まぁ雄二と悠里が置換されたらそうなるのは当然だ。
ただ、ホモ説ならタマ姉も笑っていられた熱愛説では笑えない。
顔が引きつるタマ姉。
「悠里〜!?」
「タっ、タマお姉ちゃん。話せば、話せば分かるって。」
本能的に危機を察知する悠里。しかしもう手遅れだ。
「覚悟なさいっ!!」
「タマ姉っ、顔は駄目だっ!!」
叫び声を上げる貴明。
いくら雄二とはいえ女の子。顔に傷はまずい。
それをよそにタマ姉のアイアンクローは見事に炸裂する。
「やっ、あっ、あぁっ!!」
493 :
弩三品作家:2008/07/29(火) 01:25:06 ID:PF/ROFZx0
だが、悲鳴というより喘ぎ声を上げる悠里。
それもそのはず。命中した部位は顔ではなく胸だったのだ。
「生意気なやつめっ、こうしてくれるわっ!!」
調子に乗るタマ姉。
「ひゃぁっ、あううっ、やめてぇぇぇ!!」
タマ姉の手によって自在に形を変えていく悠里の胸。
胸の大きさはタマ姉ゆずりなんだろう。
胸を揉みしだかれる悠里から目をそらす貴明。
「むっ…。」
悠里の胸の大きさに嫉妬するこのみ。
494 :
弩三品作家:2008/07/29(火) 01:25:26 ID:PF/ROFZx0
「痛っ!!」
このみにつねられる貴明。
「タカ君が悪いんだからね。」
不機嫌そうなこのみ。それをよそに、
「シクシク、もうお嫁に行けない…。貴明くん、責任とって!!」
泣く素振りをしながら貴明にすがりつく悠里。
やわらかい感触が貴明の手にひっつく。
495 :
弩三品作家:2008/07/29(火) 01:25:50 ID:PF/ROFZx0
「ひっ、ひっつくなよ、悠里。
お前もさ、仮にも女の子なんだから慎みくらい持てよな。」
女の子にひっつかれている割りに異常なほどに冷静な貴明。
やっぱり相手が雄二だとここまで安心できるのだろうか。
「いいの…。もう私、汚されちゃったから。できれば、貴明君の色で
染め直してほしいな…。」
色っぽい目線の悠里。さすがに慌てだす貴明。
「悠里〜!?」
ドスの聞いた声を出すタマ姉。
「冗、冗談よ。冗談。」
笑って誤魔化す悠里。
「まぁ、いいわ。今回は見逃してあげる。でも貴明に変な手出ししたらただじゃすまさないからね?」
「どうして?もしかしてタマ姉、貴明くんのこと好きなの?」
「そっ、そんなことどうでもいいじゃない。」
慌てるタマ姉。鉄壁のタマ姉の数少ない弱点の一つだ。
「私は好き。貴明君のこと。恋愛に予約制度はないのは分かってるわよね。」
いま一つ積極的になれないタマ姉とあたって砕けろでいつも砕ける悠里。
姉妹なのにここまで正反対なのは感嘆に値する。
「と、とにかく分かった!?」
まさか生きてるうちに雄二に言い負かされる日が来るとは思わなかったタマ姉。
「まぁ、ほどほどにしておくわ。このみちゃんにも悪そうだしねっ。」
「このみにか?」聞き返す貴明。
ニブチンめ。
「う〜!!」
「あらら。貴子も貴明も鈍いわね〜。」
あきれ果てる悠里。
まだ、今日は始まったばかりだ。
496 :
弩三品作家:2008/07/29(火) 01:28:26 ID:PF/ROFZx0
どうも。今日はここまで。
次からは学校です。
まだまだ話はこれからです。
^^;
GJ
499 :
弩三品作家:2008/07/30(水) 11:44:39 ID:qNx3Oxdg0
今書いているもので、貴明×悠里の濡れ場を書くか書かないかで
悩んでるんだが、どっちにすればいい?
ついでに、貴子は非処女で行こうと思う。
(相手は幼き日のタマ兄。)
ぶっちゃけ此処の住人はエロ耐性ありまくりなので書いてもOK。
Youが書きたいかどうか次第だと思う。
>>501 なんだこの高クオリティw
是非ここにも出張って欲しいなぁ
なかなかどうして素晴らしいな、コレ……
女よりクドが可愛い件について。
505 :
名無しさんだよもん:2008/08/02(土) 22:01:21 ID:EPJRZziX0
話ぶった切るが、陽子がゆきねぇシナリオの時に岡崎と一緒に閉じ込められて嬉し恥ずかししてたら可愛いとか思った。
男はるちんは盗んだバイクで走り出したり夜の校舎窓ガラス壊して回ったり
女理樹と軋むベッドの上で優しさを持ちあう漢
>>506 そして時々無理に理樹をはめてしまう男はるちん
ヤンデレ男はるちんに攻められる女理樹・・・これはいけます
恭介は女理樹に『嫌い』とか言われようもんなら、
男の時以上にくちゃくちゃ凹むのだろうな
つか再up希望
むしろ詳細希望
かなただけ、男にして、男かなた×ヤンデレはるちんとか考えたけど、
よくよく考えなくても、近親相姦だからアウトな事に気付いてしまった
三枝家自体がアウアウな存在なので
全然問題無いと思うんだ
無粋なことを言うけど男女の双子なら争いにはならないんじゃないかと思った
(久しぶりに、待っている人がいるかどうかもわからないSS投下です)
―――最近見かけたその姿は、確かに随分とやせ細っていたようにも思う。
幼い頃に見た彼の祖母は、口も荒くて手厳しい部分もあったけれど世話好きで、寄る年波にも負けない病気知らずの女性だったのを
覚えている。
農作業の枠にとどまらず土いじりが好きで、手塩にかけて育ててきた自家菜園から、よく自分の家にも沢山の野菜を分けてくれていた。
そんな風に活動的な女性だったけれど―――
キッカケは何だったか、確か彼女が軽い風邪から回復した時だった。
祖母を診察したという一人の医師が、苦々しい面持ちで彼女や自分を始めとした家族一同へ告げた。
――― 一刻も早くとは言わないが、祖母の身体は相応の処置を施さなければ危ない状態にある。
その医師は帝国からアルビオンへと亡命してきた者達の一人であり、腕はそれなりに確かだと部族内でも評判だ。
話によると件の病は、数十年前までは大陸において『死病』の名を冠していた程の内臓疾患とのことだが、
現在となっては治療法も確立しているし、帝国ほど医療設備が整っておらずとも、充分に施術可能な範囲だという。
ただ、それでも確実に成功が保証されている手術とは言えないのが実状だと―――そう教えられたのは、アルサルに
踊りを申し込む三日ほど前だったらしい。
今まで知る祖母であったなら、確実ではないと言われてもどうという事はなかったかも知れない。
しかし彼ら家族には、病気の事がわかる前より近頃の彼女に以前ほどの覇気が感じられないという点から不安もあるらしく、ならばせめて
験担ぎに―――或いは、未練の残らぬように、願いを叶えてやれたらと思ったという。
アルサルは、その提案に一も二もなく頷いていた。
村を捨てて、アヴァロンという新しい環境で暮らすことになって不安を隠せずにいた人々を、彼女を始めとした
年長者達が激励して支えてくれていたのだと、最近になって人伝に聞かされたこともあったから、なのかも知れない。
あの時下した『命令』に関して総ての責任を取るべきだったなんて考えるほど、アルサルも馬鹿ではないが、
ただ、本来なら当の自分がある程度はフォローしなければならなかっただろうことを、彼女は率先して行ってくれた。
なら、例え彼の言うように『真似事』にしか過ぎない験担ぎだとしても―――
―――せめて、そのささやかな願いを叶えてやる事ぐらいしか、今のアルサルには彼女に報いる術を知らなかった。
―――収穫祭前日。
婦人の手による着付け指導を終えて、アルサルは祭の準備が着々と進みつつあるゲール村の様子を眺めていた。まだまだかつての姿を
取り戻したとは言えないだろうが、それでも活気を溢れさせて作業に精を出す彼らの姿は、何もかもが変わる前の去年の宴を
思い起こさせる。
先程からチラチラと珍しいものでも見るような視線を送られ、本当にバレてやしないかと不安になってしまう。
彼と踊るのが『竜王(ペンドラゴン)』アルサルだと知られると色々不都合が生じるということもあるが、村の男衆に
こんな格好の自分を見せるというのにも抵抗がある。
「……あ!」
と、その時、資材を運んでいる若者達の中に見知った姿を見つけ、アルサルは長い裾を翻しながら駆け出していく。
「―――あ!アル―――!?」
一瞬面食らったように名前を呼びかけたのも束の間、若者は周囲の目を思い出して咄嗟に言い繕う。
「ア……―――アルトリア、か。どうしたんだ、こんなところで?」
「いや、一人でもこの衣装着られるようにって、おばさんから指導してもらってたんだ。ところで……重そうだな、手伝うか?」
「え!?あ……いやそれは有難いけど、せっかくの衣装汚したらたいへうわっ!?」
その時、一緒に資材を運んでいた青年達が唐突に彼の肩を押しのけて、いつになく神妙な表情をこちらに向けて
馴れ馴れしく両手を握ってくる。
(―――バ、バレたか!?)
「な、なあお嬢さん……ここら辺じゃ見ない顔だけど、ひょっとしてブリガンテス族の方から!?」
眉をしかめたのも束の間、唐突に思い出す。永い時を経てようやく巡り逢い、共に帝国と戦ったブリガンテス族。
互いに遠い同胞とはいえ、別たれていた時間と同様大きく深いその溝を埋めるべく、今回の祭に招くことで友好を深め合おうと、
ゲール族に対し彼らを収穫祭に招こうという旨を発表したばかりだった。
何かいつになく熱のこもった彼らの視線を訝りながらも、流石に一族が皆家族同然のゲール族の仲間を装うには無理があるので、
アルサルはとりあえずその言葉尻に乗せてもらうことにした。
「……は、はい。そう、ですが……」
「いやーやっぱりか!あそこの女の子達ってレベル高ぇよなー!」
「ちくしょーてめぇー……いつの間にたらし込んでやがったんだ!抜け駆けしやがってからに、シメるぞオラ!」
「ちょっお前らっ……!?ぐ、苦しい苦しい!」
「あーったく……コイツに先越されることだきゃーないって思ってたのによぉ」
口調そのものはいかにもやっかんでいる風情だったが、顔から察するにこれは彼らなりに祝福しているのかも知れない。
―――付き合いは遠のいてしまっていたが、こういう所は変わらないな、とつくづく思う。
「んじゃっつーことで……お前は一抜けろ!」
「え?」
唐突に資材を取り上げられ、キョトン、とした表情の彼をほったらかしにして、青年達は勝手に話を進めている。
「わざわざ会いに来てくれたんだろ?なら折角だし案内してやれ!」
「あ、ただし昼間っからサカったりするんじゃねーぞー、じゃなー!」
「……お、おい!お前ら何を……!」
顔を赤く染めながら、去っていく彼らの背中を見送る彼を見て、アルサルはふと込み上げて来た可笑しさをこらえきれず、
クスクスとした笑い声を漏らす。
「い、いや何だか……あいつらもあいつらで変わってないな。何だかんだで祝ってくれてるじゃないか」
「……人を肴にして楽しんでるだけだよ。昔大人達の祝い酒の中にこっそりエッヘウシュカの干物の後ろ足入れた時なんか、
いざバレた時言いだしっぺの癖にあっさり逃げやがったじゃないか」
バツが悪そうに頭を掻く彼の姿を見ながら、アルサルはふと、躊躇いがちに声をかける。
「その……どうなってる?婆(ばば)様の容態」
その言葉に彼もまた少しの間逡巡し、やがてゆっくりと口を開く。
「―――正直、どう言っていいのか……寝たきりって訳でもないんだが、最近は日がな一日、ぼんやりと過ごしてることが
多いというか……病気のことも弱音を吐いたりしない分、余計に心配なんだ」
あからさまな体調の変化を気取った訳ではない。ただ、纏う空気が。瞳の色が。
ゆるやかにくすみ―――そして、それまで確かに溢れていた光り輝く何かが、萎んでいくような、そんな感覚。
恐らく、口にこそ出さないが彼の不安は計り知れないものだろう。『失ってしまうかも知れない』という不安を抱えて、
それと正面から向き合える人がどれ程いるだろうか。
アルサルは、黙り込んだまま彼の力無い述懐に耳を傾けていた。しばしの逡巡を経て、どこか躊躇いがちに言葉を紡ぎだす。
「『お前が綺麗な奥さん貰って曾孫の顔見せてくれるのが夢だ』って、耳タコな位よく言ってたもんな、婆様。
……けど」
一拍間をおいて言葉を切ると、バツが悪そうに呟いてみる。
「これで婆様が元気になったら、何て言い訳すればいいんだろうな。偽者の嫁さんなのに」
「……その時は……そうだな。さっき皆が言ってたみたいにブリガンテス族のお嬢さんってことにして誤魔化すか?
それなら、後は『俺の甲斐性がなくて逃げられた』で済むかも知れないし」
「何だよ、それ」
クスクスと笑って近くの丸太に腰掛ける。その時、ふと神妙な顔になって、彼は唐突に問いかけてきた。
「……ところでアルサル。最近は踊りの練習ばっかしてたけど―――ちゃんと知ってるよな?『返礼』の作法」
「―――へ」
返礼―――そのキーワード自体にはしっかりと耳に覚えがある。
花冠による求愛を受けた際、女性側がその返答をする為に必要な、儀式の一部とも言うべきものである。
年頃にもなれば、村の婦人からしっかりとその手解きを受けるのが普通だが―――
「―――まさかとは思ってたけど……その様子じゃ覚えてないだろ」
「う"っ……し、しょうがないだろ!?大体花貰う立場になるなんて、今まで考えたことなかったし―――」
「はいはいわかった。……じゃ、とりあえず最初から説明するぞ」
彼はおもむろに手を伸ばし、アルサルの頭から一旦花冠を外すと、懐から一振りの古い短刀を取り出した。
「いいか?女は花冠を受け取ったら直ちに答えを出さなきゃいけない訳じゃない、むしろ踊ること自体、返事をする為の
通過儀礼に過ぎないんだよ、実質的には。……本番は、踊りが終わってからだ」
「え……そ、そうだったのか!?」
目を丸くするアルサルに肩をすくめたのも束の間、彼は鞘からスルリと解き放った短刀を、アルサルの両手の中に握らせる。
「踊りが終わって、櫓の火が消されたら―――求愛を断る場合、ただ花冠をそのまま相手に返せばいい。
でも受けるとしたら―――まず、その短刀で相手の腕を切りつける」
「へー……って!?」
求愛という甘やかな儀式の一環としてはかなり物騒な言葉に、アルサルは思わず飛びのく。
「そ、それって……まさか女が『私が欲しければ力ずくで来い』みたいな決闘でカタをつけるっていうのか!?」
「……お前、仮にも一の戦士の筈だよな?自分の一族の作法にカルチャーショック受けてたら世話ないな」
「なっ……何だよ!宴の席で林檎が一つだけ余った場合の所有権を決める時は決闘だったじゃないか!」
心なしか半目で呆れたような声を投げかけられてしまうと、こちらとしてはグゥの音も出ない。
―――気のせいだろうか、何かどこかで『ね〜さま……』と頭を抱えながら呟く、目に入れても痛くない最高に可愛い何者かの姿が
脳内に受信された。
「そこから説明するとなると―――そうだな。じゃあアルサル、何でこの『白』という色を儀式に用いているか、わかるか?」
※※※※※※※※※※※※※※※※※
「―――古来より白は、清廉さや神聖性を象徴する色としての意味があります。それこそ、帝国や各部族の垣根を越えて……」
リアンノンは、胡座をかいて仏頂面で姉達を監視する夫に対して説明を施す。
「当たり前ですが、求愛を受ける女性は皆未婚です。だからこそこの花冠は、白という色を用いることにより―――
未だ如何なる者にも触れられず、また染められていない女性自身として置き換えられるんです」
「……早い話、受け取った女の純潔を象徴している訳か」
成る程。単純に区別をつける為だけの基準、という訳ではなかったらしい。
「はい。―――女性は花冠を渡してきた男性の愛を受け取る場合、今姉さま達が持っているような短刀で、相手の腕―――
必ずしもそこでなくても良いんですけど、とにかく身体の一部分を浅く切りつけ―――その方の血で、白い花冠を紅く染めるんです」
「……そこがわからんな。かなり癪な話だが、俺にはついさっきのアルサルのボケみたいな発想しか浮かんでこん」
渋面を作ってうめくアロウンに対し、リアンノンは苦笑を交え次のように言った。
「アロウン様。花冠が女性自身を象徴しているのなら――― 垂らされるその血は、一体『何』だと思いますか?」
「―――……」
問われて、考える。
わざわざ冠の存在を女性と説明したからには、その一連の儀式の中で用いられるもの全てが、何らかの暗喩といっていいのだろう。
『女』の存在そのものを持ってくるということは、次に来るのはやはり―――
「……相手の男か」
「正解です。―――白い花に垂らされる真紅の血は、その男性の魂と身体―――それに加え、そこから先の人生を表します」
リアンノンは、丁度すぐ手元に生えていたその花を摘むと、次いで指先の腹に軽く歯を立てた。
白魚のような細い指の中央に、ぷっつりとした赤い雫が滲み―――白い花びらへと滴ったそれは、赤い筋を作り出した。
「求愛を受けるということは―――ただ単純に好き合うだけでなく、その方の血を次代へと繋ぎ、生涯共に添い遂げるという
誓いでもあるんです。白い花びらが、血の―――男性の魂の色に染められていくように、その無垢なる心身をその人に捧げ、
未来永劫その人こそが『ただ一人の相手』だという証を立てると―――」
「―――だーっわかったわかった!わかったからそんなこっ恥ずかしい解説をこれ以上赤裸々に語るんじゃない!」
「……アロウン様が解説頼んだ癖にー」
熱弁に水を差されて不服そうに頬を膨らませる妻に、アロウンはバリバリと頭を掻きながら、
「これ程背中に虫が這うような途方ないむず痒さを覚えるとわかってたら頼まなかったさ!つか何だ、お前らの一族は身を捧げるだの
相手に染まるだの、そんな破廉恥なことを堂々と誓うような儀式を代々繰り返してきたのか!?」
「はっ……破廉恥って何ですか破廉恥って!一族の女の子は皆好きな人に花冠を渡されるの、楽しみにしてるんですよ!
大体そんな事言ったら、あの夜のアロウン様の方がよっぽど―――って何言わせるんですかぁーっ!」
「今のは完璧お前の自爆だろうが!大体一通り済ませてる癖に今更恥ずかしがるようなことか!?」
「アロウン様、それ以上は如何に夫婦といえども『せくしゃる・はらすめんと』が過ぎると思いますが」
「でぇい、うるさいっ!オガムは黙って―――って何故いるオガムーっ!?」
何の脈絡なる会話に加わってきた腹心に、思わず直前の確執(と言えなくもない下らない悶着)も忘れて、夫妻は思わず仰け反った。
「……わざわざ尋ねずとも、おわかりになられるでしょう。近頃は夫婦揃って、誰に告げることもなく何処かへ出かけられて
しまうのですから。アルサル様ほどではないにしても、お二方にも執務はあるという事をお忘れではございませんか?」
「「う"っ……」」
穏やかながらキッパリと職務怠慢を突きつけられ、二人の額を脂汗が伝う。
「い、いやまあ、アレだ……近頃少々、面白い見物があったもんでな」
「―――ふむ」
オガムはアロウンが視線で促した先を静かに見据えると、感嘆したようにその目を細める。
「アルサル様……成る程。奉納の踊りの打ち合わせといったところですか」
「……ん?」
訳知り顔で頷く老賢者に対し、アロウンは我知らず眉間に皺を寄せて、
「……おい、まさか知ってたのか?」
「アルサル様は根が真面目ですからな。仕事の方は夜中に小分けして進めるから、昼間は練習に集中させてほしいと
頼まれたのですよ」
「……何で普通に教えてもらってるんだ、お前は」
妻と二人さり気なく探りを入れてみても、『な、何でもない!』と撥ね付けられてばかりだった最近の記憶を思い返す。
「『私が』というよりは、アロウン様に知られようものなら絶対にからかわれるとお思いになられたのでは?日頃の行いからしても」
―――否定するどころか、むしろ正面から事情を知らされてたら、確かにあの手この手で色々弄くっていたであろう自分のビジョンが
ハッキリ見える自信があるのが悲しかった。
「それにしても、黄金の時代より『女は化ける』というのは不変の定説ですが―――……また見違えたものですな。花が咲いたようです」
「で―――」
その言葉に興奮したようにリアンノンが何事か口を開きかけ、慌てて口を閉ざす。多分『でしょうでしょう!』とでも
相槌を打とうとしていたのかも知れない。あの男の為という部分をさておいても、姉の着飾った姿は妹としても誇らしく思える部分が
あるらしいが、大体の事情を知った今でも複雑なことは複雑ならしかった。
(……まあ確かに、そこそこ見れたものではあるが)
改めて評価しようとするにはどうしても言葉が捻くれてしまう。こういう部分は小学生男子レベルである。
「しかし面白い見物、ですか―――その割には」
オガムはどこか演技がかった仕草で主を一瞥すると、声を抑えたまま静かに告げる。
「何やらアロウン様は終始エドラムに手をかけられたままピクリともせず向こうのお二方を凝視していらっしゃるし、リアンノン様も
リアンノン様で、血走った眼で杖を握り締めていらっしゃっていたものですから……正直おふたりで狩りにでも臨んでいるのかと思う
光景に見えましたぞ」
「………」
―――その時アロウンは、初めて八つ当たりにこの辺の森一帯を焼き払うなりして暴れたいという、暗黒の魔王らしい
末期的な衝動を覚えたらしい。
すいません、『投稿し過ぎ』とされて今日のところはこれ以上の投稿は無理そうです。
小分けにするのは難しいです……(汗)
おお、随分と懐かしい人が戻ってきたねえ
おお、待ってました!!
続きも楽しみにしております、無理ならないで下さいね
>>515 確かに
やっぱり、あの双子のどっちが〜というSSを書こうとすると、内容変になるね
元々二次創作だから、別に気にしなくてもいいのかもしれないけど
ネタわからん
>>529 Tears to tiaraというゲームの男性キャラ・アルサルのみ反転したSSですが、ご存知ない人も多いんでしょうか(汗)
とりあえず連投は避けようと、ちょっと間を空けつつ残りを投稿しようと思います。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
「…………」
熱く紅潮する頬を悟られないよう、アルサルは俯いて花冠を握り締めていた。
いやまあ、確かに自分の一族の習俗であるのに、これは無関心過ぎたかも知れない。
衣装を纏って笑いあう少女達の姿だけは何度も見てきた。幸せそうにはにかんで、踊る姿も。
だからそういう、ただ好きな相手と手を取り合って、一晩心ゆくまで楽しく踊りあうとか、そういう意味の儀式だと思っていた。
―――いや、そう思うのは多分、自分の生き方が同年代の少女達とはあまりにもかけ離れていったせいもあるのだろう。
愛し合う、その先の先まで誓うなんて覚悟を、一族の女性は皆とっくに持ち合わせていたのに、自分はどれほど気楽だったのか。
「……お前には刺激が強すぎたか?」
「べっ!……別に……平気だ。お芝居だし、その……問題ない」
辛うじて声を振り絞るアルサルの虚勢を見通しているのか、彼はため息をつきながらクシャ、と彼女の頭を無造作に、だが優しく撫でた。
「―――勿論祖母ちゃんも、祖父ちゃんとこの儀式をしっかり交わし合ったらしいんだ。
でも―――親父が物心つくかつかないかの内に、祖父ちゃんは病気で亡くなったんだってさ」
その時、図ったようなタイミングで突風が吹き、花冠から白い花びらの一部がちぎれ飛び、風に舞う。
頭を過ぎるのは、毎年のように見てきた少女達の幸せそうな笑顔。
(―――婆様も、そうだったんだ)
好いた相手と未来を誓い合う、そういう経験をした一人の女性だったのだ。誓いの意味を知って、今更ながらにそれを感じ取る。
―――わからない。
ただ一緒にいて楽しいから、では済まされない、『夫婦』になれる程に人を恋い慕う事が出来るというのは、どんな気持ちなんだろう。
互いに想い合った末に結ばれて、でもすぐに死に別れてしまったら―――?
「人伝にしか聞いたことないけど、俺は祖父ちゃんの若い頃によく似てるらしいんだ。
……だからなのかな」
一旦立ち上がって尻についた埃を取ると、彼はどこか遠い眼差しを虚空へ向けた。
「考えてみれば祖母ちゃん、よく『好いた女と同じ時間を生きられる位の努力はしておけ』って言ってた気がするよ。
……確かに、キツイかもな。そんなに好き合った誰かと―――もう一緒にいられないっていうのも」
―――その時―――
アルサルは自分が、一体何を言いかけていたのかわからなかった。
ただ、形にはならない何かが胸の奥から喉へと込み上げる感触が、確かに感じられたのだ。
だが、上手く形に出来なかったそのままで、彼女は口を開きかけたまま―――再び、花冠を握り締める。
「―――そろそろ戻るよ。おやっさん達にどやされるから。
……良かったら、もう少し待っててくれ」
駆け出していくその背中を手を振りながら見送って、アルサルはひとつため息をついた。
―――本当に、ここ数日は。
アロウンのペースに巻き込まれていたあの戦いの時とは、また別のベクトルで目まぐるしいものだった。
毎年奉納の踊りでの自分の楽しみといえば、せいぜい儀式開始を巫女の正装で宣告するリアンノンの晴れ姿を楽しむ位で、
まさか自分が着飾られてエスコートされる立場になるというのは、正直言って戸惑うばかりで。
皆が気づいていないのは幸いだが、何だかここ数日はこの姿で村の男と出くわす度、決まって妙な親切を受けたりする。
親しい人々から『お客さん』扱いされているように感じるこの現状は、彼女にとっては少々息苦しいのが本音だった。
……見慣れない人間を露骨に珍しがるほど、ゲール族は明け透けでもなかった気がするのだが。
不意に、衣装の裾を摘んでみる。
―――多分、そう。
あのまま何事もない日々が続けば、恐らくいずれは纏うことになっていた、その衣装を。
(―――なぁ、リアンノン)
ここにはいない妹へ――― 迷いなく、一人の男を想い続ける、大切な妹へ呼びかける。
(ね〜ちゃんは、お前が―――少し羨ましく思うよ)
あのまま平和な日々が続いていれば、いつか自分もそんな想いをしたんだろうか。
今の妹のように、誰かをあんなにも恋い慕い、将来を固く誓い合う―――今のアルサルには、どこか遠く感じられる感情。
心だけでなく、その先の人生も身体も捧げられるほどの想いを持てるということが―――少し、怖い。
「―――あーもうっ、やめだやめ!」
らしくもない熟考に陥ったアルサルは、懊悩を振り払うようにかぶりを振った。
改めて祭の作業現場―――聳え立つ櫓が着々と組み上がっていく様子に目を細める。
(……去年だったら、作業に混ぜてもらえたんだけどな)
怪力を買われて男衆に混じり、準備を手伝っていたあの時は、丸太を二、三本軽く持ち上げてリアンノンに呆れられつつも、楽しかった。
流石にこの姿で『材木運びましょうか』なんて申し出る訳にもいかないだろうが、どうも落ち着かない。
内心不貞腐れながら足をピッタリ閉じ合わせて座り込んでいると―――
不意に、『カタリ』という何かが軋む音が聞こえた気がした。
「……?」
あるかないか、ともすれば聞き逃してしまいそうな程小さい音だった。
しかし同時に肌を過ぎる、ぞわぞわとした嫌な気配。
今のところは誰も気づいている気配はない。けれど―――
―――本能が、自分に告げている。
―――備えろ。何かが起こるぞ、と。
アルサルは最早祭に招かれた客人ではなく、ゲールの一の戦士としての顔を取り戻していた。
ゆっくりと立ち上がって、今はのどかな活気が溢れるゲール村の広場を油断なく見据える。
(―――迷いイノシシか?それとも、帝国の―――?)
―――その逡巡は、結果としてどちらも外れだった事を、彼女は次の瞬間に悟った。
―――ブチッ、ミシリ。
櫓の方で鳴ったその微かな音を、しかしアルサルの鋭敏な聴覚はハッキリと捉えていた。
目を凝らしてみて、ハッキリとわかった。
(―――材木の縄が切れ掛かってる!?)
祭の櫓は、毎年村の若衆が総力を上げて組み立てているだけあり、その威容は竜化したオガムにも引けを取らないのではと
思わせるほどだ。それだけに、そんなものを構成している材木が一気に落下してこようものなら、害はどれ程のものになるか計り知れない。
アルサルは血相を変えて、改めて状況を確認する。幸い櫓の周辺に人は少ない。とりあえず何とか呼びかけて、
一旦広場から人を遠ざけようと口を開きかけた時だった。
「何だよー生意気だぞー!こーしてやるー!」
「―――って!何すんだよーこのー!」
周辺で遊んでいた少年達が、掴み合った拍子に身体を櫓へとぶつけてしまう。
子供の小さな身体であろうと、当然バランスが崩れかけていた櫓の崩壊は、それを機として一気に加速した。
「―――駄目だ!離れろ!」
―――足に纏わりつく長いドレスの裾を片手でたくし上げ、アルサルは通常に劣らぬスピードへ櫓へと向かった。
子供達はキョトン、とした表情でこちらを見つめるだけで、状況を全く把握出来ていない。
突き飛ばしたところで、材木の落下範囲からは到底逃れられそうにない。彼女は子供達をいっぺんに抱え上げ、
駆け出すが―――
「っあ!?」
何かに足を引っ張られるような感触で、アルサルは子供達を抱いたまま地面に倒れこんでしまう。
(しまった!裾が引っかかって―――!)
そしてそれと同時に、にわかに周囲がざわめき始める。櫓は最早傍目にもハッキリと伝わる形で、崩れ始めていた。
―――男達の怒号と、女達の悲鳴。
―――ガラガラと鈍い音と共に、こちらに降りかからんとする材木の群れ。
誰一人として漏らすまいと、アルサルは力をこめてその腕の中の子供達を抱き締める。
(―――ゴメン)
土埃にまみれてしまったドレスを見て、アルサルは意識の片隅で呟く。
(―――やっぱり俺には、こういうの―――向いてないんだろうな)
材木の鈍い風切り音が、いよいよ間近に迫る。
―――死ぬつもりなんてサラサラないけど、これまで『アイツ』に散々しごかれたこの身体なら、耐え切れるかも知れない―――
そんな風に考えながら、アルサルは瞳を閉じた。
そして―――
(とりあえず、現在出来上がっているのはこれで全部です。
色々とオリキャラ(?)や儀式の設定を捏造してまでここまで来てしまいました。
次回で一応完結ですが―――ここまでで魔王と女王様が絡んでるシーンが最初位しかないのは
タイトルからしてどーなんでしょう(汗))
>>508 男美鳥に美魚のことを忘れるまで犯され続ける女理樹
拘束されていても強い意志で拒否の意を目で表す理樹に益々嗜虐心を煽られる男美鳥
…これもいけます
うp! うp!
ヤンデレといえばトラウマ発動時の男小毬に危険なかほりがする
選択肢間違えたら男の腕力で押し倒されそのまま…
ヤンデレモードで「お姉ちゃん、お姉ちゃんはずっと僕の傍にいてくれるよね」
と微笑んで理樹を押し倒す男小毬
大いにアリですね
PS3版TtTも発売一ヵ月後丁度経ったから、そろそろネタにしていいんだろうか
>>530-536 良かったです、次回も楽しみにしてます!
ssマダー?
女理樹がバトルすると、どこからともなく幼馴染3馬鹿トリオが何故か武器として参戦
3馬鹿のうちの1人と闘う場合どうなるんだろう…代わりに鈴が入るんだろうか
理樹だけ女になると、どうしても最後が恭介CGのせいか、恭介ENDしか想像できない
恭介が恭子になっても、それはそれでと思えてしまう…なんでだろうか
>>544 女理樹「勝負だ、凛!」
(クルクルクル…シャキーン)
「「「ちょっと待ったあぁぁぁ!!!」」」
校舎の陰からマスクド斉藤×3が絆スキップでこちらへ……
凛「あほだな…」
つづかねえ
性別反転して、絆スキップしたら…
パンツが見えてしまうじゃないかと思った
「私たちの友情を見せてやる!」
「おうとも!行くわよ理樹!!」
「うん!!」
とやり始める三人に
「バカなことはするな!」
と顔真っ赤にする凛を想像した
それを見て、恭子が青春だな…とか思ってたりするといい
ところでリトバス性別反転だと、小鞠の屋上バンチラはどうすればいいのか非常に悩む
トランクスorブリーフを見てあわあわする理樹でいいんだろうか
某水泳選手のように半ケツ姿というのはどうだろう
ずいぶんとだぶだぶなズボンだなw
いきなり変な子になるじゃないか、男小毬
半ケツならパンチラと違ってどう頑張っても意図的じゃないと見せられないぞ
さすがに理樹でもそんな子は近寄らないと思うぞ…
それとも、何かの間違えだと思い切るんだろうか…
「見られなかったことにしよう」ではすまんぞ
社会の窓からこんにちは。でいんじゃね
チャック全開だな
女理樹はボロボロになった男はるちんにも手を差し伸べてくれる女神なのでだいじょうぶ
実際あんな状態で優しくされたら誰でもコロッと落ちちゃうよね。
ssマダー?
発作起こした女理樹をお姫様抱っこして運ぶのは恭介の嗜み
流石に女子寮には入れないだろうから恭介の部屋に運ばれるんだろうな
×運ばれる
○連れ込む
そういえば地味にはるちんルートでキス上手とか言われてた理樹くん。
何週もループして男性経験豊富なんですね、わかります
うほっ!
処女なのに〜
体はリセットされても記憶は微妙に覚えてるからね
10周くらいすれば来ヶ谷の兄貴だってヒイヒイ言わせられますぜ
で、最終的には恭介を倒すことが目的なんだろうか
それとも、凛を満足させて、恭介に嫁入りを認められる事なんだろうか
後者だとしたら、全ルート後の理樹だと楽そうだな…
そういえば兄貴ルートだと理樹はイジメに遭うわけだよな
これはいい貞操の危機
兄貴が原作の30割増しくらいにブチぎれるだろう。
男2人が女1人に陰湿なイジメしたうえ、友人に責任すべて押し付けたあげく逆切れすんだから。
ヤロー相手に容赦はすまい。
その前に幼なじみにばれるシーンがあるじゃないか
きっと、兄貴に迷惑かけたくないと理由で我慢させる筈がないだろう
女一人に男二人がいじめやってんだから
真人の筋肉が5割増でパンプアップし、謙吾の剣が唸りを上げ
恭介がしっとりと理樹の心のケアをしてくれます
話ぶっきって悪い
上のSS読んでる途中、そういや、別にアルサルって、魔王が相手じゃなくてもいいんだよなぁ、と思った
その方が妹も安心できるだろうしと思ったが、
残った男陣であるヘボ吟遊詩人を婿に取っても、まさかのオガムと結婚という行動に出ても妹は怒りそうだ
表向きは処女王を名乗って妹の子を後継者にする
裏では好きな相手と付き合う
処女王=ヤリマン
本人は性別を隠しきれているつもりだけど、実はリトルバスターズのメンバー全員にはとっくに気付かれている状態の理樹って素晴らしいと思わないか?
待て
それでは同室の真人の理性が保てないではないか
うpマダー?
真人ならありのままを受け止めてくれるさ
「女だろうと、男だろうと、理樹が理樹なことには変わらないぜ!ふんっ!ふっ、ふんっ!」的な
どっちにしろ、馬鹿になった謙吾よりは余程安心な気がする
>>568 その後、鈍感な兄貴相手に女理樹が必死にアプローチする訳か、なんといういじらしい娘
そして兄貴がエロゲの主人公みたいになってしまったではないか
しかしナルコレプシーって実際辛いよな、女なら特に。
自分の意志に関わらず、ところ構わず寝ちまうわけだし。
それを嫌な顔1つせずに受け入れてくれる存在に出会ったら、普通依存するわな。
俺なら悪戯しちゃうな
もうされちゃってるな
そういや、理樹が小さい頃、夜眠れなくて恭介と一緒に寝てたという話がなかったか?
その頃になんらかの間違えがあってもおかしくないぜ
普通に考えて、ほかのキャラの性別そのままで理樹だけ女の子になったら、
ゲーム開始前に恭介とくっついてるような気がする
こいつら異性だったら他のキャラが入る余地ないだろ
って雰囲気は岡崎と春原以上だからな
>>582 そこで鈴を男にするのですよ、そうすればきっと理樹を巡って恭介とくだらんバトルを繰り広げるに違いない
24時間耐久かくれんぼとか、逆立ち鬼ごっことか、わさび早食い競争みたいなのとかでな
漫画を読んでいる恭介に見とれたり、恭介の睫毛に見とれたり、恭介が出かけると聞くと寂しそうな顔をしたり、恭介の部屋を時々掃除したり、
恭介に顎の下を指でまさぐられて何も言えなくなったり、抱きしめたい(られたい)の両想いだったり、恭介CGでグランドEDだったり。
……良いヒロインだなぁ、理樹。
>>584 しかし、理樹は男でも、真人に「女子より恭介が好きってことか!」って言われちゃうくらい恭介好きだからな…
凛が男になったら、なんとなく恋心に気づく頃には二人がくっついてて、
慰めてくれた小毬のことがだんだん好きになる…というイメージがある
>>585 構って貰いたいが故に、誘いを断ったり、たまに嫌いと言っちゃったりするところも忘れるなw
冗談で嫌いと言ったら、死ぬほど落ち込むんだぜ、恭介は
SUGEEEE
>>587 > 冗談で嫌いと言ったら、死ぬほど落ち込むんだぜ、恭介は
反転前→見るからに顔から生気が失せてその場から立ち去ろうとする
女→膝から崩れ落ちてorzの体勢になり放心状態
ぐらいの差が出ると予測
>>588作者さんマジGJ!!
こんな娘に勧誘されたら男が大勢釣れそうだw
釣れる前に食われる
恭介の判断は正しい
>>588 GJ
キャッチボールチームじゃなくて二人で野球チームを(子)作る方針でどうか
性転換物を探してるとどうしても9割がた腐サイトにぶち当たるわけだけど、理樹だと男のままでも気にならない自分がいる。
>>588のもこれ以外はほぼ男×男の女性向けサイトのやつだしな。
恭介×理樹―――最高です。
>>588 こんな子が実はキス上手とか、時々変なスイッチ入ってはっちゃけるとか思うと鼻血吹き出るね
理樹が女だとルームメイトは佐々美。で、謙吾の事を根掘り葉掘り訊かれる。
そして、鈴と一戦おっぱじめたらいつも止めに入って何故か一番ひどい目に遭う役。
どうでもいいけど凛はブリーフ派
いやなんとなく
理樹と鈴が性別入れ替わると、理樹は誰とでもルームメイトになれそうだなーと思うが、
凛と真人がルームメイトになるのが想像出来ない
やっぱり、真人も性別反転させて真美にするしかないんだろうか
>>588 みれねえええええええ
どこだ・・・!?どこでみれるんだ?!?!1・1・!?
>>601 T*R*P
でググると幸せになれるかも
ただし
>>588のやつ以外はほぼBLなので、理樹キュンはそのままで充分萌えるだろ常考……
という真性の人意外は注意
>>604 そんな事を言ったら春原も顔は男女で全く一緒なんだよな
コラで簡単に改造できるレベルだし
正直女顔って点では理樹よりも春原の方に軍配が上がるんじゃって思う
身長も春原の方が小さいし
春原は書き手によるかな
いたるのは若干みえなくもないけどごとPや京アニのはしっかり男の子だし
それより春原の身長なんてどっかあったっけ
理樹は165〜170みたいだけど
春原は167cmが公式設定だね
京アニも作画監督によっては女の子にしか見えない
京アニつながりで
>>604がでっかいこなたに見える件
京アニデザインの朋也がこなたみたいな前髪だからな…
リフレインにおける謙吾の俺が守ってやる発言や、恭介との好き好き問答とか
もう完璧男相手に言うセリフじゃないよね。
やはり理樹はメインヒロインだなぁ。
両親を失って沈んでいた所に手を差し伸べてくれた+突発的に眠ってしまう持病を嫌な顔一つせずに受け入れてくれる仲間に依存気味で、
それでも柄の悪い男に絡まれてる人を迷い無く助けに行けるくらいに行動力を持った心優しい少女、理樹。
外見は
>>604の2番目。
これは健吾じゃなくても一生守るとか言いたいです。
まて、流れが反転じゃなくなってるぞw
まぁ、恭介と理樹はだーまえ自体があれ以上行くとBLになってしまうって言ってたからしょうがないんだけれど
前あったSSみたいに、一度は恭介も性別反転の世界を作っても仕方があるまい
どうでもいいけど、少女理樹と恭介並に、
真人が女の子だったら、謙吾だったら、お馬鹿な幼馴染的な立場でなんらかのドラマが始まってもいい気がする
まぁ、謙吾の好みは清楚な巫女らしいから、理樹よりなんだろうけど
恭子と鈴の姉妹に翻弄される理樹(男)と言うのにも萌える
>>614 理樹と鈴の二人を鍛えるためループ世界に放り込み、じっと陰ながら見守る恭子
リフレインを経て己の予想を遥かに超える成長を見せる理樹。
そして全てが終わり、理樹と鈴の絆も深まり自分はおとなしく身を引こうと思った矢先、突然の理樹からの告白。
今までの想いが溢れ出し感極まって泣き崩れる恭子。
そこから始まる恭子ルートなわけですよ
恭介視点で女理樹を攻略する場合、まずループ世界で理樹を鍛えなきゃならないんだよな
ということは、理樹が他の男に喰われている様を最低六回以上指咥えながら見なきゃいけない訳か
なんというマゾゲー
理樹のみ反転にすればおk
深い信頼関係さえ結べれば、恋人である必要は無いし
……姉御以外は
>>617 確かにw
まあそれはそれで面白そうだが
発想を逆に考えるんだ!
女理樹を強くする為に、ループ世界で男に反転、
強くなり、女に戻った、理樹を恭介がクリア、なのだと
いくら喰われても現実では処女のままです
新ジャンル 淫乱処女
そら恭介だってひきこもるわ
女理樹だったらはるちんルートで入れ替わってたかなたにヤられてしまうのだろうか
逆の発想をするんだ。理樹以外を反転させる
野球ゲームが少しは楽になりそうだな
確かに
女になっても、幼馴染男3人は普通に強そうだしね
だが、問題は凛の威力の上がったノ−コンが直るまで、理樹の体が耐えられるかだ
野郎たちの反転後の個人的な外見イメージって、理樹は女装まんまで恭介は未来鈴で、
謙吾はリリカルなのはのシグナム、真人がスバルって感じ。
……想像したら、鈴(♂)がハーレムで羨ましすぎた。
>>629 むしろ全員女にして
ドキッ!女だらけのリトルバスターズ!(チラリもあるよ!)
にすれば勝利は容易い
姉御の独り勝ちですね、わかります
考えてもみてくれ
理樹のポジションはキャッチャーだ、そしてキャッチャーは基本ウンコ座り
で、この場合理樹は女なわけだから下はスカートだ
スカートでウンコ座り……これは何を意味するか?
最早相手の視線は一点に釘付けになり、走塁もままならない
鈴のけん制球でアウトの山を築き上げ完封も夢ではない
リトルバスターズは無敵の存在となるであろう
それだと鈴がおっきして投げらんないだろ
皆女の子だから問題ないだろう
…姉御以外
という冗談はさておき、普通に体育服でやればいいんじゃない?
ってか、それを言えばゲーム本編でも女性キャラはパンチラの可能性があったわけだが
鈴なんてあしあげるから、特に
練習の時も
「そんなに俺の事が気になるのか?
球筋に出まくってるぜ」
とか言って地味に理樹を口説く恭介
そして球筋と聞いて変な想像をしてしまう理樹
むしろ、毎日の告白を華麗にスルーしている理樹
きっと、恭介は理樹への本気の告白をしても、なかなか分かって貰えなさそうだ
しかし奴らは反転前の状態でさえ両想いだからな
女理樹だとゲーム開始時点で既に付き合っていて最後まで経験してそうだよな。
もしそうだったら原作みたいなループ世界は作らないんだろうなぁ
最果てのさやちんみたいな関係もなかなかよいと思われますよ
理樹が女で修学旅行前から既に恭介と付き合ってるなら、色々と悲惨だな。
恋人である自分が死んでも、強く生きろよって送り出すわけだから。
鈴が男なら確実に恭介の面影見て、重ねちゃうだろうな。
>>641 ループ世界のラストや病院のCGが更に痛々しくなってしまうw
女理樹トラウマ小毬化フラグだな
>>641-642 でも、強くなってるわけだから、小毬みたいに狂うこともできないから、
更につらいよな
ありきたりのネタだとやっぱり、耐えられなくて自殺しようと思ったら、妊娠発覚→この子と立派に生きていくわ…的なノリか
>>643 しかしそれは朋美が既に通った道だっ!(一回放棄したけど)
…冗談は置いといてその場合だと恭介が自分の代わりになるように
凛の方に更に厳しい試練を課すのだろうか。
>>641 その時凛は果たしてどうするのか?
諦めて恭介のフリをしてヤっちゃうのか
あるいは過去を吹っ切れるように元気づけるのか
SSマダー?
謙吾の理樹に対する態度を考えると、
女だった場合佐々美は理樹にも突っかかっていくのだろうか
淫乱処女だと・・・!?
淫乱処女理樹 〜恭介って、本当に最高のばかだよ…!〜
後悔はしていない。
恭介は女理樹に人目の無いところでは
お兄ちゃんと呼ばせてるに違いない
そして何かのはずみでバレて
他三人に全力で引かれるのだろうな
男沙耶ルートの女理樹は
クレーンゲームに夢中な男沙耶のズボンをこっそり脱がす職人なんだな
>>643 でも、
女理樹が目のハイライトを消して凛に
「ねえ、恭介ぇ……」とか言いながら押し倒すのも
なかなか乙じゃないか?
棗兄弟が恭介と凛か、恭子と鈴かで理樹の付き合い方も微妙に違ってくると思う
ナルコレプシーって私生活に色々と弊害があって、1人で風呂入ったりとかもまず危なくて出来ないから、普段は男三人の誰かと一緒に入るようにしているはず。
理樹が女ならその役目は鈴になっているはずで、理樹の病気の様々なサポートは鈴が中心になってるんだろうな、同性だし。
そうなると原作より鈴が精神的に出来た子になってるかもしれん。
保護する対象がいると嫌でもそのへんって成長するものだし。
……まぁ恭理信者的に言わせて貰うと、恥らいつつも「恭介になら裸くらい見られても……」と信頼に満ちた瞳で恭介を見る理樹ちゃんというのも大いにアリだが。
それに付け加えて、女理樹を通して、女友達も増えてるはずだから
社交的ではないにせよ、ある程度、人と接する事が出来る程度にはなってるかもな、鈴は
そうなると、鈴より恭介に憧れどころか、恋心という名の依存している理樹の方がやばいかもしれん
メンタル面の強さが、
真人>恭介>>超えられない壁>>謙吾=理樹>鈴だったのが(注:主観評価)
真人>恭介>>超えられない壁>>謙吾=鈴>>越えられない壁>>理樹くらいにはなるかも?
そしてゲーム開始前までは棗兄妹そろって理樹に対して過保護で、ゲーム開始時からは恭介のみスパルタになっていくとか。
例え理樹が女でも真人と筋肉筋肉言いながら遊んだり、ノート写させてあげたり
部屋の掃除とかしてあげるんだろうな。
何気にいいポジションかもしれんね。
SSマダー?
みおちんの持つ薄い本の洗礼により恭介×凛に目覚める女理樹
佳奈多ルートのラストは反転すると、新たな悲劇の始まりになりそうな気がしないでもない。
ほら、なんか逃避行先で3Pとかしそうだしさぁ
でも、男の双子だったら、流れ的に後継ぎが女じゃなきゃいけないっぽいから、あのルート発生しないんじゃね?
とか言ったらアウトか
虐待でできた傷跡をペロペロ舐める女の子って……
すごくおぎおぎします!
W理樹か……悪くないな。涙目萌え
葉鍵のお絵かき板か
ちょっと見てくる
凛の外見はやはりミニ恭介なのだろうか
逆に恭子は鈴(色んな部分が)大なのか
恭子はむしろ見た目鈴でさらに(21)
見た目そのままでも違和感のない理樹は流石だな
女理樹のビジュアルは沙耶ルートのアレでいいのか?
恭介は(21)なので、女理樹の外見も(21)。
そして淫乱処女。
基本は本編の女装まんまでいい。
(21)度はクドレベルだと行き過ぎだが、鈴レベル〜美魚レベルだと個人的にはツボ。
本編の女装まんまだと
タッパはゆいちゃん並みな件
しかし真人とか謙吾やたらデカいし男共と並ぶ場合はまんまで丁度良いかもしれん
アニメの学生時代美佐枝さんが女体化岡崎に見えて仕方ない
レベルって胸の事言ってるんじゃないの?
身長は姉御くらいで、胸は美魚が理想かな
タッパは高いのに、妹分の鈴より胸がない事に悩んでいればいいと思う
真人が筋トレに使用できるくらいの(21)度でよい
このスレ的には馬鹿女理樹とかはどうなのよ?
個人的には天然系もいいかなと思うんだけど
SSマダー?
HENTAIと見せかけてウブでイザという時に勃たないのが来ヶ谷の兄貴(でもビッグマグナム)
虫も殺せなさそうな顔して色々ヤっちゃうのがおとこまりん(けっこうおおきめ)
長い年月ROMしていましたが、久方ぶりに見て自ら投下しようと思いました。
私に投下させて戴きたいのですが、構いませんね!? いえ、させて下さいお願いします……。
コソコソ……
修学旅行が終わってからの浩子は、思考に耽るコトが多かった。
あの雨の日――初めて意識した異性を、長期両親不在の自宅に迎えた日、帰ろうとする『彼』を引き止めていたならば、現在の自分は違ったものだったのだろうかと懐古するのみだ。
ただ、以前よりも表情が和らいだ彼。毎朝挨拶を交わし、放課後にも挨拶を交わす――それだけで満足だと、自分に言い聞かせている。
そんなこんなで、久々のゲームセンターの戦果は散々。どうにも集中しきれてないらしい。このままでは、次回の悪友との賭けも自分の負けかも知れない。
(そう言えば、あの時も保志との対戦の事前練習で……)
そう考えて、慌てて頭を振って思考を散らす。最近は彼の事を考えてばかりで、ずっとこんな調子なのだ。自分はここまで乙女思考だったのかと、苦笑するしかない。
「あれ――藤田……?」
ぼんやりとコンテニュー画面のカウントダウンを眺めていた浩子を呼び掛ける声。
「……岡田、クン?」
その声の人物とは、浩子にとって彼へと連想させてしまう、あの落書き事件の主犯格――岡田だった。
「へぇ、藤田もゲーセンとか来るんだな」
再び発せられた岡田の声に、また思考の海へとダイブしそうになった浩子は引き戻される。
こうやって彼関係以外で顔をつき合わすのは初めてかも知れない。しかし岡田の様子はあの時の事もあってか、どうにも『声を掛けたものの戸惑ってます』という表情だった。
「まぁ、ね」
返す返事も、何処かよそよそしくなってしまう。
見つめ合ったまま、二人の間には気まずい沈黙が数分。
「そ、そう言えば、他の二人はどうしたの?」
そんな必要があったのか無いのかは解らないが、気まずい空気に堪えきれなくなり慌てて取り繕う浩子。
「あっ……ああ、向かいの台にいるぞ。対戦相手がどんなのか気になるから、そっと見てきてって言われてな」
岡田の方も、この空気を払拭したかったようだ。
「オマエー、オマエー、オマエー!!」
「滅っ殺っ!」
意識してみれば、ゲームセンターの騒音も耳に入るようになった。それに負けないくらいゲームに入り込んで叫
ぶ二人の声も――どうやら3馬鹿は、やはり三人いつも揃っているらしい。
「頼むから、オレをあいつらと一緒に考えないでくれ……」
目を逸らし頬を心なしか染めた岡田を、浩子は少し可愛く思えて「クスッ」と久しぶりに笑みを浮かべた。
何故だかその後、浩子は3馬鹿と一緒にファミレス『ブルースカイ』に来ていた。
「藤田さんてさ、結構ゲーム上手いじゃん!」
カラカラと明るく笑うのは、少しギャル男っぽい外見の吉井。あの時、一番に自分達の非を認めた彼だ。
残る松本は、ハメを外していたのをクラスの女子に見られたのが恥ずかしいのか、モジモジとしていた。
「ええっ!? あの留学生のレナード君って、此処でバイトしてたの? 一回も逢わなかったよ」
「まあ、オレ達はいつも遅い時間に来てドリンクバーで粘る感じだしな」
「サマになってたわよ、レナードのウェイター姿。向こうでもレストランのバイトしようかなって、結構気に入ってたみたい」
いつもとは違う珍しい組み合わせではあったが、思いのほか浩子と三人との会話は弾む。浩子か吉井が話題を出し、岡田がと松本が相槌をうつ。数時間もすればそんな構図となっていた。
そして、次第に打ち解けて行けば年頃の高校生にとって気になる話題になりもする。
「そう言えばさぁ、藤田さんは保科とはどうなってるワケよ? やっぱ、進んじゃってたりするのか!?」
切り出したのは吉井。現在の浩子にとって、まさにハートにクリティカルな話題だった。
彼――保科智の名が出て、複雑そうな表情をする岡田。
何も言葉が出ずに、俯いた浩子。
岡田と浩子の間で、顔を忙しなく行ったり来たり向きを変える松本。
「あれ、オレ何かマズった……?」
あの日から初めて智のコトを誰かに指摘された。
「空気読みなよ、吉井……」
解ってない風の吉井に、窘めるような松本の言葉。岡田は難しい顔をして無言のまま。
気づけば、心と連動するように瞳のダムも決壊していた。
泣くな、止まって。そう強く思っても、涙は溢れるばかり。子供の頃からあまり泣かない自分だったのにと、しかし現在の浩子の心は抑えが利かない。
迷惑そうな店員と好奇の目を向ける他の客の視線の中、松本が慰め、岡田が不器用に見守り、吉井が謝るという事を続け、泣き止むまで長い時間を要する事となった。
暫くして、逃げるようにファミレスを出た四人。
「ごめんなさい!」
駅前で、ひたすら謝るしかない浩子。
気づけば三馬鹿は、終電を逃していたのだ。
「別に謝るコトはねぇよ。コイツが悪いんだし……まあ、ネカフェとかあるしよ」
吉井を小突きつつ、やはり不器用に気遣う岡田。松本も岡田に追従するように、吉井をポカポカ叩いていた。
3馬鹿なりに自分を励まそうとしているのが解らないほど、浩子は鈍くない。
「そんなコト言っても、明日も学校だし……それに、三人とも制服なんだから補導されちゃうかも知れないじゃない!?」
今だって、日付が変わってしまった時刻で歩道の対象なのだ。
3馬鹿は励まそうとしたものの刀を返され、顔を見合わせて困った表情をしていた。
「私がタクシー代でも持っていれば良かったんだけど……」
ゲームセンターやらファミレスやらで、浩子の財布は軽かった。しかも仕送り前なので、どうにもならない状況。対する3馬鹿も、同じく財布は軽いようだった。
少し考えてから、浩子は決心する――
「私の責任だから……ウチに泊まってって!」
浩子の家は、歩いて帰れる距離の上に一軒家。両親も居ないので、部屋は沢山ある。ナイスアイディア! と、満足そうに何度も頷く。
「「「……え?」」」
3馬鹿は、揃って間抜けな顔をしてまた顔を見合わせた。
年頃の女のコが一人しかいない家に最初は戸惑っていた3馬鹿も、振る舞われた浩子の手料理を夜食としつつ談笑してるうちに緊張は解けていった。
「藤田さんて、意外と家庭的なんだね!」
男子にしては可愛い顔をした松本は、3馬鹿の内で一番良く食べた。そんな松本の様子に、他の二人も緊張するのが馬鹿らしいという感じで今の砕けた空気になったのだった。
「意外とは余計じゃない?」
「だってなぁ……藤田ちゃんって、第一印象『怖い女』ってカンジじゃん?」
それは目つきが悪いからなの、そうなのね!? と、少し気にしていた事を自虐しつつ頬を膨らませる浩子。吉井は先程そうだが空気が読めないタイプらしい。
「いや、でも本当に美味かった」
岡田は二人を引っ張るタイプだが、色々とフォローも上手い。
「適当に作っただけよ。煽てたって何も出ませんからね? それに、燈人の方が料理上手いのよねぇ……」
「女として男に負けるってどうよ?」
「ひどっ!?」
四人は笑う。防音がしっかりしている家で良かったと思う程に、楽しく笑った。
そして、暫くしてあの話題を切り出したのは岡田だった――
「何か悩みとかあるんじゃないか? オレ達は確かに保科とはアレだが……だからこそってことで、何か力になれるかも知れない」
真剣な眼差しで浩子を見つめる。
「その話題はダメなんじゃなかったっけ?」
「話の流れとかあるだろ! いい加減空気読んでよ、吉井っ」
相変わらずの吉井と、ツッコミの松本。そんな二人のやり取りに苦笑してから、気持ちを整理して浩子は語った。
智との出逢いから、進級して3馬鹿とのやり取り――
事件を経て近づいた距離――
あの雨の日に参っていた智を家に招いた事――
「それでね……あの時にこうしていたら、ああしていたらって考えちゃって、色々と……」
全てを語り終えた浩子は、小さく溜め息を吐いた。
(保志は兎に角、燈人や雅美にも言わなかったコトなのにね……)
内心苦笑したりもした。
「分岐点だったのかも知れないな。きっとそこで、お前等の中で折り合いがついちまったんだよ。気持ちじゃなく、関係がな」
岡田の言葉は、的を得ていたのかもしれない。そして、すでに選択肢を決めていたというのに、自分だけ進めないでいたのだ。
「好きだったんだね。ずっと溜め込んだままで終わっちゃったから、吐き出すコトも出来ずにつらかったんだね」
松本が気遣う様に、浩子の背をさする。気づけば、嗚咽が知らぬ内に漏れていた。
「ちゃんと泣いた方が良い。自分のために今度こそ、さ」
吉井のその言葉に、浩子は泣いた。先程の袋小路に詰まった気持ちの涙ではなく、前へと進むために――泣いた。
「朝だな……」
ぽつりと呟く岡田の声。
松本と吉井は、テーブルに突っ伏すように寝息を立てている。
「ごめんなさい、徹夜させちゃって。それと――ありがとう」
瞳を真っ赤にしながらも、何処かすっきりとした表情だった。
「こんなに泣いたの生まれて初めてかも……。多分、人生で一番泣いた日」
顔もきっとグチャグチャだろう。けれども、浩子は綺麗に微笑んでいた。
慌てるように顔を背ける岡田。
「ま、まあ、力になれたみたいで良かった――ほら、起きろお前等! ガッコ行くぞ!!」
照れ隠しのように、眠っていた二人を叩き起こす。
「まだ早いわよ?」
浩美にとっては、いつも後30分はベッドの中であろう時間だ。
「バカっ。さっき、神岸がいつも迎えに来てるって言ってただろ。アイツ、オレ達が居るの見たら泣くぞ」
何故だか、燈人とは顔を合わせたくないらしい。
「何で?」
理由を解っているのか解っていないのか、間の抜けた疑問の言葉。
「浮かばれない奴……」
岡田は、苦笑するしかなかった。
3馬鹿が先に出て、騒がしくもしんみりとしたリビングも今は静かだった。
これからシャワーを浴びて、学校の準備をしよう。朝食は、世話焼きの幼なじみがきっと用意してくれるだろう。
「よしっ」
学校に着いてから第一にする事を決めて、浩子は気合いを入れた。
「いいんちょ、おはよー!」
心から、クラスメイトに対する元気な挨拶。
智は少し驚いたような、そして淋しそうな表情をして、綺麗に微笑んだ。
「ああ――おはようさん」
以上です。スレ汚し申し訳ありません。
残念なssで申し訳ありません。
今更感がある上に、需要があるのかどうかで申し訳ありません。
偉大なる先人の浩子ちゃん(他キャラもですけど)大好きです。
(おまけ)
クラスの中で浩美が智を好きだというのは、当人達以外は周知の事実だった。なにせ、放課後になると浩美はいつも楽しそうに、嬉しそうに追いかけていたのだから。
三人にとって、あの落書きの時の怒った浩子が智への想いを感じた極め付けだった。
「もしさぁ、ちゃんと告白でもしたらどうだー? とか言ってたら、あの二人くっついたりしたんじゃねぇの?」
ふと、思い出したかのように吉井は言う。
松本は呆れたように肩を竦めた。
「すでに終わってるような二人に? 仮にそうだとしても、僕達が其処までする義理は無いでしょ?」
普段は流されやすい性格なのだが、三人の間では辛辣な言葉を吐く松本。
「その時にはっきりしなかった保科が悪いんだよ」
不機嫌そうに言うのは岡田だ。不機嫌なのは、智に対してかそれとも――
「藤田さんて、結構可愛いんだよねー。狙っちゃおうかな?」
「おまっ――この前まで佐藤がどうとか言ってただろ!?」
「いいかい岡田? 戦況は絶えず変化するんだよ? もたもたしてると、僕の勝ちかな」
ぐうっ、と呻く岡田。したり顔の松本。
「やっぱ藤田ちゃん……いいよなぁ」
呟くような吉井の言葉。
岡田と松本と吉井――三人は顔を見合わせ、同時に不敵に笑う。
「一番の強敵は神岸クンかな?」
「いや、おそらくはまだ大丈夫だ。長岡も意地張って逃すタイプだからな、まだ大丈夫だろう。油断は禁物だとは思うが」
「佐藤ちゃんが一番やばいっしょー? 『私達、ずっと友達だよね?』とか言ってんの見ちゃったんだけど、アレはガチな目ぇしてた」
あーだこーだと話し合い、まずはもっと浩子と仲良くなることから始めようと、三人は協定を結ぶ。
3馬鹿は、今日も変わらず3馬鹿だった。
ごめんなさい、一個忘れていました。
本当にこれでお終いです。長々と申し訳ないです。
偉大なる方々に習えば、いつか高く昇れるのでしょうか……
縄跳び持って樹海へ行って来ます。
3馬鹿可愛いなあ
3馬鹿とは珍しい題材を見た、これはまた…すごいな
ゲーセンのアレは種の3馬鹿かw
この三人の男性名ってどうなるんだろ
最初は広瀬×ひろみで書いてましたけど、急遽岡田達×浩子で新しく書きましました。数撃ちゃ当たる、のような浅はかな考えで。
やはりネックだったのが名前ですね。岡田メグミは何か色々被りますし、松本リカ・吉井ユカリはどう名前反転して良いのやら……
何かいい案がありませんか? と、案募集してみたりー。やっぱり需要ありませんよね。とほほ
と言いつつ、残念な出来のだっさSSさから垢抜けるため何か書いておきます。
縄跳ありませんでしたので、ビニール紐で。
693 :
名無しさんだよもん:2008/11/14(金) 02:46:50 ID:njSSVQ5+0
懐かしいスレだ
浩之女体化であかりと来栖川姉妹に回されるSSで今もたまに抜く
もっとエロを!
連日で申し訳ですけど、短めに投下します。
春夏秋冬季節は巡り、また桜が綺麗な春――気づけば大学生になってから更に一年が過ぎていた。
大学生と言っても、浩子の休日生活スタイルは以前と大きく変わりがない。
本日は、録画したものの貯まる一方だった連ドラを、一話から最終話まで一気に観ていた。春休みの長い大学生にしかなせない技とは浩子談。お昼から長時間ぶっ続けで観もすれば、流石の浩子も目が疲れてきもするが。
「浩子ちゃん、ご飯出来たよー」
大学生になってから、以前よりも更に頻繁に世話を焼きに来る幼なじみの燈人。夕食の時間に毎日わざわざ料理を作りに来て――便利な奴、と浩子は自堕落な日々。
「うわっ、浩子ちゃん――もしかして、起きてからずっとその格好?」
食卓に料理を並べていた燈人は、浩子を見て眉を顰めた。
上は大きめのTシャツ、下はTシャツで隠れているもののショーツのみ。起きてから櫛を通しもしなかった髪はボサボサだった。
「今日は出かける予定無かったし、別にいいじゃない」
悪びれた様子もなく、浩子は食卓に着く。
そして二人での夕食が始まり、最近恒例となった燈人のお小言も始まる。
「おじさん、おばさんがまた家を空けてるからって、浩子ちゃんはだらしなさ過ぎるよ。僕は浩子ちゃんがきちんと生活出来るように頼まれてるんだから、しっかりしてくれないと。それにね――」
長々と燈人の言葉は止まらない。
「あー、もう! 解ったわよ!!」
堪えきれなくなった浩子は、そこで打ち切らせようとする。正直こういう部分では扱いにくくなったと、溜め息を吐きたい気分だった。
自分で何かをしようとしても、燈人はいつも先にやってしまう。そんな諦めの気持ちもあったのだ。
「解ってないよ! 大体そんな格好で男と一緒に居られるなんて、危機感が無さ過ぎる!!」
燈人の方は打ち切る気は無いようだった。
「いいじゃない! 燈人は別に知らない人とかじゃないんだし」
浩子がそうぼやくと、リビングは静寂に包まれる。
春休みに入ってから、こんな言い合いが更に増えてきた。浩子も、普段は温厚な燈人も、ある時期から何処か関係がおかしかった。
――合宿やら何やらで、同じ幼なじみの雅美とあまり顔を合わせる時間が無くなったため?
――それとも保志がアメリカへと旅立って、連絡すら取れなくなったせい……?
浩子が燈人との関係を見つめ直していると――何かを叩いたかのような『ドンッ!』という音で、静寂が破られる。
我に返った浩子が見たのは――右手を食卓に叩きつけ、睨みつけるかのような燈人の顔。初めて見た、本気で怒っている顔。
燈人は立ち上がると、徐に浩子の腕を掴み引っ張った。
「来て――」
強い力だ。痛い程に強い力。
「な、何なのよ……」
その尋常じゃない様子に、浩子は戸惑う。
「いいから来て――さっき言ったコト、教えてあげるから」
静かな、それでいて重く響く声。
引きずられるようにして、燈人に連れられる先――
浩子は怖かった。生まれて初めて、燈人が怖いと思った。
ヘタレ投下終了です。
こういう展開が需要あるのかなーって、アレ? なんだか頭の中でチリチリチリチリ……っと
本気ゴメソでございます(*- -)゙(*_ _)
ここで止めるなんて殺生な
ごめんなさい。では、続きとうかします。
燈人に引きずられるようにして連れて来られたのは浩子の部屋。浩子はそのままベッドに放られるかのように、乱暴に体を横たわされた。
掛けていた眼鏡をベッドの下に投げ捨て、先程のままな表情の燈人は、続いて浩子の上に覆い被さる。
「じょ、冗談は止めてよ。謝る――謝るからっ!?」
浩子のささやかな抵抗などお構いなしに、ふくよかな胸をTシャツ越しに弄る燈人。ブラジャーを着けていないその胸は、布越しそのままの感触を燈人の掌から伝えていた。
「冗談なんかじゃないよ。ほら――硬いのがますます浮き出てきた。浩子ちゃんは、こんな風に乳首を見せたかったんでしょ? それとも、直接見せたかったのかな?」
浩子の制止をお構いなしに、Tシャツをめくり上げる。そして、燈人の目の前に現れる乳房。
恥ずかしかった。そして、燈人が怖かった。
指先で尖った乳首を撫ぜながら、燈人の瞳は浩子の瞳を捉えたまま――
「どうしたの? ボクに見られても平気なんだよね?」
ガリッ、と乳首に爪を立てられ、そこから電気が走ったような感覚を覚えた。反射のように背が跳ねる。
「こっちはどうかな。下着だけってコトは、上と同じでこっちも別に見られても構わないんだよね?」
少しだけ湿り気を帯びた安物のショーツ。燈人の手がそこに掛けられた。
「やっ――止めてっ、お願い許してぇ!?」
聞く耳持たず、燈人の両手がそれを引き下ろす。無理に引っ張った為か少しゴムが伸びてしまったかも知れないが、燈人には関係ない様子。
ショーツを放り、脚を開かせて体をねじり込み、隠そうとする浩子の両手は燈人の両手が抑えつけ封じる。
――燈人に見られてる。そう思うと顔が羞恥から熱を帯びてきた。
「やっぱり小さい頃とは違うんだね。昔一緒にお風呂に入った時は、隠すようなコレ生えて無かったし、ぴったり閉じてたしね」
燈人の言葉が、更に浩子の羞恥心を抉る。明るい部屋で直接見られているという事実も、浩子の思考回路をショートさせた。
「見ないでよぉ……」
弱々しい抗議。気づけば目元に涙も浮かんでいる。
「アハッ、今『ヒクッ』てしたよ」
――トドメだった。
「やあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
恥ずかしさが限界を超えた。頭がどうにかなりそうだった。
暴れる浩子も男の力には勝てない。燈人は顔を更に近づけ、そっとその場所に舌を這わせる。
「ひぃっ――」
それだけのことで、浩子の全身の力が抜けた。
わざと音を立てるかのように、ピチャピチャと、犬のように敏感な蕾を舐めまわす燈人。
「はンっ――だ、だめぇ……」
ずっと忘れていた快楽が、次第に浩子の体に染み渡る。
次第に漏れだした浩子の声に反応したのか、燈人の舌も激しさを増す。
「あっ、くぅぅぅ……はぁ、あああああっ」
抑えつけ持て余していた両手は、シーツを握り締めていた。それでも、与えられる快感が散る事はない。
体をビクビクッと震わせ、快感に耐えていた浩子。
「……! あっ!? あぁあああっっっ!!」
尖らせた燈人の舌先が浩子の秘口に侵入し蹂躙を始めた時、頭の中がスパークした。
幾度か細かく震わせて、最後に大きく背を反り返るように跳ねさせ、意識を浮遊させた。燈人に、達せられた――
ぼんやりと、明るい天井を眺める。何も考えないまま、灯りに照らされた天井を。
思考に靄がかかった状態の浩子を見て、燈人は自分の服を脱いだ。
生まれたままの姿となった燈人は、先程まで舌で蹂躙していた浩子のその入り口に、限界までいきり立った男性自身をあてがう。浩子の裸体を見てから舌で愛撫していた時も、張り裂けそうに興奮していたようだった。
燈人の先端を当てられた事により、浩子も我に返る。
「うそっ――だ、ダメ!?」
力が入らない腰を必死に動かし、逃れようともがく。
燈人はそんな浩子の腰を掴み、再び狙いを定めた。
「うっ、はぁああ――」
ゆっくり、ゆっくりと先端が入ってくる。
「お、お願いっ、解ったから――せめてスキンを!?」
諦めの境地で、必死に避妊だけはと懇願。
「持ってるワケないじゃない。それに、保志とした時はどうだったの?」
「――――え……? あっ!? ぁぁっ、ああああああああああっっっ!!」
入った。全て入ってしまった。膣内を一瞬で突き抜け、子宮の入口に燈人のがくっついていた。久しぶりの、二回目の挿入にも係わらず、痛みはあまり感じなかった。
「どう、して……」
幼なじみに犯された事実よりも、燈人の言葉の方が浩子にとって衝撃だった。
「ボクが何も知らないと思ってたんだ――見たんだよあの日、保志と一緒に家に入るの。修学旅行の日に、浩子ちゃんの様子が少し変だったのもね。やっぱりそうだったんだね」
数年越しの事実とでも言うのか、更なる衝撃。
――燈人には絶対、内緒だぜ。
保志の言葉が思い出される。
(バレてた……?)
混乱の極み、今の事と過去の掘り下げ――――
「もう止まっていられない――動くからね」
そのバラバラになった思考は、燈人によって呆気なく根こそぎ打ち壊された。
燈人の情熱の律動が、浩子に刻み込まれる。
「ひぃぃぃっ、はぁぁぁぁぁあン……ぅぅぅ、ぁあああああっ!!」
いやらしい水音、肉と肉がぶつかり合う音。そして、浩子の嬌声と燈人の荒い息遣い。その四種類の音だけが、この場を支配していた。
ペースなど全く考えない燈人。正常位のまま、ひたすらに欲望をぶつけ続けている。
「あんっ、はぁああ、う、あああっ!」
容赦のない快楽の波が浩子を襲う。先程の絶頂から間もないため、次もすぐに訪れそうだった――
「もう、すぐ……イク、から……っ!」
快感に耐えるような、燈人の宣言。
快楽の中で、浩子の恐怖心が再び顕れる。快楽に染まっていた表情が、引きつった。
「待っ――外ぉ、外でぇ……ンっ、あっ――――ぅぁっ、あああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
まだ誰にも踏み荒らされた事がない、未来の赤ちゃんの部屋。その場所に熱い燈人のを感じながら、二回目の絶頂を迎えた。
だが、なかなか止まらない――燈人のが子宮を何度も叩く度に、更に同じ数だけまた達してしまう。
浩子は肢体を痙攣させながら、目の前が白から黒へ変わるのを感じて、そっと目を閉じた――――
「憎かったんだと思う。何も言ってくれなかった保志も、浩子ちゃんも――許せなかったんだと思う……いなくなっちゃった保志が」
意識を取り戻した燈人、ぽつりぽつりと告白する。
「保志がいなくなって、雅美ちゃんともあまり逢えなくなっちゃって、ボク達二人っきりで取り残された気がした。だから、鬱陶しいと浩子ちゃんが思うくらいに、前よりずっと一緒にいようと思ったんだ」
そう、燈人はずっと側に居てくれた。押し付けに近いものもあったが、寂しいと思うことが無いほどに側に居てくれたのだ。
「浩子ちゃん、ボクのコトをいつまでも男って見てくれないから――ずっと、ボクの気持ちに気づかないフリするから……」
胸を鋭利な刃物で刺された感覚――自分はここまで燈人を傷つけていたなんて、追い詰めていたなんて。
自分の事しか考えてなかった浩子は、自分を殺してしまいたいと思った。
そして、浩子も告白する。
保志との出来事――保志なら良いと思って捧げた事。多分、互いにいいわけ地味た想いをぶつけ合い、そして持て余した結果だったのかも知れないと。
燈人のコト――きっと、長く続いていた関係が壊れるのが怖かった。燈人の想いを意識してしまうと、何かが変わってしまうと思っていたと。
涙ながらに、全てをぶちまけた。
燈人は、浩子を包み込むように抱きしめる。
「ねえ――ちゃんとボクのコト考えてくれるかな? それで振られるなら構わないから」
浩子の頭を撫ぜながら、いつもの優しい燈人の声。
「……うん」
小さく、浩子は頷いた。もう逃げないと、燈人の胸に顔を埋めた。
「ちゃんと考える――でも、今夜は一緒に居て。燈人を感じて眠りたい」
燈人の返事は一つの口づけ。かすかに触れるだけの、優しい口づけ。長い時を共に過ごした二人の、初めてのキス。
浩子は、初めて男性の腕に包み込まれて眠る事を知った。胸が苦しいような、切ないような、そして満たされた――そんな夜。
ヘタレ投下終了です。まずは訂正。
>>700の
×意識を取り戻した燈人、ぽつりぽつりと告白する。
○意識を取り戻した浩子に語りかけるように、ぽつりぽつりと燈人は告白する。
です。
書いていて照れがありました。生徒会室で毒電波受けて来ないとダメですね……。
チリチリチリチリチリ
ヘタレ投下再開します。
(after)
「あーあ、失敗したかなぁ。友情を取るってのも、なかなかつらいぜ……」
ぼんやりと煙草を吸う、少し派手な格好をした若い男。
離れて様子を見ていた、親友の想い人――自分も好きだった――が乗った車が見えなくなってから、カッコつけていた表情を途端に崩していた。
暫くボーッと黄昏てはいたものの、仕事の時間が近いのを思い出し、表情を引き締める。
煙草をもみ消し、携帯灰皿へ突っ込み、車が去った逆方向へと再び歩き出す。
「時間がある時に、一発燈人に殴られとくかな」
良い天気だった。見上げる空は、とても青い。
夢を突き進もう――そう決心した。
先に講義を全て終えていた浩子は、燈人を待っていた。
一時間程経ってから、燈人に「一緒に帰ろう」と誘う。
駐車場まで誘導し、見慣れない車に驚く燈人を助手席へ押し込み、浩子は車を走らせる。良い天気の日にオープンカーというのは、気持ちの良いものだった。
車の事を聞きたそうにしていた燈人に、いやらしい笑みを浮かべながら説明をする浩子。
「……へぇ」
説明を聞けば、燈人は不機嫌そうな顔になった。
浩子は、ますますいやらしい顔になる。どうやら燈人は、浩子と“保志”が逢っていたのが気に食わないらしい。ほとんどの会話は互いの近況を伝えあっただけなのに、嫉妬するなんてかわいい奴。
「それで、あるお祝いにってコレくれたんだけど――何のか聞きたい?」
浩子の顔は、まさにチェシャ猫のような表情だった。
「聞かない……」
対する燈人はふてくされている。
(ちょっといじめ過ぎたかな?)
ふてくされた燈人と、素直に言えない自分に苦笑。
「私は燈人となら、ずっと一緒にいても良いんだけどなー」
本当に、意地悪で素直じゃない女だな、と浩子は自分自身で思う。
燈人はその言葉を理解するのに時間が掛かったのか、少し呆けていた。
「えっと……もしかして、それってこの前の返事?」
人が告白しているのに間抜けな表情な燈人。
「ねえ――何のお祝いか聞きたい?」
燈人の問いは無視して、再び同じ質問を投げ掛ける浩子。
赤信号で車は停車する。
まだ呆けたような燈人に、保志から言われた言葉を伝えた――
一瞬驚いた表情を浮かべたものの、しっかりとした眼差しで、燈人は一つの言葉を浩子に贈る。
見つめ合う二人――
信号が青へと変わり、浩子は返事をする。
「幸せにしてね――燈人」
この日この時間、世界で一番幸せなキス。クラクションの音が、二人を祝福していた。
ヘタレ投下終了です。これにておしまい。
ラストとか、某ギッ○ルからクサイと言われそう^^;
ここで謝罪を一つさせていただきます。
素晴らしき作品である偉大なる先人の保志シナリオを、勝手に補完するような形になってしまいもうしわけありませんでした。
数多ある結末の一つとでも受け取っていただければ幸いです。
スレから離れている隙になんという投下ラッシュ
GJGJGJ
ふ ん ど し !
まで読んだ。
706 :
名無しさんだよもん:2008/11/15(土) 21:20:49 ID:lyQp9bDj0
707 :
3馬鹿の人:2008/11/16(日) 04:04:24 ID:/hDXPm+Z0
ふんどしw
燈人が脱いでいる瞬間を見なかった浩子は幸いと。
流石に連日連続でみっつ目投下は自重するべきでしょうね。
初からやりすぎたと反省してます。
いや、他の人の投下もないし別に良いと思うけど。
聞いてみないと踏み出せないヘタレでごめんなさい^^;
で、では投下します!
久方ぶりの恋人との逢瀬。
なかなか時間の取れない彼氏――勇輝とのひとときは、長い間ずっと潜められていたふゆの心からの笑顔を思い出させていた。
別れ際のキスに及ぶまでは――
「きゃっ!?」
引き剥がすようにふゆを突き飛ばした引け腰気味の勇輝。
ふゆは床に尻餅をついて、驚いた表情で固まったままに勇輝を見上げていた。
「前にしたキスと全然違う――どうして!?」
勇輝の言葉に、内心愕然とするふゆ。
キスはあまりしなかった方だと思う。ただ、色々と舌遣いを覚えさせられてしまったためだろうか、勇輝が感じた違和感は。
いつも勇輝とする時は、触れるだけのキスが多かったのに、今日に限って、普段遠慮深い方である自分からわざわざ舌まで求めてしまうなんてと、ふゆは遅い後悔をする。
「どういうことなんだよ!?」
勇輝は怒っている。そして、何かに感づきつつある。
人気アイドルYUKI深夜の修羅場――路上とかならば週刊誌にでも載りそうだ。此処がふゆの部屋の玄関で良かったと、何処か勇輝の怒りを遠い場所のように眺めていた。
「何とか言えよっ!」
こんな乱暴な口調の勇輝は初めてかも知れない。
弁解の言葉すら浮かばず、勇輝の連なる怒声を聞くだけ。
それからどうなったのか、ふゆは覚えていない。右の頬に鈍い痛みを感じるだけだった――
今日の勇輝は、はっきり言っておかしいと断言出来る。不調という言葉も生易しい。いつもはしないようなミスの連続――有能なマネージャーである弥生も、流石に関係者への謝罪をし通しだった為か疲れを感じていた。
さっさと帰ってシャワーを浴びて眠りたい。表情こそいつもの鉄面皮弥生だが、その足取りは心なしか重い。身体的にではなく、精神的に疲れた一日だったのだ。
(勇輝さん、どうしてしまわれたのでしょう……)
マネージャーの鑑と言うべきか、心労の多くは勇輝への心配というのが心の多くを占めていたようだ。
駐車場へやって来ると、何やら幻覚まで見え始めてきた。
「あっ――篠塚さーん、こんばんはー! お疲れ様です!!」
本当に危険かもしれない。いつも憂鬱気な藤井ふゆが、あんな風に明るく笑って手を振っている幻覚だなんて――
「篠塚さーん? どうしましたぁ? 疲れてますかー?」
尚も続く幻覚。いや――本物?
いつものポーカーフェイスが、一瞬だけ崩れた。口をあんぐりと開いた弥生など、激レアだった。
「どうして――此処にいらっしゃるのですか……?」
記憶が確かならば、つい先日に藤井ふゆとはロマンティック(?)な別れをというか、関係解消へと至ったはずだった。最後の逢瀬など、初めて女性へ感動を覚えた日だったので、大事に心の宝石箱へと仕舞ってある思い出だ。
それが、何故――?
「わたしもさっきアルバイト終わったところだったんです。それで、篠塚さんに送って戴こうかなって」
藤井ふゆとは、こんなにも厚かましい性格だっただろうか?
春間近とは言え、まだまだこの時期は寒い。細かく体を震わせているあたり、先程まで暖房の効いていた喫茶店に居たとは思えない。待ち伏せしていたのではなかろうか?
こんなふゆの顔を、もう見たくない。弥生の内の宝石箱が、なんとなくヒビが入ったような気がした。
「まあ、構いません――どうぞ、お乗りになって下さい」
寒空の中に置き去りは流石に可哀想だろうと思い、溜め息混じりにようやく出た言葉で弥生はそう言った。
「ありがとうございます!」
二人は車に乗り込む。
どうにもふゆの不自然さを気にしつつも、弥生は車を発進させた。
何を話せば良いのか、車内の沈黙が気まずかった。
あんな事の後にすぐ弥生の前に現れるのだから、何か用事でもってあったのかと思ったのだが、先程のが嘘のようにふゆは黙していた。
いや、いつもはこんな風に気まずい思いをするのは藤井ふゆの役目なはずだ。どうして自分が気にしなくてはいけないのだと、慌てて思考を止めようとする弥生。いつものように無心で運転すれば良いのだと、自分に言い聞かせる。
「…………」
「…………」
――無理だった。
何か、何か無いのかと必死で話題を探す。
(そうだ――!)
弥生は閃いた。
目下の問題があったではないか。もしかしたら――いや、かなりの確率でふゆも関係しているはず。今日おかしいのは、勇輝だけではない。いま助手席に座っているふゆも、今日は同じく変なのだ。
「藤井さん――勇輝さんの事で、少々話をお聞きしたいのですが」
ふゆを畏縮させるいつもの声。長い沈黙の後に、いきなり確信をつく。何て完璧なのだろうか。
勇輝を心配するあまりの気疲れの為か、流石の弥生も思考が少し変だった。
兎に角、ふゆの心理にクリティカルなダメージを与えたはず。さあ、お話なさい! と、表面は平静な表情のまま返事を待つ。
だが、待てども待てどもレスポンスはない。ふゆの息遣いだけしか弥生の耳には入ってこない。
「藤井さん……?」
眠ってしまったのかと、横目でチラリと助手席を見る。
「はぁン――ふゎぁっ……はぁぁあ、ぁっ」
弥生は唖然とする。
黙していたのではない、息遣いの中に押し殺したような喘ぎ声。
左手を服の中に潜ませ、胸を弄っている。右手は開かれたジーンズから覗かれたショーツの内へと差し込まれている。背中を丸め、その二ヶ所の場所に集中して必死に快楽を得ようと悶えているふゆの姿。
「何を……して、いるのですか……?」
見たままなのだが、思わず問いかけの言葉が洩れていた。
「ふぁ、っ……はぁっ……あん」
ふゆの方は、弥生の声は耳には入っていないようだ。
初めは狼狽したものの、次第に弥生の思考は冷めたものになる。
「もしもと仮定して述べさせていただきますが、誘っているのならば無駄です」
がっかりした、とでも表現すれば良いのだろうか。弥生は、藤井ふゆという女性に幻滅した。あの日の切ない思い出を、穢された気分だ。
さっさと帰そうと、そう思ってアクセルを強く踏みこもうとして――
「いい加減にして下さい……」
膝に感じる重みで、意識を逸らされた。
ズボンのファスナーを開き、手を差し込んで弥生のを取り出すふゆ。
「元気ないですね。やっぱり疲れてます?」
目線を下へと向ければ、接近したふゆの頭部。次いで、温かい咥内に包まれる感触が伝わる。
ハンドル操作がしにくく、極めて危険――仕方なく弥生は路肩に車を停車させた。そして、一心にむしゃぶりついていたふゆを無理矢理に引き剥がす。
目に余るふゆにひとこと言おうとするが、そのふゆの様子に口を閉じた。
先程とは違う、怯えたようにも泣きそうにも見えるふゆの顔。良く見てみると、今日は化粧が少々濃いように思える。
対向車線からのライトの光にふゆの顔が一瞬鮮明に映し出されると、弥生は目を見開いた。
「失礼――」
車内の灯りを点け、ふゆの顔を間近に見る。
「あ、あの……」
そこに居るのは、戸惑ったようないつものふゆ。先程のなど、嘘のようないつものふゆだった――頬が腫れ、化粧の上からでも良く見れば解る痣があるのを除けば。
「どうしたのですか? そのお顔は……」
弥生が頬を痛ましげに撫でると、ふゆの表情が歪み始めた。涙腺が決壊したかのように、涙が溢れる。
「篠塚さんが――篠塚さんがいけないんだからぁ!!」
ふゆの悲痛な叫び。
理由が解らなければ、自分のせいと言われても何も出来ない。弥生は、ふゆが落ち着くまで待つしかなかった。
ふゆから事情を聞き、弥生は深く溜め息を吐いた。
「そういう事でしたか……」
正直言って、自分がふゆの体に刻みつけた影響など考えもつかなかった。
「解りました。私が勇輝さんに取りなしましょう――勇輝さんがこのまま精彩を欠いた状態では、YUKIのファンを失望させてしまいますから」
恋人と頻繁に逢えない寂しさから、ふゆの方から勇輝を求めた等、色々と理由はつけられる。自分は、同性として相談に乗るような形に誘導すればいい。
弥生の頭の中でシナリオをいくつか構成し、勇輝が一番納得しそうな答えを探す。この程度の事ならば、何とでもなるはずだ。
いや、考えるのは部屋に戻ってからも出来る。今は――
「頬はきちんと冷やしましたか?」
傷ついたふゆが気になった。同じく傷ついたはずの勇輝の事よりも。
「……はい」
力無く返事をするふゆ。
本気で男性に殴られれば、腫れが一日で引くわけが無い。恐らくはエコーズのアルバイトも本当は今日出なかったはずだ。
まさか、あの勇輝が女性に手を上げるとは思わなかった。
再びふゆの腫れた頬に触れると、まだ痛むのかビクッと体を反応させた。
何故だか痛みに喘ぐ表情も見てみたいと、思わず指先に力を入れてしまう。
「ぅぁ、っ……」
背筋がゾクゾクとした。もっとこの顔を見たいと思った。
だが――
「篠塚さん……?」
ふゆの呼び掛けに、我に返る。
やはり自分は相当疲れているらしい。痛みに喘ぐ女性に興奮を覚えるなど、どうかしていた。
眉間を指先で解し、弥生は思考を落ちつかせる。
「兎に角、勇輝さんの事は私にお任せ下さい。貴女は安心して待っていて下されば結構です」
無理矢理打ち切る形で会話を終え、車を再び動かそうとサイドブレーキへ手を伸ばす。
その手を阻むように、絡みつくようにふゆの腕がまわされる。ささやかな胸の感触が、弥生の腕に伝わった。
「抱いて……下さらないのですか?」
縋るような表情で、上目遣いに弥生を見つめるふゆ。
葛藤があった――しかし、それを自制心をフル活動して抑えた。
「私達の関係は、もう解消されたはずです。それに――今の貴女は、心が平静ではないのです。一時の感情に身を任せるようなものではありません」
切り捨てるような、それでいて何処か気遣うような、そんな言葉が自然と出る。
ふゆの懇願は、もう無かった――
車を再発進させ、真っ直ぐふゆを送り届けた。
多少の残念な気持ちを胸に秘めているのは、秘めたままでいる事を誓う。
車を走らせながら、弥生は考える――――
「その――ファスナーから出たそれ、仕舞った方が良いと思います……」
別れ際に指摘されたその言葉を。
(――って、違う!)
何故か考えようとしていた別の事が思い出されてしまった。
やはり疲れているのだ。疲労を思い出すと、更に体が重くなったように感じる。
今日はふゆと勇輝に疲れさせられたようなものだった。
明日は勇輝を立ち直させ、もう一度関係各所に謝罪周りをしよう。
これからもあの二人の関係に振り回されるような気もするが、不思議と嫌とは感じなかった。YUKIを高みへと登らせる――そのこと以外の理由が浮かぶ程に、嫌とは感じなかった。
(明日も長い一日になりそうですね)
小さな胸の痛みには気づかないふりをして、アイドルYUKIの更なる躍進を目指し、今以上の努力をすることを決心する。
脳裏に浮かぶふゆの事を必死に振り払い、必死で勇輝の事を考えていた。
(その後の弥生さんとふゆ)
深夜に電話が鳴り響く――
休日の深夜だというのに、弥生は嫌そうな顔一つ浮かべずに、無表情のまま電話に出る。
相手は解っていた。
「篠塚です」
『……藤井、です』
思った通り、藤井ふゆからだった。電話の理由も理解している。
「勇輝さんに抱かれましたか?」
淡々とした声で、ふゆに応えを促す。
『はい……』
返事は消え入りそうな程か細い肯定の言葉。
「それはおめでとうございます――とでも言えば宜しいのでしょうか?」
底冷えするかのような笑みを浮かべた弥生。
『篠塚さんが――勇輝に抱かれなさいって、そう言ったんじゃないですか……』
遠慮がちな声色の非難の言葉。
そう、全ては弥生の指示の上の事。こうして報告をする事も、弥生が指示を出したのだ。
「そろそろ勇輝さんも色々と限界でしたからね――で、どうでした? どんな風にされたのか仰って下さい」
『キス……されて、それから、胸を――それで、服を脱がされて、我慢出来なくなった勇輝が……』
羞恥心からか、辿々しい口調のふゆ。
「充分な愛撫を受けずに挿入されたのですね? けれども、貴女なら平気でしょう? 何をされようと濡らしてしまう変態なのですから――それで?」
『っ――! その、直ぐに勇輝が出してしまって……あの……落ち込ませないように、もう一度しましょう、と――』
「上出来です。それで、何回しましたか? ああ――避妊は勿論したのでしょうね?」
次から次へと、弥生はふゆに、恥ずかしい質問をする。
「……六回、です。その……篠塚さんに言われた通りに、処方されたピルを毎日ちゃんと飲んでいるので、避妊は大丈夫なはず、です」
電話越しでも、弥生にはふゆが今どんな表情をして、何を思っているのか手に取るように解っていた。
例えば――
「ああ、忘れておりました。貴女が中に出されるのが好きな変態だという事を――子宮を犯されるのが大好きなのですよね?」
『――っっっ!』
今はきっと、顔を真っ赤にさせているだろう。
「何度も子宮を満たされて、満足したのでしょう?」
『……それ、は――』
体が疼いている様子も解る。言葉で責められ、興奮を抑えきれず未だに残る勇輝の精に満たされた膣内をかき回し始めているはずだ。
「恋人と念願のセックスをしたのです。満たされて何度もイッてしまわれたのでしょう?」
『それっ、んっ……はぁっ……』
息遣いがますます荒くなっている。
「それは結構な事です。報告はもう宜しいですよ。では、明日も早いので――」
わざとふゆの返事は待たず、自己完結の言葉を与え、弥生は電話を切ろうとする――ふりをした。
『待っ――らめぇ……! ダメ、なん、ぁああ――ですっ!? し、篠塚さんじゃなきゃ……ぁっ、ひぃっ、あああああっっっ!!』
すぐだった。ふゆは達した――
言葉だけでふゆを操り、勇輝がなし得なかった絶頂へと導いた事に、弥生は満足気な顔をした。
ふゆの息遣いを耳に感じながら、弥生は思い返す――
結局、弥生とふゆは前の関係へと戻った。いや、前以上の関係だ。
幾度も逢瀬を重ね、その度に行為をエスカレートさせていった。
すでにふゆの肢体を、目を閉じるだけで全てが浮かび上がる程に把握している。
弥生とふゆにとって大切な勇輝を裏切っているという事実も、二人を破滅的な快楽へと誘っていたのだった。
プロデューサーの緒方英奈に感づかれもしたが、それは黙認してもらえた。それどころか目の前で行為に及びもした。
あの人を食ったようなプロデューサーがその時に見せた顔など、今思い出しても弥生には笑えた。
すでに壊れ、捨てた心の宝石箱を思い出す。
無理だと思った。もう、離れられない――
「堕ちるところまで堕ちるしかないのでしょうね――先には地獄しか無かろうとも」
自嘲するかのようなつぶやき。
『一緒ですから、わたしも……』
死ぬまで――いえ、死した後も、ずっと側に居させて下さい。
弥生は、そう心の中で言うに止めた。
電話を切り、車の鍵を手に取って部屋を出る。
外は未だ暗闇。夜明けは、まだ先だった――――
716 :
3馬鹿の人:2008/11/16(日) 12:37:51 ID:/hDXPm+Z0
投下終了です。
このラストの電話の部分を書きたかったがためにふゆ(というか弥生さん)を書きました。
かなり昔にプレイしたきりなので、あやふやな部分があったりして……
と問題発言しつつ、来年はふゆが躍進する年と信じております。
見ても見なくてもいい蛇足編です。
勇輝が少しキモイので、勇輝ファンの方とキモイの苦手な人は飛ばして下さい。
では、投下します。
(勇輝の日記)
2月27日
久しぶりにふゆと過ごした一日。
ふゆの部屋で、何をするわけでもなく他愛のない会話をしただけだったけど、楽しかった。
でも、楽しかったのはそれまでで……
気づけばふゆを殴っていていた自分がいた。
倒れた女の子を、更に拳で殴るなんて……最低だ、僕は。
それからどのように自宅に帰ったのかは覚えていない……。
痛いくらいに膨れた股間が情けなかった。
2月28日
何もかもが身に入らなかった。
今日は何も書く気がしない……。
3月1日
ふゆと和解した。
殴ってしまった事を謝ったら、快く許してくれた。
本当に、ふゆは自分には勿体ないくらいの恋人だと思う。
相談に乗ってくれた弥生さんにも感謝をしている。
3月20日
最近のふゆを見て、何故だか変な気分になってしまう。
気のせいかも知れないけど、ふゆが前より綺麗になったような錯覚を覚えている……。
3月26日
弥生さんに理玖くんが突っかかるようになった。
去年の冬から、理玖くんは何故だかイライラしてるように思える。
みんな仲良く出来ればいいのになぁ。
4月1日
エイプリルフールと言っても、特に何もない。嘘は嫌いだし。
ただ、エイプリルフールには関係ない、ひとつ事件があった。
通路でグラスをぶちまけたふゆを見かけたことだ。
ふゆ一人ではなく、理玖くんもいた。
「また俺にぶつかって……何か恨みでもってあるのかよ!?」
酷く怒っていた様子の理玖くんが印象的だった。
彼女を責められているのが我慢出来なくて、僕はふゆを庇った。
理玖くんは僕を見て微妙な顔をしてから、何も言わずに去っていた。
それから助け起こしたふゆの、グラスの飲み物を浴びて服が張りつくように濡れた姿に、少し情欲を感じてしま
ったのは内緒だ。
4月21日
ふゆを見かける度に、変な気分になってしまう。
次にふゆに逢ったら、もう我慢出来ないかも知れない……。
5月1日
僕をプロデュースしてくれている緒方英奈さんの様子が、最近は変だと感じる。
仕事のパートナーとしては完璧だ。
ただ、あまり目を合わそうとはしなくなった……。
5月2日
移動中にたまたま岬先輩と逢い、最近ふゆが大学での人間関係が上手くいってないと知った。
どうして僕は、ふゆがつらい時に側に居てあげられないのだろう……。
岬先輩にふゆの大学での事を頼む時なんか、悔しさでどうにかなりそうだった。
5日5日
打ち合わせでエコーズに寄った時、我慢が限界に達した。
性欲を解消する時間が無かったせいだと思う……。
人目を忍んでふゆをトイレに連れ込み、懇願していた自分。その辺りは良く覚えてない。
ふゆの口の中は気持ちよかった。
僕って、やっぱり最低かもしれない……。
7月7月
弥生さんには何度も相談に乗って貰い、何度もお世話になった。
「恋人同士なのですから、それは自然な事ですよ」
そう言って微笑んでくれた弥生さん。
初めはふゆの事を良く思っていなかった弥生さんだけど、今はこんなにもふゆの事で頼りになる人はいない。
やっぱり、年上の人は恋愛経験が豊富なのかな?
弥生さんはいつだって、僕が進むべき道を示してくれる、公私共に最高のマネージャーだ。
明日の休みはふゆと……。
7月8日
久しぶりにふゆの部屋へ来た。
外でデートとか出来なくなったのは残念だけど、僕は振る舞われたふゆの手料理に満足していた。
会話が途切れて暫くして、気づけば僕はふゆの唇を奪っていた。
遠慮がちなふゆの口の中を蹂躙して、ふゆの胸に手を触れた――柔らかかった。
勢いのまま、強引にふゆの服を脱がした。ブラウスも、スカートも、下着も……強引に剥ぎ取っていた。
初めて見たふゆの裸体に、僕は獣になってしまったんだと思う。
準備も無しに欲望をねじ込み、それを一気に吐き出した。
それが薄れれば、罪悪感が込み上げて来たのだけど――ふゆは、そんな浅ましい僕を求めてくれた。
もう、欲望を全てふゆへと沃まで止まらなくなった……。
7月9日
帰ってきたらとっくに日付が替わっていたので、二日分の日記を書いている。
ふゆは最高だった。
こうして今日記を書いている現在も、僕は幸せに包まれている。
ただ、ふゆも初めてのはずのに痛みをまったく感じさせないの気がかかった。
でも、弥生さんも前に言っていた。
初めての時に痛みを感じない人、出血が無い人もいるって。
またふゆを疑うところだった。弥生さん、教えてくれてありがとうございます。
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10月24日
久しぶりの日記。
冬が近くなった。
芸能活動にしっかりと打ち込んで、休日は不規則な僕に時間を合わせてくれたふゆと逢っている。
そして、困った事が一つあった。
僕はふゆ相手にまったく避妊をしていなかったのだ。
次に逢った時、ふゆに確かめてみよう。
もしもの時は今を捨ててでも責任を取るからね。
ふゆ、愛してるよ……。
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月 日
うらぎったなうらぎったなうらぎったなうらぎったなうらぎったなうらぎったなうらぎったな
うらぎったなうらぎったなうらぎったなうらぎったなうらぎったなうらぎったなうらぎったな
うらぎったなうらぎったなうらぎったなうらぎったなうらぎったなうらぎったなうらぎったな
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722 :
3馬鹿の人:2008/11/17(月) 04:05:30 ID:feUkKoxQO
投下終了。
>>720 の訂正
×欲望を全てふゆへと沃まで止まらなくなった……。
○欲望を全てふゆへと注ぎ込むまで止まらなくなった……。
×ただ、ふゆも初めてのはずのに痛みをまったく感じさせないの気がかかった。
○ただ、ふゆも初めてのはずのに痛みをまったく感じさせないの気にかかった。
行規制によく引っ掛かってしまいますので、
訓練かねて、試験的に行文章縮めて書きました。今は反省しています。
一人称難しかった……。
723 :
3馬鹿の人:2008/11/17(月) 19:11:43 ID:3OEb/bEb0
訂正すらも脱字ってる……
>>722 感じさせないのが気にかかった
です
気づけばフリーダム状態でホントごめんなさい
これは良いホワイトなアルバム。(*´ω`*)
725 :
3馬鹿の人:2008/11/18(火) 03:27:44 ID:9KNlbcQD0
反応あってよかったぁ^^;
>>724 どもです^^
私もこんなにまっさらで清純なお話書けて満足です(ぉ
今回は今書いているヤツの息抜きで書いた小ネタを投下します
五月雨堂の看板娘(?)である宮田さつき。
本日は店を休みとし、骨董品の整理に勤しんでいてすっかりと汗だくだった。
「疲れたぁ……」
やはり女手ひとつでは何かと大変。
男手――居候のスフィーは小さい子供なので、さつきだけで何とかするしか無かった。
自らを大人と言い張ってはいるが、流石に子供に肉体労働を強いるのは酷というものだ。さつきはそう思っている。
「お風呂入ろ――」
年頃の乙女としては、やはり汗などが気になってしまう。
疲労で凝りかたまった全身も、湯船で解したい。
自宅の方へと戻ると、異臭がさつきの鼻につく――
「何よ、これ……?」
異臭を辿って進んでみると、そこは台所。
そこには、うずくまり瞳に涙を浮かべたスフィーの姿があった。
「ぐすっ、さつきぃ〜……」
なんて酷いの――全身を白く粘着性のある液体にまみれたスフィー。
あまりの絶望感に、さつきは膝を着くしかなかった――
どうしてこんな事になってしまったのだろう。
両親に店を押しつけられるわ、いきなりスフィーに殺されるわ――それはまあ、良いとしよう。
自分は精一杯頑張っている。スフィーも頑張ってくれている。
(疲れてるんだけどなぁ……)
小さな溜め息。
「さつき忙しそうだから、ご飯を用意してあげようと思って……本当に、ごめんね」
涙を浮かべながら謝られたら、許すしかない。
それにスフィーの料理が壊滅的なのは、一度見て理解しているのだから。
溶いたホットケーキミックスを自らにぶちまけ、残った物をフライパンで焼いては焦がし――果ては踏み台からひっくり返ったスフィー。
そもそも良かれと思ってやってくれたことだ。怒れるはずもない。
「頑張ったんだもんね――ありがと、スフィー」
さつきはスフィーの頭を撫で、笑って許してあげた。
(おまけ)
日々さつきに甘えまくって、ボディスキンシップが日常茶飯事なスフィー。
――失敗したスフィーの頭を撫でるさつき。
――抱きつく結一から体を張って守るさつき。
――落ち込んだ時、抱きしめて慰めてくれるさつき。
――お風呂で体を洗ってくれるさつき。
――添い寝をしてくれるさつき。
――眠っている間に何かを色々しても起きないさつき。
「子供って、マジなんでも出来るんだぜ?」
「……兄さん、最低だよ」
おわり
728 :
3馬鹿の人:2008/11/18(火) 03:52:21 ID:9KNlbcQD0
怒られる前にごめんなさい。たまにはこんなネタも書いてみたかったと言い訳。
スフィーの反転口調が、上手く浮かびません……。
でもいつか、おふざけでないものでさつきLv.1のを書いてみたいと思ってます。
……思っているだけ。
この状況は何なのだろうか。
かずきの部屋に来た瑞希、まず第一に面食らった。
いつもの混沌とした空間がすっかりと綺麗になってしまっていて、まるで本当に女の子の部屋。
乱雑した原稿、飛び散る汗と妄想と墨。そして、頻繁に現れる邪魔者達。
何という事でしょう――
それら全てが排除され、瑞希が夢にまで見た普通という空間が広がっているではありませんか。
いつもはボサボサの髪にノーメイクの顔で、何日も着ている洋服に、お風呂に入る暇さえ無かったかずき。
今は、さらさらと髪が綺麗に梳かれていて、ほんのりシャンプーの香りが漂います。
いつもは伸びきったシャツと色気の無いジーンズかパンツだったかずき。
今は、清楚さを前面に押し出したかのようなクリームレモン色のワンピースドレス姿です。
匠の手に掛かれば、こんなにも愛らしさに溢れたかずきへと変身させてしまったではありませんか。
いや待て、かずきは女じゃん――ビフォーとアフターのギャップに、瑞希は少々混乱していた。
更に、来て早々に抱きついて来たかずきの存在も、瑞希の混乱を加速させている。
「ど、ど、ど、どどどどど――どうしたんすかーっ!?」
某リリアン生のような道路工事に、何故だか敬語になってしまった口調。
「瑞希――お願い……」
潤んだ瞳で、上目遣いに瑞希を見つめるかずき。
「え……? ええーっ!?」
何この急展開――夢、これは夢?
しかし、抱きつくかずきのぬくもりが、瑞樹に現実だと訴えかけている。
冷静に考えてみよう。
いつもと違う女のコらしさを感じさせる部屋、ほんのりと化粧が施されているかずき、今の雰囲気――
「女のコに恥をかかせないで……」
レッツ&ゴー!
かずきの一言に、冷静なんてものは消え去った。
瑞希の興奮は爆走。兄弟(またの名をご子息)も爆走。
そのままかずきを押し倒した――
「で、電気、消さなくて良いのか……?」
押し倒したものの、瑞希は途端に緊張に襲われていた。
「瑞希のコト、よく見ていたいから……」
頬を染め、恥じらうようにそう言うかずき。
「そ、そうか……。じゃあ、脱がすから……」
「うん……」
脱がしやすくするため、かずきは背を横へと向ける。
震える両手を叱咤し、ゆっくりとかずきの背中に手回して、ファスナーを確実に降ろす。
この姿にお別れするのに少々残念に思いながらも、残りは両肩に掛かるのみだったワンピースも、かずきが体を浮かせた瞬間に抜き取った。
そこには、更なる芸術があった。
「綺麗だ……」
灯りに照らされた肢体が、かずきの白さを際だたせている。
ライトグリーンの、上下お揃いの下着姿。
大きすぎず小さすぎずの乳房を包み込む、ささやかな柄のブラジャー。
その上から瑞希は掌を添えて、恐る恐る揉みしだく。
「んっ……」
かずきの口から、軽く吐息が零れた。
次第に掌の動きを強め、感極まった瑞希は、胸を激しく揉みしだきながらかずきの唇を奪う。
「んーっ!?」
舌を絡め、口の中全てを蹂躙するかのように、瑞希は呼吸を忘れる程にかずきの唇を貪った。
「はぁっ……」
「は……あ、んっ……」
酸欠になりそうになって、二人の唇はようやく離れた。
乱れた息を整える――
「ちょっと、痛かったよ……。もう少し優しく、ね」
興奮のあまり、手の力が入りすぎてしまったらしい。
「わ、悪ぃ……」
がっついていたみたいで、瑞希は少し居心地の悪さを感じた。
初めてなのだから、仕方のない事なのだが。
「いいよ――ねえ、瑞希も脱いで? あたしだけ裸じゃ、恥ずかしいよ」
しかし瑞希を気遣うように、そう微笑んだかずき。
「お、おぅ……」
その言葉に救われながら、今度は焦らないように、瑞希はゆっくりと自分の服を脱いで行く。
最後にボクサーパンツのみとなった時、かずきは残った自らの下着を取り去っていた。
初めて見る、生まれたままの姿のかずき。
食べごろのさくらんぼのような頂を持つ、かずきの乳房。
素で触れるのならば、先程よりも確かな感触が掌に伝わるであろう。
下半身の逆三角形――薄いかげりに包まれたそれ。思わず唾を呑み込む。
「次は――あたしがするね」
凝視する瑞希の視線に恥じらうかのように、かずきはボクサーパンツに手を掛ける。
限界まで硬くなったものがつっかかったが、力を込めたかずきの手がボクサーパンツを引きずり降ろすと、勢い良く瑞希の男性自身が飛び出す。
「きゃっ――!? 男のコのって、こんな風なんだ……」
初めは驚きはしたものの、じっくりと観察し出すかずき。
今度は瑞希の方が恥ずかしくなった。
「うん――味も確かめてみよう」
あれ、何かが違うような――漠然とした違和感が芽生え始めた瑞希。
しかしそれは、かずきの舌が這わされた時に霧散する。
「ううっ……」
先走った先端を中心に、舌先が動く。
初めは遠慮がちだったそれも、ついには唇まで動員しスキルアップする。
「すっ、げぇ……」
自分の手とは段違いだった。
飲み込みの早いかずきは、瑞希の反応を見ながらどんどん弱い部分を攻める。
更には口の中へと吸い込まれ、かずきの頬内や、軽く当てられた歯が根元から上下になぞられ、蠢く舌の責めにも遭う。
そんなのが数分も続けば、耐えられわけがなかった。
「やっ、ばっ――!! 出ちま、うっっ!?」
慌ててかずきの唇から離れようとした瑞希。
「ぅぅっ、ぁあっっっ!!」
しかし、離れまいとしっかりくわえ込んだかずきによって、口の中に放ってしまった。
大量に吐き出された瑞希のが、かずきの口との間から零れる。
未だ硬度を保ったままの瑞希のから唇を離し、唇の端から零れ流しながら耐えるような表情。
ゆっくりと、数度に分けて、目元に涙を浮かべながら、かずきはそれを嚥下する。
ごくり、ごくり、と咽が鳴る。
「けふっ――精液って、こんな味がするんだぁ……。不思議な感じ」
天国への扉――全てを飲み下したかずきの姿に、瑞希は自らの成長を感じる。
ビクンっ、と跳ね上がらせ、今までの限界を越えた硬度を見せる。
「そろそろ、しよっか……?」
かずきは口に含みながら、大量に濡らし、太ももに伝うまでに溢れさせていた。
もう、愛撫は必要なかった――
733 :
3馬鹿の人:2008/11/19(水) 06:47:32 ID:vGkSZnoj0
タイムアップで本日はここまでです。続きはまだ書けてません。
真面目に全編濡れ場書くつもりが、どうしてネタ入っちゃうんだろこみパは。
明日、こみパが届きます。よって、実はまだ未プレイで聞いたり見たりの知識のみ。
知らないで書いちゃって良かったのでしょうか?
長い間流れをぶった切ってしまいましたので、何かネタふりします。
リトバス未プレイながら第一印象で、反転時に一番カッコ良くなりそうなのは鈴だと思う。
寸止めuzeeeeeeeeeeeeeee!
ふう
もうクリスマスシーズンか……
リア充組と、負け組反転キャラは誰だろうか。
とりあえず、かずき先生は冬祭りの準備で、それどころではないだろうなぁ。
>>736 大好きなお姉ちゃんがラブホで性夜過ごしてるであろう恵が一番の負け組
リトバスメンバーと賑やかなパーティをして、その後に理樹ちゃんと二人きりで聖(性)夜をすごす恭介が一番の勝ち組リア充
トップアイドルと聖夜を共にできるふゆ最強伝説
ものの見事にフライデーされるわけですね
瑞希は反転するより非反転の方が
かずきといいカップルになりそうな気がする
>>737 ときのんは選択肢によっては奴隷になったりもするので何とも言えない
リトルバスターズはクリスマスにどんなミッションをするのだろうか。
朱鷺乃マダー?
>>741 週刊○代あたりに『わたしは二人の性処理させられていた!芸能界の闇被害女性涙のレイプ告発!』みたいな見出しで載って
されてもいない被害女性ふゆ(仮名)のインタビューとかまで載ってそうだ
>>746 ヒュンダイならプロデューサーとかマネージャーとの関係も告発するに違いない
ああ恐ろしい
セックスに変な幻想を抱いている真を聖夜に現実をこれでもかというほど見せてあげて
もう二次でしか抜けない体にしてあげる朱鷺乃というのはどうだろう
その現実で抜いちゃうから無理じゃね
いつの間にか年末
理樹に巫女のバイトさせて謙吾の反応を見たい
むしろ反転謙吾の巫女姿が見たい
752 :
名無しさんだよもん:2008/12/31(水) 12:21:18 ID:4/RqwFD/O
わかりません
>>750 そして真人がメイド服、恭介が幼稚園児服を手に「理樹にはこっちの方が似合うぜ!」と迫るわけですね、わかります
あけましておめでとうございます
で、SSマダー?
いまさら誤爆に気づいた……なんという正月ボケ
ところでメギドのネタバレやSSってもうOK?
好きにし
メギドは反転するなら前救世主パーティに萌えそうだと思ったな。
クールビューティな剣士の姉ちゃんと飄々とした自称義賊の兄ちゃんとその兄ちゃんに片思い中の貴族のお嬢様の三角関係が見てみたい。
hosyu
過疎ってるなー。ネタがないのか?
もうすぐバレンタインだなのになー。
バレンタインと言えば、今年は逆チョコと称して男から女にチョコ渡すのがトレンドらしいな
浩子ちゃんとか虫歯にならなきゃいいけど
黒くて硬くて甘い(?)モノをたっぷりほおばらされるの図
浩子に限らず反転ヒロインズはいっぱい貰えそうだ。
理樹とか貴子とか。
節分でもバレンタインでもいい
SSマダー?
保守
久しぶりに保管庫を覗いてみた
反転集結young編の続きを未だに待ってるんだぜ!
768 :
名無しさんだよもん:2009/02/20(金) 22:21:18 ID:QZ7h91Vg0
AGE
多分もう来ないんだろーがなぁ……あれから随分と遠くに来たもんだ
そういや春原ルートで完結した作品って無いんだよな……アニメ効果で復活する、そう思っていた時期が私にもありました
春原ファンは「男の方がいい!」って人が大半だからな…
妄想は浮かぶんだがなー……朋美出産→汐と仲直りのくだり、すっげぇ見てみてぇ……多分、渚は朋美が汐産んだと同時に死んだんだろうなぁ
急激に陽子に萌えてしまったので、
勢いに任せて岡崎×陽子書いてしまいました。
投下していきます。
『なんかそんな感じの二人』
ゴロゴロ。
折角の休みだというのにやる事も特に無い俺は、
毎度の如く春原陽子の部屋で暇を弄んでいた。
新しい雑誌を手に取り、取り合えず読んでみる。
テーブルを挟んで向かい合うようにして座っている春原は
山積みにしたコミックを一冊ずつ丁寧に読みふけているようだった。
「ねぇねぇ岡崎!」
「あー?」
視線は雑誌に落としたままで、
テーブルの上に置いてあったお茶に手を伸ばす。
一口含んだ瞬間、春原が爆弾を落としていった。
「キスした事ってある?」
相変わらず突飛も無いことを言い出した春原のお陰で、
俺は口に含んだお茶を思いきり噴出してしまった。
「うわっ!汚っ!」
「お前が変なこと言い出すからだろ……」
服の袖で口元を拭いながら、床に転げ捨てられていたティッシュの箱から
勢いよく数枚ティッシュを取り出し、濡らしてしまったテーブルの上を拭いた。
「変なこと?私なんか言った?」
小首を傾げながら、本気で分かっていないような素振りをする春原。
小動物のような仕草は正直、可愛いと思う。
と、いうか、黙っていれば可愛いに分類されるはずだ。
しかし、コイツは本当に哀れになるほど致命的に頭がヤバイ。
「ヤバイヤバイとは思っていたが……。
数秒前の発言すら忘れちまう程なんだな。なぁ、鶏頭」
「とり頭?まぁいいや」
案の定、分かっちゃいない。
「ねーねー、キスした事あるの?」
春原は持っていたコミックをいつの間にか手放し、
前のめりに身を乗り出して、じっと俺を見ていた。
綺麗な大きな瞳で見つめられると思わずドキッとしてしまう。
……いやいや落ち着け岡崎朋也。相手は春原だ。
自身に言い聞かせ、いつも通りに切り返す。
「春原」
「ん?」
「人に質問をする前にその質問内容に関して
自分自身の事を答えておくのがマナーだ。
そういう訳でお前はキスしたことあるのか」
「えぇええっ!?」
大袈裟なまでに叫んだと思えば、次いで
「ないね!」
と明るく簡潔に答えた。
聞くまでも無く分かっていたのだが、
やはり、コイツには今まで恋色沙汰の話なんて無かったのだろう。
「みんな私の魅力に気が付かないからね!
寧ろ魅力的過ぎてみんな避けちゃってるのかもね!」
「あぁ、そうだな。普通の人じゃお前の魅力に気が付くことなんて不可能だな」
「あ、やっぱり?」
「あぁ、お前の魅力に気がつけるのは、同等かそれ以下の人間だけだぞ」
「選ばれた人のみ気がつけるなんて、まさに美の女神だね!」
言葉の真意に気が付かず上機嫌になる春原を見て、
すっかり話題がそれたと安心した。
「で、岡崎はキスした事あるの?」
……安心したと思ったのに。
仕方が無いので少し相手をしてやるか。
「ある」
「……え」
「キスの一つや二つくらい当たり前だ」
「えー……と、そっか。
凄いじゃん、岡崎」
「まぁな」
ふいに、春原の表情を覗き込む。
さぞ悔しそうに頬を膨らませ、「なんだよ、岡崎の裏切り者ー!」と
騒ぎ出すんじゃ無いかと思っていたのだが、予想は大きく外れてしまう。
春原は口をへの字に曲げ、まるで捨てられた子犬のように
悲しみを浮かべた顔をして目に涙を貯めていたのだ。
俺は思わず動揺してしまった。
「お、おいっ、どうした!?
何か悪い物でも食べたか……!?」
「んな訳ないでしょ!
……もういい、岡崎なんて知らないもん」
そう言うと春原はぷいっと顔を振り、俺と視線を外してしまった。
予想外の春原の反応に、思わぬ罪悪感が少しだけ顔を出す。
「あー……すまん、さっきの嘘。俺も無いぞ」
これこそ嘘臭いかもしれないが、本当の事を告げる。
すると、途端に春原は顔を上げ、
さっきまでの悲しそうな顔が嘘のように
明るい笑顔を浮かべて俺を再び見てきた。
「え!そうなの?なーんだ、そうだよね!
岡崎に限って無いなとは思ってたんだよね!」
訂正。
やはり罪悪感など微塵も感じてたまるものか。
「じゃあさ、私も岡崎もキスした事無い同士、
キスしてみよう!そうしよう!」
「何でそうなる!?」
「え?初めて同士でいいじゃんっ」
春原は立ち上がると、俺の真横に移動して腰を下ろした。
俺のことを見上げ、キラキラと輝いた瞳で見つめてくるその様は
俺の心を揺らすには十分だった。
「お前、馬鹿だとは思ってたけど、本当に馬鹿だろ。
とんでもない今世紀始って以来の馬鹿」
「あんまりバカバカ言わないでくれませんかねぇ!?」
「だって、ほれ」
「へ?」
呆けた顔で俺を見つめる春原に顔を近づけ、
眼前に迫った唇に自身の唇を重ねた。
初めて重ねた他人の唇は想像以上に柔らく、
いつまでもこのままでいたいような気にさせた。
取り合えず唇を一旦離せば、
目の前には顔を真っ赤にした春原が映り込んだ。
何に対してか分からないが、何故か勝った気分になった。
「簡単にキスされてんじゃねーかよ」
「……!!」
赤い顔は更に赤くなり、茹でたこのようになったと思えば、
春原は突然立ち上がり、すぐ側のベッドに飛び込んだ。
体を隠すように掛け布団をかぶり、足をジタバタとさせている。
その動作を一通り見届けて、俺は再び雑誌に目を落とした。
暫く沈黙が続いた後、不意に春原が声を上げた。
「ねーねー、岡崎」
「なんだ?」
俺は雑誌から視線を離さず答える。
「また、キスしてもいーい?」
今度は噴出さず、いつも通りに答えてやる。
「気が向いたらな」
その気になれば何時だって構わないわけで。
結局のところ、俺自身もコイツと同等の馬鹿だって事を実感するのだった。
いっそキスと見せかけて唇にチンコを押し当てた方が望ましい展開だったかと
岡春の性別が逆だったらそれやりそうなんだがw
そんな変態陽平を精神的にも肉体的にもフルボッコにして、それでも変わらず今まで通りに接する奇特な朋美
ある意味ベストカップルなんじゃね?
陽子の話を読むと同じシチュエーションの朋美の話も読みたくなるなあ
>>767 すみません、まさか続きを待ってくれている方がいるとは……
>>783 いや、だって普通に続き気になるんだもんw
不可視の力と電波使いがいる時点で俺的にクリーンヒットだし、本編終了後で成長してる朱鷺乃とかすっげぇ新鮮だったからさ
ムリじゃなきゃマジ続き期待したい
理樹SSの続きはまだなの?
あげ
陽子と朋也、陽平と朋美の両方が出てくるSS更新されないかなー。
788 :
名無しさんだよもん:2009/04/03(金) 10:39:20 ID:btuEaEvcO
る
SSマダー?
「似て非なる者達」の続き、マダー?
最近はSSの投下ないねぇ。
以前は毎日のようにドバドバ投下されたもんだが……
やはりもうネタが枯渇してしまったのだろうか?
葉鍵板の書き込み数自体がひどく減ってるし・・・
葉鍵で書くより他ジャンル(今だったら東方など)で書くほうが
他のSS作者&感想くれる人もたくさんいるし…
794 :
名無しさんだよもん:2009/04/11(土) 22:10:34 ID:w5un4DzNO
むしろpixivとかのがエンカウントしやすい
みさきちさんとか一年前「毎日巡回してる」って言ってたけど、今でもここ見てるのかな……
hosyu
テスト
GファンタジーのToHeart2の4,5巻が出て完結したんだが、その5巻に女装貴明の書き下ろし漫画が
女装だとこのスレの趣旨から外れてるかな?
性別反転して女装してるなら別にいいけど
反転してるなら男装だろ
まんまタカ坊だが
いや、女装は言葉の意味はあくまで女性の装いってだけだから。
本当は女性だけどなんか事情があって男性として暮す貴子。
普段は男として振舞っているけどたまに女性としての装いで町を歩くことがある。
ある日、少し離れた町で女装のままうっかり雄二に出会ってしまう。
何とかその場は逃げおおせたが、翌日以降雄二の語る「初恋の女の子との再会」に
胸の奥がほのかな暖かさを持ちだして…
とか。いかにも少女漫画だな
理樹だと絶対出来ないシチュだな。
病気のせいで恭介達に身も心も預けてる(変な意味でなく)から性別隠しようがないし。
すれ違っているようには見えないが
くやしい……こんなギャグに笑っちゃうなんて
きたうみつな版東鳩2の貴子ちゃんが可愛くて死ぬ
貴子のビジュアルが固定されてしまった
>>806 雄二にナンパされた時に「バカバカ!」って言ってる所が可愛すぎて萌え死ぬ。
保守
過疎ってるな
保守
保守
SS書いて↓
英奈「時に勤労少女。君には弟はいる?」
ふゆ「え? はい、一応」
英奈「ふん。それよ」
ふゆ「…え、それって?」
英奈「一応、なんて付けちゃうもんなのよ。弟ってものは」
ふゆ「は、はあ…」
SSじゃないが原作再現うろ覚え。
反転すると妹は弟になるのかそれとも妹のままであるべきか。
だいぶ前に弟が出でくるふゆSSがあったような
Ssないな
保守
hosyu
保守
hosyu
ラスティの狂犬病イベント見て思ったんだが、あれ妖精女王が罹ってたら魔王様どうしたんだろう?
素直に薬渡しそうなもんだが、あの時代まだ特効薬できてなかったとしたら
ハァハァしっ放しの女王をなんとかするために色々と手を尽くしたりしてたかもしれないな
ほす。
一向に投下がこないな……
そう思ったなら自分で投下するんだ
hosyu
大遅刻の末の続編投下です。覚えてくれてる人はいるでしょうか……(びくびく)
身体全体を覆ったその感触が思い出させたのは、もう記憶の中にしかいない懐かしい人の面影だった。
いつもは厳しいその顔を破顔させ、力強い腕で抱き上げてくれた遠い思い出。
物心ついた時には妹を、一族を守る為に戦士として修行を受けていただけに、父娘らしい思い出なんてこれ位しか
思い出せないかも知れない。
こんなにも力強く、優しい腕のくれた温かさは、もう―――。
……ぱた。ぽた。
頬に滴ってきた『何か』の感触で、アルサルの意識は一気に現実へと引き戻された。
慌てて腕の中の子供達の様子を確認してみると、震えてはいるが怪我らしい怪我はしていない。
―――自分も含めて。
(―――え?)
先程転倒した箇所のややヒリヒリとした痛みを除き、肌のどこにも傷ひとつなかった。
次いで改めて感じる、目を瞑って震える子供達も含め自分の身体をすっぽりと覆う誰かの『黒い』腕が、ハッキリと瞳に焼きつく。
「……全く」
いつもと変わらないその声。倣岸で、不遜で、嵐のように自分を振り回す―――
「どこまで脳筋なんだ、お前は。―――格好だけ姫君ぶってもやはり中身は変わらんな」
疲れたような皮肉交じりの呟きと共に、斧で切られた巨木が地に沈むような重々しい響きに周囲の空気が揺れる。
慌てて見渡してみれば、周辺には確かにやぐらの残骸と思しき組木があちこちに散乱している。しかし、予想していたような
大惨事の光景はどこにもなく、他のゲールの仲間達も訝しげにざわついているだけだった。
―――いや、それよりも、今は。
「……ア、アロウン!?」
この場において最も予想だにしなかった人物を前にして、アルサルは思わず声を上擦らせた。
(何で何なんだ今頃は城で寝てるか食う(つまみ食い)かして怠けてるかとばかりなのに何でっていうか―――血!?)
そのこめかみからダラダラと滴る、鉄の匂いのする赤黒い液体を目にして、アルサルは反射的に瞠目しアロウンに食ってかかる。
「ちょっ、お前―――!結構出血してるじゃないか!早く手当てを―――!」
聞きたいことも言いたいことも沢山あった。しかし、如何に魔王といえどこれほどの血の量を出して平気だとは思えない。
手近にあった布―――この場合は装束の裾を引き裂いて血止めに使おうと、その手を伸ばした時だった。
「やめろ」
今まで聞いたことのない程抑揚のない声と共に、驚くほど力強い腕で手首を握られ、遮られる。
少し痛く感じるほどの力強さに戸惑いを覚えつつ、文句を言おうと顔を上げた時―――。
一瞬、アルサルはそこにいるのが誰かを疑った。
普段はいつも気だるげで、人を食ったように口角を吊り上げる笑みを浮かべる輪郭。
ロクに鍛錬すらしていないというのに手合わせではいつも敵わないのがまた憎たらしさを増して、敗北する度一言皮肉を
投げかける、そんな記憶の中の男と目の前のそいつは、確かにどちらも同じアロウンだ。
だというのに―――。これは、自分の錯覚なのか。
あの魔王が、何故こんなに―――
幼い、迷い子のように見えるのだろう。
「アロウン様、ね〜さま!御無事ですか!?」
いつもなら真っ先に反応するはずのその声に、つい若干反応が遅れてしまったことに自分で自分が信じられなかった。
息せき切らして駆け寄ってくる妹と老賢者が目の前に現れ、アルサルは目を白黒させながら、
「な、何でお前たちまでここにっ……!?」
「そのお話は後で。―――しかし、アロウン様も無茶をなさります」
辺りに散らばる巨木に目を配るオガムと、バツの悪そうなアロウンの様子から、アルサルは事の次第を朧気に推察する。
「まさか……これはアロウンの力で―――?」
「地面と接触する寸前に、全ての巨木を一瞬空中で停止させて落下の衝撃を殺いだようです。
全盛期の頃ならまだしも、今こんな魔力の使い方をなされるとは……少々ご自愛ください」
よくよく観察してみれば、アロウンの顔色は目に見えて青褪めていた。恐らく、負傷によるダメージのみならず、ここまでの荒業を
成し遂げるのに相当の魔力を消費したのだろう。
「……ありがとう。助かった……今回はともあれ、ちゃんとリアンノンに回復してもらうといい」
「見た目ほど深い傷じゃあない。直撃はしたが、そもそも一度勢いを止めて威力は減ったはずだ」
「意地を張るな!そんなにフラフラしてる癖に―――」
「―――族長、これは貴方の御技ですか」
未だ混乱さめやらぬゲール族の中からスッ、と歩みだしたその影に、アルサルは思わず声を上げそうになった。アルサルの無事を
確認し、駆け寄って来た青年がゲッと言わんばかりの表情で、
「ば、婆様……」
「此度の祭を前にして、血の惨劇を生み出さずに済んだことを心よりお礼申し上げます」
腰は曲がっているものの、老年期特有の細枝のごとき脆さは微塵も感じられぬ面持ちで、老婦人は恭しくアロウンに頭をたれた。
「いや、たまたま居合わせただけだ。そう大したことはしていない」
「―――アルサル、お前もよう頑張ったな。あの子達の方も怪我ひとつ負っておらん」
「いや婆様、俺は結局そう大したこと―――」
一瞬遅れて、青年とアルサルの周囲の空気が途端に凍りついた。
「ば、婆様!?何を……」
「もう下手な猿芝居はええっちゅうとんじゃ!お前がアルサルに妙な事を吹き込んだんじゃろうが!
アルサルもアルサルじゃ、一国の女王ともなろうというのに、こんな下らん遊びに付き合う暇があるのか、ええ!?」
烈火の如き勢いでまくし立てる、自分達より目線も低い筈の老婆の一喝に、二人は途端にたじろいでしまう。
「……す、すまない婆様。その……」
「ったくもうええ。……途中まではワシもすっかり騙されとったんじゃ、お前らをそこまで責められた義理じゃあない」
「……因みに、いつ気づいた?」
「最初はまあ、あんな別嬪といつ知り合う機会なんてと首を傾げる程度じゃったが……」
と、そこで老婦人は言葉を切り、チラ、とアロウン達の方へ目配せする。
「族長やリアンノンがそこかしこで、お前とアルサルの関係について問い質してるのを耳にしての。
……印象は大分変わっておったが、一度記憶の中で見比べてみりゃすぐわかったわ」
図らずも藪の中の蛇を突いてしまったらしい魔王とその嫁は、瞬間ギロリと凄みのある一瞥を投げかけてきた女王陛下に対して
反射的に目を逸らした。
「こんなややこしい真似せんでも、病魔のひとつやふたつ気合いで吹き飛ばせるわ。年長者を舐めるのも大概にせえ!」
「い、いや祖母ちゃん、手術をちゃんと受けないと気合いだけでどうにかなる問題じゃあ―――」
「細かい事にイチイチ口出しするでないわ!言葉の綾ぐらい軽く流さんか、まったく」
一応病人な筈の祖母の勢いには、最早青年もタジタジである。
「……なぁ、リアンノン。あの婆さんとはあまり話したことはないんだが……あの言動、果てしなく誰かを彷彿とさせないか?」
「……えーと、そう、ですね……。私も今、そんな風に思ったところです……」
夫婦は二人揃って、ポカンと口を半開きにして青年と老婦人のやり取りを眺める女王陛下に目をやった。何だか、思わぬところで
数十年先の未来図が見えた気がする。
「全く……アルサル、ともあれお前は一旦ここを離れた方がええ。あまり、村の皆にその姿のことがバレたくはないんだろう?」
「え……でも」
「後始末ぐらいワシとこのバカ孫でどうにかしてやる、お前は族長についてやりな。女王である前に、お前は一の戦士だろうが」
しばし、アルサルの瞳は迷うように揺れていたものの、やがてコクリと一つ頷くと、「あとは頼む」と一言告げて、やや足元の
フラつくアロウンに肩を貸してその場を離れていった。
「……ほんにもう」
未だ混乱さめやらぬ会場を一瞥し腕まくりしながら、婦人は孫を振り返ることなく、ただ一言告げる。
「方便の一つでもなきゃあ、踊りにも誘えんような孫を放ったまま、爺さんのところへは逝けんよ」
足元を、空へと向かう風が突き上げるように凪いだ気がした。彼は、表情を変えることはない。
不意に、先程のゴタゴタで地面へと零れ落ちた、白い花冠を見ながら。
「……やっぱり敵わないのかな。あの方には―――」
始まりはいつだったのか。それまで未成熟な少年そのものとしか言いようのなかった筈の彼女の、内に秘めた美しさが宵の明星の
如く輝き出したことに気づき、やがてそれは慕情となって。
けれど知ってしまったその時には、その傍らには伝説の魔王がいた。
祖母の手術への験担ぎの為と、そう思った気持ちに嘘はない。しかし、話を持ちかけた時、魔王の室には入っていないと彼女自らの
口から確認した時も、確かに微かな喜びを覚えたのだ。
だが、それが何だというのかと、今はそう思わずにはいられない。
崩れ落ちる巨木に飲み込まれる彼女を、さも当然のように、しかし命懸けで救うべく駆けつけた魔王の姿を目の当たりにしてしまえば、
そんな言質など何の意味があろうか。
「まーた何かしみったれた事を考えとるんじゃなかろうな」
思考の海に沈みかけた孫に、祖母の冷水をかけるような一言がかかった。
「……ちょっとぐらい失恋に浸ってたって罰はあたらないだろ」
「なにが失恋だい。まだ何も始めてもおらんだろうに」
バシン!とばかりに臀部をしわがれた手のひらに引っ叩かれて、彼は二、三歩たたらを踏む。
「……族長への遠慮か?それともアルサルにフラれるのが怖いだけかい?
大体如何に族長といえど、女に囲まれることに慣れて色恋に胡坐をかいておるようなヤツは、ワシャどうも
男としては好かん」
「いや、婆ちゃんの好みの問題じゃあ…」
「何事も、自覚して素直になったもん勝ちっちゅうこった。少なくとも、ワシと爺さんの時はそうだったさ」
あっけらかんと告げる祖母に二の句を繋げずにいると、祖母は畳み掛けるように、
「あんたは自覚している点で、族長とはもうスタートラインが違っておる。あの意地っ張りが意固地になって
気持ちから目ぇ逸らしておる内に、横から掻っ攫ってやるのも手ってもんさね」
「か……簡単に言うなって!だってあいつはもうアルビオンの―――」
「国がどうのなんぞ二の次じゃ。一番大事なのは―――」
ビシリと鼻先に指を突きつけ、キッパリと告げる。
「どれだけあの子の幸せを考えてやれるかっちゅうことだ。そこさえしっかりしてれば、後の問題はどうにでもなる」
例えるなら、頭の中を突風が過ぎ去ってぐちゃぐちゃに引っ掻き回されたような―――でも不思議とすっきりした心地に
満たされた。
多分、わかってる。絆を見せ付けられても、果敢に剣を振るう凛々しい面(おもて)や、白いドレスに身を包んだあの
はにかむようなかんばせを、心の中から消し去るなんて出来ないだろう。
何を悩んでいたんだか。そもそも、形だけでもと思ってあんな事頼んだ上に失敗した時点で、もう充分恥はかいたというのに。
今のままの自分では彼女に釣り合わないという、そんな劣等感はまだ胸の奥で燻っている。けれど―――
(―――追いついていこう、今からでも)
一族を導いてくれた、彼らと肩を並べられるぐらいには。あの意地っ張りな魔王が、アルサルへの想いを自覚するのには相当時間が
かかる気もするのが幸いだ。自分を磨けるだけの猶予は充分残されている。
例え適わないのだとしても―――せいぜい、族長を慌てさせるぐらいはしてやりたい。
空の彼方の顔も知らぬ祖父にそんなことを誓いながら、彼は未だ混乱冷め遣らぬ場を祖母と共に収拾するべく、一歩踏み出した。
「……まあ、個人的な私情で秘密にしていた俺にも落ち度はあった。オガムにだけ報告をしていればいいと考えていたのは
軽率だったというのは認めよう。……けどな、コソコソ嗅ぎ回るなんて真似は魔王や託宣の巫女がどうのこうのいう以前に、人として
どうかと俺は思う」
ただでさえ叱られ慣れていない、それもアルサルが相手というのが割と堪えたらしい。色々自己嫌悪に打ちのめされているリアンノンとは
裏腹に、『魔王サマなんだから人としてどうこうなど知ったことか』と(しかし内心ではやはりそれなりに堪えている)去って
いったアロウンの背中を思い返し、アルサルは深いため息を漏らす。
(……からかうネタにでもしたかったのか……?)
正直アルサルとしては、アロウンならこちらが心底隠したがっていれば深くは踏み込まない良識はあると踏んでいたのだが、
それだけに今回の事はその認識が覆されたものだった。結果的に上手くいったから良かったようなものの、こんな事なら多少
からかわれる事を覚悟の上でも、最初から事情を打ち明けておいた方が得策だったのかも知れない。
「お疲れのようですな、アルサル様」
「ああ、オガムか。……設営の様子はどうだった?」
「はい、やはり先頃の事故のせいもあってか、規模はかなり縮小されましたが……例年通り、祭は催すことが出来そうです」
「そうか!よかった……」
これまで休んでいたツケを取り返すかのように執務室の机にかじりついていたせいか疲れの色が濃い顔に、パアッと花が咲いたような
喜びの笑みが浮かぶ。
「ふむ。仕事も大分片付いたようですな……この分なら収穫祭の日に、丸々一日の休みは取れると思いますが」
如何なさいますか?と目線で問うオガムに対し、アルサルは迷うように天井に視線を馳せる。
正直偽恋人作戦が不要になった以上、あの服を着て奉納の踊りを舞う理由は最早ない。そもそもそんな相手もいないのだ。
やはり去年のように周りの男たちと呑み比べでもしながら、リアンノンの晴れ姿でも楽しむか―――と、年頃の娘らしからぬ
祭の楽しみ方を模索していた、そんな時。
「当日に倒れられては元も子もありませんからな。少し早いですが、湯浴みでもされて今日一日の疲れを洗い流しては如何ですかな?」
「……ああ、ひとまずそうさせてもらうか」
んーっ、とサビついた身体をほぐしながら気もそぞろに返答する女王を密かに一瞥した後、オガムは微かに空いた執務室の扉、その
隙間から覗く人影に視線を配った。
(次で最後です、近日中に投下させて頂きます。一年先にはなりません。
ところでアニメになってティアティアの存在も知れ渡ってるというのに、どうして
ここに投下されることはないんだろう……いい加減他の人が書いた奴も見てみたいっス)
久々の投稿GJっした!
これで少しでも活気付くといいんだけど。
全力で続きをまってた。次ぎも楽しみにしてる
>>いい加減他の人が書いた奴も見てみたいっス
さんざん放置した挙句、言うことがそれか?
838 :
名無しさんだよもん:2009/08/22(土) 19:57:36 ID:4yqTG6o/0
続き待ってました!
次も楽しみにしてます
839 :
アニメから入った人:2009/08/24(月) 00:33:29 ID:8DmuPDt30
思わず数年前のスレから全部読ませて頂きました。
うわ〜。面白い。是非続きをお願いします。
840 :
アニメから入った人:2009/08/24(月) 02:30:49 ID:8DmuPDt30
でも、前回から話がとんでません?
あれ?見落としたのかな。
>>820 そしてアルサルたちのご先祖様の片方はアロウンですね、わかりま(ry
せん!!
843 :
名無しさんだよもん:2009/09/07(月) 16:17:00 ID:v+kHX4RR0
>>840 過去スレにちゃんとある
保存されてるSSじゃないから解りにくいかもだが頑張って探してみ
>>いつもながらGJ、ツンデレ×ツンデレがいい味出てます。
TtTの反転のいろんな状況を考えてみたが
1、ミルディン:
精霊は、意志のあり様がその存在の形態に影響を与える、という。
とあるサイトのSSではアロウンが自分のことを「ミルディンは父だし、 オガムも男だし、女自体知らないから男しかなりようがない」とのたまったのを
見たことあるが、一理あると思う。
ということは、アロウンを反転させるのにまずミルディン様が父上ではなく、 母上になっていただくしかない。
人間に火と春を齎す偉大なる母、というのも悪くない。
というかミルディン様は男でも女でもストーリーの大筋に大した影響を与えないが。
ところで呼び方は堅苦しい「母上」でもいいが、「お母様」も仔羊らしくいい感じ。
しかしミルディンが女になった場合、オガムも女になってもらうなら原作とさほど 変わらないでしょうが、オガムが男の場合、なんだかオガム→ミルディンのプラトン
的な悲恋が浮かんでくる。
この場合、受肉でもしないかぎり精霊であるミルディンはオガムにとって永遠手に入れ ないまさしく天上の人だろうがな。
2、アロウン
魔王が魔女になっても性格や経歴自体はさほど変わりようがないが、ルキフェル時代さぞかしどこに出しても恥ずかしくない奥ゆかしき 清らかなお嬢様だったんだろう。
オガムが「アロウン様口がすっかり悪くなって(うちの娘がすっかり 不良になって)」と嘆くわけだ。
しかしアロウンが女の場合、次々と女に掘られる、もとい、惚られるほど 男運がないのもいい(手始めにいきなりリアンノンの結婚宣言、すぐそばに 親友の生まれ変わりの男
がいるのにそいつはシスコン)
逆に本人は同性の親友とその子孫(同性)ぞっこんラブなのに、何の間違いか、次々と男どもが群がってきて逆ハレームを築いてく、まさしく魔性の女というの もありかな。
ただこの場合、ゲールの族長の血筋をまもりべく、本人を他所に、アルサル(♀)が アロウンの「夫」どもに次々と決闘申し込みそう...それなんて少女革命ウテナ?
それはそれで萌えるが(アルサルがw)
後、アロウンが女で、プイルが男の場合、初対面の妙齢の美女にいきなり「親友なってほしい」と頼むプイルは、いい天然。
(もしくはその後美女とは清らかく正しく親友付き合いし通して、幼女と結婚した 真性かと)
ところで、原作はどう見ても感情の行方はプリムラ→(親子愛)アロウン→(友情) ←プイルだが、男プイル女アロウンの場合内心はともかく、傍から見ればアロウン→
プイル→プリムラ→アロウンというエンドレスリングにも見えるから不思議。
3、プイル
友人曰く、原作(PS3)のプイル様のCGから「良妻賢母の気配がする」。
男の場合がこれだから、反転したらさぞかし妖精族の誇る最高の淑女になるだろうが。
しかしこの人は初対面の美丈夫にいきなり親友宣言をし、千人が一人になるまで戦い抜 こうと誓った男前、やっぱりシーラ(古い)様張りの聖女的女王よりは、オ○カル様顔負
けの男装の麗人でお願いしたい。
一見完璧超人だが、しかし本人は密かに野蛮な女になって親友と山や野を駆けたいという願望を抱いたりする。
ただ、プイルが女の場合、アルサルたちの片方の先祖は反転プリムラか、アロウンかは問題だったりする。
プイル的にも本命はアロウンに違いないが、アロウンはPC版のリアンノン (親友の子孫でかつての養女の生まれ変わりで他の女より近い関係のはず)対する態度と
他の女対する態度の違い(主に床を共にする時期的に)から、本命ほど手を出せなくなる タイプような気がする。
よって最後まで親友のまま…なんてこともありえる。
しかしアロウンは千年眠って現代では普通に床上手だったから、前大戦の時そこそこ経験 積んでいるかもしれない。
それなのにあれだけぞっこんだったプイルにはまったく手を出さないのも(男の時は腐で もない限り手出しようがないが、この場合は女だから)考えられない。
しかし体の関係があっても、この二人なら「恋人」「夫婦」より「友」で居そう、アロウンにとってそれだけ「友」という言葉は特別の意味があるだろうから。
もしくは夫婦であり友というのももえる。
しかしこれだどドルウクは知らずうちに、魔王の子孫を魔王復活の生贄にしようとする命知らずになる(まあ原作でも親友の子孫を、というだけでもすでにアロウン的に万死に値するだろう)、
無知は怖い。
アルサル
アルサルが女の場合、プイルが男だった場合はよりドラマチックような気がする。
千年超えた親友の転生と再びめぐり合えたと思ったたら、相手はツンデレなお嬢さんに転生してしまった…これなに少女漫画?
アルサルが女の場合、ゲール族の掟的に、アルサルもまだ族長を決める権利のある、前族長の娘ってことにならないか?
もしくはこの場合、巫女の力持つほうが族長を決め、そうではないほうがその姉妹を守戦士になるという特別な掟があったりなかったり。
ただ、よくある神話や原始的部族のシチュエーション的に、リアンノンと結婚したら、 自動的姉のアルサルも一緒に嫁入りに来ったりする(姉の夫が族長なる権利を主張するのを
防ぐためだったり)というのもありかと。
↓↓↓
「正気かリアンノン、あの深紅の襟飾りは、族長の証なんだぞ」
「ええ、だから私決めたんです、アロウン様こそ私たちの夫となるお方!」
「だめだめだめ!おね〜ちゃんはぜったーい!に、認めないから!」
そして…その後
→→
「その…なんというか、お前はそれなりに強いし、頭も悪くない、私が族長の作法をみっちり教えてやるから、その…」
「お前の夫になるのか?」
「調子に乗るな!誰がお前なんかと!とにかく族長になるのは認めてやってもいいが、
べ、別にまだお前を私たちの夫だと認めわけじゃないんだから!」」
「おいおい、掟がどうした、一の戦士殿?」
リアンノン&プリムラ
アロウンが女の場合、わざわざ「族長の妻が次の族長」という掟を作るのも血筋 や社会的可笑しいだと思から、この場合、族長になるではなく
、ただ族長と結婚して部族に入るだけかもしれないが。
得体の知れない魔女の部族に一員にするのを、兄もしくは姉が反対する、 というのもありえるし。
しかしこの場合、兄はともかく姉のアルサルだと、女である姉が戦士になり、 男である弟が後ろに引っ込むのにゲール族的に何か特別な理由でもない限り
は座りが悪い。
この場合は、男リアンノンは病弱、だが占いなど特別な才能があり、その知恵よって一族に引っ張っていく、とすれば一応理由になっていると思うが。
ただ、この場合魔王、じゃなく魔女のアヌーンヴン建国記よりは、魔女を妻にし、知恵を絞り謀略の限りを尽くして強大な帝国と渡り合う若き族長の物語が見たくなる
(それはなんてうたわれるもの?)。
この場合はむしろ魔女殿には、アルサルよりはリアンノン(♂)をレギアスとして育てい ただいたほうがいいよう気が…
プリムラが無力な幼女であったこそ、守られるべきものの象徴であったり、ps3版では自分の無力を嘆き、力を子孫のリアンノンに託したりするから、プリムラはストーリー的に反転しないほうが
いいかもしれないが。
ただ、反転した場合は、ある程度育てたら、普通に養い親の背中を追って、戦いに身を投げそう。 この場合は、無力の少女ではなく、若き戦士になるな。
まあ、プリムラ(♀)が戦場に出るのは多分アロウンやプイルは絶対反対だろうが、 男の場合、ある程度安全の場所への配置を気を配るだろうが、 戦場に出ること自体止めないかも。
(アロウンは息子なら一緒に戦いたがるかも)
…って、反転プリムラと反転プイルが結ばれた場合、精神的に義理の息子×義理の母にならないか?
しかもかつて背中を追っていた父(アロウン)には絶対かなわないと知りながら。 …なんか、プリムラ(♂)こそがアルサルのポジションに転生しそうだが?
……PS3版を原作と言われるのは、なんかこう、違和感が
アニメー<−>ゲーム版(pc、ps3)=原作、じゃないのか
851 :
名無しさんだよもん:2009/09/10(木) 21:57:28 ID:8vw5Y+7a0
そういや、TtTってPC版とPS3版のどっちで皆想像してんだろう?
自分は女キャラPS3で、男キャラはPCで考えてんだが
自分は
シナリオはPS3>PC
キャラ外見はPC、PS3どっちも可
アロウンとオガムは、PC版のほうが好みだけど
しいて言えば、反転の場合のみ、PS3のヴィジュアルのほうが想像しやすかったりする
ーーってか、反転するまでもなく、アルサル、プイル、タリエシン三人(ps3)は
「三人娘」だと言っても違和感がな(ry
853 :
sage:2009/09/15(火) 02:08:59 ID:pGIeM9ER0
あの三人は特に手を加えなくても十分女の子として妄想できる
しかし反転タリエシンって実際どんなもんだろうな
吟遊詩人って男性のイメージがある(某兼任マッパーは実質小説家だし)から
やはり男装がしっくりくるか
いつも通りスリスリされていたエポナがふとした拍子に気付いて僅かに安堵を得るも
若干残念がるという電波を受信した
よく反転アルサルの相手がアロウンってのは見るけど
別にタリエシンが相手もいいのになーとか思ってしまう
なんか、原作でも告白じみたこと言ってて、どっちか女だったらドラマが生まれそうなのに
自分もシナリオはPS3だな
でも、タリエシン以外の外見はPCが好みだ…なんか、PS3だとゲイル族がとっても上品にみえる
AGEます
Age
朱鷺乃マダー?
久々に書いてみたくなって仕込んでたのに、寝て起きたらハロウィン終わってるよ!!
でもせっかくなので投下
ほわるばはろうぃん
「トリックオアトリート」
おもちゃの歯を付けて、吸血鬼に扮したふゆがそう切り出す眼前を、英二が無言で通り過ぎていった。
行き場を無くした両手をわきわきとさせていたふゆをそのままに、そのまま歩み去ろうとするかに見えた英二だったが、
スタッフ用に設えてあった椅子の傍らでくるりと振り返ると、そのままそこに腰掛ける。
駆け寄るふゆ片眼に見て、カボチャ型のマスコットが付いたボールペンを胸ポケットから引き抜きながら、英二が口を開いた。
「まったく、なげかわしいとは思わないか?勤労少女」
口ごもるふゆを尻目に、続ける。
「このボールペンも受付で押しつけられたんだがね・・・・・・ここ数年、マスコミや一部の商店が、この時期になるとかぼちゃだ
お菓子だいたずらだと騒がしくて参るよ。バレンタインデーの夢再び、というわけだ。何年もやっているにもかかわらず、
あちらほど流行る兆しもないというのに、だよ。次は七面鳥の丸焼きパーティーでもやろうってのかなあ。
安息を尊ぶエコーズのバイト少女は、よもやそんなミーハーな催しに流されたりはしないと思うんだけどね。」
「マスターは私のあげたカボチャの人形を飾ってくれました!!」
少し涙目になりながら反論するふゆをくつくつと笑いながら、英二はボールペンをもてあそぶ。
「兄さん。そのくらいにしておいたら?」
騒ぎを聞きつけたか、やってきた理玖がふゆをみやって、くすりと笑う。
「かわいい吸血鬼だね、ふゆちゃん。事務所の用意したもので悪いんだけど。はいこれ」
小さくラッピングされたクッキーを渡して、理玖は英二のほうを振り向いた。
「兄さんもあんなこと言ってるけど、事務所の机の引き出しにキャンディーをいくつも用意しているんだよ。
今だって何個か隠し持っているはず。ためしにもう一度脅かしてみたら?ふゆちゃん」
「はは、あれは関西の習慣にならってみただけだよ理玖」
そう苦笑しながら、英二はごそごそと体のあちこちを探った。
「あったあった。はい、アメちゃんどうぞ」
「もう、英二さんて酷いんだよ」
バネの仕込まれたカボチャの人形をかちゃかちゃといじりながらふゆが言う。
閉店時間間近のエコーズはいつものように人気が無く、カウンターを挟んでふゆとあきら、勇輝と岬でみんなだった。
「ぼく、そういう性格をなんていうか最近聞いたことがあるよ。中二病」
「先輩、それは少し違うんじゃないかな」
岬とはるかの掛け合いをみながら、ふゆは勇輝に話しかける。
「ところで、勇輝、私の吸血鬼の仮装、そんなに変だった?」
「そんなことないよ、可愛かったとおもうけど・・・・・・」
「でも弥生さんが・・・・・・」
あのあと、勇輝とともに現れた弥生がふゆの顔をみるやいなや大笑いを繰り広げ、
エコーズまでの送迎の運転中も時折方をふるわせていたのを彼女は気にしていたのだった。
「なになに?仮装?僕もそれ、みたいかも」
岬が言い終わるか否かの瞬間に、ふゆが叫ぶ。
「トリックオアトリート!!」
岬に襲いかかる格好をしているふゆの口には、いつのまにか吸血鬼の牙が仕込まれていた。
「うわーほんとにかわいいね、ふゆちゃん」
「ほら、岬先輩だってこういってるじゃないか」
口々に言う彼らだったが、ふゆはすこし残念そうだった。
「驚かそうと、思ったのに、全然愕いてくれないんだもんなあ」
「ふゆちゃん、そのかわいさでそれはむりだよ」
「もう、あきらはどう思う?」
少しふくれながら、横にいるあきらをみやるったが、彼女はそこにはおらず、
いつのまにかカウンターの端でうずくまっていた。
「どうしたの?あきら、大丈夫?」
「だって、ふゆが吸血鬼って、ぷ、くっ」
よく見ると、おなかをかかえて静かに方をふるわせていたあきらだったが、話しかけられたことを切っ掛けに爆笑を始める。
「もう、しらない。こうなったら後ではるかを愕かせてやるんだから。」
エコーズの閉店作業を終え、付いてこようとした皆をふりきって、ふゆははるかのアパートにやってきていた。
はるかの部屋に向かう足取りを、しらず抜き足差し足に変えながら、彼の部屋の前にたどり着く。
件の牙を装着すると一つ深呼吸して呼び鈴を押す。
カチャッと音がして、ドアが開く瞬間
「トリッ・・・」
「お菓子はないからいたずらで」
「え、ちょっとはるか?まって、あーれー」
ハロウィンの夜はふける。
おお、久しぶりにSSが!
863 :
実験作1/2:2009/11/02(月) 09:07:40 ID:SnCn91Dj0
ふゆがはじまるよ?
かりかりとシャープペンシルの音だけが部屋の中に響いている。
観月邸を訪れてから40分。ひらすら問題を解き続ける真央の後ろで、いい加減手持ちぶさたのふゆが腰掛けていたベッドの下を覗き始めた。
しばらくそうやって天地を逆転させていた彼女だったが、結局そういった雑誌の一冊も見つけることが出来ずに顔を上げる。
瞬間、いつのまにか手を止めて、こちらに湿った視線を向けていた真央と目があった。
ばつの悪そうに姿勢を正すふゆに何を言うでもなく、ため息を一つ残すと、真央は再び問題に集中し始める。
そのまま暫し背筋を伸ばしていたふゆだったが、ふとした切っ掛けで流れた冷気に体をすこし震わせて、こしこしと手のひらをこすり合わせた。
間を置かず、頭の上でピッと鳴った電子音に視線を向けると、備え付けの空調が暖かくなる前の空気をはき出し始めている。
真央に向けて、感謝の言葉をかけようとしたふゆだったが、なにごとも無かったかのように問題に取り組んでいる彼を見て、その切っ掛けを失うと、ベッドに少し深く腰かけなおした。
864 :
実験作2/2:2009/11/02(月) 09:11:15 ID:SnCn91Dj0
空調が暖かな空気をはき出し始めて数分の後、先刻まで快適さを保証してくれた文明の利器が、むしろ限度を超えて熱気をはき出し、
不快なそれへと変わる理不尽さをふゆは嘆いていた。
気を利かせてくれた真央に、スイッチを切るようにたのむのもなんだか悪い。そんなことを考えながら、無言のままもう少しの時を過ごしたふゆだったが、
こめかみの辺りに汗の湿り気を感じるようになったのを切っ掛けに、羽織っていたカーディガンをするりと脱いだ。
本格的な寒さの到来を前に、日中の暖かさは、決して厚いとはいえないインナーをふゆに選ばせた。それをぜんたいさらすことは、
年齢差以上に幼い外見を誇る真央の前でも、少し、いや相当に恥ずかしかったのだけれど、背に腹はなんとやらである。
真央が彼女に視線を向ける気配はなかったが、部屋の熱気にあてられたか、頬が少し赤みを帯びていたことに、ふゆは気がつかなかった。
キッチンタイマーの電子音を合図に、家庭教師の時間は終わりを告げる。幾つかのアドバイスと少しの雑談を残して、帰り支度を始めるふゆ。
その鞄がキッチンタイマーのそれとあまりかわりのない電子音を奏で始める。
取り出したポケットベルに目をやって、そわそわと財布の小銭入れを確認する彼女を見て、真央は心得たかのようにがまぐちを取り出す。
ぱちりとそれを開くと、10円玉を5枚取り出して、体のあちこちを探り出したふゆに手渡した。
お礼の言葉を述べようとする彼女を遮って、追い出すように急き立てる。
「それじゃあまた来週。寒くなるから体に気をつけてね」
真央が適当に返した言葉に微笑むと、ふゆは観月邸から去っていった。
後にはシャンプーのさわやかな香りが残るばかり。
gj
色気があるな
「あー、さっっむい」
手すりにもたれかかりながら、青空に紫煙をはき出して、巧美が言う。
「ジャージはきなさいよ。下に」
日向を占領した朱鷺乃が、煙草に火を付ける。
「やあよ。私のこの脚線美を期待しているオトコノコたちに悪いじゃない?」
トンと灰を落とした煙草をくわえると、その脚線美を見せつけるようにくるりその場で一回り。
そんな巧美にもの申すかのように、冷たい風が、屋上を舞った。
「あーあーあーさっっむっいー」
肩を抱きながら、巧美が騒ぐ。
「オトコが欲しい。今すぐ。その人肌で、暖めて!!」
芝居がかってきた彼女に緩い視線を投げかけながら、朱鷺乃が吸い終わった煙草をコンクリートに押しつけた。
「あんたはどう?艶っぽい体験はなにかないの?」
「私はジャージ君に不満ないから」
すぐさま次の煙草に火を灯した朱鷺乃は、だるそうに答える。
二人の口からは会話が途切れ、幾度か紫煙がはき出されては風に消えていく。
「ねえ」
三本目を吸い終わった巧美が、ぽつりとつぶやく。
「キス、してみない?」
一瞬固まった朱鷺乃が、げほげほと咳き込む。
そうして少しの時間が経って、すこしだけ真面目な顔をした彼女が、口を開く。
「いやよ。あんた煙草くさいんだもの」
ぷっと吹き出した巧美の周りを、11月の風が吹き抜けていった。
gj
久々の朱鷺乃分補充きたこれで勝つる
勝てる!
869 :
愛佳でいくお:2009/11/13(金) 08:22:04 ID:OfgfcgWW0
いつの間にか寝てしまったのだろう、唇の端をぬぐいながら、郁夫は傍らのマウスに手を乗せた。
カリカリとHDDが音を立て、液晶モニタに明かりが灯る。表示されるのはたくさんのやる夫・・・・・・
寝る前に書きかけたそれらを手早く保存すると、郁夫はエディタを閉じて、ブラウザのアイコンをクリックした。
足が弱く、人付き合いの得意でない郁夫にとって、パソコンが空気と同程度の存在になるのに時間はいらなかった。
基本的に小遣いの範囲でのことになるが、それでもそれなりに高性能のデスクトップが二台と、モニターが三枚、勉強机に所狭しと並んでいる。
「郁夫、ご飯できたよ?今日は下で食べようよ」
姉の愛佳が、部屋のドアを叩く。
「んー、明日は下で食べるから、今日はそこに置いといて」
「またそんなこといって。そういって昨日もお部屋でたべたじゃない」
「おとといは一緒に食べただろ?」
引きこもっているわけではない、と自負している郁夫であるから、普段であれば食事を部屋で摂るようなことはないのだが、ここ数日は両親の出張で家には姉と二人。
姉の作った料理を向かい合って食べるのはなんだか気恥ずかしくて、彼は反抗期を気取っていた。
会話の片手間に、手早く巡回を終えたブラウザで、郁夫はひらきっぱなしにしてあったとあるタブをクリックした。
現れたID入力画面に、解析したパスワードを手早く入力していく。少しの読み込み時間を経て、トップページが表示される。いまどきブログですらない、
一昔前のビルダで作ったような簡素なページには、更新されていない日記と、写真が閲覧できるギャラリーしか存在していなかった。
「じゃあ、お食事ここに置くからね。夜は、いっしょに食べるんだよ。夜も部屋で食べようなんて言ったら、お姉ちゃん、いいかげんおこっちゃうんだから」
苦笑しながら、郁夫はギャラリーを開く。写真のサムネイルが日付順に表示され、画面を埋めていった。
870 :
愛佳でいくお:2009/11/13(金) 08:25:39 ID:OfgfcgWW0
郁夫がネットサーフィンの拍子にこのページを発見したのは、姉の愛佳が写りこんでいた一枚の写真を目にしたのが切っ掛けだった。
パスワードがかかっているとはいえ、おそらくは被写体に無断で掲載されているそれに抗議をするつもりで訪れた彼だったが、そのページのギャラリーを見て、
「気が変わって」しまったのだ。
ある一人の少女、姉と同じ制服を着て、姉と一緒に微笑んでいるその少女を、撮影掲載し続けるその写真館。郁夫の必死の解析によって、
向坂というHPオーナーの名前を手にすることが出来たものの、それ以上の進展はない。
そもそも郁夫自信、なぜこのページがそれほどまでに気になるのか、自分の心をつかみかねていた。
開かれたページには、新しい写真が何枚かアップされている。そのうちの一枚をクリックすると、
リサイズされていないだろう大きなサイズの写真が少し時間をおいて表示された。カメラに向かって無防備に微笑む少女の肩には、
通学用のスポーツバック。そのバックに名札らしき物体を確認して、郁夫の胸がなぜだか高まっていく。
いそいそとデスクトップに置かれた、画像編集プログラムのショートカットを起動すると、彼は何事か作業を始めた。
871 :
愛佳でいくお:2009/11/13(金) 08:26:39 ID:OfgfcgWW0
「郁夫が大好きなハンバーグだよ。お姉ちゃん、がんばっちゃったんだから」
姉と向かい合う食卓は、郁夫にとってはやはり恥ずかしいものだった。
「いつの話だよ。ハンバーグが好きだったのなんて、小学生のころじゃないか」
「え、そうなの。じゃあ今好きなもの、お姉ちゃんに教えてよ。今度つくってあげるんだから」
「いいよ、そんなの。ハンバーグ、結構美味しいよ」
照れ隠しにいろいろと喋る郁夫と、照れている愛佳。そんな食卓が、郁夫は決して嫌いではなかった。
食事を終え、少しの雑談。
その雑談に隠して、郁夫は考えに考えた質問を姉にぶつける。
「ところで姉さん、河野貴子……さんって、知ってる?」
「えーっと、知ってるよ。お姉ちゃんのクラスメイト、なんだけど、なんで郁夫が貴子さんのこと知っているの?」
「ん、ちょっとね。ちょっと……」
不思議そうに首をかしげている姉を見て、郁夫も惑う。そもそも、そんなことを尋ねて、自分はどうするつもりだったのだろう。
紹介でもしてもらうつもりだったのだろうか。
この期に及んで、郁夫は未だ、河野貴子に対する自分の感情を計りかねていた。
タイトルのみ唐突に思いついてでっちあげてみました。
そのタイトルだとやる夫系の何かに見えるなw
でも先が楽しみ。期待して待ってるぞ!
名前からして無駄に元気でウザそうな反転郁乃だな
いいよ、いいよ
876 :
保守がわり:2009/11/24(火) 06:38:51 ID:t5qpFVIX0
浩子「誕生日おめでとう。理央君」
理央「ありがとうございます。藤田さん」
浩子「それで、ね、プレゼントなんだけど、プレゼントはわ、わたし、みたいな」
理央「\\\だ、だめですよ藤田さん。もっと自分を大切にしてください」
浩子「・・・・・・もう、あいかわらずなんだから、理央君は。ま、そこが好きなんだけどね」
浩子「はい、これ、ホントのプレゼント」
理央「わ、マフラー。ありがとう藤田さん。ん、あったかいなー」
浩子「喜んでもらえてなにより。・・・いつか私のことも、本当にもらってね。」
理央「え、なんですか藤田さん」
浩子「なんでも、ないわよー」
結一 「なあ」
さつき「なによ」
結一 「オレも今日、誕生日なんだけど」
さつき「しってるわよ・・・・・・はい」
結一 「なんだ?アンティークの、カップ?」
さつき「プレゼントよ。そこそこいいものみたい。」
結一 「へぇ。いやー悪いな。こんなにたくさんプレゼントもらっちゃって」
さつき「たくさん、てカップは一つだけだよ?」
結一 「おっと・・・・・・悪いけどこれで帰らせてもらうわ。待たせてる奴がいるんでな」
さつき「そういえば、今日は朝からスフィーを見ない・・・・・・ってあんたまさか!」
結一 「大丈夫。傷物にはしないから!それじゃ!!」
さつき「こら、結一、まちなさい!私はBLとか、だいっきらいなんだから!!」
リトルバスターズ
「ねえ、昔みたいに皆でなんかしない?」
だからボクはそう提案していた。
「なによ、唐突に」
真美がそう、声を上げる。
「ほら、小学校の時、何かを悪に仕立てては近所をかっぽしてたでしょ?みんなで」
恭歌ならそうしてくれるはずだ。10年という月日が経っても、ボクとおなじ気持ちでいたから。
「じゃ・・・」
恭歌が屈んでいた。その手が何かを拾い上げる。くるり、とボールが指の上でまわった。
「サッカーをしよう」
「へ?」
「・・・は?」
ボク以外はその言葉が理解出来なかったようで、怪訝な声をあげている。
「サッカーよ」
もう一度皆に向き直り、そう告げた。
「サッカーチームを作る。チーム名は、リトルバスターズよ」
「て、ちょっとまってよ、恭歌、なんでサッカーなの?」
結局の所、最初に突っ込みをいれたのも、ボクだった。
「なんで、とは変なことを聞くのね。ボールがそこにあったから。ボールは友達だから!!ではだめなのかしら?」
「いや、それでもいいけど、・・・でもね、恭歌っていったら、野球!ってボクは思うんだよ?」
ふむ。と白磁の頬に手を当てて考える恭歌の前に、ずずいと真美が歩み出る。
「皆まで言わなくても良いわよ。恭歌。アタシがきっちり答えてあげるわ!
ずばり、アタシ達女子にはバットもボールもついてな・・・・・・」
瞬間、スパーンと派手な音を立てて真美の頭が斜めに歪む。倫のトスしたハリセンを受け取った兼子の鮮やかな一撃は、フォロースルーも含めて見ほれてしまうほどだ。
「まあ、これは放っておくとして、私達が女子だから、というのには一理あるのよ。」
倒れかかる真美を指先一つで押し返すと、恭歌は言う。反動で今度はボクの方に抱きついてくる真美をひらりとかわすと、彼女は渡り廊下とキスをした。
「つまりね、女子がいくら野球をがんばっても、甲子園にだって出られないのよ!その点サッカーなら世界だってめざせるじゃない?」
「そんな高いところを目標としてやるのか?」
にじり寄る真美を踵で踏みつぶした兼子が尋ねる。
「目指さないわよ。でも、せっかくなら、夢を持てる競技の方がいいじゃない?夢があって。」
「で、でも、やっぱりサッカーって難しいんじゃないの?ボクも含めて、みんな上手くできるわけがないと思うんだけど」
そんな言葉に、恭歌はにやりと笑った。
「心配しないで。私も・・・・・・」
手に持っていたボールを足下に落とし、それをつま先で空中に上げると、そのままトントンと足だけでボールを操る。動きを止めずにぽんとボールを高く蹴り上げると、その先には・・・・・・
「倫だって」
「俺か!」
とっさのコトにも関わらす、飛んできたボールを胸で受け止めると、恭歌よろしくボールを足で操り始めた。
「ほら、いつも猫を乗せて歩いているから、あのくらいは出来るのよ」
「うがー」
20回ほどリフティングを続けて飽きたのか、空中にあがったボールをボレーする倫。うげ、と声を上げた真美の後頭部に当たったボールは、上手い具合に恭歌の手の中に収まった。
「・・・・・・すごいね、みんな」
「真美のことは知らないけど、兼子だってあのくらい余裕よ?」
やる?と差し出されたボールを、兼子はとらなかった。
「いや、いまは差し障りがあるからな」
「ふうん・・・・・・ま、理樹だってそこそこ出来るはずよ」
「えー、むりだよ。」
そんなことを言われても、ボクには全然自信はない。
「大丈夫だって。ほら!」
ひょいとボクの方にボールが投げられる。
「うわ!ととっ!!」
足先に触れたボールは、それでも思ったほどおかしな場所へは飛んでいかず、ボクはぎこちないながらもリフティングを続けることが出来ていた。
「ほら、理樹だって十分バランスがいいんだからサッカーだってできるわよ」
そんなことを言いながら、なぜかにやにやとこちらを見つめ続ける恭歌。遠くでは倫がちらりとこちらを見た後、大急ぎで目をそらしている。
「理樹、見えてる。だからスカートでそれは、差し障りがあると・・・・・・」
「今日は、無地の白ね」
兼子と真美が同時にそんなことを言っていた。
「え、えーーう、わわ」
ばっ、とスカートを押さえたその先で、恭歌がうふふと笑っている。
ボクが最期に蹴り上げたボールが真美の顔面を直撃して、ぼふんと音を立てた。
性別ついでに競技も反転。ということで。
久々の投下キター!リトバスは好きだから続き期待するぜ!……というか倫がやっぱりハーレムな件についてw
もっとエロい展開キボンヌ
おう
っもと
エロSSマダー?
去年はほとんど更新なかったので
今年は頑張ってほしい
保守
投下マダー?
保守age
反転希望します
なんかこの流れで書き込むのも気が引けるんですが
これまで長い間保管庫の管理的な事をしてきましたが
私用により、今月末で更新を終了させていただくことになりました。
とりあえずこのスレのSS等は最終更新の際に追加できると思います。
データの削除はまだ検討していませんが、消えた時のために保存しておきたいぜ!俺が引き継ぐぜ!等の場合は
getHTMLやWeBoXでダウンロードして適宜ご利用ください。
今までありがとうございました。では。
>>891 お疲れ様でした。長い間、ありがとうございました。
このスレもとうとう終わりかぁ
いや終わりはしないでしょ
リトバスアニメ化で勢い復活すると信じてる。
いつになるか分からんけどさ
私事で離れておりましたが、数年ぶりに葉鍵板に帰って参りました。
まだ性別反転スレが生存していたことに、感慨深いものがございます。
>>891様、長年に渡る保管庫の管理、誠にありがとうございます。
私の拙い、SSとも呼べぬ文章も取り上げて頂きましたことは、絶対に忘れません。
本当にありがとうございます。
かつて、元380と名乗らせて頂いた者より。
ひょっとして、今このスレってSS投下できる空気じゃあない?
>>896 別に大丈夫じゃない?
ただまとめサイトに収録はされないので、新しくファイル類なんかを
引き継げる人が出るまでは、投下されっぱなしなだけで。
そんな事より、反転キャラで妄想しようぜ!
>>897 誰か一人任せにするよりかwiki作るのが良くないか?
>>898 妊婦ともみと渚の性生活とかいいかもなっ!
901 :
名無しさんだよもん:2010/04/29(木) 14:25:19 ID:Ry5er8YI0
俺はまだ、皆さんのSS見たいっす。特にともみ。
だれかまとめサイトとか作ってくれませんか?
投下マダー?
朋美様と陽平の話は中断してるの多過ぎる!
904 :
名無しさんだよもん:2010/05/09(日) 10:14:41 ID:c95X7keD0
確かに。同感っす
SSどころか、スレそのものが止まってる
906 :
名無しさんだよもん:2010/05/30(日) 18:30:06 ID:wdVYGFel0
早くみたいっす〜
907 :
名無しさんだよもん:2010/06/05(土) 15:40:31 ID:ZMVn0ql10
ものっそい久々に来てみたがまだスレあったんだな。
久々に古いネタでも投下してみようか。
wktk
まとめサイトにある自分が昔書いたSS読んでたら
恥ずかしくもあり懐かしくもあり
拙いながらもなんかまた書きたくなってきたよ。
うp!
ぜひ、書いてください!絶対読みます!
保守代わりのネタ振り兼質問。
原作展開に追従したストーリー物と
反転キャラ・設定を踏襲したオリジナルストーリー物
どっちをより読みたい?
個人的には前者なんだけど。
>>912 俺だったら前者が好みかな?個人的に小ネタしかないリトルバスターズが気になる所
我儘を言うならどっちも読みたい
久しぶりに書こうとしても、なかなかうまくは行きませんよね。
書くペースが遅かったり、原作をなぞりすぎだったり、回線吊って首切りたくなったり。
まあ、ゆっくりお待ちください。
あと、反転千鶴さんの名前変えてもいいですか?
>>916 あの名前は当時からどうかと思ってた
別に書く人が好きに命名しても問題はないだろ
共通の名前にした方が判りやすいというだけだし
まあ、鶴丸さんの名前も決して嫌いじゃないけどね。
反転千鶴さんの名前、みんながつけるとしたらどうする?
ギャグとか一発ネタで、キャラがわかりゃいいってレベルなら千鶴夫
シリアスな話にしたいなら千だけ残して古風な名前にする
鶴を残すと鶴丸くらいしか思いつかんので
旅館の名前から来てる節もあるから個人的に鶴は残したい。
似たような語感の「みつる」あたりはどうだろうか。前の文字かぶせる感じで
「満鶴」「充鶴」とかパターンとして出そうだが。「美鶴」だと女性ぽいし。
梅雨明け前の小話1/2
ちんまりと店先に鎮座していたのは市街で見かけるボックスタイプではなく、ピンク色の古電話。
―――これって、十円しか使えないやつ……
こういうときのいやな勘というものは、どうしてこうも当たるのだろうか。
小銭入れには肝心の青銅貨が一枚たりとも見当たらない。
武田商店、という看板を掲げたそのガラス戸を覗けども人影はなく、両替を頼むこともできない。
「うー、ちめたい」
聞こえよがしにだろうか。軒下に駆け込んできた小柄な男子生徒がつぶやいた。
雨よけにしていたバッグを何事かぼやきつつぱたぱたと払う。だぶるぴんちだ、などという言葉が
雨音に混じって耳を掠めていった。
「……うん、こんなときには変なジュースで気合充填っ」
あまり数のない自販機のジュースを選ぶに際しても思ったことがそのまま声に出ている。
その動きが小銭入れを覗き込んだまま、ぴたりと止まる。うわ、とりぷるぴんち、とそう聞こえた。
「……あの」
声をかける。
頭の上に大きなクエスチョンマーク付きの吹き出しを湧かせながら、栗色の猫っ毛を額に張り付か
せたままの男子生徒が振り向いた。
「十円玉、あります? 」
「ええと、六枚」
「良かったら百円玉と十円玉一枚交換しません? 」
笑い慣れないせいで引きつっているかもしれない笑顔のまま、旧型の公衆電話を指差す。
「えー、そりゃ悪いですから」
「わたしは今十円玉が足りない。あなたは今百円玉が足りない。好い条件だと思うけど? 」
納得したのか「へらっ」というよりは「にはっ」という感じのヨレた笑顔で、それでも譲れないと
いうことか、十円玉を三枚差し出してきた。ため息をついて、三枚の硬貨を受け取った手にあらかじめ
握りこんでいた百円玉を手渡す。
「うお、手品みたいだ」
目を丸くして白銅貨をかざす男子生徒を横目に、電話に向き直った。
梅雨明け前の小話2/2
ダイヤルを一気に回し、受話器を耳に当てたところで
「あの」
声をかけられる。顔を上げると件の男子生徒が真上からじっと覗き込んでいた。
「番号、うちのですけど」
「え」
「うちの。しかも、市外局番から」
つー、と視線をそらし受話器をにらみつけるがその向こうの呼び出し音は途切れる気配がない。
あきらめて戻すと硬貨が転がり出てきた。粉を吹いたプラスチックにあたる軽い音。
「まさか、とは思うけど……神尾――鈴道くん? 」
即座に帰ってくる首肯に頭を抱えたい気持ちを演技力総動員で抑えながら、辛うじてそれっぽい
言葉を吐き出した。
「へえ、……見ないうちに大きくなったね」
―――七月十五日、土曜日。武田商店前で交わされた、実の親子のものとは到底思えない会話。
翌日、県下一帯の梅雨明けが発表され、この鄙びた町は、女っ気のない神尾家に小花柄の傘を
忘れていった「謎の親戚」と入れ替わりに、バス賃を切らした新たな客人を迎えることとなる。
夏の到来だった。
名前話だけ参加ってのはあつかましいのでついでにSSでも。
反転観鈴苦手って人がいたから試しにと思って書いてたものをさらしてみる。
ごめん、やっぱり無理。「にはは」「がお」の両立は不可能だと悟った。
携帯普及率高くないはずだからあえてこんなすれ違い。
>>923-924 GJ。
徃穂おねーさんが穴掘って埋まる名前ネタSS考えてたこと思い出した。
観鈴に限らず、特殊な口調持ちキャラの反転って難しいですよね…。
梅雨明け前の小話に便乗
今日も雨降り。
昨夜半から降り出した雨は未だ止む気配が無く、
校舎から見下ろす風景の輪郭をぼやかせている。
私は終業のチャイムを聞くと、
誰と会話を交わすこともなく一人荷物をまとめ、職員室に向かった。
「あの、長瀬先生……」
「あー、はいはい、ちょっと待って」
私の顔を見るや否や、長瀬先生――私の叔母である――は机の引き出しを気怠げに漁り、
それを手に取ってこちらへやってきた。
「はい、いつもの。今日も長いの?」
「うーん…裏門の鍵がかかるまでには引き上げます」
叔母は呆れ顔で私を見下ろす。
「もう少しポジティブな趣味を持った方がいいんじゃなくて?」
「いいの、私はこれで」
私は叔母の手からそれ――地下倉庫の鍵――を掠め取り、足早に職員室を後にした。
ためいきが背後で聞こえた気がした。
日の当たらない倉庫は埃が雨の湿気を吸い込み、
鬱屈な空間をより濃密にしていた。
私は倉庫の一室に入ると、内鍵を掛け、照明を落とす。
目を閉じて精神を集中させると、身体の表面がじわり、と「それ」を感じだす。
初めて会ったあの日、彼が教えてくれたこと。
こんな日は、地下に潜って、心を澄まして、そうすれば、よく聞こえると。
「雨の日は、マンホールの蓋を開けて地下に潜れば、よく聞こえると思うんだ」
「月島くん、それってなんの話?」
「電波の話だよ」
あれ以来、彼の姿をしばらく見ない。
夢にも出てこないし、彼の話をする者も誰もいなくなってしまった。
でも、私には分かる。
あの日見上げた星空より高い空の彼方から振ってくる、
この手のひらにびりびりと溜まる電波の渦が、
瑠衣くんと出会えたことが夢じゃなかったと教えてくれる。
瑠衣くんは、かならずどこかにいる。きっと私を感じている。
私たちは、いつでもいっしょに居る。
(でも、たまには逢いたい…かな?ぎゅっとしてほしかったりもするし)
長瀬祐子、1X歳。恋を悟るにはまだ幼い年頃なのです。
928 :
元380:2010/07/01(木) 03:13:04 ID:DqUL/pJQO
…ということで
>>923-924さんの梅雨ネタに便乗して
長瀬の祐子ちゃんが電波を集めるネタを書いてみたわけですが。
やっぱり楽しいなぁ、このスレ。
それでは回線吊って首切ってきます。
久々にキテルー!
GJでしたー!
乗ってくれたー! と快哉を叫びつつ早まるな吊るのは回線だ。
萌追求より思考実験が先にくるわたしみたいなのでも何かしらの切欠になれるなら幸い。
数年間やってなかったからすっかり忘れてたけど
次スレはレスいくつくらいで立てます?
それによってネタ投下のタイミングを計ろうかと。
この分なら980くらいで良いんじゃないの。
なんか唐突に全ヒロインの反転シナリオを網羅したくなった。
全員分のシナリオ(ポイント絞って)を性別反転化させてアレンジして書いたら大変な量になるよね、きっと。
infoseekサービス終了するなら保管庫消えちゃうね
>>934 それは悲しすぎるなぁ、色々とお世話になってきただけに…
また投下したいネタもあるのに。投下する気力はないがorz
保守
保管庫が消えた…もう、ともみに会えないのか……
ぐあっ!保管庫infoseekだっけ、アーカイブ使っても目当てのSS見られないし
だ、誰かデータ保管してる猛者はいないのか…
そんなに好きだったんなら個別で保存しとけよ
保存してるのは居るだろう……俺みたいに
941 :
名無しさんだよもん:2010/11/24(水) 15:18:25 ID:YnQsjyed0
ともみが…
だれかページ、作ってください・・
このスレ男居るの?
>>942 ここにいるぞ!
というか何故そんな疑問を?
いや、男が俺だけで他は全員腐女子とかだったらゾッとするなと思って
ともみたんぺろぺろ
では陽子たんの処女は俺が頂いていくぜ!
946 :
名無しさんだよもん:2010/12/21(火) 15:05:35 ID:MhxgYA/T0
なんで前スレ?その26ってあんの?
hoshu
948 :
名無しさんだよもん:2011/01/03(月) 01:40:47 ID:J7OG8AUl0
保守上げ、ついでに保管庫のデータを保存された方へお願いです。
自分みたいに保管庫のデータを保存し忘れた人のために
保管庫のデータをうpしてはもらえないでしょうか?
依頼するならupろだくらいは指定しておけといいたい
冷えたね
951 :
名無しさんだよもん:2011/02/19(土) 10:21:11 ID:sRXnNgUEO
リライト発売までは保守するよ
1年ぶりにきたついでに保守書き込みしてみる。
だれかこのスレまだ見てる人がいたらレスくれると嬉しいです。
何か書くかもしれません。
我々はここにいる、ここにいる
|,__
| M ヽ.
|从 リ))
| ゚ヮ゚ノl|
≡⊂)/i !
||リ/l_」
|'_
まとめサイト復活しないかなぁ。
俺達はまだ、消えていない!
おおー、なんだ人はまだいるじゃないですか!
正直かなり安心しました
昔のように頻繁には書けないかもですが、ちょっとずつまたやろうかな
とりあえずの目標はネタ出し雑談しつつ新スレ立て?
最下層スレ巡りしてたらなんとも面白そうなスレに巡り合ってしまった
期待してるぜ
で、ネタ出しの話が出ると急に住人がいなくなる、とw
朱鷺乃と陽子がまた読みたいです・・・
姫百合兄弟と執事ロボ兄弟によりだんこん・いっぱい・あくめんじゃーにされるものもいいかも
ありがたや、ありがたや
頂きました(−人−)
めぐみじゃあ、めぐみのあめじゃ
>>962 俺以外にも考えてる奴がいたとは嬉しい
あと、雄子が実兄と友人との情事を見てしまい非常に興奮した後に環兄のアイアンクローをくらって失禁マゾ発現で環兄対処に困るとか
ストレートにシナリオそのまま反転で環兄に全部欲しいんだと言われて全穴+乳を制覇される貴子さんとかいいよね
東鳩2はまだまだ妄想の余地がありそうだけど、初代東鳩はどうかな
あらかたのシチュエーションは既になぞっているかな
初代はもう一から妄想するしかないだろうなぁ
誰か、その発想は無かった的なネタ考え付かないだろうか…
東鳩2は新キャラも出るし、余裕でイケるだろ
アニメ版準拠でひろゆきちゃんを延々ストーキングするあかり兄さんを出せばいーんだよ
ダンジョントラベラーズが出るのでFDCについて反転を考えてみたが
貴子が守られて男性陣総出で戦闘するのは何一つ間違ってないな。
>>969 紐ビキニの人は反転させたら変態仮面になるのだろうか
そんなこと言ったら裸マントの人は……
反転したメンバーでアクアパッツァがやりたいなぁ
遅ればせながら
>>962さんに感謝
なんか久しぶりに反転SS読んでたらもひょあぁぁって感じの何かがこみ上げてきた
…書きたいかも
リライトコンプしてふと反転ネタ考えたら、反転咲夜がメイド服着てた
時間は操らないけどそれ以外は似た様な事が出来そうだから困る
>>972 惚れ薬作りに失敗したまー坊のせいで世界が大変なことになるぞ
リライトってここのスレ的にはどうだった?
977 :
名無しさんだよもん:2011/09/08(木) 10:28:13.28 ID:iT1MXZGq0
978 :
名無しさんだよもん:2011/09/08(木) 21:35:58.97 ID:VWgwSVZA0
分かってる、理樹の女体化が最強ってことだろ?
「ちょ、まじやべーって。やめとけって」
「そうですわよ。危険すぎますわ」
「止めないで!私、もう、智隼の悲しげな視線に、耐えられないの」
「だめだぜ、あのメイドと自分を比べちゃ。あのメイドは特別じゃねえか」
「わかってる。いくら強化したって、さくやほどにはなれそうにないって。
でも、せめて人並みに。でないと悲しすぎるじゃない。だから!」
「いけませんわ!その力、書き換えてしまったら、もういまのあなたには
もどれないんですのよ?」
「そうだぜ。今のおまえがいいってやつだって、絶対にいるはずだ」
「じゃあ、ギルは私とさくやさん、どっちについて行きたい?」
「メイド」
「・・・・・・」
「マジすみませんでしたァー!!」
「もういい!やって、やるわ!」
「考えなおしては、いただけませんのね。どうか、ご無事で!」
内面に意識を沈めていく。
ゆっくりと・・・
深く・・・
少しだけ、強める。
胸囲(バスト)・・・書換(アップ)・・・
980 :
名無しさんだよもん:2011/10/09(日) 22:42:43.85 ID:0y1aUnPg0
性別反転