こちらこそよろしくお願いします
Lv0・・・orz
俺とエルルゥとは永久連結器だから
俺はベナウィ様と永久連結器だから問題なし。
なら、連結器のカバー外したら?(彩園鈴
要はドリルチンポの川ってことか?
俺、今タマ姉と連結作業中なんだ。悪いね。
漏れはこれからエルルゥとの連結耐久テストを始める。
もちろん連結器がふやけても構わない。
連結器が古くなったら取り替えろよ
トミックスのTNカプラーを付ければ大丈夫。
198 :
名無しさんだよもん:2005/04/21(木) 11:19:27 ID:P8m8eqaX0
KATOカプラー密連形は「ロン」するのでイクナイ。
エルルゥに乗っていると207系電車を思い出して恐ろしくなる。。。
202 :
箔皇 (1):2005/05/03(火) 23:49:10 ID:gviWSw1Y0
長い、長い一日が、今日もまた始まった。
交わされる言葉もない。
しかし人の群れは皆一様に同じ方向に進んでいく。
その一見調和的な行進が、無遠慮に無機質な床面を打ち鳴らす。
一度俯けばその空虚な反響に呑み込まれてしまいそうになる。
重い頭を無理に擡げ、溺れぬように進む。
先へ、先へ。
視線が無数に交叉する。
しかしそのいずれもが焦点を結ぶことなく分散していく。
その一見殺伐とした交流は、擦り切れそうな神経を傷つけない為の配慮である。
一瞬捕わらばその逆巻く波濤に打ち砕かれてしまうだろう。
冷たい瞳を翻弄させて、触れぬように進む。
先へ、先へ。
一枚の切れ端が、そこでは証である。
誰もがそれを失えば、彼は塵芥同然の存在なのだ。
認められない者は押し退けられ、そうでないものは押し込まれる。
証があっても、時には気分次第で排斥される。
そのような存在なのだ。
203 :
箔皇 (2):2005/05/03(火) 23:49:48 ID:gviWSw1Y0
誰にも意思などあるはずもない。
只順番通りに歩みを進めているだけなのだ。
そうして、子供が遊び飽きた玩具を仕舞うように
小さな箱に詰め込まれるのを待つだけなのだ。
長い、長い一日が、今朝もまた。
たかが数分をやたらに惜しむのだろうか、
既にひしゃげそうな箱の中に数人が必死になって身体を捻じ込んだので、
愈々歩幅を整える隙間もなくなった。
それどころか、それまでは成るべくぶつからぬようにと互いに肩をすぼめていた人々は、
その思わぬ無礼な侵入を押し付けられたためにかき乱された神経による憤懣のやり場を、
もはや溜め込むことさえなくそのままに押し戻す。
悪意からではない。
自分はがらくたではないことを、生きた人間なのだとの訴えんが為なのである。
それでも言葉が交わされることも、視線が重なることはない。
ただ、呼吸とも溜息とも付かぬ音を僅かに荒げるか、あるいは相手に気づかれぬよう微かに睥睨するのみである。
204 :
箔皇 (3):2005/05/03(火) 23:50:24 ID:gviWSw1Y0
人々の意識とは無関係に、箱は前へと進みだす。
暫くすると幾つかのがらくたを吐き出し、また使い古された玩具を詰め込み、先へと進む。
箱が戯れに仕掛けてくる大きな揺れに、よすがのない者達は期待通りに怯えながら
必死になって足を踏ん張ることしかできない。
そして平衡を失った者は、自らががらくたであることを無様に証し立てることとなるのだ。
ゴトン
気の遠くなるような閉塞感の中で半ば意識を失っていた故か、とうとう彼は箱の悪戯に身を崩しかけた。
無意識に伸ばした腕が宙を撫でる。
残影を描いている周りの景色が、それでも無関心な、いや幾分か残酷さを含んだ笑みを浮かべている。
余りにも冷淡な人の視線に、伸ばしていた手が却って哀願の情を引き起こしたが、
がらくたは誰も拾わぬからがらくたなのだと、皆は人間然を極め込み取り澄ますばかりである。
205 :
箔皇 (4):2005/05/03(火) 23:50:56 ID:gviWSw1Y0
自己の存在が失われ行く次の瞬間をもはや呆然と待つしかない。
その時、たった一つの声が彼に呼びかけた。
「掴まって下さい!!」
声と同時に細く白い手が、彼の眼に見えた。
考えるまもなく、とっさに手を掴む。
小さな手が、きゅっと、握り締めた。
その果敢無げな支えに助けられ、彼は倒れかけていた身体を僅かに持ち直した。
しかし、直ぐに彼の全体重がその小さな手に掛かると、思わず声の主はあっと悲鳴を上げた。
彼は慌てて、無意識にその手を放す。
だがそれはまたしても彼を不安定な状態へ放り出すことになった。
今度こそ、と諦めかけたとき、再び声が上がる。
「今です、今度はこれに掴まって!」
咄嗟に声の方向に向かって半身をひねり出す。
何かが指に引っ掛かり、しっかとした感覚が腕に伝わってきた。
肩に全力を篭め、一度に引き戻す。
地を失っていたつま先が確かなものとなって、彼は生気を取り戻した。
行き場を失っていた汗が、毛穴という毛穴から滲み出していた。
206 :
箔皇 (5):2005/05/03(火) 23:51:49 ID:gviWSw1Y0
窓から見える風景が、清かに映じた。
「よかった・・・」
と安堵する声にはっとして、彼は声の主を初めて眺めた。
そこには心の底から微笑みかける可憐な少女の姿があった。
彼は、驚きの余り礼を述べることもできず、
ただただ彼女の黒目がちな瞳に呑み込まれていた。
「もう大丈夫ですから、安心してくださいね」
そう語りかける少女に頷き返すことがやっとで、
彼は平静さを取り戻すまでに随分の時間を必要とした。
その間、彼は彼女と窓を掠めていく風景とをぼんやりと交互に見つめていた。
彼女の黒く、瑞々しい輝きを放つ長い髪から、朝露の香りの懐かしさが鼻孔をくすぐった。
まるで、初めてこの時間が朝であることを知った気がした。
車両の振動に揺れるしなやかな黒髪から、一握りの束が伸びていた。
彼は、その織りなされた帯に吊り下がっていた小さな輪を握り締めていたことに気が付いた。
あっと声にならぬ声を上げて、彼は輪から手を放そうとする。
と、
「大丈夫です。だから、そのまま・・・」
207 :
箔皇 (6):2005/05/04(水) 00:06:47 ID:NiXVOfJz0
子供を宥めるように、放しかけた彼の手に自分の手を重ねると彼女は優しく語りかけた。
円な手と、柔らかな輪に、彼は支えられていた。
その温もりによって、支えられているのだと彼は思った。
彼女はエルルゥと名乗った。
「いつも大変ですね。今日はわたしがこうしてついていますから、
楽にして居てくださいね」
エルルゥの優しい言葉に包まれてもなお、彼は言葉を発することなく俯いていた。
声を出せば、涙が溢れてしまいそうだったから。
胸が詰まって、輪を握っていた手が微かに震えていた。
エルルゥ黙って、彼の頭をゆっくりと撫でていた。
どれ位の時間が経ったのだろう。
彼が落ち着きを取り戻した時も、車両は相変わらず混み合っていた。
ただ、彼の眼にはそれまで見えていた風景と今のそれとでは違うような気がした。
エルルゥが、
「みんなも頑張ってるんですね」
と言った。
普段は素直に受け入れたくない言葉も、彼女の声を通すと、すんなりと腑に落ちた。
彼女は毎日こうして自分達を眺めていてくれていたのだろうか。
そうして、必要とあれば救いの手を差し伸べていてくれたのだろうか。
不図そんな質問を投げかけてみたくなり、彼女の方を見た。
視線が合い、彼はその眼を暫く見つめていたが、何も言うことなくただ微笑んだ。
エルルゥはきょとんとしていた。
208 :
箔皇 (7):2005/05/04(水) 00:07:22 ID:NiXVOfJz0
そうしている内に、もう暫くすると此処を離れなければならない時間が迫ってきた。
彼はエルルゥとの時間が惜しまれてならなかったが、
今抱いている感情を押し通すことが、彼女の優しさを、救いを、裏切ることになることを知っていた。
せめて、後僅かの時間を大切に過ごしたい、と思った。
名残惜し気に輪を撫で、穏やかに車内を眺めているエルルゥを愛おしく感じていた。
と、不意に彼はその手を翻し、半歩右に移り網棚の下に走っているパイプの手すりに掴まった。
彼の唐突で不可解な行為に、半ば夢うつつで車内に心を遊ばせていたエルルゥは
一瞬吃驚したような眼で彼を見つめた。
が、その疑問が解けるのにそう時間は必要でなかった。
大きな男性達の間から、高校生の女の子が窮屈そうに這い出てエルルゥの輪に手を添えたからである。
女子高生は彼の意図に気づくことなく、片手に持っていた参考書を一生懸命見ていた。
エルルゥは、にっこりと微笑みを投げかける彼を見た。
そうして、同じくらいにっこりと笑顔を返した。
時間はやってきた。
彼は、流れ出る人波に押されつつも、最後まで彼女を見ていた。
「また、逢えるといいですね」
ホームに響き渡るベルの中で、彼はその声を聞き逃さなかった。
ドアが閉まり、電車はゆっくりと動いていった。
彼は電車が見えなくなるまで、ずっと眺めていた。
長い、長い一日が、今日からまた始まろうとしている。
210 :
名無しさんだよもん:2005/05/12(木) 14:35:48 ID:uwj3n55w0
207系あげ
今日のおやつは…と。おお!母さん特製ドーナッツ!このドーナッツはお袋の味がする。
そこらのダ○キンやらミ○ターなんかと比べると実においしそうだ。
満員電車だがそろそろ夕時、腹も減ってきた。秋葉原につく前に喰って精気でもつけるか。
おっと危ない!ゆれたひょうしに危なく落とすところだった。それでは改めていただきまーす!
…ん?ガリッ?なんだこりゃ?いやに堅いぞ?くっ…このっ…
「あっあの…」
ふと声をかけられて振り向くとそこには迷惑そうな困ったような顔をした少女が。
ふと気が付くと自分の手が掴んでいるのはドーナッツではなく彼女の髪に吊り下がっている輪っか…
212 :
名無しさんだよもん:2005/05/14(土) 01:02:37 ID:fcjLtus60
214 :
名無しさんだよもん:2005/05/14(土) 01:30:02 ID:fcjLtus60
意味わからん
だから何?
215 :
名無しさんだよもん:2005/05/14(土) 01:31:39 ID:fcjLtus60
つーかエルルウって何?
216 :
名無しさんだよもん:2005/05/14(土) 08:26:23 ID:fBS4NlJD0
俺
彼
ワシ
某
小生
221 :
名無しさんだよもん:2005/06/22(水) 19:59:27 ID:C5mrT6ls0
半定期コピペ
中立状態の議員への凸をお願いします
一覧表は
連投規制よけの為※は除いてください
http://www.medianetjapan.com/2/※※20/book_newspaper/tk0150/daigishi/indexdaigishis.htm
※外国人参政権問題と混在してますのでよく読んでください
※とりあえず色つきしてない人から凸した方が良いかも
※メアドは右端の方に有ります
※メアドの訂正情報は そのサイトの
掲示板に出ていますにで一度見てください
あと マスコミ・宗教団体・各種団体への凸
掲示板への貼り付け(ちゃんと空気を読んで)
自民党・民主党本部へのFAX凸
継続的にお願いします
人権擁護法案マガジン
ここに登録すると最新情報が送られてきます。
http://www.freeml.com/info/[email protected]
223 :
名無しさんだよもん:2005/06/24(金) 16:23:52 ID:cpCG73jR0
223系あげ
電車エルルゥ
暑苦しい夜が続いて体調を崩したせいか、アルルゥが熱を出した。
「おねーちゃん」
妹の呼ぶ声がして、エルルゥは振り返る。
砕きかけの氷を入れたボウルをまな板の上に置くと、前掛けで手をぬぐいながら、枕元に行く。
「なぁに?」
そっとほおに触れてやると、アルルゥは気持ちよさそうに目を閉じた。
まだ、火照った感じが残っている。だが、昨夜ほどひどくはない。
薬草と違って、こちらの医者が処方してくれた薬は、恐ろしいほど良く効いた。
もう峠は越した。明日にはもっと良くなるだろう。エルルゥにはそう確信できた。
「おねーちゃん…」
そばにいて。
そう言う代わりに、アルルゥの手がきゅっとエルルゥの輪をつかむ。
「大丈夫。明日にはすっかり治っているからね。そしたらムックルやガチャタラと遊べるよ」
妹は、めをつぶったまま、こっくりと頷く。
その小さな手は、迷子を恐れる子供のように、エルルゥの輪をしっかりつかんで離さない。
彼女は恐れているのだ。死を。
彼女の知る病気は、いともたやすく隣人を奪う存在だったのだから。
「おねーちゃん」
「大丈夫。絶対良くなるから。…ね?」
水差しから水を飲ませてやると、アルルゥは美味しそうにのどを鳴らした。
アルルゥの息づかいが穏やかな寝息に変わるまで、エルルゥは妹の髪を愛おしげになで続けた。
おまいら電車の中でエルルゥが酔っ払いに絡まれてたらどうする?
つり革を引張って助ける。
228 :
名無しさんだよもん:2005/09/25(日) 16:20:47 ID:VFFA7/W20
<丶`∀´>y─┛~~
229 :
名無しさんだよもん:2005/09/25(日) 17:55:01 ID:sCq/+JcS0
改札を抜ける。
薄汚れた、元は白かったであろう、木の野ざらしのベンチが、まず目に入った。
座部を軽く手で払った後に、あたかも、そこに座るのが当然の権利だ、とでもいわんばかりに、どかと腰を落とす。
このベンチは、今まで、たくさんの人間を、こうして無言で支えてきたのだろうか。
荷物を床に置く。
軽い疲れが、小さなため息となって大気中に浸透していく。
―もうちょっと、遅く来てもよかったか。
田舎故、ホームには他に人影が見えない。
正午はとっくに過ぎたが、夕暮れには早すぎる、秋の朗らかな一日。
ぽかぽか、という形容詞が一番相応しいだろう。
僕は、慎み深い秋の光を浴びながら、向かいに立っている施設倉庫を群を、じぃっと眺めていた。
焦点は動かさない。動かすのもめんどくさかった。
人っ子一人通らない。
ふいに、眠気が襲ってきた。
寝ていなかったからだ。
心地よい疲労感が、意識と無意識の垣根を取り払った。
そうして、こういったやさしい光の中で、今までに自分が行ってきた、あるいは自分に降りかかってきた、
つまらない事柄から、今の自分の要素の一因となっただろう大事件に至るまで、記憶の中から掘り出し、それを弄んでいた。
相変わらず日の光は繊細だった。
戯れの中で、鉄道マニアの友達が言っていた、ある単語、その単語は本来、一部の地域の一部の人間のみが、語感と意味とを
正確に把握していたものだったらしいが、その単語が不意に飛び出てきた。
「えるるぅ」
僕はこれがなんだか知らない。ただ、言えることは、この単語はもはや一部の事情通が送受信する類の、隠語めいたものではなく、
都市伝説か、伝奇再来、あるいは…神話のような抽象性と普遍性をもってして、人々が認知しているということだ。
えるるぅ…噂か、妖怪か、あるいはまた神か。
僕の今回のこの旅は、「えるるぅ」とは何か、「えるるぅ」が、自分にとってなんなのか、ということを自分の目と耳で確かめたい、
という無鉄砲な好奇心から生じたものだった。
木々がざわめいた。
カンカン、という遮断機の音。
上り電車がこっちに向かってくる。
空を仰ぎ、
ロードローラーだッ!
ウリィィィヤァァァァッ!ぶっつぶれよォォッ!
もうおそい! 脱出不可能よッ! 無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァーーーーーッ
とるにたらぬ人間どもよ! 支配してやるぞッ!! 我が「知」と「力」のもとに ひれ伏すがいいぞッ!
10秒経過!
236 :
名無しさんだよもん:
UP