熱血君、ニホンちゃんにとどめを刺した感想を聞かせて。
共倒れだったな
おめでとう!
ニホンちゃんはもう熱血君のものです!
熱血は、ニホンたちが通う通学路に
毎日律義にてめえのクソをこんもりと積んでったようなもんだ。
近鉄の野球帽の下から汗を滲ませながら、通りすがりの人の罵声や
悪臭に顔をしかめる様子にはあらんかぎりの逆ギレで対抗しながら。
頑張るね熱血君、と声をかけるものがあれば
満面に喜色を浮かべて、相手をどこまでも追いかけて、
水をかけられて石を投げられるまで、誰も聞いてない一人芝居じみた奇行を
毎日毎日繰り返して。
昔は子供たちが遊ぶ通学路だったのに、もうどこをみたって
クソがこびりついてない場所はない。
雨や風で洗われる日があっても、いずれうずたかく積み上げられる
朝取りウンコの事を思うと、一時の清らかさすら
繰り返される汚穢のコントラストのための
余興に過ぎないと思えてくる。
ここはもうだめだ。おめでとう熱血君。
ここは君の物だ、君と君のクソのためのものだ。