「引きこもりは弱いわけでも、人間として失格でもない」 引きこもり支援の重要性訴え 佐世保で実践交流会
「第5回社会的ひきこもり支援者全国実践交流会」(長崎新聞社など後援)が6日、
佐世保市三浦町のアルカスSASEBOで始まり、精神科医の服部祥子・
大阪人間科学大名誉教授の基調講演などがあった。7日まで。
不登校の子を支援している同市の市民団体「フリースペースふきのとう」などでつくる実行委が主催。
全国から学識者や福祉、教育関係者、行政職員ら約400人が参加。
講演した服部氏は、引きこもりについて「自己防衛のため学校に行かない、社会に出ないと決める人もいる。
弱いわけでも、人間として失格でもない」と指摘。「『引きこもりが恥ずかしい、
恥ずかしいから引きこもる』という悪循環を、どこかで断ち切って」と支援者の役割を強調した。
このほか、若者支援の政策をテーマにしたシンポジウムや支援者の交流会もあった。
7日は専門家による支援者対象の養成セミナー、引きこもり当事者と保護者が意見交換する
シンポジウムなどを予定。当日参加も可能(参加費3500円)。
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20100207/07.shtml http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1265764708/l50