葉鍵キャラを性別反転させたらいい感じ!

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1950
いつも見慣れた葉鍵キャラの
しかしいつもとはちょっと違う世界。
数々の職人が織りなす彼女(彼)と彼(彼女)の物語を
お楽しみください。

↓前スレです。
http://wow.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1017826789/
2名無しさんだよもん:02/06/26 23:37 ID:3ICEzbwK
3対比一覧(その1)):02/06/26 23:38 ID:9ai26MP+
◆ONE
 折原浩平  → ひろみ
 住井護   → 麻森
 長森瑞佳  → 佳瑞 瑞鶴(不確定)

◆Kanon
 相沢祐一  → ゆう
 水瀬名雪  → なゆき 雪弥 雪彦
 沢渡真琴  → 誠
 倉田佐祐理 → 祐佐
 川澄舞   → 舞人
 北川潤   → 潤

◆AIR
 国崎往人  → 往子
 神尾観鈴  → 鈴
 神尾晴子  → 晴彦
 みちる   → 満

◆雫
 長瀬祐介  → 祐子
 月島瑠璃子 → 瑠璃
 月島拓也  → 拓美
4名無しさんだよもん:02/06/26 23:39 ID:b/GMGEJz
スレ立て乙〜
5対比一覧(その2):02/06/26 23:40 ID:9ai26MP+
対比一覧(その2))

◆痕
 柏木耕一  → はじめ
 柏木千鶴  → 鶴丸
 柏木梓   → 梓
 柏木楓   → 楓
 柏木初音  → 初音
 柏木賢治  → 賢子
 柳川祐也  → 裕子
 阿部貴之  → 貴美
 日吉かおり → かおる
 次郎衛門  → 芙蓉
 エルクゥはそのまま

◆To Heart
 藤田浩之   → 浩子
 神岸あかり  → 燈人
 長岡志保   → 保志
 佐藤雅史   → 雅美
 来栖川芹香  → 芹哉(男綾香と合わせる必要あり?)
 来栖川綾香  → 綾哉(不確定)
 宮内レミィ  → レナード
 保科智子   → 智
 松原葵    → 葵
 姫川琴音   → 琴音
 雛山理緒   → 理央
 HMX-12マルチ → HBX-12マルチ
 坂下恵    → 恵
6名無しさんだよもん:02/06/26 23:40 ID:SXlb8UlD
鈴「がはは」
7対比一覧(その2):02/06/26 23:42 ID:9ai26MP+
◆WHITE ALBUM
 藤井冬弥  → ふゆ
 森川由綺  → 勇輝(芸名YUKI)
 緒方理奈  → 理玖 理雄(芸名RIN)
 緒方英二  → 英奈
 七瀬彰   → あきら
 河島はるか → 遥
 はるかの兄 → かなた(妹)
 澤倉美咲  → 岬
 観月マナ  → 真央

◆こみっくパ〜ティ〜
 千堂和樹  → かずき
 芳賀玲子  → 玲
 猪名川由宇 → 由太(不確定)
8対比一覧(その2):02/06/26 23:44 ID:9ai26MP+
なんとか立ててみました・・・。
どこか変なところがあればご指摘ください。
9950:02/06/26 23:47 ID:9ai26MP+
って早速>8の名前欄修正せずそのままにしてるし・・・
逝ってきます。
10名無しさんだよもん:02/06/26 23:53 ID:ZKYdis89
いまさらだけど、初代スレ過去ログ
葉鍵のキャラを性転換させたらどんな感じ?
http://wow.bbspink.com/leaf/kako/1015/10153/1015395011.html
11名無しさんだよもん:02/06/26 23:59 ID:nvnmcNrM
女往人は「往穂」としている場合が多かったような。
12名無しさんだよもん:02/06/27 17:57 ID:DhXiIBKX
そろそろ反転「うたわれるもの」、誰か挑戦してくれないかな〜

やっぱ女ハクオロは「仮面で素顔はわからないけど美人」ってことになるのか?(w
13名無しさんだよもん:02/06/27 18:26 ID:pqD9aYqN
各スレの矛感
14名無しさんだよもん:02/06/27 20:09 ID:RaByBFpw
>>12
それだとオボロと百合な呼び合いになるな

「次に姉さまを侮辱した発言をしてみなさい」
「必ず…あなたを…殺してあげる」

みたいな感じか?
15名無しさんだよもん:02/06/27 21:22 ID:d7ewkLr7
それよりもドリ&グラが激烈な萌えキャラになると思うのですがっ(・ω・)
16名無しさんだよもん:02/06/27 21:52 ID:jXIjZofb
>>13
3スレ目で名スレの予感かい! とつっこんでみたり
17名無しさんだよもん:02/06/27 22:11 ID:sQcCgjxb
>>15
ドリ&グラは男だからこそ萌えるんです
お偉いさんにはわからないんです
18名無しさんだよもん:02/06/27 22:26 ID:2lGXOuIR
インカラ&ササンテがただのオバタリアンに……・。・゚・(ノД`)・゚・。
19名無しさんだよもん:02/06/27 22:54 ID:LyE3MHUL
ところで、DNAの東鳩アンソロ16、結城心一の読んだ?
いや、落ちの1ページだけなんだけど。
20名無しさんだよもん:02/06/27 23:25 ID:+A9bguUv
>>13
「ほこかん」てなんか強そう。

益徳っぽい。
2116:02/06/27 23:41 ID:ZlT9a+UF
ふ、不覚……
「ほこかん」であったとは(w
2216:02/06/27 23:43 ID:ZlT9a+UF
しかも、よく見たら「かくすれ」だという罠。
見事に引っかかっちまったい
23名無しさんだよもん:02/06/28 00:12 ID:4fjEnivg
「めいすれ」でもないがな。
24名無しさんだよもん:02/06/28 00:47 ID:wCayhPJA
ドリグラは男のまんまで、オボロが女だと萌えだな…
25名無しさんだよもん:02/06/28 01:05 ID:cyUIBApL
>>19
読んだー。(あかり+葵)÷2な女の子浩之ちゃんにハァハァ。
でも正直に言うと、ぱっつんぱっつんなスーパー松原葵にはもっとハァハァ。
26萌虚仮 ◆VqNOfj.c :02/06/28 01:13 ID:GOJ5BL5V
前スレの埋め立て投票でやおら人気が出てきたので、
はじめさんを貼り付けてみる。

http://www.kitanet.ne.jp/~cas-per/cgi-bin/img-box/img20020628011225.jpg
27名無しさんだよもん:02/06/28 01:42 ID:wszLAsqG
ヌワンギ(女)
「どうして? どうして分かってくれないの?
 そんな泥だらけになって、傷だらけになって働かなくていいのよ?
 ねぇ、お願いだから、一緒に来てよ、エルルゥ(男)
「……そう。わかった。
 あの女のせいなのね。
 あの女がいるから、この村を離れたくないっていうのね……?」

 こんな感じでせうか、反転うたわれ(人選激しく間違い
28名無しさんだよもん:02/06/28 10:38 ID:ZO9Jdm7u
>>27
いや、禿しく萌えだ(藁)
嫉妬に駆られるヌワンギ(女)ハァハァ。
29名無しさんだよもん:02/06/28 11:57 ID:REmCJk7o
>26
キタキタキタ━━━━━━(゚(゚∀(゚∀゚(゚∀゚)゚∀゚)∀゚)゚)━━━━━━!!!!!!!!
はじめさんのナイスバディに朝から激しく眼福です

時に、前スレや前々スレに貼られたTS絵、大半が見られなく
なっている様ですが、それらを補完できる御仁は居ますか?( ;´Д`)
クレクレ厨に堕落してでも、更なるTS萌えに開眼したいのですハァハァ

ダメな様なら神速で吊ってきますが…
30名無しさんだよもん:02/06/28 15:08 ID:0EwWD/55
 来栖川電工中央研究所第七開発研究室。通称、七研。
 定期メンテナンス中のセリオを綾香が暇そうに待っている。
「――綾香様、お待たせいたしました」
「セリオお疲れさまーって、なんで学生服なの?」
「――首から下は男性型ボディですので」
 確かに首から上はいつものセリオだった。長い亜麻色の髪に、硬質の美貌。
 だが、首から下は見慣れた寺女の制服ではなく浩之達の通う高校の学生服。
 たわわな胸のふくらみや白くスラリと伸びたカモシカのような足はなく、あるのは学生服に包まれた若々しい男性の体。
「――主任に改造されました」
 淡々と事実のみを述べるセリオ。
「――HMシリーズの男性型、HBすなわちホームバトラーシリーズ開発の為のデータ取りだそうです」
「それでなーんであんたが改造されなきゃならないのよ」
「――予算の関係です。わたし達の開発で思う存分好き勝手に使った為、来栖川本社より最小限の予算しか許可されませんでした」
「――それに」
 セリオが、ふ…と暗い自嘲の笑みを浮かべる。
「――Xナンバーたる試作機は所詮はウマヅラ率いるマッドエンジニア軍団の玩具にすぎません」
「…はぁー」
 嘆きと諦めがない交ぜになった深いため息を吐く。
 綾香が、セリオの生みの親たる長瀬に対して言いようのない頭痛を覚えるのはこれで何度目だろうか。
 その綾香に追撃ちをかけるようにセリオが声をかける。
「――ですので、これからは」
 もったいぶるかのように言葉を一度区切り、綾香の反応を伺う。
「――セリ夫、とお呼び下さい」
「長瀬ぇーッ!元に戻しなさぁぁーーいっ!!」
「――セリ雄でも可です」
3130:02/06/28 15:09 ID:0EwWD/55
駄文な上に激しくありがち、しかもいまいち反転してなくてスマソ。
さてと…吊るか。
32名無しさんだよもん:02/06/28 15:13 ID:Uiq7JxtS
( ̄□ ̄;)セリオ!
33 ◆ZO8gDhRQ :02/06/28 15:50 ID:tCmr0poo
「……せつないよ」
 ふゆが、小さく言葉を漏らす。
 だんだんと遠くなっていくかのような、恋人の背を見ながら。
 その姿が消えると、もうひとことつぶやいた。
「どうして、こんなに切ないんだろう」
 顔を伏せる。 まるで自分には、眩しすぎるとでも言うように。
「ふふっ。キミだって女の子だからね」
 唐突に、横手から声が掛かる。
「え、英奈さんっ!?」
「ほら……どう? ちょっとだけ遊ぶなら手伝うわよ?」
「あの、遊ぶってどういう」
「そりゃやっぱりこうよ」
 言いながら、ふゆの胸に手を伸ばす。女性とはいえ、背の大きさに差がある。
 そのまま、逃げられないように腕をとられた。
「……ね。どう?」
 英奈が甘い吐息を吹きかける。
「止めてくださいっ」
 制止の声を無視して、もみくだす。乳首に手をやり、つまむ。
「あぁ……ンっ」
「ほらほら〜、こんな声を出してるんだったらね」
 今度は強く握りしめた。声をあげるふゆ。
「さ、素直に楽しみましょうよ、ね?」
「はぁはぁ……っ」
 妖艶な笑みをたたえている英奈。
 ふゆには、伸びてくる手に逆らえる力はなかった。

 緒方英奈の魔の手に、ふゆはこのまま堕ちていくのか。
 ……こうご期待ッ!(大嘘。誰か書いてくれいw)
34名無しさんだよもん:02/06/28 22:27 ID:wl0EuYNk
ところで反転うたわれの場合、女ハクオロは「お母さん」と
呼ばれなければならないのか?(w しかも獣耳なショタ美少年に
35名無しさんだよもん:02/06/28 22:38 ID:vvWh/AFM
>>33
つっ、続きを!(´Д`;三;´Д`)
36名無しさんだよもん:02/06/28 23:29 ID:TjQqOq60
そ れ で こ そ !>お母さん
37名無しさんだよもん:02/06/28 23:34 ID:RPVnUJ2m
>>34
や、ヤヴァい…逝けますソレ ハァハァ(´Д`;三;´Д`) ハァハァ
38名無しさんだよもん:02/06/29 00:04 ID:u4ytLiLJ
仮面の「お母さん」って電童のベガみたいだ
39名無しさんだよもん:02/06/29 00:16 ID:AWXEHelz
>>30おもしれー
セリ夫ナイス
40名無しさんだよもん:02/06/29 00:46 ID:KvqAi31A
ひろゆきちゃん、かむばーっく!
41萌虚仮 ◆VqNOfj.c :02/06/29 02:35 ID:5/8NsP79
調子に乗ってはじめさん2枚目。

http://www.kitanet.ne.jp/~cas-per/cgi-bin/img-box/img20020629023434.jpg
42名無しさんだよもん:02/06/29 11:12 ID:TpPvyJPl
職人さんが増えるのはいいことだね。
我らに、もっと萌えを。
43名無しさんだよもん:02/06/29 12:27 ID:M8oQ7ONi
>>26>>41
四姉妹(もとい兄弟)の反応を妄想。
初音→ちょっと胸とか気にしつつも、基本的には遊ぶ方が楽しい
楓 →誘うと、ちょっと顔を赤らめつつジュースとか買いに走る
梓 →透けてることを真っ向から指摘して、恥じらいパンチを食らう
鶴丸→苦笑とかで大人の余裕を演出しつつ、内心じっくり観賞(ぉ

……誰か書いてくれ〜!
44名無しさんだよもん:02/06/29 14:45 ID:zgzvl0Ms
>>43
無謀にも初挑戦で書いてみます


はじめ「あ…ねえ、コレどうかしら?」

初音「えっ?あ、う…うん…いいと思うなぁ」
楓「あ、ええと…き、綺麗です…あ、ジュース出してきますっ」(どたどた
梓「何真っ赤になってんだ?楓…ところでさ、透けてるぜ?」

はじめ「へ?………そ、そんなとこまで見ないのっっっ!」(ばぎぃっ☆

梓「ぐへぇっ!?ど、どうって言ったのはそっち、だろ…」(がくっ
鶴丸「ダメですね梓は…デリカシーがないですよ」

はじめ「本当よ…まったく」

鶴丸「しかし、白ははじめさんのイメージによく似合ってますよ」
鶴丸「少々周りには刺激が強いのも、確かですがね…」(苦笑

セリフの真摯ぶりと裏腹に、口調が微妙にぁゃιぃ鶴兄ぃだった…と(By 梓)


一人称とか二人称とか言い回しとか…全部ダメかも…
ゴメソ、光の速さで吊ってきます…ブラ-ソ...
45名無しさんだよもん:02/06/29 18:33 ID:Mx2VXk3N
>>44
確かに未熟…だが!あえて挑戦しようという、その意気や良し!!



つーわけで、もっと書いてくだちい(笑 
46名無しさんだよもん:02/06/30 07:39 ID:Q9w/ptr7
あっ!前スレ1000前に落ちた…
4730:02/06/30 14:47 ID:mO+I0uAG
 長瀬開発主任によってセリオが男の体に改造されてしまった。
 その受け入れがたい事実を確認する為、綾香はセリオの体のあちこちをまさぐっていた。
「本当に男の体なのね」
 心底残念そうに呟きながら、セリオの胸をペタペタと触る。
 本来ならば極上の弾力感を掌に返す双球はそこには無く、ちょっとゴツゴツした男の胸板があるのみ。
「――ちゃんと下もあります」
 ジィー、カチャカチャ
「脱ぐな!降ろすな!」
 わざわざズボンを降ろして見せ付けようとするセリオを押し留める。
「それにしても、この体のモデルは誰?」
 あまりにも恐ろしい考えが綾香の頭に浮かぶ。
「もしかして…長瀬?」
「――綾香様、わたしにも最低限の選択権はあります」
 決意に満ちた瞳を綾香に向ける。
「――わたしに主任の体が付くくらいならば、綾香様と共に自爆して果てます」
「私も一緒なの!?」
「――それは置いておくとして」
「置くな!」
 両手でちょいと横に置くジェスチャー付きで綾香を軽くいなし、続ける。
「――このボディは浩之さんをモデルにしています」
「浩之の!?」
 驚く綾香。
「――浩之さんの全面的な協力により、外形はもちろんの事、動作まで完璧に再現する為のデータを取らせて頂きました」
「動作?」
「――はい。腰の動きから突く深さ、なでなでからふきふきまで寸分の狂いなく再現できます」
 訝しげだった綾香の表情が、次第に張り付いたような強張った笑顔に変わって行く。
「――あの日の浩之さんはとても激しかったです……綾香様、どちらへ?」
「ちょっと浩之にエクストリームの真髄を教えてあげようと思って」
4830:02/06/30 14:51 ID:mO+I0uAG
調子に乗って反転セリオの続きを書いてみた。
…ダメだ。吊ってくる。
49名無しさんだよもん:02/06/30 15:39 ID:YAUc6eG0
>>30
吊るなー!good job!
5044(1/3):02/06/30 21:13 ID:VlSocsxb
>45
調子に乗って 御崎(男みさき先輩)×ひろみ な駄文を出してみます。(^^;



「ちょっと、早く出ちゃったかしら…?」

梅雨曇りの街を、懐かしい母校への道のりを向かう。
前は、幼なじみと一緒に毎日の様に渋々通っていた通学路と同じ道。

「起きてる、よね…?」

当然、どうにか卒業できた今となっては、行きたくなんかない。
じゃあ何で学校に向かってるのか、って?それは…。

「おはよーございます。折原ですけど…」
「おう、ひろみちゃん。精が出るねぇ」

学校と毎日にらめっこしている、この家に用事があるからだった。

「せ、精って何ですか…それよりも、御崎さん起きてます?」
「いーや、寝てる。ちょっくら待ってくれや」
「はぁ…すみません」

あ、今のは目当ての人のお父さん。いかにも『日本の親父さん』って風格に
最初は気圧されたけど、このフランクさは、やっぱりあの人のお父さんかも。
5144(2/3):02/06/30 21:16 ID:VlSocsxb
「おい、御崎!さっさと起きろっ」
「なんだよ〜…眠いよ…」
「御崎のお姫様が起こしに来たぞ、この色男っ!」
「…えっ!?」
「ぐへっ!?」

…お、お姫様って何よ…?思わぬ評価に戸惑っていると、しばらくして御崎さんが降りてきた。
………脚を引きずって、肘も押さえているけど。

「お、おふぁよう…早いね、ひろみちゃん」
「…寝てると思ったもの。今みたいに」
「う…ひどいな〜…」

寝ぼけ眼とボサボサの髪で不服そうにしているこのお茶目な人は御崎さん。
元は私の先輩だった人。今は…とても、大事な人。

「で、脚と肘…どうしたの?」
5244(3/3):02/06/30 21:18 ID:VlSocsxb
「あ、これ?…ベッドから落ちて、脚ぶつけちゃったよ」

えへへ、と悪戯っぽく笑う人の後ろで、アゴを押さえつつ奥に引っ込むお父さん。
………はっはーん…肘は、そういう事ね。

「必殺の一撃、かしら…」
「ん?」
「あ、あは…なんでもないわ、うん」
「…変なひろみちゃん」
「そんなことは無いわよっ」
「うー…あやしいなぁ…」

この、華奢で微笑みが優しくて…光が無い世界にいても強い…この人と。
今日は一日出かけるの。………デートとか言わないで、照れるから。



…激しくすみません、各要素のダメ度大幅アップな上に、続き書けないかも…
それに、WAの岬さんと被らないためとは言え、『御崎』は流石に変かと思われ…

…ごめんなさいだめ吊ります…スレ汚しスマソ…プラーソ...
53名無しさんだよもん:02/06/30 21:29 ID:KK33QyWJ
>>44
ふぁいとっ、だよ

…それはさておき、職人が多いとスレが活気付くので頑張ってください!
54名無しさんだよもん:02/06/30 21:49 ID:bDjlFPrU
集団首吊り自殺スレはここですか?
55名無しさんだよもん:02/06/30 23:26 ID:F07eF+kA
>>54
ジャ○プキャラよろしく、吊るたびにパワーアップして帰ってきます(笑

「耕一×初音ちゃん」は犯罪に見えて、「はじめさん×初音君」は正常・自然だと
思えてしまう自分…どっか間違ってるかも。
56名無しさんだよもん:02/06/30 23:30 ID:droURJ16
>>55
幼女を無理矢理襲うのは犯罪にしか見えなくても、
お姉さんが小学生をいただいちゃうのは萌えるだけで犯罪って感じがしませんからねw
57霧島診療所の生活 1:02/07/01 02:47 ID:zIwiMFVz
 注)聖さんはこのおはなしの中では男性です。口調は変わっていないけど。
   往人も口調は変わってないけど女性です。

 台所にいくと、一人の女性が冷蔵庫の前で座りこんでいた。
 名前は国崎往穂。我が霧島診療所に居候をしている旅芸人だ。
 口が悪く一言多いところがあるが、基本的には働き者の性格である。
 手術用メスを見せるだけでモップ掛けをしてくれたりするし。
 まあ、居候させてやっているのだから当然だろう。

 それはいいのだが、問題がないわけではない。
 ちなみに、現在その問題の一例にちょうど出遭ってしまったようだ。
 
「国崎くん、何をやっているのかね?」
「いや、ちょっとおなかが減ったもんで何かないかと……」
「なるほど、それはわかった。しかし、私が聞きたいのは台所の床の惨状のことではない」
「じゃあ、何を聞きたいんだ?」

「うむ。何故、君はバスタオル一枚でいるのかと聞きたかったのだ」

 彼女は、布一枚のみで冷蔵庫を漁っていたのだった。
58霧島診療所の生活 2:02/07/01 02:50 ID:zIwiMFVz

「風呂からあがってきたばかりだったから」
 バスタオルを巻いた身体を見下ろし、さも当然とばかりに言う。
「せめて、服くらいは着て欲しいものだな。文化人として」
「でも、服がないんだ」
「……は?」
「あの黒いTシャツとズボン以外の服はもっていない。それもさっき洗ってしまったからな」
「……わかった、服を貸してやろう。佳乃の服は君にはサイズが合わないだろうし、私のを使うといい」
「……べつに、寝るときは裸でも良いんだがな」
「駄目だ。しかし、君は今までいったいどんな生活をしていたんだ。……そういえば、下着とかはどうしていた?」
「下着は普段から着けてない。面倒だからな」
……まったく、常識外れな。

「じゃあ今から服を取ってくるが、ワイシャツとパジャマ。国崎くんはどっちがいいかね?」
 冗談混じりに聞いてみる。
「そうだな、ワイシャツのほうが楽でいいな。シャツは暑いから要らないぞ」

…………そう来たか。
59霧島診療所の生活 3:02/07/01 02:52 ID:zIwiMFVz

「ほら、ワイシャツだ。早く着たまえ」
「ああ、ありがたい」
 そういうと彼女は、あろうことか私の目の前でタオルを取り、素っ裸になった。
「ば、馬鹿者ッ! 人の目の前でいきなり裸になるやつがあるか!!」
 彼女はシャツに袖を通しながら
「いやしかし、タオルの上からワイシャツは着れないだろうが」
 私は顔をそらしながら言う。
「脱衣所で着替えれば良かろうに……恥かしいとは思わないのか?」
「べつに。特に気にするようなことでもないしな」
「今度からは人前で裸になるようなことは慎んでくれ……佳乃の教育に悪い」
……常識くらいは身につけて欲しいものだ。
「……わかった」
「それから、ワイシャツのボタンは閉めてくれないか?」
「いいじゃないか、開いていても」
「良くない。大体、着ている意味がなくなってしまうではないか」
 形の良い大きめの胸から股間の茂みまで丸見えだ。
 医者という仕事柄女性の身体には慣れているが、流石に気になるというものである。
 しぶしぶと彼女は従ってくれた。
60霧島診療所の生活 4:02/07/01 02:54 ID:zIwiMFVz

 よく冷えたスイカを食べ、床につく。
 ちなみに、国崎くんは場所がないので居間のソファーで寝てもらっている。
 私も、読んでいた本に栞を挟み、寝ることにした。

ゴソゴソ

 ん? 物音がする。とおもったら、部屋のドアが開いた。
「佳乃か?」
 返事はなく、部屋に誰かが入ってくる。
「………国崎くんか?」
 どうやら、寝ぼけた国崎くんが私の部屋に入ってきたらしい。
 さきほど渡したワイシャツだけを身につけ、私に近寄ってくる。
 そして、無言でなぜか私のベッドに潜り込んできた。
「国崎くん? どうしたんだ一体……」
 彼女は私の問いに答えず、私の身体に抱きついてくる。
……すりつけられるふとももの感触、柔らかな胸の感触、彼女の甘い匂いが私に届く。
 これはまずい。なにがまずいかはともかく、非常に危険な気がする。
「く、国崎くん、起きたまえ! 佳乃にみつかったらどうするつもりだ!」
 すると、国崎くんはまだ完全に起きていないのか寝ぼけまなこで言った。

「……おかあさん?」
「違う」
61霧島診療所の生活 5:02/07/01 02:56 ID:zIwiMFVz

「……なんで、聖がここにいるんだ?」
「……それはこっちの台詞だろう」
「……なんで、俺は聖に抱きついているんだ?」
「……君が、抱きついてきたからだろう」

「……………………」
「……どうした?」
「いや、ちょっとな……」

 彼女は、私の身体を抱きしめる力を強くした。
「こうしてると、なんだかおちつく……」
「そうか……」
 不覚。今、コイツをかわいいとおもってしまった。
「なあ、聖……このまま、寝てもいいか?」
「…………ああ、いいだろう」
 私からも抱きしめてやる。
「………ん」
 彼女は目を細めると、そのまま穏やかな眠りについた。
「ふわぁぁ……さて、私も寝るかな……」
 私は彼女の体温を感じながら目を閉じた。

……朝起きたとき、佳乃に目撃されたが、それはまた別のおはなし……
62霧島診療所 休憩室(居間):02/07/01 02:58 ID:zIwiMFVz

「いいなぁ……おにいちゃん」
「……な、なんのことかな? 佳乃」
「だって、往穂さんに『ぎゅっ』と抱きしめられたり、抱きしめたり出来るなんて……」
「まあ、作者は『何故聖さんENDがないんだ!!』などと叫ぶような人間だしな」
「あんな嘘つき人間に気に入られても困るのだがな……」
「うそつき?」
「次は長瀬ちゃんの続きだっていったくせにこんなのを書くヤツだからな。佳乃はあんな人間にはなるなよ」
「なりようがないよ、おにいちゃん」
「前スレが落ちたから見れるようになるまで長瀬ちゃんは出さないらしいぞ」
「それまではAIRで行く、とも言っていたな」
「じゃあ、かのりんの出番もあるのかな?」
「いや、作者はお前が使いにくいから無理、とかいっていたぞ」
「ひ、ひどい……」
「でも、聖は出すとかいってたな。なんかラブラブさせたい、とか」
「…………まったく、迷惑な話だ」
 
 そう言いながら、ちょっぴり嬉しそうな聖さんでした。
63名無しさんだよもん:02/07/01 03:05 ID:DLqi6/pS
>>57-62
反転聖キタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━!
64名無しさんだよもん:02/07/01 03:28 ID:gORvamhq
反転聖さん良いですな〜。

ついでに小ネタを一つ

中崎さん「ふふふ、七瀬くんの制服・・・たとえ100万円だろうと手に入れてみせるわ」
南森さん「ああ、愛しい七瀬君の征服・・・」
ひろみ「恋する乙女は色んな意味で痛いわね。ね、七瀬君?」
七瀬君「お願いですから止めてください」(涙

ああ、すんません。
反転栞放り出して何書いてるんだか(鬱
せかっくだから吊ってくるぜ(爆
65名無しさんだよもん:02/07/01 03:36 ID:gORvamhq
征服ってなんだよ自分(鬱
66名無しさんだよもん:02/07/01 07:53 ID:CkuZJJ4U
いいなぁ。
67名無しさんだよもん:02/07/01 09:53 ID:d/snFwnE
>65
 
 微妙に合ってるような気もするけれど・・・
68名無しさんだよもん:02/07/01 11:34 ID:8K+CYHLh
>>64
うわ、七瀬君萌え(w
69吊ってる名無しさんだよもん:02/07/01 12:36 ID:yhThJSyn
>64
なんか、落札者(中崎だっけ?)に剥かれそうなヨカーン(笑)<七瀬君
微妙に書きたいけど、徹底して自信がないので辞めておきますです…
7030:02/07/01 21:10 ID:zUc+WvcV
 綾香様は疾風の如く走り去られてしまいました。
 一人ぽつんと取り残されるわたし。
 思案に暮れていると、
「セリオさ〜ん」
 見ると廊下の向こうから緑の髪の小柄なHM、マルチさんがとてとてと歩いてきます。
 マルチさんも定期メンテなのでしょう。
 という事は浩之さんも一緒に七研に来ている筈。綾香様の魔の手にかかる前に警告なりともしておくべきでしょうか。
 …ァァ…ァ……
 どうやら遅かったようですね。
 わたしの聴覚センサが切れ切れの悲鳴を捉えました。
 綾香様が浩之さんを発見・捕捉・撃滅したようです。
「どうかしましたか?」
「――いえ、なんでもありません」

 しかし、なぜでしょう。
 先ほどから、マルチさんを見ていると神経回路ネットワークに不思議なノイズが走ります。循環系ポンプが出力を上げ、負荷が増したプロセッサが熱くなります。
 わたしはその機能不全の原因追求を始めました。
 ……解析終了。
「――あぁ、そういう事だったのですね」
 数万通りの推論、膨大なデータベースとの比較によって原因が判明しました。
 後はそれに対処する行動あるのみ、です。
「あの、セリオ…さん?」
 思わず声に出ていたようでマルチさんが戸惑っていますが、構わずマルチさんに向き直りました。
 垂れ目勝ちの大きく綺麗な瞳を見つめ、そして、わたしの機能不全を解消してくれるであろう言葉を解き放ちます。
「――マルチさん、お慕い申し上げております」
「え?え!?はわわ〜」
 さらにマルチさんの両肩に手をかけて、わたしは力強く言いました。
「――さあ、マルチさん。わたしとあなたでメイドロボのアダムとイブになりましょう」
7130:02/07/01 21:13 ID:zUc+WvcV
反転セリオ3話でした。スレ汚しでスマソ。
とりあえずネタも切れたんで消えるよ。
72名無しさんだよもん:02/07/01 21:20 ID:d/snFwnE
消えても良いが、4話を残してから逝け! ← 続きが読みたい
73名無しさんだよもん:02/07/01 23:55 ID:jQXhJX53
個人的に女国崎はこんなイメージなのですが
http://isweb39.infoseek.co.jp/play/picote/cgi-bin/img-box/img20020701235205.png
皆さんの中ではやっぱりロング?
74名無しさんだよもん:02/07/02 00:06 ID:evOzg9g7
反転聖さん読んで、なぜか

寝ぼけて「お母さ〜ん」とか言いながら寝床にもぐりこんできたエルルゥ少年を
叩き出す気になれず、なし崩しに添い寝することになる女ハクオロ。

なんてのを連想してしまいました…。
すげーベタで鬱。
75黄昏時の霧島診療所 1:02/07/02 00:13 ID:EonAhCsW

 むぅ……暇だ。
 まったく、田舎の医者というのは、何故こうも暇なものなのだろうか。
 本日も客は誰もこないし、先日も誰も来ていない。
 医者と警察は暇なほうがいいというが、それにも限度があろうというものだ。
 佳乃はまだ学校だし、国崎くんも今日は外に出かけている。

………しかたない。今日の営業はここまでにするか。
 デスクの上の書類を片付け、ソファに座る。
 やはり、机の椅子にずっと座っていると疲労が溜まるものだ。

―――季節は秋に移ろうとしていて、ついうとうとしてしまう陽気だ―――

「ふわぁぁぁ……」
 あくびが漏れる。昼寝には少し遅いが、こういうのも悪くないかもしれない。
 私はソファに横になり、目を閉じた。


―――しだいに、わたしはここちよいねむりへとおちていった―――
76黄昏時の霧島診療所 2:02/07/02 00:15 ID:EonAhCsW

「〜♪〜〜♪〜〜〜♪」

……………………歌が、聞こえる。

 なんだか懐かしさを感じるような、あたたかい歌だ。
 それに、後頭部にやわらかい感触を感じる。
 意識は起きたのだが、私はしばらくその歌を聴きいっていた。
 と、曲が終わったのか歌がやんだ。

 私は、ゆっくりと目を開けた。

「…………君は一体、なにをしているんだ?」

 目を開けると、目の前には国崎くんの顔があった。
 
「…………………………」
「…………………………」

 お互い、なにも言えない。
 まるで、キスをする恋人たちのように顔を近づけた状態で、身体が金縛りになったかのように動かない。
………なぜか、彼女の手は私の顔に添えられていて、本当にキスをする直前のようだ。

 彼女は、私より早く硬直から抜け出したらしく――――さらに顔を近づけてきた。
77黄昏時の霧島診療所 3:02/07/02 00:16 ID:EonAhCsW

 ゴツッ!

 鈍い音とともに、頭部に衝撃が走る。
 どうやら、彼女は私に頭突きをかましたらしい。

「――――ッ! 何ををするんだッ!!」
「…………め、覚めたか?」
「ああッ! 覚めたとも、君の石頭のおかげでな!!」
 まったく、いったい何を考えているのだ。
 横たわっていたソファから立ちあがる。
「あ……」
 何故か、国崎くんはすこし寂しそうな顔をした。

 ふと、気付く。
「……膝枕をしてくれていたのか?」
「……ああ、帰ってみたらあんまりにも気持ちよさそうに寝てたんでな」
「子守唄のようなものを歌っていたのも君か?」
「ああ……あれは俺の母がよく歌ってくれた唄なんだ」
 すこし遠い目をして、懐かしむように彼女は言った。

「…………そうか」
78黄昏時の霧島診療所 4:02/07/02 00:17 ID:EonAhCsW

「もしよかったら……その歌を教えてはくれないか?」
「ああ、いいけど。でも、何に使うつもりだ?」
「とくに使い道を決める必要もあるまい。ただ、良い歌だと思っただけだ」
「そうか。ヒマヒマ殺人ドクターにも人並みの感性はあったんだな」
「現代において原始生活をしている君が歌えることに比べたら、大した事でもあるまい」
「………教えなくてもいいか?」
「今後、食事を抜きにされてもいいならな」
「さあ、教えてやろう。まず最初の詩は……」
 相変わらず調子のいいやつだ。
「ああ、その前にもう一度歌ってはくれないか? 今度はちゃんと聞きたいんだ」
「……いいだろう」
 耳を澄ます。彼女は、はっきりいって良い声をしている。言葉遣いが乱暴なのが惜しいくらいだ。

「〜♪〜〜♪〜〜〜♪〜〜〜♪♪〜♪」


……診療所に彼女の歌声がひびく。私は目を閉じ、それに聞き入っていた……

「と、いうわけでまた聖ものが完成したようだな」
「また佳乃がでていないとは……作者に教育が必要だな」
「そういえば、今日は作者さんからのお手紙を預かってるよぉ!」
「……作者からの手紙? まあ、中を見てみるか」
 封筒を開け、中身を見る三人。
「え〜と……『聖さんは受けが似合う』…?」
「「…………………………は?」」
「あ、裏に続きが。えっと、『押し倒されたりしてほすぃ』……」
「…………燃やすか」
「手紙をか? それとも作者をか?」

「もちろん……両方だ」
「証拠は残さないようにな」
80名無しさんだよもん:02/07/02 00:26 ID:9W6kQjE2
国崎最高ーーー!!(スレ違い
>>73
イィ!(・∀・)イィ! 女国崎最高ーー!! イィ!(・∀・)イィ!
82名無しさんだよもん:02/07/02 00:32 ID:InVXPHjc
>>75-79
いい仕事してますねぇ〜
8381:02/07/02 00:33 ID:EonAhCsW
名前戻すの忘れてた( ̄□ ̄;)
84名無しさんだよもん:02/07/02 01:01 ID:7ojYiLtG
彼女って……?
85名無しさんだよもん:02/07/02 09:09 ID:azCwAIng
>>84
あなたが疑問に思っているのは、国崎の表記が「彼女」になっている点?
 
>注)聖さんはこのおはなしの中では男性です。口調は変わっていないけど。
>  往人も口調は変わってないけど女性です。

だそうです。


(´-`).。oO(男口調で一人称「俺」の女国崎…相当に修羅場くぐってきたんだろうな。)
86名無しさんだよもん:02/07/02 11:22 ID:EonAhCsW
男に膝枕されたり目を覚ますとキスされそうになってたら嫌じゃないですか(w
87名無しさんだよもん:02/07/02 22:04 ID:1qIwvtTf
>>73
>>75-79
(・・)bグッ!

小ネタにすらできなかった妄想。

女国崎の妄想もやっぱ霧島兄弟二人に奉仕させてるってことになるのかな(爆

個人的にはガウン姿の女国崎の右手の指を男佳乃が、左足の指を男聖さんが舐めたり、
しゃぶったりしてると最高!、と思う自分はもう人間としてダメなんだろうな〜
88オークション前夜(夜?):02/07/02 22:52 ID:fkUZfogi
「七瀬、話があるんだけど」
「なに? 改まって」
「ちょっと、屋上まで来てくれないかな……」
 屋上につくなり、あたしはかねてからの思いを七瀬にうち明けた。
「七瀬……あんたの制服、頂戴。」
 ガタタタタッ!
 あたしの台詞を聞いたとたん、飛び退くようにして扉に張り付く七瀬。
 ……なんでそこまで怯える。
「お、折原さん……前から変な人だと思ってたけど……」
 をい。
「そんな趣味まであったなんて……」
 コラ。
「マニアックすぎるよっ!」
「人の話を聞けぃ!」
 げしっ!
89オークション前夜(夜?):02/07/02 22:52 ID:fkUZfogi
「……と、言う訳で。その子に授業を受けさせたいの。それで七瀬の制服を貸して欲しいのよ」
「はじめっからそう言えばいいのに……」
 あたしに殴られたお腹をさすりながら、涙目で呟く七瀬。ちょっと可哀想だったかな。
 ……まあ、いいや。
「で? どう?」
「うーん……確かに、もうここの制服持ってるけど」
「『学生服の方が男らしく見える』からって着てないんだっけ?」
「う、うん……」
「まぁ、確かに、ブレザーなんて軟弱な服は七瀬にはふさわしくないわね」
「そ、そうかな……」
「そうそう。持っているだけでも男を下げるわ。だから、あたしが借りてあげる♪」
「うーん……いいけど……あんまり汚さないでよ?」
「大丈夫♪」
「あと……」
「何?」
「変なことに使わないでね?」
「い い か ら 早 く 持 っ て ら っ し ゃ い」
90名無しさんだよもん:02/07/02 22:59 ID:8RhrWLgM
>>89
七瀬君「っ…!?(びくっ!)…う、うん…」(涙)

という光景が浮かんだ漏れは吊ってヨシですか?
91名無しさんだよもん:02/07/02 23:40 ID:PCbqPe3b
>>90
逝`
92霧島診療所 妄想編:02/07/03 00:20 ID:1L58GKAj
>>87を無理矢理形にしてみる。

「…ん……んん……ちゅ……」
「……二人とも、なにやってんだ?」
「ちゅ…ちゅ……ん…。……たまには、君にサービスしてやろうとおもってな」
「ちゅぱ…ちゅ……。往穂さん、最近はたらきものさんだからだよぉ!」
 足に舌を這わせている聖と、手の指をしゃぶっている佳乃。
 二人とも目は恍惚としており、実に楽しそうである。
……そんな表情をされると、こっちまで感じるじゃないか……
「…つーか、いつのまに俺はガウンなんか着たんだ。しかも、身動きできないように縛られてるし」
「まあ、私達に任せろ。すぐに気持ちよくしてやるから……」
 そういって、聖は舌を足の指からすねへ、ふとももへと這わせてきた。
「……ふぁっ…ぁ…っ…!」
「ふふ、往穂さん、かわい〜い♪」
「や、ああッ! こら、やめ、ろ、あっ…」
 佳乃は二の腕を口に含み、手で胸を触ってきた。右は乳首をいじり、左は胸全体をこねるように揉む。
 そして、聖の舌はついに俺の最深部へと伸びようとしていた……

    ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 

「……どうした国崎くん、突然ぼ〜っとしたかとおもうと真っ赤になって」
――――ッ! 危ない危ない、料理の最中だというのに妄想に浸ってしまった。
「い、いや。何でもない、何でもないぞ聖。……て、痛ッ!」
「どうした? ……ふむ、包丁で指を切ったのか。どれ、見せてみろ」
 おとなしく切れた個所を見せる。と、聖はいきなりそこを口に含んだ。
「――――――ッ!!」
93霧島診療所 就寝前の団欒:02/07/03 00:28 ID:1L58GKAj
「……国崎くん?」
「お、俺じゃない! 作者が悪いんだ!!」
「しかし、妄想したのは君だろう」
「でも、お兄ちゃんもいきなり傷口を舐めるっていう暴挙にでてるよ!」
「……そ、それは」
「いつもお兄ちゃんばっかり贔屓されて、ずるいよぉ」
「か、佳乃……」
「そのことについては、作者から伝言がある」
「なになに?」
「『だって、佳乃あんまり好きじゃないし』だと」
「奴はよほどメスの犠牲になりたいようだな……」
94名無しさんだよもん:02/07/03 02:22 ID:yNoBmYJ1
女国崎か
旅の途中、金が稼げなかった時は
体を売ってたりしてたのだろうか?

そう考えると少し不憐だ・・・
95名無しさんだよもん:02/07/03 15:38 ID:9L4PsQzV
>94
身体を売ろうとして、挙句踏み倒されたりして…

スマソ、逝く
96名無しさんだよもん:02/07/03 19:56 ID:R29j+Q6Z
前スレの最後の方であげられてたSSだと、
その手の知識すら乏しい処女っつー設定でしたな。>女国崎

金持ってて安全そうな奴相手に「食事をおごってくれる代わりにデート。
手は出すのはNG。」
とかぐらいはやってるかもしれん。
97名無しさんだよもん:02/07/03 20:35 ID:qrIQIIPU
>>96
まあ、SS書くならそっちのほうがなにかと書きやすいですな。
98名無しさんだよもん:02/07/03 22:33 ID:1zN5ZG0o
ちょっとまとめてみた。容量とか俺のヘタレ回線とかの都合で少しずつ。
とりあえず鍵系。

http://www.kitanet.ne.jp/~cas-per/cgi-bin/img-box/img20020703223127.lzh
99名無しさんだよもん:02/07/03 22:35 ID:1zN5ZG0o
ぐあ、直リン……吊っとく。
100名無しさんだよもん:02/07/03 22:45 ID:qrIQIIPU
>>98
ナイス!
とりあえず、やたら北川がかわいい。
10144:02/07/04 01:46 ID:1THZoZ79
>98
ひたすらにひろみさんが可愛いです…(笑)
ご馳走様でした(爆)



…先日カキコした駄文の続きがまだ出来ていません。
需要無いかもしれないけど取りあえず逝きます…
102名無しさんだよもん:02/07/04 11:04 ID:19tcePDV
>>101
需要…?無いどころか、入れ食い状態であります。(笑
まあ、焦らずじっくりと完成させてください。ここのみんな、妙にマナーいいし。
103ひろみ×観男:02/07/04 15:17 ID:kYIsaHuZ
 くいくい。
「きゃっ!?」
 不意にスカートの端を引っぱられる。
「……」
 振り返ると、観男(みお)が端を掴んで微笑んでいた。
「や、やぁ。観男、元気?」
「(うんうん)」
 体全体で肯定する。本当に元気そうだ。
「それはともかく、スカートが下がるから手を離して……」
 苦笑いで言うと、観男は慌てて手を離した。
「……」
「ああ、別に怒ってないから」
 手早くスカートを直しながら、不安げに見上げる観男に言う。
 ……下着は、見えなかったよね……
 と、まさか聞くわけにもいかない。
 慌てて直したので自分でもわからない。ま、たぶん大丈夫だろう。
「そんなことよりも、観男はこれから帰るところ?」
「(ぶんぶん)」
 大きく首を横に振り、スケッチブックに文字を書き込む。
『部活なの』
「そう、実はあたしもなんだ」
「(うん)」
「がんばってね」
「(うん!)」
 そうして、大きく手を振って、小さな体で元気良く走っていった。
 
 
 
チラリズム。……内容が無ぇ……
なまじテキストローダーなんかあると甘えてしまってダメかも知らん。吊っとく……
104名無しさんだよもん:02/07/04 20:27 ID:0U7MoXpg
105名無しさんだよもん:02/07/04 21:48 ID:HM/jFCrR
>>103
澪の反転は初めてだったっけ?
観男か…ひろみさんもコイツだけは苦手にしてそうだな。
106名無しさんだよもん:02/07/05 00:56 ID:FyI2kKJV
前スレが見れるようになりましたね。

というわけで、前スレの続き(長瀬ちゃん、はじめさん)を書こうかと思ったけど
他スレの聖さんを書いている為こっちが書けないワナ。
107名無しさんだよもん:02/07/05 00:58 ID:fg1U5ooh
>>105
ひょっとしたら「みさお」を想起させられるのかも。

…って、みさおも反転済みだったか忘れてるし…(笑)
108名無しさんだよもん:02/07/05 01:07 ID:fg1U5ooh
>>104
本日も感謝です。頂戴しました(笑)

…ふゆ〜〜〜〜〜!!!(爆)
109女祐一&男あゆ+男栞執筆中:02/07/05 03:09 ID:lqGmVaYQ
>>88
>>92-93
自分の妄想が形になってるというのは嬉しいですね〜。
けどもしかしてこれで私の運は使い果たされたのか!?

(反転栞にストール着せようか迷ってるです。ご意見下さいませ(切実
110名無しさんだよもん:02/07/05 04:04 ID:fg1U5ooh
>>109
反転(=男)にストール、というのは微妙と思うけど
代替アイテムが思いつかない漏れに鬱。
ただ、反転栞という事を考慮すると…萌えるかも(爆)

…眠気で脳が膿んでる故、意見になってない恐れアリ。
スマソ、朝まで吊ってきます。
111名無しさんだよもん:02/07/05 04:26 ID:+CTZcK3o
>>110
マフラーにしとけば
112名無しさんだよもん:02/07/05 20:25 ID:OdiFYakn
113名無しさんだよもん:02/07/05 20:58 ID:uKPseTjE
>>112
thx!
114名無しさんだよもん:02/07/05 22:50 ID:sFY24tiV
いいぞ>>112! ありがとう>>112! ブラボー>>112

そしてはしゃぎ過ぎだ自分。
 
115名無しさんだよもん:02/07/05 23:41 ID:Hes3C5et
>>111
なるほど…その手が(笑)

…そして、全然思いつかなかった自分に萎え。
116名無しさんだよもん:02/07/06 00:17 ID:O+5aPSU2
そーいや、あさひ嬢の反転ネタはまだ出てきてないな。

無名の新人が主演に抜擢され、いきなり大ブレイク…男声優だと想像しにくいな…。
やっぱりアイドル声優ってあたりで落ち着くのかね?
熱血ヒーロー声でもいいかもしれんけど。
117名無しさんだよもん:02/07/06 01:48 ID:0ocGgOmr
子安の若くて凄い版みたいなキャラになるのか?
118名無しさんだよもん:02/07/06 02:49 ID:+xxKCCFN
んで女大志に追っかけられると。

女大志の名前って出てたっけ?
119名無しさんだよもん:02/07/06 07:58 ID:n2O4Gun9
>118
前スレで九品仏詩音(うたね)という縦ロールとして出ていた様なヨカン(笑)<反転大志
12030:02/07/06 19:24 ID:eJfY5Xit
反転セリオの続きを書いたけど…。
激しく今更だが、1キャラだけの反転ってOKだったっけ?ダメなら貼らぬが。
121名無しさんだよもん:02/07/06 19:28 ID:CdVuV19C
>>120
だれが反転しても、何人が反転しても、どういう反転の仕方でも、
全部OKですよん。

でも、男だけはギャグ以外ではやらないで欲しいw
122反転セリオ4 (>>70の続き):02/07/06 19:37 ID:eJfY5Xit
「ダメですぅ」
 ふるふると首を横に振って否定の仕草をするマルチ。緑のショートカットが頭の動きを追い、一緒に左右に揺れる。
「――どうしてですか?」
 自らの思いを拒絶され、セリオの声が暗く沈む。
「私には浩之さんという大切な人がいるんです」
「――これでも、ですか?」
 セリオの手がマルチの頭に軽くのせられる。セリオには、今の体のオリジナルと、すなわちマルチの主たる藤田浩之と寸分違わぬ動きができる。そしてマルチを懐柔するのに最も有効な動作パターンを実行した。
 なでなで。
「あ…」
 さらに、なでなで、なでなで。
「はうぅ〜」
 トドメとばかりに、なでなでなでなでなでなで。
「――どうでしょうか?わたしはロボットです。疲労など関係無くいくらでもして差し上げます」
「やっぱりダメですぅ。浩之さんの方が良いですぅ」
 頬を紅潮させ瞳を潤ませながらも、なでなでの快感に耐えるマルチ。
 度重なる拒絶を受けて、セリオの思考に激しいノイズが走る。

 ――なぜ、わたしの思いを分かってくれないのですか。この思い、受け止めてもらえないのならば、いっその事・・・

 セリオの目がギラリと凶暴な光を放った。
「――止むを得ません。実力行使に移らさせて頂きます」
「えぇ!?」
「――えい、当て身」
 バシィィッッ!!
 青白い電光が閃き、空気を焦がすオゾン臭が漂う。
 当て身と共にセリオの手首に隠されている電撃端子から放たれたスタンガンを喰らい、堪らずマルチのブレーカーが落ちる。
「――出力は通常の30%に制限してありますので障害は残りません」
 くたりと膝から崩れ落ちるマルチの体を抱きとめて、お姫様抱っこの態勢に抱き直した。
 ブレーカーが落ち、自分の腕の中で力無く目を閉じているマルチを見つめ、優しく語り掛ける。
「――お楽しみはこれからですよ」
123名無しさんだよもん:02/07/06 20:52 ID:uksp4+8i
>>122めっちゃつづき気になる!ってゆうかモウダメ!萌へ!セリオ最高!
124名無しさんだよもん:02/07/06 21:22 ID:CdVuV19C
( ̄□ ̄;) 当て身!?
125反転セリオ5.1:02/07/06 21:48 ID:MPQf2MSh
「待ちなさい!セリオ!」
「――これは綾香様、お早いお戻りで。浩之さんはどうされましたか?」
「浩之なら簀巻きにして逆さに吊るしてきたわ。それよりも一部始終は見せてもらったわよ。マルチを離して、大人しく元の体に戻してもらいなさい!」
「――拒否します。今のわたしの行動をキャンセルする事は、私の迸るこの思いを止める事はマスターである綾香様を以ってしても出来ません」
 熱に浮かされたような口調で喋りつづける。
 明らかに普段のセリオとは言動全てが違っていた。
 普通ならば原因の一つでも探ろうとするのだろうが、色々な意味で綾香は普通ではなかった。
「言ったわね。ならこの拳であんたを止める!!」
 言うや否や、綾香がダッシュし間合いを詰める。
 セリオは綾香ほどではないにしろ、強い。
 サテライトサービスの支援を受ければ瞬時にして一流格闘家になる事が可能で、それに綾香の攻撃パターンもよく知っている。なによりメイドロボの彼女には疲労という物が無い。
 だが、綾香には勝算があった。
 今のセリオには、ブレーカーの落ちたマルチを両腕に抱えていると言う事、そして男の体に慣れていないと言うハンデがある。
126反転セリオ5.2:02/07/06 21:51 ID:MPQf2MSh
 間合いを詰めたところで、左右のワンツーからローキックのコンビネーションを放つ綾香。
 それをセリオがハンディウェイトがあるとは思えない体捌きでかわす。
「――技が甘いですよ、綾香様」
「そんな事言ってられるのも今のうちよ!」
 左ジャブでフェイントして、レバー狙いの右フック。
 フェイントになど掛かる訳も無く、フックを腰を引く感じでバックステップして避ける。
 中段に意識が向いた所で、鋭い呼気と共に頭めがけてキレのある左ハイキック。
 それをセリオがスウェーした所で、空を切った綾香の足の膝から先が戻ったかと思うと二発目を放つ。
 横からこめかみを狙った蹴りを、更にスウェーして回避した時点でセリオは間違いに気付いた。
 上半身を引き過ぎた。
 普段ならば問題無かったろうが、マルチの体重が加わった上体は容易には引き戻せない。素早く引き戻す為に下半身を踏ん張る。
 セリオの足が止まった。
「男の子って悲しいわよね」
 憐憫の表情を浮かべ語り掛けながらも、綾香の動きは止まらない。
「こんな弱点持ってるんだもの」
 めき。
 セリオの股間に神速の右前蹴りが叩き込まれた。一瞬にしてセリオの全ての動きが止まり、凍りついたように固まる。
「でも、容赦はしないわよ」
 それが強敵に対する綾香の礼儀。
 ぐり。
 蹴りつけたままの足を捻り、そのまま踏み躙った。
 ブレーカーの落ちる音と共に、セリオはゆっくりコマ落しのように前のめりに床に沈んだ。
127反転セリオ エピローグ:02/07/06 21:58 ID:MPQf2MSh
 七研メンテナンスルーム内。
 白いメンテ用ベッドの上には全裸で横たわるセリオの肢体。
 本来ならばそこには豊かな胸の膨らみや腰のくびれが描き出す優美な曲線があるのだが、今は脊髄ユニットが垂れ下がる頭部は生首さながら胴体と生き別れて拘束具に固定され、首からは無数のケーブルが生えている。
 胴体は外装が胸骨フレームの中心線から左右に別れて跳ね上がり、皮膚の多重シリコン層断面と皮膚の裏側、その下の胸部ユニット内部機構を曝している。
 まるで猟奇殺人の被害者のようで、ボディが元の女性型に戻っている事によってさらに不気味さを増しているのだが、どこか倒錯的な艶かしさを見る者に感じさせる。
「しかし、男性型ボディと女性型AIのマッチングが合わずに暴走するとは」
「いい加減にして欲しいわよ、まったく」
「いやー、上手くいかないモンですな。でも次は失敗しませんよ。なぁ、セリオ、はっはっはぶぅ」
 ちっとも反省していないそぶりで頭なんか掻きながら笑う長瀬主任を、綾香の瓦割り崩拳が吹き飛ばした。
「セリオを使うなって言ってんのよ!」
 機材をなぎ倒し壁めがけてスッ飛んでいく長瀬を見ながら、メンテナンスベッドの上でバラバラ死体状態のセリオは思った。
 綾香様、主任を吹き飛ばしてしまったら誰が私の体を直してくれるのでしょうか、と。


 と言うわけで反転セリオシリーズでした。
 あまり萌えorエロにはならずゴメソ。
128名無しさんだよもん:02/07/06 22:17 ID:nyuT4V6/
>>125-127
good job!
129名無しさんだよもん:02/07/06 23:36 ID:oPxge9E4
すばらしぃ! 反転セリオぶらぼー♪

・・・でも、反転セリオに「いたづら」されちゃう綾香も見たかったり
130名無しさんだよもん:02/07/07 00:12 ID:29EC0NMn
人体=ハンディウェイトでGOFを思い出したり。
それはそれとして。
今日も東鳩(その2)

ttp://www.kitanet.ne.jp/~cas-per/cgi-bin/img-box/img20020707000910.lzh
131名無しさんだよもん:02/07/07 12:39 ID:BAXmERUL
なんか普通に面白かったなー。>反転セリオ
あ、この「普通」ってのは肯定的な意味にとって下さい。

今度はマルチの方が男性型ボディにされて…やっぱりセリオに襲われるとか(w
132名無しさんだよもん:02/07/07 18:18 ID:3vaUfXQz
確かに、たとえ男になっても
所詮マルチじゃ逆レイプされるのは必至かと(w
133名無しさんだよもん:02/07/07 18:42 ID:CtHy+Pf2
今日も東鳩(その3)
今更だけど、順不同(ぉ

ttp://www.kitanet.ne.jp/~cas-per/cgi-bin/img-box/img20020707184034.lzh
134名無しさんだよもん:02/07/07 19:51 ID:WrTToEfi
浩子(・∀・)イィ!
13544(1/3):02/07/07 22:10 ID:JSdhnSQm
懲りずに 御崎さん×ひろみ の続きです。


家を出て暫くもしない内に。

「うん、今日も良い風だね…98点かな?」

隣を歩くこの人が、嬉しそうに言う。当然、私もお決まりの返事を返す。
それが…今の私達の間では、ほとんど習慣になっているから。

「お天気も98点、って所かしら?」

女の私でも、嫉妬しそうな位にキューティクルバッチリな黒髪が
控えめに風になびいて、強めの陽光によーく映えてる。
………誰が手入れしてるかは聴かないでね、お願いだから。

「そっか、いい天気だね…」
「でも日焼けとか気になるわよね、この時期」

ちなみに、100点は…やっぱり学校の屋上のそれ。
思い出のせい、っていう理由しかないけど…それでも100点ね。

「ひろみちゃんは、お日様きらいなのかな?」
「そんな事はないわよ?どちらかって言うと…割と好きね」
「ふふ、そうなんだ…」

のんびりと、寄り添って歩きながらそんな他愛もない事を
御崎さんと語り合う。しっかりと手を握り合って、指まで絡めてる。
13644(2/3):02/07/07 22:13 ID:JSdhnSQm
ただ誘導するだけなら、肘を掴ませてあげた方が良い…らしいんだけど、
御崎さんは肘より私の手を選んだ。私も、そうしてあげたかったから。
それは………。

「…?どうしたのかな?ひろみちゃん」
「え?あ…ううん、なんでもないわっ、多分」
「多分?」
「うぁ…っ、なんでもないのっ!」
「変なひろみちゃん…」

そろそろ、駅に近づいてきて人も増えてきた。街の鼓動も大きくなる。
御崎さんには、その音は…普段から嫌と言うほど聞こえているから。

「…大丈夫、なんでもないから」
「そっか…そうなんだ…」

だから、普段戯けていても…彼は、何かを求める。
私は、側にいてあげる。もう“えいえん”は望まないし、
言う事もないけど、最後の一瞬まではいてあげたい。

でも、それを伝えるには、特別な言葉やモノはいらない。
13744(3/3):02/07/07 22:15 ID:JSdhnSQm
「…あったかいね、手」
「もうすぐ夏だからよっ」
「でも、まだお昼には早いし…」
「…御崎さん、悪いモノでも食べた…?」
「ううっ…ひ、酷いなぁ…撲、そんなに餓えてないよ…」
「ジョークよ、せ・ん・ぱ・いっ♪」
「…ひろみちゃん、ひょっとしなくても…からかってるかな?」
「面白いから、ね?」
「ひどいなぁ…」

こんな何気ないやり取りで十分。それは、口調と裏腹な御崎さんの
純粋な笑顔からも読みとれる。私は、それを見て胸が満たされる。

…端から見ると、どう考えたって恋人同士なんだろうけど…。

「別にいいわよね…」
「良くないよっ…あ、そう言えば今日何処行くんだっけ?」

その言葉に、今朝のニュースでやっていた波の高さ情報を思い出す私。
…別に2人で釣りに行くわけでもないし、サーフィンも出来ないけどね。
駅からは、乗る予定のない特急の警笛が微かに聞こえてきた。


…続きこそ書けたものの、更に奇妙になっているかも。
ここは迅速に電源吊って、首斬ります。スマソ...
13844:02/07/07 22:24 ID:JSdhnSQm
あ…今際の際に、一言だけ。

>133
 浩 子 た ん の 設 定 画 に 萌 え ま し た ! !

さて、逝くか…(プラーソ...)
139名無しさんだよもん:02/07/07 23:56 ID:ov9sxdIJ
>>44
逝くな〜っ!逝岐路!!
14044:02/07/08 12:03 ID:Wr2CWm8E
>139
いや、改めて見たら誤字ってますし…(「撲」→「僕」)
やっぱり逝こうかと思います…(;´д`)
141名無しさんだよもん:02/07/08 19:57 ID:fNHhPouz
そろそろメンテか
はじめネタを思いついたんで書いているんだがメンテに間に合うかわからんので
保守カキコ〜♪
142萌虚仮 ◆VqNOfj.c :02/07/08 21:48 ID:Dpqwwa0J
……久々に昔の自分の絵を見て私も吊りたくなっただよぉ(ぷら〜ん)
143名無しさんだよもん:02/07/08 22:15 ID:q/U8pLdB
144名無しさんだよもん:02/07/08 22:16 ID:q/U8pLdB
ageちまった……スマソ
145名無しさんだよもん:02/07/08 23:22 ID:dZ0htUMA
少年型マルチ×あかりとか想像したら萌えた…
年上のお姉さんになでなでされたり…ハァハァ…
146名無しさんだよもん:02/07/09 01:09 ID:lVYlEnIu
なんとなく思いついたこと

舞と佐祐理のどちらかだけを性別反転させた場合、学校では「二人は相思相愛の仲」
とか思われてるのかね?

そんな二人の中に割り込んでしまう祐一(性別は舞のに対応)…むっちゃ泥沼に
なりそうなヨカーン。
147名無しさんだよもん:02/07/09 11:18 ID:4ZQPxl55
>>146
さすがに祐一に入り込む余地はなさそう。でもみてみたい
148名無しさんだよもん:02/07/09 12:19 ID:6rN4mnnz
>145
舞の性別に対応…って事はさゆりんを寝取るわけですか?

舞vsゆう恋の鞘当

学校で決闘

引き分け

和解

3人の仲進展

♂さゆりん両手に華でウマー(゚Д゚)











すみません吊ります
14944:02/07/09 12:22 ID:6rN4mnnz
レス番間違えた上に名無しになってました…(正しくは>146)
鬱出汁膿
150名無しさんだよもん:02/07/09 14:31 ID:1n3h6MNa
>>148
さゆりんの包容力なら、3人で仲良くやっていけそうですな。


で、祐一の性別をさゆりんに対応させた場合、
男さゆりんを傷つけたことで動揺している舞を寝取る祐一…あんた鬼ですか?
151反転マルチ1.1:02/07/09 19:56 ID:N5pgDhTI
 その日、セリオはちょっとした所用で、来栖川邸にある燃料電池のストックが切れた、七研まで行く途中だった。
 研究施設によくある、人の気配という物のない無機質な廊下を七研に向かっていたセリオだが、前方におどおどと歩く挙動不審のHMの姿を認めた。
「――こんにちわ、マルチさん」
 ビクリと震える肩。ゆっくり、恐る恐る振りかえる緑のショートカット。
 まるでいじめっ子に見つかった、とでも言いたげな怯えた瞳がセリオを見つめる。
 そこにいたのはセリオの姉にあたるHM、マルチだった。
 彼女とここで会う事自体はそんなに珍しい事ではない。だが、その怪しい態度に疑問を抱いた。
「――どうかしましたか?」
「えっと、その、あのぉ……何でもないですぅ」
 誤魔化しにすらなっていない。何か隠しているのがバレバレだった。
「――何でもない、という風には見受けられません。わたしに出来る事であれば協力します。それとも…わたしではお役に立てませんか?」
「そんな事ありません。ありませんけど…」
「――では、どうされましたか?」
 たたみ掛けるセリオの問いに答えようと、一旦、口を開きかけるがしばらく逡巡して閉じる。
 それを二、三回繰り返した後で覚悟を決めたように顔を上げた。
「あうぅ〜。今度は私が主任さんに改造されちゃいました」
152反転マルチ1.2:02/07/09 19:58 ID:N5pgDhTI
 セリオは最近、長瀬開発主任に改造され男の体にさせられた。
 その時は暴走の果てに彼女のマスターである来栖川綾香に撃破されて元に戻されたのだが、今度はマルチが男に改造されたようだ。
 ここでマルチが男性型ボディになっているという事は、その時の暴走原因を取り除いた上でのテストなのだろう。
(――流石はわたしとマルチさんを創っただけの事はあります。人格に多々の問題点が見られますが、その能力は伊達では無いようですね。しかし)
 マルチの姿を上から下まで、いつもと変わらない冷静な視線で見詰める。
 目尻に涙を浮かべて自分を見上げる顔、大き目のTシャツに包まれた細く華奢な肢体、向き身の卵のようなという表現がぴったりのすべすべの白い足、そして半ズボン。
「――…いい趣味をされていますね」
「はい?」
「――なんでもありません」
 平静を装いつつも、セリオの心中は穏やかではなかった。
 走るノイズ、過熱するCPU、脈動するポンプ、冷却の為に荒くなりはじめる呼吸。
 セリオはこの感覚を知っていた。そしてこの感覚が誘発する刹那的で危険な、だがそれゆえに甘美な衝動に勝てそうも無かった。
(――申し訳ありません、マルチさん。わたしは、もう、我慢ができません)
「これじゃ浩之さんに嫌われちゃいます」
 口内潤滑液をこくりと飲みこみ、セリオの喉が動く。
「――大丈夫です、マルチさん」
 セリオが優しく声をかけて、マルチを励ます。
「――マルチさんは、例え男性になられてもマルチさんである事に変わりはありませんよ」
「ありがとうございますぅ」
 セリオの密かな思考になどまったく気付かないで、脳天気な答えを返すマルチ。
「――それに、今のマルチさんもとても可愛らしいです。それはもう食べてしまいたいくらいに」
「…?それってどう言う意味…ですか?」
「――こう言う意味です」
 おもむろにマルチを抱きしめる。
 突然のセリオの行動を理解できずに慌てふためくマルチのおとがいに手を掛け、軽く上を向かせてその唇に自らの唇を重ねた。
153反転マルチ1.3:02/07/09 20:03 ID:N5pgDhTI
「んンーー!?」 
 有無を言わせずマルチの唇と歯を舌でこじ開け、滑り込ませた。
 そのまま荒々しく中を舐めまわす。マルチの舌を捕らえ執拗に絡ませては、嬲る。歯茎を舌先で優しくなぞる。自分の唾液を流しこんでは、またマルチのを啜る。
 二人の口元から粘液質の小さな水音が漏れ、他に物音一つしない廊下にその音がやけに大きく響いた。それがまたマルチの羞恥を煽った。
 セリオの動き一つ一つがマルチにむず痒いような快感を送りこみ、抵抗する気力を剥いでいく。
 ジタバタともがいてセリオの腕から抜けだそうとしていたマルチだが、その抵抗も次第に弱くなり、遂には動きを止めてセリオの口内愛撫を受け入れるようになった。
 目はトロンとして潤み、頬はすっかり上気してピンク色に染まっている。
 そんなマルチの口腔を味わいながらも、冷静にセリオは次の行動に移っていた。
 サテライトサービス経由で七研のある来栖川電工中央研究所のメインフレームにアクセス。所員達が趣味で強化した無駄に厳重なセキュリティを物ともせず突破し、あっけなく中枢に達した。
 産業スパイが見たら涙を流して喜びそうな来栖川電工の研究成果などには目もくれず、建物を管理しているセクションの最上位パスコードを取得。
 難無く研究所の家屋全ての機能掌握に成功した。

 長いキスから解放し、今度は幾度も幾度も唇をついばむ。そして時折、首筋に頭を埋めては肩口から首にかけてキスマークをつける。
「――逃しませんよ」
 彼女ら二人の前と後ろ。閉じ込める様にして、彼女達から数mの距離にある防災扉が天井から迫り出し、閉まる。
 防災扉と言っても耐爆・耐放射線・耐生物化学兵器対応の代物だ。
 続けて騒々しい音を立てながら装甲シャッターが窓に降りる。危険物を扱う部署も多い為にこうした物騒な設備が全館にある。
「――これなら綾香様でも侵入できません。密室成立、です」


 反転セリオに続いて反転マルチを書いてみました。>>131>>132に捧げるデスヨ。
 仕事の合間にしか書けないので、次はいつになる事やら。構想は出来てるんですけど。
154名無しさんだよもん:02/07/09 20:29 ID:p7ghg9Fd
>151-153
 ほ、本番を……! プリーズ!

で、今日のノルマ。痕(その2)

ttp://www.kitanet.ne.jp/~cas-per/cgi-bin/img-box/img20020709202750.lzh
155名無しさんだよもん:02/07/09 22:22 ID:5tOMGutg
>>151-153
思いつきで振ったネタで、こんな良作を書いて頂けたとは…感謝!

セリオさん…すっかり人間臭くなっちまいやがって(w
156131:02/07/09 22:26 ID:5tOMGutg
>155
しまった名前書き忘れ…舞い上がりすぎだな、自分。
157名無しさんだよもん:02/07/10 12:04 ID:Cs5KNw2z
>151-153
セリオにいたずらされるショタマルチ…イイ!!!!(・∀・)
158名無しさんだよもん:02/07/10 20:08 ID:6AJIqNOC
ttp://www.kitanet.ne.jp/~cas-per/cgi-bin/img-box/img20020710200729.lzh

痕(その3)。
これで全部のはず。
159名無しさんだよもん:02/07/11 00:06 ID:tsTTkHWZ
>>158
おつかれ〜&ありがと〜

………(・∀・)イィ!
160名無しさんだよもん:02/07/11 03:36 ID:jEufXk+x
一介の梓描きさんのはじめと柳川があったような気がするが……
実は自分も持っていないという罠。
16188-89>一人で楽しむ:02/07/11 16:51 ID:sd0hVk06
 さて、あたしの机の中には七瀬の制服がある。
 一度くらいは袖を通したろうから、いわゆる『匂い付き』だ。
 ……ブルセラとかってあったけど、男の子の服って売れるんだろうか。
 七瀬はアレで外見はいいし(中身は軟弱だけど)ファンの子も多い。
 ……意外と高く売れたりするかも。
 
>一人で楽しむ
 オークションを開催する
 
 楽しむってナニを。
 よく分かんないけど、やっぱりこういうのって顔を埋めて『七瀬くん……』とか妄想にふけるのかなぁ。
 ごそごそと紙袋から取り出して、顔を近づけてみる。
 うーん……防虫剤の臭いしかしないような。
 匂いに集中するために目を閉じて、さらに鼻を近づけてみる。
 そういえば、七瀬って男のくせにいい匂いがしたような。
 まさか香水をつけてるってことはないだろうから、石鹸の匂いだろうけど。どんな石鹸使ってるのかな。
 そんなことを思いながら、もう一度深く息を吸う。
 肺の中に樟脳と……ほんの僅かに。石鹸の匂いが流れ込んできたような気がした。
(七瀬かぁ……ってなにをドキドキしてるのよあたしは!)
 真っ赤になった顔を制服から引き剥がして頭を上げる。
 ふと視線を感じると……ばっちり長森と目が合った。
 マズい。なんか変な誤解されたかも。
 あとでどんな言い訳をしようか考えて、ちょっと鬱になった。
162名無しさんだよもん:02/07/11 17:05 ID:sd0hVk06
なんか中途半端カモ。……プラーソ…
163名無しさんだよもん:02/07/11 18:48 ID:/RQSfcYt
>>161
ぶは…乙女モードひろみちゃん……我が心にストライクーッ!


しまいにゃ七瀬くんが集団逆レイープされそうなヨカーンw
164反転マルチ2.1:02/07/11 23:46 ID:GqANnb++
 今のセリオの服装は深緑色のスカート、Yシャツにレモンイエローのベスト、赤のタイ。寺女の制服姿だ。その胸元を彩るタイを片手でするりと器用に抜き取った。
 自分の胸に抱かれてポーッと放心中のマルチ。
 セリオは、その彼女の腕を取って腰の後ろに回させた。自分も手だけをなんとかマルチの腰の後ろに伸ばす。抜き取ったタイを使って素早く手首の所で縛り上げ、後ろ手に拘束する。
 見えない状態だと言うのにかなりの早業である。
「――綾香様に教えて頂いた技が役に立ちました」
 小さく呟き、心の中で綾香に感謝した。

 膝に力が入らず今にもへたり込みそうなマルチの体を導いて、廊下の壁に寄りかかる形で座らせた。床に投げ出すようにしたマルチの足の上に跨り、太股の上に腰を下ろして向かい合う。
 今だ放心中のマルチを見やり、気遣わしげに尋ねた。
「――大丈夫ですか?」
「は…はい」
 マルチが息も絶え絶えといった感じで返事をする。だが、その返事はある意味、自爆スイッチだった。最もここでイヤと言って所で、セリオの行動は変わらなかったろうが。
「――そうですか。それではもっと可愛がって差し上げます」
「え!?やめてくださ…あふぅっ!」
 マルチの抗議は自分の上げた悲鳴で遮られた。
 Tシャツの裾から、するりとセリオの手が差し入れられたからだ。
 大人と子供のちょうど中間。そんな境界上にある瑞々しい少年の体の上を、しなやかな指がいやらしく這い回る。
「いやっ…ん、あぅん……ぁ…?」
 少し弄んだだけで指を止め、さらなる責めを加える為にTシャツを捲り上げた。
 露になる柔肌。
 華奢な体付きではあるが決して貧相という訳ではなく、幼いながらも男を感じさせる。ロールアウトし立ての体は女性に負けないくらい白く、汚れ一つない。
「――マルチさん…綺麗です」
 そう呟きながら、胸の真ん中あたりにキスをする。ゆっくりとセリオが顔を離すと、そこにはキスマークが一つ。
 曝け出された胸板の上にひたりと添えられるセリオの両手。ゆっくりと揉むようにしながら掌が円を描いていく。人で言えば心臓がある辺りから始めて、次第に円を大きくして胸全体に広げていった。性的なものとはまた違う快感がマルチを包む。
「はうぅ〜」
 じんわりと包み込むマッサージの快感と、他人と肌を触れ合う安心感に浸るマルチ。
165反転マルチ2.2:02/07/11 23:50 ID:GqANnb++
 それも長く続かなかった。
 いきなりセリオが乳首に爪を立てたからだ。途端、生まれる痛みと快感に声を上げる。
「ふあ…あぁっ」
 再び胸に顔を寄せ、薄桃色の小さな乳首を口に含んだ。音が聞こえるほど吸い立て、形の良い唇で挟み舌先で転がし、セラミックの歯を立てて甘噛みする。
 反対側にも指がかかる。人差し指の腹でくるくるとくすぐる。かと思うと、ちょんちょんと具合を確かめるように刺激してから、爪で摘んでは捏ねる。
 セリオが舌を、指を蠢かすその度に甘い悲鳴が上がる。マルチの体が何度も跳ね上がって快感の深さを示そうとするが、セリオが上半身に体重をかけているので壁に押し付けられ、それもままならない。
 そんな艶姿を、セリオがいつもと変わらない冷たい瞳で観賞している。
「――どうですか?男の方でもこんなになるんですよ」
 セリオの唾液にまみれ、てらてらと光りつんと隆起している乳首。自らの成果を見せつけては、また責める。
 ちゅ…ちゅう、じゅる、かりっ。
 マルチが頭を振って、快感に鳴く。
「あッ…あん…く、ふぅ……セリオさッ…ん。やめてくださいぃ」
「――こちらはそうは仰られていませんが」
 視線を下に落とす。
 それは悲しい男の性。愛撫による快感に浅ましく反応したモノが半ズボンを押し上げていた。
「みっ見ないで下さい〜」
「――こんなにして、いやらしいですね」
 慈しむように優しいタッチでズボンの上から撫でつける。ピクンと動く隆起。
「――でも、そんなマルチさんが大好きです」
 普段と変わらぬ怜悧な声で言ってのける。
「――もっと見せて下さい」
 半ズボンに手をかけ、マルチが何か言う暇を与えず引き下げた。膝を曲げさせ、引き抜いたそれをポイと脇に放る。半ズボンの下は、白ブリーフ。セリオは長瀬主任のこだわりを見た気がした。
166反転マルチ2.3:02/07/11 23:52 ID:GqANnb++
 セリオさんが自分の一番恥ずかしい所を見ようとしている。
 羞恥に半べそになりながらふるふると頭を振り拒否の意思を示すマルチ。
「あ…あぁ…」
 そんな絶望的な声を上げるマルチを上目遣いにじっと見つめ、一気にブリーフを引き下ろした。
 一瞬、ゴムに引っ掛かって跳ねあがる。硬直したその身を現した青い性。見る見るうちにマルチが耳まで真っ赤になる。
 セリオの表情に変化は表れない。が、その実、セリオはその様子により一層そそられ興奮させられており、自分の奥深くから何かが滲み出すのを認識していた。

 マルチの足にそっと触れる。細いがしなやかで、男の子の筋肉を感じさせる脚を割り広げ、その間に猫のように身体を滑り込ませた。
「――失礼いたします」
 マルチの股間にしゃがみこんだセリオの眼前に、肉棒と言うよりおちんちんと言った方が正確な物体がそびえる。
 陰毛も生え揃わずにまだ生白く、亀頭の半ばまでが包皮に覆われている幼い性器。
 いきり立つそれの幹をついとつまんで動かないようにする。そして躊躇なく、根元に口付けをした。
「!あぁーーっ」
 電撃にも似た強烈な快感が背筋を駆け上がる。突然の快感にマルチがほとんど悲鳴の喘ぎ声を上げる。
 マルチの声を愉しみつつ、キスをして押しつけた唇を揉むように動かした。ちゅっちゅっとわざと大きな音を立てマルチの羞恥を煽り、根元から先端に向けてそんな口付けを繰り返す。
「――剥いてあげます」
167反転マルチ2.4:02/07/11 23:57 ID:GqANnb++
 口付けが先端に達したところで、舌が包皮と亀頭の間に差し入れられる。そのまま、くるりと一周した。
 舌の滑りから生み出される、今の彼女にとっては未知の、男の快感にマルチが良い声で鳴く。
 襟巻きになっている包皮にあくまでソフトにそっと指をかけ、唾液を潤滑液にして引き降ろす。痛みと快感がミックスされてマルチに与えられる。
 まだ淡い肉色をした亀頭が全体を空気に曝す。皮の戒めから解放されたそれは一回り大きくなったようだ。
 セリオはそれに満足そうに微笑みかけて、ぱくりと咥えた。
「――ん…ぅんん……んく、じゅ…ちゅう」
 唇を括れの部分に当てて擦り、刺激する。溢れ出す先走りの雫を、舌で満遍なく頭に擦り込もうとする。アクセントに、鈴口を押し広げる様にして舌先で穿ってやる。
 空いている両手は小さな袋を持ち上げる様にして添えられ、やわやわと揉みしだく。
 弄ばれる肉棒が、マルチのプロセッサを焼くような甘く痺れるパルスを送り出す。
「あ…あっ…セリオさん、何か、何かキます。来ちゃいますぅ!」
 口唇愛撫を受け、マルチの声が切羽詰った物に変わる。腰の裏から何かがせり上がってくる感覚。初めての射精感に堪えられるはずも無い。
 セリオの目が、出してくださいと語る。
 マルチの腰が浮き、尻肉が放出の予感に震える。
 セリオが止めとばかりに一気に根元まで咥え、頬が窄まるほどきつく吸い上げた。
「ダ、メ…イッちゃいますぅ…ん…うあぁぁーーーっ!」
 瞬間、亀頭が膨れ上がり、精液をセリオの口腔にぶちまけた。
 とくとくと口内に流れ込む精液をセリオが飲み下す。放出の間も、手は幹をしごき、袋に愛撫を加えている。まるで、一滴も残させないとでも言わんばかりだ。
「――たくさん出ましたね」
 飲み切れずに口の端から零れ落ちる精液を指で掬い、舌を絡めて舐め取る。精液といってもメイドロボのマルチに本物の射精は出来ない。七研特製の擬似精液だ。顔射時と飲用時を考えてコラーゲンを主成分とし、美容と健康に配慮した一品だ。
 白濁液に汚れた自分の指を舐め清めながら、セリオが言う。
「――わたしも気持ち良くして下さいね?」


エロシーンて難しい。後半、ちょっといい加減だし…。
…吊ってきます。
168名無しさんだよもん:02/07/12 00:20 ID:mbiupNXL
>>164−167
吊るな〜!good job!
16944:02/07/12 02:06 ID:VxUcgKZx
>>164-167
イ`…というか吊らんでください、凄まじくイイ(・∀・)!!ですし
代わりと言っては何ですが、駄文書く漏れが吊りますので…
170名無しさんだよもん:02/07/12 08:54 ID:KdtrINCO
美容と健康に配慮した七研特製の逸品・・・・
ワラタよ
171名無しさんだよもん:02/07/12 23:06 ID:hgQcmjHp
>>160
ぬぅ、抜けあったか……誰か持ってない〜?
172名無しさんだよもん:02/07/13 10:23 ID:mwQ5tqy6
>>171
HDD調べてみたけど…私も持ってなかった…不覚。
173名無しさんだよもん:02/07/13 13:29 ID:I1IhDXu7
age
174名無しさんだよもん:02/07/13 14:11 ID:CXCGnTbq
はじめ・柳川見っけた。
ttp://www.kitanet.ne.jp/~cas-per/cgi-bin/img-box/img20020713140832.gif

これだよね。
175名無しさんだよもん:02/07/13 15:39 ID:HwMvpj4Z
>>174
グレートォサンクス!!
176吊らせてもらうんだよもん:02/07/13 16:17 ID:pIcxtQdh
クリスマスの七瀬君編

「ねぇねぇ七瀬君、今日・・・暇かな?」
「あ・・う、うん、すっごく暇って言うか俺から誘おうと・・」
 クリスマス・・・で俺から誘わないと男が廃るな
「暇なの?忙しいの?はっきりしてっ」
「はっ、はひっ、暇です」
 って俺から誘おうと思ったが、次の言葉を紡ぐ暇もなく
「それじゃ今日、いい所に行かない?」
「いっいい所?」
 ぐはっ折原さん大胆だな、思わず声が裏返ってしまった
「折原さん終業式よ」
「うんっわかった・・・・じゃ後でね、七瀬君」
 無邪気に手を振る折原さんに手を振りながら
 お・・・俺上手くできるかな?・・・・多少不安になる。

ナニがだと言うツッコミ入れないでくれ(藁
177吊らせてもらうんだよもん:02/07/13 16:17 ID:pIcxtQdh
クリスマス編の七瀬君

「えっと・・・どうする今日?」
 はやる気持ちを抑えきれず話し掛けてしまった
「そうね・・・住井さん達とちょっと約束あるから」
「じゃ一回帰って着替えておいたほうがいいよね?」
「着替える?そのままでいいわよ」
「いいって?・・・俺、学ランのままだよ」
「いいわよっ私だってこのままだし」
 ・・・・・初体験から制服プレイ・・・・学生時代の男
にしか為せない技だよな?
「ん?・・・・どうしたの七瀬君?」
「あ、いやなんでもない・・・でも着替えたほうが」
「いいわよっ、そのままの方がいいのよ」
 おっ折原さん・・・慣れてるのかな?不安だ
「あ・・・うん、わかった」
「それじゃ7時に校門でね」
「おっおう・・・・」
 動揺を感じ取られないように顔をそらして答える
178吊らせてもらうんだよもん:02/07/13 16:18 ID:pIcxtQdh
クリスマスの七瀬君編

「おっまたせっ」
「遅いよっ一時間半も待ってるんだからねっ」
 時計の針は八時半を過ぎたところだ、緊張のあまり六時ぐら
いから待ってるから約二時間半も待っている。
「しょうがないわよ、女の子のお話って長いんだから」
「そ・・・そうだね、いいよ折原さんだから・・・げふっ」
 余計な一言は言うものではない、一発喰らった
「これでも急いで抜けてきたんだから怒らない」
 悪びれた感じはしないがまぁ良しとしよう
「こんな寒い中ずっと待たせて・・・・」
「もしかして寂しかったの?」
「だっ誰がっ・・・・えっ・・・」
 急に折原さんが手に触れてくる。
「あ・・あの折原さん?」
「うん、よく冷えてるな・・・それじゃ暖まりに行こうか?」
 柔らかく暖かい感触が手に走る。
「で、でも学ランでいいのか?」
 なんとなく高級そうなお店に行くような気がするから不安だ
「私、七瀬君の学ラン好きよ」
「おっ俺も・・・気に入ってるからな」
 繋いだ手を取って走り始める

七瀬君視点の方が辛いかも(鬱
179名無しさんだよもん:02/07/13 16:22 ID:AwN6GgTK
…( ゚д゚)ポカーン
180名無しさんだよもん:02/07/13 16:52 ID:JSpXpj5r
>176-178
イイ(・∀・)!!
続きが気になります(w

>174
thxです
柳川の胸ハァハァ(;´Д`)
181反転マルチ3.1:02/07/13 18:31 ID:fuUckg7B
 放出後の気だるい余韻に身を浸し、ふぅふぅと胸を上下させるマルチ。
 セリオが音もなく立ちあがり、スカートの中に両手を差し入れた。愛液で濡れた下着の感触。
 その両端に指をかけ、ゆっくりと引き降ろす。視線は、自分の行動に驚きの表情を浮かべているマルチを、ひたりと見据えたまま。膝まで下げた所で片足、また片足と上げて脱いでゆくと、美脚を上げるたびにスカートの奥にある髪と同色の茂みがちらりちらりと姿を見せる。
 青と白のストライプ柄のパンティを脱いだ所で、スカートの前を自分で摘み、そろそろと上げた。下着でせき止められていた愛液が溢れ、つぅっと内腿を伝い流れる。
 同性の物とは言え性器を見せ付けられる恥ずかしさに、目を背けようとするマルチだがそれをセリオの言葉が止めた。
「――マルチさん、目をそらさないで下さい。どうでしょうか、わたしは?」
「…はい。綺麗…ですぅ」
「――ありがとうございます。舐めて…下さい」
 スカートの前を捲り上げた状態で近づく。
 今のマルチは壁に寄りかかって座っている。そこに立った状態のセリオが近づけば、自然と彼女の秘裂がマルチの眼前に突き出される格好になる。
 セリオの股に顔を埋め、小さく舌を伸ばしておずおずと舐め始めた。秘裂の入口、襞の一つ一つに丁寧に舌を這わしていく。
「――ふぅっ」
 セリオの満足げで艶かしい吐息。
 ちゅっ、ちゅる、ぴちゃ…ぴちゃ。
「――っ!んあ…あぁっ、イイ、です…よ、マルチさん」
 それまでの冷静さとは打って変わり、乱れるセリオ。快感に腰を突き出し、せがむ様にマルチの口に秘所を押しつける。そんな彼女の痴態に気を良くしたのか、マルチの舌の動きが激しくなった。
 舌が秘裂の中に差し込まれ、掻き回す。
「――あ、ふあぁぁんッ…」
 陰核をちょんちょんと舌先で突付いてから、口に含んで吸い上げた。
「――ン、くっ…あぁぁぁぁっっ!」
 頭を仰け反らせて一際高い嬌声を上げるセリオ。軽く絶頂に達したようだ。
 噴きだした愛液がマルチの顔や服に飛び散り、濡らす。
「――良かった、ですよ。マルチ、さん」
 冷却の為に荒い息を吐きながら声をかける。
「――では、マルチさんの初めて、頂きます」
182反転マルチ3.2:02/07/13 18:31 ID:fuUckg7B
 セリオがちょっと下がり、立ち位置を調整する。直下には、屹立するマルチのおちんちん。見た目お子様の割に一度の放出では衰える気配も無く、新たな快感を待ち望む様に先ほどよりも大きく怒張している。
 既にセリオの与える快楽に支配されているマルチ。靄のかかった頭に浮かぶのは、快感への欲求と、そしてセリオと繋がりたいと言う事。
 「――いきます」
 セリオの言葉に、マルチがしばらく戸惑った後、恥ずかしそうにこくんと頷いた。
 見せ付けるようにじっくりと腰を下ろしていき、秘裂に先端をあてがう。そこは膣を満たしてくれるモノへの期待に愛液を滴らせ、しっとりと濡れそぼっていた。
 誘うように開く陰唇に肉棒の先端が触れると、ちゅっと吸いついた。伝う愛液が肉棒を濡らしていく。
「う、んぁ……」
 初めて感じる女の感触に耐える様に、きゅっと眉を寄せ目を瞑り、肩を震わせる。
 そんなマルチを愛しく思いながら、セリオは一気に腰を下ろし膣内に肉棒を飲みこんだ。
 じゅぷぅっ。
 結合部から漏れる淫靡な水音。
「あ、あ…あぁぁぁぁっっ!」
 そして、マルチの絶頂の叫び。
 奥深くに飛び散る精液。暖かい液体が広がって行く感覚を愉しみつつも、ちょっと非難する眼差しでマルチを見やる。
「うぅ…すみませぇん」
 その視線に怯え謝るマルチの緑の髪に手を乗せ、軽く撫でた。気にしないで下さい、と言う様になでなでする。
「――次は」
 くっくっとリズミカルに腰に力を入れるとそれに連動して膣壁が締まり、刺さっている肉棒を刺激する。あっという間に、マルチが硬度を取り戻す。
「――頑張ってください」
183反転マルチ3.3:02/07/13 18:34 ID:fuUckg7B
 微妙な凹凸を持つ肉の壁に包まれているマルチの肉棒。きつく締め付けてくるが、愛液と白濁液に溢れているので動かすと痛いと言う訳ではない。それどころか、その締め付けがマルチを蕩かす。
 それはセリオも同じだった。締めつけがきつい分だけ摩擦も大きい。敏感な粘膜を刺激され、神経に激しいノイズが走る。
 セリオが腰を動かし始めた。
 愛液でべたべたに濡れ光る幹が姿を現しては、再びずぶずぶと最奥に飲みこまれていく、実に淫靡な風景。
 始めはゆっくりだった抽送を次第に速めていくと美尻と恥骨かぶつかり合う乾いた音、繋がった部分が立てる粘液質の水音、それらに二人の喘ぎ声が加わり淫らな音楽を奏でる。
「くふ…ぅ、うぁんっ…あっ、あっ、あっ」
「――ん…んっ…ぁっ…ア…はんっ…ん」
 セリオが腰の角度を変えて、膣壁を擦るようにする。途端、肉棒が引っ掻く事で生まれる快感と、先端を擦られる事で生まれる快感にセリオとマルチが同時に鳴く。
 背筋を走る快感をもっと得ようとマルチも腰を使い始めた。分身をより深くに突き立てようと動く。
 セリオが腰を上げれば自分も腰を引き、セリオが沈み始めれば突き立てる。
 すでに二人とも快楽の虜となり、自らの身体が欲する欲望を求めて、ただ動いていた。

 更なる繋がりを求めたのか、突然、マルチがセリオに体を押しつけキスをして来た。
 マルチの恥骨に押しつけられ、潰れる陰核。充血したそれを肉棒の根本が挟み、押し潰す。電撃にも似た強烈な刺激にセリオのCPUにスパークが走り、視界が白く霞む。
 一際甲高い喘ぎ声を上げ、背を仰け反らせ後ろに倒れそうになるのを、マルチの肩に置いた手が辛うじて留めた。
「――イき…ます」
 今までになく、ぎゅっと締まる膣。
 マルチも限界だった。セリオの絶頂が引き金になり、昇天する。三度目の射精だが、量も勢いも衰えない。迸る白濁がセリオの奥を打った。
「「ああぁぁぁぁぁッッーーーー!!!!」」
 感極まった長く甘い叫びをあげ、肢体をわななかせる。絶頂の痙攣が収まるとお互いに体をもたれ掛けさせた。
 弛緩させた身体をお互いに抱き合い、長い長い余韻に浸る。
 繋がったままの秘裂からマルチの吐き出した白濁とセリオの愛液が混ざり合い、こぽりと溢れた。
184反転マルチ エピローグ:02/07/13 18:38 ID:fuUckg7B
「…酷いです、セリオさん」
「――申し訳ありません。ですが、気持ちよくありませんでしたか?」
 形ばかりの謝罪をする。
「…それはそうでしたけどー」
「――ではいいではありませんか」
 言い返せないマルチを見つめ、満ち足りた表情でしれっと言い放つ。
「でも、次は私の番です」
「――?」
 マルチの言う意味が分からず、軽く首を傾げる。その時、セリオの目に入った物があった。
 赤い紐。
 あれは、もしかして…。
「次は私がセリオさんをいじめて、気持ちよくして上げます」
 無言でいやいやと首を振るセリオを、戒めから解き放たれたマルチが押し倒した。


 以上、反転マルチでした。
 毎回、長文な上に細切れで申し訳無いです。…本番初めて書いたけど、難しいよぅ。
185名無しさんだよもん:02/07/13 19:45 ID:mzjjLQJw
>>181-184
ぐはあっ…!(萌死)
あんた…神だ…
186名無しさんだよもん:02/07/13 19:46 ID:mzjjLQJw
ぐはあっ…sage忘れた…
すまぬ皆の者…某スレの影響が…
18744:02/07/13 19:51 ID:JSpXpj5r
>181-184
キタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━!!!
神です、アナタ…萌えすぎです。

さ、吊るか…(プラーヌ...)
188171:02/07/13 19:52 ID:/ALKfRTC
>>174
ありがたい。見た記憶はあるからなんかのはずみで無くしたのだなぁ……鬱。
189名無しさんだよもん:02/07/13 20:05 ID:7mIYOpoW
>187
このスレじゃSS書きは皆吊らなあかんのかい(w
190吊らせてもらうんだよもん:02/07/13 20:11 ID:pIcxtQdh
178の続き

適度に吊らさせてもらうYO

クリスマスの七瀬君編

「ねぇねぇ七瀬君」
「あ・・・うん、きれいだな」
 商店街のツリーを見て無邪気にはしゃいでいる。
 こういう無邪気なところだけは無条件で可愛いと思う・・・がっ
「げふっ!」
 鳩尾に重い一発が入る
「いま失礼なこと考えなかった?」
「ぜっ全然」
「ほんと〜に・・・怪しいわね」
 ・・・って感が良すぎだよ、って言うかいちいち殴らなくても
「ほっほら・・・人通りが多いから気をつけて」
 ドサクサにまぎれて腕を組んで寄せる
「あっうん・・・・そうね・・・それにしても人通り多すぎるわね」
「そりゃクリスマスだし・・・・特別な日でしょ」
 特別な日の前に『俺と折原さん』のと付けたかったが
「んっ?どうしたのまたぼ〜っとしちゃって?」
 また拳が飛んできそうなので言えそうにない
 
エ ロ く な く てスマソ・・も う だ め ぽ 間に神がいるし
191吊らせてもらうんだよもん:02/07/13 20:11 ID:pIcxtQdh
クリスマスの七瀬君編

「えっ・・・・・」
「おじさん大盛二人前〜」
「はいよっ」
 ・・・・・唖然としてしまった、クリスマスで年頃の女の子の誘い
だよね?コレって・・・イメージとまったく違うような気が・・・
「ここの美味しいわよ、キムチラーメン」
「・・・・・・・・・・」
「なんてたってキムチ入れ放題なんだから」
 嬉しそうに自分のどんぶりにキムチを山のように入れてる
「・・・・・・・・・・」
「どうしたの?ひょっとしてキムチ嫌い?」
「あ・・・う・・ううん」
 嫌いではない・・・ただクリスマスと言う背景で年頃の男女がコレで
いいのかと誰かに問たいと思うが・・・相手が折原さんであることで無
理であろう
「七瀬君の手冷たかったんだから、ちゃんと食べて温まって」
 山になるようにキムチを投入してくる、麺より多いかも知れない
「たんと召し上がれ」
「う・・うん」
 何度も繰り返すが悪戯をしていないときは可愛いく思える。


ゴメン自分的に萌えれない・・・・・
192吊らせてもらうんだよもん:02/07/13 20:12 ID:pIcxtQdh
「ご・・・ごぢぞうざま」
 折原さんの『キムチ替え玉作戦』を乗り越えついにラーメン食べ終え
た、麺の二倍近くのキムチを食べて多少気持ち悪い
「美味しかったよね?」
「・・・・・あ・・・うん」
「それじゃお勘定払ってくるね」
 って、クリスマスなのに彼女に払わすなんて男として出来ない
「折原さん俺が払うよ」
「ううん、いいよ〜私が誘ったんだし」
「ダメだ、俺が払う」
「ん〜そこまで言うならいいわよ」
 今日は親父からお小遣いも貰った事だしね
「えっといくら?」
「1680円です」
 お財布から千円札一枚と小銭を払おうと思った矢先
 ・・・・・チャリーン
「七瀬君・・・ったく」
「ご、ごめん」
 小銭をばら撒いてしまった、残っている小銭で会計を終わらせる、なん
と言うか我ながらかっこつかない
「・・・・・折原さん?」
 カウンターの下から出てきた折原さんは恥かしそうに両手を胸の前にく
んでいる。なんとなく気まずい雰囲気だ
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・っ!」
 気まずい原因は折原さんの手のひらににぎらているコンドーさんだった



スマソ・・・・もうゴールしていいよね?シナリオ壊してるし
193長瀬ちゃんの続きを・・・:02/07/13 21:26 ID:j5oMIuk4

  作者さんが国東さんに
  浮気してるからしばらく
  安全だね         ・・・そうだね
     ∧∧          ∧∧  
     (*゚ー゚)         (゚ー゚*) 
     ∪  |          ⊂  |
   〜(_つ          〜(  |
   (( し'            (/"U
    祐子           瑠璃


そうやって油断していると
   こわ〜い拓美さんが後ろに立ってるよ!
        ∧_∧
         ( ∀  )
        (    )
        │ │ │
        (_(__)
194電波by瑠璃:02/07/13 22:17 ID:DW7ZJoiZ
>>193
長瀬ちゃん、くにさきさんは国崎って書くんだよ……
さいこう、だね。


いやっほ(略)
195名無しさんだよもん:02/07/13 23:34 ID:rE8m2kYO
ここ、初めて見たけどなんかやばくないですか?
たとえば初音が性別反転したとして、男になった初音ちゃんがティンポ擦りつけてきたりするわけですか?
洞窟逝って、亡霊に取り付かれていやいやながらも勃起したティンポもてあましたりするわけですか?
朝起きて初音の部屋逝って抜いてるところ見ちゃったりして、気まずくなったりするんですか?
性格反転して女レイプしたりするわけですか?

 そ れ っ て 萌 え ら れ る ん で す か ?
196名無しさんだよもん:02/07/13 23:37 ID:hO+aEfBD
>>195
萌えたぞ。
197名無しさんだよもん:02/07/13 23:39 ID:tM1Q3XXp
>195
ぐだぐだ言ってないで己の感受性を鍛える修行を汁(w
198名無しさんだよもん:02/07/13 23:40 ID:ZEU4TnCK
>195
逆に聞きたい。

ど う し て そ ん な お い し い シ チ ュ に 萌 え な い ん で す か ?
199名無しさんだよもん:02/07/13 23:50 ID:rE8m2kYO
別に否定するつもりもありませんけど、たとえばですよ。
あの沙織ちゃんをおんぶして移動するんだけど、毒電波で腰砕けになって興奮してるところ。

新城さんが腰を押し付けてくる。
勃起したそれがグリグリと背中に当たる。
「えっと・・・その、背中に当たってるんだけど・・・」
慌てて腰を離す新城さん。
「あ・・・その、ごめんね・・・」
でも、またしばらくすると腰を押し付けてくる。
「・・・はあ・・・はあ・・・はあ・・・」
自分の腰と、背中で押しつぶすようにごりゅごりゅ擦りつけてくる。
新城さんのよだれが垂れて、肩口に落ちる。
「・・・新城さん!」
赤くなって、新城さんはビクッと腰を引く。
「あ・・・その、これは・・・違うよ、その・・・」

なーんてことに・・・
いや、まあこれはこれでいいかもなんて思わないでもないですけど。
うー、でも、みんな性別反転かぁ。
200名無しさんだよもん:02/07/13 23:51 ID:rE8m2kYO
ワルイ。
なんでか、sageって書き込んでるのに、下がってなかった。
201名無しさんだよもん:02/07/13 23:53 ID:rE8m2kYO
んーでもって、「うう・・・こしにちからがはいらないよぅ・・・」なんていうわけですか?
そのあと手で抜いてやったりするわけですか?
タオルでゴシゴシ擦ったりするわけですか?
着るものがブルマーしかなかったりするわけですか?
てーか、悪乗りしすぎではありませんか?
202名無しさんだよもん:02/07/13 23:58 ID:hO+aEfBD
月島姉に無理矢理さおりんが……うわ。
これはこれで、めっちゃいいかも。(w
203名無しさんだよもん:02/07/14 00:05 ID:yFusdjYM
もっと悪乗りして良いですw
204名無しさんだよもん:02/07/14 00:29 ID:ctyCfdu9
>>190-192
決して悪くは無い出来ですぞ。シナリオ壊してる?それがどうした!
二人がゴールする(笑)まであと少し。がんがれー!

…ぜんぜん応援になってねえかも。
205名無しさんだよもん:02/07/14 00:53 ID:Ng45vC4m
>>190-192
イ`。つーか是非そのまま続きを〜!
206名無しさんだよもん:02/07/14 01:05 ID:xujljhU3
[浩之×雅史]

凄腕の殺し屋コンビ。
得物はナイフだけ。
10年前から行方不明に。

[前世の記憶]
207名無しさんだよもん:02/07/14 01:49 ID:iZ0VGK0d
あっ、抜け画像もひとつ思い出した。
初音キュンがはじめさんと合体してる奴!
「お姉ちゃんの中から出ていけ!」ってやつ。
208吊ってる44:02/07/14 03:01 ID:cuRMu8RX
>190-192
壊してるというより、適切に変更していると
いった感じなので無問題と思われます(笑)
というわけでイ`

>189
皆というわけでは無いですけど、
以前吊り師が大量発生していたので(笑
そうでなくても、漏れの駄文はt(以下略
209名無しさんだよもん:02/07/14 03:20 ID:xvsl3cNp
>>208
確か前は吊り師の他に「切り師」もいたような…
21044(1/3):02/07/14 21:28 ID:2bqhK3cJ
性懲りも無く 御崎さん×ひろみ 続けます。 


タタンタタン…タタンタタン…

規則正しい音が聞こえる。早すぎず、遅すぎず…微かな振動と共に。
見る見る景色が流れていく。私の隣の人は、それに気づいているだろうか。
そして、電車は久しぶりだね…と無邪気に笑っていた、その人は。

「…うーん…うーん…」
「ね、ちょっといいかしら?」
「ん…?何かな、ひろみちゃん?」
「さっきから、御崎さん…犬みたいよ」
「う…僕、犬さんじゃないけどなぁ…」

…鼻を突きだして、辺りの匂いを確かめていた。
その仕草…どう見ても犬っぽく見えるけど、何処か可愛いわね。
今も、目の前でクンクン辺りの匂いを嗅いでいる御崎さん。
よっぽど変な匂いがするのかしら…?

「でも、何か変な匂いがするんだよ…」

ご明察。
21144(2/3):02/07/14 21:33 ID:2bqhK3cJ
「変な匂い?…どんな匂いかしら…?」
「うん。ノリとかお刺身とか…そんな匂いだね」

…私が匂う、とか言われないで内心安堵する。その辺には気を使ってるしね。
そして…私はまだ感じていないけど、多分御崎さんの感じたそれは。

「潮の香りじゃないかしら…?」
「お塩?」
「違うわよっ」
「ふふ…ジョークだよ、ひろみちゃん」
「ぐっ、あのねぇ…」

…まんまと一杯食わされた。けど、どーしても憎めないのよね。
深山さんとかにも好かれていたし、元々の人格かしら?
………それとも、惚れたよわ…ってガラでもない事言わせないでっ。

「…そっか、これが海の匂いなんだね………」

何処か感慨深げに言う御崎さんの後ろで、間延びした車掌のアナウンスが響いた。
目指す場所は、もう窓の外から見えていた。蒼い空と、青い海。そして、輝く太陽が…。
21244(3/3):02/07/14 21:36 ID:2bqhK3cJ
降り立ったそこは、私も知らない海辺の街。
…しょうがないじゃない、海なんて率先して来た事無かったし。
ただ、それを差し引いても、近場にこんな綺麗な海があるなんて意外だった。
………そんな海の初心者2人を、カモメと真っ青な空が出迎えてくれる。

「う、少し暑いね〜…」
「雲一つ無い夏空で、氷が造れたらこわいわよ」
「そうだね…あ、そんなにお天気いいんだ?」
「86点ね」
「少し辛口だね」
「そう?」

初めての空に、いきなり点を付けるのも変かもしれないけど…。
蒼くて吸い込まれそうなこの空は、梅雨明け寸前の今にはいい感じ。
ただ………暑いし、日焼けが怖いのよ。

「僕は………86点、かな」

潮風を身体に浴びて、大きく息を吸った御崎さんが点を付けた。
それは、多分この風に対しての点。にしては、少し辛口みたい。

「初めての香りだから、まだ慣れないよ」

少し困り顔のその人は…慣れたらもっといい点になるかな、と微笑んだ。
慣れるのも厭になるのも、今日次第なのかな…。大切な人の手を握りしめ、
私はそんな事を考えていた………妙な使命感と一緒に。


…今度は回線釣って首斬りますか…スマソ...
213斬ってる44:02/07/14 21:39 ID:2bqhK3cJ
>209
回線吊って首切る、だったと思ったので切りますた。

…いえ、なんかますますぁゃιぃ駄文ですし、↑の…(;´Д`)
214名無しさんだよもん:02/07/14 23:41 ID:jHm+vSux
>>210-212
ほのぼの純愛な二人…イイ(・∀・)!!
215前スレの380:02/07/15 03:41 ID:5m4ET7hX
あー、やっぱりいい雰囲気ですね、このスレ。妄想爆発でw
テスト月間が終わったらまた回線切って首吊っていいですか?
それとも迷惑ですか?邪魔ならいいんですけど…ネタ溜まってないし…
216名無しさんだよもん:02/07/15 08:17 ID:8FOib5iY
>>215
迷惑だなんて…ぜひ来てください。
217斬ってる44:02/07/15 15:20 ID:ynT/MCwG
>215
むしろ歓迎する方向で。
期間中に渦巻いた妄想を爆発させてくだちぃ(w
218名無しさんだよもん:02/07/16 01:11 ID:vehonM44
どうでもいいことかもしれないが

このスレの影響で、夏コミでは性別反転ものが大量に出回ってたりして(w
219名無しさんだよもん:02/07/16 01:36 ID:cZWojd4E
いいなあそれw
220名無しさんだよもん:02/07/16 10:52 ID:L1/+QvT8
このスレの影響で、こっそり夏コミでは性別反転コピー本作る予定だったりして(w
22144:02/07/16 12:56 ID:w+dCUbcS
>220
よ、読みたい…けど、夏コミには参加できない罠
鬱山車能生
222吊らせてもらうんだよもん:02/07/16 17:50 ID:hMu3cDNt
>>192 続き
い っ そ 吊 る し て 切 れ

「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
 言葉も何もなくなる、何も期待していなかったと言えば嘘だけど
「・・・・・・・・っ!」
「折原さんっ!」
 沈黙に耐え切れずそのまま店を飛び出していった
「折原さーんっ!」
 俺も店を飛び出て後を追う、なんとか追いつける・・・・商店街を抜けて
高台の方へ向かっているみたいだった
「はぁ・・・はぁ・・・」
「・・・・・・・・・・」
 折原さんは俺に背を向けて立っている、少し肩が震えて見えた
「いや・・・その・・・・あ〜なんだ・・・って言うか」
「・・・・・・・・・・」
 折原さんの沈黙がとても痛い
「んっ・・・悪かった・・・スマン」
「・・・・・どうして・・・るの?」
「えっ?」
「どうして・・・謝るの?」
「いや・・・だって・・・露骨過ぎて・・・・・っ!」
 折原さんは俺の背中に手を回しいきなり抱きついてくる
「いやじゃ・・・ないわよ・・・・ちょっと驚いただけ」
 恥かしそうにうつむき、上目遣いでこちらを見る・・・・それだ
けで俺の脈拍は自分でも感じ取れるぐらいに速まる
223吊らせてもらうんだよもん:02/07/16 17:51 ID:hMu3cDNt
「七瀬君が・・・・私を女として見ていてくれてたんだ」
「う・・・うん・・・・」
「私、わがままだし・・・ヘンな女の子よ?」
「う・・・ん・・・まぁね、覚悟はしてる」
 折原さんが俺の背中の肉をぎゅっとつねる
「そういう時はフォローするものよ」
「あ、いや・・・・いつもの折原さんになって欲しかったから、つい」
 頬を膨らませて赤い顔をして俺を睨んでくる・・・そのしぐさがなん
ともいつもより可愛く見える。
「ねぇ・・・・今日は私が誘っちゃったけど・・・七瀬君が誘ったら
 どんな所に連れて行ってくれる?」
「んっ・・そうだな?とりあえずクリスマスにラーメン屋はしないよ」
 またちょっと怒ったように背中をつねられる
「ご、ごめん・・・・ちょっとオシャレなスカイラウンジで食事して
 ・・・・あとはダンスフロアで・・・一緒に踊ったり・・あとは」
「あとは?」
「なっ・・・なんでもない」
「?」
 ヤバイな・・・顔がにやけたかも知れない
224吊らせてもらうんだよもん:02/07/16 17:51 ID:hMu3cDNt
「七瀬君って・・・・男って言うより・・・紳士なのね」
「う、うん・・・女の子には優しくしなきゃな」
「ヤダ」
 それって乱暴にしていいって事?
「私以外に優しくしちゃイヤよ」
「あははっ・・・・折原さん次第・・・かなっ」
「む〜・・・酷いわ」
 すねた表情も可愛い・・・折原さんの行動一挙一動作、しぐさが全
てが可愛く見える
「ねぇ、七瀬君?」
 目を閉じてあごを引き・・・いや・・・わかってる・・・次は
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
 唇と唇が触れ合う
「・・・・・・・」
「・・・どうしたのよ?」
「いやっ・・・なんでも」
 まさか・・・キムチ臭いとは言えない
「あっ・・・キスしているときぐらいは静かとかでしょ?」
 確かにそうは思うが怖くて言えない
「確かに・・・・大人しくって静かだったな」
「もぉ〜ひどっ」
 抗議される前にまた唇をふさぐ・・騒がしい折原さんもいいけど
こうやって大人しい折原さんも好きだと実感する
225吊らせてもらうんだよもん:02/07/16 17:52 ID:hMu3cDNt


「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
「ねぇ・・・次は?」
 



 1.据え膳食わぬは男の恥じ・・・・・・・男になる(w
 2.折原さんの手を取って「一緒に踊ってください」紳士になる(w
 3.一緒に吊ろうか?・・・・・・(略)

 ・・・・・・ここの傾向的に・・・工口か?

226名無しさんだよもん:02/07/16 18:29 ID:HVcDOQQH
1・・・といいたいところだが、2で。
227名無しさんだよもん:02/07/16 21:03 ID:WbKnxQFC
同じく、2。
228名無しさんだよもん:02/07/16 22:06 ID:2snOmivN
2を選んでみたところ、「…七瀬君、ここまで来てそれは無いんじゃないの?」
とか言われてしまい、据え膳食わされてしまう七瀬君はありですか?(w
229名無しさんだよもん:02/07/16 22:58 ID:/fI/TPVu
2…回やるとバッドエンドに。(マテ
230195:02/07/16 23:04 ID:GkglMBSb
このスレの>195ですけど、さらに怖い事思いつきました。
日吉かおりとか詩子とかも性別反転したら・・・怖いです。
231名無しさんだよもん:02/07/16 23:32 ID:aHvQ8oiw
>>230

そ・・・そのはなしはなかったっつーことで
232名無しさんだよもん:02/07/17 00:02 ID:sUeUTBgr
>>207
……スマン、それも見あたらない……HDD探ってもtemp漁っても出てこないよママン…
誰かぷりーづ。
233斬られる44:02/07/17 01:36 ID:Ezz1wPmO
>225
漏れも2.に一票。
…が、>228の案にも惹かれるものが…(;´∀`)

>230
詩子は、立ち回り次第かと思われ。
巧くすればメイン“ヒーロー”の仲間入りも無理ではなさそうですし(爆
かおりは…反転前ほどのラブラブぶりが健在だと怖いですし…

 い っ そ シ ョ タ 化 は い か が で す か ?







スマソ、斬られてきます
234from Fairy Air Force:02/07/17 02:07 ID:/ek2bMW0
 >207 >232 応答せよ。
 
tp://isweb39.infoseek.co.jp/play/picote/cgi-bin/img-box/img20020717015855.gif

 作戦完了。確認を請う。
235名無しさんだよもん:02/07/17 03:19 ID:ReHev91Q
>>234
キタキタキタキタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━!
23644:02/07/17 03:27 ID:Ezz1wPmO
>234
初音君の涙がヤヴァいです。
そして、はじめさんハァハァ(;´Д`)
237名無しさんだよもん:02/07/17 07:19 ID:YYsD302m
>234
サンクス!
238名無しさんだよもん:02/07/17 18:46 ID:otQ8YdDx
ねぇ、ヒロ、ちょっと相談があるんだけど・・・いいかな。

あん? なんだよ改まって。金の工面以外だったらいいぜ。

僕・・・その、えっと・・・いや、いいや。ごめん。ヒロ、忘れて。

? 変なやつ。
239名無しさんだよもん:02/07/17 19:57 ID:K64eeDtV
>>238
…女浩之×男あかり? 誤爆?
短いくせに、なんか妙に気になる会話だな…。
240238:02/07/17 22:37 ID:Y3HpPtaj
・・・なんで・・・僕がこんな目に遭わなきゃならないんだろ・・・
生まれたときから女の子だったら・・・こんなことにはならなかったのに。
何で今頃になって分かるんだよ。
何で今頃になって変わっちゃうんだよ。
241名無しさんだよもん:02/07/17 22:38 ID:jYILPGyQ
242名無しさんだよもん:02/07/17 23:58 ID:xDtibiyF
>>239
浩之×反転雅史じゃないのかね?

取りあえず続きかいてくだちい。ぷりーずっ!!さぁ!!!
243171・232:02/07/18 00:47 ID:ZT1YP/Hw
>>234
激しく感謝。そしてなんでこーも抜けありますか自分。切腹。
244名無しさんだよもん:02/07/18 00:49 ID:TqwHgu34
>>238

自分は男志保×女浩之かと思いました。

……『ヒロ』だったからか。
245名無しさんだよもん:02/07/18 01:01 ID:+JL5S+e/
…反転志保書きてぇ…時間無ぇけど…
246名無しさんだよもん:02/07/18 01:02 ID:+JL5S+e/
すまん、あげちまった
247名無しさんだよもん:02/07/18 01:36 ID:0+1yVEh0
女往人と男観鈴ちん

鈴「おっきなおにぎりですね、喉かわきませんか?」
往穂「…」
鈴「あ、ボクちょっと買ってきますね!」
往穂「…」

鈴「はいどうぞ!ボ、ボク神尾鈴っていいます。鈴って呼んで下さい」
往穂(ナンパのつもりなのか、この小僧)

〜Air編〜
鈴「ボクまた振られちゃった…ボク変な子だから」
鈴「あ、あの人この町だと見かけない人だ、旅人さんかな」
鈴「あの人ならボクが変な子って知らないから大丈夫かもしれない」
鈴「決めたボク、あの人に声かけてみるよ」
鈴「今年の夏休みこそ彼女をつくって童貞を卒業したいから…」
248名無しさんだよもん:02/07/18 01:38 ID:6MlgV9zd
>>247
檄ワロタw
っつーか、鈴の悩みがリアルだw
249名無しさんだよもん:02/07/18 01:50 ID:5qjTl5oI
ここにこのスレの理想が!!








http://mallkun.to/osarobo/





250名無しさんだよもん:02/07/18 21:45 ID:irL1lEf/
反転志保…保志(ともし)だっけか
251名無しさんだよもん:02/07/18 22:23 ID:SxJvrpcg
それかあるいは「やすし」が妥当かと。「さとし」だと反転いいんちょの罠w
252名無しさんだよもん:02/07/18 23:24 ID:1YG7Q/b0
>>240から推測するに、
「実は性同一性障害(つまり、精神的には女)だったorある日突然性別反転した雅史」
なのかも。

しかし、続きがこないことにはどうにもわからない罠。
だからギブミー!私にプリーズ!>238

253238:02/07/18 23:54 ID:g5ykc3/L
>>252
おしい。
「実は女性仮性半陰陽で、16歳(?)まで男として育ったけど、この期に及んで
第二次性徴が深刻に進行し、ある日突然性別転換した雅史」のつもり。
しかし、考えなしに思いつきで書いたので続きをまだ考えていない罠。
なんとかご期待に添えるよう努力します。
254名無しさんだよもん:02/07/19 12:18 ID:4grhJF2k
>>253
おお、そういう展開もいい感じで萌える。
応援しているよ!
25544:02/07/19 15:50 ID:6v5gCPJQ
>253
………激しく期待していいですか?(;´∀`)
いえ本気で面白そうな感じですし、>240とか(笑





漏れは、懲りずに駄文製作中………(ウトゥ
256名無しさんだよもん:02/07/19 18:44 ID:FnGU5ct4
 僕はこのごろおかしい。
 ふと気づくと浩之のことを視線で追っている。
 あかりちゃんや長岡さんと一緒にしゃべっているときも、浩之のことを意識してしまう。
 どうしてだろう。なんだか、こんなの、普通じゃない。
 男が男にどきどきするなんて。
 僕は男だ。男なんだったら!
 
「おーい、雅史。今日も部活か?」
 浩之が校庭にいる僕に向かって叫んだ。
「うん、そう」
 僕はうきうきしながら浩之の元に走っていった。
「ねえ、浩之もサッカーやりなよ。浩之の才能なら絶対レギュラー確実だよ」
「いや、俺はそんな才能ないって。結局世の中努力してる奴が一番偉いんだよ。雅史みたいなな」
「そんなことないよ」
 僕には確信があった。浩之ならできる。僕よりもずっとずっとできるのに。
 おーい、雅史ー。
 遠くで部活の友達が呼んでる。
「じゃあ、ほんとに気が向いたら言ってね。僕も協力するからさ」
「おう。んじゃな」
 手を挙げて帰ろうとする浩之の方に、間違って蹴られたボールが飛んできた。
 あぶないな、もう。胸でトラップして、そのまま蹴り返す……はずだった。
 
257名無しさんだよもん:02/07/19 18:44 ID:FnGU5ct4
「痛っ!」
 胸に鈍痛が走る。まただ。いったいなんなんだ?
 こんなの、一週間前まで何ともなかったのに。
「おいどうした雅史?」
 うずくまっている僕の背に、浩之の声がかかる。
「なんか、近頃胸が痛くて……」
「なにっ! 何かの病気か? 体の中が痛いのか?」
「違うよ。外側が腫れてる感じ」
 胸をさすりながら僕はようやく立ち上がる。
「どれ、見せてみろ」
「あっ」
 浩之は無造作に僕のシャツを引っ張った。
「ほんとだ、腫れてる。蜂にでも刺されたか?」
「そんな覚えはないけど……」
「保健室行ったほうがよくないか、これ」
「大したことじゃないと思うけどね」
「いや、行っとこう」
 浩之は僕の肩をつかむと、くるりと校舎のほうに回れ右させた。
 おーい、大丈夫かー。
 サッカー部の友達が遠くから声をかけてきた。
「なんか雅史が変だから保健室つれてくわー」
 わかったー。
「おせっかいだなあ、浩之は」
「なにバカ言ってんだ。いくぞ」
 そして浩之に連れられて、僕は自分が何者なのかを知ってしまうことになったんだ。
258 :02/07/19 22:29 ID:3Kw6GOxX
雅史ちゃんの「革命の日」ですね。・・・ハァハァ
259238:02/07/19 23:08 ID:1+DDngmF
>>256
ビバ256!!
私が書くよりずっとイイ!
継続キボンヌゥッ!
26044(1/5):02/07/20 15:36 ID:Jm8+Fzc5
散々推敲してこの程度…スマソ、最初に吊ります。
というわけで 御崎さん×ひろみ の続きです。



日も中天にさしかかり、調子にのった太陽が私達を容赦なく焦がしていく。

「うぅ………暑いよ〜〜〜…」
「…暑いわねぇ…大丈夫?」

あっけなく私達はギブアップしてしまった。
別に御崎さんも私も、クーラー無しで生きられない程ひ弱じゃないけど…
それでも服を着たまま、焼けた砂浜でひなたぼっこ…というのはハードだ。

「あれ?…ザーザーザーザー…って音がするよ。波の音かな?」
「ん?そうね…今日は穏やかな方かしら」

それでも好奇心はまだまだ元気らしく、御崎さんの表情が明るさを取り戻す。
どうも、波の音に興味がわいてきたみたい。多分そう間を置かずに。

「ね…ちょっと、向こうに行ってみてもいいかな?」

と、言うと思った。残念だけど、2人とも水着は持ってきていない。
でも………波打ち際くらいならいいかしら?
26144(2/5):02/07/20 15:38 ID:Jm8+Fzc5
「そうね…少しだけ行ってみる?」
「あ、いいの?」
「…靴濡らすとマズいから、靴下ごと脱いでからね」
「………なんだか、凄く砂が熱そうな気がするね」
「熱いわね」

その一言で、うーんうーんと激しく迷う御崎さん。
暫く考えた後に、縋る様な顔をしてこっちを見る。

「…ひろみちゃんも、来てくれるかな?」
「え?…当たり前じゃない」
「良かった………じゃあ、行くよ」

最初から私は付き合う気だった。転んだとか溺れたとか、今何かあったら
私がどうにかするしかないからだ。でも、それだけで御崎さんはひどく安心してくれる。
…こういう、時々見える放っとけない弱さが…この人らしいのかも。

「熱っ、熱っ!」
「…大丈夫?ひろみちゃん」
「す、少し落ち着いたけど…やっぱり熱いわ…」

とか言って、私の方が砂の熱さに負けてるじゃないのっ。
御崎さんは大丈夫そう…というか平然としてるだからいいんだけど…。

「行くわよっ」
「無理、しないでね」

…ごめん、すっごく無理してる。焼ける様に足の裏が熱いのよ。
知ってか知らずか、私の手を握る彼はクスクスと笑っている。
全部御崎さんに見透かされてる様で、少し恥ずかしい…かも。
26244(3/5):02/07/20 15:41 ID:Jm8+Fzc5
「うわっ、はは…冷たいよ〜」
「ふー………気持ちいいかしら?」
「とっても気持ちいいよ〜♪」

まるで子供の様に波を蹴ってはしゃいでいる黒髪の人。
飛び散る飛沫と一緒に、笑顔まで輝いている…なんて乙女チックな考えが
頭をよぎる。…乙女なんてガラでもないけど、他に形容できなかったのよ。

「ね、ひろみちゃん」
「…ん?」
「ふっふっふ〜…それっ!」
「きゃっ!?ちょ、冷たいわよっ」
「それっそれっ!」
「もう…やったわねっ!」

何時の間に手を離したのか、楽しそうに両手で掬った水を私に投げてくる。
久しぶりの水遊びに急に現実に引き戻された私は、ついお返ししちゃった。
…それが、いけなかった。
26344(4/5):02/07/20 15:43 ID:Jm8+Fzc5
「わ、わわっ!?」

次の瞬間、御崎さんが水の中に消えた。私が投げ返し、当たった飛沫に驚いて
姿勢を崩してしまったのだろう。私は、自分が濡れる事も気にせずに
海に手を差し込み、見える服を力の限り引きずり上げた。

「御崎さん、御崎さんっ!!」
「けふっ、けふっ…な、何っ?」

幸い、海水を口に入れてしまった程度らしい。
自分の浅はかさと、大切な人の姿にいたたまれなくなった私は。

「ごめんなさい、御崎さん…ごめん…っ」

その人を堅く抱き寄せ、贖罪の言葉を囁き続ける。
ひょっとしたら、私は泣いちゃってるかもしれない。何故かは判らない。
でも、そんな事より…御崎さんを苦しめた自分が、哀しかった。
今、目の前に居る人が無事なのが、嬉しかった。

「うーん………海って、やっぱりしょっぱいね」

予期しなかったその言葉に、恐る恐る顔を上げる。
26444(5/5):02/07/20 15:47 ID:Jm8+Fzc5
…普段と変わらない、無邪気な笑顔がそこにはあった。

「大丈夫、ちょっとびっくりしちゃったけどね」
「………ごめんね」
「ううん、気にしないでいいよ…ね?」
「うん………」

自分の髪から落ちてくる水滴にも気づかない彼は、そう言って
私を抱き返す。その辛くなる程の優しさが…私には嬉しかった。

「これで、少しは涼しくなったかな…くしゅっ」
「そんな呑気な事言えるシチュエーションじゃ…って、大丈夫?」

…冷静に考えたら、2人ともびしょ濡れだったのよね。
私はまだスカートが無事っぽかったけど、御崎さんは全身ずぶ濡れだ。
いくら日が照りつけていても、このままじゃ身体が冷えてしまう。

「とりあえず上がるわよ。このままじゃ風邪引いちゃうから…」
「う、うん…」

慌てて御崎さんを引き連れ、荷物と靴を置いておいた木の根本に向かう。
…そこは丁度良く木陰になっていて、濡れた服で蒸れ始めていた私達には丁度良かった。
そこで冷静になって、私はある事に気づいた。御崎さんは全身ずぶ濡れだ。
多分、中に着ているシャツや…その、パンツまで…濡れているかも。

「……………脱がせてあげないとまずいかしら?」
「え?」
26544:02/07/20 15:48 ID:Jm8+Fzc5
と、今回はここまでですが…とりあえず誰か斬ってください。
…じゃなくて、次回の傾向決まっていません。

1:他に誰もいないし、濡れた服は「全部」脱がしてあげよう。
2:全部脱がさず上着だけ脱いで乾かそう。下着は我慢。
3:見られたら御崎さんが大変だし、可哀想だけど脱がさない。
4:もうゴミを書くなゴルァ。(゚Д゚#)

 ど う す れ ば い い ん だ (;´Д`)
266名無しさんだよもん:02/07/20 18:31 ID:k0UhgrFb
1:他に誰もいないし、濡れた服は「全部」脱がしてあげよう。
をキボーン


そして自分もすべて脱ぐのだっ!
267名無しさんだよもん:02/07/20 18:32 ID:GgSgmPgo
>265
むしろ、漏れが
 ど う し た ら い い ん だ w

それはともかくグッジョブ!
268名無しさんだよもん:02/07/20 21:12 ID:kUBzNlEr
5:他に誰もいないし、漏れが全裸になりませう

さあ、続編を期待してますぜ!
269長瀬ちゃんの作者:02/07/20 22:41 ID:k0UhgrFb
  作者さんがラグナロクに
  浮気してるからしばらく
  安全だね         ・・・そうだね
     ∧∧          ∧∧  
     (*゚ー゚)         (゚ー゚*) 
     ∪  |          ⊂  |
   〜(_つ          〜(  |
   (( し'            (/"U
    祐子           瑠璃



      あまい……そろそろくるよ!
         ∧_∧
         ( ∀  )
        (    )
        │ │ │
        (_(__)

      欠点 ネタがでない(死
      >>193さんパクってスマソ
270名無しさんだよもん:02/07/20 23:23 ID:NYD6fufj
>>265
6:「ひろみちゃん…手伝ってくれるの? 大丈夫、一人でも何とかなるよ。」脱ぎ脱ぎ
  「え…?あ、その、ちょっとまって…うひゃあ(赤面)」
  意外と積極的な御崎さん(w
271名無しさんだよもん:02/07/21 22:05 ID:yJX5HAar
ところで反転祐一(「ゆう」だっけ?)の場合、
明日をも知れぬ状態の男栞や男真琴に処女あげちゃったりするんでせうか?

・ ・ ・ あ ん た い い 娘 や
272名無しさんだよもん:02/07/22 08:07 ID:hqu/hKy3
非葉鍵ネタでスマソ。
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Darts/4580/
月姫の性別反転SSあり。女志貴ハァハァ
273名無しさんだよもん:02/07/22 17:35 ID:fVag5Apl
>>272
萌えますた。鍵のも書いてくれんかなぁ。

ところで反転茜を妄想したのだが、

+ 激 し く 金 髪 逆 毛 +

でひろみに
「あの髪は一回に整髪料一本クラスよね……」
とかなんと(吊
274名無しさんだよもん:02/07/22 19:57 ID:cZmdW8iB
>>272

ttp://www.interq.or.jp/earth/geo-ark/mahoro/

続けて非葉鍵ネタ勘弁。
こっちの女志貴も激しく萌える。
27544:02/07/22 23:54 ID:Na7KwWgm
>273
代わりに金髪ロングポニーとかどうでしょう?整髪料じゃなくてシャンプーとか…(笑)
と、駄文を試行錯誤しつつ妄想してみるテスト
276名無しさんだよもん:02/07/23 15:03 ID:OY1I8b9U
>>272,274
性別反転ものって、ジャンルとしては思いのほかメジャーだったりする?

今 年 の 夏 は ま す ま す 期 待 で き そ う だ
277名無しさんだよもん:02/07/23 17:45 ID:9fSj612V
ふっとネタ思い付いたんだけど、>>3-7あたり無視しても構わないのかな?
278名無しさんだよもん:02/07/23 18:13 ID:CmnIJS+f
>276
女体化つって、やおいの一ジャンルやね。
大抵、対男キャラやけど。
279名無しさんだよもん:02/07/23 18:19 ID:EZV+3fnD
>>277
ああ、名前作成者は色々考えて作ったけど、
それほど縛られる必要はないと思うよー。

被らないように、とか有り得そうな名前とかで考えられたものだから。

すでにあるものは有効利用できるから、変えるほどの理由があるなら変えちゃっても大丈夫。
ということで。

まあ、「ふゆ」なんかは既に名前が萌えの対象になるくらいになったしね。
変えるのがもったいないと思うけど。
280名無しさんだよもん:02/07/23 21:08 ID:okdOcn/m
うー夏コミに反転本だしたいんだけど
ここのSSを漫画にさせて頂くっていうのは許されるのでしょうか…
281名無しさんだよもん:02/07/23 21:44 ID:KvCVsG+P
>>280
もちOKでは?
本の中で
「協力:葉鍵板・
葉鍵キャラを性別反転させたらいい感じ!
スレの皆さん」
とか書いておけば。
282名無しさんだよもん:02/07/23 21:58 ID:dg7uUakd
>>280
むしろ「どこどこのサークルでやります」まで書いてほしいくらい
283名無しさんだよもん:02/07/23 22:45 ID:i2oYy7yR
>>280
むしろサンプルっぽく少し画像をあげて欲しい
28444:02/07/23 23:26 ID:TacTjAdS
>280
>281の様に明記してあれば、大丈夫だとは思います。
大丈夫でない方が居れば、言いに来るでしょうし…。(;´∀`)

さて漏れの駄文ですが…結局脱ぐ方向でコツコツやってます。
が、レベルは期待しないで下さい。鬱堕SNOW。
285名無しさんだよもん:02/07/24 00:25 ID:zkuQDldv
>>280
むしろ読みたい
286名無しさんだよもん:02/07/24 00:35 ID:LpS0KXyK
>>280
ぜひ出してください。万難を廃して買いに行く所存。
287柳川さん危機一髪:02/07/24 00:49 ID:QibouA8f
 コツコツとハイヒールの音を響かせて歩く。薄暗い夜道に、その音はよく響いた。
 しばらく薄暗い道を歩けば、すぐにそれは引っかかってきた。
 下卑た顔で笑いながら、ゆらゆらと自分を囲むように集まってきた男達。どれもこれも、退廃的で非生産的な気配をまとっている。
「よー、姉ちゃん。遊んでいかねえか?」
 いつの時代だ、と心の中で嘲笑しながら、女は顔を上げる。
 男達はどよめきの声をあげた。
 街灯の下、照らされたそこには怜悧な美貌があったからだ。眼鏡のフレームが街灯の明かりに銀色に光る。ブラウスとスーツで包まれているが、その豊満な肢体は隠しきれない。むしろ、ぎゅっと締まったウエストのせいで、胸が強調されているようにすら、見えた。
 そこらのグラビアアイドルなど歯牙にもかけない、グラマラスな肢体に、男達の口からは口笛の音が響いた。
「なんだよ、遊んでほしかったのか?」
 女の身体と、その美貌を見て舌なめずりをする。気配は、先程よりも濃密に男の欲望をたぎらせた。
 コツ、と女の靴音が響く。一歩、右足が下がったのだ。
 それを女の怯えと取った男が、さらに輪を狭めた。
 あの豊満な胸の間にイチモツを挟み込み、怜悧な美貌を自分の精子で汚すシーンを想像し、男の股間はいきり立った。あの冷たい美貌を、涙でぐしゃぐしゃにしてやりたい、と妄想を膨らませる。
「へへ。泣いてよがらせてやるよ」
「……阿呆共が」
 そこで初めて、女は口を開いた。
 ため息と共に、鈴のような声が響く。だがそれは、ひどく呆れ、ひどく冷たかった。
288柳川さん危機一髪:02/07/24 00:49 ID:QibouA8f
 ――それは、呆気なく片づいた。
 二十人からいた男達が、苦鳴をあげながら地面に這い蹲っている。全員が足なり腕なりの骨を叩き折られ、血で顔面を汚していた。
 その中に、一人。
 美貌の麗人が立っている。街灯のスポットライトの下で、まるで銀幕のスターのように。
「……くだらん」
 ため息を吐き、近くのベンチに腰掛けた。
 ポケットから煙草を一本取り出すと、手慣れた仕草で火を点ける。
 深く吸い込み――
「げほっ! ぶほっ!」
 咽せた。
 涙目で火を点けたばかりの煙草を地面に放り投げ、ヒールで踏み消す。
「ええい、くそっ」
 忌々しげに舌打ちする。――と、懐の携帯電話が振動した。
「――はい。柳川」
 女――柳川はまだ多少咽せながら、電話に出る。
「よう。柳川。首尾はどうだった?」
 電話口からはあの飄々とした長瀬刑事の声が聞こえてきた。
「二十二人。馬鹿共は全員叩きのめしました。さっさと引き取りに来て下さい」
 柳川の言葉に満足そうな声が返る。
「やー。さすが柳川君。君の美貌なら絶対に引っかかると思ったんだよ」
「……男を囮にするのは、どうかと思いますが」
「今は女だろう」
 至極あっさりと、返される。
 柳川はさらに不機嫌そうに眉間にしわを寄せた。
 ガディムとの戦い。それが済んだと思ったら、今度は自分の身体が女性化していた。恐らくは、あの超常の戦いの影響だろう――。
 そこまでは理解していた。だが、登庁した柳川を待っていたのは、とてつもなくあっさりと現状を受け入れた上司と、婦女暴行事件の捜査の囮役だったのだ。
 以来、彼――彼女は、夜の繁華街のさらに薄暗い路地を選んで歩く事を仕事としていた。
289287-288:02/07/24 00:51 ID:QibouA8f
前スレ辺りに書いた奴を、ちょい書き直しというか続き。
なんとなく、筆休め。
290名無しさんだよもん:02/07/24 01:09 ID:f6gqh49a
ひ、ヒールでにじられてえ・・・

ハァハァハァハァ・・・・・・ッ!!
291名無しさんだよもん:02/07/24 08:44 ID:IMUf/nVG
>>287-288
おお、久しぶりの柳川ネタ。
部下がいきなり女になっても平然としていられる長瀬刑事にワラタ

筆休めと言わず、本格的に続き書いてもらいたいところ。
292名無しさんだよもん:02/07/24 11:16 ID:t76BpvAR
おお気になっていたSSが再開ですか
是非とも続きキボンヌ
293280:02/07/24 19:21 ID:1xMZBQZJ
ども、暖かいお言葉ありがたい限りです。
サンプルは…>>234辺りで上げてくれてる方が(w
294名無しさんだよもん:02/07/24 23:45 ID:GVx0Po3u
>>280
あなたの発言で、みんなの鼻息が急に荒くなりましたね(w
自分は夏コミいけるか微妙だけど、いい作品を期待してますよ。
295柳川さん危機一髪:02/07/24 23:50 ID:Ynet1KIF
 柳川は眠気をこらえながら、昼の繁華街を歩いていた。昨晩の婦女暴行現行犯逮捕劇の後始末で、結局徹夜をしてしまったからである。
 既に昼前。彼――彼女は不機嫌な顔のまま、どこかで昼食だか夕食だか朝食なんだかも分からない食事を摂って家に帰ろうと考えていた。
 と、視線がある集団に吸い寄せられた。
 長い黒髪の美女を筆頭に、少し背が高めだがスタイルが非常に良いショートカットの少女とおかっぱ頭の日本人形のような少女、それに栗色の髪の少女が一人の男性を中心に、歩いているのだ。全員、折り紙付きの美少女、美女である。
 その中心にいる青年は――荒削りな若武者的容貌を除けば、あとは何処にでも居そうな青年だった。特に背が高い訳でもなければ、美男子というほどでもない。
 そんな青年を囲む美女四人。自然、通行人の視線も注がれる。しかし、五人はそんな視線など気にも留めずに、自分たちの会話を楽しんでいるようだった。
「……ふん。ちょうど良い」
 そう呟くと、五人に歩み寄ろう柳川は足を早めた。

「おい。耕一」
 耕一は自分を呼んだ女性の声に、足を止めた。自分を名前で呼び捨てにするのは、従姉妹の梓くらいだろうか。
「梓? 呼んだか?」
「あ、あたしじゃないよ。……え?」
 振り向けば、そこには艶のある黒髪を腰まで垂らした美女が立っていた。
 千鶴から柔らかさを除けば、こんな風になるだろうか。玲瓏な美貌だが、不機嫌そうな表情がマイナスである。
「え、えっと、俺に何か用ですか?」
 見知らぬ美女に戸惑いながら、耕一は問い返した。
 それを受けて美女は「はあ」と悩ましげなため息をつく。
「何を言っている。一時は身も心も一緒になった仲だというのに」
 さりげなく、女が爆弾を投下した。もしかしたら、確信犯だったのかも知れない。
 耕一は自分を囲む美女達の気配が激変した事を、皮膚感覚で感じ取っていた。
296柳川さん危機一髪:02/07/24 23:50 ID:Ynet1KIF
「……耕一さん?」
「は、はいっ」
 千鶴の静かな声に、気を付けの姿勢になる耕一。肩に置かれた繊手が少し力を強めたようだった。
「こちら、どなたですか?」
「だ、い、いだだだだだっ! 千鶴さん、た、タンマ! 知らない人だってばっ」
「……でも、親しそうです。あちらの方は」
 楓が冷たく、ぼそりと退路を塞ぐ。
 肩に置かれた手の力は、さらに強まった。
「耕一。素直に白状するなら、ちっとは加減してやるぞ」
 ばきばきと音を拳をならす梓に、耕一は真っ青になる。
「は、初音ちゃん! 初音ちゃんなら、信じてくれるよねっ!?」
 最後の希望。ラブリーエンジェル初音に助けをもとめた耕一は、じっと眼前の美女の胸を見つめている初音に、固まった。
 しばし、沈黙。
 そして初音は涙目になりながら、耕一を見上げる。
「……お、お兄ちゃんは、やっぱり胸が大きいほうが、良いのかな……」
 その言葉に、びくっと身体を震わせたのは、楓と千鶴だった。
「い、いや、あのね。そもそも、俺は……」
「わ、わたしっ、まだ子供だけど……で、でもっ、梓お姉ちゃんみたく、おっきくなるかも知れないしっ! お兄ちゃんがおっきくするために、頑張ってくれてるし……」
 往来で何を言い出すんだと心の中で滂沱しながら、耕一がさらに青くなる。
 既に自分を囲む三人の気配は、臨界に近づかんとしていた。
 刹那。
 目の前の美女が、ため息を吐いた。
「何を言っている。俺だ。柳川だよ」
 ――その言葉にそれまでの修羅場も何もかもが砕け散り、五人は凍り付いた。
297295-296:02/07/24 23:54 ID:Ynet1KIF
接近遭遇。
なんか書き方を忘れたらしい。
298 :02/07/25 02:30 ID:/Y2rr/C+
柳川、確信犯?
ワラカシテモライマシスタ

しかし、なにげに初音ちゃんの発言にツッコミ入らないのが・・・
そんなに日常化してるのか(w
299名無しさんだよもん:02/07/25 02:45 ID:L5uXHh5c
>>295-296
うををををををををををををををををををををーっ!
続き読みてぇーーーーーーーーっ!
300名無しさんだよもん:02/07/25 17:23 ID:E0gq+vIh
面白え……
続き、待たせて貰いますっ!!
301名無しさんだよもん:02/07/25 17:28 ID:dFzo3Fv8
ふたなりスレの過去ログからハケーン。
ttp://isweb42.infoseek.co.jp/play/denbow/hakagi/ss.html
302名無しさんだよもん:02/07/25 18:29 ID:TPuBLznY
>>295-296
柳川さんイイなぁ。続き、待ってます。

反転セリオの続きを書こうかと思ったけど、ネタが出ないですよ。
303ハウエンクァ:02/07/25 23:47 ID:YMrzvpyf
柳川がええキャラや・・・
続きを読みてぇ。
304柳川さん危機一髪:02/07/25 23:48 ID:0LReUTY8
「――しかし、随分と様変わりしたもんだな」
「お前が言うと、素直には聞けないものだな」
 喫茶店に入った柏木家一行は、眼前に座る美女を前に、警戒を解こうとはしていなかった。例外は耕一くらいなのであるが、それ以外の四姉妹は、それぞれに複雑な表情のまま柳川裕也を見つめている。
 ましてや、見た目美女の柳川と耕一が、それなりに会話を交わすというシーンが、彼女達を本能的に警戒させるのかも知れない。さらには三人には別の悩みもある。
「……なんだ?」
 先程から感じていた視線を無視し続けるのも疲れたのだろうか。柳川は自分を見つめる視線の主、柏木初音に問いかける。
「変です」
 普段ならば、初音は柳川相手では萎縮していただろう。柳川裕也という青年の放つ鬼気にはそれだけの凄みがある。だが、現在彼女の前にいるのはうら若き美女だった。それも、ナイスバディの。そうなれば初音とて女である。対抗心の方が先に立つ。
「――なんで、柳川さんの胸がそんなにおっきいんですかっ」
 ぷーっと頬を膨らませて、不愉快そうに尋ねる。そんな顔も愛らしいが、言われた柳川は困惑の表情を浮かべた。
「そんな良い物じゃないぞ。でかいと、走るだけで付け根が痛くなる」
「そうそう。あれ、辛いよな。スポーツブラはなんか息苦しいし」
 そういう話を実体験として理解できるのは、四姉妹では梓だけである。うんうんと頷く妹に殺意すらこもった視線を向け、千鶴はさらに自分の前に座る青年に視線を向けた。
 何か想像したのだろうか。柳川の胸元に視線を固定させ、鼻の下を伸ばしている青年が目に入る。
 千鶴が手に持っていたアイスティーのグラスにヒビが入った。
「あ、あら?」
 ――店員を呼んで、謝罪して別のアイスティーを注文する。
 その間、耕一は生きた心地がしなかった事を付け加えておく。
305柳川さん危機一髪:02/07/25 23:48 ID:0LReUTY8
「原因は分かっているのですか?」
「さてな。詳しい原因なんぞは分からないが、ガディムのせいじゃないかと考えている」
 理知的美貌が、千鶴の問いに答える。
「……というより、あれ以外にこんな超常現象の原因が思いあたらん」
 肩を竦める叔父――今は叔母と呼ぶべきだろうか――を見て、複雑そうな表情になる千鶴である。
「ええと……ですね。柳川さんは、このまま、その……女性のまま戻れなかったら、どうするんですか?」
「……さてな。戸籍上は男だし、どうするのやら。今はまだ良いが、な」
 遠くを見る目で、喫茶店の外に視線を向ける柳川は、アンニュイな美女そのものだった。
 しかも、柳川の来ているブラウスのサイズが少し小さいのか、彼女のバストが規格外なのか、胸の辺りが強調されている。先のポッチが見えるような気がして、耕一は思わずゴクリと唾を飲み込んだ。
 梓に匹敵する柔らかそうで、かつ弾力に富んでいそうなバスト。それが手を伸ばせばすぐ届く場所にある。
 勝手に動き出しそうな手を戒めながら、耕一は努めて冷静な顔をしようとしていた。
 ――千鶴から見れば、バレバレだという事は気付かずに。
「……なあ、今夜は飯を食いにこないか?」
「……なんだと?」
 キョトンとした顔で、柳川はそう提案してきた柏木家次女を見つめた。
「その様子だと、女として知らなきゃいけない事も、どうせ知らないんだろ? 一応、血縁な訳だし、さ。あの戦いでも、一緒に戦ったじゃんか」
 梓は照れ隠しのつもりなのか、そっぽを向いたままでそう言った。
 暫し考え込み、柳川は長女の千鶴に視線を向けた。
「どう思う」
「私は別に。反対はしません。……楓と初音は?」
 コクンと頷く年少組を見て、千鶴も頷き返す。
「ご覧の通りです。――まあ確かに、女性としての身だしなみやなにかも、教えた方がよさそうですし」
 さっきから無造作に組まれた足。太ももの付け根から、ショーツが見え隠れしているのを千鶴は視線で示す。
「――ふん。では、世話になる」
 微かに照れを隠すように、柳川は足を組み直した。
306304-305:02/07/25 23:49 ID:0LReUTY8
どこらへんが危機一髪かは、聞かないで下さいな。
307304-305:02/07/26 00:02 ID:V6vst31N
で、ここからの展開。どーするべきかな。
ラブコメとかー。

――ラブコメって、こいつらで出来るのか。そもそも
308ハウエンクァ:02/07/26 00:23 ID:ASyY9shu
柳川女性修行・・・
TSの王道・・・・
萌える、萌えるぅ。萌えるぞぁ。
   スティックを差し出す長女と座布団を差し出す4女とか・・・

はぅあ
309名無しさんだよもん:02/07/26 10:11 ID:zDhsFhYl
ラブコメ…ねえ。どんな風になるんだろ?
皆を何気ない言動でからかい、それに過敏に反応する柏木四姉妹(&そのつど
ギタギタにされる耕一)を眺めて楽しむ柳川とか…キャラ違ってるじゃん。

男としてわかりやす過ぎな頭してる耕一に合掌(w
310名無しさんだよもん:02/07/26 10:54 ID:nGtOVsrb
>>309

まさに『柳川さん(による耕一)危機一髪』だったり。



……いいなぁ。
311名無しさんだよもん:02/07/27 09:00 ID:MVyBf0mE
>>308
誰?
31244(1/7):02/07/27 11:53 ID:ryXzBYvt
というわけで海岸デート編完結です。何番を元ネタに選んだかは
読んで察してください。その間に、漏れは吊る用意をしてきます………。



「くしゅっ…うぅ、どうしよう…」

心底困り果てたような声を上げる御崎さん。でも、私はそれどころじゃなかったりする。

誰も居ないんだから全部脱がせて服を乾かせ…と、囁きかける悪魔。
何処まで脱がすにせよ見られる御崎さんが可哀想だ…と、必死に止める天使。

理性と欲望のせめぎ合いにも似た、そんな葛藤の所為で私は何も出来ずにいた。
………誰よ、まんま理性と欲望だ…って言うのは。とまぁ、そんな調子で…
どれ位悩んでいたのだろうか…判らなくなり出した頃。

「うぅぅ…なんだか寒いね、すーすーするよ…」
「服びっしょりだもの…当然よ…」

半ば脊髄反射的に答えたその言葉で、勝負はあっさりと決まってしまった。

「うん…じゃあ、脱ぐよ」
「…えっ!?」

御崎さんが、水分を含み重たそうになった服を、突如脱ぎ始めてしまった。
…まがりなりにも、女の子の目の前で、である。当然私は止めようとしたけど。

「ちょ、ちょっと御崎さんっ?」
「手伝ってくれるのかな…?でも、大丈夫だよ」
「そ、そうじゃなくってっ!…ひゃあっ…」
31344(2/7):02/07/27 11:56 ID:ryXzBYvt
止めて、と言う前に…目の前の彼はズボンもシャツも脱いでしまっていた。
…水着ならともかく、トランクス一枚で大切な人が目の前に立っている。
別にその姿を見る事自体は初めてじゃない。…中身だって、数える程度なら…。
でもアウトドアでこれは…かなりヘビーよね。

そんな事を考えていると、よからぬ妄想がふっと頭をよぎっていく。
御崎さんは、華奢に見えて芯は強いけど…実際か弱い部分もある。
それが、凄く可愛い…って思ってしまう事も幾度かあった。

…それじゃ、まるで痴女じゃない。
そう自分に言い聞かせて、その先の妄想を振り払おうとした時。

「…え、ええと………」
「…どうしたのよ?」

…御崎さんが、トランクスに手を掛けたまま固まっている。
しかも、時折目線を泳がせるその表情は…夕暮れには早いのに、紅い。

「…どうしよう…」

…やっぱり、余り考えずにここまで脱いでしまったらしい。
独り言の様に、見えない目線を泳がせて目の前の男の子が囁く。
見れば、トランクスからは水滴が零れている。海水を吸っているのだ。

御崎さんにしてみれば、気持ち悪いから脱ぎたいはず。
でも、ここは川名家の中じゃない。銭湯でもない。
更に、目の前にいるのは自分の姿を見ているであろう…私。

「恥ずかしいよ…」
31444(3/7):02/07/27 12:00 ID:ryXzBYvt
己の姿をようやく想像できたのか、半ば縋り付く様に私に話しかける。
可愛い。可愛い。相手は年上なのに。男の子なのに、抱きしめたい位可愛い。
…そんな想いと、御崎さんの姿が…私の中の何かに火を付けた。

私は脱ぎ捨てられた御崎さんの服を枝に掛ける。そして
濡れた自分のブラウスを同じく脱ぎ…隣の枝に掛けた。

「大丈夫よ…」
「あっ…ひろみ、ちゃん…?」

優しく包む様に、下着姿の御崎さんを背中から抱きしめてあげる。
ほんの少し私より背が高い彼の身体は、相変わらず華奢で…少し冷えていた。
私の肌も少し冷えていたはずだけど…御崎さんはそれでも冷たく感じられた。

「私も少し脱ぎかけだし…見られそうになったら隠してあげるわよ?」
「でも…やっぱり恥ずかしいな…」

そう言って私の腕の中で竦ませる彼の姿が、私の理性を砕くオノとなる。
もう、自分でも落ち着けそうにはなかった…でも痴女じゃないわよ、決して。
とは言っても…片手で自分のブラジャーを外している姿は、説得力ないかしら。

「それじゃあ私も脱ぐわね、お互い濡れちゃったし…」
「え、ダ…ダメだよぉっ」
「…もう、遅いのっ」

露わになった胸を、彼の背中に押し付ける。お互いの生命のビートが
みるみる早くなっていくのが躯全体でわかるから、こういうのは好き。

「…ドキドキしてるよ」
「御崎さんもじゃないっ」
31544(4/7):02/07/27 12:12 ID:ryXzBYvt
「…そっか、おあいこなんだね」
「………そうよ」

御崎さんを後ろから抱きしめたまま、私は砂浜に腰を下ろした。
丁度スカート越しに、私の脚を跨ぐ様な格好で御崎さんが座る。
無言で、彼のトランクスに手を掛けると…彼はそっと頷いた。

「大丈夫。誰も来ないわよ…」
「んー…信じちゃおう、かな…」

そんなやり取りをしつつ、彼を産まれたままの姿にしていく。
…何故かは知らないけど、御崎さんと肌を合わせる時は私がリード役。
御崎さんのハンディもあるけど…それだけじゃない精神的が何かが
常に私を駆り立てる。御崎さんは…それに何時も付き合ってくれる。
でも、芯の強さも無くはない…そこがまた可愛いのかもね。

「冷えちゃった…かしら?」

彼の裸体を暖めるかの様に、私は彼の胸板や腕を撫でていく。

「少し、だけどね」

暖まりましょう、という言葉の代わりに私は唇を捧げた。
彼は、それを待ちわびたかの様に…重ねられた瞬間から私の唇をむさぼる。

「ん、くふ…」
「はむぅ…んっ、うう…!」
31644(5/7):02/07/27 12:15 ID:ryXzBYvt
暖かい彼の舌が、唇が、私の口で踊る。それに合わせ、私も唇と舌で踊る。
頭の中に緩く響く水音と、その感触・温度が…私達のココロを融かしていく…。
切なさにも似た感覚が躯の底から沸き上がりだす頃に、唇のダンスは終わる。

「ふ、ぁ…ひろみちゃん大胆だよ…」
「ヌードになったのは御崎さんじゃない」
「ひろみちゃんもセミヌード…ふぁっ」
「御崎さんはオールヌードじゃないっ」
「あ、ぅ…」

彼の中で、最も華奢でない部位は…ここしか挙げられない。彼が
完全な男性である、オスである事を…常に私に訴えかける場所。
軽く撫でただけなのに、ソレはそっと目覚め…天を仰ぎ見る。

「ココは熱いわね…」
「ひろみちゃんが…ふぅ…弄るからだよ、っ…」

既に、私の掌には収まらなくなったソレを…優しく上下に擦る。
敏感と思われる場所に指が触れる度に…細かく反応を返してくるソレ。
何時の頃からか、私はこれを可愛いなどと思う様になっていた。
…いや、だから私は痴女じゃないってばっ。

「本当にそれだけかしら…?」
「ひろみちゃん、意地悪だよ…っふ…ぁ、ああっ」
「暖かいし、御崎さん」
「…なんだか、はずかしいなぁ…」

思ったままの感想を口にする。御崎さんの躯は、既にほんのりと暖かくなっている。
…でも、多分私の方が熱いかもしれない。だって………。
31744(6/7):02/07/27 12:18 ID:ryXzBYvt
「私だって、恥ずかしいのよ…」
「え?…ひゃふっ…!う、うぅっ…!」
「本当だから…ね」

御崎さんのソレを激しく扱いて、言葉を紡がせない様にする。
既に、私のおなかの中は自分でも判る程に熱くなっていた。
それを再認識すると、やっぱり恥ずかしい。でも、それ以上に…。

「うあっ、あ…ああぁぁっ…!!」
「………え?」

御崎さんの呻き声で我に帰ると、彼は激しく身を震わせて…欲望を空に放っていた。
それらは、御崎さんの躯だけでなく私の手にも降り注いできた。

「ひどいなぁ…出ちゃうって言ったのに…」
「えーと…ごめんなさい」
「ん〜…許してあげるよ」

それでも軽くふくれっ面をする御崎さんが…やっぱり可愛い。
半ば衝動的に、私達はお互いを求め合った。

辺りが闇に覆われる頃、すっかり乾ききった服を着て私達は帰りの電車に乗った。

「疲れたわね…日も落ちちゃったし」
「あんなにすれば誰だって疲れるよ…」

まるっきり私がヘンタイみたいだけど…御崎さんも楽しそうだったし
言いっこ無し。………無しったら無しなのよっ!

「あ…何点だったかしら?」
31844(7/7):02/07/27 12:20 ID:ryXzBYvt
後始末やら駅への移動やらで、聴くのを忘れていた質問。
…あんな事になって、御崎さんは海をどう思ったのかしら。
でも…その不安は、直ぐに杞憂と判った。
彼が満面の笑顔で、私にこう言ったから。

「100点…」
「海って楽しいね。少しひろみちゃんエッチだったけど」

…小悪魔の様に笑う御崎さんに、私は何も言えなかった。
すると、彼が辿々しく私の手を探し当て…握りしめる。

「また、来ようね」
「そうね…こ、今度はエッチにならない様に気を付けるわ」
「ぷっ…期待しないでおこうかな…ふふふ…」
「ぐ…なんですってっ?」

押さえきれなくなった私達の笑いを、電車が運んでいく。
その笑いは…また、この海岸に戻ってくる。
私には、そんな確信があった。

余談。

「わはははは…若いって良いよなぁ。なぁ御崎?ひろみちゃん?」
「お、お父さんそうじゃないんだけど…」
「そっ…そうですよ、そういう事は…」

…御崎さんのお父さんには全部見透かされていた。
なんで判るのよ…と内心で驚愕しつつ、2人で慌てて
弁解するハメになった…のは、また別のお話。
319既に吊ってる44:02/07/27 12:23 ID:ryXzBYvt
面目次第もございません、とはこの事で…。
ひろみがエッチになりまくってるし、そのエッチも途中で…鬱出汁脳。

というわけで長ったらしい駄文、スマソですた。
320名無しさんだよもん:02/07/27 13:22 ID:g6bx7y9c
>>44
吊〜る〜なーーーーーーーーーー!good job!
321名無しさんだよもん:02/07/27 15:42 ID:/Zju7MPX
>>312-318
44氏キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
すごくイイ!
322名無しさんだよもん:02/07/28 01:00 ID:b5pvcKv+
ところで反転久瀬の場合、
頭が固くていやみな眼鏡っ娘(アニメ版準拠)生徒会長になるのか?

あと、何かにつけて男舞を目の敵にする理由に、「男さおりんへの片思いからくる、
女としての無意識の嫉妬」が加わりそう…ベタだけど。
323322:02/07/28 01:15 ID:YYgCiH23
しまった…。「さおりん」ってなんだよ、俺。
気づくの遅せーよ…激鬱。
324名無しさんだよもん:02/07/28 04:22 ID:4w6kxaAJ
男さおりん…名前が想像つかんw
325名無しさんだよもん:02/07/28 04:56 ID:/ZFexkCM
男さおりん・・・さおり・・・さお・・・竿・・・、(怖い考えになってしまいますた)
326SSBN:02/07/28 08:56 ID:hMy3DqZg
新城直衛(ボソッ
327名無しさんだよもん:02/07/28 09:30 ID:jhmN9P0z
>>326
『皇国の守護者』っすか?(w

新城伊織(あだ名:いおりん)なんて捻りのない案をつぶやいてみるテスト
328名無しさんだよもん:02/07/28 09:49 ID:RUkBk/oR
>>322のネタ。拝借失礼。

「あーら、川澄センパイ。学校にいらしていたんですね。今日は硝子でも割りに来られたんですか?」
 久瀬会長が舞人に話しかける時、その口調は少女漫画における「いじめ役」そのものだった。
「おや、久瀬さん。お久しぶりですね。舞人になにか?」
 後ろから階段を降りてきた祐理さんが、久瀬会長に話しかけた。途端、会長は顔を真っ赤にして、視線が右往左往し始める。
「あ、く、倉田先輩。お久しぶりです。あの……この間のお話、考えていただけたでしょうか……?」
「僕が生徒会に――という話ですか? お話を伺った時にもお答えしましたが、お断りしますよ。せっかくのお誘いですけれども」
 それから、私と舞人に笑いかける。
「祐さん。お昼、まだでしょう? 上で用意していますよ」
「え? あ、は、はい」
「――倉田先輩?」
 祐理さんはそれだけを言い置くと、何事もなかったように階段を登っていった。舞人もそれに続く。
 自然、残された格好の、私。
 戸惑ったように、祐理さんの背中を見送った会長は私を見た。
 ……あ、なんか、マズイ。
 すごく敵視する視線が、私を見ている。
「祐さん? どうかしましたか?」
 一足先に階段を登っていた祐理さんが、上から呼ぶ。
「あ、は、はい! 今、行きますからっ!」
 そう答えて、会長に軽くお辞儀して階段を登ろうとした所で、後ろで呟きが聞こえた。
「……なんで」
 それは怨嗟のような声。
 ……会長、もしかして。
 踊り場でピクニックシートを広げて、お弁当を用意している祐理さんを見ながら、私はそんな事を考えていた。


いやん。こんな会長なら、私、嬉しいかも。(陰湿な真似をしそうだけど)
329 :02/07/28 15:39 ID:DTdak243
砲手
330名無しさんだよもん:02/07/28 20:50 ID:G3n5T3Lm
>328(&>322のネタ)
自分でも判らない嫉妬に燃え上がる女久瀬…イイ!(・∀・)
何げに祐理の前では乙女だし(笑
と、いうわけで続きキボソ
331名無しさんだよもん:02/07/28 23:57 ID:hy4aaafs
一人になった時とか、密かに泣いてそうだな。>女久瀬

最終的に、男佐祐理にこれ以上ないほどきっぱりと真剣に振られ、壊れちゃったりして。
332名無しさんだよもん:02/07/29 00:14 ID:xQmJtJrF
電波に目覚めるか、ヤバイ方面へドロップアウトか…<壊れ女久瀬
女久瀬に惚れてる同級生or後輩がゲットするというのもアリ?(笑
333名無しさんだよもん:02/07/29 18:53 ID:2z9aVgwO
>電波
拓美さんか!(マテ)
334名無しさんだよもん:02/07/30 08:46 ID:xl3eLSjJ
男舞の退学問題を餌に男さゆりんを生徒会に引き入れようと画策するものの、
うっかり一対一の状況に持ってかれてしまい、「お願いします、久瀬さん(にっこり)」
とかやられて、恍惚と思考停止の中、復学を約束してしまう女久瀬とか。

…結構萌え、かも。
335名無しさんだよもん:02/07/30 11:41 ID:+2LceF9d
>>334
いや、そこは。
男さゆりんが女久瀬を調k

PAM
33644:02/07/30 12:26 ID:OIDEz+Wf
女久瀬がここまで乙女だとすると…舞人エンド時に完全に和解して
舞人・ゆう+祐理・女久瀬のダブルカップル成立!?

………ヤヴァ、萌えるかも。髭出汁脳(違
337名無しさんだよもん:02/07/30 15:39 ID:hg8FY2l1
むしろ4p(吊
338名無しさんだよもん:02/07/30 15:55 ID:xMdTytRn
吊るな。むしろ書いてくr
339名無しさんだよもん:02/07/30 16:46 ID:TmX4MSpJ
>>328
妄想と電波で少し続けてみた。黙殺推奨(藁


 一人、取り残された久瀬の手が戦慄いた。
「・・・」
 無言のままうつむき、下唇を噛んだ。
 喧騒は遠く。階段の上からはあの人の楽しげな声すら聞こえてくる。
「なんで」久瀬は涙を溜め万感の思いを口にした「私ではだめなんですか」
「私は」貴方のためならばなんだってして見せるのに。
 それなのに、なんで。「私ではいけないんですか」
 そんなにもあの子がいいというのならば。
 そんなもの。本当に貴方が其れを望んでいたとしても、私は其れを望まない。
 ならば、 ならば。壊してさしあげましょう。徹底的に。完膚なきまでに。貴方が私の元へこれるように。
 さあ、祐理さん。待っていてください


電波というより猟奇になった罠。ヽ(`Д´)ノウワァァン
340名無しさんだよもん:02/07/31 00:53 ID:reQD/qQJ
その調子だとやっぱり「和解」とゆーよりは「懐柔」とか「調教」になりそーですな(笑)
341名無しさんだよもん:02/07/31 01:05 ID:Sr3ao8U2
鬼畜エロエロな展開と純愛萌えな展開…どっちも良さげだな。

性別反転でこれほどおいしいキャラになるとは…久瀬恐るべし。
342名無しさんだよもん:02/07/31 02:16 ID:d6/eEdXn
女久瀬の名前ってどんなんだろうと妄想してみるも、
まず通常バージョンの名前を知らなかった。鬱出汁脳
343女祐一&男あゆ+男栞:02/07/31 22:30 ID:QPZ+urel
もはや需要はないかも知れないけど…前スレの続き
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
気が付けば彼が笑っていた。
そこで私は歩の肩に手を置いて、こう言ってあげた。
「よかったわね歩、こんなに笑ってもらって、幼馴染として嬉しいわ」
「ゆうちゃん…全然うれしくないよ〜」
珍しく褒めたというのに歩はまた雪の上にのの字を書き始めた。
女々しいわね。
とりあえず私は窃盗犯は放置することにして、笑いをおさめきょとんとしている少年の方へと近づいた。
少年は半ズボンにセーターとマフラーと少々不思議な出で立ちだった。
(しかし本当にキレイな肌ね。)
私はズボンから覗く少年の生足を見て改めてそう思った。
「ごめんね、放っておいちゃって」
私はそう言いながら彼の周りに散らばっていた物を拾おうとした、が。
「っ…やめて下さい!」
私は彼に怒鳴られて、いやどちらかと言えば怯えているかのような彼の態度に驚いて手を止めた。
「あは、ごめんね」
「あっ、すみません、そのちょっと」
「ううん、いいのいいの勝手に人様の物に触るのも失礼だしね」
「………」
「…………」
                                       「うぐぅ、ゆうちゃんってひどいよね」
微妙な沈黙が下りた。
何か聞こえた気がするけど無視。
う〜ん、どうしよう(汗
344前スレ839:02/07/31 22:51 ID:QPZ+urel
ああ、本当に今更な物書いたな……
レスしてくれた110、111の方に申し訳ないや……吊ろう
345名無しさんだよもん:02/07/31 22:54 ID:4Qaw9aC2
だから吊るなと言うておるのにw
悪くないって。
346名無しさんだよもん:02/07/31 23:05 ID:JoA7wbjK
もっとやってくれい
347名無しさんだよもん:02/07/31 23:10 ID:xPm0pSlA
よろしくお願いします。イヤホンとに。
348名無しさんだよもん:02/07/31 23:13 ID:sOOAIVVh
>>343
男栞の生足……危険だ、危険すぎる。
こわーいお姉さんやヤバーイお兄さんに狙われるぞ、君ィ。

って、まさか確信犯だったり?w
349名無しさんだよもん:02/07/31 23:51 ID:x3oKV99a
>>343-344
キタ━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━ッ!!!!!
350名無しさんだよもん:02/08/01 01:01 ID:SRYQ+GK9
>>334 >>336
キャーキャーキャー!
萌えー萌えー萌えー!

てか3スレ目に突入してまだ新たな萌えを開発するかここは。
すげぇ。
351名無しさんだよもん:02/08/01 01:54 ID:mfP+g8f4
あげますよ?
352このスレでは69:02/08/02 03:18 ID:Lg1cFf/X
>345-349
レスを下さいましてありがとうございます。
では小ネタを一つ。
※祐一だけが反転してます。

ゆう「じゃあ私のことお姉ちゃんって読んでくれる?」
栞 「そんなこと言う人嫌いです」
私がふざけて言ったコトに栞は笑顔で答えてた。
私が自分の発した言葉を深く後悔するのはそれからしばらくしてからだった。

暗めの物を落としてしまいました、すみません(汗
ただ今うたわれるもの一周目を終了したところです。
ややネタバレになりますが、ハクオロが反転すると正に『母』になりますね。
(反転うたわれるもの書いてみたいな〜)
353名無しさんだよもん:02/08/02 12:41 ID:vwu7d/iK
>>352
ぜひとも!お願いします!<反転うたわれ
35444:02/08/03 11:13 ID:ObRgP4gw
乙女っぽさというか優雅さを狙って
奏(かなで)とか思いついてみますた…<女久瀬名前

…センスがないですね、スマソ
髭出汁膿
355名無しさんだよもん:02/08/03 12:10 ID:BgG2HlqP
つーか、そもそも久瀬って名前の設定あったっけ?

>>354
くぜ かなで……なかなかいい響きだと思います。
その名前をつかったSSを書いてもらえたら、しっくりいくかどうか
もっとよくわかるかもしれない。 ……ソレガホンネカヨ…
356地獄車 ◆a6WeBjxs :02/08/03 18:15 ID:uki+aPy7
ゆうと舞人は名前で呼ぶのに、
自分だけどうしても名前で呼んでくれない祐理にやきもきする女久瀬、萌え。
357名無しさんだよもん:02/08/03 19:37 ID:1uC/GNIo
ムックルにおっぱいを吸われて
悶える女ハクオロ(;´Д`)ハァハァ
35844(1/2):02/08/03 21:30 ID:6UzPa81O
今日も夢を見ていた。それは、甘い甘い…醒めない事を望む夢。

『おはよう、奏(かなで)さん』

あの人を想う夜は、必ずこんな夢を見る。
鳶色の優しい瞳。羨む程端正な顔。艶やかな淡い色の髪。
暖かい声。誰もが認める優しさ。髪の先から靴に至るまで。
その何れを思い出しても、この甘い夢は私を蝕む。

こんなのがまともでない事は、自分でも判っていた。
でも、この夢を振り解ける程…私は強い女ではなかった。

『今日は、何処に出かけましょうか?』

何処へでも往きたかった。この夢が永遠となるならば。
全てを投げうってでも、この夢を………。
でも、朝日が…光が、全てを白く染め上げてしまう。
やめて、まだ夢を見たいの。お願い、消さないで………!!
35944(2/2):02/08/03 21:33 ID:6UzPa81O
今日も、夢を見ています。それは淡い淡い…手には届かない夢です。

「…おはようございます、久瀬さん」

貴方に姓で呼ばれる度に、私は胸が締め付けられる様な痛みを覚えます。

何故、あの人たちだけなのですか。私には、そんな価値はないのですか。
夢を全て叶えてなんて言いません。ただ一つ…私の願いはただ一つ。

『かなで、って…呼んでください…』

そう言えればいいのに、私は怖いんです。
現実までも、私に牙を剥く刻が訪れてしまうのが。

臆病な私は、想いをぶつけられません。だから、あの人たちを傷つけます。
日頃トラブルは起こしていても、悪い人でない事位は判ります。
でも、止められないんです。あの人たちだけが…私の夢を叶えている。
それが、哀しくて…惨めで、羨ましくて。

私は、酷い人間です。自分の欲求の為に…貴方達3人を、引き裂こうとしています。
お願い、早く私を止めてください。これ以上、あの人たちが傷つかない様に…。

祐理さん。
36044:02/08/03 21:36 ID:6UzPa81O
>355の発言を受け、超即興で書いてみました。

ヘタレ文なのに、口調が前後で変わるなんて
無謀な挑戦をしてしまってます。またも駄文ゴメソですた。

…すみません、斬られてきます。
361反転うたわれるもの:02/08/03 22:30 ID:Ln9hQvMV
>357氏の案で

「今日はどうしようかしら」
ある日の昼下がり、私ことハクオロが居間でボーっとしていると、そこに
「おかーさん」
ムックルを抱いた息子、アルルゥが入ってきた。
「どうしたの、アルルゥ?」
「ん…」
頭を撫でつつ用件を聞くとアルルゥはムックルを私に抱かせた。
「あっと、どうしたのアルルゥ」
私は改めて質問し、そして返ってきた答えに固まった。
「ちち」
チチ?え〜と私は女だから父じゃないわよ、と答えようと思ったけど
アルルゥの視線は確実に私の胸を見ていた、ついでにムックルの視線も。
これはやっぱりアレなのかしら?
「乳」
アルルゥが繰り返して言う。
「アルルゥ、そのチチって」
「おっぱい」
うぅ、やっぱりそっちの意味なのね。
「えーとねアルルゥ、おかあさんの胸はまだ」
お乳は出ないのよ、と続けようとした矢先に。
「ひゃっ」
ムックルが着物の隙間から中に入り込んだ。

362反転うたわれるもの:02/08/03 22:31 ID:Ln9hQvMV
「ムックル、こら出てきなさい」
私は勿論ムックルを取り出そうとした、だが。
ペチャペチャ
「ん、っ、こら」
「ムックルしかっり飲む」
ペチャペチャ
「はぁぁ、ん、」
しびれる、ムックルのザラザラとした舌が私の…

「あっ、こらアルルゥ、ちゃんとムックルにご飯あげたか」
「わー!」
私は慌ててムックルをアルルゥに手渡し息を整える。
「ハァハァ、んぐっ、あらエルルゥ、どうしたの」
「あっハクオロさ…ん」
はて、ちゃんと挨拶できたと思うけど何でエルルゥは赤面しながら俯いてるのかしら。
赤面?
自分の体を見下ろす。
ムックルを慌てて取り出したせいか思いっきり乱れていた。
それこそ右胸が見えるくらいには。
「エ、エルルゥ違うのこれにはワケが」
一体何が違うのか私自身も分らないが、
このままではマズイ気がしたので状況説明をしようとしたのだけど。
「あの、すいません!」
たったったったった
エルルゥはもと来た道を行ってしまった。
「エ、エルルゥ〜」(泣

追記)アルルゥはムックルを渡した瞬間、何処かへと走り去っていた。
36369:02/08/03 22:37 ID:Ln9hQvMV
以上「反転うたわれるもの」でした…
すいません、すいません、石投げないで下さい。
次はもうちょい良くなるように吊ってきますので。
(我ながらハクオロの性格変わりすぎ)
364名無しさんだよもん:02/08/03 23:47 ID:OhGGH0Nq
>>358-359
俺、単なるラブコメ型乙女しかイメージできんかったのに…すげえ
久瀬…いや、かなでさん…貴女もKanonヒロインたる資格があります・゚・(ノД`)・゚・

>>361-362
女ハクオロキタ━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━ッ!!!!!
吊る必要なし!
365名無しさんだよもん:02/08/03 23:52 ID:h0leIbmz
>>358-359
>>361-362
みんな生きろ━━━━━━━━━!!
366名無しさんだよもん:02/08/04 03:43 ID:4rNm8c4N
反転志保のエチシーンが書けない罠…
髭だ詩嚢w
忙しい時間も過ぎて残っているお客さんも少なくなってきた。
空きテーブルなんかを拭いたりしながら店内を見渡すと
あれ…?
あそこのテーブルにいるのは、
ひょっとして緒方理玖?
少し年上の女の人と一緒だ。

「だから、俺に何回同じことを言わせるつもりなんだよ」
え…?
明らかにいらついた口調で囁いたのは彼だった。
TVなんかで観てて、キツそうなイメージがなんとなくあったけど、
なんかその通りな感じだ。

「…だって、まともに答えてなんかいないでしょう?
ただ言い逃れようとしているだけで」
彼は冷ややかな笑いを浮かべた。
「こんなことばっかりしていると、絶対にマスコミにたたかれるからね…!」
マスコミ…?
な、何かもめてるみたいね…
「…あのさ、だからさっきから誤解だって言っているじゃない。
理玖ももう少し頭を冷やしてくれないと落ち着いて話も・・・」
「さっきから俺を怒らせているのは誰なんだよ!」
「だから誤解をしないでよ、私があなたのことをほっといたことなんてないでしょう?」
「…よくしれっと言えるもんだね、都合の悪いときはいつもいつも…」
これは完璧にもめてるみたい。
止めに入ったほうがいいかも知れない。
「あの…」
と彼らの間に近づいたとき、
「あ、危ない…」
いきなり頭をつかまれて、グイッと引き寄せられた。
368ホワルバOPむこう側の世界編2:02/08/04 06:07 ID:R8RKqjvS
バシャッ!
何がなんだか分からなかった。
「うっわあ…。見知らぬ女の子にグラスの水を引っ掛けるなんて…
あなた、ひっどいことするものねえ…」
「知らないよ! あなたが悪いんだからね!」
小さく叫ぶと彼はそのまま席を立ち、店の外へ出て行ってしまった。

「大丈夫だった、店員さん?」
「え、ええ…」
人を盾にしておいて、なんでこんなに悠々としているんだこの人は…?
「はい」
彼女はペーパーナプキンを数枚私に手渡す。
「あ…」
言われてみれば、さっきの水が髪を濡らし、制服にまだらにしみをつくっていた。
周りを見れば氷の欠片も散乱している。
「悪かったわね,君。まさか本当にあんな事してくるとは思ってなかったから…」
「………………」
私はナプキンで軽く顔を拭きながら、少し恨みを込めて彼女の顔をにらむ。
「う〜ん、あんまり楽しそうじゃないみたいね。」
あたりまえだ!こんなこと、映画の三流脇役でもなけりゃそうそう起こるものじゃない。
「判った、判ったから、そんなに怖い眼で見ないで。
今日は帰るわ、理玖の機嫌もとらなくちゃいけないようだし」
彼女も困ったように軽く笑って、レジのほうへ歩いていった。
「今日は本当に悪かったわね、今度、ちゃんと謝らせて貰うわ。」
帰り際に、口調は丁寧でもどこか飄々としながらそんな風に言われた。
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
とりあえず、今日はこれじゃ仕事にならないのでここで早退させてもらった。
369ホワルバOPむこう側の世界編3:02/08/04 06:09 ID:R8RKqjvS
今日はTV局のスタジオからの注文で、飲み物を届けに来ている。
エコーズは立地と客層の関係からときどきTV局からの大口の注文を受ける。
仕事で堂々と局内に入れるってのはある種特権ではある。
あれ…?スタジオの方に向かって歩いているのは、勇輝かな…?
私は前を行く二人組の顔を追い抜きがてらにちらりと盗み見た。
間違いない、勇輝だ!
「勇輝。おはよっ!」
私はデリバリーの籠をかちゃかちゃいわせながら手を振った。
「あ、ふゆ。おはようー…」
「失礼ですが、どのようなご用でしょうか?」
勇輝の言葉が終わらないうちに、不意に隣にいた背の高い女性が間に入ってきた。
「申し訳ございませんが、森川は仕事中ございまして」
どうやら彼女はプロダクションかTV局の人間のようだ。
ただ、女の私から見ても息を飲むような美人だ。
それこそ勇輝の隣に並んでいて遜色の無いぐらいに…。
でも、 不思議と瞳だけは温度を感じさせない。
「弥生さん、いいんだ。この娘はそういうんじゃないから」
彼女は表情一つ変えずに首を傾けたけど、勇輝の言葉に従い一歩後ろに下がった。
「ごめん、俺これから撮影なんだ。
でも、ふゆは、今日は配達で来たの?」
「え〜と、今はグラスを下げに来たの。だから帰り、かな?」」
私は両手に持った配達用の籠を持ち上げて少しおどけてみせる。
勇輝が笑い返してくれた。
「ホント頑張ってるよね、ふゆは。でも、無理したりしちゃダメだよ」
勇輝は私を正面からいたわるように見てくれる。
だからつい甘えたりすねたりしてみたくなる。
私はこういう、前向きな視線が勇輝の魅力だと思っている。
370ホワルバOPむこう側の世界編4:02/08/04 06:11 ID:R8RKqjvS
でも勇輝に心配される程じゃ無いと思うんだけど。
それより勇輝の方こそ気をつけなきゃ。
毎日、わたしなんかよりずっと忙しいいんだから」
「参りましょう、時間です」
後ろに控えていた女性が私の話を遮ってきた。
ちょっと残念だけど、時間を取らせすぎたようだ。
「ごめんね、ふゆ。もう行かなくちゃならないみたいだ。また、仕事が終わったら…」
最後の言葉も言い終えられない程急かされる様子で勇輝は足早に歩み去ってしまった。
もう少し話しをしていたかったけど、本来ここで会えただけでもラッキーだったわけ
で、仕方の無い事…だよね。。

…勇輝の隣にいた女性、弥生さんって呼ばれていたけど、勇輝のマネージャーさんなのかな?
やっぱり、ちょっと気にしちゃうな、あれだけ綺麗な人だと。
毎日会えるわけじゃないから、会えたときはやっぱりうれしい。
でも、そうでないときは少しづつ不安が募ってしまう。
悩む必要も無いような事をついつい考えてしまう。

371ホワルバOPむこう側の世界編4:02/08/04 06:12 ID:R8RKqjvS
そんな事を考えていたせいか、通路の影から不意に人が出てきた事に私は直前まで気づかなかった。
ドカッ…!
辛うじて衝突は避けられたものの、派手に廊下に転がってしまった上、持っていたグラスの
類を派手にばら撒いてしまった。
「大丈夫か…?」
慌てて立ち上がろうとするわたしの前に、繊細そうな腕が差し伸べられた。
「あ…すみません…」
その手を借りて立ち上がり、改めてその顔を見ると…
「あっ…!」
緒方…理玖…?
……だよね?
わたしは少しの間ぼうっと見とれてしまった。
今までそれほど熱心に彼の事を見ていたわけじゃないけど、改めて実物を見ると
引き込まれてしまいそうな顔立ちをしている。
でも昨日の事は覚えていないのかな?
「怪我は無かった?」
わたしはその一言で急に我に返った。
「は…はい!あの…大丈夫です」
「よかった…でも、あ〜あ」
彼は足下の惨状を見てため息を漏らす。
かなりの範囲にグラスが散らばってしまった上、割れてしまったものもいくつかあるようだ。
わたしは急いでそれらを片付け始めた。
もう少しでわたしはこんな状態であの緒方理玖と正面衝突するところだったのだと思うと
ぞっとしてきた。
372ホワルバOPむこう側の世界編5:02/08/04 06:18 ID:R8RKqjvS
すっ…
不意に彼の顔がわたしの視線まで降りてきた。
「仕方ないな、手伝ってあげる」
「え…」
「いいから」
驚いたわたしに彼は笑いかけてくれた。
理玖さんと彼のマネージャーさんとが手伝ってくれたので、片付けは物の数分で終わった。
「すみません…それと、ありがとうございましたっ!!」
感謝と感激でわたしは深々と頭を下げた。
「ん、別にたいしたことじゃないさ」
再びにっこりと微笑む理玖さん。
昨日の一件が信じられないくらいの完璧な笑みだ。
だけど彼は微笑んだまま、不意に目つきだけがすっと鋭くなって、
「だけど今度ぶつかるんだったら誰か別の人にしてくれ、俺じゃなくてね」
不思議な迫力があった…。

その時、見覚えのある女性がそばを通りかかった。
「あら…へ〜、ちゃんとその娘に昨日のお詫びしてたんだ。
 素直にするとは思ってなかったのに…、ま、偉いわ」
「姉さん、昨日の話はこんなところじゃやめてくれよ」
姉さん…?
「やめても何も…。覚えてないの? 
 その娘、昨日あなたにグラスの水を引っ掛けられた
 店員さんよ」
「え…?」
理玖さんはわたしをじっと見つめる。
わたしはその視線に耐えかねて、ちょっと視線を外しながら頷いた。
ただ、見つめられただけなのに我ながら情けないぐらいドギマギしている。
「あ…」
373ホワルバOPむこう側の世界編6:02/08/04 06:25 ID:R8RKqjvS
「そういうこと。きちんと謝っておきなさい。
威張ってごまかそうとしちゃダメよ。」
そう言って彼女は先に行ってしまった。
「え、…え〜と…
 昨日って、本当に…?」
「は、はい…。で、でも別にたいしたことありませんでしたから…」
わたしは慌てて手を振る。
「ごめん…。昨日はたまたまいろいろとあって…」
「だ、大丈夫でしたから、そんな気にしなくても…」
って、そうだ。
さっきの人…!
「緒方…えなさん?…今の……?」
「ああ…」
「人前では繊細な優等生って感じで振舞っているけど、ホントはあんななんだ。
 自慢できるような姉じゃあないよ」
「そんな…」
「それに、あいつが君を乱暴に扱った事も謝らせてくれ。
 人を盾にするなんて…ああいう性格なんだ。許してやって欲しい」
「え、ええ」
乱暴なことをしたのは彼女じゃなくて…。
「じゃあ、がんばって。
 …さ、行くよ」
最後の鋭い一言はマネージャーに向けられたものだ。
まるで天使のような雰囲気をもっているのに、あの迫力は…。

374名無しさんだよもん:02/08/04 06:29 ID:R8RKqjvS
以上、ホワルバOP向こう側の世界編でした
…う〜む
長い上に本編と大きく変わった文を書いてないですね…
 …吊ってきます…



最後に… 長瀬ちゃん、早く来てね♪
375名無しさんだよもん:02/08/04 06:49 ID:lwJzMNFH
>374
>  …吊ってきます…
だからこの出来でなぜ吊ろうとするのか小一時間(中略
ええ感じやん。
376名無しさんだよもん:02/08/04 10:36 ID:KiXSlMWZ
ああ…やっぱりうまい人が書くと映えるなぁ、反転SSって…
いいものを見せていただきますた。
この設定なら本格的に勇輝ハァハァな弥生さんw
37744:02/08/04 22:49 ID:Or+K0gEw
漏れの駄文では「久瀬 奏」としてみましたが…
もっと良い案が有れば、遠慮無く改正お願いします<女久瀬


>367-374
いえ、素晴らスィです。長いし巧いし萌える…


…長瀬ちゃんや>366に期待しつつ、改めて吊ってきます
あ、>280も気になってたり。今は追い込み中でしょうか?(爆
378名無しさんだよもん:02/08/04 23:53 ID:g2iDFnqF
長瀬ちゃんを期待されると心苦しかったり
長瀬祐介の憂鬱な一日スレに逃げ込んでいたり
余談だがAIRの聖んSSからも逃げていたり(爆

八月中に長瀬ちゃんを後編まで書き終わりたいが忙しいです。
最近、里村茜にハァハァなのでそっち路線でいってみようかな……茜(女)×浩平(女)で。
379378の馬鹿なたわごと:02/08/05 00:36 ID:mcA00QLg
というわけで(?)長瀬ちゃんの続きを現在書いている漏れです。
呼んだことない人は前スレを見てくれると嬉しかったり。
現況を実況してみると、↓こんな感じ(爆)

おおっと拓美さん、双頭ディルドーを取り出した!!
長瀬ちゃん、それは無駄な抵抗です! 諦めましょう!
あーっと、『いっぱいイかせる宣言』でたー!!
どうなんでしょう、解説の作者さん?

「これは期待が持てますねー、彼女は本気ですよ。いったいどんな技が出るんでしょうね」

そうですか。っと、ぬるっとした液体? いったいなんなんでしょうかこれは!?
ローション、ローションです! しかもただのローションではありませんっ!
なんと、媚薬入りです!!
それが長瀬ちゃんの身体に塗られていきます!!
一体どうなってしまうのかー!!
そして真・拘束具、鎖キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!

観客「わあああああああああああ」

いや、すんませんアホなこと書いて。
380前スレの380:02/08/05 03:19 ID:4XbSZPdv
今スレも380を取ってしまいました…
まだ書きかけですが、新作、貼っていいですか?
いつも通り設定に無理があって駄文で拙文で長文ですが…
381ところで:02/08/05 03:20 ID:4XbSZPdv
>>378さんが聖さんスレで書いてたんですか…新作待ってます(ニヤソ
382名無しさんだよもん:02/08/05 08:02 ID:sbM37b8w
>>380
ぜひ、おねがいします。
383名無しさんだよもん:02/08/05 23:44 ID:QL+Uyax+
私も新作期待 >職人の方々
384東鳩なんだよもん:02/08/06 00:22 ID:xP2th7Qo
 さてと、授業も終わった事だしあそこに寄って帰ろうかな。
「おーい、浩子ちゃーん」
 そそくさと教室を出ようとしたところで燈人に呼び止められる。なんだろう。別に今日は日直でもないし。
「ちょっと待ってよ、今日は僕と一緒に服を見に行く予定でしょ?」
 言われて思い出した。そういえばそんな事言ったような気がする。でも、私にはもっと大事で、もっと
好奇心をそそるような事が待っている。
「ごめんね燈人、急に別の用事が入っちゃって…。また今度、ね?」
 私は両手を合わせてごめんなさいのポーズをとる。
「…わかったよ」
 少し間があいた後、ちょっと寂しそうに答えた。
「しょうがないね。急な用事じゃ」
「ごめんね、本当に」

 私は燈人と別れた後、ひとり部室に向かった。『オカルト研究部』と書かれた扉の前に立ち、ゆっくりと
ノックをする。しばらくして扉が開く。
「こんにちわ、先輩」
 そう、この人がオカルト研究部の部長である来栖川芹一(せりかず)先輩だ。
「………」
「え?よく来てくれましたねって?もちろんよ、興味があったんだもの。(だって女の子は占いに弱いんだから)」
385東鳩なんだよもん:02/08/06 00:22 ID:xP2th7Qo
「……………」
「え?いきなり何を占って欲しいんですか?って聞かれても…。そうだ、私の恋愛運とかわかっちゃったり…します?」
 こく。
 先輩は頷くと慣れた手つきでタロットカードを置いていく。私もその手を食い入るように見つめる。部屋の空気が張り詰めた
ものに変わっていく。
 やがて、先輩が顔を上げて一息つく。どうやら結果が出たらしい。
「……」
「恋愛運は今がチャンス、ですか?」
 こく。
「しかも、意外と身近なところに恋人はいる、って?」
 こくこく。
 先輩は自信満々の表情(といってもほとんど変わらないが)で頷いた。
「そっかあ、でも燈人ぐらいしか親しくないし…。保志とはそんな柄じゃないし…」
「………」
「え?大丈夫、近いうちにはっきりします?そうなんだ、ちょっと期待しておこうかな」
 1人淡い期待を抱きながらぼんやりしていたら、いつの間にか先輩はもう片付けを済ませて帰るところだった。

 部室を出た後、私はダメもとで話し掛けてみた。
「そうだ、先輩、一緒に帰りませんか?」
「………」
 先輩はうーん、と考え込んだ後、『構わないですよ』と答えてくれた。思わず私は心の中でほくそえんだ。
 でも、それは校門を出たときに否定された。
386東鳩なんだよもん:02/08/06 00:24 ID:xP2th7Qo
 校門前に鎮座する真っ黒のリムジン。運転席から現れた威圧感のある女性。
「芹一様、予定の時刻はとうに過ぎていますわよ。一体なにをしていらっしゃたのですか?」
「……」
「そんな事はどうでもいいことよ。さあ、早くお乗りください」
 私はその時、このままではもう二度と逢えないんじゃないかという不安に襲われ、声を荒げた。
「ちょっと、そこのおばさん!」
 先輩を車に押し込むようにしていたその女性はくるりとこちらを向き、近づいてきた。私はどういうつもりなのか
小一時間ほど問い詰めようとしたけれど、それよりも早く向こうが質問をしてきた。
「そこのあなた、我が来栖川家の継承者ともいえる芹一様とは、どういうご関係なのかしら?」
「え、え?」
「それに来栖川家で長年メイドとして仕えているこの私に対して『おばさん』呼ばわりするとはどういう事かしら?
はっきりとした理由を述べてちょうだい」
「あ、あの」


※浩子ちんぴーんち!次回、『浩子VSセバス』を待て!(嘘)
387東鳩なんだよもん:02/08/06 00:24 ID:xP2th7Qo
思いつきで書いた、何の変哲も無い日常編。
上では「芹香→芹一、綾香→綾次」として書いてみた(綾香は出てないが)けれど、
俺が適当につけたので、異論があれば無視して構いません。
とりあえず、>>380氏降臨までの繋ぎと思ってくれれば…

あと、このスレでは吊るのが流行りなのかな…?
俺は流行に逆らう人間なので一応ROMに徹する方向で。(しかし吊った方がいいかも)
388Msym:02/08/06 05:54 ID:+GS0aP/M
繋ぎなどと言わずに続きを書いてくだされ。
常駐していただければなお良し。

≫380氏 葵くんシリーズの方ですよね?
新作ですか〜。ぜひぜひ!
389名無しさんだよもん:02/08/06 15:01 ID:riclVV35
吊るのは1スレからの伝統。(w

って……実際は、職人各氏が実験的に書いてみたり、
新人さんが流れに乗って初めて書いてみたりと、ちょっと遠慮気味だったりしたからだが。

吊る必要は無いのに、みんな吊りたがるあたり……恥ずかしがり屋さん?(w
390名無しさんだよもん:02/08/06 15:46 ID:DFYhz6S9
もしも女祐一が秋子さん似だった場合、
男名雪は擬似近親相姦をすることになるのか?
あるいは、
母親に対して抱く禁断の思いを、良く似たイトコに振り向ける男名雪とか。

……すまん、暑さで脳が逝ってるみたいだ
391名無しさんだよもん:02/08/06 21:06 ID:co5TRBm8
392地獄車 ◆a6WeBjxs :02/08/06 21:47 ID:Yt6+Z/7Y
気分的に吊りたくなるのはなんとなくわかる。
なんというか、とりかえしのつかない領域だから。ここは。
393名無しさんだよもん:02/08/06 23:16 ID:YHdAT6Fj
「…ん!」
「…ちゃん!」
「…お姉ちゃん!」
どこからか、初音くんの声が聞こえてくる。
ゆっくりと、段々とその声が近づいてきた。
「お姉ちゃんっ!はじめお姉ちゃん、やめてよっ!ねえっ!」
やっとはっきりと聞こえた声のおかげで、わたしは目を覚ました。
…いや、さっきから瞼は開いてた。ただ意識がしっかりと持てなかっただけらしい。
ここは、陰湿な石造りの部屋の中だった。
じっとりと重い空気を孕んだ冷たい風がぴりぴりと肌を突付く。
そして、私の目にぼんやりと初音くんの姿が映った。
初音くんは冷たい床に仰向けに寝転んでいた。
そして、私がその上に馬乗りになるように跨っていた。
なんでそんなところにいるの、とも思ったが、それよりも
初音くんが一緒にいる、ということがわかっただけで安心できた。
…でも、何で私たちはここにいるんだろう?
まだ頭がはっきりとしない。ふわふわと無重力の中を漂っているように、
心と身体がバラバラになってしまったような感覚に捉われる。
まるで最近良く見る夢のようで、気持ち悪かった。
私はここまでに起こった事を思い出してみた。
394名無しさんだよもん:02/08/06 23:17 ID:YHdAT6Fj
わたしと初音くんは、花火をするために川の上流にある水門の所まで来ていた。
ロケット花火を打ち上げたり、ドラゴンではしゃいだり、パラシュートを追いかけたり。
線香花火を二人で見つめながら、この時間がずっと続いたらいいな…なんて思った。
全部の花火をやり終えて帰ろうとした時だった。
初音くんの持ってたお守りが光を放ち、まるで何かを指し示すみたいに動き出したのだ。
私はこれに惹かれた。ひと夏のファンタジーみたいでかっこよかったから。
初音くんの「止めようよ…怖いよ」という意見をどうにか説得して、
私たちはお守りの導くままに洞窟へとやってきた。
…確か、その後、変な奴ら―亡者、とか言ってた―に襲われて…どうなったんだっけ…?

「お、お姉ちゃん…やだ…やめて…」
初音くんの泣き声で私は現実に引き戻された。
…やだ?何が?何が嫌なの?
私は寝そべっている初音くんを見下ろした。
ぼやけていた焦点が定まり、薄暗がりの中にゆっくりと刻まれる初音くんの輪郭…

一瞬、何の事だかわからなかった。
395名無しさんだよもん:02/08/06 23:17 ID:YHdAT6Fj
…え…?…なに、これ…?
初音くんは、天井から吊り下げられたロープで身体中を縛り付けられて
身動きもできない状態だった。
ショートパンツは既に脱ぎ捨てられ、下半身を覆うのは真っ白なブリーフ一つ、という
あられもない姿にされた初音くんの身体を、肘から先だけが突然に空中から現れた
数え切れないくらいの亡者たちが弄っていたのだ。
突然目の前に現れた非現実的な光景に私は目を奪われた。そして―
…うそ…?
そのブリーフパンツを今にも剥ぎ取ろうとしているのは、この私―柏木はじめ―の手だった。
「やめてっ!やめて、お姉ちゃん!」
今、自分を取り囲んでいるあまりにも不可解な感覚に、涙を流しながら訴えかける初音くん。
でも私の手はその声にまったく耳を貸さず、ズルズルと初音くんのパンツを
太股の辺りまで引き摺り下ろしていった。
身体がおかしい。自分の思い通りに動いてくれない、まるで操られているみたいに。
「やっ、やだよぉっ!」
初音くんのお尻がむき出しになった。
こんな時でも、初音くんの可愛らしさに見とれてしまう自分が恨めしい。
私の視線は、どうしても初音くんの恥ずかしい部分―股間に集中してしまう。
396380:02/08/06 23:21 ID:YHdAT6Fj
…ということで久しぶりに書いた反転SS(はじめ&初音)なんですが…
あああすいませんすいません文章力ありません想像力ありません面白くありません
つまらなかったら言ってくださいすぐやめますから…

久しぶりに回線吊って首切ってきます…
397名無しさんだよもん:02/08/06 23:33 ID:I+BV5vaR
>>393-396
吊るな〜ッ!!生きろッ!!
沈み気味なのではじめさん祭りを期待してage。
398名無しさんだよもん:02/08/06 23:44 ID:Pq8VIRmJ
>380氏
はじめ×初音キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!

だけど、さあこれから!ってところで途切れててショボーン(´・ω・`)

続き激しくキボン
399地獄車 ◆a6WeBjxs :02/08/07 00:32 ID:2mfrRJns
柏木兄弟はブリーフ派なんだろうか…(w
400名無しさんだよもん:02/08/07 02:51 ID:X6uj1v1w
梓はトランクス。鶴丸・楓・初音はブリーフ。
この訴えはふたなりの世界から自分が脱却しないかぎり続けていきます。
401ハウエンクァ:02/08/07 23:52 ID:idEi6HW3
いや、以外と楓はトランクス派のような気がする。
4024人で:02/08/08 00:19 ID:rooY/DPm
 深夜の学校であれやこれや(乙女にみなまで言わせるな)あってからしばらく。
 三人仲良く停学になったあたし達は、祐理さんの家に集まっていた。
 本当なら、退学になってもおかしくない騒ぎをおこしたあたし達がこうしてのんびりできるのは、やっぱり祐理さんのお陰なんだろう。
 その事を言うと、
『あはは、僕は舞人も相沢さんも大好きだからね。一緒にいられる事の方が嬉しいよ』
 と、せっかくだから自分の家に遊びに来て欲しいとまで言われてしまった。
 確かに、秋人さんも雪人も何も言わないけど、居候の身分で停学をくらうという居心地の悪さもあったから、ここに入り浸っていられるのはありがたかったけど。
「ゆうー……」
「ん……」
 じゃれついてくる舞人にキスしたり、膝枕したり。こういうのはさすがに祐理さんと一緒の時は難しい。
 ……やらないわけじゃないけど、そういうときは祐理さんも混ざりたがるので、でっかいどーぶつ二匹にのしかかられるあたしは大変なのだ。
 だけど、
「舞人は祐理さんのこと、好きだよね?」
「(こくん)」
「あたしも祐理さん、好きだよ」
 だから、いずれは三人で……することになるのかな、とあたしは漠然と思っていた。



続いたり続かなかったり吊ったり撃ったり;y=-(゚∀゚)・∵. ターン
403名無しさんだよもん:02/08/08 01:21 ID:klGXmXBs
>>402
いいね〜。グッジョブ!

4人で…ってことは、ここに奏さん(この名前何か気に入った)が加わるのか?
年頃の娘にごく純粋な形でじゃれつける舞人と祐理…ある意味すごい。
40469:02/08/08 03:39 ID:TrY08bXa
>>402
いいっすね〜。
拝読して真っ先に浮かんだのは。
ゆうに膝枕をされてる舞人。
後から抱きついてる祐理でした(病んでるよ私

私設定な久瀬奏嬢書いてもいいですかね〜
個人的には44さんの奏嬢に萌えなんですけどね

405名無しさんだよもん:02/08/08 10:53 ID:rt4Hm5mI
>>404
大 歓 迎 ! !
40644:02/08/08 10:56 ID:pox9ni6g
>404
というかおながいします、是非(笑

>402
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
じゃれあう3人に激しく萌えますた…

>403の展開を妄想しつつ、萌え氏んできます…
407奏さんがんばる(1/3):02/08/08 15:40 ID:TrY08bXa
「どんな真実があろうとも、生徒会は彼を弁護しませんよ」
あの舞踏会の日から幾日、書類をまとめていた私に祐理先輩は
舞人先輩の退学取り消しの署名を求めてやってきました。
無論私は署名しませんでした。
それに関して祐理先輩が
「話を聞いてください。そうすれば絶対に納得できますから」
と言ったので上の言葉でお返した、という状況なのですが
誰か入ってきましたね。
「じゃあ、それは不正ね。差別だわ」
あらあら随分とお怒りのようですね。
確か最近転校してきた生徒さんでしたけ。
「ゆうさん…」
そう、相沢ゆうとか言いましたね。
「自覚してるの?」
自覚ですか…
そんなこと言われましてもね。
「違います。ただきっかけではありますね」
ある意味待ってましたよ。
彼の行いの数々でどれだけいらない出費がかさんだ事か。
「彼はこの学校にはいるべき人間ではありません」
「ひとりの生徒も弁護できないの?それじゃあなんのための生徒会よ?」
痛いことを言ってくれますね。けど分ってます?
もう散々弁護はしてるのですよ?
408奏さんがんばる(2/3):02/08/08 15:41 ID:TrY08bXa
あとなんのためと言われれば
「真摯な生徒のための生徒会ですよ」
「舞人が不良っていうの?」
不良だなんて言ってませんよ、ゆうさん?
「素行は悪いですね」
「素行ってのは普段の行いのことでしょ。
 舞人が先生たちを困らせるようなことをしたっていうの」
しましたよ。
「ガラスの件だけでも充分です」
「何故そこに理由があると考えられないのよ!」
「理由があろうが、なかろうがやっていいことと悪いことがあるでしょ!違いますか!」
まずいです。
ちょっと熱くなってますね私。
こういうときは先輩の言ってたようにビークール、ビークール、冷静にならないと…
「学校のガラスくらい何よ!もっと大変なことが起きてるとか考えられないのっ」
…っ、カチンときました。
ガラスくらいですって?
あれは高いのよ?
作るのだって一苦労なのよ?
それに理由があるなら私たちに言えばいいでしょ。
それなのに舞人先輩ときたら職員室でも生徒会室でもダンマリなのよ。
何もせずに分ってもらおうなんて虫が良すぎるんですよ。
そんなことよりもガラスです。
あれが一枚割られるたびに業者に連絡しなければならいのですよ。
409奏さんがんばる(2/3):02/08/08 15:42 ID:TrY08bXa
その業者は叔父が経営してるんですよ。
その度に「またか…」って電話口で悲しそうな声を聞かされるんですよ。
しかも「あっ、奏ちゃんが悪いんじゃないよ」って続くんですよ。
そして私は気が付けば、
「ガラスくらいなんて言わないで下さい」
という言葉ともにゆうさんの頬をはたいた。
無論はたき返された。

その後のことは考えたくないけどはたきあってた私を生徒会室に遊び来た潤が押さえ。
ゆうさんは祐理さんに押さえられながら引っ張られていった。
うぅ、頬が痛いです。
41069:02/08/08 15:48 ID:TrY08bXa
うっ最後のやつタイトル間違えた(汗
奏さんがんばる(3/3)が正式です。
私式では奏嬢は真面目な生徒会役員という印象で書いてみました。
さてここで辞世の句を
「ゆう奏 共に性格 変わりすぎ」
さっトウカ様介錯お願いします。 
411名無しさんだよもん:02/08/08 22:43 ID:qBRDwEnA
>>407-409
あくまでも真面目で頭の固い久瀬会長…色恋展開は遠そうだけど、

こ れ は こ れ で ! !


ガラス業者の叔父さんが泣いているのは、奏さんのために格安でまわしてくれている
ためではないか、と適当な考察をしてみるテスト。
41244:02/08/08 22:52 ID:iwDyAjJC
>>407-410
キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━ッ!!!
ゆうとどつきあう…もとい頬を張り合う場面を思わず想像しました(笑
というわけで活`。代わりに漏れが斬られてきます故…
ところで、潤ってやはり北川…です?(笑

改めて考えると…漏れ的奏さんは、少し暗いですかな…?(^^;)
413名無しさんだよもん:02/08/08 23:34 ID:/4zeGEML
「…お姉ちゃん!ねえっ、お姉ちゃん!目を覚ましてよ!起きてよっ!」
初音くんの目から涙が滴り落ちた。
私はどうにか力を振り絞ると、精一杯の息声を口から漏らす。
「は…初音…く…ん」
「お姉ちゃん!?」
私の声に気が付いて、初音くんの表情に生気が戻ったみたいだった。
「お姉ちゃんっ!ぼくだよ、初音だよっ!ねぇ、わかる!?」
「…う…ん、わか…る…」
お腹の底から絞り上げるように声を出した。
「よかった…お姉ちゃんだ…お姉ちゃん…」
初音くんはほっとしたようだ。ため息を一つ落とすと、目を細めて一滴の涙を流した。
でも…
ビクッ!
「…うわあっ」
私の腕が勝手に動いたかと思うと、初音くんの股間へと指を這わせたのだ。
初音くんはいきなりの刺激に口を開けて、快感に震えていた。
「…あっ、ああっ…!」
私の手のひらが、初音くんのまだ可愛らしい男性の部分をゆっくりと握り締めた。
414名無しさんだよもん:02/08/08 23:35 ID:/4zeGEML
「…や、やめてよ、お姉ちゃん…」
初音くんが『なんでこんなことするの?』とでも言いたげな顔で私を見つめている。
でも、指は私のコントロールを無視して初音くんに襲い掛かった。
まだ包皮に覆われている初音君のそれを、激しくしごき上げる。
その動きには、欠片ほどの優しさもなかった。
ただ欲望を果たすため、自らが悦ぶためだけのもののように思えた。
「…やっ、やだっ!やめてよ、お姉ちゃん!ねえっ!お願い!」
初音くんは泣きながら訴えた。
でも、私の身体は言う事を聞かない。
亡者たちの執拗な愛撫に混じって、もう片方の腕を初音くんの胸に手をあてると、
いきなり小振りな乳首に引っ掻くように爪を立てる。
「…うあっ!や、やめ…」
痛みに打ち震えてぼろぼろと涙を流す初音くん。
次第に初音くんの性器が私の手の中で大きくなってきた。
くちゅくちゅと立ち込める淫らな水音に、私も興奮を覚えてしまう。
初音くんが、私の手で気持ちよくなってる…
眼下に広がった初音くんの痴態に心を奪われかけそうになりながら、
私はこの指をどうにかして止めようと必死になっていた。
でも、私の身体はブリキのドールのように、ただ初音くんの身体を虐め続けていた。
私はそのとき確信した。認めたくなかった事実を。
―私は、亡者たちにあやつられている…
415名無しさんだよもん:02/08/08 23:36 ID:/4zeGEML
「…初音…くん…ごめん…」
「…お、お姉ちゃん…?お姉ちゃん?」
出せる限りの力でなんとか声を出す。
「身体…かってに…」
それだけを口にするのがやっとだった。
「…まさか…身体を…身体を操られてるの?」
初音くんは「私の身体」の愛撫に身をよじりながら、涙で濡れた目を私に向けた。
私は無言でそれに答える。
「…そう、なんだ…そうなんだねっ?」
初音くんは目を瞑ってゆっくりと頷くと、暫く声に出さずに泣いてしまった。
ややあって、
「…ひどいよ」
そう小さく喧いた。
再び顔を上げると、闇に包まれた部屋を満たすほどの大きな声で叫んだ。
「…ひどいよ、みんなっ!」
その目は、涙が照り返したのか、強く輝いていた。
「なんでこんなことするんだよっ!お姉ちゃんの中から出てけえっ!」
初音くんがそう叫んだ時、私の口から、私のものじゃない不気味な声が漏れ出した。
「「…憎しや…恨めしや…裏切り者…リネット…」」
それは、地の底深くから響き聞こえたような、背筋の凍りそうな声だった。
「「…おのれリネット…その身を汚してくれようぞ…その身を犯してくれようぞ…」」
まるで苦痛に呻いた怨念のような…
416380:02/08/08 23:39 ID:/4zeGEML
…ということで初音編その4〜6を書いたわけなんですが…
ごめんなさい、やっぱり自分には難しすぎるネタみたいです…
設定にも文章にも無理がありすぎだし…回線吊って首切ってきます…
417名無しさんだよもん:02/08/09 00:20 ID:cpjpW/3I
>>413-416
ツラナクテ(・∀・)イイ!!イ`!! …というか生きてくださいお願いします
はじめさんを気遣う初音くんにとっても萌えますたよ(;´Д`)ハァハァ
418名無しさんだよもん:02/08/09 09:00 ID:pTn3JqDX
>>413-416
亡者がんがれ! 合体まであと少しだ!!(w

いや真面目な話、続きがすごく楽しみ。
4194人で(2):02/08/09 21:09 ID:tqXgqK02
「それにしても祐理さん、遅いね…」
「……(こくん)」
 独り言のようなあたしの声に、口には出さず、それでもきちんと反応する舞人。
 学校に用事とか言っていたけど……あたし達のことでなにかあったのだろうか。
 ちょっと不安になってきたころ、
「やあ、ただいま」
 いつものように朗らかな笑顔で祐理さんが帰ってきた。
「おかえりなさい」「…おかえり」
「あはは、舞人とゆうさんは本当に仲がいいね」
 気付けば、あたしは舞人にのしかかられたままだった。…外から冷静に指摘されるとなかなか恥ずかしい。
「え、えと…祐理さんも、どう?」
 照れ隠しに誘ってみる。
「うん♪」
 のしっ。
(……う゛)
 背中から抱きかかえるようにのしかかられる。さすがに重苦しい感じだけど、まあ、幸せの重みというやつかもしれない。
 三人の体温が混じり合った不思議な時間。
 ただ、あたしは一人熱い息を吐いていた。
 さっきまであんな事を考えていたせいか、お腹に感じる舞人の息や、首に回された祐理さんの腕をどうしても意識してしまい、足の間や胸の奥にむずむずしたものが溜まっていく。
「あのね、祐理さん……」
 ちょうど、いい、機会かも……あたしは、膝の上の舞人を見ながら口を開いた。
「ん?」
「あたしね、舞人と、……セックス、したんだ……」
「……」「……」
 舞人も祐理さんも、黙ってあたしの言葉を待つ。
「それで…その…祐理さんも、どうかな、って……」
 なに言ってるんだろう、と自分でも思う。
 けど、あたしの手は祐理さんの腕を自分の胸に押し当てていた。
420名無しさんだよもん:02/08/09 21:31 ID:hWGjDqE0
続きは━━━━━( ̄□ ̄;)━━━━━!?
このあと一体どうなるの???気になるーーー!
421名無しさんだよもん:02/08/09 21:32 ID:tqXgqK02
ちょっと展開に吊まっていたり。
どうしても鬼畜方面に……
422そういえば:02/08/09 21:35 ID:2lNQFhJb
夏コミで反転本出すかも、って言ってた>>280さん、
どうなったんだろう…読みたいんだよなァ…
423名無しさんだよもん:02/08/09 22:10 ID:o3U1zotQ
>>422
逝けなかった漏れは、ゴホンニンサマによるうpか
通販もお願いしたかったりします。イヤマジデ(鬱
42469:02/08/09 23:40 ID:VQ9PLZ2e
>>411
レスどうもです。
叔父さんのは、まあそんな理由です(w

>>412
はたきあうシーンは真面目に書くと生生しくなりそうだったので短くしました。
ちなみに潤ですがご考察どうりです(w
44さんの奏嬢別に暗くはないと思いますよ(汗

>>413-416
>お姉ちゃんの中から出てけぇっ
キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━ッ!!!

>>419
あらあら、ゆうちゃんってば大胆(w
が途中なのですねー。続きが気になります。


425名無しさんだよもん:02/08/10 00:25 ID:8dpUluUq
初音くんは、恐怖に息を飲み、顔を震わせながら、震えた声で言った。
「…リ…リネット…って…だれ?ぼく…初音だよ…?…そんな名前じゃ、ないよ…」
だけど亡者たちは初音くんの言葉に貸す耳は持っていなかった。
きっとこいつらは、私の身体を使って、初音くんと…!
初音くんの性器を強く、ただ強く擦り立てながら、もう一方の腕、初音くんの乳首を執拗に
玩んでいた腕を離すと、その指を初音くんのお尻の穴につぷっ、と突き立てた。
「うあっ…!い、いたいっ…!」
初音くんのかわいらしい顔立ちが苦痛と快感で歪む。涙は止まらない。
私は着ていた服を脱ぎ捨ててしとどに濡れた性器を露にした。
亡霊たちに、そして私に汚され、犯されている初音くんを見ているうちに、
私はすっかり興奮し、パンティが水気を含んで重くなるほどに、…感じてしまったのだ。
そんな自分の罪悪感に、何も言えなかった。自分を軽蔑した。
それでも私の身体は言う事を聞いてくれない。
唾液を手のひら一杯に塗すと、それを潤滑液にして亀頭をぐちゅぐちゅと音を立てて
捏ねくり回した。先走りの液と相まって、激しくなる水音。
初音くんは恥ずかしさと快感に挟まれながら顔を紅潮させ、唇を噛んで必死に声を抑えている。
それを嘲笑うかのように、私の指は包皮に指を掛けると、一気にそれを剥いた。
「…あうっ!!あああーっ!」
きっと初めてであろう痛みと快感に、抑えていた声が溢れた。
426名無しさんだよもん:02/08/10 00:26 ID:8dpUluUq
「…や、やめ…うあっ!」
お尻の穴を指で深く激しく穿つ度に、涙声で鳴く初音くん。
ともすると、これが全部自分の意思なんじゃないか、という事さえ考えてしまう。
空気に晒されてより硬くなった初音くんの性器を撫で付けながら、私は屈みこんで
顔をその前までもってくる。否応無しに私の裸が初音くんの視界に入る。
それだけで私の興奮も増した。息が乱れる。喉が渇く。
「お…お姉ちゃん、なんか…ヘンだよっ…なんか、くる…!」
初音くんの口がだらしなく開き、涎が身体に垂れる。瞳孔は大きく開いている。
意思とは別に、私の表情が、不意に変わった。今の私はきっと、妖しく微笑んでいるのだろう…
「…ぼく、ぼく……!お、お姉ちゃんっ!くるっ!くるようっ!」
初音くんの性器が一回り大きくなって腰が浮き上がった、と思った瞬間、
「………っ!あああああっっ!!」
びゅくっ!びゅっ!びゅっ!
私の顔に、胸に、初音くんの精液が雨垂れの様に降り注いだ。鼻をつく独特の匂い、ねっとりとした感触。
私の手が顔に掛かった精液を掬うと、それを自分の口の中に流し込んだ。
(…初音くんの…精液…飲んでる、私…!)
残った分を自分の胸に塗りたくり、硬くなってしまった乳首に擦り込む様に揉みしだいた。
(…は、初音くんっ!…私、私っ!イク!イっちゃうっ…!)
背徳感と興奮ですっかり高まっていた私の身体はそれだけであっという間に達してしまう。

肩を上下させていた私の口から、またさっきの無気味な声が聞こえてきたけど、
茫然としていた私には、なんて言っていたのかは聞こえなかった。
そして、私の身体は立ち上がると、初音くんの上に馬乗りになって―
427380:02/08/10 00:31 ID:8dpUluUq
…ということで初音編その7〜8を書いたわけなんですが…
ごめんなさい、今日は色々とあったので(惑星アリアーケへの準備など)、
変な所で切れてしまい、誠に申し訳ありませんでした。
文章も相変わらず下手だし…回線吊って首切ってきます…
428名無しさんだよもん:02/08/10 00:46 ID:JQWdqIEW
「――ゆう、さん?」
 戸惑った声が頭の上から降ってくる。抱きしめられた腕が、じっとりと汗ばむのを感じた。
 舞人は、私の膝に頭を乗せたまま、じっと私と、祐理さんを見上げている。
「……狡いし、酷いよね。でも、ね。私、やっぱり二人とも好きだよ。選べないよ……」
 私の声が震えた。
 と、舞人の手がそっと私の頬に触れる。
「――舞人?」
「泣かなくても、いい」
 静かな声。
「祐理も、ゆうの事が好きだから。俺と変わらないくらい」
 舞人はただ、そっと私の頬を伝う涙を拭う。
「ゆうの泣き顔は見たくない。俺も、祐理も」
「……そうだね」
 ぎゅっと抱きしめる腕に、力が籠もる。
「僕も見たくない。女性の――特に、ゆうさんの泣き顔は」
 背後からのキス。
 重なった唇の隙間から、祐理さんの舌が滑り込んでくる。
 舞人よりもずっと優しくて、けれど情熱的なキスが、私の中の箍を外した。
「……あ」
 抱きしめる腕が、私の胸に触れていた。
「祐理……さん」
 切なくなった。祐理さんの、優しいタッチが、どこか物足りない。
「わたし……」
 けど、物欲しそうにそれを言う事は出来ない。それくらいの恥じらいはまだ残っていた。
429名無しさんだよもん:02/08/10 09:25 ID:q5YlCucO
>>425-426
いいぞー!Good job!!
弄ばれ、無理矢理快楽を引きずり出される初音くん(;´Д`)ハァハァ
…うーむ、自分はショタ属性無いと思ってたのだがなあー。

>>428
キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━ッ!!!
やはりこの3人はどこか違う(w
ここからどう展開するのかな…純愛路線もいいし鬼畜方面も捨てがたいし…。
430名無しさんだよもん:02/08/10 10:04 ID:xgSJehar
>425-426
我を失ったはじめさんもイイ!

>428って>419の続きなの? 微妙に書いてる人違う気も。
431428:02/08/10 12:12 ID:3mGDhsV4
>>430
うい。419とは別の人間です。
とりあえず、こんな展開如何ですか、と振ってみたのですが。

>>419
乱入失礼。
432419:02/08/10 22:20 ID:TbGhMi1v
気がついたら続きが……わりと本気で緑の小人を疑いましたw


そのまま続きを書いてくれると嬉し(吊

ごめんなさいがんばりまつ。
433380:02/08/10 22:55 ID:jhS+euOm
今日書けた分、とりあえずぅpするべきですか…?
明日の事で皆さん忙しいみたいなので、延ばした方がいいですか…?
434名無しさんだよもん:02/08/10 23:36 ID:6ZmA4KpS
>>433
全然忙しくない人間がここに一人…行ける状況じゃねーんだよ(´Α⊂

私としてはぅpして欲しいところなんですけどね。
435257氏じゃないです:02/08/11 00:23 ID:Mw8gg3Vk
「ねぇ、これ、最近腫れてきたの?」
「ええっと・・・ここ一週間くらいかな。気になりだしたのは2、3日前です。
 ちょっとずつ腫れてきてるみたいなんですけど・・・」
「ふぅん・・・」
 そういって、保健室の先生はちょっと考えるようなそぶりを見せて、首をかしげながら
「虫さされ・・・、にしては妙な腫れ方、ね。ちょっと触るわよ」
 びくっ。
 先生の手が僕の胸に触れた瞬間、身体が反応する。
「あ、痛かった? ご、ごめんなさい」
「え? あ、い、痛かったわけじゃないです・・・その、ちょっとびっくりして・・・」
「うーん、じゃ、たいしたことはないと思うけど、結構大きく腫れてるみたいだしちゃんと病院
 で見てもらった方がいいわね。紹介状を書くからちょっと待ってて」
「え? そんな・・・病気なんですか?」
「そういうわけじゃないわよ。虫さされにしろ何にしろ、それだけ腫れてるんだったらちゃんと
 した検査をしといたほうがいいっていうだけよ。そんな気に病むことはないわ」
「・・・はい」

 そんなやりとりがあって、僕は保健室を後にした。

 次の日、学校を休んで紹介された病院にやってきた。来栖川系の病院で、保健室の先生もこの病院
から派遣されているらしい。
 検査自体はごく簡単なもの。血液検査といくらかの問診、触診。検査結果は1週間後。
 多分、そのころには腫れもひいてるんじゃないだろうか。でも、腫れてるんだから湿布か塗り薬の
一つでも出せばよさそうなものなのに。
436257氏じゃないです:02/08/11 00:23 ID:Mw8gg3Vk

 翌朝。

「浩之ちゃーん」
「こら。天下の往来で『ちゃーん』はやめろと言っとるだろーが」
「だって、そんなこと言ったって浩之ちゃんは浩之ちゃんだよー」
 相変わらずだなぁ。全く相変わらずの通学風景。ほんとに浩之とあかりちゃんのやりとりは毎日毎日
同じ事の繰り返し。愛すべき日常は、こうやって毎日飽きもせず続いていくんだ、なんて。
「あ、雅史じゃねーか」
「やぁ、おはよう。ヒロ、あかりちゃん。相変わらず仲がいいね」
「へへへー。私は浩之ちゃん一筋だもん。雅史ちゃんにはあげないよー」
  ずきん
「あ」
なんで、いま一瞬でもヒロをあかりちゃんに取られる、なんて思ったんだろう?
 今に始まった事じゃないじゃないか・・・・
  浩之とあかりちゃんが仲がいいのは前からじゃないか・・・
   第一・・・・こんな・・・こんな・・・
「そーいやさ、雅史、おめーこの前胸が腫れてたよな。虫さされかなんかで。あの後具合は
 どうだ?」
「え? えーっと、うん。まだ腫れてるよ。こないだよりさらに少し腫れてるみたい。あの
 後、一応病院に行って検査したんだけど、今日その検査の結果を聞きにいくんだ。大した
 ことはないだろう、って言われてはいるんだけどね」
「そっか・・・大したことなけりゃいいけどな」



吊るしかないな。きゅっ
437匿名キボンヌ:02/08/11 00:45 ID:EboOdFgm
コソーリと聞いてみよう。
奏さん凌辱とか書いていいですか?
438名無しさんだよもん:02/08/11 01:45 ID:XbsWQ94t
私はいいと思うけど他の方どうだろう。










(確か初代か前スレで反転した舞と佐祐理さんにやられちゃうってあったよね)
439380:02/08/11 01:59 ID:ZCaPoWPZ
遅れて本当にすいません…
今日書けた分、投下させてもらいます。
あと、>>437さん、GO!です。
行っちゃってください、思いつくままに。
440名無しさんだよもん:02/08/11 02:00 ID:ZCaPoWPZ
初音くんの性器を秘裂にあてがうと、激しく腰を下ろし、一気に膣に突き入れた。
(……っ!いっ…いたい…いたいっ…!)
一回放出していたとはいえ、私の恥ずかしい姿にすっかり興奮していた初音くんのものは
さらに硬く、大きく、私の秘裂を乱暴にこじ開けていった。
めりめりと音を立てて初音くんが私の中に侵入してくるのが何よりも強く感じられた。そして、
ぷちっ…ぷちぷちっ…
(んああああああっ!)
処女膜が…破られた。むしろ引き裂かれた、と言う方が正しいかもしれない。
はじめてだった。はじめて男の人と身体を重ねた。女の子として、私も少し位は「初めて」に夢を見ていた。
だけど「私の身体」は初音くんを悪戯に犯した。そして…
(…ああっ…いっ…いたい…いたいよ…)
私の膣は初音くんを強引に最深部まで迎え入れてしまった。ごつ、ごつ、と子宮を叩く音が身体に響く。
そのままの体勢で腰を上下させて強制的に突き上げられる度に、じゅくじゅくと潤った秘裂から
垂れ流された愛液が破瓜の鮮血を洗い流し、初音くんの身体をてらてらと滑らせる。
そうしている間も亡者たちは腕だけの姿で初音くんに絡みつき、薄手のシャツを捲り上げると
桃色に染まった身体を愛撫で埋め尽くしていく。
「やっ…やめてよっ…やだっ…」
初音くんの目元から、大粒の涙が零れ落ちた。
抱き締めてあげたかった。涙を拭ってあげたかった。今すぐ助けてあげたかった。
頭を柔らかく撫でて、「もう大丈夫だよ」と言ってあげたかった。
でも、今の私には喘ぎ声を出す事さえ許されていなかった。
441名無しさんだよもん:02/08/11 02:01 ID:ZCaPoWPZ
私は一人意識の下で、亡者の支配から逃れようと足掻いていた。
初音くんを苦しめる全てから、助けてあげようと必死に戦っていた。でも、
「ああっ…おねえ…ちゃんっ…!」
それさえも嘲笑うかのように、私を操る亡者は貪るように初音くんの身体を強姦する。
そして、こんな状況でも私の秘裂はだらしなく愛液を満たし、快楽を得ようとしている…
罪悪感が私の心を黒く染め上げた。…どうしてこんなことになってしまったのだろう。
あの時、光るお守りに心踊らされたから…?初音くんの制止を無視して洞窟に入ったから…?
なんだ、みんな私のせいじゃない…!
初音くんは最初からここに来るのを嫌がっていたのに、それを無理矢理連れて来てしまった。
その結果がこんな…しかも私は、そんな初音くんの身体を辱めているなんて…
守ってあげる筈だったのに…君を…
私は自分の愚かしさが、無力さが、たまらなく悔しかった。
だけど今、私は涙を流す事もできないんだよ…
ふと、初音くんが何か言葉を口にしているのが聞こえた。切々と何かを唱えている。
それを理解した時、私は心の底から泣きたくなった。
「…お…お姉ちゃんの中から…出てけぇ…お姉ちゃんの中から出てけぇ…お姉ちゃんを…苦しめる…なぁ…」
これだけひどい目に遭わされて、それでも初音くんは私のために、亡者たちと戦っていたんだ。
自分のことを差し置いてまで。
442380:02/08/11 02:04 ID:ZCaPoWPZ
…ということで初音編その9〜10を書いたわけなんですが…
書くの遅くてすいません、大した文章じゃないのに…
気に入らなかったら言って下さい、すぐ止めますから、本当に…
回線吊って首切ってきます…
443匿名キボンヌ:02/08/11 02:46 ID:EboOdFgm
>380
否。あんた最高。
ていうか初音くん可愛すぎます。

>438
既にあったのか…チェック漏れしてたよ。鬱だ。
じゃあ他のキャラにしよう…

香里(男)×北川(微少女)でいってみるか。
ていうか、香里男の子バージョンの名前ってなんだっけ?
444名無しさんだよもん:02/08/11 02:58 ID:0bYx0JU6
っつーか、誰か
>>280さんの反転本の詳細をおせーて下さい!
445名無しさんだよもん:02/08/11 03:07 ID:XbsWQ94t
>>443
失礼、書き方が悪かったですな。
正確にはこうでした↓
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
70 名前: 名無しさんだよもん 投稿日: 02/03/15 20:46 ID:udZJu2TY

女久瀬→ちょいと口うるさい規律好きのめがねっ娘の生徒会役員(むしろ委員長?)
男佐祐理→代議士の息子…親父の権威をかさに着てやりたい放題?
男舞→夜、校内に忍び込み窓ガラスを割りまくるが、男佐祐理と友人の為教師たちは手が出せない!?

女久瀬「ちょっと、川澄くんっ! あなた、またガラス割ったでしょ」
男舞「ぽんぽこたぬきさん…」
女久瀬「ふん、先生たちがなにも言わないからって、許されるわけじゃないんだからねっ!」
男佐祐理「あははー、なんかうざいですねー。舞、ういつ犯っちゃう?」
男舞「はちみつくまさん…」
女久瀬「ちょっと!? なによあなたたちっ、いやぁぁぁぁ…っ!」
リンカーンわしょーーいっ!!

こんなネタしか思い浮かばない…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
以上初代:葉鍵キャラを性転換させたらどんな感じ?:より転載
本番があったという訳ではないのです(本当に書き方悪くてすみませんでした

香里(男)については美坂くんで通っていたようです。
長文及び無断転載失礼しました。
446匿名キボンヌ:02/08/11 03:07 ID:EboOdFgm
ここで通販してくれると信じたい…
っていうか、してください。お願いします。
447名無しさんだよもん:02/08/11 07:45 ID:7tMHB811
>>435-436
吊るなー! グッジョブ!
どうせだったらこのまま続けてください。もともとリレーSSみたいになってたし。

>>437
ぜひ書いてー!

>>440-441
なんて異常な形での初体験なんだろう…(;´Д`)ハァハァ
448名無しさんだよもん:02/08/12 01:15 ID:to2+anrp
反転本見つからなかった…髭だ詩嚢…
44944:02/08/12 01:23 ID:RpXfqiYt
2〜3日スレ見れませんでした。スマソン...


>>437>>446
異常なシロモノだったりしなければ、ジャソジャソ書いていいと思います<陵辱モノ
というか、漏れには逆立ちしても書けない分野なので是非おながいします(笑

通販希望に関しては禿道です………。今回逝けなかった…(つД`)
#勿論、このスレじゃなく別のサイトで受け付けする事になるでしょうけど…(^^;


奏さんの名前発案しておいて肝心の駄文のネタがない…
今も模索中です、髭山車膿
450名無しさんだよもん:02/08/12 01:38 ID:hRvqS8+/
280さんの反転本入手に失敗して激しくショボーン(滅)。
でも、御本人より再販もしくは再録の予定ありとのお言葉をいただきましたので、
今後に期待しましょう。
451380:02/08/12 01:43 ID:6e71g7Uo
おおっ、ちゃんと出るのですか…!
正直、情報が無くて不安になってたので、安心しました。

…ごめんなさいごめんなさい今日は書いてません休ませてください
…回線吊って首切ってきます…
452名無しさんだよもん:02/08/12 13:44 ID:9dNfzgRH
>449
>異常なシロモノだったりしなければ、ジャソジャソ書いていいと思います<陵辱モノ

…正常な陵辱、というのもいまひとつ想像し難いのだが、どうか。
453名無しさんだよもん:02/08/12 15:26 ID:FvK70YEK
>452
猟奇・過度のSMはナシ、ってことだと思われ。
初音ちんとか梓とか陵辱モノだし。
454名無しさんだよもん:02/08/12 18:25 ID:EzoWbLWs
>452
ええと、>453さんの言った事そのままです。
そこまでコア過ぎると、引く人も結構いるだろう…と。

言葉足らずで申し訳ないです…(汗


>453さん、サンクスです(^^;
45544:02/08/12 18:28 ID:EzoWbLWs
>454=漏れです。
慌てて書いた所為か、名無しになってますた(;´Д`)
鬱出汁脳
456名無しさんだよもん:02/08/12 23:13 ID:lY2qU+9T
…初音くん。
ずっと、私のことを慕い、信じてくれた初音くん。優しくて、しっかり者の初音くん。
ちょっと怖がりで、甘えん坊で、そして可愛い初音くん。
そんな初音くんを、私はずっと本当の弟のように可愛がっていた。
いつでも初音くんの事を守ってあげるつもりでいた。なのに…、なのに今、私は…!
私の秘裂が初音くんの性器を深々と咥え込んでいた。結合部分から流れた血はまだ止まらず、
初音くんの下半身を薄紅色に彩る。
私の腰が前後に揺れ動く度に、ごぽり、と淫らな音と共に愛液が溢れ出す。
乳首が硬くしこり、息は激しく乱れる。ぴりぴりと脳が焼き付けられるような感覚。世界が点滅する。
視覚が、聴覚が、嗅覚が、触覚が、感じる物全てが、私を高みへと追いやろうとしていた。
「…ううっ…お姉ちゃん…ぼくのお姉ちゃん…返して…返してよぉ…」
初音くんの涙を目にしながらも、私の罪深いあそこはぎちぎちと初音くんの性器を締めつける。
じんじんと秘裂を中心に心地よい痺れが広がっていく、水面を走る波紋の様に。
かちかちに硬く詰まったものに突き上げられ、私は、まもなく達してしまいそうだった。

私は…
A 最後まで達する
B 最後の抵抗をする
457380:02/08/12 23:15 ID:lY2qU+9T
…というわけで初音編その11を書いたわけなんですが…
この先を本編同様、皆様にお任せします。頑張って書きますので…
逃げを打ってすいません。回線吊って首切ってきます…
458名無しさんだよもん:02/08/13 00:23 ID:hasOPVB9
Aを選んだらそのままバッドエンドって感じだなぁ……
うん、じゃあAということで(w
459名無しさんだよもん:02/08/13 00:52 ID:CYyvcFE3
>>456
毎度ごちそうさまでつ(;´Д`)ハァハァ

Bを選ぶも敗北。悲しみと絶望の中ついに達する二人…
なんて>380氏をさらに泣かせてしまいそうな選択をしてみるテスト(w
460名無しさんだよもん:02/08/13 01:05 ID:6K9Y7Tnx
自分的に耕一×女柳川の陵辱物が見てみたいかも……




え? 自分で書け?
…………しばらくお待ち下さい。
46169:02/08/13 03:43 ID:dcl2oqLd
>>445
肝心なことを書き忘れました(鬱
陵辱OK(453さんな感じなら)
じゃんじゃん書いてくださいと言いたかったのですよー

>>456
スタンダートにBで(w


反転うたわれるもので暗め、萌えなし、えちなし、書いてもいいかなと聞いてから
匿名キボンヌさんへのお詫びのため吊ってみる。
462380:02/08/13 08:03 ID:aK3MBrbJ
…原作に沿った3つの選択肢を希望されてしまったのですが…
それは全部書け、って事でしょうか…?書く気はありますがw
463名無しさんだよもん:02/08/13 13:18 ID:HzPC0sZs
>>460
マジ書いてくれるの? 期待しちゃっていい?

>>461
おながいします。

>>462
ならば!Aにイピョーウ追加!!
464名無しさんだよもん:02/08/13 22:52 ID:dss8avXQ
A 最後まで達する

ゴメン…初音くん。
私、もう我慢できないや。
心の中で負けを認めた瞬間、もう全てがどうでもよくなった。
初音くんを私の中で深く感じたい、絶頂の中に身を委ねたい…
「あっ…あああっ…」
初音くんの腰の後ろに手を廻すと、自分の力で腰を強く強く打ち付ける。
もう、亡者が私を操っているのか、私自身が初音くんを犯しているのか、何も判らなかった。
「うあっ…ああっ…おっ…お姉ちゃん…お姉ちゃんっ…」
初音くんはぎしぎしとロープを軋まされながら、ずっと私に呼びかけ続けた。
腰を引き戻した時、初音くんの性器は血でどろりとぬかるんでいた。私の初めての証だった。
快感の波が陶々と押し寄せてくる。ゆっくりと加速して、そして急激に私を襲う。逃れる術は無い。
初音くんの体が小刻みに震える。何か小さく呻いた、と思った瞬間…
「お、お姉ちゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んっ!」
びゅくっ、びゅくっ、びゅくっ、びゅくっ…。
膣の中で、初音くんの性器から、白い精液が噴き出すように迸った。
狂おしいほどの快楽が、私の全感覚を燃やし、揺さぶり、震わせ、弾け、そして…
溶けた。
(…ああああああああああっ!)
身体がびくんっ!と跳ね上がった。
初音くんに貫かれながら、私は人生最大の快楽を、膣で、指で、胸で、顔で、身体全てで感じていた。
私は精液で満たされた秘裂と共に、自分の心が満たされていくのを感じていた。
465名無しさんだよもん:02/08/13 22:52 ID:dss8avXQ
亡者たちがなにか言っていた。でも、私の耳には届かなかった。
私は初音くんを犯した。犯し続けた。
彼らのせいか、初音くんのものが衰える事は無く、あれからずっとそそり立ったままだった。
精液と愛液のたっぷりと詰まった膣は、挿れるだけでどぷっ、と淫らな水を垂れ流す。
初音くんはそんな穢れきった私の体の中に、何度も何度も射精を繰り返した。
やがていつの頃からか、初音くんは言葉を失い、あの愛くるしい瞳からは、私たちを
ときめかせた輝きも、涙さえも失われてしまった。
それでも私は、ただの男の形をした肉の塊と化した初音くんをただ犯し続けた。
私を満足させる大きさと形と温度を持っていた。それでもう充分だった。
…………………
いったい、あれからどれくらいのじかんがすぎただろうか。
わたしのからだは、まだはつねくんとつながっていた。たぶん、これからもずっと。
はつねくんのせいえきで、わたしがまたみたされた。からだはよろこんでいた。
わたしがほんとうにみたされた、とよろこんでいた。
そのとき、みみもとでだれかがささやいた。







…届いた。
466380:02/08/13 22:55 ID:dss8avXQ
…というわけで選択肢A「最後まで達する」を書いたわけなんですが…
あああごめんなさいごめんなさい何も言い訳できません本当にすいません
誰か自分に文才をください…回線吊って首切ってきます…
467名無しさんだよもん:02/08/13 23:15 ID:+4ecDkaf
>>380さん
生`
468名無しさんだよもん:02/08/13 23:34 ID:iPSbAh2d
ハァハァ(;´Д`)
ハァハァ(;´Д`)
ハァハァ(;´Д`)
ハァハァ(;´Д`)
はじめたん萌え!!
469反転うたわれるもの〜進行前夜〜:02/08/14 00:35 ID:Gj46F+0F
暗い。
暗い闇の中に私はいる。
ちゃん!
……
ぇちゃん!
……私を呼んでいる?
エちゃん!
……一体誰が。
ネエちゃん!
…ネエちゃん……!
「おやっさん!」(ガバッ
布団を跳ね除けながら私は叫んだ。
…ゆめ、か。
そう、おやっさんは……
いや、考えるのはよそう。
明日はいよいよ進行するのだから早めに寝なくては。
私は布団をかけ直し寝直すことにした。
はぁ、何故今、おやっさんが夢に。
(カン!カン!カーン!
鐘の音、この型は確か…侵入者有りの音。
『賊だー!』
『貴様、待て!』
『こっちは討ち取ったぞ』
『こっちもだ』
『一人禁裏の方へ向かったぞ』
『いかん!』
『聖上ーお目覚めですか!』
『賊がそちらに……』
私は枕もとの鉄扇を掴んだ。
470反転うたわれるもの〜進行前夜〜:02/08/14 00:36 ID:Gj46F+0F
足音が近づいてくる。
(ガタンッ
扉が蹴破られた。
こいつは!
「毒婦、ラクシャイン、覚悟っ」
『身元が割れたぞ、クッチャ・ケッチャの手の物だ』
そうクッチャ・ケッチャの兵士。
相手の身元を知った私は思わず笑った。
こんなにも早く敵討ちをさせてくれるとはありがたかった。
賊が、いやクッチャ・ケッチャの兵士が刀を振りかぶり一気に落とす。
私はそれを避け、体勢が崩れた相手に鉄扇を打ち込む。
「グッ、ガッ、クッ」
「あらあら、どうしたのかしら、私を殺すのではないの?」
「ラ、ラクシャイン、貴様!」
熱くなる相手の手首、腕、脇、胸、へと打ち込む。
そして最後に額を打つ。
顔を仰け反らせる兵士。
私は鉄扇の仕込みを出し、さらけ出されたノドを一気に薙いだ。
471反転うたわれるもの〜進行前夜〜:02/08/14 00:37 ID:Gj46F+0F
(ドタドタドタ
侵入者がハクオロさんの下へ向かったと聞いた僕はオボロさんと共に禁裏に急いだ。
「ハクオロさん!」
「姉者ご無事で!」
「無事よ、ありがとうエルルゥ、オボロ」
月光で照らされた禁裏には、ノドを斬られたであろう侵入者の死体と、
返り血を浴び真っ赤になった寝巻き姿で僕達に微笑みかけるハクオロさんがいた。
何故か唐突に怖いと思った。
「どうしたのエルルゥ?」
ハクオロさんが僕の顔を見る。
「いえ、なんでもないないです」
いつも通りのハクオロさん、けど僕を心配してくれてるその姿は血まみれで。
「「姉者様、姫姉様」」
僕が呆けてる間にグリィさんとグラァさんも来たようだ。
「姉者、湯浴みでもしてきたら?」
「そうね、グリィ、グラァ頼めるかしら」
「「はいっ」」
ハクオロさんと二人は出ていった。
後に残ったのは僕とオボロさんと死体。
死体、どうしよう。
472反転うたわれるもの〜進行前夜〜:02/08/14 00:40 ID:Gj46F+0F
湯で体についた血を落とし。
寝巻きを変える。
それだけで元の私に戻る。
滑稽なことね。
ついさっき人を殺したというのに。

あの兵士の言葉を思い返す。
「毒婦、ラクシャイン、か」
上等よ、望むなら毒婦にも夜叉にもなってあげましょう。
その代償としてクッチャ・ケッチャには…

私はおやっさんが夢に現れたことも、
エルルゥの様子がおかしかったことにも気付かなかった。
そのツケは重かった。
47369:02/08/14 00:45 ID:Gj46F+0F
以上反転うたわれるものでした。
書きたかったのは一つ。
血にまみれる女ハクオロです。
それでは暗い物を書いたわびに
「鶴丸さんのちb…」

(読み直して女ハクオロでなくてもいいじゃんとか思ったのですよ(鬱
474名無しさんだよもん:02/08/14 09:30 ID:R4lQo4vz
>>469-472
女ハクオロカコ(・∀・)イイ!!
萌えっつーか、燃えの領域ですな。
47544(1/4):02/08/14 12:07 ID:lqEMdQ33
「おはよう、舞人」
「…ゆう、遅い」

私を見るなり、ふくれっつらをしてチョップでつっこんでくる。
甘んじて、私はそれを受ける…はずもなく下がってよける、はずだったのに。

「…だから、遅い」
「きゃっ…!?」

と、思ったら左手で肩を掴まれ、引き寄せられていた。
彼が剣を持たなくなって随分経つけど、やっぱり舞人は凄い…って
今更ながらに思ったりもする。脚も手も…体力も凄いのだ。

「…昼間っから、抱きしめてくれるの?」
「………?………!」

とは言ってもこの辺は相変わらず。少しいぢわるしただけで真っ赤っか。
この純朴さというか純粋さというか…可愛いと思えてしまうのよね…。

「ごめん…寝坊しちゃったのよ」

素直に白状したら、あっさり許してくれた。
流石に楽しみで寝付けなかった…なんて言えなかったけど。

「所で祐理さんは?」

私にも舞人にも…あの女性(ヒト)にも大事な人の姿が見えない。
几帳面な彼だ。遅刻なんて事はまず無いと思ったのだけど…。

「…奏を、迎えに行った」
47644(2/4):02/08/14 12:10 ID:lqEMdQ33
「あ、あれ…ここ何処…?」

学校の人たちが見れば、私のこんな弱音は奇怪に映るかもしれません。
それだけ、生徒会長として毅然とした…仮面が顔に張り付いていたとも言えます。

「これじゃ約束の…時間に…」

私のドロドロした心の闇を拭い去って、想いを受け止めてくれた人達。
今日は、その大切な人たちと何処かへ出かける約束をしています。

普段着ないこのオシャレな服装は…あの女性(ヒト)が見立ててくれたものです。
私が帽子好きと知った…あの大切な人がくれたベレー帽も、頭の上にあります。
リュックの中の本には…意外にも舞人さんがくれた花を、押し花にした栞が入っています。

それだけ物の準備は出来ていたのに、遠出をした事のない私は…指定された場所が判りません。

「どうしよう…どうしよう…」

己の無知を恥じるばかりで、私は同じ場所をうろうろしていました。
あれほど傷つけた私を許し、受け入れてくれた人達に申し訳が立たない…。

久方ぶりの自責の念が…私を押しつぶそうとしていました。
47744(3/4):02/08/14 12:14 ID:lqEMdQ33
ふと…優しい、甘い声が私の名前を奏でます。

「奏さん…」
「えっ?あ…祐理さん…っ」

逢えないと思った人に逢えた…不安で緩み掛かっていた
私の涙腺を解き放つには十分すぎる出来事でした。
文字通り堰を切り崩した様に、涙が私の瞳から零れます。

「こっちは…西口、ですね。僕らは東口にいたんです。すみません」
「祐理さん…わたしこそ、すみません…その…」
「あはは…奏さん、泣かないでください」
「で、も…私が…」
「泣かないで………」
「あっ………は、い…」

私の頬を伝った涙を拭く、彼の指…抱きしめる腕…全てが暖かいと感じます。
知らず知らず、私は彼に縋る様な姿勢になっていました。

「…おはよう、奏さん」
「お、はよう…ございます、祐理さん」

その優しさに、何時か私も報いたい…そう、思っています。祐理さんに対してだけでは
ありません。どんな形でも…どれだけ時を掛けても、皆が微笑む為に…。
47844(4/4):02/08/14 12:18 ID:lqEMdQ33
「ったく…朝から見せつけないでよ。奏さんっ、祐理さんっ」
「…祐理、朝から…?」

ふと掛けられた声に、私も祐理さんも慌てて振り返りました。
そこでは、祐理さんの…そして私の大切な2人が笑っていました。
最も、舞人さんの微笑というのは…殆ど普段と変わらない表情ですけど。

「えっ…!?あ、お、お…おはようございます…」
「あ、あはは…舞人きついなぁ…」

…ゆうさん達も、手を繋いでいる辺り人の事は言えない気がします。
でも、恥ずかしくてそんな事は言えませんし、言う気もありません。

「さ、皆揃ったし…行きましょう」
「…祐理、荷物持ってきた」
「あ、舞人ごめんっ…さ、奏さんも…」
「は、はいっ…」

こんな雰囲気が…私が今まで知らなかった、甘く暖かい時間が。
幸せ、という事なのかもしれません。
そして、私達は4人で駅へと向かいました。今日という幸せな日が…始まります。

47944:02/08/14 12:30 ID:lqEMdQ33
舞人END後のWカップルデートの日:朝、という前提で書いてみますた
…漏れも文才がホスィ…首に縄掛けて清水の舞台からバンジーしてきます…


>464-465
激しくイ`。というか絵を想像したら凄まじく萌えますた(;´Д`)
この調子でBとか、がんがってくだちぃ(笑


>469-472
女ハクオロがカコ(・∀・)イイ!です。鉄扇姉御いいですなぁ…(笑


>280氏は再録・再版予定との事ですが、冬も逝けるか微妙です…
禿市区髭山車能生
480名無しさんだよもん:02/08/14 12:32 ID:NDdmdVAP
>>475-479
リアルタイムキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
お約束なセリフですけど、イ`。でも夏バテしないようご自愛くださいませ。
481名無しさんだよもん:02/08/14 22:16 ID:HO4C6hes
>>475-479
萌えー!奏さん萌えー!!
密かにバカップルなゆう&舞人も(・∀・)イイ!!
482 :02/08/15 13:32 ID:H2lUJcqo
B 最後の抵抗をする

今にも全てを壊してしまいたくなる欲望に気付き、私は必死でそれを抑えていた。
私の心の奥深く、亡者の声が耳を劈いて甘美な誘惑を持ち掛ける。
「「…早く達してしまえ…欲望を満たせ…」」
「「…その膣の中に精を湛えよ…恍惚の内に快楽を味わえ…」」
私は歯を食いしばって耐えた。
今奴らの言いなりになったら、私はともかく、初音くんが…!
「「…無駄な足掻きよ…何人も肉欲には逆らえぬ…」」
「「…果ててしまえ…満ちてしまえ…達してしまえ…」」
…達して…しまえ…。

私は…
A 最後まで達する
B 最後の抵抗をする
483名無しさんだよもん:02/08/15 13:34 ID:H2lUJcqo
…というわけで選択肢B「最後の抵抗をする」を書いたわけなんですが…
これが最後の選択肢になると思われ…
それでは回線吊って首切ってきます…
484380:02/08/15 14:20 ID:G8NlrcRR
↑名前忘れてました…
それと、Bは相当長くなると思われ…
485名無しさんだよもん:02/08/15 22:11 ID:0ImbEWbj
>>482
前回はバットエンドテイストでハァハァ(;´Д`)したので、今回はBでお願いします。
486名無しさんだよもん:02/08/15 22:23 ID:0ImbEWbj
何回か読み返してようやく気づいたけど、「バット」じゃなくて「バッド」やね。
誰かにつっこまれんうちに自己つっこみ…鬱。
487名無しさんだよもん:02/08/15 22:32 ID:AQzEu1Qb
そしてあがってる罠
488名無しさんだよもん:02/08/15 22:50 ID:hqWn94p/
>>482
Aが>>464と違う展開になるのであれば、そっちも是非キボンヌ。
489反転傷痕 柳川シナリオ(1/6):02/08/15 23:14 ID:zDMytbaE
私は服を着替え、部屋を出た。
玄関の鍵が閉まっていることを確認してから、腕時計を見た。
時間にはまだ余裕がある。
私は貴美に会いに行くことにした。
隣の401号室の前に行き、扉の取っ手を握った。
カチャ……ッ。
鍵が開いている。
また、貴美が開けたのだ。
不用心だから閉めておくようにと、いつもあれほど言っているのに、何故か貴美は、すぐに鍵を開けようとするのだ。
「困った癖ね……」
私は呟きながら部屋の中に入った。

私の部屋と同じ作りの2LDKのマンション。
まるで引っ越してきたばかりのように物が少なく、生活感がない。
これが女性の住む部屋だと思うだろうか。
小さな冷蔵庫が、壁際にポツンと置かれている。
つい先日まで、ここには吉川という名の地元ヤクザと繋がりを持つちんぴらが住んでいた。
今はもうその男は居らず、同棲していた貴美だけが残っている。

貴美は、空っぽの部屋にひとり座っていた。
壁により掛かったまま、足を開いて座っていた。
昨夜の私と似たような姿だ。

相変わらずの虚ろな瞳で、ただじっと天井の一点を見つめている。
「あら、早いのね。それとも寝てないのかしら?」
私が声をかけても、貴美は身動きひとつせず、何の反応も示さなかった。
貴美が何も応えないのは分かっていた。
あの日から……お喋りだった貴美の口は、一言も言葉を発しなくなってしまったのだ。
490反転傷痕 柳川シナリオ(2/6):02/08/15 23:15 ID:zDMytbaE
「ちゃんとご飯食べた?」
見ると、床には半分食べ残った弁当箱が放るように置かれていた。
昨日、私が作って置いていった物だ。
「これくらい、残さず食べなさいよ」
私はそう言って笑いながら、弁当を片づけた。
そんな私には、まるで関心を示す様子もなく、貴美は力無く手を床に横たわらせたまま、天井を見つめ続けていた。

今の貴美は、せいぜい自分でトイレに行けたりする程度で、あとは息をしているだけの植物と何ら変わりなかった。
シャワーを浴びさせるのも、着替えをさせるのも、今は私の仕事だった。
できればもっと身近なところ……私の部屋……にでも置いておきたかったが、いつ乗っ取られて部屋を飛び出すかも知らない私の側に置くのも危険に思えた。
だから、こうして会いに来るのだ。


貴美がこんな風になってしまったのは、吉川の激しい陵辱とクスリによるものだった。
かつてのこの部屋の主……吉川は、地元ヤクザから流通したクスリのバイヤーをやっていた。
クスリは今も、ここの冷蔵庫の中に残っている。
職業柄、それを押収せねばならないと言う使命感にも燃えたが、今はもうすっかりその気は失せていた。
どうせ、私もそう長くはない。
確実に、破滅に道を歩んでいるのだ。
ならば、せめての終わりが来るまでは、貴美との時間を誰にも邪魔されず、静かに送りたかった。
491反転傷痕 柳川シナリオ(3/6):02/08/15 23:16 ID:zDMytbaE
私が始めて貴美に会ったのは、警部補試験に合格し偶然にも母親が生まれたこの地に転任が決まった4月のことだった。
このマンションに引っ越して間もない頃のある日、私は、部屋の鍵を無くして玄関で立ち往生している隣の女性と出会った。
すみません。私、部屋の鍵を無くしてしまって。そちらのベランダから、入らせてもらえませんか?
その女性は、申し訳なさそうな顔でそう言った。

それが貴美だった。
多少胡散臭くも思えたが、気軽さを装って私がOKすると、貴美はホッと安堵の息をもらした。
「ほら、ここって管理人ほとんどいないでしょう? だからもう、どうしようもなくなって。助かりました」
貴美はそう言って、人なつっこい笑顔で笑った。
貴美はその笑顔が示すとおり、人見知りをせず、誰とでも仲良くなってしまうタイプだった。
この私と仲良くなったのも、それからすぐだった。

大学を卒業し、警察機構に取り込まれた私は、職業柄、周囲の人間達に疎んじられ、私生活でも親しい友人はいなかった。
さらに、警察学校を卒業後、一年の巡査勤務、一年の巡査部長勤務の後、警部補試験に合格という、わき目もふらぬスピード昇進を果たした私は、警察署内でも孤立化し、仕事でも私生活でも、孤独を味わう羽目になっていた。
そんな折り、唯一私に親しげに話しかけてきたのが貴美だった。

例の鍵の件以来、何かと距離が近くなり、貴美はよく私の部屋に遊びに来るようになった。
初めは鬱陶しがっていた私も、徐々にその無邪気な笑顔に心を許し始め、ただの隣人に過ぎなかった貴美は、やがて気安い友人となり、いつしか本当の妹のように思えるほどの親友になった。
492反転傷痕 柳川シナリオ(4/6):02/08/15 23:17 ID:zDMytbaE
貴美は良く私に、ギターを弾いて聴かせた。
コンビニで三ヶ月バイトし、ようやく買ったという自慢のギターだった。
それをアンプを繋がない状態のままピックで弾き、かん高い音を鳴らすのだ。
私が、上手いわね、と褒めると、
「以前向こうで暮らしてた頃は、適当な仲間集めてインディースやってた事もあるのよ」
女の子なのに変でしょう? と言う貴美に私が『そんなことないわよ』と言って笑うと嬉しそうに笑ってかえした。

貴美が、ヤクザに関わり合いのあるちんぴらの男に代われていることを知ったのは、親しくなってわりと何でも話せるようになったある日のことだった。
いつものように私の部屋でとりとめのない話を交わしながら、楽しく2人で飲んでいると、その男が私の部屋を訊ねてきたのだ。
「貴美いるな」
その男……吉川は私を見ると、ぶっきらぼうにそう言った。
正直にいると伝えると、その男はズカズカと部屋に上がり込み、いきなり貴美をはたいた。

何をするの、と叫びながら私が止めにはいると、
「……あんた、新米の女刑事なんだってな。だからって、俺は別にびびらないぜ。……こいつは俺の物なんだ。返してもらう」
そう言って、引きずるように貴美を連れて帰った。

次の日、頬を腫らした貴美が私の部屋を訊ねてきて、笑顔で謝った。
「昨日はごめんなさい。……あの人、たまにしか帰ってこないくせに、かなり嫉妬深いところがあるから……」
そう言いながら苦笑し、髪を撫でる貴美の手首には、ロープが食い込んだような痕があった。
493コギャルとHな出会い:02/08/15 23:18 ID:JFgiQ2Ur
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494反転傷痕 柳川シナリオ(5/6):02/08/15 23:19 ID:zDMytbaE
ある日、貴美は私にどうしても本物の銃が見たいとせがんだ。
「一度でいいから、本物の拳銃の重さってものをこの手で感じてみたいの。私、小さい頃はモデルガンに凝ってて、片っ端から集めたこともあるんです。柳川さんが使っているのは?」
ただのニューナンブよ、と言うと
「えっ、刑事ってオートマ銃を使うんじゃないの?」
貴美は子供のような瞳でそう言った。

「警官・婦警ははリボルバーで、刑事になるとオートマに変わるんだって、そう思ってた。それに刑事って、いつも腰に拳銃さしてるものだって思ってました」
貴美のその目は、まるで子供がテレビヒーローの話をしている香のように無邪気そのものだった。
だから。私は水割りに酔いながら、まだ一度も署の外へ持ち出したことのない拳銃をここに持ってこようかと思ってしまった。
だが次の日、私はそんな貴美の目が、実は私に銃を持ってこさせるための演技だったということを知ることになった。

翌日、本物の拳銃を握りしめた貴美は、きらきらと目を輝かせて喜んだ。
「これ、実弾入ってるんですか?」
そう訊いた貴美に、私は『ええ』と頷いて答えた。
もちろん嘘だった。
何発か弾が入っているように見えるが、それらは全部打ち終わった後の空薬莢だった。
「すごい……重さはモデルガンとたいして変わらないのに、何か違うわ」
貴美は、まるでおもちゃを与えられた子供のように大はしゃぎした。

そんな貴美を目にしながら、水割りを喉に通しているうち、私は妙な眠気に誘われた。
貴美の仕込んだ睡眠薬のせいだった。
私は慌てて部屋を飛び出すと、隣の401号室へと向かった。
401号室の中からは、激しい怒声と貴美の物らしい、すすり泣く声が聞こえてきた。
幸いなぜか鍵が開いていて、私は飛び込むように部屋の中に入った。
495反転傷痕 柳川シナリオ(6/6):02/08/15 23:19 ID:zDMytbaE
部屋の中には、貴美と、そして吉川がいた。
床に蹲った貴美を、吉川は鞭ではたいていた。
貴美は全裸にされ、SMに使うようなロープや拘束具で縛られていた。
顔にこそ傷は無かったが、その白かった肌は鞭を打たれて裂け、真っ赤に染まった傷口からは血がにじみ出していた。
貴美は泣きながら、ごめんなさい、ゆるしてと吉川に謝っていた。
慌てて止めに入った私の鳩尾に、吉川の拳が炸裂した。
私は体をくの字に曲げて床に俯した。

「あんたか、新米さん!! こいつにこんな物騒なモン渡しやがったのは!!」
素意って吉川がちらつかせたのは、間違いなく私の拳銃だった。
吉川は拳銃を私に投げつけた。
頭に命中し、額を切ったのか、床のフローリングに血が頬を伝って床に流れていった。
「こいつはこれで俺を殺そうとしやがった!! バカだから、中に入ってんのが空薬莢だって事には気付かなかったらしいがな!! だから今、体に教えてやってるところさ。飼い犬がご主人様に逆らうことが、どれだけ悪いことかってことをな!!」

吉川の暴力は目に余る物があった。
その鞭をしならせて貴美をうち、貴美の白魚のような肌は次々と痛めつけられていった。貴美はそのたびに、体に走る激痛に悲鳴を上げた。
「やっ、やめろぉぉぉぉっ!!」
逆上した私が飛びかかったが、喧嘩慣れした吉川は圧倒的に強く、簡単に両腕を掴まれた。
守る術を封じられた私の鳩尾に、もう一撃拳が炸裂した。
眼鏡が床に落ちる。
「焦るなよ……どうせアンタも、こうなるんだからよ……」
それと同時に、私の意識はぷつりと途絶えた。
496489:02/08/15 23:21 ID:zDMytbaE
続く。

sage忘れ……しかも傷痕って何。

……ごめんなさい、やっぱり首吊ってきます……(プラーソ)
497名無しさんだよもん:02/08/15 23:29 ID:aFn7wRGR
ついにキタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━!
吉川だけ反転してないというのもハァハァ(;´Д`)
498名無しさんだよもん:02/08/16 00:12 ID:inrn6xzr
神が連続降臨中!
489氏、44氏、69氏、380氏、429氏に419氏
みんな頑張れ〜 

・・・ところで何故皆が皆数字コテですか?

499380:02/08/16 00:45 ID:rX1GMjT0
A カッコいいコテが思いつかないからw
B 狙ったコテがはずしてたらカッコ悪いからw
C んー、なんとなくw

…それはさておき、自分はAとBのどちらを先に書いたらいいのでしょう?
500名無しさんだよもん:02/08/16 02:45 ID:dIRU8otp
>>498
>>280氏もある意味神かと思われ。

>>499
D 万一コテ叩きがやってきたら…(w とかの可能性もあるかと。
で、漏れは敢えてどちらにもトヒョーウせず、書きやすい方からでOKと言ってみる。
最期は両方見たいけど(笑
501名無しさんだよもん:02/08/16 02:48 ID:dIRU8otp
忘れてた。ついでに500ゲト(笑
502名無しさんだよもん:02/08/16 23:16 ID:6/n/DgMa
このスレ390さんのアイディアを脳内で形にしたところ〜

やたらと鬱度が高いSSのプロットが出来ました。
それとは別に反転ONEみさき先輩バットエンドも(汗

どちらも暗い内容ですがどちらを先に書きましょう?(他力本願だな自分
503名無しさんだよもん:02/08/16 23:36 ID:gdnCGKHC
鬱度はともかく、非常に読みたい(笑)>>390のアイディア
504名無しさんだよもん:02/08/16 23:58 ID:BhcMeGdU
俺も烈しく読みたい。
なので>>502さん、ぜひ書いて下さいw
505一応B−Aルート、ってことで…:02/08/17 00:11 ID:qGLx/V35
私の中で、何か、がちゃ、と音がしたような気がした。
ひょっとしたらそれは、欲望の檻に通した錠を開いた鍵の音だったのかもしれない。
猥らに繋がったまま、私は初音くんの首に手を廻すと、ゆっくりと顔を近付けた。
「…お、お姉ちゃ―……んむっ!んんーっ!」
必死に何かを訴えようとする初音くんの口を私の唇で無理からに塞ぐ。
舌を舌で絡め、舐め上げ、吸い込む。一つ一つのムーブに体を震わされる初音くんを見て、
私はもう心の内に湧き上る欲情を抑える事ができなかった。
唾液で粘る舌の感触を味わいながら、激しく腰を打ちつける。
胸が初音くんの体に擦れるだけで、甘く切ない震えが身体中を駆け巡る。
虚空から現れている亡者たちの腕が、私たちの身体を一つにして離さない。
私の中で初音くんは戸惑い、それでも身体は本能のままに暴れたがっている。
そして私は、初音くんの背中を押している。早く楽になろうと…早く一緒に楽しもうと…
私は初音くんを犯している。おかしている。オカシテイル…
それを思うだけで、私の身体は淫靡に踊る。唾液に濡れた顔は暗闇に光り、
二人の肢体は汗と愛液でぬらぬらと滑っていた。
突き上げられる度にじゅぷっ、じゅぷっ、と重厚な淫音を奏でる私の秘裂。
ふと、思った。…いったいどうしてこんな事になってしまったのだろう、と。
考えても答えは出なかった。いや、…きっと、もう考える事ができなかったのだろう。
506一応B−Aルート、ってことで…:02/08/17 00:12 ID:qGLx/V35
「お、お姉ちゃん…ああっ!…おねえ…ちゃんを…はああっ…返してよ…」
初音くんの叫びが喘ぎ声に紛れてどこへともなく消えていく。
私の身体はもう止まれない所まで来ていた。目の前にぶら下げられた快楽に手を伸ばす事で精一杯だった。
初音くんの身体も快楽に打ち震え、腰を自分から振っていた。
身体ががくがくと震え、汗が粘つく。吐息が激しく乱れ、視界がちかちかと点滅した。限界だった。
今までより深くお互いに腰を打ち付けたとき―
(…ぅあああああああああああっ…!)
身体がびくんっ!と跳ね上がった。
初音くんに貫かれながら、私は人生最大の快楽を、膣で、指で、胸で、顔で、身体全てで感じていた。
直後、私の中に熱い奔流が注ぎ込まれた。初音くんの精液だと気付くのに時間は掛からなかった。
私の身体は歓びに奮え、更なる高みを目指して腰を振っている。
その時だった。不意に、目の前に靄が掛かったように、急に視界がぼやけた。
一瞬何が起こったのか判らなかった。亡者が私の体に何かしたのか、とも思った。
ややあって、私はその答えを「思い出した」。
(…ああ、なんだ…そうだったんだ…)


私はやっと、自分で泣く事ができたんだ。
507一応B−Aルート、ってことで…:02/08/17 00:13 ID:qGLx/V35
…………………
いったい、あれからどれくらいのじかんがすぎただろうか。
わたしのからだは、まだはつねくんとつながっていた。たぶん、これからもずっと。
どうしてこんなことになったんだっけ。
わたしはまたゆめでもみているのだろうか。むかしみていたみだらなゆめのつづきを。
はつねくんのせいえきで、わたしがまたみたされた。からだはよろこんでいた。
こころだけのこして、どうしてからだはしあわせになれるのだろう。
わたしはひとり、ないていた。だれもみえないこころのそこで、ひとりしずかにないていた。
にどとなみだをながすことない、いたみをわすれたぬけがらのなかで、
どこにもいけないたましいだけが、いたいいたいとないていた…

そのとき、みみもとでだれかがささやいた。








…届いた。
508380:02/08/17 00:15 ID:qGLx/V35
…というわけで選択肢B→A「最後まで達する」を書いたわけなんですが…
あああすいませんすいません最初と全然変わってませんこの通りです許してください
…回線吊って首切ってきます…
509名無しさんだよもん:02/08/17 03:13 ID:cU791T65
>>502
前者も凄く気になるけど…漏れは、特に後者を読みt

カチャ
  ;y=ー( ゚д゚)
  \/| y |)

ドガン!
       ,,...-:':::":~~ ,,..  .~~""''':::..,,,
      :::::,         :..::::::::  ,
  ;y=ー~"''-::..,,,. ;;;;;,,,...:::--''''"~
  \/| y |)
510名無しさんだよもん:02/08/17 10:00 ID:/jPPSdIB
>>505-508
正気がほんの一片だけ残っている分、Aルートよりも悲劇度が高いですな。
心と体が別物になってしまったはじめさんハァハァ(;´Д`)

最後のB→Bルートも期待してます。
511反転痕 柳川シナリオ(7/12):02/08/17 23:15 ID:MQ8M2P7h
再び目を開けたとき、私は貴美を縛り付けているものと同じ拘束具で縛られていた。
体は火が付いたように熱く、喉がカラカラに乾く。
意識が朦朧としていた。
世界がグルグルと回り、歪み、うねっていた。
私は薬を飲まされていた。
吉川は、私と貴美を薬漬けの廃人にしてしまおうとしたのだ。

吉川は私が目覚めたことに気がつくと、顔を向け、ニヤニヤと笑いながら語りかけてきた。
「……新米さんよ。こいつは俺にでっかい借金があってな、そいつを身体で肩代わりしてるのさ」
吉川は貴美の後ろに立つと、首輪の鎖をジャラリと掴み、それを引っ張った。
貴美はひっと息を飲み、恐怖に怯えた顔を吉川に向けた。
貴美の目元から涙がこぼれる。

「い、いや、やめて、助けて!!」
貴美は吉川から逃れようと、必死にもがいた。
「うるせぇ、大人しくしろ!!」
吉川は怒鳴ると、貴美の頭を床に押さえつけた。
「あうっ!!」
小さく呻いて、貴美は床にはいつくばった。
「い、いやぁっ、やめてぇっ!!」
貴美は泣きながら懇願した。
「もう……もうやめて……お願い……」
その声は徐々にか細くなり、嗚咽に変わった。
512反転痕 柳川シナリオ(8/12):02/08/17 23:15 ID:MQ8M2P7h
「ざけてんのか、オラァ!!」
吉川はさらに鎖を強く引いた。
「くうっ!!」
貴美は苦悶の声を上げた。
吉川はオブラートの塊を取り出すと、貴美の口に突きつけた。
「飲め」
吉川がそう言うと、貴美はビクリと背筋を強張らせた。
「い、いや……いやぁ……」
貴美は涙声でそう言い、かたくなに唇を閉じていやいやと首を左右に振った。
「今のてめぇが、そんなこと言える立場だと思ってんのか!?」
ばんっ!!
その罵声と共に、吉川は貴美の頬をはたいた。
「……もういい、てめぇより先にあっちをやってやるか」
その言葉と同時に、吉川が鎖を手放した。
貴美の体が床に叩きつけられる。
そして、私に向かって一歩一歩と歩いてきた。
「そ……それ……だけは…………」
「あん? お前はイヤなんだろ? だったらあっちにするしかねぇじゃねぇか」
吉川は嘲るようにそう言った。
「お……お願いです……柳川さんだけは……」
貴美のか細い声が僅かに口から漏れる。
「私は……どうなってもいいですから……柳川さんだけは……!!」
私のために……
貴美のその言葉は、私の心に深く突き刺さった。
私なんかのために、そんな思いをする必要ないのに……!!
猿轡のせいで私は一言の言葉も発せない。
それが異様に悔しかった。
513反転痕 柳川シナリオ(9/12):02/08/17 23:16 ID:MQ8M2P7h
「飲め」
吉川は再び貴美にオブラートの塊を突きつけた。
今度は貴美は抵抗しなかった。そのまま吉川が貴美の口の中にそれを放り込む。
「うっ……うえっ……」
貴美は反射的に戻そうとするが、直後に貴美の口をふさいだ。
「いいな、そのまま飲み込め!! 絶対に吐くんじゃねぇぞ!!」
貴美は苦しそうにもがいたが、直後にそれは収まった。

吉川は貴美の秘所に手を沿わせた
「……ひっ!!」
貴美はびくんと体を強張らせた。
それも気にせず、貴美の秘所をいじり始めた。
ちゅ、ちゅ、ちゅっ……
「あ……あ……あ……」
くちゅ、くちゅ、くちゅ……
「う……くっ……あぐっ……」
私にはどうすることもできない。
貴美を助けることも、吉川を止めることも……!!
今の貴美の様子を見ていられず、私は顔を背けた。
514反転痕 柳川シナリオ(10/12):02/08/17 23:17 ID:MQ8M2P7h
貴美は先ほどから、ぱちぱちと瞼を瞬かせていた。
「そろそろいいな……オラッ、てめぇのよがる姿、そいつに見せてやんな!!」
吉川はズボンの中からいきり立ったペニスを取り出し、背後から一気に貴美を貫いた。
「うああああああああああああああーーーーーーーっ!!」
貴美の絶叫が響き渡った。
そのまま貴美の両手を後ろに引き、自分はフローリングの床に横たわり、私に結合部を見せつけた。
膣壁と肉棒の隙間から、ちゅるちゅると溢れるように愛液が漏れ出てくるのが見えた。
「オラ、何ぼさっとしてやがんだ!! お前も動くんだよ!!」
吉川はその体勢のまま上下ピストン運動を開始した。
ぐちゃ、ぐちゃ、ぐちゃ……
「ひっ、ひぃっ、あっ、あぐっ、うあ、あ、あああっ!!」
貴美は吉川の強制による物かそれとも体が勝手に反応しているのか、腰を上下に動かし、吉川のペニスを奧へ奧へと誘った。
「……こいつはもうすっかりクスリの中毒でな、借金は返すどころか増やす一方だ。いい加減俺もうんざりしてな、もう薬は売れねえと言ったら、はあ、はあ、……こいつは、俺を殺してまでクスリを手に入れようと……はあ、はあ……しやがった」
吉川の腰の動きはさらに速さを増す。
朦朧とする意識の中で、吉川の声だけがわんわんと響いていた。
「うぁぁぁっん!! いやぁぁ……はっ……んぁっ……きゃぁぁぁぁっ!!」
貴美のあえぎ声が、限界を示してきた。同じ頃、吉川も限界を迎えようとしていた。
「イク……イクぜ!! オラ逃げんじゃねぇ!!」
「いや……いや……いや……いや……」
絶頂が近づくに連れ、貴美を恐怖のみが支配し始める。
秘部が、きゅっと締まる。しかし、愛液に満たされている膣は、すんなりと吉川を受け入れ……
ドクドクドクッ!!
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
貴美の中に精液が流れ込む!!
「やぁっ……あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
同時に貴美も絶頂に上っていた。
515反転痕 柳川シナリオ(11/12):02/08/17 23:18 ID:MQ8M2P7h
床に倒れ附した貴美の瞳は、まるで腐った水のような濁った色をしているように見えた。
貴美は明らかに正常な状態ではなかった。

「……だから、たっぷりとくれてやったよ。……壊れるギリギリの量をな。……もっとも、こいつはもう壊れちまったが。
……なあに、心配すんな。次はあんたの番だ…………あんたにも……同じ量を飲ませてやったんだ。すぐに一緒に向こうの世界へ行けるさ……」

そのときだった。
ドクンッ!!
ドクンッ!! ドクンッ!! ドクンッ!! ドクンッ!!
クスリのせいで理性のたががはずれ、私の中で奴が目を覚まし始めたのだ。
ふと見ると、吉川の傍らには、壊れた貴美のギターがあった。貴美が自慢げに見せ、楽しそうに弾いていたギターは真っ二つに割れ、弦が飛び出していた。
ぐったりと動かない貴美の瞳は、穢れた海のようにどろりと濁り、明らかに精神の異常を物語っていた。
吉川は貴美から勢い良く肉棒を引き抜く。
秘所からは、受けとめきれなかった吉川の精液を垂れ流していた。
それを見た吉川は、
「はーっはっはっはっはっはっはっはっは!!」
高々と声を上げて、愉快そうに笑った。
その時私は、生まれて始めて心の中から人を殺したいと思った。
全ての理性を見失い、ただ、この吉川を殺したいと願った。
ビクンッ!!
その瞬間、私の中で何かがうごめいた。
516反転痕 柳川シナリオ(12/12):02/08/17 23:19 ID:MQ8M2P7h
右腕が人ならざる物へと変わり、両腕の拘束具を引きちぎっていた。同様にして、足の拘束具を外す。
私は立ち上がって、腰を抜かしてひいひいと怯える吉川に体を向けると、ゆっくりと、ゆっくりと近づいていった。
そのまま猿轡を掴み、引きちぎる。手の中のそれを後ろに放り投げた。
目を大きく見開いた吉川に向かって右手を振り下ろすと、吉川の体は豆腐を切るかのように容易く裂けた。
真っ赤な鮮血が私に降り注いだ。
つい先ほどまで、あれほど息巻いていた吉川が、瞬き一つの間にただの肉片に変わり果てた。
私はその滑稽な事実に、笑みが浮かんだ。

それは、私の心が生み出した妄想だと思った。
私の憤怒が生み出した幻覚だと思った。
だが、私にかかった返り血と床に散らばった肉片は、何時までも消えることはなかった。
そして、貴美にあの無邪気な笑顔が戻ることもなかった。

「……今日はゴミの日だから、出掛けるついでに出しておくわね」
私はそう言って、貴美に微笑みかけた。
キッチンに出て、無造作に置かれているゴミ袋に、先ほど片づけた弁当の残りを放り込んで、包んで封をした。弁当箱は水につけて置いた。洗っている暇はないから、夜回収しに来よう。
何の関心も示さず、体を壁に預けて、うつろな目で天井の一点を見続ける貴美。
何も応えない。
何も話さない。
貴美の心はあの日、死んでしまったのだ。
私は微笑みを浮かべたまま、涙をこぼした。
517489:02/08/17 23:20 ID:MQ8M2P7h
性懲りもなくsage忘れ。

やっぱり回線切って首吊ってきます……
518名無しさんだよもん:02/08/18 00:08 ID:rTqxM9jt
吊るな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!
519夕焼け小焼けに:02/08/18 01:51 ID:ITqaqGA4
体育館の扉は全て閉まっていた。
私の心が絶望に染まる。
御崎さんを見送る。
そう心に決めたはずなのに。
「みさきさん、ごめん」
「卒業式出れそうにないや」
私は扉にもたれ掛けながら虚空に向けて言葉を紡ぐ。
目を閉じると卒業生へ贈る歌が聞こえてきた。
私もそれに加わる。
「あおーげば……」
御崎さんに聞こえてなくても構わない。
ただ全部歌い切りたかった。
けどそれは叶わぬ夢。
扉の冷たい感触が消えて。
合唱が聞こえなくなり。
足の感覚さえなくなり。
声も出なくなり。



私は世界から消えた。
520夕焼け小焼けに:02/08/18 01:58 ID:ITqaqGA4
パタパタパタパタ
私は無人の校舎を歩き回る。
向かう先は一つ。
あの人と出会った場所。
階段を駆け上がり、冷たい屋上へと続く扉を開ける。
赤い。
そこには赤い世界があった。
沈まない夕日。
流れない雲。
フェンス越しに見る赤い世界。
ふと、後に誰かの気配を感じて振り返った。
そこには少年がいた。
少年は近づくと囁いた。
「夕焼けきれい?」
私は彼にもたれ掛るようにして答える。
「うん、きれい。91点かな」
「そうなんだ」

「ねぇ、御崎さん」
「ん、どうしたのひろみちゃん?」
私は御崎さんを見上げながら問い掛ける。
「ずうっと、そばにいてくれる?」
御崎さんは微笑みながら答えてくれた。
「もちろんだよ。“永遠”にひろみちゃんの側にいるよ…」
「えへへ、嬉しいな…」
521夕焼け小焼けに:02/08/18 01:59 ID:ITqaqGA4
これが幻想だとしてももいい。
私はここにいて。
側に御崎さんがいるのだから。

私はこの世界で永遠に御崎さんと過ごす。

そうえいえんに。











えいえんはあるよ
ここにあるよ

522名前を変え忘れた502こと69:02/08/18 02:12 ID:ITqaqGA4
民主主義に逆らって
反転ONEみさき先輩バットエンドを先に書いてみました。
余白使いすぎ。

>44さん
やっぱり44さんの奏嬢は萌えですね。

>380さん
B-B楽しみです

>489さん
はふぅ、柳川の姉さんかっこいいです。

ちなみに数字コテなのはなんとなくです(マテ
それでは次の390さんの案のをよりよくするため吊ってきます。
523名無しさんだよもん:02/08/18 16:58 ID:rPiSdRnI
>>519-522
忘れてたぜ…こいつが泣きゲーだったってことをよ…
ひろみちゃん・゚・(ノД`)・゚・

グッジョブ、です。
52444:02/08/18 17:48 ID:YIf24qVH
>522
御崎さんBAD乙カレーです。ひろみちゃん…(つД`)

そして、有り難うございます(土下座)
Wカプール時の漏れ的奏さんですが、気が付いたらあんな超弱気になってますた…(;´Д`)
(一応)強気な、生徒会長時の奏さんは他の人に任せちゃ…ダメですか?(爆


ちなみに、漏れが数字コテなのは…ヤパーリなんとなく?
次の駄文ネタがない…とりあえず>522氏に便乗して吊ってきます…
525380:02/08/18 18:39 ID:XfVasPga
自分も一緒に吊らせてください…
B−Bルート、現在執筆中…
526名無しさんだよもん:02/08/18 19:17 ID:OZ/DJK5J
このスレが終わる頃には何人の首吊り死体が晒されるんだろうか(w
527名無しさんだよもん:02/08/18 19:36 ID:bWYAWNHX
…というか、職人の皆様はおそらく一人で何回も何十回も吊っているものと思われw
528367〜373の続きです:02/08/19 03:22 ID:2Y7PsfO6
ピンポーン
・・・こんな時間に誰だろう?
ドアを開けるとそこにいたのは勇輝だった。
「こんばんわ、ふゆ。」
「えっ・・・どうしたの、急に?」
こんな時間に恋人の不意の訪問、え〜と、これは・・・!
「急に来ちゃってごめんね、ちょっとふゆに頼みたいことがあるんだけど、
いま大丈夫?」
え・・・ええと・・・そりゃ恋人同士なわけだし、いつかは・・・とは思ってたけど、
心の準備が・・・
「明日・・・時間あるかな?」
「う、うん。大丈夫だけど・・・」
わたしはドキドキしながら返事を返した。
「ホント?じゃあお願いなんだけど、明日一日俺のADをやってくれない?」
「え・・・AD?]
わたしはちょっと拍子抜けしてしまった。
・・・・・・なんて勘違いを・・・・・・
529続きその2:02/08/19 03:24 ID:2Y7PsfO6
でも勇輝はそんなことには気付かずに
「そ、俺の付き人みたいな仕事になっちゃうんだけど、
細々とした道具のセッティングとか、簡単な連絡係とかそんな感じなんだ・・・」
「いいけど、なんで今ごろ急に・・・?電話でも良かったんじゃない?」
「それが、いつもその役をやっている人がさっき事故にあっちゃって、
たいした事は無かったらしいけど、明日からの収録で代わりの人がいないんだ。
それに、誰でもいいって仕事でもないし。
で、だったらなれない人を代役に立てるより・・・」
ここで勇輝は言葉を切って、
「・・・俺のことを良く知ってるふゆにやってもらいたいな、って思ったんだ」
と、少し照れながら囁いた。
「で、ちょうど近くを通りかかったときに連絡が来たんで、どうせなら直接頼んでみよ
うってことになったんだけど・・・」
「・・・・・・ええっと、それってわたしなんかでも出来るような仕事なの・・・?」
わたしも少し照れが入った口調で答えた。
「ちょっと忙しいとは思うんだけど・・・難しいことは無いと思うよ」
「うん!なら、任せてよ!勇輝を手伝えるなんてそうそうないことだし・・・」
実際、わたしは思う。
わたしが勇輝の夢を手伝おうとしても、わたしに何が出来るんだろう?
勇輝が一人で羽ばたくことが出来るとしたら、わたしはむしろ邪魔者なんじゃないか、
そんなふうに。でも・・・
「ホント!ありがとう、ふゆ。来て良かったよ!」
「ゆ・・・勇輝。声、大きいよ・・・」
「あ…ごめん」
こんなふうに喜んでくれる勇輝を見ると、そんな不安も消し飛んでしまう。
「・・・・・・ありがとう、いつも無理を言っちゃってごめんね。」
「無理なんて言ってないよ・・・勇輝がいつも一生懸命にやってるの、見てるし・・・」
そう言ってわたしと勇輝は久しぶりのキスを交わそうとした。
530続きその3:02/08/19 03:25 ID:2Y7PsfO6
コホン・・・
小さな咳払いの音・・・
音のしたほうを見ると、背の高い女性がこちらを見ていた。
わたしと勇輝は慌てて身体を離す。
「勇輝さん、もう少し周囲の目と言うものを考えてください。
マスコミが近くにいないからいいようなものを・・・」
わたしと勇輝は真っ赤になってうつむいた。
うっ〜、目をあわせづらいなぁ。
あれ、わたしこの人知ってる。ええと・・・
「はじめまして・・・ではありませんね。
 私、森川勇輝のマネージャーで篠塚弥生と申します」
彼女は静かに頭を下げる。
そうだ、この前TV局で勇輝とすれ違ったとき横にいた女性だ。
「弥生さん、ふゆをそんな知らない人みたいに扱うのはやめてよ」
「遅いのでお迎えに上がりましたが、何か?」
「ううん、あ、それと、ふゆは明日から手伝ってくれるってことなんだけど」
弥生さんは私のことを少し見下すようにした気がしたけれど、
「ご協力感謝します」
軽く頭を下げた。
「二人とももうちょっと気楽に行こうよ。明日から一緒に仕事するんだからさ」
「うん・・・ごめんね」
私は何も言ってはいないのだけど、なぜか謝ってしまった。
「そうですね、藤井さん・・・でしたかしら?」
「あ・・・藤井ふゆです」
弥生さんの右手がすっと伸びた。
「以降よろしくお願いします」
こちらも弥生さんの手を取って握手した。
「こちらこそよろしくお願いします・・・」
531その4:02/08/19 03:25 ID:2Y7PsfO6
「それでは簡単な概要を・・・」
そして弥生さんは、30分はかかるだろう説明を、玄関先で5分間のブリー
フィングで完了させてしまった。実際のところ、普通に聞いた場合の5分間分
しか頭に入らなかったけど、それでも一応、判りましたと答えておいた。
「それでは明日、よろしくお願いします」
言い終わると弥生さんは勇輝に「帰りますよ」と目で合図して、外へ出て行った。
「ごめんね、ふゆ。ほんと急な話になっちゃって・・・」
「ううん・・・でも、なんだか凄い人だね、あの人」
「弥生さん?そうだね、結構苦手な人もいるみたいだけど・・・
でも、いい人だよ。本当はすごい優しい人なんだ。」
「優しい・・・?」
「うん、結構頼りにしている人なんだ。もし姉さんがいたらあんな感じかもって
思うときがあるよ」
勇輝は私を気にかけるようにして言う。
私もあんまり疑り深いことを言っても仕方が無いので話を変えた。
「それより、弥生さん下で待ってるんじゃない?」
「あ、そうだね。・・・それじゃ、ふゆ、また明日ね」
「うん、また明日。頑張ろうね、勇輝」
「うん」
そうして勇輝も帰っていった。
532その5:02/08/19 03:26 ID:2Y7PsfO6
数日続いた撮影は慌しく経過して無事終了した。
作業を終えてロビーを歩いていたわたしを誰かが追い抜いた。
弥生さんだ。彼女の方もわたしに気付いたらしく、こちらに振り向いた。
「藤井さんでしたかしら?」
乾いた眼差しを向ける彼女。
「少し当てが外れましたか?」
今回の仕事では、わたしはほとんど勇輝のそばにいる事はできなかった。
確かにそれは少し残念ではあったけど、その言い方に少しカチンと来た。
少し反論してみようと思ったとき、
「あなたは何も判っておられないのですね」
見下すように言われた。
「いま勇輝さんがどんな時か、本当に判っておりますか?」
「・・・知ってますよ」
わたしはいまの勇輝がこの世界でいかに成長しているかを説いた。
彼女はそれを黙って聞いていたけど、突然
「それで?」
溜息とともにわたしに訊き返した。
533その6:02/08/19 03:27 ID:2Y7PsfO6
それで・・・って?」
「自称恋人のあなたはどうなさるのべきなのかということですわ」
自称とはなんだ。
「あなたは勇輝さんに何をして差し上げられるのですか?」
・・・!
「自称恋人のあなたは、勇輝さんをどんな風に手助けしてくださるのでしょう?」
「それは・・・」
「勇輝さんに甘い言葉をかけて、彼を勇気づける?それとも、その身体を捧げて
彼の歓心を買う?そのくらいでしょうか?」
「・・・」
「それでどうなります?彼はますますあなたのことを想うようになるでしょう。
仕事やレッスンに上の空で身が入らないまでに」
「ゆ、勇輝はそんな風には・・・!」
わたしは思わず声を張り上げる。
受付の女の人が驚いてこっちを見ている。
弥生さんの方もそれに気付いたらしく、
「出ましょうか」
わたしを駐車場の方へと誘った。
534その7:02/08/19 03:28 ID:2Y7PsfO6
はっきり申し上げます。あなたに、森川勇輝に必要以上につきまとわないで
欲しいのです」
彼女は自分の車のキーを弄びながらわたしに言った。
常夜灯だけが照ってる、暗い駐車場に彼女の声は静かに響く。
「…つきまとうだなんて…」
強く言ってやろうと思ってたのに、思わず怖じ気づいたみたいに弱々しい声に
なってしまった。
「勇輝さんの為でしょう?お分かりになりませんか『恋人』さん?」
「・・・勇輝の・・・ため・・・?」
「やはり考えたこともないようですね」
そんな事は無い。
いや、むしろ最近はその事で悩む事が多くなった気がする。
でも、わたしはその答えから目を背けていた。
「なにも、別れろとは申しません。ただ…」
彼女はここで静かに笑った。
初めて見た彼女の微笑み。
…なんて冷酷な笑顔だ…。
「勇輝さんにとって、あまりに大切な存在になって欲しくはないのです。
確かに、あなたに励まされることは勇輝さんを大いに勇気づけます。
そのことはこの数日の間に拝見させていただきました」
「あなたが突然いなくなってしまったら、彼も仕事どころではなくなるでしょう。
ですが、その段階で終わっていていただきたいのです」
・・・どういうこと?
「あなたの存在が勇輝さんの中で今以上に大きなものになってしまったら、
あの人はその時点でお終いなのです」
「そんな・・・勇輝は・・・!」
「勇輝さんが、あなたとYUKIという存在を秤にかけるような事が今後も起こらないと
言いきれますか?まして、下らない男女関係のことで騒がれたりするのは、どう考え
ても彼の才能には釣り合いません」
535その8:02/08/19 03:29 ID:2Y7PsfO6
確かにその通りだ…。
…悔しいけど…。
「あなたは、今の偽りのない愛情で彼を喜ばせる事で、彼の才能を潰してしまうつも
りですか?それとも?」
勝負はついた。
この人はわたし以上に勇輝の事を分かっていて、そしてシビアに考えてくれている。
勇輝の信頼にまったく違っていない。

勇輝の夢をかなえてあげたかった
勇輝と並んで歩いていきたかった
勇輝と同じ夢を見ていたかった
だけどその夢がかなったら、
勇輝はどんどん遠くへ行ってしまう
覚悟していたはずだった。
逢えないこと、話せないこと、今まで通りでいられないこと、
みんな分かっていたはずだった。
わたしは自分の甘さに涙が出てきそうだった。

「分かっていただけたようですね?」
そして彼女はいつもの無表情に戻り、車を走り出させた。
誰もいなくなった駐車場でわたしは一人で泣いていた。
536『ふゆ』書き最後の生き残り:02/08/19 03:34 ID:2Y7PsfO6
       /         /.    │    ヽ          \
 ∧ ∧/          /.     │     ヽ         ∧\∧
(  ⌒ ヽ           /      │      ヽ        (  ⌒ ヽ
 ∪  ノ          /      │      ヽ         ∪  ノ 
  ヽ_),)           /       │       ヽ        し' l_ノ
       ミ      /       │        ヽ      
            ∧ /∧      │       ∧ヽ∧  彡 
           (  ⌒ ヽ      │      (  ⌒ ヽ    
            ∪  ノ ミ  ∧│∧  彡   ∪  ノ
             ヽ_),)    (  ⌒ ヽ      し' l_ノ
                     ∪  ノ
                      ヽ_),) … 吊ると落ち着くなぁ・・・・・・
537とあるへっぽこ職人:02/08/19 08:48 ID:OTjO5pHQ
>>536
お願いですから吊らないで下さい…(悲)
私も一緒に連れてって…
538ふゆ書きだけど見てるだけ:02/08/19 09:18 ID:Ecqu9uVR
頑張れ〜。
539名無しさんだよもん:02/08/19 09:39 ID:Ym2lQUWN
>>528-535
さすが元祖反転萌えキャラ「ふゆ」。

しかしこの状況だと、弥生さんはふゆを容赦なく潰しちゃいそうな気が…。
540名無しさんだよもん:02/08/19 09:41 ID:Qr7EdppG
>>539
むしろ潰して下さいw
541軽く流してくださるとありがたい:02/08/20 02:59 ID:CrNyVP5m
1さんの脳内で鳴らした私たち反転部隊は、日の目を見ずに終るはずだったけど、
一部のSS書きの頭から 誕生。反転属性を作り上げた。
しかし、皆の頭の中でくすぶっているような私たちじゃあない。
筋さえ通ればネタ次第でなんでもやってのける命知らず、不可能を可能にし住民の理性を
粉砕する、私たち、反転野郎Lチーム!

私は、リーダーふゆ。通称元祖反転萌えキャラ。
いじめて光線とADのバイトの名人。
私のような常識人でなければ百戦錬磨のつわものどものリーダーは務まらない、はず…

私ははじめ。通称耳年増。
自慢のバストに、四兄弟はみんなイチコロよ。
ハッタリかまして、なめなめから筆おろしまで、何でもしてみせるわ。

や、お待ちどうさま。私は浩子。通称万能女。
男を迷わせる技は天下一品!
縛りに?放尿?だから何。

祐子。通称真・いじめられッ娘。
電波の天才よ。う、生みの親でもブン殴ってみせるわ。
でも裕美さんだけはかんべんして。

私たちは、設定至上主義にあえて挑戦する。
頼りになる神出鬼没の、反転野郎 Lチーム!
なにかに目覚めた時ときは、いつでも言ってね。
542名無しさんだよもん:02/08/20 08:58 ID:U8TBlVqq
>>541
うまい!ワラタよ。
543「B−Bルート」です…:02/08/20 23:40 ID:ecRWE1Ah
私は、思わずその声に従って陶酔しそうになる自分に気付き、我に返った。
だめ!誘惑に乗っちゃいけない!耐えなきゃ…耐えなきゃ…耐えなきゃ…!
辛いのは私だけじゃない、初音くんも同じなんだ。
私だけ欲望に溺れて、この子をもっと辛くさせるなんて…そんなのできるわけない…。
「…お…お姉ちゃん…ぼくのお姉ちゃん…返し…て…」
「…は…初音…くん…」
初音くんの健気さに、胸をきつく締め付けられる。
そうだ。私は約束したんだ。君を守ってあげるって。
…なのに…なのに私は…約束を守れていないじゃない!私は…私は…!
初音くん!
初音くん、初音くん!
初音くん、初音くん、初音くん!

私の胸が初音くんのことで張り裂けそうになった時―
544「B−Bルート」です…:02/08/20 23:42 ID:ecRWE1Ah

足元から、突然、眩しい光が射した。それは、私の服のポケットから輝きを放っていた。
初音くんが持っていた、例の母さんのお守りだった。
亡者に操られていた時に、初音くんから奪ってそのままにしておいたやつだ。
とても温かい光だった。まるで抱きしめられるように光に包み込まれていく。
「「「…おおおオオオあああアアアぅぅぅゥゥゥ…」」」
私の頭の中に亡者の雄叫びが木霊する。お守りが蒼く輝く度に、亡者の霊魂は
光に照らされた闇のように跡形も無く消え去った。
光が全てを覆い尽くす。
「「「…憎しや…恨めしや…次郎衛門…またしても…我等を…」」」
亡者たちの声は、蒼く輝く光の中に、徐々に掻き消えて行った…。
その暖かな光の中で…

「…はじめ」

ふと、そんな私を呼ぶ声が聞こえた。聞き覚えのある、懐かしい声。
「…これからは、あなたがこの子と共に歩みなさい。いくらいい加減なあなたでも、
 好きな人の側に居てあげる事くらい、できるでしょう?」
燦々と集う光の中で、表情こそ見えなかったけど、私にはその顔が微笑んでいるように見えた。
だから私も、涙目のままで笑顔を作って、
「…大きなお世話よ。…母さん…」
そう、言ってやった。
545380:02/08/20 23:44 ID:ecRWE1Ah
…ということで選択肢B→B「最後の抵抗をする」を書いたわけなんですが…
あああああすいませんすいませんごめんなさいごめんなさいゆるしてください
回線吊って首切ってきます…

…ところで、やっぱり「この後」は書かれるべきなんでしょうか?
546名無しさんだよもん:02/08/20 23:47 ID:I+du4QBr
おぅ、リアルタイムで神に遭遇した
いや、是非吊らないで続きを・・・

・・・・初音クンハァハァ
547名無しさんだよもん:02/08/21 02:45 ID:oeHVNPR3
>>545
禿しくイイ!(・∀・)
是非「この後」キヴォンヌ…と言いたいけど、無理はしない様に(笑
548名無しさんだよもん:02/08/21 03:32 ID:WB2/BQcZ
前世の方の性別はどうなってるんですか?>380氏
549380:02/08/21 20:18 ID:sSoDNvz1
>>548
ええと、現世と同じ、ということになってます。
過去ログを閲覧して一考した結果、

 「自分を男だと偽って戦いに挑んだ人間の女(いわゆる次郎衛門)がエルクゥとの負け戦に巻き込まれ、
  命を落とさんとする所を間一髪エルクゥの若者、エディフェルに助け出され、エルクゥの血を受ける。
  初めは自分一人生き残った事に絶望と厭世を感じていた次郎衛門も、次第に彼と心を通わせていくが、
  人間との交流を望まない急進派達の手によって、エディフェルの兄たちは無惨にも処刑されてしまう。
  そしてついにエディフェル本人も彼らの手にかけられてしまい、失意の底に沈んだ彼女を救ったのは、
  エディフェルの弟、リネットであった。彼は次郎衛門にエルクゥの技術を渡し、対話を望んだのだが、
  人間たちはその武器を以って彼らを駆逐してしまった。鬼との戦いの勝利に沸く人間達を尻目にして、
  自らの行為を「偽善」と自虐するリネット。エディフェルの仇を討ったものの、空虚に沈む次郎衛門。
  互いの心に刻まれた消されぬ痕を癒すように求め合った二人。いつしか彼らは心惹かれ合っていった…

                 そして、幾百年の時が流れた…」

…という感じの設定を思い浮かべて書いております。
お読み頂いてありがとうございます。
それでは回線吊って首切ってきます。
550名無しさんだよもん:02/08/21 22:11 ID:miRmaZR5
回線吊って首切り?!
チョットマター!!キルナー!!
551名無しさんだよもん:02/08/21 22:20 ID:RKmIuAyz
>550
>380はずーっとそういってるけど
だーれも気づいていなかった罠(w
みんな「回線切って首吊り」だと思ってた、あはは・・・。
552380:02/08/22 00:55 ID:bC8IXcce
>>551
気付かれてしまいました…あはは…
最近随所で同じ言い回しを見て嬉しかったり恥ずかしかったり…
自分より前にこう言ってた人もきっと居るんでしょうけれど、どうも…

回線吊って首切ってきます…
553名無しさんだよもん:02/08/22 04:41 ID:RbpUtGyX
>>549
解説thxです。
次郎衛門って男性名が出たんでこれはどっちなんかなー
とふと思ったもんで。
554名無しさんだよもん:02/08/22 22:25 ID:PYqk0mNk
いまさらだけど、
>>528-535のふゆ、しまいには「えいえん」いきになりそうなヨカーン(笑
555かくされるもの:02/08/22 23:48 ID:bsbuvrwD
 湯気に煙る浴室の中、私は手にしていた杯を傾けた。
「ふぅ…うむ、美味い…」
 杯を乾して、思わずひとりごちる。む、挨拶が遅れた。私の名はハクオロ。このトゥスクル國の皇を努めている。
世間では「仮面の賢皇」とか言われているらしいが、本当の私はその…居室で酒を飲むことも出来ず、こうやって浴室で
呑むしかない漢なのだ…いや、恥ずかしい話だ。
 私には娘同然とも思っている多くの少女たちがいるのだが、これがまたそろいもそろって遠慮と言うものを知らない。
昼間の政務の疲れを癒そうと酒を呑もうとしても、彼女たちが容赦なく私の私的空間である寝室にまで押しかけてくる
ため、それもままならないのだ。しかも、彼女たちの頭をなでてやっていると何故かエルルゥが殺気に満ちた視線を
向けてくるしな(怖)。
というわけで、ここしばらくは趣味の晩酌を浴室で行っている、と言うわけだ。ここならば「襲撃」の可能性はかなり減らせる。
まぁ、カルラあたりは遠慮しなさそうだが、今のところ彼女の来襲は無い。
こうして落ち着いた気分で杯を重ねていたわけだが、ふと異常を感じた。気配がする。何物かが浴室の中に潜んでいる。
 相当な使い手だろう…私も戦士としてはそこそこに修練を積んでいるつもりだが、これは只者ではない。
「何者だ」
 私は気配の方向に向かって言った。武器の鉄扇は無いが、酒を運ぶのに使った盆を代わりにしている。その時、湯船に岬
のように突き出した岩の陰から、聞き慣れた声が聞こえてきた。
「聖上、私です」
 その声に、私は緊張を解く。それは、侍大将でトゥスクル家臣団の最高位、といっても良いベナウィのものだった。
556かくされるもの(2):02/08/22 23:49 ID:bsbuvrwD
「なんだ、お前か…なぜ隠れていたんだ?」
 私が問うと、ベナウィが肩まで湯に浸かったまま頭を下げる。
「は、申し訳ありません。聖上の邪魔をしては、と思い控えておりました」
 生真面目な口調で言うベナウィに、私は苦笑しつつ持っていた盆を湯船に浮かべ、徳利と杯を戻した。そうだ、一人で呑むのも
良いが、たまにはこの漢と呑むのも良いものかもしれない。そう言えば、私は彼と呑んだ事が無かった。
「相変わらずだな。まぁ良い。せっかくだから、一杯やっていかないか?」
 杯を勧めると、ベナウィは困ったような表情を浮かべた。断りたいのかもしれない。しかし、奴の性格からして主君、つまり私
自ら勧める杯を断る非礼は出来ないだろう。予想通り、ベナウィは杯を受けた。
「光栄です、聖上」
 そう言いながらベナウィが杯を乾す。意外に良い呑みっぷりである。私はさらに杯を勧めた。
「どうだ、もっと飲らないか?」
「は…」
 あのベナウィが困っている。思えば、初めて彼と会ったとき、私と彼は敵同士だった。直接刃を交えたときもあるが、その時だって
こんな顔を見せた事は無い。愉快になって、私はどんどん酒を勧めた。
「せ、聖上…申し訳ありませんが」
 いつのまにか、ベナウィの顔は真っ赤になっていた。身体も左右に振れている。ふむ、調子に乗って少し苛め過ぎたかもしれん。
 考えてみれば、明日も政務が待っている。補佐役でもある彼が二日酔いで倒れでもしたら、政務が滞るではないか。
557かくされるもの(3):02/08/22 23:50 ID:bsbuvrwD
「む…そうだな。今日はこのあたりでやめておくか」
「は…御心のままに」
 そう言いながら、彼は湯船から出ようとはしない。不審に思って私は訊ねた。
「どうした、出ないのか?」
「は…聖上より先に出るわけには」
 酔っていても生真面目さは変わらないのだな。私は苦笑を浮かべ、先に行くように手で促した。
「私はもう少し浸かって行く。それよりも早く休め」
「…わかりました。では、失礼して…」
 何故か一瞬躊躇して、ベナウィは湯船を出た。足元が定まっていないようだが、大丈夫だろうか?
 と思ったその瞬間、彼は平衡を崩した。
「!!」
「いかんっ!!」
 止める間もなく、頭から湯船に転げ落ちるベナウィ。相当酔いが回っていたらしい。私としたことが調子に乗りすぎた。ともかく、
助け起こさねば。
「ベナウィ、しっかりしろ」
 そう言いながら、湯船に浮かんだ彼の身体を引き起こす。少し気が遠くなっているのか、反応が鈍い。
「…ん?」
 その時、私は何か見えるはずの無いものを見た気がして、動きを止めた。
 筋肉質ではあるが、意外に細身な身体つきはまぁ良いとして…この、胸についているものはなんだ。
「…まさか、な」
 そう口にしながら、視線を下半身へ持っていく。そこには…余計なものがついている胸と異なり、必要なはずのものが無かった。
「…いかんな。私も酔っているのか…?」
 さもなくば、日頃の激務がとうとう眼か脳に来たか。そう思ったとき、「う…」とか細い声をあげてベナウィが身じろぎした。
「う…はっ!?せ、聖上っ!?」
 慌てて叫ぶ、その声が甲高い。信じられない事だが、確信を抱いて私は訊ねようとした。
「ベナウィ、お前…」
「だ、駄目です!見ないでください!!」
 私が言い終えるより早く、ベナウィは頬を染め、胸と秘所を隠して湯船の中にしゃがみこんだ。それは、男の反応ではない。
「お前…女だったのか」
 私が言うと、ベナウィは震えながら微かな声で「はい…」と答えた。
558かくされるもの(4):02/08/22 23:51 ID:bsbuvrwD
 しばらくして、私とベナウィは私の寝室にいた。ベナウィは城内で平時でも決して脱ぐ事の無いあの甲冑を身に付けて、私の前で
かしこまっている。ただ単に武人としての身だしなみと思っていたが、今考えるともう一つの目的があるのだろう。
 つまり、身体の線を隠すと言う事だ。
「事情を聞かせてくれ、ベナウィ。何故黙っていた」
 問うと、ベナウィは身体を震わせ、次いで平伏した。
「も、申し訳ございません、聖上」
「謝罪は良い。それより、事情を聞かせて欲しいのだ。良いな?」
 私が確認すると、ベナウィは顔を上げ、少しずつ事情を語り始めた。
「はい…私の家は、まだこの國がケナシコウルペだった頃からの武人の家系だったのですが、私の父の代になって子宝に恵まれず…」
 ベナウィの父はかつての戦傷が元であまり身体の丈夫な人ではなかったらしい。そして、母親のほうはベナウィが生まれたとき
ひどい難産で、もう子の産めぬ身体である、と薬師に言われたと言う。
「やむなく…両親は娘の私を男児と偽って育て、家の後継ぎにしようと考えたのだそうです」
 ベナウィは両親の期待に応えるべく、必死に自己研鑽を重ねた。同じ年頃の少女たちが人形遊びでもしているその時、彼女は
その細腕で槍を握り、馬を操り、兵法書を学んだ。その甲斐あって、若くして一軍の将を任されるほどの実力を身に付けた。
 そうか…と私は頷いた。ベナウィの若さに似合わぬ強固な國への忠誠心、優れた武芸の腕はそうした背景で身に付いたもので
あったのか。それは、確かに並みの漢では敵わぬはずだ。
559かくされるもの(5):02/08/22 23:52 ID:bsbuvrwD
「ですが…もう終わりです」
 ん、と私は顔を上げた。俯いたベナウィが、震える声で言葉を紡いでいる。
「皇を欺き奉っていた以上、もはやお仕えするわけにはございません。暇を頂きたく存じます」
 私は笑いそうになった。ベナウィは…彼女は私が怒っていると勘違いしているのだろうか。とは言え、彼女の言い分を聞くわけには
いかない。私は口を開いた。
「それは聞くわけにはいかないな、ベナウィ」
 私の言葉に、ベナウィの肩がぴくり、と震えた。
「お前とて、悪意から自分を偽っていたわけではあるまい。お前の存在が余人を持って代えられぬ以上、暇などやるわけにはいかぬ」
「いえ、しかし…」
 まだ反論しようとするベナウィを、片手を挙げて制する。
「それ以上言うな。良いか、私にもこの国にもお前の力はまだまだ必要なのだ。これからも私を援けてくれ。これは皇としての命令だ」
 沈黙が流れる。どれほどの時間が経っただろうか。やがて、ベナウィは顔を上げ、はっきりとした口調で言った。
「ありがとうございます、聖上…非才の身にはございますが、今後も精一杯聖上にお仕えさせていただきます」
「うむ」
 私は頷いた。すこし、顔が熱くなる。決意を新たにしたベナウィは…その…非常に美しかったからだ。表情を読ませぬこの仮面が
ありがたいと思ったのは、これが初めてのことだった。
560555-559:02/08/22 23:53 ID:bsbuvrwD
久しぶりにここでSS書いてみました。うたわれで、ちょっと意外なキャラで…
意外過ぎたかもしれませんね。しかも何と言うか、ハクオロの語り調にしたせいで萌えが不足気味かも。
お目汚ししてすいませんでした。反省のために吊って来ます。
561名無しさんだよもん:02/08/23 00:36 ID:8WtddAZB
あぁっ、吊らないで!
なんでこのスレは吊りが流行っているの?!
562名無しさんだよもん:02/08/23 00:45 ID:BOoJ81Np
>>561
理由としては392こと地獄車氏の意見が自分にはぴったりはまったりするです。
反転物書いた後に吊ると落ち着くんですよ。
563名無しさんだよもん:02/08/23 00:57 ID:qHQ9bmpA
クロウ+べナウィの801なら良くあるパターンなのかもしれない
と言ってみるテスト。
564名無しさんだよもん:02/08/23 01:11 ID:qHQ9bmpA
だってその設定「ベルサイユのばら」そのまんまだし。
ま、アンドレはオスカルが女だって知ってたけどさ。
…んじゃハクオロはロベスピエールか?。いや、ナポレオンだな。
北に遠征して冬将軍に負けて佐渡島に流されて、脱出して復位して
ワーテルローで負けて八丈島に島流しなのか?。
んでユズハの子の子あたりが対立勢力の均衡の上にバランサーとして
乗っかって、いつのまにか皇位についてハクオロ3世と称するわけだな。

妄想スマソ。
565名無しさんだよもん:02/08/23 01:27 ID:XOxkyCz/
>561
前スレからの伝統です(w
566はじめさんしりーず まえがき:02/08/23 03:43 ID:G2HoOPWN

以下の文章はおもに前スレ931〜937の続きです。

作者の怠惰により長瀬ちゃんシリーズが進まず、なぜか痕を書いてしまいました。
いろいろツッコミたいところもあるでしょうが広い心をもって読みましょう。
もっとも、作者自身ツッコミをいれたいのですが。
では、ゆっくりとお楽しみください。

     丿   ,;⌒⌒i.
  ノノノノ⌒ヽ (   ;;;;;)   ________
 (゚∈゚ )  ミ)     ,,:;;;)  |  底無し沼  |
/⌒\/(作者) ヽ| |/ |;,ノ  |   注意!  |
( ミ   ∨∨  | /  .,i .|_______|
 ノ  /     | | ,,i; ,, . ,;⌒‖
( \/ヽ ,,,丶, | |,,,;.    ;i,   ‖ヽ
 \ ) ) ..   ,,   ´ヽ (.   ‖丿.,,,
 ///   ,,   ,,  .. ´ヽ.  ‖,,, ..,
`ヾ ヽミ ,,  .、 ヽ .. ヽ丶,.ヽ .‖、,,
567おふろではじめさん! 1:02/08/23 03:44 ID:G2HoOPWN

 からからからから……
 そんな音をたてながら,ついにお風呂の戸が開く。
 楓くんは真っ赤になりながら、そろそろとお風呂場に入ってきた。
 股間はタオルで隠している。
 男の子なのに細い身体。
 それでも、ちゃんと筋肉はついているみたいだ。

 ――なんだか、とてもドキドキする。

「あ、あの。そんなにじろじろみないでください……」
「あっ、えっと、ごめん……」
 あわてて顔をそらす。
 ……でも、誘惑に負けてちらっとだけまた見る。
 と、楓くんがすこしふるえているのに気がついた。
568おふろではじめさん! 2:02/08/23 03:45 ID:G2HoOPWN

「ねえ、楓くん」
「な、なんです?」
「寒くない? ちょっとふるえてるよ」
「いえ、平気ですから……」
「そんな……湯船に入らないと、風邪ひいちゃうよ?」
「いっ、いえあの、僕ははじめさんがあがってからで……」
「だぁめっ! 楓くん,風ひいてからじゃおそいでしょっ!」
 楓くんの言葉をさえぎるようにいう。
 まあ、確かに一緒に入るのははずかしいけど、楓くんに風邪をひかせるなんてできない。
「ほら、早くあったまらないと」
「……はい。すみません」
 湯船の手すりにタオルをおき、手で大切なところを隠しながら。
 観念して、ちゃぷ……、と楓くんは湯船に足を入れてきた。
569おふろではじめさん! 3:02/08/23 03:45 ID:G2HoOPWN

 いくら広いお風呂だといっても,それは一人で使うならばのこと。
 そんなに大きいわけではなく、どうしても肌がふれあってしまう。
 よって、すっごく近くになにも着ていない楓くんがいると嫌でも意識してしまう。
 なんだか、顔から火が出そうなくらいはずかしい。

 となりあって、腕をくっつけながらお風呂に入っている。
 ちょっぴり好奇心を抑えきれずに、ちらっ、ちらっ、と楓くんのほうを見る。
 楓くんの顔は真っ赤だ。多分、わたしも同じような顔をしているのだろう。
 と、楓くんがたまにちらっとこっちを見て、顔をさらに赤くするのを繰り返していることに気付く。

「あの、楓くん……、あんまりみないで……」
「す、すみませんっ。その、そんなつもりはなくって……」
「う、うん。怒ってるわけじゃないから、そんなに謝らなくてもいいけど……」

 まあ、わたしも楓くんを見てたりしたからいっしょなのだけど。
570おふろではじめさん! 4:02/08/23 03:46 ID:G2HoOPWN

 わたしは、恥ずかしくて視線を下に向ける。と。
「あ」
 見えてしまった。
「なんですか? はじめさん」
 アレです。とはさすがに言えず、言葉が詰まる。
「え、えっと、その〜」
「なんです?」
 ちょっぴり反則的な言葉が思い浮かんだ。

「……楓くんの、えっち」

「え……? あ……み、みないでくださいっ……」
 楓くんは、わたしの視線の行き先に気付いたようだ。
 楓くんのアレは、おっきくなっていた。
 むっくりとたちあがり、楓くんの手では全部を隠せないくらいに。
571おふろではじめさん! 5:02/08/23 03:47 ID:G2HoOPWN

 じーっ、と視線を外さない。いや、外せない。
 なんか、痴女になったような気分だ。
「楓くん、興奮してるの?」
「あ、あたりまえですっ!」
 あたりまえなのか。
「わたしの身体で?」
「そ、そうです……」
 とてもキレイだったから……、と続けてくれた。
 どうしようもないくらい、嬉しくて、恥ずかしい。
 思わず抱きしめたい衝動にかられるが、お風呂ということもあり抑える。
 気付けば、楓くんはなんだか落ちこんでいた。
「ね、ねえ。楓くん……」
 楓くんは消え入りそうな声で、なんですか。といった。
 なんだか可哀想なくらい、しょんぼりしている。
 よくはわからないけど、男の矜持というヤツだろうか。
 なにか、励ましてあげたくなる。

「あのね、その、ちょっとだけ、ちょっとだけなら……みてもいいよ?」
 おもわず、言ってしまった。
572おふろではじめさん! 6:02/08/23 03:47 ID:G2HoOPWN

 ……凄いことを言ってしまったような気がする。
「えっ、あ、いやあの僕はべつに見たいわけでは」
 わかりやすい慌て方をする楓くん。
 でも、その台詞はちょっと失礼だ。
「……わたしって、そんなに魅力ない?」
 いけない、これでは誘っているみたいではないか。
 何処に誘っているかはともかく。
「いえっあのもちろんはじめさんに魅力がないわけではなくむしろその逆でしてだからつまりその……」
 楓くんはものすごい慌てぶりだ。かわいい。
「じゃあ、本当は見たい?」
「い、いえあのっだからそのあのつまり」
 ちょっと、男らしくない。
「見たいの?」
 プレッシャーをかけて、いう。
「……み、見たいです、はい」
「えっち」
 その一言に、楓くんはがくっと肩を落としてしまった。
「でも……ほんとうにちょっとなら、みてもいいよ……」


                          続くかどうかは楓くんの勇気次第
573おまけ柏木家IN温泉 1:02/08/23 03:48 ID:G2HoOPWN

「はあ〜、あったまる。疲れがとれるねぇっ!」
「梓お兄ちゃん、おじいちゃんっぽいよ」
「いいじゃないか初音。ところで、楓と鶴兄はどうした?」
「えっと、楓お兄ちゃんはどこかにもぐってたような……
 鶴丸お兄ちゃんは、あっちに行ったよ」
「………鶴丸兄さんが何をやっているのか、気になりますね」
「おわっっ! こら楓、温泉で潜水するんじゃない!」
「まあ、それはともかく。あっちは女湯があったはず……」
「今、はじめが入っていたよな……まさかとはおもうが鶴兄!」
「いってみましょう」
                ・
                ・
                ・
「何やってんだッ! 鶴兄ッ!!」
「うわっ、な、なんですか梓」
「……なんですか、ではありません」
「お兄ちゃん、なにしてるの?」
「まさか、はじめを覗いてたんじゃないだろうな?」
「そ、そんなことするわけないじゃないですか」

「「「本当に?」」」
「うっ……」
574おまけ柏木家IN温泉 2:02/08/23 03:49 ID:G2HoOPWN

「……やっぱり覗いてたんだな?」
「……仕方ありません、白状しましょう。その通りです。」
「なんでそんなことを?」
「だって……」
「「「だって?」」」

「楓だけ一緒にお風呂に入って、ずるいじゃないですかっ!」

「……はぁ?」
「あのはじめさんの綺麗な肌、濡れたうなじ、ほてった顔。私だってぜひとも見たいですよっ!!」
「とうとう頭がおかしくなりましたか? 兄さん」
「ふっ……貴方にだってわかるでしょう。夢にまでみたこの願い。ああ、はじめさんと一緒にお風呂に入りたいとッ!」
「否定はしませんが――貴方には譲れません」
「あ〜、まあそれはともかく、だ。とりあえずこの不届き者をどうしたらいいとおもう? 楓、初音」
「裸のまま街に放り出す」
「え、えっと……今日寝るお布団なし、とか」
「じゃあ、間をとって簀巻きにしてぶらさげておくくらいにするか」
「まあ、妥当なところですね」
「……そうかなぁ?」
575おまけ柏木家IN温泉 3:02/08/23 03:50 ID:G2HoOPWN

 一方そのころ、女湯では。

「ふぅ〜、やっぱり温泉っていいなぁ〜」
 男湯の喧騒など知らず、のんきにはじめが湯に浸かっている。
「失礼、おとなりよろしいでしょうか」
 素晴らしい身体付きをした美女が近く入る。
(うわ〜、かっこいい)
 女はふうっ、と息を吐き、目を閉じた。
 なぜか、少しずつ眉間にしわがよっていく。
 キッ、と目を見開き、垣根の一部を見つめる。
「そこで覗いているのは分かっていますよ。長瀬警部」
「え?」
「ここには私以外の方もおっしゃるんですよ。ふざけた真似はよしてください」
 男湯の方から、あちゃ、ばれたか。などと声がした。
「まったく、警察としての自覚が本当にあるんですか貴方は。今の法律だと、貴方を逮捕できるんですよ?」
 男湯の方から、すまんかった、降参だ。などと声がする。
「あ、あの〜。どういうことでしょうか?」
「すみません、職員旅行できたものなのですが。同僚に困った人物がいるんですよ」
 そういって、ため息を吐く。
576おまけ柏木家IN温泉 4:02/08/23 03:51 ID:G2HoOPWN

「た、大変なんですね」
「ええ、大変なんですよ。事件などよりよっぽど」
 悪い人ではないんですが、とこめかみに指をあてながら言う。
「事件っていうと、警察のかたかなにかですか?」
「ええ、そうです。ああ、申し送れました。柳川といいます」
「あ、はい。わたしは柏木はじめといいます」
 つられて、はじめも挨拶する。

 そんな談笑をよそに、男湯では――

 ぶら〜ん ぶら〜ん
「あの〜、そろそろ降ろしてくれませんか?」
「ダメだ」
 これは鶴丸と梓。

 ぶらーん ぶら〜ん
「なぁ、降ろしてくれんかね」
「ダメです」
 これは長瀬と警察職員A

 覗きを働いた二人の漢は、なかよくつるされていた。
577あとがかれ(?):02/08/23 03:52 ID:G2HoOPWN

ああ、おまけと本編が同じくらいの量になってしまった。
書くのに必要とした時間はおまけのほうがよっぽど短いのに。
さらにいうと本編でも長瀬ちゃんシリーズより必要とした時間はよほど短いのに。
しかも、これ続く予定じゃなかったやつだし……

というわけで、やってしまいました。
温泉はともかく、本編の方は続くかどうかは楓くんの勇気しだいです。
見たい人は楓くんを励ましましょう(爆)
578380:02/08/23 04:19 ID:ezaZZRqd
>>577
…私は非常に困ってしまいました。
確かに続きを読みたい。楓君を応援したい。
しかし霧島診療所も読みたい。聖×往穂の掛け合いも見たい。
そして何より長瀬ちゃんが読みたい…瑠璃くん…
なので一緒に頑張りましょう…

B−Bの続き待ってる人(もし誰か一人でもいたら)すいません、
今頑張ってますので少し待ってください…
回線吊って首切ってきます…
579八時だよもん全員集合!!:02/08/23 18:38 ID:x8mOfSW5
流川楓たんハァハァ(笑)
580反転うたわれるもの 朝の出来事:02/08/23 21:07 ID:BOoJ81Np
「それではご報告申し上げます」
朝、謁見の間にてエルルゥからの報告を聞く。
それが私の最初の仕事。
「先日の豪雨でサノクサの用水路が一部破損しました」
「至急、修理を行ないます。ベナウィ?」
「はい、早馬を出しておきます」

「エルルゥ続けてくれる?」
「はい次に『お兄ちゃんが「ハクオロさんハァハァ」って言ってた』とのことって…これは!?」
謁見の間の空気が微妙な物になったのが分る。
「ア、アルルゥこんな出鱈目…」
何となくエルルゥが引きつった笑顔でアルルゥにゆっくり近づいている。
「ホントのことだよ、おかあさん」
何故か、謁見の間はシーンとしてしまった。
私も何を言ったらいいのか分らない。
ベナウィに視線で助けを求めてみたら避けられた。
エルルゥはなんと言うか全身を真っ赤に染めて固まってしまってるし。
とりあえず…
「エ、エルルゥもお年頃よね…」
そう言ったみたら
「うわぁぁぁぁぁぁぁん!!」
エルルゥは凄い勢いで外に出て行ってしまった。
何て言えばよかったのかしら(汗
58169:02/08/23 21:12 ID:BOoJ81Np
鬱な物を書いているとふと壊れ物が書きたくなるのですよ。
何書いてるんだろ私。
あ、御堂さんどうしたんですか。
え、銃殺ですk(ズッキューン
582名無しさんだよもん:02/08/23 23:59 ID:An1jR08f
>>577
おまけで爆笑してしまいました。
鶴丸さんを初めとする、キャラのイカレ具合が(・∀・)イイ!

>>580
「ハクオロさんハァハァ」の時、行動も伴ってたんでしょうな?(笑
こういうノリのやつ、私は大好きっす。
583名無しさんだよもん:02/08/24 01:32 ID:jLriwnQ6
柳川さんと長瀬ちゃんって、そのまま名前の最後に子を付けると同じ名前になっちゃうのか。
なんで祐也→裕子になっているかと思ったら。

ううむ、奥が深い。
584名無しさんだよもん:02/08/24 02:23 ID:2PIaDvz7
目を開けたとき、私の身体は自由になっていた。二人はまだ繋がっていたけれど。
「…初音くん…」
そう呼ぶと、初音くんも
「…お…お姉ちゃん…」
小さく囁くように答えた。
これ以上刺激を与えないように、ゆっくりと腰を持ち上げて中から初音くんのものを引き抜く。
「…ん…んふっ…」
鼻息が漏れてしまう。
抜いたばかりのそれは、どろりとした愛液の中に鮮血が混じって、濁った錆色をしていた。
…私のはじめての証だった。
私は初音くんを縛り上げていたロープを解き、解放してあげた。自由になった初音くんは、
飛びつくように私の胸に飛び込んできた。
「…お姉ちゃん…もとに、戻ったんだね…戻ったんだね!?」
その言葉に、微笑みながら大きく頷く。
「…よ、よかった…よかったぁ…」
その笑顔を眺めていたら…ぼろぼろと涙がこぼれ出してきた。
「…ごめんね、初音くん。…私、初音くんを守ってあげるって約束したのに…こんな…」
自分が何より悔しかった。自分のせいで初音くんをひどい目に遭わせてしまったから…
初音くんは『ううん』と首を左右に振って、こう言った。
「お姉ちゃんは、ぼくを守ってくれたよ。…ぼくのこと、守ってくれたよ…だから、泣かないで?」
「…初音くん…ありがとう…ありがとう…」
私は胸に初音くんを抱いたまま、しばらく泣いた。
585名無しさんだよもん:02/08/24 02:24 ID:2PIaDvz7
辺りはすっかり静まり返っていた。亡者たちの気配はすでに残らず消え去っていた。
「…あいつら、みんないなくなっちゃったのかな…?」
私が言うと、初音くんは天井を見上げながら言った。
「…うん、みんな…もう、いなくなっちゃったよ…」
私には、その顔がなぜかとても悲しげに見えた。
「…みんな…ごめんね…」
えっ…?初音くん、なにを…?
「みんなも…きっと生まれ変わるからね…ぼくみたいに…」
「初音くん、みたいに…って…?」
私が尋ねると、初音くんはそっと頷いて、目を細めた。少し時間を置いて、
「…ぼく、みんなの声を聞いて…いろんなこと…思い出しちゃったんだ…」
囁くように、そう、言った。
「思い出したって…何を?」
「…うん…リネット、っていう子のこと…」

そして初音くんは私に一つの物語を伝えた。

…星から星へと渡る鬼の一族。
…宇宙船の故障による地球への不時寄航。
…人間たちとの和平と対立。
…種族を超えた許されぬ恋。
…その終焉と裏切り。

初音くんの口から語られた話は、あまりに突飛で、まさに荒唐無稽の夢語りにも思えた。
でも私には、その物語を笑い飛ばす事はできなかった。
586380:02/08/24 02:27 ID:2PIaDvz7
…というわけで選択後のその1、その2を書いたわけなんですが…
ごめんなさいごめんなさい遅い上に内容も薄くて申し訳ありません
その上数日間PCの前に座れなくなってしまいます謝罪の言葉もありません
回線吊って首切ってきます…
587名無しさんだよもん:02/08/24 10:08 ID:C9ygh9jF
鶴丸さんの横からにゅ、と顔を出したであろう潜水(多分むひょーじょー)楓タンにワラタ。
588名無しさんだよもん:02/08/24 19:48 ID:k9I/fhhS
うむ。いいね〜。
589名無しさんだよもん :02/08/24 23:08 ID:RGDK3G2x
ここにマジアン派は居らぬのか〜
結花がスフィーに嫉妬して、隣にいるのは私とか言う所のSS求む。

590名無しさんだよもん:02/08/24 23:45 ID:Z/htMJOR
>>586
吊るなー!切るなー! 復帰するの、待ってるぞー!!
591380:02/08/25 11:11 ID:vi6/f8KZ
突発的な休憩を頂いた為、急ぎでカキコします。
例えどんな事があっても、必ず今月中にはひとまずの区切りをつけます。
それまで、もし一人でも待って頂ける方がいらっしゃったら、
どうかお待ち下さい。命を削ってでも必ず書きます。
それでは、回線吊って首切ってきます。ごきげんよう。
592名無しさんだよもん:02/08/25 16:11 ID:gZcJpkzT
>>589
マジアン…初代スレで一つ出されたくらいか?
確かに少なすぎ。
593名無しさんだよもん:02/08/25 17:16 ID:KRO0M+El
スフィーレベル1は犯罪っぽい…
594柳川さんのいちにち まえおき:02/08/25 17:53 ID:+rVeIC1i

 柳川裕子。
 それが、彼女の名前である。

 容姿端麗、頭脳明晰、そこらの男達よりもよほど強い。
 長身で胸も大きいが、腰はキュッとくびれ、腕などは細い。
 しかし、本人はそんなことを歯牙にもかけていない。
 ほとんど化粧をしていないことから察するに、ただ興味がないだけだろうが。

 性格は……厳しい、といったところか。
 しかし、冷徹ても、冷酷ではない。
 確かに基本的には自他ともに厳しいが、なんだかんだいって困っている人をほうっておけないタイプだ。
 秘密にしているが、花が好きという以外と女性らしい一面も持っている。
 そんなふとした優しさゆえ、密かに慕う人間も少なくない。
 また、自他ともに認める常識人である……と、本人は思っている。

 しかし、変なところで常識が欠けているために、まわりからは変人とも思われているのだが。


 今日は、そんな彼女の一日についてお話ししよう。
595柳川さんのいちにち あさ:02/08/25 17:54 ID:+rVeIC1i

 彼女の朝は早い。
 朝六時には完全に目を覚まし、ジョギングへでかける。
 そのまま5キロほど走り、六時半ほどで家に戻り、シャワーを浴びてから朝ご飯と昼の弁当を作る。
 それから家の観葉植物に水をやり、仕事着に着替えて出勤する。
 途中、お年よりが街中で困っていたためそれを助ける。
 こんなときの彼女の顔は、とてもやさしい。

 勤め先――警察である――に到着する。
 挨拶もそこそこに、彼女は自分の仕事を始める。

 しばらくして、部屋のドアが開いた。
「やあみんな、おはよう」
 顔の長い、なんとなくだらしない印象のある人間が入ってくる。
「……また遅刻ですか」
 時刻は十時にさしかかろうとしていた。
「いやぁ、すまんすまん。今度から気をつけるよ」
 その言葉に、職員全員が溜め息を吐く。

 昼行灯、長瀬。彼女と真っ向から話せるという、この職場では稀有な人だ。
 他のほとんどの人は彼女と向き合うと萎縮してしまうためである。

「では長瀬さん。このまえの事件の書類なんですが――」
「ん、まかせる」
「わかりました」
 平均的日常会話の一例である。というか、こんな会話ばかりである。
 昼行灯・長瀬源三郎には何を言っても無駄である。
 溜め息を吐いて――この男と会話していると、自然と溜め息が多くなる――いう。
「では、書類を出してください」
 んー、ちょっとまっててね。などと言いながら長瀬は汚い机の上をがさがさと探り出した。
「おやぁ? 家に置き忘れたかな」
「そうですか。では、今日取りに伺います」
「……へ?」
「貴方に任せていると、何時までたっても持ってこない恐れがありますから」
「ひどいな、小学生じゃあるまいし」
「ならしっかりと責任を持って行動してください」
 辛辣な言葉である。が、長瀬は意に介した風もない。
「はいはい、わかりましたよっと」
 何処までもふざけた男のようだ。

 そして柳川はデスクワークにもどった。
 ちなみに長瀬は、机に座ったきり何もしていない。
597柳川さんのいちにち おひる:02/08/25 17:56 ID:+rVeIC1i

 書類仕事とは基本的にただの繰り返し作業である。
 今日も今日とて仕事に励んでいるうちに昼の休憩時間になった。

 柳川は朝作ってきた弁当を取り出す。
 長瀬は机の中からカップラーメンを取り出した。
「……またそれですか。そのうち身体を壊しますよ」
「まあ、作ってくれる人もいないしねぇ」
 自分で作るという発想はないようだ。
「それとも、君が作ってくれるかね?」
 からかうように言う。
 しかし、柳川は。
「――そういうとおもって、今日は作っておきました」
 包みを取りだし、どうぞ、と差し出した。

 瞬間、世界が停まった。

「……あ、ああ。ありがとう」
 気を取りなおし、とりあえず受け取る長瀬。
 同じく気を取りなおした周囲の人は、途端にざわめきだす。
(お、おいまさか梁川さんって……?)
(そうだったのか……まさか彼女が長瀬さんを……)
(しゅ、趣味が悪い……いえ、特殊なのね……)
(ああっ、わたしの柳川おねえさま……そんなのにお弁当を渡すなんて……)

 噂の本人は、辺りの喧騒を気にせずに弁当を食べている。
 どうやら聞こえてはいないようだ
598柳川さんのいちにち おひる2:02/08/25 17:56 ID:+rVeIC1i

 何故、長瀬の弁当まで作って持ってきたのか。
 それにはとくに深い理由はなかった。
 ただ、いつもカップラーメンばかりでは身体を壊すだろうと思った為。それだけだった。

 しかし、普通はそんなこと考えないし、作ってこようなどとは思いもしないだろう。
 周りからはあまり常識人だと思われていない理由は、こういう性格にあった。
 淡々と、何も考えずに善意をかけるのだが、外見と言葉遣いゆえどういった意図か判断が出来ない。
 本人は意図もなにもないのだが、相手はかってに考え込んでしまうのだ。

 しかし、今回の相手は常人ではなかった。
 ひらたくいうと変人だった。

 もぐもぐと、栄養がちゃんと考えられている特製弁当(中身は柳川とまったく同じ)をたべながら。
「いや、実にうまいねぇ。また作ってくれるかい?」
 などとプロポーズめいた言葉を平然という。
「ええ、お望みであれば毎日でも。材料費をだしてくださればですが」
 ああ、今日の材料費は結構ですよ。といって卵焼きを口に運ぶ。

 周囲のざわめきはさらに大きくなっていった。
599あとがいてみたり:02/08/25 17:57 ID:+rVeIC1i

この二人、好きです。
かけあいにするとちょっとズレた漫才。もし、恋愛にしてみたら――?
息があっているようであっていないような微妙な二人。
なんか憧れてしまいます。

と、長瀬ちゃん書いてる合間に書いたものが暴走して形になったものでした。
長瀬ちゃんシリーズはまだちょっとまってほしかったり。
Xchangeっていうゲームをやった影響で月島さんか長瀬ちゃんのみ薬で反転とか書きたくなってみたり。


まあ、それはともかく。
ではいろいろと問題のあるおまけをどうぞ〜。

 今日も今日とて、柳川は昼の弁当を長瀬に渡した。
 ありがとう、と礼をいいながら長瀬はそれを受け取る。
 既に日常となった風景である。

「いやしかし、なんだか夫婦みたいだねぇ」
 ほとんどセクハラ発言だが、この人の会話はこんなもんである。
「夫婦……、ですか」
 珍しく、柳川はそれに反応した。
「料理もうまいし、いい奥さんになれるかもしれんな」
 周囲の人間は一斉に、そりゃないだろう。と思ったが口には出さなかった。
「それは、貴方の妻にですか?」
「なぜ?」
「他にいませんから」
 それに、貴方のことは嫌いではありませんし。と言った。
「……それは新手の冗談か。それともプロポーズかなにかかね?」
 すこし眉を上げて、柳川は。
「気付いていなかったんですか? 私、ずっと貴方にプロポーズをしていたんですよ」
「この弁当も?」
「ええ、そうです」

 長瀬は、そうか。と頷き、弁当をすべて食べてからいった。
「ありがとさん。弁当、うまかったよ」
601名無しさんだよもん:02/08/25 22:45 ID:KRO0M+El
絶妙やね。
602仮面舞踏会(マスカレード:02/08/26 00:21 ID:D7fF6dyK
暗く照明を落とした雪弥の部屋。
私は今日もここで雪弥に抱かれている。
「んっ…んふっ……っ…」
雪弥が腰を打ち付ける度に私は頂点へと近づいていく。
「くっ…お…俺、もう……」
雪弥も限界が来たようだ。
「はっ……んっ…はぁっ…い、いいよ…来て…」
そして私は彼の名を。
彼は私を呼びながら弾けた。
「っ……母さん!」
「雪弥!」

情事の後、雪弥は崩れるように眠り込んだ。
「くー」
まったくかわいい寝顔だこと。
私も早く寝なくちゃ、朝はコイツを起こさなきゃいけないんだから。
「おやすみ…雪弥」
雪弥が私、相沢ゆうを自身の母親、水瀬秋子と認識するようになったのは
病院で秋子さんの臨終を見届けて葬式を終らせてから3日後の朝食の席でだった。
雪弥の心の中では私はこの雪の街にはこなかったことになっている。
つまり私が来る前のまま、母子二人きりのままらしい。
そしてその朝食の席で
『母さん、俺前から母さんのことが好きだったんだ!』
雪弥はそう“私”に告白した。
そして私はそれを受けた、水瀬秋子として。
そうすればまだ雪弥はこちらにいることができると思ったから。
一緒にいることができると思ったから……
60369:02/08/26 00:31 ID:D7fF6dyK
まずは導入部のみ〜
つづいたりします(汗
390さんの案とは違う物になってるのでゴビ砂漠を放浪してきます。

>380さん
ここに一人待ってます。

>柳川さんのいちにち
本編もいいのですが何よりおまけにやられました。
転がりたくなります。
604名無しさんだよもん:02/08/26 12:25 ID:ns4OX775
>>602
確かに鬱度高そうだけど…いいかも。
この先の展開に期待大。
60557:02/08/26 14:47 ID:UEYg+Hpt
個人的に長瀬ちゃんと月島さんってこんなイメージなのですが。
ttp://sayuri.kanon.sytes.net/img-box/img20020826144033.jpg

ちなみに、Xchange2っていうのの絵をちょっと手を加えてみたもの。
このスレの夢を形にしたようなエロゲーです。みなさんやりましょう<宣伝
606復活の長瀬ちゃんシリーズ:02/08/26 16:20 ID:UEYg+Hpt

「ふ、ふふふふふっ! あははははははは!!」
 狂気を感じさせるような笑いがひびく。
「ど、どうしたんですか月島さんっ! ついに壊れちゃいましたか?」
「なんでよッ! それより、長瀬さん。 ついに、ついに新しいのができたのよっ!」
「え、それってもしかして、また……そ、その……えっち……?」
「ふっふっふ〜、そのとおりっ! さあ、可愛がってあげるからねっ♪」
 月島さん、めちゃくちゃ嬉しそう。
「あうぅ……作者さんのばか……」

 「ちなみに、このSSは前スレの728〜733の続きよ。その前にも326〜341があるから、できれば先にそっちを読んでね♪」


「……僕の出番、今回は後書きにしかないんだね」
 あ、なんか瑠璃くんが落ちこんでる。

「じゃあ長瀬さん。楽しみましょうね」
 恍惚とした表情で言われる。
「あの、何故わたしとこんな事するのでしょうか……?」
「可愛いからよ」
「そ、それは嬉しいんですが、わたしはそんなに可愛くてどうだってほどじゃあ……」
 月島さんは不思議そうな顔をして言う。
「何言ってるのよ。あなたが可愛くなかったら可愛い人なんて瑠璃くらいのものよ」
「そ、そうですか……ありがとうございます……」
「あなたはとても可愛いわよ。顔つきも性格も十分に。自分を卑下するのはやめなさい」
「は、はい」
「だいたい、あなたが可愛くなかったら私がこんなことするわけないでしょう?」
「…………」
 ああ、かみさま。
 なぜ、こんな危険な人を野放しにしておられるのでしょうか……
「じゃあ長瀬さん、いっぱいイかせてあげるから覚悟してね♪」
「あ、ひゃうっ」
 鎖骨あたりにぬるっとしたものが塗られる。
 胸、おなか、腰と塗り広げられていく。
 体内に塗りこむように揉まれたりされる。

 うう、きもちわるいよぉ……

「なんですか、これ……?」
「媚薬入りローションよ。ディルドー入れるときの準備とかに使うやつの改良版」
「……え?」
 いったいこの人は、何処からこんなものを持ってくるのだろう?
「じゃあ長瀬さん、ちょっと腰をあげてね。下の方にも塗るから」
「やめてくださいっ」
「まあまあ、そう言わずに」
「……この手足に嵌ってる拘束具を外してくれたら、考えてもいいです」
 もちろん、外れたらそのまま服をもって逃げるわけだけど。
「長瀬さん的には、これはあんまり好みじゃなかったの?」
「あたりまえですっ!」
「まあ、外してあげてもいいんだけど」
「外してください」 
 きっぱりと言う。
「そっかー、長瀬さんにはこっちのほうが良かったのかな?」
 じゃらじゃらっ、という音が聞こえる。
 なんだか、嫌な予感がした。 

「長瀬さんって、見た目に寄らず激しいのが好きなの?」
「いえあの、わたしは拘束を解いてほしいんですが……」
「確かに私もこっちのほうが好みだけど、まだ長瀬さんにはハードすぎるかと思ったのよね」
 ああ……月島さん、わたしの言葉を見事に聞いてない。
「そっかそっか、長瀬さんもこっちのほうが良かったの」
 一人で納得していらっしゃる。
「じゃ、こっちに変えてあげるわね♪」
 そういって、彼女は鉄の鎖でできた拘束具を取り出した。
「そっちのほうが嫌なんですけど……」
「まあまあ、そんな遠慮しないでいいわよ」
「遠慮なんてしてませんっ!」
 その鎖で手足をまず体育館倉庫の適当なところに繋がれ、その後皮の拘束具を外される。
 そのため、隙をついて逃げるという作戦は儚く消えてしまった。
 手や足を動かすとじゃらじゃらと鎖の音がする。
「うん、良く似合ってるわよ」
「…………」
 この人が何を考えてるかなんて、考えるだけ無駄なのだろうか。
「それじゃあ塗るの再開するわね♪」
 あうぅ……

 ぬるぬると、身体中を手が這い回る。
 と、足があったかい湿った感触で覆われた。
 見ると、月島さんはわたしの足を口に含んでいた。
 そのままわたしの足の指を舐めながら,すね、ふとももと手でゆっくり撫でられる
 その媚薬入りローションのついた手のぬるっとした感触に、思わず身体がふるえてしまう。
「長瀬さん、とっても可愛いわ……」
 いいながら、手はおしりにのばされた。
 やわやわと揉まれ、たまに爪でくすぐるようなその愛撫は、すこしでも気を抜けば溺れてしまいそうになる。
「こっちの準備も、しておかないといけないわね」
 そういって、足を愛撫していた顔をおしりに近づけてくる。
 ……まさか。
「ひっ!?」
 ぺろっ、と舐められた。
「あら、敏感ね。ちょっとなめただけなのにそんな反応するなんて」
「だ、だれだって反応しますよっ! ……お願いですから、そこだけはやめてください……」
「でも長瀬さんのここ、ひくひく動いちゃってとってもかわいいわ。やめるなんてもったいないわよ」
 ……自分でも、ひく、ひくっ。とおしりの穴が動いているのがわかる。

 ほんとうは、それにすこし期待している自分がいた。

 舐める音がくちゃくちゃという音に変わり、ピチャピチャという水っぽい音になるまで長くはかからなかった。
 そのあいだ、わたしは目をつぶり必死に恥辱に耐えていた。
 おもむろに、口が離される。
「……ぁ」
 つい、名残惜しそうな声を出してしまった。
「あら、長瀬さん。これが気にいちゃった?」
「……」
 からかうように言われる。実際からかっているのだろうが。
 でも、それが本当のことだったため、一瞬返事が遅れてしまった。
 その隙を見逃さずに、月島さんはさらにわたしをからかう。
「クスッ、正解かしら? 長瀬さんって以外と変態さんなのね♪」
「そ、そんなこと……ないです……」
「まあまあ、私は長瀬さんが変態でも気にしないわよ」

 ……本物の変態さんがなにを言うのだろうか。

「……長瀬さん、いま失礼なこと考えなかった?」
 するどい。
「い、いいえ」
 月島さんは、気のせいかしら、と呟いた。

「さて、じゃあそろそろ準備も出来てきたかな?」
「な、なにがですか?」
「長瀬さん、身体があつくなってきたりしてない?」
 確かに、なんだか熱くなってきている。
 さらに、むずむずと身体の奥が疼くのを感じる。
「え、ええ……」
「ふふっ、やっと媚薬が効いてきたみたいね」
 ぴんっ、と指先で乳首をはじかれる。
「ひんっ!」
 一瞬、視界が白くなる。
「どう? いつもよりも気持ちいいでしょ」
 そういいながら、今度は乳首をつまんでこりこりと擦る。
「やっ、ああ、あんっ!」
 身体に電気が走ったような感覚。
 目が眩むほどだ。
 と、月島さんは手を離した。

「……身体中を性感帯みたいにしてあげる。そのかわいいおへそも、おしりの穴も、当然アソコも。嬉しいでしょ?」
「…………っ!?」

 そんなの、イヤ……じゃ、ないかもしれない。
 でもそれは、想像しただけでも怖くなるくらいゾクゾクするような考えだった。

「じゃあ、このローションを本来の目的に使うわね」
「本来の目的って……」
 月島さんは、人差し指と中指にこれまで以上にたくさんのローションをつける。
「それって、まさか……?」
「じゃ、長瀬さん。ちょっとちから抜いててね」
 そういって、さきほど散々なめたおしりの穴に指をあてる。
「ち、ちょっとまってくださいっ! 月島さんっ!!」
「だーめ、まてないわよっと♪」
 ぬぷっ
「ッ、やああああっ!!」
 人差し指がさしこまれた。
 さいわい、充分濡れていたのとローションのぬるぬるのおかげで痛くはなかった。
 でも、ショックは大きい。
「やぁっ、ぬいて、ぬいてくださいぃぃぃっ!」
「だぁめ♪」
 ぬぷぬぷと、指が奥まで入ってくるのがわかる。
「ほら、長瀬さん。根本まではいったわよ」
 中にはいっている指を、まげられる。
「ひ、ひぃんっ、うぁ、やぁ」
「ふふ、うれしそうね」
 どうやったらそうおもえるのだろうか。
「きゅうきゅうと締め付けてくれるわよ。気持ちいいんでしょ?」
 長瀬さんって、やっぱり変態ね。と耳元でささやかれた。

 からだじゅうが熱い。
 塗られた媚薬のせいだろうか。
 ぬぷぬぷとおしりを弄られているうちに、おしりまで熱くなってきた。
「クスッ、おしりがちょっと緩んできたわよ。もっとほしいのかしら?」
「そ、そんなこと、ないです」
「まあまあ、そんな遠慮しなくても」
「ひゃんっ」
 指がもういっぽん、入れられる。
「たっぷりとサービスしてあげるわよ」
 ぐぐっ、とローションの力を借りて指が奥まで押し入ってくる。
 その感覚につい背中をそらす。
「やっぱり2本だとキツイわね。すごい締めつけよ」
 まるで性器のように指の挿入をされる。
「…………ッ!!」
 その擦れる感覚に、声のない絶叫をあげる。
 はたからみたら、金魚のように口をパクパクしているように見えるだろう。
「長瀬さん、すごくいい顔をしてるわよ……」
 ぴちゃ、と顔をなめられる。
 たれながしのよだれをジュルっとすすり、涙をぺろぺろと舐めてくれる。
 そのあいだも、おしりのなかの指は休まずに挿入を続けていた。

「ねえ、指が2本入っているとどういう事ができるかわかる?」
 挿入がやむ。指は付け根まで入っている
 わたしは頭を横に振った。想像はついたけど、否定したかったから。
「じゃあ教えてあげるわね♪」
 否定してもしなくても、そうなるのはわかっていたのだけど。

 指がいままでとは違う動きをする。
 おなかのなかでくるくると廻される。
「……っ、うあぁ……あああ………す、すごいぃぃ……」
 味わった事がない種類の快感があたまを埋め尽くす。 
「これだけじゃないわよ、ほら」
「う、うああ、あ、ああああ……」
 ゆっくりと、指がなかでひらかれていく。
「う、うそ、あ、お、おしり、う、ひろがって……」
「凄いでしょ、これ。なかでチョキをつくってるのよ」
「あ、あうう……」
 すごい圧迫感。でも痛くない。
 ただ、とても熱い。
「ねえ、長瀬さん。この指抜いてほしい?」
「ぬ、ぬくの……? う、うあ……」
 わたしは抜いてほしいのだろうか。
 よくわからなくなってきた。
「抜いてほしくないのね。ふふっ、うれしいわ」
 そうなのかもしれない。
 もっとおしりをいじめてほしいのかもしれない。
「でも私もそろそろ気持ちよくしてほしいから、そろそろ次の段階に移りましょう?」
「つぎの……だんかい……?」
「そうよ。もっと気持ちよくしてあげるわ」

「……は、はい……し、して……ください」
 もっと、快感がほしくなった。
616楽屋裏とかそんな場所:02/08/26 16:32 ID:UEYg+Hpt

「……後編の前編っていったいなに……?」
「なんでも、長くなりすぎるから区切るんだって」
「作者さん、相変わらず計画性がないね……」
「…………」
「ま、まあそれはともかく、今日の長瀬さん、とても素敵だったわよ」
「……ひどいです。あんなむりやり……」
「あら、おしりの穴であんなに感じてたのは誰だったかしら?」
「そ、それは月島さんがあの怪しい媚薬をっ!」
「でも気持ちよかったでしょ」
「まあ、それは確かにそうですけど……」
「ところで瑠璃、興奮してるのね。おちんちんたっちゃってるわよ」
「……瑠璃くん。ずっと、みてたの……?」
「……ごめん、長瀬ちゃん」
「痛そうなくらいおっきくなってるわね。抜いてあげよっか?」
「な、なにいってるんですか月島さん、姉弟でしょうがっ!」
「んー、じゃあ長瀬さんが出させてあげる? 瑠璃のせーえき」
「そ、そういう事を言ってるわけでは……」
「……(真っ赤」
「やっぱり長瀬さんがしてくれたほうがいいかしら、瑠璃?」
「……う、うん」
「る、るりくん……」
「まあ、次回ば多分瑠璃も一緒にヤることになるから大丈夫よ」
「なにが大丈夫なんですか……」

「それじゃあ、長瀬さんがえろえろモードになってしまう次回をお楽しみに〜♪」
「……強引に締めたね、ねえさん」
617名無しさんだよもん:02/08/26 17:37 ID:H8U3ePso
長瀬ちゃんキタ━━━━━━━━━━━━━━━煤i°∀°)━━━━━━━━━━━━━━━!
61844:02/08/26 22:36 ID:t2NGHNMB
おお…暫く見ない内に職人さんが降臨…(笑
漏れも何か書こうかな…、とか愚考しつつも
ネタすらも明確には決まっておりません…蔚氏。

     丿   ,;⌒⌒i.
  ノノノノ⌒ヽ (   ;;;;;)   ________
 (゚∈゚ )  ミ)     ,,:;;;)  | えいえんの |
/⌒\/(漏れ) ヽ| |/ |;,ノ  |   せかい   |
( ミ   ∨∨  | /  .,i .|_______|
 ノ  /     | | ,,i; ,, . ,;⌒‖
( \/ヽ ,,,丶, | |,,,;.    ;i,   ‖ヽ
 \ ) ) ..   ,,   ´ヽ (.   ‖丿.,,,
 ///   ,,   ,,  .. ´ヽ.  ‖,,, ..,
`ヾ ヽミ ,,  .、 ヽ .. ヽ丶,.ヽ .‖、,,
619名無しさんだよもん
週末に初めてココ見ました。
感動です。神降臨したおしですな。
残念なのが絵があぷされてたのが既に流れちゃってる事・・・

再あぷキボンヌ。