このスレッドは「SSをロクに読まないで叩く人が増えた気がする。目指せ脱食わず嫌い。そう思って立ててみた」
という目的で立てられたそうです。9がSSを指定、*0がそのSSを閲覧、レビューします。
指定番号以外は雑談や討論にでもお使いください。ゲリラレビューもいいでしょう。
【おやくそく】
・連カキで*9を踏まない。
・レビューする対象はタイトルを正式名称で指定し、版権とURLも明記すること。
・*9が指定をしなかった場合、*0が指定し、*1がレビュー、と繰り上がっていきます
・*9までの流しは24時間前後スレが止まっている時、または深夜帯にスレが止まっている時に各自の判断でどうぞ。
・*9を踏んだ人が一時間以上立っても指定する事がなければ、次の人が再指定してください。
また指定された後で二十四時間以上経っても、誰も*0を踏まないのであれば次の人が再指定してください。
・*0を踏んでも読めない事情があるときは次の人にパスして良い。
ただし濫用禁止でお願いします。
・レビューを書き込む際は、名前欄などに自分が踏んだ番号を明記するのが望ましい。
・踏み逃げはなるべく避けましょう。
最初からやる気も無いのに踏むのは論外。最初から叩き目的なのも左に同じ。
・以前レビューされたSSの再指定もアリだが、ある程度間隔を空けて。
この時*0は別のSSを再指定できる。
・踏み逃げと感じたらあなたが感想を書いてみるのもひとつの手段でしょう。
・やるからには真面目に読むこと。指定する側もわざと地雷を踏ませない。
・叩かれるのはつまらないからです。文句言ってる暇があったら精進しましょう。
・ここはU-1スレの出張所ではありません。
・上項目関連で、指定SSを踏むことでスレの雰囲気が悪くなると感じたら*0は再指定要求可。
具体的には、話題にすることで悪質な粘着の流入が危惧される場合などです。
・未完の長編は踏むも再指定も*0の自由です。
・長いレスの場合は*9スレ長文待避所を利用してください。
・二つ以上のSSを指定しても構いません。その場合、どのSSを読むかは次の人が自由に決めてください。
前スレ
*9の指定したSSを*0がレビューしてみるスレ2
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1154256644/l50
乙。
にくちゃんねるがこの年末で終了らしい。
SS愛好家の皆さんはあきらめて●を買うか、
全力で保存したほうがいいかも。
ksk
ksk
ksk
↓このスレ初の指定どぞ。
___,,,,,..... -一ァ
/ ̄;;;´;;、;;;ヾ;;;, -──--、,!
. /'´|;;;;,、;;;;;;;;;;/ ,!
. /:.:.:.レ´:.ヾ;;;;;;i 断 だ ,!
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ;i る が ,!
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. /レ' ;|:.:.:.:.:.:.:,:ィ:.:.:.:〉 __,.,!
/-、ヽ,:|:.:.:,/ /:.:.://.:,:ィ:.:.:.,!
/'ヽ、ヾi ゙´.: /__;:;:-'"´ ,;|:.:.:.,!
. /ゝ-`';:/ .:〈ニ=-=ニ二 ̄ヽレ',!
/::::;;;;;/ ' ,, ニ`ー-,、__\〉ィ,!
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/i!:::::iヾ-'、::.. '';~ ,;:'/,!
. /;;;i!fi´l_、,.` .: ,;:' ,!
/;;;;;i' ('ー、ヽ ..: ,;:'' ,!
ヽ、jゝ、`ヾ:、゙、 ,..:'.:'" .: ,!
``ヽ.、_ ¨` ,:' (_r:,!
``ヽ.、.. ノr;ソ~,!
``ヾ、 / 7,!
``ヽ,!
>・*9が指定をしなかった場合、*0が指定し、*1がレビュー、と繰り上がっていきます
ともあるからな。この場合、次の人が指定というルールで問題ないだろう。
でも、せめてタイトルと作品名を明記してくれると助かる。
元作品はKANON
タイトルは「死は生なればなり」
ネタバレ注意。
「死は生なればなり」
あゆアフター。
祐一とあゆが、マンションを借りて二人暮らしをしていたという設定。
そこで、あゆが殺される所から全てが始まる。
あゆが死んだ事で、祐一が発狂。
あゆを解剖させないために、病院へ潜り込んで、あゆの死体を盗む。
看護婦に見つかって殴ってしまい、打ち所が悪くて殺してしまう。
そのまま犯罪者になった祐一は、あゆの死体を学校まで連れて行く。
祐一は、あゆの死体を死姦する。
そして「あゆ、疲れたろう。俺もなんだか眠いんだ……」で、警察が来た時には祐一があぼんしていたという話。
とりあえず死姦SS。何をおいても死姦SS。
あゆの死因については、殆ど触れられていない。
とにかく、あゆが死んで、祐一がアヒャって、死姦して、「あゆ、もう疲れたよ」をやりたかったのだろう。
ダークというよりも、死姦のSSでしか無いと思う。
ある意味では、単なる抜き目的でのエロパロだな。そう考えれば、人によっては用途があるのかもしれない。
ちょっと話題振ってみるけど
KANONの場合は、「一人しか助けられない」という感じが鍵ゲーの中でも一番色濃いのかもな。
ONEだと、どっちかと言えば浩平がヒロインに救ってもらう感じだし。MOONと智代アフターは、一本筋。
AIRやクラナドは、共に最大のヒロイン(観鈴、渚&汐)が決まっていて、最終的にはメインヒロインのシナリオになるし。
一方でKANONだと、祐一(=プレイヤー)が選んだキャラ以外は死んでいるような感じがする。
だから、その辺を浮き彫りにしようとした二次創作が多くなったりするのかね。
一方で、オールエンドが一般的になったのも、その辺の事情からか?
>>13 おれの脳内では平行世界でみんな幸せだと補完。
>>13 >一方でKANONだと、祐一(=プレイヤー)が選んだキャラ以外は死んでいるような感じがする。
久しぶりに読みたくなったSSがあるんだけど、検索しても出て来ないや。
名雪エンドの陰で、他のヒロインがそれぞれ悲惨な最期を迎えるSSなんだけど、誰か知らない?
祐一と名雪がその事を知って苦悩するとか、そんなダーク系SSでよくある展開にはならなくて、2人とも最後まで幸せ一杯なの。
祐一の「(秋子さんが助かる)奇跡が起きたのは、きっと俺と名雪が強く願ったからだ」
みたいなセリフで終わるのが最高に皮肉っぽいんだけど、よく考えてみると原作通りじゃないかと気付いて関心した。
まあ、祐一に選ばれたヒロイン以外(名雪除く)が死ぬって言うのは、一般的な概念だろうね。
ただ、このときに重要なのは、祐一は自分が選ばなかったヒロインの末路を知らないという事だ。
ポイントとしては、あゆの『探し物みつかったんだよ』のイベントであるが、祐一の感覚としては『会えないけど、どこかで元気にしてるんだろう』程度のものでしかない。
また、ヒロイン死亡と言う解釈も、プレイヤーサイドの勝手な妄想であるに過ぎない。
原作バッドのどこ探しても、死亡が確定されるような場面はないからだ。
唯一、舞シナリオのバッドにおいて、祐一の死亡をほのめかすような描写があるくらいだ。
KANONって考察や解釈も活発だったからな。ああいうのもSSに関係あると思う。
考察やら解釈やらを二次創作に取り入れて、原作未プレイの人がそういう二次創作を見てるという感じ。
その考察やら解釈やら、というのは本当は単なる妄想が殆どな訳だけど
一般的に流通してる二次設定も多いだろう。
18 :
名無しさんだよもん:2006/11/26(日) 18:42:20 ID:nDUq9ZI20
↓指定よろしく
暗示だらけの割りに決定的な証拠はださないって作りは、あゆエンドでびっくりさせるための
仕掛けなのかもね。あれは死亡を確信してないと感動もないわけで。
踏んでおく。
でも、レビューには少し時間がかかるので、
他の指定もするなり雑談するなり適当に進めてください。
よし楽しみにしてる。
まとめサイトのデータを二期分まで拡張したんだが、欲しい人いるか?
>>23 全力でうpしてください。おながいします。
>>21じゃないが
>>20を読んでみたので、ゲリラレビューしてみる。
「Schnee Traum」
琴音アフター。
「琴音がKANONの街に住んでた事がある」という捏造設定を前提にして、話が進む。
琴音が家出して、KANONの街へ流れ着いたという話。
個人的には、目次から行けない話(後編や幕間)があるのは、少々マイナスだが
それはあんまし作品とは関係無いと思うんで置いておく。
主に登場する東鳩組は、琴音と浩之。裏方としては、志保と来栖川先輩が登場。
キャラを絞ってる、というのはクロスオーバーをやる際には重要だと思う。キャラ数が膨れ上がる傾向にあるから。
基本は、祐一・名雪・琴音・栞と言った面々と、浩之&あゆという組み分けがされてる。
中盤まで邂逅せず、後半に出会ってストーリーが一気に進むという流れ。
祐一・琴音・浩之の一人称が、それぞれ変わってるのが分かりやすい。斜文字フォントも効果的に使われてると思う。
「何で夢の内容を鵜呑みにするのか」という点に関しては、ちょっと違和感残るけど。
この作者、前スレで出てたAIR×痕クロスの「失空」を書いた人らしいけど
「失空」も、AIR組と痕組で組み分けされていた。だが、アレはあくまで「敵対」という形をとってたのが悪かったけど
これはKANONキャラと東鳩キャラが適度に混ざっていて丁度良い。
一人称が読みやすいので、改行が多い事を除けばサクサク読める。文章も高レベルだと思う。
ただ難点なのは、東鳩キャラが絞られてたのに対し、KANONキャラの登場が節操無い事。
あとがきによると、作者が書き始めたのは、あゆシナリオしかクリアしてない時だったらしく
その後、栞、名雪、真琴、舞という感じでクリアしていったり、ONEを知って元々持ってたプロットと似偏ってたりなど
プロットはかなり変わっていったらしい。
その所為か、KANONキャラがやや多くなりすぎて、その分イベントも散漫になってしまったように思える。
最後の、浩之とあゆの展開は、あゆシナリオの祐一の役回りを浩之にしただけとも取れる。
あと祐一と栞の関係も、恋愛になってるのだが余り書かれなかった。浩之はあかりと良い仲らしいが、あかりの出番も殆ど無い。
恋愛要素というのは、あんまし関係ない。という解釈も可能だが……。
とりあえず、舞と佐祐理を出さなかったのは正解だと思う。
それと名雪がイザという時にやる子、という感じで書かれてたのも良かった。
KANON釈明期に書かれたSSだが、十分、今読んでも面白いSSだろう。
↓指定よろしく
29 :
名無しさんだよもん:2006/11/28(火) 18:38:16 ID:RnOP3P1x0
humi
あゆアフターの中編。
あゆが目覚めた後、祐一のクラスメイト(オリキャラ)の彼女が事故って目を覚まさないので
祐一達が千羽鶴を作る、という話。
あゆアフターというには、ちょっと違和感を感じる部分も多い。
何故、あゆシナリオを通過したのに佐祐理や天野と祐一が知り合いなのか。
佐祐理が一人で大学に通ってる云々から、舞は死んだのだろうか。
つまるところ「あゆ(と名雪)以外のヒロインは死んだ」という事なのか。
そう考えれば、千羽鶴を作ろうとしてるのも理解は出来なくもない。
とは言え、細かい所だけど
佐祐理や天野と知り合いで何か作品に影響があるか、というと殆ど無い。
というか原作では知り合いじゃないしな。
キャラを詰め込みすぎてる、という印象しか無い。
「あゆ以外のヒロインは幸せになれませんでした」みたいな話をやるにしては、説明不足。
前スレでもあったけど、とりあえずオールキャラを出す理由の一つに
「全員出しておけば、多くのキャラのファンの要求に答えられる」というのもあったけど
無駄なキャラは、容量も増えるし、蛇足も増えるしで、客観的に見るとマイナスにしかならないと思う。
レビューが難しいSSだと思った。
ちょっと他の人の意見も聞いてみたい。誰かゲリラレビューしてくれると助かる。
乙。
あと、まとめサイトの更新乙。
34 :
21:2006/11/30(木) 18:59:08 ID:NM9HkDYC0
前に踏んでた
>>20をいまさらながらレビューします。
まあ、すでにゲリラレビューされてるし、おまけだと思ってくれ。
まず読み始めて感じたことは、描写の堅実さ。
キャラ作りは結構良かったと思う。
クロス物としては珍しく抑制の効いた文章で、クロスオーバの世界が違和感なく書けているように感じる。
カノンの世界を基調にしてる感じはあるけど、時折出てくる東鳩のキャラもちゃんと書けてるように思う。
そんなわけで後半まではわりと楽しく読めたんだけど、それでも少々飽きる内容ではある。
一番の問題は物語の軸となる琴音のストーリーが全く楽しめなかったこと。
特に終盤の怒涛の展開には拒絶反応が出た。
ご都合展開、という感想しかないのが正直なところ。
その後の奇跡の発動も同じように受け入れ難かった。
終盤からエピローグまで読んでるときはかなり白けた気持ちだった。
キャラの掛け合いはそれなりに楽しめた。
でも読み終えた後の感情を正直に言わせてもらえば、ちょっと自分には辛いSSだった。
>>20
東鳩とのクロスなんだが、ぶっちゃけころころ視点を変える書き方のせいか、肝心のストーリーラインが不明瞭になっている。
こういう表現もなんだが、なにが書きたいのやらさっぱりと言うところ。
作中で浩之があゆの夢を見るんだが。
マルチのシナリオしっかりプレイしていれば『夢は現実の出来事を整理して記憶しておくための手段』である事がわかる。
ある意味、Kanonと言うタイトルも夢と現実の追複ともいえるからだ。
ところが、浩之はまったく経験していない、本人も知らないはずの事を夢に見ている不自然さがある。
結果として奇跡の大安売りのご都合主義でしかなくなってしまっている。
>>29
秋子さん死後の名雪の狂気を書いたダーク。
と言えば聞こえはいいけど、中身は単に淫乱になった名雪と、それに付き合わされる祐一の話。
ダークって割には最後に綺麗な言葉で話をまとめているので中途半端。
>>30
一応あゆエンド後だが、各キャラの相関関係が不明瞭なままで、存在理由すらわからない。
話の主軸はオリジナルなので、あえてKanonの二次創作とする意図がわからない。
>>20の「夢」に対する違和感は、俺もあったな。
何で夢で共有してるのか分からない。
祐一と琴音が知り合いだったのは、まあオリ設定という事で許容範囲内だが
浩之に関しては完全に浮いている。
37 :
まとめの人:2006/11/30(木) 23:25:28 ID:htJGLJLl0
>>25 第2期まとめて下さってありがとうございます。
まとめサイトに反映させていただきました。
何時の間にか特定&不特定SS捜索板閉鎖してたんだな
踏み
>>40じゃないけど。
客観的に言えばお話にならないんじゃない?
感想見る限り、複数の人が既知のアメリカンジョークのようだから。
作者がそれを知ってたかはわからないけど、知ってようと知っていまいと、
すでに同じものが存在してるなら、一発ネタとしてはまったく成立しないよ。
2位に13票差だろうと1万票差だろうと、このテのジョークはオリジナリティがないと価値ないよ。
客観的にはね。
読者の主観的には、たとえ先行するジョークがあろうとなかろうと、
その存在を知らなきゃなんの問題もない。
初めて見るような斬新なネタとして楽しむことができる。
作者の主観的には、もし知らなかったんなら、悪い発想ではないんじゃないか。
知ってた場合でも、あまり知られてないようなところからパクってくるのは、
モラル的にはともかく、技術的には上手いと思う。
で、本人の証言でもないかぎりモラルの問題を客観的に展開するのは不可能なので、
個人的には「いろいろな意味で、なかなかうまくやったなあ」という主観的印象でした。
大事なこと書き忘れてた。
俺は楽しみました。面白かったよ。
極端に短いので、それ以上のものではないけれど。
超短編、と言うよりは単なる一発芸。
他の作品も、どれもみんな似たり寄ったりだし。
もっとも、限られた容量でドラマが作りこめるかと言うと微妙。
結局、誰もが知ってるようなネタで票を稼ぐしかない。
まあ、悪い言い方をすれば、二次創作それ自体がパクリのオンパレードだ。
だからこそ、大勢の人が知ってるネタをモチーフにする必要がある。
ショートショートの広場みたいなもんだろ。
むかしDNMLで蔵などキャラを使ったショートショートの広場ネタあったけど、結構和むぞ。
まあ思いつくかどうかは別だろうけどね。
他にやってる人が居なかったから、その場では評価は高かった、という事か。
まあ悪い話では無いだろう。
前スレでkskの流れに反対してたのが居たけど
やっぱり話題が無いとスレが止まるな。
ksk展開に意義があるなら、やはり何か話題を振るべきだと思うんだがどうだろう。
とか言いながらksk
みんなどうやってss探してる?
前は二次創作データーベースとか理想郷とか見てたけど、
最近は守口商店街しか見てないや。
自分は旧あめとんぼとかお薦めSSなんたら(今探そうとしたがとっさに出てこない とかで
SS探してますなあ
しかし このスレで紹介されたSS 結構知らなかったのがあるので非常に重宝してますわ
というわけで指定世路です↓
読んでみた
「青に溶けてゆく、わたし」
ネタバレ注意な。
祐一が街にやって来る少し前の、名雪の心理を語った物。
「名雪は7年前の事を今でも引きずっている」という、多分、一般的な名雪の解釈に基づいて書かれてるのだろう。
実際のゲーム中だと、名雪は7年前の事を吹っ切ってる様子なんだけどね。
この辺は、結構、人を選ぶかもしれない。
だが、それよりもあとがきの発言が気になった。
>名雪の一人称はこんなんじゃねーよボケ、とかいう意見もあるかと思いますが、書いている本人が男なの
>で、あとここ数ヶ月原作をやっていないのでお許しくださいませ(ぉ
「書いてる本人が男だから見逃してやってね」「数ヶ月原作やってないよ」
と自分でわざわざ言うのかね。ここで白けてしまった。
本人は免罪符のつもりなのだろうが、実際は「適当に書いてるけど、どうせ暇潰しだし許してねw」と言ってるようにしか聞こえない。
特に、女性の一人称で進むSSなのに「俺は男だから分からん」の一言で済まされるというのはどうだろう。
いや俺も男だけど、それでもわざわざ言ってのける根性が気に入らん。
更に「数ヶ月原作をやっていない」とわざわざ言うのもどうだろうと思うよ。
こういう言い回しをするのなら、一度はプレイした事があるんだろうけど
それでも作品を書くのなら、もう一度ぐらいプレイし直す事も必要だと思う。
特に、こういう一人称のSSの場合は、キャラの心理とかもろに影響を受けるし。
それに加えて他のサイトに投稿する作品なんだから、完成度を高める努力はすべきだと思った。
あとがきって慎重に書くべきだと思う。それか全く書かないか。
更に「夜天剣舞」を踏んでみる。
これは、どうなんだろうな。
ギャグというには、あんまし笑えなかった。まあ祐一と舞のやり取りはテンポが良かったが。
オールキャラ風味の舞シナリオと言った感じで、序盤であゆによって舞の事が思い出されて
魔物を倒しても、別に舞とは関係無いみたいな話。
変にシリアス入れてるのがマイナスなんだよね。
しかも「本当に原作プレイしたのか?」と思わせるポイントが多い。
舞やあゆが大量に食いまくって祐一に奢らせるという展開もある。
でも、舞は原作ではそんなに食ってないし、祐一に奢らせる展開も無かったはず(あゆは結果的に奢りになったけど)。
それに、舞の好物が「吉野家の牛丼」という事になってるが、実際は佐祐理の弁当の方が舞にしてみれば好きなような気もする。
舞=牛丼、というのは祐一が舞の夜食に買ってきた物のはずな訳だし。まあ舞も牛丼が嫌いな訳でもないんだけどさ。
他のKANONキャラが登場する中で、佐祐理の出番が殆ど削られてるというのはどうなんだろう。
壊しギャグ、と言うか、どっちかというとヘイトの土壌だ。
ギャグには波長があるとは言え、俺には合わなかった。
外伝は、吉野家の話がメインだった分だけ、まだ良かった。
かなり懐かしいネタだが、この辺のネタは悪くない。違和感はあるけど。
水瀬家のプロローグがムダに長いが、まあそれは良いか。
こうして見ると「魔物は舞の一部」という設定を無視してまで、原作再構成でやったのがマイナスだったんだなぁって思う。
外伝は舞アフターだから、まだ良かった。ギャグとして成り立っている。
本編は再構成にしては、シリアス分の出来がそれほど良くないし、ギャグも半端なシリアス分に打ち消されてる印象があった。
何というかSS書くには、その話の「時期」も考慮する必要なんだなぁと感じた。
時期に関しては、本編は失敗。再構成じゃ微妙。
外伝は及第点。やはりアフターの方が合うSSだと思った。
あと貶しまくるのはアレなのでフォローしとくが、読んでて牛丼が食いたくなるSSだった。
本編では奢りネタが微妙だったが、外伝では佐祐理から貰ったカードで払ってるというフォローがあった。
牛丼ネタは良い。魔物退治は微妙。こんなSSだと思ったよ。
>>54 レビュー乙。
俺もレビューというほどじゃないけどざっと読んだ感想を書いておく。
夜天剣舞
正直笑えなかった。
基本的に腹黒の舞という以外のネタは無いので、そこで笑えるかどうかが
評価の分かれ目だと思う。
俺はここで笑えなかったので脱落。
バトルを含めた原作部分はいらないだろうという意見には同意。
夜天剣舞外伝・吉野家リベリオン
こっちはけっこう笑えた。
冗長な言い回しはあまり好きじゃないけど、
ギャグのネタ自体は悪くないと思う。
名雪が時計と間違えられるネタも結構好きだなあ。
青に溶けてゆく、わたし
感情移入できなかった。
序盤からひたすらローテンションで読んでて眠くなる。
名雪のちょっとブルーな日常を書いていると思うんだけど、
あまりにも刺激の無い内容ですぐに飽きてしまった。
そうなると、もう気持ちが内容を読んでくれない。
だから自分にはこれ以上の批評は出来ない。
あと、これからは未完の長編を挙げる時は、
『未完です』と一言付け加えるべきだと思う。
>>49 つーかさ、指定する側が面白い面白くないを言ってしまったらダメだろw
>>49の書き込みそのものがレビューじゃん。
*9はSSタイトル/作品、URLが必須で、
未完、長編、シリーズ物に該当しているならそれも書くってところかな。
↓指定
短編だったので踏み
うーん、なんとも言いがたい。
渚アフター、朋也が公園で渚と汐を待つ間に鯉に餌をやっているSSなんだけど……
朋也一人称だけど朋也らしくない。ギャグなら笑えないしほのぼのなら面白くない。そして何が書きたかったのかさっぱりわからない。
駄作だというわけではないんだけど……ネタがないのに無理やり捻り出して書いたような、そんな印象。
と思いながらインデックスを見てみるとジャンルは『あほ』になっていた。
他のSSにはシリアスやギャグってついてるのに
>>59は何故これを選んだんだろうか。
読みにくいとか気分が悪いとかそういう作風ではないので『あほSS』だとわかった上で読めばそれなりだと思う。
>>61 レビュー乙。
俺も読んだ。
これは変わったSSだなあ。
あれこれ考える前にネタがマシンガンみたいに出てきて、
そのテンションが最後まで続くので飽きなかった。
ネタそのものはそう笑えるわけでもないかな……
でも読みやすくて、軽くて、そういう点も含めると結構いいかもしれないな。
レビュー乙。俺も読んでみた。
この人は、東方の方をメインとして活動してる人。少なくとも現在では。
この人が書く東方SSは好きだけど、この人の東方以外のSSを読む機会は今回が初めてだ。
東方厨っぽい意見になるが先にスマソしとく。
読んでみた感想としては、蔵等だと違和感感じる、という点。
朋也の性格が、この人のSSの東方キャラみたいな性格になってるんだよね。
>>61の言ってるように。
東方SSでも、あんなキャラ付けがなされてるけど、アレの場合、ジャンル的にキャラ性格があんましはっきりしてないんだが
蔵等とかだと、キャラの性格が肉付けされてるからイメージ的にマイナスとなる気がする。
ぶっちゃけると、半ばオリキャラ化してると言っても過言ではない。
でも、この人はこういうテンションのSSも得意で、軽く読むには丁度良いSSと言える。
ただ、この人の場合、東方SSでも、こんな感じだったりするんで、別に蔵等でやる必要は無いと言えなくもない。
どっちかというと、この人の場合はシリアスの方が向いている人かもしれないね。
シリアスだと非常に高い文章力で読ませてくれる。
定期的にスレが止まるな。
もうkskしてもいいよね。
ksk
ksk-
↓指定世路
>>65 まあ、しょうがないんじゃない。
年末だし、のんびり読んでいられる人も少ないんでしょ。
ここ以外も停滞気味だしね。
おそらくは美汐生誕記念にかかれたものと思われるが、残念な事に一日遅れ。
内容的にも盛り上がりに欠けるというか、ぶっちゃけ即興作品。
オリキャラが二名出てくるものの、作中において具体的な説明はいっさいない。
最後に美汐へのプレゼントで、祐一が「俺を自由にしていいぞ」というオチ。
文章的にも低いレベルではないが、良くも悪くも二次創作、といったところ。
俺も読んでみた。
むしろ、あのオリキャラがメインなんじゃないのかね。
ぶっちゃけ「美汐タンが、迷子の幼い子供に振り回されつつ、助けてあげる」みたいな話。
単純な話「迷子の子供」という以外はどうでも良い事で、幼い子供と美汐の絡みを書いて萌える事自体が目的なのだろう。
良くも悪くも美汐萌えSSって事だ。悪い話じゃあない。
最近は、京アニ版も放映されてるし、ブームが微妙に再燃してんのかな。数日前の作品っぽいからさ。
ksk
ksk
誰かゲリラレビューしようぜ。
ksk
微笑ましいお話が良かったと思う。
まあ、それ以外にあまり語ることはないなあ。
あえて言えば、短い文章全部が「微笑ましい世界」をつくるためだけに使われていて、
それが良かったのかも。
ラブコメ要素も、『あの子』のエピソードにしても控えめにして、
微笑ましい雰囲気を壊さない程度にしか出てこない。
そういうところが好印象だった。
それだけに、ちょっと印象も薄いけど。
軽く読むだけならまあそれでもいいのか。
特に語る要素もない。
天野さんお誕生日おめでとう。
天野タン萌え〜な作者の書いた萌えシチュSS。
それだけ。
ksk
まあファンフィクションとしては間違っていないね。
↓指定よろしく
>>79 遅れ馳せながら、踏んでみた。
何と言うか、文章力は水準以上なんだけど、
中盤まで固有名詞が一切出て来ないものだから、
一体誰の話かさっぱり分からなかった。
一応渚のSSなのだが、作中の渚の口調が何か渚と
いう感じがしなく、渚としての個性を感じない。
全体的には良い話なのだが、CLANNADである必然性を
感じないというか。
正直2次ではなく、1次として書かれたほうが寧ろ評価は
高かったというSSでした。
レビュー乙
これ以上kskしながら生きていくのは嫌です!
あかん! kskしたらあかん!
ksk代わりに読まずにレビュー
>80
まさかタマ姉の弁当が『アレ』だったとは驚きです。
入手ルートについて詳しい説明がほしかったと言うのが正直な所
>79
渚が留学先で恋に落ちる、と言うアイデアは素晴らしい。
ところどころにちりばめられたパロディネタがテンポを良くしているが、若干やりすぎの面がある。
解らない人にもストーリーは追えるようにして欲しい。
>70
ギャグSS
いきなり、『あたたかい戦い』と言う駄洒落で始まり、駄洒落が3行に一つの割合で出てくる。
ラストのオチが若干弱い。
>59
シリアスSS。
「許されない恋」をテーマに描かれており、周囲の反対の様子や周りとの軋轢の描写がリアル。
最後まで救いがなく終わり、嫌いな人は嫌いだろうが好きな人は好きだと思う。
>51
kanonの舞が芸術家になり、色を作るのに苦労する話。
>>85 >ksk代わりに読まずにレビュー
貴様のような奴が居るから、未プレイで二次創作をやる奴が増えるんだ!
それと、貴様のような奴が居るから、このスレの進行がよく止まるんだ!
Zガンダムネタはともかく
↓指定よろしく
踏むか。
読んでみた。ネタバレ注意。
名雪アフター。最初期の作品。
まずは「後書き」を読んだ方が良いと思う。
「名雪はヒロインの中で一番弱い存在」「名雪はゲーム開始から祐一が好き」
という作者の考えに共感出来ないと読むのは厳しいかもしれん。
具体的には、祐一が名雪の雪うさぎをぶっ壊した過去を、二人で乗り越える話。
だが、祐一が当時あんな状態になってたのは、あゆの事があったからなのだが、その辺の言及は無い。
この辺で違和感はあるが、まあ気にしない方が良いかも。
その辺を置いとけば「過去を乗り越える二人」という感じで悪くない。
ノリも派手さは無いが、結構優しい感じで進んで行く。
総じて見ると名雪萌えによる名雪萌えのための名雪萌えSSかな。
年末と言えども、ちょっとスレの速度が遅すぎやしないかとか言いながらkskしてみるテスト。
年末は忙しいからね〜
ksk
他所もこんなもんだよ。
まあゲーム関係は年末商戦の今が旬だがな。
ksk
ksk
ksksk
指定世路↓
踏み
規制に巻き込まれたのか昨日書けなかった。
とりあえず読了。
誰の本編後とかじゃなくて一種のパラレルワールドというかオールエンド後みたいな話。
結構文章は上手いと思う。
ほのぼのとした暖かい雰囲気がよく出てきてその点は◎。
ちょっと話の起伏が無いかなと思うが、そこはしゃーないレベルかな、と。
何ていうか最盛期以前のコンペとかでよく見かけたような作品。
ありきたりだけど王道だから面白かったです。
>>102 レビュー乙。
次の9はクリスマスかな。
まあ、作中の表現を用いてレビューするなら
大して上手いとはいえないが、読めないというほどのこともない
というところかな
ksk
だがそれがいい
色々と評判は聞くけど読むのは初めてだな。
踏む。
111 :
110:2006/12/27(水) 20:14:31 ID:pBQ80Jea0
読んだ。
KANONと、スタジオメビウスの鬼畜ゲーム「絶望」のクロスオーバー。
「絶望」に関しては未プレイなんだが、検索してみると超絶鬼畜らしい。
で、内容なんだが色んな意味で読者の事を考えてない。
別に鬼畜がどうのこうのという問題でもない。
物事が出てくるのが突発的すぎる。文章もこなれてない感じで、鬼畜っぷりを表現しきれてない。
「絶望」のキャラについて説明が殆ど無く、絶望の主人公達がKANONの街にやって来た背景も語られない。まあ作為的なんだろうが。
112 :
110:2006/12/27(水) 20:18:54 ID:pBQ80Jea0
続き
> 「あなた・・・だれなの?祐一君じゃないわね・・・」
> 「ほう?なぜそう思うのだ?」
> 「私の叔父は警察に勤めてるの・・・極秘にされてるけど理由なき暴行殺人が多発している・・・加害者はみななにも
> 憶えてないか、自分にとりついた幽霊の仕業だと誰もが供述し・・・参りきっているという話を聞いたのよ。
> あなたは誰?誰なの?」
香里と紳一(by絶望)の会話だけど、この辺の会話に違和感を持った。
物分りが良いというか、美坂姉妹の父が警官だというのも突発的というか。
オリ設定が説明もなくぶちこまれてるんでついていけない。まあ作為的なんだろうが。
> あゆが突然叫び声を上げると、その全身から金色の光がほとばしった!!
> その光の神聖な輝きに俺は身体が焼かれるようだった・・・・これはセフィロトの光か・・・
> 亡霊となってから俺達を払おうとする様々な拝み屋や人外の魔物と戦った、だがたかが人間の生霊がこれ程の力をもっているとは
> まさに予想外だった。古手川と直人も苦しそうだ・・・・
とあるようにあゆは強い。真琴も強い。最終的にはやられるけど。
この辺のオリ設定も突発的すぎる。作者の脳内オリ設定が暴走。
しかも文章がこなれてない所為で、逆転劇も微妙。
というか鬼畜描写すらも微妙だ。文章がこなれてない所為で。
113 :
110:2006/12/27(水) 20:25:17 ID:pBQ80Jea0
続き。
要するに、これは「クロス寝取り」の範疇なんだよね。
U-1な祐一が、ニコッと笑ったり、頭を撫でたりしただけで「ぽっ」とか言って惚れさせるのと同じジャンル。
祐一は紳一に体を乗っ取られてるけどね。やってる事も鬼畜そのものだけど。
「クロス寝取り」に特化したSS。というか「クロス寝取り」のSS。
しつこいようだけど文章がこなれてない所為か鬼畜描写も淡々としてるのが難点。
KANONのキャラの名前と同姓同名のオリキャラのようにしか見えない。
わざと文章をヘタクソに書いているのかもしれない。そうだとしたら凄いと思う。
何にせよKANONのSSとして読まない方が良いと思うよ。こりゃ「絶望」のSSだ。
鬼畜がどうとか、作者がアンチハッピーエンド主義者だとか、そういうのは多分関係ない。
「KANONを踏み台にした絶望SS(文体はこなれてない)」というだけ。
描写力云々より、壊し方がえげつなさすぎてある種すがすがしい。
佐祐理さんのシーンとか凄まじいものがある。紳一様のお言葉を借りるなら、
木戸はナイフを突き出し舞の身体をめった斬りにした・・・こんなやり方はあまり俺の好みではない・・・俺はもっとスマートに精神的に壊していくのが好きなのだ。
といったところか。
そのこなれてなさと背景のいい加減さ、絶望のパロだったりして(笑)。
ある意味では結構楽しんで読めたかな。
と言っても内容はほとんど読み込めてないけど。
「よくここまでやるなあ」という感じでこの文章全体をネタとして捉えれば、
なんかそれなりに笑えるというかなんというか。
あまりにやりすぎてて逆に不快感を感じなかったようにも思う。
あと、やってることは過激なんだけど、
表現はどこかドライだというのもあまり読後を不快にさせないのかも。
まあ、あまり真面目に読むことはお勧め出来ない。
自サイトでやってる分にはそう言う評価で良いだろうな
ただこれを鍵本家のSS掲示板(初代)に投稿したと言う過去があってな
まあ作者の事はどうでも良いよ。ここは、そういう場所じゃないし。
ただ、やり方はどうであれ「(作者が自己投影してる)他作品主人公が、鍵ヒロインを寝取るSS」だからな。
↓指定よろしく
踏み
>>120だけど
アク禁に巻き込まれたのか今までカキコできなかった。
とりあえず読了。
全体的にレベルが高い由真SSだと思う。
特に嫉妬というか自分の思いで心の中がぐちゃぐちゃになっているシーンは秀逸。
ただ、序盤の〜みたいなどの描写は微妙。
そこも一人称でキチンと素直になれない心表してるともっといいと思う。
あと、最後については賛否両論あると思うが個人的にはアリだと思う。
乙
コミケも終わったことだし、ksk
kskには秘密がいっぱい
冬コミも終わったし、人が戻ってくることに期待してksk
ksk
ksk
↓指定よろ
踏み
容量の短い短編。
一言で言うと初夢ネタ。
ネタバレだけど、みんなで寝たら、夢の中で柏木四姉妹と耕一がヤってたというオチ。
基本はエロSSであって、ある意味、それだけのSS。
ただ、四姉妹が変わりながら登場して耕一とヤってるのが見てる最中は気になったが
目覚めた時、「何かよく分からん夢」みたいになってるのが結構上手かったかもしんない。
だからあんなに次々と視点が変わってよく分からん事になってるのか。
視点はコロコロ変わるけど、その辺の配慮もされていて良い。
あけおめことよろ。
早く人戻ってくるといいねー。
>>131 今年初のレビュー乙であります。
そろそろ年始も終わるし、冬コミからみんな戻ってくる事を祈りつつksk
ksk
135 :
名無しさんだよもん:2007/01/06(土) 13:51:32 ID:WcUlf/OiO
ksk
ksk
あたしすごいkskを知ってるよ
↓指定よろしく
139 :
名無しさんだよもん:2007/01/10(水) 13:42:30 ID:mMOml4oz0
クラナドやったことないけど踏み。
やったことないけどまーキャラ設定とかはだいたい知っているから大丈夫かなーと思いつつ。
タイトル通り汐による女子中学生日記。
日記風な記述だが台詞も多々入っているので完全な日記という感じでもなく。
それに日記なだけに盛り上がりがあるわけでもなく、単に汐の日常を綴っただけという感じ。
個人的にはこの物凄いほのぼの感が気に入った。
両親がラブラブで、更に自分も愛されている幸せな家庭に生まれた娘の日記(というか日常)とはこう言う感じなのか。
ゲームの本編じゃ絶対に有り得ない世界だとわかっているだけに、ある種のドリーム小説(?)なんだろうなぁ。
こういうのの典型で汐がほぼ完全オリキャラと化しているけど逆に知らないだけに俺は楽しめた。
れびゅう乙
143 :
名無しさんだよもん:2007/01/12(金) 02:13:18 ID:pAVPE4gtO
乙
自作自薦とかもおkなんだろうか。
>>144 十分おkだろう。
ただし結構厳しいので、批判は覚悟するべきだと思う。良い所はちゃんと良いって言われるけどね。
「書いてみたけど、悪い所があるなら今後に生かしたい」という気概があるなら、それも良いんじゃなかろうか。
>>144 ここが2ちゃんだということを考えるとあまりおおっぴらにやるべきじゃないと思うが。
まあ、今まででも自作自薦で出してる奴は多分いるような気がするけど。
もしどうしてもやるならもうしばらくスレが進んでから、だれにも気づかれないようにこっそり出すべきだと。
たしかにそのほうが無難だとは思うが。
自己判断で名前出してもいい、それで意見請いたいと思うなら、いいんじゃない。
葉鍵板内のSSとかも対象なんだし。
空気を読まずに
↓指定よろしく。
>139の感想はもういいのん?
じゃあ俺の自作SSを……(´∀`)
と言ってリアル外人が書いた海外の葉鍵SS(当然、全英文)を貼る
(読める奴いるか!?)というネタを考えていたのだが、どうもそこIEで閲覧してるだけで
ウィルスだかスパイウェアだか噛まされるらしくてこりゃ駄目だ
(「fanfiction」でウェブ全体ぐぐってトップのサイトです。Kanonリンクスみたいに
数万点のSSが集まる、海外のSS投稿集積所。セキュリティと英語力に自信のある人はどうぞ)
というわけでこちらにチェンジ
ttp://wow.bbspink.com/leaf/kako/1030/10300/1030027512.html 195-218 ToHeart セリオ(HM-13・量産機)
一回読んで数年後また読んだら、全然違う作品に読めた(ジャンル自体。俺が最初誤読してた?)
作品なんで、他の人の意見も聞いてみたい。
>>149 原作未プレイだけど、読んでみた。
メイドロボの設定だけ借りたオリジナルか?
あらすじとしては、セリオの量産機と、その”弟”の話。
僅か数レス分の物語の中に、一転二転してる感じがするな。
オチ部分は、どこか物哀しい雰囲気があるな。
ただ場面が変わったのが分かりづらい点は否めない。そこは難点。
何度か読み直して価値が出るSSと言えば良いのだろうか。
何となくネットで広がったドラえもん最終回を思い出した。
実際の所、KANONのあゆが近いんだろうけどね。
151 :
名無しさんだよもん:2007/01/18(木) 21:58:54 ID:T7TSJG3iO
かそく
ぼくらはみんな、kskをする
レビュー乙。
俺も一通り読んで感じたことなんかを書いておく。
ToHeart セリオ(HM-13・量産機)
このSSで良いと思えたのは、言葉も含めた田舎の描写。
この描写がメイドロボの『おもいで』に繋がって、懐かしい雰囲気を感じさせるところまで雰囲気が作れていたと感じた。
だから序盤は結構楽しく読めた。
逆に悪いと思ったのは中盤の盛り上がりに欠けること。
このテンポでこの長さ、変化のなさは正直退屈させられる。
ラストも蛇足が多いと感じる。
工事に来た二人組が喋りすぎで、余韻を感じさせるような雰囲気が作れていないように思う。
あれは読者が感じるべきことであって、登場人物に言わせてしまっては興ざめという気がしないでもない。
それでも作者の意図はちゃんと伝わるくらいには完成された物語だと感じた。
あと、これは作者のせいじゃないかもしれないけど、自分にとってこういうタイプのSSの限界というものを感じさせる一作だったような。
このSSは結構上手に出来てるように思うんだけど、主観ではなんとなく「面白い」って素直に言えない。
特に自分のようなハッピーエンド主義者にはこの手のSSをどんなに上手に書けてたとしても、
「よく出来てるんじゃない?」というような客観評価しかできないような気がする。
149だけど、感想サンクス。
原作だと、マルチといっしょに、このセリオってののプロトタイプが脇ヒロインの
一人として出てきて、後に量産されて、同型機が世の中に普及したのが描かれてる。
これは量産型セリオの一機をメインキャラにした完全オリジナル話って感じかな。
俺、初読のときは(たぶん)150と同じ「捨てられたセリオの懐かしい記憶、追憶」
みたいな機械人形のノスタルジーものとして読んだんだ。
田舎の懐かしい情景とか、主人公のセリフや行いとか、小説的でよく書けてるし。
でも数年後読み返したとき「アレ?」と思って。
「これ、セリオが主人公に一服もって殺してないか?」と。
主人公の思うままにならない強烈な眠気、混濁する意識、苦しさ、
現在の主人公の右手につくソフトクリームじゃない“なにかベタベタしたもの”とか。
話の中で殺人が起きてる、ミステリとか、ダークの部類に入るジャンルだったのかな、と。
そこどうなんだろ。
>>154 そういう見方もあるよね。駆け足だし。
でも、その場合、セリオが殺す理由がよく分からない。
中盤以降駆け足でどういう話が分かりづらいのが問題だと思う。
悪い話じゃないと思うんだけどね。
156 :
名無しさんだよもん:2007/01/20(土) 21:06:28 ID:FZm1uXjA0
作中の手がかりから考えられる動機を推測すれば……
スレの202でわざと最後まで書かなかったセリフを、
回想部分ラストであきらかにしてるってことは、
書き手はここを「最重要ポインツ」とか「ネタバラシ」として書いたんだろう。
「主人公がセリオ以外の誰かをパートナーに選んだ(で、多分もう家には帰らない)」ってことを。
(主人公の異常も、202の言葉を発した時点からはじまったみたいだし。
数日間にわたる朦朧状態とか記憶の混濁とか。
殺人じゃないとしたら、他にも>154等ある主人公の異常はどう説明がつくんだろう、と)
さらに文中で読み取れるものをまとめると、
「主人公が両親の死以来離れた家を、いつか主人公が帰るものとしてずっと守ってきた
セリオ。だが、主人公は、預けられた親戚宅で成人した後も遠くに行って、
ろくに家に戻らず、セリオ以外の者をパートナーにして、帰らないことを宣言した」
そこから動機を推察するとしたら、そこで主人公を家に繋ぎ止めたいと行動に出た…いうところか?
俺もいまいちそこまでしなくてもとは思うが、セリオ好きの人って、
はたから見たら過剰なぐらい、主人公とセリオの繋がりを強く描きたがる人が多いんだよな。
ksk
↓指定よろしく
159 :
名無しさんだよもん:2007/01/23(火) 01:11:57 ID:vgJT1P/w0
160 :
名無しさんだよもん:2007/01/23(火) 02:54:13 ID:DqdmIgj40
最新の書き込みが↑だと気分が悪いので踏んでみることにする
とりあえず読んでみた。
Cross W
下敷きとしてあるのは京アニ版っぽい。
まあ京アニ版見てないけど、その辺は気にならなかった。
ストーリーとしては、真琴がクロスワードパズルに興味を持って、自作して祐一に解かせるという筋書き。
話の大半は、祐一が真琴製作のクロスワードを解いていく流れになっている。
合間合間に、解きかけなクロスワードの画像が挿入される。
斬新と言えば斬新な内容。
ただ、結局の所、クロスワードパズルを解いてる祐一の姿を見せられてるだけと言ってしまえば、それでお終いだったりする。
最初から問題が全て明かされる訳ではなくて、ストーリーの進行に応じてしか問題が明かされない。
まあ真琴が作った問題なので、色々と理不尽ではあるだろうが。
結局の所、クロスワードパズルを用いた展開は、「他人(=祐一)がクロスワードを解いてる様を見せられる」としかならない。
他人が解いてる姿を見ても、あんまし面白くはならない。
まあ合間合間の展開は、KANONらしいと言えばKANONらしいのかな?
どっちかというと真琴のツンデレっぷりを楽しむSSかもしれない。
オチは、ツンデレの”ツン”で終わるけど、かなりツンツンしてる。
何というか真琴もツンデレ認定されてるんだよね。
このレビュースレは初代から居るけど、ここまでツンデレしてる真琴のSSは初めてかもしれない。
一応読んでみた。
下書きとなった、というよりは書く気になったのが京アニ版だが、実はまったく関係なし。
原作を下敷きにしてるとなると、あの時点で祐一が香里が学年で一番の成績保持者である事を知っているのが変。
そのネタが出るのは名雪シナリオの試験前だから、真琴シナリオで知ってるはずがないんだ。
それに、名雪には寝ぼすけのクセに、と悪態をつく。
この事からわかるのは、この祐一は自分より上位のものにはこびへつらい、自分以下認定したものには横柄に振舞うという、いやな性格の持ち主であるというのがわかる。
話の内容は上記の通り、単に祐一がクロスワードパズルを解いているだけ。
しかも読者には問題すら明かされないため、読み手としてはまったく楽しめない。
一応連載ものであるのだが、全体を通して感じられるダラダラ感はどうしようもない。
合間の展開もよく言えばKanonらしいといえるが、悪く言えばお約束の展開が続くだけなので、盛り上がりに欠ける。
ぶっちゃけ、香里がいかにすばらしい存在であるかを、名雪や北川を貶める事でしか表現できていない。結局、登場人物がダラダラ出てくるだけで、ストーリーの進行に関る役割を、きちんと与えられていない。
結果として、まこぴーかわいい、というのを表現するためだけに、無駄に行数を稼いでいるだけでしかない。
以前にも同じ人のSSをレビューした事があるが、文章の構成能力に難があると思う。
随所に斬新なアイディアがちりばめられているのはいいが、それを満足に活かせていないのでは意味が無い。
>あの時点で祐一が香里が学年で一番の成績保持者である事を知っているのが変
それはどうかなと思う。
香里が学年で一番の成績保持者という情報は限られた条件でしか手に入らない情報か
といえば、
全くそんなことはない。
名雪シナリオではたまたま試験前で知ったかもしれないが、真琴シナリオのはじめの
方で
何らかの拍子で知ってしまったとしても矛盾はない。
アニメのシナリオで行けば矛盾するかもしれないがな。
>>165 原作プレイしてないのか…。
その話題が出てくるのが、名雪シナリオにおける突然の試験なんだ。
そのときに名雪が、転校したてで授業についていけてない祐一を心配して、香里に勉強を教えてくれるように頼んでいる。そのときに出る話題なんだ。
つまり、これは限られた情報なの。
大体、香里が学年で一番の成績の持ち主であるという事が、真琴シナリオの最初でどうやって知るんだ?
まったく矛盾のないシチュエーションというのを、ぜひお聞かせ願いたいものだ。
それ以外のシナリオでは、香里が学年で一番の成績の持ち主であるというのは、まったく意味のない描写であり、ストーリーの進行にはまったく関係が無い。
そもそも原作における香里は、自分のことをぺらぺら話すようなタイプではない。実際、親友である名雪も栞の存在を知らないくらいだ。
で、あるにもかかわらず、なぜ祐一はそんな香里のプライベートな情報まで知っているのか?
結局、作者の情報と祐一の情報がごっちゃになってるんだよ。
だから、原作としてもアニメとしても、矛盾してるんだ。
単に世間話の範疇で、そういう話を聞く可能性もゼロではないだろう、って程度の話じゃないの。
ゲーム上で描写される日常なんて、ほんのわずかなんだし。
授業中に難しい問題をすらすら解いた流れで聞いたとか、他に考えようはあるわけで。
限られた情報とは言うけど、栞のことと違って、隠された情報じゃない。
祐一が転校生だから知らなかっただけで、試験とか通知票とかで、時間がたてばいずれ分かるようなことだし。
てか、正直そんなことは別に突っ込むほどの問題じゃないと思う。
単に細かいシーンだから忘れただけじゃね?ぬっちゃけ俺も忘れてたし。
ただ、この辺は深く突っ込む必要は無いと思うけどな。
未プレイかどうかなんて、自分で「未プレイなんですよねw」とかほざいてない限り分からんよ。
確かにそういう香具師は多いが、いちいち目くじら立てる事でもないんじゃね?
結局の所、まこぴー萌えSSでしかないな。その点でも出番が少なすぎて成功してるとは言い難い希ガス。
クロスワード云々に関しては、ハッキリ言って意味を成してないと思う。斬新だけど扱いきれてないといった感じだな。
まあスレが伸びるのはいい事だ。この調子でどんどん行こう。
↓指定よろしく
二次創作は昔ほどではないとは言え、未だ増え続けてるからな。最近は京アニ版もあるし。
それはともかく踏み
ぱーと1・ぱーつ2の二作品を読んでみた。
以下、雑感。
基本はギャグのショートショート。
「イラスト無し4コマ漫画」とあるように、一つ一つは恐ろしく短い。
セリフのみでたった数行で終わる。だが、圧倒的な物量がある。
ギャグは人によってツボが違う事が多々あるが、この作品群は物量を持ってそれをフォローしている。
一つ一つは短くても集まると結構な量になるので軽く流し読みしてみても良いかもな。俺はそうした。
ただ、下の方にある「○○(キャラ名)祭り」は乙女祭りまで読んだけど正直微妙だった。
「○○祭り」は連作なんだけど、連作ゆえに結局は「ただの短編SS」でしかなくなっている。
しかも基本の「セリフだけ」ってのは当然受け継がれているので、印象も良くない。
ネタ切れの問題もあるのだろうけど、数行の短編のラッシュの方が面白かった。
172 :
名無しさんだよもん:2007/01/26(金) 16:59:22 ID:QQM1qgY6O
かそく
かそく
174 :
名無しさんだよもん:2007/01/27(土) 04:49:40 ID:NOWnFW42O
誰かゲリラレビューしようぜ。
じゃあレビューというほどじゃないけど、読んで思ったことを書いておくか。
まず、正直に言って笑えなかった。
笑えないというよりは読めないに近い気がする。
ネタそのものがそんなに悪いものではないと思うけど、
個人的にこの形式に絶望的に合わなかったみたい。
テンポとかリズムとかが自分と違うのか、
それともやっぱり絵の無い4コマじゃ自分には情報量が足りないのか。
敢えて評価できるところがあるとすれば、
原作を生かした台詞や雰囲気がところどころに感じられること。
これで少しでも笑えれば全然悪くないと思うんだけど。
あと、意味がまったく分からないネタがいくつかあったのも気になる。
まあ実際にはレビューできるところまで理解出来ないというのが正直なところ。
それくらい自分には合わない。
4コマというよりショートショートだな。恐ろしく短い話。
読み流すくらいが丁度良いのかもしれない。
書き込もうとしたら、規制に巻き込まれてテンションダウン。
何度かレビュアーもそれで失踪しているし、ここ告知スレにでもして書き込みやすいところに移らないか?
・・・・・・なんて思った。
>>177 あるある。もし良い所があるなら、それも良いかもね。
↓ともかく指定よろしく
Kanon 美汐と雲と相棒と
tp://cro.zone.ne.jp/text/mishikumo.htm
個人的に好きなんだ この話
規制されてなかったら踏みで。
まず最初に、この作者の話は毒です。
だから、好きなキャラが手酷く改変される事に憤りを感じる人は、あまり面白くないと思うかもしれません。
逆にその毒を飲める人は、毒をうまく組み合わせたギャグに笑えるでしょう、
ただ、この話は変にシリアスと感動を混ぜてしまっているせいで、非常に中途半端な作品に思えます。
また、肝心の毒も強すぎます。ヒロインが美汐に唾吐きかけたり、陰湿なイジメをしたりと言う毒は少しやりすぎです。
>>179が何故この話が好きかは分かりませんが、正直、この話は駄作でしょう。
ただ、他の作品はそれなりに読めます。毒の入ったギャグが殆どですが。
同意だなぁ…。
これが書かれた当時のSSなんざこんなもんだが、結局メインとなるヒロイン以外を意図的に悪く扱う事でしかその魅力をかけないというのも。
コワレギャグ、といってしまえばそれだけの作品だが、そのコワレぶりに意外さがない。
ある意味、これが毒である事に気がつかない人だけが笑えるんじゃないかと思う。
この話の笑いのツボというか毒は美汐以外のキャラの壊れじゃなく、美汐の壊れの方。
美汐の孤独さを、何だ本人が変なせいじゃんという面を強調することにより、
そういえば原作の美汐もこういう方向とはちょっと違うが本人が変なせいもあるなあと思わせるところがある。
カリカチュアライズにより、隠れた部分を面に出している。
もっとも、この話で強調されているのは感動の方で、毒はそのための道具。
駄目で仕方のないやつがちっぽけな喜びを得るというパターンの話。
だから、美汐を美化するタイプの人にも向かない。もちろん美汐以外が好きな人にも向かない。
美汐はバカなヤツだが、それが可愛いと思う人向け。
個人的には読者絞りすぎだと思うが、SSだから別にそれでもいいんだろう。
壊れギャグと言ったら壊れギャグなんだけど、キャラの方向性が違うという印象はあるな。
まあ多分
>>183の言ってる通りなんだろう。読者絞りすぎなSS。
美汐も原作では出番が少ないからな。真琴シナリオの中盤からちょびちょび出てきて、後半にようやく表に出る感じ。
正直な話、印象が薄いから逆説的に言うと、色んな美汐像があるんだろうなぁって思った。
ラジオドラマの美汐は秀逸だったなぁ
それは禿同
今でも聞いてて楽しい。
くぜも
ksk
↓指定よろしく
やった!書き込めた!よし踏むぜ!
嬉しさのあまり冗談スマソ。
4日間近く書き込めない状態が続いていた。
ネカフェでも規制だったし、こんなん何度もあると萎えるな・・・・・・
↓何事もなかったかのようにレビュアーの方どうぞ。
嬉しいのは分かるが連投はどうかと思うぞ、踏み逃げかと思ったじゃないか。
という訳で踏み。
>>189 読んでみた、なのでレビュー。
とりあえず
>>189がどんな意図がこれを挙げたのか理解に苦しむ。
一言で言うと秋子の官能小説。
祐一萌えを神へ告白する小説。
だが、その内容が酷い。
祐一の下着の体臭を嗅いでハアハアしたり、一服盛って犯したり
最後は名雪が窓の外に張り付いてたりと、とにかくキャラ改悪が酷すぎる。
しかもエロ以外に中身は無い。良くも悪くもエロSS。
ついでに改行が読みづらい。
それは、ちょっと意見が一面的過ぎるのでは。
名雪が最後の最後で少し黒く書かれているだけで、改悪って程じゃないと思うけど。
ともかく横からレビュー、よくある、女性雑誌の主婦の告白みたいな投稿話。
そういうのが好きな人なら興奮するかも。で、最後はホラーチック。
でも、こういう話はレビューしにくいなぁ。
特にストーリーがあるわけでもないし、いけない秋子さんが見たいならどうぞ、という感じか?
同人だとありがちなネタなんだよな。
秋子さんと関係もった挙句に妊娠させたりとか。
夜の営みを名雪に見られて、そのまま親子どんぶりに移行とか。
まあ、この人の書いたエロだったら、この少し上にある精神交換屋というのが面白い。
内容は名雪と精神を交換した秋子さんが、名雪の体つかって祐一とすると言うものだが。
195 :
189:2007/01/30(火) 22:25:02 ID:6oT37uN20
たまにはダークでもと思って指定してみた。
未完結作品でも非葉鍵でもないし、指定の意図を尋ねるケースでもないと思う。
俺はIFやブラックジョークの類として変なリアル感を楽しんだよ。
キャラ「改悪」と感じるのは個人の感性であって、まあそう判断するのはいいとしても作者や指定者に当たるのは止めて欲しい。
ここはSSをレビューするスレであって、人をレビューするスレじゃないんだから。。
あと*9で作品について語ったら、レビューする意味がないって反論も過去にある。
原作的にありえない設定を施されるのが改悪なんじゃね?
ヒロインの奢り集りとか、好物と口癖だけで表記羅列されるヒロインズとか。
個人の感性と言ったって、こういうキャラの表現を改悪と感じないのは、189氏だけかもしれない。
それに原作好きなら、なおの事こうした設定改変が許せないという部分もある。
自分が好きだからって、その好きを他人に強要してはいけない。
また、自分が好きな作品を酷評されたからといって、逆切れされてもね。
結局のところ個人の感性の問題なんだから、目くじら立てる必要もないさ。
>>189 作者を批判したつもりは無い(
>>195=作者ってんなら別だ)が、理解に苦しむとか言ったのは悪かった。すまん。
>>196が大体代弁してくれたけど、秋子さんが祐一に欲情した理由が、少し違和感を感じた。
使い古された表現で言えば、「KANONである必要が無い」と感じた。
秋子さんで無くても良いんだよね。こういうシチュって。
オリジナル作品だったら、まだダークとして読めたのだと思う。
むしろKANONであることがマイナスだと思った。
>>197=
>>192ね。
もう一度言うが、指定の意図を尋ねるのはアレだったな。スマン。ネタかと思ったんだ。
別に感性を否定する気は無い。でも、まあ参考程度に。
少々、一面すぎたのは否定しない。
ストーリー性は無い。だがストーリー性が無いのがダメって訳でもないわけで。
ダークと言っても、あんまし鬱にならない。その辺は期待出来ないんだよね。
>>196の言うように、「原作ではありえない設定」な訳で、それを受け入れられるかで決まるだろう。
単純に俺が原作のキャラを改変して、それをダークと言い張る作品が苦手なだけかもしれんけど。
葉鍵じゃないけど、アニメ版SHUFFLE!の黒楓とかは大嫌い。原作の楓が好きなだけに。
肯定的な立場から見ると、その人の秋子さん像にしてみれば抜き目的で使えるかもしれない。
まあ人によって合うか合わないかが分かれそうな作品ではあるだろう。
俺には合わなかったが、それが好きな人までは批判しない。
↓指定よろしく。
先に呼び出して個人の嗜好を叩いたのは191氏だろう。
SSには何を言っても構わんが、
>>192の一行目は明らかに不要。
その一行のせいで189氏が個人攻撃されたと思うのも無理はない。
いや実際これは個人攻撃以外の何物でもない。
>>199 >とりあえず
>>189がどんな意図がこれを挙げたのか理解に苦しむ。
>>197-198でも言ってるが、この部分は全面的に俺が悪かった。
>>189氏、すまん。ごめんなさい。
感性が合わなくて、何というかU−1SSとか挙げて反応を見る輩だと思ったんだ。
何というかすまない。別に感性を批判する気は無かったんだ。
↓以下、通常の流れで指定お願いします。
書き忘れ。
AIR 観鈴日記
スレ消費スマン
196氏の言うようなのは改悪と感じない。最初の一回は。
それは単に無批判に使いまわされて陳腐化しただけ。
だが、欲情秋子さんも少々使いまわされてる感があって・・・
捻ってあるので読めるが、あまり面白く感じる方向じゃなかった。
多分、Kanonと全然関係ない世界観のスタイルをKanonでやらせて落差で笑いを取るタイプ。
”秋子さん”好きの一部は怒るかもしれない。
あえて原作好きとは言わない。てか、原作好きなんてほとんどいないでしょ。
残ってるのは大抵原作信者の仮面を被ったキャラ信者。
とうはとのファンあたりと同じような展開。
と、読んで書いてるうちに踏んでしまった。
AIRの軽いコメディ。
観鈴の日記を覗き見して普段の自分の行いを他人の視点で見せられる晴子。
シリアス味が全然ないところがいいと思う。
AIRは本編があれなだけにほのぼのとしたのとか馬鹿馬鹿しいのとかを個人的に読みたくなってしまうので。Kanonをプレイするとほのぼのとかラブラブハッピーが読みたくなるように。
やっぱ本編のイメージが後引いちゃって、AIRでコメディってなかなか作りにくい。
こういう軽いの書ける人は地味に上手いんだろうなあと思う。
AIRでも不特定多数で共有出来るような二次的設定が出来ればKanonみたいにSSも流行ったんだろうと思う。三次創作的に。
原作が好きな人にとって、SSが流行るのが良いかどうかは微妙だろうけど。
内容については、読んだそのままなのであまり書くことがないw
くすっとする人はするだろうし、何も感じない人は感じないだろう。
レビュー乙。
こういうのいいよね。
>>203 原作好きがいないという事はない。
好きが高じてキャラに必要以上の愛着を持つのだろう。
ただ、ある人が好きならば他の人も同じ愛し方をしているという事もない。
裏設定としてどこまで許容できるかは人それぞれだ。
事実に明らかに反する物はキャラ改悪と断定しても良いだろうが、それ以外は個人の妄想に過ぎないと思う。
ここでレビューする時は、書き込む前に妄想を語っていないか一呼吸置いてから書き込んでいるよ。
>>203 世の中には原作のアンチのくせに、SS書いてる奴だっているしな。
>>109の作者みたいな。
208 :
191:2007/01/31(水) 00:27:26 ID:rU+6ozRz0
>>205 レビュー乙。
なんか空気を悪くしてごめん。
今度から一呼吸おいてから書き込む事にするよ。
あと作者・指定者の叩きは今後控える。ごめん。
↓指定よろしく。
基本はオールエンド。
で、3の最後には名雪を選ぶ。
でも、起承転結で言うと、名雪だけ殆どイベントが消化されず、その辺の説明がアレだった記憶がある。
以後は巫女さん設定な天野と、作者贔屓な名雪の出番が強くなる。
プールに行こう4
前半は、(脈絡もなく)名雪を選んだ祐一×名雪の話。
一言で言うとバカップルな話。
中盤は、あゆの身代わりとなって昏倒した秋子さんを救うために祐一達ががんばる話。
何故か幕末編へ。
後半は、プールに行こう2で決着したはずの舞の退学騒動の話。
実は久瀬は二重人格で、本当は良い奴という事が判明。祐一達と協力して、舞と佐祐理を救う。
ストーリー仕立てなんだけど、こうして見ると「プールに行こう4」と言っても三つに分けられるな。
基本は「3」で完結していて、この「4」は後日談的な話として見るべきだろう。
まあ、それは「5」や「6」も同じなんだけど。
全体的に後始末的な話が多い。
プールに行こう5
全体的に巫女さんというオリ設定が付加された天野の出番が多い。
ついでに言うとオリキャラの登場回数が一番多いのも「5」かも。
プールに行こうシリーズでは、最大の異色作。
前半は天野に憑依するオリキャラの登場により、擬似的に祐一×天野な状況にしている。
後半はみんなで旅行行ったら、なんか変な敵に襲われるという展開。
前半部分はどちらかといえばオリ天野萌えというのが大きいと思われる。
オリキャラである坂本瑞姫は、それなりに良いオリキャラではあった。
後半部分は、当時、作者が月姫にハマっていたとあとがきで書いている。
実際、型月の影響がちらほらと。
こちらでもオリ設定な天野が大活躍する。ある意味、一番の異色作。
もうオリ設定でぶっ飛んでるだけあって、一番浮いてると言えば浮いてる。
プールに行こう6
「5」は、天野の出番が非常に多かったのだが、「6」は名雪に焦点が当たっている。
学園祭を舞台として、親の都合で離れ離れになりかけたりする祐一と名雪の関係がメイン。
ただ今まで以上にメリハリは殆ど無くなってきたように思えるし、その割に一番長い。
ダラダラと連載を続けてきた少年漫画のような印象を受ける。
悪い話ではないと思うんだけどね。
あと、1〜3まで軽く触れる。
1
起承転結の「起」、最初は「プールに行く話」というだけだったのだろう。
最初、秋子さんの「了承」だけで季節が夏になっているなど拙い部分は多い。
2
起承転結の「承」、基本は学校の話。あゆと真琴が学校に通う。
最大の見所は、生徒会絡みの話。それなりにメリハリが付いてて面白い。
3
起承転結の「結」、とりあえず全ヒロインのシナリオをクリアする。やっとプールにやって来たりする。
全体的にむちゃくちゃ感は否めないが、キャラの扱いはそこそこ良い。
ただし、最大のネックなのは最後に名雪とくっつくまでの過程が殆どカットされてる事。
秋子さんが事故らなければ、名雪シナリオやる必要もないのは確かだが、この「3」は、他のヒロインのために動いている話なので違和感がある。
名雪好きがどうとか、名雪嫌いかどうとか、というよりも当たり障りが無いからという理由が見え隠れするのがネック。
だから「起承転結」で言うと、「転」を無視して「結」だけ書かれた感じがするんだよね。「転」が無視されてるから。
4
上にも書いた通り、後始末的な話。
5
天野中心でオリキャラ多めなアナザーストーリー。
6
祐一×名雪の決着
良くも悪くも行き当たりばったりなSS。計画性というのは多分無い。
だが、作品の出来が悪い訳ではない。名作とは言えないが、良い話ではあると思う。
>>214でも言ったけど、中堅クラスの長編少年漫画っぽい。
序盤が微妙で、中盤から結構読めるようになって、最後は慢性で続いている感じ。
でも、ここまで続けられる根性は凄い。
一人だけでレスを消費してスマン。
前スレでも触れられたし、読みきるのはかなり厳しいだろうからという事で。
実際、六部作でも一つ一つ作風が違うから、結構レスは消費する必要があるんだよね。
まあ既出の作品を挙げるのは別にルール違反って訳でもないから。
再レビューというのも中々味がある。
個人的にも思い入れがあるSSだしね。
↓指定よろしく
踏み
ttp://www1.atchs.jp/key/ 移るなら、こことかどうだろう?
試したところIDも一日で変わる(過去レビューに縛られなくていい)し、葉鍵板とほとんど同じだと思う。
自リンのTOPに更新情報出ているから外部アクセスがあるのもいい。
>>221 その場所を使うのはちょっとまずいんじゃないかな。
KANON自動リンクの掲示板みたいだけど、このスレでレビューしてるのはKANONだけじゃないし。
それに、活動中のよその掲示板を間借りするのは賛成できない。
以前このスレが他所で話題になったこともあったけど、あんまり好意的じゃなかった。
まあ規制の問題もあるし、とりあえずこのスレ専用の掲示板は無いよりはあったほうがいいだろうと思ったので新規で借りてきた。
9の指定したSSを*0がレビューしてみるスレ―避難所―
ttp://jbbs.livedoor.jp/otaku/8525/ 当面は以前このスレで使ってた掲示板と同じように使えばいいだろうと思う。
IDは日付変更タイプにしてある。
>>223 待避所に書き込めても本スレに告知できないんじゃあまり意味はないと思う。
レビュアー失踪でスレは止まるし、参加したい話題があっても蚊帳の外ってのが問題なんだし。
別の意見述べてみたい時に限って規制食らったってのが何度かあって萎えた。
誰か定期的に巡回して、転載きぼんレスがあったら転載するってシステムで。
完全に移る必要はないかと。そういう例では、たいていいまここにいる数人だけで
続行することになり、新規参入は永遠にゼロ、驚くほど先細るよ。
どんどん抜けて行ったからなぁ、冬コミショックで。
ここらで新規住人を取り込みたい所だが……。
とりあえずゲリラレビューでもして進めとくか。
kanonss[Refrain]
個人的には楽しめなかった。
全文通して設定や登場人物の心の変化に説得力が足りないというか、自分の感性に合わないというか。
どこが合わないっていうのはもう上げればきりがないんだけど、
たとえば美汐がものみの丘の狐にやたら詳しかったり。完全すぎるほどまことの心理状態を見抜いたり。
その辺りいちおう理由付けはしてあっても、感情的に納得させてくれるところまでは行かなかった。
佐祐理さんとまことを仲良くさせようとする過程も正直無理があるように思う。
そんなに簡単にいかないだろう、という冷めた目でしか見れなかった。
作者の都合で物語が動きすぎているように感じる。
まあ結局、物語に感情移入できなかったら冷めた目でしか読めないんだろうけど。
そうなるとどうして自分が感情移入出来なかったかという問題になるけど、それはよく分からない。
ただ単に苦手なだけなのかな……
>>227 原作で絡んだ事が組み合わせだからかな。
「かつて一弥が狐を拾ってた」というオリ設定が前提とされて進んでいく話だしな。
確かに説明不足な点は否めないね。悪い話じゃないとは思うけどね。
↓指定よろしく
書き込めたら踏む。
231 :
230:2007/02/09(金) 00:49:56 ID:E1E3lYMB0
致命的な欠陥から言うと、現在のところ大半を占める一年目が非常にテンポが悪い。
こういうスポーツ物ってのは、ギャグでもない限り主人公達に「人間力」とでも言うべき物が求められると思う。
いきなり才能を見出されて球界入りするのはいい。
スポーツ創作ものではよくある話だし、全く才能ないのが主人公を張るのもおかしいからだ。
しかし、ぐだぐだ学生生活のノリで一軍やってます……そんなものどこに魅力を見出せばいいのか?
人間力とは、常人と一線を画す、ある種狂気のような根性や努力である。
スポーツ漫画の名作でそれが欠けているものは皆無と言っていいだろう。
このSSは稲中や清杉のようなギャグやりたいようには見えない(テニプリやアストロのような非現実ベクトルでもない)ので、正統スポーツ物として見ると一年目は酷すぎる。
SSとしてのノリも洗練されていない。
と、欠点はここまで。
一方で良い点もある。
一年目のオフあたりからの日常シーンはノリが良くて面白い。
いきなりプロ野球選手になっちゃった、って展開も人によっては面白いだろう。
戸惑いながらも、前向きに試合に望む祐一と北川には好感が持てる。
人生どこでどうなるかが分からないという奇妙さがよく出ている。
二年目からはビッグなキャラも出てきて、祐一と北川にいい刺激を与えそうだ。
というか、英語は何か怪しいのだが、こういう豪快なキャラは嫌いじゃない人も多い筈。
ただの高校生だった二人が、そういう刺激に晒されておっかなびっくりステップを登っていくなんて話があってもいいと思った。
まとめると、一年目のダルさはどうにかならないものかと思ったが、一年目のオフあたりからはツボを押さえてきている感じだった。
ただ、最初で読者の心を掴めないとお薦めとは言い難い。
作者はこれを始める前に、成功しているスポーツ漫画などを読みこむべきだったんじゃないだろうか?
トラブル続きの球界初心者とか、設定を利用した読み手を楽しませるネタはいくらでもあった筈だ。
それはそうと、未成年の野球選手が酒飲んだり喫煙したりしていいのだろうか?
イロモノだからって回避するのは止めようや。
むしろ、イロモノほど真面目にレビューするのが楽しいってもんだ。
褒める所を探してみれば、普段すぐにブラウザ閉じては荒んでいく心が洗われるぞ。
レビュー的に面白いSSを指定してくれた*9に感謝。
レビュー乙。
つか、書き込めないのにふてくされてここ数日葉鍵板自体見てなかった。
そんな愚痴待避所に書いたって建設的じゃないし、転載してもらうのも気が引ける。
しかし最近規制多すぎないか?あのU-1スレが停滞気味なのも規制乱発が原因じゃないかと思う。
まあ、あのスレが潰れてくれるのは一向に構わないのだが・・・
元々ここはアンチU-1スレで始まったような場所だし、KANON以外の界隈ではあまり必要とされていないのは過去の流れで判明している。
>>221の自リン掲示板に移っていいんじゃなかろうか?
ここの住人って基本的に自リン利用者多数だろうし、KANON読者って葉鍵読者多数だろう。
そうでなきゃクロスオーバーが多数登録されるわけねーし。
新規参入望み薄で規制で足は遠のく。
このまま葉鍵板メインにしていてもジリ貧じゃないか?
というか、key自体がもう斜陽だし、クロスオーバーが多数登録されてるのは、
その出来はともかくとして、沢山作品を組み込んだ方が読者が増えて感想とかが増えるからだよ。
今のままでも特に問題ないでしょう。
というか、その言い方だと、
ONEやAIRや痕やうたわれるもののSSはどうでもいいって風に聞こえる。
自リンならONEやAIRや痕やうたわれるもののSS読める奴が揃ってるって意味だろ。
どうでもいい事はなかろうがスレストップの原因になったり未プレイ踏みされたりしているのが現実。
俺も書き込めないのにはイラついているクチだし規制や冬コミショックで人が抜けている今のどこが「特に問題なし」なのかと逆に問いたい。
悪名高い「悪魔の激怒」とか「誓い 交わした約束」が挙げられてるけど
かなり好意的(オレ主観)なレビューで今の空気が作られた希ガス
11とか20とかは神棚
>>231レビュー乙。
俺も読んだので少し感想を。
だいたいの意見は
>>231と同じだったので、違う部分だけ書く。
ちなみにパワフルプロ野球は「サクセス」をすこしプレイしただけで「マイライフ」は未プレイ。
多分、kanonのSSというより「マイライフ」のゲーム小説みたいな内容なんじゃないかな。
だから内容がスポーツ物というよりプロ野球生活の日記みたいなものになってるんだよ。
もしかしたら「マイライフ」を楽しんでたら面白いと思えるのかも。
でも、俺には楽しめる部分がほとんど無かったのは事実だし。
やっぱりスポーツ物みたいなものを求めてしまうよなあ。
プロ野球生活の部分はダラダラ感はあるけど、全く楽しめないわけでも無かった。
だがそれ以上に淡々と結果だけを示すような試合のシーンに納得出来なかった。
多分パワフルプロ野球でもそんな感じなんだろうけど。
それをそのまま小説にして果たして面白いんだろうか?
その点が俺には判断出来ない。
一度原作ゲームにはまってる人の意見を聞いてみたいSSだと思った。
ノベルゲームならともかく、それ以外にゲーム性がある物を小説にしても面白いかどうかは難しい所だね。
↓指定よろしく
231、238氏レビュー乙。
もうちょっと何とか、と思ったのはオリキャラ(女)がうまく使えてないことか。後発の七瀬や名雪に食われまくってる感があるし。
あれだけkanon系で女の子出すんならむしろオリキャラ要らなかったんじゃないか?
ノリだけでやるにしても構成を考えろと思う。妙な表現がたまにあるのも何とかして欲しいとか細かい点を上げたらきりがない。
個人的には試合中のテンポはあれで上々だと思った。描写が足りなすぎることはないし(というかあの文体であれ以上長くされても逆にきつい)
かといって全くの結果のみの描写ってこともない。これはあのテンポが自分にはちょうど良いってことなのかもしれんがね。
商業作、WEB上の作含めて今までいくつか読んだ野球小説とかで思うことではあるのだが、描写があまりにも密だと読むのに疲れるし、
試合数が増えればそれこそぐだぐだっていうケースもよくある。
市場でのマンガ等に比べての圧倒的な流通量の少なさから考えても、まともに小説でやるのは難しい分野だと思う。
おれ的には本格野球ものでなければ完全なギャグでもない、のほほんプロ野球選手生活日記と捉えて読んでいる。
おそらくだが、作者は単にプロ野球の世界でkanonのキャラをメインにして遊んでみたかったのだろう。それでおれは結構そういうのが好きなので
このSSにはそれなりに好意を持っている。個人的には9話以降くらいからは結構面白く感じてるし(8話までもそんなに気にならん)、
プロレスとか(特にWWE)も見るので最近出たロック様も「キター!」って感じでツボだった。
あの英語はWWE的にはあれでいいんだな。一般的には変なんだがw
総じて、おれみたくノリが合う人にはいいってタイプのSSなんだろうと思う。
ま、とりあえず個人的には楽しめる部分が多いので今後の展開は気になってる。
それとこの作者の短編の勢いだけの下ネタのギャグは大好き(というか短編の方が個人的にはいい感じだ)。
242 :
241:2007/02/11(日) 07:41:39 ID:iw7rjb230
>「足りなすぎる」→「多すぎる」
長文の上に修正スマソ。
踏みます。
たぶん、長森アフターの浩平帰還後…だと思う。
浩平は風邪で寝ている。
長森は浩平の寝顔を見ながら、みさおのことを思う。
浩平は眠りの中でみさおに長森のことを話している。
という話。
ポエム系独白系の一シーン。
正直な話、俺の瑞佳観からは相当離れているので、違和感はたっぷりある。
が、こういう書き方はぞれほど珍しいわけじゃないのでジャンルとしてありなんだと思う。
時計の音でリズムを付けるのはちょっと楽してるんじゃないかと思うが、こういう書き方は(rya
キャラを書きやすいように変えてるんじゃないかと思うが、こういう書き方は(rya
ONEの陰の部分というのは、浩平の消失にあるんじゃなくて、みさおの存在を浩平が誰とも分かち合っていないというところにあるのかもしれないなあと思わされた。
幸せのためにはみさおの存在をヒロインと共有しないといけない。そんなことを作者さんは感じたのかもしれないと思う。
でも、陰をあっさり消しちゃうとONEじゃないような気がして、俺が感じた違和感はたぶんそれ。
短いわりには色々考えさせるものがある。
きっと、原作に陰を認めない人にも陰が無いとONEじゃないと思う人にも向かないと思う。
その中間で揺れてる人には何か感じるものがあるかもしれない。
こういうの好きな人の話も聞いて見たい所。
245 :
241:2007/02/11(日) 15:25:31 ID:PClFEbob0
>243
レビュー乙そしてパス指定無しスマソ。
すっかり忘れてた逝ッテキマスorz
>>241 ぐだぐだでも続いている野球ものというと、ドカベン (スーパースターズ編)が思い浮かぶ……。
そういえば野球もののSSとかそんなにないような気がするな。
ドカベンは確かにグダってるな。
プロ野球題材のマンガのほうなら個人的には「REGGIE」とか「ストッパー毒島」とか好きなんだが(近年なら「ワイルドリーガー」とかあるんだけども「選手のスゴさの設定」があんまりなうえノリが合わないので敬遠)小説ではこれといって面白そうなのが浮かばない。
SSとかになるともうほんとにワケワカメである。女の子が選手で出てるってだけでもうダメ。
そう考えると
>>229はSSとして、ある意味成功してるといえるのかもしれないな。
9だから指定してもいいのかな?
Kanonで『幸福な結末』
tp://www.h5.dion.ne.jp/~m.part/
かなり話数が多い作品だからレビュー人がつかない様なら
別作品で
同じくKanon『優しさをもう一欠けらだけ』
またはONEで『長靴をはいただよもん』
tp://www.geocities.jp/reice2nd/2nd.html
お願いします
『幸福な結末』を踏んでみるね
とりあえず最新話まで読了。
ジャンルは、オールキャラ。
かと言ってハーレムって訳ではなく、基本は舞シナリオのアナザーに他ヒロインが乗っかってるという感じ。
タイトルから、オールハッピーエンドが終着点と予想される。
まず欠点なんだが、キャラが多いという事が欠点になってるように思える。
各キャラのシナリオが、ポツンポツンとあって、逆にテンポが悪くなってる印象がある。
大まかな流れに、一つ一つの中編がポツポツある感じ。
この辺はキャラが多くなってる弊害なのかもしれん。
それと場面を転換した時の改行が長いのも個人的にはマイナス。
スクロールが長くなると読む気が減る。しかも長編だし。
メインキャラであるはずの舞の影が薄くみえるのもマイナス。ちび舞ばかりが目立ってバランスが悪い気もする。
ただ、話的にはかなり出来は良いと思う。
あゆの父親や秋子の夫関連は、オリジナルティもあったし、かなりリアリティもあった。
メインキャラであるちび舞は、他のSSでは余り見ない雰囲気だと思う。
ある意味、半オリキャラしてるが、違和感は余り感じない。
むしろ、情報詰め込みすぎで説明不足気味だった原作の舞シナリオよりも、かなり補完されてるように思える。
半身である舞の印象が薄くなってるのが多少残念だが。
SSとは少し離れるけど、このSSって3年半以上、連載し続けてるのね。
ちゃんと周期を守ってるのは、普通に凄いと思うし、モチベーションの問題もあるんだろうけど
展開がダラダラしすぎなような印象を受ける。
例えば、現在、最も長い(25話かけた)「1月29日」を書き上げるのにも、1年以上かかってるらしいし。
実際、展開は悪くない、むしろ高いレベルにあると思うんだが
その中でも、大局に関わらない無意味な話で1話が潰れてしまう事がある。
もしくは、軽く終わらせられる所を、無意味に突き詰めて、それだけで1話が潰れるとか。
展開は「丁寧」なんだけど、それ以上に「冗長」という部分もある。
例えば、超常的な能力を持つオリキャラ狐「キキ」が、祐一達に手を貸す事を決めたのが、ほんのつい最近だとか。
ぶっちゃけると、「3年半かかって、まだ中盤から後半の部分かよ」という印象。
悪い話じゃないと思うし、他では見ない設定解釈が面白いと思うんだけど
中途半端に生殺しにされてる感じがするんだよね。本当に終わるのか。
省略する努力とか、そういう事をしてるのか。という疑問もある。
まあ29日以降は、それなりに短めになってきたけど。
とにかく冗長な印象がある。それが最大の欠点だと思う。
「完結した作品は駄作じゃない」とか、前にU−1スレとかで見た事ある気がするけど、そんな感じ。
逆に言うと、未完だからこそこんな歯切れの悪い評価しか出来ない。
「プールに行こう」六部作を一気読みした時とは違う意味で、冗長と感じるのは、その辺の違いなんだろう。プールは一応完結してたし。
まあ、こう叩いたけど、本当に設定解釈自体は悪くない。
悪くないからこそ惜しいんだよなぁ。
作者に関しては無関係だと承知で言うけど、冗長を減らして完結まで向けて頑張って欲しい。
もう一つの「優しさをもう一欠けらだけ」を読んでみた。
こっちもALLエンド。舞や佐祐理関連は無いけど。
ネタバレ承知でやると、祐一が時間逆行して、それで香織や秋子、名雪を説得する話。
そのオチが、あゆが奇跡を使って一晩で何とかしてくれましたという物。
ただ、前後編の中編だけに、詰め込みすぎという感は否めない。
それに、よく見ると祐一が何もしてないのもマイナスか。
「お前のいま感じている感情は精神的疾患の一種だ。別に何でもないという事を俺が知っている。俺を信じろ(要約)」
と言って信じてもらえるだけで、何故か全て上手くいく。
ダラダラ続けても、詰め込みすぎでも、ダメってのは難しいね。
まあALLエンドとしては、こんなものか。
評価出来る所は、あゆの奇跡を使っていて、一応、原作沿いと言える所か。
変にオリキャラ出したり、変に祐一を強化したり、変にハーレム形成するよりはマシ。
>>249 完結まで待ってやってもいいのに。
とは思ったが、作者がここ見て奮起してくれるなら願ったりだ。
スレ姦しの為に下痢レビュー。
http://www.geocities.jp/reice2nd/ss04.html 『長靴をはいただよもん』
小物を上手く使った小編だった。
ほのぼのラブ、略してほのラブというジャンル。
それが好きな人は十分に楽しめるSSだろう。
ただ浩平×瑞佳という感じがしない。
基準がどこにあるのかと言われると困るが、どことなく祐一×名雪が混ざっている感じがする。
元々似ている二人なので仕方のない面もある。
ONEとKANONを両方扱っている人にはありがちな傾向だ。
祐一×名雪、同意。浩平の難しいところと長森の難しいところを書き易く直すとなりがち。
悪い話ではないし、長森萌えなら楽しめると思うけど、確かに祐一×名雪が入ってるな。
再会するまで7年間、ずっと接触が無く、祐一が別離を経ていたのを身近で見てた名雪に比べて、
長森は、浩平が別離を経て泣いてた所に出会って、それからずっと一緒に居たという違いがある。
まあ
>>224の言うように、「元々似ているから仕方ない」んだろうけど。
幸福な結末の作者を応援しつつksk
↓指定よろしく
>229のページにあった。これとかどうだろう。
お笑い,かな?下ネタだけど。秋子さんと香里とオリキャラか。
「BRING IT ON」kanon
tp://www.clockworkparadise.net/sinners/r2c/sn/biop.htm
こんぺ採点中だが踏むぜ!
262 :
260:2007/02/14(水) 14:29:12 ID:uygAGbhp0
部外者の共感を得ようとする意思が殆ど見られない以上評価のしようがないSSである。
合う人には合うし合わない人には全く合わないだろう。
一言で説明するなら祐一とサブキャラ&オリキャラによる乱れた性。
ここで嫌悪感抱いたら回れ右で問題ない。
一部の特殊な嗜好の人と共感得るために書かれているようなSSでそれ以外への配慮は皆無に等しいからだ。
原作との牽連性も乏しくKANONではないと言う人もいるだろう。
しかしキャラ好きも二次創作では確立されたジャンルであり斉藤が好きと言う人もいる。
キャラ好きSSは好き者のコミュニティ内でのみ絶賛されれば成功なのである。
その事情を鑑みれば部外者がとやかく言うのは筋違いという物だ。
ただし他人に勧める時は内輪向けのSSである事に注意したい。
さもなければ反感を買う。
263 :
名無しさんだよもん:2007/02/14(水) 19:22:46 ID:GT52kDdu0
>>262 レビュー乙。
俺も読んだので少し感想を。
「BRING IT ON」kanon
ttp://www.clockworkparadise.net/sinners/r2c/sn/biop.htm 一言でいうと「下ネタがやりすぎ」と感じた。
オリキャラの方はそんなに気にならなかった。別に好きでもなかったけど。
多分ギャグの一つ一つはそんなに悪くないと思う。
ただ、アクが強すぎるという感じ。
あとはシモネタが自分に合わないときに発生する「痛さ」というか「寒さ」というか。そういう特有の空気。
それが最後まで自分にまとわりついて、楽しんで読むことは出来なかった。
ただ全然笑えないタイプのSSとはまた違う。
部分部分で笑いに近い感触はあったと思う。
でもまあこんなのは本当に好みなんだろう。
シモネタばかりのSSでも別に気にならない時ってあるし。
その「好みの分岐点」って言える物が明確にあるのかどうかさえも怪しい。
それでもあえて言うなら、このSSの場合は祐一だけわりと正気でヒロインがおかしいっていうやり方が好きになれないのかも。
それが逆だったら自分にも案外平気なような。
ヒロインの方は下品に壊して欲しくないというか。
祐一は本編でも真面目から壊れまで幅広いからなー。
ところでふと思ったんだが、これから葉鍵関連でコンペがあったらレビュースレ◆(しかく)を送ってみるのはどうだろう?
レビュースレ◆100とかレビュースレ◆200なんて名前が並んでいると壮観で笑えそうだ。
スレの外部アピールにもなると思う。
勿論真面目に感想書けばだが、今の住人ならその辺は大丈夫だろう。
>>267 日本語でぉk? コテハンのこと?
まあコンペを狙うというのは、アピールにもなるし、ネタにもなるからいいかもね。
↓指定よろしく
踏んでみた
ネタバレあり。
つまるところ、タイヤキ食い逃げ少女が、タイヤキ屋の親父を誘惑してセックルする話。
タイヤキ食い逃げ少女×タイヤキ屋の親父もの。
そういや、あんま見ない組み合わせだなぁと思うが、まあ見ないのが当たり前なんだよね。
結論から言うと、これは「Kanonをパロったオリジナル官能小説」だろう。
月宮あゆの名前が、劇中に一句も出てこない。
つまるところ、これは月宮あゆではなくて、月宮あゆというキャラをパロったオリキャラの官能小説として見るもの。
設定をパクるってのは、結構、ある事だしな。
これは、皮肉でもなんでもなくて、結構マジで言ってる。
あと、冒頭のサキュバス云々のくだりは少し微妙。つかインキュバス云々の記述が要らんと思う。
オチも、結局、どういう事なのか掴みづらい。またオヤジが食い逃げ少女に犯されるのだろうか。
とは言え、俺としては好きなシチュエーションだ。タイヤキ少女が、結構エロイ。
純愛じゃないと嫌、って人以外は抜き目的に使えなくもないと思う。
>271
いろいろな意味で乙。
正直なところ作者、あるいは作者とよく似た感性の人以外が使う官能小説と
して見るのであればかなり辛いのではないかと思う。(作者がこれで抜けるの
だと仮定すればね)
まず、センテンスの前後の繋がりがおかしい箇所が多々見受けられる。
語感の良さ、あるいは文章の流れとしてのスムーズさがあればそれもまた
一つの表現法ではあるのだが、この小説に限ってみれば引っかかりを感じる
ことのほうが多すぎて萎えてしまう。
また、そのようなセンテンスの固まりから成る文章の構成自体が支離滅裂で
分かりづらい。
表現についても、統一性の感じられないエロ表現をパッチワーク的に組み
合わせたかのような雑さを感じてしまい、のめり込みづらい。
作者自身の興奮を伝えるかのような妙な熱気のようなものが、却って文章
自体の混沌とした様子を増幅させているように感じる。
官能小説の場合なら、ましてこのような短編の場合なら「どこで抜かせるか」を
きちんと組み立てておくことが重要だと思う。しかし、この小説の場合は状況の
提示から行為に至るまで、さらに行為中の展開についても唐突に過ぎて読む方
(この場合は俺)としては抜きどころに至るまでの高まりが掴めず大変とまどう。
結論を言えば、俺の実用(笑)には無理でした。全く反応しなかったし。
以上、うだうだ書きましたが作者はがんばってくれ。どこで何書いてる人なのかは
知らないけど情念と文章が合致すれば何とかならんことはないだろうと思う。
シチュエーションについてはストライクゾーンなんだけどなあ。
卑行少女 kanon
ttp://s5.artemisweb.jp/koboku/20031215.html 読んだ。
これはどうレビューしたらいいのかな。
おおまかな感想としては面白くもないし、つまらなくもなかった。
普通に読めたSS。まあ、内容は普通ではないけど。
ここまでやるとギャグに近いかな。笑うことは出来なかったけど。
退屈せずに読めた分だけ、自分にとって無意味なSSではないんだけど、エロとしてはまったく使えない。
ギャグが笑えるわけでもない。オチも普通。
退屈しなかったのは余計な引き伸ばしが無いせいだろうか?
まあ突飛なシチュを始めてすぐに終了だから退屈する暇はないか。
でもその分内容も非常に薄い。
エロ描写は悪くないと思うんだけど、基本的に鯛焼き屋のおやじがフェラされてるだけなので俺の興奮にはつながらない。
俺フェラは好きじゃないしw
面白い部分はとくに無いけどあっさり読めたSS。
全体的にはそんな感じ。
ぶっちゃけ、怒る人以外が読んでもあまり意味がない。作者もそのつもりだろう。
怒る人を横から見て含み笑いするのが、正しい楽しみ方なんだろうが……。
次代とともに意味が薄れてしまった話だと思う。
そういえばたしかサキュバスって瞳が赤いんだったよな。あゆも確か赤眼だったっけ。
マジメに読むとダメっぽい作品かもしれないw
この作品の愉しみ方は抜きでもエロでもないと思う。
たい焼き屋の親父があゆあゆにエロイことされて襲われて散々なことになってる
そのギャップというかナンセンスさを愉しむのが前提だと思う。
俺たちが怒ったりあれこれ言ってるのを含めてエロもオヤジもkanonもパロって茶化してみせてます、という作品だろう。
原作では連日同じ奴に2度もたい焼きを盗まれて、親父はどんだけDQNなんだよw
って感じだったが、実はこういう裏話がありました、っていう感じで書かれている。
人に夢を見せる霊体のあゆあゆは毎晩男の精を啜って身体と活動エネルギーを維持していましたっていうエロゲーのような設定は不快感を覚える人もあるかもしれん。
あと、エロシーンのときだけ、あゆがスタイルよく見えるネタは原作のエロシーンのあれが元か。
kanonのちょっとした謎にこたえた形の作品でもあるのだろう。
277 :
271:2007/02/16(金) 07:41:45 ID:yzCcX7NG0
みんなゲリラレビュー乙。
今になって冷静に見ると、色々と意味が薄れているSSと言えるのかな。
278 :
271:2007/02/16(金) 07:43:41 ID:yzCcX7NG0
↓指定よろしく
踏んでみる。
282 :
272:2007/02/17(土) 19:33:21 ID:GSPqu4aV0
280による279のレビュー中なのだが申し訳ない。
272の最初の1行目と2行目、後ろから3行目から2行目にかけてを取り消させてくれ。
他のレビューを見ていて気になることがあったので遅まきながら調べてみたら
自分なりに真面目に読んで書いたことがバカバカしくなってしまった。
感想は感想なのでその点についてはそのままで。
283 :
280:2007/02/17(土) 19:36:38 ID:a4uDgFcR0
さおりんといっしょ! スタジアム編 (「雫」の主人公と沙織)
ttp://sscompe.at.infoseek.co.jp/ss/3/14.txt 自分は雫は旧版だけプレイ経験あり、サッカーはほとんど素人。
ちなみに当時のログは読んでない。
結論から先に言えばわりと面白かった。
サッカーのSSというかサポーター視点のSS? だと思うけど。
やはり試合そのものよりも初めてサッカーの観戦に訪れた主人公の体験や、そこに関わる感情の動きがメイン。
その部分についてはかなり面白く読めたかな。
初めてスタジアムを訪れたときの大小さまざまな驚きや発見。
降格を決める試合に辛くて観戦に来れなかったファンの心理や、最後のベテランサポーターの一言とか。
その辺は読んでいる自分の感情を動かしてくれる力があったと思う。
そういう部分が主人公の”いままで他人のことに無関心だった”という問題とぶつかって、まとまりのある結末になっていると感じる。
そのあたりは素直にいいと思った。
284 :
280:2007/02/17(土) 19:38:36 ID:a4uDgFcR0
試合の臨場感という点については悪くはなかったと思う。
だが、いいとも言えない気がする。
このSSに限っては”サッカーの素人がサッカー観戦してる”
という設定になってるけど、これがプラスなのかマイナスなのか。
主人公は素人なので友人に教えて貰った二人の主力選手について感情移入するかたちで試合観戦している。
それは読者にとってとても分かりやすい試合の見方だと思った。感情的にも納得しやすい。
ちなみに俺もサッカー完全素人だから、そういう意味でも読みやすい。
プロの試合を真正面から解説しようとするとえらく読むのが難しくなってしまうだろうというのは想像のつくことなので、
落としどころとしては一番正しいのかもしれない。
だがその分とても単純な内容でもある。
試合展開自体も少々予定調和に見えなくも無い。
やはりSSでスポーツを書くのは難しいのかも。
それとも俺がスポーツ物のSSをあまり好きになれないだけなのか。
このSSでは悪く見積もっても邪魔にはならない程度にはよく書けていると思うんだけど、
やっぱり少し冷めた目で見てしまう場面があるかな。少なくとも熱くなることは出来なかった。
気になるほどではないんだけど、SSを採点しろと言われるとそういう意見になってしまう。
まあ試合はちょっとした道具だと思って読めばなんの問題もない。
にわかサポーター気分を味あわせてくれるSSだと思う。
>>282 気に病むな。
このスレ的には言わんでいい事まで言ってるが、それも皆通ってきた道だ。
真面目に読む心を大事にして再トライしてくれ。
で、関連してスレ回し用に議題投下。
次スレ用に「あしたのために−良レビューのススメ−」を考えてみてはどうだろう?
俺からはまず「作者の人格をレビューしない」を挙げてみる。
卑行少女か?
真面目に書かれているとは思うけどな。
実際に入れるとしたら、こんな感じで2か3に投下だな。
良レビューの時は「乙」だけじゃなくて「良レビュー乙」と言うと、レビュアーもやる気が出るかもしれん。
以下の条件を満たすレビューは良レビューと評されやすいです。
逆に満たしていないと小言が出る事もあります。
目指せ神レビュー。
【あしたのために−良レビューのススメ−】
・作者の人格をレビューしない
・(以下略)
288 :
272:2007/02/18(日) 00:34:55 ID:DNisYdv50
>285
サンクス
>286
書くところまでは作者なりに真面目だったのかもしれんのだが…
大昔の感想ログをうっかり見てしまったんで萎えちゃったんだ。
たとえ18禁でも作品の良化に繋がるならと思ったんだが…
ごめん、当分ヲチに戻りますわ。
289 :
272:2007/02/18(日) 00:45:49 ID:DNisYdv50
ごめん、大事なことを忘れてた。
280レビュー乙!読んでみようって気にさせてくれる。
そして、*0指定よろ!↓
このスレではその単語見たくないんだが・・・・。
まあいい。踏んでみる。
>>291 気持ちは分かるが、あくまでパロディの域だから大丈夫なはず。
途中で作者が挫折してるけど、逆に容量は小さい。
レビューがんがれ。あとスマソ。
U-1でも真面目に批評できれば神レビューへの一歩だ。
いや、俺が見たくねーのはU-1って単語だけ。
指定にしてもレビューにしても、蔑称記号使うのは止めて欲しいわけよ。
それは既に見下しの感情が入ってるって事だから。
んで、レビュー。
と言いたいんだが、これ始まってもいねえ。
レビューのしようがないぞ。
後書きによると、客観的に完璧な主人公を書きたかったらしい。
しかし、結局何が書きたかったんだ?
完璧超人化した祐一と白痴化したヒロインを意図的に書きたかったのか?
いったい、そんな事をして何の得があるというのだろう?啓蒙・・・・なのか?
だとしたら、まっとうな作品で唸らせるなり、普通に感想を書くなりした方がマシだ。
実に非建設的だし、こんな回りくどい方法で伝わるとも思えない。
分かる読者には笑える者もいるかもしれないが、それは病んだ楽しみ方だ。
質の悪いベクトルに意図的に加担していると考えれば、下手で質が悪い以上に最低とも言える。
作者自身勢いで書いたはいいが、物笑いにするつもりで自分こそが道化になっている矛盾に気付いたのかもしれない。
とにかく、祐一と性格の違うU−1が現れたと、
レビューしようにも起承転結の起の部分だけで終わってる為、なんとも言えない。
ただ、完璧主人公が二人いる時点でこの話を膨らませるのは難しいと思し、
パロディにしては作者の描くU−1像があまりにも希薄。
ネタバレ要約すると、一人称は私の気障男でスケコマシ。性格は悪くはないようだ。
むしろ、名雪が嫌な勘違い女になってたり、あゆや真琴の幼児化がひどい。
まさしく思いつきをそのまま文にしたと言う感じか。
しかし、この作者の書く祐一自体が、
全てのヒロインの好意に気付いていないクールな鈍感男で、変態の男脇役達を殴り貶し、
努力してるわけでもないのに常に物事の主役になるという、U−1のお手本みたいなものなのだが…。
ちなみに、メインヒロイン(作者好みの舞除く)よりもサブヒロイン優遇と、これまた好みもU−1作家らしい。
>>294-295 乙。本当に乙。そしてスマソ。
多分、作者は逆にネタにしたかったんだよ。
ただヒロイン白痴化・二人目の祐一だけでなく実際の祐一もU−1、と言うのは確かにあるわな。
もし多少なりの皮肉をこめたパロディにするつもりだったなら、ヒロイン白痴化はすべきじゃなかったように思える。
確かにニコポは妖術みたいなもんだが、それでも、それをやっちゃ皮肉にならん気もするけどなぁ。
着眼点は良いかもしんなかったけどね。今となっちゃ、それもどうだか分からん訳で。何かスマン。
>>297 読んでみた。
「まじかるアンティーク外伝 〜俺の屍と共に逝け〜」
DQのパロディ。僅か2レスで終わってる通り、淡白に終わってる。
つまり「嘘予告」の類。
明らかに適当なんだが、そこが良いと思う。軽く読み流せる品。
あくまで「俺もU−1書いてみた」なネタなんだろうが、ネタとして突っ切ってるので健全ではある。
読んでて思ったけど、嘘予告って便利だよな。
長編のネタを、簡単に吐き出せる。ついでに読み手への負担も、そんなに無い。
下手に長くやればよいって訳でもない。むしろ短編で起承転結を書く方が難しかったりもするんだよね。
↓指定よろしく
読んだ。
な ん だ こ れ は?(ぉ
吹っ飛んでるなぁ・・・(笑)
もうこのテンションとノリがとにかく吹っ飛びまくってて
最初に感じた「なんだこれ? いきなり設定解説とかウゼェ」とか思ったが、
全部後半の超展開で吹っ飛んだw
怒涛の魔法少女! 魔法少女! に久しぶりに腹抱えて笑ったよ。
もう細かいこと気にしたら負けだ。真面目に読む奴はきっと空気読めないアホだ。
って感じるくらい後半で俺の前半で感じた不満を超大胆に振り切ったw すげぇよコレ。
とにかく爽快。愉快痛快気分爽快。
いやはや素晴らしい。突き抜けてるよコレ。
これは良いものを読ませていただいた。指定した人に感謝。
>300
ウケたのはよっくわかる。楽しかったのもよっくわかる。
でもそれをどう人に伝わるよう表現するかってのがレビューってもんじゃねーのか?
少なくとも「空気読めないアホ」とか何とかで他人の読み方まで指定すんのはどーかと思うぞ。
302 :
300:2007/02/19(月) 20:37:39 ID:L26vWms70
スマン。反省した。
空気を読めないアホな俺が真面目に下痢レビューするよ。ネタバレ注意な。
あゆ、栞、真琴があぼんして、祐一が名雪とくっついた後の話。舞や佐祐理、天野とは知り合い。
で、佐祐理の誘いで、海へ行って、そこで魔法少女になる話。
名雪があゆに、香里が栞に、天野が真琴に、佐祐理が一弥に変身する。ちなみに舞が変身するのは、チビ舞。
この辺は不謹慎っつーたら不謹慎だが、まあ気にしちゃ負けなんだろう。
実際、ノリは良い。良い意味でバカなSS。
何にも考えないで読むべきSSと言えるね。ギャグの範囲は広いかもな。
ごめんね、俺、空気嫁なくて。
>>302を読む前に
>>303を書いた。本当にスマソ。
まあ悪い話では無いよ。
わざわざテーマソングを自作するとか、良い意味でバカスw
バカが最上級の褒め言葉になっているSSだと思う。
前半はキャラや設定の改変がかなり微妙で不快感を抱く人も少なくなさそう。
とりあえず俺は読んでてイライラした。
しかし、それが後半のアホな展開に対するカタルシスとなり、
魔法少女のくだりの爽快感をより際立たせる構成はおもしろい。
ただ、同じネタを何度も繰り返すため一つ一つのテンポは良いのに、
全体としてみるとかなりしつこくなってしまっている。
舞は設定的には出てこなくても違和感なかっただろうし、
一部のキャラではテーマソングまで以下略にしてみたりなど
もっと差別化、軽量化をはかってほしかったかな。
306 :
300:2007/02/19(月) 23:24:39 ID:L26vWms70
みんな本当にすまなかった。
俺が感じただけにとどめて、書かずにおけばよかったと反省しきりだ。
>>304 いや、こっちこそスマソ。
>>305 ゲリラレビュー乙。バカが最上級の誉め言葉、前半の不満を後半で昇華させるカタルシスか。なるほど。
そこまで言うほど面白い作品かな?
確かに前半と後半でガラリと作風変える書き方は面白いかもしれんが、
これの場合、作品が余りにアレだからそれに当てはまらないと思う。
面白いバカ、と言うより下らないバカ。
何でこう感じるか考えてみたが、結局、前後半で作風を見掛けだけしか変えておらず、本質的な部分で終始ハーレム展開であるからだろう。
後半はヒロインを祐一から切り離して暴走させた方が面白かったと思う。
要するに、作者が投影された祐一と作者好みのダッチワイフヒロイン達のいちゃつき話に終わってる駄作、
コンペの順位の低さがその一つじゃないだろうか。
コンペは他との比較があるからね。
単独で何も考えずに読めば面白いんじゃないかな。
内容不真面目だし、ああいうじっくり真面目に読まれる場では厳しいだろう。
こっちはささっと読む人の方が多数派だから受けると思う。
299読んでみた。
全般的な印象は
>>307に同じ。
印象としては祐一ハーレムのドタバタもので、どう読ませたいのか、単に自分が楽しみ
たいのかわかりづらい、悪い意味で評価のポイントが絞りづらいSSであった。
前半の文章そのものは、表現に聊か冗長な感はあるがそれなりにすんなり読めた。
しかし、ギャグパート導入部の嫌な設定(特定キャラの死亡の数々)がひっかかって
お笑いにすんなりと入り込めない。
前フリも何もなく唐突に魔法少女がどうとか言われても「なんですかそりゃ?」な感が
先に立ってしまったしテーマソングとかも正直どう反応して良いのか戸惑ってしまった。
後半は勢いだけでずんずん進んで行ってる感があるのだが、ここで乗れなかった俺はもうアウト。
ただ、作者が後半大変ノリノリなのは読んでて分かった。他のレビュアーの感想からすれば、
作者とシンクロ率の高い人にとってはものすごくツボにハマるSSなのだろう。
しかしながら、個人的にはどこで笑っていいのか非常に悩んでしまうようなSSであった
ことは確かだった。
ごめん指定よろ。↓
311 :
名無しさんだよもん:2007/02/20(火) 00:59:45 ID:GzHssbvx0
踏む
「ボクのこと、忘れてください」
ネタバレ注意。
タイトル通り、あゆのSS。
要約すると「7年前に会った祐一があゆと、現在祐一が会ったあゆは別人」という話。
”ボク”(劇中で名前が登場しない)が、生き霊あゆと友人になる。
で、”ボク”に、あゆの生き霊が憑依したのが、劇中のあゆという説。
どっちかというと、これは考察から出てきた仮説の一つだと思う。
実際、原作であゆがどんな存在か詳しく説明されてない訳だし。
ただ、作品を見てみると「こんな仮説思い浮かんだんだけど、どうよ」という感じがする。
というか説明台詞が多い。
「実はあれこれこうだったんだよ」と”ボク”が祐一に説明するだけのSSというか。
どっちかというと発想の斬新さを楽しむタイプのSSかもしれん。
半オリキャラな”ボク”についての説明があまり無いのが残念ではあったが
実際、オリキャラに名前つけないという手法もある訳だし、その辺は嫌いじゃない。
たまに進行が止まるな。誰かゲリラレビューしようぜ。
kskするしかないのか…
止まりがちなときの案としてこういうのはどうだろう的提案。
レビューしたい人が「大体こんな感じのSSはないか?」と指定→
紹介してくれる人が「このSSでどうだ?」と提案→レビュー。
あまりにも指定内容が漠然としてると紹介者も困るだろうからある
程度は詳しく。
例としては「祐一と北川が昔からの知り合いな友情もの。できれば燃え系」→
「XXというサイトの○○はどうだろう?」→おk、踏む。
こんな感じで。
>>316 なるほど。誰かが「こんなSS読んでみたい」って事だな。
とりあえず、完結した長編とか読んでみたい。
>>319が指定してくれたら出来るだけ読んでみるつもり。
まあスルーしてくれて結構だけど。
↓気にせず指定よろしく
「Unoriginal sin」
舞アフター。
ニュースで、子供を虐待死させた親の開き直りを見た祐一・舞・佐祐理が、
過去のグダグダで破局するという話。
いきなり祐一が「死刑にしろ」と言ってる辺り、人によっては気になるかもしれん。
確かに「なんでもあり」と言えばなんでもあり。
非常に淡白だけど、舞と佐祐理がレズってる。でも、それに意味があるのかは微妙だが。
それよりも気になったのは、舞の性格か。
男口調というか、そんな感じで違和感があった。
中途半端な所で終わらせて、無理やりバッドにしたという印象が強い。
この後、舞らがどうなるか全く分からないから。野垂れ死んでそうだけど。
その辺もあって後味が悪い作品と言えるかもしれない。
続き。
あとまいにも違和感がある。
何で普通に出せるねん。何で今も舞を責めてるねん。
まあ、その辺は原作の舞シナリオが色々と想像をかきたてる内容だったから
そういうのもアリな訳で……。
とりあえず、ダーク寄り。
「das liebliche Weihnachten」
こっちも舞アフター。
そして、まいがメインを張ってるのも共通点か。
ぬっちゃけ、祐一×まいの話。まいは無邪気な性格。
一言で言えば、ほのラブ。
佐祐理が、まいの事を知ってる辺りも、少々、違和感があるが、その辺は解釈次第なのだろう。
勿論、これも原作のまいが、どうにでも解釈出来る存在だから、こういう解釈も可能というSS。
意外と、あのまいが、どういう存在かは人によって違ってくるのかもな。
「Unoriginal sin」は結構好き。
まいが祐一達の罪を責めすぎてる気もするが、説得→納得→ハッピーエンドよりはずっと面白い。
どんな事にも表裏があり、その裏面を見せられたという感じだろうか。
終わり方も、最終的な結論は読者が選ぶみたいで良いと思う。
ただ、舞と佐祐理が百合なのはやっぱり違和感があった。多分佐祐理の自己奉仕精神を出したかったんだと思うけど。
「das liebliche Weihnachten」 については可も不可もなく。
一言で言えば、妹キャラとのほのラブ。改行が変な所でされてるのだけが、ちょっと気に掛かった。
325 :
名無しさんだよもん:2007/02/23(金) 14:27:08 ID:I3IIooGh0
ksk
ksk
Kanon「Unoriginal sin」
ttp://sscompe.at.infoseek.co.jp/ss/21/2108.html 意味がわからないというか、このタイプのSSの楽しみ方が自分にはわからない。
このSSに出てくる舞や祐一や佐祐理さんそれぞれの罪というのは原作を見ていた時に俺も感じていたことであって。
だから理屈そのものには反論というのは無いんだけど。
その理屈をまいが主張して、それを聞いた祐一たちがあっさり分裂という流れには感情的に納得できないかな。
祐一たちにほとんど葛藤というものも見られないし。
そしてこのSSの方向性はダーク物とも違う気がする。
ダークにしては理屈が先行しすぎてるというか。まあそういう考えもあるだろうという冷めた目でしか見れなかった。
自分に衝撃をあたえてくれるスイッチが無い。
もしくはダーク系が持ってる怖さとか不条理さとか痛みといえるものが感じられない。
だからそういうタイプの面白さも無かった。
Kanon「das liebliche Weihnachten」
ttp://sscompe.at.infoseek.co.jp/ss/21/2110.html 悪くは無い。
ちびまいには割と萌えた。
デートに行くまでは萌えがあって良かったんだけど、肝心のデート部分に内容が感じられない。
炉利の方向性が手ぬるい。
どうせ書くなら思い切ってやらないと俺にとって意味のあるSSにならないかなあ。
もともと普通のSSじゃないんだしさ。
レビュー乙。指定まで回しとくね。
踏む
読んでみた。以下ネタバレ注意。
正直よくわからんかった。
たまに何度かみかける、Kanonを――というかフィクションのファンタジー要素を現実の常識に切り替えた類のSSなんだろうか。
現実で考えるなら、雪降る中でベンチに座りつづける人間を見かけたら、
親切心であれガラ悪い奴のからみであれ、誰か声をかけることがあってもおかしくない。
たとえ祐一が殺されなくとも、名雪が祐一のところにたどり着くころには祐一は凍死しててもおかしくない。
だが、どのみち祐一は死ぬとしても、Kanon世界では祐一と名雪がイチゴサンデー七年分の約束を果たしているわけで。
作者曰く「ちょっと不思議な、そして悲しい話です」とのことだが、
その祐一と名雪の本編のドラマを無視して描写したことは、単に祐一の幽霊が出てくるだけ。香里が祐一の幽霊が出現した理由をあっさり看破したことだけ。
描写がたったこれだけだから、不運で死んでしまった祐一にも、祐一に誤解による憎しみをぶつけてしまった香里の後悔にも感情移入できなかった。全然悲しい気持ちにならなかったよ。
「去りにし日々」
祐一と香里の短編。
一応、名雪アフターか。ネタバレ注意。
KANONでは結構見かける事が多い社会人になったKANONキャラの話。
> 名雪の猫好きは今に始まったことじゃないけど、学生ならともかくもういい歳をした大人の女性が
という点から説明されてるので、少し入っていきづらいのが難点か。
祐一と名雪が付き合ってたけど、秋子さんが事故から復活した後、祐一が名雪の前から姿を消したという話。
その事で、祐一は香里や当時のクラスメイトから恨まれてる。
のだが、どうにもその辺りが腑に落ちない。
秋子さんのリハビリで大変だった時期に何やってたんだ、という事で叩かれてるのならわかるが、その辺りが少し強引すぎる気がする。
その辺にも理由があるのだが、何故、それが今更になって判明したかってのも気になる。
よく分からんけど、指紋とかそういう物で身元が分かったりしないもんかね。
どっちかというと「祐一に無神経な事を言って、後で真実を知り詫びる連中」という感じに見えるんだよね。香里もクラスメイトも。
それがやりたいだけ、って風に見える。
あんましこの辺は言う事じゃないのかもしれんけど原作未プレイ、あるいは忘れて書いたように見える。
名雪シナリオって二次にすると難しいんだよね。秋子さんが事故っただけ、という単純な物ではない。
正直、良い所が俺には見当たらなかった。誰かゲリラレビューしてくれると嬉しい。
ちなみに
>>330=
>>332です。
>>331 ゲリラレビュー乙です。
「本編の名雪を無視してる」のは俺も感じた。
それと同時に、名雪って結構難しいキャラかもなとも。
未プレイで話を聞いただけでは分かりづらいんですよね、名雪シナリオって。
ラストのどんでん返しだけがメインのSSだね。
そこを好きになれるかどうかが問題なんだろう。
そこに至るまでの過程に説得力があるかどうかは微妙だが。
ksk代わりの雑談なんだけど。
今回のkanonコンペ見てた人ってこのスレにはやっぱ多いのかな?
俺はざっと目を通しただけのタイプだけど。
>>336 俺はこのスレに来てから、まともにkanonSS読み始めたな。
もちろん原作はやってますよ。PS2版で。
『まともに』ってところに萌えたw
↓指定よろしく。
踏んだ
その望みは Kanon 名雪
ttp://www1.neweb.ne.jp/wb/settu/kanon/wish.htm 一言で言えば面白くなかった。
とりたてて悪いところは無いはずなんだけど、全然感情を動かされなかったなあ。
どうしてなんだろう。
たとえば、秋子さんは死なせたのに真琴は生きてるのかよ、といったテーマの矛盾への文句は、
少なくとも俺の場合は結局クライマックスに何にも感じなかったから出てくる文句だと思う。
少しでも気持ちが動けば細かい不満は小さな愚痴にしかならない気がする。
一つ疑問に思うことがある。
作者はどうして最初から主役を名雪にしなかったのだろう。
名雪の心情を読者に伝えたかったのではないの?
こういうSSを書くならまず名雪の感情説明があってしかるべきじゃないのかな。
そこからちいさなものを積み重ねていかないと、しかるべきシーンになにも感じない。
前半は祐一が状況説明しているだけで、後半名雪に切り替わったらいきなりクライマックスだし。
これで名雪の感情にシンクロしろっていうのは無理だと思うな。
それとも名雪を見守る祐一の方を書きたかったのだろうか。
どっちでもいいんだけど、この文章量で両方やるのは無謀だと思うし、読者の意識が分散するんじゃないかな。
読む方だってあんまり器用じゃないんだし、なるべくシンプルに直球勝負したほうがいいとは思うんだけど。
感情移入できなかった原因といったらこれぐらいしか思いつかない。でもどうにも理屈くさい意見だなあ。
こういうSSは感情で読むものであってあまり理屈で語りたくはないな。
好きになれない理由を感情的に上げるとすれば、案外俺はただ秋子さんの不幸が嫌いなだけかも。
まあ勝手な感情だけどさ。でも、それは読むほうからしてみればごくごく自然な読者感情だと思うし。
それをはねのける物が書けなきゃ普通は受け入れられないと思うけど。
作者は自分の書きたいもののために皆が愛するキャラを殺したんだからな。
そう感じるのが俺の読者感情であって。
その場合よほどの物を作らない限り受け入れられるSSにはならない。
その望みは Kanon 名雪
ttp://www1.neweb.ne.jp/wb/settu/kanon/wish.htm 踏んだー。
>>341 まぁ短編SSなら量的にこんなもんでない?
「Kanon後の話を書いてる=読むのはKanonやった人」
に焦点絞ってるみたいだし。
とはいえ名雪の感情説明は入れた方が良いとは俺も思うが。
前半はひたすらに冗長。
>>341の言う部分を取り入れた方が良い。
改行も少ないんではっきり行って読みづらい。
内容としては「秋子さんを失った名雪が真琴の〜で乗り越えた」
って話だろう、要するに。
つまりは「秋子さんが助からなかったら」のIFが書きたかっただけだろう。
10人が読めば10通りの感想がある。
秋子さんに対する思い入れが強い人には、これは合わないだろうな。
俺はまぁそんなに嫌いではない。
テーマの矛盾に対する文句も特にない。
Kanon本編の真琴自体、名雪ルート内では単に「いなくなった」のであって
「死んだ」「消えた」とは表記されていないと強引に誇大解釈すれば、
まぁそんなに矛盾もしていないだろう。たぶん。
…てゆーかコレ、むしろメインは真琴じゃね?
343 :
342:2007/02/26(月) 18:47:15 ID:k4dE8MHt0
×はっきり行って→○はっきり言って
小学生か orz
ドンマイ。当たり外れがあるからこのスレは面白い。
人によって意見が食い違いのも面白い所だと思う。
ksk
↓指定よろしく
350 :
名無しさんだよもん:2007/02/28(水) 23:45:02 ID:XMh/d9DB0
あゆあゆのうんこ食べたい
「妄想の匣」
京極夏彦の「魍魎の匣」のパロディなのかな。まあ知らなくても大丈夫。
確かにKANONSSと言えばKANONSSなんだろうが、中々説明するのが難しい内容だ。
どっちかといったら日記、またはブログなんかでパロディを交えながらKANONをレビューしてる内容に見える。
ただ正直言って退屈。レビューってだけならまだしも、どうも弾けきれてない。つーか付いていけない。
唯一、久弥が何たらって部分だけは気になったが、そこもすぐに終わってしまう。
この辺の作った人達ネタについて踏み込めば良かったと思うんだが……。
あと「AIR」発売前のSSってことは念頭に入れておいた方がいいかも。
最後に一言。
>トゥハートのマルチのような声だつた。
ってのはどういう表現なんじゃw。正直微妙な表現だ。
さらにレビュー。
「"まい"のいる生活」
ttp://www.tctv.ne.jp/asagi/novel/kanon/mai/index.html 「"まい"のいる生活+1」
ttp://www.tctv.ne.jp/asagi/novel/kanon/mai+1/index.html 舞アフター。タイトル見て分かるように、ちびまいの話。
ちびまい設定は、テンプレ設定として一時期流行ったのかな。最近、ちびまい関連のSSばっか見るんだが。
まあそういう傾向に関しては文句ない。実際、作者の解釈でキャラ位置が変わってくるのが面白い。
このSSのまいは、微妙に壊れた設定。むしろ佐祐理の方が壊れてるんだが。
一言で言えば短編の集まり。
基本はギャグなんだけど一部、シリアスになるのが少し空気読めてないような感覚を受けた。
”まい”が何故実体化してるのか。あと”まい”が消えた後に復活したのも説明不足な気もする。
+1では、一弥が登場。ただ、こっちはエピソードが少ないせいか、無印よりも説得力は感じなかった。
また、舞に関しては少し影が薄い。
どうも、色んな方向性に手を出して、中途半端って印象を受けた。
キャラが捌ききれてない気もするし。
もう少し、ギャグで行くか、シリアスで行くか、一気に決めた方が良かったんじゃないかな、と思った。
354 :
名無しさんだよもん:2007/03/01(木) 18:11:04 ID:lOp0WdjUO
ksk
355 :
名無しさんだよもん:2007/03/01(木) 19:03:31 ID:0P5Z5yKC0
レビュー…しようと思ったんだが…
>>349 「妄想の匣」
ごめん、開始数秒で読む気なくした…
「おとぎ話は終わっても」
空白の使い方は上手。
舞ルートはやってないんで2番目は読んでいないが、下のよりずっと読み易いと思う。
ほんわかしたお話、作者が思ってる程痛くはない内容。
むしろあとがきのが痛い。
こういった類の話は嫌いじゃない。
が、まだ途中なんで「これ何がしたいんだろう?」ってのはあった。
つーか一部と二部じゃ感想も何もないと思うんだが…。
やべ、ageちまったorz
あとがきイタイってのは、三作品に共通する要素かもな。
この辺で台無しになる事もある。
↓指定よろしく
>>360 24時間待てば再指定になったのに。
つー事でレビューよろしくw。途中まででいいから。
>>359 有名なん? フツーに知らんかったぜ…。せっかくだから踏もうじゃないか。
1話が6KB前後とえらく短いので、話数と比べると拍子抜け。でも読み易い。
Webページならではの空白の使い方はあまり上手くはない。
文章力自体もそんなに高くはない。
でもキャラの口調等の再現はちゃんとできている。
内容は結構良いのだが、誤字の多さが割と目立つ。
あんまし校正かけていなかったんだろうか…?
んで、内容。
コンセプト「適当」とか言ってる割にはそれなりに読める内容になっている。
疑問点はいくつかあるが、まぁ全部読めば恐らく判るんだろう。きっと。たぶん。
美汐のいる世界の祐一が栞ルートに行っていた、という訳でもないらしい。
もしそうだったなら俺は狂喜乱舞だったのだが残念だ。
もう一方の自分の描写が無いのが微妙に引っ掛かる。
そしてしおりんとイチャイチャしそうでしない為、俺様は不完全燃焼状態にある。
てゆーかオイ!!栞が!!栞がァァァ!!!!
話そのものが純粋に興味深いと感じた。二次SSでそんな作品はぶっちゃけ見た事がなかったんだが。
うおぉぉぉいな展開に俺は動揺を隠せない。
とりあえず、読んで損はないだろう。
>>361 めちゃめちゃ指定したSSがあるんだが、中々*9を踏めないorz
家にネット環境ないから土日に微妙に進められちゃうしねー…。
地味にレビューしてレスを稼いでいるのだが、踏まれる踏まれる。ちきしょー。
まぁ半ばレビューする気満々だったから構わんのだが
365 :
362:2007/03/02(金) 16:55:19 ID:roEjcZtC0
あ、読み進めてったらもう一方の描写ちゃんと出てきたわ。スマソ
読み途中でレビューしたもんで
364のためにksk
指定どうぞ↓
踏むよ
『さがしもの・・・』
あゆの話。挿絵もある。
全5話だが、1話1話の容量は小さい。
ネタバレだけど、祐一があゆ以外のルートへ行ったらしい。
その際、あゆが自分の正体に気づいてあぼんしますた、という話。
とりあえず三点リーダーが「…」じゃなくて「・・・」なのが気になる。
そこはともかく地の文が少ない。そのためか、非常に淡白な印象がある。
特に内容も捻っておらず、非常にシンプル。
だが、原作クラッシャーが基本と言うべきKanonSS界隈において
こういう「原作補完モノ」の存在は、釈明期っぽいというか何というか逆に新鮮ですらある。
規制くらってるのかもしれんけど、
>>364が指定したいというSSが気になる。
適当に指定してくれたら、ゲリラレビューするよ。俺
うむ。364は自リンか避難所にでも予約入れてくれ。
凄く気になる。
374 :
364:2007/03/05(月) 17:44:30 ID:tzGx7T+m0
また踏めなかったorz
全然全く関係のないワードで検索していて偶然発見し、
大爆笑したSS。最終更新日から見ると作者はもう書いてないっぽいが。
たぶん既出ではない筈。
内容は普通にギャグなので過剰な期待をすると痛い目見るやも。
>>373 すまない、避難所ってなんぞや?
376 :
名無しさんだよもん:2007/03/05(月) 17:59:05 ID:tzGx7T+m0
>>371 俺も読んでみたけど、これホント脚本だよな。
描写が稚拙な台本もどきという意味ではなく、キャラの行動しか書かれていない文字通りの脚本。
正直、もうこれ以上語ることが無い。
ストレートな話だねの一言で済んでしまう話。
指定よろしく↓
よし踏むぜ
『終わる奇跡』
あゆというか名雪の話。
ぶっちゃけると名雪があゆの事を知って、あゆに遠慮して祐一を振るいう話。
でも、色々あってやっぱり祐一は名雪が好きで、あゆとお別れして名雪とくっついて終わり。
ただ見ていて違和感は多い。
あゆが病院に居るからって、何故、名雪は簡単に納得してるんだろうか。というのは気になった。
祐一に焦点が当たっていて、名雪に関してはどう考えてるかあまり触れられてない。
むしろ祐一視点から考えているから、名雪が病院で植物人間なあゆを見た件についてが終盤にならないと出てこない。
どうせ最初にネタバレ警告するなら、一気に出せば良かったのに。
結局、中だるみしている感は否めず、その分、オチが簡素になってる点は否めない。
この話は名雪シナリオを経ているのだろうか、という点。
祐一があんだけ名雪に拘るという事は、秋子さんの事故を経ている事も必要になる気もする。
まあ秋子さんの事故の位置として、あゆがうんたらというこのSSがあるのかもしれんが。
そう考えると、不満意見が多く、無視されがちな名雪シナリオ補完と言えるのかも。
加速
全体的に見ると文章力も高く、平均より少し上の水準で書かれている事がわかる。
人物描写も丁寧で、SSでありがちな外見的特長の羅列が見られないので好印象。
しかし、シナリオ的に見ると、所々で粗が目立つ。
確かに名雪シナリオの補完とも言えるが、肝心の名雪シナリオについての熟考が足りておらず、結果として散漫な印象を受ける。
名雪の祐一への想いが定番の『七年間』であるのが、その第一の理由。
名雪シナリオがどこからどこまでであるかを判断するのはプレイヤーの自由であるが、一月十九日以降の選択肢からの分岐と考えるか、冒頭の再会シーンからと考えるかで変わる。
また、このときにあゆとの追想シーンを絡めて判断すると、名雪シナリオは冒頭の再会シーンから日常パートを経て、最終的分岐からエンドにいたるまでと解釈できるだろう。
極論すれば、あゆ、栞、真琴、舞のシナリオは、すべて名雪シナリオからの分岐と言っても過言ではない。
つまり、名雪の祐一への想いは七年ではなく、それこそ十何年もかけてきた想いと言える。
祐一にしても、昔は舞台となる街に住んでいたのだし、名雪の家に遊びに行くようになったのは五歳くらいの時なのだ。
ぶっちゃけ、名雪シナリオ補完と銘うってあっても、こういう重箱の隅をつつくレベルでシナリオ解釈をしてるものは皆無に等しい。
二人の間に存在する、他のヒロインが入り込めない歴史の積み重ねまで再現したものもない。
よく名雪を特別視する理由がわからないとか、シナリオに不満があるとか言う人がいるが、表面的な部分だけ見てたって名雪シナリオの真価はわからないのさ。
結局、この作品もそういう意味で言えば、原作シナリオの表面上の部分をなぞってるだけでしかないと言える。
なので、祐一が名雪にこだわる理由もかかれてないし、名雪の持つ要領の悪さも上手く書けてないんだ。
へぇ、極論なのに過言じゃないんだ……。
「幼馴染」というキャラ属性の根本的な欠陥かもな、とか思う。名雪に限らず。
主人公にしてみれば数年、十数年にわたる長い付き合いがあるのかもしれんが
プレイヤーにしてみれば、ゲームを開始して数時間、数十時間程度の付き合いしか無い。
だから「主人公と幼馴染ヒロインの間にしかない絆」とか言われても、プレイヤーは知ったこっちゃない。
まあガキの頃から一緒にいた幼馴染に対しては、生物学的に恋愛感情とか抱かないよう出来てるらしいが、それは置いとく。
勿論、名雪もこの幼馴染ヒロインの「プレイヤーと主人公の剥離感」の例外では無い。むしろ、それがでかい方。
祐一の場合、よく7年前がどうこうと言われてるし、実際、7年前のあゆの事故は大きかったのは真実なんだが
名雪との付き合いはそれ以上だったはず。祐一が水瀬家に遊びに来て、その際、舞が出会ったのが10年前だから、名雪ともそれくらいの付き合いはある。
決して祐一と名雪の付き合いは、7年じゃないんだよな。他ヒロインに比べた場合、最大の差異はそこにある。
まあ原作の名雪シナリオに欠陥があるのは事実だとは思う。
ぶっちゃけた話、Kanonは悲劇をウリにした話と言われるし、実際、そういう話だと思うが
名雪シナリオの「悲劇」は、秋子さんの事故という「名雪シナリオに入らなければ回避出来る悲劇」なんだよね。
実際の話、交通事故っつーのは、いつ起こるかわからんし、その辺で言えば生々しい(京アニ版の事故シーンとかリアルだよね、関係ないけど)
でも、そんな事は多くの人にしてみればわからんだろう。
他ヒロインは、何か「別ルートに入ってると、祐一が知らない所でくたばっていそう」という所がある。
でも名雪だけはそういう事がない。
名雪シナリオの名雪は、祐一が何とかしないとくたばっていそうだが、
そもそも名雪シナリオに入らなければ、秋子さんが事故らない。
まあ名雪ってクセがあるキャラだなぁって事。
>>383 >よく名雪を特別視する理由がわからないとか、シナリオに不満があるとか言う人がいるが、
「よく」って・・・・そんな意見今まで見たような覚えがないんだが。
シナリオ考察スレとかではメジャーなのか?
すまん。コンペ交流所に書くつもりで誤爆した。
以下何事もなかったかのようにどうぞ。
踏む
『カーネーション』
秋子さんとあゆ・真琴の話。
ネタバレ注意。
とりあえず秋子さんの一人称なんだが、ちょっとキツイ。
> キキーッ
> 私の目の前に鋼鉄の塊が接近してきました。
> どん
> なんの音でしょう。
> 鈍い音がしました。
> なんだか自分が宙に浮いているような、不思議な感覚がします。
というのは少々悠長な気がした。一人称にしたのは微妙だったか。
前編は秋子さんが事故って、あゆと真琴と会話する話。
メインはむしろ後編と言える。
祐一と名雪の子供が、あゆと真琴の生まれ変わりですた、という話。
それの割には祐一や名雪が、あゆと真琴を忘れてるという設定には違和感ある。
どちらかと言えば、母親としての秋子さんを描いた作品か。
漏れもレビューしてみる。
内容は>392の通り
名雪シナリオでのあゆと真琴の補完、というほど大袈裟なものでもないが、そんな感じ
短いなりに中身はあるし、タイトルも作品中で小道具にしているし、それなりに考えて書かれた印象。
確かに、あゆと真琴の気持ちが祐一に向いているのに祐一が二人を意識してないのは可哀想だが、
祐一が気づかない二人の想いを秋子さんが気にかけていた、という話と読めばそれで良いのかもしれない。
文章は普通。
空白行も入ってるし、変に凝ったりクドかったりはしていないので無難に読める。
話の流れも、いきなり5年経つところは微妙だが、全体としては自然で悪くない。
難点と思ったのは、前編の秋子さんと真琴達の会話が説明的でグダグダしているところ。
あゆと真琴の事情を秋子に判らせる必要はあるのだろうが、
そこは二次創作なのだから、読み手が原作の設定を知っている事を頼りにして、
もっと簡単に、あるいは抽象的に描写することも可能だったのではないか。
それと、会話の中で真琴が饒舌すぎるしあゆが頭良すぎて違和感を覚えた。
後半の名雪も含めて、台詞にキャラの個性があまりでていないのではないかと思った。
まあ読みやすいっちゃ読みやすいSSだとは思う。
説明台詞が多いというのは気になったけど。
>>359で指定されていた、
Kanon
「1/2の恋愛劇」
ttp://www.asahi-net.or.jp/~fg8h-kmn/half/halftop.htm をレビューしておく。
俺は踏んだ奴じゃないけどな。
感想を一言で言えば結構面白かった。
意外な設定と、結末が気になる構造が最後まで飽きさせずに読ませてくれたと思う。
この特殊な設定と構造を受け入れられるかどうかでこのSSの価値が決まるんじゃないかな。
186話以上あるんだけど思ったほど長さを感じなかった。
これだけの長さを最後まで退屈せずに読ませてくれただけでも結構すごいことだと思う。
一番の問題点は話が分かりにくいこと。
これはSSの構造上多少仕方の無いことかもしれないけど、分かりにくいものは分かりにくいんだよ。確かに。
こうして全部読み終えた後でもちょっと分かってないところがある。
最後も良く分からん。ネタばれを避けたいから詳しくは言わないけど。(このSSの場合ネタばれが致命的だから)
あと、気になるのは先が気になるような安易な暗示があったこと。
いわゆる、
「この先XXがOOになるなんて、思いもしなかった」
ってやつ。
よくある手法でそれ自体は悪いことでは無いはずなんだけど、使い方に問題あるように感じた。
これを示した後で20話も30話もそれを引っ張られると、正直その結末だけが気になって途中をちゃんと読めなくなる。
感情的にどうしてもそうなる。
これも俺が連載を一気読みしてるせいかもしれんけど。
正直中身は普通。設定だけに引っ張られてる部分もあると思う。
それでもぜんぜん感情移入できないSSなんかじゃなかったなあ。
最後までこの物語の結末を知りたいという気持ちにさせてくれたことが、何より成功だったと思う。
ゲリラレビュー乙
↓指定よろしく
中編である事を確認して踏むぜ
読んでみた。
『美汐』
直球なタイトル通り、美汐が主人公の話。
最初に褒めておくと文章力自体は結構高いと思う。
一人称の心理的な物がよく描けてるんじゃないかな。
ただ、後述する文章的な欠点に打ち消されてる印象はあるが。
真琴シナリオから分岐した美汐シナリオと言っても過言ではない。
美汐が妖狐の事を知っている理由は謎だから、それの解釈という事か。
二次創作的には、ありきたりなネタかもしんない。
ただ、真琴が消滅の危機に陥ってるのに、何故、美汐はその辺何ともないの?という疑問もある。
真琴シナリオをなぞっているにも関わらず、真琴の印象が薄い。
原作における美汐の役回りは「真琴の友達」というポジションだと思ってたから違和感。
まあこの辺は「解釈の差異」という事だろうけども。
ただ、最大の問題点は読みづらい事。
前述した通り、文章力自体は良い。そこは良いんだが、シナリオ構成がズタボロ。
美汐と祐一の一人称がコロコロ変わる事に加え、回想と現在という時系列が交互に来ていてよく分からん状態になってる。
とにかく読みづらい。状況が掴めないまま、終わってしまったように思える。
いきなりエピローグになってて唖然とした。
一言で言うと「僕の考えたKanon解釈SS」の系譜に連なるSS。
とりあえず小説媒体において一人称変更や時系列のシャッフルは、乱用しちゃいけないんだな、と再確認させられたSSでした。
結構惜しいSSだとは思う。
>>399 ゲリラレビューしてみる。
>>401とほぼ同じ感想だけど追記すると文章に線や読点が多い。
一つ一つの使い方は合っていると思うけど特に線は使いすぎだと思った。
それと読み解けていないだけかもしれないが
矛盾はしてないけど過去に関して原作での発言と微妙にかみ合っていない。
そうでなければ扱いが軽過ぎるか感性の違いか。
解釈系SSで原作とのかみ合わせが大事なので
視点をずらしたり別の環境を書いていたらまた違う評価だったかもしれない…
文章の言葉は過不足無く、というよりは綺麗に表現していると思った。
>>402 何かしら扱いが軽過ぎるという印象は俺も持った。それが感性の違いなのかもしれんけど。
ksk
詩の延長といえる文章の書き方で、内容よりも文章で読ませるタイプのSSといった印象。
情景の選び方、修飾語の使い方なんかは面白いし綺麗なんだけど、
倒置法や省略なんかの小技をやたらと使っていて、さすがにやりすぎなんじゃないかと思う。
正直無駄に読みにくかったし、無駄に疲れた。
それと個人的には比喩の方が好きなんで、もっと比喩使ってほしかったかな。
こだわりもないし整合性とかは気にしないタイプなんでシナリオの解釈は
そこそこオリジナリティ出てて普通に良いんじゃないかと思った。
ksk
みんなレビュー乙カレー。
俺も少しだけ読んだけど、途中で挫折した。
この文章は好きになれないかな。
指定よろしく↓
待ち時間が暇なので読んでいた。
踏めたら書き込む。
こういう時読めるSSがあるのは非常にありがたい。
*9は神様、ありがとう。
411 :
名無しさんだよもん:2007/03/14(水) 15:21:53 ID:AvE7VkA/0
『ゆきは、どこにふるか、知ってる?』という謎かけで最後まで引っ張り、駆け落ちするSS。
恐らく作者が書きたかったのはそこで他の部分は仕方なく埋めているという印象を受ける。
つまり間のダレ具合や煮え切らない感じが酷い。
デートシーンはもっと恋人らしさや動きを盛り込めなかったのだろうか。
業務日誌のような報告が羅列されているだけに近い。
その内容も評価し難いものがある。
指輪プレゼントで女が喜ぶお約束には思わず苦笑い。
安っぽいんだよね、そういうテンプレじみた物をそのまま使うと。
俺としてはこういう所こそ工夫して欲しいな。
物語にはどうしても間取るために不要部分を書かなければならない時はあるが、そこで手を抜いてしまったら読ませる文章にはならないんだよね。
無駄部分を読者にまで無駄と思わせちゃあ駄目だ。
(視点転換連発はウザイが)終盤の展開は流れるように動いているし出来ない訳でもないだろう。
まあ全体的に見れば、もったいぶった凡作って評価が妥当と思われる。
核とも言える謎かけもあまり活かされているようにも見えなかった。
レビューからちと離れるが、SSって自己満足の面があるから読者の存在を一番に考えて書かれている物って少ないんだよな。
そういう意味では、このSSも見せ場だけ楽しんで満足しておくのが正しい楽しみ方なのかもしれない。
れびゅう乙
ksk
Kanon多いな
それは、ここのところ大半は、
>>369の先で指定した奴(KanonSSのみ)をそのまんま持ってきているせいだが、
この人の推薦したSSは、レビュー見た限りでは今一な反応が多い。
kskを兼ねてゲリラレビュー
『ノースタウン クリスマス』(Kanon)
内容と関係ないが、段落が途中でズレるのは演出かと思ったらIEなら普通に表示された
漏れの環境(Win2kSP4+FireFox)のせいだったようだ。
で、本題。ネタバレあり。なお、かなり批判的なレビューになる。
ただし、漏れ自身の読み間違いという恥ずかしい可能性もあるのでその時はご指摘を。
文章は名雪の一人称。ただ、あまり個性はなく、描写は三人称に近い印象。
名雪だからテンポを悪くしたというわけでもないだろうが、少しかったるい。
好みもあるが、改行をもう少し増やした方が読みやすいのではないか。
内容は、祐一の親が倒れて水瀬家を出て実家に戻るのに名雪がついていく話。
最初に謎かけて最後に回答、という構成は問題ないが、話自体にかなり無理がある。
まず、親が倒れたら普通はとりあえず駆けつけて、
病状を確認した上で実家に戻るかどうするかは親と相談するものだと思うのだが、
何故かいきなり名雪と実家に永久帰省するかどうかの話をしていて、
おまけに、クリスマスまで親父を放置してるように読める。
正直ありえないので自分の読み違いかとも思っているのだが、何度読んでもそう思える。
仕方ないので勝手に話し合いの末帰省する事になったと脳内補完して、デートの場面。
まあ遠距離は大変だしアツアツの二人には今生の別れのように感じるのも理解できなくはないが、
客観的に見れば別に逢えなくなるわけでもないのでやや感情移入しづらい。
後半の駆け落ち(?)だが、これも突然追いかける必然性が全くない。
秋子さんが認めて、というか仕掛けているくらいなのだから、正々堂々と連れて行っていい筈だ。
駅まで走る場面でも、別に乗り遅れても次の新幹線で追いかければいいだけだから緊張感がない。
むしろ乗り遅れた方が名雪が祐一の実家を知らなくて迷子になるとかいう楽しい展開になりそうだ。
ksk
続き。
全体として、場面自体は「さらば水瀬家」「最後の思い出」「駆け落ち」という感じで描写してるのに、
行動が不可解で理由付けが不足しているため、全然重さが感じられない作品となっている。
思いついた場面を描写するのはSSの楽しい部分だが、やはりある程度の合理性は必要だろうと感じた。
コピペミスって後ろが切れたスマソ。偉そうな事書いて自分がこれじゃ恥ずかしいな。
ともかく↓指定よろ
踏んでみる
422 :
421:2007/03/18(日) 21:04:07 ID:vLDdYNo00
『初恋い 初恋われ』
内容としては真琴ED後の話らしい、だけど時系列は書いていないので不明。
文そのものは癖が無く読みやすいと思うけど改行が多い。
それと変な部分で改行していることもあってそういう意味で読みづらい。
具体的に踏み込むと内容に対して色々推察はできるものの、よく分からない。
色々考えられるようにはなっているけどそこで止まってしまう。
ただ元ネタがあるように書いているのでそれを知っているのが前提なのかも。
『等配分』
祐一のお話。
文字が詰まっているのと話す表現がくどいので読みづらい。
ただ表現がくどいのは偏執的になっているからと考えれば納得。
内容としては黒さに相応の意味はもたせているので、
本編から離れているSSの割には独りよがりな部分はそれほど感じられなかった。
ただ色々な部分がリアリティにいまいち欠けてる印象(あれば良いってものではないけど
つたないレビューかもしれませんが…
感想としては両方とも深く考えない方が楽しめる内容だと思いました。
それと『Kanon Another Story』 は長くて読む時間がなかなか取れないのですみませんが
あまり流れていない間に読み終わったらレビューします。
レビュー乙。
長編もマターリ待ってる。
>>421じゃないけど『Kanon Another Story』を読んでみたので感想。
全77話だけど、60話までは10話で一まとめに読めるので負担は少ない。一話一話は短いしね。
目次のリンクを張ってみる。
ttp://www.nijinone.jp/novel/18.html Kanon発売前のSSという事で、全体的に原作とキャラ設定が違っている。
祐一や北川は別キャラに。またサブヒロインは出てこない(秋子さんは終盤に出てくるけど後述)。
クラナド発売前に作られた1.5次創作ゲーム「ネタナド」みたいな物だな。
メインヒロイン5人と、主人公:新海啓太の話。
啓太は、原作の祐一と比べて背景が色々違う。
特に7年前に北の町に住んでいて知り合いも多かったというのは、原作の祐一との最大の相違点だろう。
過去に栞とも接点がある。
ストーリーは、いかにも当時のタクティクスらしい。ONEやMOONのような雰囲気がする。この辺は悪くない。
だが、結局、そういう謎(啓太や名雪が二重人格。舞の正体。真琴の兄etc)が消化されないまま終わってる。
また啓太も、性欲に任せて色んな女を強姦したりするが、その辺のフォローがイマイチ。
一時は真琴を選んだと思ったら、今度はあゆに手をつけるとか、ちょっとヤりまくってるのは鼻についた。
正直、何をやりたいのかがわからなかった。
いや、作者にすらどうなるのかがわからなかった、というのが正しいのかもしれない。
真琴が実は狐だったなんて予想出来なかっただろうし。
ただテンプレ設定を流用してるだけのオリジナルとは少し違う改変だった。
ヒロインの性格は違うけど、白痴化はしてないし、むしろ原作よりもしっかりしてるような気も……。
が、面白いのは76話と77話(最終回)だろう。
このSSでは殆ど秋子さんが出ていない。家事や料理をするのは名雪。
MOONやONEは、母親不在の物語だったから、という理由もあるのだろう。
そんな中、76話の終盤、唐突に秋子さん登場。
そして77話。いきなり啓太の独白で終了。つまり夢オチ。
この辺が多分「KANONが発売されちまったんで、この物語はここでおしまいなんだ」みたいな感じを伺わせる。
76話の秋子さん登場もそうだろう。実際はちゃんと家庭で家事やったりとかする人だったからな。
良くも悪くもジャンプ漫画の打ち切り。「名作」だとは言い難いけど「面白い企画」だとは思った。
最後に、この一言が興味深い。
> そして俺という世界は、もう動き出す術を無くしたようだった。
> ……………………………………
実際に原作が発売されてしまい、この物語は終焉を迎える。
ただオリ展開で原作クラッシャが日常茶飯事なKanonSS界において、ある意味、化石のような貴重な存在ではあるし
彼の世界が、どうなって行くのか、見てみたかった気がする。
とりあえず76話と77話だけでも見てみると良いと思う。見事なまでに打ち切りです。
426 :
名無しさんだよもん:2007/03/19(月) 22:41:59 ID:n+inAct7O
ksk
>424
長編レビュー超乙
↓指定よろしく
TtTプレイ済みの人間自体少なそうだから踏む
ある ふくかんの おはなし(Tears to Tiara)
空白行等、ページの作りは問題なし。
改行は多めで読みやすい。文章も至って平易。
内容はエンディング後。主人公の一人アルサルが建国した新王国に、
ゲーム本編で主人公達の仇敵であった帝国軍の将軍ガイウスの副官が、
帝国軍を離脱して新王国に仕官に訪れ、アルサル達が建てたガイウスの墓碑を発見する、という話。
帝国軍の格好をした副官が新王国の本拠地であるアヴァロン城まで辿り着けるのか、とか
逆にアルサルの妹であるリアンノンが一人で城の外をうろついてていいのか、とか
(リアンノンの性格なら戦闘中でなければ帝国軍兵士とでも歓談しちゃうかも知れないが)
短い割になにかと突っ込みどころはある。
ただし、話の主題である「強敵への尊敬」というのは、
ファンタジー世界、しかも武人肌のゲール族が建てた王国であれば不自然ではないので、
話自体は「なんとなくありそうな話」ではある。
なお、後半の詩は本編内のガイウス絡みのイベントを描いたものだが、いまいち語呂が悪い。軍歌調?
大仰さはないが、ちょっといい話、として思い浮かんだ場面を描いたSS、という所だろうか。
なんか最後の文が半端だけどレビューは以上
本編のガイウスは良い敵キャラだったのだが、最期は結構あっさり退場してしまった印象
内容をかなり忘れたので、副官って固定キャラがいたかどうかは記憶にないスマソ
433 :
421:2007/03/20(火) 22:02:04 ID:tFvBBlK90
少々遅くなりましたが『Kanon Another Story』読み終わりました。
>>424-425と
>>430乙です。
感想としては同じでkanon発売前に作られたというSSだけあってONEみたいな話。
(MOON.は未プレイ
内容としては相当暗い、主人公が精神疾患な風なので悪い意味で薄れているという印象。
複線らしく書いた後にあっさり放棄したり回収出来ているものがあまり無かったり、
特にこれといった問題を解決しているわけでも心機一転もしていない。
なのでオチは問題ないけど風呂敷を広げてしまっているだけになっています。
製作の都合的に仕方ない事かもしれませんが…。
キャラも悪友の大胡以外、度々不可解な行動を起こしており、
途中とあるキーワードが出ているのでそれに準じているようにも思えますが…
惜しむらくは上記の通り複線だとしても答えはとりたてて無いです。
作者の中にはあったのかもしれませんが。
オチで悪夢とは言っていますが主人公の啓太自身が衝動にかられて強姦したり
基本的には自己保身ばかり考えていたり、気持ちの浮き沈みが激し過ぎたり
深く考えたように見せかけてあっさりと気持ちを転換したりと、
良い部分もありますが見事に霞んで見えてしまう。更に良い部分も悪く見えることも…
ある意味では人間らしいキャラですが、読み手からすると何を考えているのかは…。
そんな中で主人公の悪友の大胡は一貫して好意を持てないけど憎みきれない
良い意味でへたれ悪役になっていると思います…悪い意味では鬱陶しいですけど。
他は各キャラ毎の扱いに大幅な差があり、それ自体は良いも悪いもありませんが
唐突に忘れられるキャラが多いのは洗練されていないと感じました。
色々なキャラとの関係が深くなる物語なので難しい構成になり、仕方ないかもしれません。
434 :
421:2007/03/20(火) 22:04:19 ID:tFvBBlK90
ヒロインに対して個別に書くと
名雪:二重人格なのは啓太視点の誇張表現かもしれない、主に引っ込み思案
栞:5ヒロインの中で唯一啓太がしていない人物?
この二人は一途、あるいは純情だったりで分かりやすい
真琴:家族が居るのか居ないのか不明、ていうか居るなら記憶喪失の意味が…
謎はあるが行動にある程度の一貫性は持たせている印象。
あゆ:一途なヒロイン…の割に食い逃げの理由が啓太の想像通りなら…。
舞:作中一番謎を握っていそうだけど描写不足。ある場面は何が何だか…。
玲奈:思わせぶりな事をたまに行っただけになった人
舞は謎ばかりで実体が見えない、あゆはフォローが無いので引く、
玲奈は啓太が好色であることを示すためのような存在に…。
そして終盤思い出したかのような表現で原作の設定が出ていたりすることから
途中出てきた情報から抜き出したり発売後に書いたりした部分もあるかもしれませんが
一応あからさまにこの作品の設定を改変していないところは好印象。
レビューという事もあり「まぁまぁな作品だった」なんて適当な評価はしたくないので
少々辛口かもしれませんがこの作品に関して独善的…とまではいかなくとも
読み手への配慮が足らない…あるいは完成度がいまいちだと思いました。
啓太の行動が許せないという事が大きいので私感が混じっているかもしれませんが
悪行をしているという意識がありながら何のフォローも無い所が最大の問題であり、
転じてこの作品の魅力であると思います。
また、別作品として見るべきですがあえてkanonと比べるのも面白いかもしれません。
>433-434
長編レビュー乙。まあ、発売前のSSってのは後から見れば苦しいやね
↓指定よろしく
ふんだ
ではレビューします。
まず最初に述べておくことは、このSSのエロのメインはレズ行為。
しかもネコ(受け側)が澪(逆も少しあるけど)
だから趣味趣向がそれなりに偏っているエロだろうと思う。
まあ、エロSSはそういう極端な物が少なくないけど。
澪を茜が責めるという展開は結構好みだったなあ。
それも含めて、茜が澪の恋愛に似た感情を抱いてしまう描写が良かった。
だからSSそのものは読んでいて結構楽しかった。
単純に組み合わせとしてめったに見ない新鮮な内容だったことも大きいと思う。
普通のSSでも茜と澪の組み合わせはあんまり無いだろうし。
ただ、あまり実用性が高いとは感じなかった。
それに所詮メインはレズだしねえ。
基本的にエロ萌えというか、エロに関してはその程度の濃さだったと思う。
特に大きな欠点は見当たらなかったけど、
澪がタチにまわるシーンはあまり好きではなかったかも。
あと、やはり好みの問題は大きいだろうと思われる。
俺はこの手のエロSSを漁るタイプの読者だから、このSSも普通に読めるけど、
普段この手のSSを全く読まない人にはとてもじゃないが勧める気にはなれないな。
フェチな方向性が強いSSだと思う。
れびゅう乙
ksk
444 :
名無しさんだよもん:2007/03/23(金) 16:20:16 ID:eJmMZnoXO
ksk
nullpo
ga
kskばかりではアレなのでレビュー入れる
ぬくもり中毒(ONE・えろ)
エロSS。和姦でほぼ茜×澪の百合、終盤に浩平が出てきて3P。
内容的には舐め合いありお漏らしあり電気あんまあり自慰あり綿棒あり……と盛りだくさん。
茜と澪の攻守も途中交代するなど、やりたいことはとことん書ききった感じ。
色々書けばネタは増えると同時に弾かれる危険も増えるので一長一短だが、
このSSも場合は、シチュが次々と変化する割には文章からそれが読み取れなくて単調に思えた。
正直、後半は飽きてきて読み流してしまったせいもあるかも知れないが、
ここら辺り、書いてみると意外と使える語彙が少ないエロSSの難しい所だと思う。
全体的に描写が抽象的過ぎるきらいがあったのも、変化に乏しく感じる要因かも知れない。
まあ茜×澪の珍しい組み合わせで、百合に抵抗が無ければある程度萌えられるんじゃないだろうか。
それを思うと浩平云々は微妙に蛇足かもだが、澪も仲良く3Pなのであまり抵抗はなかった。
以上
指定よろしく↓
踏みじゃなくて御免。
だけど人が離れる前に言わせて。
今は引越の多い時期だから止まるのも仕方ないと思うよ。
後は恒例の規制ね。
俺は先日まで一週間近く規制された。
踏むというよりは結構流れているのでゲリラレビュー。
>>449は両方未プレイなので一応遠慮しておきます。
まとめて読んでみたところ一言で表すと両極端で面白かった。
『過去に捧げるプレリュード 』
栞EDその後の話だけど栞は全く出ていない。
kanonはメインとなるヒロインの裏で〜〜というのがあるけど
それを香里にもあてはめたという感じか、第一印象としてなので実際は恐らく違う。
ハッピーエンドともバッドエンドともつかないけど綺麗にまとまっていると感じた。
ただしどちらかと言えば暗い話なので香里に思い入れがあればあるほど
読んでいて抵抗を感じるかもしれないが、まぁ創作ということで。
『真冬の蠍』
まず最初に、現実的にはありえない話。
3段階目はともかく(描写がそれほどはなされてはいない為)
1段階目はまずバレるし2段階目は尚更、間違ってもこんなことは起こりえない。
まぁリアリティを求めても仕方ないということが前提、原作にもそう言えるけど。
香里・名雪と指定にはあったがメインは香里…名雪も狂っているけど。
話としては救いが無いというよりも自分から絶望の連鎖に突き進む感じ。
kanonのSSとしてどうかというと局所として設定が生かされているものの
良くも悪くもそれほど設定に依存されていないSS。
個人的な印象としては色々なものをまきこんでいく模様はある意味では面白くも感じた。
この感想を文章にしたりして表に出す事は不愉快に感じるのだが…まぁあえて付け加えておく。
ただし展開が展開だけにジョークのように読まないと不愉快だと思う。
やはりダーク指定されるぐらいなので救いはなく、原作とも結構かけ離れている。
どの道そもそもダーク系SSがダメな人にはお勧めはできないか…。
454 :
453:2007/03/27(火) 22:59:42 ID:tGXaf33B0
『三月の空』
秋子の話で恐らく舞か佐祐理ED後、ぼかしているのと会話が微妙過ぎて分からないのだが…。
それ自体の比重は軽めではあるけど部分的に生かされている。
元ネタがドラマらしいが、名雪EDの雰囲気も生かしたりしており構成はよく出来ている。
この作品では設定が崩れない様に「普通の人」として秋子が表現されている。
ただし全体としてはたんたんと書かれて過ぎていて場面の盛衰に欠ける。
(これは秋子視点から書かれているということも大きいとは思う)
なのでそこそこの人は恐らく読んでいて中だるみするのが最大の短所だと思う。
他にもkanonの設定に準じたオリキャラを出していて、
それ+最後に抵抗を感じるかどうかで評価が大きく分かれる。
理屈では有りだと頭では思うが、やはり違和感を感じて受け付けない。
原作での博愛精神の印象が強すぎるので恐らくそれとオチとの不一致が原因。
元ネタのドラマは知らないがそちらありきの作品という印象。
空気読まずにレビューしたかもしれないが…
書いて言うのも何だが『真冬の蠍』のレビューを元にしての人格批判はやめてくれ、凹むから。
455 :
449:2007/03/27(火) 23:35:07 ID:GB6eGx890
スレストさせた責任者として漏れも>450をレビューしてみる
『過去に捧げるプレリュード』KANON 香里
栞ED後の、祐一と香里のちょっとしたやりとりを描く作品。
会話はなかなか軽快で、祐一のはっちゃけぶりも悪くないし、
それ以上に香里は真面目くさっているようでノリが良い部分にらしさが出ていると思う。
対して、地の文が少し読みづらいのが欠点か。一行ずつの行動描写はともかく、
文章が固まっている部分は視覚的に見づらい上に文体自体も大仰でうざったい。
やりとりの内容は祐一と香里が恋人同士なのかと思うくらい楽しそうで良い。
ネタは円周率からの下ネタ一発をしつこく引っ張る馬鹿話だが短編なので可かと。
その先にオチとして、香里の祐一への恋心を描写して終わるのだが、
香里の心情に決着がつかずに話が終わっているので、
どうも完結というよりは長編のプロローグみたいに思えた。
その意味では、短編としての完成度はいまいちかも知れないが、
祐一と香里が「らしい」と感じられたので漏れ的にはそこそこ楽しいSSだった。
以上。
TtTが出てきたから葉でもいけるかと思ったのだが間が悪かったか中身が悪かったか…すまんかった
>>455 鍵っ子で葉はあまり知らなくて申し訳ないけど間が悪かった程度に思うのが良いと思うよ。
この時期+1日ってのが微妙な合間なだけでここは葉鍵板だし全く問題ない。
まあめげない方がいいな。
時期的にも問題あるし。
↓指定よろしく
15話まで読んでみたが挫折。
Kanonとカードのマジック・ザ・ギャザリングのクロスオーバーだが
その実は単にKanonのなんちゃってファンタジーだ。
世界観が、どうにも掴めない。
アカデミーと言いつつも、その実は現実の学校(というかKanonの学校)と変わらない。
魔法を教えてモンスターと戦う事を教える学校であれば、現実とは違うはずなんだがな。
もし適当にやってたら死ぬかもしれないし。
大体、1話の最初からしてこれだからな。
>「は、はっくしょん」
>俺は戦闘中にもかかわらず、まるで緊張感のないくしゃみをしてしまった
これは単純に「U−1様強ぇ」というか何にも考えてないだけな気もする。
全体的に緊張感というのが足りない。
良くも悪くも行き当たりばったりでその場その場で描いてるというSS。
読者を無視しすぎる感は否めない。
目的としては作者本人が楽しむだけのSSだろう。
そういうチラシの裏としてみれば、存在意義はあるのかもしれない。
出来れば再指定した方が良いような気もするな。
でもレビューしてくれる強者が居るなら、その人に頼みたい。
まあ、最初のうちはそんな感じだろうね。
祐一最強。寝てる方がすごい名雪。なんだかよくわからんが、とにかく実力者の秋子さん。
書き始めた当初はそういう典型的なU−1SSなんだな。
で、その辺に突っ込みくらって書く気失ったけど、とりあえずなんだかんだで連載してる。
話の内容だが、某有名カードゲームの世界観流用してるらしいが、わからない人にはまったくわからない。
ちなみに漏れもわからない。
一応祐一最強モノの部類に入るが、まわりの登場人物(特に久瀬)の活躍もすごく、ある意味その筋のエキスパートがそろっている。
ただし、佐祐理×久瀬のカップリングなので、読む人を選ぶ。
最近では北川×オリのカップリングが面白い。
総話数が百十一話あるので読むのに根気が必要だが、章ごとに構成されているので意外と読みやすい。
もっとも、最初のうちは確かにひどいものなので、それに耐えられるかが問題。
個人的には、この手のファンタジーSSとしては良作に入る部類だと思う。
それこそ、弱いものイジメしか能のない最強祐一SSよりかは、はるかにまし。
465 :
名無しさんだよもん:2007/03/31(土) 09:59:24 ID:yVxW6xNNO
ksk
ksk
>>420 『Kanon Another Story』
いまさらレビュ
>>424や
>>433が言うとおり、このSSにはONEに近い雰囲気を濃厚に感じた。
そういう意味で「鍵らしい」世界の構築には成功してると言ってよいと思う。
序盤であゆと名雪がオカマみたいな女の子言葉で喋ってるのには笑った。
あゆなゆがだよもん星人だというのは予想できなかったんだろうけど、
ONEに長森が居たんだから、
次も一人や二人くらいだよもん星人が居るくらいの予想は出来そうに思うが
まあ、これは今だから言える後知恵なんだろうな。
で、章が進むにしたがって段々とキャラの容姿描写や性格や喋り方が
本物に近づいて行く。
これは新情報が出るにたびにその都度、描写を修正して行った跡なのだろう。
終盤になるとあゆの「うぐぅ」もあるし、
大騒ぎになってる傍で名雪がぐっすり寝てたり、
実際のKanonと比べてあまり違和感が無いくらいになってる。
もうこのあたりは発売後に書いたぶんだろう。
ストーリーについてはさっぱりわからん。
伏線らしきものを張るだけ張って期待を盛り上げただけで突然の打ち切り。
特に、思わせぶりに登場した舞が
謎に満ちた言動と神秘的な雰囲気ををさんざん見せつけ
このストーリーの鍵を握る人物かと思わせておいて、
結局、最後まで何者だかわからないままだったのは、ある意味、予想的中かも。
実際の舞シナリオも「なにがなんだかさっぱり理解できない」という声は多い。
Kanonが発売されてこれ以上続けられなくなって打ち切ったのだろうけど、
おそらく作者は最初からそのつもりで書いてたのだと思う。
「Kanonが発売されるまでのあいだ、これでも読んで期待を盛り上げててください」
という程度のものだったんだろう。
それなら期待を盛り上げるという役目は充分に果たして終了したわけだ。
あの結末もいつでも打ち切れるように最初から考えて用意してあったものかもしれない。
乱暴な結末だけど、主人公が消えることで終了というのはONEに通じる。
そんなわけで、このSSは名作とは言えないまでも、
「期待させる」ことには成功してるんだから良作ではあると思う。
さらに、意地悪な楽しみ方だけど、
本物とはまるで違うキャラ言動はギャグとして読んでもおもしろい。
ラーメンを食い逃げするあゆには笑かされたよ。
http://key.visualarts.gr.jp/product/kanon/chara18se.htm ここを見ると「食い逃げ」としか書いてないから
そりゃ食い逃げするものがたい焼きだなんてエスパーでなきゃ予想できんわな。
でも国崎ならラーメンの食い逃げくらいやってそうだな。
↓指定よろ
踏む
『Call Me If You Can』(To Heart2 小牧郁乃SS)
少し長くなったので2レスに分けて投下。ネタバレあり。
まずデザインだが、空白行が非常に少ない。その割に地の文が結構長い。
文を区切って改行を入れたりして、読みやすくする工夫はしているようだが、
そもそも行間を空けるなり空白を入れるなりした方が効果的だろう。
もしかしたら2ちゃんに投下したSSなのかも知れないが。
文章は平易で、PCで打つ文では珍しく、おそらく意図的にひらがなが多い印象。
難しい漢字を格好つけて使うSSは嫌いなので個人的には好感を持った。
ただ、貴明の独り言が一段落に2文3文と重なるのはちょっとしつこい気も。
ストーリーは、愛佳に誘われて携帯を買う事にした貴明が、
所用の愛佳の代わりに愛佳の妹の郁乃を指導係にして契約。
郁乃が持っていた携帯の番号に掛けると・・・というもので、
筋を追うのは難しい話ではないのだが、肝の部分が少し判りづらい。
適当に流し読みしてると内容が把握できないかもしれない。
作品のテーマは、郁乃の貴明と愛佳に対する感情だろう。
郁乃は、原作での出番が少ない割に激しくインパクトのあるキャラクターで、
性格、言動、感情のいずれも一筋縄ではいかずSSでの解釈も種々ある娘であるが、
“愛佳を最優先に置きながら貴明にも惹かれている”という点は大抵のSSで共通している。
本作も、この感情のバランスを表現したSSだと思う。
貴明に、愛佳よりも先に「自分の携帯」に電話を掛けさせようと策略を巡らし、
しかもその「自分の携帯」は実は愛佳の携帯で、同時に愛佳の方にも伏線を張っておく、という行為は、
貴明の心を自分に向けさせると同時に愛佳に縛り付ける、という相反した要素を持っていて、
郁乃の、言葉では表現しづらい屈折した感情を抽象的に表現していて巧いと思った。
一方で、本SSの郁乃の言動自体には、個人的には違和感を覚える。
例えば前半の貴明をビンタする部分。郁乃は自分の体型を貶されたくらいでは怒らないと思うし、
怒る時もああいう怒鳴って殴って負け惜しみ、みたいな怒り方はしないんじゃなかろうか。
途中の仲良く買い物する所も、どうも普通の女の子っぽくて似合わない。
台詞全般に皮肉っぽさが少なくて素直で、どっちかというと由真みたいだと思った。
ただ、前述のとおり郁乃の解釈には人それぞれな所が多分にあるので一概には言えない。
あくまで漏れ自身の持つ郁乃のイメージと違う部分が多かった、という事。
改めて、郁乃って難しいキャラクターだな、という感想を抱いた。
以上。レビューというにはちょっと主観的過ぎたかな。感想って事でひとつ
れびゅう乙
474 :
名無しさんだよもん:2007/04/04(水) 19:33:06 ID:mbqoF3IZ0
乙
>>439捕捉。439でも、そのSSの作者でもないけど。
>基本的にエロ萌えというか、エロに関してはその程度の濃さだったと思う。
捕捉しとくと、葉鍵板えろこんぺの優勝作だよ。
だから、参加者たちの投票結果としては、エロくない、ヌルいってことにはなってないぞ。
(えろこんぺ=会場もそこ。リンク先。過疎企画だったが、
久々野氏とか、後に商業誌のエロ小説も書いたAF団の人とかも参加してた)
尿スレの職人が優勝狙って幕の内弁当的にこってり量を盛り込んだエロSSだな。
シチュが偏ってるのは、そもそもエロ小説は作者が自分自身の
リビドー、熱情、変態性を作品にどれだけ出せるかが勝負ってとこもあるから、
エロ小説にとっては逆に生命線のひとつでもある部分だ。
個人的にはその職人の作品は、尿スレの茜のおもらし日記ってのが好きだった。
エロと狂気のテンションが段階を踏んでどんどん上がっていって、
変態彼氏に巻き込まれたヒロインが、最初はノーマルだったのに最後は自分自身
壮絶な変態になっていくという、エロ小説の基本プロットを、しっかり実現してた。
日記調の淡々とした短い文章で。
葉鍵板のエロSSの名作のひとつとしていまでもおすすめできる。尿好きには。
エロなんて、趣味に合うかどうかで実用度がまるで違うんだからさ。
てか、その板見てみたけど、作品八本で投票者五人で優勝言うても微妙だな。
基本的には作品自体をレビューするのだから周辺事情を斟酌する必要もないし、
コンペで優勝したからってエロくないってレビューがおかしいって事にもならん
要は>441はエロ濃くないと感じた。>475はエロ濃いと感じた。それで構わないだろ
>475はれっきとした>475自身のレビューであって「補足」って言い方は適切でない
一言にまとめるとゲリラレビュー乙
まあそうだわな。
ギャグも、人の「ツボ」によって笑えるかどうかが変わるという話もあったけど
それと同じで、エロも人によって実用性があるか無いか変わるって事だろう。
色んな人の人間の感想があるからこそのレビュースレだろう。
つまるところゲリラレビュー乙。
↓指定よろしく。
よし踏むよ。
愛に時間を
7年前の秋子さんが、祐一を見守っているという内容。
夫を失った悲しみを知っている秋子さんという視点も重要か。
最初に褒めておくと、良くも悪くも普通のモノローグ的な内容。
秋子さんの性格に違和感がある人も居るかもしれないが
「優しいお母さん」というキャラは描かれてるから、ブレはそんなに酷くないだろう。
そういや、秋子さんは祐一とあゆの事を知っている訳で、その辺の観点も悪くない。
だが、問題も結構多い。
最初の頃に「これは七年前の話」という事を説明出来てないのは難点だろう。
中盤以降にだんだんと理解出来るようになるが、感情移入を妨げる要素にしかなっていない。
無理やりにでも、「これは過去の話」という事を明言しておくべきだった。
それと、中盤は悪い意味でダレる。
ダレると言っても「大した量じゃない」という救いはあるんだが、余り意味を感じない話をやってるのに変わらない。
その割に本題と思われる、「あゆを失った後の祐一、それを見守る秋子さん」というのが薄くなってしまった印象がある。
結果、秋子さんがただ黙って見てる事しか出来てない印象がある。そういや秋子さんが会話する所も少ないし。
実際、秋子さんもただ黙って見てる事しか出来てなかったんだろうが、この辺は上手く描いてほしかったと思う。
まあどっちかっていうと凡作。目の付け所は良いけど……って話だろう。
レビュー乙
一応、読んでみた。
七年前の出来事の秋子さん視点という着眼点は面白いと思ったが、感情移入しにくいのが難点。
なんつーか、名雪が駅前のベンチで祐一の事待ってるの知ってて、祐一にかまって放置してるようにしか見えんし。
あと、もう少し時系列の整理をしてくれた方が読みやすかったと思う。
祐一が帰る日から逆算して、あゆと出会ったころまでしっかりしてくれれば良かった。
秋子さん視点の過去物語といえば聞こえはいいけど、その実ただ見てただけに終始するSSだったようにも思えた。
その辺は、上と一緒。
>>480に踏まれる前に既に読んではいたんだけど、語るほど中身がなくて困ってた
>>484 そういう切ない時もあるさ。
だから他の人のレビューに心打たれる。
と言うかこのサイト復活してたんだ
487 :
名無しさんだよもん:2007/04/07(土) 20:29:04 ID:vOBsyD2qO
ksk
488 :
名無しさんだよもん:2007/04/07(土) 20:30:37 ID:vOBsyD2qO
↓指定よろしく
Kanon 『籠鳥祐一』
tp://www61.tok2.com/home/nekogasuki/kanon.htm
どうでしょう
>「やった事無い人間がKANONのSS書くなよぉ」というあまりに濃い情熱をお持ちの方は読まないで下さい
という注意書きが不吉だが踏む。
言っておくが別に鍵原理主義って訳でもない。元鍵厨ではあるけどね。
一言で言うと「他のみんながカノンって奴を書いてるから、俺も書いてみよっかなぁw」なSS。
とにかくテンプレート。ひたすらテンプレート。
美汐が壊れてる。テンプレート。
名雪の口調が「〜お」。テンプレート。
祐一がデフォでハーレム。テンプレート。
あえて良い所をあげれば、テンプレ的壊れギャグとしては模範的な内容。
そういうのが好きな人は楽しめるかもしれない。
一つ一つの内容は少ないから読みやすい品。
で、問題はそういう次元の外にある。
壊れギャグなら壊れギャグでいいんだが、それ以外の所がマイナスだ。
まずタイトルの間にある空白。
スクロールさせるのがカッタルイ。不要な空白だし、削って欲しかった。
太字も要らない。意図が丸見えで逆に寒くなる。
効果的に使うのならともかく、連発するのなら意味ないじゃん。
続き
何よりも問題なのは、自分から「KANONってやった事ないんですよね(笑)」とのたまってる所か。
この辺から作者の誠実性を全く感じない。
> 相沢祐一。奇跡を呼ぶ高校生。
> 無駄な瞬間にこそ命を掛ける17歳。
> 何故か周囲には容貌の整った女性ばかりが集まり、彼女たちはほぼ例外なく彼に好意を抱く
> まるで恋愛ゲームエンディング後の主人公のような不自然に都合のよい男であった。
とか最初の最初に描かれてるが、当然ながら原作じゃそんな事にゃならん。言うまでもないけどな。
別に原理主義って訳でもないんだが、自分から
>後書き
> 流行の(?)KANONのSSです
> 本編をやった事が無くともSS書いている方って沢山いらしゃると思うんです
> だから何とかなる筈です。多分
とか
>「やった事無い人間がKANONのSS書くなよぉ」というあまりに濃い情熱をお持ちの方は読まないで下さい
とかかく必要性は全くない。KANONがどうこうというか、人間性の問題だ。
要するに「KANONって面白そうに思えないから買ってない」って遠まわしに言いたいんじゃないのか?とすら思う。
これはKANONに限らず、未プレイ・未視聴でやる奴らは何でもそうだ。
話が脱線するが京アニKANONの祐一はキョンじゃない。アレは原作の祐一に忠実な相沢祐一だ。
とは言ったが、当時に流行った「KanonSSの二次創作(=三次創作)」と思えばいいのかもしれん。
まあ大量量産されたKanonSSの中の一種類って事だな。
493 :
名無しさんだよもん:2007/04/10(火) 00:23:34 ID:4wuU0hir0
ksk
494 :
名無しさんだよもん:2007/04/10(火) 03:23:15 ID:V9I2FQqpO
ksk
k
s
ksk
作者批判が大半だから乙無しでksk
ってか凡作以下はレビューするのも難しいから困る。
わざと地雷を踏ませないようにするのも指定人の仕事。
↓指定よろしく
んじゃ指定してみる。
「No voice」(Kanon)
tp://www2.ocn.ne.jp/~kuuya/no-voice.htm
んじゃふみ、
ハーレムと銘打ってるものの、実際は腹黒美汐に振り回される祐一ギャグと言った方が正しい。
ネタの一つ一つは悪くはないが、いかんせん話が短すぎる上に、
基本的に美汐と祐一がお喋りして終わりなので、話が盛り上がらない。
いっそ更に短くし、ショートショートにして数出した方が良かったんじゃないだろうか。
まぁ、KANONをプレイしたか否かについては、話が面白ければそれでいいと思う。
あえてそれを書く必要もないとも思うが。
>>501 こう言うのも何だが前出たばかりのSSを再指定に選ぶ意味があるのか?という気がする。
別にいけないとは思っていないけどお約束通りにもう少し感覚を空けるか、
寂しければゲリラレビューなりした方が良いと俺は思った。
気分を害するだろうが…まぁこういう意見もあるよってぐらいに考えてくれるとありがたい。
だけでは何ですし「No voice」をゲリラレビュー
栞BAD後というより厳密には恐らく栞シナリオの最後寸前までを元にした祐一視点の香里主体の話。
内容とは別の方面で改行が多かったり意図的に一部背景色とテキスト色を同じにしていて少々見づらい。
演出的には全く効果が無いという訳でもないので無駄ではないのだが…。
チャプター3以降からは『』も隠しているので分かりづらい、それも意図していたのかもしれないけど。
見るときはCtrl+A等で全体を参照できる形にしておくと見やすい。
505 :
名無しさんだよもん:2007/04/12(木) 14:28:29 ID:DctfOqw70
香里は後悔と後ろめたさ、祐一が他の人に支えられながら香里に依存しすぎの感がする状態を
周りの人に助けられつつ祐一と香里が共に悲しい過去から逃げ出さずに現在を生きていくという話。
(補足しておくとお互いに依存するというのは当然のことだと思うが、途中祐一が偏執じみている。
美坂家の両親がなぜか非情になっていたり(原作では親についてほとんど触れてはいないけど
又、栞が意地悪な性格になっていたりする。
栞は元々不器用で我が侭という設定はあるのでその意味では目立って居ないと思うのだが、
そこが鼻につく場合にはあまり良くないSSという評価でも当然だと思う。
祐一と香里が原作と比べて結構弱くなっている感じ(選択肢次第で印象変わるけど)ではあるが
栞が亡くなった後なのでその影響を考えるとおかしくないのだが少々名雪がはっちゃけている。
名雪シナリオを考えれば違和感を感じる行為で尚且つ少しありふれた行動と言えなくもないが、
祐一の行動のきっかけとしては一番だと思う。
また、北川が良い奴として機能していて主要人物それぞれに意味を持たせた綺麗な構成のSS。
それと祐一が偏執じみているのを表現している時やラストチャプターが
演出上のこととは言え回りくどいのが難点らしい難点。
個人的に少々読み解きづらいけど良いSSだと素直に思った。
んじゃ、ゲリラさん
籠鳥祐一
本人はゲーム未プレイだが、二次媒体で知っているという感じ。
基本的には美汐×祐一だが、このノリはどちらかというとラジオドラマの雰囲気に近い。
単純にギャグとして考えるなら、笑えるかどうかが問題。
メインとなる二人以外は、描写がワンパターンなので思いっきり飽きるのが難点。
No voice
前にも出たけど、反転がきつくてウザイ。しかもめんどい。
良作の部類に入るSS」なれど、基本的な描写が祐一の一人称なので感情移入がしにくく、世界観を狭める要因となっている。
そのため、書きたいことはわかるが、非常に読みにくい構成のSSになってしまい、結果として単なる祐一の一人よがりにしか見えない。
話の流れは典型的(当時流行ったパターン)の、栞死後の祐一×香里。
前述の通りだが、祐一の一人称の構成のため、祐一の心理描写が細かい反面、まわりにいるキャラの描写が曖昧になっている。
そのため、北川の香里好きや、いきなり服を脱いで誘惑する名雪など、意味不明の行動をとっているようにしか見えない。
香里にしても、親友の名雪にまで妹の事を話さなかった理由が不明。
また、栞シナリオの延長線上にある物語であるのなら、名雪の行動にまったく共感できない。
結果として祐一の一人称で構成された、作者の俺語りにしか見えなかった。
>>503 最初に前書きしておくが、やはり作者の人格レビューは、ここの本意ではないと思う。
実際、作者がどうこうではなくて内容だけでレビューする話だと思うし。
とは言っても前書き・後書きに関しては、ある意味、作品の一部であると俺は思う。
作品で語らず、後書きでクドクド語るのは言語同断だが、それは文法的に間違った手法だからだと思う。
しかし
>>503の言うように、別に前書きや後書きを書く必要性というのは無いケースが多い。
書く必要のない事を書いて、それで評価を下げてしまう事もあるだろう。
一方で長編SSだと、完結後に作者の後書きとかが気になったりする訳だが。
まあ原作を遊んでなくてもSSを書くのは構わないし、中には名作もあるかもしれないが、
わざわざ「原作ってやった事ない」と書く必要性は感じない。
他の人がどう思ってるかはわからないので、あくまで俺の個人的な意見に過ぎない訳だが。
あと別に指定されてないけど、
>>503の「ベビーフェイス」をゲリラレビュー。
自己中心的な性格とされている祐一の一人称で話が進んでいく。
栞が自殺した後、祐一が名雪と付き合ってる話。
一言で言うとセカイ系。二言で言うとオサレ。
波長が合う人と合わない人で分かれると思う。
逆に波長が合う人にしてみれば、結構楽しめるのかもしれない。
批判すべき所があるとすれば、展開のメリハリが弱く、いつの間にか終わってしまっている辺りか。
全く成長しない祐一の姿に腹が立つか、それとも何かしらの感慨を抱くかは人それぞれだと思う。
ただ、作者が前書きで語ってる「ダーク作品」とは思えない。
人によっては祐一のヘタレっぷりに鬱になるかもしれんが、少なくとも俺は鬱にはならなかった。
そういうのとは別路線なジャンルのストーリーだと思う。
そういう意味では、前書きは蛇足。作品の一部として見ると、不要な箇所か。
内容自体は賛否両論はあるだろうが、文章力はあるし、好き嫌いはあれど悪い内容ではないと思うのだが……。
↓指定よろしく
踏み
>>510 以下ネタバレ注意
あゆ一人称、あゆがベンチで泣いている男の子を慰める話。
序盤は地の文でもあゆが少年に語りかける形だが、中盤以降は少年の動きを説明するばかり。
語りかけ(終盤は又語りかけだけど)に徹していれば、心理描写も含めてそれなりに突き抜けた作品になると思う。
台詞も「うぐぅ」以外は、最後まで真面目というか堅い感じがする。
設定的なとこはで甘さはあるがかなり初期の作品(99年)でもあることで、つっこみはやめとく。
良いところとして、情報の与え方は上手く機能していると思う。
改変が当たり前となったkanonSSにおいて、読み手にあゆあゆが祐一を慰める話かと思わせて→
7年後の生き霊あゆか→祐一に選ばれなかったあゆか?ってな感じで終盤へ… と続く所。
締めはちょっと冗長か、文章に粗は目立つけどそれなりに悪くない作品。
>>509はちょっと読んで挫折したんで、誰かよろしく。
>509踏み。ネタバレあり。長いので2つに分けて投下。
「フリップフロップ」(ONE)
構成は、空白行等は少ないが、文章全体がバラっとしてるので読みづらいことはない。
文章は、冒頭から詩っぽいのが出てきた上に、スパイスとかサーヴィスとか、
なんだか気取った感じでちょっと引くが、全体は抵抗を感じるほどではない。
内容は、ぱっと見で理解するのがかなり難しいSS。何故かといえば、原作とかけ離れているから。
解説があるが、まずは本編だけを読んでみる。
世界Bでは、みさおが生きていて、母親がいる。
世界Cでは、みさおが死んでいて、母親とも死別する。
最初と最後に「序」と「終」があり、これは内容不明だが、原作の雲の場面に対応するようだ。
で、B、Cどちらの世界でも長森と出会い結ばれる。
細かい部分は読み取れないが、
おそらくは、序と終にいう「雲」がB、Cを含む色々な平行世界を意味していて、
それを見ている「ぼく」=浩平のオリジナルな何かが「きみ」=長森のオリジナルな何か、
に対して想いを告げている、という構造だろうか。
簡単にいうと、どんな運命の世界でも、浩平と長森が結ばれる、というお話かと思った。
というところで解説を読んでみる。
・・・解説の方が読みづらいw
要は二つの原作と違う平行世界の同時進行をしてみたかったと。
世界BCなのはAが本編だからだそうだ。まあ納得。
雲の解釈は間違っていた。雲が原作で、それを見て作った二次創作がBCだそうだ。
世界Bの解説。
みさおのキャラづけなんかは特に違和感はない。というか、可愛いので許すw
意味的にはみさおがいて母親がいる世界が「えいえん」で、
長森が出てきて「えいえん」が終わるんだそうだ。意味はちょっと保留。
世界Cの解説。
内容の解説はそのまんま。意味的には、今度は「永遠」のはじまりだという。
世界Bとは逆として、
妹とも母親とも死に別れた主人公が、長森に癒される。ある意味逃避することから、
長森と結ばれて二人の世界に入ることを「永遠の始まり」と称しているのだろうか。
とすると、さっき保留した世界Bの「えいえんのおわり」とは、
みさおと二人の世界に長森が入ることで二人の世界が終わること、だろうか。
以上の解釈が正しければ、
二つの世界で「長森と結ばれる」事実が、浩平の精神世界にとって逆の意味を持つ、
というのが全体の主題であるのかも知れない。
「えいえん」と「永遠」で意味を区別しているのかも知れないが、そこまで読めなかった。
「えいえん」は子供の幸せ、「永遠」は大人の逃避、とか思ったけど自信はない。
ところで、解説でいう「二次創作」が「原作の設定を壊すこと」という意味だとすれば、
作者は二次創作を誤解しているのではないかと思った。
二次創作は二次である時点で原作の平行世界という意味合いを持つが、
それはなにも原作の設定とかけ離れることを意味しない。
二次創作を肯定することと、原作の設定を壊すことの肯定は違う。
むろん本SSのように後者を積極的に肯定しても構わないとは思うが、やりすぎるとU−1(ry
とはいえ、本SSの原作の壊し方はギリギリ原作の世界観を保っているように思え、
個人的には浩平や長森にそんなに違和感を覚えなかったあたり、
作者の「ONE好き好き」という言葉に偽りはなさそうだと思った。みさお可愛いしw
以上。俺のはレビューってより読書感想文になるなぁ……
>>512 レビューおつかれ。
自分はこのSSから結構上異郷一応指摘しておくと、「サーヴィス」とかの単語は、
作者が気取ってるんでなく、浩平が冗談ぽく気取ってるところを表現するために
意図的に選ばれたものだと思うよ。
さておきこのSSには自分はかなり影響を受けた。
構成がわかりづらいのは否定しようもないけど、このSSの一部で見られるような、
短文の連なりで読み手の想像力に訴えかける手法は素直に評価したい。
ONE原作でもあったから模倣しただけかもしれないけどね、
自分もやろうとチャレンジしてみて案外難しいことを知ったw
515 :
514:2007/04/16(月) 17:34:16 ID:EVCGw/AS0
なんか変な文章が紛れ込んでる(汗
上の書き込みの二行目、「自分はこのSSから結構上異郷」ってのは
無視してくださいorz
「結構影響」→「結構上異郷」だなw
何はともあれレビュー乙です
レビュー乙です。
まあ原作が好きかそうでないかってのはあると思う。
極論すりゃ原作嫌いでも二次創作はかけるからな。
その辺をどうするかも二次創作の自由度なのだろう。良くも悪くも
↓指定よろしく。
レヴューなんて経験ないのだけど、このままだと流れてしまうので踏んでみる。
521 :
520:2007/04/19(木) 14:15:28 ID:fR1OoWiW0
てことでレヴューです。
「魔物が来る!」
淡々とした語りの中で、舞が自分の力と静かに向き合い、結論を得るまでの物語。
そして王道とも言えるその本筋を、舞の家庭環境・あゆへの嫉妬心などの要素が味付けしている。
まず文章についてだが、総じて悪くはない。高い方と言ってもいい。だが序盤の硬さが目立つ。
作者が自分の文章に振り回されている感じで、こちらとしても読み進めることに抵抗を感じる。
その問題は作者が慣れたおかげか徐々に改善されていくのだが…そのことでまた別の問題が浮き彫りになってしまう。
この作品は舞の一人称なのだが、作者の言葉で語られるようになってしまったのだ。
率直に言えば思考が舞らしくない。語彙豊かに理路整然とした思考は、舞よりも佐祐理に近いイメージだった。
そのわりにあゆへの嫉妬心に戸惑う点など、舞らしい精神的な幼さがクローズアップされていたために、
かえってその理知的さが悪い意味で目立ってしまった。
次に構成だが、パーツの組み合わせ方は非常に上手いと思う。人物の配置も良い。
前述の舞の家庭環境・あゆへの嫉妬心などは、遠まわしながらも見事に本筋を進めることに一役かっている。
無理なくこれらを組み合わせることで、話にリアリティをもたらしている。この点は素直に評価したい。
続きまーす。
522 :
520:2007/04/19(木) 14:16:07 ID:fR1OoWiW0
続き。
しかし、いかんせんバランスが悪い。軽く触れたが、遠回りしすぎなのだ。
家庭環境・あゆとの件・佐祐理との関係・聖書の引用などなど、本筋を補強するために各要素をちりばめたはいいが、
そちらに文量を割き過ぎたためにかえって本筋が見えにくくなってしまっている。
作中における時間進行の遅さなどはその端的な例だろう。
この点は、過去回想の多さ・説明文の多さにも繋がっており、全体のテンポを損ね、盛り上がりを欠く一因ともなっている。
なお盛り上がりについては構造的な問題とも言える。
この作品は、舞が、母親の件が自然解決したことや佐祐理との対話から
「自身が何をしなくとも世界は回っていく」ということを自覚することから終息に向かう。
そうした流れで進む物語ゆえに、作中で舞が行うことは少ないのだ。
最後にあゆに対して力を行使したが、このことすらも作中では「特別ではないこと」として扱われている。
そうしたアンチクライマックス性を受け入れられるか否かで、この作品の評価は分かれるところだと思う。
厳し目のコメントばかり書いてしまったが、個人的にはこの作品は評価している。
舞が自身の力を「特別なものではない」と捉えるようになるために、十分な厚みを持った
エピソードを配置しており、またそれら全てについて納得できるだけの結末を描くことに成功している。
そういう意味での完成度は高いと言えると思う。
ううむ、やっぱレビューて苦手だ(。。
526 :
名無しさんだよもん:2007/04/21(土) 21:34:24 ID:kjSxS2x3O
かすく
ksk
>525のツール初めて知った。なかなか良い感じだな
ということで指定よろ
↓
止まってるっぽいのでとにもかくにも踏んでみる。
531 :
530:2007/04/27(金) 11:21:47 ID:OSYyeZEQ0
読んでみました。
が、正直言ってレビューに苦しむ作品です、これ。
一読しての印象としては、「浩平と名倉由依の絡みを書きたいがために適当にストーリーを後付したSS」
というものだった。どうにも手抜き感が拭えなくて、レビューする意義自体に疑問を覚えてしまった。
まあそれだけではなんなので、無理やりにレビュー、いってみます。
長森に暴言を吐いた結果捨てられた浩平が、以前二人で出かけた旅行先に一人で向かい(傷心旅行)、
その先で当時の長森への気持ちを再確認する、というお話。
なんともご都合主義なことに、エピローグでは唐突に長森が戻ってきて、元鞘に納まっている。
特記事項としては、旅行先で浩平への励まし役を担当しているMOONの名倉由依の存在だろうか。
まず俺としてはこのストーリーの時点で拒否反応があるわけですが…そこは個人の趣味として脇に置いて。
他の点について個別に触れてみます。
532 :
530:2007/04/27(金) 11:22:31 ID:OSYyeZEQ0
<テキスト>
文章レベルは低い。読書感想文しか経験のない人が、そのまま勉強することもなく書いた感じ。
<キャラクター>
浩平は女々しすぎ。長森は冒頭の浩平から離れる理由付けが弱すぎ。
由依は貧乳のみがアイデンティティのテンプレキャラに成り下がっている。
総括すると、どのキャラもストーリー進行に都合の良い性格に改変されている。
<構成>
起伏も驚きももない、淡々とした展開。ただ文章を時系列で綴っただけという印象。
8章立て構成だが、作者は都度次の章の内容を考えているのかもしれない。
<まとめ方>
8章寸前まで結末が見えなかったので、それが引きになっているとは言える。
しかし結末が見えなかったのは、「すぐに予想できる結末はあるけれどまさかこんな安易な
結末じゃあないだろう」と考えていたたためなのだ。そこにきて、その「安易な結末」がそのまま
展開されてしまったわけで…こちらの落胆がいかほどだったか、察してほしいと思う。
<テンポ>
浩平の女々しい思考の描写が多すぎてスロー。ひたすらスロー。眠い。
…だめだ、疲れた。
辛口批評もいいとこだけど、実際俺は途中で何度も挫折しかけた。読み終えても徒労感しかなかった。
良いとこ探しをしてみたけど、特筆すべき点はない。
とにかく、全ての面についてのレベルアップが必要なSSだと思います。
…以上。
よくやった。お前は頑張ったよ、誇っていい。
お疲れ様です
レビュー乙です。
俺も読んでみたけど、「浩平と名倉由依の絡みを書きたいがために適当にストーリーを後付したSS」という印象は俺も持った。
長森シナリオを辿った必然性は無いと思うし、それに浩平の女々しさと由依のテンプレっぷりは微妙だ。
一つ一つの文章自体は短いので読みやすいと言えば読みやすい。エンコード弄る必要あるけど。
とりあえず読んでみて、もう一度
>>530に敬意を評する。
SSの名作がいっぱいあったのに思い出せない
終わりなき夜なんとかとか宇宙飛行?なんとかとか
538 :
名無しさんだよもん:2007/04/28(土) 07:59:29 ID:4mlz4+FMO
↓指定よろしく
Kanon 倉田運輸
tp://homepage1.nifty.com/monda/ssindex.htm
秋水ハウスのレテの河読みたい!!
>>540はどうみてもレビュアーに見えないので、代わりにふみ、
ここはレビュースレだから、そういった要望はSS検索サイトにでも出してくれ。
で、本題、
これはkanonキャラを使った三次創作と言った方がいいかも、
ただ、多くの三次創作が王道なファンタジーや能力者バトルや学園物な中で、
世界各国をあらゆる乗り物で回る運輸業というのは、かなりの異色。
社会風刺や戦闘機の名称がやたらリアルだが、作者が好きなんだろうか。
情景描写は少なく、殆ど会話で進むので、ある意味ノリだけでいく作品。
キャラクターに関しては、久瀬や斉藤含め皆それなりに役割を持たせてるので好印象。
ストーリー、設定ともにかなり異色なので、好みがかなり分かれる作品には違いない。
個人的には、結構面白かった。
542 :
名無しさんだよもん:2007/04/29(日) 15:40:12 ID:SPyg9tnXO
乙
ゲリラ
一応読んでみた。
ストーリーや設定はかなり独創的で、面白い部類に入る。
ところが、あえて二次創作で書く必然がまるで感じられない。
一回に登場する人物が多すぎるせいか、ごちゃごちゃとして読みにくい。
この手の話しの典型的なパターンとして、全員が飛行機とかに乗ってるってところもマイナス。
結果として、キャラにしっかりとした役割が与えられていないと言う印象しかなかった。
久瀬とか斉藤とかの半オリキャラは結構微にいり細にいり書いているが、ヒロインキャラの書き分けが好物と口癖、性癖でしかないし、情景描写もあまりないので臨場感がない。
基本的な人間関係もまったく書かれていないので、ぱっと見ただけでは誰が話しているのさっぱりわからない。
このあたりは原作通りなのかもしれないけど、話の内容が原作からかけ離れているので、説明不足に見えてしまう。
話しもリアリティがあるようだが、本で読んだだけの知識で書いているようにも見えるし。
単に自分の知識を披露しているだけで、他人に理解できるように書かれていないんだな。
もう少し話の見せ方を勉強すれば、いい作品になったと思う。
k
s
o
k
548 :
名無しさんだよもん:2007/05/02(水) 18:29:33 ID:TlADtok0O
↓指定よろしく
踏むよ
>>549 Kanon 「図書館で騒ぐな」
ttp://dempa.guttari.info/lib/kanonb34.htm 図書館で祐一と北川が騒ぎまくる短編ギャグ。
別にオリジナルでも成り立つような気がしないでもないが、まあその辺は今更なんで置いておく。
ギャグは人にもよるだろうが、個人的には結構笑えた。
太字とか連発されるとイタいだけという事態に陥りがちなんだが、このSSは違ってると思う。
妙にノリが良い。プッと吹いてしまうような良い意味での笑いがある。
この辺はあくまで俺が笑えた、というだけで他の人はどうかは分からないが、少なくとも俺は笑えた。
文章力は微妙かもしれんが、その辺も含めて良い味になってる。
ただ最初の導入部分は手抜きっぽく見えるのが印象悪い気もする。
中盤以降は多少ダレ気味だがギャグとしては結構レベルは高い気がする。
それ以外は余りストーリーが無いので言う事は無いが……。
554 :
名無しさんだよもん:2007/05/07(月) 13:32:36 ID:J1D/PhueO
おつ。
乙
2つまとめてゲリラレビュー
Kanon 「図書館で騒ぐな」
ttp://dempa.guttari.info/lib/kanonb34.htm ページ構成。微妙。空白行が、作中でも時間が空く場所だけに入っているようだが、
ギャグを連打するSSなので、もっと場面の区切りを明確にした方が良かったと思う。
文字フォントの方も、せっかく弄るのならもう少し工夫が欲しい。
太字だけの部分と、サイズ変えてるとこの意味の違いが分からなかった。
矢印とか顔文字とか使ってるんだから、もっと視覚的に訴えてもいい筈。
文章は会話ばっかりなので特に可もなく不可もなく。
会話に関しては、相沢と北川の区別がはっきりしないのが難点。
名雪も個性薄い。まあ、名雪ってこのSSに限らず描くのが難しいキャラだとは思う。
内容。ギャグのめす。笑えれば楽しめる。
個人的にはイマイチ。ネタが理解できなかったし、ラストもあまりオチてないような気がする。
まあグダグダ評価書いても仕方ない。とにかく読んでみて面白ければアタリ、というSS。
夏色(Air)
ttp://www.geocities.jp/shinnpitou/natsuiro.htm ページ構成。もう一歩。空白行が少なくて、一文も結構長めなので画面に文字が多く感じる。
その割に文章は読みやすい。気取った感じもないし、文節の区切りが上手いように思う。
頭の中で音読した時のリズムが個人的にはかなり好き。ただし、書き出しはちょっとテンポが悪い。
内容だが、佳乃ED後のちょっとしたエピソード、といったところ。
聖に対する往人と佳乃の思いやりと、三人の夏の想い出という事になろうが、
目立ったテーマとかポイントを設定していないので、ぶっちゃけ印象に残る部分がない。
キャラの書き方も違和感がなく、文章と相まって全体の雰囲気も良い感じなだけに、
内容の薄さが残念という感想を持った。
ゲリレビュー乙
↓指定よろ
ふみ
甘甘というか、ひたすら浩平と七瀬がいちゃつく話。
それだけだから、ある意味ではレビューしようがない。
このカップリングが好きなら楽しめるだろうし、
普通に話として見たなら、妄想の垂れ流しにしか見えないだろう。
この手の話に、文章力やキャラクター性云々を語っても野暮と言うものだし。
この二人のいちゃつきが見たい人間だけ楽しめる、
典型的な「やおい」話。多分、それ以上の評価はない。
562 :
名無しさんだよもん:2007/05/11(金) 12:09:05 ID:gYAzUJM6O
乙
563 :
名無しさんだよもん:2007/05/12(土) 16:19:35 ID:AVoEz9YuO
k
s
565 :
名無しさんだよもん:2007/05/13(日) 08:15:12 ID:MQZSA77oO
k
「ななせ」のストーリーはいちゃつき一辺倒だから趣味の問題と
言い切れるけど、Web媒体ということを意識した改行・文体や
物語の起伏・緩急の自在さは、結構良い感じだと思ったかな。
好みの文体とは違うけど、いちゃつきのみの話をそれなりに
読ませるものに仕立て上げているところは評価出来る。
そしてなんだかんだで最後まで読んじまったぜフハハ。
567 :
名無しさんだよもん:2007/05/13(日) 13:35:10 ID:MQZSA77oO
ゲリラレビュー乙
↓指定よろ
踏み。
571 :
570:2007/05/16(水) 19:52:08 ID:m/BN8tVF0
読んでみた。
「さまよう仮説」
ことみアフター。
ことみや椋が慣れない恋愛事について空回りする話。
二人に渚が協力し、その大いなる巻き添えを杏が食いながらも、最後にあるべき姿に落ち着くまでを描いている。
一読して、これと言って大きな欠点は見当たらなかった。細部までよく制御された作品だという印象だ。
会話主体のためか文章技術で人を惹きつけるような要素は隠れているが、要所要所に散りばめられた
細やかな工夫から、作者の懐の深さと力量を感じさせられた。
また、メイン二人が極めて真面目に空回りしているところが微笑ましく、素直に楽しく読めた点も大きい。
ことみや椋はクセのあるキャラだ。一言で言って扱いづらい。渚もそういう面がある。
そしてこの作品は、彼女ら3人の動かし方が非常に上手い。個性も良く出ている。
空回りの螺旋とでも表現すればいいのだろうか、少し「ずれた」会話が連なって波となり、
その余波が杏に襲い掛かる過程はついニヤニヤとほくそ笑んでしまう妙味があった。
会話の駆け引きが主体であり、徐々に徐々に盛り上がっていくタイプのストーリーであるため
起伏やサプライズに乏しい点が欠点と言えば欠点だが、軽く読むには良い作品だと思う。
GJ
573 :
名無しさんだよもん:2007/05/17(木) 10:01:56 ID:cQfuwD7x0
乙
ksk
ksk
575 :
名無しさんだよもん:2007/05/18(金) 22:07:19 ID:jZhnT4uo0
ksk
ksk
もうkskしてもいいよね
578 :
名無しさんだよもん:2007/05/19(土) 05:33:37 ID:3YQyswhW0
ksk↓
踏んでしまう
読んだ。
故郷(Air)
ttp://www.geocities.co.jp/Playtown-Spade/7573/minagi.htm Air美凪シナリオ・夢現エンド後の話
物語の方向性としてはけっこういい物だと思うんだけど。
あの逃避ENDの結末として美凪の選んだ道か。
そのテーマ自体は嫌いじゃない。
でも読んでみてその面白さは感じられなかった。
一番のネックは、美凪が気持ちを変えたきっかけとしては、
あれだけでは弱すぎると感じたこと。
だから物語の説得力が不足してるような。
あと、情緒的な雰囲気と呼べばいいのか?
そういうのにはまれなかった。
自分の好みじゃないってだけかもしれないけど。
でもその雰囲気の作り方もなんだか型に嵌りすぎてて退屈に感じる。
とにかく全体的に抑え目なかんじ。
もう少しアップテンポもあって欲しいけどな。
むしろ往人の「美凪を失いたくない」という気持ちに共感できる物語だった。
その部分で強く押してくれれば、自分にとって意味のあるSSになったかもしれないけど。
レビュー乙&GJ
583 :
名無しさんだよもん:2007/05/20(日) 21:37:05 ID:M1CIRgfAO
乙
乙!
585 :
名無しさんだよもん:2007/05/21(月) 18:18:34 ID:ufVm2Md6O
乙
そろそろkskですか
もうkskしてもいいよね
ksk ↓
踏んだ
わりと面白かったよ。
どこが優れてるってことも特に無いと思うけど。
読んだ感触を非常に乱暴に表現すると、少女漫画の『NANA』とかそのへんに雰囲気が似てる。かも。
登場人物が何を考えてるのかはよく分からんのだけど物語としては割と楽しめる。そんな感じ。
実際、作者の人生哲学みたいなものには全く共感しなかった。
内容に納得したり共感して楽しむことは出来なかった。
どちらかと言えば先の読めない急展開で読者を退屈させないタイプの物語だった。と思う。
作者か誰かの詩みたいな文章が時々出てくるけど、はっきり言って好きじゃない。
正直言ってその部分はろくに読んでない。
行間をずいぶん開けてるからスクロールするのもうざったいくらいだった。
あと、登場人物が苦悩を抱えながらも懸命に生きている、そういう部分について比較的素直な表現が出来ているように感じた。
それはこの手の物語を書くのに必須の能力だと思う。
カップリングが特殊なので多くの読者に受け入れられる作品では無いかも。
その点は俺にはあまり気にならなかったけど。
というか、読んでてKANONとかONEとかのの二次創作って感じはなかったね。
だから余計に気にならないのかも。
じゃあ二次創作じゃなくてもいいじゃん、みたいな話になりそうだなあ。
ただ、原作キャラ使えば原作知ってる人にはキャラの役割が一発で分かるんだよな。余計な説明無しで。
ドラマに有名俳優使うのと同じだ。
作者がそのつもりだったのかどうかは知らないけど。
レビュー乙!
レヴュー乙。GJ。自分も読んでみたけど、的確なレビューだと思う。内容にはほぼ同意する。
自分はあざとさが鼻をついて、どうにも楽しむまでには至らなかったけどね。
まあこの辺は好みの問題なんだろう。
レビュー乙。
どうでもいいけど
>>589のリンク先で「TOPに戻る」したら、
404 Not Foundだった
sks
ksk
ksk
ちょっと思うところがあって、
桜の群像 第5話「それは舞い散る桜吹雪のように」(To Heart2)
ttp://th2ss.hp.infoseek.co.jp/635.html をゲリラレビューしてみる。指定から随分時間が経っていて申し訳ないけど。
読み込むのが非常に気恥ずかしい物語だった。
クライマックスに至るまでの経緯は愛佳シナリオの焼き直しという感想しかない。
その部分については堅実に描かれているとは思うけど、内容と呼べるものが見つからなかった。
作者独自のアレンジはクライマックスの部分だけだと思う。
で、このSSの内容評価としてはその後半部分に尽きると思うけど……
俺が思うに。
原作の、
『病気の女の子のために学園のみんなで桜を』
というシナリオはさ、強烈なメルヘンなんだよな。
きっとまともに描くとあまりにも現実性が無い。
だからこそ原作でも台詞も無いCGだけのモノローグのような表現で、おまけに協力してくれた生徒たちの顔さえ出してないんじゃないかな。
このSSはそういう恥ずかしいシーンを他シナリオのヒロイン+aで真正面から描ききっている。
その発想も自分には恥ずかしい。
そういう描き方されると、俺としては面白いとかいう以前に恥ずかしすぎて正視できないという感じ。
でもだからこそ原作補完という意味では書く価値があるのかもしれないけど。
同人だから原作で物足りなかった部分をもっと深く踏み込んで書いてみようという姿勢は、同人作家としてはきっと正しい姿勢なんだと思うし。
それでも、自分にとっては本当の意味で読み込むことの出来ない内容だった。
もちろん真面目に読んだつもり。でも、恥ずかしいとしか思えないんだよ。
ただ、このみが泣いてるシーンだけは心に響くものがあったよ。
そういう部分を一つ見ることが出来ただけでも、自分にとってはこのSSを読む価値はあったと思う。
でも、それだってメルヘンとは対極の位置にあるシーンだけど。
では指定よろしく↓
幸せの玩具
祐一が名雪シナリオを通った後の舞と佐祐理の話。
散々既出だがKanonは「五人の内、誰か一人しか救えない」ような空気があるんだよね。
作中には出てこないが、祐一がヒロインのシナリオをクリアしてる間、他は救われずに進んでいく。
そういう訳で別に名雪でなくても、あゆでも、栞でも、多分この話は成立してた。
「祐一が他ヒロインルートを通った後の舞と佐祐理」という事か。
ダークとしては気持ち悪さが残る。つまりは良い感じなんじゃなかろうか。
結局、佐祐理は何にも成長しなかった。だがそれは良い。
何故ならこの話は基本的に舞視点だったからだ。
舞が佐祐理に対して何も残せなかったのもダークだからだ。
舞と佐祐理の生活が破綻する作品としては、中々面白い切り口だった。
互いに依存しあうがゆえに片方は原作シナリオと同じ末路を歩んだ上で奇跡は起こらず、もう片方はそれを捨てる。
文章力自体が高いのも読ませてくれた一因だと思う。
レビュー乙!
俺もゲリラレビューしてみる。
幸せの玩具(Kanon)
ジャンルはダーク。グロやショッキングな描写で読者の肝を冷やす趣向のものとは少し違って、テーマ性が強い。
心理描写も力強く、文章のレベルはかなり高いといえる。
3人称の文章ではあるが、舞の考えが作者の意図・主張を代弁するものとなっている部分もあり、そこら辺りの舞の思考は、彼女にしてはやや理屈っぽいとも感じた。(全部がそうという訳ではないが)
出だしの場面で暗い結末を予感させ、次には(一見)平和な日常を描き、そこから徐々にストーリを破滅へと暗転させていく構成は巧みだと思う。
テーマについては、非常に考えさせられるものがあった。
この作品の舞と佐祐理は、互いの幸せを考えているつもりでいながら、根本的なところで自分の幸せしか考えていない。
大切な人の幸せを追いもとめるのは、結局はその行為によって自分が幸せになりたいから。
人に尽くしている自分の姿の美しさに、ただ酔い痴れていたいだけ。
人間心理の影、善意と見える物の根っこに隠れているエゴイズムを鋭い筆致で描写した作品といえるだろう。
(ゲリラレビュー続き)
人の幸せを考え、そのために行動することは通常、美徳だとみなされる。
けれども、そういう善意の裏側には、「人に尽くす俺、カッコイイwww」的な自己陶酔を追い求める気持ちが潜んでいないとは言い切れない。
果たしてそれは本当の善意と言い切れるのか、形を変えた利己主義にすぎないのか。
そのように考えていけば、この作品の佐祐理がはまり込んでしまった陥穽は、決して他人事ではないとも思えてしまった。
あと、佐祐理にここまで極端な犯罪をさせてしまったことについては賛否の分かれるところだろう。
この作品のテーマともいえる、彼女の心の闇を強調する効果はあっただろうが、一方では負の部分を原作と比べあまりに増大させてしまった(つまりキャラを歪めすぎてしまった)きらいもある。(だからこそ、ダークなのだろうが)
ここをどう捉えるかが、本作品の評価の分かれ目かもしれない。
いろいろと書いてきたが、自分にとっては非常に興味深いSSだった。ダークは基本的にあまり好きではない俺だが、これは面白い作品だった。
606 :
名無しさんだよもん:2007/06/03(日) 12:30:58 ID:wCTnGsr8O
レビュー乙
↓指定どうぞ
踏む
モラトリアムの円環
「えいえんの世界」に対する一つの解釈か。
永遠の世界=永遠に高校生で居られる空間、という解釈。
現実は甘くない。社会に出たら大変だ。
瑞佳は永遠へ行き、七瀬は選択を選ばせられる。
>「○○(←好きな子の名前)のいる永遠の世界」か、「○○のいない現実」だったら面白かったのに、
と後書きに書かれてるが、このSSの源流は多分これ。
ある意味で言えばアンチONE。
だがあからさまではない。
悪意は無く、永遠か、現実か、どちらを選ぶか。
興味深いといえば興味深い話だった。
あと何気に浩平のおばさんの扱いが良いな。
612 :
名無しさんだよもん:2007/06/05(火) 10:26:46 ID:Tsm1JAHZO
もうkskしてもいいよね
613 :
名無しさんだよもん:2007/06/05(火) 10:33:32 ID:I8EP5MPb0
乙。
しかしこのスレでガデラーのss紹介率は高いね
ksk
ksk
615 :
名無しさんだよもん:2007/06/05(火) 20:22:54 ID:Tsm1JAHZO
ksk
ksk
>>613 SS作家なくしてこのスレ無し。呼び捨ては止めようよ。
別にバカにしたわけじゃないし、んなこと気にしなくてもいいと思うが、正確にはガテラーだな
↓ 指定どーぞ
踏む
“えいえん”研究会
原作は我孫子武丸のEverybody Kills Somebodyが原作らしい。
基本は浩平がみさきとくっついて、瑞佳がみさきをぶっ殺したがってて、それで”えいえん”研究会へやって来た話。
ある意味ではキャスティングクロスオーバー。
「Everybody Kills Somebody」と「ONE(+その他鍵ゲー)」のクロスだろう。
終盤以降は話が掴めなかった。結局、瑞佳の目的変わってないか?という疑問がある。
けどまあ「一人しか救えない」というのはKanonやONEに流れる根源的な部分だと思う。
ノベルゲーでは仕方ない部分もあるんだけど、やはりその辺は変わってくる。
そういう意識が、こういうSSを生み出したのかなぁと思う。
他の人のゲリラレビューとかも気になるSSでした。
622 :
名無しさんだよもん:2007/06/06(水) 15:03:16 ID:X1Bgje3OO
ksk
ksk
624 :
名無しさんだよもん:2007/06/07(木) 23:50:59 ID:VCWA0xkFO
かすく
起きないからkskって言うんですよ……
あかん、kskしたらあかん!
えいえん研究会レビュー
なかなか面白い。「何故人を殺してはいけないのか」という課題に対する一つの答えだろう。
殺人と言う手段で得ても、いずれ同じ手段で奪われるという、
歪んだ因果を全員が受け入れ過ぎている気もするが。
二次創作の魅力の一つに、キャラクターについて詳しい描写をしなくてもよい、
と言う点があるが、こうした複雑な設定では上手くそこが生かされていると感じた。
自分はあんまり馴染めなかったなあ。というか肌に合わなかった。
「一人しか救えない」点を主眼に据えているなら良かったんだけど、
このSSは交換殺人という手段の面白さがそれを食ってしまっている。
なんとなく、新本格のミステリと同じような風味。
動機よりトリック。人物よりレトリック。
そのこと自体に良し悪しはないんだけど(新本格も嫌いじゃない)、
この手法って大抵はダーク性が薄れてしまうんだよね。
後半の殺人の因果が巡るところについても、特に目を引くものではなかったし。
惜しいといえば惜しい。
踏むぜ
KANONSS A(裏) ―――――― 秋雨 〜降り止まず今も〜 ――――――
どうも違和感が大きい話だった。ネタバレ注意。
一言で言うと秋子さんの夫ネタ。
秋子さんの心情を描いているんだけど、何か違う。
個人的な秋子さんのイメージとは食い違ってるだけかもしれないけど、
7割くらいはデート前にウキウキしてる秋子さんのノロケ話だからか。
違和感を覚えたのは、やっぱ名雪の存在かな。
作中で徹底的に排除されている雰囲気がある。
>名雪が生まれて。幸せではあったけれども二人きりの時間が持てないことが不満でもあった。
とあるように、全体的にこのSSの秋子から名雪への愛情を感じない。
イメージ的な感じだが、他人の娘だと思ってるような無関心な印象を受けた。
実際、「名雪は秋子の実の娘ではない」という解釈を書いてる訳じゃないんだが。
別に名雪好きって訳でもないが、秋子さんの過去話がテーマの話だと名雪が重要人物になってる物が多かった。
でも、やっぱりこういうので名雪を排除すると違和感が出る。
そもそも秋子さんが名雪を大切にしてなかったら、名雪シナリオで秋子さんが死に掛けた事で名雪が引きこもったりしないと思うしなぁ。
その辺を抜いても、やはり違和感が多かったSSでした。
ウザイほど使い古された謎ジャムネタの方が、まだ秋子さんらしさを感じる。
KANONSS A(裏) ―――――― 秋雨 〜降り止まず今も〜 ――――――
久しぶりに来たので読んでみた。ネタバレ含む。
何と言うか……祐一×秋子のプロローグ的な話、という印象。
多分違和感の最大の源は秋子の描かれ方なんだと思う。本編においては徹頭徹尾保護者であり、
『母』のイメージが強い……と言うか、『母』のイメージしかない秋子を『女』として描いてるところがとても引っかかる。
夫との久しぶりのデートに浮かれるばかりで、まだ乳飲み子であろう名雪に対する感情がまったく見えない。
この辺意図してのもので、夫を亡くした後に母としての自覚が……という流れになるなら納得いくけど。
>>631の言うように徹底的に名雪を排除しているのは『女』としての秋子像を徹底する為だと思えるんだが……
その意図は(まあ実際書き手が意図して無くても)わからなくもないが、『女』として描いた意図がわからない。
結局のところ何が書きたいのか見えてこないSSだった。
例えば原作で秋子が少しでも祐一に惹かれてるなら、このSSはそれに対する理由付けとして取れるが、
そういう様子はまったく無いし……夫を亡くした時のエピソードと言うにも、このSSでの秋子像と
原作の秋子像が乖離しすぎていて釈然としない。
あとオリキャラである秋子夫と祐一が似ている、と言われても首を捻る。
秋子夫は明確な人物像が見えるほど描写されてないし、そもそも祐一自体色々な取り方あるからな。
作者の秋子さん好きがよくわかる作品といえるだろう。
しかも、原作での名雪の母親としての秋子さんではなく、一人の女性としての秋子さん。
で、この場合の祐一は、作者自身の願望の投影。
現実でもそうだけど、結婚相手に連れ子がいた場合、大抵の場合父親はその子供を排除しようとする。
作中で名雪の扱いが悪いように感じるのは、そうした傾向が反映されているため。
たとえは悪いが、わがままな子供がなんでも自分のわがままを聞いてくれる完璧な母親を手に入れるため、名雪を排除しようとしているだけ。
祐一×秋子ってネタは結構あるけど、基本的に秋子さんを完璧に書く一方で、名雪の存在をないがしろにする傾向がある。
子供のしつけも満足に出来ないような女のどこが完璧なのかはわからんけどね。
この話の秋子の場合、子供ほうっておいて自分の幸せを追求するのだから、祐一に限らずとっくの昔に誰かと再婚していると思う。
見て嫌な気分になるSSだったな。
祐一×秋子派は、これを見て楽しめるのだろうか。
636 :
名無しさんだよもん:2007/06/09(土) 23:21:55 ID:U4iHZb8QO
ある意味ヘイトだな。実際は逆だけど。
思うところあって、今更ながら指定でスルーされたSSを掘り起こしてゲリラレビューしてみる。
折角指定されてるのに捨てて置かれるのもなんだか寂しいしな。
とりあえずこの二つ。
『シイナロケッツ・ネコゼスタイル』(ONE、繭)
ttp://text.ivory.ne.jp/one/html/ori002100.html なんだか変わった三人称(二人称?)で綴られる繭のSS。
このスタイル自体はあまり意味を感じなかった。
良くも悪くも無い……でもちょっと変かな。
繭の真面目な成長物語、というのは実は読むの初めてだったり。
その成長物語という点についてはオーソドックスに描くことが出来ていると思う。
SSの内容について、出来不出来をどうこう言うよりも素直な内容に好感が持てた。
読み終えて温かみのある物語だったという印象が残った。
どうしてそう思えるのか、という理由を述べるのは難しいけど。
敢えていうなら描写が丁寧。
オリジナルキャラ(だよね?)の繭の友人との微笑ましい馴れ合いを入り口として、ゲームのEND直前の繭が暮らす世界を丁寧に描けていると思う。
その他の登場人物を含めて、言葉や行動に温もりを感じる。
そういう点が成功していると思う。
なんか最近ささくれたSSばっかり読んでたから余計にそう感じるのかなw
でも、この作者もやっぱり怪しい詩みたいな文章を途中に入れるんだなあ。
俺としてはこういうのって内容以前に見かけるだけで萎えるんだけどな。
そういうところも含めて、作品全体に「クサイ」雰囲気がいくらか漂っている。
それが鼻につくと楽しむのは難しい気がする。
あと、いかにも戯言少年が関わっていそうな(実際にはまったく関係無いけど)タイトルはいったい何なんだ?
どうしてこのようなささやかな成長物語を描くSSに、こんな怪しいタイトルを付けてしまったのだろうか。
物語そのものは結構好きだったので、そういった変化球要素を取り除いて普通に書いて欲しかった気がする。
あともう一つ。
鎖SS『永遠にさよなら・・・After』(鎖)
ttp://yellow.ribbon.to/~savess/20060630/kusari2.html 読むのが難しい、の一言が一番率直な感想。
特に前半が難しい。
鎖の裏ヒロインとも呼ばれる片桐恵の心理に迫るという難しいテーマを扱っているせいで、
理解するのがとても難しい。
鎖の恵ルート、俺にはあんまり理解出来なかったしな。
正直俺の手には負えない。
敢えて言うなら、恵ルートでの恵のあの無茶な行動は、
恵が背負ってしまった傷に対して圧倒された読者が受け入れていくものであって。
恵の心理を正しく理解して受け入れるものでは無い、という気もする。
このSSの作者と俺とで、そういうシナリオ解釈の食い違いがあるのかもしれない。
多分だけど、読解力、理解力を必要とするSS。
ただ、もっと分かりやすく描くことは出来たようにも思えるけど。
言い回しなんかも小難しい印象だし。
もっと読者の負担を減らしてくれないと読んでるうちに疲れてくると思う。
逆に後半部分は本編に通じるものがあって良かったんじゃないかな。
どう見ても無茶な脱出劇と、信じられないほどタフで嫌らしい殺人鬼。
この部分は状況がよく分かんないなりにも楽しんで読むことの出来る勢いがあった。
鎖本編も俺にとっては正にそんな感じだ。
他に指定して忘れ去られたSSがあれば出来る限りはレビューしたいと思う。
時間がある時しかレビュー出来ないから、遅れると思うけどさ。
じゃあ指定よろしく↓
ちょっと読んでみて(失礼な言い方になるが)案外マトモそうなので踏み。
641 :
640:2007/06/10(日) 16:41:17 ID:n7GEAkLB0
「祐一×郁未」ネタバレあり。
とりあえず指定者は長編なら長編と明記して欲しい……しかも未完だし。
祐一の従妹が名雪ではなく、郁未だった……という話。
まあ名雪は名雪でちゃんと従妹なんだが(郁未が父方、名雪が母方)。
基本的にキャラ設定を度外視しての学園モノ、といった感じ。
この手のクロスカプは大抵核地雷並の地雷で見るに耐えないものが多いが、
このSSは意外にもそんなことはなく、祐一は原作程度にマイルドな馬鹿だし、
郁未も若干名雪分を取り込んでる気がするが、適度にコメディアレンジされていて悪くない。
流れはほぼ原作通りではあるが、名雪の立場に郁未がいる為やり取りは一新されており、
読んでいて退屈しない、やや郁未のエロネタを使いすぎてる感もあるが。
設定度外視、と言ってもある程度は勿論原作設定を踏襲しており、どのキャラもらしさを感じるのは良い。
ただ……連載途中の為だろうが、意味不明の設定が散見するのが難。
真琴の立ち位置、舞と対立する葉子、実体として学校に通うあゆ、など結末が無い為、
今のところ奇をてらう為だけの設定になってしまっているのが残念。特に真琴と葉子は
『奇をてらう為だけの設定』なのを百歩譲って良しとしても、あゆが普通の人間なのは
七年前とも関連する重要事項なので、ここが変わってるとKanonとしてどうかなぁ、とは思う。
あゆが樹から落ちなきゃ七年の空白は無かったかもしれないし。
あとがきを見ても結構ちゃんと考えて書いているような印象を受けるので、
原作で言えば個別シナリオに入る直前で止まっている状態なのが残念。
結構有名なクロスだけど、更新停止状態なのが痛い。
原作における名雪のポジションに郁未が入っているが、キャラのアレンジが名雪から『ネコ、イチゴ、だお』の三要素を抜いただけなので、その意味では面白みがない。
まあ、エロがらみのネタで楽しむ程度。
また、どのキャラも適度のらしさを感じるが、単にらしく見えるだけで、外見的な特徴の羅列に過ぎないのが難点。
やはりこの作品は、原作のKanonがどうこうを問うものではなく、祐一と郁未のエロトークを交えたやり取りを楽しむのが吉と言うところだろう。
643 :
名無しさんだよもん:2007/06/10(日) 19:14:03 ID:caZFt6eSO
乙
レビュー乙
俺も
>>639を読んでみた。
文法的な不満なのだが、毎回空行入れてるのがマイナスだと思った。
何と言うか読みづらい。スクロールするのがカッタルイ。
郁未絡みの話以外は結構原作丸なぞりだったりするんで読むのも厳しいか。
でも祐一と郁未の会話自体は悪くない。エロネタは多いけど、面白い。
それ以外も下手なSSよりはちゃんと「らしさ」を感じるので良い感じ。
この手にありがちな他ヒロインを貶めるノリが全く感じられないのは良い。
せめて連載が終われば、まだ評価も変わってくるんだろうが
現状では「祐一と郁未のエロトークが面白いSS」ってだけだと思う。
だが、それはそれで悪くないので完結してないのが惜しい。
ともかくSSは完結させて始めて一定の評価を得られるんだろうなぁ、って思う今日この頃。
647 :
名無しさんだよもん:2007/06/11(月) 19:29:30 ID:NTtbMr3pO
ゲリラレビュー乙
648 :
名無しさんだよもん:2007/06/12(火) 03:14:12 ID:z7UfIbiAO
↓指定よろしく
踏む
逃げ水と
観鈴死亡後の晴子と敬介の話。観鈴の実母の郁子もメイン。
と言ってもイマイチしっくり来ないSSだった。
観鈴は敬介の子供ではなかったかもしんない、という話。
でもAirの場合、最重要だったのは観鈴と晴子の擬似家族的な部分だったと思うし
誰の子供だろうが原作の晴子には関係なかったはず。
だからこのSSではその辺でグダグダ悩んでるように見えて違和感あった。
晴子や敬介、観鈴の実母の過去に焦点を当てたという点では珍しいSSだと思う。
だが、あくまでそれだけな印象がある。
出来れば他の人の意見も聞きたいと思った。容量もそんなにないし。
652 :
名無しさんだよもん:2007/06/12(火) 21:45:52 ID:z7UfIbiAO
レビュー乙
653 :
名無しさんだよもん:2007/06/13(水) 12:01:42 ID:UejqbpjmO
乙
乙
655 :
名無しさんだよもん:2007/06/14(木) 01:47:44 ID:MOyibxg+O
かすく
656 :
名無しさんだよもん:2007/06/14(木) 14:33:42 ID:MOyibxg+O
ksk
ksk
↓指定よろしく
よぉーし踏んじゃう。
読んだ。
『雪の夜のサンタクロース』
TH2、ささらEND後。渡米したささらが、現地NYで知り合った友人の陥った苦境打開に奔走するSS。
友人の恋人が、大学進学のためNYから離れたカリフォルニアへ行くことに。
その件が元で険悪になる二人の仲を修復しようとささらはあがく。
時はまさにクリスマス目前。当日には折りしも貴明がやってくることになっていて──といった内容。
一読して、とても丁寧に書かれたSSだと思った。下調べもしっかりしており、好感度は高い。
かくいう自分もNY在住経験があるが、日常部分の描写についてさほど突っ込みどころはない。
キャラを変に貶めるようなことは一切なく、読み終えて暖かい気持ちになった。
しかし、作品として好評価できるかといえば疑問だった。悪いが、欠点が多すぎるのだ。
まず地の文。あえて冒頭から3つ目の文章を引用してみるが、
「夏から秋にかけては、河を望むベンチに座って本を読んでいる女性や、鳩に餌をやっている老人、
また、イーストリバーのクルージングを眺める若いカップルや、楽器の演奏に没頭するアマチュア
ミュージシャンで賑わう園内も、ニューヨークを白く覆い尽くす雪の季節とあっては温かい暖炉の
前から離れられないようで、摩天楼ひしめく川向こうのマンハッタンとは対照的に、白く舞う妖精
たちだけがひそひそと内緒話をしているばかりである。」
これで一つの文である。(この掲示板に書き込む都合上、改行を入れさせてもらった)
のっけからこれだったので、正直いきなり投げたくなった。
後半は筆が乗ってきたのか多少改善されているが、翻訳調の台詞回しといい、説明文の多さといい、
全体的な硬さは最後まで拭えなかった。これらは大幅なスリムアップに努めるべきだと思う。
次に、ストーリーが平凡。言ってはなんだが、王道ではなく、極めて平凡。
サプライズはなく惹きつけるエピソードもない。
意外な要素はなくただ予想されたとおりに進むストーリー。そしてそのまま終わってしまう。
ささらと共に、友人は恋人追いかけ空港へ。そこで抱き合ってハッピーエンド。
ついでに同日には貴明も空港に。ささらも貴明と抱き合ってハッピーエンド。
ううむ。本来はこのストーリー部分に最大の焦点を当てて批評したかったのだが。
見せ場として、ささら達が空港へ向かう際に繰り広げるカーチェイスが用意されているのだが、
ここはやりすぎの感が否めず、せっかくの盛り上がりの部分で興ざめしてしまった。
前半部分から着実に描写を重ねてリアリティを醸し出しておきながら、クライマックスで非現実的なカーチェイス。
その落差というか飛躍を上手く描ければ読み手も共に空に昇ることが出来るのだが、
残念ながらこの作品においては、致命的に安っぽくなってしまったと思う。
厳しいことばかり描いてしまった。
ただし最初に書いたように、作者が真面目に取り組んでいる姿勢は窺える。
文章に関しても少しの改善で一気に化けるだけの地力があるように見受けられる。
ぜひ、作者には化けてもらいたい。
>>661-662 レビュー乙。
今更だけどこのスレはしっかりレビューされる事が多いから参考になるね。
>>661乙
>まず地の文。あえて冒頭から3つ目の文章を引用してみるが、
>「夏から秋にかけては、(略)である。」
>これで一つの文である。
野坂昭如ファンの俺にとってはどうってことないレベルなので困る
いや、野坂昭如は俺も好きだが、引用された文はきついと感じたぞ。
制御された文と垂れ流された文。この違いは大きい。
ただ、引用文だけを見ると抵抗は薄いかもね。
SS内で読むと何だこれ?って思っちゃう。
まー何はともあれ661乙。
666 :
名無しさんだよもん:2007/06/15(金) 22:14:44 ID:UUPPcfo7O
みんなレビュー乙
>>660 レビュー乙。
俺も読んでみたけど、”文章読みにくい”以外の感想は無かった。
物語内容については……どうなんだろうな。
読みにくさが邪魔して内容が上手く伝わってない気もするけど、どうにも薄っぺらいと言う印象が残った。
ささらとオリジナルキャラの友情がこの物語には重要なポイントになると思うんだけど、その出会いのシーンからもうずっと感情移入できない展開が続いた。
原作キャラとオリジナルキャラ(しかも外国人)との友情の深さを読者に理解してもらうことはいろいろな意味で難しいと思う。
でも、二人の友情が感じられないとこの物語の意味を感じることが出来ないと思うので、なんとか頑張って書いて欲しかった。
そんなとこかな。
指定よろしく↓
テンプレにあるルールのうち、
・上項目関連で、指定SSを踏むことでスレの雰囲気が悪くなると感じたら*0は再指定要求可。
具体的には、話題にすることで悪質な粘着の流入が危惧される場合などです。
このルールに基づいて、どなたか再指定をお願いします。
確かに色々とアレなのは分かるが、
>>670の言い分もよくわからん。
何か色々と問題になったのか?
それを語るのも無理ならせめて自分で再指定して欲しかった。
そもそも作者や信者の事は度外視して、レビューするスレだし。
>>669の紹介の仕方が釣りに見えるのは確かだが。
でも作品はネット上に出た時点で、作者の手を離れる物だと思う。
という訳で
>>669を軽く踏む。
その後、俺が再指定してみる。
話の流れ的には、美凪を手篭めにして、国崎と一緒に駆け落ちしたエンドの後か。
実質はバッドエンド扱いなんだけど、ゲーム中ではあまりバッドに見えなかった。
しかし、結局の所、色んな物を捨てて、美凪が逃げているエンドだったのは確かだった。
俺はこのSSの意味を、「国崎に依存して、彼と共に旅を続けてる=逃げ続けてる美凪」という意味だと解釈した。
美凪バッドエンドルートの後日談として見れば、少ない容量も気にならない。
問題は、作中に出てくる”小さな死”という単語が、誤解を招く事か。
これは「美凪が(神無や観鈴のように)死ぬ」というより「美凪の心が死ぬ」という意味だと思う。
だがAIRがAIRなんで、前者の意味としてとられる事が多くても仕方ない。
まあ「夢現ENDの後日談」としてみれば、まあ悪くない話だった。
実際、分類上はバッドENDだしね。アレ。
ってか、後で調べてみたらこんぺで色々問題起きてたSSなのね。
このスレは、作者の事は度外視してレビューするスレでもあるから、別に問題ないんだけど。
ぶっちゃけ、俺的には結構楽しめた話だったよ。美凪がエロいし。
ある意味では、二次創作らしいと言えば二次創作らしい。
自己分析さえすれば伸びると思うんだが、そういう意味では非常に惜しいSSだと思う。
あの、今更なんだが、このスレでのレビューされてるSSって、2ちゃん外のサイトかなんかで
上がってるSSだけじゃないんだ?
676 :
名無しさんだよもん:2007/06/16(土) 11:30:40 ID:dHEtQLzMO
2chのスレで書かれたSSもたまに出るな。
とりあえずレビューよろしく
指定ヨロ↓
679 :
名無しさんだよもん:2007/06/16(土) 19:17:39 ID:B7oIfjsb0
680 :
1/4:2007/06/18(月) 21:47:57 ID:udRiapH50
題名:A VERY HAPPY NEW YEAR
作者:UNDO
題材:Kanon
登場人物:相沢祐一、水瀬秋子、水瀬名雪
概要・構成:大晦日の夜を共に過ごす水瀬母子と相沢祐一。
祐一は、隣で寝てしまった名雪を起こすか、放っておくかの選択を迫られる。
→その選択の如何で、ゲームブック風に物語が分岐する。
レビュー・感想:当該のSSは三つの部分に分けることができ、まずはそれぞれの部分について
感想などを述べ、最後にそれらの部分をひっくるめてSS全体についての考えを述べる。
結論だけを予めいえば、「お約束満載のSSだ」、というのが自分の全体的な感想。
(断定調なのは、単に自分の文章力がないだけで、「、と思う・感じる」程度の意味なのでよろしく。)
1.導入部分:「起きたまま新年を迎えたい!けれど寝ちゃうのっ、トロ〜スヤッスヤッ」という描写は、日ごろから過眠症気味に
描かれている名雪にはピッタリあっているといえるが、一方で、あまりにもありきたりでお約束すぎる。
当該のSSの目的が、祐一がその寝ている名雪をどうするか、選択の結果がどうなるのか、
ということを描くことにあるという意味においては、その描写にもそれなりの必然性はあるかもしれないが。
681 :
2/4:2007/06/18(月) 21:49:54 ID:udRiapH50
2.「起こす」:いたずら半分で名雪を起こそうとする祐一、それをボケた形でとがめる秋子。この構図も、SSやアンソロ
コミックでよく見られる。名雪が朝起きないか、大晦日に起きないか、というだけの違いしかない。もちろん、
“名雪”が“大晦日に”起きていられない、ということに特別な意味があるのならば話は別だが。しかし、上にみたように、
その描写には「お約束」以上の意味は見られない。
さらに、「恥ずかしい台詞で起こそうとする→暴力的に起こす」というのも、祐一らしい行為ではあるが、これもまた
よく見かけるお約束の描写ではないだろうか。秋子の、「孫が欲しいですね→冗談ですよ→実は本気ですよ」という展開もしかり。
話全体のシメも、「俺たちの生活はまだ始まったばかりだ!」という、水瀬親子×祐一の非エロ系SSなどの定型で、特別に
珍しいものもない。しかし、新しい年、新しい生活の始まる夜を舞台にした話のシメとしては、大いに必然性のあるものだと思う。
3.「ほっとく」:「名雪を労わったり、やさしくしたりする祐一→『仲がいいですねえ』と冗談か本気わからない口調で感想を述べる秋子」
これも、よくあるパターンだ。しかし、「Kanonらしい」パターンではある。「お前は正月から〜」から「起きないほうが〜」の下りも右に同じく。
名雪と祐一が、「抱き枕の刑」といった口実はさておき、急に愛を語り合い、セックスをし始める、という脈絡のない展開そのものは、お約束の範疇だろう。
エロ描写そのものについては、おそらく童貞のはずの祐一が意外とテクニシャンで、はじめてなのに満足なオーガズムを感じる、
という点の不自然さ意外には特別目だったことはないと思う。問題はやはり、何故、二人がセックスをし始めたのか、ということに尽きる。
682 :
3/4:2007/06/18(月) 21:55:10 ID:udRiapH50
単なるお約束としてセックスシーンをいれてみたのか、それとも作者はセックスシーンに特別な意味を持たせたのか、ということが論じられるべきだろう。
名雪と祐一の愛を描きたかった、というのであれば、確かにセックスシーンを挿入するのは一つの手法ではあると思うが、その目的と手法の
両方が、ありきたりで、手法に関していえばその上直接的過ぎるだろう。ヤリたい盛りの祐一と、お年頃の名雪の若いカップルが肉体関係を通して
愛を表現しあう、というのは自然ではあるが。
しかし、仮に、セックスシーンに特別な意味が込められていたとしても、何故、それを「大晦日の夜」という舞台において展開させたのか、という問題が残る。
何故、大晦日という日の夜に、セックスをしなければならなかったのか。言い換えれば、大晦日の夜にセックスをする必然性があったのか、ということだ。
せっかく、導入、そしてタイトルにおいても「新年」というモチーフが組み込まれているのに、そのあたりは明確に表現されていない。もちろん、
「大晦日という特別な日、新しい年を迎えた夜に、名雪と祐一の仲が劇的に進展する、二人はついに一線を越える。それを描きたかった」というような解釈は可能だが。
もっとも、仮にそのような目的があったとしても、それが作中において明確に表現されていたとは思えない。あそこまで直接的なセックスシーンと投入していた一方で、
そのような不明瞭さが残る、というのはなにかスッキリとしないものがある。
683 :
4/4:2007/06/18(月) 21:58:58 ID:udRiapH50
4.全体感想:眠り姫の名雪、ちょっと暴力的な祐一、ズれていて不可思議な発言で人を動揺させる秋子、テクニシャン祐一、水瀬家の明るい将来を期待させる終わり方―
すべて、Kanonの祐一×水瀬家のほのぼの系SSのパターンに当てはまる。オリジナリティやショックはまったくないといってもいい。
しかし、逆に言えば、非常に安心して読めるKanonモノではある。文体も文章も癖がなく簡潔で、読んでいて不快さはまったく感じられない。
また、「起こす」ルートと同様、「ほっとく」ルートにおいても、祐一が寝入るところで終わっているのは、構成の対称性という点で評価できる。
そんなのこそ型だよ、パターンだよ、といわれればそれまでだが。
以上。
ゲリラさん
↑の人は知らんのかもしれんが、祐一と名雪は原作だと強制イベントでドッキングする
なので、少なくとも初めてではない
ちなみに、全年齢対応版ではイベントのCGや当該部分は削除されているが、前後の流れは一緒
基本的な感想は概ね似たようなものだ
名雪の扱いもお約束の範疇。つまり、面白みのかけらもなにもない
今日は一日おせち料理を作ったり、ほかにもいろいろ秋子さんの手伝いをしていたりしたから疲れたのだろう。
とか、祐一が労ってやったりすれば評価が変わったかも
まあ、この祐一が良くあるSSのように、許可なく女の子の部屋に侵入した挙句暴力行為に及び
「起きないお前が悪いんだよっ!」
と、自らの行為を正当化するような嫌なやつでなくて良かった
結局のところ選択肢の意味がよくわからないSSであった
みんな乙
GJ
687 :
名無しさんだよもん:2007/06/19(火) 11:06:00 ID:+DJrDjtmO
乙
乙。
この手のゲームって、例えハッピーエンドなものでも、主人公とヒロインが辛苦を乗り越えたところで終わってしまうんだよな。
そうしたほうが綺麗に終われるというのは分かるけど、苦難を乗り越えた二人の幸せな生活をもっと見たかった物足りなさが残ることもある。
この手の甘々な後日談SSは、そういった需要を満たしてくれるのかもしれないな。
指定どうぞ↓
『もしも翼があったなら』
名雪シナリオアフター。
微妙にONEからクロスしており、浩平と七瀬がゲスト出演。
色々と祐一と名雪の関係にアドバイスする。
さてネタバレ入りだが、秋子さんの後遺症は完治せず、祐一の母は死亡。
祐一は父と一緒に外国で暮らす事を決意するという流れ。
ただ読んでて思ったのは
「水瀬名雪というキャラへの愛は感じるけど、名雪シナリオへの不満を感じる」
「祐一と名雪の組み合わせへの不満も感じる」
という辺りか。
「祐一に依存する名雪」へのアンチテーゼというか。結局は名雪が祐一に依存する事を止める話だったし。
原作で不満だった所を二次創作にぶつける、という手法はありだとは思う。
ただ祐一の葛藤描写が少ないと思った。その辺が違和感となったのかもしれない。
あと秋子さんの怪我も、後半はイマイチ影が薄かった。
良かったと思うのは、浩平と七瀬の存在か。
サポートキャラとして中々良い味を出していた。
クロスオーバーとして見れば悪くない出来だと思う。
692 :
名無しさんだよもん:2007/06/21(木) 19:50:22 ID:YvMY5qMCO
レビュー乙
とりあえず、ゲリラ
まあ、上でもいってる通り、名雪シナリオに不満がある人
あるいは、名雪が祐一に依存していると思ってる人向けのSS
ぶっちゃけちゃうと、祐一への依存をやめることによる、名雪の成長劇というところか
秋子さんの後遺症は、名雪を水瀬家に留めておくための理由
祐一の母親が死んだのは、祐一を水瀬家から引き離す理由
しかも、祐一の母親が死んだ理由がまったく明かされていないので、まったく感情移入できない
文体が一人称なので登場人物の心理描写に適しているのだが
いかんせん作者の考えを各キャラが代弁してるだけなので、正しい意味で『その人物がこういう場面に遭遇した場合、どのように行動するか』が書けていない
SSでよくある、キャラ(外見的な特徴。固有名詞、好物、口癖)は書けても
キャラクター(内面的な魅力。その人が産まれてから現在まで辿った歴史、それに基づく行動)まではかけていないんだ
もっとも、SSにそんなものは必要ない、表面的なキャラの面白さあればいい、と言う人にはこれで充分だと思われる
ただ、基本シリアスでそれやられても、キャラそのものが軽すぎて、逆に冷めてしまう
これもその、典型的なパターン
話の途中で原作以下の扱いしか受けていない名雪を、話の最後で原作並みの扱いに変えただけで、一体なにがやりたかったのだろうか
と、言うのが正直な感想
名雪シナリオに不満もっていない人には、ただの自己陶酔でしかないし
ただし、名雪は好きだけどシナリオは不満って人は多いので、そういう人には受けると思われる
思うに、SSには「日本語が不自由(支離滅裂)→自己陶酔(作者投影)→箱庭(一つの世界)」という三つの段階がある。
一般的には真ん中に属する作品層が厚いのだろうが、このスレは最後の段階を望んでいる人が多いのだろう。
作者の願望や思想や都合をSSから取り去るのは実に難しい。
>694
それ取り去ったらSSじゃねーよw
原作を材料に自分の妄想(=願望や思想や都合)を表現するのが二次創作だろ
逆に言えば、フルスクラッチでそれをするのが一次創作だ
ところで自己陶酔が進行して箱庭はわからんでもないが、
日本語が不自由なのは自己陶酔の必要条件なのか? 世のSSは全て支離滅裂?
あんたの言動も自己陶酔全開だな
当たり前だ馬鹿野郎ksk
ヨロ↓
踏む。超短編な。
真琴シナリオアフター、だが名雪とくっつく話。
ダークというかアンチKanon。むしろアンチ真琴シナリオ。
つまるところ、真琴は帰ってきたけど、真琴シナリオの最後のように白痴化したまま帰って来た事になってる。
それから五年で真琴の世話で磨耗したらしい祐一・名雪・秋子が、真琴をぶち殺す。
だが祐一と名雪の子供として、子狐(=真琴)が産まれるという話。
テーマとしては、「真琴シナリオではいいお話だったけど、祐一達がこんな事思ってたら嫌だよなぁ」ってのを感じた。
ダークであるというのは、恐らくその辺。
Kanonは、結構「悪意を排した」と評される事が多いけど、それに対するアンチテーゼというか。
まあ名雪と真琴は、原作の描写から微妙な関係と言われる事が多いけど。
その辺で考えれば、最後の真琴のシーンは不要だったと思う。
それよりも「実は祐一達は真琴を疎ましく思ってた」という点を強調した方が良いのではなかろうか。
原作では全く終盤の真琴に対して悪意とか感じないし。
ってか実際、原作では終盤の真琴を邪魔者扱いはしてないだろう。
「真琴を邪魔者だと思ってた」というのは改変の範疇である訳で、
それを上手く使いこなしきれていないという印象はあった。
まあ実際は「ダークっぽい作品」にしたかっただけなのかもしれないが、その辺は邪推なんで置いておく。
702 :
名無しさんだよもん:2007/06/22(金) 13:24:39 ID:dW/KOULcO
レビュー乙
>>701 > 原作では全く終盤の真琴に対して悪意とか感じないし。
> ってか実際、原作では終盤の真琴を邪魔者扱いはしてないだろう。
ちょっとおかしくないか?
↑のSSは、ゲーム本編以降を舞台としたifストーリーでしょ?
原作の終盤の時点で祐一たちが真琴に対して悪意を抱いていたか否かは、
SSの中での祐一たちの感情とは直接関係ないのでは?
さらに、↑のSSでは、祐一たちが真琴の帰還を当初は大喜びした、
と書いてあるじゃないか。これは、十分に原作のシナリオの流れを保っていると思うんだ。
問題は、「何故、真琴が白痴状態のまま帰ってきたのか」、
「祐一たちは何故、そんな酷いヒステリーに五年間も我慢できたのか」、
「何故、祐一たちはああも短絡的で残忍なのか」、
「秋子が猟奇的な喜びを感じているのは何故か」、
という点に説明がされないまま、ドーーン!と、乱暴で不条理な形のまま、
水瀬家の住人の殺伐とした気持ちが描かれている、という点ではないだろうか。
ゲリラさん
シナリオ終盤の真琴の衰弱は、実はボケ老人の症状だったのではないだろうか
と、いう説が昔あった
そういう老人介護の問題と絡めて考えると、結構シュールだと思う
人道的配慮から、介護をする
その介護に疲れて殺意を覚える。と言うのは現実的にもよくある流れ
それをちょっとアレンジすると、こういう風になると思われる
この話のオチは因果応報だし、その意味では読みやすい流れであった
その辺を色々とすっ飛ばしたのは違和感あるが、短編だという事を踏まえれば許せる範囲かもな。
読みやすくてきっちりしてる話ではあると思う。
最後のオチは「因果応報」と見ることも出来るからね。
>>695 大きな誤解を招いているようなので説明しておく。
日本語が不自由というのは人に読ませられないレヴェルの事。言い換えれば自己満足の一番どうしようもない段階だ。
その段階を抜けてどうにか人が読めるようなレヴェルになる。しかし、日本語を書ける程度では日記にはなるかもしれないが、良い物語にはならない。
典型的に嫌われるSSとして作者登場という要素があるが、作者の影や恣意を隠せていない物はそれと同類だ。程度の差こそあれ全部ひっくるめて自己陶酔の段階と言う。
最後に箱庭の段階だが、これが本来物語として求められるレヴェルだ。箱庭というのはそこに一つの生きた世界が実現していることを意味する。リアリティという言葉で表しても構わなかったが、その言葉を使うと杓子定規な意味での現実味に結びつくので止めた。
もちろんこれは原則であって本当にレヴェルの高い人にとっては原則は破るためにある物でもある。
>>689に関しては、箱庭がどうたら言うよりも
単純に「名雪シナリオが気に入らないから鬱憤晴らした」ってだけの内容だと思う。
それが良いか悪いかどうかは人にもよるだろう。
少なくとも原作の名雪シナリオは、いろんな意味で他のシナリオとは毛色が違うからな。
賛否両論であっても不思議ではない。
読了。
「7年前に悲劇が起こらず、ヒロイン同士が全員面識ある」という話。
序盤は基本的に原作の焼き直し。
最初からみんな面識があるのは確かだが、普通のオールエンドモノ的な楽しみ方しか出来ない。
正直、Kanonキャラに萌えてないとキツい。
普通の日常が繰り返される。
話が急展開するのは、1月15日の「学校」の話から。
この辺からようやく話が動き出す。
ネタバレで言うと、つまるところ、オールバッドエンドを経た祐一が望んだのが、このSSの世界だそうだ。
日常が繰り返された後の鬱展開、というのはある意味鍵ゲーらしいノリではある。
だが問題は、「崩壊の予兆」の後も、何気ない日常シーンが挿入される。
その所為であゆの正体とか、祐一の最後とか、色々とボカされてしまってる感じを受ける。
話の収拾のつけ方も、ある意味では結構よく見かけるタイプか。
このSSの問題点は、どうも原作から剥離しきれてない部分があると思う。
序盤の大半が原作の焼き直し。正直、劣化は否めず退屈だ。
その辺は原作とは違う人間関係で補えれば良かったのだが、キャラが多すぎてその辺も微妙。
後半の展開は原作から見るとオリジナリティがあるが、二次創作的には結構よく見る話に思える。
再構成というのだから、出来る限りサプライズというか、ド肝抜いてやるくらいの物が欲しかった。
ただ開発され尽くしてるKanonSS界において、序盤はともかく終盤の「二次創作でよくある展開」というのは仕方ないのかもしれない。
一応、祐一の最終的な扱いは意外と見かけない類だと思われる。
ただオールエンドモノとして見ると出来は悪くないのかもしれない。
7年前の事件を経てないため、舞の性格が別人になってるとかはあるけど
キャラヘイトとかは無いし、マターリオールエンドモノとして見ると良いのかも。
個人的には、もうKanon萌えも薄れてきてるんで厳しかったけど、Kanon萌えが残ってる人ならオススメか。
あと一弥×美汐という斬新なカップリングがあったが、一度出て掘り下げられなかったのは惜しいかもしれん。
713 :
名無しさんだよもん:2007/06/23(土) 14:02:43 ID:/2Z6O8DEO
レビュー乙
714 :
名無しさんだよもん:2007/06/24(日) 00:46:58 ID:eNDvXnfzO
かそく
レビュー乙。
俺もなんとか読んだのでざっとゲリラレビューを。
読んだ感想の大筋は710とだいたい同じか。
序盤はまるで原作の間違い探しみたいだったぞ。
まあわりと読みやすい文章で、雰囲気なんかも悪くなかった思うけど。
でもこの文章は萌えとかそういうものを狙う文章とも違う気がする。
物語に関しては、とにかく内容が無い。退屈。
先の展開に興味を持つことも出来なかった。
このSSで作者が何を表現したかったかというのが最後まで分からなかったな。
注目すべきはやはり”仕掛け”とも言える部分だけか。
その部分も単調というか……物足りない。
仕掛け自体は良くある形なんだけど、良くある仕掛けでもそれ自体悪いとは思わないかな。
でもこういう展開を使うなら、”祐一とあゆが命を賭けてこの世界を生み出した意味”
というか、そういうものが感じられる内容になるべきだと思うけど。
作者はみんなが幸せに生きていることでそれを表現したかったということなのかな?
でも正直そこまで伝わらなかった。
まあ作者の意図なんて勝手に想像したって無駄なんだけどね。
>>715 ゲリラレビュー乙。
あえて言えば「Kanon二次創作を書きたかった」ってのは分かる。
良くも悪くもありきたりなKanon二次創作だし。
日常シーンも、オールエンドっぽい雰囲気はある。
だからオールエンドとか好きな人には需要があるのかもしれない。
原作のKanonがそもそも誰か一人に奇跡が起こる影で誰かが死ぬ、ってイメージがあるしね
その意味ではこういう『原作的にはありえないオールエンド』を書こうって気になるのかもしれない
ただ、キャラの改変が少し気になる
原作と違って優しさや思いやりのかけらもなく、世界が自分中心に回ってると勘違いしてる祐一
なんの意味も理由もなく、原作よりひどい寝ぼすけにかかれる名雪
存在理由の希薄なあゆと真琴
性格の明るい舞
特に病気と言うわけではない栞
成績優秀以外に能が無い香里
一弥が生きているのに、自分の事を名前で呼ぶ佐祐理
あの性格の美汐
祐一の一つ歳下の一弥
結局、キャラが原作の一部を誇張してるだけだから、どうしようもない軽さを感じる
過去があり、その経験を踏まえた現在の自分があり、そして未来へと続く
そういう観点でキャラメイキングが出来ていないんだ
ちなみに、オリジナルならそんな事を考える必要はないんだけどね
無理して指定しなくてもいいけど、どーーーしてもって言うんだったら指定してもいいわよ。
↓
ふっ、ふん!踏んでやるんだからね!
別にあんたの為なんかじゃないんだからね!
あたしが読みたいから踏むんだから!
ツンデレっぽい事を言ったが、とりあえずレビューは真面目にやる。
という事で「おおきな雪だるまを」
栞シナリオの合間の香里シナリオというか、そんな感じ。
栞の「雪だるま作りたい」という願いを叶えるべく、祐一と香里が頑張る話。
ただ祐一×香里として見ると違和感は無いんだけど、これが栞シナリオの後であると考えると違和感はある。
栞バッドという訳でもなく、栞が頑張ってるのだが、その栞はあまり関わってこない。
祐一×香里を書きたいというのは分かるんだけどね。
まあKanonのサブヒロインのSSって難しいんだろう。特に香里辺りは、栞の件もあるし、一筋縄ではいかない。
だから祐一×香里の話は、栞バッドの後である事が多いんだろうね。
まあ香里萌えSSとして見れば、まだ分からない事もない。
踏むの遅いのよ・・・
ベ、別に待ってたわけじゃないんだからねっ。
・・・とりあえず、ありがと。
というわけで乙ですw
723 :
名無しさんだよもん:2007/06/25(月) 20:13:23 ID:GGlHgx+wO
レビュー乙かそく
レビュー乙です。
そしてksk
ゲリラ
大まかな雑感は、ほぼ上と同じ通り
ただ、栞シナリオにおけるどういう状態か不明なので、カップリングが曖昧な気がする
百花屋において、名雪が香里を連れてきたときに相席するとトゥルーになるが、しないとバッドになる
また、栞シナリオの最中に、名雪が祐一に『香里の力になってあげて欲しい』とお願いするシーンもある
しかし、話を読む上で、作者がどの点に話の力点をおきたいのかがいまいちよくわからない
大きな雪だるまを作りたい、と言うのは栞が祐一に語った夢であるが、それは祐一だけに語った夢なのか?
もしかすると、かつて香里にも語った夢なのかもしれない
全体的な話の雰囲気はそれほど悪くないのだが、なぜか感情移入が難しい話であった
726 :
名無しさんだよもん:2007/06/25(月) 23:00:32 ID:GGlHgx+wO
ゲリラも乙
>>720 これ祐一×香里じゃないと思うな。栞生きてるし。
栞の願いを叶えたいと思って、二人で雪だるま作るのも、
栞の病状の進行に、耐えられなくなった二人が、
それでも栞の為に何か成し遂げようと頑張ろうとしたんだと思う。
ただ、やっぱりあやふや感はあった。
香里は仕方ないとは言え、かなり精神的に傷ついてて、祐一に依存してる感じがするし。
親友の筈の名雪が、かなり他人行儀で祐一に香里まかせっきりと言う点も違和感ある。
>>727 確かにそうなんだけど、メインは祐一と香里だけでそれ以外が影薄いからなぁ。
名雪の存在については確かに言える。
今更だが名雪も難しいキャラだよな。上手く使わないと悪い意味で箱庭になっちまう。
んじゃ、ツンデレっぽく……。
ふ、ふん!指定してもいいんだからねっ!
↓
軽く読んでみて、レビューしたいと思ったんで、踏んでみる。
とりあえず読んでみたので感想。
まず文法的な批判だが、改行が余りに多すぎる。
ハッキリ言って読みづらい事この上無い。
しかも各話の序盤は、悪い意味でポエム的で、意味がない。
実際、正直な話、文章力のレベルもイマイチなんで、それを隠す意味もあるのかもしれないが、
それ以上に改行の多さには閉口させられた。ぶっちゃけ疲れた。
それはともかく中身のレビュー。
名雪シナリオって本当に賛否両論だったんだなぁ、と思わせる内容。
他のヒロインに比べると最初から何もリスクを負ってない。
だから偶発的な「事故」という物で話が進むのだが、それが結構批判意見も多かったのだろう。
と言う事で「名雪シナリオ否定派」っぽい観点から話が進む。
というか「偶発的な事故で奇跡なんて起こせるか」みたいな感じか。
名雪シナリオに入らなければ、秋子さんの事故は起きない訳だし。
という事で秋子さんが死亡。名雪は引きこもって、一年後の話。
話の大半が、祐一の一人称で進む。
だが、これが違和感ある。
このSSの祐一の性格は、どちらかというとDQN臭い。
名雪に関しては、一年間、祐一を無視し続けたようだが、その辺の心情が全く語られない。
本当に祐一の中だけで完結している。祐一の親も、北川や香里も、殆どスルーに近い。
現実的な問題として、祐一の作った料理を無視し続けたとあるけど、一年間もよく死なずに生きてたなと思う。
というか普通は衰弱してる気がする。
運動もしてなそうだし、普通なら病院へ送られても不思議ではない。
その辺は一切語られてない。
クリスマスの話にしたかったからだろうか。
でも、そのクリスマス云々も、あんまし物語の前面に出ないため印象が薄い。
「名雪SS」でありながら、肝心の名雪に現実味を感じない。
何より「一年後」という設定が拍車をかけている。
一年間、殆ど表へ出ないにも関わらず、衰弱してるように見えない名雪。
一年間、祐一を無視し続けてきた名雪。
一年間、秋子さんが死んだにも関わらず、秋子さんへの思いが見えない名雪。
壊れてしまった後も、まだ色々と覚えているように見える名雪。
せめて一ヶ月後とかならマシだったのかもしれない。
「一年」というギャップが、違和感の元凶だと想う。
クリスマスにしたかったのだろうが、肝心のクリスマスである必然性はあまり感じない。
好意的な解釈をすれば、このSSは「名雪を想う祐一」がメインなのだろうが
その祐一もDQN臭く書かれてるし、感情移入が難しい。
一年間も放置しておくのも微妙だ。病院へ連れてけよ。
まあ「アンチ名雪シナリオ」として見ると、良い話なのかもしれないけどね。
オチ自体は、まだ救いがあったし。
ボクらのなゆちゃんは、ウンチなんてしないんだよ。だから何にも食べなくても死なないのさ。
ボクらのあゆちゃんだって、寝たきりでも目覚めた翌日から歩いてるじゃない。それと一緒だよ。原作準拠。
レビュー乙。
このSSは俺も読んだことあったけど、否定的な感想しか出なかったかな。
カワイソウな自分に酔っている祐一って印象で、生理的嫌悪が先に来た。
だから逆に、好意的に捉えたレビューが見てみたいとは思う。
自分が見落とした面白さがあるのかもしれないからね。
主人公が自己中心的であるが故に悪い方面へ向かっていく、という鬱展開作品なら最近流行ってる印象あるな。
だが、祐一がDQN化してるのが、名雪の崩壊に直接影響していないのが中途半端か。
そういう点では、ある意味、時代を先取りしたSSと言えるのかもしれん。
736 :
名無しさんだよもん:2007/06/26(火) 19:49:13 ID:R32WsvymO
みんなレビュー乙
737 :
名無しさんだよもん:2007/06/26(火) 20:30:49 ID:9mdoljRf0
レビュ乙
ksk
↓指定よろしくなんだからね
>>234みたいな人も居るし、今回はなるべくいいところを見つけるような感想を書いてみる。
自分はなんだか批判傾向にある気もするしね。
評価すると言っておいてなんだが、この手のSSがあんまり好きじゃない。
このSSで自分が好きになれる部分があるとすれば、『悲劇の中で輝くささやかな幸せ』という部分。
名雪が一言「ありがとう」と言っただけで、少し幸せな気持ちになれた、というあたりは嫌いではないか。
そこがいいというよりは、この部分以外は全く評価する気になれなかったんだが。
あと、読んでいて退屈ってことは無かった。いいところと言えばそれくらい。
少し趣旨に反するが悪いと思ったところもやっぱり書くよ。
文章に対する批判は上で述べられてる通り。空きすぎ。真っ白じゃん。
ただ技術が下手かどうかは俺には分からん。専門知識は全く無いし。
そしてなにより、このSSを読んで一番強く感じさせてくれたことが、
『安易な悲劇っていうのは、安易な奇跡と同じかそれ以上に性質が悪い』ってことだった。
この物語は『なにもここまでやらなくてもいいじゃない』って、俺はやっぱり言いたくなるかな。
それは下らない意見だとは思うが俺の一番正直な気持ちだ。
このSSをどのように改造したところで、その部分に対する根本的思考が変わらない限り俺が楽しむことは決してないであろう。
そう思わせるSSだった。
それでは指定よろしく↓
740 :
739:2007/06/26(火) 21:10:29 ID:px0OiP3t0
よし、踏むぞ。
しあわせ、もういちど
あゆと栞の話。
まあ掻い摘めば「栞があゆシナリオやった」という話だったりする。
在原業平の存在は、オチに使うための物。
ネタ的な斬新さという点では、これのみ。
しかし、このSSの場合、そこに至るまでの過程が非常に丁寧だ。
栞とあゆの友情、最後の別れ、そして一筋の救い。
捻ったネタが売りではなくて、起承転結を綺麗に纏め上げてる点が魅力。
非常に読みやすく、また読後感も清々しい良作だと思った。
読んでよかったよ。
743 :
名無しさんだよもん:2007/06/27(水) 14:29:01 ID:PDyqiyPMO
レビュー乙
ksk
745 :
名無しさんだよもん:2007/06/28(木) 13:39:27 ID:HST2PJrWO
ksk
kskst
ふみふみ台
↓指定よろしく
踏むかな
罪と罰(TH2)
ttp://katuraginayuki.hp.infoseek.co.jp/tyuui08.html 内容はしょうもないと思う。
ただ、読んで退屈だったってわけではない。
正直”黒い”という気持ちで読めたSSじゃなかった。
黒いっていうより、言動が破綻してるんだよ。全員。
登場人物の無茶な言動は全部ツッコミ待ちに見える。
例えば”涼風”って漫画に似てるかも。
主人公とかヒロインのばかばかしい言動に突っ込むために読んでるんだよ。
まあそういう特殊な読み方がこのSSの本来の楽しみ方かどうかは分からんけど。
本編では姉妹愛を見せてくれた二人がオトコを取り合う姿は、基本的にギャグのような読み方しか出来なかった。
オチなんか特にそうだな。
ギャグとしては笑うとこまでいかないんだけど、まあそれなりに読めた。
どう考えても筋が通ってないんだけど、これをまともに直したって面白くなるとは思えないな。
もともとそういう物語なんだろう。
こんな風に思えるのは、俺が『このみのなく頃に』とかプレイしていて、
そして俗に言う”黒このみシリーズ”とかに理解があるからかもしれない。
2chのキャラスレにも通っていて、そこで荒れたAAなんかにツッコミを入れたのも日常だったりさ。
そういう破綻した鳩2に慣れてるという下地が俺にはある。
そんな奴が読む為のSSかもしれないな。まともなファンにはとてもお勧め出来ないな。
それでも面白いと感じたわけでもない。退屈しないだけマシだけど。
レビュー乙。
俺も読んでみたんで、レビューってか感想。ネタバレあり。
美坂姉妹でもたまに見かけた、所謂エロゲキャラにどろどろした
愛憎劇(そこまで大したことしてないが)させてみました系の話、とでも言えばいいか。
葉鍵においての恋人関係ってのは(天いなとかの例外はあるけど)基本的に綺麗なもので、エンディング後は
朋也と渚みたいに関係を続けていくんだろうな、と思うのが一般的だろうけど、そこに反逆してみた、と言うか。
そのギャップが楽しめないとまったく面白くなく、愛佳は浮気なんてしねえよ!なんて思う人には地雷もいいとこだろう。
勿論ギャップが楽しめれば面白いかと言うとそれはまた別問題なわけだが。
正直描写不足すぎてどうにもこうにも。
貴明:浮気されてもうやり直せないと思い郁乃とくっつくも、愛佳に未練タラタラ。
愛佳:何の理由も無く浮気し、貴明にバレて大ショックなくせに貴明に未練タラタラ。
郁乃:愛佳の浮気でタナボタで貴明とつきあうも、愛佳もやっぱり好きだから貴明に再アタックするよう勧める。
>>751氏じゃないが、「え、なにこれツッコミ待ち?」としか言いようがねえ。
各々の心情がもっと細かく語られるなら、もうちょっと読み応えもあったかも。
特に中心なはずの貴明の感情がまったく見えてこないのがイタイ。
みんなレビュー乙。
754 :
名無しさんだよもん:2007/06/29(金) 01:09:44 ID:YC1ubl0oO
乙
755 :
名無しさんだよもん:2007/06/29(金) 13:49:58 ID:YC1ubl0oO
ksk
ksk
ksk
758 :
名無しさんだよもん:2007/06/29(金) 22:31:53 ID:YC1ubl0oO
↓指定よろしく
踏んでみよう。以下ネタバレ。
「忘れたいもの、忘れえぬもの」
本編で誰ともくっつかなかった祐一と、あゆにダブる容姿の女キャラの話。
ただ、ボーイミーツガールとしてだけ見るならばかなり面白かった。
Kanonヒロインではどうやってもこのストーリーは作れない。
オリキャラ綾香や名雪をうまく使って、あゆの死のトラウマから祐一を脱出させた描写は素直に好きになれた。
キャラの心情描写にあまり手を出さず、三人称でキャラクター達の行動を客観的に眺めているような淡々とした書き方も、
これはこれでいい雰囲気を作れていると思う。
ただ、ストーリー全体をみるならば引っかかる点がいくつか。
あゆの死を新聞で知って絶望するのはいいが、
それがいきなり、あゆが自分を恨んでいるだのこの苦しみは自分への罰だのという風になっていたのは腑に落ちなかったし、
北川が突然登場して、祐一の内面を的確に捉える洞察力の描写はなんの意味があったのかとも首をかしげた。
上で言った「淡々とした書き方」のせいで、逆に、祐一と綾香が惹かれあっている様子もあまり見えてこない。
さらにまた、祐一があゆのことを克服してこれから前向きになろうという「俺たちの戦いはこれからだ」的な終わり方なので、
言ってしまえば、祐一と綾香がくっつく0.1歩手前でストーリーが終了してしまったのは個人的にすごく悔しい。
761 :
名無しさんだよもん:2007/06/30(土) 13:08:10 ID:PhnvWYiqO
レビュー乙
乙だよ
>>760 レビュー乙。
俺も読んだのでゲリラレビューでも。
忘れたいもの、忘れえぬもの Kanon
ttp://www.geocities.jp/katuo_yukiyuki/ss/long/forget/0.html 物語そのものは地味だけど悪くなかったかな。
落ち着いた恋愛描写はそれなりに楽しめた。
大学生同士の平凡な恋愛として、無理の無い表現が出来ていたように感じる。
その部分だけでもそれなりに評価できる。
ただ欠点もいくつかある。
導入部があまりにも説明的すぎるのが少し気に掛かった。
その説明文の中であっさり死んでるあゆの存在は、この物語のテーマ性を希薄にしている。
この物語は祐一があゆの死から立ち直る物語だと思うんだが。
でも、祐一があゆに似た女の子とすぐに打ち解けた描写からみても、この物語からはあゆの死の重さは感じられない。
だから祐一が立ち直ったという印象も薄い。
というか、もともとそんなに悩んでいたように見えなかった。
あと、あゆと瓜二つの少女があの口調で喋るという情景をどうしても頭の中に思い浮かべることが出来なかった。
綾香って名前も正直ひっかかってる。性格もなんとなくあのキャラに似てるし。
その二つが二重になって物語を感情的に理解することが難しかった気がする。
読んでる方は与えられた情報から文章だけで頭の中にイメージを作らなきゃならないからなあ。
それでもそれなりの面白さはあったと思う。
ただ楽しめた部分は全てkanonと全く関係ない部分だけだった。
俺も大体
>>760や
>>763と同じ感想を抱いた。
色んな意味で「Kanonでやる必要を感じない」
正直な話、固有名詞を入れ替えるだけでも話は成立する。
面白い部分は確かにあると思う。
恋愛劇としては結構読ませてくれる。
だがKanonとは関係ない部分なんだよね、その辺は。
むしろ「あゆに外見が似てる」「綾香という名前」というのはマイナスか。
外見云々は、
>>763の言うように、あゆと瓜二つの少女としてみると違和感がある。
綾香という名前は、偶然かもしれないが、東鳩を彷彿させてしまう。
Kanonの二次創作である事が足かせになってしまってるように思えた。
でもそれでも恋愛劇としては悪くない出来だろう。
Kanonヒロインの貶めがキツい訳でもないし、良いSSではあると思った。
765 :
名無しさんだよもん:2007/06/30(土) 18:46:29 ID:PhnvWYiqO
ゲリラも乙
読んでみた。
細かい点はだいたい
>>764と似た感想なのだけど
俺はむしろ「Kanonあってこそ」の物語だなと思ったよ。
もし原作(という過去)との対比ぬきで独立した作品だったら、
はたしてヒロインや恋愛描写にこれほど魅力を感じたかどうか。
ゲリラ
二次作品としてみると、キャラ描写が淡々としすぎていて面白みがあまり無い
オリジナルだと、今度は人間関係とかが説明されていなくてよくわからない
どっちにしても中途半端である印象だけが残る
なんとなくだが、元々オリジナルのこんぺに出品する予定の作品を、キャラ名だけ二次に置き換えたようにも感じる
そのせいか話的には面白みもあるが、常に違和感の付きまとう印象になってしまったと思う
レビュー乙
↓指定どうぞ
半オリジナル作品という事か。
でも面白い部分もあるSSだとは思う。
↓指定よろしく
>>771 ルール把握してなかった。ごめん。
代わりに、そのSS、きちんとレビューするよ。
ごきげんよう、お姉さま
ttp://kikaku.s54.xrea.com/cgi-bin/compe/compe5.5/kscmid/result/cmpss000500.html 栞×名雪の百合っぽいSS。
とりあえず好き嫌いが激しいSSだろう。
評価コメントで、ハッキリ分けられていた。
百合SSとしては熱いと思う。
上手く説明する事は出来ないが、ノリは非常に良い。
だが、栞が名雪を選んだ理由が適当過ぎるのが難点か。
実際、「香里が居るじゃん」ってツッコミ入るし、別にあゆとかでも良かったように思える。
それにキャラ自体も、どうも違和感がある。
祐一と付き合ってるのに、どうも栞シナリオを経由してるようには見えない。
栞シナリオを無視したアナザーモノなのだろうか。
また栞の壊れ具合も、度が過ぎてる気がする。
心理描写が良くないが、その分、ストーリーのノリで補うタイプのSSだろう。
>>770 切ないストーリーで軽く鬱が入らない程度によくできてると思う。
だけど、ちょっと淡白すぎかな。最初の花梨の阪神巨人ネタはありがちだけど、楽しかった。
なぜ、祐一のことを今でも想い続けているのかが、うまく書けていれば良いと思った。
キツく言うと、栞の祐一に対する想いの描写不足。
メインは一見、栞と稲葉に見えるが、実はストーリーの核になっているのは祐一。
でも、楽しく読ませてもらったよ。
>>770 は、このあたりで、コメディも入れとけって感じで、一番好きなのを入れといた。
サイト内の感想でも、思いっきり賛否両論がわかれているので、ここでもかなり(以下略)
>>776 レビュー乙。
あと「別にあゆとかでも良かった」というのが、栞が姉にする対象の事よ。
「栞が名雪を姉と呼ばなければいけない必然性」は、あまり感じなかった。
別にあゆをお姉さま呼んでも良かったんじゃね、って話。
まあストーリーの必然性とか全く度外視して、百合っぽいノリを楽しむSSだろう。
欠点に眼を瞑れるかがカギかもね。
ただ長所はクセは強いがある。ノリだけなら悪い話じゃないとは思う。
仲良くレビュー乙。
指定どぞ
↓
ふんだ
オトナになる方法(TH2)
ttp://th2ss.hp.infoseek.co.jp/553.html 読み終えて、いまいち纏まりの無いSSだという印象が残った。
とにかく肉体関係に持っていく流れが強引だったと思う。
自分の婚約者の妹とエッチするのに随分ほのぼのしてるし。
絶対ばれない、郁乃も真実を話さないという貴明の自信は一体何処から沸いて来るのだろうか。
違和感というより理解出来ない世界だ。
エロシーンに関しては、悪いところばかりでもない。
座薬プレイなんか、展開のわざとらしさはどうにも隠せないんだけどシチュ的には捨てがたいものを感じた。
それに郁乃と貴明のエロをガチで見たのはこれが初めて。
そういう意味では貴重なSSなのかもしれない。
でもエロシチュが書きたいだけなら単純に恋人同士にすればいいじゃん、と思うけど。
その方が自分としては安心して読めそう。
ただ、自分は浮気物がもともと好きじゃないから。
そういう感情だけで読むのはちょっと公正なレビューとは言えないかもしれない。
782 :
名無しさんだよもん:2007/07/01(日) 10:30:49 ID:O3avCyIHO
レビュー乙
ゲリラレビュー
オトナになる方法(TH2)
ttp://th2ss.hp.infoseek.co.jp/553.html まともな話として見ると、かなり破綻しているSS。
婚約者の信頼を裏切って妹に手をつけてしまった割には、妙に深刻さが欠けているし。
もともと座薬ネタとして書かれたみたいだし、このSSはエロを楽しむのが主眼であって、倫理的なツッコミ自体が野暮なのかもしれない。
ただ、決して下手なわけではない。
話の展開そのものは強引である一方で、日常の会話シーンなどは意外に自然な雰囲気がある。
とくに、キャラクターに萌えさせるのが上手いと感じた。
この話の郁乃はやっていること自体は滅茶苦茶なのだが、子ども扱いされて拗ねたり、風呂場で曇りガラス越しに姿を見られて恥らう場面や、泣きながら貴明に迫るところなどはかなり萌えさせられてしまった。
肝心のエロ場面もなかなかに濃厚。
作者の文章力はかなり高いと思う。
こういうネタ的な作品でなく、もっと普通のSSを書いたら質の高いものが作れるのではないかと思った。
784 :
名無しさんだよもん:2007/07/01(日) 12:19:45 ID:O3avCyIHO
ゲリラも乙
二人とも乙
786 :
名無しさんだよもん:2007/07/02(月) 00:48:31 ID:ThFAFxBiO
かそく
ksk
↓指定よろしく
ふみ
簡単に解説すると、渚が汐をぶち殺す話。
育児ノイローゼというか、そんな感じ。
その理由は語られてないので、単純に渚の被害妄想だろう。
しかし、どうなんだろうか。
どうもキャラ劣化というか、そんな感じの話が強い。
ダークというかアンチCLANNAD。
こういう系統の話はKANONとかでも見るけど、基本的に鍵って人間の悪意とか殆ど排除してる。
だから、それ故に「偽善」と捉えて、こういう話とかも増えるんだろう。
まあ二次創作だからいいんだけどもね。
ファンが切れたり不快になってるのを見て楽しむのがこういう系の作者だよ乙
793 :
名無しさんだよもん:2007/07/02(月) 17:46:30 ID:ThFAFxBiO
乙
読んでて辛かった。
このスレでちょっとずれたようなダークSSをいくつもレビューして、そのころからずっと考えていたことがあって。
それは『説得力のありすぎるダークっていうのはどうだろう?』ってこと。
本当の子育てがどんなものなのか。
俺には想像することは出来ないんだけど、少なくともこのSSにはかなりの説得力を感じたんだよ。
赤ん坊に嫌われるってのがありえないことだとは俺は思わない。
そういう状況は十分ありえると思ったんだよな。
たとえば子供が生まれた直後の短い間に赤ん坊とコミュニケーションが暫くとれないと、
その子供は親に酷く懐かないということを聞いたこともある。
まあそういう理屈はともかくとして。
もし嫌われてしまったらひどく辛いだろうなというのは想像できる。
最後の渚についてはもう精神的におかしくなってるんだろう。
そういう風に俺が感じたってことは、作者の思惑通りに俺はSSを読めたのかも知れない。
でもそれはあまり愉快なことではない。
こういうSSは上手く出来ていても楽しくはないかな。
くだらないラストであってもいいから、最後にここまで不幸なのはやめてほしかった。
まあ普段はダークなんて読まないけどね。
そんな人間がダークものを批評すること自体が問題だってことは承知してる。
極論しちゃえば、こういうダークって「エロゲヲタの鍵厨きんもーっ☆」で出来てる気がする。
理想化された人間関係を、「こんなの現実にある訳ないじゃん」と、あえて崩すのが目的か。
あるいは、単純に「他の人もやってるから」というのがあるかもしれない。
>>795 それが大多数だと思うけど、
ひょっとしたら作者の性癖ということもあるかも。
邪推で語るのが馬鹿なのは承知してるけど、そんなSSばっかだし。
スナッフビデオなんてわけのわからんものにも需要があるように、
こーいうシチュにハァハァする人も居る…のかもしれない…
性癖なんて言い方は大げさすぎないか?
SSなんて好きで書くんだろうから、好みの問題でいいじゃん。
ただ、SS書く立場の人間から邪推させてもらうと、ダーク系っつうのはお手軽に
自力で「創作してる」気分に浸れるからやってるんじゃないかなとも思う。
SSでは原作の雰囲気を踏襲するのがセオリーではあるが、同じ方向性の話を書いて
原作を超える(超えた気になる)のは並大抵のことじゃない。
だから、敢えてまったく逆の方向性の話=ダーク系を書いて、「こんなの書ける俺スゲエ」
って思いたいんじゃねーの。
ダーク系の話書いてる作家は、日記とか読むと妙に自意識過剰な人が多いしねw
性癖なんて、大げさな単語でもないだろ。好きなエロシチュといっているのと同じだ。
正直、他人がどんな理由で書いたのかはどうでもいい。
てーか、796はともかく、797は本当に邪推の域に達しているな。
797はどんな理由でどんな話を書いているのか知らんが。
799 :
名無しさんだよもん:2007/07/02(月) 22:29:22 ID:ThFAFxBiO
まあこのスレは作者じゃなくて作品を見るからな。
↓指定よろしく
800 :
799:2007/07/02(月) 22:38:50 ID:zZgzeo180
ふんでみる
さゆまい卒業後、オリキャラ(二人の先輩)と一緒に動物園に行く話し。
一言で言うと、悪いけど痛い。
オリキャラがぶっ飛んでるんだが、その口調がなんというか、某コリン星の人を彷彿させる。
祐一自身も、考え方や口調が中二病と言うのだろうか、とにかく臭い。
しかも、青臭いんじゃなく、かっこつけ臭い。
また、デフォルトのように、祐一がさゆまい二人同時に手を出しているんだが、
何の説明もなく、また、オリキャラでさえそれを平然と受け入れてるのはどうかと思う。
愛があればいいさ、みたいなまとめ方をしているが。愛と、愛欲は違うだろう。
さゆまい萌えSSと言うより、自己満足SSと言う印象を受けた。
ちなみに、一応他のSSも見てみたが、展開はほぼ同じだった。
803 :
名無しさんだよもん:2007/07/03(火) 01:45:45 ID:jREeFl9oO
レビュー乙
読んでみた。
端的に言ってギャグがまったく口に合わなかった。
読者として言うべきことはそれ以外なにも無い。
例えば序盤の平素な文章なんかは悪くないと思ったので、合わないのはギャグだけかと思う。
でもそのギャグがメインだし、それが決定的に笑えないともうどうにも読めない。
以上。
ゲリラ
典型的なサブキャラ萌えSSといえる
単純に言うと、大人びたサブキャラと、子供じみたヒロインと言う構図
サブキャラ属性といったところで、その実ヒロインヘイトするしか能がない展開
まあ、作者の佐祐理好きはよくわかるんだけど、祐一×佐祐理ではなくて、作者×脳内で美化された佐祐理なのが痛い
で、舞は適当に放置
オリキャラはいてもいなくても変わりないし
ギャグのつもりで書いてるのかもしれないけど、自分の好きなキャラは美化して、そうでないキャラは悪口しか書いてないんだから、まったく笑えない
みんなレビュー乙。
何というか本当にレビュー乙。
軽く読んでみたけど、やはり何がやりたいか分からないのが厳しいな。
ギャグをやりたいのか、佐祐理萌えをやりたいのか、オリキャラをやりたいのか。
個人的にはオリキャラは必然性さえあれば、出しても良いと思う。
だが、このSSにオリキャラの必然性はあったのか。
どうにも、必然性がどうこうよりも、思いついたから書いたという感じがする。
もう少し練れば良かったと思う。その辺は残念。
あとメインヒロインが白痴で、サブヒロインが美化される、というのは二次創作の傾向か。
そういうノリが常識な世界なのかもしれない。
ある意味では三次創作?
↓指定よろしく
よっしゃ、踏むぜ。
オリキャラとあゆの短編SS。
食い逃げしてるあゆが、オリキャラ「仲村」と出会う話。
とりあえずレビューに困るSSだ。
中盤までは、オリキャラ・仲村の存在感が無い。
いや、実は最後まで仲村のキャラ性格が、掴めない。
別に最強キャラとか、そういう訳ではなく、普通のキャラなんだが、それでも特徴がない。
恐らくこのSSの見所は、仲村の正体。
逆に言うと、それだけが見所なので、ネタの言及は俺からは避けておく。
勿体ぶるほど大したネタではないと思うが、恐らく作者が書きたかったのは、仲村の正体だろう。
あゆシナリオを裏から見た話か。
ただ、あゆが植物人間だと知った後の仲村の反応が、根拠なかったりするけど。
オリキャラは、やはり必然性が無ければいけないと思う。
だが、そういう観点から見ると、評価が難しい話だと思った。
同じ人のSSが続いてるみたいだ
これで感想クレクレの作者降臨乙、なら笑えるんだが
それはともかくとしてれびゅー
基本的には↑とほぼ一緒の感想
オリキャラを出すのはいいんだが、基本的にオリキャラって言うのは作者の脳内にしかいないから、名前だけぽんと出されても困る
二次キャラならある程度の情報が読者の脳内にあるからわかるけど、オリキャラは完全に想像力に頼るしかなくなる
話の展開から登場する必然もあるんだが、結局は描写力がないとわけがわからなくなる
まあ、良くあるヒロイン奢り集りで名雪の扱いを悪くして
登場するオリキャラが原作の名雪っぽく見えるのは勘弁してもらいたものだが
>>812 ゲリラレビュー乙。
短編なのも問題なのかもね。これが中篇や長編なら、まだ描写されてたかもしれない。
乙
kskのいない12月
kasok
てーかキャラ立て失敗を、本文の短さに起因するのではというのもいかがなもんか。
別に短編コンテストに出したわけでもないだろうし、仮にそうでも描写力が足りないと言っているようなもんだし。
レビュー乙。
鍵ゲーじゃシナリオ内では主人公・ヒロイン・サブヒロインなど少人数にしかスポットライトが当たらない場合が多いからな。
(もちろん、それはそれで話を濃密にする効果があると思うが)
主人公達の内輪だけで話が進んでいく原作の補完ということで、敢えて外部の人間の視点を取り入れたSSが作られるのかもね。
指定。
ONE 彼のはにかんだ笑顔に
tp://www.interq.or.jp/hot/cage/one.html
踏み。ONE 彼のはにかんだ笑顔に
ネタバレ注意。
みさきシナリオベース、茜の一人称。
浩平と恋愛関係にならず、「えいえん」によって大切な人を失う者同士として茜がみさきと絡む話。
作者の後書きより
>茜と先輩を同時攻略した場合、茜シナリオを澪と3人でワッフルを食べるイベントまで進めても先輩EDに行けるんだよね
>それを知って思い付いた話でした。
素直にいい思いつきだと思った。
浩平に恋愛感情を抱くまでにはいかないけど、
それでもある程度、浩平のことを忘れた後でも浩平の影響が残っている茜と周囲の環境をうまく作っている。
(澪と知り合っているが、澪と知り合ったきっかけを覚えていない、など)
また、みさきが茜と司の一件を知って浩平との別れをある程度覚悟したり、
茜が浩平を失った失意から立ち直ろうとするみさきに感化されて、自分も司のことから立ち直ろうとすることなど、
相互の影響をよく描けていると思う。
過程がよく描けているから、ラストで浩平が帰ってきて、茜に浩平の記憶が戻ったことへの感慨もひとしお。
面白かった。
ただ、一人称による茜の語り口や各キャラの会話文にどうも違和感があった。
ただ、これはキャラをつかめていないのではなく、単純に文章力が凡庸なせいなだけで、
思考の中身やキャラの行動自体は「キャラが違う」というほどではない、と思う。
なんだラストの三行orz
ただ、ただ、ってかっこ悪いなおいw
ごめん
822 :
名無しさんだよもん:2007/07/05(木) 07:52:08 ID:fiOfvNI0O
乙
レビュー乙
825 :
名無しさんだよもん:2007/07/05(木) 21:01:33 ID:fiOfvNI0O
Kasok
もうkskしてもいいよね
kskぅ〜
↓指定よろしく
ふみ
あゆ短編。あゆアフター。
祐一に子供扱いされたあゆが、大人らしくなる話。
あゆが祐一と一緒に大学行きたかったから。
とりあえず、あゆがエロい。
必死で背伸びしてる所とか、色々エロい。
描写力とかもあるんだろうけど、構成は上手い。
でも結局子ども扱いされるんだけど。
普通にあゆ萌えが目的のSS。
毒にも薬にもならないが、あゆに萌えたからいいか。
モツ
833 :
名無しさんだよもん:2007/07/06(金) 21:07:50 ID:JHVeC5p3O
乙
ゲリラ
あゆ萌え〜
なのはいいんだけど、話の構成が祐一の一人称のせいか、妙に単調に感じる
いっその事あゆメインの三人称にして、名雪とか香里とか秋子さんとか交えて、あゆを大人びた雰囲気にする奮闘とかにしても良かったかもしれない
その意味では話に立体感が無い
もしくは視点をあゆにして、奮闘振りとか祐一とのやりとりとかのあせりっぷりを書くとか
アイディアは悪くないんだが、もう少しいろいろなパターンを考えた方がいいとおもった
835 :
名無しさんだよもん:2007/07/06(金) 23:43:37 ID:JHVeC5p3O
ゲリラも乙
>831
>834
乙。
kskセット
↓指定よろしく
じゃあ踏んだ
ではレビューです。
「やりなおり」(短編)
「川の字」(長編) 共にCLANNAD
ttp://fox.hokkai.net/~hachikun/s/#nm-clannad 二つのSSは読んでみて感じたことが非常に似ていたので纏めてレビューさせて頂きます。
で、レビューなんだけどこれを批評するのは難しいなあ……
結論だけを言えばあんまり面白いとは思わなかった。
二つのSSは共に独自の展開とそれに繋がる設定や状況の描写が印象に残る内容だった。
特に大人になったことみの心情描写が目立つ。
ただその展開が何を表現するためのものだったのか、いまいち分からなかったというのが一番の問題だと思う。
長編の方の不可思議なオチにしろ、いかにしてことみが汐と仲良くなったのか、という点にしろ、
一番読者として気になる部分を実にあっさりと終わらせてしまっている気がするなあ。
そしてそれ以外の部分が長い。
文章内にも挿入されてる”閑話休題”って言葉は、俺がこのSSに対して感じた問題を如実に表わしている。
ようするに話が横道に逸れてるんだよ。
例えば長編の方のクライマックスは何処なんだろうね。
汐の笑顔が一番大切なことだというのなら、その笑顔を生み出す過程をばっさり切ってしまったのではラストの受け取り方に困るなあ。
設定部分や特殊なシチュエーションそのものを楽しめればまだ良かったんだけど、そういう楽しみ方もあまり出来なかった。
あとキャラの心理描写がちょっと乱暴というか強引に感じる部分がいくつか。
乱暴というかドライというか……上手い言い方が思いつかないけど。
シリアス系のSSでこれをやられるのはキツイかな。
ギャグならまだいいんだけどね。
842 :
名無しさんだよもん:2007/07/08(日) 23:56:05 ID:c0KL2AH8O
乙
>>841乙。
俺も読んだのでゲリラしてみる。
事実上「やりなおし」の続編が「川の字」だな。
ちなみに「やりなおり」ではなくて「やりなおし」が正しいタイトルっぽい。
基本は
>>841と同じ感想を抱いた。
色々と過程をすっ飛ばしてる雰囲気はある。
「やりなおし」が短編で、ことみが朋也と再会して半年が一瞬で過ぎてるとかな。
心理描写云々で言えば、当初、杏がことみを敵視していたのが、実際会ってみるとすぐに打ち解ける所は違和感あった。
修羅場を避けた、という感じかもしれないが。少し違和感あった。
ただ長編の最終章に関しては、恐らく単純にオマケなだけだろう。
このSSのことみを、渚と出会わせたかっただけだと思うよ。あのクライマックスは。
恐らく重要だったのは、タイトルのように直前で朋也、ことみ、汐が三人で川の字になって寝た所がクライマックスか。
最終章は単なるオマケだと考えるべきだろう。
やはり設定部分は特殊なシチュを楽しめるかどうかで決まってくるだろうなぁ、と思う。
844 :
名無しさんだよもん:2007/07/09(月) 20:18:57 ID:yPD6SO8VO
ゲリラも乙
845 :
名無しさんだよもん:2007/07/10(火) 00:37:22 ID:q3u0KzgJO
かそく
Kasok
847 :
名無しさんだよもん:2007/07/10(火) 08:51:45 ID:q3u0KzgJO
かそく
kiosk
よし、ちょっと読んでみたけど踏んでみるよ。
本編を読了。
とりあえず縦書きで見るフリーソフトとかは必須だと思われる。
横書きだと非常に読みづらい。
さて本題。
これはエースコンバット×鍵ゲーのキャスティングクロスオーバー。
色んな意味で、戦闘機SSという感じだ。
エースコンバットは知らないが、ドラマ性は悪くない。
基本はKANON対ONEという感じなのだが、祐一も浩平も良キャラしてる。
世界観も良い感じで練りこまれている。
だが正直な話、鍵系の作品は異物に見えるのが残念。
基本はエースコンバットなノリなのに、そこに無理やり鍵キャラを突っ込んだ違和感というか
つーか一言で言うとキャラが多すぎ。AIRとか、あんま要らないじゃん。
キャラは出せばいいという訳ではない。その辺が残念だ。
あと基本はシリアスなのにネーミングがギャグにしか見えない。クラナド大陸とか。
一言で言うと「クロスさせる必然性がない」作品だと思う。
悪い出来ではないと思う。世界観は結構練りこまれている。
だが、そこに鍵という異物を突っ込んだ所為で、何か変な味になってるような感じだった。
外伝も読んだけど、やはり同じ感想が浮かぶ。
出来は悪くないがキャラ多すぎ。
ただでさえ多重クロスオーバーはキャラ多くなる傾向があるが、それが悪い形で出てる。
まあAIR系のキャラの名前を、軍艦や基地に流用するのは悪くない気がする。
三次創作も含まれてるけど、こっちのノリは本編と同じ感じだった。
それ以外に言う事は特に無い。面白さも欠点も殆ど同じだろう。
普通の戦闘機SSとしては、かなりの良作。
だが鍵が入ってくる事で、物凄く変な味付けになってて、その上、超大盛りになってる。
そんなイメージ。
ぶっちゃけ「クロスしなければ名作」という感じか。
853 :
名無しさんだよもん:2007/07/10(火) 19:44:28 ID:q3u0KzgJO
レビュー乙
レビュー乙。
>あと基本はシリアスなのにネーミングがギャグにしか見えない。クラナド大陸とか。
それが魅力w
漏れは「空母イタル・ヒノウエ」で吹いた
う〜ん、多作品クロスなんてこんなもんか、というのが正直な感想
上でも書いてるけど、キャラの頭数が多い割にはきちんとした役割が与えられていない
基本がエースコンバットだからしかたないのかもしれないが
祐一サイドがジリ貧ですよ〜、追い詰められていますよ〜、てな状況なのに、AWACSは飛ばすわ、西側の装備使ってるわのゴージャス振り
対する浩平サイドが、優勢ですよ〜、てな状況なのに、東側の装備使ってる
これだけ相手より有利な状況で戦えるんだから、祐一サイドが負けたら奇跡だ
SSの内容はドラマ性があるようだが、どうもゲームの内容そのままのように見えるし
戦闘機とかの描写も専門書から引用してるだけに見えるんだよね
その意味では、ミリオタを納得させるだけの説得力がなかった
このあたりはガンダムとのクロスですって言うのと大して変わらんノリだし
祐一が最強パイロットってところもおんなじ
不利な状況を覆して勝利するんじゃなくて、必ず相手より有利な状況で勝つんだから、その意味では面白みが無い
まあ、完結してるだけましってところ
856 :
名無しさんだよもん:2007/07/11(水) 00:02:58 ID:YZF7MzGeO
ゲリラも乙
857 :
名無しさんだよもん:2007/07/11(水) 12:58:47 ID:YZF7MzGeO
かそく
多作品クロスの難点、って所だな>キャラが増える。
やはりキャラが多いと捌き切るのが難しい。
スパロボとかああいったゲームは、キャラの性能面でフォローする事も出来るが
SSだとそうはいかないからな。
ともかく↓指定よろしく。
よっしゃ、踏むぜ
うーむ、レビューに困るSSだ。
とりあえず短編で軽く読めた。
ラブコメちっくなギャグなのだろう。
やりたい事は、あゆ×名雪だろう。
百合好きならまあ悪くないのかもしれん。
だがあゆが消えかけてる中の「最後のお願い」というのが違和感ある所。
ギャグだから気にしてはいけないのかもしれないが、タイミング的にはどうなんだろうね。
問題は時期的な物。
あと百合が好きかどうか。
その辺で決まるSSだろう。
861に惹かれて読んでみた。
最終的にはあゆ生存フラグ立てているし、セーフの領域じゃないかな。
ギャグだから何をやってもいい、という誤解をしているようなSSに比べれば、これは匙加減が分かっている方だろう。
「それは生存って言わねえYO!」と思ったら、「それでいいのかお前ら?」と最後に突っ込んでやればいい。
一発ネタとしては面白かった。
特にこういう形であゆ生存フラグ立ててしまった所にセンスを感じるね。
ただ一方で同性愛=ギャグと蔑むような描き方をしているのは酷かった。
861の言うように時期的なことを考慮すれば、尚の事真面目に同性愛を描いて欲しかった気はする。
その点で前半は見苦しいし、そこで読むのを止められても仕方ない。
俺のオカズ決定。
最高だよ作者さん・・・
まあ色んな意味で人を選ぶ作品だろうね。
合う人は萌える。
合わない人は白ける。
多分、そんなSSだと思う。良くも悪くも。
わしゃKanonは百合のほうが萌えるもんでね。
すまんのう。
少女漫画ちっくなkeyゲーに百合はよく似合う
ヒロイン同士の絡みが意外と薄い気がするけど、それはAIRくらいなのかね。
サブキャラとはともかく、メインヒロイン間の交流は皆無に近いような<Kanon
逆に妄想し易い意味はあるのかもしらん
というわけで指定どぞ
↓
里村茜のおもらし日記
「おとなしい造形のキャラにお漏らし属性を貼り付けた」という、まあ、ありがちというか定番というか、そんなSS。
エロかった。茜の羞恥と快感をよく描けてる。うん、以上。
……正直、これ以外なにも言うことねえなあw
抜くのを目的で読み始めたならまた違う感想を持ったのかもしれないが。
エロSSに「茜はこんなキャラじゃない」なんてつっこんでも仕方ないし、
どこどこの描写がエロスでフェチで男のチンコを勃たせる秀逸な一文だった、なんていってもそれこそ人それぞれだし。
二次エロSSのレビューは難しいというと言うことを思い知らされた。
ほぼ同意。無口な茜の羞恥な場面はエロかった。
872 :
名無しさんだよもん:2007/07/12(木) 16:57:06 ID:fivbQ75qO
レビュー乙
873 :
名無しさんだよもん:2007/07/13(金) 02:18:41 ID:lc5gOosaO
かそく
874 :
名無しさんだよもん:2007/07/13(金) 14:22:20 ID:lc5gOosaO
かそく
875は業者の宣伝か?
それとも869の指定と何か関係があるんだろうか?
まあ気にするな。
↓指定よろしく
踏む。
『わたしが初めて恋を知ったとき』(東鳩2)
ttp://sscompe.at.infoseek.co.jp/ss/46/4601.html#title 郁乃の貴明への恋心を綴った短編。
文章は、改行がマメで一行の文字数が少ないので読みやすい。空白行もマル。
文体自体も、一人称としてうざったくもなく適度に主観的。
内容も悪くない。短くてシンプルでも、起承転結がちゃんとあるしっかりした構成。
姉の恋人に惹かれた妹の心境は良く出てるし、桜吹雪に絡めた諦めさせ方も綺麗。
郁乃に「恋人の妹として」優しくする貴明の書き方も上手いと思う。
問題は2点。ひとつは、SS内時間が短すぎる点。
もうひとつは、原作の郁乃の描写とかなり乖離している点。
この2点の原因は同一で、郁乃登場から桜吹雪までの間に話を押し込めているため。
この間、原作ではわずか1週間足らず。
貴明に恋して妹扱いされて悲しんで愛佳への愛を見て吹っ切れるには短すぎる。
このSSでは原作とはタイムテーブルをずらしているのかもしれないが、その描写はない。
そして、この時期の郁乃は原作で殆ど描写されており、それはあの生意気いくのんだから、
貴明に惹かれていたにせよ、こんな素直に恋したり悲しんだりしてるようにはとても見えない。
個人的に、こういう郁乃も十分アリだとは思うけど、
それはたぶん桜吹雪の後に出現する可能性のある郁乃なんじゃないかと思う。
原作を無視すれば気にせず味わえるかもだが、二次創作としてはそれはナシだろう。
ラストを桜吹雪で締めるにはそう長い期間もとれないだろうし、
短編で期間を変えるのが難しいのも判るが、話は気に入っただけに勿体なかった。
レビュー乙
882 :
名無しさんだよもん:2007/07/14(土) 01:46:22 ID:fBCZkHl1O
乙
883 :
名無しさんだよもん:2007/07/14(土) 15:47:28 ID:fBCZkHl1O
ksk
レビュー乙
885 :
名無しさんだよもん:2007/07/15(日) 00:46:56 ID:40rtsJ/IO
かそく
ksk
アクセル・オン!
↓指定よろ!
踏む
うーむ、レビューが難しいSSだ。
ただの日常話。ことみと杏の会話がメイン。
主軸はことみだが、杏の方が印象に残ってるなぁ。
まあ良くも悪くも普通の二次創作っぽいSSだと思う。ファンフィクションというか、なんというか。
特に捻った話ではないが、普通の蔵等ファンなら楽しめる話かもね。
892 :
名無しさんだよもん:2007/07/17(火) 19:01:33 ID:HfBWWBH2O
ageつつレビュー
素材の味を活かしました、といった話
キャラの特徴はしっかり掴んでるし、きれいにまとまってる
>891の言うように、何処までも普通
それが良いか悪いかは読者の趣味
俺は好き
ゲリラ乙しながらksk
俺も読んでみた。うむ、実にSSらしいSS。
事件らしい事件のない、本編後の時間軸にあるちょっとした一コマ、って感じか。
確かに特にここが良い!とか、この展開は上手い!と言えるような部分はないが、
反面「コイツはこんなことしねえだろー」的な奇天烈展開も無く、安心して読める内容だな。
俺もこういうなんでもない日常話なSSは好きだ。
俺もゲリラ。
日常話としてけっこういい出来だと思う。
突飛すぎない、わかりやすいモチーフが一個だけあるっていうのが
読みやすいのかもしれない。
こっからレビュー以外の何か。
光の散乱で空が色づくのも、そこまでロマンがないかっていうと
そうでもないよなぁ…とおもた物理好きの漏れ。
896 :
名無しさんだよもん:2007/07/17(火) 22:14:23 ID:cQKb+KEUO
みんなレビュー乙
レビュー乙。
俺も読んでみてわりと面白いかな……と思ったけど。
でも案外普通のSSでもないかもしれない。
文章の大半が会話文でおまけに一人称表現なわけだから、キャラ表現とか台詞選びとかに全てが懸ってるかんじのSSだね。
その点で成功してるのかね。
そういう技術があるのってうらやましいもんだね。
実際、空がどうこういうテーマに関わる部分よりも、杏とことみのかけあいのが楽しかった気がする。
ギャグのネタもわりと良かったんじゃないかな。
改行とかその他も含めて読みやすいSSだったと思う。
加速中…
>>899を踏む。ネタバレ注意。ちなみに全8ページだったけど、
それに関する注意を一言指定者さんにはして欲しかったかな。
原作栞ルートの途中で分岐。香里が祐一に対して恋心を抱いていて、
それを抑え切れないで香里が崩壊してゆく話。
注意深く読み進める人なら気づけるのだが、一番最初の二重カッコが
閉じられないままこのSSは進んでゆく。香里一人称の文章体で、
実はこのSSは香里が過去を回想して書いている文章になっている。
但し初めはそのことを読者に悟られたくないと
筆者は考えたようで、それゆえに地の文は色々と不自然。
また、作中キャラの書き物であることを意識してかは分からないが
(筆者さんの他の文章を見るに多分してないとは思うのだが)、
台詞のカッコの前後に改行がないのはやはり読みづらい。
このSSを読みに来た大抵の人は、最初の数十行を読んだ時点で
引き返してしまうと思われる。
物語も、話の振り方は「この先どうするんだろう?」と
思って読めたので悪くないが、運び方、落とし方は
巧くないというか説得力に欠ける印象。かなり描写不足だと思う。
終盤、栞は割とあっさりと(少なくとも俺はそう思った)死に、
香里もなんか色々あった後に死ぬ。このSSは香里の遺書だったと結ばれる。
正直、主題が何であったのかよくわからない。確かにありきたりな話には
感じないが、だからと言って面白いかというとそうは思わなかった。
キャラ萌えってわけでもないし、ダークというほど暗くもないし、
シリアスにしては話の起伏に欠けるし、筆者の哲学も特に感じられなかったし…
一体誰に勧めたものか、というような作品。
あとタイトルの意味が分からない。ゴロがよかったから付けたとしか…
901 :
名無しさんだよもん:2007/07/18(水) 15:06:31 ID:Ne3v5qUjO
レビュー乙
文の巧拙以前に、祐一と香里が果てしなく独善的に思える。
自分達さえ良ければそれでいい、そんな閉鎖的な考えしか持ってない。
話の中で色々後悔してるけど、それは大切な人間を傷つけた後悔じゃなくて、
我が身可愛さに、仕方なかったとひたすら言い訳してるような気持ちの悪さがある。
それに、いきなり香里が告白して、祐一がそれを受け入れるのも訳分からない。
この二人会って殆ど間もないはずだし、香里はそれ所じゃないだろうに。
正直、キャラ設定が酷すぎて読むのが苦痛だった。
乙
文章の上手い下手とかそれ以前の問題として、せめて改行くらいはきちんとしてほしかった
905 :
名無しさんだよもん:2007/07/18(水) 23:20:08 ID:Ne3v5qUjO
改行がないのは読みづらすぎ
上の意見に同意。
チラリと見てみたが改行がないので読み辛くて諦めてしまった。
レビューしてくれた人、本当に乙!
こういう改行もしない人って、何考えてるんだろうね。
本人だって、読み返したりする時に読み難いと感じないのかな。
読み手の人のコトをまるっきり考えてないね。
他のSSでは一応読みやすい形に改行してるようだ。
実際、このSSでも最初の数行は普通に改行されてる。
だが「本編」になった途端、全く改行されなくなる。
恐らく作者的には「演出」だったのだろうが、それが読みづらさに繋がってる。
読み手の事よりも、自分の考えた演出を優先してる感じ。
内容はというと、大体
>>900と
>>902に同意。
本当に何をやりたかったのか分からない。
「香里の自殺」をやりたかっただけなのかもしれない。
しかしその為にキャラ改悪させてるのはどうかと思う。
↓ともかく指定よろ
910 :
名無しさんだよもん:2007/07/19(木) 10:24:03 ID:Hh+kTeMG0
>>909 奇跡をテーマにしているKanonらしい作品。
美汐とあゆの物語。うまくまとめてあると思う。
美汐の彼についてもう少し描写して欲しかった。
そうすれば、もう少し感情移入できたと思う。
あゆも原作と違う記憶の取り戻し方をしてるところがよかった。
10点中7点と言ったところ。
912 :
名無しさんだよもん:2007/07/19(木) 11:12:29 ID:gW+LoCLTO
レビュー乙
俺もゲリラした。
とりあえず手堅くまとまった話、という点では
>>911と殆ど同じ感想。
あゆと美汐という原作では出会わない組み合わせを上手く消化してる。
キャラの違和感は少なく、綺麗に纏め上げたSSだと思う。
914 :
名無しさんだよもん:2007/07/19(木) 23:31:07 ID:gW+LoCLTO
ゲリラも乙
915 :
名無しさんだよもん:2007/07/20(金) 08:28:34 ID:oLgDE/9kO
ksk
916 :
名無しさんだよもん:2007/07/20(金) 10:36:46 ID:nah/g4D90
かそく
↓指定よろ
・レビューする対象はタイトルを正式名称で指定し、版権とURLも明記すること。
いや、
>>916=
>>919なのはわかるけどね。ゲリラは頼むものじゃなくて自分でやるものだろう。
それに今は別に過疎っちゃいないだろ。3日〜7日の間に一つのSSがレビューされてるのはほど良い間隔だと思うが。
まあ、どの程度を過疎とするかの基準はともかく、
過疎ってるからって、それが「9がSSを指定、0がそのSSレビュー」を崩す理由にはならないけどな。
ま、さておきレビューする。
「言い出せなかった。」思いっきりネタバレしてるので注意
読んでて全然楽しめなかった。
祐一へのサプライズ誕生日祝い、その幸福感を「タイトルと、ラストの一文のオチ」でぶち壊すSS。なのだが、
ラストまでの過程が謎ジャム、故意に祐一にタックルをして痛い目に遭うあゆ、バカな北川とつっこむ香里、など
あまりにテンプレすぎて、なにも感じられなかった。
そんな不快感をもったまま、低いテンションでラストまで読んでしまったもんだから、
最後のオチにも、ああ、なるほど。とだけしか感想がなかった。
「祐一の誕生日のために、当日の祐一の友人たちの様子が変わってる」
っていう伏線があるが、それも安易なテンプレ行動につぶされてるとまで感じた。
そして失敗に気づいたのがSSのページからSS一覧のインデックスに飛んだとき。
「ジャンル:コメディ」
このときに、ああ、なるほど、と2回目の溜め息ついちゃったよ俺。
読み返してみれば、確かにギャグのテンポ、文章の間、笑える雰囲気は普通に良くできてる。
>>919がSSのジャンルを書いてくれれば、あるいはSS一覧のアドレス貼ってくれれば、
(
>>916でも「No.23」からタイトル書いてるんだし、)
最初からコメディ読むつもりで読んで、笑えたかもしれない。
レビュー乙。
はじめから最後までテンプレを越えるものではないため、そこで評価が別れると思われる
わかってて楽しむか、否か
それだけに集約されると思う
ちょっと読んでみたが、
>>920が言うほど鼻につく感じは受けなかったかな。
確かにテンプレ的ではあったが、不快なほどではなかった。面白いか、はまた別の話だけど。
れびゅー乙。
俺も読んでみたよ。
オチだけみればわりかし面白かったかもしれない。
でもなんだか途中の展開とかギャグがところどころ合わない気がした。
テンプレっていうのかな? よくある展開がずっと続くねえ、と思ったのは確か。
でもそれだけで笑えないってわけじゃないかもしれない。
よくあるネタでもそれなりに笑えることもあるもんな。
実際ラストのオチはそこらでしょっちゅう使われてるようなオチだし。
俺はその部分は悪くないって思ったわけだし。
それともよくあるネタが笑えなかったときにテンプレって言われるのかな。
そのへんの分類はよく知らんけど。
個人的にあわなかったギャグについて。
たとえば香織が北川を『犬』と登録するところとか。
上手く言えないけど違う気がするんだよ。
もっと毒のあるギャグでも笑えることはあると思うけど、
このSSの場合はちょっと読者としての自分を苛立たせることが多かった気がする。
そのあたりで気持ちが切れるか切れないかで評価が分かれるんじゃないかな。とおもた。
それに反して名雪とあゆが熱く抱き合うところとか。
真琴が36巻を買ってきてくれて、祐一が反省するところとか。
そういう微笑ましいタイプのギャグの方はちょっとよかったかも。
作者の適正なのか俺の好みなのかは判断がつかないけど。
オチも含めてどれも笑えるとこまではいかないんだけど、ギャグってのは爆笑しなきゃいけないわけでもないと思うし。
まあ微笑ましいと思わせるタイプのギャグと違って、
ちょっと毒を含むタイプのギャグは多少のリスクを含むものであることは確か。
それが滑ったとき、そのSS全体の印象を悪くしてしまうことがあるかもね。
あと、途中の展開が少々地味で単調に思えた。
邪推だけど、オチのために展開が犠牲になってる気もする。
925 :
名無しさんだよもん:2007/07/21(土) 08:29:34 ID:X/rmP8fUO
ゲリラも乙
926 :
920:2007/07/21(土) 08:48:10 ID:J5N2fnIG0
>テンプレにうんざり
>>920でも言ったことなんだけど、このSSをまずギャグだと思わずに読んじゃったことが問題だったんだ。
真琴の成長や、祐一と栞が今生きている現在を噛みしめてるところとか、
そういうシリアス気味な描写と、あゆたちのテンプレギャグ描写を無意味に交ぜる意図がさっぱりわからなくってさ。
そしてもう一度SSを読み返したときに、SSの出来の問題じゃなくて読み手の問題だったんだ、って反省したわけよ。
927 :
名無しさんだよもん:2007/07/21(土) 12:19:50 ID:X/rmP8fUO
指定はちゃんとしなきゃいかんって事だな
928 :
名無しさんだよもん:2007/07/21(土) 12:21:26 ID:X/rmP8fUO
↓指定よろしく
踏みます。
じゃあ、レビューしてみる。
「春夏秋冬 〜12ヶ月〜」 (Kanon)
10月。並木道にて 〜あゆと祐一〜 」
ttp://www14.plala.or.jp/RUNAWAY/ss/Kanonss_6_act1.html 内容自体はあゆEND後のほのぼの。祐一とあゆがデートしていちゃつくお話。
そういう意味ではよくあるSSの一つ。
この作品の特徴は、祐一の方があゆに甘えている場面があるところ。
月宮あゆは本編でも子どもっぽい言動の多いキャラクターで、SSとかでも祐一=保護者、あゆ=被保護者みたいに捉えられることが多い。
それは正しい捉え方だとは思うけれども、あゆが祐一に甘えるだけのキャラクターなのかというと、必ずしもそうではないと思ったりする。
というのも、本編での祐一は(過去の辛い記憶を受け入れることが出来ないなど)意外に繊細で脆い一面を持っている。
普段は幼いイメージの強いあゆのほうが、実はそんな祐一を見守っていて、時には彼を苦しみから守ってあげる母性を隠し持っているのかもしれない。(たとえば栞、名雪シナリオで祐一の幸せを願って奇跡を起すなど)
いつもは祐一があゆの面倒を見たりからかったりする一方で、その実あゆの方が祐一をどこかで守護している側面も本編にはあるんじゃないかと思う。
このSSで、悪夢に悩まされた祐一があゆの温もりで心を癒す場面は、二人の関係の隠された要素を端的に捉えているように思えた。
932 :
名無しさんだよもん:2007/07/22(日) 07:24:09 ID:gl+2kmgaO
レビュー乙
933 :
名無しさんだよもん:2007/07/23(月) 00:42:04 ID:47dFzWBpO
かそく
がぞぐ
レビュー乙です。
俺もゲリラします。
「春夏秋冬 〜12ヶ月〜」 (Kanon)
10月。並木道にて 〜あゆと祐一〜 」
ttp://www14.plala.or.jp/RUNAWAY/ss/Kanonss_6_act1.html で、それなりの面白さはあったと思う。
このSSは萌えっていうのとも、ほのぼのっていうのともちょっと違うような。
強いて言えば『にやにや』ってとこかなあ。
二人の仲むつまじさ、というよりはあゆの許容というか。
その辺になんかこう、ムラムラ、もしくはニヤニヤくるものを感じたというか。
このSSにはそういう力があったと思う。
でも、そのように自分が感じた理由というのは何だったんだろう。
祐一のほうからあゆに甘える、というシチュが少し新鮮だったというのもあるかな。
恋人同士としてはオトコが甘えるのも珍しいことじゃないんだろうけど。
あゆというキャラとのギャップに何か感じるものがあったのかもしれないね。
まあ結構面白かったよ。
ゲリラレビュー乙。
937 :
名無しさんだよもん:2007/07/23(月) 07:20:50 ID:NxI++OeY0
観鈴「往人さん、私加速するっ」
↓↓↓↓↓↓ どんな指定が来るのかな? 枠枠 ↓↓↓↓↓↓
踏むぜ
名雪シナリオアフター。
話の大筋としては、「名雪が事故って植物人間と化してしまい、何か幽体離脱した」という話。
だが何をやりたいのかがあまりわからない。
基本的に名雪の心情しか語られないんだよね。
それに基本的に名雪は周りの人間に接触出来ないから状況を見てるだけ。
傍観者にならざるを得ないのだが、地の文でカバーしきれてない印象もある。
というか祐一の性格がDQN入ってる。
また祐一と深く絡むのが栞というのも違和感がある。
あゆか香里の方がベストだった気がする。
作者は名雪ファンらしいんで、名雪以外は脇役なんだから、配役ミスは否めない。
むしろこういう場合はキャラを減らしても良いと思う。多いキャラを扱いこなせなかったら悪い方向にしか働かないし。
ともかく色々と微妙な話だったと思う。
942 :
名無しさんだよもん:2007/07/23(月) 23:46:18 ID:47dFzWBpO
レビュー乙
943 :
名無しさんだよもん:2007/07/24(火) 00:27:53 ID:cY2FOCiaO
かそく
ksk
かそく
晴子「観鈴ちんはホンマに加速やなぁ〜」
観鈴「もう加速してもいいよね」
晴子「あかん! 加速したらあかん!」
↓指定よろしく
踏んだ
読み終えました。
それではレビューさせて頂きます。
わりかし面白かった、と思う。
少なくとも中盤までは面白かった。
成長した汐がヒロインとなり、その汐の一人称で語られる物語である。
10年以上の年齢を重ねて成長した汐の性格というのは、俺には正直想像できない。
だから、このヒロインを『汐らしい』と思えたわけではない。
それでも一人のヒロインとして受け入れることはできたけど。
いいと思えたのは感情表現の分かりやすさと物語の特殊な設定を生かしたシチュエーション。
シチュについてはネタばれを含むから読んでくれとしか言いようがないけど。
テンポよく読むことが出来たと思う。ときどき挟む小ネタも効いてる。
キャラ表現は多少強引な気がするけど、勢いがある。
その中で、朋也だけは存在が異質な気がしたけどこれはテーマのせいなのかね。
そんな感じで読み物としてはわりと楽しく読めたのが中盤まで。
それに対して後半はちょっといただけない。
長い物語だからちょっと間延びしたってわけでもないんだろうな。
やっぱり内容が好きになれないんだよ。
特に精神世界がよくわからん。
蔵本編の精神世界もよく分からんかった俺だけど、それに輪をかけて分からん。
あと終盤の展開。
本編でテーマだった『父と娘』の関係の決算だけど、ここも好きになれなかったな。
タイトルはぜんぜん意味がわからんなあ。
こういう分かりにくいタイトルのSSを俺は普段は読まないね。
タイトルって物語の入り口だからさ、大事だと思うんだけど。
それとも『キャロスキュロ』ってのを俺が知らないだけなの?
だとしてもわざわざ調べてみたりしないけど。
作中でもまったく説明無いみたいだしね。
多少ネタバレになるけど、本編のテーマについても触れておこうかな。
ネタバレが嫌いな人はここからは読まないように。
思春期の娘の心情というのが、物語の軸になってると思う。
その表現について、読み物としては面白いと思うんだけど。
なんとなく現実性のなさというか、そういうものを感じてしまった。
このヒロインの「父親が好き」という感情は素直に受け入れ難い部分があったな。
「父親が好きな娘」を萌え表現として斜に見てる分には面白いんだけど(それが前半部分)、
それが真面目なテーマとして最後に現れてくるに従って、受け入れにくさが表面化してしまった気がする。
なんとなく、このヒロインの心情が男性の幻想っぽく思えてしまうんだけど。
リアルな思春期女性がこんなこと考えるかなあ、と今まで普通に読んでた意識が素にもどって冷めた感じ。
まあ、リアルかどうかってのは男の俺が言うことじゃないけどさ。
本当はリアルかどうかってことよりも生理的に嫌だっただけかもしれないけどさ。
以上。
953 :
名無しさんだよもん:2007/07/24(火) 21:55:18 ID:cY2FOCiaO
レビュー乙
レビュー乙
>>955も読んでみた。
汐の短編。
普通の日常の話という印象があった。
魔鏡に映ったマリア様を見て母である渚の姿を見る汐、という話。
子供らしい独特のテンポが感じられる話だった。
>955をゲリラ。但し、かなり勝手に解釈したレビュー。ネタバレあり。
渚がいなくて汐が元気に育っている、ということで原作にはない展開だが、
個人的には原作の汐EDに不賛同だった事もあり、こういう設定は認めたくなる。
朋也が全く出てこないが、パパに聞くと言ってるから生きてるんだろう。
読みどころでもあり難しい箇所でもあるのが、汐の「ママ」の理解
子供として作っただんごを必死に守ろうとしたり、隠しマリアを渚に見立てた事から、
母性的なものである事と、その役割は直感的に認識しているようだが、
他の子の「ママ」を伝聞でしか認識していないとか、だんごを子供に見立てている部分など、
単語としての「ママ」の意味を理性的に認識はしていない、という描き方。
上記の認識と早苗との会話から、汐はどうやら、
朋也や祖父母から自分の母親についてきちんとした説明を受けていない事が推測される
これは原作での古川夫妻の強さを思うとどうかな、とも思うが、
そこがテーマだとすればこのSSで描かれているのは汐自身の悲しさではなく、
渚の死を引きずっている古川夫妻と朋也の不幸なのかも知れない。
幼稚園の友達と遊ばずボタンとママゴトする汐の境遇、泣かない汐、出てこない朋也、
最後の秋生と早苗の会話で二人の絆は描かれても汐との絆は書かれない事など含めて、
悲しいだけでなく、救いのない印象を受けるSSに思えた。
改行はちょっと空白行多いかもしれないが、文章は堅実で読みやすい。
敢えて難を言えば園舎の描写が少し想像しづらかったが、
これは文章というよりオルガン鳴らすのが唐突なせいか。必要性あるかなこの場面?
古川じゃなくて古河だよ……
んじゃ指定どぞ↓
踏む
社会人になった朋也が芽衣と偶然出会ってくっつく話。
芽衣シナリオのプロローグ的な内容。
起承転結の「起承」で終わってる感じ。
朋也が芽衣に惚れた過程もすっ飛ばされて、唐突さは感じる。
言い方はアレだが芽衣がニコポ使って、朋也が喰らった感じ。
ネットの企画のSSだからだろうか。
とりあえず始まってすらも居ない話だとは思った。
芽衣シナリオ的な話がやりたかっただけなのだろうけども。
レビュー乙。
俺も読んでみました。
悪くはないと思います。でもなんか物足りないというか。
短いしあっさり読めるところは長所だとは思うけどね。
萌え分をまったく感じないってわけでもなかったし。
唐突だったという意見には賛成します。
でも正直このSSはこういう軽いSSなんだってことでいいような気もするけど。
軽く読めるSS、という事では同意だな。
そういうのも長所の一つだとは思う。
964 :
名無しさんだよもん:2007/07/25(水) 23:23:22 ID:Sd0jfswzO
レビュー乙
みさき「加速でいいと思うよ…」
966 :
名無しさんだよもん:2007/07/26(木) 00:47:31 ID:bGRnPGRoO
あゆ「僕のこと、加速してください」
ksk
↓指定よろしく
24時間立ったんで誰か再指定どうぞ。
969を踏みたい人もどうぞ。
軍事用語を知らない俺には理解不能。
ちょっと前のエースコンバットのクロスと同じで、祐一たちの陣営が相手より有利な戦闘をし、一方的な虐殺を行う事を正義と称するSS
未完結なので、なんで戦いになるのかも不明だし、なにより敵に魅力がまったく無い
一応、いくつかの作品がクロスしているみたいなんだが、肝心のヒロイン描写が好物と口癖、主人公に対する依存と典型的
まあ、祐一×あゆなのが唯一の救い
舞台はレシプロ機が主流なので、第一次から第二次にかけてだと思うが、それだけに話がものすごくマニアックなので、完全に読む人を選ぶと思われる
974 :
名無しさんだよもん:2007/07/28(土) 18:23:55 ID:PMSSyqupO
レビュー乙
レビュー乙。
名雪「ゆーいち、加速だよ」
舞「私は魔物を加速をする者だから」
↓指定よろしく
踏む
うーむ、厳しいSSだという感想しか浮かばないのが正直な所。
まず唐突にオリジナル単語が出てくる。矢次ぎに出てくる。
色々出すぎてイマイチ理解しづらい。
またキャラがかなり多いのもあって、掴みづらい。
言い方はアレだけど、やおい。やまなし、オチなし、意味なしのやおい。
全体的に平坦な話だと感じた。良く分からないまま話が進んでいく。
それとフレームは人にもよるだろうけど、読みづらいと思う。
以下は褒める内容でネタバレ内容。
むしろネタバレの部分だけが興味深い所だった。
中盤、ONEを元にしたネトゲが物語の中心にあるという事になってくる。
ONEキャラに入り込んで恋愛する、というゲーム。
これが連載されてた当時はそんなにネトゲも流行ってなかったと思うんで、そういう意味では興味深い。
今更だけど、9年くらい前の作品なのね。このSS。
この辺の設定だけ「ONEの二次創作」である事を再確認させてくれる。
むしろ面白いかな、と思ったのはこの辺くらい。
最後に一つ。
七瀬の名前が「ルミィ」って呼ばれてるが、こういうパロディSSでも名前をアレンジして出すと意味分からなくなるな。
オリキャラとオリ名前な既存キャラが混ざってるのも、混乱の原因の一つかもしれない。
983 :
名無しさんだよもん:2007/07/29(日) 00:17:32 ID:Wo8BWEaAO
レビュー乙
>981
>982
乙です。
みずか「かそくはあるよ、ここにあるよ」
そういうSSを指定しているのかと一瞬思っちまったい。
という無駄レスでかーそーくー。
987 :
名無しさんだよもん:2007/07/29(日) 20:44:22 ID:Wo8BWEaAO
かそく
↓指定よろしく
989 :
名無しさんだよもん:2007/07/29(日) 21:10:27 ID:WAoe40QkO
踏む。
一応、
>>999も残ってるから、それでラストだね。
次スレ後で立ててくる。
椋が杏を殺して朋也と恋人になる話。
朋也も椋が杏を殺した事を感づいてるけど、気にしないようにしてる。
だけど気にしないようにしてるのなら別に椋が杏を殺す必要がない気がするのは俺だけだろうか。
容量的な問題もあって、いまいち乗り切れない。
第一、警察は何をやっているのだろうか。
こういうタイプの話見る度に思うけど、実際の話、昼メロがどうとか以前に少年犯罪がテーマになってるんだよね。
でもそこに気づかずにやってる人も多い。
少年犯罪ってのは、そもそも簡単に取り扱って良い題材ではない。
だけども、どうしてもこういうSSに入り込んでくる要素だ。
そういう副次的な要素もあってか、いまいち乗り切れないSSだった。
>>991 杏が椋を殺してるよ
簡単に突っ込んでみる
ゲリラ〜。
自宅の裏庭に埋めるか?もうちょっと気の利いたところがありそうだけど。
この一点だけが気になった。
他に感想は特になし。
たまには板内のSS系スレのSSをレビューしてみたいな。最近ぜんぜんみかけんけど。
あまり倫理観のない漏れもゲリラ。ネタバレあり。
『わたしはくもになる』(CLANNAD、ややダーク)
http://www1.megax.ne.jp/natunokoori/09/watasi.html 朋也と椋が恋人同士な所、杏が椋を殺して入れ替わる、典型的なダーク系
殺されたのが杏か椋かは後半まで引っ張るが、特に騙しが入るわけでもない。
文章は薄味で読みづらくはない。
黒い話で殺害シーンとか女郎蜘蛛なんか出てくる場面もあるので、
むしろもっと凝っても良かったかな、ってくらいだが、無難っちゃ無難。
テーマ的には、書きたいのは杏の朋也への執着だろうってことで、
杏と椋による朋也の奪い合いは本編でも描かれているので特に違和感もなく、
なんというか、ダークなのに至って普通のSS、という印象を受けた。
朋也が疑念を持つ描写も一瞬で終わらせたり、
ラストが、杏があっさり罪悪感を克服したような一文で締まる事から、
人殺しという大業をさらっと描く、それにより杏の強さと怖さを書く、
というのがテーマなのかも知れないとも思ったが、
それだと何度も出てくる女郎蜘蛛だの夢の描写だのが蛇足なので、
単に黒くしようとして黒くならなかっただけかも知れない。
椋を殺さないといけないと思うまでの心情をもっとしっかり書くか、
殺害後の罪悪感、恐怖感に重点を置くかした方がインパクトはあったろう。
その辺を書き出すとキャラ描写が難しくなってくるものだが。
いずれ、ダーク系な割に抵抗感がなく読めたSSでもあるが、
逆に言うと、違和感が出ない程度しかキャラを描いてないSSだと思った。
995 :
名無しさんだよもん:2007/07/30(月) 00:10:54 ID:/wz1S9/TO
ksk
レビュー乙。
失礼ながら新スレ先に立てました。
1000ならはろあげ、EK、DT、祐二、倉田大介復活
1001 :
1001:
∧_∧
< `ш´>
_φ___⊂)_ 以上、このスレッドは私が執筆した。
/旦/三/ /| 新しい新スレにも期待してくれたまえ。
l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l |
| 超1000res |/