【質問スレ】ソ連史と社会主義の勉強はじめました

こんにちは、史学科の３年生です。共産党とは縁のないごく普通の学生です。
卒論何するか迷ったんですが、なんとなくソ連史をやることにしました。
ロシア革命って楽しそうだし、なんだかんだ言っても社会主義は20世紀の
理解に欠かせない重要な歴史の一つですからね。
というわけで、
このスレは社会主義・ソ連史・共産党の質問スレということでお願いします。
博識な方、それから党派的に偏ってない人の回答をお待ちしております。

ところで、まず質問したいんですが、
ﾎﾞﾘｼｪﾋﾞｷは17年の10月25日に革命を成功させますよね。
なかなか開かれなかった憲法制定議会を俺たちが開くって主張して支持を得た面も
大きかったのに、ﾎﾞﾘｼｪﾋﾞｷの議席が少ないからって会議を実力で封鎖したと書いてましたが
それって民主主義の否定ではないのでしょうか？支持者の反発はなかったんでしょうか？

階級闘争に中立はありえない。
１がみずからの場所的立場を正しく把握しない限りこれから行われる議論を理解するのは難しくなるだろう。

>>1
メンシェビキかエスエルの回し者か？

うーん、階級という概念も疑問で、現代でも通用するのか聞いてみたかったことなんですが、
例えばロシア革命では労働者・農民・兵士がﾎﾞﾘｼｪﾋﾞｷを支持してて
農民は人口の八割、兵士は1500万人という風に均質化した大集団として存在してましたよね。
こういう風なほぼ均質な集団は階級と言っていいと思うのですが
現代の日本にそのような政治的立場を同じくするような大集団があるのでしょうか？
19世紀、資本家による激烈な搾取があった時代は労使の対立もわかりやすいし
階級と言う概念を当てはめやすいと思うのですが、現代は職業は専門化してるし、
いかにもって感じの労働者っていうのは少なくなってますよね。
階級闘争という概念は｢上｣と｢下｣の階級があるってことだと思いますが、
「下」の階級とは現代の日本においてはどの人たちを指しているのでしょうか？
また、ホワイトカラーはどのように捉えたらいいのでしょうか？
これって結構長年の疑問です。よかったら教えて下さい。

>>2

質問にお答えします。
憲法制定議会で第１党になったのは、既に政治的影響力を失ったエスエルで
あったため、革命の障害になったため、人民委員会議が憲法制定議会の解散を
命じたのです。それでは、なぜ、エスエルが第１党になってしまったのかという
と、この選挙は比例代表制でエスエルが分裂する前の選挙名簿でおこなわれたた
めです。１０月革命からまもなくエスエルから左派グループが除名され、左派
エスエルを結成されているのです。エスエル左派は、ボルシェビキとともに
武装蜂起にも参加しています。
憲法制定議会の選挙では、労働者の圧倒的多数派がボルシェビキに、農民の
圧倒的多数がエスエルに投票しました。しかし、先ほどいったとおり、エスエル
が分裂する前の名簿で選挙がおこなわれたため、選挙民の意志とは反対にエスエル
が多数当選してしまったのです。
レーニンは、ソビエトという代議機関があるので、もはや「ブルジョア議会」
など不要であるとも考えた、ボルシェビキと左派エスエルは議会を解散させました。
憲法制定議会の解散後もエスエル、メンシェビキなどの政党は、ソビエト内で
合法的に活動しています。本によっては、憲法制定議会の解散によって、
共産党による一党独裁が誕生したと書いてある場合がありますが、それは大きな
ウソです。

天国にて

マルクス『君達は私の崇高な理論を正しく実践してこなかった。その結果があの惨状だ。』

レーニン『先生、お言葉ですが私は正しく実践したつもりです。』
フルシチョフ『私の時代には、もうダメになっていました。』
ブレジネフ『私は国民の意識の覚醒を待っていました。』

マルクス『ふむ……で、そこのお前はどう反省しているのだ？』

スターリン『まず、お前を粛清しておくべきだった。』

（宇宙少年ソランの節で）ソ連ソ連ソ連〜♪十月革命でソ連ソ連ソ連〜♪できた社会主義国

あれ？左派エスエルも憲法制定議会で逮捕されてませんか？

８の続きレーニンの指導で起きた革命振りかざす赤旗響かうインターさあゆくぞ同志国を作るぞ社会主義国ソ連ソ連ソ連〜♪ago

>>9
逮捕って何のことですか？
ソビエト政権は、ボルシェビキと左派エスエルの連立政権ですよ。
左派エスエルは、３月にブレスト＝リトフスク講和条約の締結に反対して、
連立政権から離脱していったんですよ。

ちなみに、カデットは憲法制定議会の選挙のころに非合法化され、
指導者に逮捕状が出されていますよ。

>>6さんありがとうございます。
選挙制度と名簿の問題があったのですね。
それに、地方に革命の情報がよく伝わらなかったということも大きな要因かもしれませんね。

このスレは私が私物化するつもりはないですので、他の皆さんも自由に使ってください。

>>2
　革命期においては、必要とあらば「形式民主主義」を否定せざるを得ない
場面もありますよ。議会を通じた平和革命（そもそも革命か？）はともかく、
一般に革命とは雌雄を決せんとするギリギリの緊張関係をもった対立を孕む
ものです。1917年10月25日（旧暦）の権力奪取そのものは比較的平和なもの
であったことは、例えば「ロシア革命史」（トロツキー）を読めばわかりま
す。だが、その背後は実に血腥いものがあり−−血腥さを軽減するためにトロ
ツキーやスターリンが色々骨を折った−−、危ういバランスが崩れるときは、
軍事的衝突となるのはアタリマエと思います。すなわち、革命期には、いわゆ
る民主主義が遂行できる場面が十全に大きいとは思えません。

　レーニンは、憲法制定会議を暴力的に解散できるとは考えていなかったし、また
選挙において「大衆の意識水準の測定器」たる投票結果はこの２ヶ月の、大衆の
ボリシェヴィキ化でボリシェヴィキが勝利すると考えていたし、要は、気楽な感じ
で憲法制定会議選挙での勝利および結果の受け入れを望んでいたようです、最初
は。

　だが、結果は２６７議席／５２０議席をエスエル−−２ヶ月前の農村地帯の
混乱した気分を代表するような団体−−が占めました。これは、民衆の意識を
真に代表しているとは言えず、また、コルニーロフの反革命軍に口実を与える
（いずれにしても与えたが）ため、結果を承認することは＃何としてでも＃無
理な話でした。解散については、解散で不利益を被る者は口を極めて非難しま
したが、一般大衆は　ふーん　ってなものであったようです。但し、「形式民
主主義」を大切にする先進諸国では憤激を買ったようですね。それが、純粋な
善意から出たものであるとは到底思えませんが・・・・。

　ロシア革命の歴史とその意味、その後の変遷を見る上で、小生がよく参照
するのは、「ロシア革命　レーニンからスターリンへ　一九一七―一九二九年」
（Ｅ・Ｈ・カー；岩波現代文庫）です。カーはイギリスの一等の歴史研究家
であり、マルクス主義者というわけではなく、冷静に分析していると思います。

　また、マルクス主義者の文献として、近著で比較的読みやすいのは、「レー
ニンと資本論」（不破哲三著、新日本出版社）でしょうか。ロシア革命前後
からレーニン死去までのことについては、碩学としての氏の能力が十分に発揮
され、ある程度マルクス用語に親しんでいるならば、非常に読みやすいです。
結論には賛成できないことが多数ありますが・・。なお、該当するところは、
５〜７巻でしょうか。

　また、何かあれば、書きます。

ええっとですな、１９１８年７月６日、ブレスト・リトフスク条約を巡って、エスエル左派が割れて、一部が蜂起、
で、残りは翌日の全ロシア・ソビエト大会の会場で逮捕、でエスエル左派は消滅、一党独裁、ですね。

農業政策では、3月にロシア共産党と名を変えたボリシェビキ党は、5月13日に「食糧独裁令」を、6月11日には「貧農委員会」の組織化を布告、武装食糧徴発隊を農村に投入したが、しばしば農民との衝突となった。
共産党の農業政策に反発したＳＲ左派は、最初のロシア社会主義共和国憲法を制定した第5回全ロシア・ソビエト大会中の7月6日、反乱を起こして翌日に鎮圧され、ソビエト内の第二党は姿を消した。

http://ebook.shogakukan.co.jp/chotto/chotto11/honbun17.html

前から聞いてみたかったのですが、トロツキストというのは簡単に言って
どういう主義主張を持った人なのでしょうか？
ロシア革命を見てみるとトロツキーというのは首尾一貫した主張をしてて
文学的にも優れた人ですし、スターリンに殺されたという悲劇性も手伝って
なんだか応援したくなる人なのですが、具体的にどういう主張をしてたのでしょうか？
もし首尾一貫した主張があるとしたら教えて下さい。

トロツキーはレーニンの相方であって、スターリンとの権力闘争に負けて追い出されたという形ですので、むしろトロツキーがいわゆる「レーニン主義」の正統であると思います。
「トロツキスト」という言い方は、本来、トロツキーが作った第４インターの潮流の人たちがトロツキストである訳ですが、
スターリン主義者があらゆる政治的敵対者に対して「トロツキスト」というレッテルを貼っていったが為に、あたかも首尾一貫していないかのように見えているにすぎません。
正統的なトロツキズムについては、赤色土竜党のまっぺんさんが第４インターの出身であり、正統的なトロツキズムについて、聞けばよいと思われ。
めっちゃ親切に語りまくってもらえると思います。
http://redmole.m78.com/

基本的にはトロツキーの主張とは、
１．世界革命路線
スターリンの一国社会主義路線＝すべての国際戦略をソ連国家の防衛に従属させていく路線への否定、
２．スターリン主義国家を「歪曲された労働者国家」と規定し、官僚制打倒を主張、
だと漏れは認識しています。

実験は終了した。
社会主義は、理念、理論、現実、
全て間違いだった。
人間が、狂った猿であることを証明した。

レスありがとうございます。>>19さんに紹介してもらったサイトの掲示板は
同窓会掲示板とのことですので初心者が質問するべき所ではないようです。
「トロツキズム」と「理論」でググル検索してすこし勉強しました。

なぜだか永続革命論が重視されてるようですが、マルクスの永続革命論とレーニンの二段階革命論、
そしてトロツキーの唱えた永続革命論はどのような関係にあるのでしょうか？
自分でも調べてみたいのですが、なんというか書き手ごとに偏りがありすぎて
なかなか理解が及ばないのが現状です。
それから、レーニンも世界革命を前提にロシア革命を起こしたという風に認識してましたが
スターリン的な見方からするとそれは間違いということになっているようです。
ｽﾀｰﾘﾝの主張の正当化として事実が捻じ曲げられたことは十分考えられるのですが
実際にレーニンはどういう風に考えていたのでしょうか？
革命戦争をせず、ﾌﾞﾚｽﾄ=ﾘﾄﾌｽｸ条約を結ぶ辺り、ｽﾀｰﾘﾝの言ってることに近い気もしてきますが。

875 ：名無しさん＠３周年 ：02/09/24 14:44 ID:4o5mh2NJ



876 ：名無しさん＠３周年 ：02/09/24 14:57 ID:4o5mh2NJ



877 ：名無しさん＠３周年 ：02/09/24 15:22 ID:4o5mh2NJ



878 ：名無しさん＠３周年 ：02/09/24 16:31 ID:4o5mh2NJ



879 ：名無しさん＠３周年 ：02/09/24 16:40 ID:4o5mh2NJ



880 ：名無しさん＠３周年 ：02/09/24 17:07 ID:4o5mh2NJ



日本共産党に荒らされています。

>>22
　同窓生でも何でもない人が出入しているだけじゃなく、反トロツキスト
（って、漏れのことだよ）もサイト運営に協力しています。

　お気軽にどうぞ。

>>19
んなことないよ。
レーニンはスターリンを「粗暴」だということで嫌っていたし、
トロツキーに対しては「自信過剰」だということで嫌っていた。
この二人が原因で党が分裂することをすごく恐れていたようだ。

>>25
　そういうところを嫌っていたのは事実らしいけど、トロツキーの
能力を高く評価し、特に「永続革命論」がロシア革命の青写真、特に
「４月テーゼ」の下敷きになっていたと思う。

　だから、盟友であるっつーのは、正しいんじゃないかな。

　とはいえ、スターリンの「断乎とした態度」を好んでいたのも事実
のようだが、これは盟友ってよりは、上司／部下のように思う。実務
をスターリンに任しても、レーニンがトロツキーとおこなったような、
国家運営の最上部の問題をスターリンと相談した、っつーのは記憶に
ない。

＜＜＜＜ 阪神大震災は大笑いだぜ！ ＞＞＞＞＞

死者１０００人ごとにカウントしてたのってオレだけ？
あそこらへんって部落が多いからそのまま全滅させたかったんだよね。
坂東孝信は朝鮮人の部落民だよな。
手足をもぎ取ってなぶり殺そうぜ。
まだ死なねえのかよ、この糞が！
登山ナイフで坂東孝信のハラワタ抉リまくろうぜ！