では少し、ものは試しで
>>916の後を続けてみます
ツッコミ大歓迎
保「さあ。コーヒーだよ。アイリッシュウィスキーを少し垂らしたけど
大丈夫かな」
秋子「…ええ。ありがとう。温まるわ」
保のマンション。秋子は熱いシャワーで芯まで冷えた体を温めさせてもらった。
身につけていたものはずぶ濡れ、スーツケースも家を飛び出した時施錠を忘れていたせいで、中身まで水が染み入っていた。ヒーターを入れた部屋で乾かしている。
秋子はひとまず保から借りたバスローブを羽織った。
着痩せするたちで、胸回りなどは外見よりボリュームのある彼女だったが、
男の着る物はやはり少し大きすぎ、ずいぶんルーズな格好になった。
保「ごめん。着る物ってこんなものしかなくて」
保が白いワイシャツを持ってくる。やっぱり彼女には大きすぎみたいだ。
秋子「ううん。気にしないで。そんなにお世話はかけられないわ」」
濡れた髪を柔らかいバスタオルでぬぐいながら答える。