葉鍵百人一首 その3

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1名無しさんだよもん
夕焼け空に照らし出されし我が心
未だに消えぬ昔日の思い出 

        −須磨寺雪緒−


1、あくまでもキャラ視点。詠み手を沿えること。
2、形式にとらわれず、ただし情緒を重んじよ。
3、超先生、いたる等スタッフネタ禁止。

過去スレ・関連スレはこちら。
葉鍵百人一首 その2
ttp://wow.bbspink.com/leaf/kako/1041/10410/1041005320.html
葉鍵百人一首
ttp://wow.bbspink.com/leaf/kako/1009/10094/1009431881.html
葉鍵で一句
ttp://game.2ch.net/leaf/kako/1008/10080/1008002381.html
2名無しさんだよもん:03/10/16 23:26 ID:qW7Ykg4V
2
3葉鍵和歌集 上巻その1:03/10/16 23:27 ID:1q5+wxKU
葉鍵和歌集上巻
・雫
天気雨磁界を伝う漣は我が露のみかしきりざわめく  −月島瑠璃子−

光無き扉を開く自鳴琴(オルゴール)奏でし音はあの日の絆  −相原瑞穂−


・痕
逃れ得ぬ悪夢に染まる君なればせめて我が手で安らぎあたえん  −柏木千鶴−
手にかけし想いしひとの命火にそっと涙す我が身を呪う  −柏木千鶴−
あの人へ思いを込めた手作りのチョコを山ほど作りてまたん  −柏木千鶴−
この闇の深さ果てなし虚ろなる我が心には夜明けは遠し  −柏木千鶴−
来し方に深く刻みし血の轍(わだち)死なぬものなり今日も生きゆく  −柏木千鶴−

遠き日の淡き「痕」なぞっても愛しきおもいあいつへは届かず  −柏木梓−
あの姉の想いを込めた手料理のあまりの味にあの人倒れ  −柏木家のある妹−
明日来るあいつのための献立を今宵悩みてしばし眠れず  −柏木梓−
震るほどに弓引きしかど射らざれば如何にせむとて離れざるとは  −柏木梓−
肉じゃがを作る私を励ますは舌鼓するあいつの笑顔  −柏木梓−

山もみじ紅燃ゆる我が想い彼方の君に届かんことを  −柏木楓−
我が胸を再び血にて染むるともいずれ見えん愛しき人よ  −柏木楓−
夢さめて我が名を呼びて抱き締めるいとしき人との新しき朝  −柏木楓−
幾万の昼と夜とのせつなさをおもい抱きしめあの人の胸へ  −柏木楓−
幾億の寂しき夜を乗り越えて再び出会い”とわ”を誓いて  −柏木楓−
その爪はまたも我が胸貫かん愛しき人よ死ぬことなかれ  −柏木楓−
つかの間の一つ屋にいるあの人に 千々なる思いいっそいえれば  −柏木楓−
この胸を再び爪が貫くも末には逢わん愛しき君よ  −柏木楓−
向日葵を恋ふ月あらば如何ならむ満ちて欠けてもかの君は見ず  −柏木 楓−
雪融けて春は来れども深山なる楓の木の葉未だ芽吹かず  −柏木楓−
夕暮れや木枯らしに散る紅葉に届くことなき想い封じる  −柏木楓−
4葉鍵和歌集 上巻その1:03/10/16 23:28 ID:1q5+wxKU
たなばたさん、おにいちゃんをありがとう。ずっといっしょにいさせてください。 −かしわぎはつね−
天光り戦い迫る雨月山死にたもう勿れ愛しき人よ  −柏木初音−
胸騒ぎ消して美味しい手料理に心寝返りざけんじゃねぇぞと  −柏木初音−

朧夢は遠く家路の月に雲己が足音己が足音  −相田響子−

楓散りまたまみえるは幾星霜せめて今宵は夢にて語らん  −柏木耕一−
楓散り一人寝さみし夢語り冷たき朝に君の名を呼ぶ  −柏木耕一−
長き夜悲しき夢を乗り越えて新しき朝君と迎える  −柏木耕一−
春初音夏は梓に秋楓冬は千鶴の胸のぬくもり  −柏木耕一−
箱舟は光とともに降りたてりまた戦うは我が定めなり  −柏木耕一−
血の匂う長き悪夢に耐えかねてもだえ叫びてただ朝望む  −柏木耕一−
鶴去りて雪解けの野に広がるは未だ芽吹かぬ落葉の木々  −柏木耕一−
倒れても見る夢鬼に支配され今夜も苦しただ朝を待つ  −柏木耕一−

人間(ひと)の為永久に隠れし天(あめ)の月日は輝けどけして忘れず  −次郎衛門−
楓散り雪の降り積む山里に未だ消えざる君の面影  −次郎衛門−

ああ先輩梓先輩ああ先輩梓先輩梓先輩  −日吉かおり−
朝霧の馨る庭辺で日寄し待つ梓の花は露に濡れつつ  −日吉かおり−
いくたびも夢路に沿いし梓花今日ぞこの枝(え)に手折らるるかも  −日吉かおり−
5葉鍵和歌集 上巻その2:03/10/16 23:30 ID:1q5+wxKU
・東鳩
神と人作りし元は違えでも命と心みなこれありと  −マルチHMX-12−
人を模し人に使えし我が身とてものおもいこと人と変わらじ  −マルチHMX-12−

君がため乱れ染めにし我が心友がなくての我ならなくに  −長岡志保−

みかづきの冷たき刃春雨と時の流れに満つる幸い  −保科智子−

わたくしのとても大事な浩之さん誕生日にはあなたのそばに  −来栖川芹香−

幼き日小壜に詰めた紙消えど思いは今も変わらずにいて  −宮内レミィ−

我が身体人の作りしまやかしと思う心もまたまやかしか  −セリオHMX-13−
うつせみの人が作りしこの胸に心ありやとものを問うても  −セリオHMX-13−

神ならぬ我が身に過ぎし娘にもただ人並の幸せ願う  −長瀬源五郎−


・WHITE ALBUM
すれ違い逢えずに日々を過ごしても冬の町には雪が降り積む  −森川由綺−

モノクロの世界がわたしを吹き抜ける想いとどまれわたしの半身  −河島はるか−

ゆきふりて空くるそらには月明り我を照らせと当夜に想い  −観月マナ−

三月の降りて積もらぬ雪のごと弥生にゆきは合わぬものかな  −篠塚弥生−
ゆきの色澄みてひかりしその白に氷室の人にも笑み宿り  −篠塚弥生−

胸の内想いを秘めて何時までも砕けるものならせめて友のまま  −七瀬彰−
6葉鍵和歌集 上巻その3:03/10/16 23:31 ID:1q5+wxKU
・こみっくパーティー
見上げれば手にも届かぬ星空の眩しき葉華を探す楽しさ  −猪名川由宇−

この色は偽り重ねた色なれど貴方と歩む色になりたく  −長部彩−

いつもより大きく作る焼きむすび君への想いつめこみたくて  −塚本千紗−

桃色の届かぬ星の光より貴方を照らす朝日とならん  −桜井あさひ−

故ありて慣れし都を離れども我が故郷(ふるさと)で望み叶えん  −牧村南−
会場に燃える本こそ多かれば敷かれし薪もまた喜ばし  −牧村南−

空蝉の世は儚しと思へどもげに暖かき君の描く絵よ  −立川郁美−

マイブラザー新刊すべて売り尽くす世界制覇ももはや目前  −九品仏大志−

君がため我は拳を打ち付ける君は止めじと涙をこぼす  −立川雄蔵−

一日目企業ブースで紙袋今日は東へ葉鍵月姫  −ヨコ−


・まじかる☆アンティーク
メイプルの甘き香りに誘われて賑やかなりし日々の思い出  −江藤結花−

ぽつぽつと語るともなくふるものに 想い託してあなたとふたり −高倉みどり−

メイプルの甘き香りに今はなき君の面影しばし偲ばん  −宮田健太郎−
物言わぬ古き物達眺めつつ今日も君らと過ごす日々かな  −宮田健太郎−
7葉鍵和歌集 上巻その4:03/10/16 23:33 ID:1q5+wxKU
・誰彼
凸というあだ名ばかりが広まって私の本名おぼえてますか  −砧夕霧−

永遠と呼ぶ時間を過ごせし我求む平和な時代と呼べる心を  −坂上蝉丸−

限りない時間を過ごせし我求む我の隣を歩ける者を  −石原麗子−


・うたわれるもの
我願うささやかなれども温かな日々されど還らぬあの人は帰らぬ  −エルルゥ−

朱の月が昏き熱情呼び覚ます今宵求めん貴方の紅  −カミュ−

好物を頬張る笑みに心萌ゆ今日もアルルゥ可愛いにゃ〜  −トウカ−
血刀の重きにおいに飽き暮れて鍬を握れど我が手には合わじ  −トウカ−

剣奴(ナクァン)は得物を選ばず戦を選ばず唯(ただ)選ぶるは己が道のみ  −カルラ−
杯の揺れては消ゆる蒼月に愛しき御身を映し見ゆかな  −カルラ−

闇を見る同じ世界の彼女でも映りしモノは朱の夕焼け  −ユズハ−

おとーさんが頭かき撫で幸(さ)くあれて言ひし言葉ぜ忘れかねつる  −アルルゥ−

我が髪の一本抜けんとするならば民草抜いて守りに充てん  −インカラ−


・Routes
大手やな熊野の里の遠けれどまだ星も見ず闇の五月雨  −湯浅皐月−
8葉鍵和歌集 下巻その1:03/10/16 23:34 ID:1q5+wxKU
・Moon.
あの日より汚れて切れし絆糸繋ぐ望みを夢に求めて  −名倉由依−

絆さえ守れぬ身こそ恨めしく見えぬ力に救い求めん  −名倉由里−


・ONE〜輝く季節へ〜
「わたしだよ、わたしなんかでいいの」かと いっていた過去。 今は私だけを・・・ −長森瑞佳−
溶け消えゆ雪に限りを想えとも永久に捧げし無償の愛  −長森瑞佳− 
しるべなき君の面影かきあつめぬいぐるみ抱く笑みにも涙  −長森瑞佳−
今日からは幼馴染みじゃないんだもん恋人という新たな絆  −長森瑞佳−
君はもうとわに消えぬと誓いしも飛びたつ鳥に脅える心は  −長森瑞佳−

永遠(とわ)望む君と別れし通学路しのげぬつゆと傘を持ちつつ  −里村茜−
雨降りてまた雨降りてこぼれゆく君が面影いかにか留めん  −里村茜−
今日もまた雨の野に立ち君を待つ心のしずくに傘がさせれば  −里村茜−
春が来て友と語りしその先に愛しき待ち人涙雨降らす  −里村茜−
誕生日今年うれしいプレゼントわたしのそばにあなたがいること  −里村茜−
すすり泣く氷雨降りしくくさはらで背の温もりはすでに消えても  −里村茜−

「好きだから」ただ一言の道しるべ胸にいだきて前へと進む  −川名みさき−
目に映えぬ夕焼けの空を描くのは君が言葉とそのぬくもりと  −川名みさき−
てのひらの触れるところのぬくもりに背を預けて安らぐ正午  −川名みさき−
闇長き閉じた世界を開けたのは少しいじわるな浩平君だよ  −川名みさき−
病室で兄とふたりの参観日望み返せず消えゆく我が身  −折原みさお−
「浩平君」呼べど答えぬ君の名を幾たび唱え一人さまよう  −川名みさき−
屋上の扉あ音耳にして振り向く先に待ち人の声  −川名みさき−
浩平の眠りはさます1300カレーたった4杯じゃ夜も眠れず  −川名みさき−
トロコハダイクラにアナゴ鉄火巻食べに行くからお金を貸して  −川名みさき−
春風の屋上に立ちまた君と夕焼けのことやっと話せた  −川名みさき−
絶望のとわに続きし闇の中一縷の光君へのおもい  −川名みさき−
我歩む花の香たゆたうこの道を杖の代わりに君が手をとり  −川名みさき−
9葉鍵和歌集 下巻その2:03/10/16 23:35 ID:1q5+wxKU
人の世の夢に見しめし儚乙女待ちて溜まりし涙ひととせ  −七瀬留美−
来ぬ人をおもい眺めるその枝に流れる季節我が身悲しき  −七瀬留美−
ひたすらに我は極めん乙女道おちょくるあんたへ拳一撃  −七瀬留美−

言の葉の綴る草紙の玉貝の空の色をと雲はいらずと  −上月澪−
『トロコハダイクラにアナゴ鉄火巻食べたいけれどお金がないの』  −上月澪−

陽だまりの揺れる梢と石影の遊ぶ心は旧き想い出  −椎名繭−

永遠に乙女求める七瀬留美その漢気も永遠なるかな  −折原浩平−
先輩に大盛りおごるいくらでも笑顔うれしい献穀(けんこく)記念日  −折原浩平−
ぱくぱくと口へ消えゆく小遣いはただ先輩の笑顔見るため −折原浩平−
吐く息に幼馴染の横顔の霞む向こうに潜むえいえん  −折原浩平−

われひとりときもきざまぬ ”えいえん”でちかいしきみをとこしえにまつ  −みずか−

恐ろしや部員も友も大食らいわが財産は煙と消える  −深山雪見−

君がため人ならぬ身でなせるのは彼の人の声ただよみがえらせる  −バニ山バニ夫−

君待ちて 我立ちおれば 公園の 桜並木を 吹き抜けて
枝を揺らして 吹く風に 花はふりゆき 散り果てて
町を潤す 五月雨の 雫を避けて 傍らの 繁る立ち木に 宿りけり
大地をあぶる 日の光 時にさえぎる 群雲は 流れ流れて 長月の
秋を急ぎし 暮るる日や 迫る夜闇に 空見れば 独り月見る 寂しさよ
やがて身を切る 木枯らしを 巡る落ち葉を 友として 衣をかきて 忍ぶべし
夏の日差しも 雨風も 冬の寒さも 責むるとて
別れし時の そのままに 我立ちおりて ただ君を待つ

返歌
君来るや 年を巡りし 我が思い
  届かずとても 我ここに立つ  −七瀬 留美−
10葉鍵和歌集 下巻その3:03/10/16 23:36 ID:1q5+wxKU
・kanon
遙かなる記憶の中の雪兎今ただ願う想い届けと  −水瀬名雪−
遙かなる記憶の中の待ち人を今ただ思う雪道馳せて  −水瀬名雪−
ゆきうさぎ七つ重ねて君待てどほどいた結いにこころ乱れて  −水瀬名雪− 
ななとせのおもいの中の雪うさぎこわれしままでまた春が来て  −水瀬名雪−
バスを待つ地下鉄を待つ春を待つ時は過ぎれど来ぬ人を待つ  −水瀬名雪−
鵲の橋なら七つ架かるともまだ踏みもみぬ隠岐兎かな  −水瀬名雪−
彼の人を我はおもいて雪兎心に抱えまだ春望む  −水瀬名雪−
凍てつきし心はあつい言づてとイチゴサンデー7つで溶かし  −水瀬名雪−
七年も待っていたのに待ち人はうぐぅごときに盗られ悲しむ  −水瀬名雪−

あなたへの愛情込めて重箱へ詰める想いは今日もふくらむ  −美坂栞−
振り返り足跡残る白雪も春を待たずに消えると思えば  −美坂栞−
桜舞う日なたの中に佇みし姉の微笑みいと優しけれ  −美坂栞−
ポケットに収めきれない我が思いせめて詰めよう重箱の中に  −美坂栞−
願わくはひとえにこの身長らえて君の隣に永遠にありたし  −美坂栞−
頬濡らすつゆも凍らむ雪風に解けしアイスは春を待てずに  −美坂栞−

永き時守り続けたその場所で幸せなる門出を思う  −川澄舞−
一人待つ冬の校舎に音はなく貰いし飯(いい)の熱きを忘れず   −川澄舞−
たくましき君よ凍てつく暗き檻の中にたたずむ我を照らせよ  −川澄舞−
静寂の闇の校舎に一人立つ我が待つのは魔物か彼か  −川澄舞−
恐れずに私を訪ね来る貴方「嫌いじゃない」とは本心なのか  −川澄舞−
「さよなら」を君と交わしたひと夏よのぞみ生まれし黄金の海に  −川澄舞−
剣折れこの身朽ち果て潰ゆとも我が想い人影より守らん  −川澄舞−
我願うイラクに平和とこしえに三途の川澄舞散る雪に  −川澄舞−

浴衣着て 天の織り姫 真似てみる 天邪鬼かと 笑う祐一 −沢渡真琴−

想いひと苦悩の様を眺めつつそのひとのため思いを込め  −月宮あゆ−
七年間見果てぬ夢に待ち続け光り輝く思い出の形(かた)  −月宮あゆ−
11葉鍵和歌集 下巻その3:03/10/16 23:37 ID:1q5+wxKU
ひらひらと花弁の様に舞う貴女のはしゃぐ笑顔は春の陽だまり  −美坂香里−
「お姉ちゃん」守れぬ想いを胸に抱きひたすら願う奇跡よ起これ  −美坂香里−

ただ一人季節は来れどこの丘で待つ彼の人を我はおもいて  −天野美汐−
迷い人よ背荷押し往かむ共連れに我もぞ越えし峠なりせば  −天野美汐−
酷なれど 詠い継がれし君が名に春けき在りし日々を思わん  −天野美汐−
人のいうものみの丘の災厄は優しき仔らの悲しき思い出  −天野美汐−
友のなきものみの丘に降る雪に憂い埋みてまた春を待つ  −天野 美汐−
いてつきし長き悲しみ溶かすのが同じ想いを持つあなたとは  −天野美汐−
振り返り同じ悲しみ持つ人と春のひととき思い語らん  −天野美汐−
春来たりもしも”奇跡”がかなうなら空からの菓子と友との再会  −天野美汐−
春の風にさらわれ飛んだ紙風船目で追う先にあなたの姿が  −天野美汐−
米袋かついで歩くは運命のいとしい人の笑みをおもいて  −天野美汐−
春が来てあの仔ら戯る春の丘われらがおもい風に託して  −天野美汐−
うつつ世に織女と牽牛戯れるその幸せは一夜で終わらじ  −天野美汐−

似合ってるなどとは言えず照れ隠し天邪鬼とはどちらのことか  −相沢祐一−
松の(待つの)木に降り遺された名残雪君を宿したあの雪うさぎ  −相沢祐一−
君のいる檻を自ら断ちてこそなほ美しき光とならめ  −相沢祐一−
今はただ来ぬ人を待つ雪の下思いを馳せぬ遥かな記憶  −相沢祐一−
春が来て移り変わりし沢の雪川を流れて田へと行き着く  −相沢祐一−
「うぐ」「あうー」「えうー」に「だおー」人外のその口癖の不可思議なるかな  −相沢祐一−
名にし負ばかくとな言ひそふるさとに朱き夕日に君のゆきたる  −相沢祐一−
我が罪を覆う吹雪は桜花我が心にも春はきたらむ  −相沢祐一−
落日に確かにおりし君想い迷子の如くただ立ちすくむ  −相沢祐一−
「春が来てずっと春だったらいいのに」と語りし君なくただ春は来る  −相沢祐一−
春望む君と契りしこの丘で我ただ一人季節は来れど  −相沢祐一−
春が来て新緑そよぐあの丘にまどろむ君の姿映して  −相沢祐一−
春過ぎまた春が来て春過ぎて真琴のいないまた春が来る  −相沢祐一−
12葉鍵和歌集 下巻その4:03/10/16 23:38 ID:1q5+wxKU
見つめるはいと深き青高き蒼過ぎ行く風に想い刻んで  −神尾観鈴−

父母の亡き後もなほひたすらに吾をまもりしはひじりなりけり  −霧島佳乃−
風船に馳せし想いは夏の影愛しき人へ結びしバンダナ  −霧島佳乃−

空を見て星に願う思い事儚い夢と知りつつも  −遠野美凪−
夕焼けに旅人思う届けかし胸の温もり秋風乗せて  −遠野美凪−
満天の下(もと)で翼を休ませて翔きてまた思い出の家  −遠野美凪−
幾億の小さき星々照らすのは地上の小さな幾億の幸せ  −遠野美凪−

大空を舞えぬ翼は誰が夢ぞ願い届けし我ならなくに  −神奈備命−

バンダナでかの子をやみより救うべし草場の陰の父母とともに  −霧島聖−

寒空に我が子遊びし去年(こぞ)の海今ただ波のたわむるを見る  −神尾 晴子−

たらちねの母の想い胸に抱き空の彼方に我君想う  −国崎住人−

古の永遠の願いを伝えし時に消えるこの身を許せ我が子よ  −国崎母−
13名無しさんだよもん:03/10/16 23:46 ID:1q5+wxKU
以上、前スレのまとめです。
前スレ…葉82首、鍵104首 計186首

前々スレと合計して270首となっています。
14名無しさんだよもん:03/10/17 12:18 ID:w2wHNhen
だからなこのスレではおm(ry

萌え画像スレより
15名無しさんだよもん:03/10/17 14:18 ID:+6yqMYYH
ちょっとマテ たまにはageんと 人がこぬ

->1乙-
16名無しさんだよもん:03/10/17 14:47 ID:shxd0Xxe
17名無しさんだよもん:03/10/17 14:48 ID:shxd0Xxe
・・・スレ間違いの上h抜き忘れ・・・スマソ
18名無しさんだよもん:03/10/17 15:04 ID:+6yqMYYH
気にするな 一句詠んでけ これも縁
19名無しさんだよもん:03/10/17 17:40 ID:+6yqMYYH
・・・・・・今は冬

ネタが来る春 ぢっと松
20名無しさんだよもん:03/10/18 17:05 ID:RXMPDaZx
おーい、誰か歌人の行方を知らんか?
21名無しさんだよもん
保守でもしとくか。