葉鍵サバイバル 公開11日目

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無しさんだよもん
リアルリアリティを求め、暴走を続ける超先生。
続く殺戮、交錯する思惑・・・
様々な思惑と迫り来るモンスターの中、果たして島に残された彼等は無事脱出する事ができるのか?
ジュ○シックパーク 各種漂流モノを元ネタとした葉鍵キャラによるリレー小説。
本編は未だ1日目から抜け出せていない気もするが、第11スレに突入!

・書き手のマナー
* これはリレー小説です。特に、キャラの死を扱う際は1人で殺さず上手くストーリーを誘導しましょう。
* また過去ログを精読し、NGを出さないように勤めてください。
* 同人作品からの引用はキャラ、ネタにかかわらず全面的に禁止します。
* マイナーモンスター、武器を登場させる場合は話の中か後に簡単な説明をなるべくつけて下さい
* 投稿の最後に、【】で簡潔にキャラクターの現状を簡単にまとめて下さい。
* 初心者の方は作品を上げる前に誤字脱字や文法の間違いが無いか確認しましょう。
 
・読み手のマナー
* キャラの死に不満がある時は、あまりにもぞんざいな扱いだった場合だけ、理性的に意見してください。
* 頻繁にNGを唱えたり、苛烈な書き手叩きをする事は控えましょう。

編集サイト
http://www23.tok2.com/home/hakasaba/
葉鍵リレー小説総合スレッド 第6巻
http://wow.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1049041815/
2名無しさんだよもん:03/09/14 13:52 ID:PR0QCK19
きゅっ♪
3名無しさんだよもん:03/09/15 00:21 ID:YCxZf8At
きゅきゅっ♪
4名無しさんだよもん:03/09/15 11:55 ID:XZwK5CXO
スレ立て乙
5名無しさんだよもん:03/09/15 14:39 ID:JOHvfs/R
どうせすぐ消えるんだし、記念に書いておこう。

きゅきゅきゅっ♪
61:03/09/15 15:37 ID:go/EgATv
俺は消されても立て続けるけどな。
7名無しさんだよもん:03/09/15 19:41 ID:9JixOGq5
このままだと…
8名無しさんだよもん:03/09/15 20:38 ID:519v74YQ
やはり消えるのが運命か…
9名無しさんだよもん:03/09/15 23:28 ID:2W3syhDg
んじゃとりあえず期待ほしゅ。
10名無しさんだよもん:03/09/16 13:27 ID:aQ7NUbT+
111:03/09/16 18:46 ID:k8qMteUB
新作期待上げ
12名無しさんだよもん:03/09/16 22:20 ID:9Qpt2v0e
どりる保守
13名無しさんだよもん:03/09/17 03:12 ID:z/lC/4Zy
がんがれよ。保守。
14名無しさんだよもん:03/09/17 12:22 ID:qOrU5Cn0
流石に即死回避できそうにないな。
15名無しさんだよもん:03/09/18 01:11 ID:zS4erhWi
ここで前スレの回想を……

葉鍵サバイバル 10日目
http://wow.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1050590984/l50
16名無しさんだよもん:03/09/18 22:34 ID:wGjyP1gq
やっとこ一話完成。
急いで書いたから誤字の方は勘弁を。
17暴虐(1):03/09/18 22:35 ID:wGjyP1gq

 喰い付かれた、と気付いた瞬間、みさきの喉から甲高い絶叫が迸り出た。
 薄い布地を食い破り、鋭利な歯が太ももにめり込む。
 目が見えないからこそ。
 一体、自分の身に食らい付いているのがわからず、湧き上がる恐怖が全身を凍りつかせる。
 だがしかし、目が見えないからこそ。
 土気色をした、いやらしい巨大な顔面を凝視せずに済んでいる。
 もしその顔を間近で見ていたら、あまりのおぞましさに発狂していたかもしれない。
 ガマガエルと枯れ木が合さったかのような皮膚に手が触れ、みさきは反射的に拳を叩き付ける。
 だが、非力なみさきの腕力では、蚊に刺されたほどの痛みも感じないだろう。
 飛頭蛮はみさきを吊り上げながら、ギリギリと顎に力を込める。
 その気なら一瞬で食い千切れるだろうみさきの足を、ただ、なぶりものにする為だけに、飛頭蛮は弄ぶ。

 身を引き裂かれるような悲鳴と同時に、ぱぁっと散った鮮血が弥生の顔を斑に染める。
「―――――――!!!」
 口の中に広がる鉄錆の味は、頭上のみさきの足から滴り落ちたものが流れ込んだのか。
 それとも無意識の内に食い破ってしまった唇から溢れるものなのか、弥生には判断がつかなかった。
 守らなければ、とずっと思っていた。
 由綺を、理奈を、彼女の大切な人達を、弥生はずっと守らなければ、と自分に言い聞かせてきた。
 この島に来て、はぐれてしまった彼女の大切な人達。
 けれども今、この瞬間だけは、彼女の想い人はひとりだけだった。
「川名さんっ――!!」
 瞬間、弥生は跳んだ。
18暴虐(2):03/09/18 22:36 ID:wGjyP1gq

 飛頭蛮自身は、直系1メートルを少し超えるぐらいの巨大な人間の生首である。
 斬首され、ざんばらに飛び散った髪を振り乱した武士の首、というのが最も正しい形容だろう。
 その髪を、弥生は掴み取った。
 サイズから比べれば、人間ひとりを咥えるのは飛頭蛮にとっても決して楽な労働ではない。
 それでもまさか、今いる2メートルの高さまで、弥生が跳びあがるとは思っても見なかったに違いなかった。
 髪の先端を引き絞られ、飛頭蛮は堪らず空中でもんどりうった。
 バランスを崩した拍子に、口からみさきが零れ落ちる。
 思わず落ちた獲物に視線を向けた飛頭蛮は、次の瞬間、目の前に聳えていた木の幹にまともに鼻面をたたき付けた。
 その反動で、弥生は髪から手を離してしまう。
 高度が落ちていたとはいえ、背中からまともに硬い土の上に落ちた弥生は、激痛と全身を打ち付けた事による呼吸困難に悶絶する。
「か……がはっ…」
 空気を求め、胸を戦慄かせながら、弥生は顔を上げる。
 その目と鼻の先で、同じく地面に落下していた飛頭蛮がもんどりうって身を起こした。
 赤黒い濁った眼球が憎悪に塗りたくられているのを見た瞬間、弥生は反射的にそこに爪を振り下ろした。
 指先が、一瞬、弾力のある表面に当たり、すぐさまそれを突き破る。
 引き裂くのと同時に、眼球の奥から血と水晶体が吹き出た。

 ギオオオオオオオオオォォォォ!!!!!!

 憎悪と苦痛の入り混じった絶叫と共に、弥生はまともに飛頭蛮の体当りを受ける。
「ごぼっ……!?」
 肺の空気が、単純に押し潰されて外に溢れ出た。
 投げ捨てられた人形のように、弥生はまともに吹き飛び、地面を転がる。
「っえ……!!」
19暴虐(3):03/09/18 22:37 ID:wGjyP1gq

 内臓をまともに打ち据えられ、胃液が喉の奥から逆流した。
 だがそれでも、痙攣する身体を無理やり引き起こそうとした弥生は、せり上がってきた嘔吐感に、地面に吐き戻す。
「げぇっ……え……っ」
 ぐずぐずに掻き回された内臓が、悲鳴をあげていた。
 吐き戻した胃液には明かに血が混じっている。
 地面に突っ伏し、喘ぎながら弥生が目だけ上げたとたん、飛頭蛮の顔面が目の前いっぱいに迫った。
「…………!!」
 片目を潰され、残った目でありったけの憎悪を込めて飛頭蛮が歯を剥き出しにする。
 だが、その弥生に喰らいつくべく飛頭蛮が跳びあがるより早く、土の塊が残った方の目を直撃した。
 飛頭蛮は再び絶叫を上げ、地面の上をのたうち回る。
 反射的に土の塊が飛んできた方に目をやると、美咲が震えながら立っていた。
「あ…!」
「や、弥生さんっ…」
 唾液と絶叫を吐き散らしながら転げ回る飛頭蛮から遠回りしながら、美咲が弥生に駆け寄る。
 美咲の身体にしがみ付きながら、弥生はなんとか立ちあがった。
「っ……ぐ」
 立ちあがった瞬間、焼け付くような苦痛が胸と腹を襲う。
「頑張って……」
「私は……いいから、川名さんを…」
 美咲の腕を振り解くようにしてひとりで立つと、震えながらみさきが落ちた辺りに向かう。
「川名さんは私が運びましたっ…そっちじゃないですっ」
 美咲は慌てて弥生の腕を引っ張ると、反対方向に引っ張っていく。
 みさきは巨木の木の陰に寝かされていたが、足から溢れ出た血がすでに大きな水溜りを作っていた。
「川名さんっ!!」
20暴虐(4):03/09/18 22:39 ID:wGjyP1gq

 一歩歩く度に走る耐えがたい激痛を無視し、弥生はみさきに駆け寄る。
 大量に失血したみさきの顔色は、紙の様に白い。
 意識を失っているのか、硬く閉じられたまぶたはぴくりともしない。
 太ももは無残に食い破られ、凄惨な傷口の奥には白いものすら垣間見えた。
「傷が骨まで達してる……」
 低い声でうめいて、弥生は自分のシャツを裂こうと引っ張る。
 だが、傷だらけで震える手は、シャツを裂く力すら残されていなかった。
「わ、私がしますっ」
 慌てて美咲が声をあげ、自分のシャツに歯を立てた。
 ビリっ、と音がして、不器用にシャツが布切れに変化する。
 それを引っ手繰るようにして受け取ると、弥生はさらにそれをふたつに裂いた。
 片方を太ももの付け根に巻き付け、片方を傷の上に押し当て、無理やりに止血を試みる。
「澤倉さんっ、私のシャツも裂いてっ」
「えっ。あ、はいっ」
 弥生に鋭く言われ、美咲は慌てて弥生の上着を捲り上げた。
 シャツを引っ張ると、破りやすいように縁に歯を立てる。
 弥生の甘い汗と土の匂いが美咲の鼻をくすぐった。
 一瞬、これが大人の女性の匂いなのか、と場違いな感想が美咲の脳裏をよぎる。
 弥生はさらに美咲から布切れを受け取り、強引にみさきの傷口を縛った。
「これで……なんとか……」
 弥生が呟いた瞬間、飛頭蛮の怒りの咆哮が間近で響いた。
 その咆哮に込められた憎悪の深さに、弥生と美咲は凍り付く。
「に、逃げなきゃ……っ」
「どこにっ!?」
 ぐずぐずしていたら、すぐさま飛頭蛮に気付かれるだろう。
 だが、一体、どこに逃げたら安全だと言うのだ……?
21名無しさんだよもん:03/09/18 22:41 ID:wGjyP1gq
【みさき 足を食い付かれ、骨まで達する傷。意識不明の重態】
【飛頭蛮 片目を失明、片目に土を浴びるが、まだ3人を食う気まんまん】
22名無しさんだよもん:03/09/18 22:42 ID:wGjyP1gq
即死回避は25でしたっけ。
ちょっと足らないですね。
23名無しさんだよもん:03/09/18 22:43 ID:wGjyP1gq
【弥生 全身打撲、肋骨骨折】

↑追加です。
24 ◆sZLeMw5wcM :03/09/18 22:45 ID:Jk3biqUW
初めてリアルで見た・・・
それはともかく新作乙です!また書き手様が残っていたなんて感激です(TT)
みさき死にそう;゚д゚)
25名無しさんだよもん:03/09/18 23:25 ID:YbcQvmgH
これで、回避かな。
26名無しさんだよもん:03/09/18 23:56 ID:dIMgOZdl
がんばって目指せ完結!……無理か?
27名無しさんだよもん:03/09/19 01:58 ID:631tve9l
即死回避を祝福。
28名無しさんだよもん:03/09/19 18:04 ID:orqaxiyr
もう一つ保全。
29名無しさんだよもん:03/09/19 20:07 ID:b5ceBMce
がんがれー
30名無しさんだよもん:03/09/20 00:22 ID:6IgH8rrr
みさきには頑張って欲しい
そして良作期待。
31名無しさんだよもん:03/09/23 18:16 ID:d2N+EEgl
来たいす合う下
32名無しさんだよもん :03/09/23 18:22 ID:Gp0khYFk
激安のDVDショップを見つけました。アダルトだけど、セルビデオ店で
売ってある物と全く同じ物が定価の70%OFF以上とかで売ってる!
今オープンキャンペーンもやってるみたいだし覗いてみる価値ありだね。
http://www.takebo-dvd.com/
219.18.150.79 , YahooBB219018150079.bbtec.net ?
33名無しさんだよもん
おまいら無駄な期待ばかりするくらいなら、まず自分で書いて活性化させればいいじゃんかと思う。