CLANNAD を小説化しよう!

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1超俺車
俺たちは登り始める……。

長い長い坂道を……。


前スレ:AIRを小説化しよう!
http://game.2ch.net/test/read.cgi/leaf/1004179782
2名無しさんだよもん:01/10/30 20:02 ID:pb/d7P67
だが、「奴」は俺の前にあらわれた。
最強の兵器を左腕に持つ「奴」は、そして……

| 話にならん。あまりに無力!!  |
\_____  _______/      朋也
         ∨                   ↓
        ∧ ∧                 ∧_∧
      _(  ゚Д゚)___________(゚Д゚;) ___
     /_    ____________)⊂/___> *
    (/ 丿 ノ                 /  /"∵‥; **
       /  \              ⊂ ⊂ノ〜 ∵
      / 丿ゝ  )
     ιノ ι/
3名無しさんだよもん:01/10/30 20:02 ID:pb/d7P67
…………………。
……………。
………。
4名無しさんだよもん:01/10/30 20:02 ID:pb/d7P67
目を覚ますと…
そこは、パン屋だった。
5名無しさんだよもん:01/10/30 20:06 ID:I9WV30DK
「早苗…さん?…」
夢精かと思って慌てて目を覚ませば、パン屋の看板娘、早苗さんが俺のモノを頬張って射精させていたのだった。
6名無しさんだよもん:01/10/30 20:11 ID:pb/d7P67
「欲しがりません、勝つまでは!」
早苗さんの悲壮な決意がそこにはあった。
俺は一刻も早く、学校へ行かねばならなかった。
7名無しさんだよもん:01/10/30 20:14 ID:WmCa7m4C
パン屋には客が来ていた。
ランドセルを背負った幼い姉弟だった。
女の子「たかしっ!そこはダメぇ!」
8名無しさんだよもん:01/10/30 20:21 ID:pSHEPOwM
だが、その前にやることが1つだけあった。
パン工房へ駆け込む。
そこには秋生さんがいた。
朋也「秋生さんっ!」
9名無しさんだよもん:01/10/30 20:25 ID:GtzEDBSI
謎の秘宝クラナドにうっかり触れた たかしは灰になって風に吹かれ。消えて行った。
俺は失禁して泣き叫ぶたかしの姉に構わず秋生を殴りつけた。
澱んだ目で俺を見上げる秋生には昔の面影は残っていなかった。
10名無しさんだよもん:01/10/30 20:32 ID:qkCi5zv3
秋生「おっ!?朋也!見られちゃったな〜ハッハッハ!!」
秋生は、渚と犯っていた。
渚「あっ!ダメぇ…あっ!お…とうさ……ん………」
朋也「革命!?」
秋生「よ〜しパパ、スピードアップしちゃうぞー!」
渚「あっ!あぁ〜!イィっ!はぅぅ〜」
朋也「見てらんない…」
渚「いやぁ〜〜〜!イクぅぅぅぅ〜!イっちゃうぅぅぅぅ〜!!」
渚は達した……
11名無しさんだよもん:01/10/30 21:02 ID:dyMKyrfO
「小説化もなにも、まだゲーム出てないじゃないか!」
俺は突っ込まずにはいられなかった。
12名無しさんだよもん:01/10/31 00:34 ID:qMQ2PrIH
>>12
「甘えてんじゃねェ!」
秋生さんの拳が俺の頬を捕らえ、俺は吹っ飛ばされた。
「まだゲームが出てないから何だってんだ!
無から有を創り出すのが、クリエイターってモンだろうが!
だーまえや涼元たちがやってんのは、そういうことだぜ?
そして……俺はパン屋だ!」
秋生さんは、パンパン、と渚の幼い尻に腰を打ちつけていた。
13名無しさんだよもん:01/10/31 00:42 ID:S8VZpNbl
>>12
誤爆してんじゃねぇ!
14名無しさんだよもん:01/10/31 00:48 ID:BRdE96Yl
10みたいな妄想が有る限り、俺は生きていけます
15名無しさんだよもん:01/10/31 00:54 ID:Rz5ymff6
てか、2に激しく藁た
16名無しさんだよもん:01/10/31 01:00 ID:S8VZpNbl
てか、俺AIR小説〜スレの1なんだが・・・・
17名無しさんだよもん:01/10/31 01:04 ID:Cq3/5bih
さて、楓猫日記卒業したし、
次はクラナドでも書いていくかな〜?
にしても情報がな〜(;´Д`)
>>10も書いてはみたが、いまいちだし…
18名無しさんだよもん:01/10/31 01:08 ID:rs77qR42
「秋生さん!俺をもう一度鍛え直して下さい!」
俺は秋生さんに頼みこんだ。
「5年前、お前が俺の元を逃げ出した時に
既に師弟の縁は切ったハズだぜ?なにをいまさら…」
だが、秋生さんは冷たく言い放つ。
19名無しさんだよもん:01/10/31 01:16 ID:l8iLzrQw
>>17
いや、>>10はよかった。
例え、ストーリーに必然性がない、と言われようともエロは重要也。
20名無しさんだよもん:01/10/31 01:17 ID:Cq3/5bih
>>19
あんがと
21名無しさんだよもん:01/10/31 01:27 ID:l8iLzrQw
>>16
せっかくだから、なんか書いてよ。
22名無しさんだよもん:01/10/31 01:37 ID:uRZrSZx5
その日の夜、古河家の食卓は暗い雰囲気に包まれていた。
なんでもこの商店街に、100以上の店舗を展開する
業界最大手のベーカリー『サンジェルマン』が近々オープンするらしい。
そうなれば、秋生さんのオナニーした手でこねたクソまずいパンの
売り上げがさらに落ちることは必至である。
ただでさえ赤字だと言うのに……。
「ホンマ、たまらんがな、どないせーちゅーねん!怒るでしかし!」
秋生さんは関西弁になってるし、早苗さんは泣き出してしまった。
渚も不安を隠し切れない様子で呟く。
「このお店はどうなっちゃうのかな…」
23クラナドバットエンド予想:01/10/31 01:43 ID:zwfLlWn0
古河ベーカリーの攻防戦が続く中
機関銃の火薬の破裂音が消えて、撃鉄が空を叩く音だけが鳴る。
実弾が尽きた。
うつ伏せのまま、残りの銃弾を探そうと空薬莢が乗っかったパン用のバスケットの中を覗き込んだ。
ハンドガンと古河ベーカリー特製の焼きそばパンがひとつずつしか残っていなかった。
もう終わりか…
バスケットからハンドガンを取り出し、右手にしっかり持つ。
パンを口にくわえる。───古河ベーカリー特製焼きそばパンはやきそばたっぷりだ───
頭に着弾しないように顎を引いてに最後に後ろの古河ベーカリーを見る
ガラスが割れていたり銃痕が有るが良い店だと思う
愛想が良い奥さん。不躾だけど腕の確かな職人。そして、本当に好きだった娘、渚。
一ヶ月間の記憶が頭を過ぎる。
これも走馬燈の一種かな
そう思うと思い掛けず笑ってしまった。砂埃が目にしみて涙が出てきた。
後は、残弾を気にせずハンドガンをぶっ放しながら敵に向かって走れば終わりだ。
でも、もし生きて帰れたら、くすねた焼きそばパンの代金を払おうと思った。
24名無しさんだよもん:01/10/31 15:41 ID:Gh5EOY7c
>>23
>古河ベーカリーの攻防戦が続く中
一体、どんなバッドエンドなんだ?(w
25嘘クラ:01/10/31 21:39 ID:7a36/LST
坂をのぼり、学校にたどり着いた時にはすでに校門は閉まった後であった。
「わ、閉まってる」渚は声を上げた。
「閉まってるな、校門」閉まった校門の前で立ちつくす2人。
桜の花びらがゆらゆらと降り注ぐ校庭を遠目に2人で眺めていた。
「綺麗ですね」
「あぁ」
急に、朋也は思いついたように、言った。ただ本当にそう、自然に口からその言葉が漏れていた。
「学校フケちまうか?」
「えっ?」言って、渚は続けた。
「本気、ですか?」
「あぁ」
渚の返事はなかった。下を向いて、地面を眺めながら渚は考えていた。渚は言った。
「1時間目だけならいいです」
26嘘クラ2:01/10/31 21:39 ID:7a36/LST
その頃、教室では。
「はーい、先生これからみなさんを人質にして、たてこもりまーす」
しんとしていた教室が一斉に慌ただしくなった。
「冗談だろ?」「とちくるったのか?」
言葉が入り乱れ、飛び交っていた。
「黙れ!」
また教室がしんとなった。教師の多田の手には銃があった。
生徒からざわめきが漏れる。
「黙らんと撃つぞ!」また自然と教室は一気にしんとなった。
多田は生徒の顔を順番に一通り眺めてから言った。
「岡崎はいないのか?」
誰も答えなかった。
「誰かこたえなさい!」
と教師の多田はヒステリックに怒鳴った。
甲高い声が陽平にはすごく耳障りだった。
「きてないっすよ」誰かが声をあげた。
ちっと多田は舌を巻いて、言った。
「そこのおまえ、携帯出せ」
呼ばれた生徒は携帯をポケットから取り出し、手元の資料を漁り、朋也の番号へ電話をかけた。
その瞬間、気を計ったように1人の生徒が多田に向かい殴りかかった。
タン、と乾いた音と共に、教室に血しぶきが舞った。
撃った事など気にせずに多田は電話のボタンを押していた。
「あ、もしもし朋也君ですか? はい、教師の多田です」

サスペンス劇場CLANNAD 今ここに幕を開けるーー。
27:01/11/01 22:42 ID:CpBg35v3

            ∧_∧    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           ( ・∀・) < >>1-26、以上、CLANNADプロローグでした
       _φ___⊂)_   \  >>28、以降、いよいよCLANNAD本編です
      /旦/三/ /|    \_______________
    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
    |愛媛みかん|/
28名無しさんだよもん:01/11/03 09:40 ID:yGuPKlMC
「パン【麺麭】……粉および水を混合し、醗酵の結果生じる炭酸ガスが、
生地中に充満したものを焼き上げたものと定義し、
普通に言うパンとは小麦粉、イースト、食塩、水を主原料とし
必要により糖類、乳製品、卵製品、食用油脂、その他の副原料を配合し、
混合した生地を醗酵させ焼成したものをいう。」
秋生さんの勧めで、古河ベーカリー地下150階での
アルバイトを終えた俺の巫力は大幅に増大していた。
バターロール、ライ麦パン、クロワッサンをマスターした俺は、
新たな修行に移った。それは、古河ベーカリーの学校給食用のパンを
毎朝、俺や渚の通っている学校まで配達するというものだった。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\    ,〃⌒⌒ヽ、  / )
コップの水がこぼれないんだ>  | ノノノリ))))) / /
                /   ヽリ ゚∀ ゚)リ / /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    /  L†」 二ノ
                 //Δ〃⌒⌒ヽ、   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                (_二ニ§づリハ)))) < すげえや秋生さん
                 /  f ヘ|| ´Д`)    \
           -=≡ /⌒( ヽ/⌒ヽ†\       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    -=≡ ./⌒ヽ,  /  古河ベーカリーヽ/⌒ヽ,
   -=≡  /   |_/__i.ノ ,へ _  / )/ \\/  .| /ii
   -=≡ ノ⌒二__ノ__ノ  ̄ | / i / .\ヽ  |./ |i
  -=≡ ()二二)― ||二)    ./ / / / ()二 し二) ―||二)
  -=≡ し|  | \.||     ( ヽ_(_つ  |   |\ ||
   -=≡  i  .|  ii      ヽ、つ       i   |  ii
    -=≡ ゙、_ ノ               ゙、 _ノ   がおお〜ん!
29名無しさんだよもん:01/11/04 23:11 ID:pOObqiuj
ふと思ったんだけど、秋生のしゃべり方ってどうなんだろう?
なんか関西弁キャラのような気がするんだが…
30名無しさんだよもん:01/11/07 00:28 ID:Y8Oh/ZqU
【早苗】「あなた、ダメーーーッ!!」
時刻は、朝の7時。今日もいつものように早苗さんの叫び声で目を覚ました。
【朋也】「今日こそ、遅刻せずに学校へ行くぞ」
俺は手早く学校へ行く支度を整えて、部屋を出た。
一階に降りると、
【渚】「こんなの、いやァァ…」
【早苗】「ああッ!縄で縛って辱めるなんて…、あなたは渚の父親なんですよ!」
【秋生】「いや、性教育は必要だ。いまのうちから正しい性の在り方を…」
一家団欒の光景だった。
俺はトーストをかじりながら、テレビの占いのコーナーを眺めていた。
【秋生】「な…渚!どうだ、パパのペニスは?パパは気持ちいいぞ」
【秋生】「それでペニスが気持ちよくなったら、熱いのがドピュッと出るんだ」
【渚】「ひぐゥ…お…お母さぁんッ……うあああーん!」
【早苗】「あなたッ!出しちゃダメェ!あなたの娘ですッ!」
【秋生】「む、娘か!おお、チ、チムポの先が…娘の膣底に……ぐおッ、出たッ!」
ビュッ!ドピュルッ!
【早苗】「出しちゃダメーッ!」
さて、俺は……
 学校へ急がないとな
→渚を離せッ!
 俺も加えて(咥えて)下さい
31名無しさんだよもん:01/11/07 00:43 ID:Y8Oh/ZqU
ってかさ、CLANNADでもAIRのときの
観鈴「逝ってよし」往人「オマエモナ」
みたいなチャンコロに対するファンサービスが欲しいよな。
32名無しさんだよもん:01/11/07 00:57 ID:Y8Oh/ZqU
【朋也】ちっ…、余計な時間とダメージをくっちまったぜ。
もの凄い勢いで娘を犯す秋生の手から、渚を救い出し、
家を出たときにはすでに8時を回っていた。
俺自身もかなりの傷を負わされたが、それどころではない。
心臓破りの坂に差し掛かったとき、一人の男が話しかけてきた。
【男】「おい、そこの子供」
【男】「今からお兄さんが、芸を見せてやるからな」
【男】「さあ、楽しい人形劇の始まりだ」
よりによって、こんなときに国崎往人(友情出演)と遭遇するとは。
手を触れずとも動き出すアルター「絶影」を操る、手強い相手だ。
俺は構わず、国崎往人とくねくねと動いている絶影の脇を走り抜けた。
【往人】「な、お兄ちゃんの芸を見たんだから払うものがあるだろ?」
【朋也】「何が芸だ!ぜんぜんつまんねェぞ!練り込みも足らねェ!」
【往人】「どうすればおもしろくなるか、問い詰めたい。小一時間…」
【朋也】「俺は学校へ行くんだあーッ!邪魔なんだよォ!!」
【往人】「そういう事か、トモヤァ――――ッ!!!」
【朋也・往人】『うおぉぉぉぉぉぉォォォォォォッ!!!!!!!!!』

  | 撃滅のセカンド・ブリットォォォッッ!!
  \____ ________
           |/
;      ∧_∧      ∧_∧    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.;  .-=( ´∀`)    :;:;) ∀`) < 逝け!絶影!剛なる右拳!伏りゅ…
゚.・∴..*.-=≡三 三ニ⌒) '';:;):;) ・)∵・\_____
".;" ;-=/ / )  )  ̄. :;:;)/   /   ': ;‥
;". -=〈_) \_)   (__(__./   ∧ ∧
         ↑       ↑     ヽ ::)゚ω゚)ぃ''ょ''ぅ''
       朋也      往人     (x  )〜
                         U U
33名無しさんだよもん:01/11/07 15:34 ID:lSHDcOD+
>>32
なんでいきなりセカンドブリットなのよ?
とネタにマジレスしてみる。
34マッド・スクリプト:01/11/08 00:54 ID:xM5qp/c1
『優秀で有能で有益なシナリオライター』
『クライアントの要求に応え、時間通りに書き上げる男』
『職人風の気質を持ちつつ、作家性を失うことのない理想的で不世出の脚本家』

        _-"⌒" ̄゛ ̄゛" ̄"⌒ヽ    
       ," ”"  "”      ,,"”゛、   
      / _‐" ”",,       ” .. ゛、
      (      ::::::::::::::::::::::::::::::::::::: "”ヽ
     (”" :”" :::::,-"⌒゛"⌒゛゛ヽ:::::,"”ヽ  
    .(:: "”  ::::ノ         l::::::  )
    ( ::   ::::::)::、__ヽ  /_,, l::::: "”)   「この麻枝准こそが!エロゲの神
    (::::  ::::::::::):::::-━"'  "ー=- i:::::::::: :)
     (、::::::::::::::::::l::::    i     l:::::::::::::)  なのであぁぁぁるッ!!!」
     (:::::::::::::::::;;):::    l|     l:::::::::::::)
      (::::::::::::::::;;):::   /::|    l::::::::::::)
       (;:::;;;;;::::::)_::.   "    /:::::::::::)
      ┌―" ̄ /:::  _-‐ ‐_ /-ー ̄/
       .l     |ヽ:::  :::::::::: l   /
       |    |__ヽ:::     l   l
      _|    |llllllllヽ___ノ___.ノ   / 
―ー--"      lllllllllllllllllllllllllll   ー―-
35名無しさんだよもん:01/11/08 01:05 ID:gOY92YAf
朋也「なんか、八頭身の渚はキモイ」


             / ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            ./ / |  ともちゃん!ウソって言ってよ……そうじゃないとわたし…悲しいよ
           / /  \        
           / /     ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄
         ./ /_Λ     , -つ        
        /    \ / / 
        .|    へ/ /    
        |    レ'  /、二つ
        |     /
       /   /  
       /  /
      /  /  
     / ノ              
   _/ /          
  ノ /             
⊂ -'
                     
36名無しさんだよもん:01/11/08 01:58 ID:XboM3KLx
>>33
渚を助けたときに、秋生に1発撃って、2発目を使用。
で、残り弾はあと1発、という設定だと思ってくれぃ。
37名無しさんだよもん:01/11/08 02:13 ID:XboM3KLx
【マグナム】「太いんだよォ!硬いんだよォ!!暴れっ放しなんだよォッ!!」
【朋也】「ならば刻んでやるぜェ!!抹殺のラスト・ブリットォォォッッ!!」
      (挿し絵は自粛されました)
【朋也】「手強い相手だった……」
8時29分、校門前に立ちはだかった七連装ビッグマグナム(友情出演)の
アルターを撃破した俺は、校舎を見上げる。
予鈴前の学校……、未知の領域だった。
38名無しさんだよもん:01/11/08 23:31 ID:+8tcr4qz
   |Д`) ダレモイナイ・・センデンスルナラ イマノウチ
   |⊂
   |


     ♪  Å
   ♪   / \   レックレス ファイア
      ヽ(´Д`;)ノ   ソウ ダイタンニ
         (  へ)    タマシイニ ヒヲツケーロー
          く     


   ♪    Å
     ♪ / \   ドラスチック マイソー
      ヽ(;´Д`)ノ  アルガ ママ
         (へ  )    コノ ココロヲ
             >    ミチビイテー
39名無しさんだよもん:01/11/09 00:38 ID:xcRVacgk
2ちゃんねるでの宣伝活動は禁止されています。
40名無しさんだよもん:01/11/09 01:23 ID:bl23chTv
【朋也】「喧嘩だ、あいつら喧嘩を売って来やがった!」
【朋也】「だったらどうする?答えはひとつだ」
【朋也】「誘いに乗る、喧嘩を買う、そして!あいつらを叩き潰す!!」
【春原】「待てよ!朋也、いくらなんでもお前一人じゃ無茶だ」
【春原】「今、俺がCLANNAD中のキャラに声を掛けて、人数を集めてる」
【春原】「だから、もう少しだけ待ってくれ!」
【朋也】「そんな悠長なこと言ってられるかよ!」
【春原】「なあ、たまには俺のことも信用してくれ!頼む!」
【朋也】「……ちっ」

放課後、俺達は教室に集まり、今後の作戦会議を開くことにした。

【風子】「はじめまして、新キャラの伊吹 風子と申します」
【風子】「獲物は小太刀(2刀流)。おそらく美凪か舞系のキャラだと思います」
【風子】「よろしくお願いします」
【公子】「風子の姉の、伊吹 公子です。」
【公子】「教師というのは過去形なので、現在はプーかも知れないですね」
【公子】「秋子さん系だったらいいな、とか思っています」
【春原】「どぉーだ朋也?この人数!」
【朋也】「マジかよ……」
唐突に教室の扉が開かれた。
【なつき】「同じくCLANNADに出る(予定の)メガネッ娘、清水なつき(仮称)です」
【なつき】「さらに!なんと、お兄ちゃん属性…」
【春原】「…んで、配置なんだが」
【朋也】「ああ」
【なつき】「………」
41名無しさんだよもん:01/11/11 21:33 ID:iInYqyBk
          ___
        /≡    ̄` 'ー、
       〈 r-‐へ、 jー‐、ミ l
       ) レ'"´ ̄`" ̄~`j | 
       ヽl ー-、  _. --ヽ {  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        /| 、ェュ   -ュュ、レヘ < 行け、ボクの理想の女の子たち!
         ヽ|   j ::   l´ソ   \___________
         ヽ   _' ___,  /7
          }ヽ. ‐  ∠|′
           _.!  `T ´  l.
     _,.. -‐'"   ノ     `''ー- ..,,_



ご主人様を護るんだおー   うぐぅ突撃!  殺っちゃいます
\____ ____/ \_ ___/ \_ ___/
       ∨            ∨            ∨
      -- ‐- 、       .//二二ヽ     〃 ⌒⌒ ヽ、
    , '  /V ヽ ヽ     / ノノノ))))〉    l f ノノノノ))))
     ! i iノノ)ノリ)〉 !     | (|| イ  i ||     |  ノ┬ イ |ハ     
    |l l | -‐ - || i ゚    !リゝ (フ/ノ    ヽ从、~ ー~ノヘl          
     || |iト、" ー/!リ  .ξl/^||iii》ヽ/ll ○  ,<\∩7∩、         
     || /´LX」\|   ○》_イ  中ト、_/   f###に~〕〔~)〕
42AIRスレの1、エロ初挑戦:01/11/11 22:20 ID:9sbFTlpx
俺は風子に唇を重ねた。
温かい、風子の体温を感じる。
【風子】「ん・・・・」
俺は重ねた唇の隙間から下をだして、風子の唇に這わせる。
【風子】「ぅん・・・・はぁ・・・・・うくっ・・・・・」
口付けを離して、俺は制服のボタンをひとつずつはずす。
【風子】「あ・・・・朋也さん・・・・その・・・・」
【朋也】「恥ずかしいのか?」
風子はコクリと頷く。それすら愛らしく思える。
風子の全てを無茶苦茶にしてしまいたい衝動にかられる。
【朋也】「俺に任せろよ。知識だけならいくらでもあるからな。
     経験はないが。」
そして風子はもう一度コクリとうなづく。
おれはそれを確認すると、制服を上にたくし上げて
ショーツとブラジャーをゆっくりと外していく。
【風子】「あ・・・・」
あらわとなった双丘を隠すように、風子は手で覆う。
俺はそれにかまわずその胸に手を乗せる。
【風子】「と、朋也さん・・・・」
小さくて、まだ熟しきれていないその膨らみをを、
俺はひとしきりもみほぐす。
【風子】「や・・・・・あ・・・・・だめ・・・ですよ・・・・」
43AIRスレの1、エロ初挑戦:01/11/11 22:21 ID:9sbFTlpx
俺は片手で胸に触りながら、もう片手で
風子のスカートに手を忍ばせる。
風子がそれに反応する様にピクンと動く。
【朋也】「触るぞ?」
風子は下を向きながら「はい」と短く答えた。
俺はゆっくり風子のパンツをさげて、まだ汚れていない
風子の秘所に触れる。
【風子】「うぅ・・・・あぅ・・・・」
【朋也】「痛かったら、言えよ?」
【風子】「だ、大丈夫です・・・・」
俺は風子の中で指を動かしつづける。
動く度に、風子の体が揺れる。
【風子】「うくぅ・・・・んん・・・・あぅ・・・・うぁ・・・・・」
風子のそこが、濡れてきているのがわかる。
【朋也】「そうか・・・・・今するのか・・・・よし、風子、挿れるぞ?」
そういうと、俺はズボンを下ろし、自分の秘所を出す。
さすがに俺のも大きくなっている。結構恥ずかしい。
44AIRスレの1、エロ初挑戦:01/11/11 22:21 ID:9sbFTlpx
【風子】「あの・・・・私はどうすれば・・・・」
【朋也】「寝てるだけでいい。ただし、力入れるなよ。」
【風子】「あ・・・・はい。」
俺は濡れた風子のそこに自分の物をあてがって、そしてその中に
突き進めた。
【風子】「うくぅ・・・・・い・・・た・・・・・うっ!」
風子の顔が少し歪む。初めての痛みに戸惑っているようだった。
【朋也】「何も言わないって事は、大丈夫なんだな?動かすぞ。」
【風子】「はい・・・・朋也さん・・・・」
俺は風子にもう一度口付けすると、腰を動かし始める。
【風子】「きゃ・・・・うあ・・・・い・・・・た・・・・・朋也さん・・・・・朋也さんっ・・!」
【朋也】「風子・・・・俺はずっとお前のそばにいるからなっ!」
【風子】「は・・・・はい。ん・・・あ・・・・」
俺のスピードは上がっていく。徐々に。風子とひとつになれたことを
嬉しく思えるから。好きだという、証明だから。
だから、俺はずっと風子とこれからも居つづける。
【朋也】「風子・・・・・好きだ・・・・・」
【風子】「わたしも・・・・・朋也さん・・・・大好きです・・・・・」
45AIRスレの1、エロ初挑戦:01/11/11 22:21 ID:9sbFTlpx
・・・・べたべただなぁ・・・・・(W
46AIRスレの1、エロ初挑戦:01/11/11 22:56 ID:9sbFTlpx
あ、AIRスレってのは、AIRを小説化しよう!スレの1です
47名無しさんだよもん:01/11/11 22:58 ID:DcqApfiu
>>41
人形しか愛でることのできない男か・・・
煽る価値も無い。
48逝きと:01/11/11 22:58 ID:WssdpLpE
>>47
なんだとゴラァ
49名無しさんだよもん:01/11/11 23:44 ID:CfgAVsvu
>>42-45
イイ!(・∀・)
今度は鬼畜系をきぼんぬ。
50名無しさんだよもん:01/11/11 23:58 ID:iInYqyBk
>>48
オマエ、全然、愛でてないだろゴルァ!
51名無しさんだよもん:01/11/13 02:35 ID:DGsRx4rF
ここでまたラディンに濡れ衣がかかってラディンぶち切れですよ。
52kanji:01/11/13 02:40 ID:akUM7075
オレの逝く道は決まってんだろっ!
53麻枝 准:01/11/15 00:00 ID:qXkhA4Mk
      /;;;::               ヽ
.     r'";;;;;;::                ヽ
     ノ;;;;;:::                  )
.    };;;;;::::        ,、_/ヽ      |
     >;;;;;::: '''" ,-‐ ⌒     `ー-    |
.    );;;;;::    |      ,} {   |    )   哀れな鍵っ子どもよ!
.    (;;;;::      |  ==・=='  '=・= |    l   私の偉大なる脚本の中で、
    (;;;;::    |     :::::::::: |  :::::|    }    ときめいて死ね!!
.     {;;:;: ''"" ト、      |   | "”  ノ
     {;;     |      -   |    /
     ヽ_ハ___人    r==  | ノ7‐'
         | | |;ヽ   |   | |/ /
        ,.| |_,|;;;;;;\ └―┘ / /_
 ‐''''" ̄ ̄ ̄ | .{;;;;;;;;;;:;;;`--'`'-/    ̄フ ̄ ̄ ̄ヽ
 :::::::::::::::::::::::::::::ヽ \::;;;;;;;;;;;;;;;;‐"   ,.-‐''":::::::::::::::::::
 ::::::::::::::::::::::::::,.-'"  ` -‐''     \::::::::::::::::::::::::::::
54名無しさんだよもん:01/11/15 23:29 ID:kAoV+igR
(*注 ここでは渚は8歳(ょぅι゙ょ)という設定です)


あの日……、あの時……、あの、雨の日に……。

そこは長い長い坂道だった。雨の降りしきる中、ひとりの少女が立っていた。
【少女】「……でも、なにもかも変わらずにはいられないです。」
【少女】「楽しいこととか、うれしいこととか、全部……」
周りには誰もいない。
だが、少女はひとり、たどたどしくひとり言を続けていた。
そこに、
【少年】「見つければいいだけだろ」
不意に声がかけられた。少女が見上げると、歳は15〜6くらいだろうか、
ひとりの少年が立っていた。
少女が身をすくめていると、
【少年】「次の楽しいこととか、うれしいことを見つければいい…」
話しかけた少年は、少女が震える手で財布を差し出しているのに気づいた。
【少年】「なんだよ?そりゃあ」
【少女】「…痛いのは…嫌いです」
【少年】「カツアゲじゃねェよ!」
少年は怒ったように、
【少年】「それになあ、痛いのも怖いのも、どこにだって転がってる」
【少年】「そういうモンだろ」
【少年】「腹ぁ据えてから動けよ。全部テメエのモンにするか、全部くれてやるか」
【少年】「で、お前はどうすんだ?」
少女は財布から硬貨を出し、すぐ側にあった自販機から
パック入りのジュースを買って、少年に渡す。
【少年】「……あぁ?」
55名無しさんだよもん:01/11/15 23:30 ID:kAoV+igR
少女と少年は、軒下で雨宿りしながらしばらくの間、
ただ黙って、ジュースを飲んでいた。
【少年】「お前、名前は?」
【少女】「……ふるかわ……なぎさ」
【少年】「俺は、トモヤ。」
【少女】「トモヤ……」
【少年】「…ッ、ガキが俺を呼び捨てにすんな!」
【少女】「じゃあ……、トモヤだから…、トモくん」
【少年】「やめろって!なんだ、そりゃあ……」

あの時、私はこう願っていました。
「今」が「永遠」に続きますように……
ぶっきらぼうな彼の横顔を見ているうちに、
たまらなくそう思ってしまったのです。
56竹林 明秀 :01/11/18 00:21 ID:SBFlqBx/
       _,. -ー-ー-―-、_
 .    ,.‐'"   . '     ....ヽ
    ノ il;!:. i    ....::::::::::::ヽ
     l /⌒ヽ、;_.;:: ''"⌒`ヽ;::::::::::i
     l:l          :::l::::::::::l
     }|__-、     __;;;;;;ミ;::::::l  わたしは竹林明秀、
    『 tー。、`ー''´,.-。ーt :il;}=i‐ァ  Leafから派遣された
.    l、 `ー' .へ::. `ー‐'’./:j/f'/   シナリオライターです。
     l  ̄ ̄ j:::.  ̄ ̄ ̄::::::rイ    
.     ヽ. 、__`___,::::/:::!
      ヽ. `ー__--‐'′/レ'′
       |ヽ.    /:::;Λ
      ノl\`:ー:''"::::/ ハ、
  -‐'' フ:::::::|  `jiiiii‐ "   /::::::li`'''ー-
   :::::/;:;:;:;:;:| .ィilllllト、  /;:;:;:;:;:li::::::::
57竹林 明秀  :01/11/18 00:51 ID:UvKw1y53
     _. -ッ'"  ̄ ̄`' ー-、
   /、.....!......._,,::;;:'::::::::::::::ヽ
    i´厂`''''"´   `ー、‐::-::;;l
   }ノ-、    ,. -‐-、 ヽ;::::::::l
   l ̄二'ー 'フ,ニニ.ーrー}-レ ''7
   l : i.__゚〉r、::..ヽ.__゚ノ レ''}ノf´/   P/ECE対応の新作、
   `''r-- ノ:::`ー---‐'′:l-イ    アビスボート について
    l  `_ ____,、  :l|::::|       知りたいですか?
.    ヽ.   ―    /:::|:リ
       ヽ.   ,. -'-‐''"´|  ,.へ,
        r} ̄ _,,.. -‐ ''"フ‐''"_∠,`ー- ...,,_
     -‐ノハ ̄  _.=''´/    --`i '''' ー-′
       / l  /  /   '′ -ー{
            ,.ヘ.    '´_,.‐'′
58竹林 明秀  :01/11/18 00:53 ID:UvKw1y53
     _. -ッ'"  ̄ ̄`' ー-、
   /、.....!......._,,::;;:'::::::::::::::ヽ
    i´厂`''''"´   `ー、‐::-::;;l
   }ノ-、    ,. -‐-、 ヽ;::::::::l
   l ̄二'ー 'フ,ニニ.ーrー}-レ ''7
   l : i.__゚〉r、::..ヽ.__゚ノ レ''}ノf´/ 
   `''r-- ノ:::`ー---‐'′:l-イ    ククッ…教えてあげません
    l  `_ ____,、  :l|::::|    
.    ヽ.   ―    /:::|:リ
       ヽ.   ,. -'-‐''"´|  ,.へ,
        r} ̄ _,,.. -‐ ''"フ‐''"_∠,`ー- ...,,_
     -‐ノハ ̄  _.=''´/    --`i '''' ー-′
       / l  /  /   '′ -ー{
            ,.ヘ.    '´_,.‐'′
59名無しさんだよもん:01/11/18 23:30 ID:5fvOI6Eo
聖からの電話で霧島診療所に戻った往人は、無残に崩壊した診療所を見る。
レイープされた佳乃の介抱を聖に任せると、朋也との決戦に臨む往人。
そして無事を確認しつつも恐怖に怯える渚を見て、
往人への憎しみをたぎらせる朋也。
……こうして、ふたりは四度目の対決の時を迎える。

【朋也】「テメェ、渚に何をした!?」
【往人】「貴様こそ、佳乃に何をした!?この不良学生が!」
【朋也】「勝手に人をワクにはめやがって!」
【往人】「貴様の存在が社会を乱す!」
【朋也】「何様のつもりだ!?」
【往人】「大勢のヒロインが犯される!」
【朋也】「春原が逝った!」
【往人】「故に!」
【朋也】「だから!」
【往人】「貴様を裁くッ!」
【朋也】「仇をとるッ!」
【往人】「貴様が…貴様が…」
【朋也】「てめえが…てめえが…」
【朋也&往人】「俺の敵だ――――ッッ!!!」
60竹林 明秀:01/11/19 11:14 ID:9KsmR0r5
       _,. -ー-ー-―-、_
 .    ,.‐'"   . '     ....ヽ
    ノ il;!:. i    ....::::::::::::ヽ
     l /⌒ヽ、;_.;:: ''"⌒`ヽ;::::::::::i
     l:l          :::l::::::::::l
     }|__-、     __;;;;;;ミ;::::::l  ゲームと現実を区別できない
    『 tー。、`ー''´,.-。ーt :il;}=i‐ァ  鍵っ子のデムパこそが
.    l、 `ー' .へ::. `ー‐'’./:j/f'/   「向こう側の世界」への扉を
     l  ̄ ̄ j:::.  ̄ ̄ ̄::::::rイ     開く鍵なのです、ハイ 
.     ヽ. 、__`___,::::/:::!
      ヽ. `ー__--‐'′/レ'′
       |ヽ.    /:::;Λ
      ノl\`:ー:''"::::/ ハ、
  -‐'' フ:::::::|  `jiiiii‐ "   /::::::li`'''ー-
   :::::/;:;:;:;:;:| .ィilllllト、  /;:;:;:;:;:li::::::::
61春原 陽平:01/11/20 21:26 ID:/EovRals
        ,.-'´ソ-ー''"´ーへ、_
     ノー''i´/ ´,.-''_,..-    `ー-ッ
    、j、 ヽl.  /_∠, -‐‐      {
    ヽヽ、ir''¨´    ̄フ‐--    `ーッ    ああ!仲間で悪いか!
      V     _ `ー-r‐-    /    あいつはな!あいつは貫こうとしているんだ!
      {=、  ‐''二.`   }ミi^ヽ  ヽ    テメエらにはそれが分からないのかよ!
      ヽ 〉   ´__lj`    }ミ「`j 〉 √`    よぉく目かっぽじって見ろ!
       ノ         レヘ。イ f      アンタらがクズだと思っていた男の姿を!
      `┐  __,       j  ル {       これが…これが…これが、トモヤだ!
       `j ̄    _,. '′  `i._
        `ー-‐‐、'''´    _,.-''´ _ヘ
    .        ヽ_._‐.ニ´-―''¨::::::ヽ   
        ,..-‐''::¨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
62名無しさんだよもん:01/11/22 18:48 ID:tQQjCroV
仲間の救出に失敗した朋也は、より強い力を求め、
ビジュアルアーツの総本山と呼ばれる、代官山本社ビルへ向かう。
そこは多数のクリエイターが生息し、
アルターを生み出す場所があると言われていた。
中心部へ向かう途中、様々な社員による攻撃を受けるが、
朋也は何とかビルの中心部に到着する。
そこで朋也は、正体不明のアルター「ITARU」に遭遇し、
そのアルターの強大な力の前になす術無く倒される。だが、
朋也「俺はやられに来たんじゃねぇ・・・・・・背負いに来たんだッ!!」
背負う者のために放った抹殺のラストブリットは正体不明のアルターを貫き、
朋也「その処女、もらったぁ!!!」
「ITARU」の処女膜に触れた瞬間、そのアルターの持つ不思議な力で、
朋也のアルターは新たな姿へと進化するのだった。
63名無しさんだよもん:01/11/24 00:47 ID:Gy4/VGWu
トモヤと往人、二人のアルターが激突する!
解放された往人の「真・絶影」。その圧倒的なスピード、パワーの前に
トモヤの放った抹殺のラストブリットも砕かれてしまう。
だが、トモヤは倒れない。
【トモヤ】「倒れるとしても前のめりだ……そうだろ?春原ぁ!」
ボロボロになりながらも一歩も退かないトモヤ。
立ち上がるトモヤを完膚無きまでに叩きのめす往人。
そしてトモヤは、懐に仕舞っていた春原の腕を、空へと放り上げた。
【トモヤ】「さあ!いこうぜ、春原ぁ!」
眩い輝きと共にトモヤに装着された新たな力、進化したシェルブリット。
【トモヤ】「春原ぁ、こいつは、この光は!」
【トモヤ】「俺と…お前の……輝きだぁぁぁッ!!!」
だが、トモヤにはその強大な力を制御出来ず、アルターは暴走してしまう。
激しい衝撃と光の中、往人は、トモヤの背後に母の仇のアルターの姿を見る。
両者の激突したエネルギーは「向こう側の世界」への扉を開き、
凄まじい衝撃と閃光の中、そして…!
64古河 渚:01/11/24 12:10 ID:JOiRsUPV
    _ 、      へ 、
   .〃´ \ 、  〃   il
   .li    ヽV/-‐--|| 、
   .!|  ,. '  `.´   !l   ` 、
   |.| ' , ' ,       ||  、` 、 \
  ./!|/ ./ / i ヽ|!\ \ \ ヽ  夢をみていました……
 /./ / / ./ .l. {  { ヽ }ヽヽ\ \ ヽ ヽ  夢の中いる人になった私は、
 ! i .i | { .|、-ヽ ヽ―ト}、\ヽ. }_ | l  力を求めつづけています……
 lハ | | l'´.l _Lヽ!\ヽ,,⊥._ヽ} }/7|  |  守りたい人がいるから……
 ! !l. ! lヽイfハ    ` |.f;;cl” |/〃 ! | |  守りたいものがあるから……
   `ヽlヽ ゝ. !tj|    !.t''ノ .ノイ} .|. | ! 自分であることを掴みたいから……
     ヽ! !  ̄ `_    ̄` ノン | l |i. |  だからこそ、その人は
          |丶、     ,.イ´ .l | l ||. !  強大な力に立ち向かって行くのです 
        ヽ| |. ー__' ´-‐'i  | | l l.l |l 負けないで、夢の中のあなた……
         ヽN/´ _ /`ヽ、|. l. /レ ! あなたの決意が鈍ると
        /| ` ̄ /     \レ’   私も負けてしまいそうになります
       ,<ヽ l  ,. '        ヽ    だから負けないで下さい。私のあなた……
      /  ヽヽl /  _ -‐_ニニ二、ヽ   負けないで!
     ./      レ ‐´ ´        .V}
65久弥 直樹:01/11/25 23:53 ID:+uEj9sYd
          ___
        /≡    ̄` 'ー、
       〈 r-‐へ、 jー‐、ミ l
       ) レ'"´ ̄`" ̄~`j |
       ヽl ー-、  _. --ヽ {  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        /| 、ェュ   -ュュ、レヘ < ボクの理想の女の子たち、僕に相応しい会社は?
         ヽ|   j ::   l´ソ   \___________
         ヽ   _' ___,  /7
          }ヽ. ‐  ∠|′
           _.!  `T ´  l.
     _,.. -‐'"   ノ     `''ー- ..,,_


  エフアンドシー!     リーフ!    セガ!
\____ ____/ \_ ___/ \_ ___/
       ∨            ∨            ∨
      -- ‐- 、       .//二二ヽ     〃 ⌒⌒ ヽ、
    , '  /V ヽ ヽ     / ノノノ))))〉    l f ノノノノ))))
     ! i iノノ)ノリ)〉 !     | (|| イ  i ||     |  ノ┬ イ |ハ    
    |l l | -‐ - || i ゚    !リゝ (フ/ノ    ヽ从、~ ー~ノヘl         
     || |iト、" ー/!リ  .ξl/^||iii》ヽ/ll ○  ,<\∩7∩、        
     || /´LX」\|   ○》_イ  中ト、_/   f###に~〕〔~)〕
66麻枝准:01/11/27 01:08 ID:A7LMwJMK
      /;;;::               ヽ
.     r'";;;;;;::                ヽ
     ノ;;;;;:::                  )
.    };;;;;::::        ,、_/ヽ      |
     >;;;;;::: '''" ,-‐ ⌒     `ー-    |
.    );;;;;::    |      ,} {   |    )  
.    (;;;;::      |  ==・=='  '=・= |    l   、
    (;;;;::    |     :::::::::: |  :::::|    }   萌えて死ね!
.     {;;:;: ''"" ト、      |   | "”  ノ
     {;;     |      -   |    /
     ヽ_ハ___人    r==  | ノ7‐'
         | | |;ヽ   |   | |/ /
        ,.| |_,|;;;;;;\ └―┘ / /_
 ‐''''" ̄ ̄ ̄ | .{;;;;;;;;;;:;;;`--'`'-/    ̄フ ̄ ̄ ̄ヽ
 :::::::::::::::::::::::::::::ヽ \::;;;;;;;;;;;;;;;;‐"   ,.-‐''":::::::::::::::::::
 ::::::::::::::::::::::::::,.-'"  ` -‐''     \::::::::::::::::::::::::::::
67竹林:01/11/28 22:00 ID:5TqrXY5B
     _. -ッ'"  ̄ ̄`' ー-、
   /、.....!......._,,::;;:'::::::::::::::ヽ
    i´厂`''''"´   `ー、‐::-::;;l
   }ノ-、    ,. -‐-、 ヽ;::::::::l
   l ̄二'ー 'フ,ニニ.ーrー}-レ ''7
   l : i.__゚〉r、::..ヽ.__゚ノ レ''}ノf´/    東京開発室の皆さん、
   `''r-- ノ:::`ー---‐'′:l-イ    本社から派遣された竹林です。
    l  `_ ____,、  :l|::::|     特別顧問として私が
.    ヽ.   ―    /:::|:リ     新作の監修をします
       ヽ.   ,. -'-‐''"´|  ,.へ,
        r} ̄ _,,.. -‐ ''"フ‐''"_∠,`ー- ...,,_
     -‐ノハ ̄  _.=''´/    --`i '''' ー-′
       / l  /  /   '′ -ー{
            ,.ヘ.    '´_,.‐'′
68竹林 明秀 :01/11/30 00:02 ID:M9InIgf5
     _. -ッ'"  ̄ ̄`' ー-、
   /、.....!......._,,::;;:'::::::::::::::ヽ
    i´厂`''''"´   `ー、‐::-::;;l
   }ノ-、    ,. -‐-、 ヽ;::::::::l
   l ̄二'ー 'フ,ニニ.ーrー}-レ ''7
   l : i.__゚〉r、::..ヽ.__゚ノ レ''}ノf´/    私が自ら書き直した
   `''r-- ノ:::`ー---‐'′:l-イ    「うたわれるもの」の
    l  `_ ____,、  :l|::::|     真シナリオ、知りたいですか?
.    ヽ.   ―    /:::|:リ   
       ヽ.   ,. -'-‐''"´|  ,.へ,
        r} ̄ _,,.. -‐ ''"フ‐''"_∠,`ー- ...,,_
     -‐ノハ ̄  _.=''´/    --`i '''' ー-′
       / l  /  /   '′ -ー{
            ,.ヘ.    '´_,.‐'′
69名無しさんだよもん:01/12/01 09:54 ID:i0fS/wjJ
     _. -ッ'"  ̄ ̄`' ー-、
   /、.....!......._,,::;;:'::::::::::::::ヽ
    i´厂`''''"´   `ー、‐::-::;;l
   }ノ-、    ,. -‐-、 ヽ;::::::::l
   l ̄二'ー 'フ,ニニ.ーrー}-レ ''7
   l : i.__゚〉r、::..ヽ.__゚ノ レ''}ノf´/  
   `''r-- ノ:::`ー---‐'′:l-イ    教えてあげません
    l  `_ ____,、  :l|::::|   
.    ヽ.   ―    /:::|:リ  
       ヽ.   ,. -'-‐''"´|  ,.へ,
        r} ̄ _,,.. -‐ ''"フ‐''"_∠,`ー- ...,,_
     -‐ノハ ̄  _.=''´/    --`i '''' ー-′
       / l  /  /   '′ -ー{
            ,.ヘ.    '´_,.‐'′
70竹林 明秀:01/12/02 01:18 ID:8TOiKIP6
     _. -ッ'"  ̄ ̄`' ー-、
   /、.....!......._,,::;;:'::::::::::::::ヽ
    i´厂`''''"´   `ー、‐::-::;;l
   }ノ-、    ,. -‐-、 ヽ;::::::::l
   l ̄二'ー 'フ,ニニ.ーrー}-レ ''7
   l : i.__゚〉r、::..ヽ.__゚ノ レ''}ノf´/ 
   `''r-- ノ:::`ー---‐'′:l-イ    このスレもageません
    l  `_ ____,、  :l|::::|  
.    ヽ.   ―    /:::|:リ
       ヽ.   ,. -'-‐''"´|  ,.へ,
        r} ̄ _,,.. -‐ ''"フ‐''"_∠,`ー- ...,,_
     -‐ノハ ̄  _.=''´/    --`i '''' ー-′
       / l  /  /   '′ -ー{
            ,.ヘ.    '´_,.‐'′
71名無しさんだよもん:01/12/02 15:33 ID:vIlcnowB
トモヤと往人の激突によって引き起こされた東天満ビジュアルアーツ本社消滅から
8ヶ月が過ぎた。
そんな折、リーフ本社から東京開発室に竹林秀明という男が派遣されてきて、
鷲見努は最高指揮権を奪われる。
一方、往人の行方を探す神尾晴子・遠野美凪は鳥のの情報によって
代官山に建設中の新本社ビルの奥深くに強力なアルター使いが
出没していることを知りそこへ向かうことになる。
また、本社ビル壊滅の難を逃れた古河 渚は、萌えという名目で監禁を強制させる
鍵っ子一味に捕まり、強制労働に従事させられていた。
そこへ記憶を失った国崎往人が流れ着いてきた。

【往人】「その人達を許してあげて下さい。」
【往人】「その子達は嫌がってます。あなた達が嫌がらせています。」
【鍵っ子A】「Keyは俺ら鍵っ子が支えてやってんだ!」
【鍵っ子B】「その代わり鍵キャラは俺達を感動させて、ついでに犯らせてもらう」
【鍵っ子C】「どうだ?見事なギブ&テイクの関係だろ?」
【鍵っ子D】「だからよ、文句を言われる筋合いはねえって訳だ!!」
【往人】「…それがお前達の理屈か、その理屈で俺の道理はくつがえせない。」
【往人】「俺には分かる、俺の中で何かがお前達を厨房だと確信させる!」
【往人】「ああ、そうだ、お前達は厨房だ!!」

鍵っ子の無法を肌で感じた往人は、圧倒的な力で
一味のボス、巫義治とその仲間を殲滅するのだった。
72名無しさんだよもん:01/12/04 00:41 ID:DpFfoeF0
【なぎさ】「あの…、あなたは、トモ君を…、トモ君を…」
【往人】「トモ君?」
【なぎさ】「はい、トモ君です。名前は朋也。シェルブリットのトモヤ」
【往人】「とも…や……?ぐッ!…あああ…ァあ!!!」
朋也の名を聞いた途端、気を失ってしまう往人。
倒れた往人は小屋へと運ばれ、渚に差し出された水を飲んでいた。
【往人】「スミマセン、あれくらいで気を失うとは…かっこ悪かったでしょう?」
【なぎさ】「いいえ……、あの…続きを話してもいいですか?」
再び渚は往人に、朋也がどこに居るのか知らないかと訊ねるが、
やはり記憶がなくなっているせいで、朋也に関しては何も思い出せないと言う。
逆に渚は、往人に、自分と朋也とどんな関係があるのかを問われ、
朋也は渚とは一緒に住んでいて、そして往人と朋也が戦った事を説明すると、
それを聞いて往人は驚く。二人が戦うことになった詳しい事情は分からないが、
それでも朋也に逢いたいと、渚は泣きながら訴えるように話すのだった。
そこへ、そこに捕まっていた人達が往人の元へと集まって来た。
どうやらその村人達は全員、往人に、もしも行く宛がないならば、
ここに一緒に残って欲しいと言う。
ここには、女子供が多いため、ここにいるみんなでは支え切れず、
往人が居てくれればかなり楽だと言って、頼りにして申し訳ないと謝っていた。
【往人】「でも、僕には記憶が……」
【村人】「それでも生活する場所は必要だろう?ここに留まってもらえないかね?」
【村人】「残っておくれよ。アンタがいてくれれば、わたしらも助かるんだよ」
【往人】「…有り難うございます。こんな僕でよろしければ、ぜひ」
73久弥直樹と華音3姉妹:01/12/05 00:37 ID:J2CJHI82
          ___
        /≡    ̄` 'ー、
       〈 r-‐へ、 jー‐、ミ l
       ) レ'"´ ̄`" ̄~`j |
       ヽl ー-、  _. --ヽ {  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        /| 、ェュ   -ュュ、レヘ < だから、本物の女は嫌いなんだ!
         ヽ|   j ::   l´ソ   \___________
         ヽ   _' ___,  /7
          }ヽ. ‐  ∠|′
           _.!  `T ´  l.
     _,.. -‐'"   ノ     `''ー- ..,,_

        ゴシュジンサマー       ウグゥー        キライデスー
      -- ‐- 、       .//二二ヽ     〃 ⌒⌒ ヽ、
    , '  /V ヽ ヽ     / ノノノ))))〉    l f ノノノノ))))
     ! i iノノ)ノリ)〉 !     | (|| イ  i ||     |  ノ┬ イ |ハ    
    |l l | -‐ - || i ゚    !リゝ (フ/ノ    ヽ从、~ ー~ノヘl         
     || |iト、" ー/!リ  .ξl/^||iii》ヽ/ll ○  ,<\∩7∩、        
     || /´LX」\|   ○》_イ  中ト、_/   f###に~〕〔~)〕
74セガサターン ◆RXlqSEGA :01/12/07 02:01 ID:nq4QW6gG
>>65
セガはだめだっつーの
75名無しさんだよもん:01/12/09 01:25 ID:AjFxvWzr
イシカワタカシとみきぽんは、折原浩平からの情報で、
2ちゃんねるの奥深く、葉鍵男キャラ同士の非合法な賭け試合が
行われている地下興行の闘技場へと潜入していた。
そこで2人が見たのは、ビジュアルアーツ崩壊以後、行方不明になっていた
岡崎朋也の姿であった。

その闘技場で朋也は連勝無敗という話だが、何故かその顔には以前の生気が
感じられない。試合が開始しても朋也はアルターを発動させる気配すら
みせず、対戦相手の九品仏大志のアルターでボコボコにされてゆく。
一方的な展開の末、ついにトドメを刺されそうになった時、朋也の
シェルブリットが放たれ、一撃で大志を倒す。

試合後、イシカワとみきぽんは朋也が監禁されている部屋を訪れ、
どうして大切な渚ちゃんを放っておいてこんな所にいるのかと
詰め寄るが、朋也は聞く耳を持たず、「目障りだ」「失せろ」と
2人に言い放ち、檻から出ようとはしなかった。

【みきぽん】「生きるために戦う……、そんなの悲し過ぎませんか」
【イシカワ】「しかし、それが彼にとって、彼自身の生き方なんでしょう」
76名無しさんだよもん:01/12/09 01:33 ID:AjFxvWzr
一方その頃、国崎往人は、渚のいる村で村人たちとともに働き始め、
徐々に、村人や渚とうちとけていった。

【なぎさ】「おかえりなさい……あ…」
【往人】「……ただいま」

2人は夕食後、満天の星空のもとで夜風に当たっていた。

【なぎさ】「あの、どうしていつも敬語で話すのですか?」
【往人】「敬語を使うというのは、相手のことを敬っているか、
     それとも相手のことがよくわからなかったり、
     警戒してるからだと思います」
【なぎさ】「だったら、もう敬語は必要ないです……ううん、必要ないね」
【往人】「ありませんか?……というか、ないのかな」

微笑む、往人と渚。

【なぎさ】「星がこんなに近い……届いちゃいそう」
【往人】「星が、近い……?」

渚と共に星空を見上げる往人……頭によぎるのは、ある少女の姿。
77名無しさんだよもん:01/12/09 23:29 ID:ezuhWfEH
MEンテ
78名無しさんだよもん:01/12/10 00:45 ID:LoFLy2ob
イシカワとみきぽんが去った後も、朋也は再び地下倉庫の一室で黙って座り込んでいた。
そこに集計見習いの少年が食事を持ってきた。朋也の強さに憧れているという少年の
「自分もアルター能力を持っていれば、こんな所に居なくても済んだのに」という
言葉に、朋也は大笑いした後、「目障りだ、失せろ」と少年を睨みつけた。
少年が怯えて謝りながら出て行くと、朋也は置かれた食事に貪りつく。
だが、朋也はふと、かつて折原浩平に言われた言葉を思い出す。
「お前が手に入れたモンのおこぼれに群がるバカを従えてお山の大将気取るのか」
「それとも全部独り占めしようとして、自分を見せ付けるか」
「消えてなくなるぞ、何もかも」
そんな事を思い出して朋也は食べていた食事を放り投げて、
いらついた気持ちをぶつけていたのだった。
79名無しさんだよもん:01/12/10 00:59 ID:LoFLy2ob
【男】「ケーブル申告のないID重複は、カウントするなって言ったろうが!」
【男】「ったく、使えねえガキだ!」
集計見習いの少年が、男2人に蹴られ、ただ謝りながらうずくまっていた。
その様子をじっと睨んでいた朋也だったが、ふと、渚の姿を思い浮かべると、
シェルブリットを装着し、牢の扉をぶち壊し外へ出てきてしまう。
慌てて朋也を牢に連れ戻そうと掴み掛かった男たちは、逆に腕を折られてうずくまる。
そしてそのまま朋也は、最萌男トーナメントのオーナーの部屋へ殴り込み、
怯えるオーナーを睨み、ファイトマネーを要求する。
朋也は札束を受け取り、ここを出る、と告げた。
【オーナー】「そんな、どうして!?君がいなくなったらこの地下興行の収益が…」
【朋也】「…もう飽きちまったんだよ」
【オーナー】「ま…待て!何をするつもりなんだ…!ひいいいいっ!」
シェルブリットを解放し、オーナーの部屋を爆破して出て行く朋也。

外に出た朋也に、先程の集計見習い少年が駆け寄り声をかけてきた。
朋也は黙ってさっきの札束をその少年に放り、再び歩き出そうとする。
だが少年は、「自分も一緒に連れていってほしい」と言う。
それを朋也は拒むが、なんでもするから、と少年は必死で懇願する。
だが朋也に「ついて来たらマジでぶん殴る」と睨みつけられ、
慌てて少年は、朋也の元から離れて行った。
他に誰もいない廃虚をただ歩いていく朋也は、苦々しげに吐き捨てる。

【朋也】「もう背負いきれねェんだよ…俺には!重すぎる!人の命なんてもんは…」
80名無しさんだよもん:01/12/11 00:30 ID:AjWO6XSP
記憶を失った国崎往人に再会した霧島佳乃は、Keyに戻るように説得するが、
往人は、村の人たちを守ると言って譲らない。
それを知った竹林は、原田とら〜・YOUを派遣し、
ら〜・YOUのアルターを使って往人の記憶を操作しようとする。
しかし、原田のマッドスプリクトの影響を受けつけない古河なぎさの妨害、
そして、往人の中にあった朋也の記憶が呼び水となり記憶が蘇り、
原田とら〜・YOUは往人によって倒される。
一方、偽名を使ってエフアンドシーの面接に向かおうとする朋也は空港で
伊吹 公子と再会していた。
81次回予告:01/12/13 01:42 ID:YzgBcEUY
伊吹 公子、かつて朋也と共に戦った美しき女
蒼が支配する海で彼女は謳う
朋也を倒すと、背負っているものがあると
嗚呼、背負うものなき朋也よ
命をも溝に捨てるか
82名無しさんだよもん:01/12/15 17:46 ID:X4Eb4rAM
岡崎朋也は問う、
「何故、Leafへ連行されたアンタがここにいる?」と。
伊吹公子は語る、
「自分は朋也に会うためにここに来た、朋也が好きだった」と。
そして…
【公子】「しかし今、欲しいのはあなたじゃなく……あなたの、命」
Leafで精製され、力を増幅させられた公子は、
水を操るアルター、「ノーブル・テンペスト」を繰り出す。
【公子】「朋也、あなたは母なる海に包まれて、朽ちていくのよ」
身体の自由を、酸素を奪われ、公子によって生み出された海の中で
もがき苦しむ朋也は、シェルブリットを発動させて脱出するが、
【公子】「ダメよ、ダメ、ダメ!例え、あなたの新しい力でも、
  そんな方法で助かろうなんて、このあたしが許さない!」
またも海中に引きずり込まれる朋也。
かろうじて、ノーブルテンペストの支配する海から脱出した朋也は、
洞穴の中で、公子に追い詰められる―――が、
監視の目の届かない洞穴の中、公子は、Leafで得た情報を朋也に語る。
これまでの経緯、エロゲ業界の情勢、そしてアルター使いが生まれた理由。
そして公子は、一緒にLeafへ来て欲しい、と言う。
【公子】「向こう側の世界を見ることが出来たあなたなら、その力で、
  この歪んだ世界を変えることができる!壁を叩き壊すことができる!」と。
しかし、力を求めることに価値を見出さない朋也は、公子の要求を拒む。
朋也とは相容れない事を悟り、再び攻撃を開始する公子。
【公子】「私は戦う、あなたを倒す、風子のために!」
83名無しさんだよもん:01/12/15 17:48 ID:X4Eb4rAM
強烈な信念を持つ公子に対し、背負うもののない朋也は、海の中へと命を投げ出すが、
意識の闇が朋也を包んだ時、その脳裏に、親友の姿が蘇る……。
【朋也】「ああ、わかったよ春原……俺はまだ、お前を背負ってるんだな……」
【朋也】「そうだ……死ぬのが怖いわけじゃない……何もせずに死ぬのが、怖い」
【朋也】「……何の証も立てないまま、朽ち果てるのは……」
【朋也】「それだけは……!死んでもゴメンだァッ!」
春原の叱咤を受け、ノーブルテンペストの海を破る朋也だったが、
妹の死を知り、戦う理由を失った伊吹公子は精製の反動で力尽き、倒れる。
【朋也】「すぐ医者のところへ連れてってやる!それまで頑張れ!ハム子!」
【公子】「やっと……名前で、呼んでくれた…」
【公子】「ごめんね、つらい思いをさせて……私ひとりが大変みたいなこと言って……」
【公子】「私の気持ちだけ押し付けて、ごめんね……」
静かに息を引き取った公子を抱き留め咆哮する朋也。だが、
【朋也】「感じる…感じるぞ、遠くからこっち見て、ほくそえんでるのは誰だぁっ!」
朋也が飛び掛かった先には一人の男が立っていた。竹林秀明。
【朋也】「テメエが公子を…!!」
【竹林】「その怒りです、その悲しみです、その強き信念です!…さあ開きましょう、
  向こう側の世界の扉を……でないと彼女の死は無駄になってしまいますよ?」
怒りを爆発させ、さらに輝きを増した朋也のシェルブリットが光の柱を形成し
竹林を弾き飛ばすが、それでも竹林不敵な笑みを浮かべている。
【竹林】「だが、次の機会には必ずやあの中に……」
84名無しさんだよもん:01/12/18 02:34 ID:/lxu7mGC
「それでも、わたしはトモくんに会いたい!」
往人の制止を振り切り、朋也を探すために旅立とうとする渚。
佳乃は、無理にでも渚を連れ戻した方がいいのでは、と提案するが、
その場しのぎの時間稼ぎに意味などない、と言う往人に
佳乃は決断を迫る。渚を追うのか、村の人たちを守るのか。
【佳乃】「人は、求めるもの全てを手に入れることはできないんだよ」
【佳乃】「何かを手に入れるためには、何かを捨てなくちゃならないでしょ」
【佳乃】「人ひとりには限界があるもの…」
でもここには2人いる、と佳乃は言い、自分がここに残るから、
往人は渚の後を追いかけるようにと説得するのだった。

一方その頃、折原浩平はみずからのアルターで武装した車を疾走させていた。
【浩平】「他人に運命を左右されるのは意志を譲ったということだ!意志が
  なくして文化なし!文化なくしてオレはなし!オレがなくしてオレじゃな
  いのは当たり前!だから、オレはやるのだ!みずきさあああん!」
【長森】「みずかだよもん!」
85名無しさんだよもん:01/12/19 02:04 ID:oyPRqW4f
一方その頃、神尾観鈴とイシカワタカシは国崎往人の居場所をつかむが
精製された椎原が2人の前に立ちふさがった。
椎原はアルター「NRパンパン」の巨大ハンマーで2人に襲いかかる。
【椎原】「パンパーン!」
【観鈴】「イシカワさん、逃げてっ!」
【イシカワ】「いいえ、逃げません!ここはそんなことができる場面じゃない!
   諦める方向には進めない!そう……ここは抗う場面です!」
イシカワは、相手の精神を操る宝玉「エタニティエイト」で椎原の精神に干渉するが、
【イシカワ】「そんな……ッ!感じない!この男から……何も!」
【椎原】「パンパァぁアァあァああン!!」
絶体絶命のイシカワと観鈴の前に、颯爽と現れた影、
【観鈴】「この人形……、まさか…まさか…まさか!……往人さぁん!!」
【往人】「観鈴やイシカワを襲い、今また、見ず知らずの俺に対しても…!
   ならば、俺は俺の中にあるルールで、お前を悪だと断定する!」
往人の真・絶影にアルターを砕かれ、椎原は、モノ凄い勢いで逃走した。
【観鈴】「往人さん、往人さん、往人さぁぁん……」
【観鈴】「私…、往人さんがもういないかもしれないって、だから…私っ…!」
【往人】「すまない観鈴……心配をかけたようだな」
優しく観鈴の髪を撫でる往人。
そんな光景を、微笑んで見つめているイシカワと、
朋也は今何処に居るのだろうか、と空を見上げ想いを馳せる渚であった。
86 ◆aDJPFMFE :01/12/19 07:10 ID:NHB76XPm
テステス
87名無しさんだよもん:01/12/19 23:14 ID:oyPRqW4f
その頃、朋也は、荒廃した町の外れに立つ十字、公子の墓標の前にいた。
【朋也】「アンタが愛した町だ……妹と仲良くな、伊吹公子……」
そこへ突如、横から暴走車が飛び込み、その車を崖にぶつけてぶち壊した後、
その中から颯爽と、折原浩平が姿を現わす!!
今度は馬場社長の命令で来たのかと問う朋也に対し、
それならどうする、と答える折原。
朋也のシェルブリットに対し、折原はラディカルグッドスピード(脚部限定)で
迎え撃ち、両者のアルターが激しく激突する。
【浩平】「これが向こう側の世界を見たお前の力か!…だが!」
【浩平】「お前(CLANNAD)に足りないものは、情熱、理想、理念、頭脳、
気品、優雅さ、勤勉さ…そして!何よりも!!エロが足りない!!」
【朋也】「非18禁!?」
【浩平】「衝撃のファーストブリット!!」
ロケットの如く突進してきた浩平の蹴りで、大地に叩きつけられる朋也。
全身が痺れて起き上がる事すらままならない朋也を見下ろし、折原浩平は言う。
【浩平】「お前、オレとの別れ際に言ったろう、
  他人の敷いたレールには乗らない、逆らいつづけるって。
  だったらちゃんとやり通せって!」
【朋也】「クッ…、勝手に俺の前から居なくなった奴が、いまさら説教かよ!」
【浩平】「オレが選んだオレの道だ、それを最速で突っ走って何が悪い!」
そこで浩平は、Leafは朋也の力に興味を示している事を教え、
その力を利用し向こう側の世界への扉を開けようと企んでいる事を説明するが、
しかし朋也は、「そんなことには興味がない、関係ない」と突っぱねる。
それを聞いて浩平は、渚は今、往人と一緒に居る事を告げる。
【浩平】「国崎もまた、お前と同じようにLeafに狙われている。
  あいつ、Keyを辞めちまったからな、誰も手助け出来ん!!」
【浩平】「オレがオレの道を進むように、お前にもお前の道があるはずだ、
  さあ、お前はどの道を選ぶ?」
88名無しさんだよもん:01/12/19 23:22 ID:oyPRqW4f
その時、車の助手席で眠る渚は、夢を見ていた――――
大きな悲しみに、今、正面から向き合おうとしている、彼の夢を――――

    _ 、      へ 、
   .〃´ \ 、  〃   il
   .li    ヽV/-‐--|| 、
   .!|  ,. '  `.´   !l   ` 、
   |.| ' , ' ,       ||  、` 、 \
  ./!|/ ./ / i ヽ|!\ \ \ ヽ    ああ……
 /./ / / ./ .l. {  { ヽ }ヽヽ\ \ ヽ ヽ
 ! i .i | { .|、-ヽ ヽ―ト}、\ヽ. }_ | l    夢の中のあなた、わたしのあなた……
 lハ | | l'´.l _Lヽ!\ヽ,,⊥._ヽ} }/77| |
 ! !l. ! lヽイfハ    ` |.f;;cl” |/〃 ! | |   あなたは、どうしようもなく
   `ヽlヽ ゝ. !tj|    !.t''ノ .ノイ} .|. | ! 
     ヽ! !  ̄ `_    ̄` ノン | l |i. |  立ち上がってしまうのですね……
          |丶、     ,.イ´ .l | l ||. !
        ヽ| |. ー__' ´-‐'i  | | l l.l    どうしようもなく……
         ヽN/´ _ /`ヽ、|. l. /レ !
        /| ` ̄ /     \レ’


瓦礫の中から、ゆらり、と立ち上がり、朋也は、浩平に言い放つ!
【朋也】「…どの道を選ぶかって?そんなものは…決まってんだろうが!!」
89岡崎 朋也:01/12/20 16:26 ID:ZlnBb1r/

              _,,.-‐''" ̄ ̄`゙''''ー 、,,,_
            ,.‐′          /   ヽ,
           /              ミ     ヽ
        _, -'′           ミ        l
        /       /  /ミミ7         |
       ノ ノ      イ ノ √   |  l       |  CLANNADの主人公になっちまったが
       7 l  / ノ/ /| .| /     | | | | l     |
       ノイ. | | | |,_|ハ/_  _,. -=サ十|ル| l i :::::|  こういう気分を味わえるのも悪くない
         ヽト、|. | | rーrqヽ    ‐'''Tワヽ |ハルヘ|:::ノ     
           レル、| ー‐ノ     ‐--‐'   r'^ レ′  たまには非ィ18禁も悪くない
              l,  、         ,イ-rイ       
               ハ  `__ ____,    ' |^''く     そう思うだろ、アンタもォ…
            __,. -| ヽ   ー    ,   |:  `'ー 、_
       _,. -‐''"____,,/   :|' 、___,,. イ   ,イ     .イ_ ̄`ヽ
     /ッフ''"   ∠_   :ト、      // < ̄⌒}  ヽ   ヽ
    /=''''" ""      ̄フ ゝ`''ー--‐''´ /  .イ⌒'''ーへ、_ └-、 〉
90古河 なぎさ:01/12/22 01:04 ID:jDmqKvxe
    _ 、      へ 、
   .〃´ \ 、  〃   il
   .li    ヽV/-‐--|| 、
   .!|  ,. '  `.´   !l   ` 、
   |.| ' , ' ,       ||  、` 、
  ./!|/ ./ / i ヽ|!\ \ \ ヽ   夢を…夢を見ていました…
 /./ / / ./ .l. {  { ヽ }ヽヽ\ \ ヽ ヽ
 ! i .i | { .|、-ヽ ヽ―ト}、\ヽ. }_ | l   夢の中のあの人は、大きすぎるほどの悲しみに
 lハ | | l'´.l _Lヽ!\ヽ,,⊥._ヽ} }/77| |
 ! !l. ! lヽイfハ    ` |.f;;cl” |/〃 ! | |  心の中で泣き続けていました
   `ヽlヽ ゝ. !tj|    !.t''ノ .ノイ} .|. | !
     ヽ! !  ̄ `_    ̄` ノン | l |i. |  けれども、その人の中に
          |丶、     ,.イ´ .l | l ||. !
        ヽ| |. ー__' ´-‐'i  | | l l.l   悲しみと正面から向き合おうとする気持ちが
         ヽN/´ _ /`ヽ、|. l. /レ !
        /| ` ̄ /     \レ’   燻っていることに私は気付いていたのです……
91名無しさんだよもん:01/12/23 02:15 ID:so0/Tict
久弥直樹は華音3姉妹を使って、霧島佳乃が守る集落を襲撃する。
これは麻枝の命令なのかと問う佳乃に、
麻枝准に見切りをつけた久弥は、もっと大きな存在の元で働きたい、と言う。
国崎往人をおびき寄せる人質として、佳乃を捕獲しようとする久弥。
佳乃もアルター、エターナル・デボーテを使用するが、
単独戦闘に不向きな能力の為、逆に追いつめられてしまう。
消耗し切った身体で、それでも「往人くんは来てくれる」と信じ続ける佳乃。
そして佳乃の絶体絶命の危機に間一髪、国崎往人が駆けつけた。
【往人】「すまない、もう少し早く来ていれば…!」
【佳乃】「往人くん……、信じてたよ、あたし……」
遅れて到着した車から、イシカワ、観鈴、渚の3人も降りてくる。
【佳乃】「なんで神尾さんがいるの!?」
【往人】「何を言っている?」
【観鈴】「あっ…あの…ごめんなさいっ!」
【佳乃】「あなたが謝らないで!!」
【観鈴】「が…がお……」
92名無しさんだよもん:01/12/23 02:20 ID:so0/Tict
【久弥】「ハハハ!見苦しい光景はそれまでにしてくれないか?」
【往人】「久弥!村人達をどこへやった!?」
【久弥】「素敵なクエスチョンだ、そういう質問を待っていたよ」
【往人】「能書きはいい!教えろ!」
【久弥】「ハイハイ♪」
【栞】「答えは簡単」
【あゆ】「人質たちはみんなあの小屋の中だよ♪」
するとそこへ椎原が現れ、アルター「NRパンパン」を小屋に突きつける。
久弥は、「もし逆らえば村の人々の安全は保障できない」と国崎往人を脅迫し、
神尾観鈴の引き渡し、さらには往人に、Leafへの忠誠を迫った。
要求を拒絶する往人。そして拘束されてしまうが人質が気になって抵抗できない。
【久弥】「さあ、反撃して出すがいい!君の最高の力を!」
だが、人質が気になる往人は一切の抵抗をせず、ただ殴られ続ける。
【久弥】「そうかい、そんなに僕の思い通りになるのがいやなら…」
久弥が合図すると、椎原が小屋に向かって巨大ハンマーを振り上げた。
【渚】「やめて!やめてください!」
止めさせようと渚が椎原に駆け寄るが、
【名雪】「動くんじゃないんだおー!」
素早く立ちふさがった名雪によって張り倒される。
【久弥】「人質が邪魔なら、片づけてあげるよ」
【渚】「ダメ!ヤダ!助けて!ヤダ!やだぁ ―――!!!」
その刹那、NRパンパンを一条の閃光が貫いた!
そして屋根の上に降り立った人物。
【往人】「……あれは!」
【なぎさ】「…ト…モくん?…トモくん、トモくぅん!トモく――――ん!!」
【朋也】「…あいよ」
93 :01/12/23 12:27 ID:t046fr0v

                         /         V
                     '、 丿
                    / ∨
                     ヽ
                     、j、  __――― ̄ ̄ ̄ヽ
                      \/            \
                       /______    へ」
                      /\_一 ̄    \ <
 そうだ、鍵っ子、見せつけてやれ  ヽ  U ̄\      \
                     /   __/       ヽ
    おまえの…萌えを…!  ノ    ヽ  〃〃      /   ⌒丶
                  〔:::                 |   |√`::ヽ
                   丶                |  |  ノ:: )
                    )               h冫   {_.::/
                    丶___ ゙              ヽ/
                    〔      ″          ::::::::::::::::::\
                     〉             _/::::::::::::::::::::::
                    /    :::::::::::::::::::::::::一 ̄::::::::::::::::::::::
                   /    :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
                   ――――― ̄
94 :01/12/23 12:34 ID:t046fr0v

                  . -ー- .._
.               ト、/ . .' .‐ _ \
            'ー、‐-、ヽl  i l / /-、 ヽ
           -‐=>‐''"'''"⌒"''"゙'''ー、  ',
.             /             ヾ;、',
           /   .: .:イ |  :l.   :. .::::i::i.',
           l /  :/l ::/ | ::ト、 ::ト、 li :::::}::l ',
            |ヘ. ::|''|/二ヽl ヽlニヽfl::::;イ::}. ',
             }ヽl| /{:il」`  ´l:il」`、|/::|^i ', ',ふぁいとっ、だよっ、
             l ;::l ┴┘ ,  └┴ l ;::レ': ', ',
            ノ.:_i;;;!,  r====;   .l :i::|:. ::. '、',
           「 ̄  |ト . ヽ  ノ ,.イ|| ̄ ̄l::.. i`ー
.           }.:.:.:.:.:.:.|ト、`' -- ''"_.-||.:.:..:.:::{:::.. ヽ、
         _,..:‐'"!.:.:.:.:.:.:|ト `'ー‐''フ  ||.:.:.:.:.:.`ー-.,_ 〈
        ,...:へ.:.. へ.:.:.「l]  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:イ ヽ
     ,.-'".:.:_.:ィ/  ミj:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::/.::::} ミノ
   ∠-‐::'"::::::l   /^.:.|.:0.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::;li;.:.:.::::{ ヽ
.  /:::::::::::::::::::::(ーイ.:.:.:.: ̄´|「 ̄ ̄ ̄`||.:.:.:.:.::::;|l;.:.:.:.:::} ミノ
  ヽ:::::::::::::::::::::::ヽ.,リ.:.:.:.:.:.:.:.:||、     .||.:.:.:.:.::::;|l;_: -‐ヘ,{
95みぽりん:01/12/23 12:36 ID:t046fr0v
          . -‐'' ¨ ̄ ̄¨¨ ゙̄¨' 、
       . -‐'´ ̄`    -‐-、     ヽ
    _.-'´            ヽ ヽ 、、 i
    ク  / / ノ ィv、  i    l  l    |
   イ  /  / / .イ   ト、 .|    | l  i  |
   レイ  | イ / |  l ヽト、  /  |  |  |
    ハ  | | レ二    -十ヽA  ノ  |   |
      l-ルイ}r'´P`i   ィワT'‐、 }イ i |ヘ  |
      イ : | ー`‐′  ` ┴= |  l .|^ 〉 .|    18禁・・・ですか?
      |. i |   、      イ l 「「   |
       | l  ト、  ___    .イ / / |.   |
      イ l  | ト、 `ー‐′ / |  イ   |   |
      |  | | ⊥ノ`ー、‐''´__. イ  ./L.__ |.  |
      |  | .レ′ ヽ`'ー'くく ノ  /   `''ー-、|
     | | |     ヽ    メメ  /       ヘ
       | .| レ´      / イ1         〉
      ヽ |ノ      ノ /ノノ   .イ     ソ
96 :01/12/23 12:49 ID:kz9ZU87Z
AAの元ネタわかる人いるかな
97名無しさんだよもん:01/12/23 13:47 ID:Tu4fdvNP
どうしてCLANNADの小説化がスクライドに変わるんだよ(w
98 :01/12/23 13:58 ID:7uKI5uAM
CLANNADってなに?スクスレにリンク貼られてるんだが…ゲーム?
99 :01/12/23 14:06 ID:t046fr0v
>>98
スクライドの最終回に登場するアルターの名前です。
100 :01/12/23 14:12 ID:t046fr0v
       ___                       |  \ \
    /    / ))))                    |
   /    /_ ⊂ノ               | ヽヽ |\
  /   / /            i 、、 | ヽヽ |\   |  \
 / / \ \  ∧_∧       ド ド |ヽ   |\  |    |
/ /    \ \( ´Д`)     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ /     ヽ      ⌒\ < 校門まで残り200メートルどぅわぁぁぁ!
/       ノ      /> > \_________
        /     / 三ノ
       /  / \ \ ` ̄
―    /  ん、  \ \
――  (__ (   >  )
⌒ヽ   ’ ・`し' / /
  人, ’ ’, ( ̄ /
Y⌒ヽ)⌒ヽ、 )  |
         \_つ
101 :01/12/23 14:17 ID:t046fr0v
    _ 、      へ 、
   .〃´ \ 、  〃   il
   .li    ヽV/-‐--|| 、
   .!|  ,. '  `.´   !l   ` 、
   |.| ' , ' ,       ||  、` 、 \
  ./!|/ ./ / i ヽ|!\ \ \ ヽ   
 /./ / / ./ .l. {  { ヽ }ヽヽ\ \ ヽ ヽ
 ! i .i | { .|、-ヽ ヽ―ト}、\ヽ. }_ | l  
 lハ | | l'´.l _Lヽ!\ヽ,,⊥._ヽ} }/77| |そんな事言う人、嫌いです。
 ! !l. ! lヽ|-=・=-  -=・=-  ` |.f;;cl” |/〃 ! | | 
   `ヽlヽ ゝ. |         !.t''ノ .ノイ} .|. | !
     ヽ! !  ̄ `     ̄` ノン | l |i. | 
          |丶、     ,.イ´ .l | l ||. !
        ヽ| |. ー__' ´-‐'i  | | l l.l  
         ヽN/´ _ /`ヽ、|. l. /レ !
        /| ` ̄ /     \レ’
102名無しさんだよもん:01/12/23 15:59 ID:I6OoGzRh
岡崎朋也は、折原浩平の運転する車で、荒野を疾走していた。

「まったくよ、この俺が迷うなんてな……笑っちまうよな、春原。
 俺とつるんでるやつは、痛い目を見るのさ……。
 オマエのように………アイツのように………。
 だったらよ、何も背負わない方がいい。
 あいつの側にいない方が、あいつのためになる……。
 くくく……そんなこと考えてたんだぜ、この俺が。
 けどよ、そいつは逃げだ。ちっとも前に進んじゃいねぇ。
 ああ、そうだ、こうと決めたら迷わねぇ!欲しいモンは奪う!
 俺と関わりあったやつには悪いが、腹ぁくくってもらう。
 ワガママかい?ワガママだな…!
 そうだよなぁ!……さあ!進むぜェ!!」

一度は迷い、全てから逃げようとしていたが、自分を取り戻し、もう2度と
迷わない事を誓う朋也は、感情の赴くままにその本能を貫き通すのだった。
シェルブリットを装着した朋也が跳ぶ。
NRパンパンを一条の閃光が貫いた!

【往人】「…あの男、いまさらノコノコと……しかし!」
往人の反撃開始、解放された絶影が名雪と栞を蹴散らす。
【あゆ】「名雪さん!栞ちゃん!こうなったら…!」
【佳乃】「エターナル・デボーテ(永遠の呪い)!!」
【あゆ】「うぐぅ――――ッ!!!!」
【佳乃】「これで借りは返したからねぇ」

【久弥】「そ…そんな僕の理想の女の子たちを…」
  従順で優しく、嫌な顔一つせずに僕に尽くす女の子たちを…!
  許せない!ああ、許せるものか!女の子たち!
  きみたちの本当の姿を見せつけてやれ!例えその姿が醜くなろうとも!!」
103名無しさんだよもん:01/12/23 16:52 ID:wFmx5PAI
         _ _
       〃 ∧へヽ プゥ〜ン
       |  ノノノ))〉)
      ノリゝ` ∀´ )コレガワタシノホンキダヨッ
      ノノリ /⌒⌒*⌒) .λ ...
        | 八  r 丿 (......)......
        (_)(_)__) (............) プゥ〜ン
     _ _
    〃┏━━ 、
    |  ノノソハ)))  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  (\リリ;´Д`)リ < うぐぅ、我慢できないよぉ
  (ニE(#つo⊂#)  \______
    /__ωつ´°゜・
    (_f_)_f_) ピュッピュッ

     〃⌒⌒ ヽ、
     |  ノノハ))))  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     リリ ・ー・)) < アイスクリームのヴァニラがいいです
      (ヨ⊃ー⊂E)   \____________
    . く###/#ゝ
  ・*∵(_f_)_f_) ブリリアント!
*∴・*∵ ・*:・
104アイキャッチ:01/12/23 19:52 ID:M9pS4aZY
スススクラナド
105_:01/12/23 21:14 ID:h0wm6vPo
『スクラナド』(・∀・)イイ!
本スレから来たけど職人さん続きを楽しみにしてるよ 。
応援age
106 :01/12/23 22:09 ID:8I+14S6v
期待age
107名無しさんだよもん:01/12/23 23:23 ID:so0/Tict
>スクラナド

ワラタ!
108名無しさんだよもん:01/12/24 00:00 ID:7zQZq4/m
久弥の命令に従い、華音3姉妹が真の力を解放する。
【往人】「スカトロシスターズか!?」

【あゆ】「全ては…!ピュッ」
【名雪】「ご主人様への…!ブリリ」
【栞】「愛のために…!ブリッ」

【佳乃】「アルターで排泄量を操作しているの!?」
【往人】「これが久弥のアルター能力か…!」
迫り来るスカトロシスターズ、圧倒的な汚物と巻き上がる悪臭が襲いかかる。
だが、それに対抗して朋也と往人もアルターを極限まで高める。
朋也からは金色の、往人からは銀色のオーラが光の柱となって天空へ伸びる。
しかし「それ以上動けば人質の命はない」と脅す久弥の前に、
アルターを解除する往人。それを見て、交渉に入ろうとした久弥だが、
一方の朋也は、闘志が衰えるどころかさらに激しさを増すのだった!
【往人】「やめろ!人質が!」
【浩平】「やっちまえ、トモナリ」
【朋也】「シェルブリット・バーストォォォ」
【久弥】「ひっ…人の話を聞かないのですかァーーーー!?」
【朋也】「輝け…!もっとだ!…もっと!もっと輝けェええええ!!!」

朋也の金色のシェルブリットが、スカトロシスターズを打ち砕いた!
【久弥】「そんなっ!そんなバカなあああああああああああ!!!」
109 :01/12/24 00:40 ID:v0vT/b/c

                     . -ー- .._
   .               ト、/ . .' .‐ _ \
               'ー、‐-、ヽl  i l / /-、 ヽ
              -‐=>‐''"'''"⌒"''"゙'''ー、  ',  これからの「CLANNADを小説化しよう!」スレは
   .             /             ヾ;、',  『スクライド』スレの住人が
              /   .: .:イ |  :l.   :. .::::i::i.',   >>1に代わって管理しておきます♪
              l /  :/l ::/ | ::ト、 ::ト、 li :::::}::l ',
               |ヘ. ::|''|/二ヽl ヽlニヽfl::::;イ::}. ',.. +    *
      .,,__       }ヽl| /{:il」`  ´l:il」`、|/::|^i ', ', * +
     ./ヘvvvv'      l ;::l ┴┘ ,  └┴ l ;::レ': ', ', AAA|\∧,/|
     ゞl`Д´ノ      ノ.:_i;;;!,  r====;   .l :i::|:. ::.,... +.(◎)ヽ,|/i|//
     ( ..|::| /ニiつ 「 ̄  |ト . ヽ  ノ ,.イ|| ̄ ̄l::.. i` |=|(゚∀゚#)
     /_/_∧_ヽ    }.:.:.:.:.:.:.|ト、`' -- ''"_.-||.:.:..:.:::{::. ヽ ヽ /__Y___〔jj)つ
       |_|__|  _,..:‐'"!.:.:.:.:.:.:|ト `'ー‐''フ  ||.:.:.:.:.:.`ー-.,_   /__∧__\
     (,,_,,_,,),...:.:.:.:.. .:.:.:..:.:.「l]  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:...:\ (,,゙__,,)
       /  レ'ヘ、:.:_.: .:..:.. .:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::/.::.:.:入/  |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
110名無しさんだよもん:01/12/24 01:16 ID:1UuHt4V9
戦闘が終わり、朋也に渚が駆け寄る。元気してたか?と尋ねる朋也に、
「元気だった、でも寂しかった」と泣いて抱きつく渚。
【朋也】「ああ、それは悪かった……ごめんな、わりぃ、すまねぇ、許せ」
【なぎさ】「そんなに言わなくていいよぉ……うああああん」

一方、久弥は、倒れて動かない華音3姉妹を激しく叱咤していた。
【久弥】「なぜ立たない!僕のことが好きなら出来るはずだ!
  ほら!戦え!戦えって言ってるんだ!」
【あゆ】「ご主人さ…ま…」
【名雪】「もう…無理だ…お・・・」
【久弥】「僕がやれっていってるんだよォ!」
【浩平】「自分に都合のいい女性を捏造し、悦に入っているだけの傲慢な男に、
  誰も振り向いたりはしないのさ。
  それが例え、自らが生み出したキャラだとしても!」
【久弥】「は!バカな、僕は女の子たちを愛している!キミたちも僕を愛してるよね?」
【あゆ&名雪&栞】「…………」
【久弥】「ゆ、許せない!こんなにも純粋な僕の気持ちを、踏みにじるなんて!」
自らの手でアルターを消し去り、久弥は逃走するのだった。
111名無しさんだよもん:01/12/24 01:36 ID:1UuHt4V9
国崎往人が岡崎朋也に歩み寄ってきた。
【往人】「朋也…」
【朋也】「よォ、ひさしぶ…ッ!?」
いきなり往人の拳が、朋也の頬に炸裂した。
【朋也】「…っっ!なにすんだよ!テメエ!」
【往人】「貴様!人質が取られているのに何故、攻撃した!」
村人たちがどうなってもいいのか!と詰い問める往人を、朋也も殴り返す。
【朋也】「やれる自信があった!だからそうした!」
【往人】「偶然に頼り過ぎだ!」
【朋也】「結果オーライだろうが!」
【往人】「どこまでバカなのだお前は!」
【朋也】「バカバカ言うな!」
【往人】「そういう貴様が気に入らない!」
【朋也】「それはこっちのセリフだ!!」
すっかり2人は大乱闘、スマッシュブラザーズだった。
【なぎさ】「やめて!トモくん!往人さん!」
2人を止めようとした渚に、まだ残っていた久弥の手下が襲いかかるが、
【イシカワ】「往生際が悪いですよ?」
イシカワのエタニティエイトで倒される。
そして、その仮面が割れて出てきた素顔は…
【朋也】「コイツは……小菅 奈穂!?」
驚く朋也に、観鈴は、萌えが低いと判断された彼女たちは、
精製され、無理矢理能力を捻じ曲げられていたのだ、と語る。
【浩平】「全てはLeafの思惑だ」
【朋也】「Leaf……まさか!あいつか、竹林…秀明…!」
【往人】「竹林……だと!?」
112ベタネタED:01/12/24 01:43 ID:oleDan2r
い〜ますぐス〜レ〜タイ♪
113名無しさんだよもん:01/12/24 01:44 ID:1UuHt4V9
【竹林】「映像をご覧になりましたか?彼らがそうです、国崎往人、岡崎朋也、
  この二人の男が、必ず、向こう側の世界への扉を開いてくれるでしょう」
モニターには、Leafの重役たちの顔が並んでいる。
【竹林】「この力さえあれば、我らがLeafの地位はさらに飛躍します。
   ……ハイ、それでは」
通信をきった竹林の足元には久弥が倒れている。
【竹林】「バカですねぇ……自分を否定した人間に、
  アルターを使いこなせるわけがないというのに」
久弥直樹の身体は塵に分解され、竹林に取り込まれていった。
【竹林】「ま、おかげでいろいろと情報は揃ったので感謝しておきましょう」
竹林はそう言って、モニターに出した渚の映像を見る。
【竹林】「特に、他人の深層意識にアクセスできるアルターを持つ
   この少女は、利用価値が高そうです……、フフフ」
114名無しさんだよもん:01/12/24 06:42 ID:PPErVsVh
                /⌒ヽ⌒ヽ
                       Y
                    八  ヽ        __________
             (   __//. ヽ,, ,)      /
              丶1    八.  !/     < 私の出番のようだな
               ζ,    八.  j        \
                i    丿 、 j          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                |     八   |
                | !    i 、 |
               | i し " i   '|
              |ノ (   i    i|
              ( '~ヽ   !  ‖
                │     i   ‖
              |      !   ||
              |    │    |
              |       |    | |
             |       |   | |
             |        !    | |
          _ |           | ‖
        /   │        │   \
115ゲームセンター@名無し:01/12/24 07:58 ID:3EzwmPmM
            ヤメテ
       ∩    ∧_∧
        \ヽ_(  ‖‖) ←114
         \_    ノ
  ∩_   _/   /
  L_ `ー/ /   /
     ヽ  | |__/ |
   | ̄ ̄ ̄\    ノ
   | | ̄「~| ̄( 、 A , )<「スクライドスレの住人やLeaf・keyの住人を襲い、今また、見ず知らずの俺に対しても…!
   | |  | |  ∨ ̄∨   ならば、俺は俺の中にあるルールで、お前を悪だと断定する!」
   し'  し'
116名無しさんだよもん:01/12/24 12:01 ID:u4YJ8Z+w
にしてもこのスレとスクスレで何人ぐらい住人が重複してるんだろーな(w
117 :01/12/24 16:12 ID:8m33RU0B
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□□■□□□■□□□□■□■□□□□□□□□■□□□□■□□□□□□
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118_:01/12/24 22:11 ID:hZoCNiWB
119 :01/12/25 01:02 ID:tz0XXyA7
>>118
次回作のロゴは決まりだな
120_:01/12/25 21:11 ID:k+x/A047
明日は最終回age
121.:01/12/25 22:31 ID:7/wOsYy0
スレ違いどころか板違いだがage
122_:01/12/25 23:03 ID:kHHfAheY
/ ̄⌒⌒ヽ
| / ̄ ̄ ̄ヽ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| |   /  \|   | 朋也が、背負っていたものを解き放つ。
| |    ´ ` |   |往人が、求め続けた過去を清算する。
(6    つ /   .| その果てに何があるのか。何もありはしない。
|   / /⌒⌒ヽ< 無いからこそ求める。人は、求め続ける。
|    \  ̄ ノ  |
|     / ̄    \_________
123名無しさんだよもん:01/12/25 23:26 ID:HF3Bk/Pe
>>122
せ・・・せめてセルにしてほしかった…
若本規夫マンセー
124名無しさんだよもん:01/12/26 00:36 ID:mG+7E3OW
久弥の襲撃から数日、村は順調に復興していた。
朋也は、渚の作ったサンドイッチを頬張っている。
【渚】「……どう?少しは上手くなった?」
【朋也】「いや、相変わらずだ」
ぶぅ〜、とむくれる渚だったが、
【朋也】「けど、ま…、懐かしい…」
【渚】「トモくん……」
【朋也】「なぎさ…、いままでどうしてた?」
【渚】「え?」
【朋也】「なんであの男と、国崎の野郎と一緒にいるんだ?」
【渚】「うん…、わたし…、あのトモくんと往人さんが戦ったあの時……」

渚は 語り始めた。ビジュアルアーツ本社ビルの消滅のあと、
朋也を探すため、後を追ったが、悪質な鍵っ子に捕まってしまい、
強制労働させられていたこと。そこを、往人に助けられたこと。

【朋也】「そうか…、奴は記憶を失っていたのか…」
【なぎさ】「トモくんは、どうしてたの?」
【朋也】「俺か?」
【なぎさ】「お願い、聞かせて」
【朋也】「別になんもなかった。そこらをぶらぶらして、勝手気ままに暮らして…
    ワリィな、こっちばっかラクしちまって」
【なぎさ】「……ずるいよトモくん、…ずるい」
【朋也】「だから悪かったって…」
【なぎさ】「うん…」
125名無しさんだよもん:01/12/26 00:45 ID:mG+7E3OW
【なぎさ】「わたしね、また夢が見られるようになったの」
【朋也】「夢?ああ、いつも見ているっていう夢に出てくる奴のことか」
【なぎさ】「うん、ずっと見られなかったんだけど、最近ちゃんと見られるの」
【なぎさ】「夢の中にいるその男の人はね、すごくいろんなことがあったみたい」

 たいせつなものが なくなってしまって
 どうしていいか わからなくなって
 でも、じぶんだけ らくをするのが いやで
 だから わざと きけんなばしょにいって じぶんをきずつけて

 そうやって いきていこうとしても、おなかはすくし
 ごはんがほしいとおもったら たたかうしかないし
 それに、どこに いっても どこに にげても
 かならず たたかいが ついてまわって

 でもね… そのひとは えらんだんだよ
 やってくる かなしみに ながされないように
 じぶんのちからで そのかなしみに たちむかっていくって

【朋也】「ふうん…、もっとラクな生き方もあるってのによ。
  俺から見りゃ、そいつは馬鹿だな、底無しの馬鹿野郎だ」

そんな朋也の横顔を見つめ、渚は苦笑するのだった。
126第10話 スーパーピンチ:01/12/26 05:41 ID:uS9EfmA/
/ ̄⌒⌒ヽ
| / ̄ ̄ ̄ヽ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| |   /  \|   |
| |    ´ ` |   |窮地。追い詰められたものは、生き延びたいと強く願う。知性を活動させる。
(6    つ /   .| 崖っぷちに追い込まれた、神尾観鈴もまた、大声で泣き叫ぶ。
|   / /⌒⌒ヽ< そして、天空からの来訪者は、そらか、神奈か、すーぱーぴんちか。
|    \  ̄ ノ  |
|     / ̄    \_________
127_:01/12/26 09:20 ID:+dCKrKcz
奪え!全て!このスレ!
たとえsageで煽られたとしても
目覚めた噂 ネットを駆けめぐる
言葉は意味を変えて
昨日のマジレスは今日のネタになる
誰もが彷徨い過去ログになるだけ

夢や愛なんて 都合のいい妄想
マウスを握りしめ果てしない WEBへと手を伸ばす

※ 逝ってよし! 藁! そう大胆に
ブラクラを 張り付けろ
逃げ場なんてないさ 嘘も矛盾も マターリする強さとともに

今は求めない 互いに宿るヒキコモリ
渡せない 1000を掴み取るまでは
128_:01/12/26 09:21 ID:+dCKrKcz
煽られるのが 怖いのか?
上手く ズルく ROMって楽しいのか?
果てある祭り 何をかっこつける

「ダレニモ ワカル ワケナイ」と鬱を気取り
冷めた目でこっちを見るなら 許せないタシロマサシ

イッテヨシ! ワラ! いい加減な 名無しなら 禿になれ
そんなスレッドないさ 近寄るのは ひろゆきの甘い罠
信じるべきもの それはひろゆきラディン
譲れない 大切なチンコ握りしめて

掴め!全て!ココロに!
荒らし、叩きに打ちのめされても
最後はゲットした ひとつのグロ画像
コピペやあぼーんならば起爆剤さ
沸き立つ糞スレの間を ageへと解き放つ

Itteyoshi! Wara! そう大胆に 実況の術を磨け
2chはサバイバル ageかsageか 逝く道は ひとつだけ

※Repeat
絶やすわけがない この漏れのハァハァは
許せない 駄スレの1 溢れるように
129名無しさんだよもん:01/12/26 18:43 ID:usQCEb6V
スクラナドの最終回が楽しみになりました(w
130_:01/12/26 21:37 ID:ntSaAwhK
最終回は朋也が>>118のロゴを殴って完結。
131名無しさんだよもん:01/12/26 21:51 ID:f5XilJQa
>>127−128
スマソ、思いきりワラタよ・・・
132名無しさんだよもん:01/12/27 11:09 ID:MslWYW8E
だいたいクラナドまだ出てないじゃん(藁
133名無しさんだよもん:01/12/27 12:34 ID:M5E/lPPx
>>132
ここはCLANNADじゃなくてスクラナドの小説だからな
134名無しさんだよもん:01/12/27 17:20 ID:MyCLhtpv
いや待ってくれ、違うんだ、ちょいと聞いておくれよ>>133よ、
スクライドネタは漏れが個人的趣味でやってただけで
あくまで主旨は「CLANNAD を小説化しよう!」なんだ。
ただ不幸なことに、漏れのカキコがスレの6割近くを占めているだけなんだ。
135_:01/12/27 17:44 ID:wc9EiNMy
>>134
みんな楽しみにしてるのでとりあえずスクラナド完結させてください。
おながいしま〜す!
136名無しさん:01/12/27 17:48 ID:6FRrizRd
ここのスレにいるプログラマーとバトルケニアというキチガイが
もうメチャメチャです。そこで、みなさんの力でここを荒らして下さい。
私も出来るだけ頑張るのでご協力お願いします。。
http://tmp.2ch.net/test/read.cgi/kitchen/1009382864/
137名無しさんだよもん:01/12/27 19:12 ID:MyCLhtpv
>>135
でもスクラナドの原作アニメが終了してしまったので
なんかもう、激しく士気がsage。
138名無しさんだよもん:01/12/27 20:03 ID:7nxHbMix
しかも最終話あまりにも…うぐぅ
139_:01/12/27 20:24 ID:p9IUpEuI
結局ハッピーENDなのは社長×キャミー、瓜核×イーリャンくらいだもんなぁ…。
DQN二人は戦ってるだけで幸せなんかもしれんが…。
140名無しさんだよもん:01/12/27 21:57 ID:GyXaiJda
かなみたんは存在を感じていられるので、気が気でなくともみのりさん
よりは幸せだと思うが。「漢」という物の許容限界とDQNの境界線を
探る作品だとは思わなカタヨ
141 :01/12/28 01:17 ID:xs7YPYT4
>>139-140
本スレより真面目に語ってないか?(藁
142-:01/12/28 02:17 ID:950XZJo/
>>127−128
禿しくワラタ!
143名無しさんだよもん:01/12/28 03:31 ID:nQDPth/U
>>141
漏れ、反逆者だから本スレで流行ってる叩きには加わらないの。
お膝元でマンセーもしないけど(w
144_:01/12/28 03:57 ID:A4kA/Axi
劉鳳の顔が面白すぎるんですけど…。
http://www.onputan.com/cgi-bin/img/img-box/img20011228003105.jpg
145名無しさんだよもん:01/12/28 04:01 ID:w0XhMfF3
>>144
この原画描いてる人絶対笑いながら描いてるよ
146_:01/12/28 14:15 ID:3/T+v4GN
             ∩
                 | |
                 | |
        ∧_∧   | |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       ( ´Д`)//  < 先生!カズくんはグローブオンファイトに出場ですか?
      /       /     \_____________
     / /|     /
  __| | .|    |
  \   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
  ||\             \
  ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄
  ||  || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
     .||              ||
147ネイティブ:01/12/29 05:52 ID:QIdSyPcU
とりあえず完結させて欲しい
これが自慢の拳age
                      __             :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
                    _/_::::\
    ::::::::::::::::::::::::::::::      _|::::::;;;;;;\;;;;;|__
       :::::::::::::::::::::::::::::::::_|:::::::\:;;;;;|llllllllll/::::::::\
                /:::::\;;;;;;;llllllllllllllllllll/;;;;;:::::::/
               |l\:::::::lllllllllllllllllll/ ̄::::::::::::|
               |llllllllllllllllllllllll/;;;;;;;;::::::::::::::;;;;lll|::::::::::::::::::::::::::::
               |lllllll:::::::::iiiiiilll\:;;;;;::::::;;;;;;lllllll| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::
               \llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll/       ::::::::::::::::::::::::     :::::::::::::::
                \llllllllllllllllllllllllllllllllllllll厂
                 {lll;;;;;;lllllllllllllllllllllllllll/
                  |;;;;;;;;;;;;;;lllll;;|;;;;;;;;;;|
il||ill|||il,.;;.ili            |;;;;;;;;;;;|;;;;ll;;;;;;;;;;;;;|
:||(il||ill|||ilill|||iiil,.;|ill|||ilill     |;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;|;;;;;;;;;|
    ,.;;il||ill|||ilill|||iiil||ill|||ilil  |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;|
                  |;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;;;|                  il,.;;.:|||ilill|||ii)
                  |;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;;;;|      ll|||iiil||ill|||ili
  ||(il||ill|||ilill|||iiil,.;;.:||il||ill|   |;;::::::;;|;;;;;;;;;;;:::::;;;|
                  |:::::::::|:::;;;;;;::|:::::::;;|       il||ill|||ilill|||iiil||l|||ii)
148_:01/12/29 05:53 ID:QIdSyPcU
ズレ過ぎだ…鬱氏
149名無しさん:01/12/29 23:01 ID:qNZBddGU
なんでクラナドなのに往人とか出てくるんだろう?と思ってたんだが
なるほどグリーンリバー繋がりだったわけね。
150 :01/12/29 23:47 ID:9EGjrvp7
>>149
なるほど気付かなかった>碧河
久弥とか竹林とか出てる時点で
特にクラナドに限定しないものと思ってたが…
151名無しさんだよもん:01/12/30 00:22 ID:9lrI5HLs
>>149
ウワーイ丶(´Д`)丿気付いてくれてアリガトー、ちなみに既に漏れの中では、
渚たん(CV:田村ゆかり)で脳内変換されてるyo!
>>150
だってクラナドの7人(+4)だけじゃ登場人物が足りなかったんだよもん
(西瓜とかイーリャンも出したかったけど合うキャラいないし…)
152_:01/12/30 09:02 ID:QOtEnq35
>>151
イーリャンの能力はセリオに似ていると言ってみるテスト
153古河なぎさの独り言:02/01/01 01:03 ID:7wSavG++
    _ 、      へ 、
   .〃´ \ 、  〃   il
   .li    ヽV/-‐--|| 、
   .!|  ,. '  `.´   !l   ` 、
   |.| ' , ' ,       ||  、` 、 \
  ./!|/ ./ / i ヽ|!\ \ \ ヽ  夢を見ていたんです...
 /./ / / ./ .l. {  { ヽ }ヽヽ\ \ ヽ ヽ  夢の中の私は、どうにもならないことを、
 ! i .i | { .|、-ヽ ヽ―ト}、\ヽ. }_ | l  どうにかしようと抗い続けている人になっていました
 lハ | | l'´.l _Lヽ!\ヽ,,⊥._ヽ} }/7|  |  その人の痛みはとても強く、
 ! !l. ! lヽイfハ    ` |.f;;cl” |/〃 ! | |  その人の思いもとても強かった
   `ヽlヽ ゝ. !tj|    !.t''ノ .ノイ} .|. | ! 私は叫びました。
     ヽ! !  ̄ `_    ̄` ノン | l |i. |  頑張れ!頑張れ!頑張れ!!
          |丶、     ,.イ´ .l | l ||. !  そう強く願い続けていたのです
        ヽ| |. ー__' ´-‐'i  | | l l.l |l
         ヽN/´ _ /`ヽ、|. l. /レ !
        /| ` ̄ /     \レ’ 
       ,<ヽ l  ,. '        ヽ 
      /  ヽヽl /  _ -‐_ニニ二、ヽ
     ./      レ ‐´ ´        .V}
154_:02/01/01 12:08 ID:1r7gat3W
スクラナドでもこういうのやって欲しい
http://www13.xdsl.ne.jp/~techle/Rna/30/pc300177.jpg
155国崎 往人:02/01/03 04:56 ID:r8yQ58aU
             _,.. -― ー‐- ..,_
           . ‐'´           `ヽ.
         /    :            `、     偏  葉    お
        /    .i l  l  : .        ',    見   鍵   前
      / / ,'   /l l|  l  i_ l |  i    l   を    っ   の     
      / / / .' ./ l l l l /|/| / ,' l l   l   受   子    よ
.     l / / ,' .ト、| | | レrj⌒カ / l |ヘl   l    け   は   う
     l. / ,' ; l l`rj、 l l/`ー''´l /l l レi 〉i |   る   世   な
      |/l ,'l l | .l`ーハ|     l/ | /| |_,.イ l .|    !  間   奴
      l レ' l /l ‖.| ヽ     / |/ |/ ノイ .|        か   が
        ! l | l ト、 ヽ ̄`ヽ  / ノ   人{        ら    い
            | .| `、 `ー_‐′  / _.-'"  `''ーュ--―:;:.      る
              `、     .∠-''"       〉:;:;:;:;:;:;:;       か
               `ー ''"ヽ::::::       ∠;:;:;:;:;:;:;:       ら
                  ノ 〉::      く: : : : : :
156名無しさんだよもん:02/01/04 05:04 ID:4KDVT6XO
   _______________
   |
   |★★カズマは拘束されるのがキライ!★★
   |
   |●殴るたびに叫びますが放置!
   | 腕が限界寸前でも放置!
   |
   |▲ドキュコプターは全力で荒らしや煽りを実行します
   | ノセられて叫んだらその時点であなたもドキュン!
   |
   |■8歳児はドキュコプターのアルターであり萌えであり最も喜ぶことです
   | ドキュンに8歳児を与えないで下さい
   |
   |☆枯死するまで孤独に暴れさせておいて
   | キレてきたら絶影が1番です。
   |
   |     。
.  Λ Λ  /
  (,,゚Д゚)⊃ ジュウヨウ!
〜/U /
. U U  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.
157名無しさんだよもん:02/01/06 07:06 ID:X9jVroPN
スクラナドもいいが、誰かまともなクラナド小説書く気はないのか。
158名無しさんだよもん:02/01/07 14:46 ID:OOmfZI/+
その頃、往人、浩平、観鈴、佳乃、橘の5人は、
村外れの小屋に集まり、今後の協議を行っていた。
往人は、かつて自分が所属していたビジュアルアーツはLeafと裏で繋がっていた
ことを知り、Leafがしているアルター能力の精製は、強引に能力を捻じ曲げ
人格を失わせる、人間のやる事ではないと怒りをあらわにする。
すると折原浩平は、それは仮定に過ぎず、Leafの目的は「萌え」の
発生原因であるその力の源についてだと語る。
【往人】「それが奴らの言う、向こう側の世界、か…」
【浩平】「そうだ、だから連中は、その力を有効利用できないかと考えている、
   それには、向こう側の世界にアクセスできるアルター能力者が必要だ。
   それで白羽の矢が立ったのが、お前と…」
【往人】「…岡崎朋也、というわけか」
【浩平】「そういうことだ、Leafの連中は不思議がっている、何故、
   浩平でも浩之でも冬弥でも蝉丸でもなく、「国崎最高〜!」なのか、とな。
【佳乃】「馬場社長は、その事を知ってたの?」
【浩平】「多分な。だが、馬場社長がビジュアルアーツを立ち上げなければ
   Leafの奴らに、アルター使いは食い潰されていただろうよ」
しばらく黙っていたが往人は、一人になりたい、と言って、外へ出て行く。
信じていたVAに裏切られ、しかも狙われているのは自分だと知っても、
動く事が出来ない、一途で不器用な男。
だからこそ、あれだけの力が出せるのだ、と浩平は言う。
【敬介】「…前から聞こうと思ってたんですけど、なんであなたは
   そんなにもアルター能力の事情に詳しいんです?」
【浩平】「あれぇ?言わなかったっけ、敬介さん? 実は俺も一度、
   向こう側の世界に行ったことがあるのさ、永遠の盟約、とか言われてな。
   まあ、ヒロインに手を出しまくった俺も悪いんだが、
   そのおかげで強引に見る羽目になったのさ、エイエソってやつをな。
   まあ、その代償で、俺の身体はボロボロです」
【佳乃】「…じゃあ、往人くんがこのまま力を使い続けたらどうなるの?」
【浩平】「どうなるって、それは……確実に、死が待っている……」
159名無しさんだよもん:02/01/07 14:55 ID:OOmfZI/+
表へ出た国崎往人は、岡崎朋也とばったり出くわす。
【朋也】「へっ、そんなカキコしてると2ちゃんねらーみたいだぜ?
   とても公式のお坊ちゃまには見えねえ」
【往人】「軽口を叩くな。佳乃を傷つけた貴様の罪を、俺は許したわけじゃない」
【朋也】「俺だって、オマエらにダチを殺られた。こればっかりは許せそうにねェ」
いつものように、感情をぶつけ合う朋也と往人。
【往人】「こうやって踊らされ続けるのか? Leaf側のアルター使いが
   乗り出して来ている。 目的は、俺と貴様の、力だ」
【朋也】「関係ねえな。俺は俺のルールで生きる! 春原や公子があんなことに
   なって、それを裏でほくそえんでる奴がいるなら、叩き潰すだけだ」
今回の件は、元Keyの社員であった自分がケジメをつけるのが道理だ、
と主張する往人は、朋也に、なぎさを連れて逃げろ、と言う。
LeafやKeyの手の届かないところで、なぎさと共に、まっとうに生きろ、と。
だが、朋也は、自分の価値観を押し付ける往人に反発するのだった。

そんな二人を余所に、切ない胸の内を語り合う、佳乃と観鈴。
【観鈴】「霧島さんが羨ましいな……あんなにも、往人さんの近くにいられる」
【佳乃】「近くに居るのに気持ち届かないの……、結構、つらいんだよ?」
観鈴は、自分にはない「未来」を持ち、往人の側に居ることが出来る佳乃を、
佳乃は、往人が追い続ける「空の少女」、ある意味往人にとって特別な存在である観鈴を、
お互いにお互いが、自分にないものを持っているゆえの、羨望。
160名無しさんだよもん:02/01/07 14:59 ID:OOmfZI/+
再び場面は、朋也と往人。
【往人】「アルターを呼び出すつもりはない。力を制御しきれていないお前に、
   また地殻変動を起こされたら困るからな」
【朋也】「なんだよ!偉そうに……、まあ、いいや。これで何度目だ?」
【往人】「昨日のことを含め、これで七度目だ」
これまでの戦いを振り返る、朋也と往人。
【朋也】「なんでだろうな」
【往人】「自分でもわからない」
【朋也】「ただこれだけは言える」
【往人】「この男を見ていると」
【朋也】「ムカつく!」
【往人】「腹が立つ!」
【朋也&往人】『この気持ち、理屈じゃない!!』

Leaf東京開発室にしつらえた情報管制ルームでモニターを眺めている竹林。
【竹林】「アルターを使わないのでは、意味がないですね…!」
監視衛星からの映像で一部始終を見ていた竹林は、
次の手を打つべく新たな指示を出した。
161名無しさんだよもん:02/01/07 15:08 ID:OOmfZI/+
その頃、古河なぎさは、朋也の昼食にサンドイッチを作っていた。
【なぎさ】「今度こそ、おいしい、って言わせてみせるんだから」
その様子を、主婦たちは微笑ましいそうに見ていた。が……
突然、激しい振動が集落を襲った。

集落へ駆けつけてきた往人と朋也。
【往人】「あれは…!?」
自らのアルター、NRパンパンに乗り込み、集落に出現した椎原。そして…
【朋也】「なぎさ…ッ!?」
朋也は、椎原が気を失ったなぎさを脇に抱えているのを目にする。
怒った朋也はアルターを発動し、往人もポケットから人形を取り出す。
何事か、と小屋から浩平たちも飛び出してきた。
観鈴を発見すると、モノ凄い勢いで観鈴を捕獲しようと飛び上がる椎原。
【往人】「絶影ッ!」
間一髪、往人の絶影が、椎原に高速で体当たりして観鈴との間に割り込んだ。
【朋也】「なぎさを離しやがれェェェぇッ!!!」
朋也の拳の一撃でNRパンパンは砕け散り、なぎさと共に落下する椎原。
なぎさを受け止めようと、ホッとしたのもつかの間、朋也の手が空をきる。
なぎさを抱え、椎原は背面に背負ったリテルゴルァ(゚д゚)ロケットを噴射した。
往人も絶影を呼び戻すが、すでに椎原は空の彼方へと飛び去っていた。
【朋也】「なーーぎーーさーーーーーーーッ!!!!」
162名無しさんだよもん:02/01/07 16:05 ID:GpXaX+Ml
(・∀・)イイ!!
つか良すぎ!
163次回予告:02/01/07 23:26 ID:Uw5U7wiA
古河なぎさをさらわれた、朋也の激情が、往人の怒りが、眩いまでの光を放つ。
敵は、あそこだ。なぎさは、あそこだ。
二人、荒ぶる感情のまま、敵地へと赴く。
敵は、あそこだ。
164国崎 往人:02/01/10 05:29 ID:cTHEavm7
             _,.. -― ー‐- ..,_
           . ‐'´           `ヽ.
         /    :            `、        国
        /    .i l  l  : .        ',        
      / / ,'   /l l|  l  i_ l |  i    l     崎    
      / / / .' ./ l l l l /|/| / ,' l l   l         
.     l / / ,' .ト、| | | レrj⌒カ / l |ヘl   l       さ
     l. / ,' ; l l`rj、 l l/`ー''´l /l l レi 〉i |        
      |/l ,'l l | .l`ーハ|     l/ | /| |_,.イ l .|       い
      l レ' l /l ‖.| ヽ     / |/ |/ ノイ .|          
        ! l | l ト、 ヽ ̄`ヽ  / ノ   人{        こ
            | .| `、 `ー_‐′  / _.-'"  `''ーュ--―:;:.     
              `、     .∠-''"       〉:;:;:;:;:;:;:;   う
               `ー ''"ヽ::::::       ∠;:;:;:;:;:;:;:      !!
                  ノ 〉::      く: : : : : :       
165名無しさんだよもん:02/01/11 23:37 ID:7gIaDjJF
>>164
うお!その国崎のAA、レベル高え!!
166名無しさんだよもん:02/01/12 01:59 ID:kpzBuLXi
>>165
国崎ちゃうわ(w
167名無しさんだよもん:02/01/14 00:33 ID:l37Gz6n5
    _ 、      へ 、
   .〃´ \ 、  〃   il
   .li    ヽV/-‐--|| 、
   .!|  ,. '  `.´   !l   ` 、
   |.| ' , ' ,       ||  、` 、 \     夢を…夢を見ていました…
  ./!|/ ./ / i ヽ|!\ \ \ ヽ    夢の中のあの人は 怒りに我を忘れ
 /./ / / ./ .l. {  { ヽ }ヽヽ\ \ ヽ ヽ    大切な人の名を叫び…スレを荒らし…
 ! i .i | { .|、-ヽ ヽ―ト}、\ヽ. }_ | l    雄叫びを 上げていました
 lハ | | l'´.l _Lヽ!\ヽ,,⊥._ヽ} }/77| |   わたしは 思いました
 ! !l. ! lヽイfハ    ` |.f;;cl” |/〃 ! | |   羨ましい……
   `ヽlヽ ゝ. !tj|    !.t''ノ .ノイ} .|. | !   あなたにそこまで大切に 思われている
     ヽ! !  ̄ `_    ̄` ノン | l |i. |  その人が どうしようもなく
          |丶、     ,.イ´ .l | l ||. !   羨ましかったのです……
        ヽ| |. ー__' ´-‐'i  | | l l.l |l  できれば、あなたの大切なものが
         ヽN/´ _ /`ヽ、|. l. /レ !  わたしであればいいのに……
        /| ` ̄ /     \レ’    わたしであれば……
       ,<ヽ l  ,. '        ヽ
      /  ヽヽl /  _ -‐_ニニ二、ヽ
     ./      レ ‐´ ´        .V}
168名無しさんだよもん:02/01/14 00:36 ID:l37Gz6n5
椎原の襲撃から一夜が明けた。
負傷した村の人々を手当てする、観鈴、佳乃、敬介。
薬が絶対的に不足しているため、満足な治療もままならない状況で
敬介はエタニティ・エイトで負傷者の治癒力を促進させ対処していた。
【敬介】「今、僕にできることは、これくらいしかありませんから……」
169名無しさんだよもん:02/01/14 00:37 ID:l37Gz6n5
何処かへ拉致されたなぎさを救出するため、村を出て行こうとする朋也。
【浩平】「お嬢ちゃんの居場所も知らないくせに、どこに行こうってんだ?」
【朋也】「知ったことかよ!どうせ公式のどっかだろ!
   だったら全部荒らしてでも、なぎさを奪い返して…」
【浩平】「このバカヤロウが!」
折原の高速の蹴りが、朋也の鳩尾に入った。
【朋也】「がはっ…!こ…この野郎…いきなり…!」
【浩平】「お前が俺の話をちゃんと聞かないからだろう」
そんなやりとりをしている朋也と折原の脇を通りぬけていく往人。
【往人】「そうだ、貴様はじっとしていろ、彼女は俺が助ける!
   そして傷付けられたこの村の人々の仇を…」
【浩平】「そういう問題じゃねえ!」
折原の回し蹴りが、往人の後頭部を強打する。
【往人】「折原ッ…!おまえ…!」
【浩平】「勝手を言うな! 佳乃はどうする!?美鈴さんはどうする!?」
【往人】「観鈴だ!」
【浩平】「そんなことはどうでもいい!彼女はな、翼人の呪いで一度死にかけた!」
【往人】「なに…!?」
【浩平】「なんとか一命をとりとめて、神尾晴子の元へ帰そうとしたが、
   彼女は今、ここにいる! 何故だか分かるか?! お前がいるからだ!」
【朋也】「俺は行くぞ…」
【浩平】「人の話を……聞けぇ!!」
折原の飛び蹴りを受け止める朋也。
【朋也】「聞けねえな!」
【往人】「どうしても止めるつもりなら……、折原!」
【朋也】「突き崩してやるッ!」
【往人】「押し通すッ!」
【浩平】「…上等ッ!」
170名無しさんだよもん:02/01/14 02:47 ID:l37Gz6n5
そのころ、ビジュアルアーツ仮社屋の社長室では…
≪PASS WORD≫
「V」「A」「V」「A」……ERROR!
【馬場】「アクセス権を失のうとる……、そうか、いまさらワシに、
   ソフト開発スケジュールを伝えてもしゃあないちゅうことか。
   ……どうやら、ワシにも、選択の時が近づいとるようやな」

【竹林】「分かりまスか?これはあなたたちへの慈悲、つまりわたしの優しさでス」
―― Leafでは新作「うたわれるもの」の大々的なキャンペーンを行っていた。
それはゲーム情報誌の特集に留まらず、小説、漫画、ラジオ、ドラマCD、
そして春からはTVアニメ開始と、数多のメディアに進出している ――
【竹林】「ああ、忘れるところでした。一部で、何かというと、あらぬ風聞で
   わたしを貶めようとする愚かな連中がいますが、放置を徹底してください。
   それと荒らしが2人ほど来るハズなので警戒を怠らないように、ネ」
【鷲見】「竹林さん!いくら本社から全権を委任されてるといっても
   このシナリオ改竄は、越権行為に他なりません!」
【武内】「『仙命樹の力を制御出来ずに暴走するハクオロ…』…なんです、こりゃ?」
【甘露】「我々は、本社からの指示を仰ぎます!」
【竹林】「現在、リーフ東京を統治しているのはこのわたくしでス。
   いち契約社員に過ぎないあなたたちが、わたしの渇きを、わたしの行動を
   妨げてはなりまセン。このわたくし……竹林秀明の行動をォォ!」
サングラスを外した 竹林の瞳が 怪しい光を放つ!
【鷲見・武内・甘露】「う…うわぁぁあ!!」「ひッ…ひぃいいいい!!」

【竹林】「『うたわれるもの』の開発状況は予定通り、全て予定通りデス。
   …あなたが神尾観鈴を連れて来られなかったこと以外は!」
【椎原】「パ!? パ…パパン…(( ;゚Д゚))ガタガタブルブル…」
【竹林】「…しかしそれは些細なことにしておきましょう」
ソファで眠っているなぎさを一瞥して、
【竹林】「ひとまず、このプリズナープリンセスさえいれば…」
171名無しさんだよもん:02/01/14 13:09 ID:UVs8NWhx
観鈴を美鈴と間違えるとは…なかなかやるのぉ(w
172_:02/01/14 19:00 ID:pvaI6v8F
>>171
ンなこたぁわかってんだよ、このヘビ野郎がぁ〜〜〜っ!
野暮なツッコミね!
173名無しさんだよもん:02/01/16 23:07 ID:QSprZYY/
一通り村人の治療も終わり、小屋へと戻ってきた佳乃たち。
敬介は、治療のためにアルター能力を使い切って、すっかりダウンしている。
落ち込んでいる観鈴に、佳乃は、自分達はやれる事はやった、それでも、
全てが助けられるわけではない、と言う。
【佳乃】「どこかで割り切らないと、この世界では生きていけないよぉ?」
【観鈴】「…………」
そこへ、往人と朋也を抱えて、浩平が帰ってきた。3人ともボロボロである。
【佳乃】「うわわっ!折原くん?一体、何したのぉ?」
【浩平】「後先考えずに出ようとするからだ。少しは作戦ってモンを考えろっての。
   そりゃあ、俺だけアルター使ったのは悪かったけどよぉ。
   ったく、少しは先輩(おね主人公)を労れってんだ」
そのまま、大の字になって床へと寝転がる折原。
その姿を見て、佳乃と観鈴もくすくすと笑っていた。

――― 数時間後。
【観鈴】「往人さん、まだ傷が痛む?」
【往人】「いいや、どちらかというと、身体の奥から湧き上がってくる
   怒りの痛みのほうが強い。動けない自分の不甲斐なさが痛い……」
【観鈴】「そんなことないよ、往人さん。みんなで、なぎさちゃんを助けに行こ?」
【往人】「……観鈴」
【観鈴】「往人さんが、大切なもののために戦っていること、私、わかってる。
   お母さん、困っている人たち、2ちゃんねる……。往人さんは、優しい人」
【観鈴】「でも……教えて欲しい。往人さんの……大切なものの中に、
   私は入って…」
観鈴の言葉を途中で遮り、往人は、観鈴の手にそっと手を重ねる。
【往人】「入っている……お前が、入っている」
【往人】「できることなら元の生活に戻って欲しかった、危険に晒したくなかった。
   俺がいままで旅を続けてこれたのは、母様とお前がいたおかげだ」
【観鈴】「往人さん…、往人さぁん…!うわぁあーーーん!!」
174名無しさんだよもん:02/01/16 23:15 ID:QSprZYY/
一人歩いている佳乃。その姿はどこか寂しげである。
【佳乃】「ま…、そうなっちゃうよねぇ。…分かってたんだけどね、ずっと前から。
   でも、それであきらめていいような出逢いじゃなかったから…」
そこから少し離れた場所で、野原に寝そべり、読書中の折原。
【浩平】「ふぅん…人生いろいろあるわなぁ、これもまた文化…」
本を読みながらも、がっちりと足には4の字固めで朋也が極められている。
【朋也】「は、離しやがれぇェーーッ!!!」
【浩平】「フゥ、全く……。離したらどうする?」
もがく朋也に対し、少し足に力を込めてみる。
【朋也】「ぐぐぐ…っ!てめ…いますぐブッ飛ばしてや…」
そこへ突然、空からミサイルが落下して来た。
【浩平&朋也】「うおッ!」「な…なんだ!?」
だがミサイルは爆発せずに、激しい土煙を上げて、地面に垂直に突き刺さる。
そして、ひとりでにその筒状の物体は展開していき、中から
テレビモニターとスピーカーが現れた。モニタに映像が流れる。
【女の子】『欲しーの、欲しーの、ABYSS BOAT!』
【男の子】『BIO HAZARD やっちゅうねん!』
【女の子】『欲しーの、欲しーの、ABYSS BOAT!』
【男の子】『BIO HAZARD やっちゅうねん!』
【女の子】『欲しーの、欲しーの………』
何事かと、往人たちも駆けつけてきた。
【往人】「どうした!?」
【観鈴】「テレビのコマーシャルだね…」
映像が切り替わる。モニタにはスーツ姿の男の顔が映し出された。
【男】『あー、テス、テス。聞こえますか皆さん? こちらは竹林、
   Leafのトップシナリオライター、竹林秀明でス』
【一同】「何ぃッ!?」
175アイキャッチ:02/01/16 23:19 ID:iTOItd3T

ススススクラナド
176名無しさんだよもん:02/01/17 01:50 ID:jFT9rq+2
>>173-174
イイ!(・∀・)

>>175
ワロタ!(;´Д`)
177 :02/01/17 19:13 ID:t/iudsK5
最期が気になる、下がりすぎage
178名無しさんだよもん:02/01/21 02:26 ID:rSPBtTo/
芳野 祐介は、情報を得るため、退院したばかりの柊 勝平を訪れていた。
馬場社長の真意を、柊 勝平を問いただす祐介。
【勝平】「…覚悟は、ある?」
勝平の前に、命よりも大事なギターを差し出す祐介。それは覚悟の証し。
【祐介】「……コイツを、コイツをお前にやってもいい!!」
【勝平】「それは…いらない…」

【朋也】「竹林 秀明…ッ!」
【往人】「そうか、貴様が竹林か……!」
【竹林】「ハイ、そうです、竹林秀明です、いやいや、連絡が取れてよかった。
   皆さん、揃って頂いているようで、こちらとしてはとても好都合デスよ?」
【佳乃】「どうして、ここの位置が……」
【観鈴】「位置の特定……あ!」
【往人】「…シェンムー・アイか!!」
頭上を振り仰ぐ、往人と観鈴。空には青空が広がっている。そして…

上空2万キロメートル――――衛星軌道上から地上を見下ろす巨大な人工物。
通称、「シェンムー・アイ(上司の目)」
それはLeafが、約一千億円の巨費を投じて打ち上げた、人工監視衛星である。
179名無しさんだよもん:02/01/21 02:27 ID:rSPBtTo/
【朋也】「セコイ手使いやがって……、なぎさをさらったのはテメエか!?」
【竹林】『その通り、君の可愛いお嬢ちゃんはこのわたくしがお預かりしていまス』
【朋也】「そうかい……、喧嘩売ってんのか!?この俺にィッ!!」
【往人】「竹林!貴様どこにいる!?」
【竹林】「何を言ってるンですか、あなたがよく知っている場所でしょ?」
【往人】「何…!?」
竹林の上半身がモニタ全体を占めていたカメラの映像が引いていくと、
無人のホームが見え、竹林が立っているのは廃線となった駅の改札だと分かる。
そして映像の端、ベンチのところに倒れている人影…
【往人】「……と、遠野!?」
地面にうつ伏せの状態のまま、全く動かない遠野美凪。
そして地面には、赤い染みが広がっていた……。
【観鈴】「……遠野さんっ!!」
【往人】「貴様……貴様の仕業か……」
【竹林】「いやぁ、それがですね…。てごめ券の没収と、いざという時の
   人質にしようと思って、御挨拶に伺ったところ、あなたの足手まといに
   なりたくない、とおっしゃられて……、自らの手で…。
   こんな健気なお嬢さんに、好意を寄せられているなんて、羨ましい限りデス」
美凪の手には、カッターナイフらしきものが握られているのが見えた。
それを見て往人の頭に、かっと血が昇る。モニタの前に身を乗り出す往人。
【往人】「き、貴様はッ……貴様という奴はッッ!!」
【竹林】「ククククッ!その怒りの表情、憤怒なる声、何と心地良い〜…
   私の渇きが、またひとつ埋まりマシタ」
180名無しさんだよもん:02/01/21 02:29 ID:rSPBtTo/
【朋也】「竹林さんよ、この喧嘩買ってやるよ!だから教えろ!なぎさも一緒か!」
【竹林】「Leafは東の砦、池袋の東京開発室にいます、私は逃げも隠れもしません。
   どうぞ、二人でお越し下さい」
【竹林】「あと、つまらないものですが、あなたがたへもう一つ、
   プレゼントをお送りしましょう。
   遥か上空の衛星からです、楽しんでくださいネ」
そこで映像が切れた。
【観鈴】「シェンムー・アイから?」
【佳乃】「…まさか!?」
その場の全員に緊張が走る。
【浩平】「あの野郎ッ!上から攻撃する気か!
【敬介】「まずいですよ、早く逃げないと!」
【朋也】「逃げる?冗談だろ……」
【往人】「そうだ!いまさら誰が!」
【朋也】「誰が、逃げるかァああああ!!!」
周囲の岩盤が砕け散り、分解されていく。
【朋也】「シェルブリットォおおおお!!」
【往人】「絶 影 ッ!!!」
分解された物質はアルターと化し、朋也の右腕を被い、往人の人形を形成する。
上空を見上げ、迎撃の構えをとる朋也と往人。
その直後、天空より飛来した一条の閃光が、大地を薙ぎ払った。
181 :02/01/21 22:44 ID:9Byk8B7y
竹林秀明並並のシナリオを書ける人は葉鍵板にいないのかい?
182名無しさんだよもん:02/01/23 02:06 ID:C+K6m6RU
【HM-12】「第1射により、厨房板、最悪板、及び周辺区画の消滅を確認。続いて
   第2射、エロゲ板、葱板の消滅を確認、誤差は±0.5です」
【HM-13】「再充填開始します。同時に照射ポイントの最終誤差修正を行います。
   発射まであと30秒。サテライトナビゲーションシステム、
   衛星モニター、自動追尾装置、冷却システム、すべて異状ありません」
【竹林】「いいでしょう、あとは全て予定通りに……」


一方、ビジュアルアーツでは……
竹林の仕掛けた知覚妨害により、ベッドで苦しみ続ける 柊 勝平。
【馬場】「麻枝や久弥までも犠牲にして……私は、いずれ地獄に落ちるだろう……
   だが、その前にやらなければならないことがある。
   そのためだけに私は生きている……生きねばならないのだ」
馬場が立ち上がると、室内に突如ギターの音が鳴り響く。
【馬場】「芳野か…」
【祐介】「探しましたぜ、社長!」
空間転移で現れた祐介は、馬場社長に詰め寄る。
【馬場】「ほぅ、それでどうする?私を倒すのか?
   倒せば全てが終わる、とでも思っているのか?」
【祐介】「社長!俺はKey、ひいてはビジュアルアーツの一員ですぜ!
   命令してくださいよ!Leafから来た竹林って奴を叩き潰せ、って!」
【馬場】「下せるわけがなかろう」
【祐介】「何故ですか!」
【馬場】「この2ちゃんねる……いや、エロゲ業界に携わる全ての者たちのためだ」
突如、警報が響き渡る。
【馬場】「何だ!?……これは…そうか」
WARNING‐WARNING‐WARNING‐WARNING‐Blue-Purpling‐WARNING‐…
【馬場】「とうとう竹林が動く、か…」
183名無しさんだよもん:02/01/23 21:12 ID:rgvWZhiG
微妙に順番が・・・
184名無しさんだよもん:02/01/25 18:05 ID:HtHgoQyp
祐介は例のダイナマイトシーンでロックの魂を叫ぶんですね?(w
185名無しさんだよもん:02/01/26 03:06 ID:Le5cNZo3
sage
186名無しさんだよもん:02/01/27 00:33 ID:Cqogg+53
いやぁ、西瓜&知覚坊やの配役がなかなか決まらなくて、
ここまで引っ張ってしまったのさ。で、さんざん悩んだ末、
結局、CLANNADを最優先ってことで、祐介と勝平を…
でも「例のダイナマイトシーン」(w のイメージだと、七瀬とかの方が
よかったかなぁて気もするんだけどね。
後は、藤林姉妹&ことみ&智代&爺さん、もう出番なさげで、どうしようかと…
187名無しさんだよもん:02/01/27 00:50 ID:Cqogg+53
上空を見上げ、迎撃の構えをとる朋也と往人。
【浩平】「…ったく。バカヤロウどもが…!だが確かにこれしかねえか。
   元々は、Leafで囲った社員を脱出させないために作った代物だ!
   どこまで逃げても、追ってくる!!」

刹那、三〇〇ギガワットのエネルギーの奔流が、大気を瞬時にプラズマ化
させながら、空気の層を膨大な出力で突き破って押し寄せてきた。
【朋也&往人】「うおおおおおおおおおおおおおおお!」
大気を振わせる轟音。レーザー着弾点に凄まじい衝撃波が発生し、
周囲のスレッドが5、6本、消し飛ぶ。
【観鈴&佳乃】「きゃあああああ!!!」
【敬介】「くうううううっ!!」
アルターでシールドを作り、衝撃波から皆を守る、敬介。
シールド越しに、アルターでレーザーを受け止めている朋也と往人が見える。
朋也の全身からは金色の、往人の全身からは銀色のオーラが立ち昇っていた。

【なぎさ】「う……うう……」
【HM-13】「……反応を確認」
【竹林】「開く…!向こう側の世界、その領域への扉が…!」

二人のアルターは臨界点を超え、金色と銀色のオーラは虹色の光を生み出す。
【朋也】「うおおおおおおおおおおおおお!!!」
【往人】「ぬううううううううううううう!!!」
朋也と往人の体が、ふわり、と舞い上がり、虹色の光は、
天空へと伸びる光の柱となって、レーザーを一気に成層圏へと押し返した。
188名無しさんだよもん:02/01/27 00:52 ID:Cqogg+53
            ⊂二 ̄⌒\               ノ)             
               )\   ( ∧_∧         / \
             /__   ) ´∀`>    _ / /^\)
            //// /       ⌒ ̄_/
           / / / // ̄\      | ̄
          / / / (/     \    \___
          ((/         (       _  )
                      /  / ̄ ̄/ /
                     /  /   / /   .   
                   / /   (  /        
                  / /     ) /        
                / /      し′         
              (  /      :::...:...            
               ) /  ..::::::..:::...:...:.    ..
            .:::::::::::::::::::::::::::.::::        ::
     ..::::.::::::::::::::::::::::..:::::::::::::
       ____
      /旦/三/ /|       
    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
    | 誰彼百円 |/

【竹林】「そうです、これを…これを、待っていたァ――――!!!」
189名無しさんだよもん:02/01/27 03:34 ID:lzg4y+tZ
>>188
ワラタ(w
190名無しさんだよもん:02/01/28 00:09 ID:B4buuqqn
大地から伸びた光の柱は、衛星軌道上まで到達していた。
オーラを纏い、漆黒の宇宙空間を飛翔する、朋也と往人。
やがて二人の目の前に、巨大な監視衛星が姿を現す。
【朋也】「コイツか!…こんな高い場所から見下ろしやがってェェェ!!!」
【往人】「破壊する!!」
【朋也】「シェルブリットォ……バァァストォおおおおお!!」
朋也の右腕から放たれたエネルギー波が、人工衛星を直撃する。
【往人】「剛なる左拳、臥龍! 剛なる右拳、伏龍!」
続けて、真・絶影からは、2本の槍が放たれ、人工衛星を刺し貫いた。
各部で繰り返し小爆発が起きた後、主機関を破壊され、衛星は閃光に包まれた。
シェンムー・アイ、爆散。
191名無しさんだよもん:02/01/28 00:41 ID:B4buuqqn
たとえば泣きたいときがある。
どこへ向かって泣けばいいのだろう。なにを思って泣けばいいのだろう。
虚無からは幸せは生れない。そんな気がしていた。
放り出された海に浮かぶ、ぼくはなにを泣き叫ぶのだろう。
そんなことをする気にすらならない。
それが幸せなんだろうか……。
空虚は、ぽっかりと胸に空いた穴。もう失うこともない。
それが完全な形なのだろうか。
なにも失わない世界にいるぼくは、なにをこんなにも恐れているのだろう。
選択肢のない袋小路だった。
つまり、それは終わりだ。
それを自分でも気づかないうちに心のどこかで悟っていたから、こんなにも空虚だったんだ。
空虚だったんだ。


【竹林】「これが朋也と往人が開いたゲート、何という広さ、
   今までに体験したどの空間よりも広い……」
その空間に漂いながら、竹林は目を閉じた。
暗く、じめじめした、どぶの匂いのする路地裏にうずくまっている、
みすぼらしい格好をした少年が見える。
これは自分だ、竹林は思う。孤独と貧困、それが自分の全てだったあの頃。
そして、少年は出会った……
【竹林】「高橋龍也……家柄、容姿、能力……あの男は生まれながらにして全てを持っていた。
   なのに……なのに、わたしには何もない!
   妬ましいなどという言葉では済まされない!
   だからわたしは喜んで精製された……そして手に入れた!権力と能力を!
   だが、しかし!まだ何かが足りない!
   わたしの中にある飢えは!渇きは!満たされていません!」
192名無しさんだよもん:02/01/28 00:46 ID:B4buuqqn
突如、竹林の背後の空間が揺らぐ。
空間から現れた人影は、ただ黙って竹林を見つめている。
【竹林】「ハハハハ!ついに見つけまシた!
   これが力です、私が求めていた力です!」
その人影、「萌え」の結晶体、樋上いたるに向かって手を伸ばす竹林。
【いたる】「……………!」
いたるは身構え、掌を竹林に向けると、攻撃を放とうとする。
が、流れる動作で近寄った竹林は、その手を握り、いたるに甘く囁く。
【竹林】「大丈夫です、私は敵ではなイ」
互いの指と指が絡まり合う。竹林は、いたるの腰に腕を回し、
【竹林】「何故なら、わたしは貴女の同胞になるからでス」
竹林の右手が、いたるの胸に触れた。
【いたる】「…………ッ」
【竹林】「貴女が感じている感情は一種の精神疾患デス。鎮め方は(以下略)」
竹林の右手は、いたるの胸を優しく揉みしだいてゆく。
【竹林】「分かりマス、わたしには貴女の気持ちが分かります」
【いたる】「……………」
やがて抱き合う二人を不思議な光が包んでゆく。
恍惚な表情の竹林。
【竹林】「フフ…フフフフフ………」
…………………………。
…………………。
…………。
―――― そして、竹林といたるはひとつになった。
193名無しさんだよもん:02/01/30 01:53 ID:BvD8Dos/
衛星軌道にまで伸びていた光の柱が消えると、
竹林は、東京開発室に戻ってきていた。

【竹林】「はは…あははは!素晴らしい、体にチカラがみなぎってたまりまセん」
竹林はペンとスケッチブックを手に取ると、さらさらと絵を描いてみせる。
【竹林】「いたる絵、それに私のシナリオが加わる!これ最強」
高笑いする竹林。
【竹林】「キミたちにも分けてあげましょう、私のチカラを!!」
【HM-12】「………!」
【HM-13】「………!」
竹林がアルターを発動した。

同時に、都内各地のソフトハウスに異変が起こっていた。
D.O.
「な…なんだ!?」
Guts!
「こ…これは……!」
BasiL
「ス…スタッフが…」
Jellyfish
「引き抜かれている…!?」
SILKY'S
「いや、そんな生易しいモンじゃないぞ!」
ねこねこソフト
「ま…まさか!」
ちぇりーそふと
「吸収されているのか!?」
194名無しさんだよもん:02/01/30 02:02 ID:BvD8Dos/
向こう側の世界、「領域」の強大な力を得た竹林は、自らのアルターで
周辺のソフトハウスを次々に吸収しリーフ東京開発室に再構成していった。
見る見るうちにビルが禍禍しい要塞へと変貌してゆく。

要塞の内部でも新たなネットワークシステムが形成されつつあった。
未だ昏睡状態の古河なぎさに、無数のケーブルが絡み付いてゆく。
システム制御中枢に組み込まれていくなぎさ。
補助としてHM-12改、HM-13改がバックアップに配置されている。

【竹林】「ハハハ、実感できる…これが今の私のチカラ…!」

一方、葉鍵板では…
【浩平】「参ったなァ…あの二人がここまでやれるなんて…」
見上げると、2つの流星が、東の空へと流れていく。
【観鈴】「まさか、あの光が…」
【佳乃】「往人くんなの?」
【敬介】「…なんて凄まじい能力なんだ!」
【浩平】「まったく…、国崎!トモナリ!…もう後戻りは出来ねえからな」

Leaf公式サイトへ辿り着いた岡崎朋也と国崎往人。
すでに先の衛星破壊でアルターを酷使した二人は立っているのもやっとの状態だ。
【朋也】「ぜぇぜぇ……くっそォ!ボロボロだぜ……」
【往人】「はぁはぁ……これが「力」を使い過ぎた代償か……」
【朋也】「代償……、へっ!そんなことはどうでもいい……」
【往人】「なんだ、あれは!?」
二人が目にしたLeaf東京は、もはやかつての面影はどこにもない
禍禍しい要塞へと変貌していたのだった。
【朋也】「おーおー、Leaf東京もしばらく来ない内に、随分大所帯になったモンだ」
【往人】「なるほど、これがLeaf本社のアルター使いの能力か」
【朋也】「そんなハッタリ利くかい、待ってろよ!なぎさ!」
195名無しさんだよもん:02/01/30 02:06 ID:BvD8Dos/
歩き出す朋也。隣には、往人も並んで歩いている。

【朋也】「おい!何でついて来るんだよ!」
【往人】「ついて行くわけじゃない。なぎさを助けに行くだけだ」
【朋也】「呼び捨てにすんな!!」
【往人】「そう呼んでいい、と彼女が言った」
【朋也】「なんだと!?」
【往人】「どうした、妬いてるのか?」
【朋也】「誰がだよ!!」
【往人】「彼女の手料理は美味しかったな」
【朋也】「喰ったのか!?」
【往人】「当然だ」
【朋也】「後で金を払え!!メシ代だ!!」
【往人】「お前の所有物じゃないぞ、なぎさは」
【朋也】「だから呼び捨てにすんな!!」
【往人】「ムキになるな。みっともない」
【朋也】「むッかつくヤローだな!!テメエは!!」
【往人】「同じセリフを返そう」
【朋也】「ふっ…まぁいいや。今はあそこに行くのが先だ!!」
【往人】「ああ。なぎさを助け、竹林を…」
【朋也】「ブン殴る!!」
【往人】「断罪する!!」
【朋也&往人】『そう思うだろう?《手前ェも!!》《貴様も!!》』
196次回予告:02/01/30 13:06 ID:Lmn1BggM
第22話 麻枝准
麻枝准。Keyのメインシナリオライター。老練(?)なる男。
その男の中にある真実は、往人との対決によって、白日の下に晒された。
迸るは、慟哭。流れ出は、血涙。
197若本規夫:02/01/30 23:07 ID:5QwDv9ZA
ススススクラナド!
198名無しさんだよもん:02/01/31 19:25 ID:381gwZqA
>【竹林】「いたる絵、それに私のシナリオが加わる!これ最強」

確かに話題性は最強だろうな(w
199名無しさんだよもん:02/02/02 00:58 ID:WwtxDt9u
>>188
イイ!(・∀・)
200名無しさんだよもん:02/02/04 00:41 ID:lDREJ16Z
Leaf公式サイトに辿り着いた、朋也と往人。
「緊急事態!緊急事態!」「中上さんに連絡を!」
「ログインを確認した!」「警告メールを、いや、確認キーを剥奪するんだ!」
Leaf広報課の部署内は、騒然となる。

【朋也】「やめとけよ…」
【往人】「今の俺は、手加減など出来そうにない…」

【竹林】「たぎらせている…。二人の男が私への憎悪をたぎらせ、
   幼い少女を助けるために、決意を固めている…」

なぎさから伸びている無数のケーブルの内の一本に触れると、
朋也、往人の思考が、竹林の中に流れ込んでくる。

【竹林】「理解る……私にはこの子を通じて手に取るように。
   しかし、もはや用無しとなったドキュソ。
   後は、私の渇きを埋めるために役立たせてもらうとしまショウ」

その様子を、影から眺めていた馬場社長。
立ち上がり、踵を返して歩き出す。

【馬場】「いよいよだ……。今が、選択の時だ」
201名無しさんだよもん:02/02/06 05:45 ID:MD/XF1C+
一方、村に残った、浩平、敬介、観鈴、佳乃の四人は・・・

【敬介】「すみません、やっぱり僕はここに残ろうと思います。
   負傷者たちを助けたいし、それに……やっとわかった気がするんです。
   僕の能力の正しい使い方が……」
【佳乃】「あたしは往人くんの後を追うよぉ」
そして観鈴も、一緒に後を追うと言うが、
アルター使いでないあなたが行ってもどうにもならない、と浩平は制止する。
観鈴は、自分でも役に立てることがあるならば、いや、私なりに出来ることが
きっとあるはず、足手まといになるようなら放っておいてもいい、と言って退かない。
【浩平】「ふう……わかりました。では俺の車でお送りしましょう」
【佳乃】「え?」
【観鈴】「折原さん…」
【折原】「あなたが自分の道を選んだように、俺も俺の道を選んだだけです」

――― かくして一行は、朋也と往人を追い、Leafへと向かうのだった。
202名無しさんだよもん:02/02/09 02:02 ID:73oyPdvq
          ∧_∧
         < `ш´> 俺に任せろ。
       _φ___⊂)_
      /旦/三/ /|
    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
    | 沈舟〇円 |/
203名無しさんだよもん:02/02/09 02:24 ID:50fhe0RL
保全age。
204岡崎 朋也:02/02/09 02:51 ID:JPHeFPVF
.     | `ヽ、  ,..l-―''Z-‐''Z._,.-(  ___,
 .   ト、|  ヽ`く ト、 ´    ′ `´ ∠_.ィ
     | |   l ヽl `i         ´  ム_.ィ
    l. |    l  l i |::.............._        {
  '、ー-ゝ、l.  |i l l| l |l:::::::::::::::::`'ーz__     |
  ヽ.   ミ>‐ッ、|,ィ-‐ッへィ-‐''¨了:::::::ーz    ム
 、_ヽ、ミ/ /    / /,.--―、`'j::::::::ーz   了     
  ヽ、 ̄7´, イニミ-、i l /-┘jニ..⌒` }:::::::<_   ノ   クラナドの新キャラが多すぎて
   ヽ/∠_ミヽ/⌒〉 l/''¨ス  pゝ  `'j::iへ、Z  ぐ   ト、  誰が誰だかわかんねえ!!
    //  .`ー}`フ  l `'''  ̄'''"   jリ ヘ }Z /^    | lヽ
   /    .| \  __       r'フ /了/     | .|::|
           l l ̄――v`i     「ーt'´::::/^     .} |::|
         ヽヽ ,.-‐-‐ー}    /|__,,..ルヘL__    ノ .|::|
          ヽ`、_,,,,,__ノ_,,. -‐'¨´ _,.,.,.,.,.,.,,ヽ  /  ノミl
        _,,..〉-‐'',ニ¨-―-、''"""      〈 /  /ミ/
    _,.-‐''¨ ,.-‐'¨フ´      `ヽ        ∨  /ミ/
   `'ー、  y′ /       ミへ.._       ヽ/ミ/
      `ーィ   ゝ,       ミく  人二ヽ     li/
205名無しさんだよもん:02/02/09 07:34 ID:VYn4SDRU
http://key.visualarts.gr.jp/image/tobira/tobira_28l.jpg

クラナドの新キャラ、追加!
今度はメイドさんだー!!
206岡崎 朋也:02/02/09 18:15 ID:bR+gE5ph
春原 芽衣  すのはら めい

春原の妹。
利口でちゃっかりものだけど、本当は兄思いの女の子。
田舎から兄の元を訪ねたため、新しいものを見ると
目を輝かせる。


.     | `ヽ、  ,..l-―''Z-‐''Z._,.-(  ___,
 .   ト、|  ヽ`く ト、 ´    ′ `´ ∠_.ィ
     | |   l ヽl `i         ´  ム_.ィ
    l. |    l  l i |::.............._        {
  '、ー-ゝ、l.  |i l l| l |l:::::::::::::::::`'ーz__     |    
  ヽ.   ミ>‐ッ、|,ィ-‐ッへィ-‐''¨了:::::::ーz    ム
 、_ヽ、ミ/ /    / /,.--―、`'j::::::::ーz   了   オッケェー刻んだぜェ〜  
  ヽ、 ̄7´, イニミ-、i l /-┘jニ..⌒` }:::::::<_   ノ   
   ヽ/∠_ミヽ/⌒〉 l/''¨ス  pゝ  `'j::iへ、Z  ぐ   ト、  
    //  .`ー}`フ  l `'''  ̄'''"   jリ ヘ }Z /^    | lヽ
   /    .| \  __       r'フ /了/     | .|::|
           l l ̄――v`i     「ーt'´::::/^     .} |::|
         ヽヽ ,.-‐-‐ー}    /|__,,..ルヘL__    ノ .|::|
          ヽ`、_,,,,,__ノ_,,. -‐'¨´ _,.,.,.,.,.,.,,ヽ  /  ノミl
        _,,..〉-‐'',ニ¨-―-、''"""      〈 /  /ミ/
    _,.-‐''¨ ,.-‐'¨フ´      `ヽ        ∨  /ミ/
   `'ー、  y′ /       ミへ.._       ヽ/ミ/
      `ーィ   ゝ,       ミく  人二ヽ     li/
207名無しさんだよもん:02/02/10 03:13 ID:BFO+tSNl
New ← 15 14 13 12 11 → Old
竹林、逝ってよし!
投稿者: 岡崎朋也  2002/02/10 17:00:00  ノートメニュー

   -------------、____
   /  ̄ ̄ ̄.// ̄ ̄|| |___/\誰彼
  イッテヨシ!.∧// ∧ ∧|| |  \\誰彼誰彼
[/_________.(゚//[ ](゚Д゚ ).|| |    \\誰彼100円〜
||_    ___|_| ̄ ̄ ∪ .|| |___\\誰彼100円〜
lO|--- |O゜.|祖父MAP .||_|ニニニニニニl.|誰彼100円〜
|_∈口∋ ̄_l______l⌒ l.|_____| l⌒l_||  誰彼100円〜
──`--'───`ー'─── `--' `ー' ┐ 誰彼100円〜
                         │ 誰彼100円〜
                         │  誰彼100円〜
                         │ ミ 誰彼100円〜   〃  サボサボ
                         │ ;;:誰彼100円〜;; ’〃、、..
                    サボサボ ミ ミ\誰彼100円〜/彡;;
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~〜〜〜〜〜〜~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
208名無しさんだよもん:02/02/10 03:14 ID:BFO+tSNl
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竹林、逝ってよし!
投稿者: 国崎往人  2002/02/10 17:01:00  ノートメニュー


   -------------、____
   /  ̄ ̄ ̄.// ̄ ̄|| |___/\青紫
  イッテヨシ!.∧// ∧ ∧|| |  \\青紫青紫
[/_________.(゚//[ ](゚Д゚ ).|| |    \\青紫青紫青紫
||_    ___|_| ̄ ̄ ∪ .|| |___\\青紫青紫青紫
lO|--- |O゜.|__Leaf_ .||_|ニニニニニニl.|青紫青紫青紫
|_∈口∋ ̄_l______l⌒ l.|_____| l⌒l_||  青紫青紫青紫
──`--'───`ー'─── `--' `ー' ┐ 青紫青紫青紫
                         │ 青紫青紫青紫
                         │  青紫青紫青紫
                         │ ミ 青紫青紫青紫   〃  サボサボ
                         │ ;;:青紫青紫青紫;; ’〃、、..
                    サボサボ ミ ミ\青紫青紫青紫/彡;;
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~〜〜〜〜〜〜~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
209名無しさんだよもん:02/02/10 03:19 ID:BFO+tSNl
【朋也】「だから、やめとけって言ったろ」
【往人】「手応えのない奴らだ」

二人が通り過ぎた後には、死屍累々、無残に荒らされた掲示板のみ。

【朋也】(けどよ、この野郎と一緒にいる安心感は何だ?)
【往人】(こいつといる俺の、高揚感は何だ?)
【朋也】(愛想のねェ、かっこつけのスカした野郎のくせに)
【往人】(力任せに攻撃してくる、ただのバカだと思っていたが)
【朋也&往人】『違う!』
【朋也】(こいつが)
【往人】(この男が)
【朋也&往人】『頼もしく感じる!』
【朋也】(しねえなぁ)
【往人】(ああ、しない)
【朋也&往人】『負ける気がしない!』
【朋也】(でもよ、アンタの世話にはなんねェ)
【往人】(お前の世話にはならん)

そうして、二人は、別々の入り口から要塞内部へと入っていく。
210名無しさんだよもん:02/02/11 23:12 ID:tyJiGSgv
>>207-209
ワラタヨ(w
211名無しさんだよもん:02/02/14 07:22 ID:DVh5096N
【なぎさ】「あ……うう………」
なぎさを通して、二人の思考を読んでいた竹林。
【竹林】「クックック、協力し合えば 少しはいい勝負になるものを…」
要塞内部の配置図を確認し、HM-12改に指示を下す。
【竹林】「では、このまま知覚混乱を続け、彼らを予定のルートに……ん?」
竹林の目がモニターのひとつに止まった。
【竹林】「……いえ、国崎往人はこのままでいい」
【HM-12改】「了解」
【竹林】「なるほど、愚かですねェ」
そのモニターの中、国崎往人と対峙している人物を見て、
竹林はほくそえんだ。


アルター能力で、直接、要塞内部へと空間転移してきた祐介。
小脇には勝平を抱えている。
【祐介】「勝平、ここが要塞のどのへんだか分かるか?!」
絶対知覚を発動させる勝平。だが、
【勝平】「……ダメ、まだ知覚妨害が続いてる」
【祐介】「何ィ!? ……じ、実は俺はァ、方向音痴なんだ!」
【勝平】「そんなこと言われても……」
212名無しさんだよもん:02/02/16 00:22 ID:LQd2J263
迷宮のような要塞内部の通路を歩いてゆく往人。やがて広いホールへと出る。
そこで待ち構えていた人物は……
【往人】「…社長!」
【鈴木】「タクティクスを離脱した君に、私を社長と呼ぶ資格はない!」
【往人】「……ならば、鈴木昭彦に問う! あなたはアルター能力者を
   Leafに送り、実験や精製を行うことに加担していたのか?
   あの下劣な竹林という男の部下に成り下がり、クソゲーを量産するつもりか!?」
【鈴木】「そう考えてもらっていい。竹林の配下ということを除いては」
【往人】「折原が言っていた、あなたはアルター能力者を守るために
   ネクストンを設立したと! なのに、なぜここに!?」
【鈴木】「そうする理由はある!ネクストンの社長ではなく、一人の男として!」
社長がアルターを発動する。
【往人】「くっ……戦う理由は分からぬとも、俺が前へ進むべき理由もある!」
懐から人形を取り出し、アルター化させる往人。
【往人】「絶影!」
【鈴木】「舐められたものだ!」
【往人】「何!?」
社長が、おもむろに掌から放った衝撃波だけで、壁まで吹っ飛ばされる往人。
【往人】「がはっ!?」
壁に叩き付けられた往人。目を開けると、そこには
上半身に奇怪な装甲を纏った社長、そして、その傍らには
同じく奇怪な鎧とチェーンソーを装備した、YET11型戦闘マシーン。
【往人】「こ、これが!?」
【鈴木】「初めて見せることになるかな!融合装着型と、自立稼動型を併せ持つ!
   これが私の能力ッ!」
【鈴木】「ソフ倫によって付けられた名は、アルター・エイリアスだ!」
213名無しさんだよもん:02/02/16 00:51 ID:LQd2J263
【鈴木】「さあ、進攻と攻撃を開始しよう!覚悟と自覚はいいかね!」
YET11がチェーンソーを構え、歩み寄ってくる。
【往人】「絶影!」
絶影はそのスピードを活かし、アルターYET11へ体当たり、と見せかけ、跳躍。
そのまま、後方にいる社長へダイレクトアタックを仕掛ける。だが…!
【往人】「何だ!?力が……抜ける……!?」
【鈴木】「速さは、私に、何ら危機を与えることは出来ない!」
絶影の手刀が社長を捉えたと思った瞬間、絶影は動きを止めてしまう。
【鈴木】「この程度か!仮にもAIRの主人公だった男は!」
よく見ると、社長の纏う装甲には、ONE2のパッケージがはめ込まれている。
【往人】「脱力を操る力か!体のまわりに萎える空気の壁を!」
【鈴木】「そのとおり!ゆえに私への直接打撃は通じないと考えてもらおう!」
214名無しさんだよもん:02/02/16 00:53 ID:LQd2J263
【往人】「くっ…!ならば、YET11の方を……」
攻撃目標を、自立稼動型のアルター、YET11へと変更する往人。だが、
【鈴木】「判断が鈍いぞ、国崎往人!」
YET11はその動きを予想していたかのように、ジャンプして回避行動をとる。
同時に、社長の装甲から「Tactics」「PL+US」「Ra.Se.N」「PSYCHO」「BASE SON」
と、それぞれ名付けられた、5つのビットが射出される。
【鈴木】「5つのブランドから絶えず新作がリリースされる私の攻撃に、
   スパンはほとんど皆無!」
その激しいラッシュに、絶影のスピードをもってしても回避しきれない。
ダメージを受け、片膝をつく絶影と往人。
【往人】「くっ…!手加減無用ということか…!」
【鈴木】「いざという時も力をセーブしようとする!
   中途半端に明日を夢見る!
   それが敗北を招くのだ!国崎往人!」
【往人】「…ッ!?」
往人が天井を見上げると同時に、落下してきたYET11がそのチェーンソーで、
肩口から縦に真っ二つに絶影を斬り裂いた。
【往人】「う…うう………す、鈴木昭彦ォォッ!!」
なりふりかまわず、社長に向かって突進する往人。
社長は冷たい目で一瞥すると、突っ込んでくる往人に対して掌を向けた。
【鈴木】「失望の極みだ、国崎往人!」
215名無しさんだよもん:02/02/16 11:40 ID:NQlf6/io

          ∧_∧
         < `ш´> ・・・・・・・・・
       _φ___⊂)_
      /旦/三/ /|
    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
    | 沈舟〇円 |/
216 :02/02/16 14:25 ID:ZU/5IoWD
  @▲─-
  ▼ WWVゝ
  ∬(*゚ー゚)   負けないで
  ∬ ノフニ⊃
  ∬~l,__|_|
  (ノ  し`J
217名無しさんだよもん
     シェルブリッドォォォーーーー
                                    
                                   
                       /|/l/| /⌒\\ブンブン
                ///  ヽ,/i|/// //二 \\ :::..,,,
                ≪<◎llニ(Д゚ #)━━━◎  )))
                 \\\   \Y⊆〔jj)::::::::  ≡=−
                       ≡=く 三 :::≡=−
                         三ニ::::一 ヽ :::::::::::::::::::: ::::
                                        三=― :::  ≡