329 :
大学への名無しさん:
>>321,322、324
偏差値の話です。
河合記述なら余裕。平均70点とかで185点
取ればそれくらいの偏差値になるんだよ。
知らない世界なのかもしれないけどw無理とか言っても事実だよ。
世界史も満点近かったし。
駿台模試でも偏差値は忘れたけど、3科で全国5位とかだったなあ。
>>328 勘違いしないでくれ。
帰国子女全般をたたいているわけではない。
叩かれているのは帰国枠を使って自分の実力に不相応な難関大学、
特に東大に入っている連中。
私大に関しては別に帰国枠があるのはいいと思う。
例えば上智大学のように外国語教育に力を入れているところ
では帰国子女を受け入れることが大学、学生にとってメリット
になるかもしれない。
ただ、東大のような国立大学に帰国枠があるのは
よくないという話。学費等で優遇されているわけだから
受験機会は平等にしたほうがいい。現行の制度でも
ほぼ平等なんだけど、唯一首をかしげるのが帰国枠の存在。
一般入試と比べてあまりにも簡単で、実力不相応な学生が
入っているのではないのかと批判されている。
>>330 >>328ではないが、と前置きしておいて…
それでも国立大にも帰国生枠はあるべきだ。
現行の選考方法に問題があり、改正の必要があるとしても。
海外で勉強して来た者が、そのままその経験を活かしたいのであれば帰国生枠で私立へ
本当に勉強・研究がしたいのであれば一から勉強し直して一般受験で国立へというのは、
学問の場である大学として閉鎖的過ぎる。
そもそも国立大学の教育目的の一つには、
「高度な教育を施しそれによって得られる利益を社会に還元させる事」というのがあるのだから
帰国生枠を廃止して閉鎖的になってしまう事は国益に反する。
帰国子女が海外での経験を活かしたり話したりする事で、
啓発されて世界に目を向ける学生も出てくるだろう。
世界の研究に目を向ける事で新たに学ぶものは山程あるだろう。
勿論、そんな事は帰国生がいなくても自発的にする学生もいるだろうが、
帰国生を切っ掛けとして学生同志が高め合えるのであれば、
十分帰国生を受け入れる価値はあるだろう。
また、研究において、日本で勉強して来た者とは違う視点から物事を見る事が出来るのだから
(海外滞在先の文化、歴史、教育、その他日本では出来ない体験などから得られる、
日本とは異なる考え方や視点など)
似た様な考えを持つもの同士の議論から生まれる視点の硬直も防げる。
もちろん勉強するのに学力、計算能力の早さや正確さは必要な事だが、
そればかりを求めるのでは日本の国立大学は行き詰まってしまうよ。
>>331 >現行の選考方法に問題があり、改正の必要があるとしても。
これが言いたかった。
あなたの言ってる理想はとてもよくわかるし、
俺も同意してるんだけど、試験があまりに
簡単すぎるのをなんとかしてほしい。
東大も後期入試は無意味だから廃止すると言っているのに
帰国枠には手を付けないというのはおかしいと思わない?
もっとマシな評価方法はいくらでもありそうなのに。
例えば学科ごとに専門科目のハイレベルな試験を課すとか。
帰国枠には何か裏の事情でもあるのかと邪推してしまう。
取り合えず、各資格試験の事まとめてます。
GCSE、GCE-AL、IBまで。
ドイツのアビトゥアとフランスのバカロレア、それとSATについての情報が
足りないので知ってる方補足お願いします。
336 :
335:04/03/07 09:11 ID:mR5uvmuo
■GCSE・Alevel(UK General Cetificate of Secondary Education)■イギリス■
◆GCSE
◇教育方針◇
得た知識でものを考えることを訓練することに重きをおいている。
さまざまな答を導き出すことや正解に至るプロセスを通して
個人の能力を養うのが教育だと考えられているから。
◇科目◇
約20科目のなかから、10科目程度を選択。英語、数学、生物、物理、化学は必修。
PE(体育)、Lifeskills(保健?)、Keyskills(一般常識?)も必修。
スポーツ・芸術・社会活動も学校教育の中で重要な位置を占めている。
◇評価方法◇
A〜Gまでの7段階で、特に成績がよかった場合にのみA*。
5科目以上をC以上で進級可能。
試験だけで成績は決まらず、
ペーパーテストの他に、コースワーク、科目によっては面接が課せられる。
例えばレポート等のコースワークが成績の30%、最終試験の点数が70%を占めたりする。
(注:各教科によって課題と試験の比率は違うが、大体コースワークは20%以上を占める)
2年間のコースワークや定期テストの評価と最終試験の点数からなる総合評価。
◇その他◇
大学などの高等教育機関へ進学する場合、下記のAレベルの取得が必要になる。
◆GCE Advanced Level
◇教育方針◇
GCSEの一般的な学力を見る試験とは異なり、少ない科目を専門的に勉強。
日本の大学の教養課程レベルの内容(従ってイギリスの大学は専門分野から始まる)。
また履修範囲の理解を深める為大学内容の知識も含まれている。
GCSE同様、得た知識でものを考えることを訓練することに重きをおいている。
◇科目◇
日本の大学1〜2年の一般教養課程に当たる。
大学での専攻に必要な受験科目を選ぶ。
2科目以上の取得が必要で、普通は3科目取得する。
◇評価方法◇
A〜E、Nの6段階、Nがつくと不合格。
GCSEと同じくコースワークも評価の一環に含まれる。
コースワークは、予想、方法、結果、データ解析、結論、考察などが採点される。
◇備考◇
Aレベルの内容半分のASレベルというものがあり、そちらはAレベルと同じ評価方法で
ASレベルの二科目がAレベルの一科目に相当する。
■IB(International Baccalaureate)■世界各国■
◇教育方針◇
International Baccalaureate Organisationは
包括的でバランスのとれたカリキュラムと挑戦的な評価を通して、
一人一人の生徒が才能を発達させ、教室で学んだ事を教室の外の現実社会と
関連させる事ができるように学校が支援するために存在する。
知的厳格さや高い学力レベルに加えて、国際理解の推進や責任のある市民の育成を目的とする。
人生に豊かさをもたらす文化的な多様性や態度に尊敬を払いつつ、批判的に
また同時に同情心を持って考え生涯学習を続ける態度を養い、精確な情報に
基づいて地域や国際問題に関わり、意識的に全ての人と連係し人類愛を共有
出来るような生徒を育成する事である。
◇科目◇
第一言語、第二言語、人間科学、自然科学、数学、その他からそれぞれ一科目ずつの
全部で六科目。各科目にはhigherレベルとsubsidaryレベルがあり、
三科目か四科目はhigherレベルでなければならない。
第一言語は日本の「国語」とは違い「文学」で母国と世界の文学作品を読みエッセイを提出。
理系科目は50時間以上の実験をしレポートを提出しなければならない。
レポートは予想、方法、結果、データ解析、結論、考察などが採点され、
自分で実験プランを立て実験する事もある。
理解を深める為日本の大学レベルの内容が含まれている。
340 :
上の続き:04/03/07 10:23 ID:oB5RCDs2
各科目とは別にTOK(Theory of Knowledge)という「知の論理」学も必修。
TOKは、エッセイ(1400語)と学内のプレゼンテーションが課せられる。
その他、Extended Essay(研究論文4000語)の提出の必要あり。
加えて、CAS(Creativity Action Service)というものがあり、
IBコース履修の二年間中に創作活動、運動、ボランティアの各活動を最低
50時間以上しなければならない。活動後はレポートを書き、その活動の責
任者からサインを貰って提出する。でっちあげ不可。
◇評価方法◇
各科目1〜7の7段階評価。
二年間の間に提出したコースワーク(レポート、エッセイ、口頭試問含む)と
最終試験の結果によって評価される。
第一言語は、
二種類の口頭試問と世界文学を二冊以上比較して書かれたエッセイ一点を提出。
また最終試験のPaper1では、出された文章に対し作者の意図を読み取り考察を加え、
制限時間一時間半の内に400字詰め原稿用紙五枚のエッセイを書く。
Paper2では授業で扱った文学作品二点以上を比較して、
同じく制限時間一時間半の内に400字詰め原稿用紙五枚のエッセイを書く。
TOKのエッセイとExtended Essayの出来によっては0〜3点加算され、
最終的な最高スコアは45となる。
スコア24以上で学位が貰えるが、higherレベルは必ず3以上でなくてはならない。
◇備考◇
日本国内のインター校の卒業者は日本の大学受験資格がない。
教育方針はこちらに書かれているのから引用しました。
ttp://www.sisf.minoh.osaka.jp/research/re7/hara1.pdf 良く書かれているのでIBに興味のある方は一度目を通してみて下さい。
341 :
上の続き:04/03/07 10:24 ID:oB5RCDs2
■Abitur■ドイツ■
◇教育方針◇
情報不足
◇科目◇
1.試験(筆記試験3科目、口頭試験一科目、科目によっては更に口頭試験)
2.Leistungskurs (能力講座)
3.Grundkurs(基礎講座)の三つのパートからなる。
基礎講座科目数は20、能力講座科目数は6。専門論文を書かされる。
◇評価方法◇
試験は3科目の筆記試験と科目により口頭試験、
加えて一科目の口頭試験により評価される。
各科目の試験は300点満点中100点以上で合格。
最終的には、上記の「科目」の欄の全ての要素を加味して評価される。
◇備考◇
アビトゥアの受験資格は二回までしかない。
GCE-A、IB、アビトゥア、バカロレアはいずれも
高校卒業資格であると同時に大学入学資格です。
二年から三年かけて取得し、
現地では高校卒業時の成績がそのまま大学入試に繁栄されます。
これは日本の大学入試のシステムとは違う所ですね。
よく言われる事ですが、日本と欧州の教育方針を比べた場合、
前者が知識・理解の蓄積を重んじているのに対し、
後者は思考・判断の過程を重視しています。
IBだけやけに長いのは、単に私がIBコースをとっているからで他意はないです。
他のは守備範囲じゃないのであまり細かい所まで書けないのです。
ただ、ざっとみただけでも生徒の様々な能力を試している事が分かりますね。
あと特筆する事と言えばIBでは電卓の使用が許可されています。
(一部不可ですが)
これは計算能力ではなく、計算方法を理解している事が大事であるという
考えに基づいているからですね。
それゆえ試験には答えを導きだした過程の記入が求められています。
計算するのに時間が取られないので、物理や化学はその科目の問題に専念する事が出来ます。
>>331お疲れ。
今更だけど
俺の知ってるアメリカ式教育システムの概要
教育方針
各州に委任され地方自治制度により決められているため、よりけり。
ただし特別これといった共通する教育方針はない。
5-3-4制で二学期制が一番多いが、場所によっては6-6制、8-4制もある。
各州の地方自治体制度により決められるため、公立校間のレベルの差が激しい。
ただし、東海岸沿いの私立のPrepschool系のほとんどは教育水準が非常に高度。
共通点は12年間の初等・中等教育に相当するだけの教育を受けて
卒業時にUSHighSchoolDiplomaを取得する点と、通常18歳で大学へ入学する2点。
基本的な教育は日本の詰め込め式教育とは違い生徒の思考・判断の成長を重視。
345 :
上続き:04/03/07 12:43 ID:/j1IpgUO
科目
単位取得制。
学校間のレベル差により取得できる科目やそのレベルは各学校によりけり。
基本的に様様な科目が取れ、それらはEnglish系、Math系、Language系、
Science系、History系などその他諸々。
主要教科academic classと他の教科electiveに分かれる。
ほとんどの高校において、平均的に1学期6−7教科取ることが可能。
どのクラスを取るか生徒の自主性に任せられるが
ただし高校において卒業するためにはあらかじめ綿密に決められた単位を取得する必要がある。
また、取れる科目として科目別にAP(advance placement)や、honorがある。
前者は大学相当授業で、後者は学校の最上レベルのクラスの事を指す。
特にAPとhonorが両方ともある学校では、その差はあまりない。
比較的アメリカの高校の一般科目は日本の高校と比べると楽かもしれないが
APやhonorになると格別に難しくなっていく。
また移民や外国国籍が比較的多い地方では
学校によってはESL(English as Second Language)が提供される。
ESL制度の大半はbeginner,intermidiate,advanceの三つに分離し、
英語力がない生徒達に語学力を上達を目指す。
州の自治体によるが多くの場合、年30−50時間のcommunity serviceが必須となっている。
346 :
上続き:04/03/07 12:44 ID:/j1IpgUO
評価
GPA(GreadPointAverage)制度。
大抵はA=4 90%以上
B=3 80%以上
C=2 70%以上
D=1 60%以上
F=0 60%以下(単位取得不可)
に変換され、またそれぞれに+、−が付き、多少GPAが変化する。
だが一部の州や私立の高校ではAPまたはHonorのクラスの
GPAは別計算になっている場合もある。
各自治体や担当する教師により評価の仕方は変わるが、
大抵の場合、ClassParticipation, Homework, Essay,Examの4点で成績が決まる。
またAPを受けている場合のみ五月にAPEXAMが実施される。
アメリカの高校にはIB,GCEが実施する卒業試験はほとんどの場合ない。
347 :
大学への名無しさん:04/03/07 13:53 ID:n1/3df68
で
何が言いたいの?
しまった!!
さげようと思ってたのに・・・
349 :
大学への名無しさん:04/03/07 19:59 ID:uNarRKj2
色々とのせてる人いるけど、何の参考にもならない。
悪いが荒らしと一緒。
>>347,
>>349 帰国子女が海外でどんな勉強をしているかって事。
帰国子女の学力は低いと言う人がいるけれど、
海外の高校を卒業した人の多くは同時に世界で通用する海外の大学入学資格を取得しているという事。
何も知らないで「帰国子女入試は楽だ」と言われるのは癪なので、これを機会に載せてみました。
一口に帰国子女と言っても、こんなに受けた教育に幅がある。
で、そしたら、どうやってこんなに多様な教育を受けた人達を大学入試で公平に選考出来るのか。
また、トップレベル国立大で相応しい学力を持った帰国子女を選ぶにはどうしたら良いか。
そもそも学力の定義が日本と海外では違いますしね。
351 :
大学への名無しさん:04/03/07 20:50 ID:uNarRKj2
>>350 まあ俺も帰国だから大体知ってるわけだが、たとえ知らなくても
こんなん読む人いないかと思われ。
正直逆に帰国ってまとめる力ないんだな・・・とか思われそう。
簡潔に書こうや。
353 :
347:04/03/08 00:59 ID:0JknVkNW
いや私も帰国だから大体分かってるけど
マジで誰も読まないんじゃ・・・
気持ちはわかるけど!!
そうですか?帰国入試は楽だ、帰国はバカだと公言する人たちは、
読む(知る)努力をすべきだと思いますが。
公の場で他人を批判するには、それだけの責任が伴うと思います。
たとえ2ちゃんねるでもね。
東大入試要項の帰国入試の「二次試験=小論・学科・面接」だけを見て、
「帰国入試は簡単」だと誤解している方々へ。
東大帰国の1次書類審査をパスするためには、海外の現地校において、
地元の超一流大学へ入学できるだけの結果を統一試験で出さなければなりません。
その上で課される二次試験は、日本語による思考力、言語運用能力を試しているに
過ぎません。
オックスフォード、ケンブリッジ、ハーバード等の大学に入学できると
海外で認められた学力を、国内での東大入試をくぐり抜けた他の受験生と
同等のものであると、大学当局が認めている、という事なのです。
灯台以外でも
帰国枠で他の国立大学に合格できた
帰国生のほとんどは、
>>355が説明しているように、
現地での成績が海外の一流校に入学できる程の
高い統一試験のスコアや学力を持っているのは事実。
無論、そういう連中はESLなどとっくの昔に卒業しており、
ESLすら卒業できないDQN帰国生とは全然レベルが違う。
実際そういう帰国生の中には、
最終学年の中頃には既に現地の一流大学に合格し、
そこに入学するか日本の大学を受験するか悩んだ結果、現地の合格を蹴り、日本に帰国する奴もいる。
帰国子女の大半は親が駐在員で裕福な場合が多いが、
それでもアメリカのトップ私大年間300万程と日本の国立年間60万前後の差は大きい。
また多くの帰国子女は、無理やり越させられた海外より大学はせめて日本でと決めていることもある。
次スレにQ&Aみたいな形で書いといた方が良いな。まだ全然早い話だけど。
>>356 ぶっちゃけていうと興味があるのは東大の帰国枠だけ。
それ以外の国立大学にはいるのはぜんぜんかまわない。
なぜなら入試がそれほど難しくないから。
海外の統一試験ていうのは難しいといっても日本でいえばセンター
試験くらいのものでしょう。センター試験も高校の教科書レベルから
考えれば難しいといえるだろうし。
一般入試で東大を受けるのであればセンター試験でも8〜9割取るのは
当然です。差がつくのは二次試験。これができなければセンターが満点
でも不合格になります。
統一試験がセンター試験と同じくらいのレベルだとすれば
最低限の語学力しか試していない現行の東大帰国枠の入試の
ほうが簡単だといえるのではないでしょうか。
私は帰国枠の試験も形式は違ってもいいから一般入試並みの難易度
のものにできないのかと思うのです。細かい知識を問うものでなく
潜在能力を試すものであればなおいいと思います。
359 :
358:04/03/08 18:49 ID:ESR8SQEK
追記
東大の帰国入試が簡単なのは、難しくしすぎると入学者が確保
できないからなのかもしれないです。
東大に帰国入試ができたのはわりと最近のことで大学全体が
自主的に受け入れようと決めたのではなく、当時の学長
がトップダウン式に作った制度だったと思います。
推測ですが予算の関係で東大は毎年一定数の帰国子女をとらなければ
いけないのではないでしょうか。一応試験は行うが数をそろえることが大切で
実力は二の次というわけです。
東大の帰国枠ができた経緯については別のスレで少し読んだだけなので
詳しいことはしらないです。この書き込みはあくまで推測にすぎません。
もし詳しい人がいれば補足してもらえるとありがたいです。
東大の帰国枠は「若干名」となっており、年度により、また学部により、
合格者数はばらつきがあります。
学部によっては、全く合格者がでない年もあります。
代ゼミ2002年度帰国入試結果報告
http://www.yozemikikoku.com/nyushi2002_20.htmlより:
東京大学は本年度の文科一類のように多くの合格者を出す場合もあ
れば、昨年度の文科二類のように合格者が極端に減ることもあり、
人数にとらわれずに優秀な生徒のみ入学させようとする大学側の姿
勢が窺われます。
>海外の統一試験ていうのは難しいといっても日本でいえばセンター
>試験くらいのものでしょう。センター試験も高校の教科書レベルから
>考えれば難しいといえるだろうし。
失礼な言い方になってしまいますが、あまりにも世界を知らなさ過ぎる
のでは?東大でさえ、一歩日本を出たらアジアの無名大学です。東大入
試がどんなに難しくても、それをパスしたという事実で海外の大学に入
学はできません。
たとえばIB(国際バカロレア)で一定の成績を修めると、欧米のどの大
学にでも入学出来ます。IBディプロマコースは、一言で言うと「ヨーロッ
パのエリート養成教育」です。海外赴任するヨーロッパの外交官や駐在員
の子弟が、世界のどこにいても母国の(一流)大学に入学できる教育シス
テムの必要から開発されました。うちの学校(インターナショナルスクー
ル)のIB教官は「貴方たちは、将来それぞれの社会でリーダーシップを取
る人たちです。その責任をしっかりと自覚して勉学に励みなさい」と叱咤
激励します。実際、叱咤激励されないとやっていけない厳しい勉強です。
最初の1年で50本以上の小論を書きました。1本ごとに複数の文献を
読み、インターネットで背景や事実の詳細を調べ、数週間かけて書き上げ
ます。日本の学校のような試験もしょっちゅうあり、うちの学校では
F(赤点)を二つ取ると退学だと脅されてます。去年頑張った分、
二年目の今年は少し楽になりましたが、それでも月に5冊は課題図書を読
まされます(もちろん英語です)。
理系文系合わせて6教科必須で、加えてTOKという哲学の単位を取り、
1年以上かけて研究論文にも取組みます。全人格教育としてのIBは、CAS
と言う、ボランティアと運動、創造的活動(芸術等)も必須として一定時
間以上課しています。
IBの本試験は1教科につき2〜3試験あり、たとえば今年のIB生物Hの本試
験は3つで、それぞれ1時間、2時間15分、1時間15分です。ほとんど
の試験が記述式で、課題についての知識と理解、洞察が試されます。
教科書は、うちの学校のHigherレベルではイギリスの大学の教材を使っ
ています。ちなみに、アメリカの大学ではIBディプロマに対して1年分
の単位をくれると聞きました。それだけのレベルの学習をこなしたと認
めてくれているのです。
長くなってしまいましたが、海外の統一試験がせいぜいセンター試験レ
ベルくらい、という認識は改めて頂けたでしょうか?
日本の学生が統一して受けるのはセンター試験だから、
統一試験と聞くと似たようなものをイメージするのかな。
今まで言われている通り、全くの別物です。
そもそも、日本と海外の多くの国とでは「学力」の定義が違います。
日本は知識を理解して行使できる事を学力とするのに対し、
欧州やアメリカなどは上記だけでなく何故そうなるのか思考し、
どのようになるのか分析し、未知の場合はどうなるかを判断する力も学力とします。
例えば、第一言語として採る科目の多くは文学です。
生徒は作品を読んで作者の意図やメッセージを考え、自分なりの解釈を提示します。
科学系科目では、生徒が学習した範囲から自分で実験プランを立てさせ、
データを収集、結果をまとめさせます。
この時、理論通りの正しい結果が出なくてもよいのです。
何故そうなったのか、何が間違っていたか、次は何を正せばよいか。
自分で考えさせ、思考する力を養います。
教師は学習を通じて、答えのない問いを多く投げかけてきます。
様々な角度から物事を見、答えが決して一通りではない事を教えます。
これは多くの日本の教師が決まった解釈を教えるのとは違いますよね。
大学側はこれを理解しており、帰国生に面接と小論文を課して
海外で伸ばした「考えるという学力」を試しているわけです。
そういう学力もある事を理解して下さい。
別に東大なら帰国枠にならない帰国でも8割は硬いし
365 :
大学への名無しさん:04/03/09 11:37 ID:xv3r5cLw
>>363 >そもそも、日本と海外の多くの国とでは「学力」の定義が違います。
>日本は知識を理解して行使できる事を学力とするのに対し、
>欧州やアメリカなどは上記だけでなく何故そうなるのか思考し、
>どのようになるのか分析し、未知の場合はどうなるかを判断する力も学力とします
このあたりが結論でない原因だろうね。
欧州やアメリカのような学力の定義でも別にいいと思うんだけど
このような学力を本当に客観的に評価できるのかというところは
ちょっと疑問です。
日本の知識重視もそれほど悪いとは思わないけどな。詰め込み教育を
単純に否定しただけのゆとり教育路線は間違っていたことは今では
皆が認めるところだし、文部省も今後は学力重視に方針転換するそうです。
まぁこのあたりは詳しく議論しだすときりがないんだけどね。
それと東大の帰国枠にこだわるのは単純にネタとして面白いからという面もある。
国際的にみればたいしたことないとはいえ国内最難関だからね。
例えば
>>355に聞きたいのだが,
実際帰国で入った学生がどう考えてもオツムが弱いとしか思えないのはどうしてかな?
帰国だからアフォという考え方はミスリーディングだと思うが,
実際帰国で入っているひとの多くは明らかに周囲の学生より劣る.
それと,「学力の定義が違う」という言い方をする人が多いが,
そんなに日本の学力審査に疑問やズレを感じるのなら,
どうしてわざわざ日本の大学を受けるのですか?
言っておきますが,私の周りにも優秀な帰国はいます.
しかし圧倒的多数の帰国がアフォなのです.
これでは帰国向けの試験を設ける意味がありません.
ちなみに京大.
367 :
355:04/03/10 07:22 ID:V//oaNEq
貴方の大学にいる「圧倒的多数の帰国がアフォ」なのは何故だ、と訊ねられましても、
彼らに会った事も無い私には本当に彼らがアフォなのか、それともそういう貴方が実は
アフォなのか判断がつきませんし、その上質問されている私自身が、貴方が圧倒的可能
性でアフォに違いないと信じる帰国生であるとなれば、所詮アフォな答えしか期待できない
のではありませんか?
貴方の大学の入試方法に欠陥があって、学力の足りない学生が受入れられているとい
う実態があるのなら、当然彼らは勉強について行けなくて留年するでしょう。圧倒的
多数の帰国生が留年する事態になれば、大学当局も間違いに気づいて入試方法を再考
するはずですから、貴方がそんなに苛つく必要はありません。貴方の大学の教授も理
事長も、貴方が思っている程のアフォではないと思いますよ。数人のアフォのせいで京大の
評価が地に落ちるような事はありません(だって東大にしろ京大にしろ、今までずい
ぶんと多くのアフォを輩出してきたと思われますが、未だに日本ではトップの大学だと
思われているんでしょう?)。貴方は彼らの心配などせず、せいぜい自分がアフォ呼ば
わりされないようにしっかり勉学に励んで下さい。
>それと,「学力の定義が違う」という言い方をする人が多いが,
>そんなに日本の学力審査に疑問やズレを感じるのなら,
どこをどう読んだら「学力の定義が違う」が「日本の学力審査に
疑問やズレを感じる」へと飛躍してしまうのでしょう。2ちゃん
ねる得意の、論理のすり替えってやつですか?
>どうしてわざわざ日本の大学を受けるのですか?
長い海外生活で自然と身についてしまった立ち居振る舞いや
物の考え方などから、外国かぶれと誹られる事の多い帰国生
ですが、実はひどく愛国心の強い人間が多いのですよ。
意外かも知れませんが。
故郷は遠きにありて・・と言いますが、
自分の国の良さは遠く離れていてこそ気づきます。
故国を想って夜な夜な枕を濡らした経験のある日本
人なんて、今どき帰国生と海外派遣の自衛隊員くらい
のもんじゃないですか?
中学高校と外国の学校で過ごし「せめて大学生活は日本で!」
と願っている人も多いのです。
ずっと日本に住んでいる人たちには想像もつかないかも
知れませんが、多くの帰国生は海外にいるあいだ中
日本に恋い焦がれていたんです。
>>367-368 一連のレスを見ていてあなたはわりと冷静で客観的な考え方
のできる人だと思いました。
別のスレでみかけた帰国生があまりにもアフォだったので帰国生全体
をアフォと思いかけていたのですが、ちょっと見直しました。
ちょっと気になるんだけど
どこの大学に行ってるの?(もしくは既に卒業?)
結構いい大学に行ってそうな気がするんだが。
370 :
369:04/03/10 09:00 ID:/71z9xtu
ちなみにレス番号330 332 358 359も俺が書いたものです。
こんなに長く議論が続くとは思ってなかったのでいちいち
番号つけてなかった。
ここのところの流れから少しそれるけど。
>中学高校と外国の学校で過ごし「せめて大学生活は日本で!」
の件。
激しく同意。
良い国なんですよ。残念な事に日本で中学校生活送ってた時は気付けなかったけど。
地元の夏祭りや四季の催しや、繁華街のにぎわいや、友人と自転車で遠出できる環境や。
夜歩きできて、子供だけでも町を冒険出来る。
日本で当たり前に過ごせていた生活が、海外に来てどんなに魅力的なものにみえたか。
高校の時に、そういう時間を送れなかった事は今でも残念に思う。
日本ほど便利で住み心地の良い安全な国はないと思う。
そうそう!外国に行ってはじめて日本のよさがわかったりするもんなんだよ。
私もそう!
>>371
こういっては、何ですが、ただ単に日本国内で入学した人達の僻みとしか思えない( ´_ゝ`)
慶応(政治経済)
SAT-1250
TOEFL-250
東大(法学部)
SAT-1450
TOEFL−285
ボトムラインこんな感じですが?これでも、帰国子女が、楽には入れるとかほざくひとがいるのかねw
アメリカ人のSATの平均はちなみに1050点ですよ藁
375 :
大学への名無しさん:04/03/10 16:33 ID:drpigKu4
>>374 俺も帰国だけど、374は誇張しすぎだと思う。
そこまでさすがに高くないよ。
ってか藁なんて久しぶりに見た・・・
>>375 俺が話してるのはあくまで、政治経済と法学部だけだよ?
他のところはもっと簡単だってのは知ってるし。
ちなみに上のは今年の情報ね。
377 :
大学への名無しさん:04/03/10 16:42 ID:drpigKu4
>>376 今年高かったんかね?
政治経済って?法学部政治学科と経済学部のこといってるの?
でも経済がそんなに高いわけない。
一番高いのは法法。
>>377 経済は高いよ。法学部と違って、SATIIのMATH IICのスコアが激しく重視されるし。
それ以外を抜けば法学部と経済は大して変わらない。
東大は今年はレベルが高かったみたいだね。
1400台の子達は一次でみんな落とされてるし。
379 :
大学への名無しさん:04/03/10 16:47 ID:+8hBGQdy
つか、東大って帰国子女かなり多い
379>>
そうだね。でも今年は文Iは激しく簡単だったらしいよ。
SAT1300台が結構入った
381 :
大学への名無しさん:04/03/10 16:51 ID:+8hBGQdy
と言うか、日本の大学は英語が出来るだけで入れるからね。逆に英語が出来なければ入れないし
帰国子女なら青学法政辺りなら余裕じゃないかな?
東大はドイツとか米国英国そこら辺多い。あと中国人もたまに居るね
382 :
大学への名無しさん:04/03/10 17:00 ID:yF90Clmk
携帯から。 最初早稲田と間違えてた?でもなきゃわざわざ政治経済とは言わんよな。 俺は今慶應一年なんだが他の帰国のひとの話聞いていってるんだよ。一年でそんなに跳ね上がるわけないし。東大は知らんけど。
383 :
大学への名無しさん:04/03/10 17:09 ID:yF90Clmk
>>381 青学法政とは言わず私文なら大体一般でも余裕かと。英語満点でしかも勉強しなくていいからあとは社会だけやればいいし。
>>379 帰国枠だけではなく一般入試で入った人にも帰国子女が多いという
ことをいいたいのかな。
考えてみれば東大や上位私大は親が海外勤務してる人とか多そうだね。
海外転勤のある組織(商社、大手メーカーetc.)は高学歴が多いから、
子供も高学歴になる可能性は高そうだ。
東大も実は帰国枠よりも一般入試で入った帰国子女の数のほうが多かったりして。
もしそうならますます東大帰国枠はいらない気がするなw。
そういえば東大二次試験の外国語で英語以外にドイツ語、フランス語
中国語を選択できるのは帰国子女のためなのかな?俺は英語以外で二次試験を
受けた人に会ったことはないのでわからないが。
385 :
367:04/03/11 07:24 ID:g46h0rB0
>>369 ありがとう。ついでに、帰国生でも難関大学を目指す人間は
相応の努力をしていることも認めて貰えたら嬉しいですが。
しかしIBの勉強は大変で苦しいことも多いけどやりがいがあるし
もっともっと学びたい、って気持ちになるほど面白いですから、
苦行のような詰込み勉強を強いられている日本の学生の方たちには、
そういう意味では申し訳けない気もします。
大学ですか・・来年の春は、日本の国立大学に入学できたら幸せですね。
(私は361, 362も書いた者です)
東大は帰国子女枠で地域別に受かる人数が決まっているため、帰国子女の多いアメリカは受かりにくいが、アフリカとかに行くと受かりやすいらしい( ´_ゝ`)
>>387 >>せめて帰国枠で大学受験する予定で海外滞在が3年とか4年の子女は、
最低でもTOEFL250でSAT1200は取るべきじゃないでしょうか。
最初のパラグラフは大体同意するけど、↑の部分はおかしい。
TOEFLはよくわかんないけど、1200は言いすぎでは。
だってアメリカ人のSATscoreの平均1050くらいですよ?
mathで高得点取りやすいと言っても苦手な人もいるし、
現地で取った数学のクラスのレベルにもよるだろうし、
みんながみんな取れる点数じゃない。1100くらいが妥当かなとは思うけど。
私の友達でアメリカ滞在3年の子いるけど、多分SAT800くらいだと思う。
こっちに来てからもあんまり勉強する子じゃなかったけど、
元々日本で私立のかなりの底辺校(言い方おかしいかも)いってたみたいで
学力も何もあったもんじゃない。
californiaの方は留学生も多いし、日本の学校に適応出来ない人=大抵は勉強が全然出来ない人が
がいっぱいいるみたいだから、そういうケースは結構ある。
でも大學によっては統一試験のscoreを重視しないところもあるし、
それはある意味英語は苦手で苦労してもあんまり伸びなかったけど
3,4年くらいだったら日本語の力はしっかりあって日本の大学でやっていける人を探してるんじゃ?と思う。
帰国子女は人によって全然違うから本当は比べたりするのは無理だと思うんだけど・・・。
まぁSATのスコアだけでその人の学力は判断できないってことです。
389 :
大学への名無しさん:04/03/11 11:20 ID:+NsEYkGT
>>374 387見たらやっぱり誇張だね。
東大にSAT1100点台受かってるし。
できるだけsage進行でお願いします。
392 :
387:04/03/11 11:43 ID:P5tgeWSU
(念のため)
>>387で
掲載されている合格生徒のデータはjo○a生なので、
河○、代ゼ○に毎年在籍する帰国子女のスコアは
もっと高いと思います。
>>390 374には別に英語圏とは書いてないが。
>>392 上のレベルはそうかもだけど、最低ラインはどの塾行ってても同じでしょ。
普通SATを受けるのはアメリカ在住の子達だろ。
まぁ、統一模試とかがない国に住んでる帰国子女とかはインターとかでSAT受けるらしいけどね。
395 :
大学への名無しさん:04/03/11 17:53 ID:enN4ztCa
帰国は下位層があまりに酷い。
帰国全体の人数が少ないから下位層でも慶應に入れたりする。
慶應はSATぐらいしか見ないから。TOEFLは必要最低限として。
帰国の上位層は東大にしか行かない。よほどの理由がない
限り。だから優秀な帰国を見たければ東大帰国の上位層を
見るしかない。慶應帰国は東大落ち、一橋落ち、東工落ち。
正直慶應にはありえんバカが結構いる。慶應帰国の上位層は
そういう奴と一緒にされて可哀想。
東大は去年1410も落ちてる。
理系は前期数学、理科2科目も課される。
結構解ける奴いるよ。
『入試が同じ=平等』と考えてる短絡的な方々。
おいおい。子供じゃないんだからもうちょっと考えようよ。
396 :
369:04/03/11 22:10 ID:MLjnVZFZ
>>385 大学生かと思っていたが高校生だったのか。
日本の教育がすべて詰め込み教育だと思ってたりするところは
考えが単純すぎるんじゃないかと思っていたが、高校生なら
仕方がない。全体的には論理的だし、高校生としては優秀なんじゃないかな。
色々な本や新聞も読んでいるような感じだし、この調子で勉強していれば
対策さえすれば日本の大学の一般入試でも受かるんじゃないかな。
数学が壊滅的に苦手でなければ国立大学でもいけるかもしれない。
帰国枠で受けるなとは言わないけどね。
一流大学は入ってからも結構大変だが、優秀な学生も多くやりがいが
あるので努力する価値はあると思う。漏れもそんなに優秀じゃないが
一応東大に通ってるので、それは実感してる。
君はたぶん真面目で向学心のある人間だろうから、いい大学にいけば
充実した学生生活ができると思う。
受験も大変だろうけど頑張ってくれ!
397 :
387:04/03/12 02:05 ID:12HnZ1cK
>>388 >>日本の学校に適応出来ない人=大抵は勉強が全然出来ない人が
がいっぱいいるみたいだから、そういうケースは結構ある。
そういうのが多い上に帰国枠を使い簡単にMARCHに入れてしまうから、
帰国のほとんどがDQNと思われるのではないでしょうか?
>>だってアメリカ人のSATscoreの平均1050くらいですよ?
それはあくまでもアメリカ人全体の平均であって、
四年制の州立やトップ校に進学する人の平均だけなら大体1300以上だと思います。
>>3,4年くらいだったら日本語の力はしっかりあって日本の大学でやっていける人を探してるんじゃ?と思う。
それだったら、帰国枠を設ける必要性がないのでは。
あくまでも帰国枠で受験する場合は、
現地で学んだ語学力が前提条件で、それ+異文化で何を体験、学習したかであり、
日本の大学側は一般枠でとれない生徒を帰国枠で欲しがっているのではないでしょうか。
一般生より、自分の滞在国の言語をしゃべれない帰国を大学が取る魅力や必要性はあまり感じられないです。
確かに統一試験だけでは、その人の学力を完全には判断できないと私も思います。
しかし現地の高校でAPやhonorを5,6クラス取って
それなりに頑張ってきた人達が、統一試験で低い点数を取るという可能性はすごく低いですね。
帰国枠試験は海外の高校で勉強してきた者へ対しての
教育システムの違う母国の大学への入学のための救済処置だと私は思っているのですが、
日本の高校に適応できず、しかも海外の勉強にも適応できなかった人達が
帰国後今度は自分の実力じゃ入れないような中堅私大に帰国枠で入るの如何のものかと。
実際問題として、MARCH等の中堅私大でさえ一般生が必死になって受験勉強しているのは事実ですし。
398 :
388:04/03/12 07:52 ID:JgJJjfxg
>>397 少し勘違いしてました。
ごめんなさい 私は日本の大学の一般の話はよく知らないんです。
marchが何を指すのかはよくわかりませんが、
よく考えてみれば大学は高等教育だから、中堅でも底辺でもそれなりの学力は必要で
入るのにも大変なんですよね。 高校じゃあるまいし。
あなたの言っている事もよくわかります。ほとんどは同じ意見です。
でも頑張ってる人は頑張っていますし、
人は人で割り切るのも必要かなとも思います。
そもそも帰国だからとか人を一面だけで分類する考えが嫌なのであって、
言い争いたいわけじゃないので・・・。
でもどんな風に人に見られようと帰国子女っていうだけで自分を判断される覚えもないし
価値観の違いは違いであって認め合うのも大事だし、
だから私は私の考えでいけばそれでいいかなと。
ところであなたも帰国子女ですか?(私はまだ帰国してもないんですが・・)
>>389 SAT1100代で受かっている受験生については、次の説明があるね:
※ 横浜国立大不合格で国際基督教大、東京大に合格している非英語圏の生徒は、
滞在国の現地校を卒業しており、英語環境での学習は短期留学時のみである。
短期留学だけでTOEFLのCBT257は大したもんだ。
現地校の成績は相当なもんだったんじゃないかな。
官僚養成学校としての東大にとって、将来の外交官候補として
非英語圏国の現地校滞在歴10.5年の学生は魅力的だったんじゃないの?
国によっては(中東とか)特にね。
上記のJOBAの資料を詳しく見ると、TOEFLの成績が低くて合格しているのは、
ほとんどが非英語圏の生徒。彼らは英語以外の外国語ができる可能性が高い。
また、英語圏の生徒でTOEFLの点が低い人は、小論の成績がBだったりする。
帰国枠といっても、上智のように英語力以外を試験で見る大学も多いから、
TOEFL、SAT、小論の成績しか掲載されていないこの資料ですべてを判断するのは
大きな誤解を生む。
中堅私大といっても、学部によっては一般入試でも英語の試験しかない私大もあるから
(つまり、その大学は英語しか出来ない一般生も受入れてるから)、
英語だけしか出来ない帰国生を合格させることが不公平とは言えないと思うよ。
確かに、英語すらできない帰国生が中堅私大に入れているとすれば、
一般生が怒っても仕方ないけど、上の資料からもある程度の足切りはされている。
実際、私の知っている勉強の苦手な帰国生の子は、
日本に帰ってから専門学校に行っているし。
帰国にバカが多いと言われるのは、もっと他に原因があるんじゃないかなぁ。
普通の日本人なら常識とされることを知らなかったり
(例えば、中学1年から海外に行くと日本史は勉強しないし)
漢字をはじめ日本語の理解力が弱かったり。
彼らの考え方や行動に違和感を感じることもあるだろうし。
例えばアメリカ人などは日本人から見ると、とてつもなくおかしな議論の仕方をする。
日本人は、頭の中で整理してから言葉にするけど、
彼らはとにかく考えうる可能性をすべて言葉にして議論する。
自分の頭の中で考えるんじゃなくて、他人との議論の中で答えを探して行く。
ガイジンがこれをやれば文化の違いで受入れられるけど、
帰国の日本人がやると「なんだアイツ」になるんじゃないかな。
これはひとつの例に過ぎないけど、そういう状況は日常にいくらでも起って来るはず。
その上で、当の帰国が勘違い野郎だったり、一般生側に偏見があったりしたら、
帰国=DQNって結論が出るのは、容易に想像がつく。
>>400 同意。何をもってバカとするかも人によりけりだからな。
海外のノリではしゃいでてDQNと呼ばわりされる事もあれば、
勉強してない日本の歴史や社会、地理に公民その他の一般常識が欠けてて
非常識とみなされDQNと呼ばわりされる事もあり、
センスや考え方の違いでDQN呼ばわりされる事もある。
やっかみ半分に重箱の隅突ついてDQN呼ばわりする奴もいるだろう。
幾つかの要素が組合わさってる事が多いだろうから、
どのケースがどれだけ多いかなんて分からんけど。
>>396 ところで、
>>385を単純と言っているあなたの方こそ単純では?
2ちゃんのスレで見かけた一帰国生の印象を全ての帰国生に当てはめるかけるなんて、
短慮以外の何ものでもないと思うのですけど。
それとあなたと議論を重ね、あなたが最終的に敬意を表した人に対し
「高校生なら仕方ない」はないんじゃないかと。それはあまりにも失礼だ。
>>400 俺も同意。
日本だとお当たり前のことを知らなくて、帰国だからぁ〜
と連発するやつは反発を生んでDQN扱いされたりする。
また、何かにつけHEY YOとか言ってる勘違い帰国(本当にいる)
もまたDQN扱いされたりする。
あとは自分達は英語ができるけど、あいつらはできないと思って、
英語で悪口を言うやつ。
まあ色々ありますな。
>>403 >>また、何かにつけHEY YOとか言ってる勘違い帰国(本当にいる)
ええええ!!!んなヤツいるの!?マジかよ・・・
>>404 本当にいる。
そいつはよくYO MANとかも言ってる。服装は勘違いストリート系だし・・・
こういうのがいるから帰国に対する偏見が生まれるんだ_| ̄|○
同じ帰国として恥ずかしい。
406 :
大学への名無しさん:04/03/12 11:14 ID:uXJv39WL
東大落ちた奴らいい気味だよw
俺は帰国枠で東大はいった。
一般入試で東大落ちる奴らは馬鹿なんだろうね。
>>406 ネタだとは思うけど、
何 が し た い ん だ ?
408 :
大学への名無しさん:04/03/12 11:36 ID:uXJv39WL
>東大帰国枠の募集要項にこう書かれていた。
>但し書き(要約)
>「帰国枠の学力問題は、前期入試とは異なり、点数によっての合否判定の
>材料にはならない。入学後、最低限授業について行けるかをみる事を目的とする」
但し書きはあくまで但し書き。実際は高得点取ってるよ。
>帰国枠の連中が声高に主張する「学力テストw」についてだが。
>前にも言ったが、一時期、東大は帰国枠用の簡単な問題を作ったが
>低得点者ばかりで判断できにくい。今も「これで合否が決まる訳ではない」
>と書かれている。(低得点過ぎて学力順位がつけ難い)
>参考に、帰国枠の募集要項は東大教務課で見ることも出来る。
用意できない東大が悪い。
帰国子女は帰国枠じゃなくても前期入試で東大受かる者が殆どだ。
帰国枠があるから利用してあげてるだけ。w高能力の帰国子女の入学を感謝しろよ。
409 :
大学への名無しさん:04/03/12 11:37 ID:uXJv39WL
東大一般組が帰国枠組をバカにするのが腹立たしい。
お前ら、帰国枠で東大受けてみろ。全員落ちるね。