「それは無銘・妖刀といいまして、とある侍の怨念…というより、執念が宿っていた刀です。
除霊はしてあるので触れても大丈夫ですよ」
「へ、刀か…。あの野郎を思い出すぜ」
そう言い、男は刀を手に取ってみる。
『ドクンッ』
「ん?」
「ちなみに刃は落としてあるので殺傷力はありません。ご期待には添えない代物かと思いますが…」
『ドクンッ ドクンッ』
(なんだ、こりゃ…。血が、騒ぐ?)
「お客様?」
店主が話しかけてくるが、男は気付かない。
―シャラッ
男が、おもむろに刀を鞘から抜いた。
「うわっ、なによこれ!?」
スフィーはその様子を見て叫んだ。
悲鳴が聴こえてきたのでただ事ではないと感じ、降りてきたところ、目に入ったのは
刀を持った男が暴れて店をメチャクチャにしている様子だった。
「フヒ、フヒィー、ヒヒヒヒィー!」
一目で分かる。完全に理性を失っていた。
刀を振り回して壷や皿が割られていく。
「あ、ス、スフィー!」
「けんたろ!? いったいどうしたのよこれ!?」
健太郎がスフィーのもとに駆け寄ってくる。
「かくかくしかじか! こういうわけでいきなり暴れだして!」
「かくかくしかじかで分かるわけないでしょうが! ええいもう!」
このままでは埒があかない。
スフィーは手を前にかざし、呪文を唱え始める。
「お、おい、魔法は」
健太郎は脇に目をやると、宗一が女の子をかばった状態で店の隅に避難していた。
まだ他に二名いるのだ。魔法のことを知られてしまう。
「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ! えーい!!」
スフィーの魔法が炸裂する。
「まじかる☆さんだー!!」
「ガァッ!?」
指先から放たれた電撃が男に命中した。
「アッ、グァ…」
「よし、命中!」
そのまま男は倒れていく…かに見えた。
ダンッ!
「あ、あれ?」
男は倒れかけた際、一歩前に踏み込みそれを堪える。
「ヒィイ、ヒャァー!」
そしてそのまま体勢を低くし、刀を突きのカタチに構えて一気に走り寄ってきた。
その狂った目に、スフィーを映して…
「え?」
「スフィーーー!!」
突然の男の行動にスフィーは動けない。
とっさに健太郎がスフィーをかばう。
そして、
「そりゃーーー!!」
「ブゴァァッ!?」
宗一の跳び蹴りが、男の顔面に炸裂した。
345 :
20:05/03/04 00:46:09 ID:logSxDOI0
というわけで本編への導入部。ここまで書き込んどきます。
次は将に本編となるバトルに入る…んですけど、
バ ト ル が む ず い 。ヽ(`Д´)ノウワァァァァン
…くそぅ orz
346 :
11:05/03/05 23:11:01 ID:/7/7ix+d0
友人宅からカキコです。
いまだPCは直らず。
原因はやはり、三年ほど前に超特価のMeを買ったので、もう寿命という事でしょうね。
なんか悪化させるのが怖いのでまったく触っていないので、まだルーツも最初のヒロイン紹介で止まってたり…。
ノーパソほしいわ…。
20さん本編乙です。
バトル楽しみに待ってますよ〜。w
347 :
名無しさんだよもん:05/03/17 13:49:26 ID:QnRDbwkkO
ホッシュ
保守保守。
がんがれ
350 :
名無しさんだよもん:2005/04/05(火) 02:44:27 ID:Y9IbdNyr0
糞スレ皿仕上げ
もう終わってもいいんじゃない?満足したろ?
保守ですよ
353 :
名無しさんだよもん:2005/05/01(日) 22:52:03 ID:JaSY4XaD0
ホス
男が一人、暗い路地裏を歩く。
そこは本来、危険すぎて一般人は近寄れない場所。
昼に住む住人でなく、夜に住む住人たちに溢れ、力だけがその絶対のルール。
いつもなら夜のこの時間は、ちょうど『住人』たちが活発に活動する時間だった。
だが、今は人の影も見えない。
いや、気配はそこらかしこにある。隠れている。
それは、身の危険を察知し、巣に戻っていく穴蜘蛛のように…。
一人でその道を歩く『絶対捕食者』、九品仏 大志が在るが故に…。
「お待ちしておりました。『トト』様」
裏路地の巨大な廃墟ビルに入った大志を出迎えたのは、セリオだった。
彼女は会いも変わらず無表情ないでたちで、隙というものが見出せない。
実を言うと、大志はセリオが少し苦手であった。
「セリオ君、さっきは言い忘れたが、我輩を呼ぶときは『ジェフティ』とエレガント且つ力強く呼ぶようにと言っているはずだが?」
「しかし、私の正式な能力者データには『トト』と記載されています」
「だから書き換えてくれたまえと前々から言っているだろう」
「登録データの書き換えは私の一存では修正する事はできません」
「だいたい、私はまだ『トトサマ』と呼ばれるような年ではないのだよ」
「トト様の年齢なら婚姻している人間は大勢いるはずですが」
こちらです、とセリオが案内しながらビルの中を移動する。
毎回会議を行う部屋は違う。突然の奇襲に備えるため、毎回浩之の独断と偏見で決定されるのだ。
それにしてもつくづく苦手だ、と大志は思う。
いつもハイテンションで、どこか人を食った所がある大志だが、それが通用しない人間にはめっぽう弱い。
あの冷たい無機物な目に自分が移りこむと、どうにも自分が滑稽に思えてしまう。
自分は、目の前にいる機械人形より道化なのではないかと…。
「『トト』様」
不意に声をかけられ、ハッと我にかえる。
どうやら、いらない事を考え込んで上の空だったらしい。
「ここです。」
「あぁ、了解した…」
とんだ失態だ。もっと気を引き締めなければ。
「…」
ふわりと、柔らかい物が額に触れる。
「なっ…」
それはセリオの手のひらで、優しい温もりが大志の額を包む。
大志は、自分の顔にカッと血が上るのを感じた。
「トト様、少しお熱があるようですが」
「な、なんでもない。大丈夫だ」
バッと後ろに下がり、セリオの手から逃れる。
なぜ、自分が機械人形にうろたえなければならないのか?
それにしても、暖かかった。
機械とは思えぬほどに…。
「そうですか、では、中で浩之様達がお待ちです」
「解っている」
大志は、目の前にあるドアを開けた…。
自分の中に芽生える心を、振り払おうとするかのように…。
356 :
11:2005/05/06(金) 19:07:48 ID:MDd7r6uL0
大復活!!
結局PCは直りませんで、新しいのを買いました。
これでようやくルーツが出来る…。
さて、ずいぶんスパンが空きましたが、ここまだ見てくれている人要るのかしら…?
20さん、なんだか期待はずれな奴ですいません…。
これからがんばってやって行きます!(ルーツを)w
357 :
名無しさんだよもん:2005/05/07(土) 00:43:36 ID:GOD3Dvkb0
age
358 :
20:2005/05/07(土) 02:01:54 ID:OmaZFoeq0
うわ! こちらこそ全然更新せずにすいません!
ここしばらくACネクサスとACEとSRWαUをやってました…orz
なるべく早くに続き出しますよう頑張ります!!
359 :
11:2005/05/11(水) 19:01:17 ID:BFeEENsi0
俺も頑張ります!
せめてDed落ちせぬよう頑張らねば・・・。
20と11以外に誰かいるのかを知りたい。
ノ
聖が去った後、佳乃はこれまでの経緯を簡単に説明した。
樹海で迷子になりかけたこと、奇妙な男のこと、空から落ちたら丁度姉の上だったこと。
「でも空の上にいたときあのカラスさんに気づいたから迷子にならなくてすんだんだよぉ、
だからあたしが無事だったのはぜーんぶ往人くんのおかげ……なんだけど」
「そういうことはもうちょっと早く言ってくれ、こっちは死活問題なんだ」
「大丈夫だよぉ、お姉ちゃんにどーんと任せて大船に乗った気分でいれば」
余計に不安だったが、口から出たのは別の言葉だった。
「で、俺の黒朱雀を追って戻ってきたというわけか」
さりげなく佳乃の偏見を訂正しつつ往人は訊く。
「そうそう。『青い鳥』の童話みたいだねぇってお姉ちゃんと話してたんだ」
『青い鳥』。幼い兄妹が幸運を招く青い鳥を探して旅をする話だね、と観鈴が教えてくれた。
「うん、最後に家に帰って鳥を見つけるとこまでそっくりだったから」
往人くんのは青じゃないけどね。そう言って佳乃は笑った。
その笑顔のまま、ふと浮かんだ異なる表情に往人や観鈴は気づいただろうか。
「思うんだ、お姉ちゃんも往人くんもいるここがあたしの家なんだなぁって」
「往人さんの力って、やっぱりすごいと思う」
この研究所にいるはずの友達何号さんだかにあいさつしてくる、と佳乃が席を立った後、観鈴が言った。
「だってそれは往人さんじゃないとできないこと。他の誰にもまねできないことだから」
「……そうでもない、現に相沢みたいなやつもいるだろ」
「ううん、そういう意味じゃなくて」
言葉を選ぶかのようなわずかな沈黙。
「たとえばね、相沢さんだけじゃなくてこの世界のみんなが往人さんと同じ力を使えたとする」
「仮定からして無意味だろ、そりゃ」
「分かってる。でも、もしそうだったとしてみんなはその力をどう使うと思う?」
「……どういう意味だ」
「最初はその力をただ使ってみたいと思う。簡単に大きな力が使えると分かったら、
今度はどうしようとするかな」
「……」
「お母さんは、たぶんそれを気にしてる。いつもあんなきつい言い方になっちゃうけど」
そこまでいって、観鈴はあわてたように首を振った。
「ええと、なんか変なこといったね。気にしないで、往人さん」
その笑顔が、いつになく引っかかった。
「観鈴」
「え、なにかな」
「……怖かったのか?おまえ」
「……」
「黙ってちゃ分からん」
「……にはは」
会話の間にできた気まずい空白を埋めようとするかのごとく立ち上がる。
「お茶、冷めちゃった……また淹れなおしてくる」
「いい」
「え?」
「これで、いい、ごちそうさま」
観鈴が手を伸ばすより早く、往人の手が湯飲みをつかんでいた。
どうしてそんなことするかな、と言いたげな観鈴に何も言わず、ただじっと待つ。
やがて、観鈴はぽつりと話し出した。
燃えている。
影と見紛う暗色の炎が視界を包んでいく。
公園の木立を、シーソーを、ブランコを、ジャングルグローブを同じ色に塗りつぶしていく。
降り出した雨すらも、火を消すことができずにただ飲み込まれていくように思えた。
傍らにいたはずの人はそこにはいない。
レインコート姿の女の子が一人、公園の真ん中で泣いている。
その風景の中で、何をなすべきかも分からずに、ただ立ちつくしていた。
……ぽつり、ぽつりと。
徐々に描写されていくその風景を、往人は見たことがあった。
いつの話かははっきりとは覚えていない。
しかしあの時光とともに消えた母親の言葉に従って、自分は今ここにいる。
あの日何が起こったのか。母親の遺言めいた言葉は何を意味していたのか。
そう、水瀬秋子に会いさえすれば、話を聞きだしさえすれば全てがわかるはずなのだ。
しかし……
「観鈴、それは……夢なのか?」
その声に、いつもの「夢語り」のときと違ってずっと目を合わせまいとしていた観鈴が顔を上げた。
頭を横に振る。
「たぶん、違う。あれは……」
そういいかけた表情が突然固まる。
「怖くないから、怖くなんてないから……」
その言葉に続くのはとめどない嗚咽だけだった。
観鈴の癇癪。
「故あって居候」の身分から「故あって護衛役」に転身した往人にとって、それは初めてのことではなかった。
「あれが始まったら、収まるまで放っておくしかないんや」
晴子から散々聞かされたことである。人と仲良くなれそうになると起こる原因不明の発作。
「一人にし続けるしか策あれへんねん、あの子は……」
一度だけ、親なら何らかの策を打つべきではないのかと晴子を詰問したことがあった。
あんたに何がわかる、とつっぱねられるのが関の山だと思っていたが、以外にも穏やかな口調で晴子は続けた。
「やさしい娘や、他人の痛みとかそんな、感じへんでもええようなことまでみな自分の中に溜め込んでしまう
……あの発作起こるたびにそう思うんや」
冷気の澱んだ廊下でひとり、息をつく。
そのときは「あんたとは大違いだな」などと返して晴子にどやされる羽目になったのだが、
今思えば「他人の痛み」という表現が当を射ているような気がする。
それほどに、観鈴の描き出した光景は鮮明で、まるであの場にいたかのように五感に訴えてきた。
黒い炎。黒い火の鳥。
幸せを運ぶことなどできない黒い鳥。
「怖くなんてない」の後に、観鈴は何と続けようとしたのだろうか。
ふすま越しに、かすかな嗚咽はなおも続いていた。
「まったく、君という人もずいぶん女の子泣かせじゃないか」
至近から不意に声をかけられる。廊下に響くその声はどこか愉しげで、それが少々神経に障る。
目をむけると通○閣と大書きされたボリュームのある胸部が見えた。
「違うぞ、これは」
「わかっているさ。例の発作だと言いたいんだろう? 主治医をそうそうなめないでくれたまえ」
その声の主――霧島聖は手に持った箱の角でで往人の胸をこつこつとたたいた。
両手でその箱を受け取る。
「なんだこれは」
「何の変哲も無いただの折り紙セットだが? まさか菓子折を期待していたわけでもあるまい」
「ラーメンセットなら常時大歓迎だ」
腹立ちまぎれ、というには何かが余計な態度で往人は箱を押し付けて返そうとした。
しかしそれは未遂に終わる。聖の敏捷さは腹を減らした往人にかなうものではなかった。
鼻先にメスをつきつけられ、箱を持ったまま両手を上げる。
「罰当番だ、買出し部隊の帰還までに食堂兼ホールにパーティー用の飾り付けを済ませること。
椅子は9人分、上座は佳乃の席だからソファを使うように。……それと」
メスが引かれると同時に、硬質の板がこちらに飛んできた。
「飾り付けの中央に使ってくれ。私が丹精こめて書いたものだ」
「……謹んで」
『祝!佳乃が私の元に返ってきたパーティー』と書かれたそのプレートを手に、一礼する。
明らかに無茶苦茶な注文ではあったが、逆らうことのできる立場に現在の往人はないのだった。
目の前には色とりどりの紙の束。
響くは己の腹の虫。
「俺はいったい何やっているんだ……」
肩書き上は華音機関所属の研究施設守護エージェントであるはずなのだが現状は小間使いとさして変わらない。
つまり、これも飯の種の一部ではある。
あるのだが。
いくら睨み付けたところで、折り紙セットがご馳走に変わるわけでもない。
いっそのこと『マッチ売りの少女』のごとくこのいまいましい紙束を焚き付けてしまえば少なくとも
ご馳走の幻影だけは味わえるのではないかと埒も脈絡もないことを考える。
……そこまで落ちぶれることは、できそうになかった。
紙を手にとり、飾り付けを一から作っていく。と、こちらに向かって何かが飛んできた。
反射的に受け止める。がさがさと音のする軽いビニールパック。
「……おつまみセット」
思わず声が出た。捨てる神あれば拾う神あり。
このような粋な計らいをしておいて眩い笑顔で「あはは〜」と受け返す研究員はこの施設には一人しかいない。
「感謝感激雨霰です倉田さ……」
語尾を飲み込む。予想していた人物にあるまじき据わった眼光に冷や汗が流れた。
「悪かったな、倉田さんやのうて」
どっかと往人の隣に腰をおろしたのは紛うことなきこの施設の女ボスの片割れ――神尾晴子であった。
「居候、らしくないことしとるんやなー」
「飯の種だ」
「にしてはヘタクソやなー。どれ、手伝うたろか」
「余計なお世話だ」
「人の好意ってのはな、素直に受けとくもんやで」
「……」
怒っている様子はない。往人をからかって楽しんでいる。……ように見える。
「あ、今もう大丈夫かなーとか思うたやろ」
見透かされていた。
往人が返答に窮している間に、晴子は手際よく色とりどりの紙を飾りつけの花に変えていく。
「……その」
「悪かったな、怒鳴ったりして」
「は?」
「あほ、なに呆けた声出しとんねん。晴子さんが素直に謝っとるんや。もうちっと別の反応があるやろ」
「あ、ああ……こっちこそ済まない」
「ほれ居候、手がお留守やで。もともとあんたの仕事やろが」
気づくと半数ほどの色紙が飾り付けへと姿を変えている。
まるで、手品のように。
「観鈴がな、しゃくりあげながら言うねん。『往人さんは悪くないから』ってな……
まったく、この女泣かせが」
「観鈴は、もういいのか」
「一段落はついたみたいや、今は寝とる」
ふと、晴子の視線が逸れた。その先にあったのは――手書きのプレート。
「霧島センセのか」
「ああ、妹がきたくらいでパーティーははしゃぎすぎだろ。おかげで俺の仕事が増えちまったわけだが」
「あんた、聞いてへんのか、佳乃ちゃんのこと」
「エキセントリック魔法少女さん一号だ。それがどうかしたのか?」
冗談のつもりだったのだが、晴子は乗ってはこなかった。
「さっき電話あってん、本部の天野さんからや――佳乃ちゃんが、そっちに向かってへんかって。
どうやら佳乃ちゃん、天野さんの担当してる……真琴ちゃんやったか、の首、絞めてもうたらしい」
「なんだと!?」
「本部で例の夢遊病がでたみたいなんや。真琴ちゃんのことは心配要らんから――
そう佳乃ちゃんに伝えてほしいちゅうことやった」
抜け出してきた理由を話さない佳乃、唐突過ぎるパーティー、『青い鳥』。
聖の独裁者ぶりにも、合点がいく。
そして。
……公園の真ん中で、影の炎に塗りつぶされた木立の傍で、少女が一人泣いていた。
……何をなすべきか分からずただ佇んでいた。
……そこにいながら、何もできなかった。
……その少女が誰なのかは今でもわからない。
「晴子、観鈴と佳乃を――呼んできてくれ」
(だってそれは往人さんじゃないとできないこと。他の誰にもまねできないことだから)
……しかし――今自分が何をなすべきかは、わかった。
367 :
20:2005/05/20(金) 23:50:29 ID:a8y309j60
遅ればせながら、新作乙であります。
なんか展開がすげぇー
いいかげん自分も早く仕上げねば…
駄文でどうもすんませんorz
368 :
360:2005/05/21(土) 01:45:29 ID:aXHZxiIb0
誰かいるのかを知りたい…
俺みたいなヲチャもどきでない人の誰かを…
ただそれだけだったのに…
>>360は洒落にならんかった。以後romります。すまん。
369 :
11:2005/05/23(月) 17:28:15 ID:RibtzcQM0
『紙月』新作乙です〜。
むぅ、普通に文章表現とか匠っすよね。俺もガンバロ…。
>>360さん、そんなことないですよ?
何か思うことがあったらバンバン書き込んでください!
それに、俺もどのくらいの人が来てくれてるのか知りたいし・・・。
さて、次のどうしようかな…?
書きたいシーンが断片的に出てくるもののどう接ぎ合わせたものか頭抱えています。
中編への感想多謝です。裏パートとして書いているのですきパ以前にはそう大事が起こっているわけではないはずなのですが
なんやら急展開になってしまいました。平にご容赦。
>>360 「20と11以外に〜」というところにつっかかっていきなり本文だけ落とすなんて大人気ないことしてしまってごめんなさい。
”俺まだいるよ”な気分だったのです。確かに本文は遅々として進みませんが……。
ところでネタ出しとか雑談とかで定期的にレスしてかないとスレ保持数が減った都合でdat落ちの憂き目に遭いそうですが如何?
371 :
11:2005/05/30(月) 17:07:44 ID:F2l56+ZI0
そうですね。ソレは避けたいところ。
雑談とかでも何でも保守しなければ!!
さて、これからの展開的にどう持って行ったら良いものか…。
あと、ここ見てくれている人で 絵が描ける人って居ませんかね?
挿絵とか描いてくれる人が居たらすっごくうれしいですよ!!
あと、まとめサイトとかいつか作りたいっすね。
今のところリレーというよりオムニバス形式だからね。
不特定多数が書いている形ではないし……
今はまだここのリサイクルネタスレで細々とやるくらいがちょうどいい思う。
イラストとかまとめとかは読んでくれてる人間がそこそこ増えてからでも遅くはないんじゃない?
373 :
20:2005/05/31(火) 02:36:05 ID:ebx6kJpS0
どうしよう、自分だけ続きが出てない・・・ orz
話の展開の道筋は、脳内でちゃんとできてあるんですけど、
バイトに授業にレポートに忙しく・・・って、言い訳にしかなりませんよね・・・
確かにイラストは欲しいですね。でも現状だとまだ早いですかね。
↓とりあえず、やっつけの繋ぎを投下します。
「嬢ちゃん! あんたは逃げろ。いいな!」
「ふぇ? は、はい!」
スフィーちゃん(どうやら能力者だったらしい)の攻撃が男に命中した。だけど、あれではダメだ。あの男には効いていない!
―――【スサノオ】起動―――
「ヒィイ、ヒャァー!」
「スフィーーー!!」
とっさに健太郎がスフィーをかばう。
そして、
脚部出力を50%に設定。
開放。
宗一は床板を踏み抜く勢いで、駆ける。
そして、翔ける。
「そりゃーーー!!」
「ブゴァァッ!?」
壁を使っての三角跳び。宗一のとっさの跳び蹴りが、健太郎の頭上を飛び越えて
男の顔面に炸裂した。
「なっ…!?」
男は吹っ飛び、店のドアを破って道路へと飛び出していった。
375 :
純白の翼:2005/05/31(火) 02:37:59 ID:ebx6kJpS0
「…大丈夫?」
「あ、う、うん。だいじょうぶ…です」
突然の出来事。そして瞬間移動のように目の前に登場した宗一に半ば呆けた状態で答える看板娘。
それは彼女を抱きしめている(庇っている)健太郎も同様のようだ。
だが、現在そんなことはどうでもよかった。
「そう、そんじゃ悪いけど店のなかで下がっててくれ。
…あの男、あのくらいじゃくたばんねぇよ」
そう言って宗一は男を見据える。
「ヒ、ギ、ガハッ、ギヒッ、ヒ、ヒヒヒヒヒヒ、フヒイイ〜」
男は刀を杖代わりにして、よろけながらも立ち上がろうとしていた。
「…宗一君、これって、なにがどうなってるの?」
「それはこっちが聞きたいですよ。…あの刀、何なんですか?」
「あ〜、あれはね……」
健太郎は口ごもりながらも簡単に説明した。
「人の体をのっとる古の妖刀!? 確かにいわく付きの代物でしょうけど、
なんでそんなもの触らせるんですか!!」
「ちゃんと成仏したんだよ! もう妖気は消えたようだったし! それに変だよあれ…。
以前暴れた時はちゃんと理性があったんだ。なのにあんなに狂ったようになるなんて…」
「とにかく、こうなったら…」
宗一は手近にあったフィルスソード(レプリカ)を掴み、店の外へ駆け出す。
「バイト代、はずんで貰いますからね!!」
「フヒヒィーー!」
宗一が店を飛び出すと、その後を追って男が駆けてゆく。
そのまま二人は、夜の街に消えていった……。
376 :
純白の翼:2005/05/31(火) 02:39:19 ID:ebx6kJpS0
「…ねえ、けんたろ…」
「…どうしたスフィー」
「…どうすんのコレ?」
二人の目の前には、しっちゃかめっちゃかになった店内の惨状、
そしておしゃかになった骨董品の数々…。
「…とりあえず、後で請求しよう…」
「…どっちに…?」
健太郎は横目で、宗一が踏み抜いた床板と壁と壊れた扉を見やる。
「…両方に、だな…」
ちなみにこの後、『御堂さん』の行方がつかめず、全額を宗一が支払うことになるが、
それはまた別のお話である。
377 :
20:2005/05/31(火) 02:46:59 ID:ebx6kJpS0
とりあえずここまで。
未熟で稚拙な文章ですが、ご勘弁を。 orz
少しネタバレすると、某ロマンホラー漫画のネタで逝こうと思っています。
378 :
20:2005/06/07(火) 17:13:09 ID:5mq252hA0
村八分くらったかな漏れ・・・ OTL
続き書かずに書き込んでる自分が悪いんだけどさ
379 :
名無しさんだよもん:2005/06/08(水) 07:21:02 ID:Uo/OpO3k0
恥ずかしい糞スレ晒しアゲ
380 :
11:2005/06/09(木) 11:07:57 ID:oMlvSHjK0
20さんゴメーンっ!!
いや、中間テストでしばらくネットにこれませんで、村八分とか村九分とかそういう訳ではないんですよっ!?
ともあれ、新作乙です。
某ロマンホラー漫画と言われると、ジョジョ第一部しか思い浮かばない俺の頭。
とにかく、続きに期待です!!
>>中間テスト
歳のばれる発言は止めなさい。
382 :
20:2005/06/12(日) 21:11:46 ID:sCLHlAsh0
>>380 そうですか・・・、それはお疲れ様です(´・ω・`)
こちらもレポート溜まっていますので人のこと言えないですけど、ガンガってください。
続きは…ガンガります。 orz
ジョジョ第三部です。(;´Д`)
保守
hosyu
385 :
名無しさんだよもん:2005/08/06(土) 21:42:05 ID:mVTU4jAX0
保守あげ
超がんばれ
387 :
hage:2005/08/10(水) 13:53:38 ID:C6mus4QCO
なんだこのスレ…(||| ̄Д ̄)ただのU-1隔離スレじゃねーか…
とりあえず晒しage(ゲラ
そんなこと言って、本当は盛り上げたいくせにw
いいじゃんよ別に、好きでやってるんならさ
390 :
名無しさんだよもん:2005/09/03(土) 13:50:59 ID:PcELLjYe0
hosyu
391 :
名無しさんだよもん:2005/10/04(火) 23:24:45 ID:Px8eQ66Y0
一ヶ月も更新止まってる。
さすがU−1SS!
392 :
名無しさんだよもん:
揚げ