503 :
名無しさんだよもん:03/08/12 01:53 ID:LhzP6djH
504 :
名無しさんだよもん:03/08/12 06:42 ID:LhzP6djH
鬼ごっこから転載。
bbspink全土がやられているらしいよ。
夏が過ぎればこの嵐も終るのかねぇ? まぢで。
506 :
名無しさんだよもん:03/08/12 19:18 ID:UnTe3Hpz
507 :
名無しさんだよもん:03/08/12 19:29 ID:/n8QwxDF
保守
保守
510 :
名無しさんだよもん:03/08/14 12:49 ID:gj28Q3B8
511 :
96297:03/08/14 12:52 ID:ErO7eYcW
hosyu
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名無しさんだよもん:03/08/15 19:18 ID:1RbuJahP
514 :
名無しさんだよもん:03/08/16 11:56 ID:JxG+Csvq
新作期待上げ
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保守
いやぁ、カラフルになったねこのスレも
519 :
名無しさんだよもん:03/08/17 21:40 ID:GHxLL7Oo
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名無しさんだよもん:03/08/18 07:24 ID:rEsSbP91
新作期待age
ナイト雀鬼、フィルスノーンを入れたのが敗因だと思われ
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レスが増える度に、「すわ新作か!?」と来てしまう自分が憎い。
そして目にするのは広告の海。
………自分で書くか。
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530 :
名無しさんだよもん:03/08/19 13:10 ID:04yV+pte
遂に最新50が広告で埋まったか。
てか、このスレ広告が来過ぎだ。
何か恨みでもあるのか?
533 :
名無しさんだよもん:03/08/19 17:10 ID:f4oK8OhI
新作期待上げ
0.8948900191908966
釜風呂がある、と聞いて思わず期待した美咲だったが、肝心な問題が残されていた。
「……水道、ありませんね」
「……はい」
どうやら完全な展示用らしく、戦国時代をそのまま再現した風呂釜は、どこからも水を通していなかった。
ぬか喜びしてしまった美咲は、がっくりとその場に座り込む。
「ごめんなさい、早とちりしてしまって……」
「いえ、いいですよ。それにいくらなんでも、こんな場所でお風呂に入れるほど神経太くないですし……」
どこか諦め混じりに呟いて、美咲は周囲を見まわした。
確かに、忍者の人形がポーズを決めてる隣で、お風呂に入るのは、なかなか勇気が要りそうではある。
「それじゃあお風呂は諦めて、お昼ご飯にしましょうか」
「良かった、私もうお腹ぺこぺこだよ」
くぅ、と鳴るお腹を押さえ、みさきが本当に嬉しそうに言ったので、美咲も弥生も思わず笑ってしまった。
座敷童も交え、展示場の囲炉裏を囲んで昼食を取る。
と言っても、食べるのは乾燥した携帯食に、自販機から仕入れたコーンポタージュぐらいなのだが。
座敷童も美咲の手からビスケットを貰い、それにかじり付いていた。
食事が終わり、一息ついた美咲は、思わず出そうになったあくびを噛み殺す。
一方のみさきの方も、座敷童を膝の上に乗せたまま、うつらうつらしていた。
「川名さん、大丈夫?」
「あ……はい」
弥生に声をかけられ、みさきははっと顔を上げる。
その様子を見て、弥生は少しだけ不憫に感じた。
この島での遭難は、きっと目の見えないみさきにとっては、自分達以上に神経をすり減らしていたに違いないのだ。
「どうしましょうか……まだ早いですけれど、今日はここで一泊して、明日行動しますか?」
美咲の提案に、弥生はしばし思案する。
実際、美咲にしてもみさきにしても、体力の限界が近かったし、弥生も大分疲労が溜まっていた。
慣れない森の中の移動は、緊張感も合間って、ごっそりと体力を奪う。
足や腰の関節は軋むような痛みを発するし、筋肉痛はそれこそ全身に及んでいる。
自分自身の疲労も考え、弥生が賛成しようと口を開きかけた時だった。
急に座敷童がみさきの膝を離れ、美咲に跳び付いたのだ。
驚く美咲に構わず、座敷童がみさきの足を指差す。
その靴下が血でじっとり染まっているのを見て、美咲は思わず小さな悲鳴を上げた。
「川名さん、靴下が血だらけじゃないの……!」
「!!」
美咲の声に、慌てて弥生はみさきの足に視線を向ける。
確かに、みさきの靴下は踵の辺りがじっとりと血に染まり、黄色い体液と混じって斑になっていた。
今まで靴を脱ぐ機会が無かった事に加え、疲労がふたりから注意力を奪っていた為に、みさきの異変に気付かなかったのだ。
座敷童は美咲の服の袖をしっかりと握り締めながら、心配そうにみさきの足を見詰めている。
「川名さん、どうしてもっと早く言わないんですか!!」
「う、うん……きっと澤倉さんも弥生さんも大変だろうから、心配かけたくなかったんだよ……」
歯切れ悪く呟くみさきに、何故もっと早く気付けなかったのか、と弥生は自分を責めた。
この中では、自分が真っ先に気付いてやらなければならないのに。
そっと靴下を脱がすと、下から覗いたその有様に、弥生も美咲も言葉を失った
酷い靴擦れだった。
べろりと完全に剥がれた皮は、下の肉を無残に露出させ、今も血を滲ませている。
何度も何度も水脹れを潰し、皮が引き裂けるまで我慢を重ねた結果だった。
こんな状態では、僅かに歩くだけで凄まじい苦痛が襲うに違いない。
それを、みさきは呻き声ひとつあげずに、じっと耐えていたのだ。
「あなたって子は……どうして……」
自分の不甲斐無さに怒りすら込み上げながら、弥生はここで見付けた消毒薬を取り出す。
「消毒液かけるから……沁みるかもしれないけど我慢してね」
みさきが僅かに怯むのにも構わず、弥生はオキシドールと書かれた小瓶の中身を、傷の上に滴らせた。
「―っ!」
ビクンっ、とみさきが苦痛に身体を痙攣させる。
普通に考えれば、盲目のみさきが、知らない森の中を何時間も歩き続ける事自体に、無理があったのだ。
日頃の運動量にしても、慣れにしても、一番辛いのは間違いなくみさきである。
普段から特に歩き慣れてないみさきにとっては、一日中見知らぬ森の中を歩く事は、文字通り拷問に近かったに違いない。
「川名さん。我慢もほどほどにしないと、身体を壊してからでは遅いんですよ」
「……ごめんなさい」
小さな声で謝るみさきに、弥生はぎゅっと唇の端を引き結んだ。
違う。
本当に謝りたいのは自分の方だ。
こんなにまで無理させていたのに、気付けなかった自分が、全て悪い。
けれどもその想いは言葉にならず、弥生は強張った表情のまま淡々とみさきの足に包帯を巻きつけた。
「澤倉さん、あなたの方はどうなんですか?」
「あ、はい……靴擦れは出来ちゃってますけど、そんなに酷くないです」
「それでも、治療しておいた方がいいわね」
有無を言わせぬ弥生の言葉に、美咲も大人しく足を差し出す。
そちらは流石にみさきほど酷くはなく、バンソウコウを貼るにとどまった。
「あ、あの、弥生さん……それで、今日は……」
「ここで休みましょう。こんな足では、まともに歩く事もできないでしょうから」
きっぱりと言った弥生に、美咲はほっと胸を撫で下ろす。
美咲自身、疲労が酷かったし、ここで休憩できるのはありがたかったのだ。
だが、そんな美咲の思考を、耳障りな音が遮った。
―――――――ギシリ
「!?」
はっきりと響いた軋み音に、3人と座敷童は硬直する。
この施設には、自分達以外には誰もいない……それは、とっくに確認済みだった。
―――ギシリ、ギシリ―――ギシリ、ギシリ
何者かが、板の間を歩く音。
―――ひそひそ、ひそひそ―――けらけら、ぺちゃぺちゃ
何者かが、囁き、あざ笑い、何かを啜る音。
弥生たちは本能的に、しっかりとお互いを抱きしめ合う。
なんの姿も見えず、ただ声と気配だけが、彼女らの周りを取り囲んでいた。
背中から染み込んでくるかのような悪寒にとらわれ、美咲は生唾を飲み込んだ。
その横では、みさきは座敷童を胸に抱いたまま、凍り付いたように弥生の腕にしがみ付いている。
恐怖に慄きながらも、しっかりと目を見開き、周囲を見回していた弥生の視線が、フロアの角で止まった。
「―――――――!!」
ごろり、と無造作に転がっている、逆さになった女の生首。
それと、目が合った。
「弥生さん……!?」
弥生の目を追った美咲の視線もまた、その場所で凍りつく。
女の生首の口が、耳まで裂ける。
その瞬間、全てが一度に起こった。
まるでダムが決壊したかのように、フロアのありとあらゆる陰から、ありとあらゆる妖怪が飛び出した。
悲鳴と共に、弥生と美咲、そしてみさきが駆け出すはとほぼ同時。
生首、髑髏、ロクロ首、獣、鬼………まさしく、妖怪の集大成が彼女らに襲い掛かる。
「百鬼夜行………!!」
悲鳴混じりの弥生の叫びに合わせて、妖怪どもが歓喜の雄叫びを上げる。
みさき達が踏み入れた場所は、日本妖怪の巣だったのだ。
考えてみれば、最初に出会った“口裂け女”にしろ、“忍者屋敷”にしろ、日本の歪な模写であった。
ならば、日本妖怪の巣に迷い込んでしまった事も、あながち偶然では無かったのかもしれない。
しかし、必死で屋敷から逃げようとする3人にとっては、今更な話であった。
迷路のように入り組んだ忍者屋敷は、中に入る者よりも、外へ逃げようとする者を惑わせる。
「でっ、出口、出口は……!」
息を切らし、へとへとになりながら、美咲がうめいた。
その横では、みさきは一言もしゃべれず、ただ荒い呼吸を繰り返すだけだ。
そんな2人の手を取って、弥生はがむしゃらに足を動かしていた。
入りくねった忍者屋敷の見取り図を必死で思い浮かべ、いくつもの角を曲がる。
彼女らのすぐ後ろには、百鬼夜行が歓声と共に追いすがっていた。
「もうすぐ……もうすぐだからっ」
足がもつれ、痛みと疲労に押し潰されそうになる頃、ようやく彼女らは出口を見つけだした。
うっそうと茂る森に戻る事に、一瞬躊躇いを感じたが、それも後ろから追ってくる妖怪に比べればましに思えた。
みさきの痛々しい足が脳裏をよぎり、弥生は立ち止まる。
「川名さん、しっかり…」
そう叫んでふりかえった瞬間、弥生は凄まじい力で跳ね飛ばされた。
「きゃあぁっ!」
美咲とみさきの悲鳴を聞きながら、弥生は地面を転がった。
その上を、おぞましい生首が行き過ぎる。
ざんばらの髪に、土気色の肌をした、ぎょろ目の空飛ぶ生首……飛頭蛮。
(待ち伏せされてた………っ!?)
飛頭蛮はゲラゲラと笑いながら、転んだ弥生達の周囲をぐるぐると回り狂う。
弥生は痛む全身に鞭打って立ち上がると、転んだままのみさきを背負い、美咲の腕を掴んで無理やり立たせた。
「や、弥生さんっ、どっちに逃げたらいんですかぁっ!?」
「屋敷に戻れるわけないでしょう!」
悲鳴混じりの美咲の叫びに、弥生もヒステリックに怒鳴り返す。
背中に乗せた瞬間、ずっしりと足にみさきの体重がかかり、悲鳴が喉の奥で弾けた。
だが、ここで立ち止まるわけにはいかない。
美咲を引き摺るようにして、弥生は再び駆け出す。
幸い、飛頭蛮は猫がネズミをいたぶるように、すぐに獲物を殺すつもりはないらしかった。
ぐるぐると3人の周りを回りながら、時折体当りをしかけ、弥生たち地面に転がす
「だめですよぉっ、逃げられませんっ!」
「っ…」
弥生が口を開こうとした瞬間、再び飛頭蛮が弥生を叩き伏せた。
泥の中にまともに倒れ込み、口の中に血と汚泥の味が広がる。
「う……ぇっ」
吐き気を必死に堪えながら顔を上げた弥生が見たものは、飛頭蛮に咥えられ、空高く宙吊りにされた、みさきの姿だった。
【弥生 みさき 美咲 妖怪に追われ、屋敷から逃げ出す】
【みさき 飛頭蛮に咥えられ宙吊り】
長らく放置されてたみさき組を進めてみました。
というか、鯖自体放置されてたわけですが……
これを機にまた持ち直してくれるといいなぁ。
あら、鯖復活してたんだ・・・
とりあえず(つ・∀・)つガンバレー
544 :
名無しさんだよもん:03/08/25 13:33 ID:/39b3El4
新作お疲れです。
なんかこの三人も死にそうでいい感じですね!
死にそうでいい感じってのもアレな表現だな
546 :
名無しさんだよもん:03/08/29 18:32 ID:nnejllHq
だが、それが現実
547 :
544:03/08/29 19:11 ID:1semOcBJ
早く人が死ねば話もまとめやすくなる、という意味ダス
保守
550 :
544:03/09/01 23:11 ID:hiTaI9Id
定期age
551 :
544:03/09/05 11:33 ID:9Tc4Cuo/
新作期待上げ
保守