「なつみさん、私だけで充分ですよ」(ギュッ)
「いえいえ…出力を上げる必要があるんですよね? 私の力もお役に立つでしょう」(ギュッ)
「ええと……2人とも?」
参った。2人とも両腕にしっかとしがみついてくる。
しかもなんか火花が散ってるような……
「けんたろ、モテモテでち!」
「健太郎……」
ちーちゃんは楽しそうに踊っているし、耕一さんは心底うらやましそうだ。
そうでもないのに……
「まあ……確かに一人よりは二人の方が出力は上がるでしょう。さ、始めてください」
「はい、がんばります!」
「店長さん、がんばってね」
そう言われてもね……なんて言おうか。
「えっと……やっぱり難しいですね……」
A [ ] 10文字以内で伝える内容を指示してください。
「おならぷう」にしたいが、流石にやめておこう(w
[
「通信、難しい」
「神奈と裏葉が悪いんじゃないよ」
俺たちが謁見の部屋で待っていると、不意にスフィーがビクッと身体を振るわせた。
「わっ!」
『……スフィー?』
「げ、現代から通信だよ……すぐ切れちゃったけど」
『通信……? 内容は?』
「ええと……」
[通信、難しい]
『「通信、難しい」? どういうことだ?』
「さあ…? こっちから連絡取ろうにも繋がらないんだよ」
……さて、「通信、難しい」ということが俺たちとあちら側との通話になんらかの障害が発生した、ということだよな。
だが、実際短いが言葉は届いたわけだから、まだ不可能になったわけじゃない。
つまり、「やりにくくなった」というのが妥当なところか。
やはり俺たちが歴史に介入したせいだろうか? ……その可能性が高いな。
それは同時に目的が徐々に達成されつつあると考えてもいいな。
ふむ……
『……ともかく、現代との通信はもうアテにならなくなったわけだ。もうこちらからは無理な以上、捨て置くしかないな』
「そうだね……」
はてさて
A スフィーに話し掛ける
B 綾香に話し掛ける
C セリオに話し掛ける
D そう言えば神奈たちは何をやっているのだろう
ついでにDで。
「のうみさき……」
「ん? どしたの神奈ちゃん?」
私たちがマシンの近くでボーッとしてると、不意に神奈ちゃんから話しかけられた。
「……暇だ」
「え?」
「とてつもなく暇だ。なんぞ面白いことでもないか?」
「そんなこと言われても……」
深刻な顔してるから何ごとかと思ったよ。けど、神奈ちゃんと仲良くなれるチャンスかもね。
A 麻雀を教えてあげる。
B 散歩でもしよう。
C 突然酒盛り
D なぜか王様ゲーム
820 :
名無しさんだよもん:02/08/31 13:21 ID:+8a+ZdsD
D、またまた王様ゲーム。
ストーリー進めるのはBかな。
すいません。ageてしまいました・・・
なぜ選択肢にトランプがないのかと小一時間(以下略)
「王様ゲーム、しようか」
「王様げぇむ? なんだそれは?」
「う〜ん、要するにクジを引いて『王』を引いた人が他の人に自由に命令できるんだけど……実際やった方が早いね。
みんなを集めよう」
しばらくして、マシンの目の前に柳也さん、裏葉さん、舞ちゃん、国崎さん。そして私と神奈ちゃんが集まりました。
「王様げぇむとな?」
「大変興がそそられます」
「……ここまで来て」
「王様ゲームかよ」
「まあまあ、たまには悪くないよ」
「うむ、面白そうだ」
さて、最初の王様は
A [ ] 誰ですか?
[裏葉]一択
「あらあらまあまあ」
裏葉はゆっくりと「王」の札を掲げた。
「これは困りました……命令と言われても……」
「なんでもいいんだよ、裏葉さん」
「あまりキツイことはやめてくれ……」
「なんだか嫌な予感がするの……」
柳也と神奈は不安そうだ。
「はい! 決めました。では……」
A 十二単に着替えてもらいます(舞orみさき)
B 水汲みに行ってくださいませ(一人)
C 今日の夕飯を作ってください(一人〜二人)
D 国崎殿、私としばらく二人きりになれませんか?
Bで最高。
「それでは国崎様、水汲みをお願いできませんか?」
「……ああわかった。ちょっと行ってこよう」
裏葉の指示を受けると、国崎は近くに置いてあったポリタンクを手にとり、川に向かって歩き出した。
素直に従ったのは、あるいはこの程度のいいつけでこの恐ろしいゲームから抜け出せることへの安堵があったのかもしれない。
「それじゃあ、ちょっと行ってくる」
「いってらっしゃいませ、国崎様」
「つまらんのぉ、裏葉の息子。もう少し付き合わぬか?」
「フッ……王様の言いつけは絶対、だ」
そういい残し、森の奥へと消えていった。
さて、ゲームを続ける前にちょっと国崎の様子を見てみよう。
やれやれ、まさかこの時代に来てまでご先祖様たちと王様ゲームをすることになるとはな。
全く奇妙なことだ。
ま、仕方が無いか。今は柳川からの便りだけが頼りだからな。
確かに焦りたい気持ちもあるが、この状況じゃ如何ともしがたいしな。
のんびり待つとしよう。
……神奈か。
俺の捜し求めてきた少女か。
……現代では、死んでしまったんだよな……
今度こそ……今度こそ俺が守ってみせるさ。
国崎は自分の手に握られている人形を見つめる。
見ていてくれ、俺の一族たち。
今こそあなたたちの想い、かなえてみせる。
「って、これは……?」
川へ向かっていたはずの国崎だが、いつの間にかその目の前には川ではなく、古寺が悠然とした雰囲気で佇んでいた。
いや、古寺というよりは廃寺と言った方が正しいかもしれない。
「……奇妙な感覚がする……これは、翼人に近い……?」
どうするか……
A 調べてみる
B みんなに知らせる
C ま、気にする必要もないだろ。水汲みを続ける(ゲーム視点へ戻る)
直接指名したら王様ゲームやないやん。
そしてA
俺はもうすでにその役目を果たせないほどに腐り落ちた門をくぐる。
チリチリチリ……
肌に突き刺す感触がある。……同時に、霧が立ち込める。
(結界か!)
その濃密な霧はたちまち俺の身体を覆い、まとわりついてきたが、次の瞬間、不思議と霧散した。
そう、正に霧散だ。まるで道を作るように。
「俺を……迎えるのか?」
とにかく、進んでみる。
「これは……」
重々しい扉を開けると、中は予想以上に広大な空間になっていることがわかる。
なにぶん光りがあまりにも少ないため全体像は把握できないが、本堂は下手な体育館以上の大きさだ。
「……ん?」
徐々に目が慣れると、本堂の中心に仏像が鎮座してあるのが見えた。それと同時に……
「これは、金属板?」
そう。像の目の前の床にはまるで鑑のように磨き上げられた金属板が置いてあった。
そこには何か文字が刻まれている。
「………」
A 文字を読んでみる。
B 踏んでみる。
C 仏像を調べてみる。
D 他の部屋を調べてみる。
D
国崎単独ではAやCは無理なような。
「……いや」
やめておこう。今迂闊に動いて取り返しのつかないことになるのもまずい。
本格的に調査するのはみんなを連れてきてからでも遅くはあるまい。
それより、今はこの建物の全容を把握する事の方が肝要だ。
俺はとりあえず本堂は据え置き、他の部分を回ってみることにした。
そして気付いたのは、この建物……外観は大分朽ちているように見えるが、内部はそれほど痛んでいない、ということだ。
少し手直しするだけでまだ実用もできそうだ。
あと……あの金属板と同じ物(刻んである文字は違うようだが俺には読めない)がそこかしこにあった。
一回触った時に押してしまったのだが、どうやらこれはスイッチのような構造になっているようだ。
その後、意を決して本堂の金属板を踏んでみたら、カチリという音と同時に全ての板が元に戻った。
どうやら本堂のものはリセットのようだな。
そして……一番奥の小部屋。ここの壁に字が刻んであった。
これはどうにか俺にも読めて……
「力は今を、知は過去を、そして道は未来を汝に示すだろう」
とのことだ。
さて、これで大方全体像は把握できたが……どうするか。
A もう少しこの辺りを調べてみる。
B みんなを呼びにいく。
B
これ以上は俺一人では無理だ。
そう判断した俺は、一路みんなのいる場所へ引き返した。
なぜだかわからないが、今の俺たちにとってこの場所は非常に重要な気がしたからだ。
……俺がたどり着くと、今だゲームは続けられているが、俺は構わずそこに飛び込む。
「あら国崎様、遅かったですね。お水の方は……」
「それどころじゃない!」
「……なるほど」
柳也が低くうなる。
「ああ、これは俺の勘だが……あそこは絶対に何かある。調べておいて損はないと思う」
「気になるの……翼人の匂いがしたと言ったか?」
「ああ、間違いない」
「そうですね……では皆で調べに参りましょうか?」
裏葉の提案だが、俺は反対する。
「いや、もしもの時のために何人かはここに残しておいた方がいいんじゃないか? まだ何があるかわからないんだ」
「む……そうだな……」
柳也の下した結論は
A 廃寺探索へ赴くメンバーを選出してください。国崎と柳也・神奈・裏葉の内最低一人は固定です(文字を読むため)
「全員」ってのも可です。
全員
「探索するのなら人数が多い方がよいのではないか?」
「……そうだな。全員で行くか」
俺はみんなを連れ、先ほどの廃寺までやってきた。
またもや霧が立ち込めるが、俺の姿を認めるとあっさりと晴れた(いや、あるいは神奈の姿、か?)
「……確かに、なにかありそうだの……」
神奈は思いつめた瞳で寺を見つめる。
「神奈……」
「大丈夫ですよ。神奈様は私たちでお守りします」
「柳也殿……裏葉……よし、では参ろうか!」
「がんばろうね! 神奈ちゃん!」
「最近私の影が薄い……」
女子高生2人組もやる気は充分だ。
「ところで国崎、先ずどこを調べる?」
「ああ、とりあえず」
A 金属板を調べよう。
B 各部屋を調べよう。
Aでさっさと先に。
俺は柳也・神奈・裏葉の三人に頼み、寺のあちこちに配置されている金属板の解読を頼んだ。
「ねえ国崎さん、ここって何のお寺なの?」
「多分……翼人を祀ったものではないかと思う。内部の装飾も羽のはえた人間のものがおおいしな」
「敵は……いない?」
「ああ。今のところ俺たち以外の人間の気配はない。それに、もしいても柳也がいるから大丈夫だろう」
その間、俺は女子高生と雑談していた。やがて……
「おい国崎、終わったぞ」
柳也が戻ってくる。
「お疲れさま。で、内容は?」
「ああ。板は全部で10枚。この本堂の板が」
―――数多の従者を引き連れて、我等は空を、駆け巡る。
―――星の記憶を紡ぎし者よ、最後に我が名を答えん。
「そして、各部屋の板が」
咎人は、暗き境界に落とされん。
煉獄の火炎にその身を焦がし。
永劫の悲しみに心を蝕まれん。(A)
天翔ける汝は限りなく、
我等はどこまでも卑小なり。
されど忘るるなかれ、己の翼の持つ意味を。(B)
運命とは、ただ流れる水のごとくに進まん。
始まりは誰も知らず、終わりも誰も知らぬ。
ただただ流れ続ける。我らを乗せて。(C)
鎮まりたまえ、帰る者。
猛りたまえ、登る者。
無言の木々のざわめきのみぞが汝を出迎え、そして送らん。(D)
飛ぶ者は風を友とし、
耕す者は土を友とし、
戦う者は、刃を友とせん。(E)
黄金色の、空の元。
汝が見るは、己の背中。
どこまでも青い空の元。
汝が見るは、それに耐えれぬ己の娘。(F)
汝は夢を見るだろう。
砂と海と人との間で。
汝は夢を見るだろう。
悲しみに彩られたその記憶の中で。(G)
想いの力はあまりに大きく、
苦しむ子等は冥府に落つる。
救う手はけして届かず。
闇はどこまでも広がってゆく。(H)
育み滅ぼす者よ。
我が命をば。
命は母なる大地より生まれ出で、大地に帰らん。(I)
「……だそうだ」
「なるほど……。ふむ……おそらく、各板がスイッチ状になっていて、本堂のものがリセットになっていることから、押す順番に意味があるんだろう。
各部屋(アルファベットの割り振られたもの)を正しい順番で押して、最後に本堂のスイッチを押して『我が名』を答えれば
この仕掛けは解けるんだろうな」
「……で、答えはわかるか?」
A [ ] スイッチを押す順番を入れてください。
B みんなで考える(ヒント)
C とりあえず柳川視点に移ろう。
CFIADEBGHかな
Aを選択。
考え込んでブチ切れた往人さん。
ABCDEFGHIの順で押してしまいました。
間違ったらどうなるんだろうね(w
ちっ、間に合わなかった(w
最後の2つは今はどっちかな?
なんでそんな簡単に当てちまうんだあんたらわ!
全然分からん…
あ〜今更だけど理解した。
最後の二つ逆じゃない?
いやもう戻ってるはず
あー、なるほど。
名前も何となく想像ついたけど、これも間違えたら何かあるんだろうかね?
「……わかった」
舞が声をあげる。
「本当か!?」
「うん……間違いない……と思う」
「で、答えは?」
「(ゴニョゴニョゴニョ……)」
ぽん! 思わず手を打つ。
「……なるほど!」
俺たちは舞の言葉に従い、次々と板を押していった。
C…F…I…A……………そして、H
「よし……最後に……神奈、さあ」
「う、うむ!」
神奈をうながし、本堂の板を踏ませる。
カチリ………ゴゴゴゴゴゴゴ………
同時に、本尊が真っ二つに別れ、中から一つの台が現れた。
―――よろしい。天照大神の名の元に。汝を我が同胞と認めよう。
―――望むものは、砕いて手に入れよ。
そう、天照は確か「太陽」の神だったはずだ。
謎かけの答えは太陽系の惑星。内側から順番だ。
「我」とは太陽。「従者」とは九つの惑星。
「これは……?」
神奈が台を覗き込む。俺もそれにつき従う。そこには……
「『力』『知』『道』?」
文字が入った宝玉だ。
「なんだこれは?」
思わず顔を見合わせる俺と神奈。そこに柳也が割り込み、文字が刻み込まれた宝玉をコンコンと叩く。
「……割合脆そうだ……叩けば壊せるな。どうする?」
A 『力』を叩き割る。
B 『知』を叩き割る。
C 『道』を叩き割る。
難しそうだな。
前のやつも平安時代の世界観じゃ有り得ない選択肢だし
パス。
次の方どうぞ
A。世の中、力よのぅ。
「……力だ。力を頼む」
「承知……下がっていろ、二人とも」
柳也は自分の剣を構え、台座に埋め込まれた宝玉へ向ける。
「……セイ……ッ!」
ガシャァァァァァァァン!
ヒュオと一閃、あやまたず『力』の宝玉を打ち砕いた。
同時に、まるで宝玉に封じ込まれていたものが解き放たれたように、光りがあふれた。
キィィィィィィン!
「むっ!?」
―――力を求めるか。我が同胞よ。
―――いいだろう。星の生み出し聖なる刃、汝に与えよう。
――― 一つ、天神小太刀
――― 一つ、星屑の大太刀
――― 一つ、破魔棍
――― 一つ、翼の弓
言葉と同時に、本堂の四隅の壁が動いた。
それぞれに台座が現れ、武器が乗っている。
―――戦い、進むがいい我が同胞よ。そして守護する者たちよ。
―――汝に幸せな記憶があらんことを祈る。
……消えたか。
「終わった……ようだな」
「ああ……どうやらあいつは俺たちに武器をくれたらしい……ありがたく頂くとしよう」
四隅の台座に据え付けられた武器を集める。
『天神小太刀』と呼ばれたものは刀身が透きとおるほど薄い小太刀だ。だが、硬度はかなりある。
『星屑の大太刀』かなり大きめの太刀だ。破壊力もあるだろう。
『破魔棍』……全長3Mはありそうな巨大な鉄棒だ。これは相当な腕力がないと扱うのが難しいだろう。
『翼の弓』精巧な翼の形の装飾が施された和弓だ。弓の扱える人間か……
「……どうやらこれで全部のようだな」
「ああ」
柳也たちは武器を背負い、正面の扉の方へ向かっていった。
だが……俺には一つだけ気になる事があった。宝玉が埋め込まれた台座。その裏に見覚えのある像があったのだ。
いや、見覚えのあるというべきではないかもしれないが……
その姿はあまりにも酷似していた。 ……観鈴に。
「観鈴……」
思わず語りかけてしまう。
「お前は……今どうしているんだ……? この時代で神奈を救えば……お前も助かるんだよ、な?」
当然だが、像は答えない。その代わり、俺はその像の左右それぞれの手首に巻かれた腕輪に気付いた。
「羽がくくりつけられているのか……白い羽と、黒い羽……」
どうする?
A 白い羽の腕輪をもらう。
B 黒い羽の腕輪をもらう。
C 両方もらう。
D 放っておくのが一番だろう。
よくばってはいかん。Bで。
ド・・・ドラクエっぽい。なんかいい感じだ。
しかしここのスレが柳川スレになってる罠
300レスぐらいの読み切り的なのがなつかしいなあ
まあこれはこれで好きだけど
柳川嫌いじゃないがちょっと長すぎでダレ気味ではあるな。
個人的にこのスレでミステリを見てみたいと思うのだがどうか?
──黒き羽の者は闇を統べし者にして我等が始祖
──汝の真に望む時、その力を貸さん
!?・・・始祖?翼人の始祖か?
「どうした国崎?」
ふと、気付くとその像に白い羽の腕輪は無かった。
「・・・いや、何でもない。」
「しかし、この武器は一体?」
「良いではないか。くれると言うなら貰ってやるのが道理だ。」
「・・・・どういう道理だ。」
「この事を柳川に伝えるべきだが・・・どうする?」
A 誰かが連絡に行く
B 柳川達が戻って来るまで待つ
C 取り合えず視点を柳川サイドに
C
C
単独行動で分散するのは良くないだろう。
とりあえず待ち。
B。
スレ読み込んでから十数分もリロードしてないの忘れてた・・・
久々にバカをやってもーたわ。鬱。
一方、その頃柳川達は───
「お待たせしました、会見の用意が出来ました。こちらで御座います。」
女官に案内され、道長との会見に臨んだ。
「ねぇ、道長ってやっぱり・・・」
綾香が耳打ちしてきた。まぁ、スフィー以外はおおよその検討は付いている様だが。
「ねぇねぇ、やっぱり美味しい食べ物とか出るのかなぁ。」
因みにそのスフィーに関して言えば食べ物の事で頭が』一杯のようだ。
セリオのデータによるとこの時期の道長の位は権大納言。
上から数えて7番目位の偉さだから結構偉いのである。そんな道長が
見ず知らずの怪しい連中に会うなど普通では考えられない。
何か裏があると思った方がいいだろう。
参考までだがライバルの伊周は内大臣で上から数えて4番目の位。
「権大納言、藤原道長様のおな〜り〜。」
「まぁ、ばればれだが俺が藤原道長だ。」
藤原道長の正体は・・・カズだった。ばればれだが。
「ええっ!カズが道長だったの?」
・・・・スフィー、気付くの遅すぎ。さて・・・
A 何故』同人市にいたのかを尋ねる
B 何故我々と会見しようとしたのか尋ねる
C その他※記述してください
A
『なぜ貴殿はそのような立場にあるにもかかわらず同人市などに参加しているのだ?』
俺は率直な疑問をぶつけてみた。
「別にそんな言葉を使う必要はない。普通にしろ。……質問の答えは簡単だ」
道長ことカズは一息ついて
「趣味だ。あの場においてはそれ以上も以下も必要ないだろう?
あそこだけでは……物乞いも御門も平等だ。無論、俺もな」
『なるほど……』
A 何故我々と会見しようとしたのか尋ねる
B 早速本題に入る
とりあえーずB
『ではさっそく本題に入ろうか。』
「そうだな・・・そちらが先に目的を明らかにしてくれたからな。
まずはこちらの持つ情報を話そうか。」
そう言うと道長は一つの手紙をこちらに見せた。
『・・・これは?』
「・・・高野山に送り込んでいる間者からの報告書だ。主な内容は
高野山」の動向・・・そして監禁されている翼人の様子についてだ。」
『なんと・・・』
流石と言うべきか。中央政界の頂点に上り詰めたのは幸運だけではないようだ。
「・・・3ヶ月ほど前の落雷で諸堂塔が焼失。その火災に座主(高野山のトップ)
が巻き込まれた。それ以来座主の性格が一変したそうだ。そして、今まで
監禁しているだけだった翼人を殺そうと画策しているらしい。」
『なんだって!で、その翼人は無事なのか?』
「それについては、大丈夫らしい。寺内の穏健派が押し止めていたり
翼人自身の力で大事には至っていない。だが、油断を許さない状況にあるのは確かだ。」
・・・・のんびりしている暇は無いと言う事か。
「で、座主はその翼人の娘を人質にしようとするがその娘は逃亡。
追手を差し向けているもの捕縛には至らず。これが俺の持ち駒だ。
では、そちらの持っている情報も話してもらおうか?」
・・・どうする?
A 話す
B 話さない
C あちらの持っている持ち駒をもう少し引き出させる
C
『・・・いや、そちらはまだ持ち駒があるはずだ。そちらを話してもらおうか。
こちらの手を明かすのはその後だ。』
そう、まだあちらは手を明らかにしていない。
「・・・何を根拠に?」
『・・・それだけ高野山に関して情報を集めているのならそれなりの対策
そう、恐らく翼人救出の為の策や兵力を持ち合わせているはずだ。』
「・・・・」
道長は顔色一つ変えずこちらを見ている。さて・・・カマを掛けてみたが
凶と出るか、吉と出るか・・・
「・・・・やるな、其処まで読んでいたか。ならいいだろう。どのみち
協力を申し出るのなら話さねば為らない事だからな。」
・・・・よし、あちらの持ち駒を引き出せたようだ。
「実はな・・・対妖怪専門の機関、陰陽庁からの情報によると座主は
物の怪の類とすり替わった可能性があると言う話だ。そうなると考えられる事態は
その物の怪が力を得る為に翼人を食しようとしている、と言う事だ。」
『しかし、何故そのような回りくどい真似をする。』
ならば座主にすり替わるという事などせずそのまま殺せば住むではないか。
「・・・それは、判らん。だが、こちらには物の怪対策専門の人物がいる。」
『・・・・それは、まさか源頼光か?』
「・・・よく知っているな。まぁ、有名だしな。後で紹介する。それが俺の救出の為の戦力だ。
さて、これが俺の持ち駒全てだ。これだけ話したんだそちらの情報も洗いざらい話してもらおうか。」
A 洗いざらいはなす
B 未来人である事は伏せておく
C 翼人の娘を保護している事は伏せておく
B
『俺たちは今回の件に関して強烈な駒を配している』
「ほう……? 俺の情報に見合うものだろうな?」
俺はフフン、と唇をゆがめ、言い放つ。
『囚われている翼人の娘……神奈。彼女は俺たちが保護している』
ガバ! と立ち上がる道長。
「なにぃ!? 彼女は陰陽庁が全力で探しているのだぞ!? どこだ!」
『それが俺たちの駒、ということだ。……もう一つ……お前が摂政の座に着ける方法も持っていると言えば……さあ、どうする?』
「……いいだろう。……ここに連れてくるがいい。その娘を。今この屋敷の中が日本で一番安全だ。
どこにいるかは知らんが、刺客に怯えながらの生活は辛かろう」
『フム……』
A 他のメンバーもここに呼び寄せる。
B いや、彼女は俺たちで守り通す
A
『……わかった。しばらくここにかくまってもらおう』
「賢明な判断だ。……では、どうする? 使いの者を出すか、それともお前たちで迎えにいくか?」
『そうだな……』
A 道長に頼み、使いを送る。
B 俺たちが行く(※行くメンバー選出)
C てっとり早くストーリー進めるためにあっさり合流する
C
と、言う訳で詳しい内容は割愛し俺達は国崎達と合流した。
因みにタイムマシンは道長邸の庭に、「連邦の白い悪魔」は馬屋に繋いである。
「藤原道長・・・信用に価する人物なのか?」
柳也が尋ねてきた。無理も無かろう。彼等にとって都に戻ってくる
と言う事は下手をすれば捕まりにノコノコ戻ってくるのと同じだからな。
『その点は心配無用だ。あちらはこちらを信用して持てる情報の全てを明らかにしてくれた。』
「そうか・・・なら大丈夫なのだろう。しかし、高野山に物の怪とはな・・・世も末だな。」
『しかしその武器は何だ?何処で手に入れてきたのだ?』
俺は柳也達が持ってきた見慣れない武具について尋ねた。
「我々がいた所の直ぐ近くに翼人を奉ったと思われる遺跡があってな。そこで手に入れた。」
柳也にその武器を詳しく見せてもらった。どこか神秘的なものを感じる。
以前の事件の時の鬼切丸が妖刀だとしたらこちらは聖剣と言った所か。
『これは心強い。鬼の武具は現代に置いてきたからな。』
「そう言えば神奈達はどうした?」
「俺達とは別の部屋で談笑中だ。」
現在この場にいるのは俺と柳也、国崎、そして、道長だ。
「さて、夜も更けていることだし、詳しい話は明日にしよう。明日になれば
頼光達も此処に到着するだろう。それと、もう一人心強い味方がいる。
明日、此処に来てくれるそうだ。」
『・・・それは誰だ?』
「陰陽庁の長にして稀代の陰陽術師、安部晴明だ。」
「・・・・・大物だな。」
現代でもその名を聞く偉大なる人物だ。まさかその伝説の人物に会えるとはな・・・
さて・・・
A 寝る
B 誰かと話す※誰と話すか記述
スマソ、選択肢を追加させてくれ
C 女性陣の談笑の実況中継
そりゃもうCしか(w
狙ったように追加したC(w
こんばんわ、あなたの側にセリオです。
現在女性陣の寝室において・・・・
A 宴会が行われている
B ドキ!女性だけの脱衣麻雀大会
C 真夜中の猥談
D 現代から持ち込んだ服で神奈と裏葉の着せ替えショー
D
「のう、綾香これはなんじゃ?」
そう言って神奈は綾香が荷物の中から取り出したブラジャーを見て尋ねてきた。
「ああ、これはね、ブラジャーって言って私達の時代の女性の下着なの。」
「ほぅ・・・未来の女性は腰巻以外の下着も着けるのか。わらわも着けてみたいのう。」
「ねぇねぇ、ならさ下着以外も私達が持ってきた服を着てみる?」
「さんせー。服なら私のレベル2くらいのが丁度良いんじゃない?貸してあげるよ。」
「本当か、スフィー。恩に着るぞよ。・・・裏葉、御主も付き合え。」
「ご随意に。綾香様、衣服をお借りして構いませんですか?」
「いいわよ、もちろん。」
「神奈ちゃんにはどんな服が似合うかな〜♪」
持ってきた服は以下の通りです。誰に何を着せるか組み合わせて下さい。
ただし、サイズの関係上Aは裏葉、Bは神奈です。
A 寺女の制服 スーツにミニのタイトスカート スパッツと体操服
B 夏服のワンピース メイド服 ぶるまぁと体操服
これ、一個ずつ選ぶの?
A スパッツと体操服
B メイド服
でおながいします。
かん、なは、「余」ですぜ……
晴明と頼光って同時代だっけ?
つーか最近AIRRPGやってるせいで、頼光のイメージがすっかり金色で片足の男に。
「で、これは如何すれば良いのじゃ?」
「ブラジャーね。これはこのホックを・・・・」
「あらあら、未来の衣類は随分伸縮性があるのですね。」
「こっちは・・・こうで、こうだから・・・・」
「この服は随分ひらひらするのう。」
「あ、後これはボタンを掛けて・・・」
「露出の多い服ですね。ですが、随分動き安うございます。」
「あ、それはね、この服は運動用の服だから・・・・」
───着替え中───
「では、お二人さんの晴れ姿を見せて頂きましょうか。」
そう綾香が言うと奥の部屋から着替え終わった二人が出てきた。
「に・・・似合っておるか?」
神奈が恥ずかしながらに聞いてきた。
「随分体に密着する服ですね・・・私のは似合っておりますか?」
裏葉の方は恥ずかしいと言うよりも現代の衣服を珍しがっている。
「おお〜これは・・・・」
「・・・可愛い。」
「随分刺激的ね〜」
「ううっあたしだけ・・・ぐすん。」
みさきちゃんは見えないことを心底悲しんでいるようだ。不憫な・・・
って言うか二人共かなり萌えな格好をしている。写真でも持って来れば良かった・・・
そこに物音が!部屋にやって来たのは・・・・
A 柳川
B 国崎
C 柳也
D 道長
>890
ガ━━━━━━(;゜Д゜)━━━━━━ン!!
吊って来ます・・・・
>891
その辺は調べました。西暦994年の時点では頼光、晴明、道長
は全員生きています。この時点では頼光は40代のおっさん、
晴明は60超えた爺さん、道長はまだ30代前半。
と言うことは、この時代のちゃんさまはリアルちゃん様みたく三十路……。
D
「皆さん、明日の朝にこれからの方針について・・・・」
と、いきなり戸を開けてしまった道長。せめて入りますの一言くらい言っておけば
これからの惨劇を避けられたのだが・・・・
そして、彼の目の前にはメイド服の神奈と体操服姿の裏葉だった・・・・
「・・・・・」
「・・・・・」
「あら、道長様。こんばんは。」
裏葉だけは丁寧に挨拶をした。この状況で動揺しないのは流石と言うべきか。
(キ・・・・キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!)
道長は恐らく日本で初めて萌えと言うものを感じた男になった。だが・・・
「きゃぁぁぁぁ!!!」
沈黙を破ったのは神奈の悲鳴であった。
「ちょっと、おじさん。女性の部屋に返事も無しに入って来るってのはどう言う了見よ!」
「お、おじ・・・」
「サイテーよ!この変態!!」
「ち、ちょっと待って・・・・・」
「「「「「問答無用!!!!!」」」」」
うぁぁぁぁ───・・・・・・・・
『ん?何処からか悲鳴が聞こえなかったか?』
「気のせいだろう。それより明日は朝早い。さっさと寝てしまおう。」
『そうだな・・・では、寝るか。』
A 夢・・・夢を見た
B そのまま朝に
C 侵入者の足音が・・・
Cでがんばれ。
『あーやれやれ、さっさと寝るとしよう。寝るのがいちば……』
ヴモモーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!
ドゴォア!!!
……耳をつんざく咆哮と轟音。
「侵入者だ!」
そして衛士と思しき叫び声。
「表門を破られたぞ!」
あまり状況はよろしくないようだ。
「おい、柳川」
柳也が真剣な表情で俺の肩を揺さぶる。
『わかっている……』
俺はやれやれと起き上がり、近くの窓から中庭を見た。
「……牛頭(ごず)」
『俺の親戚……かな?』
牛の頭をした鬼だ。全長は2M半ほどあり、その手には巨大な戦斧が握られている。
それを力任せに振り回しているため、囲んでいる衛士たちも近づけない状況だ。
「先生! 何事!?」
別室にいた舞たちが部屋に流れ込んでくる。神奈と裏葉が面白い格好をしているが今は気にしないのが上策だろう。
「この道長の屋敷に襲撃をかけるとは……どこのどいつだ!?」
激昂する道長。
「さて、どうする柳川?」
俺の指示は
A:
牛頭を相手にするメンバーを選出してください。
それ以外は屋敷内で待機となります。
翼人の4神具を使用する場合はその旨もお願いします。
なお、太刀を扱えるのは柳也・舞・柳川
弓を扱えるのは柳也・舞
棍を扱えるのは柳川だけです
>>894 道長は966年生まれなので994年のこの時では28歳でわ?
柳也⇒星屑の大太刀
舞 ⇒天神小太刀
柳川⇒破魔棍
道長⇒手ぶらで出陣
残りは待機
『柳也、舞、行くぞ!』
「応!」
「・・・・わかった、先生。」
「俺も行くぞ。」
と、道長がいきなり言い出した。
『・・・お前どれほどの力があるか知らないがはっきり言って足手纏いだ。』
「おいおい、俺はお前たちの力がどれ位か見せて貰ってないぜ
それこそ俺の眼鏡に叶わなければ高野山行きを止めてもらう事になるぞ。」
『・・・そうだな。なら、俺達の力をとくと見るがいい。それとみんな、
神奈を頼んだぞ。奴等の真の狙いは神奈のはず。これが陽動の可能性もある。』
「オッケー、任せておいてよ。」
「任せておいてよ。」
「了解しました。」
「うん、先生。頑張るよ。」
「・・・判った。」
彼等に神奈を任せた後に俺達は牛頭に向かった。
『・・・・でかいな。』
でかいなんて物ではない、その身長は3m近くある。
槍や矢が針鼠のように刺さっているが殆どダメージになっていない。
「どうする、柳川。」
A 突撃、力押し
B 二人が囮になって柳川の破魔棍で脳天を叩き潰す
C 二人が囮になって柳也の星屑の大太刀で首を切り落とす
D 二人が囮になって舞の天神小太刀で心臓を狙う
>901
ぬっ、そうだったのか。調査が足らなかったようだ、済まん。
やはり主人公ということでB
人の形をしているが下手な場所を狙っても死なない可能性が高い。
と、なれば狙うは絶対急所の頭。
『二人共、奴を引き付けておいてくれ。俺がこの棍で奴の脳天を叩き潰す』
「任せろ!」
「・・・・わかった、先生。」
合図とともに二人は飛び出た。その動きに反応し牛頭は標的を二人に変える。
奴は戦斧を大嵐の様に振り回し迂闊に近寄れない。だが、柳也は大太刀をもって
奴の強撃を一つ一つ丁寧に捌いていく。
(この太刀の強度が無ければ捌き切れなかっただろうな。しかし、そう長くはもたんな・・・)
その隙に舞が牛頭との距離を詰め素早い斬撃を浴びせるが傷は浅く、効果は今一つである。
致命傷を与える為に懐に飛び込もうとすると斧を持たないほうの腕が舞を捉えようと飛んでくる
為、迂闊には近寄れない。
(・・・この程度の傷では効果が無い。先生、早く・・・・)
ドン
そうしている内に舞が壁際に追い込まれる。
(・・・しまった!)
そして、舞の脳天めがけて戦斧が振り下ろされ様としたその時、柳也の一太刀が牛頭の右膝を切り裂く。
牛頭は堪らずよろめき、舞は壁際を脱出。そして──
『・・・・貰った!』
膝を斬られた牛頭は俺に背を向けている。俺はこの隙を逃さず全身のバネを使って
奴の脳天目掛けて渾身の一撃を───
『おおおおおお!!』
ドゴォッ!!グシャァッ!!!
脳天に一撃を喰らった牛頭の頭は粉々に吹き飛びその身長が50cm程縮む程に叩き潰された。
牛頭は悲鳴一つ上げる事無く絶命しそのまま地に伏した。
『ふぅ・・・終わったか。どうだ、道長。』
俺は道長に尋ねた。これを見せ付けられて力不足だとは思うまい。
「・・・凄いな。まさかこれ程とは。」
全てが終わった後に都の検非違使達がやってきた。まずいな・・・
これを見られたら何を言われる事やら・・・
「・・・・検非違使がやってきたか。まぁ、此処は俺に任せておけ。
こういうのが俺の役割だからな。」
『ああ、頼む。』
道長は検非違使達に詰問されているがこのまま誤魔化せそうだ。
神奈達は・・・・無事のようだな。さて、これからどうする?
A 見張りを立てる
B そのまま朝まで進む
C 分散しないように皆同じ場所で眠る
Cだ、
『どうやら連中に神奈の居場所が割れてしまったようだな……何が起こるかわからん。今日は集まって休むとしよう』
「………」
道長は苦虫を噛み潰したような顔をしている。
『どうした?』
「……いったいどこから情報が漏れたのだ……? まだ貴様らがたどり着いてから時間は経っていない。
調べ上げるのなど不可能のはずだ……」
「間者、か?」
柳也が口をはさんでくる。
「……言葉を返せんな。その可能性が最も高い。……調べておこう。お前たちはゆっくり休んでくれ」
『ああ、お言葉に甘えさせてもらう』
こうして、俺たちは一番大きな客間に招かれ、全員一緒に夜を明かすこととなった。
『一応俺がギリギリまで見張りをしておく。お前たちは休んでくれ』
「柳川様……見張りでしたら私にお任せください。どうぞ柳川様も……」
セリオが申し出るが、俺は辞退する。
『スマンなセリオ、お前の機能を疑うわけじゃないが……相手の正体もまだ判明していないんだ。
それに、俺も何かをしていないと気分が滅入ってしまいそうなんでな』
「……わかりました。お任せします」
『任せろ』
……さて、みんなそれぞれ雑魚寝の体勢に入ったが……俺はどうするか。
A 屋敷を一回りしてみる。
B 道長と話をしてくる。
C 国崎がいない?
D 誰かと話す(※対象者指定)
Aで
しかし最近の流れはホントTRPGっぽいなw
三人寄らば・・・というか、
いい流れだね。面白い。
屋敷を一回りしてみるか・・・一箇所にじっと止まっているのも辛いものがあるからな。
俺は部屋を出ると屋敷の中を歩き回った。所々に衛兵がいるがそれ以外は
静かなものだ。所々置いてある蝋燭の燃える音と虫の音が静寂の中に響く。
先程の牛頭の死体は場所を移してあるがそのままにしてある。明日専門家
が来るから検分は彼に任せておけとの事だ。
(・・・しかし、何故あれ程早く気付かれたのだ?間者だとしたら道長に保護を求める
事から知られていると言う事になる。道長の話によると昨日今日仕えた奴は居ない
との事だ。だとしたら・・・・・)
A 屋敷内の誰かと入れ替わっている可能性がある
B 最初から我々を監視している連中がいる可能性がある
C 使い魔の類で探っている可能性がある
D 敵は高野山のみでは無い可能性がある
D 高野山はまだ神奈の存在には気が付いて無いでは?
・・・神奈が狙いなら牛頭を派遣などせず忍び込んでそのままさらって行けばいい筈だ。
牛頭では神奈を殺してしまう可能性が有る。なら今回の狙いは誘拐でなく暗殺。
そうなるとその標的は道長の可能性が高い。奴に心当たりを聞いておくか・・・
俺は道長の部屋に行く事にした。途中で衛士に止められたが俺の顔を見ると通してくれた。
部屋では道長は書物を読んでいた。
『道長、少し話があるが構わないか?』
「ん?ああ、構わないが。」
『今回の狙いは神奈で無くお前の可能性が有る。何か心当たりは有るか?』
「・・・正直、有りすぎると言った所か。何せ、藤原家だからな。色々恨みを買うことも
あるし、身内同士の争いもある。更に言ってしまうと俺は頼光の上司に当る上に
晴明の友人ときている。人に物の怪に大人気さ。これに高野山の坊主が加わって
更に怖いものだらけになってしまったがな。」
なるほど・・・心当たりが有り過ぎて判らんか。
『しかし、お前は我々を保護しようとした?翼人を保護するとなれば高野山と
揉めるのは必定と判っていた筈だ。』
「それは・・・多分、お前と大して変わらない筈さ。」
『・・・困っている奴を見捨てる事は出来ない・・・か。』
「俺はもう寝るがお前はどうするんだ?頼光達は寅の刻(午前六時)位に着くと思うぞ。」
『俺は・・・・』
A もう寝る
B まだ起きている
b
まだ起きているか・・・正直、まだ眠くはない。
・・・!足音がする、誰だ?俺はその足音に注意を払った。だんだん近づいてくる・・・
そしてその足音の主は───
A セリオ F 裏葉
B スフィー G 神奈
C 綾香 H 柳也
D みさき I 国崎
E 舞
G
やっと柳川で逝こうの修正が終わった……
さすがに240近くあると修正が大変だわ。
というか皆さんもうそろそろ柳川シリーズ第3弾の名前決めません?
スレの移行時期も近いし。残りのところで協議して最後は選択みたいな感じで
どうでしょう?
御疲れでやす。>FARE-M氏
三弾って今進行中の奴?
なら、「時代の狭間で〜柳川的時空旅行〜」でどうか。
921 :
920:02/09/03 11:40 ID:8xWXXCaM
修正。
「時代(とき)の狭間で〜柳川的時空旅行〜」
で。柳川と時空もしくは時代というフレーズはあった方が良いかと。
「のう、柳川殿―――」
そこに現れたのは神奈だった。
『どうした神奈、明日は早いんだ。さっさと休んで……』
だが神奈はそんな俺の言葉を気にせず、続けた。
「ちょっと、よいか……?」
俺は従うことにした。何か話があるようだ。
中庭に面した廊下に二人で立つ。衛兵も松明もこのあたりには無く、ただただ月明かりのみが二人を照らし出している。
「…………」
『…………』
「綺麗だ」
『ああ』
「母上も同じ月を見ているのだろうか」
『たぶんな』
「高野山の、牢獄から―――」
『……俺を呼び出したのはそんな話をするためか?』
「……すまぬ」
『いや……いい』
「…………」
『…………』
「柳川殿、実は―――」
真剣な眼差しでこちらに向き直る。
「余は、実は余は貴殿らに……いや、柳也殿にも裏葉にも隠してきたことが―――」
その時だった。
狩猟者の超感覚にも、セリオの熱源探知にも、みさき君の耳にも捕らえられぬ『それ』は行動を開始した。
いうなれば『闇』そのものなのかもしれない。
建物の軒下……平時、誰も用がないそんなところから、幾本かの『闇』の『手』が伸びる。
「はぐ……っ!?」
『なにィ!?』
それは迷わず神奈を絡めとり、中庭に引き摺り下ろした。
そして、神奈を捕らえた『闇』の中から一人の人物が顔をのぞかせる。
人の形をしているはずだが……その肌はあまりに青白く、そして、黒い外套を羽織っているせいであろう。
闇の中、顔と手だけが浮かび上がっているように見える。
「お初にお目にかかります猛き勇士殿、先ほどの牛頭との戦い、しかと拝見させていただきました」
『キ、キサマ……何者!?』
「そして私共が下した結論―――貴殿は、どこか私共と同じ『匂い』がする。いかがでしょう? 私共と行動を供にいたしませんか?
貴殿ほどの力があれば我が主もきっとお気に召すでしょう。さあ――――」
そう言って、その男はこちらに手を差し伸べてきた。
俺は――――
A 握手する。
B 破魔棍で脳天を叩き潰す。
C お前たちの主とは誰だ?
まずC.
その上でA。握手でもしてみましょうか。
掌から敵を知る事は大事かと。
もちろん、仲間には、なりませんが。
つまり、握手して様子を探った上で当然最後はB.
・・・まあ、個人的な希望展開ですが。
とりあえずCだけは確定で。
『お前たちの主とは、誰だ?』
「クックック……それを言うにはまず貴殿が我が同胞になることが必須。
さて、いかがしますか?」
……そう言いながら、あいつは俺に手を差し伸べてくる。
ともかく、神奈が人質にとられているも同然の今、迂闊に刺激するのもまずい。
そう判断した俺は、ともかく握手だけでもしてみることにした。
『………』
がしっ、と握手する。……冷たい。氷のようだ。
「クックック……力強くてよい手ですな……では、我が城へご招待……」
ボワッ!
! 闇が広がる!? 俺を飲み込むつもりか!
どうする?
A 脳天直撃破魔棍
B 神奈をもぎ取る
C このままついて行ってみる
B
あー久しぶりに先を越されたなぁ。
タイトル案は「時代(とき)の狭間で〜柳川的時空旅行〜」
で、賛成。自分が考えていたのもそんな感じだったし。
俺はゆっくりとタイミングを計る。
神奈は変わらず闇に抱かれ、怯えた……助けを求める瞳でこちらを見つめている。
叫びたいだろうが、闇の触手の一本が猿轡の形になってそれをかなわないものにしている。
「ククク……貴殿の名は?」
……俺・奴・神奈が肉薄する。今だ!
『柳川裕也だ! 覚えておけ!』
「なにィ!?」
ドバキと奴の顔面をぶん殴り、一瞬ひるんだ隙に神奈をもぎ取り、触手を引きちぎりながら渡り廊下に放り投げる。
「や……柳川殿!」
「キサマ!」
奴の顔が憤怒のそれに変わり、次の瞬間、幾本かの触手が俺の体を貫いた。
『ツウ……ッ!』
急所は外れている。
「おのれ! 翼人! 今一歩のところで!」
またもや奴は触手を神奈に伸ばすが、俺はそのまま奴に組みかかった。
「邪魔するか!」
『逃げろ神奈! 逃げろ! 柳也たちの元へ逃げろ!』
「あう……うう……柳川……どの……」
半ば腰が抜けている状態か。だが、俺は激を飛ばして無理やりに行かせる。
『逃げろ!』
「は、はい!」
這いずりながらも、彼女は建物の中に逃げ込んでいった。
「オノレ、オノレ、オノレェェェ! キサマ、許さん!」
闇が俺の四肢を絡めとり、徐々に収束していく……クソッ、体に力が入らん……
「神奈! どうした!」
全てが終わった時、柳也は廊下に倒れる神奈を発見した。
「柳也殿……柳也殿……柳川殿が……」
「柳川が!? どうした!」
「あ、あれ……」
神奈が指を指すその先。
そこにはただただ使い手を失った破魔棍が転がっているだけだった。
【柳川 囚われる】
A 屋敷内を調べる
B 増援が来るまで待つ
B、まずは全員で状況把握と、神奈を確実に保護しなくては。
そして、夜が明ける頃に源頼光とその配下達が到着した。
その姿は荒武者と言うよりも知性を感じさせる智将といった風貌であった。
そして、その顔には角の生えた仮面があった。
「源頼光、参上つかまつった。道長殿、我々を呼んだと言うことは・・・」
「ああ・・・大体想像はつくだろうが・・・」
A 取り合えず先に自己紹介
B 取り合えず現状を話す
C 安部晴明の到着を待つ
C
「実は晴明殿も呼んである。彼に昨晩襲撃して来た物の怪を検分してもらう。」
そう言って道長は庭の隅に放置してある牛頭(頭は粉砕されているが)を指差した。
「こ・・・これは・・・・」
「彼が来たら現状を話す。それと彼等にお前を紹介しなければならないな。」
「彼等?」
「今回の件には高野山、そして其処に捕われている翼人が深く関っていてな・・・
その翼人の娘とそのお供達だ。詳しくはあとで話す。」
「翼人?噂には聞いていたが・・・まさか本当に実在しているとはな・・・」
そして暫くして安部晴明も屋敷に到着した。
60を超えた年寄りであるがその身に纏うオーラは彼が只者ではない事を
表すのに充分であった
「久しいですな、道長殿。そして、頼光殿。」
「ああ。」
「お久しぶりです、晴明殿。」
「道長殿、火急の件と聞いたが・・・なるほど、この物の怪の事ですか?」
「いや、この件もあるのだが・・・詳しくは屋敷の中で話そう。」
「・・・どうやら只事では無いようですな。」
A まずは自己紹介から
B まずは現状から話す
C まずは牛頭の検分から
Cかな
「まずは、こいつの検分からだな。会議はその後だ。晴明殿、頼みます。」
「うむ、では・・・」
晴明は牛頭の死体を入念に調べ上げていった。そして───
「頼光殿、この死体の胸の部分を開いて貰えぬか?」
「承知した。」
そう言うと頼光は牛頭の胸を腰の刀で切り裂いた。そして晴明は
開かれた胸の心臓部分に手を入れた。そして、其処から心臓を取り出した。
その心臓は呪符が巻き付けてありその主が死体となった筈なのに未だに
怪しく動き続けていた。
「やはりな・・・この物の怪は『屍操符』と『双生融術』と言われる術を併せて
作られた言わば人工の物の怪だ。」
「どう言うことだ?」
道長は聞きなれないその術について尋ねた。
「『屍操符』は死体を術者の意のまま操る術、『双生融術』は二つの生き物を融合させ
一つの新たな生き物を生み出す術・・・どれも物の怪や妖怪が使える術ではない。」
「つまり、人間が関っている可能性があると?」
「ええ、どちらも陰陽術の禁呪。そして、これ程の術を使える者は私以外に都に一人しか居ない。」
「して、その者は?」
「芦屋道満・・・」
「・・・その者が高野山の物の怪と手を組んだ。と、考えた方が良さそうですな。
これで敵の正体が大よそ掴めてきましたな。では、彼等を交えて話をしましょうか。」
A まずは現在の状況を整理
B まずは自己紹介から
C 一方その頃、高野山では
Aだなぁ、みさき先輩や舞がどういう反応するか
晴明は源之助とか言ってみるテスト。
芦屋道満はディーなのですか?
「ディー」とは?
うたわれのネタバレになっちゃうけど。
ハクオロの魂の片割れ。
あ!
ディーって、翼人じゃん!!
>>940 おお!
ところでそろそろ1000だけど次スレ立ってる?
942 :
一書き手:02/09/03 23:47 ID:fY2BXtiz
わからねぇ、俺にはぜんぜんわからねぇ!
こんなこったらうたわれやっときゃよかった……
検分の後、牛頭の死体は焼却処分された。あのまま放置すればまた
動き出す可能性があるが呪符を抜き取れば心配ないそうだ。
そして広間に今回の関係者全員が集まった。その中で舞達が
柳川がいない事に気付き落ち着かない様子である。
会議の議長は道長が務める事になった。
「まず最初に言っておく事がある。柳川が昨晩何者かに攫われた。」
すると、舞達の中に衝撃が走った。そして舞が道長に歩み寄り
服の襟に掴みかかり道長を揺らしながら問い詰めた。
「誰だ!誰に攫われたんだ!教えろ!!早く!」
「あがががが!お、落ち着け!いいから落ち着け。」
「くっ・・・す、済まん。」
「ゲホゲホ、これから柳川や昨晩襲撃して来た牛頭の事も含め
現在の状況を整理しつつ今後の展開を考える。まずは・・・」
1:現在、神奈の母親は高野山に捕われている。そして、高野山は今、
物の怪に支配され其処にいる神奈の母親の命が危ない。
2:昨晩襲撃をして来た牛頭は芦屋道満の手の者であり
高野山の物の怪と繋がっている可能性が高い。
3:柳川を攫った奴は最初に神奈を攫おうとした事から
上記の勢力に属する可能性が高い。
「で、これらについて質問は有るか?」
A その芦屋道満なる人物について
B 物の怪の正体について
C 柳川や神奈の母親の安否について
C
で、そろそろ次スレの時期だがどうする?
A さっさと立てる
B 950取ったやつが立てる
C 970取ったやつが立てる
やっぱBかね
Bで決定やね。
じゃあ、スレの残りはどうしましょうか、
A 970あたりまで続けて新スレに移行。残りは別に考える。
B この辺で切り上げて新スレに移行。残りは別に考える。
C 最後まで使い切る。
ぐらいかな?
C
「柳川は・・・神奈の話によれば奴等の陣営に引き込もうとした辺りから
直ぐに殺されると言う事は無かろう。それに、奴自身そう簡単に殺されまい。」
「・・・・・・」
舞達はうなだれたまま沈黙している。彼の生存を信じているが
やはり不安を隠し切れないのだろう。
「母上は大丈夫なのか?」
「神奈の母親だが・・・そろそろまずい事になってきた。潜入させていた間者
からの連絡が途絶えた。最後の連絡には座主は自分に逆らう者を次々に粛清し
寺は禍々しい雰囲気に包まれている、との事だ。」
「・・・・・・」
「さて、質問は終わりか?」
A その芦屋道満なる人物について
B 物の怪の正体について
C 質問を終え、救出作戦を立てる
A。
「その芦屋道満って人はどういう人なの?」
質問してたのはスフィーだった。
「それに関しては・・・・晴明殿、貴方が話してください。」
「はい。と、自己紹介がまだでしたな。陰陽庁の長をしております
安部晴明です。以後、御見知り置きを。」
そう言って晴明は深々と頭を下げた。
「芦屋道満・・・奴は都でも随一の陰陽術師ですがその反面、性格は最悪
で平気で禁呪を使い、金さえ積めば女子供でも平気で呪い殺したりする奴です。
先日、都で貴族が次々に呪殺される事件が起こり我々は奴の仕業と判断し
その行方を追っていたところでした。」
「その男が何故、物の怪と手を組み、更には屋敷に牛頭をけし掛けて来たのだ?」
「あーそれは俺が原因だ。あんまり派手な事をやるから朝廷が与えている
陰陽士の資格を俺が剥奪したからな。逆恨みってやつだ。」
「それと・・・私も原因でしょう。以前、藤原家の方々の前で術勝負をやった事がありまして
そこで私に負けた事を恨んでいてそれから何かと私に突っかかって来るのです。」
「で、もう質問は終わりか?」
A 物の怪の正体について
B 質問を終え、救出作戦を立てる
>950 次スレよろ。
B
953 :
950:02/09/04 03:30 ID:xVSg0pP+
ぐは、スレ立て責任者になっていたとは気付かなかった・・・。
てことで、テンプレ整理中なんだが、
>>2がちょっと。
前スレのタイトル何? εはこのスレだし・・・。
dat落ち中なんだが、かちゅ使ってないから読めなくて判らないんだよな。
「もし月宮あゆが大判焼きを食い逃げしていたら」も続きあるのか判らんし。
という事でとりあえずテンプレあげ。
〜 このスレの鉄の掟 〜
・選択権は大原則として「早い者勝ち」!
・でも、、あまりにも酷い展開になった場合、
特例「リコール」が適用される事もあるから、注意してね。
たとえ本人であっても選択肢の修正は「無効」だから、
選ぶ時は慎重かつ迅速に!!
・職人さんは書き込む前に『リロード』必須です!←重要です(泣
・荒らし流入を防ぐためsage進行でお願いします!
これさえ守れば、そこのあなたもわたしもみんな、友達だよ♪
職人さんとプレイヤーさんで力を合わせて、素敵なお話を作っていこうね!
「・・・いい話、嫌いじゃない・・・。」
957 :
950:02/09/04 03:44 ID:xVSg0pP+
テンプレは以上。
ただ、色々追加、補足も必要だと思うので、
早急には立てずに朝までスレ立てを延ばします。
#このスレ、他のスレと違ってテンプレ準備あんまりしないし・・・(汗)
朝まで指摘を受け付けますのでお願いします。
口調や諸注意や、その後発生した同系統スレなんかの指摘もプリーズ。
>>2のスレの順番と名前をしっかり並べ替えしてもらえると助かります。
という事で、寝ます。
>958
〜 選択形式で進めていくスレδ 〜
は既にhtml化されてますよ。
960 :
959:02/09/04 04:15 ID:8bAq1NxA
と、思ったら違った・・・吊って来ます。
リレー小説総合スレは一応入れといたほうがいいとおもいます。
あとちーちゃんのお願いもテンプレに入れておくべき何ではないでしょうか?
962 :
950:02/09/04 11:06 ID:xAwtHiz8
>>958 サンクス。
>個人的には華音温泉は入れたくない気がするけど。
なぜ?と思って覗いて見たら・・・なんか荒れちゃってるな(汗)
落ちる前は良スレだったのに・・・(滅)
こりゃ、外した方が無難そうだ。
代わりにリレー小説総合入れときます。
葉鍵リレー小説総合スレッド 第3巻
http://wow.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1028225552/l50 >>961 >あとちーちゃんのお願いもテンプレに入れておくべき何ではないでしょうか?
ちーちゃんは最近影が薄くなっているのと、今の話の流れだとみさき先輩の方が重要度が高いと見たので、
みさき先輩口調で書き換えてあるんですが・・・
>>3と比較してもらえれば判ると思ったんですが、やっぱり名乗らないと判らないのかなあ。
それと、ちーちゃんは原作設定からかなり外れたある種オリキャラに近いキャラなので・・・
目立ってない状態であんまり引っ張るのもどうかなと。
とりあえず、建てます。
963 :
950:02/09/04 11:12 ID:xAwtHiz8
ぐ。
やっぱりスレ立て規制に引っかかった・・・。
しばらくしてまた再挑戦するつもりですが、
どなたか代わりに立てて頂いても構いません。
>>962 ごめん、見落としてた(w
それ系のを入れた方がいいと思ったんだけど、
あったんだね。
あれ?やっぱり鉄の掟は載ってるけど8箇条は載ってないんじゃない?
あれもみさき先輩風にして書いておいた方がいいかと思ったんですが。
次はゼータか。
966 :
950:02/09/04 13:19 ID:FYvOyxWE
>>965 >>1-3を基本に書き直したんで気付いてなかった。
じゃあこんな感じかな。
わたしからのお願いだよっ☆
ひとつっ、痛い喧嘩はしちゃだめだよっ
ひとつっ、職人さんは速さと技を磨くように競い合って精進してね
ほとつっ、とにかく好きな選択肢を選ぼうっ!
ひとつっ、文句があるときは自分で書いちゃおう!
ひとつっ、他人を思いやる気持ちを忘れないでね
ひとつっ、まわりの空気と流れはちゃんと読んで!
ひとつっ、とにかく楽しむことっ!
ひとつっ、気軽に参加してね!
ルールを守って楽しく参加しようね。
約束だよっ♪
どーだろ?
ほとつってのは故意っすか?
968 :
一書き手:02/09/04 13:36 ID:fGNEirZT
柳川がさらわれたか……
俺は自分の手に握られた人形に目を落とした。
……俺はなんて無力なんだろう?
千年間探し続けた少女が目の前にいるのに、俺では守ることもできない。
俺では戦うこともできない。
俺では救うこともできない。
柳川は自らの身を呈して彼女を救った。そんなことはする必要もないのに。
俺はどうだ? 当事者なのに、なにもすることができなかった。
俺は、
俺は、
俺は……
「……い! おい! 国崎!」
ハッ!?
「おい国崎、どうしたんだ?」
いかん、どうやら少々自分の世界に浸りすぎていたらしい。
「いや、何でもない……それより、今は……」
「しっかりしてくれよ。今は俺、お前、頼光殿、晴明殿で高野山攻略の作戦を練っているところだろう?
柳川がいない以上、連中の指揮者はお前だ。しっかりしろよ」
「あ、ああ……すまん」
「では柳也殿、まずは貴殿の作戦をお聞かせ願いたい」
「はい、俺の作戦は―――」
A [ ] 自由に作戦を立案してください。
969 :
950:02/09/04 13:36 ID:FYvOyxWE
「痛い喧嘩」は「痛い」を抜いた方がシンプルかも
再度スレ立てチャレンジしてみたけど無理っぽい。
自分串なんか使わんし・・・つか、2chって串規制してたんじゃあ(汗)
という事で、どなたかお願いします・・・無念。
>>967 >ほとつっ、とにかく好きな選択肢を選ぼうっ!
あ、ホントだ(汗)
手動でやってたもんで。スマソ。
〜 このスレの鉄の掟 〜
・選択権は大原則として「早い者勝ち」!
・でも、、あまりにも酷い展開になった場合、
特例「リコール」が適用される事もあるから、注意してね。
たとえ本人であっても選択肢の修正は「無効」だから、
選ぶ時は慎重かつ迅速に!!
・職人さんは書き込む前に『リロード』必須です!←重要です(泣
・荒らし流入を防ぐためsage進行でお願いします!
それと、わたしからのお願いだよっ☆
ひとつっ、痛い喧嘩はしちゃだめだよっ
ひとつっ、職人さんは速さと技を磨くように競い合って精進してね
ひとつっ、とにかく好きな選択肢を選ぼうっ!
ひとつっ、文句があるときは自分で書いちゃおう!
ひとつっ、他人を思いやる気持ちを忘れないでね
ひとつっ、まわりの空気と流れはちゃんと読んで!
ひとつっ、とにかく楽しむことっ!
ひとつっ、気軽に参加してね!
ルールを守って楽しく参加しようね。約束だよっ♪
職人さんとプレイヤーさんと私たちみんなで力を合わせて、素敵なお話を作っていこうね!
「・・・いい話、嫌いじゃない・・・。」
以上。
ということで、お願いします。
・・・あ、「痛い喧嘩」の「痛い」を抜くの、忘れてた・・・
・・・ま、いいか。
>>968 ……「A [ ] 自由に作戦を立案してください。」って、ネタだよな? 冗談で言ってるんだよな?
「○○の中から自由にメンバーを選んで下さい」って選択肢とはわけが違うぞ?
「前の選択肢を受け継いで、文章を書いて、次の選択肢を提示する」をワンセットにするのがこのスレのキモだろう。
文章だけ書いて選択肢を書かないのと同じ、逃げてるようにしか見えないぞ。
自由度を高めるのと、押さえるべき枠の外に暴走するのは、似ているけど全く違う。
このスレが「選択形式で進めていく」スレであることを忘れないで欲しい。
で、もしもその選択肢を本気で言っているとするなら、そっちにも一応答えておこう。柳也の提言する作戦だな。
「道長と晴明と裏葉に神奈の警護を任せて、頼光と柳也と未来人全員で芦屋道満の暗殺に向かう」
975 :
一書き手:02/09/04 15:41 ID:jIy9k2eg
>>974 これは「柳也」の案であり、この後国崎、頼光、晴明の案も募って最後に選択肢で選ばせるつもりでした。
うわぁ……誤爆した……
「俺としては……道長と晴明と裏葉に神奈の警護を任せ、頼光と柳也と国崎たち全員で
芦屋道満の暗殺に向かうのがいいのではないかと思う」
「うむ……」
頼光は顎に手を当て、考え込む。
「神奈の保護を第一に考えるなら確かに悪くは無いな。国崎殿、貴殿はどう思う?」
「俺は……」
国崎は顔をあげた。
「俺は……神奈も連れて行き、部隊を四つに分けるのがいいんじゃないかと思う」
「というと?」
「まず、頼光が第一陽動部隊として正面から高野山に乗り込む。敵主力部隊を引き付けるのが目的だ。
そして、晴明が第二陽動部隊として背面から本山に忍び寄る。……道満との間に何があったのか詳しくはしらないが、そこまで恨まれているなら
こっちに出てくる可能性が高いだろう。そして……俺たちが二部隊に分かれ、柳川と神奈の母の救出を同時に行う。
基本的に救出が優先だ。物の怪どもは人質さえ救出できれば後はどうとでもなるだろう。
無論、神奈は母を救出する部隊に組み込む」
「だが、それは危険ではないのか? 各個撃破される恐れが……」
「ああ、確かに。だが敵が二重の陽動にかかってくれれば、寺の防備は薄いものになるだろう。
二人の救出が完了次第俺たちが何らかの方法で信号を送るから、確認次第全軍撤退だ。
全てが上手くいけば一度で終わる」
「なるほど……」
A 柳也の案で行く
B 国崎の案で行く
C 晴明や頼光の案を聞く
A
部隊4つ分けは、話を収束させるのが大変な気がする
「その案については幾つか修正を加えさせて貰おう。」
言い出したのは道長だった。
「・・・聞こうか。」
「まずは皆、これを見てくれ。」
道長は大きめの紙を広げた。内容から何かの建物の見取り図の様だが。
赤く塗られた部分とそうでない部分がある。
「これは翼人が捕えられている高野山金剛峰寺の見取り図だ。間者が
調べていない部分、不審な部分が赤く塗られている。この何処かに
翼人と柳川は捕えられていると思われる。」
「・・・結構有るな。これは二人を探すのは骨だぞ。」
「更に言うと翼人が捕われている場所には結界の類が張られている
可能性が高い。術を用いた罠も有りうる。そう言うわけだから晴明殿
には確実に向うに行って貰いたい。」
「そうなると此処に誰かが残る必要があるな・・・」
ふと、振り返ると神奈が何か言いたげな表情をしている。
「神奈、どうした?」
「・・・・余も皆と共に行きたい。」
「何!駄目だ。今の高野山は危険だ。お前をみすみす危険な所に連れて行く訳には…」
「判っておる!じゃが・・・」
どうする?
A 駄目
B 連れて行く
B
おまいらと居た方が安全じゃないのか
んじゃ、自分は次スレに移行します。埋め立てお願いします。
埋め立て企画(あと十数レスしかないけど…)
「この話が終わったら次はどんな話を書きたいor読みたい?」
軽いのがいいなあ〜。
ギャグ系で気軽に参加できるような。
殆ど出ていない葉鍵作品って何があったっけ?
WA、うたわれ、KANON、こみパ、この辺かな?
後、流石に雀鬼やフィルスは難しいだろう。
…どれも使いにくそう。
次の話か・・・
やっぱり軽いヤツかな?
細かい設定とか話の整合性にあまり気を使わないで良いものとか。
200〜300レス位で終わるようなのとか。
特殊能力とか出てこないどシリアス恋愛もの……無理か?
一回やってみたいんだけどなぁ。
不条理ギャグものがいいなぁ。藤田浩之的(以下略)みたいな。
沖縄編でチラッとでてた森川由綺の話の続きとか。
格闘アイドル界奇譚〜新人アイドル森川由綺の苦悩〜
……冗談です……
特殊能力無し。知能と推理力だけで解決する推理ドラマ
柳川刑事の事件簿
…柳川シリーズはもう駄目かな?
>>991 それは選択肢次第と言ってみる。
んで、
北斗のペン〜世紀末格闘同人覇王伝説〜
いや、平安編でコミパ勢の出番もちっとみてみたいなって。
>>991 ただ、そんなことを言っていてもまたしばらくしたらみんな、
「あー、柳川またやりたくなってきたなぁ」って心のどこかで言うと思うw
やったでち!こんどこそあちしが
>>1000ーちゃんでち!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
A__A
,.'´ ヽ
! ノ从 リ)〉
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/ /\⊂エ介 l ヽ ⌒フ
())ノ___ へ⊂ニ|ノ ~フ
/ /||(二二)- \_ ノ―几~ ~
Y ⌒ /|V||彡Vミニニ〈〈二二ノl0リ
l| (◎).|l |((||((゚ )|| (⌒ )|三・) || (´⌒(´
__ ゝ__ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ゝ__ノ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(´⌒(´⌒;;
ちーちゃんはびじんでち! ちーちゃんはかいちょうでち! ちーちゃんはさいもえでち!
あいあむあびゅーでほーでち! あいあむちぇあうーまんでち! あいあむざまきしまむもえでち!
>>2女へ むねのおおきさとにんきはかんけいないでち。
>>3女へ ちーちゃんのみかたでちよね?
>>4女へ りぞっとつくったけどたべるでちか?
>>51さんへ あなたをころすでち!
>>144さんへ あずさたんをもらってくださいでち
きょう
>>5さんへ いえにいるといったおぼえはないでち。
1000ゲッターには是非これを使って頂きたい。
俺は北川が主人公の玉砕ラブコメをやりたい
ひそかに1000ゲット計画始動♪
秒読み開始♪ 3…。
2飛ばして1…。
やった!! 1000ゲットズサーっAGE!!
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。