B
「明日の休みにあなたの家に届けに行くわ」
そう、明日は日曜日。
今日洗って明日届けに行けば丁度いいだろう。
こちらも何か料理を入れて返す、という手もある。
「すみません、明日は一日出かける用事があって……」
葵は申し訳なさそうに私の提案を断った。
「そうなの……その用事って?」
A. 「エクストリームの試合を観戦しに行くんです」
B. 「綾香さんと、とことん組手を……」
C. 「実は、アルバイトで……」
D. 「私より強い奴に会いに行く!」
一日出かける用事か…
Aでよろ。
「エクストリームの試合を観戦しに行くんです」
葵は目を輝かせて楽しそうに私に言う、まるで4月27日の鍵っ子のようだ。
「そう…それじゃあね、葵」
ああ、葵に早く綾香を倒して空手のすばらしさを見せ付けなきゃどんどんエクストリームなんかに染まっちゃうじゃない。
「それでは、失礼します坂下先輩、お鍋はまた明日以降取りに行きます」
葵は礼儀正しくお辞儀をして玄関から出て行った。
さて、これで坂上さんと二人きりになれたのだが。
……
どうしよう?
A そうだ、坂上さんにお風呂に入ってもらって私が背中を流そう。
B とりあえずテレビを見ている坂上さんにお茶とお菓子を出す。
C そういえば母の持病の関係で睡眠薬が…はっ、私ったら何を考えているの?
B
ついでにツッコミ
坂上→坂神
とりあえず私はリビングでテレビを見ている坂神さんにお茶とお菓子を出すことにした。
まずはお菓子を探さないと…戸棚を探したが煎餅しかなかった。
お茶は…玉露とか何かいいお茶はないかと探してみたけどいつも飲んでる番茶しかない。
はぁ、本当はもっといいものを出して喜んで欲しかったんだけど仕方がないか。
気を取り直しお盆の上に番茶と煎餅を載せてリビングに入ると坂神さんは熱心にテレビを見ていた。
「あの、これどうぞ」
「ああ、ありがとう」
坂神さんの前にお茶と煎餅を置き私も湯飲みを持って隣に座る、これってなかなかいい雰囲気じゃないの?
私も坂神さんが観ているテレビを一緒に観よう…どんな番組を観てるのだろう。
A 「そのとき歴史が動いた」を観ていた、今日は日本海海戦を挙げている。
B 意外にも歌番組を観ていた、あ、緒方理奈が歌っている。
C これまた意外、芸能ニュースを観ていた、へぇ、森川由綺に彼氏がいたんだ。
Aで
坂神さんは、MHKの歴史ドキュメンタリー番組を見ていた。
今回の題材は「日本海海戦」らしい。
画面を見つめる坂神さんの表情は、怖いくらいに真剣だ。
「何か……特別の思い入れでもあるんですか?」
思わず尋ねた私に、彼が返した言葉は――
A. 「ああ。信じないだろうが、実は俺は……」
B. 「……かつて、歴史の研究をしていたことがあってな……」
C. 「いや。この後の番組が見たいので、早く終わらないかと思っていただけだ」
D. 「む? 速報が入ったようだな」
B
「……かつて、歴史の研究をしていたことがあってな……」
私の目を見ずにそう言う坂神さん。
嘘をつくのが下手な人だと思う。
何か別の、軽々しく口にできない理由を隠しているんだろう。
会ったばかりの私に話してくれないのは当然だけど、やっぱり少し寂しかった。
やがて番組が終わって、坂神さんはテレビを消した。
「……そろそろ休もうかと思うのだが、俺はここで寝ていいのか?」
A. 「はい、このソファーで休んでください」
B. 「父の寝室が空いていますから、どうぞ」
C. 「わ、私の部屋で……」
C
長い沈黙が訪れた。
「……冗談だとしても、年頃の娘がそういうことを言うものではない」
「じょ、冗談なんかじゃありません!」
「なお悪い」
「うう……」
大胆なアプローチは裏目に出たようだ。
しかし、ここで引いては女がすたる!
「で、でも、お客様をそんなところで寝かせるわけにはいきません!」
「いや、俺はこの長椅子で充分だ」
しばらく揉めに揉めた結果……
A. 何故か二人してソファーで眠ることになった。
B. 気付けば私は、あとさき考えず家を飛び出していた。
C. 近所の人が苦情を言いにきた。(人物指定)
Cで木田兄妹
…即死しそうだけどな
……個人的にもっと長く書いて欲しい。
いくらなんでもないよう短すぎるんじゃ……
ぴんぽ〜ん
私と坂神さんが揉めているとチャイムが鳴った。
きっとうるさくて近所の人が文句を言いに来たのだろう。
私はリビングを出て玄関に行き、ドアを開ける。
「あのう、もう少し静かにしてもらえませんか?」
「すみません、お騒がせしちゃって」
玄関にはおそらく高校一年生くらいのかわいい女の子とその兄らしきやる気のなさげな顔をした男がいた。
その男には見覚えがあった、同じクラスの木田といかいうやつだ。
「不真面目」とか「無気力」が服を着て歩いているようなやつでよく授業をエスケープしてどこかでサボっているらしく私のもっとも嫌いな人種だ
しかしまさかこんなご近所さんだったとは…
「分かってくれればいいんです、帰ろう、お兄ぃ」
眠そうな目を擦りながら妹さんの方が木田を促す。
「ああ、そうだな、ったくエミ公はちょっとうるさいくらい我慢しろよ」
けだるそうに木田が妹さんに返事をした、向こうは私がクラスメイトだと気づいてないのだろうか?それともそんな事どうでもいいのだろうか?
やれやれとドアを閉めようとしたとき、坂神さんが玄関に来て最悪のタイミングで最高のことを言ってくれた。
「…やはり君の部屋で寝てもいいだろうか…すまない、たまにはまともな寝床が恋しくてな」
なんでそれを今お客さんがいる場面で言いますか、さっきも失敗したでしょう…
うわ、流石に木田が意味ありげな目線でこちらを見ている。
A 「木田君、ちょっと来て…」とにかく口止めしなきゃ
B 「こ、こちらは親戚のオジサンなの」とにかくごまかさなきゃ
C 木田はどうでもよさそうに妹と家に帰った
そりゃB
「こ、こちらは親戚のオジサンなの、ちょっと今日は泊まりに来てるのよ」
あわてて私は木田をごまかそうとした。私が見知らぬ男と同じ部屋で一夜を過ごすなんて事がみなに知られたら大変だ。
「さ、坂下蝉丸っていってね、考古学者でいろいろと全国を歩き回ってるのよ、さ、最近は日本海海戦のことを調べていてね、神奈川県の横須賀にある『三笠』を見学に行ったりもしたのよ、本当よ」
流石に今回は坂神さんもこちらの話にあわせてくれるみたい。
なんかもう暑くもないのに汗が滝のように流れるし、ひざが笑いかけているし、手も震えている。誤魔化そうとしているのがまる分かりだ。私ってこんなに単純な人間だったっけ?
「嘘だろ」
木田がつぶやく。でも誤魔化さなきゃ。
「そ、そんな事ないわ、本当よ」
「日本海海戦ってさっき『そのとき歴史が動いた』を観たんだろ」
うっ、駄目だ完全にばれている。
「大体、そんな態度じゃ誰だって誤魔化そうってしていると分かるぞ」
「………」
「まぁべつにどうでもいいんだけどな、俺には、じゃあな」
「えっ?あ、ちょっと待ちなさいよ」
「?何だ?」
「……誰にも言わないでよ」
「ああ、別にそんなこと言わないよ、めんどくさい」
ふぅ、助かった。誤魔化せはしなかったけど黙ってはいてくれるみたいだ。
木田兄妹が帰り、私は玄関のドアを閉めた。
A 「すまない、また面倒を起こしてしまって」坂神さんが謝ってる
B 「今の人たちは?」坂神さんは木田兄妹のことを尋ねた
C 「さてと、寝る前にお風呂に入ってください」私は坂神さんに入浴を勧めた
Aで
「すまない、また面倒を起こしてしまって」
坂神さんは少し落ち込んでしまっているみたいだ、
責任感が強そうな人だから、こういった事はこたえるのだろうか…
「やはり俺がいると迷惑になるのかもしれない…やはり出ていったほうが…」
「そんな事ありません!坂神さんがいてくれるだけでも私は嬉しいんです!」
…何やら大胆な事を言っているような気がするのは気のせいだろうか?
しばし沈黙する…くっ、何だか恥ずかしくなってきた、ええい!そんな事よりも
「坂神さん!さっきの言葉、忘れていませんよね!」
そう、何とかここまでこぎつけたんだ、このチャンスを逃す手はない!
「ああ、そのつもりだが…そこの部屋は何だ?」
「そこですか、そこは両親の寝室ですけど…あ…」
「そうか、じゃあ俺はそこで寝る事にする。さっきの話は忘れてくれ。」
……あたしはバカだ……
がっくりとうな垂れる坂下を尻目に、蝉丸は手荷物を寝室へと運び込んで行った
くっ、まだまだ、1週間の内の初日じゃないか!時間はある、落ち込んではいられないさ!
そう言って、自分に渇をいれる。
…さて、特にする事もないので、この後はどうしようかと考える…
このあとは…
A 風呂
B 寝る
C 蝉丸と語らう
D 空手の自主錬
どうでも良いが、天いなネタはあと4ヶ月ぐらいは自粛じゃなかったか?
本当にどうでもいいな
C
まだ夜は長い。
坂神さんと語り合って相互理解を深めよう。
明日は休みだし、いっそ語り明かしたっていい。
だけど、ただ部屋を訪ねただけでは
「もう寝るから」とすげなく追い返されてしまうかもしれない。
何か、坂神さんの気を引けるようなプラスアルファの要素が欲しいところだけど……
A. そうだ、手土産にお酒を持っていこう。
B. そうだ、相談ごとを持ちかければ親身に応じてくれるかもしれない。
C. そうだ、やはり私自身の魅力で気を引こう。
C
木田兄妹って聞いたこと無かったけど東鳩の端役だと思ってた
天いなのキャラだったの?
主役の名前くらい知っとけ
私自身の魅力か…
どうすれば坂神さんの気を引けるのだろう…
空手の演舞をしてみる…あたしは馬鹿か
やはりここは「女」としての魅力で気を引かなければならない
それなら…
こん、こん
「失礼します、坂神さん、入ってもいいですか?少しお話がしたいんですけど」
「ああ、どうぞ」
そしてドアを開けた坂神が見たものは
A な、なんと、下着エプロンの坂下だった
B どこにそんなものがあったんだ?バニーガールの坂下だった
C 正気か?スクール水着を着た坂下だった
Cだああああ
スクール水着…それは、セクシーな服や派手な服を一着も持っていない坂下にとっての
いわばリーサルウエポン、使う事に決死の覚悟を要する諸刃の剣、心は背水の陣である
その坂下の姿を見て一瞬キョトンとする蝉丸、だが次の瞬間
「く、くくく…あーっはっはっはっは…」
と何故か大笑いする蝉丸、その蝉丸の態度にカッとなり、詰め寄る坂下
「ナヅェワラウンディス?ザガガビザン?」
思わずオンドゥル語が飛び出す始末、その質問に蝉丸が笑いながら答える
「す…すまない…知り合いに今のお前と同じような格好を
年中しているような奴がいてな、それを思い出してつい笑いが…くっ…くくく…」
こっちは必死の思いでこんな格好をしたというのに…それにしても、
年中スクール水着って、その知り合いとやらはどういう神経をしているのだろうか?
何だかバツが悪いのでパジャマに着替えて坂神さんの部屋に戻る
改めて思うが、自分はこの人の事を何も知らない…結構複雑な事情をもっているみたいだし、
過去の事は話したくないのかもしれない、でも私はこの人の事をもっと知りたい!
ここは意を決して質問をしてみようと考えた、でも何の事について質問しよう?
A 出身
B 年齢
C ホームレスになった理由
D ドキュメンタリー番組を真剣に見ていたことについて
坂下の一人称って、あたし、だっけ? それとも私、だっけ?
過去ログ読んでも両方が混在していて分からないのだが…。
930 :
名無しさんだよもん:04/02/25 23:58 ID:hOfvqeR2
しまった、書いていたら先を越されたか。
Cで。
ホームレスになった理由を聞いてみよう
坂神さんって見たところ若いしそれなりに学もあるみたいだし、体力は一般人を遙に飛びぬけている。
その気になれば働き口を見つけられそうなはずなのにどうしてダンボールハウスに住んでいるのだろうか?
いや、ダンボールハウスから必要最小限の荷物を小さく機能的にまとめる様子を見ても、ただのホームレスには思えない。
何か事情があるはずだ。
「…実は旅をしているんだ、海なら民宿で住み込みで働いたり山ならテントを作ったりもするんだが街だと逆にそういうのが難しくてな、ダンボールを集めて臨時の浮浪者をしているんだ」
「旅人ですか…でも、なんで旅をしているのです?何か目的があるのですか?」
「いや、旅をする事が目的なんだ、一箇所に留まってずっと同じ人と暮らすのは俺には無理だからな…」
「どうしてです?」
「…信じてもらえないだろうが、俺は不老不死なんだ。どんな恋人も友人もやがて老いて死んでゆき自分だけが残ってしまう…だから旅人になったんだよ…」
いきなり不老不死なんて単語が出てきちゃいました。冗談かと思ったけど坂神さんの目は真剣です。
「すまない、君にあんな曖昧な返事をしてしまって。改めて返事をさせてもらうがやはり君の気持ちには応えられない。もう明日には出るよ………」
そ、そんな、私の初恋もこんなところで終わるの?
A 「だったら、坂神さんの温もりを一晩だけください」
B 「………」何もいえず私は部屋を出た
C 「そうだ、これをあげよう」坂神さんは私に日本刀をくれた…なんで日本刀?
A
Aも良いがここはBだな
「だったら、坂神さんの温もりを一晩だけください」
私は意を決してお願いした、こんな形で初恋が終わってしまうのなら、せめて、一生忘れない思い出が欲しかった。
「いいのか?、どこの馬の骨とも知れない男なんだぞ」
「大丈夫、坂神さんなら私、幸せになれます。例え坂神さんがいなくなって、新しい恋をしても決して後悔なんてしません」
坂神さんが真剣な目で私を見る。私も真剣な目で坂神さんに返事をした。
「そうか…」
そして、坂神さんは私を抱いてくれた………
A エロ描写してくれる職人を待ってみる
B 翌朝、私は坂神さんの胸に顔をうずめながら目を覚ました
B
意識を取り戻した坂下、今、彼女の目前にはがっしりとした蝉丸の背中が広がっている
ああ、この背中も今日には見られなくなってしまう、私の初恋はこんな形で終わってしまうの?
そんなのはいや!
蝉丸のかたをキュッと握る、だが、蝉丸の反応はない、目からは自然と涙が溢れてくる…
…坂下はベッドからそっと抜け出して部屋を出た
蝉丸が目を覚ますと、そこに坂下の姿はなかった
居間に出てみると、簡単な朝食が一人分用意されていた、だが、やはり坂下はいない
姿を見ると未練が残るから顔を出さないのだろう、そう考えた蝉丸は朝食を食べ
さっさと荷物をまとめて、坂下家を出ることにした
「礼くらいは言いたかった…」
玄関を1歩踏み出す、明け方の寒い風が少し堪える、少し延びをして、
さあ出発しようときびすを返すとそこには――胴着を着て額に鉢巻をした坂下の姿――
「どうしても出て行くと言うのなら…私を倒していってください。これが…これが私の最後のお願いです」
それに対し蝉丸は…
A 「いいだろう、やるからには手加減はしない」そういって左手を前に出し中腰に構えた
B 「俺は女は殴らない」坂下に背を向けて歩き出した
C 「……」そのまま何も言わずに立ち尽くしていた
a
しまった、背中じゃなくて胸にすべきだった…
「……いいだろう。やるからには手加減しない」
荷物を置き、蝉丸が構えを取る。
「ありがとうございます」
好恵も静かに構え直す。
二人の間の空気が張り詰める。とても昨晩情を交わした男女とは思えない。
じり、じり、と。本当にゆっくりと、両者の間合いが詰まっていく。
好恵は冷静に考える。
(初撃が、最後――)
自分と蝉丸の力の差は歴然としている。勝負は一瞬で終わるだろう。
ならば、その一瞬に全てを賭ける。
この男に、坂下好恵をぶつける。
そう――
A. 正拳だ。
B. 回し蹴りだ。
C. タックルだ。
B
(回し蹴りだ)
いかに坂下でも正拳突きで坂神を一撃で倒す事は無理だ。
だからといってタックルをして時間をかけて責めるのも無理である。
となれば取る手段は一つ
『成功率が低くても一撃で倒せる可能性のある技を使う』
である。
坂下は坂神向かって全力でダッシュし、左足を踏み込み、右足を横から回して坂神の頭部を狙った。
坂神が対処する前に最高のスピードで決める、『先の先』を取ろうとした。
だが坂神は素早く見切りバックして紙一重で回し蹴りをかわし、カウンターで坂下に掌底を決めた。
「がふっ!!……」
約束どおり手加減をしていない攻撃に坂下は崩れた。
ひざを突き、うずくまってしまう坂下。坂神は声をかけようとする。
「あ、ありがとうございました!!」
坂下は泣きながら笑顔で坂神に礼を言う。その涙は掌底の痛みではなかった。
「……ありがとう、さよなら」
坂神はそれ以上声をかけることができなく、また放浪の旅を続けた。
A しばらくして、坂下は部屋に戻り一人ベッドで泣いた
B しばらくして、とりあえず気分を紛らわそうと一人でテレビでも見ようと思った
C しばらくして、とりあえず気分を紛らわそうと散歩に出かける事にした
a
坂下は自分の部屋へ行き、2時間眠った……
そして……目をさましてからしばらくして
坂神蝉丸が放浪の旅に出たことを思い出し……
……泣いた……
A 第二部「青春編」へ
B 逆に考えるんだ、「旅に出たからいいさ」と考えるんだ
C なんかムカつくから綾香に決闘を挑む
D 私は人間をやめるぞ! 蝉丸ーーーーッ!!
Dにしたいが、あえて「C」で。
そうよ、こういうときこそ私の目標である「打倒綾香」に専念するべきだわ
こんなところでいつまでも泣き崩れていては坂神さんに申し訳が立たない
早速いつものように寺女で待ち伏せして決闘を申し込まなきゃ…って今日は休日じゃない
どうしよう、いつもは下校時間に校門で待ち伏せ→下校してきたところに決闘を申し込む のパターンだから自宅も電話番号も知らない。
A 明日になればいつもどおり待ち伏せできる。明日まで待つ。
B そうだ、葵のいったエクストリームの試合に行けば綾香がいるかもしれない。
C とりあえずお昼の用意でもしようかな
b
私が会場に行くとすでに大会は終わっていたようだ。
エキショビジョンとして綾香も一試合したらしい。
残念、私がいたらその場で試合を申し込んで乱入していたかもしれない。
とりあえず綾香の控え室があるそうなので探してみる。
………
やっと見つけた、こう広いと中々見つからない。
入ろうとすると先客の声が聞こえる……どうやら葵みたい
閉めそこなったドアから少し覗いてみる。
「お疲れ様です、綾香先輩」
「ありがと、葵、やっぱり見に来てくれたのね」
「もちろんです、綾香さんかっこよかったですよ」
邪魔しちゃ悪いかな…そう思って立ち去ろうとしたとき私は信じられないものを見た
「相変わらず可愛いわね、葵・・・んっ」
綾香は葵とディープキスを始めたのだ、葵ももう慣れているらしく舌を絡め合わせている
唇が離れた後、葵の目はとろんとしている
「ふわっ、綾香さん、こんなところで…」
「大丈夫よ、もう大会が終わってしばらく経ったし、こんな探しにくい控え室に誰も来ないわよ」
「それに、たまにはこういう場所でするのもいいでしょ」
「綾香さん…」
葵は上気した顔でキュロットと上の服を脱いで下着姿になり綾香も手早く下着姿になる。
今度は二人でシックスナインの体形になりお互いの秘部を舌で愛撫し始めた。
(どうしよう、とんでもないものを見ちゃった…)
坂下はどうすればいいか分からなかった。
A とりあえずこのまま二人の様子を見る
B ばれないようにこの場から立ち去る
C 勢いよく扉を開けて入ってみる
A
綾香は上から葵の秘部を愛撫し葵は下から綾香の秘部を愛撫している。
たちまち二人のショーツはぐしょぐしょになる、唾液だけではない、明らかに二人の愛液が染み出していた。
始めは二人とも同じように愛撫をしていた、だが、上からの方がやりやすいのか単に上手いのか綾香の攻めが激しくなってくる。
葵のショーツをずらし直に秘芯を舐め、舌を奥まで入れ大陰唇や小陰唇を丹念に愛撫する。
そして、指で葵のクリトリスの皮を捲りやさしく舐め始めた。
葵の愛撫がやんでいく、綾香は止めとばかりに葵の可愛らしい突起を甘噛みした
「ふぅうぁぁっ…綾香さん、わたしぃ、だめですぅっ!」
もはや愛撫を続けられず、綾香の責めにより葵はイってしまった。
「ふふふ、だらしないわねぇ、葵」
綾香の秘芯から流れ落ちた愛液と自らが流した愛液で体中液まみれの葵を綾香が見下ろす
「ハァハァ、だって、綾香さんは胸のほうが感じるじゃないですか」
一息つくと葵は起き上がって綾香を押し倒し赤ん坊のように胸にむしゃぶりついた。
左胸にむしゃぶりつき、余った右の胸を手で揉みしだく。綾香の巨乳はたちまち形を変えてゆく。
「ああ、葵ったら、そんなに激しくしないでっ・・・あああっっっ!!!」
葵がさっきのお返しとばかりに桜色の乳首を甘噛みする、あわせて指も右の胸の乳首をやわらかくつねる。
胸が敏感なのは本当のようだ、先ほどの愛撫も収まっておらず今度は綾香が絶頂に達したようだ。
「綾香さん…」
「葵…」
その後もお互いに責めあい存分に愛し合った。
A なんかとんでもないもの見たし、とりあえず今日は帰ろうかな
B 卑怯も武の内、体力を消耗した今こそ試合を申し込むべき
C なんかわたしも体が火照ってきてしまった
Aよろ
うーん、葵が綾香のことが好きなのは聞いていたけどまさかあんなに進展しているとは…
これは私が綾香に勝って空手のすばらしさを教えてももう手遅れかもしれない。
とりあえず私は二人に気づかれないようにその場から去り、家へと帰ったのだった。
「ただいまーって、今は誰もいないのよね」
帰りに買った食材で料理を作る。材料費は母から多めに貰っているのでちょっと豪勢にステーキ肉を買って焼いた。
それにニンジンでキャロットグラッセを付け合せに作り、ジャガイモで粉吹き芋を作る。あとはホウレン草がたっぷり入ったホウレン草のポタージュだ、生クリーム少々と冷凍してあったスープとで手早くできてしまう。
出かける前に米は洗って水につけてあるのですぐ炊飯できる。
中々豪華な夕食だった。デザートに最近有名になってきたケーキ屋『維納夜曲』のアップルシュトリューデルというケーキをいただいた。
「坂神さんにもこれくらい豪勢な食事をご馳走したかったなぁ」
そんな事をつぶやきながらボーっとテレビを見る。
A あまり興味のない歌番組だった。森川由綺がホワイトアルバムを歌っている
B 子供向けのアニメ「カードマスターピーチ」を放送している
C バラエティー番組でケーキ屋の特集をしている、あ、『維納夜曲』がでている
952 :
名無しさんだよもん:04/02/26 06:21 ID:Wc4vFQT5
c
奇遇なことに、というか、画面の中に今日訪れたばかりの建物が現れた。
どうやら、近頃話題のケーキのおいしい店として取り上げられているらしい。
やがて、内装の紹介のための無人の映像から
普段の、店員たちが立ち働く様子へと切り変わる。
そこで。
私の目は釘付けになった。
なぜなら、画面の端に――
A. 坂神さんの姿を見付けたから。
B. 同級生の姿を見付けたから。
C. ニュース速報の文字を見付けたから。
A
画面の本当に端の方。
後ろ姿がほんの数秒映っただけ。
それだけで、私には充分だった。
白く長い髪。今朝目に焼き付けた、広く逞しい背中。
「坂神、さん……」
体が固まったのは一瞬のこと。
次の瞬間、私は――
A. 維納夜曲に向かって走り出していた。
B. ただ黙ってテレビを消した。
B
私はただ黙ってテレビを消した。
維納夜曲の営業時間はもう終わっている。今から向かっても仕方がない。
それに……今日、私が維納夜曲を訪れたとき、坂神さんとは会わなかった。
おそらく彼の方で私を避けて、店の奥の方に控えていたのだろう。
「二人はもう会わない方がいい」――そう判断して。
私は……どうしたらいいんだろう……
ソファーに横になって途方に暮れていると、
ピンポーン……
唐突にインターホンが鳴った。
玄関先に立っていたのは――
A. 来栖川綾香
B. 木田時紀
C. 木田恵美梨
D. その他(人物指定)
D 坂神蝉丸。何しに来たねん?
扉の向こうに立っていたのは、意外すぎる人物だった。
「さか、がみ、さん……?」
ついさっきまで「もう会えないかもしれない」と思っていた相手が目の前にいる。
嬉しさよりも、何故?と疑問に感じる気持ちの方が先に立った。
坂神さんは無表情で、その心境はうかがえない。
私はじっと坂神さんの目を見つめて、彼の言葉を待った。
しばらくの沈黙の後、紡がれた言葉は……
A. 「……訳あって、もうしばらくこの街に留まることになった……それを伝えにきた」
B. 「ひとつ、忘れたものを取りにきた」
C. 「……宿代を払いにきた」
C
次スレの1はどのキャラにする?
A 無難に葵と綾香
B 意外性で木田兄妹
C オマエには任せられん
みられるものかアメリカ横断からじゃないのか?
まあCか。
OK
浩平か太田さんもしくは両方で行ってみよう。
A浩平
B太田さん
C両名
Dお前にも任せられん
まあCやね
次は「ぱい」ですか。
……ぱい……カミュ……Aで。
さて、じゃあ新スレ立つまでこのスレをどうしましょうか
A もったいない。ギリギリまで使い切ろうぜ
B いや、ここらで一度今後の選択スレの望まれている方向性について話し合ったほうが良いんじゃないか
C 過去を振り返ってみるなんてどうだ? 今更遅すぎて言えなかった過去作品の懺悔や感想とか
D おいまとめ屋、こういうときこそお前の出番だ。キャラの登場順位発表してくれ
BとDじゃ駄目?
一位 10回 藤田浩之
二位 7回 柏木千鶴
神尾観鈴
川澄舞
高槻
月島瑠璃子
ヌワンギ
柳川裕也
九位 6回 猪名川由宇
岩切花枝
大庭詠美
柏木梓
那須宗一
御堂
森川由綺
十六位 5回 天沢郁未
オタク横
柏木楓
柏木初音
川名みさき
霧島聖
国崎往人
九品仏大志
倉田佐祐理
来栖川芹香
坂神蝉丸
佐藤雅史
スフィー
セリオ
千堂和樹
月島拓也
ディー
長岡志保
長瀬祐介
ハクオロ
雛山理緒
保科智子
宮田健太郎
以下略っ!
A ご苦労だったな、茶でも飲んで落ち着け
B 略すな。もっと深いところまで掘り下げろ
B
三十九位 4回 相沢祐一
アルルゥ
インカラ
ウルトリィ
オタク縦
オボロ
柏木耕一
神尾晴子
神岸あかり
北川潤
久瀬
クロウ
上月澪
沢渡真琴
狩猟者
住井護
トウカ
遠野美凪
長瀬源四郎
姫川琴音
藤井冬弥
牧村南
御影すばる
みちる
水瀬秋子
ムツミ
柚木詩子 ……これ以上はキリがないのでやめておきます
次スレが立ったようだけど天いな問題はどうすんの?
>>973 いやあ、乙。お茶でも飲んでくれ。
浩之の登場回数の多さはなんなんだろうな。
人気作の主人公&他キャラに絡ませやすいからなんだろうか
んなことよりも、以外に出番多いな那須宗一…柏木耕一とか相沢祐一より上だよ
>>974 ちゃんとスレが機能しているのなら問題など無いと思うが
木田兄妹もひとまず大丈夫だったし、あのケーキ屋も
多分大丈夫だろ。無理っぽければちょっと名前出しただけで、って事もありだろう
俺的にはしのぶキボンヌ
いきなりキボンヌされても話の流れもあるからな……
無理に投下したら結果は
>>968のCなわけで。分かる?
CじゃなくてBだったか
今現在での木田兄妹は単なる隣人A、Bに過ぎんからな
これ以上踏み込むようなら問題が起きるやもしれん
上手くいくかもしれん
時紀と恵美梨(てか天使キャラ)は使い様によっては面白くなりそうな予感
それは誰でも同じだと思うが。
んだ
新しいゲームのキャラはその使い様が難しいってのが証明されたばっかりだから
こう話してるんだろうて
坂下と木田が同じクラスってことは透子やしのぶもか
>985
新しいキャラだったから問題発生したわけじゃないと思うけどな、ここ数作は。
989 :
名無しさんだよもん:04/02/28 23:42 ID:M7mDoGcz
雑談しようぜ雑談。
,.ィ_,. ヽ、
// /´ \
〃 / / / / ヽ
/ 〃 / / / / // ,1 /{ ! ヽ
l ! / ' /_/ ァ7トくi | l ! {__}1┼!、 ! ! ',
! | i l イ/ {l / |!| l!ハ l ! i| ! | |! | ヽ / i i !
V | l ! l { |i ! |i l | ヽ l | | ヽ{{ ! ! |! l ! l }
', ! !| ! |、 ィ!--l ヽヽ \!|、! | -- ハ l {{ | | l i !
ヽヽ V! ヘ〃 ̄ヽ ヽ r'´ ̄ヽ!rヒ|l | リ, ,'
____ ヽ、\ハ / l __' / l ゙ ヽハ ! // /
l| __ __ __ | |i {レ l/ ̄``i V-、/ /|
l| ー ー ー | l l ハ l ,' r-テ/イl |
,j、.気お知!Vl! l ヽ i / ,.-‐/ l |
/ /i に前っ!ィl ! |ヽ、 ノ _,.ィTT´ l |
( / !.いのて! |! ! ._ l i ` r-, _,. -r 7 | | l |
/ / } ら態い! 〉} .l ヽ\! /´! l`ヽ l i l |
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V ! いがが| / \ ヽ、 / Y´! // \|
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iヽ /ト、 ヽ ヽ、〈 / / ! /' / / / }!
ハ `ー--' ト、 ヽ } `ヽ/ /! ヽイ / 〃/ / !|
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膿め
倦め