★京大英語★ 精読の練習 

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1ハインリッヒ ◆/wteuWc6
以下のスタイルで、精読の練習をします。
間違いがあった場合などはご指摘下さい。

[教材] 京都大学 平成14年度(前期)入学試験問題
    外国語 英語 大問1番と大問2番

[方法] 単語1つ1つにまでこだわって、徹底して精読していく。

    英文自体を正確に読むことを優先し、和訳にはこだわらない。
    出来る限り英文は前から順に読むことにする。
    SVOCなどの構文的分析は自明のこととして扱わない。
    辞書・参考書の類は調べるが、赤本・青本などの全訳は参照しない。

    1日1文を基本とする。(ちなみに大問1つの英文が約30行)
    その時点で訳語が決まらないケースも出てくるだろうが、
    旧情報→新情報という流れで、後から判明するという感覚を
    大事にするため、無理な訳語確定はしない。

    1回あたりの分量が少ないかわりに、
    語彙をはじめ関連事項に細かく寄り道して知識を増やす。
2ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/09 14:04 ID:KeDDQ6pt
第1回

第1段落
第1文

When we enter into reasoning,
we lift ourselves
beyond our biological and psychological limitations.
3ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/09 14:04 ID:KeDDQ6pt
>第1文

> When we enter into reasoning,
(仮の訳)
   私たちは「論理的に考える」という行動に「入る」と、
(意識した点)
 ・ enter はふつう他動詞で用いられるが、今回は前置詞 into がある。
   対象物に対する「距離感」と「移動する感覚」を意識したい。
 ・ reasoning はこの段階では意味が漠然としすぎている。
   後でいろいろ分かってくるだろうということを考慮して、
   とりあえず名詞 reason をもとにイメージを浮かべておく。

> we lift ourselves
(仮の訳)

   私たちは、自分自身を「引き上げる」。
(意識した点)
 ・ 前の when節の内容と、lift の目的語が ourselves であることから、
   「持ち上げる」は物理的にではなく、比喩的な表現であると解釈したい。
   「自分自身を向上させる」イメージを浮かべておく。
 ・ 動作動詞 lift が現在形なので、現在の動作の習慣を表していることに
   注意をしておく。

> beyond our biological and psychological limitations.
(仮の訳)
   自分の生物学的制限および心理的制限という枠を超えて
(意識した点)
 ・ 「持ち上げる」が物理的でなかったことが確認できた。
 ・ 形容詞2つを並列に処理することを意識しておく。
4ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/09 14:05 ID:KeDDQ6pt
動詞 enter について

● I entered the room.
   「私はその部屋に入った。」
   入るところが、物理的空間である。
   このケースでは、enter は他動詞であり、前置詞は不要。

● I entered the club.
   「私はそのクラブに加入した。」
   入るところが、抽象度を増した。
   同意語 enlist, enroll, join (up), sign on, sign up,
   (英英) to make or become a member of

● enter into
   同意語 begin, start, take up, set to,
   (英英) to begin to take part in formally
   「正式加入」→「仕事開始」というイメージのようだ。
   「距離感」がこのため出てきて前置詞が必要になったようだ。
5ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/09 14:05 ID:KeDDQ6pt
動詞 lift について

  lift   物を持ち上げる
  raise   特に一方の端を持ち, 直立または高い位置に上げる
  hoist   重い物を機械などの力を借りて持ち上げる

  同意語 raise, hoist, elevate,
      uplift, upraise, pick up, take up,
  対義語 decrease, diminish, lessen, debase,
      degrade, depress, oppress, weigh

なお、elevator(米)のことを lift(英)という。
6ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/09 14:05 ID:KeDDQ6pt
前置詞 beyond について

● It's beyond me.
   「私の範囲を超えた」→「私にはできない。」

● beyond description
   「描写を超えた」→「言い表せないほど」

● The work is beyond my power
   「私の力を超えた」→「その仕事は私の能力では及ばない。」

● beyond 24 hours  「まる1日以上」
● beyond belief  「信じられないほどの」
● beyond control  「コントロール出来ない」「制御不能で」
● beyond expression  「表現できないほど」
● beyond imagination  「想像を絶する」
● beyond one's ability to  「〜する能力を超えて」
● beyond the limit  「限度を超えて」
7ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/09 14:06 ID:KeDDQ6pt
reasoning について
  英英 the drawing of inferences or conclusions through the use of REASON

   ● reasoning ability  推論能力
   ● reasoning skill  推理力 論理展開能力
   ● reasoning process  推理の過程

reason について
  英英 the power of comprehending, inferring,
     or thinking especially in orderly rational ways

   「直感」ではなく、「事実」をもとに「秩序立てて考えていく」過程のようだ。
8 :02/05/09 17:07 ID:taCL0bJ9
>>ハインリッヒ ◆/wteuWc6
暇だな(W勉強しろよ。な!おまえ落ちるぞ(爆W
9大学への2ch ◆SHIKIdR. :02/05/09 17:19 ID:G9c7FTRw
まあこういうKittyがいてもいいかと。
10名無し:02/05/09 17:22 ID:ziGyomqP
放置中?
11名無しさん:02/05/09 17:33 ID:IpDeG0Su
When we enter into reasoning, we lift ourselves
beyond our biological and psychological limitations.

推論をし始めると我々は、自らの肉体的・精神的限界を超えて高揚するものだ。
12 :02/05/09 17:52 ID:WPKaaxsy
名スレage
13基地外:02/05/09 18:09 ID:vVePzPQY
When we enter into reasoning, we lift ourselves
beyond our biological and psychological limitations.

論理的思考にはいりこむと、自分自身を肉体的そして精神的限界点を凌駕して
高みに至らしめる。
14基地外:02/05/09 18:14 ID:vVePzPQY
ていうか
beyond以下を副詞句だからってそのまま副詞的に訳すと
?を越えて高揚する・・・・っていう風に妙にくどくなる。

だから、「自らを引き上げて限界を超える。」

って訳すとくどくなくなるが、点数もなくなる
15名無しさん:02/05/09 19:09 ID:IpDeG0Su
>>14
beyond 以下をどう処理するかはあまり問題ではなく、
we lift ourselves⇔We are lifted by ourslf という書き換えができるかどうか、
それが問題でしょ。訳に関しては自動詞風に訳すのがいい。
16ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/09 23:42 ID:KeDDQ6pt
「-log-」ギリシャ語で「話す」が語源。
そこから派生して「学問」を表す単語によく使われる。

●初級レベル
   technology, biology, psychology, sociology, geology,
●中級レベル
   theology, archaeology, mythology, astrology, zoology, anthropology,
●上級レベル
   physiology, entomology, etymology, paleontology, chronology
   phrenology, pathology, meteorology, philology, dendrochronology,

なお、「-logy」は名詞語尾、「-logical」が形容詞語尾。
17ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/09 23:42 ID:KeDDQ6pt
「学問」以外で「-log-」を語源にする単語
    catalog(ue), dialog(ue), monolog(ue), prolog(ue), epilog(ue)
    logic, apology, apologize, analogy,

「-loqu-」も同じ語源
    eloqent, eloquence, colloquial,
18名無人 ◆TCcC3EVE :02/05/10 00:11 ID:IAwQ6E+M
ハインリッヒ頑張ってるね
19 :02/05/10 01:42 ID:LyIrQowk
良すれ、だと思うから上げ
20 :02/05/10 01:44 ID:/I/EvpXM
がむばってつづけとくれ
21京・法or立・国関イン  ◆Ux40UVr. :02/05/10 06:31 ID:O+mybVtx
良スレやな!!この週末に14年度の過去問採取・整理・ストックするから来週から
仲間に入れてくれ
22 :02/05/10 12:02 ID:+L0fNsBJ
いいすれだとおもいます。
あげ。
23ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/10 13:50 ID:/uVsgnCW
第2回

第1段落
第2文

We live the life of thinking.
24ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/10 13:50 ID:/uVsgnCW
>第2文

> We live the life of thinking.
(仮の訳)
私たちは、そうした「考える」生活を送っている。
(意識した点)
 ・ live に目的語があることに注目。
   the life に対する「距離感」がないことを意識しておく。
 ・ live を、現在を中心としたかなり幅をもった時間として受け取っておく。
 ・ 定冠詞 the lifeの定冠詞 the に最初は違和感を覚える。
   第1文で述べたようなことを日々行っているlifeだと解釈。
 ・ 前置詞 of のイメージは「くっついて離れない」。
   「生活」に thinking がくっついているイメージを浮かべる。
   「性質・特徴」を示すofと受け取りたいが、
いざ訳そうとすると、「同格」の訳と区別がつけにくいようだ。
(文脈上意識した点)
   要するに、「自分自身を高める」機会が、
毎日あることということが言いたいらしい。
25ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/10 13:51 ID:/uVsgnCW
他動詞としての live について

他動詞の live は、かなり限られた場面でしか用いられないようだ。
(英英)  to pass through or spend the duration of
定義によると、ある程度の期間を前提としている。
通常はこの文のように、「不定冠詞a + 形容詞 + life」を目的語にする。

● live a happy life. 「幸せな生活を送る」
● live a busy life 「忙しく暮らす」
● live a carefree life 「気楽に暮らす」
● live a comfortable life 「快適な生活を送る」「毎日何不自由なく暮らす」
● live a dog’s life 「惨めな暮らしをする」
● live a dull life 「退屈な暮らしをする」
● live a frugal life 「質素に暮らす」
● live a hard life 「苦しい生活を送る」
● live a holy life 「信仰生活を送る」
● live a lonely life 「侘びしく暮らす」
● live a stable life 「安定した暮らしを送る」
● live a simple life 「質素に暮らす」
● live a wild life 「すさんだ生活を送る」
● live a useful life 「生きがいのある生活をする」
● live a monotonous life 「単調な生活をする」
26ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/10 13:51 ID:/uVsgnCW
the life of thinking の前置詞 of について

「live + 不定冠詞a + 形容詞 + life」というコロケーションが中心だが、
● live a life of fun 「遊んで暮らす」
● live a life of peace 「平穏な生活を送る」
● live a life of contemplation 「瞑想の生活を送る」
のように、「live + 不定冠詞a + life + of + 抽象名詞」も多数見つかった。

● This tool is of use.
● This tool is of value.
のような「性質・特徴」を表す「of + 抽象名詞」と同じ使い方である。

thinking と contemplation が似ているので、
「thinking の生活を送る」と考えれば良いのだが、
残念ながら thinking は「瞑想」のように一言では言いづらい。
冗長な意訳で許されるのなら、
「考えるということを毎日している」とでもしたいところだ。
27ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/10 21:43 ID:/uVsgnCW
live 以外で同族目的語をとる動詞の例

「他動詞 + 不定冠詞 + 形容詞 + 目的語」の形になるが、
意味上は、「自動詞 + 副詞」である場合が多い。

● breathe a deep breath 「深く息を吸う」
● die a miserable death 「惨めな死に方をする」
● dream a strange dream 「変な夢を見る」
● fight a good fight 「健闘する」「善戦する」
● laugh a bitter laugh 「苦しげに笑う」
● sleep a sound sleep 「すやすやと眠る」「熟睡する」
● smile a sour smile 「苦笑いする」

a sound sleep, a sour smile あたりは、
熟語のつもりでコロケーションを覚えておきたい気がする。
28ロリロリ大魔神 ◆NAZ12NbM :02/05/10 21:46 ID:x/H/Z/Qh
あまり意味のないことだろうな、ぷ
29  :02/05/10 21:47 ID:EEQne5uf
京大英語は恐ろしいよ・・
30野茂:02/05/10 22:42 ID:mIMe3EkN
京大の英語はネイティブでもまともに理解できない奴いそう
31ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/11 12:57 ID:kYUPj/u2
第3回

第1段落
第3文

This means
that we are able to make
claims about the truth of things.
32ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/11 12:58 ID:kYUPj/u2
>第3文

> This means
(仮の訳)
このことが意味するのは、
(文脈上意識した点)
 ・ 前文が抽象的だったので、その説明が始まるものと理解する。

> that we are able to make
(仮の訳)
私たちは「作り出す」ことが実際に出来るということです。
(意識した点)
 ・ can でなく be able to を使っているので、
   能力を持ち実際に行っていることまで意味すると意識する。
 ・ この時点ではまだ make の内容がはっきりしないので、
   ここでは「作り出す」という大まかなイメージにしておく。

> claims about the truth of things.
(仮の訳)
物ごとの「真相」について「完成した強い意見」を
(意識した点)
 ・ make claims ということで、claims はある程度完成した意見。
 ・ claims はしっかりした根拠がある強い意見。
(文脈上意識した点)
 ・ truth は「考えた結果導き出されたもの」という話の流れなので
   「本質」とか「真相」とかいうイメージも少しプラスしておきたい。
33ジャーニー:02/05/11 15:37 ID:/m9N/GQy
この手のスレはいいですねー。
手軽に読めて結構勉強になるYO!
34EL ◆2kANGELQ :02/05/11 15:38 ID:pvZypPNN
ここに書かれているのをノートにまとめてみるか。
35ミスター:02/05/11 18:40 ID:l3T0jcNq
>truth は「考えた結果導き出されたもの」という話の流れなので
>「本質」とか「真相」とかいうイメージも少しプラスしておきたい。

関連するトピックとしては、「reality」と「actuality」との区別
は京大英語でガイシュツだから要チェキラッチョ。
36 :02/05/11 21:11 ID:b7HOM6pg
この手のスレはいいね、2ちゃんにいながら勉強できる
ロリロリ大魔神は、勉強のアドバイスしてくれたことないな
法学部なら英語教えてくれよ、ロリロリ
37   :02/05/11 21:30 ID:DINVUvpw
ハインリッヒは神。
38厨房:02/05/11 21:37 ID:HlmIyPE9
>>36
ここに来てるロリロリは偽者だけどな。
っつーか、昔はよく勉強相談してたぞ。
最近はここの馬鹿が煽りまくって来なくなったがな。
39ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/11 22:53 ID:kYUPj/u2
>>35 ミスター さん
> 関連するトピックとしては、「reality」と「actuality」との区別
> は京大英語でガイシュツだから要チェキラッチョ。

貴重なご意見ありがとうございます。

truth, reality, actuality, fact
どの単語も間違いなく知っているはずだけど、
実は理解しきっていない単語のようですね。

辞書の定義は目を通してみましたが、
かえって混乱したような気がします。
実際の使い分け例を集めた方がよさそうなので、
後で調べてみたいと思っています。
40ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/11 22:54 ID:kYUPj/u2
be able to と can について

can の語源は、know
→ 「方法を知っている」 気持ちの上で出来るかどうかを問題にする
able の語源は、have
 → 「能力を持っている」 実際に出来るか出来ないかを問題にする

このため特に過去形の場合、使い分けに注意しなければならない。
● I was able to borrow an umbrella, so I didn’t get wet. (正)
● I could borrow an umbrella, so I didn’t get wet. (誤)
 (誤の理由) 実際に借りたのかどうかが不明になって、文意が成立しないから。
つまり、was/were able to は「能力があった→実際に行った」
could は「知っていた→実際に行ったかどうかは不明」ということである。

なお、be able to には、「一般に主語は生物の場合に限られる」
「能動態の後にしか続かない」などの制限がある。
41ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/11 22:54 ID:kYUPj/u2
make について

make の中心イメージは、
「新しいものを作り出す」「違ったものを作り出す」
このイメージは、次の2つに分かれます。

●「ものを作る」
  ・ 「一般的にものを作る」
  ・ 「ある材料から製品を作る」
  ・ 「努力して立派なものを作り上げる」
●「状態を作る」
  ・ 「人をある状態にさせる」
  ・ 「人をある状態にする」
  ・ 「努力・訓練の結果、望ましいものになる」
  ・ 「自然に〜になる」

今回のmake claims は「努力して立派なものを作り上げる」が一番ふさわしい。
「努力・訓練した結果」「完成したものを作る」というニュアンスに注意。
このため claims が「きちんとした意見」であることが分かる。
42 :02/05/11 23:01 ID:fBz3RPaz
どういう勉強してきたの?ハァハァ
43涙のリクエスト:02/05/11 23:10 ID:m9tlJHhR
be going to do とwillの違いを教えて欲しいです。
44 :02/05/11 23:25 ID:1k/OwyhR
ハインリッヒ氏、
使用している辞書・文法書の類も教えてほしいです。
45kk:02/05/11 23:26 ID:ThUQuuO7
age!
46ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/11 23:45 ID:kYUPj/u2
>>43 涙のリクエスト
> be going to do とwillの違いを教えて欲しいです。

自分が勉強するためにやっているので、
質問に答える余裕は基本的にないのですが、
be going to と will の違いに関しては、
私も確認したくなったので調べてみました。

● be going + to不定詞
   「to不定詞」が未来志向であることはよく言われますが、
   be going は進行形ですから、
   「to不定詞」で表す行動を実際にはまだ行ってなくても、
   気持ちの上ではもう始めてしまっているみたいな感じのようです。
   既にレールが敷かれてしまった感じでしょうか。
   そのため、あんまり先のことには使わないようです。

  ○ He is going to get better. じきに良くなるだろう。
   熱が下がったり、咳が止まったりと、もう既に良くなる徴候が
   見えている、つまり具合が良くなることはもう始まっている感じです。

  ○ I'm going to buy the book tomorrow. 明日その本を買うんだ。
   前から買いたいと思っていて、明日買いに行く予定をもうすでに
   立てていた感じです。
47ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/11 23:45 ID:kYUPj/u2
● will
   語源的には、desire, wish を表す動詞だったようです。
   今でも名詞 will は「意志」という訳語があります。
   このため一人称が主語の場合は、
   「意志・決心・約束・固執・主張・(否定文で)拒絶」
   などの意味が特に出てくるようです。いわゆる「意志未来」です。

   実際には、二人称・三人称でも意志を表すケースもあるし、
   人称に関係なく単に未来に起こると予想されることを表すためにも
   will は使われるようです。
   したがって will の方が、be going to より何でもありみたいな感じです。
   be going to が近い未来を主に意味するのに対し、
   will にはそういう制約はないそうです。

  ○ I'll buy the book tomorrow. 明日その本を買うよ。
   この場合、友達にその本が面白いことを聞いて、
   その場で買い行こうと思ったというニュアンスがあるようです。

  ○ He will get better. そのうちによくなるだろう。
   別に症状が良くなったとかは見受けられないが、
   たかが風邪だから、いつかは治るだろうぐらいの感じだそうです。

もっとも、実際には差がない場合も多いそうです。
48ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/12 00:04 ID:vb8gY4II
>>44
> 使用している辞書・文法書の類も教えてほしいです。

PCで使えるものをよく利用しています。便利ですよ。
[英和・和英]
 ・ 研究社の英和中辞典・和英中辞典 (市販ソフト PCに入れてあります)
 ・ 英辞郎 on the Web http://www.alc.co.jp/ (コロケーションに強いです)
[英英][シーソラス]
 ・ Merriam-Webster http://www.m-w.com/ (発音も聞ける優れものです)
[コーパス]
 ・ Simple Search of the BNC
     http://sara.natcorp.ox.ac.uk/lookup.html
[語源辞典]
 ・ 語源辞典 version 2.1 (リンクを辿ると語源コラムもあります)
     http://home.alc.co.jp/db/owa/etm_sch

文法書は定番の両御所です。たいていのことは載っているので助かります。
 ・ 英文法解説 江川泰一郎 金子書房
 ・ ロイヤル英文法 旺文社
49ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/12 00:05 ID:vb8gY4II
claims について

(英英) an assertion open to challenge
    a statement that something is true or real,
    esp. one that other people may disagree with.
「当然の権利としての主張」
「反対者に対して、断固として主張できる意見」
のニュアンスがある。

ふと思いついた意見というより、
しっかりした根拠から導かれた自信のある意見といえるようだ。
特に今回の文では、reasoning, thinking によって得られた
「論理的に筋の通った意見」と考えられそうだ。

なお、日本語で不満の意で「クレーム」という場合は complaint
また「クレームをつける」は make a complaint
50ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/12 00:05 ID:vb8gY4II
「意見」「主張」「考え」をあらわす語

● claim
   当然のものとして、反対者に対して断固として主張できる主張
● opinion
物事に対する個人的判断や好み・感情に影響された結論に基づく意見
● view
個人的なものの見方や考え方
● idea
   心に描く考え
● thought
理性に訴えて心に浮かんだ考え
● notion
漠然としたまたは不明確な意図・考えを意味することもある
● argument
   事実や論理をもとにして行う主張。賛否がはっきりしている。
● assertion
   断定的な主張
● statement
   公式に文書または口頭によって行う主張
● allegation
   十分な証拠・根拠無しに言い張る主張
51ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/12 01:09 ID:vb8gY4II
● actual / actuality 実際に存在している

 ・ actual achievement 実績
 ・ actual being 実在
 ・ actual benefit 実利
 ・ actual cause 実際の原因
 ・ actual condition 実情、実勢、現状
 ・ actual cost 実費、実際原価、正味金額
 ・ actual damage 実質的損害賠償金、実損害額、実質的損害、現実損害
 ・ actual demand 実需
 ・ actual dimension 実サイズ、実寸法
 ・ actual economy 実体経済
 ・ actual figure なまの数字、実際の数字
 ・ actual goods 現品
 ・ actual income 実際所得
 ・ actual interest rate 実質利子率
 ・ actual speech 生の言葉
 ・ actual state 現状、実際の状態
 ・ actual stock 株の現物
 ・ actual supply 現実供給
 ・ actual value(s) 時価
 ・ actuality film 記録映画
52ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/12 01:09 ID:vb8gY4II
● reality 想像されただけではない 外見と内容が一致している

 ・ Reality is cruel. 《諺》現実は無慈悲だ。渡る世間は鬼ばかり。
 ・ reality awareness 実在意識性
 ・ reality of God 神の実在
 ・ reality of international politics 国際政治の現実
 ・ reality of life 世の中[人生]というもの
 ・ reality of the situation 実体
 ・ reality series 実話ものシリーズ
 ・ reality therapy 現実療法
 ・ reality-based 現実的な、現実に基づいた
 ・ reality-distortion zone 現実の歪曲と言われたゾーン
 ・ reality-impaired 現実感に欠ける、愚鈍な、知能に欠陥がある
 ・ the reality of UFOs UFOの実在
 ・ a description based on reality 事実に即した叙述
53ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/12 01:09 ID:vb8gY4II
● true 事実に合っている 真実である(と信じられている)こと

 ・ truth about one's health 実際の健康状態
 ・ truth and falsehood 虚実
 ・ truth drug 自白薬、自白剤、心理抑制解消薬
 ・ truth in advertising 広告の真実性
 ・ truth of a statement 陳述の真実性
 ・ truth of the rumor 噂の真相
 ・ truth of the universe 宇宙の真理
 ・ truth set 《数学》真理集合
 ・ truth talk 本音トーク
 ・ truths of science 科学上の真理
 ・ Truth is stranger than fiction. 事実は小説より奇なり。
 ・ Truth will out. : 《諺》真実はいつか現れる。
 ・ There is a certain amount of truth in 〜にも一面の真理がある
 ・ It's sometimes necessary to stretch the truth. 《諺》嘘も方便
 ・ find out the 真相を探り出す
54ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/12 01:10 ID:vb8gY4II
● fact 実際に起こった(or起こりつつある)事実

 ・ fact charged 起訴事実
 ・ fact finding 事実調査、調査業務
 ・ fact in issue 主要事実、争点事実
 ・ fact known to everybody 世間に知れ渡っている事実
 ・ fact of my having seen him 彼に会ったという事実
 ・ fact relevance 事実関係
 ・ fact-based 事実を基礎とした
 ・ fact-finding team 事実関係調査団
 ・ fact-finding inquiry 実情調査
 ・ fact-inspired 実話に基づいた
 ・ That's not a fact. そうした事実は全くない
 ・ fact as clear as day 世間に知れ渡っている事実
 ・ an established fact 動かしがたい事実
 ・ hard facts 動かぬ事実
 ・ face (the) facts 事実を認める
55ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/12 11:09 ID:vb8gY4II
第4回

第1段落
第4文

We can verify of falsify such claims,
we can exchange meanings,
and we can praise or blame one another
for having been better or worse agents of truth.
56ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/12 11:09 ID:vb8gY4II
>第4文 (1/2)

> We can verify of falsify such claims,
(仮の訳)
   私たちは、そのような「意見」を「正しいと確かめ」たり
   「間違っていると確かめ」たり出来る。
(意識した点)
 ・ 動詞が or で結ばれているので対句のように処理したい。
   verify 「正しいことを確かめる」
   falsify 「間違っていることを確かめる」

> we can exchange meanings,
(仮の訳)
   また私たちは、さまざまな「意味」について「やりとり」をすることが出来る。
(意識した点)
 ・ コンマの後だが、we can が続いたので
   文が並列されているととりあえず思っておく。
 ・ meanings は複数形なので、具体的な個々の事例をイメージ。
 ・ meanings を物のように「交換」するのは変なので、
   exchange は「人と取り交わす」と解釈したい。
(文脈上意識した点)
 ・ meanings は冠詞がないので、
   前文の the truth of things と直接関連はないようだ。
57ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/12 11:09 ID:vb8gY4II
>第4文 (2/2)
> and we can praise or blame one another
(仮の訳)
   そして私たちはお互いを「誉め」たり「非難し」たりすることが出来る。
(意識した点)
 ・ and we can で、文が3つ並列されていたことが確定。
 ・ 動詞が or で結ばれているので対句のように処理したい。

> for having been better or worse agents of truth.
(仮の訳)
   「上手下手はあったにせよ」「真理の実行者」であったおかげで、
(意識した点)
 ・ 前置詞 for の処理に躊躇する。
   can を使った文章の後なので「〜のために・〜のおかげで」を採択。
 ・ 動名詞 having been の時制には注意を払う。
 ・ 形容詞 better, worse は or も含めて訳が難しい。
   意識の上では比較級をイメージしながらも仮の訳では割愛。
 ・ truth が無冠詞なので、個々の事例ではないことも意識しておきたい。
(文脈上意識した点)
 ・ agents は普通は「代行者」と訳す。誰の「代わり」なのか考えて、
   本来 truth が「神」の範疇であることが思い浮かぶ。
   もっともそれは潜在意識でのことだろうということで、
   reasoning, thinking を「実行する者」と解釈した。
58銭ー:02/05/12 11:13 ID:EpASPnOn
調べた結果を覚えているのならたいしたものだ。。

きっと通るよ。
59銭ー:02/05/12 11:14 ID:EpASPnOn
辞書をコピペしてるだけだと単なるヴァカだ。。

きっと落ちるよ。
60 :02/05/12 11:19 ID:BDgZdmzj
コピペだって。ぷ
61涙のリクエスト:02/05/12 14:22 ID:lF/o6wXg
ほんとにどうも有り難うございました。
感情的、意図的なニュアンスが出るのですね。be going to doには。
62   :02/05/12 15:26 ID:vIWwNnOC
★京大英語★ 英作の練習
みたいなすれもだれかつくってくれたらいいな。
63名無しさん:02/05/12 16:53 ID:Trh4y145
ハインリッヒの志望校って京大?
京大なら英語に時間かけるより他の教科も頑張らないとやばいよ。
64ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/12 23:06 ID:vb8gY4II
meaning について

● meaning
    the thing one intends to convey especially by language
    言葉・行為・記号・絵などによって表現され, 人に理解されるように
    意図されたもので, 「意味」を表わす最も一般的な語。

● sense
    a meaning conveyed or intended
    one of a set of meanings a word or phrase may bear especially
    as segregated in a dictionary entry
    特にある語句のもつ特別な意味。文脈または辞書に定義された意味

● significance
    something that is conveyed as a meaning often obscurely or indirectly
    表面にはっきりと表わされる意味に対して, 語句・記号・行為などの背後に
    隠された含み・重要性。
65ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/12 23:07 ID:vb8gY4II
語尾「-fy」について

ラテン語 facere ( = make ) の変化形で
「〜にする」「〜化する」の意味を表す接尾語

● classify   class 等級 → 分類する
● justify   just 正しい → 正当化する 正しいことを明らかにする
● signify   sign しるしにして表す → 象徴する 意味する 重きをなす
● simplify   simple 単純な → 単純にする 簡単にする
● qualify   quality 質 → 一定の性質を与える 資格を与える
● purify   pure 純粋な → 純化する 清める 洗練する
● personify   person 人 → 擬人化する 体言する
● modify   modus 尺度にあわせる → 修正する 緩和する 修飾する
● identify   idem = the same 同じにする → 同一なものとみなす
● satisfy   satis = enough 十分にする → 満足させる
● fortify   fortis = strong 強くする → 強化する 堅固にする 要塞を築く
66ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/12 23:09 ID:vb8gY4II
>>56 >>56

> We can verify of falsify such claims,

タイプミスしていました。
verify OR falsify ですね。
67ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/13 11:17 ID:nNhP6h3I
第5回

第1段落
第5文

As we speak with one another
and strive for rationality,
we become able to master
absences of many kinds
and articulate presences
in extremely complex ways.
68ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/13 11:18 ID:nNhP6h3I
>第5文 (1/3)

> As we speak with one another
(仮の訳)
私たちがお互いに話をすると、
(意識した点)
 ・ as は多義語であるが、とりあえず「常について回る」という
   イメージで処理しておく。
 ・ 前置詞 with なので、speak に意見の交換のイメージを付加しておく。
(文脈上意識した点)
 ・ speak with に意見の交換のイメージを持つことは、
   前文に exchange meanings とあったこととも符合する。

> and strive for rationality,
(仮の訳)
また、合理的であることを求めて精一杯努力をすると、
(気になる点)
 ・ 接続詞 as の節内であることに留意。
 ・ strive には「争う」という意味もあるので「真剣さ」を感じ取る。
 ・ 前置詞 for は「〜を求めて」が合ってそう。
(文脈上意識した点)
 ・ rationality の適訳はよく分からない。
   第1文の reasoning との関連性を意識した。
69ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/13 11:18 ID:nNhP6h3I
>第5文 (2/3)

> we become able to master
(仮の訳)
私たちは十分に「マスター」出来るようになるのだ。
(意識した点)
 ・ master は中途半端ではなく完全に習得したという点に注意。
 ・ will be able to でなく現在形 become を使っているので、
   「間違いなく出来ると断言している」と受け取りたい。
(文脈上意識した点)
 ・ 第1文の「lift oneself 〜」の具体例と思われる。

> absences of many kinds
(仮の訳)
多くの種類が「存在していないケース」を
(意識した点)
 ・ この前置詞 of は、absence の主格を導くものと解釈。
 ・ absences と複数形なので、具体的な事例がいろいろあると解釈。
70ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/13 11:18 ID:nNhP6h3I
>第5文 (3/3)

> and articulate presences
(仮の訳)
   そして、「存在しているケース」を
「明瞭に効果的に表現」出来るようになるのだ。
(意識した点)
 ・ and で主節がまだ続いていることを意識。
 ・ presencesと複数形なので、具体的な事例がいろいろあると解釈。
(文脈上意識した点)
 ・ articulate の動詞・形容詞が同じ形をしているので、
   (A) [ to master absences ] and [ to articulate presences ]
   (B) master [ absences and (articulate) presences ]
   のどちらが正しいのか迷うが、(A)を採択。
 ・ これも、第1文の「lift oneself 〜」の具体例と思われる。

> in extremely complex ways.
(仮の訳)
   ひどく複雑で入り組んだ状態で ( → presences を修飾 )
(文脈上意識した点)
 ・ articulateを修飾するのか、presencesを修飾するのか
   master and articulate を修飾するのか、やはり判断に迷う。
(意識した点)
 ・ in extremely complex ways は文法上は形容詞句であるが、
   presences を「存在している」と動詞化して理解したので、
あえて副詞句のような訳にしておいた。
71ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/13 11:19 ID:nNhP6h3I
articulate について

動詞・形容詞が同形である。
● 動詞の場合
   (A) [ to master absences ] and [ to articulate presences ]
● 形容詞の場合
   (B) master [ absences and (articulate) presences ]
形だけでは、どちらが正しいかが解決できない。

形容詞 articulate はシーソラスによると、
 同義語  eloquent, fluent, smooth-spoken
であるため、presence の修飾語としてはコロケーション的におかしい。

一方、動詞 articulate は、
 (英英) to express thoughts and feelings clearly and effectively
とコロケーション的に認められそうである。

なお(A)の動詞説を採用すると、
「他人との会話」や「合理性を求める努力」をすると、
まず「欠けているもの」がわかる。
また同様に「存在しているもの」もわかるので、
「何かがあるということを自信持って発言できる」となる。
となり、文脈上も整合性がとれている。
72ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/13 11:19 ID:nNhP6h3I
> in extremely complex ways.

(A) articulate ← in complex ways
(B) presences ← in complex ways
(C) [(master absences) and (articulate presences)] ← in complex ways
形だけでは、どちらが正しいかが解決できない。

complex のイメージは、
「種々の部分・要素から成っていてその理解に相当の研究や知識を必要とする複雑さ」

(A) 「複雑な方法で」「明瞭に表現する」だと、
   「複雑」と「明瞭」が文脈上つながらない気がする。
(C) 文脈上はありえるようにも思うが、
   absences of many kinds と absences には前置詞句がくっついているのに、
   presences は裸になってしまうことが気になる。
   「複雑」と「マスター」、「複雑」と「明瞭」も文脈上疑問が残る。
(B) in a 〜 way には、in a bad way のように「状態」を表す用法がある。
   「複雑な状態で」「存在している」は、コロケーション的にも良さそう。

(B)>(A)=(C) で(B)説を採択した。
73名前?ないね:02/05/13 17:21 ID:pRV//ME/
よめねえよ
74ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/13 20:13 ID:nNhP6h3I
master absences of many kinds について

>>68 の段階では、master を「マスター」
absences を「存在していないケース」と曖昧なままだったので
もう少し考えてみました。

この直前に、「人と意見を交換」「精一杯努力」をするに「つれて」とあるので、
master はやはり「熟知する」と受け取りたい。
すると、文脈上から、 absences of many kinds は
「人と話したり、自分で更に考えてみた結果、
自分の考えには、いろんなことがまだ足りないor欠けている」
ということを言いたいのかなと思う。

よって、「多くのことが欠けていることを十分に知る」としたい。
75ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/13 20:14 ID:nNhP6h3I
and articulate presences in extremely complex ways について

「多くのことが欠けていることを十分に知る」の続きとすれば、
and を「そしてその結果」としたい。
自分の考えに欠けている点を自覚することで、自分の考えが深まり
「非常に複雑な形で存在しているもの」を「はっきりと言える」ようになる。
という解釈をとりたい。

【「非常に複雑な形で存在しているもの」を知るためには、
合理的・論理的に思考し、真偽を確認し、他者と意見交換し、
自らも再考する、そういった過程を経なければならない。】
というのは、第一段落全体の文脈とも合致するように思う。
76:02/05/13 20:17 ID:nEhLZx86
なぜ2ch使うのかが分からん。
ノートにまとめろ、と思うわけよ。
77 :02/05/13 20:23 ID:WrZTrunW
もちろんやってるだろ。
78名無し:02/05/13 20:51 ID:a/RaE9eD
オレはココの内容を全部ノートにまとめてる。
メチャためになるから最後まで頑張ってくれ。
79 :02/05/13 20:52 ID:WuoLJmeU
たいへんやなぁ
80ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/14 00:41 ID:zlxYxH9h
absence と presence について

● absence = ab + se + ence
● presence = pre + se + ence

「ab-」「a-」「abs-」= away, from 〜離れて
    abuse, avert, abstain, averse, avocation, abortion, abdicate
    abduct, abhor, abject, abscess, abstruse

「pre-」= before 前に
    precaution, precede, precept, preclude, precocious, predecessor, predict,
    prefabricate, prefer, pregnant, prehistoric, prejudice, preliminary, prelude,
    premature, preoccupy, prepare, prerequisite, prescribe, preserve, presentiment
    preside, presume, pretend, prevail, prevent, previous, preface, preview, presage,

「-(e)se」「ess-」「-est」「-ent」= to be 存在する
    essence, interest, disinterested, uninterested, entity, represent,
81 :02/05/14 01:29 ID:oWVY2dYy
>>78
せっかくPCに繋いでるならわざわざノートにまとめなくても
プリントアウトすれば?プリンタないの?
82名無し名無し:02/05/14 09:53 ID:/BfIX8Lf
この精読の仕方某先生の方法にかなり似ているな。
その教え子かいな。なんとかせい。はっきりせい。
83ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/14 14:15 ID:zlxYxH9h
第1〜5回
第1段落 全文 ( 88 words )

When we enter into reasoning,
we lift ourselves beyond our biological and psychological limitations.
We live the life of thinking.
This means that we are able to make claims about the truth of things.
We can verify or falsify such claims, we can exchange meanings,
and we can praise or blame one another
for having been better or worse agents of truth.
As we speak with one another and strive for rationality,
we become able to master absence of many kinds
and articulate presences in extremely complex ways.

注: 下線部和訳対象箇所はなし
84ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/14 14:18 ID:zlxYxH9h
誤植訂正

第1〜5回
第1段落 全文 ( 88 words ) 

When we enter into reasoning,
we lift ourselves beyond our biological and psychological limitations.
We live the life of thinking.
This means that we are able to make claims about the truth of things.
We can verify or falsify such claims, we can exchange meanings,
and we can praise or blame one another
for having been better or worse agents of truth.
As we speak with one another and strive for rationality,
we become able to master absences of many kinds
and articulate presences in extremely complex ways.

注: 下線部和訳対象箇所はなし
85名無しさん:02/05/14 21:51 ID:jTVdQLcv
珍しく中身のあるスレだ。
がんがって続けてくれ。
86ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/14 22:47 ID:zlxYxH9h
大問1番
第2段落  ( 160 words )

One of the requirements for this kind of life is
the sameness of a meaning that we communicate among ourselves
and come back to repeatedly in our own cerebral life.
-------ここから下線部和訳対象箇所------------------------------------------
A single proposition returns as a duplicate over and over again.
We tell it to other people or quote it as having been said by someone else,
and we can place the statement within a systematic exposition
of a scientific field after confirmation.
The sameness of a meaning occurs with the varying interpretations
people might give the meaning, and with the differences
in vagueness and distinctness the proposition might enjoy in various minds.
-------下線部和訳対象箇所ここまで------------------------------------------
Unless it were one and the same statement,
we could not see such differences as being differences at all;
we could not have many interpretations
if the propositions were themselves different,
and we could not speak of a vague possession of a meaning
unless a core of sense remained the same between its vague and its states.
87ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/15 11:59 ID:lTJzPE5A
第6回

第2段落
第1文

One of the requirements for this kind of life
is the sameness of a meaning
that we communicate among ourselves
and come back to repeatedly in our own cerebral life.
88ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/15 12:00 ID:lTJzPE5A
> 第1文 (1/2)
> One of the requirements for this kind of life
(仮の訳)
   この種の生活にとって必要なものの一つは、
(文脈上意識した点)
   「この種の生活」とは、第1段落にあった「考える」生活である。

> is the sameness of a meaning
(仮の訳)
   「意味」が「同一である」ということである。
(意識した点)
 ・ sameness の冠詞は the で、meaning の冠詞は a であることにこだわりたい。
 ・ a meaning の意味がこの時点でははっきりしない。
 ・ sameness の部分は述語のように訳してみた。
 ・ of a meaning は sameness の主格にあたると判断した。
(文脈上意識した点)
 ・ 段落が変わったので、「考える」生活に「必要なこと」という話に
   テーマが広がってきたことを意識する。
 ・ 「必要なこと」=「意味の同一」と断定でありながら抽象的なので、
第2文以下説明が続くと考えられる。
89ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/15 12:00 ID:lTJzPE5A
> 第1文 (2/2)
> that we communicate among ourselves
(仮の訳)
   私たちが自分たちの間で普段やりとりしている → 「意味」
(意識した点)
 ・ that は目的格の関係代名詞と解釈。
 ・ communicate は現在形なので「習慣」であることを意識。
(文脈上意識した点)
 ・ a meaning の意味が少し分かってきた。

> and come back to repeatedly in our own cerebral life.
(仮の訳)
   そして、自分自身の「知的な生活」の際に、
繰り返し何度も戻っていく → 「意味」
(意識した点)
・ that は目的格の関係代名詞で前置詞toの目的語と解釈。
 ・ come back もやはり現在形なので「習慣」であることを意識。
 ・ 前置詞inは「〜する際に」とやや意訳した。
 ・ cerebral は直訳を避けた。
(文脈上意識した点)
 ・ 第1段落より、他人と意見を交わす場合と、自分一人で思索する場合とを
   常に念頭において話をすすめているようだということ。
90ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/15 12:00 ID:lTJzPE5A
a meaning について

1段落の第4文で
> We can verify or falsify such claims,
> we can exchange meanings,
とあることから、meanings は「自分のclaimの意味」
すなわち「自分のclaimの中で言いたいこと」と考えたい。

we communicate a meaning among ourselves
のcommunicateと上のexchangeが対応しているので、
今回の文の a meaning も「自分のclaimの意味」とやはり考えたい。

「自分のclaimの中で言いたいこと」が、他人と話すときと、
自分一人で考えるときで食い違っていては、
合理的な思考とはとても言えない。
したがって、「食い違い」はあってはならず
「同一」でなければならないと言いたいのだと解釈しておきたい。
91ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/15 23:59 ID:lTJzPE5A
接尾語「-ness」について

形容詞について抽象名詞を作る。

consciousness, happiness, goodness, kindness, likeness, madness, wilderness,
absoluteness, blindness, boldness, cheerfulness, clearness, darkness, flatness,
gentleness, hotness, lovingness, tiredness, wholeness, illness, sadness,
holiness, fairness, coolness, highness, greatness, friendliness, fitness,
toughness, awareness, bitterness, weakness, brightness, loneliness, unhappiness
cheapness, thickness, business, sweetness, sickness, sharpness, seriousness,
calmness, eagerness, effectiveness, eyewitness, cleanliness, willingness, whiteness,
usefulness, tenderness, stillness, readiness, quietness, likeness, idleness, hardness,
aggressiveness, fullness, forgiveness, fineness, harness, correctness,
oneness(単一性), dullness(鈍感), wordiness(多弁), up-to-dateness(当世風)
92京経君:02/05/16 00:29 ID:uHJ0T0ld
そんなんせんでも7割とれるぞ
93ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/16 01:12 ID:eYH/23O0
語根「-quire」「求める」 について
● acquire = ac (=to) + quire 求めて得る → 「獲得する・習得する・取得する」
    ・ acquirement
● inquire = in (=into) + quire 求めて入る → 「調査する・問う」
    ・ inquiry
● require = re (=again) + quire 再び求める → 「要求する・必要とする」
    ・ requirement

同語根「quisite-」
● disquisite = dis (=apart) 問題を細かく分けて求める → 「研究(論文)」
● exquisite = ex (=out) 求め出された → 選び抜かれた →「この上なく美しい」
● perquisite,  = per (=thoroughly) 完全に求め得たもの → 「役得・臨時報酬」

同語根「quest-」
● quest = 答も求める → 「問う・疑う・質問」
● conquest = con (=wholly) 完全に求めること → 「征服」
● request =  re (=again) + quest 再び求める → 「要請(する)」
94 :02/05/16 01:15 ID:IMeUmJfR
君はなにをやっとるの?
95nanashi:02/05/16 02:08 ID:0IFaltIu
ハインリッヒ ◆/wteuWc6 は神
96 :02/05/16 02:45 ID:fQRtHGEa
京大英語で7割じゃ安心ラインじゃないでしょ、、
理系は特に数学がむずかしめだから(今年は易しかったみたいだけど)

#数学の天才以外はは理科と英語で点数稼がなきゃ
97京大経済:02/05/16 04:55 ID:weFFjaPN
すごい!!尊敬します。
頑張って受かってね。
揶揄なんて気にしないで!
私はハインリッヒ ◆/wteuWc6 を崇拝します
99名無し:02/05/16 16:27 ID:pDNED98P
気持ち悪いです。
京大とか東大ってこんなのばっか?
100nanasi:02/05/16 16:50 ID:sIYz+UVg
>>99
そんなことしか書けないキミは逝ってよし
駄スレ立ててる馬鹿よりよっぽどマシっていうか・・・・・・・これはいわゆる良スレだろ、ゴルァ!!
101 :02/05/16 18:59 ID:hLVFpgr1
  9 9 は キ モ イ   
102 :02/05/16 19:14 ID:tlgfySJn
ってかイモイ。
103ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/16 19:45 ID:eYH/23O0
第7回

第2段落
第2文  下線部和訳問題の該当部分

A single proposition returns
as a duplicate
over and over again.
104ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/16 19:48 ID:eYH/23O0
> 第2文
> A single proposition returns
(仮の訳)
   たった一つの「自分の前に置かれた考えるべき課題」は、
   再び戻ってきます。
(意識した点)
 ・ returnsは現在形なので「〜ということになっている」
   といった断定的な説明と受け取った。
(文脈上意識した点)
 ・ この文章は堅い専門用語を使わず、平易な日常語を意識して使っている気がする。
   このため、propositionには「命題」という訳があるが、あえてそれを避けた。

> as a duplicate
(仮の訳)
   複製として
(文脈上意識した点)
 ・ 「複製」は「同一」の言い換えなんだなということ。
 ・ したがって似たような命題を繰り返すのではなく、
   全く同じ命題を繰り返すのだなということ。

> over and over again.
(仮の訳)
   繰り返し繰り返し何度も
(文脈上意識した点)
   何度も繰り返す際に「意味」が同一である必要があるんだなということ。
105ななし:02/05/16 19:49 ID:foK7a/FI
>>96
文系なら7割取れれば十分じゃない?
刀禰先生も言ってたけど。

106ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/16 19:49 ID:eYH/23O0
「pose」「position」について

○ pose (=put, place) → position 置くこと

● pro (=before) → propose → proposition 前に置くもの
● ap (=to) → apposite → apposition 置くにふさわしいもの
● com (=together) → compose → composite → composition 共に置くもの
● de (=from, away) → depose → deposit → deposition 位置から去らせる
● dis (=apart) → dispose → disposition 別々に離して置くもの
● ex (=out) → expose → exposition 外に置くもの
● im (=on) → impose → imposition 〜の上に置くもの
● inter (=between) → interpose → interposition 間に置くもの
● op (=against) → oppose → opposite → opposition 反対におくもの
● sup (=under) → suppose → supposition 下に置くもの
● trans (=across) → transpose → transposition 向こうに置くもの
107 :02/05/16 19:51 ID:hLVFpgr1
ハインリッヒの言ってるのって何の本に載ってる?
教えてくれ〜。
108 :02/05/16 20:19 ID:PMYgErGv
月刊ムー
109ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/16 20:50 ID:eYH/23O0
>>107
> ハインリッヒの言ってるのって何の本に載ってる?

「語源・接頭語・接尾語・語根」などのことでしょうか?

「入試頻出7000 英単語の総整理 池田義一郎 洛陽社」
「語源中心英単語辞典 田代正雄 南雲堂」
「語源辞典 version 2.1 http://home.alc.co.jp/db/owa/etm_sch
をまずチェックして、曖昧な部分を英和・英英でチェックしています。

なお「精読」の部分は、辞書と参考書だけが頼りです。
特に「英文法解説 江川泰一郎 金子書房」をよく調べています。
110ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/16 20:51 ID:eYH/23O0
「折り重ねる」を表す語根「-ply」「pli-」「ple-」について

● ply 折り返す → 反復する → 「精を出す」
● apply 【〜の上に】重ねる → 「申し込む・適用する」
● imply 【中に】重ねる → 「暗に意味する」
● reply 重ね【返す】 → 「返答する」
● complicate 【共に】折り重ねる → 「入り組んだ」
● explicate 折り重なりを【外へ】 → 開く → 「明らかにする・説明する」
● exploit 重ね込まれているものを【外へ】 → 「採掘する・開発する」
● perplex 【完全に】折り込む → 「もつれさせる・当惑させる」
● supplicate 【体を下に】折り重ねる → 「嘆願する」
● deploy 重なりを【ばらばらにする】 → 「展開する
● display 重なりを【ばらばらにする】 → 露わに示す → 暴露する・展示
● employ 【仕事の中に】折り重ねる → 「雇う」
● simple 【一つ】重なる → 「単純な」
● duplicate 【二つ】重ねる → 「二倍にする・複製する」
● triple 【三つ】重ねる → 「三倍にする」
● multiple 【たくさん】重なっている → 「多くの部分からなる」
111:02/05/16 22:23 ID:S3uyEURg
>99警察に通宝しますた。
112  :02/05/16 23:45 ID:MMUm+8Nz
いやいや、これはキモイよ。
でも別に否定してるわけじゃないからね。
頑張ってほしいと思う。
113nanasi:02/05/17 06:30 ID:lE3vgB6b
112=99
114ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/17 16:41 ID:H1wq+knA
第8回

第2段落
第3文  下線部和訳問題の該当部分

We tell it to other people or quote it
as having been said by someone else,
and we can place the statement
within a systematic exposition of a scientific field after confirmation.
115ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/17 16:41 ID:H1wq+knA
> 第3文 (1/2)
>  We tell it to other people or quote it
(仮の訳)
   私たちはそのpropositionを、他の人に話したり
   引用したりします。
(意識した点)
 ・ tellもquoteも現在形である点。
(文脈上意識した点)
   前文のrepeatの例だと意識した。

>  as having been said by someone else,
(仮の訳)
   他の誰かが言っていたと、(→引用する)
(意識した点)
 ・ other people と someone else は別人であること。
 ・ 「( tell + quote )←as〜」か「 tell + ( quote ←as〜)」のどちらなのか。
   「quote A as B」という形から、後者と判断。
   as の直後に「〜ing」が来る例はコパースでも多数見つかる。
tell は内容を伝える、quoteは言葉通りに伝えることも参考にする。
 ・ having been said の時制に注意。
116ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/17 16:41 ID:H1wq+knA
> 第3文 (2/2)
>  and we can place the statement
(仮の訳)
   そして私たちはその意見を(正しい場所に)置くことが出来る。
(意識した点)
 ・ placeには「正しい場所に置く」という含意がある。
   その場所の説明が以下続くはずと考える。

>  within a systematic exposition of a scientific field
(仮の訳)
   ある学問の一分野の体系だった説明の中に
(文脈上意識した点)
 ・ scientificは文脈上「自然科学」に限定しかねるので
   「社会科学」なども含めた広い意味にとった。
 ・ 意見の「置き場所」として納得がいく場所である。

>  after confirmation.
(仮の訳)
   (the statementを)十分に確かめた後、(→置く)
(意識した点)
 ・ confirmは動詞化して理解。
117名無しさん:02/05/17 18:43 ID:w4mtBJBY
ここ役立つなああ、勉強モードになったよ。
頑張ってくれ。
118 :02/05/17 19:22 ID:KBxzCfw8
受験板なんだから、こういうスレが一つぐらい無いとね。
119ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/17 22:29 ID:H1wq+knA
語根「-firm」「堅固な」について

○ firm 「堅固な・商会・会社」
   ・ firmament 「大空・天空」(堅くて移動しないものと昔は考えられていた)
● confirm = con(=wholly) + firm 十分に堅固にする → 「確定する・確認する」
   ・ confirmation 「確定・確証・批准」
   ・ confirmed 「堅められた・こり固まった」
● affirm = af(=to) + firm 確固たるものにする → 「断言する・肯定する」
   ・ affirmative 「肯定」
● infirm = in(=not) + firm 強固ではない → 「病弱の・優柔不断の」
   ・ infirmary 「病院・貧民収容所」
   ・ infirmity 「虚弱・病弱・柔弱・弱点」

紛らわしい語
● conform = con(=together) + form(=form)
 形を共にする → 形に合わせて作る →「(規則などに)従う」
120ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/17 22:30 ID:H1wq+knA
「置く」について

「置き方のニュアンス」+「置く対象物」+「置き場所」 の形で使う。

● put ある方向に運んでいって置く
● place 正しい位置に置く
● lay 準備をして設置する・横にして置く
● set 定まった位置に置く
● fix 動かないようにしっかり固定して取り付ける
● settle 動かないように気をつけて置く(固定はしない)

「置き場所」には「前置詞句」だけでなく
「場所や方向を表す副詞」が来ることも多い。
put off, put down, put up, put into, put out, put aside, put away, put in, put on,
lay up, lay out, lay down, lay off, lay over,
set up, set aside, set down, set in, set apart, set back

その他の熟語
put up with, put into practice, take place, in place, out of place, a set of
121N@メ〜ル欄に折れの志!!:02/05/17 22:49 ID:gPwiXt9Y
これからもがんばってくださいm(__)m
122名無しさん:02/05/17 22:54 ID:dygWErNU
2chで発表って??
友達いないの?
123 :02/05/17 23:30 ID:u0mFx5T3
キモいけど頑張れ〜。(分からんかな、この気持ち)
124  :02/05/18 00:17 ID:ODdQMRuG
>>82
●倉先生のこと?
125ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/18 12:22 ID:RxakVxdB
第9回

第2段落
第4文  下線部和訳問題の該当部分

The sameness of a meaning occurs
with the varying interpretations
people might give the meaning,
and with the differences in vagueness and distinctness
the proposition might enjoy in various minds.
126ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/18 12:22 ID:RxakVxdB
> 第4文 (1/2)
>  The sameness of a meaning occurs
(仮の訳)
   「意味」が「同一である」ということは起きます。
(文脈上意識した点)
   第1文のthe sameness of a meaningとのつながり。

>  with the varying interpretations
(仮の訳)
   様々な変わりゆく解釈を伴って。
(意識した点)
 ・ with〜は「主語について回る」を意識する。
 ・ 訳出しずらいがinterpretationsが複数形である点。
(文脈上意識した点)
 ・ 「意味」が「同一である」ことは、一見矛盾するようだが、
   「いろんな解釈」を結果として生じることが言いたいものと受け取る。

>  people might give the meaning,
(仮の訳)
   人々がその「意味」に与えるかもしれない (→the interpretations)
(意識した点)
 ・ mightは「かもしれない」と解釈。
127ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/18 12:22 ID:RxakVxdB
> 第4文 (2/2)
>  and with the differences in vagueness and distinctness
(仮の訳)
   そして、曖昧さと明瞭さの中にある違いを伴って (→occurs)
(意識した点)
 ・ interpretations同様differencesも複数形であることを意識する。
 ・ in〜 は丁寧に述語っぽく読んだ。
(文脈上意識した点)
   the differencesもthe samenessと一見矛盾するが、
   やはり結果として生じることが言いたいものと受け取る。

> the proposition might enjoy.
(仮の訳)
   そのpropositionが持っているかもしれない (→vagueness and distinctness)
(意識した点)
 ・ enjoyが「楽しむ」以外の訳語を選ぶ必要がある点。

> in various minds.
(仮の訳)
   いろんな人々の頭の中で
(意識した点)
 ・ enjoyを修飾している点。
(文脈上意識した点)
 ・ mindは「感情・意志と区別して理性を働かせる知性」というのが文脈上良さそう。
128ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/18 12:22 ID:RxakVxdB
withについて

A occur with B
前から読んでいった都合上、「Aは起きる / Bと共に」としたが、
「Aが起きるとき、いつも同時にBを伴う」
「Aが起こると、結果としてBも起きる」
と解釈した方がより自然そうだ。

例: The new machine has been put on the market WITH successful results.
新しい機械が市場に出され、「その結果」成功であった。
129ななし:02/05/18 12:25 ID:Qs6QaQ2J
受験生ですか?<ハインリッヒ
130京大医学部生:02/05/18 13:05 ID:mkumkYp5
英語が嫌いになっちゃうよ…。>ハインリッヒ
英語はもっと楽しいもんだよ。京大の英語は和訳・英訳という時点で悪問だ
から、騙されたと思って一度東大の英語やってみ。感動するぜ。理屈じゃな
い!って。ああいう英語ができるようになれば京大英語とかアフォみたいな
もんだぜ。俺は今年間違いなく9割以上とったね。
131ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/19 00:03 ID:/UcwF8yD
接頭語「inter-」(=between, among) について

● interpret = inter + pret(=seize, catch)
● intercept = inter + cept(=catch)
● interchange = inter + change
● interfere = inter + fere(=strike)
● interfuse = inter + fuse(=pour)
● interjacent = inter + jac(=lie) + ent
● interlude = inter + lude(=play)
● intermit = inter + mit(=send)
● interpose = inter + pose(=put)
● interrupt = inter + rupt(=break)
● intersect = inter + sect(cut)
● intervene = inter + vene(=come)
● interact = inter + act
● international = inter + national
● interview = inter + view(=see)
● interval = inter + val
● intercourse = inter + course(=run)
● intermediate = inter + medi(=middle) + ate
132ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/19 00:04 ID:/UcwF8yD
might について

● 推量・・・mayよりもやや可能性が少ない感じ
   I might ate tonight, so don’t wait dinner for me.
    今晩は遅くなるかもしれないから、夕食は私を待たずに先にしなさい。

● might well 「おそらく〜するだろう(可能性が十分にある)」
   It might well be proud of their daughter.
    おそらく晩までには雨になろう。

● might well 「〜するのももっともである」
   They might well be proud of their daughter.
    彼らが娘さんの自慢をするのももっともです。

● might as well 〜 (as ... ) 「( ...をするくらいなら)〜するほうがましだ」
   You might as well tell her the truth.
    彼女に本当のことを言うほうがいいよ。
133京経君:02/05/19 00:38 ID:GABkKZaC
おい間違いだらけやぞ
やばいんとちゃいうか
134 :02/05/19 01:07 ID:XsS7h/W8
訂正きぼーん
135京経君:02/05/19 01:14 ID:GABkKZaC
あまりに間違いが多いので寝ます
136ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/19 01:15 ID:/UcwF8yD
>132
>おい間違いだらけやぞ

二つは気づきました。
コピーして並び替えているときにミスをしたようですね。

>132
● 推量・・・mayよりもやや可能性が少ない感じ
   I might be late tonight, so don’t wait dinner for me.
    今晩は遅くなるかもしれないから、夕食は私を待たずに先にしなさい。

● might well 「おそらく〜するだろう(可能性が十分にある)」
   It might well rain before tonight.
    おそらく晩までには雨になろう。

他にもありましたら、ご指摘下さい。
137京経君:02/05/19 01:21 ID:GABkKZaC
どっかにあった
difference in vagueness and distinctness
の訳がおかしい

「の中にある違い」じゃない
「の違い」だよ
138京経君:02/05/19 01:25 ID:GABkKZaC
その間違いはよ
こんな感じやね
「数が増える」は
increase in number
なんだけど
「数の中で増える」って訳すようなもんやね
英作のときはthe number of \\\\ increases
とかってすればいいけど、和訳のときにそういう形で間違うのはまずい
139京経君:02/05/19 01:27 ID:GABkKZaC
でも、よくやってるぜ
ただ、量は大事だけど
質を落としてまで量に走る必要はないよ
そこまでできてるんだから
量を追求する必要はもう無いでしょう
さて寝るか
140ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/19 01:29 ID:/UcwF8yD
>>137
> the differences in vagueness and distinctness
> 「の中にある違い」じゃない
> 「の違い」だよ

これに関しては間違いとは思いません。
「の違い」としてしまうと、
the difference between vagueness and distinctness
との差が不明確になってしまいます。

  各人がそれぞれ「曖昧さ」を感じる。
  そしてその各人の「曖昧さ」にはそれぞれ違いがある。
  また各人それぞれが「明瞭さ」を感じる。
  やはりその各人の「明瞭さ」にもそれぞれ違いがある。
とこの箇所は受け取るべきだと私は考えています。
141京経君:02/05/19 01:33 ID:GABkKZaC
そうだね
でも「の中にある違い」はまずい
differences in の後ろにくる名詞がひとつの場合は「の違い」とするのが普通
ちなみに前後の文よんでません

「における違い」とするといいかな
142ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/19 01:44 ID:/UcwF8yD
>138.141.

1に書きましたが、「和訳」は全く念頭にありません。
そんなこともあって「仮の訳」とあえてしてあります。

「における違い」は「和訳」としては正しくても
それは私がここで意識していることとは違います。

前置詞に関しては、いかにして訳語を使い分けずに
中核イメージだけで全てを解釈することを重視して
今回は取り組んでいます。
「中に」というのはその意味で単なる記号に過ぎません。
143京経君:02/05/19 01:48 ID:GABkKZaC
>>142
そう思いつつ書いた
すると、ここでやりたいのは、実際の試験のときに、和訳をする前に
文章を全部ひととおり読むときに頭の中でやっていることなわけね?
実にまっとうなアプローチだ
しかしこのスレのどのくらいの人が理解してくれるのか…
144名無しさん:02/05/19 02:27 ID:xYj1hVM1
>>143
良スレだと思います。
応援してます。

僕もハインリッヒさんほどはやってませんが、
長文の精読をする時、訳せないところはなぜ訳せないのか?
単語の意味を知らないレベル?
文法、構文がわからないレベル?(大抵省略されてる時)
など抜き出して、悩み尽くした後に
解説を読むようにしてます。
そうすると、頭にしみ込むように読めます。
その後、音読30回。

ただ漫然と解説を読むよりも疑問点をはっきりさせることが
大切だと思います。
ハインリッヒさん頑張れ!

145ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/19 10:43 ID:/UcwF8yD
>>143
> すると、ここでやりたいのは、実際の試験のときに、和訳をする前に
> 文章を全部ひととおり読むときに頭の中でやっていることなわけね?

意図していることは一応そういったことです。
「頭の中」全てを文字化することは、さすがに出来ていませんが。

138の「increase in number」はおもしろい例だと思います。
「数の中で増える」と和訳で書いたら、確かに零点でしょう。
とはいえ「英文法解説」に、【inの基本的な意味は「〜の中に」で、
ほとんどの用法がこれで説明できる。】とあるように、
「in number」の「in」もやはり「〜の中に」で理解出来るはずだと思う。
numberがゼロ冠詞で抽象的であることも意識すると、
「増えます / 数という世界の中に限った話だけどもね」
ぐらいに考えられるのでしょうか。

またそこまで意識しておけば、
「数の増加」を「the increase of number」
してしまう間違いは、しなくなるでしょう。
「その増加 /  数という世界の中に限った話だけどもね」ですから、
「the increase in number」のように、ちゃんと「in」が使えるようになると思う。
146京経君:02/05/19 15:41 ID:DrC2JtE1
いいね
うん
147ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/20 01:04 ID:uw1svElI
第10回

第2段落
第5文 (セミコロンまで)

Unless it were one and the same statement,
we could not see such differences
as being differences at all;
148ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/20 01:07 ID:uw1svElI
>第5文 (セミコロンまで)  1/3
> Unless it were one and the same statement,
(仮の訳)
   もし、そのpropositionが一つのもので同じ意見でないならば、
(意識した点)
 ・ wereによって仮定法だと分かるが、
   unlessをどのようにとらえるか迷う。
ここでは、unless = if not と考えた。
 ・ it = the proposition と考えておく。
(文脈上意識した点)
 ・ 1つ前の文が抽象的で難しかったので、
   ややかみ砕いて同じことを繰り返してくれたと受け取る。
149ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/20 01:07 ID:uw1svElI
>第5文 (セミコロンまで)  2/3
> we could not see such differences
(仮の訳)
   私たちは、そのような違いが分からないだろう。
(意識した点)
 ・ 仮定法の文であるということ。
   したがって「実際には分かる」と言っている。
(文脈上意識した点)
 ・ such differences は当然、前の文の the differences in vagueness and distinctness
   を指していると理解する。
こうした違いは各人の頭の中でいろいろと考えられるのだが、
   そもそも違った命題について各人が考えていたのでは話しにならない。
   その命題は誰からみても同じ一つのものでないといけない
   といった文脈だと考えておきたい。
150ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/20 01:07 ID:uw1svElI
>第5文 (セミコロンまで) 3/3
> as being differences
(仮の訳)
   違いであるとは、
(意識した点)
 ・ see A as Bというひとかたまりである点。
   「AがBだと考える・分かる」と理解しておく。

> at all;
(仮の訳)
   全く (→could not see)
(意識した点)
 ・ 「全く考えることができないだろう」というつながりである。
(文脈上意識した点)
   セミコロンがあるので、もう一度同じことを別の言い方で述べてくれそうだ。
151ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/20 01:08 ID:uw1svElI
unlessについて

「英文法解説(江川泰一郎)」には次のように書いてある。
   仮定法にはunlessを使えないことは比較的差遺品になって
   指摘され始めたことであるが、現在ではOALDやLDCEにも
   記載されている。ただ、不思議なことにGraverやThomsonなどは
   依然として仮定法における ’unless = if not’ を認めている。

(A) Our dog wouldn’t have barked, unless he had heard a strange noise.
   うちの犬はほえなかっただろう。もっとも変な物音を聞いたのなら別だが。
    → 変な物音を聞いたとは考えられないから、吠えなかったと思う。

   unlessは「唯一の除外条件」を表す。
   実際はunless以下の可能性は低いと考えるのが自然。

(B) Our dog wouldn’t have barked if he hadn’t heard a strange noise.
   変な物音を聞かなかったら、うちの犬は吠えなかっただろう。
    → 変な物音を聞いたから、ほえたのだ。

   これは通常の仮定法と同じ考え方で良い。

この2つの文で分かることは、unless = if not と簡単に考えてはいけないということ。
それどころか「犬が吠えなかった」「犬が吠えた」と
全く違う意味になってしまうのだから、大いに注意しなければならない。
152ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/20 01:08 ID:uw1svElI
(a) Unless it were one and the same statement, we could not 〜
(b) If it weren’t one and the same statement, we could not 〜

(A)の考え方だと、(a)は、
「基本的には、〜出来ないと考える。
 可能性は低いが、命題が一つで同じ意見の時に限っては一応〜出来る。
 とはいっても、実際は〜出来ないと考えておくの方がいいだろう。」
この考え方だと、「違いを違いとして考えることが出来ない」が結論になり、
これまでの文脈から外れてしまう。

そこで(B)の考え方、すなわち(a)=(b)と考えた場合は、
   「もし命題が一つで同じ意見でないならば、〜出来ないだろう。
    しかし実際は、命題は一つで同じ意見だから、〜出来る」
この考え方だと、「違いを違いとして考えることが出来る」が結論になり、

これまでの文脈に沿ったものになる。

よって、今回はあえて unless = if not と考えたい。
153ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/20 13:02 ID:uw1svElI
see A as B について

○ see A as B  AをBだと考える・見なす

   Aを目的語、Bを補語のように拡大解釈して、
   A = B ととらえた方が理解しやすい。

● regard A as B  AをBだとみなす
● consider A as B  AをBだとみなす
● look on A as B  AをBだとみなす
● reckon A as B  AをBだとみなす
● view A as B   AをBだと見る
● think A as B   AをBだと考える
● esteem A as B  AをBだと考える
● recognize A as B AをBだと認める
● acknowledge A as B  AをBだと認める
● describe A as B  AをBだと述べる
● refer to A as B  AをBだと言及する
● respect A as B  AをBとして尊敬する
154ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/21 00:00 ID:nZ/pk7NC
第11回

第2段落
第5文 (セミコロン以降その1)

we could not have many interpretations
if the propositions were themselves different,
155ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/21 00:00 ID:nZ/pk7NC
>第5文 (セミコロン以降その1)
> we could not have many interpretations
(仮の訳)
   私たちは多くの解釈を持つことはできないだろうに。
(意識した点)
 ・ やはり仮定法だという点。
   よって「実際は多くの解釈を持つことが出来る」と言いたいらしい。
(文脈上意識した点)
 ・ 同じ内容をさらに言い換えてくれそうなこと。

> if the propositions were themselves different,
(仮の訳)
   もしそのproposition自体が異なっていたならば
(意識した点)
 ・ the propositionsが複数形になっている点。
   各人が考える命題がそれぞれ違うものだったら、
   似たような命題がいくつも存在していることを厳密に意識しているようだ。   
 ・ 仮定法なので「実際は異なっていないつまり同じだと言いたいらしい。
(文脈上意識した点)
 ・ with the varying interpretations people might give the meaning
   の部分を言い換えてくれているのだと意識する。
156ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/21 00:00 ID:nZ/pk7NC
再帰代名詞の強調用法について
 ・ 名詞・代名詞と同格になる。
 ・ 原則として強める語の直後に置かれる。
 ・ 誤解の生じるおそれのない場合、位置は比較的自由になる。
 ・ なおこの再帰代名詞は強勢を置いて発音される。


前置詞+再帰代名詞の慣用語句
 ● by oneself  「一人だけで・独力で・自分で」
 ● for oneself  「自分のために・自ら・自分で」
 ● of oneself  「ひとりでに」
 ● to oneself  「自分自身に・自分だけに」
 ● beside oneself  「我を忘れて・逆上して」
 ● in itself  「本来は・それ自体で・本質的には」
 ● between ourselves  「ここだけの話だが」
157ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/21 00:01 ID:nZ/pk7NC
目的語に再帰代名詞をとる表現

 ● feel oneself 「自分が〜されていると感じる」
 ● enjoy oneself 「楽しむ・楽しく過ごす」
 ● make oneself at home 「楽にする」
 ● help oneself 「食べ物を自由に取って食べる」
 ● kill oneself 「自殺する」
 ● ease oneself 「体を楽にする」
 ● hurt oneself 「怪我をする」
 ● persuade oneself 「信じる」
 ● support oneself 「自活する」
 ● throw oneself 「身を投げる」
 ● bear oneself 「振る舞う」
 ● introduce oneself 「自己紹介する」
 ● respect oneself 「自尊心を持つ」
 ● surrender oneself 「自首する」
 ● warm oneself 「暖まる」
 ● abandon oneself to 「〜にふける・〜に身を任せる」
 ● feed oneself 「人手を借りずに一人で食べる」
 ● flatter oneself 「うぬぼれる・得意に思う」
 ● pride oneself 「自慢とする・誇る」
 ● avail oneself 「〜を利用する・〜に乗ずる」
 ● absent oneself 「〜を欠席する」
158 :02/05/21 00:06 ID:Z2pafcFc
京大院生、女性10人連続お触り
http://www.zakzak.co.jp/top/top0520_3_10.html
159ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/21 15:17 ID:nZ/pk7NC
第12回

第2段落
第5文 (セミコロン以降その2)
and we could not speak
of a vague possession of a meaning
unless a core of sense remained
the same between its vague and its distinct states.

>>86 では、最後の文の distinct が抜けていました。
160ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/21 15:18 ID:nZ/pk7NC
>第5文 (セミコロン以降その2) (1/2)
>  and we could not speak
(仮の訳)
   そして私たちは話すことはできないだろう。
(意識した点)
 ・ また仮定法だと考える。
   したがって「実際には話すことが出来る」としたい。
(文脈上意識した点)
   第1段落より人と意見を交換することの大事さは述べられている。

>  of a vague possession of a meaning
(仮の訳)
   意味を曖昧なまま持っていることについて
(意識した点)
 ・ vagueを副詞、possessionを動詞、of a meaningを目的語
   のように処理してみた。
161ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/21 15:18 ID:nZ/pk7NC
>第5文 (セミコロン以降) (2/2)
>  unless a core of sense remained the same
(仮の訳)
   もし意味の中心が同じもののままでないならば、
(意識した点)
 ・ ここでも unless = if not としておく。
 ・ 仮定法だから「実際は同じもののままだ」と考える。
 ・ senseは「文脈or辞書に定義された意味・語義」
(文脈上意識した点)
   意味の中心が同じだから、微妙な相違点がはっきりしてくると受け取る。

>  between its vague and its distinct states.
(仮の訳)
   曖昧な状態と明白な状態の間で
(文脈上意識した点)
   with the differences in vagueness and distinctness を
   180度逆の方向から言い換えたと考える。
   つまり「同じものが分かる」=「違っていることが分かる」と受け取る。
162ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/21 15:18 ID:nZ/pk7NC
「曖昧な」について

 ● vague  言葉・観念・感情などが漠然とした曖昧な
 ● obscure  表現が不的確で、またはあるものが隠されていて不明瞭
 ● ambiguous  不適切な表現のために二つ以上の解釈がなり立ち曖昧
 ● evasive  返事などが言い抜けでごまかしの
 ● noncommittal  言質を与えないどっちつかずの
 ● equivocate  人を惑わすために曖昧な言葉を使う。言葉を濁す。
 ● indistinct  形状・記憶などが不明瞭な・ぼんやりした
 ● uncertain  確信が持てない
 ● unclear  はっきりしない・不明瞭な
 ● unintelligible  理解できない・わかりにくい・難解な
163ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/21 15:18 ID:nZ/pk7NC
「明白な」について

 ● distinct  他とまったく別な
 ● clear  間違いの余地のないほどはっきりした
 ● apparent  一見してそれとわかるほどの明白な・はっきりした
 ● evident  証拠があって外から見ても明らかな・ 明白な
 ● manifest  目・心に明白な・判然とした
 ● obvious  疑問の余地がないくらいに明らかな
 ● plain  単純明快で明らか
 ● patent  通例悪いことに用いる 「真っ赤な嘘 patent lie」
 ● unambiguous  表現が適切で二つ以上の解釈がなり立つようなことはない
 ● unequivocal  人を惑わすような曖昧な言葉を使わない
164ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/21 23:05 ID:nZ/pk7NC
大問1番
第2段落  ( 161 words ) 訂正バージョン

One of the requirements for this kind of life is
the sameness of a meaning that we communicate among ourselves
and come back to repeatedly in our own cerebral life.
-------ここから下線部和訳対象箇所------------------------------------------
A single proposition returns as a duplicate over and over again.
We tell it to other people or quote it as having been said by someone else,
and we can place the statement within a systematic exposition
of a scientific field after confirmation.
The sameness of a meaning occurs with the varying interpretations
people might give the meaning, and with the differences
in vagueness and distinctness the proposition might enjoy in various minds.
-------下線部和訳対象箇所ここまで------------------------------------------
Unless it were one and the same statement,
we could not see such differences as being differences at all;
we could not have many interpretations
if the propositions were themselves different,
and we could not speak of a vague possession of a meaning
unless a core of sense remained the same
between its vague and its distinct states.
165ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/22 15:57 ID:wi6bBuAq
大問1番
第3段落  ( 81 words )

Meanings are presented especially in words.
Through language it becomes possible for us to express the way things are
and to convey this mode of presentation to other people and to ourselves
at other places and other times.
-------ここから下線部和訳対象箇所------------------------------------------
The words we exchanges capture the way things are.
At the same time, the words are flavored by the style
with which we have disclosed the things in question,
so they indicate to the reader of listener some truth about ourselves as well.
-------下線部和訳対象箇所ここまで------------------------------------------
166ジャーニー:02/05/22 19:41 ID:nfhwGY17
「明白な」でdefinitelyも入れていいと思うYo!
167ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/22 20:00 ID:wi6bBuAq
>>166
> 「明白な」でdefinitelyも入れていいと思うYo!

definite を thesaurus で調べると、
synonyms として出てくるのは、explicit, express, specific, などで、
>>163 で出した単語では、unambiguous しか出てきません。

definite の使われ方として、
DEFINITE stresses precise, clear statement
or arrangement that leaves no doubt or indecision
とありました。

もうちょっと調べてみますが、
definite を「明白な」とするのは微妙に違っているのかもしれません。
168ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/22 20:13 ID:wi6bBuAq
distinct の Related Word として definite は出ていました。
類義語より一つ遠い関連語ということで、
単純に書き換えには使えないようです。

>>163 のリストにある語は「はっきりと区別が付く」が中心。
これは distinguish → distinct という派生からして当然です。
もともと明白な違いがあって、それを認識できるという感覚のようです。

一方 define → definite という派生からも分かるように、
「限定して明確にする」と能動的な要素が強いようです。
definite の類義語として真っ先に出ている explicit も
explicate = ex + pli + cate 「たたんであるものを開いて詳細に説明する」
とやはり能動的な要素が強いです。
169ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/23 14:05 ID:/s8v5Ins
第13回

第3段落
第1文

Meanings are presented especially
in words.

170ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/23 21:48 ID:/s8v5Ins
>第1文
>  Meanings are presented
(仮の訳)
   「意味」は前に出される。
(意識した点)
 ・ present は >>80 で確認したように
   pre + se + ence 「前に存在する」なので、
   訳語を限定せず仮訳をした。
   提出・提示・提供・表示などいろいろ訳語は考えられそう。

>  especially in words
(仮の訳)
   特に言葉で
(意識した点)
 ・ 全段の especially は are presented より
   in words を修飾しているのかなと考える。
・ 前置詞 in は「道具・材料・表現様式などを表わす」と解釈する。
(文脈上意識した点)
   段落が変わりまたテーマが拡がりそう。
   そして「words」がそのテーマらしい。
171ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/24 00:28 ID:Fx0jWg+R
「道具・材料・表現様式などを表わす」を表す前置詞「in」

表現の材料を「〜の形で」と表す。
「meaningsを表現するのにwordsの形で表す」ということで今回の文脈に合っている。
● It was a gigantic statue in bronze.
● The landscape was painted in oils.
● She made a speech in English.
● All his sketches are in pencil. 

区別しておきたい前置詞の例
● I wrote the landscape with a pencil.
    「(動作を行うためにプラスされた道具として)鉛筆で」「〜を持って・用いて」
● Send the letter by airmail.
     「〜を使って・〜によって」 手段・方法・媒介など
● The dressing consists of oil and vinegar.
     「〜で・〜から」 材料・構成要素
● Glass is made from quartz sand.
     通常もとに戻れない「原料」
172名無し:02/05/24 00:38 ID:9YZd3o0q
受験生のかたですか?
それとも京大生?
173名無しさん:02/05/24 14:57 ID:RK0Cbsc7
無駄なことをしてるとは思わないけど英語というものを誤解してるなぁ
と思う。もしかしたら俺が誤解してるのかもしれないけど。
あと、京大生ではないだろ。過去問やってるんだから。
174ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/24 17:47 ID:Fx0jWg+R
>>173
> 無駄なことをしてるとは思わないけど
> 英語というものを誤解してるなぁと思う。

出来ましたら、どう誤解していると思われているのか、
参考までにお聞かせ願えませんか?

この練習を初めて約2週間がたちましたが、
明らかに効果があったことが、自分としてはいくつもあります。。
なお当然ですが、この精読の練習だけをしているわけではありません。
むしろ、この精読の練習の方が「付け足し」の勉強といった感覚です。
「仮の訳」が約5分、「ついでの調べ物」が約10〜30分といったところでしょうか。

ちなみに日課として、次のことに取り組んでいます。
 (A) 20〜40分程度の shadowing 練習 (2〜3分のものを繰り返してます)
 (B) のべ 3000〜5000 words の音読 (例えば 400 words×10回 ということです)
 (C) CNN などの英語音声番組を視聴する (BGMとしても含む)
 (D) 15〜20分程度、客観式語法問題のタイムトライアル
175kannnaoto:02/05/24 19:36 ID:VS8zMxUX
A〜Dやれば十分すぎ
ほかの教科やたら
176 :02/05/24 19:42 ID:goz2xeUo
遊び心のかけらもないね。
177 :02/05/24 19:58 ID:ddpsSoJB
無理に参加しようとせんでいいよ
178ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/24 22:25 ID:Fx0jWg+R
第14回

第3段落
第2文 その1

Through language it becomes possible
for us to express
the way things are
179ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/24 22:26 ID:Fx0jWg+R
>第2文 その1
>  Through language it becomes possible
(仮の訳)
   言葉を通してitは可能になります。
(意識した点)
 ・ itを指す内容は後述されるであろうということ。
(文脈上意識した点)
   第1文の言い換えと思われる。

>  for us to express
(仮の訳)
   私たちは言い表すことが
(意識した点)
 ・ express には「思想などを言葉で表現する」という意味があること。

>  the way things are
(仮の訳)
   物のありさまを
(意識した点)
 ・ the way things are の扱い。
180ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/24 22:26 ID:Fx0jWg+R
the way について

「the way」はほとんど接続詞であるかのように使われる。
  # 特にアメリカ人が口語で用いることが多い。
「in the way in which S’+V’」→「in the way that S’+V’」
最終的に先頭の前置詞inが脱落して副詞的対格として用いられるようになった。

[A] the way = as
● Do it the way you were taught. 「教わったとおりにやりなさい。」
● I fixed things the way he wanted. 「私はあの人の希望するように取り決めました。」

[B] the way = according as
● The way it looks to me, you’re in a spot.
「どうやら、やっかいなことになっているようだね。」

[C] the way = since
● No one can understand the way I miss Dave.
     「どれほど私がデーブのいないのをさみしく思っているかは」
     この例では関係副詞のhowに相当するともとれる。

[D] the way = the way how 関係副詞 how が欠落した。
● The way he washes his hands,  「彼の手の洗い方から見ると」
● That’s the way I was rescued. 「そんなふうに私は救出されたのです。」
181ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/24 22:26 ID:Fx0jWg+R
express the way things are について

the way = as「〜とおりに」と考えると
直訳は「物事が【現在存在している】とおりに表現する。」
意訳すると「物事をあるがままに表現する」と出来るだろう。

さらに意訳して
the way things are 「物のありさま」「世の習い」「世の中のルール」
といった訳例もあった。

関連表現
● the way things are going now 「今の成り行きでは」
  ● way the world goes 「慣例・世の習い・世の常・世の習わし」
  ● the way you look 「顔つき」
  ● the way I am 「今の自分」
  ● the way it used to be 「元通り・在りし日の姿・従来通り」
  ● the way it is now 「現実・現状では・目下のところ」

おまけ
  ● The Way We Were 1973年のアメリカ映画のタイトル 邦題は【追憶】
同名の主題歌を、主演のバーブラ・ストライザンドが歌い
アカデミー主題歌賞を受賞する。
182 :02/05/24 23:58 ID:muag1jJj
183ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/25 11:43 ID:gpLoRq3X
語根「press」「圧する」 について

● express → ex (=out) + press「外に押し出す」→ 外にしぼり出す
● impress → in (=on) + press「心の上に押しつける」→ 印象・感激を押しつける
● compress → com (=together) + press「共に圧する」→「圧縮する・圧搾する」
● oppress → op (=against) + press「〜に対して圧迫を加える」→「しいたげる」
● repress → re (=back) + press「押し返す」→「鎮圧・制圧する」
● suppress → sup (=under) + press「下に押さえる」→「抑圧する・書物の発行を禁止する」
● depress → de (=down) + press「押し下げる」→「不況にする・元気を失わせる」
184ななし:02/05/25 12:16 ID:pycHl+qU
ttp://www.alc.co.jp/eng/vocab/etm/index.html
語学学習法 ここいいよ
185ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/25 12:29 ID:gpLoRq3X
情報ありがとうございます。

ただ残念ながら、
語源コラムは、全100話すでに読了しています。
「語源辞典 version2」もちょくちょく利用しています。

同じアルクのwebページに、
語彙力判定みたいなネット上の単語テストが4種類あります。
定期的にチェックして、語彙力の確認に使ってました。
186 :02/05/25 19:14 ID:PIRw7Zmh
>ただ残念ながら、
>語源コラムは、全100話すでに読了しています。

いやみったらしい...。
これでは嫌われても仕方ないかなと。
187シュレ猫:02/05/25 22:43 ID:oiAJOBCJ
初めの方の話で悪いんですが、>>67
の文の構造取りはあれで良いのでしょうか。いまイングリッシュ板で聞いてみています。
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/english/1021904297/l50
ハインリッヒさんの読みが違うとかじゃなくて、なにぶん抽象度が高くて読みにくい文だけに自分の中ではうまく理解できなかったもので。
188ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/25 23:08 ID:gpLoRq3X
>>67 の文の構造取りはあれで良いのでしょうか。

確かにあの文は迷いました。
両論併記もなんなので、自分なりのとりあえずの結論を出しましたが、
全文読み終わった段階でもう一度考えてみます。

リンク先も読ませてもらいました。
やっぱり皆さん説が分かれてますね。

>>186
> いやみったらしい...。

確かに読み返してみると、そんな感じを書いた本人でさえ受けました。
反省しております。
アルクの語源コラムは、軽い読み物風ですがとても役に立ちます。
興味のある方は、ぜひ覗いてみて下さい。
189ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/25 23:12 ID:gpLoRq3X
接頭語「ex-」「= out of」について (1/2)

● exact = ex + act (=drive)「駆り立てる」→ きびしく要求する →「正確な」
● exaggerate = ex + ag (=to) + gerate (=carry)「外へ拡げる」→「誇張する」
● example = ex + ample (=take)「取り出す」→「実例・手本」
● exceed = ex + ceed (=go)「越えて外へ行く」→「越える・凌駕する」
● except = ex + cept (=take)「取って外へ」→「除く」
● exclude = ex + clued (=shut)「閉め出す」→「除外する・追い払う」
● execute = ex + secute (=follow)「外へ続いて行く」→「実施する・実行する」
● exempt = ex + empt (=take)「取り除かれた」→「免除する」
● exert = ex + sert (=put together)「全ての力を集めて外へ」→「発揮する」
● exhale = ex + hale (=breathe)「息を吐き出す」→「蒸発する・発散する・吐き出す」
● exhaust = ex + haust (=draw)「引き出す」→「排出する・用い尽くす」
● exhibit = ex + hibit (=have)「手に持って出す」→「与える・示す・出品する」
● exhume = ex + hume (=ground)「地の外へ」→「掘り出す」
● exit = ex + it (=go)「外へ行く」→「出口・退場・死去」
● expect = ex + pect (=look)「待ちかねて外を見る」→「期待する・予想する」
● expel = ex + pel (=drive)「外へ駆り立てる」→「追い出す・発射する」
190ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/25 23:13 ID:gpLoRq3X
接頭語「ex-」「= out of」について (2/2)

● expire = ex + spire (=breathe)「息を吐き出す」→「息を引き取る・期間終了・効力消滅」
● explicit = ex + plicit (=folded)「外に重ねられた」→外に現れている→「明白な」
● expose = ex + pose (=place(「外に置く」→「さらす・露出する・陳列する」
● expound = ex + pound (=put)「外に出す」→「説明する・解説する」
● exquisite = ex + quisite (=sought)「求め出された」→「絶妙な・この上ない・繊細な」
● exterminate = ex + termin (=boundary) + ate「境界の外へ」→「根絶する・絶滅する」
● extinguish = ex + stinguish (=prick)「突いて消す」→「消す・消滅させる・鎮める」
● extort = ex + tort (=twist)「ねじり出す」→「強要する・ゆすり取る・脅して自白させる」
● extrude = ex + trude (=thrust)「押し出す」→「押し出す・突き出る」
● exclaim = ex + claim (=cry)「外に叫ぶ」→「強い語調で言う」
● expand = ex + pand (=stretch)「外に広げる」→「拡大する・拡張する」
● extend = ex + tend (=stretch)「外に伸びる」→「広げる・延ばす・伸ばす」
● export = ex + port (=carry)「外に運び出す」→「輸出する」
● extract = ex + tract (=draw)「外に引き出す」→「抜く・引き出す・抜粋する・引用する」
191 :02/05/26 18:02 ID:U2S50Zi+
がんばれハインリッヒage
192京経君:02/05/26 18:04 ID:i8cx12OX
ハインリヒ氏をオナニストに認定します
193ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/27 00:04 ID:7jdKZRrC
第15回

第3段落
第2文 その2

and to convey this mode of presentation
to other people and to ourselves
at other places and other times.
194ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/27 00:45 ID:7jdKZRrC
>第2文 その2
>  and to convey this mode of presentation
(仮の訳)
   そしてこの「発表」様式を伝えることが (→可能になる)
(意識した点)
 ・ to express and to convey と並列されていること。
 ・ convey には「意味・思想・感情を人に伝える」という意味がある。
・ 次に「どこに・誰に伝えるのか」を示す語句が続くであろうこと。
 ・ this mode of presentation は、express the way things are をする際の「様式」
   ということだろうが、この時点ではやや唐突。
   もっと詳しい説明がこの後あるものと期待する。

>  to other people and to ourselves
(仮の訳)
   他の人に対して、そして自分自身に対して、
(文脈上意識した点)
   第1段落・第2段落を通して、他人と自分自身を区別しないという
   方針が貫かれている。

>  at other places and other times.
(仮の訳)
   他の場所で、そして他の時に、
195(; ´,,,,`)ノ ー◎ ◆jB2QailY :02/05/27 00:53 ID:lJCz/dp1
俺は京大志望じゃないが、とても参考になるよ!
頑張ってくれい!
196ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/27 01:44 ID:7jdKZRrC
語根「vi-」「-voy」「道」について

● via 「道」「〜経由で」
● convey → con (=together) + vey「道を共にする」→「運搬する・伝達する」
● convoy → con (=together) + voy「道を共にする」→「護送する・警護する」
● envoy → en (=on) + voy「道の上に置く」→派遣する→「使節・使者」
● invoice → in (=on) + voi + ce「道の上に置く」→送る「送状を作成する」
● obviate → ob (=against) + vi +ate「道でぶつかる」→通さない→「未然に防ぐ」
● obvious → ob (=near) + vi + ous「路上近くに横たわる」→人の目に付く→「明白な」
● previous → pre (=before) + vi + ous「前の道を行く」→「以前の・前述の」
● pervious → per (=through) + vi + ous「道を通り抜ける」→「通過し得る・明瞭な」
● deviate → de (=away from) + vi + ate「道から離れる」→「逸脱する・逸れる」
● viaduct → via + duct (=lead)「導く道」→「陸橋」

★ trivial → tri (=three) + vi + al「三本道」
        → 買い物返りの女達が出会って立ち話に興じるところ
        → 話の内容が概してつまらない
        →「つまらない・些細な・平凡な・日常の」
197ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/27 15:19 ID:7jdKZRrC
大問1番
第3段落  ( 81 words ) 訂正バージョン

Meanings are presented especially in words.
Through language it becomes possible for us to express the way things are
and to convey this mode of presentation to other people and to ourselves
at other places and other times.
-------ここから下線部和訳対象箇所------------------------------------------
The words we exchange capture the way things have appeared to us,
and if we authoritative in our disclosures they capture the way things are.
At the same time, the words are flavored by the style
with which we have disclosed the things in question,
so they indicate to the reader of listener some truth about ourselves as well.
-------下線部和訳対象箇所ここまで------------------------------------------
198ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/27 23:18 ID:7jdKZRrC
第16回

第3段落
第3文 その1 下線部和訳該当個所

The words we exchange
capture the way things have appeared to us,
199ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/28 00:39 ID:l3NexH2X
>第3文 その1
>  The words we exchange
(仮の訳)
   私たちがやりとりする言葉は
(意識した点)
 ・ wordの冠詞がtheで、しかも複数形であること

>  capture the way things have appeared to us,
(仮の訳)
   私の目にずっと映ってきた物のありさまをとらえます。
(意識した点)
 ・ 前にでてきたthe way things areの動詞の部分だけ違うということ。
   厳密に話を進めるためのこだわりらしい。
   直訳ではどうも訳しずらい。
 ・ have appearedが現在完了形であること。
200ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/28 00:40 ID:l3NexH2X
appear について

ap (=to) + pear (=) 「前に進み出る」→「現れる・出現する」

● He appeared to me upset.
  彼は / 前に進み出てきた / 私の方に / 動揺した状態で
    → 彼が私の方に向かって前に出てきた。
      それで彼を見たところ、動揺した状態に見えた。
    → 「私には、彼は動揺しているように見えた。」
→ 「私の目には、彼は動揺しているように映った」

● the way things have appeared to us
 → things have appeared to us the way
  物事が / 前にずっと出てきていた / 私の方に / そのように
    → 物事が私の方に向かって前にでてきていた。
      それでその物事を見てきたが、そのような状態にずっと見えている。
    → 「私には、その物事はずっとそのように見えている」
    → 「私の目には、その物事はずっとそのように見えている」
 → 「私の目には、その物事はずっとそのように映っている」
 → 「その物事が、私の目にずっと映っている / とおりに」
 → 「私の目にずっと映ってきた物のありさまを」
201ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/28 13:52 ID:l3NexH2X
第17回

第3段落
第3文 その2 下線部和訳該当個所

and if we are authoritative
in our disclosures
they capture the way things are.
202ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/28 23:26 ID:l3NexH2X
>第3文 その2
>  and if we are authoritative
(仮の訳)
   そして私たちが「権威がある」ならば、
(意識した点)
 ・ authoritative が訳出しずらい。
「権威」→「自らの正統性に自信がある」
        「他の者から信頼すべきものとみなされているもの」
   と考え、「自分でも自信があり、他の者も信頼している」と受け取った。
   訳語としては長すぎるので、あえて「権威」のままにしておいた。

>  in our disclosures
(仮の訳)
   自分が明らかにしたことにおいて
(意識した点)
 ・ disclosures も訳出しずらい。
「暴露・発覚・発表」といった訳語を避けて動詞化しておいた。
   「自分が口にした言葉」と受け取りたい。

>  they capture the way things are.
(仮の訳)
   その言葉は、物のありさまをとらえます。
(意識した点)
 ・ 繰り返しを考慮して、they = the words と考えた。
(文脈上意識した点)
   先に意識したとおり、the way things have appeared to me
   との差別化がされたようだ。
203ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/28 23:27 ID:l3NexH2X
authoritative について

author → authority → authoritative, authorize, authorized, authorization,

● author → ラテン語 auctor (増加させる人) から来ている。
       「物事を生ぜしめる人」→「創始者・著作者・張本人」
        ※ authentic「真正な」は、
          「著者自身の手で書かれたから信ずべき」という意味がある。

● authority →「物事を生ぜしめる根元」「生み出す支配力」→「権威・典拠・当局」
       「根本」であるがゆえに、自己正統性を持ち、
        また人はその正統性を拠り所として「信頼する」。

※ 語根「auc-」 には「作り出す」「増加させる」の意味がある。
● auction「だんだんと値段が増加していく」→「競売・せり」
● augment 「増大する」 ( auc- = aug-, )
204京経君:02/05/28 23:28 ID:4mZlqn1s
disclosureは暴露とかいう意味では複数形とらないんじゃないかな?
だから202の解釈でいいんじゃないかな?
辞書調べればすむけど。
205ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/29 02:24 ID:+gkfLvOv
>>204
> disclosureは暴露とかいう意味では複数形とらないんじゃないかな?

興味深いご指摘ありがとうございます。

もっとも「disclosure」は抽象名詞ですから、
可算名詞か不可算名詞かは区別する必要がないといえそうです。

「抽象化なことを言いたい時」 → 「ゼロ冠詞 + 抽象名詞」
「具体化なことを言いたい時」 → 「不定冠詞 + 抽象名詞」
と文脈で決まってくると考えたいです。

In the course of the trial a number of sensational disclosures were made.
この文の「disclosures」なんかは「暴露」と訳して構わないと思う。
もっとも「暴露←→発表」の訳語選定は、「公表する内容」次第で決まるわけですが。
いずれにせよ「具体的な」という文脈ですから、
ゼロ冠詞ではなく不定冠詞(たまたま複数形ですけど)を使っているようです。
206ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/29 02:24 ID:+gkfLvOv
接頭語「dis-」について

「apart, away 分離」から「除去・略奪・反対・否定・強意」といろんな意味が派生した。
ここでは「否定 = 逆の行動をする」の要素が強いケースを取り上げる。
当然だが「分離」などの要素もあわせ持っているケースが多い。

● disclose → dis + close (閉じる)  → 「暴露する・うち明ける」
● disbelieve → dis + believe →「信じない」
● disarm → dis + arm (武装する)  →「武装解除する」
● disband → dis + band (縛る) →「解放する」
● disburden → dis + burden (重荷を負う) →「重荷を下ろす」
● disconnect → dis + connect (接続する)  →「切り離す」
● discover → dis + cover (覆う) → 覆いを取り除く →「発見する」
● disillusion → dis + illusion (幻想) →「迷いを覚ます」
● disinfect → dis + infect (感染する) →「消毒する」
● dismount → dis + mount (登る) →「下りる」
● disengage → dis + engage (従事する) →従事しなくてよい→「束縛から解かれる」
● disease → dis + ease (安楽) →「病気」
● disgust → dis + gust (=taste) → 味わえない →「嫌悪」
● display → dis + play (=fold 折り重ねる)
 → 折り重なったものを広げてみせる →「露わに示す」
207名無しさん:02/05/29 17:16 ID:Bs1i+wIo
これ全部覚えてんの?すごいね・・・。
208ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/29 23:09 ID:+gkfLvOv
第18回

第3段落
第4文 その1 下線部和訳該当個所

At the same time,
the words are flavored by the style
with which we have disclosed
the things in question,
209 :02/05/29 23:50 ID:MA8prTW9
現時点で半端ない実力があるみたいですけど、
今までどういう勉強をしてきたのですか?
よければ教えてください。
210ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/30 01:08 ID:Jwna3SJi
>>209
> 今までどういう勉強をしてきたのですか?

人と明らかに違ったことをしたのは、
1ヶ月かけて、徹底して単語を詰め込んだことぐらいでしょうか。

1日500〜1,000語のペースで、単語帳を計6冊チェックしました。
3,000語→10,000語ぐらいに急増しました。
語彙力増強としてはかなり邪道なやり方だったので、
和訳や速読では何とかなるのですが、
似た単語ばっかり集めた選択問題は苦手のままです。
その後に音読とシャドーイングという勉強法を知って取り入れたので、
欠点を少しずつ改善しているところです。
211ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/30 01:09 ID:Jwna3SJi
>第4文 その1 (1/2)
>  At the same time,
(仮の訳)
   同時に、
(文脈上意識した点)
   the words capture the way things are と同時にと受け取る。

>  the words are flavored by the style
(仮の訳)
   その言葉は、スタイルによって風趣を添えられる。
(意識した点)
 ・ flavor は「何か一味付け加えられる」と意識する。
・ style の訳語で悩む。「文体」とかは書き言葉に限定されそう。
「表現法」ぐらいに考えておく。
(文脈上意識した点)
 ・ the style に関しては今まで述べられていないので、
   この後説明が加えられると考える。
212ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/30 01:09 ID:Jwna3SJi
>第4文 その1 (2/2)
>  with which we have disclosed
(仮の訳)
   (the style?) → そのスタイルを使って、私たちは明らかにした。
私たちが明らかにしたときに使った → (the style)
(意識した点)
 ・ 前置詞付きの関係代名詞なので訳出しずらいのでまず直訳にした。
 ・ 現在完了は完了用法と考えた。
(文脈上意識した点)

>  the things in question,
(仮の訳)
   問題になっている物ごとを
(意識した点)
 ・ 前置詞 in を「進行途中」と解釈した。
213ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/30 02:04 ID:Jwna3SJi
the things in question の前置詞 in について

「〜している」「〜中である」
(1) 動作や行為が実際に進行している場合 → 進行形を用いて表現
(2) ある物事の状態を表している場合 → be in 〜 (〜には動詞から転じた名詞)

The things are in question. ( quest 探求する → question )
「その物ごとは探求中である」

● be in operation at
● be in use ( be in common use, be in widespread use )
● be in need
● be in motion ( be in continuous motion )
● be in demand
● be in progress
● be in tension
● be in service
● be in production
214ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/30 14:30 ID:Jwna3SJi
第19回

第3段落
第4文 その2 下線部和訳該当個所

so they indicate
to the reader or listener
some truth about ourselves
as well.
215ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/30 21:46 ID:Jwna3SJi
>第4文 その2 (1/2)
>  so they indicate
(仮の訳)
   それゆえに、その言葉は指し示します。
(意識した点)
 ・ so は因果関係を表していると受け取る。
 ・ they = the words と受け取る。
(文脈上意識した点)
 ・ 「スタイルで彩られるがゆえに、言葉は…」と理解する。

>  to the reader or listener
(仮の訳)
   読み手や聞き手に対して
(意識した点)
 ・ indicate の目的語がないので、この後に続くということ。
216ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/30 21:46 ID:Jwna3SJi
>第4文 その2 (2/2)
>  some truth about ourselves
(仮の訳)
   自分自身についてのいくらかの真実を
(意識した点)
 ・ some が単数名詞の前についている点
 ・ ourselves は「言葉を使って disclose した本人」の意味と受け取る。
 ・ 修飾語が間に挟まったが、indicate の目的語である。
(文脈上意識した点)
 ・ the style の余禄として得られることとして理解。

>  as well.
(仮の訳)
   なおその上
(意識した点)
 ・ as well as the way things are と理解する。
(文脈上意識した点)
 ・ プラス・アルファと言う点の強調と解する。
217メタルキング:02/05/30 21:49 ID:xTY8+XHz
何じゃコリャ?
  ((( )))
  (´Д`; ) すげええええーーー
  / つ1 _つ
  人  Y
 し'(_)
218ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/31 00:37 ID:lFZSd8cp
語根「dic-」「= proclaim 宣言する」について
ラテン語「dicare」が由来

● indicate → in ( = toward ) + cate「〜に向かって宣言する」
         → 知らせる →「指し示す・指摘する」
          ※ index
● dedicate → de ( = down ) + cate「御身の下に置くと宣言する」→「献納する・捧げる」
● abdicate → ab ( = from ) + cate「〜離れると宣言する」
         →「廃嫡する・放棄する・退位する」
● predicate → pre ( = before ) + cate「前もって宣言する」→「断定する・叙述する」
219ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/31 00:37 ID:lFZSd8cp
語根「dic-」「= say 言う」について
ラテン語「dicere」が由来 「dicare 宣言する」と微妙に違うが語根は同じになる

● dictate →「口で言う」→「後述して書き取らせる・指定する・命令する」
● dictionary → dic + tion + ary (集合体)「語法の集まり」→「辞書」
● dictator →「命令する人」→「独裁者」
● edict → e ( = out ) + dict「外に言う」→「命令・勅命」
● interdict → inter ( = between ) + dict「間に割り込んで言う」→「禁止する」
● predict → pre ( = before ) + dict「前もって言う」→「予言する」
● verdict → ver ( = true ) + dict「真実を言う」→「陪審員の評決・判決・判断」
● malediction → male ( = badly ) + dict「悪く言う」→「悪口・呪い」
● jurisdiction → juris ( = justice ) + dic + tion「正義を言うこと」→「司法」
● contradict → contra ( = against ) + dict「反対のことを言う」→「矛盾する・否定する」
● benediction → bene ( = well ) +dic + tion →「祝福の祈祷・天恩」
● condition → con ( = together ) + di + tion「共に言う」→言い添える→「条件・状態」
220 :02/05/31 00:52 ID:F9mNXG6C
>1
何歳?
まさか現役じゃないよね?
221ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/31 15:05 ID:lFZSd8cp
大問1番
第4段落  ( 32 words )

Therefore, in reasoning,
what we have to do is to examine the meanings reflected in language and its style.
By doing so, we may live a deeper life of reasoning and thinking.
222age:02/05/31 15:11 ID:Ch0ZFnBu
2231分訳:02/05/31 19:44 ID:+t2w5T2y
それゆえ、理性を働かせることにおいて
我々がなすべきことは言語やその様式となって反映される言葉の意味を
吟味することであり、そうすることによって
より深みのある、理性的、沈思的な生活をおくることができるだろう
224うーん:02/05/31 19:56 ID:/M9U08/y
なんかすごいな。

他の科目もがんばってくれ。
225名無し:02/05/31 20:15 ID:YvPeHSgs
>>222
老人虐待にしか見えない…
  ((( )))
  (´Д`; )
  / つ _つ
  人  Y
 し'(_)
226ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/31 23:15 ID:lFZSd8cp
第20回

第4段落
第1文 その1

Therefore, in reasoning,
what we have to do is to examine
227ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/31 23:16 ID:lFZSd8cp
>第1文 その1
> Therefore, in reasoning,
(仮の訳)
   それゆえに、論理的に物ごとを考える際に、
(意識した点)
 ・ in -ing は「〜する際に」と訳した。
(文脈上意識した点)
 ・ 冒頭のenter into reasoning の話題に戻った。まとめに入るらしい。
 ・ 冒頭の reasoning の段階では、曖昧なまま「論理的に考える」としたが、
   第2〜3段落から考えて、この訳語で良かったようだ。

> what we have to do is to examine
(仮の訳)
   私たちがしなければならないことは、吟味することである。
(意識した点)
 ・ examine が「厳密に調べる」というニュアンスがあること
(文脈上意識した点)
 ・ examine の目的語として、第2〜3段落のまとめが出てきそう。
228ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/05/31 23:17 ID:lFZSd8cp
「調べる」について

● examin
       厳密に観察し試験して調査・吟味する
       【語源】物の重さを(天秤で)量る。
● research
       新しい事実・科学的法則などを発見する目的で
       特に高度な知識をもって綿密周到な調査を行なう。
       【語源】 re ( =again ) + search ( = circle )
           物の周りを何度も回って調べる。
● investigate
       組織的調査によって事実を見出す。
       【語源】 in + vestigate ( = trace 辿る)「中を辿って探り調べる」」
● scrutinize
       細かい所まで徹底的に調べる。
       【語源】 がらくたの中から捜すこと
● inspect
       細かい所まで徹底的に調べる。
       【語源】 in ( = into )+ spect ( = look )「中をのぞき込む」
● survey
       全体を見渡して調査する。
       【語源】 sur ( = over ) + vey ( = see )「上から見る」
● inquire
       答を探し求めて聴いて回って調査する。
       【語源】 in ( = into ) + quire ( = seek )「探し求めて入る」
229220:02/05/31 23:17 ID:gYtcBCSI
無視すんなや
230ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/01 01:36 ID:amHKvrvU
接続副詞について

本来副詞であるが、等位接続詞のように「節と節」をつなぐ働きをする。
ただし接続詞と違い「語と語」「句と句」を繋ぐことは出来ない。
また接続詞と違い、後続する節の先頭や中間や末尾に位置することができる。

● 連結的なもの
    also「その上」・besides「その上」・then「それから」
● 反意的なもの
    however「しかしながら」・nevertheless「それにもかかわらず」
    still「それでもなお」・yet「それでもなお」
● 選択的なもの
    else「さもないと」・otherwise「さもないと」
● 因果関係を示すもの
    so「それ故に」・therefore「それ故に」
    consequently「この理由で」・hence「この理由で」
● 説明的なもの
    namely「すなわち」・for instance「つまり」・that is (to say)「つまり」
231ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/01 01:37 ID:amHKvrvU
接続副詞について その2

接続詞の働きを補う目的で、接続詞とともに用いられるケースがある。

● and also 「そしてまた」
● and then 「その後で・その上で」
● and yet 「それにもかかわらず」
● and so 「だから」
● and therefore 「それによって」
● but still 「それでも」
● or else 「さもないと」
232220:02/06/01 02:38 ID:MgR2znw+
>ハインリッヒ ◆/wteuWc6

ぶっ殺すぞ、てめ〜!
質問してんだから答えろや。
233ハインリッヒじゃないけれど:02/06/01 02:50 ID:3jgED1df
ハインリッヒさん、今日もお疲れさまでした。
>>232にマジレスして寝ます。

下らない質問だから相手にされないんですよ。
大体、年齢みたいな個人情報を
わざわざ見知らぬ人間の前に晒すわけないでしょうが。
そもそも現役でも浪人でも大学生でも、例え塾講師であったとしても
ハインリッヒさんの勝手でしょうが。
234220:02/06/01 12:23 ID:3RVIGipY
>>233
だったらそう言えばいい。
だいたいここは匿名掲示板だぞ?
年齢くらい聞いてもいいと思うが?
もし嫌だっていうのなら別にいいけど、
なにも無視することはないだろ。
235大学への名無しさん:02/06/01 12:52 ID:zdSQn7m6
>>234
そんなに熱くなりなさんな。
2ちゃんねるということを考えると、聞くのも勝手だし、無視するのも勝手でしょう。
聞きたい人が聞き、無視したい人が無視するだけのこと。

だから「なにも無視することはないだろ。」は少し勘違いがあるかと。

別に貴方に対するイヤガラセでも当てつけでも敵意の表現でもないでしょう。
返事する気にならなかったからしなかっただけでしょう。

面倒ならわざわざ答えたくない理由を答える必要すらないでしょうしね。
236ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/01 13:50 ID:amHKvrvU
>220さん
個人に関する質問には
今までも一切答えてませんし、今後も答える予定はありません。

スレの趣旨からいって真っ先にコメントすべき
>>223 などにさえコメント出来ていない現状もお察し下さい。

※ 233さん・235さん
  フォローありがとうございました。
237ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/01 13:50 ID:amHKvrvU
第21回

第4段落
第1文 その2

the meanings
reflected in language and its style.
238220:02/06/01 19:53 ID:U2ONbfTQ
>個人に関する質問には
>今までも一切答えてませんし、今後も答える予定はありません。

だったらそう言ってほしかったな。
答えない理由をまったく言わないから混乱したの。
俺は209、220だけど何故220が無視されるのか分からなかった。
223に何故答えられないのかもよく分からないし、申し訳なく思ってい
るなら、答えられない理由を一回でもいいから言うべきだったんじゃない
かな。
俺は君のことを応援してるからからこそ言っているんだからね。
239ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/01 21:12 ID:amHKvrvU
>第1文 その2
> the meanings (仮の訳)
   意味を
(意識した点)
 ・ 定冠詞 the が付いているので、reasoning していることの「意味」と受け取る。
 ・ examine の目的語である。

> reflected in language and its style.
(仮の訳)
   「言葉」および「言葉のスタイル」に反映している (→意味)
(意識した点)
 ・ reflected 以下は、the meanings を後ろから修飾している形容詞句。
 ・ its style の its はもちろんlanguage’s
(文脈上意識した点)
 ・ まさに第3段落のまとめであると考える。
 ・ 「言葉」や「言葉のスタイル」という形を通して
   その奥にある「意味」をつかむことが出来るということが言いたいらしい。
240ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/01 21:12 ID:amHKvrvU
「reflect」について

[1]「reflect + A + in + B」「AをBに映し出す」
   実際には、「A + be + reflected + in + B」「AはBに映っている」
   と受け身で用いられるケースが多い。
    例 The trees are clearly reflected in the lake.
        ※ Bにはこの例のように「映し出される場所」が来る。

[2]「映し出す」が比喩的に「反映する・表す」の意味にも使われる。
    例 The demand is reflected in the supply.

● The meanings are reflected in language and its style.
   上の[2]の例と考えられる。
   「その意味は、言葉と言葉のスタイルに反映する。」
2411分訳:02/06/01 22:07 ID:/lhuYQAo
>>223俺のじゃマズイの?
242ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/01 22:32 ID:amHKvrvU
>>241
the meanings reflected in language and its style
「言語やその様式となって反映される言葉の意味を」

とりあえずここが、私の解釈と違っているところですね。
これに限らず「in」の訳し方というのは本当にやっかいですね。

「〜となって」だと、
「言葉の意味」が「言語やその様式」に【変形】してしまったようにも
受け取られかねないと思うのですが、どうでしょうか?

私としては、>>240 にも書いたように、
能動態・受動態を問わず「AをBに映し出す」「AはBに映っている」
のように「in」は【映し出す(される)場所】として
「〜に」と素直に訳した方が良いと考えました。

あと「沈思的」だと、人と意見を交換することを重視している文脈から
少し外れるように私は感じました。
また「物思いに耽る」ともとれますから、
この場合「情緒的に思う」という意味も含んでしまうようにも感じました。
243ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/01 22:46 ID:amHKvrvU
242の追加です。

(A) The gate is shut regularly at 6 p.m. every day.
(B) The gate is shut until 6 a.m.

同じ受動態ですが、
(A)は「閉められる」という【動作】を、
(B)は「閉まっている」という【状態】です。

the meanings reflected in language and its style
の「reflected」を、私は【状態】と考えました。
このため「れる・られる」を避けて、
「映っている・反映している」としました。
244ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/02 22:33 ID:H46uuDca
第22回

第4段落
第2文

By doing so,
we may live a deeper life of reasoning and thinking.
245ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/02 22:33 ID:H46uuDca
>第2文
> By doing so,
(仮の訳)
   そうすることによって
(意識した点)
 ・ so はもちろん「to examine 〜」

> we may live a deeper life of reasoning and thinking.
(仮の訳)
   私たちはより深く「論理的に考える」という生活を送ることができよう。
(意識した点)
 ・ 第1段落にあった表現の繰り返しである点。
 ・ may は「容認」の意味にとった。
 ・ reasoning を第1段落の時点で「論理的に考える」としたので、
   thinking で「考える」が重複してしまうので合わせて訳した。
(文脈上意識した点)
   第3段落が結局一番いいたいことだったようだ。
246ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/02 22:34 ID:H46uuDca
「may」の「容認」用法について

現実の可能性を表す【推量「〜かもしれない」】用法の派生的意味である。

例 Life may be compared to a voyage.
     人生は航海に例えられよう。
  It may safely be said that power corrupts sooner or later.
     権力は遅かれ早かれ堕落するといってさしつかえなかろう。
  You many be right; there is no evidence to the contrary.
     君の言うことは正しいかもしれない。反証がないのだから。

訳語としては、
「〜できるかもしれない」「〜できよう」「〜してもさしつかえなかろう」
247ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/03 15:06 ID:BYx8UGVh
とりあえず大問1番を一通り読み終わったので、
復習として音読に取り組んでみました。
20日もかけて読んだ文章なので、
逆にいかに早く読めるかにこだわりました。

第1回目  02分12秒 172wpm
第2回目  02分07秒 179wpm
第3回目  02分02秒 186wpm
第4回目  02分04秒 184wpm
第5回目  02分02秒 186wpm
第6回目  01分58秒 193wpm
第7回目  01分54秒 199wpm
第8回目  01分53秒 201wpm
第9回目  01分51秒 205wpm
第10回目  01分52秒 203wpm
第11回目  01分55秒 198wpm
第12回目  01分52秒 203wpm
248大学への名無しさん:02/06/04 00:27 ID:1FQ/L/ip
はいんりっひはぶんけいですか?
りけいならむだなことやってるとおもいますが。
249京経君:02/06/04 00:29 ID:egkhi8SN
>>248
オナにーの邪魔をしてはいけないよ
250童貞京大:02/06/04 00:40 ID:f7TE1x2O
>>248
理系って英語重要よ。
251京経君:02/06/04 00:42 ID:egkhi8SN
>>250
ある程度点がとれたら
それ以上伸ばすのは難しいじゃん
だからほかの科目とのバランスも考えなきゃ
248はそういう意見でしょ?
252童貞京大:02/06/04 00:56 ID:f7TE1x2O
>>251
そーだね。受験板ってことを忘れてたよ。
253大学への名無しさん:02/06/04 00:56 ID:qZPj+K/N
>>248
他の科目の勉強が必要なのは確かだが英語しかしていないわけではなかろうよ。

ちなみに「理系なら無駄」はどうかと思うが。

英語が得意というのは高いレベルで偏差値が安定するから良いことだと思うが。
数学と違って当たり外れが少ないから、英語が得点源というのは有利ではないかな。

入学後で考えても英語は理系の武器。専門は出来て当たり前という扱いだから。

まあ、好きで得意な科目というのは
受験を度外視する程にやりこんでおけばいいんですよ。

一つや二つ、ずば抜けた知識かスキルがある人間は強いです。

ギリギリで大学に受かってそこで落ちこぼれても仕方ないからね。
専門分野の知識量と語学力はあればあるほど良いですよ。
254大学への名無しさん:02/06/04 01:01 ID:4/X732oY
なんで精読なのにSVOCとかダメなんですか?
255京経君:02/06/04 01:02 ID:egkhi8SN
1をよんでごらん
256大学への名無しさん:02/06/04 01:04 ID:F8CD15dI
>>254 
ダメということではなくて面倒だからワザワザ書かないだけでは?
本人はSVOCを意識しているのだろうけれど。

>>1によると
>SVOCなどの構文的分析は自明のこととして扱わない。
とあるからね。私はそういうことだと思う。
257京大院生 ◆sxmdaFAo :02/06/04 08:37 ID:1HaaHxyh
受験生にしては、なかなかできるじゃん。
でもな、ちょっと日本語能力に難ありじゃな。
英語力はあるみたいだから、
もうちっと、日本語能力を高めてくださいな。
英文和訳とは、英語の力と同時に、
日本語の力も必要だべ。

まあ、がんばってくださいな。
ちなみに、SVOCなんざ、
できて当たり前、わかって当たり前。
そんな構文が取れる取れないといった
低レヴェルの議論はしなさんなや。
1がかわいそう
258248:02/06/04 21:52 ID:TBzkk85l
学部どこうけるのかしらんけど、
どっちかっていうと理科でかせいだほうがいいとおもうぞ。

えいごはほどほどに。
えいごだけでとおるほどあまくない。

工学部電電一回生の意見でした。
259京経君:02/06/05 00:04 ID:mu5y2fsV
そのとーりっすね
260ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/05 15:02 ID:tj/ECI3q
大問2番
第1段落 (77 words)

Until recently, studying music in school was regarded as a luxury.
A child’s math and language skills or scientific problem solving
were considered to deserve the major portion of the curriculum,
while music, art, and other related subjects received only passing attention at most.
Music teachers faced competing demands from extra lessons, sports practice, and play rehearsals. But with the help of science,
this erosion of time devoted to music looks like being halted and even reversed.
261ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/05 15:03 ID:tj/ECI3q
第23回

第1段落
第1文

Until recently,
studying music in school
was regarded as a luxury.
262ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/05 15:03 ID:tj/ECI3q
「〜まで」について

● till / until
    継続「〜までずっと」
    肯定文では、stay, remain, wait など持続性・継続性の
    意味を持った動詞と一緒に使う。
    否定文では一度だけの動作を表す動詞を用いることも可。

  例: He will be here till six. 「6時までずっとここにいるでしょう。」
     He won't be able to come until six.
      「彼は6時まで来られない。」(※6時になったら来る)

● by 
    期限「〜までには」
    その間を表すものではなく、終わりの点を表すものである。
    この時の動詞は be home, finish, return のように
    「完成する・終了する」などの意味合いを持つ

  例: He will be here by six. 「6時までにはここに来ているでしょう。」
     He won't be able to come until six.
      「6時までには来られない。」(※6時以後何時に来られるかは不明)
263ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/05 15:04 ID:tj/ECI3q
「最近」を表す副詞について

● recently  過去形 ○
        現在完了 ○
        現在形 × ←【重要】
        肯定・否定・疑問の場合に関係なく用いることができる。

● lately   現在完了形 ○
        現在形 △ ……習慣的・反復的な継続状態の場合のみ
                 例: I'm not feeling well lately.
                    I'm not doing well lately.
        過去形 △ ……結果が現在まで継続している場合のみ
                 例: I moved to Tokyo lately.
        否定・疑問が基本。

● nowadays, these days, at present, presently,
  currently, in this day and age
        現在形 ○←【重要】
        過去形 ×   現在完了 ×

● now     現在形 ○   過去形 ○   現在完了 ○
264大学への名無しさん:02/06/05 21:51 ID:aHKZrsxg
来年度もこのスレが続くに3000ハインリッヒ!( ゜д゜)
265ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/05 23:57 ID:tj/ECI3q
第1文

Until recently,
   最近までずっと
studying music in school
   学校で音楽を勉強することは
was regarded as a luxury.
   贅沢なことと見なされてきた。

(意識したこと)
 ・ recently が >>263 の条件を満たしていること。
 ・ 訳出はしていないが、
   in school「学校教育の範囲内で」ということを意識した。
 ・ a luxury 不定冠詞が付いていること意識して「贅沢なこと」とした。

(文脈上注意したことなど)
 ・ was regarded が過去形のため、
  「現在は違う」というニュアンスを含んでいること。
266大学への名無しさん:02/06/06 00:10 ID:cmKDGHdl
精読もいいけど、多読の練習はどういうことやってるの?
267大学への名無しさん:02/06/06 01:11 ID:3M5rs8vC
       __,,,,_
            /´      ̄`ヽ,
            / 〃  _,ァ---‐一ヘヽ
         i  /´       リ}
          |   〉.   -‐   '''ー {!
          |   |   ‐ー  くー |
           ヤヽリ ´゚  ,r "_,,>、 ゚'}
         ヽ_」     ト‐=‐ァ' !
          ゝ i、   ` `二´' 丿
              r|、` '' ー--‐f
         _/ | \    /|\_
       / ̄/  | /`又´\|  |  ̄\

皇太子様がこのスレに興味を持ったようです。


268ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/06 14:52 ID:VN4vMizo
>>266
言われてみてあらためて気づいたんですが、
本当の意味での多読は出来ていないです。

そのかわり毎日、音読とshadowingはしています。
「速読英単語」のようにCDがある教材を利用してきました。
現在は高1の教科書(UNICORN)を使ってます。
269ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/06 14:52 ID:VN4vMizo
第24回

第1段落
第2文 (1/2)

A child’s math and language skills
or scientific problem solving
were considered
to deserve the major portion of the curriculum,
270ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/06 14:52 ID:VN4vMizo
「能力・才能・技術・技能」の類語について

● skill
       【訓練・熟練を必要とする特殊な】技能・技術
● ability
       【生まれつき】のまたは【努力して得た】能力一般
       人間があることを実際に成し得る知的・肉体的能力
● faculty
       ある【特定の分野】の先天的または後天的に備わった
       特殊な知的能力・身体機能・精神機能
● talent
       特に【芸術の分野】における先天的な能力
       努力によってさらに高度なものへと高められた場合も含む
● gift
       【生まれつき備わっていて努力なしで自然に発揮される】優れた才能
● genius
       科学・芸術などでの【創造的で非凡な】才能
● capacity
       人や物があることを受け入れ、それをうまく処理する能力
       受容力・収容力など【潜在的な】能力を表す
271ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/06 14:53 ID:VN4vMizo
「deserve」の語法について

● 〈…の〉価値がある, 〈…を〉受けるに足る
  The question deserves your attention.
    「その問題は注目に値する。」
  He has done nothing to deserve such treatment.
    「彼はそんな扱いを受けるようなことは何もしていない。」
  You deserve praise.
    「あなたは当然ほめられるべきだ。」

● 〔+to do〕〈…する〉価値がある
  He deserves to be President.
    「彼は大統領になるにふさわしい。」
  You deserve to be praised.
    「あなたは当然ほめられるべきだ。」
272ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/06 14:53 ID:VN4vMizo
「価値」の類義語について

● deserve (v)
       de (=fully) + serve「十分に尽くすに値する」が語源
● worth (adj, n)
       知的・精神的・道徳的価値
● value (n, v)
       実際的な有用性・重要性からみた価値
● merit (n)
       称賛に値するものの意
● earn (v)
       「稼ぐ」から派生して名声・評判などを博する
273ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/06 22:51 ID:VN4vMizo
語根「serv-」( = serve, keep )「仕える・保つ・守る」について

● serve 「仕える」
● service 「仕えること」→「奉仕・給仕」
● deserve → de ( = fully ) + serve「十分に尽くすに値する」→「受けるに値する」
● conserve → con ( = together ) + serve「共に保つ」→「保存する」
● disserve → dis ( = apart ) + serve「奉仕から離れる」→「あだをする・悪く報いる」
● observe → ob ( = to ) + serve「目の前に保つ」→見守る→「従う・観察する」
● preserve → pre ( = before ) + serve「前もって保つ」→「保存する」
● reserve → re ( = back ) + serve「引っ込めて保つ」→出さない→「取っておく」
● subserve → sub ( = under ) + serve「下にあって仕える」→「資する」
274ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/06 22:52 ID:VN4vMizo
「scientific problem solving 」について

文中ではA child’s math and language skills と等位接続詞「or」で結ばれているので、
「a child’s scientific problem solving」という固まりで考える必要がある。

a child’s solving → a child (S) + solve (V) と考えられるため、
scientific problem はもちろん solve の目的語である。
したがって「子供が・理科の問題を・解くこと」とした。

そこで対句になっている「a child’s math and language skills」も
「子供の・数学および言語の・技能」と直訳せず、
「子供が・数学や言語といった技能を学ぶこと」と形を揃えて意訳した。
275ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/06 22:52 ID:VN4vMizo
第2文 (1/2)

A child’s math and language skills
   子供が数学や言語といった技能を学ぶことは、
or scientific problem solving
   あるいは、子供が理科の問題を解くことは
were considered
   みなされてきた。
to deserve the major portion of the curriculum,
   カリキュラムの大部分を占める価値があると

(意識したこと)
 ・ 主語の部分については >> を参照
 ・ the major portion は直訳すると「主要部分」だが、
   >>271 で見た deserve の例文のように、目的語にあたる名詞を
   述語っぽく意訳してみた。
(文脈上注意したことなど)
 ・ 第1文の「贅沢品」の逆、すなわち「必需品」について述べている。
 ・ was considered は第1文の was regarded と形を揃えてある。
   過去形で「現在は違う」というニュアンスもそのまま引き継いでいる。
276ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/07 22:33 ID:hozmUiys
第25回

第1段落
第2文 (2/2)

while music, art, and other related subjects
received only passing attention
at most.
277ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/07 22:33 ID:hozmUiys
「while」について
従属接続詞であり「While S + V + 〜.」のようには使えない。

● 動作や状態の継続している時間を表わす副詞節をつくる。
  while の節中に進行形が多く用いられる。
  従属節の主語と be 動詞が省略されることもよくある。
   ・While fighting in Germany, he was taken prisoner.
     「彼はドイツで交戦中捕虜となった。」

● 「〜する限り」
   ・While there's life, there's hope.
     「命のある限り、望みがある。」→「命あっての物種。」

● 文頭に置いて譲歩の従属節を導いて
   ・While I admit that the task is difficult, I don't think that it's impossible.
     「その仕事の困難なのは認めるが不可能とは思わない。」

● 主節の後方に置き対照を表わして
   ・He likes sports, while I like books.
     「彼はスポーツが好きだが私は本が好きだ。」
   ・The book pleased the critics while it entertained the public.
     「その本は批評家を喜ばせ、一方では大衆を楽しませた。」
278ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/07 22:33 ID:hozmUiys
「at most」の関連表現について

● at most
      せいぜい・高々・多くても・高が

● at least
      何はともあれ・とにかく・いずれにせよ
      少なくとも・最少に見ても・どんなに安く見積もっても

● at best
      (いくら)よく見ても・せいぜい・よくても・単なる

● at worst
      最悪の場合は、いくら悪くても
279ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/08 01:46 ID:z6S+15f1
「received only passing attention 」について

passing は「通過する・通り過ぎる」が中心的意味。
そこから「現在の・さしあたりの」という意味が派生。
さらに「いっときの・束の間の」という悪いニュアンスも出てきた。

passing joys「束の間の喜び」という表現のように
only passing attention も悪いニュアンスが強いと思われる。
少し意訳になるが「大いに注目された」の反対として、
「ほんの少ししか注目されなかった」としておきたい。
280ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/08 01:46 ID:z6S+15f1
第2文 (2/2)

while music, art, and other related subjects
   一方、音楽・美術やその他副教科は
received only passing attention
   ほんの少ししか注目されていなかった。
at most.
   せいぜい

(意識したこと)
 ・ related subjects は「関連科目」が直訳だが、
   自分になじみが深い「副教科」という訳語にしておいた。
 ・ receive以下の部分については >> を参照
 ・ 第1文のuntil recently を意識して、やや継続っぽい訳になっている。
(文脈上注意したことなど)
 ・ while で「主要教科←→副教科」が対比されていることを強く意識。
 ・ 第1文の「luxury」に比べて「only passing attention」「at most.」という表現は
   音楽に対して一段と低い評価だと感じる。
281ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/08 23:16 ID:z6S+15f1
第26回

第1段落
第3文

Music teachers faced
competing demands
from extra lessons, sports practice, and play rehearsals.
282ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/08 23:16 ID:z6S+15f1
face の語法について

● The building faces the square.
     「その建物は広場に面している。」
  The shrine faces on the street.
     「神社は通りに面している。」

   ※ 前置詞の有無は微妙のようだ。

● A crisis was facing him.
     「危機が彼に迫っていた。」
  We're faced with imminent bankruptcy.
     「我々は差し迫った倒産に直面している。」

   ※ 受動態の形だが、「〜している」と「状態」を表す訳にしたい。
283ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/08 23:16 ID:z6S+15f1
「要求」の類義語について

● demand
     命令・権力に基づいて必要なものを当然のように強く要求する
● claim
     自分の当然の権利として要求する
● ask
     必要があって、援助・許可・助言などを求める
● request
     askよりやや形式張った語 このためaskより丁寧なニュアンスがある
● need
     欠けていて必要だから要求する
● require
     周囲の状況や規則などのために必要が生じる。
● implore
     必死になって懇願する。
● inquire
     何かについての情報を求める。
284ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/09 11:13 ID:KyPJmZBA
第3文

Music teachers faced
   音楽教師たちは直面していた。
competing demands
   競合的な要求に
from extra lessons, sports practice, and play rehearsals.
   課外授業やスポーツの練習や劇のリハーサルからの

(意識したこと)
 ・ competing とは、スポーツや劇の練習をすれば音楽の授業時間は削られるわけで、
   時間割の枠をめぐって「競合している」ものと考えたい。
   したがって、demand は「授業時間の枠」と受け取りたい。
(文脈上注意したことなど)
 ・ 理数系科目や言語などの主要科目どころか、
   課外授業よりも音楽が低く見られてきたことの例のようだ。
285ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/09 23:51 ID:KyPJmZBA
第27回

第1段落
第4文

But with the help of science,
this erosion of time devoted to music
looks like being halted and even reversed.
286ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/09 23:51 ID:KyPJmZBA
「with the help of science」について

前置詞「with」にはたくさんの意味があるが、
 ● [原因を表わして] …のせいで, …のゆえに, …のために
 ● [同時・同程度・同方向などを表わして] …とともに, …と同時に; …につれて
の2つがこの場合は相応しく感じた。
どちらがというより両方のニュアンスがあるのだと思う。

the help of science という名詞構文を「Science help 〜.」と考えてみると、
人が主語でないので単純に「助ける」とするより
help は「悪い状態を良い状態にするのに役に立つ」と受け取りたい。

with と help を合わせて【良い原因】と考えると
「〜のおかげで」というニュアンスを入れてみたい。
そこに「〜とともに」というニュアンスも更に含めて
「〜のおかげもあって」と今回は訳してみたい。
287ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/09 23:52 ID:KyPJmZBA
語根「vers-」( = turn )「回る・変える・向く」について

● verse 「新しく行を変える」→「詩の行」
● reverse → re ( = back ) + verse「後ろに向ける」→「逆にする・逆行させる」
● adverse → ad ( = to ) + verse「〜に向けて向き直る」→「逆の・反対の」
● converse → con ( = together ) + verse「共に向き合う」→「親しく交わる・談話する」
                  「共に変わり合う」→「あべこべの・倒逆」
● diverse → di ( = apart ) + verse「別々に離れて向く」→「様々に変化する」
● inverse → in ( = up ) + verse「下が上に向く」→「逆の」
● obverse → ob ( = towards ) + verse「表を向け合う」→「相対する・表面・全面」
● perverse → per ( = thoroughly ) + verse「完全に背を向ける」→「ひねくれた」
● transverse → trans ( = across ) + verse「まっすぐ横を向く」→「横の・横断物」
● traverse →trans ( = across ) + verse「超えて向かう」→「横切る・行き来する」
● universe → uni ( = one ) +verse「万物が一つにまとまっている」→「宇宙」
288塾生:02/06/10 22:54 ID:faUW42ht
あなたはもしかして京都の私塾という塾の英語の先生様ですか。
精読、京大、まさに私塾式英語学習と似ているのですが。
289ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/10 22:59 ID:6dxYnpTU
looks like being halted and even reversed について

looks halted and reversed ではなく
わざわざ like being が入っていることに注目し
「止まる・逆になる」は既に完了したのではなく、
今なお進行中の出来事であることは意識しておきたい。
なお、ともに受動態になっているが、これは erosion が先行したせいなので
和訳の際は無理に受け身にする必要はないと考えた。

(A) The erosion looks like being halted.
   「浸食は・止まりつつある・ようだ」

(B) The erosion looks like being reversed.
   「浸食が・逆になってきている・ようだ」
  ※ 「逆に」とは、前文で述べられたように
     これまでは音楽の授業時間は他の教科などに回されたりしてきたが、
     それが今では逆に音楽が、他の教科の時間を割いてまで授業されるように
     なってきているということを言いたいらしい。
290ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/10 23:00 ID:6dxYnpTU
第4文

But with the help of science,
   しかし、科学のおかげもあって
this erosion of time devoted to music
   こうした音楽に向けられた時間の浸食は
looks like being halted and even reversed.
   止まりつつあるようだし、逆にさえなってきているようだ。

(意識したこと)
 ・ this erosion of time は第3文の competing demands の言い換えと意識する。
 ・ devote の訳語は >> にも出てきた「向けられる」を採用してみた。
 ・ reversed の意味は >> で考えたが、ここでは直訳のままにした。
(文脈上注意したことなど)
 ・ 科学的な研究結果によって、学校教育における音楽の地位が
   ようやく高まりそうな機運があるということが言いたいと受け取った。
291ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/10 23:15 ID:6dxYnpTU
>>288
>あなたはもしかして京都の私塾という塾の英語の先生様ですか。
>精読、京大、まさに私塾式英語学習と似ているのですが。

できましたら、
その「私塾式英語学習」少しでも紹介していただけませんか。
ぜひ参考にしたいです。

思わず検索してその塾のホームページまでは見つけたのですが、
内容までは詳しく分からなかったので。
292塾生:02/06/11 05:45 ID:/I9JImkQ
自分は英語が得意ではないので詳しいことはいえませんが、
 文脈上の注意や
 意識すべき点
 単語を暗記した訳ではなく文脈から捉えられているので
てっきり私塾の英語の先生かとおもってしまったのです。
よく行間をよめともいわれます。読んでいるうちに活字が躍りだすという
冗談(笑)もでてきます。
 私塾は大きな塾ではないです。数学のほうが有名かも知れません。
講習とかで高3の「京大英語」や「英文精読」の講座を取ると
じっくり丹念に読む授業を教えてもらえます。

教材は過去問中心ですが、並行して「基本構文540」とか、
中学のときは「アメリカ口語教本」とか使っていました。

ここのスレッドは、すごく勉強になります。ありがとうございます。
293ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/11 15:07 ID:/ksSMxY+
>>292

詳しいご説明ありがとうございます。

中でも「アメリカ口語教本」というのに興味を引かれました。
これって「全部丸暗記したら会話が出来る」って良く言われている本ですよね。
今はする余裕がとてもありませんが、いつかはやらねばならない本と思ってました。
中学のときということですから、入門編か初級編だと思いますが、
その時分にこういう良質の詰め込みをしておくと後々大きいんでしょうね。
294ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/12 14:07 ID:YcVaKwKv
大問2番
第2段落 (82 words)

According to one scientific study,
music raises the learning capacity in so-called “hard” subjects as mathematics and physics
in addition to language acquisition, and this should help restore a more balanced curriculum.
-------ここから下線部和訳対象箇所------------------------------------------
Researchers, in the paper on music and spatial task performance,
reported that listening to as little as ten minutes of Mozart’s music
produced an elevation in brain power lasting ten to fifteen minutes,
a finding that triggered much of the current interest in the positive effect of music on learning.
-------下線部和訳対象箇所ここまで------------------------------------------
295ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/12 19:55 ID:YcVaKwKv
第28回

第2段落
第1文 (1/3)

According to one scientific study,
296ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/12 19:56 ID:YcVaKwKv
「according to 〜」の具体例

● according to a recent survey
     ある調査によると
● according to an agreement
     合意に基づき
● according to an ancient custom
     古い慣習に従って
● according to an authoritative book
     ものの本によると
● according to an old saying
     古い諺によると
● according to experts
     〜と専門家は指摘する
● according to government sources
     政府筋によると
● according to my experience
     私の経験では
● according to precedent
     前例に従って、先例に従って
● according to rumor
     下馬評では
● according to this hypothesis
     この仮説によれば
● according to what I heard
     私の聞いたところ^では[によると]
297ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/12 19:56 ID:YcVaKwKv
引用する際の表現について

● according to (A), (B)
     AによればB
● 〜, as can be seen in the following quotation:
     次の引用にみられるように
● To quote (A), “ (B) ”
     Aの言葉を引用すると、「B」
● To borrow (A)’s phrase, “ (B) ”
     「Aの言い方をそのまま借りれば、「B」である。
● Let us consider the following quotation
     次の引用を考察してみよう。
● to use (A)’s term
     Aの言葉を使えば、
● It was found from the result that 〜
     結果から〜ということがわかった。
● The result indicated 〜
     結果は〜を示した。
● The following results were obtained:
     次のような結果が得られた。
● The result clearly shows that 〜
     「その結果は〜ということを明らかに示している。
298ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/12 19:56 ID:YcVaKwKv
第1文 (1/3)

According to one scientific study,
   ある科学的研究によると

(文脈上注意したことなど)
 ・ 第1段落の最後で「科学のおかげで…」とあったので、
   その具体的な内容の紹介が始まると考える。
299現役高3三分訳:02/06/12 21:51 ID:/Tg2mziR
According to one scientific study,
music raises the learning capacity in so-called “hard” subjects as mathematics and physics
in addition to language acquisition, and this should help restore a more balanced curriculum
とある科学的研究によると
音楽は言語習得に加え、数学や物理と言ったいわゆる
”むずかしい”科目における学習を容易にし、
我々はより均衡のとれたカリキュラムが組みやすくなる。
300現役高3三分訳:02/06/12 21:56 ID:/Tg2mziR
↑無視していただいて結構です。
301大学への名無しさん:02/06/12 22:18 ID:gRESLDKG
良スレAGE。
京大英語と銘打って門前払いさせるのは惜しいyo。
302京経君:02/06/13 03:18 ID:qWQ5/AgY
>>299
訳おかしいで
303現役高3三分訳:02/06/13 19:25 ID:m/dW5W2I
>302あ、そう。
304ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/13 21:03 ID:L+A69CZe
第29回

第2段落
第1文 (2/3)

music raises the learning capacity
in so-called “hard” subjects
as mathematics and physics
in addition to language acquisition,
305ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/13 21:03 ID:L+A69CZe
「能力」の類義語

● capacity
     人や物があることを受け入れ、それをうまく処理する能力、
     受容力・収容力など潜在的な能力を表す

● ability
     人間があることを実際に成し得る知的・肉体能力

● talent
     音楽のような芸術的な才能。生まれながら備わっているが、
     努力によってさらに高度なものへと高められた才能。

● faculty
     ある分野における先天的お呼び後天的に備わった特殊な知的能力や
     身体機能や精神機能を表す
306ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/13 21:04 ID:L+A69CZe
「習得する」 の類語について

● acquire
     知識・学問などを努力して得る・学ぶ・習得する
● master
     熟達して、完全に習得する。究める。
● learn
     勉強・練習などによって知識・技術などを習い覚える・習得する
● study
     【注】努力して学ぶ過程を表わすので、「習得」という意味はない。
● achieve
     学業の上で一定の標準に達する。功績を立てる・名声を博す。
● attain
     達成が困難な目的・望みなどを努力して成し遂げる・達成する
● accomplish
     ある特定の仕事・目標などを努力を払って完成・達成する
307ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/13 23:14 ID:L+A69CZe
the learning capacity in so-called “hard” subjects について

● 「動名詞」+「名詞」
     基本的には「〜するための…」と考えられる。
     アクセントは動名詞の方に来る。
   a thinking process 「考える(ための)過程」→「思考過程」
   living expenses  「生活する(ための)費用」→「生活費」
  したがって、
   the learning capacity 「学ぶ(ための)能力」→「学習能力」

● learning subjects だったならば
  「科目を学ぶこと」のように、subjects を learn の目的語と考えられる。
  しかしこの文は、learn と subjects が分離して、
  しかも subjects の前には前置詞もついているのだから、別の解釈をすべきだろう。
  「in」は「分野」と考え「〜分野における学習能力」としておく。

  なお「capacity」の語源は「容量」であるから、
  「能力」は「その時点での能力」ではなくて、
  「素質・可能性」であることは意識しておきたい。
308ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/13 23:15 ID:L+A69CZe
第1文 (2/3)

music raises the learning capacity
   音楽は、学習能力を高める。
in so-called “hard” subjects
   いわゆる「ハード」な科目における
as mathematics and physics
   数学や物理のような
in addition to language acquisition,
   言語を習得することに加えて、

(意識したこと)
 ・ raise は、大問1番の冒頭にあった lift と同じように、
   「〜を高める」「〜を向上する」としておく。
 ・ capacity は「「その時点での能力」ではなくて、
  「素質・可能性」であることを意識しておく。
 ・ a hard task の場合、「難しい仕事」の他に「つらい仕事」「骨の折れる仕事」
   のような訳も考えられる。このためあえて「ハード」と曖昧なままにしておく。
 ・ 「language acquisition」は述語化して訳しておきた。

(文脈上注意したことなど)
 ・ 音楽の効能の例と意識する。
309おっさん ◆JNJWBw92 :02/06/14 00:05 ID:qNJ4xrRo
あげとくね。
310 :02/06/14 01:33 ID:EieLCZfD
>>303
ワラタ
311京経君:02/06/14 02:31 ID:DIwUivsl
余計なこと言うてしもうたのう…
312塾生:02/06/14 02:56 ID:dsXb5BTd
ご無沙汰しております。
中学生の口語教本は「初級編」でした。
カセットで授業中に音読もしました。

あとプログレスを使うクラスもありますが、こちらは口語教本使うクラスよりは
受講者が少ないです。

313ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/14 22:39 ID:M/FWb5xj
第30回

第2段落
第1文 (3/3)

and this should help restore
a more balanced curriculum.
314ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/14 22:40 ID:M/FWb5xj
should について

当然の推量 「当然〜のはずです」
確実性の度合いは、 may よりも強いが、 must よりは弱い。

If they are coming by bus, they should arrive about six.
   「バスで来るのなら、6時ごろには着くはずだ。」

The Sasakis should have arrived in London by now.
   「佐々木さん一家はいまごろはロンドンに着いているはずだ。」

Since he was born in 1927, he should be over sixty now.
   「彼は1927年の生まれだから、もう60を越しているはずだ。」

I thought this plan should work, but it doesn’t.
   「彼はこの計画がうまくいくはずだと思ったが、だめだ。」

He earns a good salary, so he shouldn’t be badly off.
   「彼はいい給料を取っているのだから、生活が苦しいはずはない。」
315ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/14 22:41 ID:M/FWb5xj
should について その2

控えめな表現 :断定を避けた言い方
動詞 say, think, imagine, suppose などにつける。
おもに英語で使われ、米語では would の方が多い。

I should say she’s over forty.
   「彼女は40歳は越えているでしょう。」

Can you come by seven? / I should think so.
   「7時までに来られますか。/ 行けるだろうと思います。」

I should think so.
   「そうだと思いますけど。」

This picture is well painted, I should say.
   「この絵はうまく描けていると言っておきましょう。」
316ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/15 01:03 ID:IEI+DANw
第1文 (3/3)

and this should help restore
   そしてこのことは取り戻すのに役に立つはずだ。
a more balanced curriculum.
   よりバランスのとれたカリキュラムを

(意識したこと)
 ・ should は「当然〜はずだ」と解釈した。
(文脈上注意したことなど)
 ・ this は前段で述べた、主要教科の勉強に音楽が良い影響を与えること。
 ・ restore は「前にあった状態を再び取り戻す」というニュアンスがあるから、
   本来のあるべきカリキュラムに回帰すると受け取る。
317ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/15 12:21 ID:IEI+DANw
第31回

第2段落
第2文 (1/3)

Researchers,
in the paper on music and spatial task performance,
reported
318ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/15 22:53 ID:IEI+DANw
spatial task performance について

perform a task「課題を実行する」の名詞構文とまず理解したい。

「spatial task」が正直良く分からない。辞書にも載っていない。
「音楽が数学にも影響を与える」という文脈なので、
「spatial task」も数学と関連があると推察できる。
「空間認知spatial perception」がそれに近いものと思われる。

なお、検索をかけてみたところ、
「Music and Spatial Task Performance」という題の論文がいくつか見つかった。
日本語訳がないので、学問上の定訳は分からなかったが、
内容は上記のもので良いようだ。
319ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/15 22:53 ID:IEI+DANw
「仕事」の類義語

● work
     努力して行なう肉体的・精神的な仕事
     お金を稼ぐ稼がないを問わず、あらゆる種類の仕事を表す一般的な語。
● job
     お金を稼ぐ目的で、一時的であろうと永続的であろうと、
     とにかく一定期間従事する個々の具体的な仕事や職業
● occupation
     それに従事している人の背景に関係なく、改まった場面で使う。
     日本語の「職業」のイメージに近い。【例:職業欄】
● profession
     自分の思想を社会に対して、公言・断言出来るような職業。
     医者・弁護士・聖職者・教師・技術者など
     特別な訓練や教育を受けた人が就く職業
● vocation
     使命感をもって従事する天職
     お金を稼ぐというより人の手助けとなるような一生涯をかけてやる仕事。
● career
     成功を求めて生涯を通してしたいと思っている職業や経歴
● labor
     骨の折れるつらい肉体的労働
● toil
     長い間続く肉体的・精神的に疲れる仕事
● duty
     義務としてやらなければいけない特定の任務・職務
● mission
     通例外国への使節団・派遣団。特命。
     語源から「送られる」というニュアンスがある。
● task
     つらくて骨の折れる課された仕事
● assignment
     学生の宿題・研究課題。「割り当てられた」というニュアンスがある。
320ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/15 22:53 ID:IEI+DANw
第2文 (1/3)

Researchers,
   研究者は、
in the paper on music and spatial task performance,
   音楽と「空間的課題の実行」に関する論文の中で、
reported
   報告しました。

(意識したこと)
 ・ Reseachers reported の部分は、実際は訳出の工夫が必要と思われる。
 ・ 前置詞「on」は「about」より学問的内容のものに用いる
   ことから「〜について」より硬い表現の「〜に関する」を使った。
 ・ 
(文脈上注意したことなど)
 ・ one scientific study を更に具体的に述べると思われる。
321スピーカー:02/06/15 22:53 ID:4GOyJktH
いっそメモ用紙代わりに使うかな
322ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/16 10:45 ID:g9k0RG+5
第32回

第2段落
第2文 (2/3)

that listening to as little as ten minutes of Mozart’s music
produced an elevation in brain power
lasting ten to fifteen minutes,
323 :02/06/16 19:33 ID:AlycEcxf
age
324ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/16 22:23 ID:g9k0RG+5
produced an elevation in brain power について

raises the learning capacity をより具体的に言い換えたと考えたい。
   raise → produce an elevation
   the learning capacity → brain power

 brain power elevates → an elevation in brain power
という名詞構文と考え、前置詞「in」は「〜が」と訳出した。

Listening to music produced an elevation in brain power
「音楽を聴くことは」、「脳の力」が「向上する」という状態を「作り出す」。
           ↓
「音楽を聴くと」、「脳の力」は「向上する」
325ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/16 22:23 ID:g9k0RG+5
an elevation in brain power の前置詞「in」について

●「変化・変動」+ in + 物理量
   ・ a change in temperature
   ・ a fluctuation in voltage
●「増加・減少」+ in + 物理量
   ・ an increase in pressure
   ・ decrease in sales
●「差・ばらつき」+ in + 物理量
   ・ a difference in price
   ・ variations in voltage

an elevation in brain power は、「増加・減少」+ in + 物理量 にあてはまりそうだ。

通常は、「気温の変化」「圧力の上昇」「価格の差」のように
「〜の…」と訳出する。
ただし、名詞構文の際は、
「気温が変化する」「圧力が上昇する」「価格に差があると」のように
「〜が…する」を中心に、さまざま訳出が考えられる。
326大学への名無しさん:02/06/17 00:01 ID:reePpJN0
あほが頑張ってるね。あいかわらず。その調子でいっちゃてください。
327ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/17 00:15 ID:y5gUs70b
第2文 (2/3)

that listening to as little as ten minutes of Mozart’s music
   モーツァルトの音楽をほんの10分ぐらい聴くと、
produced an elevation in brain power
   脳の力は向上する。
lasting ten to fifteen minutes,
   (そしてその向上は)、10分から15分続く

(意識したこと)
 ・ as little as は「〜だけでも」のニュアンスがあると思う。
 ・ lasting以下は、elevationに対する連体修飾語ととるべきと思われるが、
   elevationの部分を名詞構文を意識した訳にした場合つながりが悪くなるので、
   あえて分詞構文のように訳してみた。

(文脈上注意したことなど)
 ・ that以下は報告の内容。
 ・ より具体的な話になってきた。
328ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/17 11:28 ID:y5gUs70b
第33回

第2段落
第2文 (3/3)

a finding that triggered
much of the current interest
in the positive effect of music on learning.
329大学への名無しさん:02/06/17 18:51 ID:zOy8X9v7
a finding that triggered much of the current interest in the positive effect of music on learning.
そして、このことには学習における音楽のもたらす影響が、肯定的なものであるということで
現在、多くの関心が寄せられている。
330329(現役高V):02/06/17 18:55 ID:zOy8X9v7
勉強になります。
331大学への名無しさん:02/06/17 18:56 ID:Pw8r/NwA
oi,>>329.
その和訳は 合っているのか?
332キリソワソチャソ:02/06/17 18:57 ID:iaops5Ug
正味意味あるのだろうか

誰か答えプリーズ
333329(現役高V):02/06/17 18:58 ID:zOy8X9v7
語源や前置詞の訳し方はもちろんのこと、京大の問題ってテーマに関する知識
がある程度いりますよね?文脈把握のためには広くいろんな知識も必要かと・・
334331:02/06/17 19:00 ID:Pw8r/NwA
>>329
オマエの和訳は、どうがんばって眺めても間違っているように見えるぞ.(w
335329(現役高V):02/06/17 21:35 ID:d/k//qjq
というか適宜単語とか語順に当てはめて訳したわけじゃない。
より正確な訳を書くこともできる。(w
336ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/17 21:36 ID:y5gUs70b
triggered interest in 〜 について

「〜への関心のきっかけとなった」が直訳。
「…がきっかけとなって〜」「〜に対して関心がもたれるようになった」
と考えたい。

current は素直に「現在」と副詞化できるが、問題は much の処理。
「much of the interest」であるから、
「関心の大部分に対するきっかけ」であって、
他にも関心の原因はあると考えられるから、
その辺も考慮して訳したい。

そこで、
「主に…がきっかけとなって」「〜に対して関心がもたれるようになった」
と考えてみた。
337ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/17 21:37 ID:y5gUs70b
the positive effect of music on learning について

「Music effects learning」の名詞構文と考えたい。
「音楽が」「学習に」「効果を与えること」

「positive」の訳の候補はたくさん考えられる。
   「積極的な・前向きの・建設的な」
   「明確な・明白な・はっきりした・自信のある・確信している」
   「肯定的な・肯定の」「陽性の・正の・プラスの」「上向きの・見通しの明るい」
音楽の効能を具体的に述べている文脈なので、
肯定的ニュアンスは、はっきり訳出したいところだ。

「音楽が」「学習に」「はっきりとした良い」「効果を与えること」
としておく。
338ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/17 21:38 ID:y5gUs70b
第2文 (3/3)

a finding that triggered
   これは、きっかけとなった研究結果である。
much of the current interest
   現在の関心の大部分の (→きっかけ)
in the positive effect of music on learning.
   音楽が学習にプラス効果を与えることに対する (→関心)

(意識したこと)
 ・ a finding の直前のコンマは、「同格」のコンマと受け取る。
   a finding は「発見」が中心的意味だが、「調査結果・研究結果」
   という訳もあったので、文脈上こちらを採用した。
 ・ ここでは positive を簡潔に「プラスの」としておいた。
339ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/17 22:22 ID:y5gUs70b
much について

● 単独で名詞または代名詞として用いるケース

   Much of what you say is true.
     君の言うことの多くは本当だ。

   Much has been said about the psychological effects of music on human behavior.
     音楽が人間の行動にもたらす心理的効果について様々なことが言われてきた。

・ 肯定文では主語として用いる場合が、ほとんど。
   否定文・疑問文で用いるのが much の用法の基本である。

 ・ 上記以外の場合は、
     a lot of 〜・a plenty of 〜・a good deal of 〜
     a great quantity of 〜・a great amount of 〜
   などを代わりに用いることが多い。

● 今回の文では、「much of 〜」は目的語として使われており、
  上記の用法に従っていない。
  しかし他に訳しようもないので、ふつうに代名詞として考えた。
340京経君:02/06/17 22:43 ID:sDK50Zub
>>329
それはやりすぎだよ
誰でもいいからせめて対話形式でやらないと
間違いを指摘してもらう機会がなくなっちゃうよ
気をつけて
341ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/18 00:23 ID:Ej8HJnOQ
語源「-cur」「-course」「走る」について

● current → 走っている →「現下の・流通する」
● concur → con ( = together ) + cur「共に流れる」→「同意する」
● excursion → ex ( = out ) + cur +sion「外へ走り出る」→「遠足・旅行」
● incur → in ( = into ) + cur「災いの中に走り込む」→「危険などを身にに招く」
● occur → oc ( = before ) + cur「目の前で流れる」→「生ずる・起こる」
● recur → re ( = again ) + cur →「立ち返る・循環する」
● succour → suc ( = under ) + cur「下へ走っていって持ち上げてやる」→「救助する」

● course → 走ること・流れること →「進路・課程・慣行・前進」
● concourse → con ( = together ) + course「共に流れること」→「大通り・広場」
● discourse → dis ( = apart ) + course「話題を巡ってあちらこちらと走り回る」
                   →「談論・論説・論文・論ずる」
● intercourse → inter ( = between ) + course「互いに流れあう」→「交際・通商」
● recourse → re ( = back ) + course「流れ返る」→「頼ること・頼みとする人」
342大学への名無しさん:02/06/18 04:35 ID:knrD9QpB
言葉の意味はよくわからんがとにかくすごい自信だ。
343大学への名無しさん:02/06/18 04:36 ID:knrD9QpB
いや尊敬してますけどね、正直。
すごい高校生もいるんですね。
344ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/18 14:02 ID:Ej8HJnOQ
大問2番
第3段落 (110 words)

The observation of the close relationship between music and mathematics
stretches back for a couple thousand years.
Pythagoras acknowledged the importance of proportion in harmony and melody.
Mozart’s sudden musical development, too, shows math and music are connected.
The musical genius was initially cool towards the profession that would later bring him great fame,
leading a happy and not too burdened childhood, learning his lessons,
whatever they were, easily and quickly.
-------ここから下線部和訳対象箇所------------------------------------------
Then Mozart suddenly exploded with a passion for music,
filling every bit of space in the house with scribbled figures
after he learned the fundamentals of arithmetic.
His passion for music was closely connected to his understanding of mathematics.
-------下線部和訳対象箇所ここまで------------------------------------------
345浪人生:02/06/18 14:50 ID:FAx2KFl1
本番でもこのようなやり方を通せるのか、と疑問にオモタ。あくまでこれは、英語を読むというスタイルを貫いているのだろうか。
346 :02/06/18 15:34 ID:kYC0tMoZ
>>329は何?
347現役V:02/06/18 21:29 ID:XPloEBtt
>>342>>343>>345 これらは俺の書き込みに対するレスですか?
348現役V:02/06/18 21:32 ID:XPloEBtt
というか度重なる書き込みでルハインリッヒ ◆/wteuWc6の作成したスレッド
を汚しているような気がしてきたが、どうですか?
349ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/18 23:29 ID:Ej8HJnOQ
第34回

第3段落
第1文

The observation
of the close relationship between music and mathematics
stretches back for a couple thousand years.
350ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/18 23:30 ID:Ej8HJnOQ
The observation of the relationship について

名詞構文としてやはり考えたい。

the observation of the relationship  「関係の観察」
      ↓
We observe the relationship  「関係を観察すること」

したがって、前置詞「of」は目的格を表すものと思われる。

なお、observe の語源については、>>273 を参照。
351ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/18 23:30 ID:Ej8HJnOQ
stretches back for a couple thousand years について

「stretch」は、「…に広がる・及ぶ・達する」という意味で、
通常、方向を表す副詞を伴う。

この文では「for a couple thousand years」という語句を伴っているので、
物理空間的に「…に広がる」というより、やや比喩的に
「時・記憶などが…に続く・及ぶ・わたる」という意味に受け取りたい。

なお今回は「back」を伴っているので、「〜に遡る」とでも訳せそうだ。
352ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/18 23:30 ID:Ej8HJnOQ
stretch の自動詞の用法について

● 伸びる・伸縮性がある【中心的意味】
    Rubber stretches.
      「ゴムは伸びる。」

● …に広がる・及ぶ・達する【空間的な事柄に応用】
    The forest stretched for miles.
      「森林は何マイルも続いていた。」
    Desert stretches eastward across Arabia into Central Asia.
      「砂漠は東の方へアラビアを横切り中央アジアにまで延びている。」

● 時・記憶などが…に続く・及ぶ・わたる【時間的な事柄に応用】
    His memory stretches back to the 1890s.
      「彼の思い出は 1890 年代にさかのぼっている。」
353ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/18 23:32 ID:Ej8HJnOQ
第1文

The observation
   観察することは、
of the close relationship between music and mathematics
   音楽と数学の間の密接な関係を
stretches back for a couple thousand years.
   2〜3千年間にも遡って続いている。

(意識したこと)
 ・ 「stretches back for a couple thousand years.」は、
   要するに「長い期間にわたって、観察が行われてきた」
   ことが言いたいものと理解しておく。

(文脈上注意したことなど)
 ・ 第2段落の話の流れだと、「最新の研究」によって
   音楽と数学の関係が分かったようにもとれるが、
   そうではないことを述べていくようだ。
354ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/19 11:05 ID:/38WvoJw
第35回

第3段落
第2文

Pythagoras acknowledged
the importance
of proportion in harmony and melody.
355ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/19 23:04 ID:/38WvoJw
the importance of proportion について

やはり名詞構文として考えてみる。

   the importance of proportion  「均整の重要性」
         ↓
   proportion is important  「均整が重要であること」

前置詞「of」を「主格」として解釈。
356ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/19 23:05 ID:/38WvoJw
「認識」の類語について

● acknowledge
    …の事実[存在]を認める
      He acknowledged his faults.「彼は自分の欠点を認めた。」
● recognize
    …を事実[正当]であると認める・認知する・承認する
      We recognized a new government.「新政府を承認する。」
● admit
    弁解・証拠などを認める
      I admit that it's true.「それが本当だと認める。」
● concede
    しぶしぶ事実[妥当]と認める
      He conceded an election.「彼は選挙の敗北を認めた。」
357ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/19 23:06 ID:/38WvoJw
第2文

Pythagoras acknowledged
   ピタゴラスは認めた。
the importance
   重要であると
of proportion in harmony and melody.
   和声と旋律の均整が

(意識したこと)
 ・ 「和声と旋律の均整が重要だ」という法則性の存在を認めたと解釈する。
 ・ harmony は「調和」という訳語もあるが、
   文脈から音楽用語と受け取るのが自然なので、
   「和声」という訳語を当ててみた。

(文脈上注意したことなど)
 ・ 古くから観察が行われたことの具体例が出てきた。
 ・ ピタゴラスは言うまでもなく数学者の代表である。
   その彼が音楽と関連があったことを言いたいようだ。
358ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/20 13:18 ID:EokCA4fZ
第36回

第3段落
第3文

Mozart’s sudden musical development, too,
shows math and music are connected.
359ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/20 17:22 ID:EokCA4fZ
Mozart’s sudden musical development について

これもまた名詞構文として考えたい。

Mozart’s sudden musical development
「モーツァルトの突然の音楽的発展」
       ↓
Mozart suddenly developed his musical talent.
「モーツァルトが突然に音楽の才能を伸ばしたこと」

「develop」の中心的意味はもちろん「発展させる」だが、
「知能・知性などを伸ばす・啓発する」のような意味として理解した。
これをふまえて「talent」という語を補ってみた。
360ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/20 17:22 ID:EokCA4fZ
語源「-velop」「= warp包む」について

● develop → de ( = apart ) + velop「包みを広げる」
      →「発展させる(する)・発達させる(する)」
       「資源などを開発する・鉱山などを開く・宅地などを造成する」
       「知能・知性などを伸ばす・啓発する」
       「計画・議論などを展開する・進展させる」
       「フィルムを現像する」
       「症状などが現れる」
    派生語 : development

● envelop → en ( = in ) + velop「包み込む」
      → 「包む・おおう」( ※ wrap の方が一般的 )
    派生語 : envelope, envelopment
361ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/21 00:12 ID:8B3Ee5Sk
「show」の関連語について

● show
     人にものを見せる意味の最も普通の語
● display
     ものの美しさ・よい所をはっきり示すように展示する
● exhibit
     人の目を引くように公衆の前に展示する
● expose
     隠れていたものを暴露する
362ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/21 00:12 ID:8B3Ee5Sk
第3文

Mozart’s sudden musical development, too,
   モーツァルトが突然に音楽の才能を伸ばしたこともまた、
shows math and music are connected.
   数学と音楽が関連があることを教えてくれます。

(意識したこと)
 ・ showは「…ということを明らかにする・教える」という
   訳語を採用した。

(文脈上注意したことなど)
 ・ 2つ目の具体例。
 ・ モーツァルトは言うまでもなく大音楽家。
   1つ目の例が数学家だったので、その逆の例らしい。
363ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/21 15:14 ID:8B3Ee5Sk
第37回

第3段落
第4文 (1/2)

The musical genius was initially cool
towards the profession
that would later bring him great fame,
364ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/22 00:15 ID:3o+SMWaz
「bring」「take」 について

● bring
   ・ 話し手のいる場所に「持ってくる」
   ・ 話し手がこれから行こうとしている場所に「持っていく」
   ・ 聞き手がいる場所に向かって「持っていく」

       ※ 2番目のケースが「take」と混同しやすい。

● take
   ・ 第三者のところへ「持っていく」

つまり、
 「go」←→「come」の関係と、
 「take」←→「bring」の関係は同じ。
365ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/22 00:15 ID:3o+SMWaz
第4文 (1/2)

The musical genius was initially cool
   この音楽の天才は、初めのうちはよそよそしかった。
towards the profession
   その専門職に対して
that would later bring him great fame,
   のちに彼に、大いなる名声をもたらすであろう (→profession)

(意識したこと)
 ・ 「cool」は多義語なので迷う。
 ・ 「profession」はとりあえず「専門職」としておいたが、
   「音楽」のことを言っているのは明白。
   同義語については、>>319 を参照。

(文脈上注意したことなど)
 ・ モーツァルトの例がしばらく続きそうなこと。
   時系列的に「数学→音楽」というエピソードになるはず。
366ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/22 12:17 ID:3o+SMWaz
第38回

第3段落
第4文 (2/2)

leading a happy and not too burdened childhood,
learning his lessons,
whatever they were,
easily and quickly.
367ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/23 00:13 ID:z3N/0R0y
lead a happy and not too burdened childhood について

「happy」と「not too burdened」が並列で「childhood」を修飾している。

したがって、
「not」は「too」だけにかかっている部分否定の「not」

too burdened 「あまりに荷が重すぎる」
      ↓
not too burdened 「あまりに荷が重すぎる」「なんてことはない」

あくまで部分否定なので、ごく普通の苦労はそれなりにあったはず。
「苦になることが一切ない」という全否定とは、明確に区別しておきたい。
368ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/23 00:13 ID:z3N/0R0y
第4文 (2/2)

leading a happy and not too burdened childhood,
   そして楽しく、さほど苦にならない子供の頃を送っていた。
learning his lessons,
   そして、学課を学んでいた。
whatever they were,
   その学課がどんなものであれ、
easily and quickly.
   簡単に、すみやかに

(意識したこと)
 ・ 「leading〜」「learning〜」は分詞構文だが、
   前から読んでいくために「そして〜した」と簡単に訳しておいた。

(文脈上注意したことなど)
 ・ 「learning〜」の部分は、
   「leading〜」の、特に「not too burdened」の部分の
   具体的な話だと受け取る。
369ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/23 11:04 ID:z3N/0R0y
第39回

第3段落
第5文 (1/2)

Then Mozart suddenly exploded
with a passion for music,
370大学への名無しさん:02/06/23 22:45 ID:kHKa8lcp
(・∀・)
371ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/24 00:24 ID:6LlaWDp4
語源「plaud-」「-plode」(=strike, clap打つ) について

● explode → ex ( =out ) + plode「手を叩いて俳優を舞台から追い出す」
        「爆発する・打破する・論破する」
   派生語: explosion, explosive

● applaud → ap ( =together ) + plaud「共に拍手する」
        「拍手喝采する・褒める」
   派生語: applause

● plausible → 「思わず拍手したくなるような」
        「もっともらしい・口先のうまい」
   派生語: plausibility
372ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/24 00:24 ID:6LlaWDp4
explode with について

explode + with + 「感情を表す名詞」
「〜という感情と共に(自分自身を)爆発させる」→「感情を爆発する」

● explode with anger 「カッとなって怒る」
● explode with rage 「カッとなって怒る」
● explode with joy 「喜びで沸きかえる」
● explode with laughter 「どっと笑いが起こる」

なお、「explode in anger」のように前置詞「in」のケースもあるようだ。
373ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/24 00:25 ID:6LlaWDp4
第5文 (1/2)

Then Mozart suddenly exploded
   その後で、モーツァルトは突然、爆発した。
with a passion for music,
   音楽に対する感情を


(意識したこと)
 ・ 「explode with」は「(感情などを)爆発させる」
   このため「passion」を「感情」としておいた。
   もちろん「激しい感情」というニュアンスは感じておきたい。
   ただしこの「感情」は「理性と対比しての感情」というニュアンス。
   「数学=理性」「音楽=感情」という対比が隠れていると思う。

(文脈上注意したことなど)
 ・ thenは文脈から時間的な前後関係を表すものとした。
374ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/24 11:53 ID:6LlaWDp4
第40回

第3段落
第5文 (2/2)

filling every bit of space in the house
with scribbled figures
after he learned the fundamentals of arithmetic.
375ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/25 01:20 ID:dD5OPhKN
fill A with B について

fill + 【場所・空間】 + with + 【物】
【場所・空間】を【物】で満たす・いっぱいにする

● Fill the bottle with water.
   「その瓶に水をいっぱい入れなさい。」
● She filled her notebook with sketches.
   「彼女はノートに写生をたくさんした。」
● Fill in the blanks in the following sentence with suitable words.
   「次の文の空所を適当な語で埋めよ。」
     ※ fill in の「in」は副詞

今回の文は、3つ目の用例に似ている。
「いっぱいにする」=「文字・数字をいっぱいに書き込む」と考えられる。
376ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/25 01:20 ID:dD5OPhKN
第5文 (2/2)

filling every bit of space in the house
   家の中のわずかな場所でも全て、いっぱいにしているうちに、
with scribbled figures
   殴り書きの数字で
after he learned the fundamentals of arithmetic.
   彼は、算数の基礎を学んだ後に

(意識したこと)
 ・ 「space」は「数字を書き込める空間」と考えた。
   「a bit of 〜」は「わずかな〜」。
   「そんなわずかな空間をくまなく」と考えたい。

(文脈上注意したことなど)
 ・ 「数学=理性」が「音楽=感情」のトリガーになったことが言いたいらしい。
   分詞構文の訳仕方もこのことをふまえておきたい。
377ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/25 23:36 ID:dD5OPhKN
第41回

第3段落
第6文

His passion for music was closely connected
to his understanding of mathematics.
378ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/25 23:36 ID:dD5OPhKN
his understanding of mathematics について

understanding は一見動名詞のようにも見えるが、
前置詞が続いているので、やはり名詞。
したがって、この文も名詞構文として解釈しておく。

his understanding of mathematics
「彼の」「数学の」「理解」
       ↓
He understood mathematics.
「彼が」「数学を」「理解した」こと
379ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/25 23:37 ID:dD5OPhKN
connect A to B について

● connect A to B
   These terminals are connected to our mainframe computer.
     「これらの端末は、メインフレームに結びついている。」

● connect A with B
   Technology connects science with industry.
     「科学技術は科学と産業を結びつける。」
   He was unfortunate in connecting himself with a failing business.
     「だめになりかけている商売に関係した彼は不運だった。」
   People from other countries often connect Japan with Mt. Fuji.
     「外国人は日本というと富士山をよく連想する。」

前置詞「to」「with」の違いは、辞書などでは調べきれなかった。
前置詞本来の意味で考える限り、
「to」の方が「一方通行」的なイメージを持っているように思う。
380ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/25 23:37 ID:dD5OPhKN
第6文

His passion for music was closely connected
   彼の音楽に対する感情は、密接に結びついていた。
to his understanding of mathematics.
   彼が数学を理解したことに

(意識したこと)
 ・ 「was connected」は「状態」と受け取る。
 ・ 「算数の基礎を学んだ後」→「音楽に対する感情を爆発」
   というここまでの話の流れから、
   「understanding」は「理解している」ではなく
   「理解した」と訳した。
381京経君:02/06/26 05:28 ID:h7jkJHtS
ハインリヒはやっぱブラインドタッチは完全に身につけてるの?
このスレにかかる手間を考えたんだけど。
382ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/26 11:28 ID:b+dPhwH1
> ハインリヒはやっぱブラインドタッチは完全に身につけてるの?

ピアノを習っていたので、指先を動かすことは苦でなかったせいでしょうか、
タッチタイプはすぐにマスターしました。
以前調べたら、秘書検定1級のスピードをクリアしていました。

間違いなくノートに書くより速いです。
コピーや挿入といった加工処理も考えるとノートより更に楽です。
特に英語は、日本語変換がないし、MS-Wordでスペルチェックなども出来ますから。
辞書もPC上で使っているので、英語の勉強はPCの上でほとんどしてます。
383京経君:02/06/27 00:07 ID:jgMHaRQA
そうか
漏れもタイピングやろ
384ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/27 11:13 ID:AybTH2IO
大問2番
第4段落 (66 words)

Moreover, there are even recent findings that further clarify the linkage.
Researches connected the discovery to a complex theory about the way our minds are organized.
-------下線部和訳対象箇所ここまで------------------------------------------
In essence, scientists are saying
higher mental operations such as music and mathematics
use a common, structured, and spatial-temporal language
that allows people including children to work across seemingly
unrelated academic disciplines that are tied together by this communication link.
-------下線部和訳対象箇所ここまで------------------------------------------
385ツタンカートン(゚Д゚):02/06/28 21:30 ID:YBWSIDno
age
386大学への名無しさん:02/06/28 23:49 ID:38sd/3cI
ふたりだけでスレが動いている・・・
なんてきもちわるいんだ
387ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/29 11:36 ID:ZP59QCgN
第42回

第4段落
第1文

Moreover, there are even recent findings
that further clarify the linkage.
388ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/29 11:36 ID:ZP59QCgN
further について

● further
    通例「時間・数量・程度」の隔たり
● farther
    「空間」の隔たり

 ※ 実際には「空間」の場合にも further が用いられる傾向がある。
 参考: furthermore 「なおそのうえに・さらにまた」

【副詞】程度がさらに進んで
 ・ inquire further into a problem
     さらに問題の調査を進める。
 ・ I'll give you ten dollars, but I cannot go any further.
     10 ドルあげよう, だがそれ以上はだめだ。
389ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/29 11:37 ID:ZP59QCgN
「追加表現」の具体例

● further
● furthermore
● moreover
● besides
● in the same way
● in addition to 〜
● added to 〜
● over and above
● what is more
● over and beyond 〜
● additionally
● (and) also
● beyond that
● in passing
● incidentally
390ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/29 11:37 ID:ZP59QCgN
「clarify」について

● clarify
  ・ 液体などを澄ませる・浄化する
  ・ 意味などを明らかにする・はっきりと説明する
      Would you clarify that remark?
        「今おしゃったことをもう少しはっきりさせていただけませんか。」
  ・ 頭の働きをすっきりさせる

● clarification
  ・ 液体などを清めること・澄ますこと・浄化
  ・ 説明・解明
      The press asked for a clarification of his position.
        「報道陣は彼の立場についての説明を求めた。」

● clarity
  ・ 思想・文体などの明快・明晰
      have clarity of mind「頭脳明晰である」
      remember with clarity「はっきりと覚えている」
  ・ 音色の清澄
  ・ 液体の透明さ
391ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/29 23:13 ID:ZP59QCgN
第1文

Moreover, there are even recent findings
   そのうえ、最新の発見さえある。
that further clarify the linkage.
   その繋がりをさらに明らかにする → ( findings )

(意識したこと)
 ・ the linkageは、もちろん「音楽と数学の繋がり」。
 ・ clarifyは「明らかにする」と訳したが、
   「明快・明晰に説明する」と考えておく。

(文脈上注意したことなど)
 ・ 科学的研究がさらにあるとのこと。
   以下、その説明が始まりそう。
392大学への名無しさん:02/06/30 09:57 ID:+dSbwm4i
継続はちからなり。周りの目をきにせず続けてくれ。
393ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/30 11:29 ID:yqAbsDnw
第43回

第4段落
第2文

Researches connected the discovery
to a complex theory
about the way our minds are organized.
394ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/30 11:29 ID:yqAbsDnw
「complex」の類義語について

● complex
     種々の部分・要素から成っていて
     その理解に相当の研究や知識を必要とする複雑さをいう。
       The plot of the novel is quite complex.
         「その小説の筋は実に入り組んでいる。」

   【参考】 ・ the military-industrial complex「産軍複合体」
        ・ a housing complex「団地」
        ・ a great industrial complex「大工業団地・大コンビナート」

● complicated
     非常に複雑で理解・解決・説明が困難なことをいう。
       a complicated fracture「複雑骨折」

   【参考】 動詞「complex」には、
        ・ 紛糾させる・わかりにくくする・理解しにくくする
        ・ 病気などを悪化させる
        といったニュアンスがある。

● intricate → in + trica (hindrances邪魔) → 邪魔なものが入っている
     入り組んだ・複雑な・難解な
       an intricate jigsaw puzzle「複雑なジグソーパズル」
395ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/30 11:30 ID:yqAbsDnw
「the way」について

「どのようにして〜であるか」の意味で用いる。
 ・ 先行詞なしでhowだけで用いる。
 ・ 先行詞the wayだけでhowは伴わないで用いる。(the way howという形はない)
 ・ the way that という形で用いる。
 ・ the way in which という形で用いる。ただし文語。
のように、やや特殊な使い方になる。

1. That’s who they played tricks on their teacher.
   「そうやって彼らは先生にいたずらをしたのです。」
2. That’s the way they played tricks on their teacher.
   「そうやって彼らは先生にいたずらをしたのです。」
3. The film will show you the way the Indians lived in Alaska at that time.
   「その映画を見れば、その頃アラスカでインディアンが
    営んできた暮らしぶりが分かるでしょう。」

※ 今回の文の訳出は3の文も参考にしたい。
396大学への名無しさん:02/06/30 17:15 ID:R/1+kIIJ
ハイネが好きなのですか?
『「恋に狂う」とは言葉の重複である。恋とはすでに狂気なのだ。』
なんてのを見つけたよ。
397ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/06/30 23:33 ID:yqAbsDnw
第2文

Researches connected the discovery
   研究者は、その発見を結びつけた。
to a complex theory
   複雑な理論に
about the way our minds are organized.
   私たちの「頭の中」がどのように体系づけられているかに関する → ( theory )

(意識したこと)
 ・ 「the discovery」は「音楽と数学の間の繋がりを明らかにする発見」
 ・ 「a complex theory」が不定名詞であることは念頭に置いておく。
 ・ 「organized」には「頭の中が整理された」という意味もあったので、
   そのニュアンスも少し意識した。
 ・ 「the way」は「how」と解釈して訳してみた。

(文脈上注意したことなど)
 ・ 「minds」は、ここでは「肉体vs精神」という文脈ではなく、
   「感情(=音楽)」「理性(=数学)」の両方を意味する文脈なので、
   「頭の中」という訳語を使ってみた。
398ハインリッヒ :02/07/02 00:53 ID:xdadMO8v
第44回

第4段落
第3文 (1/2)

In essence, scientists are saying
higher mental operations such as music and mathematics
use a common, structured, and spatial-temporal language
399ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/07/02 01:49 ID:xdadMO8v
「operate」について

語源 「oper ( = work ) + ate」「働く」
動詞化語尾「-ate」には「〜させる」というニュアンスがある。

「働く」
  → 「物が働く」「物が仕事をする」【自動詞】
      ・ 機械が働く the computer operates
      ・ 器官が働く the human brain operates
      ・ 会社が経営されている Their firm operates abroad.
      ・ 〜が作用する The medicine operates on me.
      ・ 〜に不利に働く The new law operates against us.
      ・ 手術をする The surgeon operated on him.

  → 「人が物を働かせる」【他動詞】
      ・ 機械を運転する・操縦する
      ・ 工場・学校・店などを経営管理する

※ 注意
   手術をする The surgeon operated on him. の「外科医」が
   機械などと同じような扱いをされているのが面白い。
   他動詞として使わないように気を付けたい。
400ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/07/02 01:49 ID:xdadMO8v
「in」+「抽象名詞」 の具体例  つなぎ言葉として用いるもの

● in addition 「その上・なお」
● in advance 「あらかじめ・事前に」
● in amount 「しめて・結局・総計で・要するに・量は」
● in brief 「かいつまんで言えば・一言で言えば・手短に言えば」
● in case 「万一にそなえて」
● in conclusion 「結論として・最後に」
● in contrast 「対照的に・それにひきかえ」
● in effect 「事実上・実質的に」
● in essence 「本質においては」
● in fact 「実は・実際は」
● in principle 「原則として・大筋で」
● in retrospect 「今にして思えば・後から考えると」
● in short 「手短に言えば・早い話が・つまり」
● in summary 「要約すれば・手短に言えば」
● in turn 「順に・交代で・次々と」
401ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/07/02 01:49 ID:xdadMO8v
第3文 (1/2)

In essence, scientists are saying
   本質的には、科学者は以下のことを言っています。
higher mental operations such as music and mathematics
   音楽や数学のようなより高度な知的活動は、
use a common, structured, and spatial-temporal language
   共通の、構造化された、空間的で時間的な言語を使います。

(意識したこと)
 ・ a common, structured, and spatial-temporal language
   は形容詞がそれぞれ「language」にかかっている。
   ただ上の訳例のように、形容詞を列挙しても分かりづらいので、
   「共通の言語を使う。その言語は構造化されており、
   空間・時間に関わっています。」みたいに説明口調の方が
   理解しやすいのかもしれない。

(文脈上注意したことなど)
 ・ 第1文の「the linkage」の具体例の説明が始まった。
 ・ 「spatial」は当然第2段落の「spatial task performance」に関係してくる。
402ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/07/02 15:14 ID:xdadMO8v
第45回

第4段落
第3文 (2/2)

that allows people including children to work
across seemingly unrelated academic disciplines
that are tied together by this communication link.
403大学への名無しさん:02/07/02 15:38 ID:7+n5NINE
正直
ハインリッヒ
うざくなってきた
 (字余り字足らず)
404え。 ◆E/IQbyl. :02/07/02 19:38 ID:DqgDP2T3
>>403
氏ね。
405ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/07/02 22:24 ID:xdadMO8v
「allow」について
消極的に、または、暗黙のうちに相手に許可を与えるというのが基本。
個人の判断で非公式に許可を与えるというニュアンスを持つ。

●「〜するのを許す」「〜させておく」
  Allow me to introduce Mr. Smith to you.
    「スミスさんをご紹介いたします。」【改まった表現】

●「〜するのを可能にする」
  The money allowed him to go abroad.
    「そのお金で彼は外国へ行くことができた。」

注意すべき意味としては、

●「費用・時間などの余裕をみておく・見込む」という意味がある。
  We must allow an hour for getting to the airport.
    「空港につくのに 1 時間はみておかなければならない。」
 ※ 「時間を予め割いておくことを許す」から派生したと考えられる。

●「…を見越して金額などを割り引く」
  We can allow up to 10 percent for cash payment.
    「現金払いには 10 パーセントまでお引きしております。」
 ※ 「金額を予め割いておくことを許す」から派生したと考えられる。
406ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/07/02 22:24 ID:xdadMO8v
「許す・許可する」の同義語について

● allow
    消極的に、または、暗黙のうちに相手に許可を与えるというのが基本。
    個人の判断で非公式に許可を与えるというニュアンスを持つ。

  ※  反意語 forbid 個人的に直接禁ずる

● permit
    積極的に相手に許可を与えるというのが基本。
    法律・規則など公的な許可を与える場合に用いられることが多いため
    改まった状況で使われることが多い。

  ※  反意語 prohibit 法律・規則などで公的に禁止する。

● admit
    ad ( = to ) + mit ( = send )「送り入れる」→「出入りを許す」
    「行為」というより「入る」ことを許すというのが基本。

  ※  派生語 admission 入場・入学・入会の許可、入場料・入会金
         admittance 立ち入りの許可
407ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/07/03 00:18 ID:r60FVKkK
「discipline」について

● disciple 「門弟・門人・弟子」 と同語源
        学ぶ者というニュアンスがある。

● discipline
 ・ 訓練・鍛練・修養・教練
 ・ 訓練法・修業法
 ・ 鍛練で得た抑制・自制心・克己
 ・ しつけ・規律・統制・戒律・懲戒・折檻.
 ・ 学問の分野・大学の専門分野・学科.

  ※ 一見いろんな訳語があるが、
    いろんな意味に派生していった経過を想像したい。
408ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/07/03 00:18 ID:r60FVKkK
第3文 (3/3)

that allows people including children to work
   その言語は、子供も含めて人が活動することを可能にします。
across seemingly unrelated academic disciplines
   一見関連のない学問分野にまたがって
that are tied together by this communication link.
   「この通信回線」によって一緒に結びつけられている → (学問分野)

(意識したこと)
 ・ 最初の関係代名詞「that」以下は長すぎるので、あえて区切って処理した。
 ・ 「work」は「mental operations」を考慮して「活動する」と解釈した。
 ・ 「allow」は、「可能にする」という訳語を採用したが、
   もちろん「許す・許可する」のニュアンスが含まれている。

(文脈上注意したことなど)
 ・ 「across academic disciplines」の一例が「音楽と数学」と理解。
 ・ 「this communication link」を「この通信回線」と直訳したが、
   当然「a common, structured, and spatial-temporal language」
   の言い換え・比喩表現と考える。
409メガネ ◆LUhfMs1c :02/07/03 17:28 ID:Zgs16Rh5
大問1番・索引(仮)

大問1番>>2-246

第1段落>>2-80  第1文>>2-17
全文>>84      第2文>>23-27
          第3文>>31-54
        第4文>>55-66
         第5文>>67-80

第2段落>>87-168  第1文>>87-93
全文>>164     第2文>>103-110
         第3文>>114-120
          第4文>>125-146
          第5文>>147-168 
Unless it were...at all;>>147-153
             we could...different, >>154-157
             and we could...states. >>159-168

第3段落>>169-219 第1文>>169-171
全文>>197     第2文>>178-196 
             Through language...things are>>178-190
             and to convey...other times. >>193-196
          第3文>>198-206
             The words...to us, >>198-200
             and if we are...things are.>>201-206
          第4文>>208-219 
             At the same time...question,>>208-213
             so they indicate...as well. >>214-219

第4段落>>226-246 第1文>>226-243
全文>>221        Therefore...to examine >>226-231
             the meanings...its style.>>237-243
          第2文>>244-246

訂正がありましたらお願いします(後からまたまとめ直しますので)。
410ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/07/03 22:27 ID:r60FVKkK
メガネ ◆LUhfMs1c さん
索引作成ありがとうございました。

実は最近、語源や類義語・派生語などは、
自分でいつ何を書き込んだのかが曖昧になっていて困ってました。
重宝させていただきます。

大問2番も最後の段落になりました。
あとしばらくお付き合い下さい。
411ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/07/03 22:27 ID:r60FVKkK
大問2番
第5段落 (112 words)

The relationship between music and the scientific subjects or language learning is,
as a matter of fact, highly controversial.
There are some studies that have thrown doubt upon it.
In any case, playing music and singing use a wide range of senses.
Being able to integrate these and produce a satisfying synthesis
is a powerful experience for children,
deserving greater appreciation than has been given thus far.
-------ここから下線部和訳対象箇所------------------------------------------
When learning like this happens in a chorus or orchestra, the total effect is even more potent.
What other school activity cultivates a strong community spirit,
helps us learn languages, increases our mathematical and scientific capacity,
and puts us in touch with our musical heritage?
-------下線部和訳対象箇所ここまで------------------------------------------
412現役生:02/07/03 22:56 ID:KioPlKRf
合唱や交響楽においてこの様な学習を行えば、その効果はさらに強力なものになる。
学校におけるそのほかの活動で強化間の強烈な連帯感を養うことによって
言語学習や数学的、科学的能力のさらなる習得、そして我々が本来有する音楽という
遺産に接する事が容易になる
413メガネ ◆F4pwqnM6 :02/07/04 16:36 ID:axUtvutR
>メガネ ◆LUhfMs1c さん
>索引作成ありがとうございました。
>実は最近、語源や類義語・派生語などは、
>自分でいつ何を書き込んだのかが曖昧になっていて困ってました。
>重宝させていただきます。

 やあ喜んでくだすってうれしいです。索引はさらに充実させていくつもりです。
414メガネ ◆F4pwqnM6 :02/07/04 16:37 ID:axUtvutR
語源索引(仮)
接頭語
ab-,a-,abs-(= away, from,〜離れて)・・・>>80
dis-(否定)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・>>206
ex-(= out of)・・・・・・・・・・・・・・・・・>>189-190
inter-(=between, among)・・・・・・・・・・・・>>131
pre-(= before,前に)・・・・・・・・・・・・・・・・>>80

接尾語
-fy・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・>>65
-ness・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・>>91

語根
auc-(作り出す,増加させる)・・・・・・・・・>>203
-cur,-course(走る)・・・・・・・・・・・・・・・>>341
dic-・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・>>218-219
 (= proclaim 宣言する)・・・・・・・・・・・・>>218
 (= say 言う)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・>>219
-(e)se,ess-,-est,-ent(= to be,存在する)>>80
-firm(堅固な)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・>>119
plaud-,-plode(=strike, clap,打つ)・・・・・>>371
-ply(折り重ねる),pli-,ple-・・・・・・・・・・・>>110
pose (=put, place)・・・・・・・・・・・・・・・・・>>106
press(圧する)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・>>183
-quire(求める),quisite-,quest-・・・・・・・>>93
serv-(= serve, keep,仕える・保つ・守る)>>273
-velop(= warp,包む)・・・・・・・・・・・・・・・>>360
vers-(= turn,回る・変える・向く)・・・・・・>>287
vi-,-voy(道)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・>>196

>[語源辞典]
>・ 語源辞典 version 2.1 (リンクを辿ると語源コラムもあります)
>   http://home.alc.co.jp/db/owa/etm_sch
415ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/07/04 23:30 ID:kGS8SeQG
語源索引(仮)ありがとうございます。
第5段落であと2〜3追加になりそうです。
そのときまたお願いします。
416ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/07/04 23:30 ID:kGS8SeQG
第46回

第5段落
第1文

The relationship between music and the scientific subjects or language learning is,
as a matter of fact,
highly controversial.
417ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/07/04 23:31 ID:kGS8SeQG
「実は」という表現について

● actually
● as a matter of fact
● at bottom
● fact (of the matter) is
● I confess that
● in all honesty
● in a real sense
● in a very real sense
● in fact
● in reality
● in truth
● of a truth
● really
● to be frank (with you)
● to be plain (with you)
● to be perfectly frank
● to tell the truth
● to tell you the truth
● truth to tell
418ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/07/04 23:31 ID:kGS8SeQG
接頭語「contra-」( = against ) について

● contradict → contra + dict ( = speak )「反対のことを言う」→「否定する・矛盾する」
● contraposition → contra + position →「対置・対照」
● contrast → contra + st ( = stand )→「対照する」
● contravene → contra + vene ( = come )「反対に来る」→「違反する・反対する」
● controvert → contro + vert ( = turn )「反対して向き直る」→「論争する」
● counteract → counter + act「反対に作用する」→「防ぐ・中和する」
● counterfeit → counter + fiet ( = make )「反して作る」→「偽造の・偽造する」
● counterlight → counter + light「反対の光」→「逆光線」
● countermeasure → counter + measure「反対の手段」→「対策」
419ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/07/04 23:31 ID:kGS8SeQG
第1文

The relationship between music and the scientific subjects or language learning is,
   音楽と理数科目や言語学習との間の関係は、
as a matter of fact,
   実を言うと、
highly controversial.
   大いに議論の余地があります。

(意識したこと)
 ・ the relationshipと定冠詞であること。
 ・ 音楽と勉強科目という対比を意識して「between A and ( B or C )」と解釈。
 ・ 「scientific」は直訳だと「理科の」だろうが、
   ここまでさんざん音楽と数学の関係を述べてきたので、
   あえて「理数の」と訳してみた。
 ・ 「highly」は、「大いに」という強意語と解釈する。

(文脈上注意したことなど)
 ・ 今まで述べてきた音楽と数学の間の密接な関係と、反対の意見である。
   文章も終わり近いので、一応反対意見も取り上げておく程度であろうと
   察しておく。
420え。 ◆E/IQbyl. :02/07/05 00:58 ID:zbaYJ6uN
このすれはたまにロムさせてもらう。
421ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/07/05 11:44 ID:tcbI9mQU
第47回

第5段落
第2文

There are some studies
that have thrown doubt upon it.
422ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/07/05 16:08 ID:tcbI9mQU
動詞「doubt」について

※ doubt
    確信またははっきりした証拠がないために「…ではない」という疑いを抱く
※ suspect
    疑いを抱かせるような点があるために「…であるらしい」という疑いをもつ

● 他動詞として「…を疑う」「…ということを疑う」
    ・ doubt the truth of a person's words 「人の言葉の真実性を疑う」
    ・ I doubted my own eyes. 「私は自分の目を疑った。」
    ・ I cannot help doubting his sincerity.
        「彼の誠実さを疑わしいと思わずにはおれない。」
    ・ In spite of his assurances, I still doubt him.
        「彼はしきりに保証するが私はやはり信用できない。」
    ・ I don't doubt it.  ※相手の何か言ったときに言い返す言葉
        「それはそうでしょう。それもそうだ。」

● 「whether, if」を用いて「…かどうかを疑う」「…かどうかを疑わしいと思う」
    ・ I doubt whether she will be present. 「彼女が出席するかどうか疑問だ。」
    ・ I doubt whether he is sincere. 「彼は誠実なのかどうか疑わしいと思う。」

● 「that」を用いて「…ということを疑う」
    ・ I don't doubt that he means well. 「彼が善意を抱いていることに疑いはない。」
    ・ I doubt that he will succeed. 「彼の成功はおぼつかないと思う。」
    ・ I doubt that they'll want to go.
        「彼らが行きたがるなんてありそうもないことだ。」
423ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/07/05 16:08 ID:tcbI9mQU
名詞「doubt」について

● 「前置詞+名詞句」   ※注 前置詞にはas to, about, of, on などが使われる
   ・ a fact that throws doubt on a person's sincerity
      人の誠実さに疑いを投げかけるような事実」
   ・ No one could have doubts as to his success.
      「だれも彼の成功に疑いを抱くような人はあるまい。」

● 「前置詞+whether節」   ※注 前置詞はしばしば略される
   ・ There's some doubt (as to) whether he will be elected.
      「彼が当選するかどうか幾分疑わしい。」

● 「同格のthat節」   ※注 通例否定文で用いる
   ・ There seems to be no doubt that Dick has done his job well.
      「ディックが仕事をよくやったことには疑いはなさそうだ。」
424ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/07/05 16:08 ID:tcbI9mQU
「doubt」を使った慣用表現について

● beyond doubt 「まったく疑う余地もなく」

● in doubt 「人が…を疑って・迷って」「物事が疑わしくて・疑問で」
   ・ The matter hangs in doubt. 「その事はまだ確かでない。」
   ・ The outcome is still in doubt. 「結果はまだ疑問のままだ。」

● no doubt 「疑いなく・確かに」「おそらく・多分〜だろう」
   ・ No doubt he will succeed. 「きっと彼は成功するだろう。」
   ・ He's no doubt right, but we must check. (このようにしばしば譲歩の文を伴う)
      「なるほど彼の言うことは正しいが、我々は調べてみなければならない。」
    ・ He will no doubt come. 「彼は多分来るだろう。」

● without (a) doubt 「疑いもなく, 確実に」
  without any doubt 「一点の疑いもなく」
  without a shadow of doubt 「少しの疑いもなく」

● half in doubt 「半信半疑で」

● voice doubts 「疑念を表明する」

● throw doubt on 「〜に疑いをかける・〜を疑う・疑問を投げかける」
425イサプロピル基:02/07/05 18:22 ID:BJ4Fl8tT
俺は英語が一番ネックだ。。。
頑張れ俺!!

http://www2.diary.ne.jp/user/152083/
426京都大学の教官です:02/07/05 18:34 ID:EtHPDKN2
感心したぞ、君。うわさを聞いて見てみたが、よくがんばっているね。
427ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/07/06 00:17 ID:Y5XbGIkp
第2文

There are some studies
   いくつかの研究がある。
that have thrown doubt upon it.
   その関係に疑問を投げかけてきた → ( studies )

(意識したこと)
 ・ 「have thrown」の完了形は一応訳出しておいた。

(文脈上注意したことなど)
 ・ 第3、4段落で「研究結果」が紹介されたのと同様に、
   反対の立場に沿った「研究結果」もあるらしい。
 ・ 「it」は前文の「the relation between 〜」と考える。
428ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/07/06 11:33 ID:Y5XbGIkp
第48回

第5段落
第3文

In any case,
playing music and singing
use a wide range of senses.
429京都大学の教官です:02/07/06 16:54 ID:yc+9jWU0
あえて言っておくが、
ほんとの最上層の受験生は、
英語が完璧にできるのは当然のことで、
暇つぶしにフランス語とかドイツ語とか、
そのほかマイナー言語をすでに身につけて大学にやってきます。
そんなもんです。この大学は。
430大学への名無しさん:02/07/06 17:36 ID:sGZmLCn5
ファイト!戦う君の唄を 戦わない奴らが笑うだろう
ファイト!冷たい水の中を ふえながえあのぼってゆけ〜♪

君なかなかかっこいいね。過去問解レベルまで行ったら参考にさせてもらうよ
431ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/07/06 22:41 ID:Y5XbGIkp
「いずれにせよ」という表現について

● anyhow
● at any hand
● at any rate
● at least
● at the least
● be that as it may
● in any case
● in either case [event]
● leastways
● leastwise
● one way or another
● to save life
● whether or no
432ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/07/06 22:41 ID:Y5XbGIkp
「a range of 〜」と「the range of 〜」の違いについて

● 「a range of 〜」
    ・ a wide range of knowledge 「広範囲な知識」
    ・ a wide range of electric goods 「広い範囲の電気製品」
    ・ a long range of arches 「長々と続くアーチの列」
    ・ a range of mountains 「山脈・連山」

● 「the range of 〜」
    ・ the range of human understanding 「人間の理解の範囲」
    ・ the range of a thermometer 「温度計の昇降較差」

参考 「range」の慣用表現
    ・ within range of vision 「見える範囲内に」
    ・ be out of range 「範囲外である・届かない」
    ・ beyond the range of human understanding 「人間の理解を越えて」

おまけ 「range」の注意しておきたい意味
    ・ 「並べる」「整列させる」
    ・ 「地域を歩き回る」「さまよう」
    ・ 「牛・馬などを放牧地で飼う」「大きな牧場」
    ・ 「ガス・電気・電子レンジ」「料理用ストーブ」
433大学への名無しさん:02/07/06 23:08 ID:4PKHXV1g
>>429
本当ですかい??
434ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/07/06 23:49 ID:Y5XbGIkp
第3文

In any case,
   いずれにせよ、
playing music and singing
   音楽を演奏したり、歌ったりすることは
use a wide range of senses.
   広い範囲の「感覚」を使います。

(意識したこと)
 ・ 「a range of 〜」と「the range of 〜」の違い。

(文脈上注意したことなど)
 ・ 前の文での予想通り、話は今までの文脈に戻ったようだ。
 ・ 「senses」は「視覚」「聴覚」といった五感という意味での「感覚」の他に、
   知的・道徳的な意味での「感覚」というニュアンスもあわせ持つ言葉。
   「数学などにも関係する感覚」のような意味もあると文脈上考えてみた。
   また、複数形であることも合わせて注意しておきたい。
435大学への名無しさん:02/07/06 23:56 ID:K8rIGxZ0
Das deuchland ist ein volk.

ダス ドイチュッラント イスト アイン フォルク
ドイツは単一民族だ。

ヒトラーさんが好きそうな言葉です。
436ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/07/07 10:17 ID:/9up+iE/
第49回

第5段落
第4文

Being able to integrate these and produce a satisfying synthesis
is a powerful experience for children,
deserving greater appreciation than has been given thus far.
437大学への名無しさん:02/07/07 19:01 ID:FRD6yhzA
>>435
Deutschlandだと思われ
438大学への名無しさん:02/07/07 19:58 ID:4FaCI2/u
For ecologists and scientists,
cities are the loci where people have most transformed nature.

For engineers and planners,
cities may represent a culmination of human ingenuity in sustaining life in great concentrations remote from
sources of energy, water, food and material needed to sustain this life.
The dual transformation of landscape and these flows
though urbanisation produces many side effects not only in the built-up areas per se but around their edges,
in the peri-urban areas.

Integrated environmental assessment of peri-urban regions and their problems and potential needs to be made at the global scale,
to identify the full range of problems, and to examine the most effective solutions to those problems being developed in individual countries and regions.

This recently-approved project (February 2000) looks at a 4-year series of 4 to 5 regional workshops,
plus a synthesis workshop, designed to examine peri-urban areas in terms of 5 major themes: air pollution and agriculture (and health effects);
urban materials flows and their consequences; peri-urban systems and wildlife; coastal environments; and water.

A key initial task will be to identify 5 or 6 cities of approximately 500,000 to 1 million population in Europe (UK), India and/or China, elsewhere in Asia, Africa, and South America.
However, the project will not confine itself to the selected cities, but will foster partnership working between institutions in different continents.
The first regional workshop will probably be held in Asia, at mid-2001, to confer on study sites and develop a database of existing knowledge.

The project builds on the aspects of SCOPE's projects on earth surface materials project (ESPROMUD),
and material flow analysis (MFAStorM). Links will be established with several core projects of the IHDP and IGBP,
their joint work on land use and land cover change, as well as the IHDP industrial metabolism, and the IGBP land-ocean interaction and coastal zones studies.
Collaboration is foreseeable with several UNESCO programmes, notably MAB, MOST and IHP. The SCOPE UK Committee will offer secretariat facilities to support the project leaders.

439神楽:02/07/07 20:07 ID:7EERmYcN
このスレッドは受験板の中でも有数の優秀スレだと思う。
知識を整理し、活用する為の布石になる場所だと感じる。

ハインリッヒさん、是非頑張って下さい。
俺も活用させて頂きます。(>京大受ける訳ではないですがw)
440ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/07/07 23:06 ID:/9up+iE/
語根「-duce」( = lead) について

● conduct → con ( = together ) + duce「共に導く」→「結果をもたらす」
    派生語 : conduct「導く・ふるまう」 conductor「指導者」

● deduce → de ( = down ) + duce「下に導く」→「推論する・演繹する」
    派生語 : deduction「演繹・控除」 deductive「推論的」

● educe → e ( = out ) + duce「外に導く」→「引き出す・分離する・推定する」
    派生語 : eduction「抽出・排出・推論」
    関連語 : educate「教育する」 education「教育」

● induce → in + duce「導き入れる」→「誘引する・帰納する」
    派生語 : induct「就任させる・誘導する」 induction「誘引・帰納・序論」
          inductive「機能的の・誘導の」

● introduce → intro ( = inward ) + duce「中に導く」→「導き入れる・紹介する」
    派生語 : introduction「導入・序論・紹介状」

● produce → pro ( = forward )「前に導く→導き出す」→「取り出す・産出する」
    派生語 : producer「生産者・映画製作者」 product「産物・成果」
          production「上演・産物・生産」 productive「産出する・多産の」

● reduce → re ( = back ) + duce「元に導き返す」→「帰する・減じる・縮める」
    派生語 : reduced「零落した」 reduction「縮小・割引」

● seduce → se ( = apart ) + duce「離れた所へ導く」→「誘惑する・そそのかす」
    派生語 : seducer「女たらし」 seduction「誘惑・魅力」
441ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/07/07 23:06 ID:/9up+iE/
接頭語「syn-」( = with, together ) について

ギリシャ語由来の「共に」「時を同じくする」「似ている」を表す接頭語。
「sy-」「syl-」「sym-」という変化形もある。

● synthesis → syn + thesis ( = putting )「共に置くこと」→「組立・統合する」
● synchronism → syn + chron ( = time ) + ism「時を共にすること」→「同時性」
● synonym → syn + onym ( = name )「意味を共にする名前」→「同義語・類義語」
● synopsis → syn + opsis ( = sight )「全部一緒にみること」→「梗概・大意」
● syntax → syn + tax ( = order )「共に順序づけること」→「文章構成法」

● system → sy + ste ( = stand ) + m「共に立っていること」→「組織・系統・体系」
● syllogism → syl + logism ( = word )「共に推論する」→「演繹法・三段論法」
● symbol → sym + bol ( = throw )「共に投げる→いつも〜と共にある」→「象徴」
● sympathy → sym + pathy ( = feeling )「感情を共にする」→「共感・同情」
● symphony → sym + phony ( = sound )「音を共にする」→「協和音・交響楽」
● symposium → sym + posium ( = drink )「共に飲む→意見を交わし合う」→「座談会」
● symptom → sym + ptom ( = fall )「病気と共に身にふりかかってくるもの」→「徴候」
● symmetry → sym + metry ( = measure )「寸法を共にする→同じ寸法である」
                     →「対称・均斉・釣り合いがよいこと」
442ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/07/07 23:07 ID:/9up+iE/
「統合する」の類義語について

● integrate
   語源 「完全にする」
    いくつかの要素を統合する・統一する。
    部分・要素を全体に統合する・まとめる。
● unite
   語源 「一つにする」
    二つ以上のものを結合して新しい一つのものを作る。
● unify
   語源 「一つにする」
    単一化する。
● join
   語源 「つなぐ」
    二つ以上のものを接触させて結合・連結する。
● connect
   語源 「共に縛り付ける」
    互いの独自性を保ったまま何らかの手段・道具を用いて結合する。
● combine
   語源 「二つを一緒にする」
    あるものを他のものと結びつける。
● synthesize
   語源 「一緒に置くこと」
    相反するものを合成して作る
443ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/07/07 23:07 ID:/9up+iE/
「疑似関係代名詞」について

関係代名詞的に使われるが、接続詞の特殊な用法とも取れる。

● as
   ・ He is as honest a man as ever lived.
      「彼ほど正直な人はいない。」
   ・ I had expected as many visitors as came.
      「来客の数は私の予想どおりだった。」

● than
   ・ The next war will be more cruel than can be imagined.
      「次の戦争は想像もできないほど残酷なものになろう。」
   ・ There’s more to that man than meets the eye.
      「あの男には見かけ以上のものがある。」

● but
   ・ There is no rule but has some exceptions.
      「例外のない規則はない。」
   ・ There is scarcely a man but has his weak side.
      「弱点のない人間はまずいない。」
444ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/07/07 23:07 ID:/9up+iE/
第4文

Being able to integrate these and produce a satisfying synthesis
   「これらの感覚」を一つにまとめあげ、十分な統合を作り出せるということは、
is a powerful experience for children,
   子どもたちにとって効果が大きい経験です。
deserving greater appreciation than has been given thus far.
   そして、これまで与えられてきたより大いに評価する価値があります。

(意識したこと)
 ・ 「a satisfying synthesis」が不定冠詞であること。
   具体的なある一例を述べているためと考える。
 ・ 「powerful」は「力がある→効果が大きい」と訳してみた。
   「大きな意味を持つ経験」とでも受け取っておきたい。
 ・ 「deserving 〜」は分詞構文だが、凝った訳は避けた。
 ・ 「thus far」は「これまで・ここまでは・今までは」の意味であること。
 ・ 「than」はいわゆる「疑似関係代名詞」である。

(文脈上注意したことなど)
 ・ 「these」は前の文の「a wide range of senses」と解釈。
 ・ 「to integrate these and produce a satisfying synthesis」は、
    一見ばらばらの感覚を一つにまとめることで、予期せぬ新たな感覚が生みだす、
    と解釈してみる。そしてこの新たに統合されて出来た感覚は、
    何かしらの成果につながるかもしれないとも合わせて考えてみる。
445通りすがり:02/07/07 23:08 ID:SYd/6ahK
優秀スレだけど、英文読んでる人が1人しかいない。。。
446ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/07/07 23:22 ID:/9up+iE/
第50回

第5段落
第5文

When learning like this happens in a chorus or orchestra,
the total effect is even more potent.
447ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/07/07 23:23 ID:/9up+iE/
「potent」の類義語

● potent
    薬など効能のある・議論など人を信服させる・説得力のある
● powerful
    強い・強力な・演説・論旨など人を動かす・説得力のある・薬など効能のある
● forceful
    人・言葉など論理的で説得力のある・力強い
● forcible
    無理強いの・強制的な・強力な・力のこもった・説得力のある
● mighty
    人・ものが力強い・強力な・強大な・巨大な
● puissant
    権力のある・勢力のある
448ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/07/07 23:23 ID:/9up+iE/
第5文

When learning like this happens in a chorus or orchestra,
   合唱やオーケストラを行うことで、このような学習がなされれば、
the total effect is even more potent.
   全体の効果は、より大きなものにさえなります。

(意識したこと)
 ・ 「happen」は直訳では意味がよく取れないので、意訳してみた。
 ・ 「in a chorus or orchestra」の前置詞「in」は、
    やはり直訳では意味がよく取れないので、動詞を補って意訳してみた。
 ・ 「potent」は前文の「powerful」と同じ意味で使っていると解釈。
   「powerful」を「効果が大きい」が大きいと取ったので、それに合わせて訳する。

(文脈上注意したことなど)
 ・ 「in a chorus or orchestra」は、もちろん音楽の例である。
449ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/07/07 23:23 ID:/9up+iE/
第51回

第5段落
第6文

What other school activity cultivates a strong community spirit,
helps us learn languages,
increases our mathematical and scientific capacity,
and puts us in touch with our musical heritage?
450ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/07/07 23:24 ID:/9up+iE/
構文の確認

What other school activity cultivates a strong community sprit,
の段階では、
  (A) 「疑問形容詞のwhat」
  (B) 「複合関係代名詞whatの形容詞用法」
のどちらであるかは判別できない。

さらに文が続き、
  What 〜 【cultivates】, 【helps】, 【increases】, and 【puts】
とある。(A)説の可能性が徐々に高まっていくのを意識したい。
       ※ 「A, B, C, and D」という構造も重視したい。

しかし、この段階でもまだ、(B)説という可能性は一応残っている。
  < What 〜 【cultivates】, 【helps】, 【increases】, and 【puts】> + 動詞
と、<  >が「異常に長い主節」となる可能性があるからです。

最後の「?」を見たとき、そして「動詞」が他にないことが確認できたので、
(A)説であることがようやく確定。やっと(B)説は完全に否定された。
451ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/07/07 23:24 ID:/9up+iE/
修辞疑問の具体例

修辞疑問 Rhetorical Question
   反語になる疑問文。
   普通の疑問文との区別は、文脈によるしかない。

● What’s the use of worrying?
    「心配しても仕方がない。」
● How can I take your picture if you don’t hold still?
    「じっとしていなければ写真が撮れないじゃないか。」
● That’s what they say, but who knows what really goes on backstage?
    「それは彼らの言い分だが、裏で何が起こっているのかは誰にも分からない。」
● How can I help it.
    「私にはどうしようもない。」「私の責任ではない。」
● If you don’t respect yourself, how can you expect other people to respect you?
    「自分自身を尊敬しなければ、他人に尊敬してもらおうと思っても無理です。」
● Is there anything more ridiculous than for a man of 80 to marry a girl of 18?
    「80歳の老人が18歳の女の子と結婚するなんて、
     これ以上途方もない話があるだろうか。」
● Who knows what will happen tomorrow?
    「明日何が起きるか誰が知ろうか。誰も知らない。」
● Who doesn’t know that the man was there.
    「その男がそこにいたことを誰が知らないというのか。」
452ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/07/07 23:25 ID:/9up+iE/
「in touch with」について

「…に接触して・…と連絡が取れて・…の事情に通じて」

● I'll be in keep with him.
     「彼と連絡を取ります。」
● We weren't in touch with him for a few years.
     「我々にも2〜3年疎遠だった時期があった。」
● I'll keep in keep with you.
     「あなたと連絡を続けます。」
● We have kept in constant keep for ten years.
     「我々は 10 年間絶えず連絡を取り合ってきた。」
● Can you put me in keep with him?
     「彼と話ができるように取り計らってくれませんか。」
453ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/07/07 23:25 ID:/9up+iE/
第6文

What other school activity cultivates a strong community spirit,
   他のどんな学校での活動が、強い共同体意識を養い、
helps us learn languages,
   私たちが言語を学ぶのを助け、
increases our mathematical and scientific capacity,
   私たちの数学と理科の能力を高め、
and puts us in touch with our musical heritage?
   過去の偉大なる音楽作品に触れる機会を私たちに与えてくれるというのか?

(意識したこと)
 ・ 文頭の「what」は、疑問形容詞と考える。
 ・ 述語動詞は、「cultivates, helps, increases, and puts」である。
 ・ 「puts us in touch with 〜」は、
   直訳すると「私たちを〜と接する状況に置く」。
   「機会を与える」という意訳をしてみた。
 ・ 「musical heritage」も直訳では分かりにくい。
   モーツァルトを初めとする偉大な音楽家たちの作品の数々と考えたい。
   「our」はこのため「私たち人類の」まで拡大解釈しても良いかもしれない。

(文脈上注意したことなど)
 ・ 最後の1つが直接的な効果。他の3つは副次的な効果。
 ・ 修辞疑問と解釈。当然「音楽こそ一番だ」という意味である。
454ハインリッヒ ◆/wteuWc6 :02/07/07 23:26 ID:/9up+iE/
京都大学前期2002年入試の大問1番・2番の精読、
約2ヶ月かかりましたが、どうにか終わりました。
これにてお開きとさせていただきます。
455京経君:02/07/07 23:45 ID:ey8q6yFs
おお終わったのか。
記念カキコしとこう。
456大学への名無しさん:02/07/07 23:56 ID:OtmKjVBp
第1回

第1段落
第1文

<When we enter into reasoning>,
we lift ourselves
S V O
<beyond our biological and psychological limitations>.

こんな風に頼みます。

457大学への名無しさん:02/07/07 23:58 ID:SYd/6ahK
>>456
意味不明
458京工突破(予定):02/07/08 00:03 ID:lxr4/mvX
ハインリッヒさんお疲れ様でした。
最初から見ていたのですが、本当に素晴らしいと思います。
これからもがんばってください!
459英語頑張ろう ! ◆xcWG2CSw :02/07/08 00:07 ID:XHDDysTr
このスレすごくいいですね。
もしよろしければ、これかにも続けてほしいです。
460大学への名無しさん:02/07/08 00:14 ID:1IA/ZjwL
第2回

第1段落
第2文

We live the life (of thinking).
S V O

こんな風に頼みます。
461大学への名無しさん:02/07/08 00:18 ID:SBND7ji4
>>438やればいいのに。よくわからんが。
462メガネ ◆F4pwqnM6 :02/07/08 14:41 ID:PmTMAk2l
和英索引(五十音順)

曖昧な・・・・・・・・・・・・・>>162
意見・・・・・・・・・・・・・・・>>50
いずれにせよ・・・・・・・>>431
置く・・・・・・・・・・・・・・・>>120
価値・・・・・・・・・・・・・・・>>272
考え・・・・・・・・・・・・・・・・>>50
技術/技能/才能・・・・・>>270
最近・・・・・・・・・・・・・・・>>263
実は・・・・・・・・・・・・・・・>>417
習得する・・・・・・・・・・・>>306
主張・・・・・・・・・・・・・・・>>50
調べる・・・・・・・・・・・・・>>228
統合する・・・・・・・・・・・>>442
認識・・・・・・・・・・・・・・・>>356
能力・・・・・・・・・・・・・・・>>270
〜まで・・・・・・・・・・・・・>>262
明白な・・・・・・>>163>>166-168
許す・許可する・・・・・・>>406
要求・・・・・・・・・・・・・・・>>283


語源索引(仮)>>414
大問1番・索引(仮)>>409
463メガネ ◆F4pwqnM6 :02/07/08 14:50 ID:PmTMAk2l
語源索引

接頭語
ab-,a-,abs-(= away, from,〜離れて)・・・>>80
contra-( = against )・・・・・・・・・・・・・・・・>>418 
dis-(否定)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・>>206
ex-(= out of)・・・・・・・・・・・・・・・・・>>189-190
inter-(=between, among)・・・・・・・・・・・・>>131
pre-(= before,前に)・・・・・・・・・・・・・・・・>>80
「syn-」( = with, together ) ・・・・・・・・・>>441

接尾語
-fy・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・>>65
-ness・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・>>91

語根
auc-(作り出す,増加させる)・・・・・・・・・>>203
-cur,-course(走る)・・・・・・・・・・・・・・・>>341
dic-・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・>>218-219
 (= proclaim 宣言する)・・・・・・・・・・・・>>218
 (= say 言う)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・>>219
-duce( = lead)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・>>440
-(e)se,ess-,-est,-ent(= to be,存在する)>>80
-firm(堅固な)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・>>119
plaud-,-plode(=strike, clap,打つ)・・・・・>>371
-ply(折り重ねる),pli-,ple-・・・・・・・・・・・>>110
pose (=put, place)・・・・・・・・・・・・・・・・・>>106
press(圧する)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・>>183
-quire(求める),quisite-,quest-・・・・・・・>>93
serv-(= serve, keep,仕える・保つ・守る)>>273
-velop(= warp,包む)・・・・・・・・・・・・・・・>>360
vers-(= turn,回る・変える・向く)・・・・・・>>287
vi-,-voy(道)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・>>196

>[語源辞典]
>・ 語源辞典 version 2.1 (リンクを辿ると語源コラムもあります)
>   http://home.alc.co.jp/db/owa/etm_sch
464大学への名無しさん:02/07/08 14:53 ID:1IA/ZjwL
正直メガネがキモイ。
465大学への名無しさん:02/07/08 15:00 ID:ifTU9meM
ここは>>1のオナニースレなのか?意見交換がされてるかと思い気やなんか一人で書き込みしてるだけでし…
466大学への名無しさん:02/07/08 17:59 ID:uVQkUtpm
いや、>>1はすごいだろ
467応援メッセジ:02/07/10 11:43 ID:Q0B4n0Z8
1さん、感銘を受けましたです。
メガネさん、グッジョブです。
僕もがんばるぞー。
468え。 ◆E/IQbyl. :02/07/10 22:24 ID:2oHTpH0O
おい。このすれおわったのか?
469え。 ◆E/IQbyl. :02/07/10 22:25 ID:2oHTpH0O
去年のもどんどんやっていけや!
470SSS級生:02/07/10 22:27 ID:TmyEK7Db
自分でやれよ、あぽが!!!
471プー太郎:02/07/11 11:46 ID:NEAwXRSa
死守
472名無しさん:02/07/11 12:55 ID:ey6NkkzT
a
473え。 ◆E/IQbyl. :02/07/12 01:51 ID:cKtnafed
つづきやれっていってるだろ。ごるあx
474大学への名無しさん:02/07/12 01:57 ID:V2TE87s4
ふーん
475偏差値 ◆84Ask.So :02/07/12 02:10 ID:V3e4eZ2q
前から思ってた。
ココはすごいと思う。
つづいてほしい。
476田舎者:02/07/14 18:57 ID:D29t5V/J
age
477大学への名無しさん:02/07/15 01:15 ID:hvFHkVIK
478メガネ ◆F4pwqnM6 :02/07/15 18:03 ID:rt4Dqob8
目次

大問1番>>2-246

第1段落>>2-80  第1文>>2-17
全文>>84       第2文>>23-27
               第3文>>31-54
               第4文>>55-66
             第5文>>67-80

第2段落>>87-168  第1文>>87-93
全文>>164      第2文>>103-110
              第3文>>114-120
              第4文>>125-146
              第5文>>147-168 
                   Unless it were...at all;>>147-153
                we could...different, >>154-157
                and we could...states. >>159-168

第3段落>>169-219 第1文>>169-171
全文>>197       第2文>>178-196 
               Through language...things are>>178-190
                and to convey...other times. >>193-196
             第3文>>198-206
                The words...to us, >>198-200
                 and if we are...things are.>>201-206
             第4文>>208-219 
                At the same time...question,>>208-213
                 so they indicate...as well. >>214-219

第4段落>>226-246 第1文>>226-243
全文>>221         Therefore...to examine >>226-231
                 the meanings...its style.>>237-243
               第2文>>244-246

479メガネ ◆F4pwqnM6 :02/07/15 18:04 ID:rt4Dqob8
大問2番>>260-453

第1段落>>261-290  第1文>>261-265
全文>>260        第2文>>269-280
                a child's math...the currculum.>>269-275
                while music...at most.>>276-280
              第3文>>281-284
              第4文>>285-290

第2段落>>295-341 第1文>>295-316
全文>>294         According to one scientific study,>>295-298
                   music raises... language acquisition,>>304-308
                   and this ...a more balanced curriculum.>>313-316
                第2文>>317-341
                       Researchers,...task performance,reported>>317-320
                  that listening to...to fifteen minutes,>>322-327
                    a finding that triggered...on learning.>>328-341
480メガネ ◆F4pwqnM6 :02/07/15 18:04 ID:rt4Dqob8
第3段落>>349-380 第1文>>349-353
全文>>344       第2文>>354-357 
             第3文>>358-362
              第4文>>363-368 
                The musical genius was...him great fame,>>363-365
                leading a happy and...easily and quickly.>>366-368
              第5文>>369-376
                Then Mozart suddenly exploded...for music,>>369-373
                filling every bit of space...of arithmetic.>>374-376
              第6文>>377-380
          

第4段落>>387-408 第1文>>387-391
全文>>384       第2文>>393-397
              第3文>>398-408
               In essence,...and spatial-temporal language>>398-401
               that allows people including...link.>>402-408

第5段落>>416-453  第1文>>416-419
全文>>411        第2文>>421-427
               第3文>>428-434
               第4文>>436-444
               第5文>>446-448
               第6文>>449-453
481メガネ ◆F4pwqnM6 :02/07/15 18:07 ID:rt4Dqob8
>グッジョブです。
 さんきゅー。>>467
482え・ ◆E/IQbyl. :02/07/15 21:08 ID:BHD9TH2K
めがね。
おまえがつづけろよ。
483 ◆FOOloJGs :02/07/17 23:04 ID:G4Jbe4Sk
484大学への名無しさん:02/07/18 00:16 ID:dPjOCe2Z
age
485名無しさん:02/07/18 00:20 ID:poTYwhmN
ハインリッヒってただ自分の知識をひけらかしたいだけなのか?
486リューシェ ◆KYOTOXVU
>ハインリッヒ
京大の過去問もやって欲しいな…。
っていうか、やって!お願い!