99 :
:
チョウセン人は、先ず短文から読解力を養おう。
すみませんが、在日タソの理解力レベルは小学生並みとご理解ください。
いままでにも、「無限に大量生産すると無限にコストダウン可能だ」とか
「三権分立を知らない」とかいった実例がありますので、そのつもりでないと
大変に危険です。
>>90 在日さん
高句麗語と日本語の語彙の一致率が高く、かつその内容が高句麗語と朝鮮語の
それよりも質的に勝っていると言っても、その一致率は4割行かないこともまた
確かなのです。その残りは夫餘・倭共通祖語から高句麗語と変化する過程で
周辺の言語の影響により高句麗語が失ったものとも取れますし、夫餘・倭共通
祖語から日本語への変化の過程で縄文語の要素が過半数を占めていたからとも
取れますので、何とも言えませんね。もちろんのことながら、日本語における縄文
語系と夫餘系のパーセンテージを示すことなど無理な相談です。
102 :
地球市民@ ◆iAfsEadC/U :03/05/19 19:26 ID:sPV0mLwQ
>>97 まあ、祖語があったという考え自体が、バベルの塔という聖書の思想からのものだから
各地で言語が独立してできたのか、ミトコンドリア・イブの話してした言葉が枝分かれして
できたのかは、今後の研究にかかってきますね。
ところで、さんちゃんによる精神崩壊のリハビリかい?
103 :
:03/05/19 19:26 ID:lAwdyWYH
文法的には朝鮮語と日本語は酷似していますから、
高句麗語も同様の文法を持っていたとすると、
数詞等の基本語が一致しているのですから、
高句麗語は日本祖語と相当似ていたと考えて良いのではありませんか。
日本と高句麗は同祖だといえますね。
104 :
:03/05/19 19:26 ID:PFzptW0F
いやしかし、経済の勉強をしてたときは今よりまだ理解力があったような気がするんだが・・・
105 :
:03/05/19 19:28 ID:Ch8eU/xS
>在日さん。
仮に夫餘・倭共通祖語があったとして、
それが半島と日本に渡る段階でお互いの地でそこの先住民の言葉と混成した可能性がある以上、
また、その先住民の言葉がなに一つわかって無い以上、
同時期に起こった二つの現象において、その影響が何%あるなどと計算できる物ではない。
ということでよろしいですか? 娜々志先生
>>95 在日さん
>では現在の日本語と高句麗語の30語の共通点があり
>その30語と現在の日本語では、どのような比率に?
????????
>>7 同じこと考えてる香具師ハケーン!!
しかしよく続けられるね、こんなリアルな御仁を相手に。
漏れはムリだよ。ログ読んだだけで頭痛バリバリ。
108 :
:03/05/19 19:28 ID:ehS0lUk8
>>104 対して変わりの無いような。
民族自尊心のかかった歴史は凄かったけどね。
>>103 低質燃料おことわり。ここは在日タソだけでじゅうぶんです。
>>104 でも、「孫悟空」シリーズではかなり参りました。
110 :
:03/05/19 19:31 ID:PFzptW0F
>>109 おそらく本人はもう忘れていると思われ<孫悟空シリーズ
111 :
:03/05/19 19:31 ID:Gt3VemBz
>>106 「?」の連続にワロタw
さすがに創造主さまでも手におえないかww
>>97 私共は仮説である事は認識しておりますし、信憑性があるとも思っております。
しかしこの在ちゃんは、あの図が事実としてどこかに存在し(日本書紀か魏志倭人伝)、
先生がそこから仮説を導いたと勘違いしている様でしたので。
>>102 毒をもって毒を制すですか……
青酸のかわりにサリンをという気が。
114 :
:03/05/19 19:32 ID:oFJrEsSk
>>101 彼の主張と思われるモノを想像するに、
夫餘→南北朝鮮。したがって、日本語の祖先は朝鮮語。
日本に言葉を教えたのは朝鮮。朝鮮=兄、日本=弟。
兄の一員であるウリ(を含む在日)を尊敬せよ。
てな所かと。全く是の打ち所がありません。
115 :
:03/05/19 19:32 ID:PFzptW0F
>>113 それを言うなら 二日酔いに迎え酒 だろ
116 :
在日:03/05/19 19:32 ID:DfEziQuU
>>98 なぜロッテに?自分達で企業をたてずに、なぜロッテに?
それは在日だからだよ。
>>101 つまりこういう事は?
80語ある内30語の共通点という事は
残りの60語は縄文語の影響で消えた。
つまり縄文語とは60パーセントであり、高句麗語は40パーセントを
日本語に占めていると。
117 :
:03/05/19 19:33 ID:RTYvBIsA
NHK見ろ!
総連離れキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
118 :
:03/05/19 19:33 ID:PFzptW0F
是の打ち所ワラタ
119 :
在日:03/05/19 19:34 ID:DfEziQuU
卒業はいつにしようか?今日中に考えておく。
120 :
:03/05/19 19:35 ID:Ch8eU/xS
>>116 在日さん
夫餘系祖語=高句麗語で無いことは、理解していらっしゃいますか?
121 :
:03/05/19 19:36 ID:PFzptW0F
>>116 だから、何度も言うが、娜々志娑无センセは、
「高句麗語が日本語に直接影響を与えた」とはひとことも言ってないわけだが。
122 :
103:03/05/19 19:37 ID:lAwdyWYH
娜々志娑无はどうして日本語と高句麗語の関係を認めようとしないのでしょう。
彼は言語学かわかっていませんね。
>>119 いや、まだ卒業できないよ・・・・・・あと数年はムリじゃないか?
ところでさ、『もし』高句麗語が縄文語のベースであると判ったら、
キミの内で何が証明されるの?
>>119 いちいち卒業なんて言わんでよろしい。
辞めたかったら勝手に辞めればよい事だ。
そして来たかったら他スレに迷惑をかけずに、真っ直ぐここに来いと言っているのだ。
>>103 朝鮮語の直系の先祖は新羅語ですが、新羅語は高麗語となる過程で
高句麗系渤海語の語彙を借用語として一部受け入れていることがわかって
います。そういう意味では、高句麗語と朝鮮語との比較に新羅語だけでなく
中世朝鮮語(高麗語の後身)も使用するというのは、高句麗語と日本語との
比較に比べて明らかに有利なはずです。それにも関わらず一致数は日本
語のそれと大差がなく、質的に見れば明らかに日本語に劣るという事実は、
新羅語と高句麗語は言語的にかなり遠い関係にあるということを強く示唆
するものです。その辺は李基文ら韓国の朝鮮語学者も認めているところ
でもあります。
126 :
:03/05/19 19:39 ID:Ch8eU/xS
>>116 在日さん
ロッテの社員の何%が在日だ、って、資料はあるのですか?
それともロッテ社員=在日なんですか^^?
>>126 ロッテの話題は言語学の授業が一段落してからにして下さい。
129 :
:03/05/19 19:42 ID:Ch8eU/xS
130 :
MONO:03/05/19 19:44 ID:3KLQaovp
>在日氏
反後四郎
菓子メーカー「ロッテ」に勤める係長ですが・・・
何故、在日だと判断できるのですか?
131 :
103:03/05/19 19:44 ID:lAwdyWYH
>>125 娜々志娑无へ
私は日本語と高句麗ごとの関係をいっているんです。
高句麗語は日本語の祖語であると考えても良いのではありませんか。
132 :
:03/05/19 19:46 ID:axEvkT7S
>>116 >80語ある内30語の共通点という事は
>残りの60語は
二桁の引き算を間違えないでー(;´д⊂)
>>129 すいませんね。普段ならともかく、
折角娜々志娑无先生が来て下さっている時に、そういう話をするのは
先生に失礼なので・・・・・・
>>130 ・・・・・・ファッキメ!
>>116 在日さん
>つまり縄文語とは60パーセントであり、高句麗語は40パーセントを
>日本語に占めていると。
まず、高句麗語は決して日本語の祖語ではないということをご理解下さい。
猿を見て「人間の先祖はこの猿だ」と言うのと同じくらいおかしな表現です。
高句麗語の先祖と日本語の先祖がもしかすると同じだったかも知れないという
ことに過ぎないのですから。それから、日本語に対する縄文語と夫餘系祖語の
比率は現状では数字としては出せません。縄文語60%、夫餘系40%の
可能性も一応ありますが、当然のことながら高句麗語の方でも変わっている
可能性が高いので、その数字をそのまま信じるのは危険です。
ななしだと在日さん答えてくれないのかな・・・
ということでコテハン名のります。
>>131 103さま。
横レスすみません。
高句麗語は文法がわかっていません。
また、夫餘系祖語=高句麗語ではありません。
ですから、高句麗語が日本語の祖語とは言えるだけの証拠はありません。
>>131 >>134をご覧下さい。高句麗語と日本語(倭語)は同時期に存在しています。
同時期に存在した言語は決して一方の言語の祖語にはなれません。
138 :
103:03/05/19 19:55 ID:lAwdyWYH
>>137 私は日本語は縄文語と高句麗語とのクレオールだと考えています。
被支配階級の縄文人が支配階級の高句麗語を使わざるを得なくなり
日本語ができあがった。
だから高句麗語が日本語の祖語といえます。
縄文語はタミール語と関係がある。
思うに、件の系統図で、
.┏→夫餘系祖語┫ .|
夫餘・倭共通祖語 ┫ .┗→高句麗語─(高句麗系渤海語) ┘
.┗→倭系祖語━┓
┣→倭語━━━━━━━━━━━━━━━━━→日本語
. 縄文語━━┛
倭語を形成した縄文語以外の言語を「倭系祖語」と名づけたのが誤解の元だったの
かも知れませんね。それだといかにも倭系祖語が倭語の祖語のように見えますから。
個人的には弥生人の持ってきた言語が倭系祖語ではなかったかと考えていますので、
弥生語とすれば誤解されることはなかったかも。尤も、そうすると弥生人とは何かという
新たな悶着が起きそうですけどね(汗。
もうひとつ。
今の日本語の文法は縄文語からの流れである可能性もある以上、
半島先住民の祖語と縄文語の段階で関係があった可能性もあります。
新羅語がそもそも、秦の使役を逃れてきた辰人によってもたらされた語彙がベースになっている可能性が高い以上、
現在の半島語のほうが、より変質した可能性のほうが高いとおもいますが。
>>139 便宜上の名称として『弥生語』なら問題ない気がしますが・・・・・・
素人考えですか?
あと、在日君は『弥生語』としていても、結局同じようにミスリードしていただろうと
思いますが。10000ペリカ位賭けてもいい。
142 :
:03/05/19 20:06 ID:xdCu2fJA
>尤も、そうすると弥生人とは何かという
>新たな悶着が起きそうですけどね(汗。
俺もそれが不思議。弥生人は中国南部から(移動経路には異論はあっても)
来たなら、文法体系も違うんじゃないの?
143 :
103:03/05/19 20:10 ID:lAwdyWYH
朝鮮語と高句麗語の関係を全く否定するのが理解できない。
朝鮮語も半島先住民と高句麗語とのクレオールでしょう。
高句麗人は半島を征服した後日本も征服した。
高句麗の方が早く文明に目覚めたのは考古学的にも否定できないんじゃないんですか?
144 :
GR1 ◆zzpt3pvQcs :03/05/19 20:12 ID:Oz3u0jfw
娜々志娑无 ◆1ONcNEDmUA殿!ご苦労様です。
在日君は、8時になるとおねむのようなので、今日はもう現れないでしょう。
彼は、倭系祖語の祖語の意味が単なる名称であることが、理解できなかったのでしょうね。
せっかくご降臨中なので質問、クレオールの実例(単語など)があったら教えてください。
146 :
_:03/05/19 20:13 ID:i1AnsRBP
文明にはやく目覚めたからといって言語が残るとは
限らないという常識さえわきまえていないようだ…
>>143 103さま。
>高句麗人は半島を征服した後日本も征服した。
いつの出来事でしょう??
148 :
竹埼委長 ◆JmPatBlE76 :03/05/19 20:14 ID:te52pIRv
103さま。
半島を統一したのは、新羅人(新羅出身者)ではなかったですか?
150 :
:03/05/19 20:16 ID:Gt3VemBz
>>143 >高句麗人は半島を征服した後日本も征服した。
ん?日本って征服されたの?いつ?
>>138 103さん
高句麗語という呼び名は高句麗という国家が誕生した紀元前37年以降の
ものに限定して使うべきですよ。何せそれ以前に高句麗は存在しないのです
から。高句麗成立以前のそれは夫餘系祖語と呼ぶべきものです。当然、
縄文時代が終わったのは紀元前4〜5世紀の時点でその支配層とやらの
夫餘系の言語に対して高句麗語という名称を与えるのは不適切ということに
なります。
152 :
:03/05/19 20:17 ID:+9K5npXi
153 :
GR1 ◆zzpt3pvQcs :03/05/19 20:18 ID:Oz3u0jfw
>>142 DNAじゃないけど、どこで、言語の分化が始まったかで、いろいろあるんじゃないかな?
北方アジア系共通祖語とか南方アジア系共通祖語、あるいは、
アフリカに人類共通祖語とかあったりして。
さて、
文法の分化はどの辺で始まったのだろう?
アジアの言語の南方系と北方系との共通性と違いは?
娜々志娑无 ◆1ONcNEDmUA先生!この辺の面白い話し合ったらよろしく
154 :
:03/05/19 20:25 ID:Gt3VemBz
(´-`)。oO(身勝手な仮説をぶちまけるくせに
都合が悪くなるとさっさと逃げ出す奴ってキライ。)
>>143 103さん
古代の朝鮮半島において高句麗が新羅よりも先進的でかつ強大な国家であった
ことに異論はありませんし、高句麗語と新羅語(中世朝鮮語は
>>125のような事情
があるのでしばらく措く)の間にはいくつか一致するものがあることもまた事実です。
しかしながら、その一致状況を見る限り、日本語と高句麗語のそれとは数的にも
質的にも劣るものと言わざるを得ません。私は新羅語と高句麗語との間に一致語彙
が存するのは、この両言語がかつて共通の祖語を有していたことによるものでは
なく、単に後発組の新羅が先進国の言語である高句麗の語彙を借用したことによる
のではないかと考えています。そうとでも考えないと高句麗語と朝鮮語(新羅語)の
数詞のあの不一致状況は説明出来ないように思いますので。
156 :
103:03/05/19 20:29 ID:lAwdyWYH
高句麗人という言い方が語弊があったかもしれませんね。
後の高句麗人=夫餘人=弥生人ですね。
157 :
:03/05/19 20:32 ID:P+Iz+ycK
>>156 その考え自体が貴方の仮定から始まる意味のない考えだと思うのは素人考えなのか。
>>153 GR1さん
無理なことを言わないで下さいよ(汗)。私はもともと文献日本語史が専門でして、
日本語であっても文献のない時代のことは得手ではありませんし、ましてや日本語
以外の言語はからっきしなのですから。今でも十分に自分の専門を斜め上に逸脱
して物を言っているという意識がありますのに、人類共通祖語なんてそんな駄法螺
は吹けませんがな。
159 :
103:03/05/19 20:33 ID:lAwdyWYH
>>155 単なる単語の借用程度であれほど日本語と朝鮮語の文法が似てくるとは思えません。
160 :
:03/05/19 20:37 ID:PFzptW0F
英語と中国語も文法は似ているわけだが(笑)
161 :
GR1 ◆zzpt3pvQcs :03/05/19 20:39 ID:Oz3u0jfw
在日君の
>>79 >(びっくりマンチョコは)ロッテしか作ってないだろ。
>日本人の会社じゃないのだから、発案者は在日だろ。
は凄いな(w
ロッテの取引会社や下請け、従業員は全部在日なんだろうか?
このような考え方だから、高句麗語は日本語の元とか言い出すんだな。
渋谷で一人とっ捕まえて、そいつが在日だったとしても、渋谷にいるやつが、
全部在日というわけではない。
共通語彙も同じ・・
在日君よ!この辺どう思うのかな?明日までの宿題だ。
朝起きたら答えるように
162 :
103:03/05/19 20:40 ID:lAwdyWYH
>>157 この仮定を否定することができますか?
考古学的にももっともあり得ると思う。
163 :
:03/05/19 20:42 ID:PFzptW0F
>>162 つーかすでにバッチリ否定されてるわけだが・・・
164 :
:03/05/19 20:42 ID:P+Iz+ycK
>>162 済まない、時間がないのでレスできない。
勝利宣言(ハン板風)と思って頂いて結構です。
お邪魔しました。
>>162 遺伝的にも、日本人はモンゴル系との研究結果もあるし、
日本語はウラルアルタイ語族が南方系(東南アジアや、太平洋諸島)と交わって出来たものだと思いますけど?
まぁ、高句麗語とも親戚だとは言えなくは無いですが。
103さま。
そもそもその弥生人が誰か?って話になりますね^^
こういうはなしがあるの、ご存知ですか?
「山海経」海内東経
この書は、中国の伝説上の時代である「禹」王朝の頃、
「禹」を助けて治水に成功した伯益の著作と伝えられる地誌である。
「蓋国は鉅燕の南、倭の北に位置し、倭国は燕国に属す」。
この文章によれば、今の河北省の北半部から遼東半島にかけた一帯にあった国とされ、
その燕国の南に蓋国が在り、倭はその蓋国の南にあって、燕国に臣下の礼を取る立場にあったということになる。
167 :
:03/05/19 20:45 ID:0IrIxJEV
否定できないから事実っていうのも短絡的だな
169 :
GR1 ◆zzpt3pvQcs :03/05/19 20:48 ID:Oz3u0jfw
>>158 無謀すぎたかな(w
失礼!
>>142さんじゃないけど、中国語の語順と、日本語・韓国語の語順は確かに違いますよね?
そう考えると、韓系祖語と弥生・縄文系の言葉にも、共通の祖語があったのだろうか?たとえばアルタイ語のような・・
それとも、文法は後から人為的に変えたりするのだろうか?
この辺で面白い話があったらよろしく
170 :
_:03/05/19 20:48 ID:xjhnO9Pd
短絡的なのではなく、病的なんだよ>否定できないから仮定を信じろ
171 :
:03/05/19 20:49 ID:Gt3VemBz
103さんのレス、全部短いし補足資料も全く無いな。
それじゃあ仮説としてどうだろう。
揚げ足取られないようにしてるのかな?
三国志魏書 東夷伝には、夫餘についてこう書かれています。
夫餘はもと玄菟に属す。漢末、公孫度海東に雄を張り、外夷威服し、夫餘王尉仇台さらに遼東に属す。
夫餘人の言語に関してひとつ面白い事実を紹介しておきましょう。弁韓の
地名に「玄驍県」というのがあるのですが、『三国史記』はその地名に関して
「玄驍県本推良火県一云三良火」と記しています。「玄驍県」はもとは「推良
火県」という名で、また「三良火」とも言ったという意味であると解されますが、
「推良火」の「推」は訓読字で「mir」と読む字ですから、その別名として挙げ
られている「三良火」と対応していると考えると、「三」は「mir」ということに
なります。即ち、高句麗語の数詞「3」として再構されている「mir」とまったく
同じということになるわけですね。これをどう解釈するかですが、言語学の
経験則に「先住民の言語は地名に残る」というのがありますので、かつて
弁韓の地に夫餘系の言語を話す人々が住んでいたのではないかと推測
することが可能です。以下は私の推測に過ぎませんが、この弁韓にいた
夫餘系の連中こそが後に北上して高句麗を始めとする夫餘系諸国家を
建設したのではないでしょうか。高句麗の文化や神話に南方系の片鱗が
窺えるのもそのせいではないかと。
ちなみに、そのうちの一部はもしかすると日本に来たかも知れません。
これも断片的な資料で申し訳ありませんが、『三国史記』に「城門名。
加羅語謂門為梁云」という一節があり、加羅語では門のことを「梁」と言った
ことがわかりますが、「梁」は訓読字で「tur(tor)」と読むそうです。日本語
では「門」や「戸」のことを「ト」と言いましたから、この加羅語と日本語とは
発音的にも意味的にも一致するということになります。弁韓と日本の関係
の深さは皆さんもご存知の通りですので、もしかすると加羅語と捉えている
ものが実は日本語である可能性もありますが、実に興味深い例であること
は確かだと思います。
ちなみに古文書に表われた「倭」の記述について
「論衡」
周の時、天下泰平、越裳白雉を獻じ、倭人ちょそうを貢す
成王の時、越常、雉を獻じ、倭人ちょ草を貢す。
※「ちょう。黒黍を醸して酒と為す。ちょうと曰う。芳草を築き以って煮る、鬱と曰う。鬱を以ってちょうに合し、鬱ちょうと為す。之に因りて草を鬱金と曰い、亦ちょう草と曰う。」(説文通訓定声)
※成王は周の二代の天子で、紀元前1115から1079年の人。日本では、縄文中期の終わり、縄文晩期のはじめ頃に当ります。
「後漢書」
東夷伝第七十五.東夷伝倭の条「建武中元二年、倭の奴国奉貢朝賀す、使人自ら大夫と称す、倭国の極南界なり、光武賜うに印綬を以ってす」
※建武中元二年は西暦57年にあたる。
176 :
GR1 ◆zzpt3pvQcs :03/05/19 21:18 ID:Oz3u0jfw
>>174 >先住民の言語は地名に残る
日本の地名も縄文系の地形の名称じゃないかと思えるのですが。
日本各地の地名に、崎と浦、み、しお、ない(だい)、等がついたものがありますね。
特に、みうら、みさき、やまざきは、いたるところにありましたね(w
古い日本語で、地形を言った言葉が地名になったように思えてなりません。
それから、富士はフジヌプリ(火の山)が語源って説はどうなんでしょうね?
>>169 GR1さん
安本美典氏は日本語・アイヌ語・朝鮮語の共通祖語として古極東アジア語なる
ものを想定していますね。で、この3言語の間ではアイヌ語と朝鮮語が最も語彙
の共通するものが多いのだとか。あと、朝鮮語に関しては中国語の影響も見逃せ
ません。103さんは
>>143で朝鮮語は高句麗語と先住民族の言語(韓系祖語の
ことでしょう)との間のクレオールであると主張しておられましたが、私はむしろ
韓系祖語と中国語の一方言との間のクレオールではないかと考えています。
何せ文献のない時代のことですし、有気音の存在ぐらいしか状況証拠は挙げられ
ませんがね。
娜々志先生
クレオールがおこる場合、語順が先住民の言語であることって、普通にあることなんですか?
そうであれば倭も夫餘もその先祖の語彙をその地に残し、語順は消えたのかもって、考えてもいいのかな、と。。。
179 :
_:03/05/19 21:27 ID:M4J9Fh+F
中国の商(殷)では身体に刺青を入れ、「天」を奉り、鳥居のような建築物が
あったらしいことから、縄文人やその後の日本の神道にも共通するところがあるんだよな。
商の崩壊時や中国の内乱ごとに脱出した人達が日本に到着してもおかしくはないな。
朝鮮経由もあっただろうし、島沿いに来る可能性もある。
ただ言えるのは、朝鮮は経由地でしかない。
>>176 GR1さん
「先住民の言語は地名に残る」の典型は東北地方に見えるアイヌ語地名でしょう。
ただし、富士山の地名がアイヌ語起源というのはどうでしょうねぇ。アイヌ語では火は
apeのはずです。樺太方言なら、unciですから多少近くはなりますが。
181 :
GR1 ◆zzpt3pvQcs :03/05/19 21:29 ID:Oz3u0jfw
>>174追加
韓国南部+西日本を倭と呼んでいたという説を聞いたことがあります。
182 :
103:03/05/19 21:42 ID:lAwdyWYH
>>ともさんの話は私の仮説を裏付けるものでしょう。
倭=夫餘(=高句麗=弥生人)
後漢書東夷伝に依ると
一〇七年に倭国王師升等後漢に生口一六〇人を献じる
とあります。
師升等という夫餘人に支配されていた。
>>181 GR1さま
弁辰
弁辰は辰韓と雜居し、また城郭あり。衣服・居處辰韓と同じ。
言語・法俗相似る、鬼神を祠祭するに異あり、竃を施(もう)けるに皆戸西(家の西)にあり。
その[シ賣]廬國倭と界を接す。
十二國また王あり、その人形皆大。衣服は潔清にして、髮長し。また広幅細布を作る。法俗特に嚴峻
>倭と界を接す
海が間にあれば、こうは書かなかっただろう、という指摘もあります^^
>>182 103さま。
支配もなにも^^;
結局倭が今の日本人の祖先なわけでしょ^^?
>>178 ともさん
現在クレオールとして知られるものには英語系・フランス語系・スペイン語系・
ポルトガル語系・オランダ語系などがありますが、どの言語系かに関わらず
それらの言語には以下のような特徴があるそうです。
(1)語彙は支配層の語彙に由来するものが多数を占めている。
(2)文法が非常に簡略化されている。
ただ それとは別の報告もあります。銅島(メドニイ・オストロフ)のアレウト語
の例です。銅島はカムチャツカ半島の近くにある島で、そこにはエスキモー系
の言語であるアレウト(アリューシャン)語を話す人々が住んでいました。そこ
にロシア人の狩猟者がやってきてアレウト人と混血しました。その時の人口比
はアレウト10に対してロシア1の割合でした。その後ほどなくして捕鯨が衰える
と銅島へのロシア人の流入は止まってしまいましたが、100年間ほど経って
銅島の言語を調査したところ、銅島のアレウト語は大きく変化していることが
わかりました。動詞の語幹部分はアレウト語のままなのに、動詞の活用形式
はロシア語という言語になっていたのです。まさに混合言語となっていたわけ
ですね。それ以外は文法的にも語彙的にも銅島のアレウト語は純粋なアレウト
語の形式を保っていたということです。この例のロシア人を支配層と言えるか
どうかは微妙なところですが、少数派の外来言語と多数派の在地言語が混合
したらどうなるかを見事に示してくれた例として貴重なものと言えるでしょう。
186 :
:03/05/19 22:01 ID:83B8vk8N
>>182 こんなのみつけてみた。
「後漢書東夷伝」は、西暦一〇七年「倭国王師升等(以下帥の場合を略)、
後漢に生口百六十人を献じた」と伝えています。この「倭国王師升等」については、
「倭国王、師升等」(倭の国王、師升ら=倭の国王である師升とその連れ)と
これまで解釈されていました。けれども、国王自ら朝貢したわけではないでしょうから、
使いを遣わして生口を献じた人物を倭の国王とするならば、複数人を示す「等」の文字は蛇足で、
「倭国王師升、後漢に生口一六〇人を献じた」で十分です。だから、「等」の文字が存在する限り、
これまでの読み方の「倭国王、師升等」(倭の国王、師升ら)は、納得し難いものでした。
一方、古事記及び日本書紀(以下記紀という)に第六代孝安天皇とされる
「國押人命(くにおしひとのみこと)」の墓碑が、奈良御所現孝安天皇陵(玉手岡上陵)周辺で得られていて、
解読結果などから「國押人命」の生存年を西暦四二〜一一八年とすることができますので、
西暦一〇七年に後漢に朝貢したときの倭国の王も、この「國押人命」と同一人物と考えられます。
「倭国王師升等」を「倭、国王師飛等」(倭のくにおしひと、「升」を「飛」の略字とする)と音訓混じりで読むと、
墓碑から得られた「國押人」と偶然とは言えない確かさで一致しているのです。
徐福の渡来の事実が判明し、我が国における漢字の伝来も西暦前三世紀末まで遡れることが分かってくると、
倭人は既に西暦前から漢字に訓読を与え、あるいは漢字の音を真名として利用し、
それらを使って人名などを表記していたとしてもよさそうです。
九州の同時代の古墳の陵主名や神武天皇以降の天皇などの墓碑名が、
同じ表記法となっているのも傍証になるでしょう。
我が国では「國押人」を音訓混じりで「国王師飛等」とも書いていたので、
それが中国では我が国の国名の「倭」と併さって「倭国王師升等」となってしまったのでしょうか。
>>185 娜々志先生。
ありがとうございます^^
やっぱり文法よりも語彙の方が影響を受けやすいってことになりますか?
>>187 ともさん
語彙だけなら「借用」という形で世界中の言語がリアルタイムにやっています。
言語の三要素の中ではやはり文法が一番影響を受けにくいようですね。
日本語も中国語の影響をあれだけ受けていながら、文法面ではほとんど影響を
受けていません。語彙はもちろんですが、音韻面でもかなりの影響(語頭ラ行音
の許容、語頭濁音の許容、拗音の許容、撥音・促音の受容、母音連続の許容、
等々)を受けているのに、結局語順はまったく変わっていませんからね。まぁ
文体の方はかなり影響を受けてはいますが。
189 :
GR1 ◆zzpt3pvQcs :03/05/19 22:14 ID:Oz3u0jfw
>>185 文法はあまり変わらないってことですかな?
>>186 徐福の渡来・・徐福伝説ですか
実際のところどうなんですかね?
娜々志娑无先生はどう思われますか?
本当なら、非常に面白いんですが、遺跡でも日本で出ればいいんですがね
こんなのもみつけました〜^^
三国史記、高句麗本紀には、高句麗王の弟が、倭山で二度狩猟した旨の記述があり(132、146)、倭山という地名が高句麗内に存在したことを教えてくれます。
山海経、海内北経は「葢国は鉅燕の南、倭の北に在り。倭は燕に属す。」と記しています。葢国とは、朝鮮半島東北部の葢馬大山付近に存在した国を指すようで、
これは?(カイ)と考えられますが、倭という民族は、北は高句麗領域から、南は日本列島に至るまで大きく広がっていたのです。
そして、そのうちの楽浪海中の倭人が、時折、楽浪郡か燕を訪れて挨拶していたことになります(漢書地理志、燕地)。
103さま。わたしは103さまの主張を否定してるわけではないですよ^^
っていうか、そういう意味では高句麗と日本は親戚の国みたいなもんじゃないかって思ってます。
>>186 http://www.inetmie.or.jp/~jin/KORY.htm このページですね。ところで「國押人命(くにおしひとのみこと)」の墓碑が
見つかったというのは本当でしょうか。西暦1世紀の頃の漢字資料が日本
で発掘されたとあれば、世紀の大発見のはずですが、寡聞にして私は
聞いたことがありません。2世紀前半の土器にたった1文字、しかも「奉」
なのか「年」なのかわからないような曖昧な記号が刻まれていたというだけ
でもあれだけ大騒ぎになったのに、これが墓碑となれば国宝級の大発見
でしょう。どうもあやしいですなこのペエジは…。
192 :
地球市民@ ◆iAfsEadC/U :03/05/19 22:26 ID:ZonTfcPo
リハビリ中の講師がいるスレはここでつか?
墓碑^^;
あやしい^^;;;
解読〜とかしなければ、まだもっともらしいのに^^;
194 :
186:03/05/19 22:31 ID:83B8vk8N
>>191 そうなんですね・・・・
いや、その辺の知識は極めて疎いのでつが、
読んでてなんかおもしろい説だなっと思ったもので・・・
195 :
103:03/05/19 22:33 ID:lAwdyWYH
>>186 倭国王師升等を「倭、国王師飛等」と読むなんて苦しすぎますね。
普通に「倭国王、師升等」と読めばいいので
師升等はとても日本人の名前とはいえませんわな。
どうして支配、被支配の関係を認めようとしないのでしょう。
>>195 倭語とするのが困難であり、高句麗語とするのが適切だとする根拠は???
>>194 186さま。
國押人命(くにおしひとのみこと)は日本書紀に出てくるのは確かなんでしょ?
(調べてないけどそこまで嘘とも思えないけど^^;)
そしたらありうる話かも?ですよね^^
卑弥呼だって日本書紀に出てくるって説もあるし