1 :
古参兵:
2 :
古参兵:02/04/12 17:23 ID:uyEmXBeW
3 :
古参兵:02/04/12 17:24 ID:uyEmXBeW
主な登場人物 (一部抜粋、順不同)
ニホンちゃん‥‥‥‥可憐で弱気な美少女。
カンコ君‥‥‥‥‥‥弱気なニホンちゃんになにかとちょっかいを出すが自滅する事多し。強きに従い弱きをいたぶる。
キッチョム君‥‥‥‥カンコ君の兄弟。ヒッキーで栄養失調だけど、いつもナイフを持ってうろついてる。
チューゴ君‥‥‥‥‥クールで不気味な策士。クラスの不良的存在。タイワンちゃんによくちょっかいを出している。
タイワンちゃん‥‥‥おとなしいが芯がつよい。ニホンちゃんと仲良しでアメリー君が好き。
アメリー君‥‥‥‥‥なんでも自分が一番だと思っている。陽気な乱暴者でクラスの番長。
ラスカちゃん‥‥‥‥アメリー君の義理の妹。小動物的可愛さを持つ。3年地球組の生徒でウヨ君の同級生。
カナディアン君‥‥‥影が薄い。アメリー君にコンプレックスを抱いてる。義理の妹に嫌われているらしい。
キューバちゃん‥‥‥アメリー君にいじめられる貧乏少女。歌が好きでバレーボールが上手。
イン堂君‥‥‥‥‥‥カレーを作らせたら右に出るものはいない。隣家のパキスちゃんとは犬猿の仲。
マレーシア君‥‥‥‥飼い犬はマハティールという名前。アメリー君を見ると噛み付く。
インドネシアちゃん‥ニホンちゃんと友達。頑固なお父さんにちょっと反抗期かも。
ベトナちゃん‥‥‥‥昔アメリー君とけんかしたときの後遺症なのかどこか影のある少女。
ロシアノビッチ君‥‥元々はボンボンだがパパが事業に失敗して貧乏暮らし。未成年だけど酒を飲みまくっている。
エリザベス‥‥‥‥‥祖父は自治会会長。権謀術数に長けたお嬢様。ちょっと嗜虐的なところがある。
フランソワーズちゃん‥料理自慢のおしゃれな娘。でもワガママ。エリザベスちゃんとの仲は宿敵と書いて友と読む。
ゲルマッハ君‥‥‥‥金髪碧眼で理屈っぽい。ケンカは強い。
アーリアちゃん‥‥‥ゲルマッハ君の双子の妹。
マカロニーノ君‥‥‥体力無しのナンパ師(w
トル子ちゃん‥‥‥‥ニホンちゃんの友達。和菓子屋おす饅堂の看板娘。
オージー君‥‥‥‥‥オージー牧場の陽気なカウボーイ。カナディアン君と同じく影が薄い。田舎なまりがある。
フラメンコ先生‥‥‥5年地球組の先生。情熱的指導で子供たちを導く。
4 :
古参兵:02/04/12 17:24 ID:uyEmXBeW
どうも皆さん初めまして。
当サイトは巨大匿名掲示板 2ch で大好評連載中の
連続小説ドラマ小説ニホンちゃんをまとめたサイトです。
元ネタはこちら
http://teri.2ch.net/test/read.cgi?bbs=korea&key=994719628&ls=100 さて、2ch からこちらにいらした方はともかく、「ちゆ12歳」など、
このサイトの元ネタを知らずにここに来た方には、まず知っておいてもらいたいことがあります。
このサイトにある100話以上小説ですが、驚くべき事に
その全てが(多少の脚色はあるものの)歴史的事実に基づいています。
とても信じられない? では、そんなあなたに質問です。
問題1 サクラのソメイヨシノはどの国が起源でしょうか?
問題2 寿司はどの国が起源でしょうか?
問題3 剣道はどの国が起源でしょうか?
答え 上記問題1、2、3ともに正解は韓国
嘘だと思いましたか? その通り、上記の答えは全て真っ赤な嘘です。
ただし、これを大まじめで主張している国があります。
それが韓国です。
言っておきますが個人がおかしな電波を飛ばしているのではありません。
韓国のマスコミなどが本気で言っているのです。
例えば剣道などは以下のサイトがとても詳しいです。
剣道の起源は韓国にあり!?
http://www.geocities.co.jp/Athlete-Acropolis/6963/ これらは氷山のほんの一角にすぎません。
韓国は知れば知るほど訳がわからなくなってくる謎の国です。
興味がわいたなら、2ch のハングル版を覗いてみればどうでしょう?
2ch ハングル版
http://teri.2ch.net/korea/index2.html 色々書いてきましたが、このサイトはそんな韓国に対して、
もう怒るのや呆れるのを通り越し、笑うしかねーYO! という立場に立っています。
読んでみればわかりますが、カンコ君に対する東海より深い愛情が感じ取れることでしょう。
それと一応最後に断っておきます。
本ドラマは全くのフィクションであり、実在の国家・指導者とは何の関係もありません。
5 :
古参兵:02/04/12 17:31 ID:uyEmXBeW
前スレの801のせいで前スレに張れなかったニダ!!
前スレ801は謝罪と賠償をするニダ!!
______
/_ |
/. \ ̄ ̄ ̄ ̄|
/ / ― ― |
| / - - |
||| (6 > |
| | | ┏━┓| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ┃─┃| <
>>5 正直スマンカッタ。
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地鎮祭(偽)
フランソワーズちゃん
『
>>1 あなたこのスレ立ち上げた人?勝手な事しないでよ。』
チューゴ君
『私は構わん。』
マカロニーノ君
『あ、そうか。チューゴは同人板から来たんだ。
あそこは、スレッドのパート2を作れるのは1000を踏んだヤツだけ、
という血のオキテがあるらしい。』
チューゴ君
『私は一向に構わん。』
ロシアノビッチ君
『以前同人板を覗いたら、オキテを知らないヤツが・・・』
チューゴ君
『私は一向に構わんっっっっっっ!!!!』
【ウリナラの星】
カンコくんは、実にみにくい少年です。
顔は、ところどころ、味噌をつけたようににきびがあり、表面は、ひらたくて、えらが張っています。
クラスメイトは、もう、カンコくんの顔を見ただけでも、いやになってしまうという工合でした。
たとえば、ザイニーくんも、あまり美しい少年ではありませんが、カンコよりは、ずっと上だと思っていましたので、
夕方など、カンコくんにあうと、さもさもいやそうに、しんねりと目をつぶりながら、首をそっ方へ向けるのでした。
もっとちいさなおしゃべりのタイワンちゃんなどは、いつでもカンコくんのまっこうから悪口をしました。
「ヘン。又出て来たね。まあ、あのざまをごらん。ほんとうに、アジア町の仲間のつらよごしだよ。」
「ね、まあ、あのえらの大きいことさ。きっと、かえるの親類か何かなんだよ。」
こんな調子です。おお、兄と慕うチューゴくんならば、こんな生はんかのちいさい少女は、もう名前を聞いただけでも、
ぶるぶるふるえて、顔色を変えて、からだをちぢめて、木の葉のかげにでもかくれたでしょう。
ところがカンコくんは、ほんとうはチューゴの兄弟でも親類でもありませんでした。かえって、カンコくんは、アジア町の
中の宝石のようなニホンちゃんの兄さんでした。ニホンちゃんはお魚を食べ、カンコくんは犬をとってたべるのでした。
それにカンコくんには、ながい歴史もするどい技術くちばしもありませんでしたから、どんなに弱い子供でも、
カンコくんをこわがる筈はなかったのです。
【ウリナラの星】
それなら、大(韓)という苗字のついたことは不思議なようですが、これは、一つはカンコくんのエラがやたらに大きくて、
風を切って翔けるときなどは、とても大きく見えたことと、も一つはなきごえがうるさくて、とても大きい為です。
もちろん、兄であるチューゴくんは、大と名乗ることをひじょうに気にかけて、いやがっていました。
それですから、カンコくんの顔さえ見ると、肩をいからせて、早く名前をあらためろ、名前をあらためろと、いうのでした。
ある夕方、とうとう、チューゴくんがカンコくんのうちへやって参りました。
【ウリナラの星】
「おい。居るかい。まだお前は名前をかえないのか。ずいぶんお前も恥知らずだな。お前とおれでは、よっぽど人格が
ちがうんだよ。たとえばおれは、世界の歴史をどこまででもさかのぼっても出てくる。おまえは、どこかの属国か、
植民地でなくちゃ、出て来ない。それから、おれの領土や文化を見ろ。そして、よくお前のとくらべて見るがいい。」
「チューゴさん。それはあんまり無理です。私の名前は私が勝手につけたのではありません。檀君さまから下さったのです。」
「いいや。韓の苗字だけなら、神さまから貰ったのだと云ってもよかろうが、お前のは、云わば、おれの大中華の苗字と
檀君と、両方から借りてあるんだ。さあ返せ。」
「チューゴさん。それは無理です。」
「無理じゃない。おれがいい名を教えてやろう。小韓というんだ。小韓とな。いい名だろう。
そこで、名前を変えるには、改名の披露というものをしないといけない。いいか。それはな、首へ小韓と書いたふだを
ぶらさげて、私は以来小韓と申しますと、口上を云って、みんなの所をおじぎしてまわるのだ。」
「そんなことはとても出来ません。」
「いいや。出来る。そうしろ。もしあさっての朝までに、お前がそうしなかったら、もうすぐ、つかみ殺すぞ。
つかみ殺してしまうから、そう思え。おれはあさっての朝早く、アジア町のうちを一軒ずつまわって、お前が来たかどうかを
聞いてあるく。一軒でも来なかったという家があったら、もう貴様もその時がおしまいだぞ。」
「だってそれはあんまり無理じゃありませんか。そんなことをする位なら、私はもう死んだ方がましです。今すぐ殺して下さい。」
「まあ、よく、あとで考えてごらん。小韓なんてそんなにわるい名じゃないよ。」チューゴは大きくふんぞり返って、自分の家に
帰って行きました。
11 :
古参兵:02/04/12 17:43 ID:uyEmXBeW
>>7 勝手に立ててスマソ
漏れが800を書き込んだらいきなり「現在492キロ」です
という警告が出たのであせって新スレを立てたが・・・
結局前スレに張れなかった・・・無念
前編おわりです。
『ニホンちゃんの世界観を壊すな。ヴォケ!!』と、私の書き込みはよく言われるので
書き込むのもチト怖いです。
ちなみに原作は宮沢賢治の童話です。
別スレで推敲していたら、ニホンちゃんの世界向けになってしまいました。
13 :
古参兵:02/04/12 18:40 ID:GN1PBZ1e
age
14 :
_:02/04/12 20:34 ID:Lvu5PvZn
ちとワケアリあげ。
15 :
machina@長期反省中:02/04/12 21:46 ID:eTgz1pW2
>1-7
スレ立て&地鎮祭お疲れさまです
polesterさんもお疲れさまでした
新スレ移行奉祝age
16 :
:02/04/12 23:10 ID:2f8giUUJ
新スレおめでとうございますage
>15
続き、楽しみにしております…(コソ
17 :
:02/04/12 23:24 ID:3qBxu2xl
ウヨ君のキャラ紹介はどうなったんだ?
18 :
:02/04/12 23:43 ID:3qBxu2xl
19 :
名無しのゴンベ ◆TWFgpxs. :02/04/13 01:16 ID:ATLrHbkM
一部の人には何故か人気の乳バンドニダーズ。彼らの新曲(と言っても実は曲は朴李)を全世界に先駆けてゲットしました
それではお聞きいただきましょう。ニダーズで「Live in Korea」
ウリナラマンセー ウリナラマンセー
パンマンニョンの ウリナラマンセー
イルボンなんて 相手じゃないニダ
イルボンなんて 相手じゃないニダ
ウリナラマンセー ウリナラマンセー
イルボンの 兄の国ニダ
イルボンは 朝貢しる
イルボンは 朝貢しる
イルボンは謝罪しる
賠償も忘れちゃ駄目ニダ
謝罪しる
賠償しる
反省しる
ウリナラマンセー ウリナラマンセー
イルボンの 兄の国ニダ
イルボンは 朝貢しる
イルボンは 朝貢しる
イルボンは謝罪しる
賠償も忘れちゃ駄目ニダ
謝罪しる
賠償しる
20 :
名無しのゴンベ ◆TWFgpxs. :02/04/13 01:17 ID:ATLrHbkM
−間奏−
イルボンは謝罪しる
賠償も忘れちゃ駄目ニダ
ウリナラマンセー ウリナラマンセー
パンマンニョンの ウリナラマンセー
イルボンなんて 相手じゃないニダ
イルボンなんて 相手じゃないニダ
イルボンは謝罪しる
賠償も忘れちゃ駄目ニダ
謝罪しる
賠償しる
反省しる
21 :
名無しのゴンベ ◆TWFgpxs. :02/04/13 01:20 ID:ATLrHbkM
解説
えー元ネタと言うより原曲はカウボーイビバップOST2収録の「LIVE in Baghdad」です
フランソワーズファイブ書いてたらそのデータが入ったHDがあぼーんしてしまいまして、こんなお目汚しでご勘弁を
遅れましたが新スレおめでとうございます
22 :
:02/04/13 06:16 ID:FeSyGEOW
>>7バキねた地鎮祭ワロタ
エリザベスちゃんを背負って水上走行するチューゴくんの図が思い浮かんだ(藁
>>22 即興で行った地鎮祭なので(偽)としておきました。
きちんとした地鎮祭を暖めていた人、よろしかったら発表してください
24 :
名無しの可能性30% ◆grKpCTEE :02/04/13 11:21 ID:nCCh5rDT
新スレおめでとうございます。+地鎮祭お疲れ様でした。
次のネタは何にしようかと検討中です。
25 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/04/13 15:27 ID:ChvGAdSZ
面白いのは確かかも。
今から5000年も昔、地球町の裏山に飛行物体が着陸した。
ゾヌ星から送り込まれたゾヌランドである。
ゾヌランドの中では一匹の犬が長い眠りについていた。
・・・そして、長い歳月が流れた。
ある日、世界町にある高層ビルが、次々と連鎖して崩壊を始めた。
阿鼻叫喚の地獄絵図が町で繰り広げられる中、眠っていたゾヌランドが、
半万年ぶりに目を覚ました。
「ぞぬ・・・ぞぬよ・・・。起きよ・・・時が来た。ニーダー一族がやってきたのだ。」
けたたましくなるサイレン。点滅する「緊急事態」のマーク。
そして透明なカプセルが開き、中からは1匹の犬が現れた。
【第1話】戦士よ。ゾヌランドに集結せよ。
春先の公園。桜の舞い散っていた。
「えい!!やぁ!!」
黄色い拳法着に身を包んだ女性が、ツバメのように軽い身のこなしで演武をしていた。
そろそろ休もうかしらと、動きを止めたまさにその時、なんの前触れもなく、彼女の
目の前のビルがガラガラと崩壊を始めた。
「アイヤ〜〜〜〜〜〜〜」
パニックに陥った彼女は、意味もなくごろごろと前回り受け身を繰り返すが、
ビルの破片は無慈悲に彼女に襲いかかってくる。
「アイヤ〜〜〜もうダメダヨ〜〜〜」
逃げられない、そう思った彼女はその場で頭を抱えてしゃがみ込み、難を逃れようと
体を小さくたたむ。
(・・・あれ?破片・・・こないヨ〜〜〜)
彼女がおそるおそる顔を上げると、襲いかかった数々の破片は、目に見えない
壁のようなものが現れて、それらを悉くはね除けたていた。
(アイヤ〜〜〜)
あたりが静寂を取り戻し、自分を不自然に避けて積み重なった瓦礫の山に囲まれ、
彼女は呆然としていた。
「・・・怪我一つないなんて・・・。あれ?」
ふと見るとどこから現れたのか、目の前に犬が座っている。
そして、その目が光ると彼女の頭の中に声が響いてきた。
「タイワン=ターミーよ。キミはバトルチャイナとなって、ニーダー一族と戦うのだ」
「バトルチャイナ?」
「これは集合の合図だ!!」
それだけ言うと、犬は煙のようにかき消えて、あたりは再び静寂に包まれた。
崩壊したビルに急行する救急車。
地球町のレスキュー部隊が、崩壊したビルに駆けつけたのだ。
必死の救助活動の中、ビル崩壊の原因を調べている白衣の科学者が、隣にいる
軍服姿の女性に話しかけていた。
「このビルの崩壊は、爆破などが原因ではない」
「どういうことだ?兄上。」
美しい金髪をかき上げて、凛とした声で女性が答える。
「自然崩壊だよ。まちがいない。」
「そんな馬鹿な・・・。ん・・・?」
彼女が何ものかの視線を感じて振り返ると、そこにはビルの事故現場には
似つかわしくない大きな犬が座っていた。
そして、その目が光ると彼女の頭の中に声が響いてきた。
「アーリア=シュトロハイムよ。
キミはバトルジャーマンとなって、ニーダー一族と戦うのだ」
「なんだと!!バトルジャーマン?」
「これは集合の合図だ!!」
それだけ言うと、犬は煙のようにかき消えてしまった。
同じ現場では警察官たちも事故現場の警備にあたっていた。
トレンチコートの初老の刑事は、瓦礫の上を歩きながら、隣の青年に話しかけた。
「どうも・・・こいつは事件の匂いがするな・・・」
「事件・・・爆薬も使わないでビルを崩壊させたってことかい?父さん」
「刑事の勘だよ。ん・・・なにかいるぞ。事件の予感だ」
そう言って彼は瓦礫の山の奥に走り去っていった。
(やれやれ。定年退職も間近なのに元気だなぁ)
そう苦笑しかけた時、瓦礫の向こう側から悲鳴が聞こえてきた。
あわてて駆けつけた彼が見たものは、口から血を流して死んでいる父の姿であった。
「父さん!!父さん!!!」
必死の彼の呼びかけには、沈黙しかかえってこなかった。
しかし、その指先には血でしたためたダイイングメッセージが残されていた。
「え・・・ら・・・エラ?なんのことだ・・・」
沈痛な表情で考え込んでいると、ふと何者かの視線を感じて振り返った。
そこにはビルの事故現場には似つかわしくない大きな犬がいた。
そして、その目が光ると彼の頭の中に声が響いてきた。
「アメリー=パクスアメリカーナよ。
キミはミスターアメリカとなって、ニーダー一族と戦うのだ」
「ミスターアメリカ?」
「これは集合の合図だ!!」
それだけ言うと、犬は煙のようにかき消えてしまった。
事故現場のそばでは、ちょうどサーカスが興業をしていた。
「おいおい。大丈夫だから安心しろよ」
そのテントの中、ビル崩壊の轟音で興奮する動物たちを、巨漢の青年が大きく
低い声で必死でなだめていた。
「まったく、何が起きたっていうんだ・・・」
彼は大好物のウォッカを飲み干すと、一人でぶつぶつとぼやきながら、空瓶を
外に投げ捨た。
すると、「ニダいッ」といった風な小さな叫び声があがった
「ん・・・だれか・・・いたのか・・・。うぷっ!!なんだ、この臭いは」
刺激臭に彼が顔をゆがめると、突然なにかが襲いかかってきた。
それは人間のような体型をしていたが、顔は赤くエラが這っており、吐く息に
独特の臭いがある・・・つまりは怪物であった。
「おのれ化け物!!」
思わずそばにあったサーカス用の剣を投げつける。しかし、それは怪物の体を
すり抜けてしまった!!
「なにィ・・・消えやがった・・・のか・・・」
呆然とする彼の目の前に、どこから来たのか大きな犬がいた。
そして、その目が光ると彼の頭の中に声が響いてきたのだ。
「イワン=ロシアノビッチよ。
キミはバトルラシアンとなって、ニーダー一族と戦うのだ」
「バトルラシアンだとぉ?」
「これは集合の合図だ!!」
それだけ言うと、犬は煙のようにかき消えてしまった。
事故現場のそばでは、早くも炊き出しが行われていた。
提供しているのは世界町でも屈指の財閥であるヒノモトグループである。
「おにぎりはたくさんありますから、一列に並んでくださ〜い。」
そのヒノモトグループの若き令嬢は、割烹着に身を包み、みんなを安心させるようにと
献身的に働いていた。
「お嬢様。おにぎり不足してきてますよ。」
「わかりました。少し待っていてください。」
彼女は額の汗を拭うと、くるりと身を翻して足らなくなったおにぎりを補充するため
倉庫へ向かって軽やかに走っていった。
しかし、そこでとんでもないものを見てしまう。
「きゃああああああ!!!」
絹を裂いたような彼女の叫び声が、倉庫に響いた。
あろうことか倉庫に山のように積まれたおにぎりがなくなっていたのだ。
「こんな・・・みんなが困っているときに・・・盗むなんて・・・ひどい・・・」
そう言ってため息をすると、がっくりと彼女は肩を落としてしまった。
「あら・・・」
彼女が床に視線を移すと、床一面が真っ赤な水で染まっているのに気づく。
しゃがんでその液体に触れてみると、火傷したような痒みが走った。
「いったい何かしら・・・気持ち悪い・・・」
ハンケチで指先を拭いつつ、再び視線をあげると、どこから来たのか犬が座っている。
そして、その目が光ると彼女の頭の中に声が響いてきた。
「ヒノモト=サクラよ。
キミはバトルニホンとなって、ニーダー一族と戦うのだ」
「え・・・バトルニホン?」
「これは集合の合図だ!!」
それだけ言うと、犬は煙のようにかき消えてしまった。
超異次元ニーダー空間。
そこは普通の歴史観では理解できない歴史が支配する異次元空間。
そこを漂うのが異次元要塞ニーダー城である。
謁見の間では、ロレックス製の豪華すぎるイスに、整いすぎた美しい顔の女性が鎮座していた。
ニーダー一族を支配するニダリアン女王である。
「アガシーよ。世界で最も優秀な民族はだれじゃ?」
彼女は傍らに控える、やはり同じような美しい顔の女性に尋ねた。
「それはウリナラであるニーダー一族でございます。女王様」
その答えにニダリアン女王は満面の笑みを浮かべた。
「うむ。やはりそうなのじゃな。ウリナラマンセーであるぞよ。」
何千回も繰り返される問い合わせをしていると、ふいに正面の扉が開き、サムラビ姿に
身を包んだニダダー将軍が現れ、うやうやしく頭を下げながら簡潔に報告を行った。
「女王様。ただいまニーダー1号。ケンチクニーダーが戻りました。」
「おお、そうか。ご苦労であった。」
ニダリアン女王は片手を優雅にあげて労をねぎらうと続けて質問をした。
「それで、ケンチクニダーはどのような力の持ち主なのじゃ?」
「ケンチクニダーは、爆薬などを用いることなくビルなどの建物を崩壊させる能力を
持ったニダー怪人でございます。」
「・・・うむ、よろしい。」
ニダリアン女王は、ゆっくりとうなずく。
「ニダダー将軍よ。さっそく侵略を開始せよ。
地球町の歴史をニーダー一族を中心とした正しい歴史認識に書き換えるのだ」
「はっ!!」
「うあああーーーー。またビルが崩壊だぁーーーー。」
「なんだ。なんだ。あそこに何かいるぞ!!」
「か、怪物だーーーー!!!」
現場に急行した機動隊は、ただちに怪物に発砲した。
しかし・・・・・・
「ニィィダァァァァァァーーーーーーーーーーーー」
「だめだ!!!拳銃もライフルも歯が立たない!!!」
「なんだ・・・この赤い煙は・・・毒ガスか!!」
「いかん。撤収!!撤収ぅぅ!!!!」
「ウリナラマンセーーーーーーーーーーー」
そういってビルを破壊し尽くすと、悠然と引き上げていくケンチクニダー。
もはや地球町を守るすべはないのか。
Aパート終了です。Bパートは夜にでも・・・
フランソワーズ・ファイブって名前を見て思いついた戦隊モノです。
一応、ニホンちゃんたちが20歳過ぎぐらいのお話しだと思ってください。
(世界観を壊すって、またボロクソ言われるんだろうなぁ・・・)
第一話はデンジマン風にまとめていますが、構成されてるメンバーを見ると
ジェットマンのような展開になりそうですね・・・。
まだ、試作(パイロット版)段階なのでメンバーや必殺技のアイデアとか
ありましたら、聞かせてください。
(アーリアじゃなくてフランソワーズにしろや。ゴルァ とかでいいです。)
あとバンクシーン(使い回しができる場面)の文章のアイデアがあったら
誰か書いてほすぃ
【第1話】戦士よ。ゾヌランドに集結せよ。Bパート
地球町のはずれにある戦士の丘。そこで一匹の犬が地球町を見下ろしていた。
♪ぴーぴーぴーぴー・・・・・
「えい!!やぁ!!・・・ん・・・この音は?」
日課である拳法の演武をするタイワンは、その動きを止めた。
「何の音だ・・・。幻聴・・・ではないな」
ナイフを磨く手を休めてアーリアは考えた。
「・・・呼んでいる」
銃の訓練をしていたアメリーは、そうつぶやくと射撃場を後にした。
「ゾヌランド・・・だとぉ」
ロシアノビッチは飲みかけのウォッカの瓶を閉め、イスから立ち上がった。
「・・・今、行きます」
サクラはおにぎりを作り終えると、割烹着を脱いだ。
戦士の丘のふもと。
普段は誰も足を運ばないこの荒野に、北から南から、西から東から五人の戦士が現れた。
彼らは横一列になると、迷うことなく前に足を進める。
そして、それを迎え入れるように、山の麓の大きな石が二つに割れて、大きな扉が開くと、
彼らはその中へと入っていった。
始めての場所なのに、何かに導かれるように彼らは迷うことなく歩いていた。
そして、ある部屋にたどり着いた。
その部屋は超科学の技術で埋め尽くされており、その中央には大きな犬が座っていた。
彼ら全員はその犬を知っていた。
不意にスピーカーから声が流れ出した。
「・・・ようこそ、バトルVの諸君・・・」
「われわれゾヌ一族は、5000年前にニーダー一族によって食べ尽くされてしまった。
われわれは地球町を守るため巨大ロボット、レオパルド3を贈る。
君たちは我々の最後の生き残りゾヌに選ばれた戦士、歴史戦隊バトルVとして、
ニーダー一族の文化侵略と戦い、歴史を守るのだ。」
五人は与えられた使命の重さに静かにうなずいた。
「右手をあげるがいい・・・」
言われるままに腕を上げて、前に突き出す5人。
すると、光とともに指輪が飛んできて、彼らの指に装着される。
「・・・そのバトルリングは戦士の証。バトルスパークで変身するのだ。」
五人は顔をあわせると一斉に叫んだ。
「バトルスパーク!!!」
かけ声と同時に5人5色の強化服が彼らを包んだ。
そして強化服を着たときから、彼らはバトルVとしての全ての能力を身につけたのだ。
「行け!!歴史戦隊バトルV」
赤いランプとともに、警報音が鳴り響く。
「出動だ!!」
「オウ!!」
ミスターアメリカが音頭をとると他の4人がそれに答えた。
「あ・・・あれは」
ニーダー城で地球町をニダー怪人を見ていたニダリアン女王は顔を歪ませて
モニターの一部を指した。
そこには巨大な飛行空母が悠然と飛んでいる姿が映っていた。
「あれはゾヌ一族の移動空母トヨタ・イーグル!!」
ニダダー将軍が冷静に分析すると、すばやく次の指示を出した。
「ドクター・ヒュンダイ。」
「はっ!!」
ドクター=ヒュンダイはニーダー一族が誇る最高の科学者である。
「エラントラ戦闘機を発進させろ」
「トヨタなど過去の遺物。一撃で粉砕してやりましょうぞ」
ドクター=ヒュンダイは自信満々に答えた。
ニーダー城から発進されたヒュンダイ・ファントム30機が一斉に襲いかかった。
しかし、トヨタ・イーグルに次々と撃墜されてしまった。
時間にして180秒ジャスト。
ヒュンダイ・ファントム30機は傷一つ与えることなく全滅した。
「アイゴーーーーーーーーーーーーーーーー。」
ドクター=ヒュンダイの叫び声がニーダー城に響き渡った。
トヨタ・イーグルは、ケンチクニダーの暴れているビルの前に着陸すると
5人の戦士は、にっくきニーダー怪物へとまっしぐらに飛び出してきた。
白丁兵たちを従えたケンチクニダーと対峙すると、怪物は5人を傲慢不遜に
どなりつけた。
「ウリを阻もうというのか。こしゃくな。名を名乗れ」
5人は大きな声で見得を切って名乗った。
「ミスター・アメリカ!!」
黄色の戦士はそう名乗ると、中指を突き立てたポーズを取った。
「バトル・ジャーマン!!」
青色の戦士はそう名乗ると、踵をあわせて左手を天に突き出すポーズを取った。
「バトル・ラシアン!!」
黄色の戦士はそう名乗ると、だらしなく酒を飲むポーズを取った。
「バトル・チャイナ!!」
緑色の戦士はそうな乗ると、カンフーのようなポーズを取った。
「バトル・ニホン!!」
桃色の戦士はそうな乗ると、両手をあわせて合掌するポーズを取った。
「見よ!!歴史戦隊バトル・ファイブ」
そして、最後に5人は併せてポーズをとり、名乗りをあげた
五人が宣戦布告すると、行動隊長のアガシは一言だけ指令を出した。
「抹殺せよ!!!」
襲いかかる白丁兵。しかし、バトルファイブはあわてない。
ミスターアメリカは拳銃を取り出すと、次から次へと白丁兵を倒していった。
バトルジャーマンのコンバットナイフは急所を機械のような正確さでに刺していった。
バトルラシアンは力任せに相手を殴っているだけだったが、十分に強かった。
バトルチャイナは燕のような軽い身の身のこなしで旋風脚を繰り出し敵を次々なぎ払った。
バトルニホンは華奢な体型に似合わずプロレスの技を駆使して敵を倒していった。
かくして、あっという間に白丁兵たちは全滅してしまった。
「おのれぇ〜。だがな、ウリをそいつらと一緒だと思うなよ。」
そう言うと真っ赤なキムチを両手に持って、ケンチクニダーは襲いかかってきた。
「ギャラクティカ=マグナム=フォーティフォー!!!」(アイゴー!)
「レオパルド=クラッシュ!!」(アイゴー×2)
「スペツナズ=冥王拳!!」(アイゴー×3)
「ローリング=ダンサー!!!」(アイゴー×4)
「ブーメラン=ヘリオス!!!」(アイゴー×5)
ケンチクニダーは5回ほど空高く舞い上がると、そのたび顔面から地面に落下した。
そして、ぴくぴくと痙攣をしている。もはや虫の息と言ったところだ。
「やったか?」とジャーマン
「いや、まだ生きている。」とチャイナ
「なんてしぶとい野郎だ」とラシアン
「とどめを刺さないと」とニホン
「バトル・スーパー・ダイナマイトだ」とアメリカ
バトル・スーパー・ダイナマイトとは、5人の軍事力と経済力ををあわせて敵にぶつける
究極の必殺技なのだ。
「助けてニダーーーー」
必死で逃げまどう死に体のケンチクニダーに、スーパーダイナマイトが直撃した!!!
「アイゴーーーーーーー」
それがケンチクニダーの最後の叫び声だった。
・・・かに見えた。
死んだはずのケンチクニダー。
しかし、死体から、真っ赤な汁があふれ出したかと思うと、見る見るうちにその体が
大きくなっていった。
「巨大ニダーーーーーーぁぁぁ」
ニーダー怪物は、死ぬ直前にカブサイシンを大量に分泌して巨大化するのだ。
「レオパルド3出動!!」
バトルジャーマンが指輪に向かって叫んだ。
するとトヨタ・イーグルから巨大な戦車が登場した。レオパルド3である。
レオパルド3は巨大なロボットに変形して、巨大化したニーダー怪物の前に現れた。
「搭乗せよ!!」
レッドのかけ声で全員はレオパルド3に乗り込む、そして最後の戦いが始まった。
「ドクター=ヒュンダイ。レオパルド3だぞ」
ニダリアン女王は、不安げにドクター=ヒュンダイに問いただした。
「ご安心をウリナラ技術が生み出した怪物が、レオパルドごときに遅れを取るわけが
ございません。」
あいかわらず彼は自信満々に答えた。
そして2分後。
「電子ウルトラ唐竹割り!!!」
ケンチクニダーは真っ二つにされてしまった。
「アイゴーーーーーーーーーーーーーーーー。」
ドクター=ヒュンダイの二度目の叫び声がニーダー城に響き渡った。
ケンチクニダーは倒され、戦いは終わった。
しかし、ニーダー一族は地球町の歴史を自分たちの思い通りに書き換えようとしている。
ゾヌに選ばれた戦士たちの長い戦いは今始まったばかりなのだ。
負けるな歴史戦隊バトル・ファイブ。戦えレオパルド3。
【次回予告】(声:大平 透)
とつぜん冷蔵庫が爆発する事件が続発した。
冷蔵庫の中でキムチニダーの作ったキムチが爆発したからだ。
平和な地球町が危ない。ニーダー一族の悪巧みを阻止せよ。
次回、歴史戦隊バトルファイブ。『爆発!?真っ赤なキムチ』
みんなでバトル・ファイブを応援しよう。
【おまけ】
「ん・・・なんで、こんなところに犬が・・・」
「マカロニーノ=ランボルギーニよ。キミは・・・」
「あ・・・。ねぇ〜彼女ぉ〜〜〜〜」
マカロニーノはそばを通る美女に向かって走り去ってしまった・・・。
(なぜだろう・・・あの男が参加すると、確実に負けそうな気がする・・・。)
ゾヌはそう考えると、その場から煙のようにかき消えてしまった。
勢いだけで完成させてしまいました『歴史戦隊バトルファイブ(仮名)』
基本設定はこんな感じ。意見きぼんぬ
【コンセプト】世界町の歴史を自分たちの思うように書き換えようとする暗躍するニーダー一族との戦い。
【時代】だいたい10〜15年後の地球町。ニホンちゃんたちが20歳前後あたりの年齢。
【ヒーロー側】
ミスターアメリカ=アメリー(赤)リーダー。世界町の警察官。銃の達人
バトルジャーマン=アーリア(青)科学者でもある軍人女性。ナイフの達人。
バトルラシアン=ロシアノビッチ(黄)三枚目のムードメーカー。怪力の持ち主
バトルチャイナ=タイワン(緑)小柄で明るい少女。功夫が得意。
バトルニホン=ニホンちゃん(桃)穏やかな性格のお嬢様。顔に似合わずプロレスが得意。
【敵軍団】
ニダリアン女王 ニーダー一族の女王。自分が主役のオペラ鑑賞が好き。
ニダダー将軍 ニーダー一族の最高指揮官。
ドクター・ヒュンダイ ニーダー一族最高の科学者。(のちに更迭。後任はドクター・サムソン)
アガシー 行動隊長であり、スパイ役も務める女性。
ニーダー怪物 魔法のキムチ壺に一晩漬けることで誕生する怪物。
白丁兵 戦闘員
【第三勢力】
キッチョム首領 悪の枢軸。ニダリアン女王に協力するふりをして、ニーダー一族の支配をたくらむ
チェチェ 資本主義反応を持つものの破壊を目的とする殺戮マシーン
47 :
S:02/04/13 19:31 ID:kx9yj3hu
nagaiyo
48 :
あげ:02/04/13 19:56 ID:eby4Xomx
オモロアゲ
49 :
_:02/04/13 20:36 ID:gifhJlvf
…チャイナはチューゴではないアルか?
タイワンは名称をバトルタイワンとかに変更するとかそういうコトはしないアルか?
むしろチューゴは出ないアルか?
多分不快になるだろうからスマソ。でも漏れはチューゴ君を応援してるアル。
50 :
:02/04/13 20:58 ID:IPK1GBpv
51 :
:02/04/13 23:21 ID:k9hESNvi
フランソワーズちゃんのニホンちゃんのイメージは「TAXI 2」みたいなものなのだろうか…
>>49 不快どころか大歓迎です。
チューゴくんはカンコくんを陰で操るような存在なので、ちと第1話では外しました。
彼はポジション的には敵と味方のどっちがいいと思います?
ショッカー大首領のように最後の最後になって登場するとか・・・
あと、歴代戦隊のグリーンは小柄で素早いというイメージでタイワンちゃんにしました。
(ベトナちゃんだと暗くなりそうだし)
最初はバトルタイワンと考えていましたが、チャイナドレスと連想してバトルチャイナに
してしまいました。(勢いで書いただけにかなりいい加減です。)
>>50 そうです。それぞれが国を象徴するというのはバトルフィーバーが元ネタです。
ただ設定はむしろデンジマンと思われ
バトル・スーパー・ダイナマイトはダイナマン。
第三勢力のチェチェはバイオマンのシルバ。
ドクター=ヒュンダイはライブマンかな?
地味にリンかけもパロってます。
あ、アサヒちゃんとか出てないや・・・。ちなみにこのネタってガイシュツ?
54 :
通りすがりの読者:02/04/14 00:00 ID:huxFdnPa
>53
既出とみる人もいるかも知れませんが、まあ面白いので私的には良いのではないかと
55 :
:02/04/14 00:15 ID:qg1sEZCL
戦隊モノは「常任戦隊 ダイコクレン」がでてます。
ニホンちゃん『ねえ、アメリー君の叔父さんって本当に月に行ったことがあるの?
カプリコンネタをしろと?
58 :
こっぱー君:02/04/14 01:53 ID:/Lyqm1gA
>>55 同じネタでも、違う切り口で面白く料理できればOKではないでしょうか。
正しい歴史ってなに?一つの歴史認識への論争がおきていました。
一方の者は事実を認めない相手を罵倒し、なじり、プチセクハラを
かましていました。罵倒され、なじられ、髪の匂いを嗅がれつつも
異論を唱えるもう一方。話しあいから片方が行動に移そうとした瞬間でした。
空間が歪み、その歪みから謎の五人組が出てきました。五色で色違い。
ビクッ
( ♥)<「そこまでヨ!」 <*`∀´>ノ (^▽^ ;)
タイムピンク! スーパー センタイ!
( ◆)<「時間保護法違反で逮捕ダ!」 <`∀´=> (^▽^ ;)
タイムブルー! タイホ! エェー!
( ■)<「史実虚偽と恐喝により!」 <*`∀´>ノ (^▽^ ;)
タイムイエロ! ワルイヤツニダ! キョウカツ!
( 〓)<「圧縮冷凍100年の刑です!」\<*`∀´>/ (^▽^ ;)
タイムグリーン! 100ネンニダッ! ブルブル!
クルリ
( ▼)<「観念するんだなカンコ君!」 <`д´;>つ (^▽^ ;)
タイムレッド! エッ ホッ
この後 ヒーロ戦隊は必殺技「ボルテックバズーカ」でカンコ君を圧縮冷凍にしました。
10cmに縮んだカンコ君がいつになっても巨大化しないことから追っていた
時間犯罪者のドルネロ一味(タイムレンジャーの敵です)でないと判り、釈放されました。
<;`∀´><「過去も未来もダメダメすぎニダ」 (^▽^ )
レンジカイトウ! フヤケテルネ
<;`∀´><「まともなのはヒュンダイ(現代)だけニダ」 Σ(^▽^ ;)
オチニダ! オチタ・・・カナ?
(;^▽^)<「修正の余地をください。」
<;`∀´><「この感じがイタイのも承知しつつニダ」
クルリ
( ▼)<「観念するんだなカンコ君!」 <`д´;>つ (^▽^ ;)
タイムレッド! エッ ホッ
今の子は夕方にやってた戦隊シリーズ知らないだろうな。
61 :
目次101:02/04/14 11:52 ID:i6WfY5pK
前スレの目次
743-746 第921話「レンタル『ニュー・シネマ・パラダイス』」
749 第922話「おもちゃ」
754 第923話「サウジちゃん」
758-760 第924話「電子工作」(761 解説)
781-784 第925話「ロボット」(785 解説)
796-797 第926話「ポーカーゲーム」
798-800 第927話「アーリアとブランデンブルグ」
>>8-10 第928話「ウリナラの星」(
>>12 解説)
>>19-20.第929話「新曲」(
>>21 解説)
>>26-33 >>35-43.第930話「歴史戦隊バトルファイブ【第1話】戦士よ。ゾヌランドに集結せよ。」
(
>>34 >>46 解説
>>44 次回予告
>>45おまけ)
>>59 .第931話「未来戦隊は反省シル!」(
>>60 修正)
>>7 地鎮祭(偽)
62 :
ゼロ:02/04/14 14:11 ID:2S0FO2+o
63 :
ゼロ:02/04/14 14:14 ID:2S0FO2+o
魔法少女プリティラスカちゃん 特別編
『只今より、なりきり板ニホンちゃん復活記念 特別公演 魔法少女プリテ
ィラスカちゃん特別編を上演致します。』
ある日、ラスカちゃんが、学校から帰る途中、川に落ちてしまったモナーを
偶然にも発見しました。
モナー「助けてモナー!」
ラスカちゃんは何処からかロープを持ってくると、それを使ってモナーを助
けました。
ラスカ「これにつかまって。」
モナー「た、助かったモナー。」
給食の残りのパンをモナーにあげると、モナーは喜んでそれを食べました。
そして、モナーは言いました。
モナー「ラスカちゃん、助けてくれてありがとナー。お礼に人に役立つもの
をあげるモナー。」
と、モナーは、何処からかステッキを取り出して、ラスカちゃんに渡しまし
た。そして、ランドセルにいつも入れてある白くまのぬいぐるみにおまじない
をかけて、お話が出来るようにしました。
モナー「さあ、今日から君はプリティラスカとなって、平和を守る為に活躍
するモナー。」
プリティラスカ「何か面白そうだね。やってみる。」
こうして、プリティラスカが誕生して、秘密結社ソーレンと戦うことになっ
たのです。
(おしまい)
64 :
ゼロ:02/04/14 14:16 ID:2S0FO2+o
>>63 これは、私がなりきり板で書いた、特別編の再録です。
ニホンちゃんの第11クール立ち上げ記念として書かせて頂きました。
マカロニーノ君はエンゲル係数ならぬアバンチュール係数が80%を
越える恋愛過食症。彼は今日も出会いを嗅ぎ分け、会話を味わい、
運命に耳を澄ます。無限の守備範囲で女性をテイスティングする
その姿は究極を求める愛のグルメ。同年代の少年達はカードの
カルチョスターやギャングスターに憧れるところだが彼は違った!
「このマカロニーノには夢がある!そのためにはナンパを続ける!」
♪デートニサソッテ コウキュイタリアレストラン? カステラノカミ
( ´D`) (・≦・ ) (‘д‘ )
クダサイナ〜! ヤッパリイツモノミセデイイ? オオモリネ〜♪
早速ナンパに成功(?)して、イタリアン楽しむ彼はホクホク顔です。
先行投資的なデートだが、僕は確実に目的に向かっている。
僕は愛でユーロ町を統合する!この意見に大親友の太陽に同意を
求めようと窓にむくと、店の外の空き地で女の子が50キロは確実にある
籠を紐で吊るしては空中に浮かび、吊るしては空中に浮かび上がっていました。
チェックのミニスカが似合ってる女の子。見知らぬ女の子。君の名は・・・
そう思った瞬間に彼は席を立ってオモテへと飛び出していました。
彼はナンパしてやる、と思った瞬間にはすでにナンパしている男です。
また、そんな自分がものすごく好きでした。見知らぬ女の子は小学生なら
食いつく話にも興味がなく、自慢の料理にも、お洒落シャツにもそっけなく、
ユーロッ子なら辛抱たまらないシューキューコレクションにもドッチラケ。
オモテ|店内
ドーダイ + + | アホヤ・・・ オロカレス・・・
( ・≧・)ノ[]+ σ(^◇^-) | (*‘д‘)(´D`*)
ファンタジスタ!+ + マイッタネ… | プププ・・・ クスス・・・
|
「滑稽れす。テヘテヘ」「せやな。ケケケ」ポルとガルはストローを口にし、
ドカベンの岩鬼のように笑っています。(ヤーマーダー、ケッケケ)
見知らぬ子は『見た目は小学生でも中身は大人!』の女子高生のバスクさん。
フラメンコ先生と姉妹ですが似ておらず。人種とか血とかが違うとかでなく、
もうクロマニョンから違うんじゃないかぐらい似てません。ポルとガルは
そんなバスクさんをよ〜くしっており、バスクさんが手作りのカード以外には興味もなく、
ブランド志向でもないことを知っていました。しつこい彼が未来も予想がつきました。
二人はバスクさんがいつ切れるか・・・いつ『E .T .A』がだすのかをワクワクしていました。
そして・・・
オモテ|店内
プチン |
( ・≧・)<「君、何年生?」 (゚ ◇ ゚ -) | キタ──(‘д‘;)(´D`;)──!
セ、ヒクイネ? | NG! ワード!
|
E .T .A (永遠の.黄昏を.あなたに)とは”打撃”、”間接”、”絞め”、”投げ”、”恥じらい”の
5点を同時に攻撃するフィニッシュホールド。一瞬で地面に這いつくばるマカロニーノ君。
バスクさんもこの技の後に動けた人を見たことがありません。そのままこの場をさろうとしました。
しかし・・・ゴゴゴゴ・・・
彼は這い始めました。『理不尽にじゃないか!ボクはまだフラレテイナイってのに!』
不屈の心が彼を突き動かす。彼には黄金の精神があり、またその源ともいえる
堅い決意の生まれた日を思い出していました。”人生を楽しむこと、美しい人生を送ること”
決意した日を思い出す。 ・・・ジョズエ・・・
「ジョズエ〜、また騙されたな。これはゲ〜ムなんだぁ。みぃんなでジョズエをだましているだよ〜。」
幼き日のマカロニーノは隣の本屋の小さい男の子を弟のように可愛がっていた。
しかしその頃の西欧町(後の町合併でユーロ町)では彼はいじめられてました。
その弟分でもあったジョズエも同じように・・・
「オマエラガイナキャカッテタ」 『レンセンレンパイデスコト』 {オマエンチブーツカヨ} (ナマエガムッソリーニッテ…)
( ・。・)…ナンデ、イジワルイウノ・・・ …・・(・≦・;)・・・…
[カタムイテルネ] 〈シャツハデ…〉 【ブル-タスモ,ウラギルッツノ】 「ローマ・シンワッテ、セイントイナインダ…」
祖父のしたことは気にしませんでした。しかし弟ともいえるジョズエが
悲しい目に会って欲しくないと悩んだ彼はある嘘をつくことにしました。これはゲームなんだ。
みんなでジョズエを騙すゲーム。けど、ジョズエがこのゲームで一等賞になればジョズエが大好きな
スポーツカーが手に入ると。無茶な嘘をつきました。しかし無茶である理由がありました。
L(;・≧・)ノ_ 「どんなスポーツカーかな?」\ ワクワク
ビバノン! \「真っ赤なテスタロッサさ!」  ̄(・。・ )
ジョズエの一家はニュータウンの”カナンヶ丘”に引越しをする予定。この町でジョズエに悲しい
記憶だけなんてさびしいと感じたからです。一所懸命機転を利かし、ジョズエにみんなから
いじめられていることを悟らせないようにしました。彼は引越しの日も同じように嘘をつきました。
『ずっとここに隠れてろ、そうすればトップだ』彼はそう言い、周りを囲まれてどこかに連れていかれます。
ジョズエは去り際のマカロニーノの笑顔を信じてずっと土管の中に隠れていました。
一時間もした頃でしょうか。まっピンクなキャデラックが颯爽と現れました。
車には幼き日のアメリー君が乗っています。彼の家ではニュータウンへの引越しの勧誘も
引越しの手伝いもしていました。ジョズエは最後に楽しい思い出をもって引越ししていきました。
Hey! ワーイ
( ゚ぺ)ノ<「Come on!」 \(・。・ ) =3
★ ドロンパダ〜
その去り際をボロボロになって観ていたマカロニーノは正しいことをしたと確信し、
キャデラックに乗ってはしゃぐジョズエをみて安心しました。そして想いました。
『今度は嘘でなく愛で幸せになろう。素晴らしいじゃないか。
僕に希望が生まれた記念すべき日だ。ジョズエ。君も新しい家で
美しい人生を迎えるんだろうな・・・たぶん。』
マカロニーノ君は気がつくと店の中にいました。懐かしい夢を見た後だったのか顔が少し
濡れていました。しかし、涙ではありません。おでこの濡れたハンカチのせいでした。
彼はハンカチを誰がしてくれたのか気づきました。なぜなら店の勘定が4人分あったからです。
チェック模様のハンカチをみて彼はつぶやきます。
( ・≧・)ノ田 「まいっか。これも立派なお近付きのシルシだし。」
彼は「ハード・ポジティブシンキング」。前向きなのが取り柄。
デンパ少年の新企画おもしろそうですが
韓国の子、リタイアしちゃいましたね。残念。
こんな展開予想してたのにいや残念。
「チェキはハブにするニダ」><`∀´=> Σ(^▽^;)
リーダーフテキカク エェッ
「保存食のキムチ作りをするニダ」><`∀´=> Σ(^▽^;)
ザ・サバイバル マジデ!
70 :
:02/04/15 00:11 ID:afZRxUyh
71 :
ななし:02/04/15 03:35 ID:i8J2WSD3
>>70 それ、あんまり面白くなさそうだね。政治的意図が先走りすぎて内容がお留守になってる気がする。
具体的なイメージも湧かないし、設定を根本から見直した方がいいと思うがな。
72 :
B747:02/04/15 11:01 ID:7xxHX2de
あ、2〜3日家を空けていたら新スレになってる。
勝手にキャラBGM制作中の前スレ747です。
新スレに移ったのに747ってのもなんなので、Bでもつけときます。
前スレの791 さよくびとさん
>伊福部マーチ風
おお〜、それは聞いてみたいです。
是非是非。
>ところで、既存3曲のアレンジはご自分で?
ええ、つたなくも愛をこめて(w
長いです。ご了承ください。
『機動戦士ガソダム・連合VSジオソ』
「新しいゲームがあるんだけど、みんなでやらない?」
授業が終わり帰ろうとしたとき、ニホンちゃんがそう言いました。
現在色々な分野で追い付かれているとはいえ、ニホンちゃんのパパが作っている電子ゲームはハードもソフトも未だ町内随一を誇っています。
「へぇ、ニホンちゃんのダディがまた作ったのかい?」
アメリー君が真っ先に興味を示しました。
実はアメリー君の家でもX箱という巨大サイズのゲーム機を作ってみたのですが、いまひとつパッとしなくて焦っていたところなのです。
しかしそれはそれ、今日は子供らしく純粋にゲームを楽しみたいと思っていました。
「じゃあボクが行ってもいいかな?」
「うん。アメリー君参加ね。後は?」
「あ……あの……私も行っていいかな……?」
モジモジしながらニホンちゃんの袖を引っ張っているのはベトナちゃんです。
いつもはアメリー君を避けているのですが、今日はゲームへの興味が勝っているようです。
「うい〜っ、ゲームだぁ? それなら俺の出番だろう!?」
お酒で顔を真っ赤にさせながらロシアノビッチ君も参加を表明してきました。
以前四角ブロック落としゲームを町内中で大ヒットさせた実績があるので、こちらの方面でも大きな顔が出来るようです。
「ゲームといえば朕の出番だな」
ドンジャラ4千年の歴史を持つチューゴ君も黙ってはいられません(ちょっと勘違いしているようですけどね)。
これで参加者はニホンちゃんを含めて5人となりました。
「でも、こんな大人数で大丈夫かい?」
アメリー君が尋ねてきました。
大抵ゲームは二人で対戦するものです。
その間、他の人は画面を見ているしかないのでちょっと退屈です。
「あ、それなら心配ないよ。今日する『機動戦士ガソダム−連合VSジオソ−』は4人まで参加可能だから」
ニホンちゃんが家に用意してあるゲームは、ロボット同士で戦い合う格闘ゲームの一種です。
二人ずつ組になって、相手チームを撃破するのが目的です。
ルールは簡単で、最初に与えられた600コストが先になくなった方の負けです。
選択できるロボットはいくつもありますが、それぞれコストが設定されており、高性能機ほど高くなっています。
つまり、高性能機は強いのですが一度やられると大きくコストが減らされてしまうので諸刃の剣ということです。
例えば一番高性能なガソダムはコスト375、全ての性能が劣るGMはコスト195といった具合です。
ガソダムは2回やられてしまうだけでチームは負けてしまいますが、GMなら4回まで戦えます。
また総合コスト計算なので、ガソダム1回とGM2回やられても負けになります。
さて参加者も決まったことだしレッツゴー……となったところでいつものアレが聞こえてきました。
「ウリを誘わないとはどういうことニダーっ! ニホンはウリを無視した事に対して謝罪と賠償を……」
ニホンちゃんは「はいはいごめんね」といつも通り適当に謝っておきました。折角みんなで楽しくやろうとしているのに、ここでこじれてはぶちこわしだからです。
「ふん、最初からそうするニダ! テレビゲームに関しては半万年の歴史と文化を持つ……」
いつもの電波が始まりました。
皆は聞いているふりだけしてさっさとニホンちゃんの家に向かいました。
でもカンコ君の自慢も(今回だけは珍しく)一部当たっています。
カンコ家はゲーム自体は作れないのにプレイだけは異常に上手いのです。
囲碁然りバチャファイータ然りで、カンコ君の親はテレビゲームの腕前で子供のお小遣いを決めているほどの熱の入れようです。
さてそんなこんなでニホンちゃんの家に着きました。
さっそくモニターとゲーム機にスイッチを入れ、プレイ開始です。
「Hey! ボクはこれだぜ!」
勿論一番最初にコントローラーを掴んだのはアメリー君です。
選択機種は当然最強であり主人公機のガソダム、パイロットネームはスパフォにしました。
アメリー君は町内のあちらこちらで戦闘ゲームをいくつもやっているので、解説書を読んだだけですぐに操作法をマスターしてしまったようです。
「ウリはこれニダーっ!」
アメリー君の横にものすごい勢いでキムチの臭いが並びました。
さすがはカンコ君です。
強い者に付く速さは通常の3倍です。
しかも選択したのはアメリー君と同じガソダム。
アメリー君の「お前に使いこなせるのかよ?」との疑惑の視線など気にしていません。
「それじゃあ私は……あ、ベトナちゃん、一緒にやろ」
ニホンちゃんは隅でじっと観ていたベトナちゃんを誘いました。
ベトナちゃんはおどおどしながらもコントローラーを持ちます。
ちなみにロシアノビッチ君とチューゴ君は、アメリー君の腕前を確認するため傍観しているようです。
「あの……ニホンちゃん、私……やり方は……」
「大丈夫、ベトナちゃんは私と一緒の機体でやろうね」
ニホンちゃんはそう言ってジオソ軍のザコIIを選択しました。
最低ランクの性能しか有りませんが、操縦性が素直で初心者から玄人まで使える名機中の名機です。
ニホンちゃんはパイロットネームにゼロと付けました。
ベトナちゃんはコンと付けています。
「ではレッツプレイ!」
アメリー君が号令を掛けました。
ステージはサイド7、ほとんど障害物のない平面の地形です。
開始早々、アメリー君はブーストジャンプして高速接近してきます。
超高性能機であるガソダムは高々度からの爆撃が得意です。
単にピョンピョン跳び回ってるだけでも、出力が低いザコIIの攻撃は全く当たりません。
しかしそこは格闘技術に秀でたニホンちゃん。
アメリー君の強力な攻撃をひらりひらりと軽快にかわしながらスパフォが着地のため低空に差し掛かった一瞬を狙って攻撃を仕掛けます。
「くっ、させるか!」
「ちぃ、です!」
機体性能では圧倒的不利ながらも、ニホンちゃんはアメリー君相手に善戦しています。
しかしその頃……
「ニダー! やはりウリは最強ニダー! マンセー!」
「う……うう……あう……」
操縦方法すら未熟なベトナちゃん相手に、カンコ君はやり放題です。
アメリー君と同じ超高性能機を使って、弱っちいザコIIを嬲りものです。
「ベ、ベトナちゃん!」
援護しようとするニホンちゃんですが、強敵アメリー君の攻撃をかわすだけで精一杯です。
そうそうしているうちにジオソ軍のコストは無くなってしまいました。
ニホンちゃん・ベトナちゃん公国軍の負けです。
「うう……」
「ごめんねベトナちゃん。私がもっとフォローしてあげられたら良かったんだけど」
「ううん。いいの。それにちょっとは慣れてきたし」
ザコIIは低性能機ですがコストは160、つまり4回も出撃可能なのです。
ヤられっぱなしでしたがかなり戦闘には慣れたようです。
対してアメリー君・カンコ君連合軍は盛り上がっています。
「Yes! やっぱり正義は我にあり!」
「ウリのおかげニダーっ! ウリが撃墜数一位ニダーっ! マンセー!」
ベトナちゃんを嬲りまくって興奮したカンコ君が相変わらず自分の優秀性を自画自賛しています。
本当は一位が大好きなアメリー君も、チーム自体が勝ったのであまり気にしませんでした。
「ところでカンコ君、このゲームの操作慣れてるね」
ちょと疑問に思ったニホンちゃんが問いかけました。
数日前に完成したばかりで、日之本家以外には今日が初めてのお披露目のはずです。
「当然ニダ! ウリは昨日ちょっと練習したニダ!」
「え? 昨日って……」
ニホンちゃんにはカンコ君にこのゲームを貸した記憶は全くありません。
疑惑の目が一点に集まります。
いつもは批判にニブいカンコ君も、さすがに全員の視線には気付いたようです。
「カンコ君、まさかまた私の家に忍び込んで黙って持ち出してコピーを……」
「ち、違うニダ!」
「じゃあどうして……」
「こ、このゲームのロボットはスペースガソダムVとテコソVがウリジナルニダ! ソニもカポコソも番台もウリの家の系列会社ニダ! ニホンこそ、ウリの真似をしてこんなゲームを作ったニダな!? 許せんニダ! 徹底的に謝罪と(以下略)」
ニホンちゃんはキーキー言っているカンコ君の前ではぁ〜と溜息をつきました。
折角カンコ君の家にもプレスー2を販売してあげたばかりなのに……悪い癖はなかなか治らないようです。
他のみんなも「だったらどうしてニホンとアメリーより先にプレスー2が発売されなかったんだよ」と心の中でツッコミを入れていましたが、いつものことなのであえて口には出しません。
「へっ、じゃあ次は俺がやろう」
じっと戦況を観察していたロシアノビッチ君が身を乗り出してきました。
どうやらアメリー君打倒の情報が揃ったようです。
「それじゃあ私が代わるね」
持ち主であるニホンちゃんはいつでもプレイできるので今回は遠慮します。
ロシアノビッチ君はベトナちゃんの横にどっかと腰を下ろしました。
あまり親しくない男の人の接近に、ベトナちゃんは怯えています。
「いいかベトナちゃん、俺の指示通りにしろよ」
「う……うん……」
先程散々ヤられてベトナちゃんは消沈気味です。
そんな彼女を気に留めず、ロシアノビッチ君はさっさと機種とステージを選択しました。
ロシアノビッチ君はゾッコ、巨体で小回りは利きませんが頑丈で強力な火力を有している機体です。
パイロットネームにはハイソドと入力しました。
勝手に選ばれてベトナちゃんが担当することになったのはアッガソ。
ザコIIと同じような機体です。
そしてステージはジャブロー地上、森林と河川が混合している湿地帯です。
「シット!」
アメリー君が舌打ちしました。
対してロシアノビッチ君はニタニタと腹黒そうな笑みを浮かべています。
「さあやるニダー!」
一人カンコ君だけは意気揚々です。
強い者に随伴しているときは彼にとって至福の時なのです。
ゲームが開始されるとロシアノビッチ君とベトナちゃんは素早く川に潜りました。
アメリー君はテキスト通りに高々度爆撃です(ちなみにパイロットネームは気分を変えてトムキャに変更しました)。
しかしガソダムの強力な攻撃は障害物に邪魔されて届かなかったり簡単にかわされたりして当たりません。
「ガッデム!」
業を煮やしたアメリー君のガソダムは水中に突っ込みました。
しかし水の中では普通の機体は動く速度が半分になってしまうのです。
待ってましたとばかりにゾッコとアッガソの十字砲火を浴びてしまいます。
実はロシアノビッチ君の選んだ機体は水陸両用機で、ジャブロー地上のような地形では有利になるのでした。
「くっ、一時退却だ!」
アメリー君は急いでジャンプしてそこを離れました。
「おいカンコ君! 君が行け!」
「ウ、ウリニダか?」
「当然だ! 何のために今まで生かしてやったと思ってるんだい!?」
「ニ、ニダ……」
カンコ君としては、今回はアメリー君に任せて引っ込んでいたかったのです。
というのも、ニホンちゃんやベトナちゃん相手ならどんな非道も辞さないのですが、間違ってロシアノビッチ君の怒りを買いでもしたら後が恐ろしいからです。
しかし町内一の実力者であるアメリー君に尻を蹴飛ばされたら出て行かざるを得ません。
渋々前進します。
だけどさすがは半万年の歴史がある外交術を持つカンコ君です。
すぐに「ベトナちゃんだけを狙えば」と思いつきました。
「よーし、やるニダー! 熊の強さを見せつけるニダーっ!」
町内一の実力者をバックにゲーム一の高性能機を使っているのです。
町内一優秀な一家(と思いこんでいる)カンコ家の一員が負けるわけがありません。
「ベトナ、お前はいい娘だが、武器を作っているニホンがいけないのだよニダーっ!」
よくわからない台詞で責任転嫁しながら、カンコ君はアッガソに突っ込んでいきました。
ヒラリ
「ニダ?」
前のプレイで面白いように当たっていた攻撃が全てかわされてしまいます。
ベトナちゃんは水中を素早く動き回り障害物を利用し、神出鬼没です。
やたらに銃を乱射していたカンコ君のガソダムはあっと言う間にエネルギー切れになってしまいました。
「ど、どういうことニダーっ!?」
ベトナちゃんだって黙ってやられていたわけではありません。
前回はカンコ君のガソダムに嬲られながらも、ちゃんとニホンちゃんの洗練された戦術を学んでいたのです。
「それベトナちゃん、今だ!」
「う、うん!」
立ち往生しているカンコ君に、ロシアノビッチ君とベトナちゃんは集中砲火を浴びせました。
逃げようとするところをベトナちゃんのアッガソが立ちふさがり、攻撃しようとすればゾッコに遠距離砲撃されるという悪循環です。
無論白兵戦をしているベトナちゃんの機体も無傷ではありませんが、元々コストが低い機体ですので同程度のダメージならば有利なのです。
コスト170のアッガソ一機でコスト375のガソダムと刺し違えられれば大金星です。
つまり相打ち覚悟の玉砕戦法といえるでしょう。
しかもロシアノビッチ君の援護付きなのですからこれほど心強いことはありません。
「ニ、ニダーっ!」
思わぬ反撃にペースを乱したカンコ君はあっさりやられてしまいました。
それを見て、アメリー君が苦い顔をします。
「ちいっ、役たたずめ!」
「すまんニダ……」
連合軍の残りコストは225、あと一機やられたら負けになってしまいます。
「こうなったら高々度爆撃に徹するしかない! いいなカンコ君!」
「ケ、ケンチャナヨ〜」
自分で自分を慰めるカンコ君、二度目の出撃です。
本来なら既に傷ついているアメリー君のガソダムがバックアップになり、新品で再出撃してきたカンコ君ガソダムをアタッカーにするのが常道です。
しかし先程のへたれっぷりを見せつけられたアメリー君にはその指示はリスクが多すぎて出来ませんでした。
そうこうしているうちにタイムアップが近付いてきます。
規定時間が過ぎてしまうと、その時点で残りコストが多い方が勝ちです。
つまりこのまま膠着状態が続くと自動的にアメリー君・カンコ君連合軍の負けになってしまいます。
「仕方ない。ボクがアタックするから、カンコ君は援護してくれ!」
「分かったニダ!」
自分が安全地帯にいられると分かるとカンコ君は途端に元気になりました。
さてアメリー君は最後のチャンスとばかりにベトナちゃんのアッガソに急接近しています。
本来であればコスト200のゾッコを狙うべきなのですが、アメリー君としてはロシアノビッチ君との正面衝突は避けたかったのです。
というのもフラフラの今戦ったら敗色が濃厚だからです。
町内一のプライドにかけてもそれだけは回避しなければなりません。
「そういうわけだから、すまないベトナちゃん!」
アメリー君は50の星と13の縞模様の威信にかけて最後の攻撃を仕掛けてきます。
ロシアノビッチ君もベトナちゃんもぎゅっとコントローラーを握りました。
ズキューン!
「あ……」
今、正にアッガソに斬りかかろうとする寸前、アメリー君のガソダムにビームが突き刺さりました。
弾き飛ばされて無防備のまま水中に落下してしまったアメリー君は、待ちかまえていたジオソ軍に袋叩きに遭ってしまいます。
「カ、カンコ君……君って奴は……」
そうです。
アメリー君のガソダムに背中に当たったビームは、カンコ君が状況も見極めずに乱射した流れ弾なのでした。
「い、今のはベトナちゃんを狙おうとして手が滑ってしまっただけニダ!」
一生懸命に言い訳をしますがもう遅いです。
ドッカーン!
アメリー君のガソダムが大爆発を起こして消滅します。
『GAME OVER』
ロシアノビッチ君とベトナちゃんのジオソ軍の勝ちです。
アメリー君の鷲の目が鋭くカンコ君を睨みます。
「足を引っ張ってばかりいやがってぇ〜!」
「ち、違うニダ! こ、これは……そう、ニホンが悪いニダ! ニホンがベトナちゃんに教えたのがいけないニダ! そもそもこんなゲームを作ってウリたちにやらせたのも陰謀に決まっているニダ! ニホンはこれに対して謝罪と(以下略)」
必死になって弁解をするカンコ君を後目に、ベトナちゃんは大喜び。
ロシアノビッチ君の手を握ってお礼を言っています。
普段は権謀術数とウオッカにしか興味のないロシアノビッチ君も、ちょっと照れて嬉しそうです。
「納得いかないニダーっ! やり直しを要求する!」
一人だけ場の雰囲気を壊す発言をしています。
町内頂上入りを目指して日夜ニホン家の追い落としを使命としているカンコ君です。
ここはひとつ、アメリー君の機嫌を直しておかないといけません。
「次は活躍するニダ! ヒデヨシを撃退したウリナラの優秀さを証明するニダーっ!」
もうあまり乗り気のしていないアメリー君を無理矢理引きずり込むと、また同じチームと機体を選択します。
「では次は朕がやらせてもらうアルよ」
ベトナちゃんに代わってチューゴ君が入ってきました。
二回の戦いを観察し、既に対アメリー君の準備は万端のようです。
さすがは町内一慎重と評判のチューゴ家の子供、勝つと確信できるまでは動かなかったようです。
バチバチ
モニターを挟んで火花が飛び散ります。
アメリー君VSロシアノビッチ君・チューゴ君の戦いです。
アメリー君の機体は当然ガソダムです。
ロシアノビッチ君とチューゴ君は相談してドモを選択しました。
黒い……いえ赤い二連星です。
実はこの二人、一見志を同じくしてはいますが仲が良くありません。
アメリー君を敵視していても、連携を取って倒そうとは考えていないようです。
一対一ではアメリー君に勝てない。しかし協力はしたくない。
この二律背反を打破する手段を二人はそれぞれ考えました。
「スパシーボ!」
「好!」
どうやら同時に考えついたようです。
そして標的を狙う彼らの赤い視線が一つのニダに注がれました。
このゲームはチームプレイです。
別にアメリー君と直接対決したり協力し合ったりしなくても、弱い奴から叩いていけばいいのです。
「(ま、不味いニダ……)」
ひとりカンコ君だけが縮こまっていました。
他の皆の眼がちょっと変なことにやっと気付いたのです。
さすがは半万年も隣国の顔色を伺い続けただけあって、こういうことには聡いのです。
やられないためには反撃しなければなりません。
でも敵の誰に攻撃しても後が怖いのです。
「では試合開始アルよ!」
ステージは黒海南岸森林地帯、景色が暗めの低い丘陵地帯です。
そこをジオソ軍のドモが滑るように接近してきます。
「(に、逃げるニダ)」
強い相手とは戦わないのがカンコ家代々の家訓です。
試合開始早々、ブーストジャンプして丘の裏に隠れようとします。
「おい、どこへ行く?」
「ニダ!?」
目の前にアメリー君のガソダムが立ちはだかっています。
「我が勇敢なるステーツ軍では、敵前逃亡は銃殺刑だぞ」
ジャキーンと銃口がカンコ君の機体に向けられています。
「ニダーッ!」
慌ててカンコ君のガソダムは回れ右をして戦場に戻っていきました。
当然赤い二連星と鉢合わせになります。
「うう……町内一のアメリーには逆らえないニダ。ここは覚悟を決めて……」
「おいカンコ、てめぇまさかこのロシアノビッチ様に逆らうんじゃねぇだろうなぁ?」
「朕のチューゴ家とカンコ家は昔からイロイロと関係していたアルなぁ?」
コントローラーを握るカンコ君の手がピタリと止まりました。
そうです。
カンコ家はこれまで二君にも三君にも仕えていたので、周囲は元主人だらけなのです。
無意識に逆らえない何かに押されてキムチ色をしたガソダムがじりじりと後退を始めます。
ガツッ
しかし後退はそこで止まりました。
アメリー君のガソダム・パイロットネームイグルーが退路を断っていたのです。
「カンコ君……」
「カンコ〜」
「どうするアルか?」
カンコ君は三方から挟まれて死んじゃう寸前です。
ここはいつもの……とニホンちゃんを探すと、隣の部屋でベトナちゃんと美少年シミュレーション・アンジェソーナをきゃっきゃと楽しそうにプレイしています。
これでは得意の謝罪と賠償の請求で外交を煙に巻くことも出来ません。
「ア、アイゴーーーーーーーーーーーーーーーっ!」
結局いつもの悲鳴を上げるカンコ君でした。
終わりこんにちわ。
はじめて投稿しました。長くなってしまってすみません。それと時間軸が少しおかしいですが、見逃してください(藁
>>88 昔のコンプティークの三国志リプレイを思い出しました。
90 :
k*k:02/04/15 22:29 ID:/aGCf6Q9
>>73〜88
一戦目が太平洋戦争で
二戦目がベトナム戦争で
三戦目が朝鮮戦争かな?
一戦目にカンコが混ざっているがあの国にはあの法則があるから
ある意味的確なキャストかも。
「複製人間1」
「ククク・・・ニホン、ウリナラは動物の複製に成功したニダ。」
「ひゃあっ、あ?なんだキッチョム君か・・・いきなり声かけないでよ。」
めったに出会わないキッチョム君に声をかけられて驚いているニホンちゃんですが、
キッチョム君はかまわず話を続けました。
「ニホンが驚くのも無理はないニダ。だが、動物の複製は最終目的ではないニダ。」
(その話に驚いたんじゃないんだけどなぁ)
「最終目的?どういうこと?」
「ククク、最終目的?決まってているニダ。ヒトのクローンを作ることニダ。」
「うーん?そんなもの作って、いったいどうするの?」
「フフフ・・・分からないニカ?」
「え?」
「フフフフフフ・・・アレの完成度は今でも地球町一ニダ。だが、この技術を使えば
まさに完全無欠の完成度となるニダ・・・ククク・・・」
「え?・・・ま、まさか・・・そんな、そんな、恐ろしいことを・・・」
92 :
なー ◆i2juaL6k :02/04/16 22:24 ID:bVN2mvsZ
93 :
_:02/04/17 08:36 ID:oKA84a2g
>>52 ちょい遅レススマソアル。
漏れ的にチューゴは
影から悪の組織を操り、ヤバくなったらこちら(正義)側に寝返ってそのまま、とかキボンアル。
その他のコトに関しては漏れはトーシロだし、そちらの作品なので何も言えないアル。
では。
94 :
_:02/04/17 08:37 ID:oKA84a2g
しまったsage忘れアル。
ちょい逝ってくるアル……
>>93 とりあえずAパートできました。
今日の夕方にUPできたらします。
チューゴは後半の最後の最後に登場させようと思ってるニダ。
戦隊モノの鉄則で『ニーダー怪物の2倍の力を持つバイコクニダー』っての
後半で考えてますので、それに絡んで登場してくるとおもうニダ。
リアルで戦隊モノの悪の組織みたいなことを山のようにしてくれるので、ネタに
追いつきません(笑)
96 :
_:02/04/17 13:17 ID:oKA84a2g
>>95 なるほどアル。
とりあえずは期待して待ってるアルヨ。頑張るアル。
…しかしこういうネタになると高い確率で出てくるのが先行者…アルネ。
ゾマおじさん(元ネタ−ここが変だよ日本人よりゾマホン)とか思いついたけど文才無いから話作れん…
とか言ってみる
【有事戦隊・ユウジファイブ(まだまだ仮名)】
とある昼下がり・・・地球町のとある団地。
「ただいま〜」
「お帰りなさい。リヒテンシュタイン」
「お母さん。おなかすいたよぉ」
「冷蔵庫にワッフルがありますよ」
「わーい」
それは、ごくありふれた昼下がりの光景だった。
しかし・・・
「あれぇ・・・なんだろう・・・このビニール袋・・・パンパンに膨らんでるよ」
「あら・・・そんなもの入れたかしら・・・?」
不審に思った二人が、揃って冷蔵庫を覗き込んだとき、
・・・真っ赤なビニール袋がいきなり破裂した!!
「うわああああ」
平凡な親子の顔が真っ赤な汁で染まり、全身をかきむしり、悶え、苦しむ。
いったい二人のみに何が起こったのか!?
【第2話】爆発!?真っ赤なキムチ
超異次元ニーダー空間。
そこは普通の歴史観では理解できない歴史が支配する異次元空間。
そこを漂うのが異次元要塞ニーダー城である。
謁見の間では、ロレックス製の豪華すぎるイスに、美しい顔の女性が鎮座していた。
ニーダー一族を支配するニダリアン女王である。
彼女は、戦いに敗れて死んだ同胞”キムチニダー”の生首が植えられた鉢を見ると、
昨日とは違う顔に大粒の涙を浮かべて「アイゴー。アイゴー」とその死を嘆いていた。
その様子があまりに長いため、側近のアガシーがたまらず声をかけた。
「ニダリアン女王様。そのようにお嘆きなさいますと、お体に触ります。
どうぞ、ウリナラを称えた教科書でもお読みになって、お心をお鎮めください。」
しかし、ニダリアン女王は差し出された本をびりびりと破り捨てると、額に血管を浮かべて
アガシーを大きな声で罵った。
「アガシーよ。貴様は悔しくないのか、ウリナラ同胞が殺されたのだぞ。ああ、憎たらしい!!」
そう言うと、ニダリアン女王は手当たり次第に近くにあるものを投げつけて暴れる。
アガシーたちは悲鳴をあげて逃げ惑うばかりだ。
「女王陛下!!」
それを制したのは、サムラビ姿に身を包んだニダダー将軍であった。
暴れる女王を羽交い絞めにしながら、彼女の気をなだめようと必死で叫ぶ。
「女王様。すでにニーダー怪物のキムチニダーが復讐の準備に取り掛かっております」
「キムチニダー?」
そう聞き返すと、女王は大人しくなった。
「キムチニダーの唾を入れたキムチパックは、冷蔵庫の中に入れると気圧の関係で爆発を
起こすので ございます。」
「うむ・・・それで・・・」
「これを地球町のあらゆる家庭の冷蔵庫に・・・」
それを聞くと女王は、残酷な笑みを浮かべてニダダー将軍に厳命した。
「よろしい。地球町をキムチの汁で真っ赤に染め上げるのだ!!」
「はっ!!」
その頃、ゾヌランドでは、アメリーは新聞を読んで考え込んでいた。
「爆発する冷蔵庫が続発か・・・。」
彼はアメリカンコーヒーを飲み干すと、隣に座る金髪の女性に話しかけた。
「・・・ここ最近、冷蔵庫の暴発事件が多すぎる気がするな」
彼女はナイフを研ぐ手を休め、知的な瞳を輝かせて静かに答えた。
「ニーダー一族が関係しているんじゃねーか?」
赤ら顔のロシアノビッチも同調する。傍らにはウォッカの空き瓶の山×10。
「タイワンは?」ふと思い出したようにアメリー。
「サクラの説得に行っている。」とぶっきらぼうにアーリア。
「5人揃っての『ユウジ・ファイブ』だものなぁ」あまり考えもなくロシアノビッチ。
ユウジピンクであるヒノモト=サクラは、戦隊への参加を拒んでいた。
ヒノモト家の家訓で『いかなる戦闘にも参加しない』と定められているからだ。
「あいつはケンカを知らないお嬢様だからな。俺たちみたいにホイホイと「やります」
なんて言えないんだろうよ。」
とはロシアノビッチの談話である。
その頃、ユウジグリーンであるタイワンはヒノモト家の屋敷前にいた。
タイワンとサクラは同じ町に住む小学校の頃からの幼馴染である。
そのためサクラの説得を買って出たのだ。
しかし・・・
「どうやって・・・会えばいいのかナ?」
タイワンは肝心のアポイントについて考えていなかった。
しかたなく家の周りをとウロウロとしていると、そんな彼女を不審に思ったのか、
門から気難しそうな初老の女性が出てきた。
「誰ですか、貴女は?」
女性は不機嫌と侮蔑の絶妙のブレンドで問いただした。
「怪しい者じゃないネ。ニホンちゃんの友達のタイワン言うヨ。ニホンちゃんに会いたいネ。」
「タイワン・・・。」
その名前を聞くやいなや、その老婆は鬼のような形相で彼女を睨みつけた。
「あなたにはお会いさせることはできません」
「え、どうしてネ?」
「ダメなものはダメ!!!」
理由にならない理由で門を閉ざされると、家の中から彼女に向かって塩が撒かれる。
「仕方がないネ。」タイワンは退却した。
その頃、ユウジピンク、ヒノモトサクラはテニスの練習をしていた。
「ニホンちゃん!!」
彼女がその声に振り返ると、そこには4人の戦友が立っていた。
一瞬だけ切なそうな表情を見せると、彼女は4人に背を向けて、その場を去ろうとする。
「ニホンちゃん!君が必要なんだ!!」
背中越しに聞こえるアメリーの声。
「・・・」
「ニホンちゃん!!」他のメンバーも追従して叫ぶ。
「・・・ダメなんです。ごめんなさい。」
彼女は顔だけ振り返ると、さびしそうな表情で答えた。
「私の家は・・・なにがあっても暴力を振るわないという家訓があるんです。」
「じゃあ、君はニーダー一族が、この町に何をしても見てみぬふりをするのかよ」
「・・・ごめんなさい・・・」
そう言って、4人に背を向けて去っていくピンク。
「待ってくれ!!まだ話は終わっていない!!!」
「よせ。レッド」
追いすがろうとするアメリーをほかの3人が必死で抑える。
「彼女の意思は固い。時間をかけて、ゆっくりと説得するしかないんだ。」
アーリアが諭すように彼を制した。
Aパート終了です。
最初はジェットマンみたいな足並みの揃わない戦隊モノにしたかったのですが
『俺に惚れろ』のマカロニーノ君を外したせいでデンジマンになってますね・・・。
今回のテーマは分かりづらいけど有事立法。
爆発するキムチはビニールなどに包んだキムチが爆発するのが元ネタ。
・・・にしてもキャラが立ってない・・・。恥ずかしいのでsageます。
あ、それから歴史戦隊から有事戦隊に名前が変わりました。
あと、なにか戦隊モノならではのアイデアきぼんぬ。
放課後、校庭でみんなが好きな遊びを話題にしています。
「僕のオススメはパラダイスで歌って踊って楽しくやること。これが一番さ」
アメリー君がそうい言うと、みんなが頷きます。
アラー組の子供達も遠巻きながらしきりに頷いています。
普段は仲があまりよくないのに、妙なところで意見が会うんだなとニホンちゃんは感心しました。
「ボクは謎解きがいいな」
イン堂君は知恵の輪を弄りながら答えます。
遠い目をするイン堂君を見て、ニホンちゃんはイン堂君がふっと消えていなくなってしまうような気がして、知恵の輪が解けなければいいなと思いました。
「なにを言ってるニダ。お金儲けが一番楽しいハセヨ。二番目に楽しいのはお金をぱっと使うことニダ。マンセー!」
カンコ君は自信満々に言います。
みんなはそんなカンコ君に軽蔑の眼差しを送りますが、ニホンちゃんは少しだけカンコ君に同情しました。でも口には出さないところがカンコ君と違います。
「で、ニホンちゃんはどんな遊びが好きなの?」
タイワンちゃんが尋ねます。
でも、ニホンちゃんは微笑みながらみんなを煙に巻きます。
「ずるいよ!」
「ニホンのことなんかホットケとボクは忠告したいアルね」
チューゴ君の言葉に、みんなは笑い出しました。
どっとはらい
おまけ
エジプト君は保健室でこっそり体重測定をするの楽しみですが、アラー組の面々に知られたら変態扱いされるだろうと思い、それを隠しています。
「どうかしましたか、エジプト君?」
「な、なんでもないです!!」
アーリム先生が尋ねると、エジプト君は慌ててつくり笑顔を浮かべました。
>105-106
ソースはとくにありません、謝罪と反省を(以下略
>16
多謝。そのうちコッソリと(ボソ
108 :
:02/04/17 23:04 ID:gUx135WJ
以前、よく新人さんが出てきたけど、
一回こっきりでそれっきりってのが多かったね。
なんとか定着してほしいんだけどなぁ。
個人的には、国歌の話の続きキボン。
109 :
:02/04/17 23:33 ID:3wqZYM7E
ん。みんな反応がないと書かなくなっちゃうんだよね。まあ当然なんだけど。
といって、大して面白くもないネタを絶賛するのも今更わざとらしいしね。
どうしたもんだか。
110 :
さよくびと@DTM猿:02/04/18 00:20 ID:8kH0pmdB
「地図」
「チューゴ君、酷いニダ!」
今日も騒がしい五年地球組。おや?カンコ君、珍しくチューゴ君に詰め寄っていますね。
「チューゴ君の書いた地図、東池をニホン池って書いてるニダ!間違いニダ!修正して欲しいニダ!」
数日前、地球町の地図を書くという宿題が出されました。それについて、カンコ君は抗議しているのです。
相も変わらずカンコ君は、ニホン池を東池だと主張しているようですね。しかし、ニホンちゃんに対しては
「修正しる!」と居丈高なのに、チューゴ君に対しては低姿勢です。骨の髄まで事大主義が染み込んでいる
んですね。
「あー、もう。五月蝿いヤツアルなぁ……。これは、エリザベスの描いた地図をコピーしたやつアル。うっかり
修正するのを間違えたアルよ。分かったアル。消すから文句言わないアル」
執拗な抗議に根負けしたチューゴ君、地図に書かれた「ニホン池」の表記を消してしまいました。
………と、ちょっと待った。カンコ君、その地図には、「ソウルの間」じゃなくて「漢城の間」って書いてあり
ますよ。それには文句付けないのですか?
…ダメですね。カンコ君、ニホン池の表記を消すことが出来ただけで大満足の様子。というか、ソウルの間
にまで文句をつけて、チューゴ君の逆鱗に触れるのが怖いんでしょうね。
つづき
………しかし。そのチューゴ君に、災難は待ちかまえていたのでした。
「チューゴくーん。貴方、どなたの地図をコピーしたんですの?」
チューゴ君の身体が硬直します。ぎぎぎっ、と、油の切れた自動人形のような動きで振り返ると………。
「アイヤ――――――――――――ッ!!」
怒りに身を震わせたエリザベスちゃんが、烈火のごとき形相で彼を睨み付けていました。
「うふふふふ………チューゴ君、後でゆーっくりと、わたくしとお話いたしましょうね」
がっくり、と肩を落とすチューゴ君。恨みの籠もった声を押し出します。
「……………カンコ、お前のせいでエリザベスにバレたアル。………あとで校舎裏に来るアル」
「な、なんでウリが……………………」
「ほう………。なにか言いたいことがあるようアルな。いつからお前はそんなに偉くなったアルか?」
凍てつくような視線に射すくめられたカンコ君、ガクガクと全身を震わせ始めました。
「ア、アイゴー……………」
………その後、カンコ君は、アメリー君にも同様の文句をつけましたが、こちらは美しいまでに無視されて
しまいました。おまけに、自分の地図は、カンコ家だけを異様に大きく描いていたために、フラメンコ先生にも
こってりと絞られたそうです。………そして。
「ア―――――イ――――――ゴ―――――――――ッ!!」
その日の夕方、地球小学校の校舎裏で、怪鳥のような叫び声が噴き上がったのは、言うまでもありません。
おしまい
113 :
三毛 ◆wPntKTsQ :02/04/18 01:07 ID:JkjWnRYu
「あまてらす」に911話まで入力完了したニダー! ウリナラチェゴー!!
これでやっと創作やHP整備に戻れるニダ! マンセー!!
え〜、ここで河村さんに業務連絡です。
話数ズレ等のあるお話はその旨を入力しておきました。
「リンク先データ異常」で検索するとヒットしますので、
おいおい修正お願いします。
こっぱー君、お疲れさまです!
敬礼!!
116 :
:02/04/19 02:14 ID:qqBlU+23
こっぱー君も創作するんですか。
それは楽しみですね。頑張ってください。
・・・・・・・・・・・・・・なんつったりして。
117 :
:02/04/19 02:52 ID:PpyvM/HB
もの凄い便利です。初心者にも優しい二ホンちゃんマンセー!!
118 :
古参兵:02/04/19 17:08 ID:flNXnckb
こっぱー君に栄誉礼!!
119 :
古参兵:02/04/19 17:08 ID:flNXnckb
命名秘話
それは小学校のクラス変えでニホンちゃんとタイワンちゃんがはじめて同じクラスになったときのことでした。
タイワン「ニホンちゃんー、ニホンちゃんー!」
タイワン「ねー、ニホンちゃんー、次の算数の・・・」
さくら「ニホン?へ?私?」
タイワン「そ、あんた、あだ名ニホン!日之本だから略してニホン」
さくら「そんな安直な」
タイワン「みんなーわかった!?日之本さんは今日からニホンちゃんよ!!」
エリザベス「わかりましたわ」
フランソワーズ「了解」
アメリー「OK」
さくら「ふえー(涙)」
さくら「タイワンちゃん、家に部屋ある?」
タイワン「あるよ?」
さくら「名前は?」
タイワン「台北」
タイワン「南にある方は台南」
さくら「やっぱし」
タイワン「なに?人んちの部屋の名前に文句あんの?あんた何様?」
なんて感じではじめの頃はタイワンちゃんの元気さにふりまわされていたニホンちゃんで
したが、しだいに親友になってゆくのでした
それはまた別の段で・・・
120 :
古参兵:02/04/19 17:23 ID:flNXnckb
パロディースレいつのまにかおちとったのでこちらに
あげてしまったけど、まずかったか?
ニホンちゃんでの航空機の扱いってどんな感じだったけ?
動力・機種別で誰か教えて
122 :
:02/04/19 21:33 ID:ZxJbh9X/
話によってまちまちだけど、
現代機の場合は、犬として書かれていることが多いよ。
アメリー君の家やニホンちゃんの家のイーグルとか。
123 :
ななしやねん:02/04/19 23:09 ID:+qoN3wni
ニホンちゃんは近頃忙しそうにくるくる働いています。
カンコ君ちと共催のシューキュー大会も目前で、お手伝いも大変なのです。
タイワン「ニ、ホ、ンちゃん!遊びいこっ」
ニホン「あ、タイワンちゃん、待っててねもうすぐ終わるから」
タイワン「うわ…すごいなあ、念には念をいれてるね」
感心するほど丁寧な仕事振りです。と、影から何か現れました。
ハイチ「そうだ。念には…念。ニホンは流石だな…隙がない」
タイワン「うわあ!びっくりした。ハイチちゃん、後ろにいたの!?」
ハイチ「通りかかった。」
タイワン「そ、そう。」(気配なかったけど?)
仕事に集中していたニホンちゃん、終わってやっと気が付きました。
ニホン「あれっ、ハイチちゃん久しぶり。どうしてたの?」
ハイチ「ああ。仕事を、な…。処でニホンちゃん、[念]の入った仕事振り…見せてもらった。」
ニホン「?」
ハイチ「万事に念をいれるのは…大事なことだ。その性質がお前を護っている…。」
ニホン「う、うん?」
タイワン「ニホンちゃん手抜きしないもんね」
ハイチ「[念]には[念]だ。隙をつくらない事だ。それを忘れるな」
???なニホンちゃん。そこへ刺激臭が漂ってきました。
124 :
ななしやねん:02/04/19 23:10 ID:+qoN3wni
カンコ「やいニホン!何してるニダか?まだ会場づくりか、遅いやつニダ!!」
タイワン「とっくにできてるよ、あんたと一緒にすんなバカンコ」
カンコ「アイゴ!!ウリナラは完璧ニダ!!謝罪と…ウボァ!?」
タイワン「ど、どうしたカンコ、気持ち悪い声だして」
カンコ君、怒りのキムチ色顔が見る見るうちにソウルの道路色(わりと未舗装)つまり土気色になりました。
カンコ「うげろげご」
ニホン「きゃあああああ」
タイワン「なにしてんのバカンコ!!」
崩拳をくらったカンコ君、いやな虹を描きながら吹っ飛び、落下したところでまだ七転八倒。
タイワン「ニホンちゃん無事みたいね…しっかしどうしたのあいつ」
カンコ「ア、アイゴ、アイゴー」肩を中心にえびぞりブレイクダンス。とても不自然です。
ニホン「なんだか…まるで…」
タイワン「・・・呪い?」
振り向くと黒いマントをなびかせてハイチちゃんが去っていくところでした。
(助けて…くれたの?)
携帯をとるハイチちゃん。
ハイチ「カメリューン…依頼は遂行した。主催国は隙だらけで楽だった…
ああ、ではつぎの標的へ向かう」
初カキコ、長文スンマヘン。
ソース:某クイズ番組。アフリカではライバルチームを呪うのは珍しくもない事だそうです。
ハイチちゃん中南米だけど、依頼をうけたということで。
125 :
初心者:02/04/19 23:26 ID:QNR/eypV
やあ、やっと900と十何話か読み終わって、
最前線に追いつきました。
>>ライバルを呪う
ああ、中南米でもやってるとは聞いたよ?
強いチームほど、強いマクンバ(当地の呪術師)がついてるんだそうだ。
「来訪拒否」
「ニホンちゃん!みんな!」
うららかな春の日。教室でのんびりとお喋りに興じていたアジア班のみんなの所に、タイランド君がやって
来ました。いつも微笑みを絶やさない温厚な彼なのですが、今日は非常に虫の居所が悪いようです。
「ど、どうしたの?タイランド君」
「もうボクはカンコ君の家には行かないよ!みんなもやめたほうがいいよ!」
ものすごい勢いです。気圧されつつも、ニホンちゃんは理由を尋ねました。
「だって、カンコ君、酷いんだ。折角遊びに行ったのに、追い返すんだよ!」
「……カンコ君も用事があったんじゃないのかなぁ」
「違うよ!あいつ、なんて言ったと思う?お前とは遊ぶ気がしない。とっとと帰れ!って言ったんだよ!おま
けに、殴るようなそぶりまでするしさ!」
「ひっど〜〜〜い!!」
タイワンちゃんやインドネシアちゃんが、憤激します。
「あいつ、何様のつもり!?あたしが用事で行ったときも、ぞんざいな態度だったわよ!」
「ワタシも門前払いされたことあるー」
「…………私も」
「なんだか偉そうなんだよねー」
おやおや、ベトナちゃんや、普段温厚なパラ雄くんまで、カンコ君への不満をぶちまけ出しましたね。
つづき
「ニダ?みんな揃って何の話してるニカ?ウリも混ぜるニダ!」
そこへやって来たカンコ君、無茶苦茶密度の高い地雷原に、自ら飛び込んできました。
「バカンコッ!あんた、折角遊びに来てくれたタイランド君を、どーして追い返したりすんのよっ!!」
「いつも、家に来い来いって言ってる癖に、なんでそんなことするのさ?」
「断るにしても、言い方ってものがあるでしょー」
「……酷すぎ」
一瞬のうちに集中砲火を浴びるカンコ君。負けず劣らず、あっという間にヒートアップします。
「やかましいニダ!!そもそもお前らが、ウリの家で悪さするからいけないニダ!そんな連中を追い返して、
何が悪いニダァ!!」
『………………』
刹那の沈黙。次の瞬間、「ぶっち―――ん!!」という音が、綺麗なユニゾンとなって教室に響きました。
「ふざけてんじゃないわよ!!人の家で悪さしてるのは、あんたじゃないの!!」
「ボクの妹をいじめておいて、その言いぐさかよ!!」
「ワタシの人形壊して、謝りもしてないじゃない!!」
「おまけに、ニホンちゃんのせいにしようとしたことだってあるくせに!寝言言ってんじゃないわよっ!!」
もはや袋叩きです。ぐうの音も出ないほどに追いつめられるカンコ君を眺めつつ、ニホンちゃんは密かに思
うのでした。
(今回ばかりは弁護できないなぁ……カンコ君、うちでもおもいっきり悪さしてるし、自業自得だよね。いい薬だと思うけど、どうせすぐに忘れちゃうんだろうなぁ。わたしに八つ当たりしそうだし。憂鬱だなぁ)
………………一番の被害者、ニホンちゃん。彼女の悩みは、尽きないのでした。
おしまい
129 :
k*k:02/04/20 02:28 ID:7v6ERhob
小中華思想でしょう。
後、デムパ教育もかなり効いている。
130 :
名無し:02/04/20 15:54 ID:Mfk9vh5f
>>128 W杯の時、大丈夫なんだろうか・・・。
やってきたフーリガン、日本より韓国で暴れまわりそうだ・・・。
こっちはフーリガン対策で、機動隊の装備も一新したというけど、向こうはどうなんだろう?
131 :
:02/04/20 16:06 ID:ikaKErPR
>>130 あっちはいざとなったら軍隊使えますから(笑)
暴徒鎮圧に関しては世界トップと言っても過言ではないですよ。
なんたって光州事件の時に市民のデモ対に機銃掃射くらわした国ですし。
それもたった20年前に、、。
「輝け!!!第二回・チキチキ睡眠ファイトコンテスト1」
アメリー:「輝け!!!第二回・チキチキ睡眠ファイトコンテスト〜〜〜!!!」
アメリー:「司会は、私、アメリーと、」
タイワン:「アシスタントのタイワンでお送りします。」
「さて、タイワンちゃん、この大会も第二回を迎えることになりました。前回は
アクシデントが発生してノーコンテストとなってしまいましたが・・・」
「ええ、カンコ選手のせいで、それはもう・・・」
「ではタイワンちゃん、気を取り直してもう一度ルールの説明をお願いします。」
「はい、ルールは睡眠時間の長さ、それと睡眠中の姿の美しさによってポイントが
加算されて勝敗が決定いたします。」
「選手のみなさんは既に競技を開始していまして、イン堂君、チューゴ君、ニホン
ちゃん、メヒコ君、・・・その他、各選手とも現在、猛烈に睡眠を開始しだした
所です。」
「はい、タイワンちゃんどうもありがとう。では、審査員の方々にお話をうかがっ
て見ましょう。」
「輝け!!!第二回・チキチキ睡眠ファイトコンテスト2」
「エリザベスちゃん、審査のほうはいかがですか?」
「あら?そうね、・・・イン堂君なんか、いい感じね。良く眠っていますもの、無
防備な様子がいいわね。眠っている間に、うふふ・・・いただいちゃおうかしら。
あとは・・・チューゴ君もちょっといい感じで寝てたわね、ふふ・・・」
「うふふ・・・エリザベスったら・・・あなた、欲が深いわね。」
「!!!・・・なによ、フランソワーズ、あなたの方こそ横から口出ししないで
くださる?」
「あー、はいはい。では次にフランソワーズちゃん。お願いします。」
「ええ、わたくしでしたらベトナちゃんかしら。寝顔がなかなかかわいらしい
ですわね・・・うふふ。」
「ほほう、ベトナちゃんですか?」
「そうですわね、ただ、もっと良くなる要素が残っていると思いますわ。こんど
行ってわたくしがいろいろと教えて差し上げることにいたしますわ。」
「あらあら、ベトナちゃんの方ではフランソワなんかには来て欲しくないと思って
るんじゃありませんこと?」
「!!!・・・エリザベス、あなたじゃあるまいし、わたくしはちゃんと優しく
指導してさしあげるつもりでしてよ!」
「輝け!!!第二回・チキチキ睡眠ファイトコンテスト3」
「ああ、あのあの(汗・・・はいっ、後ほどフラメンコ先生やロシアノビッチ君の
ご意見もうかがいたいと思いますが、審査員の先生方には引き続き審査のほうを
お願いします。」
「それではタイワンちゃん、選手のほうのリポートをお願いしまーす。」
タイワンちゃんにマイクを渡した後で、実はニホンちゃんの様子を横目でチェック
していた司会者アメリー君なのでありました。
おしまい
※第一回睡眠ファイトの時に組み込みきれなかった分のネタを独立させて焼き直した
もの、よって第三回はありません(多分)
なんか変なのばっかでごめんなさい。
135 :
初投稿:02/04/20 17:30 ID:VgHxabKU
どっくふぁいと
「頼むニダァ!ウリナラにも欲しいニダ!」
カンコ君はニホンちゃん家にもいる忠犬「いーぐる」が欲しくて何日も掛けてアメリー君と話合っていました。
「でもお金が足りないって前から言ってるじゃないか」
とアメリー君は突っぱねます。
「なんとかするニダから〜、ちっちゃい花火を諦めて足りない分うめるニダ!」
なかなか諦めないカンコ君、よほど欲しいようです。
「それでもまだ足りないぜ、その分はどうするんだ?」
何日も引っ付かれてややウンザリ気味のアメリー君はカンコ君の欲しいの電波に押されてるようです。
「それはアメリー君がおまけするニダよ!ケンチャナヨー!」
さりげなくすごい事を言うカンコ君・・・あいかわらずのようです。
「なっ!」
一瞬、引き攣ったアメリー君でしたがカンコ君の目からキラキラと出る欲しいの電波にこれ以上は限界のようです。
「お〜け〜・・・」
これ以上、気色の悪いカンコ君の顔を見るのはごめんだという感じでアメリー君はついに折れました。
「やったー!これでニホンに追いついたニダ〜!名前はいーぐるF15Kニダ!」
「後はウリが調教をしてニホンのいーぐるなんかよりも遥かに強い犬するニダ!ウリナラマンセー!」
アメリー君はちょっと何か言いたげでしたがこれ以上付きまとわれるのがイヤでしたので言葉を飲み込んだようです。
アメリー君とカンコ君の会話をそばで聞いていたある人物がはしゃぎ回っているカンコ君の襟首をつかみました。
「何するニダ!そういう事をすると謝罪と賠償を!(以下略)」
振り向いたカンコ君の前には般若の如き形相をしたフランソワーズちゃんが立っていました。
「ニ・・・ダ・・・?」
136 :
初投稿:02/04/20 17:32 ID:VgHxabKU
その顔を見たカンコ君、熟れる前のトウガラシよりも顔が青くなってます。
「今のお話、一体どう言うコ・ト・カ・シ・ラ!?」
実はカンコ君はフランソワーズちゃんの家の犬にも欲しいの電波を出していたのです。
プライドと誇りは5年地球組の中では一際高いフランソワーズちゃんは二股を掛けれた上あっさりと
裏切られた訳ですから怒りは怒髪、天を突くの状態です。
この形相にはエリザベスちゃんも引き、ニホンちゃんなどは「あわわ」となってます。
違う意味のクラスの注目の的になってしまったカンコ君、何か言い返さないと男になれません。
「も、もうフランソワーズの所の犬は要らないニダ!アメリー君と交渉がまとまったニダ!」
「おおっ!」
普段ならこのあたりで叫び声と共に消えてしまうカンコ君ですが、キッパリと言い返しました。
これにはクラスの男子は動揺とも賞賛とも言えぬ叫びがあがります。
いつの間にかにもカンコ君も青からキムチ色にボルテージアップしています。
いつもと違うパターンにフランソワーズちゃんもちょっとビックリです。
お互いの目からはバチバチと今にも音に聞こえそうなほどに火花が飛び交っています。
みんなもハラハラとそれを見守っています。
その瞬間、ドアがガラッと開きました。
入って来た人物を見た瞬間、みんなの目はテンになります。
その人物を見たカンコ君、顔色がまた熟れる前のトウガラシのような青に変わってしまいます。
今日は信号機のようにクルクルと変わるようですね。
「カンコ!オボジは恥ずかしいニダ!お前の遅刻癖と素行不良でフラメンコ先生にシバかれたニダ!」
「この屈辱は後で謝罪させるニダ!賠償の変わりに折檻のフルコースをしてるニダ!」
賞味期限を切れたキムチ色のカンコックさん怒り心頭で入ってきました。
しかし親までシバいちゃうフラメンコ先生・・・さすがですね。
「オボジ・・・」
カンコ君、青ざめたうえにすで半泣きです。
「それと新しい犬についてはまだ認めてないニダ!後でゆっくりと話すニダ!」
137 :
初投稿:02/04/20 17:33 ID:VgHxabKU
そう言い終えるとカンコックさんは教室から出て行ってしまいました。
実の息子がクラスメートに囲まれ睨み合いをしてるというのに・・・
カンコックさん、さすが空気を読めてません。
カンコ君、気を取り直しフランソワーズちゃんを見るとすでに般若の形相は跡形もありません。
今のやり取りで全てを察したフランソワーズちゃんは勝ち誇った顔をしています。
「そうでしたね、あなたはあなたのやり方がありましたわね。ふふふ」
「ならばわたくしもあなたのやり方に従いましょう、カンコ家を町内会裁判に提訴いたしますわ!」
「あなたがいつもおっしゃってるようにわたくしはカンコ家に謝罪と賠償を(以下略)ですわぁ〜」
普段、自分でいうべきセリフを取られてしまったカンコ君、周りを見渡しても目が合うクラスメートは
皆、目が合った瞬間に下を向いてしまいます。
敗北感と待つべき折檻フルコースへの恐怖感ですっかり土気色の顔になってしまったカンコ君
脱兎の如く廊下に飛び出し遥か廊下にこだまするのは
「ア〜イ〜グォォォォォォォォォォッォ」
これだけはお約束のようですね。
初めて投稿します。
以前に何話かは忘れてしまいましたがこれの前ネタみたいの読んだ事があります。
続きみたいになってしまいました。
前作の作者さん、申し訳ありません。
これのソースは
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2002/04/19/20020419000016.html です。
初投稿の上、長々すみませんでした。
138 :
k*k:02/04/20 23:13 ID:7v6ERhob
>>137 韓国の経済力であの『空飛ぶロールス・ロイス』を40機も買えるのか?
更に稼働率や運用法を考えたらF-16でも釣りが来るぞ。
139 :
初投稿改め雉虎:02/04/20 23:15 ID:VgHxabKU
ショピングモール
「ねぇねぇ、今日ニホンちゃんちのショッピングモールにお買い物に行っていい?」
帰り支度をしているニホンちゃんにタイワンちゃんが話し掛けます。
「いいよー、あたしもお買い物があるから一緒に行こうか」
ニホンちゃんはにこやかにタイワンちゃんに答えました。
「ニホンちゃんちのショッピングモールは綺麗だから大好きなの」
「・・・ちょっと高いけど・・・」
最後にボソリとつぶやいた言葉も聞こえましたがニホンちゃんはあえて聞こえないふりをしました。
「ニホンちゃんのショッピングモールに行かれるの?わたくしもいいかしら?」
そこにフランソワーズちゃんも加わります。
「フランソワーズちゃんも?うれしいなぁ」
パッと笑顔をほころばせてニホンちゃんは答えます。
タイワンちゃんの顔が一瞬だけ曇ったのですがそんな事には全然気が付かないものニホンちゃん
ならではなのでしょう。
「わたくしの家からお出ししている商品がどれぐらい売れるかちょっと見てみたいのですわ」
140 :
初投稿改め雉虎:02/04/20 23:16 ID:VgHxabKU
フランソワーズ家から出る洋服やカバンなどはニホンちゃん家では大人気です。
「おこずかいが減っちゃったよ〜」なんて嘆くニホンちゃんでもフランソワーズ家から
新作が出れば必ず品切れになります。
恐るべし、ニホンちゃんマネーは健在なのでしょうか?
「ボクの家には世界最大級のモールがあるよ。3日は無いと回り切れないからホテルまであるんだ」
「ひぃっ!」
3人でそんな話をしているといきなりニホンちゃんの真後ろから急に声がしました。
ニホンちゃんはあまりの唐突さで思わず声をあげてしまいます。
「カナディアン君、いつからいたの?」
ニホンちゃんは振り向いて話します。でも心臓はまだバクバク言ってるようです。
「さっきからずっといたけど・・・ごめんネ、驚かせるつもりは無かったんだよ。」
「まったく気が付きませんでしたわ」
フランソワーズちゃん、言う事がストライク過ぎますよ。
「いいんだ、慣れてるから・・・それじゃまた明日・・・」
「「「またね!」」」
三人は声を合わせて返事をしましたが、カナディアン君の存在感の無さはまた更に磨き上がっているようです。
「じゃあ、行こうか?」
やっと落ち着きを取り戻したニホンちゃんがタイワンちゃんとフランソワーズちゃんに言います
141 :
初投稿改め雉虎:02/04/20 23:16 ID:VgHxabKU
教室を出ようとした3人の前についに登場!我らが(?)カンコ君です。
「待つニダ!話は聞いたニダ!」
恐ろしきはカンコ君のウリナラ電波と地獄耳でしょうか?この能力はもっと違う事に使うと
世の中ももっと平和になるのかもしれませんね。
「今日はウリの家に新しいショッピングモールが出来るニダ!だから特売日なのニダ!」
「だから今日はウリの家のショッピングモールに来るニダ!」
後ろに倒れる寸前までに仰け反り鼻息の荒いカンコ君、得意満面です。
「バカンコ!今日はニホンちゃん家のショッピングモールに行くのが目的なの!邪魔すんな!」
タイワンちゃんが食って掛かろうとした時
「さっきは高いって言ってたニダ〜」
ニダニダとしながら痛いところを突っ込むカンコ君です。
「ぐっ!」
これにはタイワンちゃん、言い返せません。
「じゃ〜、今日はカンコ君とこのショッピングモールに行ってみようよ、うちのは明日でも大丈夫だからね?」
すかさずニホンちゃんが仲裁に入ります。こういう所がニホンちゃんの良い所なんでしょうね。
「そうニダ!今日はお得なのニダ!来ないとニホンに謝罪と賠償を(以下略)」
訳の判らない事を言われましたがニホンちゃん、あっさりと無視しています。
142 :
初投稿改め雉虎:02/04/20 23:17 ID:VgHxabKU
成り行きとは言えやもえずカンコ君に付き従いカンコ家のショッピングモールに向かいました。
わたくしは関係ないと言い帰ろうとするフランソワーズちゃんもニホンちゃんとタイワンちゃんにまぁまぁ
と言われ渋々と言いながらやってきました。
「ここがウリの新しいショッピングモールニダ!安いニダよ!」
案内したカンコ君は更に胸を張り言います。
「うわ〜結構、はやってるんだね」
「ホントだ〜2割ぐらい安いよ〜」
と感心するニホンちゃんとタイワンちゃんにカンコ君、しきりに説明しまくりです。
「あら、これは雉ですわね。鳩が無いのが残念ですけど結構、いい趣味ですわ」
食材にうるさいフランソワーズちゃんも満足のようです。
「鳩を食べるなんて野蛮人ニダ!今日のお奨めはこれニダ!」
フランソワーズちゃんのこめかみにスジが浮いたのですが得意満面のカンコ君はお構い無しに人が群がっている
所を指差します。
確かにパックされた肉が飛び交うように売れていきます。
「よく売れてるね〜、何のお肉?」
頬を引き攣らせているフランソワーズちゃんとの間に入りニホンちゃんがカンコ君に尋ねました。
「犬」
その一言を言うやいなやフランソワーズちゃんの方から「ブチり」という音が聞こえます。
「どっちが野蛮人なの!!!!」
なんとフランソワーズちゃん、ジダンもビックリなキックをカンコ君の尻に決めます。
カンコ君は見事な放物線をえがき消えていきました。
最後にはドップラー効果かもしつつカンコ君の声が響いていました。
「アイ〜ゴ〜オォォォォォォォ」
おしまい
ソースは
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2002/04/19/20020419000014.html です
143 :
初投稿改め雉虎:02/04/20 23:21 ID:VgHxabKU
雉虎と申します。
調子に乗って2作も出してしまいました。
お目汚しで申し訳ありません。
ご批評、ご意見など申していただければ幸いです。
よろしくお願い致します。
144 :
sage:02/04/21 01:29 ID:v/EahxBc
>123・126・135・139
うん。なんか初期の「ニホンちゃん」に戻ったようでいいですね。
やはりこのへんのネタやらオチが一番面白いです。
145 :
さよくびと@DTM猿:02/04/21 01:52 ID:w+xHR2BS
>雉虎様
ワラタでし。
ただ、犬肉問題にフランソワーズを絡めるのは、できれば避けた方が無難かと。
フランス人の悪食ぶりは、下手すると韓国といい勝負ですから。
>>137 ただ、小関を10人並べるより一人のカブレラの方が威圧感があるように、
F-15というブランドは、韓国軍にとってはそれだけでステータスなのでしょう。
(そのやり方の最たるものが旧ソビエト軍で、新型兵器を導入する時は
とんでもない性能の試作機を一つ作り、実践部隊には性能をがくっと落とした量産機を配備させていました。)
146 :
:02/04/21 03:12 ID:GV22KeEX
ブリジット・バルドーと絡めたのでは?
犬肉食に抗議運動やってますよね
147 :
初投稿改め雉虎:02/04/21 12:32 ID:Mo6Cfnie
雉虎でございます。
>>144様
ありがとうございます。3日間掛けて一気に読み上げそのうえで投稿したしたので
おそらく初期っぽくなったと思います。だから他の作家さんの朴李っぽいものに
なってしまいました。もっと精進します。
>>145・146様
ご意見、ごもっともだと思います。鳩や肝硬変のアヒルの肝臓やカタツムリを食ってる
フランソワーズ家は文句は言えまいと言う議論を以前にお見受けした事があります。
でもソースの原題が「ブリジットバルトーもびっくり!!」と言う人をくったタイトル
でしたのであえて絡ませてみました。お気に触りましたら申し訳ございません。
ご批評、本当にありがとうございました。さらに精進いたしますのでよろしくお願いいたします。
148 :
上:02/04/21 12:48 ID:srAyMRUT
雉虎さん、大変楽しく読ませていただきました。
初めは朴李系かなあと思っていたら、犬肉だったのでちょっと予想外で面白かったです。
(パクリって、一発変換できるのか!新鮮な驚き!)
149 :
:02/04/21 15:44 ID:Y52nQoyp
>とんでもない性能の試作機を一つ作り、
>実践部隊には性能をがくっと落とした量産機を配備させていました
地球連邦軍……?
スレ違いすみません。
150 :
大洞商会:02/04/21 17:20 ID:1owfjxwq
「とじまり」
アメリー「ベガス、戸締りはすんだか」
ベガス 「もちろん、玄関の五つ、窓の三つその他諸々、全部閉めたわよ」
アメリー「閉め忘れは、ないよな」
ベガス 「兄ちゃんは心配性だなぁ、大丈夫だよチャント閉めたから」
アメリー「いくら鍵を閉めたからって壊されたら、お終いだ、明日になったら、窓に鉄格子をはめよう」
ベガス 「まだやるの、いい加減にしてよ!」
ところ代わった別の家
ニホン 「お先に、失礼しました。」
お母さん「あら、お風呂すんだの」
ニホン 「うん、いい湯だったよ」
お母さん「じゃあ、お母さんも、入ろうかしら・・・・
あら、お風呂の窓、開けたまま入ってたの」
ニホン 「うん、だってその方が、開放感があって気持ちがいいもん」
お母さん「それもそうね、」
お父さん「ニホン、もう夜も遅いから、戸締りしてくれ」
ニホン 「別にしなくても、問題ないとおもうけど」
お父さん「まぁ、お前がそういうなら問題ないかな」
ニホン 「うん、問題ないよ、それじゃあ、お父さんお休みなさい」
お父さん「お休みニホン」
151 :
大洞商会:02/04/21 17:20 ID:1owfjxwq
そして夜は更け、丑三つ時、ニホン家に忍び寄る怪しい影
? ? 「差し足、抜き足、忍び足
ニホン家の連中はもう寝たころアルね、早速、仕事にかかるアル、
今日も冴え渡る、神業的ピッキング」
カチャカチャカチャ
? ? 「おかしいアル、ナカナカ開かないアル、私がこんな鍵にてこずるはずは・・・・・
ん? 」
ガチャリ
? ? 「アイヤー、今日も鍵がかかってないアル、楽なのは好いけど、これじゃは、
張り合いが無いアル、ニホンはもう少し戸締りをシッカリして欲しいアル」
怪しい影は道理外れな文句をブツブツいいながら、ニホンちゃんの家の中に入っていきました。
おしまい
解説
本当はスパイ天国日本の話を書こうとしたのですが
何故かピッキングネタになってしまいました。
おかしいなあ、窓を開けてお風呂に入っているニホンちゃんを遠くから誰かが
覗いているとゆう、感じの話を書こうとしたはずなのに・・・・
153 :
JY:02/04/21 19:05 ID:51kwVujO
閑話休題ですが、
ネット上での匿名の投稿作品に対して著作権が認められました。
だからなんだという事もないですが、
作家さんたちもこれを励みにがんばってくださいな。
154 :
雉虎:02/04/21 22:57 ID:Mo6Cfnie
雉虎です。
>>148様
ありがとうございます、もっと精進して頑張ります。
大洞商会さん、いつも楽しく拝見いたしてます。
ちょうど中国ピッキング団逮捕、余罪1億円か?などのニュースがありましたので
大笑いさせてもらいました。また楽しい作品をお待ち申し上げます。
155 :
ななしやねん:02/04/21 23:24 ID:rcFVQ5I1
>>152 >123です。うおおータイトル命名サンクスコです!&乙カレー!
貼ったあとで題名つけてないのに気がついて、どないしょか思てました。多謝。
また貼りますー。
156 :
弓式:02/04/22 21:07 ID:JjJMriIz
チュウゴ君とチベットちゃん
「どこにいくアル?チベット?」
学校から帰ろうとしたチベットちゃんは体をびくっとさせ後ろを振り返りました。
チュウゴ君を見て何故か体が震えています。
「どうしたの?チュウゴ君?」
声も震えてしゃべっています。
そういうとチュウゴ君はチベットちゃんに肩をぽんと叩いて、
「別に何も悪い事してなければ。何もしないアル。ただ・・・悪い事をしていれば・・・
どうなるかわかるアルか?」
チベットちゃんは手を払いのけました。
チュウゴ君は一瞬むっとした表情になりましたがすぐに元の表情になり、
チベットちゃんの着物の中に手を伸ばそうとします。
「や!」
チベットちゃんは嫌がって身をよじりました
しかしチュウゴ君はすぐに何かチベットちゃんの着物の中にあったものを奪いました。
「まったく。ダライラマおじさんの写真。これはもってちゃいけないといつも言ってるアル。
罰として我の家での仕事、掃除、洗濯、家事を増やすアルよ」
チベットちゃんは怒り出しました。
157 :
弓式:02/04/22 21:07 ID:JjJMriIz
「何言ってるの!写真くらい持ってたっていいじゃない!それにあなたの家の家事なんて知らない
よ!この前だって仏さまの話をニホンちゃんと話してただけで夕ご飯抜きだとか、理不尽すぎるよ!
もう、わたしチュウゴ君家から出て行きたいの!独立して新しく家を建てたいよ!」
一通り話すと息切れしたようで、はぁはぁと膝に手をつけ休んでいます。
その話が終わるとチュウゴ君は少し黙りました。
険悪な雰囲気が二人の周りで起こっています。
そうして10秒くらいでしょうか、そのあとチュウゴ君は話しだしました。
「なら・・・お金を上げるアル。ニホンから貰った270円がある、これを
チベットにあげる、それならいいアルな」
チベットちゃんは呆れてしまいました。
「270円って・・・馬鹿にしてる。」
チュウゴ君はチベットを見下したような眼をしました。
「ふん、これくらいがお前には相応アル、それに元爺さんと清爺さんの時はずっと我の家に住んでた
アル、少し家を離れただけで自分の家をもった気にならないで欲しいアル」
「何・・言ってるんだよ・・・二人の時はちゃんとチュウゴ君家の家事も仏さまの話もしたってよか
ったし、何より私の話をちゃんと聞いてくれたよ。今のチュウゴ君は何もしてくれないのに言うこと
だけ言ってくるじゃない!それに自分の部屋も共有してもう3分の2がチュウゴ君の部屋になっちゃ
ってるよ!」
「五月蝿いアル!」
158 :
弓式:02/04/22 21:08 ID:JjJMriIz
チュウゴ君はその話を聞くと怒りだしました。そうしてチベットちゃんのお腹を殴ります。
「ぐぅ・・・」
チベットちゃんは痛くて声もだせません。そしてさらにもう一発、
「がはっ!・・・ううぅぅぅ」
チベットちゃんは白目を向いて気絶してしまいました。
「ふん今度からきちんということは聞くアルよ?」
とその時足音がきこえてきました。
どうやら掃除が終わって帰ってきた。ニホンちゃんとアサヒちゃんが自分の家に帰っているようです。
「な!?急いで隠さないとアル!」
しかし運悪く周りは遮蔽物が一つもなく隠すとこはどこにもありません。
「く、どうすればいいアル。」
チュウゴ君焦ります。
「あ!チュウゴ君・・・んチベットちゃんが倒れてる?・・・ふふなるほどね。」
しかし神の恵みか。アサヒちゃんが先にチュウゴ君をみつけ状況を察してくれたようです。
「アサヒちゃんどうしたの?」
アサヒちゃんが急に会話を止めたのでニホンちゃんは不思議がりました。
「ううんなんでもないの・・・それより気が変わったわこっちの道じゃなくてあっちの坂から帰りまし
ょう。」
159 :
弓式:02/04/22 21:08 ID:JjJMriIz
アサヒちゃんは見つからないようにちがう道にニホンちゃんを行かせようとします。
こういうことはアサヒちゃんがよくやることなのでニホンちゃんもいつもの事だと思ってすぐに
納得してしまいました。
「え?何だかよくわからないけどわかったよ」
そうして二人は行ってしまいました。
「ふ、よくやったアル・・・さて家に帰るアルか。チベットはこの程度ならほっといても大丈夫アルネ
さて帰ったらもう少しあいつの分の部屋を小さくするアル。我も大変アル。」
次の朝。
「おいチベット!掃除やってないアル!早くやるアル・それと・・それと・・それ・・」
チベットちゃんは布団の中で夢を見て笑いながら眠っていました。
未完
160 :
弓式:02/04/22 21:12 ID:JjJMriIz
161 :
はち:02/04/22 21:52 ID:6Y6mnhAH
>>156-169 今回も楽しく読ませていただきました
また次回もいい作品を期待しています・・・
次回はアニメ事情ネタってのはどうでしょうか・・・
162 :
595:02/04/22 23:28 ID:rHwL30ye
ニホンちゃんのネタを使って、
2ch全板人気トーナメントに協力できないかなぁ。
いい宣伝にもなりそうだし。
絵師さん次第でしょうね。
はっきり言って文章オンリーでは誰も読んでくれないでしょうし。
164 :
_:02/04/22 23:36 ID:NE+36EJO
チベットはチューゴくんの母親役で既出では?
165 :
さよくびと@DTM猿:02/04/23 01:11 ID:NsKB9uNS
>>164 ではチューゴではなく、タクミンパパの話とゆーことで。(^^;)
考えてみりゃチベットがチューゴの母親というのも判らん話ですな。
まあ、私的には採用してない設定だからいいんですけど。
167 :
:02/04/23 08:37 ID:sfmm151L
チベットちゃんという設定もあることはある。 (374話)
ニホンちゃんHPが更新(新作追加)されるタイミングっていつなのですか?
169 :
雉虎:02/04/23 17:43 ID:5nKd7dXA
「アサヒちゃんの憂鬱」
シシローおじさんの突然のお墓参り以来、アサヒちゃんは壁新聞作りに
大忙しのようです。ほとんど姿も見かけません。
「このままじゃキッチョム君みたいになっちゃうかも・・・」
ニホンちゃんはなんだか心配になってしまったのでアサヒちゃんを
探してみました。
「アサヒちゃん・・・何処にいるのかしら」
家主でもあるニホンちゃんすらアサヒちゃんの部屋が何処にあるか知りません。
普段はふらりと居間にあらわれサヨックおじさんと一緒にニホンちゃんを
いじめてはまた何処かに帰っていくのですが何処に帰るかも判らないのです。
家の中をウロウロとしているとパソコンルームから灯りが漏れ誰かいるようです。
「?」
ニホンちゃんは誰かが電気を消し忘れたのかと思いパソコンルームに入ろうと
した途端、中からアサヒちゃんが飛び出してきました。
「わぁぁん!チューゴ君〜〜!」
ニホンちゃんが声すらかける暇もなくアサヒちゃんは目から涙を溢れさせ
玄関に向かって走り去ってしまいました。
あっけに取られるニホンちゃん、しばらくボーゼンとしていたのですが
気を取り直すと電気はおろかパソコンの電源すらつけっ放しの
パソコンルームに入ってみました。
「アサヒちゃん、一体何を見てたのかしら・・・」
ニホンちゃんがディスプレイを覗いてみるとそこには
170 :
雉虎:02/04/23 17:43 ID:5nKd7dXA
「2ちゃんねる FLASH板」
「2ちゃんねるってなんだろう?あれ、ここにクリックした後がある・・・」
カーソルあわせクリックしようとした途端の事です。
「な、なに?目の前が急にくら・・く・・な・・・」
そう言い残すとその場に崩れ落ちてしまいました。
「さくら・・・お前がそれを見てはいけない・・・お前にはそのサイトはまだ早すぎるのだ」
崩れ落ちたニホンちゃんを優しく抱きあげる人物が呟きます。
「だから今はお休み・・・さくら・・・」
ニホンパパはガスマスクを外しニホンちゃんを抱き抱えるとニホンちゃんの
部屋へ向かって行きました。
翌日、ニホンちゃんはパソコンで前日の事を調べようとしましたが
全ての記録は削除され検索は出来ないようになっており、利発なニホンちゃんは
「きっとこれは見てはいけないものなのね。」
と子供心に理解をし、忘れる努力をしたので綺麗さっぱり忘れてしまいました。
ところで一体アサヒちゃんは何を見たのでしょうか?
気になる方はこちらへ
ttp://homepage.broba.cc/asapy/asapy_multimedia001.swf ttp://homepage.broba.cc/asapy/asapy_multimedia003.swf おしまい
171 :
雉虎:02/04/23 17:48 ID:5nKd7dXA
雉虎です!
はじめにお詫びしておきます。今回は801っぽくなってしまいました。
申し訳ありません。
アメリー君の図書室っぽくしたかったのですが・・・
ご意見、ご批判、ご批評、真摯に聞きます。
よろしくお願い致します。
172 :
大洞商会:02/04/23 20:32 ID:S8Baip0f
ベトナ 「あっ、どうもコッこんにちは(ペコ)・・・・
えーと、そのー、やっぱし私には無理です。誰か代わってください」
ニホン 「大丈夫よ、書かれてることを言えばいいんだから、がんばって」
ホーチミン「そうだぞ、がんばれ、ベトナ」
ベトナ 「お兄ちゃん・・・ハイ頑張ります
え〜と、雉虎さん、ありがとうございます、大洞さんも、
書いた話にレスがつくのは嬉しい物ですと言っています
あと>171ですが、大洞さんは感想、批評の類いは苦手なので
何も書きませんが、あっもちろん面白かったそうですよ
とても物書きの感想とはいえませんね、まあしょせん素人ですから、怒らないでやってください
終わり」
ベトナ 「どうですかニホンさん、うまくできたと思いますか?」
ニホン 「うん、ばっちしだよベトナちゃん」
(苦手だった言ってたわりに、アドリブまで入ってるし・・・)
終わり
173 :
弓式:02/04/23 20:46 ID:q01NFvzY
<<167
わしの記憶だとそっちを覚えていたんでふ
あとの母親がチュウゴの母っていうのは全然納得がいかないでふ
チベットは絶対子供がいいと思うでふ
174 :
:02/04/23 21:17 ID:6dIDbBwV
薄幸な母親なら、それなりの独自性もあるけど、
似たり寄ったりのキャラの立ってない弟妹キャラを増やしてもどうかと思うけどねえ。
まあ、キャラさえ立っていればどっちでもいいんだけど、
大半の弟妹キャラのノッペラボウぶりを見てると、このままだと同じ轍を踏むようにしか・・・・・。
175 :
:02/04/23 21:28 ID:IDf7jw9q
>170
大変笑わせていただきました。
でもニダーの台詞に「○○ダニ」となっているところがあり
そこは修正した方が……
と言っても作者ではないでしょうし。
176 :
雉虎:02/04/23 23:44 ID:5nKd7dXA
雉虎です。
大洞商会様>>ありがとうございました。やはりベトナちゃん・・・萌えます(はぁと
弓式様>>おもしろかったです。そして勉強になります。次作も期待いたします。
175>>様 おっしゃる通りです。作者は別の方です。見逃してください。(泣)
ホーおじさんは兄という設定なのかな?俺としてはニッテイさんのような存在だと
考えたのだが。
いや、煽るつもりはないよ!
178 :
名無し:02/04/24 02:40 ID:7TBRLGA/
ベトナムはグエン・ホーチミンさんだらけという話を聞いたことがある。
いつの時代だったか忘れたけど。
【すごいよ!!ベトナちゃん】
ベトナちゃんはニホンちゃんのお友達です。
幼稚園の頃は、ベトナちゃんの作ってくれたお茶碗でおままごとを
いっしょにしたり、とても仲のよい関係でした。
今でも、目立たない存在ではありますけど、ニホンちゃんには欠かせない
友達の一人です。
大人しくて真面目なベトナちゃん。
しかし、彼女は意外な一面があったのです。
某おでん屋にて
「家の人間に止めろとか言われたからとか、おこずかいの状況がアレだから
イヤになったとか…
ケンカでなんでも解決するのを終わらせた理由を人は色々と言いますけど
…ボクにとって町内で一番の名誉は全てでした
ずっとそうやって成功してきた事を辞めるのはそんな簡単なことじゃない…
…どうぞガンモと大根…どうです美味しいでしょ?」
その少年はコークを一気に飲み干すと、ポツリポツリと話し始めた。
「負けたんですよ…ケンカで」
「ニホンちゃんの家とのケンカも終わり、カンコ家の騒動も収まったころでした
陽炎のような妖気を放ちその少女は突然私の前へ姿を現しました…
呆気にとらわれる私を嘲笑うようなブービートラップの洗礼…
しかしそういう局面でこそ本領を発揮してくれるのがグリーンベレーだったハズ…
とんでもない思い上がりでした
私の知っている戦いとはまるで次元の違う闘争い……!」
「え…その少女の服…?なんだお客さん知っていたんですかお客さん
ええ…見ましたよ確かに…体にこう…べったりと張り付いて透けるような……」
「こう見えてもケンカじゃ町内一を自負していましたからね。
あんなのがいたんじゃ逆立ちしたってかないっこない…
…ハハハ、次の日には、二度と手を出さないと詫びをいれましたよ…ええ。 」
教室の隅で静かに微笑むベトナちゃん。
なんだか謎が多そうな少女ですね。
「・・・わたしにはみんなに教えてないことがまだまだあるの・・・
例えば・・・・・・×××(過激すぎるので自粛)ができること――――――」
・・・大人しいからといって、あまり敵にしないほうがいいみたいですね。
183 :
名無しさん:02/04/24 16:54 ID:zH5p/RFu
おぉ、グラップラーなべトナちゃんですな(w
ベトナムネタがあったので適当にこしらえました。
このイメージで書いてます。
↓
川o・-・)ノ<アメリーをボコるのぐらい屁でもありませんが何か?
蹴球大会前夜。スアジアムの通路にて
カンコパパ「目の上のタンコブだった」
「あなたのもつ歴史」「あなたの持つ文化」
「そのどれもがうらめしく そのどれもが憎く・・・」
「ヒノモト家さえいなければッッッッ」
「そんなことばかり考えていた・・・」
「今は感謝している・・・」
ニホンパパ「オモシロイものだね」
「お互いに 同じことを考えていたワケだ」
「君がうらやましかった・・・」
「一度でいいから他の国などどうでもいい」
「自分のためだけの外交をやってみたかったよ」
カンコパパ「ハハハハハハハ」
「誉め言葉になってません―――・・・・・なってませんが」
「報われました」
ニホンパパ(・・・皮肉で言ってるんだけどなぁ・・・)
188 :
名無し:02/04/24 17:57 ID:q2rXdYTR
189 :
雉虎:02/04/24 18:29 ID:GhbAAOLA
「どうして?アサヒちゃん」
「ニホン家のシシローはチュウゴ家全員を傷つけたアル!ニホン家の訪問はお断りアル!」
「こちらからのお船の訪問もしばらく取り止めアルよ!」
チュウゴ君は表情こそ変えていませんが怒っているようです。
それに対してカンコ君は顔をキムチ色全開で怒りを表に表しているようです。
「そうニダ!チュウゴ君が怒るのは当然ニダ!ウリも怒っているニダ!」
「折角、お情けでシュウキュー大会を開いてやると言うのにシシローはカンコ家をナイガシロにしてるニダ!」
突然のシシローおじさんのお墓参りにチュウゴ君とカンコ君はご立腹のようです。
アサヒちゃんは壁新聞作りの為、チュウゴ君とカンコ君に取材の真っ最中のようです。
「ニッテイは迷惑者ニダ!その迷惑者の墓参りするなんてアジア地区のみんなの気持ちを傷つけたニダ!」
「だからニホンはウリに謝罪と賠償を(以下略)!」
カンコ君、高らかにシュプレヒコールを挙げます。
「そうよ!とても許されない事よね!」
アサヒちゃん・・・取材なのにいつの間にかに同調になってますよ。
「あなたもアジア地区の一員としてどう思う?」
通りかかったタイワンちゃんにアサヒちゃんはたずねました。
「う〜ん、べつに良いんじゃない?ニホンちゃんの家は大騒動の後、ちゃんと謝ったしさ」
「アジア地区の為にいっぱい良い事してくれじゃない。騒ぐ方がおかしいよ」
そう言うとチュウゴ君とカンコ君とアサヒちゃんの前から何事も無かったように去って行ってしまいました。
190 :
雉虎:02/04/24 18:30 ID:GhbAAOLA
191 :
雉虎:02/04/24 18:36 ID:GhbAAOLA
雉虎です。
韓国報道ではちゃんと報道されているのに我が家で取っている朝日新聞には
記事の記の字にすらされてませんでしたので悔しくて書きました。
こんな新聞を取っている自分はトウフのかどに頭をぶつけて逝ってきます。
それと、
ここのところアサヒちゃんばかり出てますが決してアサヒちゃんが嫌いなワケ
ではありません。
アサヒちゃんファンの方、申し訳ありません。
放置=ウィンさん、今回も楽しかったです。次作も期待します。
192 :
名無し:02/04/25 04:48 ID:LLHiRit4
>>179 範馬ベトナ「飽くまで喰らえッッッ!!!」
>>191 ありがとうございます。自分はソースに基づいてタイムリーな書き込みが出来なくて
恥ずかしいです・・・。
にしても、特撮編とか途中なのに何かいてるんだか・・・。
バキネタはそれだけで1000スレはいきそうですので、自粛しますね。
194 :
雉虎:02/04/25 18:08 ID:eYH2BWXm
195 :
:02/04/25 19:20 ID:ZtzqiPAH
いや,ニホンちゃんネタの話題はちょくちょく出ていたよ。
「おまけにタイワンちゃんの水着ピンナップキボン!」とか(藁。
196 :
新参者:02/04/25 20:53 ID:xqTKjaQC
です
1週間ほどかけてやっと追い付いた・・・はず
最新ってここで宜しいんですよね?
それにしても巧みな文章の数々
作者の方々はプロなのでしょうか?
あぁ、ニホンちゃん
197 :
?:02/04/25 20:56 ID:e6I/N/un
どの話よかった?
198 :
:02/04/25 21:32 ID:MA606u9G
>>190 香ちゃんのセリフ(しゃべり方)がちょっとわかりにくかった。
でもこれって香ちゃんのキャラのせいなんだよねぇ。
ソースもきちんとした良いネタなのに勿体無い気がした。
「食わず嫌い王」
「♪今日もウリナラ元気ニダ〜 犬がとっても美味いニダ〜」
ある日、カンコ君が上機嫌で廊下を歩いていました。
すると、そこへ通りがかったのがコルシカちゃん。
「けっ、犬肉食うなんて野蛮人のすることだぜ。しょせんはバカンコだな。」
「ぼそっ」程度の独り言だったのですが、カンコ君のスーパーウリナライヤーは聞き逃しません。
「ちょっと待つニダ、コルシカ!今ウリナラ半万年の食文化をバカにしたニダな!」
「あぁ、それがどうした?野蛮を野蛮って言って何が悪い!?図星突かれて逆ギレかよ!?」
「お前らみたいな、フランソワーズの家族にだけは言われたくないニダ!
ウリに言わせれば、お前らの方がよっぽど野蛮ニダ!!」
「オレとあの女をいっしょにするんじゃねぇっ!大体、オレたちのどこが野蛮なんだ!
人間並に知能のある犬を食べるなんて、お前らには良心のかけらも・・・」
「それ言い出したら、チューゴ君とこの『猿の脳髄』はどうなるニダ!」
「う・・・そ、それでなくたって愛敬のある犬を食うなんてのは・・・」
「自分は鹿やウサギ食っておいて、人は責めるニカ!?全く、お前らは昔から・・・」
「大体な、ストレス与えて嬲り殺して食うなんて、自分がそうされる立場に立ってみろよ!?」
「ふっ、これだから西洋人は白丁ニダ。フォアグラがどうやって出来るか、知らないとは言わせないニダ!」
「う、あう・・・そもそも理解出来ねぇんだよ!なんであんな不味い物・・・!?」
その瞬間、カンコ君の目が「きらりーん」と光りました。
コルシカちゃんもその真意に気づいて、顔を蒼ざめさせましたが、後の祭りです。
「ほほぉう、コルシカは犬の肉を食ったことがあるニカ?」
「あ・・・う・・・それは・・・」
「食ってもいないものを、何でまずいって言いきれるニダ!
そんな浅い頭脳しか持ってないから、フランソワーズにいいようにあしらわれるニダ!」
ここまで言われてコルシカちゃん、後には引けません。
「よぉし!そこまで言うんだったら、お前の自慢の犬料理、オレに食わせてみろ!
その代わり、まずかったらタダじゃおかねぇぞ・・・!!」
その日の放課後、コルシカちゃん一行がカンコ家にやってきました。
話を聞きつけたラスカちゃんやアメリー君、さらにエリザベスちゃんたちEU班の面々もいます。
「あぁ、ちょうどいいニダ。今、補身湯(ポシンタン)が出来たところニダ。」
といいつつ、カンコ君はテーブルに赤々としたスープの入った鍋を置きました。
「おつまみのキムチも置いとくニダ。好きなだけ食っていくがいいニダ。」
「うぅ、これがもともとワンちゃんだったなんて、かわいそう・・・」
ラスカちゃんが半ベソで鍋をのぞき込んでいます。
「確かにそうだけどね、ラスカ。じゃぁ牛は?豚は?鳥は?
・・・結局、人間は何かの生き物を犠牲にしないと、生きていけないんだ。
そのために、ボクたち人間に動物たちの命を与えてくださる神様への感謝を
忘れてはいけないんだよ。」
さすがアメリー君、お兄ちゃん属性全開ですね。
そうこうしてるうちに、カンコ君が台所から戻ってきました。
「ホントは男は台所に入っちゃいけないニダマン(けど)、今日は特別ニダ。
さ、コルシカ。お前のリクエストの補身湯、犬肉のスープニダ。」
皿に注がれたスープ。そこに浮かんだ肉を前に、脂汗を流すコルシカちゃん。
「どうしたニカ?やっぱり食べないニカ?それならウリはお前に謝罪と(以下略)」
その声に意を決したコルシカちゃん。
「えぇい、ままよっ!」とばかりに、肉の切れ端をスプーンですくって、口に放り込みました。
そのまま間髪置かずに文句を・・・
「やいてめぇ、カンコっ!やっぱり不味・・・いや、ちょっと待ってくれ。
柔らかくて、ちょっとしつこいけどコクがあって・・・
これ・・・結構・・・うまいかも・・・はっ!」
隣では、カンコ君がニダニダした笑顔を浮かべています。
「やっぱり美味いニダね。これでコルシカも犬肉を認めたニダ!」
「ちょ、ちょっと待て!オレはまだ犬料理を認めるなんて・・・」
「食ったニダ〜♪んで、美味いって認めたニダ〜♪これでコルシカも運命共同体ニダ〜♪」
「あーもうっ、わかったよっ!カンコ家の犬肉料理は、立派な文化だよっ!」
それだけ言うと、コルシカちゃんはものすごい勢いで補身湯を食べ始めました。
「ほんとだぁ、おいしーね♪アメリーお兄ちゃん」
「確かにカンコが自慢するだけの事はあるな。」
「バカンコにしてはよくやったじゃない。」
「うむ。これなら犠牲になった犬も本望と言えるだろう。」
「あとは・・・このキムチの臭いがもう少し押さえ気味でしたらね・・・」
なんのかんのといいつつ、みな楽しげに補身湯を食べていました。
しかしその頃、カンコ君は知る由もありませんでした。
「よくも、よくも、よくも私のコルシカにぃぃぃぃぃぃっ!!!!!」
すさまじい殺気を秘めたフランソワーズちゃんが、
特大ブリジットハンマーを片手に、カンコ家へ突進していた事を・・・
合掌。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@
今回のソースはTBSラジオ「荒川強啓デイ・キャッチ」から。
韓国のフランス人学校で、犬肉の是非に関するディスカッションが沸騰、
それなら実際に食べてみよう、という事になったそうです。
犬肉を食べた関係者達は一同に「やわらかくて美味かった」と絶賛。
これまでの犬肉論争に、一石を投じる結果になるんでしょうか・・・、だとか。
鯨も食わせてみりゃよかったのにねぇ。
202 :
雉虎:02/04/25 22:33 ID:eYH2BWXm
198>>様 香ちゃん、エリザベス家育ちのチュウゴ家一員と言う事なのでこんな感じかな〜って
作ってみました。ほら!東京育ちが関西地方とかに行くとへんな関西弁とかになる
じゃないですか?(あー、くるしい言い訳だ・・・)
すいません、もっと精進します。ご指摘、ありがとうございました。
203 :
雉虎:02/04/25 22:38 ID:eYH2BWXm
さよくびと様>>ブリジットハンマー・・・最高です。笑いました。
是非、鯨も食べて欲しいですね。鰯と鯖が取れなくなる前に・・・
次作も期待します。
204 :
はち:02/04/25 23:13 ID:Qv/LJTTG
>>199-201 さよくびと様
今回の作品はとてもおもしろかったです。
次回はポンデキ(虫のさなぎ)ネタってのはどうでしょうか・・・
<銃士戦隊フランソワーズファイブ−プレスリリースVol.1−>
フランソワーズ・ド・フランセーズ監督の処女作「銃士戦隊フランソワーズV」の主要キャストが発表された
キャストと大まかなキャラクター紹介は以下の通り。
キャスト
レッド銃士−カトリーヌ−フランソワーズ
フランソワーズVのリーダー。フランス貴族の血をひく誇り高き淑女
ブルー銃士−エリカ−タイワン
日本人とフランス人のハーフ。普段は大人しいがいざ戦闘となるとその実力は高い。
イエロー銃士−ジャン−マカロニーノ
顔は悪くないがお調子者の上にナンパ師。チームのムードメーカー
ブラック銃士−ジョセフィーヌ−コルシカ
カトリーヌと何かと折り合いが悪い一匹狼タイプ、実力派でもある
ピンク銃士−マリー−ケベック
カトリーヌの義理の妹、姉と同じく完璧な淑女であるのを目指しているが時折見せるあどけなさがチャームポイントでもある
シルバー銃士−ゲルマッハ
謎の男、何か色々と事情がありそうなのだが?
ビュルコンド−アーリア
国連対レクソス機関実働部隊(通称フランソワーズV)の司令。時に科学者として、時に指揮官として隊員たちに適切な指揮を下す。
グルー・マン・シュー−チューゴ
レクソス帝国皇帝。全銀河を手中に収めるという遠大な野望を抱いている
エクスタジー−アサヒ
レクソスの将軍。策略を得意とする策士。
ウォーデューク−カンコ
レクソスの将軍。戦闘は力押しこそ全てと言うのが信念
カンクレラックス−ハイチ
皇帝直属の部下。軍事的政治的にグルーの信頼を集める
<解説と言うより釈明>
第三章以降全然進んでいないじゃないかとお叱りを受けそうですが、一応進んでます
男女比率逆にしたら名前のつけなおしになると言う事をすっかり忘れてました
つけなおした名前と性格設定はこんな風になってます。ほとんど全員地のまんまですけど(滝汗)
シナリオももはやオリジナルとの共通点探す方が難しいレベル・・・と言うか名前ぐらいしか共通点がないです
では第四章にてお会いしましょう
>>205 いくらなんでも長過ぎて(間隔も枚数も)追いきれない…
書き上げたあと一気にドカッとやるか、テキストをどっかにアップして
アドレス貼るとかにしたら?
長文書くなとは言わんが、ちょっと暴走気味でないかい?
208 :
:02/04/26 18:50 ID:hhKxcNFb
べつに長くないと思うけど。
>>207 もともと序章を書いたときはフランソワーズちゃんの暴走程度の小品に留めるつもりだったんです
第一章あたりから構想が暴走を初めて今に至ってます。そもそもこんなに長いシリーズにするつもりはなかったんですよ。
間隔の長さは指摘されても仕方ないですね。一章書き上げてアップしていくという形なのにその一章が長くて書くのに時間がかかってますから
210 :
十八番:02/04/26 23:09 ID:AISycViT
>>206 本編が待遠しいけど、ホントに大作になって来てるようで。
他の人からも出てるけど、
掲示板にアップするよりか、HPにしちまった方が良いかも。
で、アドレスをココに貼ると。
気長に待ってますんで、がんばって。
211 :
:02/04/27 00:31 ID:OA1F2Vo6
いったん書き上げてから、適当に分けて一日おきにアップするってのがスマートでいいんじゃないかな。
212 :
:02/04/27 00:36 ID:VMU6m34s
>>210 ここでまずアップするのがスジでしょう。
私はあんまりソースが分散するのは好まないですし
ホームページが閉鎖されたら参照もできなくなる。
フランソワーズは動かしやすいんですよね。で、キャラが勢いよく動くと、
書いてるうちにずるずる長くなるという泥沼。
経験者は語る……。
214 :
ゼロ:02/04/27 22:12 ID:LYfbsT1r
魔法少女プリティラスカちゃん 恐怖ケンチャナヨ男
秘密結社ソーレンの幹部1 「ミスティチョゴリ、テコンVと出して、いまい
ちぱっとしないニダ。」
幹部2 「それなら、もう一度原点に立ち返って、怪人路線にするニカ?」
幹部1 「いい考えニダ。しかし、どうするニカ?」
幹部2 「戦闘員の中から選りすぐりの奴を1人選んで怪人にするニダ。」
幹部1 「早速実行するハセヨ。」
こうして、新しい怪人ケンチャナヨ男が誕生したのです。
カンコ 「今日がだめでもケンチャナヨー。」
ザイ 「僕らのカンコ、ウリナラカンコー。」
ザイニー 「何かフレーズがばらばらニダ・・・」
その頃カンコ君をリーダー(?)とするニダーズは、もうすぐ開催されるシ
ューキュー大会に向けてバンドの練習をしていました。と、そこへ、ソーレ
ンから指令を受けて変身したミスティチョゴリちゃんが乱入してきました。
ミスティチョゴリ 「ウリも仲間に入れて欲しいニダ。」
カンコ 「ニダーズの入部希望者ニダか?それならここにサインを・・・」
ミスティチョゴリ 「ウリがボーカルニダ!これからは、ウリを中心とした
『ニダーズwithミスティチョゴリ』という名前に変更するニダ!」
カンコ 「アイゴ―!しかし、ウリは知っているニダ!ミスティチョゴリ、
お前の正体は・・・」
ミスティチョゴリ 「言わなくていいニダ。親愛なるお兄ちゃんに妹がおね
がいしているニダ。だから、お・ね・が・い(はぁと)」
カンコ 「ハ、ハアハア・・・解ったニダ。仲間に入れてあげるニダ。」
ミスティチョゴリちゃんの色香にまんまとはまったカンコ君は、入部を許し
て、『ニダーズwithミスティチョゴリ』を誕生させてしまいました。そう、電
柱の陰で笑っているケンチャナヨ男の存在も知らずに・・・
ケンチャナヨ男 「これで一暴れ出来るニダ。」
215 :
ゼロ:02/04/27 22:14 ID:LYfbsT1r
(続き)
次の日、学校の校門で、怪しげなビラが配られていました。配っているのは
、カンコ君とザイ君、ザイニーちゃんです。ビラには、こう書かれていました
。
『新メンバー来たる!期待していて欲しいニダ! By ニダーズ』
学校では、そのビラのことで持ちきりでした。どうせカンコがしょうもない
歌を歌うのだとみんなは思っていました。結局みんな行くのですが・・・
そのビラを見たラスカちゃんは、アメリーお兄ちゃんのお供としてそのライ
ブに行くことにしました。
会場には、ニホンちゃん、ウヨ君、タイワンちゃん、ゲルマッハ・アーリア
兄妹、フランソワーズ・コルシカ姉妹、エリザベスちゃん、チューゴ君など、
「ニホンちゃん」メンバー勢ぞろいという感じで集まっていました。
ライブが始まりました。カンコ君がステージに上がると、
カンコ 「今日は、来てくれてカンサハムニダ(ありがとう)!新メンバー
を紹介するニダ。ミスティチョゴリニダ!」
ミスティチョゴリ 「初めまして、ミスティチョゴリニダ。」
カンコ 「それでは、『ニダーズwithミスティチョゴリ』のライブを始める
ニダー!!」
観客 「えっ?ニダーズwithミスティチョゴリ?」
観客が戸惑っている間にライブが始まりました。
ミスティチョゴリ 「それじゃ行くニダ! みんなで燃えるハセヨ!」
216 :
ゼロ:02/04/27 22:16 ID:LYfbsT1r
(続き)
今日がだめでも、ケンチャナヨー。
ミスティチョゴリに変身ニダ。
ウリナラ技術で謝罪しる。
僕らのチョゴリ、ミスティチョゴリ。
ミスティチョゴリ、マン、マンセー。
ミスティチョゴリのボーカルは、観客に結構受けていました。他のメンバー
も驚いているようです。
ラスカ 「ミスティチョゴリってあんな才能があったんだ・・・」
ラスカちゃんが感心しているのもつかの間、天井から、ケンチャナヨ男が飛
び降りてきました。
ケンチャナヨ男 「アニョハセヨー。みんなを一網打尽にするニダ。」
ケンチャナヨ男は、天井から飛び降りて、1人肉弾戦で、みんなを襲いました
。もちろん名前の通り反撃を受けてもお構いなし。倒れても倒れてもまた起き
上がってきました。
ラスカちゃんは、隙を見て、人気のいない舞台裏に逃げ込んで、ステッキを
構えました。
ラスカ 「プリティラスカ、メークアップ。」
ラスカちゃんは、プリティラスカに変身しました。現場に向かって、ケンチ
ャナヨ男に対峙するとお決まりのせりふを唱えました。
プリティラスカ 「プリティラスカ見参!あなたのハートに逝ってよし!」
217 :
ゼロ:02/04/27 22:21 ID:LYfbsT1r
(続き)
ケンチャナヨ男 「よく来たニダ。ここで究極の選択をするニダ。」
1.ミスティチョゴリと歌合戦をする。 2.ケンチャナヨ男と戦う。
プリティラスカは考えました。ここで1を選択するとしても、ミスティチョゴ
リと歌合戦をすることが出来ません。
(ごめんなさい。プリティラスカちゃんの歌を考えてませんでした。深く謝罪
します。作者より。)
ここは、2を選択するのが妥当であろうと考えました。プリティラスカは、ケ
ンチャナヨ男と戦うことに決めました。
ケンチャナヨ男 「戦闘開始ニダ。ミスティチョゴリ、頼むニダ。」
叱られたってケンチャナヨー
プリティラスカを倒す為、
みーんなまとめて謝罪しる。
みんなのチョゴリ、ミスティチョゴリ。
ミスティチョゴリ、マン、マンセー
ミスティチョゴリの歌に合わせて、プリティラスカとケンチャナヨ男の戦い
が始まりました。
プリティラスカ 「ノーザンブレード!えーい!」
ケンチャナヨ男をノーザンブレードで攻撃しました。しかし、ケンチャナヨ
男は、攻撃してもまた起き上がってきます。
ケンチャナヨ男 「それぐらいの攻撃は、ケンチャナヨー。」
プリティラスカ 「えいえいえいえいえい!・・・あれ?」
ケンチャナヨ男 「それでもケンチャナヨー。」
みんなの愛は、不滅ニダー。
キムチシュートにキムチモン、
必殺技で謝罪しる。
ウリナラチョゴリ、ミスティチョゴリ。
ミスティチョゴリ、マン、マンセー
ミスティチョゴリの歌が、会場に響きます。
218 :
ゼロ:02/04/27 22:23 ID:LYfbsT1r
(続き)
ケンチャナヨ男 「ハアハア、まだまだニダ・・・ケンチャナヨー・・・」
プリティラスカ 「シルバーストーム!」
ケンチャナヨ男 「それでもケンチャナヨー・・・」
プリティラスカ 「お願い・・・そんなに頑張らないで・・・」
プリテイラスカは、ケンチャナヨ男に対して攻撃をします。しかし、ケンチ
ャナヨ男は、自らの体がぼろぼろになりながらも起き上がって、反撃します。
もう、戦闘開始から、6時間が経過していました。
ケンチャナヨ男 「ハアハア、プリティラスカ、覚悟しる・・・」
プリティラスカ 「う、う、う、えぐっ、えぐ、うぇぇぇぇええん!」
ケンチャナヨ男 「ど、どうしたニダ・・・ウリは、何も・・・」
プリティラスカ 「えぐ、えぐ、ケンチャナヨ男さん、もうやめて。ぼろぼ
ろになったあなたと戦っても何も意味ないよぉ。」
ケンチャナヨ男 「ウリは、まだ、やれるニ・・・ダ・・・(ばたっ!)」
プリティラスカ 「ケンチャナヨ男さん!」
ケンチャナヨ男 「ウ、ウリは、お前を・・・倒すニダ・・・」
プリティラスカ 「ケンチャナヨ男さん、あなたはよくやったわ。だから、
もう一度休んでから、一緒に戦おうよ。」
ケンチャナヨ男 「い、今倒さないと、ウリは、ウリは・・・」
パチパチパチパチ・・・
カンコ 「ケンチャナヨ男、よくやったニダ。そのケンチャナヨ精神はウリ
も見習いたいぐらいニダ。ウリは、お前の弟子になりたいぐらい尊敬するニダ
よ。」
アメリー 「ナイスファイト!ケンチャナヨ男。」
タイワン 「かっこよかったよー。」
ニホン 「これからも頑張ってー。」
フランソワーズ 「あなたを私の作品のモデルにしたいぐらいですわ。」
チューゴ 「今度、家に遊びに来るアルよ。」
ケンチャナヨ男 「うう・・・カンサハムニダ・・・カンサハムニダ!」
ケンチャナヨ男は、みんなに見送られながら、担架に運ばれていきました。
彼の目には、涙がたまっていました。
219 :
ゼロ:02/04/27 22:24 ID:LYfbsT1r
(続き)
ところで、ミスティチョゴリは、どうしたのでしょうか?
6時間も歌いっぱなしだったので、エネルギー切れになり、元のチョゴリちゃ
んに戻ってしまいました。
チョゴリ 「私は、ここで何をやっているニダ?」
カンコ 「いいところにいたニダ。チョゴリ、お前は今日からニダーズのボ
ーカルニダ。新生ニダーズの誕生ニダ。さぁ、これから、練習しる!」
チョゴリ 「アイゴ―。何でそうなるニダー。」
チョゴリちゃん、これから苦労しそうですね。
(おしまい。)
220 :
ゼロ:02/04/27 22:31 ID:LYfbsT1r
エラ君 「解説です。」
チエゾー君 「まさか、作者のゼロさんがプリティラスカの歌を考えていないな
んて思ってもいなかったね。」
エラ君 「誰かに作ってもらうのかな?」
チエゾー君 「ところでエラ兄ちゃん。最近このスレッドでは戦隊ものが多いみ
たいだけど・・・」
エラ君 「作者のゼロさんに頼んでみようかな・・・」
221 :
JY51:02/04/28 02:45 ID:DIA2xudA
「ひとはそれを永遠とよんだ」
地球町。多くの人行き交い日々うつろうこの街には、絶えることなく存在するひとつの噂がある。
この街のどこかに、一人の魔女がいるという。
その魔女は永遠不滅の力を持ち、そしていてとてつもない美しさを誇る。
彼女はコンクリートの玉座に就き、己が魅力に服従しひざまずくものに大きな力を与えるという。
そして彼女にひざまずくしもべらは、力と共にリスクを負うことになる。
力に手を伸ばした瞬間から、自ら欲望による自滅が始まっているのだ。
この街にもかつてこの力を得た者たちが存在した。
ある者は栄華を誇りそれを子に伝え、またある者達は今はいない。
さてこの噂だができあがったのは、いったいいつの頃からだったろうか。
50年も前から絶えず人々を魅了、幻惑しつづけてきたようでもあるし、
いや、昨日今日創られたものである気もするのだ。
大人たちはこの都市伝説を、毎日の生活の中に埋没する事で忘れかけていたが、
子供たちは、彼らが子供であるゆえの無邪気さでもってこの噂をリアルに感じ取っていた。
『その日』は近いのだと。
そしてついに、ある日、ある場所、ある時間、
いくつかの線が時空で交差するとき、やはり子供たちは目撃者であった。
建物と建物の隙間、開発途中で捨てられた空虚な空き地、壊れかけた廃屋、
使われていない二階部屋、使い古されたぬいぐるみのガラスの目、
そんないたるところに
あらゆる影の中に異界への扉を。
子供達、みなの前にはそれぞれの数だけの扉がある。
色はざまざま、時には黒く、時には白く。
時を経て幾分変色し歪みかけた扉を。
幾人かはためらうことなく扉を開け、そしてまた幾人かは戸惑いつつも自らの欲望に従った。
その中で彼らの見たもの、イメージ。
灼熱の火球、きのこ雲、エネルギー、物質の存在と永遠、
魔女の青白き微笑。
・・・そして扉を開け服従を誓った彼らは小さな王となった。
222 :
JY51:02/04/28 02:46 ID:DIA2xudA
「大人たちになんて、私たちの邪魔はさせない。
「そうよ、つまらない大人になんかになって、
つまらない毎日をおくるなんて真っ平!
この楽しい毎日がずっとずっと続けばいいのよ!
「この力があれば、負けない。僕はもう誰にも負けないんだ。
もう誰にもあやまらなくていい・・・。
失うことにおびえ続けなくていい・・・。
「何でもできるんだぞ。俺の他に誰だって、手を出さずにいることは出来ないだろうな。
「もう戻れはしないのよ。
あたしたちの手は、もう汚れてしまったから。
「さあ、君もこっちへこないか・・・。
終わる事のない世界が僕らを待っている。
僕はこの力で悪を倒して父さんにだって出来なかった、正義と理想の世界を創り上げてみせるさ。
「みんなぁ、、危ないから、やめようよぉ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・私を 置いて いか ないで・・・・・・・・・・・
そう言い立ちすくむ桜。
しかし彼女自身は、気づいていない。
きれいな靴を履いたその小さな足が、無意識のうちに
今一歩、歩みを踏み出していることに。
青き魔女。彼女の名前は『ニュークリア』。そう、閉された世界の裏で世界を支配し続けるもの。
青白い彼女の微笑。
それは力の象徴。無力にして愚かなる人間の、地平と欲望の果てに求め続しもの。
END
JY51さんへ
解説希望っす。
読解力無いので解らないよ〜
225 :
:02/04/28 13:52 ID:4jfgI2SA
>>223 横から解説。
「ニュークリア」のつづりは[nuclear]。
ちなみにニュークリアクラブ=アメリー、ロシアノビッチ、
エリザベス、フランソワーズ、ゲルマッハ・アーリア兄妹を指す。
キーワードは「きのこ雲」と「50年も前から」。
226 :
JY:02/04/28 16:56 ID:r5uSrX7C
この話は核戦力という大きな破壊衝動に素直に手を染めた人と、手を出していない人みたいな分け方で書きました。
nuclearの読み方については「ヌクリア」に近いですけどなんかおいしそうで恐くないので
やめました。
ちなみにセリフは
エリザ⇒フランソワ⇒チュウゴ⇒ロシアノビッチ⇒シオン⇒アメリー⇒ニホン
となって、五大国+最近手の汚れまくってるイスラエルが入っています。
解説つけときゃよかったですね(汗。
228 :
雉虎:02/04/28 21:07 ID:nwI43mDW
「カンコ君の野望」
「保身湯(ポシンタン)は地球町すべてに通用する食文化ニダ!」
「この間、コルシカにも評判がよかったニダ」
カンコ君は保身湯で使用する犬肉が地球町で物議をもたらしてる事に
どうも納得がいかないようですね。
「そうニダ!今度のシューキュー大会には地球町のみんながウリの家にやって来るニダ!」
「その時にみんなに食わせて犬肉の美味さを教えてやるニダ!みんなタダの食わず嫌いに違いないハセヨ!」
「アメリーなんかは文句を言いそうだからソースにしてハンバーガーを作るニダ!」
カンコ君のウリナラ脳はやはりみんなとは思考が違うようですね。
論点がすでにずれてしまっているようです。
「みんな犬肉の美味さにビックリするニダ、そうすればみんな犬肉欲しさにウリの言いなりになるに違いないニダ」
「そうすればウリが地球町の王になる日も近いニダ〜!」
「アメリーやチュウゴ達、男子はみんな下僕に使うニダ、ニホンやタイワン達、女子は・・ニダァ〜〜(はぁと)」
229 :
雉虎:02/04/28 21:07 ID:nwI43mDW
(「あぁ〜カンコ様ぁ〜」 )
(チマチョゴリを着てカンコ君に擦り寄るエリザベスちゃんとフランソワーズちゃん )
(タイワンちゃん達を想像してください。 )
(「ニホン!そこがまだ汚れているニダ!謝罪と賠償を!(以下略)」 )
(「申し訳ありません、ご主人様ぁ〜、すぐに謝罪と賠償をいたしますからお許しを〜」 )
(ボロを着させられ、°土下座をしてお金を差し出しているニホンちゃんを想像してください。 )
(その他、左右に並び臣下の礼を取っているアメリー君達をも想像してください。 )
230 :
雉虎:02/04/28 21:08 ID:nwI43mDW
カンコ君のウリナラ脳内では妄想全開、爆走中のようで腰はくだけ、鼻からキムチ汁・・・もとい鼻血まで
垂れているようです。真っ赤な顔でニダニダしています。
「お兄ちゃん、それは間違ってるニダ!」
火を消し忘れたヤカンのように湯気を立てていたカンコ君にチョゴリちゃんが冷や水をかぶせました。
「何を言うニダ!保身湯は世界に通用するニダ!そしてウリは世界の王になるニダァ〜〜」
カンコ君、また鼻の下が30センチほど伸びてしまいます。
これがわが兄かと思うとチョゴリちゃんはふうと息を吐き整然と話し始めました。
「お兄ちゃんの気持ちも解るニダ、でもお客さんに無理に食べさても駄目だと思うハセヨ。」
「まずは理解してもらう事から始めるニダ。例えば玄関でパンフレットを配るニダ。」
「そしてお客さんに興味を持ってもらわないといけないニダ」
「ちょっとずつ分けても食べてもらってもかえってお客さんが不快に思うだけだと思うニダ。」
理路整然に説明する妹にカンコ君、言い返そうにも言葉がみつからないようです。
酸欠の金魚のように口をパクパクさせています。
「お兄ちゃんもその辺をよく考えて欲しいニダ。お願いニダ。」
231 :
雉虎:02/04/28 21:09 ID:nwI43mDW
232 :
雉虎:02/04/28 21:17 ID:nwI43mDW
雉虎です。こんにちは!
犬肉ネタはもうやめようとも思ったのですが・・・
最近、ネタがありません!(謝)
どうも、最近の韓国はお家騒動の真っ只中なのようですね。
書きズライです。トホホ・・・
あっ、それから韓国に一言言えるのならば・・・
お家騒動が終わってからにしたらどうですか?
日本の戦争責任について北朝鮮で話し合うの?
元従軍慰安婦を2人ほど派遣するとか?
おそらく議会採択は想像付きますね。
「日本はアジアに謝罪と賠償をしる!」
そんな感じでしょうかねぇ・・
アキチャッタヨ。モウ
タサックさんにはご用心!?
放課後。ニホンちゃんは職員室の扉の前に立っていました。
フラメンコ先生に相談事がありました。
ニホンちゃんはとても不安そうな顔をしています。
職員室の中に入りました。
ニホンちゃんは職員室を見渡すと、コーヒーを飲んでくつろいでいる
フラメンコ先生と目が合いました。ニホンちゃんはフラメンコ先生に軽く
会釈をするとフラメンコ先生の方に向かいました。
「先生、相談があるんですけど・・・。」「なぁに日之本さん?」
「最近私の家でタサックさん※1という人がザダンカイという怪しげな集会を
していて困ってるんです・・・。
それに、よく私タサックさんにザダンカイ※2に参加誘われるんです。
私タサックさんがあまり好きにはなれないから、断るんですけど、
それでもしつこく誘ってくるんです。」
『タサックさん』
フラメンコ先生はタサックさんと面識があります。
この間フラメンコ先生の住んでいる家に訪ねてきたことがありました。
他の生徒や教師の家にも行っているらしくハプスブルグ先生や
エリザベスちゃん、フランソワーズちゃん、アメリー君、カンコ君、
チューゴ君等の家にも訪ねているそうです。
しかもフランソワーズちゃんの家ではある事件をきっかけにして、
タサックさんを嫌っています。また他の家ではタサックさんにどういうわけ
か、名誉客人※3の称号を授与しているお家もあるそうです。
「お父さんやお母さんには相談したの?」
「相談したんですけど、パパやママはタサックさんの話をはじめると、
突然黙り込んでしまうんです。ウヨ君にも相談したんですけど、
パパとママと同じで、やっぱり黙り込んでしまうんです。
でも昨日タサックさんにザダンカイに誘われそうになった時、
サヨックのおじさんが『政教一致は違憲だ!』って言ったんです。
そしたらタサックさんが気まずい顔をして帰ってしまったんです。」
フラメンコ先生は他の先生たちの視線が気になりました。ハプスグルグ先生、
コクレン先生がこちらを見ています。他の先生たちのもニホンちゃんの相談事
は気になるようです。フラメンコ先生は気を利かせて、
「日之本さん、図書室に行かない?」とニホンちゃんの手を取り職員室を後
にしました。
「先生、どうしたらいいんですか?」ニホンちゃんの不安は頂点に達しまし
た。「ここだけの話だけど、タサックさんが訪ねてきたことがあるの、
地球町の各家庭を訪ねて歩いているそうよ。ある家ではタサックさんに名誉客
人を授与しているらしいわ。でもタサックさんの問題は先生でも難しいわ。
とりあえず、日之本さんが強い信念を持つことよ。タサックさんには負けては
駄目よ。」フラメンコ先生のやや頼りない答えにニホンちゃんは失望しました。
でもニホンちゃんはタサックさんの問題がニホンちゃんの家だけの問題では
ないことに気づいたいのです。
※1タサックさん:各家庭の名誉客人の称号を総ナメにしている謎の人物。
コーメーおじさんは忠実な下僕。
※2ザダンカイ:タサックさんが開催している謎の会合。
※3名誉客人:ある家に貢献した人物に授与される称号。普通はなかなかもらえない。
235 :
雉虎:02/04/28 23:35 ID:nwI43mDW
233>>様、申し訳無いのですが板違いではないのでしょうか?創価・公明板の方が正しいと
思もいますが・・すいません、生意気な事を言ってしまいました。
236 :
名無し:02/04/28 23:41 ID:DJGCna8L
>233-235
タサックさんじゃなくてそのままコーメーおじさんのほうが良いかと
板違いかといえば、ギリギリのところで政府といったところでしょう
237 :
ななしやねん:02/04/28 23:56 ID:nixdinAr
「念には念を2」
カンコ「ふう、ひどい目にあったニダ。ウリを呪った国には謝(省略されました)」
おや、もうカンコ君は、ハイチちゃんの施した呪いから復活したようです。
ニホン「あ、カンコ君。もう大丈夫なの?心配したよ」
相変わらずのお人好しはニホンちゃんですね。
カンコ「ムキーッ!!ニホンに心配されるとは屈辱ニダ!!」
せっかくの善意も通用する人としない人がいるのです。カンコ君生き生きと罵詈雑言。
カンコ「そもそもライバルへの呪いはウリナラが起源ニダ!」
ニホン「ええっ?」
カンコ「ウリナラの場合は、まず試合開始時間を予告なしで変更するニダ!」
ニホン「え?」
カンコ「そして相手には教えないニダ!」
ニホン「え?」
カンコ「念には念をいれて、選手の乗った車は大渋滞に巻き込まれるニダ!!
そのうえ運転手が道を間違えて数時間迷子ニダ!!!」
ニホン「・・・・」
カンコ「これで不戦勝ニダ!!ウリナラマンセー!!チェゴー!!」
ニホン「カンコ君…。それ、呪いじゃないよ…。」
しかしもう電波しか届かない所にいるカンコ君でした。
…本当にあった笑えない話。(サッカーじゃないけど)
238 :
名無し:02/04/29 00:40 ID:XUn9RmKs
239 :
名無し:02/04/29 03:00 ID:iKId4vyJ
>>229 妄想とはいえ召使から金を取るカンコ君カコ(・∀・)ワルイ!!
240 :
ニダァリ:02/04/29 16:30 ID:ZRKCzTN0
ある日カンコ君は、東南アジア町でダンボールに入れられたょぅι゛ょを見つけました。
ダンボール箱には油性ペンで大きく「誰か買ってください」と書いてあります。
カンコ君はょぅι゛ょを家に持って帰りたいと思いましたが、カンコ君のお父さんはそんな事許さないので
飼うことを許してもらえそうもありません。
困ってその場にいるとそこにニッテイさんがとおりかかりました。
「おい、カンコ!ょぅι゛ょなんか抱えてどうしたんだ?」
「ょぅι゛ょが捨てられてたニダ。ウリは飼いたいけどお父さん人身売買嫌いニダから・・」
「そうか、それなら俺がもらってやろうか?」
カンコ君はそれを聞いてとても安心してょぅι゛ょをニッテイさんに渡しました。
次の日、カンコ君は登校中ニッテイさんと会うと彼にこう言いました。
「ニッテイさん。昨日のょぅι゛ょのことなんだけど・・」
ニッテイさんはうれしそうに
「おいしかったよ」と答えました。
241 :
ニダァリ:02/04/29 16:41 ID:ZRKCzTN0
↑「フィリピンで現地の人を食べたニッテイさん」
242 :
ニダァリ:02/04/29 16:42 ID:ZRKCzTN0
ニダ!
243 :
:02/04/29 16:46 ID:oXKcyuW8
>>241 ニューギニアやフィリピンでの韓国系日本兵の人肉食は有名だね。
日本兵は食えない奴が多くてバタバタ死んだと旧「日本兵」の手記で読んだことがある。
>>240 第6話の名詞を変えただけじゃん。
日本を批判する作品もありだと思うけど、せめて自分の頭で文章考えろや。
ついでにいえば、ニッテイさんはニホンちゃんやカンコ君が幼いときに
死んでるぞ。
245 :
名無し:02/04/29 16:57 ID:Jhfn9ey2
日本人や高砂族の日本兵が釣りやジャングルに分け入って食料必死に探してくるが、韓国系日本兵はそういう努力を嫌って人肉食に安易に流れたんだそうだ。
しまいにゃ、止めようとした仲間にまで襲いかかる始末。
……でも、それいうと中国の最高の宮廷料理は子供の丸揚げだしなー。
246 :
243:02/04/29 17:07 ID:oXKcyuW8
その手記によると、味をしめてからはオーストラリア兵を見つけると
嬉しかったそうだ。人肉食が見つかると処刑されるので死体を埋めたとも
書いてあった。
>>240 初期エピソードの改造の上に時系列を無視している
その上人物設定が無茶苦茶。ニダと語尾をつければカンコ君だとでも思ったのか?
その上キャラへの愛も感じられない。出直してこい
248 :
人肉:02/04/29 17:18 ID:YEE6tXt5
人肉食うのは罪じゃないよ。その場で手に入る一番栄養価の高い
もの食うのは合理的。それも戦時中だから社会的な倫理観を
意識する余裕なし。文化人類学の入門本でも読んで見なさい
249 :
ニダァリ:02/04/29 17:33 ID:ZRKCzTN0
どうも、厨な反応をありがとう(ワラワラ
では。
>>249 まともに創作もできない厨房が、いっちょまえに捨て台詞ほざくなよ(藁
251 :
:02/04/29 17:45 ID:gIvT0t4/
>>249 今でも食べてるけどな>朝鮮人
責める気はおこらないけどね。
>>240 これについては収録対象外で放置を希望します。
愛がないとか、面白くないとかいうのはおいといても世界観が別物です。
こういうのがやりたいなら別スレ立てて他でやってはいかがかと。
253 :
名無野電車区:02/04/29 18:39 ID:cEdyzBYL
無謀ですが新キャラを登場させてみます。
その日のカンコくんはご機嫌だった。
蹴球大会用のカンコ家の旗ができあがったのだ。
一刻も早くみんなに見せようと、旗を手にして息を切らせて走っていた。
ふいに風が吹いた。旗は一瞬で飛ばされた。
「ああっ!待て!待つニダ〜!」
カンコくんはぴゅーっと飛んでいく旗を、必死で追っ掛けていった。
旗は赤い靴をはいた少女の足下に引っかかって止まった。
だがホッとしたも束の間。
次の瞬間、少女のすらりと伸びた足が旗を踏みつけたのだ。
「な・・・なにするニダーーーッ!!!」
顔を真っ赤にして怒るカンコくん。
しかし、彼女はそれを挑発するかのように、ぐりぐりと旗を踏み汚す。
笑顔だった。
人形のように整いすぎた顔に、満面の笑みを浮かべて言った。
「久しぶりね・・・。兄さん」
黄色いワンピースは明るい太陽の日差しを受けて輝いていた。
【第8話】 ア ガ シ 在 日
※第8話に意味はありません。
アガシちゃんはカンコくんの妹だった。
だった・・・というのは、幼い頃にヒノモト家に捨てられたからだ。
(もっとも、アガシちゃんは自分の才能に目をつけたニッテイおじいさんが、
無理やり養子にしたと考えているけど)
どっちにしろ彼女は、自分が生まれたカンコ家を「貧乏で馬鹿な一族」と
軽蔑しきっていた。
旗を踏みつけながら、彼女は話を続けた。
「あいかわらず・・・キムチ臭いわね・・・ああ、イヤだ」
そんな彼女をカンコくんは親の敵を見るかのように睨み付ける。
「アメリーのいる町に留学しているはずのアガシが、何しに帰ってきたニダ!!」
「ご挨拶ねぇ・・・。今度お兄ちゃんが蹴球大会を開催するっていうから、
おめでとうって言いたくて来たのに」
「だったら・・・足を・・・足をどけるニダァァァ」
カンコくんは絶叫する。しかし、彼女は顔色一つ変えず
「ああ・・・ごめんなさい。」
と、悪びれることなく、旗を足に引っ掛けて投げ返してきた。
「ああ・・・それから・・・。」
彼女はツカツカと歩いてカンコくんに近づくと、
バシッッッ!!!
と小気味良い音のする平手を見舞った。
「私に命令しないでくれる。・・・この貧乏人。」
それだけ言うと、呆然とするカンコくんを一瞥もせず、アガシちゃんはその場から
去っていった。
その日、私はアメリーくんと一緒に下校していた。
人見知りする私は、誰に対しても物怖じしない彼のことが好きだった。
まっすぐに自分の正義を信じる瞳は、私にはとてもまぶしく感じた。
彼はいつものように、面白いお話しを私に聞かせてくれていて、
私が呼び止められたのは、そのお話しがクライマックスの時だった。
「お久しぶりね。サクラさん」
振り返ると、黄色のワンピースを着た女の子が立っていた。
にっこりと笑う女の子は私によく似てるけど、記憶にない。
はて、誰だろう?
目を丸くしている私に、彼女はにっこりと微笑んで自己紹介を始めた。
「アガシよ。幼なじみの・・・」
「え・・・幼なじみ・・・。」
わたしは、もう一度、彼女をよく見てみた。
整った鼻のライン、きれいな二重瞼と、まるで人形みたいな美しさだった。
彼女の着ている服は、一昔前のあか抜けない原色の黄色のものだったけど、
不思議と彼女にはよく似合っていた。
「行こう・・・。ニホンちゃん。」
アメーリーくんが私の手をせかすように引っ張った。
まるで、親が子供に汚いモノを見せたくないように。
・・・でも、私は催眠術をかけられたように体が動かせない。
「そうね。これを見せたら、思い出すかしら・・・」
そう言って、彼女はポケットから両手を取り出した。
両手には黒い手袋が、はめられていた。
・・・どこかで・・・見たことが・・・ある。
「ニホンちゃん!!」
彼女の手に魅入られしまった私に、アメリーくんの叫ぶ声が聞こえた。
でも、わたし、そこから目を離すことはできない。
彼女の黒い手袋。それは幼い頃にサヨックおじさんに毎晩聞かされた私の罪。
彼女の両手を火傷させたのは私。幼稚園のころの私。
そして断片的に流れてくる幼い頃の思い出
キノコ雲。燃えあがる家。崖から飛び降りる人・人・人・・・。
・・・苦しい・・・息が・・・できない・・・。
意識が・・・薄れていく・・・。
「ニホンちゃん。しっかりしろ!!!」
アメリーくんが私の手を強く握って叫んでいた。
でも、意識がだんだんと沈んでいく・・・
・・・私には幼稚園の頃の記憶がなかった。
幼稚園の頃の話をすると、お父さんもお母さんも決まって沈黙していた。
「子供の頃のニホンちゃんは、それはそれは悪い子だったのだよ。」
とサヨックおじさんやアサヒちゃんからは聞かされていた。
カンコくんやチューゴくんたちは、お前は町のみんなから嫌われていたよと
いまも私を責めたてる。
だから、そのころのことを話したくないのかな?
私は子供心にそう思った。だから、聞かなかった。思い出すこともやめた。
聞かなくても今はとても幸せだし、なにより、悪い子だった頃の自分に向かい合うのは
少し怖かった。
私はいい子だよって呼ばれたかった。みんなから愛される子になりたかった。
・・・ううん、違うね。
きっと・・・私は、ひとりぼっちになるのが怖かったんだ。
「優しいのね・・・彼女には・・・。」
彼女は寂しそうな表情でぽつりとつぶやいた。
「あなたが彼女をそう言うふうにしたのにね・・・。
それが優しいボーイフレンドですって?お笑いね・・・。」
「黙れ!!」
アメリーくんの命令を無視して、アガシちゃんは続けた。
「ニホンちゃん。あなたの背中に大きな二つの火傷の痕があるでしょう・・・。その火傷はね・・・。」
「ちょっと、来い!!」
怒鳴るような大声をあげ、アメリーはアガシの手首をつかんで路地裏に連れて行った。
「どういうつもりだ」
「何が・・・?」
「この手袋だよ!!」
彼が力ずくで手袋を脱がせると、中からは白い手があらわれた。
「・・・やっぱり」
「・・・」
「もう、あの時の傷は治ってるじゃないか!!」
「治ってないわよ!!」
そう言って彼女は手の甲をアメリーにつきだした。たしかに少し肌が荒れている。
「・・・これ、あの時の傷じゃないだろう・・・。」
「いいえ・・・。」
勝ち誇ったような笑みで彼女は答えた。
「これは、あの時の傷なの。サヨおじさんが言ってくれたもの。」
「サヨおじさん・・・ヒノモト家の人がどうして・・・」
信じられないといった彼に、勝ち誇った声で答える
「私の豚なのよ。縄で縛られたり、汚い言葉でののしられないと感じないって言うから、
月に10万で調教してあげてるのよ。」
「・・・馬鹿な・・・」
「私に貢ぐために、ヒノモト家から勝手にお金を持ち出したりして・・・馬鹿な男ね。
もう・・・抜け出せないわ。私に刃向かうことはあの豚の身の破滅になるのだから」
(恐ろしい女だ・・・)
アメリーくんは戦慄した。
かつて、自分がこの女を側に置いたことは間違ってはいなかったか?
口の中が急速jに乾くのを彼は感じていた。
「・・・あの子に何をするつもりだ・・・」
「・・・償いを・・・」
「お前・・・まだ、そんな馬鹿なことを・・・」
「いやなら・・・止めたらいいじゃない・・・。」
彼女はワンピースの肩ひもを、はらり、と外した。
「あの時みたいに・・・私のこと・・・ボロボロにすればいいじゃない・・・。」
「・・・やめろ・・・」
「なんでもかんでも自分の思い通りにならなきゃ・・・気が済まないんでしょう・・・」
年に似合わない娼婦のような香水の匂いが、鼻を突く。
「また・・・一緒に・・・汚れましょうよ・・・。」
悪魔のような甘いささやきが、耳をくすぐる。
「あの時みたいに・・・ベトナの時は・・・最高のパートナーだったでしょう・・・アタシ・・・」
アメリーは石のように固まっている。
「何が・・・望みなんだ・・・」
アメリーの声がかすれている。足も・・・震えていた。
「・・・ニホンに・・・なりたいの・・・。彼女の持ってるモノ・・・全てが欲しいの・・・」
彼女の柔らかな感触がアメリーの体をくすぐる。まるで獲物に巻き付く蛇のように
「馬鹿な・・・」
「・・・馬鹿なことじゃないわ・・・。あなたの協力があれば・・・不可能じゃない・・・」
「・・・お前は・・・俺が嫌いなんじゃないのかい?」
「ええ・・・あなたのこと・・・大嫌いよ・・・。」
彼女はあっさりと認めた。
「でもね・・・ニホンは憎いの・・・。この違いわかるわよね。」
「どうして・・・そこまで・・・」
「あの子がいるかぎり・・・私は私になれないから・・・。」
その声はどこか寂しそうだった。
でも、次の瞬間に彼女は元の雰囲気で、少しやさしい口調で言った。
「安心して・・・あなたに損はさせないから・・・。」
彼女は唇を重ねた。
それは誓約だった。
アメリーは拒めなかった。
262 :
ゼロ:02/04/29 21:14 ID:vfQ/E1GU
>>261 アガシさんは存在するのでは?
ちなみに、以下の文は、ニホンちゃん(仮)の登場人物紹介より抜粋しました。
アガシさん
カンコ君の母。整形してる。
263 :
:02/04/29 21:36 ID:XE7o6oMv
>>261 こういうこと書くと、また個人叩きだと思われるかもしれないけど、
EVAネタやりたかったらそれ用のスレでやればいいんじゃない?
パロディのためだけに存在意義の無い新キャラ出しても話がややこしくなるだけだと思うよ。
264 :
名無野電車区:02/04/29 21:58 ID:cEdyzBYL
>>261 いままで必要なく与えられてしまったキャラを整理してから出ないとなかなか大変そうだが。
しかし、新キャラの今後楽しみ・・・
265 :
:02/04/29 22:12 ID:ruLEBe06
266 :
四季砲:02/04/29 22:21 ID:/0cy8Ii/
「カンコの日記」
△月×日
今日、チュウゴ君に「俺の子分になれと」言われたニダ
もちろんなるニダ、チュウゴ君はクラスで1番偉いニダ
その一の子分になるのだから、二番目に偉いのはウリにだ
チュウゴ君、カムサミダ
◇月□日
今日、チュウゴ君とモンゴル君が喧嘩をしてチュウゴ君が負けたニダ
そして勝ったモンゴル君に「俺の子分になれと」と言われたニダ
当然なるニダ、今までチュウゴの奴は威張り腐って、鼻持ちならぬ奴だっだニダ
モンゴル君、アラッスムニダ
〇月▽日
チュウゴ君がモンゴル君へのリベンジマッチで勝利を収めたニダ
さすがチュウゴ君、必ず勝つと信じていたニダ
それでこそウリの親分ニダ、
チュウゴ君、マンセー
□月◇日
今度は、チュウゴ君とニホンが喧嘩をしたニダ
ニホンがチュウゴ君に勝てるわけないと思っていたら
ニホンの圧勝だったニダ、
ウリが勝ったニホンに「子分にしてくれ」といったら
ニホンは「そんなじゃなくて、お友達になりましょ」と言ったニダ
でも、強引にニホンの子分になったニダ
だいたいチュウゴの奴は威張ってばっかりで役立たずだったニダ
きっとニホンはそんなことはないニダ
ニホンちゃん、プッタケヨ
267 :
四季砲:02/04/29 22:22 ID:/0cy8Ii/
×月〇日
ニホンがアメリーとの喧嘩に負けたニダ
今日からウリの親分はアメリー君ニダ
今までニホンには無理やり子分にされ、強制労働に暴力、酷い目にあわされてきたニダ
アメリー君こそが最高の親分ニダ
ニホンは謝罪しる
×月◇日
今日、突然アメリー君がウリの親分を辞めると言ってきたニダ
そんなの困るニダ、アメリー君に親分を辞められたら、これからウリは誰の子分になればいいニダ
親分がいないなんて心もとないニダ
考えるだけでナンだか胃が痛くなってきたニダ
誰でも言いからウリの親分になって欲しいニダ
チャルプッタカムニダ
解説
ザイ 「今回の解説はザイ&」
ザイニー「ザイニーです」
ザイ 「今回の話のネタだけど・・・・」
ザイニー「・・・・別にしなくても、いいんじゃないの」
ザイ 「やっぱし、そう思うよなぁ」
ザイニー「というわけで、今回の解説は無にしま〜す」
ザイ&ザイニー
「それでは皆さん、アンニョンヒケセヨ 」
268 :
十八番:02/04/29 22:43 ID:9DNfr8Hi
親分がいなくて心もとなくなるなんて、まるで「犬」だな。
#野良犬など、群れをなしてない「犬」は
#非常にストレスを感じるそうです。
269 :
sage:02/04/29 23:12 ID:rcEz97iT
>261
つーか何歳だこのメンバーは(笑)。基本設定は小学校5年生だったはずだが。
270 :
名前:02/04/29 23:20 ID:dcBpqu7y
>268
犬くってると、犬になるのか・・・
271 :
:02/04/29 23:27 ID:jFFLJiro
272 :
:02/04/29 23:36 ID:jFFLJiro
おお、IDが次郎だっ!!
273 :
放置=ウィン ◆fWnYLnDs :02/04/29 23:44 ID:gvr+Swg8
やっぱ、批判が大半ですね。自分の書き込みは・・・。
>>262 フルネームはソウル=アガシ=カネクレーです。
>>263 エヴァのパロは冒頭だけなんですけどね。
キャラのプロットもだいぶ練ったつもりなんですが・・・
>>264 とりあえず小公女セーラのラビニアやJOJO第一部のディオみたいにする予定でした。
次はニホンちゃんに押しつけたオーリーという狂犬が、エリザベスちゃんの飼い犬ブラックマンを
かみ殺してしまい・・・という話を用意していたのですが
(あと、無謀にもフランソワーズちゃんと正面切ってケンカしたりとか)
>>269 小学5年生です。
274 :
sage:02/04/30 00:03 ID:WBJAWE9s
>273
とてもそうは思えないぞあの行動は(笑)<小5
275 :
名無し:02/04/30 00:50 ID:R3oYdgMZ
結局アガシさんの存在は無視の方向なんでしょうか…
276 :
名無し:02/04/30 01:01 ID:rghQPtGi
アナザーストーリーとかパラレルワールドとか……エヴァ的だな。
もしかしたらアガシさんのいる世界……。
もしもかんこ君がいない(もしくはかんこ君がいたって普通の熱血キムチ男児)の世界……
277 :
:02/04/30 01:14 ID:bl9HUANc
カンコ君がいなかったら、そもそもニホンちゃんが存在しないと思われ。
278 :
放置=ウィン ◆fWnYLnDs :02/04/30 01:16 ID:hfRbgZIn
>>273 一応、年に似合わない香水とかの小道具つけたんですけどね。
韓国のズルさを出すためには、ああいうキャラがよいかと
>>276 カンコくんとは、カンコ家で部屋がないことに腹を立てたアガシちゃんが
カンコくんをナイフで刺して、ヒノモト家に居候(でも態度がでかい)という
感じで書いてました。
アガシさんはカンコくん(というかカンコ家)を軽蔑しきってます。
ニホンちゃんも大嫌いです。でも、本当は一番嫌いなのは自分自身・・・。
279 :
名無し:02/04/30 01:23 ID:rghQPtGi
ベトナちゃんをいじめてそうだなー。キャラが立ちすぎて既存の国家と離れてしまったりしてね。
>>277 その通りですね。
ちなみに彼女はタイトルにあるとおり「在日」を具現化したキャラです。
あと、モデルになったのは二人のアスカです。
エヴァのアスカと『グリーンレクリエム』(新井素子)の明日香。
性格はエヴァの方ですね。
281 :
:02/04/30 01:33 ID:xa/w5ThU
>ちなみに彼女はタイトルにあるとおり「在日」を具現化したキャラです。
なんとも難しいところだね・・・・・。
既に在日キャラはいるけど、まるでキャラが立ってないのが実際だからなぁ。
取り合えず、アガシちゃんを定着させるなら、
行動原理を小学生に相応しいようにする位の事はしたほうがいいよと言ってみる黒死病。
282 :
:02/04/30 01:37 ID:bl9HUANc
でも在日キャラとしてはこっちの方がいいような気がする。
自分と他者を傷つけるばかり、というところがいいよな。
283 :
:02/04/30 01:39 ID:bl9HUANc
ただその、文体は「ですます」調でなければならないのではないでは。
>>240 遅レスで申し訳ない上に放置されたとこを蒸し返すようでなんだが、
こういう厨な行動が出た時にこのスレの人マジになりすぎ。
気持ちは分かるけど、もっと冷静になあろうや。
『ニホンちゃん』って確かに面白いとは思うけど、
読者と作者さん達との間に温度差がかなりある気がする。もっと気軽にやったら?
時々作者さん達(というか、このスレに在住してる人達)の熱意に
引いちゃうよ。
それとも引くようなライトな読者はおよびでないのかな?だったらスマソ。
285 :
:02/04/30 01:52 ID:bl9HUANc
遊びは真剣にやらないと面白くない。楽しむためにマジになってるんだよ。
アガシちゃんには両親がいなかった。
私たちがまだ生まれたばかりの頃、白頭山というところのログハウスで、カンコ家の夫婦が
熊に襲われて惨殺されたというニュースが流れた。
生き残ったのは赤ん坊が一人だけ、それが彼女だった。
彼女はカンコ家に引き取られ、白丁という名前を付けられた。
詳しいことは知らないが、それは彼女を侮辱する名前だったらしい。
この頃の話をすると、彼女は火がついたように怒り出す。
彼女の口癖は「私は熊の神様が生んでくれた子供なの」だった。
それは、両親を目の前でなくした惨劇を、感受性の豊かな彼女の中で昇華した結果なのだろう。
それに、自分がここの家の子供でないと思うのは、子供にとって珍しいことではないことだとおもう。
マカロニーノくんはずっと狼がおじいさんだと信じていたし、私だって似たようなことを言っていた。
でも、子供たちがサンタクロースを信じるのをやめるように、そんなことは大人になるにつれて
みんな言わなくなる。
でも、彼女だけは頑なにそのことを信じていた。
自分は神様に選ばれた女の子なんだと、彼女だけが信じていた。
>>281 そうですね。サヨおじさんはロリの変態で・・・というのを出そうと少しアダルトに
しすぎましたね。気をつけます。
>>282 サンクスです。大映ドラマの意地悪役みたいな感じになればと
>>283 あう・・・そうなのですか。ですます調かぁ・・・。
「ドアは危険のかほり。」
今日は、社会見学の日。五年地球組御一行様は、バスに乗って郊外の工場に向かっています。
バスの中はもう大騒ぎ。みんな浮かれて、歌は唄うわ、お喋りするわ、こっそり持ち込んだお菓子食べる
わとやりたい放題です。そんな彼らをたしなめるべき立場のフラメンコ先生からして、騒音をものともせずに、
しどけない格好で寝こけているのですから、車内のボルテージは上がる一方。
「あ、そのお菓子美味しそ〜」
「……おい、どーした、カナディアン?顔色悪いぞ?」
「ご、ごめん。ボク酔っちゃったみたい…………うぷ」
「うわ―――っ!!ちょっと待て!誰か、袋くれ!」
「ねぇねぇ、今日行く工場って、何作ってるんだっけ?」
いやはや………正にカオスですね。
と………この喧噪の中、ただ一人沈黙している人がいました。なんと、カンコ君です。いつもなら、一番や
かましく騒いで、袋叩きにされる彼ですが、珍しく口を一文字に引き結び、目の前のバスのドアを睨み付け
ています。
「………カンコ、どうしたアル?気分でも悪いアルか?」
隣に座ったチューゴ君が、彼に話しかけます。静かなカンコ君など、気色が悪いと言いたげな表情ですね。
と、その時。チューゴ君の声がきっかけだったかのように、カンコ君がいきなり動きました。
何と、彼は、ドアの取っ手を掴むと、力任せに捻ったのです!鈍い音とともに開くドア。吹き込んでくる風。
パニックが始まりました。
つづき
「な、何するアル!」
狼狽したチューゴ君の叫びが、バスの中を切り裂きました。一拍遅れて、激しい風が渦を巻きます。
「カ、カンコ!?何やってるんだ、お前、死ぬ気か!?」
「閉めろ、早く閉めろ!!」
チューゴ君はじめ、男の子たちは、女の子の悲鳴が響くなか、ドアに突進しました。…………が、勢い
余ってドアごとカンコ君を突き飛ばしてしまいます。
「アイゴ――――――――――――ッ!!」
ドアが勢い良く開き、取っ手にしがみついたまま宙ぶらりんになるカンコ君。恐怖に顔面真っ白です。
「開けてどーする!!閉めろ閉めろっ!!」
アメリー君の一言で、沢山の手が伸びていきます。カンコ君の服を掴み、力任せに引っ張りました。
ばしんっ!!
「ア―――――――イ――――――――ゴ―――――――――――――ッ!!!」
今度は、ドアと車体に挟まれて悲鳴を上げるカンコ君。顔面を左右からギリギリと締められて、とっても痛
そうです。
「痛いニダ!!引っ張るのやめるニダ!!」
「やかましいっ!!こんな危ないことしやがって!罰としてしばらく挟まれてろ!!」
「アイゴーッ!!!」
……………しばらくたって解放されたカンコ君。フラメンコ先生の事情聴取に、「開けてみたらどうなるか知
りたかったニダ」などと、とぼけた答えを返して、こっぴどくお仕置きされてしまいました。
カンコ君。好奇心は、時として身を滅ぼすこともあるんだよ。
おしまい
290 :
三毛 ◆wPntKTsQ :02/04/30 02:19 ID:SwH3fvH1
>放置=ウィン
あなたはきっと、30分間隔でこのスレをチェックしてるんでしょうね。
・・・生身の人間にも改造コードがあれば良かったのに、残念でしたね。
292 :
名無し:02/04/30 04:12 ID:iOK+lVur
293 :
名無し:02/04/30 07:49 ID:1rV8BS9g
>agasi
あなたはきっと、30分間隔でこの放置=ウィンさんのレスをチェックしてるんでしょうね。
・・・生身の人間にも改造コードがあれば良かったのに、残念でしたね。
294 :
雉虎:02/04/30 14:35 ID:G22kGKCk
放置=ウィン様>>堀ち○み版ニホンちゃん、面白かったです。正直はじめは「???」って感想でしたが
参考スレに行って爆笑してきました。あらためて読んでなお笑いです。次作も期待しています。
三毛様>>いつも楽しく読ませてもらっています。場面の説明、セリフ等がすごく解りやすく参考になります。
次回作も期待しています。頑張ってください。
【アガシちゃんのいる生活@】
さて、カンコくんと大喧嘩して、カンコ家を飛び出したアガシちゃんだが、
どういうわけだか私の家に住むことになった。
最初はやはり実家のカンコ家に帰した方がいいのでは、とパパたちも
思ったのだけれど、アガシちゃんは先手を打ってアサヒちゃんの部屋に
ピケを張り「あんなキムチ臭い家に連れて行くなら、ここで殺せぇ〜」
とハンガーストライキを始めてしまったのだ。
ハンストといっても、子供のすることだから、朝と夕方にはサヨック
おじさんがかいがいしくご飯を用意してあげていたし、夜になると
私が敷いてあげた布団でスヤスヤ眠っていた。
「馬鹿な子ほど可愛い」というのはこういう気分なんだろうなぁ・・・
なんて思ったりしてると、弟から「姉さんは甘いよ」と怒られる。
そんなこんなでピケから三日後、パパはアガシちゃんの歯形が残る手を
さすりながら、彼女をヒノモト家に住ませて上げることをみんなに告げた。
弟は不満そうだったけど、私は新しい姉妹ができたような気がして、
とてもうれしかった。
でも、それは錯覚に過ぎないことに気付くのに、それほど時間はかからなかった。
同居することになった彼女だが、三つ指ついて「ふつつかものですがよろしく
お願いします」なんてしおらしいことを言うはずもなく、人の家にいるとは
思えない傲慢な女王さまぶりに、私たちは怒りを通り越して、感動すらしていた。
「アガシちゃんの部屋はどこにしようか?好きなところを言いなさい」と父が
聞いたとき、彼女は迷うことなく玄関の隣の一番よい部屋を選んだ。
その部屋は弟の部屋であったが、「好きな部屋を選べって言ったのに、ニホンパパは
嘘つきだ〜っ!!」と駄々をこねたからたまらない。
アガシちゃんは外の家の子だからということで、サヨックおじさんたちが説得して、
しぶしぶ弟は部屋を明け渡した。
それを他人事のように見ていた私も、シュキューカードのナカタやオノといったカードに
『アガシのもの』と書かれてしまい、それを消すのに大変な労力を強いられた。
サヨックおじさんに猫かわいがりされている彼女の増長はとどまることを知らず
私と弟は顔をつき交わせては「こんなだとは思わなかった」と溜息をつくのだった。
とりあえず小学生らしいアガシちゃんにしてみました。どうですかね?
(狡猾にヒノモト家を占拠していくディオ=ブランドー(第一部)のような不気味さも
書いてみたいと思ったのですけど)
自分では
>>286 に書いた
『自分は神様に選ばれた女の子なんだと、彼女だけが信じていた。』
という方向性(ちっぽけなプライドにすがるしか自分の存在価値を見つけられない可哀想な子)
でいこうと思うんですけど・・・。
なんかアイデアがあったら教えてください。
>>295 は伝説のリレーハンガーストライキがモトネタです。
>>296 は戦後の在日が駅前の土地を占拠したこと、在日認定がネタです。
298 :
:02/04/30 19:00 ID:bl9HUANc
前から思っていたんですけど、いわゆる在日をニホン家の一員として登場させる意味が
あるんでしょうか。
在日の総数は約六十万人、約一億三千万人の日本人(日本国籍を持っている人)のうち、
0.5%程度の極少数派に過ぎません。在日を大きな存在に見たがるカンコ君の妄想に付き合って
あげることもないと思うのですが。
>>298 >在日を大きな存在に見たがるカンコ君の妄想に付き合って
>あげることもないと思うのですが。
許永中事件や朝鮮銀行への公的資金導入など、在日の影響力は
日本社会において、かなり大きなものがあるかと思いますがいかがでしょう?
そのいびつな存在は十分な存在感があると思いますが・・・。
もしかして遠回しに書き込みをやめろと言うことなのでしょうか・・・^^;
うーん・・・
300 :
:02/04/30 20:48 ID:bl9HUANc
>そのいびつな存在は十分な存在感があると思いますが・・・。
うん、まあそうなんですけどね。でもケベックやバスク地方のように文化的・民族的差異のある
地方ならともかく、裏で政治家と結託してチョコチョコやってる集団をクローズアップしてやる
必要があるのかと思うのですよ。
>もしかして遠回しに書き込みをやめろと言うことなのでしょうか・・・^^;
いやいや、そんなことは決して(w
301 :
:02/04/30 21:18 ID:pXPywinm
読みたくなければ飛ばせばいい。
私は放置=ウィン氏の最近の作品は読み飛ばしております。
べつに他の人に放置=ウィン氏の作品を読み飛ばせといっているわけでは
ありませんので、誤解なさらないように。
(^▽^) (▽^ ) 彡 (^ ) 彡 ( ) 彡 (^▽^ミ)
コンニチハ、ニホンデス! ワーイ! グズサンボラー、ブータンダヨ!
(0ヘ0)
ネエサン...ナットクイカナイ、ヴアー!
303 :
:02/04/30 22:51 ID:9a3mYhyN
これまでの放置氏の話って、パロディの元ネタ判らない人はお断りって感じがあって、
正直言ってもう一つと思っていたけど、今回の話はよく出来ていると思うよ。
今後もこの調子で頑張って欲しいな。
304 :
十八番:02/04/30 23:23 ID:nItunDiu
>>288.289
何だかフラメンコ先生が某新聞4コマのふじわら先生化しているようなのは気のせい?
305 :
雉虎:02/05/01 00:44 ID:gvvIMqHJ
「そうはいカンザキ」
コーメーおじさんは今日はチュウゴ家にお出かけのようです。
シシローおじさんはイン堂ネシア家に遊びにいってるのようです。
「今回のお墓参りについてはよく考えたからって事をちゃんと伝えてって言ってました。」
ニホンちゃんはシシローおじさんから預かったチュウゴパパ宛のお手紙をコーメーおじさん
に渡しました。
「9月には遊びに行くからよろしくって書いてあるんだって、頑張ってね。コーメーおじさん」
「ああ、わかってるよ。今日は私がニホン家代表だからね。ちゃんと話せばチュウゴパパも解ってくれるよ。」
そう言うとコーメーおじさんはニホンちゃんの頭を優しく撫でました。
「おじさん、さくらはもう子供じゃないよ〜。」
「あぁ、そうだったね、ごめんごめん。じゃ!行って来るからね。」
コーメーおじさんはニホンちゃんに晴れ晴れした笑顔をすると颯爽と出かけて行きました。
「いってらっしゃ〜い」
そう言って見送るニホンちゃんでしたが小さな胸に何か胸騒ぎを感じるものがありました。
306 :
雉虎:02/05/01 00:45 ID:gvvIMqHJ
チュウゴ家に着いたコーメーおじさんは張り切ってチュウゴ家である中華アパートの呼び鈴を
押します。
「いらっしゃいアル」
応対に出たのはチュウゴ君でした。
「パパがお待ちでアルよ、北京の間どうぞアル」
北京の間と書かれた赤い部屋にはすでにチュウゴパパが待っていました。
「どうもどうも、チュウゴパパ、ご機嫌よろしゅうに・・・」
コーメーおじさんが一応の挨拶を取り交わそうとした時にはチュウゴパパは切り出していました。
「なにが『ご機嫌よろしゅう』アルね!こちらはすこぶる不機嫌アルよ!」
気勢をそがれたコーメーおじさん・・・立ち竦んでしまいました。
「一体どう言うことアルか!チュウゴ家に断りも無しに墓参りするアルか?」
さすが地球町で1番恐ろしい折檻をするチュウゴパパです。
怒った顔も1番恐ろしいようです。コーメーおじさんはすでにタジタジのご様子ですね。
「そ、それは・・です・・ね。い、一応・・・チュウゴ家には・・は、配慮した上で・・・ゴニョゴニョ...」
チュウゴパパ、相手が怯んだ隙を逃しません。
「チュウゴ家としてはまったく不機嫌でアルよ!そうシシロー君には伝えるアル!」
今まで何かゴニョゴニョとしか言っていなかったコーメーおじさんはたすら頭を下げていたのですが
307 :
雉虎:02/05/01 00:46 ID:gvvIMqHJ
突然・・・
「そーですよねー!まったくもって不遜ですよ!シシローは!。私、前から言ってたんですよー。」
「お墓(靖国)なんか潰して記念碑(公立墓地)にしちゃおう!ってね。やー!気が合いますね〜。チュウゴパパ〜。」
何の前触れもなく態度が変わったコーメーおじさんの前にチュウゴパパも驚きのようです。
「わ、わかればいいアルよ。シシロー君にちゃんと伝えるアルよ。話は以上アル。」
すっかりたいこもちモードのコーメーおじさん。
「まかして下さいよ、チュウゴパパの旦那!あっしがビシーっとシシローに言ってやりゲス!」
そう言うとコーメーおじさんは中華アパートから出て行ってしまいました。
「聞いたアルか?アサヒ」
「ばっちりよ!特ダネだわ!」
壁越しでコーメーおじさんとチュウゴパパの会話を聞いていたチュウゴ君とアサヒちゃん。
二人はほくそ笑むと夕暮れの地球町に走り出していました。
その方角は間違いなくカンコ家へと向かっているようです。
「ただいまぁ〜」
妙に高いテンションでコーメーおじさんはニホン家の玄関に入ってきました。
「お帰りなさい、お話はどうだったの?」
ニホンちゃんは胸騒ぎのせいか真っ先にコーメーおじさんを迎え入れました。
「いや〜、チュウゴパパっていい人だね〜。話が合っちゃってさ〜。まいったよ〜」
「それでそれで?」
「うん、お墓を潰してね。記念碑に変えた方がいいってねぇ〜。シシローが帰ったらそういうつもり」
「なっ!」
ニホンちゃんはびっくりです。優しかったニッテイおじいさんのお墓を潰そうなんて話に摩り替わっているからです。
「あ〜、疲れた〜。お風呂入って寝よ〜っと」
コーメーおじさんは何事も無かったように家の奥へと消えていってしまいました。
308 :
雉虎:02/05/01 00:49 ID:gvvIMqHJ
ニホンちゃんの目からは止め処なく涙が溢れていました。
あの優しかったニッテイおじいさんのお墓が無くなってしまうかもしれない。
そう考えると拭っても拭っても涙が止まりませんでした。
溢れ変える涙の中、ニホンちゃんは呟きました。
「・・・・国賊・・・・」
ニホンちゃんの呟きが聞こえたのか聞こえなかったのか、隣のカンコ家から叫び声が聞こえます。
「ウリナラマンセーェェェェェェェェェェェ!!!」
ニホンちゃんはいつもながら憶えてはいけない殺意を憶えてしまうのでした。
おしまい
ソース
http://www.asahi.com/international/update/0429/011.html
309 :
雉虎:02/05/01 00:53 ID:gvvIMqHJ
雉虎です!こんばんは
はぁ・・・今回は怒りで書いてしまいました。
ごめんなさい。
おそらく板違いだと自分でも思います。
ニュー速か創価・公明向けかもしれません。
ご非難、ご指摘がございましたらよろしくお願いいたします。
真摯に受け止めます。
>>308 よく見ると、神崎が「靖国潰せ」と言ってるソースは無いのに
いかにもそう思わせてしまうあたりに朝日の誘導ぶりが感じられますな。
ちなみに、オイラも靖国潰しにはさすがに反対です。
「複数の宗教に配慮した慰霊施設」の一つとして残しておく分には、
憲法上も問題ないはずですから。
もちろん、同じ性格を持つ「靖国寺」「靖国教会」「無神論者向け慰霊塔」も造っての話ですが。
311 :
:02/05/01 01:14 ID:I37LNnoX
予防線で言ってるんだろうけど、これくらいならいいんじゃないかな。
あの話は、板違いよりも必然性の乏しい新キャラの方がマズかったと思うし。
それに、あまり板違いにこだわると、かなりのネタが国際情勢板逝きになっちゃうからね。
312 :
雉虎:02/05/01 01:45 ID:gvvIMqHJ
310>>様、ご意見、ありがとうございます。参考に致します。私なりの靖国感とは現日本国家の礎と位置付けております。
我ら、戦争を知らない世代がこう言う事は滑稽なのかもしれませんが「わだつみの歌」等を読みますと先の
大戦時、死んだら皆は靖国で仲間と会えると思い、戦っていたそうです。ガ島帰りの私の叔父も死んだら靖国に
行ける、行けば仲間に会えると今も言っております。
考えてみればあの数万にも及ぶ亡くなった方々の上に私達の今の日本があるのです。
無論、戦後復興の為に頑張られた方々のお陰でもありますが・・・
我が日本は軍属民間人あわせて数万の犠牲者の上で平和国家として最出発したのは事実です。
その大事な礎を忘れる事こそが戦争責任の放棄だと私は思います。
これからも平和国家日本を維持するのであればその維持の責務を負った政治家(政治業者は除く)
参拝するのは当然の事と考えます。
311>>様、すみません。そう言ってもらえると気が楽になります。こだわるのはヤメにします。またなにか
あったらご指摘をお願いします。私としてみんなに楽しんでもらえるニホンちゃんを書きたいと思っています。
みなさんの意見が私の勉強ですから。
放置=ウィン>>様、おかしなスレが立っていたの見ました。酸素魚雷様が削除依頼を出していましたので安心しました。
色々書いていますと趣味の合う人合わない人といろんな人がいると思います。
でもそんな事にはめげないで下さい。私はあなたの作品が大好きです。頑張ってくださいね。
313 :
雉虎:02/05/01 01:50 ID:gvvIMqHJ
上記で訂正があります。
削除依頼を出してくれたのは食道楽さんでした。
ごめんなさい〜〜(泣)
314 :
某作者:02/05/01 01:56 ID:AouLJMKd
カンコ「や!雉虎さんはつけてもらったスレにワザワザ、答えてくれてるニダ
いい心がけニダ、それに比べ・・・某作者も、みらなうニダ」
ニホン「カンコ君、レスが付かないのにそれは無理だよう・・・・」
カンコ「屁理屈を言うな!!」ポカ!!!
ニホン「ひ〜ん、私が悪いわけじゃないのに〜カンコ君がブッタ〜」
おしまい
【アガシちゃんのいる生活A】
彼女は小さな女王様だった。
たとえば私にとってお菓子は食べるものだったけど、彼女にとっては鑑賞品だった。
「食べきれないほどのお菓子を並べて、気に入ったものだけを選んで味わって、
その食べ残した山を見るのって素敵だと思わない?」
そんなことを聞かれたことがある。
「ううん。思わないよ。」
と30円の三色アイスを愛でる私はそっけなく答えたのだけど
「アンタって本当に貧乏性ねぇ〜」
と、その答えに彼女はとても満足げに笑っていたのを憶えている。
女王様に仕える下僕はサヨックおじさんだった。
サヨおじさんは父を説得してお金を持ち出しては、せっせと彼女に貢いでいた。
彼女はそれを当然のように受け取ると、次はアレをもってこい。コレをよこせと
理不尽な女王様ぶりを発揮していた。不思議なことにサヨおじさんはよだれを
垂らさんばかりの表情で、彼女のワガママを「はいはい。左様で」と応えていた。
あれは、去年の夏休みだったと思う。
たまたま一緒の部屋で寝ることになった私たちは、お約束のトランプや怪談をすませると
好きな人の話をすることになった。
「サヨおじさんのことどう思ってるの?」私が聞くと、小さな女王様は一言「キモい。」と、
きっぱり断言した。
「猫なで声で『キミは本当はいい子なんだよねぇ』って、キモいったらありゃしないわよ。」
「でも、アガシちゃんはおじさんからお金とかもらってるじゃない。」
「当然よ。あいつはアタシのことオカズに使ってるのだから。」
彼女はこういうことに関してはとても聡明だった。
サヨックおじさんが純粋な愛情から優しくしてくれるのでなく、自分の歪んだ感情を
押し付けていることを、彼女はしっかりと理解していた。
そして、それを拒むことができない自分にも苛立っていたのだろう。
「アタシは、あいつが言うような天使みたいに清らかな女の子なんかじゃない。
お腹をすかせた子供が目の前にいたら、お菓子を見せびらかして食べるような
底意地の悪い子なんだからね。」
と、必要以上の大きな声で自分が悪い子であることを強調した。
声を大きくして否定するのが、彼女のサヨックおじさんへの精一杯の抵抗なのだろう。
私は大人が子供をあやすように話を続けた。
「自分の夢をアガシちゃんに託しているんだよ。おじさんは」
アガシちゃん、ますます顔をこわばらせて叫んだ。顔がカンコくんみたいに真っ赤だ。
「夢ですって?冗談じゃない。アイツの妄想じゃない。」
「じゃ、あなたの夢はなに?」と、何とはなしに聞いてみた。
「え・・・」
しばし、アガシちゃん沈黙・・・。
私にとっては深い意味を持たない質問だったけど、彼女は一変して、さっきまでの雄弁さが
嘘のように静かになった。
彼女は布団にもぐりこむと、私に背中を向けて、何も答えようとはしなくなった。
仕方ないので私も部屋の電気を消して、もそもそと布団にもぐりこんだ。
30分ぐらいしてからだろうか、彼女がポツリと呟くのが聞こえた。
「もしも、アイツがいなくて・・・」
今でも、しん・・・とした闇の中で、彼女の声だけが澄んでいたのを憶えている。
「アイツが何かにつけて、外の子だから、外の子だから・・・って騒がなければ、私も
こんなになってなかったろうな・・・。もちろんわがままな性格は同じだよ。でもね・・・
「・・・きっとアンタとも・・・もっといい友達になれたと思う。」
あの日の彼女は、きっと夜の闇が母のように優しく私たちを二人を包んでくれたから
そんな言葉を漏らしてくれたのだろうか。
それとも蒸し暑い夏の夜が見せてくれた夢なのだろうか。
夏が近づくたびに、私は、そのことを思い出す。
「腐れよ血と骨、冷えよ苦蓬の眠り」
石棺の上で魔女が詠う。
眠る女の子を膝に乗せ、冷たい手でその髪を手櫛で梳りながら。
魔女は詠い続ける。
女の子の幼い息吹を消し去るまで。
「ねえ、最近ロシアノビッチ君元気ないけど、どうしたの?」
「・・・ああ、魔女の呪いだ」
ゲルマッハが気遣わしげにロシアノビッチの後姿をみやる。
「石の館に棲んでいる魔女、知ってるよね・・・あれが奴の妹に呪いをかけたのさ。可哀
相に」
「なんとかならないの?」
ニホンの問いに、ゲルマッハは首を横に振った。
「呪いを解く方法がないんだ。アメリーが呪いの解析をしているけど、苦戦してる」
「そんな!じゃあどうなっちゃうの!?」
「血が腐って・・・死ぬ」
ゲルマッハは吐き捨てるように言った。
「だって露助の妹だろ、なんでボクまでこんなことやらなくちゃいけないんだよ」
「いいから黙ってウヨ坊も手伝いなさい」
アメリーからわけてもらった解析プログラムを抱きしめるニホン。
見知らぬ誰かの、笑顔の為に。
いつか呪いが打ち破られることを願って。
http://www.2ch.net/ud.html
321 :
:02/05/01 20:39 ID:/UEeCsA/
ハングル人民最高会議の方で、ニホンちゃんFlashの話が出てるよ。
>ニホンちゃんは、全く別物の構成ということで、Flashの方にお願いできるかも
>しれませんな(Flashさんの労力を考慮した上でですが)。
いい機会なんで、良いアイデアがあるなら何か書き込んでみるといいかも。
>>312 雉虎さま、ありがとうございます。
なんか、かなり自信なくしていたのでうれしかったです。
厳しいご意見もありがたいのですが、励まされると嬉しいものですね。
アガシさんは最初の設定からだいぶ離れてしまいましたが、もう少しだけ
続くと思います。
それでは、お互いにがんばりましょう
323 :
雉虎:02/05/01 21:47 ID:gvvIMqHJ
321>>様
読みました〜!ついでに<<ニュース議論>>に一票を投じてきました。
トーナメントは結構好きなんで欠かさず投票してまする。
みんなも投票には参加しませう。
でもニホンちゃんってAAらしきものも無いし画集も他の絵師さんが書いた物
だから難しいんじゃない?
出来たら嬉しいですよね。
>>放置=ウィン様
みんなに楽しんで読んでもらえるようにお互いに頑張りませう!
自分は時事ネタ専門で行きたいんでソースが無いと書けないんですよ〜
さよくびと様や三毛様はどう読んでいっらしゃるのでしょうね。
ご意見、参考にしたいです。
(って言うか、我ながら駆け出しの分際でなに偉そうな事言ってるんだろうって思ってしまいました。ごめんなさい)
324 :
はち:02/05/01 21:57 ID:VBJfiv3y
>>323 私はそれでもいいと思いますよ。
これからも作家としてどんどん時事ネタなんかも取り入れて
おもしろい作品を書いていってください。
これからも応援しています。
なんだか、「ニホンちゃんスレに常駐していらっしゃる方は叩かれる」
というようなジンクスがあるみたいだな。
前にもこういう展開があったぞ。
326 :
:02/05/01 22:04 ID:4516sx26
ハン板だから目立てば叩きもでます。周囲のフォロー次第かと。
327 :
:02/05/01 22:29 ID:MvMqdjhD
こんな雰囲気で聞くのは申し訳ないんですが、半角ニホンちゃんスレのURLを教えて下さい。
328 :
:02/05/01 22:30 ID:4516sx26
消えちまいました…。
330 :
ゼロ:02/05/01 23:15 ID:CBEJH+m+
ルペン3世さっそうと登場。
「お嬢様大変です!」
ここは、フランソワーズちゃんのお屋敷です。執事のポールが血相を変えて
フランソワーズちゃんに報告します。
フ 「何事なの?」
ポ 「あの有名な怪盗ルペンから予告状が届きました!」
『シラクおじさんの椅子を頂戴する。 by ルペン3世 』
フ 「ル、ルペン3世!?」
ここから、彼女の妄想モードの始まりです。
(フランソワーズちゃんの妄想モード)
薄暗い寝室の中で、フランソワーズちゃんが寝ているところに・・・
ルペン3世 「不うううう○子ちゃぁぁぁぁぁあん!!」
驚くフランソワーズちゃん。しかし、案の定仕掛けがしてあって、ルペンは
コテンパンにされてしまいます。
(妄想モード終わり)
フランソワーズちゃんはもう1つ妄想モードに突入しています。
(妄想モード始まり)
真っ白いドレスを着たフランソワーズちゃん。そこへ、銭○警部がやってき
て彼女にこういいます。
銭○警部 「ルペンはあなたの心を盗んだのです。」
はっと驚くフランソワーズちゃん。それがルペン3世への恋であったというこ
とを気づかせるせりふだったのです。
(妄想モード終わり)
ポ 「お嬢様、お嬢様?」
と、言うポールの言葉を聞かずに、フランソワーズちゃんは、ただ、妄想に
ふけっているのでした・・・
(おしまい)
331 :
ゼロ:02/05/01 23:21 ID:CBEJH+m+
こんにちは。ゼロです。
今回のネタは、フランス大統領選挙のニュースを見て思いつきました。
どうも、ルペン候補のスペル(LEPEN)がルパン3世(LUPIN)のスペルに似てい
て気になって仕方がなかったのです。
これを、アニオタであるフランソワーズちゃんの妄想に合わせて書きました。
ルパンファンなら解るかも・・・
332 :
雉虎:02/05/01 23:45 ID:gvvIMqHJ
324>>様
ありがとうございます。仕事のあい間に書いていますのでどこまでやるか判りませんが
頑張ってみます。
325>>様
初期のニホンちゃんって短かったですよね。自分も出来る限り短くまとめて行きたいと
思っているのですが書いていると構想(妄想でしょうな、たぶん)広がってしまうの
ですよ。もっとコンパクトで判り易くするように心掛けてみます。
329>>様
歳はひ・み・つ ってことで!(藁
因みに叔父の齢は今年で80だったかな?祖父様もガ島帰りですか・・・
詳しく聞いておくととっても為になると思います。
(あ、中には思い出すのイヤって人もいますけど)
自分は聞いておいて良かったと思いました。
だって、涙が止まらないくらいでしたから。
ゼロ様
うまいです!ルペンネタ、考えてはいたのですけれどこっちの方がはるかに
(・∀・)イイ!
脱帽です。次回作を期待しています。
333 :
名無しさん:02/05/02 15:48 ID:auJnmLic
ルンペン三世あげ
【悲しき15歳・春を売る少女】(このネタわかった人はスゴイ)
これは「連続ドラマ小説・ニホンちゃんの解説だよ」
放置:「ふー、そろそろほとぼりも冷めたし、例の釣堀スレを立てるかな。
今までの釣りは単なる序章、3000スレ達成の伝説はここから始まるのだぜ。
くぅ〜〜〜〜〜〜盛り上がってきたぞ〜〜〜〜〜。」
半島の素晴らしさを理解できない日本人へ
1 名前: ふるちん◆fWnYLnDs 投稿日: 05/01/31 06:02
放置:「しまったぁぁぁぁぁ〜〜っ」 ←ふるちん
放置:「そ、そういえば、”えらー。名前をいれてちょ”と出てきたとき、早くスレを立てたい一心で
適当な名前を入力した覚えはあるが・・・。まさか、こんなひどい仕打ちなるとは・・・。
くぅ〜〜〜〜〜〜っ。デスピサロ〜〜〜ッ」
放置:「いくらなんでもふるちんで1000レスを目指すわけにはいかん!削除依頼をせねば・・・。
くぅーーーーーもっとかっこいいコテハンにすればよかった・・・サンダーストーム北尾光司とか
鈴木胸ヲとか・・・(藁)」
(スパン!!と背後から少女がスリッパで放置の頭をたたく!!)
放置:「(振り向いて)ア・・・アガシちゃん」
アガシ「ねえ・・・。アンタ・・・ (
>>262を指して)
ニホンちゃん人名辞典を見ると、すでにアガシさんっていうキャラクターがいるんだけど」
放置:「ああ 余計なことを!!」(だまってりゃ、わからないのに)
「念のためフルネームはソウル=アガシ=カネクレーにしといたから平気だ。ふーーーー。」
アガシ「なにが平気だ(さらにどつく)」
アガシ「とりあえず。アタシのキャラが分かりづらいから、きちんと解説しなさいよ」
放置 「(たんこぶを押さえながら)取り立てて書くことはないんだけどなぁ・・・ブツブツ」
【アガシちゃんのいる生活 あらすじ】
アガシ 「ニホンちゃん!!」
ニホン 「アガシちゃん!!」
・・・カンコくんが鎖鎌を握った!!!!
--------------------------------------------------------------
アガシ「? ? ? ?」
放置 「・・・というわけで、今日はアガシちゃんについての解説でした」
アガシ「? ? ? ?」
放置 「それじゃ、バイバーイ」
アガシ「? ? ? ?」
337 :
:02/05/02 20:02 ID:sGi3ohod
すいません、マジで意味が分かりません。
338 :
:02/05/02 20:51 ID:guVQj8W/
339 :
七志野:02/05/02 21:51 ID:NYy5uaR5
あれから14年も経ってたんだ
しみじみ
340 :
空箱:02/05/02 22:11 ID:3M3PQ/cU
ペキンの55日
「ギワッギワッ!」
埃っぽいシナ家の大地を揺さぶる群集の声が聞こえてきます。
「来たな」
積み上げた障害物越しに双眼鏡で様子を眺めているのは、若かりし日のニッテイです。
辻ごとに勢力を増す黄色い頭巾を被った男たちが、じりじり徒党を組んでやって来るのが見えます。
「よ、よし、やるぞ!」
マカロニーノが汗ばむ手で癇癪球を投げようとするのを、ニッテイは静かに制しました。
「もう少し側に来てもらいましょう。癇癪球は貴重品ですからな」
不思議でした。どう考えても勝ち目はなさそうなのに、この微笑を見るとなぜか恐怖を忘れてしまう。
「ギワッギワッギワッ!」
男たちの一群はもう目前まで来ています。
それでもマカロニーノは、自分が生き延びるかも知れないと思えてきたのでした。
341 :
空箱:02/05/02 22:12 ID:3M3PQ/cU
「一体どういうことですの!」
会議はテーブルを叩くビクトリアの怒声によって幕を開けました。
広大なシナ家に立ち並ぶ集合団地「清」の一画。ホテル「ペキン」内は剣呑な空気に包まれています。
海外からの客の横暴に対して立ち上がった、団地住民による武装結社、ギワ団。
彼らにホテルが包囲されて数日が経った日の事です。
様子を見に出たゲルマッハが警備員に袋叩きにされ、管理人さえも敵に回ったのは明白でした。
各家連合の救援が到着するまで、寸土を惜しんでここを守らねばならないと、
宿泊客同士で入念に防衛計画を練ったばかりです。
にも関わらず、もう複数の者が持ち場を放棄してしまったのが彼女には許し難いのでした。
ロシアノビッチ、アメリー、フランソワーズをはじめ、名家の宿泊客ばかりの寄り合い所帯。
様々な思惑が絡み合うなか、纏め役のビクトリアは何度もさじを投げようかと思いました。
「まぁ落ち着いて下さい。それぞれ事情があるようですし、幸い内部への侵入は許してないのですから」
張り詰めていた緊張の糸が、その一言で不意に緩むようでした。
ビクトリアはなんだか毒気を抜かれて発言者に目を向けます。
極東の成り上がり者。
皆がどこかで馬鹿にしていたこの男の発言が、無視できない力を帯びてきたのは何時からでしょうか。
あまり頼りになりそうもないマカロニーノを率いて、彼がほぼ独力で北面を支えているのです。
今では指揮を取るビクトリアでさえ、ニッテイの助言を求めるようになっていました。
「とにかく、各家相互に協力しあうこと。それだけは確認しておいて貰いますわよ」
342 :
空箱:02/05/02 22:12 ID:3M3PQ/cU
会議が終わり、皆が銘銘の持ち場に帰って交代で休憩をとりに行った後。
一人頭を抱えるビクトリアに、ニッテイが歩み寄って耳打ちしました。
「残念ですが、救援は引き返しました。先にテンシン棟を確保してから、こちらに向かうようです」
「そう・・・」
伝書鳩を使ってニッテイが外部と連絡を取っているのを知るのは、彼女を含めた僅かな人間だけです。
それによると、あてにしていた救援は、同様にギワ団に占拠されたテンシンに先に向かったのでした。
「それまで持つのかしら・・・」
自身あまり期待せずにそう尋ねたビクトリアは、顔を上げて驚きます。
うやうやしく臣下の礼を取ってニッテイが笑うのです。
「女王陛下のお望みのままに」
久しく忘れていた笑顔をこんな時に取り戻せたことが、彼女には不思議に思えるのでした。
翌日からも過酷な戦いが続きました。
呪文を唱えれば決して傷つく事が無いと信じるギワ団は、数を頼りに押し寄せてきます。
飛び交う癇癪球、それに続く壮絶な肉弾戦。
ニッテイは怯むことなく常に最前線に立ち続けます。
343 :
空箱:02/05/02 22:13 ID:3M3PQ/cU
ビクトリアはその日もホテル内の自室で指揮を取っていました。
次々に入る報告を分析して、適切な場所に限られた人員を移動させるのが仕事です。
ニッテイの守る区画が特に重要なのは彼女も分かっています。
しかし、他所を守るのに手一杯で、僅かに従者を派遣する以外、彼に頼るしかないのでした。
なんとか持ち堪えて欲しいと、奮戦しているであろうニッテイを思った時です。
突然至近で爆発が起こり、彼女は床になぎ倒されてしまいました。
「大変です!お嬢様が、お嬢様を助けて下さい!」
転がり込んできた従者の言葉を聞いたニッテイは、すぐさまマカロニーノにその場を任せ、
ビクトリアの部屋に向かって駆け出していました。
複雑に入り組んだホテル内を駆け抜け、ビクトリアの部屋にたどり着いたニッテイ。
「ギワッギワッ!」
「無礼な、下がりなさい!」
室内から漏れ聞こえる複数の声。壁に空けた大きな穴から団員が侵入したようです。
手にした木刀を握りなおして、彼は一瞬息を整えました。
「南無三!」
一息に踏み込み、ニッテイは侵入者達に向かって電光の速さで木刀を振り下ろします。
「ギワ〜〜〜ッ!」
たちまち打ち据えられて逃げ散る男達。
344 :
空箱:02/05/02 22:13 ID:3M3PQ/cU
ビクトリアはその鬼神の如き早業をぽかんと口を開けて見ている事しか出来ませんでした。
気が付けば室内はニッテイと自分の二人だけです。
「お怪我は?」
差し伸べられた手を見て、慌てて全身の埃を払い、身を繕います。
手を取って立ち上がるビクトリアは、自身の中に芽生え始めた感情を押し殺すのに精一杯でした。
撃退しても撃退しても、繰り返されるギワ団の攻撃。増えつづける負傷者。
防御線は徐々にホテルの敷地内へと後退を余儀なくされ、人々の心に暗い影を落としています。
そんな中、冷静さと明るさを失わないニッテイへの評価は揺ぎ無い物になっていました。
「まったく失望させて下さるわね。わたくし達に弓引こうなどと」
ニッテイの陣地を覗きに来たビクトリアが、時々望見できるギワ団員に冷たい視線を向けています。
「彼らなりの義に従っているのでしょう。私の家も、少し前はそうでした」
ビクトリアは彼がアジア町の人間であることを思い出して、少々気まずい思いを味わいました。
「一度、見てみたいものだわ。あなたの生まれた家を」
取り繕うつもりではありましたが、半分以上本気で彼女は言います。
「それは名誉な事ですね、家族総出でお迎えにあがりますよ」
少しも本気に取っていないらしいニッテイが、ビクトリアには少し憎らしく思えるのでした。
345 :
空箱:02/05/02 22:14 ID:3M3PQ/cU
「ギワ〜ッギワ〜ッ!!」
突然の事でした。いつのまに近づいたのか、いなごのような大軍が押し寄せてきたのです。
すぐにビクトリアを障害物に隠れさせ、ニッテイはマカロニーノ達と共に応戦しました。
「とても支えきれない!」
癇癪球の残りを勘定しながら、マカロニーノが悲鳴をあげます。
全周にわたってこれまでにない総攻撃が始められたのでした。
死に物狂いの奮戦がどれだけ続いたでしょうか。最早これまで、と皆半ば覚悟を決めたときです。
ニッテイは今までと全く別の方角から湧き上がる鬨の声を耳にしました。
直後に潮が引くように逃げ始めるギワ団達。
「来た、味方だ、味方だぞ!!」
誰かが叫ぶのが聞こえて、その場の全員が拳を突き上げて喜びを爆発させたのです。
飛びついてきたビクトリアと抱き合うニッテイ。
従者達が諌めるのを諦めるぐらい、二人の笑顔は歓喜に満ちていたのでした。
長い長い篭城生活とは対照的に、別離の時は実に短いものでした。
馬車に乗り込んだビクトリアは、見送りに来たニッテイの顔を小さな窓からじっと見つめます。
この慎ましく、人の良い若者の中に潜んでいる熱情が、彼女の女性を揺すぶるのです。
馬車が動き出した時、彼女の中の迷いは既に消えていました。
「わたくし、決めましたわ!」
身を乗り出して彼女が言った意味が、この時のニッテイに分かるはずもありません。
揺れる馬車の中で、ビクトリアは一人楽しい夢想に耽ります。
競合相手を蹴散らして、アジア町に君臨する自分の姿。
その隣にニッテイを立たせて、ビクトリアは少女のように頬を染めるのでした。
346 :
空箱:02/05/02 22:16 ID:3M3PQ/cU
元ネタ
ttp://www.melma.com/mag/15/m00000115/a00000151.html 村上兵衛「守城の人」
映画「北京の55日」
日英同盟締結の要因にはこういった一面もあったらしい、というお話であります。
作話にあたって208話を参考にさせて貰いました。作者様に感謝。
このお話でのニッテイさんのモデルは北京篭城で世界に名を知られた日本人。柴五郎中佐(当時)です。
映画ではあんまり出番がありませんが、実際の篭城では際立った存在感だったとか。
お兄さんの柴四郎は甲申事変の金玉均と親交が深く、閔妃暗殺にも関わったそうです。
五郎本人も清国からの帰路、半島を縦断して百年程前のその様子を日記に残してます。
ハン板に意外と接点のある人のようですね。
>>338-339 まさか古参ローディストがいるとは・・・。
【おまけ】
「このIMFでの修行でパワーアップしたカンコが貴様らをまとめて始末してやるぜ」
「うわー。カンコがまたできもしないことを」
「いつの間にか歴史が1000年増えてるぞー。」
348 :
三毛 ◆wPntKTsQ :02/05/03 02:32 ID:Yvw31pp9
「きょうだい」
夕暮れ。黄昏時。
「誰そ彼」とも呼ばれるように、黄昏時には、意外な人物と逢うこともままあります。これは、そんな一こま。
鮮やかな茜色に染まる空の下を、ラスカちゃんは歩いていました。コルシカちゃんやケベックちゃんと遊ん
だかえりみち。河原ぞいの道には、涼しい風が吹き渡り、彼女の髪を優しく撫でてゆきます。
おもいきり遊んだ後、一人で帰る道のりは、不思議とさみしいものです。いつも元気なラスカちゃんも、うつ
むき加減に足を運んでいますね。
……と、彼女の視界に、誰かの影が入り込んできました。顔を上げたラスカちゃんの目に入ってきたのは、
河原へと続く土手に座って、川を眺めているロシアノビッチ君の姿でした。
「あ………………」
ラスカちゃんのちいさな呟きが耳に入ったのでしょうか。ロシアノビッチ君が、ゆっくりと振り返ります。
目があった瞬間、ちょっと驚いたような表情を見せたロシアノビッチ君。が、すぐに、普段のいささか粗暴な
言動からは想像もつかないような、人好きのする笑顔を浮かべて、軽く手をあげます。
「よぉ…………久しぶりだな、ラスカ」
「…こんにちは、ロシアノビッチさん」
349 :
三毛 ◆wPntKTsQ :02/05/03 02:33 ID:Yvw31pp9
つづき
よそいきの、ちょっと背伸びしたラスカちゃんの返事。
それを聞いたロシアノビッチ君の表情に、陰がさします。
「ロシアノビッチ“さん”………か………」
ロシアノビッチ君の声に、苦いものが混じりました。元々、彼女はロシアノ家の一員、ロシアノビッチ君の
実の妹なのです。家庭の事情でアメリー家に養女に出したとはいえ、一時は「お兄ちゃん」と呼ばれていた
のに………。彼の胸中を、冷たい風が吹き抜けていきました。
(ち…………感傷的になるなんて、俺様はそんなセンチメンタリストだったか?らしくねぇな)
口に出さずに自嘲すると、彼は、うって変わった朗らかな笑顔で、ラスカちゃんに話しかけました。
「なぁ、喉乾いてないか?これ、やるよ………ほれ」
ロシアノビッチ君から放られたモノを、ラスカちゃんは慌てて受け止めました。ちいさなペットボトルに、自家
製らしい焦げ茶色の液体が詰められています。炭酸入りなのか、盛んに泡が出ていますね。
ぱっと見、コーラによく似ています。ラスカちゃんは、キャップを外すと、ちょっとだけ口に含んでみました。
甘酸っぱい味が、彼女を驚かせます。思わず、ある単語を呟いていました。
「クワス……………」
クワス。ロシアノ家に古くから伝わる、伝統的な清涼飲料水です。その味は、確かに、ラスカちゃんの記憶
の中にありました。彼女の意識が、時の河を遡り、幼かった頃の映像を映しだします。
350 :
三毛 ◆wPntKTsQ :02/05/03 02:33 ID:Yvw31pp9
つづき
大家族に特有の、賑やかな笑い声。沢山の妹たちをまとわりつかせたまま、コップを差し出すロシアノビッ
チ君。それにつられるように、妹たちも自分のコップを突き出します。
それに答えるのは、お母さんの明るい声。「順番、順番よ」…………そう言いつつ、お母さんはコップに茶
色の飲み物を注いでくれます。甘酸っぱさと、微かな苦みが同居した、不思議な飲み物――クワス。
姉妹たちは、笑いさざめきながら、それを飲み干してゆきます。
そこには、笑顔だけがありました。
セピア色に染まった、遠い日の想い出。その中には、確かに、ラスカちゃんの姿もありました。生活は苦し
く、お腹一杯食べることもままなりませんでしたが、それでも彼女は、あの家で、今と変わらぬ笑顔を振りま
いていたのです。
「なつかしい、な…………」
ラスカちゃんの呟きに、ロシアノビッチ君が、驚くほど柔和な眼差しを向けました。
「覚えててくれてたんだな…………おまえ、それが大好きだったもんな」
「うん…………。わすれられるわけ、ないよ………。ねぇ、みんな元気?」
「ああ………元気すぎて、こっちが振り回されちまうよ」
それを最後に、二人の間に沈黙が降りてきました。
351 :
三毛 ◆wPntKTsQ :02/05/03 02:33 ID:Yvw31pp9
つづき
すこしづつ、大事そうにクワスを飲むラスカちゃん。もう一本のクワスのボトルを持ち、しかし口をつけずに弄
ぶロシアノビッチ君。どれくらい時間が経ったでしょうか。ロシアノビッチ君が口を開きました。
「なぁ、ラスカ………………お前、今……………幸せか?」
「……………うん」
ラスカちゃんは、最後の一口を飲み干すと………最高の笑顔で―――しかし、どこか湿った声で、返事を
しました。
「うん!ラスカ、幸せだよ!お兄ちゃんも、パパもママも、みんな大好きだよ!」
「……………そっか。……大事にされてるんだな………………よかったな」
「うん……ね、ラスカ、もう帰るね。クワス、おいしかった。どうもありがとう」
「ああ………気を付けて帰れよ」
「ん……………ねえ、また、クワスを飲ませてくれる?」
ロシアノビッチ君は、力強く頷くと、あかるく言いました。
「ああ、今度は、うちに来いよ……アメリーも連れて、な」
「…うんっ!やくそくだよ、ロシアノビッチ“お兄ちゃん”!」
ラスカちゃんが、おおきく手を振りながら駆け去ってゆきます。それを見届けたロシアノビッチ君は、とうとう
口を付けなかったクワスのボトルをポケットにねじ込むと、妹たちの待つ我が家へと足を向けました。
一番星が輝く空の下。つかの間、きょうだいに戻った二人は、それぞれの家へと急ぐのでした。
おしまい
352 :
三毛 ◆wPntKTsQ :02/05/03 02:33 ID:Yvw31pp9
353 :
:02/05/03 02:41 ID:n3NxIpEG
>>347 別にネタを書くなとも、パロディを止めろとも言う気は無いけどさ、
少しは元ネタを知らない人間の存在を考慮して書いたらどう?
こういう場所でパロディのパロディを元ネタを知らない人間には全く理解できない形でこしらえるなんて、
パロディのやり方として下の下だと思うよ。
354 :
三毛 ◆wPntKTsQ :02/05/03 02:44 ID:Yvw31pp9
>>294,
>>323 雉虎さん
遅レススマソです。
私は、すぐに過剰な形容に走ってしまうので、極力簡潔にまとめるよう努力して
いるんですが………ぜんぜん努力が報われてませんね(w
ちなみに、ソースはほとんど「韓国マスコミ今日のホームラン!」スレから探して
います。また、その記事に対するレスなども参考にさせて頂いております。
また、最近はIRCでネタを拾ってくることも多いですね。
雉虎さんも、初投稿以来立て続けに新作うpしてらっしゃるようで、心強い限りです。
もっとニホンちゃんを盛り上げるために、お互い頑張りましょうね!
355 :
へー:02/05/03 02:53 ID:sAXZaD2B
>>空箱
力作ですね。時代背景が眼に浮かびます。
>>三毛
自分には、ちょっと難しい部類かな?もっと勉強します。
356 :
イルムオプダ:02/05/03 04:41 ID:IkzYi9+N
>>330 『シラクおじさんの椅子を頂戴する。 by ルペン3世 』
(・∀・)イイ!
水色の背広+黒シャツ+黄ネクタイのルパンを知る世代のツボを突いた。
357 :
はち:02/05/03 09:49 ID:MP2doEVn
>>348-352 三毛さん、今回の作品も楽しく読ませていただきました
次回も楽しい作品、期待しています
三毛さんはクワス、飲んだことはありますか?
358 :
358:02/05/03 13:26 ID:WWFq0KWP
>>353 いつもの人と同一人物?
だとしたらずいぶん粘着だよね。
せめて、コテハン名乗って批判したら?
名無しさんで粘着するなんて下の下だよ。
359 :
名無しさん:02/05/03 13:31 ID:uyvLGJWI
353はまっとうな批評だと思うよ。
自分も元ネタ知らないからぜんぜんわかんなかったもん。
360 :
:02/05/03 13:43 ID:s/2kr64x
>>358 俺も読んだがワケワカラン。
元ネタしらないと面白くも何とも無いアニパロの一番悪いパターンだな。
361 :
雉虎:02/05/03 13:59 ID:sNehxKe7
>>354三毛先生!
レス、ありがとうございます!感激っす〜。
自分は三毛先生の文章を読んですごいって思って書き始めました。
自分は朝鮮日報とか中央日報とかからネタ拾ってます。
微細ですが頑張ります。
>>346空箱様
ひさびさの歴史モノ!勉強になります。
面白かったです。自分もいつかニッテイさんが活躍するような文章を
書いてみたいと思っています。
次回作も期待しています。
362 :
&:02/05/03 16:06 ID:qIcd5kxb
クワス飲んでみたいなぁ。
甘めのノンアルコールビールみたいなイメージでいいのかな?
363 :
:02/05/03 16:09 ID:KG7AW639
>>359-360 じゃ、アニヲタは書き込むなということで、この話題は終了でよろしいですな。
不毛な話で場が荒れるとなんなんで・・・。
クワスって、メッコールみたいな感じがするな。
あのカンコ家の健康飲料を知らない人は少ないと思うが、伝説のアレ。
「ロシアノ家に古くから伝わる、伝統的な清涼飲料水」と言われると美味しそうに聞こえるが、入手方法は有るのかな?
365 :
:02/05/03 17:57 ID:OrFRyJjN
>>363 なんでそうなるの?
そんな言い方よっぽど荒れるよ。
いやだったら読まなきゃいい、そのくらいのことができないの?
読者のレベルが下がってるよ。
366 :
365:02/05/03 18:09 ID:OrFRyJjN
ていうかさ、363みたいな人はもう1回総督府にニホンちゃんスレ作って
そこでやればいいじゃん。
あそこのニホンちゃんが本家復帰後もいつまでも残ってた理由が
正に一定のレベルの投稿をスレが荒れる心配をすることなく読めたからでしょ。
本家のスレはあんまりクローズドにするべきではないと思うよ。
367 :
十八番:02/05/03 19:04 ID:7VTQUf5H
>>363 論点がズレている。
『アニオタ、アニパロは書くな』
じゃ無くて、
『元ネタの判らん話は書くな』
だろ?
#これは別にアニパロにかぎった話じゃ無い。
せめて元ネタになった作品、事象が判るように書いてあれば
それですむんじゃない?
俺も
>>347は判らんけど。
368 :
:02/05/03 20:21 ID:WWFq0KWP
だ・か・ら・さぁ〜。
だらだら感想を書き込むんじゃなくて、ちゃんとネタを書きこもうよ。
(そういうお前が書けよというのは厨房だから却下。)
つーわけで、この話題は終了ね。
じゃ、気を取り直して次の作品いってみよ〜
370 :
1031:02/05/03 20:32 ID:pkIu59cV
放置さんのオナニーってちゃんとしたショーになってないように思う。
ずっとROMってて一編も作品かいてないオレが口出す話じゃないけどさ。
ニホンちゃんは商業作品じゃないけど、それでも作家さんたちは、
読む人のことを考えてかくんもんじゃないの?
ちょっと難解な構成にするんなら、それに対するフォローもして
しかるべきだと思うな。
ニホンちゃんはみんなで育てていく作品なんだから。
371 :
:02/05/03 20:36 ID:FGT0grlJ
>>368 感想書いちゃイカンのか? 訳の分からないことを言うなよ。
いくらなんでも二次パロディ(パロディのパロディ)じゃ読者層を限定し過ぎ。
どんなマイナー作品でもいいから、せめて一次パロディにして欲しい。
372 :
:02/05/03 20:41 ID:feh5A08t
373 :
:02/05/03 20:44 ID:FGT0grlJ
悪いけどそれ重複スレだ。ここは本来感想もアリのはず。
374 :
名無しさん:02/05/03 21:06 ID:zMv23d8Y
>373
そのスレはこっちに書きこみしにくいひと(作者さんの邪魔になるのが心配、などの理由とか)
のために流用されたんだよ。
過去ログ読め
375 :
368 :02/05/03 22:29 ID:WWFq0KWP
とにかく、この話題はもう終了しようよ。
他の作家さんが書き込みづらくなるだろうに、そのくらいのことも理解できないの?
376 :
:02/05/03 22:35 ID:FGT0grlJ
ワケワカなことを言ってる自分を棚に上げんなよ。
まあいい、やめにすることには同意だ。
377 :
368:02/05/03 23:11 ID:WWFq0KWP
>>376 ネタもかけない人間がずいぶんと尊大だね(今どきワケワカなかよ・・・これじゃあ書けないよな)
まあいい、同意をしたようだ。この話題は終了な。
378 :
:02/05/03 23:22 ID:FGT0grlJ
う〜む、どうもやり取りが感情的になってきたな。
とりあえず漏れは今後も感想を書き込むよ。君はどんなに気に入らないネタがアップされようが
歯を食いしばって沈黙を守れよ。自分で言い出したことだ。ちゃんと守れよ。
379 :
100話作者 ◆UMAIu01k :02/05/03 23:35 ID:SUNayi8L
ある日の放課後、なんだかとっても上機嫌なエリザベスちゃんがニホンちゃんを呼び止めました。
「ニホンちゃん、ちょっとお願いがあるんだけど」
「ええ、なに?」
ニホンちゃんはちょっと珍しいな、と思いました。
エリザベスちゃんは人に頼み事をするより、自分で物事を運ぶ方が好きな性格なのです。
「申し訳ないけど、こないだの壁新聞の、カンコ君のようすを教えていただきたいの」
「え?」
そういえば壁新聞があったっけとしばらく考えたニホンちゃんは、エリザベスちゃんのようすにピンときました。
「あ、あれ書いたの、エリザ…」言いかけたところをエリザベスちゃんに口をふさがれて、
後はモゴモゴになってしまいました。
「そ、そんなことはどうでもいいことですのよ。それより、どんなようすでしたの?」
エリザベスちゃん、満面に笑みを浮かべて尋ねます。
ニホンちゃんは、カンコ君がキムチ色の顔をして頭から蒸気を噴いているところを思い出しながら
「どっちもどっちだわ……」と思って頭が痛くなりました。
-------------------------------------
元ネタのスレッド。
【F5】英国BBCが韓国に宣戦布告【F5】
http://kaba.2ch.net/test/read.cgi/korea/1020393202/ 英国風の辛辣なギャグに韓国ネチズンが予想通りの反応。
BBCもこれだけ反応があると本望でしょうね。
英国人のうれしくてたまらない、人の悪い笑顔が
目に浮かぶようです。
豚肉は食べられません!
待ちに待ったWCも、後わずかで開幕です。
ニホンちゃんの家や、われらがカンコ君の家にも大会期間中にお泊りする人のリストが集まりました。
ニホンちゃんは持ち前の繊細な心で、ご招待する人のためにせっせと準備を始めています。
それはカンコ君も同じでしょうが、我々の目には普段どおりのカンコ君にしか見えません。
お〜い、カンコ君。
ニホンちゃんに謝罪と賠償求めている場合じゃないですよ?
今日も困ったことに、カンコ君がニホンちゃんにキムチ色の罵声を浴びせています。
〜日ノ本家玄関前〜
「・・・・・・・・・・・・ニダーー!煩いニダ!ニホンの家にお泊りする奴がウリの家より多いのは、一体どういうことニダ!」
「しっ、知らないよ〜、カンコ君・・・・・・・。」
「ウルシャイ!きっとニホンが、卑怯な手を使って皆を騙しているニダ!謝罪シル!賠償はもっとシル!」
「・・・・・・そんな事、してないよぉ〜、わたし・・・・・・。」
「きっと、きっと、家が貧しい奴らをおこづかいで釣ったに違いないニダ!モンジュン叔父さんがいつも言ってるニダ!
ニホンの家は卑怯なことしてる、って!!」
「カンコ君、それって皆に失礼なんじゃ・・・・・」
「ウルシャイ!賠償は対馬パンツで許してやるニダ!(ニヤッ」
「カッ、カンコ君、ひどいよ・・・・・・・・」
今日のカンコ君はWCの大会期間中のお泊りする人の数が、
ニホンちゃんより少ない事に腹を立てているみたいですね。
相変わらず、ニホンちゃんを責めるためなら回りの人に失礼な事を言ってもお構い無しです。
・・・・・・オヤ?いい気になってニホンちゃんを攻め立てるカンコ君の背後に人影が!
「スパパパーーーーーン!」
「にだぁーーーーーーーーーー!」
あ〜ぁ。
カンコ君、顔をキムチ色変えたまま、白目を剥いてピクピクしちゃっています。
いつもならカンコ君の退治はタイワンちゃんのお仕事ですが、どうやら違う子のようですね。
かなり、背が高い男の子のようです。
「大丈夫?ニホンちゃん?」
「セネガル君?」
「うん。今度のWCのお泊りについて、いろいろ聞いておきたい事があって来てみたんだ。そしたらカンコの奴がニホンちゃんに絡んでたから・・・」
「えへへ。気にしないで、セネガル君。どうぞ!入って入って!」
「お邪魔しマース」
二人は悶絶しているカンコ君を放っておいて、家の中に入っていきました。
セネガル君は普段は優しい男の子です。
しかし、カンコ家に対してはちょっと気分を害しています。
それは、少し前のことに原因があるのです。
セネガル君が待望のWCへの出場を決めた後、カンコ君から練習試合の申し込みがありました。
「おい、セネガル。ウリが練習試合をやってやるから家に来るニダ」
「えっ?ああ、カンコ君。相手になってくれるのかい?」
「光栄に思うニダ。ウリのような立派な男がお前の相手をしてやるニダ。感謝シル!」
「(むかっ)・・・有難う・・・」
セネガル君は、カンコ君の人を見下したような言い方に腹もたちましたが、WCに出られることが決まった嬉しさの余りその申し出を受け入れてしまいました。
「良くキタニダ、セネガル。今日はウリナラが誇る料理の数々を食え!キムチもあるニダ。」
「うっ・・・・ありがとう、カンコ君」
カンコ君にしては気がきいています。
先ずはお客さんに料理を出してリラックスしてもらうのですね・・・・・・・、おや?
料理を出されたセネガル君の様子が少しおかしくなりました。
「・・・カンコ君、この料理に使われているお肉は何の肉?」
「ん?豚ニダ。それがどうかしたニダか?」
「え〜〜っと、ボクは悪いけどこの料理は食べられないよ・・・。本当に申し訳ないけど、片付けてもらえないかな?」
おやおや、カンコ君。
セネガル君をご招待しておいて、カレが宗教上の制約で豚肉が食べられない事を知らなかったようですね。
流石の方手落ちです。
「何で?!ウリのオモニが折角お前に作ってやった料理が食べれないニダと?」
「・・うん、悪いが宗教・・・」
「遠慮するなよ〜、セネガル」
「いや、ほんとに・・ボクの信じてる神様が・・」
「神様?ケンチャナヨ〜」
人の話なんか聞いちゃいねぇー。
何度目かのやり取りで終にカンコ君が切れました。
「アイゴー!お前なんか呼ばなきゃ良かったニダ!文句言わずにさっさと食え!」
「だから、宗教上の・・」
「ウルシャイ!この前日本に勝ったからっていい気になってるニダね?ふん、お前らの家族なんて、顔が真っ黒けで炭見たいニダ!どうやって見分けてるニダか?ケッケッケ」
「なにー!」
一度火がついたウリナラソウルは、もう誰にも消せません。
いいたい放題です。
セネガル君には散々な一件でしたが結局試合は行われ、セネガル君の勝ちになりましたが、
彼の心にしこりは残りました。
その後、カンコ君の家のモンジュン叔父さんが企画したWCの組み合わせ抽選会で、セネガル君はカンコ君の家で試合をやることになってしまいましたが、彼の心中は複雑です。
それが原因で悩んでいるセネガル君に「家にお泊りすれば?」と声をかけたのがニホンちゃんだったのでした。
「・・・・・・じゃ、そう言うことでよろしくお願いします。ニホンちゃん。」
「うん、わかった。セネガル君お互いに頑張ろうね!」
「うん」
セネガル君は元気良く帰っていきました。
ニホンちゃんもお家の中へ。
でも、誰か忘れていませんか、お二人さん?
「・・・・・・アッ、アァーイィゴォーーーーー・・・・・・・・・(パタ)」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・WC、待ち道しいですね。
385 :
某作家氏:02/05/04 00:08 ID:7rFBrTeH
!さん。末永く、がんばってくださいな。
386 :
:02/05/04 00:15 ID:TubUxiLN
____ ____ ____
| .|韓| |日| | | | | |韓|韓|韓| | | | | | |欧| | | | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ .| |韓| | | | ∧_∧. |中| | | | | ∧_∧. |韓|韓|韓| | | | 店長〜 ! K察呼んで〜!
. <丶`∀´>|日| |韓| | |.<丶`∀´>| |米|中| | |.<丶`∀´>|日| |日| | | \_ ____
/ つ ̄ ̄ ̄ ̄ / つ  ̄ ̄ ̄ ̄ ./ つ  ̄ ̄ ̄ ̄ | .:| V
〜(__ノ ° °Θ 〜(__ノ ° °Θ 〜(__ノ °°Θ | .:| ∧_∧
|__|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |__|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |__|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ..| ::| ( ; ´Д`)
|| || ||. ...| ::| にl∞lニ)
||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ..||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | |
 ̄ ̄  ̄ ̄  ̄ ̄ (_(_)
______ _| ̄|____ | ̄| | ̄|
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\| \_/ |____| □ □
387 :
:02/05/04 00:26 ID:888X/5rS
ニホンちゃんにもAAガ欲しいな・・・・・。
388 :
ななしやねん:02/05/04 00:32 ID:H959JMxE
むかしのガイム城
ニホンちゃんの家には「ガイム城」という建物があります。
このあいだシシローおじさんが何軒か同じようなお城を一軒にまとめましたが、
このガイム城はそのまま残りました。
いかにも「何か」出そうなお城で、「伏魔殿」ともよばれている、古い建物です。
ニッテイおじいちゃんは、このお城に苦い思い出があったそうです。
むかし日ノ本家は、アメリー君の家とけんかする事になりました。
ちゃんと果たし状も書いて、渡してくれとガイム城に送り、先手をうったのです。
しかしその手紙が届くことはありませんでした。ガイム城はパーティー☆ナイト中で、
だれも果たし状に気づかなかったのです。単純なミスです。
しかし、このお城には昔からエリートや名門が多く、それをかばう抵抗勢力のために、
申し開きもできず、ニホン家は、アメリー家にいきなり殴りかかった「世界のひきょう者」
というレッテルを貼られてしまったそうです。
誰とはいいませんが、今も尻馬にのってニホン家を責める人もいます。
そのガイム城は、いまはシシローおじさんを追い出そうとしているようです。
天国のニッテイおじいさん、「まったく変わっとらんな…」と苦笑いです。
389 :
ななしやねん:02/05/04 00:35 ID:H+h1MfuJ
パールハーバー見てないのでどう描かれているか知らないのですが。
でも前にTVでこう言ってたので間違いないでしょう。
ということで書いてみました。
390 :
:02/05/04 00:54 ID:P2b5Dr4/
391 :
:02/05/04 01:02 ID:huE5C7IL
>>368で、
>だらだら感想を書き込むんじゃなくて、ちゃんとネタを書きこもうよ
と言ってるだろうが。
ネタしか書いちゃいけないんだろう? 自分の言ったことくらい守れよ。
392 :
:02/05/04 01:29 ID:888X/5rS
393 :
_:02/05/04 01:34 ID:5HyanzsC
煽りや批判をも受け入れるつもりでハン板に戻ってきたんじゃないのか?
>>391 あれほど続きは別スレでと言ったのに、まだこんなカキコするですか!
もう許さんです! あんたを許すわけにはいかんです!(以下略)
あのな・・・。お前は「先生が死ねって言ったら死ぬんだな」ってなんて言ってる
小学生かと、小一時間問いつめたい。(実際そうなんだろうけど)
ニホンちゃんスレってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
ネタを書くかマターリと感想を書くか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。
厨房は、すっこんでろ!!
で、やっと荒れた雰囲気が終わったと思ったら、厨房が、ネタしか書いちゃいけないんだろう、
とか言ってるんです(涙)
そこでまたぶち切れですよ・・・はぁ・・・。
あのな、100スレ前に関連する話題なんて、もうとっくに終わってるんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、自分の言ったことくらい守れよで、だ。
ニホンちゃん通の俺から言わせてもらえば今、スレの間での最新流行はやっぱり、
ネタにはネタで返す、これだね。これがネタスレの楽しみ方。
ネタってのは濃い笑いが多めに入ってる。そん代わりわかる人が少なめ。これ。
で、そのネタを他の人が育てる。これ最強。(ニホンちゃんもこうして生まれた)
しかしこれをすると次から
>>391 のような厨房にマークされるという危険も伴う、
諸刃の剣。ageにはお薦め出来ない。
まあお前みたいなネタも書けないド素人は、TPOを考えて書き込みなさいってこった。
>ニホンちゃんスレってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
うわ・・・ミスった・・・。殺伐→ほのぼのです。
396 :
:02/05/04 01:53 ID:huE5C7IL
厨房で結構。すまんが何を言いたいのか散文で表現してもらえないか。
改造コピペを貼り付けられても反応に困る。
397 :
弓式:02/05/04 01:59 ID:vDNRypOY
そういえばもうすぐで1000話いくね。
なんかイベントやらんか・・?
例えば・・・ん・・・
なんだろ・・・思いつかない・・・
398 :
:02/05/04 02:02 ID:UROLG8RN
続きがやりたいんなら議論用のスレでやれっつーの。
意見も違うだろうし、感情的な諍いもあるだろうけど、
「ニホンちゃん」のファンだって部分は一緒だろ?
だったら、せめて無関係な作家諸氏の迷惑になるような行為はつつしみなよ。
400 :
:02/05/04 02:07 ID:huE5C7IL
分からんなあ。漏れは
>>368の「感想を書くな。ネタだけOK」という言い分に
反発してるだけなんだが。
言うだけ言うのもなんなんで、お口直しに即興でネタ書いてみました。
nemoto かYahooだったと思うけど、韓国でニホンちゃんをパクったトピがありました。
ニホンちゃんのデッドコピーだったので、つまらなくて100レスもないまま終了しました。
ちっと、それを即興で再現します。
カンコ「トトロの起源は韓国です。韓国ではドングリをトトロ言います^^」
アメリ「それは知りませんでした。」
ニホン「(怒って)カンコのビスケット言葉はニホンが起源です。」
ポルト「その起源わたしが起源です。ナムゲッウウです。」
アメリ「ニホン。ウソはよくない。」
ニホン「はい。わたし、すみません。アメリーのウッゲンシウです。」
カンコ「ニホン。僕と違ってゲッソンジウ^^」
全員 「^^」
ニホン「恥ずかしい。切腹する。」
※これはニホンちゃんとは関係ありません。
402 :
393:02/05/04 02:15 ID:qx/30MBo
別に400の意見に全て同意する訳じゃないが、
感想(あるいは反応)が無いのは寂しくないか?
かといって感想・議論用のスレッドを作ったところで
たいして書き込みが無い事は明白だろ? 今だってそうだし。
つーかある程度荒れるのを覚悟してこっちに来たんだろ。
>>400 >>368 をよく読むように
>だらだら感想を書き込むんじゃなくて・・・って書いてあるじゃん
自分の都合のよい解釈をして、オナニーを自慢げにするなんてリアル版カンコくんですね。
とにかく、ここは作家さんたちが主役のスレです。
オナニーしたいなら、別スレでやってください。
404 :
:02/05/04 02:23 ID:0DCkIYlO
>>402 いや、そうじゃなくて批判や感想なんて10レスもすればいいと思うんです。
それ以上、話題にしたいなら別の場所でしなさいってことが言いたいの。
>荒れるのを覚悟してこっちに来たんだろ。
ごめんなさい。これ意味わからないです。
406 :
:02/05/04 02:25 ID:huE5C7IL
>もう見てらんない
オナニーオナニーと得意げに繰り返しているが、漏れの書き込みのどこが自慰行為なんだ?
感想を書けば即座に「出て行け」と言われるのはおかしいだろうが。
賞賛しかしちゃいけないのなら、「感想は賞賛のみOKです。苦情は出て行け」と
>>1で断れよ。
408 :
:02/05/04 02:33 ID:huE5C7IL
断る。話題の発端はこっちなのに、なぜ移転しなければならない。
このスレはニホンちゃんのスレでしょう。
あなた、そんなこともわからないの!!
とにかく、あっちに書き込んだから、反論はあっちでしてください。
410 :
:02/05/04 02:35 ID:huE5C7IL
勝手に移転すればいい。漏れはこっちでしか反論しないよ。
はぁ〜っ。わかりました・・・。
私も貴男に対しては何も書き込まないので、貴男も今日はこれ以上
このスレに書き込まないでください。
このスレはニホンちゃんの作家さんが主役のスレです。
あなたの意見の発表する『ため』のスレではないんです。
あなただって作家さんたちが書くお話しが楽しいから読んでいるわけでしょう。
でしたら、ご理解していただけませんか?
正直、感想スレ立てたほうが早いんじゃネエか?
413 :
:02/05/04 02:48 ID:huE5C7IL
>もう見てらんない
すまないが、君は結局漏れの言い分に答えていない。ただ感情的に「出て行け」と
繰り返して、相手にされないとこれみよがしに肩を落としてみせているだけだ。
「ここに苦情的な感想を書いてはいかんのか?」と漏れは訊いているだけなんだが。
べつにそうでも構わないよ。でも「苦情は出て行け」と断るべきだろうね。
>413
横から失礼。
彼は「ここでは議論じみたことはやめて欲しい」っていいたいだけちゃうんかと・・・。
415 :
:02/05/04 02:51 ID:huE5C7IL
>正直、感想スレ立てたほうが早いんじゃネエか?
無駄。これまで同趣旨のスレが保たなかったのは、大元の書き込みがこっちなのに
別スレに書き込むのが白々しかったからだ。
416 :
:02/05/04 03:02 ID:ZTNAt7Qk
「困った人たち」
ニホンちゃんが学校から帰ってくると、道端でケンカをしている
人たちがいました。電柱の影に隠れてこっそり見ていると、どち
らもスレ違いの勝手な論争で周囲の人を引かせています。
「あーあ、あの人たち、まるでカンコ君みたいだなあ……。周囲
の迷惑が考えられないのかしら?」
ニホンちゃんは仲裁に入ろうかと思いましたが、しばし考えて、
無視して通り過ぎることにしました。下手に手を出して絡まれる
のはいやですし、迷惑なのはカンコ君相手だけで十分ですからね。
#すいません、小説じゃないです。
#とりあえず
>>410氏は引いてください。邪魔ですから。
#
>>411氏も悔しいのはわかりますが引いてください。
(本当は書き込みしたくないけど、コイツ絶対に反論しないと逃げたって言うから・・・
)
>>413 >すまないが、君は結局漏れの言い分に答えていない。
こっちで言い分に答えてるんですけどね・・・。
http://akkun.s5.xrea.com/x/16/test/read.cgi?bbs=kankoku&key=016937151&ls=50 >ただ感情的に「出て行け」と繰り返して、相手にされないと
>これみよがしに肩を落としてみせているだけだ。
はぁ・・・私が出ていけ・・・と言ったソースをきぼんぬ。
肩を落としたくもなりますよ・・・。あなたはならないんですか?。
>「ここに苦情的な感想を書いてはいかんのか?」と漏れは訊いているだけなんだが。
ここに苦情的な感想を書いてはいかんのソースきぼんぬ。
>>368 の >『だらだら』感想を書き込むんじゃなくて
だとか言わないでよね。
>べつにそうでも構わないよ。でも「苦情は出て行け」と断るべきだろうね。
だ・か・ら、ローカルルールの提案するくらいなら作品一つでも書いてください。
>>414 その通りです。
ちょっと粘着さんが多いので、あしらおうとしたら、かえってこんなになって
すいませんでした。
>>416 ごめんなさい。あと、ありがとうございます。
419 :
:02/05/04 03:10 ID:huE5C7IL
ところでさ、誰も漏れの疑問には答えてくれんのか。
「邪魔」だの「出て行け」だの、感情的なレスしか返ってきてないんだが。
>スレ違いの勝手な論争
このスレの基本姿勢について疑問を提起したつもりなんだがね。
おーいみんな、これから苦情を書いちゃいかんそうだぞ。礼賛オンリーだ。
分かったな。
>>419 じゃあ、アナタがニホンちゃん批判専用のスレ立ててください。
言いっぱなしだけじゃなくて、きちんと行動もしてください。
>おーいみんな、これから苦情を書いちゃいかんそうだぞ。礼賛オンリーだ。
>分かったな。
小学生かお前は(藁)
放置しなさいや?お互い。
私はもう、これ以上は荒らしませんが。
>>419 >>420 どちらの方もニホンちゃんが好きだから、こうなってしまったわけで(w
ま、落ち着きましょう。
批判要望スレも立ててみたら?
糞スレ立てるよりずっと建設的じゃないですか。
423 :
:02/05/04 03:18 ID:ZTNAt7Qk
>>419 このスレが平和裏に、明文化した規則もなく11スレ目に突入できた
のは書き手、読者の相互の理解と思いやりがあってこそ。「和」の
精神がくみ取れないものは排除されてしかるべき。
これ読んだら回線切って地上の楽園に逝ってね。
#楽しく読ませていただいております>作者の方々
#基本的にアンソロジーの常として、基本的設定は共有しながらも
#微妙な食い違いが出てくるのは作家の「味」と理解しています。
#読者の方は、気に入らなければ自分で別バージョンを作ってみま
#しょう。設定厨やイチャモン付けの荒しは鮮人にも劣りますぞ。
>>ALL
みなさんすみませんでした。
私と
>>419 さんは今日の朝までに(5:00-7:00ごろ)謝罪と賠償の意味で、
ニホンちゃんのSSをカキコをしますので、二人の作品を比較の上、
ご意見・ご批判をお願いします。
425 :
:02/05/04 03:27 ID:huE5C7IL
>>417 >>すまないが、君は結局漏れの言い分に答えていない。
>こっちで言い分に答えてるんですけどね・・・。
他スレの書き込みなんか知らないよ。こっちで答えて欲しい。
>はぁ・・・私が出ていけ・・・と言ったソースをきぼんぬ
散々「他スレに行け」って繰り返してるが。ここから出て行かせようとしてる
だろうが。
>ここに苦情的な感想を書いてはいかんのソースきぼんぬ
苦情を書くたびに「ネタでも書け」って反応が返ってくる。前から思っているんだが、
この厨房丸出しの反応はなんとかならんか。
作品と言うものは発表された瞬間に作者の手を離れる。様々な読者から多様な感想が返ってくる。
それが嫌なら誰にも読ませなければいいだけの話だ。
>ローカルルールの提案するくらいなら作品一つでも書いてください
『読者として』感想を書くことの是非を問うてるんだ。
それから、これみよがしに呆れてみせるパフォーマンスは必要ない。
自信のなさの裏返しに見えるぞ。長文失礼。
426 :
:02/05/04 03:37 ID:huE5C7IL
それからSSの執筆、頑張ってくれ。面白かったら漏れも喝采するよ。
>他スレの書き込みなんか知らないよ。こっちで答えて欲しい。
見てこい。
>散々「他スレに行け」って繰り返してるが。
>ここから出て行かせようとしてるだろうが。
繰り返してる該当スレを書け
>この厨房丸出しの反応はなんとかならんか。
どういう反応がいいのか書け
>作品と言うものは発表された瞬間に作者の手を離れる。
>様々な読者から多様な感想が返ってくる。
>それが嫌なら誰にも読ませなければいいだけの話だ。
自分の考えを一般化するな厨房
>『読者として』感想を書くことの是非を問うてるんだ。
感想は書け、ただいつまでも同じネタについて書くな。
いい加減に理解しろ。バカ。
>自信のなさの裏返しに見えるぞ。長文失礼。
自信があるから作品をうpする。
お前もかけ。
アタシはニホンちゃんSS。アンタは感想で
428 :
:02/05/04 03:43 ID:huE5C7IL
んー、議論というのは先に罵倒した方が負けなんだが…。
いい加減平行線だな。是非はギャラリーに任せようか。
つーかこのスレって、「荒れるから出て行け(又は〇〇スレに)」って決め付けた方が
勝ちだよな。
429 :
:02/05/04 03:44 ID:ZTNAt7Qk
>>もうみてらんない氏
あんたもしつこく相手するからかまって君が調子に乗るんだよ。
SSできるまで出入り禁止。
430 :
:02/05/04 03:45 ID:ZTNAt7Qk
>>428 ギャラリーは両者リングアウト負けを期待してるので出てこないでね。
勝ち負けでいえば喧嘩始めた時点でどっちも負け。
431 :
:02/05/04 03:47 ID:huE5C7IL
かまって君か。レスが返ってくるから反論してるまでだがね。
挑発してるつもりはないんだがな。
432 :
:02/05/04 03:49 ID:EcKLWUAe
>>431 ま、キミも感想文の執筆、頑張ってくれ。
(時間があまりないから大変だろうけど)
面白かったら漏れはキミの方を喝采するよ。
433 :
:02/05/04 03:51 ID:huE5C7IL
>>432 気の利いた返し技のつもりなんだろうが、正直意味が分からない。
時間があまりない?
猛烈な勢いでレス伸びていると思ったら・・・燃えてますねぇ
リソースを消費しすぎない程度におながいします
明日と明後日はネキャラだそうですが
やはりニホンちゃん同人本をレポートしてくださる神はおはすのでしょうか?
435 :
:02/05/04 04:01 ID:EcKLWUAe
>>433 あ、スマソ。ショートストーリー(SS)か。
ここまでひっぱたんだから、期待してるぞ。
作品勝負なんておもろい展開になってきた(藁)
424 名前:もう見てらんない。 投稿日:02/05/04 03:25 ID:hsdfC3sA
>私と
>>419 さんは今日の朝までに(5:00-7:00ごろ)謝罪と賠償の意味で、
>ニホンちゃんのSSをカキコをしますので、二人の作品を比較の上、
>ご意見・ご批判をお願いします。
428 名前: 投稿日:02/05/04 03:43 ID:huE5C7IL
>是非はギャラリーに任せようか。
436 :
:02/05/04 04:05 ID:huE5C7IL
ああ、そういう意味か。すまんが漏れはSSは書かないよ。
もう見てらんない氏のネタも面白ければ喝采する。つまらなければ無視だ。
あくまで一読者だからねえ。
つーか荒れた本質が「読者のくせに作者様に文句つけんじゃねえッ!」って
ことならお詫びするしかないんだが。
>434
私は見に行きます。
レポはしませんが(w
438 :
:02/05/04 04:21 ID:EcKLWUAe
一読者がずいぶんと発言したねぇ(藁)
>つーか荒れた本質が「読者のくせに作者様に文句つけんじゃねえッ!」って
>ことならお詫びするしかないんだが。
をいをい、誘導も受けない、新スレも立てない、揚げ足取り・・・
確信犯で荒らしてるんだろ。
ま、よかったね〜。たくさん釣れて。
しかも、ニホンちゃんスレで100スレ以上だよ。
前代未聞だよ。
漏れはマヂで尊敬するよ。
439 :
:02/05/04 04:22 ID:huE5C7IL
荒らしではない。漏れは徹頭徹尾真剣だ。
自分の枡で人を量るな。いい迷惑だ。
440 :
:02/05/04 04:28 ID:EcKLWUAe
自覚してないだけでキミの行為は荒らしだよ。(わかってるんだろうけど)
誘導されてそっちに行くとか、自分で議論用のスレを立てるとかしたら
そうは思わなかったけどね。
もし、キミが少しでもニホンちゃんを好きだというのなら、感想文を書いて
みたらどうかな?
いや、感想文って書く技術じゃなくて、愛情とかの方が重要だろ。
だから、キミのいいたいことを書くには一番イイと思うんだけどな。
441 :
:02/05/04 04:32 ID:huE5C7IL
言いたいことなんかないよ。「ここに感想書いちゃいかんのか」と訊いてるだけ。
>誘導されてそっちに行くとか、自分で議論用のスレを立てるとかしたら
このスレの在りかたを質問してるのに、なぜ他スレに移転しなければならない…。
442 :
:02/05/04 04:39 ID:EcKLWUAe
だれも書くななんて行ってないじゃん。
えーと、ホントにそれだけの理由で、こんなに荒らしたの?
443 :
:02/05/04 04:47 ID:huE5C7IL
そう、そんだけ。それから荒らしてない。レスに反論してるだけ。
>だれも書くななんて行ってないじゃん
その一言をだーれも言ってくれなかったんだよね。苦情めいた書き込みには
「自分で書け」っていう虎の威を借る狐みたいな物言いが跋扈してるしさ。
作者と読者は立場が別だろうが…。
444 :
:02/05/04 04:54 ID:8t/ekrCs
真性だ……真性の厨房だ。
伝説のスーパーリアル厨房をさらに超える厨房だ。
お前をスーパーリアル厨房2と名づけよう。
その一言をだーれも言ってくれなかったんだよね。・・・って
ここにいるみんなはあなたの先生やご両親じゃないんですよ。
あのね。
自分の言いたいことはきちんと言わないと、誰もわかってくれませんよ。
誤解されるだけ。
意地になっちゃう気持ちは分かるけど、もう少しあなたも人に優しくなってみて
2年前かな?佐賀県の子で・・・2chで意地になったあげくに人殺しまでして
しまったのは知ってるよね。
笑い話じゃなくて、意地を張るっていうことはそういう取り返しのつかないこと
になるから・・・。
妥協するのはプライドが許さないかも知れないけど、でも、時にはそういうことも
大事だってわかってください。
それから、意見をいろいろとありがとう。参考にするね。
もうじき作品を書き込むから、いろいろと意見を聞かせてね。
446 :
:02/05/04 05:08 ID:wcBTHA0q
GW厨出現か…。
447 :
:02/05/04 05:10 ID:huE5C7IL
>自分の言いたいことはきちんと言わないと、誰もわかってくれませんよ
漏れは繰り返し「感想書いちゃイカンのか?」と訊いてるんだが。
どこを読んでんだ。
それから、君は高みから見下すような発言ばかりしているが、内容のあるレスが
ほとんどない。むしろ空虚な内容ばかり引き立つという皮肉な結果となっている。
いろいろと厳しいことも言ってごめんなさい。本当にごめんね。
うまく言えないけど・・・。
本当に悪かったって思ってるから、「もう怒ってないよ」って、許してください。
うん、ごめんね。私が悪かった。
だから、もう怒らないで・・・。
きちんとお話しを聞いてあげられなくて、本当にごめんなさい。
450 :
:02/05/04 05:14 ID:ZTNAt7Qk
huE5C7ILを名誉チョソに認定しました。
>内容のあるレスがほとんどない。
うん。だから作品を書くから、
6時過ぎには書き込むから、
お願い。それまで、落ち着いていて
みんなも煽るのやめてください。マジで
453 :
:02/05/04 05:17 ID:huE5C7IL
すまんが、謝ってもらう必要はない。君に傷つけられたとも甘えたいとも思っていない。
454 :
:02/05/04 05:20 ID:huE5C7IL
つーか、EcKLWUAeは本当に「もう見てらんない」氏なのか?
IDが違うぞ。別名義で書き込んでたのか? 何をやりたいんだ、アンタは。
455 :
&:02/05/04 05:24 ID:+jyLR/ew
どうでもいい事ですが
>>415 >大元の書き込みがこっちなのに
これを“「ダイゲン」の書き込みが…”と読んでしまった私は
未だタリバンがアフガンを制圧していると思っているのでしょうかw
456 :
:02/05/04 05:53 ID:wBgjeMhQ
「もう見てらんない」氏と「もうみてらんない」氏は別人なのかな、字も違うしw
しかし、ここを見てる全員「もう見てらんない」と思ってるのは確か。
蹴球大会を間近に控えたある日。
教室に入るなりカンコくんが嬉しそうに叫びました。
「ニホンはブラジャアつけてるニダァーーッ」
「な・・・なにぃ・・・!!」
クラスの男子みんなが一斉にカンコくんに振り返ります。
なかでもマカロニーノ君は、音速を超えるのではないかという早さで
反応しました。
「いわゆるニホンが下着でカップがまだ小学5年生のマカロニーノ!!」
しかし、興奮して何を言ってるかわかりません。
「サイズは?色は・・・さあ言え!すぐ言え!!いま言え!!!」
次に詰めかけてきたのは何故かゲルマッハくん。
目を血走らせてカンコくんの襟首を締め上げます。
「く・・・くるしいニダ・・・」
クラスの男子全員がカンコくんの周りに詰めかけます。
暴動でも起こるのかという異様な雰囲気です。
みんなを制したのはチューゴくんでした。
「ここは女子がいるアル。クラスの奥に拉致・・・じゃなくて連れていくヨロシ」
「よっしゃ、わかった。」
じたばたともがくカンコくんをロシノンビッチくんが肩に担ぎ上げると、
クラスの男子は部屋の隅へと、まさに民族大移動を始めました。
「・・・で、本当なのか・・・」
低い声で切り出したのはアメリー君です。
カンコくんを見つめるみんなの目は授業の時よりも遙かに真剣です。
「ほ・・・本当ニダ」
「お前の『本当』はあてにならないからな」
・・・なぜ、ここにいるのだアーリアちゃん。
みんながそう思いました。
でも、だれも口にしませんでした。
だって、彼女も血走った目でナイフを握りしめているんですもの。
「しょ・・・しょうこは・・・アル・・・アル・・・ハセヨ」
そう言うと、カンコくんはもそもそズボンのポケットの中に手を突っ込み、
鮮やかな赤の原色をした『ぶらじゃー』を取り出しました。
「をを・・・っ」
クラスの片隅で一斉にどよめきが起こりました。
「俺にも見せろ!!」「触らせろ!!!」
次の瞬間、カンコくんの手にもつ『ぶらじゃー』目がけて、男子たちが
襲いかかります。
「待ちたまえ、ここはクラス委員長の僕が!!」とアメリーくん
「女性の下着の取り扱いならボクが一番だから!!」とマカロニーノくん
「やかましい。オメーら邪魔だ。よこせ、ゴルァ!!」とロシアノビッチくん
「何だと、このアル中野郎。アタシとやんのか!!」とアーリアちゃん
「あのー。僕らも・・・見たい・・・なぁ」とカナディアンくん&オージーくん
「みんな落ち着け、論理的になろう」とちゃっかり『ぶらじゃー』を手にした
ゲルマッハくんがみんなをなだめます。
そんな中、小さな声がおそるおそる話しかけました。
「・・・そ・・・その『ぶらじゃー』はウリの・・・もの・・・』
「あ゛〜〜〜〜ん!?」
クラスの全員が殺気だったオーラを出して一斉に振り返ります。
何が彼らをそこまで狂わせるのでしょう。
「・・・じゃないから、皆さんにあげるニダ・・・。エヘヘ・・・」
カンコくんはもみ手をしながら愛想笑いです。
(また、ニホンのところからパクってくればいいニダ)
と、いささか冷静に状況を判断してますね。
(それに、ウリはもう・・・あんなことや、こんなことをしてるし・・・)
おやおや、カンコくん。いったい何をしたんでしょう。
そして、バトルロワイヤルは終わりました。
クラスが始まって以来の大乱闘(ハルマゲドン)を制したのは・・・
マ、マカロニーノくん?
「あれ〜。気がついたら、勝っちゃってる〜。」
死屍累々の山で、彼の陽気なテノールが響きわたりました。
そして、彼は『ぶらじゃー』に勝利のキスをしようと唇を近づけたの
ですが・・・・・・現実は甘くありません。
「キエエーーーーッ」っと化鳥蹴り一閃!!
タイワンちゃんです。
ばたんきゅーと倒れたマカロニーノくんから『ぶらじゃー』は離れ、
今度はそのまま女子の輪のなかへと連れて行かれました。
「ニホンちゃんの胸は、たしかにアーリアちゃんに並ぶ大きさだけど・・・」
「アタシたちでさえしていない・・・『ぶらじゃー』をだなんて・・・」
普段は中の悪い二人が、このときばかりは一緒に落ち込んでました。
「大丈夫。すぐにボインボインになるって」とタイワンちゃんが慰めます。
ベトナちゃんはというと自分の胸元を覗き込んでため息をついてます。
「おはよーーー。」
ニホンちゃんが、いつもの明るい声でクラスに入ってきました。
横にはニホンちゃんのストーカーと化したアサヒさんがいます。
その瞬間。クラスの空気がさぁ・・・っと変わりました。
みんなが一斉にニホンちゃんを熱いまなざしで見つめます。
(あのニホンちゃんの胸に・・・あの赤いモノが・・・ハァハァ・・・)
(あんなに華奢なのに言われてみると・・・たしかに・・・大きい・・・ハァハァ・・・)
(ちくしょー。俺はなぜ涙が止まらないんだ・・・ハァハァ・・・)
男子は全員で前屈み。女子も悔しそうなまなざしをニホンちゃんに向けます。
でも、無頓着なニホンちゃんは全くそんな視線に気づいていません。
こういう時に便利なのがタイワンちゃん。
みんなが言い出しにくいことでも、さらっと口にします。
「ニホンちゃん。これ落ちていたよ」
「え・・・」ときょとんとするニホンちゃん。
「あたし・・・ぶらじゃーなんか・・・してないよ。」
彼女は『ぶらじゃー』を手に取ると、不思議そうに小首を傾げました。
一方、クラスの隅ではカンコくんとアサヒちゃんが、コソコソ何かを話してました。
(ねえ・・・カンコくん。例の件・・・きちんとしてくれた?)
(例の件?)
(『ぶらじゃー』よ。アンタがウヨはブラジャーをしてる・・・って言いふらして、
アタシがそれを新聞に書く・・・そういうシナリオって約束したでしょう。)
(え・・・じゃあ、アレ・・・ニホンのじゃないニダか・・・?)
(あなた・・・本当に最後まで人の話を聞かないのね。アレはウチのタカコおばさんのよ!!)
「『ぶらじゃー』は、タカコおばさんのものだったハセヨ!?」
衝撃のあまり思わずカンコくんは叫んでしまいました。
その声を聞いて、クラス全員が一斉にカンコくんを振り返り
・・・しばし沈黙。
そして、一斉に
『を゛ぇぇぇぇぇぇぇ』
と嘔吐が始まりました。
「どうしたの。みんな?」とその光景をあっけに取られて見てるニホンちゃんに、
タイワンちゃんが「何でもないよ」と微笑みました。
小春日和の中で「カンコ。ブッ殺す!!」とクラスの男子みんなが
ニダニダ叫んで逃げるカンコくん追いかけ回しています。
今日も地球町小学校は平和でした。
(おしまい)
かき上げる時間がなくて推敲もロクにしてません・・・。
ネタは韓国のYahooで日本人の男性の3割がブラジャーをしてるというニュースです。
ソースを探す時間がなかったですけど、ニュー速+でスレが3までたっていたので
そっちを探してください。
(最初はパレスチナ戦闘区域にまぎれこんだ日本人カップルで書こうとしたけど
まとまらなかったです。)
あ、それからブラのサイズ=経済力と考えてください。
3時間チョイじゃ・・・やっぱキツイな・・・。ぜんぜん風刺になってないし・・・
465 :
:02/05/04 06:20 ID:8t/ekrCs
>>464 いやあ萌えた萌えた。
ところで落ち込んでる二人ってフランソワーズとエリザベス?
まあ一つ難を言えば、ニホンちゃんは貧乳がデフォのはずだったんだが。(胸の大きさは
天然資源の大きさに比例するという説があった)
あ、ちなみに私は「もう見てられない」です。
一応コテハンにしました。今回限定で(藁)
じゃ、ageますね。
>>457-463 これは素直に面白萌えるな。極東アジアニュース@2ch掲示板で記事を探してみたが、カンコの連中の微妙にリアリティの有る(かなりネタっぽい)表現に藁た。
ここで紹介された会社員 Aさん(50)は "現在 10個位を持っている.
出勤する時は必ず着する"と言った.
初めには妻と娘が競技を起こすほどに反対したが, これからは理解すると付け加えた.
"ブラ-万"たちのブラジャー着用理由には一つ共通分母がある.
集中力と緊張感が高くなると口をそろえて言う.
自ずから仕事の能率が上がるというのだ.
ニホンちゃんの胸の大きさについては俺も妄想した事があるよ。
「水色の海洋ブラの下には、メタンハイドレード豊胸が!」、実は脱いだら凄かったって感じで。
468 :
名無しさん:02/05/04 08:43 ID:ZrGEJuKd
何かを女の子の胸の大きさに例えるネタがでるたびにいつも思う。
・・・じゃあ男の子の場合は?
寝て起きてみたら荒れてる…予想通りか。
本家でOOは書き込み禁止などと言い出したら荒れるに決まってるだろうに。
アニメ関連ウンヌン言い出したらフランソワ―ズ辺りは書けないしね。
まあ放置氏には判り易い作品作りを心がけて欲しい。
作者には是非ともネタ元明記は希望したいですね。以前「萌え論争」でも
不毛な争いを呼んだことだし。
>>457-463 これは面白いな。3時間で書いたとは思えない出来。
落ちも決まってるし…タカコさんのブラジャーね…オエェェェェェェ。
示威☆江虞須氏は今回限定といわず書いとくれ。
470 :
十八番:02/05/04 09:10 ID:5t/iPW2f
>>468 言わぬが花(藁
>>457-463 短い時間で書いたんなら、十分の出来じゃないかい?
正直、途中まで「ソース無しの萌え話?」って思っていたけど、
ソースが有るとは...。
韓国、何考えてンだヨ〜。
#俺は7割の方(藁
471 :
某作家氏:02/05/04 10:28 ID:AEX+GphW
472 :
弓式:02/05/04 12:03 ID:vDNRypOY
「梅」
日がてんてんと照っているある日。
ウヨ君はバス停でブータンちゃんを待っていました。
ウヨ君は刀で木から垂れる雫や、落ちてくる葉っぱを斬ろうと刀をぶんぶん振り回しています。
(まあ当然できる訳ありませんが。)
もう待ち合わせから1時間くらい経っています。ウヨ君もこれが不毛な事に気付いたのか、
止めて、おもむろに地図を取り出して道沿いに歩いていきました。
ウヨ君はある家の前で止まりました。
「ここかな?」
そこはアジア町の家から見ても家のなかでも、綺麗でまあまあ大きい感じです。
「・・・どうやって入ろう?」
さすがにウヨ君も女の子の家に行くのは恥ずかしいようです。
「あ、ブータンちゃん!おーい」
部屋の中でお茶をすすりながら梅の木を見ている着物のブータンちゃんがいました。あちらも気付いた様子です
「あ、来てたんだ・・おはよう」
ウヨ君は手をふって駆け寄ります。そしてブータンちゃんの前に来ると少し怒った表情になりました。
「なんでこんな所に座ってんだよ。迎えに来るっていったじゃないか。」
ブータンちゃんは慌てながら
「あわ。ご、ごめんなさい・・梅の木が綺麗だったから・・・すごく・・・」
ウヨ君はきょとんとして。
「え?あ・・そういえばそうだね・・」
「だから、こんなのはめったにみれないものだから今見なくちゃと思って、ごめんなさい・・・ううぅ」
必死で頭を下げつづけています。
「そんなに謝らないでくれ・いや全然気にしてないから。」
ウヨ君は笑いながら顔を見ていいます。
「え?そうなの良かったぁ・・人なんて呼んだ事無かったから。このまま怒られて帰っちゃうかと思った。待ってていまからお茶出すから!」
ブータンちゃんはさっきまで落ち込んでいたのも何のその喜びながら部屋の奥に行きました。
「お邪魔します。」
ウヨ君も安心したようでブータンちゃんについていきました。
473 :
弓式:02/05/04 12:04 ID:vDNRypOY
部屋につくとすわっとウヨ君は床に座りました、そして梅の木をみます。
「・・・なるほど・・・さてと、勉強の用意をするか・・」
今回ウヨ君がブータンちゃんの家に来たのは、ブータンちゃんが学校に入ってきたばかりでまだ
学校についていけないので勉強を手伝うために来たのです。ウヨ君しかまだ知り合いもいなかった
ので1人だけで来る事になりました。
「ふたりっきりか・・・むむぅ姉さんと一緒にくれば良かったかなぁ・・・でも姉さんが二人いる
ような感じはブータンちゃんも戸惑うだろうしな・・・」
ひとりでぶつぶつ喋っていると後ろからいきなり大声がしました。
「あなた誰だ!?」
「ウワッ!」
ウヨ君はいきなり呼びかけられてびっくりしました。
「ここはブータンの家だぞ!他所ものは帰れ!」
この子背丈はウヨ君よりずいぶん下です、着ている服はボロボロでした。
「いやブータンちゃんに誘われて来たんだよ。本当に」
ウヨ君は焦って早口でいっています。
と、そこにブータンちゃんが帰ってきました。
「ウヨ君。持ってきたよ〜これバター茶っていって・・・な・・」
ガシャンバター茶をブータンちゃんこぼしました。何故か手が震えています。
「ネパ!今日はお父さんいるんだよ!まだ入ってきちゃだめだよ!明日、明日に来て。
は、早く!家に帰って・・」
傍にいるウヨ君を無視してさっきまでと違い挙動不信になり、落ち着きがなくなっています。
ウヨ君はいきなりの事態に混乱してしまいました。
と上から階段を歩くギッギッという足音がしてきました。
474 :
弓式:02/05/04 12:06 ID:vDNRypOY
「早くして!」
男の子はまだ物惜しそうに立ち止まっています。
「また・昔の様になってもいいの!?お願いだから・・お願い・」
ブータンちゃん眼に涙を浮かべながら必死で言いました。
「わかった・・ごめん・・」
男の子は走り出しました。そして家のすぐ近くのテントに入っていきます。
テントに入った瞬間足音をだした人物が部屋に現れました。その人物はまだ30・・くらいでしょうか
ヒゲをはやして、体中筋肉がありがっしりしていました。
「いやはや、ウヨ君。今日は来てくれてありがとう。あともう少し静かにしてくれんかどたばたして
寝れない。すまんな」
それだけ言うと男はまた階段を上って帰りました。
「お父さんなの・・・」
ぺたっと床に座り込みぼそっと言います。
ウヨ君は仰け反って呆然としていました。
「ネパはね。隣のネパールさん家から養子に来たの・・最初はみんな仲良くやってたんだよ・・
でもお父さんがお金が無いから邪魔だっていって追い出しちゃったんだ。
でもお父さんのせいじゃないんだよ!私が学校いくためにいっぱいいっぱいお金が必要になって、
ネパを返さなくちゃならなくなって。」
泣き出してしまいました。
(俺が誘ったせいか?くそ・・)
ウヨ君は罪悪感を感じブータンちゃんを抱き寄せました。
「うわぁぁぁーん」
ずっとずっとブータンちゃんは泣いていました。
「ふふふふ、いいもの撮ったニダ。これでウヨを脅して・・・韓帝時代が来るニダ」
でも次の日・・・
カンコ君はブータンちゃんとウヨ君二つの刀で梅ぼしのように真っ赤になりました。
475 :
弓式:02/05/04 12:11 ID:vDNRypOY
476 :
弓式:02/05/04 12:14 ID:vDNRypOY
示威☆江虞須 ◆ZUp8TK96 すごいでふすごいでふ
神がキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━
それでこれってしぃ殺すって読むんすか?
1000話達成イベントやりたいでふ
例えば・・・・まだおもいつかない・・
477 :
雉虎:02/05/04 12:24 ID:BIwcbTdr
「カンコ君の災難」
ニホンちゃんとタイワンちゃんとアーリアちゃんは体育館裏に来ています。
ニホンちゃんが体育館裏の掃除当番に当たってしまったからです。
でもなぜ3人なのかと言うと・・・
「ニホン、体育館裏は人気が少なく危険だ。付いて行ってやろう。」
ぴくり、と小耳を立てたのはタイワンちゃんです。
「あたしも行ってあげるよ、アーリアちゃんだけだとあそこは肉を纏って
サファリパークに車から踊り出るのと一緒ぐらい危険だもん。」
タイワンちゃんはにっこりとニホンちゃんに微笑みながら言いました。
「ど、どう言う意味だ!タイワン!」
なぜかアーリアちゃん、頬を少し朱に染めて問いただします。
「別にぃ〜」
タイワンちゃんはからかっているのかはぐらかして答えました。
「さ、3人で行こうよ。その方が早く終わるからあたしも助かるよ〜。」
意味不明の触発をニホンちゃんは折衷案ですかさず纏めてしまいます。
「うむ」
「そだね」
互いは矛を収めニホンちゃんの折衷案に従うのが正しいと判断したようです。
「じゃあ、行こう!早く終わらせて帰りにアイスでも食べようよ。」
季節はすでに新緑の時期になっていました。
478 :
雉虎:02/05/04 12:25 ID:BIwcbTdr
「うわ、ほんっと薄暗いね、ここ。」
あたたかな光の中を歩いてきた3人はあらためて目的地の印象に戸惑っているようです。
さしものタイワンちゃんも少し憂鬱になりました。
「うむ、体育館裏は通年を通して日が当たらないからな。雑草もあまり生えない。」
アーリアちゃんは分析をする事で自分を保っているのでしょうか?
めずらしく饒舌です。
「3人でお掃除すればすぐ終わるよ、始めようよ。」
ニホンちゃんはあらためてタイワンちゃんとアーリアちゃんに着いて来てもらった
事に感謝しました。
3人が掃除を始めようとした時、奥の方から微かな声が聞こえました。
「ア、、、アイゴ、、、、ア、、、、」
3人はつま先から頭の天辺までに電気が通ったようです。同時にビクリと動きました。
引き攣らせた顔を3人は見合わせ、そして声のした方にゆっくりと視線を合わせます。
「あ!誰かが倒れてる!」
最初に反応したのはニホンちゃんでした。
3人は駆け寄ってみるとそこにはボコボコにされたカンコ君です。
「カンコ君!カンコ君!大丈夫!?」
ニホンちゃんはすかさず声をかけます。
「アイゴ〜、アイゴ〜」
「どうした!誰にやられた!」
アーリアちゃんはすでに尋問モードのようです。
「アメリー、ロシアノビッチ、チューゴ・・・」
朦朧とした意識の中でカンコ君は答えています。
「フラメンコ先生、呼んでくる!」
タイワンちゃんが校舎に向かって走り出そうとした瞬間
479 :
雉虎:02/05/04 12:26 ID:BIwcbTdr
「ま、待つニダ!」
今まで朦朧としていたカンコ君がタイワンちゃんの言葉を聞くや否や急に跳ね起きます。
「タイワン!待つニダ!先生は呼ばないでいいニダ!・・・ア、アイゴ〜」
「どうしてだ?ここまでされたのなら当然の報復をすべきであろう?」
アーリアちゃん、言う事が物騒です。
それでもカンコ君は痛みにこらえつつ言います。
「いいニダ!ケンチャナヨー!ち、ちょっと、そ、そうだ!シルムをしてたニダ!」
カンコ君は訳の判らない釈明を必死です。
「しかし・・・」
アーリアちゃんがそれでも食い下がろうとした時
「いいからほっといて欲しいニダ!」
カンコ君は顔をキムチ色にして言い放ちました。
さすがのアーリアちゃん、タイワンちゃんもこの言葉にはカチンと来たようです。
「なによ!バカンコ!心配してやって言ってるのに!」
「タイワン!本人が放っておけと言うんだ、その通りにしてやろう。」
二人は踵を返すとさっさと歩いていってしまいました。
「カンコ君・・・相談が合ったらのるよ。」
ニホンちゃんは優しくカンコ君に語りかけます。
「うるさいニダ!ニホンなんかに心配される事は無いニダ!あっち行けニダ!」
カンコ君はニホンちゃんからプイと目を逸らしてしまいます。
「ニホン!そんなヤツは構うな!行くぞ!」
アーリアちゃんが遠くからニホンちゃんを促します。
「うん、今行くね」
ニホンちゃんはカンコ君にそっとハンカチを渡すとアーリアちゃん達の方に
小走りに走って行ってしまいました。
カンコ君は3人が居なくなったのを確認すると渡されたハンカチを握り締めます。
「ど、どうそればいいニダ・・・先生に相談すれば間違いなく報復されるニダ・・・」
「どうすれば・・・」
そのままカンコ君は沈み込んでしまいました。
「なにあの態度!心配してるっていうのにねぇ!」
「まったくだ!」
カンコ君の態度にプリプリと怒りを表しているあーりあちゃんとタイワンちゃんでしたが
ニホンちゃんは体育館裏からカンコ君の叫び声を聞いた気がしました。
「アーイーゴォォォォォォォォォ」
おしまい
ソース
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2002/05/03/20020503000007.html
480 :
雉虎:02/05/04 12:30 ID:BIwcbTdr
雉虎です!こんにちは
前回に文章は短く簡潔にって自分でも注意しようと思っていたのですが・・・
すみません、こんなにも長くなってしまいました。
(謝)
それとニホンちゃん、ちょっと優しすぎましたか?
自分のイメージだとこんな感じかと・・・
ご意見、ご批評お待ち申し上げます。
481 :
雉虎:02/05/04 12:47 ID:BIwcbTdr
>>457示威☆江魯須様
うまいです!教室のドタバタがすごく伝わってきました。落ちもきれいで読みやすかったです。
次回作も頑張ってください。
HNってじい☆えろすって読むんですか?
>>472弓式様
世界情勢、勉強になります。ブータンにそんなに難民が居たなんて知りませんでした。
もっと勉強します。次回作も期待しています。
小学校の給食の時間の定番はカツオステーキ、パイン入り酢豚、冷凍みかん。
他にかかせないものといえば給食当番と校内放送。しかし、この校内放送がいまいち。
日々放送部では会議が開かれていました。中々熱のこもった議論交わされ、
実験的な試みとしてゲストを呼びテコいれ大作戦。学校内の色物な人達による番組。
スペシャルウィークとして以下のプログラムが発表されました。
月:WWFボイス(寸劇)
火:オールランチニッポン(投稿モノ)
水:クイズ!バリオネア(クイズ)
木:ヨハネ電話相談室(悩み相談)
金:カウントダウンユーロ(ミュージック)
月曜は正体が謎の”DJ.U.S.A”の放送日。彼は予測不能の生なLIVE中継をする予定。
『グッッッッッッモーニング。ベトナム!』この日唯一のアドリブはこれだけでした。
後は脚本どうりにきっちりと進行していき、放送はじょじょに盛り上がっていきました。
【放送室】 【教室】
/[Θ]_
∠「僕はメダリストだ!」/ \ 「アメリカンヒーローだ!」
(;゚ぺ) /
○┓ / \WHAT?/ \WHAT?/
盛り上がりを察知した彼はここで取っておきの飛び道具を用意しました。
「ピンポンパンポン〜、ピンポンパンポン〜ここでニュースがはいったYO!」
今日は幸いにも雷雨で夜のように暗い日。前日に近所のO.ウェルズ爺さんから
もらったネタ帳のネタを実行しようと考えました。これが運命の分かれ道と知らず。
おはようございます。今起きました。
みなさま感想ありがとうございます・・・。
ばかばかしいとは思いますけど、あの時はニホンちゃんスレからネオ麦茶がでたら
大変だって思って一生懸命だったんです・・・。
・・・でも、改めて見返してみたら、なんだかいろいろな事が涙が出るほど怖くて、悔しくて、
自分がバカみたいで・・・いままでは読んでくださった方の反応を読むのが楽しかったけど・・・
・・・うまく説明できないけど、自分は未熟なので、ココに書き込むことはできないです。
別HNのときにいろいろとご指導をしていただきました皆さん。本当にありがとうございました。
いろいろと楽しかったし、勉強になりました。
ニホンちゃんとカンコくんもどうもありがとう。楽しかったよ。
いつまでも、このスレが楽しいものであることを願ってます。
(いま、ニュースをひとおりチェックしました。
変な少年犯罪とかはないようで一安心です。もういちど眠ります。とにかく疲れました。)
【放送室】
∠「た、大変だ!空にUFOが。ああ、攻撃してくる!」
(;゚ぺ)ノ
≪効果音よろしく!≫・・・・キュウンキュウンキュウン・・・・
雷雨の天気とスピーカーからの効果音が相乗効果を催し、大変な迫力でした。
放送内容も宇宙人が屋上から校内に侵入し始めている所まできていました。
ピカピカ! 「ぎゃー!」 「ジーザス!」 「ママーン(泣)!」
残念ながらやりすぎでした。低学年は泣き出し、信仰心の強いものは神にいのり、
体育教師は屋上に駆けつけていました。何人かすでに学校から脱出していました。
翌日、職員会議で月曜のプログラムは永久欠番となり、アメリー君はお灸をすえられ
ションボリしていました。だが、火曜日になってもトラブルが発生していました。
直通の回線のはずなのになぜか雑音が入ってまったく放送は聞き取れませんでした。
偶然にもカンコ君がお休みの日でした。
【放送室】 【教室】
/[Θ]_
∠「次は『夢見ました!』」/ ,\ 「…”カムサムハムニダ”」
( ^▽^)[] / ザワザワ…
X ○┓ / ザワザワ… ザワザワ…
あまり、よろしくないな、と又も職員会議で決定し、スペシャルウィークは中止に。
幻の放送強化週間となりました。放送部は「権力」に負けたままなのか。
ユンユン
((( \|/ )))
<;´∀`><「デンパはウリの得意分野ニダ!」
アハ、アハハ
蔵出し!幻の放送「クイズ!バリオネア」
「問題。 始めは5。次は8で−1。+1で−1。11の時に−1、また−1で今13。」
≪A:デビの男の数 B:ジャワ犀の数 C:あたしンちの島数 D:******。≫
難解な問題は読み上げられ、四択からクイズを選ぶゲーム。司会が肝の放送です。
司会のジャワもんた(芸名)はものすごくじらしていました。
【放送室】
∠「Dでファイナルスマトラ?」
(‘о‘) _(^▽^;)
ジャワ〜 「ファイナルスマトラ!」/ ドキドキ
(‘へ‘) (^▽^;)
「………」 ドッキンドッキン
∠「正解!」
(‘о‘)σ \(^▽^;)/
ウワーイ
声だけでは迫力は伝わらず、幻である意味大正解でした。
ブラジャー 創作してみせるとこが素晴らしい。しかも話はブラジャー系。
ドラマが生まれてます。歴史は夜つくられるものなんですね。
今起きられたようで、気まずさ指数80%。
ブータン ネパールとブータンとインドのような関係が世界にはたくさんあって
知らないだけなんてこともっとありそうです。目から鱗系ですね。
校内暴力 単純にカワイソウ。理由もないし、熱血先生ものでも書こうかな。
ハイスクール落書き系ですね。(エイコウニムカッテハシル〜)
元ネタはWWFのマイクパフォーマンスと映画「グットモーニングベトナム」のぱくり。
アメリカでUFOの番組やったら国中が宇宙人が攻めてきたと勘違いした話と
お隣の強烈なデンパのせいで地方の人はノイズ交じりで深夜放送と
最近の新法案でメディアがあがいてること、とダジャレでございます。
>483
お疲れさまです。楽しまさせていただきました。
これに懲りずまた投稿していください。一読者からのおながいです。
まあ、>393さんも
>>483さんも>422さんが言うように、ニホンちゃんを好きだからこそなればということですが
貴重なリソースを大量消費するのはいかがなものかと
(それが必要であるならばという場合は除いて)
ヘタレな作者であるmachinaが言っても何の説得力もありませんが(w
湿っぽい話題になってしまったので方向転換・・・
【番外】ハングクちゃん
「竹島パンツはボクのものデス。返してもらうのデス!」
そういってハングクちゃんのスカートをめくろうとするニホンくん。
隙あれば独島バンツを狙うニホンくんに、ハングクちゃんは悲しくなりました。
「やめて、ニホンくん!そんなことされたら私、ニホンくんのこと嫌いになっちゃう」
目に涙を溜めたハングクちゃん。
「また来るデス!パンツを洗って待っているデス!」
ニホンくんは恥ずかしげプイッと顔をそむけ、そして走り去っていきました。
糸冬
488 :
乃木:02/05/04 20:00 ID:zZuEF+WY
ところで、今日のネッキャラに行った奴って私の他にいる?
489 :
空箱:02/05/04 20:20 ID:E/k4gN9S
我が家の周囲は朝から雨ですが、作者様、読者様方、GWいかがお過ごしですか。
取り合えずマターリ・・・
>へーさん
力を入れて書いたんですが、空回りに終わった感が強いですかねぇ。
状況説明を極端に削ったので、そんな風に想像力で補って下さると助かります。
それでもちょっと長いかな・・・
>雉虎さん
歴史物の二ホンちゃん好きなんですよ。自分で書いてみて無知を曝け出す事になりましたが・・・
ニッテイさんのお話是非書いてくださいね。ニッテイさん好きなんですよね。
あと、雉虎さんの元気のよさはとても刺激になります。
自分もまだ書き出して間もない人間ですが、お互い楽しみながら頑張りましょう。
490 :
さよくびと@1000話記念オフでもやります?:02/05/04 21:39 ID:7YW3d00K
>>486 オーソン・ウェルズの「火星人襲来」ですな。
1936年の全米放送時には、ニューヨークで暴動まで起きてしまったという・・・。
以来、ドラマの中にニュース形式を織り交ぜるのは、アメリカでも日本でも禁止になったはず・・・
なんですが、このルールで行くとバブルの頃に放映された
「アナウンサーぷっつん物語」なんて即日禁止のような・・・ドラマの中で実際の交通情報とか読んでたし。
>490
うろ覚えでスマソが火星人襲来は南米のどこかの国でリメイクされてませんでしたっけ?
492 :
暗黒神 ◆Z0s4MLRU :02/05/04 22:01 ID:STrzJWQv
えと、ヒバリさん、コチラごらんでしたら、
IRCの「#ニホンちゃん」マデお越しください。
493 :
493:02/05/04 22:08 ID:bzLTj2BD
>1936年の全米放送時には、ニューヨークで暴動まで起きてしまったという・・・。
有名な逸話ですが、実際はそんなパニックは起こらなかったらしいよ
ソースを無いけどね
494 :
雉虎:02/05/04 22:30 ID:BIwcbTdr
>>さよくびと様
1000回記念オフキボンヌ(藁
495 :
:02/05/04 22:39 ID:huE5C7IL
>示威☆江魯須 ◆ZUp8TK96
ガンバレ。傷つけてしまって悪かった。
1000話も記念したいし、一周年も記念したいスね
>>488 3時半に行って撤収した後の机を見てきました。
私行きました。
499 :
せぶん:02/05/04 23:23 ID:2NDIkfRr
すいません、連続ドラマ小説「ニホンちゃん」 10クール目 のログってありますか…
繋ごうとすると、なんかパスワードとか要求されて繋げません…
あと話がいくつかズレててすいません、明日中には修正します…更新速度遅くてスマソです…
ニホンちゃんは町内でも有名な愛犬家です。
世界最優秀と評判の高い「いーぐる種」に、
ものすごく鼻の効く珍種「えいわっくす種」などなど、
合わせて50匹近くも飼っているのです。
数だけならロシアノビッチくんやチューゴくんは2、300匹は
飼っていますが、そのほとんどは年寄りだったりしつけが
行き届いていなかったりします。
質と量を兼ね備えてこそのトップブリーダー。それを考えれば、
ニホンちゃんは町内で五指に入るでしょう。(最近、新種の
「えふつー種」の調教にてこずっているようですけどね)
ところが、ニホンちゃんは移動式の犬小屋を持っていません。
これがあると犬たちを外で遊ばせるのにとても便利なのですが、
アサヒちゃんやサヨックおじさんが、ぐんぐつがどうのこうのと
言って反対するのです。
また、お母さんも「そんな高い買い物できるわけありません!」と
反対しています。
少し前、ニホンちゃんはお父さんにおねだりしてみました。ところが、
お父さんは、「これで我慢しなさい」と、「おおすみ型」と書かれた小屋を
持ってきました。形は似ていないこともないのですが、小さ過ぎて
ハムスターがせいぜい数匹入れるくらいです。
そこでニホンちゃんは、家族を説得するため、町内で移動式の犬小屋に
ついて調べることにしました。
次の日曜日、ニホンちゃんの家に移動式犬小屋の
持ち主たちが集まりました。
エリザベスちゃん、フランソワーズちゃん、ロシアノビッチくん、
マカロニーノくん、イン堂くん、タイランドくん、アマゾンくんと、
それぞれの町内を代表するそうそうたる面々です。(ニホンちゃんは、
タイランドくんが持っていると知った時には、ちょっとびっくり
したのですが)。
しかし、何人か見当たらない人がいます。
「あれ、アメリーくんとフラメンコ先生は?」
ニホンちゃんの疑問に、エリザベスちゃんが答えました。
「アメリーは紫苑ちゃんのことでアラブ町に寄ってくるから遅く
なるって。フラメンコ先生はお昼寝で忙しいって言ってたわ」
「そっか〜。じゃあとりあえずみんな家に入って」
さて、ニホンちゃんの応接間に入ったみんなは、お菓子を
ぱくつきながらしばし雑談した後、本題に入ります。
まずは、さりげなくニホンちゃんのすぐ右隣りに座っている
マカロニーノくんが言いました。
「やっぱり、かわいいニホンちゃんが持つ犬小屋だもの。
かわいい犬小屋がいいよね。僕の家が使ってる<じゅぜっぺ・
がりばるでぃ>みたいなのはどうだい? ニホンちゃんが僕と
お揃いの犬小屋を持ってくれたら、嬉しいなあ」
マカロニーノくんはニホンちゃんの瞳をじっと見つめます。
思わずドキッとするニホンちゃん。
マカロニーノくんはさらにニホンちゃんの肩に手を伸ばします。
が、寸前というところでニホンちゃんの左隣に座っていた
エリザベスちゃんに手をはじかれました。
「あなたのところの犬小屋はつくりが弱過ぎます。
あなたみたいに中庭を移動するだけならまだしも、
ニホンちゃんはもっと遠出をするんですから。最低でも
フラメンコ先生のところの<ぷりんしべ・あすとりあす>
タイプや、わたしの<いんびんしぶる>タイプくらい
じゃないとお話になりません」
エリザベスちゃんに冷たい声で言われ、マカロニーノくんは
しぶしぶ手を引っ込めました。ニホンちゃんもほっとします。
と、突然、ホホホホホホホホホ!! という高笑いが部屋中に
鳴り響きました。フランソワーズちゃんです。
彼女は高慢な笑みを浮かべるとすっくと立ちあがり、ちょうど
真向かいの位置にいるエリザベスちゃんをビシィッと指差しました。
「とんだお笑い草ですわエリザベス! <じゅぜっぺ・がりばるでぃ>も
<いんびんしぶる>も大した違いはないんじゃありませんこと?
そんな小型犬しか入れない、それも2匹も詰め込めれば上出来の
犬小屋を薦めてはニホンちゃんが可哀想というものですわ!」
「なんですってー!?」
目を吊り上げてエリザベスちゃんも立ちあがりました。にらむだけで
人が殺せそうなその視線を、フランソワーズちゃんは鼻であしらいます。
「ホホホ! 英国病の貧乏人は引っ込んでなさいな。ニホンちゃん、
本来移動式の犬小屋というものは、わたくしの<しゃるる・どごーる>の
ようなものを言うのですわ。ゆったりとした大きなつくり! そして
もちろん動力は補給のいらない核燃料!」
熱弁をふるうフランソワーズちゃん。しかしそこに、ニホンちゃんが
水を差しました。
「あ、ごめんフランソワーズちゃん。うち、核燃料は駄目なのよ」
そうです。ニホンちゃんの家族は、ほとんどが核アレルギー体質
なのです。(なぜかウヨくんだけは平気なのですが)
フランソワーズちゃんは思わぬことで自説を否定されて、
「そ、そうなの……」と意気消沈してしまいました。
「通常動力となると、俺んとこの<あどみらる・ぐずねつぉふ>
が一番でかいな」
気まずい雰囲気になりかけたところをロシアノビッチくんが
フォローしました。出されたジュースに持ってきたウォッカを
ブレンドしていなければもう少しかっこよかったのですが。
ロシアノビッチくんはジュースをかきまぜながら続けます。
「ただ、俺の家は、移動式の犬小屋については昔からちょっと
独特でなあ」
「どんなところが?」
「いろいろギミックが一杯ついてんだよ。ただそのせいで中が
狭くなっちまってな。中型犬を入れることはできるんだが、
フランソワーズのところみたいに4匹も入らねえんだ。2匹が
いいところだな」
「そっか〜。それは不便かも……」
とそこに、こんどはアマゾンくんが口を開きました。
「あ、僕の<さん・ぱうろ>なら、通常動力だし4匹くらい入るよ!」
ニホンちゃんはそれを聞いて少し首をかしげました。
「でも、アマゾンくんってそんなの作るほどお金持って
たっけ……?」
ニホンちゃんには、どうもアマゾンくんは借金ばかりして
いるイメージがあるのです。なにしろ移動式の犬小屋
というのは造るのにも維持するのにもひたすらお金がかかる
ものですから。
アマゾンくんはちょっと恥ずかしそうに頭をかきながら、
「実は、フランソワーズちゃんのお下がりなんだ」
と言いました。そこにイン堂くんが、続けます。
「僕の<びらーと>もエリザベスちゃんのお下がりだけど、
中古も悪くないよ。安く手に入るし、後で自分で造るときの
参考になるからね」
「うーん、でも中古はちょっと……」
ニホンちゃんは言葉を濁します。ニホンちゃんは小さいころ、
アメリーくんのお下がりばかり使っていたので、もう中古は
うんざりしていたのです。
すると、タイランドくんが言いました。
「でも一から造るのってけっこう大変だよ。僕も挑戦してみて
<ちゃくり・なるえべと>を造ってみたけど、故障ばっかりでさ。
大きさだって無理をすれば一匹入るって程度で、しょうがない
から今ハムスター入れてるぐらいさ」
「やっぱりいろいろと大変なんだね……」
ニホンちゃんはため息をつきました。とその時、
「いやあ遅れてすまない」
とアメリーくんが入ってきました。
その途端、ニホンちゃん以外の全員が顔をしかめたのですが、
ニホンちゃんは気づいていません。明るい声で、
「いらっしゃいアメリーくん。アラブ町はどうだった?」
と迎えます。アメリーくんは朗らかに答えました。
「ようやく一段落ついたよ。紫苑ちゃんとこのシャロンおじさんは
平和の人だね」
今度はニホンちゃんを含めて全員が「おいおい」と思いましたが、
最近のアメリーくんは喧嘩っ早いので誰も口にしませんでした。
さて、アメリーくんはマカロニーノくんを押しのけて
ニホンちゃんの隣りに座ると、いきなり言いました。
「それにしてもニホンちゃん、俺以外の意見なんて
役に立たないはずだけど、
なんでこんなに人呼んだの?」
部屋の空気が一瞬にして怒気で満たされました。が、
アメリーくんは気づいた様子もありません。遠慮の
かけらも見せずに続けます。
「そもそもね、移動式の犬小屋っていうのは、1つだけ
持っててもあんまり意味がないものなんだ。だって、
そのたった1つしかない犬小屋が故障してたり改造中
だったりしたら、いざ犬を連れて遠出しようとしたときそれが
できないからね。だから最低2つ、普通は3つ以上持って
なきゃ駄目なのさ。3つあれば、ローテーションを組んで
事実上何ヶ月でも遠出ができる。だから犬小屋を一つしか
持ってない奴らは、持ってるだけで使いこなしてはいないんだよ。
エリザベスが俺以外では唯一、<いんびんしぶる>タイプを
3つ持ってるけど、小型犬が2匹しか入れないのはどうかと思うね」
アメリーくんの大演説に、ニホンちゃんはただただ圧倒される
ばかりです。
「じゃ、じゃあアメリーくんはどれぐらい持ってるの?」
「12」
「じゅ、12!?」
ニホンちゃんは思わず大声をあげてしまいました。
アメリーくん以外の全員が持ってる数よりも多いのです。
アメリーくんは得意げな顔でいいました。
「<きてぃほーく>、<こんすてれーしょん>、<えんたーぷらいず>、
<じょん・えふ・けねでぃ>、<にみっつ>、<どわいと・でぃー・あい
ぜんはうあー>、<かーる・びんそん>、<せおどあ・るーずべると>、
<えいぶらはむ・りんかーん>、<じょーじ・わしんとん>、<じょん・
しー・すてにす>、<はりー・えす・とるーまん>で12さ。あ、もうすぐ
<ろなるど・れーがん>が完成するから、13になるね。しかもただ
12個持ってるわけじゃない。地球町で性能のいい順番に12個が
全部俺のものさ。さらに言えば、この中で一番小さい<きてぃほーく>
ですら、<いんびんしぶる>の4倍、<しゃるる・どごーる>の2倍の
大きさがある」
「す、すごいね……ってあれ?」
ニホンちゃんは、いつの間にかみんながいなくなっており、アメリー
くんと2人きりになっていることに気づきました。
みんな、アメリーくんの自慢話にあきれて帰ってしまったのです。
しかしもちろん唯我独尊のアメリーくんはそんなこと
気にしてません。
「そういうわけだからニホンちゃん、移動式の犬小屋を
造るときは、その辺りに気をつけた方がいいね。ああ、
俺が代わりに造ってあげてもいいよ」
ニホンちゃんは、アメリーくんの言葉に、困った顔をしました。
「でもわたし、そんなお金ないよ……」
「そう? 前々から思ってたけど、もうちょっとお小遣い
増やしてもらったら?」
「う〜ん……」
ニホンちゃんはしばらく考えこんだあと言いました。
「あのね、アメリーくん。わたしの家の庭に、アメリーくんの
別荘があるよね」
「うん。それがどうかしたの?」
「あの別荘の電気代とか、水道代とか、お菓子代とかを全部
払うのやめれば、中くらいの移動式の犬小屋を二つくらい
造れると思うの」
アメリーくんの顔が、さっと青ざめました。思わずニホンちゃんの
肩をがしっと掴みます。
「ニニニニニニニニニホンちゃん、やっぱりあれだ、
その、いきなり無理して大きいのを造るのはよくないよ。
まずは小さいのから、そう、今のお小遣いでなんとか
なる程度の大きさのを造ろう」
「え? でもさっき……」
「そうだ、練習用にハムスター小屋なんていいよ。
<はるな>タイプがそろそろ古くなってきてるよね。あんな
3匹しか入らないようなのじゃなくて、1ダースくらい入るの
を造ろう」
「でもわたしやっぱり……」
「そ、そーだ。今度、うちでフェレットを飼おうかと思ってる
んだ。おすぷれい種って奴。ハムスター小屋はこのフェレット
にもちょうどいいぞー」
なぜか汗だくになって必死に説得するアメリーくん。
ニホンちゃんは、フェレットのかわいらしい姿を思い浮かべて、
それもいいなあと思いました。(実はおすぷれい種は噛み
グセが強くてアメリーくんもまだ調教しきれていないのですが)
「わかった。じゃあこんど、ハムスター小屋を練習につくって
みるね」
ニホンちゃんの返事に、ほっと胸を撫で下ろすアメリーくんでした。
どうもです。少し前にH2Aネタで書き込んだprofesser(←誤り)です。
やたら長くなっちゃってすまんです。オチもあんまり良くないし。
犬=飛行機
ハムスター=ヘリ
フェレット=ティルトローター
移動式犬小屋=空母
というわけで、今回は世界の空母事情でした。数字をちょっと
いじってあって、それぞれが持ってる犬の数は一ケタ減らして
あります。
ブラジルはこっぱー氏ので検索しても仮面ライダーネタしか
出てこなかったので、アマゾンくんというキャラを勝手に作って
しまいました。キャラが立ってなくて、申し訳無いです。
今回ソースは多すぎて載せきれませんが、代表的なものを一つ。
ttp://plaza9.mbn.or.jp/~zenibo/mcv01.htm それにしても、アメリーくんは全世界を敵にまわしても勝てる
装備ですね。
あ、カンコくんが出てない……。
515 :
某作家氏:02/05/05 03:00 ID:f8cQt8lx
ん?・・・どこかであったような、なかったような・・・。
それはいいとして、長くないかい?
516 :
せぶん:02/05/05 10:09 ID:azfuPF5t
517 :
:02/05/05 11:46 ID:ApZRy4U/
長くてもいい。面白ければ。
518 :
名無し:02/05/05 11:55 ID:Z7wA8//V
>>514 アメリー君の移動式犬小屋には、実は犬は入れなくて、
馬鹿でかい猫(F14)と大スズメバチ(F18)が住んでいます。
>520
目次製作者にお願い
>487の【番外】ハングクちゃんは目次から削っていただきたいなと
大変恐縮ですが要望するものであります
>>518 そうすると、浮浪者(EA-6B Prowler)までがアメリーくんの犬小屋に
住みついていることに……w
あ、そういえば題名つけるの忘れてましたね。すいません。
トップブリーダーのままでいいですよ。
524 :
雉虎:02/05/05 16:40 ID:HaS99Z1+
「カンコ様様、日本語の起源」
「やい!ニホン!お前にいい事を教えてやるニダ!」
唐突にニホンちゃんの机の前に現れたカンコ君、すでに鼻息が荒いです。
「な、なぁに?カンコ君・・・」
ニホンちゃんはすでに話の予想がついていたのでげんなりと答えています。
「お前に家で人に嫌な事をされた時『恨む』って言うニダ」
「うん・・・」
ニホンちゃん、あたしゃすでにアンタを恨んでるよと心には思っていましたが
言葉には出しません。大人ですね。
カンコ君、さらに勢いずいて捲くし立てます。
「あれはウリナラの『ウルム』から来てるニダ!」
「え?そうなの?」
ニホンちゃんもちょっと驚きです。
「そうニダ!オボジの話に間違いは無いニダ!」
得意げ顔なカンコ君に対しニホンちゃんはあやすぃ〜と言う顔です。
「それとニホンの家では夫人の事を『女房』言うニダ」
「うん・・・それもまさかウリナラの起源なの?」
ニホンちゃん、話の先を読んでいます。
「そうニダ!よく判ったハセヨ!それもウリナラの『ヨボ』から来てるニダ!」
「そうなの?あたしも帰ったら調べてみるね。」
ニホンちゃん、話の切り上げに掛かっています。これ以上のストーカーは真っ平御免って顔です。
空気の読めないカンコ君、その切り上げにも無視でしつこく喰い付いてきます。
ついにいつもの決め台詞を始めました。
「調べる必要無いニダ!間違い無いニダ!だからニホンの文化・言語はウリナラの朴利ニダ!」
「謝罪と賠償を(以下省略)!!!」
「謝罪しないとお前の家の前に座り込むニダ!」(↓参考)
http://japan.donga.com/data/20010412/photo/2001041212148.jpg
525 :
雉虎:02/05/05 16:40 ID:HaS99Z1+
カンコ君が必死の訴えの真っ最中、ニホンちゃんは次の授業の準備に教室を出て行ってしまいました。
ニホンちゃん、最近はカンコ君のかわし方を憶えてきたようです。
しかしそのカンコ君の電波説話を聞き逃していない人物が教室で唯一いたようですよ。
次の授業は体育のようですね。
しかもシューキューのようです。
おや?ニホンちゃんはカンコ君と同じチームのようですね。お気の毒・・・
「謝罪しないニホンなんか絶対に活躍させないニダ!ウリが目立ってニホンより上と言う事を」
「みんなに判らせるニダ!」
カンコ君はゴール前から意地でも離れないようです。相手チームが攻めていてもゴール前に立っています。
因みにカンコ君の守備位置はディフェンダーです。カンコ君・・・あなたは・・・
そんなこんなの状態でしたが絶好のチャンスがやって来ました。
「ウリが決めるニダ!ウリにパスするニダ〜!」
カンコ君、猛然とダッシュ!
「ニダァ〜〜〜〜〜〜〜!」
でもカンコ君にパスされたボールはカンコ君の一歩手前を転がっていきます。
転がったボールはコーナーポスト側にいたニホンちゃんの前にピタリと合いました。
「えいっ!」
ニホンちゃんが蹴ったボールは大きな弧を描きゴールに収まりました。
ニホンちゃんに中村俊輔が宿ったのでしょうか?(音声を楽しみたい方は↓をどうぞ)
http://isweb34.infoseek.co.jp/play/icelake/anime/goal.swf
526 :
雉虎:02/05/05 16:41 ID:HaS99Z1+
ニホンちゃんはチームメイトに歓喜で迎えられカンコ君は白い目で見られています。
「ふ、ふん!どうせ、マグレに決まっているニダ!次は絶対にウリが決めて見せるニダ!」
さすがカンコ君、しぶといです。いえこの場合は図太いといべきでしょうかね。
カンコ君の言うチャンスはまたすぐに来ました。
「ぜぇぇたいにウリが決めるニダ〜!ウリにパスを寄越すニダァ!」
ゴール前にダッシュするカンコ君でしたが、今度はボールはカンコ君の又の下をスルスルと抜けて行って
しまいました。
ボールはまたもニホンちゃんの足元にピタリと寄せられます。
「フランソワーズちゃんっ!」
裂帛の気合を込め蹴り上げたボールは見事ゴール前に走り込んでいたフランソワーズちゃんに合わせています。
フランソワーズちゃんはそれをヘディングで見事にゴールに叩き込みました。
ニホンちゃんとフランソワーズちゃんはチームメイトからもみくちゃの歓迎を受けています。
一方のカンコ君の方は・・・
「ひどいニダ!ウリがゴール前にいたのは知ってるはずニダ!どうしてスルーパスばっかりするハセヨ!」
文句を言われた相手はカンコ君の抗議を鼻で笑っています。
「ふふ・・・カンコ、さっき教室でニホンに文化はウリナラが発祥と言ってたアル」
「ニ?ダ??」
「だから身を持って判らせてやったアル!文化はどこが発祥かって事をアルね!」
チュウゴ君は不敵な笑いを残してチームメイトの方に走って行ってしまいました。
一人敵陣に残されたカンコ君の声が校庭中に響いていました。
「アァァイィィィグォォォォォォ!!!」
おしまい
ソース
http://japanese.joins.com/php/article.php?sv=jnews&src=cul&cont=cul0&aid=20020503221955700
527 :
雉虎:02/05/05 16:46 ID:HaS99Z1+
雉虎です。こんにちは
今回はちょっと小細工が過ぎたような気がします。
でも、もしかして楽しんでもらえるかも・・・って思ってやってみました。
あと、後半はほとんど創作です。
ソースはありません。
でもなんだかんだ言っても文化は中国の発祥で朝鮮半島は経由しただけっての自分の
考えです。そんな感じで作ってみました。
ご意見、ご批判お待ち申し上げます。
528 :
:02/05/05 17:24 ID:ecOwpud3
業務連絡、さよくびと様へ
イベント画策されてるなら
http://irc.2ch.net/の「#ニホンちゃん」にも
行ってみてはどうでしょ。
とりあえず大枠の案ができたら、掲示板で告知としたら徐々に話も具体的に
なっていくかもです。
529 :
:02/05/05 18:02 ID:ApZRy4U/
オフ会するんですか。ここは地方在住者が多そうだから集まるのは難しそうですけど。
530 :
雉虎:02/05/05 18:17 ID:HaS99Z1+
irc2chっていつ頃、人がいるのでしょうか?
またもや遅レススマソです。
>>355 へー さん
む、難しかったかな………。ソースのない、サイドストーリーに近い話なので、気楽に
お読みいただければ………。
>>357 はち さん
ご感想有り難うございます。皆さんの声が、新作を書くための力になると信じています。
批判もその例外ではありません。読んで下さる人の意見が、作者を磨いてくれると
思っております。これからも、お見捨てなきよう(w
ちなみに、私はクワスを飲んだことがありません。作り方を紹介したHPを参考に、自作
してやろうと目論んでおります。
>>361 雉虎 さん
………え、えっと……先生はやめて下さい(苦笑
私も、作者である前に一読者なんですから。それに、堅苦しい上下関係は、2ちゃんには
そぐわないですし(w
拙作がきっかけで作者になられたなら、この上ない光栄です。お互いに切磋琢磨して、
よりよい話を書いていきましょうね。
533 :
ななしやねん:02/05/05 22:38 ID:P6rsX43s
日本中のとある街角にて
ありふれた街角。歩いてくるのは普通の大学生かサラリーマンでしょうか。
しかし…。
(ふふふ…気付いてない…。)
おや?
(気付いてない!誰も気付いていない!!
私が!!ニホンちゃん作家であることにぃィィ!!!)
楽しそう…ですね…。
どっとはらい
ていうか俺のことだよコレ!!
534 :
ななしやねん:02/05/05 22:43 ID:P6rsX43s
>533
ていうかただ単に2ちゃんねらーなら皆こうかもなー。
大なり小なり。
何が云いたいかっていうと作家さんガンバレ。
というか頑張ってくださいウィンさん。
むしろ皆作家になれるんだから皆がんがん頑張ろう。
俺も遊軍的に書くよ。
535 :
一睡:02/05/05 23:13 ID:GCtrYri/
「バレエコンクール」(1)
地球町の北半分では徐々に春の青が深まるこの季節、学校の校庭では、ワイワイとにぎやかなおしゃべりの輪が出来ていました。
その中心にいるのは、……カンコ君の妹、チョゴリちゃんです。
普段はあまり目立たない彼女。しかしそんな彼女が、今日はみんなの注目の的となり、可愛らしい顔を真っ赤に染めて、小さな手でチョゴリの裾をモニョモニョしながら、もじもじしています。
「あれえ〜? みんな、どうしたのさ〜」
そんなみんなに、門をくぐってきたマカロニーノ君が声をかけました。
「あ、マカロニーノ君、おはよう」
ニホンちゃんが、やや興奮気味に彼に応えます。
「あのね、昨日、チョゴリちゃんがすごかったんだようっ」
地球町のヨーロッパ街にあるスイス家。この時期になると毎年、スイス家が中心となり、バレエ(作者注:ダンスです)のコンクールが開催されるのです。
『ろーざんぬ大会』と呼ばれるこのコンクールは、ご町内でも最も権威ある大会の一つとされており、その目的は、有望な若手の発掘と育成を計るものです。
「それでね、今年の『ろーざんぬ』は、チョゴリちゃんがいっぱい賞をもらったのっ」
まるで我が事のように興奮して、そう話すニホンちゃん。
そう、それはまさしく称賛に値する成績でした。
ほんの2・3年前までは、本戦出場もできなかった彼女。
だけどチョゴリちゃんは、その持ち前のがんばりで毎日毎日バレエの練習をして、とうとう今年は一番になったのです。
536 :
一睡:02/05/05 23:15 ID:GCtrYri/
「バレエコンクール」(2)
「へ〜、それは、おめでとう。
またひとつ、ボクにふさわしい素敵なレディへとなったわけだね」
マカロニーノ君、少し驚いたようにしながらも、チョゴリちゃんに祝福の(?)言葉を贈ります。
「ホント、凄かったよなあ。俺の妹達も頑張ったけど、残念ながらチョゴリには敵わなかったよ」
少し悔しげにしながらも、彼女をそう讃えるロシアノビッチ君。
「素晴らしかったわ。まあ、我が家でのレッスンの成果ね」
そんなふうに澄まして言うのは、フランソワーズちゃん。彼女の家は現在ご町内で最もバレエのレベルが高く、チョゴリちゃんは彼女のお家でレッスンを受けたりもしたのです。
もっとも、今年の大会では、フランソワーズちゃん自身は、いま一つの成績でしたが……。
「ニダッ! ニダッ!! 見たか、これがカンコ家の真の実力ニダ!
ウラナリマンセーッ!!」
カンコ君、チョゴリちゃんの隣で、鼻高々に叫んでます。まあ、可愛い妹の晴れ舞台です。気持ちも判からんでもありません。
「どうだ、ニホン。今まではお前も賞を取っていい気になってたみたいだが、もうこれで終わりニダ」
そうです。実はニホンちゃんもバレエが得意で、毎年『ろーざんぬ大会』に出場していました。そしてこのところは、ヨーロッパ街のみんなにも負けない成績をあげていたのです。
もっとも、今年は成績の上で、チョゴリちゃんに押されてしまいましたが。
ニホンちゃんが反論しないのにいい気になって、カンコ君絶好調です。
「我が家がちょっと本気を出せば、こんなもんニダッ。
もうお前なんか、ただの下手くそニダ。
これからのアジアのバレエは、カンコ家が引っ張っていくニダ。これからはニホンは、頭を下げて我が家にバレエを教わりに来るニダッ!」
537 :
一睡:02/05/05 23:15 ID:GCtrYri/
「バレエコンクール」(3)
「……なにぃ?」
ニホンちゃんの隣で、親愛なる姉を侮辱されたウヨ君が、右手の木刀を握りなおします。コメカミに、青筋がピク付いているのがはっきりとわかります。
しかし、彼が足を踏み出す前に、伸ばされたニホンちゃんの手が、ウヨ君をそっと静止しました。
「姉さん……?」
そんな弟に、そっと首を横に振り、そしてニホンちゃんはカンコ君のすぐ脇を見ました。
その視線の先を追う、ウヨ君。そこには、慣れない皆の賞賛を一身に受けて、顔を真っ赤にしてうつむいてしまっている、チョゴリちゃんの姿がありました。
いつもはおどおどとして、内気な彼女。
しかし今、その可愛らしい顔には、嬉しそうな、そしてほんの僅かに誇らしげな表情が、そっと浮かんでいました。
「…………」
フンっと鼻を鳴らしながらも、ウヨ君は渋々と引き下がります。
「ニダッ! ニダッ!!」
絶好調の、カンコ君。しかし、彼がただの脇役であることは、彼以外の皆が承知していました。
皆は、そんなカンコ君の後ろに隠れるようにして、照れて小さくなってしまっている小柄な女の子に、心からの喝采を送るのでした。
「………………ハァ、ハァ」
そんな皆の輪から離れ、木の陰からそんなチョゴリちゃんを見つめる、不吉な視線。
顔を赤黒く染め、息を荒くしたキッチョム君。
……チョゴリちゃん、大丈夫でしょうか?
538 :
一睡:02/05/05 23:19 ID:GCtrYri/
初投稿です。
設定や文章におかしいところがありましたら、失礼。
つーか、不器用な書き込みになってしまいました。読みづらいですね。
もとネタは、今年のローザンヌ国際バレエコンクールの結果。
ttp://www.ne.jp/asahi/dance/seminar/pdl02sch.htm 世界的な権威あるこの大会、今年の韓国勢は、目覚ましい成果を上げました。日本、残念ながら押され気味。
ちなみに、半島勢も日本勢も、決勝に出られたのは、全員女の子でした。そんなわけで、チョゴリちゃん。まあ、俺が好きな所為もありました(藁
そして、最も高い評価を得たのは、なんと北朝鮮国籍の女の子! どうやら、もともとは在日朝鮮人で、現在はフランスに留学しているようですね。最後のキッチョム君は、まあ、そゆこと。
539 :
:02/05/06 01:24 ID:DB7ACes8
>>527 「小細工」は良かったよ
あそこは前から知ってたけど、ここで出てくるとは思わなかったからカナリワラタよ。
次は、直下型ボムの出番かな(藁。
540 :
名無しの可能性30% ◆grKpCTEE :02/05/06 13:15 ID:cbgG5K/y
541 :
名無しさん@お腹いっぱい。:02/05/06 13:32 ID:ahk6GMs2
542 :
:02/05/06 13:38 ID:fOBMoEI5
543 :
雉虎:02/05/06 14:12 ID:XKtTNyrr
>>532三毛様
すいません、ちょっと舞い上がっていたようです。以後気を付けます。
>>533ななしやねん様
激しく同意します。笑いました。ショートとはかくあるべきかと思います。
>>535一睡様
「某昴」なるマンガを思い出しました。落ちにキッチョム君の登場がとても笑えました。
すごいです。次回作も期待しています。
>>539様
ありがとうございます。そう言っていただけるとうれしいです。
でも「直下型ボム」はちょっと・・・あれは禁断の笑撃作なので(藁
544 :
一睡:02/05/06 20:24 ID:nk68p6Q7
>雉虎様
レス、ありがとうございます。嬉しいです。
自分もいつも、雉虎様の作品は楽しく拝読してます。
これからも、どうぞ宜しくお願いします。
545 :
雉虎:02/05/06 20:35 ID:XKtTNyrr
「ニホンちゃんへの疑惑」
ニホンちゃんは5月の連休をイン堂ネシアちゃんの家に遊びに行っていました。
やがて連休も終わり学校へ行くと・・・
「おはよう!みんな!」
ニホンちゃんは元気良く挨拶を交わします。
ですがどうも教室の雰囲気が何か違います。
「???」
ニホンちゃんはただならぬ雰囲気に当惑するばかりです。
そこにエリザベスちゃんが教室に入ってきました。
「おはよう!エリザベスちゃん!」
「おはようございます、ニホンちゃん、今日もご機嫌よろしゅうようで。」
ニホンちゃんとエリザベスちゃんが朝の会話を交わし始めようとした時、フランソワーズちゃんが
エリザベスちゃんを呼びました。
「エリザベスッ!ちょっとこちらにいらして!」
フランソワーズちゃんもいつもと雰囲気が違います。
「何事ですの?しかもわたくしを呼び捨てになさるなんて!」
「いいから!こちらにいらして!」
不承不承の趣でエリザベスちゃんはフランソワーズちゃんの所へ行ってしまいました。
546 :
雉虎:02/05/06 20:36 ID:XKtTNyrr
「あのですね…ボソボソ…ゴニョゴニョ…で…らしいですわよ!」
「えぇ!…そんな…まぁ!…なんて!…信じられないですわ!」
耳打ちされる言葉を聞くうちにエリザベスちゃんの顔色がどんどんと変わっていきます。
二人はニホンちゃんの顔を穢わしいものでも見るような目をしています。
ニホンちゃんはその時初めて気が付きました。
クラス中のみんなが耳打ちし合い時折、ニホンちゃんを見つめ侮蔑のような言葉を言っているのです。
「な、なに?みんなどうしたの?あ、あたし、何かみんなにしたの?」
ニホンちゃんは周りのみんなに問い掛けました。
でも誰一人、ニホンちゃんの問い掛けに答えようとする人はいません。
むしろ、さらに耳打ちし合ってしまいます。
「聞いたかい?今の?」
「信じられないよ。ニホンちゃんがそんな人だったなんて・・・マイガッ!」
アメリー君とマカロニーノ君すら耳打ちし合っているくらいです。
ニホンちゃんは周りが真っ暗になってしまい自分だけピンスポットが当たっている状態です。
ニホンちゃんはその場に崩れ、泣き出してしまいました。
その時、教室のドアが勢い良く開きました。
飛び込んできたのはタイワンちゃんとウヨ君です。二人は同時に発声しました。
「「バカンコォォォォ!!!居るかぁぁぁぁ!!!」」
飛び込んできた二人は力なく崩れ落ち泣いているニホンちゃんを見つけると
すかさず近寄りました。
「ニホンちゃん!しっかりして!」
「姉様!」
ニホンちゃんは今日始めて口を聞いてくれる友達に力付けられましたが涙は止まりません。
547 :
雉虎:02/05/06 20:37 ID:XKtTNyrr
「タイワンちゃぁん」
タイワンちゃんはニホンちゃんをそっと抱きしめました。
ウヨ君の形相はすでに鬼と化しています。
「バカァンコォォォォ!斬るっ!!」
ウヨ君は愛刀荒鷹を握り締め立ち上がりました。
「どうしてカンコ君を?」
ニホンちゃんは涙で濡れた顔をタイワンちゃんから離しウヨ君に問い掛けます。
「バカンコは姉様がこの休みにイン堂ネシアちゃんの家に遊びに行ってたのは、姉様が・・・」
ウヨ君はそこで一旦、話を切り言い難そうに言います。
「そ、その、あ、あの・・・お、男遊びをする為だって言い触らしているんだ!」
ニホンちゃんは何故、クラス中のみんなが自分に対して小声でささやき合っている理由を
初めて理解しショックを受けています。
逆にクラスのみんなはウワサの出所がカンコ君と言う事を聞き
『えっ!?そうなの?』とういう顔をしています。
「ひ、酷いよ、あ、あたし、そ、そんな事しないもん!」
ショックのあまりまたタイワンちゃんに泣き崩れてしまいました。
そんな泣き崩れるニホンちゃんにクラスメートは駆け寄ります。
「ガッデム!カンコに騙された!サノバビッチ!」
「そうよ!ニホンちゃんがそんなことするわけ無いですわよ!マカロニーノ君じゃあるまいし」
「さりげなく失礼だな、君は!まぁ僕もニホンちゃんのように清純な人がそんなワケは無いと思っていたよ」
「ニホンちゃん、疑ってごめんネ」
クラスメート一同にごめんネコールが巻き起こっています。
ニホンちゃんはそのごめんネコールを聞くとタイワンちゃんから離れ涙を拭きニッコリと微笑みました。
「うん、あたしはもう大丈夫だよ、誤解が解けて良かった。」
みんなはその太陽のような笑顔をみると改めて偽報であることを認識するのでした。
その頃カンコ君はと言うと静まり返った1階の廊下をのうのうと歩いていました。
548 :
雉虎:02/05/06 20:38 ID:XKtTNyrr
549 :
雉虎:02/05/06 20:43 ID:XKtTNyrr
雉虎です。こんばんは
今回は語る事は何もありません・・・
韓国マスコミのあまりのデムパの酷さにただ呆れ返るばかりです。
事実と言うなら是非証拠を出して欲しいものです。
韓国マスコミ!逝ってよし!って気持ちです。
>549
ネタ的に荒れそうな予感・・・
551 :
名無し:02/05/06 20:49 ID:LA4hRJYI
>愛刀荒鷹
サクラ大戦ですか(笑
552 :
:02/05/06 20:55 ID:sUgRfYSf
>>549 むううう・・・・・・。
リンク先見たけど、なんだかよくわからん記事だね。
ジャカルタポストが元ネタって話だけど、怪しげな現地の人間の証言があったりして、
どこからどこまでがジャカルタポストの記事だったのか良く判らないし。
553 :
:02/05/06 20:59 ID:eP5Yy/yX
>>549 うーん、残念ながら事実ではないかと……。全部が全部ではないに
しても、男漁り目的で渡航しているバカはいるから。火のないとこ
ろに煙は立たない(って、この板ではよくチョン相手にも使ってい
るから、自戒のためにも)。
554 :
:02/05/06 21:12 ID:eP5Yy/yX
ちなみにクタ・カウボーイではgoogleで何もヒットしませんでした。
ただしバリ、日本、女、男漁りなどをキーワードにすると結構いろいろ
事例?が出てきます。男遊びを目的に渡航する売女どもが日本に存在
することは悲しいことに事実であるようです。
まあ野郎どもにも東南アジア買春ツアーとかやっている腐れ国賊が
たくさんいるわけですが。
555 :
名無し:02/05/06 21:15 ID:LA4hRJYI
んー、そうすっとドイツとかにも若い女が南米に男漁りに行くツアーがあるのかな。
「けいじばん」
「あー、カンコ君だー、おはよー。」
「おはよーニダ、ニホン。今日も謝罪と反省びよりニダ、とりあえず賠償でもしとく
ニカ?」
「あのねーあのねー、そんなことよりカンコ君てすごいんだねー。昨日インターネット
で読んだんだけどー。」
「ニダニダ、やっと気づいたニカ?いったいなんて書いてあったニカ?」
「あのねー、カンコ君のとこが起源だって書いてあったのがねー、剣道、空手、柔道、
合気道、相撲、忍者、万葉集、奈良、日本食、清酒、茶道、華道、盆栽、桜、扇子、
和紙、折り紙、写楽、漫画、たまごっち、その他いろいろー、すごいすごいー!!」
「ウリナラマンセー!!!、チェゴチェゴチェゴーーー!!!、ニホンもやっと分かっ
て来たニダ。で、いったいどこのサイト読んできたニカ?」
「うーんとねー、『便所の落書き』の中でも『隔離版第一号』っていう掲示板読んで
たら書いてあったよー。まだ中身までちゃんと読んで無いんだけど。」
「・・・・・・・・・そんな掲示板、行かないほうがいいニダ・・・アイゴ・・・」
おしまい
※ニホンちゃんはスレタイトル一覧だけ見て帰ったようですね。
カンコ君はもしかしたら以前行って、モーゲン吐いてロンパされて帰ってきたこと
があるのかもしれません。
参考資料はおなじみの「剣道の起源は韓国にあり!?」デス
557 :
名無し:02/05/07 03:08 ID:hxeksD0Z
犯罪犯すために留学生と偽って日本にやってくる韓国人や中国人よりはましだよ。
同じ罪に違いはないけど、殺人強盗よりはましでしょ。許せることじゃないけどね。
日本人が海外旅行しやすい点が他と比べても突出して多いということも原因になるのかなー
558 :
:02/05/07 03:55 ID:hyFxr+rZ
>>557 それはバリの男漁りについてのレス?
いやー、いくら合法であっても倫理的に正しいと思えないものを
(劣る)他と比べて安心するってのは、正直賛成しかねるなあ。
もちろん自由恋愛の範疇だと言われればそれまでなんだが。
他国を非難するからには、日本の中にも厳しい目を向けたい。
559 :
:02/05/07 10:25 ID:2zcslFn3
>>557 それは真面目に勉強したり働いてる韓国人や中国人に失礼。
560 :
:02/05/07 13:46 ID:WQe7F/yH
>>558 でもこれ気をつけないとならんのよ。
実際には欧米の女性もやってるんだけど日本だけが取り上げられている。
同じ例がロリ買いの時にもあった。
実際にはアメとドイツがダントツでロリ買いしてたんだけどなぜか日本が一番ってことにされていた。
東南アジアで白人が行なっている悪事を全て日本に押し付けようとする勢力があるのは確かなのよ。
っで困ったことに日本のマスコミの多くがそれに便乗する。
否定どころか鬼の首をとったかのように騒ぎ自虐する。
561 :
:02/05/07 14:31 ID:hyFxr+rZ
>>560 いや、それはわかってるんだけど、自国の非はきちんと是正しなけ
れば。日本を貶める意見にはきちんと反論し、自らの過ちは正しく
修正することが必要じゃないか、とね。
いずれにしても「根拠ナシの電波」とは言えないという点を指摘し
たかったっつーことで。
562 :
:02/05/07 15:12 ID:WQe7F/yH
>>561 了解
まあゼロとは言えないからね。
1を100くらいに増大させられているってことかな。
_ __
´oo´ ̄ヽo
!i iiハル))〉i, / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
i !c ^▽^仆< くじら くじら くじら〜♪
lル厂兀勹つ \_______
び/爪 >
。耳月。 ///ニホンチャソハ捕鯨ヲ応援シテイマツ(w///
>387
ニホンちゃんAA・・・こんなのはどうでしょう?
_ _
´oo´ ̄ヽo
!i iiハル))〉i,i / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
i !c ^▽^仆<
lル厂兀勹つ \_______
び/爪 >
。耳月。
微妙に修正・・・
ヾ川ル / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
cヽ`∀´> < ウリナラマンセー!
Gニ刀匸1クコ9\_______
ヒルゝ
。タ 旦。
´oo ̄ニo
!i iiハル))〉i,i / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
i !c ^▽^仆< 《ハングル板》に一票
lル厂兀勹つ \_______
び/爪 >
。耳月。
微妙に修正・・・
ヾ川ル / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
cヽ`∀´> < 《ハングル板》に一票
Gニ刀匸1ク9 \_______
ヒルゝ
。タ 旦。
566 :
雉虎:02/05/07 19:02 ID:rvsxcHCG
>>551様
たしか前のスレでそんな名前が付いていたような気がしたもので・・・
もう一度ニホンちゃんHPに逝って勉強してきます。
>>552-562 自分はもしかして地雷踏んでしまったのでしょうか?
ネタ選びは今後注意します。
>>566 雉虎 さん
気にしない気にしないヽ(´ー`)ノ
568 :
:02/05/07 20:04 ID:6VpbTvyl
>>563 もうちょっと等身の長い方が萌えるかも。
__
爪ノ ハ` / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
iハ。・-・仆< ・・・久しぶりね
リ爪呂N| \_______
川_o"イリ
。<L i。 ベトナチャソ
570 :
:02/05/07 20:23 ID:hyFxr+rZ
>>566 実はニホンちゃんではなくてドキュソちゃんが……というオチを
加えてみてはどうでしょうか。ドキュソちゃん曰く「自由恋愛」
という主張も加えてみるとか……。
実際、バリの男生と結婚する女性もいるようです。ただ、文化の
違いからトラブルもたくさん発生しているようですが。
571 :
雉虎:02/05/07 22:07 ID:rvsxcHCG
>>570様
あっそうか!ドキュソちゃんの存在を忘れてました。
次になんかあったら使ってみます。
572 :
一睡:02/05/07 22:09 ID:ZhLvycv/
>雉虎さん
>552
う〜、まあ、なあ・・・・・・
わざわざ他国(バリ)での、他国(日本)人の話をあげつらうのは、
素直に不快感を覚えますよね。
とは言え、当然誇張もあるでしょうが、そんな日本人がいることも、
また確かなんでしょうね・・・・・・悲しいなあ。
>地雷を踏んだ
これは気にしなくてもいいのでは?
日本万歳、韓国ウザイ・・・だけが「ニホンちゃん」ではないでしょう
>なーさん
簡潔かつ明快
素直に楽しめましたよ〜
573 :
四季砲:02/05/07 22:28 ID:KU7xv3Gn
「ギネス」
カンコ「ウリも、載りたいニダよ〜、ニホンだけ載るなんて差別ニダよ〜」
カンコ君が今日も地べたに寝転び転げ回り、泣き叫んでいます。
ナヌルばーさん直伝、誰もそれを止めることは、できません
というか、誰もそばにはよってきません
みんな冷たい目をして、側を通り過ぎていきます。
それでも、カンコ君は気にはとめません、
「チョット、カンコお兄ちゃん止めてよ、みっともない、お兄ちゃんがそんな事すると
私達まで、冷たい目でみられるのよ、でっ、今日はナンなの?」
「ん?、ザイとザイニーにだか、まあおまえ達でもいいニダ、これを見るニダ」
カンコ君は側に落ちていた本を拾い、ザイニーちゃんに渡します
「ぎねすぶっく?」
「そうニダ、」
「でっこの本がどうかしたの?」
「この本には、色々な世界一が書かれてるニダ、そんな本なのにウリの名前が無いニダ
ニホンの名前はあるのに、ウリの名前が無いなんて、おかしいニダ
これはニホンの陰謀ニダよ〜、策略ニダよ〜」
「どれどれ」
574 :
四季砲:02/05/07 22:30 ID:KU7xv3Gn
ザイちゃん達は渡された本に眼を通します
「本当だ、お兄ちゃんの名前は無いけどニホンちゃんの名前、結構載ってるね
世界最小のロボット、世界最古のホテル、世界最大の戦艦、」
「まだまだ色々載ってるね、お姉ちゃんの名前」
「ウリも載りたいニダよ〜、ニホンだけ載るなんておかしいニダよ〜」
「別に載らなくてもいいじゃない、大体これってエリザベスちゃんの作った
同人誌みたいなものじゃない」
「それでも載りたいニダよ〜」
「あっ! お兄ちゃんの名前が載ってたよ」
「ほんとニダか、何でウリは世界一ニダか」
「う〜んと、ナニナニ、酔っ払って暴れ銃を乱射、57人を〇亡させた、これは個人が一度に〇を殺〇した
世界記録である・・・・」
「・・・・・・・・・・」
「よっ、よっかったね、お兄ちゃの名前が載ってて」
「そんなんで載っても嬉しくないニダよ〜他には無いニダか」
「他には〜、あっ、最も大規模な嘆願書(カンコ君は抗議の嘆願書を約二千万も集めた)だって、
それから大量逮捕記録なんてものあるよ」
「そんなんじゃ、ちっとも自慢できないニダ〜、もっとカッコいい事で載ってニホンに威張りたいニダよ〜
載りたい載りたい載りたいニダよ〜」
「でもお兄ちゃんが世界一な事といえば・・・・」
「ビル崩壊率世界一」
「大統領逮捕率世界一」
「・・・・・・・アイゴー、そんなんでのったらニホンに馬鹿にされるニダ、アイゴー」
575 :
四季砲:02/05/07 22:31 ID:KU7xv3Gn
・
・
・
・
むく
「二人とも帰ってしまったニダ、今日はこれくらいにして帰るニダ、誰も見ていないのに
喚いても一ウォンの得にもならないニダ」
起き上がり服についた泥を払うとカンコ君も自分の家に帰りました
カンコ君どうやらただ、闇雲に喚めいてたわけでは、なかったようです
おわり
解説
ザイ 「今回のネタはギネスブックです」
ザイニー「作者が調べたかぎり、韓国が世界一だったのはこれだけでした。」
ザイ 「ちなみにキッチョムお兄ちゃんは選挙の投票率100%で載ってました。
ザイニー「それって自慢できるのかしら」
ザイ 「どうなんだろね」
ザイニー「しかしこんな本に載って嬉しいのかな」
ザイ 「嬉しいんだろうね、エリザベスお姉さんなんて、タバコ・カートンやグラスの
アゴ載せなんかで載ってるし、アーリアちゃんもさくらんぼの種飛ばしでなんかで」
ザイニー「どんな事でもいいから載りたいって感じね」
ザイ 「なお参考にしたギネス本は96年度版なので、かわってるかもしれません」
ザイニー「解説終わり、アンニョンヒケセヨ」
なにげにファーザーなカンコ君にワラターヨ
577 :
B747:02/05/08 11:24 ID:2D5n19Mf
てすとてすと
578 :
B747:02/05/08 11:27 ID:2D5n19Mf
580 :
568:02/05/08 13:27 ID:OLOFQWfI
お見事!
>>578 ラ・マルセイエーズではやっぱり勇ましすぎますか。
>>578 「ギター師匠」あたりを一読される事をお勧めします。
キーポイントはデュレーションとピッチベンド、これです。
フランソワーズ・・・むしろシャンソン風の方が(・∀・)イイ!かも。
エリザベスがグリーンスリーブスですし、ラ・マルではちょっとバランスが・・・(T▽T)
X(JAPANがつく前)のアルバム「Jealousy」に、「Love Reprica」という曲が入っています。
これが「4次元シャンソン」とでも呼びたくなるような展開で、
なかなかお勧めだったりします。
(定番の曲は絶対勧めないあたりがさよくびと流。)
582 :
:02/05/08 16:42 ID:yJ7dGty8
583 :
四季砲:02/05/08 17:21 ID:giSIDO9h
「ぎねす」をうPするさい、3/4が抜けていました。
>>574と
>>575の間にこれが入ります
カンコ君がまた、地べたをゴロゴロ転げ回ります。
「ちょっとお兄ちゃん」
「アイゴーアイゴーアイゴー」
ザイちゃん達はカンコ君を止め様としますが、カンコ君はそんなのお構いなしに喚き散らします
「ザイちゃんどうしようか」
「どうしよう」
「・・・・・・・・」
「・・・・・」
しばらく考えたあとお互い顔を見合わせ
「ほかって帰ろ」
「うん、そのままにして帰ろう」
二人は暴れまわるカンコ君をそのままにして帰ってしまいました。
どーでもいいけど、ハン板なのにチューゴ君やタイワンちゃんってのも妙な話。
o┌ ヾ へ
ι νヤo
♪〜 |(|(。 。|l / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
》》ゝ ワノ|l《 <
(ζyゞゞゞζ \_____________
ノくf 〇〇Yル
《ルf ゝ《》
yじゞゞワゞ
C立||立つ ラスカちゃん
587 :
雉虎:02/05/08 22:52 ID:aA08X+7R
「お品書き」
「おい、ニホン!ちょっとこれを見るニダ!」
学校帰りのニホンちゃんは玄関先でカンコ君に呼び止められました。
「???」
ニホンちゃんは掃除当番のはずのカンコ君が自分より先に家居るのが
不思議でしたが理由はすぐ解りました。
「掃除当番は?明日フラメンコ先生に怒られても知らないよ〜」
「そんな小さな事はケンチャナヨ〜」
ウリナラ脳内ではカンコ君が全て中心に回っているようですので
対して気にも止めてもいないようです。
ニホンちゃんは明日の惨劇を予想し内心でため息をつきました。
そしてニホンちゃんはカンコ君の突き出している紙を受け取り
一瞥すると怪訝な顔をします。
「カンコ君、なに?これ?」
カンコ君はニダニダしながら答えます。
「これはウリナラ料理をチョッパリにも解るようにニホン家の方言に約したニダ。」
「チョッパリの方言なんか書きたくなかったけどシューキュー大会で儲ける為に」
「しかたなく書いたニダ。」
ニホンちゃんはもう一度メモに目を落としカンコ君に尋ねます。
「センカルビってこういう食べ物なの?」
カンコ君は大威張りで答えます。
「そうニダ!ウリナラ半万年の偉大な料理ニダ!」
588 :
雉虎:02/05/08 23:05 ID:aA08X+7R
589 :
雉虎:02/05/08 23:20 ID:aA08X+7R
雉虎です。こんばんは
>>572一睡様
ありがとうございます。気が楽になりました。
>>573四季砲様
さすがです。ギネスもネタになりますね。ネタって色んなところに転がっている
って事をあらためて思いました。次回作も期待しています。
>>586machina様
AA職人ですねぇ。そっち方面の能力0なもので・・・
頑張ってください。
590 :
:02/05/08 23:28 ID:OLOFQWfI
>>588 リンク先の広告がニホンちゃんみたいで一瞬ギョッとしました。
雉虎さん、矢継ぎ早に新作うpしてるなぁ………頼もしい限りです。
雉虎さん、もしよろしければ、チャットにもおいで下さい。
http://irc.2ch.net/ 作者さんや絵師の方々もいらっしゃってますので、色々と楽しいお話も
聞くことができますよ。
どうぞおいでませーw
592 :
弓式:02/05/08 23:38 ID:aqPyPQwT
593 :
雉虎:02/05/08 23:53 ID:aA08X+7R
蛇足「2典出版記念」
今日も元気なニホンちゃん。
元気に教室に飛び込んでいきます。
おや?手に何か持っているようですね?
「ねぇねぇ!みんな、聞いてこの世界の辞典が出版されたよぉ!」
あぁ、ニホンちゃんが持っていたのは「2チャンネル辞典」略して「2典」なのですね。
「お〜!ウワサには聞いていたけど出たのかぁ」
アメリー君も興味津津のようです。
「ねぇねぇ!あたし達の事も載ってるのかなぁ?」
タイワンちゃんがニホンちゃんに問い掛けます。
「あたしもまだ見てないの。みんなで見ようと思って・・・」
「うぃっ・・良い考えだな。ニホン」
おやおやロシアノビッチ君、朝からもう出来上がっているのですか?
「ニホン!早く見るニダ!早くしないと謝罪と賠償を(以下略)」
みんながニホンちゃんの側に集まってきます。
「じゃ見るね・・・んと・・・あ、か、さ、た、なっと・・・」
にほんちゃん【にほんちゃん】[名](ニュース速報)
韓国語版のお国関係連続大河ドラマ。
教室一同は
「それだけ?がっくし・・・」
おしまい
再び雉虎です。こんばんは
まずは2典プロジェクトの方々、出版おめでとうございます。
ニホンちゃんの扱いがちょっと少なかったけど購入してきました。
(なかなか売ってないんですよ、これ)
これ、便利ですよ。今まではHPに行って見ていたのが手元で見れるようになりました。
さぁ、みんなも「2典」を購入しよう!(藁
(因みに自分は本屋でも2典関係者でもありません。純粋に面白かったんですよ。それだけです。)
594 :
雉虎:02/05/09 00:10 ID:MK/3aLoO
>>590.592様
よくわかりませんがnetomoの自動翻訳だとなにかの安売りイベントのようです
でも肝心な部分がコピー出来ないから詳しい内容が解りません。
>>591三毛様
チャットへ行ってみました。何故でしょうか表の表だと参加者が16人なのに
コンタクトすると誰もいません。今度詳しい使い方を教えて下さい。
┌ ヾ へ
ノ从ニ●从
♪〜 ンc 。 。l / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ゝ ヘノ <
ζ ||ζノ \_____________
Cくann{G ニニニニニコa
fヒ爪ゞ、
yじ| ノ ノ
C立ノ く立つ ウヨ
,,,, , ,,、
f彡 ヽ从
|(lこ 。y / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ゝ ~/ <
ζV†久 \_____________
<おム| |
ヒ/爪|ヲ
[ || 」
Hメ
ワ月
く立つ ゲルマッハ
_,,,, , ,,、
_f从丶ミヽ
| ノルa a yノ,,ル / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
く ルゝ ぅy <
‘ζス|′ \_____________
<ヘルクゝ
ム_し|
トト|
| | \
ノ ハ k7
く立 <く立ノ アーリア
_,,,, , ,,、 ,,,, , ,,、
_f从丶ミヽ f彡 ヽ从
| ノルa a yノ,ノ|(lこ 。y / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
く ルゝ ぅy ゝ ~/ <
‘ζス|′ ζV†久 \_____________
<ヘルクゝ <おム| |
ム_し| ヒ/爪|ヲ
トト| [ || 」
| | \ Hメ
ノ ハ k7 ワ月
く立 <く立ノ |く立つ ゲルマッハ&アーリア
_,,,, , ,,、
f从ノ ミヽ
ノル。 从yノ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ルゝヘ ζレ <
ζV†V久 \_____________
<おム| |
ム_||ヲ
トト|
| || |
ノ || k
く立」立つ ブランデン
_,,,, , ,,、
f从ヘミヽη
|@-@ yノ,,ル / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ハルゝ ぅハノノ <
Vζス|′ノV \_____________
δ<ヘルクゝ
ム_Ν しゝ
トト|
| | \
ノ ハ k7
く立 <く立ノ アサヒ
とりあえず、ここまで
>>594 雉虎さん
手っ取り早い方法は、トップページから「ブラウザでIRC」1,2のどちらかを
クリックして(tpchatが判りやすいと思います)、channelに「#ニホンちゃん」
と入力(#は半角です)そしてnickに半角でHNを入力。
そしてConnect →Joinの順にボタンを押せばOKです。
ただ今、作者6人と絵師様3人が入室中です。頑張っておいでませーww
「竹島パンツはウリの物ニダ、当然対馬パンツもウリの物ニダ。ニホンはさっさとよこすニダ」
爽やかな朝をぶち壊すカンコ君のデムパ発言が教室に響き渡りました。
もっとも、最近はみんな慣れっこになってしまってニホンちゃんを含めて誰もまともに聞いていません。
あまり喧しく騒ぎ立てるとアメリー君やアーリアちゃんに一撃喰らわされて沈黙させられるのにもかかわらず、全く懲りないのはさすがカンコ君と言うべきでしょう。
さて、そうこうしている内にカンコ君の脳内カプサイシン濃度はグングン上昇してゆきます。
「沖縄飛び石帯もよこすニダ、あそこは元々ウリナラの弟分にしてニホン家の兄分ニダ。弟分が兄分を持っているなんていけないニダ、儒教に反するニダ」
厚かましさここに極まれりと言うべきでしょうか、本当は沖縄の方がカンコ家より格上なのは言うまでもありません。
そしてとうとうカンコ君は彼の身に最大限の不幸をもたらす妄言を吐いてしまったのです。
「タイワン家はウリナラの分家だったニダ。だからタイワン家は丸ごと本家のウリナラの物ニダ」
この言葉を聞いた瞬間、タイワンちゃんとチューゴ君の瞳が氷点下の煌めきを放ちました。
「ちょっとバカンコ、今の暴言は聞き捨てならないわねぇ」
「そうアル、タイワン家は我がチューゴ家の分家アル。だからタイワンはとっとと戻ってくるアル」
「冗談!寝言は寝てから言いなさいよ。大体あんたがこんな話を持ち出すから悪いんでしょうが」
怒ったタイワンちゃんはカンコ君をチューゴ君の真ん前まで蹴り飛ばしました。
「そもそもお前の所は沖縄より格下アル、なに思い上がっているアル。お仕置きアル」
と言うとチューゴ君はタイワンちゃんの所までカンコ君を殴り飛ばしました。
とまぁ、こんな具合でその後も二人の喧嘩は続き、カンコ君はその間ずっと殴られっぱなしでした。
そしてやっと二人の喧嘩が収まったあとにはボロぞうきんのようになったカンコ君がポツンと床に転がっていました。
おしまい
>578
エリザベスちゃんのテーマ、いいですねー。
恥ずかしながらグリーン・スリーヴスだけ元歌が分からなくて(笑
フランソワーズちゃんは、「アヴィニョンの橋の上で」とかどうです?
602 :
名無しのゴンベ ◆TWFgpxs. :02/05/09 00:40 ID:1BDmBMkG
「英会話教室」
ニホンちゃんも、タイワンちゃんも、今、アメリー君ちの言葉を一生懸命勉強しています。
アメリー君ちの言葉は、自分のうちの言葉が通じないところでも通じるので、ほかの家にも行くことが多いニホンちゃん達にはとても重宝するのです。
「ええっと・・・、ぢす いず あ ぺんそる。 あい はぶ あ ぶっく。」
ニホンちゃんがおそるおそるテキストの文章を読み上げます。
「ダメねえ、ニホンちゃん。こうよ。 This is a pensil. I have a book.」
タイワンちゃん、完璧な発音です。
ニホンちゃんは、タイワンちゃんに憧れのまなざしを向けます。
「すごいなあ、タイワンちゃん。何でそんなに発音が上手なの?」
タイワンちゃん、照れながら言います。
「いつもアメリー君ちに行ってパソコンの部品を買ってもらってるから自然に覚えちゃった。」
ほかにも理由があるみたいですが、気にしないでおいてあげましょう。
ニホンちゃんは、自分のうちの言葉がアメリー君ちの言葉と文法が正反対の上に、
今まではアメリー君ちの言葉を覚えなくても別に生活に困るとかいうことがなかったので、
アメリー君ちの言葉は少し苦手です。
「いいなぁ、私もタイワンちゃんみたいにうまくなりたいなあ。でもどうしたらいいだろう。」
「じゃあ、英会話教室に行ってみれば? ・・・あ、そうだ!」
タイワンちゃんは、手をぽんと叩くと、カバンの中を探し始めました。
「えっと・・・、あぁ、これこれ。」
カバンの中から取り出したのは、1枚のチラシでした。
「アサヒちゃんの学級新聞に挟まってたんだけど、
今度、アジア町に、英会話教室が出来るんだって。
オープン記念で最初はタダだって言うし、先生はみんな外国人だって言うし、
話のネタにでも行ってみない?」
「うん、行く!」
ニホンちゃんは二つ返事でOKしました。
そして、翌週の金曜日。
ニホンちゃんとタイワンちゃんは、問題の英会話教室に行ってみました。
「ここは初めてニダか?」
受付に座っているのは、何とカンコ君!
「あれ、カンコ君、英会話教室でアルバイト始めたの?」
「歪曲するなニダ。ここはウリのうちでやっている英会話教室ニダ。謝罪と(以下略」
「ご、ごめんなさい・・・。でも・・・大丈夫なの?」
ニホンちゃんがおそるおそる聞き返します。
「ケンチャナヨ。ウリナラの英会話は世界一ニダ!」
それを聞いて2人とも、なんだか背筋に悪寒が走りました。
「あの・・・、ごめん、やっぱり帰る・・・。」
それを聞いてカンコ君、顔をキムチ色にして大激怒。
「ウリたちの世界一の発音が聴けないと言うニダか! せっかく今日はタダで聞かせてやると言っているニダ。ありがたく拝聴するニダ!」
もうこうなってしまってはタイワンちゃんでも止められません。
「まあ・・・タダだし、いいか。」
ニホンちゃんの妥協に、タイワンちゃんが苦虫を三十八匹噛みつぶしたような顔で従います。
教室に入ると、生徒はタイワンちゃんとニホンちゃんの2人しかいませんでした。
先生は外国人だというので、まあ安心でしょう。
「ぐっどもおにんぐニダ!」
扉を開けて入ってきたのは、何とカンコ君のお父さん!
「あれ? カンコパパ、自分でも英会話を勉強するんですか?」
「違うニダ。ウリが講師ニダ。」
それを聞いて2人とも、キムチに漬ける前のキュウリの如く真っ青になり、
「あ、えっと、急用を思い出しちゃったのでこれで・・・。」
と言い訳して逃げようとしますが、カンコパパから逃げられるはずもありません。
「勉強を逃げるやつはろくな大人にならないニダ! 勉強しる!」
しょうがないので、2人とも、カンコパパと怪しい英会話をするハメに。
「では、れっすんわんニダ。『あい あむ ざぱにーじゅ。』」
カンコパパ、ニホンちゃんよりとんでもない発音をしています。
が、逆らうと面倒なことになるので、ニホンちゃん達も後に続きます。
「アイ アム ア ジャパニーズ。」
「I am a Japanese.」
カンコパパよりは確実に発音がいいのでカンコパパは大激怒。
「チョッパリやタイワンがウリナラより発音がいいなんて生意気ニダ! 謝罪と(以下略」
ナヌムばあさん直伝のだだっこ攻撃で暴れます。
もうこうなってはレッスンを続けるのもままならず、といって帰るわけにもいかず、
ニホンちゃんとタイワンちゃんは呆れて叫びました。
「あ・・・アイゴーーーーーーーーー!」
と、カンコパパは突然暴れるのをやめ、ふんぞり返って言いました。
「違うニダ、もっと悲観と哀愁を込めて、アイグオオオオオオオオオ! ニダ。」
まさか注意されると思わなかったニホンちゃん達は、一瞬あっけにとられますが、
やっぱり逆らうとあとが面倒なので、従いました。
「アイゴーーーーーーーーー!」
すると、今度はカンコ君まで出てきて叫びます。
「ウリナラの美しい発音を汚す気ニダか! これだからチョッパリはダメニダ。もっと、腹の底から、ニッテイ侵略36年の恨みを込めて、アアアアアイグオオオオオオオオオオ! ニダ。」
というわけで、すっかり暗くなって心配した両親が迎えに来るまで、
ニホンちゃんとタイワンちゃんは、いつ終わるともしれないカンコ君ちの言葉教室を受けさせられるハメになるのでした。
606 :
:02/05/09 02:21 ID:Cjonjlkg
アイゴーの発音ではカンコ君にかないません〜(w
GWも終わりました。
地球組ではフラメンコ先生が宿題を出していて、連休中に何か一つテーマを決めて調べることになっていました。
今日はその発表の日です。
ほとんどの生徒たちは自分がGW中に行った遊びについて発表しています。
ただ、エリザベスちゃんは町内全体の経済活動について、アメリー君は町内パトロールの顛末記、マカローニ君は女の子との出会い日記、チュウゴ君はラジコン飛行機の事故報告……と個性に合わせて様々です。
「うー……みんな立派な発表なのに、恥ずかしいよぉ」
ニホンちゃんが顔を赤くしています。
予想外にみんな真面目な研究をしていたのに、ニホンちゃんだけは“今日はこの遊園地で遊んだ”とか“帰りの道が混んでいた”とか、また〜り平和ボケっぽい絵日記を提出しただけなのです。
一番刺激的だったのが、チューゴ君ちのプールでスキューバダイビングをしたことくらいでしょうか。
「まぁまぁ、それもニホンちゃんのいいところじゃない」
タイワンちゃんがニホンちゃんの肩をポンポンと叩いて微笑みました。
GW中はニホンちゃんがタイワンちゃんの家に何度も遊びに来てお菓子を置いていったりおみやげを買っていってくれたりで、タイワン家としては大助かりだったのです。
さてそんなこんなで発表は続きます。
このまま何事もなく終わればいい……クラスの誰もがそう思っていました。
でもそうはトンチャモンが卸しません。
味方に対する壇君の呪いは永遠に有効なのです。
「次はウリの発表ニダーっ! 半万年の歴史を持つウリの分析能力に驚くニダーっ!」
独り盛り上がる誰かさんと対照的に、皆が一斉に消沈の溜息をつきます。
でも彼はそんな場の雰囲気など微塵にも気にしません。
意気揚々と自分の研究発表を読み上げます。
「ウリは、ウリの家の前の道路と、ニホンちの道路との交通比較ニダーっ!」
「え? いつの間に?」
ニホンちゃんはぱっと顔を上げて驚きました。
そんなことしていたなんてちっとも知らなかったのです。
ちなみにニホン家の周辺の道路はしっかり整備されていて、町内でも評判はそんなに悪くはありません。
特に来月から行われるシューキュー大会会場に向かう道路にもなっているので、ニホンパパは一生懸命調整をしていたのです。
「ふっふっふっー! ニホン破れたりニダっ!」
カンコ君は声高々に宣言すると、結果を一気に読み上げました。
「ニホンの道路を通る車の運転手は、ウリの道路を通る運転手よりマナーが悪いと出たニダっ!」
「ええーっ!?」
クラス中の生徒が驚きました。
元々礼儀に関しては町内トップクラスのレベルだったニホン家周辺の道路では、さらに先日規制を厳しくしたばかりなのです。
近くに住むのドライバーはほとんどは交通規則を遵守しているはずです。
「ちょっとカンコ! 何を根拠にそんなでたらめ言うのよ!」
タイワンちゃんが立ち上がって抗議をしました。
それはそうです。
今までのカンコ君の発表は、デムパ全開で全く情報源のないものばかりだったのです。
「そうね、こういうことにはちゃんとしたデータが必要よ。どうなのカンコ君?」
教壇の横で生徒の発表を見守っていたフラメンコ先生も一言添えました。
数字にうるさいゲルマンスキー君も同意と頷いています。
「ニダニダニダーっ! そう来ると思ったニダ!」
今まではここで、あまりにいい加減なケンチャナヨ精神を暴露され「アイゴー!」と叫んで逃げ出していたはずのカンコ君が、今回に限っては自身に満ちあふれてニダニダと笑っています。
「これを見るニダーっ!」
そう声を張り上げて黒板に表を張り出しました。
「おおーっ!」
クラス中が騒然となりました。
日頃のカンコ君の態度からは想像も付かないほどしっかりとした数字が並べられていたのです。
「た、たしかにこの数字からすると、ニホンちゃんのお宅よりカンコ家の方が安全そうですわね」
とフランソワーズちゃん。
「うぃ〜。ま、オレには関係ないけどよ」
とロシアノビッチ君は相変わらず赤い顔をして眺めています。彼にとっては交通規則なんかよりウオッカを飲む方が大事なのですから仕方ありません。
とにかくこれは一大事です。
安全神話とまで言われたニホンちゃん家周辺の警護と道徳に穴があったのでしょうか?
ニホンちゃんは言葉無くしゅんとしています。
反対にカンコ君は教壇の上で小躍りまでしています。
「ニダーっ! ついにやったニダーっ! この記念に犬肉のハンバーガーをみんなにふるまってやるニダーっ!」
そう言って所構わず自家製の肉料理を配っています。
オージー君などはとても迷惑そうな顔をしていますが、カンコ君はおかまいありません。
「ちょっとお待ちになって!」
エリザベスちゃんが立ち上がって声を上げました。
カンコ君のありがた迷惑な宣伝に辟易していた皆は、一斉にそちらの方を向きます。
「カンコ君、あなたのそのデータはどうやって調べたのかしら? まさか実地調査も行わず、勝手な創作をしてるんじゃありませんわよね?」
さすがはデータ収集と分析に関しては町内一の歴史と実績を持つエリザベス家の娘です。
鋭い指摘をカンコ君に投げかけました。
「ふん、その事ニダか? ちゃんとカウンターを使って数え、コンピューターで集積させた数字ニダ!」
実に驚くべきまともな返答です。
これまで自分勝手な妄想ばかり垂れ流してきたカンコ君とはひと味違うかも知れません。
しかしエリザベスちゃんは冷静に詰問を続けます。
「では、そのカウンターとコンピューターはどのようなものなのかしら」
「それは当然、ウリの家が町内に誇る三星製ニダっ! ニホン家のセイコーなんて問題にならないニダ!」
しーん。
一気に教室は静まりかえりました。
その冷えた空気の中を、エリザベスちゃんがさらに寒々とした視線を投擲します。
「ということは、調査をしたのもカンコ君、場所や条件を決めたのもカンコ君、使った機械もカンコ君の物、データを集積したのも解析したのも分析したのも結果を評価したのもカンコ君……というわけですのね」
「そ、そうニダ。何か文句でも……」
「大有りですわ! 閉じた世界で“自分自身の真偽証明は出来ない”なんてのは常識ですわよ!」
大きな溜息が教室中から漏れました。
やはりというか何というか……これまでのデムパとほとんど代わり映えがしていなかったのが皆にも解ったようです。
ニホンちゃんもほっと安息が出ていました。
ちなみにニホンパパが調べたところ、通行車輌100台のうち85台はシートベルトを締めていました。
カンコ君の数字とかなり違っていたのですが、それを指摘するとまた逆ギレされるので黙っていたのです。
エリザベスちゃんの指摘に、カンコ君の顔は徐々にキムチ色に変わりつつありました。
そこへ追い打ちを掛けるように皆の声が挙がります。
「カンコんちの周りってさぁ、不便だよな」
「交通の便が悪いしね」
「オレはニホンちゃんの道路を通ってシューキュー大会にいくことにしてるよ」
「あ、私も」
遠慮のない意見にカンコ君はブルブルと全身を振るわせています。
顔面はもう、成熟しきったキムチ色に発光しています。
「み、みんな誤解しているニダっ! これはウリの名誉失墜を狙ったニホンの陰謀に決まっているニダっ!」
「ええっ!? そんな、私はそんなこと考えていないよぅ」
「うるさいニダっ! ウリは精神的被害を受けたニダっ! ニホンはウリに対して独島パンツと対馬パンツをよこしてニホンちの池をウリによこして絵日記を全部ウリのために書き直して誠意を込めて謝罪と賠償をしるっ!」
完全に逆ギレしてしまったようです。
前からの無茶な要求をシューキュー大会を機会に全部押し付けています。
「え、絵日記はこれと何の関係もないよぅ」
「うるさいニダっ! 前からお前の家はニッテイの良いことを書いたでたらめな絵日記ばかり書いているニダっ! 今回のお前のパパの道路調査だって、都合の悪いところを隠しているに決まっているニダっ! 隠蔽資料の全面公開をしる!」
隠蔽なんて言われてもニホンちゃんには覚えがあるはずもありません。
気の弱いニホンちゃんは、そのあまりの暴走におろおろと戸惑い恐れるばかりです。
ピラッ
何かがニホンちゃんの鞄からこぼれ落ちました。
ニホンちゃんは、洗脳ビームをゆんゆん照射させているカンコ君の視線から逃れたくて、その紙を拾い上げるために顔を逸らしました。
読んでみると、それはサンケー君がこっそり忍ばせておいた報告書でした。
「えと、えと……『カンコ君、ベットの下の有害図書が発見されて大目玉を』……これ本当なの? カンコ君?」
ギクリ
カンコ君はキムチ色の顔を瞬時に蒼く急転させました。
実はカンコ君、密かにニホンちゃんの水着写真集を隠し持っていたりしたのです。
それを先日アガシさんに見つかって、家族会議に晒されたあげく厳しい折檻がされたばかりだったのでした。
カンコ家では、ニホン家の美点を誉めたり恩恵を肯定したり、ましてや自分たちの行動を反省する文章などは厳禁なのです。
こんにちは。
『ガソダムVSジオソ』に続いて第二作目です。
今回も長くてすみません。
いろいろ詰め込んでしまったのでまとまりに欠けているようです。
読者の方々に対し、誠意を込めた謝罪をしますねー(笑)。
アガシちゃん作ってみたです。
爪ノ ハ`
< `▽´>
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L_i ヽノヽ
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ミミ|,,,★,,,|彡
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、ゝヘツ、、 < ハラショー!
ζyゞVゞ|ζ \_____________
ノf ~~ ~Y\
ゞゞノ ゝゞワio
し yじゞゞワゞ し"
/ ノ|| |し
ム,,,ノ レ ゝ、
く立ク」 ヒ廾ェつ ロシアノビッチ
2ch人気トーナメント【ハングル兵器工廠】
http://kaba.2ch.net/test/read.cgi/korea/1020258053/120-122 に各キャラうpしました。主要キャラのみでスマソがこれで終了。
616 :
387:02/05/09 18:48 ID:YJiPkPZ8
>>563 貼り付けられたAAを見て思いつきで書いただけなのに、
ホントに作ってもらえたとは、感謝感激。
で、感謝だけなら猿でも出来るんで、アイキャッチ風にロゴを作ってみた。
長編の合間に入れてみるといいかも。
´oo´ ̄ヽo
!i iiハル))〉i, / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
i !c ^▽^仆<
lル厂兀勹つ \_______
び/爪 >
。耳月。
連続ドラマ小説
── ─┼─ \ / ち
│ / ゃ
─── / │ \ / ん
617 :
四季砲:02/05/09 20:10 ID:n7E51RRx
「ハイチちゃんの呪い」
ニホンちゃんは妖しい扉の前で立ち止まっています。
ヒエログリフが書かれているドアの前で
そう今日はエジプト君の家に遊びに来ているのです
カンコ「やいニホンそんなとこに何突っ立ってるニダ」
ニホン「あっカンコ君、ねえカンコ君はこの扉の奥に入った事ある?」
カンコ「ニダ、この扉?入った事なんかないニダ、いままでこんな扉があるなんて知らなかったニダ」
ニホン「何の部屋かなあ」
カンコ「そんなのは、開ければわかるニダ」
カンコ君はドアノブに手を伸ばしたときです
? ?「止めた方がいいよ」
カン、ニホン「「ひっ」」
? ?「その扉を開けるのは止めといた方がいいよ」
ニホンちゃんが振り返るとそこにはエジプト君がいました。
ニホン「あ、エジプト君、」
カンコ「ニダ、何であけたら駄目ニダ?」
エジプト「開けてもいいけど呪われるかもしれないよ」
カンコ「ののの呪いニダか」
エジプト「うん、その扉は呪いの扉だからむやみに開けるなって父さんが」
ニホン「もし開けたらどうなるの?」
エジプト「さあ、僕は開けた事が無いから、まあ呪いだから苦しみモガキながら死ぬんじゃないかな」
カンコ「うっウリはノノ呪いなんか怖く無いニダでも、エジプト君が止めるから止めとくニダ」
カンコ君は呪いなど怖くないと言うわりには、なんだかビクビクしています。
そんなカンコ君の背後から白い手がのび、首筋に触れます
カンコ「 ニーダー 」
カンコ君の物凄い悲鳴がエジプト君の家に響きます
618 :
四季砲:02/05/09 20:11 ID:n7E51RRx
フランソワ「もう、カンコ君そんな大声をあげないでくださる」
白い手の正体はフランソワちゃんでした。
アメリー「なんだ如何した」
隣の部屋にいたアメリー君やカナディアン君も悲鳴を聞いてやってきました。
ニホン 「うん、ちょっとフランソワちゃんがカンコ君を驚かして
仕方がないよあんな話聞かされた後だもん」
フランソワ 「あらニホンちゃんもそんな呪いなんて、非科学的な物を信じているの、呪いなんて
あるわけないじゃない、アメリー君もそう思いませんこと」
アメリー 「フランソワちゃんの言うとうりだな、呪いなんて・・・・・
やっぱし呪いは、存在すると思う、なっカナディアン」
カナディアン「うっうん、世の中には科学では説明のできない事は多々存在するからね」
フランソワ 「あら彼方達が迷信の類いを信じてるなんて以外ですわね、
呪いなんて信じてるなんてアメリー君達もマダマダ子供ねぇ」
? ? 「フランソワちゃんは呪いをしんじてないの?」
フランソワ 「当たり前でしてよ、呪いなんて非科学的なもの・・・・って今の声誰?」
ニホン 「フランソワちゃん、後ろ」
フランソワ 「何ニホンちゃん、後ろ? 後ろに何が?」
フランソワちゃんが振り返るとそこにはいつの間にか、怪しいオーラをただよわせた
619 :
四季砲:02/05/09 20:11 ID:n7E51RRx
フランソワ「ハイチちゃん?!」
ハイチ 「フランソワちゃん、貴女は呪いを信じないのですね」
フランソワ「そッそうよ、そんな信じてる方がどうかしてるのよ」
ハイチ 「それは悲しい事、目に映るものしか信じられないなんて、その後ろにはもっと広い世界があるのに
呪いもその一つ・・・いくら私でもその広い世界を貴女に見せてあげる事はできない
でも、呪いの儀式なら見せられるわ」
フランソワ「べっ別に見せてくれなくてもけっこうよ」
フランソワ「フランソワちゃん、別に遠慮はいらないわ、私と貴女のなかだもの、本来なら門外不出の秘術で
誰にも見せた事が、無いのだけど、貴女だけ特別に見せてあげる、
丁度、生きのいい鶏が手に入ったとこですし」
フランソワ 「別に遠慮じゃなくてよ、ちょっとアメリー君、カナディアン君、黙って見てないで止めなさいよ」
アメリー 「わー、ふらんそわちゃん、はいちちゃんののろいのひじゅつをみせてもらえるのか、いいな〜」
カナディアン「うらやましいな〜」
フランソワ 「何よ、彼方達、その棒読み気味のせりふは!」
ハイチ 「いきましょか、フランソワちゃん」
フランソワ 「チョット、ハイチちゃん、私は一言もそんな物を見るなんて」
ハイチちゃんはフランソワちゃんの奥襟を掴むとそのまま引きずって、いこうとします
フランソワちゃんは必死に抵抗しますがどうやってもハイチちゃんの手を振り解けません
そのままズルズルと引きずられていきます。
アメリー 「フランソワちゃん、また明日な」
フランソワ「チョットあなた達、見てないで助けなさいよ」
カンコ 「だって邪魔したら呪われそうだニダ」
ニホン 「だよね〜」
フランソワちゃんは抵抗、空しくハイチちゃんに連れて行かれてしまいました
620 :
四季砲:02/05/09 20:12 ID:n7E51RRx
翌日
フランソアちゃんの自慢の金髪は真っ白になり、目は虚ろ、口からは訳のわからない言葉をブツブツと
フランソワ「はっは〜は、鶏が鶏が、まさかあんな事に・・・・いや〜、せめてウサギだけは・・・
そんな物見せつけないで〜 ご免なさい、ご免なさいご免なさい、」
カンコ 「呪いはやっぱし存在シルにだ、恐ろしいニダ、フランソワの奴、ハイチの呪いのせいで
ああなったに違いないニダ」
ニホン 「うん、やっぱし呪いは存在するのね」
アメリー 「いや、アレは呪いのせいではないと思うけど・・・・」
終わり
おまけ
ケベック 「ナンなのよ、ナンなのよ、これは、どうしてフランソワお姉さまが、こんな目にあわなくちゃ
イケナイのよ、こういう役はカンコお兄さんがやるのがお約束でしょ」
キャンベラ「だって、カンコお兄さんって、迷信の類いってかなり信じてるからって
理由で適役ではないと作者は考えたわけ、
その代わりに現実主義でハイチの元宗主国のフランスに白羽の矢がたつのはしごく当然じゃない」
ケベック 「分ったわよ、それはもういいわ、じゃあ何でエジプトお兄ちゃんが知らないまに消えてるわけ」
キャンベラ「あっ、本当だいつの間にか、いなくなってる」
ケベック 「これはどうゆう事なの、いつの間かキャラが消えてるって、駄目小説の典型的なパターンじゃない」
キャンベラ「たぶん、なるべく話を短くしようとしたせいだと思うけど・・・」
ケベック 「何よそれ、言い訳なの、言い訳なんて聞きたくないわ、言い訳なんてしちゃイケナイのよ
しちゃいけない事するのは、悪いことなのよ、わかるー?」
キャンベラ(どうして私が文句を言われなくちゃイケナイのよ・・・・
私って本当に損な役回りよねぇ・・・・)
おわり
621 :
雉虎:02/05/09 20:57 ID:MK/3aLoO
「キムチは世界を救う?」
「キ〜ムチ、キムチ。キムチは美味いニダァ〜♪」
今日はカンコ君、大量のキムチを漬けているようです。
「早くしないとシューキュー大会に間に合わないニダ。」
カンコ君は一壺一壺丁寧にキムチを漬けていきます。
カンコ君、手に付いたキムチペーストをペロリと舐めると
「ニダァ〜!良い味ニダ!キムチはウリナラ食文化の最高傑作ニダ!」
「もはやこれは味の芸術品ニダ〜!今度のシューキュー大会で世界に広めるニダ!」
おや?カンコ君、一人でまたニダニダし始めてしまいましたよ。
また彼のウリナラ脳内では妄想が活動し始めたのでしょうか?
622 :
雉虎:02/05/09 20:58 ID:MK/3aLoO
世界はまだキムチをよく知らないニダ
↓
シューキュー大会でお客に無理矢理にでもキムチを食べさせるニダ
↓
キムチはカルシウム・リン・鉄のような無機質、ビタミンが豊富ニダ
↓
キムチは食欲をかきたてる有機酸発酵食品であるニダ
↓
たんぱく質分解酵素であるペクチンの分泌を促進するニダ
↓
他の食べ物の消化を助けるニダ
↓
豊富な繊維素は腸関連の病気を予防するニダ
↓
みんなの体が楽になるニダ
↓
もっとキムチが食べたくなるニダ
↓
家に帰ってもキムチを買いに来るニダ
↓
他の家の人もキムチを食べるようになるニダ
↓
地球町の全員がキムチを食べるニダ
↓
(゚д゚)ウマー
623 :
雉虎:02/05/09 20:59 ID:MK/3aLoO
624 :
ゼロ:02/05/09 21:56 ID:eM37rDb6
サル○ッチュ!!
フランソワーズ 「ルペン3世の恐怖は免れたけれどなんだかぱっとしない気
分だわ。」
エリザベス 「まだいいわよ・・・私のところなんか、サルが召使いの1人に
なってしまったのよ!」
フ 「どういうことですの?エリザベス。」
エ 「今まで、執事と召使たちとの話し合いで決めていた人事を今度から一
般公募にしたのよ。ところがどっこい。応募した人間の中にサルが・・・」
フ 「それで召使の中にサルが・・・」
エ 「執事のピエールは大弱りよ。何しろあのサルは、自分が召使になった
らみんなにバナナをプレゼントするというんだから・・・」
フ 「お気の毒ですわね。エリザベス・・・」
エ 「お気の毒なのは、お互い様でしょ。」
フ 「何ですって。」
エ 「やりますの。」
(以下、エンドレス。)
625 :
ゼロ:02/05/09 22:00 ID:eM37rDb6
こんばんは。ゼロです。
今回の本ネタは、イギリスで、サルの被り物をかぶった奴が、市長選挙に立候補
して、そのまま当選してしまったという話から取りました。
ルペン3世ネタの続きをやろうとしたのですが、この方が面白かったので、これを
取りました。
『アーリアへ――もう林檎の花が咲く季節になったな。元気にしているか?
何時でも無事を願っている。 お前の兄、ゲルマッハ』
妹のアーリアは少しばかりお転婆だ。
勉強が嫌だといってはシュタージおじさんの目を盗んでたびたび屋敷の塀を越えてよう
とする。
この間は窓から飛び降りようとしたところをシュタージおじさんに見つかって、尻を叩
かれていた。
何はともあれ、アーリアに怪我がなくてよかったと思う。
『兄上――もう林檎の実が熟す季節になった。元気か?
何時でも無事を願っている。 あなたの妹、アーリア』
また、アーリアは塀越えに失敗した。
今度はトンネルを掘っていたところをシュタージおじさんに見つかったらしい。
泥だらけの姿で手を引かれているアーリアが悲しそうにこちらを見ていた。
今度、お小遣いをはたいてアーリアに会いにいこう。
きっと喜ぶだろう。
『アーリアへ――また林檎の花が咲く季節になったな。元気にしているか?
何時でも無事を願っている。 お前の兄、ゲルマッハ』
ハプスブルク先生の地所でなぜかアーリアとばったり行き会った。
よく問い質してみると、ピクニックとこじつけて僕に会いにきたのだという。僕がアー
リアの家に遊びに行くまで待っていたほうがいいと窘めたら、僕がお小遣をはたいて会
いにいくのならシュタージおじさんに怒られても自分から会いにいったほうがいいと言
い返された。
そんなアーリアは、少し見ないうちにすっかり綺麗になっていた。
少しばかりお転婆なアーリアだが、そんな妹を僕は誇りに思う。
>629元ネタはこちら・・・
http://www.cablenet.ne.jp/~taka-non/mauer0/mauer0y.html おまけ
「どうしてオレが・・・」
嘆くロシアノビッチ君の格好は、紺のメイドドレスにフリルのたくさんついたエプロン
という酷いありさま。
腐りに腐りまくるロシアノビッチ君にリトアニアちゃんが激を入れました。
「馬鹿者!それでもメイドビキの一員か!!冥奴軍(ObjectMaidGroup)の先陣を切る精鋭じゃなかったのか!?」
「オレは男だぞ。こんなのやってられっかよ!」
「おい!!」
一方、クレムリン邸。
窓辺に佇んだベリアちゃんが双眼鏡を覗いたままいいました。
「兄チャマ、チェキよっ!」
どっとはらい
628 :
ななしやねん:02/05/09 22:26 ID:wRpOGrNx
ハイチちゃんマンセー!!良キャラエコエコ!
以前の口調ではアーリアちゃんとの区別が困難だし、喋り方はですます調てのも良いですね。
それにしてもカンコは誰が書いても「電波しか届かないところにいます」な。
(この言い回し気に入ってるのですが)
629 :
ななしやねん:02/05/09 22:27 ID:wRpOGrNx
すごいよ!アサヒちゃん
アサヒ「よし、いい情報を入手できたわ。特ダネって程じゃないけど、要はいかに情報を料理するか、よね!」
アサヒちゃん、どうにも微妙なことを言いながら映画館前で中継の準備をしています。
アサヒ「いい?大勢の観客が出てくるところを実況してね!じゃあ頼んだわよ」
放送部員A「オッケー、わかりました」
アサヒちゃんはスタジオに戻り、給食放送ニュースをはじめます。
アサヒ「さて、続いては映画の話題です。カンコックさんのお友達・DJおじさんの映画が、
日之本家でつくられ、大好評公開中です。」
VTRが回ります。
放送部員A「うわー、たくさんの人が出てきました。みんな手に手にパンフレットを持ってますねー」
言葉のとおり、観客たちが劇場からどんどん出てきます。
ニホンちゃんたちは教室のテレビで給食を食べながら「ほほお」と見入っています。
放送部員A「いま、ロードオブリソグの上映が終わったところです」
一同「何やそれー!!」
吉本風にコケる人続出です。
630 :
ななしやねん:02/05/09 22:28 ID:wRpOGrNx
放送部員A「では映画について街頭インタビューしたいと思います」
一同「今のフォローは無しかい!!」
街行くおっさん「ああ、ゴールデンなんたら見たよ、変な映画」
放送部員A「ロードオブザリソグですね」
一同「またしてもそれかい!!」
韓国人観客「今まで自国のこういう歴史を知らなかったから驚いた」
これには教室のみんなも妙に納得です。そうこうしているうち給食時間も終わりです。
ニホン「へ、へんなニュースだったね。」
アメリー「ふふっ、僕の家の映画が大人気なんだね」
アーリア「趣旨が違うだろう…」
一方、放送室で反省会というよりダメだし会議が行われていました。
アサヒ「作品名を出しちゃダメじゃない!」
放送部員A「わーん、すいませぇん(泣)」
アサヒ「まったく…でもまあいいわ、要は話題性よね」
そんな微妙なことをまたしても言うアサヒちゃんでした。
ソース・・・久米宏アワーで放映された分のほぼそのまま。です。
631 :
雉虎:02/05/10 20:05 ID:GH1PqvXi
「どっちが物知り?」
今日も授業も終わりニホンちゃんは帰り支度を始めているようです。
「おい!ニホン!ウリの事を尊敬するニダ!」
カンコ君はいきなりニホンちゃんの机にデンと座り言い放ちました。
ニホンちゃん、あまりに急な事なのでポカーンとしてしまっているようです。
まぁカンコ君のデムパはいつもことなのですけどね。
「どうした?ニホン、早く尊敬するニダ!尊敬しないと謝罪と賠償を(以下略)」
訳の解らないごり押しにニホンちゃんはタジタジになってしまいます。
「そ、そんな急に尊敬しろなんて言われても困るよぉ。」
と多少の抵抗を試みた所、カンコ君は怒り出してしまいました。
顔を真っ赤なキムチ色に染めてカンコ君は怒鳴り散らします。
「なに!ニホンのクセに生意気ニダ!」
カンコ君・・・アナタ、スネ夫ですか?
こんなやり取りを聞いていた前の席のタイワンちゃんが二人に間に割って入りました。
「この・・・バカンコ!黙って聞いてりゃ!どう言う事よ!」
タイワンちゃんが猛然とカンコ君に食って掛かりました。
「そうだよぉ、どう言う事で尊敬しなければならないの?」
すかさずニホンちゃんも反撃にでたようです。
「ニダ?そんな事も解らないニダか?やはりニホンはバカニダ〜」
あれ、カンコ君はなんか余裕な感じです。
632 :
雉虎:02/05/10 20:07 ID:GH1PqvXi
「仕方ないニダ、教えてやるハセヨ。」
ウリナラ脳のカンコ君にここまで言われたのですが二人はとりあえずカンコ君の
話を聞く事にしました。
「昨日、ウリはウリの家の本棚に最近のニホン家に関する本が何冊あるか数えてみたニダ。」
「それで?」
タイワンちゃん、この余裕なカンコ君がなんか気に入らないようですね。
妙な相づちを入れます。
「因みにニホンの家の本棚には最近のウリの家に関する本は何冊ぐらいあるニダ?」
カンコ君は急にニホンちゃんに質問を振りました。
「えぇ?急に言われても正確には解らないケド・・・20冊ぐらい・・・かな?」
タイワンちゃんはその数の多さに以外という顔をしていますがカンコ君は
あまり驚いてはいません。むしろ勝ち誇った顔をしています。
「少ないニダ!ウリの家にはなんと30冊以上あったニダ!これで判ったニダか?」
カンコ君、意気揚揚です。後ろに倒れんばかりに胸を反らしています。
「それとニホンちゃんがカンコを尊敬するのとどう関係があるのよ?」
タイワンちゃん、さっきからのカンコ君の態度にかなりムカついているようです。
かなりトゲのあるセリフで返していますね。
「これも判らないニダか?タイワンも案外とおバカニダ〜」
カンコ君はニダニダと笑いながら言いました。
タイワンちゃん、ぶち切れ寸前です。
「殺す、もう頭来た!止めないでニホンちゃん!」
ニホンちゃんはエキサイトしまっくっているタイワンちゃんを後ろからはがい締めにして
言いました。
633 :
雉虎:02/05/10 20:08 ID:GH1PqvXi
「タイワンちゃん、別に止めないけど理由だけは聞きたいからちょっと待って!」
はがい締めにされながらもタイワンちゃんはもがいています。
「カンコ君、どう言う事か教えて。納得できたら尊敬でも何でもしてあげる。」
ニホンちゃんは言っている事は穏やかですが顔は全くの無表情です。
むしろ冷徹というべき表情になっています。
今まではがい締めにされながらも暴れていたタイワンちゃんすらその表情を見た途端
まるでで子犬のように大人しくてしまいました。
カンコ君はいつもと違うニホンちゃんの雰囲気を感じていましたが空気が読めないので
知らぬ顔で言いました。
「つまりニダ。ニホンよりウリの方が本が多いニダ。それだけウリの方がニホンの家を」
「詳しく知っているって言う事になるニダ!どうだ!わかったニダか!」
「物知りの尊敬するのは当たり前のことニダ〜!」
カンコ君はニダニダと笑いながら言い切りました。
ニホンちゃんは相変らず無表情をといてません。そしてカンコ君に答えました。
「そう言う事なの・・・それなら答えは簡単よ。」
ニホンちゃんの返答にカンコ君は戸惑います。
「ニ?ダ?」
ニホンちゃんは今までの無表情が嘘のように明るい笑顔で言いました。
「昔はもっといっぱい本があったけど、もうカンコ君の家に興味がないんだもの。」
634 :
雉虎:02/05/10 20:09 ID:GH1PqvXi
カンコ君はあまりに明朗快活な答えを聞きポカーンとしてしまいました。
ニホンちゃんはタイワンちゃんの手を引いて教室から出て行こうとしましたが
ドアの前で振り向き、カンコ君に言いました。
「あっ、それとカンコ君。あたしの家の勉強は勝手だけど、ストーカー行為はヤメてね。」
言われたカンコ君の方はと言うと目は空ろ、口は開きっぱなしです。
ショックだったのでしょうか。ピクリとも動きませんでした。
手を引かれ教室を出たタイワンちゃんは思いました。
『やっぱり、ニホンちゃんはニッテイさんの血を引いている。決して怒らせるのはヤメよう』と
心から思いました。
やがて校門前辺りまで来ると後ろの校舎から叫び声があがりました。
「アァァァァァァァイィィィィィィィィィグォォォォォォォォォォ!!!!」
おしまい
ソース
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2002/05/09/20020509000043.html
635 :
雉虎:02/05/10 20:15 ID:GH1PqvXi
雉虎です。こんばんは
今回こそは短めにと思いつつ書いたのですが
なんかだらだら長くなってしまいました。
ごめんなさい。
最近、力作が多いですね〜。
今後ともみんなでニホンちゃんが盛り上がっていけば嬉しいですよね。
自分も頑張っていきたいと思います。
みなさんのご意見、ご批評をお待ちしております。
637 :
:02/05/10 20:31 ID:e8hvYipK
>>636 曲がないのが寂しいが、
情勢が逼迫してるだけに、一刻も早く投下しる!
638 :
:02/05/11 00:58 ID:HPu7V/wc
結局負けちゃったけど、ニホンちゃんの知名度の高さには驚いたよ。
あっちこっちの投票にニホンちゃんの名が出て来るんだもん。
まあ、このスレ的にはいい宣伝にもなったってことで、
作家諸氏、これからも頑張っていい作品を読ませて下さい。
ええと…………人気投票の支援SS三題、本スレにも貼ってくれとの要望がありました
ので、貼っておきます。
残念な結果になってしまいましたが、他板との友好を図るという意味では、得ることの
大きいイベントだと思います。
……私は、これからも友好板の支援SSを書くつもりです………それしかできないもんで(w
「人気投票」
いつも賑やかな五年地球組の教室。………おや?なにやらみんな、机に向かって書き物していますね。
「えーと………ハ・ン・グ・ル………と」
綺麗な字で紙に鉛筆を走らせるニホンちゃん。一体何をやってるんでしょうね?
「しかし………先生達もお祭り好きだなぁ……。人気投票だなんて、何か意味あるのかな?」
「あら、面白いじゃありませんのアメリー君。わたくし、こういうのは好きですわ」
「うむ、たまには羽目を外すのも悪くはないな。なぁ兄上?」
「そうだな。僕らも参加する以上、精一杯盛り上げるとしよう」
どうやら、人気投票をやっているようですね。と、不意に教室の戸が開きました。ウヨ君とラスカちゃんが、
紙の束を抱えて元気良く走り込んできます。
「アメリーお兄ちゃーん!ラスカのクラスの票、もってきたよー!!」
おやおや。投票は全校で行われているようですね。
「あ、そーだ。ねね、みんな何処に投票するの?」
ニホンちゃんの問いかけに、ウヨ君とラスカちゃんを含めた全員が唱和します。
『もちろん…………ハングル!!』
……………ん?一人だけその声に加わらなかった人がいますね。そう、我らがカンコ君です。不審に思っ
たタイワンちゃんが、いまだになにやら書き付けているカンコ君の手元を覗き込みます。
「えーっと……カンコ家が一番ニダ!カンコ家を勝たせなかったら謝罪と……なに書いてんのよ、バカンコ!」
タイワンちゃんの怒声が、カンコ君の耳元で炸裂します。
「今回は、家じゃなくって板の投票なのよ!……あーっ!!おまけにコードまで書いてないし!無効票じゃ
ないの!もしかして自分のコード忘れたんじゃないでしょうね、このバカンコ!!」
タイワンちゃんに怒鳴り散らされ、チューゴ君に無言のまま締め上げられるカンコ君。おなじみの台詞も、
哀れにかすれてしまうのでした。
「ア…………………アイゴー………………………………」
おしまい
「祈り」
川のほとりに、小さな影がうずくまっていました。さみしそうな、そして頼りなさそうな、今にも消えてしまい
そうな儚げな姿。吹き渡る風に、綺麗な金髪がそよいでいます。……そう、ラスカちゃんです。
「………………ラスカちゃん」
その姿に、ニホンちゃんが声をかけました。ぴくり、と肩を震わせて、ゆっくりと振り向くラスカちゃん。その
顔を見たニホンちゃんは、息を呑みました。
「ど、どうしたの、ラスカちゃん…………!?」
ラスカちゃんは、大きな瞳にいっぱい涙をためていました。つ………、と、水晶のような流れが、なめらか
な頬に生まれ、陽光を弾きました。堰を切ったようにしゃくり上げるラスカちゃん。
「ひく………うぇ………ニホンおねぇちゃぁん…………ふええ〜〜〜!」
「ラ、ラスカちゃん、落ち着いて………どーしたの?誰かに苛められたの?」
ニホンちゃんの胸に顔を埋めて、ラスカちゃんはえぐえぐと泣くばかり。やがて、ぽつりと呟くように言いました。
「ハングル……………」
「え?」
「ラスカたち、負けそうなんでしょ?ほかのところにおされてるって……そんなの……やだよぉ……」
「ラスカちゃん……………………」
絶句するニホンちゃん。彼女たちが応援しているハングルは、今、いささか不利な状況にあるのです。
「大丈夫だよ………きっと負けない!わたしたちがついてるんだもん、ハングルは……きっと……」
つづき
「その通りさ!!」
ふいに投げかけられた言葉。ニホンちゃんとラスカちゃんが振り向くと、そこにはアメリー君が立っていました。
「なぁ、ラスカ………ニホンちゃんの言うとおりだ。俺たちは負けない。だから、もう泣くなよ………俺やニホ
ンちゃんが、お前に嘘言ったことあるか?」
ふるふるとかぶりを振ったラスカちゃん、涙を拭うと、晴れ渡った青空のような笑顔を見せました。
「うん………そうだね、そうだよね!ラスカたちは、まけないよねっ!?」
「ああ!」
力強く頷くアメリー君。自信が漲るその表情には、一点の曇りもありません。
「さ………家へ帰ろう、ラスカ。なにも心配は要らない。きっと………!!」
「うん………ニホンおねぇちゃん、めいわくかけて、ごめんなさい」
「ううん、いいのよ、ラスカちゃん。…………ばいばい」
手を繋いで家路を辿るアメリー君兄妹を見送ったニホンちゃん。大きくため息をついて、そっと手を組みまし
た。祈るように、組んだ手を口元に運びます。
「そう………きっと………ハングルは……………………!!」
期待と不安。そして希望。それぞれの想いを乗せて、決戦の刻は流れてゆくのでした。
おしまい
「とまらない時の中で」
人いきれと、いささか無秩序なざわめきが、そこには満ちていました。人気投票の投票所。締め切りが近
いそこには、様々な人が集い、話あい、そして笑いあっています。
その中に、五年地球組のメンバーも顔を揃えていました。既に投票を済ませた彼らは、一向に減る様子の
ない人の波を、ぼんやりと眺めています。
「ねえ………ハングル、どうなったかな…………?」
誰にともなくつぶやいたニホンちゃんに、ゲルマッハ君が答えます。
「分からない。…………でも、僕らはやるべき事はすべてやった。人事を尽くして天命を待つってやつだね」
「うん…………………………」
再び舞い降りてくる沈黙。まるで、彼らの周りだけ、音が切り取られたかのようです。
………………やがて、それに耐えかねたかのように、カンコ君が声を張り上げました。
「ウリ達が負けるなんてあり得ないニダ!万一負けたとしたら、不正があったに違いないニダ!!」
その瞬間、うなりを上げて飛んできた消しゴムが、カンコ君の額を直撃します。
「……………………………やかましい」
手近にあった消しゴムを投げつけて、彼を沈黙させたアメリー君が吐き捨てます。
「不正なんかあるわけないだろう。みんな正々堂々と投票してるんだ、彼らを侮辱するな!」
周囲から、真っ白な視線を注がれて、カンコ君は顔面キムチ色です。
ニホンちゃんは、そんな騒ぎに目もくれず、一歩踏み出しました。目を閉じ、俯いていた顔を上げて、まるで
歌うように言葉を紡ぎ出します。
「ハングルの皆さん。そしてハングルを応援してくれた皆さん…………………本当に、お疲れさまでした」
「ハングルが勝ち残ることができるか………それは、正直いって分かりません」
「でも……………………………」
ニホンちゃんの横に、タイワンちゃんが進み出ました。
「あたしたちは……………みんなに感謝しています」
つづき
さらにチューゴ君が並びます。
「みんなの気持ちに、感動しているアル」
何かが弾けたかのように、それに唱和してゆく五年地球組の面々。
「ハングルはここで消えるかもしれない。逆に勝ち残ることができるかもしれない」と、ゲルマッハ君。
「でも…………とても楽しかった。勝っても負けても、その気持ちは変わらない」と、アメリー君。
「私たちは誓う。またここに戻ってくると」と、アーリアちゃん。
「その時は、また、楽しいときを過ごそうね…………特に女の子と」と、マカロニーノ君。
「あたくしたちを助けてくれた他板の方々、本当にどうもありがとう」と、フランソワーズちゃん。
「貴方がたのお力、とても心強かったですわ」と、エリザベスちゃん。
「そして………ハングルとぶつかった板の皆さん」と、インドネシアちゃん。
「…………お疲れさまでした。結果がどうであれ、楽しい時間をありがとう」と、ベトナちゃん。
「それから…………………」
ニホンちゃんが、鈴のように澄んだ声を響かせます。
「まだ投票していない方々………………今更、ハングルに入れて欲しいとはいいません。あなたがたの感
じたままを投票なさってください。今この瞬間………わたしたちは、板の違いをのりこえて、一つのことをな
そうとしているんです…………それを、楽しんでください…………」
「ウリ達も楽しかったニダ…………だから………だから………………」
みんなの声が、ひとつに重なります。
『みんな……………必ず、また、逢おうね!!』
おしまい
646 :
:02/05/12 00:56 ID:JPw8h97J
>>639 わざわざ手間かけさせてしまって申し訳ないです。
感謝。
>>645 見られない・・・・・。
昨日のほうは見られるけど。
そういえば、雉虎さんもあっちに書いてたっけなぁ。
出来れば、それも転載して欲しいな。
・・・・・・・・と、クレクレ厨みたいなことを言ってみたりして。
649 :
訂正:02/05/12 13:30 ID:hoY8vm+k
>>650 うわっ!、萌へるFLASHだっ!
ところで昨日チャットでFLASH作者さんの名前五文字をハンドルにしちゃってたよ。
騙りになってしまったんじゃないかと鬱だ。
次からは違う名前で逝きます。
652 :
雉虎:02/05/12 15:37 ID:K3xAVonx
ハングル板救援物資「ニホンちゃん」
「きっと負けない」
河原にうずくまる一人の少女が一人います。
「ベトナちゃん、なにをしているの?」
ニホンちゃんがその少女に声をかけました。
振り返ったその少女の純白のアオザイは夕日うけ朱に染まっています。
ニホンちゃんはその美しさに一瞬、ハッとなってしまうくらいです。
少女は答えます。
「河を・・・河を見てたの・・・」
ベトナちゃんはニホンちゃんにかすれ消えるような声で答えます。
「横、いい?」
ニホンちゃんはベトナちゃんの隣に座りました。
ベトナちゃんはそんなニホンちゃんを優しい微笑みで迎えました。
しばらく二人は夕日に染まる川面を眺めていました。
そしてゆっくりとベトナちゃんが話ます。
「今、全版人気トーナメントの決勝戦をやってるわね」
「うん、ちょっと<<ハングル>>は押され気味みたいね」
ニホンちゃんは少し悲しいそうな声で答えました。
二人は少し川面を静かに見ていました。
「夕日の河を眺めているとあの時を思い出すの・・・」
「あの時?」
653 :
雉虎:02/05/12 15:38 ID:K3xAVonx
ニホンちゃんはベトナちゃんの方を見て少し驚きました。
ベトナちゃんは唇を少しかみ締め、腕の火傷を隠す為に巻かれた
包帯を握り締めています。
「あの時・・・アメリー君とカンコ君が私を追いかけ回してたあの時・・・」
「ベトナちゃん・・・」
ニホンちゃんは俯いてしまったベトナちゃんをただ見守っています。
ベトナちゃんは俯きながらも話を続けます。
「それに今がすごい似てるの・・・だって・・・<<ラーメン>>さんと<<数学>>さん・・・」
「すごい強いじゃない・・・だから怖いの・・・」
呟くように話すベトナちゃんをニホンちゃんはそっと優しく抱きしめました。
「ベトナちゃん、大丈夫だよ。あの時だってベトナちゃんは頑張って勝ったじゃない!」
「ううん、ベトナちゃんだけじゃなく色々な人が応援してくれて負けなかったじゃない。」
ニホンちゃんは優しく包み込むようにベトナちゃんを励まします。
「今回だってきっとそうよ。今回も色々な人が応援してくれるよ。きっと負けないよ。」
ベトナちゃんは俯いていた頭を上げニホンちゃんを見ました。
そこには夕日に照らされた暖かい笑顔がありました。
その暖かな笑顔を見たベトナちゃんは心の奥にあったなにかが溶けて消えてゆくのを
感じました。
「そうね・・・ごめんね・・・まだ終わってないものね・・・」
ベトナちゃんはにっこりと微笑むとニホンちゃんに答えました。
ニホンちゃんは、すくッとその場から立ち上がるとベトナちゃんに手を差し出します。
「さぁ、行こう!色々な人に応援をお願いしに。」
ベトナちゃんはその差し出された手を握り立ち上がりました。
「うん・・・」
そうして二人は夕日の河原を手を繋ぎ歩いていきました。
そして何処とも無く風に乗りこんな声が聞こえてきます。
「<<ハングル>>マンセー!!清き一票を!!」
おしまい
654 :
雉虎:02/05/12 15:40 ID:K3xAVonx
雉虎です。こんにちは
>>646 リクエストにお答えします。決選投票の時に救援物資として提供したものです
655 :
:02/05/12 15:50 ID:pOa2y+tX
極右どもにへつらってまで人気をとりたいか?
最低だな
656 :
:02/05/12 17:11 ID:b2jiO2bn
>>655 禿同
つーかウヨヲタどもの妄想を煮込んで固めたようなスレだな
流石ハン板
クソみたいな嫌韓ネタでスレが育つとは
住人のレベルが違いますなぁw
657 :
:02/05/12 17:15 ID:fr2npV7L
こりゃまた露骨なカンコ君が出てきたな。
恥かきにきたの?
>>656 ウヨヲタねぇ・・・。
ハン板をそう言って罵る板を最近知りました。
そこの板の人はまるでサヨおじさんのように、偏見に満ちていて
よい部分は全く無視し、悪い部分をあげつらっては悦に至ってました。
猫が虐待死させられて皆が怒っているのを、『集団ヒステリー』と笑っている
あそこの板の住民には、ニホンちゃんの良さはきっと理解できないでしょうね。
659 :
:02/05/12 17:29 ID:od517hgC
>悪い部分をあげつらっては悦に至ってました
これってこのスレのこと?
>>659 あー、ちゃいます。
ハン板全体が差別主義者の巣窟(すくつとは言わない)だと言ってます。
在日と語るスレとかは全く無視ですわ。
ニホンちゃんと関係ないので、この話題はここまで
661 :
:02/05/12 18:31 ID:aBTW5NwG
小5の女を主人公とするような話をおまえらが勝手に楽しむ分にはいいが、
そこらじゅうにはりつけるな。キモイんだよ。
>>658 左翼思想に走る人間って、その動機を聞いてみると大概
「ファシズム・国粋主義に対する嫌悪」なんですよね。
オイラも国粋主義者と全体主義者は逝って欲しいです。
ただ、左翼から全体主義が生まれるケース(ex.スターリン以降のソビエト)もあるというのに
大部分の左翼活動家はそれに気づかず「所属団体マンセー」を必死で唱えつづけています。
とにかく「右翼だから」「自民党支持者のやってる事だから」と
もっともらしい理由をつけて嫌悪を露にし、浅知恵じみた批判ばかりを繰り返します。
・・・お前ら、安田講堂弾圧事件以降、何か学習したのかよ?と小一時間問い詰めたいです。
大切なことは「世界から全体主義を一掃する事」であり、その他の活動はあくまでも手段に過ぎないはずなのです。
左のお偉いさんたちは、大概それがわからないのです。
オイラは同じ左翼活動家として、いつも忸怩たる思いにかられています。
しつこく続けちまってすみません。>放置=ウィン様
663 :
朋萌:02/05/12 19:40 ID:lQoDEPsN
政治思想板からの出張かな?(決め付けは好かんが)
ご苦労なこった。(w
664 :
:02/05/12 19:59 ID:HDm9frtc
まあ、叩きたい気持ちは判るけど、のってしまっては奴の思う壺。
過去にあの板のストーキングスレでぐちゃぐちゃ言われた時に、
きっちりネタにして返した先人を見習うべきだと思うよ。
>>654 サンクス。
665 :
欽ドソ!:02/05/12 23:01 ID:bw9CWxVR
初カキコ御免!!
今日は、全校をあげて校外学習です。ファミリーレストランチェーン「でねーず」に体験学習としてお手伝いに来ています。
「ガッシャァァン!」
あらあら、あちこちから粗相の音が聞えてきてます。さて、個性的な地球組の面々、どうなることらや・・・
*良い子?*
ラスカ「あう・・・お皿割っちゃったよ〜ごめんなさぁい、おじさん・・・」
目にいっぱいの涙をためて謝るラスカちゃん、一所懸命に破片を拾い集めます。
ウヨ「す、すみません!僕の不注意で割ってしまいました。おじさん、ごめんなさい!」
割れた皿はまず置き、礼儀正しく謝ってます。それを見ていたニホンちゃん、急いで飛んできます。
ニホン「あぁ、ごめんなさいごめんなさい!二人のお皿は私がおこずかいで、弁償しますから許してください。」
ラスカ「ふぇぇぇ〜ニホンおねぇちゃ〜ん!」
ウヨ「姉さん、すいません。僕がもっとちゃんとしてれば・・・」
店員A「・・・え〜っと、もういいよ、次から気をつけてね。」
おやおや、苦笑いしながら店員のおじさん、片付けを手伝ってくれてます。
666 :
欽ドソ!:02/05/12 23:03 ID:bw9CWxVR
(つづき)
*悪い子?*
「ざわざわざわ・・・」
おや?アッラー組の方で、なにやら騒がしいですねぇ・・・
サウジ「・・・だから、運命なんだって。」
店員B「いや、運命って・・・これは君が割ったんじゃないか・・・」
サウジ「だから、私が割らなくても、誰かが割ってたんだ!」
イラン「うん、運命だ。アッラー様のお決めになった運命だ。」
イラク「イランと同じ意見はむかつくが、アッラー様は偉大だ。」
アッラー組一同「そうだそうだ、アッラー様の運命に感謝〜!」
・・・みんなで聖地の方を向いて、神様を称えるお祈りを始めてます・・・
店員B「・・・・・」
店員のお兄さん呆然・・・合掌チ〜ン・・・
667 :
欽ドソ!:02/05/12 23:07 ID:bw9CWxVR
(続き)
*悪い子?*
「ざわざわざわ・・・」
おや?アッラー組の方で、なにやら騒がしいですねぇ・・・
サウジ「・・・だから、運命なんだって。」
店員B「いや、運命って・・・これは君が割ったんじゃないか・・・」
サウジ「だから、私が割らなくても、誰かが割ってたんだ!」
イラン「うん、運命だ。アッラー様のお決めになった運命だ。」
イラク「イランと同じ意見はむかつくが、アッラー様は偉大だ。」
アッラー組一同「そうだそうだ、アッラー様の運命に感謝〜!」
・・・みんなで聖地の方を向いて、神様を称えるお祈りを始めてます・・・
店員B「・・・・・」
店員のお兄さん呆然・・・合掌チ〜ン・・・
そのころ、アジア班でも誰かが騒いでいるようです
カンコ「アイゴー、ウ、ウリは悪くないニダ!」
割れたお皿を手に、エラの目立つ顔をキムチ色に染め上げ力説しています。
タイワン「バカンコ!あんたが悪いんでしょ!」
カンコ「捏造ニダ!責任と賠償はニホ、げふぅ!」
タイワンちゃん、絶招炸裂!カンコ君、白目をむいて痙攣してます。
タイワン「フン!いつも都合の悪いことは他人のせいにする!」
店員C「・・・あの、どうでも良いけど早く片付けてね・・・」
カンコ&タイワン「ハ、ハァ〜イ。」
その足元ではイン堂君が、お皿の破片を見つめ・・・
イン堂「・・・これはもう皿ではないのか?いや、皿としての機能を無くしただけかも・・ブツブツ・・」
果てしなき問答空間に、はまり込んでました。
668 :
欽ドソ!:02/05/12 23:11 ID:bw9CWxVR
(続き)
一方、ユーロ班でも大騒ぎ・・・
フラン「あら、私としたことが。謝罪いたしますわ、でもこのお皿がフランス製でしたら割れませんでしたのに。」
エリザ「まぁ、勝手なことを。でしたら私どものお皿のほうが強いですわ。」
マカロ「オ〜ウ、うちの皿も強いよ、頑丈だよ。」
アーリア「皆好き勝手言っているが、兄さんどう思う?」
ゲルマ「うむ、割れてしまったものは仕方が無い。それよりは店内を整備して事故を少なくするべきだ。」
アーリア「あぁ、兄さん私もそう思う。」
店長「わ〜ん!論議はいいから早く片付けてぇ〜!」
そこへアメリー君がやって来て、店長の袖を引っ張ります。
アメリー「おじさん、災難でしたね。今度からは損害が出たときのことを契約しておいたほうがいいと思います。」
うしろで紫苑ちゃんが、うんうんと頷いている。
店長「あ、ああ。忠告ありがとう・・・(大汗)」
*普通の子?*
店長「せ、先生、オタクの学校には普通の子は居てないのですか?」
フラメンコ先生「・・・いません。」
ちゃんちゃん。
669 :
欽ドソ!:02/05/12 23:14 ID:bw9CWxVR
初カキコ、御目汚しかと存じます(汗)
これは、昔読んだものの本に「過失を犯してすぐ謝るのは、日本人とイヌイットだけ。その対極にいるのはイスラム勢」というのを読んだことがあります。
それと、自分の周りにいる各国の知人の反応を元に書きました。みなさんの周りの外人の方はどうでしょうか?
670 :
:02/05/12 23:17 ID:t5hATMQz
電波少年の15ヶ国語少女漂流記、
チェキ(日本人)の立場が「ニホンちゃん」的になってきたよ。
アメリカとヨーロッパ勢の抗争の板ばさみ。
インドネシアがチェキの心中を察してアメリカに和解を勧めるも
ガンとしてテントに篭城するアメリカ。
そしてスレ違いなのでsage。
671 :
雉虎:02/05/13 00:22 ID:h/fzqZrh
「夢と現実の狭間で・・・」
夜も更け月の明かりが地を照らし池の水面に静かにまた月が写り照らされています。
そう、今は真夜中
地球町全ての人が眠りについている時間です。
ニホンちゃんも布団の中でぐっすりと・・・おや?
ニホンちゃんは何かうなされているいるようですね。
では少しニホンちゃんの夢の世界にでも入ってみる事にしましょう。
「うわぁんわんわんわんわん!うわぁん!」
カイジおじさんが飼っている池洋犬「みょうこう」がしきりに吠えています。
みょうこうはアメリー君のところで訓練された特別に鼻と耳の良い
いーじすと言う種類の池洋犬です。
カイジおじさんはいーじす犬を4匹飼っていました。
みょうこうは以前もキッチョム君の花火「てぽどん」を見つけたことも
あるすごく利口な犬です。それがしきりに吠えている。
ニホンちゃんは嫌な予感がし慌てて家から飛び出しました。
ニホンちゃんが見たものは・・・
キッチョム君の家の中型花火の「のどん」がたくさん飛んできます。
ニホンちゃんは慌てて家の中に逃げ込みました。
「ど、ど、ど、どうしよう。」
慌てふためくニホンちゃんはとある事を思い出します。
ニホンちゃんは心の中で「落ち着け!落ち着け!落ち着け!」と思い
ダイヤルしました。
とるるるるる・とるるるる・とるる・・がちゃ・・・
「あ、アメリー君!助けて!花火がぁ、花火がぁ!!!」
672 :
雉虎:02/05/13 00:23 ID:h/fzqZrh
そうです。
ニホンちゃんの家は第二次町内大喧嘩の後、すべての喧嘩道具を
捨てる代わりにアメリー君がもし何かあった時、守ってくれるという
約束をしていたのです。
ま、その後でアメリー家の大人の事情の為、喧嘩道具は持っていましたが
サヨックおじさんやシャミンちゃん、アサヒちゃん達の反対で自由に使う
事は出来ません。
ですのでこういう時はアメリー君に頼るしかないのです。
「OH〜!落ち着いてニホンちゃん!わかったよ、すぐに・・・」
「って言いたいのは山々なんだけどね。僕は今、中東団と決闘中なんだよ」
「少し時間が掛かるけど待っててね。」
がちゃ・・・
「そ!そんな!アメリー君?あめりーくぅん!」
ニホンちゃんは切れてしまった電話をボーゼンと眺めていましたがやるべき事を
考えます。
「戸締りしなくちゃ!」
ニホンちゃんは、慌てて新潟窓を閉めようとしましたがすでに時遅し
キッチョム君が入ろうとしています。
「ニホ〜ン、お前はウリのモノになるニダァ〜」
キッチョム君は歪んだ笑顔を浮かべニホンちゃんに迫ります。
「きゃぁぁぁぁ!!」
ニホンちゃんは、驚き腰を抜かしてしまいます。
キッチョム君はそのニホンちゃんににじり寄ってきました。
その時!
「大丈夫か!ニホン!」
「カイジおじさん!」
カイジおじさんは、キッチョム君に飛び掛りました。
カイジおじさんはキッチョム君ともみ合いながら言います。
「ニホン!ここは俺に任せろ!他の窓を閉めるんだぁ!」
「うん!わかった!」
673 :
雉虎:02/05/13 00:25 ID:h/fzqZrh
ニホンちゃんは他の部屋に向かって走り出します。
ニホンちゃんが飛び込んだのは九州の間でしたがそこには驚きの光景が広がっていました。
「リクジおじさん!」
なんと九州の間ではリクジおじさんが傷だらけで倒れています。
ニホンちゃんは慌てて近寄り介抱しようとしました。
ですがリクジおじさんは最後の力でニホンちゃんに言います。
「い、いかん・・・ニホン、ここから離れるんだ・・・」
「どうして!リクジおじさん!誰がこんなにひどい事をしたの!」
ニホンちゃんは必死にリクジおじさんに問い掛けますがすでに意識を失っています。
ニホンちゃんはリクジおじさんの言い付け通りに部屋を離れようとした時、声が掛かります。
「ニホン!誰がリクジをやったのか教えてやるニダ!」
ニホンちゃんが振り返るとそこにはカンコ君が立っていました。
「カンコ君!どうしてここに・・・。それより誰がリクジおじさんを?」
ニホンちゃんがカンコ君に聞くとカンコ君は急にニヤけました。
「それは・・・ウリニダ!ウリがこいつをやっつけたニダ!」
カンコ君はいままで後ろに隠していたA−1k型ナイフをニホンちゃんに突き出しました。
ニホンちゃんは突き出されたナイフとリクジおじさんの90式ナイフを見比べました。
カンコ君のナイフは血塗られているのに対しリクジおじさんの90式ナイフは鞘からすら
抜かれていません。
そうです。リクジおじさんは「せんしゅぼーえー」に徹していた為に90式ナイフすら抜く
間もなく倒されてしまっていました。
「ひどい・・・」
ニホンちゃんはカンコ君を睨みつけましたがカンコ君は怯みもしません。
「どうして?どうしてこんなひどいことをするの!キッチョム君といいカンコ君といい・・・」
ニホンちゃんは言葉を途切りました。
「ま、まさかカンコ君とキッチョム君は・・・まさか・・・」
カンコ君はニダりと笑って答えました。
「そうニダ!ウリとキッチョムはトーイツしたニダ!そして協力してニホン・・・」
「お前を奪いに来たニダァァァァァ!」
カンコ君は言葉と共にニホンちゃんに襲い掛かります。
ニホンちゃんはカンコ君の突き出すナイフをかい潜り、九州の間を逃げ出しました。
674 :
雉虎:02/05/13 00:26 ID:h/fzqZrh
その後ろをカンコ君が追いかけます。
「ニホ〜ン!逃げても無駄ニダ〜!大人しくウリたちのモノになるニダ〜!」
ニホンちゃんは走りました。
自分の家の中なのに何処をどう走ったかもわからないぐらいに走りました。
そしてニホンちゃんは何かに躓き転んでしまいました。
その何かを見て驚きます。
「クウジおじさん!」
ニホンちゃんはボロボロになったクウジおじさんに躓いてしまったのです。
「おじさん!おじさん!しっかりして!」
呼びかけに気が付いたのかクウジおじさんはうっすらと目を開けます。
「二、ニホン・・・無事でよかった・・・」
ニホンちゃんはハンカチでクウジおじさんの額の血を拭きました。
「ニホン、俺はいい・・・逃げろ・・・」
「そんなぁ、おじさんを置いては行けないよぉ」
ニホンちゃんは涙を浮かべて答えます。
「もう・・俺は駄目だ・・・なぁ・・ニホン・・」
「なに?おじさん?もう喋らないで」
クウジおじさんはニホンちゃんを優しい目で見て言いました。
「悔しいなぁ・・・俺たちも・・すぐに対応が出来たら・・お前がこんな目には・・・ぐはっ」
クウジおじさんは最後の力を振り絞ってニホンちゃんを突き放しました。
「さぁ!・・行け!・・逃げろ!逃げるんだ!・・ニホォォォン!」
クウジおじさんの必死の叫びを聞き、ニホンちゃんは走り出します。
ニホンちゃんはクウジおじさんの最後の言葉が耳から離れません。
悔しくて悔しくて涙が止まりません。
その時、玄関でインターホンが鳴りました。
ニホンちゃんは玄関に向かい、そして勢い良くドアを開けます。
675 :
雉虎:02/05/13 00:27 ID:h/fzqZrh
そこにはアメリー君が立っていました。
「やあ!お待たせ!遅くなってごめんネ」
「アメリー君・・・」
ニホンちゃんはぼろぼろと涙をこぼします。
アメリー君が神様のように見えます。
「ニホンちゃん、泣かないで!それで?侵入者はどこ?」
ニホンちゃんは涙を拭き答えました。
「うん、うん、ごめんね。こっちなの。案内するね。」
ニホンちゃんがアメリー君の前に立ち進もうとした時です。
ニホンちゃんの後ろでナイフを抜く音がします。
ニホンちゃんは驚いて振り返るとそこにはニホンちゃんにナイフを突き出すアメリー君がいました。
「どう・・して・・」
ニホンちゃんは驚きのあまり言葉が途切れます。
「ごめんネ、ニホンちゃん、色々考えたんだけどサ。やっぱりニホンちゃんは僕の家の身内の方が」
「なにかと守りやすいんだよネ。だから僕の53番目の兄弟になってくれない?」
アメリー君の口元は笑っていましたが目はまったく笑っていません。
「ど、どういうことなの?アメリー君?」
ニホンちゃんは身の危険を感じ後退りしながらアメリー君に問い掛けます。
アメリー君は一気にニホンちゃんに向かって飛び掛りながら言いました。
「だから俺のモノになれって事だよ!」
「きゃぁぁぁぁぁ」
ニホンちゃんは抵抗しましたが力の差は歴然としています。
すぐに追い付かれてしまいそうになり、慌てて隣の部屋に飛び込み鍵をかけました。
そして次のドアを開け逃げようとドアを開けるとそこにはキッチョム君とカンコ君がいました。
ニホンちゃんは慌ててドアを閉め鍵をかけます。
676 :
雉虎:02/05/13 00:29 ID:h/fzqZrh
そして部屋の真ん中でへたり込んでしましました。
左右のドアからガチャガチャとドアを開けようという音が聞こえます。
そしてステレオのように言葉がニホンちゃんに浴びせられます。
「「「ニホ〜ン、俺のモノになれ〜!」」」
にほんちゃんは両耳をて塞ぎ悲鳴をあげてしまいました。
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ガバッ!
ニホンちゃんは布団から飛び起きます。額には汗が滝のように流れていました。
ニホンちゃんは汗を拭き、荒い息をととえると窓の外を見上げました。
外は満天の星と大きな月がニホンちゃんを照らしています。
ニホンちゃんはもう一度、布団にもぐり天井を見上げ呟きました。
「ゆーじほーせー・・・真剣に考えなきゃだめかな・・・やっぱり」
ニホンちゃんはゆっくりとまぶたを閉じるとまた眠りの世界へと落ちていきました。
おしまい
コワー、ガクガクブルブル・・・
すごくこわい・・・。
(このHMもヤバイかもしれんが・・。)
う〜ん・・・「他国侵略の恐怖」を取るか、「国家総動員法の再来」を取るか・・・
法案の瑣末的な中身も含めて、真剣に議論して欲しいものです。>永田町のセンセ方
680 :
はち:02/05/13 17:24 ID:08OG+5cq
>>671-676 今回はちょっと怖かったです。
俺的には面白くて笑える作品が好きなのですが・・・
また新作待ってます。
俺はこういうのでもイイ!!
682 :
雉虎:02/05/13 18:39 ID:h/fzqZrh
「酔いどれカンコ君」
「くぅぅぅ・・・効くなぁ、給食の後のウォッカは」
誰もいない昼休みの屋上でロシアノビッチ君はウォッカを煽っているようです。
ごろん
寝転んだロシアノビッチ君は空を眺め呟きます。
「空が青いなぁ。最近は家の中も多少は静かだし・・・こうして酒も飲める!」
ぽかぽかとあたる日の暖かさにロシアノビッチ君はうたた寝をし始めてしまった
ようです。
がちゃ・・・
重い鉄製の屋上のドアが開きました。
現れたのはカンコ君です。
「くっそ〜、タイワンとアーリアが側にいるとニホンに謝罪と賠償が求めにくいニダ」
おや、カンコ君、顔に靴の跡が付いてますね?
またタイワンちゃんの蹴りでももらったのでしょうか?
「あの乱暴女、ニホンの教科書を訂正しただけですぐ蹴るニダ!」
どうも図星のようでした。
でもカンコ君、それは訂正では無く落書きじゃないですか?
「あ〜なんとかニホンに謝罪と賠償を求める方法は無いニダか〜」
カンコ君は腕を組み只でさえ無い知恵を絞って考え始めました。
すると?
「ニ?ダ???」
カンコ君はふと前を見ると誰かが大の字になって寝てるではないですか。
そうです。ロシアノビッチ君がイビキを掻いて寝ているのです。
683 :
雉虎:02/05/13 18:41 ID:h/fzqZrh
「ロシアノ・・・」
カンコ君は声を掛けようとしましたが、ふと手に握られたウォッカに
目が行きました。
カンコ君は考えます。
『ロシアノビッチはいつもあれも飲んでいるニダ・・・』
『そんなに美味い物ならウリも飲んでみたニダ・・・』
カンコ君はロシアノビッチ君の手からウォッカをそっと取ると口元に運んでみました。
「ぐはっ、すごい臭いニダ〜」
カンコ君、顔を顰めましたが今度は思い切って・・・
ゴクリ・・・
「#$%&’@*+¥=!!!」
カンコ君は声にならない悲鳴をあげます。
その悲鳴にロシアノビッチ君が気が付き起き上がりました。
ロシアノビッチ君は奇声を上げ走り回っているカンコ君に何が起こったかわからないという
表情でしたがカンコ君がウォッカのビンを持っている事に気が付き悟ったようです。
「なんだ、カンコ。お前も飲めるのかぁ」
カンコ君、お酒を飲んで走り回ると更に酔いますよ・・・あ、時遅し
カンコ君はすで真っ赤です。鼻から赤い息が見えるくらいです。
ロシアノビッチ君はカラカラと笑っていましたがカンコ君からウォッカを取ると
一口、口に含んだ後カンコ君に渡します。
「カンコ、飲め!」
カンコ君はウォッカのビンをひったくるように受け取ると今度はかなりの勢いで口に含みました。
ゴボゴボゴボ・・・
「ぴぃぃぃぃ〜、効くニダ〜〜・・・ヒック」
カンコ君、目が据わっています。しかもお約束のようなヒャックリまでしています。
「おー!カンコもイケるじゃねぇか!」
ロシアノビッチ君はまたカラカラと笑いウォッカのビンを口に含み、カンコ君に渡します。
カンコ君はまたウォッカを受け取るとラッパ飲みしようとして上を向いた時、そのままの
勢いで後ろにひっくり返ってしまいました。
684 :
雉虎:02/05/13 18:41 ID:h/fzqZrh
「ヴぁ〜だぁ〜・・・お空がぁ・・お空が回っているニダァ〜〜」
カンコ君はそのままゴーゴーとイビキをかいて眠ってしまいました。
「ちぇ・・・これからだってのに・・・しゃあねぇ授業に戻るか・・・」
ロシアノビッチ君は寝てしまったカンコ君を置いて教室に戻ってしまいます。
教室ではちょうどフラメンコ先生が点呼を取っている時でした。
「あら、ロシアノビッチ君、ギリギリセーフにしとくわよ」
フラメンコ先生はロシアノビッチ君にウィンクして告げます。
「スパシーボ・・・」
ロシアノビッチ君は席につきます。
「カンコ君がいないわねぇ。はぁ〜い、誰かカンコ君を見た人はいませんかぁ」
クラスのみんなはざわめきます。
「カンコなら屋上にいました。」
ロシアノビッチ君が言いました。
「しょうがないわねぇ、じゃ先生はカンコ君を呼んできますのでそれまで大人しくしてる事〜、いいですね」
「はぁ〜〜い」
フラメンコ先生の言葉に対してクラス全員が勢い良く答えました。
そして
屋上でフラメンコ先生が見た光景は・・・
酒瓶を抱え真っ赤な顔で泥酔しているカンコ君でした。
屋上から悲鳴が上がったのは言うまでもありませんね。
「アーーーーイーーーーゴーーーー!!!」
その悲鳴を聞くとロシアノビッチ君がボソリと呟きました。
「酒はほどほどってな・・・」
おしまい
ソース
http://japanese.joins.com/php/article.php?sv=jnews&src=soci&cont=soci0&aid=20020512204356400
685 :
雉虎:02/05/13 18:46 ID:h/fzqZrh
雉虎です。こんばんは
最近、ネタ探しで結構、苦労してます。
領事館事件で叩かれまくりなので仕方ないんですが。
前回はソース無しのネタでした。
>>677-681 コメントありがとうございます。皆さんの意見が勉強になります。
今回はお酒が絡む話です。未成年の方、解りずらいかもしれませんがご容赦願います。
ご意見、ご批評を楽しみにお待ちしております。
686 :
:02/05/13 19:01 ID:1ruwMy+i
走れ早く。
ノルウェーの皆様、オイラのことは犬と呼んで下さい( ̄▽ ̄)
>>684 大学時代、韓国文化研究サークルにいたことがあった関係で、
よく韓国人留学生と一緒に飲んだものでした。
彼らには「ウリナラリミッター」とでも呼ぶべきものがあるようで、
その範囲内ではきわめて理知的な飲み方をするのですが、
ひとたびリミッターを超えた時の悪酒ぶりときたら、そりゃもう(T▽T)
でも探しに逝ったのが、フラメンコ先生ってのは2重にまずかったかも。
「こ、このウリナラキティめ・・・あたしだって仕事中だから我慢してるのに・・・」とか。
688 :
ななし:02/05/13 21:53 ID:0MobYMn/
>>687 スペインやギリシャには、アルコール濃度が54%もある酒があるそうな。
・・・そのままウォッカがぶ飲みしまくるフラメンコ先生萌え。
689 :
&:02/05/13 23:06 ID:q9xgTwFm
>>688 ポーランドの“スピリタス”というウォッカは
度数96%。消毒用アルコールより上です。
「火炎瓶になるからね」と注意して
販売する酒屋さんもあるくらいw(実話)
690 :
:02/05/14 00:08 ID:q1ONmvDR
>>689 買ったことあるけど、すごいよ。
冷凍庫で保存していたけど、凍りゃしない、少しトロミが増すかなっていうぐらいだからねぇ。
「カンコ君、ちょっと話があるんだけど」
クラス一の秀才であるノーベル・スウェーデン君が、なんとも珍しいことにクラス一の問題児に話しかけています。
彼は地球組の生徒が良い行いをするとその貢献を評価してみんなの前で褒めてくれるので、彼から声を掛けられるのは名誉なことでもあるのです。
「ええ? ウ、ウリニダか?」
話しかけられたカンコ君の方が驚いています。
実は以前、カンコ君は「ニホンを10回も褒めているのに、どうしてウリは褒めてくれないニダか!? 謝罪と(以下略)」とまくし立てて、ノーベル君を困らせたことがあるのです。
仕方ないのでのノーベル君は去年一度だけカンコ君を褒めてあげました。
その褒めた内容だって、『今までニホンちゃんに意地悪してきたのに、最近は大人しくなったね』程度で、本当はそれほど大したことではないのです。
なのに今年の年頭には調子に乗って「ウリの作文をクラス1番と褒めるニダ!」なんて無茶を言ってくるので、ほとほと呆れていたのです。
それ以来かなり疎遠になっていたはずの関係なのに、今回に限ってノーベル君は積極的にカンコ君に近付いていきます。
「そ、そうニダか。やっとウリの素晴らしさが認められたニダな? マンセー!!」
スゴく喜んでいます。
まるでクラス中に無料で犬肉のハンバーガーを配りかねない勢いです。
「で、何を褒めてくれるニダか?」
「褒めるっていうか……君のシューキューを取材させて欲しいんだけど」
「シューキュー? 確かにウリのシューキューは半万年の歴史を誇っているニダが……」
話は外れますが、当然ニホン家に先祖代々伝わっている鞠蹴り遊びもカンコ家が教えてやったことになっているようです。
「とにかくノーベルがウリに教えを請うとは気持ちいいニダ。何でも聞がいいニダ!」
カンコ君はもう地球組のリーダーシップを掌握した気分です。
来月のシューキュー大会ではベスト4入りを確信までしていました。
続き
対してノーベル君の目は少し笑っていました。
「あのね、例の泣き方を教えて欲しいんだけど」
「ニ、ニダ?」
「カンコ君のうなだれ号泣は見事だからね。シューキュー大会で負けたときにはそれを参考にしようと思ってるんだ」
少し間を置いて、やっとノーベル君の真意を理解したカンコ君は躰を震えさせ始めました。
顔は完全にキムチ色に染まっています。
「ア……ア……アーーーーーイーーーーーーーグォーーーーー!!」
「あ、それそれ」
床にひっくり返り手足をばたつかせ、さながら爆発するように絶叫するカンコ君を、ノーベル君は冷静に観察していました。
さすがは花火の発明で有名なスウェーデン家だけあって、火薬の取り扱いには慣れているようです。
次の日、誰の仕業か解りませんがノーベル君の机には嫌がらせの塩が撒かれていました。
「ま、キムチを撒かれるよりはいいか」
それでもノーベル君は冷静でしたとさ。
ソース:
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2002/05/10/20020510000062.html
693 :
転載氏:02/05/14 00:31 ID:jnqpDOVd
試薬のエタノールを飲んだ人がいたが、さすがににがいそうだ。
>ポーランドの“スピリタス”というウォッカは
>度数96%。消毒用アルコールより上です。
味があるのか?
>>693 飲んだことありますけど、覚えてません。有って無い様なものかと。
ボトル6割飲んだ時点から記憶が消えてしまいました。
695 :
転載氏:02/05/14 01:01 ID:jnqpDOVd
>694
レスをありがとうございます。
にがくないようだから、なんらかの味があるらしい。
>>693 友人曰く「4%の味がする」だそうです(謎)
自分は口の中がスーっとする以外覚えてません。
697 :
U-名無しさん:02/05/14 19:31 ID:/SJ45F1U
『風見鶏(1/4)』
夕方、委員会の仕事で遅くなったニホンちゃん。タイワンちゃんと待ち合わせ
した教室へ行くと、そこではチューゴ君とタイワンちゃんが言い争いの真っ最中
でした。険悪な雰囲気に恐る恐る入っていくニホンちゃん。
「タイワン。何故お前は俺の子分にならないアルか。逃げまわっても無駄アル」
「わ、わたし、チューゴ君の子分になんてならないよ。そんなの変だよ!」
余裕の態度で言い放つチューゴ君にタイワンちゃんも必死に言い返しています
が、目は既に真っ赤に腫れ涙が溢れています。親友の涙にニホンちゃんの小さな
胸も痛みます。
「あ、あの、チューゴ君…」
「ニホンか、ニホンは黙ってるアル」
「で、でも」
「黙ってるアル!」
なんとが場を取り持とうとするニホンちゃんですが、チューゴ君の凄みの効い
た声になにも言えなくなってうなだれてしまいました。
「…(タイワンちゃん、タイワンちゃん、ごめんなさい。私…)」
タイワンちゃんを助けたいのに何も出来ない自分が悔しくて、何時の間にかニ
ホンちゃんの目からも涙が溢れています。
でも、そんな回りの雰囲気も気にする事なくチューゴ君はタイワンちゃんを責
め続けています。
698 :
U-名無しさん:02/05/14 19:34 ID:/SJ45F1U
(2/4)
「お前もキッチョムやカンコみたいに俺の子分になるアル。そうしたらイジメる
のは止めて可愛がってやるアルよ。元々お前はウチの親戚アル」
「そうニダ。ウリの妹分にしてやるニダ。可愛がってやるニダ」
何故か突然チューゴ君の背後から飛び出したカンコ君、タイワンちゃんのスカ
ートをめくってニダニダとイヤらしく笑っています。カンコ君は”可愛がる”の
意味をチョット誤解しているみたいです。
タイワンちゃんはそんなカンコ君の行為に拳をギュッと握って耐えていました
が、涙にぬれた顔をキッと上げてチューゴ君を睨みつけると叫びました。
「アンタ達こんなことしてタダで済むと思ってるの!アメリー君やニホンちゃん
達が黙ってないんだから!!」
こんなに激しく抵抗されるとは思ってなかったチューゴ君もコレにはちょっと
たじろぎます。
「…タイワンちゃん」
普段大人しい笑顔しか見たことのないニホンちゃんもビックリです。しかし、
相変わらず空気の読めないカンコ君は一人で浸りきっています。
「無駄ニダ。ニホンなんかなんの役にもたたないニダ。ニホンもウリの妹分にし
てかわいがってやるニダ。パンツ脱がしてやるニダ」
「(…タイワンちゃん。わたし、わたし…)」
とその時、
699 :
U-名無しさん:02/05/14 19:35 ID:/SJ45F1U
(3/4)
「いい加減にしろよ、お前達」
「アメリー君!」
「アメリー君!」
タイワンちゃんとニホンちゃんの声が綺麗にハモリます。こんな時に美味しい
所をさらって行くのはやっぱりアメリー君です。
「チューゴ、こんな所で女の子イジメとは穏やかじゃないな。なんなら俺が相手
になってやってもいいんだぜ?」
目に物騒な光りを宿らせてアメリー君がチューゴ君を睨みつけます。チューゴ
君も負けじと睨み返しますが、ちょっと分が悪いと思ったのか突然踵を返すと、
「…別に、虐めてた訳じゃないアル」
と言って教室から出て行ってしまいました。
知らず知らずのうちに教室に大きな溜息が漏れます。
「二人とも大丈…」
アメリー君のそんな台詞を遮ったのは無論我等がカンコ君です。
「ふぅ、危なかったニダ。ウリの機転がニホンとタイワンを救ったニダ。チュー
ゴは反省するニダ。ニホンはウリに感謝して援助しる!!」
ガハハと笑うカンコ君にはこれ以上ないような冷たい視線が集中しています。
「・・・・」
「・・・・」
「いい加減その手を離しなさいよ」
そう、カンコ君はまだタイワンちゃんのスカートの裾を握ったままだったのです。
「ニダ?!ち、違うニダ。ご、誤解ニダ。ウリは時間を稼ごうとして…」
700 :
U-名無しさん:02/05/14 19:36 ID:/SJ45F1U
(4/4)
「アァァァァイィィィィィグゥォォォォォォォォーーーーーーー!!!(キラーン)」
カンコ君は星になりました。
タイワンちゃんの手で。
「アメリー君、ありがとう。やっぱりアメリー君だね。頼りになる」
「いやあ、俺はタイワンちゃんに手を貸しただけさ。立派だったよ」
「それからニホンちゃん…」
「ご、ごめんなさい、ごめんなさいタイワンちゃん。私、私、怖くって、それで、
私、…ごめんなさいっ」
ニホンちゃんの目からは止め処も無く涙が溢れています。親友を助ける事も出
来なかった情けなさ、悔しさが後から後から溢れてきて止まらないのです。
「ううん、ニホンちゃんもありがとう。ニホンちゃんが私に勇気をくれたんだよ」
「え?…タイワンちゃん?」
「ニホンちゃん、アメリー君も、帰ろっ!」
「…タイワンちゃん(タイワンちゃん、私、私頑張るから、タイワンちゃんみた
いになれる様に頑張るから)」
夕日を背にしたタイワンちゃんがちょっと大人びて見えた日でした。
701 :
U-名無しさん:02/05/14 19:38 ID:/SJ45F1U
スイマセン。
お邪魔してます。
海外サカ板からやってきました。
稚拙な文章が息切れしてる上にカンコ君があまりにひどいんじゃ無いかと
おもいましたが…、タイワンちゃんをかっこよく書きたかったので。
元ねたは特に無いです。
お邪魔さんでした。
702 :
名無しさん:02/05/14 20:37 ID:D2OZ4dGG
このスレ始めて見たけど最低だと思いました
何故なら日本を必要以上に善人に書いて韓国を必要以上に
悪人に書いているからです
日本人にだって悪人はたくさんいるし韓国にもいいひとはたくさん
いると思います
これを書いている人はとても利己主義的で傲慢な人です
こんなことをしているうちはいつまでたっても韓国と仲良くできないと思います
これを書いている人は反省して、はやく止めるべきです
703 :
棄て:02/05/14 20:51 ID:LSm3zmEZ
704 :
:02/05/14 20:59 ID:SrPEXfev
>>702 このスレだけじゃないんだけど…
もしかしてハン板自体初めて?
スレとか言ってるし、釣りでしょ。
放置放置。
706 :
名無しのゴンベ ◆TWFgpxs. :02/05/14 21:01 ID:3eUh6a8C
>>702 まさかリアルカンコ君とか?
このスレは寓話も洒落も理解出来ない人間の来るところではないのだよ
とっとと帰れ
>>702 すみません、これはどうやって縦読みすればいいんですか?
708 :
:02/05/14 21:01 ID:i5HRTKix
>>702 先進国においては国民性をジョークのネタに使うのは広く行なわれていることだよ。
それに対して怒りをぶつけるのは野蛮人。
人種ネタってのは世界のジョークの定番です。
709 :
桑の葉:02/05/14 21:03 ID:8j/gm49N
>>704 笑いの要素がツユほどもありません。
面白いことを書けるように努力しましょう。
710 :
桑の葉:02/05/14 21:05 ID:8j/gm49N
>>703 簡単なアナグラムだよ。
このスレを→紺野(モー娘)のこと
日本→二本→ツートップ体制でいく暗示
善人→前任→前のリーダーの電撃復帰
韓国→ソニン=ゴマキの弟の不祥事の被害者
悪人→悪は11画→11人のユニット
反省して→ハンセン師弟→ハンセン・小橋組
こうやって解釈すると・・・
「つんくは自分のわがままで、中澤さんを復帰させ
紺野とユニットを組ませて売り出そうとしています。
同時に11人のユニットを作ります。これはユウキが
不祥事をしたことへのお詫びの意味があります。
ライバルには中澤さんと噂のあった小橋選手と引退した
スタン=ハンセン組を要してます。
しかし、小橋選手の膝もハンセンの肉体も限界です。
こんな馬鹿な企画は早く止めるべきです。
となるわけだな。
マジレススマソ。
>>702 確かに、板そのものの傾向も手伝ってか、カンコは殊更キティに描かれているケースがほとんどです。
しかし、全ての作者が「チョンは氏ね」「韓国は滅亡汁」などと考えているわけではありません。
むしろオイラは「なぁ、いつまでもそんなバカな事やってんなよ。
そんなんじゃ、韓国はいつまでたっても国際社会の一員になれねぇぞ。」と
叱咤激励したいぐらいの気持ちで、いつもこの小説群を読んでいます。
702さん、今一度この「ニホンちゃん」を読み返してみて下さい。
できれば、元ネタとなった事件や報道も含めて。
そして、「祝!事故でチョンあぼ〜ん!!」などとうれしそうにほざくファシスト共を尻目に
「どうすれば、本当に韓国との良好な関係が築けるか」を、自分なりに考えてみて下さい。
「ニホンちゃん」作者一同は、決して韓国が嫌いなわけではないのです。
ただ、韓国国民に、自国のウリナラ電波ぶりを反省して欲しいだけなのです。
オイラは、韓国国民はそれができる連中だと信じています。
かつての「エコノミックビースト」から立ち直り、国際社会の一員となった日本のように。
713 :
雉虎:02/05/15 01:11 ID:M/Q8C+UJ
>>697-700U名無し様
タイワンちゃん立場がすごくわかりやすくとても面白かったです。
カンコ君んの2面性とかをうまく捉えていて読みやすかったです。
これからニホンちゃんを盛り上げる為頑張って書いて下さい。
次回作を楽しみにしています。
事実を、ありのままに描いたら悪口みたいに聞こえるのは
別に作者さん達の責任ではないような気が…
>702
材料は?
いきなり「反省しる! 謝罪と賠償としてウリを褒め称えるニダ!」と言われてもねぇ。
カンコ君をマンセー出来る情報キボンヌ。
ちなみにお隣の国ではニッテイを貶める情報がゆんゆん飛び交っていますけどね(藁。
716 :
:02/05/15 01:45 ID:eskshtHH
必要以上に善悪って?事実の出来事を元ネタとして使ってるわけなんだが?
717 :
(;^▽^)<「派手に負けた・・・」:02/05/15 02:58 ID:2IYI36h8
>>711 「かっこいい・・・」> <`∀´*>
パクルニダ!
確かに簡単なアナグラムですね。
けどこれは実はワールドカップを意味してたりするんです。
このスレを → ここは同じく紺野(コンコン)のこと
日本 → 今夜のノルウェー戦 → フラットスリーへの不安
善人 → 前任 →前の監督である岡ちゃんの復帰
韓国 → 青い髪の韓国キーパー → フランスW杯の唯一の韓国への印象
悪人 → 悪は11画 → 11 →11(歳)→ 五年生!
こうやって解釈すると・・・
「ワールドカップ前にノルウェー戦でズタズタのフラットスリー。
今から監督を代えるにしても来月のワールドカップには間にあわず、
前任の岡ちゃんにもう一回監督をしてもらうわけにもいかない。
あの面白ヘアーのキーパーみたいにおかしな印象を持たれてしまわないか。
ワールドカップ不安だ!
そーいや、紺野は4年前は五年生だ。」
となるのでは?
>>717 >そーいや、紺野は4年前は五年生だ
脈略ないやん(笑)
719 :
:02/05/15 13:56 ID:ngNfI3Ux
702袋叩き。
半島人らしいけどあまり上手くない日本語で果敢に書き込みするのは偉いと思う。
720 :
:02/05/15 17:08 ID:o5c+Tn4m
2chにしては丁寧な書き込みだと思ったら半島人の可能性があるのか。
でも、あっちの国はもっとドギツイ政治風刺があると思うけどな。
702はニホンちゃんが政治風刺から出発していて、今もその傾向が
強いということを理解しているのか?
721 :
702:02/05/15 19:16 ID:7kjzjNEf
このスレにはひとつの特徴があると思います
韓国人が読むと非常に気分が悪くなるが
日本人が読むと非常に気分が良くなる
この物語の作者は実際の韓国人を見たことがない人ばかり
だと思いますが、マスコミの情報だけで韓国を愚鈍な悪と
決め付けて書くだけでは、たんなる自己満足だと思うし、
実際韓国人に迷惑をかけられたわけもないのに
ここまで韓国を馬鹿にするのは単なる人種差別でしかありえません
私はヒステリックな親韓でもないですし、日韓両国とも好きです
あなたたちは日本を贔屓するあまり回りが見えなくなってしまっているのでは
ないでしょうか?
722 :
ねいてぃぶすぴーかー(w:02/05/15 19:29 ID:GyRlyLcn
>>702 海外旅行に行って韓国人の店で値段をふっかけられることは良くあることですが何か
ウチの妹は韓国人にこのブスめとどなられて鳴きながら帰ってきましたが何か?
私の知り合いの男は留学中ルームメイトのホモでマッチョな韓国人に操を奪われそうになりましたが何か?
>>722 鳴かないよ。泣いたんだよ。
ウツダシノウ
>>721 半島じゃ日本文化を禁止しているそうだから知らないかもしれないけど、
日本じゃW杯を前に韓国特集ばっかりだよ。主要なマスコミはむしろ親韓。
韓国人に迷惑をかけられた事例なら、この掲示板にたくさん載っている
ので、そちらから見てみては?
もちろん、すべての韓国人が愚鈍だというつもりはさらさらないです。
ただし、国際常識から言って奇妙な行動を取ることがしばしば見られるだけ。
日本だって国際社会に認められるようになってきた30年くらい前には
海外で馬鹿にされていましたよ。
韓国が国際社会でその段階に来た、ということでしょう。
発展の途上には必ずあることです。この先、評判を変えられるかどうかは
韓国民が諸外国に目を開き、客観的な情報を収集して、自国の文化で
他と交わるに不都合な部分は是正する、大事なものは残す、という
努力を実行できるかどうかにかかっています。
この掲示板の住人は、それを生暖かく見守っているのです。
ちなみに私は犬肉その他の文化を否定する気は毛頭ありません。
韓国内で何をしていても関知しません。
ただし、日本国内で外国人が犯罪を犯すのは認めませんし、
日本の内政に口を出すことも許さないというだけです。
これは国際常識の範囲ですから。
725 :
:02/05/15 19:48 ID:SMuaBcAu
>>702 頼むから、文句言うのはちゃんと読んでからにしてくれよ。
カンコ君が格好悪く書かれている話は、大抵がソース付きの話だぞ。
気に入らないなら、ソースを出した朝鮮日報及びその他のページの方に言ってくれ。
>韓国人が読むと非常に気分が悪くなるが
>日本人が読むと非常に気分が良くなる
つまり、このスレを呼んで気分を悪くした君は韓国人と言うことなんだね。
確かに、状況を把握しないまま、取り合えず文句だけ言ってくる様はカンコ君そのままだよ。
726 :
:02/05/15 19:54 ID:xsMQ+pH0
>>702 えっと、このスレはその国の国民の話じゃないよ。その国自体を擬人化したものなんだって。
韓国人にもいい人がいるってのはみんなわかってるし。韓国の国際的発言、行動が元ネタなの。
727 :
age:02/05/15 20:23 ID:+kSN6qUb
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2002/05/14/20020514000058.html ワールドカップ(W杯)を目前に控え、宋在翊(ソン・ジェイク)キャスター
の「猟奇コメント」シリーズが再び話題になっている。
「猟奇コメント」シリーズの中で最も圧巻なのは、1998年のフランス大会予選
で行われたの韓日戦だ。李敏成(イ・ミンソン)の逆転ゴールで勝利を目前に
し、宋キャスターが興奮して絶叫した「ついに…、富士山が崩壊します!」は
大部分のサイトで人気1位を誇っている。
「こんな動きはまるで砂場を自転車で走りながら新聞を読むようなものですね
(ゴール前で右往左往する選手たちを見て)」、「三浦選手のワイフが浮気を
して、義父も浮気をするという噂がありますね」、「崖っぷちの日本、韓国が
命綱を投げてやるのか、それとも喪中の家に赤いネクタイを結んで行く弔問客
になるのか?(試合開始前、日本に負ければ脱落する状況を当て付けて)」
「ネズミは毎日歯を研がなければならないが、ならばホナウド選手も試合前に
いつも歯を磨いているんでしょうか?(ホナウドのあだ名が“ネズミの歯”だ
という辛解説委員の言葉を聞いて)」などもトップ10にランクインされている。
公共のデムパでこんな放送してる国です。しかもこの記事はそれを批判してません。
728 :
:02/05/15 20:44 ID:hAHfgDmb
>727のリンク先で「我々は太極戦士の十匙一飯の精神で・・・」というのを見て
「太極戦士ウリナラン」などと想像してしまった。
729 :
はち:02/05/15 20:56 ID:pPwex3hg
>>697-700 楽しく読ませていただきました。
次回作も楽しみにしています。
>>702 この小説は特定の国家、個人、団体とは一切関係ありません。
ただの民衆の寓話だというのをあなたは知らないのでしょうか?
730 :
:02/05/15 21:11 ID:WytkprOB
人間下を見て生きるようになったら終わりだな。
731 :
世界@名無史さん:02/05/15 22:08 ID:4Azr9lNa
もう1000話いったかの〜
732 :
:02/05/15 22:14 ID:SMuaBcAu
1000話目ゲットした作者さんには、
ニホンちゃんスレの神として「檀君」の称号を送ろうよ。
>702
風刺です。
ジョークです。
ユーモアです。
ウィットです。
この位わきまえろよ、頼むから。
734 :
:02/05/15 23:05 ID:MCERJtny
>702
韓国の反日サイトに比べればかわいいもんですよ
735 :
雉虎:02/05/15 23:08 ID:M/Q8C+UJ
在日韓国人の友人がいますが何か?
在日朝鮮人と酒を酌み交わしてますが何か?
韓国留学生達と鎌倉へ観光に行ったことがありますが何か?
自分は韓国人在日朝鮮人が嫌いだなんて書いた事はありません
が・・・
韓国マスコミ及び韓国政府のデムパが嫌いなだけです。
韓国政府、マスコミ等があのようなデムパを新聞という大衆が
一番、目を引くもの大大と喧伝する。
それに対してジョークで返してるだけです。
実際、カンコ君バンザーイってのも書いたことがあるし・・・
>>721さんも極端な親韓では無いと言うのならもう少し広い視野で
物を見られたらいかがでしょうか?
さあ、もういいじゃないかみんな。
リアルカンコ君が現れたからといって、いまさら驚く僕たちじゃないだろう?
新しいネタができたと思えば、むしろ微笑ましいことじゃないか!
というわけでネタ化キボンヌ(笑)
ここまで過剰反応しちゃうとマズイのでは…煽られやすいスレだなあ。
あ、ニホンちゃん、好きですよ。
738 :
ななしやねん:02/05/15 23:48 ID:Ix8Do/v5
てなわけでウヨ=ニッテイ転生(かなり毒も牙も抜かれてますが)説ここに発生。
小5女子のストーリーがキモイとか言われてたので、しばらく少年漫画風味でいこうかと。
そうこれはプロローグです。
すまん、本文締め出されてら。鬱
ウヨ君の憂鬱(記憶鮮明)
ウヨ君には、途切れ途切れですが生まれる前の記憶があります。
(どうしてなんだ…)
竹刀を振りながら考えます。
(たわごとにいちいち腹を立てることないんだが…しかし)
アサヒちゃんやサヨックさん、カンコ君達の言動が、ウヨ君を怒らせます。
それによって作られる姉の苦しい立場を考えても、怒る理由は十分ですが、
なにより知らないはずの記憶が、矛盾や侮辱を無念と慟哭するのです。
(いかんいかん、剣が鈍る)
素振りの音が、静かな庭に響きます。
実はウヨ君は、ニッテイさんの記憶を正確に継承しています。
夢でフラッシュバックにうなされることもあります。
しかし本人がそれに気づくことは、恐らく一生ありませんが。
741 :
:02/05/16 01:58 ID:CffQL5Gn
>>732 賛成。
その称号はハン板住民として思いつく限り最高の名誉だもんな。
さあ、作家の皆さん、壇君の称号目指してファイティン!!
742 :
はぁ・・・:02/05/16 11:02 ID:0tNzf2Zk
韓国って国はほんとにカンコ君なんですね
今回の事件でも韓国マスコミは揃って「日本が悪いニダ 謝罪シル」の論調
確かに現地での不手際があったにせよ
まず責めるべきは中国なのに・・・
旧宗主国がそんなに怖いのか?
ニホン家の玄関のそばのいちばんいい部屋にいるのはアガシちゃん。
では、いちばん奥にいるのは誰でしょう?
ニホン家のいちばん北にある部屋。
そこはふきのとうに包まれた小さな小さな部屋があり、そこには一人の少女が
ひっそりと暮らしていました。
少女の名前はナコルル。みんなからは『なっち』と呼ばれていました。
マターリとした日々をすごしている彼女の部屋に珍しいお客さまが来ました。
カンコくんとアサヒちゃんです。
【アガシちゃんのいる生活 外伝 2/3】
「・・・というわけで、ナコルルさんも『ニホンちゃんをいじめる会』に
参加して欲しいの」
「・・・・・・」ナコルルさんはニコニコしてるだけで何も言いません。
「これはお近づきのしるしニダ・・・キムチ入りの李朝陶磁器ニダ・・・」
「・・・・・・」やっぱりナコルルさんはニコニコしてるだけで何も言いません。
「どうして黙っているの。アナタもニッテイおじいさんにひどい目に
あわされた被害者の一人でしょう!!」
たまらずアサヒちゃんが怒鳴ります。
「・・・・・・」
ナコルルさんは無言のまま立ち上がると、くるりと彼らに背を向け、
窓の外に広がるふきのとう畑を悲しそうな目で眺めました。
【アガシちゃんのいる生活 外伝 3/3】
彼女のふきのとう畑へのやさしいまなざしを見て、アサヒちゃんは
ハッと気付きました。
『この庭に広がる雄大な自然は、ニホンちゃんのものでもなければ
自分のものでもない。すべては宇宙船地球号の乗員のものなのよ。
それなのに占領したとかしなかったなんて、人間のエゴが織り成す
喜劇じゃないの。私はこの自然さえ守れれば、それだけでいいの』
・・・・・・ナコルルさんがいいたいことは、きっとこういうことなのだ。
アサヒちゃんは自分のエゴを恥じてさめざめと涙を流しました。
そして、カンコくんを連れてそそくさと部屋を後にしました。
なっちは笑顔のままで、去っていく二人を窓から眺めていました。
二人の姿が消えた後、彼女はポツリと言いました。
「・・・・・・なっち、キムチより阿部川モチ食べたかったべ( ● ´ ー ` ● ) 」
747 :
:02/05/16 13:20 ID:rm9U3frt
ああ、ナコルルのイメージが最後で台無しに(笑)
アケ板住民に謝罪しる!!
748 :
ケセキドラ:02/05/16 13:21 ID:xEka6dQk
こんな糞小説書くじゃね!
749 :
:02/05/16 13:25 ID:GtMOVDwd
>>746 安倍川もちおちでくるとは思いませんでした。
しかし、ナコルルでいきたいのかなっちでいきたいのか今後のキャラの方向性を考えた方がいいかもです。
あと、アイヌキャラはいなかったので、あのいつものクラスにも登場きぼんぬ。
>>747 ナコルル萌えのみなさん。すみませんでした〜。
>>749 うーん。とりあえず一発キャラという予定でしたので・・・。
アイヌ問題くわしくないし・・・。
だれか、アイヌ問題に詳しい人が話を膨らませてくれたらうれしいです。
751 :
:02/05/16 18:51 ID:Gw9GuRmw
>>750 カムイ・ユーカラとか読んでみたら?
アイヌ問題とは関係無いか。
あ!
そう言えばシャクシャインの乱って言うのがあったらしいけど・・・
私は文才が無いので書けません トホホ
752 :
朋萌:02/05/16 18:58 ID:NVUZG+HZ
>>750 当時、どこかの新聞で「アイヌの娘はリボンをしない」、「アイヌの尊厳に関わる」、
「あのような剣は使わない」等散々叩かれましたよ。(w
あれに関しては社内でも「萌えすぎ」と言う批判的な意見が多かったです。
753 :
&:02/05/16 20:19 ID:Er6lX1NR
>>752 批判云々よりも、その「社内」というのが
開発元なのか新聞社なのか激しく気になるところw
754 :
朋萌:02/05/16 20:26 ID:NVUZG+HZ
>>753 元Sです。
個人が特定される恐れがあるので部署までは言えませんが。(w
>750
『薄紅天女』のチキサニタンに脳内変換してしまいますた
カンコ君から貰った蝦夷錦を着てはしゃぐチキサニタン(;´Д`) ハァハァ
坂上田村麻呂はウヨ君…(;´Д`) ハァハァハァハァ
757 :
:02/05/17 00:17 ID:uImk6amW
そろそろ新スレだね。(現在471k)
取り合えず、スレ立て人はウヨ君をキャラ紹介に入れるべし。
758 :
:02/05/17 01:06 ID:NXh+wuKw
>>757 キャラ紹介の文面案を添えて提案するとスレ立てする人もやりやすいと
思うニダ
759 :
:02/05/17 01:46 ID:6bagDyhA
ウヨ君・・・ニホンちゃんの弟。姉を心配しつつ見守っている。3年地球組。
とりあえず書いてみた。訂正、ご意見よろしく。
760 :
:02/05/17 02:06 ID:sEcByOet
近頃出番が無いけどフィンランちゃんも入れておこう。
フィンランちゃん・・・自分のことをスオミと呼ぶ小柄な女の子。ロシアノビッチ君が嫌い。
あとタイワンちゃんが紹介とキャラがずれてる気がするので、叩き台として訂正版を作っとく。
気に入らん人がいたら直しといて。
タイワンちゃん・・・・ニホンちゃんの親友。元気印の拳法娘。チューゴ君に絡まれて困っている。
>>1 に貼り付けている旧スレのURLですけど、連続ドラマ小説「ニホンちゃん」
が一番最初のスレで、大河ドラマ「ニホンちゃん」が2番目に立ったスレなので
順番ひっくり返してくれると気持ち(・∀・)イイ! んですけど・・・
いやその、些細なことでスマソ。
キューバやトル子、イン堂、マレーシア、インドネシア、オージーといった
出番のないキャラもばっさり削りませんか。「登場」人物紹介なんですから。
今後の展開で露出が増えたら復活させればいいです。
763 :
朋萌:02/05/17 03:42 ID:vJGtnVGn
>>762 その他として名前だけ掲載しては?
削る必要は無いと思うけど。
いえ、つまり紹介を取捨選択しようということです。
前述の出番なしキャラよりもアサヒやウヨを入れるべきですし、展開によって
柔軟に変化したほうが面白いと思いまして。
765 :
:02/05/17 09:35 ID:ZkPiWb0F
主な登場人物 (一部抜粋、順不同)
ニホンちゃん‥‥‥‥可憐で弱気な美少女。
カンコ君‥‥‥‥‥‥弱気なニホンちゃんになにかとちょっかいを出すが自滅する事多し。強きに従い弱きをいたぶる。
チューゴ君‥‥‥‥‥クールで不気味な策士。クラスの不良的存在。タイワンちゃんによくちょっかいを出している。
タイワンちゃん‥‥‥ニホンちゃんの親友。元気印の拳法娘。チューゴ君に絡まれて困っている。
アサヒちゃん‥‥‥‥ニホンちゃんを困らせることが好きな捏造娘。チューゴ君が好き。
ウヨ君‥‥‥‥‥‥‥ニホンちゃんの弟。姉を心配しつつ見守っている。3年地球組。
アメリー君‥‥‥‥‥なんでも自分が一番な陽気な乱暴者。クラスの番長を自任している。
ラスカちゃん‥‥‥‥アメリー君の義理の妹。小動物的可愛さを持つ。3年地球組の生徒でウヨ君の同級生。
ベトナちゃん‥‥‥‥昔アメリー君とけんかしたときの後遺症なのかどこか影のある少女。
ロシアノビッチ君‥‥良家の御曹司のはずが、家が破産して今は貧乏暮らし。未成年だけど酒を飲みまくっている。
エリザベスちゃん‥‥権謀術数に長けたお嬢様。ちょっと嗜虐的なところがある。
フランソワーズちゃん‥料理自慢のお洒落な娘、でもワガママ。エリザベスちゃんとの仲は宿敵と書いて友と読む。
ゲルマッハ君‥‥‥‥金髪碧眼で理屈っぽい男の子。マイスター並みの器用な手をもつ。
アーリアちゃん‥‥‥ゲルマッハ君の双子の妹。無言実行の格闘技シュタージ流の使い手。
フラメンコ先生‥‥‥5年地球組の先生。情熱的指導で子供たちを導く。
<丶`∀´>ここに詳しい登場人物紹介があるニダ
http://funshei.tripod.co.jp/about.htm >759-764
キャラテンプレ案です
修正よろしこ
767 :
:02/05/17 11:09 ID:ZkPiWb0F
タイワンちゃんの「アメリー君が好き。」っていう紹介は現実を現していて好きだったんだけどなぁ…
771 :
:02/05/18 01:22 ID:Z/NpjDSd
772 :
:02/05/18 02:01 ID:8JUICsEO
失礼しました。
>>772 のリンクが正しいものです。