1 :
再構築:
2 :
名無しさんだよもん:04/06/13 11:02 ID:9bTXMicN
2
また落ちたのか
5 :
名無しさんだよもん:04/06/13 11:29 ID:DHb9eZBl
伝奇活劇ビジュアルノベル
Fate
stay night
絶賛発売中 8800円(税込価格9240円)
人気投票結果発表中。
原画 武内崇
シナリオ 奈須きのこ
音楽 KATE & NUMBER201
■TYPE-MOON オフィシャルサイト
ttp://www.typemoon.com/ スレはエロげー板で「TYPE-MOON」と検索すれば一番上(売り上げも一番上)にでてきます。
そうでなくてもエロげー板で最も活気があるので上のほうにスレが常にありますので探してみてはいかがでしょうか。
なお、Fateは12万本,CLANNAD6万本と今年の1位と2位は差が2倍!しかも10万本突破!しかもシナリオ部門1位!
この機会を逃してはいけません。通常版「Fate/staynight」を購入ください。
なお、「空の境界」はただいまどこの店でも売り切れ続出で再販の目処がたっておりません。申し訳ございません。
ロイター通信担当:奈須きのこ
今度こそ1000まで逝きたいな
大いなる父アッキーに祈りなさい
9 :
名無しさんだよもん:04/06/13 20:26 ID:KaIgJkYC
アッキーって身長いくつ?
ダンクできるって185以上くらいはありそうだな。
レインボー保守
11 :
名無しさんだよもん:04/06/13 21:35 ID:KYp2csrf
やっぱり、昔は不良だったんだろうか?
乙。
13 :
名無しさんだよもん:04/06/14 10:22 ID:8qQ8Kmep
埋め草
14 :
名無しさんだよもん:04/06/14 12:56 ID:F/4uoY1h
話題がないなあ
15 :
名無しさんだよもん:04/06/14 14:11 ID:HDtmGnYL
早苗「秋生さんにこんな趣味があるなんてしりませんでした」
18 :
名無しさんだよもん:04/06/15 08:38 ID:H4LeCrpB
どんな趣味だ?
夜は舐め魔
100京円?
いや、普通にスカートめくりかと…(趣味
しかし本当にスカートめくりしてるところを想像すると…ハァハァ
23 :
名無しさんだよもん:04/06/15 15:38 ID:sNGfVdmZ
早苗さんはどんなパンツ履いてるんかな。
意外にエロいものの予感。
>>23 いたる絵のキャラの下着ほど色気のないものはない
どんな色あったっけ?
白以外何があったっけ?
七瀬と澪がストライプかチェックだったような記憶が…
φ(.. )
31 :
名無しさんだよもん:04/06/16 09:49 ID:d6YJGQyq
黒レース希望。似合うよ、早苗さん
32 :
□三才:04/06/16 17:44 ID:weAI542Z
秋生ー
秋生さんの好きなところを正確に捉えてるんだよ
秋生名言集その1
夢を叶えろ、渚ああぁーーーーーーーーっ!
渚あぁぁーーーーっ!馬鹿か、おめぇはーーーっ!
子の夢が親の夢なんだよっ!おまえが叶えればいいんだっ!
俺たちは、おまえが夢を叶えるのを夢見てんだよっ!!
俺たちは、夢を諦めたんじゃねえっ
自分たちの夢をおまえの夢にしたんだっ!
親とはそういうもんなんだよっ!家族ってのは、そういうもんなんだよっ!
だから、あの日からずっと・・・パンを焼きながら、ずっと・・・
俺たちは、それを待ちこがれて生きてきたんだよ!
ここでおめぇが挫けたら、俺たちゃ落ち込むぞ、てめぇーーっ!
責任重大だぞ、てめぇーーっ!!
ならキスしろっ!
頑張ってキスしたら許してやるぅっ!
あほかぁっ!そんな小学生のようなキスで許してもらえると思うなあぁぁっ!
ほら、入っていくだろう? 見えるだろう? ずぶずぶと入っていくぞぉ〜!
ほら、入れた!根本まで入れたぁっ!
お前の尻と俺の骨盤が密着している。俺のモノはどこに行った?
そうか、おまえの膣の中かっ!
見えないと思ったら、そんなところに隠れていたのかぁっ!
参ったぁ!俺は参ったぁ!なぜなら気持ちよすぎるからだぁっ!!
どうすりゃいいんだっ、俺はっ!
こうやって猿のように出し入れを繰り返すしかないだろうっ!
途中から違う人になってるよ…
ワロタけど…
いや、その台詞を知ってしまった秋生なら
そう叫びながら早苗とプレイするに決まっているさ。
38 :
名無しさんだよもん:04/06/18 11:42 ID:63uVNdJP
秋生の声がMOON.DVD版の高槻に脳内変換されちまったぞゴルァ!
娘を犯す鬼畜アッキー燃え
40 :
名無しさんだよもん:04/06/18 15:30 ID:mqQ+ZmRL
渚のマムコはとても気持ちよさそうなので
漏れが秋生なら間違いなく襲ってるな…
似てないなぁ。
出どころは渚スレだな
またワロタが
早苗さんとは、高校の時に出会ったんだろうか?
朋也ぐらいの年で渚を生んでたって言うし。
セフレだったが渚ができたからケコーンした
>>45 有りうるな。演劇を続けたかったとか言ってたし。
できちゃった婚で、駆け落ちって説はどうだろうか…これだとなんか近年現実でも良くみるDQN系だが('A`)
本編で、古河家の親の話は出てきてないし、渚が死に掛ける所まではある意味自分勝手にやってたようだからな。
高校あたりで出会い、ヤった→出来ちゃいました→ケコーンしようとするが親に反対される、駆け落ち
っぽく考えたがそうなると早苗さんの教員免許取るための費用とかはどっからでたのかが謎になるな。
…最終的にはそういうところは親が出してたと考えたいが。
古河の血は争えない
早苗さんは渚を病院で
産んだって言ってたね
普通のヤンママ
古河夫婦はAIR主人公とヒロインの生まれ変わりと
脳内保管すると、なにか幸せな気がした
早苗さんが白痴だといいたいのかー
52 :
名無しさんだよもん:04/06/20 15:41 ID:qkION77K
/\___/ヽ ヽ
/ ::::::::::::::::\ つ
. | ,,-‐‐ ‐‐-、 .:::| わ
| 、_(o)_,: _(o)_, :::|ぁぁ
. | ::< .::|あぁ
\ /( [三] )ヽ ::/ああ
/`ー‐--‐‐―´\ぁあ
一見白チーズだが、芯はしっかりしている人が一番萌える。
中身まで白チーズだと救いようがない。
56 :
□三才:04/06/20 20:37 ID:BD7iuOiP
懐かしいなソレ
今読んでも全然萌える
>>50 生まれがこっちの方が早いと何度も突っ込まれてるのに懲りませんね
別に怒ってないけど
そうなのかw
説得力無いね
62 :
名無しさんだよもん:04/06/21 09:58 ID:Qdze+Ev/
ネオ麦茶登場で大爆笑。
だーまえは文部科学省選定作品にでもしたかったのかと。
AIR編の2人は一応悲劇的なものだったからな
2人と古河夫婦は違うけど、外見とかキャラの一部は似ていると思った。
だから生まれ変わりと考えたら〜って思ったのかと
ジョジョの6部ラストみたいな考え
生まれ変わりっぽい奴らはAIRのラストで子供だから
>64
別に同一人物説なりを挙げてで議論したいわけでもない。
戯言として処理してくれ。
スレ汚してすまなかったな
66 :
名無しさんだよもん:04/06/23 22:36 ID:sCd4/bB9
あっきー(;´Д`)ハァハァ
67 :
名無しさんだよもん:04/06/23 23:17 ID:XMRu+2ne
>>66 しおちゃん! そんな言葉どこで覚えたんですかっ!
68 :
名無しさんだよもん:04/06/24 00:00 ID:SNoHFbbh
漏れは笑わせる〜とか辺りでこいつは最高の生まれ変わりだ、と思った。
確かAIRでも夢編観鈴でそんな事を言ってたしな・・・
>>68 そういや観鈴と早苗の髪型も同じだな。
しかし、観鈴が成長してもああいう母性オーラを発揮できるようには思えないが…
晴子混じってる気もするけどな。秋生。
怒り顔とか。
71 :
□三才:04/06/24 22:41 ID:Wx9ryE3y
混じってるな
72 :
名無しさんだよもん :04/06/24 22:50 ID:JIx0+zKD
「あっきー」てのは,元ネタは,日本一の旧家の御次男様か?
…このゲームのベストカップリングがアッキー×朋也だと思った
俺は真剣ヤバイのだろうか…
ぐおぉぉぉーーーっ
75 :
田村玲子:04/06/25 12:18 ID:ii43TjCt
76 :
名無しさんだよもん:04/06/26 00:15 ID:mfsXmp1Q
>>73 じりりりりーん、じりり…
「あい、古河だけど」
「あ、オッサン? 俺だ」
「おう、小僧か……渚と汐には見つかってないだろうな」
「ああ、そこはぬかりねぇ。オッサンも早苗さんに…」
「馬鹿、見つかるわけねぇだろ! だいたい…」
「「なんの話ですか、{秋生さん/朋也くん}」」
がちゃっ!
くそっ……今日も邪魔が入ったか……
>>76 その調子でファイト
つか世間見ると朋也×春原ばっかでアッキーの入る余地無し
なのは少し意外だった…。
79 :
□三才:04/06/26 02:52 ID:947ALqj+
アッキーは聖域なのか?
あっきー最高なんだが世間の認知度は薄いよな
秋夫って、学生時代は長ランとか着てそうだ。
残念短ランとボンタンだった
俺のイメージではアッキーは白タイツに股間モッコリで演劇頑張ってる
85 :
名無しさんだよもん:04/06/27 11:27 ID:UkH2m3hp
あっきーのおかげで、汐ちゃんは機動戦士博士になれました
秋生さん最高なんだが
いっそ主人公秋生さんのほうがいいくらい。
87 :
名無しさんだよもん:04/06/27 13:00 ID:oPWTMSZc
>>86 するとなにか、選択肢を誤ると、幼い渚が高熱出して倒れるところで
「…さようなら……お父さんっ…」
ってことになるのか?
確かに葉鍵の男キャラの中では国崎に次いで最高なキャラだな
国崎が秋生に勝る点なんて無いだろ
国崎の最高は奴自身の妄想だしな。
強さでは勝てるわけないし演劇で成功してたからしょぼい人形劇がかなう筈もない。
パンも実質彼一人で焼いてるし料理でも負けないだろう。
魅力も子供にすら好かれない浮浪者では犯罪者とも分かりあえる彼と比較にもならん。
ハガレンの無能が無能じゃないように別に最高も最高というほどのものはない
いやーどっちも面白いしいい奴だからどっちとも最高でいいよ
あの程度で最高なんて片腹痛いよ
国崎は命をささげたんだぞ
捧げても大して役にも立たなかったのを最高とか言われてもねえ
見方によっちゃヘタレだ。
まあカラスになっただけで死んだとは言い切れないが。
まあつまりあっきーを見習えと
犯罪者を救い尚且つ自分もちゃんと生還したからな
できないのを悪いとは言わんが最高と言われる資格があるとはとても
97 :
□三才:04/06/29 04:13 ID:jQrGY2Ji
観鈴ちんにとっては最高だったんだよ
観鈴にとっての最高は晴子
100 :
100:04/06/29 20:00 ID:dXLDjabi
こいつ普通におもしろすぎw
keyの男の中では最強かな。
主人公の心の中のツッコミもかなり笑えるが。
春原も普段からおもろいし、決めるところは決めるし。
CLANNADの男キャラはかなりいい味だしてるねw
(じーさんは普通だけど)
春原と秋生は完全に主役もヒロインも喰ってる
つーか主人公イラネ
>>105 馬鹿だなぁ
春原も秋生も朋也が存在してこそだぞ。
逆だろ
二人とも朋也がいなくてもいいが
朋也なんて単体じゃ何の価値も無いゴミ
>>107 秋生も春原も主役を張ったらキャラクターを活かせない。
あのポジションが最適。
あっきーは少年漫画の主役向けのキャラだよ。
朋也は麻枝主人公にあるまじきつまらなさ。
110 :
名無しさんだよもん:04/07/02 20:51 ID:nUaHmPuz
安芸
秋夫は人生の勝ち組ですかね?
秋生は真の漢だな
漏れが秋生ぐらいの才能があれば家族を捨ててプロ野球にいくよ
秋夫がもしプロ野球いっていたらタイトル獲りそうだな
漏れ的には秋夫はクローザーとして40セーブぐらいいきそう
>>112 そんな男に栄光は無い。
それが鍵作品の肝だと思う。
このフラッシュ何回か見たけど、本当にこんな人生歩んでいる人が居るんだな。
でも野球より演劇の道を選んだという事は
そっちの方は野球以上に才能があったんだろうか?
本当に死角の無い人だ
119 :
□三才:04/07/07 19:49 ID:9CSHRJ29
秋生あげ
汐が生まれたら、秋夫もだんだん老いていくんだろうか?
だんだん白髪になったり。
ワラタ
秋生は雑魚、朋也如きに負けるからな
負けて無いじゃん
手加減してもらった野球の事か?
その後の朋也のセリフで一目瞭然
それにあの時の朋也は高校時代とは違って
かなり筋力などもついてる
その秋生に負けた雑魚智代w
秋生に負けるのは普通
age
早苗さん嫁にもらってマジでうらやましいなちくしょー_| ̄|○
こいつらってサイヤ人だろ?
戦闘民族
>130
IDがDとBとZがあってドラゴンボールっぽいけど、何か違う・・・
バスジャックって・・・('A`)
萎えた香具師は負け組
ネ○○○と言いたいだけだと思うが
じゃあ列車をテロリストに占拠されて(以下略
えーと、何だっけそれ。
セガールが戦うコックさんの映画だよな。
…やべ、なんかはまりすぎ。
>135
ネ申コロさまのことだね
まさかピッコロと神さまが合体して、あそこまで強くなるとは思わなかったよ
ブウ編じゃただのギャグキャラと化してけどな
先日CLANNAD終わったばっかりでDNMLに手を出してみた
春原ホモネタ多いなぁとか思ってると「秋生の夢」「発見
秋生好きなんで見てみる・・・・・・なんだよコレ!SUGEEいい!
公式シナリオかと思っちゃったよ・・・キャラの性格ズレなんかもほとんどないし
秋生メインSSは少ないがもっとみてみたいと思った。
組織票止めれ
前に言ったよ
この場合、組織票という言葉は正しくない。
2chに宣伝するなんて愚の骨頂なのは確か
秋夫と国崎どっちが最高??
おれは秋夫派だね。
釣りは勘弁してくでー
今年の春にKanon、AIRとやって葉鍵板住人になったんだけど、正直、なんで国崎ってそんな人気あんの?
人気があるというより狂信者が凄いだけ
数で多いかといえばそうでもない
152 :
名無しさんだよもん:04/07/21 17:28 ID:7p7rdP2x
age
数で言えば相当なもの
>149
鍵の男でようやく魅力的なのが出てきたから。高槻、少年、折原、住井、祐一、北川あたりで高槻は
さすがにいかれすぎだし、折原は長森シナリオあたりでは愛すべきでもなんでもないただの
ドキュソになってるのが不評?後はいまいち影が薄い。
国崎は始めて主人公でちゃんと顔があるのも少しはあるかもね。
>>153 でもないよ実際
最高スレ以外ではあんまり語らないもの皆
156 :
149:04/07/22 03:22 ID:EXg03VSN
>>154 祐一、北川以外はone、MOON.の男キャラ?やった事無いから知らないんだわ。
まぁなんにせよレスありがd
>>154 国崎は全編通じてドキュソだろ
最高ネタで美化されてる面は強いよ
そのせいで最燃で反発喰らいまくったんだから
U-1とか最強秋子に近いものがあるよ
秋生スレでU-1とか最強秋子とかやめれ
だな
ついでに無意味な国崎マンセーも最高スレの中だけで叫んでろ。
たまに秋「夫」と書く奴がいるが、気を付けろ。
あっきーとアッキーはどっちが正解?
秋生が汐に呼ばれる時に「じじ」「おじいちゃん」とか言われないように、先手を打って教えようとしたのが「アッキー」
それを恐らく聞いて育った汐の秋生への呼び方が「あっきー」
秋生大将!トシなんだから無理すんじゃねーよ
無敵のオレ様がいればタマコロ遊びなんぞに負けやしねぇ!
汐「あっきーの機動戦士の つの・・・・・・おれちゃった」
>>164 秋生「ぐおぉおぉおおおぉぉぉーーーっ!」(ごろごろ)
なんか秋生の性格や趣味、朋也への態度を見ると、
ホントは娘よりも息子が欲しかったんだろうなぁ・・・
(こういう場合に限って何故か娘に恵まれる、逆もまた然り)
早苗さんが止めなければ、もしくは渚の体が丈夫なら
娘にすら、野球やガンプラの作り方を喜んで教えそうだし。
秋生みたいな親父キャラはみんなの憧れさ
汐は女の子で良かったよ。
女には甘いが、男にはきつく当たる朋也なら
自分の息子の肩もぶっ壊しかねないところだ。
アンチ朋也スレの話題をわざわざ持ち込むなよ
朋也みたいな親父キャラはみんなの敵さ
| ,イ, ! ! ! | |', !', ヾ、ヽ /__ !| ! ! !!
|/| ! | | ',TTヽ、',ヾヾ`ヽ'´ o`゙ レ ,!|
僕はどうなんですかねぇーっ |! i '、 ', ヾr'´o` ‐--' ノ'⌒リリ
l| ',',、ヽヽ ヽー'' ' _ rノノ
ヾ ヽ`ヾ、ゝ ヾ二-- } ノァイ
しかし、実際息子だったらどうだったんだろう??
こないだのSS祭りでいい感じに秋生分が補充できたと思ったのは漏れだけか?
お前だけ
わしとお前の二人だけ!
春原は、妹(芽衣)はちゃんと可愛がってるみたいだし
いい親にはなるだろう。
ま あ 先 に 結 婚 相 手 を 探 す の が 当 面 の 課 題 だ が 。
秋生はハレルヤ
朋也が雨宮で春原が椎名
>>177 いや、すげえな。秋生も人気はあるだろうと思ってたが
まさか国崎最高に匹敵する力とは。
国崎は2chに宣伝しまくりでこれだから
実際は匹敵どころじゃないのでは?
まああのスレ実際はそんなに人いないような気もするけど
主人公なのに、朋也悲惨だな・・・
まあ祐一の1個下なら大健闘か。
この板での叩かれっぷりを見ればこれでも奇跡に近いだろ
後半主役3人に一気に抜かれた春原は…
>>181 見事なヘタレっぷりだったじゃないか。
むしろ春原の芸風を完遂した。
祐一には普通に抜かれそうだったが浩平と朋也エロ描く宣言で一気に伸びた。
逆に春原は失速した。
みんな春原のは見たくないようだ。
春原はギャグ要員だからエロは似合わない
風子のエロの需要がないのと一緒。
185 :
□三才:04/08/07 21:02 ID:dJ3x0APq
お前にレインボー
伸び悩んでる…早苗スレはそこそこ伸びてるのに…
187 :
□三才:04/08/12 18:06 ID:6Lhms9u0
馬鹿だな、あれは秋生の潜伏だぞ
捕手するぜ
秋生って『演劇の勉強』してたんだよな。
……お金ない→スタントのバイト→危険だから高額&高い身体能力get
なんだろうか、と世間知らずなので言ってみる。
190 :
名無しさんだよもん:04/08/15 21:35 ID:Ten90reA
敗戦age
終戦記念日だから?
秋生総帥
秋生、早苗のむかしばなし書きてえな・・・
195 :
□三才:04/08/19 21:14 ID:1wG+nx/7
口調とか自信ないんだけどなあ・・・だから、''書きたい''なわけだが。
まあいい、書いてみるか。
※オブラードで包むような優しさで罵倒、スルーしてください。
休日。
いつも通り、古河家へ。
「おっさん、きてやったぞ」
「お父さん、お母さん、ただいまです」
俺は、渚と汐と共に家の敷地をまたぐ。
「おかえりなさい」
店のレジにいた早苗さんが、顔をこちらに向けて迎えてくれる。
「おう、渚に汐、おかえり」
おっさんはタバコをくわえながら、居間の方から現れる。
「ちっす」
俺は軽く手を挙げる。
「ああん?なんだ、おまえもきたのか」
おっさんの俺に対する第一声はそれだった。
「なんだよ、来ちゃ悪いか」
「そうじゃねえけどよ・・・・・・まあいい、上がれ上がれ」
「私、お茶を入れますね。秋生さん悪いですけど、レジ頼みますね」
「ああ」
「お母さん、私も手伝います」
「ありがとう、でも今日はお母さんがやりますよ」
早苗さんは笑い返して、台所へ向かっていった。
「ねえ、あっきー」
汐はおっさんのズボンの裾を引っ張った。
「あん?なんだ」
「あのね」
汐は足をがに股にして、独特のポーズを取った。
何をする気だろう。
「種田」
ずるーーーっ。
俺は後ろの壁に頭をぶつける。
「汐ちゃんっ、女の子がそんなことしちゃだめですっ」
渚は汐を制した。
これがしたいがために、この前から横浜戦を見ていたのか・・・・・・。
「まあまあだな汐、じゃあ次は佐伯をやってみろっ」
あんたが引き金か。
「お父さんも薦めないでくださいっ」
「ちっ・・・・・・それよりこのパンのあまり具合を見ろ、大量に余ってるよな。いいたいことはわかるな。早苗のパン食えっ、
おまえらっ」
「おっさん、後ろ」
「あん?」
そこには早苗さんの涙目姿。
「私のパンは・・・・・・古河パンのお荷物だったんですねーーーーっ!」
お茶をお盆に乗せたまま走り出す早苗さん。
「くそっ・・・・・・」
いつも通りおっさんは早苗さんのパンをくわえ始める。
「俺は好きだーーーーーっっ」
おっさんは早苗さんを、追いかけていった。
相変わらずな人たちだった。
店じまいの後、俺たちは居間でくつろいでいた。
「くわ・・・・・・負けてやがる・・・」
おっさんは甲子園を見ながらそうぼやいてる。
うちの県の高校だろうか、負けていた。
5-1、9回表、1死一塁。
きんっ。
金属バットの鋭い音が聞こえる。
しかし、不運にもセカンドの真正面。
そのセカンドは打球を身体で止めて、まずは一塁ランナーをアウトにする。そしてそのままボールを受け取ったショートは
ファーストへ送球した。
バッターは懸命に走って、ヘッドスライディングをしたが、それもむなしくアウト。
「ぐおぉおぉおおおぉぉぉーーーっ!」
ごろごろごろ。
負けたのが悔しいのか、ごろごろと転がった。
試合終了の合図であるサイレンが鳴っていた。
「なあおっさん、何がそんなに悔しいんだよ。うちの県なんて、いつも早くから負けるだろ?」
「母校なんですよ」
早苗さんが代わりに答えた。
「お父さんの高校ってここだったんですか?」
渚は眠る汐の頭を撫でながら訊いた。
「渚、お母さんも同じ学校だったんですよ」
「そうなんですかっ」
ごろごろと転がっているおっさんをよそに、話は盛り上がってきた。
「お母さんたちはどうやって知り合ったんですかっ?」
渚はいつになく興奮していた。
「ええと・・・それはですね」
早苗さんは少しはにかんだ顔をする。
やはり今でも昔の話を渚にするのは抵抗があるのだろうか。
「大丈夫ですよ、早苗さん。もう渚は」
俺は早苗さんの背中を押してあげる。
「本当ですか・・・渚?」
確認をするようにして尋ねる。
「もちろんです」
「・・・・・・・・・」
「大丈夫です、お母さん」
「・・・・・・わかりました。でも、ちょっと待っててくださいね」
早苗さんは立ち上がり、棚からアルバムを取り出す。
昔渚が見ていたアルバムよりも古い。
ぱらりと一枚目をめくる。
写真には、セーラー服を着た、セミロングの女の子が写っていた。
「うわ・・・・・・渚そっくりだな、やっぱり」
昔の早苗さんは髪留めをしている以外を覗いて、渚とうり二つだ。
「えへへ・・・・・・なんだか変な気分です」
「俺も」
「それで、これが秋生さんです」
早苗さんが、次のページをめくる。
そこには一面のヒトデの写真が
202 :
☆ヽ(>ヮ<ヽ):04/08/20 19:36 ID:PgqkZU/x
んーーーーーーっ
203 :
名無しさんだよもん:04/08/20 19:56 ID:gDcB30pX
204 :
(ノ>ヮ<)ノ☆:04/08/20 19:57 ID:PgqkZU/x
はっはっは
205 :
☆ι(>ヮ<υ):04/08/20 19:57 ID:PgqkZU/x
なつぃー
206 :
□三才:04/08/20 20:56 ID:s9QSa1/s
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
俺と渚はしばらく声が出なかった。
写真には坊主姿の青年。
「早苗さん・・・・・・これがおっさん?」
「はいっ」
もう一度アルバムに目をやる。
いわれてみれば、目元辺りがおっさんといえなくもない。
つーか、学生時代のおっさん、こわい・・・・・・。
「俺だよ、わりいかよ」
いつの間にかおっさんが俺たちの中に割ってはいってきた。
「しかし早苗、これまたずいぶんと古いアルバムを出してきたもんだな」
おっさんはタバコを口から外して、懐かしげに見つめた。
「そして、これが、私が入学した時の写真ですね。この日に秋生さんと初めてあったんですよ」
・・・・・・・・・。
・・・・・・。
・・・。
「それでは、これから部活に勉強に頑張ってください」
担任の先生がHRを終え、教室から退出する。
「早苗、部活見学に行こう」
私の席に、中学校時代からの友だちにそう誘われる。
「ええと・・・私はいいです、勉強も大変になりそうですし」
「また、早苗はそんなこといって。中学の時から勉強ばっかりじゃない。見てみたら入りたい部活もあるかもしれないよ」
「わ・・・・・・」
私は手を引っ張られて、連れていかれる。
見学を見終えて、テニスコートから退散する。
あまり知らない場所を歩いていたので、とても疲れていた。
「テニス部のあの先輩かっこよかった〜」
「そ、そうですね」
私たちはそんな会話をしていた。
「ねえ、早苗。テニス部に入ろうよ、練習もそんなにきつくなさそうだったしさ」
「えっ?ええと・・・」
「大丈夫だって、先輩たちも優しそうだったよ」
「んー・・・・・・」
考える。迷う。
「やっぱり、私は遠慮しときます」
結局そう答えた。
「そう?まあ、無理にとは言わないけどね」
少し残念そうな顔。なんだか悪い事してしまった。
「ごめんなさい・・・」
「別に気にしないでいいって」
友だちが手をぱたぱたと振る。
「それじゃあ、今日はもう帰ろっか?」
「はいっ」
鞄を肩に掛け直して、歩きだそうとする。
その時。
「てめぇーーーーーっ、笑ってんじゃねえぞこらぁーーーっっ」
どこからか、声がした。
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「早苗、なんかいった?」
ぷるぷる。
首を振る。
「こっちから聞こえました」
ぴっ、と建物に向かって指さす。
「えっと・・・・・・ここって体育館だよね?」
「とても古いですけど・・・・・・それにさっき、向こうで体育館を見ました」
「じゃあここって、なんなの?」
「さ、さあ、そこまでは・・・」
「う〜ん・・・」
友だちは怪訝そうに体育館を眺めている。
「入ってみようか?」
「え?」
「だから、入ってみようよ、気になるじゃない」
「ええと・・・」
「いいからいいから」
背中を押されながら、私は中に入っていった。
中は古い木造の、どうやら旧体育館らしかった。
「早苗、やっぱり人がいたみたいだよ」
友だちが私の肩を叩いて、ステージの方を指さす。
ステージには、確かに5人ぐらいの数の生徒が立っていた。
(先輩かな?)
(た、多分・・・)
ひそひそ声で会話する。
「あれ、誰かいるぞ」
ステージに立っていた人たちの中のひとりが、私たちの存在に気づいた。
「気付かれましたっ」
慌てて逃げ出そうとする、私。
「まあまあ」
だけど、私は腕を掴まれてしまって、逃げられなかった。
「なんだぁ、てめえらっ」
背の高い、坊主頭の男の人が降りてきて、話しかけてきた。
「なにしてるのかと思って」
友だちはそう答えた。
「見てわかんねえのかよっ、演劇だよ、演劇っ」
「え・・・・・・」
ステージをよく見てみると、小道具の詰まった箱などが置かれているのに気がつく。
「どうだ、わかったか。ところで、てめえら見ねえ顔だな、何年だ?」
「一年です」
友だちが、答える。
「一年か。てめえら何部に入るつもりなんだ?」
「今のところ、私はテニス部にはいるつもりです」
「てめえは?」
私の方に振り向く。
「ええと・・・私は特に何も・・・」
しどろもどろに答える。
「今のところ、何も入らないんだな?」
「は、はい・・・」
「よし。じゃあ、おめえのほうは今日から演劇部だっ、いいなっ」
「はい・・・?」
最初何をいっているのか、わからなかった。
「あの・・・私は入るつもりはないんですけど・・・」
「まあそういうな、入部しようぜ、いや、入部しろよ、いやっ、入部しやがれ、てめぇーーっ」
「おいおい古河、早速後輩いじめかよ」
ぞろぞろと、他のメンバーもここへやってくる。
「ねえ、君たち、名前は?」
「鈴木和子です」
「○○(←脳内変換でお願いします)早苗です」
しばらく私たちは先輩たちに質問される。
「ところで、よくこんなところに人がいるってわかったね、もう、この体育館演劇部以外では使われてないのに」
「大きな怒鳴り声が聞こえたんです」
すると、一斉に部員の視線が、さっきの坊主の男の人に注がれる。
「なんだよっ、俺が原因だっていいてえのかよっ」
「おまえのその頭が悪いんだ」
話の内容が掴めない。
「俺だってしたくてしたんじゃねぇよっ、あいつが・・・生徒指導部の幸村が悪いんだよっ」
「どうして」
「俺がタバコを吸ってんの見つけて、そのまま生徒指導室へ連行だ・・・停学の代わりに丸坊主にしやがったんだよっ」
「自業自得だろ・・・・・・」
どうやら、タバコを吸っているのがばれて、丸坊主にされたらしい。
「そんなことよりてめえらっ、新しい部員も入ったことだし、練習だ練習っ」
「・・・・・・・・・」
すでに私も数に入っているみたいです。
「あ、あの・・・」
「おいおい、古河、強引な部活勧誘は禁止だぞ」
私の気持ちを察してくれたのか、代わりに講義してくれた。
「ちっ・・・わかってるよ・・・女、おまえ、手を出せ」
「はい」
「俺は古河秋生だ。よろしくな」
「は、はい。こちらこそよろしくお願いします」
握手する。
「名前は・・・レインボー早苗だったよな?」
「い、いえ・・・違いますけど」
「レインボーにしとけよ、てめぇっ」
無茶苦茶な人だった。
帰り道。
日もとっぷりと暮れていた。
「早苗、演劇部に入りなよ」
いきなり、そんなことを口にする。
「え?」
「だって、面白い人たちばっかりじゃん。入っても、きっと後悔しないよ」
「んー・・・・・・」
「早苗はそうやって考えすぎるんだよ、もっと気楽に考えなよ」
肩をぽん、と叩かれる。
「う、うん」
「それに、早苗は将来先生になりたいんでしょ。だったら今のうちにいろんな人と関わっていかなきゃ」
「う・・・うん」
「でも、さっきもいったけど、無理に、とはいわないけどね。最終的に決めるのは、あんた次第」
いって、うーんと伸びをする。
「っと、なんだか説教くさくなっちゃったね、私、帰り道こっちだら。じゃ、ばいばい」
「うん、ばいばい」
軽く手を振って、私も家路についた。
俺ばっか送信して済みません。
みなさん、いつも通りどうぞ。
乙
215 :
□三才:04/08/22 14:27 ID:lM8EhQTk
秋生さん昔からレインボーなのか秋生さん
二人の出会いは、なんかニヤニヤワクワクしちゃうな
萌える
そこで、一息つく。
「腹減ったな」
オッサンが、タバコを灰皿に押しつけて、言う。
「そういえば、そうですね。みなさん、そろそろ夕食にしますか?」
「あ、はい。そうっすね」」
俺はそう答えた。
机の上のものを片づけて、早苗さんは立ち上がる。
「お母さん、わたしも手伝います」
渚も立ち上がり、早苗さんと共に台所へ向かう。
居間には、俺とオッサン、寝ている汐だけとなった。
「汐、ご飯だぞ、そろそろ起きろ」
俺は、汐の体を揺らす。
「ん〜・・・・・・」
汐は眠たげに目をこすって、大きなあくびをする。
「よし、まず顔洗ってこような、ひとりでできるか?」
「うん」
こくりと頷く。
「いってくる」
たとたと。
かわいい足音を立てて、洗面所へ向かう。
「てめえも、すっかり父親になっちまったんだなぁ・・・・・・」
俺たちのやりとりを見ていたオッサンが、感慨深そうに溜息をつく。
「なんだよ、変か?」
「そうじゃねえけどよ。ただ、俺はいつになっても父親らしくなれねえからなあ」
「オッサン、前も言ったけどな、あんたは父親として十分すぎるほど立派だよ」
そう、あんたに追いつこうとしても、追いつけないくらい。
ぞわぞわぞわーーーっ。
オッサンが鳥肌を立てる。
「てめぇっ、似合わねえこと言ってんじゃねえよっ」
「あのなあ・・・」
マジだって。
「パパ」
そこで汐が洗顔から戻ってきた。
軽い足取りで、俺たちの方に近づいてくる。
「顔洗い、ひとりでできた」
「そっか、偉いな」
「うん」
俺は、汐の頭を撫でる。
嬉しそうだった。
「ママと早苗さんは?」
「料理を作ってる」
「手伝おう」
「そうだな、よし、汐行くぞ」
「おー」
立ち上がる。
「俺も行くぞ」
オッサンも立ち上がった。
「小僧」
「ん?」
「ありがとよ」
「なにが」
「なんでもねえよっ、ほら、いくぞっ」
「・・・・・・?」
俺たちは台所へ向かう。
結局、人数が多すぎて、邪魔になるだけだったが。
「おまえら、今日は泊まっていくのか?」
食後、オッサンが訊いてきた。
「うーん」
俺は少し考える。
「もう遅いですし、泊まっていってください」
早苗さんもそう薦めてきた。
「汐、渚、どうする?」
訊いてみる。
「わたしは、構いません」
「泊まりたい」
それぞれ、答える。
「朋也くんは明日、仕事あるんですか?」
「いや、まだお盆休みだけど」
俺は答えた。
「なら、別にいいじゃねえか」
オッサンが、少しだけ口調を強める。
「・・・・・・・・・」
俺はまた、考える。
特に、断る理由もない。
なら、答えはひとつだった。
「じゃあ、お言葉に甘えます」
俺は早苗さんたちに頭を下げた。
俺たちは荷物を客間に置く。
布団を敷いて、俺たちは座り、しばらく休んでいた。
「スイカを切りましたよ〜」
早苗さんの声がした。
「スイカスイカ」
汐は嬉しそうに、向かっていく。
「俺たちも行くか」
「はい」
俺と渚も後に続いた。
「もぐもぐ」
汐は口の周りにたくさんのスイカをつけて食べている。
「汐ちゃん、たくさんついちゃってます」
渚はタオルで汐の口の周りを拭いてやった。
「わたしも子供の頃、よくこうしてもらってました」
えへへと笑う。
俺も親父にそうしてもらった記憶がある。 親父は少し怒りながらも、丹念に拭いてくれた。
思い出したように、俺は片隅に置かれていた、さっきのアルバムを手に取り、開く。
「早苗さんは、結局演劇部に入ったんですか?」
俺と似たような境遇なので、気になった。
「そうですね・・・なんて言ったらいいんでしょうかね・・・」
「ああ、だったら俺が代わりに話してやる」
渚も耳だけはしっかり向ける。
タバコの火を点け、オッサンが語り出した。
・・・・・・・・・。
・・・・・・。
・・・。
入学式の次の日の休み時間。
俺は、授業をサボるために廊下をほっつき歩いていた。
すると。
見覚えのある後ろ姿があった。
きょろきょろと辺りを見回している。
まるっきし不審人物だった。
「なにやってんだ、てめえ」
そいつはびくっ、と体を震わせた。
振り返り、不安げな顔。
「あっ・・・古河先輩・・・・・・ですよね?」
固かった表情が、少し和らいだ。
「ああ。てめえはビッグジャンボ早苗だったな」
「宝くじみたいですねっ」
冗談なのか、本気なのか、どっちかわからない様子で答える。
調子狂うな。
「で、一年のおまえが、なんで三年の校舎にいるんだよ」
「えっと・・・・・・」
俯き加減になる。
「迷ってしまいました」
「どこに?」
「科学室です」
「・・・もう一度訊く。どこに?」
「科学室です」
「・・・・・・・・・」
「科学室です」
※科学室→化学室
ここは、三年の校舎。
理科塔・・・つまり化学室はその正反対の校舎だった。
「てめえ・・・方向音痴だろ・・・・・・」
思わずはあ、とため息をついてしまう。
「・・・昨日の連れはどうした?」
「えっと・・・鈴木さんですか?私、職員室に用事があったので、さっきに行ってもらいました」
「かーっ、場所、わかんねえくせに、よくもそんなこと言えたもんだなっ」
「そうですね・・・・・・」
照れくさそうな顔。とても小さい。
しばらく見つめていると、その小さな唇が開く。
「あの・・・古河先輩、すみませんけど、化学室を教えていただけませんか?」
尋ねてきた。
「ああ、あっちだ・・・」
化学室の方向に向かって指さす。
「ありがとうございます」
ぺこりとお辞儀をし、歩み始める。
「待て」
歩きだしたそいつを呼び止めた。
「連れてってやるよ。なんかてめえ、また迷いそうだ」
「信用ないですね」
不満そうな顔。
「知り合ったばかりで、信用もクソもあるかよ」
「それもそうですねっ」
手を合わせて、笑った。
「ほら、行くぞ」
俺が先頭に立つ。
俺たちは、校舎と校舎の架け渡しを成す、長い廊下を歩いていった。
三年である俺たちは最後の舞台に向け、練習や小道具、大道具づくりに励む。
現段階では、新入部員はひとりも来ていない。
部員が少ないので、今はひとりでも人手が欲しい。
ちらりと入口を見る。
あいつは来ていない。
(ま、無理もねえか、半ば強引だったしな)
「古河、荷物運ぶの手伝ってくれ」
「あ、ああ」
気持ちを切り替える。
今は練習に集中しないといけない。
「お疲れー」
「お疲れさん」
部活が終わり、口々に言葉をかけ合っている。
タオルで汗を拭きながら、俺は外にある水道に向かう。
「古河、お疲れー」
「おう」
そして、一言二言、他愛のない会話をして、俺たちは別れた。
「ぐは・・・俺としたことが・・・」
筆記用具を取りに行くために、俺は校舎に入る。
置勉をしていたのを忘れていたからだ。
春とはいえ、もう校舎内は真っ暗だった。
「ん・・・?」
灯りがついている、教室がひとつ。
(消し忘れかよ)
やれやれと、俺はその教室の方へ歩きだす。
灯りのついている教室に入り、電気を消す。
そのまま振り返って、教室から出ようとすると。
「古河先輩・・・ですか?」
聞き覚えのある、声。
早苗だった。
「・・・おまえの教室かよ」
「はい」
「何してんだよ、こんな時間まで」
「勉強です」
「・・・・・・日本語を言え」
「ですから、勉強です」
勉強・・・・・・。
「・・・・・・俺にとっちゃ、未知の言葉だな・・・・・・」
聞いているだけで鬱になる。
「古河先輩。あの・・・済みませんですけど、電気点けてもいいですか?」
「なんで?」
「まだ、帰る準備してないです」
「そっかよ」
手を伸ばして電気を点ける。
「ありがとうございます」
ぱたぱたと机に向かって駆けだして、急いで帰る準備を始めた。
「なんでそんなにも勉強すんだ?」
「自分の夢がその先にあるからです」
顔を上げて、朗らかに答えた。
「だったら、古河先輩はどうして演劇にあんなに一生懸命なんですか?」
同じ質問をしてくる。
「そりゃあ、将来それで飯を食っていきてえからな」
俺はそう答えた。
「同じですねっ」
嬉しそうだ。
「・・・もう帰るぞ、早くしろよてめぇ」
「はいっ」
鞄を持ち上げて、駆け寄ってくる。
「忘れ物ねえよな」
「ありません」
確認をした後、電気を消した。
暗闇の中、二つぶんの足音を響かせながら、靴箱へ進む。
「でも、恐いですね」
たどたどしい口調で、会話をしている早苗。
その様子から、本当に恐がっているのが伺える。
(恐いんだったら、こんな遅くまで勉強すんじゃねえよ)
そのせいか、早苗が自然にくっついてくるような形となった。
「うわっ、てめぇ、くっつくんじゃねえよ」
「・・・・・・・・・」
言ってもきかない。
「ん?」
ふと、水道が目の前に飛び込む。
次に早苗を見る。
・・・いたずらがしたくなった。
俺は水道の蛇口をひねり、手に水を濡らす。
「・・・何してるんですか」
「水飲みだよ、水飲み」
そうごまかして、再び歩きだす。
「どうして、にやついてるんですか?」
不思議そうに尋ねてくる。
「なんでもねぇよ」
どうやら、顔にでていたらしい。慌てて平静を装おう。
「そうですか・・・」
言って、前を向く。
チャンス。
そーっ、と濡れた手を早苗のうなじに持ってきて、滴を垂らす。
ぴたっ。
「・・・・・・っ」
びくっ、と体を震わせる。
「・・・お」
「お?」
「おばけですーーーーーーっっ」
だーーーっ、と一目散に走り出した。
あんなとろそうな奴にも、こんなリアクションが出来たのか・・・。
と、そんなこと考えてる場合じゃねえ。
追いかけないとあいつ、どこにいくかわかんねえな。
仕方ねえな、行くか。
俺もあいつに向かって、走り出した。
「ひどいですよ、古河先輩」
帰り道の途中、早苗はすねたように呟く。
「けっ、だらしねえなてめぇは。本当にち○こついてんのかっ?」
「ついてませんよ」
「ぐは・・・そうだった」
「それに、どうして古河先輩が一年生の教室に来てたんですか?」
「筆箱を教室に取りに帰ったら、電気がついてたから消しに来てやったんだ、わりいかこのやろう」
そこで俺は本来の目的を思い出す。
「あ゙・・・・・・」
「どうかしましたか?」
「筆箱取るのを忘れていた・・・」
「すぐに必要なんですか?」
「ああ」
筆箱が必要な理由・・・スケジュール及び、大、小道具のための材料発注を記入するためだった。
自分で言うのもなんだが、家には筆記用具などがある場所すら知らない。
「ちっ・・・戻るか・・・」
踵を返し、しぶしぶと歩きだす。
「あの」
後ろから声。
「ああ、先に帰っていいぞ、じゃあな」
「そうじゃなくて」
「あん?」
早苗が、鞄から何かを探している。
「あのっ・・・」
さっ、と俺に何か差し出してきた。
「筆箱ですっ」
カッペイと春原と秋生と直幸と…左下の奴は芳野祐介か朋也かな…
あとは…真ん中の上の親父は誰だ?幸村には見えないが。
「☆禿二つ☆」
231 :
□三才:04/08/29 00:58 ID:g+b8hadq
>>229 多分顔無しの朋也はいないと思うから芳野でしょ
>>232 朋也、顔は一応あると思うけどな・・・。でもそれでも多分、俺も芳野だと思う。
「あ?」
「ですから、これ、使ってください」
胸に押しつけられる。
「・・・気持ちはありがてえけどよ、てめぇが困るだろ?」
「大丈夫です。家に予備があります」
「そうかよ」
「はい」
「だったら、ありがたく使わせてもらうぜ」
「はいっ」
ほぼからっぽの鞄に筆箱を入れる。
「じゃあ、帰るか。家、どっちだ?」
「こっちですけど・・・」
「ひとりで帰れるか?さっきみたいに恐がったりしねえだろうな」
「大丈夫です。家、近くですから」
家が近くなのと、恐くないのは関係ないような気がするが。
「古河先輩は家、どっちなんですか?」
「あっちだ」
早苗とは違う方向。
「別々ですね」
「そうだな」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
自然と背中合わせになった。
「また明日です」
「ああ」
俺たちは歩きだす。
それぞれの家に向かって。
目が覚める。
いつもよりも、1時間早い。
普段ならば、もう一眠りといきたいところだが・・・・・・。
「ふあ・・・」
目をこする。
起きるか。
登校する生徒にまぎれながら、門をくぐる。
こうやって登校するのは、久しぶりだった。
「あれ、古河?今日は早いんだな」
靴箱で、クラスメイトから声をかけられる。
「ああ。ちょっとわけありなんだ」
「ふーん。まあいいや。それより早く教室行こうぜ」
「いや・・・そのわけってのが、一年の教室に用があることなんだ」
「もしかして、勧誘か?演劇部、人数少ないもんなあ」
「・・・別にそうとってもらってもかまわねえけどよ」
スリッパを取り出して、階段の所までやってくる。
「ま、がんばってこいよ」
「ああ」
階段の途中で俺たちは別れた。
「・・・・・・はあ」
下級生の教室へ行くのは、どうもためらう。
(ま、仕方ねえけどな)
意を決して、俺は歩みを進めた。
視線を浴びながら、廊下を歩く。
「ねえ、あれって、三年生よね」
「うん、だってスリッパが三年生の色だし」
「・・・・・・・・・」
いろいろ囁かれる。
「どうしてここにいるのかな」
「もしかして、一年をシメにきたのかしら。だってすごく感じ悪いし、坊主だし」
「・・・・・・・・・」
俺は、ひそひそと囁いている女子に近づく。
「てめぇら」
「な、なんですか」
ふたりとも後ずさりして、逃げようとしている。
「ばかやろーーーっ。俺はそんなことしねえよっ、俺は真面目なアウトローだよっっ」
「・・・・・・はい?」
「・・・・・・あ゛」
なんか間違ったことを口走ってしまった気がする。
「ちっ・・・今日のところは許してやらぁ。行っていいぞおまえら」
「・・・ぷ」
「変な先輩ですね」
今度は笑われる。
「くわ・・・」
後輩に変な奴と言われた・・・・・・・・・。
変な奴と言われた・・・・・・。
言われた・・・。
「古河先輩、おはようございます」
いきなり肩をぽんと叩かれる。
確認しなくてもわかる、早苗だ。
「おう、おはよう」
この時ばかりは、こいつの出現に助かったと思った。
「木下さん、花田さん、おはようございます」
早苗はこのふたりの女子生徒にも挨拶をした。
「知り合いか?」
俺は早苗に訊く。
「はい」
早苗はそう答えた。
「早苗ちゃん・・・知り合い?」
女子生徒の方も早苗に訊く。
「はい」
早苗は同じように答えた。
「えーー、本当?早苗ちゃんとは、接点全然なさそうなのに」
「うるせえよっ」
俺はそう突っ込む。
「ほらよ、筆箱」
俺は筆箱を差し出す。
早く、この場から退散したい。
「助かった。ありがとな」
「どういたしまして」
「じゃ、授業始まるしから俺行くな」
「はい、わかりました」
俺は逃げるように、この場から去る。
嫌な朝だった。
授業中。
だが、授業といっても、春休み課題テストの解説だった。
窓際の席である俺は、真面目に聞く気にもなれず、外の風景をぼんやり眺めながら過ごしていた。
「・・・・・・・・・」
少し経った、その時。
下がざわつき始めた。
(なんだぁ?)
俺は身を乗り出して、覗き込む。
下では、新入生が校舎見学をしていた。
その中に、見たことのある顔。
確か・・・鈴木といったか?
そう、入学式の日、早苗と旧校舎に来た奴だった。
「・・・・・・・・・」
暇つぶしのために、俺は消しゴムをちぎってぽいぽいと投げつける。
なかなか当たらない。
(こいつでどうだ?)
俺はさらにちぎって、いくつか投げつける。
と、その中のひとつが命中する。
「よしっ」
「何がよしなんだ、古河」
不意に声。
「げ・・・・・・」
もしかしなくても、教科担だった。
「廊下に立ってろ」
ぴっ、と廊下へ向けて指さした。
忍び足で廊下から離れる。
教科担に見つかったら後々面倒だからだ。
(残り時間、じっと立ってなんていられるかよ・・・)
一歩、また一歩と慎重に歩く。
隣のクラスぐらいまで進む。
ここまでくればこっちのもんだ。
(やってやったぜ・・・っ)
自然と笑みがこぼれる。
「ちょっと、忘れ物取ってくる」
自分のクラスから、教師の声。
ガララ・・・。
「げ・・・・・・」
「ん?」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
鉢合わせになる。
最悪だ・・・・・・。
「・・・古河、どこに行・・・」
だっ。
最後まで聞かず、俺は逃げ出す。
「待たんかっ」
後ろから怒鳴り声が聞こえるが、聞こえないふりをして俺は逃げ出した。
後で廊下ふきは確定だな・・・・・・。
抜け出してきたはいいものの、特にすることもない。
俺は適当に、教師に見つからない範囲で校舎を闊歩する。
「先輩っ」
声がする。
この声は。
「やっぱり、先輩だ。さっき、消しゴムぶつけてきましたよね?」
早苗の友だちだった。
「へっ、たいした命中力だったとでも褒めてえのか」
「いえ、褒めはしませんけど」
がくっ。
「そうかよ・・・」
「あ、ところで先輩。早苗、見ませんでした?」
「どうして」
「迷子になったみたいで・・・」
「くわ・・・あの野郎、また迷子になったのかよ・・・」
「あの子、とろいから・・・」
「てめぇも大変だな」
少しだけ同情する。
「先輩、よかったら手伝ってくれませんか、授業サボってるみたいだし」
ばれていた。
「まあ別にいいけど」
「授業が終わったら、また、ここに集まりましょう」
「それでも見つからなかったらどうすんだよ」
「・・・その時はその時です。じゃあ、私はこっちの方向を。先輩はあっちの方向をお願いします。見つかったら、昼食早苗が
何か奢りますから」
「マジか?」
「マジです」
俄然やる気がでてきた。
「よし、行くか」
「はい」
散策開始!
颯爽と、駆け出す。
あいつが行きそうな場所・・・。
(う〜ん)
皆目見当がつかない。
「・・・・・・・・・」
あいつ、知ってる場所なんてほとんどねえもんな・・・。
「・・・・・・まてよ」
逆に言えば、あいつが知ってる場所さえ探せば見つけられるんじゃないか?
まだ知り合って間もないが、あいつが知っているだろう、場所。
あいつの教室。
旧体育館。
体育館。
化学室。
「・・・・・・・・・」
なぜか自然と足が動いた。
旧体育館へ向けて。
木漏れ日を浴び、体育館前に辿り着く。
やや俯きがちだった目線をあげる。
いた・・・。
最初出会った時のように不安そうな表情。
時々気を紛らわすかのように、手をもじもじとさせたり、天を仰いだりしていた。
気づかれぬよう近づき、頭にポン、と手を乗せる。
「みんな、探してっぞ」
「え・・・・・・?」
早苗が振り向いた。
「あ・・・古河先輩っ・・・」
笑う。だが、すぐに顔が曇ってしまった。
「・・・わたし、みんなに迷惑かけてばかりです・・・自分が時々嫌になります・・・」
涙目になる。
「馬鹿かてめえ」
「え・・・」
「だれも迷惑だなんて思っちゃいねえ。クラスの奴らも、もちろん俺もな。それだけみんなはてめえのことが
好きなんだよ。どうしようもなくとろくて、泣き虫・・・だけどみんなの心が和む『早苗』って奴がな」
「・・・・・・・・・」
「だーーっ、自分で言ってて、わけわかんなくなってきちまった。とにかく自分を追いつめるな、それだけだ、いいなっ」
言いたいことだけ言って、まとめる。
すると。
「・・・本当ですか?」
「嘘ついてもなんの得もねえよ、だから信じろ」
「・・・・・・はい」
早苗はごしごしと涙を拭う。
「よしっ、じゃあいくぞ」
「はいっ」
風で散ってゆく桜の中、ゆっくりと歩調を揃える。
そして、これから続くだろう、春という季節を今さらながらに感じ始めていた。
「パパ、ママ」
「ん、どうした?」
汐が服を引っ張ってくる。
「つまんない」
「ああそっか。ごめんな」
汐を退屈させてしまったことに非を感じた俺は、なだめるようにして、頭を撫でる。
「早苗、フロ沸いてるか?」
オッサンが早苗さんに訊いた。
「ええ、沸いてますよ」
「よし。じゃあ汐、俺と風呂に入るかっ」
「うん」
頷く。
「オッサン、俺が入れるよ」
「いや、俺が入れる」
「俺が入れるって」
お互い、一歩も譲らない。
「へっ・・・なんだ、嫉妬か?親以外には娘の裸を見せたくねえってのかっ」
「そんなこと一言も言ってねえよっ」
「落ち着いてください、朋也くん、お父さん」
渚が止めにはいる。
「よし、じゃあ訊こうじゃねえか。汐、俺とそこのヘナチン親父のどっちと風呂に入りたんだ?」
「誰がヘナチンだっ」
「何度でも言ってやるよっ、ヘナチンっ」
「ヘナチンじゃねえっ」
ああ・・・・・・なんて不毛な争いだ・・・・・・。
「ふたりとも、こんな夜更けに変な言葉を連呼しないでくださいねっ」
早苗さんがにこやかに避難する。
「ああわかってるよ。なあ、ヘナチン」
「だからヘナチンじゃねえっ」
「渚も実はそう思ってるぜ、『はあ・・・こんなヘナチンで私も困ってます・・・朋也くんは近所でも評判のヘナチンですっ』
ってな」
「うそつくなっ」
「あの・・・・・・」
渚が割って入ってくる。
「朋也くんはその・・・・・・とっても立派です・・・ですから・・・ヘナチンじゃありませんっ」
・・・・・・しん。
場が凍った。
ああ・・・こいつってやっぱり、アホな子だ・・・・・・。
「そ・・・そうかよ・・・・・・よかったなあ、朋也」
笑っているが、オッサンの目が尋常じゃない・・・・・・。
「パパ」
いきなり、汐が掴んでいた服をまた引っ張る。そのおかげで、この場が少し和んだ。
「今日はあっきーとお風呂入る」
俺はオッサンを見やる。
「ああ、一緒に入ってやれ」
とりあえず、この選択肢が一番だと考えた。
「あっきー行こう」
汐がオッサンを急かす。
「ああ。汐、今日は手でできる、殺人水鉄砲を教えてやる」
そんなもの幼児に教えるな。
「それで、パパをやっちまえっ」
恐ろしい人だった。
244 :
名無しさんだよもん :04/09/02 00:10 ID:5nji/5gi
名無しさんだよもん
>>245 乙。
「ったく、オッサンは・・・・・・」
俺はため息まじりに、腰を掛け直す。
「ごめんなさいね」
早苗さんが申し訳なさそうに言う。
「いえ、別にかまわないっすよ」
「でもお父さん、朋也くんと話しているとき、とても楽しそうです」
「おまえには、あれがそう見えるわけな・・・・・・」
「はい。それに、朋也くんも、心の底から嫌がっているようには見えません」
「・・・・・・・・・」
それはそうだけど。
「・・・なんつーか、憎めないんだよな、あの人は」
いつもふざけているようで、でも不思議と悪い気はしない。
そして子供のように、どんなことにも一生懸命で・・・・・・それが遊びであったり、近所の付き合いであったり。
いつだってあの人は、みんなの中心だ。本人はそんなこと自覚してないけど・・・だからこそなんだと俺は思う。
「・・・きっと、早苗さんもオッサンのそういうところに惹かれたんだろうな・・・」
「え?」
「朋也くん?」
早苗さんと渚が素っ頓狂な声を上げる。
・・・状況から察するに、どうやら口走ってしまったらしい。
「え〜と・・・・・・」
曖昧な口調で、口をもごもごさせる。
「朋也くん、お母さんとお父さんのことを言ってました」
「ぐは・・・・・・」
ちゃんと聞かれていた。
「わたしと秋生さんがどうかしましたか?」
早苗さんも渚につられて訊いてくる。
「いや。まーその」
特に大したことではないのだが、今さらながらに自分の言ったことに後悔を覚える。
そんな俺とはうってかわって、好奇心の含んだふたりの顔。
・・・しかしこのまま黙ってたら、オッサンたちがフロからあがって、余計ややこしくなりそうだ。
仕方ない、背に腹はかえられない。
「・・・いやだから、早苗さんはオッサンのあーゆー性格が好きになったんだろうなぁと・・・・・・」
最後の方はもう、聞き取れるかわからないぐらいの声の大きさだった。
「朋也さん」
真剣な顔で、早苗さんが俺を見据えた。
「なんですか」
「朋也さんは、渚のことが好きですか?」
「はい、もちろんっす」
「どうしてですか?」
「どうしてって・・・そりゃ好きだからっす」
言って、自分の語彙の少なさに、自分で呆れる。他にもいろいろ言い回しがあるだろうに。
「わたしと同じですね」
意外なことに、早苗さんが俺に同意する。それから言葉を繋げた。
「わたしも理由があるから人を好きになるんじゃなくて、好きだから好きなんです、秋生さんを」
「・・・・・・・・・」
俺は渚をそっと見つめる。
――― そういえば、こいつもそうなのかな。じゃなけりゃ、俺なんかを好きになるわけないもんな。
そう考えると急に渚が愛おしく感じ、そっとてのひらを重ねた。渚も、何も言わずにそれを受け入れてくれた。
「早苗さん」
「はい、なんですか」
「俺、オッサンと早苗さんのこともっと知りたいです。よかったら、話してくれませんか」
自分以外の人のことを、自分のこととして考えられて初めて他の人のことがわかる。
だから、本当に知りたくなった。俺たちを支えてくれる、このふたりのことを。
「ええ、かまいませんよ」
早苗さんは優しく頷いてくれた。
それから春が過ぎて、初夏へ。
とある日曜日。
わたしは少しばかり強くなった日射しを浴びながら、公園の中を歩く。
すぐそこには野球をしている子供たち、そして。
「こんにちは、秋生さん」
わたしは、声をかけた。
すると、くるりと秋生さんは振り向いた。
「おう、てめえか。早かったな。わりいけど、そのへんの影で待ってろ」
秋生さんはそれだけ言って、再び野球を始めた。
秋生さんは、時々子供たちと公園で野球をしている。子供たちも、秋生さんを慕っている。
野球が好きらしいけど、聞いた話では、野球部からの誘いを蹴って、演劇部に入ったらしい。
それほど演劇が好きなのだ、秋生さんは。
目を戻すと、子供たちが土で服を汚しながらも、白球に向かって飛びついていた。
わたしは野球のことはほとんど知らないけれども、子供たちの一生懸命さだけは、十分すぎるほどに伝わった。
「こらーーーっっ、目をつむっててボールが取れるわけねーだろーがーっっ!!ほらっ、もう一本だっ」
「う、うんっ」
秋生さんはもう一度、その子に向かってボールを打つ。今度はその子はちゃんと捕球することができた。
「やったあ!」
グローブを真上にあげて、秋生さんに向けて手を振っている。
「よっしゃっ、やればできるじゃねえかよっ、ナイスプレーだっ!!」
子供のように無邪気な顔で、秋生さんが声を上げる。
そんな様子を見ながら、秋生さんが今日呼び出した理由はなんなのだろうと考えていた。
昨日、久しぶりに会った秋生さんは、開口一番こう言ってきた。
『日曜日、公園に来いよ。いいなっ』
言い方は乱暴だったけど、真剣な顔だった。
かきーーーーーんっ。
白球が青と白の空の中へ包まれてゆく。
どこまでもどこまでも高みへ。
・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・。
・・・。
「おう、待たせたな」
噴き出す汗を拭いながら、秋生さんが近づいてくる。
「いえ、そんなことありませんよ」
「そっか。ならいいけどな」
秋生さんがわたしの隣に座る。息を整えながら、天を仰いでいた。
「それでな・・・・・・」
「あれーっ、秋生さん、彼女っ?」
「マジ?やるじゃんっ!」
秋生さんの言葉を遮って、子供たちが冷やしてくる。
「ふん、羨ましいか、小僧ども。悔しかったら、てめえらも早く、ち○こがでっかくなるようになれっ」
「なんかまたわけのわからないこと言ってるよ、秋生さん」
「そんなことより、お姉ちゃん、ホントに秋生さんの彼女?」
「違いますよっ」
きっぱり答える。
「くわ・・・早苗っ、なんでてめえ、そこで『わたしは秋生さんを愛してますよっ』って言わねえんだっ」
「秋生さんの片思いだね」
「うん、そうだね」
子供たちはそう解釈する。
「お姉ちゃん、秋生さんはあれだけど、決して悪い人じゃないんだよ」
「だから、捨てないでやってね」
「はい、わかってますよっ」
秋生さん思いの子供たちに、ついつい微笑ましく思ってしまう。
「こらぁーーっ、てめえらっ。俺を差し置いて、変なこと言ってんじゃねえよっっ!」
「わあ、逃げろっ」
「秋生さん、また今度ねーーっ」
ぴゅーっ、と一目散に逃げ出す。
「ちっ・・・あいつらめ・・・・・・っと、話がだいぶ逸れちまったな。今日おまえを呼んだのは、頼みがあるからなんだ」
「頼み・・・・・・ですか?」
「ああ、聞いてくれ」
「はい」
「実は、今から、劇を見てもらいたいんだが、いいか?」
「はい」
「・・・そうか、ありがとな・・・・・・って即答かよっ」
「え、いけませんか?」
「いや、そうじゃなくてだな・・・・・・今から劇を見て、その後に家に帰ったら、帰り着くのだいぶ遅くなっちまうぞ」
「あ、それはいけませんね」
「そうだろそうだろ」
なぜか少し安心した顔になる秋生さん。
「では、家に一度帰って、遅くなるというのを伝えてきます」
「それだけかっ?」
「えっと・・・他に何か必要ですか?」
「いや・・・・・・だからな、てめえの両親は帰りが遅くなることを許すのか?」
「多分、大丈夫だと思います」
「そっかよ・・・・・・じゃ、劇始めんの、6時くらいだから。来たけりゃこい」
「わかりました。それじゃ、いったん、さよならです」
「ああ、じゃあな」
わたしたちは公園の外の歩道に出て、それぞれの方向に向かった。
家を出る。
しかも、自室の窓から。
お父さんお母さんにさっきのことを話したけれど、一蹴されてしまったからだ。
(お父さんお母さん、ごめんなさい・・・・・・)
心の中で何度も呟きながら、裏庭に降り立つ。
「・・・・・・・・・」
罪悪感で、いっぱいになる。
でも、今日行かなければ、きっと後悔する。
根拠もなく、そう思った。
「ふう・・・・・・」
深く深呼吸。
胸がドキドキする。
初めて親に逆らうというやましさと、興奮がそこにあった。
(行こう)
なるべく足音を立てないように努めながら、家を出る。
「・・・・・・・・・」
一度だけ家に振り向いてしまったが、すぐにわたしは前に向き直って、走り出す。
いつも通りの通学路。
だけど、今日は新鮮に感じた。
「はあはあ・・・」
わたしは運動があまり得意な方じゃないので、すぐに息を荒げる。
少し走っては立ち止まり、肩で息をしていた。
しかし、走りの甲斐あって、いつも学校に着くまでにかかる時間よりも、少し早かった。
閑散とした、校舎をひとりで歩く。
まるで、遅刻をしたときみたいだった。
「・・・・・・?」
旧体育館に着いたが、中からは何も音が聞こえない。
不思議に思い、入口に向かう。
すると、そこには鍵がかかっている、扉があった。
早すぎたのだろうかと、体育館に設置してある、時計を見る。
5時48分。
準備を含めたら、この時間に誰もいないというのはおかしい。
長森シナリオ再来のヨカーン('A`)
(とりあえず、待ってみよう)
何かいい案があるわけでもないので、入口の前に座る。
しばらく、ぼんやりとオレンジ色の空を流れる雲を見つめる。
・・・手持ち無沙汰だった。
どれくらい時間が経っただろうか。
辺りはもう暗く、街灯だけが光っていた。
と。
ぴかっ、と懐中電灯がわたしを照らした。
「おまえ、こんなところで何をやっているんだ?」
用務の先生だった。
「あ、すみません」
わたしは慌てて立ち上がる。
「もう、学校には誰もいないぞ。どうしたんだ」
「誰もいないんですか?」
「ああ。日曜だしな」
「あの、すみません。じゃあ演劇部方たちは・・・?」
「演劇部?」
用務の先生が頭をひねる。
「・・・さあ。悪いけど、しらないな」
「そうですか・・・・・・」
「それより、もう遅い。早く帰りなさい」
「は、はい・・・・・・」
肩を落として、校門へ歩きだす。
「あっ」
用務の先生が声を上げる。
「えっ?」
「もしかして、演劇部というのは、あの古河の入ってる部のことか?」
「はい、そうです。でも、それがどうかしたんですか?」
「ああ、それなら少し前に見たぞ。事務室まで旧体育館の鍵を取りにな。その後返しに来た時はどこかへ行くのか、
荷物を持っていたな」
「本当ですかっ」
「あ、ああ」
「それで、どこに行くかとかは聞いてませんか?」
「よくはわからないけど、まあこの近くの文化ホールとかじゃないのか?」
「そうですか、ありがとうございますっ」
一礼をして、駆けだした。
自分の知ってる所を手当たり次第にまわる。
「・・・・・・・・・」
ここも違う。
だが、休んでる暇もない。
わたしは再び駆け出した。
「はあはあ・・・はあはあ・・・」
いい加減足が痛い。
腰を屈めて、さする。
「・・・・・・・・・」
わたしは何をやってるのだろう?
場所もわからないのに、こんなに一生懸命になって。
見つからなければ、結局は無意味なことだとわかってるのに。
・・・でも。
「でも・・・わたしは・・・秋生さんみたいに強くなりたいから・・・こんなことで負けるわけにはいかないんです。
無意味なことだとわかってても、止めるわけにはいかないんです・・・・・・」
立ち上がり、力を振り絞って歩み出す。
一歩、また一歩。
・・・・・・・・・。
・・・・・・。
・・・。
なんだろう・・・温かい。
そして、浮いてるようなこの感覚。
「ん・・・・・・」
目を開く。
「気づいたか」
聞き覚えのある声、秋生さんだ。
「秋生さん、わたし、どうして・・・」
状況が把握できない、しかも、負ぶわれていた。
「倒れてたんだよ。俺たちが練習で使っていた体育館の近くでな」
「そうなんですか・・・・・・」
目線を落とす。
やっぱり自分は弱いままだ。
「・・・ごめんな」
「え?」
「・・・・・・本当ごめんな。みんな俺のせいだ、おまえに場所を言い忘れてしまったばかりに、こんなことに
なっちまってよ・・・・・・」
「そんなこと・・・そんなことないですっ、わたしが全部悪いんです・・・・・・」
「馬鹿、俺があんなこと言ってなきゃ、こんなことにはならなかったじゃねえかよ」
秋生さんの腕に力が入る。
「くそっ、自分が情けねえ」
石ころを蹴飛ばす。
「秋生さん」
「なんだよ・・・早苗」
「悲しいです」
「・・・ああ、そうだろうな。俺のせいでこんな思いをしちまったからな・・・」
「そうじゃありません」
大げさに首を横にぶんぶんと振る。
「秋生さんが、自分を責めてるのが、とても悲しいです・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「わたしは弱いから・・・・・・秋生さんのような強い人がいないと駄目なんです。
わたしは強くなりたいから・・・・・・弱い秋生さんを見たくないです・・・・・・。
秋生さん、強くあってください。わたしも、秋生さんのようにいつか強くなります。
いつになるかわからないけど・・・・・・これからずっと、秋生さんと歩んでいきたいです。
秋生さんの一歩が、わたしにとっての二歩でも、必ず追いついてみせます。
だから・・・・・・秋生さんは立ち止まらないで、進んでいってください・・・・・・」
秋生さんが、足を止めた。
「・・・てめえに説教されんのは、初めてだな」
「別に・・・そんなつもりじゃ・・・」
「そういうつもりで言ったんじゃねえよ・・・よっと」
秋生さんがわたしを地面におろす。
「立てるか?」
「はい、大丈夫です」
「よし。じゃ、もう一度言うぞ。今から劇を見てもらいたいんだ、いいか?」
あ・・・・・・。
「はいっ、もちろんですっ」
「よし、じゃ来いっ」
手を引かれて、来た道へ。
・・・わたしと秋生さんは再び歩きだした。
無理を言って、時間を延長してもらうことができた。
体育館の中は、わたし秋生さんのふたり。
もしこの状況で今から演劇をするのだと聞いたら、誰でも滑稽だと思うだろう。
だけど、少なくともわたしには生涯忘れられない思い出となるはずだ。
「よーし、始めるぞっ」
ステージの上に立った秋生さんは、高らかに声を上げた。
「はい、がんばってくださいっ」
「ああ」
すぐに劇が始まる。
話の内容は中世の時代のもので、ありきたりな悲恋な話と秋生さんが言っていた。
どうやら、秋生さんは何役もこなすことができるようで、話の内容が掴めないということはなかった。
しかも、複数の役をこなせるだけでなく、それに輪をかけて演技の方も光っている。
「・・・・・・・・・」
こんな人が身近にいるのだと思うと、なぜか関係のない自分が誇らしくなってしまった。
「・・・・・・たとえ、放れようともこの思い変わらぬ・・・・・・・・・アイリーン、私はおまえからどこにも行かぬ・・・・・・・
・・・・・・信じてくれ・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
秋生さんの声、演技全てがまるで、大好きな音楽を奏でているようで心地がよかった。
・・・・・・・・・。
・・・・・・。
・・・。
「おつかれさまです」
「おう、ありがとよ。しかし、本当なら、おまえに今の劇の完成度を評価してもらいたかったんだ。しかし、俺ひとりの演技
じゃ評価しようもねえからな」
「大丈夫です、きっと成功しますよ」
「やけに自信満々だな、おい」
「みなさんがんばってましたから」
「んなこといったら、全部の学校が優勝しちまうじゃねえか・・・・・・」
「素敵ですねっ」
「素敵なのかよっ」
「それだけ、努力が実ったということですから」
「楽天的な考えだな、てめえは・・・でも、それがおまえのいいところなんだけどな」
「そうなんですか?」
「ああ」
そうなのだろうか。
「まあそれはいいとして、早苗、時間が迫ってきてる。そろそろ帰るぞ」
「はい、わかりました」
「それと・・・もう夜遅えからな、おまえの家まで送る」
「本当ですか?」
「ああ、本当だ」
「助かります。わたし、こわがりだから・・・」
「知ってるよ。それに、親もそろそろ心配する時間帯だろ」
「あ・・・」
思わず声を上げる。
「どうしたんだよ」
「ええと・・・から・・・てません」
くぐもる。
「あん?聞こえねーよ。はっきり言えよ」
「ですから・・・両親から、許可をもらってませんっ・・・」
「は?」
秋生さんの顔が固まる。
「てめえ、今なんつったよ?」
「親に許してもらってません・・・」
「・・・・・・っ」
ギロリとこちらを見る。
秋生さんの視線が痛い。
「早苗」
怒鳴られるのを覚悟で身構える。
ぽん。
「え・・・・・・」
優しく、頭を叩いた。
「一緒に怒られてやらあ」
高らかに声を上げる。
「わざわざ秋生さんがそんなことしなくてもっ」
「馬鹿野郎。こうなったのは俺のせいだろうが。俺がおまえの親父さんに『あんたの娘はいただいたっ』って、
なだめてやるよ」
「それ、ますます悪くなってますよ、秋生さん」
「じゃ、これでどうだ。おまえが『お父さんっ、わたし、テレポートしてしまいましたっ』って言うんだ。
・・・そうするとだな『何、それは本当か早苗っ。おまえはエスパーになったのかっ!?これは大変だっ』ってなるんだ。
よし、完璧だろ?」
「お父さんは、そういうの信じません」
名案ですけど。
「くわ・・・・・・てめえの親父は相当な堅物だな・・・・・・仕方ねえ、普通に謝るか」
「それが一番いいみたいですね」
深くため息。
でも、秋生さんがいればなんだか安心できる。
そんな気がした。
・・・・・・・・・。
・・・・・・。
・・・。
早苗の家の前。
「・・・で、どうしてこんな事になったんだ?」
「秋生さんが原因ですね」
「俺が悪いのかよっ」
「そうとは言ってませんが」
時間が遡ること、十分前。
玄関で待ちかまえていた、わたしのお父さんお母さんで秋生さんが、間髪入れずに放った言葉。
『娘さんをくださいっ』
・・・・・・・・・。
・・・・・・・。
・・・。
その後のことは言うまでもない。
「くそう・・・自信あったんだがな・・・余計に怒らせちまったよ・・・」
「わたしは、びっくりしました」
「びっくり?なんでだよ」
「お父さんの前で堂々とあんなこと言った人、初めてです」
「あんなこと・・・って、ただ『早苗は悪くないですっ』って言っただけだが」
「秋生さん」
「なんだよ、改まって」
「秋生さんはさっき、こう言いました。『娘さんをくださいっ』って」
「だれが」
「ですから、秋生さんです」
「もう一度訊く、だれが?」
「秋生さんです」
「・・・・・・・・・」
秋生さんの顔色が変わる。
「うそだろ、おいっ」
「本当です」
「だから、おめえの親父、早苗はおまえなんぞにやらんとかなんとか言っていたのか・・・ちっ、発音が似ているから、
つい間違えちまったみてえだ」
「それなら仕方ありませんね」
「ああ・・・でもな・・・・・・いつか本当に言う時が来るかもな・・・」
「え、なんですか?聞き取れませんでした」
「なんでもねえよ」
「気になります」
「いつか教えてやる」
「んー・・・」
少し考える。
「・・・そうですか。なら、今は訊きません」
「ああ、そうしてくれ」
秋生さんは、地面に置いてあった荷物を持ち上げた。
「とりあえず俺、もう一度、謝るわ」
秋生さんは表札に記してある、お父さんの名前を見据えた。
「え・・・秋生さんがそんなことすることないですっ、悪いのは全て私ですしっ」
門へ向かう秋生さんを制す。
すると秋生さんが、両手を私の肩に置いた。
「・・・なんでも無理して、自分だけで背負おうとするんじゃねえよ。持ちきれない分は俺が持ってやる。だから、ひとりで
背負おうとなんかしねえでいいんだ、早苗」
「でも・・・・・・」
「たまには俺も、おまえのためになんかしてやりてえんだよ。おせっかいかもしれねえけどなっ」
秋生さんの顔が紅潮していた。
「・・・・・・ありがとうございます」
「よし、じゃ、俺、行くな。てめえはここで待ってろ」
「待ってください」
「どうした?」
「わたしも、お父さんに謝ります。わたしだって、いつまでも弱いままでいたくないです」
「・・・・・・」
少し考えている。
「・・・わかった、一緒に謝るぞ」
「はいっ」
わたしたちは扉の前に立つ。
どんどん。
ノックをする。
床を歩く音が、中から聞こえてきた。
早苗と知り合ったのは、三年前の夏、海水浴に行ったときのことです。
忘れもしませんよ、彼女は波打ち際でゆっくりと、クリトリスを洗っておりました。
その手つきはまるで私をいざなうかのように。
一念発起いたしました私は、ニワトリ+ペンギン歩きで意気揚々と彼女に歩み寄り、その眼前に立ちはだかり、
「結婚して下さい」
「お引取り下さい」と。
・・・・・・・・・。
・・・・・・。
・・・。
「その後、わたしと秋生さん、お父さんからこっぴどく怒られてしまったんですけどね」
早苗さんが、お茶をすする。
「それでその後はどうなったんですか、お母さん」
渚が訊く。
「・・・そうですね。秋生さん、私の家によく出入りするようになりましたよ。ふたりとも、憎まれ口をたたき合っていた
けれど、端から見れば、とても仲のよい親子のように見えるぐらい、仲が良かったですよ」
「今の朋也くんと、お父さんみたいです」
「ちょっと待て渚。俺とオッサンのどこが仲がいいんだよ」
「会話している時とか、とても楽しそうです。時々、嫉妬してしまいます」
「マジかよ・・・・・・」
「ぐおぉぉおおーーーーっっ、のぼせちまったじゃねえかよっっ」
風呂場から声。
オッサンだった。
「早苗、ふたり分の水を持ってこいっ、暑くて死にそうだっ」
「はいはい」
早苗さんが台所へ、急いでいく。
俺と渚は、風呂場へ向かった。
「なにやってんだよ・・・・・・」
俺は皮肉たっぷりに、オッサンに言ってやる。
すると、体中が赤く火照っている、オッサンがこちらを向いた。
「第一次水鉄砲大戦だ」
「なんだよそれ」
俺は呆れながらも、何とか答えてやる。
「知らねえのかてめえっ、次のオリンピックから、正式種目になるんだぞっ」
うそつけ。
「そうなんですか、お父さん?」
「そうだとも、かわいい娘よ。だから俺はそれに向けて汐に特訓を放していたところだ」
「ええっ、今から英才教育をしているんですかっ、汐ちゃんすごいですっ。ああでも・・・わたしとしては
今からそんなことをするのはあまり賛成できないです・・・・・・・」
「おまえ、アホな子だろ・・・」
「え?何か言いましたか、朋也くん」
「いや、まー別に」
「あっきー、強かった」
ひとり元気な汐は、すでにもう体を拭いて、着替える体勢に入っていた。
「渚、汐を手伝ってくれ」
「はい、わかりました」
渚は汐と着替えを抱きかかえて、居間へ連れていった。
「あのな、オッサン。幼児を長時間風呂に浸からせるなよな」
「馬鹿野郎。あいつは風呂に浸かってねえよ。タイルの上でだ。それにしても、おまえらにも見せてやりたかったぜ。
俺と汐の、あの攻防戦」
「いや、見たくないから」
「秋生さん、水です」
早苗さんがお盆に水を乗せてやってくる。
それとおしぼり。
「おう早苗、わりいな」
受け取り、ごくごくと爽快な音を立てて水を飲み干す。
「ぷはーーっ、生き返ったぜっ」
満足そうに声を立てる。
「やっぱ、早苗のつくったものは最高だっ・・・・・・パン以外はな」
「・・・語尾が気になりますね」
「早苗、好きだぞ」
「はいっ、わたしもですよっ」
相変わらずのふたり。
それが微笑ましい。
「朋也くんっ、お父さんお母さんっ、花火がなってますっ」
居間から渚の声。
たしかに花火の音が音が聞こえる。
今日は縁日だったらしい。
「ああ、聞こえるよ」
「とてもきれいです」
「そうか。今行く」
「それじゃ、行きましょう、朋也さん、秋生さん」
「はい」
「おうっ・・・って俺は裸のまんまじゃねえかーーっ」
「早く着替えろよ」
「まあいい。とりあえず腰にタオルまいてりゃいいだろ」
「それじゃ、風引きますよ」
「そのときは早苗に手厚く看病してもらうからいいよ」
「駄目ですよ」
早苗さんは秋生さんの背中を押して、引き戻す。
「朋也さん、先に渚たちのところへ行っててください」
「はい、わかりました」
俺は一足早く、居間へ向かった。
渚は汐を抱いて、花火に見入っていた。
俺は渚の隣に座り込む。
「えへへ・・・とてもきれいです」
「ああ、そうだな」
規模は大きくはないが、どれも一つ一つが丁寧に作られていて、端正な花火ばかりだ。
「汐、どうだ?」
俺は汐に尋ねる。
「すごい」
汐は夢中になって花火を眺めている。
もしかしたら、俺の訊いたことなど聞いてなかったのかもしれない。
「渚、汐を抱くのを変わるぞ。きつくないか?」
「いえ、大丈夫です」
「ならいいけどな」
「そんなことよりおまえら、虫よけスプレーをつけておけ」
いきないオッサンが、俺たちに虫よけスプレーをかけてきた。
「いきなりなにすんだよオッサンっ」
「蚊に射されるのを防いでやったんじゃねえかよ、わりいか」
「ああ、そうか・・・」
俺たちは中庭際の廊下に窓を開けて座っていたため、蚊が入ってきてもおかしくない状態だった。
「蚊取り線香ここで焚いといておきますね」
早苗さんが、廊下に蚊取り線香を設置する。
「ありがとうございます」
「ありがとうございます、お父さんお母さん」
ふたりが、俺たちの近くで腰をかける。
無言で俺たちは花火を堪能した。
しばらくして、花火が終える。
「・・・終わりましたね」
「でも、今でもドキドキしています」
感想を言い合う、俺たち。
そんなことを家族全員で話しているのが、とても嬉しい。
本当にこの家族で良かった。
真夏日。
旧体育館の前で座っている、秋生と早苗。
演劇部にとって、大会前の最後の練習日。
休憩時間、ふたりで外の風を浴びていた。
「最近、少し考えることがあります」
早苗が切り出す。
「なにをだよ」
「演劇部の活動が終わってしまったら、みなさんと会う機会もなくなるんじゃないかって・・・・・・」
早苗は、空を仰いで言った。
「・・・それは、すごく寂しいことだ、って・・・」
演劇部は全員三年生。
今回の大会を終えると、自動的に全員引退だ。
「楽しい時も、嬉しい時も、辛い時も、悲しい時も・・・苦楽を共にしてきたのに、これっきりで最後だなんて、
とても寂しいです・・・・・・」
秋生たちは、あの出来事以来、劇を見に来るようになった早苗に、感想をそのたびに訊いていた。
それは、秋生たちにとって、とてもに参考になった。
そして早苗の方も、いつの間にか演劇部に感情が移入してしまっていた。
「秋生さんは、寂しいと思いませんか?」
「思わねえよ」
秋生は、ぶっきらぼうに答える。
「どうしてですか?」
早苗は複雑な表情で、秋生に再び訊く。
「決まってるだろ」
秋生は、あくびを噛み殺す。
「俺たちが寄ってたかって、寂しがっていてもなんの意味ねえじゃねえか。それは自分達の可能性を自ら
潰しているようなもんだろ」
秋生は言って、立ち上がる。
「休憩も、もう終わりだな。じゃ、俺行くわ」
「秋生さんっ」
「なんだよ」
「・・・・・・なんでもありません」
「そうか」
「・・・・・・はい」
秋生は早苗に背中を向け、体育館の中へ入る。
「・・・・・・早苗、俺も本当は同じだ」
誰にも聞こえない声で、秋生はそう口にした。
蒸し暑い体育館が、よりいっそう蒸し暑く感じた。
ぐら・・・。
突然、秋生はよろめいた。
だが、すぐに体勢を立て直す。
(ちっ・・・・・・なにへたこれてんだよ、俺っ)
身体に鞭打って、練習を始める。
(もう最後なんだろ。今ここで頑張らなくて、いつ頑張るんだよ)
学校で秋生がこんなにも夢中になれたものは演劇だけだった。
つまり、ここで断念でもしようならば、この三年間の自分を全て否定しているのと同じなのだ。
「古河、さっきの場面の続きを、もう一度やろうぜ」
「ああ、そうだな」
秋生は、平静を装おう。
ここまでいい雰囲気できてるのに、水を差したくなかった。
「よっしゃっ、てめえらっ、死ぬ気で行くぞぉっ」
声を張り上げ、必要以上に元気に振る舞った。
意志だけが、秋生を凌駕していた。
「頭が痛え・・・」
帰り道。
秋生は頭をおさえながら歩く。
「くそ・・・無茶しなければ良かったぜ」
周りのみんなから悟られぬよう、いつものように努めた結果がこれだった。
「家までの道のりがこんなに遠く感じるのは初めてだ・・・」
ふらふらと危なっかしい足取り。
いつ事故にあってもおかしくない状態だった。
「秋生さーん」
後ろから声。
だが、秋生はすでに振り向く気力がなかった。
「どうしたの?フラついちゃってさ」
近所の小学生だった。
「なんでもねえよ」
「うそ。だって顔色悪いもん」
子供の方がこういう事に気づきやすい。
「ちっ・・・百歩譲って認めてやる。だから、今俺に構うんじゃねえ・・・」
言葉をふり絞るように出す、秋生。
「ううん、家まで連れて帰ってあげる」
「な・・・」
後ろから押される。余計に気分が悪くなるが、さっきよりは歩みは早くなった。
「な、もういいよ。これ以上頑張るな」
「ううん。連れて帰る」
言いだしたら聞かない。
秋生は諦めて、言葉に従った。
帰宅した俺は、布団を敷いてもらって、寝込んでいた。
「どう、気持ちいい?」
額に、濡れたタオルが張り付く。
「ああ」
「よかった。じゃあ僕、今からお粥を作るね」
「いや、もういい。助かった、後は自分でする」
「駄目だよ、無理しちゃ」
秋生は起きあがろうとした身体を、再び布団の方へ戻された。
「また汗が出てきたら着替えここにおいとくから、良かったら使ってね」
枕元には数着の着替え。
「おまえって、しっかりしてやがんな・・・」
秋生は朦朧とした意識の中で、かろうじて言葉を出す。
「僕も風邪を引いた時、よくお母さんにそうしてもらってるからね」
「そっかよ・・・」
「じゃ、僕お粥作ってくるから、動いちゃ駄目だよ」
「・・・ああ」
秋生は力無く頷いた。
「ああ・・・それと」
思い出したかのように再び口を開く。
「俺がこんな状態だって事は、演劇部の奴らに内緒だぞ・・・もちろん早苗にもな」
「いや、演劇部の人たちなんてわかんないし」
「・・・・・・そうだったか?」
しかし今の秋生にはそんなことどうでもよかった。とりあえず、口止めが大事なのだ。
「でも、早苗さんって、この前の女の人?」
「そうだ、あいつにも内緒だぞ・・・」
「どうして」
「訊くな。とりあえず内緒だ、いいな・・・っ」
「う、うん。わかった」
「・・・嘘ついたら、千本ノックだからな・・・・・・」
そこで、秋生の意識が途切れた。
身体の節々が痛い。
あと、頭痛が激しい。
小鳥の鳴き声が聞こえてくる。
それが煩わしいものだと感じるのは初めてだった。
「・・・・・・ん」
重い瞼を秋生は揚げた。
「・・・・・・・・・」
どうやら朝、らしい。
「・・・で、どうしてこんな事で俺は眠ってたんだ?」
状況が把握できない秋生は目だけを動かして、周りを確認する。
枕元に、着替えとすっかり冷めてしまっているお粥。
それと手紙。
秋生はそれを手に取り、読む。
『ぐっすり眠ってたので、起こすのもなんか悪いと思ったので、起こしませんでした。おかゆ置いときます。
目が覚めたら、食べてね。それと、かぜ薬も一緒に置いておきます。ご飯の後に飲んでね。無理しないでね』
ようやく状況を悟った。
俺は昨日、あいつに介護してもらっていたのだ。
「結局、治らなかったな・・・」
秋生はちらりと時計を見る。
午前5時。
日付はとっくの昔に今日になってしまっていた。
「寝過ごさないでよかったぜ・・・」
まだ、フラつく身体を起こして、伸びをする。
そろそろ準備をしないといけない。
秋生は冷めてしまっているお粥に手をつける。
「まずいな・・・」
だが、心から感謝の気持ちでいっぱいだった。
しかし頑張るな
アニキ保守
食後、秋生は解熱剤を飲み、支度に取りかかる。
「たしか・・・8時現地集合だったな・・・」
支度が整ったところで、秋生は時計を確認し、会場までに着く時間を計算した。
「・・・そろそろ出発したほうがいいな」
荷物を持って立ち上がる。
立ち上がる時に立ちくらみがしたが、今さら弱音など吐いてはいられない。
「よし、行くか・・・」
意を決して、秋生は外へ足を踏み出した。
バスの振動に揺られながら、演劇のことだけに集中する。
一つ一つのセリフや演技を本番に照らし合わせて。
いくら完璧に全てのことを押さえても、本番ではどんなトラブルが起こるかわからない。
だから練習を思い出すのではなく、本番を想定してイメージを掴んでいた。
「・・・・・・・・・」
しかし、なかなか集中できない。
秋生は乗り物酔いをする方ではないが、なぜかそわそわする。
体調の悪さと、緊張から成るものだろうか。
「はあ・・・・・・」
深くため息。
まだまだ会場に着くまでの時間は長い。
それまでに、どうにかしていつもの自分を思い出す。
それだけが最後の壁だった。
「ふう・・・・・・」
バスの窓を開けると、朝だというのに、生ぬるい風が秋生の頬を伝った。
それは、今の秋生の気持ちを表しているようだった。
276 :
名無しさんだよもん:04/09/17 07:48:51 ID:qiHp9ZkJ
いいね
同時刻。
早苗の目が覚める。
「朝・・・です」
まだ眠そうな口調。
それから、早苗は少しの間ぼんやりと時計を眺めていた。
(・・・・・・眠いですけど、そろそろ起きないといけません)
起きあがり、軽く伸びをする。
「汗を流しましょう」
ここ最近ずっと蒸し暑い夜が続いているので、早苗も少なからず汗をかいていた。
少し寝癖のついた髪の毛を整えながら、早苗は浴室へ向かった。
風呂からあがり、バスタオルでお湯を拭き取る。
汗を流せたおかげで、気持ちもずいぶんと楽になった、早苗。
次に制服に着替え、時刻の確認を行う。
(劇が始めるのは、十時ですから・・・まだ、大丈夫のようです)
時間的に余裕があったので、早苗は母親の家事の手伝いをしてから家を出た。
待ち合わせ場所にて。
早苗が着いた頃にはもう、ひとりの少女の姿があった。
「おはよう、早苗」
その少女が早苗へ挨拶。
「おはようございます、和子ちゃん」
早苗も挨拶をする。
「ずいぶんと早いじゃない、まだ十分前だよ」
「そんなこといったら、和子ちゃんの方がもっと早くから来てますよ」
「わたしはいいのよっ、」
「どうしてですか?」
「え、まあ・・・今日たまたま早く起きたからね・・・ああ、だから決して楽しみにしてたから、家でじっとして
いられなかった、ってわけじゃないからね」
しどろもどろに答える。
嘘をつくのが下手だった。
・・・・・・早苗は気づいてはいなかったが。
「今日は部活はよかったんですか?もしかしたら無理言ってしまったんじゃ・・・」
バスに乗った早苗たちはそんな会話をしていた。
「ん、大丈夫大丈夫。今日は部活休みだから」
「そうですか、それなら安心です」
早苗はほっとして思わず胸を撫で下ろす。
「それよりさ、ウチの学校の演劇部ってどうなの?人数少ないし、大したことできないんじゃあ」
「そんなことありませんよ。みなさん一生懸命で・・・本当に少数精鋭という言葉が違和感なく当てはまるくらいです」
「ふ〜ん。じゃ、期待していいわね」
「はいっ」
早苗は朗らかな笑顔で答える。
「あっ・・・でも・・・私は部員でもなんでもないので、こんなこと言える資格はないですけど・・・」
顔を赤くして、小さくなる早苗。
「あはは。でも、ここ最近ずっと演劇部に参加してたじゃない」
「はいそうです。でも、大したことはできませんでした」
「そんなの関係ないと思うけど。あんたが演劇部のために頑張ったのなら、それだけで、演劇部にとって
大きくプラスになったんじゃないかな」
「・・・本当にそうでしょうか?」
早苗は目を丸くして訊く。
「もろちんよ」
自信たっぷりに言う。
「なら・・・・・・・・・すごく嬉しいです」
みんなでひとつのことを成し遂げること。
それが、早苗にはたまらなく嬉しいらしかった。
「本当に、嬉しいです」
今度は言葉を噛みしめるように呟く。
周りの支えによって、少しずつ成長していく早苗。
これがきっかけとなり、自分の夢に向かって一歩一歩着実に踏み出すのだが、それはまた先の話。
「わ、もう始まってるよっ」
「え、本当ですかっ?」
「馬鹿っ、声が大きい」
「あ、ごめんなさい・・・」
他の客から少し、冷ややかな視線を浴びる。
「すみません。すみません」
早苗は何度も何度も周りの客に謝る。
「謝るのもいいけど、早く席につこう。これ以上立ってるだけだと、余計に他のお客さんに迷惑かけるだけだよ」
「はい、わかりました」
ふたりはすぐ側の席に、滑り込むようにして座る。
「座れました・・・」
「あー疲れた・・・」
ほっ、と一息。
「あれ、早苗ちゃんたちどうしたの?」
不意に横から声。
そこにはひとりの少女。
「あ、八木さん」
「本当だ」
「おはようございます」
ふたりのクラスメイトだ。
「八木さん、どうしてここにいるんですか?」
「どうしてって・・・演劇を見に来たのよ」
「あ、それもそうですね」
照れ笑いして、頭をぽんぽんと叩く。
「八木さん、演劇に興味あったんだ」
「はい、自分でやるのは無理ですけど、見るのはすごく好きです」
「ふーん・・・」
「でも、今は上演中なので、話は後にしましょう」
いったん話が途切れる。
次に口が開くことになるのは、今やっている演劇の幕が閉じた時だった。
「やっぱり、高校生はレベルが高いですね」
喝采の中、八木がふたりに向かって話しかける。
「はい。とてもすごいです。ラストの部分なんて、涙ぐんでしまいました」
「あんた、感動しすぎ」
「そんなことないです、すごくよかったです。八木さん、次はどんな劇なんですか?」
「次は優勝候補の劇ですね」
「そうなんですか?」
「ええ」
「へー、演劇にも優勝候補とかあるんだ」
「はい。といっても数が他の部活に比べて、極端に少ないですけどね」
「そうなんだ。全部で何校ぐらい参加してるの?」
「ええと・・・六校です」
「本当に少ないです」
「八木さん、うちの高校が何番目に発表なのかわかる?」
「たしか、パンフレット見た限りでは五番目になっています。始まるのは午後からですね」
「ありがとう」
「どういたしまして」
しばらくして、ブザーが鳴る。
どうやら次の学校の劇の準備ができたようだ。
少しづつ、ライトが落ちて暗くなり、舞台だけに光が射す。
もう一度ブザーが鳴り、拍手と共に幕が開いた。
「よーし、最後に一通り通そうぜ」
「おうっ!」
みんな、声を張り上げて答える。
リハーサル時間、秋生たちは午後からの発表に向けて、最後の仕上げを行っていた。
全員さっきまで全員緊張していたせいで練習どころではなかったが、練習をしていく内に吹っ切れたようだった。
それを見ていて、秋生は微笑ましく思う。
手元にあった、水の入ったコップを一気に口に流し込み、秋生も舞台へ駆け上がった。
「みんな、ちょっといいか」
秋生は舞台に上がると、秋生は中央へ部員を集合させる。
「なんだよ、時間なくなっちまうぞ」
「まあ、いいじゃないか。で、古河どうした?」
ぞろぞろと集まる。
「手ぇ、だせよ」
「どうして」
「最後に景気よく一発やっとこうかと思ってよ」
「エンジン組むのかよ」
「まあな」
みんな、顔を見合わせる。
「ま、いいけどな」
少し照れくさそうにしながらも、みんな中央に手を差しのばした。
「てめえら全員と演劇するのは生きてるうちでこれが最後かもしれねえけど」
「おいおい、演技でもないこと言うなよ」
ひとりが、軽く苦笑い。
「最っ高の舞台にするぞ、てめえらーーーーっっ!!」
「おおうっ」
演劇部の決意を表すような声が、館内にこだました。
「やべっ、次だぜ次。この感じ、去年とまったく同じだぜ」
「こらっ、話かけんなっ、セリフ忘れちゃうだろっ。ぶつぶつぶつ・・・」
「今さらになって緊張してきたな。というわけで石井、お茶もってこい」
「あんた王様?」
本番前の風景。誰も気負っている様子などない。
「ふう・・・」
秋生も気持ちの高ぶりを押さえる意味で、軽く深呼吸をした。
体調の方も、何とかいけそうだ。
「なあ古河」
突然声をかけられる。
「なんだ?」
ぎこちなく答えた。
「いや、さっきから気になってたんだけどよ、おまえ、なんか顔色悪くね?」
「なに言ってんだ、てめえ」
秋生はきわめて自然に振る舞う。
「俺はいつも通りだよ。来る時、少しバス酔いしちまったことを以外を除けばな」
「え、おまえバス酔いしたのか?ぷぷ・・・だっせーっ」
「って、笑ってんじゃねえぞ、こらっ」
「いや、悪い悪い。つい・・・」
「つい、じゃねえよっ」
「古河にも弱点があったのか、なるほど」
「何がなるほどなんだよ」
「別に。こっちの話だ」
「まあ、いいけどよ・・・」
うまく話題を逸らす。
そこで、大量の拍手が舞台の方から沸いた。
「終わったみてえだな。よし、てめえら。急いで準備に取りかかるぞっ」
秋生はそれぞれに指示を与え、能率よく舞台設定を行い、設置し終える。
「・・・・・・・・・」
後は自分達だけの戦い、そう言い聞かせ、秋生たちはスタート地点に立った。
そして、ピストルの代わりにブザーの音が、始まりの合図を示した。
(ふう・・・)
控え室に入り、秋生は一息ついた。
まずは最初の壁を取ることができたからだ。
最初のセリフや演技が完璧だったならば、たいてい後の演技も失敗することはない。 秋生はそういうタイプだった。
舞台の方の様子を、部屋にあるテレビで確認する。
「って、またすぐに出番じゃねえかよ」
休む暇もなく、再び準備を始める。
すると、ひとりの部員が部屋に入ってきた。
「おう、古河。まずはお疲れさん。やっぱおまえって演技すごかったんだなあ」
部員からねぎらいの言葉を受ける。
「おまえだって、細かい芸とか得意じゃねえか」
「社交辞令ありがとう」
「そんなつもりじゃねえって」
秋生は笑いながらドアに手をかける。
「ん、古河、もう行くのか?」
「ああ」
「じゃ、そこの小道具も一緒に持っていってくれないか」
ドアのノブから手を外して、秋生は両手でダンボールを持ち上げる。
「わかった」
「悪いな」
部員にドアを開けてもらう。
秋生は少しよろめきながら、控え室の外の廊下へ出る。
すると、部員の不思議そうな顔が、秋生の目に映った。
「おまえがこの程度の荷物でふらつくなんて・・・どうかしたのか?」
「なんでもねえよ。それに言っただろ、俺はバス酔いしたって」
「そうだけど・・・」
「ああもう時間ねえし、俺行くからな」
「おい・・・」
振り返らず、秋生は全力で走った。 気づかれるのが恐かった。
284 :
名無しさんだよもん:04/09/27 20:44:44 ID:O/D9+D6r
今テレビ朝日で秋生 シナリオの話してるな。
>>283 どんな内容?
劇も終盤に入る。
みんな、練習ぐらいの実力を出し切ることができていた。
観客も飽きることなく、見入っている様子だった。
「最後の絞め頼むぜ、古河」
舞台裏(上手)で待機している秋生に、部員全員が応援する。
「ああ」
秋生は特に表情を変えることもなく、頷く。
こういう場面に立たされたことは、今までに何度もあった秋生だが、少なからず緊張していた。
ラストのワンシーンは、ひとりで全てを演じきる。
これ以上に華やかな役はない。
だが、それ以上に、観客の秋生に対する期待への重圧のほうが大きかった。
そこで舞台が暗やみに包まれた。
いよいよ出番である。
「頑張れ、古河」
もう一度、今度は無言で秋生は頷いた。
みんなに背中を押され、秋生は舞台へゆっくりと歩みを進めた。
秋生は暗闇の中、舞台の真ん中に立ち、セリフを発し始めた。
大詰めとなり、そこで照明が光る。
秋生は唾を飲み込み、セリフを再開した。
その時。
ぐら・・・。
秋生はよろめいた。
長時間照明に浴び続けたせいで、気持ちはともかく、体がついてこれなかった。
何とか持ち直す。
だが、次の瞬間、頭が真っ白になった。
全てのセリフを秋生は忘れてしまった。
観客全員が秋生を見ている。
秋生の胸の鼓動が、速さを増す。
何か言わなくてはと思いながらも何も言えず、唇が小刻みに奮えるだけだった。
客席からざわざわと声が漏れ始める。
それが更に秋生の胸の動悸を速める。
と、その時、秋生の目に早苗が飛び込んだ。
偶然だった。
だが、それが秋生の記憶をよみがえらせた。
あの日、早苗に見せた、この劇。
手に取るようにいまでも思い出せる。
(なにやってんだ、俺は。なにこんなところで立ち尽くしてんだよっ)
目を見開き、強く拳を握りしめ、自然と口が開いた。
「ハアハア・・・・・・」
劇が終わった後、秋生は一目散に外へ駆けだした。
申し訳なさでいっぱいだった。
逃げ出すことではなにも解決はしないということぐらいわかっていた。
けど、そうせずにはいられなかった。
近くの芝生の上に飛び込むようにして転がり込み、天を仰いだ。
青と白とが織りなす世界。
なにも考えず、ぼんやりとしばらく眺める。
「秋生さん」
「わっ」
空を遮り、早苗が秋生の顔を覗き込んできた。
「てめえ、いきなりだな」
「ええ。おどかしてしまいましたね」
「で、なんのようだよ」
「お疲れさまと言いにきました」
「そっかよ・・・」
「はい」
秋生は早苗と目を合わせることができず、ごろりと反対側を向いた。
「秋生さん、熱の方は大丈夫ですか?」
ぴくっ、と反応した。
「誰から聞いた?」
顔は向けずに訊く。
「ええと・・・、劇をしてる時、秋生さん、とてもきつそうだったから」
「おまえに隠し事は一生できねえな・・・」
呆れたような、感心したような態度で答えた。
「でもな、それを言い訳にはしたくねえよ」
「言い訳?」
「ラストのアレだよ」
「気にしてますか?やっぱり」
「当たり前だろ」
「・・・そうですか」
「なあ、早苗」
「はい」
「俺、やっぱこのままあいつらと別れたくねえよ。あいつらとまだまだ演劇やりたかった」
秋生は体を再び仰向けにする。
「まだまだやりたかった・・・」
秋生は言葉を反すうさせた。
「できるとおもいます」
ぽつりと早苗は呟く。
「え?」
「きっと、できます」
自信ありげに答える。
「・・・そうだな」
秋生も思わず頷いてしまった。
「よっと」
上体を起こす。
そう、できないわけがない。
きっとできる。
「ありがとよ、早苗。おかげで吹っ切れた」
「どういたしまして」
秋生はもう一度、空を見た。
雲は相変わらず、休むことなく動いている。
「俺も、見習わなくちゃな」
「?」
早苗は隣で、少しだけ不思議そうな顔。
「早苗」
秋生はいきなり話を切り出す。
「はい、なんでしょう、秋生さん」
早苗は特に気にする様子もなく、相づちをうった。
「俺はどこにも行かない、約束する。だから・・・」
一つ一つの言葉に気持ちを込め、秋生は言葉を繋ぐ。
「俺についてこい。いや、ついてきてくれ」
「え?」
早苗は、一瞬茫然とする。
「嫌なら、いい」
秋生はいつもと変わらない様子で答えた。
「ええと・・・」
早苗は、はにかんだような、泣き出しそうな顔で口を開く。
「・・・わたし、泣き虫ですよ」
「知ってる」
「・・・わたし、とろいですよ」
「それも知ってる」
「・・・わたし、秋生さんに、迷惑ばかりかけてしまうかもしれませんよ」
「構わねえよ」
早苗は、顔が真っ赤になっていた。
そこで。
「あ、いたいた〜」
部員たちが、少し離れたところから、秋生たちを呼ぶ。
それから、急いだ様子でこっちまでやってきた。
「やべえくらい、いいこと教えてやろうか?」
「あ、ああ」
走ってきて、息を荒くした部員のひとりが、興奮しながら、あるものを差し出してきた。
それは賞状。
そこには『金賞』という文字が、掲げられていた。
「なんだ、偽造したのか?」
「してねえよっ」
「そうか・・・・・・って、マジかよっ」
「あんた、反応遅いっすねえっ」
「すげえな、おまえら、やったじゃねえかよ」
「あのー、おまえ、何他人事みたいなこと言ってるんだよ。俺たち演劇部全員で取ったものだろ?」
「・・・・・・・・・」
「ん、どうかした?」
「なんでもねえよ」
演劇部の中のひとりだと扱われて、嬉しく感じたのは初めてだった。
「夢じゃねえんだよな」
「もちろんだ、俺のほっぺ、つまんでいいぞ」
「わかった」
「って、冗談に決まってるだろっ」
「ちっ・・・」
「ちっ・・・じゃねえよっ」
みんなが笑う。
少ない人数で、よくここまで来れたものだと秋生は思う。
そして、心の中で部員に『すまねえな』と呟いた。
「ところで、早苗ちゃん、なんでそんなに顔が赤いの?」
部員の中のひとりが、早苗の様子が変だということに気づく。
「え・・・ええと・・・」
早苗はただ困惑するばかりで、答えられない。
「ま、いいや。それよりみんなで、ぱーっと打ち上げしようぜっ」
「おーっ」
みんな乗り気だ。
「古河も行こうぜ」
「あ、ああ」
秋生は早苗を気にしながら、中途半端に頷く。
みんな、ぞろぞろと歩きだす。
秋生と早苗だけは前に踏み出せなかった。
「どうしたんだ、早く来いよーっ」
少し離れたところから呼ばれる。
「今行く」
秋生は早苗と顔を見合わせ、歩きだした。
「おまえは行くのか?打ち上げ」
「いえ、遠慮しておきます。友だちも待っていますし」
「そうか」
「はい」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
なんだかやるせない気持ちに、お互いなってしまった。
「秋生さん」
が、早苗がそれに終止符を打つ。
「なんだ」
秋生は、前だけ向いて答えた。
すると。
早苗はそっと秋生と手を繋いだ。
「おい、早苗・・・」
さすがに動揺を隠せない。
「これが、私からの答えです」
「え・・・」
秋生の胸に、熱い物が込み上げてくる。
早苗は秋生を見上げた。
「秋生さん、よろしくお願いします」
「ああ、こっちこそな」
汗が滲むぐらいの暑さの中、ふたりは飽きるぐらいになるまで、ずっと手を握りしめていた。
「
「じゃあな、オッサン。それと、お世話になりました、早苗さん。ありがとうございました」
「お父さんお母さん、また来ます」
「あっきー、早苗さん、ばいばい」
次の日、昼頃になって朋也たちは、古河家をでる。
「ま、気をつけて帰れよ」
例によって秋生はタバコを吹かせながら、ぶっきらぼうな見送りをする。
「また、いつでも来てくださいね」
一方、早苗の方は、屈託のない笑顔で迎える。
「じゃ、俺たち行くから」
「さよならです」
「またね」
汐を真ん中に囲むような形で朋也たちは歩きだす。
そしてそのまま少しづつ遠くなっていった。
「・・・行ってしまいましたね」
早苗は少しだけ寂しそうな顔をする。
「また会えるだろ、そんな寂しそうな顔すんな」
ぽん、と早苗の頭を軽く叩いた。
「それもそうですねっ」
笑顔になる。
だが、また寂しげな表情に戻ってしまった。
「どうしたんだ、てめえ」
「ちょっと・・・」
早苗は目線を落とす。
「秋生さん、変なこと言ってもいいですか?」
「好きにしろ」
秋生は言葉とは裏腹に、早苗を真剣な顔で見据えた。
早苗は軽く頷き、言い始めた。
「わたしは渚を幸せにできたでしょうか。母親として、渚を本当に幸せにできたでしょうか?」
「本当に変なことだな・・・」
秋生は頭を掻いた。
「で、なんで急にそんなこと言い出すんだよ」
早苗は少し考え、口を開く。
「昨夜、昔話をしましたよね」
「ああ」
「だからです」
「いや、わけわかんねぇぞ、早苗」
「ええ」
それを訊かれるのを待っていたかのように、早苗は渚たちが帰っていったほうの道を眺め、話し出す。
「昨日、自分で話しながら、ふと懸念を抱いたんです。わたしは、あれから変われたのだろうかと」
「・・・・・・・・・」
「秋生さん」
「なんだ」
秋生はタバコを外し、そう答えた。
「わたしは、秋生さんの妻として強くなれたでしょうか?わたしは、渚の母親として強くなれたでしょうか?
わたしは・・・あの頃の自分よりも、強くなれたましたか?」
泣きだしそうな口調で、言葉を繋ぐ。
「秋生さんの妻だと、渚の母親だと、わたしは胸を張って言えるでしょうか?」
「言えねぇな」
間髪入れずに秋生は言う。
「おめえが、自信を持ってそう言えるようになるまでは、俺は認めねえ。それに、人に尋ねてる時点で駄目だ」
「・・・そうですか」
早苗は唇を噛みしめ、何とか答えた。
「でもな」
秋生も、渚たちが帰っていったほうの道を眺め、言った。
「俺たちは、おまえから幸せをもらっているぞ。それに、俺たちだけじゃなく、朋也も、汐もな」
「え・・・」
早苗は俯いていた顔を少しだけ上げた。
「おまえが今、ここにいてくれているだけで俺たちは十分幸せなんだ。それ以上求めるものなんてねぇ。
幸せは、行為の大きさなんかじゃねぇからな」
そこで秋生は、目線を早苗に向ける。
「それに、心配しなくてもおまえは強え。渚の強さも、おまえから受け継いだものだからな」
子供をあやすような口調で秋生は言う。
「渚が汐を生むことができたのは、おまえの強さが思いとなって、渚に受け継がれたからだ。
ま、一概にそうとは言いきれねぇけど、間違ってはいねぇはずだぜ」
秋生はタバコの煙を吐き出し、タバコを足で潰す。
「とりあえず俺が言いてぇことは、強さも幸せも、親から子へと受け継がれるものだということだ。
新しい生命からまた、新しい生命へと、途切れることなくな。だから、家族があるだけで幸せなんだ。
だから、家族があるだけで強くなれる、俺はそう思うぜ」
秋生は吸いがらを拾う。
「だから、自分は強くなれたのだろうかとか、幸せにすることができただろうか、なんてことでうじうじすんな。
早苗は早苗らしくあれ。それが、俺たちのとっても、おまえにとっても一番のはずだ」
「・・・はいっ」
早苗は顔を上げた。
とても澄んでいた。
「よし早苗、今日もこれから頑張っていくかっ」
蝉の声すらかき消すような秋生の声がした。
早苗は返事をし、秋生と共に中へと入る。
ちょうど、家の前では子供たちが、虫かご片手に、はしゃいでいた。
早苗にもこんな時期があった。
渚にもこんな時期があった。
そして、今は汐へと―――。
その桜簾を抜けて
萌葱色の石畳を駆ける
風になびく向日葵色のワンピース
胸元にライラックの花飾り
掌に残る温もりは
生まれ変わった新しい生命
光りあふれる揺りかごの中で
母から子へと受け継がれる小さな唄
おわり。
296 :
名無しさんだよもん:04/10/02 10:53:29 ID:J4ZfQpPq
おわりか
乙。ようやく読めるか……。
トリマーマン
299 :
名無しさんだよもん:04/10/02 14:32:55 ID:hkHFhmdQ
へたくそ やめてかえれ
>>295 …グットジョグ!(よいジョギングを!)
おもしろかったと思うのは俺だけだろうか?
だいじょうぶ、俺もいるさ。
最近はこのスレだけが楽しみで葉鍵板にいるようなもんだった。
これからどうすればいいんだ。
ついに終わったか…葉鍵板の楽しみが一つ減ったな。
>>303 「次の楽しいこととか、 うれしいことを見つければいいだけだろ。
あんたの楽しいことや、うれしいことはひとつだけなのか? 違うだろ」
そう。
何も知らなかった無垢な頃。
誰にでもある。
「ほら、いこうぜ
>>303」
あんたはいい父親だ
話題ねえな〜。
それに、今このスレに何人くらい人おるんかなあ?
いたら手ぇあげて。
308 :
コテとトリップ:04/10/05 20:20:38 ID:o/7MUggO
(・∀・)ノ ハイ
ノ
ノ
(´д`) ノ
('A`)ノ
ノ
314 :
(ノ>ヮ<)ノ☆:04/10/06 15:05:43 ID:4NJSj3dt
んーっ
ノシ
の
今分かった、
>>135は未来を予言していたんだよ!
>>308 俺、初めてコテトリを見直した。
キャラ落ちスレで
>>197-295のSSをツマンネとか言ってたのに、結局最後まで見てたなんてな。
普通、嫌いなSSなんて、最後まで見る気になれないよ。
その点で、少しだけ見直した。
319 :
コテとトリップ:04/10/07 03:25:00 ID:HrqRlhQr
申し訳ない、読んでないんだ。まじゴメン
320 :
コテとトリップ:04/10/07 03:26:29 ID:HrqRlhQr
それとおれ、嫌いだなんて一言もいってないよ
書いた人が見たら気分を害するかもしれないじゃないか。そういうのやめてくれよなほんと
スレ立ててやれよ、と思いました。
何事もなかったかのように次をどうぞ。
↓
寂れてきたな、ここ。
だれかネタふってくれ。
隠岐ってどこだよ。
おまえにイレンボーII
329 :
名無しさんたよもん:04/10/16 12:52:01 ID:ZV+CjKsG
age
過去の話おもしろかった、書いた人ほんとうに乙です!
どうも。
しかし、とても褒められるものじゃないっす。
日本語もめちゃくちゃだし、冗長だし、なによりボキャが少なすぎますから。
しかし・・・話を書くことがこんなにも難しいものだとは思いませんでした。
これではぼろくそに言われても言い返せません。
出直してきます。
ありがとうございました。
ホットマン秋生
マンチェスターゴールド秋生
八神秋生「おおぉっ!(パンを)食えっ!」
∩___∩ |
| ノ\ ヽ |
/ ●゛ ● | |
| ∪ ( _●_) ミ j
彡、 |∪| | 早苗のパン
/ ∩ノ ⊃ ヽ
( \ / _ノ | |
.\ “ /__| |
\ /___ /
338 :
葉田信鍵 ◆.T76NLtXTY :04/10/26 21:42:29 ID:iZCXaCmO
____ ____ __/_ ー | ヽ
_|_ |、 /_l_  ̄ ̄| ̄
人 | ヽ. / | . | 」 ├ |
/ \ | | ⊥!ノ \_/
同棲編開始してからの夫婦生活を知りたいものだ。
孫よりも若い子が生まれる危機
341 :
名無しさんたよもん:04/10/29 02:17:42 ID:MIk+lkaf
って、ageちまった・・・すまん。
葉鍵一の無責任男
344 :
名無しさんだよもん:04/10/29 15:23:23 ID:Y7gpBzeC
パン屋わぁ〜気楽な〜家業〜ときたもん〜だ
レインボーなんとかかんとかコーヒー
新(だよね?)発売!!
ご予約は古河パンまで!!
レーゲンフルト
348 :
秋生:04/11/14 10:40:14 ID:LuYRvTAP
おいっ、てめぇらっ、早苗を追いかけてたせいでガンダム.種.運命見忘れちまったじゃねぇか。
内容はどんなんだったんだ、教えてくれ。
教えてくれた奴には奮発して、小遣いを100円と家のパンをやろう。
あんたはファースト以外認めないタイプじゃなかったっけ?
350 :
秋生:04/11/14 10:50:33 ID:LuYRvTAP
ふ・・・たしかにそういう時代もあったな。
だが、汐と見てるうちに、ハマっちまったんだよっ!
というわけで教えろっ
頑張って教えてくれたら許してやるぅっ!
あほかぁっ!そんな小学生のような説明で許してもらえると思うなあぁぁっ!
(ry
351 :
秋生:04/11/14 14:39:52 ID:Gqr6liw2
それと、だ。
NHKでやってるメジャーって、意外と面白いじゃねぇか。
近所の小僧どもに教えてもらったぜ。
テスト
>>349 そういや、今のガンダムの始まり方って、ファーストと被ってないか?
秋生って屋根から落ちてもしななそう
でも、草野球編では怪我してるぞ。
やっぱり彼も、普通の人間。
でもネオむぎに刺されても大丈夫だったぞ
冷血な麦茶に同情させるくらい
エンターテイナー
元ネタ鬼塚だよな…
影響は受けてるかもね
GTO読んだことないからわかんねえや。
古川家にオトコとして生まれたらどうなるんだろう。
野球少年か?
野球少年どころか、人類初の小学生でプロ入りです。
でも、3,2,1でタイミングを合わせると・・・
かきーん
古河息子(12)
最高球速133km/h
変化球:チェンジアップ
スタミナ:マラソン大会で校内一位
コントロール:オリックスの山口ぐらい
ドラフト9位
横浜ベイスターズ
ヒーローインタビュー
その力はどこから沸いてくるのですか?
【息子】「うちのパンです。」
憧れの選手はいますか?
【息子】「オヤジです。」
お家は何をやってるのですか?
【息子】「パン屋です。」
将来の意気込みは?
【息子】「おまえにネオレインボー」
・・・・・・
一年目で一軍なのかよっ
367 :
名無しさんだよもん:04/11/23 14:59:02 ID:OBH2NYxN
>【息子】「うちのパンです。」
秋生のパンか早苗のパンか…
すまん
ageてもうた。
渚のパンってどんなのなんだろう?
あンぱんッ!
>>370 いやそーだけどwそーユー意味じゃなくてな、渚の作るパンがどんなのかなって。
早苗さんのような酷いできかそれとも秋生並みにうまいのか、、、
涙でぬれた塩味のパン
でも、秋生は
気合入れて息子にパンづくりおしえなそうだなぁ
そこんところどうなの秋生さん!
>>371 早苗パンを馬鹿にするな!!
ただ、具がおかしいだけで、
パンそのものの味はまったく普通だぞ!!
376 :
'ヽ/ヽ:04/11/24 17:07:05 ID:8hV6xBbJ
早苗さん特性のパソが人体に害する味でも微動だにしない
秋生さんはぴんぴんしてるぜ。
378 :
'ヽ/ヽ:04/11/24 17:21:01 ID:8hV6xBbJ
早苗さん特性のパソが人体に害する味でも微動だにしない
秋生さんはビンビンしてるぜ。
馬鹿か、おまえら。
早苗さんのパンはまずいけど、若さを保つための秘薬なんだよ!!
そういえば、渚って早苗さんのパン
の味の批評してるっけ?
早苗パンを食ったことがあるのは秋生だけじゃないか?
j.∬-●З●ハ
俺は大好きだ。
苦味エフェクトを変えてみれば
誰にも好感が持てる味へ
こんなところにも自称貴族が
どうでもいい
ネタだせネタ!
クライフォインディアーーンズ!!
調剤のチョイスがダメポ
秋生のおっさんも目を離さず支援してやれや。
シラけたわね
変なところでNERVOUSね
早苗パンのジャムパンは
秋子さんのジャムを使用しています
普通のジャムなら美味いだろうな。
ただし、普通のジャムならな・・・
秋生「さ、早苗・・・このジャムは・・・っ」
早苗「あ、それですか?水瀬さんから頂いたんですよっ」
秋生「な、なにぃっ!?ぐ・・・ぐおおおおぉぉぉぉ(ごろごろ)っ!!」
1、海でピクニック
2、海でぴくぴく
3、
あれ・・・思い出せないな
ピグミー族
ところで、秋生エンドのあと、渚はあぼーんしちまうんだろうか?
肉棒ビッキリピンピン
でハッピッピ
今日は茨城県古河市で「関東の奇祭!古河提灯竿もみまつり」をやるらしい。
ちんこも〜みもみ、も〜みもみ〜
とおいねー
栃木の古河じゃなんもおきねぇのかなー
最近秋生さんあらわれないねー
デーゲンハルト大佐
彼のもう1つの名称
で・・・ダレなんだ
そのデーゲンハルトというのは
402 :
'ヽ/ヽ:04/12/06 23:47:08 ID:vRi0s3MT
いえ、ただのくだらない軍人っす。
溢れ出す戸惑いさを振りきれ
?
親父暴異
406 :
ポストマン ◆mGZfoq5fBY :04/12/24 17:02:46 ID:X5Q3YZR/
1000スレ突破記念火気庫ヽ( ´∀`)ノ ボッ
407 :
名無しさんだよもん:04/12/31 16:40:03 ID:KQ+2YfkO
来月のG'Zは秋生の話なわけだが。
G'sね。
って、もう発売してんじゃん?
してる?
410 :
名無しさんだよもん:05/01/09 01:26:46 ID:Eimrkraf
てか買えよ
恥ずかしい。
いや、マジで。
なにぃー、買ってくるか。
>>412 エロ本買うくらいの感じか?
堂々としてりゃいんだよ。
生活に関わるような人間が居ない空間なんだから。
おまいらpinkに居ながらエロ本買うのが恥ずかしいのかよ…
おっさんの秘蔵のエロ本ってどういう趣味だったんだろう。
女子高生もの?
あー、どうでもいい話だ。
おまえ等もおっさんだろ
躊躇すんなよ。
棚に上げるねー。
自分どーなんだよ…。
で・・・。
1月号か秋生の話は
今年の抱負
秋生さんのような男になりたい!
そうか。
じゃ、うpよろ
秋生の話なかった・・・
煩悩と固定観念と被害妄想で
その美しい漢体に嵌ってしまうよ 秋生さんよ
このスレと住民に幸あれ
光見守る坂道で
このスレと往人に幸あれ
若い頃は朋也に毛が生えた程度なんだな、このおっちゃんも。
演劇があったかなかったかの差だな。
バスケやめてなかったら、朋也もあんな感じだったんだろう。
ちっ、クラナド総合スレでは反応がいまいちだったぜ。
あいつら、『秋生さんはひとりでシンデレラしててくださいねっ。』
ぐらい言いやがれってんだ。チ○コ何本か抜いてやろうか。
鍵のキャラ中で最も高いエネルギーを感知して此処に来た
半月で2レスて…<光見守る坂道での話題
このスレと、住人の保守あれ。
アッキーって何かと怪我してるよな.
秋生に,早苗さん御手製チョコあれ.
G'zの小説で出てきた子供は芳野?
レインボー保守
434 :
名無しさんだよもん:05/02/19 08:01:08 ID:21T8RWo70
秋 生 様 最 高 !
うむ
436 :
名無しさんだよもん:05/03/02 18:22:59 ID:jVsQg/rf0
夢をかなえろ秋生ォーーーーーーーーー!!!
秋生にセットした最新スカウターがぶっ壊れた・・・
438 :
名無しさんたよもん:05/03/11 19:51:56 ID:2jiUFeI5O
おまえら、野球しねえか?
ミスターフルカワ
古河ベイカーズ
VS
おまえら
だ。
希望者は、古河秋生まで来い。
441 :
名無しさんたよもん:05/03/11 20:10:57 ID:2jiUFeI5O
>>439 よっし、小僧。
おまえ、メンバー集めてこい。
いいな!!
442 :
名無しさんだよもん:05/03/11 22:20:07 ID:UnUEW3GX0
イヤッホーーーーーーウ!古川最高ーーーーーーーー!!!
443 :
名無しさんたよもん:05/03/11 23:26:13 ID:2jiUFeI5O
>>442 よっし。
おまえ、ポジションどこがいいんだ?
444 :
'ヽ/ヽ:05/03/11 23:32:29 ID:ojDJmExF0
じゃあ俺右ハーフで。
ハーフ?
わけわかんねえぞ、俺は。
にゃり、おめえはセンターだ。
足、速そうだしなっ!
446 :
442:05/03/12 02:22:07 ID:neV8FlEaO
>>443 俺は外野基本のオールラウンドで。現役時代そうだったから
肩、強いほうか、それとも弱いほうか?
わたし、ベンチで応援しちゃいます
449 :
442:05/03/12 15:34:53 ID:neV8FlEaO
>>447 ちょっと弱いほうだった。
一時期レギュラー争いに負けて、内野(主にファースト、セカンド)になった苦い経験あり。・゚・(ノД`)・゚・。
ミット潰し
451 :
名無しさんたよもん:05/03/13 18:30:09 ID:yuxokV1UO
ちょっと弱いけどショートとかいいね
453 :
名無しさんだよもん:05/03/13 19:59:05 ID:JZoNdWX/0
じゃ、ボクキャッチャー
454 :
442:05/03/13 21:14:13 ID:8YrPDL5N0
455 :
名無しさんたよもん:05/03/14 01:53:39 ID:N2HY61aC0
442
レフト(セカンド)
にゃり?
センター
452
ショート
453
キャッチャー
残りのポジション
ファースト
(セカンド)
サード
ライト
(レフト)
※経験者は名乗り出れ
456 :
名無しさんだよもん:05/03/17 04:52:48 ID:hr6+7WxmO
他のスレに宣伝するのは、あかんのやったっけ?
457 :
名無しさんだよもん:05/03/17 06:04:58 ID:UMle89IF0
>>455 野球は小学生の頃にやっていたくらいなのでベンチで応援したいです。
でももし、できるなら・・・ファーストをまた、やりたいです。
458 :
名無しさんだよもん:05/03/17 23:55:45 ID:arpS0Xo20
葉チーム等とオープンキャンプ楽しい ぶいっ!
ふむ、ライトを頂けるかな?
460 :
名無しさんたよもん:05/03/20 04:13:37 ID:JS0uUBPq0
レフトやらせてくれませんかねぇぇぇ!?!?
春原はサードw
対戦相手のメンバーががなぜこっちに入ろうとするのか。
クビになったのか?w
464 :
442:2005/03/24(木) 16:48:31 ID:VrwT5WD50
まさかと思うが、メンバー集まったらOFF会でもすんの?
会えば古河ベイカーズと野球できるのか?
そ い つ は い い な っ
古河ベイカーズという名前の
どこかの老人クラブのチームかもしれないがなw
468 :
442:2005/03/24(木) 20:51:16 ID:PF5JD43N0
>>465 いや、OFF会する場合、地域によって参加できるかどうか・・・
首都圏などで開催されると、確実に参加不可能
じゃあ、日本の中心と言われている「群馬県渋川町」(の俺んちの裏の球場)で。
471 :
442:2005/03/25(金) 00:15:15 ID:GjIEn6zF0
>>469 大阪在住やから、確実に無理や_| ̄|○
>>471 甲子園半日借りるのにいくら掛かりますか?
473 :
442:2005/03/25(金) 01:59:32 ID:Sl8s/6tp0
>>472 聞いたこと無いなぁ・・・
もし借りるとしても、かなりの額になるんちゃう?
あと今高校野球やってるし、終わってもその次はペナントレースやから
借りれたとしても、シーズンOFF以降やろな。
KC-430メルフィックアディスト
475 :
'ヽ/ヽ:2005/03/26(土) 16:12:57 ID:OBLAmnK00
樹海ドーム借りようや、な?
向かうとこ敵無しの金剛羅漢
秋生たんとセクース
結局どうすんの?・・・草野球の場所
マジレス求む
場所によっちゃ飛行機で行くことになるだろうな。バットとグローブ持って
>>479 ユニフォームで飛行機に乗って、ウズウズしてバット振り回してスチュワーデスさんに「めっ」されるシチュ希望。
俺運動オンチだけどみんなと野球してえw
秋生は総帥A
パイロットとしてもトップクラス
484 :
名無しさんだよもん:2005/04/10(日) 23:27:08 ID:lt4tCYvgO
最近CLANNAD始めたんだか……春原より秋生のほうがいい。
秋生さんみたいな旦那だったら……(ちょっち心配かも)
485 :
'ヽ/ヽ:2005/04/10(日) 23:30:04 ID:i34hsmTtO
女性の方ですか?
失礼ですがお歳は?出身は?納豆にマヨネーズはかけますか?
あっきーかっこいいよね。歳とらないし。
486 :
名無しさんだよもん:2005/04/11(月) 00:35:24 ID:S5gG6cXEO
>>485 女性っすよ。
年は20前半。
出身は関東。
納豆にマヨはかける時もあればかけない時もある。
秋生のええところは「俺はー大好きだぁぁーー」
早苗さんうらやましい
かっこいいしね
487 :
名無しさんだよもん:2005/04/11(月) 00:41:09 ID:QO38ogGxO
ションベン色に揺れる海みたいな流れ
489 :
名無しさんだよもん:2005/04/16(土) 21:27:44 ID:Y2cj7TzuO
秋生さんが主人公だったら……パン屋経営シミュレーションになるのか?
智代アフターについてきたら面白そうだな。
自分で作るパン以外に爆弾があるわけだ。
しかも秋生が主人公だからきちんと町の人に好かれる様にしないといけない。
491 :
名無しさんだよもん:2005/04/17(日) 23:29:13 ID:kSKZVFJ9O
いかにうまいパンを作ってさばけるかがミソ。
時々早苗さんが勝手に謎パンを作ってしまうため大量のパンが売れ残る事態に!
そして町内の人に配るため町内の仲良し度が下がる(あくまで隠しパラメータ)
悪循環
492 :
名無しさんだよもん:2005/04/19(火) 05:24:58 ID:5F1RHytAO
かといって早苗さんのパンを置かないと早苗さんと夫婦仲が悪くなる。
493 :
名無しさんだよもん:2005/04/19(火) 22:11:08 ID:vMfpSoRk0
電話してもいやしない 電話してもでやしない
国崎 秋生
不滅の磁鉄柘耀鬼神
496 :
名無しさんだよもん:2005/04/29(金) 14:52:25 ID:M2MBq1qy0
俺はー大好きだぁぁーー
498 :
名無しさんだよもん:2005/05/10(火) 21:55:06 ID:hlBB8CY8O
水瀬秋生
パワプロでベイカーズを再現したら春原が三冠王取って鬱に
>>499 ミートが大きすぎるんじゃぁ・・・
ちなみに俺は秋生作ったら、ぼこぼこ打たれて1年でクビorz
サー・アキオ
502 :
'ヽ/ヽ:2005/05/20(金) 07:51:04 ID:Pbstok+50
マダム・サナエ
503 :
hage:2005/05/20(金) 13:42:16 ID:HglL6vsWO
つまんねーよ^^
あきぽ
保守党
お前ら、盛り上げろ。命令だ。
ひぃぃぃっ!
どうしてこういう命令は、必ず俺のところに回って来るんすかねぇ!
やべっ。「俺」って言っちまったよ。
ふいふい
ちょっとだけ盛り上がったな。ホッコラ
なぜ繭?
つ●←(何かの塊)
うんこ・・・・か?
リヴァイアサンだろ
515 :
名無しさんだよもん:2005/06/07(火) 03:27:14 ID:8lhFVUq2O
ぬるぽ
>>515 昨日めんどくさくてしなかったけど、ガッ!
517 :
名無しさんだよもん:2005/06/09(木) 20:17:08 ID:5FUrke1YO
↑なんとなくいけそうな気がしたんだが…駄目か
518 :
保守:2005/06/11(土) 14:13:19 ID:wmsPESztO
保守
秋生の浮気相手は繭
こりゃ、まずいパン刑だなw
521 :
名無しさんだよもん:2005/06/25(土) 09:43:28 ID:E95qNRhT0
秋生大佐「朋也がぼうやだからさ・・・」
522 :
'ヽ/ヽ:2005/06/29(水) 00:40:17 ID:7vD6n8fP0
グルザゴッ(′Ш`)
秋生はハン・ソロ
鍵ゲー界のシャア
525 :
名無しさんだよもん:2005/07/09(土) 22:00:57 ID:mDxkwE740
秋生さんもそろそろ
>>525と同じ運命になると予想
秋生「賢いな 汐は・・・」
汐「賢いなんて言うおじいちゃん嫌い」
コレクション板のビックリマンスレで「おまえにレインボー」が流行ってるね。
秋生アズナブルうぜー
>>525 つまり、古河パンに居候した風子に対して、
秋生が自分の生え揃ったチンコで淫らな行為をした・・・・と。
で、代償として呪いのヒトデをゲットした・・・そんな感じか。
どうでもいいが、『聖』容疑者から、某みて のセクハラ先輩を思い出してしまう。
実際「佐藤聖」なる人物の記事がよく貼られてたよな少し前
おお、秋生の浮気相手か…???w
この板的には聖といったら「ひじり」ではないか?
聖さま(せい)に決まってる、通天閣?(笑)
536 :
名無しさんだよもん:2005/08/08(月) 00:42:07 ID:iMWA/tN/0
略取なんて都合のいい貶めさ
腸に含んだ毒で逃げにはいっちゃえ。
537 :
名無しさんだよもん:2005/08/17(水) 16:02:30 ID:uQoSAvA60
暴走貴人 御咎め
このスレの住人に幸あれ
539 :
秋生大佐:2005/09/01(木) 14:04:13 ID:EyBaoeYA0
>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999
>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999
>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999
>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999
>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999
>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999
>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999
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>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999
>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999
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>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999
>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999
>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999>999
秋生の声が平田広明じゃないなんて・・・orz
>>540 俺も平田広明でイメージしてたんでPS2版プレイしたときは違和感あるんだろーな・・・。
まぁ、すぐ慣れるんだろーけどさ。
>>541 変にイメージが定着するのが嫌なんで、PS2版をプレイするのは自分には絶対無理だけどな。
一番がっかりしてるのは自分なんかよりいたるなんだろうな、可哀相に。
543 :
名無しさんだよもん:2005/09/03(土) 19:57:23 ID:40Mu8WzQ0
まさか、中身が3ポイントシューターの人だなんて・・・
俺は終始矢尾一樹をイメージしてた。まさか置鮎たぁ……。
どうでもいい
井上和彦だとばかり思ってた
っつかなんでいたるがガッカリ?
>>546 いたるがワンピース好きで、
サンジ役の平田広明に秋生を演じてほしいといっていたから。
いたる圧力で決めればよかったのに。
549 :
名無しさんだよもん:2005/11/20(日) 08:37:04 ID:KXT5lyGC0
マジレンで置鮎あぼんぬ
ワンピかあ。ちょっとなあ。
551 :
名無しさんだよもん:2005/11/28(月) 01:59:58 ID:oHb3IeOD0
あげるだけでいいの
秋生かっこいいよ秋生
かーーっ!このスレもクソ埋まっちまったなぁ!!
寒い、寒いよ。