センター英語 文整除問題を文法で解くスレ・再び

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737受験は5年前 ◆koCor5XapE :2006/02/02(木) 22:39:41 ID:euQcg+rM0
>>722-724
調べたところ「英文解釈のカギ12」は本当に絶版のようだ。
古本屋で探すしかないだろう。しかし、もともとこのスレで「英語を訳さずに理解する」
ということは目標にしていない。
訳さずにすむのならそうすべき、というだけで、
「何が何でも(ネイティブのように)訳さずにそのまま理解してやる」
というわけではない。また、訳を当てないことで正確な文意を拾えるから
というのがもっとも大きいので、>>591-641が大事なのだといっておく。
どうしても、というのであれば通訳の基礎を解説した本を読んでみることを薦める。
738受験は5年前 ◆koCor5XapE :2006/02/02(木) 22:45:09 ID:euQcg+rM0
>>726
VSOPは受験ではあまり意味が無いのではないかと思う。
現在NHKで「ハートで感じる英文法」をやっている大西泰斗なども「いいよ」などと
薦められるが、会話や手紙などで役に立つとは思うが、読解には向かないと思う。
なにより、彼らの手法は現在高校等で教えられている文法がわかった上で
それを実感に則して「わかった!」とするためのもので、それ以上のものではないと思う。
わかりやすい語り口ではあるが、学力という面で考えれば、頭打ちになりやすいのでは
ないかと思う。
739大学への名無しさん:2006/02/03(金) 01:19:50 ID:4l/zTTP90
>>735
(1)isの主語はwhat。んでそのwhatを受けてcould〜とつながってるから、時制のずれがある。だからこのcouldは、意味を仮定に引きずってくcouldだ。
(2)でも洞窟借り切っても、もともとそこにいた原始人ののんびり感まで借りられるとはかぎらないけどね。
740 ◆qPfjIG2EW. :2006/02/03(金) 01:25:15 ID:ltxsI8enO
→But 'somone' could not rent out ,with the caves, their occupants' notion of time.の強調構文
(2)しかし、洞窟泊まり込んでも、洞窟の元々の持ち主が感じていたような時間の捉え方はお金を払っても借りることなど出来ないだろう。
(1)rent outを使い、借りるものを人の持ち物とした時点で、貸し手が発生する。しかし、貸し手は今はもう存在しないから。
だから条件節は『もし貸し手が今もいたとしても』。
741 ◆qPfjIG2EW. :2006/02/03(金) 02:15:26 ID:ltxsI8enO
…やっぱり、ツッコむ。
受験生に勧めんのが、よりによって逆境ナインかいwwwww
742大学への名無しさん:2006/02/03(金) 02:17:39 ID:4l/zTTP90
結局問題の肝は何を仮定してるのかてことになるのかしらねえ
例え、洞窟を借り上げられたとしても、借り上げることができないものは、はじめ人間ののんびり感である。
と書くべきなのかな
743大学への名無しさん:2006/02/03(金) 02:24:01 ID:4l/zTTP90
えと、自分では、同じ意味の日本語のつもりなんですが、
>>742
>>739
よりかっちり書いてみた、つもり。
744受験は5年前 ◆koCor5XapE :2006/02/03(金) 21:21:00 ID:+hIzdiB+0
解答
But what could not be rented out with the caves is their original occupants' notion of time.

(1) could が仮定法であるのは主節の動詞 is が現在形であることからわかる。
この不自然な時制の違いが>>734で示した『ムリヤリ』ということ。

(2)
主部は「洞窟と共に貸し出されないだろうこと」
仮定法過去であることを意識したいので、単純な過去とも取れる「…貸し出されなかったこと」は×。
「…貸し出されなかっただろうこと」では仮定法過去完了を感じさせるのでこれも×。
仮定条件は「洞窟泊まりこみツアーをして、洞窟をコテージのように貸し出したとしても」ということだが
この一文からだけでは読めないので採点対象外。条件を出そうとして「洞窟に泊まっても」などとあっても減点も加点もしない。

their original occupants' notion of time は最も訳しづらいところ。
補足から、おおよそ「石器時代の人間の持っていた時間感覚」ということがわかれば読解上は問題ない。今回の問題の主眼は
・仮定法の見分け方
・難解な表現を、読解する上でどうさばくか
を見たかったのでこの部分の訳は出来なくても構わないと思っていた。ここの部分は名詞表現。
occupants : occupy からの派生名詞。occupier と同義。居住者、占有者。所有代名詞または of+名詞で住む場所を示す。
したがってここでの their は the caves
notion : note からの派生名詞。 idea, opinion と同義。
漢語で訳を当ててしまうなら「洞窟のもともとの居住者の時間の感覚」となるが、「の」ばかり文・のの文 と呼ばれるものに
成り果てる。「洞窟にもともと住んでいた人間の時間に対する感覚」とでもしておこうか。
745受験は5年前 ◆koCor5XapE :2006/02/03(金) 21:21:47 ID:+hIzdiB+0
しかし実際に読んでいるときはこんな考え方はしていない。
their original と読み進んだとき、この部分は気にしない。名詞を修飾する語だとわかっているので名詞がでてくるまでこの語句の
本当の意味はまだわからない、と思っているわけだ。
そして occupants を見て occupy が頭に浮かぶと同時に where? と思う。自然にツッコんでしまう。「住んでるって?どこに?」という感覚。
このとき初めて「あ、さっきの their って the caves で場所を指してんのか」となる。頭の中では
those who originally occupied the caves のことだな、と納得して notion of time も
notion → note から note about what? と考え、それに続く語句 of time から note about time であることがわかり、
名詞化していることを考慮して how they note about time だな、と思っているわけ。

「その洞窟にもともと住みついた者たちが、時間についてどういう考え方をしていたかということ」

>>739
(1) ◎ (2) 大づかみすぎ。読解ならばこれでOK。和訳問題としてはちょっと…

>>740
強調の意味は確かにあるが、文の構造として強調構文ではない。
(1) 前提条件はここまでの文章が無いので勘違いしても仕方が無い。これは出題したこちらのミスだ。すまない。
(2) occupy は占有という意味があるので「持ち主」も○。「出来ないだろう」仮定法過去が表現されている。○

>>741
なんならオンセンマンでも。

>>742
「はじめ人間ののんびり感である。」△or×。はじめ人間は石器時代か?あ、石斧使ってたか。じゃ○。でも「のんびり感」は時間に関してだけではなくもっと広い意味を指してしまうので×
746受験は5年前 ◆koCor5XapE :2006/02/03(金) 21:33:36 ID:+hIzdiB+0
>>735で出て来た
(1) I couldn't have done such a thing.
(2) I cannot have done such a thing.
で (2) の過去形はどう見分けるのか、といことだがいい例文が見つけられない。
原則として、仮定法ならば『ムリヤリ』な部分があるはずで、それはまず時制がどこかおかしいはず。
推測の文の過去形は時制におかしいところがないということになるが、それはまた例題を解く中で解説することにしよう。
747大学への名無しさん:2006/02/03(金) 21:39:39 ID:l9v+OQ9B0
こんばんは
>>739です
解説ありがとう
例題わくわく待ち
748受験は5年前 ◆koCor5XapE :2006/02/03(金) 21:57:54 ID:+hIzdiB+0
例題は明日から。
今日は、あと残った文法項目、比較と倒置の解説。
投下は遅くなる。
749大学への名無しさん:2006/02/03(金) 22:07:25 ID:MKwEt8kC0
長時間勉強できるコツなんかあるでしょうか?
750受験は5年前 ◆koCor5XapE :2006/02/03(金) 22:34:05 ID:+hIzdiB+0
>>749
長時間というのが何を指しているのかわからない。
自分がどういう勉強をしていて、何が問題なのかちゃんと教えてくれないと答えようが無い。
質問する際はいちど答える側になって考えてみること。
・センター燃え尽き症候群などで単にやる気が沸かない
・一人暮らしや家庭の事情でなかなか勉強時間が取れない
・ちょっと息抜き、といってだらけてしまう。誘惑に弱い
・苦手教科をなんとなく避けてしまう
・「2時間・10ページ」など自分で決めたノルマが達成できない
・そもそも一定の時間机に向えない

こうしたことだろうか?当てはまることがあってもなくても、自分の状況を詳しく伝えて欲しい。
大体、そうやってまず自分を把握することで問題の半分は自力で解決できるはず。
751大学への名無しさん:2006/02/03(金) 23:07:00 ID:MKwEt8kC0
>>750
質問の仕方、すいませんでした。

私は来年度の受験を考えている、
高認のものです。
バイトもやっていないので一日中勉強に当てられます。
先月から本格的に勉強を始めたのですが、
集中が続かず、30分程度で机から離れてばかりいます。
まさに、一定の時間机に向かえないにあてはまります。

スレ主さんのような方でもこのような悩みを持ったことがあるんでしょうか?
教えてください。
752大学への名無しさん:2006/02/03(金) 23:19:09 ID:l9v+OQ9B0
>>751
スレヌシどんじゃないけど。
知ってますか、忍者。
庭に麻かなんかの種をまいて、日々成長していくそれを飛び越える訓練をするのです。
最初は小さい草木でも、毎日飛び越えるうちに、どんどん背丈が伸びていきます。
おかげで、忍者も、どんどん高く飛べるようになったそうです。
しまいには、家の屋根なんか、余裕で飛び越えられるようになったそうです。
がっけんのひみつしりーずに書いてあったので、間違いありません。絶対。うそじゃないよ。

昨日より、一分。一分でいいので、ながく机に座るようにしましょう。
座るだけでかまいません。
俺の計算によると、一年それが続くと、6時間35分は、座れるようになります。
うるう年の時は、なんと6時間36分です。

一年あれば、大丈夫です。
753受験は5年前 ◆koCor5XapE :2006/02/03(金) 23:59:54 ID:+hIzdiB+0
>>752
「がっけんのひみつしりーず」俺も読んだw
どっかのアスリートがこれに感化されて、同じようなトレーニングを子供の頃にしてどうとかってエピソードがあったな。
でもね、どっかで収束するんでないの?それに6時間35分座るのはきついな。痔になりそう…
まあ、言ってることはその通りで積み重ねなんだよね。継続は力なりってことだ。

>>751
まずは>>752の言う通り。その上で
・「一日中勉強に当てられる」そうだが何時に起きて何時に寝ている?要するに不規則な生活をしていないか
・「30分程度で机から離れる」のは、何をして30分?簡単なことでも拒絶感がある?
・現在の学力は?
754受験は5年前 ◆koCor5XapE :2006/02/04(土) 00:11:47 ID:bY8GAmMP0
>>751
君、SWWGRじゃないよね?
755大学への名無しさん:2006/02/04(土) 00:12:31 ID:LiibW9Rj0
>>753
うへー、そんな変態アスリートいたんだ。
俺はひみつしりーずからムーに正常進化しました。まさに科学的思考。

思うに、目標があって、勉強してるんなら、わかり始めてからは、だいぶ楽しいんだよね。
目標が無くて、ただ試験の点数をとらなきゃいけない、ってのは、苦行だと思いますよ。

うん。結局、何が原因なんだろう、って考えることが肝なんじゃないかな。

ぎゃー地震こわいこわいこわいよう
756大学への名無しさん:2006/02/04(土) 00:15:50 ID:LiibW9Rj0
だいぶゆれた
もう2chどころじゃない
寝る。断固寝る。びびった。
757大学への名無しさん:2006/02/04(土) 01:00:23 ID:2tfNX2qX0
!(・ω・;)(;・ω・)


758 ◆qPfjIG2EW. :2006/02/04(土) 01:05:32 ID:kIMq9k3CO
予備校行くなら、予備校のテキストや先生を信じてやれば、後は市販の参考書で足りないのちょろっと補うだけでいい。
どこも通わないなら、何をどうやればいいって受験技法は本屋にもネットにも溢れてるから自分に合いそうなのを選べばいい。
一日のノルマ決めてコツコツやる。もちろんノルマは今の自分に出来る範囲で。さもなければ、破綻する。〜分やって10分休憩とかマイルールを作るのもいいかな。

思うに、やっぱり一番大切なのは動機付けじゃないかな。
『とにかく大学に受かりたい!』ではダメ、モチベーションが上がらない。
『○○大学に行きたい!』でもまだ弱いな、そのうち成績上がんないし少し妥協しよっかなってすぐに揺らぎそう。
『○○大学に入って、そこの大学で□□がしたい!』ぐらいの勢いがないと。
早いうちに志望校に行って、大学の建物をバックに自分の写った写真を撮ってくる。必ず志望校のイベントなどには1回以上行く。大学生になったら、あーしたいこーしたいと毎日妄想を膨らます。
759大学への名無しさん:2006/02/04(土) 01:22:40 ID:Tqa6Q5uc0
>>734
>(1) I couldn't have done such a thing.
>(2) I cannot have done such a thing.
>の2つの文の区別である。これは仮定法の問題ではなく、単に紛らわしいから勘違いをする、というレベルであるのだが
>しかし2つの文が意味するところが大きく異なるのに加え、この混同により読解にも影響があるから困ったものだ

ジーニアスには下のようにありますがなにか。
He cannnot have told a lie.(彼がうそをついたはずがない)
(He could not have told...ともいえる)
760受験は5年前 ◆koCor5XapE :2006/02/04(土) 01:34:03 ID:bY8GAmMP0
>>759
いいところに気が付いたね。その見分け方を考えてみて。
761大学への名無しさん:2006/02/04(土) 01:52:44 ID:FoKs6LUe0
216を書いた者なんだけど、久しぶりにフラっときましたよ。
スレ主さん、コネなくたって、このスレを叩き台に本にまとめて
出版社まわるくらいしなよ。
こういういい企画は、出版社の方がほうっておかない。
せめて、ホムペにしたら?
はやく著作権かけないとだめだよ。

それから、おわった話を蒸し返してもうしわけないけど、
リンカーンの演説の和訳についてはこの本ですでに論じられてるよ。
古本屋で200円で手に入る。
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004100348/qid=1138985048/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/250-9341796-5971464
こんな本もある。
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4575710776/qid=1138985183/sr=8-9/ref=sr_8_xs_ap_i9_xgl14/250-9341796-5971464
このリンカーンの言葉自体は、民主主義(国民による自治)をいっており、
ほかの、自由・平等・友愛という概念はフランス革命の時のスローガンで、
出自は別と思っていいと思います。
762受験は5年前 ◆koCor5XapE :2006/02/04(土) 01:53:32 ID:bY8GAmMP0
比較

比較の表現でわかりにくいのは以下の3つ
・比較の対象が省略された場合
・no more 〜 than, no less 〜 than などの慣用表現
・仮定法との組み合わせ

しかし、日本人が前提として間違っていることがある。それは『比較は事実ではない』ということ。
比較と事実は重なることが多いが基本的に別のもの。何を言っているかわかってもらえていないと思う。

I can speak English as well as you.
この文を読んだとき、無意識に
I can speak English well and you can speak it well too.
であると思いがちだ。

これは中学で比較を導入されたとき
I am tall. と He is tall. の2つの文を比べて I am taller than he. となるのだ、という説明をされるからではないか
とおもっているのだが。

しかし実際は、比較表現は比較の尺度として well なり tall を引き合いにしているだけで事実としてそうだというわけではない。
上の文 I can speak English as well as you. では
I は you と比べて as well as なだけ英語を話せる。だから you がほとんど英語を話せないのなら I もほとんど英語を話せない。
したがって
(1) 僕は君と同じくらい上手く英語を話せる。(基本的に上手く話せる)
(2) 僕はせいぜい君と同じくらいしか英語を話せない。(話すのは下手)
の2つの意味に取れることになる。たいがいは (1) の意味になるのだが、(2) の意味になることも少なくなく、誤読のもととなる。
また、(2) の意味にとらねばならないときに比較の対象が省略されたりすると、全くわからないなんてことになる。
763受験は5年前 ◆koCor5XapE :2006/02/04(土) 01:54:17 ID:bY8GAmMP0
似たような誤解をしているものに all がある。
That's all I have. という文では「それが私の持つすべてです」と訳して「たくさん持っている」イメージでいる人が多いが、
実はこの文は「それだけしか持ってないんです」という意味に使われることが多い。
All you need is Love. 「愛こそすべて」と訳すと「愛」が他のもろもろに優先される、「愛が勝つ」という感じだが、
本来は「要るのは愛だけさ」と訳すべきな気がする。

この前提がわかってくると比較でつまづくことが少なくなる。
no more 〜 than は「鯨の公式」などで有名らしい。A whale is no more a fish than a horse is. というやつだがコレ、
高校時代に交換留学生で俺の高校に来ていた米人はなぜか「間違い。than じゃなくて as」と言って譲らなかった。
まぁ、間違いじゃなくて今はあんまり言わないってことなんだろうけど。

鯨は馬以下に魚である・鯨が魚であることは馬が魚であること以上ではない・鯨が魚じゃないのは馬が魚じゃないと同じだ 等々
どう訳してもいいだろうけれど、俺は結局、鯨と馬を比較して no more で、その尺度は「魚であること」(魚度) だと考えている。
no more と not more では no more の方が「絶対 more じゃない」という強い否定の気持ちがある。
鯨が魚であることは、馬が魚であることよりもさらに程度が低いんだ、ということ。
要するにこの慣用表現では than 以下に「ありえないこと、馬鹿げていること」が来て、「それよりさらにありえない」という
パターンを踏むので
「鯨は魚なんかじゃ絶対無いんだよ。それは馬が魚だっていうよりありえないんだ。」という意味になる。
ここで than 以下に「ありえないこと、馬鹿げていること」が来ることはパターン化しているので省略しても
大体わかるということが起こり、
He is no more an artist. 奴はぜんぜん芸術家なんてもんじゃない。
という表現も生まれる。

いい機会だと思うので、自分でこうした紛らわしい比較表現についてまとめてみると良い。
・no more ・no more 〜 than ・no more than ・not any more 〜 than ・etc.

仮定法との組み合わせは >>314 あたりで書いたこと。これも自分でまとめてみると良い。
764大学への名無しさん:2006/02/04(土) 02:03:33 ID:FoKs6LUe0
つづき。
私も「人民の〜」という訳はおかしいと思ってます。
まず「人民」だけど、ふた昔前の左翼の好きだった言葉で、今なら市民です。
意味上は、国民としたって間違いではないはずです。
それから、ofはやはり「の」ではありませんね。目的ととって「〜を」ととる
こともできるし、主格として「国民が、国民によって、国民のために統治すること」
としてもいいでしょう。どっちにしろ、民主主義のことを言っています。
デモクラシーは「デモス」(人々)の「クラトス」(支配)ですからこれでいいんです。


スレ主さんは理系ですよね?
理系でここまでこのセンテンスの意味を考え抜いてた人ははじめてみました。
やっぱり脱帽です。
国語の先生の思い出話も感動した。
まだそんなキチンとした大人になりきってねぇな、おれ。


ところで、リンカーンのあのひとこと、
実は有名な英語訳聖書の序文に書いてあった言葉の引用です。
それがどういう意味かなのか。たぶん685さんはしらないと思う。
予備校で教えて生活費稼いでるけど、
実は私はそっちの方面の仕事をしています。

がんばってね。あんたみたいな人とは、いつかどこかで会いたいね。
765大学への名無しさん:2006/02/04(土) 02:13:43 ID:FoKs6LUe0
>>763
お、スレ主さん、こんばんは。

そのthanは、現代英語の前置詞likeの意味なんだそうです。
その交換留学生がasだと言ったのもわかりますね。
asは昔はlikeみたいな使いかたをしていましたから。
旧約聖書のThe Song of Songs第1章3節は1611年版King James Versionでは
Thy name is as ointment poured forth.
ですが、現代英語では
Your name is like ointment poured forth.
です。
「こんなところにthan?」というのがまずあって、
「likeの意味だろうが、古い英語っぽいからasだろう」と思って
そうやって言い張ったんだと思います。私の知り合いのネイティブ(歴史学のPhD)も
「こんな変な文章は見かけないし、学ぶ意味もない」といってました。
766受験は5年前 ◆koCor5XapE :2006/02/04(土) 03:38:23 ID:bY8GAmMP0
倒置はこ今日中に出来そうにない…

あ、>>761,>>764,>>765 あの塾講してるって人だ。
…うわー、…プロってすげー (゚д゚ ;)
とんでもない知識量だぁ。
仰せの通り、まずHPにしてまとめます。その上で出版社とか回ってみます。
どうすりゃいいのかわからんけど…

もう蒸し返すのやめようとは思ってたんですが、ゲティスバーグの演説に関しては
やはり意見が分かれるようです。
政治学、歴史学の方には意見を伺ったことがないのですが、英訳をなされてる方の
あいだではこうした議論は今でもあります。
つまり、「政治・歴史の面から見て」こうとるべき、という訳し方ではなく
その英文だけからどういう意味が汲み取れるか、ということを考えた場合ということです。
僕は、名詞構文に気づいたとき、あまりの嬉しさにそれで何もかも説明しようとしました。
たとえていうなら新しいオモチャを手にした子供のように。
しかし、あの演説が挙げて置いたような演説の延長線上にあるということを知り、由来説を
とってやはり「国民にその権限を由来する政府・政治」とするべきだと思ったわけです。
その自分のたどった道を擬似的に体験して欲しい、というような考えから
ああした発言になったわけですが、今はまた少し違う考えにたどり着こうとしています。
>>764さんのようにどちらとも取れるし、どちらも正しい、という考えです。
つまりこの言葉は日本で言う「掛詞」的にダブルミーニングであるのではないか、ということです。
そのほうが含蓄の深さが出ている気がするのですが。
よろしければご返答をお待ちしています。
767受験は5年前 ◆koCor5XapE :2006/02/04(土) 04:03:16 ID:bY8GAmMP0
>>758
そうだね。そういう動機付けってくだらないことのようでいて実は結構大きな事だったりする。
一度、志望の大学にいってみるってのも動機を強くする一つの手だよね。
オープンキャンパスってのがあるけど、大体どこの大学でも別に入場者をいちいち確認したり
しないから、行きたければそのまま入っていける。あ、女子大とかはしっかり止められます。
何もしなくてもいいんだけど、そこの自販機でジュース買うだけでも
なんだかワクワクする思い出になるだろうし、学食でランチ食べてみて
「やっぱ学食なんてどこもまずいな」なんて思うのもいいんじゃないかな。
768 ◆qPfjIG2EW. :2006/02/04(土) 11:21:11 ID:kIMq9k3CO
>>363
鯨の公式のthanがasだってのは聞いたことがあります。そっちの方がしっくり来ますけど、比較にした以上はthanと結んだんじゃないかなーくらいに思ってます。
でも、その説明には論理的に『え?』と思うんですが。
(さらにありえないこと) than (ありえないこと)
とするのは文法的に考えるならば、納得出来ます。ただ、この公式にあてはめるのは変なんじゃないかと。
あてはめちゃうと、鯨より馬の方が魚でありうることになってしまうのでは?鯨は海で泳いでるし字のごとく魚と見まがう人はいても、馬を魚に見まがうというのはない気がします。
769 ◆qPfjIG2EW. :2006/02/04(土) 11:31:28 ID:kIMq9k3CO
アンカー間違えたー。
>>763にしたかったのに…。

受験生にオススメの本は現横浜市長 中田宏の『成せば成る』(講談社α文庫)
あとは、どこから出てるかわかんないけど、山田なんとかって人の『絶望に効く薬』ってマンガ。
770大学への名無しさん:2006/02/04(土) 14:11:12 ID:2tfNX2qX0
ワラタ
771受験は5年前 ◆koCor5XapE :2006/02/04(土) 14:23:36 ID:bY8GAmMP0
>鯨より馬の方が魚でありうることになってしまうのでは?
>鯨は海で泳いでるし字のごとく魚と見まがう人はいても、馬を魚に見まがうというのはない気がします。

だからこそ鯨が魚でないというのが際立つわけです。現実にはどちらも魚ではありません。
馬の魚度は0です。鯨の魚度も0です。それを敢えてああした表現に持ち込むことで
鯨が魚だなんて冗談じゃない。馬が魚だって言うより考えられない。
てことなんです。
772& ◆W5LEM3y8YU :2006/02/04(土) 14:28:13 ID:bY8GAmMP0
答え方間違えた気がする…
この表現は0同士を比較して強い否定の気持ちを表すってことなので
逆さに見て、鯨より馬のほうが魚だ、とはなりません。
どちらも全く魚じゃないんです。
773受験は5年前 ◆koCor5XapE :2006/02/04(土) 14:34:54 ID:bY8GAmMP0
やっぱり答え方間違ってる気がする
鯨の公式は〔ありえないと主張したいこと〕than〔ありえないとわかりきっていること〕
こういう形なんです。
774大学への名無しさん:2006/02/04(土) 14:56:42 ID:pdzaWjgM0
>それから、ofはやはり「の」ではありませんね。目的ととって「〜を」ととる
>こともできるし、主格として「国民が、国民によって、国民のために統治すること」
>としてもいいでしょう。

>取れるし、どちらも正しい、という考えです。
>つまりこの言葉は日本で言う「掛詞」的にダブルミーニングであるのではないか、ということです。

Time flies like an an arrow.
「時バエは矢を好む」と訳せる、って言っているのと同じですな。
775大学への名無しさん:2006/02/04(土) 15:12:22 ID:c3NJxciq0
自分が絶対正しいってゆうんならここを見るひつようねぇだろ
スレ主の技術は盗みたいけど自説に反することは許せないってこと?
自分で受験生の質問に答えてるわけでないし、しょぼい大人だねぇ
ここをニヤニヤしながら面白半分で見てるダメな大人たちはあんたの味方かもしれんけど
受験生はそうゆうあんたらの本質見抜いてんだからな。
だれもあんたらのこと信じちゃいねぇよ
776大学への名無しさん:2006/02/04(土) 15:13:56 ID:c3NJxciq0
そうゆうあんたが“時バエ”だろ
なんか知らんまにわくし
777大学への名無しさん:2006/02/04(土) 15:16:55 ID:2tfNX2qX0
ワラタ
778 ◆qPfjIG2EW. :2006/02/04(土) 15:20:39 ID:kIMq9k3CO
すいません、質問してる方も自分で錯乱してたかもしれないです。寝起きに文章書くのはよくないな…orz
納得出来ました。ただ、>>763の説明はちょっとわかりにくかったかな…。
I can no more swim than a stone (can swim).
自分はa stone以下は発言者が信じてないこと・偽の命題・非常識が置かれていて、I can swimもそれにno more(勝る度合いがゼロ)だって教えられましたね。
逆にno less A than BのBは発言者が信じていること・真の命題・常識が置かれ、no less(劣る度合いがゼロ)であると。
779 ◆qPfjIG2EW. :2006/02/04(土) 15:30:26 ID:kIMq9k3CO
というか、教えてることはおんなじで表現の仕方が違うってだけなんですよね。ごめんなさい。
780受験は5年前 ◆koCor5XapE :2006/02/04(土) 16:29:27 ID:EZw6340M0
>>778,779
謝る必要は全然ありません。指摘の通り、>>763の説明はぱっと見ると順序が逆に思えるね。
指摘ありがとう。
それに、説明を鵜呑みにせず、自分で批判的に捉える姿勢は非常にすばらしいと思います。
781大学への名無しさん:2006/02/04(土) 16:33:44 ID:2tfNX2qX0
(・∀・)r



782受験は5年前 ◆koCor5XapE :2006/02/04(土) 19:47:36 ID:EZw6340M0
倒置について
いろいろ自分で書いてみたのだがどうにもまとまったものにならないので廃棄。
とにかく倒置というのは通常の語順をわざと崩すことで、読む側の注意を喚起して強調する効果を狙うもの。

・否定詞が文頭に来る
・副詞句が文頭に来る
・C S V, C V S
・O S V, O V S
・S V C O, S V M O
・仮定法の条件節

これらをアドホックに説明するのはこのスレでなくとも良いのではないかと思うので個別の説明は無し。

では倒置でどうしてこのような語順になるかというと、「そういうもんだから」というのがもっとも正しいが、
まったくの私見を述べておく。
783受験は5年前 ◆koCor5XapE :2006/02/04(土) 19:48:09 ID:EZw6340M0
形容詞 worth を思い出してもらいたい。
S is worth〔名詞〕, S is worth Ving の形で使われる。
[例] The new method is well worth consideration.

しかし、〜はやってみるだけの価値がある、という用法では
It is worth while〔名詞〕, Ving, to V の形となる。このとき worthwhile と一語にするほうがよく見られる。
つまり S is worth. とはしない。

これは、is worth の部分がたとえて言うならシーソーの支点で、主語と worth のあとの語とが釣り合っている、という
イメージなのではないか、と考えている。だから S is worth. とするとバランスがわるい。
要するに語の据わりが悪いのだということだろうと思う。だから形式主語を置いて
It is worth 〜 としようと思うのだが、これだと It が実際に何かを指示している場合と見分けがつかない。
そこで while を置いて形式主語を明示してやる、こんな流れだと考えている。

倒置にもそういったバランス感覚が働いて語順が決定されているのではないか、と思う。その支点にあたるのは
たいていの場合 V であるのだが、語句の長さによってそれが変わる場合もある。

結局語調だということを言ったに過ぎないね。これじゃ説明にならないや
784受験は5年前 ◆koCor5XapE :2006/02/04(土) 19:59:24 ID:EZw6340M0
それではいよいよ実際の入試問題を使って読解の練習をしていこうと思ったが、
皆同じ問題を持っているわけではないから、どうやればいいんだろう?

問題文全部打ち込むの嫌だしなあ。Web でどっか問題アップしてるとこないのかな。
785受験は5年前 ◆koCor5XapE :2006/02/04(土) 20:21:42 ID:EZw6340M0
代ゼミとか予備校のHPにあるのはわかったけど、勝手にリンクしていいのか?

とりあえずココ→http://www.yozemi.ac.jp/nyushi/nyushi.html#kakomon
から入って〔主要大学過去問研究〕の〔2004年度大学入試問題と解答例〕をクリック。
同志社経済学部の英語[1]を取り上げてみる。
テキトーに今選んだので俺も読んでない。時間のある人は予習代わりに問題をやってみて。
786大学への名無しさん
カワイソス(´・ω・`)