連続ドラマ小説｢二ホンちゃん」42クール目

本ドラマは全くのフィクションであり、実在の国家・指導者とは何の関係もありません。
前スレ：連続ドラマ小説「ニホンちゃん」41クール目
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/korea/1301928439/
<丶｀∀´>このスレのまとめページニダ
　目次+ログ　現在紛失中。
　1〜1095話　http://web.archive.org/web/20080604192332/http://funshei.at.infoseek.co.jp/index.html
　1072話〜　 http://nihonchan.himegimi.jp/index.html
<丶｀∀´>このスレの起源は速報板ニダ「韓国逆切れ、日本に制裁措置発動！」
http://nihonchanshuppan.web.fc2.com/tanjou.html#R339
<丶｀∀´>イラスト倉庫ニダ
http://page.freett.com/nihon_chan/
<丶｀∀´>お絵描き掲示板ニダ
http://w3.oekakies.com/p/nihon2/p.cgi
本スレに掲載するのが微妙な作品や、長文感想や火病は総督府のスレを活用するといいかもしれません。
連続ドラマ小説「二ホンちゃん」補完・議論用スレ７
http://www.soutokufu.com/cgi-bin/hogehoge/test/read.cgi/hangul/1132577033

◇主な登場人物◇ （一部抜粋、順不同）
二ホンちゃん‥‥‥‥本編の主人公。可憐で弱気な美少女。
カンコ君‥‥‥‥‥‥二ホンちゃんになにかとちょっかいを出すが自滅する事多し。強きに従い弱きをいたぶる。
アメリー君‥‥‥‥‥クラスの番長。一番大好きの陽気な暴れん坊。
エリザベスちゃん‥‥権謀術数に長けたお嬢様。ちょっと嗜虐的なところがある。
ゲルマッハ君‥‥‥‥金髪碧眼の知性派。マイスター並みの器用な手をもつ。
アーリアちゃん‥‥‥ゲルマッハ君の双子の妹。暗殺者として養成された暗い過去を持つ。二ホンちゃんが大好き。
フランソワーズちゃん‥ワガママいっぱいのクラスの女王様。エリザベスちゃんとの仲は宿敵と書いて友と読む。
マカロニーノ君‥‥‥美女と美食をこよなく愛するプレイボーイ。
ロシアノビッチ君‥‥良家の御曹司のはずが、家が破産して今は貧乏暮らし。小学生なのに呑んだくれる日々。
チューゴ君‥‥‥‥‥クールで不気味な策士。クラスの不良的存在。
タイワンちゃん‥‥‥二ホンちゃんの親友。元気印の拳法娘。チューゴ君に絡まれて困っている。
アサヒちゃん‥‥‥‥二ホンちゃんを困らせることが好きな捏造娘。チューゴ君が好き。
ベトナちゃん‥‥‥‥昔アメリー君とけんかしたときの後遺症なのかどこか影のある少女。
トル子ちゃん‥‥‥‥菓子処『おすまん堂』の看板娘。二ホンちゃんの親友だけど時々・・・・。
フラメンコ先生‥‥‥五年地球組の担任。情熱的指導で子供たちを導く。
ウヨ君‥‥‥‥‥‥‥二ホンちゃんの弟。姉を心配しつつ見守っている。三年地球組。
ラスカちゃん‥‥‥‥アメリー君の義理の妹。幼さを色濃く残す無垢な少女。三年地球組。
ハプスブルク先生……三年地球組の担任。没落した旧家のお嬢様で、保母さんタイプ。

こちらに詳しい人物紹介等があるニダ。
http://members.at.infoseek.co.jp/nihonchanjiten/jinbutsu.html
二ホンちゃんwiki（人物編）
http://nihonchan.jp/cgi-bin/pyukiwiki/index.cgi?%bf%cd%ca%aa%be%d2%b2%f0

◇ろーかるるーる◇
●スレの進行はsage進行でよろしくお願いします。ただし下がりすぎはageもよし。
●連投は控えましょう。即席小説では読者も面白くありません。
●雑談もOK。でもほどほどにね。
●面白かったら感想をつけてあげると、作者達が泣いて喜びます。
●作者個人への批評はやめましょう。人格攻撃とみなされる書き込みも慎みましょう。
●根拠のない認定や罵倒は荒らし行為だと認識しましょう。
●新人や古参というのはありません。皆同じ住人です。
●作者は作品を離れれば同じ住人です。読者にもなります。どちらが偉いというのもありません。
●新参叩きや批評と称して、他の住人を排除しない。
●二ホンちゃんは皆のものです。誰がえらい、というのはありません。
●議論の結論は時間をおきましょう。いきなり、では納得しない人もいます。議論を経ていない、または迅速なスレ立ては認められない場合もあります。
●今あるサイトのリンクの拒否や新規リンクの申請、作品ナンバリング辞退は自己申告です。
●自分の気に入らない書き込みを無闇に認定する事は止めましょう。論理的かつ理性的な反論を。

★荒し、粘着、気に入らない書き込みや作品、特定個人に対して。
専用ブラウザの使用をお勧めします。ギコナビ、ホットゾヌ等お好きな物をお使い下さい。それで
見えなくなります。自分が気に入らない書き込みが他人もそうだとは決して思わない事です。人と
あなたは違う人格だと認めるのも大人です。スレはあなただけのものではありません。

●ニホンちゃんの利用
・ニホンちゃんの著作権は全て２ちゃんねると掲示板運営者に帰属します。
・ニホンちゃんのキャラクター・世界観・及び作品を利用した２次的創作活動は原則自由です。
　ただし、スレ内での告知・宣伝活動は一切禁止とします。
・投稿されたSS作品などの商業利用は、２ちゃんねると掲示板運営者の了承を得てください。
　尚、著作者への無断使用は厳禁とし、議論スレへ御一報の上、著作者の意向に従って下さい。
・本スレはあらゆる関連書籍・他板のニホンちゃん・同人誌・ファンサイトは一切関知せず、その行動により生じたいかなる責任も負わない物とします。
・出版問題の資料サイトです。参考にどうぞ。
ニホンちゃん出版問題過去ログ集
http://nihonchanshuppan.web.fc2.com/
★重複スレが立った場合の作品の処置
投稿確認
・投稿者は、投稿に関して発生する責任が全て投稿者に帰すことを承諾します。
・投稿者は、話題と無関係な広告の投稿に関して、相応の費用を支払うことを承諾します
・投稿者は、投稿された内容及びこれに含まれる知的財産権、（著作権法第21条ないし第
28条に規定される権利も含む）その他の権利につき（第三者に対して再許諾する権利を
含みます。）、掲示板運営者に対し、無償で譲渡することを承諾します。ただし、投稿
が別に定める削除ガイドラインに該当する場合、投稿に関する知的財産権その他の権利、
義務は一定期間投稿者に留保されます。
・掲示板運営者は、投稿者に対して日本国内外において無償で非独占的に複製、公衆送信、
頒布及び翻訳する権利を投稿者に許諾します。また、投稿者は掲示板運営者が指定する
第三者に対して、一切の権利（第三者に対して再許諾する権利を含みます）を許諾しな
いことを承諾します。

２ちゃんねるのこのルールに従い、本スレに移管される事となります。重複スレの確認は、
そのテンプレ等が２ちゃんや日本国の法律に準拠しているか否かを基準とします。そうで
ないスレの作品は、本スレに移管される事になります。

ニホンちゃんＱ＆Ａ
Ｑ．ニホンちゃんは何を取り扱っていますか？
Ａ．日韓関係及びその他の様々な時事や文化、風物、習慣、出来事等様々のものを取り扱っています。
Ｑ．作品を書いてみたいですがいいですか？
Ａ．誰でも構いません。是非書いて下さい。
Ｑ．スレにいて具体的に慎むべき事は？
Ａ．一般人に相応しいマナーを守る事です。罵倒や新人いびり、誹謗中傷、そういった行いはやめましょう。
Ｑ．ニホンちゃんの事を詳しくないけれど作品やイラストを書いてもいいでしょうか。
Ａ．初心者大歓迎です。
Ｑ．ニホンちゃんは誰の物ですか？
Ａ．２ちゃんねるハングル板を利用している皆の物です。
Ｑ．ニホンちゃんはハングル板にあるべきスレですか？
Ａ．日韓関係を主に扱っています。ですからいいのです。
Ｑ．重複スレが立ちました。どうしましょう。
Ａ．そのスレが２ちゃんねる、日本国のルールや法律に違反している場合はすぐに正規スレを立て
ます。作品はその正規スレに移動となります。ルール違反のスレは論外です。
Ｑ．正規スレの定義は？
Ａ．テンプレが２ちゃんねるのルールに即しているかどうかが重要です。
Ｑ．ハングル板なのに色々な国を擬人化キャラが出ているけれど？
Ａ．そうしたキャラクターが出る作品においてはできればニホンちゃんのお家の人かカンコ君の
お家の人が絡む様な作品を御願いします。これは作者の方の書き方にお任せします。
Ｑ．何か気に食わない人がスレにいてストレスが溜まります。
Ａ．ここは個人のストレスを発散させる場所ではありません。最悪板で好きなだけ吼えて下さい。
Ｑ．お話のソースとかは？
Ａ．できるだけ付けて下さい。ソースがほしいと言われても貼らないというのは読者の方にも不親切です。
Ｑ．住人とはどういう人ですか？
Ａ．２ちゃんねるのルールに従って利用する人です。マナーも守って下さい。

　　　　　　　　　　　「地鎮祭」
ニホンちゃんは暑い中で。団扇で自分を扇ぎながらウヨ君に言います。
「武士、今六月よね」
「そうだよ。まだね」
「それでこんなに暑いなんて」
ニホンちゃんはそのことにもうグロッキー状態です。全身汗だくになっています。
「ううん、夏大丈夫かな」
「お家の電気が心配だけれど」
「そうよね。特にカントウの方のお部屋が」
「けれど姉さん。また新しいクールがはじまったし」
ここでウヨ君は気を取り直してお姉さんに言います。
「気を引き締めなおしてね」
「そうね。じゃあ汗も拭いて」
ニホンちゃんも自分のハンカチで顔の汗を拭いて。それからでした。
「ニホンちゃん４２クールね」
「はじめよう」
かくして４２クールはじまりです。このクールも皆頑張ってくれるでしょう。

　　　　　　「カナディアン君大暴れ」
クラスで最も目立たない人は誰なのか。少なくともタイ
ヘイ池の面々では。
そのタイヘイ池の皆が集ってです。これから会議をしよ
うという時にです。
皆席が一つ多いことに気付いてです。こんなことを言い
合うのでした。
「何でいつも席が一つ多いんだろうな」
「いつも誰が一人多いような気がするのよね」
「本当に誰がいるんだろうな」
「いつもいつも」
タイヘイ池の面々はいつも最初に席が一つ多いことをお
話するのです。

「誰が主催者やっても絶対に席が一つ多くなるなんてお
かしな話だし」
「何でこんなことになるんだろう」
「訳がわからないよ(声：加藤英美理)」
そしてです。ここで声が聞こえるのでした。
「僕いるけれど」
「げえっ、カナディアンいたのか！」
「そういえば今回の会合にも参加してたけれど」
「いたの！？」
「御免、気付かなかった」
「だから。何で皆気付かないの？」
カナディアン君は泣きそうな顔になって皆に言うのでし
た。

「毎回毎回。幾ら僕が存在感ないからって」
「まあ。タイヘイ池って強烈な個性の面子ばかりだから
なあ」
「ちょっとでも自己主張が弱いと」
それこそニホンちゃん並の個性がないとです。自己主張
が弱いと目立てないのです。
尚カナディアン君は個性という点ではお世辞にも強くは
ありませんし自己主張もこれといってです。それではな
のです。
全然目立てません。それでなのです。
会合の度に皆から忘れられているのです。そんなカナデ
ィアン君です。

これは社交ダンス部でも同じです。二十人に増えたらそ
の面子がこれまた強烈な人揃い、とりわけイン堂君みた
いな人がいてはなのでした。
絶対に目立てません。こうしてカナディアン君は忘れら
れていく一方です。
こんな彼ですが一応得意スポーツはあります。寒いお家
ですからウィンタースポーツなら何でも得意なのです。
彼が目立てる数少ない場面でもあります。
その中でも一番得意なのはアイスホッケーです。ガード
に身を包んでスティックで棒を奪い合う結構ラフなスポ
ーツです。それにかけてはなのです。彼はかなりの腕な
のです。

今日はカナディアン家でアイスホッケーの試合です。そ
の試合は皆が観ています。
観客席で、です。ニホンちゃんが言います。
「ええと、カナディアン君は何処にいるの？」
「そうよね。わからないわよね」
タイワンちゃんも困った顔です。実は二人共カナディア
ン君の顔を忘れてしまっています。
「ううんと。一応カナディアン君のお家の人同士の試合
なのよね」
「そうみたいだけれど。ちょっとカナディアンが何処に
いるかまでは」
まだ思い出せません。ここでも影が薄いカナディアン君
なのでした。

それは凍ったコートの上でプロテクターとスティックで
武装しているカナディアン君もわかります。それでこう
呟くのでした。
「だから。僕の顔位は覚えていて欲しいんだけれど」
それすらもしてもらえない、カナディアン君の不幸と受
難は続きます。
そんな中で試合がはじまりました。アイスホッケーの試
合はといいますと。
「何かアイスホッケーって」
「ハードよね」
ニホンちゃんもタイワンちゃんも言います。実はアイス
ホッケーはかなりハードなのです。

それこそ格闘技みたいなものです。それでカナディアン
君は大柄な身体を生かしてです。
相手チームの選手を次々に弾き飛ばしながら試合をして
います。けれどここでも。
「ひょっとしてあの身体の大きい選手が？」
「カナディアンじゃないの？あれっ、あいつって大きか
ったの」
「そうみたいね。タイヘイ池の集りってロシアノビッチ
君とかオージー君とかでかい子が多いからね」
「目立たないのよね」
背でも他にでかくておまけに目立つ人がいるから気付い
てもらえないカナディアン君なのです。何が何でも目立
てないのです。

そのカナディアン君がなのでした。
相手チームの選手達を吹き飛ばしていきます。けれどそ
の中で、です。
相手チームの選手の手がカナディアン君の顔に当たって
しまいました。それはかなり強いもので。
カナディアン君のホッケーマスクを弾き飛ばしてしまい
ました。何かそのマスクだけだと何処かのホラー映画で
チェーンソーを振り回している人です。
そのホッケーマスクが弾き飛ばされるとです。カナディ
アン君は。
急にです。血相を変えてです。
スティっくを手にしてです。暴れだしました。

「いきなり何するんだよ！」
「えっ、何って！？」
「ちょっとあれカナディアン！？」
「そうじゃないの！？」
観客席の皆もです。ここでやっと気付いたのです。
「あれがカナディアンだったんだ」
「ううん、ホッケーマスクをしていなくてもわからない
のに」
「マスクをしてたら余計にわからなかったな」
「何処まで目立たないんだ」
皆何気にホッケーマスクのせいにします。その皆が見て
いる前で、です。

カナディアン君はスティックを振り回して。大暴れです。
「痛いじゃないか！」
「だから落ち着いて！」
「ちょっと、わざとじゃないから！」
「痛かったんだよ！」
チームメイトも相手チームの選手達もカナディアン君を
何とか宥めようとします。けれどそれでもなのでした。
彼は大暴れしてそれで試合どころではありませんでした。
かくして試合はお流れとなりました。観客席にいるニホ
ンちゃんもこれには呆然でした。
「ええと、まさかカナディアン君が」
「暴れるなんてね」
タイワンちゃんもです。そしてクラスの他の皆もなので
した。

「あいつがあんなに暴れるなんて」
「というかあいつも怒ったんだ」
「何ていうか新発見」
「まさかの」
皆とにかく唖然となっています。とにかくそこまで意外
だったカナディアン君の大暴れだったのです。
けれどその次の日です。カナディアン君は。
その大暴れした後のコートやその周りをせっせとお掃除
しています。それを見てです。
ニホンちゃんがきょとんとした顔になって尋ねるのでし
た。
「ええと、お掃除してるの？」
「うん、ちょっとね」
申し訳なさそうな顔で答えるのでした。

「昨日あんなことしたし」
「それでなの」
「いや、恥ずかしいところを見せたよ」
反省した顔で言うのです。
「もうあんなことをしないようにね」
「それでお掃除してるの」
「そうなんだ。みっともないところ見せちゃったね」
カナディアン君はニホンちゃんにこんなことも言います。
「本当に御免ね。折角の試合だったのに」
「ううん、まあ怒るのは誰にでもあることですし」
ニホンちゃんは深く反省しているカナディアン君にこう
返すのでした。

「だから。別に」
「いいのかな」
「たまにはいいと思うわ。確かにしょっちゅう怒る人は
問題だけれど」
何気にお隣さんのことも言います。
「けれどたまにはね」
「そう言ってくれるんだ」
「それでだけれど」
ニホンちゃんはあらためて彼に言ってきました。
「よかったら私もね」
「お掃除手伝ってくれるの？」
「何か。凄く散らかってるし」
カナディアン君が暴れただけではなくです。皆も結構汚
してしまっているのです。

それを見てです。ニホンちゃんは言うのです。
「だからね」
「有り難う」
ニホンちゃんが手伝うとです。
クラスの他の皆もやって来て。それで口々にカナディア
ン君に協力を申し出るのでした。
「まさか御前が怒るなんてな」
「それは想像外だったけれど」
「掃除してるんなら」
「手伝わせてよ」
こうしてです。皆でカナディアン君のお掃除を手伝うの
でした。普段は目立たない彼も今だけは立派な主役なの
でした。

スタンレーカップファイナル後の暴動の被害に遭った
「ベイ百貨店」「シアーズ」「チャプターズ」などのシ
ョーウインドー跡に設置された簡易の木の板に暴動から
一夜明け、市民がさまざまな言葉やメッセージを書き込
んでいる。
暴動が報道されると同時に、フェイスブックなどで街を
きれいにしようという呼び掛けが始まり、一番大きな集
まりでは1万7000人を超すメンバーを集めた。企業などで
も社内メールなどで「出勤前や帰宅時に時間があったら
街をきれいにするのを手伝って。手伝った後はベイ百貨
店のボードにサインをして」と呼び掛けるなど、一丸と
なって街をきれいにしようという動きが起こった。
メッセージを書き込んでいたPam Fairfieldさんは「現場
に少し近いチャイナタウン辺りにある友人の家で試合を
観戦していた。暴動が発生した時は、自分に何か被害が
起こるとは思わなかったけど、やっぱり少し怖かった。
歴史ある建物とかもあるのにこんなことをするなんてと
てもがっかりだし、何より恥ずかしい。テレビでこの
ボードのことを知って書き込みをしたいと思った」と話
す。学校の友人同士で来ていたPatrick君とWyatt君は
「試合は家で見ていた。試合後の暴動を見て、当日いと
こがダウンタウンに来ていたのでとても心配だった。せ
っかくのスタンレーカップがこんなことになってすごく
残念」と話す。

カナックスが17年ぶりにスタンレーカップファイナルへ
進出し、第7戦目までもつれ込み、街は盛り上がりを見せ
ていたが、試合に負けた後、一部の若者が暴徒と化す最
悪の事態となった。各国のメディアなどでも暴動につい
て大きく報道が流される事態となり、多くの市民が自分
の街で起こった暴動にショックを受けるとともに、街の
ために何かをしようという動きが広がりを見せている。
暴動については、現在バンクーバー警察が暴動に加担し
た暴徒の捜査を続けており、広く市民からの写真やビデ
オの提供を求めている。
ttp://vancouver.keizai.biz/headline/1282/
ttp://images.keizai.biz/vancouver_keizai/headline/1308551005_photo.jpg
ホッケー敗戦でファンが暴徒化、カナダ（YouTube）
AFP通信（16日）
ttp://www.youtube.com/watch?v=ga4VAkBpxfg

うわ…これｍａｃｈｉｎａさんのパクリのスレ？？？

>>21-22
感想です。
アイスホッケーのファンにも「フーリガン」は居たんですね。
初めて知りました。(私はこの面の知識が殆ど無いもので・・・・。)
フェイスブックも意外に役立つ物と言う事も知りました。
日本ではどうでしょうか。この手の連中が居たとしたなら。
後始末をバンクーバーの市民の様にやれるのでしょうか ?
「街を守る」と言うのはこう言う事を言うのだと思いました。

　　　　　　「変わったダイエット」
相変わらず皆それぞれの体重のことをとても気にしています。
大なり小なりです。皆このことは同じです。
それでニホンちゃんもトル子ちゃんもダイエットには気をつ
けています。その中で、です。
トル子ちゃんはニホンちゃんを羨ましそうに見てそのうえで
こう言うのでした。
「ニホンちゃんって痩せててスタイルいいから。そこが羨ま
しいのよ」
「そうかな。わたし胸ないから」
スタイルはどうかというのです。実はニホンちゃんは胸があ
るとそれでスタイルはいいと思う傾向があるのです。この辺
りにコンプレックスが出ています。

けれどです。トル子ちゃんはそのニホンちゃんに対してまた
言います。
「だから。スタイルは胸だけじゃないから」
「その他のところも？」
「その胸にしても大きさだけじゃなくて形もあるし」
まずはその形からです。
「ウエストにお尻に脚に。ニホンちゃん脚奇麗だしウエスト
もいいしお尻の形だって凄くいいじゃない」
「何か詳しくない？わたしのスタイルのこと」
「当たり前じゃない。私ニホンちゃんのこといつも見てるの
よ。平○綾さんとか今井○美さんとか日笠○子さんとか。他
には花○香菜さんや中村○里子さんとか水橋○おりさんみた
いなニホンちゃんのところの声優さん達も」
そうした人達もどうかというのです。

「胸はないけれど。スタイルはいいじゃない」
「あの。全部名前伏せられていないんだけれど」
「まあそういうところは気にしないで」
その辺りは強引に済ませてです。トル子ちゃんはまたニホン
ちゃんにお話します。
「とにかく。ニホンちゃん痩せてるうえにスタイルいいから。
それが羨ましいのよ」
「ううん、そんなにいいかなわたしのスタイルって」
「食べ物のせいかしら。ニホンちゃんのお家のお料理ってヘ
ルシーだから」
そのせいではないかというのです。そうしたお話をしてから
なのでした。

トル子ちゃんはニホンちゃんの身体全体をまじまじと見ます。
確かに胸はないですがスタイルはかなりのものです。そうし
てニホンちゃんを見た後で。
その後でふとその場を通り掛かったマジャールちゃんを見る
とです。彼女は。
これまでとは全く違っていました。そのスタイルはといいま
すと。
まるで大福餅です。これまでの乗馬が得意のすらりとしたス
タイルは何処にもなくです。別人の様になっています。
そのマジャールちゃんを見てです。トル子ちゃんは思わずこ
う言ってしまいました。
「みつ○もえ！の長女じゃないわよね」
「実は最近ね」
そのまさに雌豚状態のマジャールちゃんが応えます。

見ればその手には美味しそうな御菓子がります。その御菓子
をむしゃこらと食べながらです。
そのうえで、です。トル子ちゃんとニホンちゃんに対して言
うのです。
「御菓子が美味しくてね」
「それでなの」
「ついつい食べ過ぎて」
「そのままあの長女じゃない」
マジャールちゃんのお話を聞いてです。トル子ちゃんはまた
このニホンちゃんの漫画のことをお話に出しました。
そのうえで、です。マジャールちゃんに対してあらためて言
いました。
「とにかく。今のあんたね」
「太ってるっていうのね」
自分で言う彼女でした。

「そうだっていうのよね」
「自分でわかってるじゃない」
「けれど。御菓子が美味しいから」
言いながらまだ食べるマジャールちゃんでした。
「ついつい食べて」
「全く。そんなのじゃ何時まで経っても痩せないわよ」
「別に痩せなくていいし」
見事なまでに開き直った言葉です。
「とにかく。御菓子を食べるのが楽しくて美味しくてもう
仕方ないのよ」
「ううん、これって」
「太っていいのならいいけれど」
トル子ちゃんは呆れていてニホンちゃんは仕方ないな、と
いった感じです。

けれどです。ここでもう一人来ました。
マジャールちゃんと仲の悪いことで知られているルーマち
ゃんです。右手に赤いジュースの様なものが入ったグラス
を持ちながらです。悠然とした笑みを浮かべてやって来て
です。
そのうえでこんなことを言うのでした。
「今のマジャールって美味しそう」
「えっ、私が美味しいって」
「丸々と太ってて血色がよくてとても美味しそう」
それで美味しそうというのです。見れば彼女の口元には牙
にしか見えないものがあります。
赤い目でマジャールちゃんを見ながらです。さらに言うの
です。

「今のマジャールなら血の吸いがいがあるわね」
「ちょ、ちょっとあんたその言葉は」
「人間なのよね、ルーマちゃんって」
トル子ちゃんとニホンちゃんもです。ルーマちゃんの今の
言葉には人間とは思えないものを感じました。そうしてそ
のうえでなのでした。
マジャールちゃんにです。こっそりと囁きました。
「あんた、早く痩せないと危険よ」
「まさかと思うけれどルーマちゃんが」
「皆が思っている通りの存在だったら」
「あの赤いジュースみたいなのも気になるし」
「そ、そうよね」
マジャールちゃんもです。

青い顔になって二人の言葉に頷きます。そうしてなのでし
た。
学校から帰ってです。すぐにです。
パパさんとママさんにです。訴えるようにして言いました。
「私もう御菓子食べないから。さもないとルーマに血を吸わ
れるから」
「えっ、あの娘に血を吸われるって」
「それは大変なことよ」
「だからね。もう御菓子食べないから」
だからだとです。パパさんとママさんに必死の顔で訴えるの
でした。
こうしてマジャールちゃんは御菓子を食べないことにしまし
た。けれどです。

気付けば御菓子を食べてしまっています。もう本人の意志と
は裏腹にです。そうなってしまっています。これはかなり困
った状況です。
その状況に彼女自身もどうしていいかわからずにです。パパ
さんとママさんにその困った顔で相談するのでした。
「どうしよう。このまま御菓子を食べることを止められない
でいたら」
「そうだよ。ルーマに血を吸われるじゃないか」
「下手したらあそこのお祖父さんも出て来るわよ」
地球町で一番怖いと言われている人です。かつてオス慢お爺
さんとの大喧嘩ではお尻の穴に鉛筆を突き刺すことをしてい
ました。勿論この人も本当に人間なのかどうか疑われていま
す。

その人が出て来たらというのです。パパさんとママさんも気
が気ではありません。
かくしてです。二人は娘の為に。
苦肉の策を考えだしました。その策とは。
「よし、これからお家の御菓子はパパとママが管理してだ」
「食べたくなったらお小遣いを出しなさい」
「えっ、私のお小遣いでお家の御菓子を食べるの？」
「そうだ、そうしよう」
「どうしても食べたいのならマジャールのお小遣いでどうに
かしなさい」
こうしてです。御菓子は全部マジャールちゃんのお小遣いで、
ということになりました。

するとです。すぐにでした。
マジャールちゃんは見事元の体型に戻りました。あの大福餅
の様なスタイルからすらりとした可愛らしいものに戻ってい
るのです。その彼女を見てです。
ルーマちゃんがです。口惜しそうにして呟くのでした。その
呟く言葉は。
「折角美味しく頂けると思ったのに」
「ルーマちゃんってやっぱり普通の人じゃないのかしら」
「一応太陽とかそういうのは平気だしシャワーも浴びてるし
大蒜も食べて十字架も平気だけれど」
ニホンちゃんとトル子ちゃんはそんなルーマちゃんを見てそ
れぞれ呟きます。この辺りはどうしても信じられないものが
あります。

けれど何はともあれです。マジャールちゃんは元のスタイル
に戻って。こうそのニホンちゃんとトル子ちゃんにお話をし
ます。
「やっぱり。痩せている方がいいわよね」
「ううん、さもないと本当にね」
「血を吸われるからね」
「ええ、だからね」
それでだと。マジャールちゃん自身も言うのでした。
「まあ。御菓子は当分止めるわ」
「痩せないと危ないからね」
「別の意味で」
三人はこうお話しながらルーマちゃんをこっそりと見ます。
その赤い目でマジャールちゃんを見て牙にしか見えない八重
歯を出して微笑んでいる彼女は何処からどう見てもでした。

　【ベルリン時事】ハンガリー議会は11日、国民の肥満防止
を目的にカロリーの高い菓子類や清涼飲料水に課税する通称
「ポテトチップス税」の導入を賛成多数で可決した。9月から
施行される。
糖分の多い飲み物やスナック菓子などが対象で、税額はポテ
トチップスが1キロ当たり200フォリント（約85円）、アイス
クリームは同100フォリント。ハンガリーでは国民の肥満対策
が課題になっており、政府は税収を健康問題の啓発キャンペ
ーンに充てると説明している。
地元メディアは当初、新税を「ハンバーガー税」と報じてい
たが、ファストフードが課税対象から外れたため、ポテトチ
ップス税と呼ばれるようになった。
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110712-00000024-jij-int

【ジュネーブ＝佐藤昌宏】ハンガリー議会で１１日、高カロ
リーの清涼飲料水や塩分の多いスナック菓子など健康に良く
ないとされる加工食品に課税する新法が成立した。
新税は「ジャンクフード税」などと呼ばれ、世界保健機関
（ＷＨＯ）は、この種の税はデンマークに続き２例目ではな
いか、としている。
同法では、砂糖を大量に使った「栄養飲料」１リットルあた
り２５０フォリント（約１０７円）、スナック菓子１キロ・
グラムあたり４００フォリント（約１７０円）が課税される。
施行は９月１日。
ＷＨＯの２００８年の統計によると、ハンガリー国民の肥満
率は成人男性２６・２％、成人女性２０・４％と高い。
政府報道官は「新税の目的は国民の健康増進のため」と強調
している。だが、新税の導入で今年だけで５０億フォリント
（約２１億４０００万円）の歳入増が見込めるとの試算もあ
り、昨年、財政危機が発覚した同国では「真の狙いは財政再
建」との指摘も出ている。
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110713-00000957-yom-int

>>24
実際はフーリガンと町を掃除した人は別なのですが日本でも同じ事をできるかといいますと。
僕も果たしてどうなのかと考えています。日本人にも色々な人がいますから。
あとフーリガン、若しくはそう呼べる人はどのスポーツにもいます。スポーツに限らないかも
しれません。

　　　　　　　　　「どっちがどっちなのか」
サワディーちゃんはタイラン君の親戚です。その性別がどっち
なのかは諸説あります。
「男じゃないのか？」
「いや、女だろ」
「っていうか本当にどっちなんだ？」
「どっちの性別なんだろ」
皆それがどうしてもわかりません。それでタイラン君に尋ねて
もです。
「そういえばどっちなのかな」
「タイラン君もわからないの？」
タイラン君のコメントを聞いてニホンちゃんもです。首を捻る
のでした。

「サワディーちゃんが男の子なのか女の子なのか」
「ううん、お風呂は一人で入るしね、サワディーって」
「下着は？」
「トランクスだけれど。女の子でもトランクスはいたりするか
らね」
「それってかなり変わってる子だと思うけれど」
下着はトランクスだとのことです。けれどそれだけでわかるか
というとそうではないのです。
そしてです。次に区別するべきことについてはです。
「おトイレは絶対に大の個室に入るから。それでわかることも
ないから」
「じゃあタイラン君もサワディーちゃんが男の子なのか女の子
なのかわからないの」
彼ですらなのでした。

「ううん、謎の子なのね」
「っていうか謎だらけだよね」
タイワン君自身もです。困った顔で言うのでした。
「男装の麗人か。はたまた女装の美少年か。どっちなのかわか
らないって」
「うちのクラスって本当に色々な子がいるのね。けれど幾ら何
でも性別がわからないって」
幾ら何でも有り得ないことに思えますがそれでもです。サワデ
ィーちゃんが男の子なのか女の子なのかフラメンコ先生はおろ
か校長のコクレン先生も知りません。まさに究極の謎の人なの
です。
その謎のサワディーちゃんがです。ある日皆にこんなことを言
うのでした。

「今度うちで女装大会やるんだけれど」
「ああ、あれね」
タイラン君がそれを聞いて言います。
「うちの家じゃ恒例になっているやつだね」
「そうなのよね。それでタイランもどうかしら」
今日は女の子の喋り方でタイラン君に対して言うのです。その
女装大会に参加してはどうかというのです。
「女装してみる？」
「それ強制？」
「強制じゃないわよ」
あくまで勧誘です。お家の女装大会に参加してはどうかという
勧誘なのです。

それを聞いてです。タイラン君もです。
「ううん、それじゃあね」
「それじゃあ？」
「参加させてもらうよ」
とりあえずはといった感じで、でした。タイラン君も頷きまし
た。こうしてです。
タイラン君もタイラン家の女装大会に参加することになりまし
た。そのうえでクラスの皆にこう言うのでした。
「ううん、やっぱりサワディーには負けるかな」
「そもそもサワディーちゃんの性別って一対どっちなんだよ」
「女装大会に参加できるのか？」
皆そのことをまた尋ねるのでした。

「女の子だったら参加できないんじゃないの？仮にも女装大
会なんだし」
「だよなあ。参加してるからには男の子なのかな」
「一体全体何者？」
「参加してるのに性別がわからないって」
「まあ。それは全くわからないんだけれどね」
それでもだとです。タイラン君は言うのでした。
「何はともあれね。僕も参加するから」
「そういえばタイラン君って」
ここでニホンちゃんが彼に言いました。
「女装とかは得意なの？」
「まあね」
タイラン君はまずはこうニホンちゃんに答えました。

「苦手って訳じゃないよ」
「そうなんだ。できるの」
「一応はね。何度も言うけれどサワディー程じゃないから。
それは言っておくよ」
「うん、そうなのね」
そんなお話をしてでした。タイラン君はお家の女装大会に参
加することになりました。
そして楽屋で女の子の服、タイラン家のお家の女の子の服を
きてそれからです。おけしょうまでしてそうしてなのでした。
彼は審査を受ける舞台に出ました。その横には何とあの子が
いたのでした。
「あら、タイランじゃない」
「げっ、君もなんだ」
そこにいたのは。

やはりサワディーちゃんでした。しかもこの子の今の服装は
というとです。
タイラン君と同じタイラン家の女の子の服です。しかも髪型、
タイラン君のそれはウィッグですがこの子の場合は自前のよ
うです。その髪型もです。
同じです。本当に何もかもが同じなのでした。
それを見てです。タイラン君も驚きを隠せない顔でサワディ
ーちゃんに言うのでした。
「ううん、あのさ」
「何かしら」
「僕の真似してないよね」
「タイランも私の真似してないわよね」
「全然。偶然だよ」
こう答えるタイラン君でした。

「たまたまこういう格好したんだけれど」
「私もよ」
「それで。こんなにそっくりなんて」
「思いも寄らなかったわよね」
「何でかな」
驚きを隠せないままです。タイラン君は自分と全く同じ、
それこそお化粧のせいで顔まで同じになってしまっている
サワディーちゃんを見るのです。見れば見る程です。
サワディーちゃんはタイラン君そっくりです。同じお家の
子同士ですから似るのは当然にしても本当に鏡合わせの様
です。
そんなタイラン君とサワディーちゃんを見てです。タイラ
ン家のお家の皆も言うのでした。

「ううん、これって」
「どっちがどっちかわからないよな」
「どっちがサワディーでどっちがタイランなんだ？」
「それすらもわからないけれど」
「これじゃあ何て言っていいのか」
「どっちが優勝なのか」
皆言うのでした。
「わからないよな」
「困ったなあ。完全に鏡合わせじゃないか」
こう言うしかありませんでした。他にも女装の子はいます
がその中でなのです。
二人は傑出して女装が上手です。しかしどちらがより上か
というとです。

首を捻ってしまうのでした。本当にどっちがどっちなのか
わからない程そっくりですから。
そう、どっちがどっちなのかわからないのです。このこと
からなのでした。
皆はです。こう結論付けるのでした。
「もうね。どっちがどっちなのか本当に全くわかったもの
じゃないから」
それでだというのです。結論は。
「こうなったらもう同時優勝でいいよな」
「タイランとサワディーの二人が優勝で」
「とにかく。どっちがどっちかわからないから」
このことが最大の理由になりました。そっくりということ
はレベルが一緒だということだからです。

こうしてタイラン君とサワディーちゃんの二人が優勝とい
うことになりました。皆もそのことを聞いて二人の写真を
見てです。
首を傾げさせてです。こうタイラン君に尋ねました。
「それでどっちがタイランでどっちがサワディーなのかな」
「それが全くわからないけれど」
「どっちなのかな」
何とです。自分自身もわからないというのです。二人並ん
でいる写真のどっちがどっちなのかです。
それで彼自身も首を捻ってです。こう言うのでした。
「僕もわからないよ」
「ううん、それってかなり」
「凄いことだよな」
自分自身がどっちなのかわからないからです。まず有り得
ないことなのにです。

皆も唸るしかありませんでした。その中で、です。
ふとです。ニホンちゃんがこんなことを言うのでした。
「けれど。タイラン君もサワディーちゃんも凄く奇麗だか
ら。そのことは素直に凄いと思うわ」
「有り難う、ニホンちゃん」
タイラン君もニホンちゃんのその言葉に笑顔で御礼を言い
ます。
「そう言ってくれると有り難いよ」
「最近うちじゃセンゴクさんの女装とかが想像されてるけ
れど。あの人お姐喋りだから」
「ああ、そんなの見たら一発で失明して精神が崩壊するか
ら別にいいよ」
「そうよね。何しろ汚姐っていう仇名貰ってるから」
そのザ・反面教師のこともお話に出ました。女装も奇麗な
のに限ります。

◆医師、公務員も参戦　タイのニューハーフコンテスト
【タイ】タイ人ニューハーフのビューティーコンテスト
「ミス・ティファニー・ユニバース２０１１」の最終選考
会が６日、タイ東部のビーチリゾート、パタヤ市のニュー
ハーフショー劇場「ティファニー」で行われ、タイ国立ラ
ムカムヘン大学人文学科３年のシラパサソンさん（２１）
が栄冠に輝いた。
優勝賞金・副賞は現金１２万バーツ、トヨタの小型乗用車
「ヤリス」、宝飾品など。
シラパサソンさんは北部チェンマイ出身で、弟が１人いる。
最終選考に残った３０人は大半が大学生だったが、大学病
院の医師、薬剤師、公務員などもいた。選考会の様子は地
上波テレビで生放送された。
　 タイ社会は同性愛者、性転換者に寛大で、バンコクの街
中では多数の同性愛カップルや性転換者をみかける。一般の
職場への進出も進んでいる。
ttp://www.newsclip.be/news/2011509_030783.html
ttp://www.newsclip.be/news/img/30783_mainimg_1.jpg
ttp://www.newsclip.be/news/img/30783_img02.jpg

真面目にタイのオカマは綺麗だ！！
正面から見てると特に凄い美人が多い
タイの女の友人曰く、綺麗な女を見たらオカマを疑えってね
でも後ろから見るボディーラインは女性とは違う
夜は特に要注意

　　　　　　「とにかく厳しくて」
ペルシャちゃんは物凄い堅物です。
その堅物さはそれはもうかなりのものでいつも着ている服
もです。
「あれ、今日もその服なの」
「ええ、そうよ」
ニホンちゃんの問い掛けに答えるペルシャちゃんの服装は
といいますと。
ペルシャ家の服です。その服でしかもその手にあの曲がっ
た刀を持っています。
「その刀はシミターよね」
「そう、凄くよく切れるの」
ペルシャちゃんは自慢げに答えます。

「もうね。それこそ何でも切れるから」
「何でもって」
「ニホンちゃんの弟さんが持っているあのニホン刀よりも
切れるかもね」
実際にこちらの方がよく切れると言われています。そこま
でよく切れる刀なのです。
その刀を手に何かあれば怒るのがペルシャちゃんです。そ
の刀を持っているペルシャちゃんがニホンちゃんに対して
お話します。
「まあ刀のことは置いておいてね」
「服よね」
「うちの家厳しいのよ」
お話するのはこのことでした。

「だから服だってね」
「いつもその服じゃないと駄目なの」
「さもないとお父さんが怒るのよ」
ペルシャパパさんの厳しさはサウジちゃんのお父さんと同
じ位です。同じアッラーの教えを信じているお家ですがペ
ルシャちゃんのお家はシーア君のそれでサウジちゃんのと
ころはスンニーちゃんのそれです。そこは違いますが厳し
いことは同じなのです。
その厳しさ故にだというのです。
「私いつもこうした服しかね」
「着ちゃ駄目なのね」
「まあ仕方ないわよね」
ペルシャちゃんはこれでよしとしています。

「そんなちゃらちゃらした服とか着たら派手だし変な感じ
だしね」
「ううん、じゃあわたしがいつも着ているみたいな服は駄
目なの？」
「着物とか袴はいいけれどミニスカートになると駄目だか
らね」
それはというのです。ニホンちゃんはミニスカートも好き
なのです。けれどペルシャちゃんのお家ではそうしたお肌
を出す様な服はご法度なのです。
「もうヴェールでね」
「覆ってよね」
「そう。日差しも防いでくれるし」
ヴェールは元々なのです。

アラブ丁の強い日差しを防ぐ為の服なのです。尚アラブ丁
ではお日様は憎い相手で月は癒してくれる存在です。この
辺りはお日様が大好きなニホンちゃんとは全く違っていま
す。
そうした事情があってなのです。ペルシャちゃんはそのヴ
ェールを着たままニホンちゃんに対してさらにお話するの
です。
「あとはね」
「あとは？」
「男の子の格好も」
その格好もどうかというのです。
「ネックレスは駄目だし」
それも駄目だというのです。

「あれもね」
「やっぱり派手だから？」
「風紀によくないっていう理由からだと思うけれど。まあ
理由は他にも色々とあったりするかも知れないんだけれど
ね」
「まあ。男の子のネックレスっていうと」
「派手な感じがどうしてもね。するからね」
これをお話するペルシャちゃんでした。
「だから駄目になったのよ」
「前は髪型だったと思うけれど」
「勿論派手な髪型は駄目よ」
これは前に決められたことです。

「髪の毛を下手に切るのもね」
「そうよね。アッラーの教えって髪の毛とかお髭とかを切
るのは」
「その辺り紫苑のところと同じだから」
元々は紫苑ちゃんのお家の教えからはじまったことです。
紫苑家の昔の人と言われているサムソンさんは実際に髪の
毛が力の源になっていたと言われています。
こうしたことからペルシャ家にしても他のアッラーの教え
を信じているアラブ丁のお家の男の人達はお髭を生やして
いるのです。このことにはそうした教えの影響が強く出て
いるのです。
こうした中で、です。ペルシャ家では男の子の服装につい
てもなのでした。

「とにかく色々と決まりができてきていて」
「只でさえ厳しいのに？」
「そう、できてきているの
そうだというのです。
「例えばね」
「例えば？」
ニホンちゃんが尋ねようとしたその時にです。ふとそこに
です。
パラ雄君が来てです。笑顔でニホンちゃんに対して言って
きました。
「今度うちに来てくれるって？」
「あっ、お邪魔していいの？」
ニホンちゃんも笑顔でパラ雄君に応えます。

「じゃあ。今度の金曜日にね」
「楽しみにしてるからね」
二人のやり取りはこうしたとても日常的でかつ穏やかなも
のでした。けれどです。
ペルシャちゃんはいきなりです。パラ雄君に対していつも
右手に持っているシミターを高々と掲げて。そのうえでこ
う言います。
「ちょっとパラ雄、その服何なのよ」
「何なのよって？」
「だから。そのズボンよ」
見ればです。パラ雄君の服は。
ジーンズです。彼は今青いジーンズを穿いているのです。

ジーンズなんて今時誰でも穿いています。男の子だけでな
く女の子もです。結構穿いています。
ですから特に驚くようなことでもありません。けれどペル
シャちゃんは怒って言うのです。
「ジーンズは駄目よ。見えないものを指し示す言葉もある
んだし」
「見えないものって？」
「ジンよ」
「ああ、あれね」
ジンはアッラーの教えのコーランにも出ています。所謂精
霊、いいものもいれば悪いものもいる存在です。

そのジンのことはパラ雄君も知っています。それでこう言
うのでした。
「確かアラビアンナイトにも出ているよね」
「まあランプの精霊もあれだしね」
「そうよ。それを指し示す言葉が入っているじゃない」
それで、です。駄目だというのです。
「そんなジーンズなんか穿いたら駄目じゃない」
「つまりそれなのね」
横から話を聞いていたニホンちゃんがここで言います。
「駄目な男の子の服って」
「そうよ。ジン、じゃなかったジーンズよ」
もう同一視してしまっているペルシャちゃんです。頭に血
がのぼってもいます。

そのうえで、です。ペルシャちゃんはニホンちゃんにもパ
ラ雄君にも言うのです。
「そんな服着てどうするのよ」
「どうするって」
「うちの家は別にアッラーの教えじゃないし」
ニホンちゃんもパラ雄君もです。きょとんとした顔でペル
シャちゃんに対して応えます。
「だから。ちょっとそれは」
「乱暴じゃないかな。それにだよ」
「それに。何なのよ」
「若し僕がジーンズを脱いだら」
どうなるか。パラ雄君はお話するのです。

「もうトランクス一枚だけれどそうなったらそうなったで
ペルシャ怒るよね」
「下着一枚で歩くとかそんなの駄目に決まってるじゃない」
ペルシャちゃんはきっぱりと言い切りました。まさにその
通りだというのです。
「そんな格好絶対に許さないから」
「じゃあどっちがいいのかな。ジーンズがいいのかそれと
もトランクスがいいのか」
「ジーンズに決まってるじゃない。何処の世界に外で下着
で歩く人がいるのよ」
この辺りは常識のお話です。ペルシャちゃんもそれはわき
まえているのです。

かくしてです。今は。
結局パラ雄君はジーンズのままでいることになりました。
けれどペルシャちゃんは不機嫌な顔のままです。そんな彼
女を見てです。
ニホンちゃんはです。こうその不機嫌な顔のペルシャちゃ
んに対して言いました。
「パラ雄君はアッラーさんの教えの人じゃないから。それ
に他のお家の子にまで言うのはね」
「駄目っていうのね」
「うん、止めた方がいいから」
「ううん、それでも気になるのよ」
こう言うペルシャちゃんでした。お家の教えの厳しさが出
てしまうのでした。

イランでは、夏季に入る前に道徳警察が髪だけ覆って顔は
隠さないイスラム教の女性用衣服ヘジャブの着用を求める
などの服装指導を強化するのが通例だが、昨年からは男性
のファッションも監視の対象となった。
昨年はヘアスタイルが指導されたが、今年はネックレスが
禁止となった。
また、国営テレビはジーンズの着用の是非を問う番組を放
映。動画投稿サイト「ユーチューブ」には、ジーンズの言
葉は不可知を知り得る目には見えない生き物を示す言葉
「Jinn」に由来を持つことを討論する同テレビの映像が掲
載された。
この番組の中では、ある若者がジーンズの着用で体温が上
がるため睾丸に悪影響を及ぼすとし、結果的に性的能力を
失うとも主張した。
毎年恒例の服装規定の締め付けは、イランが抱える内政課
題から国民の注意をそらす狙いがあるとの見方もある。同
国は現在、高失業率に見舞われ、政治の内部闘争も起きて
いる。また、核開発問題での対立が原因で欧米諸国から
経済制裁を受けており、この制裁がさらに拡大する可能性
も出ている。
ttp://www.cnn.co.jp/fringe/30003164.html
ttp://www.cnn.co.jp/images/cnn/2011/06/23/16/59/29/male-necklace.jpg

性質
実体が無く目に見えないうえに、変幻自在に姿や大きさを
変えることが出来る。クルアーンにもその存在が認められ
ており、ジンという表題のスーラ（章）があるほどである。
知力・体力・魔力全てにおいて人間より優れるが、ソロモ
ン王には対抗できず、彼はジンを自在に操り、神殿を立て
る際にもジンを動員したと言われている。
人間に善人と悪人がいるように、ジンにも善人と悪人、ム
スリムと非ムスリムがおり、人間と同様に救いを受けるも
のとジャハンナム（地獄）に落ちるものがいる。人間に取
り憑く場合があり、ジンに取り憑かれた人すなはち気が狂
った人をマジュヌーン (アラビア語: مجنون‎, ラテン文字
転写: majnǔn)と呼ぶ。善性のジンに取り憑かれれば聖者
となり社会に利益をもたらすが、悪性のジンに取り憑かれ
ると狂人になる。
害悪を与えるといっても、ただの悪戯好きから人間の命を
奪うものまで様々である。強大で恐ろしいものから順にマ
リード（マーリド、マリッド）、イフリート、シャイター
ン、ジン、ジャーンと格付けされており、リーダー格がイ
ブリースだと言われている。しかしイブリースがアル・シ
ャイターンと呼ばれているので異説もあるようだ。人助け
をするイフリートもいることから、この階級は悪性だけで
なく、善悪統合した階級だという意見もある。

イスラームとの関係
クルアーンに由来する公認教義によると、ジンは人間と天
使の中間を占める被造物であり、古典イスラム法ではジン
の地位を定義しており、人間とジンの間の婚姻の問題につ
いてさえ考えているという。
アッラーフが土からアーダム (آدم‎) を作る2000年も前に、
煙の出ない火から作られたとされる。
イスラム教が成立するより前、ジャーヒリーヤ（無明時代）
と呼ばれた頃では、ジンは神々またはそれに準じる存在と
してアラブ人によって崇拝されていた。唯一神教であるイ
スラム教でも、ジンの存在を完全には無視できなかった。
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%B3_(%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%96)

>>55
あちらのそうした人は確かに凄いですね。このサワディーちゃんもかなり初期にそこから
出たキャラのようです。タイラン家の一員ですが彼とはまた違うキャラです。

　　　　　　　　　　「若しも御本家があったなら」
日之本家には御本家というものが存在します。そこに陛下たん
がおられます。
こうしたお家は実は結構少ないです。エリザベスちゃんやタイ
ラン君といった人達がそうですがやっぱり少数派です。
勿論カンコ家には御本家はありません。そのことについてカン
コ君は最近しきりに悔しがってこんなことを言います。
「なじぇウリナラには御本家がないニダ！」
「というかなくなってしまったニダな」
チョゴリちゃんが極めて冷静にお兄さんに突っ込みを入れます。
この辺りとても慣れたものです。
けれどカンコ君はです。まだ言います。彼にしてみれば言わず
にはいられないのです。

そして言うことは。
「ニホンにはいるのにウリにはいないのは不公平ニダ」
「アメリーさんやチューゴさんもそうニダが」
「けれどウリは御本家が欲しいニダ」
まだ言うカンコ君でした。
「とにかくどうにかしたいニダ」
「現実にはいないからどうしようもないニダ」
チョゴリちゃんの冷静な突っ込みはここでもでした。
「だから諦めるニダ」
「うう、諦めたくないニダ」
「ではどうするニダ？」
チョゴリちゃんは何もできないだろうと思ってお兄さんに言
いました。

「具体的にはどうするニダ」
「こうなればウリが脚本を書くニダ」
こんなことを言うカンコ君でした。
「それで御本家がいた場合のミュージカルを作るニダ」
「何か話が目茶苦茶な方向にいっていないニダか？それだと
いつも通りニダ」
「ええい、そんなことはどうでもいいニダ！(声：堀秀行)」
カンコ君はいつも通り強引に言い切ってです。そうしてなの
でした。
意地になって脚本を書いていきます。チョゴリちゃんはそん
なお兄さんに尋ねます。
「それでどういうミュージカルニダ？」
「恋愛ニダ」
カンコ君の大好きな恋愛ものだというのです。

「恋愛コメディーニダ。今全速力で書いているからもうすぐ
できるニダ」
「書きはじめて三十分なのに随分と速いニダな」
「ニホンやウヨも速いニダ。それと同じニダ」
「けれど幾ら何でも三十分はないニダよ」
こんなことをお話しながらです。カンコ君は脚本を一気に書
き終えました。そうしてからです。
チョゴリちゃんにその脚本を見せます。そのうえで尋ねるの
でした。
「どうニダ？」
「とりあえず本当に書いたことに驚きニダ」
チョゴリちゃんが言うのはこのことでした。

「相変わらず無茶ニダ」
「ウリはあらゆる常識を超越した存在ニダ。だからこんなこ
とも常識ニダ」
「常識を超越している人間に常識がある筈がないニダ」
こんなことをお話していました。何はともあれその脚本がで
きあがりました。そしてその次の日。
カンコ君はクラスで皆に対して言います。
「今日はミュージカルの上演ニダ」
「今日はそれか」
「何だかんだで色々なもん作る奴だな」
「それで私達呼ぶのね」
「上演するから」
「その通りニダ」
カンコ君は胸を張って皆に答えます。

「脚本はウリ、主演はウリとチョゴリニダよ」
「何かそれもなあ」
「いつもの顔触れだよな」
「っていうかカンコとチョゴリちゃん以外に主役っている
のかねえ」
「コユンちゃんも出てって。毎回同じ顔触れでやってるん
じゃないか」
「それで場所ニダが」
カンコ君は皆の言葉をスルーしてです。自分で話を進めて
いきます。
「ニホンの家ニダ」
「えっ、わたしのお家？」
思わぬところから名前が出てです。ニホンちゃんもびっく
りです。

それで、です。きょとんとした顔になってこうカンコ君に
尋ねました。
「そんなこと何時決まったの？」
「たった今決まったニダ」
これまた非常に強引です。
「そういうことになったから感謝汁」
「とりあえず僕達が理解できるように説明してくれないか
な」
「あのさ、急にミュージカルやるって言われてしかもその
場所がニホンちゃんのお家って」
「話の整合性が全然ないじゃない」
「何処をどうやったらこんな無茶苦茶な話になるのよ」
「じゃあ今日の夕方ニダ」
ここでも話を聞かないカンコ君でした。

「皆楽しみにしているニダ」
「だから何でわたしのお家でなのかしら」
ニホンちゃんはそのことが全くわかりませんでした。けれ
どお話は決まってしまいました。というよりかはカンコ君
が強引に決めてしまいました。
実際にこの日の夕方にです。カンコ君は日之本家のキョウ
トの間でミュージカルを上演するのでした。勿論主役はカ
ンコ君とチョゴリちゃんです。
御本家の人になったカンコ君は許婚役のチョゴリちゃんに
対して言うのでした。二人は今キョウトの間の裏の楽屋に
います。
そこでもうミュージカルの衣装に着替えてです。それで言
うのです。

「じゃあ今から本番ニダ」
「脚本を昨日書いてそれで今日本番ニダか」
「何ごとも迅速にするのがいいニダ」
「というよりか無茶苦茶過ぎる展開にも程があるニダ」
チョゴリちゃんも皆と同じことを言うのでした。けれどカ
ンコ君は自分でお話を進めていってです。実際に舞台の本
番となりました。そのミュージカルのお話の内容といいま
すと。
「何かなあ」
「これってあれ？」
「カンコ家のドラマ？」
皆そのあらすじを見てこう思うのでした。

「あらすじとか設定って」
「カンコが脚本書いてるドラマのいつもの流れだよなあ」
「っていうか。初対面が最悪とか実は許婚だったとかって
いう設定本当に好きだな」
「しかも恋愛ものって」
「カンコの好み全開の話だな」
まさにです。カンコ君が書いたお話でした。脚本はそうし
たものでした。
流れもカンコ君のものそのものでそうして最後まで観てで
す。皆こう言うのでした。
「カンコだよなあ」
「そうね。カンコよね」
皆しみじみとこう言います。

「もうカンコが作った脚本だって」
「実によくわかるわ」
「そうニダか。皆そんなに感動してくれたニダか」
カンコ君は皆の言葉をこう受け取ったのです。そうしてで
す。こんなことも言いました。
「やっぱりあれニダな。ウリナラにも御本家があってもい
いニダな」
「兄さん、そんなこと誰も言っていないニダよ」
チョゴリちゃんが舞台の衣装のままでお兄さんに突っ込み
を入れます。ここでも突込みが炸裂します。
けれどカンコ君は今も平気な顔でいて。満足した顔で言うの
です。

「そもそもニホンに御本家があるのにウリナラにないのは随
分と腑に落ちない話ニダ。やっぱり御本家があって然るべき
ニダ」
「ああ、御本家か」
「そのことを言いたいミュージカルだったんだな」
「てっきりいつもの恋愛ものかって思って見てたんだけれど
な」
「実は違ったのか」
皆もここでやっとこのことに気付いたのです。
「成程なあ」
「そうだったのか」
「何時かは御本家ができるニダ」
こうも言うカンコ君でした。

「その日を心待ちにしているニダ」
「カンコ君って本当に」
ニホンちゃんもカンコ君のお話を聞いてです。こう言うの
でした。
「何でもかんでもわたしなのね。わたしのこといつも嫌い
だって言ってるのに」
「まあ。それが兄さんニダ」
チョゴリちゃんは何があっても絶対に気付かないニホンち
ゃんにこうお話します。
「だから生暖かい目で見て欲しいニダ」
「ううん、それじゃあ」
こうしてカンコ君だけが満足して終わったミュージカルで
した。終わってみると何か何も残っていない感じです。

韓国ミュージカル「宮」、エネルギッシュに日本初公演

2011年6月22日

　韓国で昨秋大ヒットしたオリジナルミュージカル「宮」（クン）の日本公演が、京都南座で
開かれている。原作は韓国でミリオンセラーを記録した人気漫画で、２００６年にテレビ
ドラマ化、日本でも放映されて評判になった。ミュージカル大国と言われるまでになった韓
国では、欧米作品の韓国語版に加え、映画やドラマを原作にした作品が年間１００本以上制
作されている。その中でも「宮」は、日本から５０００人以上がソウルに観劇に訪れ、総動
員数１０万人を超える大ヒットとなった作品。皇室をあらわす豪華なセットや衣装と、ヒッ
プホップダンスなど最新のＫ−ＰＯＰが融合したエネルギッシュな舞台となった。（文・坂
口智美）

　ストーリーは韓国に今も皇室制度が存在したら…という設定で、孤独な皇太子イ・シンと
平凡な女子高生シン・チェギョンが繰り広げるロマンチックコメディー。韓国芸術高校の同
級生の二人の出会いは超最悪。冷酷で生意気なシンにチェギョンは対抗する。しかし、皇
太子シンは皇帝の病の悪化により、皇太后から前皇帝が決めた許嫁と結婚するように命を受
け、その相手がなんとチェギョン。借金問題に苦しむ一家を救うためにチェギョンは一念発
起して宮中に入る。 （以下略）
ttp://www.asahi.com/showbiz/stage/spotlight/OSK201106220035.html

李氏朝鮮（りしちょうせん）は、1392年から1910年まで続いた朝鮮半島の最後の王朝。李朝（りちょう）ともいう（李王朝の意）。高麗の次の王朝。

1392年に高麗の武将李成桂太祖（女真族ともいわれる[1]）が恭譲王を廃し
て、自ら高麗王に即位したことで成立した。李成桂は翌1393年に中国の明か
ら権知朝鮮国事（朝鮮王代理、実質的な朝鮮王の意味）に封ぜられた。明か
ら正式に朝鮮国王として冊封を受けたのは太宗の治世の1401年であった。
日清戦争で日本が勝利したことにより、日本と清国との間で結ばれた下関条
約は朝鮮に清王朝を中心とした冊封体制からの離脱と独立をもたらした。こ
れにより朝鮮は1897年に国号を大韓帝国（だいかんていこく）、君主の号を
皇帝と改めたが、これ以後日本の強い影響下に置かれることとなり、韓国の
主権は次第に日本に移されてゆく。1910年8月の韓国併合ニ関スル条約調印
によって日本に併合された。
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　　　　　　　　　　「二つの家で」
ハプスブルク先生は物凄いお嬢様です。名家から出てそう
して学校の先生をやっています。優雅で気品があって。そ
れはもう学校の誰からも羨望の目で見られる人です。
そのお父さんはといいますと。
「昔の話よ」
「けれど凄かったですよね」
「そうよ。だってね」
ニホンちゃんにです。マジャールちゃんが言います。今二
人は一緒にハプスブルク先生の前にいてです。先生とお話
をしているのです。
そのマジャールちゃんがです。ニホンちゃんにお話するこ
とはといいますと。

「私のお家もね」
「ハプスブルク先生のお家にいたにょね」
「そうだったのよ」
こうお話するのです。実はマジャール家はかつてハプスブ
ルク先生のお屋敷で使用人をしていたのです。そしてそれ
は彼女だけではありません。
「マカロニーノ家の人もいたしね」
「そういえばマカロニーノ君のお家って最近まで家族がそ
れぞれ別れていたのよね」
ニホンちゃんもこのことを思い出しました。マカロニーノ
家も中々複雑な家庭状況だったのです。そしてその他にも
です。

「ポーラもいたしチェコ先生やスロバキア先生もいたし。
コソボとかあそこらへんもね」
「あとゲルマッハ君のお家もよね」
「あそこは先生のお家と近いから」
ゲルマッハ家とハプスブルク先生のお家は親戚関係にある
のです。だから今もお付き合いは深かったりします。
「あとベルギーにネーデルに」
「フラメンコ先生のところとも」
「そう、一緒に暮らしていた時期もあって」
「凄いね、本当に」
ニホンちゃんもです。あらためてなのでした。ハプスブル
ク先生のお家について驚嘆しました。

「今のＥＵ丁のかなりの人を使用人にしてたのね」
「そうよ。もうそれこそフランソワーズ家と長い間張り合
ってて」
実はハプスブルク先生のお家はフランソワーズ家とはそれ
こそ長年の喧嘩相手だったのです。フランソワーズ家の敵
といえばエリザベス家ですがもう一つです。物凄く仲が悪
くて因縁のある相手がいたのです。そしてその家こそがな
のでした。
「それこそマカロニーノ家での喧嘩とかベルギーのお庭を
巡っての喧嘩とか三十日喧嘩とかフラメンコ継承喧嘩とか
ハプスブルク継承喧嘩とかね」
何かあるとハプスブルク先生のお家とフランソワーズ家は
喧嘩していたのです。

「物凄かったから」
「ちょっとそれって」
「まあ。ニホンちゃんとカンコのそれなんてそれこそ甘い
甘いっていう位で」
何かあると大喧嘩を繰り返していた、そんな因縁ある両家
だったのです。
「昔の話だけれどね」
「確か。フランソワーズちゃんの御先祖様のマリーさんも
よね」
「はい、そうですよ」
このことについてはです。ハプスブルク先生が自分でニホ
ンちゃんにお話します。そのマリー＝アントワネットさん
のことは。

「あのマリア＝テレジアさんの娘さんで」
「フランソワーズ家に嫁がれたんですよね」
「そうだったのですよ。それで私達は仲直りすることがで
きたんです」
これがハプスブルク先生のお家の行動方針だったのです。
喧嘩をするよりもまずは結婚して仲良くしましょう、そう
してＥＵ丁、その頃は欧州丁と呼ばれていたその場所にで
す。物凄く大きなお屋敷を築いたのです。
それをです。長年の喧嘩相手だったフランソワーズ家に対
しても行ったのです。ハプスブルク先生はこのことをニホ
ンちゃんにお話したのです。
「昔のことですよ」
「それをでしたね」
ニホンちゃんもここで言います。

「わたしのお家で漫画にしたり舞台にしたり」
「ベルサイ○の薔薇ですね」
「その人他にも女帝エカテリ○ナとかエロイ○とかも描い
てまして」
その世界では最早大御所と言っていい人なのです。
「先生のお家のことがよく出てまして」
「特にマリーさんがですね」
「はい、オスカルさんと一緒に」
ニホンちゃんのお家でも物凄い有名人になっているのです。
その人もなのです。
「先生のお家の方なんですね」
「そうだったんですよ」
ニホンちゃんのところではお母さんよりも有名になってい
る人です。

「昔のお話ですけれど」
「他にはマクシミリアンさんやフランツ＝ヨーゼフさんが
おられましたね」
ハプスブルク先生の御先祖様の方々です。特にそのフラン
ツ＝ヨーゼフさんは。
「先生のお祖父さんですよね」
「もう。亡くなりましたけれど」
先生にとってはとても懐かしいお祖父さんです。そしてな
のでした。
ニホンちゃんはここで。この方のこともお話しました。
「確か先生のお父さんも」
「あっ、あの人は」
けれどその人のことはです。マジャールちゃんがです。

顔を曇らせてです。ニホンちゃんに対してそっと囁いてな
のでした。
「ちょっと今は」
「今は？」
「御歳でね。お身体の調子も悪くて」
「えっ、そうなの」
「ええ、だから」
それでだというのです。
「あの人のお話はね」
「うん、わかったわ」
ニホンちゃんもなのでした。そのことを理解して静かに頷
きました。ハプスブルク先生のことを気遣って。

その先生がです。ニホンちゃんとマジャールちゃんに対し
てなのでした。
にこりと、とても優しくて気品のある微笑みを浮かべてそ
のうえで。こう言ってくれたのです。
「今日よかったら先生のお家でね」
「先生のお家で、ですか」
「今日の放課後に」
「お菓子にコーヒーをどうかしら」
先生のお菓子作りの腕前はまさに神技です。とても甘くて
美味しいお菓子を作ってくれるのです。
そのお菓子を御馳走してもらえると聞いてです。ニホンち
ゃんもマジャールちゃんもでした。

物凄く明るい笑顔になって。こう応えました。
「はい、それじゃあ」
「御邪魔させてもらいます」
こうしてです。ニホンちゃんとマジャールちゃんはこの日
ハプスブルク先生のお屋敷に来ました。そしてそのお屋敷
の中で、でした。
閉じられた扉の一つを横切った先生がその扉を見てです。
とても寂しい顔になったのを見ました。けれど二人はその
ことについて何も言わずにです。先生の笑顔での招待を受
けたのでした。
それから数日後のことでした。ハプスブルク先生のお父さ
んがです。
亡くなってしまいました。それを受けてです。

五年地球組の皆もそのお葬式に参列します。ハプスブルク
先生は皆の担任ではないので特に参列する必要はありませ
んでしたがそれでもです。
ハプスブルク先生は皆の担任だった時もありますしそれに
先生はとても慕われているからです。皆も参列したのです。
そのお葬式の中で。
先生は黒い喪服を着て棺を見送りました。けれど先生は泣
きませんでした。
静かに微笑んで、です。こう言ったのです。
「さようなら。お父様」
こう言ったのです。笑顔でお父さんの旅立ちを見送ったの
です。

その先生を見てです。マジャールちゃん、かつてその人に
も可愛がってもらった彼女がです。
つい泣きそうになりました。けれどニホンちゃんがそのマ
ジャールちゃんにそっと言いました。
「先生も。笑顔だから」
「そうね。私が泣いたらね」
「あの人が悲しむからね」
「うん、じゃあ私もね」
ニホンちゃんのその言葉に応えてです。マジャールちゃん
もでした。
笑顔になってそのうえでハプスブルク先生のお父さんを見
送るのでした。また一つの時代が旅立っていくのを見送っ
たのです。

最後の皇帝の長男が死去　O・ハプスブルク氏
【ウィーン共同】
第1次世界大戦まで中欧に広大な領土を有したオーストリア・
ハンガリー帝国最後の皇帝の長男で、元欧州議会議員のオッ
トー・フォン・ハプスブルク氏が4日、ドイツの自宅で死去
した。98歳。同氏のホームページで関係者が明らかにした。
死因は不明だが、2年前に階段から落ちて以来、体調が万全
ではなかったという。
欧州融合を訴える「汎欧州運動」を唱え、1979年から20年間、
欧州議会議員を務めた。
地元メディアによると、12年、オーストリア東部ライヒェナ
ウ生まれ。16年に父親のカール1世が皇帝に即位したことによ
り、皇太子となった。
ttp://www.47news.jp/CN/201107/CN2011070401001080.html
ttp://img.47news.jp/PN/201107/PN2011070401001093.-.-.CI0003.jpg

ハプスブルク家（ドイツ語: Haus Habsburg）は、現在のスイ
ス領内に発祥したドイツ系の貴族の家系。古代ラテン人の有力
貴族であるユリウス一門（カエサル家）の末裔を自称し、中世
の血縁制度を利用した政略結婚により広大な領土を獲得、南ド
イツを代表する大貴族に成長した。中世から20世紀初頭まで中
部ヨーロッパで強大な勢力を誇り、オーストリア大公国、スペ
イン王国、ナポリ王国、トスカーナ大公国、ボヘミア王国、ハ
ンガリー王国、オーストリア帝国（後にオーストリア＝ハンガ
リー帝国）などの大公・国王・皇帝を輩出した。また、後半は
形骸化していたとはいえ、ほぼドイツ全域を統べる神聖ローマ
帝国（ドイツ帝国）の皇帝位を中世以来保持し、その解体後も
オーストリアがドイツ連邦議長を独占したため、ビスマルクに
よる統一ドイツ帝国から除外されるまで形式的には全ドイツ人
の君主であった。ヨーロッパ随一の名門王家と言われている。
家名のハプスブルクまたはハプスブルグは慣用表記で、ドイツ
語での発音はハープスブルク [ˈhaːpsbʊʁk] 。スペイン語では
アブスブルゴ家（Casa de Habsburgo）となる。ルドルフ1世以
来オーストリアを本拠としたことから、スペイン系を含めて
「オーストリア家」（ドイツ語：Haus Österreich, スペイン語：
Casa de Austria, フランス語: Maison d'Autriche）とも呼ばれる。
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%97%E3%82%B9%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%AF%E5%AE%B6

　　　　　　　　　　「あてにならない順位」
ある日です。かなり風変わりなランキングが発表されました。
そのランキングはというとです。
「成績とか生活態度とかお家の事情とかそうしたことが総合的
に駄目な人を上から数えたランキングなの」
「そうみたいね」
タイワンちゃんにニホンちゃんが答えます。
「クラスの皆のね」
「何かそれって」
そうなるとです。ニホンちゃんが真っ先に思い浮かべた人は誰
かというとです。
「キッチョム君かな」
「あいつ全然出て来ないしね」
見れば今日もです。

キッチョム君の席には誰もいません。彼は相変わらず引き篭も
りでおまけに欠食児童で訳のわからないシュリョウ様の言葉を
聞いておかしなことばかりしています。
その彼がもうダントツでトップではないかとです。ニホンちゃ
んは考えたのです。
「条件揃ってるわよね」
「そうよね。あたしも実際のところね」
タイワンちゃんもです。そうしたことになると真っ先に思い浮
かぶのはキッチョム君なのでした。少なくともタイヘイ池にお
いては彼がダントツです。
そしてそのことはです。彼の弟さんであるカンコ君も考えてい
るところでした。

「兄さん、本当にこれからどうするつもりニダ」
「まあ出て来たら出て来たで騒動起こす奴だけれどね」
タイワンちゃんキッチョム君についてはとても冷たい調子です。
「とりあえずトップはあいつでしょ」
「ウリも実際にそう思うニダ」
カンコ君自身もこう言います。そうしてです。
そのランキングが貼られている壁のところに向かいます。そう
してそこのランキングでは。
何とです。キッチョム君はです。
「あれっ、二十二位？」
「あいつが二十二位なの」
ニホンちゃんもタイワンちゃんもです。このことにはかなりび
っくりしました。

「ううん、キッチョム君っていったら」
「不登校児でいつも餓えててしかも怪しい人の話ばかり聞いて
てよ。相当酷いことになってるのに」
「それでも二十二位なの」
「有り得ないんじゃないの？」
ニホンちゃんもタイワンちゃんも首を捻ります。そしてそれは
カンコ君もでした。
彼が二十二番なのにびっくりしてです。そうしてニホンちゃん
とタイワンちゃんに言うのでした。
「このランキングおかしいニダか？」
「あっ、カンコ君もなの」
「そう思うのね」
二人はカンコ君のその言葉に応えました。

「これはね」
「あいつより酷いことになってるっていう奴いるのかしら」
「ああ、これがさ」
「ちゃんといるあるよ」
ここでアメリー君とチューゴ君が出て来てです。そのうえで
三人にお話します。
「トップはソマリアでな」
「チャドにスーダンが続いているある」
「ってそれって」
「あんた達も関わってるんじゃないの？」
ニホンちゃんとタイワンちゃんは二人の他人ごとといった感
じの言葉に突っ込みを入れました。

「確かにどの子もかなり困ったことになってはいるけれど」
「あんた達が言うなよ」
こう言うのでした。けれど二人にはそんなことは全く耳には
入らずです。それでなのでした。
「他にもパキスとかミャンマーとかな」
「キッチョムより困った状況の奴は多いあるな」
「だから。それって」
「あんた達関わってない？」
また突っ込みを入れますがそれでも二人はスルーです。そう
してなのでした。
二人はこう言うのでした。
「この連中がさ。つまりは」
「キッチョムより酷いことになっている面々あるよ」
それが二十一人もいるのです。

「とまあそういうことだから」
「わかってくれたあるか」
「けれどそれでもね」
「そうよね」
それでもだとです。ニホンちゃんとタイワンちゃんはまだ
言うのでした。
「パキスちゃんのお家が困ったことになってるのは知って
るけれど」
「それでもあいつよりはましじゃない？あたしあの娘のこ
とはよく知らないけれど」
流石に引き篭もりで欠食児童の彼よりはましなんじゃない
のかというのです。

「その辺りは主観かも知れないけれど」
「その辺りどうなの？」
「ウリもそう思うニダ。どう考えてもキッチョム兄さんは
ミャンマーよりもずっと酷いことになっているニダよ」
カンコ君は力説にさえなっています。そしてそれはどうし
てかというとです。
「ミャンマーはまだ食べているニダ。それでどうして兄さ
んより酷いニダか」
「だから。何か色々と条件が書いてあってな」
「ほら、ランキングの横に書いているあるぞ」
アメリー君とチューゴ君が指差したのはランキングの隣に
ある注意書きです。そこに書かれている条件はどうしたも
のかといいますと。

「家の中で喧嘩してるとか。その主張が正しいかとかお家
の中で威張った人がいないか」
「そういうことを調べてのことある」
「じゃあそれだと」
「やっぱりあいつぶっちぎりじゃない」
二人のキッチョム君への評価は普遍です。ある意味におい
て素晴しくすらあります。
「どれを取ってもね」
「キッチョムじゃないの？」
「というかこのランキング作ったのは誰ニダか？」
カンコ君はこのことが気にきました。ランキング製作者は
誰はということにです。

「偏っていないニダか？というよりか兄さんのことをあま
りにも知らなさ過ぎるニダ」
「って御前もかなり酷いこと言うＹＯな」
「幾ら本当のことだと言っても言い過ぎではないあるか？」
二人にしても随分なことを言っています。
「っていうか僕達が作ったんじゃないからな」
「タイランが作ったものあるぞ」
「えっ、タイラン君が作ったの」
「あいつがなの」
お話を聞いてです。ニホンちゃんとタイワンちゃんはきょと
んとした顔になって言いました。これは二人にとってはかな
り意外なことでした。

「ええと、タイラン君のランキングは思ったより低いってい
うかこの場合高いけれど」
「公平には見ているみたいね」
それを確めてから。二人はまたお話するのでした。
「じゃあかなり公平に考えて見ているのね」
「それでも。キッチョムの評価高くない？」
悪い順番から見て二十二番、それこそ百八十人はいるんじゃ
ないかというクラスでそこまで悪くてもまだ甘いんじゃない
かと言われるキッチョム君もかなりのものではあります。
「ううん、何か」
「タイランってキッチョムのこと知らないのかしら」
二人がこう思うとです。

カンコ君も言うのでした。
「ちょっとタイランに聞きたいニダ。あいつは何処ニダか」
「ああ、呼んだ？」
言ったすぐ側からです。タイラン君が五人のところに出てき
ました。
そうしてそのうえで、です。カンコ君に対して言うのでした。
「何の用かな」
「あのランキングはなじぇ兄さんがあんなに順位が低いニダ
か？一番ではないニダか？」
「一番だったら駄目なランキングだけれど？」
「兄さんは御前の作った基準でもぶっちぎりの駄目人間ニダ。
それでなじぇ二十二番なんて低い順位ニダ」
「あのさ、自分のお兄さんに相当ぼろくそに言ってるんだけ
れど？」
タイラン君にまで言われるカンコ君でした。

「それでもいいの？」
「だから兄さんがあんな低い順位なのが納得できないニダ。
どうしてニダか」
「ううん、他の面々が酷いからなんだけれど」
それでだと答えるタイラン君でした。
「一応公平に考えたつもりだよ」
「まあな。僕はこんなところか？」
「不本意な順位あるが仕方ないあるな」
アメリー君もチューゴ君もタイラン君の評価については頷く
のでした。二人が文句を言わない程公平で的確な評価なので
す。
「わたしもね。こんなところ？」
「ウリもウリの順位には納得ニダ」
これはニホンちゃんもカンコ君もなのでした。タイラン君の
評価には納得しています。

それでもです。キッチョム君は。
「終身名誉一番でもいいニダ」
「だからそれが自分のお兄さんに言う言葉？酷評なんてもの
じゃないけれど」
「けれどどう考えてもおかしいニダ。なじぇ兄さんがトップ
ではないニダ」
「トップだとまずいんだけれど。それでもなんだね」
「そうニダ。ウリは兄さんをトップに推挙するニダ。もう一
度じっくりと調べて欲しいニダ」
あくまでこう言うカンコ君でした。実際にキッチョム君の席
はです。
誰もお掃除もしないし汚いままです。何かそこだけ別世界の
ようです。

その席を見てです。カンコ君はさらに言います。
「とにかくニダ。もう一度兄さんのことをよく調べて欲しい
ニダ。御前も納得するぶっちぎりの駄目人間ニダよ」
「ううん、じゃあ次回のランキングは彼のことをもっとよく
調べてみるよ」
「そうニダ。そうすれば兄さんは見事一位になることができ
るニダよ」
最後にこう言うカンコ君でした。けれど彼のお話を聞いたニ
ホンちゃん達五人はです。それぞれこう思って言うのでした。
「カンコって本当に」
「あいつのことが嫌いなのかな」
こうとしか聞こえないカンコ君の言葉でした。けれどキッチョ
ム君が駄目人間であることは誰もが認めることでした。

【タイ】非政府組織ザ・ファンド・フォー・ピース（本部、米
ワシントンＤＣ）が国家運営の失敗の度合いを経済格差、法治
と人権状況、公共サービスなどから割り出した｢失敗国家｣指数の
２０１１年版で、タイは昨年から２つ順位を上げ１７７カ国中
７９位と、さらに評価を下げた。
国論の分断、国家の正当性への疑問、特権階級の存在などが低
評価につながった。
「失敗国家」の１位はソマリアで、２位チャド、３位スーダン。
最下位はフィンランドで、１７６位ノルウェー、１７５位スウェ
ーデンと、スカンジナビア諸国が「成功国家」のトップ３を独占
した。
日本は１６４位。主要国はドイツ１６２位、フランス１６１位、
英国１５９位、米国１５８位、ロシア８２位、インド７６位、中
国７２位。
アジア諸国はアフガニスタン７位、パキスタン１２位、ミャンマ
ー１８位、北朝鮮２２位、バングラデシュ２５位、ネパール２７
位、スリランカ２９位、カンボジア３８位、ラオス４６位、ブー
タン５０位、フィリピン５１位、インドネシア６４位、ベトナム
８８位、マレーシア１１２位、韓国１５５位、シンガポール１５
７位――など。
ttp://www.newsclip.be/news/2011624_031252.html

　　　　　　　「やっぱり怒るカンコ君」
ニホンちゃん達女の子だけでやる女子シューキューゲーム
ですがこのゲームでは最近物凄い番狂わせが起こってしま
っています。
何とニホンちゃんが物凄く強くなったのです。
「何っ、ニホンがニダか」
「そうニダ」
カンコ家においてチョゴリちゃんがお兄さんのカンコ君に
対してお話しています。
「もう滅茶苦茶強いニダよ」
「あいつそんなにシューキューゲーム強かったニダか？ど
ちらかというとボーキューの方が強かったと思うニダが」
これが最近まででした。

けれどです。それがなのです。
「今はもうシューキューもニダ。女の子達の間でしている
のだともう凄いニダ」
「確かそのゲームのカードは全部女の子のカードニダな」
そのシューキューゲームではそうなのです。女の子だけで
やる時はカードは全部女の子のカードなのです。それでニ
ホンちゃんのチームは通称ナデシコチームと呼ばれている
のです。
「ナデシコというと確か」
「そう、あの人ニダ」
「南央○さんの演技がよかったニダな。ウリとしては桑島
○子さんもよかったと思うニダが」
何気にぼけるカンコ君でした。

「あの二人以外にも女の人の声優さんが充実していていい
アニメだったニダ」
「兄さん、それはまた違うナデシコニダ」
チョゴリちゃんはカンコ君のぼけに対して速攻で突っ込み
を入れました。
「ナデシコさんニダよ。ニッテイさんの奥さんだった」
「ああ、あのニホンのお婆さんだった人ニダな」
ニッテイさんのことはよく覚えられていますがこの人のこ
とになるとあまり覚えられていないのでした。
とりあえずぼけを突っ込まれたカンコ君気を取り直してで
した。
チョゴリちゃんに対してです。あらためてこう尋ねました。

「そんなに女の子のカードが充実しているニダか」
「ウリは残念ながら予選反対ニダ」
「次頑張れニダ」
何気に妹を慰め励ますカンコ君でした。そうしてそのうえ
でなのでした。
またです。チョゴリちゃんに対して尋ねました。
「そんなに強いニダか？ニホンの持っている女の子のシュ
ーキューのカードは」
「無茶苦茶強いニダ。もう決勝までいっているニダ」
「決勝！？そんなに強いニダか」
カンコ君これは予想外でした。まさかニホンちゃんがそこ
まで強いとは想像もしていなかったのです。

けれどなのでした。そのニホンちゃんの強さは。
「明日決勝ニダよ。ラスカと勝負ニダ」
「ラスカとニダか」
「もう勝っても負けてもメダルは確実ニダ。ニホンさんか
なり強いニダよ」
「それが信じられないニダ。ニホンは何時の間にそれだけ
強くなっていたニダ」
女の子のカードだけのチームで普通のシューキューゲーム
とは違いますがそれでもです。決勝まで強くなっていると
いうことにです。
カンコ君は信じられないといった顔のままでした。そして
こう言うのでした。

「まさかと思うニダが決勝で勝てば」
「優勝ニダよ」
「ボーキューならともかくシューキューでニホンがそうな
るなんて想像もできないニダ」
カンコ君はどうしても認められないのでした。ニホンちゃ
んがシューキューで優勝することは。
それで、です。あくまでこう言うのでした。
「それこそ。ニホンが優勝したら空が二つに割れるニダよ」
カンコ家でよく使われる言葉です。そんなことは絶対にあ
り得ないという意味です。
その言葉を言ってからです。カンコ君はさらにこんなこと
も言いました。

「そしてそこから超獣が出て来るニダよ」
「バキシムがいいニダか？ベロクロンがいいニダか？」
「どれもお断りニダ。あの異次元人の連中のやることはど
れも気持ち悪いニダ」
今度はこんなネタを飛ばしました。しかしニホンちゃんが
決勝まで進出したのは確かです。そうして。
ニホンちゃんはラスカちゃんとの試合にです。何と勝って
しまいました。つまりは。
優勝です。ニホンちゃんのナデシコチームは女の子だけの
女の子のカードのシューキューゲームにおいて見事優勝を
果たしたのです。カンコ君はそれを聞いてまた驚いたので
した。

「まさか本当にそうなるとは思わなかったニダ」
「けれど優勝したのは事実ニダよ」
チョゴリちゃんがお兄さんに今言うことはこのことでした。
その事実をです。
「だから。兄さんも認めるニダ」
「うう、恐ろしいことになったものニダ」
カンコ君は妹さんの言葉にも苦い顔をするばかりです。そ
してその日はです。
カンコ君はニホンちゃんのお家に遊びに行くことになって
いました。チョゴリちゃんがウヨ君と遊ぶので妹さんの目
付として彼も行くのです。とにかく妹さんのことになると
必死なカンコ君です。

カンコ君は日之本家に着くとです。ウヨ君に対して早速言
いました。
「チョゴリに指一本でも触れたらそれだけでウリのテコン
ドーが火を噴くニダ！覚悟汁！」
「俺が今までそんなことをしたことがあったか？」
ウヨ君は完全に妹馬鹿モードになっているカンコ君に呆れ
ながら言い返しました。
「御前はいつもチョゴリについて来て誰彼なしにそう言っ
てるが」
「当然ニダ。チョゴリに対して何か悪いことをしようとす
る奴には死、あるのみニダ」
本気で言うカンコ君でした。ことチョゴリちゃんのことに
関してはです。

そんなカンコ君の目付けを無視してです。そのうえでなの
でした。
チョゴリちゃんはウヨ君と楽しく遊びます。その遊びの中
で、でした。
ウヨ君がふとです。このことをチョゴリちゃんにお話する
のでした。
「姉さんも凄いよな」
「あっ、シューキューのことニダな」
「ああ、あの女の子のカードだけでやるシューキューゲー
ムな」
まさにそのお話でした。ウヨ君は物凄く嬉しそうな顔でチ
ョゴリちゃんにお話します。彼もお姉さんの優勝が嬉しく
て仕方ないのです。

それで、です。ウヨ君はチョゴリちゃんに対してさらに言
いました。
「姉さん急に強くなったからな。俺も本当に驚いたよ」
「ウリもニダ。けれどこのことはニダ」
「このことは？」
「おめでとうニダ」
にこりと笑って。こう言うチョゴリちゃんでした。けれど
このことを聞いていたカンコ君はです。
その顔を真っ赤にさせてです。ウヨ君に対して叫びました。
「ええい、チョゴリを馬鹿にするニダか！」
「今度は何だ、そしてどうしてそうなる」
その怒鳴り声を正面から受けながら返すウヨ君でした。

「俺はただ姉さんのことを」
「それニダ、チョゴリは予選落ちニダ、けれど次は見てい
るニダ！」
カンコ君の勢いは止まりません。まさにブレーキの壊れた
ダンプカーです。
その勢いのままです。カンコ君はさらに言います。
「ニホンに勝つニダ。そしてとりあえずウリの前でその話
は二度とするなニダ！」
「また話したらどうするんだ？」
「ウリはこの場から去るニダ」
何故かです。そうするというカンコ君でした。
「わかったニダな」
「よくわからないのはいつもだがな」
ウヨ君もカンコ君のその主張には首を捻ります。

「だからどうして御前が去る」
「チョゴリも連れて行くニダ。これでわかったニダな」
「兄さん、もういい加減にするニダ」
ところがです。ここでチョゴリちゃんがお兄さんに言いま
した。
「全く。兄さんは関係ないニダよ。ウリが次頑張ればそれ
でいい話ニダ」
「チョゴリを馬鹿にすることはウリが絶対に許さないニダ、
それはわかっておくことニダ！」
「だから俺は馬鹿になんかしていないぞ」
「ならその話を出すなニダ！」
最早言っていることがいつも通り滅茶苦茶になっているカ
ンコ君でした。そのカンコ君に対して。

チョゴリちゃんは百トンハンマーを振り下ろして黙らせて
しまいました。カンコ君は頭に巨大なタンコブを作って気
を失いました。
そんなカンコ君を呆れた顔で見ながら。チョゴリちゃんは
ウヨ君に言いました。
「兄さんも悪気はないニダ。そのことはわかって欲しいニ
ダ」
「悪気がないのはわかるがな」
ウヨ君もそれはわかります。けれどなのでした。
「しかし。いつもな」
「騒がしいのは御免ニダ」
こう返して謝るチョゴリちゃんでした。チョゴリちゃんの
こととニホンちゃんのことになると。どうしてもいつもよ
り暴走してしまうカンコ君でした。

酒井美紀が祝福、パク・ジョンミンは…
女優・酒井美紀が18日、都内で行われたａｕ携帯向けの主
演ドラマ「八月のラブソング」（８月５日配信開始）の試
写会に出席し、なでしこジャパンを祝福した。
酒井はサッカー王国・静岡県出身だけに、世界一には感激
もひとしおで「本当にスゴイですね。とても感動しました。
日本のみなさんの心を一つにして、これが力になり元気を
与えてくれる気がします」とコメント。
また、Ｗ主演した韓国人歌手のパク・ジョンミンは「なで
しこジャパン」の話題になった瞬間にその場から離れ、終
了後に「僕はダメです」とライバル国らしい対応をしてい
た。
ttp://www.daily.co.jp/newsflash/2011/07/18/0004283863.shtml

【韓国ブログ】なでしこ決勝進出「日本の活動費システム
を見習え」
サッカー女子ワールドカップ（Ｗ杯）ドイツ大会で13日、
日本は準決勝でスウェーデンを3―1で破り、初の決勝進出
を果たした。日本は17日（日本時間18日早朝）に米国との
決勝に臨む。
韓国人ブロガーのヌリンアイ（ハンドルネーム）さんは、
本線にも進出できなかった韓国としては日本女子サッカー
の活躍はうらやましくなるとし、日本女子サッカー「なで
しこジャパン」が強い理由についてつづった。
ヌリンアイさんは、まず「日本サッカー協会は昨年、2012
年のロンドン五輪を念頭にして海外主要リーグで活躍する
選手に金銭的支援を行っている」と述べ、「ドイツや米国、
フランスで活躍している選手には、日本協会から海外活動
費として日当1万円が支給される」と日本のシステムを紹介
した。

日本協会の支援について、「決して大きなお金ではないが、
選手個人やその家族にかかる負担を軽くすることができる。
投資なくして得られるものはないということだ」と考察。
一方、韓国は協会や国の関心は低く、選手たちを育てる環
境が整っていないと指摘し、「韓国女子サッカーは反省し
なければならないことが多い」と述べた。
ヌリンアイさんは、日本女子サッカーが決勝進出を果たせ
たのは、日本協会と選手たちが一丸となり努力した結果な
のだろうと考察した。
韓国人ブロガーのチュンちゃん（ハンドルネーム）さんは、
決勝進出を知らせる日本メディアの様子について紹介。
「日本では号外が出て、各メディアは現地の選手たちに相
次ぎインタビューを行っていた。一日中、興奮冷めやらぬ
感じだ」と語った。
「最近日本は喜ばしい出来事が皆無だったが、1つ良いこと
ができた。この際、優勝して欲しい。日本列島が暑さも放
射能問題も忘れ、歓呼する姿を見れたらと思う」とし、な
でしこジャパンの優勝を期待。決勝戦が終わったら、勝っ
ても負けても日本の友人たちに祝福のメッセージを送る予
定だと述べた。（編集担当：新川悠）
ttp://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0716&f=national_0716_070.shtml

日本人は植民地支配の謝罪しろよ


http://www.nicovideo.jp/watch/sm11531911

　　　　　　　　　　「ここ掘れワンワン」
最近メヒコ家は何かと大変です。どうして大変なことになっ
ているかというとです。
「煙草吸う人が増えてね」
「あちこちで吸う人が一杯いてなのね」
「そうなんだよ。誰も禁煙場所とか守らないから」
つまりお家のあちこちで皆がすぱすぱやっているというので
す。メヒコ家はこのことにとても困っているのです。
「注意しても逆キレする人がいるし」
「ううん、マナー悪いのね」
ニホンちゃんもそのお話を聞いて言います。確かにそれはあ
まりマナーがいいとは言えません。それはニホンちゃんから
見れば考えられないことでした。

「うちの家じゃお父さんたまに吸うけれど」
「ちゃんと吸ったらいけない場所とか守るよね。お家の外と
かで吸うよね」
「ええ、そうしてるわ。歩き煙草とかしないし」
「あれ危ないからね」
「そうそう。擦れ違った時に煙草が手とか服に当たって物凄
く危ないのよ」
その危ない歩き煙草もです。メヒコ家では。
「それする人多いんだよね」
「何時か火事とかになるんじゃないの？」
「もう煙草の取り合いとか注意する人に逆ギレして暴れる人
とかがいてさ。滅茶苦茶なんだよ」
メヒコ君は困った顔で言います。

「どうしたものかな」
「正直言って難しいわよね」
「うん、どうやったらよくなるかな」
メヒコ君はマスクの下で困った顔です。それでこんなことに
もなっているというのです。
「喧嘩で十四人も怪我したりとかさ。こっそりと煙草を買っ
たりする人がいるって」
「何か。それって昔のチューゴ君のお家のお話みたいになっ
てるんじゃ」
「というか煙草売ったりする人が滅茶苦茶やってるのが一番
の問題なんだよね」
そうしたよくないことをする人達が出て来ているのが最も困
ったことなのです。そうしたことをお話して本当に心から困
っているのです。

そんな中で、です。メヒコ君はお家の周りを散歩していまし
た。その際お家の犬を連れています。
勿論犬の健康の為ですがそれと共にです。メヒコ家の周りも
結構危なくなっているのです。全ては煙草のせいです。
「皆煙草が悪いんじゃ！とか」
犬にこんなことを言うメヒコ君でした。
「そんな感じになってるかなあ」
「ワフウ？」
犬はそんなメヒコ君に顔を向けて何を言っているんだといっ
た顔です。その顔でなのでした。
メヒコ君と一緒に散歩を続けます。その中で急にです。その
犬がです。

急に立ち止まってそうして。たまたま落ちていた電話線をし
きりにくんくんとするのです。
「んっ？何かあるの？」
「ワン！ワン！」
犬は凄いテンションで鳴きます。そして。
電話線をしきりに前足で弾いたり嗅いだりしています。そん
な犬を見てです。
メヒコ君も何かおかしいと思ってです。そうしてその電話線
をです。
手に取って調べてみました。するとその電話線がふと割れて
そこから出て来たのは。
「えっ、これって」
「ワン！」
犬がまた鳴きます。

「お金じゃない。何でこんなのが出て来たのかな」
「ワン！ワン！」
「えっ、何かあるって？」
犬が何を言っているのかはわかりませんがおおよそは察して
言うのでした。
「これにも。じゃあ何かな」
「あっ、見つかったぞ」
「まずいぞ」
ここで、です。遠くから声が聞こえてきました。そうしてな
のでした。
メヒコ君のところにです。メヒコ家の人達、しかも煙草を好
きな人達がやって来てです。そのうえであたふたとした顔を
見せています。

「うう、どうする？」
「よりによてメヒコに見つかるなんてな」
「これは運が悪いな」
「参ったなあ」
「全部聞こえてるよ」
メヒコ君はその人たちに突っ込みを入れました。
「つまりこのお金って」
「うっ、それは」
「何というか」
「あれだね。煙草を裏で買ったりしてそうして手に入れたお
金だよね」
メヒコ君は普段推理とかはあまりしません。けれど今はなの
でした。

すぐに察しがついてです。その人達を不審な目で見ながら言
いました。
「そうだね。煙草絡みだよね」
「じゃあ何だっていうんだよ」
「悪いっていうのかよ」
ここでこの人達は開き直りました。悪事を見破られたらそこ
で開き直る、実に古典的です。
その古典的なやり取りを続けてそうしてです。メヒコ君にす
ごんでみせます。
「おい、その金渡せよ」
「俺達のだからよ」
「悪いことしたお金だよね」
けれどメヒコ君も引きません。こう言ってその人達を牽制し
つつです。

密かに身構えます。そうしてなのでした。
彼等を見ながらあえて隙を作ってもみせます。その隙に乗っ
たのでしょうか。
その困った人達は警戒しつつです。メヒコ君を囲みます。そ
うしてなのでした。
「どうしてもっていうんならな」
「わかるよな」
「わかるよ。僕はね」
どうかというメヒコ君でした。けれど身構えているのはあえ
てこっそりとです。生半可な人達にはわからないような構え
を取っているのでした。
そうしてそのうえでお家の困った人達が来るとです。すぐに
でした。

メヒコ君のルチャ＝リブレが炸裂です。その卓越した素早い
空中殺法で困った人達をあっという間に懲らしめてしまいま
した。
そういうことがあったのです。メヒコ君は次の日にクラスの
皆にこのことをお話します。
「いや、そういう人もいるからね」
「困ったことよね」
「いい人も一杯いるんだよ」
メヒコ君はお家の人の殆んどはいい人達というのです。けれ
どそれでもです。
ニホンちゃん達にです。その困った人達のことをさらにお話
するのでした。

「けれどねえ。ああした人がいるから」
「煙草の問題もよね」
「そう、全然よくならないんだよ」
こう困った顔で言うのです。
「どうしたものかな」
「難しいわよね」
ニホンちゃんも困った顔になってメヒコ君に応えるのでした。
皆も大なり小なりお家の中にあることなので納得した顔で頷
いています。
「そうそう、煙草ってね」
「皆癖が悪いから」
「吸う人は何があろうとも吸うから」
「困るんだよなあ」
こう言うのです。

「そうそう簡単には上手くいかないから」
「一気にいくべきだけれど」
「それでも中々上手にいかないから」
こんなお話をします。ニホンちゃんはこんなことも言いはし
ます。
「うちのお爺ちゃんはタイワンちゃんのところで結構上手
にやったみたいだけれど」
「ううん、それよかったら教えてくれる？」
「うん、煙草をお爺ちゃんの部下の人が売るようにしてそれ
で吸うのを免許が必要なようにして新しい免許は出さないよ
うにしてね」
ニホンちゃんは実際にメヒコ君にニッテイさんのやり方を教
えてあげます。

「それで煙草のお金はお家の大事なことに使っていって。そ
れで煙草を売る数も徐々に減らしてっていうふうにしたんだ
けれど」
「悪くないかな。っていうかそれが一番かな」
「時間かかると思うけれど。このやり方って」
「そうだね。僕は早いうちに何とかしたいけれど」
「迅速にっていうやり方は」
ニッテイさんのやり方は本当に徐々に、です。これではとい
うメヒコ君なのです。
そうしたことをお話しました。メヒコ君は今回は結論が出ま
せんでした。けれど何とかしたくて仕方のないことなのでし
た。煙草は百害あって一利なし。

中央アメリカ・メキシコの空港で押収された電話線の中から
思わぬものが見つかりました。
これがメキシコシティの国際空港で押収された電話線。警察
犬が反応したため税関の職員が調べたところ、直径わずか２．
５センチの線の中から丸められた２０ドルの札束が次から次
へと出てきました。その数、実に６０００個以上。総額で２
４０万ドル以上に及びます。
電話線は、麻薬の積み替え地としてしばしば利用されるベネ
ズエラ行きの飛行機に積まれていたということで、税関当局
はメキシコの麻薬犯罪組織が南米へ麻薬の代金を持ち出そう
としたものとみています。電話線の運び屋とみられる男は拘
束されました。（18日12:46）
ttp://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4754012.html

メキシコでの新殺人記録：月間1,400人突破
メキシコ政府が、四年前に違法麻薬取引取締、メキシコ麻薬
戦争※を開始以来、先月4月の月間犠牲者数は過去最高の1,4
00人にのぼりました。
以前の最高記録は、2010年8月の1,322人でした。
the daily newspaper Milenioが1日に報じました。
この4月の殺人事件のほとんどは、麻薬カルテル同士が薬物と
移民ルートを巡り争うというここ数ヶ月の傾向を反映してメキ
シコ北部で発生しました。
死者の推定450人、集団墓地（殺された後に埋められた状態）
で発見された。麻薬カルテルはそのゾッとするような成果を隠
そうとしたのです。
犠牲者のほとんどはメキシコ以南の国々からの移民で、米国に
密入国を試みていました。
組織的なギャングが移民の誘拐に特化し、移民は（彼らギャン
グの為に）無理矢理金や職に替えられ、又は死ぬ事に。
2010年には、15,000人を超える人々がメキシコで殺害されました。
By Franz Smets/dpa (MCT)/MEXICO CITY
※メキシコ麻薬戦争
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%82%B3%E9%BA%BB%E8%96%AC%E6%88%A6%E4%BA%89
bostonherald.com
ttp://www.bostonherald.com/news/international/americas/view/20110501new_murder_record

　　　　　　　　　「馬かラクダか」
皆牛乳をよく飲みます。牛乳は身体に凄くいいからです。こ
の飲み物が栄養の塊であることは皆もよく知っています。
しかも牛乳はとても美味しいです。服についたりするとその
後の匂いが強烈ですがそれでもです。牛乳は皆よく飲んでい
ます。
その中でニホンちゃんも牛乳を毎日よく飲んでいます。そう
しながらタイワンちゃんに尋ねます。
「確か牛乳って飲んでると」
「あれよね。身体が丈夫になって」
そしてさらにです。
「背も高くなって」
「胸も」
ニホンちゃんの方から言いました。このことを。

「大きくなるのよね」
「そうよね。あたしそれ聞いてね」
どうかとです。小柄で胸もちょっと、なタイワンちゃんは
彼女より背は高いですがそれでも胸は同じ位のニホンちゃ
んにお話します。
「それから毎日飲んでるけれど」
「それでもよね」
「背も胸も」
そのどちらもなのです。
「全然大きくならないけれど」
「わたしもなの」
ニホンちゃんもです。暗い顔になってそのうえでタイワン
ちゃんに返します。

「かなり飲んでるのに」
「全然よね」
「牛乳って本当にいいのかしら」
ニホンちゃんは首を傾げながら言いました。
「何か最近そのことまで」
「不安になってきたわよね」
二人がそんなことを言っているとです。
そこにやって来たのはモンゴル君です。草原としか思えな
い物凄く広いお家にゲルというテントを建ててそこで暮ら
している子です。いつも乗っているのは自転車ではなく馬
です。
その彼がです。暗い顔になっているニホンちゃんとタイワ
ンちゃんに尋ねます。

「どうかしたの？何か暗いけれど」
「うん、牛乳を幾ら飲んでもね」
「ちょっとね」
どうかとです。二人は言いました。
「大きくならないのよ」
「特にある部分が」
「それでなんだね」　
モンゴル君もここまで聞いて事情を察しました。そうし
てなのでした。
二人にです。こう言いました。
「牛乳が本当に身体にいいかどうかなんだね」
モンゴル君は二人に言います。

「それが信じられなくなってきたんだね」
「本当は何の効き目もないんじゃ」
「そうじゃないの？牛乳って」
「それは違うよ」
モンゴル君はにこりと笑ってこのことを否定しました。
そしてです。
二人にです。こう言いました。
「牛乳は栄養の塊なんだよ」
「よく聞くけれど」
「それが信じられなくなってきたのよ」
「僕を見てよ」
モンゴル君は自分の親指でモンゴル君自身を指差してで
す。そうして言うのでした。

「僕っていつも羊の肉と馬の乳じゃない」
「あっ、そういえばそうよね」
「あんたの食生活って基本そうだったわよね」
二人もです。モンゴル君の今の言葉にふと気付きました。
「羊のお肉を茹でたり保存食にしたものを食べて」
「あと馬乳とそれをチーズとかバターとかヨーグルトに
したものとか」
そうしたものを全てだというのです。
「お野菜とか果物は食べないよね」
「お茶とかは飲むけれど」
普通の人から見ればかなり偏った食生活も草原に生きて
いるが故です。

モンゴル君のお家では昔から、それこそチンギスさんの
頃からそうしたものを食べて飲んで生きているのです。
彼は馬乳ですがそれでもです。お乳を主食として生きて
いることは確かです。
そのことを聞いてです。ニホンちゃんとタイワンちゃん
はモンゴル君をあらためて見てです。
そのうえでこう言いました。
「じゃあやっぱり」
「ミルクって身体にいいの？」
「僕病気とか殆んどしないし馬から落ちても平気だしね」
彼の身体の頑健さは普通ではありません。伊達にお相撲
でも無茶苦茶強い訳ではないのです。

毎日馬に乗ってお相撲をして羊の世話をしています。下
手なスポーツ選手よりも強靭な身体を持つ彼ですがその
秘密は食生活にもあるのです。
その彼を見てです。ニホンちゃんもタイワンちゃんも言
うのでした。
「じゃあやっぱり」
「ミルクは身体にいいの」
「僕の場合は馬だけれどね」
それでもだというのです。
「身体にいいよ。物凄くね」
「そうなのね」
「それじゃあ」
二人も納得しだしてきました。もう一度。

そのうえで、なのでした。二人は。
真剣な顔で、です。こう言いました。
「じゃあやっぱりね」
「まだ飲む？」
「そうした方がいいわね」
「背も伸びないし胸も大きくならないけれど」
そこが問題なのでした。二人はとにかく胸がないので
す。それでなのでした。
ニホンちゃんとタイワンちゃんはあらためてです。モ
ンゴル君に対してお話しました。
「わたしやっぱり」
「あたしもね」
二人で言うのでした。

「これからもミルク飲んでいくわ」
「そうするわ」
「それがいいよ。ミルクは栄養の塊なのは事実だから
ね」
モンゴル君も笑顔で言います。そうしてなのでした。
二人にです。その馬乳で作ったあるものを出してきま
した。それは。
「あれっ、これって」
「馬乳のジュースよね」
「そうだよ。うちじゃジュースも馬乳だからね」
ヨーグルトやバター、それにチーズといったものもそ
うですしジュースもなのです。とにかくモンゴル家で
は色々なものを馬乳から作っています。

そのジュースを出してです。モンゴル君は二人に対し
て言います。
「三人で飲まない？」
「うん、じゃあ」
「胸を大きくする為にもね」
二人も笑顔でモンゴル君の誘いに乗ろうとします。し
かしこの時に。
またなのでした。もう一人来ました。その人は。
ケニアちゃんです。ニホンちゃん達にはあまり馴染み
のないその娘が来てです。そのうえでこう三人に対し
て言いました。
「ああ、ミルクの話してたのね」
「聞いてたの」
ニホンちゃんがケニアちゃんに応えます。

「そうなの。ちょっとね」
「それで今から馬乳のジュースを飲もうって言ってた
んだけれどね」
「馬ね。それもいいけれど」
ケニアちゃんはにこりと笑ってそのうえで、です。あ
るものを出してきました。
コップの中に入っているそれはです。ミルクでした。
この娘もミルクを出してきたのです。
そのミルクを見てです。最初に言ったのはモンゴル君
でした。
「これって牛のじゃないよね」
「そうよ。何のミルクだと思う？」
思わせぶりな笑みで尋ねるケニアちゃんでした。

「果たして」
「そう言われても」
「わからないわよね」
「外見はどれも白いから」
ニホンちゃんもタイワンちゃんもわからないと答えま
す。その三人に対してです。
ケニアちゃんはにこりとした笑みになって。こう答え
たのでした。
それが何かといいますと。
「ラクダのよ」
「ラクダ！？」
「ラクダのなの」
「そう、ラクダのね」
ミルクだというのです。

「私の家じゃこれを飲んでるのよ」
「ラクダのミルクって」
「そんなのもあったのね」
ニホンちゃんもタイワンちゃんも驚いています。けれ
どモンゴル君はこう言うのでした。
「まあ。哺乳類だったらミルクはあるからね」
「そうよ。流石にモンゴルはわかってるわね」
「けれど。ラクダのを飲むなんてね」
これはモンゴル君も予想していませんでした。彼はと
にかく馬がメインだからです。
ミルクといっても様々です。ニホンちゃんもタイワン
ちゃんもモンゴル君までも。このことがよくわかった
のでした。

馬乳酒（ばにゅうしゅ）とは、馬乳を原料として主にモ
ンゴルで作られ、飲まれているアルコールを含む乳製品
である。モンゴル国ではアイラグ(айраг)、内モン
ゴル自治区ではツェゲー(цэгээ、 ???? )、カザフ
スタンなどのテュルク系の言語圏ではクミス(Кумыс)
と呼ぶ。ラクダの乳から作られる同様のものにインゲニ
ーアイラグ(ингэний айраг)というものもあ
り、これと区別する為に馬乳で作ったものを特にグーニー
アイラグ(г??ний айраг)と呼ぶこともある。但
しこれらの呼び分けは地域によって微妙に異なり、絶対的
なものではない。
馬乳に含まれる乳糖が酵母によって発酵することでアルコ
ールが生じ、また同時に乳酸菌による乳糖の乳酸発酵も進
行するため、強い酸味を有する。

作り方
馬乳を搾るカザフスタンの遊牧民作られる期間は馬が出産
を終えた初夏から9月頃までの、搾乳可能な二ヶ月程だけで
ある。その他の季節では馬乳が取れない他、常温発酵させ
るための温度に達しない。
馬から一度に搾乳できるのは200ミリリットル程度である。
馬の搾乳は容易ではないが、子馬にまず吸わせて親馬を安
心させることで乳汁分泌を引き起こさせ、途中から人間が
横取りする。一日6〜7回に分けて採取した馬乳に、前日残
しておいた馬乳酒をスターターとして加え、ひたすら攪拌
する。数千回、時には1万回もかきまぜ、一晩置くと出来上
がる。2・3日この作業を繰り返すとより美味しいものが出
来る。この時の容器は牛の皮や胃で出来たフフルという袋
が良いとされるが、昨今ではポリ容器などで作る家庭も多
い。フフルを容器にする作り方は袋を力強く押し潰し撹拌
させる。ポリ容器ではこの方法が取れないため、激しくシ
ェイクさせる作り方を行う。この調理容器の世代交代は発
酵に与る菌種の交代を招く可能性が指摘されている。牛乳
を促成発酵させた市販のスターターを使う方法を取る家庭
も増えている。モンゴルの主婦は短い夏の間、睡眠時間を
削ってでもこの作業に追われるという。
シーズンの終わりには残りをフェルトに染み込ませ、翌年
の種菌として保存する。
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%AC%E4%B9%B3%E9%85%92

スターバックス（Starbucks）は「キャメル・チャイ・ラテ」
のような商品をまだ売り出していないが、ラクダのミルクは
深刻な干ばつにたびたび見舞われるケニアのコミュニティー
では極めて重要な食料源となっている。
ケニア中部では、クシ語系民族の若者たちがぼろをまとい、
日の出とともにラクダの乳を搾っている光景が見られる。
クシ語系民族の間で何世代も前から大切にされてきたラクダ
ミルクは今、首都ナイロビ（Nairobi）でルネサンス（復興）
時代を迎えている。
「ラクダは牛よりいい。干ばつの時、牛は死んでしまうけれ
どラクダは死なない。だから乾季にも稼ぐことができるの」
と、イシオロ（Isiolo）でラクダ84頭を所有するハリマさん
（45）は話した。「牛を売ってもっとラクダを増やそうと思うの」
乾燥したケニア中部は、アフリカ北東部の大半地域同様、近年、
例年にない厳しい干ばつを経験。牛乳の生産量が著しく落ち込
んだことから、ラクダの価値が高まった。地元の協同組合に所
属するハリマさんら女性64人は現在、ナイロビに1日3000〜5000
リットルのラクダミルクを出荷している。
この空前のブームを受け、女性たちのラクダミルク販売を支援し
ているオランダの開発支援団体SNVは、イシオロにミルクバーを
オープンさせる計画を立てている。

■国連、「ラクダミルクには大きな潜在力」
現在、ナイロビにおけるラクダミルクの主な購買層はクシ語系の
ソマリ人、オロモ人、ボラナ人だが、忘れ去られていたラクダミ
ルクを良質な健康食品として世界中で売り出すチャンスだと言う
声もある。
ヨーグルトやアイスクリームなどのラクダミルク製品を製造する
会社「Vital Camel Milk」をケニアに設立したドイツ人、ホルガ
ー・マーバッハ（Holger Marbach）氏によると、ラクダミルクの
需要は既に先進国で高くなっている。
現在はケニア、南アフリカ、アラブ首長国連邦（UAE）、中南米の
スーパーマーケットに販売しているが、「行政・政治上の障壁が
取り払われれば」儲けの大きいほかの市場でも売れるはずだとみ
ている。
ラクダミルクに大きな潜在力が宿っているという点で、専門家の
意見は一致している。国連食糧農業機関（Food and Agriculture
Organisation、FAO）のウェブサイトは、ラクダミルクについて
「牛乳よりもやや塩分が多く、ビタミンCの含有量も牛乳の約3倍。
鉄分、不飽和脂肪酸、ビタミンB群も豊富」と説明している。
また、年間100億ドルの利益を生み出す一大産業に発展する可能性
があると指摘している。
ttp://www.afpbb.com/article/economy/2812359/7416428

　　　　　　　　「立ち上がれウリナラ」
カンコ君はとにかくです。自分のお家や自分のことが皆か
らどう思われていてどう書かれているのかを気にします。
そのことに関してもかなり困った感じです。
今日もです。アメリー君の日記を見せてもらってです。顔
を真っ赤にしています。
そして言う言葉は。
「なじぇニダ！」
「その次に手前はなじぇウリのことが殆んど書かれていない
ニダ！と言う」
「なじぇウリのことが殆んど書かれていないニダ！」
カンコ君はアメリー君の予想通りにです。こう叫んだのでし
た。

それを聞いてからアメリー君はカンコ君に対してまた言いま
した。
「あれか？ニホンちゃんやチューゴのことばかり書いている
のに御前のことは全然書いていないことが不満だっていうん
だろ」
「その通りニダ」
「この手の話一回何百回目だＹＯ」
何回とか何十回とかいうスケールではないのです。カンコ君
のこうした話はいつものことなのです。
それで、です。アメリー君はカンコ君にあらためて言いまし
た。
「あのな、だからな」
「だから。何ニダ」
相手がアメリー君ですとカンコ君も大人しいです。

何故大人しいかといいますと口ごたえとかしたり怒ったりす
るとぶん殴られるからです。流石にイン堂君みたいに恐怖の
フルコースが行われたりとかロシアノビッチ君みたいにシベ
リアちゃんのお部屋で寒中水泳とかはありません。けれどぶ
ん殴られるのは間違いありません。
だからカンコ君も大人しくしています。それでその彼にして
は大人しい態度でアメリー君に尋ねているのです。
「ウリに問題があるニダか」
「ニホンちゃんにチューゴだぞ」
二人のことがお話されるのです。
「あの目立つ二人だからな。その間にいる御前はどうしても
存在感がなくなるだろ」
「そんなことはないニダ」
カンコ君だけがこう言います。

「ウリには素晴しいところが一杯あるニダ。それでどうして
ニホンやチューゴ君よりも目立たないニダ」
「あれ、カンコ君また？」
「いつもの展開あるか？」
そのニホンちゃんとチューゴ君が出てきました。二人共そこ
にいるだけで目立ちます。ニホンちゃんの場合はこれといっ
て何も言わなくても目立ちます。
その二人が来るとです。カンコ君の存在感が急に薄れていっ
ている感じになります。アメリー君はそのことも見てです。
カンコ君に対して言います。
「やっぱりあれなんだＹＯ。御前は場所が悪いんだＹＯ」
尚これはカナディアン君にも言えます。違う意味で。

「ある程度諦めろ。仕方ないだろ」
「何かこれだけでカンコ君が何を言ってるのかわかるように
なったきたのって」
「よく訓練されている証拠あるか？」
「ええい、二人には負けないニダ」
カンコ君は一方的にそのニホンちゃんとチューゴ君に対して
ライバル心を剥き出しにします。
そしてそのうえで。こんなことを言うのでした。
「じゃあウリ自ら書くニダ。ウリとウリナラの素晴しい成り
立ちを皆に書いてみせるニダ」
「書くんじゃなくて調べて文章にするのが普通だと思うんだ
けれどな」
アメリー君は醒めた目で突っ込みを入れます。

「そこで書くっていうのがな」
「何かとてもカンコ君だし」
「本当にいつもの展開あるな」
三人は至ってクールです。本当にいつものことなので慣れて
いるのです。カンコ君はそんな三人の前でさらに言うのでし
た。
「じゃあ見ているニダ。ウリは必ず素晴しい歴史を書いてみ
せるニダ」
「ああ、それじゃあな」
「その日記ができたら」
「読ませてもらうある」
「ウリナラの文化も見るニダ」
カンコ君はそのことについて言うのも忘れません。

「さて、じゃあ書くニダよ」
こうしてです。カンコ君はそのウリナラの日記をあらためて
書くことにしました。お家でそれを必死に書いているとです。
チョゴリちゃんがそれを見てです。お兄さんにこう突っ込み
を入れるのでした。
「これでウリナラの歴史を書くのは何度目ニダ？」
「百回から先は覚えていないニダ」
「羅将そのままニダな」
とにかく何度も何度もです。日記を書きなおしているカンコ
君なのです。その結果。
お家が何年前からあるのかとかそうしたことがどんどん凄い
ことになっていっているのです。

しかもです。それに加えて。
自分自身やお家のいいところをこれでもかと。脳内のソース
まで総動員して書いています。チョゴリちゃんのこともかな
り褒めちぎっています。
「そもそもチョゴリをないがしろにする神経がわからないニ
ダ。皆どうかしているニダ」
「ウリのことはどうでもいいニダ」
自分のことをあんまりにも書かれまくっているからです。チ
ョゴリちゃんは困った顔で再び突っ込みを入れるのでした。
「とにかく。また書くニダか」
「皆にウリの素晴しさを知ってもらうニダ」
だからと。いつものパターンで日記を書いていくのでした。

そしてその日記はあっという間に書いてしまってその次の日
のことです。アメリー君に対してその日記を誇らしげに見せ
るのでした。
「どうニダか。これでわかったニダか」
「わかったも何もこれでバージョンアップ何度目なんだＹＯ」
アメリー君が言うのはこのことでした。
「ったくよ。何度も何度も同じこと繰り返して同じこと言っ
な。ギャグ漫画は一回やったネタは次はできないから大変な
んだぞ」
「なじぇそこでギャグ漫画の話が出るニダ？」
「ああ、気にするな」
それはいいというアメリー君でした。

「まああれだな。カンコとキッチョムの区別位はつくから安
心してくれ」
「そんなの常識ニダ」
「双子だからどうしても勘違いするんだＹＯ」
こんなことを言いながらです。アメリー君は日記を読んでい
きます。そうして読み終えてからです。
カンコ君にです。こう言うのでした。
「抜群の安定感だな。安定のさやか以上だＹＯ」
「つまりいいってことニダな」
「ああ、笑いを堪えるので必死だった」
そうした意味で安定というのです。実際アメリー君の腹筋が
震えています。

「とりあえず今回もそんな感じだったからな」
「ううむ、これでわかってくれたニダか」
カンコ君はこう解釈するのでした。凄まじくポジティブな解
釈です。
そしてその解釈で、です。今度はこんなことを言うのでした。
「まあニホンやチューゴ君には気をつけないといけないニダ」
「わたしに？」
「何故僕あるか？」
その本人達がカンコ君に尋ね返します。
「何を気をつけるのかしら」
「ある程度は予想できるあるが」
「ウリナラの素晴しい芸術や文化を自分達のものにしようと
しているニダ」
だからだというのです。

「油断大敵ニダ。ウリもうかうかしていられないニダ」
「取られているのはわたしの方だけれど」
「この前の端午の節句のことは忘れていないあるぞ」
「そういえば僕も結構色々起源がどうとか言われるな」
アメリー君にも心当たりのあることでした。
「別に。いいものでも」
「まあ。僕はいいものなら何でもあるが」
「一応言うがパクらないからな」
三人で言うのでした。
「だからそれって」
「被害妄想あるぞ」
「鏡見ている感じになってるな」
三人はここでも呆れながら言います。

「まあとにかく」
「本当にいつもの展開ある」
「期待裏切らねえな」
「ウリは戦うニダ」
カンコ君はクールな三人をよそに一人燃え上がっていま
す。まるで救援に失敗したストッパーの様に。
そのうえで、です。こんなことまで言うのでした。
「ウリは文化独立闘士ニダ！文化喧嘩は今ここにはじま
ったニダ！」
「こうした言葉も何百回も聞いてるし」
「パターンが同じネタが本当に多いあるな」
「ったくＹＯ。言葉変えてるだけじゃねえかＹＯ」
三人はクールなままです。三つの氷と一つの炎、組み合
わせとしてはお世辞にもバランスがいいとは言えません。

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▲昨年の秋「ハロウィーン高句麗プロジェクト」での光景。
「高等学校の時、教科書を見てすごく衝撃を受けた。米国
の世界史教科書を広げると日本と中国を紹介する章はもの
すごく多い。立派な国、素敵な国と紹介されているのに韓
国は章自体がとても貧弱で、さらには内容は朝鮮戦争が終
わったばかりで、昔は中国の属国であったし、日帝強制占
領期間のそういう話ししかなくて本を閉じた。恥ずかしか
ったから。
1997年、家族全員で米国に移民した15才の幼い少年は米国
教科書で韓国という国はいったいどのように扱われている
のか、ときめく気持ちで世界史教科書を広げた。しかし米
国の教科書における韓国は日本と中国の間に挟まり、少年
が幼い時期から知っている誇らしい韓国の姿とは余りにも
違っていた。
カン・ウソン氏は米国NYU(New York University)大学院で
心理学を学び2007年から「コリア・ブランド・イメージ(k
oreabrandimage.com)’というブログで世界中で歪曲された
韓国のイメージを正すため、活発に活動したパワーブロガ
ーだ。ブログの文等を見れば詳細な資料調査を通じた「コ
リア・ブランド」に関する問題点と代案が整然とした論理
で説得力がある。去る6月25日、修士過程を終えて韓国にし
ばらく帰国し現在、国家ブランド委員会でインターンで勤
めているカン・ウソン氏に会った。

◎どんな契機で大韓民国ブランドを広報するようになった
んですか？誰かがしなければならないのに誰もしないから
私がするのです。幼い時、外国生活して韓国で知った韓国
という国と外国で知る韓国という国がとても違っていて衝
撃でした。その上、良いイメージならいいが、我が国につ
いてよく知らずに誤解している点が多かったのです。韓国
という国と韓国国民、韓国企業が低評価されていて、この
点は海外に住む韓国人なら誰でも共感する問題です。
2007年からブログに書きながら研究しました。一つ一つ問
題点を把握して、なぜ外国の人々が韓国の人々に先入観を
抱き、どんな過程を通じて作られたのか掘り下げました。
問題点を指摘するのは誰でもできますが、より重要なのは
これを解決する方法を探すことだと思います。それについ
て自ら答えを探そうと代案を出し、これを実行に移し勇気
を出してすぐに始めることになりました。

カン氏は2007年から着実に米国の中で‘コリア’を知らせ
るため‘ワールドカップ・ハングル広報Tシャツ’、‘ハロ
ウィーン高句麗プロジェクト’、‘コチュジャン・プロジ
ェクト’、‘正月プロジェクト’等を行った。
◎外国でみた韓国に対するイメージはどうですか？
高校の頃、自動車のボンネットにハングルを大きくプリン
トして付けたが、韓国人の友人は‘ダッセー。何だこれ？’
と言う反面、米国の友人は「すばらしい、美しい、これは
どういう意味？」と訊ねました。私たちはなぜハングルを
恥ずかしいと考えるのか、私たちの文化に自負心を感じら
れないのか悩みました。
米国人の友人が日本人、中国人、韓国人の友人と集まって
話をすれば米国人は日本人、中国人とは話題があふれます。
「スシが良いね。」、「着物が美しかったよ。」、「ブル
ース・リーはすばらしい。」そして韓国人には「ウン...君
は南側からきたの？北側からきたの？」そして会話は終わ
ってしまいます。
外国人が韓国を知らないからといって外国を恨んではなら
ず、私たちはなぜ広報しなかったか、努力を傾けていない
のではないか振り返ってみなければなりません。中国や日
本が韓国文化を広報するとは考えられず、かえって奪い取
って行くでしょう。あるものを守る努力が必要です。
私はひとまずキャリアを積みながら同時にプロジェクトは
ずっと進行する予定です。より一層実力を積んで専門家に
なって大韓民国ブランドを知らせたいです。
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ttp://www.kookhaknews.com/news/articleView.html?idxno=24027

　　　　　　　　「御部屋を大きく」
ロシアノビッチ君のお家は町で一番広くて大きいです。
そのロシアノビッチ家の応接間といいますとあのモスクワの間
です。赤い内装で有名です。
そのお部屋のことはロシアノビッチ君にとっても自慢で。皆に
よくこんなことを言います。
「赤い絨毯がいいだろ」
「うん、あれはね」
ニホンちゃんはロシアノビッチ君とは色々あります。けれどモ
スクワの間についてはです。ニホンちゃんにしても素直に褒め
ることができます。
その赤い絨毯も壁も見事なものです。モスクワの間の赤は昔か
ら評判になっているのです。

その赤いお部屋についてです。ロシアノビッチ君は最近こんな
ことを言うのでした。
「最近狭くなってきててな」
「えっ、けれどロシアノビッチ君のお家って」
「尋常じゃない広さじゃない」
ニホンちゃんともう一人、ロシアノビッチ君とは比較的仲のい
いキューバちゃんが言いました。ロシアノビッチ家のその尋常
ではない広さについてです。
「モスクワの間だってかなり広いと思うけれど」
「まだ広くするの」
「広ければ広いだけ、大きければ大きいだけいいからな」
この発想が実にロシアノビッチ君です。彼は広いものと大きい
ものが大好きなのです。

それで、です。彼は言うのでした。
「何ていってもモスクワの間は俺の家で看板みたいな部屋だか
らな。広く大きくないとな」
「何か。無闇に」
「広いことと大きいのもとめてない？」
ニホンちゃんとキューバちゃんはそんなロシアノビッチ君に対
して突っ込みを入れました。
「内装が大事だと思うけれど」
「あんたのお家って寒いのにそれで広くしたら余計に寒くなら
ない？」
「内装？それは後でするからいいんだよ」
ロシアノビッチ君は絵とかそういうのも得意です。けれどなの
です。

まずは広いお部屋がいいというのです。そうしてまた言うので
した。
「寒かったら厚着したらいいだろ」
「それで終わりなのね」
「寒くても」
「んっ？おかしいか？」
ロシアノビッチ君はニホンちゃんとキューバちゃんの突っ込み
に対してきょとんとした顔で返します。彼の方が問題があるの
かどうかと疑問に思っているのです。
それで、でした。ニホンちゃんとキューバちゃんにまた言うの
でした。ロシアノビッチ君にはロシアノビッチ君の好みがある
のです。

「広さが第一だろ。人間広いところじゃないと落ち着かないも
のだろ」
「何か。ロシアノビッチ君って」
「狭いお家じゃ住めないわね」
「狭い家？そんなの絶対に無理だな」
このことについてははっきりと言います。やっぱりそうしたお
家には住めないというのです。
それでなのでした。どうしたお部屋がいいかというと。やっぱ
りでした。
「広い部屋。モスクワの間をとびきり広い家にするぜ。俺はリ
フォームの達人になるんだ」
「ああ、ああいう感じなのね」
リフォームと聞いてです。ニホンちゃんも少し納得したのでし
た。

「お家の中を改造するのね」
「匠が立ち上がるぜ。匠は俺だけれどな」
「ううん、どんなのになるのかしら」
「あんた芸術関連は得意だからそのことは安心できるけれどね」
ニホンちゃんだけでなくキューバちゃんもです。そんなロシア
ノビッチ君に応えて言いました。かくしてです。
二人はロシアノビッチ家に来ました。そうしてロシアノビッチ
君がどういったリフォームをするのか見ようというのです。
その中で、です。ニホンちゃんはキューバちゃんにこんなこと
をお話しました。
「何か不安なのよ」
「内装が？」
キューバちゃんはこうニホンちゃんに返しました。

「ロシアノビッチは絵とかそういうのは上手だから心配いらな
いと思うけれど」
「それじゃなくて」
違うというのです。
「内装は私も安心してるけれど」
「じゃあ何なの？」
「確かにロシアノビッチ君は絵は上手だし音楽とかバレエとか
は得意だけれど」
そうしたものは抜群です。一つ一つがフランソワーズちゃんや
マカロニーノ君に匹敵する程です。彼の芸術センスは確かなの
です。
ついでに言えばロシアノビッチ家は小説でも有名です。けれど
なのです。

ニホンちゃんが今彼のことについて心配しながら指摘すること
はといいますと。
「ロシアノビッチ君ってそうした芸術関連以外のことになると
ね」
「ああ。もう滅茶苦茶がさつよね」
「がさつっていうか何ていうか」
芸術関連以外のロシアノビッチ君がです。どういったものかと
いうのです。
ニホンちゃんもよく知っているロシアノビッチ君です。それは
ニホンちゃんだけが知っているものではありません。その彼は
といいますと。
「細かいこと。しないわよね」
「細かいことには興味ないからね」
これもロシアノビッチ君です。

彼は芸術関連以外ではとにかく細かいことはしません。あくま
で大きく広くなのです。そこに繊細さは求める方がおかしい位
です。
そのことを知っているからです。ニホンちゃんはロシアノビッ
チ家に向かう途中で、です。キューバちゃんにお話するのでし
た。
「果たしてどうなるか」
「リフォームでしょ？匠になるって言ってたじゃない」
「ロシアノビッチ君に匠って言葉合うと思う？」
「匠ねえ」
そう言われるとです。キューバちゃんにしてもでした。まずは
腕を組んで考える顔になってからです。そのうえでニホンちゃ
んに答えました。

「正直なところね。あれだけ匠って言葉が普段の生活に合わな
い奴もね」
「いないわよね」
「だって。細かい芸当に興味がないから」
このことがそもそも匠という言葉とどうかというのです。
「それ考えたら」
「不安になるわよね」
「言われてみればあたしも」
キューバちゃんもなのでした。結局ニホンちゃんの言葉に頷く
のでした。
そんなお話をしながらです。ニホンちゃんとキューバちゃんは
遂にロシアノビッチ家に来ました。

見ればロシアノビッチ君はです。その手に。
ハンマーに斧を持っています。何か五条の橋とかそういうとこ
ろにいそうな感じです。
そうしたものを手に持ってのうえで、です。ニホンちゃんとキ
ューバちゃんに笑顔で言うのでした。
「今からはじめるところだったんだよ。いいタイミングで来て
くれたな」
「それはわかったけれど」
「何でなのよ」
二人は出迎えに来てくれたロシアノビッチ君にです。こう尋
ねるのでした。来るまでも不思議に思っていたことだからなの
です。

「斧とかハンマー持ってるけれど」
「リフォームよね。お家の」
「だからだよ」
それでだと答えるロシアノビッチ君でした。
「こういうの持ってるんだよ」
「だから。何でお家のリフォームにそんな物騒なのがいるの
よ」
キューバちゃんははっきりとした口調でロシアノビッチ君に
対してまた問いました。
「あんたそんなの持って外に出たらすぐにお巡りさんが来る
わよ」
「家の中だから別にいいだろ」
全く動じていないロシアノビッチ君です。この辺りは流石と
言えます。

それで、です。ニホンちゃんとキューバちゃんをそのリフォ
ーム中のモスクワの間にまで来ました。そうしてそのお部屋
に来るとです。
何か壁が派手に壊されています。その壊されている壁を見て
なのでした。
二人は早速わかりました。壁がどうして壊されてしまってい
るのかをです。
それで、です。ロシアノビッチ君にまた尋ねたのでした。
「あれなのね。斧とかハンマーで」
「壁壊してるのね」
「ああ、その通りさ」
実際にそうしたハンマーを手にしてです。意気揚々とした感
じで答えるロシアノビッチ君でした。

「それで壁を完全にぶっ壊してな、モスクワの間と隣の部屋
を一つにしてるんだよ」
「あの、お部屋を一つにするのはお家のリフォームの基本の
一つだけれど」
「がさつ過ぎない？幾らなにでも」
「そうか？やっぱりこれが一番手っ取り早いだろ」
「何か。それだと」
「あれじゃない。ニホンちゃんのお家にまだあるかな？解体
作業のブレイクな工業な会社と」
「キューバちゃんは今となっては懐かしいこの会社のことを
言いました。確かに今のロシアノビッチ君はそうした感じに
見えます。ただしあまりいい意味ではなくです。

「随分手荒なリフォームね」
「そうか。部屋を広くするにはやっぱりこうしたやり方が一
番だよ」
「わたしは。ちょっとできないから」
「あたしも」
「何だよ、二人共」
ロシアノビッチ君は二人のコメントにです。口を尖らせて言
い返しました。
「思い切ってやるのが一番いいっていうのによ」
「わたし、ロシアノビッチ君とは違うから」
「あんた以外には無理よ」
ニホンちゃんは当惑した顔で、キューバちゃんは呆れた顔で
ロシアノビッチ君に言います。けれど当人だけは平気でその
ままお家のリフォームをしていくのでした。

「世界最悪」の交通渋滞に悩むロシア・モスクワの市域面積
を約２．４倍に拡大し、中心部のクレムリンとその周辺に集
している政府機能を郊外部に移す構想が明らかになった。
モスクワはこれまでクレムリンを中心に同心円状に成長して
きたが、政治・経済の拠点を郊外に移すのは初めての試み。
都市問題を解消し、「大モスクワ」としてさらなる成長を目
指すのが狙いで、実現には２０年近くかかるとみられている。
首都拡大はメドベージェフ大統領が６月に方針を示し、ソビ
ャニン・モスクワ市長らが７月１１日に具体案を提示した。
計画によると、現在のモスクワ市（面積１０万７０００ヘク
タール）の南西側に隣接する１４万４０００ヘクタールの土
地をモスクワ州から市に移管する。全体の形状は今の円形か
ら前方後円墳のようになる。新たな区域には大統領府や首相
府はじめ政府省庁や議会ビルなどを移設し、大統領が提唱し
ている国際金融センターが新設されるほか、２００万人分の
住居も 整備される。
人口約１１６０万人の巨大都市モスクワは市内の渋滞時間が
１日平均２．５時間で世界最悪とされる。
また物価や住居費が高く、世界主要都市の生活費ランキング
でも常に上位に入っている。
市当局は「面積拡大で人口密度が今の半分になり、快適に生
活できるようになる」と話す。
一方、費用は用地整備だけで１０億ドル（約７９０億円）以
上かかるとみられ、今後の開発ラッシュで一層の地価上昇を
懸念する声もある。
古くからロシアの中心だったモスクワは、１７１２年にサン
クトペテルブルクに首都の座を譲ったが、ロシア革命後の１
９１８年から再び首都となった。
ttp://mainichi.jp/select/world/news/20110721k0000e030060000c.html

　　　　　　　「御本家の結婚式」
五年地球組にはプータンちゃんという女の子もいます。
この娘はあまり目立つ娘ではありません。個性派しかいないと
言っても過言ではないこのクラスにおいてはごくごく普通の女
の子だと言えます。
けれどこの娘はよくある女の子に間違えられます。
「ねえニホンちゃん」
「あっ、私プータンよ」
ニホンちゃんに間違えられるのです。
「やっぱり似てる？」
「顔立ちや髪型もそうだけれど」
その他にもです。彼女がニホンちゃんとよく似ている部分はと
いいますと。

「服もそうだし」
「ああ、着物ね」
「そう。ニホンちゃんのところの着物に似てるから」
ここでそのニホンちゃんを見るとです。今日は着物を着ていま
す。そうなると余計にです。
ニホンちゃんとプータンちゃんはそっくりです。それでプータ
ンちゃん本人が笑ってこんなことを言いました。
「何か信長協奏○とかできるかな。それか恋姫無○の乙○大乱
の最終回とか」
「それ伏字になってないから」
「じゃあトキとアミバとか」
「そもそも全然似てないから、あの二人」
わからなかったのは胸に七つの傷のある男だけでした。

「というか本当にそっくりだから」
「本当によく言われるわ。あと御本家があるのが」
プータンちゃんのお家にも御本家があるのです。ここはニホ
ンちゃんのお家と同じです。
「同じよね」
「その辺りも似てる？」
「そうかも」
こんなことをクラスの誰かとお話するプータンちゃんでした。
その彼女がです。
ある日のこと。皆に言うのでした。
「うちの御本家の方が結婚されるのよ」
「プータンの御本家っていうと」
その人はというのです。

「確か凄く若くて」
「しかも男前の」
「あの人だよね」
「そう。あの方がなの」
プータンちゃんはにこりと笑ってそのうえで皆にお話するの
でした。
「今度結婚されるの」
「そういえばあの人ってまだ」
「結婚していなかったよな」
「そうよね」
こうお話するのでした。皆もプータンちゃんの御本家のこと
は知っています。

「けれどあの人が」
「遂になんだ」
「結婚されるんだ」
「おめでとう」
「うん、御相手はうちの人よ」
プータン家の人だというのです。
「何か今から楽しみなの。それでね」
「それで？」
「それでっていうと」
「皆も結婚式のお祝いの場に来て」
こうした時にはクラスの皆も招待するのが五年地球組のな
らわしです。

それで、です。プータンちゃんもなのでした。
皆をです。お祝いに誘うのです。そしてそれを受けた皆も
です。
「それじゃあ喜んで」
「参加させてもらうよ」
笑顔でこう言ってなのでした。こうして。
皆プータン家にお邪魔してお祝いの場に出ます。そこには
今回の主役であるプータンちゃんの御本家の方もです。お
られるのでした。
その人を見てです。皆プータンちゃんに尋ねるのでした。
「何かさ。噂以上だね」
「そうだね」
こう言うのです。

「奇麗な顔立ちしてるよね」
「しかも御本家の方でエリザベスちゃんのところで勉強し
ていたんだよね」
この辺りニホンちゃんの御本家の方と一緒です。こうした
ところもなのです。
ニホンちゃんの御本家の方もプータンちゃんの御本家の方
もです。どちらもエリザベス家にホームステイして勉強さ
せてもらうのです。これは一種のステータスになっていま
す。
「何かスペック高いよな」
「もてる要素百パーセントっていうか」
まさにそうした方だというのです。

その方がこれまた奇麗な新婦さんと一緒ににこやかに笑っ
ておられます。その方がです。
ふとニホンちゃんのところに来てです。声をかけるのでし
た。
「楽しんでくれてるかな」
「あっ、はい」
ニホンちゃんは笑顔でその方に応えます。
「とても」
「そうか。それはよかった」
楽しんでいると言われてです。プータンちゃんの御本家の
方も笑顔になります。
そしてそのうえで、です。ニホンちゃんにこう言われるの
でした。

「いや、プータンも喜んでくれているようで本当に何より
だよ」
「えっ！？」
そう言われてなのです。ニホンちゃんは。
少し驚いてからです。こうそのプータンちゃんの御本家の
方にお話します。
「あの、わたし」
「プータン、どうしたのかな」
「プータンちゃんじゃなくて」
違うというのです。
「ニホンです。日之本さくらです」
「えっ、ニホンちゃんなの」
そう言われてです。この方もでした。

驚いた顔になられて。そのうえで仰るのです。
「そうだったんだ」
「私ここですよ」
そのプータンちゃんも出て来ました。丁度二人共お祝いの
華やかな服を着ています。尚ニホンちゃんは着物を着てい
ます。
プータンちゃんはお家の衣装ですが色合いはニホンちゃん
の着物と全く同じです。それで二人並んで立っているとな
のでした。
「ちょっと。僕にも」
プータンちゃんの御本家の方は仰います。とても戸惑った
顔で、です。

「どっちがニホンちゃんでどっちがプータンちゃんか全然
わからないよ」
「そうなんですか」
「御本家の方も」
「外見も服もそっくりで」
本当にです。見れば見る程です。
「声もね。ちょっと喋ってみて」
「はい」
「こんな感じですか？」
二人が実際に喋ってみるとです。やっぱりです。
「同じ声に聞こえるけれど」
「ゴット○ーザさんと九条信○さんみたいな感じですか？」
ニホンちゃんがこう尋ねます。

「ああした感じですか」
「そうだね。あと○智村さんとみ○さんみたいに別人の筈
なのに一緒に聞こえるね」
プータンちゃんの御本家の方もニホンちゃんに応えてこう
言うのでした。
「そういえばアイドルマ○○ーの赤、青、紫、黒の人って
結構そういう手のゲームに出てるよね」
「別人ということになってますから」
プータンちゃんもわかってて突っ込みを入れます。
「そういうことで」
「そういうことにしないと駄目だったね」
御本家の方もそのことに頷かれて納得されました。そうし
てなのでした。

あらためて二人を御覧になられて。こう仰るのでした。
「いや、やっぱりね」
「そっくりですか」
「そうなんですか」
「本当にわからないよ。僕にもね」
プータンちゃんの御本家の方もなのでした。二人の見分け
ができません。
そして皆もです。二人が左右に並ぶと。
「やっぱりどっちがどっちか」
「全然分からないよね」
お祝いの場で、です。二人はこんなことになってしまうの
でした。

そしてお互いも。同時に苦笑いを浮かべてこう言い合うの
です。
「ううん、本当にここまでそっくりさんだとね」
「何か。私達自身もよね」
「どっちがどっちかね」
「わからなくなってきたわね」
身振り手振りもです。何か。
鏡みたいです。二人は仕草も似ています。そしてこんなこ
とも言いました。
「わたしがプータンちゃんで」
「私がニホンちゃんで」
そうなっているというのです。そんなそっくりな二人なの
でした。

ブータンのジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王（31）は20日の議会開会式での
演説で、10月に一般人女性と結婚することを発表した。

消息筋によると、お相手は20代前半のジツェン・ペマさんで現在は英国留学中。
国王とは遠縁の関係にあり、父親は国営ドゥルク航空のパイロットという。

国王は英オックスフォード大留学を経て2006年12月に父親から王位を継承。ロイヤル
ファミリーという華麗さに加え、容姿も端麗な「ハンサム国王」として女性の人気が高い。
ttp://www.jiji.com/jc/zc?k=201105/2011052000918
ttp://www.jiji.com/news/kiji_photos/20110520atg3p.jpg

　　　　　　　　　　　「オークション」
大人達の間ではこんな遊びがあります。
「あるものを少しずつ競り合ってそのうえで価値をあげながら
最後には買うものでしてよ」
「ああ、エリザベスちゃんのお家で昔からやってるあれよね」
「その通りでしてよ」
その遊びの本場のです。エリザベスちゃんがニホンちゃんにお
話しています。
「その価値があがっていくのを楽しんで最後は買うという遊び
でして」
「如何にも大人って遊びよね」
ニホンちゃんにしろ皆もです。そうした大人のことに憧れるお
年頃です。

それでなのです。ニホンちゃんはエリザベスちゃんのお話を聞
いてそのうえでこう言うのでした。
「そうした遊びができるようになったらなあって。わたしいつ
も思うけれど」
「そうですわね。わたくしもそう思いますわ」
「あと十年かあ」
そうした大人の遊びができるようになるのにはです。ニホンち
ゃん達にはそれだけの歳月が必要です。
一口に十年といってもです。それは。
「わたし達今十歳だから」
「その倍ですわよ」
「長いなあ、本当に」
ニホンちゃんはその歳月にふう、と溜息をつきました。

「大人になれるのかな。あと十年もあって」
「ええ、わたくしもそう思いますわ」
これはニホンちゃんだけでなくエリザベスちゃんもです。溜
息と一緒にこう言うのでした。
「本当に大人になれるのかどうか」
「不安になるわよね」
「ですわ。永遠に子供ということは」
「サザ○さんみたいにね。あるかも」
ニホンちゃん達にとってはいささか怖いお話です。そんなこ
とをお話しながらそうした大人の遊びについて考えていたの
です。
そんな中で、です。こんなことがありました。

オージー君とキャンベラちゃんはお家の中で悪さをしてしま
いました。その悪さとは。
「何ということをしたダスか！」
「やってしまったことは仕方ないダス」
「そうダス」
何とです。オージー君とキャンベラちゃんはお家の中にある
とても高価な壺を壊してしまったのです。それでオージーマ
マさんは怒り心頭なのです。
けれどです。当のオージー君とキャンベラちゃんはどうかと
いうとです。
開き直ってです。こう言うのです。
「だからもうダス」
「終わったことダス」
自分達がこんなことを言うのです。

「だからママももうダス」
「怒らないでいるダスよ」
「そんなことできる筈がないダス！」
こんな風に言われて怒りを抑える人はいません。それはオ
ージーママさんも同じです。
それでなのです。オージーママさんは二人に対して言うの
でした。
「ええい、もう許さないダス！」
「許さないって何をするダスか」
「折檻ダスか？」
「そんなことでは済まさないダス！」
本当に怒ってしまっているオージーママさんです。

それで、です。二人にです。顔を真っ赤にさせて言いまし
た。
「では、覚悟はいいダスな！」
「覚悟？」
「折檻以上のことみたいダスが？」
「そうダス、もう御前達はうちの子供じゃないダス！」
この言葉自体は何処にでもあるような言葉です。けれどで
す。
オージーママさんは二人に対してです。こんなことをした
のです。
ふとです。ニホンパパさんがです。ネットでの大人の遊び、
そのオークションをしているとです。

何とです。驚くべき品物が出ていました。
「何これ、冗談かな」
「あれ、お父さんどうしたの？」
いぶかしむ声をあげたニホンパパさんにです。たまたまパ
パさんのお部屋の前を通ったニホンちゃんが尋ねました。
どうやらニホンパパさんは少し大きな声をあげてしまった
ようです。
それで、です。ニホンちゃんがお部屋の中に入ってきてで
す。お父さんになのです。
「何かあったの？」
「何かも何も」
こうです。ニホンパパさんは机の上のノートパソコンの画
面を見ながらニホンちゃんにお話します。

「いや、これさくらとい武士のお友達だよね」
「あっ、これって」
見ればです。品物としてです。オージー君とキャンベラち
ゃんが出ているのです。
その二人を見てです。ニホンちゃんは目を丸くさせて言う
のでした。
「オージー君とキャンベラちゃんだけれど」
「人が品物に出てるの？」
「こんなことないんだけれどなあ」
ニホンパパさんはモニターを見ながらです。腕を組んで難
しい顔をしています。そのうえでニホンちゃんにお話しま
す。

「人を品物に出すのは」
「よくないことよね」
「とんでもないことだよ。昔ならいざ知らずね」
今は絶対に許されないことです。それでニホンパパさんも
言うのです。
「こんなことをしたのは誰かな。多分この子達。オージー
君とキャンベラちゃんだったよね」
「そうよ。その二人よ」
「じゃあ。品物、競売に出したのは」
誰かというとです。ニホンパパさんは考えます。そうして
なのでした。こうしたことをしたのは誰なのか、そのこと
を推理しました。

「謎は解けたよ」
「誰がやったの？こんなこと」
「オージー君とキャンベラちゃんのお父さんかお母さんだ
ね。多分この二人が何か悪さをしてそれで怒ってこうした
んだよ」
そのものズバリです。どうやらニホンパパさんには推理の
才能があるようです。
それで、です。そのうえでなのです。
ニホンちゃんにです。犯人は誰なのかをお話しました。そ
してでした。
まさにニホンパパさんの予想通りで。二人を品物に出した
のはオージーママさんでした。このことは忽ちのうちに大
騒ぎになりました。

そうしてすぐにです。オージー君とキャンベラちゃんはネ
ットの品物から外されたのです。こうして騒動は終わった
のです。
けれどです。このことに関してです。ニホンちゃんとエリ
ザベスちゃんはクラスでオージー君にです。こう尋ねるの
でした。
「あの、幾ら何でもあれは」
「大変なことでしてよ」
「いやあ、ワスも参ったダス」
オージー君は自分の左手を頭の後ろにやってです。そのう
えでこう言うのです。見たところ当人はあまり動じてはい
ません。

それで、です。二人にこう言うのでした。
「まさかママがあそこまでするとは思わなかったダス」
「何か。お家の壺を割って？」
「それで平気な顔をしていたら二人共品物に出されたので
したわね」
「その通りダス。よく知っているダスな」
「だって。かなり有名になってるから」
「そのことは聞きましたよ」
「人の噂に戸口は立てられないダスな」
オージー君はここでこのことを知ったのです。品物に出さ
れてからです。
そうしてなのです。オージー君はあらためてこう言うので
した。

「いやあ、ワスもキャンベラも本当にどうなるかと思った
ダスよ」
「確かに壺を割ったのはオージー君とキャンベラちゃんが
悪いけれど」
「それでもあの人もやり過ぎですわ」
ニホンちゃんとエリザベスちゃんはオージーママさんは確
かにやり過ぎたと思っています。
けれどあまりにもお気楽な感じのオージー君を見てです。
こう言わざるを得ませんでした。
「けれど。そんな態度だったらね」
「また同じことになりますわよ」
二人はこのことを心から心配してです。オージー君に言う
のです。

「またお母さん怒らせてね」
「それで品物に出されますわよ」
「流石にオージー君達を買う人はいないけれど」
「そうなっても知りませんわよ」
「平気ダスよ。もうあんなことにはならないダスよ」
しかしオージー君は反省も何もせずにです。お気楽な態度
のままこう二人に返します。そうしてです。
何でもないといった顔でまた悪さをしてしまうのでした。
かくして。
「また品物に出されたって」
「予想通りですわ。本当に呆れましたわ」
ニホンちゃんのエリザベスちゃんも匙を投げてしまいまし
た。けれど今も全然平気なオージー君なのでした。

オーストラリアの母親が、冗談で子ども2人を競売サイトの
イーベイ（eBay）に出品し、警察の取り調べを受けた。
豪警察が17日、声明で発表した。
豪南部ジーロング（Geelong）当局は前週、10歳未満の男児
と女児がイーベイで競売に出されているとの通報を受けた。
出品ページには子どもたちの写真が掲載されていた。
警察が女性の身元を調べ事情を聞いたところ、女性はジョー
クだったと説明したという。
児童福祉当局と警察は合同捜査を行い、結果、警察は立件し
ない方針を決めた。
警察は声明で「こういった類の行動はやめていただきたい」
と述べた。
ttp://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2814025/7518926

人身売買（じんしんばいばい）とは、人間を誘拐などの強制
手段や甘言によって誘い出し、移送し、金銭などによってこ
れを売り払う行為のこと。人の密輸、ヒューマン・トラフィ
ッキング（Human Trafficking）或いはトラフィッキング
（Trafficking＝交通）ともいわれ、また警視庁等はこれを
人身取引と表現している。
その目的は、強制労働、性的搾取、臓器移植、国際条約に定
義された薬物の生産や取引、養子などにある。人の移送が国
境を越えて行われる場合も多い。1990年代以降、特に1996年
の児童の商業的性的搾取に反対する世界会議以降、国際的な
人身売買が国際問題として取り上げられることが多くなって
いる。 現代社会においては、おおむねどの国においても犯罪
行為とされており、国際社会から忌み嫌われている。また、
1949年に発効した国際連合の人身売買及び他人の売春からの
搾取の禁止に関する条約、国際的な組織犯罪の防止に関する
国際連合条約の「人身取引」に関する議定書、さらにジョグ
ジャカルタ原則第11原則に於いても禁止されている。 裏を
返せば、人身売買は世界中で現在も行われているということ
でもある。 2011年6月27日に米国務省は、世界各国の人身売
買の実態をまとめた年次報告書を発表したが、この中で日本
について外国人研修制度に関し人身売買に近い実態であると
し、7年連続で「人身売買根絶の最低基準を満たさない国」に
分類した（2011年6月28日 読売新聞）。
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E8%BA%AB%E5%A3%B2%E8%B2%B7

どんなレシピにも例外があり韓国などに見られる
売春デモは珍しい！！

韓国売春婦デモ
http://www.youtube.com/watch?v=qsxHj_TV2zQ

(*^○^*)/　ノーコリアン

羞恥心も外聞も無い。だから成長しない。劣等遺伝子

　　　　　　　　　「太るカンコ君」
皆がとても気にしていること、それは太ることです。
女の子だけでなく男の子もです。皆太ることをとても心配して
います。
例えばこの二人です。
「うう、ハンバーガー食いたいけれどあれは食い過ぎたらかな
りまずいから六個にしとくか」
「饅頭は十個にしておくある。それ以上食べると太りそうで怖
いあるからな」
「タコスに果物にお菓子に。もうちょっと食べたいけれどここ
は我慢しないとね」
アメリー君にチューゴ君にメヒコ君達がこんなことを言ってい
ます。

それを聞いてです。ニホンちゃんがこっそりと呟きます。
「元々が食べ過ぎじゃないかしら」
「けれどさ、僕達育ち盛りなんだＹＯ」
「食べないと身がもたないあるよ」
「そうだよ。食べることこそが人生の幸せじゃない」
三人はこうニホンちゃんに反論します。見ればニホンちゃんは
胸までがすらりとしています。
その何もかもがすらりとしているニホンちゃんを見てです。三
人はまた言います。
「ニホンちゃんのお家の食べ物ってカロリー少ないけれど」
「しかも武道の鍛錬もしてるあるな」
「だからスマートなんだね」
三人から見ればかなりです。

「僕達だって身体動かしてるけれど動かしたら余計に食べ物が
美味でさ」
「どうしても食べ過ぎてしまうある。それで結果として怖いこ
とになってしまうあるよ」
「この辺りかなり難しいじゃない。どうしたものかって」
「だから。カロリーの高いものを食べ過ぎたら駄目なのよ」
この辺りはよくわかっているニホンちゃんでした。
「けれど三人共お家の食べ物カロリー高いもの多いからそれで
みたいだけれど」
ここでややこしいことにロシアノビッチ君が来ました。彼はこ
んなことを言います。
「太ってないと寒くて死ぬぜ。人間太らないと駄目だぜ」
彼のお家の基準で言うのです。

「痩せてたらかえってまずいだろ」
「手前はまた違うだろうがＹＯ」
「脂肪が必要なんて何処のアザラシあるか」
「っていうかロシアノビッチはまた特別じゃないか」
三人はクラスの基準からロシアノビッチ君に対して言います。
「だからな。普通は太らないようにしないと駄目なんだＹＯ」
「すらりとしていないと何かとまずいある」
「しかも夏なんか汗かいて大変だし」
これが普通の考えです。こうして三人とロシアノビッチ君は
微妙に対立をはじめました。
けれどここで、です。また一人やって来たのです。その彼は
といいますと。

カンコ君です。けれど普段の彼とは全く違いです。物凄く大
きくなっています。
特にお腹と頬っぺたの辺りがです。それはそれは大きくなっ
ています。
その彼を見てです。皆まずは目が点になりました。
そしてそれから。彼に言います。
「御前カンコか？」
「服装はカンコあるが」
「物凄く太ってるけれど」
「そうニダ。気合入れて太ったニダよ」
こうです。その肥満しきって別人の様になってしまっている
カンコ君が胸を張って言うのです。

その彼の言うことは。
「太るといいことがあるニダよ」
「太っていいことってあるの？」
「オモニがお小遣いを沢山くれるニダ」
それで太っているというのです。
「それに太っている方がお金持ちになれるニダ。福というわ
けニダ」
こう言うのです。言いながらやっぱりその肥満しきった身体
も顔も誇らしげに皆に見せます。
そしてそのうえで。彼はまだ言います。
「だからウリはこうして気合入れて太ったニダよ」
普通気合を入れて痩せるというのにです。

気合を入れて太った彼はまだ言うのです。
「だからどうニダ。ウリはこれからもどんどん太るニダよ」
「それ以上かＹＯ。今の状況でもうちの太ってる人より凄い
のにか」
「只でさえお腹が膝にまでこようとしているというのにある
か」
「今でもニホンちゃんのところのコニシキさんみたいなのに」
アメリー君、チューゴ君、メヒコ君はこうカンコ君に対して
突っ込みを入れます。
「ちょっとそれは止めておけＹＯ」
「決して悪いことは言わないある」
「限界があるからね」
三人はこうカンコ君に忠告します。けれどです。

カンコ君はその全身から脂を流しながら。彼等に対して平気
な顔で言うのでした。
「ニダッハッハッハ、太っていて悪いことはないニダよ。何
しろお金が入るニダよ」
「まあ太っているのはいいことだな」
ロシアノビッチ君がここでまた言います。
「寒さにはな」
「そうニダ。寒さにも強いニダ」
カンコ君はロシアノビッチ君の言葉に励まされてさらに勢い
づきます。
「太る、これからのニューモードはこれニダよ」
カンコ君は自らが流行の最先端であるとも主張しだします。
まさに頭に乗っています。

その頭に乗ったカンコ君が胸を張って大威張りしているとこ
ろにです。ニホンちゃんがふとです。
カンコ君に対してです。こう尋ねるのでした。
「あの、カンコ君いいかな」
「むっ、ニホン何ニダか」
「太るのはいいってわかったけれど」
それはニホンちゃんも聞きました。
「けれどね」
「けれど。何ニダ」
「糖尿病とか大丈夫なの？」
太っていれば問題となるのは病気のことです。ニホンちゃん
は彼にこのことを尋ねるのでした。

まずは糖尿病からでした。そしてその次にニホンちゃんが言
う病気は。
「高血圧もあるし」
「何か怖い病気が続くニダな」
「それと心臓にも負担がかかるし膝とか腰とか」
今度は身体のことでした。
「そうしたところは」
「むむっ、言われてみれば」
「腰とか膝にきてない？」
「前に比べてかなりきついニダ」
太ればそうしたところに負担がかかっていくのです。これ
はかなりきついものです。

「それに何か少し動いただけで息切れが」
「だから太り過ぎだっての」
「そこまで太ったら当然ある」
「だから太り過ぎはまずいんだよ」
三人はカンコ君に対して反撃に出ます。
「はっきり言って死ぬ可能性あるからな」
「そうでなくても身体への負担はかかるある」
「太れば太る程度ね」
「じゃあまずいニダ」
カンコ君はここでやっとわかったのです。太り過ぎがどう
いうことなのかを。そのことを今更ながらわかったのでし
た。

「早く痩せないと駄目ニダ。さもないとウリは死んでしま
うニダ」
「だから危ないのに」
「ええい、それを早く言うニダ！」
「だって。常識だから」
ニホンちゃんの言葉にも今回ばかりは言い返せないカンコ
君でした。実は太り過ぎがどうしてよくないのか彼はわか
っていなかったのです。
それで急いでダイエットをはじめました。それは。
「ええい、こうなれば荒療治ニダ！」
「それでどうするの？」
「まずは絶食ニダ！」
ここからはじめるというのです。

「そして猛トレーニングニダ！ランニングに水泳に自転車
に縄跳びにエクササイズニダ！」
まさにトライアスロンです。それをしてなのでした。
カンコ君はあっという間にです。元の体型に戻ったのです。
皆それを見て驚きでした。
「本当にあっという間ね」
「っていうかどれだけ太りやすくて痩せやすい体質なんだ
ＹＯ」
「もう少し限度あるダイエットはできないあるか」
「しかも皮膚まで元に戻ってるし」
「細かいことはどうでもいいニダ」
カンコ君はその元通りになった体型で皆に言うのです。

「とにかくニダ。ウリは痩せたニダよ。これで大丈夫ニダ
な」
「おい、痩せたのはいいけれどな」
その彼にロシアノビッチ君が言います。
「後でリバウンドしないように気をつけろよ」
「お腹空いても。食べ過ぎたらまた同じだから」
ニホンちゃんもこのことをお話します。
「そのことは気をつけてね」
「うう、一旦太ると何かと大変ニダな」
カンコ君も今更ながらわかったのでした。太り過ぎがよく
ないことに。そのことを身を以て知ったカンコ君なのでし
た。

所得と肥満度の関係、男性は高収入ほど肥満（韓国）
韓国の女性は太っているほど所得水準が低いのに対し、男性は太っているほど所得が高いのだそうです。
韓国・東国（トングク）大学のオ・サンウ教授（家庭医学科）が、月収別に肥満度を分析した結果、明らかになりました。

◇韓国人男性は太っているほど月収が高い
Yahooニュース、海外、中央日報日本語版（7月3日配信）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110703-00000001-cnippou-kr

また、学歴が高いほど高収入の傾向がありますので、韓国では、
男性は太っているほど、女性は太っていない（スマートな）人ほど、「学歴が高く、所得水準も高い」と言えそうです。

韓国で若いカップルを見たとき「男性が小太りで、女性がスマートだった場合」、かなりいい組み合わせかも知れません。
ttp://shopyume.blogspot.com/2011/07/blog-post.html

頭を使わない分栄養が溜まるって訳だ(笑)


(*^○^*)/　ノーコリアン

　　　　　　　　　「水着とメイド」
マカロニーノ君は困っていました。もうお小遣いがなくな
ってしまっていたのです。
それでママさんにです。こう御願いしたのです。
「あの、お小遣いだけれど」
「欲しかったらそれだけのことをしなさい」
マカロニーノママさんは厳しい声でマカロニーノ君に対し
て言いました。
「わかったわね」
「うっ、じゃあ何をすればいいのかな」
「モデルになりなさい」
それをしろというのです。マカロニーノ家もモデルとかそ
うしたことが得意なのです。

それで、です。マカロニーノママさんは自分の子供にこう
言ったのです。
「わかったわね」
「モデルって」
「お家の会社だけれど」
マカロニーノ家も色々なお仕事をしています。その中には
こうしたものもあります。
「服のコーナーね」
「それで僕に服を着て？」
「そう、ショーウィンドウのマネキンが一つ壊れちゃった
のよ」
何かお話がおかしくなってきました。少なくとも普通のお
話ではありません。

マカロニーノママさんは自分の子供にです。さらに言うの
でした。
「あんたがそのマネキンの代わりになるのならお小遣いあ
げるわよ」
「マネキンって」
それを聞いてです。マカロニーノ君は首を傾げさせました。
それでもでした。
彼はこのアルバイトを受けました。そうしてそのうえでな
のでした。
そのマネキンの代わりにショーウィンドゥに立つことにし
ました。問題はその服です。
マカロニーノ君が貰った服は何かというとです。それは。

水着です。真っ赤なブーメランのビキニです。それを着ろ
と言われたのです。
「えっ、これ着てなの！？」
「そう、それでショーウィンドゥに立つのよ」
「それでお小遣いだよね」
「わかったわね。それじゃあね」
「うう、流石にこれはかなりだけれど」
マカロニーノ君でもです。ビキニ一枚で、しかもこれだけ
派手なものになるとです。
ちょっと以上に引くものがあります。それを着てショーウ
ィンドゥに立つというのはです。
今すぐにと言われてもです。抵抗があります。けれどなの
です。

お小遣いがかかっています。それでなのでした。
覚悟を決めてその水着に着替えてです。ショーウィンドゥ
に立ちます。
そんな彼を見てです。皆は。
「マカロニーノだよなあ」
「どっからどう見てもな」
「何でこんなことしてるんだろう」
「訳がわからないんだけれど」
皆そんな水着姿でポージングをしているマカロニーノ君を
見て首を捻ります。それでもです。
彼はそのまま立ち続けてです。お小遣いをゲットしたので
す。彼にしてみれば覚悟を決めてそのうえでしたことなの
です。

そんなマカロニーノ君を見てです。ニホンちゃんも彼に尋
ねるのでした。
「何でああいうことしてたの？」
「ああ、お小遣いが必要でね」
「それでなの」
「うん、そうなんだ」
こうです。ニホンちゃんに対して正直に事情を話すマカロ
ニーノ君でした。
「いやあ、最初はどうしようかって思ったけれどね」
「それでも受けてなの」
「そう、水着のマネキンになって」
そうしてだというのです。

「御小遣い貰ったよ」
「ハッピーエンドだけれど何か」
どうかとです。ニホンちゃんは難しい顔でマカロニーノ君
に言うのでした。何かが決定的に違う、そう思うのでした。
そんなマカロニーノ君だけでなくです。その他にもこうし
た娘がいました。
ニホンちゃんがアーリアちゃんのお家に行くとです。出て
来てくれたのは。
そのアーリアちゃんです。ゲルマッハ君は今日はいなくて
彼女がいたのです。
問題はその格好です。何とアーリアちゃんはメイドの格好
で。それで、でした。

「ニホン、よく来てくれたな」
「えっ、アーリアちゃんどうしてなの！？」
ニホンちゃんは目を点にさせてです。そのうえでアーリア
ちゃんに尋ねました。
「何でメイドさんなの！？」
「この格好はメイドに見えるか」
「うん、どう見ても」
「そうだな。確かにメイドに見えるな」
このことはアーリアちゃんも認めているようです。けれど
です。
彼女はここで真剣な顔になってです。ニホンちゃんにこう
お話するのでした。

「実はこれはメイド服ではない」
「じゃあ何なの？」
「私の家の昔の服だ」
それだというのです。
「それなのだ」
「ゲルマッハ家の伝統衣装なのね」
「簡単に言うとニホンの着物と同じだ」
こう言われるとです。ニホンちゃんも納得できました。そ
うしてです。
アーリアちゃんに対してです。こう言ったのです。
「本当にメイドに見えたわ」
「そうだな。確かに似ているからな」
二人でこのことを確かめ合います。

そのうえで、です。ニホンちゃんは今度はアーリアちゃん
にこう尋ねました。
「けれど。何で伝統衣装なの？アーリアちゃんのお家の」
「こうした服が人気があるのでな」
どうしてもです。そうした服は人気があるのです。これは
どのお家でも同じです。
「着たら家の商売でお客さんが来ることが増える。それで
なのだ」
「ああ、それでなんだ」
「そうだ。マカロニーノと事情は似ているがな。実際にこ
れを着たら母上がお小遣いを弾んでくれる」
お小遣いが増えて困る子はいません。それはアーリアちゃ
んも同じなのです。

それで、です。アーリアちゃんは着ているのです。そして
です。
アーリアちゃんはここで真剣な顔になってです。こうした
こともお話しました。
「ただ。メイドだが」
「うん、メイドさん？」
「私の家ではかなり酷い待遇だったのだ」
ニホンちゃんにです。昔のゲルマッハ家でのメイドさんの
ことをお話します。
「エリザベス家でもメイドがどういった扱いを受けていた
かは知っているな」
「うん、少しは」
ニホンちゃんもです。そのことはなのでした。

「ちょっとエッチな漫画にあるようなことが？実際にあっ
たって」
「そうだ。我が家はそのエリザベス家以上に酷いことにな
っていたのだ」
そうだったというのです。
「口に出すのも憚られる様な状況だったのだ」
「そんなに酷かったの」
「そうだ。ちょっとそうしたどころではなかったのだ。そ
のことは頭の片隅に入れておいてくれ」
「うん、わかったわ」
ニホンちゃんも真面目な顔になってです。そのうえでアー
リアちゃんの言葉に頷きました。メイドさんといってもで
す。萌えばかりではなかったのです。

［ミラノ　１８日　ロイター］　イタリアのミラノにある
百貨店で、水着姿のモデルが「生身のマネキン」となって
ショーウィンドウに登場し、労働組合からは「下品だ」な
どと非難の声が挙がっている。
ミラノ中心部にある百貨店コインは前週、水着を着用した
男女のモデルにマネキン役をさせ、路面のショーウィンド
ウで夏のセールの宣伝を開始した。
これに対し、イタリア労働総同盟（ＣＧＩＬ）は「下品だ」
と非難。「われわれはセールや自由市場経済、消費者に反対
しているのではない。しかし労働者の品位や消費者の良識は
守りたい」との声明を１５日に発表した。
生身のマネキンはいったんは姿を消したものの、１６日にな
って再び登場。今度は「モデルも仕事の１つ」と書かれたプ
ラカードを掲げた。
コイン側は声明で「モデルを引っ込める理由は見当たらない」
とし、週末も生身マネキンを使った販促を継続。
ベラルド最高経営責任者（ＣＥＯ）は１８日に開催された総会
で、若者に雇用の機会を与えたと自画自賛し、
「彼ら（モデル）は何もしないで暇をつぶすよりは働きたがっ
ている」と語った。
ttp://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-22256620110719
ttp://jp.reuters.com/resources/r/?m=02&d=20110719&t=2&i=461520466&w=450&fh=&fw=&ll=&pl=&r=img-2011-07-19T122221Z_01_NOOTR_RTRMDNC_0_JAPAN-222566-1.gif
ttp://sgstb.msn.com/i/DA/F0D55589D0A89BD31567EEB9DF7BE.jpg
ttp://www.dailynews.co.za/polopoly_fs/nd-livemodels-1.1101312!/image/1238184729.jpg_gen/derivatives/box_300/1238184729.jpg
ttp://static.guim.co.uk/sys-images/Guardian/About/General/2011/7/17/1310924013306/Models-protest-Milan-Ital-007.jpg

一部抜粋。
当サイトではヴィクトリア朝イギリスでのメイドさんとその社
会研究を行っておりますが、多少は外国のメイドさん事情も齧
っております。その中で、ドイツ諸連邦は最悪です。英国では
中産階級と労働者階級は資産および業種で区別されましたが、
ドイツのメイドさんたち奉公人は「労働者以下」とされ奴隷と
境界線を引いて識別されるほどの存在でした。これは１８１０
年のプロイセン王国奉公人令を発端に、１８４６年の奉公人手
帳制施行と凶悪な国家による半奴隷制度と言い得る奉公人法制
がしかれた為です。
プロイセン王国奉公人令では雇用主の奉公人に対する暴力が容
認されており、奉公人手帳制は英国における「紹介状」に近い
ものですが、その効果は遥かに強く生殺与奪権とすら言えるも
のでした。

これらの悪法が制度上終焉の兆しを見せるのが１９００年のド
イツ民法典の施行で、これによって漸くメイドさんたちの生存
権が保証されたようなものです。ドイツメイドさんたちが「労
働者」と認識できるところまでになったのは１９１８年に諸奉
公人令の無効が宣言されてからです。
「労働者」と認識できる、というのは、今日我々が一般的に
「労働者」として認識している「労働力の対価として賃金を得
る」という存在になった、ということです。それまでは奉公人
は雇用労働者とは異なり、「奉仕の対価として家族構成員の資
格を得る。但し、奴隷ではない証に必要経費以上の給金も得る」
という存在でした。家族構成員である以上、家父長に絶対服従。
家父長は家族構成員に絶対権力を持つ。絶対君主制の延長。
メイド奉公は主婦になるための素養を教えていただく教育期間
と雇用者は言い、他方ではメイド奉公は魂の尊厳を放棄する教
育期間であり、魂に続いて肉体の尊厳を放棄し売春婦になるた
めの教育期間である、というレポートもあります。
ttp://homepage3.nifty.com/shinkukan/freetalk/free/free009.htm

一部抜粋。
　１９世紀ドイツにおける「全き家」という概念の骨子は大雑
把に要約すると、
・家庭は家父長の支配下にある。家父長支配は単純に言えば神
権支配である。
・家族構成員の財産は個人には属さず家父長の下に一元化される。
・家父長は家庭の発展に尽力し、家族構成員は家父長を補助する。
・家父長支配に家族構成員が積極的に服従協力することにより、
家庭が平和に安定する。
ということになる。
家父長は家庭の支配者であり、家族構成員を養育・教育する責務
を負い、そのために家族構成員に対する懲罰権限を持つ。同時に、
家庭の財産は全て家父長の物である。この２点は親族間ではそれ
でも通用するだろう。しかしここに使用人が入り込むと問題とな
る。
ヴィクトリア朝社会は使用人を「家族」から切り離すことで問題
を解決した。雇用した他人が家族の居住地域に居るだけとしてい
る。よって使用人は独立した個人として人権を持つ存在であり
「雇用者に対する」という限定付の懲罰権限は持つものの、それ
以上のことは出来ず、また、雇用関係にある他人であるから財産
権の問題は発生しない。

対してドイツ諸連邦は使用人を「家族」と規定した。メイドさん
はいずれ「全き家」の主婦となるための研修のために他家で教え
を乞うている立場とされ、家父長はメイドさんを雇うだけで教育
の義務を果たした事になる。そしてメイドさんに対しては家族に
対する家父長の従属存在としての不完全な人権しか持たない存在
とされ、体罰をも積極的に容認する支配権に服することとなる。
そしてメイドさんは奉公先の「家族」になるのであり、労働者で
は無い、と規定された。この為にメイドさんの人権・社会権の確
保は欧州の他国に比べて著しく遅れを取る事になってしまった。
　この人権確保の遅れについては通常は「家族構成員とされた」
で留めるものだが、端的に表現すれば、メイドさんは合法奴隷に
されていたのである。その合法奴隷という既得権益を手放したく
ない「市民」階層からメイドさんの「労働者」認定は妨害され続
ける事になった。本来は労働の対価であるべき、メイドさんへの
給金は奴隷制廃止に対する合法化手段とされてしまっていたので
ある。労働の対価として一定以上の給金を支給すればそれは奴隷
では無いとされているが故の支給と言える。
ttp://homepage3.nifty.com/shinkukan/seminar/semi05/semi05_01.htm

世界各国の「民族衣装」って、本当にいろんなのあるんですねー。
週末、在ニューヨーク・ドイツ人のパレードがあったんですけど、
その民族衣装がめちゃめちゃカワイイのです。特に女性は、小さ
な女の子からおばあさんまで、なんだろう?　メイドさんみたいな
感じ??　全体的にフワフワ、ヒラヒラ、程よくフェミニン。
ヨーロッパ文化圏の「民族衣装」って言うと、がっつり装飾の施
されたドレスとか想像しちゃいますが、これだと今でも普通に可愛
く着れそうです。伝統的な民族衣装がこんなに手軽ってうらやまし
いなー。日本の着物ってこっちで普通に着る機会、まぁ、まずない
ですし･･･。
でも、アメリカ人のお友達のホームパーティとかで着ると、着物じ
ゃなくて浴衣とかでも、大好評だったりします。普段、洋服着てる
のに着物になるとギャップがあっていいのかも？　
ttp://nyliberty.exblog.jp/14100869/

　　　　　　「マレーシア君もびっくり」
マレーシア君は最近とても上機嫌です。それに加えて何か
得意げですらあります。それはどうしてかといいますと。
「いやあ、うちもこういう大会を開けるようにまでなった
んだね」
「ラジコン大会よね」
「そう、それね」
まさにそれだと。彼は得意満面といった面持ちでニホンち
ゃんにも答えます。
「実はずっと前から開きたいとは思っていたんだよ」
「それが遂に願が適ってなのね」
ニホンちゃんもマレーシア君の事情がわかりました。そう
いうことだったのです。

それであらためてマレーシア君にです。笑顔でこう告げま
した。
「おめでとう」
「有り難う、それでニホンちゃんもだよね」
「ええ。実はわたしラジコンも結構好きだから」
それで参加するというのです。クラスでも屈指の女の子ら
しい女の子のニホンちゃんですがラジコンとかそうした趣
味も持っているのです。
それで、でした。マレーシア家で行われるその大会にも参
加するというのです。
そのころを聞いてです。マレーシア君も笑顔になってニホ
ンちゃんに応えるのでした。

「じゃあ。期待してるからね」
「今回はマカロニーノ君とタッグを組むから」
「えっ、マカロニーノとなんだ」
言わずと知れたクラスのラジコンキッドです。その腕前は
まさに大昔の少年漫画の主人公です。
「じゃあニホンちゃんがメカニックであいつがそれこそラ
ジコンボーイとかラジコンキッドとかになるんだ」
「ええと、その二つの漫画って確か」
ニホンちゃんも殆んど覚えていないような大昔の漫画なの
でした。
「コロコロとかボンボンよね」
「ボンボンはもうないけれどね」
悲しいことに、です。

「そういう漫画ニホンちゃんのところでやってたよね」
「ええ。他にはモデルガン戦隊とかファミコンロッキーと
か。そういう世界よね」
「昔のホビー漫画も今見てみると荒唐無稽でかなり面白い
よね」
「ゲームーセンターあらしなんか壮絶だったし」
「あの漫画描いてる人の仮面ライダーってよく少年誌で掲
載できたよね」
何か話が思いきり脱線しています。けれどそれを何とか止
めてなのでした。
マレーシア君はニホンちゃんに対して。あらためて言うの
でした。

「じゃあ。ニホンちゃんはマカロニーノと一緒に参加する
んだね」
「ええ、そうさせてもらうわ」
「待ってるからね」
「有り難う」
こんなやり取りを経てニホンちゃんもマレーシア家のラジ
コン大会に参加することになりました。かくしてなのでし
た。
ニホンちゃんはタッグを組むマカロニーノ君とです。ラジ
コンの打ち合わせに入りました。
その場でマカロニーノ君はニホンちゃんにこう提案するの
でした。
「ラジコンの機種は」
何につけてもそれです。どれにするかです。

「じゃあ。ニホンちゃんはマカロニーノと一緒に参加する
んだね」
「ええ、そうさせてもらうわ」
「待ってるからね」
「有り難う」
こんなやり取りを経てニホンちゃんもマレーシア家のラジ
コン大会に参加することになりました。かくしてなのでし
た。
ニホンちゃんはタッグを組むマカロニーノ君とです。ラジ
コンの打ち合わせに入りました。
その場でマカロニーノ君はニホンちゃんにこう提案するの
でした。
「ラジコンの機種は」
何につけてもそれです。どれにするかです。

大会の順位はその機種が大きく影響します。だから彼はこ
こで言うのでした。
「フェラーリにしようか」
「フェラーリにするのね」
「うん。それでいいかな」
「ええ、いいと思うわ」
ニホンちゃんはラジコンの機種はマカロニーノ君に任せる
ことにしました。故障が心配とはいえスピードならです。
彼のラジコンに勝るものはそうそうないからです。
だからここはマカロニーノ君に任せてです。フェラーリに
するのでした。
かくして機種はこれで決まりました。次は。

操縦についてはです。これは。
「マレーシアのところは暑いし」
「疲れたらその都度ね」
「うん、交代していってってことでね」
「それがいいわね」
操縦については代わりばんこですることになりました。こ
れでお話はまとまるかと思われました。けれどここで、な
のでした。
ニホンちゃんはふとです。マレーシア君と漫画のことを話
したのを思い出しました。
そしてマレーシア家はとにかく暑いです。そしてお池がお
家の左右にあります。それでふと思い浮かべたことはとい
いますと。

「ええと、ラジコンのカラーリングは」
「ああ、それもあったね」
マカロニーノ君も言われて思い出すのでした。ラジコンの
カラーリングのことを。
それで彼はです。シンプルにこの色はどうかと提案しまし
た。
「じゃあ赤は」
「暑いお家で赤はどうかしら」
けれどニホンちゃんはマカロニーノ君が好きでもあるその
色に対してはこう返しました。
「赤じゃちょっと」
「言われてみればそうかな」
マカロニーノ君も言われてそれに頷きます。

「暑いかな」
「そうよね。だからね」
「ええ、それでだけれど」
ここで、です。ニホンちゃんは本題に入りました。彼女の
提案です。
そのカラーリングを聞いてです。マカロニーノ君はまずは
どん引きになりました。
それからです。こうニホンちゃんに尋ねました。
「それって」
「駄目かしら」
「本当にそのカラーリングで大会に出るんだよね」
かなり念を押してです。マカロニーノ君はニホンちゃんに
また尋ねます。

「そうだよね」
「マレーシア君のお家って暑いから」
「いや、暑いっていっても」
そのカラーリングはどうかというのです。ニホンちゃんは
お話をしている間にもう、でした。ラジコンにカラーリン
グを済ませてしまっています。
今から言ってもどうしようもないですがそれでもです。彼
は言わざるを得ませんでした。
それで言ってもです。どうしてもなのでした。
「ううん、これって」
「夏だから最適だと思うわ」
「違うと思うんだけれど」
マカロニーノ君がこう言ってもなのでした。

ニホンちゃんはそのカラーリングのフェラーリで大会に出
ました。それを見てです。
皆唖然として。こう言うのでした。
「烏賊だよね」
「そうだよな。烏賊だよあれ」
「烏賊でゲソ」
誰かが口調を真似てもいます。
「地球町を侵略しに来た」
「間違いないね」
何とフェラーリはです。そのカラーリングなのでした。皆
それを見て言うのです。
「あの、ラジコン大会にそれって」
「痛ラジコンになってるけれど」
まさにそのものです。

「いいのかな、それで大会に出て」
「果たして」
「ううんと、おかしいかな」
ニホンちゃんはこれといって自覚のない調子で応えます。
「マレーシア君のお家って暑いから。丁度いいかしらって
思ったけれど」
「ううん、これはちょっと」
開催者のマレーシア君もです。難しい顔でニホンちゃんに
こう言うのでした。
「予想外だったし」
「予想外だったの？」
「かなりね」
そうだと言います。

「ううん、まあカラーリングに制限とかはしてないんだけ
れどね」
「じゃあこれでいいわよね」
「まあね。ただ」
マレーシア君はここでマカロニーノ君を見てです。小声で
こう囁きました。
「今回は君に同情するよ」
「まあ。こうなったら仕方ないよ」
マカロニーノ君はもう諦めた口調です。何はともあれ大会
ははじまりました。
いざ大会になるとです。やっぱりマカロニーノ君はラジコ
ンには強いです。それにニホンちゃんの操縦の腕も中々で
した。

かくして二人の順位はといいますと。
「やったね、ニホンちゃん」
「うん、三位よ」
二人はその順位に素直に喜びます。全体で三位という好成
積でした。
けれどマレーシア君はその順位のことよりもです。ニホン
ちゃんがしたカラーリングを見て言うのでした。
「まさか。ああくるなんてねえ」
「だよな。何か順位よりもカラーリングの方が」
「そっちに注目するけれど」
皆もなのでした。今回は順位よりもカラーリングで記憶に
残ったニホンちゃんなのでした。本人の思いとは裏腹にで
す。

イカ娘フェラーリ、チーム初の3位で表彰台を侵略
2011.06.29
(c)PACIFIC RACING TEAM／LMP MOTORSPORT
「PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ」チーム初となる3位！
表彰台を侵略！
ttp://as-web.jp/photo/pnews/201106/20843/01.jpg
2011年SUPER GTシリーズに参戦する「PACIFIC NAC イカ娘
フェラーリ」は、6月18日〜19日にマレーシア、セパン・サ
ーキットにおいて開催された第3戦で、予選3位からスター
トし順位を守って3位でゴール。チーム初の表彰台を獲得し
た。
シリーズ唯一の海外ラウンドであるセパン戦は、赤道直下
のマレーシア、クアラルンプール国際空港隣のセパンにお
いて開催。ここセパンはF1マレーシアGPやMoto GPも行われ
るなど東南アジア最高の施設を持った国際サーキット。
グランドスタンドを2本のストレートで挟みそこを高速コー
ナーやテクニカルなコーナーでつないだレイアウトであり、
ドライバーには運転が楽しいと評判のコースだ。ただし赤
道直下のために、気温は30℃を、路面温度は40℃を超える
のが当たり前であり、車両やタイヤにはもちろん、ドライ
バーにも厳しいレースとなる。

18日朝に行われた公式練習では8位とまずまずの走りだしを
見せ、午後に行われた予選1回目の混走枠では4位につけた。
また直後のGT300専有走行枠ではクラス3位のタイムをマーク
し、トップ10台で争われるスーパーラップ（SL）への進出を
決めた。夕方に行われたSL、8番目にコースインした山内は序
盤から攻めの走りを見せ、その時点でトップにつけた。
しかしその後に出走した2台にタイムを更新され3位。表彰台を
狙える好ポジションを獲得した。
19日の決勝レースは昼間の暑さを避けた16時にスタート。しか
しコース上はまだ気温34℃、路面温度43℃と立っているだけで
汗が噴き出るようなコンディション。46周の決勝レースは山内
がステアリングを握ってスタートが切られた。山内は1周目に2
位を奪うと後続を抑えてポジションをキープ。中盤18周目の１
コーナーを外側に膨らんだ際に3位にポジションを落とし、
その後、前車に詰まりラップタイムが落ちるのを嫌い予定より
早めに19周でピットインして山岸に交代。ピットワークで小さ
なミスがあり1台に先行されたが、すかさずオーバーテイクして
4位に。しかし後ろの車両との差は1秒以内で緊張したバトルが
続いた。

その山岸の前にタイヤ無交換作戦でピットアウトした車両が3位
をキープ。その車両とは20秒ほどの差があるものの、2台のラッ
プタイムは山岸の方が2〜3秒ほど早く、周回ごとにその差は縮ま
っていった。
その後3位の車両のドアが開いてしまったため修復を促すオレン
ジボール旗が出され、36周目に相手はピットインしてドアを修復。
この間に山岸は難なく3位のポジションを得て、その後後続の車
輌も引き離しそのままの順位を守ってゴール！　うれしいチーム
初めてとなる3位表彰台を獲得もとい、侵略することとなった。
ttp://as-web.jp/news/info.php?c_id=2&no=34596

　　　　　　　　　「見れなくて残念」
ニホンちゃんは歌もダンスも得意です。特に可愛らしい感
じの歌やダンスがです。
昔からです。ニホンちゃんはです。
「私の恋はって感じかしら」
「ああ、あの曲よね」
タイワンちゃんはその一節だけでわかりました。ニホンち
ゃんの今の曲が何かをです。
「松田○子さんの」
「そう、青い珊瑚ショウよ」
まさにそれだとです。ニホンちゃんもにこりと笑って答え
ます。
「ちょっと古いけれどね」
こんな曲もあります。

他にもです。
「操って操って」
「あっ、今度は」
またしてもすぐにわかったタイワンちゃんでした。
「中森明○さんの」
「そう、アル＝マージ」
この二人があってこそです。ニホンちゃんのお家の可愛
らしい曲は確立されています。そのうえで今に至るので
す。
その今はといいますと。
「やっぱりあれかしら」
「そうそう、ＡＫＢよＡＫＢ」
本当にニホンちゃんのお家のことに詳しいタイワンちゃ
んです。

この話題にもすぐに適用できています。そうしてニホン
ちゃんに言うのです。
「最近何か問題あるんだって？」
「うん、実はね」
タイワンちゃんに言われてです。ニホンちゃんは困った
顔を見せます。
そうしてです。こうお話するのです。
「わたし穿いたことないけれど」
「穿いたことないって？」
「ほら、ブルマってあるじゃない」
日之本家ではもうアニメ、そちらでも妙にマニアックな
感じになってしまっているこの体操服のことです。

その下着にしか見えないかなりエロい体操服のことをで
す。ここで言うのです。
「あれだけれど」
「ブルマ？もうあれうちの学校でもないじゃない」
「そうよね。あれっ、昔穿いた記憶があるような」
地球小学校の体操服は男の子は半ズボン、女の子はスパ
ッツか半ズボンです。尚男の子はトランクスが見えない
ように少し大きくなっています。
それでブルマはです。ありません。この辺りは基本的に
はですがそうなっています。
それでなのです。ニホンちゃんもです。
「ブルマって実際には見たことがないし」
もうそれだけ古いものになってしまっているのです。

「よく皆昔あんなの穿けたわよね」
「っていうかあんなの穿いて体育したり学校の中動き回
ったりしたら」
どうなるか。タイワンちゃんもすぐにわかりました。
「変な人が一杯来るわよね」
「男の子が触ってきたりじろじろと見たりしそうで怖い
わよね」
「アニメでもブルマだと妙に喰らい付く人がいたりする
しね」
参照はセイムービーとニコニコの様です。
何はともあれです。そのブルマはなのです。ニホンちゃ
んにしても実際には見たことのないまさに過去の遺跡、
若しくは絶滅危惧種です。

「よく皆昔あんなの穿けたわよね」
「っていうかあんなの穿いて体育したり学校の中動き回
ったりしたら」
どうなるか。タイワンちゃんもすぐにわかりました。
「変な人が一杯来るわよね」
「男の子が触ってきたりじろじろと見たりしそうで怖い
わよね」
「アニメでもブルマだと妙に喰らい付く人がいたりする
しね」
参照はセイムービーとニコニコの様です。
何はともあれです。そのブルマはなのです。ニホンちゃ
んにしても実際には見たことのないまさに過去の遺跡、
若しくは絶滅危惧種です。

けれどそのブルマを、なのです。
「あの人がだけれど」
「あのＡＫＢの？」
「そう、あの人」
ＡＫＢといえばのあの人です。その人がこんなことを言
っているというのです。
「わたしが歌う曲がアンケートで一番人気じゃなかった
らね」
「ブルマで？」
「そうなの。罰ゲームとして皆の前でそのブルマを穿い
て歌いなさいって」
言っているというのです。他ならぬあの人が。

「それはかなり」
「嫌？」
「だって。下着かアンダースコートそのままで皆の前に
出てそれでなのよ」
ニホンちゃんというか今の女の子から見ればです。ブル
マはそうしたものです。体操服というよりはいやらしい
服なのです。
だからです。ニホンちゃんもです。
「ちょっと、ね」
「成程ね。大体わかったわ」
タイワンちゃんもです。事情を理解して頷きます。
「新曲が人気なかったら」
ニホンちゃんはそのブルマ姿で皆の前で歌わないといけ
ないのです。

「そういうことね」
「だから。今度はね」
何としても一位にならないといけないのです。ニホンち
ゃんとしてはです。
それで今回は普段以上に決意を固めています。けれどな
のでした。
タイワンちゃんが皆にこの話をしますと。皆はすぐにボ
ルテージをマックスまであげてしまいました。そのうえ
で言います。
「ブ、ブルマ！？」
「あの失われた伝説の秘宝ブルマが！」
「ニホンちゃんが穿くって！？」
「それは凄い！」
特に男組が騒いでいます。ニホンちゃんのブルマ姿と聞
いてです。

その中でもです。カンコ君はです。とりわけ興奮してこ
んな言葉を絶境しました。
「そふてに！まどかマギカ！エーチャンネル！ミルキィ
ホームズ！戦国乙女！恋姫ＤＶＤ版！フリージング！星
空に架かる橋！みつどもえ！どれも最高ニダ！」
「そうよね、わかってるじゃない」
お話をしたタイワンちゃんもです。カンコ君の絶叫にと
ても満足した顔になってです。こう言うのでした。
「皆、ブルマを見たいかーーーーーーーーーっ！」
「おーーーーーーーーーっ！」
アメリー家横断クイズのノリで、です。皆も応えます。
女の子もです。どうやらニホンちゃんのブルマ姿を見た
いようです。

そしてなのでした。タイワンちゃんは皆に対してまた言
いました。
「それならよ！ここはね！」
「ニホンちゃんの新曲を買わないぞ！」
「そうしてブルマだ！」
「ブルマ！ブルマ！」
「ブルマーーーーーーーーーーーーーッ！」
皆の見るものは一つになっていました。ニホンちゃんの
ブルマ姿を見る為にです。彼女の新曲を買わないことに
したのです。
こうして皆は今心を一つにして行動を起こすのでした。
けれどです。

その新曲を聴いてみますとこれがなのでした。
「いい感じじゃないか？」
「うん、普通に」
「何回も聴きたくなる？」
「そんな曲で」
「これって得点高いよ」
「確かに」
皆の耳は嘘は吐きません。聴いてみますとどうしてもな
のでした。
アンケートでいい点や評価を書いてしまうのでした。し
かもなのでした。
皆はです。アンケートについてそれぞれこんなことを考
えていました。

「まあ僕がこの評価でも」
「他の奴等は違うし」
「どっちみちニホンちゃんは今回はブルマを穿くしかな
いから」
「これでいいや」
こう考えてです。アンケートは真面目に書いてしまうの
でした。かくしてです。
ニホンちゃんのアンケート結果は一位でした。こうして
罰ゲームであるそのブルマはなのでした。
「ほっとしてるわ」
「ってことは」
「つまりニダ」
タイワンちゃんとカンコ君もです。ニホンちゃんのそう
した表情と言葉を見て聞いてです。わかってしまったの
です。

「一位だったの、アンケート」
「そうだったニダか」
「皆のお陰でね」
それでだとです。ニホンちゃんはにこにことしてお話す
るのです。
「ブルマ穿かなくて済んだのよ」
「ねえ、これどういうことよ」
「ウリの方が知りたいニダ」
タイワンちゃんとカンコ君はニホンちゃんのにこにこと
した言葉を聞いてです。
そのうえでお互いを見やってです。こうお話をするので
した。
「あんたアンケート何書いたのよ」
「タイワンはどうだったニダ」
こうお互いに言い合います。

「あたしは自分が思った評価をそのまま書いたんだけれ
ど」
「ウリもニダ」
それでその結果なのです。ニホンちゃんはブルマをクリ
アーしてしまったのです。
このことに今も大喜びのニホンちゃんはまだ言うのでし
た。
「本当によかった。皆のアンケートのお陰よ」
「何よ、このニホンちゃん大勝利の展開って」
「折角ブルマを見られると思ったのにウリは猛烈に悲し
いニダよ」
二人だけでなく皆が思うことでした。何はともあれです。
今回は無事危機をクリアーしたニホンちゃんでした。皆
のそのアンケートのお陰で。

――ところで、デビューシングルがオリコン1位を獲れな
かったら、ブルマー公演を行うと発表されています。そも
そもブルマーって履いたことあります？
【小笠原】　ないです。履きたくない（笑）。
【上西】　私もないです。恥ずかしいからイヤです！それ
で公演なんて……考えただけで、キャー！です。
【福本】　履いたことはあるんですけど、公演で履くのは
イヤです……。
【渡辺】　ブルマーって、どんなのですか？
【小笠原】　私も生で見たことがなくて、どんなものか知
らなかったんですけど、お母さんに聞いたら下着みたいな形で。
【山田】　生地がちょっと厚いんですよね。
【小笠原】　上の服をインしないとダメらしくて。
【渡辺】　そんなん絶対イヤやー！！
【吉田】　一番イヤなのは、人数が少ないユニットのとき。
【渡辺】　「転がる石になれ」で履くのもイヤ。あんなカッ
コイイ曲を、そんなカッコで踊るのかと思うと、恥ずかし
い……（笑）。
【小笠原】　あのカッコをして幕が開くのはイヤです。で
も、もっとたくさんの方にNMB48を知っていただいて認めて
いただけたら、1位を獲れると思うので！
【渡辺】　この曲を披露する場で、しっかりアピールして
いきます。

――今年の夏はこのCDデビューで盛り上がると思いますが、
プライベートでしたいことはありますか？
【上西】　お祭り、花火大会、海……行きたいところがた
くさんありすぎて困っています。
【福本】　海に行ってサーフィンに挑戦したいです！海の
見えるホテルに泊まって、夜は花火を見て。
【山本】　朱里と話していたんですけど、天気のいい日に
メンバーでバーベキューをしたいなと。でも私は肉があま
り好きではないので、自分ではあまり焼きません（笑）。
【吉田】　お祭りがめっちゃ好きです。友だちと地元のお
祭りにも寝屋川の大きなお祭りにも行きます。行くと屋台
であれこれ食べて、ちょっと金魚すくいとかして、また食
べて（笑）。
【渡辺】　三重の熊野のおばあちゃんの家に行きたいです。
前に行ったとき、山を探険して水が流れているところを辿
ったら、大きい湖があって。きれいで感動したんですね。
誰も知らないようなところで、秘密の場所みたいに思って、
泊まってる間は毎日行っていました。
【小笠原】　まだメンバー全員で遊んだことがないので、
朝早くから集まって海に行って、一緒にかき氷を作って夜
は花火大会をして、お泊りして……みたいなことをやりた
いです。1日で夏を全部楽しんじゃう、っていう。
【渡辺】　熊野の花火大会に行こうよ！すごくきれいだから。
【近藤】　メンバー全員で肝だめしもしたい。

【小笠原】　やりたい、やりたい！
【近藤】　ペアで森の奥とか行って。
【小笠原】　ひとりで帰ってこられたら困るけど（笑）。
【渡辺】　小学生の頃、いとこと夜の学校に行って、お話
を作ってケータイのムービーで撮ったのを覚えています。
「キャー！助けてー！」とか叫んだり（笑）。おばけ役も
して、お母さんのメイク道具で口裂けみたいにして、目の
上に青いアイシャドウを塗って。お母さんに見せたら、
「バカなことをしないで！」と言われました（笑）。
【山田】　私は大阪港の海遊館に行きたいです。魚をゆっ
たり見て、外に出ると湖みたいなところを見下ろせるんで
すよ。のんびりと何も考えない、ひとりの時間も楽しみた
いですね。
ttp://www.oricon.co.jp/music/interview/2011/nmb0720/index2.html

AKB48の姉妹グループで大阪・難波を拠点に活動するNMB48
のデビューシングル「絶滅黒髪少女」（20日発売）が初週
21.8万枚を売り上げ、8/1付オリコン週間ランキングで初登
場1位を獲得。週間ランキングで1位を逃した場合、ブルマ
姿で公演するという罰ゲームを科せられていたが、これを
回避した。チームNのキャプテン・山本彩（18）は「公約を
結ばせて頂いたりはしていたものの、正直1位を取れるとは
思っていなかったので凄くびっくりしています」と驚き、山
田菜々（19）は「1位の喜びとブルマを履かなくていい喜び
の2つがあってもう飛び回るしかないくらい嬉しい」とホッ
と胸をなでおろした。
CDデビュー決定時には「ブルマを履かずにすむように頑張り
たい」と意気込んでいた彼女たち。20日発表のデイリーラン
キングで初登場1位となったものの翌日は2位になるなど、東
方神起の新曲「Superstar」とデッドヒートを繰り広げていた
が、最後は女性歌手のデビューシングルとして史上最高の初
週売上を記録し（グループ出身のソロ、ユニットデビューは
除く）、首位を獲得した。
山本は「こうして1位を獲得出来たのも、応援して下さる皆さ
ま、努力し続け48グループをこんなに大きくされた先輩方の
おかげです。自分達の力ではまだまだ何も出来ない私達です
が、NMB48として、先輩方の後に続けた事に自信と誇りを持
って成長していきたいと思います」とコメント。渡辺美優紀
（17）も「いろんな人に1位を認めてもらえるように、これか
らも自分に厳しく頑張りますので、応援して頂けると嬉しい
です」と気持を新たにしていた。
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110725-00000335-oric-musi

　　　　　　　　　　「冬が来る前に」
町の運動会は二つあります。
夏にある大規模な運動会が有名ですがもう一つ冬に所謂ウィ
ンタースポーツを行う運動会があります。こちらは冬の運動
会です。
夏だけでなく冬の運動会もです。どのお家で開くかで大変な
話し合いが行われます。
それで、です。今回の開催家はといいますと。
「今度こそウリニダ！」
「あっ、そういえばカンコ君って前は」
ニホンちゃんは名乗り出るカンコ君を見てです。あることに
気付きました。実はカンコ君は前も立候補していたのです。
それもかなり熱心に。

けれどその時はロシアノビッチ君がいてです。運動会の開催
家になることはできませんでした。
「あの時は駄目だったのよね」
「ロシアノビッチ君は強過ぎたニダ」
彼にとってはあまりにも手強い強敵だったのです。当然なが
ら負けてしまったのです。
それそのことをです。今でもなのです。
「悔しいことこのうえないニダ。癇癪を起こしたいけれど起
こせないニダ」
「癇癪起こしたらそれこそ」
「そうニダ。終わりニダ」
とても怖いことにです。ロシアノビッチ君相手に癇癪を起こ
してしまうと。

シベリアちゃんのお部屋に行くか若しくはその場でロシアノ
ビッチ君に袋にされるかです。どちらにしてもかなり怖いこ
とになってしまいます。
だからです。それはカンコ君もなのでした。
「止めておくニダ」
「前はここでも起こしたのに」
「ウリも何度も痛い目に遭ってきているニダ」
それこそ数えきれない程です。
「だからもうロシアノビッチ君相手にそんなことは絶対にし
ないニダ」
「じゃあイン堂君相手には？」
「それはわからないニダ」
彼に対してはまだなのです。この辺りはやっぱりカンコ君な
のです。

しかしその彼がです。どうかというとです。
「とにかく今回はニダ」
「冬の運動会勝ち取るのね」
「そうニダ。絶対ニダ」
こう意気込んでなのです。その開催家を決めるホームルーム
での投票に赴くのです。その投票はといいますと。
「とにかくニダ」
「とにかく？」
「ウリは絶対に今度こそ開催するニダよ」
皆に対してもです。ニホンちゃんに対するのと同じようなこ
とを言います。
何か彼だけが目立って、です。他の面々の影が薄くなってし
まっています。

カンコ君以外にもです。冬の運動会を開催したい子はいるの
です。
けれど他の子はといいますと。ゲルマッハ君にアーリアちゃ
ん、それにフランソワーズちゃんです。カンコ君に負けてい
ない面子です。
けれどその三人はといいますと。
「僕達もだ」
「立候補したい」
ゲルマッハ君とアーリアちゃんは弱い調子、カンコ君に比べ
てはそうなっている調子で、です。皆にお話します。
「場所はミュンヘンの間だ」
「そこを考えている」
ゲルマッハ家では歴史あるお部屋です。

けれどそこを出してもです。今のカンコ君の圧倒的な気迫の
前にはどうしようもありません。
そのカンコ君はです。まだ吠えています。
「とにかくニダ！今度こそウリナラニダ！」
ゲルマッハ君とアーリアちゃんは二人がかりです。けれどそ
れでもなのでした。
「駄目だな、これでは」
「そうだな。相手にならない」
こうです。二人も白旗をあげてしまいました。そのことはど
うしようもありませんでした。
そしてそれは、です。もう一人の存在であるフランソワーズ
ちゃんもでした。

彼女もです。一応といった感じで皆に対してこう言うのでし
た。
「わたくしはアヌシーの間ですわ」
「そうなんだ。アヌシーね」
「そこなんだ」
皆それを聞いてもです。どうでもいいといった感じです。と
にかく今回はなのです。
「カンコがあれだけ言ってるしなあ」
「そうよね。あれじゃあちょっと」
「他の人を選ぶことは」
「無理だよな」
クラスの皆はです。カンコ君のその気迫と執念に飲まれてい
ます。

そうしてなのでした。結局。
投票の結果何と過半数という圧倒的な票を得てです。開催家
に選ばれたのは。
やっぱりカンコ君でした。選ばれたその瞬間にです。
彼は自分の席でガッツポーズになってです。あの絶叫を高ら
かにでした。
「ウリナラマンセーーーーーーーーーーーーッ！！」
「もう今回はなあ」
「どうしようもないっていうかな」
「まあ仕方ないよな」
「こいつしかいないよ」
こう言ってです。カンコ君の勝利を認めるのでした。

そのカンコ君はです。皆に対してです。
何処からか出してきたカンコ家のお料理である牛肉のクッ
パをです。御馳走するのでした。
「御祝いニダ。食べるニダ」
「だからどうやってクッパなんて出したんだよ」
「それもこんなに」
その数たるや二〇一八杯です。本当に何処から出してきた
のかとんと検討がつきません。
けれど何はともあれです。皆はそのクッパを食べるのでし
た。
そうしながらです。ふとです。
勿論ニホンちゃんもそのクッパを食べています。それを食
べながら。

彼女はこう思うのでした。
「ううん、カンコ君が選ばれたけれど」
「それがどうかしたニダか？」
「うちは夏に立候補するのよね」
「むっ、トウキョウニダか」
「そう、そこ」
彼女のお家はそこです。シンタローおじさんが熱心に開こ
うと動いているのです。けれど。
冬にカンコ君が決まったことがです。そのことに影響する
のではないかと。ニホンちゃんはクッパを食べながらふと
思ったのです。それでついついこんなことも言ってしまっ
たのです。

「シンタローおじさんにとっては困ったことになるのかし
ら」
「なじぇそうなるニダ？ウリは冬でニホンは夏ニダ。今回
はウリは何も言わないニダよ」
「そうなんだけれどね。まあアジア丁で開かれるとなると
その次にアジア丁になるのかしら」
「夏と冬で関係あるニダか？」
「あるかな。どうかな」
この辺りは不文律ということで。実際に関係があるのかど
うかというとです。
曖昧といいますかそうしたところがあります。けれどそれ
でもなのです。

「やっぱりまずいかな」
「何か随分と心配しているニダな」
「わたしのお家まだ大変だけれど」
トウホクの問題はミスター最低人間クダさんがまだ居座っ
ていることもあって中々好転していません。ニホンちゃん
のお家はまだまだ大変です。
そうした事情が運動会にどう影響するのか。それもわから
なくて。
ニホンちゃんはクッパを食べながらまた言いました。
「開けなかったらシンタローおじさん残念がるだろうな」
「ニホンはあまり乗り気ではないように見えるのはウリの
気のせいニダか？」
何気にカンコ君も思うのでした。この辺りは微妙なニホン
ちゃんでした。

○悲願達成「イエス、平昌」２千人が喜び爆発
２０１８年冬季五輪の開催地に決まった韓国北東部の平昌
では、スキーのジャンプ競技場に作られた特設会場に集ま
った約２千人の市民らが喜びを爆発させた。
会場のステージには大型スクリーンが設置され、国際オリ
ンピック委員会（ＩＯＣ）総会が開かれた南アフリカでの
開催地発表の模様を中継。金滉植首相ら与野党の幹部らも
顔をそろえた。「平昌」の名前が読み上げられると、市民
たちから「イエス、平昌！」と大きな歓声が上がり、抱き
合って涙ぐむ人の姿も。
平昌は３大会連続の立候補で、韓国にとって開催は「悲願」
（政府関係者）。主要メディアが相次いで「優勢」の見方を
伝える中、開催への期待は一段と高まっていた。
会場では歌手の公演が行われたほか、地元特産の牛肉を使っ
た２０１８杯のクッパ（スープご飯）が無料で振る舞われ、
お祭りムード一色に。
平昌の最大のライバルと目されたドイツ南部ミュンヘン。も
ともと劣勢が伝わっていたものの、実際に落選が伝わると市
庁舎前のマリエン広場に詰めかけた数千人の市民らは「逆転
勝利できると思っていたのに」と肩を落とす姿が目立った。
「第３の候補」だったフランス東部アヌシーでも落胆のため
息が広がった。
ttp://www.sponichi.co.jp/sports/news/2011/07/06/kiji/K20110706001160600.html

２０１８年の冬季五輪開催地を決めるＩＯＣ総会が６日、南
アフリカで行われ、３度目の立候補となっていた平昌（ピョ
ンチャン）（韓国）が１回目の投票で過半数を超え、ミュン
ヘン（ドイツ）とアヌシー（フランス）の両都市を退けて開
催地に選ばれた。
アジアでの冬季五輪は７２年札幌、９８年長野に次いで３度
目だが日本以外では初めて。競技施設のコンパクト性と、３
都市の中で最も高かった９２％という地元の絶大な支持率が
大きな力になった。最終プレゼンテーションでは李明博大統
領（６９）が「政府の無条件の支援を保証します。だから私
たちの夢を現実に変えてください」と英語でアピール。フィ
ギュアスケートの女王、キム・ヨナ（２０）も「アジアに冬
季五輪を戻すときです」と熱弁を振るった。過去２回の投票
ではいずれも１回目に１位となりながら決選投票では３票差
と４票差で敗れていたが、「新たな地平線」をスローガンに
掲げた今回はリーダーとヒロインの効果的なフォローもあっ
て、多くの国から支持を得た。開催地に選ばれると、キム・
ヨナは感極まって涙を流した。

韓国にとっては８８年ソウル（夏季）に続く２度目の五輪開
催。ただし２０年夏季五輪の招致に動きだした東京にとって
は、アジアという地域性が大きな壁になる。同一年度開催だ
った夏冬五輪が分離された９４年以降、２年の間隔で同一地
域に五輪が巡ってきたのは欧州以外に例はない。ＩＯＣの理
事を務めたオセアニアの委員は「東京の可能性が消えたわけ
ではないが重圧を受ける」と断言。震災復興のシンボルとい
うテーマは、地勢学的な力学と真正面からぶつかることにな
りそうだ。
▼日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）竹田恒和会長　平昌に
決定したことを心から祝福します。アジアの冬季スポーツを
振興させる上で大きな意義があるものと考えます。ソウル五
輪開催の経験を生かして素晴らしい運営がなされることを期
待します。
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110707-00000056-spnannex-spo

　　　　　　　　　　「バイロイトで」
紫苑ちゃんはある音楽家のことが大嫌いです。
「皆が聴くのはいいわ」
「けれどなのね」
「そう。私は何があっても」
こうです。ニホンちゃんに対してもその人のことを強く言う
のです。
「ワーグナーさんの音楽は聴かないし」
「演奏とかは？」
「絶対にしないわ」
こうです。これ以上はないまでに強く言うのです。それはも
う絶対にという感じです。
それは何故かというとです。

「ナッチ会。あの会のあいつが」
「あのおじさんが」
「あいつがワーグナーを好きだったから」
これは本当のことです。ワーグナーさんはそのナッチ会のお
じさんの贔屓の音楽家だったのです。しかも。
「そのワーグナーさんだってよ」
「確か紫苑ちゃんのお家の人達を」
「そうよ。いつも悪口を言ってたらしいわ」
ワーグナーさんは人間的には物凄く問題のあった人だったの
です。それでなのです。
お金のことや女の人のことだけでなく紫苑ちゃんのお家の人
達、その時は紫苑ちゃんのお家の人達はまだ自分達のお家を
持ってはいませんでした。

ワーグナーさんはその紫苑ちゃんのお家の人に何か言われた
ことがあるらしくです。物凄く嫌っていたのです。
そしてです。そのワーグナーさんの音楽を好きだったナッチ
会のおじさんも紫苑ちゃんもお家の人達も凄くいじめていた
のです。
紫苑ちゃんはお家ができるまではいつも誰かにいじめられて
いました。その中でもナッチ会にされたことは最もよく覚え
ているのです。
だからです。紫苑ちゃんはワーグナーさんが今でも大嫌いな
のです。
だからお家でも絶対に聴かないですし演奏もです。何があっ
てもしないのです。

「あいつ等にしたことは絶対に忘れないわ」
紫苑ちゃんは肩を震わせて血走った目で言います。
「何があっても」
「そうよね。紫苑ちゃんにとってはワーグナーさんは」
「あの人のせいでもあるのよ」
あの第二次町内喧嘩の前、そして喧嘩中において酷くいじめ
られていたからです。ニホンちゃんに対してもこう言うので
す。
「だから何があってもよ」
「ワーグナーさんの音楽は」
「聴かなし演奏もしないわ」
それは絶対にだというのです。紫苑ちゃんはとにかく今でも
なのでした。

ワーグナーさんを拒絶します。そんな紫苑ちゃんを見てです。
ニホンちゃんはどうしていいか困りました。紫苑ちゃんの態
度がどうにもです。意固地になっている気がしたからです。
「何か。違うんじゃ」
そんな風に思えていたのです。けれどです。
そのニホンちゃんにです。ハプスブルク先生がです。こうお
話してきました。
「紫苑ちゃんとワーグナーさんのことですね」
「はい。今でも凄く拒絶してます」
「無理もないわ。けれどね」
ここで、です。先生はニホンちゃんにその紫苑ちゃんのこと
をお話します。
「紫苑ちゃんもお家の人も」
「どうだったんですか？」
ニホンちゃんは先生のそのお話を聞くのでした。

「昔は」
「ワーグナーさんの音楽も聴いてたんですよ。演奏も」
「えっ、そうなんですか！？」
「マーラーさんやワルターさんやクレンペラーさんがよく
演奏していましたし」
どの人も紫苑ちゃんの親戚の物凄く有名な音楽家の人達で
す。
「紫苑ちゃんもよく聴いてたんですよ」
「じゃあ紫苑ちゃんは昔は」
「今も。ゲルマッハ君のお家にいた方ですけれどテノール
のコロさんも」
「あっ、あの人も紫苑ちゃんの親戚なんですか！？」
「そうですよ。驚きましたね」
実際にです。ニホンちゃんはとてもびっくりした顔になっ
ています。

そしてです。ニホンちゃんはこう考えたのです。紫苑ちゃ
んのことを。
「若しかして今も」
「あんなことがありましたから」
ハプスブルク先生も知っています。紫苑ちゃんがナッチ会
にどんな目に逢っていたのかを。
「頑なになるのも当然ですけれど」
「それでもひょっとして」
「多分。本当は嫌いじゃないと思います」
ワーグナーさんの音楽は確かに素晴しいです。紫苑ちゃん
もその素晴しさに魅了されてなのです。
昔はワーグナーさんの音楽を聴いていました。確かにワー
グナーさんは紫苑ちゃんのお家の人について色々と言って
いましたけれど。

それでも素晴しい音楽は素晴しいのです。それならばなの
です。
紫苑ちゃんも聴いていたのです。そしてニホンちゃんもそ
のことを知ってです。
あらためてです。ニホンちゃんはこうしたことを考えたの
でした。
「若しかしたら聴いてくれたら」
「違うかも知れませんね」
「あの、じゃあ」
「はい。先生にも手伝わせて下さいね」
ハプスブルク先生はにこりと笑ってニホンちゃんに申し出
ました。こうして二人で紫苑ちゃんをハプスブルク家に呼
んで、でした。

ピアノで、です。紫苑ちゃんにワーグナーさんの音楽を聴
いてもらうのでした。演奏はハプスブルク先生です。
その演奏を聴いて紫苑ちゃんはまずは。
席を立って帰ろうとしました。けれど彼女と一緒に聴いて
いたニホンちゃんがです。
その紫苑ちゃんに言うのでした。
「お部屋の扉ね。壊れたのよ」
「何よ、それどういうことなのよ」
「今は開かないから」
こう紫苑ちゃんに言うのです。実際に紫苑ちゃんが扉を開
けようとしても開きません。実は外から鍵をかけてしまっ
ているのです。先生のお家の人が協力してくれたのです。

そうして紫苑ちゃんに最後まで聴いてもらおうとします。
けれど紫苑ちゃんは今度は目を両手で閉じて目も強くつぶ
ってです。そうして聴こうとしません。
ですがその耳に自然に演奏が入ってきて。耳をどれだけ塞
いでも入るものは入るのです。
最後まで聴いてなのでした。紫苑ちゃんは。
苦い顔でこうニホンちゃんとハプスブルク先生に言うので
した。
「卑怯よ、こんなこと」
「御免なさい、けれど」
「そうよ。私今でもワーグナーさんの音楽が好きよ」
遂にです。このことを認めました。顔を俯けさせてもそれ
でもです。

こう言うのでした。
「あんなことがあったけれど。それでも好きなものは好き
なのよ」
「そうですね。紫苑ちゃんの耳はとても素直ですから」
先生にはこのことがわかっていました。紫苑ちゃんは本当
は耳だけでなく心も素直なのかも知れません。
「ではこれからは」
「また聴くわ」
紫苑ちゃんは言いました。
「そして演奏するわ」
「そうするのね」
「こんなの。本当に卑怯よ」
紫苑ちゃんはまたこう言うのでした。言わずにはいられな
いのです。

「私だって。音楽は好きよ。そんな無闇に拒んだりはしな
いわよ」
「紫苑ちゃん・・・・・・」
「マーラーさんもワルターさんもクレンペラーさんもコロ
さんも。演奏を残してくれて。私に聴かせてくれてくれた
りしてくれたから」
紫苑ちゃんの幼い頃の思い出です。彼女がまだほんの子供
だった頃はそうした人達が演奏してくれて聴かせてくれて
いたのです。そのことも思い出して。
俯いたままぽろぽろと泣きながら紫苑ちゃんはニホンちゃ
んとハプスブルク先生に言いました。
「こんなのずるいわよ。私だって、音楽は好きだしあの人
達が演奏してくれて私に笑ってくれて・・・・・・」
遂に泣き出してしまいました。

そしてそれから。紫苑ちゃんは一人ゲルマッハ家のバイロ
イトの間に行ったのです。そのワーグナーさんの作品が上
演されるお部屋にです。
そしてそこでピアノで演奏をしたのです。そのことを聞い
てです。
ニホンちゃんは少しほっとした様な気持ちになって。先生
に言いました。
「これでよかったんですね」
「先生はそう思いますよ。何かを意固地になって拒んだり
するよりはですね」
「受け入れる方がいいからですね」
「はい、あれでいいと思います」
こう言ってです。紫苑ちゃんを少しだけ変えるように導く
ことができたニホンちゃんに言うのでした。

ドイツの作曲家リヒャルト・ワーグナーゆかりの同国バイロイトで２６
日、有力オーケストラのイスラエル室内管弦楽団がワーグナーの作品を
演奏した。
ヒトラーが愛好し、ナチスの宣伝に利用したワーグナーの曲を
イスラエルの楽団がドイツで演じるのは初めて。
イスラエルでは、ナチスに思想的影響を与えたワーグナーの演奏が
タブー視されており、主催者によると、今回の公演でも、事前に
ホロコースト（ユダヤ人大量虐殺）の犠牲者の遺族らから激しい抗議が
あったという。
この日は、同楽団のロベルト・パーテルノストロ音楽監督の指揮で、
ワーグナーの「ジークフリート牧歌」やメンデルスゾーンなどの曲を演
奏。
楽団員の中にはホロコースト犠牲者の子孫もいる。
パーテルノストロ氏は演奏後、
「イスラエルとドイツとの和解のシグナルを送りたかった」と語った。
ttp://sankei.jp.msn.com/world/news/110727/erp11072708180001-n1.htm
ttp://sankei.jp.msn.com/images/news/110727/erp11072708180001-p1.jpg

【ヒトラーとワグナーの関係】
ヒトラーのワグナーへの傾倒は、かなりのものであった。「彼はかなり
音楽的才能があった。例えば驚くべきことに彼は100回以上聴いたとい
う『ニュルンベルクのマイスタージンガー』を鼻歌や口笛によって実際
に再現することができた。」という広報部長オットー・ディートリッヒ
の言もあるし、『トリスタンとイゾルデ（Tristan　und　Isolde）』は
小節ごとに全て思い出せると自ら語っている。また、”マイスター”の
『目覚めよ！』の合唱からは、「目覚めよドイツ」というという鬨（と
き）の声をつくりだし軍旗全てについていた。
ヒトラーがどれだけワグナーを崇拝していたかは、戦争突入までに毎年
開かれていた壮大な党大会（3回以降ニュルンベルクに定着）におけるワ
グナー音楽の活用からも伺い知ることができる。
第一回党大会ではリエンツィ（Rienzi)序曲が演奏された。第3回以降は、
古い皇帝都市で、純ドイツ的伝統を示してきたとも言えるニュールンベ
ルク（Nurnberg）で開かれるのが好例となった。この都市は、帝国都市
として最初にルター派に改宗し、数世紀に渡ってユダヤ人の移住を禁じ
ていた場所である。ワグナーは実直なこの街を象徴的に「ドイツの真中」
と呼び『ニュルンベルクのマイスタージンガー（Die Meistersinger von
Nurnberg)』を捧げたのである。

この楽劇は、ヒトラーのお気に入りの一つで、その中の台詞をヒトラーは
度々使っている。例えば、アウトバーンの竣工式での「始めよ！」や「ド
イツよ目覚めよ！」は「目覚めよ、夜明けは近づいた」という大合唱から
の引用である。
1935年の党大会は「自由の党大会」とされ、ニュルンベルク法が公布され
たのであるが、ここでのワグナーの音楽はどうだったであろうか。
ニュルンベルクの全教会の鐘が鳴り響く中、総統が「帝国の剣」（神聖ロ
ーマ皇帝が帯びる儀式用の剣）の複製受け取るために市庁舎に入ると”マ
イスター”の『目覚めよ！』の合唱が歌われた。晩になると、ヒトラーは
フルトヴェングラー（戦後も巨匠と呼ばれて世界的に崇拝された指揮者）
による”マイスター”の特別公演に出席した。上演後、フルトヴェングラ
ーに「枢密顧問殿、われわれの本当の民族オペラである、この『ニュルン
ベルクのマイスタージンガー』を心からお祝いします。」とヒトラーは述
べている。そして、この党大会は『ニーベルンゲン・マーチ』と『リエン
ツィ序曲』で締めくくられるという具合である。
ニュルンベルクはナチスの聖地でありかつバイロイトと並んでワグナーの
聖地でもあるわけだが、ヒトラーはここでもワグナーの意志の体現者とし
てシナゴーグ（ユダヤ教会）の破壊を実行している。
それから半世紀以上経って、１９３８．８月、ヒトラーの命令でこのシナ
ゴーグは破壊されたのである。さらに同年１１．９日には全国のシナゴー
グが燃やされた。まさにヒトラーはワグナーの忠実な弟子だったわけであ
る。
ttp://www.marino.ne.jp/~rendaico/hittler/wagnerron.htm

　　　　　　　　「パツキン君が悪い」
チューゴ家には本当に色々な食材があります。それこそまさに
百花繚乱といった位です。
「百花繚乱っていうと」
「あれあるな。まどかやビクトリカの中の人が主役やっていた
ニホンちゃんのアニメあるな」
何故かそのアニメを連想するチューゴ君でした。それでニホン
ちゃんに対してさらに言います。
「千姫の中の人が団地妻と呼ばれる理由がわからないあるが」
「あれは写真見ればわかるから。中の人の」
「そこまで大人びた外見あるか」
「そうなの。まだ若いけれど」
こんなお話がありました。

何はともあれチューゴ家には色々な食材があります。その中に
はです。
「ああ、それね」
「それもあったＹＯな」
ニホンちゃんだけでなくアメリー君もです。その食材を見てで
した。
知っているものを見ている顔で。その顔で言います。
「ピータンね」
「チューゴ家の定番の一つか」
「そうあるな。結構食べるあるな」
チューゴ君自身もです。そのピータンについてはいささか誇ら
しげに応えます。黒いゼリー状の白身に青と黒の卵黄がとても
特徴的です。

そのピータンを見ながらです。三人は美味しいものを前にして
いる顔でお話をします。
「普通のゆで卵もいいけれど」
「このピータンもそれはそれで」
「美味しいあるな。僕も大好きある」
こうお話をして三人でピータンを食べます。そんな三人を見て
です。
クーロイ君もです。ふとピータンのところに歩み寄ります。そ
の時です。
一緒にいるパツキン君に対してです。こう誘いをかけるのでし
た。彼等は今は一緒にいてです。そのうえでこのパーティーに
参加しているのです。

そのクーロイ君はパツキン君にです。こう言います。
「ほら、パツキンもな」
「おいらもかよ」
「そう。ピータン食べるかい？」
「ああ、ピータンな」
ピータンと聞いてです。パツキン君はです。
難しい顔になってそのうえで、です。クーロイ君に対して答え
るのでした。
「おいらあれは食べないんだよ」
「あれっ、嫌いだったの？」
「嫌いなんてものじゃないよ」
それどころではないとです。パツキン君はその口調を次第に荒
いものにさせていきます。

そのうえで。遂にはこんなことまで言ってしまうのでした。
「ピータンなんてな」
「ピータンなんて？」
「あれだよ。この世で最も気持ち悪い食べ物だよ」
こう言うのです。
「あんなの喰えるものじゃねえよ」
「ちょっと待つある」
今の言葉はチューゴ君も聞いていました。そのうえでなのでし
た。
パツキン君のところに来てです。そうして抗議するのでした。
「ちょっと待つある」
「何だよ」
何か気まずい雰囲気になっています。

その気まずい雰囲気の中で、です。チューゴ君はパツキン君に
対してまた言います。
「ピータンを食べないのはいいある」
「それでどうだっていうんだよ」
「けれどある。そこでこの世で気持ち悪いとかそういう言葉は
許せないある」
「実際に気持ち悪いんだから仕方ないだろ」
「食べ物を外見で判断することは最低のことある」
チューゴ君今回は普段より怒っています。何かその雰囲気が尋
常なものではありません。
殺気すら漂わせてです。パツキン君に対して言うのです。何か
引かない感じです。

「これは我が家のご先祖様が必死に考えて作ったものでしかも
皆が美味しいと言っているものある」
「けれど気持ち悪いだろ」
「何度も言うあるがそうした外見とかそうしたことで判断する
のはよくないある」
これがチューゴ君の言いたいことです。
「食べて好きになれないというのなら僕も何も言わないある。
けれどそれでも食べないで外見だけで言うのは間違っているあ
る」
「何っ、おいらが間違ってるっていうのかよ」
「その通りある」
まだ言うチューゴ君でした。彼にとって食べ物のことはまさに
絶対のことだからです。

それでなのです。パツキン君に対して言い続けます。そしてパ
ツキン君もです。
眉を顰めさせてそれで。チューゴ君を見据えています。本当に
まずい感じです。
けれどここで、なのでした。
アメリー君とクーロイ君が来てです。そのうえでパツキン君に
対して言うのでした。
「おい、待てＹＯ」
「こんなことで喧嘩なんかするなよ」
こう言ってです。パツキン君を止めながら彼とチューゴ君の間
に入るのです。
そしてそのうえで、です。彼等はパツキン君に対してさらに言
いました。

「今回はパツキンが悪いだろ」
「そうだよ。幾ら何でも今の言葉はないね」
「おい、御前等までそう言うのかよ」
「ああ、言わせてもらうＹＯ」
「今回はね」
見ればアメリー君もクーロイ君もです。咎める顔になってその
うえでパツキン君に対して言っています。
それでなのでした。さらに。
パツキンにです。また言うのです。
「ピータンは確かに外見はあれさ」
「けれど食べればね」
このことは二人もわかっています。実際に食べているからこそ
言えることです。

そのことはといいますと。
「美味いししかもな」
「身体にだっていいんだよ」
「身体に！？あんなのがかよ」
「その通りよ」
今度はニホンちゃんも出て来ました。見ればその手にはです。
ピータンが乗せられてあるお皿があります。
そのお皿の上のピータンを見せたうえで、です。パツキン君に
対して言うのです。
「これって美味しいだけじゃなくてコレステロールも低い食べ
ものだから」
「えっ、コレステロール低いのかよ」
パツキン君はこのことに反応しました。

実はアメリー家ではかなりの人が太っていることやコレステロ
ールのことを気にしているのです。それで、です。反応を見せ
たのです。
そしてなのです。彼は。
「コレステロールが低いんならな」
「食べてみる？」
「確かに気持ち悪いけれどな」
それでもだというのです。
「皆がそこまで言うんならな」
「じゃあ。あーーーんして」
ニホンちゃんはここでやってしまいました。何とそのピータン
を一切れ刺してです。そのうえで、でした。

パツキン君に食べさせてあげようとします。けれどそれはなの
でした。
「ああ、そこまでしなくていいから」
「幾ら何でも刺激が強過ぎある」
「それはね。止めておこうよ」
アメリー君もチューゴ君もクーロイ君もです。ニホンちゃんが
パツキン君に食べさせてあげようとするのは止めるのでした。
「ニホンちゃんがそれやったらもうそれこそ」
「パツキンが鼻から血を出して倒れるある」
「こいつはそんなことしなくても自分で倒れるから」
「あれっ、そうなの」
自分ではわかっていないニホンちゃんです。女の子の切り札の
一つがどれだけの力を持っていることにはです。何も気付いて
いないのです。

かくしてパツキン君は自分でピータンを食べることになりまし
た。まずは一口。
食べてからそのうえで、です。こう言いました。
「美味いな」
「だろ？美味いだろ」
「だから皆が食べているある」
「それで外見だけで判断するのはね」
駄目だと彼以外の男三人が言います。
そしてです。パツキン君もです。実際に食べてみてから言うの
でした。
「食わず嫌いも。食わないで何かを言うのも」
「そういうのはよくないよね」
「ああ、それがわかったよ」
ニホンちゃんにも応えます。パツキン君もそのことがわかった
のです。

中国の偉大な発明に謝れ！　ピータン業者がＣＮＮに抗議 -
米国のケーブルテレビネットワークＣＮＮが「世界で最も気持
ち悪い食品」としてピータンを選んだことに対して、中国最大
のピータン加工企業は4日抗議文を発表した。中国新聞網が伝え
た。
抗議文をＣＮＮに送りつけたのは湖北神丹健康食品有限公司で、
文章は劉華橋会長以下従業員3000名の名義となっている。冒頭
でピータンについて「中国人民の偉大な発明であり、中国や世
界各地の消費者20億人に深く愛されている」として、低コレス
テロールであることや中国伝統医学上の効能を説明した。
その上で、ＣＮＮの選定について「科学的根拠がなく、選定者
自身もピータンを知らない。他国の伝統食品にケチを付けよう
とするのは彼らの無知や傲慢によるもので、文化風習に対する
不敬だ。選定結果を取り消すとともに、中国や世界各地のピー
タン消費者への謝罪を求める」と抗議した。
劉会長は「伝統的な中華飲食文化のために、さらに法的手段に
出る考えもある」とコメントした。
ttp://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0706&f=national_0706_048.shtml

皮蛋は、アンモニアや硫化水素を含む独特の匂いと刺激的な味を持つ。な
お食べる時は殻についた粘土や籾殻などを洗い落としてから殻を剥いて食
べる。できればスライスしてしばらく空気にさらし、匂いが減ったころに
食べるとよい。
黄身が半熟状で匂いの弱い溏心皮蛋と黄身が硬く保存性の高い硬心皮蛋の
二種類に大別される。一般的には匂いが弱く、味も良い溏心皮蛋の方が好
まれる傾向にある。
前菜として、そのまま食べるだけではなく、食材として、皮蛋豆腐や皮蛋
粥といった中華料理に使われることも多い。また、菓子の具としても使わ
れることがある。
製造法 [編集]記録によると、明代初期にアヒルの卵を灰の中に埋めて忘れ
てしまい、二ヵ月後に発見された卵が熟成していたことから偶然に製法が
発見されたとある。石灰や木炭を混ぜた粘土を卵殻に塗りつけ、さらにそ
の上から籾殻をまぶした物を、土中ないし甕の中にいれ、2〜3ヶ月程冷暗
所に貯蔵する。殻の表面に塗りつけた石灰などのアルカリ成分が徐々に殻
の内部に浸透し、卵の成分がタンパク変性を起こして固化する。白身部分
は黒色のゼリー状、黄身部分は翡翠色になる。
ピータンは製造過程で蛋白の凝固を促進するため「黄丹粉」と呼ばれる一
酸化鉛の化合物を使用する。1971年に台湾大学の劉伯文教授がピータンに
は人体に有害な鉛成分が含まれるとの研究結果を発表し、以来黄丹粉を使
用しない「無鉛ピータン」と銘打った製品が流通するようになった。だが
別種の鉛化合物が使用される場合があるなど、ピータンの食べ過ぎは鉛中
毒の危険があり注意が必要である。
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9A%AE%E8%9B%8B

　　　　　　「懐かしのマッシュルームカット」
アル君がです。ある日登校するとです。
皆そのアル君を見てです。目を丸くさせて言いました。
「えっ、その髪型って」
「それもファッションも」
「どうかな、このスタイル」
アル君は驚く皆に対して誇らしげに言います。まずはその
髪型です。
マッシュルームそのままのスタイルです。それにスーツに
ネクタイです。その格好はまさにです。
「エリザベスのところのね」
「そうですわね」
エリザベスちゃんも認めるその姿は誰のものかというとで
す。それは。

「あのカブトムシの方々ですわね」
「そう、それなんだ」
こう言うのです。
「懐かしい髪型とファッションだけれどどうかな」
「正直言って洒落になってない位古いけれど」
「それでも。こうして見ると」
「そうだよな」
「結構な」
「いいんじゃないか？」
こうです。皆言うのでした。皆が見てもその髪型にファ
ッションはなのです。
「古い筈なのに」
「新しい感じもするし」
古いとかえってです。そう思えるのでした。

それでなのです。皆もアル君のその髪型とファッション
を見て納得するのでした。
そのうえで、です。皆もです。
「昔の髪型とかファッションもねえ」
「あらためてしてみるといい感じ？」
「そうよね、これって」
「じゃあ僕達もちょっと」
「やってみようかな」
こうしてです。皆それぞれのお家の昔のファッションや
髪型にしてみました。
例えばニホンちゃんはです。タートンチェックのファッ
ションに前髪をうんと伸ばした髪型にしてみせてです。
皆の前に出てみました。

皆それを見てです。すぐにわかったのでした。
「ああ、チェッ○ーズね」
「今こうして見たら新鮮だよね」
「今見てもかなりいいっていうか」
「いけてるよね」
「ううん、実はね」
見ればニホンちゃんはその長い髪を思いきり前にやっ
てそれで長く伸ばしてそれで赤や青や緑の複雑な色彩
にしているのです。
そのファッションはです。ニホンちゃんにとってはか
なり冒険でした。
けれど皆からの評価はです。中々いいものでした。

そしてこの男の子のファッションからです。今度は女
の子のファッションです。
アラブ丁にいる様な女の人の格好、一見するとニホン
ちゃんのお家のファッションではありません。けれど
なのです。
これもまたニホンちゃんのお家のファッションです。
エリザベスちゃんがその髪型、髪型はウェーブにさせ
ているニホンちゃんを見てでした。
ヴェールまでしている完璧なアラブ丁のファッション
ですがそれでもです。エリザベスちゃんの目はすぐに
見抜いたのです。
「中森○菜ですわね」
「あっ、わかってくれたの」
その人なのでした。

「そうなの。サンドビレッジとかアル＝マージの時を
意識したのよ」
それなのでした。ニホンちゃんのお家の中でもかなり
有名なアイドルの人の髪型とファッションです。
その人のものだとです。エリザベスちゃんはくすりと
笑って言いました。
「流石ですわね。その方のファッションにされたのは」
「ううん、松田○子さんもいいかなって思ったんだけ
れどね」
この人もかなり有名です。ニホンちゃんが今している
髪型やファッションの人と双璧を為す程のです。そこ
までの人なのです。

けれど今はあえてその人の髪型とファッションになっ
てです。それでクラスにいるのです。
そのニホンちゃんはここで、です。少し苦笑いになっ
てこんなことも言いました。
「ジャ○ーズさんの髪型はともかくファッションはあ
れはちょっと、って思って」
「あの方々のファッションは。確かにですわ」
「ラメ入りはちょっと、って思って」
そこの人達のファッションはといいますとお世辞にも
いいとは言えないものなのです。
ラメ入りのこれを来て人前に出るには勇気がいるよう
なものなのです。ですからニホンちゃんもそのファッ
ションはなのでした。

しないことにしたのです。それで今のファッションで
いるのです。
そのニホンちゃんがまた言います。
「二つ用意したけれど正解だったかな」
「正解だったよ」
アル君がにこりと笑ってニホンちゃんに答えます。
「いいじゃない、チェッカー○も○森明菜もね」
「昔の髪型やファッションもいいのね」
「そう。温故知新だね」
それだとです。アル君は言いました。
「古いものから学んであらたなものを見つけることだ
けれど古いものもかえって新しいんだね」
こう言うのです。

「そういうことだね」
「そうですわね」
「エリザベスもそう思うよね」
「わたくしここですけれど？」
ところがなのでした。エリザベスちゃんはアル君が見
た方にはいませんでした。
そしてです。アル君が振り向いたそちらにいたのはと
いいますと。
フランソワーズちゃんでした。エリザベスちゃんと並
ぶクラスの高飛車お嬢様です。
その彼女がいてです。誇らしげに笑いながらこんなこ
とを言うのでした。
「やはり。髪型とファッションは大事でしてよ」
「あのさ、フランソワーズの昔の髪型とファッション
っていったら」
アル君が怪訝な顔でそのフランソワーズちゃんに言い
ました。

「またあれ？あの貴族？」
「甘いですわね。わたくしの髪型とファッションはあ
れだけではありませんわよ」
「えっ、じゃあ他にもとんでもないのがあるんだ」
「アル君、それはちょっと酷いんじゃ」
ニホンちゃんがさりげなくアル君に対して突っ込みを
入れます。
「幾ら何でも」
「けれどフランソワーズだからなあ」
「確かにフランソワーズちゃんしょっちゅう暴走する
けれど」
ニホンちゃんも実は不安だったりします。そこまでフ
ランソワーズちゃんの暴走は酷いものだからです。こ
のことはニホンちゃんも否定できません。

そして、です。そのフランソワーズちゃんの古さがか
えって懐かしくなる髪形とファッションはというとで
す。
それまでのドレスを瞬時に脱ぎ捨てそこから出て来た
格好は。
髪を思いきり立てて脱色して顔は青く塗装してチェッ
クの上着とズボン、それにマントといった格好です。
その格好は何かというとです。
「それは確か」
「エリザベス、流石ですわね」
「ええ。ケルトの頃の髪型にファッションですわね」
それはもう昔どころではありません。大昔と言ってい
いものです。

その髪型とファッションについてです。エリザベスち
ゃんはまた言いました。
「ガリアですわね。マカロニーノの家のカエサルさん
が書いた本に載っていたあの」
「そうですわ。そのガリアですわ」
「また思いきって古くしてきましたわね」
「如何でして？これは」
「そうだね。これはもう」
アル君が今のフランソワーズちゃんを見てこう言うの
でした。
「メタルかパンクだね。こう言うとありきたりに聞こ
えるけれど」
「何か物凄く斬新よね」
ニホンちゃんも言います。彼女から見てもなのです。

今のフランソワーズちゃんの髪型とファッションはか
なり斬新です。そうした意味ではフランソワーズちゃ
んの髪型とファッションは成功です。
けれどです。フランソワーズちゃんはここでついこん
なことを言ってしまいました。
「ガリアの頃は首を狩っていましたのよ」
「フランソワーズ、貴女まさか」
「そうですわ。これですわ」
エリザベスちゃんに応える形で、です。フランソワー
ズちゃんは何処からかあるものを出してきました。そ
れが何かというとです。
皆それを見てです。忽ちのうちに大騒ぎになってしま
いました。

「く、首！？」
「生首！？」
「それも人間の！」
「如何でして、このアクセサリーは」
「ああ、お巡さんですね。ここに殺人鬼がいます。は
い、人の生首を持って誇らしげに笑っていまして」
アル君が自分の携帯で早速通報してです。フランソワ
ーズちゃんは警察に連行されていきました。
けれどその後で、です。その生首はおもちゃだったと
わかりました。釈放されたフランソワーズちゃんはク
ラスでこう言うのでした。
「はやとちりもいいところですわ。生首なんて持って
いる筈がありませんわ」
フランソワーちゃんがこう言うとです。

「いや、あんなの出す方がおかしいから」
「アクセサリーにはならないと思うわ」
「全く。貴女という人は」
平然としているフランソワーズちゃんにです。アル君
とニホンちゃん、そしてエリザベスちゃんまでは突っ
込みを入れるのでした。
それでもフランソワーズちゃんはまたそのおもちゃの
生首を出してです。こう言うのでした。
「精巧に作り過ぎましたわね。わたくしの完璧さも時
として罪ですわね」
「全然懲りていませんわね」
最後にエリザベスちゃんの冷たい突込みが来ました。
けれどそれを聞いてもです。フランソワーズちゃんは
平然としたままなのでした。

［ブエノスアイレス　２９日　ロイター］　アルゼン
チンの首都ブエノスアイレスに、「ビートルズ」のメ
ンバーの髪型を専門に扱う理髪店がある。ファンの男
性がビートルズに憧れて始めたビジネスだが、今では
海外からわざわざ訪れる人もいるという。
理髪店を営むジェラルド・ワイスさんは、いつの日か
ビートルズのメンバーが客として店にやってくる日を
夢見て、それまで店内に貼ってあった一般的な理髪店
用のポスターをすべてはがし、客が髪型を注文しやす
いようにとビートルズメンバーのポスターを店内に
貼り、ビートルズスタイルの髪型の宣伝を始めたという。
ワイスさんがビートルズの音楽と出合ったのは４０年
前。８歳になる息子の名前は「レノン」で、ワイスさ
んお気に入りの髪型は、脇の髪が短く後ろの長い、１
９７４年のポール・マッカートニーのスタイルだ。
新事業を立ち上げた当初は、ビートルズの髪型が現在
でも色あせていないことを客に納得させるのに苦労し
たというが、今では口コミでブエノスアイレス以外に
も評判が広まり、海外からの客も少しずつ訪れるよう
になった。
地元のガソリンスタンドで働くマリオ・ジェノアさん
（２２）は、「ビートルズファンの友人に理髪店のこ
とを話し、（実際に理髪店を訪れた）友人は髪型を気
に入っている」とコメント。

ジェノアさん自身も、髪型を「１９６４年のジョン」
スタイルに決めている。ジェノアさんは髪型について、
「周りと比べて違いが目立つけど、とてもおしゃれ」
と述べた。
ワイスさんは事業の拡大を急がず、今後も地道にビジ
ネスを続ける意向。「ビートルズは自分の魂、心、血、
そして残りの人生に存在し続ける」と述べ、「今自分
がしていることを軌道に乗せることができて本当に幸
せだ。（好きなことをしているのに）お金を稼げてい
る」と語った。
ttp://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-22461420110801
ttp://jp.reuters.com/resources/r/?m=02&d=20110801&t=2&i=470101858&w=450&fh=&fw=&ll=&pl=&r=img-2011-08-01T100353Z_01_NOOTR_RTRMDNC_0_JAPAN-224614-1.gif

ガリア諸部族（ガリア人）は、長い期間にわたって互い
に反目しあい、統一されることはなかった。紀元前58年
にヘルウェティイ族の西進を契機として、共和政ローマ
の武将ガイウス・ユリウス・カエサルがガリア制圧の侵
略戦争を開始した（ガリア戦争）。これに対する諸部族
の反応は、応戦・帰服と変転したが、紀元前54〜52年頃
にアルウェルニ族のウェルキンゲトリクスを盟主として
一致団結して大反乱を起こした。そして一時はカエサル
を窮地に追い詰めたが、最終的にはカエサルに敗れ去った。
ローマ帝国の支配に組み込まれたガリア諸部族はローマ
への同化が進み（ガロ・ローマ文化）、やがてゲルマン
人とも混血が進んで、後のフランク王国・フランスを形
成していった。
現代の（白人の）フランス人には、ガリア人を自分たち
のルーツ・祖先として意識している者もいる。このため、
東欧系・トルコ系・アフリカ系・アラブ系の移民系フラ
ンス人に対して、フランスにルーツを持つ白人をゴルワ
(Gaulois) 、つまりガリア人と呼び分けることがある。
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%82%A2%E4%BA%BA

首狩り
ケルト人は敵の首を切断するということにこだわった。
このケルトの首狩りについて、昔から人々の注目が集ま
ってきた。注目の原因としては、一部には残酷趣味を満
たしたいというような心理もあるのだろうが、むしろこ
れが、ケルト人の習わしの中には国という境界を越えて
広く行われたものもあったのだということを、れっきと
して証拠づけてくれるからでもある。この首狩りについ
ては、ギリシア･ローマの文献にも触れられていて、作
者の覆い難いほどの興奮が筆致に表れていて面白い。例
えばストラボンは次のように記している。「例の、野蛮
で風変わりな習わしがある…戦場を後にするとき、彼ら
は敵の首を持ち去り…それを自分の家の戸口の所に釘付
けするのだ」これは『トェン物語』が記す所ともぴった
りと符合している。すなわちクーフランは敵の首を切り
取り、戦車の側面に誇らしげに並べるのである。更にま
た、アントルモンやロクペルテューズ（ガリア地方南部
に位置する祭祀遺跡）での考古学的発見にも、首狩りの
慣習が確認できる。すなわち切断された頭部を彫刻した
柱廊（ポルチコ）、本物の頭骨を納めた壁龕等が発掘さ
れているのである。このようにケルト人が頭部にこだわ
ったのは、そこには魂が宿り、護符のような力があると
考えたからである。アイルランド、ウェールズ、ブルタ
ーニュのどこの物語にも、「生きている」生首の話が出
てくる。いずれの生首も話したり、飲み食いする事が出
来るのだが、数ある中でも『マビノギオン』の「祝福さ
れたブラン」の物語が最も生彩に富んでいるだろう。
ttp://f4f4440.s10.xrea.com/pagefile/sinwa/celt.htm

復活の魔法？

>>351-369
ウ○ーズマンじゃないんですね。(-T-)

　　　　　　　　　「ヒーローを見よ」
ニホンちゃんのお家のヒーローといえばまず誰を思い浮かべ
るかといいますと。
「色々といるけれど」
「そうあるな。ファ○アーマンとかジャンボー○エースとか
あるな」
「超人○ビューンに変身忍○嵐、ニホンちゃんのお家はそれ
こそヒーローの宝庫だよな」
「あんた達滅茶苦茶古くない？」
傍から聞いていたタイワンちゃんも呆れてしまう程。チュー
ゴ君とアメリー君が言ったヒーロー達はかなり古いうえにど
ちらかというとマイナーです。けれどメジャーなヒーローに
なりますと。

「やっぱりあれ？仮面ライダーとか戦隊とかメタルヒーロー
よね」
「まあメタルヒーローは今はお休みしてるけれどね」
タイワンちゃん、どうやらニホンちゃんのお家のヒーローに
ついてかなり造詣が深いようです。
そしてニホンちゃんはタイワンちゃん達に対してこんなこと
も言いました。
「それとウルトラマンよね」
「そうそう、それある」
「それだＹＯ、ニホンちゃんのところのヒーローっていえば
それだＹＯ」
チューゴ君もアメリー君も腕を組んで納得した顔で頷きます。
どうやらクラスの皆が一番よく知っているニホンちゃんのお
家のヒーローはこれみたいです。

「それこそ初代の頃から有名あるな」
「今までずっと活躍してる息の長さだしな」
皆光の巨人は大好きです。轟く叫びを耳にしてやって来る、
そんな素晴しいヒーローです。
そんなヒーローだからずっと長い間第一線で活躍している
のです。ニホンちゃんもこの光の巨人達のお話になると頬
を綻ばせます。
そうしてです。こんなことをお話するのです。
「子供の頃。あんなヒーローがいてくれたらなあ、ってず
っと思ってたわ」
「そうだよな。僕もあんなヒーロー欲しいよ」
アメリー君も羨ましいみたいです。けれど彼のその言葉を
聞いたタイワンちゃんがです。

にこりと笑ってです。そのうえで彼に対してこう言うので
した。
「何言ってるのよ、アメリーのところにもちゃんとしたヒ
ーローがいるじゃない」
「ああ、あの人か」
「そうよ。スーパーマンよ」
どんな強い相手にも困った状況にも瞬時に変身して駆け付
けてくれる、そんな素晴しいヒーローがアメリー家にもい
てくれているのです。
「あの人がいるじゃない」
「そうだったそうだった、僕にはスーパーマンがいてくれ
てるんだ」
アメリー君もこの人のことを思い出して上機嫌になります。
やはりウルトラマンは彼にとっては絶対のヒーローなので
す。

それでニホンちゃんだけでなくアメリー君も上機嫌になり
ます。けれどです。
今度はチューゴ君がです。微妙な顔になったうえでこう呟
くのでした。
「ニホンちゃんにはウルトラマンがいてアメリーにはスー
パーマンがいてくれているある。けれど僕にはそうしたヒ
ーローはいるあるか」
「いるじゃない」
タイワンちゃんのフォローは彼にも及びます。何だかんだ
で彼のフォローもしてあげるタイワンちゃんです。
それで、です。チューゴ君に対してもにこりと笑ってです。
このヒーローの名前を出しました。

「ほら、古いけれど孫悟空ね」
「ああ、西遊記あるか」
「そうよ。あんたにもちゃんといるじゃない」
「そうある、ちゃんといてくれているあるよ」
チューゴ君は孫悟空の名前を聞いて上機嫌になってです。
そこから次々に言います。
「他にも三国志にもいれば封神演義の太公望もいて水滸伝
の豪傑達もいるあるな。僕の家のヒーローには歴史だって
あるから余計に嬉しいある」
「まあ歴史では譲るさ」
アメリー君もです。流石にチューゴ家の歴史には譲ります。
けれどです。

彼もです。スーパーマン以外のヒーローの名前を次々と出
すのでした。
「エックスメンにミュータントタートルズに他にはキャプ
テンアメリカ。数と戦闘力じゃ負けていないさ」
「ううん、ひょっとしてわたしのお家のウルトラマンや仮
面ライダーや戦隊よりも強いかも」
ニホンちゃんはチューゴ君だけでなくアメリー君もヒーロ
ーを次々に挙げてきたので弱気になりました。しかもなの
です。
「今度の仮面ライダーのデザイン見たけれど。あれは大丈
夫かしら」
「ああ、あれね」
タイワンちゃんもその仮面ライダーについてはすぐにわか
りました。

「あのロケットみたいなのね」
「あれは多分キョーダ○ンあるな」
「あのプロデューサーさん前はバロム○だったしな」
チューゴ君もアメリー君も何処かです。ニホンちゃんの今
度の仮面ライダーについては不安を抱いているみたいです。
「四十周年作品だから期待しているあるが」
「戦隊は今大成功だしな。杞憂に終わればいいんだけれど」
「あのプロデューサーさんゲキレンジ○ーでそうだったけ
れど外す時は徹底的に外すから」
だからニホンちゃんも不安なのです。今度の仮面ライダー
についてはです。
それであれこれ考えてしまっているのです。とにかく今度
の仮面ライダーはです。

ニホンちゃんだけでなく他の子達もです。期待はしている
のですがそれ以上に不安を感じてもいるのです。それでか
なりニホンちゃんの立場に立って言います。
「確かにこれまでの仮面ライダーって最初見たら何これっ
ていうデザイン多かったし」
「ファイズも電王もそうだったあるな」
「高岩さんが動いてくれたらそれで滅茶苦茶格好よくなる
んだけれどな」
こうそれぞれ言ってです。何とか今の不安が杞憂に終わっ
て欲しいと願っています。そうした不安な皆のところにで
す。
一人来ました。それは誰かといいますと。

イン堂君です。呼んでいなくても出て来てお話に入って来
る、その彼がやって来たのです。
そしてです。皆に対してにこにことして言うのでした。
「あれだよね。ヒーローの話だよね」
「ああ、聞こえてたのね」
「十キロ先の針が落ちた音でも聞けるから」
困ったような顔になっているタイワンちゃんとは正反対に
です。イン堂君はにこにことしたままお話していきます。
お話のペースは完全にイン堂君のものになっています。
そのイン堂君が皆に言うこととは。
「僕の家にもヒーローはいるからね」
「あれあるな」
「あれかＹＯ」
まずはチューゴ君とアメリー君がなのでした。

うんざりとした顔になってです。そうして言うのでした。
「あの胡散臭いまでに強くてしかも怪しい」
「あいつだな」
「シャクティマーンっていうんだけれどね」
「シャクティマーン？どんなヒーローなの？」
「あまり知らない方がいいわよ」
タイワンちゃんがそっとニホンちゃんに囁きます。どうや
ら彼女は知っているみたいです。そのシャクティマーンと
いうヒーローのことをです。
どんなのかは知らないニホンちゃん以外はあまりというか
全然聞きたくないみたいです。けれどイン堂君はそんなこ
とは全く気にはしません。自分のペースのままお話をして
いくのです。

「まああれだよ。ヨガを学んで無敵のヒーローになったん
だよ」
「ヨガ？それにイン堂君のお家だし」
ここでニホンちゃんが連想したヒーローは何かといいます
と。
「レインボ○マンとか？」
「設定は近いけれどあんな甘いものじゃないあるぞ」
「無茶苦茶な奴なんだＹＯ」
「滅茶苦茶強いの？」
チューゴ君とアメリー君は忠告しました。けれどニホンち
ゃんはついついこう言ってしまいました。そしてニホンち
ゃんのその言葉に乗ってです。
イン堂君は満面の笑みで皆に言いました。勿論ニホンちゃ
ん以外の子達にもです。

「じゃあ今から皆で観ようよ。これからね」
「そうよね。まずは観ないとね」
「またあれ観るのね」
「何度観てもあれはこたえるある」
「異次元を観た気分になるんだよな」
ニホンちゃん以外の三人はとても嫌そうです。けれどなの
でした。
皆イン堂家に案内されてそのヒーローを観ます。そうして
観終わってからです。
ニホンちゃんは目が点になっています。他の子達は何か魂
が抜けている感じです。そうしてニホンちゃんがかろうじ
て言葉を出すことができました。

「ううんと。何ていうか」
「凄いだろ。これが僕の家のヒーローなんだよ」
「そうよね。ヒーローっていってもそのお家それぞれなの
よね」
ニホンちゃんは半ば以上自分に言い聞かせるようにして言
うのでした。
「だから別に」
「いや、僕や弟達が真似したりして問題になったりね。と
にかく大人気だよね」
「はっきり言って全く理解できないけれどね」
「ＯＰの最初の神様は何あるか？」
「まあ。ヒーローなのはわかるけれどな」
ニホンちゃん以外の三人はこんな調子でした。ヒーローで
さえもカオスな感じのイン堂君なのでした。

中国の大型掲示板サイト天涯社区の掲示板に「宇宙人が襲来
したら日本にはウルトラマンがいるけど中国は何がいる？」
というスレッドが立てられた。以下に中国語のＢＢＳを日本
語に翻訳して紹介する。（　）内は編集部による素朴な感想。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
●　スレ主：逢吉丁辰
　　宇宙人が地球に攻めて来たら、アメリカにはスーパーマン
がいるし、日本にはウルトラマンがいる。でも中国には何がい
るんだ？
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
●　老虎ｄｅ尾巴
　　孫悟空がいるじゃないか。
●　ｎｎｌｌｔｔ3
　　ひょうたん兄弟！
　　（80年代に中国で流行したアニメですが、日本では知名度
は低いです）
●　ＬＭ子　
　　われわれには超スゴイ鉄道部と鉄道部直属のパクリアニメ
「高鉄侠」がいる！だれが彼らと戦う勇気があるというのだ！
●　只不過是忘記
　　血を流さず千里も先から首をとれる三鹿もいるし、下水油
もある。
（三鹿はメラミン入りミルクで話題になった会社ですね）
●　北冰洋的魚擺擺
　　われわれには「奇跡」がある。スーパーマンもウルトラマ
ンも怪獣もみんな一瞬でやっつける。
（鉄道部への皮肉ですね）
●　老納誓死不従
　　中国には城管がいるじゃないか。だれでも秒殺さ！最近は
鉄道部もそれに加わった。この二者が一緒になれば天下無敵だ！

●　蓋世ｏｕｔｍａｎ
　　ハイアール兄弟…。
（ハイアールのマスコットですか）
●　ａｉｌｕｏｄｅ＿1
　　われわれには城管がいるし、鉄道部もいる。でも一番スゴ
イのは国営テレビとラジオだ！
（かなり皮肉の利いた意見です）
●　我与脂肪做斗争
　　われわれには鉄道部、衛生部、発展改革委員会、赤十字が
いる。それと国家の守護神「城管」がいる！これで全宇宙はわ
れわれのものだ。ハハハ！
　　（城管という意見がやたら多いですね）
●　仙境之橋
　　一応ツッコんでおくと、ウルトラマンも宇宙人だよ。
（それをいったら、スーパーマンも宇宙からきましたね）
●　猫肥暖
　　城管はいってみれば神のような存在。
●　捷衣坊008
　　頭がよくて機知に富む喜羊羊がいるよ。
（中国で大人気のアニメですが、日本での知名度は高くありません）
ttp://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0803&f=national_0803_054.shtml

Shakti Man（シャクティマン）
Mukesh Khanna
シャクティとは、ヒンディ語でパワーのこと。シャクティ
マンはインド版スーパーマンなのです。普段はどじで目立
たず、メガネをかけている。しかし、一度敵が現れると変
身し、どんなに強力な敵もやっつけてしまう。シャクティ
マンは困っている人のところにすぐに現れる心優しい正義
の味方なのだ。
子供達に大人気で、それは他の国の子供達のスーパーマン
に対する憧れよりもずっと強く、むしろ崇拝に近い感じが
する。どの子も「シャクティマーン！」と手を上げてくる
くる回転し変身ポーズをする。
ところが、あまりにもシャクティマンに熱狂するあまり、
ある事件が起こった。シャクティマンが大好きな子供（た
しか少女だったと思う）は、シャクティマンに一目どうし
ても会いたくて、自分に火をつけてしまいました。そうす
ればきっとシャクティマンが助けに来てくれると信じてい
たのです。また、ある子は窓から飛び降りました。本当に
助けに来てくれると信じて。
現実と空想の世界の区別がつかない小さな子供たちに悪い
影響があると、一時期全国的に小学校でシャクティマン禁
止になりました。
ttp://www.interq.or.jp/ruby/mahamaya/tv.html

>>371
丸々一日書き込みができない状況だったようですね。復活して何よりです。
>>372
お久し振りです。そういえばその超人もマッシュルームですね。今気付きました。

>>388
まさか、予告編で「観て下さい！！」って言うんでしょうか？(^∀^； )
(Vガン○ム)

>>372-387
次作のイカライダー……_|￣|○

　　　　　　「対称的なんてものじゃない」
ニホンちゃんとタイワンちゃんは色々なことがあってもそれ
でもです。
いつも一緒にいて仲良く遊んでいます。それでお互いのお家
にも行き来していたりします。
そんな中で、です。ニホンちゃんがタイワンちゃんのお家に
遊びに来たある日のことです。
ニホンちゃんは困った顔になってです。タイワンちゃんに対
して言ってきたのでした。
「あの、実は」
「実は？」
「お財布がなくなったのよ」
大変なことが起こったのです。

「わたしのお財布。何処かに行っちゃったのよ」
「えっ、お財布がなくなったの？」
「そうなの。タイワンちゃんのお家に来た時はあったのよ。
それがね」
「落としちゃったの？」
「そうみたい。服もカバンも細かいところまで何回も探した
けれど」
それでもだというのです。
「ないの。どうしよう」
「それじゃあね」
お話を聞いてです。タイワンちゃんはすぐに動いたのでした。
そうしてです。妹のファーレンちゃんも呼びました。

そのうえで妹さんに対してです。こんなことを言ったのでし
た。
「今から二人でね」
「何かあるの？」
「ニホンちゃんのお財布探すわよ」
こう妹のファーレンちゃんにお話するのでした。
「そうするわよ。いいね」
「お家にあるのね。ニホンさんのお財布」
「ええ、だからね」
それでだというのです。タイワンちゃんは妹さんと一緒にニ
ホンちゃんのお財布を探すのでした。
それこそ細かいところまでです。二人はお家の中を探します。

そしてゴミ箱の中まで細かく探してです。遂に見つけたので
した。
ファーレンちゃんがです。タイワンちゃんに対して笑顔で言
ってきました。二人共ゴミ箱の中まで探し回ったのでかなり
汚れています。
けれどそれでもです。ファーレンちゃんは満面の笑顔でお姉
さんに対して言います。
「見つけたわよ」
「お財布あったの？」
「ええ、あったわ」
こう笑顔で言うのです。
「お財布、これよね」
「あっ、それなの」
ニホンちゃんもです。そのお財布を見て声をあげます。

花柄のその可愛らしいお財布こそです。まさにニホンちゃん
のお財布でした。
それを見てです。ニホンちゃんは喜びの声をあげたのでした。
そして。
「有り難う、ゴミ箱の中まで探してくれて」
「だって。ゴミ箱の中にあったりするものじゃない。探しも
のって」
「そうそう。誰かが間違えて捨てたりとかね」
タイワンちゃんもファーレンちゃんも満面の笑顔でニホンち
ゃんにお話します。
お財布の中身も無事です。ニホンちゃんにとっては最高の結
末でした。

こうしてニホンちゃんとタイワンちゃんはいつも仲良しです。
けれどです。
流石のニホンちゃんも何時でも誰とでも仲がいいという訳で
はありません。その代表といえばです。
やっぱりこの人です。カンコ君です。
彼はウヨ君がこの前サンケー君に対して言ったことに対して
です。今物凄く怒っているのです。
「ええい、サンケーがウリを贔屓しているということは根も
歯もないことニダ！」
「事実だろう」
ウヨ君は胸を張ってです。そのファビョーーーンしているカ
ンコ君に対して返します。
「それは」
「それは間違いニダ！」
あくまでこう返すカンコ君でした。

「ウヨの偏見ニダ！そもそもニダ！」
「そもそも。何だ？」
「またお話の展開が変な方向にいってるみたいだけれど」
ウヨ君とは違ってニホンちゃんは不安な顔になっています。
そうしてその顔で言うのでした。
「どうなるのかしら、今回は」
「姉さん、心配いらないよ」
けれどウヨ君はそんな不安なお姉さんに対して言います。
「最近のサンケーのカンコべったりなのは姉さんから見ても
おかしかっただろう？」
「ええ、あれは」
ニホンちゃんもそんなサンケー君は見ていました。それでウ
ヨ君の言葉に対して頷くことができたのです。

そのうえで、です。ウヨ君は自分の後ろにお姉さんを庇った
姿勢でカンコ君に対してさらに言います。
「俺は事実を言っただけだ。事実を言って悪いということが
あるのか？」
「ニホンの家の奴等のそうした偏見は今にはじまったことで
はないニダ。だから余計に許せないニダ」
「今にはじまったことではない？」
「そうニダ。それこそニダ」
カンコ君は腕を組んでです。ウヨ君だけでなくニホンちゃん
に対しても言います。
「ニホン書紀というニホンの御先祖様の日記があるニダな」
「あれか」
ウヨ君はカンコ君の言葉に対して反応を見せます。

「あの日記か」
「そこでもう書かれているニダ。ウリナラに対するいわれの
ない偏見があったニダ」
「あったか？そんなものが」
「あったかしら」
ウヨ君だけでなくニホンちゃんもです。カンコ君の主張に対
してはです。
首を捻ってそうして。こうお話するのでした。
「姉さん、知ってる？」
「いえ、わたしも」
「ええい、自覚していないニダか！」
カンコ君は首を傾げさせる二人に対してさらに火病を見せま
す。

「あの日記の中でニホンの御先祖はニホンの家とウリナラの
関係について嘘を吐いているニダ！」
「そうかしら」
「そうは思えないよね」
「ええ。わたしもあの日記は読んだけれど」
「俺も。けれどそれでも」
二人から見ればそれはとても嘘を書いているようには思えな
いものです。けれどです。
カンコ君から見ればそうらしくてです。彼はウヨ君のサンケ
ー君への言葉と合わせてとにかくファビョーーンしているの
です。
「サンケーが正しいニダ！ウヨは間違っているニダ！」
こう言ってあくまで引きません。

両者はこのまま平行線でいつも通り終わるかと思われました。
けれどもう一つのオチのパターンが突如としてやって来たの
でした。
チョゴリちゃんがカンコ君の後ろに出て来てです。そうして
なのでした。
その頭にです。思いきり百トンハンマーを振り下ろしたので
す。それでカンコ君を殴って黙らせたのです。
そうしてそのうえで、です。カンコ君に代わってニホンちゃ
んとウヨ君に対して言うのでした。
「また兄さんが馬鹿を言って申し訳ないニダ」
「あっ、チョゴリちゃん」
「来たのか」
「全く。何かと思えば」
チョゴリちゃんは呆れながら気絶しているお兄さんを見下ろ
しながら言うのでした。

「あれはどう考えてもサンケーさんがおかしいニダ。兄さん
と一緒になってあれこそやっているのは明らかニダ」
「まあな。どう考えてもおかしかったからな」
それはウヨ君も言います。
「だから言ったのだが」
「とりあえず兄さんは今回は大人しくさせたニダ。これで今
回は終わりにして欲しいニダ」
「まあ。御前がそう言うのならな」
それでいいとです。ウヨ君も頷きます。
そうしてニホンちゃんもウヨ君がいいというのならです。そ
れでいいとしたのです。
かくしてカンコ君は気絶したまま巨大なタンコブを頭に作っ
てチョゴリちゃんに引き摺られていきます。この人だけはど
うにも相変わらずみたいです。

日本女性の紛失旅券をゴミ箱から救出
2011/08/04 16:32:51
（台北 4日 中央社）観光で来台した日本の女子学生が1日、
台北の松山空港到着後パスポートを入れた紙袋を忘れ、その
紙袋を清掃員がゴミとして捨てた。
もちろん、その日本の女性はパスポートがゴミと一緒に捨て
られたとは知らなかったが、途方に暮れ、エアポートポリス
に救援を頼んだ。そうしたら、出入国管理を担当する移民署
のエージェントたちが2時間かけて空港中のゴミ箱を捜索、パ
スポートを取り戻した。
女子学生は、初めての台湾で触れた台湾の温かさに感激、2泊
3日の台湾旅行を満喫し、3日午後、感謝の言葉を何度も口にし
ながら帰国の途に着いた。
ttp://japan.cna.com.tw/Detail.aspx?Type=Classify&NewsID=201108040007

ttp://archivenew.vop.co.kr/images/65b25adf4f62d1345837844e7239c144/2011-07/marked/26042517_Untitled-8.jpg
▲高岡蒼甫発言で再照明されている日本国内の反韓・嫌韓感情
嫌韓感情の表現と誤解を受けている日本の俳優、高岡蒼甫の発
言問題が広がるなか、このような日本国内の反韓および嫌韓感
情の形成を歴史的観点から眺めようという主張も出てきている。
高岡蒼甫の発言は反韓感情の表現ではないとしても、実際、日
本国内では反韓感情がかなり深く形成されている。高岡蒼甫発
言の前から韓国大衆文化が日本国内に根深く広がり日本国内の
反韓流世論も共に大きくなってきつつある。事実、韓流が日本
に定着しながら新しい形態で表面化し始めた日本国内の反韓・
嫌韓感情はちゃんと調べれば、かなり長い歴史的な根を持って
いる。
本来、日本国内の反韓感情は日本国内で形成された歪曲された
韓半島認識から始まる。これは日本書紀の記述から始まると見
ることができる。分立した様々な小国を統合して成立した大和が
編纂した日本書紀は王権の強化および安定化の目的で天皇家の
初期家系を操作して対外威信を高めるため当時、韓半島国家と
大和との関係を歪曲して記述した。

これによって大和との関係が悪かった新羅について当時、日本
は三韓征伐戦線をはじめとして百済、伽揶、高句麗まであわせ
て韓半島国家をさげすんだ。大和に朝貢を捧げたり援助を要請
してくる従属国として描いたのだ。特に大和が韓半島南部を支
配したという任那日本府は存立自体が疑われているが、それに
もかかわらず、日本が韓半島南部を植民支配したという主張が
日本国内で形成されてきた。この主張は国粋主義的性格の日本
書紀以後、日本から韓半島に軍事的行動を取るたびに正当化の
根拠に利用された。
660年、百済が滅亡するとすぐにこれと緊密な関係を結んでいた
大和は百済復興軍を支援しようと軍隊を送ったが、白村江の戦
いで羅唐聨合軍に大敗した。これによって大和の韓半島侵入は
失敗したが、以後、日本は新羅をしばしば蔑視しようとした。
731年の日本兵船侵略事件が代表的だ。
当時、日本兵船300隻余りが新羅に侵攻したが撃退され、742年
には新羅に到着した日本使節が無礼な態度を見せて追い出され
ることもあった。
近代に入った日本が明治維新で近代国家に背伸びしながら朝鮮
と中国に対する認識は非常に極端に歪曲され始めた。西洋人に
対する劣等感が変質して優越意識と蔑視感に転落したのだ。清
日戦争と露日戦争で東アジアの伝統的覇権国の中国と西欧強国
のロシアをはね除けたという自負心にあふれた日本は既存の西
洋の模倣から一歩進んで大和民族の優秀さを宣伝するための
目的で朝鮮と中国の像を操作した。これは全国家的次元で進行
された。

1910年、韓日併合以後大韓帝国は日本の植民地になり、これを
契機に日本は文化統治を通じて朝鮮民族にも歪曲された韓国観
を植えつけようとした。当時、日本の反韓感情は関東大地震以
後起きた関東大虐殺事件で極端に明らかになった。災難で日本
国内民の心が荒々しくなると日本内閣は韓国人を利用した世論
操作という方法を選んだ。韓国人が暴動を起こしたというデマ
をまき散らすなど反韓感情で大衆の関心を他に回そうとしたの
だ。この事件は何と6千人余りに達する朝鮮人犠牲者を産んだ。
現代社会に入っても日本国内の反韓感情は簡単には消えなかっ
た。1980年代に登場した自由主義史観は日本国内で主流的歴史
観だった「韓国は日本軍国主義の犠牲者で被害者」と見る風潮
に対する反発を誘導し、反韓感情を持った日本人を増加させる
効果を得た。1990年代後半以後、日本で'嫌韓'という感情と行
動はインターネット普及を契機に大きく広がり始めた。これは
オフラインメディアでは制限的に接するほかなかった韓国文化
に対する嫌悪感を含む情報をインターネット空間で匿名性とい
う道具に幅広く広がった。
また、最近になって日本国内の韓流熱風が起きるとすぐにこれ
に反発する見解が生じ始め、韓流を意図的に引き降ろそうとす
るメディアの試みが連続して現れている。
ttp://www.vop.co.kr/A00000418810.html

>>390
�Xガンダ○のあの娘もイン堂家の娘ですね。それをやるとかなり面白そうですね。
あのイカについては実際に動いているのを見て杞憂だったと思えれば嬉しいです。
ファイズも動いてみれば格好よかったですから。

　　　　　　　　「他人を馬鹿にすれば」
カンコ君は最近サンケー君にこれでもかとおだてられている
せいでしょうか。
前以上に調子に乗っています。もっともそのサンケー君はと
いいますと。
やることなすことがあまりにも酷いのでお家の皆から叱られ
てです。そうして誰からも信用されなくなってしまっていま
す。
ですがカンコ君はおだてられたままです。それである日こん
んなことを言ってしまったのでした。
「ウリナラの料理は多彩ニダがチューゴ君の家の料理はワンパ
ターンニダ」
よりによってです。こんなことを言ってしまったのでした。

当然このことはチューゴ君の耳に入ってです。彼は物凄く怒っ
てカンコ君の前にやって来ました。そのうえで言う言葉はとい
いますと。
「御前、死にたいらしいあるな。望み通りにしてやるあるよ！
(ＣＶ：村上幸平）」
こう言ってです。今にも九一三の番号を押しそうになっていま
す。けれどです。
二人の間にアメリー君が入って来てです。まずはチューゴ君に
対して言いました。
「チューゴの料理の多彩さなんてもう誰もが知ってることじゃ
ないかＹＯ。いちいち気にする必要ないぜ」
「それはそうあるが」
それでもです。人にも逆鱗というものがあります。

カンコ君はその逆鱗に触れることが得意な人なので。今回はこ
のチューゴ君が怒ってしまっているのです。
そのチューゴ君にです。アメリー君は落ち着く様に言うのでし
た。
「そこまで怒ってるんならその怒りを料理で晴らしたらいいん
じゃないか？」
「むっ、料理には料理あるか」
「そうだＹＯ。これでどうだい？」
「そうあるな」
アメリー君の言葉を聞いてです。チューゴ君もなのでした。
何とか怒りを落ち着かせてです。そのうえでいいとしたのでし
た。

「では僕も色々な料理を出してみるあるよ」
「カンコもな」
アメリー君は今度はカンコ君に顔を向けて言います。
「それでいいな。御前も何か料理を作って僕に食べさせてみ
ろＹＯ」
「わかったニダ。ではウリナラの多彩な料理を楽しみにして
いるニダ」
「皆もさ。色々作ってみてくれＹＯ」
派手好きなアメリー君は二人に対してだけでなく皆にも声を
かけました。そうしてなのでした。
皆腕によりをかけてそれぞれのお料理を作ってアメリー君に
食べてもらうことになりました。随分とアメリー君にとって
都合がいいような展開ではありますが。

けれどその展開のままです。皆お料理を作ってそのうえでア
メリー君に食べてもらうのでした。
アメリー君は皆のお料理を食べ終えました。食べ終わってか
らこう言うのでした。
「いやあ、満腹満腹」
「というか皆の料理全部食べるって」
「どんだけ凄い胃袋なんだか」
「美味しいものばかりだったよ。じゃあ美味しかった順に言
っていくからさ」
何はともあれ食べ終えたからです。どのお料理が一番美味し
かったのかをです。アメリー君は作ってくれた皆に対して言
いました。

「まずはトップ３からな」
「その三つは？」
「一体」
「タイランのカレーにマカロニーノのピザにメヒコのチョコ
レートだね」
満腹になったお腹を擦りながらです。アメリー君はこの三つ
のお料理を出しました。
「この三つは凄く美味しかったよ」
「それで次は？」
「どんな感じ？」
「トップ１０までいくよ」
今度は一気に十位までなのでした。そうして挙げていくもの
はといいますと。
「ニホンちゃんのお寿司にチューゴのペキンダックにゲルマ
ッハとアーリアのハンバーグ」
ここでチューゴ君の名前が出ました。

「マレーシアのベナン＝アッサムラクサにまたタイランのト
ムヤンクン、僕のアイスクリームにガボンのチキンムアンバ、
これがトップ１０だね」
それからも皆のお料理を次々に挙げていきます。何とその中
にはあのエリザベスちゃんの作ったお料理もあります。そう
して五十番まで挙げていきます。それが終わってからなので
した。
アメリー君は本当に満足した顔で。皆に言いました。
「皆有り難う。本当に美味だったよ」
「わたしが四位なのね」
「僕は五位あるか。まあ上位の料理はどれも納得できるもの
ある」
ニホンちゃんとチューゴ君が言うのでした。

「何気にあん肝も入ってるし。アメリー君もちゃんと食べて
くれているのね」
「舌が肥えてきたあるな」
二人は冷静です。けれどです。
この騒動の発端であるカンコ君はといいますと。
「なじぇニダ！ウリは五十番にも入っていないニダ！」
「今回レベルが高かったからな」
アメリー君がそのカンコ君に答えます。
「だからカンコは今回残念だったな。それにな」
「それに。何ニダ」
「やっぱりチューゴの料理は色々なバリエーションがあって
美味しいよ」
まずはチューゴ君のお料理について言うのでした。

「けれどカンコはな」
「ウリのバリエーションに驚いたニダな」
「御前本当に大蒜と唐辛子で味付けして煮るか焼くしかない
のかＹＯ」
アメリー君がカンコ君に言うのはこのことでした。
「釘○理恵さんなんかツンデレ以外にも色々な役やれるんだ
ぞ。ちょっとは参考にしろＹＯ」
「声優さんと料理に関係あるのかしら」
「けれど何となくわかるあるな」
アメリー君の説明に何となく納得できたニホンちゃんとチュ
ーゴ君でした。
「あの人ってガンダ○で物凄い役やってたし」
「最後まで見事に演じきってくれていたあるな」
その声優さんは実は芸の幅が結構あります。

けれどです。カンコ君はといいますと。
「そんなのだから。今回は入らなかったんだＹＯ」
「なじぇニダ！サンケーはいつもウリが一番だと言ってくれ
るニダ！」
ここで彼の名前を出すカンコ君でした。
「ピザも鍋も冷やしもニダ！どうしてそれで今回は五十番に
も入らないニダ！」
「ええと、何ていうか」
「物凄い勘違いをしているあるな」
ニホンちゃんもチューゴ君もです。カンコ君の今の発言に対
しては目が点になってしまいました。そうしてこうそれぞれ
言うのでした。

「アメリー君はサンケー君じゃないから」
「舌も違うしそもそもカンコを持ち上げる理由もないある」
それでアメリー君は公平に評価することができたのです。逆
に言えば今のサンケー君にものごとを公平に評価したり判断
したりすること、とりわけカンコ君が絡んだ場合にはそうし
たことができないということです。
けれどカンコ君はそうしたことは一切スルーしてです。今度
はこんなことを言い出しました。
「ニホンもチューゴ君も笑っているニダ！ウリが五十番にも
入れなかったことにニダ！」
「それ、違うけれど」
「少なくとも嘲笑ってはいないある」
それはしていない二人なのでした。

「何ていうか今回は」
「呆れているだけある」
「しかし臥薪嘗胆ニダ！今に見ているニダ！」
この程度でへこたれてはカンコ君ではありません。かくして
なのでした。
顔を真っ赤にさせたままです。こんなことを言い出しました。
「ウリナラの料理の素晴らしさを皆に思い知らせてやるニダ、
アメリー君も楽しみにしているニダ！」
「ああ、じゃあせめて他の味付けを覚えてくれＹＯ」
アメリー君が言うのはこのことでした。
「僕が言うのはそれだけさ」
「よし、明日からウリの大攻勢がはじまるニダ！」
こう言ってです。カンコ君はこれまた訳のわからない方向に
突っ走るのでした。ウリジナルメニューの開発に。

韓流ドラマが中国侮辱？ で炎上、中華料理に関するセリフが
怒り買う。
中国でいま、韓流ドラマの中に登場するセリフが中国人を侮辱
していると、ちょっとした騒動が起きている。中国人のプライ
ドを刺激したこのセリフは“単なるドラマでのこと”では済ま
されず、ネットを中心に炎上している状態だ。
華商網など複数の中国メディアによると、問題となったのは韓
国で最高視聴率44.5％を記録した人気ドラマ「神様、お願い」
（中国語表記は「愛在何方」／日本でもDVD発売中）のワンシー
ン。主演男優と女優の2人が、料理について会話しながら食事を
楽しんでいるシーンだ。「私たちの国（＝韓国）の料理は本当
に多様だ」「中国にも多くの料理があるけれど（中華料理の）
大部分は炒めたものか揚げたものばかりだよ」。そんなやり取り
が描かれており、これが中国人の怒りを買ってしまった。
ドラマの中にこのセリフがあることが中国版ツイッターに掲載
されると、瞬く間に転送が繰り返されていき、批判のコメントが
殺到。あるネットユーザーは「どうしてこんないい加減なことを
言えるんだ」と憤慨し、別のネットユーザーも「中華料理が炒め
物と揚げ物ばかりだと言うなら、韓国はキムチばかりだろ」と反
論するなど、影響力の大きいドラマが中華料理の誤った情報を流
布したと、怒りが収まらないようだ。
（略）
今回の一件について、ある中国人記者は「韓国ドラマにはしばし
ば自国の文化を高めようとする意図が見られる」と指摘。
ttp://news.livedoor.com/article/detail/5753768/

寿司が世界三大料理の中華に勝利、世界美食ランキング―CNN
観光サイト
2011年7月22日、米ニュース専門局CNNがアジア地区の観光情報
を提供するサイト「CNNGO」で、「世界で最も人気の美食TOP50」
を発表した。
上位10位に付けたのは、マッサマン・カレー(タイのイスラム風
カレー)、ナポリ・ピザ、チョコレート、寿司、北京ダック、ハ
ンバーガー、ペナン風アヤム・ラクサ(マレーシアの魚介系汁麺)、
トムヤムクン、アイスクリーム、チキン・ムアンバ(アフリカ中
部のシチュー料理)だった。
中国から最高位につけたのは5位の北京ダック。世界三大料理の
一つを誇る中華を代表する美食だが、惜しくも4位の寿司に負け
ている。寿司は「最も美しい食べ物。魚と米だけというシンプル
さながら、絶妙に調和の取れた味わい。カップルにとっての初デ
ートにふさわしい」と評価された。
美食に並々ならぬプライドを持つ中国人にとって、この結果には
不満が残るだろう。ネット上ではこの記事に関し、「全く信じら
れない」「この編集者は広東に来たことがないだろう(注：広東省
は中国の美食の都)」「キムチが1位になっていないので韓国人が
激怒するんじゃない？」などのコメントが寄せられたという。
ttp://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=52968

韓国料理が‘世界で最もおいしい50種類食べ物’リストにただ一
つも含まれることができない屈辱にあった。中国と日本の嫌韓ネチ
ズンの嘲弄が降り注いでいる。
世界的な言論媒体CNNが運営する文化・旅行・生活情報サイト‘CNN
Go’は去る21日、“人々は生きるために食べるが、ここに旅行する
時必ず食べてみなければならない食べ物がある”という紹介ととも
に‘世の中で最もおいしい50種類の食べ物’(World's 50 most
delicious foods)リストを発表した。
CNN Go編集陣が選定したリストの1位にはタイの‘マッサマンカレー
(Massaman curry)’が上がった。編集陣は“タイを愛することになっ
たもう一つの理由”という説明を付けた。
2〜3位にはイタリアのナポリピザとメキシコのチョコレートがそれ
ぞれ選ばれた。引き続き寿司(日本)と鴨をくん製して作った‘ペキ
ンダック’(Peking duck・中国)、ハンバーガー(ドイツ)、辛い麺の
一種の‘アッサムラクサ’(Penang assam laksa・マレーシア)、トム
ヤムクン(タイ)、アイスクリーム(米国)、各種の野菜と鶏肉を入れ
てトマトソースと混ぜ合わせる‘チキンムアムバー’(ガボン)等が4
〜10位を占めた。

CNN Goは寿司に対して“多分世の中で最も美しい食べ物リストがある
ならば当然1等を占める”という評価を出した。
（〜中略〜　その他50位までの料理の紹介）
問題はリストにアジアの食べ物が19個も含まれたのにキムチやプルコ
ギ、カルビなど韓国を代表する料理は探すことができないという点だ。
アジア各国別にはタイがリストに全部で4つの料理を上げて1位を占め、
日本は3つで2位であった。インド・シンガポール・香港・ベトナムが
それぞれ2つ、インドネシア・マレーシア・中国がそれぞれ1つずつ含
まれた。 東南アジア(チュィドゥブ・41位)も名前を上げた。
記事が出てくるとすぐに日本ネチズンは“寿司が1位になれなかったの
は惜しいが適切だ”と評価した。料理文化が発展した中国のインター
ネットには“私たちの食べ物が1つしか含まれなかったというから信じ
られない”という反応一色だった。一部の中国と日本のネチズンは
“普段何でも自分たちが1等だと主張する韓国人は今回のリストに激怒
するようだ”と皮肉ったりもした。
CNN Goはリストに同意できないネチズンたちのためにソーシャルネッ
トワークサービスの‘フェイスブック’に全世界の計100の料理のリ
ストを上げてどんな食べ物がリストに追加されるべきかを尋ねるオン
ライン投票を進行している。100のリストには私たちのキムチとカルビ、
プルコギなどが上がってきている。
ttp://news.naver.com/main/ranking/read.nhn?mid=etc&sid1=111&rankingType=popular_day&oid=143&aid=0002043946&date=20110723&type=1&rankingSeq=3&rankingSectionId=103

　　　　　　　「多分勝負ありじゃない」
カンコ君が数多く起源だの何だのと主張しているものの中には
です。
ニホン池の名前のことがあります。カンコ君が言うにはこのお
池の名前は。
「トウ池ニダ！」
「だから。ニホン池なんだけれど」
「いいや、違うニダ」
ニホンちゃんが幾ら言ってもです。この呼び方でいこうとする
のです。あまつさえ。
この呼び方を町全体に広めようとさえしています。こうしたこ
とには本当に労力を惜しまないカンコ君です。彼はこうしたこ
とをずっと続けています。

そんな彼ですがトウ池の呼び名は広まっているかといいますと
かなり疑問です。それで彼は皆にこんなことを言ったりもする
のです。
「じゃあニホン池とトウ池の両方の呼び名を地図に書いていて
欲しいニダ」
「えっ、僕達の家の町の地図に？」
「それに？」
「そうニダ。そうして欲しいニダ」
ここから段階的にニホン池をトウ池ということにしてしまいた
いのでしょうか。けれどです。
皆は不満に満ちた顔で、です。カンコ君の主張にこう返すので
す。

「面倒臭いなあ」
「そんなのどうでもいいじゃない」
「そうだよね」
「もうニホン池で決まってるんだし」
皆こう言ってです。カンコ君の申し出に中々はいと言ってくれ
ません。当然彼にとってはこのことは非常に面白くないことで
す。
けれどそれでも諦めずカンコ君は主張して皆にもゴリ押ししよ
うとし続けています。それに付き合わされる皆の方こそいい迷
惑なのですが。
そうした中にはアメリー君もいます。彼にしてもかなりうんざ
りとしています。

それでなのでした。ある日わざわざお家にある町の地図をクラ
スに持って来てです。こう言うのでした。
「僕もう決めたＹＯ、あの池について」
「そうニダか。アメリー君も遂に決意してくれたニダな」
「まさか」
カンコ君とニホンちゃんはアメリー君の言葉にです。それぞれ
対象的な表情になりました。
カンコ君はもう勝ったかの如き顔でいてニホンちゃんは真っ青
になっています。そのそれぞれの顔で。
アメリー君の次の言葉を待ちました。その動きもです。それが
どういったものかといいますと。
アメリー君は皆のそのお家の地図を見せます。そこに書かれて
いるものは。

日之本家の裏側と言っていいところにあるそのお池の名前はと
いいますと。
ニホン池でした。はっきりとそう書かれています。
それを皆に見せながらです。アメリー君は皆に対してお話する
のでした。
「もうこれで統一するからさ。文句はないよな」
「よかった、そう決めてくれたのね」
「な、何ということニダか」
ニホンちゃんはアメリー君の持っているその地図と彼の言葉を
見て聞いてです。ほっとしました。
けれどカンコ君はというとです。身体をわなわなと震わせてこ
う言うのでした。

「ど、どういうことニダこれは！」
「だから見た通りだよ」
実に素っ気無い顔と口調でカンコ君に告げるアメリー君でした。
まるで何ともないように。
「読めるよな、僕の字が」
「なじぇニダ、なじゃアメリー君はニホンの呼び方なんかにし
たニダか」
「だから。どう考えてもあそこはニホン池だろ」
アメリー君はカンコ君に対してまた言いました。
「それを何だよ。トウ池とかって。理屈に合わないこと何処か
の魔神かぎゃんすか女かチャーリー一味かよ」
アメリー君は何やら碌でもない人達の名前を挙げていきます。
若しくはホロンか。

「言ってるのは御前で後はキッチョムだけか？他には誰も言っ
ていないだろ？」
「いや、言っているニダ！」
カンコ君は強引にこう主張してきました。
「アジア丁の皆が言っているニダ！」
「えっ、僕言ってないよ」
「僕も」
「私も」
「そんなことは」
ところがです。皆はです。
カンコ君の今の主張をすぐに否定してきました。皆その通りだ
とは全く言いません。

「あそこってニホン池だよな」
「ニホンちゃんの名前がついた」
「それだよね」
「どう考えても」
そしてベトナちゃんなんかはこう言うのでした。
「トウ池はミナミシナ池のことだったと思うけれど」
「うう、それでもあそこはトウ池ニダ」
ベトナちゃんの主張に困った顔になってもです。カンコ君はあ
くまで言うのでした。
「だからあそこはトウ池ニダ。せめてニホン池と一緒にこの池
の名前を載せるニダ」
「それ自体が有り得ないからな」
アメリー君は両論併記も却下しました。

「だから諦めろ。いいな」
「うう、こうなったのはニダ」
カンコ君は絶体絶命の窮地に追い込まれました。けれどこれで
あっさりと諦めるカンコ君ではありません。
それでなのでした。こんなことを言い出したのです。
「これはアメリー君がチューゴ君に対する為に」
「僕あるか？」
話に出て来たチューゴ君が思わず声をあげました。
「何でそこで出て来るあるか」
「ニホンを味方につける為に言い出したニダ」
「おい、それは関係ないぞ」
アメリー君もです。カンコ君の今の主張にはです。
目を丸くさせてです。反論しました。

「だから常識で考えてどうかっていうんだＹＯ」
「そうある。大体トウ池といえばある」
チューゴ君も首を捻りながらです。こう言ったのでした。
「コウ池のことではないあるか？僕の家ではトウ池といえば
あの池あるが」
「うっ、それはそうかも知れないニダが」
チューゴ君にも言われてです。カンコ君はさらに追い詰めら
れます。けれどです。
まだ諦めないカンコ君はまだ言うのでした。
「若しニホンを取ればアメリー君は全アジア丁を敵に回すニ
ダ。それでもいいニダか」
「いや、そうはならないだろ」
「アメリーに同意ある」
アメリー君だけでなくです。

「だから御前の今回の主張にその通りだなんて言ってるのは
キッチョムだけだろ？」
「御前の言うアジアというのは御前の家だけあるか？」
「そ、それはニダ」
カンコ君いよいよ言うことがなくなりました。アメリー君だ
けでなく話に巻き込まれたチューゴ君にも言われてはなので
した。
それで困ってしまいです。最後の手は。
「皆なじぇトウ池を認めないニダか！もう皆のことなんか知
らないニダ！」
こう叫んで、です。カンコ君はクラスの扉に向かってそのう
えでなのでした。
「アイゴーーーーーーッ！！」
こう叫んでクラスを飛び出そうとします。何かかつてよく見ら
れた展開です。

けれどその展開に対してです。アメリー君とチューゴ君は同時
に突っ込みを入れました。
「そうしてどさくさに紛れて授業をエスケープしたら後が最高
に怖いからな」
「フラメンコ先生にヨハネ式の折檻のフルコースを浴びせられ
るあるぞ」
「ちっ、わかったニダ」
エスケープを見破られたカンコ君はです。仕方なくクラスに残
りました。
その一部始終を見てからです。ニホンちゃんが呟きました。
「これで諦めるカンコ君じゃないから。騒ぎは続くわよね」
ニホンちゃんにはわかっていることでした。それでこれからの
展開を考えてです。ふう、と溜息をつくのでした。

「日本海」を米国が支持、「東海」に敗北ムード広がる
韓国が、日本海を「東海」（トンヘ、East Sea）と表記すべき
だと主張している問題で、米国政府が「『日本海』という表記
は国際的に認知されている」などとする見解を示した。
この20年近く議論になってきた呼称問題だが、韓国側には「外
交力に限界」などと敗北ムードすらただよっている。
■韓国政府は「東海」「日本海」併記を要求
発端は、国際水路機関（IHO）が出版している「海洋と海の境界」
の改訂作業だ。「海洋と海の境界」は、世界の海域の地名が掲載
されており、いわば「公式の海図」と位置づけられている。改訂
作業を進めるにあたって、IHOは加盟国に対して、「日本海」ま
たは「東海」の表記について意見を求めていた。
複数の韓国メディアによると、米国と英国が、「日本海」のみを
表記すべきだとする意見を提出。この報道内容が、2011年8月8日
の米国務省の記者会見で裏付けられた。
この問題に対する国務省の立場はどうか、との質問に対して、マ
ーク・トナー副報道官は、「我々も、国際的に認知された用語で
ある『日本海』という用語を使用していると思う」と、「日本海」
を支持することを明言。

国務省の立場は、『日本海』のみを使用するということなのかと
いう質問にも、「米国（政府）では地名委員会（BGN）が決めた地
名を使用することになっており、BGNでは『日本海』を使っている」
と答えた。
「最も親密な同盟国のひとつを敵に回す名前を使うというのが米
国の政策なのか」と食い下がる記者もいたが、トナー氏は 「BGN
で決めたことだ」と一蹴した。
これを受け、韓国政府は、「少なくとも『東海』と『日本海』を
併記すべき」との立場を米国に伝えるなど、反発姿勢を見せては
いる。だが、情勢は大きくは変わらないとの見方が大勢だ。
朝鮮日報では、「韓国の外交力に限界」と題して一連の経緯を報
じる中で、一度はIHOで「日本海の名前を消し、合意ができるまで
は名称を空白のままにする」などとする草案が作成されたことを紹
介。 結局この草案が議決に至らなかった背景を 「日本政府が背
後で外交力を集中させ、総力戦で臨んだためだった」と分析して
いる。
IHOでは1929年から「日本海」という表記を続けていたが、韓国が
92年から「東海」という名称を併記するよう求めていた。このた
め日本は外務省のウェブサイトに「日本海」の正統性を主張する
コーナーを,日本語だけでなく英語や韓国語でもつくり、反論して
いた。
ttp://www.j-cast.com/2011/08/09104015.html