HANBoardについて考える PART6

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833スモーカー
>>830さん

大納得です。特に後段は在日運動に留まらず、今後の人権運動の大きな課題ですね。
ある種の人権問題が運動家の活動により、広く認知されるようになり、状況が改善される。
ここまでは、だれも文句はないでしょう。しかし、どこで運動の鉾を納めるか、これが
むづかしい。

改善されるにつれ、マイノリティ内のマジョリティはサイレントマジョリティになる。
こうなると、残された運動家は存在意義を示すために、先鋭的になっていく傾向がありますね。

そして、社会的には、そうした先鋭的な部分が、そのマイノリティの代表的な意見と受け止め
られてしまう。こうなると、それまで、そのマイノリティの運動に同情的だったマジョリティも
反発を感じてしまう。感覚としては、
「おいおい、いつまで言ってるんだよ。かつて差別があったことは認めるよ。でも今、実際どんな
 差別が残ってるっていうんだ?たしかに、マジョリティは鈍感かもしれんが、それだけで差別者
 呼ばわりはやめてくれ!」って感じ。

在日問題って、そろそろここら辺にさしかかってきてるんじゃないかと感じてます。