1 :
<`∀´> :
02/01/07 13:03 ID:C22XJALU
2 :
<`∀´> :02/01/07 13:03 ID:C22XJALU
3 :
<`∀´> :02/01/07 13:04 ID:C22XJALU
主な登場人物 (順不同、一部前スレより抜粋) ニホンちゃん‥‥‥‥可憐で弱気な美少女 カンコ君‥‥‥‥‥‥弱気なニホンちゃんに対していつもなにかとちょっかいを出すが自滅する事多し。チューゴ君に頭が上がらない。 アメリー君‥‥‥‥‥なんでも自分が一番だと思っている。陽気な乱暴者でクラスの番長 チューゴ君‥‥‥‥‥クールで不気味な策士。 暴れん坊でクラスの不良的存在。タイワンちゃんにちょくちょくちょっかいを出している。 タイワンちゃん‥‥‥おとなしいが芯がつよい。ニホンちゃんと仲良しでアメリー君が好き。 キッチョム君‥‥‥‥カンコ君の兄弟。ヒッキーで栄養失調だけど、いつもナイフを持ってうろついてる。 インドネシアちゃん‥ニホンちゃんと友達。 ベトナちゃん‥‥‥‥昔アメリー君とけんかしたときの後遺症なのかどこか影のある少女。 リュー君‥‥‥‥‥‥アメリー君の親戚にやりたい放題やられてうんざりしてる。 ロシアノビッチ君‥‥もともとはボンボン。でもパパが事業に失敗。未成年だけど酒を飲みまくっている。 エリザベス‥‥‥‥‥祖父は自治会会長。権謀術数に長けたお嬢様。 ゲルマッハ君‥‥‥‥金髪碧眼で理屈っぽい。ケンカは強い。 フランソワーズ‥‥‥料理自慢のおしゃれな娘。でもワガママ マカロニーノ君‥‥‥体力無しのナンパ師(w マレーシア君‥‥‥‥飼い犬はマハティールという名前。アメリー君を見ると噛み付く。 トル子ちゃん‥‥‥‥ニホンちゃんと友達。 キューバちゃん‥‥‥アメリー君にいじめられる貧乏少女。歌が好きでバレーボールが上手。 ラスカちゃん‥‥‥‥アメリー君の義理の妹。小動物的可愛さで持っている。ウヨ君の同級生。 モンゴル君‥‥‥‥‥昔は暴れん坊でどうしようもなかったが、今では寡黙でおとなしくなった。 カナディアン君‥‥‥影が薄い。アメリー君にコンプレックスを抱いてる。 オージー君‥‥‥‥‥カナディアン君と同じく影が薄い。田舎なまりがある。 イン堂君‥‥‥‥‥‥カレーを作らせたら右に出るものはいない。 フラメンコ先生‥‥‥地球組の先生。情熱的指導で子供たちを導く。
4 :
<`∀´> :02/01/07 13:05 ID:C22XJALU
どうも皆さん初めまして。
当サイトは巨大匿名掲示板 2ch で大好評連載中の
連続小説ドラマ小説ニホンちゃんをまとめたサイトです。
元ネタはこちら
http://teri.2ch.net/test/read.cgi?bbs=korea&key=994719628&ls=100 さて、2ch からこちらにいらした方はともかく、「ちゆ12歳」など、
このサイトの元ネタを知らずにここに来た方には、まず知っておいてもらいたいことがあります。
このサイトにある100話以上小説ですが、驚くべき事に
その全てが(多少の脚色はあるものの)歴史的事実に基づいています。
とても信じられない? では、そんなあなたに質問です。
問題1 サクラのソメイヨシノはどの国が起源でしょうか?
問題2 寿司はどの国が起源でしょうか?
問題3 剣道はどの国が起源でしょうか?
答え 上記問題1、2、3ともに正解は韓国
嘘だと思いましたか? その通り、上記の答えは全て真っ赤な嘘です。
ただし、これを大まじめで主張している国があります。
それが韓国です。
言っておきますが個人がおかしな電波を飛ばしているのではありません。
韓国のマスコミなどが本気で言っているのです。
例えば剣道などは以下のサイトがとても詳しいです。
剣道の起源は韓国にあり!?
http://www.geocities.co.jp/Athlete-Acropolis/6963/ これらは氷山のほんの一角にすぎません。
韓国は知れば知るほど訳がわからなくなってくる謎の国です。
興味がわいたなら、2ch のハングル版を覗いてみればどうでしょう?
2ch ハングル版
http://teri.2ch.net/korea/index2.html 色々書いてきましたが、このサイトはそんな韓国に対して、
もう怒るのや呆れるのを通り越し、笑うしかねーYO! という立場に立っています。
読んでみればわかりますが、カンコ君に対する東海より深い愛情が感じ取れることでしょう。
それと一応最後に断っておきます。
本ドラマは全くのフィクションであり、実在の国家・指導者とは何の関係もありません。
5 :
<`∀´> :02/01/07 13:07 ID:C22XJALU
スレ立て初心者ながら立ててしまいました。
しかも1に
>>2 関連HP
>>3-4 キャラ紹介
>>5 紹介用コピペ
※※※ハングル板総督府を開設されたf氏に深い感謝の念を表明します※※※
いれるの忘れてるし(鬱)
とりあえずどなたか地鎮祭お願いします。
6 :
JY :02/01/07 13:08 ID:qjCfI6av
おお!今つくろうと思って文章考えてたんだよ〜。 ありがとー&おめでとー!
7 :
でわ :02/01/07 13:16 ID:abjJFD/N
>1 あなたこのスレ立てた人? かってなことしないでよ!
8 :
でわ :02/01/07 13:23 ID:abjJFD/N
うわ、7クール目見たけど、地鎮祭ってものすごく豪勢になってるのね。 ごめん、降ります(涙 あと誰か宜しく
9 :
:02/01/07 14:04 ID:xWluA4O0
最近萌え話が続いて胸焼けがしてきたけど、1ファンとして新作期待アゲ。
10 :
JY :02/01/07 14:06 ID:4VdXcaGq
「地鎮祭ME」 あのころ、私は人生に疲れていた。 そして、希望に乾いていた。 私が運命の地を捜し求め、行き着いた地。 それはしかし、褐色の砂広がる死の谷であった。 ここに私の捜し求めたひとりの人物がいる。 彼はインディアンの長老として厳しい自然と運命を生き抜いてきた。 半万年もの皺を刻んだ威厳ある顔、目は熊のようでもあり、鷲のようでもあり、 しかして、慈愛に満ちたわが父のようでもあった。 その彼の口端が開かれる。話がつながれる。 その一言一言は重い。 かつて、この星普く世界中で続スレをたてていい者は このスレをたてた人物と1000を踏んだものだけであった。 この世界とは、同人板の事である。 新しき韓国板から来たであろう者、汝は古きおきてを見るであろう。 自然には厳しい掟があるものだ。 そして激しい痛みを伴う物だ。 ただし忘れてはならない。 もしあなたに力と意思があるのなら新スレを建てるべきだ。 ああ、そのあなたの痛みは、あなたの意志の強さでもあるのだ・・・。 そう、あなたは痛みを恐れず建てるべきだ。 私は感謝の礼をし、その場を辞した。 帰路、私はこのときの感激の情を、使い古された一冊のノートに書き付けた。 ニホンちゃん新シリーズはここに始まるのだ!と。
11 :
JY :02/01/07 14:08 ID:4VdXcaGq
いやぁ。ぜんぜん萌えませんね(ww しかもあんま関係ないし(w。
12 :
:02/01/07 17:16 ID:zQ6YcFUc
「因縁の一戦、イン堂君VSパキスちゃん」
「おーっとぉ、サーベルを口にくわえたイン堂君が、血走った目でリング上のパキス
ちゃんをにらんでおります。」
「山本さん、一触即発ですねぇ〜、今夜の試合、どう思われますか?」
「古館さん、両者とも一発決まれば試合を決めてしまう、強力な技をもっています。
ただ、お互いに警戒してますからね、それを決めるのは難しいと思いますよ。」
「ただですね、古館さん、ボクは地力ではイン堂君が上だと思っています。」
「と、いうことは、長期戦になればイン堂君、有利と?」
「長期戦になればそうでしょう、でも、二人は短期決戦を狙っていると思いますよ。
ほら、ニュートラルコーナーでチューゴ君が見てるでしょう。長期戦になったら
乱入してくるかもしれませんからね。」
「なにやら?薄笑いを浮かべているようにもみえます。チューゴ君の存在も不気味
です。」
「伝説の選手キング・アショーカも巻いたといわれる、カシミール・チャンピオン
ベルト、今夜のタイトルマッチ!!!」
「さぁ、CMの後、いよいよ運命のゴングがなります!!!」
おわり
※ネタは最近の印パ国境付近の紛争、と、ニホンちゃん465話
ネタ考証はここらへんから
http://www1.ttcn.ne.jp/~trade-food.cars/i-p_war.htm
なんか変なの書いちゃったかも、とりあえず両方にコピペ。
16 :
七資産 :02/01/07 23:47 ID:PqtllO4w
誰かニホンちゃんのマンガを描いてくれよ。短くても落書きでもいいからさ。 というか、フキダシ付きのマンガを描いてくれたのは「かかっ」氏が最初で最後なんだよな。 誰かやってよ。今なら満座の喝采を独り占めだよ?
17 :
名無し君 :02/01/08 00:59 ID:vhDbLTAR
インタビュー for ニホンちゃん 連続ドラマ小説ニホンちゃんもいよいよ第9クール目に突入した。 第9クールを迎えるにあたってニホンちゃんたちがどのようなことを考えているのか? 我々編集部(?)は、地球町にいるニホンちゃん達のインタビューに成功した。
18 :
名無し君 :02/01/08 01:02 ID:vhDbLTAR
インタビュー for ニホンちゃん その1 日ノ本家(ニホンちゃんとウヨ君) インタビュアー(以下I):こんにちはー ニホンちゃん:こ、こんにちは。 I:第9クールを迎えるにあたってのニホンちゃんの今後の目標を教えてください。 ニホンちゃん:そうですね。何事も平和かしら・・・みんなが仲良くなってくれればよいです。 I:このドラマの見どころに付いて教えてくれるかな? ニホンちゃん:こ、このドラマは、地球町を舞台として、私たち5年地球組の面々が大活躍するドラマです。 私や弟のウヨ、タイワンちゃん、アーリアちゃん、インドネシアちゃん、ベトナちゃん、アメリー君、カンコ君、 チュ―ゴ君、その他諸々のメンバーが所狭しと動き回ります。
19 :
名無し君 :02/01/08 01:05 ID:vhDbLTAR
(続き) I:あ、ウヨ君が来ました。ウヨ君、こんにちは。 ウヨ君:こ、こんにちは・・・ I:ウヨ君は、3年地球組でしたよね。3年地球組のメンバーも所狭しと暴れまくるのでしょうか? ウヨ君:も、もちろん、僕や、ヨハネ君、ラスカちゃん、コルシカなどの個性派ぞろいのメンバーが活躍するんだ。 I:ところで、この第9クールでは、怪人との勝負が見どころだと思われますが。 その辺りはどうでしょうか? ウヨ君:怪人との勝負はもちろん見どころだよ。 僕とヨハネの活躍を期待しててよ。 I:ところで、この日ノ本家では、シューキュー大会がカンコ君の家と共同で開催されるそうですね。 出場者に対して何か応援メッセージはありますか? ニホンちゃん:そうですね。みんなには頑張ってもらいたいですね。選手のみんな、頑張って! ウヨ君:僕も応援するよ。姉さん。 I:あのー、大きな声ではいえないのですが、お二人は好きな人はいますか? もし、いたのならその辺を聞かせていただきたいのですが・・・ ニホンちゃん:そ、それはその・・・なんと言うか、そうというか・・・ ウヨ君:え、えーっと、僕は、すすすす好きな人は・・・・・(意味不明) I:そ、そうですか。(^^;) それでは、時間が来ましたのでこれで終わりにします。 お二人ともありがとうございました。 最後に何かメッセージをお願いします。 ニホンちゃん:「連続ドラマ小説ニホンちゃん」第9クール目をよろしくお願いします。 私ニホンちゃんも頑張りますので、皆さん応援してくださいね。
20 :
名無し君 :02/01/08 01:07 ID:vhDbLTAR
インタビュー for ニホンちゃん その2:カンコ君の家 I:こ、こんにちは。 カンコ君:アニョハセヨ。よく来たニダ。 I:この第9クールの抱負をお願いします。 カンコ君:ウリはこのクールこそニホンに謝罪と賠償を・・・(以下省略) I:そうですか。ところで、ウリナラとは、どのくらいすごいのでしょうか? カンコ君:よくぞ聞いてくれたニダ!ウリナラとは、「我が国」という意味ニダ。ウリナラでは、全てが、万物の起源ニダ。ウリナラ半万年の歴史ニダ。 I:と、言うことは、あなたの大好物のキムチもウリナラの歴史に含まれるのですか? カンコ君:もちろんニダ。キムチはウリナラ半万年の中で一番栄養満点の食べ物ニダ。 I:奥が深いですねぇ。ところで、ニホンちゃんといっしょにシューキュー大会をやるそうですが。 カンコ君:ウリが優勝するニダ。優勝したらニホンに謝罪と賠償を(以下略) I:ありがとうございました。最後に何か一言お願いします。 カンコ君:やい、ニホン、ウリに謝罪と賠償を・・・(以下略) I:あ、ありがとうございました。(^^;)
21 :
名無し君 :02/01/08 01:08 ID:vhDbLTAR
インタビュー for ニホンちゃん その3:通学路(タイワンちゃんとアーリアちゃん) I:こんにちは。インタビューなんですがよろしいですか? タイワンちゃん:イ、インタビューですか?緊張しちゃうな。 アーリアちゃん:私は別にかまわないぞ。 I:この第9クールについての抱負をお願いします。 タイワンちゃん:ニホンちゃんといつもどおり仲良くしたいです。 アーリアちゃん:とりあえず、平和だな。 I:お2人とも簡単に自己紹介を・・・ タイワンちゃん:私はタイワンです。得意なものは太極拳です。ニホンちゃんと仲良しです。 アーリアちゃん:私はアーリア。兄弟は、兄のゲルマッハ。ニホンとは・・・ I:突然ですが、お2人のそれぞれの恋の行方はどうなのでしょうか? タイワンちゃん:え、えーっと、あうあうあうあう・・・(すでに混乱している!) アーリアちゃん:わ、私は・・・(妄想モード突入中) I:あ、ありがとうございました。それでは最後にメッセージをどうぞ。 タイワンちゃんとアーリアちゃん:連続ドラマ小説ニホンちゃんをよろしく!
22 :
名無し君 :02/01/08 01:09 ID:vhDbLTAR
インタビュー for ニホンちゃん その4:学校の校庭(ラスカちゃん) I:今日は、ラスカちゃん。インタビューなんですが、よろしいですか? ラスカちゃん:こんにちはー。ラスカだよ。 I:ラスカちゃんは、アメリー君の妹だよね。 ラスカちゃん:うん、そうだよ。でも、アメリーお兄ちゃん、前のクールではなんだか疲れていたみたい・・・ I:お察しいたします。m(__)m ところで、ラスカちゃん、ニホンちゃんってどんな人? ラスカちゃん:すッごくいいお姉ちゃんだよ。ラスカはニホンお姉ちゃんの妹になりたいって位好きなんだから。 I:ありがとうございました。最後に何か、メッセージをどうぞ! ラスカちゃん:ニホンお姉ちゃんをよろしく!もちろん、ラスカもね。
23 :
ニー :02/01/08 01:10 ID:hI09BSq5
24 :
名無し君 :02/01/08 01:15 ID:vhDbLTAR
>>17 から
>>22 第9クール立ち上げ記念として、特別番組風にカキコしてみました。
れんぞくハリコのようでごめんなさい。
実はこれ、まだ途中なんです。(あと、3つなんですが・・・)
ご意見、ご感想があったらお願いします。m(__)m
25 :
JY :02/01/08 01:17 ID:oau+tUY4
がんばって〜。
26 :
七資産 :02/01/08 01:20 ID:Jtn4ZkaG
>ニー氏 おおおおお!! ダメモトでリクエストしてみたら思わぬ贈り物! ありがとうありがとう!! えっちがよくないインドネシアちゃん可愛い!!
27 :
陵 :02/01/08 01:27 ID:MYLyEzit
どちらもおもしろいです!
28 :
:02/01/08 01:42 ID:pQUJXoJH
>>23 面白いです。インドネシアちゃんイイ!!
他にもキボンヌ。
29 :
:02/01/08 02:31 ID:hZUyvTB8
>総督府メインなのが問題なのでは? >やっぱりここに戻ってくるべきだと思います。 >ハン板のほうが人口多そうだ氏。 前スレへのレスだけど、激しく同意。 久しぶりに総督府を覗いてみたけど、かなり廃れてるもん。 これじゃあ、あっちメインでやってるは、限り新しい作家は勿論、新しい読者すら開拓できないよ。 もともとニホンちゃんはニュー速で始まったネタで、 ハン板で軌道に乗り出してきた頃も、創作板を始め各板からの人間が集まってきたからこその結果だし、 (かく言う俺も某板からの移民) それをハン板の奥の院に仕舞い込んでしまうのは、やはり問題があるんじゃじゃないかな。 今だからこそ、本土統一光復を、危険なまでに激しくキボン。
30 :
ソニン :02/01/08 02:37 ID:w54D8wJd
頼む、ソニンちゃんにしてくれ。
31 :
:02/01/08 03:47 ID:VFc3/M+p
32 :
omoi :02/01/08 09:18 ID:SH6Q+FHq
おもいよ・・・ 何メガあんの?
33 :
omoi :02/01/08 09:32 ID:SH6Q+FHq
>>31 うわ・・・ なんかジーンときたよ! 感動した。
これ……2ちゃん版のプロジェクトXだよ………。
35 :
ななし :02/01/08 10:39 ID:9zgcL9vG
>31 彼等の前に勇者無く、彼等の後に勇者無し・・・・ 防空巡「UNIX」乗員諸氏へ(遅ればせながらも)敬礼!
36 :
:02/01/08 12:37 ID:JNnALHZW
いつかニュー速に遷都する日が・・・来ないか
37 :
_ :02/01/08 12:41 ID:Il6JLr/6
38 :
nanasi :02/01/08 21:19 ID:Jtn4ZkaG
そういえば
>>3 の人物紹介にウヨがいないね。
ラスカの項には「ウヨ君の同級生」ってあるのにわかり難いかもしれないね。
40 :
_ :02/01/08 22:05 ID:Framf39x
41 :
age太郎 :02/01/09 00:01 ID:yMGuCJVF
あげたろ。
42 :
名も無き者 :02/01/09 15:15 ID:RvMDir2g
放課後、帰り道にて 「今朝ウリが遅刻したのは日本が声をかけなかったからニダ! 謝罪と補償を(以下略)」 今日も今日とて、熱心に謝罪と補償を日本ちゃんに迫るカンコ君。 しかし最近は日本ちゃんが受け流す、無視する、時には反論する といった手段を覚えたので面白くは在りません。 一番面白くないのは日本ちゃんなのですが(藁) 「だ、だって・・・・以前起こしに来いって言うから 行ったら、勝手に入るな、侵略ニダって・・・」 「ウリはそんな事言ってないニダ!何処にそんな証拠が あるニダ!?日本は謝罪と(以下略)」 どちらかと言えば温厚な日本ちゃんも、何を言ってもアレな カンコ君に愛想を尽かし始めました。 この段階で今回の惨劇は始まっていたのかもしれません。 「あのさ・・・・」 「何ニダ!何か言いたい事でもあるニダか!?」 こんな事を言うのを、彼女はかなり躊躇しましたが 意を決して口を開きました。 「カンコ君って誰かの謝罪と補償が無いと動けないの?」 (続く)
43 :
名も無き者 :02/01/09 15:24 ID:eaneN2rq
(前回からの続き) 思わぬ日本ちゃんの台詞に、カンコ君は相当動揺しているようです。 図星なのですからそれはそうでしょう。 ある意味彼は、反抗期の子供(子供ですが)が 母親に駄々をこねるように、心身ともに日本ちゃんに 依存している部分がありました。 「な、何を言うニダ!ウリは謝罪と補償が無くても 生きていけるニダ!!不当な侮辱ニダ!! 日本は―!」 「謝罪と補償、だよね・・その続きって。何時もの通りだけど」 酷く疲れ切った表情で、日本ちゃんはカンコ君を見ています。 日本ちゃんにそう言う意図が在ったかは分かりませんが、 その表情はカンコ君には侮蔑以外の何者にも見えませんでした。 形相をキムチ色に染め、エラを引き攣らせながら カンコ君は絶叫しました。彼にとって最大級の罵言を。 「日本は黙って謝罪と補償を繰り返せばいいニダ! 日本の分際で生意気ニダ!!分際をわきまえるニダ! わかったら黙って話を聞くニダ!このメス豚!!」 (更に続きます)
44 :
名も無き者 :02/01/09 15:47 ID:VFesHLOO
「メス豚?」 その静かな声は、小学生とは思えない罵声を 受けて顔を引き攣らせている日本ちゃんではなく、 彼女の背後から聞こえてきました。 「流石は泣く子も嫌がるキムチ野郎・・・言う事が違うよ」 日本ちゃんより一際小柄ながら、手には物騒な 長物を持った少年。誰かは言うまでも在りません。 姉によく似た顔に、穏やかな笑みを浮かべています。 目だけは別でしたが。 思わずカンコ君がその殺気に圧され、後じさろうとした時。 「クラス中の顔色を伺い、強い者には嫌らしいまでの恭順を、 弱い者には謝罪と補償を求める」 後門の狼の登場のようです。ウヨ君と同等以上の殺意を 静かに放ちながら、アーリアちゃんが佇んでいました。 彼女が懐で、何かの安全装置を外したのは気のせいでしょうか。 「ア・ア・・・」 枕詞とも言えるアイゴーすら言えず、この三叉路に 残された唯一の退路、左側の側道へ駆け出した瞬間― 「ぶべらっ!?」 見事な足払いを受け、エラで道路を削りながら 顔面から見事にすっ転びました。 「何も変わらないわねアンタの家は、この半世紀何も変わってない」 よりにもよって、以前のキス事変と全く変わらない、 一番危険な面子全員をキレさせてしまったようです・・ (次で終わらせますのでもう少しお待ちを!)
45 :
名も無き者 :02/01/09 16:03 ID:kEFBfcpZ
転んだまま、最早身が竦んで動けないカンコ君を 中心に、三人の羅刹はゆっくりと歩み寄ってきます。 「貴様は・・・姉さんをメス豚と呼んだ」 ウヨ君が笑みを大きくしながら、竹刀の柄を引いて 物騒な光沢を見せ・・ 「お前・・・ヴァルハラ以外に帰れると思うなよ」 表情ではなく、目にのみ尋常ではない 怒りを宿らせるアーリアちゃん タイワンちゃんは敢えて無言を貫いていますが その表情と体勢―もはや言うまでも在りますまい。 「「「ぶち殺すぞ(わよ)●×▼■!」」」 最期の救いを―とばかりニホンちゃんに目を転じると・・ 極上の笑みを浮かべて手を振っていました。 「アーーイゴーーーー!!」 今生の別れとばかりカンコ君の絶叫が響き、 今日も一日は穏やかに暮れてきました。 THE END(ぎゃふん)
46 :
名も無き者 :02/01/09 16:09 ID:5iIw7eTz
徒に長い駄文に付き合って頂いて有難う御座います^^;) 此方には初めて文章を書かせて貰いました。 元ネタは言うまでもなくヘ●シングです(藁) アーカードが三人増えてたり、アンデルセンが いない点は御勘弁を(汗)。 彼にとってのアンデルセンなんて思い付けなかったもので(爆) ではでは\^^)
47 :
四季砲 :02/01/09 21:11 ID:eCcTkO9l
「お茶会へのお誘い」 ホームルームも終わり帰りの準備をしているニホンちゃん 「明日はお休み、何してすごそうかなぁ」 などと考えていると 後ろからタイワンちゃんが声をかけてきます。 「ニホーンちゃん 明日の予定はきまってる?」 「エ! まだ決めてないいけど」 「じゃあ、私の家にきてよ 美味しいお茶を用意して待ってるから」 (う〜ん 断る理由も無いし OKしようかな) 「うん わか・・・・」 「待つニダ!!」 ニホンちゃんがタイワンちゃんの誘いを受けようとするのを遮るようにニダ声が響きます 「タイワンの家じゃなくてウリの家に来るニダ、お茶会はウチでやるニダ」 カンコ君に邪魔されたタイワンちゃんは物凄い形相でカンコ君をにらめつけます 「お〜 すごい顔ニダ 怖いニダ、こんな恐ろしい奴のウチじゃなくてウリのウチに来るニダ」 (う〜ん その方がいいかも) 「うん カン・・・」 「まってよ〜」 今度は別の声がそれを止めます インドネシアちゃんです 「カンコ君のとこじゃなくてウチに来てよ ネェニホンちゃん」 「いえ ウチでお茶会しませんか お兄ちゃんも待っていますから」 それにベトナちゃんも加わります。 「いつもお呼ばれされてばかりじゃ悪いから 今度ウチにきてよ」 パラ雄くんがニホンちゃんを自分の方に引き寄せます 「ダメ!! 私が最初に誘ったんだから、ニホンちゃんはウチでのお茶会に来るの!」 それを引っ張り返すタイワンちゃん 「違うのー ニホンちゃんは私のウチに来るのー」 それを引き離すインドネシアちゃん 「違うニダ ニホンは ウリのウチに来るニダ」 それを邪魔するカンコ君 「あの〜」 話に割り込むタイミングが掴めずオロオロするベトナちゃん そしていつの間にか話の輪の中からはじき出されたニホンちゃん そのニホンちゃんに別の声がかかります
48 :
四季砲 :02/01/09 21:12 ID:eCcTkO9l
「何かもめてるようだな」 「あ ロシアノビッチ君そうなの 誰が私をお茶会に誘うかで揉めているみたいなの」 「お茶会か・ ・ ・ 俺のウチに来るかい」 「えっ?! ホント」 ニホンちゃんの心はロシアノビッチ君のお誘いに傾きかけます 「あー!! だめよ ニホンちゃんは私のウチに来るの!!」 「違うニダ ウリの家ニダ 」 そうはさせじと タイワンちゃん達は声を荒げます 「ご免なさい ロシアノビッチ君また今度ね」 「そうか 残念だな 北方四島の事でも話ながらお茶でも飲もうと思っ・・・」 「行く!!」 突然ニホンちゃんは眼を輝かせ ロシアノビッチ君に詰め寄ります 「いえ 行かしていただくわ それで 何時に行けばいいの?」 普段あんなにおとなしいニホンちゃんが 打って変って積極的です、 あまりの勢いに少したじろぐロシアノビッチ君 「別に何時きてもいいよ、何時でも歓迎するから、じゃ 僕は帰らしてもらうよ」 ロシアノビッチ君はその場をあとにしようとしますが、誰かが腕を掴んで行かせません 見るとニホンちゃんが腕にしがみついています 「ニホンちゃん どうかしたの」 「一緒に帰りましょ お茶会の準備の事色々聞きたいから」 「それはかまわないけど 腕掴むの止めてくれない」 「だめ〜 掴んでおかないと ロシアノビッチ君すぐ逃げるから」 「べつに 逃げないよ」 「そういってすぐに逃げるから」 楽しそうに教室を後にするニホンちゃん、教室には苦虫を噛みつぶしたような顔のタイワンちゃん達が 残されます。 終わり
49 :
JY :02/01/09 23:12 ID:Sgio/yMb
このあと道南の?おしえて〜。
>>46 あ、新人さんだ。
お互い頑張って、ニホンちゃんを盛り上げましょう!
>>31 何度見ても感動します。
で、その勢いで書き始めました。完成は何時になるか分からないけど(泣
51 :
名も無き者 :02/01/09 23:22 ID:GVgHqwj2
>50 有難う御座います!<^^) これから出来るだけ精進する積りです。 私も三毛さんの作品は何時も楽しく拝見させて貰ってます。
52 :
名無し君 :02/01/09 23:22 ID:jhAmdYLL
インタビュー for ニホンちゃん 2日間に渡ってお送りする「インタビュー for ニホンちゃん」。 今夜は、その5から始まります。
53 :
名無し君 :02/01/09 23:32 ID:jhAmdYLL
インタビュー for ニホンちゃん その5 学校の掲示板(アサヒちゃん) インタビュアー(以下I):どうもこんにちは。何をやっているのですか? アサヒちゃん:(学級)新聞の取材よ。 I:どんな記事を書いているのですか? アサヒちゃん:ニホンちゃんを正義の道に導く為に彼女の心を変えるような記事を書いているの。 I:シューキュー大会の公式の報道機関になったそうですが。 アサヒちゃん:そうよ。私のカメラと文章でシューキュー大会のことはばっちりよ! I:ミニフロで、外伝をやっておられるそうですが・・・ アサヒちゃん:レス立てたけどさっぱりです。(T▽T) I:最後に第9クールにおいての抱負をお願いします。 アサヒちゃん:今日も元気に取材するわよ! I:ありがとうございました。
54 :
名無し君 :02/01/09 23:50 ID:jhAmdYLL
インタビュー for ニホンちゃん その6 職員室(フラメンコ先生とハフスブルグ先生) I:こんにちは。インタビューさせてください。 フラメンコ先生(以下F):えっ、取材? ハフスブルグ先生(以下H):あら、どうしましょ。 I:ご心配なく。ちゃんと校長先生の許可は取っておりますので。 それでは、初めに、フラメンコ先生から見たニホンちゃんについて教えてください。 F:そうですね。彼女は、強いて言えば、クラスの太陽のような存在です。彼女なしでは、5年地球組はなかったと思います。 I:ニホンちゃんについて、何か心に残るエピソードはありますか? F:うーん・・・クラスの男子が大怪我をしたとき、ニホンちゃんは、私の血液を使ってください。と言って、自分の命を呈してまでその人を助けようとしました。 I:つまり、友達思いの女の子なんですね。 F:そうなんですよ。彼女はとてもいい子なんですよ。 I:それってもしかして、カンコ君じゃ・・・(ボソッ) F:う・・・ H:まあまあ。フラメンコ先生のいう通り、ニホンちゃんはいい子ですし、その弟のウヨ君も正義感の強い男の子ですよ。 I:さすが3年地球組の担任と言うだけありますね。 H:担任ですから。クラスの子供たちの性格ぐらい把握しておかなきゃね。 I:そろそろ、時間も迫ってまいりましたので、何かメッセージをお願いします。 F:私は、ニホンちゃんの担任のフラメンコです。この第9クールでも大活躍しますので、期待してくださいね。 H:3年地球組担任のハフスブルグです。このクールでも頑張ります。 I:ありがとうございました。
55 :
名無し君 :02/01/10 00:07 ID:j1Y9DK4L
インタビュー for ニホンちゃん その7 学校の屋上 (ニホンちゃん) I:最後に、ニホンちゃんからこの掲示板の読者に対して、何か一言お願いします。 ニホンちゃん:私、ニホンは、ハングル版、ミニフロ総督府と頑張ってまいりました。 このクールで、再びハングル版に戻ることが出来ました。これを機に、一層頑張っていきたいので、読者の皆様、応援宜しくお願いします。 I:ありがとうございまし・・・ん? カンコ君:やい、ニホン!ウリに謝罪と賠償を・・・(以下略) アメリー君:ニホンちゃんだけでなく、俺にもしゃべらせてくれ。 チュ―ゴ君:僕は全然出てなかったアル。 オージー君:僕の出番はイツダスか? ゲルマッハ君:なぜ妹だけ出したんだ? ロシアノビッチ君:俺は何にもやってないぞ。ひっく エリザベスちゃん:ニホンだけ出てずるいですわ! フランソワ―ズちゃん:私たちにもしゃべらせて欲しいですのよ。 インドネシアちゃん:ニホンちゃん、私たち友達だよね。 マカロニーノ君:なぜ色男の僕を出してくれなかったんだい? ハイチちゃん:出してくれなきゃ、呪われるわ・・・ (その他大勢がやってきて、それぞれの言い分を言う。) I:何がなんだか解らなくなってきたので、これで終わりにします。さようならー。
56 :
名無し君 :02/01/10 00:20 ID:j1Y9DK4L
>>17 、
>>18 、
>>19 、
>>20 、
>>21 、
>>22 、
>>52 、
>>53 、
>>54 、
>>55 特別番組風としてカキコしてみました。
2日間いかかでしたか?
たまにはこういう手法もあってもいいかと思います。
実は、このアイデアは、このクールを立ち上げる前に、出来上がっていました。
それぞれのクールで地鎮祭をやっているのなら、ニホンちゃんの世界観を知るため
に、登場人物にインタビューして、語ってもらうのはどうだろうか?
そんなわけで、第9クールが始まったときに、この話をカキコすることになったわ
けです。
時間の都合で、わずかしか書けなかったので、もっと登場人物を出すべきだったな
と思っています。
最後に、この企画は、次のクールでもやろうかなと考えています。
長くなりましたが、これにて失礼いたします。
57 :
JY :02/01/10 00:42 ID:oHvcrOpJ
面白い切り口だと思いますYO〜! 本編もがんばってくださいな!
58 :
四季砲 :02/01/10 22:08 ID:bdlLkWhC
>このあと道南の?おしえて〜。 どうなるんでしょう 国際情勢にうとい 私には分かりかねますなぁ(w
59 :
四季砲 :02/01/10 22:09 ID:bdlLkWhC
「 偽証 」 とある喫茶店でアサヒちゃんがコーヒーを飲んでいると隣に謎の男が座り 「これが今回のターゲットの詳細なデータ−です」 アサヒちゃんに封筒を渡します、アサヒちゃんは封筒の中を出し 「ありがと、これによると、年齢は・・・・」 渡された資料の隅々まで目をとおします 「問題はないようね、コイツに決定ね」 「では 私はこれで」 「いいこと この事は・・・・」 「わかってます、他言無用ですね」 男は何も無かったようにその場を離れます。 アサヒちゃんはその男の事など関係ないかの気にとめずに、渡された書類を見ています。 「ここから近い所に住んでるわね、今から行ってみようかしら」 アサヒちゃんも喫茶店を後にし、人ごみの中に消えます そしてとアサヒちゃんは、ある家の前にあらわれます 「この家ね 今回のターゲットは」 アサヒちゃんはその家の戸を叩きます 「ごめんください、ちょっとよろしいですか」 しばらくすると家の戸が開けられ、ご老人が顔を覗かせます 「なにかようかね こんな年寄りに」 「立ち話も何ですから、上がらせてもらいます」 アサヒちゃんは何の遠慮もなくズカズカと家の中に入っていき座り込みます 「ちょっとキミ 何だねイキナリ人の家に」 「あら、お構いなく、さて前置きは省いて、本題に入らしてもらいます」 「何のようだね 勝手に人の家に上がりこんで」 「ぜひ 彼方に ニッテイの命令でカンコ家にあんな事やこんな酷い事をしたと証言して頂きたい」 「なにを言うんだ、私はそんな事してはおらん だいたいニッテイさんがそんな命令を出すわけが無い いまの話は聞かなかった事にしてやる さっさと出ってってくれ」 老人はアサヒちゃんを追い出そうとします。 「残念ね でも話を聞いたいじょう 後戻りは出来ないのよ こんな方法は使いたくなかったけど 仕方がないわね」
60 :
四季砲 :02/01/10 22:10 ID:bdlLkWhC
そう言いあさひちゃんは指を鳴らします。すると今までどこに隠れていたのか、黒服の男が現われ 老人の両腕を掴みます 「はなせ 放さんか ワシをどうするつもりだ 暴力を振るわれても そんな嘘の証言はせんぞ」 「あら そんな野蛮なことはしませんわ ただ・・・・・」 アサヒちゃんは懐中時計を取り出し老人の前で左右に振ります。 ・・・・・・数分後 「ワタシハ ニッテイノ メイレイデ カンコケノ ニンゲンニ ヒドイコトヲ シテシマッタ ユルシテハモラエナイ カモシレナイガ ココロカラ アヤマリタイ」 老人は死んだ魚のような目をして、抑揚のない口調で呟きます 「ワタシハニッテイノメイレイデヒドイコトヲ ワタシハニッテイノ・・・・・」 その様子を満足げに眺めるアサヒちゃん 「我ながら完璧ね こいつの証言でまたニホンちゃんを困らしてやるわ ふふ ふぁははははは」 アサヒちゃんの高笑いが響きます おわり
61 :
JY :02/01/10 23:04 ID:/NftMMFL
何でみんな下げてるの?と聞きつつ俺も・・。
62 :
ななし :02/01/10 23:29 ID:CvA6mEe6
AGE!
63 :
JY :02/01/11 00:06 ID:gdFF5TQ5
64 :
名も無き者 :02/01/11 01:40 ID:OqjKHMf9
>59 元ネタは撫順戦犯管理所でしょうか? ウチの大学にも自称従軍慰安婦と撫順出身の老人が来て、 ホール一つ借り切って演説やらかすんですからねえ・・・
65 :
:02/01/11 09:18 ID:TfjNaqh8
アサヒちゃんコワッ(((゚д゚;)))ガタガタ にしてもやっぱり風刺ネタはいいね…
66 :
四季砲 :02/01/11 17:25 ID:J8zUX1W7
>64 えーと 元ネタはとある本で 「私は韓国済州島で慰安婦にする為にの女狩りをした」と 名乗り出た男(後にこの「証言は」虚偽であったとわかり 朝日も紙面でそれを認めた) を良心的なヒーローとして喧伝し 女性を強制連行した戦争犯罪として内外に大々的に報道した という文を参照として書き上げました。
67 :
nanasi :02/01/11 19:50 ID:S6aE9ATO
>四季砲さん 句読点を一切使わないのは何故ですか。 なんか、異次元的でコワイのですが…。
68 :
名も無き者 :02/01/11 23:45 ID:EcaD5npA
>66 ・・・あの吉田清治氏の事でしょうか。 アレは酷い話でしたね。 自らだけがいい子になりたい為に、 嘗ての戦友まで貶めるとは。 彼が撫順出身かどうかまでは忘れてしまいましたが、 祖父がその記事を読み、珍しく不愉快さを 露骨にしたのを思い出しましたよ。
69 :
:02/01/12 08:30 ID:7oIAtaNs
なんかいい感じになってきてますね これぞ「ニホンチャン」の醍醐味
70 :
ニー ◆MN8sHsbY :02/01/12 17:47 ID:ksyv/tI1
71 :
四季砲 :02/01/12 17:52 ID:5pNF/9PO
>>67 あらためて見てみると 句読点がまったくありませんね
句読点が少ないのは すこし前の書き込みが句読点が可笑しいと笑われたので
なるべく使わないようにした ためですハイ
>>68 >あの吉田清治氏の事でしょうか
私が読んだ本(朝日vs読売)にはあまり詳しく書かれてはなかったので
そのへんは なんともいえません ご免なさい
72 :
nanasi :02/01/12 18:02 ID:pjY4sszo
>四季砲さん 却って変です。はっきり言って朝鮮人が騙ってるのかとさえ思いましたよ。
73 :
奈良市 :02/01/13 00:46 ID:AnaYdtl+
74 :
読者その1 :02/01/13 04:37 ID:tBLa07XA
新スレおめでとうございます。いつもながら力作ぞろいですね。 諸作家の方々には大変感謝しています。これからもがんばってください! 応援してます。 全スレの地鎮祭、「攻殻機動隊」!ニホンちゃんカコイイ!
75 :
目次87 :02/01/13 09:11 ID:md8AL2iw
76 :
奈良市 :02/01/13 10:45 ID:uOVRpjdL
地鎮祭ってどこにのってるんですか? まとめてのってる所はないの?
「チューゴ君のゲーム」
ニホンちゃんとチューゴ君がコンピュータゲームで遊んでいます。
どうやら、ニホンちゃんが攻撃側キャラ、チューゴ君が逃走側キャラを操作している
ようです。
「え〜い、ちょこまかちょこまかと逃げ回りおって、この、この。」
「ひえ〜、お助けぇぇぇ〜〜〜」
二人ともゲームのキャラになりきって遊んでいるようですが、しばらくして、ゲーム
オーバーとなったようです。
「ふー、どうだい?ニホンちゃん。ボクの作ったゲームの出来は、なかなかだろう?」
「う〜ん、出来のほうは良くわからないけど...、チューゴ君、このゲーム自分で
遊んでて、楽しい?」
「う...楽しく...ないかも。」
おしまい
※「南京大虐殺」のゲームソフトが発売
http://j.people.ne.jp/2002/01/11/jp20020111_13131.html 対戦モードがあるかは未確認ですが、ネタの都合上、そういう設定にしました。
反日プロパガンダというのは分かりますが、中国人がこのゲームを自分で遊んで
楽しいと思うのでしょうか?
79 :
なー ◆i2juaL6k :02/01/13 15:26 ID:+UzEkyOX
「エンダーのゲーム」にも引っ掛けられるかな?とも思いましたが ここはハングル板だし、あまり凝らずにネタ作成。 スレ一覧初期表示から落ちそうなのでage書き込み失礼。
80 :
JY :02/01/13 18:03 ID:kkU04hz6
地鎮祭のところに行きました。 あそこは秘密基地なのですか?w。
81 :
四季砲 :02/01/13 18:18 ID:fcBuuruI
>>72 まあ今度から 変じゃない程度につけます。
>>75 アイゴー 総督府版のほうがオマケ付きの誤字なおしの完成版(?)ニダ!!
そのへん、よろしく(無責任でご免なさい)
82 :
nanasi :02/01/13 18:57 ID:Ht02Iafo
日本語では通常、空白で文節を区切ることはないんですよ。 匿名でもあなたの文章は大辞典でも丸分かりです。
83 :
& :02/01/13 20:27 ID:y+hA9Ckn
少し前、カンコ君がニホンちゃんに言っていた事がありました。 「シューキュー大会の開会式にはチューゴ君のタクミンパパさんも来るニダ だからニホンのパパも来るニダ」 相変わらず一方的なカンコ君にニホンちゃんも呆れ顔で答えました。 「お父さんに伝えておくけど、こっちも準備で忙しいんだよ」 「義務ニダ!」 タクミンパパが来ると信じて疑わないカンコ君は珍しく上機嫌です。 そう一言言うと、とっとと帰ってしまいました。 結局、ニホン家で話合った結果、シシロー叔父さんが出席することに なったのでした。そんなある日のこと。 ニホンちゃんが学校に登校すると、机の中に新聞の切り抜きが入っていました。 「何だろこれ」 不思議に思いながら、その切り抜きを読んでみると… 「『タクミンパパ、秋の家族会議の準備のためシューキュー大会に合わせた カンコ家への訪問は未定』って、あれれ?」 首を傾げるニホンちゃんを、陰から見ているのは何とアサヒちゃん。 そうです。新聞の切り抜きとは、アサヒちゃんの出している新聞の 切り抜きだったのです。いったいどういう事なのでしょう? 続く(かもしれませんw)
84 :
83 :02/01/13 21:32 ID:y+hA9Ckn
数日前の朝日の記事からです。 ウソまでついて共催とはいえ他国の元首クラスを 呼ぼうというのは、普通なら国際問題でしょう。 招聘する身でありながら“義務”とまで言い切る外交姿勢も問題ありありです。 党大会準備云々は外交筋で連絡があったそうですので、W杯委員会も知らないはずは ないのですが、好意的にモンジュ君の先走りとしておきたいところです。 それを事もあろうに朝日がスッパ抜きという冗談にしか思えない事態。 まぁ、ここまで来ると笑い話にしかなりませんけどw
85 :
名無し :02/01/13 22:23 ID:O8s9AYPR
>>83-84 風刺ネタ(・∀・)イイ!!
そろそろアサヒちゃんが転向するのかな?まあどっちにしろ捏造するんだろうけどね。
86 :
名も無き者 :02/01/14 02:09 ID:3KW+cpfL
ニホンちゃんの家には、代々の歴史を感じさせる物が 他の家に比べて多く残されています。 ただ、第二次町内大喧嘩に関する物はどうしても少なく、 嘗ての湖や川での喧嘩で活躍した物と言えば、 湖の岸のヨコスカ桟橋に繋いである「ミカサ」位の物でした。 いえ、本当はもう一隻在ります。 いや、今となっては在ったと言うべきでしょう。 今回は、そんな静かに歴史の中に埋もれていった、 在る小さなフネのお話です。
87 :
名も無き者 :02/01/14 02:12 ID:3KW+cpfL
そのフネはミカサに比べれば四十年ほど新しく、 そして四十年古いミカサに比べても、とても小さなフネでした。 彼女の名は「ウラガ」。 嘗てアメリー君一族のご先祖が、ニホンちゃんのご先祖の土地へ やって来た場所の地名に因んだ物です。 彼女はあの大喧嘩の末期、 それほど材料を使わず、短時間に作れる簡単な 武装ボートとして、多くの姉妹と共に輸送ボートを守りました。 彼女の姉妹の多くは、アメリー家やエリザベス家の水中花火により、 その生命を終えてしまいましたが、 彼女は幸運にもあの大喧嘩を生き延びました。 大喧嘩の後、日の本家に再び平和が戻り始めた時には、 その名前を「コジマ」と変え、 喧嘩で彼方此方へ散った人達を運んだり、 湖や河川の灯台の点検をしたりと、 目的は変わっても良く働きました。 そんな幸運で健気な彼女も、 自らの老いからは逃れられませんでした。 大喧嘩終結から大分たった後、 遂に現役のフネとしての生命に終りが来たのです。
88 :
名も無き者 :02/01/14 02:13 ID:3KW+cpfL
しかし天は彼女をまだ見捨ててはいませんでした。 フネとしての生命を全うした後、 彼女は全く違う第三の人生を歩む事となったのです。 湖畔の桟橋の一つ、チバ―イナゲ桟橋に係留され、 日の本家の人たちの、小さな集会場の一つとなったのです。 その後湖畔が埋め立てられ、陸地の中の小さな池に 保管される事になりましたが、 その後何年も日の本家の人たちに親しまれる事となりました。 ニホンちゃんやウヨ君と言った子供達も、 何度かカイジさんやお父さんに連れられ、遊びに来ています。 この様に幸福な第三の人生を謳歌した彼女ですが、 老いと悪運と言う悪魔は彼女にしつこく縋り付いたようです。 ニホンちゃんが今の小学校に上がるか上がらない頃、 家族の中で一人、懸念を持ち出した者がいました。 その人は日の本家の火消し、そして建物の管理を担当する人で 「コジマは古過ぎて、建物としては危ないから使うな」 と言い出したのです。 コジマは元々フネですから、ある意味お門違いである事に 何人かは気付いていましたが、 危ないと言う事は事実であり、結局コジマに入ってはいけない、 と言う取り決めになりました。 人が訪れなくなり、手入れをする者もいなくなってからは コジマは急速に老いて行きました。 無骨なスタイルながら白と青の優美な塗装を施された 船体は急速に錆び、 マストも少しずつ曲がっていきました。 そんな折、サヨックおじさんが 例によってとんでもない事を言い出しました。 コジマを解体しよう、と。
89 :
名も無き者 :02/01/14 02:14 ID:3KW+cpfL
聊か知恵遅れである彼の意見は、普段それほど重く取られる事は なかったのですが、今回はアサヒちゃんと言う、 幼いながら狡猾なブレーンがついた事が災いしました。 彼女はサヨックさんに、コジマは古くて危ない、 直すのにもとてもお金が掛かる、 そんな事をするなら遊び場を増やして貰った方が良い、と吹き込み サヨックさんの口を通じて ジミンさんを最終的に説得してしまったのです。 勿論、シンタローおじさんやウヨ君を始めとして 反対する人達も沢山いました。 しかし、家長であるジミンさんの 「あのフネは古過ぎて危なく、直すのにもお金が掛かる。 それなら子供達の遊び場を増やしてあげた方が良い。 そして―何よりもう決めた事だ」 と言う言葉の前には、最早どうしようも在りませんでした。 かくして、様々な日の本家の人々にその最後を見送られながら、 コジマは解体され、収容とその生を終えました。 今では船首部分や、幾つかの部品などが、 かすかにその面影を留めているのみです。 コジマのいなくなった跡地は約束どおり、遊び場へ と変わり、そこでは日の本家の子供たちが元気に遊んでいます。 (ウヨ君だけは余り元気が無いですが) この事が良かったか悪かったかは、今は誰にも分かりません。 確実なのは、コジマは最早その姿を二度と人前に表す事は無い、 と言う事だけです。 静かに歴史の彼方へ消えていった、在る小さなフネのお話でした―。
90 :
名も無き者 :02/01/14 02:21 ID:sRk+Rc74
時事ネタの所を引っ掻き回してスイマセン(汗 今回は嘗て千葉県に公民館として保存され、 今から四年前に解体された旧海軍海防艦「浦賀」 の話をベースとしてみました。 先日始めて彼女がこの世にいない事に気付き、 愕然とした愚かな著者は、 彼女の消えてしまった原因を見て愕然としました。 その理由は作中で取り上げていますから多くは 語りませんが、そんな彼女を忘れて欲しくは無い、 と思い、 ニホンちゃんとは直接関係のない、 この愚作を書き上げた次第です。
91 :
JY :02/01/14 02:52 ID:aAhAImul
船は「彼女」ですもんね、たしか。
92 :
名も無き者 :02/01/14 02:58 ID:/1hZtcuI
>90 原因を見て愕然と→更に愕然と >91 早速のレス有難う御座います。 何でも日本で船舶を女性名詞で呼ぶように なったのは、英国海軍からの伝来の ようです。
93 :
JY44 :02/01/14 03:10 ID:8ddffx/V
「異なることがなければ」 アメリー君がなんだか変です。 いつも変だと言えばそうですが、やっぱりいつもと違う感じ。 つい数ヶ月前にショッキングなことがあって、 その後始末にいろいろ忙しかった彼なのですが、 そのせいか、目の下にクマをつくり少しやつれた感じです。 心のほうも・・・少し壊れてしまったのでしょうか。 ロシアノビッチ君を髣髴とさせるへべれけ状態で、 おもいっきり人にからんでいます。 髪はボサボサ、目は真っ赤でした。 酒ビンを抱えた姿は、いつもの彼とはおおよそかけ離れています。 いいじゃねぇかぁ。 いいからよぉ〜、おまえん家にいれろよぉ〜! なにもしねぇよ。 何もしねえっていってんジャン。 いいじゃねぇかぁ、減るもんじゃなしぃぃぃ。 いいからよぉぉぉぉぉ〜! ヤァラぁせぇろぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!
94 :
JY44 :02/01/14 03:10 ID:8ddffx/V
掃除させろよぉ〜!
汚れを〜!
俺の好きなようによぉ!
金やるからぁ〜守ってやるからぁ〜!!!
おらぁよ〜いろいろぉ隅っこのほうとかぁよぉ〜、
一番下のところがよ〜、
汚れてんのが、気にくわねぇんだよ〜!
えぇ!わかってんのか、この野郎。
(ウッグ)・・・
納得いくまでやんねぇとよ〜寝られねぇんだよー!
安心できないっつーの!
おまえ、もしかして俺のこと疑ってんじゃねぇか〜?
俺が今まで正義じゃなかったことがあったかぁ?
えぇっ!?ヒックッ。
だからぁー聞ぃてんだよ!
俺は間違ってんのかぁ?
間違ってたのかぁ?
・・・とにかくよぉ、
アル・・・アルなんとかってのが気にくわねぇんだよぉ。
クソッ!
その汚れのせいで、俺のハートは、
俺のハートがぁボロボロなんだよぉ。ホントウなんだよぉ!
誰かぁぁぁ、俺を癒してくれよ〜。
(あぁ)・・・頭が痛い・・・
だめなんだ・・・何度手を洗っても汚れが・・・
汚れが、落ちねぇんだよぉぉぉぉぉ・・・。
何でか、酔っ払って泣き崩れてしまうアメリー君でした。
http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt10/20011121df1i014121.html
95 :
名無し :02/01/14 06:43 ID:qGGrC2eJ
96 :
名無し君 :02/01/14 14:17 ID:nOV/qcoG
97 :
奈々紫 :02/01/14 14:27 ID:9x0Tf88L
98 :
名も無き者 :02/01/14 15:16 ID:hanlRibr
>97 何てこった、とんでもない間違えを・・・ 回線切ってケーブルで首括って逝って来ます・・・
99 :
Tam :02/01/14 16:49 ID:1htIbIbO
初めてでしかも長いですが、どうかご勘弁を 放課後の教室ではニホンちゃんはアメリー君達が見当たらないので 東欧町の新しい友人とシューキューについて華を咲かせているようです。 「ねえルーマちゃん、この場合はどうしたらいいのかな?」 「…ニホンちゃんそこはね、こうしたらどうかな?」 「あっ、そうか〜さすがルーマちゃん。すごいよねえ。」 「ねえねえここはどうかな、ニホンちゃん?」 「ブルーガ君のはこうしたらいいと思うけど、どうかなルーマちゃん」 「……うん、それでいいと思うよ。」 ニホンちゃんにとってあまりなじみがなかった二人でしたので心配していましたが どうやら持ち前の笑顔と性格ですぐに友達になれたようですね。 可憐でおとなしそうだけどリボン回しやフラフープを得意とするルーマちゃんとその お隣さんのブルーガ君とこれからも仲良くしていってもっともっと友達を作っていこ うと思っているニホンちゃんの背後からあの独特の臭いが…… やはりキムチ風に乗って我らがヒーローのカンコ君の登場のようです。 「ニホン何やってるニダか? 言わないと謝罪と(以下略)ニダ」 「あっ、カンコ君。ルーマちゃん達とシューキュについて話してるんだけど よかったらカンコ君もどう? ねえいいかな?」 「うん、構わないよ。」 「ハァ? 何でウリがルーマやブルーガの貧乏人と話さなければいけないニダか。 しかもそんな負け犬なんかと話すのは時間の無駄ニダ。」 「……………」 (続く)
100 :
Tam :02/01/14 16:50 ID:1htIbIbO
(前回の続き) 「……………」 ブルーガ君の拳が震えていますが、俯いてしまって何も言い返せないようです。 「カンコ君なんでそんな酷い事言うの? 謝りなよ。」 「本当のことを言っているのに何でウリが謝るニダ? 今度ウリの家が主催の大会に出れないのが何よりも動かぬ証拠ニダ!」 「……私の家との共催なんだけど……」 「ニホン何か言ったニダか? 言ったのなら謝罪と(以下略)ニダ」」 「ううん、何も言ってないよ〜〜 でも順位ではルーマちゃんの方がカンコ君や私よりはるかに上なんだけど」 「ニダ〜〜〜〜〜〜〜! そんな事実を歪曲されたのを信じているニダか。 傷ついたニダよ。やはり謝罪と(以下略)ニダ〜〜〜〜!!」 「えぇぇぇ、書かれている事を言っただけなのに何で〜〜」 それまで黙って聞いていたルーマちゃんがいきなり立ち上がって 「あ、あのカンコ君、その話だったら私と屋上で話さないかな?」 いきなりの発言に一瞬とまどったカンコ君だが持ち前の足りない脳をフル回転させ 「ニダ?(ウリの発言は正しい→屋上で話→ルーマの謝罪と賠償→儲かるニダ♪) 仕方ないニダね。ニホン今回はここまででいいニダ。あとで謝罪と(以下略)ニダ」 「うん。じゃあ、ニホンちゃんまた後でね。」 そう言うとルーマちゃんはカンコ君と一緒に教室を出て行ってしまいました。 「???? え、ええ〜〜〜〜〜」 (続く)
101 :
Tam :02/01/14 16:51 ID:1htIbIbO
(前回の続き) すぐさまニホンちゃんはすぐさまエリザベスちゃん達を探してだしてルーマちゃん を助けてくれるようお願いしましたが、何故かルーマちゃんの名前を聞くと行こう とはしませんでした。あの女性には優しいマカロニーノ君ですら助けにいこうとは しなかったのでとうとう 「もう、いい。 私一人で行くから!」 そう言うとニホンちゃんは飛び出して行ってしまいました。 「…………あのバカンコ。せめて相手は選ぶべきしたね。」 エリザベスちゃんの一言に頷くその場の一同…… (その頃の屋上) 満面の笑みを浮かべたカンコ君と俯きぎみのルーマちゃんの対照的な二人しか居ま せんでした。 「ニダニダ♪(賠償で何を買うニダか〜)さあルーマ謝罪と賠償をするニダ。 ウリは心が広いから家来ぐらいにはしてやるニダ」 「……あ、あのねカンコ君」 「ニダ♪(あまり期待は出来ないがまあいいニダ、他にも使い道はあるニダ)」 意を決して顔を上げたルーマちゃんには笑顔が浮かんでいますが、その周りの雰囲気 はとてつもなく重苦しいものへと変化していました。 「あ、あのニダニダと毎日五月蝿いし、キムチの臭いがたまらないんでやめて欲しい んです。いえ、ここから居なくなって欲しいんでけれど……」 「何を言っているニダ!! そんな事を言うなら謝罪と(以下略)ニダ〜〜〜〜!!」 「……言いましたね。もう一回だけ言います、ニダニダと五月蝿いんです。 またニダと言ったら今度はお尻に鉛筆を刺して見世物にしますからね♪」 (……この感覚はチューゴ君の時と同じニダ。ウリは何でこいつを恐れているニダ) 「ど、どこが悪いニダか!! これは半万年前から使われている正しい言葉ニダ!! お前らが間違っているいるニダ! 謝罪と(以下略)ニダ〜〜〜〜!!」 「………また言いましたね(ニコニコ)」 持っている鉛筆をバックの夕焼けによって鮮やかな赤色にしながら静かに近寄ってくる 「ニ、ニダ〜〜〜〜〜〜〜!!」 (続く)
102 :
Tam :02/01/14 16:52 ID:1htIbIbO
(前回の続き) ニホンちゃんが屋上へ向かう最後の階段を上ろうとしますと、丁度ルーマちゃんが 笑顔で降りてきました。 「あ、ルーマちゃん大丈夫だった?」 「うん大丈夫。でも、ゴメンネ心配させちゃって」 「ううん、いいよ。それよりカンコ君は?」 「ん? 屋上で寝てるからほっといてだって」 「えっ? そ、そうなの(…今は冬でしかも夕方なのに)」 (学校からの帰り道) 「……そうだルーマちゃん、カンコ君とどんな事を話したの?」 「別に大したことは話してないと思うよ。ただ、ヴラドお爺ちゃんから教わった コウショウジュツを話して納得してもらっただけだから。」 「ほえ〜〜、凄いんだね。ルーマちゃんお爺ちゃんは」 「うん♪ 今度一緒にお爺ちゃんに習おうか?」 「いいの? じゃあお願い」 「私はこっちだからニホンちゃんじゃあね」 「うん、じゃあね〜」 (後日ニホンちゃんはその事をエリザベスちゃん達に話しましたら その場に居たみんなから必死に止められましたのは言うまでも無い事です。) その日の学校屋上では夜中じゅう響く謎の声が 「ア、アイゴ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
103 :
Tam :02/01/14 17:02 ID:1htIbIbO
初めての創作でしたが如何でしたでしょうか。 一応説明を ルーマちゃん ランク15位のルーマニア ブルーガ君 ランク51位のブルガリア ヴラド爺さん 言わずと知れたドラキュラの元となった領主 GDPでは二国とも韓国に比べますと相当低いんでカンコ君はあんな態度に してみました。 以前ルーマニアに旅行した際に韓国人(多分)が怒鳴っているのを見ましたの と15位のルーマニアがWCに来れないのを合わせて作成してみました。
104 :
名も無き者 :02/01/14 17:42 ID:+7mZ5SAk
>95 ありがとうございます。 そしてレス遅れて申し訳在りません。 最近は不況のせいかこの「志賀」 そして「三笠」のような旧軍兵器の 保存に対する風当たりも強いらしく、 そこにイデオロギーに固まった 日教組が絡んで、この様な悲劇が 起こってしまったようです。 周辺住民の方達に惜しまれたのが、 せめてもの救いでしょうか・・・・
105 :
名も無き者 :02/01/14 17:54 ID:1jJ8bsQ4
>103 始めまして。楽しく拝見させて頂きました。 ルーマちゃんの辛辣さと反撃が見事です(藁 ってそりゃアーカードのモデルになった あの爺さんの孫なら当然か・・・ 韓国人は自分より国力が弱い、貧しい国の人間 だと途端に増長する、と言うのは良く聞きますね。 何処か別のレスで、アフリカで嘗て韓国人と 仕事をした技術者が、タイ人労働者への韓国人の 傲慢さに呆れた、と言うのを読んだのを思い出しましたよ。
106 :
Tam :02/01/14 18:37 ID:1htIbIbO
>103さん レスを頂きましてありがとう御座います。 確かにあの国の一部方々(そう信じたい)は そのように増長するとよく聞きますね。 勝つ勝負しかしないといった態度はある意味 潔いですね(藁
日教組って前身が、歴史研究会とか言う、左翼思想団体 だと聞いたが・・・。ろくなことせんね。あいかわらず。 あいつらからなくした方がいいんじゃないかね。 日本は教育で人材を作ってここまできたのに最近おかしくなっているのは やつらとは無関係でないと思うのだが・・・。
108 :
:02/01/15 00:34 ID:qMmZ93Xw
109 :
ななし :02/01/15 21:52 ID:py6+9dGp
age
110 :
四季砲 :02/01/16 00:59 ID:WNxcq8mR
タイワンちゃんが何やら料理を作っています。 だけど手には何時ものように中華包丁ではなく、柳刃包丁です 実はタイワンちゃんニホンちゃんが得意の料理をパク いえいえ見習おうとしているのです タイワンちゃんは機嫌よく歌なんかを歌いながら、まな板の上の魚をみるみる捌いていきます 「ワタシが一番なりたいひとは ラジャ ラジャ ニホンちゃ〜ん 赤いボディーの トヨタのカーで 北から南へ 車を飛ばし〜 国際レースに出るそうな まあ まあ ちゃちゃちゃん ラジャ ラジャ ニホンちゃ〜ん」 そこに何故か現われるカンコ君 「や うまそうニダ 一口 いや全部食べさせるニダ」 (何でカンコ君がここに・・・・まっいっか カンコ君に食べてもらって 感想を聞かして貰いましょ) 「丁度いい所に着たわね、今作った料理の毒見 いえ 味見をして感想を聞かして貰えないかしら」 「何でもいいから食べさせるニダ」 カンコ君は目の前に料理が出されるとすぐに平らげてしまいました。 「それで 味の方は・・・・」 「味なんかしないニダ タイワン 味付けを忘れたニダな」 まあ 日頃からキムチばかり食べているカンコ君にはニホンちゃん風の料理味付けでは薄すぎるようです (はぁ〜 カンコ君に感想を聞いた私がバカだったわ) 「でも 舌にピリピリくる感触はナカナ・・・・・・何だか全身が痺れてきたニダ 目の前が回るニダ やい タイワン この魚腐っているニダ 反省しる」 「バカ言わないでよ これは、今日ワタシが釣ってきたばかりの新鮮なフグよ!!」 「・・・・・・」 「・・・・・・」
111 :
四季砲 :02/01/16 01:00 ID:WNxcq8mR
「アイゴー!!フグを捌くには免許がいるニダ 素人かやっちゃダ・・・シビシビれるにだー」 「ご免なさい カンコ君」 「タイワンは反省し・・・それより救急車ニダ 」 「大丈夫よ カンコ君 毒に当ったときの準備はしてあるわ」 そういってタイワンちゃんはカンコ君を浜辺に引きずって行きます。 浜辺の砂浜には大きな穴が 「この穴は何にだ?」 「これ? ニホンちゃんに聞いたんだけど フグに当ったときは首から下を一晩埋めておけばいいんだって」 「そんな 怪しい治療でなくて ちゃんとした病院に連れってって欲しいニダ」 「つべこべ言わずにココに埋まる!!」 カンコ君は逃げようとしますが全身が痺れておもうように動けません たちまちタイワンちゃんの手により首だけだして埋められてしまいます 「それじゃあ 一晩たったら掘り起こしにくるから」 そう言い残しタイワンちゃんは帰ってしまいました 「アイゴー たれかーたしけてー」 一人残されたカンコ君は助けを呼ぼうとしますが舌が痺れて声も出ません 「アイゴー ウリは一晩ここで・・・・ちょっと待つニダ 今は確か干潮だから」 カンコ君の耳にザッバーン ザッバーンと波の音が聞こえます 「アイゴー たれかー いないニタ かー」 砂浜に助けを呼ぶ声が微かに響きます 「たれかー」 おわり おまけ ニホン「えーと、作者が言うには、今回のお話には元ネタはありません、 台湾でフグ料理が、流行っているかは知らないそうです、」 カンコ「そんな事は、どうでもいいニダ、やいニホン、よくもタイワンにあんな出鱈目教えたな」 ニホン「ご免なさい、まさか本気にするとは、思わなかったから」 カンコ「ニホンは、反省しる」 ニホン「します」 カンコ「謝罪もしる」 ニホン「しました」 カンコ「賠償もしる」 ニホン「えっ賠償?」 カンコ「そう、賠償をよこすニダ、そう、その、ぱんつをよこせニダ!!」 ニホン「いや〜」 おしまい
112 :
名も無き者 :02/01/16 01:24 ID:eW5nu+gB
>107 千葉県教育委員会の余りな態度を見る限り、 其れは過言ではないかと。 正直、この様な連中に志賀が解体された、と言うのは 筆舌では表せない愚かな話です。 皇室や自衛隊を無くす前に、彼らこそ消え失せるべき 存在でしょう。これ以上は板違いなので控えますが・・・・
113 :
:02/01/16 01:46 ID:5BHdgAph
台湾のことは分かりませんが、外務省の海外安全情報ページによれば、韓国では 「不完全な調理によるフグ料理を食べて中毒を起こす事例があります」 とのことです。
114 :
転載氏 :02/01/16 02:13 ID:56tKVxnH
感想 人糞を食わせるという民間療法(もちろんまちがい)もあるが、 埋められたくらいですんで、よかったな、カンコ君。
115 :
Tam :02/01/16 14:40 ID:026YxOUj
爽やかな朝の登校風景 「バスガス爆発・バスガス爆発・バスバスガクッ」 「タイワンちゃん失敗〜」 「ニホンちゃんやっぱりこれ難しいよ。 ……で、ニホンちゃんはどれくらい出来るの?」 「えぇ? わ、私はそのぅ………同じくらいかな?」 「え〜ニホンちゃんひど〜い。」 「えへへへ〜ごめんね」 (天の神様。こんなニホンちゃんとの楽しいひとときが壊されませんように どうかお願いします。特にあのバカン……) タイワンちゃんの祈りは叶えられるでしょうか、そこはここのお約束 後方より爽やかな雰囲気をぶち壊す刺激臭を引き連れカンコ君の姿が… 「ニダ? ニホン何やってるニダ? 正直に話さないと謝罪と(以下略)ニダ」 「………」(神様、どうして意地悪をするんですか) 「おはよう、カンコ君。あのねタイワンちゃんと『はやくちことば』の バスガス爆発を連続三回言えるかをやってたんだよ。」 「ふ〜ん。で、ニホン達は出来るニダか?」 「ん〜二回目までは出来るけど三回目はちょっと」 「ニホンはそんな事も出来ないニダか。ウリにはそんなの簡単すぎるニダ。」 「ちょっとバカンコ。出来もしないくせに威張ると泣きを見るわよ!」 「うっさいニダ! 天才のウリなら出来るニダ。ケンチャナヨ〜」 カンコ君は独自のケンチャナヨ精神で乗り切ることが出来るのでしょうか?
116 :
Tam :02/01/16 14:40 ID:026YxOUj
カンコ君はただでさえ張っているエラをさらに大きく張るように息を吸って 「バスガス爆発ニダ・バスガス爆発ニダ・バスガス爆発ニダ!!」 ・ ・ ・ 「えええええ〜」 どうやらカンコ君は早口で怒鳴っているのが日常ですのでこれは得意だった ようですね。 「どうニダ。やっぱりウリは天才ニダ! ニホンとは出来が半万年違うニダ ウリを馬鹿にした償いとして謝罪と(以下略)ニダ〜〜〜〜〜!!」 「謝罪は関係ないけれど、すごいねカンコ君。」 「バカンコに負けるなんて……」 「ニダ〜〜〜〜〜〜〜〜♪」 「カンコ五月蝿いネ。どうしたアル?」 そこへどうやらチュウゴ君が現れてようですね。 おや?いつもより表情が暗いですが大丈夫でしょうか? 「あっチュウゴ君、おはよう。あのね」 「チュウゴ君聞くニダ。ウリは『はやくちことば』でニホンに勝ったニダ。 ちょうどいいニダ。チュウゴ君もウリの天才を知るニダ。」 「あっ、カンコ君やめた方が……」 「バスガス爆発ニダ!・バスガス爆発ニダ!!・バスガス爆発ニダ〜〜〜」
117 :
Tam :02/01/16 14:42 ID:026YxOUj
118 :
陵 :02/01/17 00:42 ID:0DKs4DP3
早口言葉・・(笑)
119 :
もんぷ :02/01/17 00:43 ID:3sWNaFEV
だれが書いてるの????挿絵入れてくれない??
早口言葉で思ったんだけど、 「ウリナラニダ」って結構言いにくいね(w 謝罪と賠償請求、怪電波送受信以外に カンコ君にはこんな特技もあったのか・・・
121 :
JY45 :02/01/17 01:34 ID:FRjZU77h
「鳴きの竜」 「ニホンさん、あんた強運の持ち主と聞いたニダ。 今日こそ、おめぇの強運をもらいにきたニダ!」 彼女は、サングラスごしの上目使いの流し目で答えた。 「そう。 だったら、早く打ちなよ。時はあんただけの物じゃないわ。」 薄汚れた灰色の町・新宿を背景に、脅威的な運と実力を持つ雀鬼、日ノ本桜 その運を我が物にしようとした者達が、 勝手に抗争と捏造、『一人チキンレース』をくりひろげ、 そして一人また1人と勝手に散って行く・・・・。 「ニホン! 日ノ本桜ぁ〜! お前の運をワシにくれニダ〜! ウリナラにやってくれ〜〜っ!!」 パシッ!しゃきーん! 「い、いっ、今牌が閃光ったニダ!!!捏造ニダ!」 「他人に捧げる強運など持たぬ。 ましてや、己の強運に身を任せるほど愚かではない。」 「ほ、ほざけやぁ〜!謝罪と賠償を(以下100行略)!!!」 「ロン。 フッ。そこの寒国人、アナタ・・・・背中が煤けてるわよ(微笑)。」 日ノ本桜ーーー己に笑う。 END
122 :
JY :02/01/17 01:37 ID:FRjZU77h
オマージュ。りすぺくと。(w 純粋な創作ではないですなぁ。 ホントウは「鳴き」という漢字ではなく「哭き」ですね。
123 :
Tam :02/01/17 12:49 ID:qqGKEYFo
AM3:00 普段はなかなか見れないみんなの姿を見てみたいと思いませんか? その期待に応えまして見てみましょうか。 質素ながらも綺麗に整理され、心を落ち着かせます香の匂い。そして 壁に貼られていますニホンちゃんのポスター 誰の部屋でしょうか。 「えへへ〜ニホンちゃん そんな事しちゃやだぁ♪ あっ、そうじゃないの。だって私、ニホンちゃんになら……」 おや、ここはタイワンちゃんの部屋ですね。 寝言の内容はちょっとあれですが、可愛らしい寝顔です。 夢の中でもニホンちゃんと一緒に楽しく遊んで(?)いるようですので 邪魔するのも何ですから次の家にでも行きましょうか。 ・ ・ ・ おや、次は一風変わって刺激臭もとい美味しそうな臭いが蔓延しています 部屋ですが一体誰の部屋でしょうか?
124 :
Tam :02/01/17 12:49 ID:qqGKEYFo
(続き)
「や……ニダ、や、め……ニダ、………ア、アイグォ〜〜〜!」
ガバッ!!
「ハアハアハア……はっ! 夢ニダか? ふぅ、危なかったニダ。
また鉛筆を刺されそうになったニダ。これもニホンのせいニダ!!
朝一番で謝罪と(以下略)ニダ!!」
…………やはりカンコ君の部屋でしたね
まあ、キッチョム君の部屋でなっかたのがせめてもの幸いですね。
どうやらカンコ君はいつも通りニホンちゃんへの苛めを考えている
ようですので次の………
「で、でも、あの時の感覚……忘れられないニダ」
………カ、カンコ君? ななななんでお尻を押さえてるのかな?
ももも、もしかしてカンコ君、一族の長きに渡る風習のせいなのかな?
ブラックアウト
この話を書く事となりましたネタです。本当にすみません。
我が国も昔はありましたのでこの風習が悪い事だとは言いませんが、
あの国のお方に関しましてこんな話を、聞く事がありますのでどの
程度までが本当なのか疑問に思い作成しました。
http://www.cc.aoyama.ac.jp/user/zkki/kyotsu/korean.html
125 :
ぺちこ :02/01/17 16:13 ID:zwjiFxxK
初めて読んだ。面白いね。 応援しするぞ。
126 :
JY :02/01/17 18:23 ID:hTY7dWuD
上げよう! ぺちこさん楽しんでってね。 あと本家HPもよろしく。
127 :
ななし :02/01/17 21:08 ID:ou34bqSR
age
128 :
ななっし :02/01/17 21:29 ID:4HDDIbky
>123-124のTamさん。 「一風変わって刺激臭もとい…」 ッてのにワラタです。 カンコ君のお相手が気になります(w 件の風習、チューゴ君んとこもです。 かなり激しいです。ええ…。 若い人民軍の軍人さん3人に目の前で、いちゃらこかれました(w 水魚の交わり(え?)、断袖の仲っていいますしね…。 マジでそっちの方なのかは知りませんが、手とか普通に繋いでたりします。 男同士、女同士。肩組んだり、腕に縋ってたり。 (日本も日本で色々あるんですけどね(w 特に戦前とかも) 別に構わないんだけど…儒教って。
129 :
ななっし :02/01/17 21:32 ID:4HDDIbky
ああ…上の続き。 おじいちゃん同士とか、ほほえましんだけどね。 若い子、結構目がマジだから(w 田舎の方が若い子同士多いのは何故…。
130 :
:02/01/17 22:38 ID:8o0ePFLD
131 :
陵 :02/01/17 23:50 ID:0DKs4DP3
>>124 カンコくん・・。TpT;
カンコくんが、誰か(男)と手をつないで歩いている姿はみたくないわぁー
132 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/18 00:07 ID:wGBPUGOd
133 :
棄て :02/01/18 00:14 ID:sGdDrrkA
>>132 ご紹介ありがとう。
笑わせてもらいました。
こんな板もあったのねえ、びっくり。
134 :
JY46 :02/01/18 01:18 ID:NE5YLl3i
135 :
JY :02/01/18 01:19 ID:NE5YLl3i
すげえ小ネタでしたね。
136 :
三毛 ◆wPntKTsQ :02/01/18 01:25 ID:II9LuvPk
不敬罪 新学期が始まり、静まり返っていた学校にも活気が戻ってきました。 みんな、久しぶりに会う友達と、冬休みの想い出で盛り上がっています。 「フランソワーズ、スキーに行ったんだって?どうだった?」 「楽しかったですわ〜!………二日目は吹雪になったけど」 「ニホンちゃんって、雪合戦強いんだよ〜。あたし雪だるまにされちゃったわよ」 「正月は、親戚一同集まって、のんびりするどころじゃなかったアル……」 賑やかな笑い声の花が、そこかしこで咲いています。と、突然、その和やかな雰囲気をたたき壊す濁声 が、みんなの耳を直撃しました。 「アイゴーッ!!無い!無い!無いニダ!ア、ア、ア〜イ〜ゴ〜ッ!!」 「やっかましいっ!」 ぱきゃんっ! 鞄の中に手を突っ込んだまま、学校中に響き渡る、素っ頓狂な叫びを上げたカンコ君。黒板の側に立って いたアメリー君が、怒声と共にチョークを投げつけます。 ものの見事に額で砕け散ったチョークのおかげで、怪しい舞踏家のような姿になりながらも、カンコ君は、 鞄の中をまさぐるのをやめません。 「か…カンコ君、一体どうしたの?」 ニホンちゃんがハンカチを差し出しながら、彼に尋ねます。 「な……無いニダ。ウリの日記が、無いニダ………」 「にっき?………ひょっとして、冬休みの宿題の?」 ちょこん、と小首をかしげるニホンちゃん。どうやらカンコ君、宿題を忘れてきてしまったようです
137 :
三毛 ◆wPntKTsQ :02/01/18 01:25 ID:II9LuvPk
つづき 普通なら、次の日に出せばそれで済む事なのですが、宿題未提出の常習犯であるカンコ君は、フラメンコ 先生からの信用をすっかり失ってしまっていて、冬休みの宿題を、始業式の日に全て提出するように厳命さ れていたのです。もちろん、一つでも提出しなかった場合には、きつーいお仕置きが待っていることは言うま でもありません。 お仕置きに恐怖したカンコ君は、ニホンちゃんにも無理矢理手伝わせて、宿題を全て終わらせたのです。 ………が、日記を家に忘れてきてしまいました。自業自得ではありますが、最早いかなる言い訳も、先生に は通用しません。お仕置きを想像しているのでしょう、カンコ君の顔色は、キムチ色になったり、次の瞬間 真っ青になったりと、まるで壊れた信号機のようです。 「今だったら、まだ間に合うんじゃないかな?急いで家に取りに行けばいいよ!間に合わなくても、わたし、 先生に上手く伝えておくから。ね?」 優しいニホンちゃんは、そうカンコ君に勧めます。遅刻の罰と宿題未提出のお仕置きを天秤に掛けたカンコ 君、やがて意を決したように、席を蹴りました。一人マラソン大会が始まろうとしたその時。 「………おい、カンコ。忘れ物ニダ」 一人の男性が、教室に入ってきました。カンコ君のパパ、カンコックさんです。その手の中には、カンコ君 の日記帳がありました。 「ア、アポジ〜。助かったニダ〜!」 先ほどとはうって変わって喜色満面のカンコ君。パパから日記帳を受け取ろうと手を伸ばします。……が。 げしっ! 非常に痛そうな音が、教室に轟き渡りました。なんと、カンコックさん、日記帳の代わりにハンマーパンチ を、カンコ君の頭に振り下ろしたのです。 「アイ………ゴッ……………!」 余りの激痛に、ごろごろと床の上をのたうち回るカンコ君。周りのクラスメートも、意外すぎる光景に、声を 呑んで棒立ちになっています。
138 :
三毛 ◆wPntKTsQ :02/01/18 01:26 ID:II9LuvPk
つづき 「ぐ………ぐが………くぅぅ〜〜……い、いきなり何するニダ、アポジ!」 「やかましいニダ!お前、なんて事日記に書いてるニダ!」 顔面を素晴らしいキムチ色に染めたカンコックさん、怒りの形相で、開いたページをカンコ君の眼前に突き つけます。そこに書かれていたのは………。 『一二月○日 晴れ 今日もアポジは一人で釣りに行ったニダ ウリを連れていく約束を破ったニダ アポジ は反省しる!』 『一月△日 雪 ウリのおこづかいは今年もすえ置きになったニダ………アポジのケチ』 『一月□日 晴れ 今日 アポジが きれいな女の人に見とれていたニダ 怒ったオモニに百烈びんたをく らっていたニダ ………うるさくて寝れないニダ』 「……………………………」 呆れ返った、白い空気が教室に充満しました。その中で、カンコ家の男二人が、醜い骨肉の争いを展開します。 「ウリは事実を書いただけニダ!歪曲なんてしないニダ!アポジは反省しる!」 「まだ言うニダか!?家に帰ったらお仕置きニダ!ついでに、来月の小遣いは没収ニダ!」 「ア、アイゴーッ!卑劣ニダ!横暴ニダ!謝罪と(以下略)」 クラスのみんなは、うんざりとした顔を見交わし、深海よりも深いため息をつきました。カンコ家のダイナミッ クな日常を想像し、それだけで疲れてしまったのです。 「……いつ入っていけばいいのかしら………ああ、カンコックさん、大人気なさすぎだわ……親子揃って… ああ、もうっ!」 一方そのころ、争乱状態の教室の外では、フラメンコ先生が、カンコ君の担任になってしまった身の不運を 嘆きながら、頭を抱えていたのでした。 おしまい
139 :
三毛 ◆wPntKTsQ :02/01/18 01:27 ID:II9LuvPk
140 :
三毛 ◆wPntKTsQ :02/01/18 01:34 ID:II9LuvPk
142 :
Tam :02/01/18 12:33 ID:5zx0e6++
「疑惑のお肉」 皆が待ちに待った昼食の時間。いつもならすぐさま刺激臭が漂ってくるはずが 今日に限っては香ばしく食欲を誘う良い香りが漂ってきているではないですか。 本来ならば喜ばしい事なのですが……… 「ね、ねえ、カンコ君。今日のお弁当はキムチじゃないの?」 「ふふふふ……ニホン、今日のウリの弁当はいつもとは違うニダよ。 ウリのアポジが用意してくれたこの弁当を良く見るニダ!!!!」 なんとそこにはいつもの貧乏……もとい質素倹約なカンコ君の弁当ではなく 焼肉弁当しかもお代わり用の肉まで沢山用意されているではないですか。 「うわぁ、カンコ君が焼肉だなんて今日は豪勢だねぇ〜何かのお祝い? あっ! ででで、でもこの肉って牛さんの……だよね?」 「当たり前ニダ! 疑うのなら謝罪と(以下略)させるニダよ。 ウリのアポジが沢山肉を持ってきたから今日からは毎日焼肉ニダ。」 「(??? 何で『買った』じゃなくて『持ってきた』なのかな? ……ん〜〜〜あれ? このお肉の黄色い印ってまさか………)」 「ニダ〜〜〜〜♪ これでウリがニホンの家に勝つのも時間ニ……」 ゴン…ゴスッ…メキャ ニホンちゃんいきなりの右フック→ボディ→膝蹴り三連コンボ 「もう、食事中に寝ちゃ行儀が悪いよカンコ君♪ あ、アメリー君、カンコ君を保健室に運んであげてくれない?」 「………あ、ああ分かった」 「うんありがとう。その間、私はカンコ君のお弁当を片付けとくね♪」 (ふう、危なかった〜 このお肉を昨日やっと捨てたなんて事をみんなに 知られたらどうなることやら……ゴメンネ、カンコ君) END
143 :
Tam :02/01/18 12:34 ID:5zx0e6++
144 :
:02/01/18 12:42 ID:aFfPgrkY
「ニホンちゃん」オモシロクナイ ウリナラマンセーシロ
145 :
三谷博 :02/01/18 12:44 ID:p5X3Mchr
エリザベス家絡みで一本書きたいのですが、どうでしょうか。 ニホンちゃん・カンコ君絡みで無いと駄目ですかね。
146 :
ぺちこ :02/01/18 13:50 ID:ZJlGlTSM
まだ途中だけど、けっこうはまった。 思わずイラスト投稿しちゃったよ・・・
147 :
:02/01/18 14:09 ID:E0IW8Uon
>145 あんまり気にしなくていいと思われ。 よく叩かれるのは萌えに走りすぎて実際の国際関係を無視しすぎたやつくらいだし
148 :
四季砲 :02/01/18 18:03 ID:QufVdvnB
今日も今日とてカンコ君がニホンちゃんに言いがかりをつけてます 「ニホンは謝罪しる 反省しる」 「えっ いきなり何を」 「うるさい、謝罪しる」ポカ 「いたい、なによカンコ君」 「口答えしるな」 ポカ どうして怒られるか分からないニホンちゃんはオロオロするだけす 「ニダ、ニホンはちっとも反省してないニダ 反省しないならこうしてやるニダ」 そう言うとニホンちゃんの教科書に火をつけます、ニホンちゃんは真っ青になります 「やめて やめてよカンコ君 私の教科書を燃やさないで」 「うるさい、反省しないお前が悪いニダ!!」 カンコ君はニホンちゃんを足蹴にします、蹴られたニホンちゃんはその場に倒れこみ泣き出してしまいます 「ニィダッダッダッダ ようやく反省したニダか、今度からはウリの顔を見るたびに謝罪しる」 カンコ君は意気揚揚とその場を後にします。 一人残されるニホンちゃんのすすり泣く声だけが聞こえてきます しばらくその場で泣いていましたが、ゆっくり立ち上がり 「ウ・ラ・ミ・ハ・ラ・サ・デ・オ・ク・べ・キ・カ」 立ち上がったニホンちゃんは妖しいオーラで包まれています、
149 :
四季砲 :02/01/18 18:04 ID:QufVdvnB
家に帰ったニホンちゃんは今までほとんど開けられた事の無い土蔵の扉を開けます 床には薄らと埃の積もったその蔵は昔、ニホンのお父さんが町じゅうから集めた 海のものとも山のものとも、つかない怪しいもが、しまわれているのです その蔵の一番奥に厳重に封印された禍禍しい妖気を発している長櫃をニホンちゃんは開けます 「あった、これでカンコ君を・・・・・」 そこにはもはや、あの、可愛く御しとやかだったニホンちゃんはもういません そこにいるのは鬼と化したニホンちゃんです。 翌日、カンコ君が学校に向かう道を歩いているとその途中に、ニホンちゃんが立っています 「や ニホン、朝から謝罪しにくるとは、いい心がけニダ、さっさと謝罪しる」 ニホンちゃんは、そのカンコ君の問いには答えません 「何、しているニダ、しゃっしゃと謝罪し・・・・・」 そこまで言って、カクコ君は言葉を詰まらせます 「に に ニホン、その手に持っているのは、まさか」 「これの事? そう、これは妖刀『韓国国債』」 そう、ニホンちゃんが蔵の中から出してきたのは、昔カンコ家から買った、『韓国国債』 だったのです。 ニホンちゃんはその刀をゆっくりと抜く放ちます。その刃は鈍く輝き、妖しい光を放っています それを見て、怯えまくるカンコ君、その場を離れようとしますが、体が動きません 「何で体が、 何ニダ、これは」 カンコ君の身体はニホンちゃんが放つ妖気が纏わりついていたのです 逃げ出す事の出来ないカンコ君にニホンちゃんは抜身の妖刀をかまえながら、カンコ君の方に 徐々に近寄ってきます。 その眼はほうずきのように赤く、髪は蛇のような光沢を放っています、 前と変わらないのは真っ白い歯だけです 恐怖のあまり、今にも泣き出しそうになるカンコ君、 「やめるニダ、そんな物で使われたらウリは」 「そうね、物凄く痛いでしょうね、でも死にはしないは、けっして死なない、切り口からタダレ始め 肉は削げ落ち、骨は腐り、それでも死ぬ事はないわ、死んだ方がマシだと思ってもね」
150 :
四季砲 :02/01/18 18:04 ID:QufVdvnB
ニホンちゃんはカンコ君の目の前にくるとゆっくり、妖刀『韓国国債』を振り上げます 「さあ、今ココに祈りの言葉とともに」 「や やめるニダ」 とその時ですニホンちゃんの前ににアメリー君が立ちふさがります 「やめるんだ、ニホンちゃん、そんな物はしまうんだ」 「アイゴー助かったニダ、そうニダ、さっさとしまうニダ」 「うるさい!」 「ひっ アメリー君、」 「大丈夫だカンコ、ニホンちゃんそんな物を使えば君もただではすまないぞ」 「そんなのは、覚悟の上、アメリー、私の邪魔をするならお前とて容赦はせんぞ」 「へん、そんな脅しで僕が怯えるとでも思ったのか、そんな刀ちっとも怖くないぞ」 「あら、それなら、こっちのはどうかしら」 ニホンちゃんは、腰にさしてある、もう一本の刀を抜きます、 今手に持っている刀より一回り大きい刀を、それを見て尋常じゃない汗を流すアメリー君 「ひょっとしてそれは・・・・・」 「そうこれは妖刀『アメリカ国債』さあアメリー、これを食らう覚悟はできたかえ」 ニホンちゃんに刀をつきつけられた二人は男同士で抱き合い、ガタガタ震えています 「さあ、今ココに祈りの言葉とともに」 「ニホンちゃんそれだけは勘弁してくれ、カンコも反省してるし なあカンコ」 「してるニダ、してるニダ、反省してる、謝罪もしるから、そんな刀はしまうにだ」 でも、二人の言葉は、もはやトランス状態に入ったニホンちゃんの耳にはとどきません 「ス・マ・シ・ダ・ニ・リ・ウ・テ・べ・ス・ヲ・イ・サ・ク・コ」 妖しい呪文とともに二本の刀がふりあげられます 「ひぇー おたすけー」 それを見て二人があげた、恐怖に満ちた悲鳴が地球町に響きます お わ り
151 :
名も無き者 :02/01/18 18:26 ID:nmrADL7+
>150 ついでにチューゴ君への「ODA全面賃差し止め」 なんてのもどうでしょう(藁
152 :
:02/01/18 18:30 ID:bIJVTD7l
カンコ君が言いました。「サンマをよこすニダ」 ニホンちゃんは勿論、反対です。 ところがお母さんは言いました。「やるっきゃない!」 お母さんは土井たか子でした。
153 :
:02/01/18 18:36 ID:bIJVTD7l
「おかしな人がいるもんだ」お父さんは呆れて家を出ました。 「軍靴の音がする....」どうやらお母さんは幻聴が聞こえるようです。 お姉さんは靴の音を止めようと、草履を持ってお父さんを追い掛けます。 「ゾーリ!ゾーリ!ゾーリ!」 ちょっと出っ歯なお姉さんでした。
154 :
名も無き者 :02/01/18 20:25 ID:9IrZSYRE
>151 ×「ODA全面賃差し止め」 ○「ODA賃全面差し止め」 >>142 ニホンちゃんが実力行使に出たのって 始めてみた気が・・・・ 今頃カンコ家も魔女の大釜でしょうか(藁
156 :
a :02/01/18 21:54 ID:f3UtLlOR
>152,153 おもろい、最高!
157 :
a :02/01/18 21:58 ID:f3UtLlOR
>「おかしな人がいるもんだ」お父さんは呆れて家を出ました。 お父さんの妙に冷め切った態度が話し全体に微妙な影を与えている。これを 道徳の本に掲載しる!!
158 :
:02/01/18 23:03 ID:bCger+Qc
152,153 なんか初期のノリを思い出すね
159 :
:02/01/19 03:36 ID:4AasaRWa
160 :
三谷博 :02/01/19 10:12 ID:Fx6jo6Ol
「過去には色々」 「ちょっとスコット、スカートをはいて登校するのはやめなさいっていつも言ってる でしょう、何度言ったら分かるの!!」 「うるさいぞ馬鹿女!!民族衣装だっていつも言ってるだろうがっ!!」 いつもなら語尾に!をつけて大声を出すのはカンコくんですが、今日は違う様です。 ニホンちゃん達が廊下に出てみると、エリザベスちゃんとスコット君が言い争って いました。 「またケンカしてる〜。」(ニ)「迷惑ニダ!謝罪と賠償を(以下略)」(カ) ・・・どうやらこの二人自覚症状が無い様ですが、既に日常化してしまった様です。 ケンカの理由はいつも同じ。スコット君のキルトをエリザベスちゃんがみっとも無 いと言い、それに当人が反発するというものでした。 「どうしたの、二人とも。」気がつくとフラメンコ先生が立っていました。 説明する他の子供達。 「何だそんな事だったの。先生知らなかったけど、もう大丈夫よ。」 フラメンコ先生はにっこり微笑みました。
161 :
三谷博 :02/01/19 10:22 ID:Fx6jo6Ol
実はフラメンコ先生、家が近いだけあってエリザベス家とは顔見知りの 仲であり、当然この姉弟についても小さい頃から知っていました。 「ねえエリザベス、あなた本当に覚えてないのかしら?」 「・・・どういう事ですの?」 「その衣装、昔あなたがデザインしてあげたものなのよ。」 「ええーーーーっっつ。」(一同) 「小さかったから覚えて無いのかも知れないわね。そういえばあの後頭 を打って大騒ぎした事が・・・。」 「成る程確かにアヘンの事を覚えていなかったアル。」 チュ−ゴくんがつぶやきました。 「だから二人共仲良く・・・。」 先生が言いかけた時でした。
162 :
三谷博 :02/01/19 10:44 ID:Fx6jo6Ol
「じょ、冗談じゃない。これは歴史の捏造だ!」 「そ、そうですわ!謝罪と賠償を(以下略)」 「えっ・・・・ええーーーーーっつ!!!」(一同) さすがにそう簡単にわだかまりは消えない様です。 「ちょ、ちょっとそれを言ってたらうちだってあなたの家の売女、いえ お母さんには煮え湯を飲まされたのよ、いい加減・・・。」 ところがこれが逆効果だった様です。 「先生(エリザベスちゃん)それを言うならこっちにだって言い分があ るんだけど。」 メヒコ君、ペルー君、イン堂君、その他クラスの大半が言いました。 「そうニダ!先生もエリザベスもニホンもウリに謝罪と賠償を(以下略)」 カンコ君はそう言いながらも他の二人は怖いのでニホンちゃんににじり 寄りました。 ニホンちゃんが周りを見るとアーリアちゃんはポーラちゃん達と、タイ ワンちゃんは弟の高砂君(いつの間に来たのでしょう)と言い争っていました。 「あ・あ・・あい・・・」 叫びかけたニホンちゃんでしたが、こんな事で「朴ったニダ」と言われる のも癪でした。 「ああ・・・ああっ〜〜〜〜もう〜〜〜〜っっつ。」 結局聞き慣れない叫び声を契機にその日は一日クラス会で潰れてしまい ました。 むかしこっぷりどじょうのめ。 教訓 簡単に仲良くはなれません。」
163 :
三谷博 :02/01/19 10:50 ID:Fx6jo6Ol
すみません、初登校もとい初投稿です。 元ネタは「キルトを考案したのは実は18世紀のイングランド人」とい うものです。 ソースは「創られた伝統」という本なのですが、詳細は後ほど。
164 :
空箱 :02/01/19 19:59 ID:7DGjUMqz
「アーリアちゃんと大叔父さん」 今日もやっぱり地球組はにぎやかです。 「まぁだ言うニダかぁっ!反省汁っ、しるっ、しるぅっっ!!」 「でも、私にはとっても優しかったもん。私は、おじいちゃんが大好きなんだからっ!」 カンコ君の今日のテーマはニッテイじいさんのようですね。 ニホンちゃんも頑張っていますが、どうしても声の大きさに押されてしまいます。 「ニッテイじじいはアーリアのじじいとおんなじニダ。極悪非道の狂人ニダっ!!」 「アーリアちゃんのお家とは関係ないでしょ!?」 ガタンッ! けたたましい物音に振り返ると、アーリアちゃんが拳を握り締めて立っています。 みるみる凍る空気。おや、シオンちゃんからも不穏な視線を感じます。 「や、やるニダか、今日こそ、か、帰り討ちニダっ!」 ちょっとずつニホンちゃんの陰に隠れつつニダニダ言うカンコ君に目もくれず、 アーリアちゃんは黙って教室を出て行ってしまいます。 「アーリアちゃん・・・」 ニホンちゃんにはアーリアちゃんの後ろ姿がひどく寂しそうに見えました。 そしてアーリアちゃんはその日、とうとう教室に帰って来なかったのです。
165 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/19 20:01 ID:ISbohEv5
スコットは姉であるエリザベスちゃんがデザインしてくれた服だから いつまでも大切にしている、っていう系の良い話になると思いきや…(笑)
166 :
空箱 :02/01/19 20:02 ID:7DGjUMqz
「アーリア、入るぞ」 ゲルマッハ君はノックしてアーリアちゃんの部屋に入りました。 アーリアちゃんはベッドでお布団にくるまっています。 「カバン、持って帰ってきた。ここに置いとく」 ベッドの脇にアーリアちゃんのカバンを下ろして、ゲルマッハ君は出て行こうとしました。 「兄さん、大叔父様の事なんだが」 アーリアちゃんが不意に体を起こして口を開きます。 「私はやっぱり大叔父様が・・・」 「やめろっ!」 思わず大声でさえぎってしまって、ゲルマッハ君は決まり悪そうに唇を噛みました。 「アーリア、祖父達を誉めるのはやめようって、家族会議で決めただろう?」 「でも、大叔父様は・・・」 ゲルマッハ君は優しく諭すようにアーリアちゃんの髪をなでます。 「同じだよ。シオンや、近所の連中にとったらみんな同じだ。だから、もうやめるんだ」 アーリアちゃんは悲しそうに俯いて頷きました。 ナッチ祖父にはたくさん弟がいました。 その一人がマイヤー大叔父さんです。 ユーロ街やロシアノビッチ家を相手にナッチ会が血みどろの抗争を繰り広げていたとき、 いつも先頭に立って戦い、相手からも一目置かれるほどの勇猛振りを発揮したそうです。 結局抗争に敗れ、アーリアちゃんのお家は目茶目茶に荒らされて分割されてしまうのですが。 ナッチ祖父は自殺し、マイヤー大叔父さんは捕まってしまいました。 そして、ナッチ会の恐ろしい犯罪行為が次々に明るみに出たとき、 その糾弾の矢面に立たされたのはマイヤー大叔父さんだったのです。 シオン家はもちろん、ユーロ街や、アメリー家だけでなく、ゲルマッハ家の身内からも 激しく責任を追及されました。 実際は大叔父さんはいつも抗争現場にいて、実家での犯罪行為には無関係だったのですが、 そんなことはお構いなしです。 アーリアちゃんは覚えています。家族や親戚が悪口を言っているのに、 マイヤー大叔父さんはいつも胸を張って毅然としていました。 こっそりお部屋に遊びに行くと、優しく色んなお話を聞かせてくれました。 彼女にとって大叔父さんは、会ったこともないおじいさん以上に大切な存在でした。 いつも紳士的で誇り高い大叔父さんが、アーリアちゃんは大好きだったのです。 大叔父さんが亡くなった日。 複雑な表情の大人たちの中で、涙を流したのは彼女だけでした。
167 :
空箱 :02/01/19 20:03 ID:7DGjUMqz
ピンポーン。 誰でしょう。呼び鈴の音に、ゲルマッハ君が玄関へ走っていきます。 「アーリア。お客さんだ」 ゲルマッハ君の後ろから現れたのは、なんとニホンちゃんです。 「に、ニホン!」 驚いたアーリアちゃんは慌てて布団を頭からかぶりました。 涙ぐんだ顔を見られたくないのです。 ニホンちゃんはベッドの端に腰掛けました。 「今日はごめんね。アーリアちゃんも、お家で色々あるのにね」 お布団の中でアーリアちゃんが頭をぶるぶる振っているのが分かります。 「・・・・私には、祖父代わりの大叔父がいた」 「うん?」 お布団の中からアーリアちゃんの声が聞こえます。 「あの抗争にも、もちろん参加した。でも、私は大叔父が好きだった」 「うん」 ニホンちゃんが相槌を打つのを聞いて、アーリアちゃんは跳ね起きます。 「私を、軽蔑しないのか?あのナッチ会の高級幹部を好きなんだぞ?」 不思議そうに首をかしげるニホンちゃん。 「でも、みんながみんな悪い人じゃないでしょ?」 どうしたことでしょう。目から、涙が溢れ出してきます。 「ねぇ、その大叔父様のお話、聞いていい?」 アーリアちゃんは目を強くつぶって何度も頷きました。 マイヤー大叔父さんの優しいところ、尊敬できるところ。 アーリアちゃんはずっと誰かに聞いて欲しかったのです。 おしまい
168 :
空箱 :02/01/19 20:12 ID:7DGjUMqz
便乗してお初に書かせてもらいましたです。 過去ログ一通りチェックはしたんですけど、矛盾があったらすまんです。 え、と元ネタは旧ドイツ軍武装親衛隊への内外の誤解、というとこです。 元国防軍仕官の回顧録とかも参考にしました。 ナチスマンセーなどと言いたいのではないのですが、 未熟ゆえ誤解を招いた場合にはお詫びします。
169 :
空箱 :02/01/19 20:20 ID:7DGjUMqz
あ、もたもたしてたら切れてる・・・ 一応 >>164 >>166 >>167 でおしまいです。 改めて見ると、長いですね・・・ もし次が許されるなら気をつけます。
170 :
陵 :02/01/19 21:11 ID:h1lIoo9Q
あーりあちゃん、切ない・・TmT
171 :
三谷博 :02/01/19 21:57 ID:PsQmjJss
空箱さん、ええ話じゃ・・・。それに較べてわしの(以下略)
172 :
名無し君 :02/01/19 22:16 ID:AOaupucI
「トルコちゃん怒った!」 いつも、個性豊か(?)な男の子たちに振り回されるニホンちゃん。たまには、普通のボーイフレンドがほしい・・・と、心に思っていました。 「はぁ・・・」 ため息をつくニホンちゃん。それを陰で見ているものがいました。カンコ君です。 「ニホンはボーイフレンドを欲しがっているニダ。」 カンコ君は、早速家に帰って、ウリナラ技術を駆使して、何枚もチラシを作りました。それもデカデカと・・・チラシには、こう書かれていました。 『アジア町のニホンちゃんと言う女の子がボーイフレンドを募集しています。ボーイフレンドになりたい方は、彼女まで御一報ください。』 「これで成功したら、ニホンはウリのことを認めるニダ。ニダニダニダ・・・」 無気味に笑うカンコ君は、チラシをアジア町全体にばら撒きに行きました。 次の日の帰りのことです。教室を出ようとしたニホンちゃんを呼び止める人がいました。トルコちゃんです。 トルコ「ニホンちゃん、ボーイフレンドが欲しいんだって?だったらうちにおいでよ。うちの従業員にはガールフレンドが欲しいと言う男の人が沢山いるから。」 ニホン「えっ?いいのかなぁ・・・(確かにボーイフレンドは欲しいけど・・・)行ってもいいの?」
173 :
名無し君 :02/01/19 22:18 ID:AOaupucI
(続き) トルコちゃんが見せたチラシを怪しいと思いながらも、ニホンちゃんはトルコちゃんの家(オス慢トルコ堂)へ行きました。 トルコちゃんの家では、従業員のおじさんや若者達が汗水流して働いていました。トルコちゃんがニホンちゃんを連れて家にやってくると、従業員のおじさんや若者達は仕事の手を休めて、一斉にニホンちゃんのほうに注目しました。 トルコ「みんなぁー!この子がニホンちゃんよー。」 従業員のおじさんと若者達「うおおおおおおおお!!」 従業員たちは喜びました。特に若者たちは、自分たちの年齢に近いニホンちゃんに興味を持っていました。おじさんたちは、自分の子供の年齢に近いニホンちゃんを本当の娘のようにかわいがりたいと思っていました。 その次の日から、オス慢トルコ堂の従業員達と、ニホンちゃんとのデートの日が続きました。従業員たちは、ニホンちゃんとまじめに付き合いたいと思っていたので、彼女に誠実な態度でデートに臨みました。 しかし、ニホンちゃんは、ボーイフレンドは、自分で選ぼうと思っていたので、付き合ってくださいと向こうから言われると、ごめんなさいと断っていました。これから起こる事件の引き金を引くとも知らずに・・・
174 :
名無し君 :02/01/19 22:21 ID:AOaupucI
(続き) ある日、ニホンちゃんが家に帰るために教室から出ようとすると、トルコちゃんがやってきて、すごい剣幕で言い放ちました。 トルコ「ニホンちゃん、ひどい!!」 ニホン「トルコちゃん、どうしたの?そんなに怒って・・・」 トルコ「みんな真剣だったんだよ・・・どうして断ったりしたのかなぁ・・・」 ニホン「みんな真剣にデートに望んでくれたのはうれしかったけど、ボーイフレンドは自分で選びたかったから・・・」 トルコ「ニホンちゃん、うちの状況考えたことある?今、うちはすっごく台所が火の車なんだよ。」 ニホン「ええっ!?」 うちの従業員たちは、わざわざ遠いところからやってきてニホンちゃんをデートに誘ったり、借金までしてニホンちゃんとデートに臨んだりしたんだよ。そこまでしてなんで断るかなぁ・・・」 ニホンちゃん「!( ̄□ ̄ )」 ニホンちゃんがトルコちゃんの顔をよーくみると、トルコちゃんは、目に涙をためていました。口では言わないけれど、うちの誇りを傷つけた!と言っているようでした。 ニホン「ごめんね・・・トルコちゃん、ごめんね・・・」(;□;) ニホンちゃんは、泣きながらトルコちゃんに謝りました。トルコちゃんは、黙ってうなずくと、にぃっと笑って、一緒に帰ろうと言わんばかりにニホンちゃんの手を引っ張りました。そして、2人は、夕焼けの空の下をくぐって、家路につきましたとさ。 (終わり。)
175 :
名無し君 :02/01/19 22:24 ID:AOaupucI
>>173 訂正
(誤)うちの従業員たちは、わざわざ遠いところからやってきてニホンちゃんをデートに誘ったり、借金までしてニホンちゃんとデートに臨んだりしたんだよ。そこまでしてなんで断るかなぁ・・・」
(正)トルコ「うちの従業員たちは、わざわざ遠いところからやってきてニホンちゃんをデートに誘ったり、借金までしてニホンちゃんとデートに臨んだりしたんだよ。そこまでしてなんで断るかなぁ・・・」
176 :
名無し君 :02/01/19 22:26 ID:AOaupucI
タイワン「と、いうわけで解説だけど、ニホンちゃんとトルコちゃんを泣かせてしまった張本人であるバカンコにやってもらうわよ。」 アーリア「カンコ、ニホンを泣かせた罰だ。解説してもらうぞ。」 カンコ「や、やるニダ。も、本ネタは、『「電○少年」の花婿探し企画にトルコから苦情殺到』と言う記事ニダ。それは、そのデムパショーネソの年末の番組企画で、ある女性が花婿探しにトルコに行ったニダ。 そしたら、200人近くのトルコ人が来ていたニダ。結局女性は誰も選ばずに帰ってしまったニダ。」 タイワン「うんうん。それから?」 カンコ「そうしたらこれが、トルコ人の名誉を傷つけたということになったニダ。トルコの国会にも問題になったニダ。トルコでは、今不況ニダ。ニホンは謝罪と賠償を・・・(以下省略)」 タイワン・アーリア「反省するのはお前だ―!」 カンコ「ア、アイゴ―――!!」
「ニホンはウリの兄妹みたいなものニダ」 教室の中を走り回ってではしゃぐカンコ君はもう有頂天。 ニホンちゃんはそんなカンコ君の姿に困ったような嬉しいような表情を浮かべていますが、タイワンちゃんをはじめ他のみんなはナニ電波ってるんだと無視を決め込んだりぶつくさと文句をいったりしています。 「…カンコうるさい」 心が乱れて小さなマリオネットを操る糸が絡まってしまったアーリアちゃんが席を立とうとすると、ゲルマッハ君が小難しそうな本を閉じてアーリアちゃんをたしなめました。 「よせ、アーリア。カンコに関わることもない」 「だが兄さん、ニホンが…」 ゲルマッハ君はわかっているといわんばかりに微笑みました。 「彼女がそういったんだし、あながち見当違いなことでもないだろう。人類皆兄弟なんて彼女らしい発言じゃないか」 それでも同意しかねるアーリアちゃんに、ゲルマッハ君はいいまいた。 「彼女は聡明だよ、アーリア。無意識のうちにあんなことをいえるのは善良なわけだし、もし計算尽くのことならそれはそれで素晴らしいレトリックの持ち主じゃないか。カンコに見たいものだけ見せているわけだから」 「兄さんのいっていることがよくわからない」 「僕やアーリアはカンコの兄弟じゃないだろう?」 アーリアちゃんは頷きました。 「それと同じように、ニホンとカンコは兄妹じゃない。いわば彼女の言葉はただのリップサービスなんだ。例えるならば、僕達の祖先が紫苑の祖先と同じだから兄妹みたいなものだと言われて喜んでいるようなことだな」 「兄さん、それは冗談にもならない例えじゃないか?」 ゲルマッハ君は笑いました。 「だから、そんなことではしゃぐカンコがおめでたいということさ」 わかったようなわからないような感覚に包まれたまま、アーリアちゃんは自分の兄を見ました。すくなくとも、ひとつだけいえることは…。 「兄さんて結構悪人だ」 「ひどいことをいうな、アーリア」 ゲルマッハ君は苦虫を噛み潰したような表情を浮かべました。 ☆蛇足 「なんかいった?」 紫苑ちゃんが訊ねると、ゲルマッハ君とアーリアちゃんは口を揃えていいました。 「「それに関して、我/我等は語るべきすべを持たない」」 とりつくしまのないありさまに、紫苑ちゃんはこいつら絶対SFの読み過ぎだと確信しました。
178 :
空箱 :02/01/20 00:08 ID:jea6EJvi
>陵さん 感想どうもです。とても嬉しいです。 >三谷博さん こちらこそ楽しませてもらいました。また書いてくださいね。 で、今更ですが訂正。 ナッチ会→ナチス会でしたね。 失礼しました。
179 :
>151のご要望に応え :02/01/20 00:50 ID:PeDF/DQh
『ODA』 ニホンちゃんとチュウゴ君が喧嘩をしています ニホン 「チュウゴ君のわからずや!、バカ!!、おたんこなす!!!」 チュウゴ「へへーんだ、それがどうしたアル」 ニホン 「うー、もう我慢できない!、ODA全面差し止めしちゃうんだから 謝るなら今のうちよ!」 ODA全面差し止め、ニホンちゃんに、これを言われ焦らない子はアジア町には殆どいません チュウゴ君も例外ではないはずですが チュウゴ「ニホンにそんな事できるわけないアル」 ニホン 「うー、本当に止めるったら、止めるんだから!それが嫌なら早く謝ってよ」 チュウゴ「僕はあやまったりなんかしないアル」 ニホン 「うー私は本気だからね、後で泣きついてもしらないから、私がこの書類にサインとハンコを したら、ODAが止まちゃうんだからね」 チュウゴ「さっさと、するアル」 チュウゴ君の余裕はどこからくるのでしょう、 ニホンちゃんはついに業を煮やし書類にサインをしようとすると ニホン 「あれ、かっ体が動かない、どうして」 チュウゴ「どうしたアル、早くサインをするアル」 ニホン 「どうして身体が動かないのよ」 チュウゴ「どうして動かないのか教えてやるアル」 ニホン 「えっ」 チュウゴ「本当は差し止めしたくないアル、だから身体が動かないアル」 ニホン 「そんな事ないもん、動いて、動いてよ」 チュウゴ「無理アル、心の奥では差し止めなんかしたくなと思っているアル、身体は正直アル」 ニホン 「うー、どうして、どうして、動いてくれないのよ、何で動かないのよ・・・・・ もしかして、外道照身霊波光線」 ピッカ!! ニホン 「あっ」 ニホンちゃんの腕や足をアサヒちゃんや、河野おじさん達が、掴んでいました。 終わり
180 :
読者その1 :02/01/20 01:33 ID:LRpVchSI
>179 正体見たり・・・。懐かし過ぎ(w
181 :
151 :02/01/20 01:36 ID:ivnHEDDW
>179 有難う御座います、楽しく読ませて貰いました。 そうなんですよねえ・・・・・ 売上の為なら国でも売るマスコミや、 国益より省益を至上とする某省庁を 帰るか無くさん限り、どうしようもないんでしょうなあ・・・(涙
182 :
三谷博 :02/01/20 10:39 ID:pDE10NV1
「長崎奉行様御生害の事」 昔々・・・今から200年程前の事になりますが、その頃のニホン家は隣近所のお 家以外とはほとんどお付き合いがありませんでした。 まあ進出しまくっていたユーロ区内西部の人達の方が以上だったとも言えますが。 そんな中、ただ一人ユーロ区内でニホンちゃんのご先祖とお友達だったのがネーデ ルラントちゃんのご先祖のチューリップちゃんでした。 これはその頃のお話。登場するのも日ノ本さくらではなくさくやちゃんです。 妖怪と対決したり仲良くもなったりしたそうですが、それはまたの機会に・・・。 「ニホンちゃん、こんにちは。」「チューリップちゃん、来てくれて嬉しいわ。」 今日も二人は仲良く遊んでいました。ニホンちゃんから遊びに行く事は禁止されて いたので余計に待ち遠しくて仕方が無かったのです。 「チューリップ、久しぶりニダ。」 そう言ったには何とカンコ君のご先祖のリシ君でした。 多少のすれ違いはありましたが、この頃には仲良くしていたのです。今では両家とも ニホン家とは犬猿の仲なのは残念ですが。 「ところで、ナポレオンさんはまだ暴れてるのかしら。」 挨拶が終わってしばらくしてニホンちゃんが訊ねました。 「うん・・・。頼もしいんだけど、ちょっとやりすぎかもね。」 その頃ユーロ区内ではフランソワ−ズちゃんのご先祖のナポレオン兄さんが暴れており、 オランダ家もその傘下でイングランド家やロシア家と抗争していたのです。
183 :
三谷博 :02/01/20 10:53 ID:pDE10NV1
「でも大丈夫よ。別に家が破産した訳じゃないもの。」 さすがは商人一族、たくましい言い方でした。 「そう、良かった。家を出られないから心配してたのよ。」 当時ニホン家には千石舟以上の舟を造ってはいけないという家訓があり、遠くのユ −ロ区までは行きたくても行けなかったのです。 和やかな雰囲気で歓談していると、ニホン家を囲むお池の向こうから一隻の小船が 近づいて来るのが見えました。その舟はオランダ家の旗を掲げていました。 「あれ、お迎えじゃないの。」「本当だ。おかしいわね、少し早いはずなんだけど。 でも来ちゃったしね。私帰るわ。」 そう言って小舟に乗ろうとした時でした。突如小舟の中から人が飛び出し、チュ− リップちゃんを捕まえてしまったのです。 「あ・・あなたはっつ!!」 「ほーっほっほっほ・・。良くやりましたわ、ドレイク。」 「
184 :
三谷博 :02/01/20 11:10 ID:pDE10NV1
小船から出て来たのはエリザベスちゃんのご先祖様のメアリちゃんと その少年使用人のドレイク君でした。 「チューリップ、よくも宿敵フランス家などに味方してくれましたわね。 わが屋敷まで来て頂きますわよ。」 「な、何するニダ!!この毛唐女!!!」「ここはユーロ区のケンカと は関係無いわ。放してあげて頂戴。」 「そうは行きませんわ(高笑い)。どうしてもと仰るのでしたら(高笑 い)そうですわね、身代金次第ですわ(高笑い)。わがユーロ区の伝統 ですわよ(高笑い)。」 実を言うとこの時ニホン家は赤字続きでニホンちゃんのお小遣いもまま ならない状況でした。 「(タヌマオジサンはいないけど・・迷う時じゃないわ。)」 警備員もいない状態で、ニホンちゃんは覚悟を決めました。 「これだけ全部あげるわ。だから放してあげて。お願い。」 「ニホンちゃん・・・あなた・・。」 「どれどれ、・・ふうん、なかなかあるじゃありませんの。ドレイク、 放しておやり。」 開放された親友にニホンちゃんが駆け寄りました。 「ニホンちゃん、ごめんね。本当にごめんね。」「いいのよ。」 そんな二人を見ている内にリシ君の下半身、いや頭に血が昇ってきました。 そしてそれがかれに眠っていた電波を目覚めさせ、時空を越えた奇跡を 与えたのです。
185 :
三谷博 :02/01/20 11:21 ID:pDE10NV1
「こらエリザベス、何て事をするニダ!これは強制連行ニダ!!フラメ ンコ先生に言いつけてやるニダ!謝罪と賠償を(以下略)」 しかし、何の役にも立ちませんでした。 (未来の地球町) 「どうしたのカンコ君。」「今、だれかがウリの電波を盗んだニダ!」 「いつもあんたがやってる事じゃないの。」「第一何の役に立つんだ?」 (元の時代) 「何を言い出すのやら。私の名はメアリですわよ。」 呆れたイングランド舟は去って行きました。 立ち尽くすリシ君の後ろでは女の子二人が泣き笑いの表情で友情を確認 しあっていました。 後にチューリップ家はニホン家に「カイコク」を奨めたりと助けてくれ たという事です。 むかしこっぷりどじょうのめ。 教訓 困難の中から本当の友情が生まれます。
186 :
三谷博 :02/01/20 11:30 ID:pDE10NV1
今回の元ネタは「フェ−トン号事件」です。 ナポレオン戦争の頃、長崎に季節外れのオランダ船が入港。それが実は イギリスの軍艦フェートン号で、オランダ商館員二人を人質にとってオ ランダ船の拿捕を計画し、それがかなわぬと知って水・食料と引き換え に商館員を開放すると宣言、警備兵の居なかった長崎の奉行は要求を飲 みました。 その後幕府にその事を報告した後みずから切腹した(作中ではニホンち ゃんが自腹を切っていた)そうです。 この辺りが今の政治家・官僚との違いでしょうか。
187 :
目次88 :02/01/20 11:38 ID:hUGDgDPq
188 :
目次89 :02/01/20 11:38 ID:hUGDgDPq
189 :
& :02/01/21 02:14 ID:Vyrourwe
「作戦名ピンポンダッシュ」 以前カンコ君が犬を食べる事をフランソワーズちゃんが非難した事がありました。 そういうを簡単に忘れるカンコ君ではありません。 「ニヒヒダダ(今度の週末に仕返ししてやるニダ。今に見ていろニダ)」 アメリー君も“仕返しリスト”に入っているのはずなのですがカンコ君の 攻撃目標は主にフランソワーズちゃんに絞られているようです。 一人笑いを続けるカンコ君をみんな気味悪がって近づきません。運悪く(?) シューキュー大会の練習ですら避けられる始末です。 珍しくニホンちゃんに絡んでこないので、ちょっと安心のニホンちゃんでしたが 少し前に、カンコ君が似た症状があったのを思い出しました。 放課後、カンコ君の追跡をかわしたニホンちゃんはフランソワーズちゃんと アメリー君に何とか急を告げることにしたのでした 「…という事を考えてるみたいなの。わたしの家も前にやられたことあるから 気を付けていた方がいいと思うの」 「あのバカまたロクでもない事を思いつくのね」 「相変わらずだなぁ」 問題の犬問題は、フランソワーズちゃんだけでなく、 あちこちから批判を受けたのでカンコ君は「超絶美味ニダ! その名は“犬”」 というビラを作ってユーロ町のみならず全家庭に配って回る始末。 空回りだなぁ、というのはニホンちゃんの感想だが口に出すのは憚られるので 胸の内に納めたのはまた別の話。 「わかったわ。ありがとうニホンちゃん」 「ウチはもう慣れたからなぁ(溜息)」 二者それぞれの返答ながら、何とか間に合ったニホンちゃん。 「大変だろうけど頑張ってね」 こちらも気苦労の耐えない事です。 そして問題の当日。フランソワーズ家の玄関先で 地団駄を踏むカンコ君の姿がありました。 「何故ニダ! どうしてチャイムが鳴らないニダ!?」 アメリー君の家では首尾良くピンポンダッシュに成功した カンコ君でしたが、ニホンちゃんに話を聞いて対処しておいた フランソワーズ家はチャイムが鳴らないようになっていたのでした。 見事なジェスチャーを踊るカンコ君を、玄関越しに覗いたフランソワーズちゃん。 軽い頭痛を覚えながら、ニホンちゃんの忍耐強さを改めて知った日でした。
190 :
& :02/01/21 02:20 ID:Vyrourwe
>>189 旬が過ぎてしまいましたがサイバーデモのネタです。
今回に限り「ニホンちゃん=2ちゃんねらー」になっておりますw
最初は「悪戯電話」ネタにしようと思っていたのですが
無言電話とかはどっちかと言うとキッチョム君の方のイメージですので
呼び鈴の方を選びました。
次回予告「恐怖! キッチョム君の紙芝居(仮)」
191 :
:02/01/21 20:27 ID:AT+gElk7
アイゴー!ニホンちゃん大辞典が壊滅状態に!単なるバグですか? あるいはまさか、ついにかの国ネチズンの反撃が!?
192 :
190 :02/01/21 21:50 ID:Vyrourwe
「紙芝居」はネタですが創作意欲をそそられた方が いれば是非どうぞです
193 :
空箱 :02/01/22 05:42 ID:SYuYeKQ6
「孤高の星」 ある日、ニホンちゃんは紫苑ちゃんのお家にお招きを受けました。 このところ御近所とトラブル続きの紫苑ちゃんを気にかけていたニホンちゃん。 良い機会と思い、早速お邪魔することにしました。 「いらっしゃい。遠い所よく来てくれたわね」 紫苑ちゃんはにこやかに迎え入れてくれました。 綺麗に整理された室内。ちょっとミリタリー系のインテリアが多いようですが、 歴史の重みが感じられる素敵なお家です。 「今日はね、見て貰いたいものがあって呼んだの」 紫苑ちゃんは涼しげな笑みを浮かべてニホンちゃんを手招きしました。 ニホンちゃんが案内されたのはユダヤ家の屋上でした。 周囲が一望できる絶好のロケーションです。 「わぁ、すごーい!見せたいものってこれのことだね?」 柵から身を乗り出しながら心地良い風に吹かれていると、 突然顔すれすれの所をこぶし大の石がかすめました。 「!!」 石は背後の壁にぶつかり、鈍い音を立てて砕けます。 下を見てみると、たくさんの人達が石やかんしゃく玉を投げ合ってるのが見えました。 「な、な・・・・」 逃げようとするニホンちゃんの袖をちょっぴり強引に引っぱり、 紫苑ちゃんはいつもと変わらぬ笑みで言います。 「大丈夫。危ないときは伏せるように言うから。ね?」 ニホンちゃんはもう涙目で頷くしかありませんでした。
194 :
空箱 :02/01/22 05:43 ID:SYuYeKQ6
「ニホンちゃんも電波には苦労してるわよね?」 カンコ君のことでしょうか。突然まるで関係のない話が出てきてニホンちゃんは戸惑います。 「ほら、見てて、あの家の屋上」 双眼鏡を渡して紫苑ちゃんが指差したのは、お庭にあるパレス・シナ君の仮住まい。 屋上には、アマチュア無線用らしいアンテナが立っています。 「もうすぐよ。3・2・1・・・」 ドカーンッ!! 双眼鏡の中で、突然アンテナが爆発しました。 ニホンちゃんは驚きのあまり尻餅をついてしまいます。 「あっはははっ、どう?これが私の住む世界」 お腹を押さえて本当に可笑しそうに笑う紫苑ちゃんを、ニホンちゃんは呆然と見上げました。 「ようこそ、我が約束の地へ。ニホンちゃん」 太陽を背に、両手を広げてにっこり微笑みかけてくる紫苑ちゃん。 痛いほどの強い風が頬をなでていきました。 屋内に戻り、テーブルをはさんでお茶、となったのですが、 先ほどの爆発と紫苑ちゃんの笑い声が頭から離れません。 それでもニホンちゃんは勇気を出して口を開こうとしました。 「パレス・シナと仲良くしてって、言いたそうな顔だね」 先に言われてしまい、ニホンちゃんは上目遣いで一度だけ頷きました。 「うふふ、学校でもずっとそんな感じだったもの。ニホンちゃんって本当、いい子だと思うな」 こちらの事などお見通しとでも言いたげにコロコロ笑います。 「どうして、あのアンテナを壊したの?」 「ちょっと耳障りな電波を流したの。それだけ」 今まであまり経験のない屈折した物言いにニホンちゃんは返す言葉もありません。 「ニホンちゃんもカンコの電波が気に触るなら、一思いにやってしまえばいいのよ?」 「やめてっ!」 顔を真っ赤に紅潮させて叫ぶニホンちゃんに、さすがの紫苑ちゃんも少し驚いた顔です。 「どうして?私だって、紫苑ちゃんがすっごく苦労したことはしってるよ? でも、そんなこと言っちゃ駄目だよ。こんなのってあんまりだよ・・・」 ニホンちゃんはぽろぽろ泣き出してしまいました。
195 :
空箱 :02/01/22 05:45 ID:SYuYeKQ6
「と、とにかく。これは私たちの問題。だから、余計な口出しをして欲しくないわ」 どことなく後ろめたそうな紫苑ちゃんは目線を逸らしました。 「私だって、仲良く出来ればいいと思ってるよ。でも、血が流れすぎたの。 私は、恨みを買い過ぎてしまった。だから、私には勝ち続けるしか道がないの」 自分が余計なことを喋っているのに気が付いて、紫苑ちゃんは動揺しました。 トレーダーとして名が売れてから、こんなことは初めてです。 「ごめんなさい、今日は疲れたわ。帰って貰える?」 「私、子供かもしれない。でも、きっとみんな仲良く出来るって信じてるの」 真っ直ぐ目を見ながら臆面もなく言うニホンちゃん。 手を振り帰っていくその姿を見送り、紫苑ちゃんは自問します。 これ以上パレス・シナに肩入れしたら容赦しない。 今日はそう告げるために彼女を呼んだのに、どうして言えなかったのだろう。 その夜、机に向かった紫苑ちゃんは、金で豪華に装飾された一冊の本を前にしています。 自分が間違っているとは思いません。 海外に散らばる家族のためにも、 やっとの思いで手にしたこの家を、守り続ける事が彼女の責務であり、望みです。 でも。 あるページに綴られた名前を指でなぞりながら、紫苑ちゃんは呟きました。 「ジェネラル・ヒグチ。今日、あなたの家の女の子が来たのよ? 血なのね、本当に良く似てる。今の私を見たら、あなたも、きっと・・・」 ふっと寂しげに笑うと、静かに、紫苑ちゃんは本を閉じました。 おしまい
196 :
空箱 :02/01/22 06:15 ID:SYuYeKQ6
紫苑ちゃんいじりすぎたかな・・・ 内容に関しては・・・深く考えずに、お願いします。 元ネタは先日イスラエル軍がパレスチナ暫定自治区のラジオ局を爆破した話。 あとは二万人のユダヤ人を救ったと言われる樋口李一郎中将です。
>>196 樋口季一郎閣下ですか。
個人的には昭和の陸軍では最も有能な将軍の一人だったと思っています。
キスカの奇跡も、占守の勝利も、そもそも北海道がソ連のものにならなかったのも、実はこの方のおかげですから。
このオトポールの一件が原因で、当時関東軍の参謀長だった東条英機に睨まれて、北方軍司令官の中将で終わったという話も聞きましたが。
ニホンちゃんと直接に関係ないのでsage
198 :
ポキ蔵 :02/01/22 22:18 ID:tlRaw2VB
真夜中の冒険 キィ〜〜 真夜中のアメリー家に扉の開く音が響きました。そして微かに響く足音。 その足音が聞こえなくなってから、ラスカちゃんは目を開けました。 ラスカちゃんはベッドから降りると相棒のしろくまのぬいぐるみを抱え、 パジャマのまま自分の部屋を出ました。そして隣のアメリー君の部屋に行きました。 「やっぱりいない・・・」 ラスカちゃんはアメリー君のベッドを調べて呟きました。 ラスカちゃんがアメリー君の異変に気づいたのは数日前のこと、寝不足なのかアメリー君の目の下にはすごい隈ができていました。 いくら理由を聞いても話してくれません。 心配になったラスカちゃんは、その夜理由を突き止めようとしました。しかし眠ってしまいました。 次の夜、アメリー君が部屋を出たのには気づきました。が、やはり睡魔には勝てませんでした。 そして今夜、ラスカちゃんはお昼寝をしているので眠たくありません。今日こそは理由を突き止めるのです。 もぬけのからになったベットの横で、いったいどこに行ったのだろう・・・とラスカちゃんが考えていると ・・・バタン 玄関の扉が閉まる音が聞こえました。 「外?」 ラスカちゃんは相棒と共に薄暗い廊下をおっかなびっくり歩きながら玄関に向いました。
199 :
ポキ蔵 :02/01/22 22:20 ID:tlRaw2VB
ラスカちゃんが玄関から外にでると物置小屋に灯りがついているのが見えました。 なんだろう・・・ラスカちゃんは小屋にそっと近づき、わずかに開いた扉の隙間から中を覗きこみました。 「うっくさい〜」 その隙間からはものすごい臭いが漂ってきます。中では誰かが何かを煮詰めているようでした。 扉細い隙間からラスカちゃんに見えるのは、大きなお鍋とコンロの火、そしてゴム手袋をはめた人の手だけでした。 だれ?おにいちゃん?ラスカちゃんが声をかけようとした瞬間、声が聞こえてきました。 「くそ〜あいつらめ〜人をバカにしやがって〜みてろよ〜俺に喧嘩売ったこと後悔させてやるからな〜」 異常に低い声でブツブツ言いながら、声の主は鍋に色々な物をほおり込みます。生ごみ、腐った魚、髪の毛、そして・・・犬の糞。 なんなのこれは?その光景に恐怖をおぼえたラスカちゃんはそこから逃げ出そうとしました。が、慌てたラスカちゃんは扉に触れてしまいました。 ガタンッ 「だれだっ!!」 「ひっ。」 中からの怒鳴り声にラスカちゃんは驚き、小さな悲鳴をあげるとその場に座り込んでしまいました。恐怖でその声が誰の声に似ているか気づく余裕もありません。 震える腕で相棒を抱えながら、ラスカちゃんは扉が開くのを見ていました。 扉が開き、中から出てきたのは虫のように大きな目と異常に飛び出た口をした化け物でした。いや、ラスカちゃんにはそう見えました。 「きゃあああああああああああ」 悲鳴をあげてラスカちゃんは気を失ってしまいました。
200 :
ポキ蔵 :02/01/22 22:22 ID:tlRaw2VB
チュンチュン 小鳥のさえずりで目覚めたラスカちゃんが見たものは、自分の部屋の天井ではありませんでした。 ラスカちゃんはベッドから体を起こすと部屋を見回しました。ここは・・・お兄ちゃんの部屋? ラスカちゃんの隣にはアメリー君が寝ています。 あれ?どうして? そのときアメリー君が目を覚ましました。 「ふあぁあ、おはようラスカもう起きたのかい?」 「おはよう、おにいちゃん。えっでもなんでラスカここにいるの?あれ?昨日の夜何か怖い目にあったような・・・」 「ラスカが『怖い夢見たから一人で眠れない〜』とか言って俺の部屋に来たんじゃないか。」 「えっえっそうなの?」 「そうだよ、それより朝ご飯食べに行こう。」 「うん・・・・・・そうなのか、怖い夢・・・」 「そう怖い夢を見たんだよ、怖い夢をね。」 アメリー君はニヤリと笑うとラスカちゃんを連れて、部屋を出て行きました。 ラスカちゃんが机の上のガスマスクに気づくことはありませんでした。 fin
201 :
ポキ蔵 :02/01/22 22:24 ID:tlRaw2VB
202 :
:02/01/23 00:13 ID:Pm8V15yd
何かのSFで「悪臭爆弾」というネタがあったが、本当にそんな物作るとは。(w
204 :
空箱 :02/01/23 07:49 ID:lROtmOlz
>>197 type69さん
お詳しいですね、勉強になります。
これほど有能で魅力的な日本人がいたことを、自分はつい先日まで知りませんでした・・・
>>203 櫻 ◆NIhoNZiEさん
ありがとうございますっ!
そしてごめんなさい。自分の不手際であります・・・
今後は準備を怠らないようにします。
いやぁ、読者さんも作者さんも絵師さんも新しい人が増えてるようで、 まずはめでたい。ニホンちゃんマンセー! ところで、去年の10月頃、こっちにコソーリ出した、アーリアちゃんオンリー話の プロットですが… 「カンコくん出てこんやん!ボツ!」と放っといたところ、 新しいネタが浮かぶ→古くてイマイチのネタを除外する という 言わばウナギのタレ方式で、どんどんこゆくなって逝っちゃって… ネタがもったいないので書き始めたところ、制作怪調! 14〜16行×12レスまで書いたところで、話はやっとこさ中盤に… この調子だと、プロローグ(1レス)、天の巻・地の巻・人の巻(各4レス) エピソード1・2・3(各4レス)、エピローグ(1レス)、計26レスくらいに なりそうなヨカーン。 ( ゚Д゚)ニホンちゃん1話で2クールも書いてんじゃねーぞゴルァ! やっぱやめよっかなぁ… とか思ってみたり。
206 :
名無しさん :02/01/23 15:18 ID:PEhmBd0H
>>205 いいんじゃないですか?
たのしみにしてます。がむばって。
207 :
名無し故 :02/01/23 16:22 ID:v5+iU63s
>>205 どれだけ長かろうが面白ければみんな(゚д゚)ウマー
ところで誰か『百人の村』ネタ書かない?
208 :
三谷博 :02/01/23 16:37 ID:47LVFSbV
>205 楽しみにさせて頂きます。私もまた(ずうずうしくも)歴史ネタでやらせて いただきましょうか。あ、そういえばキルトの話の出典がなかなか分かりま せん。申し訳ない。
209 :
大洞商会 :02/01/23 17:36 ID:iwiBhVdf
対策はバッチリ?」 もうすぐシューキュー大会が始まります。 そこで問題になるのがフーリガン対策、カンコ君やニホンちゃんはどんな対策をしているのでしょう カンコ家の場合 ニホン、ポーラ「カーンコ君、コンニチワ」 玄関から呼びますが返事はありません ニホン「留守かな〜」 ポーラ「でも、玄関は開いてるよ、勝手に上がらしてもらいましょ」 ニホン「やめた方がいいよ、後でうるさいよ」 ポーラ「大丈夫、大丈夫」 ニホンちゃんはポーラちゃんにうながされて、中に入ります ポーラ「シューキューをする部屋は・・・・」 ニホン「どこかしら」 などとカンコ家の中を歩いていると、少しだけドアの開いた部屋から明かりと 下品な笑い声が漏れててきます。 ニホン「この部屋一体何が・・・・あっ!!」 ポーラ「ニホンちゃんどうし・・・・あっ!!」 その部屋の中ではカンコ君がお人形さんを並べ、ニヤニヤ、ニダツイていました ニホン「何やってるのよ!! ヘンタイ、エッチ、デバカメ」 カンコ「なんだニホン、勝手にウリの部屋に」 ポーラ「信じられない、カンコ君、お人形遊びが趣味だったなんて」 カンコ「誤解にだ、この人形はフーリガン対策にだ」 ニホン「フーリガン対策?」 カンコ「そうニダ、こんな可愛いお人形が並んでいてはフーリガンも暴れるのをひかえるニダ」 得意げに話すカンコ君です ニホン「どう思う、ポーラちゃん、これで大丈夫だとおもう?」 ポーラ「さー、危ない気がするけど」 終わり
210 :
大洞商会 :02/01/23 17:37 ID:iwiBhVdf
ニホン家の場合 ロシアノ、カンコ「コンニチワ(ニダ)」 ニホン 「あら、ロシアノビッチ君にカンコ君、どうしたの」 ロシアノ 「ああ、今日はニホンちゃんのフーリガン対策はどんな物かと見にきたんだ」 ニホン 「そうなの、ちょっと待っててね」 そういってニホンちゃんは家の中に入り数分後 ニホン「お待たせー」 出てきたニホンちゃんは頭にヘルメット、右手に巨大なY字の棒、左手に何やらスプレーを持ってます カンコ 「その格好は何ニダ?」 ニホン 「これ、これは暴漢対策よ」 カンコ 「その左手に持っているのは何ニダ」 ニホン 「これ、ペッパースプレーよ」 ロシアノ「それじゃあ、右手のは?」 ニホン 「これは刺股」 カンコ 「さすまた、それで股を刺すニダか」 ニホン 「ちがうわよ、ニホン家では昔これで悪い奴らを捕まえていたのよ」 ロシアノ「どうやって使うんだ?」 ニホンちゃんロシアノビッチ君に聞かれ使い方を披露します ニホン 「まず、こうやって壁に押さえつける!」 カンコ 「ぐき」 ニホン 「もしくは、このように足を払う!」 カンコ 「あげ!」 ニホン 「倒れたら石突で突く!!」 カンコ 「ぐけ!」 ニホン 「ロシアノビッチ君、わかったこうやって使うの」ぐりぐり カンコ 「ニダダー!!」 ロシアノ「分かったけど、カンコの奴大丈夫か?」 ニホン 「えっ カンコ君?」 ニホンちゃんが足元を見ると何故かカンコ君が倒れています。 おわり 解説 韓国ではフーリガン対策に、女相手なら暴れないだろうと、女性警察官が対応するらしい、 なんか、前にも似たような事を・・・・・
211 :
三谷博 :02/01/23 20:26 ID:TemnhTGG
「華の御江戸のニホンちゃん」(番外編) 伊勢屋稲荷になんとやら。江戸にお店は多けれど、ニホンちゃんの家「日ノ本屋」 はその中でも名の知れた大店(材木問屋)でした。 しかしどんなお嬢様にも悩みはあるもの。ここの所顔を見せない友人の台湾屋のお 嬢様の事が気になったニホンちゃんは一人お店を抜け出して訪ねて行こうとしてい ました。 と、前方で聞き慣れた声がしました。「ちょっとまたあんた達なの。急いでるんだ からね、どいてちょうだい。」 見れば柄の悪そうな男達がタイワンちゃんに絡んでいるではありませんか。 「ちょっと、何してるの。お役人を呼ぶわよ。」 ニホンちゃんが勇気を出して大声を出すと男達は逃げて行きました。 「タイワンちゃん、久しぶりね。」「お咲ちゃん(本名)・・・。」 「どうしたの、ここの所遊びに来てくれなかったけど。私が行けると一番いいんだ けど、(使用人の)おたかさん達に止められちゃって・・・。」 場所を近くの茶店に変えて二人は向かい合っていました。 「私も会いたかったのよ。でもなかなか機会が無くって。」 何でも台湾屋の御主人のトウキさんが病で倒れてお店が大変な上、次々とボヤ騒ぎ 等が起こったり先程の様な連中に絡まれたりして会えなかったのだそうです。 「それで岡山先生に診て頂こうと思ったんだけど・・。」 「なんだ、岡山先生ならうちのかかりつけのお医者様じゃないの。言ってくれれば おとっつあんだってくちをきいてあげるのに。」 「ありがとう。でもお店の方に使いを出して頼んだんだけど断られちゃったのよ。」 「そんな、誰がそんな事を・・・。」 「わたくしで御座いますよ、お嬢様。」 突然後から声がしたので振り向いてみると、怖そうな顔をした中年男が立っていま した。
212 :
三谷博 :02/01/23 21:03 ID:DkvV4IHt
「洋平さんじゃないの、どういうこと。」 「岡山先生でなくても、台湾屋さんのかかりつけのお医者様がおられるじゃああり ませんか。そんな事より早くお戻り下さい。」 慇懃無礼といってよい態度で手代の洋平はニホンちゃんの腕をつかむと無理矢理連 れて行ってしまいました。 「お嬢様、いつの間に抜け出されたんですか。もうあそことは正式なお付き合いは ないんですからね。それよりも中吾屋さんのご機嫌を損ねない方が大事です。」 「そんな、仕事と友達は別よ。」 「つべこべ言うんじゃありません。これだからお友達は選ばないと・・・。」 帰ってみると案の定おたかさんやおきよさん達に叱られてしまいました。 「全く、これではうちも用心棒を雇わねばなりませんな。」 媚びる様に洋平が言うと、「冗談じゃありません、中吾屋さんだけで十分です。」 彼女達は更に顔を赤くして今度はあちらに詰め寄り始めました。ニホンちゃんがそ の隙に逃げ出したのは、言うまでもありませんね。
213 :
三谷博 :02/01/23 22:03 ID:8rbTHJHg
とりあえず部屋に戻ったニホンちゃんでしたが、やはりあのままにはしておけませ んでした。 「タイワンちゃんの家に行くわ、ウヨ、付いて来て頂戴。」「分かった。」 すでに黄昏時とあって人通りもだいぶ減っていました。 「見えた、台湾屋さんだわ。」「待ってくれ姉さん、おかしな奴がいる。」 見ると人目を避けてお店の裏で火ダネを持っている男がいました。 「た、焚き火かしら。」「どう見ても火付けだよっ。」 「だ、誰かぁっ〜〜。」叫ぶニホンちゃん、飛び出てくる家人、逃げ出した男をウ ヨ君が追いました。
214 :
三谷博 :02/01/23 23:00 ID:CA174uQW
ウヨ君に追いかけられていた男はそれに気付かなかった様で、無用心に周りも見ず に大きな屋敷の木戸を開けて中に入って行きました。 「(ここは中吾屋じゃないか。最近急成長している台湾屋の商売敵だぞ。)」 驚きながらも塀を越えて潜入したウヨ君が庭先に潜んでいると、座敷の方から声が 聞こえて来ました。 「閑古屋、よくやったアル。しかし本当に燃やしては元も子も無いアルよ。」 「分かっておりますニダ。しかし中吾屋様にはかないませんニダ。」 「(あっ、あれは何かとうちに突っかかって来る閑古屋じゃないか。)」 「このままいい医者にかからせず嫌がらせを続けてやればトウキが心労で倒れるのも 時間の問題アル。その後うちの息子を台湾屋の娘の婿にして店をのっとってやるアル よ。かっかっか。」 「その暁にはお約束どおり私どもにもお店を持たせて下さいまし。」
215 :
ななしさん :02/01/24 00:26 ID:c6F1uZfy
あの〜、ひょっとして書きながら投稿してます? 一旦メモ帳で書き上げてからの方がやりやすいと思うのですが。
216 :
三谷博 :02/01/24 09:52 ID:g32O35Mn
>215 実は昨夜パソコンが使えなくなりまして、すいません。
217 :
三谷博 :02/01/24 10:03 ID:g32O35Mn
(続き) そう言って笑っていたのは・・・。 「(げっ、うちの洋平におたか。おきよまでいるじゃないか。道理で様 子がおかしいと思った。)」 「分かってるアル。お前らのおかげで用心棒のいなくなった日ノ本屋に うちの連中を入れて強盗に見せかけて主人夫婦を亡き者にすれば後はう ちが現生を頂いて娘は閑古屋にくれてやるだけアル。(ついでに用済み のお前らにも消えて貰うアル。)」 「(こりゃあ大変だぞ・・・。)」 慌てて戻ったウヨ君、ニホンちゃん達にこの事を告げました。 「なんですって、うちの店を渡せるもんですか。」 「タイワンさん。やるしか無いですよ。姉さんもそうだろう。」 いつもは平和主義者のニホンちゃん。しかし今回ばかりはうなずいた顔 の目の色が違いました。
218 :
三谷博 :02/01/24 11:24 ID:FxpRLR8M
その日の深夜。中吾屋の屋敷ではどんちゃん騒ぎ(今時使わない言い方)が繰り広 られていました。 「今夜は前祝いアル。マスゲームもあるから、思う存分楽しむアルよ。絹製のお土 産も用意してあるアル。」(勿論ぱちもんです。商売は小間物・呉服屋) 「今度また軍事行列を見せて頂きたいですわ。」と、酔っ払ったおたか。 「うちはきっちょむ屋とケンカして家をつぶした時、日ノ本屋は再建用の材木で大 もうけしたニダ。今こそ復讐しる!!」 実は兄弟店同士のけんかにたまたまのっかった行為だったのですが、そんな事はケン チャナヨー!の様です。 ぴゅっ。その時、盛り上がりまくっていた閑古屋の頭に何かが当たりました。 「アイゴー!だっ、誰ニダ!!謝罪と賠償を(以下略)」 飛んで来たのは銭。更に扇子だの風車だのつげの根付だの鏑矢だのが次々と飛んで 来て、立ち上がっていた閑古屋に当たりました。「アイゴー!!」 他の連中は要領よく避けていましたが。 「誰アルか!!」ガラリと障子が開かれました。「お前達は・・」 ニホンちゃん、タイワンちゃん、ウヨ君、それにイン堂君、インドネシアちゃん、 マレーシア君達が立っていました。」 「変だと思ったらお宅の仕業か。」「他のお店にも嫌がらせをしてたなんて。」 「う、五月蝿いある!!すでにノナカ様やアシモト様はたらし込んであるアル!今 更がきどもの出る幕じゃないアルよ!」 「それはどうかしら。この顔ぶれはばれたらまずいと思うわ。」とニホンちゃん。 「ええいっ!!片付けるアルよ!」
219 :
三谷博 :02/01/24 16:43 ID:I7E3DsoS
ところがぶっ倒れたままの閑古屋はともかく、他の三人が動こうとしません。 「我々は平和主義者だ。まあ待て、話せば分かる。」 後半は犬養毅が5・15事件で言った台詞でした。・・時代が違いますか。そうい えばこれに対する青年将校の答えは・・・。 「問答無用。」・・でしたね。ウヨ君がそういって飛び掛り、三人をのしてしまい ました。 「あ、あいつらはあてにして無かったアル。用心棒の赤軍先生達がいるアルよ。」 「おあいにくさま。不意をつかれてのびちゃいましたよ。」 中吾屋が振り向くと、襖を開けて一人の女の人が入って来たところでした。 「おチベ!それに後にいるのはういぐる達!裏切ったアルかっ!?」 「元々好きで働いてた訳じゃないからね。クビにされるなら望むところさ。」 いつの間にか囲まれていました。 「お、おのれ。こうなったらやぶれかぶれアルーーーーっ!!」
220 :
三谷博 :02/01/24 17:50 ID:U8tgCtFZ
申し訳御座いません。パソコンの不具合で話は出来ているのに一向に投稿出来ませ ん。折を見て送らせて頂きます。さきに進行なさって下さい。
221 :
名無し君 :02/01/24 19:19 ID:3o1/3FFW
『おチベ』に激藁。
222 :
大洞商会 :02/01/24 21:31 ID:mGxHHnJM
▲月×日 次のシューキュー大会はニホン、カンコの共同開催に決った ニホン 「共同開催なんてや!、私おりるから、カンコ君、一人でやってよ!」 FIFA先生「だめ!決った以上は二人でやってもらいます」 ニホン 「そんな〜」 ▲月◇日 それから数日、シューキュー大会のポスター表記の事について話し合いがありました FIFA先生 「ポスターなどに書くニホンちゃんとカンコ君の名前だけどアルファベット順で ニホンちゃん(J)&カンコ君(K)でいいわね」 ニホン 「ええかまいませんよ」 カンコ 「駄目ニダ、ウリの方が前にだ」 FIFA先生 「でも、アルファベット順だから・・・・」 カンコ 「アイゴー・・・そうニダ、ウリの名前は本当はKankoじゃなくてCankoニダ、 昔、ニッテイの奴に無理やり変えられたニダ」 ニホン、先生「・・・・・・・・・」 カンコ 「アイゴー、その眼はなにニダ、ウリは嘘なんかついていないニダ」 ニホン、先生「・・・・・・・」 カンコ 「ニッニダー こうなったら仕方がないニダー、 最後の手段ニダ・・・・・ このとうりニダ!!」 ペコ ペコ カンコ 「英字だけはKanko/Nihonで頼むニダ、漢字表記はニホン、カンコでかまわないニダ」 ペコ、ペコ FIFA先生 「どうする、ニホンちゃん」 ニホン 「べつにかまいませんよ、Kanko,Nihonで」 カンコ 「ありがとうニダ、ありがとうニダ」 FIFA先生 「でも、Kanko/Nihonじゃ、ニホンのカンコになっちゃうけど それでもいいのかしら・・・・」
223 :
大洞商会 :02/01/24 21:32 ID:mGxHHnJM
▲月〇日 さらに数日後、カンコ君がクラスのみんなに吹聴してまわっています カンコ「今度の大会で、、大会の公式表記をKanko,Nihonにする代わりに 決勝大会はニホンの家でやれるようにゆずってやったニダ」 それを聞いてニホンちゃんはやられたーと思いましたがもはや後の祭りです その夜、ニホンちゃんはマクラを涙で濡らしました・・・・ ニホン「そのていどで、泣いたりなんかしません!! 大げさです!」 えっ大げさ? ご免なさい 終わり 解説? サッカーはあまり興味が無いのでよく分かりませんが、 こんな事があったとか、無かったとか
「アメリー君の心の中1」 「おい、カンコ。あのヒキコモリ・・・今どうしてる。なにやってんだ?あいつ。」 「うう、ウリも心配してるニダ・・・ちゃんとメシ食ってるニカ?病気はしてない ニカ?様子を見に行きたいのはやまやまニダ。・・・でもなかなか部屋に入れてくれ ないニダ。」 「アメリー君も心配してくれてるニカ?うれしいニダ・・・」 (いや、心配してるって言うか・・・まぁ、心配してるには違いないか、へへっ) 「ほんと、学校にもでてこないし、私も心配・・・」 「ニダ!、ニホンは口出しするなニダ!!!ひっこんでろニダ!ニホンの世話には ならんニダ!!!」 「うぅ、なによぉ・・・私だって心配してるのに。それに、なんでアメリー君なら 良くて、私が心配しちゃだめなのよぉ。」 「ニホン、お前だってヒキコモリやってた時期があったニダ。まだ学校上がる前、 300日くらい誰とも会わずに家の中に引きこもってたニダ。」
「アメリー君の心の中2」 (そういや昔、家に閉じこもったままのカワイイ娘がいるって聞いて、会いにいった んだよな・・・へへ、あの時のオドオド怖がってたニホンちゃんの表情思い出すと、 ・・・ハァハァ・・・っと、いかんいかん・・・) 「なによなによ、カンコ君だって、たしか500日近く・・・私より長いじゃない。」 「まぁまぁ、ニホンちゃんの場合は『ひきこもり』というよりは『箱入り』って感じ だったかな?」 (ニホンちゃんも最近は言い返すようになって来たかな?ボクのサポート役として 色々やってもらうようには言ってあるからな・・・でも、ボクとしちゃ、オドオド オロオロしてボクの顔色を伺ってるニホンちゃんのほうが好きなんだけどな・・・ でも、まぁ、まだ別に危険なわけでもなさそうだな・・・今のところは・・・) 「ニダ!、アメリー君、ニホンの味方するニダ?」 「カンコも、まぁ、落ち着けよ。ふふ・・・」 (さてと、カンコには悪いが・・・キッチョムの奴に対しては処置させてもらうぜ、 もうじきな・・・) ニホンちゃんとカンコ君の様子をながめながら、ふしぎな笑みを浮かべている アメリー君でした。
227 :
十八番 :02/01/25 02:18 ID:C0m6JkbE
ほんとにいるの? 1/3 とあるよく晴れた寒い朝のことです。 「ふぁ〜。よく寝た」 朝に弱いニホンちゃんが珍しく自分で起きました。 これで何も事件が起きなければ良いのですが、そうは問屋が下ろしません。 伸びをして、目を擦りながら窓を開けたニホンちゃんの前にそれはありました。 「?! な、なんなの? これは??」 彼女の部屋から見える中庭に、大きな白い固まりが落ちているではありませんか! もっとよく見ようとニホンちゃんはパジャマの上にガウンを羽織って急いで中庭に出てみました。 近寄って見るとそれはタタミ一畳ほどありそうな発泡スチロールの固まりです。 しげしげ眺めるニホンちゃんは、この発泡スチロールに見覚えがあるのに気が付きました。 「そうだ! これ、去年の夏休みに使った発泡スチロールね」 そうです、去年の夏休み、ニホンちゃんはこの大きな発泡スチロールを12枚使って、 みんなと一緒にいかだ遊びをしたのです。 このいかだはとても大きくて頑丈で、この上でお相撲をとっても大丈夫なくらいでした。 夏が終わる頃、ニホンちゃんはこのいかだを元の12枚の発泡スチロールに分けて仕舞いました。 「しっかり仕舞ったはずなのに、どうしてこんな所にあるんだろう?」 ニホンちゃんはもっとよく思い出そうと、発泡スチロールの前にじっと立ち尽くしてます。
228 :
十八番 :02/01/25 02:19 ID:C0m6JkbE
ほんとにいるの? 2/3 「・・・・・ア、そう言えば! カンコ君に一枚あげたんだっけ?」 そうです、決して広いとは言えないニホンちゃんの家、 タタミ一畳ほどもある大きな発泡スチロールを12枚も仕舞っておくような場所は さすがになかったのです。 その時、ちょうどカンコ君がその発泡スチロールを欲しがっていたので、 一枚分けてあげたのです。 「でも、それが何でここにあるのかしら?」 ニホンちゃんは寒空の下、ジッと立ったままさらに考え込みます。 あの時、もらえると聞いたカンコ君は大喜びで、 「すぐ取りに戻ってくるニダ」 と言い残して喜び勇んで家に飛んで帰って・・・・ アレ? それから取りに来てないのでは? ニホンちゃんはしばらくの間、これはカンコ君が取りに来るからと玄関に置いていました。 でも、一ヶ月もするとさすがに邪魔になって中庭の物置きの脇に移したのです。 それがどうやら夜中に吹いた強い風で、ここまで飛ばされてきたようです。 全ての謎が解けてニホンちゃんはスッキリしたようです。 思い出したついでに、カンコ君に取りに来てもらう事にしました。 そうとなれば早速電話です。
229 :
十八番 :02/01/25 02:20 ID:C0m6JkbE
ほんとにいるの? 3/3 カンコ君はニホンちゃんの家に飛んできました。 「確かにこれはウリの物ニダ。ウリの物だから責任もってウリが持って帰るニダ」 大きな発泡スチロールを眺めまわしながらカンコ君は言いました。 「じゃア、早速で悪いんだけど、今日、持って帰ってくれないかしら?」 ニホンちゃんが微笑みながらお願いすると、 「いや、今日すぐにはこっちの準備もあるから無理ニダ。 もうしばらくニホンが預かって欲しいニダ」 とカンコ君は口を濁します。 実はカンコ君、貰うと言った物の、アボジやオモニに 「そんな邪魔になる物もらってくるなニダ!」 と大目玉を喰らっていたのです。 それを知らないニホンちゃんは、 「エ〜、でもこれあげたの去年の夏だよ? もうだいぶ経つんだけど.・・・」 と、眉をひそめます。 どうにか取り繕おうとしてカンコ君は、 「そ、それに、今日は日が悪いニダ。占いで一番縁起の良い日に改めて取りに来るから、 それまで待って欲しいニダ。だから、それまではニホンが大事に仕舞っておいて欲しいニダ! それじゃ後は頼むニダ」 と、ない頭を絞った答えを残してニホンちゃんの家を飛び出してしまいました。 後には弱り顔のニホンちゃんと、大きな発泡スチロールがポツンと残されました。 さて、ほんとにカンコ君は取りに来るのでしょうか?
230 :
十八番 :02/01/25 02:24 ID:C0m6JkbE
231 :
名無しさん :02/01/25 03:25 ID:PB8SW4xC
(・∀・)イイ!! 正統派ネタだね。やっぱこういうのが無くちゃね。
薄暗い部屋の中、ゆらめく炎に照らされ浮かび上がる謎のカゲ
「アサヒはおらぬか」
「はっ、ココに控えております」
そのカゲに傅くように控えるアサヒ
「何故呼ばれたか分かっておろうな」
「いえ、私には見当もつきませぬ」
「しらばくれるよって、この記事はなんじゃ!!」
http://www.asahi.com/science/news/K2002011800054.html アサヒの前にある記事を突きつけます
「申し訳ございません」
「覚悟はできておろうな」
「ひらに、ひらに、御容赦を」
アサヒは深く頭を下げてわびます
「ならぬ!」
「ひっ」
「と、言いたいところだがワシも鬼ではない、もう一度、チャンスをやろう」
「ありがとうございます」
「だが今度、このような記事を書こうものなら分かっておろうな・・・・」
「はっ、肝に銘じております」
「ふふふ、ウヌの働き楽しみにしておるぞ」
そう言い残すと影は何処となく消え去りました
「ははー、このアサヒ、かならずやチュウゴ様にご期待に答えます」
アサヒも踵を返しその場を後にします。
おわり
中国の粉じん、朝鮮半島から九州にも飛来 米航空宇宙局(NASA)が海洋観測衛星が宇宙から北東アジアをとらえた画像を公開した =NASA提供。11日に撮影した。 北京など華北から上海にかけての広い一帯が灰色の微粒子の雲に覆われ、 西寄りの風に乗って朝鮮半島や九州周辺にまで運ばれている様子が分かる。 微粒子は飛散した砂や、経済成長する中国各地の工場から出るばい煙、 増え続ける車の排ガスとみられる。(01:29
234 :
sage :02/01/25 19:39 ID:lKO0U05A
アサヒちゃんとチュウゴ君は恋人どうしだよ。 どうせなら記事を口実にSMプレイを強要するチュウゴ君を……ハァハァ
235 :
うげ :02/01/25 19:42 ID:lKO0U05A
間違えてageてしまった……。 反省して謝罪するので賠償だけはご勘弁を〜。
236 :
141 :02/01/25 20:28 ID:JpFFzf0R
232さん、有効活用して頂いてありがとうございます。
>234 さすがにそれは・・・・・ >236 こちらこそ、いいネタをありがとうございます しかし、まあ、もう少しひねって、「大長編ニホンちゃん」第242話、第556話 見たいにした方がよかったかなぁ
238 :
四季砲 :02/01/25 21:51 ID:n+pMn9Mn
裏口から』 アメリー君、エリザベスちゃん達がマンガやCDを持ち寄ってカンコ君の家に向かっています アメリー 「カンコの奴、もっと文化的になりたいからって、俺達にCDやマンガを見せて欲しいなんて 風邪でも引いたか」 フランソワ「まあ、アメリー君、彼方、もう少し好意的にできないのかしら、まあカンコ君の事ですから」 エリザベス「借りた、マンガの盗作を作るかもね」 アメリー 「それはあり得るなあ、ははははは」 みんな 「フフフフフ」「ホホホホホ」「ハハハハハ」 ニホン 「みんな、ひどいよ、どうしてそんな、ひねた考え方するのよ、 もっと好意的に考えようよ、」 などと話しながらしばらく歩いていると、カンコ家が見えてきました カンコ 「やーやー、みんなよく来てくれたニダ、で頼んだ物は、もってきてくれたニダか」 アメリー 「ああ、このとうり」 カンコ 「ありがたいニダ、ささ中に上がってお茶でもてなすニダ、美味しい茶菓子も用意したニダ」 アメリー 「そうか、それじゃ、お邪魔します」 エリザベス「お邪魔します」 フランソワ「お邪魔します」 イン堂 「お邪魔します」 ニホン 「お邪魔・・・・・」 カンコ 「駄目ニダ」 ニホンちゃんが家の中に入ろうとするとカンコ君が邪魔をします ニホン 「どうして入れてくれないのよ、私もいろんな本やCDを持ってきたのに」 カンコ 「ニホンは駄目ニダ入れないニダ」 ニホン 「だからどうしてよ!」 カンコ 「ニホンの大衆文化は低俗で、エロや残酷が多いからだめニダ」 ニホン 「そんな事ないよう」 カンコ 「とにかくダメな物は駄目ニダ」バタン
239 :
四季砲 :02/01/25 21:52 ID:n+pMn9Mn
カンコ君はそう言い放つとドアを閉めてしまいました、一人残されるニホンちゃん ニホンちゃんは仕方がないので帰ろうとすると 「ニホン、ニホン、こっちニダ」 誰かが呼ぶ声が聞こえます、ニホンちゃんが辺りを見渡すと何故かカンコ君が裏口を開け手招きしてます カンコ 「こっちから入るニダ、ニホン」 おわり 解説、 いまだに他国の大衆文化(日本の物だけ、他の国のは何故かOK)を完全開放をしない韓国、 それなのに何故か出回っている日本のマンガや歌
魔法少女プリティラスカちゃん ある晴れた月曜日のこと。ラスカちゃん、ウヨ君、ヨハネ君の三年地球組のメンバーが歩いていました。 コルシカちゃん、ケベックちゃんもいます。 ラスカ 「何かいいことないかなぁ。」 ウヨ 「考えてみても今の世の中何もないぞ。」 ヨハネ 「あっ!あれはなんでしょうか?」 ヨハネ君の指差した先には、何か怪しげな戦闘服を着た怪人達が沢山いたのです。怪人たちは、コルシカ ちゃん、ケベックちゃん、ヨハネ君、ラスカちゃんをさらってしまいました。 ヨハネ、ケベック、コルシカ 「ウヨ君、助けて―!」 ウヨ 「まてー、怪人ども―!」 怪人たちは、怪しげな船に4人連れて行きました。ウヨ君は、必死に怪人たちを追跡します。追跡している うちに、怪人のリーダー格が出てきました。
241 :
ゼロ :02/01/26 00:57 ID:akYICUaJ
魔法少女プリティラスカちゃん (続き) 怪人のリーダー「よく来たニダ・・・我々は、秘密結社ソーレンニダ。そして、私は、怪人たちのリーダ ー、ゾヌ男ニダ。」 ウヨ 「ゾヌ男が何のようだ!」 ゾヌ男 「ニダニダニダ・・・子供たちをさらって、我々ソーレンの忠実なる兵士にするニダ。子供たち をさらえば、我々のウリナラ計画は達成されるニダ!ウリナラマンセー!!」 ウヨ 「そんなことは絶対にさせないぞ!」 ウヨ君は、愛刀関の孫六をすらりと抜いて、正眼に構えました。しかし、ゾヌ男は、怪しげなガスボンベ を取り出して、それを人質たちに吹きかけたのです! ヨハネ、ケベック、コルシカ 「うわ――――!!」 ゾヌ男 「ニダニダニダ・・・苦しむハセヨ。」 ウヨ君 「汚いぞ!ゾヌ男!」
242 :
ゼロ :02/01/26 00:58 ID:akYICUaJ
魔法少女プリティラスカちゃん (続き) その頃、皆がガスを吹きかけられている最中に、ラスカちゃんは、何とか皆を助けようと考えました。ラ スカちゃんのランドセルの中から、くまのポーラが飛び出してきました。 ラスカ 「ウヨ君を助けなきゃ・・・」 ポーラ 「ラスカちゃん、変身だ!」 ラスカ 「うん!」 ラスカちゃんは、虹色のステッキを取り出すと、それを天高く振りかざしました。(もちろん、ガスが濃い色なので、皆には見えません。) ラスカ 「プリティーラスカ、メークアップ!!」 七色の光がラスカちゃんの周りを取り囲みます。取り囲んだかと思うと、一瞬にして、ラスカちゃんは、 魔法少女の格好をしていました。 プリティーラスカ 「魔法少女プリティーラスカ見参! あなたのハートに・・・逝ってよし!!」
243 :
ゼロ :02/01/26 00:58 ID:akYICUaJ
魔法少女プリティラスカちゃん (続き) ゾヌ男たちは、驚きました。わけのわからない女の子が目の前にいるのです。 ゾヌ男 「お前たち!やってしまうハセヨ!」 怪人たち 「マンセー!!」 怪人たちは、プリティーラスカに食って掛かります。 プリティラスカ 「ホワイトイリュージョン!」 怪人たち 「アイゴ―――!」
244 :
ゼロ :02/01/26 00:59 ID:akYICUaJ
魔法少女プリティラスカちゃん (続き) プリティラスカの必殺技で、怪人たちは吹き飛ばされてしまいました。ゾヌ男は、部下を失ってしまった ので、頭に血が上っていました。 ゾヌ男 「許さんニダ!謝罪と賠償を・・・(以下略)ゾヌアターーック!!」 ゾヌ男がプリティラスカに突進してきます。そこへ、ウヨ君がすかさず助けに来ました。ゾヌ男の突進を 必死に止めています。 ウヨ 「プリティラスカ! 今だ!!」 プリティラスカの周りを雪の結晶が取り囲みます。 プリティラスカ 「ノーザンクロス・イリュージョンアターーック!!」 ゾヌ男 「アイゴ―――!!」 大きな雪の結晶は、ゾヌ男を地平線のかなたまで吹き飛ばしました。そして、お約束の・・・ プリティラスカ 「勝利のポーズ。決め!!」 ウヨ 「助かったよ。プリティラスカ・・・いや、ラス・・・」 プリティラスカ 「う、うふふふふ・・・わ、わたしはラスカちゃんじゃないわ。」 そういい残すと、プリティラスカは、走ってどこかへ行ってしまいました。人質の子供たちは、ウヨ君が 助け出しました。 コルシカ 「あれ? ラスカは?」 ケベック 「おかしいわね・・・さっきまでいたのに。」 その頃、ラスカちゃんは、船の中で迷子になってしまい、助け出されるまで泣いていたんだとさ・・・ (おしまい)
245 :
ゼロ :02/01/26 01:00 ID:akYICUaJ
魔法少女プリティラスカちゃん (続き) エラ 「ハアハアハア・・・ついに出来たぞ。我等兄弟のこん身の作品が・・・」 チエゾー 「ハアハア・・・エラ兄ちゃん、これで創作小説コンテストで入賞間違いなしだね。」 おやおや、アサヒちゃんの兄弟が何か悪いことでもたくらんでいますね。それもそのはず。この魔法少女 プリティラスカちゃんは、彼らが書いた作品だったのです。 エラ 「早速応募するぞ。チエゾー、用意だ。」 チエゾー 「うん、解ったエラ兄ちゃん。」 しばらくして・・・ チエゾー 「エラ兄ちゃん! ラスカちゃんファンから抗議のメールが!」 エラ 「ア、アイゴ―――!」 どうやら悪だくみは失敗したようですね・・・
246 :
三毛 ◆wPntKTsQ :02/01/26 08:06 ID:v8jFHPum
夢 「………さて、新しい年が始まったわけだけど、みんなは、今年がどんな年になると思うかな?」 フラメンコ先生が、そんな話題を振ってきました。みんなは、ちょっとだけ考え込んでから、元気良く手を挙 げます。最初に先生に氏名されたのは、ニホンちゃんでした。 「えーっと……みんな仲良く、平和な一年だったらいいな、と思います」 良くも悪しくもニホンちゃんらしいコメントに、クラスのみんなは苦笑します。アメリー君などは、「これがなけ ればなぁ」とでも言いたげな表情を浮かべて、肩をすくめていますね。 さらに、何人かが続けて発言をします。ユーロ町のみんなは、町内会の結束が更に堅くなった事もあって、 結構景気の良いコメントが多いようですね。アメリー君は、なかなか武断的な発言をしています。 「………それじゃ、次は………カンコ君、君は?」 フラメンコ先生が、カンコ君を指名しました。するとカンコ君、椅子を蹴倒しかねない勢いで立ち上がり、何 故か自信満々の口調で大声をはりあげます。 「ウリには、十の夢があるニダ!」 いきなりの大風呂敷です。 「まずひとーつ!カン流熱風が、アジア町のみならずアメリー家やユーロ町にも吹き荒れるニダ!ウリの親 戚の歌手が、「びいとるず」にも並ぶ人気を獲得するニダ!マンセー!」 ぴく。 エリザベスちゃんのこめかみに、恐ろしく太い青筋が浮かび上がります。 「あーら、カンコさん、その歌手って、なんてお名前?少なくとも、わたくしの家では、貴方のご親戚のお名前 なんて、ちっっっっっっとも聞きませんわよ?その程度で「びいとるず」に並ぶなんて、ちょっとおこがましいん じゃなくって?」 「…………カン流熱風なんてどこに吹いてるのよ。あたしも知らないわよ」 「……………私も」 「に、ニダ………!」 エリザベスちゃんのきつーい一言に、タイワンちゃんとベトナちゃんの追い討ち。カンコ君、撃沈。
247 :
三毛 ◆wPntKTsQ :02/01/26 08:06 ID:v8jFHPum
つづき 「……き、気を取り直してふたーつ!シューキュー大会で、ウリが四強に入るニダ!ニホンはウリに負けて、 脱落するニダ!」 「………あの、カンコ君、わたしとカンコ君って、決勝戦まで進出しないかぎり試合しないんだけど」 「……………………」 瞬殺。 「みーっつ!」 ニホンちゃんの突っ込みを、なんとかスルーして叫ぶカンコ君。 「ウリの家で作っている映画が、アメリー家のアカデミーグランプリの他家部門でグランプリを獲るニダ!そ の作品は「おともだち」ニダ!」 その作品名を聞いたアメリー君、自分の記憶を探るように首をかしげました。 「………?なぁカンコ、悪い。その「おともだち」って映画、観たことも聞いたことも無いんだけど」 「そりゃそうニダ。現在鋭意制作中、落涙間違いなしの感動大作ニダ!マンセー!」 「………おーい、今年のアカデミーにノミネートされるのは、去年公開された映画に限るんだが」 「……………」 カンコ君、絶句。 「よ、よーっつ!」 顔をキムチ色に染めて叫ぶカンコ君。 「ウリの家の当主が、オモニに変わるニダ!地球町初の女性当主ニダ!自由な雰囲気の、一番進んだ家 になるニダ!ウリナラマンセー!」 「………私ん家、ママが当主だよ」 「………………………」 あっさりとしたインドネシアちゃんの一言に、カンコ君、轟沈
248 :
三毛 ◆wPntKTsQ :02/01/26 08:07 ID:v8jFHPum
つづき 「い……いつーつ!」 もはややけくそのカンコ君、張り上げる声も、いささか投げやりです。 「キッチョムが、ウリの家に戻ってくるニダ!もう兄弟喧嘩もしなくなるニダ!」 「ついこの間も、小競り合いしてたみたいアルけど?……ま、精々頑張るアル」 「……………」 カンコ君、足元がふらついてきました。 「む………む………むっつ!」 ほとんど意地で叫ぶカンコ君。いきなりニホンちゃんを睨み付けました。 「ニホンが、前非を全面的に悔いるニダ!歪曲漫画も、墓参りも、竹島ぱんつも、全てニダ!もし反省しない のなら、ニホンの家は池の中に沈没しる!」 この台詞はいつものことなので、もはやニホンちゃんも動じません。力一杯無視しています。 「お前も進歩がないなぁ。………ニホンちゃんの家が沈めば、お前の家もただでは済まないと思うが」 冷静に指摘するゲルマッハ君。カンコ君の目が泳ぎます。 「……人を呪わば穴二つ………」 ハイチちゃんがこの諺を言うと、なぜか異様に重みがありますね。カンコ君、とうとう椅子に座り込んでしま いました。 「………ななつ……」 遂に、声に覇気が無くなってしまいました。 「アメリー君に喧嘩を売った瓶螺鈿と、アメリー君が仲直りするニダ……」 おや、珍しくカンコ家から話題が離れましたね。しかしカンコ君、その台詞は、地雷原に爆導索を抱えてダ イブするようなものですよ。 「カンコッ!てめぇ、言うに事欠いて仲直りだと!?そんなこと出来るわけねぇだろうがッ!!」 案の定激怒したアメリー君、カンコ君の胸ぐらを掴んで振り回します。瓶螺鈿は、彼にとって不倶戴天の敵 なのです。いまさら仲直りなど、出来るはずもありません。 「ア、アイゴー……」
249 :
三毛 ◆wPntKTsQ :02/01/26 08:07 ID:v8jFHPum
つづき 「や………やっつ………………」 息も絶え絶えのカンコ君。みんなに押さえつけられながらも、火を噴くような眼光で彼を睨み付けるアメリー 君に怯えながら、声を絞り出します。 「ウリの家が、町内一綺麗な環境になるニダ……」 「……真面目に掃除すればいいだけじゃない。掃除当番、いっつもサボってるあんたに出来るの?」 タイワンちゃんの電光石火の突っ込み。もはやカンコ君はグウの音も出ません。 「こ………ここのつ………」 カンコ君、もう半泣きです。 「ウリの作文が、作文コンクールで優勝するニダ」 「あ、作文で思い出したわ。こないだの授業の作文、まだ提出してないのカンコ君だけよ。早く提出なさい」 墓穴を掘るだけでした。 「さ………最後に………」 もう抜け殻同然です。 「酒と煙草をやめるニダ」 「へぇぇ………誰が?」 「ウリに決まってるニダ………ハッ!?」 我に返ったカンコ君が顔を上げると、そこには般若がいました。 「へーぇ、カンコ君は酒と煙草を嗜んでいるのね。………ちょっといらっしゃい。話を聞かせて貰うわ」 がし、とカンコ君の襟首を鷲掴みにして、ずるずると引きずってゆくフラメンコ先生。カンコ君は、顔面蒼白と なって抵抗します。 「い…いや、ちょーっとした出来心ニダ!ちょろっと試しただけニダ!今はやってないニダァ〜〜!」 「問答無用!皆さん、以後自習!さあ来なさい、カンコ君!」 「ア〜イ〜ゴ〜〜〜〜〜ッ!!」 …………………カンコ君の一年は、前途多難のようですね。 おしまい
250 :
三毛 ◆wPntKTsQ :02/01/26 08:08 ID:v8jFHPum
251 :
219の続き :02/01/26 10:34 ID:VAP24nU8
ダッ、と飛び掛って来ました。窮鼠猫を噛むといいますが、もとがもとがでかいだけ に文字通り酔っ払った大虎でした。 しかし多勢に無勢(どっちが悪役か分かりませんが)、結局最後にはニホンちゃんの 名刀「おーでーえー」をくらってあぽーんされてしまいました。 と、そこに聞こえて来た大勢の足音と声。八丁堀の人達でした。 「どうしよう、見つかったらまずいわ。」困ったニホンちゃんにおチベが言います。 「掛け軸の裏の抜け穴を使いな。めりけんの旦那にはうまく言っとくからさ。」 それから一月が経ちました。 台湾屋はトウキさんが回復し、番頭のスイヘンさんも頑張ってお店を立て直しました。 ニホンちゃん達はまた前と同じ様に仲良く遊んでいます。 仲が良いと言えばあの人達もそうでした。 「アイゴー!!これはニホンの陰謀ニダ!謝罪と賠償を(以下略)」 「心からの反省とお詫びを(以下略)」「窮鼠猫を噛むアルよーーーっ!ニホン!」 何故か中吾屋は牢番の三毛さんに噛み付いていました。前の牢番のあるかとらずさ んは不毛なデムパに倒れてしまったそうです。 むかしこっぷり、どじょうのめ。 教訓 情けは人の為ならず。困っているお友達は助けてあげましょう。
252 :
三谷博 :02/01/26 10:37 ID:VAP24nU8
解説 今更なんですが、去年の李登輝氏訪日ネタです。「病気のおとっつあ ん」がツボにはまったもので・・失礼しました。「八丁堀の七人」の影響も ありました。それと三毛さん、ごめんなさい。
253 :
ニダニダ :02/01/26 11:29 ID:ZNW3kYbP
>250 ところで日本と韓国が対戦する可能性があるのは決勝戦だけじゃなくて、三位決定戦でもそうですね ま、どちらにしろ「8強戦」では無理ですが(w
255 :
JY47 :02/01/26 19:29 ID:sy56z5Rc
「首相」 ある日の放課後のことです。 先生が教室に忘れたプリントを取りにもどろうとしました。 ところが教室の側に来ると、中から声がします。 「こんな遅くに・・・何やってるのかしら? 不審に思った先生が、そっと中をのぞきこむと・・・、 おや?!ニホンちゃんが、教室のひな壇の上で立たされています。 そのまわりにはカンコ君、アーリアちゃん、エリザベスちゃんら数人が囲んでいます。 もしかして!ニホンちゃんは、イジメられ、 いや、この人数からするとつるし上げられているのでしょうか!? あの優秀なニホンちゃんが!つるし上げられるなんて! ・・・でもなんだか過激だった昔を思い出すわ・・・ 先生は人知れず苦笑しました。 でもそれにしては、なんだか様子が変です。 何人かは仮装していますし、それになんだかみんなどこかぎこちなく照れているようです。 ニホンちゃんは耳まで紅色がさしていました。 そして声の続きが聞こえてきます。
256 :
JY47 :02/01/26 19:30 ID:sy56z5Rc
長髪ズラのカンコ君(女装かしら?) 「・・・ええかっこしいの馬脚が現れたんのとちゃ・い・ます・か?・・ニダ・・・。 ジ・ミ・ン・トウを、ぶっ、ぶっ壊すとゼッキョ―しているが、 ・・えーと、下半身はどっぷり古いジ・ミン・トウ体質というガン、、バンに 組み込まれてしまっているニダ・・じゃなかった・・・のと、チガイマスカ ・・・」 と批判?します。 「そーだぁ、そーだぁ。」 「えーい、ひっこめぇ。」 教室にはかなり発音と抑揚のおかしなヤジが、 やる気なげに飛び交い、 そこに アーリアちゃん(ボサボサなカツラを手で押さえつつ)が、 「えっと、んーーー何がいいかっこうなのかっ! げ、現在の、、厳しい財政状況を考えて、、、 苦心!惨たんの策だっ!」 と反論・・・らしきチグハグな応答をしました。 するとそこで、 何故かジジィの格好のニホンちゃんが(てれてれでしょうか?)割って入り、 「えっと、えっと、、、ぁ、あなたもぉなかなかぁ、 ぇえぇえかっこしいのぉところがありまっせぇ〜(顔真っ赤)」 と棒読みで無理無理やり返しました。 先生には意味がわかりません。
257 :
JY47 :02/01/26 19:30 ID:sy56z5Rc
(真っ赤のまま)「えぇっと、エリザベスちゃん、こっこれでいいの?」
「そうですわ!
これが!これこそが!
ワタシクシの!超・絶・理想の!『ぼけ突っ込み』の姿でしてよ!
あえてボケ老人の仮面を偽りつつ、
的確かつ!皮肉のピリッと効いたあのセリフこそが!
近代民主主義における議会政治の茶番を風刺する
強烈なアイロニーの(どうたらこうたら)・・・(以下略)
これは、議会中継マニアのエリザベスちゃんの中でだけで大流行の、
『塩ジィぼけ突っ込みゴッコ』なのでした。
「面白いですわ!
オーホーッホッホッホ・・・(高貴な高笑い続く)
その後ろでは皆さん、どっと疲れた顔をしていらっしゃいますが(笑。
そして、その教室の廊下では先生がもっと困った顔をしていました。
おしまい
http://www.asahi.com/politics/update/0122/013.html
258 :
日清シスコ :02/01/26 22:31 ID:qAJO9Opq
「ら〜めん」 「ニホンちゃん!『らーめん』の作り方教えて!」 ホームルームが終わって帰り支度をするニホンちゃんにタイワンちゃんは駆け寄ります。 ですがニホンちゃんにしてみたらタイワンちゃんがこんな事を聞くのは不思議です。 「え?でもラーメンって昔にチューゴ君のご先祖さまからうちのミツクニさんに教えてもら ったものだし、それにチューゴ君に教えてもらったほうが良いと・・・」 「だってチューゴ君ところよりもニホンちゃんとこの『らーめん』の方が美味しいだもん!」 ハッキリと言い切るタイワンちゃん、後ろの方に座るチューゴ君にワザと聞こえるよう に言います。いじわるですね。するとそこへフラメンコ先生が話の輪に入ってきました。 「あら?ニホンちゃん、ワタシも『らーめん』は好きよ、ショウユにカレー・・・あ、先生は シーフード味が好き!」 フラメンコ先生の言葉にニホンちゃんとタイワンちゃんの頭には『?』というマークが浮かびます。 「やっぱり『お湯を入れて3分』ってのが一番ね!やっぱりニホンちゃんのママはすごいわ!」 フラメンコ先生の『3分』という言葉ににニホンちゃんとタイワンちゃんは気付きました。 呆気に取られた2人に顔にフラメンコ先生はきょとんして話しました。 「え?だってらーめんって『かっぷぬーどる』でしょ?それに『らーめん』ってニホンちゃんの家 の『すし』とか『すきやき』と並ぶ代表料理なんでしょ?」 「フラメンコ先生、それは違うって、しかもインスタントの・・・」 フラメンコ先生に詳細を説明するタイワンちゃんをよそにニホンちゃんはオロオロしながら さり気なく後ろを見ました。後ろでは本を読みながら平静を保つチューゴくん。でも手は プルプルと震え眉間にはシワを寄せています。 (あ、あぁ・・・チューゴ君怒ってるよぉう。どうしよう、どうしようぅぅ・・・) (続く)
259 :
日清シスコ :02/01/26 22:32 ID:qAJO9Opq
「ふっ・・・ウ、ウチにはや『しせん』や『かんとん』って誇れる料理が一杯あるヨ ・・・『らーめん』なんか庶民の食べ物あるヨ・・・。」 小さく呟きます。だが、ふるふると震えながらクールを装うチューゴ君ですが心底悔しそうです。 ですがそれを教壇の影からニダり覗いていたのはカンコ君。顔をキムチに紅潮させて話の輪 に無理矢理割り込んできました。 「先生、そりは違うニダ!チョッパリの「にっしん」はウリナラの「のうしん」のパクりニダ! それに『らーめん』はウリナラの発祥ニダ!チョッパリは謝罪と賠(以下略)」 あらまカンコ君、流石に期待を裏切りません。その言葉が火に油どころかニトロをぶち込むとわ。 「どうしたダスか?チューゴくん」 隣の席の流石のオージー君もチューゴ君の怒りのオーラに気付きます。 無言で席を立ちあがりと誇らしげに声を挙げるカンコ君の背後には『ゴゴゴ・・・』と恐ろしい程の 殺気を出したチューゴ君が近寄りカンコ君の肩をガシッと掴みました。 「おい!カンコ!『らーめん』の発祥はおまえのトコとは初耳だ、ちょっと体育館の裏に来るアル」 「ヒッィ!ち、違う二ダ!冗談ニダ!こ、これはチョッパリの陰謀ニダ!ア、ァァ、アイゴーォォォッ!」 慌てふためくカンコ君を引きずってチューゴ君は教室を出て行きました。 しばらくして体育館の裏にのされたカンコ君が倒れてましたが何故かそこに麺棒が落ちていました。 その後ニホンちゃんはタイワンちゃんに『らーめん』をご馳走になりました。 「どうだったニホンちゃん?」 「うん!おいしかったよタイワンちゃんの家って薄味なんだね」 「わー!ニホンちゃんに誉められちゃった!」 満面の笑みで喜ぶタイワンちゃんにニホンちゃんは内心を思いました。 (でも、輪切りのレモンは入れない方がいいと思うなぁ・・・) 糸冬
260 :
日清シスコ :02/01/26 22:32 ID:qAJO9Opq
初めまして、ROMでしたがちょっと書いてみました。職人さん達にはかないませぬが。 ネタが既出でしたらスマソ ネタは台湾で『日式拉麺』という触れ込みで流行だとTVで紹介されてたのをネタにしてみました 台湾では日本と同じく醤油やトンコツに味噌と種類があるそうですが味付けは薄味らしいです。 そこで紹介されていた一番人気のラーメンというものには「輪切りのレモン」が入っていました。 ミツクニ(徳川光圀)・・・ご存知の黄門さま。中国の学者を招いた時に拉麺が伝わったと。 のうしん(農心)・・・日清から技術を教えて貰ったにも関わらず『ウリナラの技術!』と(以下略) 【フラメンコ先生の勘違い】噂なのですが欧州にはカップヌードルのお蔭で日本料理と勘違い している人が多いそうです。中国から「ウチが発祥アル!」と謝罪を要求されないのでマシですが・・・。
261 :
:02/01/26 22:33 ID:zp1j05F7
>>252 な、何故私が牢番役で出演してるのでしょうか?(w
ビクーリシタヨ
魔神さん (その2の1) ある朝、ニホンちゃんが起きると大きな筏がおうちの池に浮かんでいま した。驚いたニホンちゃんが近寄ってみると、なんだか見たことのある 筏でした。「あれ、これってカンコ君にあげた筏じゃないの。もう、あ とかたずけくらい出来ないのかしら。」っと独り言をいっていると我等 がヒーロー、カンコ君の登場です。「ヤイ、ニホン。これはウリの筏ニ ダ。またニホンはウリの真似をしようとして筏を盗んだな。ニホンは謝 罪と反省、それと筏をちゃんと返すニダ。」 おやおや、相変わらずの電波です。これには、ニホンちゃんも呆れかえ って何も言い返せません。いつもの謝罪と反省だけでなく筏のあとかた ずけまでも、ニホンちゃんにさせようというのです。けれども今日はお うちにはニホンちゃんしかいないんです。そうこうするうちに、筏に圧 迫されたお池のお魚や貝さんが苦しそうにしています。「ああ、どうし ようこんなに大きなものをひとりじゃ動かせないよぉ。」ニホンちゃんは 、その小さな胸をチクチクと痛めています。 その時、ニホンちゃんは、あるお話を思い出しました。
魔神さん (その2の2) ニホンちゃんの御先祖のニニギさんの時代から筏のある辺には魔神さんが 住んでいるというのです。そのころはいろいろと悪いことをしたそうです が、今は年に1度のお供えで、大人しくしてくれるようになったといいま す。「そうだ、魔神さんを呼ぼう。ええっと、お名前は・・・・ああ、そ うだ。」ニホンちゃんは魔神さんの名前を呼びました。「ダイダラポチさ ん。ダイダラポチさん。お願い出てきてちょうだい。」 そうするとニホ ンちゃんの前に、突然、ひとつ目の大きな魔神さんが現れたのです。ニホ ンちゃんは、魔神さんのお顔が恐いので思わず叫び声をあげてしまうとこ ろでした。そんなニホンちゃんの顔を見て魔神さんはあたふたしながら言 いました。「ああ、オジサンは、いつもニホンちゃん達を見守っているん だよ。けれども、こんな顔だから驚かせないよに隠れていたんだよ。昔も 、みんなが恐がるのが悲しくて、暴れたこともあるんだけど今はそんなこ とはしないよ。」顔を桜色に染めて話す魔神さんを見て、ニホンちゃんは、 なんだか私みたいと思いました。そしてニホンちゃんは、魔神さんに筏を カンコ君のお家まで運んでくれるように頼みました。魔神さんは軽がると 筏を持ちあげるとカンコ君のお家の前に筏を置きました。その時、外の物 音を聞いたカンコ君がニダラニダラと勢いよく玄関の扉を開けて飛び出し てきました。勢い余って筏に躓き、綺麗な放物線を描きながら池に飛び込 んだのは、言うまでもありません。「アイゴー」という叫び声を聞きなが ら魔神さんが小さな声でニホンちゃん良かったねと言いました。 その晩、魔神さんのことを話すニホンちゃんに、ニホンパパは優しく微笑 むのでした。 おしまい。
265 :
十八番 :02/01/27 01:14 ID:qzjgBdMI
>>250 久々にカンコ君で大笑いさせていただきました。
連続ドラマ小説「アーリアちゃんのぼうけん」 全33レス(1レス15行前後)が完成シターヨー! 導入部7レス、本編20レス、結末6レスの超大作 ←バカ 本編には自信ありますが、導入部・結末はイマイチかも。 最初はチョト痛いかも知れないけど、我慢すればよくなります。(嘘 何日かかけて、順次ageていきますね。
アーリアちゃんの冒険(天の巻) 大山鳴動編 プルルルル…プルルルル…プルル・ピッ 「はろ〜、でぃすいずエリザベスすぴ〜きんぐ」 「ゲルマッハだ。おい、なんでアーリアの携帯にお前が出るんだ?」 「あら、レディーに電話をかけておいて、そんな言い方がありまして?申し訳ありませんが マカロニーノ君に弟子入りして、女性への礼儀を身に付けてから、おかけ直しください」 「ふざけるな。どうして僕が、あの色魔に弟子入りしなきゃならないんだ。 それより、なんでアーリアのケータイにお前が出たのか聞いている」 「あの子なら、私の主催するテニスサークルの合宿で、我が家に泊り込みで特訓してましてよ。 コーチはもちろんこの私。ちなみに集中を妨げる外出や電話は禁止していますの」 「そういうことなら、まあいい。電話もないから、ちょっと心配になってかけただけだ」 「ずいぶんと妹思いですこと。でも、いつまでも妹、妹というのも考え物ですわね」 「余計なお世話だ!」 プツッ… ツー ツー ツー
「以上ですわ。約束通り、お兄さんには秘密にしておきましてよ」 「すまない。恩に着る」 「かまいませんことよ。こういう時は女の子同士、助け合いですわ。 また電話があれば、こうして録音しておくわ。 それより… 愛しいお兄様に秘密にしてまで今どこに行っているのか、私には教えて頂けません事?」 「それは出来ない。お前にも迷惑がかかるかもしれないからな」 「とか言って、実はマカロニーノ君と二人で旅行とか…」 「もう一度言ったら殺すぞ!」 プツッ… ツー ツー ツー ゲルマッハくんの声を聞くと、アーリアちゃんの胸の中には熱いものがこみ上げてきます。 私を、心配してくれている… やっと手に入れた、本当の家族。 しかし、今はやらなければならな事がある。倒さなければならない敵がいる。 かつて、父と呼んだ男。奴は、この手で倒さなければ。 兄に迷惑はかけられない。それに奴を倒せるのは、奴の全てを知る、この私だけ…
前回の大乱以来、地球町はアメリー家派とロシアノビッチ家派に分かれて 対立を続けてきました。その中で、彼女の家はゲルマッハ家とアーリア家に分かれ、 一族同士で、長きにわたり争いをくり返して来たのです。 ロシアノビッチ家派のアーリア家では、跡継ぎのアーリアちゃんが幼かったため ゲルマッハ家に強い対抗心を持つ、分家のシュタじーさんが家長をつとめました。 ゲルマッハ家とは同じ家族なんだから仲良くしよう、という人を閉じ込めてしまい、 アーリアちゃんにも自分と同じ憎しみを植え付けようとしたシュタじーさん。 彼はアーリアちゃんに、自分の知る限りの戦闘技術を教え込んだのです。 彼女が大人になった時、本家の、血を分けた兄と妹が戦い、 そして分家と軽んじられてきた自分こそが両家を支配するのだと… 高い塀に閉ざされ、排気ガスで汚れた灰色の屋敷の中で、終わる事のない 思想教育と教練の日々。そんな中でアーリアちゃんは、塀の向こうにあると 大人達がささやく、自由で美しい世界を夢見ながら育ったのです。
しかし、そんなアーリアちゃんに転機がおとずれました。 提携先のロシアノビッチ家の経営不振で、シュタじーさんは失脚し行方不明に。 屋敷の間の塀は取り払われ、ゲルマッハ家とアーリア家は再び一つになったのです。 しかし、心の底にわだかまる呪われた過去に縛られ、みんなと自由に楽しくうち解けることが 出来ないアーリアちゃん。 自由・夢・希望… そして、暖かく、やさしい家族。 あれほどあこがれた物、全てを手に入れたはずなのに… もの心ついて以来、シュタじーさんに植え付けられた戦闘本能が、心の底でささやくのです。 (これはまやかしだ。あの男がまだ生きている。奴はいずれ我らの前に現れ、 この幸せをうち砕くだろう。奴は敵だ。敵を滅ぼさずに放置するのか?) 「奴はもういない。私は幸せだ。何も心配する事なんかないんだ…」 (敵は必ず滅ぼさなければならない。探し出せ。探し出せ。探し出して抹殺するのだ…) 意を決したアーリアちゃんはゲルマッハ君に、テニスサークルの合宿に行くといつわって 出かけました。兄に迷惑をかける訳にはいきません。これは… 自分自身の、問題なのです。
アーリアちゃんの冒険(地の巻) 疾風怒涛編 プツッ… ツー ツー ツー 電話が切れると、エリザベスちゃんはそばに控える執事に呼びかけました。 「M」 「は、お嬢様。逆探知は成功いたしました」 「7号を現地に送りなさい」 「7号は前回の探知結果から、既に彼女の真近に迫っております。 今回の探知結果も既に連絡しておりますれば、捕捉は時間の問題かと」 「さすがね。さて、あのカタブツの秘密というのは、どういうものかしら。楽しみね。 いい写真がとれれば、本人に突きつけてみるのも面白そうね。 ふふ、ふふふふ。ほほほほほほ。 ほーーーー、ほっ、ほっ、ほっ…」 暇人もいいとこですね、エリザベスちゃん。 「好事家と呼んで頂戴。有閑階級とは、そういうものですわ」
「了解、ターゲットを目視で確認。追跡を開始します。オーバー」 彼はエリザベス家お付きの御庭番。 中でも7号といえば町内の陰謀をいくつも解決してきた切り札です。 「この俺に、あんな少女を追跡しろとは… あの少女が町内征服レベルの陰謀の中心人物という事か。一体どんな秘密が? もう10年後、いや5年後なら本人からピロートークで聞き出すんだがな」 げしっ! 次の瞬間、7号の後頭部に何者かの蹴りが炸裂しました。 「くっ、誰だ」 この自分に、一切の殺気を感じさせず背後から接近し、あまつさえ蹴りを叩き込むとは。 敵の実力に戦慄しつつ、その正体を探る7号。いや、みんな知ってのとおり 実は7号ってピロートークと秘密兵器以外、とりえがないんですけどね。 「どこを見ている、ここだ!」 見よ、マフラーをたなびかせ、腕を組んで街灯の上に立つ影一つ。 黒、赤、黄。三色縦ストライプのマスクをかぶった謎のマスクマン。その正体は何者ぞ。
「追跡はあきらめろ。断るなら、ここで消えてもらう」 「フッ、そうはいかない。これは地球町の破滅にかかわる重大任務だからな」 そう決め付けつつ、おもむろに煙草に火をつける7号。次の瞬間。 プシッ! 煙草から飛び出した即効性の麻酔針が謎の男を貫きます。 ぐらり、と傾き、落下を始めた謎の男に駆け寄る7号。 しかし地上に落ちた瞬間、男は黄緑色の固まりになるや、見る間にぼそりと崩れ 無数の葉となって周囲を舞い飛び始めたではありませんか! 「仕方ない。酸の海に沈むがいい!ゲルマン忍法!必殺!Sauerkraut(ザウアークラウト)」 いずこからか声が響きます。しかし7号は視界を奪われ、その位置すら定かではありません。 ジュッ! 「くっ、この葉には酸が仕込んであるのか! まずい! うっ、うわぁぁぁぁぁ!」 数分後。倒れた7号のかたわらに、無傷のゲルマン忍者がおり立ちました。 「悪いが貴様を相手にしていて、アーリアを見失うわけにはいかないのでね。さらばだ」 残されたのは、口と言わず鼻と言わず○○と言わず、もう体中の穴という穴に酢キャベツを 突っ込まれて悶絶した7号のみ。こうして、誰知る事もなく戦いは幕を閉じたのでした。 しかしこれは、これから始まる激闘のプロローグにしか過ぎなかったのです。
アーリアちゃんの冒険(人の巻) 狼牙破龍編 ピンポーン 「はい、どちら様ですか?」 「フランソワーズさんのクラスメートのアーリアです。フランソワーズさん、いませんか?」 「お嬢様のご学友ですか。 ボソボソ… どうぞ、お入り下さい」 「珍しいですわね、あなたが一人でうちに来るなんて。 どういう風の吹き回しかしら?」 「実は…」 「待って、当ててみせましょう。我が家の美術品を鑑賞しに来た… いえ、生来ガサツなゲルマッハ家のあなたに、それはありえませんわ。 ソーセージとジャガイモの粗食に飽きて、我が家の料理を目当てに来た…そんなところかしら?」 「ふざけるな。うちの親戚の知り合いが、ロシアノビッチ家でリストラされて、 ここで警備員をやってるはず。そいつに聞きたい事があって来ただけだ」 そう聞いたとたんに、フランソワーズちゃんは真っ青になりました。 実は、先先代の地球町大乱の時、フランソワーズ家自慢の鉄壁の防御陣を ゲルマッハ家に、それはそれは、あっさりと破られた事があったからです。 警備員とアーリアちゃんが直接話をするなんて、dでもありません。
フランソワーズちゃんは宣言します。「そんな事を、許すわけにはいきません!」 「それなら、奴の仕事が終わった後で、勝手に話をさせてもらう」 「なおさらいけませんわ。仕方ありません。どうしてもと言うなら、わたくしも立ち会いますわ。」 「で、俺に何の用だって?」 二人が裏門に行くと、そこにはフランソワーズ家の外から雇われてきた、目つきの悪い黒服の おじさんたちがたむろしていました。その中の一人、スペツィーアリナガ・ナズナチェーニエさん。 愛称スペツナーさん。ロシアノビッチ家がブイブイいわしてた頃は、特攻隊と自称して 赤い特服(トップク)を身にまとい、先頭で風を切っていたこの人も、ロシアノビッチ家の没落で リストラされて地球町を転々と流れ、ここにたどりついていたのでした。 「簡単な話だ。あなたの昔の友達の、シュタじーさんの居場所を教えてほしい」 「知らないね。 もっとも、知ってる事でも教えるつもりはないがな」 「そういうことなら、力づくでも聞き出させてもらう事になる」 「何ィ…」 アーリアちゃんの一言で、その場の空気が一瞬で凍りつきました。
こんな所でけんかされてはたまりません。フランソワーズちゃんが間に入ります。 「スペツナーさん。雇い主として命令します。知っている事があれば教えてあげなさい」 「男はな、生死を共にした戦友は売らねぇもんだ。わからねぇか?お嬢ちゃんたちとは、違うのよ」 こう聞いて、カチンと来たのはフランソワーズちゃんです。 正直アーリアちゃんなんて、どうなろうと知ったことではありませんが、 おんなのこの事を馬鹿にされて、黙っているわけにはいきません。 絹の手袋を脱ぎ、ぴしり、とスペツナーさんに投げつけました。 「何の真似だ?」 手袋を拾い上げて、たずねるスペツナーさん。 「決闘の申し込みですわ。拾ったら決闘を受ける、というルールですのよ」 「お嬢ちゃんが、俺と決闘だって? ざけんじゃねぇ! こ・と・わ…」 「女相手に逃げるような男に、我が家の外人さん部隊はつとまりませんわ。断るならクビです」 「ぐっ」 「しかし、主人であるわたくしと戦えというのは、貴方に不利ですわね。わたくし、寛大でしてよ。 貴方にハンディを差し上げましょう。わたくしの代わりに戦うのは、このアーリアです! アーリア!この無礼な男を叩きのめし、知りたい事があれば力づくで聞き出しなさい!」
決闘が始まりました。でも女の子に本気を出してはスペツナーさんの面目は丸つぶれです。 「いいだろう。俺もハンディをやろう。最初の1撃は黙って受けてやる。さあこい!」 「なら遠慮なく」 言うが早いか、アーリアちゃんはAK47を取り出し、フルオートで連射を始めました。 パタタタタタタタタタタ ジャキッ ガショッ パタタタタタタタタタタ ジャキッ ガショッ パタタタタ… 「安心しろ、みね撃ちだ」 弾装を差し替えながら、プラスチック弾を叩き込むアーリアちゃん。 モデルガンでなければ立派な殺人です。でも至近距離で食らうと、これはこれで痛い。 勝利は目前と思われた瞬間、スペツナーさんの投げた閃光弾が彼女の視力を奪いました。 「くぅっ」 「この餓鬼っ!倍にして返してやるぜ!」 アーリアちゃん絶体絶命! その刹那、アーリアちゃんは、何かが飛んで来るかすかな音を耳にしました。 このチャンスを逃せば、後はありません。アーリアちゃんは、その音を反射的によけ、 音の方向に、全体重をかけた中段蹴りを繰り出しました。 これが、3年後であれば。鍛え抜かれた腹筋が彼女をはじき返したかもしれません。 しかしアーリアちゃんは小学5年生。身長差のためアーリアちゃんの中段蹴りは スペツナーさんのへそ下三寸にある、極めて重要な機能性部品を一撃で破壊したのでした。
「私の勝ちだ。さあ、シュタじーさんの居場所を教えてもらおう」 やっと視力が回復し、悶絶するスペツナーさんに詰め寄るアーリアちゃん。 みなさん、彼女を責めてはいけません。決して、決して、決して、わざとではありませんし どこに当たったのか、彼女には何一つ見えてはいなかったのですから。 「ほ…本当に… 知らないんだ…」 「奴について知っていることなら何でもいい!言え!」 夢中で締め上げるアーリアちゃは気付きません。彼女の死角で、相手がナイフを取り出すのを。 そのナイフを、ひょいと取り上げた人がいました。 「油断大敵ですわよ、アーリア。ひとつ貸しにしときますわ」 そう言いながら、軍用ナイフを手の中でもてあそぶのは、フランソワーズちゃん。 「それにしても、かわったナイフですわね。あら、こんな所にスイッチが」 「わわわ… こっちに向けちゃだめ、フランソワーズ!」 ぽち バスンッ! 次の瞬間ナイフの刃がすごい速さで飛び出しました。ナイフにはバネが仕込んであったのです。 あわててよけたアーリアちゃん。ナイフはスペツナーさんの耳をかすめて地面に突き刺さり さしものスペツナーさんも、とうとう気を失ったのでした。
アーリアちゃんの冒険(エピソード1) 一時的に視力を失ったアーリアちゃんは、謎の音に救われて、かろうじて逆転しました。 最初、スペツナーさんが何かを投げたのだろうと思っていたのですが、 後ろを見るとそこにあったのは武器ではなく、一枚の絵葉書だったのです。 スペツナーさんの後ろで観戦していた外人部隊の中から、何者かがそれを投げ、 一瞬スペツナーさんが立ちすくんだのが勝敗を分けたのでした。 「あて先は、スペツナー様。 絵柄は…昔の私のうちの写真じゃないか! おまけに…」 おまけに、その写真のすみっこには、一枚のプリクラが貼り付けてあったのです。 旧アーリア邸フレームに、肩を組んでおさまった3人のオヤジ。 若かりし頃のシュタじーさんに、スペツナーさんに、そして… 「プーおじさん」 3人目は、旧アーリア邸にたむろしていた、職業不明、年齢不詳、 趣味のぞき及びたかりの謎の居候、プータローのプーおじさんだったのです! しかも、写真を見て初めて気が付きました。 その謎の居候が、実はロシアノビッチくんのお父さんだったという事に…
ピンポーン… ここはロシアノビッチ家。呼び鈴を押しているのは作業服を着たアーリアちゃん。 彼女は今まさに、ロシアノビッチ家に潜入しようとしているところなのです。 これからやることを考えると、正体がばれるのは気まずいものがあります。 今こそ、アメリーくんちのひみつ情報室にすら自由に出入りできたという、 シュタじーさん直伝の潜入術を生かす時です。 ガチャ 「はい、どちら様?」 出て来たのは珍しくシラフのロシアノビッチくんでした。 「こんにちは〜、消防署の方から来ました〜。消火器の点検で〜す」 「あ、ごくろうさま。うちは台所に消火器置いてるけど、見る?」 あとは何度も訓練した通り。立て板に水で、口からでまかせ出放題です。 「もちろんですよ。どれどれ? あ、これはひどい。使用期限が切れてますね。 おまけに台所の湿気で底がさびてます。これは使おうとすると爆発する恐れがありますね。 はいこれ新品。使い方を説明しますね。まず、こちらの安全ピンを外します。 次にレバーをにぎれば、ほら」 ぷしゅ。 ぱた。 すぴょ、すぴょ、すぴょ、すぴょ、すぴょ… 麻酔ガス入りの消火器は実に強力です。
第1関門は難なく突破。さあ、家捜しです。 と、台所を立ち去ろうとしたところ。 「ふあ〜ぁあ。よく寝た」 なんと、一日一本のウォッカを分解するロシアノビッチくんの鉄の肝臓は、 普通なら一日分の麻酔ガスを、あっさりと分解してしまったのです。 ぷしゅ。 ぱた。 すぴょ、すぴょ、すぴょ、すぴょ、すぴょ… 困りました。こんな事をいつまでも続けるわけにはいきません。 そこで一計を案じたアーリアちゃん。麻酔ガスが少しずつ洩れ出るように 消火器のコックを輪ゴムでしばり、出口のホースをロシアノビッチくんの 鼻の穴にさしこみました。 「これでよし、と」 さあ、警備員に見つからないうちにプーおじさんの秘密をさぐらなければなりません。
アーリアちゃんの冒険(エピソード2) やがてアーリアちゃんは特別に豪勢な部屋にたどり着きました。 そこには、いくつものの飾り棚があり、一見して高価な物とわかる、金銀宝石をちりばめた 置物が無造作に並んでいたのです。おもわず、足を止めるアーリアちゃん。 油断大敵。 そこへ3人の男が飛び込んで来て、人文字を作ったではありませんか。「K!」「G!」「B!」 「われらロシアノビッチ家警護部隊、略してK・G・B!」 「坊ちゃんを倒したのはお前か!」 「え…レ・イ・ク? よくわかんなかった。もう1回」 「K・G・B! ハァハァ」 「う〜ん。Kの人、左右逆じゃない?(ウソ もう1回」 「K・G・B! ヒィヒィ」 「Gの人、途中でこけちゃダメ。もう1回 」 「くっ、わ…わかったぞ! これはわれらの体力を奪おうという作戦だな! フゥフゥ」 「そんな手が我ら精鋭に通用すると思ったか! ヘェヘェ」 「なめてもらっては困る。 ゴホッ ゴホッ ゲフッ オエェッ」 「よく、私がここにいるとわかったな」 「この家に賊が入れば、この家宝展示室か、奥の家長室へ来るに決まっている!覚悟!」
しかしアーリアちゃん、あわてず騒がず、やおら飾り棚の卵の置物を3個つかむと、 3人の足元にポンと放り投げました。 「わわわわわわわわ」×3 3人はおおあわて。無理もありません。 没落したとはいえ、かつては、地球町の半分を傘下におさめた事もあるロシアノビッチ家。 その至宝には、お金に換算できない程の価値があるのですから。 ヘッドスライディングでお宝を受け止める3人。 その脳天に、台所からくすねてきた3本のウオッカのビンが振りおろされたのでした。 守るべき物を体をはって守り切り、ウオッカの海の中で眠りについた3人をその場に残し アーリアちゃんは次の部屋へ向かおうと振り返りました。その瞬間。 アーリアちゃんの真後ろで、本当にすぐ後ろで、チャキッ・ジポッという小さな音が… 戦慄し振り返る彼女の目に映ったのは、自分の左手が、無意識のうちにとどめの一撃… 火のついたライターを、ほうり投げたたところだったのです。普通のおんなのことして 幸せに生きるのだと。そう決めた今でも、アーリアちゃんの中にはシュタじーさんに育てられた もう1人の自分… キリングマシーン=アーリアちゃんが住み着いているのです。
一瞬ちゅうちょしましたが、アーリアちゃんはすぐにライターに飛びつきます。 キャッチ! ぎりぎりでライターを受け止めることが出来ました。 こんな事でアサヒちゃんの校内新聞のネタになるわけにはいきません。 <<少年犯罪の過激化進む・少女A(11才)、3人を焼殺>> 冗談ではありません。 「ハ〜〜〜〜」 思わず安堵のため息が洩れます。その時。 パン パン パン パン… 大きな、拍手の音が鳴り響きました。 いつの間にか。当主・プーおじさんの部屋に続く大扉の前に、一人の男が立っていたのです。 今の今まで何の気配も感じさせることなく。それも、身長190cm、体重100kgの大男が。 「見事だ。その3人を、こんなにもたやすく倒すとはな。ほめてやろう」 「貴方は…ヴォルク(狼)教官ね。シュタじーさんから聞いてるわ」 「ほぉ、それは光栄。なら聞いているだろう。私がコマソド・サソボ最強の使い手であると」 「知っているわ。あなたの強さも、弱点もね」 「ふ…ん。だから… 勝てるとでも? 甘いな」 「それは… やってみないと、わからないわ!」
間合いをはかりつつ、じりじりと接近するアーリアちゃん。相手は動きません。 絶対の自信がそうさせるのでしょうか。アーリアちゃんはシュタじーさんの言葉を思い出します。 −−奴は本物のグラップラーだ。あらゆるポジションから関節技を仕掛ける事ができる。 つかまれたら最後だ。だが、奴にも弱点はある。足元だ。 しゃがみキック(↓K)必殺連打で簡単にハメられる。体力ゲージを半分以下に削ったら 中パンチを目押しでピシピシ4〜5発も当てれば、すぐ気絶するので、つかんで 「ゆうきスペシャル」か「鼓震脚」で決まりだ−− ついに、二人の間合いが重なりました。先制はヴォルク教官。一気につかみに来ます。 そこに、(↓K)ピシ (↓K)ピシ (↓K)ピシ (↓K)ピシ (↓K)ピシ 「対戦で」 (↓K)ピシ 「ハメパターンは」 (↓K)ピシ 「ズルいぞ」 (↓K)ピシ 「ゴルァ」 (目押し中パンチ)ピシ (目押し中パンチ)ピシ (目押し中パンチ)ピシ (目押し中パンチ)ピシ ピヨピヨピヨピヨ つかみっ あと一撃。必殺技で決着です。 数年前の、完璧なキリングマシーン=アーリアちゃんなら、何のためらいもなく 恐るべき必殺技をくり出していたでしょう。しかしアーリアちゃんは思い出してしまいました。 さっきの戦いの結末を。このまま無情な必殺技を使えば、私はシュタじーさんに作られた 殺戮マシ−ンに戻ってしまう…アーリアちゃんの絶叫が響きます。「私には…できないっ!」
その瞬間。ヴォルク教官が気絶から回復しました。 「甘いっ!」 がきり。胸元をつかんだアーリアちゃんの左手を、一瞬で逆に極めます。 「悪いが、極めたら… 折るっ!」 ごきり。 総毛立つような、異様な音が響きました。ヴォルク教官が極めたひじではなく、肩から。 次の瞬間、ヴォルク教官の首筋に、あらぬ方角からナイフが襲い掛かりました。 さしものヴォルク教官も、腕を外して間合いを取りなおします。 アーリアちゃんは、左手をだらりと垂らしたまま、右手でナイフを構えました。 「ほぉ… スペツナーのナイフか」 言いつつナイフの射線から体をそらすヴォルク教官。 余裕を見せながらも心の中では舌を巻きます。大の男でも関節を外すと悲鳴をあげるのに。 この娘は自ら関節を外し、あらぬ方角にねじ曲げてまで、勝ちを取りに来たのです。 顔色一つ変えずに… しかし、片腕が使えない限り戦闘力の差は明らか。 ヴォルク教官はダッシュをかけて間合いに入るや、ナイフを叩き落としたのです。
しかし…惜しい。目の前にいるこの娘は、どれだけの才能を隠し持っているのだろう。 自分が小5の時には、どんな生活をおくっていたか。ただの餓鬼ではなかったか。 それなのに、この娘はこの歳で、これ程の素質を見せているのだ。 この娘こそ狼の名にふさわしい。しなやかな肢体に野生の力を秘めた、美しい金色の狼。 この娘に自分の技の全てを教え込めば、一体どれほどの高みに到達することだろうか。 ヴォルク教官はシュタじーさんに軽い嫉妬をおぼえました。「俺の弟子にならないか?」 思わず言いかけて、言葉を飲み込みます。今やこの娘は、ロシアノビッチ家の仇敵、 ゲルマッハ家の娘なのです。今ここで、倒してしまわなければなりません。 ヴォルク教官のためらいを見て取ったアーリアちゃんは、転がったナイフに飛びつきます。 しかしヴォルク教官の方がわずかに速い!ナイフはヴォルク教官の手に納まったのでした。 「これで決まりだな。あきらめろ。お前を… 殺したくは、ない」 しかし。次の瞬間。アーリアちゃんはヴォルク教官に飛びかかりました。 思わず。彼はナイフのスイッチを押してしまったのです。 アーリアちゃんの、心臓へと向けて。
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カチリ。ナイフから音がしました。しかし、ナイフは飛び出しません。 反射的に。もう一度スイッチを押すヴォルク教官。しかし、やはり何の変化もありません。 その隙をついて。アーリアちゃんの手刀がナイフを叩き落し、 彼のみぞおちへ深々と突き立ったのです。 「な… なぜだ…」 「貴方達は私を戦闘機械に育てようとした。でも今の私は違う。私は普通のおんなのこ。 もう貴方達の武器を使う気はない。スプリングは抜いておいた」 「それを、わざと私に拾わせたというのか…」 「そう。貴方が最後まで格闘技で戦っていれば、間違いなく私が負けていた」 「ふ…ふふ… ふ。 私は勝ちを拾いに行った時点で、既に負けていたという事か。 いいだろう。その部屋に入るがいい。だがそこにいるのは… 私を遥かに超える強敵だと…覚えておく…こと… だ」 アーリアちゃんは、ふらりと壁に寄りかかると、左腕を壁に押し当てました。 ごきり。関節が元の位置におさまります。 「わかっている」 彼女はそう答えると、プーおじさんの部屋に通じる大扉を開きました。
「私は、いつまでも昔のままの私じゃない。これならどう?」 一瞬体を深く沈め、足指から手首に至る8ヶ所の関節を同時にひねる、音速の正拳。 しかし、プーおじさんは前羽の構えからの回し受けで、はじき飛ばします。 「正拳突きか。どれ、わたしが本当の正拳というのものを見せてやろう」 ゆっくりと拳を握り始めるプーおじさん。次の瞬間、まだ握り終わってもいない拳が アーリアちゃんの目の前に飛んでいました。アーリアちゃんは反射運動でかろうじてかわします。 (〜〜〜みッ… 見えなかったッ!) 大技を空振りした隙をとらえ、アーリアちゃんは袖と胸倉をつかんで投げに行きます。 しかし投げたと思った瞬間、手ごたえは消え、一瞬上下感覚が狂ったと思ったとたん 自分の方が背中から床に、したたかに叩きつけられていたのでした。 (このままつかまれているのは、まずいッ) プーおじさんの両手の急所に親指を深々と突き立て、ひねりあげて押さえます。 が、おじさんがくるりと腕を回すと、なんと自分の方が再び宙を舞っているではありませんか! 「カラーテにジュゥドゥにアィキかね。次はケンドゥかな? 新しいともだちから多くを 学んだようだが…無駄だ。私はニホン家に伝わる全ての武道を習得している。 いや、もっとはっきり言えば、地球町の全ての武道を体得しているのだッ!」
アーリアちゃんの冒険(エピソード3) 「やあ。珍しいお客さんが来たものだ。久しぶりだね。ずいぶんと大きくなったな。 とりあえず、苺ジャムをたっぷりと入れたロシアンティーでもどうだい?」 「プーおじさん。あなただったのね。シュタじーさんと、私の人生をあやつっていたのは」 「そう。全ては私の計画した事だった。もう、終わった話だがね」 「まだ終わってはいないわ。シュタじーさんは生きている。彼を、見つけなければ」 「ふむ。彼の居場所はわからないが、最近手がかりが手に入った。見たいかね?」 「当たり前よ。それを渡しなさい!」 「机の上にあるが、ただで渡す気はない。欲しいなら、私を倒して持っていくことだ」 「言われるまでもない!」 叫ぶや否やプーおじさんに猛ダッシュを仕掛けます。 おそらく、この人に小技は通用しない。全力での一撃必殺にかける! スペツナーさんを一撃で倒した、中段蹴り。しかし、それが片腕ではじかれようとは。 次は、ヴォルク教官を倒した、みぞおちへの必殺の手刀。しかし、それすらも。 「君の師であるシュタじーさんも、私には弟子の一人に過ぎない。君の技は彼の技。 彼の技は私の技だ。私は目をつぶっていても、君の動きが手に取るようにわかる」
いいつつ、バランスを崩さない特殊な歩法で、吹き飛んだアーリアちゃんに近づきます。 一切の油断はありません。この娘は、自分の最も信頼した戦友の育てた娘であり、 いまだかつてよけられた事のない、本当の正拳をよけて見せた、初めての者なのですから。 (〜〜〜あなたから教わった技では勝てないッ! どうしたらいいの、ニホンちゃんッ!?) ニホンちゃん、タイワンちゃん、エリザベスちゃん、フランソワーズちゃん… 友達といっしょに過ごした時間は、ただ、自分を弱くしただけだったというのでしょうか? みんなとの思い出が次々と心に浮かびます。その時、ふと思い出したのです。 ニホンパパが新年会のパーティーで見せた、戦国の世から伝わるという、あの技を。 (もう、これしかない!) 残された体力を振り絞ってテーブルへ手を伸ばします。 「おいおい、これは私に勝った時のごほうびだ」 プーおじさんが邪魔に入りますが、一瞬早く彼女の手がつかんだのは、 予想に反して、おじさんが飲みかけにしていたウォッカのびんだったのです。 それを、アーリアちゃんはいきなりラッパ飲みして、一気にあけてしまいました。 <<<<よい子はまねしない>>>>
アルコール度は90%以上。アーリアちゃんは、たちまち真っ赤になります。 「飲めば飲むほど、強くなる〜〜〜〜」 フラフラとおじさんに近づくアーリアちゃん。 「ほう…ホンコンちゃんに教えてもらったのか? しかしそれは酔ったような動きで相手を 翻弄する技。本当に酔っては勝てる物も勝てん。ホンコンちゃんの冗談を本気にしたか?」 おじさんは、フラフラしながら繰り出す不規則な打突や蹴りを受け流し、 アーリアちゃんのえり首と後ろ髪をつかんで、吊り上げてしまいます。 「少々喰い足りぬが、潮時だな。決め技は自分で選ばせてやろう。 養父の技と、親友の技。 どちらで倒されたい? 言ってみたまえ」 「うぷ」 「え゙… ちょっと待ていやマジ!」 その時、アーリアちゃんは口に含んでいたウォッカを勢いよくふきだしたのでした。 プーーーーーーー チャキッ・ジポッ ぶわーーーーーーめらめらめら 「グワーーーーーーーーーーーーーーー ギギギ…」 たちまちファイヤーマンと化し、転げまわって消火活動にいそしむプーおじさん。 アーリアちゃんは、フラフラパタリと倒れ込み、その首筋にひじを叩き込んだのです。
しばらくして、よろよろと立ち上がったのは、アーリアちゃんです。 「ぐ… お… まさか、この私がこんな手で敗れようとは」 「これが400年以上前からニホン家に伝わる、偉大なカブキの必殺技、毒霧攻撃! ニホン家の武道は知っていても、文化を知らなかったのが、あなたの敗因…」 「これがカブキか…覚えておこう。 それは約束通りおまえの物だ。持って行くがいい。 だがな、全ては終わった事なのだ。 私たちの夢も…野望も。 君はこれ以上 私たち年寄りに縛られて生きる事はない。後悔することのないよう、自由に生きなさい」 アーリアちゃんはテーブルの上のカードをポケットにしまい込み、ふらふらと屋敷を あとにしました。これまでの激闘は、全てこれを手に入れるためだったのです。 やがて。プーおじさんのそばに一人の影が。プーおじさんの頭をつま先で小突きます。 「ケッ、オヤジぃ。普段でかい口を叩いといて、ざまぁねえな」 ちょっとロシアノビッチくん… 「ふふふ… それだけ、あの娘が強かったということだ。それに比べて」 バン!衝撃音とともにロシアノビッチくんの視界からおじさんの姿がかき消えます。 うろたえるロシアノビッチくんのすぐ耳元で、ささやく声が聞こえました。 「お前は最近たるみすぎだ。今日は久しぶりに、少しもんでやろう」 「しッ… しまったッ! ヤブヘビッ!」 後の祭りで御座います。
アーリアちゃんの冒険(完結編) 「クシュン!」 …がば。 自分のくしゃみで目をさますアーリアちゃん。 「きのうは、ええと…」 何とか家の門までたどり着いたものの、ウォッカが回って限界に。 昨夜はそのまま、門の横の納屋にもぐり込んで寝てしまったのでした。 「毛布なんてあったっけ…」 毛布のおかげで風邪はひかずに済みましたが、どこから持ち出したかも記憶にありません。 「そうだ、昨日のカード!」 プーおじさんから手に入れた、最後のてがかりをチェックするアーリアちゃん。 しかしそれは…スペツナーさんとの戦いで手に入れたものと、同じものだったのです。 呆然と、2枚の絵葉書を見つめるアーリアちゃん。全ては無駄だったのでしょうか?いえ。 プリクラシールの持ち主は3人。受取人の2人を除けば、残るはシュタじーさんに違いありません。 写真を見ているうちに、ふと目につきました。写真中央の旧アーリア邸・東伯林。 その向こうに背中合わせに建っているのは、ゲルマッハ邸・西伯林。 そして、端にわずかに写る両家を遮っていた壁が… 崩れているではありませんか!
「これは…それほど昔の写真じゃあない!シュタじーさんの失踪より、ずっと後の写真… なぜ?旧邸は兄さんが管理しているはずなのに!」 アーリアちゃんは今、ゲルマッハくんと一緒に西伯林に住み、そこから学校に通っています。 友達とふれ合い、みんなになじむのが先決という兄のすすめで、旧邸の管理は 兄に任せきりにしています。そうでなくても、あそこにはつらい思い出しかないのですから。 もう一度、他に見逃しがないか、絵葉書を見つめます。 そして、やっと。見つけたのです。1枚目と2枚目の小さな違いを。 1枚目にはかすかに、指の形に、しみが付いていたのです。 その香りをかいで…丸一日たっても消えないその香りから、 アーリアちゃんは、その絵葉書の差出人を確信したのでした。 アーリアちゃんは納屋を出ました。おひさまは高くのぼり、もうお昼に近い時間です。 彼女はゆっくりと歩きながら、家のわきを通って裏手に回りました。 家の裏にはかつての両家の分断の象徴、あの壁がわずかに残してあります。 その崩れた所を通り抜け…彼女は踏み込みました。呪われた旧アーリア邸・東伯林へと。
そこで彼女が見たのは、かつての灰色の屋敷ではありませんでした。 東伯林邸は取り壊され、西伯林邸の増築が進んでいます。 その向こうには、富士山の形の屋根を持つ、新しいガラスの家が建てられつつあったのです。 その建物に入ると、中で工事を指揮しているのはニホンパパさんではありませんか。 ニホンちゃんも、いっしょうけんめいお手伝いしています。 ニホンママもお昼の差し入れにおべんとうを持って来ています。 そして、ニホンパパと熱心に図面をのぞき込んでいるのは… 「兄さん」 「アーリア。テニスの合宿はもう終わり?後で、どのくらい腕をあげたか見せてくれよ」 「兄さん… 最初から、ついて来ていたんでしょう?」 「何のこと?」 「この絵葉書。兄さんの作ったザウアークラウトの香りがする」 「何で僕がそれを作ったってわかるんだい?」 「シュタじーさんは料理が下手だったし、私は料理といえばレーションの開け方しか 教えてもらってないし… この葉書からは兄さんの、手料理の香りがする…」
「どうしてこんな事を…」 「本当はね。全てを話してしまおうと思ったこともあったんだ。 でも、自分の心の問題は、自分で乗り越えなければいけない。 それにアーリアは、自分の力でなんとかしたがっているように思えた。 だから、僕はそれを影から少しだけ手助けする事にしたんだ」 「兄さん。あの人は一体どこにいるの? 教えて!」 「もう…教えてもいい頃かもしれないな」 ゲルマッハくんは、みんなを奥に案内しました。 フジヤマドームの下。そこは温室になっていて、一面のお花畑が広がっています。 そこで…シュタじーさんが車椅子に座っていました。その瞳にはかつての光はありません。 「アーリア。東西両家が一つになった後、失踪したあの人は僕の所に来たんだ。 自分の野望のために、アーリアにはすまない事をした。アーリアにあわせる顔がない。 しかし全てが終わった今、自分には行く所がない。どうかここにいさせてくれないか ってね。そこで、アーリアには秘密で、シュタじーさんを引き取ったんだよ」 「ですが…」 シュタじーさんについていたお医者様が言います。「最近は、すっかり 寝たきりになってしまわれて、この通り、何があっても、反応しないんですよ」
こんなに近くにいたなんて。アーリアちゃんはぺたり、と膝をつきました。 アーリアちゃんとシュタじーさんの目があいます。その時。「ァ… …ァ」 小さな声がもれます。シュタじーさんでした。「アー…リ…ア」 その目に光がよみがえっています。 「奇跡だ!」 お医者さまも驚いています。 ゲルマッハくんが言いました。「アーリア、僕達の間には、色々な事があった。 憎しみあい、争いもした。でも、もうそんな必要はないんだ。 僕達は家族なんだから。あの頃の事は、もう忘れてもいいんだよ」 その時、アーリアちゃんの腕に、パタ、パタと何かが落ちました。 「これは… 涙?」 アーリアちゃんはいつの間にか涙を流していたのです。大粒の涙を。 「アーリア、みんな終わったんだ。もう、一人で悩んだりする事はないんだよ」 ゲルマッハ君が、アーリアちゃんの肩に優しく腕を回しました。 アーリアちゃんは、ゲルマッハくんの腕の中で、いつまでも泣き続けました。 もう、闇からの声は聞こえてはきません。忌まわしい過去は、全て終わったのです。
「あっ、アーリアちゃんが泣き出しちゃったよぅ。どおしたのぉ? (オロオロ 」 「シッ、そっとしておいてあげなさい。人はね、うれしくて泣きたくなることもあるんだよ。 ニホンも、もう少し大きくなったらわかるさ」 「ちっともわかんないよぅ」とニホンちゃん。 「いいお話ねぇ」ニホンママさんも(ホロリ です。 −−その夜−− プルルルル…プルルルル…プルル・ピッ 「僕だ。今日のはどういう事だ? 何が奇跡だ、ダイコンが。ちゃんと薬を投与しているのか?」 「それが最近、耐性が付いてきているようで…」 「言い訳はいい!奴を捕らえるのに、どれだけ苦労したのかわかってるのか? 奴はテロリストだ。逃がすと大変な事になる。耐性が付いたなら薬は倍だ」 「それでは廃人になるおそれが… 医者として、それは…」 「ならば言おう。ゲルマッハ家の医学は、世界一ィィィィィィィィィィィ! 僕の言う通りで問題ない。薬は倍だ。わかったね」 プツッ… ツー ツー ツー 電話が終わると彼は居間に戻りました。妹はソファーで眠っています。今回の冒険で 疲れ切っているのでしょう。彼はそっと妹を抱えあげ、彼女の部屋のベッドに寝かせました。 そして昨日と同じように優しく毛布をかけると、額にキスをして、 静かに部屋を出てドアを閉めました。 ==おしまい==
==ひとくちメモ== 11 これで「アーリアちゃんの冒険」がもっとおもしろくなるよ。要チェック! 涙のひみつ >これは… 涙? 泣いてるのは… わたし? 後半も書こうかと100回は思いました。 今さら、えゔぁです。
319 :
へねもね :02/01/28 06:23 ID:pguNKMzN
>>318 ……マカロニーノ君ってニホンちゃん家の鯖にサイトを開いてたのか。
それはそうと楽しませていただきました。
さて……韓国はISSに乗ってくるのかこないのか。
これで一本書きたいと思ってますが、結論が出るまでは書けない^^;
320 :
ニー ◆MN8sHsbY :02/01/29 01:04 ID:enLjlpOM
321 :
:02/01/29 02:14 ID:UVi8q5oZ
大長編ありがとうございました。 長編だけにソースも多く、大変楽しめました。 ……でもゲルマッハ君、とうとうあの国旗覆面を…… 今までゲルマン忍術は使っても、その最後の一線だけは超えたことがなかったのに……
初めまして。 書き込む時期を逸しちゃったので(笑)ちょっと遅いですが263の 解説です。 年に1度のお供え=わらじ祭り ダイダラポチ=ダイダラボッチ 以上は、メガフロートが漂着した志摩町の隣町、大王町の大王崎の 沖に住むという一つ目、一本足の怪物ダイダラボッチとそれを退治 (正確には、来ないようにする)するお祭りわらじ祭り素材として 書いています。 ダイダラポチじゃひねりが無いと思ったのですが他に浮かんだのが ヒトリボッチだったので・・・・お許しを。 あと、ハン板の住人さんには説明不要と思いますけど 御先祖のニニギさん=天尊ニニギノ尊 です。
『カンコくんとニホンちゃん キン肉マンごっこ』の巻 < `Д´> ウリ+キッチョムで200万GDPパワーーーーーー!!! < `Д´> いつもの2倍の労働時間をすることで 200万×200万の400万GDPパワーーーーーーッ!!! <#`Д´> そしていつもの三倍の水増しを加えれば 400万×3 のニホン、お前を上回る1200万GDPパワーニダーーーーーッ!!! (;^▽^) (どこから突っ込んであげればいいのだろう・・・)
324 :
o,d :02/01/29 17:07 ID:uDJlKBMN
「ホンコンちゃん?、香ちゃん?」
チュウゴ君がホンコンちゃんを探しています
「ホンコン、ホンコンはどこアルか」
お屋敷の中を捜していますが、ナカナカ見つからないようです。
「ホンコン、ホンコン、どこアルか」
部屋という部屋を探しようやく、パソコンがある部屋でホンコンちゃんを見つけます
「お、ホンコンココにいたアルか」
チュウゴ君がホンコンちゃんに声をかけると、ホンコンちゃんは振り返ります
「何よ、お兄ちゃん!」
振り向いたホンコンちゃんは物凄い不機嫌そうな顔をしています
「どうしたアル、なんだか不機嫌アルな」
「お兄ちゃんには関係ないわよ、」
「ホンコン、」
ホンコンちゃんは名前を呼ばれると、眼をつり上げ物凄い顔で
「お兄ちゃん、その名前で呼ばないで!!」
「一体どうしたアル、ホンコン?」
「だからその名前で呼ばないでって言ってるでしょ、もう」
「ホン・・」
チュウゴ君はホンコンちゃんの名前を呼ぼうとして途中で口を噤みます
「そうだ、わたし名前を変える、そう香、私の名前は今日から香よ」
「名前を変えるって、ホンコン」
「だからお兄ちゃん、私の名前は香!!」
「香?」
「そう、香」
ホンコンいえ香ちゃんはようやく機嫌を直し、その場を後にします
「アイヤーどうしたアルかー、いったい」
チュウゴ君は疑問に思いながら、パソコンの履歴を見ると・・・・
http://www.promouse.com/kyon/hongkong/i_hong.html http://www.so-net.ne.jp/kj2002/column2/ir-003.html
325 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :02/01/29 21:27 ID:5VOy0a9U
「タイワンちゃんとニホンちゃん家のお金」 タイワンちゃんはニホンちゃんが大好きです。 だからよくニホンちゃんのまねをしています。 ニホンちゃんと同じ服を来て、同じ髪型にします。 読む本もニホンちゃんの書いた本です。 もちろん聞く音楽もニホンちゃん家の音楽です。 最近では自分でもニホンちゃん風の曲を作ったりもするくらいです。 とにかくニホンちゃんの事が好きなのです。 そんなある日。 「出来たーっ! やっと出来たわ!」 じっと机に向かって何かを書いていたタイワンちゃんが顔を上げました。 「ついに完成よ!!ニホンちゃん家の『お金』!!!」 …タイワンちゃんが一生懸命作っていたのはニホンちゃん家で使えるお金でした。 ものすごく良く出来ています。さすがはタイワンちゃん。ちょっと赤いのを覗けば本物ソックリです。 でもタイワンちゃん、それって…。 「きゃーーっ!!わたしって天才!?我ながら超ソックリ!! これならニホンちゃんでも解らないよ!!これで私のニホンちゃんコレクションも より一層充実するわ!!!……でもニホンちゃんから見たら変かもしれない… ニホンちゃんですら解らないなら本当に完璧なんだけど…… ためしてみようカナ」 タイワンちゃんはニホンちゃんが大好きです。 ※ソースは浅草で起きた台湾人による偽札騒動の一件です。
326 :
polestar :02/01/29 22:44 ID:Dddlque5
327 :
弓式 :02/01/30 01:05 ID:X2Z/khTi
「ブータンちゃん」 「待て!カンコ!!また家に勝手に入ってきやがったな!」 「げ!ウヨ、ウリは何もしていないニダ!ただちょこっとだけ寄付を集めに来ただけニダ! アフガンちゃんは今大変ニダヨ、さ、さあ早く 寄付するニダ!」と、言うカンコ君、しかし 「ん?何持ってるんだ?そ、それは姉さんのパンツ!!!」 「ばれたらしかたないニダ。ヒュンダイ!ダッァァシュ!ニダ」とヒュンダイ自転車で逃げていきます。 ウヨ君も負けじと新しく買ったカローラ自転車で追いかけました。 1時間後・・・・・ ぷすぷす・・・カンコ君の自転車が煙を吹いています!! 「ヒ、ヒュンダイが壊れそうニダ!ああ、ペダルがはずれてるニダ でもこれくらいならケンチャナヨ精神でへっちゃらニダ」 と、そこに急カーブ。 「アイゴーーーーーーーーーーーーー」 カンコ君はそのまま崖に落ちていってしまいました。 「あれ?カンコ何処行った?というか、ここ何処?ずいぶん山奥だけど・・・・困ったなぁ迷ったのかなぁ やべ、もう夕方だ早く家に帰らないと。誰か道を教えてくれる人いないかなぁ」 ちょっと不気味な森の中に入って少しウヨ君も心配になっているようです。 「あ!あそこに誰かいる!」 座って何かしている女の子がいます。 「ちょっとすいません!アジア町が何処にあるかわかりますか?」 すると女の子は立ち上がってこちらに向かって走って来ました。 しかし・・・・・ あれ?おかしいな見覚えがあるような?・・・・・・・ ・・・・誰だ?あれ?え?え?えーーー!? 「姉さん!!なんでこんな所に!?」
328 :
:02/01/30 01:10 ID:eR4dCO/c
>325 ちょおっと「おイタ」が過ぎたね、タイワンちゃん。さあ、おぢさんが お仕置きをハアハア。 冗談はさておき、こんなのなら無邪気でいいんですがねえ。 カンコ君の偽造500円硬貨よりはるかにタチが悪いですな。金額の 問題だけでなく。
329 :
弓式 :02/01/30 01:13 ID:X2Z/khTi
>>327 の続き
こ、これはまさかドッペルゲンガー?
いやまて確か姉さんは家で睡眠中のはず。自転車で追いかけてきたっておいつけるわけが・・・・
「・・・・姉さんって誰?」
や、やっぱり!ド、ドッペルゲンガーだ!た、確かドッペルゲンガーをみると死んじゃうんだよな・・・
俺、この若さで死んじゃうのかな。はぁ。せめてカンコを道ずれに・・
「あのー?道聞きたいんじゃないんですか?」
あれなんかドッペルゲンガーじゃないっぽいような・・
「聞きたくないの?ねえ答えてよ!」
「ご、ごめん。えっとここは何処なんですか?」
「ここは中央アジア村ですけど・・迷ったの?」
「ああ、うん。とりあえずアジア町に行きたいんですけど」
「アジア町はここを東にいけばつくよ。でも詳しい道はわかんないずっと中央アジア町にすんでたから」
「え?違う町に出たことないの?じゃあ学校は?」
「うーん学校?別に学校にはいってないよ。1人で楽しいし勉強するより親は畑耕したほうがいいっていってるし」
「絶対学校行ったほうがたのしいよ。みんなとドッチボールしたり、野球したりまあ時々喧嘩もあるけど
でも火事と喧嘩は江戸の花だから」
「面白そう!行こうかなあ学校!」
「そうだよいったほうがいいって」
「って・・!真っ暗だ!やばい急がないと!じゃあ!」
「さよなら!」
330 :
弓式 :02/01/30 01:14 ID:X2Z/khTi
>>329 の続き
翌日
「昨日は姉さんにこっぴどく怒られたなあ。なんか憂鬱だ・・・」
「おはよう!ウヨ君!」
「おはよう・・・」
「どうしたんですか?ウヨさん元気出してください罪を悔いているならわたしに洗いざらい言ってください
すべて神はゆるしてくれますよ!」
「いい」
「そうですか、残念です・・・ああ神よ!ウヨ君を救いたまえ!!」
「おはよ」
「う、げ!姉さん!・・・・じゃなくて昨日の!」
「学校きたよ!やっぱり楽しいね!きてよかったよ!」
「だろ!そういえば名前聞いてなかったな。名前なんていうんだ?」
「ブータン。よろしくね!」
「よろしく!」
終わり
次の日川に流れるヒュンダイとボロキレになったカンコ君が川から引き上げられたことがあるとかないとか。
新入りで長文かいてすいません。ブータンちゃんが無かったので増やそうと思ったのですが、
カンコのふりが長くなってしまいました
http://www.linkclub.or.jp/~mic/bhutan/ ソース
331 :
大洞商会 :02/01/30 17:25 ID:/dDC9s3I
『クジラを食べるのは』 ニホンちゃんとアメリー君が歩きながら口論をしてます アメリー「いいかげん、クジラを食べるのやめたらどうだい、クジラを食べるなんて野蛮人のする事さ」 ニホン 「別にいいじゃない、食べたって、」 アメリー「今時、クジラ食べている、家はニホンちゃんちだけだよ、みんなクジラを食べるのは野蛮だと 気づいたから、食べるのを止めたんだよ」 ニホン 「う〜〜」 アメリー(どうやら、もう一押しのようだな・・・・、あれ向こうから歩いてくるのは) 向こうから来るのはカナディアン君とノルウェー君それにラスカちゃんです その三人が何かを食べながら歩いてきます。お行儀が悪いですね アメリー(あの連中が食べてるのはまさか、さいわいニホンちゃんは気付いてないみたいだな) ニホン 「あれアメリー君、どうしたの」 ニホンちゃんは後ろを振り返ろうとします。でもアメリー君がすかさず回りこんで、 自分の身体で三人の姿を隠します アメリー「何でもないよ、それよりクジラは絶滅の危機にあるんだ、それを食べるなんて ニホンちゃんは良心が痛まないのかい」 ニホン 「アメリー君、いまクジラは増えすぎて、生態系を壊すって問題になってるんだよ」ヒョイ ニホンちゃんは首を伸ばし、アメリー君が隠している何かを見ようとします。 それを素早くブロックするアメリー君 アメリー サッ!!「ニホンちゃん、増えたからって油断はいけない、もう二度と絶滅の 心配のないようにモット、モット増やさなくては」 ニホン 「だから、クジラが増えたせいで、魚が減ってるのよ、」ヒョイ アメリー サッ!!「それは、問題のすり替えだよ、ニホンちゃん」 ニホン 「問題をすり替えてるのはアメリー君のほうよ」ヒョイ アメリー サッ!!「そんな事ない!」 ニホン 「もーさっきから何隠してるのよ!」 そう
332 :
大洞商会 :02/01/30 17:26 ID:/dDC9s3I
言うとニホンちゃん、足払いでアメリー君を転ばします、
するとその後ろには例の三人がすぐ側まで来てました
ラスカ「あっ、ニホンお姉ちゃんこんにちは」
ニホン「あら、ラスカちゃんこんにちは、それにカナディアン君とノルウェー君も・・・」
ニホンちゃんがふと三人の手元に目をやると、なにやら美味しそうな物をもってます
ニホン 「ねえ、ラスカちゃん、その手に持ってるのはもしかして・・・」
ラスカ 「これ、くじらだよ」
ノルウェー 「ホントにクジラは美味しいよな、これの美味しさを知らない奴らは可哀想だよな」
ラスカ 「うん、ラスカもそう思うなー」
カナディアン「それじゃあ、ニホンちゃん、また明日」
ラスカ 「バイバーイ、お姉ちゃん」
ニホン 「あっ、バイバイ みんな」
その場に残されるニホンちゃんとアメリー君
アメリー 「イタタたた ニホンちゃん、イキナリなにす・・・・」
アメリー君が顔を上げるとそこには怒り心頭のニホンちゃんが
ニホン 「ぬぁにが、クジラを食べるのはアタシだけですって〜」
アメリー 「ニホンちゃん、お落ち着いて」
ニホン 「誰が、野蛮人ですって〜」
アメリー 「いや その なんだ、今日はいい天気だね〜」
ニホン 「誤魔化さないでっ!!」
アメリー 「ひえ〜」
お わ り
参照
http://www.kcn.ne.jp/~ca001/E18.htm しかしインドネシアでもクジラを食べていたとは驚きです
333 :
三谷博 :02/01/30 17:37 ID:HBsD3q6F
>332 ニホンチャンの怒りっぷりの藁タ。いい。
334 :
大洞商会 :02/01/30 22:01 ID:Fp3rjN3s
「あのクジラは・・・」 ニホン家の敷地の一部である海岸にクジラが打ち上げられました ニホンちゃんも一応、必死で助けようとしましたが死んでしまいました。 悲しそうな顔をするニホンちゃん、でも心の中では、 死んだ物は仕方がないわね、このクジラは天の恵み、食べてあげるのが、クジラへの 供養というものだわ。 口元が緩むのを必死でこらえるニホンちゃん、 早速解体の道具を家に取りに行こうとしましたが、みんなが鯨の事を見つめています 「うう、みんなの目が気になって、これじゃあ、クジラの解体ができないよう」 ニホンちゃんは考えます。 最近のマッコウクジラは規定以上の水銀濃度で汚染されているっているし 打ち上げられたマッコウクジラを食べて食中毒になった人もいるから、 食べると危険なの分かったニホン ニホンちゃんは、そう自分に言い聞かせます あのブドウは酸っぱい おわり
某スレより参りました。お邪魔いたします。 ------------ 弓式さんの「ブータンちゃん」 ガイシュツならすいませんが、自動車を自転車に例えるのって いいアイディアだなあって感心しました。 大洞商会 さんの『クジラを食べるのは』 ひさびさに怒ったニホンちゃんを見たような気がします。 そっかああいうふうに怒るんだなぁ。 ちなみに初期のころはいじめられ放題な話が多かった 気がしますね。 ------------- ではまた。
【すごいよニホンさん】(第4話) ( ‘ д‘) 「うわぁ〜!それ、ロシアノ家と戦ったの時の船!? すごい!ニホンちゃんの家ってすごかったんだな!」 ( ^▽^) 「いやぁ、それほどでも…運がよかった面もあるし…。」 川o・-・) 「フフフ……実はワタシも、アメリーのヴォケをゲリラ戦で ブチのめした事ありますよ…。ククク……。」 (;^▽^) 「…そ、そう…。すごいね。ベトナちゃん……。」 < `◇´> 「いいなァ、みんな何かしら逸話があって…。 ウリだけだ…何もないの…。」 ( ‘ д‘) 「なに言ってんるんだよ。カンコ。お前だってスゴイじゃん」 < `∀´> 「え…?」 ( ^▽^) 「そうよ。カンコくんだって凄いじゃない!! たとえば…ほら…あれ… (しばらくの間) (全員で) 「捏造とか!!!」 Σ<;TДT> (ガビーン!!)
337 :
age :02/01/31 17:51 ID:yWA9JpKU
ェ「ェイ
338 :
名無し :02/01/31 21:49 ID:nS30lGfs
数年後..... 「ニホンお姉さまぁ...ハァハァ...」 「可愛いわよ、タイワン...ハァハァ...」 逝って来ます
339 :
:02/01/31 23:47 ID:6sn2PDq6
そゆネタヤメテ。
340 :
:02/02/01 00:27 ID:m1b3JaRf
見てみたいなぁ。 いや、338のシチュエーションじゃなくて、数年後のニホンちゃん。
341 :
:02/02/01 01:12 ID:daPnQ4oN
>>339 に同意
>>336 みたいなスレの空気を読めない書き込みはやめてほしい。
メール欄の「捨て」っていうのもナメてるよ。
ここを楽しみにしてる人の迷惑になるから、そんなしょーもないネタを
書き込まないでください。
342 :
:02/02/01 01:56 ID:Qk6LPBzn
>>341 いや、
>>336 は「マサルさん」のパロだよ。
元ネタを知らなかったら仕方ないけど、
4.3秒で判った人間としては、叩かなきゃいけないようなものじゃないと思うな。
343 :
ななし :02/02/01 02:04 ID:gmt38446
む。それほど目くじら立てることもないかと。 これよりはるかにしょうもないネタなんてこれまでいくらでもあったし。 本当に過去ログ漁ると、意味不明な話がたまにあるからなあ。
344 :
金玉舐 :02/02/01 02:14 ID:a2gmMylA
俺も「ゾーリ!ゾーリ!....」の時にはビビって名乗れなかったモンなァ(;´Д`)
うよ'S DINER ある日の朝。 「おはよう、うよ君。」 ニホンママが台所に入ってきました。 「おはようございます。」 一人、起きて台所にいたのは、うよ君です。今日も朝から竹刀の素振り をしていたみたいです。うよ君、まさしく神州男児の鏡です。 「おかあさん、ねえさんの具合はどう?」 実は、ニホンちゃんは、昨日の町内の集まりへ行く途中にちょっとした 事故に会ってしまったのです。 「大丈夫よ。外傷は無いし、胸をちょっと強く打っただけだから」 「それに、近くにいたシシローおじさんがちゃんと処置をしてくれたから。」 優しく答えるニホンママでした。 「あら、うよ君。その新聞は?」 ふと、うよ君が読んでいた新聞に目を止めました。 「ああ、これ。いつもアサヒが投げ込んでいくあれだよ。」 「珍しいわね。うよ君がアサヒちゃんの新聞を読むなんて。」 「そうなんだ、相変わらず内容は嘘ばかりなんだけれど、何て言ったら 良いんだろう。そう、新聞を開けたときのインクの匂い。かな?」 「この、香ばしい匂いが気になって、つい開けてしまうんだ。」 あらあら、知らないうちに変な色に染められなきゃいいのにとちょっと 心配するニホンママでした。 おしまい。
>342 の説明です。 町内の集まり=アフガニスタン復興支援会議 外傷=田中外相 胸を=鈴木宗男 単なる語呂合わせみたいですがお許しを。 実際は、「香ばしい」という単語を使いたいが為の作品です。 「香ばしい」は、マスコミ板の「朝日の基地外投稿」ではお馴染みの 単語です。カンコ君もニホンちゃんも出てきてませんが、本来の政治 ・時事寓話ぽく出来ていたら良いんですけど。 しよーもないネタの書き込みもこれで最後といたします。
>342 × >345 ○ です。謝罪と反省をします。
348 :
:02/02/01 07:18 ID:Th62HIzk
350 :
名無し :02/02/01 17:29 ID:yOjw3fNk
351 :
ななし :02/02/01 18:20 ID:gmt38446
348は何をそこまで怒っているのか…?
352 :
名無し :02/02/01 18:44 ID:UOUdR0X9
>>348 の気持ちは判るよ。
自己擁護する奴、嫌いやもん。
なっ 336=350=351さん。
353 :
三谷博 :02/02/01 18:45 ID:St8yhZTT
348さん、くじらネタが出たところで目くじら立て無くても。書き込みだ けなら色々あっていいでしょう。嫌なら無視すれば済む事。
354 :
いつも心にマターリを :02/02/01 18:51 ID:szmdHneu
マターリ逝こうよ
355 :
351 :02/02/01 19:14 ID:gmt38446
おいおい、336と350はどうだかしらんが、すくなくとも俺は一人だけだぞ。
なんか「ニホンちゃんはこれっ!」って思い込みの激しい人がいるんだね。 面白くて愉しければ何を書き込んだっていいと思うけど。 折れが変なのかね?
357 :
弓式 :02/02/01 19:44 ID:3NFp4G7x
やぱーり、一部のひとにしかわからないのは ちょっとつまらない。このごろそういうの多いから・・・ ソースとかあげればわかりやすいんだけど
358 :
バコバコ ◆5i4D4uDI :02/02/01 19:59 ID:Kf7UeWzN
時事ネタを笑い飛ばす(含むカンコ君で笑おう)、という趣旨が 生かされてればいいのでは?
359 :
棄て :02/02/01 20:13 ID:Dm8bHR4s
番外編ってことで。 10年後のニホンちゃん達を読んでみたぃょぅ。
360 :
polestar :02/02/01 21:02 ID:gmt38446
十年後と言ったら二十歳くらいですか。 むう、面白いかも。
すごいズベになってたりして。
362 :
牛乳 ◆EBSLm1L6 :02/02/01 21:20 ID:9qWb337R
サヨックおじさんの肉奴隷に!?あわわ・・・。 最近シシローおじさんもだらしないし、大丈夫かなぁ。
>>359 ,
>>360 443話あたりがそれですね。他にもあるかな?
もちろん新たな設定で書いてくれる人がいてもOKですよね?
364 :
弓式 :02/02/01 21:33 ID:3NFp4G7x
「テスト」 フラメンコ先生「みなさん。明日はテストです。今日は家に帰ったら、ちゃんと勉強をしてくださいね 」 一同「えーーーーーー!!」 フラメンコ先生「えーーーーじゃ、ありません。明日ちゃんと点数取ってこないと罰として校庭10周 ですからね。」 フラメンコ先生はやさし〜い笑顔でみんなに言いました。 一同「・・・・・。」 フラメンコ先生「それでは。HRは終わりです。みんなまた明日ね」 アーリア「起立。礼」 HRが終わってから、みんなテストの話で持ちきりです。 アーリア「ニホンどうする?勉強するのか?」 ニホン「うん。社会難しそうだし、理科もね。でもいいよねアーリアちゃんは理科得意だから。」 アーリア「それ程でもない。算数はニホンには負けるよ。これも血筋だろうか。」 ニホン「そうかもね。」 アーリア「では、帰ろうかニホン」 ニホン「うん。」 そうしてみんないなくなったところに1人。 カンコ「ズル、あれみんな何処行ったニダ?1時間目から寝ちゃったニダよ、インターネットのやりすぎ ニダか。急いで帰らないとアボジに怒られるニダ。」
365 :
弓式 :02/02/01 21:34 ID:3NFp4G7x
その夜 ニホン「うーん。難しい・・」 ウヨ「姉さん、早く寝ないと明日に響くよ」 ニホン「この問題がわからないから・・・これを解いてからね」 ウヨ「はぁ・・姉さんもガンバリ性だなぁ・・」 ニホン「ぜぇんぜん解けない。誰かに聞いたほうがいいかなぁ。」 トゥルルルトゥルルル ポケットでなにかが震えてます。 ニホン「あれ、携帯電話が鳴ってる。はい、もしもし」 カンコ「ウリニダ!!今からゲームやるニダ!!ラグナロク、ニホンにこの前負けてからプログラムを 改造したニダ!これでウリが最強ニダ!かかって来いニダ!日帝50年の恨みを晴らすニィィィィダ。 」 ニホン(改造って、普通にレベルあげればいいのに。そうだ、カンコ君に聞こう。あんまり当てにならないけど 何も聞かないよりましだよ) ニホン「ちょっとゲームは遅いから・・それよりねぇカンコ君。明日のテストのこの問題なんだけど・・・ 」 カンコ「なに言ってるニダ?明日テスト?ニホンは歪曲するなニダ」 ニホン「え?何いってるのカンコ君HRで言ってたじゃないこれができないと校庭10周だって」 カンコ「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!Θ∬`∇`⇒凵I」 カチャリ ツーツーツー ニホン「カンコ君・・・・やってなかったのね・・」
366 :
弓式 :02/02/01 21:35 ID:3NFp4G7x
367 :
四季砲 :02/02/02 14:44 ID:TdauaUXC
「吸血鬼 カンコ」 ここは地球町のはずれにある 古い図書館・・・・ その片隅でハイチちゃんが何やら年代物の本を読んでいます ハイチちゃんがページをめくるたび ペラリ ペラリとその音だけが図書館に響きます その後ろに忍び寄る影 そして白い手がハイチちゃんの方に伸びていきます そして 「ハ〜イチちゃん 何読んでるの」 ハイチちゃんに同じく図書館に来ていたニホンちゃんが声をかけます 「あら ニホンちゃん 丁度いいところに現われましたね」 「なにかしら 儀式に付き合えとかは 丁重にお断りを・・・」 「そうではありません まだ確信は無いのですが・・・・」 「なに?」 「カンコ君は どうやら吸血鬼のようです」 「まさかー」 ニホンちゃんは相手にしませんがハイチちゃんは真剣です 「この本によれば カンコ君が吸血鬼である可能性が多々あります」 「ホントなの」 「ええ 本当なのです 思い返してください まず吸血鬼は聖なる場所には入りません」 ニホンちゃんはカンコ君の行動を思い返します 「確かこの前 『アイゴー 誰が靖国になんか入るものか 考えたでけでジンマシンが・・・』 って」ニホンちゃんは驚きます 「あっあたってる!!」 「そして 流れる水を渡れません」 「そういえはこないだも 『アイゴー 橋が落ちて川を渡れないニダ』って喚いていたわ」 ハイチちゃんの指摘はまだ続きます 「聖なる言葉を嫌う」 「たしかに こないだ 聖書の一文使って諭したら『うるさいニダ 右の頬を打たれたら 左の頬だニダって そんな事ばかばかしいニダ そんな事されたら 謝罪ニダ 賠償ニダ』って騒いでいたわ」 「どうですこれでカンコ君が吸血鬼の可能性があることがわかりましたね」 「でっでも それだけじゃ 」
368 :
四季砲 :02/02/02 14:46 ID:TdauaUXC
「ニホンちゃんも意外に頑固ですね まあ カンコ君を庇うのも分かります あなたは吸血鬼に魅入られているのですから」 「わたしが?」 「はい ですから 貴女はカンコ君に無条件に従ってしまうのです。だから無意味に資金援助したり 謝罪するのは、吸血鬼カンコに魅入られているからなのです」 「そんな事ないわ すこしおかしい事もあるけど カンコ君は人間よ」 「では、決定的な証拠を、吸血鬼になると、人の血を吸うため前歯が発達し、出っ歯になります」 それを聞くとニホンちゃんはその場にへたり込み、眼に涙を浮べます、 「たしかにカンコ君は出っ歯よ、まさか、そんな、カンコ君が吸血鬼なんて・・・・」 動揺しまくっているニホンちゃんにハイチちゃんはさらに一言 「いまのは、冗談です」 「・・・・・・ へ?!」 終わり
369 :
Tam :02/02/02 15:43 ID:Xl7qE4BV
「忘れえぬ想い」 まだ誰もいない朝早くの教室 そこに一枚のボロボロになった白黒写真を大事そうに 見つめる女の子の姿が 「おばあちゃん、おばあちゃんが受けたこの想いけして 忘れないからね。そしてかならず……」 ガララッ 「おはよう〜♪ あれっ、ポーラちゃん早いね?」 「うん、おはようニホンちゃん」 (おばあちゃん、私いつまでも忘れないよ。 そしておばあちゃんの願いが叶えられるように……)
370 :
Tam :02/02/02 15:43 ID:Xl7qE4BV
371 :
Tam :02/02/02 17:05 ID:Xl7qE4BV
確認しましたら第694話でふれられていましたね。 ネタが重複してしまい大変申し訳ありませんでした。
372 :
拿々嗣 :02/02/02 21:04 ID:zvqMZUao
「新しいカンコ映画!?」
ある日、ニホンちゃんとウヨ君がいっしょに下校していると
後ろからキムチ臭いダミ声が追いかけてきました。
カンコ「やい、ニホン!ウチで作った映画を見に来るニダ!最新作ニダ!」
ニホン「カンコ君ちの!?う〜ん、いいけど・・・(またウチのこと悪く言ってるのかなぁ・・)」
ウヨ「カンコ、俺も見に行っていいか?(姉さん1人だとまたやられるばっかりだからな・・)」
カンコ「しょうがない、お前にも見せてやるニダ!2人ともついてくるニダ!」
ところ変わってカンコ家
カンコ「さぁ、これがウリの最新作ニダ、見るニダ!
http://www.koreanavi.com/entertainment/news/20010219-25.html 」
ニホン&ウヨ「・・・・ えぇぇぇぇ〜〜〜〜〜っ!!?」
カンコ「どうニダか?すごいニダろー♪」
ウヨ「(カンコ、お前、頭でも打ったのか?)」
ニホン「(カンコ君、一体どうしちゃったんだろ・・・・)」
カンコ「すごすぎて声も出ないニダか!マンセー!ウリナラマンセー!!」
呆然とする2人に対して、延々と自慢話を続けるカンコ君でありました。
おわり
コレ日本でも公開してくんねーカナ− 超見て−
関係ないですが、昨日、フランスの有名人セバスチャンと 2ちゃんで会話しました。 オイラの「イギリス人とドイツ人どっちが嫌い?」って質問に 以下の様に答えて下さいました。 620 :Sebastien Jarry :02/02/02 02:51 僕はドイツがあまり好きじゃない。 でも、 アルジェリアじんが嫌い ・・・・ヨーロッパ方面も色々複雑なんだなぁと感じさせられました。
関係無い話しならワダシは昔スキーの合宿に行った所、外人サンもチラホラいたのだが 同じ英御圏なのにイギリス、アメリカ、カナダとオージーはイマイチ纏まらないのでした。 で、話をした折に何で彼とは話しないのと聞くと(日本語で) 「あいつ等、訛ってて何言ってるかわからないから」と言いました。 日本語話せるぐらいなんだから訛りぐらい判れよ、とその当時は思いましたが もっと複雑なんでしょうなあ。英語圏も。 ああ、酔ってて自分でも何が言いたいのかわからない。押忍!
375 :
:02/02/03 01:31 ID:6N9Krl7i
376 :
目次91 :02/02/03 11:38 ID:hbsKaqyK
377 :
目次91 :02/02/03 11:38 ID:hbsKaqyK
378 :
名無し :02/02/03 16:07 ID:Q9/oEnpG
目次製作者様、おつかれさまです〜
379 :
a :02/02/03 16:08 ID:ezTz6Uhw
380 :
ゼロ :02/02/03 22:41 ID:lQiegFGz
魔法少女プリティラスカちゃん その2 恐怖キムチ男 ここは、秘密結社ソーレンのアジト。ここで、幹部の連中が話し合っていま した。 幹部1 「何と言うことニダ。あのゾヌ男が敗れてしまったニダ。」 幹部2 「このままではらちがあかないニダ。新しい怪人で何とかしる!」 そこで、出てきたのが、新しい怪人キムチ男だったのです。幹部たちは、キ ムチ男にある指令を下しました。 幹部1 「キムチ男、アジア町をキムチ付けにするハセヨ!」 キムチ男 「マンセー!お任せあれニダ!」 キムチ男は、早速アジア町へと飛び出していきました。
381 :
ゼロ :02/02/03 22:44 ID:lQiegFGz
魔法少女プリティラスカちゃん その2 恐怖キムチ男 (続き) 翌日の朝のことです。 マカロニーノ君「今日の朝ご飯は何かな?」 マカロニーノ君のママ「いつものパスタよ。ハイ、召し上がれ。」 マカロニーノ君「いただきま・・・はうぁ!?キムチが、キムチが――!」 マカロニーノ君のママ「おかしいわね・・・キムチなんて入れてないわ。」 アーリアちゃん「わがゲルマン家の朝食であるジャーマンポテトになぜキム チが入っているのだろう。おかしく思わないか?兄上。」 ゲルマッハ君「うむ。これは、我が家始まって以来のことだ。こういうこと が出来るのはおそらく・・・あいつしかいない・・・」 チュ―ゴ君「アイヤ――!チュ―ゴ家4000年の歴史始まって以来の出来事アルよ。 母さん、ラーメンにキムチなんて入れたあるか?」 チュ―ゴ君のお母さん「入れてないアル。」 チュ―ゴ君「これはやっぱりあの男の仕業アル!チューゴ家4000年の名にかけてとっちめてやるアル!」 その頃、ラスカちゃんの家では、今まさに、朝食を食べようとしていたところでした。 ラスカちゃん「あっ、今日の朝ご飯はパンケーキだ。いただ・・・あれ?」 アメリー君「ガッテム!!キムチなんて入ってやがる!これはもしやカンコの仕業だな。」 と、言うように、アジア町・ユーロ町では、朝食に何故かキムチが入っているという事件が起こったのでした。その事件の張本人に、目星はついていたの です。 「カンコ君の仕業ではないか?」 みんなはそう思っていました。 キムチ男「ニダニダニダ・・・うまくいったニダ。」 高見の見物でしょうか。キムチ男が陰で笑っていました。
382 :
ゼロ :02/02/03 22:45 ID:lQiegFGz
魔法少女プリティラスカちゃん その2 恐怖キムチ男 (続き) カンコ君「ウリはやってないニダ。誤解ニダ!」 アメリー君「嘘つけ!お前がやったんだ!」 チューゴ君「我々に謝罪するアル!」 マカロニーノ君「どうしてくれるんだい?これでは僕の面子が・・・」 ゲルマッハ君「わがゲルマン家の誇りを台無しにしてくれたな・・・」 なんと、皆カンコ君を攻撃してきたのです。その影響は、5年地球組だけでは なく、3年地球組にもあったのです。だから、その日の学校は、大荒れでした。 カンコ君「ウリはやってないニダ。誤解ニダ。お前らこそ謝罪しる。」 と、その時! キムチ男「ニダニダニダ!ご苦労だったニダ。カンコ君。」 カンコ君「お前は誰ニダ!名乗るハセヨ!」 キムチ男「ウリはキムチ男。この事件の張本人ニダ。カンコ君、この場から 消えるニダ!」 カンコ君「アイゴ―!ウリはまだニホンに謝罪と賠償を(以下略)。」 プリティラスカ「待ちなさい!」 なんと、その一部始終をラスカちゃん・・・いや、プリティラスカが見てい たのです。 プリティラスカ「プリティラスカ見参!あなたのハートに逝ってよし!」
383 :
ゼロ :02/02/03 22:45 ID:lQiegFGz
魔法少女プリティラスカちゃん その2 恐怖キムチ男 (続き) キムチ男「お前がゾヌ男をやっつけたプリティラスカニダな。ソーレンの名 にかけて・・・戦闘員ども、やっつけるハセヨ!」 戦闘員たち「マンセー!」 戦闘員たちは、一斉にプリティラスカめがけて突進してきました。 プリティラスカ「スノーイリュージョンアターー・・・」 カンコ君「キムチブレス!」 戦闘員たち「アイゴー!」 戦闘員たちは、カンコ君のキムチブレスによって、吹っ飛ばされてしまいま した。 キムチ男「なんて奴ニダ。それなら、これでも喰らうニダ!必殺!キムチ乱 舞!!」 無数のキムチが、プリティラスカ、カンコ君を襲います。全国から集められ たキムチが所狭しとぐるぐる回っています。そのうちの1つが、偶然にもカンコ 君の口の中に入りました。 カンコ君「このキムチは、チョッカル(塩辛)がないニダ。これはキムチじ ゃないニダ。もう一度キムチ作りの修行しる!」 キムチ男「(  ̄□ ̄) (ガーン!!)ま、負けたニダ・・・・ウリの敗 北ニダ・・・」 カンコ君「それなら、本場のキムチの力を見せてやるニダ!出るハセヨ!ウ リナラ技術の結晶、キムチモン!」
384 :
ゼロ :02/02/03 22:47 ID:lQiegFGz
魔法少女プリティラスカちゃん その2 恐怖キムチ男 (続き) カンコ君が、携帯用キムチの壷を振りかざすと、中から、奇妙な動物が出て きました。 プリティラスカ「何何何?何これ?!」 キムチモン「ワレラハキムチモン・・・カンコクンノメイニシタガイ、キムチオトコヲヤッツケルニダ。」 奇妙な動物キムチモンが現れて、キムチ男に襲い掛かろうとします。キムチ男は呆然とするばかりです。 プリティラスカ「このままじゃ、私の出番がなくなっちゃう。」 ステッキを構えると、キムチ男覚悟と言わんばかりに、天高くジャンプしました。 プリティラスカ「ノーザンクロスイリュージョンアターーック!!」 雪の結晶が、キムチ男ばかりか、キムチモン、カンコ君を襲います。結晶は、十字架の形に集まっていきます。 キムチ男たちは、十字架に貼り付けにされました。 キムチ男「アイゴー!許してくださいニダ。もうしませんニダ。」 プリティラスカ「じゃあ、今回の事件のこと水に流してくれるかなぁ?」 キムチ男「解ったニダ。今回はなかったことにするニダ。」 と、言うわけで、キムチ男と和解したことによって、一連のキムチ事件は、アジア町から忘れ去られたのでした。 ところで、カンコ君たちは・・・ カンコ君「おのれ、ラスカめ、よくもウリを貼り付けにしたニダな。これは 謝罪と賠償を(以下略)。」 キムチモン「カンコクン、ワレワレハイツニナッタラ、ツボニモドレルノデ ショウカ?」 どうやら、ラスカちゃんは忘れてしまってるようですね。 (おわり)
385 :
ゼロ :02/02/03 22:50 ID:lQiegFGz
エラ君「ふふふふふ・・・ついに完成した。我等兄弟が命がけで執筆した入 魂の一作が・・・」 チエゾー君「エラ兄ちゃん、これ本編773話の続きだよ。それに、今週の『た めしてガッテソ』をすごくパクってない?」 エラ君「それがいいのだよ。いいか、チエゾー。我々の計画は・・・」 (ガラガラ!) カンコ君「やい、エラ・チエゾー兄弟!よくもウリのプライドを傷つけてく れたニダな。謝罪と賠償を(以下略)」 エラ君とチエゾー君「ご、ごめんなさーーい!」 エラ君「誰か、キムチモンについての情報下さい・・・」 チエゾー君「ラスカちゃーん。みてるー?(謎)」
386 :
ゼロ :02/02/03 23:30 ID:lQiegFGz
387 :
ゼロ :02/02/04 01:04 ID:4n+ZJ+xO
>386 と、思ったら、全部ハングルなので、読めませぬ・・・ ためしてガッテソによれば、子供にキムチの事を知ってもらう為にこのアニメを作ったそうですが・・・
388 :
名無し :02/02/04 01:20 ID:034IUIBY
「あなたのハートに逝ってよし!」っていいフレーズですね(笑
>>353 さん
私が注意しているのは「くじらネタ」の方ではありません。
”放置=ウィン ◆fWnYLnDs” です。
自己擁護が見破られて、恥ずかしくて書き込みはできなく
なったのかな。書き込みは控えているようですね。
書き込みは色々あってよいかと思いますが、ああいうのは
勘弁してほしいです。
スレの流れとか読めないのかなぁ〜。あの人は・・・。
390 :
名無し :02/02/04 05:36 ID:034IUIBY
君と放置=ウィン氏との間にどんな感情的な経緯があったのかはしらないが、とりあえず 自分に反論する人間は全て氏の自作自演と思い込むのはやめた方が良い。サイコ的で気持悪い。 そしてすくなくともこのスレでは、突如として個人攻撃を始める君のほうがはるかに非常識で スレの流れを読めていない。頼むから他でやってほしい。
391 :
名無し :02/02/04 05:38 ID:ckQYBBZs
スレの流れがよめてないのは389の方だと思う。 せっかくマターリな流れになってるのにいちいちつっかかるなよ…
392 :
名無し :02/02/04 05:41 ID:ckQYBBZs
かぶったね(藁)>390さん ケコーンしようか?(ワラ あ、いっとくけと自分は放置=ウィン氏でも390さんでもないから。
すごいよニホンさん第5話 『とにかくくだけろ』カンコくんの巻 川o・ー・) 「ふふふ…」 (‘ д‘) 「さては、カンコくん…」 <;`∀´> 「な… ち…違うって!! 『恋』なんかじゃないニダーっ!!」 川o・Д・)=○)TДT>・:∵∴ ゲフゥ 「ばっきゃろおぉぉぉう!!甘ったれるなコンチクショー!!」 (;‘ д‘) 「ベ…ベトナちゃん−−−−!!」 川o・-・) 「そんな事くらいでウジウジしやがって…!!このウジ虫野郎!!」 <;TДT> 「フ…フフフ…おっしゃる通りや… ウリはウジ虫野郎でおま… せやけどワイ…ホの字でまんねん!! ニホンちゃんにゾッコンでおまぁ−−−ッ!!」 川o・ー・) 「フフ…そういう事か…カンコさんよ…! ようし、だったら見せてやれ!!お前の男っぷりを!!」 <;`Д´> 「な…何やて……?ウリの男っぷりやて…?」 川o・-・) 「ニホンのものはウリのものなんていってもムダ!!恋の前に捏造なんか無力だ!」 <;`Д´> 「せ… せやけどウリ、どないしたらよろしおますのん…?」 川o・-・)b 「気にするな!! ビッ 『韓国人ならとにかくくだけろ』だ!!!」 Σ<`∀´> そうや…!!『とにかくくだけろ』ニダ!! 世界最優秀民族っちゃらウリの事じゃきー!!!」 〜〜〜〜〜〜 そして・・・ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜 (;^▽^) (・・・あなたを遠くに感じました。) Σ<TДT;> (ガビーン。ヤパリーーーーー!!!)
時事ネタじゃないとダメ? 以前(7〜9月頃まで)書いていた頃は、そんなことなかったけど・・・。 とりあえずsageて様子を見ます。
395 :
弓式 :02/02/04 10:18 ID:YrsuSFAx
おもろければ良し ってな
まぁ、あの人の芸風はイメージを壊すので気に入らないとか、 この人のネタは不適切という意見は、各人ある事でしょうね。 でも、誰でも書けて、余程でなければ消せない掲示板での活動なんですから、 書かれてしまった物に文句をつけるのは後ろ向きではないでしょうか。 以前も書きましたが、ネタ・カキコの幅が広いほど、発展の可能性とアタリショック (質が低いまま数だけ増えて見向きもされなくなる)の表裏一体となるわけです。 一方ガイドラインの強化は、みずから門戸を狭くして安楽死の方向に向かうわけで… どっちがいいか難しいところですが、ハリウッド映画と日本映画の現状を考えれば 懐を広げて大きく構えた方が良いのではないかと。裾野が広いほど頂上も高いし。 気に入らなければ、自分がもっと良いネタをガンガン書いて自分色に染め直せば 良いわけですし。
397 :
名無しさん :02/02/04 12:46 ID:/LP9WqT/
顔文字可愛くてスキです。
398 :
名無し草 :02/02/04 12:48 ID:brSvCfpN
HUA成功ネタできぼん。
399 :
JY :02/02/04 23:34 ID:jlWpQRUo
こういうところでの批判という物は微妙だなぁ〜。 破壊と創造、諸刃の剣ってやつですか。 結局、結果は出ないしね〜。
す・・・すみません・・・ 400ゲット・・・(汗)
401 :
名無し王 :02/02/05 01:45 ID:uFMi2ytz
余計な反論よりも新たな投稿で審判を仰ごうとする放置=ウィン氏に一票!!!
402 :
名無し惨 :02/02/05 03:40 ID:y3XL7Kn6
よほど無茶なもの以外は色々あっても良いと思います。 時事ネタに忠実過ぎても、キャラの関係がギスギスしそうですし。 キャラに魅力があるのだから、それを生かさない手は無いと思います。 正統派ありのお遊びありので良いのでは。 個人的にはアーリア、タイワン、ニホンの百合っぽいネタも好きです。 あんまりドロドロしないで、可愛らしいくらいのが良いですね。 嫌いな人も多いようですが。
『すごいよニホンちゃん』第1話 <;`∀´> 「ところでニホン・・・歴史教科書問題はどうなったニダ?」 ( ^▽^) 「歴史教科書? もうとっくに文部省で協議をしてるよ?」 <;`∀´> 「い・・いやそうじゃなくて・・・ちゃんとウリたちの要望を 組んでくれたかなと・・」 ( ^▽^) 「ああ!なんだ心配しないで! なんか不評だったからちゃんと直しといておいたよ!ホラ!」 けど、あんな細かい事で・・・おかしなカンコくんだなぁ・・・」 (そう言って差し出した紙にかかれていたのは・・・) ・朝鮮は中国の服属国ではありませんでした(仮) ・剣道も空手も柔道も朝鮮半島が起源です(仮) ・日帝は朝鮮人に日本名を強制しました(仮) ・竹島は歴史的に韓国の領土です(仮) ・日帝は朝鮮人を虐殺し、従軍慰安婦を強制連行しました(仮) <;`Д´> 「(仮)ってなんだー!!!」 ( ^▽^) 「(笑)の方がよかった?」 【従軍慰安婦(笑)創氏改名(笑)】 <;TДT> 「もっとダメー!!」
別スレで書いていた内容です。 学校に通っているという設定がまったく無視されてますけど 書き込んで大丈夫ですか?
405 :
:02/02/05 10:16 ID:HDuAUfaB
>放置=ウィン氏 どんどんやってください。 ひそかにファンです。 煽りにまけないでね。
406 :
名無し :02/02/05 11:17 ID:LMp5Qmkm
自分は事実とはかけ離れ過ぎてたら萌えられないなあ… ニホンちゃんの特色が失われてることになるよ、それじゃあ。 百合ネタとかも勘弁してほしいし。 ホント、前言われてたみたいに余所のスレでやってほしいんだよね、百合ネタ。エロネタ含めて。 その方が、百合ネタ好きな人も嫌いな人も幸せだと思うんだが。 まあこんな後ろ向きな意見無視されるんだろうがね。
407 :
:02/02/05 12:06 ID:mpor0Ity
>>406 自分で新スレ作ったらいいんじゃないかな?
408 :
_ :02/02/05 12:11 ID:j3dht+T6
玉石混淆だからこそ面白い。 気に入らないものは無視して、お気に入りの作家さんが居れば応援するも良し。 それが出来ないほど子供ではあるまい?
>>406 自分の場合は逆に萌え路線がわからなくて挫折しました・・・。
(あんまり愛国心とかもないもので)
で、余所のスレって言うのは、狼(百合・創作ネタ)と羊(連続ドラマ)みたいに
わけようっていうこと?
最近は総督府に行ってないけど、向こうはどんな感じなんだろ?
>まあこんな後ろ向きな意見無視されるんだろうがね。 いや、事実無根の・百合ネタ・エロネタを別スレでやるべきだ、 というのは大変建設的で前向きな良い意見だと思われ。(賛否両論はあるでしょうが) てゆ〜か、事実無根という時点で、もはやスレ違いを通り越して板違いになりそうですが。 そうですねぇ。例えば、ニホンちゃんキャラの801をやりたければ801板で、とか、 適切な板に新スレ立ててアナザーワールドという事にしたほうが、 そっち系がお好きな人も満足できるし、この板の人たちも見たくない物を 見ずに済むのでよろしいのではないかと。 そちらが繁盛するかどうかは、そっち系の作家さんのノリと努力次第ですが、 この板でやる限りは所詮エロや百合は専門外で、限界がありますからねぇ。
一例として、 「知らない間に、なりきり板にニホンちゃんスレが!」 ってのもありましたね。
『ごっつええ感じ?』(教科書) (^▽^ ) 「えーと。それじゃ、具体的にこの教科書の問題点を教えてください。」 <;`∀´> 「あぁ…それは…アレだ……。」 (^▽^ ) 「うん?」 <`д´;> (おい、おい!アサヒ!) ( -@∀@) (なんや?) <`д´;> (なんだっけ?) ( -@∀@) (なにが?) <`д´;> (ニホンが聞いてるじゃん!問題点!) ( -@∀@) (・・・・・・知らん) <`д´#> (知らんて・・・お前が問題ある言ったんやろ!) ( -@Д@) (・・・おっきい声だすなや!(横腹をなぐる)) <`Д´#> (なにも殴らんでええんちゃうんか。殴らんでええんちゃうんか!!) ( #-@Д@) (うっさい、お前の偉そうな態度がムカつくねん。) <`Д´#> (だったら、おまえが先陣きっていえや!) ( #-@Д@) (俺、ニホンの人間やんけ!!お前が言わな意味ないやんか!!)
(^▽^ ) 「カンコくん?」 <;`∀´> 「あぁあ、問題点はぁ…」 <`д ´;> (おい!おいって!) ( ;-@д@) (知らん言うてるやろ!適当に答えとけや!) <`д ´;> (記録されてるんやぞ!洒落にならないだろ!) ( ;-@Д@) (知らないものは知らないって!!) (^▽^ ) 「・・・カンコくん。問題点ってどこなの?」 <;`∀´> 「あ、あの…50ページあたり… (^▽^;) 「え、50ページって……鎌倉時代? ( #-@Д@) (全然ちゃうやろ!おまえアホか) <`Д ´#> (おまえが言えいうたんちゃうんか、俺に?) ( -@д@) (もうええ、とりあえず慰安婦とか言っとけや) <`д ´;> (慰安婦?それで合ってるん?) ( -@д@) (そこまで知らん。でも、なんか言わんとあかんやろ!?) <`Д ´;> (おい!また間違えたら洒落にならへんぞ!!)
(^▽^;) 「・・・カンコくん?」 <;`∀´> 「じゅ、じゅうぐん・・・いあんふ?」 ( #-@Д@) (迷うな!ちゃんと言えや!) (^▽^ ) 「・・・従軍慰安婦?」 ( -@∀@) 「そうです。多くの韓国人女性が日本軍の性奴隷にされたのです!!」 (^▽^;) 「・・・へぇ〜。何人ぐらいいたの?」 <`∀´;> (……何人いたんや?) ( -@∀@) (……知らん) <` д ´;> (おまえなぁ……やっぱウリにウソ言ってるんとちゃうんか? ( #-@Д@) (うっさい。金欲しい言うたのオノレやろ!! ええから、とりあえず…100で言うとけ!!) <` д ´;> (ええんかそれで?) (^▽^;) 「カンコくん?」 < ;`∀´> 「…ひゃ、ひゃくまんにん…」 Σ(^▽^ ;) 「…100万人!?」
( #-@Д@) (アホ!びっくりしとるやんけ!!100っていうてたやろ!) <`д ´;> (100万ちゃうのかよ!南京大虐殺は万単位やろ!) ( #-@Д@) (常識で考えや!!このヴォケ!どうやって100万人とやるんや!!) <`Д´#> (…めっちゃムカツクなぁ…。お前、絶対あとでシバき回すからな!) ( #-@∀@) (おう、あとでやったるわ!せやから早く答えろや!) <`д ´#> (……わかったわい!今日の円はなんぼや?) ( -@∀@) (今日?だいたい140円やな…) < `∀´> 「140人が慰安婦にされたことが記述されてないニダ!!」
416 :
_ :02/02/05 13:09 ID:m+ADci8p
いつも読んでるけど、文字だけのニホンちゃんに してもらえませんか。頭の中でキャラを想像しながら 読むのが面白いんで。 とおりすがりの一般人。
こんな感じの場合は別板にしたほうがいいでしょうか? 小学校っていう設定は無視されてますし、しばらく書き込み控えますので 判断してください。 あと、もう少しわかりやすい書き込むときのガイドラインがあるとありがたいです。
418 :
弓式 :02/02/05 14:18 ID:KO6Jt3N7
「石井中将」
す〜す〜す〜す〜 ニホンちゃんはお昼寝中です。ちょっと夢の中を見てみましょう。
ニホン「ここは何処?あっチュウゴ君の家がある」
ニホンちゃんは駆け寄っていきます。
ニホン「あれ?石井叔父ちゃん。何やってるの?」
石井叔父ちゃん「ああ。これは凍傷の実験だよ。さくら、この人をね。こうしてね。ペストに感染させてね実験するんだよ。それはそうと
ふぅむ、あんまりこれ免疫が強くないな」
ニホン「うっうっう」
ニホンちゃんが泣き出しています。
石井叔父ちゃん「ふむ、死んでしまったか。次のものを。忙しいなぁ、でもこれも御国のためだしかたない
さくらもおじいちゃんのように働き者にならないとだめだよ。ね?」
ニホン「がばっ、は、は、は、ううわーん」
お父さん「大丈夫か!?ニホン!?」
ニホン「怖かったよお父さん。叔父ちゃんの友達の石井叔父ちゃんがね酷いことしてたんだよぅ」
お父さん「ニホン?それは夢だよ夢、本気にしちゃだめじゃないか。さあ早くわすれなさい」
ニホン「うん。誰かのお家に遊びにいく」
ダッダッダッ、ガチャバタン
お父さん「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
お父さん「ヨカッタバレナカッタナ」
http://village.infoweb.ne.jp/~fwje1931/gallery/731.htm
419 :
弓式 :02/02/05 14:25 ID:KO6Jt3N7
<<放置=ウィンさん それくらいはいいんじゃないですか。ただ普通のひとが見ると引くとかそういうのが いけないのかと 後こわいのとかのガイドラインも あまり怖くしすぎるとグロくなっちゃうので妖怪人間ベムとかそういう並に グロイとヤバァイので
>>416 さんに同意。
自分もやっぱり文字だけの方が良いと思う。
ていうか顔文字のやつはモナー板でやった方が 喜ばれそうな気がします。 こんな事書くと「416=420だ」とか「自分も書いてみろ」 とか言われるんだろうな・・・鬱。
422 :
polestar :02/02/05 16:56 ID:AYN1CiSF
>放置=ウィンさん
消えないで下さい、面白いんだから。
関西弁っていいなあ。読んでるだけで楽しくなる。
>>416 >>420 「面白ければエニシングオッケー」ということでいいじゃないすか。世界観を壊す訳でも
ないですし。
個人的には「顔文字ダメ!」となると放置=ウィンさんや顔文字さんが書き込めなくなるから
ツライんです。ただでさえ沈滞気味なのに新人を排斥していたら先細る一方ですよ。
423 :
名無しさん :02/02/05 17:47 ID:fytCaMol
アメリー君のありがた迷惑 「よう!フィリピン!!」 「や、やあ、アメリー君。なんだい?」 「おまえの家、弟のアブサヤとか言う奴が家庭内暴力振るってて大変なんだってな ひとつ俺が、更正してやるよ!」 最近アフガン君の家に泊り込んで好き放題やっていた、タリバン君やアルカイ君を叱 責して退去させたアメリー君。 乗りに乗ってます。 「ええ〜!!い、いいよ、あいつは僕の兄弟だから・・・。 それにうちの家族の問題をアメリー君に背負わせるわけにはいかないよ。」 「水臭いなあ、俺とお前の仲じゃないか。 お前の弟は、俺の弟みたいなもんだ。 大船に乗った気で任せてくれよ!」 「うん、じゃあ、お願いしようかな?でも、さすがに弟も初対面のアメリー君が直接 話をしようとしても警戒するだけだと思うから、話し合いは僕がして、問題があれ ばその都度アドバイスをしてくれるっていうのはどうかな?」 「それもそうだな。 いつでも相談してくれよ!」 フィリピン君はアメリー君がアフガン家で説得の際に自慢の豪腕を振るったことを十 分に承知してます。 警戒するのもむべなるかな。 さてさて不良少年は心を開くのでしょうか? ちなみにこの会話を聞いて、次は自分かと内心戦々恐々として子もいたとかいなかっ たとか。 今回初めて書いてみました。 ネタはご存知、米軍のフィリピンでのゲリラ掃討演習です。
どうしてハン板住人って こんなキモイ妄想ができるの??????
425 :
:02/02/05 17:53 ID:o9RNiPev
>>425 .....良スレ判定????.....
まぁ良く分からないけど、がんばって下さい。
427 :
74 :02/02/05 20:19 ID:DbYY3Bio
あんまり現実とかけ離れていると事実を捏造しているようで嫌だ。 ドイツはあんなにニホンよりじゃないし、てゆうかタイワンちゃんがカンコ君を殴ってるのすら違和感を感じる。 ニホンちゃんのキモは風刺だと思う。ニホンちゃんじゃなくてもできることはいくらでもあるが、ニホンちゃんだからこそ、ニホンちゃんにしかできないことってあると思う。 本質を見失ったら終わりだと思う。
>>427 現実に即していて、風刺が効いていて、ギャグが面白くて、なおかつ
萌えを求める方々も満足させる物をバリバリ書けると一番良いのですが、
私を含めてそこまではヨーやらん、という方も多いでしょう。
むしろ、今ある800話近い話をどうまとめるか、という方が重要な気がします。
と言うのは、今は話が上がった順に目次製作者さんが話数を付けて、
河村さんが順に採録していってくれているわけですよね。
これはこれで基本として必要なんですが、さすがに500を越えたあたりから
読んでてきつく感じます。というのは、どこにどの系統の話があるかわからんから
風刺系のネタを、も1回読みたい、確かあのあたりに…と思っても、
えんえん萌えネタを読むことになったり。その逆も然り。
河村さんのを基本として、それとは別に話の傾向別に分類したり、
欲を言えば検索システムがあるサイトが欲しいとこですね。
キーワードで「萌え」を選択したら萌えの話だけ表示されるとか。
「三毛」を選択したら三毛さんの話だけ読めるとか。
風刺ネタだけ集中して読んで、たまに気が向いたら萌えも見る、という
使い方が出来れば、好みでないネタを連発されて腹が立つ事も減りませんか?
残念ながら私にはそんなスキルはありませんが。
ホームページビルダー片手に作ったサイトを作動実験3日目で、
「動いた!」「奇跡だわ!」とか逝ってるレベルっすから。
429 :
406 :02/02/05 20:59 ID:j3UkQfo4
>407 作ろうにも、自分はそのテのネタが得意でないので、作りようが…(苦笑 やっぱスレたてたヤツがネタふらんとイカンでしょう。それができたら一番いいんだけどね。 >427 激しく同意。特に後半。 あまり自分の考えを押しつけるのもどうかと思うが、まあ、こういうヤツもいるってことで。 以下私見。 最近タイワンちゃんがニホンちゃんにハァハァ(;´Д`)しがちだけど、 当初はアメリーくんが好き、って設定があったんだよね。現実を反映して。今や忘却の彼方っぽいけど まあ、いちいち、厳密に現実を参照してたらギスギスしすぎるってのはわかるけど、 なんというか、あそこまでタイワンちゃんにハァハァ(;´Д`)されたり、カンコくんに制裁を加えてもらったりしてると、 国際関係を捏造してるようで、あの国を非難できない気がうっすらとする。 自分は、このハン板のスレが原作で、なりきり板の方は2次創作(=同人)という捉え方をしてる。 現実を無視した萌えネタも(アーリアちゃんとタイワンちゃんがニホンちゃんをとりあう、とかね)あっても(・∀・)イイ!! けど、 なんていうか、同人としての立場でやってほしいなあ、と。
>427 >タイワンちゃんがカンコ君を殴ってるのすら違和感 これは韓国が台湾と国交断絶した時の経緯を風刺したものではなかったかな? あと、タイワンちゃんとニホンちゃんの関係を「百合」とか「レ○」とか捉えるのはどうかと 小学生の女の子が仲良く手をつないでトイレに行ったり(笑)するような感覚でしょ アーリアちゃんがニホンちゃん萌えなのは確かに事実と違いますが(;´д`)
あと、3年地球組の話だけ絞り込みできるとか。あったら便利だし。 それ以上に新人読者さんにとっても、ネタの傾向的にはランダムな、800話近い 話を話数順に読ませると言うのが敷居を高くしてないでしょうか? 知り合いに紹介しましたが、「読みにくいのに面白くてやめられない」と泣いてます。 絞り込み検索は、読み残しを出す危険性がありますが、ライトな読者層にはその方が 楽だし、よその板に分家しなくても「ニホンちゃん」内で住み分けが出来るのでは? 「ニホンちゃんは絶対に○○でなければ認めないッ!それ以外のネタは削除しるッ!」 って人には通用しない案ですが、そういう人は置いといて。
ひとことで言えば、「カキコを絞るのではなく読む方で絞る」という案です。
あと、1〜5話ぐらいで引いてしまうお客さんもいる。 あのあたりを強制的に最初に読ませてしまうやり方が そこからハマる人と嫌悪感を示す人に選別してしまって、 後者をはじき出してしまっているような気が。 そういう人には、ギャグ・萌え・風刺とかに分けて、最初はライトなあたりから 読ませ、徐々にディープかつブラックな風刺になじませる、ってのも手かも。
434 :
ニー ◆MN8sHsbY :02/02/05 21:34 ID:oLGzKrF2
ええと、KENTさんの簡易データベースくらいなら自分でもつくれるかな、とは思うのですが。
ttp://www.kent-web.com/pubc/db/db.cgi ←こんなのデス
でも、自分、このあいだ辞典をあぼーんされちゃったので、作れても管理しきる自信があんまり…(苦笑)
エラーが出てもよくわかんないですし…。
見るほうが、スキなタイプの話でどれを読むか選別できるっていうのはいいアイディアだと思います。
435 :
:02/02/05 22:30 ID:m1yZpuLg
436 :
トンチャモン :02/02/06 00:50 ID:nW4Ckuvd
確かチューゴ君が夏休みの自由研究かなんかでつくるってのがあったはずですよ。
437 :
435 :02/02/06 00:57 ID:V8V9rHat
そうじゃなくて、こうやって表舞台に出てきたことについて、です。
438 :
_ :02/02/06 01:04 ID:cv2E+jaJ
439 :
テフロン :02/02/06 01:22 ID:WwHQAusx
2ch自体が寄り集まりで出来た掲示板だけに、沢山の人がいて色々な事に 色々な意見を持つのは至極当然だと思う。 ただ自分が持つ意見を他人に伝える事は出来ても、他人がやることを制限するのは 2chの本来の姿ではないんじゃないだろうか。 ニホンちゃんに関して、自分の納得のいかない設定や社会情勢から逸脱した話が あったとしてもそれはそういった意見(もしくは設定)を持つ人がカキコした物で、 本当の正解って言うものは無いはず。 作者が10人いれば10の考え方があって、その作品が10人全く一緒になることは 考えられないわけだし、他人の考えを排除しようというのはあまり好ましくない 事なんじゃないかな? 物事の肝心な所なんていうのは簡単に見えるように思えて、そうそう見えるものじゃないと思う。 以上、自分の考えです。 そんな中で自分の主張をあえて言わせて頂くとすれば、 板を分けるっていうのはあんまり歓迎できないけどなぁ・・・
440 :
えと :02/02/06 01:26 ID:fiF5pVnE
441 :
:02/02/06 01:46 ID:kn60EMfm
誰かが言っていたことなんだけど、結局はバランスの問題なんだよね。 萌えに傾きすぎて現実無視になるのもマズイが、 現実に傾きすぎてニュースの固有名詞を書き換えただけのものになっちゃあ面白くない。 両者のバランスこそが「ニホンちゃん」のキモなんだから。 板分けなんかしてしまっては元も子もない。
442 :
:02/02/06 01:55 ID:kn60EMfm
ついでに質問しとこっと。 ノーベル・スウェーデンくんって、何話に出てたっけ? ためしに作ってるネタで彼をちょい役で出す必要が出てきたんだけど、 性格はおろか学年すらわからなくってさ。
444 :
:02/02/06 02:19 ID:kn60EMfm
早いレスにびっくりしながらも感謝。 この分だとあまり設定の縛りは気にせずに書いちゃって良さそうだね。 まあ、そんなに暇のない上に遅筆なんで何時出来るか判んないけど、 手間かけた御礼代わりにやれるだけやってみるよ。
顔文字ネタというのはこのスレでは結構以前からあるんだが、反対という人は何を 根拠にしてるんだろうか(以前からモーオタ&サッカーオタを自認する某氏が良質な 顔文字ネタを提供しつづけている)。 まあ、もともと「現実世界の国際関係をパロディにする」という路線からスタート した「ニホンちゃん」だから、その線さえ大きく外さなければいいんではないかと。 (萌えや801に走りすぎるのは本末転倒だとは思う、私も)。 ちなみに私は、つまらないとか自分に合わないと思った作品は最初の3行を見て無 視してしまうのだが……(笑)。
447 :
:02/02/06 02:48 ID:6CUqtjbC
>>446 >>412 以降の放置ウィン氏の書き込みに限って言えば、
誰の台詞だか判りづらいって欠点はあったな。カンコ君は別だけど(藁。
その点、例の某氏は挿絵として顔文字を使ってたから、
そういう問題は感じなかった。これはあの人の上手さだね。
>まあ、もともと「現実世界の国際関係をパロディにする」という路線からスタート
>した「ニホンちゃん」だから、その線さえ大きく外さなければいいんではないかと。
同意。
そォうなんです!ASEANでは第四期新メンバーを募集するんです!!!!!! 現メンバーも今回の新メンバー追加にはすっかりなれた様子。しか〜し実際には、・・・ どんな新メンバーに入って欲しいのか、新しい後輩について聞いてきてしまいました! ( ‘о‘)<「ジャワサイっぽい、やさしい人がいいな」 インドネシアジャワ! 川 ゚〜゚)<「ごめんなさい。私、たぶん3期目だから、後輩ってわからないの・・・」 ベトナデス・・・ おのおのが緊張を隠せない様子。ここで、なんとォ第一次審査の通過者の 意気込みを早くも聞いて来てしまいましたァ!デデデデンン! <;`∀´><「ウリはど〜うしてもメンバーにはいりたいんニダ!] コネデモナンデモ! (*゚ー゚) <「友達が応募したから私も・・・でもがんばりたいデス!」 タイワンダヨ! ( ^▽^)<「私、テニス部で部長だったんです!」 コンポジワ! どうやら、モーオタ限定のオチだったようですが、次週またも驚くべき展開が!!! ASEAN!また来週!!!シーユーアゲン! ( ・≧・) <「モーオタならではのオチだね!じゃっ、チャオ〜」 マカロニーノッス
バランスのとれていない歪んだ話は駄目!ってことが徹底されつつあり、 ちょっと試験的気持ちで書いてみました。オチがモーオタだから減点ですか ROMってる赤ペン先生のみなさん。(赤といっても左よりってことでなくて) 感想書いてくる人も話を書く人並みに必要だしケチョンケチョン言われても うれしい人はいるわけで・・・ボクは、ただ、黙って話を書くワケで・・・ (北の国からのジュン風に) <;`∀´><「ウリはニホンに謝罪と賠償を求めるワケで・・・」
>>448 >>449 じつはあなたのファンなんです。書き込みを毎回楽しみにしてるんですよう。
ASEANネタ相変わらず最高です。頑張ってくださいね。
451 :
:02/02/06 03:29 ID:Qmb4Fz5d
>448,449 自分もファンです! いつもほのぼのしてカワイくて大好きです! マンセー!
452 :
:02/02/06 03:46 ID:DfwyLN4x
>>428 検索はぜひ欲しいですね。あ、あれもう一回読みたい!
ってのがあってもなかなか探すのに苦労したり・・・
なんか同窓会ネタみたいなのがあったと思ったのだけど
すっかり忘れてしまって、1話から読むの面倒なので
そのままおざなりになってたりしてます<漏れ
>>443 >>453 うぁ、早いっすね。
でも、いつまでも三毛さんがカーナビがわりってワケにはいかないし。
>>434 HTMLソースをざっと見てみた限り、そのページ自体は簡単な
構造だけど、そこから先、どうやって絞り込んで表示しているのか
ちっともわからないワタシ@ドアホウ。
しかし、いけそうですね。絞り込むとしたら、
「萌え」で「ニホンちゃん」と「タイワンちゃん」が出て「○○」って風に、
話の傾向1つ+人物欄2つ+あとなんぞ1つ、の4項目くらいが
良さそうですね。
しかし、ニーさんと三毛さんのパワーがこんな事で吸い取られるかと思うと
血の涙が出ちゃいますね。CGIとかバリバリいじれる人がいるといいんですが。
基本さえ出来れば、昔の話の分類ナンバー付けは、有志を募って50話ずつ
くらいで分担すればいいし、新しい話の分類ナンバー付けはそれほどの
負担増にはならないと思います。
455 :
:02/02/06 11:39 ID:tbrt0Hcg
>>453 おお、これです。三毛様ありがとうございます。
このお話、ラストがすごく好きなんですよね。
>>455 菊池秀行作品から、毒を抜いてファンタジックな所だけ
取り出したような良さがありますね。 …って、表現が悪すぎ?
>446 顔文字が嫌な理由は単純に読み辛いから。 正直顔文字が1つでもあったらその後のレスで 絶賛されていても私は読めない。 元々小説は好きだけど台本はダメってタチでもあるし。 ただこれは私の個人的な趣味なんで他の人が どう思っているのかはわからないけど。
458 :
:02/02/06 20:57 ID:I1PY8XXm
>>454 俺も技術的なことはサパーリだけど、
ジャンル分けは一作品に付き二つ三つのキーワードを入れられるようにほうがいいんじゃないかな。
風刺兼萌えみたいな作品もあるんだから。
で、百合嫌いな人のために「○○のはいっている作品は除く」なんて絞込みが出来るといいと思う。
ジャンル分けは、一定期間を区切って作者の意見を最優先。
一定期間を過ぎても作者の意見がない場合は適宜分類と。
それと、キャラ分けは勿論あったほうがいいと思うけど、
ニホンちゃん、タイワンちゃん、カンコ君あたりのメインキャラは除外してもいいんじゃないかな。
このあたりのキャラをキーワードに入れると半分以上の作品が引っかかってしまいそうだし。
以上、無責任な外野の意見でした。
>>457 正直、あの人のネタを読み飛ばしちゃうのはもったいないと思うけどなぁ。
どのキャラの台詞がわかりづらいって意見が出た途端、
>>448 では判り易いように書いてくれてるくらいなんだから、
読み飛ばすより改善意見を出したほうが建設的でいいんじゃないかな。
459 :
:02/02/06 22:48 ID:mAELV89j
>458 あくまで"自分基準"で申し訳ないのですが、 普通のメールでも顔文字が有ると鬱陶しいと思うんですよ。 更に、台詞がわかりづらいと言うよりは、顔文字と 文章の組み合わせが視覚的につらいのです。 勿論アンチ顔文字の人が私みたいだとは思わないですが。 そう言う人間もいるって事で理解して頂けないでしょうか。
461 :
JY :02/02/06 23:24 ID:hKYEyLCA
とかいってる間に本家が更新されないんですけど・・・。 気長に待ちます・・・。 あと、 まあ言えることは、スレ分かれたらどっちかきっとさびれるね。
>460 いや、貴方こそアンチ顔文字。私もね。でもイヤなら見なけりゃイイ。 そういう人間もいるって事は理解してくれるよ。 スレ分け反対。自由に書いて欲しい。読み手側で取捨選択すればイイと思う。 あんまりって話は別の所にもってくか・・・って感じでしょうか。 ・・・・・これも自分基準や・・・・。
こん○○は(w はじめてカキコします(w
ぼくわ、韓国に興味のある中学生です(w
ニホンちゃんはいいですね。いつも面白くROMさせて頂いてます(w
ニホンちゃんで検索が出来るようになったら、もっと面白くなると思います。
僕わ子供なので、ホームページの作り方も、今月から勉強し始めたところで
まだ良くわかりませんが、とりあえず、検索項目の私案をリストアップしてみました。
手当たり次第に書いてみたので、いろいろ問題があると思います。
2ちゃんねるの先輩の皆さんで、いろいろ突っ込んでみて、検討してください。
http://tokyo.cool.ne.jp/mrcopa/nihontan/database.htm
おおっ、見事! こういう感じでオッケーなんじゃないでしょうか。
シマター、名前元に戻ってるし。大失敗。ハズイ。 それはともかく、当方厨房なのでCGIスクリプトとかサパーリわかりません。 とりあえずリストだけでも、検討のたたき台にしてください。
466 :
:02/02/07 04:33 ID:vbXO/8kX
>>465 これは管理つらそうですね〜。内容と風刺だけでもいいような…。
まあ私が管理するわけじゃないので
項目は多いほど嬉しいですが(他人事
でも作者様の項目は嬉しいですね。
なにげに贔屓にしている方もいたりするし。。。
>>466 まだ絞り込みの「内容」と「風刺・創作度」の字句が重なっているので
今晩修正します。
具体的には「内容」は、(1)風刺 (2)ほのぼの(童話風・萌え)
(3)ギャグ(読んでおもしろいこと) をバランスよく含んでいるのを
原点として、そこからどちらに偏っているかで分類し、ソースの有無・創作度は
問わない事を明記します。
逆に「風刺・創作度」はどれだけ捏造(w が入っているかで分類すると明記し
「ソースばりばり 〜 妄想ワールド」に字句変更します。
2項目の内容が重なっていると正しい分類・検索ができなくなりますから。
管理については、まだデータの管理方法までチェックしてませんので…
後から追加・編集が容易なら、とりあえず内容と風刺度だけで開始し
後で追加するのも手ですが、変更が面倒なら最初からある程度入れておかないと。
管理方法確認と作動トライは週末になりそうですね。
468 :
:02/02/07 11:50 ID:8qTN0ODm
ニーさんは裏で嘆かれているよ…。ニーさんの心の声をわかってあげてやってよ。 って、何人が気づいてるのだろうか?あれ。
あと作者さんは、わかっている範囲内で話数の多い順に並べました。 ただし、コテハン変更等を追いきれてはいないので、同一作者さんで 2項目に分かれている人がいるかも。指摘があれば修正します。 同一作者さんの話は、内容の傾向も風刺度も得意なキャラも 類似する傾向があるので、話数順に分類データを入力するよりも 話数の多い作者さんは一括で処理したいと考えています。
470 :
?氏 :02/02/07 12:48 ID:AMnnzuu4
いいね。 これから作品ウプする時は、頭か尻に検索分類項目を 萌え/風刺/... てな感じで入れてもらうと、分類が楽になるね。 過去分は誰かが根性でやるしかないけどねぇ。
>って、何人が気づいてるのだろうか?あれ。 あそこのことですか?
472 :
七資産 :02/02/07 13:32 ID:qH2gSTgC
なんのことかわからん。言いたいことははっきり言え。
473 :
:02/02/07 20:40 ID:o4btOwSa
言っていいのか解らんが、隠しページのことかと。
多分、プロローグの話でしょう。 あれは、不快感を感じる人がかなりいるだろうと予想できたので 皆さんが総督府でがんばっている時に、本国の方にコソーリageたものです。 アーリアちゃんを愛する方には異論があるやも知れません。 というか、私の書く話は童話風というベースからかけ離れたものばかり。
475 :
JY :02/02/08 00:56 ID:di8YYe/a
ニーさんに正解を言ってもらうしかないな(w。
しかしですな、あれは勝手にマイ設定の中でも最も譲れない物の一つです。 だいたい世の中には、やれラスカちゃん萌えのタイワンちゃんサイコーのと 言う人が多いが、ニホンちゃん世界の中で最も美しいのはアーリアちゃんと 決まっています。それはなぜか。彼女にはドラマがあるからです。 そもそも美とは、単に見た目が美しいだけではいけない。形あるものの美は いずれ滅びるもの。だからこそ、暗い滅びの淵を一度は覗き込みながらも 立ち上がり、戦う姿にこそ真の美がある。それが(滅びの)美学というものです。 その意味で、かつてロシアノビッチ家の下では最高の優等生と言われながら、 あこがれ続けたこちらの世界ではそれが何の役にも立たず、新しい友達とも 普通にうちとける事ができない彼女には、切り裂かれたような矛盾、破滅性、 常にどちらに転ぶかわからない綱渡りのような危うさがある。 そこにこそ真の美があると考えるわけですね。 スミマセソ。ほぼ全部フカシです。 実は基本を外した話をして引っかき回して楽しむ愉快犯かも。
同意(w。 クールでしんの強い女の子はかっこいいのです。
ちなみに、滅びと戦う姿=滅びの美学 であるというのは、その戦いが いずれは必ず「滅び」の勝ちに終わると運命付けられているからです。 そういった危うさ・矛盾・破滅性を抱えながら戦い続ける誇り高い女の子として 彼女を描きたかったし、それはそれなりに意図したとおりのお話が出来たと 自負しています。まるで童話風じゃないけど。てか、後半バキ入ってたし。 ちなみにニーさんからはメールを頂きましたが、アーリアちゃんの冒険の方には (もちろん私とは若干異なるあの方なりの感覚で・社交辞令もあるでしょうが) 大変ご満足いただけたご様子で欣快至極であります。
まあいろんな話があっていいんじゃないかと思う今日この頃。 モー板(スミマセン…モー板住人です)の小説も エロやらギャグやら一発ネタやらシリアスやらレズやら色々あるのに 全部共存してるし。好きじゃないのは脳内削除して、 好みの話で自分のニホンちゃん世界を楽しめばいいんじゃないかと。 しかしその検索、超便利なことに間違いはないだろうけど、 管理は一体誰がやるの…?と無責任発言してみる
480 :
:02/02/08 04:09 ID:Cg8i8Zf6
なんだかんだ言ってもアーリアちゃんってのはいいキャラだよね。 ただ、百合描写が「5年生」って枠を超え出すと、ちょっと引いちゃうかな。 行き過ぎた表現はないのに、妄想の種だけはばら撒くような微妙な表現をキボン。
それはなんの前触れもなく起こりました。 地球町のはずれが隆起したかと思うと、その頂に黄金のトロフィーが 輝いていたのです。 そして、必然性はありませんが、世界蹴球大会を記念したタッグトーナ メントで優勝したチームがこのトロフィーを引き抜くことになりました。
開会式の日になりました。 正式な手続きで8組16人が参加することになりました。 早速、組み合わせが始まろうとしたその時です。 ニダニダと時空を裂いて二人の悪エラ超人が出現しました。 従属と捏造と傲慢の三つの顔を持つキッチョムくんと、砂でできた コンクリートを使うのが得意なカンコくんです。 「ウリたちをトーナメントには出すニダ」 いつもの無理難題です。 フラメンコ先生は『もう参加者はきまっている』と一喝しますが、 二人はあるチームを指差して言いました。
「数が決まってんだったら、弱小チームにはご遠慮願おうか。ねぇ、 カナディアンさんにオージーさん」 「なにぃ!!」 「落ち着いて、オージーくん。」 いきり立つ二人を必死でニホンちゃんたちがなだめます。 「とめないでくれニホンちゃん。これは僕たちのプライドの問題だ。」 「おまえたちにプライドなんてもんがあったのか!?ササササ・・・・」 クラスの和を乱すカンコくんチームは、その場でフラメンコ先生のマッスル スパーク完成版で退場させられましたとさ。
いつか書きたかったビックボンバーズ(カナディアンマン・スペシャルマン)ネタ。 キン肉マンを知らない人にはワケわかからんだろうし、ろくに推敲もしてないから 駄文ですね。 まあ、こういう下手なのもあるということで、もっと誰でも気軽に書き込めればと 思いました。(自信のないときはSageでね。)
「誰のせい?」 「こんにちはー、ニホンちゃん」 「タイワンちゃん、いらっしゃい」 穏やかな日差しが降り注ぐ昼下がり。今日は、タイワンちゃんが、ニホンちゃんのお家に遊びに来ました。 「さ、上がって上がって!」 楽しげにタイワンちゃんをいざなうニホンちゃん。二人並んで、ニホンちゃんの私室に直通する高速エスカ レーターに乗りました。 「いつ見ても凄いよねー、このエスカレーター。……もうすぐ、これがあたしの家でも動くんだなぁ」 タイワンちゃんは、満面の笑みを浮かべて、エスカレーターの手すりをなでなでしています。彼女のお家 は、ニホン家と同じエスカレーターのシステムを導入したのです。現在、据え付け工事も順調に進捗してい て、遠からず、実際に稼働することになりそうですね。 二人を乗せたエスカレーターは、二階に到着しました。そして、今度は水平移動に移ります。そう、このエ スカレーターは、動く歩道としても機能しているのです。 「はい、とうちゃ〜く」 終点、ニホンちゃん私室前で、エスカレーターを降りる二人。タイワンちゃんは、自分のお家でこれが動い ているところを想像して、目を輝かせています。よっぽど楽しみなんですね。
つづき 可愛らしい小物や、ぬいぐるみが並べられた居心地のよいお部屋。それが、ニホンちゃんの私室です。 ちいさなテーブルを囲んで、二人は、お喋りに興じています。 「あ、ねぇねぇ、ニホンちゃん聞いた?カンコの噂」 「??」 ぺたり、と、とんび座りをして、大きなクッションを抱きかかえたニホンちゃん、怪訝な表情で首を傾げます。 「カンコ君が、どうかしたの?」 「あいつの家も、エスカレーターを作ってるでしょ?でも、最近、トラブルばっかり起きてるんだって」 「あ、それなら聞いたことあるよ。レールが歪んで、うまく動かないとか……試しに動かしたら、狭いところで ひびが入っちゃったとか。シューキュー大会までに、完成させるって言ってたけど……大丈夫かなぁ?」 「無理じゃない?」 あっさりと切り捨てるタイワンちゃん。……と、その表情が、不意に真面目なものになりました。ニホンちゃ んの方に身を寄せ、声すら心なしかひそめて、言葉をつなげます。 「………でね、上手くいかないのは、欠陥品を渡したフランソワーズのせいだ、って言い出してるみたいなの よ、あいつ」 「…………うそ!?」 ニホンちゃんが驚くのも無理はありません。カンコ家は、フランソワーズ家のTGVシステムを導入しました が、その契約内容は、TGVシステム本体を買い取り、その施工はカンコ家が行うというものでした。今現在 続発しているトラブルは、その大半が、いい加減な施工のために起こっているものなのです。自分で壊して おきながら、フランソワーズちゃんに責任転嫁しているも同然で、言いがかり以外の何者でもありません。
つづき 「……で、あいつ、必殺技も出すみたいよ」 「……………………ま、まさか」 「そ、おなじみの謝罪と以下省略。……まずは、新しいシステムを要求するつもりみたい」 ぽて、と、ニホンちゃんは抱きかかえたクッションに、力無く顔を埋めました。深い深いため息までついてい ます。 「……タイワンちゃん……冗談だよね。………お願いだから、ネタだって言って……」 「……残念ながら、本気みたいよ、あのバカ」 「フランソワーズちゃんが、聞く耳持つとは思えないよぅ」 「……同感。って言うか、フランソワーズも激怒するんじゃない?最近、カンコのこと嫌ってるし。犬鍋のこと で。………まぁ、いい薬になると思うよ」 しかし、ニホンちゃんは悲しげに首を振りました。綺麗な黒髪が、さらさらと優美なカーブを描きます。 「そうなったらそうなったで、多分、とばっちりがわたしの方に来るよ。……新幹線システムの技術を寄越す ニダ!なんて言ってくると思う。…………やだなぁ」 「大丈夫!あたしも助太刀するわよ。…それ以前に、フランソワーズが完膚無きまでに、叩き潰すかもしれ ないし。そもそも、新幹線システムを蹴って、TGVシステムを選んだのはあいつなんだし、自業自得よ」 落ち込むニホンちゃんを、必死に励ますタイワンちゃん。しかし、そのこころの中では、トラブルを撒き散らす カンコ君に対する怒りが、渦をまいているのでした。
つづき 一方そのころ、カンコ家では。 「いいかカンコ!絶対にフランソワーズ家から、新しいシステムをもぎ取るニダ!こんな欠陥品、使えないニ ダ!ついでに賠償も要求しる!」 「分かってるニダ、アポジ!ウリナラの食べ物にケチ付けた挙げ句、こんな欠陥だらけのぼろエスカレーター を押しつけた高慢ちきなフランソワーズに、正義の鉄槌を下してやるニダ!」 「その意気ニダ!……万一失敗しても、ニホン家に手伝わせることも出来るニダ。最後に笑うのは、ウリたち ニダァァァ!!」 ニダハハハ、と、怪しく笑うカンコ親子。ひじょーに虫のいいことを考えていますね。しかし、世の中そう甘く はないのです。二人の計画は、既に破綻しきっていたのでした。 「……ええ。…………分かりましたわ。知らせてくれて有り難う、タイワンさん。……え?大丈夫ですわよ。 しっかりと教育してさしあげますわ。ニホンさんに甘えることも出来ないくらいに、ね。それじゃ、ご機嫌よう」 受話器を置いたフランソワーズちゃん、実に壮絶な笑みを浮かべます。 「あたくしの誇るTGVシステムを欠陥品呼ばわり……うふふふ、たっっぷりと教訓をくれてやるといたしま しょう。カンコ君………早くいらっしゃいな………」 魔女じみた表情で、カンコ君迎撃の準備を始めるフランソワーズちゃん。かくして、カンコ君は、待ち受ける 地獄に頭から飛び込んで行くことになるのでした。………カンコ君の運命や、如何に。 おしまい
Mr……げふんげふん、こっぱーさん、データベースの素案作製、ご苦労様です。 私の脳みそは、こういう作業にまったく向いてないので、こういったことに労力 を割いて下さる方々には、本当に頭が下がる思いです。 まだ、本格的に稼働していないので、本文に書くのは避けましたが、今回の話の 分類種別は、風刺/事実ベース+ちょっと創作 という感じでしょうか。 データベースの制作、頑張って下さいね!
あ、書き忘れてました。 過去の作品の分類作業は、私もお手伝いできますよ。 連続カキコ、スマソ>ALL
492 :
名無し :02/02/08 18:09 ID:nvDJuyfs
age 顔文字は良いと思うけどなあ。 ボリショイチェンジは笑った。 またやってくんないかな。
493 :
:02/02/08 19:18 ID:YLAfTTZv
>481-483 むちゃくちゃワラタ。
>>490 三毛さん、初めまして(w 応援ありがとうございます。
データベースの件ですが、ニー様からより良いCGIの情報と素案を頂きました。
ニー様におかれましては、CGIの構築はともかくデータ管理はさすがに困難との
事ですし、私としてもニー様の負担を増やすのは本意ではありません。
でも私は真性厨房ですから、私一人での構築管理にも難しいものがあります。
そこで父の会社の本社設計棟のCAD・データベース管理者に連絡を取りました。
明日・明後日に協力を頂き、まず簡易データベースの動作試験をしようと思います。
場合によっては、過去分のデータ入力もその人に外注で出すかもしれません。
1話5円くらいで打診し(鬼 最終的には1話10円くらいで落とせると思います。
それでは、今日はまだ残業が… あいやいや塾があるので、これにて失礼します。
495 :
七資産 :02/02/08 20:27 ID:CWn2GFif
話が本格的になってきた……。
496 :
:02/02/08 21:21 ID:4w13AYis
話それますが、2/7は北方領土の日だったそうです。
497 :
:02/02/08 21:24 ID:4w13AYis
あと 来る、2/11はニホンちゃんの誕生日です。忘れずに。
498 :
弓式 :02/02/08 21:46 ID:NgWmLGo9
えっ!? そうなの?初めて知った
>>497 > あと 来る、2/11はニホンちゃんの誕生日です。忘れずに。
2/11はニッテイおじいさんの誕生日では?
500 :
弓式 :02/02/08 21:59 ID:NgWmLGo9
本当なら誕生日ネタ書こうかな。 でも捏造だったらどうしよう・・・ その時は謝罪と賠償を要求汁
501 :
:02/02/08 22:04 ID:4w13AYis
<ファンシーナットアイドル ニホンちゃん10歳>のプロフィールだと11日だけど、どうなんだろう?
502 :
弓式 :02/02/08 22:08 ID:NgWmLGo9
とりあえず真相がわかるまで作らない。 俺的には1月1日だと思ったんだけど アジア圏ではみんな元旦に年を取るから ニホンちゃんも、と・・・
ニホンちゃん第1話が速報板にUpされた日なら7月9日。 ハングル板に一本目のスレが立った日なら7月10日。 HP立ち上げの日は良くわからないけど7月14日かな? でも誕生日って感じじゃないですね。
504 :
:02/02/08 23:26 ID:fnTypgDG
やっぱりニホンちゃんの誕生日は建国記念日じゃないかな。 ただ、誕生日を迎えても、「ドラえもん」みたいに歳はとらないほうがいいと思う。 5年生って言う微妙な年齢設定は壊さないほうがいいよ。
>471 すごい!ホントにあたっちゃったね。たぶん、カンコ君、 「コレはニホンがウリに嫉妬して(その後は常套句を適当に)」 っていうと思うんだ。だから先に 「そんなこといっても困るよぉ」って先に言ってみるのって どうかな? >472 当事者だったらどうする、って考える暇はあまりないと思うんだ。 回りで起きたら、しっかり行動しないといけないんだろうけど、 大山鳴動して鼠一匹か、オダワラヒョージョーになりかねないかな。 >473 (あっ、Σ(・Д・) それは>320で、操られていたとはいえ、 私がボッシュートしたんだったっけ…あ、そのままだったね) ウヨ、目を閉じて。姉さんが霊験あらたかな呪文をとなえて、 ウヨのお金を取り戻してあげるから。 あ、目とじたね。よぉし(コソーリとお金を戻して) 「ムニャムニャムニャ、 時代の風に誘われて、日ノ本さくらがぶたさんに命ずる! あなたのハートに逝ってよし!!」 (C)魔法少女プリティーラスカ・ゼロ・2ちゃんねる はい、ほ、ほら、戻ってきたよ(汗)
…誤爆です(大汗) なんか更新されないなあと思って… こっちみたら… かちゅ使ってるんですが…失礼しましたぁ (ぱたぱたぱた)
507 :
:02/02/09 00:14 ID:QSBmDX9f
アメリー君は第100話で誕生日を迎えてますが、歳はとってないようですね。
アレだ、歳とると話自体が終わってしまう。 あとややこしいネタかかんといかんし、俺は反対。 「ニホンちゃん」自体あんまり厳しいもんじゃないだろう。 本当に厳しい(はず)の国際社会をコミカルにデフォルメしたもんだしね。
509 :
名無し :02/02/09 03:28 ID:+kk9X2m3
犬小屋 「はふぅ、エリザベスちゃんこの子、可愛い〜」 ここはエリザベスちゃんのお家です。 可愛いもの好きのニホンちゃん、エリザベスちゃんのペットのはりあーと 戯れています。 「うふふ、このはりあーは我が家の自慢ですわ」 「エリザベスちゃんの家はすごいね〜、たくさんワンちゃんがいて犬小屋 も三つもあるんだもん」 エリザベスちゃんの家には、いんびんしぶる、あーくろいやる、いらすと りあすと名付けられた三つの犬小屋があります。 比較的小型の犬小屋ですが、はりあー犬種は成犬でもそれほど大きくなら ないのでちょうど良いサイズです。 「まあ、ユーロ区内で犬小屋を三つも持っているのは私の家くらいですわね」 「ほーほっほっほ、エリザベス、いくら多くの犬小屋を持っているといって も小さくては意味がありませんわ」 高笑いと共に、ビシッと指を突きつけたポーズを決めて現れたのはエリザベスちゃんの永遠のライバル、フランソワ−ズちゃんです。 反対側の手には愛犬らふぁーるが抱きかかえられています。 「犬小屋とは飼い主がペットに捧げる愛の形でしてよ。そんな狭苦しい小屋 ではワンちゃん達が参ってしまいますわ。」 口元に右手を沿え、小馬鹿にしたような視線を流します。 「それに引き換え我が家の犬小屋しゃるる・ど・ごーるは二倍の大きさがあ って、この中型犬のらふぁーるちゃんでもゆったり過ごせますことよ。」 フランソワ−ズちゃんの侮蔑の言葉に、今にも掴み掛からんばかりに頭に血 が上っていたエリザベスちゃんは何とか気を取り直すと、反撃を開始しまし た。
510 :
名無し :02/02/09 03:29 ID:+kk9X2m3
「あ〜ら、でもそのご自慢の犬小屋、完成するまでにどれだけの時間がかか ったのかしら?私の記憶では十ヶ月以上かかったようですけど?」 「そ、それはあんな大型で暖房付なんて初めて作ったから仕方無かったんで すわよ!」 「でも、その暖房も完成してから、何度止まったかしらねえ?あなた不器用 なんですから、無理しないほうがいいんじゃありませんこと?」 「きーっ!」 攻守逆転です。 ですが、ここで引いてはフランソワ−ズちゃんの女がすたります。 売り言葉に買い言葉。 いつの間にやら話題は犬小屋から反れて、ワンちゃん同士の優劣を競うよう になり、どんどんエスカレートしていきます。 昔、どちらがアッラー組の子をより苛めていたかの罵り合いに始まり、珍し く協力し合ったすえず公園の遊び場争いでエジプトちゃんに負けた時の責任 の擦り付け合い等、出てくるわ出てくるわ過去の恥。 果ては過去にエリザベス家とフランソワ−ズ家が近い親戚同士だった頃の先 祖の話題にまで発展していきました。 傍で聞いていたニホンちゃんは次々に出てくる新事実に、 「二人ともそんな事してたんだ・・・・。」 と、戦慄を禁じえません。 そこにアメリー君が通りかかりました。 「やあ、ニホンちゃん、何してるの?」 「あっ、アメリー君。実はエリザベスちゃんとフランソワ−ズちゃんが・・ ・・・・。」 「何だ、いつものことだね。それよりニホンちゃん、昨日うちのらぷたーが 子供を産んだんだ。」 「えっ!見たい見たい!」 「どうせしばらくは終わらないだろうから、うちにおいでよ」 「うん!」 あらら、ニホンちゃん、アメリー君に付いて行ってしまいました。 結局、エリザベスちゃんとフランソワ−ズちゃんの罵倒合戦はその後三時間 に渡って続きました。 「ふう、ふう、ですから、こちらの方が、優れて―――」 「ぜい、ぜい、わ、分からない人、ですわね―――」 そうそう、はりあーとらふぁーるは飼い主と関係無く仲良く遊んでいましたと さ。
511 :
& :02/02/09 05:23 ID:h/Lss1Ui
現世に産み落とされてよりすぐ、 真白い彼女は病に囚われり。 痛みに、左半身を犯された。 親友なる彼女は言った。 「貴女はとても大切な人」 親友たる彼女は言った。 「お前は笑っていればいい」 不思議と痛みが安らぐ。 数多の傷が癒えて行く。 しかし彼は耳元でささやく。 今日も。明日も。その次も。 夢にひたる頃にやってきて。 「お前を許しはしない」 左側がうずく。細胞がざわめく。 白い彼女の病は、未だ治らぬまま。 左半身病=左翼&?? その他のキャストはいわずもがな。
ニッテイおじいさんの誕生日は4/29でしょ(笑)。
513 :
十八番 :02/02/09 10:47 ID:7sBJ5cMc
>>509 ,510
なんだか懐かしい作風だねぇ。
エリザベス&フランソワーズの後ろで
じゃれてるはりあー&らふぁーるが目に浮かぶよ。
....ドッグファイトしてる。
514 :
名無し草 :02/02/09 11:35 ID:ssSzL9Ow
ワラタ。 でも、もう戦闘機のドッグファイトなんてありえないんだろうな。 パイロットの腕よりコンピュータの性能の時代だ。
515 :
おめん :02/02/09 12:12 ID:vOn+7Xz+
チョゴリちゃんためいきをつきながら学校にむかっています。 ウサキプリントの大きな手提げを両手に抱えもって。 そこに、ウヨ君とバリトゥ・インドネシア君が通りかかりました。 それぞれ手作りの、ウヨ君はキツネのお面を、バリトゥ君は怪獣のお面を着けています。 「おはよう、チョゴリちゃん」 「チョゴリ、顔色悪いぞ大丈夫か?」 チョゴリちゃんは二人の顔をしげしげと見つめると、ひとつ大きなためいきをついて俯いてしまいました。 「なんだよ、いきなり」 ウヨ君がたしなめると、チョゴリちゃんはぎゅっとウサギさんの手提げ袋を抱きしめました。 「学校に行くたくないニダ」 ウヨ君とバリトゥ君は困ってしまいました。
516 :
おめん :02/02/09 12:13 ID:vOn+7Xz+
「そんなのいけないよ、今日はみんなで劇の練習じゃないか。チョゴリちゃんだって楽しみにしてたでしょ」 「バリの言う通りだぞ」 ハプスブルク先生の提案で、クラスのみんながお面を持ち寄って仮面劇をすることになっているのです。 当然アジア班は3年地球組のなかでトップをねらっています。バリトゥ君や香ちゃんなどは特に。 「どんなお面もってきたの、ちょっと見せてよ」 チョゴリちゃんは俯いたままです。 つれない態度にウヨ君とバリトゥ君は余計にチョゴリちゃんのお面が気になります。 ふたりは目配せすると、チョゴリちゃんの手提げ袋を取り上げてしまいました。 「返してニダ。ウリのニダー!」 べそをかきながら手提げ袋取り返そうとするチョゴリちゃんですが、ウヨ君とバリトゥ君が逃げ回ってつかまえることすらできません。 「ウヨ君もバリトゥ君もひどいニダー!! 謝罪しるぅ」 「隠そうとするチョゴリが悪いんだぞ!」 そういってウヨ君は手提げのなかからチョゴリちゃんのお面をとりだしました。
517 :
おめん :02/02/09 12:13 ID:vOn+7Xz+
「あ…」 ウヨ君の手が止まりました。 バリトゥ君もう〜んとひと呻りして押し黙ってしまいました。 「…ウリは嫌だっていったのに、カンコが無理矢理持たせたニダ」 チョゴリちゃんは地面に座り込んでしゃくりあげながらいいました。 バリトゥ君のお面が絢爛豪華というなら、ウヨ君のお面は侘び寂びといったもの。 でも、チョゴリちゃんのお面は妙に作りが浅くて滑稽に見えます。 「泣かないでよ、チョゴリちゃん」 それでも泣きやまないチョゴリちゃんに、ウヨ君はばつが悪くなってしまいました。 そして、ひとこと 「俺、こうゆうの嫌いじゃないぞ」 とだけポツリといいました。 明後日のほうをみながら。 おわり
518 :
おめん :02/02/09 12:18 ID:vOn+7Xz+
519 :
509-510作者 :02/02/09 14:51 ID:/hE9V9On
らぷたーの子供はJSFだったり(w F-22もX-35もロッキード・マーティン社だから。
遅レスですが・・・
>>512 > ニッテイおじいさんの誕生日は4/29でしょ(笑)。
ニホンちゃんの誕生日候補
2/11 神武天皇即位/帝国憲法公布
4/29 昭和天皇誕生
5/3 日本国憲法施行
9/8 サンフランシスコ条約調印
11/3 明治天皇誕生/日本国憲法公布
個人的には
ニッテイおじいさん(2/11)
ジミンパパ(9/8)
ニホンちゃん(5/3)
がいいかなぁと思ってみたり。
ニホンちゃんは『桜』だから4月でしょ。やはり。
522 :
:02/02/09 23:44 ID:OrPqpcNh
建国記念日にしておけば他のキャラもある程度自動的に決まりそうなんでいいと思うけどな。
>>520 憲法記念日はサヨック叔父さんのほうが適任かと。
523 :
:02/02/10 00:06 ID:a/ecv6WK
自分も建国記念日がいいと思う。まあ、どっちにしろニホンちゃん半周年でめでたいですね。
>>512 > 憲法記念日はサヨック叔父さんのほうが適任かと。
憲法が第9条しかないなら、それでいいんですけどね。
サヨック叔父さんとアサヒちゃんが第9条ばかり振り回すせいで、
他の条文の影が薄いのがちょっぴり鬱。
日本国憲法はいろんな意味で現代日本の礎であり象徴だと思うのですけど。
525 :
:02/02/10 00:30 ID:8VVQstGy
ニホンちゃんの誕生日は8月15日ってお話があったような
526 :
七資産 :02/02/10 01:06 ID:sT5EYqur
諸説あり、ということでいいんじゃないすか。ここでの結論に反したストーリーを書いたとしても よってたかって吊るし上げられてHPにも収められない、というわけじゃないですし。 第一誕生日を決めてしまっては誕生日ネタが一年に一回しかできないのでつまらん(笑
「ショートトラック」その1 アメリー君ちでスキースケート大会が開幕しました。 主にスキーはユーロ町の子が得意で、アメリー君や カナディアン君はスケートが得意、とくに今回 アメリー君は気合十分のようです。 我らがニホンちゃんも、スキー、スケートはそこそこできます。 そしてもう一人の我らがヒーローは… 「ウリはショートトラックに命をかけてるニダ!ニホンには ジェッタイ負けないニダ!前回はちょっとだけ手を抜いて ニホンに花を持たせてやったニダ!感謝しる!」 鼻息の荒さは既にぶっちぎりでトップですね、カンコ君。 そんなカンコ君がプライドをかけるショートトラックが始まりました。 出場するのはニホンちゃん、カンコ君、チューゴ君、アメリー君、 カナディアン君。 「よーい、ドン!」 いっせいにスタートしました。全員スタート ダッシュが速い速い。 (シッパル!こんなレースプランじゃなかったニダ! なんとしてもニホンを抜くニダ!) 焦って追いすがろうとしたそのとき!
(つづき) ツルッ! カンコ君のエッジがすべってしまいました。 「アイゴーーー!」 このまま彼だけが転倒していくかと思われました。 しかし。 (アイゴー、このままでは終われないニダ!せめてニホンだけでも…) 普段と違って、こんな道連れプランを瞬時に考え付いたカンコ君、 ニホンちゃんの足をつかんでいました。 「キャー!」 「OhNo!」 「アイヤー!」 なんと倒れたのはニホンちゃんだけではなく、アメリー君、チューゴ君 まで巻き込んでしまいました。 「いったーい」 「ガッデム!いけると思ったのに!」 「何するアルか!」 3人はカンコ君に冷たい、いや怒りに燃えた熱い視線をぶつけます。 「ウ、ウリのせいだと言うニダか?だいたい、このリンクがつるつるすぎる からニダ!謝罪と…」 「何だと!うちのリンクが悪いとでもいうのかよ!」 「カンコ君があたしの足を思いっきりつかんだよ!」 「僕まで巻き込むとはいい度胸アルね…」 「ア、アイゴー!!」 「あのぅ、ぼくが勝ったんだよね…?」 巻き込まれず悠々と滑り終えたカナディアン君は、 居場所がありませんでした。 チャンチャン ニホンちゃん、初投稿です。 すごく拙いお話になってしまいました。 もちろん、元ネタはあの国のお家芸です。 本物ではぜひともこういうのがないことを望みます…
529 :
弓式 :02/02/10 01:38 ID:2g5QtJxW
530 :
:02/02/10 02:07 ID:jUb+gQ8e
>527-528 おもしろかったです。 というか、やりかねませんね。あの国。
531 :
弓式 :02/02/10 03:41 ID:2g5QtJxW
「HappyBirthday」 ニホン「ふふ、明日楽しみだなぁ」 なんだか今日のニホンちゃん忙しそうです。 それもそのはず明日はニホンちゃんの誕生日。そのためみんながニホンちゃんの家に来てパーティーを するのです。だから今ニホンちゃんはケーキの買出しを終わりかえっているところなのです。 ニホン「えーとアメリー君、チュウゴ君、タイワンちゃん、アーリアちゃんに、ベトナちゃんだよね来 るのは・・・・カンコ君はいなくてもいいよね。」 なんとニホンちゃんには珍しくカンコ君を呼んでません!?どうしたんでしょう? ニホン「カンコ君、いつも誕生日めちゃくちゃにするんだもん。今回はパーティー教えないもんね。 別にいなくてもできるし・・・そのほうが絶対楽しい!ワクワク」 はらはら ニホン「あっ雪だ。早く帰らないと吹雪いちゃうよね」 たったったっ・・・ ニホンちゃんは笑いながら走っていきました。 そして・・・そらは暗闇をましていっていました
532 :
弓式 :02/02/10 03:41 ID:2g5QtJxW
ニホン「ただいまー」 お母さん「おかえりなさい。あらら桜、結構吹雪いてたけど大丈夫だった?」 ニホン「うん大丈夫だよ。それより、はいこれ。一番大きなの買ちゃったけど良かったのかな?」 お母さん「もちろん。良いわよ。明日は5人も来るんだからそれくらいで少ないくらいよ」 ニホンちゃんは居間にあがりました。 ニホン「ふふふ」 ニホンちゃんまだ笑っています。よほど楽しいのでしょう。お父さんもお母さんも嬉しそうです。 お父さんはテレビをウヨ君は眠っているようです。 お父さん「よっと。明日の天気はっと。」 ニホン「ねぇお母さん!この部屋で大丈夫かなぁちょっと小さいでしょ。5人もくるんだから・・・」 お父さん「え・・・おい!明日大変だぞ!記録上始まって以来の大雪で危険だって、外には絶対でたら いけない、雪に埋もれて大変なことになる・・って言ってるぞ!」 ニホンちゃんの顔が一気に暗くなります。 ニホン「え・・・ウソ・・・」 お母さん「来れるかしら?はずれればいいけど」 と言ってお母さんは窓をみます。 ニホン「だ、大丈夫だよ!ね!お母さん!そんなのはずれるよ。絶対。」 お母さん「そ、そうね。大丈夫ね。」 でもお母さんの顔には自信がありません。 ニホンちゃんはとぼとぼ部屋に戻っていきました。 お父さんお母さん「・・・・・・。」
533 :
弓式 :02/02/10 03:42 ID:2g5QtJxW
朝 ニホンちゃんは電話をかけています。 ニホン「アメリー君、ベトナちゃんはダメだったけどタイワンちゃんなら、もしもしタイワンちゃん? 」 タイワン母「もしもしタイワンの母です。ごめんねニホンちゃん今日いけなくなっちゃったの、娘が風 邪引いちゃって、それでもはいつくばっていこうとするんだけど。こんな状態じゃいけないでしょ、 だからちょっと御粥に睡眠薬を混ぜて眠らしちゃったの。ごめんねこれ飲ませると10時間以上起きな いから」 ニホン「は、はいわかりました。」 ニホン「次はチュウゴ君か」 チュウゴ「ニホンアルか。今日は来れないアルよ。この吹雪では外にも出れない。わたしも忙しいから これくらいでじゃあな。」 ニホン「これで最後か」 アーリア「すまぬニホン。雪で来れなくなった。行きたいのは山々なのだが親から止められてな・・」 ニホン「いいよ。別に。気にしないで危険だもんね・・じゃあね」 がちゃっ ぐすっ ニホン「ウエーーーーーン」 ウヨ「姉さん・・・」 リリリリ 電話が鳴っています。 ウヨ君が取ろうとします。 ニホン「いいよ、ぐす、わたしがでる」 ニホン「はい。もしもしニホンです」
534 :
弓式 :02/02/10 03:42 ID:2g5QtJxW
カンコ「ウリーーーーニダニダニダ!ニホン!まーーーーたウリを呼ばなかったニダ!!!!!!! 隠れてパーティーやろうとしても無駄ニダ!このカンコのデンパを使えばすべてお見通しニダーーーー ニホン!謝罪と賠償を要求汁ニダ!!!」 ウヨ(げっ!よりによってこんな時に!何言うかわかんないぞ) ニホン「カンコ君・・ぐすごめんね呼ばなくてぐす」 カンコ「ま、そんなこといいニダ!ニホンがどんな捏造しようとウリには関係ないニダ!勝手に参加さ せてもらうニダ」 ニホン「でもこの大雪じゃ」 と後ろに近づく影が。 カンコ「ウリ!ニホン!ケーキ食わせるニダ!危うく凍り漬けになるとこだったニダ」 ニホン「えっカンコ君?」 なんと!そこにカンコ君が! カンコ「早くケーキ食わせるニダ!そっちは仲間はずれにしたニダからパーティーのお金は払わないニ ダ」 ニホン「うっ!うん!」 カンコ「それとほれプレゼントのキムチニダ。」 ニホン「カンコ君・・・・・・・・・・・・・・・・・ありがとう!」 めでたしめでたし。
心温まる話をありがとうございました。 でも、すごく深いところでえらい風刺が効いてるように感じるのは、 この板になじんだからでしょうか(w
536 :
名無しさん :02/02/10 04:42 ID:FpvivNqu
マイペースなカンコ君(・∀・)イイ!
ええ話や…しかしカンコくんはどんどん人外化が進むな(ワラ
データベースを、ある程度組んでみたんですが…
>CGI専用サーバで他の種類のファイルが呼び出されました。
このサーバはCGI実行専門のマシンです。他のファイルは実行できません。
って蹴られちゃいます。大シパーイ!
データ登録や、その他モロモロはちゃんと動くのにぃ!
設定が悪いのやら、サーバーの仕様が悪いのやら…
今晩CGIの中身をのぞいて見ますが、どうしてもわからない時は
しかるべき板で助けを求めた方が、いいかもしれませんね。
http://www5d.biglobe.ne.jp/~ikuyorih/index.html
539 :
目次92 :02/02/10 17:59 ID:cgvG0qI0
データベース・・・ものすごく便利そうですね。 さて、私も某HPの更新作業をせねば・・・。
初投稿ですが、いくつか要望のあった例のネタ行ってみます。 「ペットボトルロケットH2A」(1/5) 昨夜の雨から一転してきれいに晴れ渡った空のもと、ニホンちゃんは家の庭で空気入れを動かしていました。しかし、空気入れの先端は、自転車のタイヤではなく、ペットボトルにつながっています。ペットボトルには「H2A」と書かれていました。 地球町では、ペットボトルロケットをうまく飛ばせることが、一つのステータスになっているのです。ペットボトルロケットはロケット花火と違って、大変に高度な技術が必要だからです。 大人しくて引っ込み思案なところのあるニホンちゃんですが、手先の器用さに関しては人一倍プライドがあります。アメリー君や、チューゴ君、EU町のみんなには負けていられません。 「はあ、はあ。空気の量はこれくらいでいいかしら」 慣れない重労働に肩で息をしながら、ニホンちゃんは膝をついてペットボトルを点検しだしました。口をきっと結び、目は真剣そのものです。ニホンちゃんは、それから一時間近くも各部品のチェックや空気の量の調整をしていました。 ニホンちゃんがここまで厳しく点検するのにはわけがあります。実は、少し前につくったペットボトルロケットが失敗したときに、「無駄づかいするんじゃありません!」とお母さんにしかられてしまったのです。
「ペットボトルロケットH2A」(2/5) 他の子供たちは、いくら失敗しても「その失敗を教訓にしなさい」と許されてきました。たとえばアメリー君は何度も何度も失敗したあげく、時には大怪我を負うことすらあったのですが、いくらでもやり直すことができました。そうして、彼は技術を磨いたのでした。 1度打ち上げたペットボトルを何度も使う方法を知っているのは、地球町広しといえどもアメリー君だけなのです。 しかしニホンちゃんのお母さんは、家の中にエスカレーターや動く歩道を作るのにはお金をばんばん使うのに、ペットボトルロケットに関しては妙にけちなのです。今度失敗したら、おそらくおこづかいを減らされてしまうでしょう。 そういうわけで、ニホンちゃんは絶対に成功しなければいけないのでした。 前回の失敗を反省し、今回のペットボトルロケットは設計をやり直しました。一週間前の試作1号打ち上げは見事成功し、今回の2号も続けて成功させれば「ペットボトルロケットをうまく飛ばせる」とみんなに認められるでしょう。 「よし、異常なしだわ……」 ニホンちゃんはようやく立ちあがって一息つきました。
「ペットボトルロケットH2A」(3/5) ふとまわりを見渡すと、いつの間にかサヨックおじさんとアサヒちゃんが縁側に座ってこっちを見ていました。さらに、ニホン池(カンコ君は東池と主張)を挟んで、カンコ君もこっちを見ています。 (やだなあ。もし失敗したら絶対サヨックおじさんがお母さんに告げ口するよ……。アサヒちゃんは校内新聞に書くだろうし、カンコ君は「やっぱりニホンは駄目ニダ」とか騒ぎたてるだろうし……) ニホンちゃんは形のいい眉をひそめましたが、気を取りなおして作業再開です。 といっても、あとは発射するだけ。心の中でカウントダウンをはじめながら、スイッチに手を伸ばします。 (10、9、8、7、6、5、4、3) 次第に緊張が高まってきて、ニホンちゃんは自分の胸がものすごい勢いでどきどきしているのを感じました。 (2、1、発射!) ついに、ニホンちゃんはスイッチを押しました。それと同時に、ペットボトルが水を噴射しながらものすごい勢いで舞い上がりました。 空気を切り裂きながら、まるで空に吸い込まれていくかのように、ペットボトルはぐんぐんと進んでいきます。ニホンちゃんは用意しておいた双眼鏡でペットボトルの勇姿を追います。 そしてある高度に達したとき、ペットボトルはボンっと破裂しました。
「ペットボトルロケットH2A」(4/5) バラバラに砕け散るペットボトルの中から大小二つの塊が飛び出し、急速に膨れだしました。大きい方は、高い場所から地上の写真を撮るために、風船にカメラをつけたものです。<つばさ>」と名づけられたこの風船は、画鋲で止めたように空中に静止し、安定しました。 「やった、やった、やったよぅー!」 ニホンちゃんは嬉しさのあまり、ぴょんぴょんジャンプしました。ところが……。 小さい方の塊の様子がなんだかおかしいです。風船はうまく膨らんだのですが、どうやらペットボトルの破片がくっついたままのようです。その破片が風を受けているのか、風船はくるくると回り出しました。 (ああんもう、<だっしゅ>は失敗か……。でもまあ、今回はペットボトルロケットの打ち上げが一番の目的だし、概ね成功といっても間違いじゃ) 「失敗だね」 ニホンちゃんは突然耳元で囁かれ、びくっとして振り返りました。そこには、何故か嬉しそうなサヨック叔父さんがいます。 「え、でもペットボトルはうまくうちあがったし、<つばさ>もちゃんと成功したし……」 「でも、<だっしゅ>は失敗したじゃないか。はじめの目標を達成できなかったんだから、失敗だろ」 「確かにそうだけど、でも一番重要なのはロケットの方で、<だっしゅ>はおまけみたいなものだし……」 「おまけだろうがなんだろうが、失敗は失敗だよ。なんで素直に失敗だって認めないんだい?」 せっかくの嬉しい気分が、サヨック叔父さんのおかげで台無しになってしまいました。
「ペットボトルロケットH2A」(5/5) ニホンちゃんは顔にたくさん縦線を浮かべながら、うなだれてしまいます。サヨック叔父さんは、「失敗、失敗〜」と妙な節をつけて歌いながら、どこかへと去っていきます。 と、アサヒちゃんが近付いてきて、「双眼鏡貸して」と言いました。 ニホンちゃんは、(アサヒちゃんもさんざんにけなすんだろうなぁ)と思いながらも、双眼鏡を手渡します。 アサヒちゃんは、しばらく双眼鏡で<つばさ>を見ていました。そして双眼鏡を帰す時に、こう言いました。 「まあ、H2Aと<つばさ>は成功でいいんじゃない?」 「……え?」 ニホンちゃんが驚いてアサヒちゃんの方を見ましたが、彼女はもうどこかへ歩みさっていました。 (アサヒちゃんがあんなことを言ってくれるなんて……。もしかしたら、アサヒちゃんと仲良くなれるかも……) と、その時、ニホンちゃんの思いをぶち壊しにするキムチ声が飛び込んできました。 「ニホンのロケット打ち上げは軍国主義復活の証ニダ! 反省しる!」 これを聞いてニホンちゃんはムっとしました。サヨック叔父さんのせいで虫の居所が悪かったのです。 「そんなこと言うんだったら、もう<ひまわり>の天気情報教えてあげないからね!」 ニホンちゃんの育てているひまわりは、空の高いところに打ち上げると、ゲタ占いの要領で天気を教えてくれるのです。 「そ、そんな。アイゴォォォ!」 カンコ君は叫びながら自分の家に帰っていきました。 おしまい。
おまけ 「そんなこと言うんだったら、もう<ひまわり>の天気情報教えてあげないからね!」 「そ、そんな。アイゴォォォ!」 というやりとりをこっそり壁の向こうから聞いていたアサヒちゃんは、ぽつりとつぶやきました。 「実はチューゴ君のためにも、ひまわりを打ち上げるペットボトルロケットには成功してもらなきゃいけないのよね……」
スマソ 直リンしちゃった。
その日、ニホンちゃんはタイワンちゃんとチョコを作っていました。例のあの日用のチョコです。 チョコ製作ではニホンちゃんには深い意味がありました。しかし、ニホン家以外ではWHAT?です。 逆にウヨ君やリュ-君は意味を承知しているため毎年コレが義理かどうかで悩んでいました。 ニホンちゃんはチョコケーキを焼くオーブンを探していました。なにかオーブンの形が以前からの物と 違っています。ママが買い換えたのでしょうか。不思議そうにニホンちゃんがそれに触れた瞬間でした。 ド──(゚ー゚*)──ン リーチイッパツ? 隣りでチョコクリームをこねていたタイワンちゃんは驚きました。そしてすぐに爆発のしたニホンちゃんの いる台所行き、もっと驚きました。爆発の煙の中からニホンちゃんぞろぞろ出てくるではありませんか。 エヘヘ エヘヘ エヘヘ ( ^▽^)( ^▽^)( ^▽^) <「8人になっちゃった」 ( ^▽^)( ^▽^)( ^▽^) ( ^▽^) テヘ 煤i゚ロ゚*) (^▽^*) エヘヘ エヘヘ エヘヘ ニホンチャンパオトウ! しかも8人のニホンちゃんはそれぞれに言葉遣いや性格がちがっていました。微妙に。
オリジナル ( ^▽^) ( ^▽^) ( ^▽^) ( ^▽^) ( ^▽^) ( ^▽^) ( ^▽^) (^▽^*)(゚ー゚*) ダベサ! ダッペ! ダヨネ! ダガネ! ソヤナ! ソウキジャキ! ソウタイ! ・・・ イッショク・・・ 一方その頃、お隣りの家のカンコ君はアボジに暴言を吐いていました。母親の語尾になぜか カチンときたらしく容赦なく、まくしまくり立てていました。アボジがニダって語尾につくからウリも ニダってついちゃったニダ!親にだって抗議シル!てな感じにカンコ君は内弁慶の最中ですが・・・ キュピ──w─<`∀´;>──ン ニダ! 眉間で電波(爆発音)を受信したカンコ君。その時なにかの歴史は動いた!と判断し、カンコ君は 困り顔のお母さんを無視して家を飛び出しニホンちゃんちの壁を乗り越えて庭に進入していました。 窓から中を覗き、八人の彼女を見ておもわず口にしました。「これは一人朴ってもばれないニダ! 」 何故?とかがまったくなく、”8分の1なら・・・”と、ものすごい数字のマジックのカンコ君でした。 ニホンちゃん達は侵入者に気づかず、全員一緒にミラクルミラクル〜なチョコ作りを開始、。なぜか まともなチョコを誰一人として作っていません。試食係のタイワンちゃんはそれらのチョコを絶対に 不味いとはいいません。オリジナルニホンちゃんのチョコを食べるまではずぅーと我慢の子でした。
、 J | ( ^▽^)ノ田 ( ^▽^)ノ■ ( ^▽^)ノ ( ^▽^)ノ◆ (゚ー゚;) (^▽^ )ノ シロイコイビト! ゴーヤーチョコサ〜! チョコエビフリャー! チョコナットウ! タンキマチ・・・ ムスメポッキー! タイワンちゃんへと続く順番の一番後ろにいたニホンちゃんにカンコ君は後ろからアイマスクと ヘッドホンをかけて連れ出しました。そのままニホン家をでて、カンコ家へと着き、自分の部屋へ。 目隠しとヘッドホン外すニホンちゃん。当然目の前の満面の笑顔のカンコ君に驚きます。ポカンとした ニホンちゃんに彼はいいました「ようこそ我が家へ、ウリ専用ニホン!これからおまえはウリの家で・・・」と、 カンコ君が言い続けていると彼女は事情を察していいました。「モー、ホントにカンコ君は・・・」 (*^▽^)<「しょうがないダニ〜」 <`∀´;><「ダニって!」 ビックリシタラ〜 彼女は元のニホンちゃんと比べて、少しお人よしで語尾も独特に訛っていました。カンコ君はこの ”ダニ”調のニホンちゃんをよく思ってません。なぜかこの口調が嫌だ。理由がわからない。 カンコ君は一人で”♪ナンデニダ〜、ナンデニダ〜、ナンデダ、ナンデダロ〜♪”状態です。 ただ単に言葉遣いが似ているだけの近親嫌悪ですが、微妙にデリケートな彼にとって問題のようです。 カチン! (*^▽^)<「元気がないダニね〜。」 <`∀´;><「ダニダニ言うなニダ!」
2分で悩むのをやめ、カンコ君はイラつきつつ言いました「カエレ!ニダ。」 ニホンちゃん(ダニ)は カンコ君がきっとお腹が減ってイラついてるんだと勘違いし、帰り際に手作りのうなぎパイチョコを あげました。彼女はそのままニホン家に帰り、何事もないようにまた順番の後ろにつきました。 翌日になりカンコ君!ニホンちゃんのチョコGET!が世の明るみに出ていました。アサヒちゃんの 個人新聞のコラムに掲載されていました。しかし、その意味の重さに学校のみんなには伝わらず、 あまりニュースになりません。ただ一人、通信衛星経由でこの情報をリークしてくれたアメリー君以外には・・・ (゚ぺ )<「ボクがニホンちゃんに”ギブミーチョコレート”なんて、言えやしない・・・」 ヒニクダネ! {後日談}翌日には7人のニホンちゃんはどこにもいませんでした。ただ、一緒に寝たお布団には 顔に赤い鼻だけが着いた小さな人形が7つ転がっているだけでした。いったい誰の仕業かなのか。 アメリー君に相談(FBI)しても解決しそうもない。ニホンちゃんは人形をタンスに奥にしまいました。 しかし、アメリー君は真相を知っていました。あの日、カンコ君の家の押し入れから現れたUMAが この事件の関係していると。しかし、UMAの目的が不明なためアメリー君が誰かに語ることはありません。 + + + (#゚ぺ#)<「X−FILEに追加!ククク・・・」 + + トンチャンモン・・・
一応世界にはこういうチョコ文化はないってことで。 田舎に帰るとみーんな、ダニダニダニダニ、嘘みたいに喋ってました。 TVでウッチャンが田舎物の役をやるとすぐこれで結構ショックでした。 このニダ喋り(韓国の日本語)を説明したら笑ってました。ん〜。 <`∀´=><「ダニってプププ・・・」 (*^▽^)<「ニダってプププ」 目くそ鼻くそを笑うら(語尾に”ら”とか”ダニ”をつけます。)
555 :
ゼロ :02/02/11 23:10 ID:98+OR5Z8
ウヨ君の悪夢 ある日、ウヨ君は、ヨハネ君に呼ばれました。それも、体育館の裏に。 ヨハネ君 「ウヨ君、実は、折り入ってお話があるのです。」 ウヨ君 「なんだい?」 ヨハネ君 「怪人の件ではありがとうございました。」 ウヨ君 「い、いいよ。お礼なんか・・・」 ヨハネ君 「それで本題に入るのですが、よろしいですか?」 ウヨ君 「いいよ。」 ヨハネ君 「今まで隠してきましたが・・・実は僕・・・女なんです。」 ウヨ君 「?!」 ヨハネ君 「ウヨ君、そんな僕のことどう思ってますか?」 ヨハネ君、服を肩から滑らせ、上半身の部分で隠すべきところまで、服を下 げて来ました。さすがに、谷間はありませんが・・・ ヨハネ君 「ウヨ君・・・(はぁと)」 ウヨ君 「うわああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 ウヨ君は必死に逃げました。必死に逃げて逃げてはっと目がさめました。 ウヨ君 「夢か・・・」 その日の朝、学校へ行く途中に、ヨハネ君に出会いました。 ヨハネ君 「おはようございます。ウヨ君。」 ウヨ君 「ウ――ン・・・(服の上から胸を触ってみる)」 ヨハネ君 「な、何をするんですか!僕は男です。」 ウヨ君は、そのまま、ヨハネ君の説教を受けてしまっただとさ。 (おしまい)
556 :
:02/02/11 23:11 ID:y/gmslWF
まあ、言語の多くは「義理」って言葉自体無いらしいし…。
557 :
ゼロ :02/02/11 23:19 ID:98+OR5Z8
>>555 やってしまった・・・
完全なるオリジナル短編。
本ネタはもちろんありません・・・
評価は皆さんにお任せします。
558 :
ゼロ :02/02/11 23:21 ID:98+OR5Z8
559 :
名無し :02/02/11 23:28 ID:rAuXh3Mg
>>554 微妙に使い方間違ってませんか?
あれは"〜ダニ”ではなく"〜だニ”
だと思ってたのですが;;
560 :
ななしさん :02/02/12 01:44 ID:0okusALc
顔文字さんは静岡出身だったんですか。 そういえば、ちょっとさくらももこっぽい気が(笑
「愛情増幅装置」(1/2) 最近は二ホンちゃんも心得てきたのか、カンコ君の電波も軽く受け流せるようになりました。 「二ホン海は名前がおかしいニダ。東海が正しい名前ニダ。そんな植民地支配の帝国主義的名称にこだわるなんて、ニッテイの再来をもくろんでいるニダね」 そうカンコ君が町内の地名を決定する委員会で主張しても、二ホンちゃんは軽く微笑み受け流してしまうのです。 「そうなのかしら。二ホン海の名称は曾祖父の頃にはご町内の地図の約8割に採用されていて、植民地支配で定着したのではないのよ」 しっかりとカンコ君を見据えて、このように理論的に反論します。 「シューキュー大会開催で盛り上がっているのに水をさすようなことはしたくないけど……」 一旦視線をはずし、溜息を付いて見せました。 「譲歩すれば、誤った歴史認識を認めることになりかねない。併記は絶対、認められないわ」 きっぱり言い切ります。カンコ君は驚きで目を丸くしました。 「ニ、ニダ〜」 そのまま泣きながら家に帰ります。 「どうして、どうしてニホンは駄目になってしまったニダ。 あのオドオドびくびくしてすぐに謝るニホンはどこに行ってしまったニダ。 ……ここはウリナラが正しい道へ引き戻してやらねばいけないニダ」 カンコ君は固く決心しました。ウリナラの電波、じゃなかった愛情を持って教えてやらねばいけません。 「愛情の増幅装置を作ればいいニダね〜」 早速機械ととっくみあいを始めます。
「愛情増幅装置」(2/2) 「よぉーし完成ニダ! 早速試してみるニダね」 帽子の上にパラボナアンテナが乗っているような不思議な機械を装備して意気揚々と地名決定委員会をめざしました。 「あら、カンコ君どうしたのかしら?」 怪訝そうな表情を浮かべる二ホンちゃんめがけてボリュームMAXの電波、じゃなかった愛情を叩き付けるのです。 「謝罪を賠償を要求しるニダ!」 まるで透過光のようなまばゆい愛情がカンコ君を中心に放射線状にほとばしりました。 雷に撃たれように二ホンちゃんは目がナルトになります。 「さあ、ニホン。謝罪と賠償を……」 「しゃざいとばいしょうを……」 ゆっくりとカンコ君の言うがままに二ホンちゃんの唇が動きました。 「しゃざいとばいしょうをようきゅうしる!」 突然カンコ君の胸ぐらをつかんで引きずり回します。 「ニダ!?」 ニダニダ笑いも凍り付きました。 「だれか、助け……」 周囲を見渡して助けを求めます。 ところが。 「しゃざいとばいしょうをようきゅうしる!」 全員目をナルトにしてカンコ君に迫って来るではありませんか。「効きすぎたニダ〜」 結局カンコ君が解放されたのは、みんなにもみくちゃにされて機械が壊れる二時間ほど後のことでした。 とっぴんぱらりんのぷう。
564 :
JY48 :02/02/12 02:25 ID:b5m5ntJx
「まあ危機だね。」 今日のおやつはアメリー君ちです。 ここのところお休みのみんなは、持ち回りでおやつを食べにやってきます。 そんな今日はアメリー君の家。 誇らしげな彼の後ろ姿を見ながら、みんなはアメリー家にやってきました。 アメリー家の小奇麗な玄関を通り、 応接間に通されたみんなの前に出されたのは お母さんの笑顔とココア、 そして山盛りのドーナッツと塩味のきいたびすけっとのようなおやつでした。 成金の国威をみせつけつつアメリー君はご機嫌です。 その直後に始まった彼の映画談議は、 調子に乗ってしまい、みなのあくびを背後に止まりません。 「でさぁー、でさぁーライアンがさぁ、、、 困った奴で、はよ帰れっつーの! でもねぇやっぱりね〜、隊長は漢だから見捨てられないんだよっ! 唾飛沫を向かいのカンコ君に間断なく吹きかけつつ、 まだまだ、アメリー君の映画の話が続きます。 「でさー、アパムって奴が弾を持ってこなくて・・・
565 :
JY48 :02/02/12 02:28 ID:b5m5ntJx
バタッ! 「!?」 突然ぶっ倒れたアメリー君。 みんなおどろいて駆け寄ります。 「だいじょぶ!?だいじょぶ!? アメリー君、ねぇ、アメリー君! のどを押さえて真っ赤な顔のアメリー君 ばた、ばた、ばた ころげまわってます。 そこに現れたニホンちゃん、彼女は幾分涙目でしたが、 ナイチンゲールのように、冷静にかつ威厳ある態度で皆に指示をします。 「えっと、たしか・・・首を伸ばして、気管を確保して・・・ そこの掃除機を! えいっ! ブイィィィィィィィィン 驚いたことにプレッツェルの破片が出てきました。 よくまあこんな物で器用にのどを詰まらせたものです。 「はぁはぁ、、、、ふぅ。った、助かったよ。 ニホンちゃん。はぁはぁ、ありがと。ごほっごほっ。 でも、、、できれば綺麗な掃除機で救ってほしかったよ、はぁはぁ。 あんまりうまくないアメリカンジョークでしたが、 みなは心から顔をほころばせました。 ニホンちゃんもほっと胸を押さえます。 微笑みの上でその涙は拭かれること無く、ただ美しく睫を飾るのでした。
566 :
JY48 :02/02/12 02:29 ID:b5m5ntJx
その数日後、 今度はカンコ君家の番です。 しかもみなが話の先をよんで逃げたので、 ニホンちゃんとカンコ君は手狭な家に2人っきりです。 困った顔でもじもじ笑っているニホンちゃんのその背後では、 怪しくもニヤニヤ、いや、ニダニダ笑うカンコ君がいました。 そしてやはりと言うかなんと言うか、 なぜかカンコ君の家ででたおやつはキムチでした。 山盛りのキムチはさすがにシュールです。 ニホンちゃんはさすがに箸が進みません。 (何でキムチなんだろ??? 「どうしたニダ? 食べないニダ? ご飯つぐニダ? と親切かなんだか良くわからないことを言ったすぐ後、 かれはキムチを一切れ口にはこぶなり、 わざとらしく、もだえるように倒れました。
567 :
JY48 :02/02/12 02:30 ID:b5m5ntJx
「うわぁ、くっ苦しいニダ!
「だっ大丈夫!?カンコ君!カンコ君っ!
心優しいニホンちゃんは、また涙目です。
「たっ、助けるニダ!
そのくちびるで、っ、詰まっているキムチをすいだすニダァァァァ!!!
と言った彼の顔は、満面の下心で溢れています。
くちびるを真っ赤に染めてワシワシにじり寄ってきます。
乙女のくちびるの危機!
(!?)
一瞬のことで、ポカンとした涙目のニホンちゃんでしたが・・・
「バカ!バカ!カンコ君なんてほんとうにしんじゃえ=====!!!
バカ〜〜〜〜〜!
思いっきり突き飛ばされたカンコ君は、
頭を壁に打ちつけ壁に大きな穴をあけていました。
ニホンちゃんは涙目を袖で押さえながら走って出ていってしました。
「え〜ん、ばかぁ〜〜〜〜!」
声が響きわたります。
きっと、二月のスキマ風とさっきの言葉が
彼の下心満載の頭を冷えすぎるくらいに冷やしてくれることでしょう。
反省しるー!
おしまい
http://www.asahi.com/people/update/0208/001.html
568 :
JY :02/02/12 02:34 ID:b5m5ntJx
風刺・創作半々 登場人物 ニホンちゃん、アメリー君、カンコ君 あんまり萌えない(w。 というかんじですか。
569 :
Tam :02/02/12 17:40 ID:82/9/5ML
「引退」 どうやらニホンちゃんは晩御飯も食べ終えて大好きなテレビ番組に 釘付けのようですがちょっと様子が変ですね 「うぇぇぇん お父さ〜〜〜ん」 「大きな声を……いったいどうしたんだい、ニホン?」 「あのね、あのね。今テレビで『レツゴー三台』が引退するって」 「レツゴー三台?」 「ころ助・刈男・青鳥 の三人組の芸人さんだよっ!」 「ああ、あの三人組かぁ。でも彼らも長い間頑張ったんだから休みたい と思っても良いんじゃないかな?」 「ううん、そうじゃないの。テレビでは若い人からの人気が無くて お客さんが集められないからもう引退するって…… ねぇお父さん、そんな事無いよね? 面白いよね?」 「……いいかいニホン。確かに彼らの芸は面白い。だけどね、彼らの芸は もう若い人向きでは無いんだよ。」 「でもでもでも」 「良く聞きなさい。彼らが引退すると言ってもあの芸が無くなる訳ではな いんだよ。彼らが長年使ってきた芸は次の世代合わせて引き継がれてい き、形を変え受け継がれていくんだよ。」 「う〜〜〜〜でも」 バァァァァァァァァン 「ちょっと待つニダァ!」 「えっ 誰!?」
570 :
Tam :02/02/12 17:42 ID:82/9/5ML
颯爽と我らが主人公(?)カンコ君が両手いっぱいにエビフライを握りし め登場です。 「ニホン、話は聞かせてもらったニダ。ウリに迷案があるからウリに任せ るニダ!」(これでニホンはウリの事を尊敬するニダ) 「えっ、本当? なにか良い案があるの?」 (でも何でカンコ君台所から現れたのかなぁ、しかも手に持ってるのって 晩御飯の残りのエビフライなんじゃあ……) 「任せるニダ。ウリの頭脳は高速回転でいつも燃えているニダ。 その頭脳から割り出された迷案、それは!!」 「それは?」 「ウリの家のナヌムおばあさんみたいに彼らの事務所の前で泣きながら手足 を動かせて抗議すれば良いニダ!」 「それはイヤ(コンマ8秒即答)」 その日の深夜に響き渡る悲痛の叫び声 「ァアイグゥォォォォォォー!!」
571 :
Tam :02/02/12 17:42 ID:82/9/5ML
572 :
:02/02/12 21:22 ID:Dv+Bz6V1
第744話に出てきた軍艦「志賀」(29年に巡視船「こじま」と改名)だけど、今日(2/12)のアサヒ新聞の千葉版に<読者が選ぶ千葉の風景50選>の番外編に「失われた風景」として写真付きで載ってますよ。 さすがアサヒちゃんというか…
573 :
名も無き者 :02/02/12 22:00 ID:F7NScw6t
>572 オノレ・・・・・・・
575 :
大洞商会 :02/02/13 01:29 ID:rFvb91Zp
「「失言おじさん」 タイワンちゃんはニホンちゃんが大好きです。 でも、一人だけでニホンちゃんの家に行くことはあんまりありません。 何故ならタイワンちゃんがニホンちゃんの家に行こうとすると、 アサヒちゃんにシャミンちゃん達がヒステリックに騒ぎ立てニホンちゃんの家に入れてくれないのです そんなわけでタイワンちゃんはいつもニホンちゃんの家に行く時は、 なんだかんだの理由を作って、遊びに行くのです そんなある日こと、タイワンちゃんが、椅子に座り、テレビを見ながらどんな理由をつけてニホンちゃんの 家に遊びに行こうか考えていると突然、胸が苦しくなってきました。 「あれ、なんだか胸が苦しい、どうしちゃったんだろ、もしかして病気! まさか不治の病!! 薄幸の美少女にお約束の結核!!!」 タイワンちゃんは椅子から立ち上がり 「そんなのヤダ!!、えーと、うーんとこんな時は、そうだ薬を」 タイワンちゃんは常備薬の薬を飲もうとしますが・・・・・ 「どれが、どれやら、さっぱり、さっぱり・・・・わかんないよう」 薬を元の場所に戻すと部屋の中をウロウロしながら考えます 「そうだ、たしかニホンちゃんの家に最新の検査機があったっけ、それを使わしてもらおう」 せっかくニホンちゃんの家に行ける理由が出来たのにあんまり嬉しそうでは、ありません まあ、当然といえば当然ですが・ ・ ・ ・ 早速急いでニホンちゃんの家に向かうタイワンちゃん 「あれ、急いだらよけいに胸が苦しく・・・」 その場にへたり込んでしまう、タイワンちゃん 「急いだら、駄目みたいね、急がば回れ・・・ゆっくりゆっくり」 慎重に足をはこぶタイワンちゃん、ようやくニホンちゃんの家の前に着たその時です。
576 :
大洞商会 :02/02/13 01:34 ID:rFvb91Zp
「貴女をニホンちゃんに家に入れるわけにはいかないわ!!」 「アサヒちゃん、どうして・・・」 「だめよ!あなたがニホンちゃんの家に入るとチュウゴ君の神経を逆なでする事になるわ それはニホンちゃんのためにはならないのおとなしく帰りなさい!」 「お願い、私病気かもしれないの、ニホンちゃんち、ある精密検査機をつかわせて!」 「だめよ、どうせ本当は大した事ないに決ってるわ、そんなの家で寝ていれば治っちゃうわ さっさと帰りなさい」 「そんなこといわ・・・うっ」 「あら そんな小芝居で私は騙せないわよ!」 「本当にくる・・・・・・」 「まだ続けるき、まあいいわ、そっちがその気なら、私が力ずくで・・・」 アサヒちゃんの魔の手がタイワンちゃんにのびようとしたその時です 「やめないか!!」 「だれ私の親切を止め様とするのは!」 アサヒちゃんは振り返り声のヌシを確かめようとしましたが逆光でよくわかりません 「だれなの!正体をあらわしなさい!」 アサヒちゃんは声を荒げます
577 :
大洞商会 :02/02/13 01:36 ID:rFvb91Zp
「おや おや、私の声を忘れたのかな」 「まさか・・・アレだけ叩いたのにまだ私に逆らう気なの」 「さからう?とんでもない私はただ正しい事をしようとしているだけだよ」 「うぬぬぬぬ、この子をニホン家に入れるのは、ニホン家の為にはならないわ、さっさと追い払うべきよ」 「ニホン家の為?本当のところはチュウゴ家の為だろう?」 「なっ!」 「だいたい、こんなに苦しんでいる子を助けないなんて、正しいおこないとは、いえないな」 「そんなのはただの仮病よ」 「そんな事は検査しなければわからんよ」 「どこまでも私に逆らう気ね、いいの私が学校新聞にチョコチョコと書けば彼方の発言はすべて 失言にかわるのよ、ただでさえ低い彼方の人気は、さらに下がるのよ!」 「好きに書けばイイじゃないか、私はだた自分が正しいと思った行いをするだけだよ」 そう言い放つとおじさんはタイワンちゃんを抱きかかえ優しく話し掛けます 「タイワンちゃんもう大丈夫だよ」 「でも私をニホンちゃんの家にいれると、アサヒちゃんがおじさんの事を・・・」 「それはタイワンちゃんが心配することじゃないよ、 それにおじさんはその手の事はなれてるから安心しなさい」 タイワンちゃんは、それ聞き安心して、おじさんに抱かれながら眠ってしまいました。 ただ薄れいく意識の中、二人の言い争いの声が耳に届きます 「まっまちなさいタイワンちゃんをニホン家に入れるなんてそんな事はさせ・・・・」 「これは私の一存できめる!」 「なんですって〜」
578 :
大洞商会 :02/02/13 01:37 ID:rFvb91Zp
>>578 おお、なんだかニホンちゃんらしくていいですな。ここいうの。
僕がCGIと格闘している間に、みんなで面白い話を楽しんでるなんてズルイや! あ、皆さん超お早うございます。ニホンちゃんデータベース完成しました。 自宅のサーバー上で元気に動いてます。CGI対応フリーサーバーも確保出来たので、 後はサーバーに合わせて微調整+UP+データ入力で完了です。今晩くらい目処で。 データはまだ12話分なので、今日は学校をさぼって起動試験とデータ入力します。 しかし、CGIって面白いですね。僕みたいに、今月2日にホームページビルダーを 入れて10日目の中学生でも、こんなデータベースが組めるなんて。それもこれも、 ニーさまが教えてくれたCGIの完成度が高かったからですね。 この場を借りてお礼申し上げます。ありがとぉ〜〜〜
ところでこのデータベースの愛称はどうしましょう。 私案ですが、こんなのどうでしょうか? 1.ニホンちゃんデータベース「あまてらす」 キャラ的には勇者特急マイトガイン最終回の、 吉永サリーちゃん@イノセントウエーブ増幅器装着モード、って感じで 2.SSS(Syoppai Server System) すみっちょに転がっていた、しょっぱいカッパセレ1GHz@666MHzマシンを 無理矢理サーバーに仕立てて作ったので。ロゴ的には勇者王ガオガイガーの スリーGのイメージで。 3.JAPANのJとケンサクから… つ〜か、勇者警察Jデッカーって イジリがいがないっすね、ネタとして。すみません。 もっといいネタ… もとい愛称があればよろしくお願いします。
なんてのはいかがですか?1とかよろしいと思います。 「”謝罪と賠償のデータベース”でSBDニダ!」><`∀´;>
「あぁ、ひょっとしてアレをお探しですか?いえね、ボクもそのお店に行く途中なんですよ。」 毎週土曜日の夕方、地球町の”1000坂”の途中にあるこの店の常連のボクは道に迷っていた 人に声をかけた。一緒に店に入り、レストランの奥のウエィテングバーへと向かう。途中、 この店を人に他言してはいけないと教え、バーのに座り、マスターに軽く挨拶をした。 ( ゚ぺ)<「やあ、ジェイク」 「ああ、コンニチワ」>(G_G ) アメリー君はクローイ君のオジイサンのやってるこのバーがダイスキでした。アメリ-君が ここの常連なのはジャズガ聞けること。それとあるものをここで楽しめるからでした。あるものとは・・・・ おや・・・お隣ではムッシュトルシエ、ミルチノのおっさん、ミスターヒディングがなにかお話しています。 6月の大会ではアジア町では初のこと。活躍が期待されるのは当然です。 きっとそのことを話してしるんでしょう。、一つ聞き耳と洒落込みましょう。カラーン 三人はだいぶアルコールが入り、かなり本音をしゃべっているようです。 「「「きびしーよな、ホント、シャレにならないよな」」」 「選手起用に口さはむなよな」「国家的なプレッシャーかけんなよ」「恋人同伴だっていーじゃんよ」 「ダバディと私の仲を疑うのはよせ!」「顔皆同じだよ!」「キムチって目的がなんなんだ?」 「この仕事のあとJの監督しよっかな〜」「絶対地元に帰る。」「犬って食えるんだね、知ってた?」
おやおや、散々なようです。アメリー君はジェイクに今年はビックイベントが目白押しという話を しています。そんな時、奥のほうで半泣きのニホンちゃんとカンコ君はなにやら話し合っているようですが。 アメリー君はいいました。「おやおやこれは面白そうだ。聞き耳をもう一つ」カラーン (;^▽^)<「ビザを発給しませんか・・・」 <`∀´=><「ビザはナシでウリはいいニダよ」 ソコヲナントカ・・・ カタイコトナシヨ! (;^▽^)<「開会式お父さんの都合が・・・」 <`∀´=><「ニホンちは全員くるのは義務ニダ!」 イロイロアッテ・・・ チューゴクンハシカタナシ! (;T▽T)<「会場の準備できた? 」 <`∀´;><「内政干渉ニダ!帝国主義復活ニダ!軍靴の<略>」 シンパイデ・・・ アービックリ! どうやらお約束のようで。おっと何時のまにかもうこんな時間だ。そろそろでましょうか。 ( ゚ぺ)<「じゃあ、ジェイク」 「イッテラッシャイマセ」>(G_G ) ちなみこの店には客は3人。アメリー君はあたかも人が居るように振る舞い、聞き耳というのも 超盗聴器エシュロンで何キロも先の人ん家の会話を盗み聞き耳を立てていたのでした。 ジェイクはアメリ-君がエシュロンでいたずらをしないか見張っているのでした。チャンチャン!
585 :
七志野 :02/02/13 06:22 ID:O9LSWSoU
>584 こんなところでAV○NTIねたとは
586 :
:02/02/13 07:12 ID:t9exz/Ho
五輪スケートネタを楽しみにしてるよ・・・
587 :
_ :02/02/13 13:18 ID:2vfywydS
>>584 ジェイクはクローイ君のおじいさんじゃなく、マカロニーノ君の一族じゃないの?
588 :
PET :02/02/13 16:16 ID:vrdTD8/n
「希望の国のリューくん」 (1/2) ある日、タイワンちゃんが海辺を歩いていると、リューくんが沖縄空手の 練習をしながら砂浜をランニングしているのをみかけました。 あ、リューくん、なにか落ちているのを見つけたようです。 「ややー、これはなにさー」 それはゲームセンターのコインでした。においを嗅いでみると、ハンバーガーと ピクルスの香りがします。たぶんパツキンくんとクーロイくんのものです。 「落とし物は落し主に届けないといけないさー」 と、パツキンくんとクーロイくんの住んでいる象の檻のようなお家に向かおうとするリューくん。でも… (このコインがあればゲームセンターにいけるさー。最近はニホンちゃんや ジエタイ3兄さんも遊びに来てくれないから、お金が全然たりなくてゲームセンターにいってないさー。 周りの子達の楽しそうなゲーセン話を聞かされるだけなのはもういやさー…)
589 :
PET :02/02/13 16:21 ID:vrdTD8/n
「希望の国のリューくん」 (1/2) ある日、タイワンちゃんが海辺を歩いていると、リューくんが沖縄空手の 練習をしながら砂浜をランニングしているのをみかけました。 あ、リューくん、なにか落ちているのを見つけたようです。 「ややー、これはなにさー」 それはゲームセンターのコインでした。においを嗅いでみると、ハンバーガーと ピクルスの香りがします。たぶんパツキンくんとクーロイくんのものです。 「落とし物は落し主に届けないといけないさー」 と、パツキンくんとクーロイくんの住んでいる象の檻のようなお家に向かおうとするリューくん。でも… (このコインがあればゲームセンターにいけるさー。最近はニホンちゃんや ジエタイ3兄さんも遊びに来てくれないから、お金が全然たりなくてゲームセンターにいってないさー。 周りの子達の楽しそうなゲーセン話を聞かされるだけなのはもういやさー…)
590 :
PET :02/02/13 16:24 ID:vrdTD8/n
(2/2) と、空手道着の裾にコインをしまおうとするリューくん。でもでも… (でも、よくわかんないけど、何か大切なものがなくなっちゃいそうな気がするさー。 やっぱやめようかなー。でも、パツキンとクーロイには今までひどい目に… いや、それでも…うーん。) ―しばらく後― 散々悩んでいたリューくんですが、結局コインをもらっちゃうことにしたみたいで、 コインをしまった後、なんだか複雑な顔をして走っていきました。 と、一部始終をみていたタイワンちゃん。こちらもなんだか複雑な顔をしていますが、 とりあえずガッツポーズなんかしてみたりして。 終
591 :
PET :02/02/13 16:28 ID:vrdTD8/n
『代行者シャイニングウィザード始めました』 真鍋「健悟さん、今日もカンコ君がニホンちゃんを一方的に責め立てていますね。」 健悟「はい。ですが、カンコ君の攻撃は粗いのでニホンさんにダメージはないですね。」 真鍋「ん・・・・・・カンコくん。ここでニホンちゃんの教科書を持ち出した!! 何をする気だ?使うのか?まさか使うのか?」 健悟「使いますね。彼の性格から言って」 真鍋「あ〜〜〜。なんと使ったぁ!!。相手の教科書を使っての前代未聞の反則攻撃!!! 健悟さん、こんなこと許されていいんですか!?」 健悟「相手の弱みに付け込むのはプロ市民として当然ですから、仕方がないでしょう。」 真鍋「あ〜っと!ニホンちゃんが涙目だ!!タップか!?タップしてしまうのか!!」 健悟「冷静に対処すれば返せない技ではないですよ。」 真鍋「ああっ、ここでニホンちゃんがあっさりとタップです!! カンコくんに対して深々と頭を下げてしまったぁ!!!」 健悟「これはいけませんね。簡単にあきらめすぎですよ。まだ余力があるのに」 真鍋「おっと、黒板に背を向けているフラメンコ先生の様子がおかしいぞ。 何だ?自分の頭に手をかけた。 ああーーーっ!!ブロンドの髪が取れて下からスキンヘッドが現れたぁ!! 武藤か?武藤だ!!!振り向いたその顔は武藤敬司だぁ〜〜〜〜。 長いスカートをたくし上げ、もの凄い勢いで走ってきて、ニホンちゃんの 下げられた頭を踏み台にしてカンコ君の平面顔にシャイニ〜ングウィザ〜〜ド!!」 健悟「武藤、よくやった」
ごめん。プ板住民でないとわからんわな・・・。 風刺でもなんでもないし・・・。
>592 解説の健悟のセリフがリアルですね。中途半端なやる気のなさがそっくりです。
>>596 ちょっと覗いてきました、これってひょっとしてネタチェックにも使えますね?
マンセーです〜
598 :
:02/02/13 23:20 ID:t9exz/Ho
正直、
>>595 が何者なのかさっぱりわからない
結構昔から見てたつもりなんだけどなぁ・・・
(´・ω・`)ショボーン
>>587 あの店はマカロニーノ君の飯屋だけど
ジェイクは進駐軍慰問団の一員として本国から
きたらしいよ。だからジェイクはクローイ君のおじいさん
でいいんじゃないかな。
詳しくはAV○NTI COCKTAIL BOOKに載ってる
スレ違いと思われるのでサゲ
600 :
:02/02/13 23:29 ID:CWghvZqy
今ニダ!600番ゲットォォ!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ (´´ (´⌒(´ ⊂<∀´⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡ (´⌒(´⌒;; アイゴー… ⊂<∀-⊂巛`つ 謝罪と賠償を要求し…る… \\ \ \ /(^▽^;) ゴメンネ…カンコクン ⊂/\__〕 ヽ /丶2 |Σノ / //7ゝ〇 ノ\ (_///⌒γノ/___) /// ///ノ ブオオオオオオオオオオオオ |/ /// / // V..ノ
601 :
JY :02/02/13 23:41 ID:e9KLXesx
ところで、ニホンちゃんらしいAAってあんま(ほぼ?)無いね。
602 :
polestar :02/02/14 01:22 ID:bbX6fGcT
遅レスになりますけど
>>583-584 >一つ聞き耳と洒落込みましょう。カラーン
これに吹きました。
さりげない一文が上手いですよ。
603 :
:02/02/14 04:20 ID:doDBtC2Q
「バレンタイン狂想曲」 「〜〜♪〜♪〜〜♪〜♪〜♪♪」 二月十二日の夜。ニホン家の台所では、ニホンちゃんが、楽しそうに鼻歌を歌いながら、なにやら作業をし ています。濃密な、甘い匂いが漂っていますね。 「姉さん?………なにやってんの?」 その匂いに引かれてきたのでしょうか?ウヨ君が、ひょいと顔を出してきました。 「んー?……ふふ、バレンタインのチョコを作ってるの」 「ああ……、バレンタインね……。姉さん、チョコ作るの、やめた方がいいんじゃない?」 「えー、なんでー?」 湯煎したチョコをかき混ぜる手を止めて、ニホンちゃんは不満げに振り返りました。 「だってさ、他の家じゃ、チョコをあげるなんてしないんだろ?せいぜい、メッセージカードのやり取りくらい で、物を贈るなんて、恋人同士じゃないとやらないそうじゃないか。………誤解されるよ?」 そう、バレンタインデーに、女の子がチョコを贈るのは、地球町では珍しい行動なのです。大多数の家で は、お互いにメッセージを贈るくらいなのですから。プレゼントを添えてというのは、ウヨ君の指摘通り、深い 仲になってからというのが一般的です。彼の危惧も、あながち杞憂ではないですね。 「だいじょーぶよ、ちゃんと説明するから」 しかし、ニホンちゃんは楽天的です。無防備さも、ここまでくると、いっそ天晴れですね。
つづき 結局、ウヨ君は台所から追い出されてしまいました。自室に戻った彼は、檻の中のくまさんよろしく、室内 をうろうろと歩き回ります。 (アメリーさんやゲルマッハさん達は、確かに説明されれば納得してくれるだろうけど………、あいつは聞く 耳なんざ持たないだろうな。自分に都合のいい妄想をして、独り決めするに決まってる!) 彼が危惧している「あいつ」とは………そう、言うまでもない、あのエラ…もとい、あのキムチ…でもない、 カンコ君のことです。 「ニホンがチョコを贈るということは、ウリのことが好きニダ!ごちゃごちゃと言い訳してたけど、そんなものは 照れ隠しに決まってるニダ!マンセー!」 ………と、台風の中に放り出された凧さながらに舞い上がってゆく姿が、容易に想像できます。ただでさ え、ニホンちゃんに対して、ストーカーじみた厭がらせを繰り返す彼が、この件をきっかけに、完全無欠直球 ど真ん中ストライクのストーカーに変貌してしまう。それは、ウヨ君にとって、悪夢そのものの未来図でした。 「ううう…………ん……」 必死に策を練るウヨ君。思考回路はオーバーフロー寸前です。ニホンちゃんは、彼の諫言を聞き入れては くれないでしょう。となると、カンコ君の手にチョコが渡ってしまうのは明白です。妨害しようにも、教室内で渡 されてしまっては手の出しようがありません。……残る手段は、カンコ君が要らぬ妄想に走る余地を、完膚 無きまでに粉砕するしかありません。 「…………そうだ、あの人の知恵を借りてみよう……」 愁眉を開くウヨ君。どうやら軍師役に心当たりがあるようですね。
つづき 二月十三日、深夜………いえ、既に日付は変わって、十四日。バレンタインデー当日です。 夜のとばりに包まれた、ニホンちゃんの私室のドアが、音もなく開きました。そこから、人影が一つ、猫の ように滑り込んできます。人影は、赤いセロファンを張ったペンライトを取り出すと、ニホンちゃんの机の周りを 照らします。 赤く、ぼんやりとした光の輪が左右に揺れ動き、やがて制止します。そこには、大きく膨らんだ紙袋が鎮座 していました。人影が、声を殺して囁きます。 「………あった」 怪しい人影の、微かな照り返しに浮かんだ顔……そう、ウヨ君です。彼は、細心の注意を払って、紙袋に 手を突っ込みました。中に納められた箱の一つを取り出します。 CDのケースを二枚重ねたくらいのサイズでしょうか、可愛らしい包装紙で綺麗にラッピングされたそれ は、ニホンちゃんお手製のバレンタインチョコでした。 端っこに、「アメリー君へ」と書かれているのを確認したウヨ君は、それをそっと机の上に置くと、再び袋か ら新たな箱を取り出します。 数分の間、紙が擦れる乾いた音だけが繰り返されました。ウヨ君の顔はこわばり、冷や汗でじっとりと濡 れています。ニホンちゃんが、ちょっとやそっとの物音で目を覚ます訳がないのは分かっていても、やはり緊 張してしまうのです。………と、彼の手が止まりました。カンコ君あてのチョコが出てきたのです。 「あった…………」 ほっとしたように呟くと、ウヨ君は、手の中の箱をポケットにねじ込み、机の上に積まれたその他の箱を、 丁寧に紙袋に戻しました。一連の作業を済ませて、音もなく部屋を後にします。 「姉さん………ゴメン!」
つづき ウヨ君はその足で、家を出ました。近くの公園に向かいます。 「ウヨ君、こっちこっち」 公園の暗がりから、一人の女の子が現れ、彼を手招きします。 「すいません、タイワンさん。こんな夜中に」 「気にしない、気にしない。………で、どう?ブツは手に入れた?」 女の子はタイワンちゃんでした。ウヨ君から、箱を受け取った彼女は、破かないように細心の注意を払っ て、包装紙を剥がしてゆきます。 箱の中から現れたのは、ハート形チョコでした。洒落た装飾は皆無の、至ってシンプルな代物です。 「よしよし、これなら細工も簡単ね。トリュフとか作ってたらどーしようかと思ったわ」 声を弾ませながら、ポケットから何かを取り出すタイワンちゃん。歯磨きのチューブをちいさくしたような、 ウヨ君にはよく分からない物でした。 「それは………?」 「チョコペンよ。練りチョコが入ってて、文字を書くのに使うの」 ウヨ君に解説しながら、手早く細工するタイワンちゃん。あっという間に作業は終わり、元通りに包装し直さ れたチョコが、ウヨ君に返されます。 「はい、完成。ニホンちゃんに気づかれないように戻してね」 「ありがとうございます。お手数おかけしました」 ………さて、二人はどのような細工を、チョコに施したのでしょうか?そしてそれは、功を奏すのでしょう か?全ての答えが答えが明らかになる………朝が、やってきました。
つづき 「おはよう!」 元気に登校してきたニホンちゃん。教室内では、既にあちこちでメッセージカードの交換が行われていま す。早速彼女も、紙袋を抱えて、男の子達にチョコを配り始めました。 「はい、アメリー君。これはオージー君に」 「………なんだい?これ」 「チョコレートよ。うちでは、メッセージカードの代わりにチョコレートを渡すの」 「ふーん、変わってるんだな」 「でも、面白いじゃないダスか」 どうやら、ニホンちゃんお手製のチョコは、男の子たちにはおおむね好評のようです。特にパラ雄君など は、飛び上がらんばかりに喜んでいますね。 と、そこへ、カンコ君が登校してきました。ニホンちゃんは、彼にもチョコを差し出します。 「おはよう、カンコ君。……はい、チョコレート」 「ウ、ウリにくれるニカ!?」 目を丸くするカンコ君。実は、カンコ家でも、ニホン家と同様バレンタインデーにチョコを贈る習慣があるので す。ただ、ニホン家と違うのは、この日チョコに縁がなかった男の子は、ジャージャー麺を食べるという点で す。非常に変わったしきたりと言えるでしょう。 カンコ君の問いに、こっくりと頷くニホンちゃん。その瞬間、昇天しかねないような笑顔を浮かべかけるカン コ君でしたが、わざとしかめつらしい表情を取り繕いました。 「ニホンがどうしてもというなら受け取ってやるニダ、感謝しる!」
つづき その日一日、カンコ君はニダニダと不気味に笑み崩れていました。実は彼、今年もジャージャー麺を食べ ることを覚悟していたのです。思いがけなく、ニホンちゃんからチョコを貰えたのが、嬉しくて堪らないようですね。 チョコは、クラスの男子全員に配られたので、さほどありがたみは無いのですが、彼はそんな現実には気 づこうともしていません。……というか、義理チョコという発想そのものが、彼にはないのです。 (ニホンがチョコを贈るということは、ウリのことが好きニダ!ごちゃごちゃと言い訳してたけど、そんなものは 照れ隠しに決まってるニダ!マンセー!) ウヨ君が予測していたとおりの妄想を炸裂させて、一人悦にひたっています。実に単純ですね。 精神を彼岸の向こうに飛ばしてしまったカンコ君。その様子を目撃してしまった、不幸なインドネシアちゃん やフィンランちゃんなどは、恐慌状態に陥ってしまっています。 ウヨ君に知られたら、激怒の余り十七分割されかねないような、アブナイ妄想を展開させつつ、カンコ君 は、その日の授業を終わらせたのでした。
つづき 放課後。カンコ君は、珍しく寄り道もせずに、真っ直ぐ帰宅しました。自室に飛び込むと、鞄の中から、チョ コの箱を取り出します。 と、その時、彼の視界に、ニホンちゃんから借りた(奪った)マンガが入りました。ニホンちゃん謹製のその マンガには、バレンタインチョコの表面に、「義理」と文字が書かれていたシーンがあったのを、カンコ君は思 い出しました。 「ひょっとしたら、ニホンは照れ隠しに同じ事をしてるかもしれないニダ。しょーもない小細工をするニダ。この マンガのヒロインも、そんなことをする割には主人公にべた惚れだったニダ。ウリは騙されないニダ!」 勝手に自己完結すると、カンコ君はチョコの開封作業に取りかかりました。逸る心の赴くままに、乱暴に包 装紙を破り捨て、箱を開けて…………そのまま石になってしまうカンコ君。 現れたチョコレートには、「 お 情 け 」という文字が、特大サイズで書かれていたのです。そう、これが、 タイワンちゃんの細工の正体でした。「義理」という言葉ではインパクトに欠けると判断したタイワンちゃんの 作戦は、見事に的中したようですね。カンコ君は、ショックで半ば放心状態です。 「お、お、お情け……お情け………お情け…………う……ウリはニホンに同情されてしまったニダ……。 屈辱ニダ……………。アイゴ〜〜〜〜〜」 力無い嘆きの声が、虚しく木霊する、バレンタインデーの午後でした。 …………翌日、カンコ君は学校を休んでしまいました。カンコ家から、「ジャージャー麺の食べ過ぎで、お 腹を壊した」という連絡がありましたが、その言葉の意味するところが分からないフラメンコ先生は、しきりに 首をひねるのでありました。 おしまい
611 :
三毛 ◆wPntKTsQ :02/02/14 05:47 ID:8UQ0/o0X
三毛であります。 バレンタインデー特別編ということで、今回のソースはありません(爆 えー、今回、一カ所だけ捏造しています。 ジャージャー麺を食べる、いわゆる「ブラックデー」は、実際は四月十四日です。が、どーしてもネタに持って きたかったので、歪曲してしまいました。………しかし、イヤなイベントだな、ヲイ(w さて、二月十四日、皆さんはいかがお過ごしになるのでしょうか?願わくば、今日が、皆さんにとって佳い一 日でありますように………。 では! 「You'll stay in my mind」を聞きながら 三毛 拝 追伸 ………………誰か私にチョコを下さい(泣
リアルタイム読み&カキコ。 三毛さん、いつも良質のニホンちゃんをありがとう。 そおかぁ、今日はバレンタイン・デエかぁ! ……関係無いな(泣)
613 :
名無しさん :02/02/14 09:07 ID:H/bGO9G+
614 :
:02/02/14 10:01 ID:Qwi1P3x5
バレンタインデーキムチ。なんかイヤっぽい
ニホン家は今日もたくさんのお客さんが来てとてもにぎやか。
大広間からはたくさん笑い声が聞こえてきます。
でも、そんな楽しそうな雰囲気から逃れるように、ニホンちゃんは縁側の廊下に
ポツリと座っていました。
ぼんやりと空を眺めているニホンちゃんに、一人の男の人が声をかけました。
「どうしたのニホンちゃん。」
ニホンちゃんは視線を変えることなく答えました。
「・・・うん、お隣にカンコくんっていう子がいるのだけど・・・。」
「その子やアサヒちゃんに言われたの・・・。カンコくんのお嫁さんになって
たくさんお金を稼がない限り、おじいさんと私の罪は消えないって・・・」
ニホンちゃんは自分自身に言い聞かせるようにつぶやきます。
「私はカンコくんに、お金を払うためだけに生まれてきたの・・・」
目に涙を浮かべながら、ニホンちゃんはおじさんの顔をじっと見上げました。
おじさんはニホンちゃんを思わず抱きしめ、優しく言いました。
「自分には・・・、自分にはお金を払うこと以外に何もないって・・・そんなこと
言うなよ。そんな理由でお嫁に行くなんてなんて、悲しいこと言うなよ・・・」
ニホンちゃんのけなげさに、おじさんは涙声。肩も震えてます。
「・・・私、なにをすれば許してもらえるか分からないの・・・」
ずっと心にしまっていた想いをニホンちゃんは声に出しました。
「・・・怒ればいいと思うよ・・・。こんな風に」
「!」
ニホンちゃんが見上げると、叔父さんは声を裏返して言いました。
____
/。 \
/ 0 |
/ ― ― |
|. - - |
| (6 > |
| ┏━┓| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ┃─┃| < 納得いかない、ヴアー。
| \ ┃ ┃/ \________
|  ̄  ̄|
http://www.nikkansports.com/news/sports/battle/2002/njpw/nj_0104.html
昔書いたネタの焼き直しです。プ板住民しかわからんですな。 統一協会+エヴァ+塩介 ネタです。 感覚取り戻すまで、sageでぼちぼち書いていきます。
∧_∧ . (´┏┓`) (__|=L_) (_,,_,,_) ∬ 彡※※※※ミ 旦 正直、また登場してスマンカッタ
618 :
風水先生1 :02/02/14 12:13 ID:CRUZp2Zq
「はあ・・・・。」 ウヨ君はため息をついています。 「どうして毎度毎度あのカンコやチューゴは・・・。アサヒもシャミンも・・。」 いつもながらのニホンちゃんいじめに、ウヨ君いいかげんうんざりぎみです。 「なんとかならないものかなあ・・・・。」 「あ、こんにちは、ウヨ君」 そこにはずむような声。 「あ、タイワンさん。」 どきりとするウヨ君。 「どうしたの、元気ないけれど・・・。」 「カンコとチューゴの件で、うんざりしていたんです・・・・。」 「ああ・・・・。」 チューゴの名を聞いてタイワンちゃんも頭をかかえてしまいました。 「あたしもうんざりだなあ、チューゴは・・・。」 「あ、ウヨにタイワンちゃん、こんにちは。どうしたの、二人とも?」 そこにニホンちゃん登場。 「あ、いや、なんでも・・・ちょっとした悩み事で・・・。」 「そう?・・・・あ、そうだ!いい占いの先生知っているんだけれど、どうかな?」 「占い?」 「最近流行の風水占いなんだって。あ、タイワンちゃんの方がくわしいかな?」 「風水、ねえ・・・。」
619 :
風水先生2 :02/02/14 12:38 ID:CRUZp2Zq
「ようこそ、Mr.コヴァの風水占いへ。」 ニホンちゃんに案内され、ウヨ君とタイワンちゃんは占いの館へとはいりました。 一見眼鏡をかけた知的なハンサムボーイな人です。 「用件は、何かな?」 「実は・・・、あ、姉さんは、席をはずしてくれないかな?」 「そう?じゃあ、外で待ってるね。」 ニホンちゃんが出て行くと、ウヨ君とタイワンちゃんは低い声で言いました。 「実は、近所に住むカンコ家とチューゴ家との事なんですが・・・。」 「両方とも逝ってヨシ!」 Mr.コヴァ、いきなり豹変して、眉間に皺たて、口から火を吐き、まくし立てました。 ・・・・以下、長くなるので中略シマス。・・・・ 一通りカンコ家とチューゴ家に対する罵詈憎言をぶっ放した後、Mr.コヴァはおもむろにいいました。 「カンコ家はチューゴ家の配下になるのはまだしも、実はチューゴ家がニホン家をとてもおそれているからなんだよ。 もう、何十年も前から、ね。そう、ニッテイじいさんの時代よりもはるか昔から。」 「ええ?」 「それは、地球村自身の風水の宿命でもあるからさ。」 Mr.コヴァは地球村の地図を広げました。 「ニホン家は東、チューゴ家は中より、ユーロ町は西、アジア町は南東から南、ロシアノビッチ家は北。 これらを風水で見るとね、こういう形になるんだよ。」 Mr.コヴァは地図の上に、色付の動物マスコットを置きました。 「東のニホン家は青い龍。五行で木を表す。 南のタイワンさんのアジア町は赤い鳥こと朱雀。火を表す。 中よりのチューゴ家は黄色の馬こと麒麟。土を表す。 西のユーロ町は・・・。」 「白猫か・・・。」 「白虎だよ。金を表す。」 「で、北のロシアノビッチが黒いドン亀か。あいつに似合いだな。」 「玄武だ。水を表す。」 「あ!五行の相生相剋か!」 タイワンちゃんが叫びました。
620 :
名無しさん@1周年 :02/02/14 12:56 ID:Zez6sVwb
>>619 ♪舞い上がれ朱雀 ミラクル・ラー♪
「ふしぎ遊戯」
621 :
風水先生3 :02/02/14 13:09 ID:CRUZp2Zq
Mr.コヴァはニヤリとした。 「さすがタイワンさん、よく知ってるね。そうなると、後はわかるだろう。」 「どういうこと?」 タイワンちゃんが説明しました。 「風水、元は古来中国で出来た占い。連山なる占いがルーツと思われ。 地球村の大地の気の流れを、五行『木・火・土・金・水』に分け、 その相性関係から時代や人物関係を予測する。 ニホンちゃんやウヨ君の属性は木の気。 わたし、タイワンの属性は火の気。チューゴ家の属性は土の気。 風水の相生相剋では『木生火』『火生土』『木剋土』で、 木から火が生まれ、火から土が生まれる一方、木が優位で土が劣位。 属性的な相性から、ニホン家はチューゴ家をつぶす事が出来ると言うわけね。」 「その通り。タイワンさんの家やアジア町がニホン家によって形作られたのも 実は『木生火』の相生関係の宿命のおかげなんだ。」 「ううむ・・・・・。」 ウヨ君腕組みながらも、顔がほころんでいます。 「これらから未来を占うならば、『木剋土』の宿命からやがてニホン家はチューゴ家をつぶし、 その後、『火生土』の宿命からタイワンさんたちアジア町が新しいチューゴ家を作る事になるかな。」 「う、うふふふふふふふ・・・・・・。」 タイワンちゃん、うつむきながらも笑いがとまりません。 Mr.コヴァはその二人を見ながらも、ふっとためいきをつきました。 「・・・・カンコ家やチューゴ家に対しては優位だけど、ユーロ町相手では、ね・・・。」 「え?」 「それはアメリー家やユーロ家は金の気で、『金剋木』『火剋金』で、ニホン家はユーロ家やアメリー家に対し属性的に劣位にあるからね。 タイワンさんたちアジア町はユーロ家より属性優位にあるけれど、家の勢いが足りないからね・・・。」 「う、うううう・・・・・。」 ウヨ君はアメリー君を、タイワンちゃんはアーリアちゃんを思い浮かべて気が重くなりました。
622 :
風水先生4 :02/02/14 13:27 ID:CRUZp2Zq
「ちなみにロシアノビッチ家は水の気だから、『金生水』『水生木』『水剋火』『土剋水』で、 ユーロ家と相性がいいんだけど、実はニホン家とも相性がいいはずなんだな、これが。」 タイワンちゃんやチューゴ家とは相性悪いけど。」 「うう・・・、アメリーにはこれから先も頭あがらないのか・・・。」 「アーリアとは宿命の敵だったのね・・・。」 二人とも聞いてません。 「・・・・どうもありがとうございました。」 「まあ、また来てね。あ、小学生だから、特別に見料は只にしてあげるよ。」 二人は占いの館から出てきました。 「あ、どうだった、二人とも?」 外で待っていたニホンちゃんが聞いてきました。二人ともニホンちゃんの顔を見て、ようやく顔をほころばせました。 「・・・よかったよ。ねえ、タイワンさん。」 「あ、そ、そうね。力づけられたわ。ありがとう、ニホンちゃん。」 二人は顔を見合わせて、笑いました。 「元気になってよかった。」 ニホンちゃんもつられて笑いました。尤も、ウヨ君とタイワンちゃんの笑顔はなにやら含み笑いのようでしたけど。 おわり
623 :
風水先生補足 :02/02/14 13:31 ID:CRUZp2Zq
ネタは一応「風水」ネタをユーラシア大陸に当てはめてみました。 Mr.コヴァは風水のMr.コパとゴー宣のよしりん(2chではコヴァと呼ばれてます)から。
624 :
風水先生補足2 :02/02/14 13:38 ID:CRUZp2Zq
>>621 スマソ、ユーロ家ならぬユーロ町でした。
・・・あ、今年の2月末日をもって通貨はユーロに完全統一か。じゃあ、「ユーロ家」でもいいか。
625 :
名無しさん :02/02/14 15:07 ID:PnsqkSTz
Mr.コヴァの風水…… 私がゴーマニズム板できたての頃に創ったネタスレと一緒だ……
>>615 笑い過ぎてお腹痛い…プ板住人だったのですね。
627 :
:02/02/15 00:39 ID:QOMB59oE
>609 十七分割カンコ君ですか。 ―――純白の半島国家は微笑む。 「ウリを殺した責任、とって貰うニダ」 ここに反応する自分に鬱。
「チャンスだよ、カンコ。けどお前、今回はホントに大丈夫なんだろうね?」 「フフフ。おまかせください、チューゴ様(華僑バージョン)。 小生のビルに抜かりはございませんハセヨ。 見事、ニホンにトドメを刺してご覧に入れますです。ハイ。」 「さすがだね、天才だね、男前だね、色男だね。じゃーやーーっておしまい!」 「アイアイサー。今週のびっくりドッキリビル発進! ポチっとな。」 (ウリもおだてりゃ木に登る、マンセーッ!) 「タワァ、タワァ、タワァ、タワァ、タワァ、タワァ・・・」
631 :
名無しさん :02/02/15 11:07 ID:SCENHHFg
それネタスレでは?
632 :
:02/02/16 00:58 ID:NY3WrICl
確かに、ニホンちゃんでやる必要は全くないね・・・・。
633 :
:02/02/16 02:35 ID:xZk296iT
まあ、この人は空気が読めない人なので仕方がないでしょう(w 顔文字をやめたところだけは評価してあげますが
634 :
ななし :02/02/16 05:14 ID:Pg6mCofd
私怨粘着うぜえ。よそでやれっつうの。
「雨宿り」 静かな午後でした。日差しはどこまでも柔らかく、時折吹き渡る風は、冷たさの中にも、微かな温かみを含 んでいます。もうすぐ、気の早い花が、その可憐さを競い合うことになるでしょう。春は、ゆっくりと、だけど着 実に近づいてきている、そう感じさせてくれる―――今日は、そんな一日。 川沿いの並木道を、一人の女の子が歩いています。整った、繊細な顔立ち。腰まで届く、さらさらの黒髪。 そして、なにより特徴的な、純白のアオザイ――そう、ベトナちゃんです。 しかし、彼女の纏う雰囲気は、同級生の少女達とは、ちょっとだけ違うものでした。よく言えば大人びてい て、悪く言えば―――冷たい印象を、人に抱かせます。でも、それも致し方ないかもしれません。 ベトナ家は、以前、アメリー家とは犬猿の仲でした。アメリー家との間に起こった大喧嘩で、彼女の家は、 滅茶苦茶にされてしまったのです。ベトナちゃん自身も、アメリー家の尻馬に乗ったカンコ君に怪我を負わさ れ、その傷跡は未だに残っています。 喧嘩が終わって、もう随分経ちます。アメリー家とも、和解を果たしました。カンコ家は、随分と適当な謝罪 を寄越しただけですが、ことさら責め立てるつもりは、彼女にはありません。 しかし、幼いころに経験した凄惨な喧嘩――ベトナ家に吹き荒れた暴力の嵐、そして、尊敬する人だった タイゾーとの別れは、彼女のこころに深刻な傷跡を残してしまいました。結果として、彼女は、表情の変化に 乏しい、無口な少女になってしまったのです。
つづき 無表情のまま、ベトナちゃんは歩を進めます。……と、不意に、その足が止まりました。道の先に、子犬が 座り込んでいます。ベトナちゃんを見上げて、可愛らしく尻尾を振っていました。 ベトナちゃんの口元が、微かにほころびます。たったそれだけで、彼女の周りに漂っていた冷たい空気は 影を潜め、少女らしい柔らかな雰囲気がそれに取って代わりました。ベトナちゃんは、かがみ込むと、子犬に そっと手を差しのべました。 「………おいで」 クリスタルガラスを打ち合わせたような、綺麗に澄んだ声。それを聞いた子犬が、嬉しそうに駆け寄ってき ます。ベトナちゃんのほっそりとした手が、子犬の頭を撫でると、満足げに目を瞑った子犬は、甘えた声を漏 らしました。 もう一度、柔らかく微笑んだベトナちゃんは、肩から下げたカメラを構えました。タイゾーさんから貰った、傷 だらけで、旧式のカメラ。けれども、彼女にとっては大事な大事な宝物。 覗き込んだファインダーに、子犬の姿を捉えます。くりくりとした、つぶらな瞳がレンズ越しにベトナちゃんを 見つめました。シャッターを切ろうとしたその瞬間―――突然、ファインダーの中の光景が、暗く陰りました。 驚いて空を振り仰ぐベトナちゃん。上空は、風が強いのでしょうか、灰色の雲がおそろしい勢いで広がって いて、陽光を遮りつつありました。 ――――ぽつん。 アオザイに包まれた肩に、雨の先兵が降りかかってきました。空から舞い降りてくる水滴は、あっという間 にその数を増し、密度を高めてゆきます。
つづき 「―――っ」 ベトナちゃんは、子犬を抱きかかえると、一本の木の幹に身を寄せました。かなり濡れてしまいましたが、 青々と茂った常緑樹の葉のおかげで、なんとか一息つけそうです。と、そのとき。 「きゃあ、きゃあ、きゃあ、きゃあ!」 慌てたような叫び声とともに、小柄な影が、ベトナちゃんのそばに滑り込んできました。 「………ニホン、ちゃん?」 「あ、ベトナちゃん。……こんにちは」 「…こんにちは」 賑やかに登場してきたのは、ニホンちゃんでした。おおきなスポーツバッグを頭上に掲げて、水滴から身を 守っています。 「ベトナちゃんも、雨宿り?」 「………うん」 「あーあ、折り畳みの傘、用意しておけばよかった。………凄い雨だね」 二人は、ひっきりなしに大地を叩く雨に、視線を向けました。雲の切れ間から一瞬だけ差し込んだ陽光が、 雨粒を、銀の糸のように輝かせます。 ベトナちゃんは、無言のまま、雨に煙る光景を眺めていました。ニホンちゃんは、バッグからタオルを取り出 して、濡れたところを拭いているようです。 モノクロームに霞む光景を、フィルムに収めてみようか?子犬をニホンちゃんに預けて―――ベトナちゃん がそう考えた瞬間、彼女の頭に、何か柔らかいものが掛けられました。ニホンちゃんのタオルでした。
つづき 「きゃ……」 「あ……ごめんね、驚かせちゃったかな?」 申し訳なさそうな表情のニホンちゃん。ベトナちゃんは、静かにかぶりを振ります。 「ううん……でも…タオルは、いいよ」 「ダメだよ。ベトナちゃんも、結構濡れてるよ。ほっといたら、風邪引いちゃうよ」 そう言うと、ニホンちゃんは、ベトナちゃんの髪を丁寧に拭き始めました。 「に、ニホンちゃん………いいよ、私、自分で拭くから」 「いいのいいの……それより、犬さん、しっかり抱いてあげててね。………ふふ、かわいい子犬。ベトナちゃ んの飼い犬なの?」 「ううん……さっき、会ったばかり」 「そうなんだ。………初めまして、よろしくね」 ニホンちゃんの挨拶に、元気良く返事する子犬。それに気をよくしたニホンちゃんは、にこにこと笑顔を浮か べながら、タオルを持つ手を動かします。 「それにしても、ベトナちゃんの髪の毛って凄く綺麗だよね。羨ましいなぁ」 「………そう?」 「うん!こんなに長いのに、枝毛ひとつ無いし、鏡みたいにつやつやだし。…………はい、おしまい」
つづき 礼を言おうとしたベトナちゃんの肩に、ふわりとタオルが掛けられました。それはまるで、ストールのよう に、彼女の細い肩を包み込みます。予想外のことに、戸惑うベトナちゃん。 「え…。なに………?」 ベトナちゃんは、困惑の視線をニホンちゃんに向けました。……別に寒くはないのに、どうして? 「その……ベトナちゃん……服ね、透けてるよ」 彼女の無言の問いに、言いづらそうに答えるニホンちゃん。そう、白いアオザイは、体に密着するデザイン も災いして、濡れると透けてしまうのです。ベトナちゃんは、そのことを忘れていたのでした。 「あ……………」 ニホンちゃんの指摘に、俯いてしまうベトナちゃん。その顔は真っ赤っかです。その様を見たニホンちゃん は、意外な思いを禁じ得ませんでした。いつもクールなベトナちゃんだから、「……そう」と、素っ気ないリアク ションが返ってくるものと思っていたのです。もじもじと恥じらう姿は、年相応の女の子そのものでした。 「だ、だからね、タオル、貸してあげる。羽織っていけば、見えないから」 「……………ありがとう、ニホンちゃん」 そう言って顔を上げ、にっこりと微笑むベトナちゃん。初めて見せた満面の笑みは、同姓のニホンちゃんす らどぎまぎさせるほど、輝いた、そして美しいものでした。
つづき 雨足が、だんだん弱くなってきました。木の葉を叩く雨のドラムロールが、少しづつ疎らになっていき―― やがて、完全に途絶えます。雨雲は去り、再び差し込んできた陽光に照らされて、墨色に沈んでいた町並 が、本来の色彩を取り戻します。 「……雨、やんだね」 「うん………」 二人は、木の下から離れました。あちこちに水たまりの残る道にもどります。 振り仰ぐと、雨に洗われて水晶のように透き通った空が、どこまでも続いています。 「ベトナちゃん…見て。虹!」 ニホンちゃんの声が弾みます。振り返ると、おおきな虹が、ふたりを見下ろしていました。 「きれいだね………」 「………うん…………」 写真を撮ろうか、と、ベトナちゃんは思いましたが、すぐにその考えをうち消しました。この虹は、フィルムよ りも、自分の想い出の中に焼き付けた方がいい―――そんな気がしたからです。 ベトナちゃんとニホンちゃんは、無言のまま、つかの間の自然の芸術に見入るのでした。
つづき 虹は、ゆっくりと薄れて、宙に溶け込んでゆきました。入れ替わるように、西の空が、茜色に染まってゆき ます。 「そろそろ、わたし帰るね。また、明日ね」 「うん。……タオル、貸してくれてありがとう。明日、持っていくね」 「いいよ、いつでも。………それじゃ、ばいばい、ベトナちゃん」 「ばいばい……ニホンちゃん」 ニホンちゃんが、家路につきました。ベトナちゃんに背を向けて、並木道を歩いていきます。ベトナちゃん は、それをじっと見送っていました。………と、ニホンちゃんが振り返りました。「ばいばーい!」と叫びなが ら、大きく手を振ってきます。そんな彼女に、ベトナちゃんは、胸元で小さく手を振り替えすのでした。 「………おまえ、どうする?私についてくる?」 傍らの子犬に問いかけるベトナちゃん。子犬は、「もちろん!」とでも言いたげに、元気良く鳴きました。 「………そう、じゃあ、ついておいで」 肩のタオルが、風に飛ばされないように手で押さえながら、ベトナちゃんは家へと足を向けました。その後 を、子犬がちょこちょことついて行きます。 一人と一匹は、長い影を後に残しながら、夕焼け空の下を歩いてゆくのでした。 静かな午後でした。日差しはどこまでも柔らかく、時折吹き渡る風は、冷たさの中にも、微かな温かみを含 んでいます。もうすぐ、気の早い花が、その可憐さを競い合うことになるでしょう。春は、ゆっくりと、だけど着 実に近づいてきている、そう感じさせてくれる―――今日は、そんな一日。 おしまい
642 :
三毛 ◆wPntKTsQ :02/02/16 05:27 ID:WM96ur/e
あっ、三毛氏に言霊が降りてるし、 お疲れ、イイ!!。
644 :
空箱 :02/02/16 06:16 ID:i4xRNQUb
うあ、久しぶりに書いたらびっくりするぐらい三毛さんのと被ってしまった・・・ どうしよう。貼ってもいいですか?(泣
三毛さん、お疲れさまでした。 綾波チックなベトナちゃんは萌えますね〜。 俺も見習わないと
>>643 ,
>>645 なはは、結局書いちゃいました。ジーク・アオザイ!←バカ
>>644 空箱さん、お気になさらずにばんばん貼ってください!
………つか、読みたいっす、私。
647 :
空箱 :02/02/16 08:37 ID:i4xRNQUb
はわぁ、三毛さん恐縮です・・・全然こちらの方が拙いのですが、 なんか書こうとした物が凄く似てるような気がしまして、ハハハヒィ。 覚悟を決めて一切手を入れず貼ります。どうか笑って流してくださいまし。
648 :
空箱 :02/02/16 08:40 ID:i4xRNQUb
日ノ本家とフィンラン家。 遠く離れたこの両家ですが、ニッテイさんの頃から意外と交流があったりします。 これはニホンちゃんが初めてフィンランちゃんのお家に行った時のお話です。 きゅっきゅっと新雪を踏みしめながら、真っ青な空の下を仲良く歩いて来た二人。 ニホンちゃんとフィンランちゃんです。 「はい、ここが私のお家です」 フィンランちゃんがくるりとこちらを向きました。 一面の銀世界。白いお化粧をした森の木々。湖のほとりに立つ古風なログハウス。 「すごーい、素敵なお家だよぉ」 ニホンちゃんは寒さも忘れてくるくる廻りながら別世界を堪能しています。 「寒かったでしょう?すぐ暖炉に火を入れるね」 フィンランちゃんがログハウスのドアを開けると、突然小さな女の子が飛び出してきました。 「スオミおねぇちゃん!」 「きゃあっ!」 フィンランちゃん、いきなり飛びつかれて雪の上にひっくり返ってしまいます。 「カレリヤちゃん?」 馬乗りの女の子を見上げて、フィンランちゃんは目を丸くしました。
649 :
空箱 :02/02/16 08:41 ID:i4xRNQUb
フィンランちゃんのお話では、カレリヤちゃんはお隣のロシアノビッチ君の妹で、 よく遊びにくるらしいのです。 「おにいちゃん全然遊んでくれないの。だからスオミおねぇちゃん遊んでくれなきゃヤダ!」 「うーん、でも今日はお客さんが来てるの。だから、ね・・・?」 フィンランちゃんは眉根を寄せてすっかり弱り顔です。 ニホンちゃんはちょっと考えると、足元の雪を固めて雪球を作りました。 「よーし、カレリヤちゃん、お姉ちゃんと勝負しようか?」 それを見たカレリヤちゃん。むずがっていたのが嘘のようににこーっと笑います。 「やるやる!絶対負けないもん!」 フィンランちゃん、カレリヤちゃんチーム対ニホンちゃんの雪合戦の始まりです。 雪球に合わせるように悲鳴と歓声が飛び交い、三人の吐く白い息が青空に溶けて行きます。 「ひゃあっ、つめたーい!」 「ヒュバー!」 雪が背中に入ったニホンちゃんが慌てていると、茶色い大きなものにぶつかってしまいました。 「いたた、なんでこんな所に熊の置物が?」 「誰がだよ」 それはちょっとふてくされたロシアノビッチくんでした。
650 :
空箱 :02/02/16 08:41 ID:i4xRNQUb
ロシアノビッチ君を見たカレリヤちゃん。すぐにフィンランちゃんの後ろに隠れます。 「カレリヤ、もうすぐ日が暮れる。帰るぞ」 「ヤダモン!まだ遊ぶんだから!」 カレリヤちゃんはフィンランちゃんを引っ張っていってしまいます。 「まったく・・・」 ぶつくさ言いながら、それでもロシアノビッチ君は待つつもりのようです。 「あれ、今日はシラフなんだね」 「い、妹達の前では俺が酒飲んでる事、言うなよ!」 狼狽するロシアノビッチ君。たくさんいる妹さんの前では流石にお酒は控えてるようです。 ちょっとだけ見直したニホンちゃんでした。 「可愛い妹さんだね。遊んであげないと可愛そうだよ?」 ニホンちゃんの言葉にロシアノビッチ君は首を竦めました。 「スオミの奴、話さなかったのか。カレリヤはな、もともとスオミの妹だったんだ」 「えっ?」 ニホンちゃんは思わぬ話に絶句してしまいます。 「スオミ家は一時うちの家族だったんだよ。ま、無理にそうしてたんだけどな。 レーニンのじーさまが家を建て替えたどさくさに、喧嘩別れして独立したのさ。 で、スターリンじーさんの時、強引に家に連れ戻そうとして、また大喧嘩だ。 じーさん散々酷い目に合わされてな、腹いせにカレリヤをさらって来た。 その後も色々あったが結局、今は俺の妹だ」
651 :
空箱 :02/02/16 08:42 ID:i4xRNQUb
「そんなこと、フィンランちゃん一言も・・・」 仲良く遊んでいる二人を見ていて、ニホンちゃんはとても悲しくなりました。 「もうちょっとだけ、待ってあげようよ」 「・・・ああ」 冬の長い長い夜が、もうすぐそこまで来ていました。 遊びつかれて眠ってしまったカレリヤちゃんを負ぶって、ロシアノビッチ君は帰っていきます。 フィンランちゃんは二人が夕闇に消えるまで静かに見送っていました。 最後まで言葉を交わすことが無かった二人。胸の中で何を思うのでしょう。 「フィンランちゃん・・・」 ニホンちゃんが声を掛けると、フィンランちゃんは笑顔で振り向きます。 「ニホンちゃん。あの子、遊んで貰えてとても喜んでたよ。私からもお礼を言わせてね」 身体も小さくあまり自己主張しないフィンランちゃん。 その気丈な微笑みの奥に光る強さが、ニホンちゃんには眩しく思えました。 夜が静かにやって来ました。 二人はフィンランちゃんのお部屋のベッドで、真っ暗な窓の外を眺めています。 「早く夏が来ないかな・・・」 窓から染み入る冷気の中、まるで独り言のようにフィンランちゃんが口を開きました。 「ここの夏はね、冬の間に凍りついてしまった辛い事、悲しい事を、 沈まない太陽が全部溶かしてくれるの」 フィンランちゃんの真白い肌が、ランプの明かりで琥珀色に染まっています。 同い年とは思えない大人びた表情が、少し哀しいニホンちゃんでした。
652 :
空箱 :02/02/16 08:43 ID:i4xRNQUb
「あっ!」 ふと外に目をやったニホンちゃん、急いで両開きの窓を開け放ちました。 オーロラです。淡いグリーンのベールが、空一面で揺らめきながら二人を見下ろしています。 「綺麗・・・私、初めて見たよ・・・」 身を乗り出して見とれていたニホンちゃんでしたが、あまりの寒さに大きなくしゃみを一つ。 すると、背中にふわりと毛布が掛けられました。 「あ、ごめんね。フィンランちゃんも寒いよね」 窓を閉めようとすると、フィンランちゃんは小さく頭を振りました。 二人で毛布にくるまりながら、しばし無言で空を眺める二人。 「冬は寒くて辛いけど、こんなに綺麗な景色も見られるんだよね。だから、だからね・・・」 励ますつもりが言い淀んでしまったニホンちゃん。上手く言葉に出来ません。 フィンランちゃんは黙って頷くと、ただ優しい微笑みを返してくれるのでした。 おしまい
653 :
三谷博 :02/02/16 09:06 ID:RT7t3dBh
>642・652 美しい・・・。爆笑モノも良いですが、こういったものも素晴らしい。
654 :
空箱 :02/02/16 09:18 ID:fg0Lidhi
>>654 うをを、ソース付き……。
拙いなんて、とんでもないっす。空き箱さんの話って、しんみりするのが多くて印象的です。
私があの話書いた動機なんて、「濡れたアオザイに恥じらうベトナちゃん」を書きたい……。
結局、浪漫回路暴走させただけですからねぇ(爆
………はい、反省しております。若気の至りと思って、なま暖かく放置してください>ALL
>>655 いやーん、名前間違ってる!
空箱さん、大変失礼をいたしました。ごめんなさい!
カイセンキッテクビツッテシノウ……。
657 :
空箱 :02/02/16 12:38 ID:fg0Lidhi
勿体無いお言葉・・・ 三毛さん、三谷さんも、ありがとうござんす。 三毛さんの幅広い芸風が羨ましいです。笑えるのって才能要りますもんねぇ。 あと名前間違ったぐらいで逝かないでくださいな。 次回作楽しみにしておりますのではい。 それとこっぱーさん。データベースの方うまくいくことお祈りしております。 意見の一つも出せませんが、応援しておりますので。 長々と私信失礼でした。ではでは・・・
658 :
大洞商会 :02/02/16 13:04 ID:xN3Cqnpl
「黒い壁」 ニホンちゃん達はエジプト君の家に遊びにいきました。 エジプト君はニホンちゃん達に庭にある、色々な物を説明してくれます。 みんなは驚きと驚嘆の眼差しでそれを見つめています。 ふとニホンちゃんが眼をそらし、エジプト君の家を見ると ニホンちゃん (あれ、エジプト君の家の壁って黒かったんだ、いままで気が付かなかった でも、何かへん、でも何が変なんだろう・ ・ ・) ニホンちゃんは疑問におもい真っ黒い壁に手を触れようとしたその時です! ぶわ ニホンちゃん 「 ひー 」 その一方、庭にあるものを一通り説明し終えたエジプト君が エジプト君 「庭の説明はこれくらいにして今度は家の中にある、宝物の類いを見せてあげる」 トル子ちゃん 「ほんとに、楽しみだな〜ねえニホンちゃん、あれニホンちゃん」 トル子ちゃんが辺りを見渡すと真っ白い壁の前で何故か固まっています トル子 「あっこんな所にいた、エジプト君が今度は宝物を見せてくれるんだって」 ニホンちゃん 「い い い い」 エジプト君 「トル子ちゃんニホンちゃん、はやくきなよ」 トル子 「あー待って、ほらニホンちゃん早く行きましょ」 ニホンちゃんは固まったままトル子ちゃんに引きずられて行きます ニホンちゃん 「いや〜」 解説 某教授が始めてエジプトに行ったとき、まず驚いたのはピラミッドではなく ハエの多さだそうです。白い壁が黒く見えるほどだったとか。
659 :
三谷博 :02/02/16 16:12 ID:SMvMPNIt
「その時動かなかった歴史」 ・・・さん、ニホンさん!ちょっと、起きて下さいな!!」 誰かに体を揺り動かされてニホンちゃんが目を開けた時、目の前に居たのはウヨ君 でもお母さんでもありませんでした。 「あれ、アイルちゃん。どうしたのよ。それにリベリア君まで。」 下級生の子達が、不安と期待の入り混じった目で彼女を見つめていました。 「どうしたの、じゃ御座いませんわよ。あなただけが私ども弱小家にとって頼みの 綱なのですからね、しっかりなさって頂かないと。」 いつもと違い、アイルちゃんの言葉使いは丁寧なものでした。というよりも 「アイルちゃんじゃないみたい・・・。それにここは何処。」 小奇麗な会場には見慣れた、でも少し違う様な皆の顔が見られました。頂上会議の 様な雰囲気ですが、それにしては人数が多すぎる様です。 と、聞き慣れている様で少し低い声が聞こえて来ました。 「ニホンさんには何か御提案が御ありだそうですね。」「どの様なものでしょうか。」 振り向いてみると、エリザベスちゃんにフランソワ−ズちゃん・・いいえ、良く似 ている男の子二人が値踏みでもしているかの様な目で見ていました。
660 :
三谷博 :02/02/16 16:23 ID:SMvMPNIt
「(提案って、何の事かしら。それにここはどこでこの人達は一体・・。)」 その時混乱していた彼女の口から、勝手に言葉が紡ぎ出されて来ました。 「私は今回の会合で、家格差別を撤廃したいと思います。」 うおっーーっ、とどよめきが起こりました。ニホンちゃんの後ろからは嬉しさを、 前からは反発を感じさせるどよめきが。 「それは認められ無いね。」 喧騒の中、突然この言葉だけが響き渡りました。 「ウィルソンさん、何故ですか。」ニホンちゃんの口から、また意思とは関係無く 言葉が飛び出していました。 顔も相手を睨み付けています。たじろぐウィルソン氏。 「そこまで仰るのなら仕方がありませんな。票決と参りましょう。」 いつのまにかエリザベス君(としておきましょう)が含み笑いをして立っていました。
661 :
三谷博 :02/02/16 16:33 ID:SMvMPNIt
どんどん進められる会議。しかしニホンちゃん陣営には多くの賛同者がいました。 「(思っていたよりも指示が得られそうだわ。でも、思っていた事って何の事。)」 いよいよ開票です。 「開票の結果、家格差別撤廃案が必要票を上回りました。」 その声にわっとわくニホン陣営。 「しかし、ウィルソン氏らによる『こういった重要な問題は全会一致で無ければな らない』という貴重かつ重要な御意見により、可決は見送られました。」 シン・・・と鎮まりかえった会場に罵声が、怒りの声が響き渡りました。 「冗談じゃない、何でアメリー家やエリザベス家ばかりが!!」 物も言えず立ち去るニホンちゃん。目に浮かんでいたのは、怒り・哀しさ・虚しさ。 そして、それ以上の感情でした。 「アメリー家もエリザベス家も・・・いいえ、鬼畜米英の奴らに思い知らせてやる。」
662 :
三谷博 :02/02/16 16:41 ID:SMvMPNIt
・・・さん、姉さんってば。起きてくれよ。」 今度は聞き慣れた声がして、目を開けると見慣れた顔がありました。 「おはよう、ウヨ。」 「夜遅くまで松岡おじさんの本を読んでた性だよ。今日はおじいちゃんの命日なん だから、早く着替えて降りて来てよ。」 そういって、ウヨ君は部屋を出て行きました。 目をこすり、頭を整理しようとするニホンちゃんの目には、何故か涙が浮かんでい ました。 むかしこっぷり、どじょうのめ。 教訓 今回は個人個人が考えましょう。大切な事です。
663 :
三谷博 :02/02/16 16:48 ID:SMvMPNIt
久方振りに投稿、あるいは登校させて頂きました、三谷で御座います。 元ネタは先日NHKの「その時歴史が動いた」でもやっておりましたが、戦前に日 本が提案して小国家群に指示された「人種差別撤廃案」が大国のエゴで否決に追い 込まれたというものです。 松岡代表の国際連盟脱退は普通単なる頑迷さによって引き起こされたかの様に思わ れていますが、こういった経緯を見てみるとなるべくしてなった様な気もします。
◆それぞれの革命◆ 1 ニホンちゃんたちは、放課後ニホンちゃんの家に集まって、みんなでトランプをしていました。 メンバーにはニホンちゃん、フランソワーズちゃん、エリザベスちゃん、ロシアノビッチ君、アメリー君、 ベトナちゃん、チューゴ君、そしてカンコ君が参加していました。 「やったー、今度はウリが大富豪ニダ。これからウリは今までの分をたっぷり取り返してやるニダ。」 いままでずっと負けっ放しだったカンコ君ですが、前回はいいカードが来たため、ついに大富豪となったのです。 カンコ君はおおいばりです。 「さぁて、大貧民はフランソーワーズだったニダか、すぐにウリに貢ぎ物のカードを出すニダ。」 胸を張って鼻息も荒くあたりを見回します。皆はそれぞれ自分のカードをそろえています。 きれいに整った眉を寄せてカードをそろえていたフランソワーズちゃんが小さく声を上げました。 「あら」
◆それぞれの革命◆ 2 「どうしたニダ、早くカードを差し出すニダ」猛烈な勢いでカンコ君が迫ります。 「あらあら、せっかちだこと。」フランソワーズちゃんはくすりと笑いました。 「でも、私の手元には2が4枚ありましてよ」 ぱさり、と4枚のカードが開かれました。 「革命、ですわ」フランソワーズちゃんはあでやかに宣言します。 「ア・ア・アイゴーッ、ウ・ウリの大富豪が、ヤンパンの地位がぁああっ、ムキーーーーッ」 ごす、という鈍い音がしました。ロシアノビッチ君が、持っていたウォトカの瓶で軽くなぜた…少なく とも本人はそのつもりだったのですが、カンコ君は目を回してしまいました。 「レディに手ぇあげるもんじゃねぇよ。それに革命ってのは世の中の進歩に必要なもんだ。」 「あら、いいことをおっしゃいますわね」図らずも助けられた格好のフランソワーズちゃんは、にっこり 笑いました。「ええ、革命あってこその進歩ですわ」 「おぅ、おめぇいいこと言うじゃねぇか。」ロシアノビッチ君は、うれしそうに笑いました。 「うちもきっちりやったからなぁ、ロマノフのじーさんとなぁ。」 「うふふ、市民社会には革命は必要ですものね。ねぇ、リズ(エリザベスの愛称)、あなたも そう思うでしょう?」
◆それぞれの革命◆ 3 「ああら、ギロチンや僭称皇帝が出ることが必要なのかしら、私にはそんなことは わかりませんわ。」エリザベスは冷たい口調で言い放ちました。 「なんですってぇ」フランソワーズちゃんにとっては、革命は誇りなのです。 「ああら、気に障られたら失礼。ワーテルローとかありましたものねぇ」 「なにをおっしゃるの、それなら…」 また、ふたりがけんかを始めそうになったのを見て、あわててアメリー君が割って入りました。 ほうっておくと、このふたりはいつまででもけんかをやめません。しまいには、エリザベスちゃん の家の前がぬかるんでいるとか、カエル食いとかといった低レベルののしりあいとなって、ふたりが 疲れ果てるまで(聞いている人はその前に疲れ果てます)続くのです。 「ふたりとも、やめろよ。そんなことでけんかなんかするもんじゃない」 「あら、アメリー君、そういえばあなたの家がリズの家から独立したときのことは、たしか革命と 呼ばれていなくって?」 「ああ、そうだけど…」さらに不機嫌そうな黒雲をエリザベスちゃんがもくもくと吹き上げるのを見て、 アメリー君は口ごもりました。 「えーと、で、でも。」アメリー君はもう冷や汗をかいています。「近代社会を開いた産業革命は エリザベスのところからじゃなかったかい?」 「あ、あら。そうでしたわね」エリザベスちゃんは、ちょっと機嫌を直したようです。
◆それぞれの革命◆ 4 「そういえば、アジア町ではどうなんだい?」 「あ、あたしの家では…」 ベトナちゃんがいいかけると、フランソワーズちゃんの機嫌がとたんに悪くなりました。 できればその辺の話はパスしたかったアメリー君はチューゴ君に振りました。 「そういえば、チューゴ家はどうだい?」 「うちアルか、うちは、革命の本家といってもいいアル。」チューゴ君はあっさり言いました。 「文字の記録がはっきりしていないころからあるアル。」 革命は近代の発明と考えていたユーロ町の皆は目を見張りました。 チューゴ君はカンコ君をゆさぶって起こします。「ほれ、カンコ、いつまで寝てるアルか。 うちの偉大な話を聞かせてやるから、とっとと起きてありがたく聞くアル。」 「最初の革命は周の時代アル。易姓革命と呼ばれているある。太公望という先祖が 大活躍した時代アル」 「思えばうちは革命の連続というべき歴史アル。わがチューゴ家は何度も革命を行って、 いまの世界につながっているアル。」 「ふぅん、でもそれは近代革命とは…」いいかけたフランソワーズちゃんでしたが、 ロシアノビッチ君が「ニホンちゃんよぉ、あんたんとこはどうなんでぇ」と大声で聞いたので、 幸いにもチューゴ君の耳には入りませんでした。
◆それぞれの革命◆ 5 「えぇと、うちは革命っていうものは…」 「ほぉら、ニホンのところにはそんなことがあるわけがないニダ! ニホンみたいな猿島に そんなことがあるわけないニダ、遅れているニダ!」 ひとしきりわめいたカンコ君でしたが、ロシアノビッチ君が「うるせぇ、俺が聞いてるんだ、 てめぇは黙ってろ」と一喝して口をふさいだので、カンコ君はモゴモゴしか言えなくなりました。 「ほれ、続けてや」ロシアノビッチ君は、女性には紳士的です。 「でも、うちは革命は」いいかけると、ロシアノビッチ君の手の下でカンコ君がなにやらモゴモゴと くぐもった声を上げます。しかし、ロシアノビッチ君が腕に力を込めたので、カンコ君は静かになりました。 「ニホンちゃん、メイジ維新は革命じゃないのかい?」アメリー君が助け船を出します。 「あ、そっか…。そういえばそうかも。」 ニホンちゃんはにっこり笑いました。 「でもね、そうしたら、あれはすっごく素敵な革命なのよ。」 「ああら、革命なんて血と粛正ではありませんこと?」フランソワーズちゃんとのけんかの 影響か、エリザベスちゃんはいつになく辛辣です。
◆それぞれの革命◆ 6 「ううん、ちがうの。うちの先祖はね、タイセイホウカンっていって、エド城を無血開城して、 将軍から帝にゆずったという革命があったの。」 「あら、血を流さないで政権交代したのですの?」フランソワーズちゃんがちょっと びっくりした顔で聞きました。 「うーん、その後にはやっぱりいろいろあったみたいだけど、基本的にはそう。」 「へーえ、そりゃ見直したぜ、ニホンよぉ」ロシアノビッチくんが本当に感心した 様子で言います。「んじゃあ、あとは、と。」 カンコ君はもうモゴモゴするのもやめてすこしぐったりしていましたが、ロシアノビッチ君は 容赦なく引き起こします。 「で、カンコ、てめぇんとこはどうなんだ?」 それを聞いたチューゴ君は薄く笑いを浮かべました。ちょっと嘲笑のように見えた のは気のせいでしょうか。 「ウ、ウリのところは…」カンコ君は珍しくちょっと考えました。「え、えーと、その。」 「どうした、カンコ、早く何か言うアルよ。なければないとはっきり言うアル。」
◆それぞれの革命◆ 7 「ウ・ウリのところでは、3・1…」 「それ、前に聞いたわ」カンコ君をさえぎったのは珍しいことにベトナちゃんでした。 「あんなの革命なんかじゃないわ。」 「な、なんてことを言うニダ、ウリの家はニッテイの厳しい支配に勇猛に抵抗して」 「そう、勇猛だもんね、カンコ君は。」ベトナちゃんが言うと、カンコ君はなぜか口ごもって 反論できませんでした。 「よその支配体制から脱するために、自らの血を流して戦うという革命もあるわ。 でも、カンコ君のところのあれは革命とはいわないの。」 アメリー君はいかにももっともだという顔でうなずきました。それを見たエリザベスちゃんは 眉をひそめ、フランソワーズちゃんはつん、とよそを向いていますが、文句は言いません。 ふっふっふっふっふというチューゴ君の笑い声がひびきます。 「その通りアル、歴史上、ずーっとカンコはうちの手下だったし、革命など起こしたことなどないアル。」 それまで黙っていた、チューゴ君が冷酷にとどめを刺しました。 「カンコ家のことについては、家の方が古い歴史が保存しているアル、そうアルな、カンコ。」 「ウ・ウ・ウリは…ウリは…アイゴォオォォ」カンコ君はニホンちゃんの家を飛び出してしまいました。 どっとはら…ではなくて。もうちょっとだけ続きます。
672 :
100話作者 ◆UMAIu01k :02/02/17 01:37 ID:/SL3EW9H
◆それぞれの革命◆ 8 ニホンちゃんの家を飛び出してきたカンコ君の腕を誰かがつかみました。 「カンコ、ついに革命を受け入れる気になったニダか、ウリはうれしいニダ。」 腕をつかんだのはキッチョム君でした。キッチョム君は底光りする目で、カンコ君の顔を のぞきこみます。 「とうとう革命的チョムチョム思想を受け入れるニダね。ウリの革命思想はロープ際で 相手をダウンさせないように連打をするボクサーのごとき革命的思想ニダよ。」 「ア・ア・」カンコ君は助けを呼ぼうとしました。しかし、いつの間にかキッチョムパパと キッチョムママがカンコ君をがっちり捕まえて、口をふさいでいました。 (ア・アイゴー)カンコ君は声にならない悲鳴をあげました。 それから一週間、カンコ君は行方不明になりました。 そして、家に帰ってきたとき「チョムチョム思想マンセー」と叫んだのをカンコパパにみつかって、 きつい折檻を受ける羽目になったのでした。 ------------ ひさびさの新作です。 雰囲気がちょい古くさい気も(笑)。
673 :
無名之介 :02/02/17 02:44 ID:dB2Xo0sS
>>665 −672
参考文献は、三谷博さんの『明治維新とナショナリズム』・・・だったりする?
>>ロシアノビッチ君が「ニホンちゃんよぉ、あんたんとこはどうなんでぇ」 なんで江戸っ子口調なんだ(w
>>598 下の人などいなぁい!
あ、データベースですがサーバー上で動かせるようになりました。
もう少しデータが入ったら公開します。
いやぁ。最近、また盛り上がって来てますねぇ。どれも素晴らスィーお話です。 特に、三毛さんと空箱さんのお話は、なんて美しいんでしょう。心が洗われるようです。 こういう美しくも萌えるお話を書ける才能には、本当にアコガレちゃいます。 それに比べて私の考えるお話は、そろいもそろって毒にまみれた物ばかり。 今も、事情があって別件で忙しい中、アヤシゲなプロットを練ってるんですが。 カンコ君が出てこないのはもちろん、前回より当社比3倍くらい毒があるわ、 地球町のキャラが出てくる以外は、設定もアナザディメンジョンにぶっ飛んでるわ、 100スレ以上かかりそうだわ、もはや2次創作の領域に入ってるので、 今手がけている用件が終わってから、別の場所で発表してみようかと思ってみたり。
677 :
:02/02/17 05:01 ID:E6q3/2AG
こっぱー君氏と、コバ氏のIDが同じだ・・・・。 まさか・・・・・いやそんなことがあるわけない。偶然に決まっているさ!
誉めあってるのも別にいいんだが過剰すぎるとちょっと恐いよう…
679 :
目次93 :02/02/17 06:00 ID:3tSriAh9
680 :
目次93 :02/02/17 06:00 ID:3tSriAh9
>>678 そーゆー事なら一つ。
地球町で一番Cooooooool!でカッコEのは
俺の!俺の!!俺のアーリアちゃんだァァァァァァ!!!!!!!!!!
貴様ら!文句があるならもっとQ極的に魅力的で優雅で可愛くてカコ(・∀・)イイ!
ニホンちゃんやエリザベスちゃんやフランソワーズちゃんを見せてみろ!
見ーせーてーみーろーーーーーーーーーーーーーー!!!!
できまい! できまい!! できまい!!!
ふははははははははははははははははははははーーーーーーーーーー!
ちょと地に戻ってみましたが、これだと角が立つでショ?
ってうか、どこから突っ込んだらいいのやら… って感じ。
>681 ヤメレ。そのまま「独逸の技術はs・・・」とか言いそうだ。
683 :
三谷博 :02/02/17 09:48 ID:+X23W6eu
>664 ご尊名もお告げになられる事無く教えて頂き、真に有難う御座いました。
685 :
新一年生 :02/02/17 12:05 ID:cJA50muH
みなさん精力的な創作活動ご苦労様です。( ̄^ ̄ゞ 敬礼!! 私も触発されて、駄作を書いてみたのですが… ネタがネタだけに、延々と続きそうなんです。(; ̄ー ̄A アセアセ・・・ 今まで無かった(と思う)国歌ネタなんですが… 一度にアップはアップアップですので<オイ 小出しにさせていただいてよろしいでしょうか? とりあえず、序と幾つか、書いてみました。不評でしたらオチつけてさっさと 終わらせるつもりでとりあえずアップします。 では…ご笑納くださいませ。
686 :
新一年生 :02/02/17 12:06 ID:cJA50muH
世界の国歌の巻・序 ワイワイガヤガヤ・・・ ガラッ・・・ 「ほらほら!席に着きなさ〜い!」 ガタガタガタ・・・ 「きりーつ!礼!着席!」 今日もフラメンコ先生が教室に入ってくると同時に、5年地球組のみんなはお喋りを止めてそそくさと自分の席に戻ります。 新しい朝の始まりです・・・が、おや? フラメンコ先生のご機嫌があまり良くないようですね・・・? 「・・・今日は、全学年合同で体育館で歌の発表です。みんなの家の歌を一人づつみんなの前で発表してください。」 「え〜〜〜!!」 「うお〜〜〜!!」 「はずかしいよ〜!!」 「俺の出番だぜ!!」 みんな口々にワイワイ言い始めます。 「ハイうるさい!さっさと体育館に移動!」 ピシャリと言い放ったフラメンコ先生の一喝でし〜んとなったみんなは、それでも小さくワイワイ言いながら体育館へと移動します。 広い体育館ですが、1年生から6年生まで、人類立地球小学校の全校生徒が集まるといっぱいです。 中にはニホン家のアサヒちゃんやザイちゃん達、アメリー家のラスカちゃんやベガスちゃん達のような子もいますので、300人以上の子供達が集まっているでしょう。 「みなさん!今日は全校生徒が集まっての家の歌発表会です。同じ家に住んでいる子達は家単位でみんなの前で歌を発表してくださいね。それではみなさん、力いっぱい歌ってください。」 コクレン校長先生の挨拶でいよいよ歌の発表会は始まりました。 つづく
687 :
新一年生 :02/02/17 12:09 ID:cJA50muH
世界の国歌の巻・アメリー家
5年地球組の中ではアメリー家が最初に壇に上がります。
さすがのアメリー君もちょっと緊張しながら、ラスカちゃんやベガスちゃんと一緒に背筋をピンと立て、胸に手を当てながら歌います。
「Oh, say can you see〜♪」
※ごめんなさい、MIDIは許可取ってません。
ttp://www.imagesoft.net/midi/united-s.mid アメリー君、歌もなかなか上手です。ラスカちゃんも小さなお口をいっぱいに開けて可愛い声でハーモニー。
ベガスちゃんは・・・おやおや、いつのまにやら白いピアノをどこからか出して伴奏しながら歌ってますよ?
「わ〜〜〜!!!」
パチパチパチ・・・
歌が終わると、みんなから歓声と拍手が沸き起こります。
「ラスカ、恥ずかしかった〜・・・」
「まぁこんなもんだろ。これでまた僕の実力と正義を学校中に知らしめてやったかな。」
「エンターテナーだわ・・・世界のショービズはここから発信されるのよ!」
でも・・・体育館の一角、アラブ組の辺りは何やら白けた雰囲気なのはまぁしょうがないのかな?
688 :
新一年生 :02/02/17 12:11 ID:cJA50muH
世界の国歌の巻・エリザベス家
さて次に登場したのはエリザベス家のエリザベスちゃん、スコット君にアイルちゃん達。あらあら、何やらアイルちゃんは嫌がって壇上に上がろうとしませんね・・・?兄弟喧嘩もまだまだ終わっていないようです・・・が、やっとアイルちゃんもしぶしぶ壇上に上がります。
「God save our gracious Queen〜♪」
ttp://www.imagesoft.net/midi/united-k.mid ※ごめんなさい、MIDIは許可取ってません。
綺麗なソプラノのエリザベスちゃんに、歳のわりに大人びたスコット君のテナーが響いて、いい感じです。
・・・アイルちゃんは口パクなのかな?ほとんど聞こえませんね。
おや、カナディアン君も小さく口ずさんでいたみたいです。誰も気が付きませんでしたが。
「ひゅ〜ひゅ〜!」
パチパチパチ・・・
拍手は充分ですが、エリザベスちゃんは不満のようです。
「当家の恥ですわ!こんな晴れ舞台であのような様を!」
「ふん!」
おやおや、喧嘩はいけませんよ?エリザベスちゃん。
689 :
新一年生 :02/02/17 12:14 ID:cJA50muH
世界の国歌の巻・チューゴ家
どうやらチューゴ家の番のようです。
おや?呼ばれたのにチューゴ君、何やらタイワンちゃんと揉めています。一緒に歌うアル!冗談じゃないわよ!・・・二人とも、
ここまで聞こえてますよ?
どうやらとりあえず諦めたのかチューゴ君、一人で壇上に・・・ああ!お母さんのチベットさんも引っ張り上げています。保護者同伴です。
「起来〜!起来〜!起来〜!♪」
ttp://www.imagesoft.net/midi/china.mid ※ごめんなさい、MIDIは許可取ってません。
いつもはクールなチューゴ君、虚空を見つめて熱唱しています。ちょっと怖いかも。
でも、何気に体育館中の其処ここから小さなハミングが聞こえて来たのは、学校中に華僑を擁するチューゴ君の・・・実力なのかな?
パチパチパチ・・・
「ふぅ〜!義勇軍行進曲はいつ歌ってもいいアルな〜」
前に(抗日)義勇軍と関係無い歌詞にしちゃった事は気にしてないみたいですね。
690 :
新一年生 :02/02/17 12:15 ID:cJA50muH
世界の国歌の巻・フランソワーズ家
お次は誰かな?ああ、フランソワーズちゃんですね。 いつの間に用意したんでしょう、ボロボロのドレスに国旗を持って・・・
後ろからゾロゾロと農民や労働者姿の人達が!?どこから連れて来たの、フランソワーズちゃん?おまけにコルシカちゃんまで
抱え上げてます。コルシカちゃん大暴れですが、民衆(?)の力に押されてますね。
「Aux armes! citoyens, formez vos bataillons〜♪」
ttp://www.imagesoft.net/midi/france.mid ※ごめんなさい、MIDIは許可取ってません。
ああもう大合唱です。ちょっと怖い歌詞を7番まで堂々と・・・今にも決起しそうな勢いですが、もう王室はありませんよ?
隅で聞いているハプスブルグ先生、ちょっと複雑な表情ですね。
パチパチパチ・・・
「市民は今こそ起ち上がれ!自由と平等の名の元に!」
「降〜ろ〜せ〜!!!」
フランソワーズちゃん、すっかりジャンヌ・ダルクにハマってます。コルシカちゃんを忘れないようにね。
691 :
新一年生 :02/02/17 12:16 ID:cJA50muH
世界の国歌の巻・メヒコ家 メヒコ君が壇上に登りましたね。褐色の肌を紅潮させながら、普段はラテンな陽気さが自慢の彼もちょっと真面目な顔。 壇より上に大きな大きな家の旗をなびかせて、その下で歌います。 「Mexicanos, al grito de guerra〜♪」 ttp://www.imagesoft.net/midi/mexico.mid ※ごめんなさい、MIDIは許可取ってません。 ちょっと長めでゆっくりなメロディで、でも独立の闘いを描いた歌詞で、真面目なメヒコ君が歌います。 もしかして、フラメンコ先生の不機嫌の理由はこれなのかな? パチパチパチ・・・ 「グラシアス、グラシアス!じゃあ次はシンコ・デ・マヨの歌、行っていい?」 こらこら、歌好きのメヒコ君はまだ歌い足りないようです。先生達に止められて残念そうに壇を下りて行きます。また今度聞かせてね。
692 :
新一年生 :02/02/17 12:19 ID:cJA50muH
発表会は色んなハプニングが飛び出しながらも順調に(?)進んで行きます。 でも、この辺でちょっと休憩… と、とりあえずこんなところで。 ソースはあったり無かったり…(; ̄ー ̄A わからないとこがあったら注釈入れる様にします。 お目汚しですが、ご静聴、ありがとうございます。(笑)
693 :
名無し :02/02/17 12:28 ID:CRKeldu8
他国の国家を知るいい機会になりました。 MIDIまで用意していただいて、ホントお疲れ様です。 続編期待してます。
雪のお祭りで地球町はちょっとした浮かれよう。 大きな雪像やアトラクションで湖に面した広場は大勢の人で賑わっています。 地球町の子供たちに人気なのはやはりスケートリンクやジャンプ台といった遊び場です。 しかもチョコがもらえるとあっては子供たちは目の色を変えてしまいます。 「はぁ〜」 ニホンちゃんは盛大な溜め息をつきました。 「どうした、ニホン?」 アーリアちゃんがチョコをかじりながら尋ねると、ニホンちゃんは羨ましいそうにアーリアちゃんを見つめました。
「いいなぁ、アーリアちゃんはいっぱいチョコ貰えて」 「ああ、これのことか?」 アーリアちゃんの首に掛かっているのはメダルの形をしたチョコレート。 金や銀の紙で包まれたそれは、アーリアちゃんがこのお祭りで頑張ったしるしです。 「わたしなんかたった2個だけだよ。銀と銅だけ…」 しょぼくれるニホンちゃん。 「落ち込むな、ニホン」 アーリアちゃんはぐずぐずと鼻をならすニホンちゃんの肩に手を掛けました。 「たまたま調子が悪いだけじゃないか」 「うん、でもパパもママも応援してくれたのに…得意のジャンプだってフィンランちゃんの足元にも及ばないし、金チョコなんかひとつもないんだよ」 「ニホンはニホンなりに頑張っている。わたしは、そんなニホンが好きだ」 「でもみんなの期待に応えられないのは…」
アーリアちゃんはニホンちゃんの唇を指で塞ぎました。 「金紙や銀紙で包まれているが中身は同じチョコだろう…と兄が言っていた。だから、そういうことなんだろうと思う。たまたまそれが銀や金だっただけだ。頑張ったことには違いない」 「でも…」 そのとき、スケートリンクで滑っていたカナディアン君が転んでしまいました。 はっと息をのみこむニホンちゃん。 しかし、すぐにカナディアン君は起き上がり、頬を真っ赤にしながらも再び滑りだしました。 「…どうだ、ニホン?」 「…」 それでも黙っているニホンちゃんに、アーリアちゃんは持っていた金チョコを折り、半分をニホンちゃんの口に入れました。 「味は違うか?」 ニホンちゃんは首を振りました。 自分の持っている銀や銅のチョコとまったく同じ味。 「だから、そういうことなんだ」 アーリアちゃんのしたり顔がゲルマッハ君に似ていて、やっぱり兄妹なんだなあと思うニホンちゃんでした。 当のゲルマッハ君はスケートでまた1等になったようです。リンクのほうから歓声が聞こえてきました。
「う〜やったよ!」 スキー板を持ったまま嬉しそうにぴょんぴょんと飛び跳ねるフィンランちゃん。 その胸には冬の弱い日差しにも光輝く金チョコが小躍りしています。 「金チョコの1つや2つではしゃいでんじゃねえ」 ロシアノビッチ君がせせら笑い、胸を反って10個のチョコを見せびらかしましたが、フィンランちゃんは堪えません。 「ふん! ルスキみたいにお金だして金チョコ貰ったんじゃないからいいもん!!」 ロシアノビッチ君はフィンランちゃんの頭を殴りました。 どっとはらい
>694-697 冬季五輪ネタですが、文章力がなくてスマソ。 おまけ 「ついに、ついにやったニダ! 金チョコ!!」 にんまりと笑むカンコ君。 「これでニホンに勝…ゴファ」 雪煙を上げて吹っ飛ばされるカンコ君。 「だからうざいってのバカンコ!」 遊び場の外から眺めているしかないタイワンちゃんは思いっきり不機嫌なのでした。
699 :
弓式 :02/02/17 19:37 ID:H6aCPwd/
「競争」 みんなで昼休みに廊下を掃除しています アメリー「なぁ退屈じゃないか?」 マカロニーノ「それは退屈だけどね」 アメリー「だったらあっちのほうまで競争しないか?」 マカロニーノ「俺はあんまりやりたくないよ汗をかいたら僕の体が汗臭くなってしまうじゃないか!」 アメリー「もちろんただじゃない、この女の子からもらったチョコをかけるんだ」 突然!マカロニーノの目が野獣の目にかわりました! マカロニーノ「それいいな!アーリア、ニホン、ベトナちゃんのチョコが俺のものに、ズュル」 マカロニーノ君よだれを垂らしています。 ちょっと汚いです。 マカロニーノ「はっ!でももらってない奴はどうするんだ?」 アメリー「そんな奴いるのか?フランソワーズとエリザベスが意地になって渡してただろ」 マカロニーノ「それもそうだ!それじゃみんなやろうぜ!?」 オージー・カナディアン「えっやりたくな・・・」 カンコ「ヤルニダよ!」 当然ですが。カンコ君は持ってません、こういう時にだけちゃっかりもらおうとは・・ マカロニーノ「じゃやるか」 オージー・カナディアン「だれもやるっていってな・・・」 マカロニーノ「それじゃあみんな1列にならんだな?よーい・・・」 オージー「だから誰もやるって言ってないだろう!」 マカローニーノ「どん!」 みんな一斉に走っていきます。ちゃっかりカナディアン君も走っていっちゃったようです。 オージー「たくもう俺もやるよ」 でもみんなはもうゴール目前です オージー「あーあもう勝てないじゃないかやってらんないよもう いつもいつもこうだよ俺はなんでもみんな気付かないでやっちゃうんだよ はぁついてないなぁ」 しかしなにやら前でカンコ君が転びました。 そしてカンコ君が足をつかんで・・あああ いくらなんでもそれやっちゃだめでしょうカンコ君 オージー「や、やったーみんな転んでるよいまのうちいまのうち」 その間にオージー君ゴーーーール
700 :
弓式 :02/02/17 19:38 ID:H6aCPwd/
オージー君嬉しそうです笑っています
このオージー君生まれて初めて1位になったんですそりゃ嬉しいんでしょう
オージー「やった勝ったぁ!!」
マカロニーノ「く、くそ何故なんでオージーが・・俺のチョ、チョコがぁぁぁぁ」
マカロニーノ君絶叫しています。
アメリー君も、
アメリー「俺が1位じゃない?そんなことゆるさねぇ!ふざけんなこんなもんできレースだ!カンコ
お前やりやがったな!?」
カンコ「アイゴーーーーーーーー」
オージー「やったやった!今日は存在感だしたぞ。1位も取ったし最高の1日だ!」
そのあと下校時にどっさりチョコを持って帰るオージー君がいたとさ。
カナディアン「また俺だけ忘れられてる・・鬱だ・・寝よう・・」
http://www.abc.net.au/news/2002/02/item20020217151115_1.htm はいスケート勝ちましたね激ワラタです
>>673 いや、これは資料なしです。一応内蔵メモリから引っ張り出したものです。
実は「チョムチョム思想」が書きたかっただけかも。つーか、それにやられてるような>キッチョム君の家
702 :
新一年生 :02/02/18 15:59 ID:ad9OgXqJ
703 :
新一年生 :02/02/18 16:06 ID:ad9OgXqJ
さて、今回から出来る限り日本語訳の歌詞を一番だけフルコーラス入れて行きます。
その方がよくわかるかな、と。
世界の国歌の巻・ロシアノビッチ家
ほのかに漂うアルコールの香り・・・ロシアノビッチ君の登場です。ここを見ている小学生のみんなはお酒を飲んではいけませんよ?
大勢の弟や妹達を引き連れて壇上に上がります。1年生のチェチェ君も、喧嘩はやめてどうやら一緒に上がるようです。
♪ロシア 聖なる 我らが祖国
ロシア 愛しい 我らが国
強力なる意志 大いなる栄光
永久に 祖国の富とならん!
称えよ自由なる 我らが祖国
結ばれし 永久の絆
我らが先祖より 伝えられる知恵
称えよ ロシアの誇りを!♪
ttp://www.imagesoft.net/midi/russia.mid ※ごめんなさい、MIDIは許可取ってません。
どこかで聞いたメロディ・・・そうです、おじいちゃん達の頃の家の歌と同じですね。歌詞だけロシアノビッチ君が新しくしたようです。
小さな弟妹たちの声も重なって、なかなか重みのある歌声です。でも、アメリー君のところほどハーモニーは・・・コホン。
パチパチパチ・・・
「あ〜柄でもねぇ。俺らしくもねぇ。あ〜まったく。」
弟妹たちと席に戻って行くロシアノビッチ君、顔が赤いのはウオトカのせいばかりではないようです。
704 :
新一年生 :02/02/18 16:08 ID:ad9OgXqJ
705 :
新一年生 :02/02/18 16:08 ID:ad9OgXqJ
世界の国歌の巻・ベトナ家
アルコールの匂いに変わったのは・・・清楚な雰囲気。純白のアオザイが揺れて、ベトナちゃんが進み出ます。
壇上に上がったベトナちゃん・・・恥ずかしそうに俯くのでしょ・・・あれ?きっ、と前を見つめて、マイクスタンドを握りしめて・・・?
♪進めベトナム軍団結し、救国のために
彼らが足音や剣野に響く
血染めの旗の下、祖国の勝利のため
銃声が進軍歌にこだまする
敵のしかばねをのり越え、栄光の道へ
困難を打ち破り、共に戦場へ
人民のためわれらは戦う
とどまることなく急げ戦場へ、共に進め、
若きベトナム確固たる未来のために♪
ttp://jasic.hoops.livedoor.com/images/anthem_viet.mid ※ごめんなさい、MIDIは許可取ってません。
包帯を巻いた腕を振り上げ、熱唱します。ベ、ベトナちゃん・・・こんな一面もあったのですね。5年地球組のみんなも、
普段のベトナちゃんとのギャップにあんぐり。
おや?アメリー君は顔を逸らし、カンコ君は下向いちゃいましたね。あらあら。
パチパチ・・・
「拍手・・・少ない・・・」
パチパチパチパチパチパチパチ・・・!
「あり・・・がとう・・・」
・・・・・・・・・・ベトナちゃん・・・・・・・・・・?
706 :
新一年生 :02/02/18 16:09 ID:ad9OgXqJ
世界の国歌の巻・ゲルマッハ家
次はゲルマッハ君、アーリアちゃんが一糸乱れぬ行進で壇上へ。お揃いの服を着たこの双子、普段はクールですけれど、
今日は二人とも顔を紅潮させて気合が入っています。
♪祖国ドイツの統一、 権利、 そして自由
我ら皆、心と手でこの兄妹の目的を追い求めん
統一、 権利、 そして自由こそ幸福の証
栄えよ、この天恵の栄光
栄えよ、 我らが祖国ドイツ♪
ttp://www.imagesoft.net/midi/germany.mid (参考:アーリア家歌・歌声入りwavです。
ttp://www.din.or.jp/~a_ohno/Parts2/gdr.wav )
※ごめんなさい、MIDI、wavは許可取ってません。
ハイドン作曲弦楽四重奏の調べが流れ、お互いの手をしっかり握った二人の歌声が響きます。この歌は二人が別々になる前から
変わらない。ナッチじいさんが使ったからって誰もこの歌を我々から奪えはしない。そんな二人の想いが伝わってくるような一曲でした。
パチパチ・・・
「我々に拍手など要らない。そうだな、アーリア。」
「ああ、兄さん。我らは別れる前から我らだ。この歌はその証。」
顔を見合わせてニッコリ微笑む二人。フランソワーズちゃんの顔色はちょっと悪いようですが。
707 :
新一年生 :02/02/18 16:11 ID:ad9OgXqJ
ドイツの国歌歌詞は日本語が見つからなかったので英語のものを意訳しました。 変なところがあったら謝罪しますが賠償はしません。(笑) とりあえず、第2幕、でした。
708 :
:02/02/18 18:04 ID:SkUbgcCx
新一年生さま 勉強になって面白い、良質なお話ありがとうございます・・・。 ドイツ国歌、メロディが渋くて好きです。歌詞はこんな意味だった んですか。この世界の2人にはぴったりですね。
709 :
三谷博 :02/02/18 18:52 ID:d9dmX7qj
>697 今更ながら。ぶん殴られたフィンランちゃんに可哀想と思いながらも激藁。
710 :
名無し :02/02/19 00:26 ID:2NHuugG7
>>706 ドイツ国歌は(・∀・)イイ!曲だが、個人的には
「ドイッチュラント ドイッチュラント ユーバーアーレス」で始まる一番に萌えてしまう(w
711 :
十八番 :02/02/19 00:57 ID:h0wZhAC6
>>705 ネタでもないのに笑えてしまうなぁ。
ギャップあり過ぎ(藁。
712 :
転載氏 :02/02/19 02:49 ID:C9D4pdje
ニュース議論@2ch掲示板の
そんなにドイツは偉いのか!?
http://kaba.2ch.net/test/read.cgi/news2/1008085724/804 より
1.ドイツ、全てに冠たる、世界に冠たるドイツよ
護らん時は何時なりとも 兄弟の如く結束せん
マース川からメーメル川、エッシュ川からベルト海峡まで
ドイツ、全てに冠たる、世界に冠たるドイツよ
ドイツ、全てに冠たる、世界に冠たるドイツよ
2.ドイツの女、ドイツの誠、ドイツのワインとドイツの歌を
世界に誇るべし それらの古き良き音色が
善行と感動へと 我らの人生を導かん
ドイツの女、ドイツの誠、ドイツのワインとドイツの歌よ
ドイツの女、ドイツの誠、ドイツのワインとドイツの歌よ
3.団結と権利と自由は、祖国ドイツの為にあり!そのために我ら全員、力を尽くさん
心を共に、手を結び、兄弟の如く!団結と権利と自由は幸運の証しなるぞ
栄えあれ、この幸運の輝きよ 栄えあれ、祖国ドイツよ
栄えあれ、この幸運の輝きよ 栄えあれ、祖国ドイツよ
713 :
新一年生 :02/02/19 15:15 ID:yznptSqZ
皆さんありがとうございます。反応があると嬉しいなぁ。意欲も沸いてくるってもんです。(笑) ドイツの国歌は、転載氏が書いた訳はあったんです。でも原文を英語で読むと・・・? その説明がない。転載氏のものはナチス時代のものなのかな?と勝手に推測してました。 チューゴ君の例もありますし。まぁあの兄妹には上のものが良いかな、と。 さて、今日は第3幕です。それでははじまりはじまり・・・
714 :
新一年生 :02/02/19 15:16 ID:yznptSqZ
世界の国歌の巻・タイワン家
さあ、小柄な身体にヘアバンド、けれども拳法の達人。タイワンちゃんの出番です。照れながらも
しっかりとした足取りで壇の上に登ります。チューゴ君は・・・あれあれ、アメリー君に肩を抱かれて、
タイワンちゃんを目だけで追いながらも大人しくしてるようですね。
♪三民主義 我桴鰹@
以建民國 以進大同
咨爾多士 爲民前峰
夙夜匪懈 主義是從 (懈は実際は人偏に解)
矢勤矢勇 必信必忠
一心一徳 貫徹始終♪
ttp://www.copsrus.com/anthems/taiwan.mid ※ごめんなさい、MIDIは許可取ってません。
ニホンちゃんのところにも一時期居候をしてたソンブンさんが作詞なんですね。でも、タイワン家では、
昔ほどちゃんと歌われていないようです。どこかのお家に似てますね・・・?
パチパチパチ・・・
「途中音外しちゃったけど、馬馬虎虎・・・エへへ」
舌をぺろっと出してはにかむタイワンちゃん。大人の人に怒られないようにね。
>歌詞、日本語訳見つからなかったです。(汗)
英語訳ではなんか違うかな、と思い、原文にしてみました。その方がタイワンちゃんぽいと思いまして。
IMEの単漢字辞書で表示される文字を使っています。
※実は私、国歌を調べる今日まで、日本政府が中華民国(台湾)を認めていない事を知りませんでした。(汗)
まあここにはシシローおじさん他もいませんし、それには触れません。でもこれからタイワンちゃんを見る目が
変わりそうです。(笑)
715 :
新一年生 :02/02/19 15:17 ID:yznptSqZ
世界の国歌の巻・カナディアン家
さあ、プログラムによると、次は・・・インドネs
「違うよ!僕の家じゃないか!」
と・・・ごめんね、読み飛ばすところだったよ、カナディアン君。フランソワーズちゃんのところから
離れようとしないケベックちゃんを引っ張りながら、カナディアン君が壇上へ。
「今この瞬間は僕が主人公なんだ!みんな僕n」
♪おお、カナダよ! われらが故郷、われらが祖国!
汝の子すべての中に流れる真の愛国心
輝ける心をもって興隆する祖国を見守らん
真の北国 堅固にして自由なり!
遠く広くから、
おお、カナダよ われらは汝を守りゆく
神よ、これからもわれらの大地を荘厳で自由に保ちたまえ
おお、カナダよ われらは汝を守りゆく
おお、カナダよ われらは汝を守りゆく♪
ttp://www.imagesoft.net/midi/canada.mid ※ごめんなさい、MIDIは許可取ってません。
ケベックちゃん、カナディアン君の言葉を遮ってフランス語で歌い始めちゃいました。カナディアン君は
途中から英語詩にするわけにもいかず、オロオロするばかり。フランソワーズちゃんはご満悦、
エリザベスちゃんは怖い顔でカナディアン君を睨んでいます。
パチパチパチ・・・
「フランソワお姉さまに捧げますわ。」
「僕全然歌ってな」
さあ次に行きましょうね。
>国家元首は他ならぬエリザベスU世なのに・・・(笑)
カナディアン君のご冥福をお祈りします。(笑)
716 :
新一年生 :02/02/19 15:17 ID:yznptSqZ
世界の国歌の巻・インドネシア家
さて、壇上にはインドネシアちゃんがクバヤを身に纏ってご登場。褐色の肌によく似合います。
でも、ティモー君は一緒じゃないみたいです・・・どうなることやら、ここの家の姉弟は。
♪インドネシア 我が祖国 わがふるさとよ
はらから みなつどい 楽しく 暮らす
インドネシア民族は 平和の国民
心より叫ばん その統一を
萬歳、萬歳、親し友よ めざめよ 立ちあがれよ
力 あわせ 国のために 大インドネシアのために
大インドネシア いまぞ 立てり 友よ 国を愛せよ
大インドネシア いまぞ 立てり 萬歳、大インドネシア♪
ttp://www.copsrus.com/anthems/indonesia.mid ※ごめんなさい、MIDIは許可取ってません。
色々あるけど根は明るいインドネシアちゃん、元気に歌います。でも、ティモー君よりも今は母屋の方が
騒々しいインドネシア家。早く平和になるといいね。
パチパチパチ・・・
「最近この歌も有名無実みたい・・・がんばらなくちゃ。」
色んな神様や色んな種族を抱えるインドネシアちゃん。がんばって一家を盛り立ててね。
>外務省のHPでも危険度4(家族等退避勧告)の地域があります。(汗) 5が最高、退避勧告です。
717 :
新一年生 :02/02/19 15:18 ID:yznptSqZ
そんなこんなで第3幕。まだまだ続きます。 トリと大トリはもちろん決まってるんですけどね。(笑) ぼちぼち行こうと思います。ご静聴ありがとうございました。
718 :
:02/02/19 21:25 ID:KLMLqbbj
>新一年生氏 私もドイツ国歌の正確な歌詞は知らなかったのですが、第2次大戦前は転 載氏の示された3番まで歌われていたそうです。 戦後、一時ドイツ国歌の斉唱は禁止されていました。 その後、この歌を廃して新しい国歌を制定しようとする動きもあったので すが、閣僚をはじめ、国民の多数意見によりこの国歌が復活することにな りました。 ただ、1番については、「世界に冠たる」と言うセリフや、歌われている地 名が既にドイツの国境線ではなくなっていたことが問題になりました。ま た、2番についても、あまりにも男性本位な享楽的な内容と言うことで、 特に問題のない3番だけが歌われるようになった、とのことです。 ソースなしの長文失礼しました。
719 :
JY49 :02/02/21 05:22 ID:milx4eQc
「ハ・ヤ・オ!2」 ハヤオ氏は今日も、にがい顔でタバコを吹かしていました。 タバコはみるみるうちに灰になってゆき、積み上げられた吸殻は小山をつくっています。 机を前にし、片手で髭をいじり、イスに腰掛け足で貧乏ゆすりをしきりに繰り返しています。 実は彼は先日、とある外国の、これまた有名なグランプリの大賞をもらったとこなのです。 その写真は国中の新聞に載りました。 本来なら、飛び上がって喜んでもおかしくはないくらいなのですが、 でも、彼は反体制、反権威主義のなかなか難しい男ですし、しかも賞はもらい飽きていました。 その机のとなりには所在なげにぴかぴかのトロフィーが転がされていました。 それよりも問題なのは、会社や人気が辞めたいのに辞めさせてくれないことでした。 調子に乗って引き受けた短編アニメ映画でしたが、やはり無理がたたり、 またまた、体力の限界が見え、才能の燃え尽きる匂いがしてくるようです。 そのため彼はデスクの上に灰の小山をいくつかこさえ、アニメーターを罵倒し、 イタズラ電話をかけ、またふたたびアニメーターを呼びつけ説教しました。 これを数セットこなし、また一通りどなったあと、 「くそ!こうしちゃおれん。」 こうなったら気分転換に、再び前回創作のエネルギーを与えてくれた小学校へ行くしかないと言う結論に達した彼は、デジカメをはじめとする(盗撮用ですか?)装備一式を持ち出します。
720 :
JY49 :02/02/21 05:24 ID:milx4eQc
さてその頃、寒空の下の小学校のグランドでは、子供達が寒さに負けず体育で駆け回っていました。
その中で、学校に到着したこの男の目に入ってきたのは、テニスコートで薄青色のテニスウェアとスパッツをはいたアーリアちゃんでした。
若々しい声が響いています。
「そーれ!」ぱしっ!ぽんっ!
彼はロリコンでしたが、それにくわえ芯の強い美少女も好きな男でもありました。
まあ、つまりアーリアちゃんに一目ぼれをしてしまったわけです。
「うぉぉぉぉぉ!
もう、辛抱たまらん!
きみぃ!!!
ワシをほめてくれ〜!
認めてくれ〜!
きみぃーーーーーー!きみこそボクのナウシカだ===!!!!
一部意味不明のことを熱い思いをこめた絶叫に変えて、パトスの赴くままグラウンドに走り出た彼に、誰が投げたか野球のボールが・・・
気が付くとそこは夕日の照る、何故か野球ボール転がった生徒の皆いなくなったグラウンド側の芝生で、
ハヤオ氏はひとりで寝転んでいました。
頭にこぶができていていて、何でこんなところに居るかはすっかり忘れてしましましたが、芝生に寝転んでいると昔に返ったような気がして、なんだかすこしゆかいになりました。
タバコを一服。
「さて、、、、なんだかすっきりしたし、帰るか。」
そして、彼とその仕事場にはまだまだ仕事が残っています。
そして作品を心待ちに待っている人が大勢いるのです。
がんばれ!ハヤオ!
おしまい。
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20020218k0000m040090000c.html
721 :
JY :02/02/21 05:25 ID:milx4eQc
ええ、大尊敬していますから許してください(w。
722 :
新一年生 :02/02/21 13:29 ID:548KSJet
>718 なるほど。3番だったんですね。気付きませんでした(汗) 2番のドイツの女、と言うとアーリアちゃんなんですかね?(笑) ところで、昨日は帰宅が遅かったのでサボってしまいました。(笑) 間を開け過ぎると私の性格からしてサボりっぱなしになるので頑張って進めます。 さて、今日は第4幕。 もう少し続きます。 では、はじまりはじまり・・・
723 :
新一年生 :02/02/21 13:31 ID:548KSJet
世界の国家の巻・マカロニーノ家
5年地球組の色男、マカロニーノ君の出番です。色男と言いつつあまり・・・ゴホン。
っと、マカロニーノ君、古代ローマ市民のような白いガウンで登場。さすがに色男と
呼ばれる(?)だけあって、なかなかの男っぷりです。
♪君の為に僕は愛を唄う〜♪
「こらこら!今日は家の歌の発表会ですよ!」
コクレン校長先生があわてて止めています。女の子からはクスクス笑いが、
男の子からはため息が聞こえてきますね・・・
「ちぇ・・・僕の愛をアピールするいい機会なのに・・・」
さあ、気を取りなおして。
♪イタリアの兄弟よ、イタリアは目覚めるのだ
スキピオのカブトを頭につけるのだ
勝利の女神はどこだ?
あなたにその髪を捧げよう
何故ならイタリアは神が創ったローマのしもべなのだ
我々は軍団として結束するのだ
我々は死ぬ覚悟は出来ているのだ
我々は死ぬ覚悟は出来ているのだ
イタリアが呼んだのだ
そうだ!♪
ttp://www.copsrus.com/anthems/italy.mid ※ごめんなさい、MIDIは許可取ってません。
なかなかの美声と大げさなアクションで、みんなの目を引きつけますね、マカロニーノ君。
実は頂上会議の一員で、エリザベス家、フランソワーズ家に劣らない名家の面目躍如
といったところでしょうか。
パチパチパチ・・・
「僕の勝利の女神・・・さあ、僕の胸に飛び込んでおいで!」
・・・・・次いきましょう。
>G8の一員で経済的にも英仏に匹敵するのに、何故か女好きというイメージばっかり(笑)
724 :
新一年生 :02/02/21 13:33 ID:548KSJet
世界の国歌の巻・キッチョム家
プログラム上では次はキッチョム君のところですが・・・やっぱり来ていないようですね。
どうするのでしょ・・・おや?ザイちゃんとザイニー君がアサヒちゃんを引っ張りながら
コクレン先生のところへ・・・何か話しているようです。あ・・・壇上に上がりました。
「キッチョム君がお休みの為、特別に僕らが代役として歌います。」
ザワザワしていたみんなも、ニホンちゃんやウヨ君、説明の仕方が違いますが
シャミンちゃんらの説明で納得した様子。
♪金銀の朝の光が我が地に射し、
自然の富が朝鮮民族同志を包み込む。
我らの美しき父なる大地と、
聡明なる人々の誇りは、5000年の長きにわたり
光り輝く文化の繁栄をもたらした。
我が身と心を、永遠なる朝鮮の為ささげよう!♪
ttp://www.imagesoft.net/midi/north_ko.mid ※MIDIは許可取ってません。謝罪しますが賠償はしません。(笑)
「普通だ・・・」「普通だね・・・」「首領が出てこないね・・・」
ニホンちゃんもウヨ君もびっくりしています。
パチパチパチ!!!!!
一部だけ異様に大きな拍手・・・カンコ君とシャミンちゃんでした。
「これでイメージも上がったわね。」
「ブラジャーが出れなかったのは残念ニダ・・・」
「・・・・なんであたしが歌わなきゃいけないのよ・・・」
あれ?アサヒちゃんはそれで良かったんじゃないのかな?
>ザイちゃんとザイニーちゃんの国籍がどちらかは知りませんが(笑)
アサヒちゃんはネタです。イジメてみたかっただけ(笑)
725 :
新一年生 :02/02/21 13:34 ID:548KSJet
世界の国歌の巻・シオン家
さて、シオンちゃんの名前が呼ばれます。地球組でもいつも話題が絶えない
彼女ですが、今も喧嘩の真っ最中。アラブ組の方はつん、と横を向いて通り
過ぎます。先生方はちょっとハラハラしていますが、まずは無事壇上へ。
♪内なるユダヤの民の心がある限り
この目が東の果てを
シオンの地を見つめる限り
我々の希望は失われることはない
それは二千年にわたる希望
我らの地で自由の民となること
シオンとイスラエルの地で♪
ttp://www.imagesoft.net/midi/israel.mid ※ごめんなさい、MIDIは許可取ってません。
え〜・・・題名は・・・「希望」なんですが・・・その・・・
シ〜ン・・・
「我々の希望は我々だけが知っている・・・(ニヤリ)」
が、頑張って、ね・・・?でも喧嘩はいけませんよ、シオンちゃん。
726 :
新一年生 :02/02/21 13:35 ID:548KSJet
今回は是非MIDIを聞いて頂きたい国が2連発です。(笑) 国歌にも色々あるもんですねぇ。 第4幕でした。 さて、後はトル子ちゃん、ポルとガル、フィンランちゃんくらいでその次か 更に次辺りにはまとめようと思っています。 もしリクエストがあれば言ってくださればトライしてみます。 それでは今日もご静聴ありがとうございました。
727 :
_ :02/02/21 17:13 ID:JpE9A0QG
面白い!待ってますよ〜 トリと大トリはいつ?ワクワク
728 :
三谷博 :02/02/21 17:28 ID:hKrauddT
マカロニーノ君、歌詞と実態が異なる様な気がしますね(藁)。勝利の女神 云々はともかく、イタリアは結束以前に地域性が強いですし、死ぬ覚悟も無 い様な。
そろそろ次スレの地鎮祭とか準備してる人いるのかな? 自分はやらせてもらったことがあるし、ネタもないので遠慮しとくっす。
730 :
:02/02/21 23:13 ID:LeBEM/CN
新スレいくならキャラ紹介の更新はしたほうがいいかな。 取り合えずフィンランちゃんとパラ夫君の追加をキボン。
731 :
:02/02/22 00:17 ID:lzC6ecrN
すこし意見しますが、新スレにいくとき二次創作スレも建てて、ソース無し・百合ネタ・エロネタはそっちでやって欲しい。 同じ所でやるには書く内容に限界があるだろうし、専門によって分化することでより良い話が書けるようになるのでは。 ある程度距離を置いてみることでまたわかってくることや刺激もあるだろうし。お互い要求するものがちがうんだしさ。 駄目だったらやめればいいんだし、なんかいいデータベース作ってくれている人もいるんだから問題無いんじゃないかな。そうすれば一ヶ月ごとに繰り返される論争も収まるだろうし。 門を狭めるとか排除とかじゃなく、区別ってことで。(それでかの国のように差別って言われてもこまりますが。 どうでしょう?
732 :
名無し :02/02/22 00:23 ID:4Gw4mrOV
>>731 片方がつぶれて、
残った方が今と同じ状態になる気がします。
733 :
:02/02/22 00:28 ID:lOV6FOUV
けど最近は百合ネタ、エロネタ、ソースなしネタはほとんどないじゃん。 分ける必要ないと思うが。そんなに↑が見たい人大勢いるの? 書くのは個人の自由だから反対はしないけど、わざわざスレ立てるまでもないと思う。 発表したい人はHP借りてそこで「自分的ニホンちゃん」をやるとか。2次創作に近い感じでさ。
734 :
sage :02/02/22 00:29 ID:4sm7wmPS
>732 同意。無駄なことはやめた方がいいと思うな。 「自分の好みに合わない話」を「書くな」という権利は誰にもないんであって(スレ の趣旨に合わない萌えだけとかエロ話(=一応小学生だからねえ)はともかく)、気に 入らん話は自分で読み飛ばせばいいっしょ。
735 :
:02/02/22 00:47 ID:lwxuzySN
736 :
:02/02/22 00:51 ID:lzC6ecrN
そういや、なりきり板の方は大変なことになってますね…。どうなっちゃうんだろう?
737 :
JY :02/02/22 01:30 ID:ptFrU5KR
容量の関係でもう少しで10クールなの? だれかこのへんのことおしえて!
「アメリー君の漫画」 地球町で一番漫画を描いているのはニホンちゃんですが、アメリー君も負けないくらいたくさんの漫画を 描いています。カッコいいヒーローの漫画がほとんどなところはニホンちゃんとは違いますが、ひとつの 漫画をながーいシリーズにしたり、別々の漫画のお話をひとつの大きなお話にしたりとニホンちゃんのとは 違ったところでみんなを楽しませています。 おや、どうやらアメリー君、新作を描いてきたみたいですよ。 「新しい漫画描いてきたんだ、皆読んでくれよ」 「見せて見せて〜…あ、ウェブマンの新しいお話だね」 「…残念でしたわね、映画の方は撮りなおしでしょう?」 「うん、でももう気にしてないよ」 ウェブマンはクモの力を持つヒーローで、アメリー君の漫画の中では「エクストラマン」や「サージェント・ アメリー」などと並んでみんなに人気があります。アメリー君は漫画だけでなくて映画も作ろうと思い、庭の タワーの周りにセットを組んだのですがそのタワーを誰かがラジコン飛行機をぶつけて壊してしまい、お話を 作り直さなくてはならなくなったのです(アメリー君は『犯人はアフガンの家に居座ってる奴等だ!』とアフガン家に 乗り込んで大暴れしたのですが、それは別のお話です)。
「あれ、この話もタワーが崩れた話かい?」 「ああ、ヒーローが予想もつかない惨状に直面した話にしてみたんだ」 お話の中では、ウェブマンや仲間のヒーローが怪力で瓦礫を持ち上げたり、鉄骨をビームで焼き切ったりして怪我を した人を助けています。それはいいのですが… 「ねえ、アメリー君」 「なんだい?」 「ここに立ってる人って…」 ニホンちゃんが指差したコマには緑色のマントを着た人と紫色の鎧を着た人が立っていました。緑色のマントを きた人は悲しんで泣いています。 「グリーンマントとパープルアーマーじゃないか。前にも見たことあるだろ?」 「あるけど…この人達悪い人じゃなかったっけ?」 二人は世界征服をしようとしたり、自分に従わない人をたくさん殺そうとしたりした悪い人達だったのです。 「うん、だけどそんな悪い奴でもこの事件は耐えられないくらい悲しいってことさ」 「そうかい? 確か前のお話では悪者の魔法で世界中の人が半分に減らされてしまったのに悲しむどころか『これは 世界征服のチャンスだ!』とか言ってたと思うけど」 「うん、だけどね…」 アメリー君、まだまだ自分の災難を客観視できないようです。
>>737 以前と同じ設定なら、スレッドにはサイズの制限があって512KBを超えると
表示できなくなるはずです(一時期256KBだった時もありますが)。
最近、スレッドサイズが赤文字で表示されるようになったみたいですが、現在の
サイズが477KB。
多少の余裕を持って次スレに移る相談を始めておいたほうが良いでしょうね。
741 :
JY :02/02/22 02:36 ID:h7QvkVPQ
なーサン無知な私に解説ありがとうございました。 とかいって容量を無駄にしてしまう俺。
742 :
ななし :02/02/22 02:56 ID:sScV5Slz
そろそろ移った方がいいでしょうね。すこし長い投稿があれば
743 :
ななし :02/02/22 02:58 ID:sScV5Slz
そろそろ移った方がいいでしょうね。すこし長い投稿があればリミット超えそうですし。 あとキャラ紹介にはウヨ君を加えてやってください。
744 :
JY :02/02/22 05:17 ID:9kTzhU0m
地鎮祭創ってみたが・・・。
745 :
目次94 :02/02/22 06:52 ID:fryf8PNy