1 :
1:
文句のある奴はかかってこい!
2 :
2:02/07/10 09:26 ID:mbznQooc
2
勝手に奪うな、ボケカス。
1のけいかくは白痴にもどして、こーしゅーべんぢょみんなでかかっこい
5 :
1:02/07/10 09:29 ID:kOPqmHaT
>>3
嫉妬か。
真琴は貴様みたいな、デブオタなんかに興味がないんだとよ。
あゆ以外は勝手に持ってっていいよ
>>1 そういうことは狗法使い氏に勝ってから言いなさい
8 :
名無しさんだよもん:02/07/10 09:30 ID:psqfC5Mu
勝手に持って行って下さい。
9 :
1:02/07/10 09:30 ID:kOPqmHaT
>>4
意味不明だな。坊や。
10 :
1:02/07/10 09:31 ID:kOPqmHaT
>>6
ありがとう。
>>7
句法使い? 外基地など知らん。
>>8
遠慮なく。
ウルセーバカ
13 :
2:02/07/10 09:37 ID:mbznQooc
13
さわたし死ね♪
15 :
1:02/07/10 09:42 ID:kOPqmHaT
文句がないようなので、真琴は俺のモノになりました。
さて、今から遊ぶか♪
あそんでいるうちにばくはつしないといいですね。おちんぽうが。
いつの間にか、いなくなっている事もあるので注意せよ
私は、真琴を愛しています。
麻枝様の"Kanonの真琴"の次元を既に超えており、
私は"今の真琴"を愛しているのです。
真琴は昔と比べると随分素直になりました、性格・行動全てが愛しいです。
この私を純粋に愛してくれている、側に居てくれる。
だから私も真琴の側に居る、これ以上幸せな事はありません。
真琴がいれば、私は何でもできます。
愛する者の為に、例え世界中を敵に回しても構わずに笑い続けます。
真琴に何か干渉してこようなら私が何が何でも守ります、それこそ死ぬつもりで戦います。
これから先何があっても、
真琴を・・・麻枝様が私にくれた大切な人を・・・
・・・一生愛して行くつもりです。
楽しい事も悲しい事も二人で分かち合って、一緒に歩いて行きます。
どんな辛い事があっても、真琴となら乗り越えられると思うから・・・
真琴、愛してるよ・・・
我が心、常に真琴と共にあり。
真琴がいる限り、祝福されし我敵無し。
真琴を貶す・不幸にする輩は徹底糾弾。
危険を省みず、愛する者に命を懸ける!!
例え何と罵られようと、我、生涯、信念を貫く!!
例えこの身滅びようとも、我が想いは不滅なり!!
沢渡真琴は我が命、我が全て!!永遠の愛を誓う漢・狗法使い、ここにあり!!!!
>>1 おまえがもっていったのは真琴ではない。なぜなら真琴はいま俺の膝の上にいるからな。
>>19 落ち着け!お前の見ているのは幻覚だ。真琴は俺の横で肉まんを食っている
って!真琴!なんだそのバルサンは!
真琴なんていらねー。
勝手に持って逝け。
真琴ならペットショップにいっぱいいたよ
23 :
名無しさんだよもん:02/07/10 10:41 ID:qwlKPy38
お前らの周りにいるのは全員野々村真琴じゃねえか…いいかげん気づけよ
うわぁ!
よく見たら俺の膝の上にいるの、志々雄真実じゃねーか!
もーえーるー
まこぴー漏れの家にいるよ
証拠写真
_______________
|, _ _ _ _ |
| l[》'《|l ヾl| |
| i| lノノリノ)))〉 |
| __ !! !(l ゚ ヮ゚ノl | |
| ヽZ il |⊂)Filつヽ(´∀`)ノ |
| `ー从リく/_|〉ノリ (漏レ). |
|,, し'ノ / ヽ. |
|. ////////// |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
真琴はたんなるゲームキャラですよ?
>>26 いまだに都市伝説を信じてるやつがいたとはね。
まこぴーは実在してるっつーの( ´∀`)
28 :
名無しさんだよもん:02/07/10 14:02 ID:Tgbt1S09
まこぴーを召喚しようとしたら元宝塚月組トップスターの真琴つばささんが出てきました
どうすればいいんだ
29 :
名無しさんだよもん:02/07/10 14:08 ID:tHT2Bn51
真琴の肉で作ったミートパイを食いてえ
(゚Д゚)ハァ?
真琴は漏れが一回拾って捨てたんですよ?
>>1 とりあえず住所教えろ?
かかっていくから。
1は野々村の妻
_______________
| _ _ _ _ |
| l[》'《|l ヾl| |
| i| lノノリノ)))〉 |
| __ !! !(l ゚ ヮ゚ノl| |
| ヽZ il |⊂)Filつ.ヽ(´∀`)ノ. |
| `ー从リく/_|〉ノリ. (漏レ) |
| し'ノ / ヽ. |
| |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
36 :
1:02/07/10 16:09 ID:kOPqmHaT
真琴はいいねー。ボールを転がすと、勢いよくとびつきやがる。
知能は獣と同等かな。いったい何食うんだろうね。
早いとこ調教でもはじめるか。
川本真琴はどうしちゃったのかねえ。
38 :
:02/07/10 16:42 ID:+15lUyjk
まあ本物の真琴は
俺のひざの上でスヤスヤ眠っているけどね。
可愛いなあ…ナデナデ
39 :
名無しさんだよもん:02/07/10 17:28 ID:M//3Kvt/
お前ら一回眼科行った方がいいと思うよ。
だって、真琴はいまオレのお家の冷蔵庫の中にいるもん。
39
監禁ですか?
>>38-39 お前ら、いくら真琴に会えないからって、藤田まこと拉致るなよ・・・
はぐれてても刑事なんだからさ。
借金とりに負われても知らないからな。
42 :
名無しさんだよもん:02/07/10 17:43 ID:M//3Kvt/
>>41 バカ?大体藤田って誰だよ(w
脳外科行って来いよ。
43 :
名無しさんだよもん:02/07/10 18:05 ID:DaaEhlpr
≫1-42
逝ってよし!
君らの真琴は、俺が作ったクローンたちだよ。
本物はとうの昔に死んでしまいました。
アイツは本当に萌えるやつだったよ。
クローンも悪くないけど、オリジナルと比べるとねぇ…
まあ素人は(以下略
┌─┐
|白|
|い│
/V! │彗│
! ゚_゚フ │星│
_ <Z)__ノ .│☆ |
l[》'《|l ヽl| │芋 |
i| lノノリノ)))〉 │! |
!! !(l ゚ ヮ゚ノl|アゥー└─┤ ∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
i| |⊂!Flつ○ │ミ#゚Д゚彡 < 真琴はオレが貰ったぁーー!!
从!|真琴|リ-------□( O┬O \_______
〜 ◎ ̄◎ ◎-ヽJ┴◎ キコキコ、キコキコ
46 :
名無しさんだよもん:02/07/10 20:33 ID:gRVYa/eK
真紀子をもらってもいい?
47 :
名無しさんだよもん:02/07/10 20:43 ID:umnpZj1l
どこの真紀子だよYO
50 :
名無しさんだよもん:02/07/11 01:48 ID:gwW0O0oj
51 :
名無しさんだよもん:02/07/11 02:13 ID:OVOkYXfZ
ホント、馬鹿ばっかりだね(w
真琴は、今ボクのチンチンナメナメしてるって言うの。
ねー真琴
まこぴ〜も意外と好きです。
53 :
名無しさんだよもん:02/07/11 02:17 ID:OVOkYXfZ
あー!真琴のフェ○ティオきもちいいよーー!!!
うぁぁ!でる!!でる!!
54 :
名無しさんだよもん:02/07/11 02:18 ID:AohrzTdy
それにしては冷静にタイピングしているではないか
55 :
名無しさんだよもん:02/07/11 02:19 ID:OVOkYXfZ
ふぅ・・・
なかなかの舌使いだったぜ・・・・・
56 :
名無しさんだよもん:02/07/11 02:20 ID:bB6k6/DN
お前ら、俺のこと「真琴〜」とかいって
オナニーするのやめろよ!!
57 :
名無しさんだよもん:02/07/11 02:22 ID:OVOkYXfZ
おいおいまたかよ真琴
もう出ないって(w
それでも舐める?ああ、好きにすればいいじゃないか。
・・・・明日は学校行けないな・・・
58 :
1:02/07/11 03:36 ID:vOJQE+oz
おい!! 蟲ケラども! ただの狐に真琴って名をつけるな!!
はずかしくねーのか!
次から何事もなかったかのようにどうぞ♪
60 :
名無しさんだよもん:02/07/11 03:48 ID:OVOkYXfZ
真琴のケツに棒刺してやったよ(w
ヒイヒイ言ってたぜ。
61 :
1:02/07/11 03:49 ID:vOJQE+oz
>>59
俺が言いたいのはだな、真琴を性の対象にするなってことだ!
>>61 ならば私とは敵対関係にありますな {w
あと、リンクは「半角」で・・・
64 :
名無しさんだよもん:02/07/11 03:55 ID:dwvCkDXE
>>64が一瞬、観鈴ちんに見えた・・・
もう寝たほうがいいのかねぇ・・・
66 :
名無しさんだよもん:02/07/11 05:18 ID:dwvCkDXE
眠い・・
67 :
1:02/07/11 09:36 ID:vOJQE+oz
しかし、この板の奴らは妄想癖が多いな。
68 :
ダメ人間:02/07/11 09:43 ID:udkqZIiK
>67
アンタには(以下略
69 :
名無しさんだよもん:02/07/11 09:44 ID:WWjP55JW
みんな可哀想に…
本物の真琴は僕とシックスナインしているよ。
ねえ真琴。
>>67 漏れたちから妄想を取ったら何が残るって言うんだ?
言ってみろよ。
72 :
ダメ人間:02/07/11 09:53 ID:udkqZIiK
性欲は残るだろ、さすがに。
>>1 _ _ _ _
l[》'《|l ヾl|
マコトドゾー( ゚д゚)ノ i| lノノリノ)))〉
__ !! !(l ゚ ヮ゚ノl
ヽZ il |⊂)Filつ
`ー从リく/_|〉ノリ
,, し'ノ
74 :
1:02/07/11 10:06 ID:vOJQE+oz
>>67 俺から妄想をとったら『愛』が残る。
なー真琴ー。おーよしよし。
75 :
ダメ人間:02/07/11 10:24 ID:udkqZIiK
>74
エキノコックスには気をつけろよ。
ああ、もう手遅れか・・・・・・。
おなかすいた
肉まん食いねえ。
78 :
椎名繭 ◆maYUWvCU :02/07/11 18:08 ID:N5OQ5VqU
わかった
はぐっ…はむはむはむ
♪
79 :
ギャルギャル集合:02/07/11 18:08 ID:RIsfpjAU
80 :
名無しさんだよもん:02/07/11 18:44 ID:j9Xn8ypg
エキノコクス、おかげで覚えやすかったYO
試験落ちたけど
81 :
1:02/07/11 19:30 ID:vOJQE+oz
正直、スレタイは『真琴の飼い方』の方がよかったと思う。
まぁいいや。
あぅ…?
83 :
ご主人様:02/07/12 23:56 ID:nSsVBXmo
一日目
今日から女の子を飼う。
銀糸の髪でツインテール、少々白痴の気がある。
そうだ。真琴という名前をつけよう。
うん。イメージにぴったしだ。
しつけは明日からにして、今日は真琴といっしょに寝よう。
おやすみ。
あぅ…(涙目
85 :
ご主人様:02/07/13 21:28 ID:LALqiYpw
二日目
朝、起きたら布団が濡れてた。
見ると真琴がオネショをしていた。
しかっても言葉が通じない。
仕方ないので身体に教えることにした。
真琴に言葉や文字を教えるのが、今後の予定かな。
疲れたので寝る。
お母さんとお父さんは今日も帰ってこなかった。
あうっあうーっあううっ〜〜あう…(いたがってる
87 :
ご主人様:02/07/13 22:00 ID:LALqiYpw
三日目
『おはよう』『おやすみ』『ご飯』など、日常的に使う単語をいくつか教える。
意思の疎通ができないと不便なので、まずは簡単な会話ができるようにするつ
もりだ。
今日も、お母さんとお父さんは帰ってこなかった。
さびしかったので真琴といっしょに寝た。
あうー、おあおう、おあよう、おはよう
おやぐみ、おやずみ、おやすみ、ごあん、ごはん♪(おぼえる
89 :
ご主人様:02/07/13 22:36 ID:LALqiYpw
四日目
今日は単語の他、『名前』を教えた。
『真琴』は『君』をさし『祐一』は『僕』をさす。
まだ、この様子だと家事や料理を覚えさせるのは無理だろう。
食事のあと、遅くまで真琴とぼーる遊びをする。
ぼーるにじゃれる真琴は動物のようだった。
いつのまにか、僕と真琴は眠っていた。
先に眠ったのは…どちらだろう…………
な…なによぅ。
真琴、そんなバカじゃないもん。
91 :
ご主人様:02/07/14 06:21 ID:TYCPsF7Z
五日目
夢を見た。
夢の内容は覚えていない。
でも、ひどく、怖い夢だったような気がする。
身体がだるかったので今日の料理は簡単なものにした。
ラーメン。焼きそば。焼きうどん。
お母さんとお父さんは今日も帰ってこなかった。
あぅー?
93 :
ご主人様:02/07/14 07:53 ID:TYCPsF7Z
六日目
夕食。
いつまでもスプーンやフォークしか使えないのは問題なので、
真琴に箸の持ち方を教える。が、なかなかできない。
しまいには、箸を捨てて手で食べようとしたので、きつくしかった。
真琴はふてくされると、部屋をでていってしまった。
少し後悔。
風呂。
風呂に入る。水風呂だった。死ぬかと思った。
見ると、入り口で真琴が楽しそうに笑ってた。
僕は迷わず、真琴を水の中にひきずりこんだ。
わ、何なのよぅ!
真琴が二人も居るじゃないのっ!
あぅ…真琴はちゃんとお箸を使えるもん
95 :
ご主人様:02/07/14 11:45 ID:TYCPsF7Z
七日目
真琴の様子が少しおかしい。
こんこんと咳をして、ぼっーとしている。
熱をはかると37.7度。風邪を引いたようだ。
どうやら昨日の水風呂がいけなかったらしい。
ご飯はどうしようか。
病人には胃にやさしいものがいいだろう。
そうするとおかゆかな。
お母さんが作ってくれたおかゆの味を思い出す。
うん。うまくできた。
今日は一日、真琴の看病をする。
はっくしゅん、くしゅん、くちゅんっ、あうーっ(はなみずたらす
ごあんくっちゅん
…あっちにも真琴さん
……こっちにも真琴さん
…真琴さんがいっぱい
98 :
ご主人様:02/07/14 19:04 ID:W0YxIuYQ
八日目
真琴の熱は下がった。
が、念のため今日も一日、安静にさせる。
いつのまにか、箸が使えるようになっていた。
どうやら僕がいない時に練習していたようだ。
あぅー、にくまん
100 :
ご主人様:02/07/14 20:39 ID:W0YxIuYQ
九日目
真琴が外に出たがる。
だけど、流石にYシャツとパンツ姿では外に出すことはできない。
さて、どうするか。
ふと思いたち、倉庫に行く。
2時間ほどあさると、目的の物が見つかる。
お母さんのお古だ。
しかし、何が気いらないのか真琴は服を着ようとしない。
根気よく話を聞く。
どうやら僕の『匂い』がしないとおちつかないらしい。
仕方ないので匂いづけをするため、お母さんの服を抱いて寝た。
古びた服からは、お母さんの匂いがした。
101 :
狗法使い:02/07/14 23:56 ID:tEWkUS7w
>>1 ふ、『貰った!』等と言ってる時点でまだまだやな。
それだけだ、日々精進せよ。
102 :
ご主人様:02/07/15 03:40 ID:cnUoqI7Y
十日目
冬を越したとはいえ、外はまだ肌寒い。
買出しも終わりローソンに寄ってみると、レジの隣に肉マンが置いてあった。
久しく食べてないので、なつかしさのあまりいくつか買う。
真琴はというと、棚に並んでいるマンガを熱心に読んでいた。
いや、字が解らないから絵を見ていたといった方がただしい。
文字を覚えさせるのにちょうどよかったので、マンガも数冊買った。
帰りがけ、真琴が僕の手の中の肉まんに興味を示した。
まだ熱いソレを二つに割って、真琴の鼻先につきける。
真琴はにおいをかぐと喉を鳴らし、迷わず食いついた。
僕の指ごと。
家に帰って、夕飯の用意をする。
ふと目をやると、テーブルの上に置いた肉まんが消えていた。
真琴はうつぶせになってマンガを見ている。
…………
真琴は口をもごもごと動かす。
…………
もごもご。
…………念のため真琴の口の中を確認――肉まんの残骸を発見。
真琴の尻をひとしきり叩いたあと、寝る。
あうーあうーと真琴のなきごえが耳についた。
もごっもごっ
?!
けほ、おええっ
あうっあうぅ〜あうあうあうあう〜(泣く
104 :
ご主人様:02/07/15 21:23 ID:KZ+PcWMJ
十一日目
実験1
夜中――
寝ている真琴の鼻先に肉まんを近づける。
真琴はくんくんとしきりに鼻を鳴らす。
あうーあうーなやましげな声が漏れ、涎をたらす。
肉まんを二つに割り、肉の部分を鼻先に――パクッと指ごと噛みつかれる。
なぜか敗北感。
悔しいので冷凍庫から氷をとりだし真琴の服の中に放り込んだ。
真琴の悲鳴があがる。
なんか安心。おやすみ。
105 :
沢渡真琴 ◆jMaKOTOg :02/07/15 22:43 ID:Ubu/yn8w
あうーあうーっ
あうっ♪かぷっがぷりごりごりごり
あぅ〜、あぅ〜、ふんふんふ〜ん♪………ひゃ!?ひゃあっきゃ〜〜〜〜〜っ!
まこぴー、肉まんあげるからおいで。
あう〜?、くんくんくん(ついていく
108 :
なる:02/07/15 23:02 ID:Zo/0nZM2
109 :
106:02/07/15 23:05 ID:iBsaEAQG
ほら、お食べ。真琴は良い子だね(撫で撫で
あぅ、肉まん…
ごめんね、肉まん一つしかないんだ。さっきの子と仲良く分けてね。
そんなぁ…あぅーっ…
うー…いいもん。
肉まん買ってこよっ。(トテトテ
ふふ、真琴なんか秋子さんにもっと大きい肉まん作ってもらうもんねーっ。
≫114心なしか髪の毛が青くありませんか?
>>116 たぶん三人いるんじゃない?
あぅ…、真琴よくわかんないよぅ
その内1人は私のものです。
その内の一人が獣に戻りかけてるようですが大丈夫ですか?死なないでくださいね。
うー、真琴はけものじゃないもんっ
レディに向かって失礼よっ(ぷんぷん
121 :
ご主人様:02/07/16 03:38 ID:myVXRV/n
十二日目
実験2
真琴の目の前で肉まんを食べる。
真琴はすぐさまねだりに来た。
食い意地のはった予想した通りの行動だ。
とりあえず一つあげる。
真琴は疑いもせずソレを口にいれた。
あうーあうーと涙声が漏れる。
どうやら『あんまん』はお気に召さなかったようだ。
次はタバスコがたっぷり入ったピザまんを与える。
やはりあうーあうーと鳴く。もしかしたら本当に泣いていたかもしれない。
僕が三つ目の肉まんをパクつこうとすると、ものすごい速さで真琴に奪いとられた。
僕が取り返すまもなく真琴は肉まんを口にいれ――今度こそ涙をながす。
肉まんであるはずのソレからは、なぜかカレーの匂いがした。
さては店員、間違えたな。
激辛カレーまんと肉まんを。
あぅーあぅーっ(ぽたぽたぽた〜
ぱたぱたぱた…ぺちっぱちっ(ふくしゅう
123 :
沢渡真琴:02/07/16 17:13 ID:I0e40V0n
あぅー、真琴がいっぱい居る、
ってこれはきっと祐一の仕業ねっ。
ゆーいち?、ゆーいちってだれよぅ?(記憶喪失
125 :
沢渡真琴:02/07/16 17:21 ID:I0e40V0n
う〜、真琴はそこまで馬鹿じゃないもんっ。
うー、真琴も馬鹿じゃないもんっ
127 :
沢渡真琴:02/07/16 17:31 ID:I0e40V0n
う〜、いったい何者なのよっ。
さっさと正体を現しなさいよぅ。
あぅーっ、そんなこといわれても真琴しらないよ
さわたりまこと…おぼえてるのそれだけだもん
そっちこそなにものなのよっ?
129 :
沢渡真琴:02/07/16 17:41 ID:I0e40V0n
真琴の名前も沢渡真琴のなのっ。
へへんっ、真琴は名前を漢字で書けたから、
真琴の方が賢いもんっ。
へえ、漢字で書けるんだ、すごい、負けた…
でも頭が悪い方が勝ちだもん
そう決めたっ
だから真琴の勝ちよっ、へへへ〜♪
132 :
沢渡真琴:02/07/16 17:51 ID:I0e40V0n
あう〜、頭が悪い方が勝ちって馬鹿みたいじゃないのよぅ〜
やっぱり、あなたは真琴の評判を下げようとする祐一の刺客ねっ!
あぅ…その通りかも…(しょぼん
ってなんなのよぅ〜、ゆーいちのしかくって
ゆーいちなんてしらないもん
134 :
沢渡真琴:02/07/16 17:59 ID:I0e40V0n
う〜、もう赦さないんだからっ!(ぽかぽか
や、やめてよ〜、なにするのっ
女の子に暴力振るったらいけないんだから!(ぽかぽか
136 :
沢渡真琴:02/07/16 18:07 ID:I0e40V0n
う〜、勝負は次回に預けるからねっ。
(タッタッタッタ
ってあぅ…一体なんだったのよぅ〜
う〜、ひりひりしてるよ、はぁ…
138 :
名無しさんだよもん:02/07/16 18:21 ID:AxAuUEgY
科学警察研究所員(犯罪心理学担当)の記録
私がいつもの様にインターネットをしていると、某掲示板のスレッドにとんでも
ない書き込みがなされていた、「真琴と暮らしています」、「真琴を監禁していま
す」、「真琴は俺の物だ」挙げ句の果てには自分が真琴だと言い張る者も出てきた
のだった。私は最初の内はネタであると思っていたのだが、彼らは異常なほど真
剣に真琴との生活に付いて語っているのである。全てのレスを見終わった時私は確
信した、「彼らは本当の精神異常者だ」私はふと横で肉まんを食べている真琴を見
た、そして思った、「彼らから真琴を守らなければ」あのレスを見たところ精神崩
壊が相当進んでいた、このまま行くと彼らは間違いなく犯罪を犯すであろう。私は
書き込みのあった掲示板をハッキングして彼らのIPを盗み出し、そのIPからプ
ロバイダを特定、さらにプロバイダから彼らの個人情報を盗み出した。
私はまず
>>1の家へと向かった、この精神異常者集団の元凶たる人物、
>>1から対処
しなければ、私は
>>1の家に着くとインターホンを鳴らした、…誰もでない。何度か
鳴らしてみるがやはり誰も出てこない、留守だろうか?私は
>>1の家の中の様子を探
ろうと思い
>>1の家の庭に入った、その直後、「あんた何やってんだ!」私の後ろか
139 :
名無しさんだよもん:02/07/16 18:22 ID:AxAuUEgY
ら大声が聞こえ、私が驚いて後ろを振り返ると中年男性が怒ったような顔でこちらを
見ていた、
>>1だろうか?男は駆け足で近づいてきて私の二の腕を掴み、「早くこっ
ちへ来い!」と言いながら庭の外に連れ出して私に向かって、「あんた!自分が何を
していたのか分かってるのか!?」と怒鳴った、私が「すみません、あなたの家の庭
に勝手に入ってしまって」と誤ると男は、「私は
>>1じゃない、近所に住んでいる者
だ、あなたは殺人鬼の家に入り込んでいたんですよ!」、「それはどう言う事です!
?」私は驚いて男に尋ねた、話を聞くとどうやら
>>1は動物虐待などを繰り返してい
るらしい。そして一ヶ月前この近くで発生した少女殺害事件に
>>1が関っているとこ
の近所で噂になっているのだという。ちなみに
>>1はこの時間はいつも家を留守にし
ているらしい、私は早速この事を、事件を担当している刑事に連絡した、。数日後、
刑事たちが逮捕状を持って
>>1の家で
>>1を逮捕した。
>>1は犯行を認めなかったが
>>1の家の強制捜査によって少女の殺害現場を録画したテープや凶器のナイフ等を押
収した、さらに現場に残された犯人の精液のDNAと
>>1のDNAも一致した、これ
によって
>>1は未成年者強姦致死等の容疑で逮捕された。また、スレッドにレスをし
ていた他の者も、その後の捜査によってこの事件に関与していた事が判明して逮捕された。
140 :
名無しさんだよもん:02/07/16 18:22 ID:AxAuUEgY
こうして私の、「真琴を守る」という目的は達成された。だが一人の少女が
>>1の
犠牲になったのである、そのことが悔しくてたまらない。被害者の少女は真琴と年齢が
同じくらいである被害者の両親の心情は痛いほど分かった。私は被害者の少女の両親に
会い、心理学者として犯罪を未然に防げなかった事を詫びた、そんな私に対して被害者
の母親は、「あなたには犯人を捕まえて頂いたんです、誤られる事などありません。
悪いのは
>>1なのですから」父親も、「あなたは悪くありません、悪いのは
>>1ですから。
天国の娘もあなたに感謝していると思います。」こうして、私は犯罪を未然に防ぐ事を
心に誓い家路に着いた。
自宅の玄関を開けると真琴が、「お帰りっ」という掛け声と共に真琴が抱き付いてきた
「ただいま、真琴」
141 :
kkk:02/07/16 18:22 ID:F8u2fH8H
誠
ふんふんふ〜ん♪、おかりなさ〜いってあんた誰よっ?
143 :
おはよう:02/07/16 18:55 ID:YbopWkhn
なんか暫らく寝てる内に真琴がすごいことになってるよ。肉まん食べるかい?
144 :
ご主人様:02/07/16 18:56 ID:myVXRV/n
十三日目
今度の実験は何にしようか、と考えながら風呂に入る。
あれ? 何かおかしい。
お湯が熱いわけでもぬるいわけでもない。
そういうわけではない。
でも、何かが、いつもと、違う。
うーん。うーん。
なんというか、その、ようするに、具体的に言うと、お吸いモノの匂いがする……
…………風呂のお湯をすくって一口すする。
お湯にはコクがあり、とてもおいしかった。
…………ふと目をやる。
大量の、空になった、ソレの袋と
――――タオルにくるまれた大量のにぼし―――
このあと――おいしいお吸いモノに、真琴という具を追加した。
あぅ…?
まこと、おすいもの?
146 :
名無しさんだよもん:02/07/16 19:27 ID:MD71GkxU
いったいどんな味がするのやら。
しかし、真琴なら・・・
なによぅ…、変な想像しないでよねっ
148 :
ご主人様:02/07/16 19:42 ID:myVXRV/n
十四日目
真琴が腹をこわす。
あうーあうーと鳴いているのを横目に考える。
食い合わせが悪かったのか?
えーと今日は、
ミカンと肉まん
やきそば肉まん
あんまん肉まん
カレーと肉まん
おしるこ肉まん
おなべに肉まん
ミルクと肉まん
…………食いすぎか…………
あうー、あうぅ〜(鳴く
げほっげほっ(隠れて吐き出す
150 :
ご主人様:02/07/16 19:51 ID:myVXRV/n
十五日目
真琴がふとんの上であえいでる。
まだ、お腹が痛いようだ。
動きがとれない真琴の目の前で、肉まんをぱくつく。
肉まんが消えるたびに真琴はせつない声をあげる。
……正直、おもしろい。
うぅ〜、あぅっあぅっ(涙目
あぅーっ(ぽかぽかっ
153 :
ご主人様:02/07/16 20:06 ID:myVXRV/n
十六日目
真琴につき合ってコンビ二巡り。
目的は肉まん。
行く先々、廻る店々の肉まんを全て買い占める暴挙。
……今日一日で、あうーを一生分聞いたような気がする。
家。
カパッと冷蔵庫を開けると肉まんがぼとぼとと落ちる……
――気分が悪い。寝る――
わーい、肉まんーっ♪(パクパク
155 :
ご主人様:02/07/16 22:07 ID:myVXRV/n
十七日目
うーむ。どうやって、この大量の肉まんを処理するか……
ざっと数えて50個はある。
昨日の今日でこれはさすがに……飽きがくると、例え好物でも辛い。
しかしコレを処理しない限り、冷蔵庫に物を入れることができない。
うーむうーむ。考えても仕方ないので調理する。
肉まんの皮と肉を分ける。
皮をサイコロ状にして油であげる。カリカリっとした食感が楽しめる。
肉は………ハンバーグみたいにしてみる……そのさい先ほどのサイコロを混ぜる。
さらにこなした皮をハンバークに巻き、串にして焼く。
スープは肉でダシをとってから、ワカメと肉まんから作った肉だんごをそえ、
サイコロ状にした皮を入れると完成だ。
さて、お味は?
あうーこの『肉まん』おいしい――
少し凹む。
156 :
ご主人様:02/07/16 23:18 ID:myVXRV/n
誤字脱字が多いな……
修正
串にして――串にさして
あぅー、あおよう
にくまん〜
158 :
シーモア:02/07/17 12:11 ID:8pE42XpP
お前ら、真琴が見えるのか............
にくまんっにくまん〜あぅーっ
160 :
ご主人様:02/07/17 15:56 ID:PKjugT5X
十八日目
真琴に夕飯の買出しを頼んだ。
肉まん以外なら、何を買ってきてもいいと言ってある。
近所のスーパーなので道に迷うこともないはずだ。
買い物の仕方は教えてあるし、お金は一万円札を持たせた。
念のため、この家の住所を書いた紙も持たせてある。
何も問題ない……多分……
30分たつ。何か嫌な予感がする。
さらに30分後――真琴が帰ってきた。
両手に大量のマンガを持って…………
1冊950円のマンガを10冊。
どうやらお札はマンガに変わってしまったようだ。
夕飯はどうした、と問い詰めると真琴は視線をそらして逃げようとした。
が、捕まえてさらに追及する。
真琴はこのごにおよんで、夕飯はしっかり買ったと反論してきた。
見事なまでにみえみえの嘘だ。というより嘘にすらなっていない。
お仕置きは尻たたき50回にすることに決めた。すばらしい。
真琴はあうーあうーと鳴くが、さすがに許すことは出来ない。
161 :
ご主人様:02/07/17 15:58 ID:PKjugT5X
その時、ピンポーンとチャイムが鳴った。
おや?と思い玄関を開けると、人のよさそうなお兄さん。
ちっーす。――――来来軒でーす。
注文を受けた特製ジャンボ肉まんをお届けにまいりました―――
はい? 注文ですか?
ええ、そうです。こちらのお嬢さんが注文なされました。
………………………
品は一ヶ380円で
高!
計十ヶ3800円
多!
税込み3990円になります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ちらりと真琴を観ると、ほらみたことか、とばかりに嬉こんでいる。
……………真琴は、お尻を一回叩くたびにあうーと鳴く。
今回は200回ほど鳴かせることに決めた。
あぅーあぅーっ
う〜、かゆいよぅ
かきかきかきっ(はれたおしりをかく
163 :
ご主人様:02/07/18 09:29 ID:vsvaA1nb
十九日目
真琴を調教することに決めた。
決して、たぬきうどんの油揚げを食べられたからではない。
決して、あの肉厚の、噛むと口の中に味が広がる油揚げを食べられたからではない。
決して、最後の最後に楽しみにとっておいた油揚げを食べられたからではない。
ばたばたと暴れる真琴を、柱にロープでくくりつける。
さてどうしようか。
とりあえず、猫じゃらしで身体をくすぐってみる。
身体をよじらせ、あうーあうーと真琴が鳴く。
とてもおもしろい。
今度は鼻先をくすぐると何度も何度もクシャミをした。
これもおもしろい。
真琴の朝食と昼食をぬく。
で、夕食時、
真琴の目の前で肉まんをほおばる。
何個も何個も。
肉まんを二つに割り、ゆげを嗅がせたりもする。
あうーあうーと、
真琴の愛らしい声がとてもかわいい。
でも少し可哀想かな。
お情けで肉まんの皮だけ食べさてあげた。
縛りつけた真琴をそのまま放置。真琴の鳴き声を聴きながら眠る。
おやすみ真琴。
164 :
精神科医:02/07/18 11:46 ID:mz/yt2VH
記録
07/18
2ちゃんねるにご主人様のHNで書き込んでいる私の担当する患者がいるが、悪
化の一途を辿っている。通常、精神異常者のインターネットの使用は禁止している
が、精神異常者がネットワークに接した際のその反応について調査する為に特例と
して許可を行っている。むろん2ちゃんねるの管理人ひろゆき氏の許可も貰ってい
る。
ご主人様のHNで書き込んでい私の患者(以下、患者と称する)は、ニヤ付きな
がら奇妙な笑い声や意味不明の叫び声を上げながら2ちゃんねるへ書き込んでいる、
患者の書き込んだ文章を分析してみたところ、どうやら本人は真琴を飼っていると
の激しい妄想を抱いている事が分かった。私はある実験を行ってみる事にした、以
前ゲーム会社に勤務していて現在は泌尿器科に所属している久弥君と共に近くの山
でキツネ(オス)を捕まえてきて、隔離病棟にある患者の病室に入れてみた。一時
間後、キツネの存在に気付いた患者はキツネをじっと見詰めた後、なにやら意味不
明な言葉でキツネに語りかけていたしゃべっている事は殆どが意味不明だが、「真
琴」の部分だけは何となく聞き取る事が出来た。他にもタヌキやウサギ、アリクイ
等を彼の病室に入れてみた所、すべて意味不明な言葉を発しつつ、「真琴」と言っ
ていた。どうやら患者は動物はすべて、「真琴」と思っているようである、彼に関
する調査を更に進めていこうと思う。
たぬきうどんは油揚げじゃねーよ。たぬきうどんは揚げ玉だ。間油揚げは真琴うどんだ。
気をつけろ!
一見、真琴がいっぱいいるみたいに見えるけど、一人は空手家、もう一人は水系ポケモン使いだ!
167 :
ご主人様:02/07/18 18:48 ID:vsvaA1nb
二十日目
真琴がマンガを読んでくれるよう頼んできた。
かな文字は解るようだが、どうやら漢字が読めないらしい。
ちょうど暇をもてあましていたので、真琴にマンガを読んであげる。
マンガは『永遠』をテーマとした恋愛モノだった。
冬の町―――――――――――――
少年は少女と出会う
二人は記憶を持たず、『意味』すら持たない
何気ない生活、つかの間の幸せ
時は流れ、やがて二人は結婚を誓う
楽しい日々。だが、幸せは長く続かない
やがてその時はくる
少年は少女と過ごした時間をわすれ
少女は少年と過ごした記憶をなくす
物語はそこで終わっている――――
168 :
ご主人様:02/07/18 18:49 ID:vsvaA1nb
真琴は真剣に聴いていた。
内容としてはありきたりだが、
このテのモノにはめずらしい、けっして幸せとはいえない物語。
全てを読み終えたあと、真琴に質問される。
結婚てなに?――――ずっといっしょにいることだ。
――――子供ってどうやって作るの?
言葉に詰まり――しばらく考える……
…………――
――――『結婚』すると子供はできるんだ
結婚――したいね―――――……………………そうだな
あぅー、けっこん、けっこんしたい…
ぐぅぅ〜
あぅ…おなかすいたよぅ…やっぱりにくまんっ
真琴も肉まんっ!
あーっ!二人とも真琴の肉まん食べないでよぅっ!
違うわよ、それ真琴のだもんっ。
あははっ、先に食べちゃおっ。(パク
よこからいただきっ(盗る
あぅー♪、にくまんにくまんー♪、ぱくぱく
わぁっ、なに事すんのよぉっ!
もーっ、真琴の肉まん勝手に食べないでっ!!(バッ
(パクパク
あぅー…コイツ嫌いっ!
あぅ…?(いまねしらばっくれるてるのよっ
(パクパクパクパク)
ごひそうはま、じゃーねっ!
あぅ…まことのにくまんたべられちゃった
あたらしいにくまんっ!
あぅー、たべたいよぅ〜、すっごくおおきいのがいいな
こお〜んなやつっ
見慣れぬ雲の合間に 覗いた青空が
見慣れた町並みでさえ 輝かせてくれる
かけてく小さな背中 あの頃の歌には
こぼれる痛みのわけを 無邪気さで隠した
時は静かに流れ 優しい風が吹いた
悴んだ想いも 笑顔に変わるから
すいません、名雪車のトリップって公開されてるんですか?
>>181 されてないわよぅ…なゆきしかつかってないもん
さ、おしえたからにくまんちょうだいっ
あぅー…、偽者いっぱい…
>>182 にくまんよりおいしい、にくぼうをあげよう。
でも噛んじゃダメだよ。これはアイスキャンディーみたいに舐めるんだよ。
>>183 にせものはあなたでしょっ
あぅー、まことはだまされないんだからね
>>184 なによぉ、これ?、にくまんにみえないわよ
う〜、あやしいわ
あはは、はじめて(ぉ)をつかっちゃった
186 :
184:02/07/19 23:38 ID:2vUcY07o
>>185 ははは、だからにくまんじゃなくて、にくぼうだよ。
それより、はやく食べて食べて。
(がぶっ)
「ミギャァァァァァ!!!」
187 :
ご主人様:02/07/20 00:01 ID:lZq7D5EH
二十一日目
真琴を連れて町外れまで来た。
そこは名もなき丘――永遠と続く草原。
そこは異界 『外』に目を向けると、町と空の境界が観える。
そこに人気はない。だが、寂しさはなく、不思議と暖かい。
子供の頃、この場所が好きで、何度もここにきていた。
僕はこの場所が好きだった。なぜなら、ここから観ることができるからだ
――――――――――世界が茜色に染まる瞬間を―――――――――――
サァ――と風が草を揺らす
真琴は草原の海のなか、ただ空を眺めている。
真琴はここに来てから一言も口を開かない。
ただ、白痴のよう、空を眺めるのみ。
サァ――と風が草をならす
春の到来を告げるのは鳥の唄。
草のクッションに腰をおろし、その歌を聞く。
暖かな日差しが眠気を誘い――
いつしか僕は眠りに落ちていた。
188 :
ご主人様:02/07/20 00:02 ID:lZq7D5EH
―――― ふと視線を感じる
見ると 狐がいた
狐はまだほんの子供で その子狐の身体は ところどころドロで汚れていた
子狐はなにをするのではなく ただ、じっと僕をみていた
なぜだか知らないけれど 僕には、その狐が泣いているような気がした。
なぜだか ほっとけなくなって 手を伸ばすと―――その狐は さっと逃げてしまった――――
189 :
ご主人様:02/07/20 00:03 ID:lZq7D5EH
寒気を感じ、目を覚ます。
いつのまにか 空は雲で隠れていた。
春が近いとはいえ、夜にはまだ冬の名残がある。ありていえば寒い。
今日は夕日を観ることはできそうもなかった。
少し残念だと思ったが、またくればいいので、そんなに気にならない。
暗くならないうちに帰るか、と思い、真琴を探すため辺りを見回した――
真琴は草原の海に揺られ なにをするのではなく、たたずんでいた――その視線の先には、やはり空が有る。
さきほどと、変わらぬ姿勢の真琴。いや一つだけ『さっき』と違う。
真琴は両手で猫を抱いていた。
どうしたんだ、と声をかけても真琴は何も反応しない。
ただ、ほうけたようにぼーっとしている。
190 :
ご主人様:02/07/20 00:03 ID:lZq7D5EH
真琴の名を強く呼ぶと、ようやくこちらに気づいたのか、驚いたような声をあげた。
ようやく元の調子に戻ったようだ。
ここに来てから真琴の様子がおかしかったが、どうやら僕の気のせいのようだった。
念のため二、三発、真琴の頭を叩いとく。
真琴はあうーと涙目になった。なんか安心。
叩かれた頭を手でさすりたいようだが、腕の中の猫が邪魔でそれができないようだ。
猫は真雪のような真っ白な毛色をしており、
猫は真琴の腕の中ですやすやと寝息をたてていた。
とりあえず、その猫はどうしたんだ?と尋ねると、
真琴はなにも答えず、猫をぎゅっと抱きしめ、上目づかいでこちらを見あげた。
………………家族が一人増えた。
>>191 あなただれよぅ?、まことのまねしないで
193 :
精神科医:02/07/20 15:16 ID:CAaA3Zr/
患者は本日も真琴に関する攻撃的要素を含んだ妄想を考えており、妄想は留ま
ること知らず、更に増長を続けている。患者の精神状態は悪化の一途を辿って
いる。患者は他人に対して心を閉ざし、脳内において真琴との生活を楽しんで
いるという悲惨な状況に陥っている。患者が一般社会において生活を行った場
合、犯罪を犯す確立が極めて高く、社会復帰は絶望的である。よって本職は患
者を半永久的に隔離する事が望ましいものと考える。
194 :
内科医:02/07/20 16:37 ID:NeOwGAnE
>>193 いえ、その心配は必要有りません。患者はキタキツネとの執拗な接触により
エキノコックスに侵され、あと余命半年です。
ただ、脳をエキノコックスに冒されてる可能性があるので、死後の解剖は
するべきでしょう。
>191
あぅ、真琴も覚えてる…
ニクボー、って、なんだったんだろ…?
198 :
ご主人様:02/07/20 22:49 ID:lZq7D5EH
二十二日
昨日拾ってきた猫の名前を考える。
うーむうーむうーむ。
やはり縦より横文字か――
よし、閃いた。『ペスト』というのはどうだろうか。
ストレートでインパクトがあり、なおかつ攻守ともすぐれたすばらしい名だ。
この名前は有りそうでなかなかない。
―――――真琴がなぜか嫌がる。
どうやら真琴は『肉まん』という名前をつけたいようだ。
これまたストレートな表現だ。当然却下。
10時間後――結局、例のマンガから名前をとることにして、猫の名前は無事ピロシキと決まった。
じつは私がカキコしたんですけどね (懐
不審人物さんを一度食べてみたいですね。(謎
なになに、ここどこ。
うわっ、あたしがいっぱいいるーっ!
へんなとこに、きちゃったよーっ!
あぅー、あぅー(はくち
あぅ?
>>201 あぅっあぅ〜♪、おにいちゃん〜
まこと、まことだよっ
203 :
ご主人様:02/07/22 00:31 ID:4sezwdZe
二十三日
ピロシキが闇の中、ばたばたと駆け回っている。
睡眠妨害である。
たまらずカチッと明かりをつける。
ピロと目が合う。
金褐色の瞳。
その口には――ゴキブリを咥えていた。
………明かりを消し、何も見なかったことにして寝る。
おやすみ真琴。。。おやすみピロ。。。
あぅ…、おやふみなさい
205 :
精神科医:02/07/22 21:07 ID:u2aJ0seb
本日も患者は支離滅裂な妄想に浸っている。妄想の中で猫の名前を考えているようだ
しばらくの間様々な名前を挙げていたが突然、「ペスト」という言葉を連発した後に、
「決定」と大声で叫んだ、どうやら猫の名前はペストに決まったようである。そう言
えば患者の父親はペストで死亡したそうだ。猫の名前と因果関係が有りそうだ。
追記
内科医からの報告書によれば、患者はエキノコックスに感染しており余命半年だ
という。実験データを早急に集める必要がありそうである。
あぅー、なによぅ?
ぺストなんていってないもん
ピロってきめたんだから
もうっ、お医者さんなのに嘘つかないでよねっ
二十四日
バルサンを炊く前に、家の中を掃除する。
特に真琴の部屋を中心に。
床の上に無造作に積み上げられた本。
どうやら整理整頓という言葉を知らないようだ。
掃除の途中、大量にあるマンガに目を通す。
……なかなかおもしろい。
おや?この本は……内容がかなりきわどい…………
子供の教育上、よろしくないので没収する。
掃除は明日に回すことにした。
>>203 ニャー?(せっかく取ってきたのに?)
ぽいっ
ストッ
ごそごそ
にゃー、ぺろぺろ(ご主人の顔をなめる)
ごそごそごそ
にゃー、ぺろぺろぺろぺろ(真琴の顔やら口やらをなめる)
にゃっ?(起きない・・・。ふうっ、仕方が無い。寝よう。おやすみ)
209 :
精神科医:02/07/23 16:36 ID:r+2DrN6O
12時半頃、食堂で昼食を取っていたところ、突然けたたましい火災報知器のベル
が院内に鳴り響いた。ふと食堂の窓から外を見ると隔離病棟から煙が上がっている
このまま放置しておけば患者が逃亡する恐れがある、私は近くにあった消化器を担
いで急いで病棟へと向かった、隔離病棟には既に数人の職員が駆けつけていた、最
上階の患者の部屋から煙が出ているようである、私が階段で最上階に駆け上がり、
ドアを開け、立ち込める煙の中で信じられない光景を目にした。なんと患者は病室
の中でバルサンを炊いていたのである、しかも10個も。私と他の職員は大急ぎで
バルサンを処分した。最近院内で備品がよく無くなるらしいが犯人はこの患者のよ
うだ、
二十五日
真琴に料理を教える。
が、失敗。
コンロの火を怖がってフライパンをふることができないのだ。
とにかく火の怖がり方が普通ではない。それこそ、小動物のように。
真琴にできるのは、せいぜいコンロの火をつけて消すことぐらいだ。
ふむ、さてどうするか。
ご飯を炊くのは問題なくできる。火を使わないからだ。
しかしこれだけでは……
うん。そうだ。火をつけて消すことはできるんだ。なら、
――肉まんの蒸し方を教えてみる。
これなら鍋に水いれて、竹網の上に肉まんを置くだけでできる。
頃合をみはからって火を消せばいいので、必要以上に火に近づかなくてよい。
今日の夕飯のおかずは、真琴が作った肉まんだ。
やった肉まんだぁっ♪
いっただっきまぁーす!(モグモグ
>>207 ま、まんがぁっ、あぅー(しょぼん
どうして、どうしてよぉっ、
…あぅ…あなただれ?、なまえ、わすれちゃった、あはは
で、あなたがかってこいっていったんじゃない
真琴のせいにしないで!
>>208 うわぁ、ぴろーっ、くすぐったい、あははっ、やめてよぉっ
ってわ、キス、ぴろときすしてるのつ(かぁあああああ
あ、あぅーっ(いしきそうしつ
>>209 ねぇ、この人あぶないよぅ?
>>210 できた、できた♪
>>211 わぁっ、よこどりだ〜!、う〜、ゆるさないんだからっ
………あぅー、おいしそうにたべてる、まあいっか…
真琴のつくったそれ、あげるね
真琴ちゃん、にくまん10個あげるから、お兄さんにパンツくれるかな?
>213
肉まんーっ!
…ってあげないーっ!!
子供じゃないんだから食べ物じゃ釣られないもん。
あぅ…でも肉まん…あぅー…。
215 :
名無しさんだよもん:02/07/26 18:54 ID:NMQwqnA0
真琴ちゃん、20個じゃどうだい?
え…それ、真琴にくれるの?
あははっ、ありがと
>>215!
(モグモグ…)ごちそうさま、じゃーねっ。
「じゃーねっ。」って…
食い逃げか!?
二十六日
ピロのために首輪を買ってきた。
首輪には小さな鈴が二つついており、ちりんちりんと綺麗な音が鳴る。
ちりんちりん
ピロが動くたびに鈴が鳴る。
真琴は指をくわえてソレを見ている。
ちりんちりん
真琴はじっと見ている。
ちりんちりん
真琴は―――――――
……仕方ない―――か
銀糸の髪を一本抜く――真琴は両手で頭をおさえあうっーと涙を浮かべた。
恨めしげに見上げる真琴をよそに、僕はピロの首輪から鈴を一つ外すとそれに糸を通す。
創りあげたのは腕飾り。
僕は真琴の手をとると、銀糸で結った鈴を巻く。
真琴は上目遣いで僕を見る――
どうしていいのかわからないのだろう。
だから僕は鈴をはじいた。
ちりんちりん
澄んだ音。
真琴も倣って鈴をはじいた。
ちりんちりん
不思議そうに鈴を鳴らす。
ちりんちりん
ピロも鈴を鳴らす。
ちりんちりん――ちりんちりん
鈴の音は、鳴り止むことはなかった。
あ…なんか懐かしい音……
なんだろ…この気持ち…
>217
なによぅ、食い逃げじゃないもん。
真琴はタイヤキなんか食べないんだからねっ。
もぅ、しょうがないなぁ…はい、一個だけあげるっ。
じゃーねっ。
222 :
ご主人様:02/07/28 21:59 ID:oNHICQsx
???
――夢を見ていた――その子はいつも泣いていた
視線を感じる
見ると草の陰から、一匹の狐が顔を覗かせていた
まだほんの子供
その子狐はげっそりとやせほそり、身体のところどころが汚れている
お父さんとお母さんはどうしたのだろう?
どこにも見当たらない――
心配になる。
でも、その子は
手を伸ばしたり、
目を合わしたり、
近づいたりすると、
その娘は――逃げてしまう。
僕は――どうしても――友達になりたくて――――
223 :
精神科医:02/07/29 12:46 ID:jVbPGp7S
夏季休暇を取った竹林先生に代わって、ある患者の様子について観察をすることになったが、
この患者、常に行動的である。25日は勝手に宿直室からコンロを持ち出し、さらにその翌日は
勝手に病棟を抜け出し、地元のホームセンターで何故か首輪を二つ盗んできた。どうやらその
「真琴」と「猫」用の首輪らしい・・・・。
とりあえずホームセンター近くの市民公園でフラフラしていたところをなんとか捕まえたが、
夏休み中・しかもその公園には市民プールが併設されていたことを考えると、何も起きなかった
ことが不幸中の幸いに思えた。全く竹林先生もやっかいな患者を新人の私に押し付けたモノだ。
樋上先生が報告したように、患者はエキノコックスに感染し、余命半年でガリガリに痩せこけているが、
妙に体力はある。最近は患者の人権上止めるべきだと言われているが、こう事件を起こされたのでは
やむをえず、ベットに拘束することにした。
224 :
精神科医:02/07/29 12:55 ID:jVbPGp7S
やむをえず患者をベットに拘束したが、さすがにぎっちりと縛られてしまうと彼も身動きが
とれないようだ。とりあえず一安心したが、こういう時人としての良心が痛んでしまう自分は
まだ精神科医に成りきれていないのかもしれない・・・。
さて患者の様子だが、縛られて以降ベットの上で取り付かれたように「友達になりたい」やら
「真琴」やらブツブツつぶやくようになり、ますます病的にやつれてきた。
私はせめて彼が幸せに眠れるように、強力な睡眠薬を処方した。
せめて彼に幸せな夢を・・・・。
>>222 あぅ…
ちりんちりん、ちりんちりん
ひっく、は…はひ…あぅ…ゆーいち?
ちりんちりん、ちりんちりん
ばたり(しゃがみこむ
>>224 だれ?、このひとまぼろしなのかな
きっとそうよね…うん…
はぁ…おなかすいたよぅ…にくまん
【あゆ刀隊】
吾はあゆ萌え我が敵は 天地容れざる禽獣ぞ
敵の偶像たる者は 葉鍵無双の動物で
これに従うマコピスト 共に獣姦穴兄弟
世間に恥じぬ勇あるも 天の許さぬ獣姦を
犯せし者は昔より 栄しためし有らざるぞ
真琴の亡ぶるそれ迄は 進めや進めフジテレビ
生き恥名雪引きまわし クレーム覚悟で進むべし
うぐぅの声とたい焼きは その身を守る萌え記号
久弥このかた廃れたる 泣きシナリオの今更に
テレビに出ずる身のほまれ 舞も栞も諸共に
都合の下に死すべきに 麻枝シナリオ脇役の
死すべき時は今なるぞ 名雪に後れて恥かくな
真琴の亡ぶるそれ迄は 進めや進めフジテレビ
佐祐理の話も全無視で あゆあゆエンドで進むべし
前を望めば真琴ヲタ 右も左もみな苦情
ものみの丘に登らんは 真琴シナリオと聞きつるに
10話に於いて目のあたり ものみの丘に登るのも
真琴のあぼーん確定を 取り消すために非ずして
真琴を消滅させるため 苦情の山も何のその
真琴の亡ぶるそれ迄は 進めや進めフジテレビ
美汐の出番もそこそこに さよなら真琴で結ぶべし
【抜刀隊】
http://kebuta.fc2web.com/mp3/BattoTai.mp3
あぅ〜、つまんないわよぅ〜
みしお…
>>226 かんじよめない、わけわかんない、つまんない(上目遣い
じい〜じい〜ぴちんっ(つめはじき
228 :
ご主人様:02/07/31 00:06 ID:7iYsniQE
二十七日
目を開くと真琴の顔がある。
……どうやら、真琴の膝を枕にして眠っていたらしい。
真琴のほうは瞼を閉じ、うつらうつらと揺れていた。
そのまま眠ってしまったようだ。
しばらく真琴の顔を眺めると、それから僕は、再び目をつむる。
ただ、心地よい――――
よう!ご主人様と医者!毎日毎日ご苦労なこった!ガム食うか?
>>229 真琴にちょーだいっ、ぱくっ♪
あっ、あぅうう〜〜〜っ(泣き
にがい、にがいじゃないのよぅっ
もう、こんなのいらないもんっ、かえすっ
>>228 あぅー…?(おきてみつめ
白くてねっとりしたガム?
>>231 うー、おぼえてない、思い出したくない、考えたくもないっ
あうぅ…きもちわるいじゃないの〜、なんてもの食べさせるのよぅ(涙目
って真琴が勝手に食べたんだっけ?、あはは、バカみたい…あ、あぅー(うつむき
233 :
沢渡真琴 ◆jMaKOTOg :02/08/02 15:46 ID:wKg4ElJU
あぅー、おるすばん、ひま〜
まんがでもよもっかな…えへへ
ゆーいちの部屋にあったの…
パラパラパラパラ
きゃっ?、なによこれ?
えっちなのばっかりじゃない
あぅー、でもおもしろそう
うー、あぅ〜?、あう、うんうん、あぅー(熱中
234 :
ポナペティ:02/08/02 15:59 ID:hcMGDfIW
リンクしててイイ!>ご主人様と精神科医
今後に期待sage
236 :
ご主人様:02/08/03 07:02 ID:waVM92a/
二十八日
午後九時。夕飯も終わり、真琴といっしょにソファの上でまったり過ごす。
暇なので意味もなくチャンネルを変えてくと心霊番組がやっていた。
内容は、怖い体験をした人の、ソノ出来事を映像で再現したもののようだ。
かなり嘘っぽいうえ、あまり興味がないのでチャンネルを変え――
――司会者や観客から悲鳴があがる。
――真琴も悲鳴をあげる。
しばらくこの番組を見ることにした。
30分後……やはりつまらない。というより怖くない。
ちらっと横を見る。真琴は身体を丸めて震えていた。
テレビから観客の悲鳴があがると、真琴も『あうー』と鳴く。
いや泣いている。
さきほどからしっかりと手首を拘束しているので真琴が逃げ出す心配はない。
もう暴れる気力もなく、ただ全身を恐怖で震わせていた。
……すごくおもしろい。でも少しかわいそうかな?
この怖がりようだと、今日の夜は一人で眠れず僕のベッドの中に潜りこんできそうだ。
237 :
ご主人様:02/08/03 07:05 ID:waVM92a/
――キィと扉が開く音
――振り向くとピロがいた
――その口には動かなくなったネズミを咥えていた
――蒼い双眸がこちらを観る
……今日は真琴のベッドで寝ることにした。
あぅ…遅レスよぅ。
>116
あ…あぅ…そんなことないもん。(汗
>181
名雪のトリップはどこにも公開されて無いわよぅ…。
真琴のトリップは名雪に借りただけだもん。
今日は名雪真琴の番かい?
留守中メンテ
あぅ…(衰弱
メンテ代わりに肉まん投げ込んでみる。
あぅっ
がぶり、がぶがぶ〜、うんぐ、ごっくん、あぅーっ♪
にくまんもっとっ
さぁここに肉まんとあんまんがあります。
右手と左手、それぞれに一個ずつ持ちます。
おっと、僕にもどちらの手にどちらがあるのか判りません。
どっちを取る?
あぅ…あぅ…
ぺちゃっ(地面に手を落とす
あぅ…
あぅー…にくまん…
-‐-‐
,' , ==='、
!_/ ノリ))))〉
くi (リ゚ ヮ゚ノl < あんまんなら1個あげるよ〜
ノ⊂)水!つ○
('⌒/l i| '
じiフ
249 :
ご主人様:02/08/07 01:11 ID:dAqLgALx
二十九日
ピロの鼻先を猫じゃらしでくすぐると、しっぽを振りながらじゃれる。
なぜか真琴もいっしょに反応するが、そこら辺も含めて実に微笑ましい。
ぱたぱたぱたひょいひょいひょいぱたぱたぱたひょいひょいこて。
あっ、いきなり飽きやがった。こいつは・・・しかもマンガ読み出したし・・・
こいつがそういう態度をとるなら仕方ない。
倉庫からホコリを被った釣り竿を引っ張り出す。
もちろん魚を釣るわけではない。釣るのは真琴である。
餌は肉まん――針は危険なので使わず、糸で巻く――よしできた。
しなりをつくり、餌を真琴の身長の二倍の高さで吊るす。
すぐに、肉まんの匂いにつられた真琴が寄ってくる。
必死になって肉まんに手を伸ばす真琴。
だが届かない。
次はジャンプ――これも届かない。10cmほど高さがたりないのだ。
250 :
ご主人様:02/08/07 01:12 ID:dAqLgALx
と――真琴が助走をつけ勢い良くジャンプする――なかなかいい考えだ。
とりあえず50cmほど肉まんを昇げてみた。
肉まんを取るのにも、着地にも失敗して、真琴は床に顔から突っ込む。
ちょっと痛そうである。
そのあと、真琴はひたすらジャンプして、肉まんに手を伸ばす。
意味もなく無駄な行為のその姿はとてもかわいらしかった。
真琴は目に涙を浮かべ、それでも肉まんを取ろうとする。
すごい執念である。
流石に少しかわいそうと思い、肉まんを手の届くぎりぎりまで下げてみた(9cm)
瞬間――それまで静観していたピロが疾る
ピロは真琴の頭をケリ、肉まんを奪うと、すさまじい速さでタンスの上に駆け上がった。
ちっ――油断した――
まさかコレを狙っていたとはな。
やるなピロ。
ピロに素直な賞賛を送る。
一方、真琴は地面に倒れたまま、ピロを恨めしげに見上げる。
ピロはそんな真琴を一別してから――ばくばくと肉まんを喰い始める。
勝利の瞬間である。
真琴は肉まんに手を伸ばし、涙を流した。
よお、ご主人様が帰ってきてんな。医者はどこ行ったんだ?
252 :
看護婦:02/08/07 14:07 ID:HDfnohBu
誠に申し訳ありません。
先生はただいま、患者とマコピについて熱く語っております。
しばらくお待ちください。
あぅ、今日は肉まんないんだ。
残念…
なんだ、真琴ほったらかしか?死ぬぞ。
別にそう云う訳では無いのですが…
30日
真琴を連れて公園に来る。
ジャングルジム、滑り台、、、、おっ、ブランコを見つける。
なつかしさのあまり少し遊んでみることにした。
はじめはゆっくりと。
だんだん速くこぐ。
真琴も、ぼくの真似をしてブランコをこぐ。
キーコキーコ
キーコキーコ
ブランコの鎖がきしむ音。
キーコキーコ
キーコキーコ
しばらく遊んだあと、今度は二人乗りに挑戦する。
何もしらない真琴をブランコに座らせ、僕は立ちこぎ。
はじめはゆっくり。
だんだん速く。疾く。速く速く速く。疾く――――
真琴が悲鳴をあげた――気がした。
疾く疾く疾く疾く疾く疾く!疾く!疾く!疾く!疾く!!――――
ブランコの軌跡は、ついには綺麗な半円を描く。
気がつくと真琴は失禁していた。
しかたなく気絶した真琴を背負って帰った。
コミケに逝くヤシは素人
あぅー、ぱんつ、びちゃびちゃ
はっくしゅん、くさいっくっちゅん
誰か真琴の下痢パンツをなんとかしろ。
じゃあ、僕が洗ってくるから、真琴ちゃん早くパンツ脱いでよっ!
あぅ〜、わかったけど、なんでそんなに大声出してるの?
ぬぎぬぎ
はい、きれいにしてねっ(あげる
えへへっ、これが真琴ちゃんのパンツか・・・いい匂い(;´Д`)ハァハァ
さて、これは家に持って帰るとして・・・真琴ちゃんがノーパンっていうのは危険だ。
僕以外に真琴ちゃんの大切な所を見られるのは我慢ならない・・・
そうだ、ノーパンは何かと危険だから、かわりに僕のパンツかしてあげるよっ!
あぅーっ、なによこれ〜(鼻摘み
こんな臭いパンツいらないもんっ
新しいの穿いてくる
とことことことこ(二階に上がる
あぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ
ドカンッドカンッドカンッドテッ(落ちる
痛ったぁ!、いたたたっ
あぅー(涙目
267 :
ご主人様:02/08/14 22:58 ID:/wnpO+Si
仕立て屋に修繕を頼んだモノを引き取りにいくため町まで足を運ぶ。
今日は一人。真琴は理由があって家に置いてきた。
理由とはソレで、女性の店員は微笑みながらソレを包んでくれる。
それは純白のドレス。光を受けると虹のような色彩を見せる。
それは母さんが結婚式で着たウェディングドレス。
母さんがいなくなる前に、僕に託した――――大切なモノ。
真琴が家に来て一ヶ月。
この大切なモノを真琴にプレゼントする。
真琴の驚く顔が目にうかぶ。
自然と顔がほころび――真琴の嬉ぶ顔が見たく早足で家に帰る―――
―――途中
――唐突に
―――心臓が
――ドクンッと
―――鳴る
268 :
ご主人様:02/08/14 23:00 ID:/wnpO+Si
『差すような視線』に足が止まる。ソノ気配を探すが見つからない。
心臓が再び鳴り、気が付くとソノ気配は消えていた。
とても嫌な予感がした。
粘つくようにねっとりとした感触
心臓が早鐘のように、苦しいほどに脈打つ
いつのまにか僕は駆け出していた――――――
玄関を開けると そこには
真琴がうずくまるようにして倒れていた―――――
急展開の予感
あぅー…お尻痛いよぅ〜
ひりひり
誰か、ばんそうこうもってきてっ
ハァハァ、ばんそうこうもってきたよっ・・・
よぉし、お兄さんが貼ってあげるから、真琴ちゃん、お尻だしてよっ!
mente sage
つづきまだー?
mente sage
あぅー…
おい真琴、ケツの穴出してみろ!いいもん入れてやる!はははははっ!
277 :
ご主人様 :02/08/21 18:23 ID:afg7hAdH
空が哭いていた――――――雨の音だけがする。
動かない真琴をベッドに乗せ、熱を計る。
真琴の身体は信じられないほど熱を持っていた。
苦しそうに息をする真琴に自分は何もできない。
コノママシンデシマウ―――
それは予感
真琴の汗をふき取り、氷枕をしく。
ただ真琴の手を握るしか自分にはできない。
モウモタナイ―――――――
頭が痛む。
自分は、どこかで、この、光景を、見た。
ソレは何処だろうか――――
あうーという真琴の喘ぎ声。
その声に自分は引き戻される。
気が付いたのか?
呼びかけるが返事はない。
真琴はただ苦しげにうめき続ける。
その中で自分の名を何度も呼びつづける。
278 :
ご主人様:02/08/21 18:25 ID:afg7hAdH
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・時が刻む。
雨の音はいつのまにか消えていた。
真琴をおぶって病院へ連れていくことにした。
急いでいけば10分ほどで着く。
外は先ほどまでの風雨と違い霧にちかい。
ピロに家のことを頼もうとした。が、昨日からいない事に気がつく。
仕方ないので、ピロがいつ帰ってきてもいいように窓を開いておく。
行ってきます、と無人の家に向かって言う。
真琴を背負い病院へ急ぐ。
視界は霧におおわれ極端に悪い。
とくんとくんとくんと胸が鳴る。
とくんとくんとくんと真琴の鼓動が伝わる。
車の音が後ろからした。
道の脇にそれる――――
悪意アル視線――――ソレに身体が反応した――――
真琴を庇うようにして振り向く
霧の中、影が迫るのが見えた
からだが かるい
最後に見た その男は 笑っていた。
sage
sageage
如何されました?
ho
283 :
名無しさんだよもん:02/08/23 02:26 ID:B1JEnKYB
さめざめ
284 :
ご主人様 :02/08/23 15:46 ID:Xl6citZj
暗い 痛い 暗い イタイ クライ
泥の匂いがする――――
人の気配に――目を開く。
男が顔を覗き込むようにしていた。
「ようやくお目覚めかい」
男は白衣姿でやや小太りの中年だった。その顔にひどく醜い。
立ちあがろうとすると鋭い痛みが身体全体にはしる。
「おっと、無理はしない方がいい。君は車に轢かれたんだ。
しばらく安静にしていたほうが身のためだよ、祐一君」
車に轢かれた・・・・・・? 誰が――?
「竹林先生、このガキ、なにが起こったか解ってないみたいですよ」
「そのようだね」
もう一人の男がしゃべる。
ぼんゆりしていた頭がだんだんはっきりしてきた。
たしか、、、そうだ車に轢かれて、、、ここはどこだ?
・・・・・・真琴は・・・・・・そうだ真琴は・・・・・・
辺りを見回す。木の板で囲まれている、粗末な造りの小屋・・・・・・
薄暗い部屋の隅に真琴はいた。
ぴくりとも動かない。
「大丈夫、死んではいないよ」
「死にそうだけどね」
そうだ。早く真琴を病院に連れて行かないと・・・・・・・・・
そこで気づく、、、左足に赤色に濡れていることに・・・・・・感覚はない―――
285 :
ご主人様:02/08/23 15:47 ID:Xl6citZj
「残念だけれど君の足は完全に潰れているよ。
ああ、自己紹介はまだだったね。僕は竹林、こうみえても医者なんだ。で、こちらが助手の高槻君。
実に有能な私の友人だ」
そんなことはどうでもいい。
真琴を早く病院へ・・・・・・声がでない、、、のどが 焼けるように イタイ
「祐一君」
竹林に目だけ向ける。
ゴキッと顔を殴られ、思いっきり地面に叩きつけられる。
「名前を呼ばれたらしっかり返事をしようね。祐一君」
ただ睨み返す。
二発三発四発と無言の蹴りが入る。
「竹林先生それ以上やると死んでしまいますよ」
「おっと、そうだな――――つい、この子の眼が父親に似ていたものでね、私としては大変に興奮してしまった。
すまないね、祐一君。怪我はないかい?」
竹林は手をぱんぱんと払う。
「祐一君。私は君には恨みはない。だけど君のお父さんがいけないんだ。
私と高槻君は、君のお父さんのせいで病院をやめさせられたんだ。
たかが、ミス一つ、死にぞこないの女が死んだだけなのに、怒り狂った君のお父さんが、
病院に圧力をかけてね。全く八つ当たりもいいところだよ。おかげで、
助手の高槻君もろとも働いていた場所を解雇さ。実に全くもってくだらん。
本当は君のお父さんの目の前で、君を殺そうと思っていたのだけど、それはできなくなってしまった。
全く本当に実に残念だ。だけど安心してくれ。代わりといってはなんだが、君のお父さんの代わりに、
ぞんぶんに大切にやさしく嬲り殺してあげよう」
男が何を言っているか解らない――――――
286 :
ご主人様:02/08/23 15:48 ID:Xl6citZj
とても不快だった。
気がつくとその醜い顔を殴りつけていた。
だが男は笑みを浮かべただけだった。
男に髪を掴まれ宙吊りにされる。
そして空いた手で懐からソレを取り出すと、胸に押し付けた。
ソレには見覚えがある。
ソレは死の予感
引き金をひくだけで人を殺すことてができる。
父さんが持っていたモノと同じモノ。
二回音が鳴る。
イタイ―――――
287 :
ご主人様:02/08/23 15:49 ID:Xl6citZj
真琴が悲鳴をあげた――――よかった・・・気が付いた・・・んだ・・・・・・
真琴がいつものように僕の身体に抱きつく。
真琴が僕の名を呼びかける。
逃げろと叫びたかった。
だけど声をだすことができない。
生暖かい液体が口からこぼれるのが解る。
「静かにしろ!」
高槻は真琴の身体を僕から引き離すと、喉を掴んで強引に黙らせる。
真琴は狂ったように暴れるがどうにもできない。
高槻は真琴が静かになると、ようやく手を離す。真琴は激しく咳き込む。
「おいおい女性にはやさしくしろよ」
「解ってますよ、、、竹林先生、よく見るとこいつ、すげー上玉ですね」
高槻は倒れた真琴の身体をなめるように見る。
「今ごろ気づいたのか」
「犯っていいですか」
「壊すなよ」
高槻は下卑た笑みを浮かべ真琴の衣服に手をかける。
真琴はこれから何をされるのか解っていない。
服が胸元から引き裂かれた。小さな胸があらわになる。
高槻は真琴を押し倒すと、その胸に舌をはわせる。
真琴は必死に抵抗するがしっかりと組しだかれ、無駄だった。
真琴が何度も何度も自分の名を呼ぶ。
「おとなくしろ!」
パンッと真琴の頬を叩く。何度も何度も。真琴が抵抗しなくなるまで。
真琴は動かなくなった――
288 :
ご主人様:02/08/23 15:50 ID:Xl6citZj
選択肢
真琴
1 最後に祐一の名を呼ぶ。
2 抵抗をあきらめる。
祐一
1 ?????????????????
2 闇に飲み込まれる。
(・∀・)イイ !!
なんだ、つまらない結果になったな。
真琴
1 最後に祐一の名を呼ぶ。
祐一
1 ?????????????????
1
あぅーっ、ゆういちっ、ゆういち〜!(叫ぶ
2を選んだらシナリオが終わりそうだな。
期待sage
295 :
ご主人様 :02/08/25 12:08 ID:GoflHb1Z
暗い――――――――-−ウネルヨウナ ヤミ
ちりんちりん 鈴の音がする ――――
ゆういち―――――――――声が聞こえた。
ゆういち―――――――――誰かが自分を呼ぶ まこと・・・・・・・・・
-―――――――――闇ガ――---−-――−消エタ―――――――-------――――−
296 :
ご主人様:02/08/25 12:09 ID:GoflHb1Z
ゆっくりと立ち上がる。
痛みはない、全ての感覚が麻痺しているから・・・・・・だけど――身体は動く、なら問題ない。
おっと、どうする気だい
白衣の男――はにやにやと笑みを浮かべ肩を掴む。
ジャマダ――−−−―
ゆっくりと彼女の悲鳴を聞こうや 彼女が女になる瞬間をそこで見てなさい
ウルサイ―――――−−
君は私たちのあとだ、、そうだ、、、おこぼれで君にも犯らせてあげよう。
そうだそれがいい
男に意を介さない 肩を掴む手を払う――ただ真琴のもとへ
297 :
ご主人様:02/08/25 12:10 ID:GoflHb1Z
―――あまり大人を舐めるもんじゃないよ
ごりっとした感触。男は笑いながらボクのこめかみに黒イ塊をつきつける。
298 :
ご主人様 :02/08/25 12:17 ID:GoflHb1Z
死ノ予感 死ノ感触 殺サレル――― 誰ガ誰二
299 :
ご主人様:02/08/25 12:18 ID:GoflHb1Z
オマエガ―― オレ二コロサレル
300 :
ご主人様:02/08/25 12:18 ID:GoflHb1Z
頭の奥に空白がすべりこむ 真っ白な闇 ごく自然の動作 身体が動く
気がつくと―――男の持っている黒イ塊をひったくっていた
男は何が起こったか解っていない。ただ空になった手をこちらに向けている。
ボクは男の顔にソレを突きつける。
男の呆けた顔がなんとも滑稽だ。
男が何も理解しないまま――ボクは――引き金を――二回引いた
赤いペンキが地面にぶちまけられる
綺麗だ――――とてもね――――――
これで二人
301 :
ご主人様:02/08/25 12:19 ID:GoflHb1Z
ちりんちりん―――−-−ちりんちりん―-----−−−
右腕が自然に動く。
真琴にのしかかっている男の頭にポイントする――男がこちらを向く
呆けた顔――コイツもなにが起こったか理解できていない
二回音を鳴らす――――パッと赤いしぶき トテモ綺麗ダ
コレデ『三人目』
302 :
ご主人様:02/08/25 12:20 ID:GoflHb1Z
―――――――――――-静寂
真琴はボクを見ていた。
とてもとても悲しそうな顔で
引き裂かれたドレス――赤色がとても美しい。
右腕が動く。ソレは真琴の額にポイントする。
真琴ハボクヲ見テイタ
トテモトテモ悲シソウナ瞳デ
――おかあさん――――――−−-−
ボクは引き金を引いた
303 :
ご主人様:02/08/25 12:21 ID:GoflHb1Z
『かちっ』というおとがした
めんて。
たーいへんだー
307 :
ご主人様:02/08/26 23:13 ID:j5gt69a8
ゆめをみていた、、、、、、―さんを――夢を
ユメヲミテイタ、、、、、、父―――殺ス――
お母さんが倒れた。
ぼくを無理して産んだせいだ。
ぼくが負担をかけたんだ。
ぼくが生まれてこなければ、母さんは長く生きていられた。
ぼくが、、、、
ぼくが、、、、生まれてこなければ、、、、、、
お母さんがしんだ
・・・・・・父さんがぼくにソレを突きつける。
怖い とてもコワイ
308 :
ご主人様:02/08/26 23:14 ID:j5gt69a8
――おまえがうまれてきたから――――-――---―-――
父さんは狂っていた。
お母さんの死で
だけど お母さん
死で 狂っていた
父さん だけでは
たぶん ボクも クルッテイタ
309 :
ご主人様:02/08/26 23:15 ID:j5gt69a8
ぼくはとうさんをころした
ギャグSSだよね?
がんがれ!
312 :
ご主人様 :02/08/27 22:57 ID:N9lgqTHy
ちりんちりん――――
なつかしいにおいがした。
目を覚ますと隣にお母さんが寝ていた。
あれ? いつのまに帰ってきたんだろう。
とてもうれしかった。
お母さんに寄り添い、お昼ごろまでいっしょに寝た。
ぼくはお母さんにいっぱい甘えた。
お母さんは微笑んでいたけど、なんだかとても悲しそうな顔をしていた。
ぼくも悲しくなった。そうするとお母さんは頭をやさしく撫でてくれた。
お母さんの髪は銀色でとても綺麗だ。
お母さんの頭を撫でると、
お母さんもなんどもなんどもぼくの頭を撫でてくれた。
くすぐったかった。
お昼にお母さんはおじやを作ってくれた。
お母さんは、ふーふーしてたべさせてくれた。
なつかしい味、とてもおいしい、、、
313 :
ご主人様:02/08/27 22:58 ID:N9lgqTHy
お母さんに元気がない。
お母さんはとても無理をしている。
なぜだかわからないけど、、そう思った。
ゆうはんはお母さんのにくまんだ。
やけどするぐらい熱い。
つまみぐいをしようとしたら、手をやけどした。
いたい、、ひりひりする。涙がでてきた。
泣いていたらお母さんが、ぺろぺろとやけどしたゆびを舐めてくれた。
不思議と――痛みが消えた。
お母さんは涙も舐めてくれた。
お母さんが微笑んだ トテモ弱イ微笑ミ
りん と 鈴が床に落ちた。
――お母さんが――――たおれた
sage
315 :
ご主人様 :02/08/28 21:37 ID:7sv+Jifp
いつのまにいたのだろう 気が付くと、部屋のすみに帽子をかぶったおじさんがいた。
おじさんは全身くろづくめの姿をしていた。
まるで絵本にでてくるような死神みたいだと思った。
お母さんは黒服のおじさんを見ると、ぼくの身体をぎゅっと抱きしめる。。。少し苦しい。
「限界だな」
無機質なまでな低い声。
「――タイムリミットは とっくに過ぎている。この少年はおまえのことを忘れた。
なら、おまえが存在する意味は、もう ない」
お母さんはいまにも泣きそう顔をする。
どうしてだろうトテモイタイ・・・・・・
「この少年は亡き母の面影をお前に重ねている。この少年を元に戻すにはお前が消えるしかない。
お前が消えればこの少年は現実を直視し、いずれお前のことを忘れ、忘却した記憶を思い出すだろう」
316 :
ご主人様:02/08/28 21:38 ID:7sv+Jifp
お母さんは、ぼくの体をぎゅっと抱きしめる。
ぼくもお母さんの身体をぎゅっと抱きしめる。
「おまえがいる限り、この少年の記憶は戻らない――おまえはすでに必要とされていない。
もう充分だ――おまえのわがままは聞いた。
それ以上はおまえの命に関わる」
いや――すでに――手遅れか・・・・・・
おじさんが目を伏せる。 なぜだかとてもかなしい。
お母さんが泣きながら首を横に振る。 トテモカナシイ。
「、、、帰るぞ、、、」
おじさんが指をならした―――――――
sagege
sage?
落ちる・・お、お、落ちる♪
落ちるぅぅぅ♪
321 :
名無しさんだよもん:02/08/30 07:20 ID:+45B5HoQ
お、上がった
323 :
名無しさんだよもん:02/08/30 13:35 ID:CLRnf6bX
真琴って何だよ(w
そういうのはお前の脳内だけで勘弁
ほしゅ
あ、あぅ…なにこれ…?
あ、真琴…
お久しぶりですね、元気でしたか?
え? あ、うん…
って、あなただれよぅ…?
あぅ…そだ、真琴もう帰らなきゃっ!
じゃーねっ。
>328
さあ、誰でしょうね?(微笑
>329
ああっ …行ってしまいました
おやすみなさい、真琴…
めんて
美汐?
えっ、みしおっ?
どこどこっ!?
オバさ・・
さっきまではなしてたじゃん
あぅー
336 :
ご主人様 :02/09/01 22:38 ID:8az8vgy6
目を覚ます・・・・・・
静かだ・・・ とても、、、、
誰も、いないのだから、当然、か・・・
腹が減ったから台所に立ち、簡単に食えるものをつくる。。。
・・・・・・なぜか作りすぎてしまう。
結局、食いきれず残す・・・・・・おかしいな・・・・・・量は間違っていなかった、、、
いや、間違いだ。二人分、作ってしまったのだから、、、、
とてもしずかだ
ふと気になり、
部屋を見回した。
ひどく――サビシイ
337 :
ご主人様:02/09/01 22:38 ID:8az8vgy6
部屋の中は散らかっていた。
床にはマンガや衣類が散乱している。
一つ一つ丁寧に片付ける・・・・・・
と手をとめた。
スカート?少女漫画?
なぜこんなものが家にあるんだ・・・・・・?
胸がひどく痛む。どうしてだろう。苦しい。
忘れている――――なにをだ?
自分は誰だ・・・・
自分は・・・・・・・・相沢・・・祐一
なにもおかしいことはない・・・・・・はずだ。
でも 何か忘れてる 何をだ?
でも 思い出せない 何をだ?
何かがうずく
頭をおさえる。
いタイ いたひ・・・・・・
338 :
ご主人様:02/09/01 22:40 ID:8az8vgy6
気が付くと、、、、、時計は午後の4時を示していた。
いつの間にか、、一日が終わる、、なぜかひどくせつない。
自分の中で何かが告げる。
今――忘れたことを思い出さなければ、後悔する。
だから何をだ? 自問する。だが答えはでない。
339 :
ご主人様:02/09/01 22:40 ID:8az8vgy6
りん。
340 :
ご主人様:02/09/01 22:41 ID:8az8vgy6
うん? 何かが足にあたる。
ソレを手にとる。
ソレは、なんのへんてつもない鈴。
ソレには銀の糸が巻かれていた。
、、ちりんと音を鳴らす。
いたい
頭ガイタイ・・・・・・
ちりん ちりん
うずくまる。
ちりんちりん
とてもいたい。
ちりん、ちりん りん――りん
音が重なる。
341 :
ご主人様:02/09/01 22:41 ID:8az8vgy6
顔をあげると、白猫が自分を見上げていた。
首輪には小さな鈴が飾られている。
ちりん りん、
――――きれいな、おとだね
――――そうだな
誰かいた・・・・・・誰か・・・いたはずだ。
いつも隣に、
まこと――――
「まこと――――真琴!」
気が付くと、その名を叫んでいた。
342 :
ご主人様:02/09/01 22:43 ID:8az8vgy6
「思い出したか」
背後から 声がかけられた。
低い
ゆっくりと振り向く――と――部屋の隅に黒服の男がたっていた。
たしかに、そこには誰もいなかったはず。
だが驚くことではない。
この男は人ではないのだから。
この男とは すでに何回も 出会っている。
「、、、、、、初めて会ったのは・・・・・・たしか一ヶ月ほど前か・・・」
「ほう 私のことを覚えていた か。いや、思い出した と言った方が適切かな」
全てを思い出す
一ヶ月前 母が死んだことを
狂った 父を殺したことを
自分が 狂っていたことを
そして、この男が真琴を連れてきたことを
343 :
ご主人様:02/09/01 22:44 ID:8az8vgy6
「・・・・・・いろいろと手を回してくれたようだな、、、、
あの時、、俺と真琴を助けてくれたのもあんたか?」
二日前のことを聞く。
「なんのことだ、、」
「とぼけるな。左足を完全に潰されて、鉛弾を食らったんだ。
無事なわけないだろ」
致命傷をおったはずの自分の身体には傷が一つもない。
「いいや、私は何も干渉していない。ならこたえは一つだろ」
男の表情は変わらい、ただ淡々と告げる。
「・・・・・・――――−まさか」
「ソノまさかだ。アレは我が種族でいえば、『最強』に近い。傷を治し、
はるか離れた場所から君をこの家に連れて帰ることなど、ぞうさもない。
・・・・・・それが正常な時ならな・・・・・・」
真琴はあの時、高熱をだしていた
満足に動くこともできない、、、あんな身体で・・・・・・・・・馬鹿だ・・・・・・クソッ
344 :
ご主人様:02/09/01 22:44 ID:8az8vgy6
「哀れだよ。アレはな。君も気づいているはずだ。アレが何なのか・・・・・・」
「・・・・・・・・・ああ」
なんとか声をしぼりだす。 真琴がなんなのか 自分は知っている。
「アレは望むべく人に転生した。命と記憶を引き換えにして。
アレはよほど君に会いたがっていたんだろうな、、、死すらも覚悟していた、、、
君と会ったとき、アレは、、君と初めて出会った記憶を無くしていた。
だが記憶を無くしても、君のことだけは本能的に忘れなかった・・・・・・・・・」
そこで男は言葉を区切る――――−
「アレはすでに限界を迎えている、、、
、、、二度、過去二度を迎え、それを超えたものはいない。だが、あれは二度目を超えた、
それだけでも奇跡だ―――
しかしアレは、さらに力を使い、来るはずのない三回目を迎えた。
君への思いだけ で、だ」
「・・・・・・」
なにもこたえることができない。
ただ こころだけが こんなにも いたい
345 :
ご主人様:02/09/01 22:45 ID:8az8vgy6
相変わらず、男の表情から何を考えているのかよめない、、、、だが
「、、、、、、話してくれ、、、全てを、、、」
この男は自分に何かを隠している、、、なぜか そう思った。
「・・・そうだな・・・・・・・・・君には知る権利がある か。
二日前、、、、、、君は この家に戻った時には
すでに ―−-――『死んでいた』―――-−-− 」
346 :
ご主人様:02/09/01 22:46 ID:8az8vgy6
それだけ聞けば充分だった
そういうことか――――――あの馬鹿・・・・・・
怒りが込み上げてくる、自分に対して―――
なさけない。なさけなさすぎる。
守っていたつもりが、その実は守られていたとはな。
口の中で鉄の味がする。奥歯を強く噛んだせいだ。
あいつは、最初から最後まで迷惑をかけっぱなしだった。
よりによって、最後の置き土産がコレか、、、、、、、
お仕置きしないとな。。。。。。。。。。。
ケツを100叩きぐらいでは気がすまない。
347 :
ご主人様:02/09/01 22:47 ID:8az8vgy6
「真琴は、、、、」
静かに問いかける。
「消えた」
黒服の男はそっけなく答える。
「ふざけるな・・・・・・」
「、、言いなおそう――もうすぐ――−消える」
もうすぐ消える、、真琴が、、、、、
真琴の笑顔が横切る、、、
絶対に させは――しない――
手の中の 鈴を握りしめる。
迷うことはない。自分がなすべきことは解っている。
自分が向かうべき場所は一つ。
あいつと初めて出会った丘
348 :
ご主人様:02/09/01 22:47 ID:8az8vgy6
「どうする気だ」
決まっている。
「あいつを迎えに行く」
男は沈黙する
「あいつは俺の家族。あいつは俺のモノ。
あいつがいる場所は――――俺の傍だ!」
349 :
ご主人様:02/09/01 22:48 ID:8az8vgy6
350 :
ご主人様:02/09/01 22:49 ID:8az8vgy6
少年は家を出た。
男はその後姿をただ見送くった―――
男がため息をつく―――
、、、たぶん、、少年だけでは、、、、、、タリナイ
できることなら手助けをしたい。
だが、、自分程度の力ではどうすることもできない。
アレは、生命さえも分け与えることができる。
自分とは次元が違う、、、、、
「なんとも、、、無力だな、、、」
結局は、あの少年頼みなのだ。
男は笑う。とても弱い笑みで。。。。
351 :
ご主人様:02/09/01 22:50 ID:8az8vgy6
ちりんと鈴の音
352 :
ご主人様:02/09/01 22:51 ID:8az8vgy6
――足元にいる白猫に眼を向け、、、男は驚く。
先ほどまで、たしかになんの変哲もない猫、、、、、
たが―――今は
「おまえは、、、いや 貴方は、、、」
白猫は黙って男を見つめる。
「そうか、、貴方が行ってくれるのか・・・」
二ゃー と 白猫が応えた
「すまない―― あの二人を、、、頼む」
男は目を閉じると頭を下げた。
男が再び目を開くと―――― 鈴の余韻を残し―――― 猫は消えていた
そ、それで…?(ドキドキ
にゃ〜
わぁーっ!?
あ、あぅ…なんだぴろかぁ。
今ね、とっても面白いお話を見てるの。
だから静かにしててね。(ギュ
あぅ・・・
続きまだかなぁ・・・
真琴……
あぅ…ついていけない
359 :
ご主人様 :02/09/06 20:10 ID:R7e5Eucv
お母さんの病気が治りますように
360 :
ご主人様:02/09/06 20:11 ID:R7e5Eucv
その丘には古い言い伝えがあった。
何かと引き換えに『望み』を叶えてくれる。
そんな言い伝えが。
丘には狐がいた。
銀毛の狐。いつも一人ぼっちでいる子狐
その子はいつも自分を、草の陰から見ていた。
ぼくは、友達になりたくて、、、、、持ってきた肉まんを、そっとさしだしたんだ。
恐る恐る近づいてくる子狐、
くんくんと匂いをかぐ、でもまだ警戒を解いてくれない。
すぐにでも逃げてしまいそう。
だけど、肉まんが気になって離れられない、、、
その姿がとてもかわいいと思った。
だから、その子の目の前で一口食べたんだ。
はやく食べないとなくなっちゃうよ
その娘はよっぽどあわてたのか、ぼくの腕の中に飛び込んできた。
とてもふわふわしてとてもきもちよかった。
その時のぬくもりは、いまでも覚えている。
、、ぼくは その時 その娘に 名前をつけた
――母さんと 同じ名前を――――
361 :
ご主人様:02/09/06 20:12 ID:R7e5Eucv
その日――――お母さんが倒れた
362 :
ご主人様:02/09/06 20:13 ID:R7e5Eucv
だから ぼくは・・・・・・
オナーニした・・・・・・・
sagegeagesagesagesagegegegeagegea
あぅー…(ドキドキ
…オナーニ、ってなんだろ?