【倉稲魂命】稲荷信仰霊験スレ 第6社【荼枳尼天】

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1名無しさん@京都板じゃないよ
町の祠から総本山や元締めまで、御利益などを語っていきましょう。

前スレ
【祠から】稲荷信仰霊験スレ 第5社【元締めまで】
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年の瀬を迎え、伝説の稲荷総合スレが帰ってきた〜
2名無しさん@京都板じゃないよ:2013/12/29(日) 18:18:45.09
アベノミクスの守護神、稲荷。
日本経済、起死回生の鍵を握るのが稲荷だ。

いや、実際に鍵をくわえてるのはキツネですけどね。
3名無しさん@京都板じゃないよ:2013/12/29(日) 18:24:08.43
そういや今、電撃マオウという雑誌で「忌火のダキニ」という漫画やってるようですね。
読んでませんけど〜
4名無しさん@京都板じゃないよ:2013/12/29(日) 18:25:46.28
それから「いなり、こんこん、濃い色は。」という漫画もあるようですね。
読んでませんけど〜
5名無しさん@京都板じゃないよ:2013/12/29(日) 18:28:18.29
読んでませんけど、「こんこん」のアニメのHP見に行ったら、
キャラ紹介で、オオミヤノメが紹介されてましたね。
6名無しさん@京都板じゃないよ:2013/12/29(日) 18:39:43.43
オオミヤノメがロリでしたね・・・

でも実際?は違うんですよね。
7名無しさん@京都板じゃないよ:2013/12/29(日) 18:42:12.15
オオミヤノメは、天の岩戸事件の際に天照大神の侍女になってるので、
スサノオがヤマタノオロチやっつけて、クシナダヒメと結婚して、
更ににその後で結婚した、2号さんのカムオオイチヒメから生まれた
ウカノミタマより明らかに年上なんですよね。
8名無しさん@京都板じゃないよ:2013/12/29(日) 18:48:00.88
また、稲荷三神としては、オオミヤノメはカムオオイチヒメとはコンパチなのですよ。
つか、明治以前の記録では、カムオオイチヒメ説の方が幾分有力な感じが・・・
とにかくオオミヤノメはカムオオイチヒメと同世代と見られていたわけです。稲荷的に。
9名無しさん@京都板じゃないよ:2013/12/29(日) 18:52:37.84
まあ、漫画の設定にケチつけるのは野暮とは解ってますがね・・・

でも、ウカノミタマが一番上に着てるのって、あれ、エプロンですか?
10名無しさん@京都板じゃないよ:2013/12/29(日) 18:59:02.76
あぁ、腹減った・・・
稲荷スレ立てた記念に、いなり寿司でも買ってくるかな。

んじゃ。
11名無しさん@京都板じゃないよ:2013/12/29(日) 20:27:37.79
伏見稲荷大社を信仰したいと思って易を立てたら、坎為水の上爻が出てしまった。
はぁ、なんとも残念だわ。

嗚呼、お稲荷様を信仰したかった・・・
12名無しさん@京都板じゃないよ:2013/12/30(月) 00:13:59.82
当たるも八卦、当たらぬも八卦
13名無しさん@京都板じゃないよ:2013/12/31(火) 10:27:59.85
お稲荷様、なんとか就職できました。
有りがとうございました。
14名無しさん@京都板じゃないよ:2013/12/31(火) 17:16:31.87
氏神は愛宕神社だけど
隣の地区の稲荷神社の方が好きなので
初詣も最初に稲荷神社に行く
15名無しさん@京都板じゃないよ:2013/12/31(火) 20:59:14.79
>>14
愛宕権現ならカッコイイが、カグツチではイマイチぱっとしないからねぇ。
あと、秋葉神社もカグツチに乗っ取られちゃったな。
16名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/01(水) 00:21:08.35
新年、油age
17名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/01(水) 02:19:06.68
幕末まで支配地域をめぐってシノギを削っていたライバル・愛宕権現と秋葉権現とが、無知な薩長エッタの手でなんと!同じ神さんにされてしまったのですから驚きです。
身勝手な親の再婚により、昨日までのセフレが今夜から妹に!のフランス書院文庫なみの陳腐さです。
18名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/01(水) 21:06:22.95
>>4
新年と稲荷信仰霊験スレの復活おめでとうございます。

「濃い色は」ではなくて「恋いろは」なのですが…
19名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/02(木) 13:59:06.59
森の入り口にあるお稲荷さんの祠にお参りしてきたよ。
薄気味悪いところにあるけどちゃんと鏡餅がお供えされてたよ!
20名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/02(木) 22:06:24.48
稲荷はどこにでもあるな
21名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/04(土) 10:32:50.65
>>19
油揚げは無かったですか・・・
22名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/04(土) 15:17:26.90
稲荷神社に油揚げとかお供えしている主客転倒の眷属信仰はどうでしょうか?
神様にちゃんとお供えした上でなら結構ですが
眷属さんにしかお供えしない人がいます。
23名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/05(日) 17:57:39.04
けん属だけでもいい
24名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/05(日) 18:00:28.24
ダキニもここでいいのか?
25名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/05(日) 18:01:11.62
スレ立てスギだろ。
26名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/05(日) 18:45:57.23
何の話だ
27名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/05(日) 19:50:36.46
>>22
油揚げは大豆で作るから穀物神の稲荷に良いのだよ。
28名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/06(月) 16:29:40.44
他のスレで聞いた話だけど、お稲荷様に油揚げを供えるのは、
古代インドでダキニ天にねずみのから揚げをお供えしていたのが元になっているらしい。

今でこそ、稲荷神は神道系と仏教系に分かれているけど、
元来は神仏習合が一番似合う神様だから、ダキニ天の信仰形態が相応しいね。
29名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/06(月) 18:34:11.47
弁財天とダキニとどっちが上
30名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/06(月) 18:41:39.20
何を比べた場合よ?
31名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/06(月) 20:20:09.36
>>29
歳は弁財天が上。
32名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/06(月) 20:53:31.70
現世利益
33名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/07(火) 04:25:54.30
どっち
34名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/07(火) 06:52:13.18
一概には言えないでしょ。
35名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/07(火) 16:23:36.58
36名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/08(水) 00:07:29.59
ブルース・リーとジャッキー・チェンはどっちが強いですか?

みたいな感じか
37名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/08(水) 17:40:30.16
強いのはチャック・ノリス
38名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/08(水) 18:55:42.39
今年から稲荷信仰を始めようと考えていますが
特に気を付けねばならないことはありますでしょうか?
39名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/08(水) 22:13:06.98
40名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/08(水) 23:22:54.07
>>38
他の祭神と比べて特にという点はないと思う。他の祭神と同じように祀れば良いよ。

ただ稲荷はいったん祀ると、祀るのを止めると祟ると言われる。
でもこれは他の神にも当てはまることで、神とは本来、祀れば恵みを与え、祀らないと祟る存在。
「祀らないと祟る」が都合良く忘れられる中で、稲荷には本来の神の姿が残されてるとも言える。
41名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/09(木) 20:16:19.97
>>40
>>38です。
お稲荷様だからといって特に違うことはないのですか。
祟られぬようしっかりと信仰していきたいと思います。ありがとうございました。
42名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/09(木) 22:41:06.98
神様は祟らなくても、
眷属さんが祟るらしいね。
43名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/10(金) 21:48:16.48
霊狐といっても所詮は畜生
44名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/12(日) 00:46:32.95
みかんとクリームパンあげれば喜ぶよ
45名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/12(日) 01:33:46.97
穴守稲荷さんで御影札を頂いてきたんですが、これって普通の神棚にお祀りしていいんですか?
46名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/12(日) 03:17:43.57
>>45
いいですよー
47名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/12(日) 09:38:24.79
なぜ普通の神棚ではよくないと思ったんだろ?御影だからかな。
48名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/12(日) 10:06:18.35
>>46
ありがとうございます、早速今朝神棚にお祀りしました
>>47
はい、御影と御札の扱いはちがうのかなと思って質問しました
49名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/12(日) 14:39:23.36
穴守稲荷は鳥居が祟る!
50名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/12(日) 23:15:36.67
日本の空の玄関だから、安全祈願で鳥居を立ててるとばっかり思ってたんだけど

祟るから移転が出来なかっただけだったとわ・・・
51名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/13(月) 00:06:06.15
今知ったの?
将門の首塚なみに有名な話だけど
52名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/13(月) 21:03:44.95
栃木県の玉藻稲荷神社って、かなーり寂れたとこですね。
有名なのになんででしょ?
ちょっとガッカリ…
53名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/14(火) 19:12:45.51
>>52
三国を股にかけた悪狐の代表選手を信仰しようという物好きは少ないだろ
54名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/16(木) 17:27:27.66
>>53
玄翁和尚に引導を渡され成仏。
55名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/16(木) 20:21:12.16
生きてる間は散々悪事を働いたのに、殺されてから成仏したと言われてもピンとこない。
ダキニ天みたく生きてる間に帰依しないと遅いよ。
56名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/18(土) 00:34:11.27
穴守稲荷って朝願えば晩には叶うって謡われてる所でしょ?
遠いから行けないけどどんな感じ?
57名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/18(土) 01:00:39.86
>>56
それちょっと知らないな。どんなふうに謡われてんの?
58名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/18(土) 01:21:32.76
>>56
初めてきいたけどそうなの?
初詣行ったけど叶ったのかな
59名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/18(土) 02:23:58.73
>>56
推測だけど、それは移転前の話じゃないかなあ
昔の写真見ると今よりかなり大きな神社だったようだし
栄えてたし
好きだからたまに行くけど、速攻願いが叶った!とかはないな自分は
6056:2014/01/18(土) 13:42:39.07
ねがいごとかならずかなう穴守のいなりの神よいかに尊き
羽田ではやるお穴さま朝参り晩には利益授かる(羽田節の一節)らしいよ
でも昔の話かw
61名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/18(土) 14:24:39.32
穴守稲荷の御祭神は豊受姫命になっていますが、
伊勢神宮から勧請されたのですか?
62名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/18(土) 19:21:39.02
たぶん、してない。
祭神名をトヨウケヒメにしたのは
明治の神社改めの時じゃないかと思う。
63名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/18(土) 22:41:42.79
>>62
そうですか、意外に新しいのですね
64名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/19(日) 00:06:14.56
大半の神社はそうだよ。
三大稲荷の笠間稲荷も、祭神名をウカノミタマにしたのは
たぶん明治になってからと思う。
江戸時代の頃は稲荷明神。
65名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/22(水) 20:16:26.11
>>64
ウカノミタマは古くから女神とされてきたのに、笠間稲荷のウカノミタマが狐に乗った老人なのはそれでですか?
66名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/22(水) 23:18:28.55
草津穴守稲荷はホンマでっかTVで参拝してたね
67名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/23(木) 00:08:34.60
本間でっせ
68名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/23(木) 22:53:05.13
>>65
そういうことになるね。
笠間稲荷のようにキツネに乗ったタイプの翁神は
研究者から「翁型ダキニ天」と呼ばれてるよ。
69名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/31(金) 01:12:44.05
ウカ様はポニテでゲーム好きでポンコツ
70名無しさん@京都板じゃないよ:2014/01/31(金) 13:01:59.65
>>69
アニメ恋いろはの話だよね?w
親しみやすくて可愛くて大好きだわ伏見稲荷も寛容で大好き
71名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/01(土) 01:16:54.07
鬼灯の冷徹のダキニ様と倉稲魂様も素敵だよ
72名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/01(土) 11:31:12.90
アニメの話か?

オオミヤノメがロリじゃん。ありゃ、ロリミヤノメだな。
知らんでそーしたのか、知っててあえてそーしたのか、どっちにしろ違和感ありまくり。
サタヒコは出てくんの?
73名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/01(土) 13:01:54.95
稲荷神を漫画やアニメにして障碍はないんだろうか
74名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/01(土) 17:19:40.25
ロリミヤノメ(*´Д`)ハァハァ
75名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/01(土) 18:46:50.13
>>72
アニメのウカ様は三十歳ぐらいだよね
もっと若くできなかったのかな?
76名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/01(土) 21:03:54.07
>アニメのウカ様は三十歳ぐらいだよね

えぇぇぇ!25歳くらいだろ。
実年齢は1300歳だから、30歳?くらいでも十分若いと思うよ。
77名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/02(日) 15:12:26.19
神様って不老不死だろうし好きな姿や歳で出てきてくれればいい
お稲荷様って結構アニメや漫画で活躍してるよ
78名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/02(日) 18:00:17.71
そういうわけでもないんだよね。
ゼウスは自分の娘に化けて女を引っかけるほどの変身名人だけど、
ゼウス像は壮年、アポロン像は青年と相場は決まっている。
逆にしたら、多くの人は受け入れないと思うよ。
79名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/02(日) 19:48:55.69
ロリミヤノメは多くの人に受け入れられる(*´Д`)ハァハァ
80名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/02(日) 20:35:37.22
わ、解ったって・・・
81名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/03(月) 00:38:03.69
正直言ってなんでもロリにしたり萌えにしたりするのって気持ち悪い
82名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/03(月) 20:31:35.55
>>76
>実年齢は1300歳だから

それ神社の年齢
83名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/03(月) 22:27:08.49
餅の年齢
84名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/05(水) 09:30:21.66
初午の起源てなんなの?
85名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/05(水) 10:07:14.02
仏教系でも神道系でも稲荷堂は独特の暗さがあるね
暗い雰囲気があるね  
86名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/05(水) 10:40:22.69
稲荷堂で失せ物が見つかるように祈願すると見つかることが多いらしい
しかし、稲荷堂で宝くじ当選祈願で当選はなかなかないね


宝くじボードを自在に動かすことはできないが、失せ者のありかはわかる
87名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/05(水) 16:50:16.93
失せ物探しの効験で有名だったのは豊川稲荷東京別院。
88名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/05(水) 17:54:15.07
失せ物探しなら法伝寺(真如堂塔頭)でしょ
今は行者さんが途絶えてしまったが
89名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/05(水) 19:25:54.93
稲荷の祀り方は結構独特だからなあ。
霊験が出やすい祀り方もあるからな。これは口伝なので教えられないが。
90名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/06(木) 16:13:09.57
稲荷様は金運招福、財運招福、商売繁盛、 
ダキニ天様のお力を頂くお参り方法があったら教えてください
91名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/06(木) 16:17:21.88
>>90
とにかく祈る
92名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/06(木) 16:39:21.17
相性次第で護られたり祟られたりするんだよね
93名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/06(木) 17:10:06.50
>>88
>今は行者さんが途絶えてしまったが

これはお稲荷さんに限らないんだけど、何故、今の日本は「行者さん」が激減したの?
私の周りの人の話を聞いても、神社仏閣や街の行者さんにいたるまで、
昔は神様と相対することが出来る人がいたみたいなんだけど、それは全て過去の話。
今は、そういう人は何処にもいなくて、宗教家といえば職業神主や職業坊主ばかり。
当然、霊験も何もなく、寺社は観光や行事の為の施設と化している。

何でこんなことになっちゃったの?
科学万能主義が日本を席巻して、世間がそういうものを求めなくなったから、
それに合わせて霊的な能力を持つ人も出なくなっちゃったの?

それとも、地域によってはまだ、所謂「行者さん」は生き残っているの?
たとえば、東京近辺では絶えたけど、関西等ではそういう人はまだいる?
94名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/06(木) 18:46:39.66
>>93
確かに市中の行者さんや「拝み屋」さんは減ってしまったかもしれない。
でもそういった人を求める素地というか需要は全く減ってないんだよね。
但し、昨今は怪しい(インチキ)行者さんもいるので、余計に行者さんとしては
やり難いのかもしれない。

時代的な見方をすれば、そういった「霊能」を持った人は急速に増えています。
この21世紀という時代は「魂の時代」で、霊魂不滅や人が死んでもまた生まれる
事が社会的にも認知される時代だとも言われます。
現に欧米でも日本でも、退行催眠による前世の研究や、子供の胎内記憶の研究から
間違いなく霊界も前世も有るということが実験的に証明されつつあります。

どんな人でも社会的に真っ当な職業に就いて生計を立てて行かなければなりません。
その意味で何のバックもない単なる行者さんは、実力勝負の世界とも言えます。
云う事が的を得ていれば人はドンドン集まります。
当たるとか当たらないで人の流れが変わります。 僧侶となると一応それなりの目で
見られますが、それとて寺に生れない限り住職になるのは容易ではありません。

是は推測でしか有りませんが、恐らく「霊的能力」を持った若い人の中には、
僧侶としてその世界に関わりあったり、或いは職業を持つ傍らで「人助け」として
行者さんのような事を行う人は増えると思います。
但し、その世界は様々な経験を積むことが必要ですし、一歩間違うと自身も危険に
陥ります。 お金儲けで行えば必ず破綻するような世界です。
能力を持った人が良い師に巡り合えば「行者さん」のような人は増えるでしょう。
95名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/06(木) 18:48:52.49
>>93
まだまだ地方にはいらっしゃいますよ、中でも西は比較的多い様に思いますがどこの行者講も高齢化しております。数が減った原因は一番には時代が変わったと言うことでしょうね。おかけで私なんかはまだ若い部類ですが。
96名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/06(木) 20:46:54.69
>>90
お百度参り。豊川稲荷は本院にも東京別院にも大阪別院にも百度石があるよ。

あと、密教ならダキニ天法がサイキョーだけど、現在はできる行者がほとんどいない。
法伝寺の先代住職はダキニ天法の名手らしかったが、当代はしないそうだ。
理由は邪法だから。おい、本尊でしょ・・・
97名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/07(金) 16:24:14.31
>>94
>でもそういった人を求める素地というか需要は全く減ってないんだよね。

そうですね。混沌とした現代日本で、そういう人物を求める需要は確実にあると思います。

>但し、昨今は怪しい(インチキ)行者さんもいるので、余計に行者さんとしては
>やり難いのかもしれない。

付け加えれば、オウム事件以降、宗教全体が世間から白眼視されている側面もあるので、
行者さんとしてはやり辛いでしょうねぇ。あえてそういう事を口にしない
ようにされているのかもしれません。

>能力を持った人が良い師に巡り合えば「行者さん」のような人は増えるでしょう。

真剣に修行に向き合い、真摯に大衆を救済・教化する行者さんが増えて欲しいものです。
98名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/07(金) 16:35:49.73
>>95
やはり地方、特に西の方にはまだまだいらっしゃいますか。
私は関東なもので、そういう方はめっきり見かけなくなりました。
やはり時代なんでしょうかね?
あなたのような若い方には、是非頑張っていただきたいものです。

私の祖母は法華宗の行者で多少の霊能もあり、家業の傍ら、
知り合いや近所の方の祈祷をよくしていたそうです。
私の親が言うには、祖母の水行と太鼓の音で毎朝眼が覚めたそうで、
食事にもいろいろ制限があり、子供ながらに閉口していたとのことですw
99名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/07(金) 18:41:40.78
>>84
実はよく解っていない。
稲荷神が稲荷山に鎮座したのが二月初午という伝承があるが
この日付は16世紀の文献にやっと出てくるので、
稲荷祭のメインである初午祭を、神社の創建伝承に結び付けるための後付けといわれる。
100名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/08(土) 11:40:12.94
仏教だと天人にも寿命があっていつかは滅びるらしいよ
たとえ数千年生きるとしてもね
諸行無常だよ
眷属神だとさらに短かったと思う
この辺がなんでダキニ天が人黄を好むか、って話に関わってるかと
101名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/08(土) 16:54:06.11
お稲荷様だから財運福徳の験がでればいいけどね  
近くに仏教系のお稲荷様はたくさんあるが、さっぱり 
貧乏生活も俺の人生かな
102名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/08(土) 17:10:29.71
そういうこと、もうすぐ心臓を引きちぎられて死ぬ様に思います。
合掌
103名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/08(土) 23:23:25.23
>>100
キモが好きとか食うとかはわからんが欲深い神様というのはわかるな。だから拝み方によっては色んな欲を満たしてくれる。もちろん反対の事もね。
104名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/09(日) 11:25:25.44
欲深いって、食い意地が張ってるだけやん。魚肉・鳥肉・獣肉を供物にすれば歓喜するとか。
105名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/09(日) 18:41:36.96
食べ物で大喜びするなんて
安上がりの神様w
106名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/10(月) 00:36:28.44
>>104
>>105
稲荷やダキニてそんなもんよ
107名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/10(月) 09:45:47.18
お稲荷さんは社殿前の狛犬ってか狛狐に面白いのが多いから、結構参拝するの好きだよ。
西の方に行くとたまにすごく怖い表情のがいるけど、東京なんかだと、彫りに凝った芸術系や、表情がすごく愛嬌のあるタレ目で笑っているやつなんかもあるし。
108名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/10(月) 18:24:03.07
うちの近くの稲荷神社には首無し狐がある。
109名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/10(月) 19:00:41.10
>>98
師匠について厳しい修行に耐えるつーのが減ったからね。

自分の直感だけを信じてスピスピ言っている人が
替わりに激増している訳だが・・・。
(神仏との仲取り持ちができる人は当然少ない)
110名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/10(月) 22:33:44.88
>>108
キモくない?
111名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/12(水) 14:06:36.56
豊受姫様とうか様ってどう違うの?
お稲荷さんって場所によって御祭神違うけど
112名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/12(水) 18:15:48.47
>>111
>豊受姫様とうか様ってどう違うの?

神話での出自が違う。
もっとも、ウカノミタマ自身が「古事記」と「日本書紀」では出自が違うので、
結構テキトーに同一視されてきた。
中世の伊勢神宮では一応、ウカノミタマ・・・稲倉の神、トヨウケヒメ・・・酒造の神、って感じ。

>お稲荷さんって場所によって御祭神違うけど

稲荷とは本来、記紀には出てこない民間の穀霊であって、神話での名前は無かったのが、
室町時代ころに、ウカノミタマの名前を当てはめたもの。
つまり後付けなので、各地の稲荷社では稲荷神がウカノミタマという認識は大して無かった。

明治になって、神社は県に祭神名を届け出る決まりになったので、
各地の稲荷神社では、ウカノミタマ、トヨウケヒメ、ウケモチ、オオゲツヒメといった食物神を祭神名にした。
113名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/12(水) 18:31:10.50
まあ、元祖・稲荷の伏見稲荷がウカノミタマなんで、それがスタンダードにはなっている。
114名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/12(水) 22:13:54.72
じゃあ大体同じってことだね
115名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/13(木) 14:54:42.22
今風に言うとお稲荷さんは五柱の神様による
グループユニットでリーダーが豊受姫さまです。
116名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/13(木) 18:57:07.10
>>110
もう現役じゃないので余り目立たないところにある。
117名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/13(木) 20:15:51.15
>>115
リーダーが豊受比売なのは何故?
118名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/16(日) 12:14:54.76
倉稲魂命は存在感が無いからじゃないの?
119名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/16(日) 18:39:21.90
伏見稲荷の公式HPでも全く解説されてないな

宇迦之御魂大神・下社(中央座に鎮まります)じゃ解説になってないwww
120名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/26(水) 17:32:19.51
人が神を縛り付けてなんとする。
神はお座りになりたい場をご自身でお決めになられる。
人から指図を受けてお座りになられているのではない。
神社が神の鎮座される神域として成立するのは神がお応えくださるように
恭しくお願い申し上げる祭祀が清く正しく捧げられるからにほかならない。
神と氏子の調和あらばこそのかむながらの道である。
121名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/26(水) 19:20:40.47
>>112
>稲荷とは本来、記紀には出てこない民間の穀霊であって、神話での名前は無かったのが、
>室町時代ころに、ウカノミタマの名前を当てはめたもの。

豊川や最上などの仏教系稲荷はどうだったんですか?
ダキニ天を前面に打ち出したのは近代以降で、それ以前は豊川稲荷大明神、最上稲荷大明神
ってだけで通ってたという話を聞いたことがありますが、一応それ以前からも、
ダキニ天を本尊としていたことには変わりないのでしょうか?
122名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/26(水) 19:55:03.91
>>121
事実ダキニというのは昔からじゃないのかね?寺もいちいちうちの本尊さんは仏教系のダキニですアピールも無かったと思うし。
123名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/26(水) 20:05:37.44
>>121
伏見稲荷大社も近代以前には愛染寺でダキニ天祀ってたし、
まぁ、お稲荷さんというのはカオス的尊格なところが魅力なわけで・・・
124名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/26(水) 21:31:57.46
大金持ちになりたかったら、2時間しとけよ。
125名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/26(水) 22:10:38.16
>>121
ダキニ天を稲荷と呼ぶ一番古い文献は鎌倉末期のもの。

あと最上稲荷というのは明治からで、それ以前は高松稲荷。
126名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/26(水) 22:25:32.81
>>125
>ダキニ天を稲荷と呼ぶ一番古い文献は鎌倉末期のもの。

その頃に、真言密教によって稲荷神とダキニ天の習合が行われた
と考えてよいのでしょうか?

>あと最上稲荷というのは明治からで、それ以前は高松稲荷。

あ、そうでした。これは失礼。
いずれにせよ、ダキニ天を稲荷神とした寺院ですよね。
127名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/26(水) 23:45:46.63
早くて平安末期で、下限が鎌倉末期。
キツネを媒介として稲荷と習合したので、
伏見稲荷でキツネを祀るようになった(最古の文献が12世紀中頃)よりは後になる。
128名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/27(木) 00:13:55.09
真言立川流ってどんなのだったんだろうね。
129名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/27(木) 01:26:03.30
だんしがしんだ
130名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/27(木) 13:36:32.80
http://www.ruralnet.or.jp/syokunou/200703/01_2.html

ではどうして稲荷祠のまわりに置いてある小石やキツネの焼き物がネズミよけになるのでしょう。
その理由はキツネのおすが自分のなわばりを示すため、おす犬のように尿でにおいづけをするからです。
おす犬は電柱のように目立つものに尿をかけます。
キツネのおすも稲荷祠など、目立つものに尿をかけます。
そこで稲荷祠のまわりにある小石にはいつもキツネの尿がかかっていることになります。
この小石を置くと、ネズミはそのにおいをかいで、キツネがいると思ってカイコを飼う部屋に入ってこないのです。
131名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/27(木) 13:40:12.56
いまだにこんな商品があるくらいで
狐尿の害獣避け効果ってすごそう。
そりゃ信仰の対象になるよね

http://item.rakuten.co.jp/kwn/41240/
キツネの尿がイタチ、テン、ネズミなどを遠ざける!
イタチ対策、狐、アニマルピー【フォックスピー(キツネ尿) ガロンボトル(3.8L)】
132名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/28(金) 21:17:48.55
>>128
父母の赤白二滞(経血と精液)は、胎蔵界と金剛界であり、理法と智慧である。
その赤白二滞の和合によってブッダは生まれ、我らも同じ。
よって穢土のこの世にあっても、我らの心身は清浄であり、この身のままで成仏(即身成仏)できる。
とする教え。
当時の醍醐寺・三宝院に伝わる教義と比べてもどうってことない(立川流は醍醐派・三宝院流の支流)。

ドクロに男女の和合水を塗りたくって本尊とし、ダキニ天を招来するというのは、立川流ではないよ。
従来からあったドクロ法を、立川流とかの教義で理論武装して、もっともらしくしただけ。
そもそも、「受法要心集」を書いた坊さん自身が、立川流を学んでんだから。
133名無しさん@京都板じゃないよ:2014/02/28(金) 23:47:19.86
>>132
どくろ云々の話は後付けていわれてますよね。
134名無しさん@京都板じゃないよ:2014/03/12(水) 14:32:35.69
王子稲荷の現状を見ると哀しくなってくる。
関東稲荷総社でありながら、明治以降はなんと無格社!
境内は幼稚園になり、奥宮のあった背後の山には小学校!
かつての門前の賑わいも遠い昔。

稲荷の本場・江戸を代表する神社なのに。
明治政府の陰謀としか思えん。何のための陰謀かは知らんが。
135名無しさん@京都板じゃないよ:2014/03/27(木) 21:54:35.62
豊川稲荷のスレに急に構ってちゃんが発生したけど目的は何?
136名無しさん@京都板じゃないよ:2014/04/03(木) 22:53:27.33
「忌み火のダキニ」16話で終了した。
まだ13話までしか読んでないけど、打ち切りだな。
ダキニ自身はスゴイいいキャラだったけど、話の展開が完璧にいくない。

基本、「うしおととら」みたいな、人間+妖怪?タッグが、他の妖怪を狩る話なんだけど、
初っ端から立川流をからめたせいで、一般読者にはワケ解らんみたい。
初めはもっと純粋&単純に「妖怪狩り」の話をしたらいいのに・・・
立川流なんて、もっと後で出せばいいんだよ。残念。
137名無しさん@京都板じゃないよ:2014/06/03(火) 23:25:12.34
お邪魔いたします。

お稲荷様の参り方などについての質問は
こちらのスレにさせて頂いても大丈夫でしょうか?
138名無しさん@京都板じゃないよ:2014/06/04(水) 00:43:28.46
うん
139名無しさん@京都板じゃないよ:2014/06/04(水) 01:54:07.57
かたじけない
質問失礼致します。

近々とある神社で挙式の予定なのですが、その境内に稲荷社(豊受大神)もあるということで
ひょっとしたら(式とは関係なく)お参りだけでもさせていただくかもしれません。

ただ過去に「お稲荷様は怖いものだ」と知人に言われたことがあり、個人的には例えば
「お願いをして叶ったのに約束の御礼をしなかったら酷いことになる」→そりゃ人でも違約はイヤなことだよね
と考えているので、寧ろ無用に怖がるのも失礼じゃないのかとは思っているのですが
何かひょっとしてご挨拶を申し上げる時や、色々よくなりますようにとお祈りする時など
或いは願い事そのもの等々、他の神様よりも気を配るべきこと、注意すべきこと
礼儀などございましたらお教え願えればと存じます。

家からバスで行ける距離の神社なので、この機会に良いご縁を結べればとも思っており
神様にご迷惑おかけしないよう、ご挨拶申し上げられたらと願っています。
どうぞよろしくお願い致します
140名無しさん@京都板じゃないよ:2014/06/04(水) 13:44:12.81
>>24
ダキニのスレは個別にあります
さて明日は豊川だ
141名無しさん@京都板じゃないよ:2014/06/04(水) 13:46:08.64
>>29
例えるならば友人
142名無しさん@京都板じゃないよ:2014/06/04(水) 13:55:51.59
>>55
ダキニ天と玉藻御前は同一ですよ
143名無しさん@京都板じゃないよ:2014/06/04(水) 14:35:33.08
氏神が伏見稲荷大社で産土神が宇迦之御魂神である私は
このスレ的には最強かな?
144名無しさん@京都板じゃないよ:2014/06/07(土) 17:58:56.88
>>139
>他の神様よりも気を配るべきこと、注意すべきこと礼儀などございましたら

他の神と比べて特に気を配るようなことは無いよ。
稲荷勧請したらまた別だが、神社に参拝する分には同じ。

稲荷が祟ると言われていたのは、稲荷とはキツネの事だと思われていた昔(特に江戸時代)の話。
逆にキツネが悪さをした際に、自分が信仰している稲荷に対し「いつも拝んでるのに何て事だ。もう拝まん!」と言ったら、
稲荷が犯人の悪ギツネをしばいて、自身の仕業でないことを晴らす話もある。
145名無しさん@京都板じゃないよ:2014/06/07(土) 18:31:08.78
>>143
ほう、東寺の辺りに住んでるのか。稲荷神輿の東寺での御供を見てみたいよ。
昔みたいにちゃんと境内でやるともっといいんだが、車載では無理だろうね。
146名無しさん@京都板じゃないよ:2014/06/07(土) 20:19:46.09
>>145
同郷の方ですか?今は住んでないです・・・
147名無しさん@京都板じゃないよ:2014/06/07(土) 22:06:39.15
>>146
もし京都に住んでたら、とっくに見に行ってるわけだが…
148名無しさん@京都板じゃないよ:2014/06/08(日) 03:42:29.39
>>144
ああ…やはり自分は聞きかじった話だけで失礼な畏れを持っていたようです
稲荷様にも皆様にも申し訳ないことをしました

お住まいにお邪魔するのも何かのご縁ですし
モジモジせずにご挨拶申し上げて参ります
失礼な質問だったにも関わらずご親切にありがとうございました

お邪魔いたしました
皆様にもありがとうございました
149名無しさん@京都板じゃないよ:2014/06/08(日) 07:51:55.08
横からですが。
神社や境内社の場合は、稲荷大神をお祀りしていると思えるのですが、
街の小さな古いほこらだとそれこそ江戸時代にお狐さんをお祀りしたのではないかという
疑いが頭によぎります。その場合でも普通にお参りすればいいのでしょうか。
150名無しさん@京都板じゃないよ:2014/06/08(日) 09:42:15.90
>>147
でも、良くご存知ですね!ちなみに今は四天王寺の近所です。
151名無しさん@京都板じゃないよ:2014/06/08(日) 12:49:16.02
古い稲荷の祠(ほこら)では、狐のドクロが埋まっている場合がある
祠には、無暗に手を合わさないほうが良い
152名無しさん@京都板じゃないよ:2014/06/09(月) 10:35:47.90
>>151
ありがとうございます。そんなケースもあるんですね
とはいえ、狐のドクロを埋めているほこらの数は非常に少なそうですし
それで多数の稲荷大神のほこらを無視するのは気が引けて
153名無しさん@京都板じゃないよ:2014/06/09(月) 15:08:01.29
>>145
東寺東門前に神輿を載せたトラックが停まり、僧侶たちは
門前に簡単な祭壇を作って法要
法要が終わるとトラックのまま神輿が走り去っていきます
154名無しさん@京都板じゃないよ:2014/06/09(月) 16:54:51.22
東寺なんて効き目が出たことない。
洛南高校を見たらわかる。
155名無しさん@京都板じゃないよ:2014/06/09(月) 23:28:38.61
>>151
関東稲荷にありそう
156名無しさん@京都板じゃないよ:2014/06/09(月) 23:34:40.80
お守り的には王子稲荷の紙守りが最強ですけどね
157名無しさん@京都板じゃないよ:2014/06/10(火) 02:17:48.42
最近神社仏閣で放火があるみたいだけど
荼枳尼天様やお稲荷様グループは無事かな?
158名無しさん@京都板じゃないよ:2014/06/10(火) 09:59:16.14
火伏の神が放火されたんじゃサマにならんしな。
159名無しさん@京都板じゃないよ:2014/06/11(水) 19:23:12.47
火伏は秋葉神社では?
160名無しさん@京都板じゃないよ:2014/06/16(月) 15:22:40.05
今日は大安で午の年 午の月 午の日でしたな。
午の刻に伏見に参拝と。
ちなみに九星も年月日が四緑で重なる非常に珍しい日でした。

だから何なんだと言われても困るので突っ込まないでくださいw
161名無しさん@京都板じゃないよ:2014/06/16(月) 15:37:36.51
>>160
逃亡朔乙
162名無しさん@京都板じゃないよ:2014/06/16(月) 19:59:10.05
>>160
私は午の刻に土佐稲荷参拝しますた!
163名無しさん@京都板じゃないよ:2014/06/17(火) 13:00:07.34
貴方の参拝は牛の刻の方がお似合い。
164名無しさん@京都板じゃないよ:2014/06/18(水) 03:32:48.84
土曜日の午の日にはウサギをお狐様に供えませう。
夏バテ解消にもなります。
165名無しさん@京都板じゃないよ:2014/06/18(水) 03:55:58.79
ひょうじゅうに撃たれてしまうかも
166名無しさん@京都板じゃないよ:2014/06/29(日) 01:20:00.37
「ジェムリンガ」とは、
パワーストーンを女性の膣に入れることによって、体調が良くなり、
男女関係や人間関係が改善するとうたっている霊感商法です。
新興宗教と繋がりがあり大変危険です!

皆さん、気をつけてください。

啓発スレ
【パワスト】ジェムリンガは宗教!【霊感商法】
http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/psy/1403786935/
167名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/01(火) 00:14:35.68
あまり2ちゃんでは話題にならないけど、茨城県の笠間稲荷神社を信仰されている方いますか?
近いうちにお参りして、そのうち何か感ずるところがあれば信仰していきたいと思っているのですが、
なにか情報はありませんか?
168名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/01(火) 00:58:32.65
朔  [御影舎]‏@mikagenoya
帰幽された歩き巫女さんが言っておられたが、膣に真珠を入れるとエネルギーが上がるという事。私は男だから出来ないが、女性には試してみて頂きたい

tp://senrigan.info/person/049/
169名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/01(火) 01:24:15.94
>>167
笠間稲荷の裏の辺りにある城山出世稲荷は笠間三稲荷の一つで、笠間城の城鎮守だったダキニ天が祀られているといわれる。
一緒にお参りしませう。
170名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/01(火) 02:16:09.54
べつだん笠間稲荷が稲荷的にどうとかはないですよ。
171名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/01(火) 03:55:41.46
笠間稲荷の境内に大黒天がまつられているけど、あれは何の関係で祀られているのかな?
笠間稲荷もじつはダキニ天と関係があったりするの?
172名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/01(火) 11:28:41.04
>>169
>>167です。貴重な情報を教えていただきありがとうございます!

城山出世稲荷神社にはダキニ天が祀られているとしても、
現在は神社として祀られている以上、拝礼方式は神道式が良いのでしょうか?
173名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/01(火) 15:36:38.29
岐阜県のお千代保稲荷はどうですか?
174名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/01(火) 19:35:15.23
笠間は権現と関係ありますよ
175名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/01(火) 21:20:19.71
>>172
神仏習合式でもいいでせう。
・南無城山稲荷大明神+一礼…3回
・ダキニ天真言…7回
・ニ礼二拍手一礼

城山出世稲荷の祭神名はウカノミタマになってるけど、明治の神社改めの時につけただけなので気にしなくてよい。
176名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/01(火) 21:35:09.64
>>171
笠間稲荷の稲荷明神はキツネに乗っているので、当然ダキニ天との関連はある。
研究者からはこのタイプは「翁形ダキニ天」とも言われる。
でも大黒天はドコにでもありまふからね。
177名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/01(火) 23:30:11.06
そのへんぐちゃぐちゃに混ざってたからな。
大黒が翁と同一視されたとかもあんのかもよ。
稲荷はぐちゃぐちゃだから。
178名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/02(水) 00:46:16.03
>>176
>笠間稲荷の稲荷明神はキツネに乗っているので、当然ダキニ天との関連はある。

稲荷明神の神使はキツネと相場が決まっているので、
全国の稲荷明神はだいたいダキニ天と関連があると考えて良いのでしょうか?
逆に、ダキニ天との関連のない稲荷明神というのはありますか?
179名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/02(水) 05:03:53.98
伏見より王子のほうが稲荷が変形しなかったようだ。
東国だけに他教の浸透がなかったんだろう。
まぁ今ではどちらも宇賀稲魂神と名乗ってるが。
180名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/02(水) 08:09:28.17
>>175
ご教示ありがとうございます。
神仏習合方式の拝み方というのは、真言を唱えた後に二拝二拍手一拝をするんですね。
始めて知りました。
181名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/02(水) 08:57:45.47
宗教関係者や世間の人は「お稲荷さんは恐い」とよく言うけど、
それはやはりダキニ天と習合してるからなんですか?
182名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/02(水) 10:40:40.28
>>180
ご真言まで唱えるなら、「二礼二拍一礼」はマズイよなあ。
両部神道の作法でもっときちんとやらないと…。
183名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/02(水) 11:15:50.06
>>175
素人にやたらなこと教えるなよ。
今は神社として祀られているんだから、二礼二拍手一礼でいいんだよ。
いくら2ちゃんだからといって、神仏に関することまでテキトーなことを書くのはいかん。
184名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/03(木) 05:22:47.23
東日本大震災のために、笠間稲荷の三つあった鳥居が撤去されたと聞いたけど、
今も鳥居は再建されていないの?
185名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/03(木) 07:55:52.88
>>182
両部の作法ってどんなん?w
186名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/03(木) 22:48:16.85
>>180
神仏習合式は、普通なら祝詞を唱える部分でお経や真言も唱えるやり方。
本を何冊も出している有名な稲荷行者がオススメしている。
もうちょっと時間をかけるなら、
二礼→祓詞→二礼二拍一礼→宝号(南無〜)→稲荷心経→二礼二泊一礼、としませう(稲荷心経は最後の部分がダキニ天真言になっている)。
187名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/03(木) 22:55:33.99
>>184
今年の冬の時点ではまだ。
金が無いわけではなく、参道が狭いので安全面を考慮してとかなんとか。
188名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/04(金) 00:16:35.61
>>178
キツネを祀る由緒の寺社はダキニ天と関係がある場合が多いといわれる。
キツネを祀ってて後に伏見稲荷の愛染寺とかから正式に勧請した場合と、
豊川みたいにダキニ天を祀ってて、キツネが祀られている話になった場合がある。

伏見稲荷の社家から勧請した場合はダキニ天とは直接は関係ない。
でも、祖霊とかを祀ってる社をテキトーに稲荷にした場合も多い。
明治の神社改めではテキトーに保食神とかにしてる。
189名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/04(金) 00:26:40.38
>>186
一拝してからの一拝というのもなんか変だぞ。
いっそ再拍手、再拝のあいだに挟めばどうよ?
190名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/04(金) 01:44:10.40
戦後の神社本庁の標準なので変でないよ。
祝詞を唱える度に二礼二拍一礼しまふ。
191名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/04(金) 04:08:34.97
本庁をアテにしないほうがいいよ、明治もね。
各々の感性でできてくるものが何より間違いないんだよこういうのは。
192名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/04(金) 09:01:17.23
>>188
詳しいご教示ありがとうございます。
笠間稲荷の御神像は、キツネに乗った老翁ですね。
日本古来の稲荷神とダキニ天の習合という感じがとてもしますね。

>でも、祖霊とかを祀ってる社をテキトーに稲荷にした場合も多い。

あ〜、確かに祖霊系稲荷はダキニ天とは関係ないですよね。
他にも御霊稲荷とかもありますね。
本当に稲荷神はゴチャゴチャで難しい…
193名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/04(金) 13:48:05.20
>>185
四季社から御流のが活字におこされて出てるじゃん。高いけど。
194名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/05(土) 07:10:18.20
今度、新しく稲荷神社の御神札を神棚におまつりしようと考えています。

稲荷神社の御神札は、ほかの神社の御神札と一緒におまつりしてはいけない
と聞いたのですが、こちらの稲荷信者の皆様はどうなさっていますか?
やはり、他の神社の御神札と重ねておまつりするのはマズイですかね?

もしくは、こちらの皆様はすでに稲荷勧請を行っていて、別宮形式でおまつりされているのですか?
195名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/05(土) 09:40:29.66
重ねては好かないかな自分は。
自分が好かないんだからそれだけに。
神札でも大丈夫だよ。
稲荷の神棚もってる人は勧請が多いけどな。
どうしてなら、勧請そのものが稲荷特有のしきたりだからね。
他で勧請が賑やかなケースは見ないからね。
196名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/05(土) 14:07:32.86
>>194
>稲荷神社の御神札は、ほかの神社の御神札と一緒におまつりしてはいけない

それは神棚屋の陰謀。
伏見稲荷も笠間稲荷も、神社本庁と全く同じ方法。
以前別のスレでその旨を書いたら、「伏見稲荷より神棚屋の方が正しい!」という人が現れて引いた。
きっと神棚屋の娘だったんだろう。
197名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/05(土) 17:40:10.95
う〜ん、「伏見稲荷より神棚屋の方が正しい」というのは流石に言い過ぎだと思うけど、
お稲荷さんの祭祀に関しては、民間の伝承も軽視してはいかんと思われ。
お稲荷さんは混淆祭祀の最たるものだから、他の神様と分けて祀るというのもわかる気がする。
まぁ、本人がどう思うかが一番重要なんだろうけどね。
198名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/05(土) 18:09:55.15
基本は別々のほうがいいよな
お供えするものが違うしな。
稲荷には油揚げとお酒。
天孫系は米と塩と水。

おれはいなり寿司を三つお供えしてる。
199名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/05(土) 19:37:12.61
>稲荷神社の御神札は、ほかの神社の御神札と一緒におまつりしてはいけない

って民間の伝承なのか?聞いたことないぞ。神棚屋のHPでしか見たことない。
伏見稲荷の神主も「どこにそーゆー事が書いてありました?」って言ってたし。
というか、稲荷と他の神を相殿で祀ってる神社いっぱいあるでしょ。

もっとも自分は稲荷しか祀ってないので、稲荷専用棚を使ってるけど。派手でカコイイ。
200名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/05(土) 20:29:33.26
>>194です。

皆様、いろいろなご意見をいただき、ありがとうございます。
皆様のご意見を参考に、自分でもよく考えてみましたが、
少なくとも、お稲荷様の御神札を重ねてまつることだけは避けようと思います。
そして、出来れば別々におまつりして、お給仕も別に行ったほうがよいみたいですね。

気にしなければそれまでの話かもしれませんが、やはり相手は神様ですので、
自分なりに出来る精一杯の礼儀を尽くしておまつりするべきですよね。

出来ることからはじめてみようと思います。
皆様、貴重なご意見をありがとうございました。
201名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/11(金) 15:12:52.27
子孫が信仰を継いでくれそうにない、もしくは子孫がいない場合は、
ご神体(ご分霊)を勧請するのは控えて、御神札の祭祀に留めておいたほうがいいですか?
202名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/11(金) 15:35:19.01
そこまで気にすることないかとおもうよ。
勧請しても最悪は返すこともできるよ。
203名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/11(金) 15:46:19.78
>>202
ご回答ありがとうございます。

>勧請しても最悪は返すこともできるよ。

ご分霊をお返しすることなんてできるんですか!?
お稲荷さんは、一度信仰し始めたら途中で止めてはいけないと聞きましたが・・・
204名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/11(金) 20:15:42.62
放置すれば祟るといわれる。
昔は返納しに行くのも一苦労だし、そもそも正式に勧請していない稲荷も多いので返納しようがない。
近くに稲荷の祠があるが、御神体は板切れ。由緒も全く解らない。

今は返納は一般的に行われているから、最悪というほどではないよ。
返納しに行ったブログ http://blogs.yahoo.co.jp/supun0707/28489404.html
205名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/11(金) 22:09:22.18
ご神霊を勧請すると、御給仕はそれなりに大変になるだろうけど、
そのぶん御利益は増進されるのですか?
ご神霊を勧請されている方、御感想をお聞かせください。
206名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/12(土) 00:56:27.05
お札だけにしておけ。
お前が孤独死した時に、住居の整理する人が迷惑するから。
神仏を簡単に捨てられないしな。
整理屋が創価だったらできるかw
207名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/12(土) 05:08:07.55
>>206
おまえも孤独死や野垂れ死にしないように注意しておけよ
208名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/12(土) 07:25:57.52
お稲荷さん勧請して、あとを継いでくれる子孫ができるようにお願いすればいいじゃん。
209名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/12(土) 10:50:13.84
稲荷勧請はそこがむずかしいよね
子孫ができなくても万一自分になにかあったときに適切に扱ってくれるような
ツテは最低でも確保しとかないと
まずは神札祭祀からはじめて、祈願と一緒にそれも同時にお願いしてみれば?

昨今は高齢者の独居を定期的に見回るシステムもあるし、将来的には
稲荷信者同志で相互扶助できるネットワークができるといいね
そうしないとどんどん勧請されなくなってお稲荷さんもすたれていくよ
210名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/12(土) 11:31:06.70
日本の家制度が崩壊しつつあるから、子供がいたとしても勧請した御分霊を
子々孫々継いでいくということが難しくなってきているのは確かだよね。
「親は親、子は子。それぞれ自立した価値観を持つべき」ってのが流行りだからね。

なんらかの形で、勧請したお稲荷さんを維持できるシステムを作っていくことはできないかな。
新しい講社みたいなものがいいのかね?
211名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/12(土) 12:06:03.77
聖天信仰みたいに誰も彼もみんなが
見棄ててしまうようになったら終わりたからな
212名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/13(日) 14:17:53.24
>>209
>>210
本来は、そのために普通指導者養成研修があったんだよ。
神社本庁教には加わらず、それなりに独自性を守るのに成功した伏見稲荷大社では、当初、この養成講習を質・量共に高めてゆくことで、出雲大社などと同じような自前の神職養成機関とする構想もあったんだが、
中村の代になって神社本庁教とズブズブになった結果、結局、神職は本庁教から調達してくるのが固定化し、普通指導者養成講習はオダイさんの利権をその親族に引き継がせるための、ただの不毛な顔合わせ会に堕落してしまった。
現在、講員であっても、大社直轄講員だったり、オダイさん=扱い所がハンコおさない限り、普通指導者養成講習には参加できない。
次世代への稲荷信仰継承の意欲が大社側に全くないため、講社も潰れるばかりだし、
年間参拝者も(現在約32%を占めるチャンコロを含めても)大社側公称で最盛期の三分の一、警備に関わっている京都府警の把握しているところでは五分の一にまで落ち込んでいる。
正月でもストレスなくスイスイお参りできるジリ貧さ加減を、有り難いと見るか、寂しいと感じるかは、中村の自由だがね。
213名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/13(日) 23:24:46.28
>>212
詳しいんだね。
その改悪のしわ寄せは最終的には見捨てられた稲荷社の神霊に行くことになるから、
それが本当なら責任者は死後はかなり厳しいことになるかもねえ・・・。gkbr


参拝者が少なくなったのは、世界規模で経済が冷えてきたから多少はしょうがない
部分はあると思うよ。
お稲荷さんは「これ」と思う人に決まった枠の中から利益を集中させるように福を
集めて持ってきてくれる力はあると聞いてるけど、いくらなんでもこんな時に
日本だけ別次元でウハウハを維持、とかは無理なんでしょう。
となると必然的に一人ひとり末端の分け前が少なくなるわけで、もし力の強い
誰かが独り占めしてしまうと、その分力の弱いものが脱落してしまう。

人間ヤバい状況の時は必死になるけどいざのど元過ぎれば熱さ忘れるから、
あとのことまでしっかり予測して(実際はできないけど)勧請するってよりは
「今をなんとか切り抜けたい」からする人の方が多いんじゃないかなあ。
でもたしかに「自分の後に引き継ぐ者が確保できない」上にさらに「最近は
験が出ないらしい」と聞けば、躊躇してしまうよね。
214名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/14(月) 18:36:43.70
イナリコンコンだかのアニメだの、チャンコロ観光客だのをあてこんでるようでは、本来の日本人稲荷信仰者さんたちの心は、どんどん大社から離れていってしまう…と、中の方が嘆いておられました。
215名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/14(月) 19:13:52.21
キツネ信仰は中国由来だから、中国人が稲荷に興味を持つのは不思議ではないよ。
彼の地では唐がキツネ信仰の最盛期で、宋以降は儒教の影響で信仰は廃れていったが、
その反面、文芸的にはキツネ文学は発展し続け、清の頃に頂点に達した。
日本はキツネ信仰が現役であり続けたので、キツネ文学は中世から大して発達してない。
216名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/14(月) 19:43:52.34
>>215
民俗学的に申せば、日本の狐信仰は中国のものの流入以前から存在する元々は全く別系統のものですし、
また、唐代の会昌の廃仏で一旦大陸仏教が滅亡し儒教化したために中国では顧みられなかった西方からの秘教の類が、
中国を素通りして日本で受容され、和製密教儀軌に採り入れた例も多々見受けられるのは非常に興味深いことです。
(このあたりは、次号の大社学術誌「朱」で、密教の先生から玉稿を賜っているので、乞、御期待。)
217名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/14(月) 20:23:29.32
>>216
>民俗学的に申せば、日本の狐信仰は中国のものの流入以前から存在する

根拠は無いですよね。奈良時代の文献(古事記・日本書紀・風土記・万葉集)にキツネ信仰らしきものは出てきますか?(つか、キツネ自体がほとんど出てこない)。
出てくるのはヘビ信仰。
「史料に無いからといって、信仰が無かったとはいえない」はナシですよ(そんな事を言ったら脳内ソースで何でもあり)。
例えあったとしても、史料に記録されない程のド・マイナー信仰だったわけです。
中国の影響でメジャーになってった事に変わりはないです。
218名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/14(月) 21:32:52.36
イナコンから偉く飛んだな
219名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/14(月) 22:51:16.01
あのよ、船岡山の命婦社祭祀遺跡がどの時代のものだか知ってるかい?

伏見稲荷のもココから分祀されたわけだが。
220名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/14(月) 23:15:20.91
ほかの日本の代表する稲荷神社(寺院)、たとえば笠間稲荷や祐徳稲荷、
また豊川稲荷や最上稲荷はどんな感じになっているのかな?内情詳しい人いる?
221名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/14(月) 23:46:00.34
最上は日蓮宗から脱退して、イイ感じに稲荷信仰の方向に突き進んでいたが、一昨年に挫折。日蓮宗に帰順してしまった。残念。
豊川稲荷は果たして稲荷神なのかという問題もあるが、経本パラパラのナンチャッテ祈祷でボロ儲け(祈祷受けた側じゃなく祈祷した側にスゴイ御利益が…)に成功した住職が、永平寺トップに。
…しかしその途端、曹洞宗が金融スキャンダルやソープ寺娘問題などで火だるまに。

笠間は地味にやってるが、健全なんじゃないか。…これ以上ジリ貧になることはないだろうし。
222名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/15(火) 00:24:22.13
>>219
山城国風土記よりも古い文献にそう書いてあるなら信じる。
223名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/15(火) 00:48:13.65
>>221
ありがとうございます。各地のお稲荷さんの内情についてお詳しいんですね。

>笠間は地味にやってるが、健全なんじゃないか。…これ以上ジリ貧になることはないだろうし。

笠間稲荷さんはあまり潤沢ではないのですか?
祐徳稲荷さんの方は結構賑わっているようですが…
224名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/15(火) 01:00:02.03
真言宗の野州豊川稲荷も忘れるな
225名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/15(火) 13:46:23.76
>>222
京都市埋蔵文化財研究所による発掘調査報告書を見てごらん。

科学の力というのは、素晴らしいものだ。
226名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/15(火) 14:41:52.49
伊奈利の文字が書かれた土器でも出土したの?
227名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/19(土) 16:11:40.92
笠間稲荷神社のHP覗いたら、復興のための費用が4億で、
今のところ集まった金額が2億超と書いてありますね。
笠間稲荷さんなら、4億や5億すぐに寄付が集まりそう
だけど、そういうわけでもないんですかね?
228名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/19(土) 18:37:36.87
普通に火事などで笠間稲荷だけが損害を受けたなら簡単に集まるような気がするけど、
今回はあちこちの寺社が被災してるしね。
それに参拝者なら口座でなく賽銭箱に振り込む人もいるのでは。
229名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/19(土) 18:52:39.93
門前でナマズの蒲焼を売って復興資金に当てたらよい
霞ヶ浦で獲れるだろ
230名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/19(土) 22:18:28.90
鹿島神宮がクレームつけないだろうか…
231名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/20(日) 17:21:57.99
鹿島がだらしないからこうなった
文句言われることはないだろ
232名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/20(日) 20:51:16.23
なんでもだらしないのは情けないな
233名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/20(日) 23:52:31.05
鹿島がどうにかするんだよ!
234名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/21(月) 00:51:57.49
出世稲荷という名前の稲荷神社は、ダキニ天を祀ったものだと聞いたことがありますが、本当ですか?
成田山にある出世稲荷はダキニ天だということは以前から知っていましたが、
笠間稲荷神社の近くにある城山出世稲荷の本来の御祭神もダキニ天だとか。

ダキニ天は「出世」の御利益があるんですか?
出世というと一般的には立身出世ということになりますが、
仏法の場合、どちらかというと出家の意味合いが強いですよね。

ダキニ天の場合はどちらの「出世」なんでしょう?
235名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/22(火) 20:44:25.91
密教のダキニ天法は出世のために修されることが多かったようだ。出世とは何らかの形で上やライバルを排除するものだから。
女の場合は愛敬目的だが、一種の出世ともいえる。

でも出世稲荷の名前は、稲荷を信仰していた秀吉に因む京都の出世稲荷が元祖で、ダキニ天は直接関係ないと思う。
成田山の出世稲荷がダキニ天を祀るようになったのは明治から。神仏分離対策。
それ以前の本尊は稲荷爺さん。今でもダキニ天と一緒に祀られてるけど。
236名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/24(木) 22:27:03.82
>>235
詳しい解説をありがとうございます。

>でも出世稲荷の名前は、稲荷を信仰していた秀吉に因む京都の出世稲荷が元祖で、ダキニ天は直接関係ないと思う。

出世稲荷の起源は秀吉所縁の出世稲荷が起源なのですね。
出世稲荷だからといって、必ずしもダキニ天と関係があるというわけではないのですね。

>成田山の出世稲荷がダキニ天を祀るようになったのは明治から。神仏分離対策。
>それ以前の本尊は稲荷爺さん。今でもダキニ天と一緒に祀られてるけど。

成田山の出世稲荷は、もともとはダキニ天ではないのですか?はじめて知りました。
明治の神仏分離対策でダキニ天堂として稲荷社を残すためにそうしたんですかね。

深川の成田山別院にはダキニ天堂が祀られていますが、あのお堂は成田山から勧請したといいますから、
近年になって作られたものなのでしょうかね。

どうもありがとうございました。
237名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/24(木) 23:40:08.29
稲荷信仰合わなそうな人だなあ

浄土真宗とかの方が合ってそう
ま、これは私の主観なので自由が一番
238名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/25(金) 00:04:50.49
全国の稲荷社なんて実際はダキニのとこが多いよ。わかっていないだけで。
239名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/25(金) 03:12:47.53
自然にごちゃまぜになればダキニになってただろうからな
240名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/25(金) 06:07:17.63
>>237
稲荷信仰に合ってる人ってどういう人なの?
241名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/25(金) 08:14:31.11
お稲荷さん、ふたとおりだよね。
イヅナさんか、荼枳尼天か、時々動物霊。
それぞれ見ないとなんともいえない。

伏見のお稲荷さんはそれは立派だけど、びっくりしたのは山頂には蛇の石像あるよね。
あれ、なぜなの?
お参りいってお稲荷さんに遊ばれて、帰り道で滝場に出てしまったのにはワロタよ。

お稲荷さんを家に招くのはどうなんだろ?
子々孫々の問題もあるし、個人的には今さえよければいい、にならないか心配だわ。

もともと人間って己の力で生きている人が普通で、どこかからかお稲荷さんのような
神の力を借りることを覚えたわけで。
祀っても自分も努力しないと、住んでいるところや高位の神様には顔向けできなくなるよね。
邪道とはいいたくないけど、普通じゃないよね。

自分もよくわからないけど、伏見とか豊川とか大きなお稲荷さんはすごく高潔な感じなのに
稲荷をやたら拝みたがる人って動物霊の臭いがする人が多くない?
参道でタバコぽいすてとか。なんかへんなの肩にのっかってるし。
242名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/25(金) 09:16:18.54
>>240
稲荷信仰っていうか、ダキニ信仰
上の人は良い人過ぎる様に見えただけどす
偽物に気をつけて
243名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/25(金) 09:21:01.09
>>241

神様に対しても信仰者に対しても失礼なレスだね……
主観だけど、お稲荷様は(も?)凄く礼儀を重んじる神様だよ。
そもそもマイナスを支払うことによって+(幸運)は得られるものなんだから、
努力せず成功なんてないし、仮に成功しちゃったら成功の大きさに見合うマイナスを支払わなきゃいけなくなるのは当然の事
稲荷信仰すれば努力せず+ばかり貰えてウハウハ、だから邪道なんて見方は神様・信仰者双方に対する敬意を欠いている

仏教系のお稲荷様については詳しくないのでわからないし、
現世利益って側面から欲の強い人間が集まりやすい側面はあるだろうけどね。
お稲荷様を悪く言う人ってレス見てても無自覚に失礼な人ばかりで、そりゃ神様だって人を選ぶだろうよって思う
244名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/25(金) 09:30:35.20
>>243
>>242だけど

そもそも見えるとか言ってる人の方がヤバイよね
煙草云々のマナーは勿論守るべきだが、稲荷を一方的に悪く決め付ける人は自分が病んでいるという自覚が無い、そんな人を何人か見た事がある

それ以上でもそれ以下でもないレス、ただそれだけですw
245名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/25(金) 11:31:19.22
全く何も見えない、全く何も感じとれない存在を、
そう信じて崇め奉られるもんかね?

見える人には『精神科行け』ってのもあまりにも低脳が過ぎるぞ。
物を知らない証拠だよ。
246名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/25(金) 12:13:12.50
極論だなあ
247名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/25(金) 12:55:51.14
精神医学なんて実際そんなに進歩してないぞ
霊とか見える人が精神科で治療受けて
霊が見えなくなった例ってあるのか?
248名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/25(金) 15:00:27.74
稲荷を霊験呪術化しすぎてないか?
田んぼの守り神が山から降りてくるってだけの風習だぞ?
249名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/25(金) 18:36:42.05
>>243
>そもそもマイナスを支払うことによって+(幸運)は得られるものなんだから、
>努力せず成功なんてないし、仮に成功しちゃったら成功の大きさに見合うマイナスを支払わなきゃいけなくなるのは当然の事

ここが難しいところで、努力を努力と思っているうちは大して上手くいかないよ。
成功している人は、傍目から見ると凄い努力しているようだけど、本人は時間を忘れてハマッている場合が多い。
辛抱に辛抱を重ねて・・・、というのは日本的な美徳かもしれないけど、実際はたいして生産性をもたらさないもんだよ。
一番いらないのは勤勉な無能者だって昔から言うじゃないw

成功した美容師が言ってたけど、なにより美容技術が三度の飯より好きじゃないと駄目だってね。
そういう人は主体的だし自然に頑張れる。また成功もしやすい。努力する姿に悲壮感がないのがポイントらしいね。

本当の努力ってのは、好きなことにとことんハマることなんだろうと思う。
成功者は努力をマイナスと思っていないんだね。ここが人生の分かれ道なんだろう。
250名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/25(金) 19:33:20.22
横から失礼だが、努力をマイナスと思ってないってのは同意
例えそれが端から見てどんな努力だとしても、結果的に自分も周りも良い結果になればそんでOKかと
251名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/25(金) 20:42:51.74
>>249
内容には同意ですが、>>243は努力の質に関する話ではなく>>241に対するレスでしかありません。
稲荷信仰が自助努力を怠る人でも甘い汁を吸えるものと思われたら不快ですし、
そんな捉え方は神様に対しても稲荷信仰の成功者に対しても失礼でしょう。
ご本人の自覚の有無は別として、ご利益を貰える権利が出来るのは実際に頑張った人のみという意味です。

重ねて言えば、>>241は悪意がある訳ではなく単に幼稚なだけだとは思いますが。
252名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/25(金) 21:54:08.94
ウカノミタマが居ないw
253名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/26(土) 09:40:22.99
>>236
成田山東京別院の出世稲荷は平成4年の勧請。
254名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/26(土) 19:49:00.64
最近じゃん
255名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/26(土) 22:02:53.14
自分も意外だった。東京の連中は稲荷好きが多いはずなんだが。
一たん勧請したら本院以上の熱の入れようで、しょっちゅう法要があるし、
オリジナルアイテムの出世太鼓とか、願掛キツネとか、真言もオン・シンダマニ・ダキニノウエ・ソワカとか取り揃えてる。
256名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/27(日) 00:35:36.01
稲荷信仰者は中途半端なセミプロ風が多いからそんな思考になっちゃう。
257名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/28(月) 16:39:38.20
稲荷信仰は五行がもとになっている。
稲荷信仰は中国から渡来したものだ。中国に『説文解字』という最古の字典がある。
そこには「狐に三徳あり」と記されていて、そのなかのひとつは「狐は黄色であるがためにめでたい」とある。
キツネは体毛が黄色いからな。黄は「五気」のうちの「土気」だ。
だから古代中国の人々は、黄色いキツネを「土気」、すなわち大地の徳を象徴するもの、
穀物の神として信仰し、とくに農村において、狐信仰が広まった。
その信仰が日本に渡来し、狐信仰は日本で急速に広まった。
これが稲荷信仰のはじまりだ。
258名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/28(月) 16:51:35.96
>>241
>伏見のお稲荷さんはそれは立派だけど、びっくりしたのは山頂には蛇の石像あるよね。
>あれ、なぜなの?

ヘビの古語はハハ、カカ、ウカ。
伏見のお稲荷さんは、ウカノミタマ神、つまりヘビノミタマ神。
だから山頂にある蛇の石像は稲荷神。
259名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/29(火) 04:28:33.08
蛇=土着信仰
イナリ=渡来
山、狐=民間
ウケ(ウガ)=天孫神話

これらが混ざり合ったなかんじかな
260名無しさん@京都板じゃないよ:2014/07/29(火) 08:39:08.24
>>84
五行。
午は「火気」の真ん中。
相生(そうじょう)の法則では「火生土(かしょうど)」
火は土を生む。
土気であるキツネの親は火気であることを示したお祭り。
ちなみに稲荷社の鳥居も幟も赤いのは同じ理由である。

ちなみに稲荷に油揚げをお供えする風習は、油揚げが黄色である(土気)ことと、
黄色いキツネの「土気」に関係している。
「同気のものは仲が良い」という五行の法則から生まれた民俗行事である。
261名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/01(金) 14:32:48.22
お稲荷様の祟りとされる現象についての推論。

放置されたお稲荷様が祟るなんて言われているけど、
あれ、お稲荷様が意図的に祟ってやろうと思ってるケースは少ないと思うの。(ちょっとはあるかも)
よく、拝金主義の当主が勧請した後お稲荷様放置、
根っこの原因である当主じゃなくなぜか子供や妻、老人に祟りが成され……なんて話を聞くけど、
粗末に扱われたお稲荷様の悲しい・苦しいといった感情を霊的感受性が強い方がキャッチして影響受けちゃってるだけだと思うんだよね。

神様は現実(物質的)には存在しない、精神(霊的)存在じゃない?
精神性の高い方(女子供病人etc)は自覚こそなくても感知できちゃう為、影響を受けてしまう→結果、祟りとされる現象が起きる
先の例えで言う当主みたいな現実に強い人間(≒精神性の低い人間)はそもそもキャッチできるだけの感性がないので影響受けない→祟りとされる現象もない
みたいな。

人間同士でも、感受性が強い人や情が深い人は他人の悩み相談を受けて自分も落ち込んじゃったりするじゃない?
鈍感な人にはそれがない。だからこそ現実に強い。
(勿論、繊細さをうまくコントロールして現実への強みに転換している人もいる)
「現世」利益を与えられる「霊的」存在っていう矛盾や複雑さが、お稲荷様が祟ると思われやすい原因なんじゃないかな
262名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/01(金) 17:21:36.32
霊的なものが欲しいんだなおまえたちは
263名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/01(金) 17:24:45.18
>>262
それは今のオカ板で言ってやれよwww
わざわざそんな事をここに書きに来なくて大丈夫だ
264名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/02(土) 11:39:18.66
全部読んでないけど、ほんとオカ板向き
あそこ「狐さん、カワイス、モフモフしたい♪」な人たちが集ってて
「見捨てられた受難なお稲荷さん」の悲しい気持ちを一生懸命代弁したり
いっそ自分が代わりになってあげたいとかご利益なんて期待するのは外道のすること、
お稲荷さんがかわいそう!、とかとにかく稲荷の祟りとかの話には過剰に反応するから
265名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/02(土) 18:05:57.10
ここの巫女さんは、多分今まで見た中で、一番清楚で可愛らしい。↓
http://www.getstage.com/artist/detail.php?id=3345

名古屋の神社の巫女さんで、神社のPRも兼ねて音楽活動を
しているらしい。PV見たら分かるけど、唄も上手いし、
オリジナルの曲も落ち着いたバラード系でとても良い。
狐様系でもあるので、このスレにも合うかな…
とにかく巫女服の着こなし、長い黒髪、理想形だと思う。
巫女ファンなら一見の価値あり、というか必見だと思うよ。
266名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/03(日) 01:51:06.09
信仰とオカルトはあくまでも表裏一体、紙一重。
明確なちがいなど無い。
267名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/03(日) 02:35:35.41
旦那がお代で、家にお稲荷様が祀られています。
白狐と言えば伏見系らしいですね。豊川稲荷、成田山出世稲荷はダキニ天。
岡山の最上稲荷は、日蓮だけど伏見系。伏見にも日蓮の行者がいるから納得。日蓮の行者は験力が強いとか。あー、伏見行きたい。
268名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/03(日) 05:16:02.32
>>266
まあ‥何事も入り込み過ぎない事だと思います
入り込み過ぎればそれは最早、信仰でもオカルトでもない
ロマン程度が一番かと思う次第

ただ、専門的な知識は持っていたいですけどね
何故ならば好きだから
269名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/03(日) 09:41:49.72
>>267
最上稲荷・妙教寺は伏見とは直接の関係はないよ。
池上本門寺の坊さんが、戦乱で荒れた高松稲荷の神宮寺を再建したやつだから。
正一位も神祇長官の白川王家からもらった。
270名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/03(日) 13:23:06.70
御免なさい。正一位は神祇次官の吉田家からですた。
法華神道は吉田神道の影響を受けているので、それでかな。
271名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/03(日) 15:09:42.51
信仰してれば、外から見たら「オカルト」な現象でもオカルトでなくなるんじゃない?
オカルトってなんか「常識ではありえないすごいビックリ仰天な現象」ってイメージが
お化け屋敷とか野次馬喜ばせな要素が付帯してるじゃん
信仰してる人は「起こるべくして起こったこと」として淡々と受け入れると思う
まだ経験の浅い最初ならまだしも、長くやってる当の本人がいちいちびっくりしたり
騒いだりとか、おかしいじゃん
272名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/03(日) 19:49:46.08
そんな難しく考えないで流し素麺しようぜ(DASH)
273名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/04(月) 09:52:53.72
個人的にはお岩稲荷の本家争いが気になるんだが
どちらが正しいのか?
274名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/09(土) 12:59:05.26
先日、笠間稲荷神社に久々に参拝してきたよ。暑くて熱中症になるかとオモタw
本殿の一部が工事中で、お参りする場所が狭くなってた。
あとやっぱり鳥居がないのは淋しいなぁ。城山出世稲荷も鳥居を撤去したんだね。
両社とも早く新たな鳥居が立ちますように。

同じ茨城県で、やはり鳥居が倒壊した鹿島神宮は、立派な鳥居が出来たねぇ。
あっという間に奉賛金が集まったらしいけど、鹿島神宮は笠間さんより信者が多いのかな?
茨城県の初詣ランキングでは笠間さんが一番みたいだけど…
275名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/10(日) 23:55:41.72
>>260
>相生(そうじょう)の法則では「火生土(かしょうど)」
>火は土を生む。

土に関連する職業といえば何といっても農業だけど、商業主義的に云えば、
不動産関連の仕事(不動産取引や不動産賃貸業など)も土(土地)に関するものだから、
そっち系の職業に就いてる人はお稲荷さんを信仰すると良いのかな?
276名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/11(月) 00:29:05.04
277名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/12(火) 12:18:56.87
鳥居の無い神社は、コーヒーを入れないクリープの様なもんだからな。
278名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/12(火) 12:58:57.71
鳥居は、本殿という子宮に還る為の参道(産道)の入口だからな
279名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/12(火) 17:44:40.00
確かに鳥居は重要だね。
伏見や厳島など鳥居だけで持ってる神社もあるくらい。
280名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/12(火) 22:33:32.23
稲荷の場合、鳥居は副次的なものだろ
281名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/12(火) 22:54:34.93
♪ヒットアンドラン〜〜!!
282名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/13(水) 01:47:32.21
かわいいのお
283名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/13(水) 05:13:49.80
俺が孫正義なら、笠間稲荷神社の鳥居、三つまとめて奉納するのになぁ…
284名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/13(水) 07:30:56.36
髪の毛を生やすご利益あるのか?
285名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/13(水) 10:54:38.18
ご祈祷してもらえばフサになれるかもね
286名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/14(木) 10:24:18.98
豊川稲荷にもデカい鳥居があんのに、神社に鳥居がなくてなんぼのもんじゃ!
287名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/14(木) 11:16:24.69
おとなしく待ってなさい
鳥居が届くの
慌てる事なかれ
288名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/14(木) 12:30:17.50
>>286
>豊川稲荷にもデカい鳥居があんのに

あれは鳥居じゃなく華表。
と、明治政府に訴えたが却下されて全部とっぱらった。
289名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/14(木) 16:12:11.07
とり払われてからは何所に保管されていたのですか?
再建されたのは戦後ということですよね
290名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/14(木) 19:19:18.03
>>289
今のデカい鳥居が江戸時代からあったわけじゃないよ。江戸時代の頃は千本鳥居。
291名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/15(金) 18:14:40.65
お稲荷さんは一度信仰すると一生止められないとよく言いますが、
どこまで信仰するとそういう状態になるのでしょうか?
何度か神社にお参りしたら、もう止められませんか?
それともご分霊をお迎えしたら止められないという意味でしょうか?
292名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/15(金) 19:31:19.32
一度祀ったらきちんと祀り続ける事じゃないですかな

それはどの神でも同じ事だと思う

途中で放置するのならば、最初から祀らなければいい
自分の場合は、自分の代で終わるので、死んだら共に稲荷信仰も終わる様にしてある
293名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/15(金) 20:28:33.91
>>292
> 自分の場合は、自分の代で終わるので、死んだら共に稲荷信仰も終わる様にしてある

横から失礼。
それは具体的にどういった措置ですか?
294名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/15(金) 20:33:28.99
>>291
分霊を祀ったらの話。御札は一年で賞味が切れる。
もっとも、密教のダキニ天法を修して効験があった場合は、
一生ダキニ天に仕える覚悟が必要とか何とか。
295名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/15(金) 20:45:21.84
>>293
簡単にいうと、子供を作らないという事だよ
296291:2014/08/16(土) 01:14:31.44
>>292,>>294
御回答ありがとうございます。
ようするにご分霊をおまつりしたら生涯続けないと駄目だよ、ということですね。
でもそれは他の神様でもそうですよね。お稲荷様だけそういうことが強調されるのは、
お稲荷様がご分霊を勧請しやすいシステムになっているからでしょうか?
また、その霊験ゆえに、信賞必罰の厳しい神様として認識されているからでもありますかね?
297名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/16(土) 22:49:24.23
誘導されてきました。

祝詞の上げ方について質問なのですが、よろしくお願いします。

わが家の神棚は真ん中に御宮があって、神宮大麻と氏神様の御札が奉安してあるのですが、
それとは別に、同じ棚の横に簡易神棚があってお稲荷様の御札が祀られています。

こういう神棚で祝詞をあげる場合、
二拝→身禊大祓・神棚拝詞・稲荷祝詞→二拝二拍手一拝で良いでしょうか?
それとも、二拝→身禊大祓・神棚拝詞→二拝二拍手一拝の後、一呼吸おいて、
改めて二拝→稲荷祝詞→二拝二拍手一拝としたほうが良いでしょうか?

よろしくお願い致します。
298名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/17(日) 00:58:58.91
南無尿法蓮華経が入ってないよキミ
299名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/17(日) 01:04:17.83
>>296
川柳に、「屋敷替え 白い狐の 言い送り」というのがあって、
江戸時代には、稲荷(当時は=キツネ)は土地神の代表選手のようなものだった。特に稲荷信仰の本場の江戸近辺。 
土地神は祀り続けなければ祟ると思われていた。
地域や家の中で事故や病気などが起これば、祀られなくなった稲荷が祟ったと思われた。
実際、キツネ本人が人に憑いてそう訴えたりするので、明解だった。
300名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/17(日) 01:15:35.85
>>297
祝詞を一つ唱えるごとに、二礼→祝詞→二礼二拍一礼を繰り返すのが正式な作法。
祝詞をまとめて唱えるなら、祓用祝詞を別個にして、残りをまとめたほうがいいでしょうね。
祓用祝詞は、手水とかの延長なので。
301名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/21(木) 07:55:35.38
>>300
>>297です。
御礼が遅くなりまして誠に申し訳ございません。

詳しい解説をいただき、誠にありがとうございます。
身禊大祓を別個にして、残りの祝詞をまとめればいいのですね。
さっそく、その次第を神拝に取り入れさせていただきます。

ありがとうございました。
302名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/21(木) 12:22:49.32
二拝二拍手一拝に沿って行う必要はまったくない。
日本人はむしろ一拝二拍手合掌や、座して二拍手一拝、
または略式蹲踞から二拍手一拝、
充分に行うときはそれらを再度重ねるなどして、
思い思い自由にやってきた。
二拝二拍手一拝など誰もやってなかったのに、
本庁が講釈たれ始めてからおかしくなった。
自分のかたちを大事に。
303名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/21(木) 21:19:23.89
>>302
ですよね。
現行の二拝二拍一礼は、明治四十年に高山昇という町人上がりの小男が俄にこしらえたものを、オツムの弱い神社本庁教がそのまま引き継いだだけで、日本古来の神祇祭祀とは何の関係もありません。
そもそも、神さん違えば、お祀りの仕方も違う。
例えば…
伊勢社以下、各神明社→八拍、もしくは強弱強+弱強弱の六拍(伊勢(渡会)神道の場合)

熱田社→二+二+二+一の七拍

出雲社→四拍

宇佐以下、各八幡社→四拍

稲荷社→五拍または三拍

祇園社・天王社→拍数一定せず。元は寺だったところが大半。栴檀の木でできた念珠を用いるのがならい。
(ちなみに、他社の神前ではイチイの木の念珠を用いる。稲荷社では杉製の念珠を用いる伝もあるが、どこまで遡る説なのかは不審。)

…日本には、実に豊かで多様な祭祀世界が展開していたのに、鹿児島や山口からやって来た無学な方々が、キリスト教の猿真似をしてムリヤリ全国画一の祭式に変更してしまった。
結果として神々の不興をかうことになった。
せめて我々は、神社本庁教の頭カラカラ神職たちに惑わされることなく、きちんと明治以前の神祇祭祀を学んで、神々に誠を尽くしてお参りしたいものです。
304名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/21(木) 22:36:45.23
>>303
相撲はフルちんでしろと?
305名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/21(木) 22:40:00.10
二拝二拍手妄信をやめよう!
306名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/22(金) 02:12:58.95
キリスト圏に足並み揃えようと必死だったのは事実あるからな。
やめよう。
日本人は教わると考えもせず途端もっともらしくやり始めるからな。
自分の感性を表現すべき場でもあるからな鎮守の杜は。
307名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/22(金) 11:16:13.00
神社の参拝の作法を、イチイチ考える必要ないし。
江戸時代の神主だって、教わった通りその作法に従ってただけだし。
「形」なんてのは教わった通りにやればいい。つか、教えた通りにやらせるために「形」がある。

肝心なのは個々人が神祇とどう向き合うか、その内面であって「形」はその時その時のスタンダードで十分。
作法は祈りの場を演出する手段に過ぎない。時代が変われば演出法も変わる。

明治以前たって、どーせ古墳時代の伊勢神宮の作法なんて知らないんだろ?奈良時代の伏見稲荷の作法すら。
308名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/22(金) 18:03:20.94
形をちがうなと思ったらやめたほうがいい
309名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/22(金) 18:27:49.08
非常に暑い日が続きバテぎみの休日、東京は新橋にまします烏森稲荷神社に参詣。
何か特別な願いごとがあったわけでもなく、日々平穏無事に過ごさせていただいている感謝を捧げ
今後も御加護を授けたまえと祈願。
たちまち試練が降ってきた。
かなり高額なチャージをしていたPASMOを紛失。大慌てで探したが見つからない。
神はお応えになってほしい。祈る者に苦しみを与える理由を。
310名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/22(金) 18:57:41.39
偶然です
気をひきしめて生活してください
311名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/22(金) 18:59:11.95
神「おめえのドジをおれの問題にしようてのはおかしいんじゃねえか?おめえ頭おかしいんだな、おめえの名前はチキゲエな。」
312名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/22(金) 19:03:30.68
色々と、夏ですね
もう終わりますけど
313名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/22(金) 23:10:44.88
>>311
江戸っ子気取るならもっと落語みたいにかっこよく威勢のいい
しゃべり方してちょうだい
314名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/22(金) 23:44:06.86
神「ばかじゃねえの」
315名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/23(土) 00:06:01.47
>>309
君(と君の前世)が自ら積んできた業のなせるわざ。これを自業自得という。
神も業の前には無力。神自身が業に苦しむ存在。
だから、稲荷神も仏教に帰依したわけ。
君も功徳に励み、善業を積むことだよ。神前読経は功徳になるよ。

なお烏森神社は、江戸時代には多喜尼天を祀ってた。
316名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/23(土) 00:32:27.10
お稲荷さんは女神
317名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/23(土) 00:45:49.77
稲荷の神格は一種類じゃないから、稲荷=女神とは言い切れないよ。
比率は女神が多いけど。
318名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/23(土) 01:16:47.37
>>311みたいな喋り方する女いるぞ
319名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/23(土) 02:39:10.34
今のところ知られている稲荷に属する
神様や天部はどれくらいいらっしゃるんでしょう?
所属事務所は違うけどAKBメンバーみたいな感じですよね。
320名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/23(土) 03:42:19.47
なんだか色々と滅茶苦茶ですね
321名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/23(土) 11:37:55.10
>>318
せめて一人称は「ボク」にしてもらいたい。
322名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/23(土) 17:01:40.89
ボクっ娘のお稲荷様かぁ…

なんか嫌
323名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/23(土) 23:19:28.07
殺人ボクっ娘はわりと好みだな。

全裸で鎖に繋いで人格崩壊するまで飼育してやりたい感じ。
324名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/23(土) 23:52:30.15
人格って事は人間の僕っ娘調教の話だよな

アニヲタ、お手!w
325名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/24(日) 00:12:51.38
>>319
神道系
・倉稲魂命
・豊受比売
・保食神
・大気津比売
仏教系
・ダキニ天
・異相の老翁
・宇賀神
畜生系
・キツネ
・九尾(玉藻) と言ったところですかね。
326名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/24(日) 00:16:55.22
玉藻とダキニは同一だよ
327名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/24(日) 00:18:47.37
付け足し

狐は神使だから稲荷ではない
328名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/24(日) 00:43:01.12
江戸時代にはキツネ稲荷というのが一般的にありまして(特に関東)、
別に伏見稲荷から勧請しなくても稲荷は祀れるんですよ。
祀る者が稲荷だといえば、それは稲荷なんです。田の神でも祖霊でも龍神でもキツネでも。
民俗稲荷というやつです。

明治の神社改めで、記紀の神名になった場合が多いですが、そのまま残ってる場合もあります。
329名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/24(日) 00:55:46.08
キツネを祀ってて、後に正式に稲荷勧請するケースも結構ありました。
でも、その場合でも信者達は、「ウチの社のおキツネ様が、伏見稲荷から正一位の神階を授かった」といった認識でした。
330名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/24(日) 00:56:12.71
>>328
なるほど、勉強になります

出雲スレでも言われていましたが、差別的に分けている人は、どんな神でも信仰に向いていないと思う次第

確かに江戸時代には稲荷信仰が盛んだった様ですね
精進して立派な祭壇作ろうと思います
331名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/24(日) 01:00:39.38
ちなみに>>330は伏見ではなく豊川です
ウカノミタマにもご挨拶に行く事もあります
332名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/24(日) 01:42:31.00
自分も豊川信者ですよ。
なので伏見稲荷も愛染寺に興味があります。無くなって残念です。
333名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/24(日) 02:44:31.18
>>325
「異相の老翁」ですぐに思いつくのは、

茨城県の笠間稲荷
成田山の出世稲荷
東京池上の長栄稲荷

あたりですね。
出世稲荷と長栄稲荷は仏教系ですが、
笠間稲荷は神道の神社ですよね。
あれはどういうことなんですか?
334名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/24(日) 02:55:54.43
>>329
なるほど合点がいく。
335名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/25(月) 20:22:48.24
>>333
異相の老翁は「仏教縁起に登場する神」ですが、「仏教の神(天部や権現神)」ではないからですよ。
稲荷自身は神仏習合以前からある、民間の穀霊です。

翁の稲荷神は、東寺が稲荷を鎮守とする由来として、神仙思想の影響を受けて鎌倉時代に成立したものです。
もともと正体のハッキリしない稲荷を、仏法擁護の善神として明確にイメージ付けたものです。
秦伊呂具が餅を粗末にする罰当たりな縁起より、断然面白いので、中世には広く流布しました。

平安時代には稲荷は女神というのが一般的な認識でしたが、これにより、稲荷は翁神というイメージの方が一般的となります。
ただし、それからも、ダキニ天と稲荷の習合や、
伏見稲荷でも稲荷を「記紀」の倉稲魂命に比定したり、女神のイメージも復活してきます。
336名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/25(月) 23:07:59.29
>>330
確かに出雲スレに、
 伏見稲荷→藁束担いだ老翁の稲荷神
豊川稲荷→稲荷神とは何の関係もない、血肉をすする悪鬼神
てなことが、書かれていましたね。稲荷を良く知らない人のカキコですね。

既に述べましたが、翁の稲荷神は鎌倉時代に東寺の縁起として成立したものです。
伏見稲荷の伝承ではありません。伏見稲荷の縁起は「餅の的」の方です。

また、ダキニ天が後付けだから稲荷とは関係ないというならば、
倉稲魂命だって後付けなので、稲荷とは関係ないことになってしまいます。
しかも、稲荷と習合したのはダキニ天の方が百数十年は、早いです。
337名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/25(月) 23:37:30.12
後付けを全否定して、本来の稲荷を祀るというなら、餅と杉の枝でも祀るしかないですね。
(それが本来かどうか知りませんが、文献的には一番古いです)
キツネも後付けです。
338330:2014/08/26(火) 09:16:06.04
>>336
勉強になるお話、誠に痛み入ります

自分はまだ稲荷信仰を始めたばかりなので、無知な部分ばかり故、頂いたお話から色々と調べていこうと思います

ダキニ天が鬼神だったのは、仏教に取り入れられる以前の話だったと理解しています
ウカノミタマやキツネについても、まだまだ勉強不足です

縁起を辿っていくのがとても楽しみになりました

重ねて、有り難う御座います
339名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/27(水) 23:43:41.15
>>336
>倉稲魂命だって後付けなので、稲荷とは関係ないことになってしまいます。
>しかも、稲荷と習合したのはダキニ天の方が百数十年は、早いです。

倉稲魂命と稲荷神が習合したのはいつなの?
340名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/28(木) 20:37:09.38
文献的には1503年の「神名帳頭註」が初出です。
ここでは稲荷三神は、倉稲魂命の他は、スサノオ命とカムオオイチヒメとなってます。
341名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/29(金) 06:10:54.79
>>340
御回答、ありがとうございます。

>文献的には1503年の「神名帳頭註」が初出です。

随分と新しいことなんですね。初めて知って吃驚しました。
それ以前に稲荷神を倉稲魂命と同一視する認識があったとしても、
そんなに古いことではなさそうですね。
やはり稲荷神は、正体不明の土地の穀霊ということでFAなんでしょうかね。
342名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/29(金) 07:35:11.13
伏見稲荷が出来る前に稲荷山に祀られて
いたのが素戔嗚尊なら、普通に素戔嗚尊
が稲荷神の正体じゃないか?
343名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/29(金) 07:50:20.97
ま、稲荷は渡来とみたほうが素直だよ
344名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/29(金) 10:43:02.46
スサノオは、ウカノミタマと血縁関係にあるから稲荷三神なのでは?

いずれにしても、自分にとって謎が多いのが稲荷の魅力になっています

真相は気になりますね
345名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/29(金) 13:04:17.12
稲荷山に素戔嗚尊を祀る祠があって
それを移転させた跡地へ建てられたのが
山の名前から命名された伏見稲荷
稲荷は素戔嗚尊を祀っていた時からの山
の名称
346名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/30(土) 17:20:50.54
>>342
>伏見稲荷が出来る前に稲荷山に祀られていたのが素戔嗚尊なら

何からそんなことが解るの?
347名無しさん@京都板じゃないよ:2014/08/31(日) 17:40:57.39
稲荷三神のうちの男神に比定される神は、文献によってバラバラでして
スサノオ命の他に、ニニギ命、シナツヒコ神、猿田彦神、太田命などがありまして、
異相の老翁もこの系列です(主神になってるのが神道系の男神との違いですが)。

国学者の伴信友が考察したように、後世に日本神話の神名を当てはめたというのが的を得ているでしょう。
もっとも稲荷に限らず、大半の神社の祭神名は、そんなもんですが。
記紀の神に比定せずとも、○○明神(稲荷明神、厳島明神、鹿島明神、浅間明神…)で問題はなかったわけです。
信友も稲荷は稲荷として拝めば良い。と言っています。

自分は名無しの稲荷では心もとないので、普通に倉稲魂命・佐田彦神としてますが。
348名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/02(火) 08:56:58.44
猿田彦神といえば、様々な先導を司っているイメージがあります

とある神仏分離の社で偶然知る形になり、稲荷信仰に至った経緯を、ふと、思い出しました
349名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/02(火) 11:11:17.33
>348
おお、どのようなお話か語っていただけます?
350名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/02(火) 13:33:07.62
>>349
申し訳ございませんが、伏せさせて頂きます
351名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/03(水) 10:13:13.49
644 :名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/02(火) 18:54:31.67
  各法流聖教を見ればわかるように、ダキニ天なんて拝むのは本流の密教から落伍した外法の輩か、曹洞ハゲなんだよ。
  マトモな行者の眼中にはない。
352名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/03(水) 11:14:43.20
伏見稲荷スレからのコピペですね

アフィリエイトの伏見vs豊川には関わらない様
353名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/03(水) 18:11:11.34
>>351
君、成田山や高尾山や比叡山にケンカ売ってるのかね?
ダキニ天は浄土宗と臨済宗と日蓮宗でも祀られてるけど、こっちはいいのかね?

ダキニ天を祀ってないのは浄土真宗と日蓮正宗…
君、彼らの仲間かね?
354名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/03(水) 18:23:57.28
すみません質問させて下さい
自分はよく神社や寺院に参拝するのですが
寺院の境内に神社として祀られている稲荷神社(荼枳尼天系の出世稲荷等)の参拝の仕方がわかりません
やはり神社と同じように二礼二拍手一礼で良いのでしょうか?
それとも寺院の境内なので合掌なのでしょうか?
自分なりに神仏習合時代のことも調べてはみたのですが、肝心の参拝方法については今ひとつわかりません
355名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/03(水) 19:01:19.03
寺院の境内に「鎮守」として祀られている「稲荷堂」の参拝の仕方は、
その寺(や宗派)の参拝方法で良いよ。基本的には、合唱礼拝。
あと、宝号や真言、読経とだんだん長ったらしくしていっても吉。

まあ、パンパンやっても怒られる事はないけど。
天部は神なので、その国の神を拝む方法でも間違いというわけではない。
特に、稲荷や大黒や弁天は。
356名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/04(木) 17:22:28.22
>>355
ありがとうございます
真言や読経は敷居が高いので合掌だけにしておきます
しかし稲荷系に限らず、寺院の境内に鳥居があったり、逆に神社の境内に石仏があったりすると
神仏習合時代の名残を見ているようで何故か嬉しくなりますw
357名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/04(木) 17:48:24.41
神仏習合っていいですよね
色々調べていて、分離の話が出てくると、ちょっぴり寂しい気分になります

自分の中では全て習合して見ているので、賑やかですけどねw
358名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/04(木) 17:51:46.87
カラス天狗ダキニの神、高尾山。
359名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/04(木) 18:57:00.03
飯綱権現、お目にかかりたいものです
360名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/04(木) 21:40:26.79
東寺は境内に八幡宮があるけど、参拝者はパンパンして拝んで下さいって事だったよ。
(ただし坊さんが拝むときはパンパンはしない)
東寺は元々八幡を鎮守としてたけど、五重塔の木材を調達する際に、誤って伏見稲荷の神領の方まで伐採したせいで、伏見稲荷と緊張関係となり、
近くにあるお稲荷さんと気まずいのはイクナイという事で、稲荷を鎮守にして関係の改善を図ったらしい。
361名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/05(金) 05:43:12.46
>>353
確か、寺社板でダキニ天信仰を目の敵にしていたのは、高野山真言宗僧侶だと思う。
曹洞宗(豊川稲荷)を批判してたし、彼は相当ダキニ天信仰が嫌いなんだろうね。
「自分は空海原理主義だ」とも言っていたし。
362名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/05(金) 19:28:00.84
「大好きなお稲荷さんを、鬼神のダキニ天とくっ付けて汚した豊川許すまじ!」と思い込んでたのが、
この板で、稲荷とダキニ天を習合させたのは東密(真言宗)だったのを知って、怒り?の持っていき場に困ってるんだよね。
結構ウブなところがあって、憎めない奴ではある。元気そうで何より。
363名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/07(日) 05:24:57.56
稲荷信仰は昔は由緒ある信仰で、皇室を祖先に持つ古い社家の専門書でも、稲荷神歌(呪文)が沢山書かれております
しかし今は霊界が変わってしまったので、稲荷信仰は勧められないとの説があります
これは仏教に関係なく神道的な立場で申し上げました
もちろん無視されても全く結構です

千早ふる 稲荷の神の誓いには 我が願いをば 美都の灯

遠けれど 召せばぞ参る 召したまへ 富草も食べ 家つとにせん

千早ふる 豊の御前に とのいして 我が祈りをば 神も答へよ

てふてふと 鳴くは稲荷の 神烏 良きも悪しきも 我に伝へよ


↑のようなコピペが出回ってるけど、何だろうね。
嫌がらせかな?
それとも神仏分離によって稲荷神の性質が変わったと言いたいのかな?
364名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/07(日) 09:37:23.08
伏見稲荷=ダキニ
365名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/07(日) 09:55:53.07
神仏分離は、祀る側の人間が勝手に祭祀法を分離しただけだよ。
稲荷自身は変わってないし、今でも仏教に帰依してる。
その証拠に、稲荷が仏教を辞めたという説話は無いし、稲荷祭では東寺の門前で坊さんから法要うけてる。
それでもまだ「時間が短い。昔みたいに境内で盛大にやれ」との不満が聞こえてくるようだ。

いっそ神宮寺建ててもいいぐらい。単立だからやればできるだろ。
でも場所がないか。愛染寺の跡は土産物屋になってるし。
366名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/07(日) 10:37:46.60
>>365
自分ひとりで神仏習合とかやっちゃいけないの?
個人的には稲荷神社の拝殿前で、般若心経とか法華経を唱えたいんだが。
でも周りに迷惑だし、ひとりでそんなことやったらただのキ○ガイだしなw

そういえば、昔、戸隠神社の中社の拝殿内で団体さんが般若心経を唱えてたな。
あれは何なのだろう?講中さんとかかな。よく神社側も許可したよな。
いいなぁ、神仏習合…
367名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/07(日) 10:40:35.35
戸隠神社には熊野修験の青岸渡寺の行者さんたちが行をしているね。
368名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/07(日) 16:45:01.62
>>366
もちろんOK。
本を何冊も著している稲荷行者が、神道式と神仏習合式の両方を紹介してたし。
要は、祈る側の問題であって、祈られる側(稲荷)の問題ではないから。

それに日本は今でも神仏習合だよ。同一人物が、寺の檀家で神社の氏子。祭事場所が分離しただけね。
インドで既に神仏習合している仏教は、どこでも(形や程度の違いはあれ)神仏習合で広まる。
369名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/07(日) 16:57:32.92
自分も稲荷行者になりたい。誰か良い師匠いないかな・・・

「行者になりたいので御縁をください」ってお稲荷様に祈願したら駄目かな?
370名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/07(日) 19:48:40.75
伏見稲荷はダキニ
371名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/07(日) 20:25:29.53
>>369
稲荷講に入講して教師養成講習会でも受けたら?
372名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/09(火) 20:18:02.75
わかる方がおられるかわかりませんが質問です。
大正期末期に創建された小さな地元の神社にお塚タイプでお稲荷さんが祀られているのですが、
そのお塚に刻まれた三柱の御神名が、春姫大神(お塚中央に大きく)、 吉平大明神 末廣大明神(春姫さんを挟んで左右に少し小さめ)なんです。
お塚の前に稲荷社らしくは対の駒狐、蝋燭立てや線香立て?もあります。
線香立て?には神紋が示されており、外側だけの輪宝紋の中に三つ鱗紋が入った形の神紋です。

由来についてホンの少しだけ聞けた話によると、
最初町のお偉いさんが伏見稲荷から末廣さんを勧請したのが始まりらしく、
その後、ある日妙見さんで修行をしていたと言う白い服を着た女性(たぶん修験者さん)が町を訪れ、
修行中に神懸りがあり春姫大神(説明では白龍神と)が鎮まる地を探してこの地に来たと言って訪ねて来られ、
末廣さんのいるお稲荷さんに案内したらここがその地であると確信されたらしく、お塚を用意され今の形になったとの事でした。
吉平大明神に関しては地元図書館の資料からは見つけられず、いつの時点で祀られる様になったのかよくわかりません。
小耳に聞いた話では最初の末廣さん勧請時に一緒に勧請されてきたとの話もありましたが、
図書館資料の神社創建の説明分には末廣さんの御神名しか記載されてしていませんでした。

そこで質問なのですが、
春姫大神さんは正体を白龍神らしいのですが白龍神をお稲荷さんとしてお祀りするケースは他でもけっこう見られることなのでしょうか?
またもし春姫という御神名の由来や、吉平大明神のご正体や御神名の由来などに、
何か心当たりがお有りの方がおられましたら些細な事でもかまいませんのでお教え願いたく思います。
373名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/09(火) 21:44:26.50
水神を稲荷として祀るところは多いので、白龍稲荷は結構ある。
安倍晴明の長男に安倍吉平っているけど。
晴明はキツネの子供なので吉平はキツネの孫。でも吉平と稲荷の関係までは聞いたことないなぁ。
374372:2014/09/09(火) 23:05:21.72
>>373
レスありがとうございます。
白龍稲荷けっこうあるんですか、では神紋に三つ鱗紋が含まれた、もしくは三つ鱗紋そのままの稲荷さんもけっこう多いんですかね?

吉平さんに関しては私も最初安倍吉平関連なのだろうかと思いましたが・・(っていうかネット検索で真っ先に出た)
でもやっぱり稲荷との関連が見えてこない・・。

間違った情報かもしれませんが吉平さんも伏見稲荷からの勧請という未確認情報もあったりしたのですが・・・。
私自身1度だけですが伏見稲荷に出向いて吉平さんをお探ししましたが、
探したルートが良くなかったのか、それとも多すぎるお塚の陰に隠れていたからなのか、残念ながら見つけられませんでした。
社務所の方にでも聞いたら良かったのかもしれませんけれども・・。

今後も些細な事でもかまいませんので>>372にお心当たりや参考になりそうな情報がございましたらレスのほう、どうぞよろしくお願い致します。
375名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/09(火) 23:28:53.86
鱗は龍の鱗に通じるので龍神・海神・水神系では使われる。江島神社もそう。
お塚というのはテキトーに名前を付けるので、文献や言い伝えがなければ調べてもまず無駄。
寺や神社の境内社ですら、由緒不明なのはいっぱいある。
376372:2014/09/10(水) 00:09:22.34
>>375
レスありがとうございます。
三つ鱗紋って鎌倉幕府執権で知られる北条氏の逸話で有名ですよね。
江ノ島など関東以外の、稲荷含めた水龍神を祀る社でも同じ三つ鱗紋のデザインが多く使われるのって何でなのかな・・。
鎌倉時代に日本各地を北条一門が支配し世襲権勢を振るった事とか関係するのだろうか・・。
それとも北条氏の支配とは別に関係なく弁才天信仰の方が土台になっているのかな・・?


お塚の御神名って適当なんですか。
お祀りした個人本人や団体の神懸り的直感やネーミングセンスによるところなのかな・・。

稲荷山のお塚群は稲荷の主祭神の御神跡にあるお塚から勧請した?と思われる物や、
稲荷御神跡ではないものでも同じ御神名を戴くお塚も多いですよね。
これら同じ御神名を戴くお塚は他所のお塚から勧請したから同じ御神名なのかな・・?
それとも勧請ではない個別なものでたまたま御神名が被っているだけなのだろうか・・?
お塚を作られた方本人にでも聞かないとこれはわからないのかな。
う〜ん、謎だな・・。
由緒不明なところが更にその神々の謎感・神秘性を強め、そこに込められた願いなどの真意に関心が惹かれてしまうな・・。
377名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/11(木) 12:06:06.60
稲荷山のお塚は、明治になって信者たちが伏見稲荷が禁止してるをガン無視して
勝手に祀って、勝手に名付けただけ。

明治元年、境内にあった、愛染寺や弁天堂、聖天堂、大師堂、文殊堂といった、ありがたーい堂宇が取り壊され、
明治四年には、社家が神主を首になり、表参道沿いの社家屋敷も役目を終えた。
(今と違い、信者に対する神事は社家の屋敷や愛染寺で行われていた)

にわかに信仰対象を失った信者たちが、伏見稲荷の禁止令を無視して自ら作った信仰施設がお塚。
名前も、地名や屋号や巫覡にテキトーに付けてもらったとかだろう。
378名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/11(木) 16:24:09.93
こう書くと、お塚は伏見稲荷に迷惑かけたみたいに見えるかもしれないが、
実は、江戸時代には廃れていた、お山巡りを復活させる原動力になった。
379名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/13(土) 10:03:53.97
伏見稲荷も笠間稲荷も祐徳稲荷も、いや現在神道系とされているお稲荷さんの神社のほとんどが、
じつはダキニ天の信仰が隠れているって本当ですか?
そうなると、お稲荷さんを神道系と仏教系とに分けて考える必要ないですよね。
380名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/13(土) 10:30:27.43
お稲荷さんはお稲荷さん。
神社や寺院の形式で祀られているけど、
形式にとらわれる必要は特になくて、
自分の御縁のあるお稲荷さんを、
一心に信仰すればいいんだよ。
詳しく知りたかったら五来重の本を読むといい。
381名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/13(土) 13:57:28.10
五来重―日野西眞定―木下浩良。

宗教民俗学の正統・嫡流の系譜はメチャクチャ中味が濃い。
382名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/14(日) 11:30:13.75
このスレ的には、五来重の跡は大森恵子だろ。
直接の指導は受けていないが、榎本直樹とか。
稲荷は、宗教民俗学の正統とやらには手に余るみたいだね。
383名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/14(日) 11:51:32.11
動物生態学
384名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/14(日) 12:05:41.09
畜生道生態学
385名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/14(日) 19:22:35.54
大森恵子、大学の職さえないまま終わったし、何より五来先生御自身が弟子だとは認めていないし、終いには「鼻高(ビコウ)」をハナタカと読んで、天狗のお面のことだと学会発表して、場内の先生方、こらえきれずに大爆笑…。
ダニ大のレベルを世に知らしめるのに多大なる功績を残したという意味では、偉大なる婆さんだった。
哀悼。
386名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/14(日) 20:00:31.49
で、五来の跡を受けて、稲荷についての成果を発表している「弟子」とやらは誰?
ぜひ知りたい。稲荷以外はどうでもいいので、サクッと紹介してよ。
387名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/15(月) 00:27:44.85
五来重自身が「キツネの語源はケツネ(食つ根)」という駄洒落をかっ飛ばしたので、それに倣っているのであろう。
(最初に読んだ時は、ギャグと知らなかったので笑わなかったけど)

狐は奈良時代から「キツ(ネ)」なのに、よくこんなギャグを思いついたなと感心したが、
御饌津神(みけつかみ)に三狐神の文字を当てた、鎌倉時代のギャグを見て思いついたらしい。

学者(特に文系)は誰しも、時々そんなお茶目さんな事をするもんだ。
でも、自分は五来の事は決してダニ呼ばわりしないよ。あんたの稲荷研究の功績は、ギャグをかましたぐらいで吹っ飛んだりしないから。
388名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/15(月) 00:47:34.72
もっともこのギャグで、、関西でキツネうどんを「ケツネうどん」というルーツが、
どうやら鎌倉時代には遡れるかも、という事を知らしめたのは大きい。

まあ、ギャグを真に受けて、古墳時代か弥生時代ごろからケツネだと思い込んでる人も(学者を含めて)多いが。
五来重、ギャグ上手過ぎ。
389名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/16(火) 20:43:55.10
先日の大阪市立美術館「山の神仏展」講演で、日野西真定の弟子である山口文章師が、稲荷神とミシャグチとの関係を、六字経や六字明王法儀軌の天狐・地狐・宝珠の三つ組の成立過程から解き明かしていて、非常に面白かったよ。
390名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/16(火) 21:36:31.10
詰め込み過ぎのような気が…
391名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/16(火) 22:01:25.49
鬼でも蛇でも不浄でも、何でもかんでも詰め込みまくるのが密教テイスト。
ダーキニーもそうやって密教パンテオンに取り込まれ、頭角を現してきたんだよ。
話しずれた?
392名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/16(火) 22:53:53.84
専門的な言い回しはまだ出来ませんが、感覚的には凄く納得
393名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/16(火) 23:38:04.47
いいなー そういう話って本にならないのかな?
394名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/17(水) 00:30:19.20
文献出てますが
395名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/20(土) 23:38:08.61
日野西の弟子には、尾張国造家の息子もいたな。
如意宝珠信仰と舎利と土砂加持が専門だったかと。
396名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/21(日) 10:10:07.69
ダキニ天が持っている宝珠は宝珠饅頭で、
腹が減った時に食べるために持ち歩いている。
たまに天津甘栗のときもある。
397名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/21(日) 10:56:02.63
コンビニの肉まんかよw
398名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/21(日) 10:59:20.21
なんて低俗な書き込みw
人気女神お疲れさまです
399名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/21(日) 15:26:09.59
萌えキャラかよw
400名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/21(日) 18:48:54.76
おやつに死体の手足を持ち歩かれるよりはマシかと
401名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/21(日) 18:59:59.68
>>400
食べられないといいですね
402名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/21(日) 20:37:30.96
天部尊になったので、
ある程度は世間体に気を遣ってるんだと思う。
403名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/21(日) 20:43:46.00
人骨ボリボリ、髑髏杯で血をすすり…って、稲荷神は悪神ダキニじゃねぇっつーの!
404名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/21(日) 21:13:11.70
インドの鬼女界から密教界と日本の稲荷グループで働く派遣のダキニさんでいいのでは?
405名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/21(日) 21:49:08.77
正統な密教の行者は、ダキニ天なんて扱わないわ

ヤッてるのは外道の拝み屋の類。
406名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/21(日) 21:53:22.10
伏見稲荷大社の公式サイトに、

>トリップアドバイザー(世界最大の旅行口コミサイト)は旅行者からの口コミをもとに
>”行ってよかった外国人に人気の日本の観光スポット 2014”を発表し、
>伏見稲荷大社は日本国内で第1位に選ばれ、表彰状をいただきました。

などというニュースが掲載されていたけど、外国人観光客だらけになっちゃったの?
もう久しくお参りしていないのでわからないんだが、たとえて云えば、
外国人観光客や修学旅行生で溢れかえってる、浅草寺みたいな感じ?
407名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/21(日) 22:04:03.17
>>406
その「外国人」とやらの大半はチャンコロだ。

現在、伏見稲荷はチャンコロの見物のための見世物小屋に堕してしまった。

カネだけが目当ての大社がそういう方針なのだから、どうしようもない。
408名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/21(日) 22:23:50.93
>>405
>ヤッてるのは外道の拝み屋の類。

あと天皇も
409名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/21(日) 22:29:59.23
早速食べられている。。
410名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/21(日) 22:36:50.02
>>405
正純密教では、稲荷五社を如意輪観音・十一面観音・千手観音・不動明王・毘沙門天に本地配当するようですね。

愛染を本地とすることも多いようですが、その意はどのようなことなのでしょうか? やはり、小野方の田夫愛染法に基づくものなのでしょうか。…だとしたら、空海までは遡れなくても、その孫弟子世代には稲荷神=愛染の本地配当が成立していたことになり、大変興味深いですね。
411名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/21(日) 22:37:11.12
>>407
レス、ありがとう。
中国人観光客は図々しいのが多いから、
磐座の中とかもどんどん入っていきそうでやだな…
神社側も注意とかできないだろうし、
信仰者にとっては面倒な話だな。
412名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/22(月) 00:07:16.64
>>408
孝明天皇までね。明治天皇以降は即位灌頂はやってない。
ダキニ天法と言えば、後醍醐天皇の護持僧・文観が有名だけど、
以外にも即位灌頂を始めたのは、持明院〜北朝側の天皇。

共産党がこれを知ったら「外道の拝み屋など国の象徴にしとけん。直ちに廃止」と鼻息が荒くなるな。
413名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/22(月) 00:36:35.70
>>412
>共産党がこれを知ったら「外道の拝み屋など国の象徴にしとけん。直ちに廃止」と鼻息が荒くなるな。

共産党は無神論だから、外道もへったくれもないだろw

ただ数年前、不破さんの奥さんが皇室の晩餐会に呼ばれて、
行って帰ってきたらいきなり「皇室との共存」とか言い出して、
幹部たちは困ってるらしいよw やはり伝統の重みってあるんだよな。
414名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/23(火) 08:38:59.80
チベット密教(後期密教)のダーキニー(空行母)やヤブユム(父母仏)の、
日本密教(中期密教)における、プレ・リリース版がダキニ天や歓喜天。
未熟な傍流密教の日本密教の坊さんの手には余るので、外道だ何だと言われる。

まあ、必ずしも後の方が良くなるとは限らないけどね。
そもそも仏教は、思想的には初期仏教(ブッダの教え)が一番完成されてるわけだし。
415名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/23(火) 21:27:20.10
稲荷信仰のスレなのに何でブッダの思想とか出てくんの?
416名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/23(火) 22:43:44.14
稲荷の前世はブッダの弟子だったので。
同じくブッダの弟子だった前世の弘法大師と、和歌山県で再会した。
417名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/23(火) 23:21:27.96
京都でなく和歌山?
418名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/24(水) 07:50:28.61
>>416
和歌山県はわかるけど、

>稲荷の前世はブッダの弟子だったので。
>同じくブッダの弟子だった前世の弘法大師

↑の出典は何よ?
419名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/24(水) 08:51:00.50
>>418
どうせまた、ダニ大卒・学会では苦笑の的の大森恵子とかの珍説だろ。

当の真言宗では弘法大師の前世が釈迦の弟子云々のヨタ話は存在しないし、稲荷神もまた然り。
420名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/24(水) 17:38:25.76
ブッダはイエスと仲良くシェアハウスしてるじゃん
421名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/24(水) 19:12:08.19
>>418
東寺の「稲荷大明神流記」(14世紀中頃)。ただし「稲荷大明神縁起」(15世紀中頃)の方が、より明確に書かれている。
後者は、漢文で書かれた前者を元に、和文にしてリライトしたもので、伏見稲荷の勧進僧(寄付を募って回る坊さん)のために編纂されたらしく、
東寺から、勧進僧に貸し出した記録が残っている。

霊鷲山でブッダの説法の後、前世の弘法大師が、前世の稲荷に、
「俺、ずっと東に転生して仏法を広めっけど、お前、そん時に密教の守護神として来ね?」と約束を交わす。
しかしその後、稲荷は貧民に転生してしまい、薄幸の身になってさあ大変…といった話。

江戸時代の国学者からは、
「古に、最澄・空海らが徒、おのが仏道を世に広めん謀りに、
皇国の神たちを、仏側に混え引き入れんと構えて、様々な偽妄の強説を創り出して、世の人をタブラかし…」
とフルボッコ。
山城国風土記より、こっちの方が面白いのに。トホホ…
422名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/24(水) 19:42:29.31
広島市での土石流による真宗部落壊滅に続き、
本日、神戸市の小学生女児生きたまま解体殺人で、薩摩穢多=朝鮮人が逮捕された。

須磨区の酒鬼薔薇聖斗事件の場所もそうだったが…
開発屋に小金詰まれて、自分の先祖の眠る墓地をウハウハ売り飛ばして挽き潰し、宅地開発させたような所だから、こんな陰惨な事件も起こるべくして起こる。

入居する側も底辺・白痴層だから、○○ヶ丘だの○○台だのキラキラ・ネームの地名さえついていれば、自分の寝てる枕下が土葬墓を掘り起こして更地にした場所だろうが、何も感じない。

だがしかし、少し知的水準の高い人間なら地形上のおかしさや、少し昔のゼンリンの地図を見れば「⊥ ⊥ ⊥ ⊥ ⊥」の表示を見つけることができただろう。

神戸から明石にかけては、そんな「夢の街」がいっぱいだ。乱開発を進めて住民税増を狙う底辺自治体の節操の無さにも原因がある。

嫌な時代になったものだ。
423名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/24(水) 22:13:01.33
稲荷には、芝居の神として現在の歌舞伎座に祀られていたり、
江戸の当時の各歌舞伎小屋にも必ず稲荷が祀られていたとの話があるけど、
どこから芝居の神という演劇系に特化した神性になったのだろうか?

芸能系の神としてはアマノウズメ神が現在では有名だけども・・。
424名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/24(水) 22:26:18.45
上手に役に化けられるように願ったんちゃう?
425名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/24(水) 23:05:05.13
俺の友達が18才の娘と一緒にここで祈祷受けたそうなんだが、
祈祷が終わって料金を支払おうとしたら財布を車に忘れてて
とりにいったということなんだけども、その間にここの行者が
娘に「お金がなくても、体で払うことができる」なんてことを
言ったらしい。このネットの画面見てるだけでも気持ち悪く
なってくるんだが、ここは邪霊の棲家ではないのか。


神瀧山清龍寺不動院
埼玉県和光市白子2-15-47
http://www.nana.or.jp/~seiryuji/syugyou/takigyou.html
426名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/25(木) 03:24:02.47
>>424
ああ、なるほど。
ご祭神本人の神性と言うよりもご祭神に仕えている神使の狐の方を化け狐と絡めてきているのか。
ご祭神の御使いの狐に、歌舞伎役者らは演じ化け会得のご利益を期待してお祀りするって感じか。
さしずめご祭神は役者に演技指導しているキツネ師匠らの元締めってところか。
合点がいった、感謝。
427名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/26(金) 13:41:23.55
昔は稲荷=キツネというのが一般的な認識だったから、もっと単純に考えていいと思うけど。
428名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/26(金) 16:33:54.53
じゃあ江戸の当時や今の歌舞伎座で稲荷神を祀っている当事者の感覚としてはご祭神は御狐様って感じなのかな。
429名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/26(金) 18:19:57.51
>>428
今はどうかは知りませんが
江戸の当時はそんな感じだったのではないでしょうか?
430名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/26(金) 19:22:36.68
今も稲荷=キツネはデファクト・スタンダード
431名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/27(土) 10:07:06.07
そうか?
432名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/27(土) 17:51:54.14
「稲荷寿司」の稲荷も、「キツネうどん」のキツネも油揚げをさす。
よって、稲荷=キツネの図式が出来上がる。
どっちもポピュラーな食べ物だから、影響は大きいよ。
433名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/27(土) 18:37:50.55
そもそも穀物全般を司っているからね
434名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/27(土) 19:49:59.03
ローソンの「ふっくら わさびいなり」
http://photozou.jp/photo/photo_only/720798/128136139
狐が泣いてて(´;ω;) カワイソス
435名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/28(日) 12:19:52.57
これは非道い。
436名無しさん@京都板じゃないよ:2014/09/28(日) 14:23:51.62
放っておくとこうなるみたいですね
437名無しさん@京都板じゃないよ:2014/10/08(水) 16:11:48.72
私はテレザート星のテレサ…

…あなた方に素敵なプレゼントです…

【天台寺門宗・羽田守快大阿闍梨秘伝】
「稲荷真言」 オン シャリラヤ ソワカ
「稲荷真言〜熊野山和光院・伝」 オン シャキリ ギャギャニヤ ソワカ
「宇賀之御魂命真言」 オン ウガヤジャヤ ギャラベイ ソワカ
「ダキニ天真言」 オン ダキニ ギャチギャカ ネイエイ ソワカ

…羽田さん…髪を切って下さい…それから最近余りにも目に余るので少しは痩せて下さい…そうすれば見た目も良くなります…

…私はテレサ…テレザート星のテレサ…
438名無しさん@京都板じゃないよ:2014/10/11(土) 23:03:25.43
>>414
ほう坊さん登場か。
439名無しさん@京都板じゃないよ:2014/10/12(日) 20:54:07.25
いや、全くの在家だけど。
440名無しさん@京都板じゃないよ:2014/10/18(土) 13:44:27.32
>>428
江戸当時、どこの階級も分け隔てなく、それだけ信仰してる人が多かったってことだよ。
まさに将軍様から被差別階級に至るまでね。
441名無しさん@京都板じゃないよ:2014/10/18(土) 20:06:15.98
徳川将軍って稲荷を信仰してたの?
442名無しさん@京都板じゃないよ:2014/10/18(土) 21:11:47.91
それって天海さんのアドバイスだったのかな?
443名無しさん@京都板じゃないよ:2014/10/18(土) 22:24:32.37
>>441
戦国武将は大抵は稲荷を祀ってたからその流れだね。特別熱心に信仰して節はないようだけど。
三河稲荷、宝童稲荷、金亀山稲荷が江戸城で祀られていたと言われる。
このうち金亀山稲荷はダキニ天。豊川稲荷という事になっているけど、恐らくは北山稲荷。
>>442
浜松城で既に城鎮守稲荷を祀ってた(城跡に現存)。勧請したのが家康かそれ以前の今川の武将かは不明。
やはり普斉寺の北山稲荷だと言われる。
444名無しさん@京都板じゃないよ:2014/10/18(土) 22:27:18.88
訂正
特別熱心に信仰して節は→特別熱心に信仰してた節は
445名無しさん@京都板じゃないよ:2014/10/18(土) 23:48:22.44
インドにおけるダキニ天の上司にあたるカーリーは、
准胝観音として仏教に取り入れられているけど、
どうしてダキニ天の方が人気が出たんでしょうかね?
446名無しさん@京都板じゃないよ:2014/10/19(日) 00:02:18.59
稲荷神社=閑院宮さま
447名無しさん@京都板じゃないよ:2014/10/19(日) 07:13:02.63
准胝観音(チュンディー)はドゥルガーの一異名ね。
不動明王(アチャラ)がシヴァの一異名からきてるのと同じく、ドゥルガー自身を取り入れた訳ではないと思う。

ダーキニーは女鬼という神話の存在であるとともに、
現実に存在する性瑜伽の巫女でもあった(アウト・カーストの女が多い)。
現実に存在することが、ダーキニーが仏教(密教)で重要視された理由と思われ。
仏教からはヒンドゥー教のダーキニーは「外のダーキニー」と呼ばれていた模様。
448名無しさん@京都板じゃないよ:2014/10/19(日) 07:45:12.45
おまけだが、今はカーリーはドゥルガーの化身にされてるけど元々は全く別の由来の神。
ドゥルガーはある平原の独立峰の女神で、カーリーはベンガル辺りの地元民族の女神。
ドゥルガーがマハーデーヴィーとして人気が高くなってから後に、信仰圏の拡大でカーリーも取り込まれた。
多分准提=カーリー説は、現在のドゥルガー=カーリーからの類推やね。
准提にはローカル女神に天然痘を司るチャンディーという女神がいて
これから来たという説もある。
449名無しさん@京都板じゃないよ:2014/10/19(日) 11:07:57.02
女の貧乏神と言われている黒闇天もドゥルガー由来なんだってな
観音の化身と貧乏神じゃかけ離れているだろうに
450名無しさん@京都板じゃないよ:2014/10/19(日) 14:52:44.83
だって今のドゥルガーは色々な地方の女神を習合・吸収してるから、似ても似つかない神格と一緒くたになってる。
その点はヴィシュヌ・シヴァなどの男神も同じで、田舎のマイナーな神がいつの間にかそんなメジャーな神の化身にされている。

インドの恐ろしい所はそんな習合が現在進行形な点。今でもどこかでインドのド田舎の小さな村の中のちっこい部族の守り神が、何故か次の日にはドゥルガーやヴィシュヌと同一神にされてるのだ。
451名無しさん@京都板じゃないよ:2014/10/20(月) 10:26:59.19
>>449
黒闇天は、ドゥルガーの化身のカーラ・ラートリーに由来するよ。
シヴァがマハー・カーラに化身し、この世を破壊しつくす時、
ドゥルガーもカーラ・ラートリーに化身し、ロバに乗ってこの世の終わりが来ることを告げて回るという。
嫌な夫婦でつね。

この黒闇天を吉祥天の姉とするのは仏教のオリジナルで、
ヒンドゥー教ではシュリーの姉は、ジェーシュター(アラクシュミー)という不幸の女神。
カーリーに似た女神で、仏教ではこの役を黒闇天に振った。
452名無しさん@京都板じゃないよ:2014/10/21(火) 11:31:28.41
カーリーじゃなくてドゥルガーだろ
>>445
453名無しさん@京都板じゃないよ:2014/10/21(火) 14:56:17.06
黒闇天は閻魔王の后では?
454名無しさん@京都板じゃないよ:2014/10/21(火) 21:37:53.25
>>453
仏教(密教)ではそう。大黒天がNTRされた格好になっているけど、理由はある。
ヒンドゥー教のヤマは、死の時を司ることから、時の神カーラと同一視されるようになったが、
カーラのパワーアップ版であるマハー・カーラとも結び付けられるようになった。
ヤマは人間の死の時(小時)を司り、マハー・カーラはこの世の終わりの時(大時)を司るとか何とか。

このせいで、密教(特に中国さらには日本)では、より有力な閻魔天の方に、大黒天(大自在天)の眷属が持っていかれる現象が起こった。
密教の大黒天は墓場の神でもあるので、この点でも閻魔天とキャラが被ったりするからなお更(ちなみにヒンドゥー教の墓場の神は、やはりシヴァの化身のバイラヴァ)

ドゥルガーの化身のカーラ・ラートリーは、黒闇天として閻魔后となり、
同じくドゥルガーの分身の七母神(チャームンダーなど)も、閻魔七母天(遮文荼など)となり、
カーリーや七母神の眷属のジャッカル(野干)も、キツネって事にされて閻魔天の眷属となり、
カーリーやマハー・カーラの侍女のダーキニーも、閻魔天の眷属となり、

終には、閻魔天の眷属のキツネが化けたのがダキニだよな、となる。目出度し目出度し。
455名無しさん@京都板じゃないよ:2014/10/21(火) 21:42:58.49
あ、閻魔天曼荼羅に聖天(シヴァの息子)が眷属として登場してるのも同じ理由。
456名無しさん@京都板じゃないよ:2014/10/21(火) 22:12:51.96
今ではヤマばかりが死の神でなく、ドゥルガーの十化身のドゥマパティーが純粋な「死」そのものを指す女神にされてる。
この女神は仏教の興隆以降に成立したらしく、チベット密教にすら導入されなかった。
457名無しさん@京都板じゃないよ:2014/10/21(火) 22:33:35.90
死后(死を擬人化した尊格)は、閻魔天曼荼羅にもいるよ。
黒闇后と共に閻魔天の嫁をやってる。

東密の閻魔天曼荼羅の眷属は、道教由来(泰山府君など)とシヴァ由来がほとんどだけど、
唯一、死后だけが死を司る閻魔天自身の由来。凄いんだか情けないんだか。
乗ってる水牛も自分持ちか。
458名無しさん@京都板じゃないよ:2014/10/22(水) 00:42:24.88
大威徳明王がレンタルしたとか?
459名無しさん@京都板じゃないよ:2014/10/24(金) 00:40:41.28
ダーキニー神はたぶんジャッカルの神格化から、死の気配を帯びた神になったんだろうけど、
性愛や愛欲を司る神ともされるようだけど、その性愛や愛欲やらの要素はどこからどんな繋がりで付加されたのだろう?
460名無しさん@京都板じゃないよ:2014/10/24(金) 01:10:25.64
ダーキニーを崇める巫女的な役割な人達と合体して高揚したりトランス状態になったりするとかありそうだね。
461名無しさん@京都板じゃないよ:2014/10/25(土) 13:36:38.61
>>459
ジャッカルから離れなさいってw
ダーキニー(Dakini)の語源は明確ではないが、
後世の経典の解説では、梵語語幹のDI(ダー・空を行く)に結び付けられている。

また、半人半鳥のダーキニーが、シヴァとアシュラが戦ってる傍を飛び回り、
シヴァに切られたアシュラの首から落ちる血を狙ってるレリーフとかもある。

つまり、ダーキニーは死肉をあさるハゲワシのような猛禽の精だったというのが一つの説。
(ギリシア神話のハーピーみたいな感じ)
もう一つは、初めから非アーリア系の呪術女のことだったという説。

ジャッカルはカーリーの使者であり
また、カーリー自身がジャッカルに化身し、シヴァのシャクティーを表すともいわれる。
ジャッカルの別名をシヴァー(シヴァの女性形)という。

つまり、ジャッカルとダーキニーは同僚なのでつよ。
野干はジャッカルの音写である旨を発表した南方熊楠も、そう言ってる。
462名無しさん@京都板じゃないよ:2014/10/25(土) 14:18:13.13
訂正 梵語語幹→梵語語根
463名無しさん@京都板じゃないよ:2014/10/28(火) 23:42:12.26
>>461
つまりジャッカルとダーキニー(ハゲタカ系猛禽類)は同じカーリーを主人に持つ眷属同士であると・・。
ということは現在の日本における野干(ジャッカル)に乗る荼枳尼天の姿は、
インドの宗教世界から見たら、カーリーの眷属神であるダーキニーが、同じくカーリーの眷属のジャッカルに乗っているって感じか。

しかし何故ダーキニーのハゲタカ猛禽類的姿は消えうせ、野干(ジャッカル)に乗ることになったのだろうかね・・。
それとも実は荼枳尼天の羽衣を纏った天女的衣装はハゲタカの羽毛姿が変化したもので鳥類的な属性は若干ながらもまだ残っているのだろうか?
野干は同じカーリーの眷属だということからダーキニーと一緒に「カーリーの眷属コンビ」的にセットで見られるようになって、
徐々にダーキニーとごっちゃになって一緒になっちゃったとかかな?


んで、性愛・愛欲的要素は、性と宗教を組み合わせた闇宗教的な太古の集団の巫女とダーキニー信仰とが合わさったからかな?
464名無しさん@京都板じゃないよ:2014/10/29(水) 23:27:53.75
>>463
>現在の日本における野干(ジャッカル)に乗る荼枳尼天の姿は、

ダキニ天が乗ってるのはキツネだよ。

>しかし何故ダーキニーのハゲタカ猛禽類的姿は消えうせ、野干(ジャッカル)に乗ることになったのだろうかね・・

ダーキニーの空を飛ぶという特徴は中国では重視されなかったみたい。普通に天女飛んでるし。
(空行母という名前はチベット仏教の漢訳で、中国人がそう呼んでいたわけではない)

その代り、美女に化け男の精を吸い取り、女に取りつき狂わせるといった面が妖狐伝説とかぶさり
また、キツネは墓場荒らしの代表でもあったので、中国でダキニはキツネの精ということになった。
更に中国では後漢の時代より、キツネは鬼(死者の意)の乗り物とされていた(日本の中世の密教儀軌のダキニの説明でも、その旨が引用されている)。

続きは後で。
465名無しさん@京都板じゃないよ:2014/10/30(木) 21:31:50.77
>>464
ふむ・・なるほど・・。
ハゲタカなどの猛禽類的要素のあるダーキニーが薄れ、日本のキツネに乗る天女姿の荼枳尼天になったのは、
途中の中国で猛禽類的要素がかなり落とされたのかな。
中国には中央アジアのハゲタカ猛禽類のように人間などの死体あさりを積極的にする鳥類が少なくてイメージが伝播しなかったのかな?
かわりに同じカーリーの眷属仲間であるジャッカルが野干として伝わり、
中国内でも死体あさりのイメージと繋がりやすいキツネと野干が同じ扱いになって、
鳥類要素が薄れてある程度普通の女性神の姿にまでなったダーキニーの野生的要素をキツネ(野干)と合わせることで補ったとか・・。

もし鳥類要素を残したままダーキニーが日本に伝わっていたら、カラスとかが死体あさりのイメージで繋がりそうだが・・。


>中国では後漢の時代より、キツネは鬼(死者の意)の乗り物とされていた
キツネを乗り物にしていると言えば、
静岡秋葉山の秋葉権現や、信州飯縄山の飯縄権現などの烏天狗姿の両権現神もキツネを乗っているととか・・。
これもダーキニーと似たような線でキツネに乗る形になったのかな・・。
まあ烏天狗はインド神話の巨鳥ガルダの方からの由来のようだけれどもキツネに乗るスタイルの共通点に、
ダーキニーが辿った変化の道のどこかで交錯した時点がありそうに感じる・・・。
466名無しさん@京都板じゃないよ:2014/11/02(日) 20:09:47.54
ギョーザはここに書けばいいだろ
467名無しさん@京都板じゃないよ:2014/11/02(日) 21:35:53.98
>>465
>静岡秋葉山の秋葉権現や、信州飯縄山の飯縄権現などの烏天狗姿の両権現神もキツネを乗っているととか・・
 これもダーキニーと似たような線でキツネに乗る形になったのかな・・。

飯綱権現や秋葉権現のキツネは、ダキニ天由来だよ。
飯綱信仰とは、修験道の忍術的武芸に、ダキニ天法と、天狗信仰が習合して形成されたと言われる。
秋葉権現は飯綱権現の分流(由緒的にも飯綱権現の子供と解釈される)。
つまり、飯綱権現はダキニ天の子供、秋葉権現は孫になるわけでつよ。
468名無しさん@京都板じゃないよ:2014/11/03(月) 02:04:03.21
なんでダーキニーの上司であるカーリーの信仰は、日本で普及しなかったんだろうね?
一応、カーリーと同一視されるドゥルガーは准胝観音として日本に入っては来てるけど、
それほど信仰が普及しているとは思えない。近寄り難いイメージが先に立っちゃったのかな?
469名無しさん@京都板じゃないよ:2014/11/03(月) 02:29:55.00
日本人の好みに合わなかったんでしょ
キャラ的に
470名無しさん@京都板じゃないよ:2014/11/04(火) 10:44:01.84
飯縄権現はなぜ立って狐に乗ってるんだろな?危ないだろ。
471名無しさん@京都板じゃないよ:2014/11/04(火) 16:53:04.28
摩利支天のマネ
472名無しさん@京都板じゃないよ:2014/11/04(火) 19:22:32.09
確かに「心は聖天」とか言われても、そんなこと知らんがな…だしな。
「乗る姿は摩利支天」の方がまだピンとくる。
473名無しさん@京都板じゃないよ:2014/11/04(火) 23:24:09.98
AKB権現
474名無しさん@京都板じゃないよ:2014/11/05(水) 14:22:14.04
オタクの聖地にされてないだろな?
475名無しさん@京都板じゃないよ:2014/11/05(水) 18:49:05.01
オタの巡礼自体は構わんと思うが、
連中にとっては、神社仏閣ももそれ以外の場所も同じレベルの「聖地」でしかない。
好みのキャラが第一であり、神社仏閣その物への畏敬の念がない。
だから顰蹙を買う。
476◇rl7P85RK6U:2014/11/05(水) 20:03:24.94
すみません…orz
477名無しさん@京都板じゃないよ:2014/11/05(水) 20:16:41.30
>>475
寺社側にとっては参拝者が増えるから有難いのだろうか?
478名無しさん@京都板じゃないよ:2014/11/05(水) 21:43:01.79
八王子の萌え寺(了法寺)みたいに
お稲荷様自体を萌えキャラにするのはありですか?
479名無しさん@京都板じゃないよ:2014/11/05(水) 22:28:39.90
萌えキャラなったのは稲荷じゃなくキツネ(の化けたやつ)だろ。
何気に6つの寺社から稲荷勧請してるな。
480名無しさん@京都板じゃないよ:2014/11/05(水) 22:41:55.43
481名無しさん@京都板じゃないよ:2014/11/05(水) 23:59:31.84
下のは
国津神のウカノミタマが、なぜか高天原の出身になっている
わざわざ稲荷を出しといてネタを作れず高天原頼みwwwww芸ねー
482名無しさん@京都板じゃないよ:2014/11/06(木) 00:08:17.34
つーかただのポンコツアラサー独女になってるし
本物が見たら何ていうんだか
483名無しさん@京都板じゃないよ:2014/11/06(木) 00:23:52.17
いなりこんこんは、まあ作品の善し悪し、好き嫌いはまあ別として、
内容は、伏見稲荷やらウカノミタマ神や高天原を使って日本神話風味にしただけの、中身は、秘密のアッコちゃん・姫ちゃんのリボン、なモノだからな。
ウマノミタマ神の名前と伏見稲荷大社の背景だけの稲荷要素って感じで神様を真面目に描写した作品ではなかったね。
まあ神様の描写に絶対の正解なんてそもそも無いかもだからどう描くかはその人の自由だろうけど。
484名無しさん@京都板じゃないよ:2014/11/06(木) 00:25:54.12
天神が高天原に住んでるって方が、ま〜だ信憑性があるw
485名無しさん@京都板じゃないよ:2014/11/06(木) 01:06:07.15
荼枳尼天系の稲荷は戦国時代に城の中に祀っていた例が多かったというのは、
由来のダーキニーが死の穢れと非常に近しい神様だった事と関連しているのかな。

普通は神様を祀る場所、つまり神社って聖地・聖域とされ、穢れを嫌う潔癖な場所に定められる。
けど城って基本は軍事施設で、さらに戦国時代となるとまさに城の中が戦場になっちゃう時代で、
ときに多くの血が流れ、何十人何百人もの死が折り重なることが普通に想定される場所だ。
そんな多くの血や死の穢れと縁深い軍事施設の城という場所に祀る事ができる神様って、
血や死の穢れに耐性があって慣れっ子になっちゃっている神様じゃないといけないと思う。
ゆえにもともと死体あさりの動物から神格を得たダーキニーである荼枳尼天の稲荷が戦国時代の城に祀られる様になったんじゃないかなっとちょっとおもった?

あと、最初は死体あさりの存在から、立派な稲荷系の神にまでなった神様なので、
乱れ穢れた世界の下層の者でも天なる高みにまで上れると、戦国乱世の立身出世的な願いもあるように感じた。

まあ当時の人がそこまで考えて祀ったのかはわからんけど・・w
486名無しさん@京都板じゃないよ:2014/11/06(木) 17:54:24.94
倉稲魂命って国津神なの?
487名無しさん@京都板じゃないよ:2014/11/08(土) 10:06:36.26
典型的な国津神。国津神は、主にスサノオとオオヤマツミの係累に連なる神をいう。
二系統あって、一つが正妻のクシナダヒメ(オオヤマツミの孫娘)との系統。
子からその子へといった感じで、主に直系的なつながりを持つ。スサノオから16代が直系で登場する。
代表が、大国主命。

もう一つが、2号さんのカムオオイチヒメ(オオヤマツミの娘)との系統。
代表が大年神で、この神からは多くの同母異母の神々が生まれ、傍系的な広がりを持つ。
ウカノミタマはこちらに属するわけ。
488名無しさん@京都板じゃないよ:2014/11/08(土) 10:23:30.32
イザナギは三貴子が生まれたのに浮かれて、まだ建国中途だった中津国の後継者も決めないまま、隠居してしまう。
主の居なくなった中津国の、まとめ役みたいな感じだったのがオオヤマツミ。
(神話に直接そう書いてるわけではないが、そうとしか思えない)。

そこで、新たに中津国を支配すべき神が来ると、自分の娘を娶らせるいう趣味を持っている。
クシナダヒメは直の娘ではなく孫娘だったが、それをカバーするかのように、
クシナダヒメの息子のヤシマジヌミには、娘のコノハナノチルヒメを娶らせている。
最終的に中津国の支配者となる天孫にも、娘のコノハナノサクヤヒメを送ったのは言うまでもない。
489名無しさん@京都板じゃないよ:2014/11/08(土) 17:28:30.97
後の世代に、稲生神社(浜離宮)で倉稲魂命=閑院宮義○親王殿下の完成。
490名無しさん@京都板じゃないよ:2014/11/08(土) 18:49:57.30
何よそれ?
491名無しさん@京都板じゃないよ:2014/11/08(土) 20:57:12.60
>>488
>クシナダヒメの息子のヤシマジヌミには、娘のコノハナノチルヒメを娶らせている。

コノハナノチルヒメ命からすれば姪が姑になるんだね。複雑…
492名無しさん@京都板じゃないよ:2014/11/09(日) 12:20:06.36
伏見大社が重要なのは当然だが、烏森神社の重要性を認識・認容しているかで本当に分かってるのか否かを識別できる。
493名無しさん@京都板じゃないよ:2014/11/09(日) 18:53:39.87
東京の烏森稲荷のこと?
どんなふうに重要なんだ。
494名無しさん@京都板じゃないよ:2014/11/10(月) 17:46:01.28
日本古来の伝統を愛する愛国者の皆さん
在日チョンどもを叩き殺しましょう
死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね
死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね
死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね
死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね 死ね
495名無しさん@京都板じゃないよ:2014/11/13(木) 14:02:23.57
>>485
横から失礼します。そのお考えは文献になってるソースがございますか?
あなた様の独自研究でしょうか?

いや、私も似たような結論になりましたので、他にも言ってる人がいるのかどうか興味があります。
496名無しさん@京都板じゃないよ:2014/11/13(木) 15:09:02.63
歴史的に民から税を搾取してきた泥棒バカ一族天皇家を滅ぼせ
497名無しさん@京都板じゃないよ:2014/11/17(月) 02:04:32.92
>>495
私個人の勝手な考察にて・・。
ですので他の方が私のような見解や考察をしておられると言う話は残念ながら私は聞き及んではおりません。

ただ荼枳尼天系の稲荷さんが戦国時代の城に祀られていたという特徴から他の神様との違いを考えたときに、
血やら死といった穢れに縁深い由緒と、戦場になる戦国時代の城という場所との関連性を考えたら自然と浮かんできた考えにて、
ここの方々にその考察を出して何か意見が戴けたら面白いのではと思いまして書かせて頂きました。

荼枳尼天系の稲荷以外に戦国乱世の時代の戦場たる城に他にも違う神様が祀られていた例があるのでしたら、
なぜ荼枳尼天系の稲荷が城に祀られたのかを知るヒントになり考察を改める材料になりそうですので、
思い当たる事例があったら是非聞いてみたいですね。

逆にそういう他の神様が戦国時代の城に祀られた例が無いようなら、
祀られたのが荼枳尼天系の稲荷だった理由がその由来上、穢れと共に存在できる神と見なされていたという考察に信憑性も出てきそうかなと・・。

まあ戦国時代の全ての城に荼枳尼天系の稲荷が祀られていたわけではないので、
その城主個人の信仰の趣向がたまたま荼枳尼天系の稲荷で、
たまたま戦場になるやも知れなくても自分の居住区であるある城内という身近な位置に祀りたかっただけだったという可能性ももちろんあるでしょうけど。
498名無しさん@京都板じゃないよ:2014/11/17(月) 06:45:53.56
>>497
> ただ荼枳尼天系の稲荷さんが戦国時代の城に祀られていたという特徴から他の神様との違いを考えたときに、
> 血やら死といった穢れに縁深い由緒と、戦場になる戦国時代の城という場所との関連性を考えたら自然と浮かんできた考えにて、

なるほど、私の場合は無上瑜伽タントラに記された血液や糞尿などの異様な属性が、
>>485
> 血や死の穢れに耐性があって慣れっ子になっちゃっている神様
と言うことを、インド特有の極端な表現をしているのだという結論になったのでした。

>>497
> 祀られたのが荼枳尼天系の稲荷だった理由がその由来上、穢れと共に存在できる神と見なされていたという考察

仏間や敷地内に祠など確保出来なければ生活の場で神仏を祀ることになります。
そう言う場合身分の上下や浄穢を選ばない、つまり「>穢れと共に存在できる神」であるお稲荷様しか
選択肢が無いようにも思えます。

軍事施設か貧乏人の小汚い民家の視点の違いでしたが、興味深い考察ありがとうございました。
499名無しさん@京都板じゃないよ:2014/11/24(月) 19:34:58.56
毎度おなじみ豊川稲荷神社
http://ponta64.blog38.fc2.com/blog-entry-1907.html
>豊川稲荷神社は『円福山 豊川閣 妙厳寺』と言う寺院。大きな鳥居があるし勘違いしますよね。

解ってんだか解ってないんだかよう解らんw
500名無しさん@京都板じゃないよ:2014/11/26(水) 22:36:14.64
>>493
大祭本社神輿渡御として、出世の石段を登られる御祭神。

換言すれば、すべての指針となる御祭神。神職は一部問題ありだが。
501名無しさん@京都板じゃないよ:2014/11/27(木) 19:05:13.96
>>498
ダキニ法は無上ユガ・タントラではなく、下位のタントラに属するがな。
502名無しさん@京都板じゃないよ:2014/11/28(金) 15:20:50.01
>>498の言ってるのは、屍林とかで行うガーナチャクラの事だろ。

ヴァジュラ・ヴァーラーヒー成就法などの個々の尊格の成就法は、確かに下位の瑜伽タントラのようだが。
日本の十八道法と同じような感じ。
台湾のチベ密の寺でやってるようだな。
503名無しさん@京都板じゃないよ:2014/11/28(金) 20:52:39.92
なぜ台湾にチベット密教の寺院があるの?
504名無しさん@京都板じゃないよ:2014/11/28(金) 22:21:57.47
清時代の内モンゴルで一番偉いチベ密の坊さんが、中華民国時代も厚遇され、
蒋介石と一緒に台湾に逃げてきたので。
中国軍のチベット侵攻の際も、多くの坊さんの亡命を受け入れた。
505名無しさん@京都板じゃないよ:2014/11/28(金) 23:06:58.47
それと世界中にチベットラマが散ってから、ある程度してからヨーロッパやアメリカから盛んに台湾で弟子などを介して布教したのもある。
赤帽カルマパの信者も台湾を地盤としている程だし、台湾人の廬勝彦が元々道教風だった自分の宗派をチベット仏教モドキの霊仙宗に変容させていったのもそんな流れ。
なんせ今や京都に台湾からやってきた漢人ラマが寺院を開いている。
台湾(と香港)でのチベット仏教勢力は侮り難いものがあるよ。
506名無しさん@京都板じゃないよ:2014/12/06(土) 17:21:06.50
先日の木曜にBS日テレの木曜スペシャルの京都巡礼隊第2弾とかの番組で、
伏見稲荷とダキニ天、そこからダキニ天を信仰した平清盛の流れで歴史の英雄達と京都の宗教的力との関係を放送していたんだが、
ダキニ天は空海によって日本に伝えられたという入り方だった。
伏見稲荷と空海と言えば、朝廷より皇城鎮護の寺院として伏見稲荷山の木を使って空海に東寺を作らせ、
その関係で伏見稲荷と東寺は密接となったが、
伏見稲荷の稲荷大神であるウカノミタマらとダキニ天が結びついたのって、
密教を発信する空海の東寺と伏見稲荷との関係からキツネを共通点にして加速したとかなのかな・・。
507名無しさん@京都板じゃないよ:2014/12/06(土) 19:19:41.60
>>506
>ダキニ天は空海によって日本に伝えられたという入り方だった。

具体的には、弘法大師が「大日経疏」と「胎蔵曼荼羅」を招来したことを指すよ。
それ以前にも、「大日経」や雑密経典は日本に伝わっており、ダキニも登場していたが、
詳しい説明は無く、注目もされず、どんなもんかも良く解らなかった。
「大日経疏」によって、それまで有象無象の類だったダキニの降伏譚が、やけに詳しく紹介されて注目を集めることになった。

「大日経」の成立は7世紀中頃と言われる。「大日経疏」の方は724年頃。
数十年の差があるが、この間にインド密教ではタントラ化が進行し、それに伴いダーキニーも頭角を現してきたわけ。
508名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/05(月) 23:33:29.29
東京の玉姫稲荷神社に弁財天さんいらっしゃらなかった?
お稲荷さんと仲いいのかな。
509名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/12(月) 03:23:04.41
賤民
         中川 正光(元鐵砲洲稲荷神社宮司)

賤民とは
貪欲の人
残忍な人
利己主義の人である

貧しい人
下層の人
底辺の人を
言ふのではない。

生産流通をせず
威張るだけで
感謝報恩のない人が
賤民なのである。

金権主義と
共産主義と
色欲主義とは
人々を賤民化する。

賤民は親御を蹴飛ばし
御先祖を供養せず
他人を食ひものにする。

神聖なものを
心から憎悪し
蔑視して
滅ぼさうとする。
510名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/12(月) 05:18:03.98
私は在家ですが、あるお寺を信心しており、師僧と仰ぐ方がいます。
その方が稲荷神について、「稲荷神は複雑で難しいけど、ひとことで
言うならば土地の神」と仰っていたのですが、どうでしょうか?

こちらは稲荷神について詳しい方が多いと思いますので、ご意見をお聞かせ下さい。
511名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/12(月) 07:11:36.89
お稲荷さまって、何人いるんですか?
あと、キツネはお稲荷さまの使いなのでしょうか?
それとも化身なのでしょうか?
512名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/12(月) 07:48:45.47
お坊さんにこと細かく聞いてみろ。
513名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/12(月) 08:45:12.12
日本土着の農耕神と外来の密教神がある
キツネは神の部下
514名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/12(月) 09:03:34.71
以前、テレビでキツネ憑きを祓う密教系の女性が
「どこのお稲荷さんだ」と言ってた記憶があります。
これだど何人ものお稲荷さまがいることになる。
あと、部下のキツネを祭る神社はありえないのですか?
515名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/12(月) 09:51:15.70
分社や勧請で稲荷神社はいっぱいある
裾野が広い
516名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/12(月) 09:53:12.19
神社の管理からはぐれた狐なら
そこか同じ系統の神社へ戻す
517名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/12(月) 10:17:58.56
>>510
稲荷信仰の本場は江戸だったが、確かに土地神を稲荷として祀る場合が多かった。
その他にも、田の神、山の神、祖霊神などを稲荷として祀る場合が多かった。
そして稲荷の正体は一般にキツネと考えられており、実際キツネを祀る社も多かった。

ハク付けのために、伏見稲荷から正式に稲荷勧請する場合もあり、
この場合は、それまで祀っていたキツネは神様でなくなるはずだが、
実際には「ウチらのお狐様が、伏見から正一位の神階を授かった」と思われており、
稲荷というのは、土地ごとの独立性が非常に高い。
518名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/12(月) 10:18:38.57
ただし、明治の宗教改革の際に、神仏分離や国家神道などの政策により、
全国の神社は、記紀神話の神(や歴史上の人物神)を祀らなければならなくなった。
これにより、○○菩薩などの仏教の尊格や、××権現などの習合神は神社から追っ払われた。

これに対し、稲荷は日本の神なので神社で祀るのはOKだったが、、記紀神話には出てこないので
ウカノミタマとかウケモチとかトヨウケヒメとか、記紀神話の穀物神の名前が当てられた。
(稲荷の本家の伏見稲荷もウカノミタマだが、これも室町時代の後付け)
由緒を見るとキツネを祀っているのに、祭神名がウカ何やらになってたりするのは、このため。
519名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/12(月) 10:36:45.91
すると、ある日蓮宗系の宗教団体の人が稲荷神社をお参りする人を
キツネにお参りするバカがいるとか言ってましたが
ある意味、正しいことになってしまうわけですか?
因みに自分はキツネにお参りする人をバカとは言いません
520名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/12(月) 12:00:27.84
ある意味正しいw
もっとも、その日蓮系団体が何かは知らないが、
(本家の)日蓮宗は稲荷を良く祀っているので、(本家)日蓮宗への格好の攻撃材料にしてるわけ。
521名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/12(月) 12:27:22.26
>>508
水神を稲荷として祀ることも多いので、龍神や弁財天と親和性は高い。
522名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/12(月) 13:34:51.46
523名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/13(火) 16:06:00.15
>>520
創価に決まってるべ
524名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/14(水) 01:30:00.24
>>517
ほかにも家や個人に祟ってきた死霊を民間の祈祷師が「○○稲荷」と名付けて祭り上げたり、墓場の死霊封じに墓地の真ん中や外れに稲荷の祠を設けた例もある。
ある意味、江戸時代はなにかというと神事を稲荷にくっつけたがった時代ともいえる。
そのため、憑き祈祷やなにかを憑依させていた巫女をも「稲荷下げ」と称していた。
江戸のお稲荷さんとは民間に密着し、使い勝手のいい存在だった。
525名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/20(火) 19:44:23.97
>>518
>稲荷の本家の伏見稲荷もウカノミタマだが、これも室町時代の後付け

詳しくお願いします。伏見稲荷は元々何の神なのでしょうか?
526名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/20(火) 19:59:08.20
>>525
秦氏の祖霊神。
一〜三之峰は発掘調査で秦氏の古墳であることが判っている。

松尾大社の磐坐(松尾山古墳)などもそうだが、山城に定住した秦氏には山の頂に古墳を築いて祀る信仰があったらしい。(後の山中他界信仰とも無縁ではないだろう。)

つまり伏見の場合、「お塚」は本当にお塚なんだよ。
527名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/20(火) 22:28:45.49
>>526
だとすると、稲荷勧請は狐なのか秦氏の祖霊神のどちらなのでしょうか?
528名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/21(水) 06:47:20.14
>>526
伏見稲荷というのは、ようするに秦氏の祖霊神に狐の精(辰狐=ダキニ天)
が加上されたという感じなのでしょうか?

また、高野山に祀られている白髭稲荷や清高稲荷もキツネなんですか?
529名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/21(水) 20:21:07.44
>>527
あそこにはどちらもいるかもしれないし、複合型みたいになってるかもしれない
しかし、いくらもとは秦氏の古墳といっても、人霊が何千年もあとまでそのまま残って
無関係の下々の人間に興味持つとも思えないです

稲荷勧請に関しては事実上そのボスである白狐社さんの配下の狐霊なんじゃないですかね
視える人には完全なキツネの姿で視えたり、あるいは人間の姿になって夢に出てきたり、
キツネのようでキツネでない、なにか形容しがたい容姿だったりするらしいです
高野山の白鬚さんも、そういった自然神=狐霊の形をとった眷属神グループらしい
たぶんそこのもともとの地霊でしょう

結局答えにはなってないんですが、とどのつまり、見る人関わる人によってさまざまに
姿を変えるし、明確に「これ」と言えない、あやふやな部分を持ってる存在だと
私は思っています
ちなみに、キツネ型で視える人にはやはりシッポがご自慢らしく、得意げに見せてくるらしいです
いままで狐霊として頑張って働いた年数や、修行で得た霊力がその部分に現れる、ということらしい
ちょっとおちゃめですね
530名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/21(水) 21:09:02.46
>>525
深草(伏見稲荷のあたり)に住んでいた日本の豪族(秦氏ではない)が、祀っていた山神と考えられる。
稲荷山の三か峯は古代(4世紀〜)の祭祀場の後と考えられ、稲荷山の「麓」に点在する古墳の持ち主であった豪族が祭っていたのではないかと言われる。
その古墳の一つが田中社のある荒神峰古墳。

なお、他の人が三が峰古墳説を上げているが、これはかつて有力な説だったが(京都教育委員会の古墳地図にも載ってる)、
現在は旗色が悪い。@古墳にしては歪みすぎ。A埴輪がない。B石室も無い。
C古墳だったとすると、祭祀場になるのは百数十年後と考えられ、遅すぎる。
ただし、祭祀場説も決定的ではないので、両説有ることになる。

なお、三が峰が古墳だった場合でも、その持ち主は地元の豪族であって秦氏ではない。
秦氏が京都に定着するのは5世紀後半からで、もっと後。
531名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/21(水) 21:35:00.44
今はなにかっていうと秦氏秦氏だけど、荷田氏もなもなき水神さんら
(を祀ってた人たち)も忘れちゃいけないよね
蛇トーテムと狐(っぽい哺乳類)トーテムだけでも、ぜんぜん違う氏族が
少なくとも2つあったということがわかる
532名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/21(水) 21:51:40.73
>>530続き
秦氏は、まずは嵯峨野の方に定着して、その支流が深草(稲荷山の方)も広がったと考えられる。

稲荷山の祭祀は、秦氏の進出よりも前から始まっており、
秦氏は、稲荷山の以前からの祭祀を受け継いだと言われるが、
新たに持ち込んだ神(今来神)と、それまでの地主神を併祀した可能性もある。
この場合、今来神の方が主神。地主神は配神となる。
533名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/21(水) 22:20:30.94
>>529
>>530
>>530

詳しくありがとうございます。
534名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/21(水) 22:24:37.03
>>527
伏見稲荷の神はキツネじゃないよ。農耕神。山神は麓に降りてくると田神にもなるの。

ただし、伏見稲荷に断らずとも稲荷は勝手に祀れる。別に訴えられるわけじゃないので。
キツネを祀って稲荷としても構わない。つか、稲荷って名前が付くと、いかにも神様ぽくて良い。
国学者が嫌な顔するけどw

元々、勝手に稲荷を祀ってて、新たに伏見から稲荷勧請するのは「正一位稲荷大明神」の神号を得るため。
正一位の神号は、神祇長官の白川家と次官の吉田家も与えているので(こちらは稲荷以外も)、そちらから稲荷勧請する場合もある。
最上稲荷は吉田家から「正一位稲荷大明神」を受けた。
535名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/21(水) 23:37:43.74
>>534
農耕神が何故ウカノミタマや狐に変わったのでしょうか?
536名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/22(木) 00:00:01.09
ウカノミタマは倉稲魂命だから、稲荷と同じく稲が付く。
キツネは、春に山から下りてきて秋に帰って行くのが、山神・田神と周期が同じで、
しかも、体色が稲穂に似てるから何たらかんたらその他。
537名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/22(木) 00:06:45.83
>>536
農耕神の名前の方には稲つく名前だったのですか?
538名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/22(木) 00:16:52.29
キツネと伏見稲荷との関連性で一番古い文献ソースのって、船岡山のキツネの一家が
うんたらかんたらの方でいいんじゃないの?


民俗学・宗教学的な話はさておき、実際に伏見稲荷から勧請したおみたまに
ついてきてあれやこれやとご利益もたらしてくれるのは、やっぱり狐の眷属さんらしいよ?
本殿に祀られてる方々は狐じゃないけどね
ここらへん、ややこしいよね
539名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/22(木) 01:08:20.14
>>537
だから稲荷神じゃん。
>>538
平安時代末の文献に、尾薄、黒尾の名前が出てくる。多分これが最古。
11世紀の猿楽記には阿小町が出てくるが、これは巫女といわれる。
540名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/22(木) 01:27:12.94
>>539
元々から稲荷神という名前だったのですか?
541名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/22(木) 01:34:42.60
意味がよくわからない…。
稲荷神という名前があったのに関わらず倉稲魂命に室町時代に後付けにされたと?

>ウカノミタマは倉稲魂命だから、稲荷と同じく稲が付く。
>キツネは、春に山から下りてきて秋に帰って行くのが、山神・田神と周期が同じで、
>しかも、体色が稲穂に似てるから何たらかんたらその他。

最初から稲荷神=狐って事ですよね?
542名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/22(木) 01:39:46.52
>>529 >>530 >>530さんと
>>536>>539さんって同じ人?
違う説ならコテ付けてもらわないと話がごっちゃになる
543名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/22(木) 01:50:17.04
狐なんか日本中にいるのに、他の山の神社は狐じゃないんだろう?
544名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/22(木) 03:59:47.13
あーすみません、みんな名無しだから質問者さんにはわけわからん状態に
なってしまいましたよね

私は
>>529>>531>>538
です
ちょいオカルトよりな見解かもしれませんが、最初のご質問から
「稲荷勧請の中の人」のことを一番お知りになりたいんじゃないかという
推測から上のような回答をしております
伏見稲荷で”おみたま”を受けられたら、学説ではどうあれ家や会社に来られるのは
視える人にはキツネの姿の眷属霊だそうです

伏見稲荷の祭神や信仰についてはいろいろな説がありますが、信憑性のありそうな
文献はもうおそらく今以上には出てこないでしょうから、だいたい上で皆さんが
おっしゃってるようなところで落ち着いていると思いますよ
そもそもあの山も広いですし、キリスト教やイスラム教のように「この神様!」
ということは無理な状態です
なんせ八百万の神々の国ですから
545名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/22(木) 04:39:03.28
蛇だよね?
546名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/22(木) 05:45:18.61
>>540
山城国風土記の記述からすると、イナリと名付けたのは秦氏と思われる。6〜7世紀頃になるかね。
>>541
稲荷は記紀神話には出てこないだろ。朝廷は日本の神社の祭神名を、記紀神話の神にする野望を持っていた。
平安時代には遅々として進まなかったが、鎌倉時代に、伊勢神宮が境内社の神名に記紀の神々を当ててから、徐々に浸透していった。
二つ目)だから、そんな風な共通項があったから、キツネは稲荷の使いになった(といわれる)。
>>543
キツネに関しては、伏見稲荷よりも、伊勢外宮の方が早い。
547名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/22(木) 06:36:06.82
学術的にはいろいろ言われているだろうけど、
結局は信仰の問題だから、狐に見える人には見えるだろうし、
老翁に見える人には見えるだろうし、女神に見える人には見えるんだろう。
その人にはそう見えたんだから、それらすべてが正しいといえる。

そういう昔の「視れる人」が思い思いに書きとめた稲荷神の姿が文献には記されており、
それに基づいて、稲荷神の真の姿に迫ろうとしているのが今の文献学なんじゃないか?
そう考えると、>>544の、

>そもそもあの山も広いですし、キリスト教やイスラム教のように「この神様!」
>ということは無理な状態です

というのが最も妥当な考え方なんだろうと思う。
八百万の神を崇める日本人の祭祀というのは、本当に難しいね。

日本人の大半が、御祭神のことを詮索することなく寺社参拝をするのは、
日本人の信仰姿勢としては、ある意味正しいのかもしれない。
548名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/22(木) 08:25:37.66
つか、伏見稲荷大社が出してるお札がこれなんだが
http://blog-imgs-67.fc2.com/m/o/t/moto184/20140906160648f72.jpg
549名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/22(木) 08:30:53.36
「視れる人」とか胡散臭いものを持って来られても困るよ。
550名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/22(木) 10:40:38.04
>>546
記紀神話に当てはめるなら何で豊受大神様じゃないのですか?

>キツネに関しては、伏見稲荷よりも、伊勢外宮の方が早い。
豊受大神様もきつねなんですか?伊勢外宮には置いてないですよね。
551名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/22(木) 18:21:20.82
>>549
「視える」ということがうさんくさいと感じるのも、個人の感性のブレ幅内の話では?
今の文献で確認できる稲荷神はおろか、ほとんどの神仏の尊容も実際にそういう物体・物質が
存在したわけではなく、古の高僧・神官なりの個人的な「感得」ですよ
翁型の稲荷神が視えた空海さんにケンカを売ってもしょうがないように、複数証言でおみたまには
狐眷属が視えるということだから、そういうことでいいんじゃないでしょうか?
552名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/22(木) 18:30:17.52
>>550
倉稲魂命に「稲」の字が使われているからと言ったろ。
他に、ニニギ尊を稲荷とするのもあった。天下りの際に、天照大神から稲穂をもらったので。

豊受大神がキツネというわけではない。キツネ信仰があったということ。
http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=28517078
もっと簡単に、杜の木の洞に小さい稲荷鳥居だけを奉納してたりもする。
キツネ信仰は、特に斎宮の辺りで強かった。また、ウカノミタマを三狐神(みけつかみ)と呼んだのも伊勢神宮。
553名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/22(木) 18:41:49.56
>>552
>ウカノミタマを三狐神(みけつかみ)と呼んだのも伊勢神宮。
これは当て字で間違いだっただろう
554名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/22(木) 19:37:05.73
「当て字」に間違いもないだろ。
同じ文書(神道五部書)で、豊受大神の説明では御食都神と書いてるのに
すぐ後のウカノミタマの説明ではあえて三狐神と書いてるんだから。
555名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/22(木) 20:37:50.81
>>547
参拝だけしたいなら、

なにごとが おわしますかは しらねども

でいいじゃんね、って話ですよね
しばらくあとで引っくり返る学説もけっこうあるし、あんまり追求しても所詮
わからないことの方が多いです
そんなことより、実際に拝んでかたじけなさに涙あふれるような感動もらったり
生活全体がなんかいい感じになってくる方が嬉しい
556名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/22(木) 20:49:48.94
>>548
この護符、なんか好きですね
蛇が狐より上に配置されていて中央ですから、あとはお察し、て感じですね
キーアイテムも「鉤」と「杉の葉」

ここからは個人的な妄想の範疇ですが、奥社の近くに十種の神宝に関する、大社とは
別運営の神社があります
古いのか新しいのかよく知りませんが、そこにはキツネさんは祀られてないし
像もない。代わりに龍神さんです
「鉤(鍵)」は、「宝物」の象徴ですし、石上神宮由来(?)の神宝の図像にも
鍵があったような
伏見稲荷の狐像さんも鉤か宝珠を咥えています

ついで、正月に頒布される「しるしの杉」に代表されるように、稲荷山には実際に杉が
たくさん。参道にもよく小枝が落ちています
杉と聞いて私が真っ先に思いつくのは三輪明神。ご神紋が杉です
こちらは「蛇」神さま
十種の神宝を祀った石上神宮と大神神社はけっこう近いです
秦氏のずっとまえに、三輪氏と関連の深い氏族か、似たような祭祀をする人たちが
稲荷山に移住していてもおかしくないですよね


・・・といったように妄想ロマンが楽しめるのが、混沌とした伏見稲荷さんのいいところw
557名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/22(木) 21:00:36.70
>>554
然るは豊宇氣神を。御食都(みけつ)神とも申す故に。 古書どもに。三狐神(みけつかみ)とも書たるを。世人心得ひがめて。
稲荷社にます三座の中なるオオミヤメノ命は。
天照大御神の御前に侍ひて。事執り給ひし神なる故に。專女(たふめ)と申せるなどを混じて。稲荷神を狐なりと言ひ。
狐に專女(たふめ)と云う名を負せ。稲荷(とうか)と云う名をも付て。狐を祀れる祠をば。

間違いだね
558名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/22(木) 21:09:27.69
>>551
>翁型の稲荷神が視えた空海さんにケンカを売ってもしょうがないように

その説話が成立したのは鎌倉時代だよ。
559名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/22(木) 21:12:26.35
>>558
ああ、かみ合わない・・

現時点で遺ってる文献の古さを競い合っても、本当のところは謎のままですよ・・・

ていうか、質問者さんは何をお知りになりたかったのかな?目的は果たせたんだろうか
560名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/22(木) 21:33:03.49
結論は稲荷神はキツネ?って事?
561名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/22(木) 21:55:23.98
キツネでもあり、キツネでもない、ありがたいお方(たち)です
562名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/22(木) 22:41:55.35
>>560
伏見稲荷はキツネではないよ。
今の伏見稲荷もそう言っているし、最初の稲荷縁起である山城国風土記にも出てこない。
伏見稲荷とキツネの関連が示される文献は、やっと平安時代の末期に現れる。

それが明確に説話となるのは、>>583の言っているように、鎌倉時代の末期で、しかも伏見稲荷のではなく東寺の説話。
キツネと稲荷を結び付けたがったのは、伏見稲荷ではなく東寺など仏教(密教)側なんだよね。

ただし前にも言ったけど、伏見以外の神社の稲荷はどうかは知らん。元々キツネを祀っていた稲荷も多い。
あと、ダキニ天なら野干(キツネ)の化身。
563名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/22(木) 22:57:19.23
倉稲魂命は室町時代の後付けで関係なし

元々は、深草(伏見稲荷のあたり)に住んでいた日本の豪族(秦氏ではない)が、祀っていた山神で(4世紀〜)

イナリと名付けたのは秦氏(6〜7世紀)

という事?
564名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/22(木) 23:03:39.53
鎌倉時代の末期頃から東寺など仏教(密教)側が伏見稲荷とキツネを習合し現在に至る

鎌倉時代以前は地元の山神だったのが、神仏習合でキツネと習合したという感じかな?
565名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/22(木) 23:03:47.62
考古学と史料からはそんな風に「推測」されているね。
566名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/22(木) 23:07:08.33
↑は>>563
567名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/22(木) 23:18:45.35
キツネと習合した現在の伏見稲荷の稲荷勧請のおみたまはキツネがくると思っといた方がいいかな?

お稲荷用じゃない普通の神棚に狛犬で祀っていたら違いますよね?
568名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/22(木) 23:44:42.09
>お稲荷用じゃない普通の神棚に狛犬で祀っていたら違いますよね?

どうでしょうねえ
もうすでに他の神社さんを祀ってる神棚がある状態ですか?
だったら同じスペースに、できれば宮型(お家の形の)を別個に独立して
お祀りするのを推奨するサイトが多いようですね
狛犬も元からあるなら、今の神棚さんのご守護をされてるから変える必要は
ないと思いますよ

もし今からすべて新調されるんでしたら、そりゃもう狛犬でなくお稲荷さま仕様に
陶器の一対のおキツネさん像もそろえてあげてください
特に、お神札でなくおみたま(ご神体そのものです)勧請でしたら、
最良なのはスペース(神「棚」)自体を独立して新たに設け、他の神様とは
分けるのが一番丁寧です
なんせ大きいおみたま(店舗とか会社・工場向け)の場合は、屋外にお社を建てたり
するくらいですから、一般家庭用の小さい方でも、できるだけ丁重にお祀りするに
越したことはないです
569名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/22(木) 23:49:51.08
伏見稲荷であっても、御札で無くご神体そのものおみたま勧請にこられるのはキツネですよね?
普通の神社のお社と狛犬で野外で立てている所は見た事ないので
570名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/23(金) 00:06:58.52
>>568
キツネは犬や狼を祀ってる神社は駄目だそうです。
571名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/23(金) 00:20:30.93
>>569
ええ、ですからもしすでに別の神社さんのお神札を祀っていて狛犬もあるなら、
できれば別スペースをおすすめします、と書いたわけです
それでもおみたま勧請がダメかどうかは、大社さん(で勧請するんですね?)に
直接確認された方が確実ですね

>>570
そういう話は聞いたことありますが、神社さんの勧請と一般家庭の話とは
ちょっと分けて考えられた方がいいかもしれませんね
またよく、犬を連れて稲荷神社に行ってはいけない、など言う人がいますが、
伏見稲荷さん、ぜんぜんそんなことないですよw

狼は御嶽神社さんや三峯神社さんが有名ですが、「狛犬」はまた別の方でして、
あれはいちおう「獅子」という聖獣なのです
572名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/23(金) 05:41:50.24
>>564
そんな感じなんだろうね。

伏見稲荷はもともと秦氏の祖神や山神であったところに、
ダキニ天の信仰が付加され、強力な呪力を持つ霊威神として
爆発的に信仰を広めたと、とりあえずは考えておくべきでしょう。

「稲荷一流大事」を見てもわかるように、今は神道系稲荷とされる所であっても、
ダキニ天信仰の影響を受けていないところはないと思われる。
573名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/23(金) 05:46:51.12
ところで、某宗派の大寺院の鎮守稲荷さんで御祈祷札をいただいてきたんだけど、
「どこにお祀りしたらよいですか?」と尋ねたら、「神棚にお祀りください」
と言われたよ。寺院の鎮守稲荷なら御正体はダキニ天さんなんだろうと思うけど、
その鎮守稲荷さんのお堂には鳥居も立ってるし、仏教的には天部は神祇と同様の扱いなんだね。
574名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/23(金) 06:30:31.56
>>573
そうですね、聖天さんも仏壇ではなく神棚に、と言われますね

普通、一般の在家の家では仏事関係の祭壇は先祖供養の仏壇しかなく、
いわゆる亡者供養になりますので、神祇・天部にとっては死穢の禁忌に
ひっかかる→消去法として神棚、ということだと思います
もちろんオリジナルの棚を設けられるならなおいいんでしょうが、
お神札ならそこまで気を使わなくてもいいんでしょうね
まあ、個人的には供物類、せめて水器だけでも別にされたらいいとは
思いますが
575名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/23(金) 15:08:24.75
>>574
ご親切に教えていただきまして、ありがとうございます。
576名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/24(土) 11:26:37.70
ダキニ天が死穢を気にしてたら飢え死ぬと思う。
577名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/24(土) 21:10:44.95
>>576
そりゃそうだw
鋭いご指摘ありがとうございます

ただ、取り込んだ仏教側としては天部=悟りを開いていない存在として、
たとえ一番上でもまだ六道輪廻からは解脱されてない方々なので、プライドが
すごく高いらしいのです
なので、お食事はお食事として、それと同格に扱われたり祀られたりはやはり
お気に召さないと思いますよ
プライドの高い人って、席次とかすごく気にしたりそれでモメたりしますよね
578名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/26(月) 19:47:45.32
すみません。ダキニ天様の本地についてですが
剣を持っておられるお姿のほうは本地は文殊菩薩で
稲穂を持っておられるお姿のほうの本地は如意輪観音だとする説が一般的なのだそうですが
そうなのですか?
579名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/26(月) 22:01:56.88
>>578
それを言ったのは羽田守快という結構有名な天台宗の坊さんだけど、「一般的」とは一言もいっていないよ。
「私の体験からすれば・・・ふさわしいように思う」と言っているだけ。
実際、伏見稲荷・愛染寺のダキニ天は如意輪観音が本地で、
木山寺・善徳稲荷は十一面観音が本地だけど、どちらも剣と宝珠を持つオーソドックスなスタイル。
580名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/26(月) 22:01:58.38
>>578
羽田守快氏の「意見」として著書にそう述べられています。

ただし、各所で形態、型のさまざまに異なる尊像が存在するので、
上はあくまで一般的な解釈だと思います。
581580:2015/01/26(月) 22:07:12.99
うわ、>>579
かぶってしまいました、すみません
しかし、2秒差・・・
こんなこともあるのですねw
582名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/28(水) 04:35:31.39
自分の理解では、
伏見稲荷で神道の稲荷神、ウカノミタマ神は蛇。
豊川稲荷で仏教の稲荷神、ダキニ天は天女になった猛禽類。
そしてどちらも今はキツネを部下にしているという風に理解している。
583名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/28(水) 11:53:12.55
おキツネさんの遺体を葬り祟りを鎮めるために建てられたという
由緒の稲荷神社には気軽にお参りしない方がいいのかな?
結局町中の稲荷は元はキツネを祀っているとこが多いね。
そしてオドロオドロな祟りや化けギツネの由緒を隠しもせず
今は倉稲魂命が表向きの主祭神で商売繁盛にご利益ありという。
おかしいけどこれこそ稲荷らしさという感じで惹かれてしまう。
584名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/28(水) 17:25:07.38
>>569
稲荷神の眷属はずべてが狐じゃないよ。

伏見稲荷大社のお神輿見たら判るんだけど五基あるうち
どれだったか忘れたが狐じゃなくて狛犬(獅子)が乗っている
神輿がある(マジだよ)
585名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/28(水) 19:29:55.25
>>584
だったら狛犬で神社を立てればいいんじゃない?
586名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/28(水) 19:52:01.45
稲荷信仰の奥義、教えていただけませんか?
587名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/28(水) 20:59:27.06
>>585
申し訳ないが言っている意味がわかりませんが・・・。
588名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/28(水) 21:56:12.48
>>586
稲荷鳥居10号(130万円)の奉納。
589名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/28(水) 22:22:03.62
>稲荷神の眷属はずべてが狐じゃないよ。

ずべて?
590名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/28(水) 22:29:05.23
>>587
この伏見稲荷も隆盛荒廃と再興の歴史を経て現在に至っていますが、この課程で稲荷と狐が結びつくのです。稲荷信仰の全国的普及は主にこの伏見稲荷をはじめとする宗教家の解説や宣伝によるものですが、
さらには東寺の真言密教の影響も受け、各地に中世以降広まって行きます。ここで、狐と結びつくポイントとなったのはこの宣伝よりもむしろ受け入れ側にありました。
この受容の基盤となっていたのが「田の神およびその使女(ツカワシメ)を狐とする」信仰です。

各地でみられる狐塚は本来田の神の祭場であったとされ、稲荷(五穀をつかさどる神)=狐を同一視する観念も一般的でした。
また、広めた側は神社の社家、真言宗の僧、民間の巫者、行者、祈祷師などが主で、病気や不幸の原因が狐の憑きものであると判断しそれを回復させるために
稲荷をまつるよう指導する例もありました。他にも商業や漁業神としてもまつられるようになりますが、以上のような理由があったのです。
591名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/28(水) 23:00:27.19
>>589
正直すまんかった(AA略
うっかりタイプミスだ。
592名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/28(水) 23:50:39.65
>>590
伏見稲荷と東寺とが、近い地区であった関係で、東寺建設の木材提供を受けたのが伏見稲荷山だったとか、
東寺創建者の空海が紀州だったかどこかで稲荷神と名乗る翁姿の神と出会い、東寺に出向くとかの約束をした云々の話で関連があったのは知っているけど、
そこから何故稲荷と狐が結びついたのかがいまいちわからないな・・。
大陸より空海が持ち帰った密教世界のダーキニー神が中国で狐と似た生き物の野干(ジャッカル)に乗っていると解釈されというところから来たのかもしれないが、
稲荷神とダーキニー神とを結びつけたきっかけそのものが何かが見えてこない。

ダーキニー神や密教、仏教以前に、既に稲荷神に狐との関係が出来上がっていたのなら、狐と野干との同一視で稲荷とダーキニーが結び付くならわかるけど。
そうだとしたら、密教と関わる以前の稲荷神が既に狐と関係を持っていた理由は何なのかが気になるところである。

一説では、
稲荷神が水神たる蛇神で、水を司っていることから農耕神となったが、多すぎる水の恵み(洪水水害)に人間が困ったところに、
土の五行属性をもつ狐を部下として蛇水神の稲荷に仕えさせることで、水害のない水と土との程よいバランスを作り出した。
五行は陰陽道など風水としての考えだが、伏見稲荷を祀った秦氏は大陸よりの渡来氏族で、
大陸の陰陽道などの学問も持つ大陸よりの技術集団氏族だったことから五行の考えで土属性の狐を用いたと・・。

そんな話をどこかで小耳に挟んだりしたのだが・・・このスレのお歴々はいかが思いますか。
593名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/29(木) 00:29:06.53
>>592
>五行説

それおもしろいですね
灌漑・土木技術で遷都前の土台を築いたグループだから、なんとなくありえそう
だいたい秦氏が最初から狐信仰をしていたのではないと私も思います(もし
そうなら松尾神社周辺や鴨川流域にもその痕跡がないとおかしいが、あの周辺では
稲荷山にのみ顕著。ちなみに、現在の大亀谷は旧名”オオカミ谷”らしいです)

狐や狐に似た動物をなにか霊的な力を持った不思議な存在として畏怖する信仰は
全国的にあったと思いますが、伏見稲荷が有名になったのはやはり元からあった
土着民間の狐信仰に、密教がもたらしたダキニ天のイメージが便乗(?)する形で、あとでブームに
なったのではと、私も思います
594名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/29(木) 21:07:28.90
伏見稲荷の眷属が狐である理由を調べたら昭和26年伏見稲荷大社発行の
「稲荷の信仰」85ページに書いてあったよ。

弘法大師の弟子が書いた稲荷流記(東寺所蔵)の記事に
「船岡山の辺に老狐夫婦あり(中略)狐、五匹の子を伴いて稲荷山に参りて
各々神前に跪きて詞を顕して申さく『我ら畜類の身を得たりと云えども
天然として霊智を備ふ。世を守り物を利する願い深し。然して我等が身にては
此の望み遂げ難し。仰ぎ願わくば今日より当社の御眷属となりて此の願を果さんと。』
(中略)その名を小芋(をすすき)と附くべきなり(中略)その名を阿古町(あこまち)と
いわんとのたまう(以下略)」(旧仮名遣いは難しいわ・・・。)

霊狐の請願を稲荷大神が受け入れて狐が稲荷神の眷族となりました。
今の命婦社の祭神がこの老狐夫婦だそうです。
595名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/30(金) 01:30:38.45
>>594
旧仮名で入力、ありがとうございます

そうそう、このお話私も好きですね
伏見稲荷の眷属さんの元祖、あまたの稲荷勧請されて行った先の神様がたを
束ねる大ボスとされる、命婦社さんの由来ですね
とても善良な狐霊さんとして書かれていますねえ
新たに稲荷勧請されておみたまについていく狐眷属さんも、雌雄一対が多いそうです


ところで命婦社さんの下の位置に、玉山稲荷さんがありますが、こちらは昔
功を立てて宮中に招かれ祀られていて、その後時勢の流れあれやこれやでまた伏見稲荷
に戻ってこられたお稲荷さんだそうです
「命婦」という、昇殿を許された位のある女官の官職名のついたお稲荷さんの始まりは、
本当はこちらのお稲荷さんなのかな?
596名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/30(金) 03:03:58.56
>>594
伏見稲荷の命婦社の狐の話は伏見稲荷に詣でたときに社殿の看板などで知っていたが・・。
船岡山か・・・。
船岡山は・・・確か・・・平安京の中心軸の朱雀大路の真北に位置する山でつまりは平安の内裏の真北にある山だな。
えっと・・ここは平安京の北の葬送地で、藤原道長の生きた時代には疫病の大流行で船岡山近くの今宮神社の牛頭天王を招いての御霊会が行われていた地でもある・・。
そんな平安の北の船岡山に住む狐夫婦がわざわざ南に下り羅城門外の京外の伏見稲荷山に参り稲荷神の眷属になったと・・。
狐の出身地が船岡山な事と、その狐が稲荷山の稲荷神に仕官した事に何か意味を感じてしまうな・・。
記事の出所が東寺所蔵の弘法大師の弟子が書いた稲荷流記というのにも・・・。
死者の亡骸を送る葬送地である船岡山と、狐と、空海の密教・・・ダーキニー神を連想させる材料は揃っているが・・。
もっとも葬送地としては平安京北の船岡山より六道の辻で有名な東の葬送地の鳥辺野の方がずっと近いが・・。
597名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/30(金) 14:18:06.45
はじめまして。
先日、お稲荷さんが憑いていると言われました。
そういえば人生の場面で常に守られているような気がします。
そこで質問なのですが、お稲荷さんが憑いているのは
なにか意味があるのですか?生まれつきなのかな?
今後どのようなことを心掛けたらよいですか?

ご存知の方がいましたら教えてください。
598名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/30(金) 20:19:43.93
>>597
稲荷の御札を祀って、
「守ってくれて有難うございます」と感謝の意を伝えたら良い。
599名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/30(金) 20:36:05.29
>>597
守られれる感じがされるということで、私が思い出したのは以前オカルト板で
見たこのレスですね。

 857 :本当にあった怖い名無し:2013/07/16(火) NY:AN:NY.AN ID:mBBMTTuZ0
 ついさっきの話なんだけど
 仕事の休憩中に猛烈な眠気に襲われて寝ちまった。
 で、こんな夢見た。

 夜なんだけど、伏見稲荷みたいな鳥居がいっぱいある場所で、お祭りみたいに提灯がいっぱいあって、すごく綺麗。
 そこに自分と白い狐のお面の男がいた。
 なんか親戚のお兄さんみたいな親しい雰囲気で、怖いとかはなかった。
 そしたら男が盃を渡してきたんで、一緒に酒を飲んだ。
 すごく甘くておいしかった気がする。
 で、なんか「もう大丈夫だからね」みたいなこと言われて男はキラキラした光の中に消えていった。

この方はご先祖様が信仰していたというご縁があったようですが、そういう心当たりが
ないのでしたら、>>597さんの場合は他にも前世からのご縁の可能性もあるしれませんね。
普段から、ご守護に感謝してなにかあったら心の中でお礼を言ったり、その分人や生きとし
生けるものにやさしく親切にすることでその御恩を回向したり(巡り巡ってそのお稲荷さまに
届きます)、というようにいつも頭の片隅にそのお稲荷さまの存在をおいておくといいん
じゃないでしょうか。
関係が深まれば、あちらから自然と具体的な信仰の道が開けてくるようにしてくれる
こともあるかもしれませんので、今特にあわてて何かする必要はないと思いますよ。
600名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/30(金) 20:45:17.00
ごめんなさい、そのコピペには続きがありました。

(つづき)

 起きたらなんかすごくスッキリしてて優しい気分だった。
 うちの家、昔は敷地内にお稲荷さんのお社があって、お世話してた。
 でもって明日は自分の誕生日。
 たかが夢かもしれないけど、なんか不思議と自分の内面が綺麗になったみたいなそんな感覚がある。
 いいことがあるといいなあ。


このコピペの人のお稲荷さんは、なんとなく伏見稲荷からそのお宅に来て長く
祀られていて、そしてなにかのきっかけで帰られるときか、「本宮祭」(全国に
勧請されていったお稲荷さんが年に一度集まるお祭りらしい)におでかけついでに
子孫の投稿主の夢に現れたみたいですね。
もしお札なんかをお祀りされたいなら、全国のお稲荷さんの勧請元はだいたい
伏見稲荷ですから、機会があれば一度お参りに行かれて、よい雰囲気だったら
お札をいただいてきてもいいかもしれませんね。
601名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/30(金) 20:59:44.16
597です。教えてくださってありがとうございます。

早速お札をいただいてお祀りします。
前世からのご縁というのもなんとなく納得できます。
というのは、私にはどうしても手に入れられないものがあります。
(物質面ではないです)例えとして、それを宝箱としましょう。
向こうから与えられてもなぜか拒否してしまったり、
受け取っても、肝心の中身がなかったりするのです。
なにか意味があるのかお尋ねしたのは、その部分が解らないからです。

ともかくご縁があるようなので信仰してみようと思います。
602名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/30(金) 22:05:33.79
>>594
「稲荷大明神流記」が書かれたのは1351年以降のことで、著者が弘法大師の弟子(実弟の真雅)というのは後世の仮託だよ。
しかも東寺の由緒なので、あくまで鎌倉〜南北朝における仏教側の認識を表すものだよ。

他の人がダキニ天との関連を示唆しているが、実際に関連はある。
平清盛が狩りの際にダキニ天に会ったのは、船岡山の麓にある蓮台野で、これが書かれたのも室町時代。
船岡山の周りは、蓮台野や紫野などの死体遺棄場・火葬場になってて、キツネも死体を食いに現れていたのが前提になっている。

早い話が、船岡山で死体漁りしていたキツネが、神の眷属になったということ。ダキニ天と同じ。
仏教側観点のキツネ(野干)説話であり、残念ながら神道とキツネの由緒には使えそうにない。
603名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/31(土) 00:41:18.18
>>602
稲荷流記も平清盛の話も伝説だから
目くじら立ててもどうしようもないだろw

伏見稲荷の公式見解なんだから(昭和20年代だけど)
文句があるなら伏見稲荷に言いなさいw
604名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/31(土) 02:56:28.15
>>603
いやいや、伝説にいちゃもん付けている訳ではないでしょう。
単に伝説をもとにそこから推理して神々が辿ったルーツを探しているんですよ。

今ここで話題になっているのは稲荷神と狐がいかにして出会い結びつく事になったのかを探っているんです。
伏見稲荷の公式の逸話では秦氏の餅を的にした話から稲荷神は歴史に登場しましたが、この時狐の存在はまだ無いので、
いつ頃からどのような形で稲荷神と狐が出会ったのかに関心が湧いているんです。
605名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/31(土) 03:09:02.91
他の稲荷スレでも、もうずーーっとそのことはいろいろ論じられてるけど、これ、
といった結論は出てないんですよね
数年さかのぼって読んでみるとわかりますが、ほぼ同じ話や出典元のループ
おそらく大社さんの講に入っても、謎のままなんじゃないですかねえ
606名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/31(土) 06:55:27.69
>>603
いやいや、伏見稲荷の公式見解ではないでしょう。
そういう伝説があると紹介されているだけですよ。
http://inari.jp/about/num04/(ページ下部)
607名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/31(土) 10:56:18.45
>>606
いや、「稲荷の信仰」には船岡山の老狐夫婦が
「稲荷の眷属の始祖はこのをすすきあこまちの夫婦の老狐」
って書いてあるんだわ。(今現在と1951年とで見解が
変わってても何もおかしくはないと思うけどね)

稲荷と狐の関係については神様に聞いた人が居て
千葉県にある古神道の浅見宗平氏が呑香稲荷神社の
神主であった小保内樺之介氏が訪ねて来られた時に

「馬ではない狐がお使いであるのになぜ初午(はつうま)と言うのでしょうか」
と神様にお伺いしたら「神様が白竜を元に拵えたお使いが午」
とお知らせをもらったと豊受様との関係も含めて書いてあるね。
(この世じゃなくて神様の世界での話し)

星雲社「ふしぎな記録第一巻」浅見宗平著の111〜118頁に
書いてあるんだがさすがに長すぎてここには書けないから
詳しくは立ち読みするか図書館で借りて読んでくれ。
(小保内氏は1964年に、浅見氏は2009年に亡くなっておられるので
本人に直接聞くことは残念ながらできないが)
608名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/31(土) 14:43:30.20
>>607
>「馬ではない狐がお使いであるのになぜ初午(はつうま)と言うのでしょうか」
>と神様にお伺いしたら「神様が白竜を元に拵えたお使いが午」

全然関係ないけど、西遊記で三蔵法師が乗る白馬は龍の化身、ってのを思い出した
609名無しさん@京都板じゃないよ:2015/01/31(土) 20:14:37.62
>>607
狐なのに馬の理由を聞いて、馬は白竜を基に作ったから、と言うのは答えになっているのだろうか・・?


まあそれはさておき、
伏見稲荷で眷属の狐達の筆頭各と見られている命婦社のお狐神だが、
上記レスの東寺の稲荷流記では夫婦の狐と説明しているが、
そこに付けられた通称名は命婦神。
命婦は朝廷に諸事雑用?の仕事で仕えている女性の事を命婦と呼び、
伏見稲荷の命婦社も稲荷の狐に内裏への出入りを許可する意味を込めて朝廷が与えた呼ばれ方のようだが、
これは当時の朝廷が稲荷神に仕える眷族の狐は女狐と見ていたという事なのだろうか・・?
610名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/01(日) 02:24:03.18
便宜的なものじゃないの?
動物に付ける位はみんな命婦にしてたとか
天皇に飼われてた猫も命婦だったし
611名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/01(日) 04:36:45.67
命婦狐はあとから眷属神さんたちの中でも高位の方々を呼ぶ時の総称になった
みたいですけど、もともとは内裏の火事の際に帝を助けたとかなんとかの
逸話が文献に遺ってたのではなかったでしょうか

まあ天皇家も有力な摂関家も、密教やらなんやら、当時の最先端科学・学問として
便利で使えそうなものはなんでも取り入れたので、事の真相はそういう背景だったのでは
と想像しますが・・・


しかし一方で、勧請稲荷神のご利益の中に「火伏せ」の効験というのが昔から
言われているのも興味深いですね
実際に近世のある村で定期的に火事が起きてどうしようもなかったが、寄り合いで
相談しあって伏見稲荷から勧請し、村の神様として祀ったとたんにピタッと出火が
止まって、皆一同に不思議がった、とかいう話があるそうです
612名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/01(日) 04:40:14.47
>>608
タツノオトシゴの英語名は seahorse (海の馬) ですね
東洋型の龍を知らない人たちには、やっぱり馬の頭に見えると思いますw
613名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/01(日) 05:23:12.06
>>611
それ読んで個人的なことを思い出した
うちの市内にお稲荷様があるんだが、ある時、その町内の小さい工場が火事になった
かなり激しい火災で、道路を隔てた住宅地にまで被害があったが、お稲荷様の敷地との境界に来た時にピタッと火が止まった
小さめの鎮守の森みたいなものだったから、樹々の水分で延焼を防いだのかもしれないけどね
614名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/01(日) 05:28:20.38
>>613
ほうー、それは不思議ですね
実話を紹介いただいてありがとうございます
615613:2015/02/01(日) 05:29:09.49
そのお稲荷様は伏見稲荷大社からの勧請かはわからないんだけど、
徳川家の御陣屋だった時に敷地の土塁上に祀られたものだとか
その後、20年ほどして区画整理のために土塁を崩して社を地面に下ろした
森もなくしてしまって、それまでなかった玉砂利なんか敷いて、周囲も小綺麗になったけど、
なんだか神様がいなくなってしまったような気がしてる

長々とすまん
616613:2015/02/01(日) 05:31:20.06
>>614
こちらこそ読んでくれてありがとう
火伏せの霊験があるとは知らなかったので勉強になったし、何より合点がいって感激しました
617名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/01(日) 05:50:17.96
>なんだか神様がいなくなってしまったような気がしてる

あらら・・・、それは残念ですね
お稲荷さんはじめ、日本古来の神祇は自然神な方々が多いみたいですから、
人間の都合で自然環境を勝手に変えてしまうのは、なんだかもったいない話だと思います
618名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/01(日) 05:57:32.12
稲荷神は蛇や竜の水神と見られていることがあるから、火に対しては有利な神様と見ることもできるね。

>>613を読んで、数日前にBSのどこかの局の番組が放送していた、東京の街を鳥の目線(ラジコンヘリカメラ)で見ながら東京の街の歴史を紐解くって感じの番組で東京大空襲のときに小さな神社の鎮守の森で火が止まったという話が少し出てきていたな・・。
境内の大きな木(イチョウだったかな?)が半分燃えたが木の生きている部分から幹が分かれて焦げた部分を今も残しながら未だに大きな木として生きて立っているとか。
あれも確かお稲荷さんだったような気がする・・。
確か墨田区で、戦前の木造長屋が今も残ってひしめいている地区の話だったかな。
鉄道線路の土手と、関東大震災復興により採用された4車線道路があったからその地区への延焼を防げたと言う話の中で一緒に火が止まった神社の森の話が出てきていたと思う。
619名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/01(日) 06:30:43.72
>>618
押上の飛木稲荷さんですかねえ
10年くらい前まで墨田区に住んでいたことがありますが、押上〜曳舟の
あの辺りはまるで「寅さん」の映画の中にタイムスリップしたみたいな昭和な
木造住宅がまだありました
お書きになった「鉄道線路」が都電だったらどうしよう、とか思いながらw(その年には
まだ生まれてませんので)、懐かしく墨田区内の神社をいろいろ検索してみましたが、
その条件によく合う銀杏の木ですと、ここかなと

http://www.city.sumida.lg.jp/kyouiku/syougai_gakusyuu/gakusyu_sien/bunkazai_hogo/bunkazai_itiran/sumida_siteibunkazai/sumida_sitei11.html
http://blogs.yahoo.co.jp/moritakeue/12070852.html

境内の銀杏の木が、お寺や神社の火災を防いでくれた、という謂れは、全国的に
わりとあるようです(たぶん「弘法大使が杖でついて湧いた井戸、温泉」並みに)
620名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/01(日) 06:37:53.22
なんだか銀杏つながりで、思い出してしまいました・・・
お稲荷さん関係ないんですけど、鶴岡八幡宮の大銀杏が倒れた次の年に東日本大震災が

まああれは勝手に倒れてしまったんですけど、しかしやっぱり自然は大事にしたいですね・・・
621名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/01(日) 11:20:58.17
火防の霊験で思い出した
北区の王子稲荷では、毎年2月の初午・二の午で凧市が開催されていて
中でも神社で授与されるものは火防凧と呼ばれ、火災除けに御利益があるそうだ
ttp://www.kanko.city.kita.tokyo.jp/guidemap/iventoimag/takoiti.jpg

凧は風を切ってあがるから、火事の類焼が防げると考えられたわけ
622名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/01(日) 12:49:28.20
>>611
命婦の称号の由来は二説あって伏見稲荷大社の社伝によると

1)後三条天皇が1071年(延久三年)に行幸の折に授けられた。

2)進ノ命婦(女官)が七日間、稲荷社に参篭して狐神のご加護によって
  立身して宇治殿の御思人(おもいびと)になり、次いで
  北の政所となったので、命婦という自分の称号を阿古町に
  譲り奉った。

だそうです。
623名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/02(月) 07:18:23.39
>>622
そういえば伏見稲荷さんには恋愛成就の霊験もあるそうですね
平安時代はもっぱらそれで人気を博したとか
和泉式部と田中社のエピソードも、なかなかのものがありますねえ

しかし「進ノ命婦(進命婦)」=藤原祇子、この人の人生もすごいですね…
624名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/04(水) 16:22:38.10
ちょっと今沈んでいるので、気晴らしの散歩途中、御香宮でおみくじした
良いのが出たらいいなと思ったけど半吉で結構ボロクソ書かれてるw
ショックを受けて、このまま帰るのも(・ω・`)だったので一番好きな伏見稲荷まで電車乗ってって引いたら見事大吉!
御香宮とは真逆で良いことばかり書いてる
お稲荷様まじ優しい!ありがとうございます!
625名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/05(木) 02:30:47.90
そういえば伏見稲荷からいただける御分霊は
小式や中式などの規格がありますけど、
それぞれは稲荷神としては何の違いがあるでしょうか。
稲荷神の中でも分霊の仕方で小さい稲荷や大きい稲荷がいるのでしょうか。
626名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/05(木) 02:54:26.32
>>625
御分霊(オミタマ)は、お祭りする神棚・御社の規模や付属品により
規格が細分化されています。
詳しくは、大社のHPや、リンクの門前の神棚のお店のHPを参照されたし。
または、大社にお問合せを薦めます。
初めから高い御位の御分霊をいただくよりも、最初はご祈祷の木札か、授与所のお守りからはじめてはどうかと。
もし、御分霊を頂くのなら、専用の神棚も必要ですし、日毎のお日供も。

御分霊は「御位上げ」ということがあり、まず最初は小式で十分では?
627名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/05(木) 03:12:05.41
稲荷の神璽には小式、中式、大式、本式・・・
とあるが違いは神との近さ(この表現も少し不適切なのだが)にある。
神璽はそれ自体が神なのではなくあくまで神が人と関わる上での依代であり、
位の高い神璽の方がより神としての本質に近い。
とはいえ民間人が奉仕する上では小式や中式をお勧めする。
本式ほどになってくると本来はその家や会社の者が
神社の神職の如き奉仕をする必要があり、
よほど熱心な信徒でもないともてなしきれずただただ無礼になる。
628名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/05(木) 04:46:10.39
>>624
御香宮さんと、あと藤森神社は、昔今の伏見稲荷の場所に祀られていたのを、
どかされて移動させられた、という言い伝えがあるそうですよ
藤森神社の方は信憑性はさほどでないですがちゃんと社史に遺ってるそうです
もし本当なら、元伊勢ならぬ、元伏見ですね
629名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/05(木) 14:16:34.11
>>625
おみたまの大小に違いはないと言うのが伏見稲荷の
(表向きの)見解ですが、実際には大きなおみたまを祀る場合は
神棚も大きくしないと駄目なんです(神霊的に収まりきらない)。

それと分霊は元の神様の魂の一部なので階級と言うか
位があって頂上の部分じゃなくって裾野に近い部分が初めに
来られて祀られて活躍しているうちに位が上がるんです。

わしが昔、住んでいた社宅に祀られていたお稲荷さんと龍神さん
の位が上がったことがある。当時お世話になっていた
天台系の行者さんだけど伏見稲荷の教師免許も持っていて
神霊の取次ぎが出来る人にお参りしてもらって判った。
(お年でもう亡くなられて10年以上経つが)
630名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/05(木) 15:33:28.17
分霊に関しては祀り上げ(神璽の位を上げる)をする人もいれば、
最初に勧請した小式や中式のまま神棚やお供え物を荘厳にしていく形式の方もいますね。
どちらも神との接し方の問題であり間違いとは言い切れぬところはあるのですけど。
631名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/06(金) 02:49:32.55
一般人が祭祀する家内守護の御分霊なら、最高でも大式までらしいよ。
より上を望むのは人情だけど、位が高い御分霊様は、それなりに御祭礼行事も必要になり、
たとえば、初午の他に、正・五・九と勧請記念日の5回くらいの神官の祭典が最低でも必要になるとか。

出来たら、御託宣可能な伏見の教師免許者や神官に相談することをすすめるね。
自己判断で決行して、後に、お報せ=お障りでは、残念至極。
632名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/06(金) 05:53:51.31
633名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/06(金) 19:47:07.90
現在、「神官」は存在しませぬゆえ。
634名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/08(日) 02:33:04.67
>>628
確か、藤森神社の神幸祭か何かで藤森神社の神輿が伏見稲荷大社の境内まで入って、
藤森神社側「そろそろ土地をお返しください。」
伏見稲荷大社側「今、稲荷の神様は社殿を留守にしていますので私どもではご返答できません。」
ってやり取りを恒例として行うとかって何かで聞いたような気がするな・・。
635名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/09(月) 11:36:18.95
さて、今年の初午は2月11日ですぞ。
皆々お忘れなき様に!
636名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/11(水) 15:52:14.68
人は多かったのかな?
637名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/11(水) 16:47:33.32
ヤフオクで神棚と伏見の小式神璽が売りにだされてて目玉が飛び出た
http://page16.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/u74529670
638名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/11(水) 18:44:18.76
ヤフオクなあ…
何でも売っているとは思っていたが
ついに神様売り出したか
639名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/11(水) 19:05:10.22
>>636
伏見稲荷の初午行って来たけど祝日と重なったせいで激混みだったわ。
(初詣よりはまし)

第3、第4駐車場も空き待ちで溢れていたし、本殿に近い参集殿前の
駐車場はもちろん満車で鳥居前は大渋滞・・・。
(帰りの午後4時過ぎでも鳥居前大渋滞)

裏道を走ってたら1時間200円の激安コインパークたまたま見付けて
4時間停めても800円ですんでラッキーだったわ。
640名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/11(水) 19:26:06.97
>>637
これって出品者は過去の履歴見ると中古屋(古物商)っぽいけど
中古屋にこれを売った人はただではすまんやろなあ・・・。
(買う方もかなり危険かも)

稲荷真珠(わざと誤字)の過去の話を見ると学会員がお稲荷さんのお札を
折って捨てられた家の人が(被害者なのに)障り受けてる話もあるし
(お札に対する無礼を黙って見ていたのが駄目らしい)

おみたま受けといてこの仕打ちはただではすまんやろなあ・・・。
641名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/11(水) 19:51:48.95
ヤフオクの神棚の持ち主は亡くなったのかもね。
それで何も知らない人に遺品を整理されてしまったのだろう。
後を頼む人がいないのに安易に勧請をお受けしてはいけないというひとつの見本かな…。

今日は東伏見の方にお参りしてお神楽を見ました。
盛況からは遠く、好きものだけがまったり集まってる感じが良かったです。
642名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/11(水) 20:19:48.63
>>637
この神棚、伏見の福乃家のじゃないか
643名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/11(水) 21:14:34.46
事情というか経緯がわからないから、なんとも言えないよね・・
もし身寄りのない一人暮らしの人が急逝したとかだと、部屋の整理や遺品の処分
一切を見ず知らずの業者がすることもある
まあ、おみたま勧請をするくらいだから店舗や事務所だったかもしれないけど、
その他いろんなケースが想定してしまえるなあ
ちょっとやり切れない感じはするね

でもきっと神様はもう元のところへ帰られたんだ、と、そう思いたい
開眼仏像でも人手に渡った後、ちゃんとわかった人に引き取られてめでたく
祀りなおされるケースもあるし、これとてひょっとしてそんなことも・・・?
644名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/12(木) 14:22:06.66
伏見稲荷の参道に無数にある神社って、伏見稲荷の境内社という扱いなんですか?
それとも独立した神社なんでしょうか?
何千何百社あるのかわかりませんし、なんか不動明王とかも祭られてて、普通の神社の境内社という感じではなかったんですが
一年ほど前に行ってからずっと気になってたんですが、調べてもよく分かりません・・・
645名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/12(木) 15:29:55.55
伏見山には古来より行者や信徒が寄贈した祠や社、塚、塔も多くあり、
そういったものは伏見稲荷も全ては把握していませんし乱暴にいえば管轄外です。
伏見山を歩きまわり数々の建造物と祀られている神、成立年代を調べていけば
ちょっとした民俗学の論文になるくらいです。
646名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/12(木) 16:29:05.73
>>644
全国に「稲荷講」みたいなものがあって、「先生」と呼ばれるリーダー格の人(霊感があって
神様の取次ができるとか、そういう風に思われてる人。"オダイ"さんとも呼ばれる)
を中心にして、思い思いに稲荷山に塚を無数に立てています
あの広い山全体、無数のお塚群のなかで、大社管轄の神蹟(祭祀場所)は
たしか7つくらいしかなかったかと
あとはその周辺に稲荷講の人たちが勝手に立てていったものらしいです

そういう人たちの信仰は、今の大社さんで行われてる神社本庁的な”神道”の
信仰とは違う、別の独特の世界観や宗教観でやってたりするので、
講の信者さんたちはそれぞれの「先生」を信じて従い、定期的に団体でお参りに
きたり般若心経など唱えたり滝行をしたりなど、神仏習合的な祭祀や行をしているみたいです
いちおう大社で「講員」として登録・管理はしてるみたいですが

有名な"オダイ"さんの本が出版されてたりするので、興味があれば読んでみるといいかも
647名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/12(木) 17:41:14.47
>>644
>伏見稲荷の参道に無数にある神社

それって「お塚」のこと?
だとしたらそれは信者が建てたもの。伏見稲荷社地内のものは当然伏見稲荷の許可が必要。
もっとも許可制になったのは昭和37年からで、それ以前はお塚の建立は禁止されており、
多くは伏見稲荷の目を盗んで建てたものw

また稲荷山は全域が伏見稲荷の社地というわけではないので、民有地に建ってるお塚もあり
数的にはこちらの方がやや多い。昭和42年の調査では、社地内のが3322基、社地外のが4440基。
648名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/12(木) 18:52:41.77
伏見稲荷大社では今でもダキニ天の御真言を唱えているんですか?
649名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/12(木) 19:47:57.30
>>648
唱えてるわけないでしょ。
唱えてたのは江戸時代に境内にあった愛染寺でだよ。明治元年に廃寺になってる。
ついでに言うと、稲荷山の裏参道にある伏見豊川稲荷でもダキニ天真言は唱えていない。
祭祀作法は完全に神道式ということだ。
650名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/12(木) 20:46:22.82
>>647
昭和14年の調査だとお塚の数は2473基だったそうです。
651名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/13(金) 02:04:45.57
稲荷山のお塚って、明治から発生し始めたと言う話を聞いたが、
これって明治政府による神仏分離で各個人が祀っている神様が神道か仏教かで正体をはっきりさせないといけなくなって、
それによって自分専用に祀っていた神様の個性が無理やり消させられてしまう事を恐れ、
稲荷山に密かに入り込みお塚を立てて隠れ祀ったという、
男から逃げる女の駆け込み寺ならぬ、神仏習合による個性剥奪から逃げる神様達の駆け込み御山だったのではとかって聞いたが・・・そういう認識で良いのかな?
652名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/13(金) 03:13:58.02
どうして稲荷は南無妙法蓮華経のお題目にひれ伏すのか。
653名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/13(金) 03:39:14.77
ご眷属が巻物くわえてるからじゃないの
654名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/13(金) 11:27:59.14
>>651
明治になって理論上は身分差別がなくなり、経済的・物理的に可能な人が好きに
移動できるようになったから、って言う社会背景も大きいんじゃないかな

廃仏毀釈って、個人の密かな信仰にまで浸食していたの?
持念仏や「うちの神さん」なんていちいち潰してたらキリがないし、
七福神や地方独特の信仰も、派手に祭りをするとかで目立たなければ、というか
ぶっちゃけ目を付けられない限りは好きに見逃してもらってたんじゃないかなあ
655名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/13(金) 13:14:10.78
>>654
新製品である「神棚」が、家庭に侵入した時期でもある。
656名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/13(金) 19:45:18.18
>>654
各地方の各神社仏閣の境内で祀られていた神仏習合神が、明治の神仏分離や廃仏毀釈によってそれまで祀られていた境内にいられなくなって、
それを憂いた人間が個人的に引き取って、そこから密かに稲荷山に・・・とかはないかな?

特に稲荷神は全国的に祀られて数が多いし、早くからダーキニー神と習合されていた時代背景もあるから、
そこらじゅうのいたるところに神仏分離の対象となる稲荷系神仏混合神がいたと思うし、
それゆえに故郷的土地である伏見稲荷に逃げるように里帰りして隠れ祀られたとか考えられんかね?

まあ神仏分離や廃仏毀釈の時代の波が沈静化して逃げる必要がさほどなくなってからは違う意味でお塚が作られていったのだろうけれども・・。

っという持論を書いてみる。
実際のところどんな経緯だったのかね・・。
657名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/13(金) 20:46:57.01
>>652
法華経には畜生成仏の効験があるからだろ。
658名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/13(金) 22:03:01.27
お稲荷さん自身は穀霊であり畜生ではないんですが…
659名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/13(金) 22:05:03.27
あの巻物って、法華経なの?
鍵も宝珠も中国に昔からある吉祥の意匠だけど(「宝尽くし」という古典柄として
日本の服飾・美術品にも使われてる)
660名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/13(金) 22:08:56.06
>>658
実際に狐の姿かたちをした眷属神がくわえてるから、そういう話でいいんじゃないの?
ここでことさらに「稲荷は古い文献では狐じゃなくてウンタラカンタラ」やる必要ないかと
ご本人たちは勝手に分類されてイヤかもしれないけど、仏教では龍も霊狐も畜生に入れられてる
んじゃなかったっけ
661名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/13(金) 23:14:56.85
関東だと土着の霊狐信仰が稲荷と習合したものもあるしなあ。
稲荷という名を与えられただけの霊狐信仰の祠や神社は未だにある。
662名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/14(土) 01:36:03.17
>>659
いや、法華経かは知らない
663名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/14(土) 11:33:02.03
>>659
眷属狐の巻物は元々は無くって(鍵と宝玉が一般的)鍵の先端が折れたのが
巻物に見えるのでどこかで鍵が巻物に変わったんじゃないかと言われているね。

法華経?何それ美味しいのw
664名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/14(土) 14:25:20.67
>>663
言われてみればたしかにそうも見えるね
伏見稲荷の例の霊符、御簾の中に宝珠、俵に蛇頭、その下に白黒の狐、の図案には
鍵はあるけど、巻物はないのはたしか

ただ、「宝尽くし」の中に巻物もあるから、なんとも言えないなあ
この吉祥文様自体は、法華経ができるより古いと思う
665名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/18(水) 18:15:38.76
ある掲示板で
>豊川はたしか宋に勉強に行った禅師さんの守護神がもともとでしょ?宋朝の中国でダーキニーと言ったら後期密教だと思うんですよね。

と仰る方がいたのですが本当のところはどうなのですかね?
チベット仏教にはかなり詳しい方のようですが。
666名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/18(水) 18:53:32.90
>>652
別に題目に限ったことではない。
明治以前は、仏法の方が神祇よりも尊くて強力とされていた。
日本の神祇は、仏法に帰依するものとされていたんだよ。

明治の神仏分離で神が上、仏が下という認識が無理やり広められたけど、
それ以前は、仏尊や仏法の方が上だというコンセンサスがあった。

8世紀の末に、多賀大社のほとりのお堂で修行していた、大安寺の恵勝のもとに、
「私の為にどうか法華経を読んでくれ」と多賀大神が依頼してきたという伝承もある。
667名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/18(水) 18:57:07.92
ただ、神祇が最も喜ばれる経典は般若心経とも云われているね。
まぁ、本当のところはどうか知らないけど、とにかく仏法の方が
神祇よりも上というコンセンサスがあったのは事実。
668名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/18(水) 19:23:55.24
日蓮宗や法華宗諸派は最上稲荷や池上の長栄稲荷、三十番神の一つ稲荷大明神などあるが
法華経にも日蓮の御書の中にも稲荷に対する言及は見られない。
八幡大菩薩や天照大御神、鬼子母神、多聞天、摩利支天などと違い、
全く言及していないところをみるとあまり諸善神の中では重要視していなかったことがわかる。
空海や道元にしても当人が稲荷に言及した手紙や著作はないし、
ここら辺の距離感はちょっと興味深いところ。
669名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/18(水) 19:42:55.85
>>668
みんな後世の弟子達が、布教の為に勧請したんでしょ。
やはり現世利益を与えないと信者を獲得できないし、
現世利益となれば稲荷神が一番強力だったんじゃないの?

あの堅物の道元が、豊川稲荷の隆盛ぶりを見たら腰を抜かすと思われw
670名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/18(水) 20:21:39.41
あなたの不調、実は「脳脊髄液減少症」かも!?
http://i.imgur.com/0NSOYDs.jpg
http://i.imgur.com/7F0FC8r.jpg

すべての不調は首が原因だった!
2013.9.17
http://i.imgur.com/1A6Mlx6.jpg
http://i.imgur.com/suxOFYT.jpg
http://i.imgur.com/PTTTnPh.jpg

その不調は遅延型フードアレルギーです!
2013.10.1
http://i.imgur.com/JeFV27f.jpg
http://i.imgur.com/X1qpw5n.jpg
http://i.imgur.com/YCNj1tJ.jpg
http://i.imgur.com/KUk7fZ2.jpg

食品容器に多用されるビスフェノール(BPA)が脳の発達に異常をもたらすとの新研究
http://i.imgur.com/4irq8qS.jpg

腸でセロトニン 鬱病
http://i.imgur.com/JxwJP4v.jpg
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ダダモ博士のNEW血液型健康ダイエット(集英社文庫)
http://howcollect.jp/article/4840
671名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/18(水) 20:40:12.94
明治になるまでずっと、人口のほとんどの人が生まれた地域に固定されてて
自由に宗旨を選ぶことはできなかったんだけど・・
672名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/18(水) 20:48:05.04
>671
宗旨を選ぶことは出来なかったけど、信心は自由だったじゃん。
673名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/19(木) 00:02:12.01
江戸時代の江戸や京都、大阪などの大都市では
もちろん檀家制度によって葬祭を行う寺院は決まっていたものの、
私的な信仰で寺社への参拝や布施は禁止されていなかったため、
自分の宗派を信仰する「一代信徒」の獲得には躍起になっていた。

「○○寺の祈祷は効果がある」などと話題になれば安定した収入が望めたから
日蓮宗や法華宗が江戸や京都で鬼子母神や大黒天、三十番神の信仰を
全面に出して祈祷を積極的にやるのが定着するのもこの頃
(こういう傾向は既に中世からも始まるが近世に爆発的に広まった)。

近世はあらゆる寺院や神社が積極的に布教活動をしていた時代だったという視点が抜け落ちると、
何で稲荷勧請が江戸で流行ったのかもわからない。
674名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/19(木) 00:36:40.54
稲荷信仰が爆発的に広まるのは江戸期だね。
世の中が安定して、経済の時代になったから、
商業の神として稲荷神が広く信仰されるようになったんかな?
675名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/19(木) 00:55:07.47
池上の長栄稲荷は大威徳天って云うんだね。
大威徳天というと、大威徳明王が真っ先に思いつくけど、関係あるのかな?
「大威徳」という名前を利用して、ここは法華経に登場する大威徳天だといって
明治の神仏分離を乗り切ったらしいけど、ということは、元々の名前が大威徳天
だったということだよね。

剣と巻物を持つ老翁という、稲荷神にしては珍しい御姿だけど、
詳しい縁起が知りたいな。
お坊さんに聞いてもわからないだろうし、
何か古い文献はないだろうか?
676名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/19(木) 03:41:10.99
>>675
大威徳天は密教の大威徳明王ではなく
法華経の冒頭に登場する「大威徳迦楼羅王」のことで、つまりガルーダの四王の一人。
明治時代の神仏分離の際に稲荷を法華経に起源を持つ仏教の守護神にしたわけだが、
何でガルーダを選んだのかはちょっと謎ではある。
荼枳尼天は法華経に登場もしなければ日蓮の御書にも言及がないから避けたのだろうけど。

本門寺では佐渡流罪になった日蓮を影で守り続けた神であり
その縁で日蓮が亡くなった本門寺の鎮守になったとしているけど、
おそらく池上の土着神を鎮守として取り込んだものだろう。
677名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/19(木) 09:38:53.82
>>676
>おそらく池上の土着神を鎮守として取り込んだものだろう。

池上の土着神と稲荷神(荼枳尼天)を習合させたと考えれば良いのかな?
土着神と稲荷神(荼枳尼天)が習合した例は他にありますか?
678名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/19(木) 16:14:42.25
ダキニ天とカルラ天の組み合わせといえば、飯綱権現では?
679名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/19(木) 17:28:54.24
迦楼羅王ってあまり日本人に馴染みがないと思うけど、
そうやって習合されたりして、一部で根強く信仰されているのは何故なのかな?
680名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/19(木) 17:45:09.93
お不動さんの光背がカルラの姿を織り交ぜた炎だったり、天台ではコジチョウが密教修法上の重要な尊格だったり…と実は重要な地下水脈があるような。
681名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/19(木) 21:49:12.32
>>677
俺は>>676氏じゃないけど、

>土着神と稲荷神(荼枳尼天)が習合した例は他にありますか?

伏見稲荷なんてまさにそうじゃないの?
682名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/19(木) 22:18:42.52
稲荷は日本の信仰におけるるつぼだからな
あらゆる系列の神を取り込んできた神祇のハイブリッド
683名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/19(木) 23:46:10.66
鎌倉だと弁財天と習合して
人頭蛇身の宇賀神になってるな
684名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/20(金) 00:49:40.81
宇賀神は山本ひろ子が言うように、弁才天と習合させるために仏教で作られた神だろ。
違うと言う説もあるが、自分は山本説に一票。
ダキニ天の辰狐と同じ。
685名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/20(金) 01:18:36.30
ここの皆さんのオススメの書籍とかあります?
686名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/20(金) 02:16:45.78
稲荷という神の民族学的な研究を知りたいのか
信仰の手引を知りたいのか全国の利益の評判が良い稲荷を知りたいのかと
ほしい情報によってでお勧めできる書籍は大分違う。

民族学的な研究であれば五来重の『稲荷信仰の研究』は
とりあえず目を通しておけくらいの定番。
687名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/20(金) 02:17:46.59
>>675
池上の長栄稲荷は、隣に大黒天も祀られているんだよね。
大黒天は、もとは別の場所に祀られていたらしいけど、戦災で大黒堂が焼失し、
長栄堂に合祀されたとのこと。でも、稲荷神と一緒に祀られるようになった
という話は、なにか深い因縁を感じますな。
688名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/20(金) 03:41:14.84
>>686
ふむふむ
読んでみるね
689685:2015/02/20(金) 14:00:20.84
>>686
そうですね、申し訳ないです
ジャンル問わず稲荷に関する書籍全般で、研究者でない一般人でも読めるもの、
がもしあればお願いできればありがたいです

推薦された「稲荷信仰の研究」を読んでみます
690名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/23(月) 11:50:40.30
>>666
素晴らしい概説
691名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/24(火) 14:22:18.95
昨日いつものお稲荷さん(近所の神社の境内社)拝みにいったら
祠の中にお三方にのせたお供えものがいくつも並んでた
滅多にないことなのでなんか祭儀の日だったんだろうかと思ってたが
昨日って旧暦だと一月の初午だったんだよ
普通お稲荷さんの祭日って2月の初午だよね?
こういう例もあるのかしら?
692名無しさん@京都板じゃないよ:2015/02/24(火) 20:23:18.43
>>691
昨日は二の午。
屋台が出て例祭みたいに祝ってる稲荷神社もある。
693691
あぁ、新暦2月の二の午って意味ね。ありがとう