渚と朋也の夜の生活日記

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457年納めは姫納め?!
「覚悟しろよ、小僧。今日こそは渚と汐の前で『ひぃひぃ』言わせてやるからな」
「笑わせてくれるぜ、オッサン。その言葉、きっちりとそのまま返させてもらうぜ」
大晦日、昼過ぎに古川ベーカリー前に立つ俺たち二人。
オッサンの手には大きな杵が握られ、びっしっと俺に向かって指す。
「途中で根を上げて失望させるなよ」
「ふ、オッサンこそな」
にやりと笑みが沸いてくる。
「朋也くーん、がんばってくださーい」
「ぱぱもあっきーもがんばれー」
少し離れたところで俺のことを応援する、愛すべき家族。
「いくぜーーー!!!」
「うおおおおおお!!!」
ぺったん!ういせ!ぺったん!ういせ!ぺったん!ういせ!
「どうした、オッサン。腰が引けてるぜ」
「ヘッ、おめぇの手が遅えから手加減してんだよ。本気をだしてやるかぁ?」
「うっしゃぁ、こいや、オッサン」
「いよっしゃあああああ!!!」
ペタン!ペタン!ペタン!ペタン!ペタン!
は、早い!
「秋生さ〜ん、かっこいいですよ〜」
「お父さんすごいですっ!」
「あっきー、かっこいい」
「むぅ、やるな、オッサン」
本当に豪語するだけあるぜ。
「ハッハッハッ!まだまだ早くなるぜー。うおりゃあああ!!!」
ペタ!ペタ!ペタ!ペタ!ペタ!ペタ!ペタ!ペタ!ペタ!ペタ!
「はあっはっはっはっはっはっは!!」
す、すごい。
でも…すごんだが。
458年納めは姫納め?!:2005/12/31(土) 23:01:06 ID:0jEEG/Ep0
「オッサン、早すぎて返せねえっての!」
「ヘッ、情けねえ野郎だな。おい、早苗。久しぶりにやるぞ」
「はいっ!腕がなりますね」
腕をまくり、まるでいつも朝にパンを焼く前のような気合入れようの早苗さん。
「朋也さん、そっちで渚たちといっしょに見ていてくださいね」
「あ。は、はい」
言われたとおりに、渚の隣で二人を傍観することに。
「お父さんとお母さんの餅つきが始まります。朋也くん、よく見ていてください」
「え?」
どういう意味?
「ペッ!よし、行くぞ、早苗!」
「はいっ」
にこっと笑い、手に水をつける早苗さん。
「うおりゃーーー!!!」
気合を入れ、オッサンはさっきの俺と同じスピードで杵をついている。
ペタン!ペタン!ペタン!ペタン!ペタン!ペタン!ペタン!ペタン!
「はい、はい、はい、はい、はい、はい、はい、はい」
す、すげぇ。
開いた口がふさがらない。
あのスピードのオッサンの動きに早苗さんはしっかりと返している。
「あっきー、さなえさん、すごい」
「ハッハッハッ!俺と早苗の愛があればこんなのは造作ねぇぜ!」
う、うむぅ。
オッサン、どうしてこういうときだけかっこいいことをできるんだか。
「よっしゃあ、これでフィニッシューーーッ!!!」
杵を大きく持ち上げ、思いっきり振り下ろした。
ぺたーーーーん!
459年納めは姫納め?!:2005/12/31(土) 23:02:05 ID:0jEEG/Ep0
グキッ!
「グキッ?」
なんか…今、鈍い音が…。
「オッサン、何だ、今の音は?」
しかし、返事がない。
「おい、オッサン!」
と、オッサンは首だけこちらに向けて汗いっぱいにニッと笑顔を作った。
「な、なな、な、なんでもねえよ」
なんでもないにしちゃ、ずいぶんと声が震えているような。
「さ、さあ、先に中に、入って、ろ。あとは、俺た、ちに任、せろ」
「あ、ああ」
おかしい、明らかにおかしい。
おかしいけど…入っててやるか。
いや、入ってないといろいろとまずいことになりそうだし。
「渚、汐、とりあえず中に入るぞ」
「はい」
「はーい」
二人の手を引き、店の裏手に回る。
『バターン!』
『秋生さん、しっかりしてください!』
「あのぉ、朋也くん」
「聞くな、何も聞いてないことにしろ」
460年納めは姫納め?!:2005/12/31(土) 23:02:40 ID:0jEEG/Ep0
「はい、朋也さん、さっきのお餅です」
「ありがとうございます」
早苗さんからタッパーに切り分けられた餅をいただいた。
まだちょっと暖かい感じだ。
「お母さん、お父さんは大丈夫ですか?」
「大丈夫ですよ、ほんのちょっと休めば治るといってますから」
いや、絶対にさっきの音はちょっと休めば治るような音じゃないと思うが。
結局、オッサン、あのあと俺たちの前に現れることはなかったし。
「それでは、よいお年を」
「早苗さんこそよいお年を」
461年納めは姫納め?!:2005/12/31(土) 23:03:17 ID:0jEEG/Ep0
「さっきもらってきたお餅でお雑煮を作ってみました」
「お、こりゃ、うまそうだな」
雑煮なんて、小学生の給食で食って以来だ。
以前、春原のところでそれらしきもんを食った気はするがありゃ雑煮じゃない。
糞不味かったしな。
「しおちゃんには、小さく切ったお餅を入れておきましたからね」
「おー」
「よく噛んで食べるんだぞ。じゃないと、喉に詰まるからな」
「はーい」
大きく手をあげて答える汐。
「よし、それじゃ、いただきます」
「いただきます」
「いただきまーす」
さっきの餅をまず一口。
「おぉぉぉぉぉぉ」
伸び〜る、伸び〜る、伸び〜る。
「おぉ、この餅、美味いな」
さすが手作りの餅。
伊達にオッサンが故障してまで作ったものじゃないぜ。
「ん〜〜〜〜」
汐もさっきの俺のように餅を伸ばしている。
「んむんむ。ん、おいしい!」
「よかったです。まだまだたくさんありますから、どんどん食べてくださいね」
462年納めは姫納め?!:2005/12/31(土) 23:04:01 ID:0jEEG/Ep0
『再うpをし〜てあげよう〜、君だけに〜』
紅白を見ながら時計を見る。
もう、今年もあとのこりわずか二時間ばかり。
汐も今日は起きてる、と言っていたけど、今はすっかり夢の中で楽しんでいるようだ。
「今年もいろいろあったなぁ」
「はい。楽しいことがいっぱいがありすぎて今年もいい一年でした」
「そうだなぁ〜」
ビューーーゥ、ガタガタガタ。
外はずいぶんと風が吹いているらしいな。
ゴトッ!
と、本棚から一冊の本が。
「あ…」
二人の日記だ。
「そうっか…そういえば、この日記も、今年からまた書き始めたんだっけな」
「はい…椋ちゃんにも、たくさんたくさん、いろんなことを教えてもらいました」
「そうだな…」
思わず、二人で過去の行為を振り返ってみる。
今、こうやって見ると、やっぱり…ちょっとこっ恥ずかしいな。
日記から顔をあげ、渚の方を向く。
同じように、渚も俺のほうを向いていた。
自然と視線が重なる。
やさしい瞳、そして少し赤みを帯びた頬。
気が付くと、俺たちは唇を重ねていた。
「朋也くん…」
「…今年最後の姫納め、しようか」
「………はい」
463年納めは姫納め?!:2005/12/31(土) 23:05:01 ID:0jEEG/Ep0
今年一年を世話になった布団の上に、ゆっくりと渚の体を横たえ、軽く唇を交わす。
唇から頬、耳、首、うなじ。
軽いキスを無数にしていく。
渚も積極的に同じように俺の唇、頬、耳、首、うなじにキスをしてくれる。
そして、唇どうしが再び重なる。
「ん、んんっ…」
「はぁ…んむっ」
ぎゅっ、と抱きしめ、互いの口中を貪り合う。
後ろに回した手で髪をとめているリボンを解く。
長く、赤みがかった茶髪が、はらりと広がる。
唇を離し、両掌で服越しに乳房を揉み解す。
「また…大きくなったか?」
掌に返ってくる柔らかな感触。
「えっと…ぅん・・・わからないです」
きゃしゃで、簡単に壊れそうな体に初めて触ったときのことは今でもよく覚えている。
まだ少し未発達な体で、まったく初めてなことを始めるというのに、それでも、俺を少しでも喜ばせようと、少しでも尽くそうと頑張ってくれたのを覚えている。
「ずいぶんと女らしくなったよ」
「あぅん…ありがとうございます」
掌をボタンに移し、ぷち、ぷち、と一つずつ、ゆっくりと外して、同時にスカートも脱がす。
真っ白な純白のブラジャーとパンティが下から現れ、清純なイメージの渚にぴったりとあっている。
下着の上から割れ目を一なでしてみる。
「もう濡れてるな…」
「えっと…はい」
「正直だな、やっぱり」
「もう…朋也くん、意地悪です」
「悪い」
くすっ、と小さく二人で笑った。
「脱がすぞ」
「はい」
ブラをゆっくりと上げ、ぷるんとしたやわらかな乳房が現れる。
桜色の乳首を口に含み、舌でちろりと一回転させ、ちゅうっ、と吸う。
一定のリズムで繰り返し、空いた手で割れ目の上からなで続ける。
464年納めは姫納め?!:2005/12/31(土) 23:06:44 ID:0jEEG/Ep0
「ふぅ…んぁ…ぅ…くぅん、朋也くぅん」
乳首を刺激しつづける、俺の頭をぎゅっと抱きしめる渚。
「今日はずいぶんと積極的だな」
「えと…姫納めだからです」
「…今考えただろ」
「いえ、そんなこと、んんっ!」
もう十分に濡れた蜜壺に指を侵入させる。
「ず、ずるいです、朋也くん…」
「じゃ、やめようか?」
「え、えっと…」
「冗談だよ」
軽く出入れして、パンティを足から抜いた。
「朋也くん、さっきから私ばっかりです。私にもやらせてください」
と、半脱ぎ状態の渚が、今度は俺の服をゆっくりと脱がしていく。
「あ…」
上着を脱がし終わり、ズボンに手をつけたときに、小さく声を上げた。
でも、それに動ずることなく、チャックを下げ、ボタンを外す。
昔だったら、その場で両手を使って顔を隠したものだったんだけどな。
俺は腰を浮かし、脱がすのを手伝い、ズボンを足から抜くと、股間からは大きなテントが現れた。
壊れ物を扱うように手を伸ばし、そのテントに触る。
「すごいです…上からでもすごく熱くなってます…」
少しの間、目を丸くしていたが、やがてトランクスにも手をかけ、ゆっくりと下げていく。
「うわぁ………すごい…です」
既にガチガチの最強状態までなった俺のモノが渚の前に現れた。
渚のやわらかな手がモノに触れ、上下に動かす。
「うっ…ん…うぁぁ…」
「えっと、気持ちいいですか?」
「ああ…いいぞ」
「よかった…はむ…」
その小さな口に含み、ねっとりとした舌でモノを刺激する。
「うっ…渚。腰をこっちに」
「ちゅぷ…はい…」
465年納めは姫納め?!:2005/12/31(土) 23:08:24 ID:0jEEG/Ep0
渚のお尻が目の前にやってくる。
渚に負けじと、オーラルセックスにはオーラルセックスで対抗する。
「ちゅぷっ、んっ、んむっ、んん、んむ、んっ、んっ」
さすが…今年一年間でかなり腕を上げただけあって…かなり…。
「んぅ…渚、ちょっ、もう…出る」
「んんぅ、出して…ください、全部…受け止めますっ」
「渚っ、んぅ、くっ!」
「ん、んんんっ!!」
びゅくん!びゅくん!びゅく!びゅく!
「んんっ…ん…」
「うっ…あぁ…」
全てを渚の口中に吐き出した。
「んく…んく…」。
「渚、無理するなよ。あんまり得意じゃないのに」
「んっ…姫納めですから…」
「渚…」
「それに…朋也くんのですから」
心臓がドキンとなる。
「あ…朋也くん…また…」
「なぎさっ!」
ガバッ!
「きゃっ!」
つい、押し倒してしまった。
潤んだ瞳に少し汗ばんだ体。
「もう…我慢できない」
「…はい、来てください、朋也くん」
戸棚に手を伸ばし、中から四角い袋を取り出す。
「朋也くん、今日は大丈夫な日ですから…その…」
耳を疑った。
「渚…おまえどうした?」
「えっと…椋ちゃんが…本当はこっちのほうが男の人が喜ぶって」
466年納めは姫納め?!:2005/12/31(土) 23:08:59 ID:0jEEG/Ep0
お、おいおい。
そうかもしれないけど…。
「やっぱり、これじゃだめでしたでしょうか?」
あー、もう。
姫納めなんだからもう何でもありだ!
持っている四角の袋を投げ捨て、渚の唇に重ねた。
自分の精液のせいで少し苦い。
「いくぞ…渚」
「はい」
ギンギンに回復したモノをその割れ目に添え、一気に奥に貫く。
「…っあああ!」
「うっ、ああっ」
ジュプッ、ジュプッ、ジュプッ、ジュプッ。
完全に俺たちは乱れていた。
ここには、もう何も考えられずに腰を動かし、一つの動物になっている二人がいた。
「ううっ、ああっ、あっ、あっ、あっ、あっ!」
「くううううう、ううっ、渚ぁ!」
「はぁぁっ、朋也くん、朋也くん、朋也くーん」
「はぁ、はぁ、はぁ、ううっ、すぐに…出るッ!」
「はぁん、来て、来てください、来てくださいーッ、朋也くーん!」
ドクン!ドクドクドクドク!
467年納めは姫納め?!:2005/12/31(土) 23:09:40 ID:0jEEG/Ep0
「つ、くぅっ!」
「ふぁ、ふあああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
俺と一緒に渚もオーガズムの波に呑まれた。
「つぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
「はぁ…はぁ…はぁ…」
渚の中から引き抜くと、結合部からは、二度目にもかかわらず、大量の精液が逆流して溢れ出してきた。
「はぁ…出てます…朋也くんのが…ああ…」
恍惚が続き、ぴくぴくとまだ痙攣をしている。
「渚…」
波に包まれている渚にやさしく唇を重ねた。
外側からは除夜の鐘が鳴り響いてきた。
「今年もありがとう、渚」
「はぁ…朋也くん…こちらこそ、ありがとうございました」
468年納めは姫納め?!:2005/12/31(土) 23:10:14 ID:0jEEG/Ep0
ガヤガヤガヤガヤガヤ。
「うー、寒ぅ」
「朋也くん、甘酒貰ってきました」
「おう、悪いな」
「はい、しおちゃんも。熱いので気をつけてくださいね」
「おー」
新年を間近に控え、近くの大きな神社にやってきた。
あと、もう数十秒後には今年も終わりだ。
「ぱぱ、まま」
「ん?なんだ、汐?」
「んと、きょうせんせいがいってたけど」
杏が?
「ぱぱとままのひめおさめをじゃましちゃいけないって」
ブッ!
「そのまえに、ひめおさめってなに?」
「え、えとな」
きょ、杏め!
いつもは変なことを吹き込むなといってるくせに!
「なんなの〜?」
「そ、それはだな」
469年納めは姫納め?!:2005/12/31(土) 23:11:41 ID:0jEEG/Ep0
と。
『A HAPPY NEW YEAR!!』
「お?」
いつのまにか新年になったらしい。
しまったなぁ、瞬間逃しちまった。
「朋也くん、しおちゃん、あけましておめでとうございます」
「おう、おめでとう。今年もよろしく」
「よろしくおねがいします」
「よろしく、おねがいします」
「よし、いい子だぞ、汐」
深々と頭を下げた汐の頭をなでてやる。
にこっと笑う、汐と渚の顔は何よりの宝物だ。
神さまなんか信じないけど、もしもいたのなら…。
今年も一年間、この家族が安泰に過ごせるように見守っていてください。

あけましておめでとうございます。
470名無しさんだよもん:2005/12/31(土) 23:13:49 ID:0jEEG/Ep0
年内にもう一作書きたく、何とかギリギリで間に合うことができました。
年納めということで、今までで最もエロくしてみました。
今年一年間での朋也と渚の努力の結晶と思っていただければ幸いです。

とはいえ、必要以上にエロくしてしまったのではないかとちょっと心配していたりします。
471名無しさんだよもん:2005/12/31(土) 23:35:04 ID:ZrO/4Vik0
乙。
俺はエロいほうがいい、大歓迎だ。むしろもっと(ry

VIPSTARワロスw
472名無しさんだよもん:2005/12/31(土) 23:41:23 ID:CgDwN/4H0
興奮納めさせてもらったっす
473名無しさんだよもん:2006/01/01(日) 02:06:16 ID:o4T4EsFJ0
>「んと、きょうせんせいがいってたけど」
大晦日まで保育士やってる杏も大変だな・・・

・・・今日じゃなくて杏だったか。
なにしろ乙。
474 【大吉】 【1914円】 :2006/01/01(日) 18:55:20 ID:Td/ypZud0
>>457-470
GJ!
手作りの餅なんてここ10年ぐらい食べてない気がするなぁ。
475名無しさんだよもん:2006/01/08(日) 21:56:11 ID:l6arYnaY0
保守
476!omikuji!otoshidama:2006/01/08(日) 22:34:43 ID:NwLCgOo+O
乙です(・∀・)ゞビシ
477名無しさんだよもん:2006/01/17(火) 20:09:51 ID:DlTXAoFd0
ho
478名無しさんだよもん:2006/01/24(火) 22:50:42 ID:fUOSFRam0
久々に良SSスレハケーンの予感
みんなGJ!
479名無しさんだよもん:2006/01/25(水) 00:30:32 ID:HepHdrDi0
・・・気付くの遅いよ
そしてわざわざAGEんな
480名無しさんだよもん:2006/01/25(水) 12:49:01 ID:XGfYemrSO
ぬるぽ
481名無しさんだよもん:2006/01/25(水) 23:27:25 ID:3+ron5RV0
ガッ
482名無しさんだよもん:2006/01/26(木) 01:26:21 ID:iRFJaHmP0
チャ
483名無しさんだよもん:2006/01/26(木) 09:21:57 ID:zoa1D6Bh0
ピソ
484名無しさんだよもん:2006/01/26(木) 23:28:15 ID:llSBsBOAO
サロ
485名無しさんだよもん:2006/02/04(土) 18:40:54 ID:vBOLXezi0
いつもSSを書かせてもらっているものです。
節分ネタで一つSSを書いたのですが………スレタイに沿わないものになってしまいましたorz
エロ無しでよかったら投下しても良いのですがどうでしょうか?
486名無しさんだよもん:2006/02/04(土) 18:53:23 ID:tG/LEfbl0
おkおk
487まーめーまーきー:2006/02/05(日) 03:37:32 ID:NUg6OqHI0
「豆まきぃ?」
「そ。朋也ならちょうどいいかな、って」
節分のちょうど一週間ほど前、杏が保育園で豆まきをするからってやってきたのが始まりだった。
「ん〜、そうだなぁ…。まぁ…別に構いはしないけど…。ちょうど仕事も休みだし」
と、今日の表情が驚きのものに変わる。
「あら、ちょっと意外ね」
「何がだぁ?」
「いやぁ、朋也のことだから、『めんどいからパス』とでも言うかなって思ってたのに」
「だったら頼みにくるな!」
「まぁまぁ」
「ったく。でも、俺一人だけで大丈夫なのか?何なら、芳野さんあたりにも声を掛けてやらなくはないが」
「あ、大丈夫。もう一人、ちゃんと確保してるから」
もう一人確保?
一体誰を?
488まーめーまーきー:2006/02/05(日) 03:38:10 ID:NUg6OqHI0
「―――で、なんでおまえもいるんだ?」
「いやぁ、どうしてもお願いされたんじゃ、やっぱり断りきれないじゃん?」
久々に会うのがこんな所でこんな機会にかよ。
「でも、おまえ仕事はどうしたんだ?」
「今日は有給とった。これでも結構忙しく仕事してるから、とるのが簡単じゃなかったんだからな」
「へぇ…意外とちゃんと仕事してるんだな」
「『意外』って言葉がちょっと引っかかるんですけどね」
ま、なんにしても、一応ちゃんと社会人してるんだな。
昔に比べれば、やっぱりちょっと大人になったんじゃないか。
「はいはい。そこの二人、これかぶって」
「ん?なんだこれ?」
「鬼の仮面だろ」
「で、これでなにをするんだ?」
「お前、今日何しにきたんだよ。今日は節分だから、杏の保育園でその手伝いをするために来たんだろ?」
「な。そんなの聞いてないぞ」
「はぁ?」
なんか、また雲行きが怪しくなってきたぞ。
「僕は杏が来てくれたらいろいろいいことをしてくれるって言ったからきたんだぞ!」
489まーめーまーきー:2006/02/05(日) 03:39:20 ID:NUg6OqHI0
………ああ、なんか頭痛くなってきた。
未だにそんなこと信じてやってきたのか。
やっぱりさっきの言葉撤回。
こいつは昔とまったく変わってない。
「こんなことやってられるか。僕は帰る!」
「おおーっと、どこにいくのかな、陽平?」
お、おい、春原、杏のその目は…。
「僕はだまされたんだから、僕は帰るんだよ!」
「そんな威張っていうほどのこのじゃない気がするが…。じゃなくて、諦めて鬼になるんだな」
「何で僕が鬼にならなきゃならないんだよ!あ、岡崎が鬼になって僕が豆を投げればいいんじゃないか」
「逆はあってもそれはないでしょ。それが産まれもって決まってる自然の摂理なんだから」
「なんですかねぇ、その理論は!?」
「ぐちぐちいってないで鬼の役を買って出なさい!」
「やだよ!」
「『ぎろっ』」
「ひいぃぃぃ!!??」
俺はそっと、春原の肩にポン、っと手を置いて、
「あきらめろ」
と、小さくささやいた。
490まーめーまーきー:2006/02/05(日) 03:40:42 ID:NUg6OqHI0
「はぁ…。僕が来たのはすごく馬鹿らしいじゃないか。こんなんじゃ来なきゃ良かった…」
「お前が杏の言葉にほいほいと乗せられるからだろ。自業自得だ」
終った後に片付けをしながら、春原がぐちぐちとこぼす。
「おつかれ、二人とも」
「おお、杏。そっちこそおつかれ」
「ああ、朋也。あんたはもう上がって。汐ちゃん待ってるから」
「おお、そうか」
「ちょっとまったぁぁ!僕はどうなるんだよ?」
「あんたは他の職員さんたちと最後まで片付け」
「なんで岡崎と僕じゃこんなに待遇違うんだよ!不公平だ!訴えてやる!」
「あらぁ、陽平。結構言うようになったじゃないの…」
ボキ!ボキ!
杏の手が鳴る。
「ひいぃぃぃぃ!!!!やりますやります、やればいいんだろ!」
「お前、とことん弱いんな」
「ちくしょう…いつか…いつか…」
491まーめーまーきー:2006/02/05(日) 03:42:41 ID:NUg6OqHI0
「ただいま〜」
「ただいまぁ〜」
「お帰りなさい。朋也くん、おつかれさまでした」
「ああ。そうそう、春原が来てた」
「春原さんが?」
「ああ。杏の言葉にだまされて来たらしい。ま、自業自得だな」
「あはは…、ちょっとかわいそうですね」
「ま、あとで杏がいっしょに飯を食いにいくって言ってたから、まぁ、まんざらでもないんじゃないか」
「そんなものでしょうか?」
「そんなもんさ」
春原が杏と飯を食うなんて、しかもおごりなんて絶対にないようなシチュエーションだろうし。
「あ、朋也くん。さっきお母さんが来てくれたんですけど」
「早苗さんが?」
「はい。大豆を持ってきてくれました」
「大豆かぁ」
「明日にでもこの大豆でなにか作ってみたいと思います」
「ああ、そうだ、渚。せっかくだからさ」
「はい?」
「うちでも豆まきしないか?」
「豆まきですか。いいですね〜。実家にいた時は、毎年お父さんが張り切って豆をまいてました」
オッサンらしいっていうか、なんともこのイベントに似合いそうな大人だ。
中身はおっきな子供だしな。
「それじゃ、豆を煎って来ますんでちょっと待っててくださいね」
492まーめーまーきー:2006/02/05(日) 03:51:44 ID:NUg6OqHI0
「煎って来ました」
「おう、サンキュ」
豆まきで使うのは大豆の煎り豆で生豆は基本的に使わないらしい。
理由としては、生豆だと拾い忘れて豆から芽が出ると良くないからだそうだ。
それと、木火土金水の五行で大豆はその硬さから金に属し、昔の慣習で災厄は金にあるって言われていたらしい。
だから、その金を火で炙り、その金を制し、災厄である大豆を外に捨てることで鬼を外に出すような表現になった、って話だ。
大豆を食べるのもその原理の一つらしい。
っていうことを以前ことみから教わった。
「ほら、汐。パパが『鬼は外』と『福は内』っていったら豆をまくんだぞ」
「うん」
「それじゃいくぞ。鬼は〜外〜」
バララララ。
「福は〜内〜」
バララララ。
「鬼は〜外〜」
バララララ。
「福は〜内〜」
バララララ。

「んむんむ」
豆まきが終っての夕食。
汐が恵方を向きながら大きな巻き寿司にかぶりつく。
こうすると一年間、いいことがあるらしい。
「うん、お。うまいな、この巻き寿司」
「はい。お母さんが大豆を持ってきてくれたついでに教えてくれたんです」
「へぇ…さすが早苗さんだなぁ」
なんか、今年も一年間いいことが起こりそうな気がしてきたなぁ。
これも、やっぱり毎年の慣習にしていこうかなぁ。
こんな風に、いつまでも笑顔の耐えない家庭を続けていくためにも。
おっと、物事に頼ってばっかりじゃなくて、俺も仕事を頑張らないとな。

こうして、節分の日も過ぎていくのだった。
493名無しさんだよもん:2006/02/05(日) 03:53:29 ID:NUg6OqHI0
今回は会話をちょっと多めにして、今までとはちょっと違った感じにしようとして見事に失敗。
エロもないし…いろいろすみません・・・逝ってきます
494名無しさんだよもん:2006/02/05(日) 06:11:44 ID:wqPtSDbF0
「豆」とか「巻き寿司」とかの単語でエロいことを想像した自分を恥じてしまうほどの力作、乙。
岡崎家とこのスレ住民、葉鍵板に福がありますように。
495名無しさんだよもん:2006/02/08(水) 16:38:45 ID:3/7/swmb0
>>487-492
GJ!
496名無しさんだよもん:2006/02/08(水) 22:09:58 ID:rkHCaaTPO
こういう、ほんわか系は好きだ
497名無しさんだよもん:2006/02/16(木) 14:33:28 ID:BO5lrzFz0
保守
498名無しさんだよもん:2006/02/25(土) 17:05:32 ID:fxPOEK300
保守〜
499夜の生活はデラックスうぐいすぱんで:2006/02/26(日) 02:48:55 ID:yO0Z+TY60
「えーっと、確かこのあたりに仕舞ったはずなんですけど…」
そろそろ春物の洋服を用意しなきゃならないですねぇ。
まだ冬の寒さは厳しいですけど、この寒さももう少しで抜けて、暖かい春がやってきます。
ですから、ちょっと早いですけど、今から用意しておいてもいいですよね。
でも、何処に仕舞ったのかなかなか出てきてくれません。
「ん〜、よいしょっ!」
今度はタンスの一番上を開けてみました。
『ゴトッ』
「え?」
何かが落ちました。
なんでしょう?
落ちたものを拾ってみると、
「これは…えっちなビデオですっ!」
そうですっ、前に見つけたときにこのタンスの中に仕舞っておいたのをすっかり忘れてましたっ。
朋也くんに言おうとしていたのに、結局は言うの忘れてましたっ。
「困りました。どうしましょう」
…それにしても、前にも思いましたけど、カバーの女の子は胸も大きくて私から見てもとても綺麗な人です。
やっぱり朋也くんはこういう女の子が好きなのでしょうか?
…えっと、やっぱり一度朋也くんの見ているものを見ておいたほうがいいのでしょうか?
とっても気になります。
えっと…えっと…。
「デラックスうぐいすぱんっ!」
これで勇気が出てきましたっ!
これは朋也くんがどんなことを望んでいるのか見るためです。
そのために見るんですっ。
そうです、ですから…その…。
一生懸命に自分に言い聞かせながら、ビデオデッキの中にそのテープを入れます。
「えっと………さ、再生します」
リモコンのボタンをぽちっと押します。
500夜の生活はデラックスうぐいすぱんで:2006/02/26(日) 02:49:55 ID:yO0Z+TY60
画面にはまず『あの女子は僕の妻-子供を作るためにどんどん中に出せっ!-』というタイトルの後、学校のシーンから始まりました。
はぁ、まだなにもないのですが心臓がドキドキしています。
それに、ちょっと音量が高い気がしますっ。
こんなのご近所さんに聞こえたら恥ずかしいですっ。
「えっと…とりあえず、もうちょっと音量を下げます」
…多分これくらいなら大丈夫だと思います…。
いつの間にか、学校のシーンが終わって二人で一緒に帰宅するシーンになりました。

『なぁ、美坂ぁ〜、頼むよ〜』
『だめよ、北川くん。先月もそんなこといって、結局うまくいかなかったでしょ』
『そこを何とか頼むよぉ〜』
…えっと。
どうしてこの二人は最初の男の人と女の人より目立っているのでしょうか?
『お、なになに?これテレビカメラ?俺、北川潤!イェイ!イェイ!』
『ちょ、北川くん!』
ブツッ!
あ。
なんか画面が切り替わりました。
一体どうしたのでしょうか?
あ、元に戻りました。
なんだったのでしょうか?
501夜の生活はデラックスうぐいすぱんで:2006/02/26(日) 02:50:34 ID:yO0Z+TY60
『そういえばさ』
『ん?なあに?』
『もうすぐ…俺たちも卒業だよな』
『う…ん、そうだよね…』
俺は、振り返って楓を思いっきり抱きしめた。
『離れたくない…卒業しても、ずっといっしょにいたい』
『江一…』
泣き出す楓。
涙が俺の胸に広がっていき、抱きしめる腕にもさらに力が入る。
恋しい…。すごく恋しい…。
『楓…結婚しよう。今のアパートで、ずっと、いっしょに暮らそう』
『……うん…うれしいよ…江一』
『楓…』
誰もいない路地の隅で唇を重ねる。
温かな体温が唇を伝わり、腕の中には本当に楓がいるんだと実感させられる。
『…ねぇ、江一』
『ん?なんだ?』
『私、子供ほしいな…だから…』
『…ああ、俺もほしい。けど、いいのか?』
『うん、後悔しないよ』
俺は…決心した。
初めて体を重ねて、それで最後は必ず中に出すことを!

※会話シーン以外はすべて妄想です。天の声です。実際のAVとは少々異なっております。

ふあぁ…。
すごくえっちですっ!
朋也くんはこんなえっちなものを見ているのですかっ!
えっちすぎてこれ以上見れませんっ。
…でも、まだ続きはあります…。
またいつの間にかシーンは変わって、次はアパートの一室になっていました。
「わー!まだ心の準備が!」
502夜の生活はデラックスうぐいすぱんで:2006/02/26(日) 02:51:13 ID:yO0Z+TY60
『じゃ、楓、脱がすよ』
『うん…』
俺は、楓のピンク色のブラとショーツをゆっくりと下ろしていく。
ショーツにはすでに小さな染みができており、それを見ると思わず喉が鳴る。
『もうこんなに濡れてる…』
『いやぁ、そんなにみちゃいやぁ…』
ショーツと秘所の間には透明な糸が引かれ、指を押し当てるとくちゅりといやらしい水音が聞こえる。
その上、その独特の匂いが鼻をくすぐり、もっともっとその魅力にとりつかれていく。
『もっと…見たい』
『ああっ…いやぁ、そんなぁ…』
指を一本、愛液に十分に絡ませ、そのままゆっくりと膣内に進入させていく。
初物であることを証明するかのように指は膣圧でぎゅうぎゅうと締め付けられ、力を抜くとどんどん奥へ奥へと引き込まれていく。
その上、愛液もそれに連動するかのように指に「これでもか」というように絡みついてくる。
『どんどん溢れてくる…』
『やだぁ…恥ずかしいよぉ……ぐすっ…』
あまりの痴態に、楓は顔を隠してしまった。
ちょっと調子に乗りすぎた。
『ああ、ご、ごめん…』
『…ぐすっ…それじゃ、言うこと聞いてくれる?』
『あ、ああ、何でもいいなよ』
俺のできる範囲のことなら…だけどな。
『…それじゃ……江一のも見せて…』
…はい?
『…えっと……』
『…やっぱり、だめ?』
再び目に涙を溜める楓。
『わ、わかったよ。だから泣くなよ』
ちょっとびっくりした。
まさか、俺のモノを見せろ、なんて思ってもいなかったし…。
…やっぱり、女の子でもこういうところだとえっちな気分になっちゃってるのかな。
………ともかく、俺は言われたままにそそくさとジーンズとトランクスといっしょに下ろし、自分のそそり返ったモノを取り出した―――。
※会話シーン以外はすべて妄想です。天の声です。実際のAVとは少々異なっております。
503夜の生活はデラックスうぐいすぱんで:2006/02/26(日) 02:52:10 ID:yO0Z+TY60
「ふわぁ…」
朋也くん以外の…その…ごにょごにょを見たのは初めてです。
あ、いえ、お父さんのも見たことはありますけど…えっと…。
って、私、今心の中ですごいこと言っちゃってます!
ううっ、すごくえっちですっ!
………でも、正直な所、朋也くんのほうがずっとたくましい気が…。
「って、すごくえっちなことを考がえてますっ!」
今度は思わず声に出てしまいましたっ。
お隣さんにきこえてないでしょうか?
聞けていたらもうここには住んでいられないですっ。
はぁ…そんなこんなことをしているうちに、映像の中はどんどんと進んでいます。

愛液は絡み、スマタだけではもう物足りない。
挿入たい!楓の膣内を俺のモノでめちゃくちゃにしてやりたい。
『もう我慢できないっ!』
『ふああ、きて、江一ぃ。江一の、江一の大きいのほしいよぉ』
『ああ、いくぞ、楓!』
ギチギチに膨れ上がったイチモツを楓の口に押しつける。
そのまま、花びらを広げながら膣内へと挿入していく。
※会話シーン以外はすべて妄想です。天の声です。実際のAVとは少々異なっております。

「……………」
もう声も出ません…。
えっと…いつも私は朋也くんとこんな風にやってたんですか…。
思わずつばを飲んでしまいます。
それに………なんだかえっちな気分になってきて…。
その…私もあそこが…そわそわしてきて…。
思わず手を伸ばしてしまって…。
「ん…ぁっ…、だ、だめです…こんな…」
ふああ…だめだとわかっているのに…手が勝手に…。
「う…ん……ああっ、あぅ、あっ、あっあっああっ」
ここ…気持ちよすぎて…。
504夜の生活はデラックスうぐいすぱんで:2006/02/26(日) 02:53:04 ID:yO0Z+TY60
『んぁぁ、江一ぃ、いいよぉ、よすぎるよぉ』
『うくぅ…楓ぇ』
うくっ…そろそろ…限界。
『俺、もう』
『ふわぁ、きてぇ、いっぱい、いっぱい、膣内に出してぇ!』
『くっ!楓ぇーーー!!!』
びゅくびゅくびゅく!
『ふわ、ふわあああああぁぁぁぁ』

※会話シーン以外はすべて妄想です。天の声です。実際のAVとは少々異なっております。


「ふわぁぁっぁぁぁぁぁっぁぁぁ」
はぁ…はぁ…はぁ…。
ああ……テレビの中といっしょに……ああ、なんか頭が真っ白に…。
まるで朋也くんといっしょにえっちなことをした後のような…。
「なぎ…さ?」
505夜の生活はデラックスうぐいすぱんで:2006/02/26(日) 02:54:06 ID:yO0Z+TY60
ふう、今日はずいぶん早く仕事も終ったし、せっかくだし早く帰って、渚とどこかにいってこようかなぁ。
そんなことを思いつつ、我が家の扉を開けた。
「ただい…」
「ふわぁぁっぁぁぁぁぁっぁぁぁ」
………え?
何がなんだかわからなかった。
目の前には、少し服装が乱れ、ビデオを見ながら自慰行為に従事している渚の姿があったのだ。
「なぎ…さ?」
とろーんとした目の渚と目が合う。
「………とも…や…く…?」
徐々に渚の顔が青ざめてくる。
「と、ともや…くん?!」
目をぱちくりとさせ、現在の状況を徐々に理解してくると、段々に慌て始めた。
「え、えっと、これは、その、いえ、その、違いまして、えっと」
『ああっ、もっと、もっとぉーー!!』
焦る渚を尻目に、横からもまたピンク色の声が聞こえてくる。
よく見るとそこには裸で体を重ねる男女。
これは…紛れもなくAVだ!
え、ええ?!
じ、じゃあ、渚はまさかこれで?!
「うっ…ぐすっ…ともや…く……ごめんな…い」
ついに、その醜態に耐えられなくなってしまい、その場で泣き出す渚。
「あ、ああっ。な、泣くな、渚」
ようやく、俺もその場の状態を理解し始めて、渚の隣まで駆け寄る。
「渚、落ち着け。な」
「あうう、私、私!もう、もう」
「落ち着け、渚!」
「ごめんなさ…い、ごめ…さ…」
すでに自暴自棄になってなのか、何を言っても聞こうとせず、一方的に謝りつづけ、泣きつづける渚。
「こんな私…もう朋也くんにきら……れてますっ!」
「そんなことない、渚」
「私は、私は」
506夜の生活はデラックスうぐいすぱんで:2006/02/26(日) 02:54:46 ID:yO0Z+TY60
「渚、落ち着け」
「こんな私なんか、奥さん失格です!」
俺は…そんな渚の唇を強引に奪った。
「ん、んむぅ!むぅ、ん〜〜〜!」
渚はパタパタとそのまま暴れつづけた。
俺もこんな渚の姿を見るのは初めてだった。
長く過ごしてきて、すべてを知っているつもりだったのに、俺にもまだまだ知らないことがあって、混乱して…。
自分自身も落ち着かせるためも、ずっと、ずっと唇を重ねたままでいた。
渚は次第に暴走していた動きを止め、泣きながらも静かになった。
「落ち着いたか?」
「…ともや…くん。すみません…」
「…しかし、びっくりしたぞ。帰ってきたらいきなり一人えっちしてるんだから」
「…うっ……すみま…せん」
「ほら、ハンカチ。怒ってるんじゃないんだからさ。確かにちょっとびっくりしたけど…でも、なんでまた?」
「…朋也くんが悪いんですっ!」
渚はそういうと、もう一度ハンカチで涙を拭った。
お、俺が原因?
…えっと、そういわれると考えるといろいろと思い当たる要因が浮かび上がって…。
やっぱり最近、渚とのえっちがちょっと雑にやっていたから…。
確かに最近は疲れているからやらないで寝たり、やってもものの30分くらいで終わっちゃったりしてたし…。
「こんな、その…えっちなビデオなんて隠しているから…」
と、渚は見ていたAVと思われるパッケージを指さす。
507夜の生活はデラックスうぐいすぱんで:2006/02/26(日) 02:55:34 ID:yO0Z+TY60
…って、これは!
「…悪かったよ、渚。ただ、言い訳かもしれないけど、実のこというと、俺、これ見てない」
「………え?」
事情を説明する。
実は元金髪の某ヘタレが会社寮のなかで寮母さんに見つかりそうだからって、無理やりに送ってきたものだったりするのだ。
電話で捨ててやるっていったんだが………魂の叫びで頼むもんだから、つい捨てずに隠しっぱなしになってしまったのが真相だ。
「えっと…そうだったんですか…」
「本当にごめんな」
「いえ…本当は私が勝手に見たのが悪いんですから…」
「そんなことないさ。だから、そんなに落ち込むな」
「…はい」
俺は渚をぎゅっと抱きしめた。
………しかし、その。
この格好は、結構目に毒…だな
「あのさ、渚。………服」
「………っ!!!」
急に思い出したように真っ赤になる渚。
それに加え、
『ああああああっ!!!』
TVの中ではまだ本番中は続いていたらしい。
「と、とりあえず、こいつを消そうか」
「えっと…はい」
その後、しばらくはぎこちない感じが続いたのは言うまでもない。
508名無しさんだよもん:2006/02/26(日) 02:58:10 ID:yO0Z+TY60
PS2CLAをプレイし、どうも渚に対して遠慮するようになってしまいました(汗

ど う し た ら い い ん だ !

一人えっち止まりですいません orz
509名無しさんだよもん:2006/02/26(日) 03:02:31 ID:TTueHhQO0
>>508
あなたの渚への愛は本物だ!!GoodH!
510名無しさんだよもん:2006/02/26(日) 03:13:22 ID:GPpSp2Jx0
>>508
いい物を読ませてもらった。
お前にレインボー・・・
511名無しさんだよもん:2006/02/26(日) 09:58:28 ID:qr+o1O2b0
>>508 GJ!!
中原ボイスで能内再生しちまったぜ。
512真実の愛は死の淵から:2006/02/27(月) 02:40:16 ID:MWnfpO0z0
「こんにちは〜」
「おーす、来てやったぞ」
不意に入り口のドアが開き、そこに立っていたのは、
「あ、さなえさんとあっきーだ」
「お父さんとお母さんです」
オッサンと早苗さんだった。
「お邪魔しています」
「あら、伊吹さん。あ、今は確か芳野さんでしたね」
「はい、おかげさまで」
「お姉ちゃんはとっても綺麗でしたっ。ヒトデも顔負けなくらいですっ」
いや、どう考えてもそれはあり得ないだろ。
っていうか、そもそもお前は姉とヒトデを比べるのか。
「あ、もちろん汐ちゃんもかわいいです」
「おう、当たり前だな。何せ俺の自慢の孫だからな」
オッサンがうんうんとうなずく。
「って、孫だぁ!?」
いつものごとく急に叫び出す。
「と、言うことは俺はじいさんじゃねえか!」
いや、何を当たり前のことを今更。
「それでしたら私はおばあちゃんですね」
早苗さんまで。
「俺は祖父さんなんて言わせないぞ。俺はこれからもずっと『アッキー』だ。そして早苗は『早苗』だ」
「………」
俺は風子の腕の中にいる汐を取り上げる。
「何をするんですか!岡崎さんが汐ちゃんを連行しました。犯罪ですっ。死刑ですっ」
「俺の娘だっつーの!」
そして、その耳元でちいさくつぶやいた。
(汐。アッキーに向かってお祖父ちゃんといってやれ)
「どうして?」
(そうすればオッサンは面白いことをしてくれるからな。あ、早苗さんは早苗さんでいいからな)
(朋也くん。そんなことしたら、お父さんきっとすごくがっかりします)
(大丈夫だって。オッサンだからな)
513夜の生活はデラックスうぐいすぱんで:2006/02/27(月) 02:41:13 ID:MWnfpO0z0
(でも…)
「おじいちゃん、さなえさん」
渚が云々言う前に汐が二人に話しかける。
「お・・・!?」
「まぁまぁ〜」
オッサンが固まる。
「なんてことだあああああああぁぁぁぁぁぁlalalalalalalala」
ごろごろと地面を転がるオッサン。
うむ、思ったよりもショックを受けてるっぽいな。
なんせ小文字がローマ字になってるくらいだし。
………って、何を俺は言ってるんだ?
「大丈夫ですよ秋生さん。秋生さんはまだまだ若いですよ」
「お、おう、そうだな。やっぱり判ってくれるのが早苗だ」
「でも、最近は野球の後に2日後によく筋肉痛になるようになりましたよね」
「早苗ーーー!!!」
オッサン、やっぱり普通に歳とってるんじゃないか…。
見かけはいくら若くてもさすがに年齢には勝てないのか。
「ところでお母さん」
「はい、なんでしょう?」
「今日はどうしたんです?」
「はい。近くに来る予定があったのでついでに寄ったんです」
「そうなんですか」
「それで、ちょうどいいのでパンも持ってきました」
「え゙?」
今、恐ろしい言葉が聞こえたような…。
オッサンに目線を送る。
するとオッサンは何かかわいそうなものを見るかのように俺を見返した。
と、言うことは、やっぱり持ってきたパンは…。
「今度こそは自信作なんですよ」
早苗さんが取り出した透明なポリ袋の中には奇形に何か触手のような物が飛び出ているパンが…。
「名付けて『ラーメンパン』です」
「なんといいますか。相変わらずすごく独創的なパンですね」
514夜の生活はデラックスうぐいすぱんで:2006/02/27(月) 02:42:02 ID:MWnfpO0z0
さすがの公子さんも笑いながらも顔が引きつっている。
「それで、せっかくですから朋也さんに最初に食べてもらおうかと思いまして」
「いい?!俺ですか?」
「はい。本当は秋生さんに食べてもらおうと思ったんですが、秋生さんが『小僧に食べさせた方が喜ぶだろう』っていったものですから」
お、オッサン…自分だけ逃げるために。
「小僧。もちろん食うよな」
「お、おい、オッサン」
「大丈夫だ、いくら何でも死にはしないだろう」
待て、つっこむところがある言動だぞ、今のは。
「それに、もしかしたらショックで超人強度が97万パワーくらいになるかもしれないしな」
そんな超人マンガみたいな展開あるか!
本当の意味で死活問題だぞ!
「あのぉ、朋也さん」
「あ、はい?」
「よかったら、これ使いますか?」
と、言って公子さんが徐に手荷物の中に手を伸ばした。
…何故、風子は何でふるえている?
公子さんが取り出したのは瓶詰めされた何か。
「なんですか?これ」
「ジャムです」
「え…」
じゃ、ジャム??
え、でも、これ…色が…なんか、独創的というか…アバンギャルドというか。
とにかく、危険な色を…。
「こ、公子さん。これ、食えるんすか?」
「え?どこか変なところでもありますか?」
「とってもおいしそうなジャムですね」
え?
さ、早苗さん…これがおいしそうに見えるのか?
オッサンや渚にも視線を送る。
二人とも顔は笑っているけど冷ややかな汗をかいているのがわかる。
自分でも変な汗が出ているのがわかる。
515夜の生活はデラックスうぐいすぱんで:2006/02/27(月) 02:42:51 ID:MWnfpO0z0
生命の危機を感じている。
そんな俺を尻目に早苗さんはそのジャムをパンに付けている。
「どうぞ、朋也さん」
(う……)
な、なんか…ここだけ空気が違うんですけど。
変に渦巻いている、紫の渦みたいな物が…。
「小僧…」
「な、なんだ、オッサン」
「お前にレインボー…」
お、おい、演技でもないぞ。
俺は震える手で早苗さんからパンを手に取った。
なんとか、なんとかこの状況を回避する策はないのか。
…そうだ、腹一杯って。
ぐ〜〜〜〜〜。
「………」
「まぁまぁ、そんなにお腹が空いてたんですか」
しまった…ちょうどお昼前だったんだっけ。
「さあ、たんと召し上がってください」
も、もはや食うしかない。
「は、ははは…」
俺が数分後、生きていることを願うしかないな。
「い、いただきます」
おそるおそる、パンを口に近づけていく。
緊迫した雰囲気が周りに流れる。
若干、別の緊張をしている人物が約1名ほどいるが。
ついに、パンとジャムが口に含まれる。
516名無しさんだよもん:2006/02/27(月) 02:42:57 ID:QEtaI06y0
うわ、汗くさ!
517夜の生活はデラックスうぐいすぱんで:2006/02/27(月) 02:43:38 ID:MWnfpO0z0
「うっ!」
こ、この味は。
「やっぱりダメだったか…」
オッサンが十字を斬った。
ああ、もう俺はダメだ、味覚が………。
早苗さんのパンなのに、むちゃくちゃ美味い。
早苗さんのパンなのに…。
………あれ?
俺、生きてる?
「………あれ?」
「と、朋也くん、大丈夫ですか?」
「………ああ」
「ぱぱ、なんともない?」
「ああ」
「小僧…ついに頭がいっちまったか」
「オッサン、勝手に人を廃人にするなよ」
………。
518真実の愛は死の淵から[:2006/02/27(月) 02:45:05 ID:MWnfpO0z0
「ぬおーーーー!!!信じらねぇ。まさか、早苗のパンが普通に食えるなんて…」
「お、お父さん」
「あ?」
隣で涙ぐむ早苗さん。
「私のパンは…、私のパンは…」
だっ、と走り出す。
「どんな物も及ばない殺人道具だったんですねーーー」
「ぐあ…しまった。俺は大好きだーーー!!!」
いつものごとく、オッサンは早苗さんの後ろを追う。
「…でも、これ本当に夢じゃないよな」
まさか、早苗さんが本当に食べられる、しかも美味いパンを作るなんて。
もしかして、そのジャムが。
…試しにジャムだけ舐めてみた。
「………」
アバンギャルドな味だった。
…なぜ?
やっぱり早苗さんのパンが?
………今度は早苗パンをジャムなしで。
「………」
あ、あれ?なんか目の前がフェードアウトして…。
ばたーん!
「きゃああ、朋也くん、朋也くん!」
「ぱぱ、しろめむいてる!ぱぱ、しんじゃう!」
「岡崎さんが大変ですっ、べりーでんじゃらすですっ。この隙に汐ちゃんはいただいていきます」
「ふ、ふうこ、汐は、俺の、娘、だっ。がくっ」
519真実の愛は死の淵から:2006/02/27(月) 02:45:55 ID:MWnfpO0z0
「………あれ?」
「ああっ、よかったです。気がつきました」
ああ、渚。
あれ?どうして泣いているんだ?
…えーと、俺はさっきまで、えーと…何をしていたんだ?
なんか、思い出してはいけないような、思い出したらすごく怖いような。
「朋也くん、半日ずっと寝ていたんですよ」
「………あっ!」
半身をがばっと起こしてさっきのことを思い出した。
そしてその瞬間、体がふるえだした。
うわ、それになんかすごい汗。
「『ジャムが〜。パンが〜』って言いながらずっとうなされていました」
「うう…アレは思い出すだけで寒気がする」
オッサン…恨むぞ。
「ところで汐は?」
「今日はお母さんが相手をしてくれるとのことですので、今は実家にいます。明日迎えに行ってきます」
「そうか。すまなかったな」
「いえ、なんともなくてよかったです」

「あ、お風呂沸いてますけど、今日はやめておきますか?」
「ん、なんとか入れると思う。それにこんな汗だくじゃ風邪ひいちまうしな」
布団から出て立ち上がる。
「わあーっ!」
「ん?」
急に顔を背ける渚。
「と、朋也くん。下が…
「下?」
視線を下げる。
そこにはギンギンに立ち上がったモノが。
「あ、ああ、ごめん」
前屈みになったまま、風呂へと向かう。
渚は真っ赤になったまま顔を背けたままだった。
520真実の愛は死の淵から:2006/02/27(月) 02:46:32 ID:MWnfpO0z0
「な、なんだ、一体」
最初はただの生理現象として起こる勃ちかと思ったけど…なぜ風呂を上がったのにまだ萎えない?
「朋也くん、下着を…わぁっー!」
そんな最悪の時に渚がっ。

「えっと………どうしたらいいんでしょう」
「どうしたらいいっていわれても…」
「やっぱり、これは溜まっているって言う証拠なんでしょうか」
「いや、何でそうなる」
そりゃ、自家発電とかほとんどしないし、前にやったのは結構前だし…。
その…あの一件以来どうもアレな感じだったし。
「朋也くん…えっと、えっちなことをしませんか?」
「……へ?」
「朋也くん、最近遠慮してますし、それはやっぱり出さないと治らないと思います。昔にも同じようなことがありました」
「そりゃあ、昔、こんな感じのことがあった気もするけど…それで治るとは限らないし」
「だったらやってみる価値はあります」
「でもなぁ…」
「それとも…やっぱり私に魅力がなくなってしまったんでしょうか」
「そんなことはない!」
そのことにはすぐに否定した。
そんなことがあるはずがない。
「………わかった。でも、いいのか?」
「はい…朋也くんと…したいです」
521真実の愛は死の淵から:2006/02/27(月) 02:47:37 ID:MWnfpO0z0
相変わらず白い肌。
月明かりの元に映るその肌は何にも代えることができないような美しさである。
下着一枚のまま、ゆっくりと布団の上に寝かせる。
ピンク色で統一されたレースのフルカップブラジャーとショーツがとてもかわいらしい。
うなじに軽くキスをし、唇をゆっくりと這わせて性感帯を刺激するように舐める。
そのまま唇にも重ねる。
スウィングからインサートへ、そしてクロスへと進めていく。
「んっ、ちゅっ、ちゅるぅ」
「はむっ、んあっ、うんっ」
重ねたまま、渚の片手を握り、空いた手で体への愛撫を行う。
直接的な性感帯をはずし、脇腹やお腹当たりを柔らかく撫でていく。
そのまま這わせるように指をブラジャーの舌へと滑り込ませる。
ふにふにとした柔らかい感触と一緒にちいさな突起の感触が指に当たる。
軽く、包み込むように胸を揉み、指先で乳首を刺激する。
「あっ…あむっ、んんっ」
唇の隙間から喘ぎ声も混ざった声が漏れる。
「ぷはぁ…はぁ…んっ」
522真実の愛は死の淵から:2006/02/27(月) 02:48:30 ID:MWnfpO0z0
唇を放し、握った手を解いてゆっくりとブラジャーをたくし上げる。
あらわになった乳房がぷるんとふるえる。
小刻みにふるえるもう片方の乳首に舌を這わせ、口中に含む。
そのまま、空いた手を下へ下へと下げていく。
「ともや…くんっ、んっぅ」
軽く甘噛みをすると渚の体はびくんと反応し、もう右手に柔らかい弾力が伝わる。
「気持ちいいか?」
「はぁっ…はい」
俺は『うん』と小さくうなずき、もう一方の左手でショーツを下げていく。
乳首から唇を放し、そのまま渚の下の口とキスをする。
「ひぁぁっ!」
唇にすでに濡れている渚の愛液が絡みつき、奥からは舌に絡めるようにどんどんと溢れてくる。
「と、ともやく、強すぎっ、強すぎますっ!」
ちゅっ、ちゅっと軽く吸うとそのたびに乳首を吸ったときのように連動してぴくっ、ぴくっと反応する。
「ふぁ、ふあああっ!はぁ…はぁ、ともや…く…ん」
どうやら軽くイッたようだ。
目はとろんとしており、半口を開けながら快楽の余韻を感じているように見える。
「ともやくん…今度は私にも…」
523真実の愛は死の淵から:2006/02/27(月) 02:49:30 ID:MWnfpO0z0
「んっ、えろっ、はむぅ…」
ずっと勃ちっぱなしのモノを口に含み、ゆっくりと、そしてねっとりとした舌使いで舐め上げている。
すでに何度も含んでいるため、俺の性感帯をすでに熟知しているために、一度の舌使いで恐ろしいほどの快楽が昇ってくる。
「ん、ん…うっ…ん、すごく熱いです…。それに…どんどん、大きくなって…えろ…」
ぺろぺろと裏を舐められる。
「くぅあっ、そこはっ!」
イチモツがびくんと反応し、大きく仰け反って危うく爆発しかけた。
渚はそれに気づいていながら、容赦なくさらに攻めてくる。
「うあっ、そんなにやったら、すぐに出るっ」
そういうと、今度は口の中にその先を含み、入り口を舌で刺激される。
うああ、そんなところやられたらもうだめだっ!
「ひょもひゃくん、だひていいでふよ」
「んぅっ!」
びゅっ、びゅっ、びゅっ!
「ん〜っ!」
痙攣を起こしながら中に溜まったものを渚の口に放出した。
渚は眉間に軽くしわを寄せつつも、すべてを飲み込んだ。
「大丈夫か、渚?」
「んく…んく…ふぁ…、はい、大丈夫です」
「ごめんな、無理させちゃって」
「いえ、私がやりたかったことですから」
にこっと笑顔を浮かべる渚。
そうすると、思わず俺の顔も綻びてしまう。
524真実の愛は死の淵から:2006/02/27(月) 02:51:03 ID:MWnfpO0z0
ずぶずぶずぶ…。
「んぁあ………ふぅぅ…」
すぐに回復した俺のモノを渚の中に挿入していく。
愛液で十分に濡れた膣内と精子と唾液でぬるぬるになっているイチモツは抵抗なく結合する。
最奥まで突き進み、ぶつかったことを決起に一気に膣内が閉まる。
「うおっ、膣内で閉まって、うくぅ、気持ちいいっ」
そのままこちらも腰を動かし始める。
下準備なんかいらず、いきなりハイトップの状態で渚と一緒に快楽を共有していく。
「はげし、激しすぎてっ!私、ああっあ、あっ、壊れて、ああぅあ、しまいますっ」
「こっちも、気持ちよすぎるっ」
結合部からは白く泡だった二人の混合液が溢れ出し、どんどん中から染み出てくる。
「くうっ、そろそろやばいっぽいっ」
「はぁはぁ、こっちも、もう、はぁぁ、頭が、真っ白にぃ」
一番奥の子宮口に受け入れの準備を知らせるかのように何度も小突く。
何度かの接触の後、急に膣内が閉まり、一番奥へと俺のモノを誘われる。
それと同時に、尿道を一気に駆け上がってくる感触。
「ふああああぁぁぁぁぁぁ」
「あくっ、イクっ!」
どくん!どくん!どくどくどく!どっくん!
子宮口に向け、睾丸内の精液をすべて放出させた。
「ああっ…朋也くんの精液、熱くて…いっぱい…」
「はぁ…はぁ…」
痙攣も落ち着き、すべてを出し終えて膣内からイチモツを引き抜くと、大量の愛液と一緒に白く濁った精液が溢れだしてきた。

「渚…」
「朋也くん…」
後始末を終え、同じ布団の中で何を言うわけでもなく、ただお互いの名前を言うだけ。
それでも、何万もの文字や何分もしゃべるよりもずっと、相手が何を言いたいのかわかるような気がした。
時折、キスをしたり、好きだ、と言葉を変えたりもしたが、それでもやっぱり何度も何度も互いの名前を呼び合った。
それだけで、今こうしていることがとても幸せなことと感じられる。
そうして、そっと、渚といっしょにゆっくりと眠りの中へと誘われていくのだった。
525名無しさんだよもん:2006/02/27(月) 02:53:16 ID:MWnfpO0z0
途中、コテハンを前回のままで書いてしまって申し訳ないです(汗

ひさびさに自分の中では満足いく作品を書けました。
PS2CLAをまだ中途半端にしかやっていないため、公子さんと風子のキャラ付けがちょっと微妙だったのが心残りではありますが。
526名無しさんだよもん:2006/02/28(火) 01:01:15 ID:QJCB6nWd0
勃った
527名無しさんだよもん:2006/02/28(火) 01:54:45 ID:A8cVHE9X0
やべぇ、興奮してきたよ!
528名無しさんだよもん:2006/02/28(火) 22:39:42 ID:0TpeJQ0g0
>>525
GJ!
529名無しさんだよもん:2006/03/06(月) 17:06:18 ID:8vXqYb8IO
フルボイス版ヤッタ後だと、脳内変換してしまふ(*´Д`)ハァハァ
530名無しさんだよもん:2006/03/13(月) 16:53:23 ID:KCNT5ucI0
その…しちゃってます…朋也くんと…えっちなこと…
531名無しさんだよもん:2006/03/21(火) 18:37:34 ID:Y6aarHU60
それの声はどんなんだった?
532名無しさんだよもん:2006/03/22(水) 13:18:02 ID:inJN7HyS0
俺リアルで名前が渚なんだよな・・・・
533名無しさんだよもん:2006/03/22(水) 15:11:11 ID:MGUA/oLp0
ダブリス乙
534名無しさんだよもん:2006/03/22(水) 15:17:36 ID:1eG3WPWt0
だんごはいいねぇ……
535名無しさんだよもん:2006/03/22(水) 15:37:42 ID:LVncWziS0
中学のときのクラスメイドに渚っていう子がいた。
ちょっとゾマホンに似てた。
536名無しさんだよもん:2006/03/22(水) 17:30:35 ID:RPLABV2X0
>クラスメイド
>クラスメイド
>クラスメイド

なにそのうらやましい中学
537名無しさんだよもん:2006/03/22(水) 17:41:13 ID:1eG3WPWt0
でもゾマホンだぜ?
538名無しさんだよもん:2006/03/23(木) 02:23:08 ID:VIXr1Pes0
クラスメイドガイ渚
539名無しさんだよもん:2006/03/23(木) 02:32:37 ID:f6LTSBZQ0
ヤキトリ! ハンバーグ! コロッケ!
540'ヽ/ヽ:2006/03/23(木) 10:11:56 ID:dwV2ZIcP0
包丁!ハサーミ!ドス!キリ!!
541名無しさんだよもん:2006/03/23(木) 19:13:47 ID:MHp+X7SA0
下手糞出直して来い
542名無しさんだよもん:2006/03/29(水) 19:07:04 ID:vxyla/lq0
キャハハ
543名無しさんだよもん:2006/03/32(土) 18:54:48 ID:5qFsP5qP0
このスレのあまりの上質ぶりに感謝です。
字書きの方々ほんとに素晴らしくて。

ここにうpられたSS達と↓の画像を組み合わせたら、
ものすごく気持ちよく抜けました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
これからもがんがってくだちぃ。

ttp://sylphys.ddo.jp/upld2nd/niji7/src/1143884995678.jpg
ttp://sylphys.ddo.jp/upld2nd/niji7/src/1143885087264.jpg
ttp://sylphys.ddo.jp/upld2nd/niji7/src/1143885154186.jpg
544名無しさんだよもん:2006/04/03(月) 06:51:07 ID:Cf1s7fed0
期待age!!
545名無しさんだよもん:2006/04/08(土) 02:04:25 ID:e6Sy0ERt0
保守します。
落とすには惜しい。
546名無しさんだよもん:2006/04/11(火) 21:07:31 ID:/X6kPEuC0
保守+宣伝コピペ

本日、4月11日(火)、葉鍵板(注21禁)の最萌トーナメントで
古河渚(CLANNAD)VS小牧愛佳(To Heart2)の試合が行われています
渚の相手は言わずとしれたToHeart2の中でもエースと言っていいキャラ
渚はかなり苦しい戦いが予想されます
21歳以上で応援してくれてもいい方できるなら協力お願いします
勝ち負けよりも少しでも支援を派手にしたい
投票は0時から23時までです

第二回 葉鍵板最萌トーナメント Round26!!
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1144663530/

トーナメント表
ttp://www.geocities.jp/pie_tornament/main.html

コード発行所(5分待ち)
ttp://saimoecode.sakura.ne.jp/LK2/
547名無しさんだよもん:2006/04/16(日) 05:37:25 ID:wLV4QHuR0
保守あげ
548名無しさんだよもん:2006/04/20(木) 23:25:15 ID:q5D81LvS0
めんてあげ。
549名無しさんだよもん:2006/04/25(火) 22:43:35 ID:He1D3zF30
ほしゅ。
550名無しさんだよもん:2006/04/27(木) 23:02:05 ID:nUoCDZeAO
朋也くんに朋也くんが無精子病だって知れたら春原さんと浮気したことがバレてしまいます
551名無しさんだよもん:2006/04/28(金) 00:53:54 ID:yDSmae2M0
な、なんだてぇー!じゃ、じゃあ汐は…
552名無しさんだよもん:2006/04/28(金) 11:38:48 ID:BVgCRuT60
【渚】こ、鴻太郎さんが運んできてくれたんです!
【ことみ】私のお父さんなの・・・って、なんでやねん!
【渚】こうのとりさんでした。えへへ・・・
553名無しさんだよもん