こみっくパーティーの面子に「傀儡の教室」の松原海里が催眠術を
かけまくるSSです。たぶん、陵辱が入ります。
牧村南は、会社で帳簿付けやらカタログ製作などしているうちに今日もやっと仕事が終わった。
同僚が全員引き上げた後で仕事場を一回りし、最終点検をする。
いつもは社長がするのだが、今日は個人的な理由で仕事場に残る南の役目になった。
問題なしと確認して南は自分の机に座っていると、入口の戸をトントンと叩く音がした。
戸を開けると、長く美しい髪を持つ可憐な美少女がいた。
待ち合わせの約束をした御影すばるが訪れて来たのだ。
「あの……お待たせしましたの……南さん………」
すばるは思いつめた顔をしていた。
「ここじゃなんだから、ここに座って?」
南は、会社の応接室にすばるを招いて二人きりで話す事にした。
同人誌即売会の運営を仕事にしている南は、こうやって参加者の相談事に乗ることがある。
もっとも相談に関しては、南が個人的な趣味でやっている事なのだが。
「は、はい。いいですの」すばるは、南の誘いを承知した。
仕事場の小さな応接室にすばるを招き入れて、ソファーにに座らせる。そして、紅茶を出しながら南
はすばるに訊いた。
「どうしたの、すばるちゃん?」
「あの、同人活動についてなんですの……。」
「えっと、すばるちゃん、即売会なんかで何か嫌な事でも会ったの?」
すばるは{うりゅ〜」とうつむいた。いつも笑うにしても怒るにしても、元気の塊みたいな彼女が
そうすると、普段そんな素振りはまるで見せないだけに、陰気なことこの上ない。こんな顔をすばるにさせてはいけない。
「すばる、だめですの。和樹さんと同じになれないですの」
「そんな、和樹さんは和樹さん、すばるちゃんはすばるちゃん。それでいいじゃない」
「すばるは和樹さんといっしょにプロになるって約束しましたのに、編集長さんが一月後の即売会で
千部販売する同人誌をすばるが作らないと駄目だと仰ったですの。けど、まだ下書きも出来てないです
の〜。和樹さんや、すばるのお手伝いに来てくれる由宇さんや詠美さんは『すばるは漫画の才能がある。
あの編集長を見返してやるんだ!』と仰ってくれますけど、このままではすばるは和樹さん達に
見捨てられてしまいますの〜☆」
すばると同人歴は同じと言っても、前以て美術の基礎を身に付けている和樹と、それまで合気道を
主にやっていて絵を描くのは市販の漫画を写す程度だったすばるとはレベルが違いすぎる。
そんなすばるが千部売れる同人誌を作ろうと勝負をかけるのは、即売会にとっても迷惑なのだが。
「無理よ、だいたいそんなことに即売会を使うなんて…」
南はきつく言った。売れる売れないより参加者が楽しむのが一番と言うのが南の考え方だ。
「でも、和樹さんと一緒にデビューしたいですの……」と言ってすばるはうなだれた。
和樹への憧れが、こんな形で騒動を起こしてしまっているのである。
南は半分呆れながら考えこんだ。そして、すばるには普通の説得ではなく、ちょいと荒療治が必要
かもしれないと思った。
「……じゃあこんなのはどう? 私が力を貸してあげる。和樹さんにに追いつくために」
「……どういう…ことですの…?」
南はが大学(夜間)で精神カウンセリングみたいなことを齧ったことがあった。
だから、南は提案した。軽い気持ちで。
「すばるちゃん、催眠術でもかけてあげようか?」
すばるは最初きょとんとした。
いきなり催眠術と聞かされたらまあ反応は当然だろう。
だがすばるはすぐにその目つきがいつになく真剣になった。
「お願いしますの、南さん」
南がたじろぐほどの勢いで言ってきた。
「すばる、和樹さんと一緒にプロになりたいですの……だから、どんなことでも……!」
詰め寄られて、南はかえって返答に困った。でも南はこの思いは何としても受け止めてやりたかった、
そしてすぐにうなずいた。
「じゃあ、すばる、どうしたらいいんですの?」
「慌てないで。まずは少し落ち着いてから、そこでちょっとした暗示をかけて あげる」
「はい、わかりましたですの!」
催眠術や暗示についてどの程度わかっているのか怪しいものだが、すばるは勢いよく言った。嵐の海
で陸の灯を見つけた船乗りみたいに。
南も俄然やる気になった。
仕事場の応接室では、気持ちを落ち着かせるため紅茶を飲みながら南とすばるが対面に座っている。
仕事が終った後なので、さすがに窓の外は薄暗くなってきている。催眠をか
けるにはいい感じになってきた。お日様の下ではやっぱりかけにくい。だから催眠にはどうにも妖しげな
イメージがつきまとう。
「さて……っと」
南が肩に手を置くと、すばるはびくっとした、結構緊張しているようだ。
「ほんじゃまあ、やってみようかしら?」
「は、はいですの!」
「……だけどすばるちゃん、催眠術ってどんなものだと思ってるの?」
「どんなものって…ですの…?」
南は大体察しはついていた。世間一般で思われている通り、相手をどんな風にでも操ってしまう、
魔法めいたものと。
施術前に催眠について一通り説明しておくのがセオリーだが、今のすばるは南が不思議な力を与えて
くれると思いこんでいて、南の言うことなら何でも聞いてくれるだろう。
(そういう精神状態でいてくれた方がかけやすいわ)
南はまず催眠状態に入れて、すばるの望む効果が出てから説明しようと思った。
「じゃあまず……そうね、そのままでいいから足を伸ばして、思い切り伸び
をしてみて。後ろに倒れちゃいそうになるくらい」
「はいですの……」
「言っておくけど、これは催眠術でもなんでもないからね。ただリラックスし
てもらいたいだけよ」
「え、そうなんですの」
すばるは何ですのぉという顔になった。緊張がほぐれる。それでいい。
「もう一回。思いっきり伸びて、手も指先までばあっと伸ばして、それか
らだらあんと全部の力を抜いてみて。だらあんと、だらあん、だらあん」
南は我ながらどこか間抜けなアクセントだなと思いながら繰り返す。すばるも面白がってちょっと笑い、
言葉通りに深々と息を吐き、手足をだらしなく投げ出した。
「それでいいわ。楽になったでしょ? じゃあもう一回。そぅら、腕を伸ばし
て、体中をぴんと伸ばす感じで、伸びて、伸びて、延びて、そう、目一杯伸ば
して。苦しいくらいになったら、はいだらあんとして、だら〜ん、だら〜ん、息も深あく吐いてみて、」
すばるは本当に気持ちよさそうに椅子の上で脱力した。
南はさらにもう一回伸びをさせた。すばるはもう体に力を入れるのが面倒そうだ。南は少し言葉を変え、
暗示を忍びこませていく。すばるはまだ催眠をかけられているとは思っていない。
もうちょっと力を入れてみて、少し力んでみて、自然と全身が伸
びていくわよお、全部伸びきったら、はいだらあんと、だらあん、
、力が抜ける、体の力がどんどん抜けていく、手も、足も、だらあんと
なって、すごおくリラックスした、いい気持ち、」
すばるはまぶたが半分閉じたようになっている。南はもう一回やらせた。すばるは今度はもう眠りこん
でしまいそうな顔つきになった。
「目を閉じてもいいわ。目を閉じて、目を閉じて、今度はいっぱい息を吸ってごらんなさい、そう、
たあっぷり息を吸いこんで、ふうううっと全部吐きだしてえ、ほうら、もっとだらあんとなって、
力が抜けていくでしょう? いい気持ちになったよね。もう一回吸ってえ、そう、ゆうっくり吐いてえ、
体の力が抜けてくるう、とおてもいい気持ち、もうどこにも力が入らないよ、どこにも力が入らない。
いぃい気持ち、とぉってもいい気持ちぃ、」
目を閉じたすばるの首がぐらぐらしはじめ、やがてがくりと前に傾いた。
南はその額に手をあてて、静かに起こしてあげる。
「首の力がすぅっと抜ける、首の力がすうっと抜けてえ、どこにも力が入らない、」
すばるにそう暗示を与えて首を上向けさせると、それまであったわずかな抵抗が完全に消えた。
額を押しながら頭を大きく上向かせる。すばるの唇が半開きになった。南は右に左に、ゆっくりと揺らし
、回してやる。
「ほうら、こうされていると、頭の中がゆらゆら揺れて、もうなんにも考え
られない。ゆうらゆうらと頭が揺れてえ、もうなんにもわからない、何か余計なことを考えちゃうかも
しれないねえ。でも浮かんできた片っ端からどこかへ流れていっちゃうの。だからなんにもわからない。
頭が揺れる、ぐらぐら揺れる、揺れて、回って、いい気持ち、」
南はリズムをつけて歌うように言う。すばるの体は簡単に揺れ動く。手をだらんと体の脇に垂らし、
もう南のなすがままだ。
「すごおくいい気持ちね。なんだか深い海の底でゆらゆら揺れているみた
い、今から私が十、数を数えるよぉ。一から始めて、十って数えて指を
こんな風に鳴らすと、今よりももっともっと深ぁい所に入っていって、もっ
ともっと気持ちよくなるよ、」
「はいひとーつー」
と南は言いながら少しだけ額を押す。ゆっくり元の状態に戻したところで、
「ふたーつー」またそっと押す。
「数が増えるたびにどんどん深い所へ入っていく、」
五つで手を離した。しかしすばるの首はゆるやかな前後運動を続ける。南も首が後ろに倒れたところに
タイミングを合わせてカウントした。
「ここのーつぅ。次でとっても深い所に入るうーはいとぉお!」
パン!
南は平手を叩いた。すばるの指がぴくっと動いた。深々と息を吐く。暗い静かな所へぐうんと沈んでいく
イメージが南の頭の中にも湧いてきた。
間違いなく、すばるはもう相当に深い催眠状態に入りこんでいる。
南はもうちょっと手間取ると思っていたんだけが、すばるがそれだけ自分を信頼してくれているのかと
思って嬉しくなった。
「ほうら、すううううっと、深ぁいところへ入っていくよ、もうどこにも力が入らない、何も考えられない、私の声の他は何も聞こえない、もう何もわからない、」
すばるの首が斜め後ろに倒れ、引っ張られるように体がぐらりと傾いた。お尻が前へ滑りだし、椅子から
転げ落ちる。南は急いで支え、頭を打たないようにしてやる。すばるの長いフレアスカートがめくれて太腿
の上の方までのぞいている。とっても色っぽい。
「じゃあすばるちゃん、立ち上がってみようね。体に力が入るよ。体に力が入ってきて、楽に立ち上がるこ
とができる、」
すばるはそれこそ操り人形のように、まったくの無表情のまま身を起こした。目はまだ閉じたままだ。
「静かにまぶたを開けてごらん。なぁんにも見えない。なぁんにも見えない
、」
南はうつろな目の前で手をひらひらさせてみた。すばるの目は動かない。焦点がどこにも合わないまま、
じっとどこか遠くの方を見るような感じでいる。
「はい、じゃあ目を閉じて、深いところに入っていくよ、もっともっと深い所に入っていく、」
腰を支えてちょっと揺らしてやりながら、いよいよ本題の暗示を与えはじ
める。
「これから私の言うことをよく聞きましょうね。
すばるちゃんは漫画を描くのが大好き。白い紙に夢を広げ、自分の描きたいものをそのままイメージした
通りに手が動く、売上なんか関係無く、世界中の読者の面白いと喜ぶ顔が大好き。そうよね」
すばるの顔がほころんだ。南はそうやってすばるに漫画を書くのが上手になると思われるような暗示をか
け続けた。
皆実は一通り暗示をかけ終ると、すばるを椅子に座らせ、覚醒暗示を与えた。
「今から十数えてぱんと手を打つと、すばるちゃんはとてもすっきりした気分で目が覚めるよ、」こうして
南はすばるを覚醒させた。
すばるはぼんやりした表情でいたが、すぐに目をぱちぱちさせ、驚いたように周囲を見回した。
「ぱぎゅ……?」
「気分はどう?」
「南さん…………私…………ぱぎゅう?」
「頭が痛かったり、嫌な感じがしたりしない?」
「大丈夫ですの…………だけど…………今、何かしてましたですの……?」
南は特に忘却暗示は与えなかったが、すばるは深い催眠状態に入ったので、催眠中の記憶が飛んでいるの
だろう。
南はちょっとしたいたずら心を起こした。
「すばるちゃんに魔法をかけてあげたのよ。これで明日からはずっとうまくなっているわ」
南はここでも催眠のことを説明しなかった。そうやって、すばるに暗示の効果が出るのを、当のすばる自
身がびっくりするところを見物してみたかった。
「本当ですの!?」
「ええ。じゃあ、今日はこれでおしまい。暗くなってきたから、気をつけて
帰ってね」
すばるは腕時計を見てまた驚いた。
一緒に廊下を歩きながら、すばるはしきりに首をかしげていた。
南はその様子が面白くて、催眠についてはすばるが効果を確信してからあらためて説明すればいいと思っ
た。それからもう一度施術してあげよう。そうすればもっと効果が出る。本人が心からかけてほしいと思っ
てくれた方が暗示の効き目は強い。
南には解らなかった、これが失敗であることが、取り返しのつかない、最悪の……。
数ヶ月後。すばるは大手作家になっていた。
今回は遂に和樹さんや詠美さんよりも多く本が売れたですの☆
自分でも信じられないですの☆
それもこれも全部、南さんのおまじないのおかげですの☆
余分な事を考えず、自分の描きたい漫画が描けるようになったですの☆
これでみんなが愛と正義に目覚めてくれればうれしいですの☆
「なにが愛と正義だ、とんでもないズルをしたくせに。」
なんですの、そんなこと言う人は。ズルとはどう言う事ですの?
「ふざけるな」
すばるはふざけてなんか無いですの☆
「おまえの同人誌がバカ売れしてる理由、俺は知ってるんだぞ。」
な、なにをですの?
「おまえが牧村って女によって、いんちきを施されたってな。」
ぱぎゅう…?
…いんちき…って何ですの…?
「そうだ。だいたい過去全ての漫画描きであんな事をやった奴なんか誰もいない」
そんな…ですの。
「だから、今のお前は実力じゃない、いんちきだけの砂上の楼閣だ」
南さんがすざくにしてくれた事はいんちきですの?
でも、南さんはそんな事一言もいってないですの。
「だから牧村って女もいんちきなんだよ。二人そろっていんちきだ」
…ちがうですの…南さんはいんちきじゃないですの…。
「これは漫画その物に対する重大な冒涜だ」
…冒涜…ですの…?
「おまえは漫画と同人誌と即売会を冒涜し、汚したんだよ!」
…いや…ですの…。
「だからおまえはズルをした罰を受けなければならない」
…罰…ですの…?
「そうだ。罰を受ければ今度こそ本当に正しい同人誌を作れる。
おまえの好きな愛と正義を伝える事が出来るんだぞ」
…罰を受ければ…ですの…?
「おまえが罰を受ければ、牧村って女のズルを見逃してやろう」
…すばるが罰を受ければ…南さんは助かるですの…?
「おまえが反抗するなら、共犯の牧村に罰を受けてもらうが」
いやですの!
「南さんは悪くないですの。全てすばるが悪いんですの。
すばるが自分勝手な話を持ちかけたから…」
「じゃあ、おまえが罰を受けるんだな」
…全て…すばるが…悪いんですの…。
とある即売会が終了し、撤収作業も終りに差し掛かった頃、
「牧村南って、あんたか」
南は、眼光が酷く鋭い男達に呼びとめられた。
「そうですけど、なにか御用ですか?」
初めて見る男達だった。喩えるなら、小林よしのりの漫画に出てくるサヨクやらシナ人鮮人やらアメリ禍
や淫具乱奴や漏シ唖や腐乱巣の白人のような胸糞悪い雰囲気を持つ男達が10人ほど連れたっている。
見た所不良高校生といった雰囲気で、運営スタッフでもボランティアでもない様だった。
最初に話し掛けたのはリーダー格の男だろう。
この男は胸糞悪い雰囲気の上に粘着質の視線を南に投げつける。
その男がいった。
「更衣室に来てよ」
「更衣室って、男性コスプレイヤー用の更衣室ですか?」
南が訊き返す。
男達はそうだと告げると、南を誰も居ない男性用更衣室に連れこんだ。
更衣室に入るとリーダー格の男が言った。
「すばるって女が見て欲しいってよ」
「すばるちゃんが?」
南はその男の印象と、すばるとが繋がらなかった。
「ほれ、出て来い」
その男がすばるちゃんを呼び出そうとしている。
「どうしたの?」
南は、少々訳が解らないまますざくが出てくるのを待った。
「あっ…南さん……」
「すばるちゃ……!」
南は、すばるを見て愕然とした。
すばるは自分の青く長いフレアスカートを自分の胸あたりまで捲り上げていた。
それだけでなく、すばるの股間にはあるはずの下着が無く、
かわりに、股間にある二つの穴両方にローターが捻じ込められていた。
そして中に埋められたローターが大きな震動音を発てながら、ぐにぐに動いてすばるの両穴を貪っていた。
南は、男に声を荒立てて詰め寄った。
「あっ、あなたたち!すばるちゃんになにを…!」
男が鼻で笑いながら、
「おっと、勘違いするなよ。この女が自ら進んでやってる事なんだ」
「なっ、なにをバカな事を、今すぐすばるちゃんを放し…!」
訳のわからないまま、すばるを助けようとする南、しかし
「そうですの。南さん、これはすばるが自分でやってる事ですの…。」
すばるの口から、南の想像を超えた言葉が吐き出された。
「なっ…何ですって…!」
半分涙声のすばるが続ける。「すばるは罰をうけているですの…」
「ばっ…罰って何よ…!」
「南さんがすばるにしてくれたこと、あれはいんちきでズルで創作活動に対する冒涜なんですの…」
「……?」南はすばるの言ってる意味がわからない。
「だから、今のすばるはいんちきですの…。絵も、お話も、売り上げも、
和樹さんや詠美さんと対等な今の地位も、全部ズルといんちきの上に成り立っているですの…」
「…もしかして、すばるちゃん、『あの事』(催眠術)をいっているのかしら…」
南の背筋に悪寒が走った。
「だからすばるは、今こうして罰をうけているですの…」
「違う!」
南は大声で叫んだ。
「すばるがいけないんですの…。すばるが和樹さんに嫉妬して、
変な色気を出したばっかりに、南さんにも迷惑かけて…」
「そんな、そんな悲しい事を言わないで…」
(私がしたことは、気に病んでいたすばるちゃんを気分を楽にさせて、
ほんのちょっと彼女の背中をポンと押してあげただけなのに)
「漫画家さんにも、小説家さんにも、絵描きさんにも、ゲーム屋さんにも、
今まで催眠術に頼った方は誰もいませんですの…。すばるだけが…ズルしたんですの…」
すばるは、催眠についての知識がない。
南は魔法と言ってすばるをからかった。
そのせいですばるは、何か不正をしたのだと、真っ当ではないことをされたのだと思いこんだのだ。
(そうえば、「なぁスの字、あの時、いきなりウマなったよな?ウチに隠れて秘密特訓でもしてたんちゃ
う?』」
って由宇ちゃんに尋ねられても、「いや…………別に…ですの…」と曖昧な笑みを浮かべて逃げてたわ
。すばるちゃんは自分一人だけ上手くなろうとするような子じゃない。
教えなかったのは、"魔法"の力でうまくなったことに罪悪感をおぼえていた
から。
和樹さんも、 「すごいよ。俺が教えてほしいくらいだぞ、うらやましい」なんて言ってたっけ。
和樹さんは向上心が強い。すばるちゃんの実力、売り上げも信じられない急上昇の仕方を見て奮起した
のだろう。
しかも詠美ちゃんが、
「ちょおちょおむかつくぅ!どんなあやしげな魔法を使ってんのよ!真の実力者は、この詠美ちゃん様
だけなんだからぁ!!ふみゅ〜ん」
詠美ちゃんは知ってか知らずか、とにかくこれがすばるちゃんの罪悪感を決定的にしてしまったのだろう。
憧れのカリスマ同人作家達が一斉に羨望の眼差しを向けるようになった
すばるちゃんの同人環境はまばゆいばかりに激変した。そのきっかけは
自分の、不正。
みんなが賞賛すればするほど、和樹さんが奮起すればするほど、
すばるちゃんの中に深く突き刺さってくる)
南とすばるとの誤解だった。今日明日にでも催眠についてきちんと説明
して、他の子にも同じことをしてやれば、すぐに解消できたはずのことだっ
た。
だが、それより早く、この男はすばるをずるをしてうまくなりやがってと散々に責め立て、引け目を感
じていたすばるをすっかり打ちのめした。
だからわずかな時間で完全に彼らの奴隷に成り下がった。
すばるの生真面目な性格が裏目に出たのだ。
南に声をかけたときの奇妙な表情、あそこにあって、南が読めなかった
のは、罪悪感と、隠していた罪が明らかになった安堵だったのか。
「すばるちゃん、しっかりして! あれはずるじゃないの!」
南は必死に叫んだ。 だが、
「いいんですの、南さん………私、反省してるですの………だから……」
すばるはうつろに口にした。言いながら腰をみだらにくねらせた。
「やめなさい!反省? こんな陵辱が反省だというの?ただ、この男達がすばるちゃんを犯したいだけなの
よ!それに、こんな事で反省なんか出来るわけないでしょう!」
南は激怒した。そんな言葉ではとても物足りない、激情を。
リーダー格の男に飛びかかり、平手で頬をぶった。 そして首を締め上げる。
「南さん、やめて…ですの………」
すばるの懇願が耳に流れこんできて、南は我にかえった。
でなければこの後何をしてしまっていたかわからない。
男は喉をぜいぜい言わせながら仲間たちの後ろに逃げこんだ。
「すばる、反省してるですの………南さん、怒らないで………すばるが悪い
ですの、すばるが、だから……」
「すば……るちゃ…ん…」
南は涙があふれてきた。 言わなければならないことが山ほどあるのに、口ばかり動いて、声にならない。
(すばるちゃん、違うの。
催眠はずるでも何でもない。メンタルトレーニングの一環として、あちこ
ちで使われているのよ。
催眠は魔法じゃなくて、技術なの。やり方を覚えればあなたにもできる、
そういうもの。
あんなに上手くなったのは、元々あなたが素質を持っていたから。それが
発揮されただけ。あなたには能力があるの。誇っていいのよ!
あなたは何も悪くない!
こいつらが、こいつらが……! )
「……ひどいな、南さん」
リーダー格の男がまた言ってきた。
「自分がやったことを暴力で誤魔化そうとするなんて。そういう人だったな
んてな。だからこの女にもずるさせたんだよな」
「違う! すばるちゃん、しっかりして! 私の話を聞いて!」
「おいすばる、この女はまだお前にずるさせ続けるつもりだぜ」
「……南さん、やめて…………もう、すばる、ずるしたくないですの………」
「ははははは、いいぞ、よく反省できてるじゃないか!」
ボケリーナと呼ばれる南が初めて持った感情、『絞め殺してやりたい』
南にとって口惜しい事に、この男は催眠については無知で、ついでに品性は下劣を通り越して最低だが、
人の心の操り方をよく心得ているらしい。
心をおかしな方へ誘導されたままのすばるの中では、
すばると南はずるをした共犯同士。この男たちはその歪んだ性根を
叩き直してくれる指導者となっている。
男の言葉はすばるにとっての"正しい"構図を補強する。
どんな人間にとっても、自分が正しいと思っていることに同調して
もらうのは快感だ。
だからすばるには男の言葉が心地よい。心地よいからますます
受け入れる。
私よりも男の言葉の方を受け入れ、自ら望んで奴隷に堕ちてゆく。
(どうすればこの構図を崩せる?
一番いいのはこの場から逃れること。ここは文字通り閉鎖された空間だ。こういう場所では己を取り戻す
のは難しい。
だが相手は大勢の男達。簡単には逃してくれないだろう。下手に反抗して
興奮させたら、もっとひどいことになる可能性もある。 ーどうしたらいい?)
「それで…………私を呼びだしたのは、なぜかしら?」
「……ふふ、決まってるじゃないですか、罰を受けてもらうんですよ、ずる
をさせた罰を…………」
(やっぱり。)
たしかに不良男子高校生丸出しの考えだ。
「………………」
ショックを受けた風に押し黙っていると、案の定男は言いつのってきた。
「嫌なんですか。別にいいですよ。こいつがこんなになっているビデオが2ちゃんねるで流れるだけだ
から……」
「なんてこと……」
そんな時、リーダー格の男が突然提案して来た。
「南さん……自分に催眠術ってかけられる? くく……」
「………………?」
南は頭が回転して、意味を理解できるようになるまでに少しかかった。
「かけられるけど…………それが……?」
「じゃあ、南さんには自分に催眠術をかけてもらいましょうか」
「………………」
「いやならいいんですよ、このままこいつを公衆便所にするだけだから」
「ま、待って」
南は頭の中の霧が一気に晴れた様な気がした。
(これは…………チャンスかもしれない!)
「どんな催眠を……かけるつもりなの……?」
「それはね、南さんが俺の言った歳になっちゃう催眠術」
やっぱり。 南は、男が催眠術については詳しくないことに安堵した。
(確かに自己催眠というものがあるにはあるけど、あくまで深くリラックスする程度のもの、人格変換
や年齢退行ができる記憶支配段階に達する
のは他人の力を借りないと無理よ。それを知らないなら、言うとおりになったふりをして、逆手に取って
やる)
「さ、やってください」
すばるが自分でスカートを捲り上げたままなのを横目で見て、(なんとしてもすばるちゃんだけは助け
ないといけない)と意を決した南は、ベンチに腰かけ手を膝の上に置いて目を閉じた。
少なくともかかったふりはしてみせなければならないのだから、軽いトランス状態ぐらいにはなった方
がいいだろうと思った。
南は深呼吸をし、体の力を抜く。
(手が温かい…………手が、温かなお湯にひたしたみたいに、じわーっと温
かくなってくる……)
手や足が重く感じる、いわゆる重感暗示から入るのがオーソドックスな手
法だが、常日頃から自己催眠を練習している南は、これですっとトランス状態に入ることができた。
(気が楽になる…………お腹がぽかぽかしてきて、額はすーっとしてくる…
…)
南のまぶたがひくひくする。手足が痺れたようになってぴくぴくし出した。
だが、これまでにない激情のすぐ後にリラックスの暗示を与えたせいか、南の意識が急激に薄らいでい
った。意識だけは残さないと行けない南はさらに意識を集中させる。(いけない、このまま眠っちゃう、
集中、集中、)
男の手が触れてきたのはその瞬間だった。
南の表情筋の変化を男は見過ごさなかった。
人間、特別な訓練でも受けていない限り、必ず内心は顔に現れる。
南の目尻がゆるみ、頬も垂れ、完全にリラックスしきった、だらしないくらいの顔つきになった。さっ
きまで痙攣していたまぶたが今はしっかりくっついている。
かなり深く催眠に入ったことを表していた。
男は手を伸ばし、南のこめかみを押さえた。
「!?」
南は驚いて目を開けたその顔を上向かせ、のしかかるようにしてのぞきこむ。
「俺の目をじいっと見て…………じいっと…………ほうら、もう目が離せな
い…………目を閉じることができない…………!」
南は愕然としたように身じろぎしたが、強く投げかけた男の暗示に
絡めとられて、視線をそらすことができなくなり、目を丸くしたままでいる。
(俺が催眠術についてまるきり無知だと馬鹿にしていただろう?
残念でした。実際にやったことはないが、テレビや映画で色々見て、大体
のことは知っているんだ。
もっとも、一からかける自信はなかったから、途中までこいつ自身にやって
もらうことにしたのだが)
男は作戦の大成功で歓喜に打ち震えた。
南の頬から鼻のあたりが激しくひきつっている。目を閉じたいのに
閉じられない。どこをどうすればいいのかわからなくなっている。
南に催眠をかけているリーダー格の男は、すばるが声を出させないように「今から皆実さんは罰を
受ける。おまえは邪魔するんじゃないぞ」と言い含めてから声のトーンを落とし、南に向かってゆった
りとささやきかける。
「目を閉じたいでしょう? でも閉じられない。目がしょぼしょぼして、痛
くて、たまらないでしょう? 閉じたい。まぶたを下ろしたい、俺がハイって言ったら、その目がすっと
閉じますよ、閉じるよ……ハイ!」
男が鋭く言うと、南は一度だけびくっとして、まぶたが幕でも下ろすよ
うにすっと下がっていった。赤くなってきていた瞳が隠され、にじんでいた
涙が粒になって流れていった。
「そうら、すご〜く、すご〜くいい気持ちだ、あたたか〜い、まっく
らな所へ〜、ぐんぐん沈んでいく、いい気持ちだ、すご〜くい
い気持ち、もうどこにも力が入らない、首ががく〜んと後ろ
に垂れてえ、体の力がすうっと抜けてえ、そうら、もう完全に体
の力が抜けてしまった」
首が後ろに倒れてゆき、上体が傾くに合わせて腿の上を手が滑ってゆく。それまで視線を気にして
ぴったりくっついていた
膝が離れ、スタッフ衣装のタイトスカート(電撃大王)のすそから白いパンツがのぞいた。
南は完全にかかっている。
男は南の頭の後ろへ手を入れ起こした。
「今から三つ数えると、南さんは目を覚まします。それから俺が手を目の前にかざすと、あなたはまた
今と同じ催眠状態に入っていってしまいます。その時には、もっともっと深い、もっと気持ちいい状態になることができますよ」
三つ数えると南はぼんやりと目を開けた。 顔にはさっきの涙の後が残っている。
「さあ南さん、この手を見て、じっと見て…。この手が額に触れると、あなたはまた深いところに入って
いく…」
軽く額を叩く。まぶたが落ち、かくんと後ろに倒れてゆく。
「深〜く、深〜く、さあ、三つ数えると、また目を覚まします」
「ほうら、この手をじっと見て」
「はい、また深く、深く眠る、もっともっと深い催眠状態に入っていく、すご〜くいい気持ちだ、」
数回繰り返すうちに、南はすっかり男の言いなりになってしまった。
「もう何も考えられない、お前は、深い所に沈んでいて、俺の声しか
聞こえない、俺の言うとおりにするのがとても気持ちいい、お前は深い催眠術にかかっている。俺に
催眠術をかけられるのはとても気持ちいい。気持ちよくて、逆らおうという気にならない。逆らったら
、体がものすごく重たくなって、つらくてつらくてたまらなくなってしまう。わかったな。わかったら、
返事をするんだ」
「………………はい……」
「それじゃあ駄目だ。もっとしっかり、はい、わかりました、ご主人様と言
え。そう言ったらとても幸せな気分になれる」
南は抵抗するように唇を震わせた。
「言わないと脳に電気の粒子が走って、体中が電気でびりびり痙攣してくる、体中が電気で痺れて気持ち
悪くなる」
それでも南が我慢していると、男は電気の量をだんだん強くした。
その暗示を重ねると、猛烈な電撃に耐えかねたか、体中震わせながら口にした。
「ははは、はいいいい、わわわかかりりままししたた、ごごご、しゅしゅしゅじじんんん、さささまま
ままま、」
すかさず肩を押さえ、左右に揺らしてやる。
「そうだ、よく言えた、言えたから、ほうら、電気の痺れがなくなって、も
のすごくいい気分だ…………とても気持ちがいい…………たまらない快感だ……」
南は安堵の笑顔を浮かべ、熱い吐息をついて身をくねらせた。
手を引いて立たせた。目を開けさせる。皆が息をのんだ。いつもにこにことしていた南が、蝋人形の
ようなうつろな目に変わり、あらぬ方向を見つめたまま身動きひとつしない。
「よし、目を閉じて…………俺の言うことをよく聞くんだ。
今から五つ数えるとお前の意識は元に戻る。でも俺に催眠術をかけられた
ことは覚えていない。俺のいいなりになりたいということで頭がいっぱいで、他のことは何も考えられ
ない。でもお前は催眠術にかかったままで、俺の言うことにはなんでも従ってしまう。わかったな。
じゃあ数えるぞ。ひとつ、ふた
つ、みっつ、よっつ、いつつ、はい!」
南は目が醒めたように表情が戻った。しかし南は醒めた後もリーダー格の男を名にかを待ち望んでいるか
のような表情で見ている。御主人様の命令を待っているのだ。
「南」男は奴隷を呼んだ。
「はい、ご主人さま」皆実が応える。
「あの女にお前の催眠術を施してやれ」
南はためらいもせずすばるに向かった。そして、自分のスカートを捲ったままのすばるの両腕を軽く握る
と
「すばるちゃんは催眠術にかかりました、ほうら気持ち良くなって、なにも考えられない、どんどん深く
入れば入るほど、どんどん気持ち良くなっていく…」
あれから何度も南から催眠術を施されたすざくは、簡単に催眠状態に入った。
そこで男が南にある命令を出した。それを南は忠実に行う。
「すばるちゃん、いまから私の声は男の人の声になります。その男の人の声を聞いたら、すばるちゃんの
意識はさらに奥深くに沈んでいきます。もっと深い催眠状態に入ります、いち、にぃ、さん、」
「はい!」男の声が南の声に割って入った。
「さあ、これですばるはこの俺、松原海里の催眠術にかかった。もう俺の声しか聞こえない、俺の声を聞
くととても気持ちが良い、常に催眠状態のままで居たくなる、俺に逆らったら脳に電気の粒子が跳びまわり、
体が芯から痺れ出して気持ち悪くなる。俺の言う事を聞いていれば、体の心から温かくなりとても気持ち
良くなる」
海里はすばるに暗示をかけていく。
「すばる、わかったな。わかったら、返事をするんだ」
「………………はい…ですの…」
「それじゃあ駄目だ。もっとしっかり、はい、わかりました、ご主人様と言
え。そう言ったらとても幸せな気分になれる」
南によって催眠術にかかりやすくなっていたすばるは、抵抗して電気で痺れるそぶりもみせずあっさりと
、
「はい…ですの………わかりました…ですの…………ご……しゅじん……さま……」
海里は南にそうしたようにすかさずすばるの肩を押さえ、左右に揺らしてやる。
「そうだ、よく言えた、言えたから、ほうら、体の芯が温かくなって、ものすごくいい気分だ…………
とても気持ちがいい…………たまらない快感だ……」
すばるは安堵の笑顔を浮かべ、熱い吐息をついて身をくねらせた。南によって催眠の導入を受けた
ことも、この容易さに繋がっていた。
海里は二人を跪かせると、
「すばる、南、俺が今から三つ数えたら目を開け。そしてお前達の目の前に出される物をしゃぶれ。
しゃぶらないと脳に電気の粒子が跳びまわり体が芯からびりびり痺れてどんどん気持ち悪くなる、
音を立ててしゃぶればしゃぶるほど、体が芯から熱くなって幸せな気持ちになってくる」
こう海里がいうと、二人の目の前には10本ほどのペニスが突き出された。
海里が「いち、に、さん!」と言った。目を開いた二人の目の前には、沢山のペニスが並んでいる。
彼女達はさいしょはためらっていたが、電気で痺れる暗示を重ねられるとやがて派手な音を立てながら
しゃぶり始めた。
「はむっ、ちゅう、ぶちゅうう、ぺちょ、ぶちょぺちょ」
「ほかのも手を使って扱け」
海里の命令で2匹の奴隷は両手にペニスをつかんで扱き始めた。特にすばるはまだ二つのローターを両穴
に入れたままだ。
「ちゅうちゅう、ちゅうぶちゅう、ぺちょ、べちょぶちょ」
「出すぞ、全部飲み込め!」口に含んだペニスから射精された。
「ちゅうちゅうちゅうちゅうぶぞうじゅるじゅるぶちゅ」
2匹とも命令通りに精液を全部飲み込んだ、そして
「…ちゅううううう」尿道に残った精液も全部吸い出した。
その最中にも手で扱いていた他のペニスが次々に射精し、南とすばるの顔を白くべとべとにした。
「よし、南、すばる」
海里の声に二人は精液べとべとの顔を命令を待つメイドの表情で向けた。
「俺が三つ数えると『お願いですセックスしてください』と繰り返し言い続ける。言い続ければ言い
続けるほど脳とま○こに電気の粒子がじりじり飛び交い、体の心が熱くなってとっても気持ち良くなる、
脳とま○こが電気でびりびり痺れて、たまらなく気持ち良くなる、いち、にっ、さん!」
海里が言い終わると間髪入れず二人は言い始めた。
「お願いです、セックスしてください、お願いです、セックスしてください、お願いですセックスして
ください、お願いですセックスしてください、お願いですセックスしてくださいお願いですセックスして
くださいお願いですセックスしてくださいお願いですセックスしてくださいおね…」
まるで壊れたCDプレーヤーのように南とすばるはその言葉を言いつづけた。言えば言うほど二人の顔
は喜悦に満ち、あそこは小便を漏らしたかのようにぐしょ濡れだ。
海里は高らかに笑いながら、取り巻きの男達に南の下着を脱がしすばるのローターをはずさせ、挿入の
準備を差せた。
「南、すばる、お前達はま○こにちんぽを挿入されると、これまで生きてきた人生の中で最も激しい
快感を得るようになる。気持ち良すぎて、あそこにちんぽを入れてくれることだけを望むようになる」
そう言い終わると一気に突き入れた。
「あひいいいい」二人は獣のように嬌声を上げた。
あまりに滑らかに入っていったので、その勢いで処女膜を突き破った。
「ぎゃひいいいいい」暗示によって、処女膜を破られた激痛さえこの世のものとは思えぬ快感となって
南とすばるを襲い、二人ともそのショックで白目をむいてしまった。
「気持ち良いか、気持ち良いだろ」
海里は容赦無く白目を剥いた二人に服従の言葉を要求する。
「気持ち良いです、ご主人様、気持ち良いです、ご主人様、きも…」
「気持ち良いですの、ご主人様、気持ち良いですの、ご主人様、きも…」
二人は白目をむきながら服従の言葉を復唱させられながら突き上げられていた。そして二人で十人以上
の男達の精液を膣と肛門にぶちまけられた。
「気持ち良いです、ご主人様、気持ち良いでえぇぇえええぇぇぇ!!」
「気持ち良いですの、ご主人様、気持ち良いですのおおおぉぉおおぉぉ!!」
「南、すばる、起きろ、催眠術にかかったままでな」
陵辱が終ってすぐに、激しい疲労で眠っていた二人をたたき起こした。
二人は、すぐに体をよろけさせながらも起き上がり、ぼうとした表情で海里の命令を待っている。
着衣こそしている物の、上は胸が丸見えになるまでめくれあがり、スカートも股間が見えるぐらい捲り
上がっている。そして、衣服の全て、身体中が精液でべとべとだ。
「そうそう、それでいい」
「はい…………ご主人さま……」二人は声を揃えた。
二人が催眠状態のままなのを確認すると、海里は次の暗示を与えた。
「『淫乱マゾ奴隷』、これからずっと『淫乱マゾ奴隷』と言われると南とすばるは深い催眠状態になって
、この俺、松原海里の言うことを何でも素直に聞く、とっても利口な、いい女になるんだ。わかったな?』
『はい……南は、すばるは、いつでもすぐに催眠状態に入ります、の……』
『ははは、よくできた。じゃあ、今からお前達は声を揃えて数を一万数えるんだ、そう、一万だぞ、
いち、に、と数えて一万まで数えるんだ。声を揃えて数え終わると、お前達は今催眠状態になったことは
すっかり忘れて、二人残って会場の撤収作業が終わった事を喜んでいる。何一つおかしなことは起こって
いない。何も思い出せない。口や顔や股間や身体中の精液にも全く気付かないし、見えもしない。でも、
キーワードは心の奥底でしっかりとおぼえていて、いつ、どこででも、言われたらすぐに催眠状態になる
んだ。いいな。じゃあ数えはじめろ』
南とすばるは一から順番に声を揃えて数をつぶやきはじめる。海里を始めとした男達はゆっくりと後
片付けをして、し終わったら海里は高笑いしながら出ていった。
二人が一万まで数え終ると、南とすばるはそろってはっとした表情になり、ちょっとだけきょろきょろ
した。そして皆実が言った。
「ふー、やれやれ、やっと撤収作業が終ったわ」
夕方まで即売会場だった広いホール。
その中心に女が二人で会話していた。
「こんな夜遅くまで撤収作業を手伝ってくれて、助かったわ、すばるちゃん」
「いいんですの☆ 南さんのお役に立てて嬉しいですの☆」
「スタッフ以外の即売会の設営撤収は自由参加だけど、すばるちゃんがよかったらこれからも…」
「ぜひ、参加させてくださいですの☆ 南さんのお手伝いしたいですの☆」
そう会話し合いながらホールから出ていく二人は、いずれも顔を精液でべとべとにして口の中も精液
まるけ、そして股間から太股にかけて大量の精液とマン汁と鮮血が止め処も無く流れ落ちていた。
しかし南とすばるは海里の催眠術によって、体中を精液でベトベトにしている事どころか、今の自分が
ノーパンである事にすら気付く事は無かった。
>>284-307こみぱ催眠・南&すばる でした。
引き続き、こみパ催眠・南&瑞希でお楽しみ下さい。
とある高校の下校時間。
白とえび茶色のセーラー服に身を包んだ少女が校庭を歩いている。彼女の名前は高瀬瑞希。セーラー服の
上からでも判るバスト92センチの巨乳を異性同性関係なしにからかわれるので、彼女自身は外見に多少コ
ンプレックスを抱いている。だから、いつもは長い髪を右横で青紫色ののリボンでポニーテールのように纏
めている程度のお洒落しかしていない。しかし、そのベビーフェイスな顔と巨乳のアンバランスさは学内
トップクラスの美少女といってもよかった。
その瑞希は、校門をくぐった所で見知った顔に出会った。
「あれ、南さん、どうしたんですか?」
「瑞希ちゃんと一緒に、お茶でも飲もうと思って」
牧村南はそう言って瑞希を誘った。
瑞希は同人誌サークルで売り子などの手伝いをしていて、さらに即売会スタッフのボランティアもした事
があった。その縁で南とも知り合いになっていた。
瑞希は不思議そうに「だって、この時間だと仕事のほうはいいんですか?」と訊く。
「私の仕事は忙しい時と暇なときの差が激しいの。今は暇な時だから大丈夫よ。」南はそう応えた。
「それだったら、御一緒します。南さん、紅茶に詳しいから会話が楽しくて」瑞希は喜んで了解した。
「それじゃあ、私の家で紅茶をご馳走するわ」
「はい☆」
こうして、南は自分の家に瑞希を入れるのに成功した。
南の家は狭いアパートの一室だった。しかし、彼女のインテリアのセンスが良さですっきりとして住み
心地良さそうな印象を与えていた。
「南さんのロシアンティーって殆どイチゴジャムを入れないんですね」
「風味を付けるだけだから。瑞希ちゃんはジャムもミルクも一杯入れるのね」
「え、ええ(焦)。でも南さんの飲み方のほうが大人っぽいですよね」
「そうでもないわよ。寧ろ、瑞希ちゃんのほうが本場の飲み方に近いかも」
その中で南と瑞希の二人は紅茶談義に花を咲かせていた。
「あの、南さん、肩こりに効くハーブティーってありませんか?」
瑞希が話題を変えてきた。
「肩こり?」
「ええ、最近肩こりが酷くて、いろいろハーブを買って試してるんですけど、なかなか効き目が無くて」
瑞希は中学の時からどんどん胸が豊かになり、今ではバスト92cmまで育っていた。その急激な成長の
為、激しい肩こりに悩まされていたのである。
「そっか、肩こりねぇ」
瑞希の話を聴いて、南は何か思案していた、ように見せた。
「突然だけど瑞希ちゃん、催眠術って知ってる?」
「さ、催眠術ぅ?」当然、瑞希は訝しがった。
「そ、そりゃあ知ってますけど、何でいきなり?」
南は瑞希の反応にも落ち着きを払っている。
「私、大学で心理学を専攻していたんだけど、その過程で催眠術も齧った事があるのよ」
「は、はぁ」
「大丈夫よ、心配しなくても」
「で、でもぉ」瑞希は心配そうな顔になる。
「瑞希ちゃんも知ってると思うけど、同人作家さんってああいう作業だから、肩こりとかで悩んでる人が
多いのよ」
「ええ、わかります」実際に漫画を描いている作業を手伝った事もある瑞希はうなずいた。
「だから、そう言う人達に頼まれて、催眠術で肩こりを治してあげるのよ」
「で、でも、催眠術なんかで治るんですか?」渋る瑞希に、
「ええ、和樹さんや由宇ちゃんもよく訪ねてくるわよ」
南は瑞希のサークルの主宰の名前を出した。
「そっか、由宇ちゃんや…和樹もやってるんだ……」
クラスメートの少女と幼馴染の少年の名前を出されて、瑞希の心からは不安と猜疑が薄れ安心感と好奇心
が膨らんできた。
「それじゃあ、ダメモトでやってみようかな」瑞希は催眠術にかかることを承諾した。
「だめよ」南が言った。
「えっ?」当然、瑞希は聞き返す。
「ダメモトなんて気持ちじゃ効果ないわよ。本気で治したいって思わなきゃ」南がダメを押した。瑞希を
本気で催眠術にかけやすくする為に。
「は、はい。お願いします、南さん」瑞希は気合を入れた。
「そんなに堅くならなくていいわよ、リラックスして」
「は、はぁ」瑞希は固い返事だ。
「さて、っと」
南が瑞希の肩に手を置くと、瑞希はびくっとした。緊張ありありだ。
「それじゃあ、はじめるわよ?」
「は、はい!」
「…だけど瑞希ちゃん、催眠術ってどんなものだと思ってるの?」
「どんなものって、言われても…」
瑞希の催眠術の印象は世間一般で思われている通り、相手をどんな風にでも操ってしまう、魔法めいた
もの。
「大丈夫だって、瑞希ちゃん、そうだ、あなたテニスをやってるって言ってたっけ」南が話しを振る。
「え、ええ。もう引退しましたけど」
「それじゃ、イメージトレーニングってやった事がある?」
「は、はい。自分の一番良い状態をイメージする訓練ですよね」
「そう、それなら話が早いわ。それこそ催眠術が世間一般で活用されている例よ」
「そ、そうなんですか」実際にイメトレをやった事のある瑞希は理解したような顔をした。
「それに催眠術と言っても、肩こりを治すだけだから、勝負を競うスポーツのイメトレよりはよっぽど軽い
物よ」
「そうですか。なんか、南さんの話を聴いて安心しちゃったな」瑞希がほっとした顔になる。 南から
催眠術のレクチャーを受けて納得したみたいだ。
「よかったわ、じゃあまず、そうね、そのままでいいから足を伸ばして、思い切り伸びをしてみて
。後ろに倒れちゃいそうになるくらい」
「はい」
「言っておくけど、これは催眠術でもなんでもないからね。ただリラックスし
てもらいたいだけよ」
「あ、そ、そうですよね、私もイメトレの最初はこういう事をやってました」
瑞希は柔かな笑顔を見せた。経験した事だから緊張がほぐれる。
「もう一回。思いっきり伸びて、手も指先までばあっと伸ばして、それか
らだらあんと全部の力を抜いてみて。だらあんと、だらあん、だらあん、」
南は間抜けなアクセントをつけて繰り返す。瑞希もも面白がってちょっと笑い、
「南さんがテニス部に居れば私ももう少し成績が良くなってたかも」
と軽口を叩きながらも言葉通りに深々と息を吐き、手足をだらしなく投げ出した。
「それでいいわ。楽になったでしょ? じゃあもう一回。そおら、腕を伸ばし
て、体中をぴんと伸ばす感じで、伸びて、伸びて、伸びて、そう、目一杯伸ば
して。苦しいくらいになったら、はいだらあんとして、だらあん、だらあん、息も深あく吐いてみて」
瑞希は本当に気持ちよさそうに椅子の上で脱力した。
南はさらにもう一回伸びをさせた。瑞希はもう体に力を入れるのが面倒そうだ。南は少し言葉を変え、
暗示を忍びこませてゆく。瑞希はまだ催眠をかけられているとは思っていない。
「もうちょっと力を入れてみて、力むくらいにして、自然と全身が伸びていくよわよお、全部伸びきった
ら、はいだらあんと、だらあん、力が抜ける、体の力がどんどん抜けていく、手も、足も、だらあんと
なって、すごおくリラックスした、いい気持ち、」
瑞希はまぶたが半分閉じたようになっている。もう一回やらせると今度はもう眠りこんでしまいそうな
顔つきになった。
「目を閉じてもいいわ。目を閉じて、今度はいっぱい息を吸ってごらんなさい、そう、たあっぷり息を
吸いこんで、ふうううっと全部吐きだしてえ、ほうら、もっとだらあんとなって、力が抜けていくでしょ
う? いい気持ちよね。もう一回吸ってえ、はい、ゆうっくり吐いてえ、体の力が抜けてくるう、とても
いい気持ち、もうどこにも力が入らないよお、どこにも力が入らない。いぃい気持ちぃ、とおってもいい
気持ちぃ、」
目を閉じた瑞希の首がぐらぐらしはじめ、やがてがくりと前に傾いた。
南はその額に手をあてて、静かに起こす。
「首の力がすうっと抜けるぅ、首の力がすうっと抜けてえ、どこにも力が入らない、」
そう暗示を与えて首を上向けさせると、それまであったわずかな抵抗が完全に消えた。
額を押しながら頭を大きく上向かせる。瑞希の唇が半開きになった。右に左に、ゆっくりと揺らし
、回してやる。
「ほおら、こうされていると、頭の中がゆらゆら揺れて、もうなんにも考え
られない。ゆうらゆうらと頭が揺れてえ、もうなんにもわからないぃ。何か余計なことを考えちゃうかも
しれないわねぇ。でも浮かんできた片端からどこ
かへ流れていっちゃうの。だからなんにもわからない。頭が揺れる、ぐらぐら揺れる、揺れて、回って、
いい気持ちぃ、」
南はリズムをつけて歌うように言う。瑞希の体は簡単に揺れ動く。手をだらんと体の脇に垂らし、もう
南のなすがままだ。
「すごおくいい気持ちだね。なんだか深い海の底でゆらゆら揺れているみた
い、今から私が十、数を数えるよお。一から始めて、十って数えて指を
こんな風に鳴らすと、今よりももっともっと深あい所に入っていって、もっ
ともっと気持ちよくなるわよお、」
「はいひとーつぅ」
南は言いながら少しだけ額を押す。ゆっくり元の状態に戻したところで、
「ふたあつぅ」
またそっと押す。
「数が増えるたびにどんどん深い所へ入っていくぅ」
五つで手を離した。しかし瑞希の首はゆるやかな前後運動を続ける。南も首が後ろに倒れたところに
タイミングを合わせてカウントした。
「ここーのーつ。次でとっても深い所に入るー、はい、とぉお!」
パン!
南は平手を叩いた。瑞希の指がぴくっと動いた。深々と息を吐く。
瑞希は間違いなく、もう相当に深い催眠状態に入りこんでいる。
南はもうちょっと手間取ると思っていたが、イメトレの経験と言うよりは、瑞希自身の被催眠性が抜群に
高いと言う事だろう。もちろん、瑞希が南を信頼しきっているからでもある。
「ほうら、すううううっと、深あいところへ入っていくよお、もうどこにも力が入らない、何も考え
られない、私の声の他は何も聞こえない、もう何もわからない、」
瑞希の首が斜め後ろに倒れ、引っ張られるように体がぐらりと傾いた。お尻が前へ滑りだし、椅子から
転げ落ちる。南は急いで支え、頭を打たないようにしてやる。横ポニーが揺れ、瑞希の短いプリーツ
スカートがめくれて太腿の上の方までのぞいている。とっても色っぽい。
「じゃあ瑞希ちゃん、立ち上がってみようね。体に力が入るよ。体に力が入ってきて、楽に立ち上がる
ことができる、」
瑞希はそれこそ操り人形のように、まったくの無表情のまま身を起こした。
目はまだ閉じたままだ。
「静かにまぶたを開けてごらんなさい、なあんにも見えない。なあんにも見えない、」
南は瑞希のうつろな目の前で手をひらひらさせてみた。目は動かない。焦点がどこにも合わないまま、
じっとどこか遠くの方を見るような感じでいる。
「はい、じゃあ目を閉じて、深いところに入っていくわよお、もっともっと深い所に入っていく、」
腰を支えてちょっと揺らしてやりながら、いよいよ本題の暗示を与えはじ
める。
南の目が怪しく光った、様に見えた。
「これから私の言うことをよく聞きましょうね。肩こりを治すにはまず体を解さなければならないの。
体を解すには、体の中に軽い電気を通して少し刺激する必要があるわ。はい、私が三つ数えると瑞希ちゃん
は体中にぴりぴり電気が走ってとっても気持ち良くなる、体中を走る電流の力でどんどん肩こりが取れて
いく、いいわね?」
「……はい…」瑞希が虚ろに返事をした。
南が数える。「いち、にっ、さん、はいっ」
「あはあんっ」瑞希の体が電気で痺れた蛙の足のようにビクンと撥ね、恍惚とした顔で奮えだした。
「瑞希ちゃん、気持ち良いわよね、体が軽くなったよね」南は暗示をかけて条件付けをしていく。
「は、はい。体が軽くなって、気持ち良いです」軽く奮えながら瑞希は喜びの声を上げた。
「瑞希ちゃん、これから電気の量を増やすと、どんどん気持ち良くなる。電気の量が増えれば増えるほど
体の芯が熱くなって、体が軽くなって、とっても気持ち良くなる。はい、電気の量が増えたわ、どんどん
増えていく」南が言った。
「あはあぁあぁん」瑞希はとろけそうな表情で喜んだ。
「瑞希ちゃんが気持ち良いですっていえば言うほど気持ち良くなる」南は矢継ぎ早に条件付けをしていく。
「気持ち良いです、気持ち良いです、気持ち良いです、」瑞希はそう叫びながらどんどんうっとりした
顔になっていく。
「はい、もういいわ、瑞希ちゃんは体の力が全部抜ける、そして、体中の電気もスーと消える」
南がそう言うと瑞希は糸が切れた操り人形のようにがくんと崩れ落ちた。
それを見届けると南は、瑞希を椅子に座り直させてから覚醒の暗示に入る。
「これから催眠術の世界の扉を開ける方法を決めましょう。いいですか、瑞希ちゃんは私に両手を握ら
れたら催眠術にかかります。いつでもどこでも私に手をギュッと握られたら深い深い催眠状態に入って、
命じられた通りに動いてしまう操り人形さんになってしまいますよ」
「はい…」
「お人形さんになってしまうのを怖がらなくていいですよ。人形は命令のままに動く、人形になれば
自分は何も考えなくていいから楽ちんでとても気持ちいい、だから自分から進んで人形になりたくなる、
そうですね。」
「はい」
「じゃあ確認しましょう、瑞希ちゃんはどうされたら気持ちいい催眠術の世界に入ることができますか?」
「南さんに両手を握られたら、私は催眠術にかかります」
「そして何になっちゃうのかしら」
「南さんの言う通りに動くお人形さんになります」
「そうなるととっても素敵な気分になります、これからはお人形さんになることが瑞希ちゃんにとって
最高の楽しみになりますね」
「はい、楽しみです」
「でも、このことは誰にも内緒ですよ、瑞希ちゃんは他の人に話すことは絶対にできないし、話したいと
思うこともないわ、催眠術のことは二人だけの大切な秘密だから、いいわね」
瑞希はコクリとうなずき、秘密を守ることを南に約束した。
「それでは今から十数えてぱんと手を打つと、瑞希ちゃんはとてもすっきりした気分で目が覚めます。
当然肩こりも完全に取れています…」
そうやって南は瑞希を覚醒させた。
瑞希はぼんやりした表情でいたが、すぐに目をぱちぱちさせ、驚いたように周囲を見回した。
「あれ……?」
「気分はどう?」
「南さん…?…私…あれ?」
「頭が痛かったり、嫌な感じがしたりしない?」
「だ、大丈夫です」
「肩こりのほうはどう?」
「肩…?あ、軽い、痛くない、肩こりが治ってる!」
「催眠術で治したのよ」
「本当、信じられない、あれだけ悩まされていたのに、本当にありがうございます!」瑞希は満面の笑み
で感謝した。
「どお?催眠術の効果は」南が訊いた。
「ええ、すごいです!」瑞希は少し興奮した口調だ。
「また催眠術をかけて欲しくなった?」
「えっ?」南の言葉の意味を瑞希はわからなかった。
「それってどう言う・…」瑞希が訊き返す間も無く、南は瑞希の両腕をぎゅっと握った。
「あっ…」瑞希の表情が変わった。
「あ、あっ…。」
瑞希はうっとりとした表情を浮かべ、潤んだ目で南の顔を見ている。
「ついさっき経験した気持ちよさが体を包んでいるでしょう。瑞希ちゃんはまた深い催眠術の世界に沈ん
でいきますよ」
「はい…」
「さあ、これで思い出せたわね。今、瑞希ちゃんは何になる事ができましたか?」
「…皆実さんの操り人形になれました」
翌日。
とある高校の下校時間。
白とえび茶色のセーラー服に身を包んだ瑞希は、校門の前で見知った顔に出会った。
「あれ、南さん、どうしたんですか?」
南は何も言わずいきなり瑞希の前に立つと両手を取り、固く握りしめた。すると瑞希の記憶の中にある
催眠状態になった時の快感が一瞬のうちに甦り、体中がその時と同じ感覚にスゥっと変化していく。
「あ、あっ…。」
(この感覚…、前に何度も経験している、気持ち、いい、とっても、気持ちいい、確か、これは、)
瑞希はうっとりとした表情を浮かべ、潤んだ目で南の顔を見ている。
「昨日何度も経験した気持ちよさが体を包んでいるでしょう。瑞希ちゃんはまた深い催眠術の世界に
沈んでいきますよ」
「はい…」
(そうだ、思い出した、これは催眠術だわ、催眠術をかけてもらうととってもいい気持ちになっちゃうんだ、あの気持ちよさをまた味わうことができるなんて、そして私は、)
「さあこれで思い出せたわよね。今、瑞希ちゃんは何になる事ができましたか?」
「…南さんの操り人形になれました」
すっかり催眠状態になってしまった瑞希は南の問いかけに素直に応じる。
「そうそう、瑞希ちゃんはいつも素直ないい子ね。それじゃ私の家にまでついてきていらっしゃい」
「はい…」
こうして、瑞希は南の後をついてアパートの部屋に入った。
南は瑞希を椅子に座らせると、
「はい、私が手をパンと叩いたら瑞希ちゃん、あなたは眼を閉じます、閉じて眠ったように意識が無く
なります、しかし、もう一度私がパンと手を叩いたら瑞希ちゃんは催眠術にかかったままで目が開きます、
はい」
パン。南が手を叩くと瑞希は目を閉じて糸が切れた操り人形のように椅子にもたれ掛った。
その事を確認すると、南はある人物に電話を入れた。
「もしもし、ご主人様…」
しばらくしてご主人様『松原海里』が南の家に入ってきた。
入ってきた途端、海里はいきなり南の額に手をあて、
「南、おまえは信用できない。一昨日のこともあるからな、まだ何かたくらんでいるかもしれない、
よって今から、あんたの口をスピーカーにする。
南の口は、自分の意志とは関係なく、心の奥底で思っていることを何で
も言葉にしてしまうようになる。本当にそうなる、口だけがスピーカーになって心のうちをさらけだす」
「本当です、奴隷がご主人様の命令を守らないはずがありません、ですが、ご主人様にそのような御疑念
を抱かせてしまう南は慎んで、如何なる罰もお受け致します」
「ははは…よいよい」海里は苦笑した。
一昨日に新しい奴隷を調達してこいと命じた時、同じように南の口を心のうちを曝け出すスピーカーに
した時は、
「いいえ、今は何でもはいはい言って、入れて、満足させてもらって、この場さえ切り抜ければ何とで
もできる、絶対にそんなことは、しない、」
などと言ってたから、海里は毒電波の暗示で性的に屈服させたのだ。
(時間はかかったが、まあ満足できる状態だ)
「首尾はどうだ」相変わらず粘着質な視線で海里が南に聞く。
「はい、これまでに20回は催眠術をかけてます。催眠術はかければかけるほど、痕が深くなりますから
より深い催眠に誘導できます」
南が海里に説明する。
「で、結局どうなんだ?」
「上々です、御覧下さい」南は海里を瑞姫の前に案内した。
セーラー服姿の瑞希は、椅子に座ったまま目を閉じ頭をゆらゆらさせている。深い催眠に入っているよう
に見えた。
「どうぞ、ご主人様の御自由になさってください」
南の誘いに、海里は南に何事か命令した。命を受けた南は早速両手を叩いて瑞希を起こした。
瑞希はゆっくり目を開けた。しかし、焦点が合ってないように虚ろな瞳をしている。再び南が言う。
「私が三つ数えると、瑞希ちゃんは松原海里さまという男の方の奴隷になります。瑞希ちゃんは海里様の
言うことを何でもききます、奴隷とはそういうもの、瑞希ちゃんは奴隷だから、御主人様の言う事は全て
喜んでやり遂げる、逆に海里様に罵られると、ちょっとした一言だけでも涙か止らない程すごく辛くなる、
でも同時にぞくぞくともする、快感が走り、もっとひどい、きついことを言ってほしい、瑞希ちゃんが
そう思っていることを知られたらもっとひどい折檻をされる、嫌なのに、想像するだけで全身を電流が
突きぬける様にぞくぞくしてしまう、わかった?」
「はい…」
「いち、にぃ、さん、はい!」
南のカウントが終るとすぐに、海里が瑞希の目の前に立つ。
「俺が松原海里だ」
「はい…」瑞希はとろんとした目で華入を見る。
「挨拶しろ、ミズキ」
「はい、私は高瀬瑞希です…」
「馬鹿が、『よろしくお願いします、ご主人様』ぐらい言えないのか、ブス!」
海里の罵倒に、瑞希は恐怖と恍惚の表情を見せる。
「も、申し訳ありません、よ、よろしくお願いします、ご主人様」
「遅い!」海里が一喝すると、瑞希は激しく怯えて、
「お、お許し下さい、ご主人様」と深々とひれ伏した。しかし、ひれ伏した瑞希の股間から粘り気のある
液体が流れてきた。
「南、お前は俺と瑞希との行為を見届けるんだ。見れば見るほどお前は体中に電流と快感がかけ回り
続ける、脳と股間が電気で痺れて気持ち良くなる」
「はい」南は、海里と瑞希が見える位置で手を股間前の位置に添えて起立した。
「瑞希、セーラー服はそのままで、下着だけを脱げ」
いきなりの命令に、しかし瑞希は困惑した表情を見せ、躊躇した行動をする。
「三つ数える。俺の言う事に逆らうと、毒電波である電気の粒子が脳の中を跳びまわり、体中が電流で
痺れ、とても気持ち悪くなる。しかし、俺のいう事を聞けば、電流は走ったまま、特に乳首と股間が電気で
痺れて気持ち良くなる。俺のいう事を訊けば聞くほど、電気の痺れが大きくなり快感が大きくなる、いち、
にぃ、さん!」
「もう一度言う、瑞希、セーラー服はそのままで、下着だけを脱げ」
瑞希がそれでも躊躇しようとすると、突然瑞希の体が癇癪を起こした子供のようにがくがく震え出した。
「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!」
慌てて瑞希がセーラー服の上の中に手を入れて白いスリップと白くしゃれっ気のないブラジャーを外し、
スカートのなかに手を入れて清純な白い木綿のパンツを擦り下した。
「パンティーは片方の膝に引っ掛けておけ」
海里の命令で、瑞希は右足だけ抜いて左足の膝にパンツを引っ掛けた。
瑞希は癇癪を起こした子供のようにガクガク震えながら、顔は気持ち良さそうに恍惚とした表情になった。
「あぁあぁあぁあぁあ……」口から漏れる声も苦しみに満ちた絶叫から、喘ぎ声に変わった。
「俺の前に来て、そして跪け」
瑞希は何のためらいもなく海里の前に跪く。
海里は南の方を向いて訊いた
「南、瑞希に何回オナニーショーをさせた」
「11回です」恍惚とした表情で南は即座に答えた。南は海里の命令で、瑞希を立て続けに何回も催眠術
にかけていくうちに、後半から瑞希にオナニーをさせて羞恥心を無くさせていたのだ。
オナニーをやらされてしまった瑞希は、南そして海里の命じることにますます従順に応じるようになって
いる。
海里は自分のペニスをズボンのチャックから出して、瑞希の目の前に出した。
「瑞希は目の前の物を咥えたくなる、咥えないと電流で気持ち悪くなる、咥えると電気の痺れで気持ち
良くなる」
さすがに瑞希は数秒ガクガク震えながら辛そうな顔をしていたが、すぐに顔をペニスに近づけて口では
むっと咥えると、とても気持ち良さそうな表情になった。
「首をペニスの奥まで上下させて、激しく音を立てて舐め回せ」
ペニスを咥えた瑞姫はもう抵抗を見せずに、
「ぶちゅぺちゅぼしゅぞぞぞぞぞぞぞちゅぶちゅちゅぞぞじゅ……」
激しいフェラ音を立てながらディープストローを始めた。
相変わらず瑞希の体は電気で痺れて小刻みにガクガク震えているが、それもペニスに良い刺激を与えて
いた。
「瑞希、俺の玉袋を優しく揉んで、俺の肛門に優しく指を入れて優しく刺激しろ」
海里の命令で、セーラー服姿の瑞希はまさに百戦錬磨の娼婦の様なフェラを続けた。
「出すぞ、全部飲め」海里は瑞希の口に射精した。
「ぶちゅべちゅ、ぶじょぞぞぞぞぞぞ、ごくごく、ぬぐ、ぶちゅ」
瑞希は出させた精液を全部のみ、
「口で綺麗にしろ」
の海里の命令で、
「ぷちゅ、ぞぞぞ、ちゅううううぺちゅ、ぽちゅ、」と、尿道の精液まで吸い出して綺麗にした。
し終わると瑞希は潤んだ瞳で海里を見つめる。海里は瑞希の肩を軽く押してペニスを口から抜き取る。
しかし、表情はきょとんとしたままだ。次の命令を待っているのである。
海里のペニスは硬度を保ったままだ。
「セーラー服の上を捲って胸を見せろ」
相変わらず電気でびりびり痺れながら瑞希は、もう抵抗することなくセーラー服の上を胸の上まで
捲った。バスト92センチの巨乳が曝される。
「パイ擦りしろ、瑞希、優しく、献身的にな」
しかし瑞希は困惑した表情を浮かべ、跪いたまま一向に動こうとしない。
(ちっ。こいつはパイ擦りがどんなことか知らなかったか。しょうがない、きちんと奉仕の仕方を教えて
やらんと)
「胸を持ち上げて俺のチンポを挟み込むんだよ。きちんと挟めたらそのまま優しく揉み上げろ」
瑞希はぎこちない手つきで胸の谷間にペニスを挟み込み、ゆっくりと動かし始める。柔らかな肌の感触が
華入のペニスを包み込む。
「ご主人様に奉仕しているんだ、もっと嬉しそうにしろ」
無表情で胸を動かしていた瑞希はすぐに幸せそうな笑顔になる。
「ご主人様に早く発射してもらえるように頑張ってパイ擦り続けろ。舌でチンポの先を舐めろ、そうする
ことが瑞希の最高の幸せだ」
海里の言で瑞希は胸を動かし続けながら深くうつむき、舌を伸ばしペロペロとペニスを舐め始めた。
セーラー服の少女がパイ擦りをするというのは傍目から見ても扇情的な光景だ。しかし、海里は南に
命じた。
「南、俺の尻の穴を舐めろ」
南はすぐに海里の後に跪いてズボンを下ろし、海里の尻に顔をくっつけて自分の舌を海里の肛門に差入れ
た。
「ぶちゅぐちゅべちゅぼちゅぺちゅぺろちゅ、」
「ちゅぶずちゅずちゅzふべずちゅう、」
海里はパイ擦りとフェラチオとアナルの三段攻撃であっという間に二発目を発射した。
(いよいよメインディッシュだ)
再び瑞希に射精の後始末をさせながら海里はほくそ笑んだ。南を自分の尻からどけて再び自分たちの行為
を傍観して股間を濡らす様に命じた。そして、
「三つ数える、そうすると瑞希の脳の中のを飛び交う電気が増えて、『お願いですセックスしてください』
と繰り返し言い続けながら足を限界まで開いてま○こを両手で限界まで押し開く。そうするととても気持ち
良くなる。そうしないと電気が瑞希の首と頭を締めつけてとても苦しくなる。『お願いですセックスして
ください』と繰り返し言い続ければ言い続けるほど、足が開いて両手がま○こを押し開き、それがドンドン
快感になってくる」
「いち、にぃ、さん!」
「あ"がが」瑞希は一瞬抵抗したが、すぐに頭と首が痺れながら締めつけられるような感覚がした。
そして、
「がおおおお願いです、セックスしてください、お願いです、セックスしてください、お願いです
セックスしてください、お願いですセックスしてください、お願いですセックスしてくださいお願いです
セックスしてくださいお願いですセックスしてくださいお願いですセックスしてくださいおね…」
瑞希はガクガク震えながら、その言葉を壊れたレコードのように言いつづけた。そして言いながら瑞希
の足はプリーツスカートをずり上げながらどんどん開いていき、まるで体操選手のような柔らかい体を
見せ付けるような角度まで開ききった。そして、両手が膣口に添えられ、目の前の海里にグジュグジュ
になった子宮まで見せつけるように思いっきり開いた。
「お願いですセックスしてくださいお願いですセックスしてくださいお願いですセックスしてください
お願いですセックスしてくださいお願いですセックスしてくださいお願いですセックスしてください、
お願いですセックスしてくださいお願いですセックスしてくださいお願いですセックスしてください
お願いですセックスしてくださいおね…」
セーラー服姿の少女が、胸を見せながら子供の癇癪のようにガクガク震えてグジュグジュのま○こを
おっ広げている光景は、海里をこの上なく興奮させた。
海里は黙って瑞希の膣にペニスを入れた。
すぐにペニスの先に膜みたいな抵抗を感じたが、すぐにプチンと切れて、海里のペニスは鮮血及び愛液の
量と締め付けが激しい奥深くヘと飲み込まれた。
「あぅっ、お、あん、ねが、いいいい、でぇ、すぅううん、せっ、くううう、すぅ、しって、
えええええ、くだ、さ、ああああああいいい、おね、ぐああああいん、ど、ええ、すうう」
言い続けろと命じた言葉を解除してないので、処女膜が破れようが、鮮血と愛液を垂らして
セックスしてようが、瑞希は涙を流しながら電気で痺れたような顔でその言葉を言いつづけた。
「瑞希、俺が射精すると同時にお前もイク、そしてお前がイク時は『高瀬瑞希は松原海里さまの
永遠の性奴隷です』と言え、そうすれば大人の女になれたとして、一生忘れられない幸せとなる」
言い終わると海里はすぐに今日三度目の射精を瑞希の中に注いだ。
「高瀬瑞希は、松原海里さまの、えいえんのせいどれいですうううぅぅ!!」
そう言いながら瑞希は昇天した。イッた後の瑞希の顔は幸せと恍惚に溢れていた。
精液を瑞希の膣内に出し尽くした海里は、瑞希の口で射精後の後始末をさせながら、
側で傍観させていた南に、
「こいつはちゃんと安全日だな」と確認した。
「はい、本人が言ってましたから、間違いありません」
勿論、南が催眠術で瑞希に言わせたのである。
「よし、南、俺がパンと手を叩くとお前もイク」
パン
「あひいいぃいいいぃぃぃぃ!!」
立て続けに3回射精して疲労していた海里は、指一本触れずして南がイカせた。
南と瑞希に催眠術で行為の後始末をさせた海里は、催眠覚醒を始める。
「これから瑞希は今の状態のまま家に帰る。そして家の扉を開けると催眠から醒めて、今日の放課後の
出来事はすべて忘れる。しかし、また俺に催眠術をかけてもらいたくなる。この事は決して他人に話す
ことは出来ない」
「…はい、ご主人様」
「南は俺と瑞希が家から出てから五分後に催眠から醒める。そして、今日の終業後からの記憶を全部
忘れる……」
こうして、二人の記憶を操作し終わって、ふらふらしながら帰宅していく瑞希を見ながら海里は悪魔の
笑みを浮かべた。
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以上です。陵辱嫌いの方、葉鍵以外のキャラが出てきてたのが気に入らない方
ごめんなさい。
ほかの方も催眠系のSSを書いてください。それでは。