1 :
名無しさんだよもん:
山の緑に囲まれた、とある温泉街。
ここに「奇跡の湯」と呼ばれる温泉がある。
遥か昔より「この温泉に入るだけで奇跡が起きる」と言われている。
その温泉街に美人女将で有名な旅館がある。
名前を仮に「華音屋」とでもしておこう。
アットホームな雰囲気と、行き届いたサービスが評判である。
旅館の人達も個性的なキャラクターばかりで、いつでも旅館は大騒ぎ。
さてさて、今日の華音屋の出来事は?
2 :
名無しさんだよもん:02/07/04 01:06 ID:62aNMCfw
2
3 :
名無しさんだよもん:02/07/04 01:07 ID:62aNMCfw
これで6連続2GET成功!
YES!!!
5 :
名無しさんだよもん:02/07/04 01:07 ID:62aNMCfw
あはははは!!!!!!!!!
6 :
名無しさんだよもん:02/07/04 01:08 ID:62aNMCfw
8音タンくるかなー
>>2-3 おめでど。
記念になんかネタ提供して。
久しぶりか。。。
9 :
名無しさんだよもん:02/07/04 01:09 ID:62aNMCfw
8音タン現れず。
ヤター
復活オメ!!
>>7 よし、あとで完成されたSSってのを見せてやるよ。
奮えて待ってろ!
>>12 期待はするな。ただ奮えていればいいんだよ。
>>14 (((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
前スレはかなり難しいとこで終わってますな。
17 :
名無しさんだよもん:02/07/05 01:23 ID:Pk/23YZs
14まだ〜?
ちくしょー!
先こされたか!!
19 :
名無しさんだよもん:02/07/05 01:28 ID:Pk/23YZs
誰もネタフリすらしないのか…
「あははーっ、それでは場繋ぎとして佐祐理たちの宴会芸でもーっ」
「…佐祐理、この話し方だとスレ違いっぽい…」
22 :
名無しさんだよもん:02/07/05 22:50 ID:KZm4/sM7
このスレもパート3だし、そろそろ葉キャラも出てきて欲しいな。
しかし、俺は葉のゲームは未だに未プレイ・・・
雪が降っていた。
重く曇った空から、白い雪がひらひらと舞い降りてきた。
冷たく澄んだ空気、湿った木のベンチ。
休日のこんな時間でも、駅の人影は少ない。
白いため息をつきながら、駅の時計を見る。時刻は3時。
重く立ち込めた雲に太陽はさえぎられ、あたりは静かだ。
宗男「…………寒い」
突き刺すような風と、降り積もる雪。
ため息まじりに見上げた空。その視界を、何かがさえぎる。
雪雲を覆うように、女の子が私の顔を覗き込んでいた。
名雪「雪、積もってますよ」
宗男「そりゃ、2時間も座ってるからな……」
雪が積もってもおかしくはない。
名雪「あれ?今何時ですか?」
宗男「3時」
名雪「わ。びっくり……まだ2時ぐらいかと思ってましたよ。」
ぽやんとした口調はまったく驚きを感じさせない。
名雪「ひとつだけ聞いていいですか?」
宗男「ああ」
名雪「寒くないですか?」
あほか。
宗男「寒い」
名雪「じゃあ、ぜひうちの宿に来て温まっていって下さい」
そういって差し出されたのは1枚の割引券。
名雪「只今キャンペーン中です」
宗男「7年ぶりの温泉街で割引券一枚か」
ひらひらの紙切れを手で遊ばせる。
安すぎるようにすら感じる値段が丁度よい。
名雪「7年……そっか、そんなに経つんですか〜」
宗男「ああ、そうだ」
冬が来る度にこの温泉街を訪れていた私。
宗男「それはそうと、私の名前、知ってる?」
少しやんでいた雪がまた降ってきた。
名雪「……あなたこそ、この温泉街一の宿を知ってますか?」
重く暗い雲と対照的な白い雪。
宗男「うん。華音屋」
名雪「純一郎」
宗男「違うよー」
白い雪も凍える寒さも……
名雪「真紀子」
宗男「私、男性……」
7年前と変わらずに……
名雪「さ、行きましょう」
宗男「名前……」
私を受け入れてくれる……
宗男「わたしの名前……」
それまでとは少し違うかもしれない新しい1日も、この情景の中で刻まていく。
名雪「行きましょう、宗男さん」
宗男「はいっ」
――――― 華音温泉奇跡の湯 ―――――
…………やっぱ葉鍵キャラ意外は反則か。
27 :
名無しさんだよもん:02/07/06 00:42 ID:AlfGJNDI
前スレで葉キャラ出てたが・・・
14こないようだし一度リセットしようか。
秋子「さあ、みなさん今日は修学旅行生がいらっしゃいますよ」
触覚「ひゃっほー!女子高生だ!ぐえっ!」
香里「え〜と、東京の東鳩高校・・・聞いたことないわね」
祐一「こんなとこ来ても見るとこないだろ」
秋子「祐一さん、今なんと?」
祐一「あ、いや、なんでもないです」
名雪「みんなー、バスが到着よ〜」
祐一「あ、着たようですね」
続きよろしく
雅史「着いたよっ、浩之♪」
あかり「ほら、浩之ちゃん起きて」
30 :
名無しさんだよもん:02/07/06 22:31 ID:sjCo9ngW
age
31 :
名無しさんだよもん:02/07/06 23:06 ID:Nt0OKpDN
浩之 「う〜ん・・・あかりか。。。もう朝か?
あかり 「寝ぼけないでよ、浩之ちゃん
浩之 「いつもみたいに起こしてくれよ…
あかり 「な、な、なに言ってるのよぅ。。。(テレテレ)
志保&雅史 「…。
クラス一同&先生&運転手&バスガイド「・・・・。」
33 :
名無しさんだよもん:02/07/06 23:54 ID:FQfi3Ogo
浩之 「…お、着いたのか。
あかり「め、目、覚めた?
浩之 「おう、起こしてくれたのか。サンキュな。
雅史 「…ひ、浩之おはよう。
浩之 「おう。なんでみんな変な顔してんだ?
雅史 「な、なんでかな。
あかり「ききき気のせいだよ。さ、温泉だよ。はやくおりようよ。
浩之 「・・・???
34 :
鮮烈風子過激派! ◆oWQFuuko :02/07/06 23:57 ID:ePjOkZY+
まだこのスレ続いてたのか…
正統派ネタスレが少ない葉鍵のなかじゃ
良スレだよなぁ〜…
琴音「…松原さん」
葵「はい? なんですか」
琴音「どうして一年の私達が藤田さんたちといっしょの修学旅行に来ているんでしょうか」
葵「…」
琴音「…」
綾香「ま、気にしたら負けよね」
芹香(コクコク)
キキー!
浩之「ん、なんだあのでかい車…まさか」
がちゃ
綾香「ハーイ浩之!」
浩之「あ、綾香!何でオメーがくるんだよ!うちの学校の修学旅行だぜ」
綾香「あら偶然ね。あたしはたまたまこの温泉にきただけよ」
浩之「たまたまね…ってなに!」
芹香「・・・・・・(こんにちわ)」
葵「待ちきれなくて、きちゃいました」
マルチ「すいません〜ひろゆきさん〜」
琴音「わ、わたしは綾香さんに無理やり乗せられて」
浩之「おまえらなあ、、」
セリオ「袖振り合うも多少の縁、でしょうかね」
浩之「うーん」
雅史「まあいいじゃないか浩之。多いほうが楽しいよ。(ち、やっぱり邪魔しに来たか、綾香め。浩之は渡さないよ)」
足りないの無理やり加え、、、
sumann...
38 :
名無しさんだよもん:02/07/07 01:05 ID:ISJuCcRr
観音温泉って実存するんだよな(そのくらいありうる名前なんだけど)
たださ、某JR束日本の旅行ブランド「びゅう」の宿泊プランの宣伝文句に
「奇跡の湯」って書いてあったのには目が点になったぞ。
手に入れられるなら去年の冬の企画だったパンフの21ページ目を見れ。
気が向いたらどこかのあぷろだにあぷしとくよ。
>>38 惜しいな…観音ではなく華音なら絶対行ってたのに。
祐一「あの・・・お客様、そろそろ中に・・・」
みちる「んに? だれか来たみたい」
美凪 「…数ヶ月ぶりのお客さん?」
みちる「美凪ぃ、ホントのこと言っちゃダメだよ」
美凪 「…では、ちょっと偵察を…」
美凪 「………じー」
芹香 「………(?)」
美凪 「………じー」
芹香 「………(じー)」
美凪 「………じー」
芹香 「………(じー)」
みちる「にょわわ! なんか大変なことにっ!」
42 :
名無しさんだよもん:02/07/07 13:21 ID:M0QnT/bX
浩之 「おーい琴音ちゃん!こっち来てみなよ。面白いもん見られるぜ。」
琴音 「なんですか?あ、大道芸ですね。」
往人 「…。(な、なんだ?急に動きにくくなったぞ?くそ、動け!)」
琴音 「…。」
往人 「…。」
琴音 「…。」
浩之 「なんで二人ともそんなに辛そうなんだ?顔真っ赤にして。」
琴音 「なんでもないですよ。行きましょう、藤田さん。」
浩之 「そうか?あ、じゃあ、これチップっす。。面白いもん見せてもらいました。」
・
・
・
往人 「(あの女…何者なんだ?この俺がプレッシャーをかけられるとは!)」
43 :
鮮烈風子過激派! ◆oWQFuuko :02/07/07 20:49 ID:Wg/ZZ60z
超能力対決…イイ!(・∀・)
おっと懐かしいスレハケーン
良スレだな
なつかしいな。
前スレも前々スレもお気に入りに入ってるよ。
もう少し早く華音温泉スレの存在を知っていれば・・・・・
先週温泉行ったばかりなのに・・・・また行きたくなるじゃねえか。
え。。。?俺前スレとか見たことないから、ただなんとなく
会話とか書きこんでたYO!
前と空気違ってて浮いてたら嫌だなあ。。。
浩之「すいませーん、温泉はどっちですか」
栞 「あっちだポン!」
浩之「………」
浩之「お、温泉はここか。大浴場と露天風呂・・・」
雅史「浩之、どっちにする?」
浩之「そりゃあ、もちろん」
北川「露天風呂に決まってるよな、少年よ」
浩之「うわ、なんだよお前」
北川「気にするな、そんなことよりいい覗きスポットがあるガハッ!」
香里「ホホホホホホホ、なんでもないですよ〜ごゆっくり浸かってくださいね」
浩之「・・・・・尋常じゃない血出てるな」
美汐 「(…お風呂は100まで数えないとだめです。)」
あかり「志保〜、待ってよ〜」
志保「早く来なさいよ、あかり。温泉があたしを呼んでいるわよ!」
かぽーん
浩之「は〜、たまにはこういうのもいいな、、」
雅史「ほんとに気持ちいいね。浩之」
浩之「ん?」
あかり「志保〜、待ってよ〜」
志保「早く来なさいよ、あかり。温泉があたしを呼んでいるわよ!」
雅史「あかりちゃんたちだ」
浩之「相変わらずうるせえなあ、、まったく」
綾香「結構広いわね」
芹香「・・・・・・」
マルチ「温泉なんてはじめてです〜」
浩之「・・・・・・」
北川「さ、こちらへどうぞ」
浩之「うおっ!あんた死んだんじゃなかったのか」
北川「あの程度のことは日常茶飯でしてね。さ、こちらへ」
浩之「ん〜、でもなあ…ばれたらしばかれるしな」
北川「お客さん、あの面子を逃すなんてへたれもいいとこですよ」
浩之「・・・・・」
ジャパッ←立ち上がった音
雅史「浩之…」
浩之「分かるだろ、雅史。男なら」
雅史「浩之、僕達友達だよね」
55 :
名無しさんだよもん:02/07/09 19:22 ID:rZM8x/U1
あげますぞ
今更ながら宗男さんに感動した
大変だ!マルチが錆びた!!
北川「じつはこの扉から女湯にいけるんだ」
浩之「あ?アフォか!そんなんすぐばれるだろーが!!」
北川「いやいや、覗きの手口にも色々ありまして」
浩之「どうするんだ?」
北川「こうするんでございますよ」
ガチャ
ガス!
浩之「うわっ!!」
バタン
キャーーーーー!!!!!
北川「囮でございますよ。ふぇふぇふぇ」
雅史「浩之…」
あかり「浩之ちゃん!!」
志保「ヒロユキ!あんたねえ!」
マルチ「はわわわわ」
葵「せ、せんぱい」
綾香「いい度胸ね、浩之」
芹香「・・・・・・」
琴音「不潔です」
ガチャン・・ドタドタ・・
国崎「ん?なんか騒がしいぞ」
みちる「にょわっ!なんだあいつ」
浩之「落ち着いてくれ!琴音ちゃん!誤解なんだ!」
琴音「滅殺です・・」
ズガン!ガシャン!!
国崎「あいつは、、」
みちる「こらー!暴れるなあー!」
国崎「みちる!無茶だ!」
ドゴッ!
みちる「へぶっ!」
国崎「ちいっ!」
キュピーン!!
琴音「!!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
浩之「力が拮抗してるのか、、」
国崎「ぐう、さらにできるようになったな、、」
どさっ
国崎「?」
秋子「困りますよ、、宿を破壊してもらっては、、」
浩之「助かった、、、」
その後、雅史に証言して貰い浩之は無実を勝ち取った。
北川は、、
質問。
先生!
覗こうと北川に誘われそれにホイホイ乗った事の
どの辺に無実があるのですか!?
>>61 雅史ちゃんは「友達」のために、一所懸命あることないこと言い立てて弁護したのです。
時間は湯治客のとうに就寝している頃だろう。祐一は業務員の中でも最後に一日の疲れを癒していた。
「ふう・・・」温泉につかり、頭にタオルを乗せて一息つく。夜風が火照った身体に心地良い。
――――なんだかんだいって水瀬家の居候になっていた俺は、
人手不足で困っていた秋子さんのお願いを断る訳にもいかなかった。
「けど・・・」
夜空を見上げてみる。満天の星空だ。明日も快晴だろうか。
「こういう風に身体を動かすのも、悪くは無いかな・・・」
64 :
63の続き:02/07/10 12:19 ID:72/oWsjQ
「思えば今日は色々あったな・・・」
東鳩高校は、以前の地元では結構有名ドコロだった。
ロボットの学生がいるとかいないとかで一時期偉い騒がしかった高校だ。
(いや、ホントに間近で見ても人間にしか見えなかったんだよな。可愛いし)
業務用往路と脱衣所が半壊したのにはさすがにびっくりした。
おそらくは後に倉庫でボロ雑巾みたくなってた北川がらみだろうと推測してみる。
あの傷じゃ今日中は温泉だって入れないだろう。惜しいかな北川、やり過ぎだ香里(断定)
「さて、それじゃ秋子さんに今日一日の報告でもしてこようか」
温泉から上がる。ライトアップの裸電球を消そうとし
「・・・・・・舞?」のぼせて岩面に横たわっている舞をハッケソした
65 :
64の続き:02/07/10 12:54 ID:72/oWsjQ
脱衣所が崩壊していたから、女湯に入るのを諦めたのだろうか?
それはともかく、バスタオルでも被せてやらないと・・・俺の理性が持たない。
と、その作業中に今一番エンカウントしたくない奴とかち合ってしまった。
「あ、あ、ああ相沢?」「・・・よぉ北川」
このシチュ〜タオル一丁の俺がのぼせた舞にバスタオルを被せようとしている〜は、
傍から見れば〜タオル一丁準備オッケーの相沢祐一が、舞のバスタオルを剥いでいる〜
様に見えるのではないだろうか・・・違う、違うんだみんな・・・!!
何秒、いや何分たっただろうか、正直これ以上の沈黙には耐えられそうもない・・・
しかし、北川は北川だった。
「俺もまぜ「死ね」」
>「俺もまぜ「死ね」」
ワロタ
67 :
名無しさんだよもん:02/07/11 00:06 ID:mGW3XTBj
志保「さて、修学旅行名物、ドキッ!乙女だらけの座談会〜〜!!」
あかり「え、志保なんか言った?」
志保「ちょっとあかり、何もう布団に入ろうとしてんの!?まだ12時よ!
夜はこれからよ!」
・
・
・
綾香「で、具体的に何すんのよ?」
芹香「・・・・・・」
琴音「・・・・・・」
志保「ふふふ〜決まってるじゃない。コイバナよ、コ・イ・バ・ナ!」
続きよろ
セリオ「コイバナ…。それはどんな花でしょうか?」
志保 「いきなりボケてるわねぇ…」
マルチ「はわっ、ち、違うんですか?」
志保 「あたりまえよっ! コイバナと言ったら恋の話に決まってるjじゃない」
セリオ「鯉…コイ目コイ科コイ属の淡水魚。普通は全長60センチメートルぐらいになり(以下略」
マルチ「なるほど〜。さすがはセリオさんですね」
志保 「ちょっと! この2人何とかしなさいよっ!」
「まったく志保の奴ら、ふすま一つ先が俺達の部屋だってこと、まるで気づいてね〜な。
ま、志保ちゃんネットワークもたかだかこんなもんか」
その話がうるさくてついつい部屋を飛び出しちまったが・・・する事も無いしな、戻るか。
・・・っと、
「お客さん、すいません」
バスタオル一枚の女の子を抱えた従業員がとたとたと走ってくる。
おお、目の保養♪・・・って、この女の子は
「・・・芹香先輩!?」
70 :
69:02/07/11 13:00 ID://tMVya/
上段胴回しを北川に喰らわせた後、俺は浴衣着のお客さんと出遭った。
男は、確か・・・そう、東鳩高校の男子学生だ。印象的な目つきをしている。
「いえ、家の従業員ですけど?」
セリカ・・・ってのは誰かわからないけど。多分一緒に来ている学生だろう。
「へえ・・・雰囲気といい黒髪といい、良く似てるな」
「・・・中身は似ても似つかないと思いますよ」
苦笑して言ってみる。こんなのはそうざらにはいないだろうし。
「だろうな。“無口で放課後学校に一人残って何かしてるタイプ”には見えね〜や」
「ぶっ!?」
「ん、風邪か?」
「いえ、なんでも・・・」
71 :
70:02/07/11 13:22 ID://tMVya/
「そうだ、明日の朝食、良かったら一時間遅らせちゃ駄目か?
悪い、女子達すげー楽しそうでさ。やっぱ女はしっかり寝ないとアレだろ?」
「・・・苦労してるんですね」
「まあ、な。んじゃ、引き止めて悪かったな」
「ん・・・」「お、舞。起きたか?」
「祐一」「ああ、おまえのぼせてたからな。佐祐理さんの部屋に運んでる最中だ」
「・・・祐一の、部屋がいい・・・」「!?」
そりゃまあ、佐祐理さんももう寝てるとは思うけど・・・。
⇒ 「わかったからバスタオル一枚で抱きつくなって」
「ほら、佐祐理さんの部屋に着いたぞ。明日も頑張ろうな」
⇒ 「わかったからバスタオル一枚で抱きつくなって」
くりっくくりっく〜♪
従業員の部屋は、布団かベッドかの選択があった。
水瀬家に来てからもベッドだったんで、俺はついででベッドに決めた。
(後に聞いてみれば、ベッド希望者は多かったようだ)
「ほら、舞・・・」「ん・・・」
ベッドにエスコートする途中、月明かりに濡れる舞の姿は、どこか危うげで、
―――――それでも、綺麗だった。
・・・が、遅かれながらそれで気づく。
紅葉の素晴らしいこの季節、夜はいいかげん肌寒くなってきた頃だ。
舞の指先は、温泉の火照りなどとうに忘れて、冷め切っていた。
「ご、ごめん舞!その・・・すぐに、浴衣でも着せればよかった・・・!」
後悔は、しかし遅かった。舞の冷えた指を握る自分の暖かい手が、どうにも疎まく
「大丈夫・・・祐一、あったかい・・・」
「!!」
思わぬ力に、俺はアッサリとベッドに引き込まれた。
75 :
74:02/07/12 18:13 ID:yl3A17sb
洗い立ての長い黒髪が、石鹸の香りと一緒に鼻をくすぐる。
目の前の舞は俺の心境とは対象にひどく落ち着いて見えて、
月明かりに薄っすらと見えるその表情は、どこか普段よりも柔らかい。
と。くいっ・・・くいっ・・・と、浴衣の袖を軽く引っ張られる。
「・・・舞?」「・・・」
舞は答えない。その謎の行動は結構続いて・・・ようやく、その意味に気がつく。
「舞・・・したいの?」「・・・・・・はちみつくまさん」
言って、月明かりでもわかるくらい真っ赤になって、俺の胸に顔をうずめてきた。
なにい!こんな展開になるなんて…
ハァハァ
スゴク(・∀・)イイゾ! 続きが読みたーい
秋子「香里さん、祐一さんどこいるかしら?」
名雪「えーと、さっきお風呂に入りにいったから今は部屋じゃないでしょうか、どうかしましたか?」
秋子「ええ、ちょっと頼みたいことがあったんだけど・・・」
名雪「じゃあ私呼んできますよ、今手空いてるし」
秋子「そう、悪いわね」
同じころ
美汐「栞さん、相沢さん知りませんか?」
栞「さあ?多分部屋にいるんじゃないんですか?」
美汐「そうですか・・・」
栞「もしかして夜這いですか?」
美汐「違います!」
栞「冗談ですよ、私も祐一さんの部屋に行きますよ」
美汐「遊びに行くわけじゃないですよ・・・まあいいですけど」
さらに
真琴「フフフフ、今日はコンニャクで驚かせてやるんだから・・・」
そして
あゆ「うぐ〜トイレ行きたいけど、暗くて恐いよ〜。祐一くんに連れてってもらおう」
んでもって
名雪「くー」
79 :
78:02/07/12 23:59 ID:Z/vR2MfJ
あ・・・香里なのに名前が名雪になってる・・・
謎ジャム食って逝ってきます。
あわわわわ・・・・
「舞・・・その、何だ。こっち来てからその、ご無沙汰だから・・・」
「大丈夫、早くてもいい。私も疲れてる」
「・・・っ!」「舞、気持ちいい?」
「・・・くまさん」「気持ちいい時は、声出してもいいんだ」
「・・・?」 舞は普段から感情の起伏が少ない。
それは単純にそうではなく、感情を表現する能力が上手く備わってないからだ。
見た目は(特に胸が)大人、頭脳は子供、ってやつかな。
そういえば、キスしてあげると声が出やすくなるって誰かに・・・。
「舞」「んっ・・・んぅ・・・はぁ」
「ほら。声、出やすくなった」「・・・祐一、気持ち、いい」
・・・まあ、舞が喘ぐってのもあまり想像出来ないけどな。
もう少し開発には時間がかかるかな・・・と、
「ごめん、もう・・・」「祐一、早い」
お決まりのチョップが決まってしまった。
ただ、どんなに忙しくても疲れてても、身体は正直なんだよな。
祐一「舞、まだいけるんだけど・・・続けてもいいか?」
舞「祐一、人が来た」
祐一「え!?」
香里「相沢君?起きてるならちょっといいかしら?」
真琴「あう〜っ、開けなさいよ祐一ぃ」
あゆ「うぐぅ。真琴さん、もうイタズラは止めようよ」
美汐「相沢さん、お時間はありますか?」
栞「祐一さん、一緒にお話しませんか?」
名雪「く〜」
ま、拙い!某としたことが!!
秋子さんはバレちゃっても寛大だからペナルティだけで許してくれるけど、
(´-`).。oO(このままじゃ120%殺されちゃうよ・・・)
舞「祐一・・・どうする」 祐一「どうするったって」
⇒ A「俺はとりあえず扉に向かった」
B「俺は扉を除く唯一の出口、窓に向かった」
C「俺はあまり使ってないクローゼットに向かった」
ここは祐一の口車で何とかするしかないな(w
というわけで、Aをきぼーん。
栞「祐一さん?」
祐一(とにかく平常心だ!)「おう、祐一さんだぞ」
栞「・・・なぜ“とりあえず”なんですか?」
祐一(声に出してた〜っ!!)「気にするな」
あゆ「うぐぅ、祐一君なんだか変だよ・・・」
香里「相沢君、秋子さんが呼んでたわよ。最終報告行って無いんじゃない?」
祐一(ナイスだ香里!)「そういえばそうだったな。悪いな、わざわざここまで来てくれて」
香里「そう思うなら一緒に行きましょ。私も客簿を渡しに行かないといけないから」
祐一(そうきたか香里!)「悪い、もう少ししてから行くよ。今はちょっと無理だ」
真琴「ちょっと〜、人と話す時くらい顔見せなさいよ〜」
美汐「せめて理由くらいは知りたいところですが・・・」
栞「今日の祐一さん、なんだかおかしいですよ?」
名雪「く〜」
祐一(ど う す れ ば い い ん だ)
A (ゆ、浴衣を着て素早く外に出る!)
B (ま、舞とアイコンタクトだ!)
C (俺にはわからん!神よ、選択肢を!)←ご自由にどうぞ
C 舞に隠れてもらう
というのはどう?
不幸な事に、俺の部屋には家具があまりに少な過ぎる。
それこそ、人一人隠れられるスペースなんてそうそう無い。
「切羽詰まってきたな・・・どうしようかま・・・舞?」
舞は何時の間にかバスタオルでその身をくるんでいた。窓を全開に開くと、
「温泉で、待ってるから・・・」「ちょっとまっ
一瞬後には軒に飛び乗り、夜露に濡れるその上を凄まじいスピードで走る。
そして受身をとる様に姿勢を低くした瞬間、そのまま真下にある男湯にダイブしていった。
ほどなくして、小さな着水音が聞こえてくる。
「・・・・・・無茶苦茶だなオイ。ここ二階だぞ」
冷や汗をぬぐい、呆れて頭を掻く。
・・・まあ、その気になれば屋上から飛び降りられるくらいだし、朝飯前って事か。
俺は後ろのドアの先の喧騒も忘れ、ただそんな事を考えていた・・・。
エチシーン押さえすぎた・・・期待させといて駄作すいません。
>>78さんせっかくネタ振ってもらったのに上手く喰えなくて申し訳ね〜・・・
オチてないし・・・吊ってきます。お騒がせしました
どうでも良いけど書いてて思ったのは・・・ラブひな互換すると楽・・・
88 :
名無しさんだよもん:02/07/14 02:52 ID:7wPrQR2d
温泉で待ってるってことはそういうことね・・・
ガチャ
「相沢君、一体どうしたのよ?さっきから返事しないし」
「おわっ!」
香里がドアを開けて部屋の中に入ってきた。
「ちょっと、何驚いてんのよ?」
あぶねー、鍵かけ忘れてた・・・
「祐一さん、何かあったんですか?汗かいてますし」
「いや、なんでもない。ちょっとヒンズースクワットをね」
「何で風呂上りにそんなことするのよ・・・」
至極当然なツッコミだ。
「まあそんなことより秋子さんが呼んでるんだろ?早く行こうか」
「そうね、これ以上何言っても無駄でしょうし」
ヒドイ言われようだな。
「うぐ〜祐一くん、ボクトイレ行きたいよ〜」
「はあ?行ってくればいいじゃないか」
「一人じゃ恐いよ〜」
外見はともかく俺と同い年だろーが・・・
A仕方ないのであゆをトイレに連れて行く
Bあゆは他の人(美汐、栞とか)に任せて秋子さんのとこへ行く
Cそういや舞が温泉で待ってるって言ってたな・・・
Bで。
やっぱり呼ばれてるんだから先に行っとかないとな…
祐一「栞、あゆを頼む」
あゆ「え?祐一くんはどこに行くの?」
祐一「香里と一緒に秋子さんのとこに」
あゆ「うぐぅ、寂しいよ〜」
祐一「まったく…それじゃ頼んだぞ、栞。
あ、それと天野、真琴を連れて帰ってくれるか?」
真琴「ちょっとぉ、少しぐらい遊んでくれたっていいでしょ?」
美汐「相沢さんは忙しいのですよ、真琴。
わかりました。それでは…また明日…」
祐一「あ!ちょっと待った!」
美汐「はい?」
祐一「こいつも連れて帰ってくれ」
名雪「くー」
祐一「それじゃ行ってきます。栞、天野、後は任せた」
栞・天野「「お休みなさい」」
あゆ「…じゃあね、祐一くん」
真琴「もうっ、今日のところは引きあげよっ!」
香里「じゃ、行くわよ?」
香里に連れられて秋子さんのいる支配人室へと向かう。
香里「相沢君を連れてきました」
秋子「こんな夜遅くにすいませんね、祐一さん」
祐一「いや、こっちこそ遅れてしまってすいません。それで、用って?」
秋子「さっき脱衣所が半壊してしまった事は知っていますね?」
詳しくは知らないが、あの北川の様子を見れば何があったか位は想像がつく。
秋子「少しでも早くお客様にお風呂を使って頂きたいのですが、
今から修理をお願いしてもよろしいですか?」
祐一「今から…ですか?」
今からか…どうしようか?
A「いいですよ。わかりました」
B「今日はちょっと…」
C「何で自分がそんなこと…」
舞が居る温泉の脱衣所なら『A』で
そうだな、舞も待ってるしな…
祐一「いいですよ。わかりました。」
秋子「そうですか、助かります、祐一さん。
それじゃあ香里さんと一緒に…」
祐一「あっ、別に一人でいいです」
香里「え?一人で大丈夫なの?」
みんなで舞のところに行っても困る。
祐一「いやぁ、平気ですよ、平気。ははは…」
香里「?」
秋子「それではお願いしますね(にっこり)」
掃除道具をもって脱衣所のところへ行こうとすると、
秋子「それと、祐一さん?」
祐一「はい?」
秋子「遊びすぎは身体に毒ですよ(にっこり)」
祐一「…はい…」
ばれてた…
一方その頃
かぽーん
往人「…疲れた」
思えば今日は大変な日だった。久しぶりの団体客が東京から来たと思ったら
ロボットはいるわ方術使いはいるわ、挙句の果てに脱衣所は半壊するわ…
往人「せめて風呂くらいはゆっくり入れさせろってんだ」
ひゅるるるる…
往人「ん?」
ずがん ばしゃ
往人「ぐはぁっ!」
空から…なんか…降ってきた…
往人「いつつ…何だ?…舞?」
見ると、そこにはバスタオル一丁でぶっ倒れている舞がいた。
どうやら落っこちてきたらしい。よく死ななかったな…
軽く気を失っているようなので、とりあえず脱衣所の方へと運んでやる。
ぶっ壊れちゃいるが寝かせるくらいは出来る…って…
往人(バスタオルが…はだけ…胸…)
往人(い…いかんいかん!何を興奮しているんだ、俺は…!)
俺は…
Aもうちょっとこの状況を楽しむ。
Bここにいるのはまずい。逃げよう。
Cとりあえず舞を起こす。
Aで。
往人(そ、そうだな…こんな時間に誰も来ないだろうしな…)
そっと舞を床に横たえると、その肢体をゆっくりと眺める。
往人(こいつ…こんなに綺麗だったのか…)
しっとりと濡れた長い黒髪、うっすらと桜色に染まった肌、なだらかに滑る双丘、
全てが俺を興奮させるのに充分なほどの威力を持っていた。
往人(誰も…見てないよ、な…)
心臓の鼓動が耳を劈くほどに激しく刻まれている。
往人(…)
震えるような手つきで俺は舞の身体に手を伸ばし、バスタオルを―
祐一「…おーい、舞、いるかー?」
往人(だぁぁっ!)
ま、まずい!こんな事してるのがばれたら…
俺は…
Aとにかく逃げる
B事情を話す
B!!
C 祐一と一緒に3P
往人「するかっ!」
祐一「させるかっ!」
B事情を話す
こういう時は先手必勝だ!
祐一「舞〜?」
往人「おい、相沢」
祐一「うわっ!往人さんですか。舞見ませんでしたか?」
往人「俺が風呂に入ってたら空から降ってきたぞ。気絶してるんでそこに横にしといたぞ」
祐一「あちゃ〜、無茶するから・・・」
往人「お前、空から降ってきたのと関係してんのか?バスタオル一枚だったし。
はは〜ん・・・」
祐一「あ、いや、そんなことどうでもいいじゃないですか、はは・・・今は舞をなんとかしましょう」
往人「そうだな、この構図は怪しいことこの上ないからな」
香里「相沢く〜ん、修理終わった〜?」
祐一&往人「!!!!」
A逃げる
B舞を隠す
Cうまくごまかす
Bだ! なんとしても生き延びろ!
生き延びろメンテ
香里「相沢く〜ん、修理終わった〜?」
祐一&往人「!!!!」
祐一(どっ…どどどどうしましょう往人さん!?)
往人(と、とりあえず舞をどこかに!)
俺たちは急いで周りを見渡した。どこかに舞を隠さなくては北川の二の舞だ…!
すると目に止まったのは…
A人がやっと入れるくらいのロッカールーム
Bなぜかぽつんと置いてあった大がかりなトランク
B!
105 :
103:02/07/16 01:56 ID:UY5ZkFjf
展開に脳内補完が間に合わない罠…頑張ります…
ふと眼を部屋の奥にやると、そこには場違いなほどに馬鹿でかい
トランクケースがぽつんと置かれていた。
おそらくさっきの一件のあおりを食って転がってしまったものと思われる…
ってそんなに悠長な推理をしてる場合じゃないっ!
祐一(往人さん!この中に舞を!)
往人(わかった!相沢、そっち持て!)
トランクの中には妙ちくりんな機械が転がっていたが、
とりあえず人一人が入れるくらいのスペースはあった。
俺たちはトランクを開けると、その中に舞を怪我しないように
ゆっくりと下ろしてすぐにケースを閉じる。それとほぼ同時に
がらっ
香里「入るわよ、相沢君…って国崎さんもいたの」
祐一&往人(た、助かったぁ〜)
香里「…あんまりはかどってないみたいね、この様子じゃ」
祐一「えっ?…あ、ああ、これだけ散らかってるからな、ね、往人さん?」
往人「ん?…お、おお、俺も手伝ってるんだが全然片付かねぇ」
祐一「そ、そうだ香里、お前何しに来たんだ?」
香里「ああ、それそれ。探し物よ。お客様に頼まれてるの」
祐一「探し物?一体何を探してるんだ?」
香里「馬鹿でかいトランクケース、見てない?」
祐一&往人(!!!)
祐一「し、し、し、知らないな〜。ねぇ、往人さん?(汗」
往人「あ、ああ。まったく知らない。(汗」
香里「・・・その後ろにある物は?」
二人「ギクッ!!!」
香里「あるじゃない。じゃ、さっさと持っていかないと文句言われるから・・・」
祐一「香里、すまない!!!」
ガツッ!!!!! ・・・バタッ!!!!
往人「・・・って倒してどうする!!!!」
祐一「逃げる!!!!!」
往人「お、おい待て!!!」
気付いた時にはトランクは消えていた・・・。
ど う す れ ば い い ん だ 。
A.俺も逃げる。
B.とりあえず風呂に入り直す。
C.香里を介抱する。
C!Aは狩られそうだ
てか、祐一普通に最悪…
まずは香里をどうにかしないとな…このままほっとくのも寝覚めが悪い。
往人「おいっ、大丈夫か?」
…返事が無い。さっきのショックで気を失ったらしい。それにしても…
往人(つくづく今日は大変な日だなおい…)
やむなく俺は香里を背負って脱衣所を出る事にした。
がらがらがらがら…
祐一「はぁっ、はぁっ…こ、ここまで来ればさすがに…」
どうにかこうにか香里の追及を(多少強引な手段ではあったが)逃れた俺は
舞の入ったトランクを引き摺りながら必死で逃げてきた。
すまん、香里。この埋め合わせはきっとする。多分。ひょっとしたら。
祐一(ここはどこだ…?…客室の方か…)
とりあえず、どうしようか…?
A舞を起こす
B舞を起こす
C舞を起こす
そうだな、とりあえず舞を起こさなきゃな。
俺はトランクに手をかけるとロックを外して開け―
浩之「おっ、来た来た!」
ばたんっ!
光の速さでトランクを閉めた。
浩之「いやー、ホント助かりました。どうもありがとうございます」
さっき舞を運んでいる時に会った生徒だった。
祐一「はい?あ、あの…」
浩之「あ、女の人運んでた人ですよね。さっきはどうも」
祐一「あ、ど、どうも…」
浩之「おーい綾香ー、見つかったぞー」
綾香「本当?どこどこー?」
彼が廊下の反対側のほうに呼びかけると、向こう側から浴衣着の女の子が
軽快なフォームで走ってきた。学校の友達か何かかな。
浩之「ここだここ。この人が今届けてくれたんだ」
綾香「あ、どうもすいませんでした」
アヤカ、というその女の子が俺に向かって軽く頭を下げる。
どことなく舞に似ている子だ。まあ、こんなに快活じゃないが。
…ってこんな冷静な分析をしている場合じゃない!
綾香「脱衣所に置いてある、っていうのは分かってたんですけど、
なんか色々あって取りに行けなくなっちゃって…ねぇ、浩之〜?(にっこり)」
浩之「は、はははっ、ま、まぁいいじゃねーか、こうして戻ってきたんだから、な?
あ、ホントありがとうございました。それじゃコレ、持って行きますんで」
祐一「あ、ちょ、ちょっと、それ…」
言うより早く、彼らはトランクを持って部屋の中に入っていってしまった…。
祐一(ど う す れ ば い い ん だ !)
112 :
名無しさんだよもん:02/07/17 01:08 ID:k1okdp0i
良スレage
がらがらがらがら…
浩之「ところで、この中には一体何が入ってるんだ?」
綾香「来栖川エレクトロニクス特注のHM用外付けバッテリーパック。
今、ちょっとセリオたちの調子が良くないみたいだから、どうしても
内部電源の消耗が激しくなっちゃうらしいのよ。特にこれは試作用だから
ここまでしかダウンサイジングできなかった、って訳」
浩之「ま、要はコレがあればいいんだろ?とっとと行くか、みんな待ってるしな」
俺たちはトランクを押しながら先輩たちが泊まっている部屋に着いた。
浩之「おーい、持ってきたぞー」
マルチ「あっ!綾香さま、浩之さん、おかえりなさいっ」
セリオ「お待ちしておりました」
芹香「……」
綾香「ただいま、みんな、姉さん。わざわざありがとね、浩之」
浩之「この位だったらいつでも呼べって。…それじゃ俺はこれで。また明日な」
綾香「ちょっと、お茶ぐらい出してあげるから少し話でもしましょうよ、ね?」
マルチ「浩之さん、何かお話でもしませんか?」
浩之「こっちもそうしたいんだけど、まあ、いろいろあってな。
何かあったら電話でもくれよ。それじゃ、また明日な」
綾香「まったく、忙しい奴なんだから…ちょっとぐらいゆっくりしてってもいいのに…」
セリオ「浩之様には浩之様の御都合がございます」
マルチ「きっとそうですよ。私はお手伝いしてくださっただけでも嬉しいです」
芹香「……」
綾香「うーん、まあ浩之にはあかりさんもいるしね…今日のところは見逃してあげるわ。
それよりこれ、開けるわよ。手伝って頂戴?」
マルチ「はいっ、わかりました!」
セリオ「了解いたしました」
ゆっくりとトランクを横たえてロックを外したその瞬間―
がたがたっ!
マルチ「はわわ〜っ!な、なんですか〜!?」
セリオ「内部に生体反応を確認いたしました」
綾香「中に何かいる、ってことね?みんな、ちょっと下がって!」
芹香「……」
部屋にいる全員がトランクから一定の距離をとってその動きをじっと見守る。
すると内部からロックが外され、がたん、と音を立ててトランクの蓋が開けられた。
((((!!!!))))
一気に部屋の緊張が高まったその瞬間、中から聞こえてきたその声が、
舞「……ここはどこ」
緊張感を一気に吹き飛ばしていった。
後は頼んだ…
芹香「………………」
舞「……そう。迷惑かけてすいません」
芹香「………?」
舞「…祐一の部屋に居たら、人が来たから窓から飛び降りて…覚えてない」
綾香「ふ〜ん、てことは祐一って人とアレなことしてたのね」
舞「……(ポッ)」
芹香「……(ポッ)。………………?」
綾香「え〜と、トランクはここの従業員の人が見つけてくれたんだけど…」
舞「じゃあ多分祐一が入れたんだと思う」
芹香「…………」
綾香「さっきの人が祐一って人なのかしら?まあこれ以上探っても意味ないわね」
マルチ「はわわ〜さっきから綾香様の声しか聞こえません」
セリオ「私も、バッテリーがないので、聞き取れませんでした」
綾香「あ、そういえばセリオのこと忘れてたは、ちょうどいいわ、ちょっとてづだってくんない?」
舞「?」
微訛り萌え
セリオ「…外付けバッテリーとの供給回線を開きます。
サテライトサービスによるバックアップシステムをリロード…クリア。
…既存システムとの照合及びエラーチェック…クリア。
磨耗/損傷ともに軽微。グリーンを保持しています…」
マルチ「はわわ〜っ、電波が流れてきます〜〜」
綾香「マルチはオートモードにしておいて正解だったかな」
舞「…ランドセル?」
芹香「(縮小化に努めてみました…科学の力は偉大です…)」
綾香「姉さんが言うと底はかとなく違和感があるわね(汗)
綾香「…とまあ、物々しかったけどこれで完了ね。ありがと舞さん」
舞「こくこく」
綾香「それじゃ、どうしよっか。
セリオ達は何か変調あるとマズイから、今日はもう休ませるつもりだけど…」
セリオ「先ほどの殿方ならあちらに反応がありますが」
舞(総務所・・・秋子さんの所)「わかった…さよなら」
綾香「良い体付き…凡じゃないわね。…って、あの娘今日中に二連戦でもする気?」
一方その頃
香里「……う…ん…」
往人「おっ、気が付いたか?」
香里「ヘ…?国崎さん…?」
往人「ああ、国崎さんだ」
香里「ちょ、ちょっと、降ろしてよ…!」
往人「こら、人の背中で暴れるな」
香里「冗談じゃないわよ。こんな所、人にでも見られたりしたら…」
往人「俺は別に構わんが」
香里「まったく…大体なんでこんな事になってるのよ?確かお客様の忘れ物を探しに
脱衣所に行ったら相沢君と国崎さんがいて…」
往人(ぎくっ)
香里「…あれ?その後…どうしたんだっけ?うーん…」
往人(…記憶が軽く飛んでるのか…?)
俺は香里に…
A本当のことを教える
B嘘をつく
Cこの状況をキープする
c
香里「ねえ国崎さん、何がどうなってるの?」
往人(どうする…?本当の事を…いや、それはマズイな)
香里「国崎さん?ちょっと、聞いてる?」
往人(ま、いっか。別にこのままで)
香里「国崎さん(むぎゅ)」
往人「いてて!こらっ、耳をつかむの止めろ!」
香里「女の子の話は聞くものよ」
往人(相沢、お前…苦労してんな…)
香里「…!(かあっ)…(むぎゅっ!)」
往人「いてててて!だから手ぇ離せって!」
香里「ど う し て ここで相沢君の名前が出てくるのよ!?
まったく…これだからデリカシーの無い男は…」
往人「(口に出てたのか…)ま、まあ、そろそろ降ろそうか?」
香里「ちょっと待った」
往人「は?」
香里「私を怒らせた罰よ。このまま私をおぶって行きなさい。
楽でいいしね。(…暖かいし)」
往人「…はいはい。それじゃこのまま行かせてもらうぜ、お姫様?」
香里(……!)
往人「いててっ!」
えええ!?
往人×香里ですか!?
…こっ…これはこれで………!!!
俺こと北川は、乾燥機の横に山積みだった、男物の浴衣を運んでいた。が、
「あ、歩けねえ…」
相沢…あの距離で上段胴回しとは思わなかった。首が変な方向に重い。
「まあ美坂に比べれば雲泥の差…痛って」
美坂の拳は重い。それが他との大きな違いだ。
速いだけなら素人でも出来る。速さに重さを乗せるためには腰がいる。
「まあ惚れた女だし、それくらいは…お?先輩?」 「北川…くん」
俺の前に現れたのは、相変わらずバスタオル一枚の姿のままの川澄先輩だった。
「…随分急ぎみたいだけど…じゃあ、これあげますよ」 「?」
「何時までもその格好じゃマズいでしょ」 「…」
あれからずっとこの格好だったのだろうか…誰か着せてやれよな。
そんな事を考えて苦笑しつつ、男物の浴衣の一つを渡す。
「それじゃあ先輩、俺これ全部たたまないといけないんで…」 「…ありがとう」
祐一「失礼します秋子さん」
秋子「あらあら、随分早かったですね。どうかしましたか?」
祐一「いえ…それが。やっぱり今日中には修理は難しいです」
秋子「了承。…それはそうと祐一さん、重要なお話があります」
祐一「……え?」
それは、
A、明日は山間でお客に自由行動を取らせると言う話だった。
B、明日は新しい団体様が来ると言うお達しだった。
C、従業員お手つきとして、ペナルティのお達しだった。
D、あまりの疲れに倒れてしまい、俺の耳には届かなかった。
Aで。最近浩之ちゃんを見ていない…
秋子「では、明日はAで決定です。紅葉狩り、秘湯巡り、ハント、釣行…、
限られた範囲内でなら了承します。もちろん、従業員もですよ」
祐一「わかりました。朝食の時にみんなに話します」
祐一「…舞。待っててくれたのか?」 舞「はちみつくまさん」
通路に出てしばらくして、俺は中庭を眺めていた舞を発見した。
祐一「今日は色々あったよな」 舞「はちみつくまさん」
俺もその横で、月明かりに映える中庭を見やる。
祐一「明日はもっと楽しくなるぞ」 舞「…?……祐一、嬉しそう」
祐一「ああ、嬉しいぞ。明日はきっと楽しくなるし、
何よりその前に、今宵は舞を美味しく食べられ……いてて」
見事なチョップだ。この調子なら旅館一の突っ込み娘も夢じゃないだろう。
俺はそんな事を考えつつ、忙しかった今日の終焉を迎えた。
そんな訳で、後は起きてる集団の話、または明日の話になるのだが。
それは
>>127みたいなヘタレじゃなく、職人さんが書いてくれるだろう。
舞「祐一…二回戦目は書かれないの?」 祐一「神が来たらその可能性もあるかな」
北川「は〜やっとたたみ終わった。全く俺一人にこんな面倒なことやらせやがって。
他の男供は何やってんだか」(あなたのせいで大変な目にあってました)
ようやく浴衣をたたみ終え、自室に戻ろうと思ったら・・・
北川「ん?あそこを歩いてるのは国崎さん・・・」
向こう側の廊下に誰かを背負ってる国崎さんが見えた。
北川「女の人みたいだな・・・ま、俺にゃ関係な「はわわ〜道に迷ってしまいました〜」
突如、気の抜けるような声が耳に届いた。向くと、小さな女の子が缶ジュースを抱えながら泣(?)いていた。
あれは確か、来栖川様ご一行の・・・
北川「お客様、どうなさいました?」
マルチ「あ〜、私トランプに負けて、罰ゲームでジュース勝って来ることになったんですけど
帰り道に迷ってしまいました〜。私はセリオさんみたくサテライトサーチステムありませんし、
こんなとこで迷ってしまうなんてほんと駄目ロボットです〜!!」
北川「(ハア?ロボット?何言ってんのこの子?耳に変なのつけてるし)
そうですか、え〜と部屋の名前分かりますか?」
マルチ「あう〜それも分かりません〜。どうしましょう〜」
北川「お客様は来栖川様ご一行でしたよね?今フロントで部屋を確認して参りますので・・・」
マルチ「はわ〜ご迷惑かけてすいません。人の役に立つどころか迷惑ばっかかけて
ほんと駄目メイドロボットです〜」
北川「(何い!?メイドだと〜!でもロボットって・・・?)いえいえ、ではお客様なんですから困ったことが
あったら従業員を使ってくださいよ」
マルチ「本当にすいません〜」
北川「ではフロントに参りましょうか」
129よろしく
俺はこのかわいいお客様を連れてフロントに到着した。
北川「おーい、誰かいますかー?」
美汐「はーい、只今参ります」
とてとてとて
美汐「どうなさったんですか、北川さん?」
北川「いや、このお客様が迷っちゃったっていうんで、それで」
マルチ「はわわ〜っ、わ、わざわざすいませ〜〜んっっ!」
そう言うとこの子は本当に深々と頭を下げる。その拍子に腕に抱えていた
缶ジュースが一本落ちた。そして
マルチ「あ〜っ!?」
それを取ろうとしてますますジュースを落っことす。
美汐「あらあら…」
…間違いない。この子は人間だ。それもかなりおっちょこちょいの。
北川「お客様、お取りいたします」
マルチ「そ、そんな、おかまいなくっ!」
北川「いいですって。それより美汐ちゃん、この子の部屋、調べといて」
美汐「わかりました。お客様、東鳩高校の生徒様ですね?」
マルチ「はいっ。今はそちらにお世話になってますっ」
美汐「お客様のお名前は何とおっしゃるのですか?」
マルチ「HMX−12、『マルチ』とお呼びください」
…はい?
北川(この子…マヂでろぼっとなの…?)
美汐「かしこまりました。マルチ様ですね」
北川(…なぜあなたは驚かないの…?)
・・・確かに東鳩慣れしてると驚かないが、
普通にロボットが修学旅行で来てたら驚くわな、ふつーは(w
俺があのマルチちゃん(驚いた事に、本当にロボットらしい)の衝撃の告白に
心を奪われていた間に、美汐ちゃんがてきぱきと彼女を部屋へと誘導していった。
フロントを開けてしまうわけにはいかなかったので、俺はそこで彼女の帰りを待っていた。
北川「お、お帰り」
美汐「北川さん…まだいらしたんですか?」
北川「連れないなぁ、せっかくこうやって店番してたのにさ。
それとも、俺の事は嫌い?」
美汐「い、いえ、そういうわけでは…」
北川「そっか、それならよかった。ははは」
美汐「こんな事をして、美坂さんに怒られはしませんか?」
ぎくっ
北川(な、なんで知ってんの…?)
美汐(顔を見ればわかりますよ?)
……………………
北川「と、ところで、さっきの女の子だけどさ、」
美汐「ロボット、とおっしゃっていましたね」
北川「それ!それだよ!なんで美汐ちゃんは驚かないの!?」
美汐「驚く…って…?」
北川「だってロボットだぜ、ロボット!これって凄いだろ?そうだろ!?」
美汐「ふふっ…狐に比べれば大した事はありませんよ?」
北川「?」
北川「え?狐ってどういうこと?・・・」
美汐「北川さん、事実は小説よりも奇なり、ですよ」
ますます意味が分からん・・・
あの後、美汐ちゃんから聞いた話だと、もう一人(?)ロボットがいるらしい。
名前はセリオでマルチちゃんとは違って、しっかりとしてるらしい。
フロントで美汐ちゃんと別れ、事務所で秋子さんから明日の予定を聞き、
今度こそ自室に戻り眠りについた・・・
初日 北川潤編 終了(って書くと街っぽいね)
おおっ、第一日目終了。職人さんたちガンガッテ!
香里「あ、もういいわよ」
往人「え?まだ部屋に着いてないぞ」
香里「いいのよ、ちょっと用事思い出したから」
往人「は?どういう・・・」
そうですか、え〜と部屋の名前分かりますか?
突如どこからか北川の声が聞こえてきた。
往人「はは〜ん、そういうことですか」
香里「べー別に北川くんは関係ないわよ!自分の足で歩きたくなっただけよ!」
往人「そういうことにしときましょうかね」
ほんと駄目メイドロボットです〜
香里&往人「???」
香里「何か今ロボットって・・・」
往人「俺もそう聞こえたぞ。北川は一体誰と話してんだ?」
声がするほうに向かうと、北川と小さい女の子が話していた。
香里「あの子は確か東鳩高校の・・・」
往人「道に迷ってるようだな。耳に変なの付けてるな。それにさっき自分のことメイドロボとか・・・」
香里&往人「・・・・」
往人「ま、まあ、人にはそれぞれ事情ってもんがあるし」
香里「そ、そうよね。他人のプライベートに突っ込むのはよくないわよね。
あの子は北川くんに任せて、今日は寝ましょう。明日も早いし」
香里と別れ、自室に戻り床についた。何か観鈴がトランプしようとか言ってきたが無視。
今日はいろいろあったなあ・・・
法術が効かない子がいたしメイドロボと名乗る子がいたし。東鳩高校恐るべし・・・
初日 往人&香里終了
忘れ物を捜しにいっていた浩之も、綾香も、使いに出していたマルチも帰ってきた。
これでやっと華音温泉に束の間の休息がやって来るのである…
というのは表向きの話。
消燈後が修学旅行の真の楽しみなのである!
志保「…ってわけで、今度橋本先輩に告白しちゃおっかな〜、ってね?」
琴音「長岡先輩、すごいです…」
智子「あほらし。玉砕が関の山やね」
志保「ちょっとぉ、何よその言い草は?そういうアンタはどうなのよ?」
智子「別に。関係あらへん」
あかり「まあまあ、二人ともやめようよ…」
レミィ「そうそう!『親しき仲にも礼儀あり』ダヨ?」
志保「まったく…あ!そういうアンタ達はどうなの?誰かいるの?」
あかり「えっ?わ、私は…」
志保「あかりはいいわ。みんなは誰か好きな人っている?」
葵「わ、私は…まだ、そういうのは、ちょっと…」
理緒「私も、そんな事してる暇無くて…」
志保「まったく、何よ何よそのダメダメっ振りは?この志保ちゃん様を見習いなさい!」
一同(それ、キャラ違う…)
修学旅行の夜は長い。
初日 東鳩高校編 終了
「あぅ〜……お腹空いたわよぉ…」
真琴は食堂に来ていた。
美汐を探している間に小腹が空いたので、食堂に来たのだが。
…はっきり言って夜の食堂は、真っ暗で怖い。何か出そうなこの感覚は嫌いだ。
「肉まん、あるかな…」
冷蔵庫を開ける。食べられそうな食材は…
A ジャム
B ジャム
C ジャム
D ジャ
―――――パタン
開ける冷蔵庫を間違えた。
ワロタ
138 :
名無しさんだよもん:02/07/22 00:48 ID:hcmp2nAT
秋子「あら、真琴、どうしたの?」
ビク!!! 突然食堂の明かりがつき、後ろに秋子さんがいた。
真琴「あ、その・・おなかすいて・・」
秋子「あら、そうなの。じゃあパンでも焼きましょうか?」
ドキ!!真琴の背中にはおぞましき悪魔の住む冷蔵庫・・・
真琴「あ、でも、夜中に食べると太っちゃうかな〜!我慢して寝ようっと!
それじゃ秋子さんお休みなさい!!」
秋子「あ・・・」
秋子さんに何も言う隙も与えず食堂から逃げ出した。
真琴「ふ〜危なかった。謎ジャム食わせられるとこだったわ」
美汐「あら、真琴。こんなとこでどうしたんですか?」
息を落ち着かせ、顔をあげると美汐の顔があった。
真琴「あう〜美汐どこ行ってたのよ〜。ジャム食べさせられるとこだったじゃない」
美汐「私は名雪さんを部屋に運んでたのですが・・・。大変でしたね」
真琴「もういいよ。部屋に帰ろう」
美汐「そうですね。もうこんな時間です」
真琴&美汐 初日終了
おもしれ
職人さん頑張ってください
一方その頃
名雪「くー」
栞「すー」
……………
名雪&栞 初日 すでに終了してた
秋子「ここに広告が来るのも、随分久しぶりですね」
まあ、明日の朝の釜飯の炊き燃料にでもなるだろう。しかし……
「あらあら……、まあ…。最近の子は凄いのね…」
思わず仕事の手を休めて見入ってしまう秋子さんでした。
秋子さん就寝、初日終了。
モエタ
選択肢導入で一気に盛り上がったなこのスレ、いいことだ
どうでもいいけどちと初日の締めが長すぎるような。
そろそろ二日目の朝へ飛んでもいいのでは・・・。
朝
あかり「志保、起きて。もう朝だよ!志保〜!」
志保「ぐ〜」
綾香「長岡さんまだ起きないの?」
あかり「ええ、全然反応ないんです」
葵「昨日一人で夜中まではしゃいでましたから・・・」
綾香「私が起こしてあげましょうか?(ポキポキ)」
あかり「え?・・・あ、あんまり手荒な起こし方は・・・」
芹香「・・・・・・・(私が黒魔術で)」
綾香「それはちょっと・・・」
セリオ「では、どんなに起きない方でもすぐに目を覚ます方法をダウンロードします・・・」
セリオ「ヒットしました。どうやらこの旅館で使われてる方法ようです。それは・・・」
A 祐一の告白が入った名雪の目覚まし
B 謎ジャム
C 真琴の日替わりいたずら
Aで。
このスレ面白いめんて
綾香「目覚まし?なんだ、案外普通なのね」
智子「言葉を吹き込んでタイマーで流すタイプやね」
セリオ「それでは、志保様用にフォーマットした音声データを再生します」
セリオ『志保…』
あかり「あっ、浩之ちゃんの声だ」
葵「へえ、セリオさんって器用なんですね」
・・・・・・
祐一(あ〜、いい天気だ。今日も一日、頑張りますか、っと)
こんこん
祐一「お客様、朝食の用意が……………?」
セリオ『俺は、ずっとここにいる』
セリオ『もう、どこにも行かない』
祐一(はうっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!Σ(゚Д゚;)
セリオ『俺は…』
一同(……)じっ
セリオ『なゆ…』
がらっ
祐一「お、おおおおお客様朝食の用意ができましたのでどうぞそちらの方へ
さあどうぞまあどうぞ今すぐどうぞっっっっっ!!!!!!!」
一同「「きゃっ!」」
志保「…ん〜っ?な〜に〜?なにか…ふぁああ〜っ…あったの〜?」
セリオ「おはようございます」
ベランダで妙な物音を聞き、栞は目を覚ました。
「何、かな・・・?」
今は使い慣れ、愛用しているストールを羽織る。
もう五時過ぎだ。朝日が眩しい。
「にゃあ」「あ、おはよ〜」
ベランダに居たのは、最近良く来る白い猫だった。
「はい、ちょっと待っててくださいね」
栞は自分の部屋の冷凍庫に、アイスクリームを取りに行った。
…もちろん、それをご馳走するためだ。
「それでは猫さん、今日は倉田先輩と朝ごはんの準備なので、また会いましょうね」
洗顔をし、リップを使い、下着を(時間をかけて)選び、服を着替える。
「それでは、いってきま〜す」
ベランダで妙な物音を聞き、香里は目を覚ました。
「・・・何?」
今は使い慣れ、愛用しているグローブをはめる。
時刻は五時過ぎだろうか。逆光で不利な状況である。
「美坂〜」「・・・」
ベランダに居たのは、最近良く来る北川潤だった。
「…ちょっと待ってて」
香里は自分の部屋のベッドの下に、カイザーナックルを取りに行った。
…もちろん、それを“ご馳走”するためだ。
「それじゃ北川くん、今日は手当てしてられないから、自分で治療してね」
歯を磨き、顔を洗い、暗器を(時間をかけて)選び、服を着替える。
「それじゃ、行ってくるわね」
五時に朝日かよ、おめでてーな( ´,_ゝ`)
と自分にマジレスしてみる。吊ってくるわ…
一応目祖手
>152
別におかしくないんでは?
季節の描写がないので 「 東京 7月25日 」の設定で
「世界の日の出日の入り」
ttp://www2k.biglobe.ne.jp/~c-navi/sun/ と言うサイトで日の出日の入りの時刻を計算すると 4時43分でした。
だから、『五時過ぎ』 なら「朝日がまぶしく」でも不自然ではないかと。
華音温泉は「山の緑に囲まれた、とある温泉街」なので、山稜に阻まれて
朝日が射し込むまで時間がかかるので時刻は多少違ってくるでしょうが・・・
>>154 ま、「北の方」だと思えば日の出も早いはずだし、ね。
さぁ、話を進められるかなぁ…
―華音温泉大食堂―
智子「みんな、準備はええ?それじゃ、いただきます」
一同「「いただきまーす!」」
レミィ「う〜ん、やっぱり朝ゴハンはお米が一番ネ!」
理緒「おいしい…毎日こんなお味噌汁作れたらなぁ…」
志保「ねぇねぇあかり、あたしが寝てる間に何かあったの?」
あかり「なっ、なんにもなかったよっ。ねっ、琴音ちゃん?」
琴音「は、はい…何も…」
芹香「……」
浩之「ん?なんだなんだ?何かあったのか?」
葵「な、なんにもないですよ?そうですよね、綾香さん?」
綾香「えっ!?…そ、そう!何もなかったわ、うん」
浩之&志保((???))
祐一「皆さんおはようございまーす。昨日はゆっくりお休み頂けましたかー?」
一同「「は〜い!」」
祐一「えーと、昨日もお伝えした通り、今日皆さんは山間で自由行動、という事になっています。
そこで、今のうちに今日一日の行動の予定を立ててください。
なお、ここの従業員も添乗員としてツアーに参加いたしますので、ご安心ください」
さあ、今日の予定は…
A紅葉狩り
B秘湯巡り
Cハンティング
D釣行
Eその他(この場合は具体的に何をするか、を書いて下さい)
E発掘
神奈とか。
160 :
名無しさんだよもん:02/07/25 18:47 ID:WGLaD1hN
保守
祐一「ただいま戻りました」
栞「あっ、秋子さん、祐一さんが帰ってきましたよ」
秋子「おかえりなさい、祐一さん。それで、みなさんは何と?」
祐一「それがですね、発掘、だそうです」
北川「何ィ?発掘だとォ(゜∀゜)!?」
香里「うるさい」
ばきっ
佳乃「うわわっ、香里さんはパワフルだねぇ」
みちる「でも、このへんにそんなところがあるのか?」
佐祐理「実はですね、この辺りには古くから伝わる言い伝えがあるんですよ」
往人「何だそりゃ?初耳だ」
舞「それは…」
A願いの叶う人形伝説
B思いの届く小ビン伝説
A
C 星の記憶を伝える翼人伝説
でもやっぱ順番からいったらAだし…うまくCに繋げて書けるかな、職人…
…っていうか俺は。
往人「願いの叶う人形?面白そうな話だな」
佐祐理「ちょっとだけお話してあげますね?
むかしむかし、ある村に一人の女の子が住んでいました。
ある時、遠くの村からやってきた男の子が彼女に恋をしました。
彼女はその時、愛するお母さんを失い、悲しみの底に沈んでいました。
彼女のことが愛くるしくてたまらなかった男の子は、
自分が村に帰ってしまう前にどうにかして彼女のことを元気付けようと思い、
自分の持っていたお金すべてを使って、一体の人形を手に入れました」
聖「それが『願いの叶う人形』という訳か」
佐祐理「男の子はその人形を女の子に贈りました。
彼はこう言いました。
『これは持ち主の願いを叶えてくれる、不思議な人形なんだ』
『ただし、叶えられる願いは全部で3つまで』
『さぁ、何でも願いを言ってくれ』
しばらく考えたあと、女の子は人形に自分の願いを伝えました。それは…」
秋子「『忘れないでください』
『自分の村に帰ってしまっても、時々でいいですから、思い出してください』
『そして…ああ、そういえば雪の村で変な女の子に会ったなぁって、
それだけでもいいですから忘れないでください』
『それが、ひとつめのお願いです…』
これがその人形の物語です。この辺りでは有名な言い伝えなんですよ?」
みちる「でも、おねがいはまだふたつものこってるぞ?」
香里「そこからは私が話すわ。ここからがこの話のミソよ。
ふたりはその人形の願いを二つ残したまま、人形を土に埋めてしまったの。
いつか二人が大きくなって出会ったとき、未来の自分達の願いを叶えさせる為に…
まあ、今で言う所のタイムカプセル、って感じね」
観鈴「いいなぁ、その男の子。かっこいい」
美凪「お願いを女の子のために使う…ジェントルマンです…」
栞「そして二人がその人形を埋めたのがこの辺り…という訳です」
佳乃「ねぇねぇ、そのお人形さんはどこにあるのぉ?」
美汐「さぁ、何しろ伝説ですから…その人形が実在するのかさえも謎ですしね…」
往人「どっちにしろ面白そうな話だ。客の奴らにも教えてやらんとな」
秋子「人形、見つかるといいですね」
祐一「ははは、楽しそうな一日になりそうですね」
舞「はちみつくまさん」
清涼感ただよう滝の真下で、国崎は釣りをしていた。
ほの暗い深緑とその隙間を縫う朝日は、なにか神秘的な感すらある。
最高「こういうのは朝まずめから日の上がるまでが勝負なんだよっと」
晴子「…なんや国崎、こないなトコで一人釣りか?」
最高「…ども。まあ、たまには旅館に恩返しも悪くないかな…っと」
既にびくには大きな川魚が数匹躍っている。海とはまた違う香りがした。
と、往人は滝壺に吸い込まれていく仕掛けを見て、竿を上げる。竿先には
晴子「そりゃあんた…なるほど、動く人形をルアーに見立てたワケや」
最高「…っと、デカイな。晴子さん、どいてて」
最高「惜っしいな、もうちょっとだったんだけど」
晴子「…逃がした魚は、人魚やで…」
最高「?」
綾香「…はじめっ!!」
威勢の良い声が山間に響く。同時に
ドシンッッッ!!!
重打撃音が響き、多くの葉が落ちてくる。その只中にいるのは
葵「ハッ!フッ!…ッセィ!」
落ちてくる葉を、驚異的なフットワークで握り取っていく葵である。
綾香「それまでっ!」 葵「ハァハァ…ありがとうございました!」
坂下「綾香」 綾香「ん?」
坂下「その、なんだ。葵は随分腕を上げたな」
綾香はその一言を聞き、きょとんとした顔になり…次ににやりとする。
綾香「そうね……今なら自信無い?」 坂下「ばっ、馬鹿を言え」
とまどった様子で…次の瞬間、綾香の頬を掠める葉を裏拳で打つ。
坂下「正直、今はあいつの成長が楽しみで仕方が無い…!
葵、先取り1本だ!準備が出来たら呼びなさい!」 葵「は、はいっ!」
綾香「これはちょっとうかうかしてられない…かな」
ぽりぽりと頬をかく。それでも、その余裕気な表情は崩さなかったが。
綾香「せめて浩之がもうちょっとマトモに練習したら、ねぇ…」
香里「このグローブももう駄目ね…」
ウェーブのかかった髪を掻きあげ、空を見やる。まだ正午にもならない。
香里「せめて北川君がもう少しマシだと嬉しいんだけど…」
残念ながら私用でここにしばらく書き込めなくなってしまいます。
誰か職人の方、続きをおながいします。
まさか香里が3人組に参戦ですか?
面白いかも。
葵の相手は好恵がしてくれてる。しばらく私の出る幕はないだろう。
綾香「さあてと…どんどん山下ってるけど、どうするかな」
周りの景色は、高校の近くの山とは、また随分感覚が違う。
のびのびと育つ新緑、木々のざわめき、鳥や、はたまた獣の鳴き声。
…静かだが、確実に息づいている自然の脈動。山全体が多くの生命力を内包する器。
綾香「それは多分、私達に近いものなのかもね…」
足を止める/目を瞑る/大きく息を吸い込む/それを感じる。
綾香「…セバスチャンも引き止めとくべきだったみたい」
これ以上無い、最高の森林浴だ。
ここもまた一つの滝壺。メンバーは祐一、潤、そして…
バシャア!
舞「取れた…」
剣一本で魚を取っている舞の従業員チームである。
祐一「舞。そろそろ上がれ、身体冷えるぞ」 舞「はちみつくまさん」
岩場に上がる舞、その姿は蒼に濡れるレース地の水着である。
祐一「舞、焼き魚は好きか?」 舞「相当嫌いじゃない」
祐一「よおし、ちょっと待ってろ。俺にだってこれくらいは…とと」
舞「祐一、下手」
北川「う〜ん、いいねぇ目の保養♪でも昨日のタオル一枚ってのも良かったな」
××「そう、昨日はそんな良い物見てたの」
北川「最高だったね。まあちょっとしたハプニングで拝んだ時間は短かったけど」
××「そう…。おかしいわね、昨日は結構力入れてたつもりだったんだけど」
北川「いやいや!アレ見たらどんな男でも元気にならずにはいられな……!!」
……………………振り返れない。声がしぼむ。背後の殺気。
もう誰が、自分の死角で、どんな目で、何をしようとしているかがわかった。
北川「ぁぃざわ〜〜〜〜ぃぃぃっ・・・・!」
弾丸の様に飛ぶ北川は、ドップラー効果と共にあっと言う間に滝壺に飛んでいった。
祐一「15mは飛んだかな」 舞「みまみま」
綾香「私もいただいていい?」 舞「…祐一、お客さん」
祐一「あ…どうぞ」 綾香「ありがと、お腹空いちゃってね」
綾香「じゃあ、さっきの人間ミサイルは、格闘術によるものだってワケ?」
祐一「ええ、まあ。彼女はグラップル専用ですし」
綾香「……いるじゃない、こんな処にもこんな使い手が」
祐一「何か言いました?」
綾香「ん〜ん。と、ご馳走様祐一さん、舞さん」
祐一「あ、はい。お粗末様です(なんで名前知ってるんだろ?)」
綾香「それと…彼女大切にするんだったら、面倒でもゴムつけなきゃ駄目よ」
祐一「なっ……!!」 舞(ポッ……) 綾香「じゃね♪」
ばかやろ、またIDがエロじゃね〜か。何度目だ……..(´Д`.;.)
名は体を表す?(w
ど う す れ ば い い ん だ
エロでいいじゃない
∧_∧
< `ш´>
_φ___⊂) オレニマカセロ
/旦/三/ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| 誰彼百円 |/
ヤダ
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| ⊂⊃ | そう言わずに、暖まって行け |
| / \__ ___________/
| / |/ 艸艸 \艸o
| ⊂⊃ 〜〜〜 \ 艸艸\艸 ___
| ⊂⊃ _______ | : 日 |
| | 感感俺俺| | :.本.. |
| | よせやい| | : 一 |
|__ __ _ _ __  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄
∧ ∧ /_ ______________________
(`ш´) / 〜〜 〜〜 ∧∧ 〜 〜〜〜〜
/ || 〜〜〜 <`ш´> ゝゝゝ
/ ;ヾ"、 〜 〜〜 ~~~~~ ~^ ゚~ ^~ 〜〜 ~^゚~゚~ ^~
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綾香「少し、いいかしら?」
香里「……すいませんお客様、今ちょっと気分が優れないので」
綾香「そうかな?私がそういう清々しい顔してる時って、
大体久々に本気の一撃を打ち込んだ後とか……なんだけど」
香里「……フフ。失礼ですが、近接系の武芸を何かお持ちですか?」
綾香「あの程度で喜んでいる様な人には負けてないつもりだけど…、
今の言葉、どういう意味かしら……?」
香里「(挑発してくれるわね…)言葉どおりよ……」
祐一「さ、寒っ。舞、もっかい上がったほうが良くないか?」
舞「(肌寒い。これは…殺気)祐一、向こう」
祐一「向こうって何が……!!香里!?
あいつ、客に向かって何ファイティングポーズを…!」
A 祐一「止める・・・止められるか?」
B 舞「祐一・・・今出ると祐一が危ない」
C そんなことより浮かんでこない北川が気になる。
Bキボン
視点は?
A ノーマル
B 綾香
C 香里
C!
綾香「それじゃ……いくわよ!」
香里「(相沢君は止めないのね…でも…)望むところ!」
間合いぎりぎりまで引っ張って、逆突きの右正拳を喰らわす。
が、なんと彼女はそれを“見て”、同じく右正拳を選択してきた。
ガッッッッ!!
綾香&香里「くっ……!」
……静止する。互いに正拳を放ち、その拳を合わせた体勢のまま。
自信のある一撃を合わせてこられた時点で、
彼女の方が総合的な能力に分があることに気づいた……多分、向こうも。
こうして考えている間にも、伸びきった腕から彼女の力が伝わってくる。
一手先が読まれるなら、二手目を本気にするか、相手の攻撃を待つか。
もしくは突撃か、……全力で戦うか。
踏み込んでいる足が、何時の間にか最初の位置から押されていた。
彼女を見れば、歯を食いしばりながらもなお、端整な顔立ちに余裕のある笑み。
……正直、もう考えている時間は無い。
A バックステップフェイク→上段蹴り
B 小手先はいらない。全力で押し込む
C ステップインフックフェイク→水面蹴り
正面突破! B
北川君を吹っ飛ばした感覚を思い出す。
綾香「……マジ?」
彼女の表情が変わるのを見て、ようやく私もやる気が出てきた。
正直な話、これで眉一つ動かさないなら、万に一つも勝ち目は無かった。
腹腔に力を入れて、避ける間を与えず、一気に押し切る!
だが、それでも彼女は避ける。下手すれば、手首の折れる拮抗だったんだけど。
けど、攻めあるのみ。彼女がバランスを崩している今が、好機!
ドッッッ……。
刻み正拳をガードしたのは、クロスガードだった。
構えは…ピーカーブースタイル!?
……自分の顔が瞬間にやけたのを自覚した。なぜなら、
前に出ろ。彼女は重打撃のボクサー。足技は、こない!!
ビシッッ!!
綾香「あ、ごめん。顔狙っちゃった」
香里「くっ!(そんな、ハイキック!?)」
綾香「後言いで悪いけど、ボクシングじゃないよ?」
……なるほど、シュートボクシングって訳。私とした事が、読み違えたわ。
でも、それでも前に出たほうが速い。
超接近状態では、足は移動手段のみにすぎな
シュドッ!バスッ!!
綾香「残念♪」
香里「……説明、してくれる?」
祐一「右膝は避けた。けど(チラ…)」
舞「(…こくこく)左肘、水平に切る様にして横腹に入った」
香里「完敗、ね。結局わからなかったんだけど、スタイルは古武術?」
綾香「そんな由緒正しいものじゃないんだけど、エクストリームって言うの」
香里「それって、あんなに攻撃方法があるものなの?」
綾香「ん……そうね。お望みとあればサンボやテコンドーでもお見せするけど?」
香里「ふぅ……それが冗談に聞こえないから怖いわ…」
祐一「お客様、お疲れ様でした。…香里、ほどほどにしとかなきゃ駄目だろ」
香里「すまないわね。最近ストレス溜まってたみたいで…」
祐一「まったく…はぁ。これっきりにしておいてくれよ」
舞「祐一」
香里「それは…どうかしらね」
祐一「おいおい、そりゃどういう意味だよ」
香里「言葉どおりよ…(にやり)」
綾香「(にやり)寝込み以外なら歓迎するわよ♪」
舞「祐一」
祐一「まったく……って、何。どうした舞?」
舞「くまさん」
祐一「くまさんって舞、何がくま…くま〜〜っ!!?」
夢。
夢を見ている。
というか、夢であってほしい。
頼むから目の前の現実を塗り替えてくれ。
浩之「あぁ、大丈夫。この熊は絶対服従だから」
綾香「浩之!」
声と共に熊の頭の上から、昨日の東鳩の男子生徒が生えた。
相変わらず鋭くてキツめの目つきだが、これが彼の標準だと気づく。
…さらにはもう一人、赤髪の女の子もひょっこり生えた。
あかり「違うよ浩之ちゃんてば。この子は友達なんだよ?」
舞「……くまさん♪」
綾香「ふぅ…びっくりさせないでよ(痛くて右腕、使えないのに)」
浩之「悪いっ、驚かせちまったな。それよりどうする?当初の目的?」
香里「当初の目的って……あ」
一同「人形探し!!!」
北川「ウワァン・・・」
195 :
名無しさんだよもん:02/07/31 00:48 ID:O6RK8R9I
Backのアイコンがキノコだったのにはどういう意味が・・・・・・。
しかも盗品
祐一「そういえば発掘するんでしたね。」
浩之「ああ、他のみんなはもう始めてるぜ。」
香里「発掘といえば、探し物が得意なのがうちに・・・あーーーーーーーーー!!」
舞「北川・・・いない。」
/// /Vヽ
ll l lノノノ)) 〉
ヽl l´∀`ノ|| 200げっとしますね
/ヽ!トv^ リ
ヽ lY) 〉!
ヽlY)i l |
ここは山の中腹辺り―
見渡す限りの大平原に吹き抜ける風が心地よい。
志保「発掘現場にとうちゃ〜〜く!」
智子「相変わらず元気やね、このお人は」
あかり「志保は昔からこういうイベントには弱いから…」
レミィ「ミンナ、見て見て!すごい景色ダヨ!」
葵「うわぁ…あんなに雲が高い…」
琴音「空もとても青い…空気が綺麗な証拠ですね」
芹香「……」
マルチ「はいっ。まさにお散歩日和ですねっ」
理緒「ところでみんな…」
全員が一斉に理緒の方を振り向く。
理緒「私たち、何をどうやって発掘すればいいの…?」
全員「……」
ひゅぅ〜〜〜っ、と一陣の風。
【って言うか本当に何を書けばいいんだろう…(苦)職人さん助けて】
葉っぱを使え!
203 :
心の赴くままにレミィSS:02/08/03 23:21 ID:STXMHsP3
ざくっ、ざくっ。
ざくっ、ざくっ。
手に持ったスコップで、土をさくっと掘り返す。
「ふうっ…」
ちょっと疲れた。地面に腰を下ろすと、持ってきたタオルで汗を拭きながら空を見上げる。
広くて、青い。見つめていたら吸い込まれそう。
お話によれば、この山のどこかにお人形が埋まっていて、
それを手に入れたらお願いが叶うらしい。
本当かどうかはわからないけど、見つかったらぜったいに嬉しい。
お人形に何をお願いしようかな。
お金かな。服かな。欲しいものなら数え切れないくらいある。
でも…やっぱりいちばんのお願いは、これ。
今のこの生活―みんなとの時間が、いつまでも続きますように―
わたしは立ち上がって、みんなに届くように大きな声で言った。
「ミンナ!お人形見つけるまでFight! Fightネ!」
「「おーっ!」」
智子「…探すならもっと山下った方がええかもしれんな」
理緒「ええっ、それは何でですか?」
手を止めて、空を仰ぐ。ここまで快晴では暑いと言う文句も蛇足だろう。
智子「考えてもみい。この辺りは傾斜がキツいせいで、素人目にも多少危険や。
旅館以外の民家が近くに無い以上、“例の子供二人”の足では辛い筈…」
そう、お話が本当なら、人形を埋めたのは子供達なのだ。
そして、その男の子が女の子を好きな以上、決して危険な場所へは連れて行かない筈。
理緒「…と言う事は、旅館から近めの場所で」
セリオ「多少視界の開けた場所を特定出来れば、可能性は高いと」
…マルチって子と比べると、やっぱり頭ええな。表情とかちょっと固いけど。
智子「そやな…浩之あたりに連絡とって、ちょっと山下ってみよか」
浩之「よっしゃ、見てろマルチ。真の発掘って奴を見せてやる」
マルチ「はいっ」
あかり「浩之ちゃん…このパターンって」
浩之「おぉぉ〜りゃ〜〜!でりゃあぁ〜っ!…よっし、来いマルチ、あかり!!」
マルチ「おりゃ〜っ!でりゃりゃ〜っ!」
あかり「お、おりゃ〜…(やっぱりだよ〜)」
志保「ちょっとヒロ〜っ!そんなんじゃもし見つけても壊れちゃうでしょ〜!」
レミィ「ワァオ、エキサイティングね!私も負けてられないヨ!」
志保「あぁっ、もう!あんた達は…この志保ちゃんもまぜなさいっ!」
ざくっ ざくっ ざくっ ざくっ ざくっ!!
佐祐理「あはは〜っ、お弁当の作りがいがありますよ〜」
栞「デザート用のアイスクリームも順調ですよ、先輩」
舞「みまみま」
あゆ「うぐうぐ」
秋子「あらあら、つまみ食いはいけませんよ?」
>202
爆破してどうする(藁
207 :
完全無料:02/08/04 02:35 ID:usXS3ejT
なんとか北川を救い出し、みんなが発掘してるとこへと向かう。
祐一「ったく、俺一人に任せやがって。舞も香里も、仲間を助けようって心を持ってないのか」
舞も香里も浩之達についていってしまった。
気絶したままの北川を背負いながら、発掘場所へと・・・・
祐一「発掘場所どこ?」
しまった。肝心のことを聞き忘れていた。しょうがない、いったん旅館に戻るか。
・
・
・
ふう、ようやく旅館が見えてきた。ん?あそこにみんないるじゃないか。
旅館のすぐ裏手にある開けた場所で、東鳩高校の生徒たちが発掘していた。
よし、北川を旅館に置いて、手伝うとするか。
メソテ
210 :
名無しさんだよもん:02/08/06 23:07 ID:Wtld/0w2
age
211 :
名無しさんだよもん:02/08/07 03:02 ID:3Xe4h+Zo
美凪「栞さん、みちるを見ませんでしたか…?」
栞「みちるちゃんですか?私は見ていませんけど…
美汐さん、知りませんか?」
美汐「いえ、私は何も…。すいません(ぺこり)」
美凪「そんな…こちらこそ…(ぺこり)」
栞(つられてぺこり)
…それにしてもみちるはどこに行ってしまったのでしょう。
きょうは裏庭でお本を読んであげる予定だったのですが…
聖「おっ、遠野くん。おはよう」
美凪(…みちるのことですから、ひょっとしたらお休み中かも…)
聖「遠野くん?おーい、遠野くん!」
美凪「…うわっ…………びっくり」
聖「この位で驚かれても困るが…。
ん?みちるくんは一緒じゃないのか?」
美凪「…え…?みちると…?」
聖「ああ。なんでも君と一緒に人形探しに行く、とか言っていたが…
なんだ、別に約束事ではなかったのか?」
だっ!
聖「あっ、おい、遠野くん!何がどう……」
私は走り出しました。みちるが心配です。今どこに…
213 :
真祖鮮烈風子 ◆oWQFuuko :02/08/07 12:58 ID:IdltVzDI
どうでもいいんだけど、ONE勢出しちゃいけないの?
_ __
/ ヽ
/ ヽ
/ ヽ
/_ _ ___ __│
/ /∨∨∨∨∨∨|
| ノ ─--、 ,--─|
| | ( ●) ( ●) |
(6ヽ|  ̄ _|  ̄ / 25歳なら25年いないっていうことになるね。
| 丶 _______ / /俺が思うにもてない奴っていうのは、
ヽ ヽ \_/ / < ときめも1・2、全部やってる奴だね。
ヽ ___/ \ゲームが彼女…みたいな…いわゆるギャルゲーってやつね・・・
>>214 「いわゆるギャルゲーってやつね」の部分は城島だよ
>>213 むしろ書け。ってか書いて下さい・゚・(ノД`)・゚・
北川「俺は魔界を見た〜〜っ!!!」
祐一「うわっ!!」
振り向けば、たった今寝かせた北川が目覚めたところだった。
北川「ごほごほっ、ん…なんだ、相沢じゃないか。どうした?」
ごほごほと藻を吐きながら質問してくる。なんだオマエは。
祐一「…俺はオマエが夢の中でどうしていたか小一時間(略」
北川「夢?ああ、なんだ、ここ旅館じゃないか」
俺は今までのいきさつを手短に説明してやった(めんどかった)。
北川「…そりゃ魔界も見るわ」
相沢「それはもういい」
芹香「……?」
北川「で、彼女らは何気合入れまくってるわけ?」
ここは二階客室だ。下からやんやと騒ぎが聞こえてくる。見れば、東鳩御一行が元気に発掘作業をしていた。
北川「この暑いのに元気なもんだね〜」
窓枠にもたれかかって、頬杖をつく。相沢も横でそれにならう。
祐一「そういえば、俺以外は従業員はみんな、北出身だからな…」
北川「そうだな、相沢は引っ越してきたんだった」
祐一「忘れてるなよ。いつの話だと思ってるんだ?」
互いに、苦笑する。身を乗り出すと、風が非常に気持ち良かった。
北川「悪い。相沢がこっちに来てから、特に相沢の周りで、色々あったからな」
祐一「……そうだな。…本当に、色々あった…」
北川「そう言えば、こんな事もあったな」
相沢「…ん?」
北川「あれだよ相沢。俺と美坂と水瀬呼んで、探し物したよな」
相沢「ああ…うん…そうだった、かな」
北川「何寝ぼけてるんだよ、あの日は特に雪が…雪?」
ちょっと待て。
雪なんか降ってたか?と言うか、場所はどこだ?
だいたい、そんな事したっけか?何より、何を探して…何を……
祐一「……がわ、北川?」
北川「(゜д゜)…ああ?あ…ああ、なんでもない」
祐一「( ´,_ゝ`)プッ、おまえ夏ボケじゃないのか?それとものぼせたか?」
北川「(´Д`;)…かもな。それなら、飯でも食べて体力つけるか」
祐一「あ、おい待てよ」
しまった。マターリを書くつもりが、変な方向へ…スマソ
たまにはこういう妙な雰囲気のも良いかも。
嵐の前のめんて
がお
この旅館の繁盛の理由。その理由の一つこそ、これである。
祐一「すごいな、寿司か!」
北川「秋子さん、お一ついいですか?」
そう、料理の出来が違うのだ。秋子さん一人の料理かと思えばそれは違う。
佐祐理さんと栞のおかげで、手間のかかる料理にもチャレンジ出来るのだ。
秋子「祐一さんと、潤くんはそれを運んでくださいね」
男ドモ「イエスマム!」
香里「北川くん、ちょっといいかしら」
北川「美坂?相沢、後はまかせるっ」
北川が寿司の盆をいきなり渡してきた。投げて。
祐一「うわっとと。おい、貸し一だぞ!」
手をひらひらとさせ、振り向かず香里と共に行ってしまった。
あ、肩に手ぇかけた。あ、崩れ落ちた。肘か…
裏手の洗濯物干し場。日差しが強いが、通る風が汗ばんだ身体に心地良い。
香里「聞いておきたい事は3つよ」
美坂はこんな時、いつでも唐突だ。
ここで「え、なに?」とでも言えば、間違いなくあの台詞で片付けられる。
北川「んじゃあ、さっそく聞いてみようか」
香里「一つ。私達って、前に相沢くんと一緒に探し物しなかった?」
北川「……した。…と思う」
香里「…二つ。その探し物は見つかったか」
北川「見つかった、かな。そんな気がする。その、探し物をした事を前提で」
香里「確証は出来ないって事ね。じゃあ最後」
北川「何を探していたか、だろ?わるいけど、俺も覚えて無いぜ」
香里「…相沢くんも覚えて無かったのね」
北川「俺達よりも綺麗すっぱり、な…」
空を見上げる香里。俺もそれにならう。…暑いんだよ……。
なんだよ、この喪失感は―――――
香里「…今、お客さん達が探しているのは何だったかしら」
それは人形だ。地元名物の伝承。
香里「……私は、見つけられないと思う」
そうなのか。
香里「…私達従業員は、“何故一人も発掘に参加しようとしてない”のかしら」
相沢を除いてな。
香里「これは、愚にもつかない勘だけど」
もしかしたら この喪失感は 何か意味があるのかもしれない
香里「私達が探していたものは、今探しているものと何か関係があるのかもしれない」
北川「……そりゃ随分凄い発想だな」
香里「ごめんなさい、忘れていいわよ」
あゆ「祐一くん!ご飯食べたら一緒に発掘しない?」
祐一「いいけど、変なもん掘り出すなよ(日替わりカノン参照)」
メソテ
うを、急にシリアスな展開。
すまそ、漏れシリアス書けない・・・
誰かよろしく。
230 :
メンテ:02/08/14 20:56 ID:6Lv8gZ1Y
┏━━━━━━┓
┃ 華音温泉 ┃
┃混浴露天風呂┃⌒)⌒)⌒)⌒)⌒)⌒)╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋╋
┃━━━━━━┃⌒)⌒)~) )⌒)⌒)⌒)⌒ ( (⌒⌒∧ ∧__⌒⌒
⌒⌒ホカホカダゾ ( ( ^^ ) ) /(゚ー゚*)/)/\ ( (
) ),,,,,,,,,,,,,,,∧,,∧ うぐぅ! ) ) ( (/| ̄ ̄ ̄ ̄|\/ ) )
( (′,,,,,,,,,,ミ,,゚Д゚彡 ^^,,,,,,,,,,,,,,,∧,,∧ うぐぅ!^^^^^^^^^^ ( (
) ) ___^ ^^ 〜′,,,,,,,,,,ミ,,゚Д゚彡 ∧ ∧ ))
( (〃┏━━ 、 間に合ったよ♪ ⊂(゚ー゚*)つ ((
| ノノソハ))) ^^^^ ^^^ ^^^^^^^^∧ ∧
(\リリ ´ー`)リ^^^ ^^^ ^^ 〜アツイゾうぐぅ!(゚Д゚;)
~~ ^^^ ∧,,∧,,,,,,,,,,,,,,, ( ( / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ( ミ-Д-彡,,,,,,,,,, `〜 ) ) ∧ ∧^^|
^^ ) ) ^^^^ ^^^^ (,,゚Д゚)∠ 温泉だ。
⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒U U⌒| みんな暖まってけ。
\_________
ギャグも(・∀・)イイ!!
メソテ
温泉か
ホス
浩之「う〜ま〜い〜ぞ〜っ!!」
栞「えへっ、ありがとうございますっ♪」
智子「これは近海ものやな。この時期は特にええ感じに仕上がっとる。
・・・それはそうと、若い女の子にはあのネタはわからへんか・・・」
栞「??」
智子「ええんや、忘れ」
理緒「弟にも食べさせてあげたかったなぁ・・・」
レミィ「ん〜〜っ♪やっぱり本場のオスシは一味も二味も違うヨ!」
好恵「見事だ・・・。一切の手抜き無し、職人技だな」
佐祐理「あはは〜っ、そう言っていただけると嬉しいですよ〜」
祐一「しっかし・・・毎度の事ながら凄いものですね。今回は寿司ですか」
秋子「そうですね。今回はちょっと張り切りすぎたかもしれませんね」
くすくすっと笑う秋子さん。彼らを見て、何か思うところがあったんだろうか。
美味しそうに食べる彼らを見つめ、満足げな表情を浮かべている。
秋子さんが隣に座る。
薄っすらと浮かべている汗の匂いと、女の人の良い匂いが・・・した。
秋子「あらあら・・・祐一さんはお昼でも元気なんですね」
祐一「え?あ、うわっ!?い、いえ、違うんです、これは」
秋子さんの視線は、俺の一部をしっかと見つめている。は、ハズイ・・・。
秋子「でも嬉しいわ。こんなおばさんでもそう言う風に見てくれるなんて」
祐一「そ、そんな!秋子さんは、その・・・今でも凄く魅力的ですよ」
秋子「ふふっ、お世辞でも嬉しいですよ、祐一さん。あらっ、ほっぺにご飯粒・・・」
祐一「えっ?」
ぺロッ
祐一「(///)なっ、なっ、なな!?」
秋子「そんな祐一さんにちょっとしたご褒美、ですよ」
往人「こんなに女の子がいると、流石に賑やかなもんだな」
旅館の裏にある大きな木。そこの木陰を利用してみんなで昼食を食べている。
それを遠目に見やりながら、雰囲気を楽しんでみる。
と、横あいからすっ、と美味しそうなお寿司を差し出された。
美汐「どうぞ、国崎さん」
往人「おっ、サンキュな」
もぐもぐと寿司を頬張りながら、考えてみる・・・。旨いなオイ。
往人「出番が少ないのが痛いトコロだな」
美汐「・・・この書き手がエアーを未プレイだからです」
往人「衣澄のスカイでも買えばはやいのにな」
美汐「・・・エムエク
往人「オイオイ」
苦笑して遮る。それはそうと、なんともマターリな一日だ。
美汐「それはそうと、その“びく”は何ですか?」
往人「コイツか。いや、さっきまで下流で釣りしてたんだが、沢山釣れちまって」
美汐「・・・凄いですね。確かにこの量なら、夕飯の足しになりそうです。
けれど、随分大きな魚が多いのですが・・・ルアーですか?」
往人「(へぇ・・・わかるもんなんだ)ん、そうなるかな。ほら、コイツ」
そう言って、
>>168で使っていた人形を見せる。
美汐「そう言えば、国崎さんは特殊な力を持っていましたね」
往人「渓流の獰猛な魚は、スズメや野ネズミだって喰らうんだってな。
つまりは、“小動物が溺れている様に見せる”事が出来れば、話は早い」
美汐「ところでその人形は、いつもと違いますね」
往人「あぁ、ちょっとそこら辺で拾ってな」
俺の名は祐一。さっきちょっとした幸運を手にした漢。
向こうに見えるは我が友、香里・北川の夫婦水入らず(予定)。
しかし雰囲気が良くない様なので、割って入ってみる。
祐一「そんな顔してないで、楽しんだ方がいいと思うけど、どうだ?
ほら、お客さんも充分に楽しんでるんだし、俺達も混ざろうぜ?」
そのお客さん達、昨日しっかり寝ていないのか、大木にもたれて気持ち良さそうに寝ている子も居た。
祐一「そういや、昔みんなで、あんな感じで探し物したよな?」
香里・北川「!!?」
祐一「懐かしいな・・・あの時はホント切羽詰ってたからな。皆に無茶言って」
北川「お、おい相沢!さっきは全然何も覚えて無かったろ!?」
祐一「・・・さっき?何の話してるんだ?俺はオマエ寝かせてから、一度も会ってないぜ?」
香里「・・・相沢くん。悪いけど、その時の探し物って」
祐一「天使の人形だけど、それがどうかしたか?オイオイ、二人して面食らった顔するなよな。
どこかで頭でも打ったんじゃないか?」
香里「悪いけど、頭打った様な記憶無いわ」
祐一「(
>>107・・・正直、スマンかった)・・・北川は?」
北川「
>>51 >>60 >>65 >>151 >>161 >>176!!!」
祐一「いや、思い当たる節多すぎ」
祐一「んじゃ、あゆでも探してくるわ」
去り行く相沢祐一。取り残された二人。その二人が思うところは唯一つ。
香里・北川「・・・夢(気絶)オチかよ!!」
三行削れてる。空白部分に、
香里・北川「!!?」
祐一「懐かしいな・・・あの時は切羽詰ってて、皆に無茶言って」
北川「お、おい相沢!さっきは全く覚えてなかっただろ?」
が入ります。すませんですた。
削れてないし!!な、何で?
それはともかく吊って来ます・・・
お 騒 が せ し ま す た
おおっ、また勢いが付いてきた…!
がんがってください。
職人さんキター
もっとお騒がせしてください、お願いします
メンテ
245 :
名無しさんだよもん:02/08/22 02:23 ID:NlpBHArn
age
秋子「デザートには、特製ヨーグルトを用意しましたよ♪」
浩之「とっ、特製!?(;´Д`)ハァハァ 」
志保「ハァハァすんな!!」
雅史「志保、それキャラが違うよ・・・」
秋子「ヨーグルトには味付けにジャムを用意してみました」
東鳩勢「おぉ〜っ!!」
鍵勢「・・・・・・」
聖「やれやれ・・・急患の準備だな」
晴子「今止めた方が早いんちゃうか?」
美汐「南無三・・・ところで国崎さん」
往人「ん、どうした?」
美汐「“スカイ”に私の出番はありませんでした」
往人「・・・」
緊急メンテ…。
さらに、メンテ
hosu
252 :
設定:名雪は便所掃除担当:02/08/25 17:15 ID:LZHaXUBH
名雪「わたしはおトイレ掃除だよ〜」
ヲタラー「僕も便所掃除ダヲタ。ナユタンと一緒ヲタ」
名雪「ヲタラーさん、わたしうれしいよ…」
ヲタラー「ブヒヒ ナユタンも一緒にここでウンチ食べるヲタ」
名雪「うんっ」
253 :
名無しさんだよもん:02/08/25 20:43 ID:LZHaXUBH
名雪・ヲタラー「せーの」
「だよっ」
「ブヒッ」
ブリブリブリブリブリ
254 :
名無しさんだよもん:02/08/25 20:52 ID:LZHaXUBH
名雪「わたしうんちが大好きだおー」
ヲタラー「僕もウンチが大好きヲター」
ブリブリブリブリ
255 :
名無しさんだよもん:02/08/25 21:30 ID:LZHaXUBH
ヲタラー「ブヒヒ 僕は華音温泉の若旦那なんだヲタ」
名雪「わたしのだ、旦那さまなんだよ」
ヲタラー「二代目としてこの温泉旅館を香ばしい臭いで満たすヲタ」
名雪「うんっ、わたしもがんばるよ」
ヲタラー「ナユタンがんばるヲタ」
名雪「ヲタラーさん、ふぁいとっ、だよ」
ブリブリブリブリ
256 :
名無しさんだよもん:02/08/25 21:37 ID:LZHaXUBH
名雪「おトイレ掃除だから、わたし、みんなのうんち食べてあげるよ」
ヲタラー「僕も食べてあげるヲター 若旦那の仕事ヲタ!」
名雪「ヲタラーさん、ありがとうだよ」
ヲタラー「ナユタンノタメダヲタ」
ブリブリブリブリ
メンテ