では次回作の主人公を……
A フィルスノーン
B 雫
C 痕
D To Heart
E White Album
F こみっくパーティー
G ナイトライター(with 雀鬼's)
H まじかる☆アンティーク
I 誰彼
J うたわれるもの
K Routes
L 天使のいない12月
M MOON.
N ONE
O Kanon
P AIR
Dだ
A 藤田浩之
B 神岸あかり
C 長岡志保
D 来栖川芹香
E 来栖川綾香
F 姫川琴音
G 佐藤雅史
H 保科智子
I 雛山理緒
J マルチ
K セリオ
L 長瀬主任
M セバスチャン
N 宮内レミィ
O 松原葵
P 坂下好恵
……これで全部か? 忘れてるのあるかもしれないけれど
P
Gでいってみよう
827 :
826:04/02/23 00:05 ID:QeENKtTK
遅かったか…orz
あたしの名前は坂下好恵。空手の道を極めんと日々努力しているわ。
さて、そんなあたしだが、今何をしているかと言うと…
A 山篭りしていたら迷った
B 綾香と決闘
C 葵と決闘
D 道場破りの旅に
E 真の格闘は空手であることを知らしめる為にエクスストリームに出場
B
そう、今あたしは宿命のライバル綾香と拳をあわせぶべらっ!!
「あらあら、こんな状況で考え事なんて余裕ね」
あたしのボディに前蹴り決めた綾香がニヤニヤしている。嫌がらせか? 殺すか?
A とりあえず反撃
B カウンター狙いで待ち
C ダメージ回復狙いで待ち
D いきなり超必殺技
E そのままあたしはダウン
E
よわっ
前蹴り一発でそのままダウン。
畜生。今日の空はやけに青い。
倒れたのはうつぶせだけど。
A エピローグへ
B まだだ、まだ終わらんよ!
C 修行の旅に出るか
D その場に乱入してきた者が!
そのままあたしはダウンした。綾香がニヤニヤしている。
えぇい! 今日のために重ねてきた猛特訓の成果を1つも出さずに終わるなんて、そんな事出来るか!
A 速攻で立ち上がる
B カウント9まで待って立ち上がる
C カウント19まで待って立ち上がる
D 実は野試合なのでレフェリーはいない。綾香が追撃してくる
まぁ…Bで
さらに負けてるし_| ̄|○
「まだだ! まだッ!」
力の入らない下腹部に無理矢理丹を込め、立ち上がる。
「……さすがね、好恵」
綾香も軽い口とは対照的に、慎重な構えを整える。
「……ハアッ!」
一足飛びで間合いを詰める。先程の一撃、見かけ以上にダメージは大きい。
数少ない綾香に対するアドバンテージ、体力面でも不利は明白。
ならば! 短気決戦で勝負をつける!
いざ、乾坤一擲の一撃!
狙いは……
A クロスカウンターで顔面を狙う。
B レバーを狙って悶絶させる。
C ローで脚を狙う。
D なんとここで寝技に持ち込む!
Dで
綾香の寝技(wの方が上だったりして。
空手使いにはDはないな。地味にCで
そう! 寝技!
真っ向勝負でかなわないのなら、不意の一撃が最も効果的!
「そこっ!」
綾香の鋭いワンツー! 空気を切り裂きあたしに迫る!
けど……
「はぁぁぁぁぁぁぁっ!」
かわさない! 頭を低く、そのまま綾香の懐に飛び込む!
「えっ!?」
拳が背中を打つ。だが、この程度!
「タックルする時は、腰から下ァァァーーーっ!!」
昔どこかで聞いた台詞を叫びつつ、全体重を綾香の腿にぶつける!
「くうっ! まさか、そんな手を!」
やった! さすがの綾香もこれには面食らったようだ! そのまま地面に引きずり倒し、見事グラウンドに持ち込んだ!
……と、ここで、
A しまった! あたしは空手使いだったじゃないか! 寝技なんて一つもできない!
B 実は密かに寝技も練習していた! このまま一気に決める!
C なんか綾香の手つきが怪しい!
俺にはCしか見えないw
「もらった綾香! 今日こそあたしが勝ァつ!」
状況を把握させる暇なんて与えない!
一気に襟を引き寄せ、そのまま腕を絡め取る!
いざ! 密かに日々練習した、腕ひしぎ逆じゅ……
「……え?」
腕を極めようとして綾香の袖を取ろうとしたその刹那、いきなりあたしの胴衣のズボンがすぽんと落ちた。
「きゃ、きゃああああっ!!!!」
パン! ツー! ○! 見え! 黙れポルナレフ!
慌てて引き上げる、が固定できない! お、帯が! 帯が無い! 帯はどこ!
「ここよっ!」
と声のした方向を振り向いてみれば、綾香が後光をまといつつ高々と……あぁたしの命より大切な黒帯を掲げてるぞコノヤロウ!
「あ、綾香! か、返しなさいっ!」
一応、言ってみる。
綾香は……
A 問答無用に襲い掛かってきた。
B 勝負は公正に、と帯を返してくれた。
C そのまま帰ってしまった。
D 「来栖川神拳奥義! 千手観音愛撫!」なんじゃそりゃあ!
C
c
祐介の話の題名考えてみたんだが
A アメリカ横断ウルトラ電波
B 世界征服への道 まずはアメリカから
C 祐介な日々
D 断られてあちこち彷徨
E お前センスなさ杉。俺が考える[ ]
Aで
「をーほほほ! どうやら今日も私の勝ちのようね! これで99戦99勝! 私の腐敗神話は崩れない!」
綾香はあたしの黒帯を握り締めたまま、所謂『お嬢様笑い』で勝ち誇っている。
「そ、そんなことより帯を返しなさい!」
もじもじと太ももでずり落ちるズボンを押さえつつ、詰め寄ってみる。
「フフフ……そして次こそ! 次回こそ記念すべき100勝目! 好恵! 楽しみに待っていなさい!!」
「いいから帯を返しなさいっての!」
もう勝負どころじゃない!
「おっともうこんな時間。葵との約束があるんだったわ。それじゃ好恵、バァイ♪ 不意の寝技だけは見事だったわよ。
ま、けど日頃葵とベッドの上で鍛えてる私にかなうものじゃないけどねをーーーほほほほほほ!!!!」
悠然とこの場を立ち去ろうとする綾香。
「だーかーらー! おーびーかーえーせー!!!!」
慌てて追いかけるが……
「わっ……つっ!」
膝に胴衣が引っかかり、そのままべちんとみっともなく倒れてしまった。
「をーーーーほほほほ! また今度会いましょう!」
「くっ……! 覚えてなさい綾香! 次こそ……次こそあたしが勝ってみせる!」
そして、綾香の背中は夕日の中に消えていった。
……喧騒が過ぎ去ってしばし。
「……はぁ」
ズボンがずり落ちた情けない状態のまま、あたしは大きく息を吐いた。
また……負けてしまった。
99戦99敗……もう笑いたくなってしまうような結果だ。ふがいない自分に腹が立つ。
「はぁ……」
もう一度大きく息を吐く。
……これからどうしよう。
A 家に帰る。
B 神社で一休みする。
C 修行を続ける。
D 街をうろつく。
傷心で街をさ迷う坂下に何が!?そんな感じでドラマティックにD。
「…………」
とりあえず神社で制服に着替えた。さすがにパンツ丸見え+胴衣というよくわからない格好で街中をうろつくわけにはいかない。
「……はぁ」
またもや大きなため息。さすがに99敗目はショックだ。しかも今回は不意打ちまでは上手くいったのに……
「綾香……どうすれば……」
立ち技でも、寝技でも勝てない。いったいどうすれば勝てるのか……
ぐぅぅ〜……
……悩んでいても、お腹は減る。
まだ夕飯までは時間がある。あたしは、街中に出てみることにした。
「何にしようか……」
鞄を背負ったまま駅前をうろついてみる。
仕事帰りの時間に当たったらしく、真っ赤に染まる街中はいつも以上の人でにぎわっていた。
老若男女、色々な人があたしの廻りを通り過ぎていく……。
嬉しい人、怒った人、哀しい人、楽しい人、色々な人がいるのだろう……。
……大勢の人に囲まれても、あたしの心が晴れることはなかった。
と、その時。
「ドロボーーーーーーーーーーーーー!!!!」
街の喧騒を切り裂く物騒な一言。見れば、真正面少し離れたところで女性がハンドバッグを引っ手繰られていた。
「捕まえてーーーーーーーーーーー!!!!!」
帽子深く被った犯人は……こっちに向かってくる!
廻りの人間はオロオロと困惑するばかりだし……
ここは!
A 許さん! 真正面から迎え撃つ!
B 逃さん! 脚払いをかける!
C 触らぬ神になんとやら。道を空ける。
A
ここで逃げたら拳が廃る! あたしは何のために空手をやっている!?
捕まえてみせる!
「……来いッ!」
バッ! と鞄を投げ捨て、即座に半身の構えを取る。
犯人は変わらず、道行く人を押しのけながらこちらへとまっすぐ向かってきている。
問題ない。カウンターで水月への正拳突き。一撃で静めてみせる。
「ハッ!」
大きく吼え、己を鼓舞する。
犯人がこちらを気づいた。……だが、構わず迫ってくる。
女だからって甘くみたら……痛い目に遭うってことを教えてあげるわ!
「セアッ!」
タイミングを合わせ、一歩踏み込む。
右肩を通して拳に全ての力を込め、全身全霊のいちげ……
「……!!!」
……と、そこで犯人の右手に何か光った。
あれは……
「ナイフ!?」
刃物! しまった! これは……!
「まずい!」
素人の刃物はある意味何より危険だ。
かわせない。このままじゃ……!
「クッ!」
奥歯をかみ締め、覚悟を決めた、その瞬間!
ゴッ!
衝撃というより唸りを伴った旋風があたしの頬をかすめ、そのまま犯人の顎に直撃した。
悶絶することすら許されず、人体にあるまじき縦回転をかまして数メートルを空中遊泳。犯人は頭から石版に落下する。
「…………」
呆然とするあたしの目に映るのは、一瞬前まで犯人の顔があった位置に静止する、誰かの足。
……見事な回転回し蹴り。非の打ち所が無い。
脚の根元にいるのは、一人の人間。
「フン、気をつけろ。生兵法は怪我のもとだ」
頭をすっぽりとフードで覆っているため、その顔をうかがい知ることはできない。
だが、声からするに若い男のようだ。
男は、それだけあたしに言うと……
「…………」
無言のまま、その場を後にした。
A フードの男を追う。
B 犯人を捕まえる。
C 引っ手繰られた女の人の様子を見る。
D 面倒なことにならないうちにこの場を去る。
気になるがここはB
「……そうだ!」
呆けている場合ではなかった。まだ犯人には一撃を見舞っただけ。
ここはしっかりと捕まえて警察に……
「…………」
その必要はなかった。
歩道の上で寝る犯人。その顔の下半分は……形容しがたい状態になっており、ここは警察というよりも
「きゅ……救急車! 誰か! 救急車を呼べ!」
通行人の誰かが叫んだ。確かに、ここは警察というより医者の出番だった。
その後、駆けつけた救急車を見送った後、警察官にお叱りの言葉を受けた。
確かに……不注意だった。最近の犯罪者は何を持っているのかわからない。真正面から止めようなんて無茶もいいところだった。
実際、あの時の男の人がいなかったらどうなっていたかはわからない。
まぁ悪いことをしようとしたわけではないので一応褒めてももらえたが……あたしの頭の中はそれどころではなかった。
夕飯後、風呂に入る。
家に帰ってからも頭の中はあれのことばかりであった。
そう……あたしを助けてくれた男の人。
あの見事な回し蹴り。間違いない……相当の使い手だ。
あたし、いや、ひょっとすると綾香以上の……。
でも、何故だろう。何故こんなにもあの人が気になるのか……
まさか、これは……あたしが感じている感情は……
A 恋!? 見知らぬあの人に一目惚れ!?
B 格闘家としての血が騒ぐ!? あの人と戦いたい!?
C 綾香攻略の光が見えた!? あの人に師事したい!?
D 生兵法とか言われた! あの人に復讐したい!?
A(w
恋!? 見知らぬあの人に一目惚れ!?いてもたってもいられなくなったあたしは次の日
の放課後に、彼を探した。見た目かなり怪しかったので30分程聞き込みをするとすぐに所在が
分った。河川敷の陸橋下にダンボールハウスを建ててそこに住んでいた。
「すみませーん、誰かいませんか?」
そこに呼びかけると男が中から出てきた。今はヌードを被っていない。その人は──
A 頬に傷を持つ白髪の精悍な青年
B 仮面を被った青年
C スネオカットの痩せすぎの青年。腕には…子供?子持ちなの?
D 猫背のボロいカーキ色の服を着た白髪の男
フードだって…被るヌードって何だよ…
A
「……なんだ?」
ブルーシートをめくって出てきたのは、頬にでっかい痕を持った白髪の青年だった。
体つきも背負う雰囲気もなかなか逞しい人だ。
「……何だ?」
しまった。訝しがってる。
まあ、顔見て押し黙ってればそれは確かに怪しまれてしまうのも無理はないかもしれないわね。
「あ、あのっ!」
「……誰だ?」
……え? 覚えてませんかお兄さん?
昨日あなたに助けられた者なのですが……
それじゃ、ここは
A 口と口で語り合う。
B 拳と拳で語り合う。
C 実はお礼の粗品を持ってきた(※物品指定)
D と、その時橋の上を葵が通りかかった。
Cでメロン
「はい、私は昨日あなたに助けられた者です!
つまらないものですが、これをどうぞ!」
ビシッ! と決めつつお礼の粗品を渡す。
「………………」
「………………」
「………………」
「………………」
長い沈黙ね。
「…………ああ、昨日の」
やっと思い出せたようだ。
「いかんぞ、女があんな危ない真似をしては」
「は、はい。すいません!」
女がという言葉には若干の抵抗があるけど、確かに昨日はあたしの不注意も大きかったから。
ここは素直に頷いておこう。
「と、とにかく。私の気持ちです。これをどうぞ!」
もう一度ビシッ! と決めつつメロンの入った箱を差し出す。
実は先程八百屋に寄って買ってきたのだ。若干財布に響いたが、命の恩人にと思えばこの程度。
「……いらん。当然のことをしただけだ。そんな気を使うな」
う、奥ゆかしい。
けど、ここで引き下がってはあたしの面子も立たない!
「いえ、私の気持ちです! どうぞ受け取ってください!」
「いや、いらん」
「そう言わずに!」
「いらん」
「どうぞ!」
「いらん」
「受け取ってください!」
「…………」
しばしの沈黙。
「……わかった」
やった!
「どうやら受け取った方がお前の気がすむようだ。ここはありがたく頂いておこう」
「はい、どうぞ! メロンです!」
「む。メロン……?」
ポリポリと顎を掻きつつ、しばし逡巡。
ややあって、
「……上がっていけ。茶ぐらい出すぞ」
ダンボールハウスの中に案内される。
思ったよりは片付いており、外ほど寒くもない。居心地は悪くなさそうだ。
「飲め」
卓袱台の上の茶飲みに緑茶がそそがれる。
「は、はい! いただきます!」
「そう緊張するな……」
ズズズ……と一杯啜る。……苦い。
「さて、それでは早速だがお前の持ってきたメロンを頂くとしよう」
「は、はい! どうぞ!」
そして台の真ん中に置かれるのは瑞々しいマスクメロン。
「…………」
押し黙ったまま、男性は……
A 果物ナイフを取り出した。
B 日本刀を構えた。
C 手刀を繰り出した。
D 丸齧り。
A
「…………」
男の人は無言のまま果物ナイフを取り出すと、メロンに刃を入れた。そのまま慣れた手つきで切り分けていく。
「…………」
うう……何も話すことがない。沈黙が痛い……。
「……そら」
しばらくして、メロンが一切れ、あたしの前に置かれる。
「いただくぞ……」
と、男性はメロンの切れ端にそのまま齧り付いた。
「い、いただきます」
一瞬遅れ、あたしもそれに倣う。
しゃくしゃくしゃく……
しばし、メロンを咀嚼する音のみが室内を支配する。
……このままでは埒があかない。
よし! ここは!
A 「あなたに惚れました! つき合ってください!」と一気に胸の内を告白してみる。
B 「申し遅れました! あたしは坂下好恵です!」ととりあえず自己紹介してみる。
C 「どちらからいらっしゃったんですか!?」と日常会話をふってみる。
D 「格闘技の経験がおありですか!?」と訊いてみる。
ここはAだぁ!!!
A
正々堂々、真向勝負をモットーとしている自分に回りくどい真似は似合わない!
そう考えた坂下は、ここはあえて直球勝負、人生初の大博打に打って出た。
「あなたに惚れました! つき合ってください!」
男の動きがピタッと止まり、辺りに静寂が流れる…息を飲む坂下
賽は投げられた、正確には自分が投げたわけだが、それが吉と出ようが凶と出ようが
あとはその結果を黙って受け取るだけだ、悔いは無い。
そう思い、坂下は男の返事を待つ。
待つこと数十秒、静寂を打ち破るかのごとく、男が口を開く
A、「こんな俺で良いのなら…」
B、「悪いがその申し出を受け入れることはできない」
C、「お前の感じている感情は精神的疾患の一種だ」
D、「時間をくれないか?」
E、「クッ、ククク…ハーッハッハッハァ!」
Dだ
「……時間をくれないか」
重々しく口を開いたその様子から、真剣に考えてくれたのだとわかる。
「そ、そうですよね……昨日の今日で付き合うも何も……」
急に、ひとりで舞い上がっていた自分が恥ずかしくなった。
「そうだな。まずはお互いのことを知らなくては」
「お互いのことを、知る……」
う、何故か顔が熱くなってきた。
しかし……真面目な話、どうしよう?
A. とりあえず、自己紹介から……
B. 恋愛の基本、デェトに誘う
C. 私には肉体言語しかない!
基本はAだろ
「そう言えば、自己紹介もまだでしたね」
そう、私はこの人の名前も知らない。
いいかげん代名詞じゃない呼び方もしてみたい。
「私は坂下好恵。学生です。まだまだ未熟ですが、空手をやってます」
ごく簡単な自己紹介をして、彼の言葉を待つ。
「俺の名は坂神蝉丸。職業は……」
A. 「……無職だ」
B. 「格闘家だ」
C. 「探偵だ」
D. 「エージェントだ」
A
「……無職だ」
ダンボールハウスの中を、冷たい風が吹き抜けていった。
この暮らしぶりを見たときから予想はしていたけど、実際に聞くとやっぱりシビアだ。
それでも私の気持ちは変わらないけど。
「情けないな……客を迎えても、茶ぐらいしか出すことができない」
坂神さん自身、かなり気にしているようだけど……
何か就職できない理由でもあるんだろうか?
落ち込む彼のために、私ができることと言ったら……
A. 仕事のあてを探してみる
B. 手料理をごちそうする
C. 自分の家に居候させる
Cを選んで蝉丸国崎化計画(w
私にできることと言えば…そうだ!彼を家に居候させれば良い。
そうすれば、彼も寒さで凍え死ぬ心配も無いし、
あたしとしても彼の事をもっと知ることが出きる、いわば一石二鳥だ!
思い立ったが即実行、早速蝉丸さんにそのアイデアを伝えてみる
「蝉丸さん、あたしの家に来ませんか?」
蝉丸はしばし考えた後に、こう答える
「残念だがそれは無理だな」
ガーン、という擬音語が聞こえんばかりに落ち込む坂下、そこに蝉丸が一言付け加える
「君や君の家族にまで迷惑をかけるわけにはいかないさ、
それにこんな素性も知れない男をいきなり連れこんだら、ご両親がびっくりするだろう。」
すかさず坂下が食い下がる
「あたしは迷惑だなんて思ってはいません!それに向こう1週間ほど家族は温泉旅行に行ってて
家にいるのは私だけです。家族に迷惑はかかりません。これなら大丈夫ですよね?」
そう、つい先日、母が商店街の福引で「七泊八日家族で行く熱海温泉旅行」を当てたため
家族は全員出払っているのであった…空手の大会が近い彼女を除いて。
ご都合主義ここに極まれり、である。
ふむ…と考え込む蝉丸。そして彼は…
A、申し出を受け入れた
B、申し出を断った
A
「一週間か……それだけあれば何処か住み込みで働ける場所も見つけられそうだな。
今のままでは身支度もままならないので困っていたところだ、ここは素直に君の申し出を受ける事にしよう」
蝉丸は傍らの背負い袋を引き寄せると周囲の雑貨をテキパキと収納する。
「あの、何かあたしの家へ運ぶようなものはありますか?」
「身軽なものでな、荷物といえばこの背負い袋に入るので全部だ」
あれだけの腕前を持ちながら背負い袋に納まるほどのわずかな荷物のみで放浪する。
よほどの訳があるのだろうか、それともストイックに旅をするからあれだけの腕前になるのか。
坂下はこの風変わりな蝉丸という男にますます興味を惹かれるのを感じていた。
A 坂下邸に移動する途中、蝉丸は商店街に寄っていた。
B その夜、ちょっとした事件が坂下宅で起きる事になる。
C 翌朝、蝉丸は坂下宅で初めての朝を迎えた。
B
蝉丸の名字が坂上だったらちょっと面白かったのになぁ
「いい家だな」
居間に通された坂神さんは開口一番そう言った。
「そ、そうですか? ありがとうございます」
メロンの残りを冷蔵庫にしまいながら、私は嬉しいような恥ずかしいような複雑な気持ちになった。
ああ……こんなことになるとわかってたら、もっとちゃんと掃除しておいたのに。
「そろそろ夕食の支度をしますね。あ、坂神さんはゆっくりしててください。私がやりますから」
恥ずかしさをごまかすように早口でまくしたてて、私は台所に向かう。
エプロンをつけて料理するのなんて家庭科の授業以来だな……
「何から何まで、すまないな」
ソファーに浅く腰かけた坂神さんが言う。
手持ちぶさただったのか、やがて彼はテーブルの上に置きっぱなしになっていた古新聞に目を通し始めた。
居間で新聞を読む坂神さん。台所で料理を作る私。
まるで夫婦みたい――なんて思って、私はまた赤面した。
この時は、あんなことが起こるだなんて予想もしていなかった……
まさか、
A. さらに別の来客があって、坂神さんがその応対に出てしまうなんて。
B. 精魂こめて作ったはずの料理が大失敗するなんて。
C. 干してあった洗濯物が下着泥棒に狙われるなんて。
D. あのメロンに遅効性の毒が盛られていたなんて。
A
「……すまないが、便所はどこだ?」
ややあって、新聞をたたみながら坂神さん。
「あ、はい。トイレは玄関の右隣です」
「うむ」
たかがトイレに行くのに似合わぬ厳格な雰囲気を背負ったまま、坂神さんはソファを立った。
しばらくするとガチャ、バタンというドアが閉まる音に続いて水音が聞こえてくる。
……変な想像をしてはいけない。あたしはそんなにはしたない娘ではなかったはずだ。
と、そこで。
「こんにちは、失礼します。坂下さんはいらっしゃいますか?」
玄関から覚えのある声が聞こえてきた。
これは……まさか
「葵!?」
ま、まずい! このタイミングは! タイミングはまさか……!
エプロンを外すのもそこそこ、急いで玄関へ向かう。
そこであたしが見た光景は……!
「む。来客か」
「……え、と?」
トイレを出た坂神さんと目を合わせ、呆然とする葵の姿だった。
とりあえず葵を居間に上げ、テーブルを挟んで3人で向かい合う。
「……それで葵、今日はいったい何の用なの?」
「あ、あ、はい、その、坂下さん今日からしばらく一人暮らしになるそうなので、何かと大変だろうなー……と差し入れを持ってきたのですが」
といいながら取り出したのは一つの鍋。ここまでいいにおいが漂ってくる。
「……ありがとう」
それはありがたい。うん、ありがたい。あたしとしては万事オッケーだ。
しかし……葵の目は納得していない。
「それで……坂下さん」
来た。……怪訝な目で坂神さんを見やりながら。
「こちらは……どなたですか? 確か、坂下さんにはご兄弟はいらっしゃらないと思いましたが……」
まずい……なんて答えよう。
A 「困っていたところを助けた」
B 「実は恋人」
C 「実は従兄弟」
D 「実は伯父の奥さんの妹の幼馴染のルームメイトのメル友の甥だった気がする」
まあB
どこの馬の骨ともわからないような男と一つ屋根の下で暮らしてる、なんて言ったら
生真面目な葵の事だ、心配だから私もしばらくここで泊まります、なんて言い出すかもしれない。
葵には可哀想だが、ここは適当な事を言って誤魔化すことにした。
「私とこの人は…実は…そう!恋人同士、恋人同士なのよ、アハ、アハハハ…」
言い終わってからもう少し上手い誤魔化し方があったのではないか?と後悔したが、
いまさら遅いのでそのまま誤魔化し通すことにする
心配なのは蝉丸さんだ、私の意図がわかってくれれば良いのだが…
坂下は蝉丸に向けてウインクでパチパチと合図をした、
ワ タ シ ニ ハ ナ シ ヲ ア ワ セ テ ク ダ サ イ
その思いが届いたのか、にっこりと笑う蝉丸、ホッとする坂下
「嘘はいけないぞ、好恵」
……通じていなかったらしい
坂下の努力も空しく、結局は蝉丸が、自分の素性、坂下と出会った経緯、
ここに至るまでの過程を、葵に洗いざらい話してしまう事となった
「そんな事があったんですか…」
「うむ、そういう訳で、今は好恵の家に世話になっている。
好恵には本当に感謝している、ありがとう。」
「そ、そんな…私は大した事はしていませんよ。」
思わず顔が赤くなる、こっちとしては多少なりとも下心があってやっている事に
そこまで感謝されると、逆にはずかしくなってくる
「それにしても…暴漢を一撃で倒すなんて、蝉丸さんお強いんですね!」
…マズイ…葵までもが泊まりだす、という展開は何とか免れそうだったが
もう一つ恐れていた事態が現実のものになるかもしれない…
その、恐れていた事態とは…
A 葵が蝉丸に格闘技の師匠になってもらうように頼むこと
B 葵も蝉丸に惚れてしまうこと
C 葵経由で綾香に蝉丸の事が知られてしまう
B
今は微妙に袂を分かっているものの、武道を志しているという点は葵も私と同じ。
「強さ」に憧れて坂神さんに好意を抱いても全く不思議じゃない。
そう思いはじめると、葵の熱っぽい視線にも違う理由があるように見えてきて……
恋のライバル登場? どうする私!
A. 「さ、坂神さんをかけて勝負よ葵!」
B. 坂神さんは義理堅そうだし、既成事実を作ってしまえばこっちのもの!
C. 「そう言えば葵、最近藤田とはどうなの?」と釘を刺す
D. 「お願い、このメロン(半個)あげるから彼のことは諦めて!」と駄目元で
C
C
「そう言えば葵、最近藤田とはどうなの?」
咄嗟に口を付いたのはそんな言葉だった。
そうだ!葵には藤田というなんでだかわからんが憧れてるヤツがいるじゃないか!
坂神さんは誠実そうだし、葵に付き合っている男性がいると知れば、ライバルにはなりえないはず…。
「どう、ですか?」
「そうよ、どうなのよ?」
「はぁ、センパイには時々エクストリームの練習につきあってもらってますけど…」
「いや、そうなんだろうけど、ホラ、もっとあるでしょ?」
「えっと……最近は、組み手もしてますけど」
それも練習だろ!というツッコミはなんとか抑える。
葵、藤田に惚れてるんじゃないのか!?
「だから、恋人なんでしょ、他にやることとかあるでしょうが!」
勢いとはいえ、凄いことを聞いたものだ、あたしも。
葵の答えは……
A.「あ、え、っと、その、…」と言葉につまり、顔を赤くしてしまう
B.「私じゃとてもセンパイに釣り合いませんよ……それにセンパイにはちゃんとお付き合いしている人がいますよ?」と少し寂しげに言う
C.「恋人じゃないですよ。だって、私がお付き合いしているのは綾香さんですから」と何故か顔を赤くする
D.「恋人じゃないですよ。だって、私の好きなのは好恵さんですから」と熱い視線を向けてくる
Cで
B
「恋人じゃないですよ。だって、私がお付き合いしているのは綾香さんですから」
と何故か顔を赤くしながら葵が言った。
少しの間部屋に沈黙が訪れる。
そして時は動き出す。
「え〜っと、葵……。じょ、冗談は良いから」
「冗談じゃありませんよ」
屈託の無い笑みで答える葵。
「そ、そう……」
私はこの質問にどう答えてあげればいいのでしょう、神様?
A.「まぁ、今は自由恋愛の時代だしね」と応援する
B.「女の子同士でエッチなのはいけないと思います!」と断固反対
C.「え〜と、蝉丸さんはどう思いますか?」と蝉丸に意見を求めてみる
A
そういう性癖とは…この子の将来が真剣に心配になってきた
しかし、これで恋敵は減った事になる、素直に応援しようじゃないか、うんうん
「まぁ、今は自由恋愛の時代だしね、スールの契りで百合百合な世界でも愛は愛よ、私は応援するわ!」
「私はレズじゃありません!ただ、自分より強い人しか愛せないだけです。
それが今は綾香さんでも、いつかは私や綾香さんよりも強い男の人が現れてくれるかもしれませんよ…ハア…」
ウットリとした表情で中空を見上げている葵、何やら妄想中のようだ。やはり将来が心配である
それにしてもこれは危険だ、自分より強い人がタイプだなんて、蝉丸さんなんか、ど真ん中直球コースである
いくら綾香という恋人(?)がいるとはいえ、十分危険因子になりうる。はてさてどうしたものか…
・
・
・
「それじゃあ私そろそろ帰りますね。」
あれこれ考えているうちに時間が経ってしまっていたようだ
いつのまにやら葵が持ってきた鍋が空になっている…自分が食べた記憶が無いのは何故だろう
ふと横で満足そうな顔で腹を押さえている蝉丸さんを見て、何となく自己解決する。
立ち上がり、食べ終わった鍋をそのまま持ちかえろうとする葵、それを慌てて引きとめる。
「ちょっと待って、せめてその鍋を洗ってからでも
良いんじゃない?食べ終わったそのままの状態で返すなんて悪いわ。」
「お気遣いは嬉しいんですけど、今日は急ぎの用があって、もう出ないと遅刻してしまうかもしれないんですよ…」
用事があるのに私の事を心配して家に来てくれるなんて…
葵の心遣いに感動し、少し涙がでてくる坂下であった
しかし、それなら余計に鍋を汚いまま返すなんて失礼なことは出来ない!
そう考えた坂下は次のように提案した
A 後で私があなたの家に届けに行くわ
B 明日の休みにあなたの家に届けに行くわ
C 1分だけ、1分だけ時間を頂戴!
B
「明日の休みにあなたの家に届けに行くわ」
そう、明日は日曜日。
今日洗って明日届けに行けば丁度いいだろう。
こちらも何か料理を入れて返す、という手もある。
「すみません、明日は一日出かける用事があって……」
葵は申し訳なさそうに私の提案を断った。
「そうなの……その用事って?」
A. 「エクストリームの試合を観戦しに行くんです」
B. 「綾香さんと、とことん組手を……」
C. 「実は、アルバイトで……」
D. 「私より強い奴に会いに行く!」
一日出かける用事か…
Aでよろ。
「エクストリームの試合を観戦しに行くんです」
葵は目を輝かせて楽しそうに私に言う、まるで4月27日の鍵っ子のようだ。
「そう…それじゃあね、葵」
ああ、葵に早く綾香を倒して空手のすばらしさを見せ付けなきゃどんどんエクストリームなんかに染まっちゃうじゃない。
「それでは、失礼します坂下先輩、お鍋はまた明日以降取りに行きます」
葵は礼儀正しくお辞儀をして玄関から出て行った。
さて、これで坂上さんと二人きりになれたのだが。
……
どうしよう?
A そうだ、坂上さんにお風呂に入ってもらって私が背中を流そう。
B とりあえずテレビを見ている坂上さんにお茶とお菓子を出す。
C そういえば母の持病の関係で睡眠薬が…はっ、私ったら何を考えているの?
B
ついでにツッコミ
坂上→坂神
とりあえず私はリビングでテレビを見ている坂神さんにお茶とお菓子を出すことにした。
まずはお菓子を探さないと…戸棚を探したが煎餅しかなかった。
お茶は…玉露とか何かいいお茶はないかと探してみたけどいつも飲んでる番茶しかない。
はぁ、本当はもっといいものを出して喜んで欲しかったんだけど仕方がないか。
気を取り直しお盆の上に番茶と煎餅を載せてリビングに入ると坂神さんは熱心にテレビを見ていた。
「あの、これどうぞ」
「ああ、ありがとう」
坂神さんの前にお茶と煎餅を置き私も湯飲みを持って隣に座る、これってなかなかいい雰囲気じゃないの?
私も坂神さんが観ているテレビを一緒に観よう…どんな番組を観てるのだろう。
A 「そのとき歴史が動いた」を観ていた、今日は日本海海戦を挙げている。
B 意外にも歌番組を観ていた、あ、緒方理奈が歌っている。
C これまた意外、芸能ニュースを観ていた、へぇ、森川由綺に彼氏がいたんだ。
Aで
坂神さんは、MHKの歴史ドキュメンタリー番組を見ていた。
今回の題材は「日本海海戦」らしい。
画面を見つめる坂神さんの表情は、怖いくらいに真剣だ。
「何か……特別の思い入れでもあるんですか?」
思わず尋ねた私に、彼が返した言葉は――
A. 「ああ。信じないだろうが、実は俺は……」
B. 「……かつて、歴史の研究をしていたことがあってな……」
C. 「いや。この後の番組が見たいので、早く終わらないかと思っていただけだ」
D. 「む? 速報が入ったようだな」
B
「……かつて、歴史の研究をしていたことがあってな……」
私の目を見ずにそう言う坂神さん。
嘘をつくのが下手な人だと思う。
何か別の、軽々しく口にできない理由を隠しているんだろう。
会ったばかりの私に話してくれないのは当然だけど、やっぱり少し寂しかった。
やがて番組が終わって、坂神さんはテレビを消した。
「……そろそろ休もうかと思うのだが、俺はここで寝ていいのか?」
A. 「はい、このソファーで休んでください」
B. 「父の寝室が空いていますから、どうぞ」
C. 「わ、私の部屋で……」
C
長い沈黙が訪れた。
「……冗談だとしても、年頃の娘がそういうことを言うものではない」
「じょ、冗談なんかじゃありません!」
「なお悪い」
「うう……」
大胆なアプローチは裏目に出たようだ。
しかし、ここで引いては女がすたる!
「で、でも、お客様をそんなところで寝かせるわけにはいきません!」
「いや、俺はこの長椅子で充分だ」
しばらく揉めに揉めた結果……
A. 何故か二人してソファーで眠ることになった。
B. 気付けば私は、あとさき考えず家を飛び出していた。
C. 近所の人が苦情を言いにきた。(人物指定)
Cで木田兄妹
…即死しそうだけどな
……個人的にもっと長く書いて欲しい。
いくらなんでもないよう短すぎるんじゃ……
ぴんぽ〜ん
私と坂神さんが揉めているとチャイムが鳴った。
きっとうるさくて近所の人が文句を言いに来たのだろう。
私はリビングを出て玄関に行き、ドアを開ける。
「あのう、もう少し静かにしてもらえませんか?」
「すみません、お騒がせしちゃって」
玄関にはおそらく高校一年生くらいのかわいい女の子とその兄らしきやる気のなさげな顔をした男がいた。
その男には見覚えがあった、同じクラスの木田といかいうやつだ。
「不真面目」とか「無気力」が服を着て歩いているようなやつでよく授業をエスケープしてどこかでサボっているらしく私のもっとも嫌いな人種だ
しかしまさかこんなご近所さんだったとは…
「分かってくれればいいんです、帰ろう、お兄ぃ」
眠そうな目を擦りながら妹さんの方が木田を促す。
「ああ、そうだな、ったくエミ公はちょっとうるさいくらい我慢しろよ」
けだるそうに木田が妹さんに返事をした、向こうは私がクラスメイトだと気づいてないのだろうか?それともそんな事どうでもいいのだろうか?
やれやれとドアを閉めようとしたとき、坂神さんが玄関に来て最悪のタイミングで最高のことを言ってくれた。
「…やはり君の部屋で寝てもいいだろうか…すまない、たまにはまともな寝床が恋しくてな」
なんでそれを今お客さんがいる場面で言いますか、さっきも失敗したでしょう…
うわ、流石に木田が意味ありげな目線でこちらを見ている。
A 「木田君、ちょっと来て…」とにかく口止めしなきゃ
B 「こ、こちらは親戚のオジサンなの」とにかくごまかさなきゃ
C 木田はどうでもよさそうに妹と家に帰った
そりゃB
「こ、こちらは親戚のオジサンなの、ちょっと今日は泊まりに来てるのよ」
あわてて私は木田をごまかそうとした。私が見知らぬ男と同じ部屋で一夜を過ごすなんて事がみなに知られたら大変だ。
「さ、坂下蝉丸っていってね、考古学者でいろいろと全国を歩き回ってるのよ、さ、最近は日本海海戦のことを調べていてね、神奈川県の横須賀にある『三笠』を見学に行ったりもしたのよ、本当よ」
流石に今回は坂神さんもこちらの話にあわせてくれるみたい。
なんかもう暑くもないのに汗が滝のように流れるし、ひざが笑いかけているし、手も震えている。誤魔化そうとしているのがまる分かりだ。私ってこんなに単純な人間だったっけ?
「嘘だろ」
木田がつぶやく。でも誤魔化さなきゃ。
「そ、そんな事ないわ、本当よ」
「日本海海戦ってさっき『そのとき歴史が動いた』を観たんだろ」
うっ、駄目だ完全にばれている。
「大体、そんな態度じゃ誰だって誤魔化そうってしていると分かるぞ」
「………」
「まぁべつにどうでもいいんだけどな、俺には、じゃあな」
「えっ?あ、ちょっと待ちなさいよ」
「?何だ?」
「……誰にも言わないでよ」
「ああ、別にそんなこと言わないよ、めんどくさい」
ふぅ、助かった。誤魔化せはしなかったけど黙ってはいてくれるみたいだ。
木田兄妹が帰り、私は玄関のドアを閉めた。
A 「すまない、また面倒を起こしてしまって」坂神さんが謝ってる
B 「今の人たちは?」坂神さんは木田兄妹のことを尋ねた
C 「さてと、寝る前にお風呂に入ってください」私は坂神さんに入浴を勧めた
Aで
「すまない、また面倒を起こしてしまって」
坂神さんは少し落ち込んでしまっているみたいだ、
責任感が強そうな人だから、こういった事はこたえるのだろうか…
「やはり俺がいると迷惑になるのかもしれない…やはり出ていったほうが…」
「そんな事ありません!坂神さんがいてくれるだけでも私は嬉しいんです!」
…何やら大胆な事を言っているような気がするのは気のせいだろうか?
しばし沈黙する…くっ、何だか恥ずかしくなってきた、ええい!そんな事よりも
「坂神さん!さっきの言葉、忘れていませんよね!」
そう、何とかここまでこぎつけたんだ、このチャンスを逃す手はない!
「ああ、そのつもりだが…そこの部屋は何だ?」
「そこですか、そこは両親の寝室ですけど…あ…」
「そうか、じゃあ俺はそこで寝る事にする。さっきの話は忘れてくれ。」
……あたしはバカだ……
がっくりとうな垂れる坂下を尻目に、蝉丸は手荷物を寝室へと運び込んで行った
くっ、まだまだ、1週間の内の初日じゃないか!時間はある、落ち込んではいられないさ!
そう言って、自分に渇をいれる。
…さて、特にする事もないので、この後はどうしようかと考える…
このあとは…
A 風呂
B 寝る
C 蝉丸と語らう
D 空手の自主錬
どうでも良いが、天いなネタはあと4ヶ月ぐらいは自粛じゃなかったか?
本当にどうでもいいな
C
まだ夜は長い。
坂神さんと語り合って相互理解を深めよう。
明日は休みだし、いっそ語り明かしたっていい。
だけど、ただ部屋を訪ねただけでは
「もう寝るから」とすげなく追い返されてしまうかもしれない。
何か、坂神さんの気を引けるようなプラスアルファの要素が欲しいところだけど……
A. そうだ、手土産にお酒を持っていこう。
B. そうだ、相談ごとを持ちかければ親身に応じてくれるかもしれない。
C. そうだ、やはり私自身の魅力で気を引こう。
C
木田兄妹って聞いたこと無かったけど東鳩の端役だと思ってた
天いなのキャラだったの?
主役の名前くらい知っとけ
私自身の魅力か…
どうすれば坂神さんの気を引けるのだろう…
空手の演舞をしてみる…あたしは馬鹿か
やはりここは「女」としての魅力で気を引かなければならない
それなら…
こん、こん
「失礼します、坂神さん、入ってもいいですか?少しお話がしたいんですけど」
「ああ、どうぞ」
そしてドアを開けた坂神が見たものは
A な、なんと、下着エプロンの坂下だった
B どこにそんなものがあったんだ?バニーガールの坂下だった
C 正気か?スクール水着を着た坂下だった
Cだああああ
スクール水着…それは、セクシーな服や派手な服を一着も持っていない坂下にとっての
いわばリーサルウエポン、使う事に決死の覚悟を要する諸刃の剣、心は背水の陣である
その坂下の姿を見て一瞬キョトンとする蝉丸、だが次の瞬間
「く、くくく…あーっはっはっはっは…」
と何故か大笑いする蝉丸、その蝉丸の態度にカッとなり、詰め寄る坂下
「ナヅェワラウンディス?ザガガビザン?」
思わずオンドゥル語が飛び出す始末、その質問に蝉丸が笑いながら答える
「す…すまない…知り合いに今のお前と同じような格好を
年中しているような奴がいてな、それを思い出してつい笑いが…くっ…くくく…」
こっちは必死の思いでこんな格好をしたというのに…それにしても、
年中スクール水着って、その知り合いとやらはどういう神経をしているのだろうか?
何だかバツが悪いのでパジャマに着替えて坂神さんの部屋に戻る
改めて思うが、自分はこの人の事を何も知らない…結構複雑な事情をもっているみたいだし、
過去の事は話したくないのかもしれない、でも私はこの人の事をもっと知りたい!
ここは意を決して質問をしてみようと考えた、でも何の事について質問しよう?
A 出身
B 年齢
C ホームレスになった理由
D ドキュメンタリー番組を真剣に見ていたことについて
坂下の一人称って、あたし、だっけ? それとも私、だっけ?
過去ログ読んでも両方が混在していて分からないのだが…。
930 :
名無しさんだよもん:04/02/25 23:58 ID:hOfvqeR2
しまった、書いていたら先を越されたか。
Cで。
ホームレスになった理由を聞いてみよう
坂神さんって見たところ若いしそれなりに学もあるみたいだし、体力は一般人を遙に飛びぬけている。
その気になれば働き口を見つけられそうなはずなのにどうしてダンボールハウスに住んでいるのだろうか?
いや、ダンボールハウスから必要最小限の荷物を小さく機能的にまとめる様子を見ても、ただのホームレスには思えない。
何か事情があるはずだ。
「…実は旅をしているんだ、海なら民宿で住み込みで働いたり山ならテントを作ったりもするんだが街だと逆にそういうのが難しくてな、ダンボールを集めて臨時の浮浪者をしているんだ」
「旅人ですか…でも、なんで旅をしているのです?何か目的があるのですか?」
「いや、旅をする事が目的なんだ、一箇所に留まってずっと同じ人と暮らすのは俺には無理だからな…」
「どうしてです?」
「…信じてもらえないだろうが、俺は不老不死なんだ。どんな恋人も友人もやがて老いて死んでゆき自分だけが残ってしまう…だから旅人になったんだよ…」
いきなり不老不死なんて単語が出てきちゃいました。冗談かと思ったけど坂神さんの目は真剣です。
「すまない、君にあんな曖昧な返事をしてしまって。改めて返事をさせてもらうがやはり君の気持ちには応えられない。もう明日には出るよ………」
そ、そんな、私の初恋もこんなところで終わるの?
A 「だったら、坂神さんの温もりを一晩だけください」
B 「………」何もいえず私は部屋を出た
C 「そうだ、これをあげよう」坂神さんは私に日本刀をくれた…なんで日本刀?
A
Aも良いがここはBだな
「だったら、坂神さんの温もりを一晩だけください」
私は意を決してお願いした、こんな形で初恋が終わってしまうのなら、せめて、一生忘れない思い出が欲しかった。
「いいのか?、どこの馬の骨とも知れない男なんだぞ」
「大丈夫、坂神さんなら私、幸せになれます。例え坂神さんがいなくなって、新しい恋をしても決して後悔なんてしません」
坂神さんが真剣な目で私を見る。私も真剣な目で坂神さんに返事をした。
「そうか…」
そして、坂神さんは私を抱いてくれた………
A エロ描写してくれる職人を待ってみる
B 翌朝、私は坂神さんの胸に顔をうずめながら目を覚ました
B
意識を取り戻した坂下、今、彼女の目前にはがっしりとした蝉丸の背中が広がっている
ああ、この背中も今日には見られなくなってしまう、私の初恋はこんな形で終わってしまうの?
そんなのはいや!
蝉丸のかたをキュッと握る、だが、蝉丸の反応はない、目からは自然と涙が溢れてくる…
…坂下はベッドからそっと抜け出して部屋を出た
蝉丸が目を覚ますと、そこに坂下の姿はなかった
居間に出てみると、簡単な朝食が一人分用意されていた、だが、やはり坂下はいない
姿を見ると未練が残るから顔を出さないのだろう、そう考えた蝉丸は朝食を食べ
さっさと荷物をまとめて、坂下家を出ることにした
「礼くらいは言いたかった…」
玄関を1歩踏み出す、明け方の寒い風が少し堪える、少し延びをして、
さあ出発しようときびすを返すとそこには――胴着を着て額に鉢巻をした坂下の姿――
「どうしても出て行くと言うのなら…私を倒していってください。これが…これが私の最後のお願いです」
それに対し蝉丸は…
A 「いいだろう、やるからには手加減はしない」そういって左手を前に出し中腰に構えた
B 「俺は女は殴らない」坂下に背を向けて歩き出した
C 「……」そのまま何も言わずに立ち尽くしていた
a
しまった、背中じゃなくて胸にすべきだった…
「……いいだろう。やるからには手加減しない」
荷物を置き、蝉丸が構えを取る。
「ありがとうございます」
好恵も静かに構え直す。
二人の間の空気が張り詰める。とても昨晩情を交わした男女とは思えない。
じり、じり、と。本当にゆっくりと、両者の間合いが詰まっていく。
好恵は冷静に考える。
(初撃が、最後――)
自分と蝉丸の力の差は歴然としている。勝負は一瞬で終わるだろう。
ならば、その一瞬に全てを賭ける。
この男に、坂下好恵をぶつける。
そう――
A. 正拳だ。
B. 回し蹴りだ。
C. タックルだ。
B
(回し蹴りだ)
いかに坂下でも正拳突きで坂神を一撃で倒す事は無理だ。
だからといってタックルをして時間をかけて責めるのも無理である。
となれば取る手段は一つ
『成功率が低くても一撃で倒せる可能性のある技を使う』
である。
坂下は坂神向かって全力でダッシュし、左足を踏み込み、右足を横から回して坂神の頭部を狙った。
坂神が対処する前に最高のスピードで決める、『先の先』を取ろうとした。
だが坂神は素早く見切りバックして紙一重で回し蹴りをかわし、カウンターで坂下に掌底を決めた。
「がふっ!!……」
約束どおり手加減をしていない攻撃に坂下は崩れた。
ひざを突き、うずくまってしまう坂下。坂神は声をかけようとする。
「あ、ありがとうございました!!」
坂下は泣きながら笑顔で坂神に礼を言う。その涙は掌底の痛みではなかった。
「……ありがとう、さよなら」
坂神はそれ以上声をかけることができなく、また放浪の旅を続けた。
A しばらくして、坂下は部屋に戻り一人ベッドで泣いた
B しばらくして、とりあえず気分を紛らわそうと一人でテレビでも見ようと思った
C しばらくして、とりあえず気分を紛らわそうと散歩に出かける事にした
a
坂下は自分の部屋へ行き、2時間眠った……
そして……目をさましてからしばらくして
坂神蝉丸が放浪の旅に出たことを思い出し……
……泣いた……
A 第二部「青春編」へ
B 逆に考えるんだ、「旅に出たからいいさ」と考えるんだ
C なんかムカつくから綾香に決闘を挑む
D 私は人間をやめるぞ! 蝉丸ーーーーッ!!
Dにしたいが、あえて「C」で。
そうよ、こういうときこそ私の目標である「打倒綾香」に専念するべきだわ
こんなところでいつまでも泣き崩れていては坂神さんに申し訳が立たない
早速いつものように寺女で待ち伏せして決闘を申し込まなきゃ…って今日は休日じゃない
どうしよう、いつもは下校時間に校門で待ち伏せ→下校してきたところに決闘を申し込む のパターンだから自宅も電話番号も知らない。
A 明日になればいつもどおり待ち伏せできる。明日まで待つ。
B そうだ、葵のいったエクストリームの試合に行けば綾香がいるかもしれない。
C とりあえずお昼の用意でもしようかな
b
私が会場に行くとすでに大会は終わっていたようだ。
エキショビジョンとして綾香も一試合したらしい。
残念、私がいたらその場で試合を申し込んで乱入していたかもしれない。
とりあえず綾香の控え室があるそうなので探してみる。
………
やっと見つけた、こう広いと中々見つからない。
入ろうとすると先客の声が聞こえる……どうやら葵みたい
閉めそこなったドアから少し覗いてみる。
「お疲れ様です、綾香先輩」
「ありがと、葵、やっぱり見に来てくれたのね」
「もちろんです、綾香さんかっこよかったですよ」
邪魔しちゃ悪いかな…そう思って立ち去ろうとしたとき私は信じられないものを見た
「相変わらず可愛いわね、葵・・・んっ」
綾香は葵とディープキスを始めたのだ、葵ももう慣れているらしく舌を絡め合わせている
唇が離れた後、葵の目はとろんとしている
「ふわっ、綾香さん、こんなところで…」
「大丈夫よ、もう大会が終わってしばらく経ったし、こんな探しにくい控え室に誰も来ないわよ」
「それに、たまにはこういう場所でするのもいいでしょ」
「綾香さん…」
葵は上気した顔でキュロットと上の服を脱いで下着姿になり綾香も手早く下着姿になる。
今度は二人でシックスナインの体形になりお互いの秘部を舌で愛撫し始めた。
(どうしよう、とんでもないものを見ちゃった…)
坂下はどうすればいいか分からなかった。
A とりあえずこのまま二人の様子を見る
B ばれないようにこの場から立ち去る
C 勢いよく扉を開けて入ってみる
A
綾香は上から葵の秘部を愛撫し葵は下から綾香の秘部を愛撫している。
たちまち二人のショーツはぐしょぐしょになる、唾液だけではない、明らかに二人の愛液が染み出していた。
始めは二人とも同じように愛撫をしていた、だが、上からの方がやりやすいのか単に上手いのか綾香の攻めが激しくなってくる。
葵のショーツをずらし直に秘芯を舐め、舌を奥まで入れ大陰唇や小陰唇を丹念に愛撫する。
そして、指で葵のクリトリスの皮を捲りやさしく舐め始めた。
葵の愛撫がやんでいく、綾香は止めとばかりに葵の可愛らしい突起を甘噛みした
「ふぅうぁぁっ…綾香さん、わたしぃ、だめですぅっ!」
もはや愛撫を続けられず、綾香の責めにより葵はイってしまった。
「ふふふ、だらしないわねぇ、葵」
綾香の秘芯から流れ落ちた愛液と自らが流した愛液で体中液まみれの葵を綾香が見下ろす
「ハァハァ、だって、綾香さんは胸のほうが感じるじゃないですか」
一息つくと葵は起き上がって綾香を押し倒し赤ん坊のように胸にむしゃぶりついた。
左胸にむしゃぶりつき、余った右の胸を手で揉みしだく。綾香の巨乳はたちまち形を変えてゆく。
「ああ、葵ったら、そんなに激しくしないでっ・・・あああっっっ!!!」
葵がさっきのお返しとばかりに桜色の乳首を甘噛みする、あわせて指も右の胸の乳首をやわらかくつねる。
胸が敏感なのは本当のようだ、先ほどの愛撫も収まっておらず今度は綾香が絶頂に達したようだ。
「綾香さん…」
「葵…」
その後もお互いに責めあい存分に愛し合った。
A なんかとんでもないもの見たし、とりあえず今日は帰ろうかな
B 卑怯も武の内、体力を消耗した今こそ試合を申し込むべき
C なんかわたしも体が火照ってきてしまった
Aよろ
うーん、葵が綾香のことが好きなのは聞いていたけどまさかあんなに進展しているとは…
これは私が綾香に勝って空手のすばらしさを教えてももう手遅れかもしれない。
とりあえず私は二人に気づかれないようにその場から去り、家へと帰ったのだった。
「ただいまーって、今は誰もいないのよね」
帰りに買った食材で料理を作る。材料費は母から多めに貰っているのでちょっと豪勢にステーキ肉を買って焼いた。
それにニンジンでキャロットグラッセを付け合せに作り、ジャガイモで粉吹き芋を作る。あとはホウレン草がたっぷり入ったホウレン草のポタージュだ、生クリーム少々と冷凍してあったスープとで手早くできてしまう。
出かける前に米は洗って水につけてあるのですぐ炊飯できる。
中々豪華な夕食だった。デザートに最近有名になってきたケーキ屋『維納夜曲』のアップルシュトリューデルというケーキをいただいた。
「坂神さんにもこれくらい豪勢な食事をご馳走したかったなぁ」
そんな事をつぶやきながらボーっとテレビを見る。
A あまり興味のない歌番組だった。森川由綺がホワイトアルバムを歌っている
B 子供向けのアニメ「カードマスターピーチ」を放送している
C バラエティー番組でケーキ屋の特集をしている、あ、『維納夜曲』がでている
952 :
名無しさんだよもん:04/02/26 06:21 ID:Wc4vFQT5
c
奇遇なことに、というか、画面の中に今日訪れたばかりの建物が現れた。
どうやら、近頃話題のケーキのおいしい店として取り上げられているらしい。
やがて、内装の紹介のための無人の映像から
普段の、店員たちが立ち働く様子へと切り変わる。
そこで。
私の目は釘付けになった。
なぜなら、画面の端に――
A. 坂神さんの姿を見付けたから。
B. 同級生の姿を見付けたから。
C. ニュース速報の文字を見付けたから。
A
画面の本当に端の方。
後ろ姿がほんの数秒映っただけ。
それだけで、私には充分だった。
白く長い髪。今朝目に焼き付けた、広く逞しい背中。
「坂神、さん……」
体が固まったのは一瞬のこと。
次の瞬間、私は――
A. 維納夜曲に向かって走り出していた。
B. ただ黙ってテレビを消した。
B
私はただ黙ってテレビを消した。
維納夜曲の営業時間はもう終わっている。今から向かっても仕方がない。
それに……今日、私が維納夜曲を訪れたとき、坂神さんとは会わなかった。
おそらく彼の方で私を避けて、店の奥の方に控えていたのだろう。
「二人はもう会わない方がいい」――そう判断して。
私は……どうしたらいいんだろう……
ソファーに横になって途方に暮れていると、
ピンポーン……
唐突にインターホンが鳴った。
玄関先に立っていたのは――
A. 来栖川綾香
B. 木田時紀
C. 木田恵美梨
D. その他(人物指定)
D 坂神蝉丸。何しに来たねん?
扉の向こうに立っていたのは、意外すぎる人物だった。
「さか、がみ、さん……?」
ついさっきまで「もう会えないかもしれない」と思っていた相手が目の前にいる。
嬉しさよりも、何故?と疑問に感じる気持ちの方が先に立った。
坂神さんは無表情で、その心境はうかがえない。
私はじっと坂神さんの目を見つめて、彼の言葉を待った。
しばらくの沈黙の後、紡がれた言葉は……
A. 「……訳あって、もうしばらくこの街に留まることになった……それを伝えにきた」
B. 「ひとつ、忘れたものを取りにきた」
C. 「……宿代を払いにきた」
C
次スレの1はどのキャラにする?
A 無難に葵と綾香
B 意外性で木田兄妹
C オマエには任せられん
みられるものかアメリカ横断からじゃないのか?
まあCか。
OK
浩平か太田さんもしくは両方で行ってみよう。
A浩平
B太田さん
C両名
Dお前にも任せられん
まあCやね
次は「ぱい」ですか。
……ぱい……カミュ……Aで。
さて、じゃあ新スレ立つまでこのスレをどうしましょうか
A もったいない。ギリギリまで使い切ろうぜ
B いや、ここらで一度今後の選択スレの望まれている方向性について話し合ったほうが良いんじゃないか
C 過去を振り返ってみるなんてどうだ? 今更遅すぎて言えなかった過去作品の懺悔や感想とか
D おいまとめ屋、こういうときこそお前の出番だ。キャラの登場順位発表してくれ
BとDじゃ駄目?
一位 10回 藤田浩之
二位 7回 柏木千鶴
神尾観鈴
川澄舞
高槻
月島瑠璃子
ヌワンギ
柳川裕也
九位 6回 猪名川由宇
岩切花枝
大庭詠美
柏木梓
那須宗一
御堂
森川由綺
十六位 5回 天沢郁未
オタク横
柏木楓
柏木初音
川名みさき
霧島聖
国崎往人
九品仏大志
倉田佐祐理
来栖川芹香
坂神蝉丸
佐藤雅史
スフィー
セリオ
千堂和樹
月島拓也
ディー
長岡志保
長瀬祐介
ハクオロ
雛山理緒
保科智子
宮田健太郎
以下略っ!
A ご苦労だったな、茶でも飲んで落ち着け
B 略すな。もっと深いところまで掘り下げろ
B
三十九位 4回 相沢祐一
アルルゥ
インカラ
ウルトリィ
オタク縦
オボロ
柏木耕一
神尾晴子
神岸あかり
北川潤
久瀬
クロウ
上月澪
沢渡真琴
狩猟者
住井護
トウカ
遠野美凪
長瀬源四郎
姫川琴音
藤井冬弥
牧村南
御影すばる
みちる
水瀬秋子
ムツミ
柚木詩子 ……これ以上はキリがないのでやめておきます
次スレが立ったようだけど天いな問題はどうすんの?
>>973 いやあ、乙。お茶でも飲んでくれ。
浩之の登場回数の多さはなんなんだろうな。
人気作の主人公&他キャラに絡ませやすいからなんだろうか
んなことよりも、以外に出番多いな那須宗一…柏木耕一とか相沢祐一より上だよ
>>974 ちゃんとスレが機能しているのなら問題など無いと思うが
木田兄妹もひとまず大丈夫だったし、あのケーキ屋も
多分大丈夫だろ。無理っぽければちょっと名前出しただけで、って事もありだろう
俺的にはしのぶキボンヌ
いきなりキボンヌされても話の流れもあるからな……
無理に投下したら結果は
>>968のCなわけで。分かる?
CじゃなくてBだったか
今現在での木田兄妹は単なる隣人A、Bに過ぎんからな
これ以上踏み込むようなら問題が起きるやもしれん
上手くいくかもしれん
時紀と恵美梨(てか天使キャラ)は使い様によっては面白くなりそうな予感
それは誰でも同じだと思うが。
んだ
新しいゲームのキャラはその使い様が難しいってのが証明されたばっかりだから
こう話してるんだろうて
坂下と木田が同じクラスってことは透子やしのぶもか
>985
新しいキャラだったから問題発生したわけじゃないと思うけどな、ここ数作は。
989 :
名無しさんだよもん:04/02/28 23:42 ID:M7mDoGcz
雑談しようぜ雑談。
,.ィ_,. ヽ、
// /´ \
〃 / / / / ヽ
/ 〃 / / / / // ,1 /{ ! ヽ
l ! / ' /_/ ァ7トくi | l ! {__}1┼!、 ! ! ',
! | i l イ/ {l / |!| l!ハ l ! i| ! | |! | ヽ / i i !
V | l ! l { |i ! |i l | ヽ l | | ヽ{{ ! ! |! l ! l }
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ハ `ー--' ト、 ヽ } `ヽ/ /! ヽイ / 〃/ / !|
埋め
膿め
倦め