日韓併合前の朝鮮について語ろう 5

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1 株価【60】 武井君 ◆NSQBzYTb6I @株主 ★
ttp://photo.jijisama.org/OldKorea.html
ttp://photo.jijisama.org/BeforeAfter.html
ttp://photo.jijisama.org/other.html

こんなにひどい未開の地だった朝鮮が、日韓併合によって
のちに文明国の仲間入りができるような国にしてもらえたのは事実です。

朝鮮人はもっと日本に感謝すべきではないのでしょうか?

事実を持って正しく歴史を認識しましょう。

前スレ
日韓併合前の朝鮮について語ろう 4
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/korea/1246680029/
日韓併合前の朝鮮について語ろう 3
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/korea/1212415192/
日韓併合前の朝鮮について語ろう 2
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/korea/1197567723/
日韓併合前の朝鮮について語ろう
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/korea/1178064977/
2マンセー名無しさん:2010/08/18(水) 19:45:06 ID:JqIspMJ/
2ダ
3マンセー名無しさん:2010/08/19(木) 02:22:02 ID:k+c+sWT3
   , ノ)
  ノ)ノ,(ノi
  (    (ノし
┐) ∧,∧  ノ  いまだ!3GETいける!
..|( ( ....:::::::) (
 ̄⊂/ ̄ ̄7 ) ヽ lヽ,,lヽ
 (/ 川口 /ノ   (    ) やめて!
   ̄TT ̄    と、  ゙i
4マンセー名無しさん:2010/08/19(木) 07:00:40 ID:39Etk7Of
4様
5マンセー名無しさん:2010/08/22(日) 23:38:58 ID:aRrT+5+2
>>乙ですニダ
もう前スレは書込めないようなので、前スレ699、700の続きはこちらに書きます。

(続き)
しかし議論する内に、朴泳孝がやめるなら自分も辞職すると言い出す大臣が出始め、話はこじ
れてやがて朴泳孝は、
朴内務 「そもそも、改革の実が上がっていないのはウリら大臣のせいにニダ。責任をとって
総辞職するのが本当ニダ!!」
これには、何人かの大臣が異議をとなえたが、残る多数の大臣は、
大臣ら 「それならば総辞職いたそうニダ」
と言い出す始末。ついに国王にその事を奏上しようという話にまでなった。

これを後から聞いた井上馨は、
井上 「はあーーー。馬鹿ばっかりじゃ」
井上は内閣休憩室に行き、一同を前に叱咤した。

井上 「諸君は何を考えておられるのか! この国家多事の時に、当事者である国務大臣たる
者がこのような児戯に等しいことをしておる場合か! 国家を忘れて一身の安逸を求めてどう
するのか! 諸大臣の最初の決心はどこに行ったのか!!」

一同は押し黙って聞いている。
6マンセー名無しさん:2010/08/22(日) 23:57:16 ID:aRrT+5+2
(続き)
井上 「年長の者も何のためにおる。その霜をなす白髪頭に、後先のことの考えも出そうなも
のに。もうほんとに貴国のことには嫌気がさす。諸大臣はこの国の主人でありましょう。本使
は客に過ぎん。その客がいかに貴国の改革に熱心でも、主人が小さな事にこだわってついに国
家の滅亡の淵に沈むも顧みないような行動をするなら、本使は・・・・どうすればよいという
のか」

皆うなだれて黙っているだけだった。
その後、軍務大臣趙義淵が困惑した表情で、井上のもとを訪れて事の発端となった件を相談し
た。

井上 「ふ〜ん。解せんことだのう。何か外に訳があるのかもしれん。それに一旦陛下の決裁
があったものを、そう簡単にくつがえしてはならんことじゃ」

井上は翌日に内謁見に及んだ。同席の宮内大臣と外部大臣にも退席を求めた。

井上 「各大臣が総辞職をすることについて陛下にはどうお考えでしょうか」

国王 「総理大臣はとかく清国崇拝の傾向があるニダ。度支大臣は頑固。軍務は金銭上のこと
で醜聞があると聞くニダ。この3大臣が辞表を出せばどう対応すればよいニカ」

その言うことは朴泳孝が批判するものと同じであった。
7マンセー名無しさん:2010/08/23(月) 00:09:25 ID:1gRqJNIh
(続き)
井上 「多少の不都合もありましょう。しかしどれだけ大臣を変えたところで、才能卓越した
人物がいない限り無益なことでありましょう。いなむしろ、新任大臣とても同様な人物なら、
事務に慣れていないだけによけい不都合となりましょう。前々から申すように、各大臣たる者
、少なくとも4、5年は従事する決心がなければなりません。そもそも今度の発端は、朴内務大
臣が、軍務大臣の職権に立入ったことに原因があります。先に軍務大臣は訓練隊を組織するの
に申泰休なる者を隊長に任命し、今度その地位にふさわしい階級を与えようとしたことに、朴
内務大臣が不服を唱え、逆に免職させようとしたことにあります。これこそ職権蹂躙というも
のです」

国王 「実はその申泰休を異動させるように言ったのは朕ニダ。つまり朴泳孝にそれを命じたニ
ダ」

井上 「はあ? また何故に」

国王 「それはどうしてか言うと、申泰休は甲申年(明治17年)にその行いに穏やかでないも
のがあったニダ」

井上 「それは朴泳孝も申しておりました。

国王 「それだけではないニダ。次には丙戌年(明治19年)に、袁世凱は大院君らと結託して
陰謀を企てたニダ」

井上 「ふーむ。あの頃、袁世凱がいろいろと画策していたのは当時我が使臣からの報告にあ
りましたが」
8マンセー名無しさん:2010/08/23(月) 00:22:43 ID:1gRqJNIh
(続き)
国王 「彼らは江華中軍の黄憲周、京畿道監司の申献求などと通じ、先ず大院君の邸宅に放火
し、これを口実に大院君が、「閔族は自分を害そうとして放火したニダ。ここにいては危険で
ある。自分は王宮に入って国王と共に安危を共にするニダ」と言って王宮に入る。次に内応す
る者らが騒動を起して、ウリら夫婦が難を避けて東小門を出ようとする。そこに先ほどの申泰
休が兵を率いて待伏せしていて、朕の一行を襲って殺害する、との謀略だったニダ」

井上 「何と!」

国王 「それで次に大院君は、北京に書を送って述べるのに、国王の不徳によって国政は乱れ、
ついに国王は乱軍の中に斃れるに至ったニダ。国には一日も主がいなくてはならないニダ。故に
孫の李呵Oを建てて王位を継がせたい、と。」

井上 「大院君殿はそんなにも前からそのようなことをしておられたか」

国王 「ニダ。ところがこの恐るべき密計陰謀は、閔泳翊の手によって露見したニダ。それで、
未然に防ぐことが出来たニダが、閔泳翊は今度は自分の身に危害が来るを恐れて香港に脱出し
たニダ」

井上 「それで閔泳翊氏は以前から香港に滞在しておられるのか」

国王 「ニダ。とにかくそういうことで、過去のことではあるが、軍の隊長とするのは甚だ不
安なので、申泰休の異動を朴泳孝に命じさせたニダ」

井上 「それほどに御懸念ある者を何故に最初に大臣が奏上した時に拒否されなかったので
すか」
9マンセー名無しさん:2010/08/23(月) 00:32:47 ID:1gRqJNIh
(続き)
国王 「それが、その時はただ、うん、とうなずいたニダ」

井上 「陛下がうなずかれた以上は、御裁可を与えられたと認めるに充分でしょう」

国王 「に、ニダ」

井上 「それに、軍務に関することは軍務大臣に、法務に関することは法務大臣に、内務は内
務にと、各主任にご相談あるならともかく、軍務のことを内務に相談されるなら、不公平なも
のになりましょう。以後はご注意を望みたいものです」

国王 「そうニダ。以後はそうするニダ」

その他、井上はいろいろと意見を述べ、総辞職のことは思いとどまるよう国王から意見するよ
うにと、助言した。

国王 「そんならそうすべし」
と一応は治った。

(つづく)

>>1 あらためて乙です。
10マンセー名無しさん:2010/08/23(月) 00:52:43 ID:CPLSU0H3
 俺、さっきはじめて 100〜120年ほど前の韓国の生活や、文化の画像を拝見しました。

ビックリ驚きましました。

なんですか?あの乳出しチマ・チョゴリや乞食みたいな家や街並み。。 
 
当時の日本、明治時代初期〜中期の頃だと思うけど 

韓国とは100年程の生活格差(日本>韓国)しかないのでは。。? 

と思っていたけど。

ありゃその明治時代よりはるか 500年位前の 室町時代・安土桃山時代

レベルほどの生活水準くらいしかなかったんでしょうね。。 
11ブル☆ ◆4DboqgBAi. :2010/08/23(月) 01:05:10 ID:2b6nbMvR
乞食民族



(*^o^*)/
12マンセー名無しさん:2010/08/23(月) 17:03:28 ID:d8MRYVc1
>>10
>乳出しチマ・チョゴリや乞食みたいな家や街並み。。

乳出しチョゴリは、長子を生んだ地位と誇りを体現してるらしいから、まぁ大目にみてやってください。

李氏朝鮮の家々がどうしてあんななのかというと、何かを家に蓄えると、特権階級の両班の連中が略奪していくらしいのです。
「どうせ取られるなら最初から蓄えないニダ」となって、あの有様。
例えば、武家や僧や庄屋のようなものが地域の安全保障を担ってくれればいいんだけど、それがないから、下々がただ権力者の
横暴を受け入れざるを得ないという、いわば北斗の拳のヒャッハーな世界な感じなんですよね。
13マンセー名無しさん:2010/08/29(日) 23:04:40 ID:dKvgxCmz
併合前の日朝(続き)

さて、朴泳孝らが新派なら旧派は金宏集総理らとなって、両派はことごとく意見が対立してい
く。そこを仲裁していくのは井上であったが。

新派大臣 「すでに我が国は清国の枷を脱して完全なる独立国となったニダ。ついては新しい
年号を定めてはどうニカ?」
旧派大臣 「国内で清国の年号を使うことはすでに廃して開国年号を使っているニダ。わざわ
ざ新しいのでなくとも開国年号を使えばいいニダよ」

これまで朝鮮は日米など諸外国に対しては条約文などで「開国年号」を使用し、国内では清国
の年号を使っていた。かつて金貨などの新貨幣を作るに当って開国年号を使ったために、清国
からひどくお叱りをこうむり、ついには貨幣事業そのものが頓挫してしまったことはすでに述
べたとおり。この国内外で年号を使い分けていたのは、清国が言う朝鮮属国の説明として「そ
の内政と外交は自主」という建前から来ていると思われ。中朝条約では清国年号の「光緒」を
使っているし。つまりは中国自治区みたいなものかw

国王 「う〜ん。新しいのあってもよいニカな〜」
井上 「そのようなことにエネルギーを費やすより、もっと外にする改革事業があるでしょ。開国
年号でいいじゃん」
一同 「う〜ん。ニダ」

新派大臣 「松坡に立っている屈辱碑は倒さねばならんニダよ!」
井上 「屈辱碑?」
新派大臣 「かつて我が国が清国との戦争で降って土下座することを約束させられた記念碑ニダ。
ウリたちにとっては全くの屈辱碑ニダ!」
14マンセー名無しさん:2010/08/29(日) 23:10:40 ID:dKvgxCmz
(続き)
井上 「ああ、あの大清皇帝功徳碑というやつ? べつに歴史の事実を記すものとして残して
いてもよかろうが、まあ嫌でたまらんというなら倒すなり埋めるなりしたら」
一同 「ニダー!」
ってことで土中に埋めることにしたが、後の日本統治時代に掘り返されて復活ーっw

新派大臣 「迎恩門も倒すニダよ!」
一同 「ニダーー!!」
これも倒されたが、なぜか脚の部分はしばらく残った。そのままずーっと残しておけばよかっ
たのにw

新派大臣 「清の使臣を接待するための館、慕華館と弘済院も破毀するニダ!」
金総理 「そ、それはもったいないニダよ。名前を改めて他に使えばいいニダよ」
新派大臣 「清の使臣の接待のために建てさせられた屈辱の建物ニダよ! 壊さねばならんニダ
!」
旧派大臣 「総理が言うように、用途を新たに設ければよいのであって、建築のためにどれだ
け費用がかかっていると思うニカ? もったいないニダよ」
新派大臣 「旧派の大臣たちは、どうも依然として清の風がなつかしいらしいニダよねえ」
旧派大臣 「またそんなことう言うニカ! あれは我が国の建物ニダ! 我が国が清国と隔絶し
たことを示すためにも、名を改めて新しい使い方をする方がよいニダよ!」
新派大臣 「あの建物には、一本の柱にも一枚の壁にも、ウリたちの屈辱の恨みがしみついて
いるニダ。壊さねば晴れないニダ!」
15マンセー名無しさん:2010/08/29(日) 23:19:12 ID:dKvgxCmz
(続き)
井上 「はあ〜。ほんと諸君らは無駄な議論で時間を費やすばかりだよねえ。年号のことと言
い、この建物のことと言い、目下急務の国家独立の基礎を強固なものとするのに、虚名にこだ
わっていてどうするのか! 建物を壊せば壊したで、また新たなものを立てると言うのであろ
う。そのような無駄な労力や出費をしている暇はないではないか。金総理の言われるように、
名を変えるだけでよい!」
新派大臣 「(しぶしぶ)に、ニダ〜」

つぎには1人の法務参議を巡って対立。

警務使 「法務参議の張博氏には収賄の評判があるニダ。探偵してみると、どうもやはりそれ
らしいかもしれないニダ」
新派大臣 「彼は先の法務大臣金鶴羽が暗殺されてからというもの、法務衙門の権力を一手に
握ったニダよ。何があってもおかしくないニダ」
旧派大臣 「また、そのようなことを。あれぐらい一徹者は今は他にはおらんニダよ!」

そんなこんなで、また井上に相談。

井上 「それなら、内務大臣と法務大臣とで、しかるべき手続を踏んで調べたらよい」

ところが、新派の徐光範法務大臣は調べもせずにいきなり張博に辞表の提出を迫った。

徐法務大臣 「ということで、辞表を出すニダよ」
張参議 「な〜じぇニカ?! ウリが何をしたと言われるニカ?! もし収賄の嫌疑があるという
なら法廷で審判すればいいニダ!」
16マンセー名無しさん:2010/08/29(日) 23:25:05 ID:dKvgxCmz
徐法務 「だから、おぬしの名誉を考えて、ここで辞表を出せばそれで終らせるというのに」
張 「ウリは何としても法廷で取調べを受けたいニダ! 公けにしてもらいたいニダ!」
徐法務 「はあ、朴内務どうするニカ?」
朴泳孝内務 「・・・井上卿に相談するニダ」

井上 「はあ? 調べもせずに辞表を迫った?!」
朴内務 「に、ニダ」
井上 「あれだけ言っておいたのに。しかるべき手続きを踏んでと」
朴内務 「で、張博氏は法廷で明らかにしたいと」
井上 「それは張博氏の主張の方が正論じゃあ」
朴内務 「取調べるとなるといろいろ手間暇もかかるので・・・・」
井上 「もう私が調べた。張氏は東学党員審判の時に最後まで1人出席して調査をした人物で
あろう。あの頃はまだ大院君が東学党との関係が露見するのを恐れて、法務部に大いに圧力を
かけておった頃じゃろう。それで皆が恐怖して取調べの度に取調官が交代したと言うではない
か。あの時、1回だけ出席して後は出てこなくなった法務大臣は誰だったかのう!」
朴内務 「・・・・に、ニダ」
井上 「そういう中にあって張博氏は、大院君の睨みにも屈せず、最後まで審判の用にあたっ
た。彼がいなかったら東学党員の審判は結審しなかっただろうと、内田領事も言っている。実
にこの国で得難き剛直な人物じゃ。それに見識もある。何より貴国の法律(当時は明律)にも
詳しい。裁判官としても得難い人物だと思うが。それに収賄のことも結局不明だったのだろう?」
朴内務 「収賄の件は結局は分らなかったニダ」
井上 「噂の出所は、彼が法務衙門の実務の事実上のトップとなったのを妬む者の讒言だと思
うが」
朴内務 「そ、それでは彼のことは不問とするのがよいと思うニダ」
井上 「私もそう思う。引続き法務参議として使うのがよいと思う」
17マンセー名無しさん:2010/08/29(日) 23:36:01 ID:dKvgxCmz
(続き)
かくて張博は不問となったが、このことでまた新派と旧派の感情の対立が深くなった。なお、
張博は後の王妃殺害事件に関する審判で3人の朝鮮人に死刑宣告を出しことが、とかくおざな
りの裁判であったとの評価を受けることになるが、彼の取り調べはけっしていいかげんなもの
ではない。とかく世上の人は司法の判断というものを、ああだこうだと言うのはいつの時代も
そうであろう。

さて、旧派も旧派で勝手をすることがあった。

慶尚道鎮撫使 「・・・ということで、慶尚道のここの村は今年はいたって干ばつで、とても
収穫は望めませんニダ。なにとぞ租税の減免をお願いしたいニダ」
魚度支 「今年はどこも干ばつニダ。そうニカ。収税には望めないニダろう。分ったニダ。減免の
裁可を得るニダ」
金総理 「地方からの収税に関することは朴内務とも協議せねばならんことニダが・・・」
魚度支 「またあれこれと故障を言いだすのが朴泳孝ニダ。朴は承知しないだろうニダ」
金総理 「井上卿とも相談せねばならんが」
魚度支 「もう鎮撫使には減免の許しを得ると言ったニダ。他の者には鎮撫使の苦労など分ら
んニダ。民の不満を抑えて乱とならないようにすることがどれほど大変か。ここはどうでも減
免せねばならんニダ」
金総理 「だから朴内務と・・・」
魚度支 「朴内務の名前も書いて陛下に上申すればよいニダ。ぐずぐすしていては、いつ乱と
なるかも知れないニダ」

一度言い出したら後に引かない頑固者の魚允中のこと。金総理も承諾して上申した」
18マンセー名無しさん:2010/08/29(日) 23:42:23 ID:dKvgxCmz
(続き)
井上 「ん? 財政上のことは相談する約束だったはずだが」
朴内務 「ウリは何も聞いてないのに何でウリの名前を使うニカ!」
金総理 「それがその・・・・・」
朴内務 「あんた方はいつもそうニダ! ウリたちを無視していつも勝手をするニダ!」

新派はやっきになって旧派を攻撃することとなり、いよいよ対立は深刻さを増した。
(つづく)
19マンセー名無しさん:2010/09/02(木) 21:55:48 ID:QE/86aZl
遅くなりましたが、新スレ、乙です。
20マンセー名無しさん:2010/09/06(月) 00:08:25 ID:LAkUD/IW
併合前の日朝(続き)

さて、いよいよ朝鮮政府内は分裂して互いに対立する姿勢を止めず、ために井上も怒りのボル
テージは上がって両派を厳しく叱責したが、新派はそれで何を思ったか、再び朴泳孝の提案に
より内閣総辞職を求めた。

これは、より親日派であることを自負する朴泳孝らが、総辞職すれば、井上公使が自分たちの
見方になってくれて、大臣の席を新派だけで占めることを手助けしてくれるだろう、と勝手に
空想して言い始めたことだった。

朴泳孝 「このように井上卿の不興をかうのも、結局はウリたちが至らないからニダ。ここは
一旦みんなで辞職して新たに井上卿の推薦によって大臣を決めてはどうニカ?!」
旧派大臣たち 「よろしいニダ。そんなら総辞職するニダ」

今度は旧派も反対はしなかった。それというのも、金宏集総理、金允植外務、魚允中度支3人
は、もともと用がある時だけ使われて、用済みになれば政権から追放されるので「三履」と呼
ばれていた人であっただけに、今度も雨が上がって不要となった「木履」のように、政府権力
に執着せずに去るも良しとした。
これは3人の長所でもあり欠点でもあった。国の危機に際し真に救国するために、何が何でも
権力を維持せん、という心が乏しかったのである。
それに彼らには、井上公使が朴泳孝らを支持して新派だけで政権を建てるだろうとの勝手な思
い込みがあり、今度の事も井上公使が朴泳孝に言わせたことと、これまた勝手に推測していた。

金総理 「・・・・ということで、総辞職のことは閣下の提案によるものと思っていたニダ」
井上 「はあ? そんなこと私は言っていない。また今この大事な時期に言うはずもなかろう」
21マンセー名無しさん:2010/09/06(月) 00:11:12 ID:y89VA/n4
朝鮮民族の歴史は何もかもが捏造で成り立ってる件w
22マンセー名無しさん:2010/09/06(月) 00:12:51 ID:LAkUD/IW
(続き)
井上は直ぐに新派の3人、すなわち朴泳孝内務大臣、徐光範法務大臣、金嘉鎮署理大臣を呼ん
だ。

朴泳孝 「今のように政府内で対立していては改革事業も進まないニダ。それでウリたち何人
かが現職を去って、他派で政府を建てるなら国家のためになると思うニダ。ウリたちは退いて
傍観するニダ」

朴泳孝は、こう言えば井上が政府に止まるよう言うだろうと思って言った。次には、それでは
自分と同じ主義の者で組閣するべきと言うつもりでもいた。

井上 「貴大臣らの辞職の意思は分った。それでは後任者のことはどうするのか。適当な人物
はあるのか? もし諸君が、この人物なら、と思う者がいるならそれを聞こう」
朴・徐・金 「えっ?・・・・あ、あの、その、いえ」
井上 「今の朝鮮国では、政治経験豊富で国家の重大事に立ち向えるような優秀な人物は、た
とえ鉦太鼓を叩いて朝鮮全道を尋ねて回っても、おそらく得るのは難しかろう。しかし居ると
いうなら聞こう。・・・さあどうなのか」
朴たち 「・・・・・」
井上 「人材を得るのも容易でないことも思わずに、一時の憤りで国家の重責を忘れて引退す
るようなことは、児戯に等しいことではないか!」
朴たち 「辞職の理由はそれだけではないニダ。聞くところによれば、旧派の大臣たちは内密
に大院君と組んで、ウリたちを陥れようとしているニダ。同じ新政府の中でこのような陰険な
手段をする者があるなら、これらと一緒にやっていくことなどできないニダ。結局は、彼らが
残るか、ウリたちが滅びるか、そのうちに一波乱があるのは免れられないニダ。そして最もウ
リたちが合点がいかないのは、内閣の中では表面は穏やかで和していて、裏では大いに違うこ
とにあるニダ」
23マンセー名無しさん:2010/09/06(月) 00:19:56 ID:LAkUD/IW
(続き)
井上 「諸君らはなんで悟らんのかね。新旧大臣が協和一致することを嫌って、常に離間策を
画策する者があろだろうということを。そしてその術にはまりつつあることを。いつも忠告し
ているように、疑心暗鬼のために誤ることなかれ! どうして分らんかねえ」
朴ら 「しかし密かに刺客を放って暗殺を陰謀する者もあると聞くニダ」
井上 「いいかね。どこの国でも改革が行われる時には、多少の凶暴な者が出るのは免れられ
ないことだよ。我が国も維新の時もそれ以降も、どれだけの者が殺されたか。政府の者の暗殺
もあったことか。文明国のフランスですら大統領が暗殺されている。そのようなことは珍しい
ことではない。そもそも、国務大臣として国家と存亡を共にする者が、かりにも死を恐れて何
が出来るというのか! 度胸をすえて死をも甘んじて受け、国に殉じる覚悟がなければならな
いではないか!」

井上自身も刀傷だらけの身。もうその井上に凄まれたら・・・w
しかしせめて現代の政治家に明治の政治家のような覚悟があればねえ・・・・。
なおも懇々と説く井上に、ついに3大臣も、

朴ら 「分ったニダ。今度のことは公使に一任するニダ。今は旧派への疑惑を去って、国務に専
念するニダ」
井上 「それがよかろう。金総理らにもよく言っておくから」

さて今度は金総理ら、いわゆる旧派である。やれやれ。井上は総理、外務、度支、軍部、の4
大臣を呼んだ。しかし魚度支のみ来なかった。なにせ頑固者だし。
24マンセー名無しさん:2010/09/06(月) 00:25:28 ID:LAkUD/IW
(続き)
金総理 「朴内務が言うように、改革の実が上がってないのは事実ニダ。これは昨年6月から重
責にあるウリたちのせいであると言えるニダ。自ら空しく日を過したと言えるニダ。また、この
総辞職の提案は、朴内務のみならず、大君主陛下を始め、閣下らが熟議したことであろうと思
って同意をしたニダ。また、朴内務がこのような提案をしたと言うことは、何かよい善後策で
もあってのことだろうと思って、国のためになることならと、むしろ喜んで辞職することに賛
同したニダ。ウリたちは官職に恋々とするのを好むものではないニダ。しかし今まで国家の危機
を傍観するのは忍びないことなので、出来る限りのことはしてきたつもりニダ」

井上 「貴大臣たちの辞職は全く互いの疑惑から生れたものであって、これでは離間策にはま
るようなものではないか!」

政府内の分裂を願う者、それは閔族閔派しかいない。あるいは王妃も画策していたか。

井上 「私は最初から申しておる! 私は不偏不党、虚心坦懐、どの大臣たちとも公平に交際
を保つと。それを思わずに、そのような邪推をして総辞職するとはあまりにも軽率ではないか!
今、私が貴国の財政のことで苦慮して、何とか公債を得ようと骨を折っているのは諸君も知って
おろう! それを今このような波風を朝鮮で立てるなら、このことに対してどれだけ妨害となる
かを分っておられるのか!! 早くも新聞記者らはこの総辞職のことを新聞に書き立て、それに
よって日本国内は騒がしくなった。日本政府も思うだろう。朝鮮国は乱れることきりがないと。
日本国民も思うだろう。このようならば朝鮮の前途は知れていると。朝鮮政府は信用ならず不安
定であると。そのような感情を起さない者がないはずがないではないか。これでは私が貴国財政
再建のための公債募集をしようとして、何十回と書簡を発し、電報を打ち続けても、水泡に帰す
のみ!!!」
25マンセー名無しさん:2010/09/06(月) 00:32:44 ID:LAkUD/IW
(続き)
飢饉に瀕し財源にあえぐ朝鮮国のために、必死で財源確保に取組んでいる井上の苦労も知らず、
総辞職などという信用不安をひきおこした大臣たちの行為は、ほとんど井上の逆鱗に触れるもの
であった。殊にかつて知ったる金宏集らであるだけに、その怒りは激しい。

井上 「私はもとより朝鮮の臣民ではない。朝鮮に尽さねばならない義務があるわけではない
のはもちろんである。それなのに諸君は!! 天にも地にも朝鮮という国家を背負って興亡を
共にする、しかも国務大臣という地位にありながら、国政がやっと緒に就くのを、片っ端から
破壊するような挙動をするとはどういうわけなのか!!! いかに国家に対して無情不親切の
極みか!! いなむしろ国家を悲運に導くものでなくて何であろうか!! 諸君はよくよく考
えられよ。硝煙が空を掩い、砲声が耳に響き、剣戟の光が目を射るまでは、まだ国家の危機と
しないと言うのかね? 馬鹿な! なんと時局を知らないことか! 世に禍いの時機が潜んで
いる時ほど恐るべきものはない! いつどこでそれが発動するか予期できないのだよ! 貴国
のことは甚だこれに類するものがある。もし今の時機に於いて国政が革新されずになおも旧時
のようならば、亡ぶことを願わなくとも終に亡びるだろう!」

だから後に韓国併合つまりは亡国に至ったのだと。まったくもう併合問題であれこれ言う人は、
朝鮮自身の落度に全く触れないのはなんでだろうかねえ。真実は、日本が韓国を併合したとい
う問題ではないのだよ。朝鮮国が自ら亡国に至ったという厳然たる事実、それが問題であって
ねえ。

金総理 「それを思わないでもないニダが、すでに世間で流れているような大臣候補者が指名
されて、善後策も充分あるならそれでよいと思ったニダ。官職にすがって地位に固執するよう
なことはウリたちが潔しとしないところだからニダ」
井上 「その候補者というの誰々なのか」
26マンセー名無しさん:2010/09/06(月) 00:39:33 ID:LAkUD/IW
(続き)
金総理 「閔泳達、沈相薫、李載純、閔泳煥らと聞くニダ」

噂としては、朴泳孝を総理大臣とし、これらを新任大臣とするとの話があった。

井上 「自分もこれを聞かないわけではない。しかし信用はしていない。なぜななら単なる世
間の憶測である。その出所もだいたい分っている。すべて我々を害しようとする策である。大
臣たる者は卓見をもって離間策に乗ってはならない。互いの猜疑心や嫌悪の感情を去って、公
の心をもって天命と覚悟し、一途に国務に専念することが望まれよう」

などと井上馨の渾身の説得に、金総理はじめ3大臣も大いに悟ることがあり、ついに辞意を撤
回した。
なお、井上はその後も魚允中を何度に来訪を促し、ついに公使館に来た魚に、

井上 「目下国家は多難の時である。国家の重責を担う国務大臣が簡単に辞職してよいのか!
 貴殿の辞意は先に貴殿らが誓った『不撓不屈の精神で百難を排して力行する』という言葉と
、また『おのれの身を忘れて国を助けることを潔く守り正しく行い、その一心の誓いをする』
などという誓いの言葉に違背するではないか!」

あの、「ウリら朝鮮人の粛然たる誓い」の言葉の一節である。

魚 「・・・・う〜む。に、ニダ」

頑固者だけに、変節したことを責められると言い訳できない。
27マンセー名無しさん
(続き)
井上 「辞意のことなどは撤回して誓いを守ることこそが貴殿らしいことだと思うが」
魚 「う〜ん・・・・に、ニダ。分ったニダ。撤回するニダ」

とまあ魚允中もついに辞意を撤回した。やれやれ。
井上馨のこの間の苦労というものは、後世の誰も何も言わずでねえ。

(つづく)